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纓 1 0 ①ひも。冠のひも。「纓冠」 ②むながい。ウマの胸をおおう革。 ③まとう。めぐらす。嬰(エイ) よう えい おう かざりひも-; むなが-い; まと-う 糹 23 17 説明無し 07e93.svg
沂 1 0 ①中国の川の名。沂水。 ②ふち。きし。ほとり。 ごん; げ ぎ; ぎん き ほとり; ふち 氵 7 4 説明無し 06c82.svg
噎 1 0 ①むせぶ。むせる。食物がのどにつかえる。咽(エツ) ②ふさがる。心配や悲しみのあまり胸がつまる。 えち えつ いつ むせ-ぶ 口 15 12 説明無し 0564e.svg
旻 1 0 そら。あきぞら。「旻天」 みん びん あきら; あきぞら 日 8 4 説明無し 065fb.svg
摎 1 0 ①くびる。くくる。絞 ②まつわる。めぐる。 きょう; る; く こう; きゅう; りゅう くくる 扌 14 11 説明無し 0644e.svg
源 5 0 ①みなもと。水の流れるもと。また、物事のおおもと。はじまり。「源泉」「資源」原 ②四姓(源・平・藤(トウ)・橘(キツ))の一つ。「源氏」 ごん げん がん みなもと- 氵 13 10 会意形声。水と、原(グヱン)(みなもと)とから成る。「みなもと」の意を表す。「原」の後にできた字。 06e90.svg
壊 4 0 こわす。こわれる。やぶる。やぶれる。「壊死(エシ)」「壊走」「壊滅」 え かい やぶ-る; こわ-れる; こわ-す 土 16 13 旧字は、形声。土と、音符褱(クワイ)とから成る。土がくずれる、ひいて「やぶる」「こわれる」意を表す。常用漢字は省略形による。 058ca.svg
幕 5 0 ①まく。(ア)物のしきりに使う布。たれまく。「暗幕」「天幕」 (イ)芝居のひとくぎり。「幕間」「幕が開く(はじまる)」 (ウ)相撲の位。「幕内」 ②将軍の陣営。将軍が政務をとるところ。「幕営」「幕府」 ③「徳川幕府」の略。「幕末」「討幕」 まく ばく とばり-; おお-う 巾 13 10 形声。巾と、音符(バク)とから成る。おおう布、「まく」の意を表す。 05e55.svg
蛞 1 0 おたまじゃくし。参考「蛞蝓(カツユ)」は、なめくじ、「蛞螻(カツロウ)」は、おけら。 かち かつ 虫 12 6 説明無し 086de.svg
心 9 0 ①こころ。きもち。精神。「心情」「感心」 身・体 ②五臓の一つ。心臓。「心音」「心筋」 ③まんなか。だいじな部分。かなめ。「心棒」「核心」 しん しん こころ-; うら- 心 4 0 象形。心臓の形にかたどる。古代人は、人間の知・情・意、また、一部の行いなどは、身体の深所にあって細かに鼓動する心臓の作用だと考えた。 05fc3.svg
賁 1 0 ①かざる。かざり。あや。あや模様の美しいさま。 ②勢いよくはしる。奔 ③いさむ。また、つわもの。「虎(コホン)」 ほん; ひ; ふん かざる; かわる; まじる 貝 13 6 説明無し 08cc1.svg
厖 1 0 ①おおきい。あつ(厚)い。おおい。「厖然」「厖大」尨(ボウ) ②いりまじる。乱れる。「厖雑」 ぼう おおきい 厂 9 7 説明無し 05396.svg
偽 準2 0 ①いつわる。だます。「偽悪」「偽証」「偽善」 ②にせ。にせもの。「偽作」「虚偽」「真偽」 ①②真 ③人のしわざ。作為。 ぎ; が ぎ; が か にせ-; いつわ-り; いつわ-る 亻 11 9 旧字は、会意形声。人と、爲(ヰ)→(グヰ)(する、ため)とから成り、人為、ひいて、つくりごと、「いつわる」意を表す。「爲」の後にできた字。常用漢字は省略形による。 0507d.svg
胥 1 0 ①しおから。塩づけの肉。 ②たがいに。あい。「胥謀」 ③みな。ともに。 諸 ④小役人。「胥吏」 そ しょ あい; み-る; みな- 肉 9 5 説明無し 080e5.svg
幌 準1 0 ①ほろ。(ア)日よけや雨よけのために車につけるおおい。「幌馬車」(イ)矢を防ぐために、武士が鎧(よろい)の背にかける布。母衣(ほろ)。②とばり。たれぎぬ。 おう こう ほろ- 巾 13 10 形声。巾と、音符晃(クワウ)とから成る。 05e4c.svg
嗔 1 0 いか(怒)る。いきどおる。いかり。「嗔恚(シンイ)」「嗔詬(シンコウ)」 瞋(シン) でん; しん てん; しん いか-る 口 13 10 説明無し 055d4.svg
党 5 0 ①なかま。ともがら。「残党」「徒党」 ②政治的な団体。「党首」「政党」 ③むら。むらざと。故郷。「郷党」 とう とう むら-; なかま- ⼉ 10 8 (A)形声。儿と、音符尙(シヤウ)→(タウ)とから成る。もと、西方の異民族の名を表したが、古くから俗に黨の略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 (B)形声。意符黑(=黒。やみ)と、音符尙(シヤウ)→(タウ)とから成る。さえぎられてはっきりしない意を表す。借りて、「なかま」の意に用いる。 0515a.svg
裘 1 0 かわごろも。毛皮の衣。「裘葛(キュウカツ)」 ぐ きゅう かわごろも- 衣 13 7 説明無し 088d8.svg
訶 1 0 しかる。大声でしかる。せめる。とがめる。「訶詰」「訶𠮟」「訶辱」呵(カ) か か しか-る 訁 12 5 説明無し 08a36.svg
我 5 0 われ。わが。自分。自分の。「我見」「我慢」「自我」「我を張る」 が が わ-; われ- 戈 7 3 象形。もと、刃先がぎざぎざ突き出ているのこぎりの形にかたどる。借りて「われ」の意に用いる。 06211.svg
信 7 0 ①まこと。いつわりがない。「信義」「信実」 ②しんじる。「信仰」「信念」「信用」 ③しるし。あいず。「信号」「交信」「通信」 ④まか(任)せる。 ⑤たより。手紙。「信書」「書信」 ⑥「信濃(しなの)の国」の略。「信州」 しん しん 亻 9 7 会意。人と、言(ことば)とから成り、人のことばの意から、「まこと」の意を表す。 04fe1.svg
襄 1 0 ①のぼる。高い所に上がる。 上・陞(ショウ) ②はらう。のぞく。 攘(ジョウ) ③たか(高)い。 じょう; しょう のぼる; あげる; たかい 衣 17 11 説明無し 08944.svg
派 5 0 ①わかれる。分かれ出る。「派生」 ②一つの元から分かれ出たもの。「学派」「宗派」「二派が争う」 ③つかわす。さしむける。「派遣」「派兵」 へ はい は わか-れる; わか-れ 氵 9 6 会意形声。水と、𠂢(ハイ)(川の支流)とから成る。川の支流の意から、ひいて「わかれる」意を表す。 06d3e.svg
藜 1 0 あかざ。アカザ科の一年草。「藜杖(レイジョウ)」 れい; らい あかざ ⺾ 18 15 説明無し 085dc.svg
戈 1 0 ①ほこ。武器の一種。「戈甲」「戈矛」 ②いくさ。戦争。「干戈(カンカ)」 か か ほこ 戈 4 0 説明無し 06208.svg
据 準2 0 ①すえる。位置につける。すえおく。 ②よる。よりどころ。 拠 ③はたらく。「拮据(キッキョ)」 きょ す-わる; す-える 扌 11 8 形声。手と、音符居(キヨ)とから成る。うでが曲がってのびない意を表す。日本では、居の意から引伸して、すえおく意に用いる。 0636e.svg
況 4 0 ①ありさま。ようす。「近況」「状況」「概況」 ②たとえる。くらべる。「比況」 ③いわんや。まして。強調の助字。 こう きょう おもむき-; いわ-んや; ま-して 氵 8 5 形声。水と、音符兄(クヱイ)→(クヰヤウ)とから成る。水のさむざむした意を表す。借りて、発語の助字に用いる。 06cc1.svg
後 9 0 ①のち。あと。時間・空間的にあと。「後悔」「後日」 ②うしろのほう。「後援」「背後」 ①②前・先 ③おくれる。「後進」「後楽」 ぐ こう ご しり-え; おく-れる; のち-; しり-; おくれ-; ゆり-; おく-れ; うし-ろ; あと- 彳 9 6 会意。彳と、夂(ち)(あし)と、幺(よう)(つなぐ)とから成り、足をつながれて前へ進めないことから、「おくれる」、ひいて「あと」「うしろ」の意を表す。 05f8c.svg
某 3 0 ①それがし。わたくし。自分をへりくだっていう語。 ②なにがし。はっきりしないものや人を表す語。「某氏」「某所」 ボウ; ぼう; ばい それがし- 木 9 5 会意。木と、甘(あまい)とから成る。うめの意を表す。「楳(バイ)」の原字。借りて、不定称、または一人称の代名詞に用いる。 067d0.svg
坤 準1 0 ①つち。大地。「坤元」「坤道」 ②易の八卦(ハッケ)の一つ。地・母・下などを表す。 ③皇后。妻。女性。 ④ひつじさる。南西の方位。 こん こん ひつじさる-; つち- 土 8 5 説明無し 05764.svg
務 6 0 ①つとめる。つとめ。「義務」「任務」 ②あなどる。あなどり。 む ぶ つと-まる; つと-める 力 11 9 会意形声。力と、敄(ブ、ム)(つとめる)とから成る。「つとめる」意を表す。 052d9.svg
税 6 0 みつぎ。ねんぐ。ぜいきん(税金)。「納税」 せ せい ぜい; さい と-く; ちから-; ぬ-く; みつ-ぎ; みつ-ぐ 禾 12 7 形声。禾と、音符兌(タイ、エイ)(エツ)→(セイ)とから成る。年間の収穫の中から上納させるいね、ひいて、政府に納める税金の意を表す。 07a0e.svg
瞿 1 0 ①みる。目を見はる。 ②おどろく。おそれる。「瞿瞿」「瞿然」懼(ク) ぐ; く く おそれる; みる 目 18 13 説明無し 077bf.svg
嫻 1 0 ①みやびやか。しとやか。②ならう。なれる。 げん かん みやび-やか 女 15 12 説明無し 05afb.svg
匐 1 0 はう。はらばう。「匐枝」「匍匐(ホフク)」 ほく; ぼく; ふく はらばう 勹 11 9 説明無し 05310.svg
輳 1 0 あつまる。車の輻(や)が轂(こしき)に集まる。「輻輳(フクソウ)」 湊(ソウ) す そう あつ-まる 車 16 9 説明無し 08f33.svg
菌 準2 0 ①かび。ばいきん。バクテリア。「細菌」「滅菌」 ②きのこ。たけ。「菌(キンシン)」 ごん きん きのこ- ⺾ 11 8 形声。艸と、音符囷(クヰン)とから成る。 083cc.svg
匝 準1 0 めぐる。めぐらす。とりまく。 そう そう めぐ-る 巾 5 2 説明無し 0531d.svg
大 10 0 ①形や規模がおおきい。「大河」「長大」小 ②数や量が多い。「大群」「大衆」 ③おおいに。たいへん。ひじょうに。はなはだ。「大安」「大慶」 ④重要な。たいせつな。「大義」「大役」 ⑤すぐれた。りっぱな。「偉大」「大器」 ⑥順序の最高位を表す語。「大将」「大僧正」中・小 ⑦物の大きさ。「等身大」 ⑧おおきくなる。おごる。いばる。「誇大」「尊大」 ⑨だいたい。おおよそ。「大意」「大要」 ⑩尊称・敬称・美称として添える語。「大兄」「大命」 ⑪「大学」の略。「短大」 だ; だい たい; た おお-いに; おお-きい; おお- 大 3 0 象形。人が両手・両足を広げて立っている形にかたどり、「おおきい」意を表す。 05927.svg
臧 1 0 ①よい。「臧否」 否 ②おさめる。かくす。「臧匿」 蔵 ③まいない。賄賂(ワイロ)。 ④しもべ。男の召使い。 ぞう あつい; よい; おさめる 臣 14 8 説明無し 081e7.svg
厳 5 0 ①きびしい。はげしい。「厳格」「厳命」 ②おごそか。いかめしい。おかしがたい。「厳粛」「威厳」 ③父に対する尊称。「厳父」 ごん げん いか-い; きび-しい; いか-つ; おご-し; いつか-し; いか-めしい; いか-つい; いつく-し; おごそ-か ⺍ 17 14 旧字は、形声。意符吅(けん)(言いたてて責める)と、音符𠪚(ガム)→(ゲム)とから成る。きびしく命令する意を表す。教育用漢字は省略形による。 053b3.svg
陥 準2 0 ①おちいる。おちこむ。攻めおとされる。おとしいれる。だます。「陥穽(カンセイ)」「陥没」「陥落」 ②欠ける。不足する。あやまち。「欠陥」「失陥」 げん かん おとしい-れる; おちい-る 阝 10 7 旧字は、形声。阜と、音符臽(カム)とから成る。高地がくずれくぼむ意を表す。常用漢字は省略形による。 09665.svg
遐 1 0 ①とおい。はるか。「遐域」「遐陬(カスウ)」「遐齢」邇(ジ) ②なんぞ。いずくんぞ。何・瑕(カ) げ か とお-い; なんぞ ⻍ 13 9 説明無し 09050.svg
悵 1 0 いたむ。うらむ。なげく。がっかりする。「悵恨」「悵然」 ちょう ちょう いた-む; うら-む 忄 11 8 説明無し 060b5.svg
雑 6 0 ①まじる。まざる。入り乱れる。「雑然」「複雑」 純 ②まとまりのない。とりとめのない。「雑学」「雑言」 ③あらい。大まかである。「雑駁(ザッパク)」「粗雑」 ぞう そう ぞう; ざつ ま-じる; ま-ぜる; ま-ざる; まじ-える; まじ-わる 隹 14 6 本字は、形声。意符衣(ころも)と、音符集(シフ)→(サフ)とから成る。いろいろのいろどりの糸を集めて、衣を作る意を表す。ひいて「まじる」意に用いる。旧字は、それが変化した形。教育用漢字はさらにその省略形による。 096d1.svg
凪 準1 1 なぎ。なぐ。風がやんで、波がおだやかになること。「夕凪」「朝凪」参考かぜ(几)がや(止)むことを表す国字。 なぎ-; な-ぐ 几 6 4 会意。𠘨(風の省略形)と、止(やむ)とから成り、風がやむ意を表す。 051ea.svg
窯 準2 0 かま。かわらや陶器をやくかまど。「窯業」 よう よう かま- 穴 15 10 形声。穴と、音符羔(カウ)→(エウ)とから成る。陶器を焼くあな、「かま」の意を表す。 07aaf.svg
巫 1 0 みこ。神に仕える女性。かんなぎ。「巫祝」「巫女」参考一説に男のみこは「覡(ゲキ)」という。 む ぶ ふ みこ-; かんなぎ- 工 7 4 象形。神を地上に招くための工形の道具を交差させた形にかたどる。神おろしをする人、「みこ」の意を表す。 05deb.svg
叮 1 0 ねんごろにたのむ意の「叮嚀(テイネイ)」に用いられる字。 てい さす; たのむ; ねんご-ろ 口 5 2 説明無し 053ee.svg
返 8 0 ①かえる。かえす。もとへ戻す。「返還」「返済」 ②回数を数える語。「三返」 ほん はん へん かえ-る; かえ-す ⻌ 7 4 会意形声。辵と、反(ハン)(かえる)とから成り、もと来た道をもどる、ひいて、もとにもどす意を表す。 08fd4.svg
礁 準2 0 かくれいわ。水面に見えかくれする岩場。「暗礁」「座礁」 しょう かくれいわ- 石 17 12 形声。石と、音符焦(セウ)→(シヨウ)とから成る。 07901.svg
婁 準1 0 ①ひく。ひきよせる。 ②むなしい。から。中空。 ③つなぐ。ウシをつなぐ。つながれる。 る ろう つな-ぐ; ひ-く 女 11 8 説明無し 05a41.svg
疏 準1 0 ①とおす。とおる。通じる。「疏水」 ②うとむ。うとい。親しくない。「疏外」 親 ③あらい。まばら。「疏密」 ④おろそか。「疏漏」 粗 精・密 ⑤しるす。箇条書きにする。また、その文書。「上疏」 ⑥注につけた注釈。「注疏」 ⑦ふみ(文)。手紙。「書疏」 しょ そ うと-い; とお-る; とお-す; まば-ら; うと-む ⺪ 12 7 会意。疋と、㐬(とつ)(子どもが生まれる)とから成る。子どもが生まれることから、「とおる」意を表す。 0758f.svg
箏 1 0 こと。そうのこと。しょうのこと。弦楽器の一つ。「箏曲」 しょう そう こと- ⺮ 14 8 説明無し 07b8f.svg
雫 準1 1 しずく。水のしたたり。 な だ; だん しずく- ⻗ 11 3 会意。雨と、下(おちる)とから成り、雨水がしたたり落ちる意を表す。 096eb.svg
憲 5 0 ①のり。きまり。基本的なおきて。「憲法」「家憲」 ②役人。「憲兵」「官憲」 こん けん のり-; おきて- 心 16 12 会意形声。心と、𡩜(ケン)(目に入れ墨をする刑罰)とから成る。「のり」の意を表す。 061b2.svg
頌 1 0 ショウ・ジュ ①ほめる。ほめたたえる。「頌歌」「頌春」「頌徳」 ②詩経の六義の一つ。宗廟(ソウビョウ)の舞楽のうた。「周頌」 ③仏の徳をほめたたえるうた。「偈頌(ゲジュ)」 ヨウ ①さま。かたち。 ②ゆるやか。ゆるめる。 じゅ; ず しょう たた-える; ほめ-る; かたち 頁 13 4 形声。頁と、音符公(コウ)→(シヨウ)とから成る。「ほめる」意を表す。 0980c.svg
堊 1 0 ①しろつち。白色の土。しっくい。「白堊(ハクア)」 ②いろつち。土。③塗る。 あく あく あ いろつち-; しろつち-; しらつち- 土 11 8 説明無し 0580a.svg
隋 1 0 中国の王朝名。「隋苑(ズイエン)」「隋堤」 だ; ずい; た なまける; お-ちる 阝 12 9 説明無し 0968b.svg
彼 4 0 ①かれ。あの人。第三者。「彼我」我 ②あれ。あの。かの。かなたの。「彼岸」此(シ) ひ ひ あ-の; あれ-; かの-; かれ-; あ-; あ-れ; か- 彳 8 5 形声。彳と、音符皮(ヒ)とから成る。他の所に行く意を表す。借りて、遠称の指示代名詞に用いる。 05f7c.svg
摧 1 0 くだく。くじく。こなごなにする。「摧挫(サイザ)」 ざい; ぜ さい くだ-く 扌 14 11 説明無し 06467.svg
溥 1 0 ①あまねし。広く行き渡る。普 ②ひろい。おおきい。「溥天」 ③し(敷)く。 ふ ほ あまね-し 氵 13 10 説明無し 06ea5.svg
搏 1 0 ①うつ。たたく。「搏戦」「脈搏」拍②とる。とらえる。つかまえる。「搏執」捕 ③はばたく。「搏風」参考「摶(タン)」は別字。 はく と-る; う-つ 扌 13 10 説明無し 0640f.svg
却 4 0 ①しりぞく。さがる。「退却」 ②しりぞける。かえす。「却下」「返却」 ③かえって。予想に反して。 ④(動詞のあとにつけて)…しおわる。…してしまう。「焼却」「売却」 かく きゃく しりぞ-く; しりぞ-ける; かえ-って 卩 7 5 形声。卩と、音符去(キヨ)→(キヤク)とから成る。あとずさりする、ひいて「しりぞける」意を表す。 05374.svg
葬 3 0 ほうむる。死体をおさめる。また、その儀式。とむらい。「葬式」「埋葬」 参考くさ(・廾)のなかに死者をほうむることを表した字。 そう そう ほうむ-る ⺾ 12 9 会意形声。死(しぬ)と、茻(バウ)→(サウ)(は変わった形。くさむら)とから成り、死体を「ほうむる」意を表す。 0846c.svg
肉 9 0 ①にく。動物の骨を包むにく。「肉食」「筋肉」 ②にくに似て、やわらかく厚みのあるもの。果物や野菜などの皮に包まれた部分。「果肉」「朱肉」 ③人間のからだ。「肉体」「肉感」 ④じか。直接。「肉眼」「肉筆」 ⑤血のつながり。血縁。「肉親」 にく じく しし- 肉 6 0 象形。筋があってやわらかい切り取ったにくの形にかたどり、「にく」の意を表す。 08089.svg
昼 9 0 ①ひる。ひるま。日の出から日没まで。「昼間」「白昼」夜 ②まひる。正午ころ。「昼食」 ちゅう ちゅう ひる- 日 9 5 旧字は、会意。日と、畫(かく)(=画。区分する)の省略形とから成る。太陽の出没で時間を区分したうちの、日が出ている時間、ひるまの意を表す。教育用漢字は俗字による。 0663c.svg
桛 1 1 かせ。つむぎ糸を巻きとる道具。「桛糸」「桛木」(かせ) かせい-; かせ- 木 10 6 説明無し
立 10 0 ①たつ。まっすぐにたつ。「立脚」「立像」「起立」 ②たてる。さだまる。成りたたせる。「立案」「確立」「成立」 ③季節がはじまる。「立春」「立秋」 ④リットル。容量の単位。外国語の音訳「立突」の略。 りゅう りゅう りつ た-てる; た-つ; リットル- 立 5 0 象形。地面にたった人の形にかたどる。地上に「たつ」、「たてる」意を表す。 07acb.svg
誘 3 0 ①さそう。いざなう。みちびく。「誘導」「勧誘」 ②おびきだす。おびきよせる。「誘拐」「誘惑」 ③引きおこす。「誘因」「誘発」 ゆ ゆう みちび-く; おび-く; お-びく; いざな-う; さそ-う 訁 14 7 形声。言と、音符秀(シウ)→(イウ)とから成る。「さそう」意を表す。 08a98.svg
敏 4 0 ①とし。はやい。すばやい。「敏速」「敏捷(ビンショウ)」「機を見るに敏だ」 ②さとい。かしこい。「敏感」「鋭敏」 みん びん さと-い; と-し 攵 10 6 旧字は、形声。攴と、音符每(バイ)→(ビン)とから成る。はやい、すばやい意を表す。常用漢字は省略形による。 0654f.svg
籟 1 0 ①ふえ。穴の三つあるふえ。「簫籟(ショウライ)」 ②ひびき。こえ。音。「風籟」 らい らい ふえ- ⺮ 22 16 説明無し 07c5f.svg
亀 2 0 キ かめ。カメ目の爬虫(ハチュウ)類の総称。また、かめの甲。「亀鶴」「亀鑑」「亀卜(キボク)」 キン ひび。あかぎれ。「亀手」 く; き き; きゅう かめ- 亀 11 0 旧字は、象形。甲羅をもつかめの形にかたどり、「かめ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 04e80.svg
腕 4 0 ①うで。かいな。「腕章」「腕力」 ②うでまえ(腕前)。はたらき。「手腕」「敏腕」 わん わん うで-; かいな- ⺼ 12 8 形声。肉と、音符宛(ヱン)→(ワン)とから成る。手を曲げて動かす部分、「うで」の意を表す。 08155.svg
学 10 0 ①まなぶ。研究する。また、まなぶ人。「学生」「学問」「独学」 ②体系化された知識。「学芸」「学術」「学説」 ③まなびや。教育の機関・施設。「学園」「学校」「通学」 がく かく まな-ぶ 子 8 5 本字は、会意形声。(きよう)(=教。おしえる)と、冂(けい)(おおわれて暗くておろか。冖は変わった形)と、𦥑(キヨク)→(カク)(両手)とから成る。教えられたしぐさをまねして習う、「まなぶ」意を表す。旧字は本字の省略形、教育用漢字は旧字の省略形による。 05b66.svg
静 7 0 ①しずめる。しずまる。じっとして動かない。「静止」「鎮静」 動 ②しずか。ひっそりとした。音がしない。「静寂」「閑静」 じょう せい しず-む; しず-める; しず-か; しず-まる; しず- 青 14 6 旧字は、形声。靑と、音符爭(サウ)→(セイ)とから成る。青と赤とが調和している意を表す。ひいて「しずか」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 09759.svg
碍 準1 0 ①さまたげる。じゃまをする。「碍管」「障碍」 ②ささえる。ささえ。「碍子」 げ がい さまた-げる 石 13 8 説明無し 0788d.svg
桟 準2 0 ①かけはし。けわしい所にかけ渡した橋。「桟道」「桟橋」 ②ねだ。床板を張るための横木。 ③たな(棚)。木を組み合わせて、かけ渡したもの。 ④さん。戸や障子の横木。 ぜん せん; さん たな-; かけはし- 木 10 6 旧字は、形声。木と、音符戔(サン)とから成る。木を組み合わせた「かけはし」「たな」などの意を表す。常用漢字は省略形による。 0685f.svg
簷 1 0 のき。ひさし。また、ひさしのように垂れる形をしたもの。「簷宇」「簷雨」「簷溜(エンリュウ)」檐(エン) えん; たん ひさし ⺮ 19 13 説明無し 07c37.svg
蛾 準1 0 ガ ①が。鱗翅(リンシ)類の昆虫のうち、チョウ以外のものの総称。 ②まゆげ。「蛾翠(ガスイ)」「蛾眉(ガビ)」 ギ あり(蟻)。「蛾賊」 ぎ; が ぎ; が 虫 13 7 説明無し 086fe.svg
鶫 1 1 つぐみ。ヒタキ科の鳥。 つぐみ- 鳥 20 9 説明無し 09dab.svg
挟 準2 0 はさむ。はさまる。さしはさむ。「挟撃」 しょう ぎょう きょう はざ; はさ-かう; はさ-まる; さしはさ-む; はさ-む; わきばさ-む 扌 9 6 旧字は、会意形声。手と、夾(ケフ)(わきばさむ)とから成り、手ではさむ意を表す。常用漢字は俗字による。 0631f.svg
毘 準1 0 ①たすける。 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「荼毘(ダビ)」 び ひ たす-ける 比 9 5 形声。意符囟(しん)(ひよめき。田は変わった形)と、音符比(ヒ)とから成る。人のへその意を表す。借りて、たすける意に用いる。 06bd8.svg
佳 3 0 ①よい。美しい。「佳人」「佳麗」 ②すぐれている。「佳作」「佳境」 ③めでたい。「佳日」「佳節」 け かい か; けい よ-い 亻 8 6 形声。人と、音符圭(クヱイ)→(カイ)とから成る。 04f73.svg
号 8 0 ①さけぶ。大声を出す。「号令」「号泣」 ②あいず。しるし。「号音」「記号」 ③な。よびな。なまえ。「雅号」「称号」 ④数字に添えて順序や等級を表す語。「一号」「五月号」 ⑤乗り物やウマ・イヌなどの名に添える語。「ひかり号」 ごう こう よびな-; さけ-ぶ 口 5 2 号は、会意で、口と、丂(こう)(口から息の出るさま)とから成り、いたみ悲しむ声の意を表す。號は、会意形声で、号(カウ)に、さらに意符虎(こ)(とら)を加えて、とらのように大声でさけぶ意を表す。のち、號と号とが混用され、かえって号が號の略字と考えられている。教育用漢字はこれによる。 053f7.svg
諺 準1 0 ことわざ。昔から言い伝えられた、教訓や風刺を含んだ短い言葉。「諺語」 げん げん ことわざ- 訁 16 9 形声。言と、音符彥(ゲン)とから成る。「ことわざ」の意を表す。 08afa.svg
卉 1 0 ①くさ。草の総称。「花卉」 ②さかん。「卉然」参考三つのくさを合わせてすべての草の意を表している字。 き くさ- 十 5 3 説明無し 05349.svg
瑰 1 0 ①美しい玉。「瑰瓊(カイケイ)」 ②すぐれる。めずらしい。おおきい。「瑰偉」「瑰意」「瑰姿」 け かい たま-; めずら-しい 𤣩 14 10 説明無し 07470.svg
欸 1 0 ①ああ。なげく声。 ②はい。ええ。そう。肯定・同意の語。 かい; あい なげく 欠 11 7 説明無し 06b38.svg
繕 3 0 つくろう。なおす。修理する。「修繕」 ぜん せん つくろ-う 糹 18 12 形声。糸と、音符善(セン、ゼン)とから成る。 07e55.svg
堤 4 0 つつみ。土手。「堤防」「突堤」 たい てい つつみ- 土 12 9 形声。土と、音符是(シ)→(テイ)とから成る。とどこおる、じっととどまる意を表す。 05824.svg
扨 1 1 さて。ところで。話題を改めるときの接続詞。「冗談は扨置き仕事にかかろう」 参考「扠(サ)」の字形の変化したものという。 さて- 扌 6 3 説明無し 06268.svg
滑 3 0 カツ ①すべる。「滑空」「滑降」「滑走」 ②なめらか。ぬらぬらする。ぬめる。「滑剤」「円滑」「潤滑」 コツ みだす。みだれる。「滑稽(コッケイ)」 こち; げち こつ; かつ なめ-らか; すべ-る 氵 13 10 形声。水と、音符骨(コツ)→(クワツ)とから成る。「なめらか」の意を表す。転じて、みだれる意に用いる。 06ed1.svg
幟 1 0 のぼり。めじるし。目じるしのために立てる旗。「旗幟」 し し のぼり- 巾 15 12 説明無し 05e5f.svg
聡 準1 0 さとい。かしこい。耳がよく聞こえてわかる。「聡哲」「聡明」 す そう さと-い 耳 14 8 形声。耳と、音符悤(ソウ)とから成る。耳が「さとい」意を表す。 08061.svg
菩 準1 0 梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「菩薩(ボサツ)」 ぶ; ぼく; ばい ほく; はい; ほ; ふう ぼ ほとけぐさ- ⺾ 11 8 形声。艸と、音符咅(ホウ)→(ハイ)とから成る。 083e9.svg
嵬 1 0 ①けわしい。隗(カイ) ②たかくおおきい。「嵬峨(カイガ)」 ③あやしい。「嵬説」怪 ぎ; がい; かい たかい 山 13 10 説明無し 05d6c.svg
疸 1 0 おうだん(黄疸)。肝臓・胆囊(タンノウ)の疾患などで体が黄色くなる症状。参考「疽(ソ)」は別字。 たん たん おうだん 疒 10 5 説明無し 075b8.svg
蟷 1 0 「蟷螂(トウロウ)(かまきり)」に用いられる字。 とう とう 虫 19 13 説明無し 087f7.svg
暈 1 0 ①かさ。太陽や月のまわりにうすく現れる光の輪。「日暈」「月暈」 ②めまい。くらむ。目がくらむ。「船暈」「眩暈(ゲンウン)」 ③ぼかす。ぼける。ぼかし。くま。 うん うん かさ-む; かさ-; めまい-; ぼか-し; ぼか-す 日 13 9 説明無し 06688.svg
熄 1 0 ①きえる。火がきえる。 ②やむ。やめる。なくなる。「終熄」 ③おき。うずみび。 そく しょく き-える; や-む 火 14 10 説明無し 07184.svg
左 10 0 ①ひだり。「左岸」「左折」 ②うとんじる。下の地位。「左遷」 ③たすける。「左輔」 佐 ④しるし。あかし。「証左」 ⑤進歩的、革新的である。「左派」「極左」 ①⑤右 参考昔の中国では右のほうを尊んだことから「左」に②の意味がある。 ⑤は、フランス革命時、議会で急進派が左側の席を占めたことによる。また、「左」の草書体が平仮名の「さ」になった。 さ さ と-; ひだり- 工 5 2 会意形声。工と、(サ)(=。ひだり手)とから成り、工具を取るひだり手、ひいて、ひだり側の意を表す。また、左手は右手の働きを助けるので、「たすける」意に用いる。 05de6.svg
澎 1 0 水のみなぎるさま。水のわきたつさま。「澎湃(ホウハイ)」 ひょう ほう 氵 15 12 説明無し 06f8e.svg
斃 1 0 たおれる。たおれて死ぬ。ほろびる。「斃死」 べ へい たお-れる; たお-す 攵 18 14 説明無し 06583.svg
錘 準1 0 ①つむ。糸を巻き取りながらよりをかける紡績用の道具。「紡錘」 ②おもり。ふんどう。はかりのおもり。「鉛錘」 ずい つい すい おもり-; つむ- 釒 16 8 形声。金と、音符垂(スイ)→(ツイ)とから成る。はかりのさおに下げる「おもり」の意を表す。 09318.svg
麌 1 0 おじか(牡鹿)。 ご; ぐ おじか 鹿 18 7 説明無し 09e8c.svg
黄 9 0 ①き。きいろ。「黄土」「黄塵(コウジン)」 ②きばむ。きいろみをおびる。「黄葉」「黄変」 おう こう き-; こ- 黄 11 0 旧字は、象形。人が佩玉(はいぎよく)(腰に着ける玉器)を着けているさまにかたどる。佩玉の色から、きいろの意を表す。教育用漢字は省略形による。 09ec4.svg
嘲 2 0 あざける。からかう。たわむれる。「嘲笑」「嘲弄(チョウロウ)」「自嘲」 ちょう とう あざけ-る 口 15 12 形声。口と、音符(テウ)→(タウ)とから成る。 05632.svg
湿 3 0 しめる。うるおす。しめりけ。うるおい。「湿気」「湿地」「多湿」 燥 しゅう しゅう しつ うるお-う; しめ-す; しめ-る 氵 12 9 旧字は、形声。水と、音符㬎(ケン、カフ)→(シフ、タフ)から成る。しめった土地の意を表す。常用漢字は省略形による。 06e7f.svg
復 6 0 ①かえる。もどる。行った道をかえる。「復路」「往復」往 ②かえす。もどす。もとにもどる。「復活」「回復」 ③むくいる。しかえしをする。「復讐(フクシュウ)」「報復」 ④くりかえす。ふたたびする。「復習」「反復」覆 ⑤こたえる。報告する。「復命」「拝復」 ぶく ふく かえ-る; かえ-す; また- 彳 12 9 形声。彳と、音符复(フク)とから成る。もとの道をもどる、ひいて、「ふたたびする」意を表す。 05fa9.svg
骭 1 0 ①はぎ。すね(脛)。 ②あばら。 こん かん わき; はぎ; すね 骨 13 3 説明無し 09aad.svg
碪 1 0 きぬた。布地などを打つときに使う台。参考「砧(チン)」の異体字。 ちん きぬた 石 14 9 説明無し 078aa.svg
啀 1 0 いがむ。イヌがかみあう。言い争う。 げ がい いが-む 口 11 8 説明無し 05540.svg
湿 3 0 しめる。うるおす。しめりけ。うるおい。「湿気」「湿地」「多湿」 燥 しゅう しゅう しつ うるお-う; しめ-す; しめ-る 氵 12 9 旧字は、形声。水と、音符㬎(ケン、カフ)→(シフ、タフ)から成る。しめった土地の意を表す。常用漢字は省略形による。 06e7f.svg
眩 1 0 ①くらむ。目が回る。めまい。「眩暈(ゲンウン)」 ②くらます。まどわす。「眩惑」 ③まぶしい。まばゆい。 ④まう。まどう。判断がみだれる。 げん けん く-れる; くら-む; まど-う; めまい-; まぶ-しい 目 10 5 説明無し 07729.svg
蠣 準1 0 かき(牡蠣)。イタボガキ科の二枚貝の総称。「蠣房」「牡蠣(ボレイ)・(かき)」 らい れい かき- 虫 20 14 説明無し 08823.svg
歪 準1 0 ゆがむ。いがむ。ゆがみ。ひずみ。正しくない。「歪曲」 え わい いびつ-; いが-む; ゆが-む; ひず-む 止 9 5 説明無し 06b6a.svg
娵 1 0 ①よめ。新妻。息子の妻。 ②たおやめ。美しい女。 参考「娶(シュ)」は別字。 す しゅ よめ- 女 11 8 説明無し 05a35.svg
晰 1 0 あきらか。はっきりしているさま。「明晰」 しゃく; せき あき-らか 日 12 8 説明無し 06670.svg
偶 3 0 ①たまたま。思いがけなく。「偶因」「偶然」「偶発」 ②対になる。つれあう。たぐい。「対偶」「配偶」 ③ひとがた。人形。「偶像」「土偶」 ④二で割り切れる。「偶数」 ②④耦(グウ) ぐ ごう ぐう たぐい-; たまたま- 亻 11 9 形声。人と、音符禺(グ)→(ゴウ)とから成る。ひとがたの意を表す。耦(グウ)・俱(グ)に通じ、転じて、つれあい、くみの意に用いる。 05076.svg
穆 準1 0 ①やわらぐ。なごやか。むつまじい。「穆穆」 ②てあつい。ていねいな。「敦穆(トンボク)」 もく ぼく やわ-らぐ 禾 16 11 説明無し 07a46.svg
枷 1 0 ①かせ。くびかせ。罪人の首や手足にはめる刑具。「枷鎖」 ②からさお。穀物の穂を打って実を落とす農具。 け か からざお; かし; かせ- 木 9 5 説明無し 067b7.svg
闘 4 0 ①たたかう。あらそう。「闘志」「闘争」 ②たたかわせる。「闘犬」「闘牛」 つ とう たたかい; たたか-う 門 18 10 本字は、形声。鬥と、音符斲(タク)→(トウ)とから成る。旧字は、その俗字。常用漢字は、旧字鬪の誤字による。 095d8.svg
鮮 4 0 ①あざやか。はっきりしている。「鮮紅」「鮮明」 ②あたらしい。生きがいい。「鮮魚」「新鮮」 ③すくない。「鮮少」 せん せん あたら-しい; すくな-い; あざ-やか 魚 17 6 形声。魚と、音符羴(セン)(羊は省略形)とから成る。生魚の意を表す。ひいて「あざやか」の意に、借りて「すくない」意に用いる。 09bae.svg
女 10 0 ①おんな。め。婦人。「女王」「女性」「女流」 男 ②むすめ。おとめ。「少女」「処女」「息女」 ③めあわせる。よめにやる。 ④なんじ。おまえ。 汝(ジョ) 参考「女」の省略形が片仮名の「メ」に、草書体が平仮名の「め」になった。 にょ じょ にょう め-; おんな-; むすめ-; なんじ- 女 3 0 象形。手を前に組み合わせてひざまずく人の形にかたどり、「おんな」の意を表す。 05973.svg
選 7 0 えらぶ。える。よる。よりわける。えりすぐる。「選抜」「選択」 せち; さつ; さん せん せん えら-ぶ; そろ-う; え-る; よ-る ⻌ 15 12 形声。辵と、音符巽(ソン)→(セン)とから成る。人材をえらんで送る意を表す。転じて「えらぶ」意に用いる。 09078.svg
且 準2 0 ①かつ。さらに。一方で…し、一方で…する。「必要且つ十分な条件」 ②しばらく。ひとまず。 ③まさに…せんとす。…しそうだ。 しょ; しゃ; ぞ そ; しゃ; しょ しょ か-つ 一 5 4 象形。肉を入れて神に供える、重ね形になっている器の形にかたどる。「俎(シヨ、ソ)」の原字。借りて「かつ」「かりに」などの意の助字に用いる。 04e14.svg
黶 1 0 ①ほくろ。あざ。「黶子」 ②とじこもるさま。「黶然」 あん えん えん ほくろ- 黑 26 14 説明無し 09ef6.svg
緯 4 0 ①よこいと。ぬき。織物の横糸。「経緯」 ②よこ。南北に対して東西の方向。「緯線」「緯度」①②経 ③未来記。予言書。 い い ぬき-; よこいと-; よこ- 糹 16 10 形声。糸と、音符韋(ヰ)とから成る。機織りの「よこいと」の意を表す。 07def.svg
惣 準1 0 ①すべて。みんな。そうじて。「惣菜」 ②人名として長男の意に用いる。「惣領」 す そう いそが-しい; すべ-て; ふさ- 心 12 8 形声。手(て。牛は誤った形)と、音符怱(ソウ)(忽は誤り変わった形)とから成る。もと、揔(ソウ)(摠(ソウ)〈あつめたばねる意〉の俗字)の誤字。 060e3.svg
倅 1 0 ①せがれ。自分の息子を謙遜(ケンソン)していう語。 ②たすけ。そえ(副)。「倅車(サイシャ)」 ③にわか。突然。 そち; さい そつ; さい せがれ- 亻 10 8 説明無し 05005.svg
賄 準2 0 ①まいなう。まいない。金品を贈ってたのみこむ。「賄賂(ワイロ)」「収賄」 ②まかなう。きりもりする。まかない。 け かい わい まいな-う; まかない; まかな-う 貝 13 6 形声。貝と、音符有(イウ)→(クワイ)とから成る。 08cc4.svg
袵 1 0 ①おくみ。和服の前襟から裾(すそ)にかけて縫いつけた半幅の布。 ②えり。「左袵」 ③しきもの。しとね。ねどこ。「袵席」 にん; じん おくみ ⻂ 11 6 説明無し 088b5.svg
精 6 0 ①しらげる。米などを白くする。「精白」「精米」 ②まじりけがない。きよい。よりぬき。最もよいもの。「精鋭」「酒精」 ③くわしい。こまかい。「精通」「精密」 粗④こころ。たましい。気力。「精進」「精神」 ⑤生殖のもととなるもの。「精子」「受精」 ⑥もののけ。不思議な力をもつもの。「精霊」「妖精(ヨウセイ)」 しょう せい しら-げる; こころ-; くわ-しい; もののけ- 米 14 8 形声。米と、音符靑(セイ)とから成る。きれいに精白した米の意を表す。ひいて、すぐれている、きよいなどの意に用いる。 07cbe.svg
闕 1 0 ①もん。宮殿の門。転じて、天子の居る所。宮城。「闕庭」「宮闕」 ②か(欠)ける。足りない。のぞ(除)く。「闕字」「闕失」欠 けつ かける 門 18 10 説明無し 095d5.svg
拮 1 0 ①はたらく。「拮据(キッキョ)」 ②せまる。せめる。はりあう。「拮抗」 きち; けち きつ; けつ はたら-く 扌 9 6 説明無し 062ee.svg
盪 1 0 ①あらう。洗い清める。「盪滌(トウデキ)」 ②うごく。うごかす。ゆれうごく。「震盪」 ③ほしいままにする。「放盪」 宕(トウ) ④とろける。 ①~④蕩(トウ) とう あら-う; うご-く 皿 17 12 説明無し 076ea.svg
閤 準1 0 ①くぐりど。大門のわきの小門。 ②へや。ねや。「閨閤(ケイコウ)」 ③宮殿。ごてん。たかどの。役所。「太閤」 こう こう くぐりど- 門 14 6 形声。門と、音符合(カフ)とから成る。 095a4.svg
厳 5 0 ①きびしい。はげしい。「厳格」「厳命」 ②おごそか。いかめしい。おかしがたい。「厳粛」「威厳」 ③父に対する尊称。「厳父」 ごん げん いか-い; きび-しい; いか-つ; おご-し; いつか-し; いか-めしい; いか-つい; いつく-し; おごそ-か ⺍ 17 14 旧字は、形声。意符吅(けん)(言いたてて責める)と、音符𠪚(ガム)→(ゲム)とから成る。きびしく命令する意を表す。教育用漢字は省略形による。 053b3.svg
等 8 0 ①ひとしい。おなじ。「等分」「平等」 ②くらい。順位。階級。「等級」「上等」 ③なかま。ともがら。ら。など。「郎等」 とう とう など-; なんど; ひと-しい; ら- ⺮ 12 6 形声。竹と、音符寺(シ)→(トウ)とから成る。竹の札をそろえる、ひいて「ひとしい」、転じて、順序・等級の意を表す。 07b49.svg
蠅 準1 0 はえ。イエバエ科や近縁の昆虫の総称。「蠅頭」 よう よう はえ- 虫 19 13 説明無し 08805.svg
蕃 準1 0 ①しげる。草木が生い茂る。ふえる。「蕃殖」 ②まがき。かきね。かこい。「蕃屛(ハンペイ)」藩 ③えびす。未開の異民族。「蕃境」「蕃人」 ほん; ぼん はん ばん まがき-; しげ-る ⺾ 15 12 形声。艸と、音符番(ハン)とから成る。草が生えしげる、ひいて「ふえる」意を表す。 08543.svg
貘 1 0 ①ばく。バク科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。 ②中国の想像上の動物。人の悪夢を食うという。 みゃく ばく 豸 17 10 説明無し 08c98.svg
陥 準2 0 ①おちいる。おちこむ。攻めおとされる。おとしいれる。だます。「陥穽(カンセイ)」「陥没」「陥落」 ②欠ける。不足する。あやまち。「欠陥」「失陥」 げん かん おとしい-れる; おちい-る 阝 10 7 旧字は、形声。阜と、音符臽(カム)とから成る。高地がくずれくぼむ意を表す。常用漢字は省略形による。 09665.svg
覚 7 0 ①おぼえる。記憶する。気づく。「感覚」「錯覚」 ②さとす。さとる。道理を知る。「覚悟」「先覚」「本覚」 ③さめる。目をさます。「覚醒」 きょう; かく こう; かく かく おぼ-える; さと-る; さ-める; さ-ます 見 12 5 旧字は、形声。見と、音符學(カク)(𦥯は省略形)とから成る。「さとる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0899a.svg
彗 1 0 ①ほうき。 ②はく。はらう。 ③ほうきぼし。「彗星」 ぜい; ずい すい; せい は-く; ほうき- ⺕ 11 8 会意。(て)と、甡(しん)(は変わった形。多くのものが並ぶ)とから成る。手で多くのものをはらい除く、はく、ひいて「ほうき」の意を表す。 05f57.svg
妓 準1 0 わざおぎ。女の芸人。あそびめ。こ。「妓楽」「妓女」「娼妓(ショウギ)」「舞妓(ブギ)・(まいこ)」 ぎ き わざおぎ- 女 7 4 説明無し 05993.svg
俸 準2 0 ふち(扶持)。給料。手当。「俸給」「年俸」 ほう ふち- 亻 10 8 形声。人と、音符奉(ホウ)とから成る。「ふち」の意を表す。 04ff8.svg
畏 2 0 ①おそれる。敬服する。「畏懼(イク)」「畏縮」「畏怖」 ②かしこい。おそれおおい。おそれうやまう。「畏愛」「畏敬」「畏友」 ③かしこまる。つつしむ。参考女性が手紙の結びに用いる「かしこ」は、「畏(かしこ)し(おそれおおい)」の意。 え い かしこ-し; かしこ-まる; おそ-れる 田 9 4 象形。おにが手にむちを持ったさまにかたどり、おどす、転じて「おそれる」意を表す。 0754f.svg
覚 7 0 ①おぼえる。記憶する。気づく。「感覚」「錯覚」 ②さとす。さとる。道理を知る。「覚悟」「先覚」「本覚」 ③さめる。目をさます。「覚醒」 きょう; かく こう; かく かく おぼ-える; さと-る; さ-める; さ-ます 見 12 5 旧字は、形声。見と、音符學(カク)(𦥯は省略形)とから成る。「さとる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0899a.svg
簿 3 0 文字を書くための竹のふだ。また、ものを書きこむために紙をとじたもの。とじもの。帳面。「簿記」「帳簿」 ばく; ぶ はく; ほ ぼ しゃく; ちょうめん ⺮ 19 13 形声。竹と、音符溥(ホ)とから成る。帳簿の意を表す。 07c3f.svg
殯 1 0 ①かりもがり。葬る前に遺体を棺に納めて安置しておくこと。「殯宮」 ②かりもがりする。 ③ほうむる。埋葬する。 ひん かりもがり; もがり 歹 18 14 説明無し 06baf.svg
圃 準1 0 はたけ。はた。畑仕事。また、農夫。「圃畦(ホケイ)」 ほ はたけ- 囗 10 7 形声。囗と、音符甫(フ)→(ホ)とから成る。菜園、ひいて、園芸・農夫の意を表す。 05703.svg
羚 1 0 かもしか(羚羊)。ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。 りょう れい 羊 11 5 形声。羊と、音符令(レイ)とから成る。 07f9a.svg
郤 1 0 ①ひま。すき。すきま。 ②なかたがい。 ①②隙(ゲキ) きゃく けき げき あおぐ; ひま 阝 10 7 説明無し 090e4.svg
仞 1 0 ①ひろ。高さや深さをはかる単位。中国の周代では七尺、または八尺。 ②はかる。深さ・高さをはかる。 参考両手を上下に広げた長さが「仞」で、左右に広げた長さは「尋」。 にん じん はか-る 亻 5 3 説明無し 04ede.svg
綣 1 0 ①まきつく。まつわる。まとわりつく。 ②ねんごろ。参考糸が巻きつく意を表す字。 こん けん 糹 14 8 説明無し 07da3.svg
眸 1 0 め。ひとみ。眼球の黒い部分。「眸子」「双眸」 む ぼう ひとみ- 目 11 6 形声。目と、音符牟(ボウ)とから成る。 07738.svg
恚 1 0 いかる。うらむ。「恚恨」「恚怒」「恚憤」 い いかる 心 10 6 説明無し 0605a.svg
浹 1 0 ①あまねし。広くゆきわたる。「浹洽(ショウコウ)」 洽(コウ) ②めぐる。ひとめぐりする。「浹日」「浹辰(ショウシン)」 ③とお(通)る。 ④うるおす。うるおう。 しょう しょう うるお-す; あまねし; うるお-う; とおる; めぐ-る 氵 10 7 説明無し 06d79.svg
儕 1 0 ①ともがら。なかま。「儕輩」 ②ともに。いっしょに。「儕居」 せい さい ぜ ともがら- 亻 16 14 説明無し 05115.svg
軻 1 0 物事がうまく進まないさま。「轗軻(カンカ)」 か か 車 12 5 説明無し 08efb.svg
瘠 1 0 ①やせる。やせ細る。「瘠軀(セキク)」 ②地味が悪い。やせ地。「瘠土」 ①②肥 せき やせる 疒 15 10 説明無し 07620.svg
歠 1 0 すする。の(飲)む。また、飲み物。 啜(セツ) せち せつ の-む 欠 19 15 説明無し
垢 準1 0 ①あか。よごれ。よごれる。「垢衣」「歯垢」 ②けがれ。けがれる。「垢離(コリ)」「無垢(ムク)」 ③はじ。はずかしめ。「含垢」詬(コウ) く こう あか-; はじ- 土 9 6 説明無し 057a2.svg
姉 9 0 ①あね。年上の女きょうだい。「姉婿」「義姉」 妹 ②年上の女性の敬称。「貴姉」「大姉」 し し あね-; え; ねえ 女 8 5 形声。女と、音符𠂔(シ)(市はその変形)とから成る。年上の女きょうだいの意を表す。 059c9.svg
諡 1 0 おくりな。よびな。死後、生前の行いに対してつける名。「諡号」 し おくりな- 訁 16 9 説明無し 08ae1.svg
抛 1 0 なげる。なげうつ。ほうりなげる。「擲(ホウテキ)」 ひょう ほう なげう-つ 扌 8 5 説明無し 0629b.svg
鳧 1 0 ①かも(鴨)。まがも。カモ科の鳥。「鳧翁」 ②けり。チドリ科の鳥。 ぶ ふ かも; のがも; けり 鳥 13 2 説明無し 09ce7.svg
椀 準1 0 わん。こばち。食物を盛る入れ物。碗(ワン) わん わん こばち- 木 12 8 形声。木と、音符宛(ヱン)→(ワン)とから成る。 06900.svg
存 5 0 ①ある。いる。「存在」「生存」 亡 ②たもつ。ながらえる。「存命」「保存」 ③と(問)う。安否をみまう。いたわる。「存問」 ④ぞんじる。思う。考える。心得る。「存分」「所存」 ぞん そん あ-る; たも-つ; と-う; ながら-える 子 6 3 会意。子と、在(はその省略形。いる)とから成る。みまう、おとずれる意を表す。ひいて「ある」意に用いる。 05b58.svg
釉 1 0 ①うわぐすり。陶磁器の表面にぬって光沢を出す溶液。「釉薬」 ②つや。ひかり。 ゆ ゆう うわぐすり 釆 12 5 形声。釆と、音符由(イウ)とから成る。 091c9.svg
机 5 0 つくえ。「机案」「机下」「机上」几(キ) き き つくえ- 木 6 2 形声。木と、音符几(キ)とから成る。木の名。借りて「つくえ」の意に用いる。 0673a.svg
拱 1 0 ①こまぬく。こまねく。腕組みをする。「拱手」「拱拝」 ②かかえる。 く きょう こまぬ-く; こまね-く 扌 9 6 説明無し 062f1.svg
餔 1 0 ①ゆうめし。夕食。「餔時」 ②夕暮れ。 ③くう。くらう。食べる。「餔啜(ホセツ)」 ④やしなう。食物を与える。 ふ; ほ ゆうめし; くう 𩙿 16 7 説明無し 09914.svg
絽 1 0 ①しまおりもの。縞織(しまお)りの布。 ②織り目の透いた薄い絹織物。 ろ りょ 糹 13 7 説明無し 07d7d.svg
栂 準1 1 とが。つが。マツ科の常緑高木。参考工作・建築用材の母体となる木の意を表す国字。 ばい つが-; とが- 木 9 5 説明無し 06802.svg
悧 1 0 かしこい。さかしい。「悧口」俐(リ) り 忄 10 7 説明無し 060a7.svg
概 3 0 ①おおむね。おおよそ。だいたい。あらまし。「概括」「概況」「概要」 ②ようす。おもむき。「気概」 かい かい がい とかき-; おもむき-; おおむ-ね 木 14 10 旧字は、形声。木と、音符(キ)→(カイ)とから成る。ますの上にもりあがった米をかきならして平らにする棒、ひいて「おおむね」の意を表す。常用漢字は俗字による。 06982.svg
鞴 1 0 ①ふいご。ふいごう。風を送り火をおこす革製の袋。 ②うつぼ。矢入れ。「鞴靫(ホサイ)」(フク) び ひ ふきがわ-; ふいごう-; ふいご- 革 19 10 説明無し 097b4.svg
樽 準1 0 たる。さかだる。「樽酒」 そん そん たる- 木 16 12 形声。木と、音符(ソン)とから成る。 06a3d.svg
難 5 0 ①むずかしい。かたい。たやすくない。「難解」「難関」「至難」易(イ) ②わざわい。苦しみ。「難儀」「災難」「避難」 ③せ(責)める。とがめる。なじる。「難詰」「非難」 な; なん だ; だん がた-し; かた-い; かた-き; にく-い; うれ-い; むつか-しい; なじ-る; むずか-しい; わざわ-い; かた-んず 隹 18 10 もと、𪄿と書き、形声。意符鳥(とり)と、音符堇(キン)→(ダン)(は変わった形)とから成り、鳥の名を表す。艱(カン)に通じ、借りて「かたい」意に用いる。旧字は、意符が隹に変わったもの、教育用漢字は、さらにその省略形による。 096e3.svg
螂 1 0 「螳螂(トウロウ)・蟷螂(トウロウ)(かまきり)」に用いられる字。 ろう ろう 虫 16 10 説明無し 08782.svg
蘆 1 0 あし(葦)。よし。イネ科の多年草。「蘆笛」 る ろ あし-; よし- ⺾ 19 16 形声。艸と、音符盧(ロ)とから成る。 08606.svg
霓 1 0 にじ。「霓裳(ゲイショウ)」参考にじを竜とみなし、雄を「虹(コウ)」、雌を「霓」という。 げ げい にじ ⻗ 16 8 説明無し 09713.svg
垤 1 0 ①ありづか。「蟻垤(ギテツ)」 ②つか。小さな丘。 でち てつ ありづか 土 9 6 説明無し 057a4.svg
漾 1 0 ただよう。水がゆれ動く。「漾漾」 よう ただよう 氵 14 11 説明無し 06f3e.svg
諷 1 0 ①そらんじる。そら読みする。「諷詠」「諷誦」 ②ほのめかす。あてこする。「諷意」「諷刺」 ふ; ふう ほう いさ-める; うた-う; そら-んじる 訁 16 9 説明無し 08af7.svg
泌 3 0 にじむ。しみる。液体がしみ出る。「分泌」 ひち; ひ ひつ; ひ にじ-む; ながれる 氵 8 5 形声。水と、音符必(ヒツ)とから成る。すきまから水が流出する意を表す。 06ccc.svg
臠 1 0 ①きりみ。きりにく。細かく切った肉。 ②みそなわす。ごらんになる。「見る」の敬語。 れん きりみ; ししむら 肉 25 19 説明無し 081e0.svg
演 6 0 ①のべる。ひきのばす。おしひろめる。説く。「演繹(エンエキ)」「演義」「演説」 ②おこなう。技芸などをおこなう。「演技」「演芸」「演奏」 ③ならう。練習する。実習する。「演算」「演習」 えん えん や-る; の-べる 氵 14 11 形声。水と、音符寅(イン)→(エン)とから成る。水を引く、通す、転じて、物事をひきのばす意を表す。 06f14.svg
曬 1 0 さらす。日にほす。「曬書」 せ さい さらす; さらし 日 23 19 説明無し
竜 準2 0 ①りゅう。たつ。想像上の動物。「竜頭」「飛竜」 ②天子のたとえ。また、天子に関する事物につける語。「竜顔」 ③すぐれたもののたとえ。「竜馬」 ④化石で発掘される大形の爬虫(ハチュウ)類。「恐竜」 りゅう りょう ろう たつ- 竜 10 0 旧字は、象形。かざりを着け、大きな口を開け、長いからだをくねらせている爬虫(はちゆう)類の形にかたどり、「りゅう」の意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 07adc.svg
挫 2 0 くじく。くじける。 ①おる。おれる。手足の関節をいためる。「挫傷」「捻挫(ネンザ)」 ②くだける。勢いがなくなる。「挫折」「頓挫(トンザ)」 さ さ ざ くじ-く; くじ-ける 扌 10 7 形声。手と、音符坐(サ)とから成る。 0632b.svg
殞 1 0 ①しぬ。命をおとす。「殞没」「殞命」 ②おちる。おとす。 ①②隕(イン) いん いん お-とす; し-ぬ; お-ちる 歹 14 10 説明無し 06b9e.svg
峙 1 0 ①そばだつ。そびえる。「峙立」 ②じっと動かずにいる。「対峙」 ③たくわえる。そなえる。 じ ち そばだ-つ 山 9 6 説明無し 05cd9.svg
猯 1 0 まみ。アナグマ・タヌキの類。 たん たん いのしし 犭 12 9 説明無し 0732f.svg
練 8 0 ①ねる。(ア)絹をねる。ねりぎぬ。「練糸」(イ)心身や技芸をきたえる。「練習」「訓練」錬 ②こねる。ねり固める。「練炭」「練乳」 れん れん ねりぎぬ-; ね-る; ね-り 糹 14 8 旧字は、形声。糸と、音符柬(カン)→(レン)とから成る。灰汁(あく)で煮てやわらかにし、光沢を出した「ねりぎぬ」、ひいて「ねる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 07df4.svg
鴣 1 0 キジ科の鳥「鷓鴣(シャコ)」に用いられる字。 く こ しゃこ- 鳥 16 5 説明無し 09d23.svg
池 9 0 ①いけ。湖や沼の小さいもの。「池魚」「池畔」 ②水などをためておくところ。「硯池(ケンチ)」「墨池」 じ; だ ち; た いけ- 氵 6 3 形声。水と、音符也(タ、ヤ)→(チ)とから成る。大きな水たまりの意を表す。 06c60.svg
膩 1 0 ①あぶら(脂)。あぶらあか。あか。皮膚ににじむ脂肪。「垢膩(コウジ)」 ②なめらか。きめ細かい。「膩理」 じ; に あぶら; あぶらあか ⺼ 16 12 説明無し 081a9.svg
黒 9 0 ①くろ。くろい。また、暗い。「黒雲」「黒板」「暗黒」 ②悪い。正しくない。「黒白」「黒幕」 こく こく くろ-い; くろ- 黒 11 0 旧字は、象形。煙突にすすがつまったさまにかたどり、「くろい」意を表す。教育用漢字は省略形による。 09ed2.svg
碗 準1 0 わん。こばち。椀(ワン) わん わん こばち- 石 13 8 形声。皿と、音符夗(ヱン)→(ワン)とから成る。 07897.svg
汝 準1 0 なんじ。おまえ。「汝曹」 爾(ジ) 我 にょ じょ なんじ-; なれ-; いまし-; うぬ- 氵 6 3 形声。水と、音符女(ヂヨ)→(ジヨ)とから成る。もと、川の名。借りて、二人称の代名詞に用いる。 06c5d.svg
眥 1 0 ①まなじり。めじり。 ②にらむ。「睚眥(ガイシ)・(ガイサイ)」 せい; し; さい まなじり 目 10 5 説明無し 07725.svg
嚬 1 0 ひそめる。顔をしかめる。ひそみ。「嚬呻(ヒンシン)」 ひん; びん ひそめる 口 19 16 説明無し
汀 準1 0 みぎわ。なぎさ。波打ちぎわ。「汀渚」 ちょう てい みぎわ-; なぎさ- 氵 5 2 形声。水と、音符丁(テイ)とから成る。 06c40.svg
約 7 0 ①とりきめ。「約束」「契約」 ②ちかう。ちぎる。「誓約」 ③ちぢめる。短くまとめる。「約言」「要約」 ④ひかえめにする。「倹約」「節約」 ⑤おおよそ。ほぼ。「大約」 ⑥整数でわりきる。「約分」「約数」 やく; よう やく; よう つづまやか-; つづ-める 糹 9 3 形声。糸と、音符勺(シヤク)→(ヤク)とから成る。糸を束ねる意を表す。転じて、まとめる、簡単にする意に用いる。 07d04.svg
咤 1 0 ①しかる。大声でしかる。「𠮟咤(シッタ)」 ②したう(舌打)ち。舌打ちする。音をたてて食べる。「咤食」 と ちゃ た しか-る 口 9 6 説明無し 054a4.svg
勠 1 0 あわせる。力を合わせる。「勠力」戮(リク) ろく りく あわ-せる 力 13 11 説明無し 052e0.svg
餌 2 0 ①えさ。動物に与える食べ物。また、人を誘惑する手段。「餌食」「好餌」 ②たべもの。食物の総称。「餌口」「食餌」 ③く(食)う。くわせる。 に じ え-; もち; えさ- 𩙿 15 6 形声。と、音符耳(ジ)とから成る。 0990c.svg
剝 2 0 ハク ①はぐ。はぎとる。むく。「剝製」「剝奪」 ②はがれる。はなれる。はげおちる。「剝離」「剝脱」 ホク とる。撃つ。 ほく はく む-く; は-げる; は-ぐ; は-がれる; は-がす 刂 10 8 会意形声。刀と、彔(ロク)→(ハク)(きりわける)とから成り、「さく」意を表す。 0525d.svg
尸 1 0 ①しかばね。かばね。死体。なきがら。死骸(シガイ)。「尸解」「尸諫(シカン)」 屍(シ) ②かたしろ(形代)。祖先をまつるとき、その霊の代わりになる人や物。 ③おこたる。「尸位」 ④つかさどる。「尸政」 し し しかばね-; かたしろ- 尸 3 0 説明無し 05c38.svg
駆 4 0 ①かける。ウマが走る。ウマに乗って走る。「駆動」「疾駆」「先駆」 ②かる。かりたてる。おう。追いはらう。「駆使」「駆除」 く く か-ける; か-る 馬 14 4 旧字は、形声。馬と音符區(ク)とから成る。馬にむち打って走らせる意を表す。常用漢字は省略形による。 099c6.svg
峨 準1 0 けわしい。けわしく高い山。「峨峨」 が が いかめ-しい; たかね-; けわ-しい 山 10 7 形声。山と、音符我(ガ)とから成る。 05ce8.svg
砌 1 0 みぎり。 ①石だたみ。軒下の敷き石。「砌下」 ②おり。そのとき。 せい; さい みぎり 石 9 4 説明無し 0780c.svg
麭 1 0 こなもち。だんご。「麺麭(メンポウ)」 ひょう ほう こなもち- 麥 16 5 説明無し 09ead.svg
到 4 0 ①いたる。目的の場所に着く。「到達」「到来」 ②極限までいきつく。「到底」「到頭」 ③ゆきとどく。ぬかりがない。「周到」 とう とう いた-る 刂 8 6 形声。至と、音符刀(タウ)(刂)とから成る。いたりつく意を表す。 05230.svg
拓 4 0 ①ひらく。未開地をきりひらく。「拓殖」「開拓」 ②おす。刷る。石碑の文字などを写しとる。「拓本」「魚拓」 たく; せき ひら-く; ひろ-う 扌 8 5 形声。手と、音符石(セキ)→(タク)とから成る。きりひらく意を表す。 062d3.svg
敷 4 0 しく。しきならべる。広げる。また、あまねく。「敷衍(フエン)」「敷設」普 ふ ふ あまね-し; しき-; の-べる; し-く 攵 15 11 会意形声。攴と、旉(フ)(しく)とから成る。しきのべる意を表す。 06577.svg
箜 1 0 「箜篌(クゴ)・(コウコウ)(くだら琴)」に用いられる字。 く こう ⺮ 14 8 説明無し 07b9c.svg
剴 1 0 ①きる。こする。 ②あたる。あてはまる。「剴切」 かい; がい きる; こする 刂 12 10 説明無し 05274.svg
疔 1 0 かさ。できもの。顔にできるはれものの一種。「面疔」 ちょう てい かさ- 疒 7 2 説明無し 07594.svg
疼 1 0 うずく。ずきずきいたむ。「疼痛」 とう とう いた-む; うず-く 疒 10 5 説明無し 075bc.svg
禍 準2 0 わざわい。まが。ふしあわせ。「禍根」福 わ; が か わざわ-い; まが- 礻 13 9 形声。示と、音符咼(クワ)とから成る。わざわいの意を表す。 0798d.svg
誉 4 0 ①ほまれ。よい評判。名声。「栄誉」「名誉」 ②ほめる。ほめたたえる。「称誉」「毀誉(キヨ)」毀(キ) よ よ ほ-める; ほま-れ 言 13 6 旧字は、形声。言と、音符與(ヨ)とから成る。「ほめる」「ほまれ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 08a89.svg
紋 4 0 ①あや。もよう。「紋様」「波紋」文 ②もん。もんどころ(紋所)。家や団体に定められているしるし。「紋章」「家紋」 もん ぶん もよう; あや- 糹 10 4 会意形声。糸と、文(ブン)(あや、ふみ)とから成り、「あや」の意を表す。「文」の後にできた字。 07d0b.svg
茉 1 0 モクセイ科の常緑小低木「茉莉(マツリ)」に用いられる字。 まつ; まち ばつ み ⺾ 8 5 形声。艸と、音符末(バツ)とから成る。 08309.svg
朏 1 0 みかづき(三日月)。また、明けがたのうすぐらいさま。参考出たばかりのうすぐらい月を表す字。 へ; ひ はい; ひ みかづき- 月 9 5 説明無し 0670f.svg
天 10 0 ①あめ。そら。「天空」「天上」地 ②そらもよう。「天気」「天候」 ③万物を支配するもの。「天帝」「天罰」 ④自然の道理。自然のはたらき。「天災」「天然」 ⑤めぐりあわせ。運命。「天運」「回天」 ⑥生まれつき。「天才」「天賦」 ⑦神の存在するところ。神の国。「天国」「天使」 ⑧天子や天皇に関する事柄につける語。「天顔」「天覧」 ⑨物の最上部。てっぺん。「脳天」参考「天」の三画目までが片仮名の「テ」に、草書体が平仮名の「て」になった。 てん てん あま-; あめ- 大 4 1 指事。大(人の正面の形)の頭部を強調して大きく書き、頭頂の意を表す。転じて、頭上に広がる空、自然の意に用いる。 05929.svg
纐 1 1 しぼる。しぼりぞめ。くくりぞめ。しぼり。「纐纈(コウケチ)・(コウケツ)」 こう しぼ-り 糹 21 15 説明無し 07e90.svg
鵬 準1 0 おおとり。想像上の大きな鳥。「鵬雲」 ぼう ほう おおとり- 鳥 19 8 形声。鳥と、音符朋(ホウ)とから成る。 09d6c.svg
覘 1 0 うかがう。のぞく。ぬすみ見る。 てん てん のぞ-く; うかが-う 見 12 5 説明無し 08998.svg
虫 10 0 ①むし。昆虫類の総称。「益虫」「幼虫」 ②動物の総称。参考②で、「羽虫(ウチュウ)」は鳥、「甲虫(コウチュウ)」はカメ、「毛虫(モウチュウ)」は獣、「裸虫(ラチュウ)」は人間、「鱗虫(リンチュウ)」は魚を表す。 け; じゅう き; ちゅう まむし-; むし- 虫 6 0 (A)象形。頭の大きなへびの形にかたどり、まむしの意を表す。ひいて、爬虫(はちゆう)類・貝類・昆虫類などの小動物の意に用いる。また、古くから蟲(チユウ)の略字として用いられている。 (B)会意。虫を三つ重ねて、多くの小動物、ひいて「むし」の意を表す。古くから蟲の略字として虫が用いられていた。教育用漢字はこれによる。 0866b.svg
赳 1 0 たけし。たけだけしい。強い。勇ましい。「赳赳」 きゅう きゅう はたらき 走 10 3 形声。走と、音符丩(キウ)とから成る。 08d73.svg
朔 準1 0 ①ついたち。陰暦で、月の第一日。「朔日」「朔旦」 晦(カイ) ②きた(北)。北の方角。「朔風」「朔方」 参考②十二支の第一番目(子(ね))が方位で北に配されることから。 さく さく ついたち- 月 10 6 形声。と、音符屰(ギヤク、ゲキ)→(サク)とから成る。「ついたち」の意を表す。 06714.svg
砧 準1 0 きぬた。布地などを打つときに使う台。「砧杵(チンショ)」「砧声」碪(チン) ちん ちん きぬた 石 10 5 形声。石と、音符占(セム)→(チム)とから成る。 07827.svg
傷 5 0 ①きず。けが。「傷病」「重傷」「負傷」 ②きずつく。きずつける。そこなう。「傷害」「損傷」 ③いたむ。悲しむ。心をいためる。「傷心」「感傷」「愁傷」 しょう しょう きず-; いた-める; いた-む 亻 13 11 形声。人と、音符𥏻(シヤウ)(は省略形)とから成る。「きず」、ひいて「いたむ」意を表す。 050b7.svg
簣 1 0 あじか。もっこ。土を運ぶための竹のかご。 き あじか ⺮ 18 12 説明無し 07c23.svg
淡 4 0 ①あわい。色や味などがうすい。「淡彩」「淡味」澹(タン)濃 ②気持ちがさっぱりしている。こだわらない。「淡交」「冷淡」 ③塩分を含まない。「淡水」鹹(カン) ④「淡路(あわじ)の国」の略。「淡州」 だん たん うす-い; あわ-い 氵 11 8 形声。水と、音符炎(エム)→(タム)とから成る。うす味のしる、ひいて「あわい」意を表す。 06de1.svg
粏 1 1 「糂粏(ジンタ)(ぬかみそ)」に用いられる字。 た ぬかみそ 米 10 4 説明無し
鮎 準1 0 あゆ。アユ科の淡水魚。参考中国ではなまずの意。日本では、なまずには国字「鯰」を用いる。 ねん でん なまず-; あゆ-; あい- 魚 16 5 形声。魚と、音符占(セム)→(デム)とから成る。 09b8e.svg
珂 準1 0 ①しろめのう。宝石の一つ。 ②くつわ貝。くつわ貝の飾り。「鳴珂」 か くつわがい; くつわ 𤣩 9 5 形声。玉と、音符可(カ)とから成る。 073c2.svg
沁 1 0 しみる。ひたす。また、水がしみこむ。心にしみる。 滲(シン) しん しん し-みる 氵 7 4 説明無し 06c81.svg
侮 準2 0 あなどる。さげすむ。相手を軽んじる。「侮辱」「侮蔑(ブベツ)」 む ぶ あなど-る; あなず-り; あなず-る; あなど-り 亻 8 6 旧字は、形声。人と、音符每(バイ)→(ブ)とから成る。「あなどる」意を表す。常用漢字は省略形による。 04fae.svg
併 準2 0 ①ならぶ。ならべる。ならんで。「併記」「併発」 ②あわせる。あわせて。「併合」「併用」 幷(ヘイ)・①②並 ③しかし。しかしながら。 ひょう; びょう へい あわ-せる; しか-し; なら-ぶ 亻 8 6 旧字は、会意形声。人と、幷(ヘイ)(あわせる、ならぶ)とから成り、「ならぶ」意を表す。「幷」の後にできた字。常用漢字は俗字による。 04f75.svg
悩 4 0 なやむ。なやます。なやみ。「悩殺」「苦悩」 のう どう なや-ます; なやみ; なや-む; なや-ましい 忄 10 7 旧字は、形声。心と、音符𡿺(ダウ)とから成る。「なやむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 060a9.svg
蓮 準1 0 はす。はちす。スイレン科の多年草。「蓮華」「蓮根」 れん れん はちす-; はす- ⺾ 13 10 形声。艸と、音符連(レン)とから成る。 084ee.svg
畝 準2 0 ①うね。畑のうね。 ②土地の面積の単位。日本では一反の一〇分の一。約一(アール)。中国周代では約一・八二(アール)。 も; む ぼう ほ せ-; うね- 田 10 5 本字は、形声。田と、音符每(バイ)→(ボウ)とから成る。古字は、会意で、田と、十(たてよこ)と、夊(すい)(久は変わった形。あし)とから成る。歩いてはかった田の面積、また、その歩くあぜの意を表す。常用漢字は、古字の変形による。 0755d.svg
所 8 0 ①ところ。ありか。「住所」「場所」 ②特定の仕事をする施設。「所長」「役所」 ③…するところの。…するもの。動作・作用の内容を示す。「所持」「所信」 ④…る。…らる。…される。受身の助字。 しょ そ と; ところ-; とこ-; く; ばか-り; れ-る; ら-れる 戸 8 4 形声。斤と、音符戶(コ)→(シヨ)とから成る。木を切る音を表す。借りて「ところ」の意に用いる。 06240.svg
懐 準2 0 ①おもう。おもい。「懐感」「懐疑」「本懐」 ②なつかしい。なつかしむ。「懐旧」「懐郷」「懐古」 ③なつく。なつける。したしむ。「懐柔」「懐慕」 ④ふところ。「懐剣」「懐紙」「懐中」 ⑤いだく。身にもつ。「懐胎」「懐妊」 え かい おも-う; なつ-く; むだ-く; うだ-; いだ-く; なつ-かしい; なつ-こい; なつ-け; ほほ-; なつ-ける; なつけ-; なず-く; なず-ける; ふところ-; なつ-かしむ 忄 16 13 旧字は、形声。心と、音符褱(クワイ)とから成る。「おもう」「なつかしむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 061d0.svg
各 7 0 おのおの。めいめい。それぞれ。「各位」「各論」 かく かく おのおの-; おの- 口 6 3 会意。口(神が降りる場所)と、夂(ち)(神霊などがくだる)とから成り、天から神が舞い降りる、ひいて、いたる意を表す。借りて「それぞれ」の意に用いる。 05404.svg
鶲 1 0 ひたき。ヒタキ科の小鳥。 う おう ひたき- 鳥 21 10 説明無し 09db2.svg
侏 1 0 みじかい。背が低い。こびと。「侏儒」 す しゅ みじか-い; あざむ-く 亻 8 6 説明無し 04f8f.svg
殫 1 0 ①つ(尽)きる。つくす。「殫尽」 ②ことごとく。あまねく。「殫見」 たん たん つき-る 歹 16 12 説明無し 06bab.svg
鋲 準1 1 びょう。頭が丸くて大きい、くぎの一種。「画鋲」「鋲を打つ」 びょう 釒 15 7 説明無し 092f2.svg
藪 準1 0 ①やぶ。草・低木・タケなどが生い茂っているところ。「竹藪」 ②さわ。沼池。草木が生い茂って鳥獣が集まるところ。「藪沢」 ③物事の集まるところ。「淵藪」 す そう やぶ- ⺾ 18 15 説明無し 085ea.svg
袿 1 0 うちかけ。うちぎ。女性の礼服。 け けい うちぎ-; うちかけ-; うちき- ⻂ 11 6 説明無し 088bf.svg
月 10 0 ①つき。天体の一つ。地球の衛星。「月光」「満月」日 ②としつき。一年を一二分にした期間。「歳月」「年月」 ③七曜の一つ。月曜。 がち; ごち げつ がつ つき- 月 4 0 象形。つきが欠けた形にかたどり、「つき」の意を表す。 06708.svg
餤 1 0 ①く(食)う。くらう。くわせる。啖(タン) ②すすむ。すすめる。 だん たん すすむ; くう 𩙿 17 8 説明無し 09924.svg
芬 1 0 ①かおる。こうばしい。「芬芬」 ②かおり。よいかおり。また、よい評判。ほまれ。「芬香」 ③おお(多)い。さかん。 ふん こう-ばしい; かお-り ⺾ 7 4 説明無し 082ac.svg
崇 準2 0 ①たかい。山が高くそびえるさま。 ②たっとい。とうとい。けだかい。「崇高」「崇厳」 ③たっとぶ。とうとぶ。あがめる。うやまう。「崇敬」「崇拝」 卑 ④おわる。おえる。 ずう そう; しゅう すう; す たか-い; たっと-ぶ; あが-める 山 11 8 形声。山と、音符宗(ソウ)→(スウ)とから成る。山の高大なさまの意を表す。また、宗と通じて、「たっとぶ」意に用いる。 05d07.svg
瑾 1 0 美しい玉。「瑾瑜(キンユ)」 ごん きん 𤣩 15 11 説明無し 0747e.svg
苣 1 0 ①たいまつ。炬(キョ) ②野菜の「萵(カキョ)・(ちさ)・(ちしゃ)」に用いられる字。 ご きょ ちしゃ-; ちさ- ⺾ 8 5 説明無し 082e3.svg
蕣 1 0 ①あさがお。ヒルガオ科のつる性一年草。 ②むくげ(木槿)。アオイ科の落葉低木。「蕣英」 舜(シュン) しゅん むくげ; あさがお ⺾ 15 12 説明無し 08563.svg
搴 1 0 ①とる。ぬきとる。「搴旗」 ②かかげる。持ち上げる。 けん と-る; ぬ-く 手 14 10 説明無し 06434.svg
亟 1 0 ①すみやか。はやい。「亟行」「亟務」 ②しばしば。 こ; こく き; きょく すみ-やか 二 9 7 説明無し 04e9f.svg
騰 準2 0 あがる。のぼる。高くあがる。「騰貴」「高騰」昇・登 どう とう あ-げる; の-る; あ-がる; のぼ-る 馬 20 10 形声。馬と、音符(チン)→(トウ)(は変わった形)とから成る。 09a30.svg
恒 4 0 つね。つねに。いつも。いつまでも変わらない。「恒温」「恒例」 ごう こう つね- 忄 9 6 旧字は、形声。心と、音符亙(コウ)とから成る。いつまでも変わらない心の意を表す。ひいて「つね」の意に用いる。常用漢字は俗字による。 06052.svg
率 6 0 ソツ ①ひきいる。引きつれる。みちびく。「率先」「引率」 ②にわか。だしぬけに。「率然」「率爾(ソツジ)」 卒・猝(ソツ) ③ありのまま。自然の。すなお。「率直」 ④おおむね。だいたい。「大率」 ⑤すべて。「率土」 リツ わりあい。程度。「確率」「能率」 スイ かしら。おさ。「将率」 帥(スイ) すい; そち; しゅち; りち すい; りつ; そつ したが-う; かしら-; おおむ-ね; わりあい-; ひき-いる 玄 11 6 象形。鳥をとるあみの形にかたどる。捕鳥あみの意を表す。借りて「おおむね」「わりあい」の意に用い、また、「ひきいる」、「したがう」意に用いる。 07387.svg
燹 1 0 のび(野火)。また、へいか(兵火)。「兵燹」 せん せん のび; ほそけ; ぬび 火 18 14 説明無し 071f9.svg
巓 1 0 いただき。山の頂上。「山巓」 てん いただき 山 22 19 説明無し 05dd3.svg
莨 1 0 ①たばこ。煙草。 ②ちからぐさ(おひしば)。イネ科の一年草。また、まぐさ。 ろう ろう たばこ- ⺾ 10 7 説明無し 083a8.svg
燮 1 0 やわらげる。調和する。「燮理」 しょう しょう やわ-らげる 又 17 15 説明無し 071ee.svg
佃 準1 0 ①つくだ。(ア)開墾して作った耕作地。(イ)荘園(ショウエン)の領主などの直営地。(ウ)江戸の「佃島」の略。「佃煮」 ②たがやす。田畑を耕す。「佃作」 ③かり。狩りをする。 でん てん つくだ- 亻 7 5 会意形声。人と、田(テン)(た)とから成る。 04f43.svg
磬 1 0 ①打ち石。中国古代の「へ」の字形の打楽器。「磬鐘」 ②きん。礼拝や読経のとき打ち鳴らす仏具。 ③体を楽器の磬の形のように折り曲げて礼をする。「磬折」 ④はせる。馬を走らせる。「磬控」 きょう けい つきる; うちいし; むなしい 石 16 11 説明無し 078ec.svg
艢 1 0 ほばしら(帆柱)。 檣(ショウ) しょう 舟 19 13 説明無し 08262.svg
尾 4 0 ①お。動物のしっぽ。「尾骨」「牛尾」 ②うしろ。あと。すえ。「尾行」「船尾」首 ③動物の雌雄が交わる。つるむ。「交尾」 ④魚を数える語。 ⑤「尾張(おわり)の国」の略。「尾州」 み び お- 尸 7 4 会意。尸と、毛(け)とから成る。 05c3e.svg
鶇 1 0 つぐみ。ヒタキ科の鳥の名。参考「鶫(つぐみ)」は「鶇」に似せて作った国字。 つう とう つぐみ- 鳥 19 8 説明無し 09d87.svg
虹 2 0 ①にじ。「虹橋」「虹彩」 ②はし(橋)。 参考にじを竜とみなし、雄を「虹」、雌を「霓(ゲイ)」と呼ぶ。 こう; ぐう; ぐ こう にじ- 虫 9 3 形声。虫と、音符工(コウ)とから成る。古代人はにじを空に横にかかる七色の竜と考えたことから、「にじ」の意を表す。 08679.svg
弥 2 0 ①あまねし。ひろくゆきわたる。「弥天」「弥漫」 ②時を経る。ひきつづく。ひさしい。わたる。「弥久」「弥月」 ③つくろう。とじつくろう。「弥縫」 ④おさめる。やめる。 ⑤いよいよ。ますます。いや。「弥栄(いやさか)」 ⑥梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「弥陀(ミダ)」「弥勒(ミロク)」 み び あまね-し; ひさ-しい; わた-る; や-; いよいよ- 弓 8 5 旧字は、形声。弓と、音符璽(ジ)→(ビ)(爾は省略形)とから成る。弓がゆるむ意を表す。ひいて、長びく、「わたる」意に用いる。常用漢字は俗字による。 05f25.svg
察 7 0 ①あきらか。あきらかにする。よくみる。くわしく調べる。しる。「察問」「観察」「診察」 ②おしはかる。思いやる。「察知」「拝察」 せち さつ し-る; み-る; あき-らか 宀 14 11 形声。宀(おおう)と、音符祭(サイ)→(サツ)とから成る。おおわれているものを取って明らかにする意を表す。 05bdf.svg
攬 1 0 とる。つまむ。また、まとめる。す(統)べる。「攬筆」「攬要」 らん と-る 扌 24 21 説明無し 0652c.svg
劉 準1 0 ①ころす。「虔劉(ケンリュウ)」 ②つらねる。ならべる。「劉覧」 る りゅう ころ-す; つら-ねる 刂 15 13 会意形声。刀と、金(金属)と、戼(バウ)→(リウ)(=卯。は変わった形。ころす)とから成る。「ころす」意を表す。 05289.svg
辜 1 0 ①つみ。とが。重いつみ。「無辜」 ②はりつけ。また、はりつけにする。 ③そむく。「辜負」 ④ひとりじめにする。「辜較」 く こ つみ- 辛 12 5 説明無し 08f9c.svg
吭 1 0 ①のど。のどぶえ。くび。亢(コウ) ②かなめ。要所。 ごう こう のど- 口 7 4 説明無し 0542d.svg
怖 4 0 こわい。おそれる。おじけづく。「畏怖(イフ)」「恐怖」 ふ ほ お-じる; こわ-い; おそ-れる 忄 8 5 形声。心と、音符布(ホ、フ)とから成る。「おそれる」意を表す。 06016.svg
荘 準2 0 ①おごそか。いかめしい。「荘厳」「荘重」 ②むらざと。いなか。「村荘」 ③いなかにある仮ずまい。しもやしき。別宅。「別荘」 ④やど。旅館。みせ。「旅荘」 ⑤中世の貴族や社寺の私有地。「荘園」 しょう そう おごそ-か ⺾ 9 6 旧字は、会意形声。艸と、壯(サウ)(さかん)とから成り、草が盛んにしげる意を表す。ひいて「おごそか」の意に用いる。常用漢字は省略形による。 08358.svg
醸 準2 0 かもす。 ①発酵させて酒などをつくる。「醸酒」「醸造」 ②ある状態をつくりだす。 にょう じょう かも-す 酉 20 13 旧字は、形声。酉と、音符襄(シヤウ)→(ヂヤウ)とから成る。酒を造る意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 091b8.svg
冥 2 0 ①くらい。光がない。「晦冥(カイメイ)」「冥冥」暝(メイ) ②道理にくらい。おろか。「頑冥」 ③あの世。死者の行く世界。「冥土」「冥福」 ④目に見えない神仏のはたらき。「冥加」「冥利」 みょう めい くら-い 冖 10 8 会意。冖と、日(ひ、明かり)と、(六は変わった形。両手)とから成る。両手で明かりをおおうことから、「くらい」意を表す。 051a5.svg
注 8 0 ①そそぐ。つぐ。さす。流しこむ。「注射」「注入」 ②一点にむける。あつめる。「注意」「注目」 ③くわしく解きあかす。「注記」「訳注」 ④書き記す。あつらえる。「注文」「発注」 す しゅ ちゅう さ-す; そそ-ぐ; つ-ぐ 氵 8 5 形声。水と、音符(シユ)→(チユ)とから成る。水を「そそぐ」意を表す。 06ce8.svg
章 8 0 ①あや。もよう。「記章」「紋章」 ②しるし。かざり。「印章」「褒章」 ③ふみ。文書。「文章」 ④きまり。法律。「憲章」「章程」 ⑤あきらか。あきらかにする。「表章」 ⑥詩文・楽曲などの一区切り。「章節」「序章」 しょう しょう 立 11 6 象形。入れ墨用の大きな針に墨だまりがついている形にかたどる。「あや」「しるし」の意を表す。借りて、文章・楽節などの区切りの意に用いる。 07ae0.svg
粛 準2 0 ①つつしむ。おごそか。身をひきしめる。「粛然」「厳粛」 夙(シュク) ②ただす。いましめる。きびしくする。「粛正」「粛清」 すく しゅく つつし-む 聿 11 6 旧字は、会意。聿と、𣶒(えん)(水がうずまく象形から、円をかく器具)とから成る。筆で丁寧に書くことから、転じて、おそれつつしむ意を表す。常用漢字は省略形による。 07c9b.svg
紀 6 0 ①のり。きまり。すじみち。「紀綱」「軍紀」「風紀」 ②とし。年代。「紀元」「紀年」「世紀」 ③しるす。順序立てて記録する。「紀行」「紀要」 ④おさめる。秩序を立てて進める。 ⑤「日本書紀」の略。「記紀」 ⑥「紀伊(きい)の国」の略。「紀州」 こ き しる-す; のり-; おさ-める; いとぐち- 糹 9 3 会意形声。糸と、己(キ)(はじめ)とから成る。いとぐち、ひいて、みち、「のり」の意に用いる。 07d00.svg
将 5 0 ①ひきいる。また、軍をひきいる人。「将軍」「名将」「主将」 ②まさに…せんとす。…しようとする。再読文字。「将来」 ③はた。もしかすると。あるいは。 そう しょう もっ-て; まさ-に; はた-; ひき-いる 寸 10 7 旧字は、形声。寸と、音符醬(シヤウ)(は省略形)とから成る。「ひきいる」、統率する意を表す。借りて、助字に用いる。教育用漢字は省略形による。 05c06.svg
桶 準1 0 おけ。木製の円筒形の容器。「湯桶」 つう とう おけ-; こが 木 11 7 形声。木と、音符甬(ヨウ)→(トウ)とから成る。「おけ」の意を表す。 06876.svg
譌 1 0 ①あやまる。あやまり。「譌謬(カビュウ)」②言葉がなまる。なまり。方言。「譌音(カイン)・(カオン)」③いつわる。うそ。 き; げ; が き; が か いつわ-る; なま-る; あやま-る; なまり- 訁 19 12 説明無し 08b4c.svg
跌 1 0 ①つまずく。たおれる。「跌墜」「蹉跌(サテツ)」躓(チ) ②あやまつ。「跌誤」失 ③こえる。度をこす。「跌宕(テットウ)」 でち てつ あやま-つ; つまず-く ⻊ 12 5 説明無し 08dcc.svg
悠 準2 0 ①はるか。とおい。「悠遠」「悠久」 ②ゆったりしたさま。「悠然」「悠長」 ゆう ゆう とお-い; はる-か 心 11 7 形声。心と、音符攸(イウ)とから成る。心配する、うれえる意を表す。借りて「はるか」の意に用いる。 060a0.svg
翌 5 0 あくる。次の。「翌日」「翌年」 いき よく とぶ; あく-る; あくるひ 羽 11 5 会意。羽と、立(たつ)とから成る。とびあがる意を表す。もと、翊(ヨク)に同じ。借りて、あくるひの意に用いる。 07fcc.svg
匝 準1 0 めぐる。めぐらす。とりまく。 そう そう めぐ-る 巾 5 2 説明無し 0531d.svg
秉 1 0 ①いねたば。ひとにぎりのイネの束。 ②とる。手に持つ。にぎる。「秉燭(ヘイショク)」 ③まもる。心にかたく守る。「秉公」 ④え(柄)。転じて権勢。「権秉」 ひょう へい とる 禾 8 3 説明無し 079c9.svg
飭 1 0 ①いましめる。「戒飭」 ②つつしむ。ただ(正)す。ととのえる。「飭正」 ちょく; ちき つつしむ; かためる; ただしい 力 13 11 説明無し 098ed.svg
軸 3 0 ①しんぎ(心木)。車の心棒。回転の中心となる棒。「車軸」 ②かなめ。物事のかなめとなるもの。「基軸」「枢軸」 ③まきもの。かけじく。また、それを数える語。「軸装」「軸物」 ④棒状のもの。「縦軸」「軸木」 じく ちく しんぎ-; まきもの- 車 12 5 形声。車と、音符由(イウ)→(チク)とから成る。二つの車輪をつなぐ心棒の意を表す。 08ef8.svg
癭 1 0 ①首すじにできるこぶ。「癭瘤(エイリュウ)」 ②樹木のふしこぶ。「柳癭」 よう; えい こぶ 疒 22 17 説明無し
婬 1 0 みだら。たわむれる。おぼれる。「婬逸」淫(イン) いん たわける; みだり 女 11 8 説明無し 05a6c.svg
恂 1 0 ①まこと。まことに。 洵(ジュン)・詢(ジュン) ②おそれる。おそれおののく。 ③またたく。目がくらむ。 しゅん しゅん じゅん まこと- 忄 9 6 説明無し 06042.svg
孼 1 0 ①ひこばえ。切り株から出た芽。「孼牙(ゲツガ)」 櫱(ゲツ)②わきばら。めかけの生んだ子。めかけばら。庶子。「孼子」 ③わざわい。災難。わざわいする。「災孼」 ④悪い。つみ。 げつ; げち ひこばえ; わざはひ; わきばら 子 19 16 説明無し
弾 4 0 ①たま。銃砲のたま。「弾丸」「銃弾」 ②はずむ。はじく。はねかえる。はずみ。「弾力」「弾性」 ③ただす。せめる。「弾劾」「糾弾」 ④ひく。かなでる。「弾琴」「連弾」 だん たん たま-; はじ-ける; はず-む; ひ-く; はじ-く 弓 12 9 旧字は、形声。弓と、音符單(タン)とから成る。石つぶてなどを飛ばす弓、ひいて、「はじく」意を表す。常用漢字は省略形による。 05f3e.svg
泳 8 0 およぐ。およぎ。「泳者」「泳法」参考水の中にもぐっておよぐのが「泳」、水面をおよぐのが「游(ユウ)」とする説がある。 よう えい およ-ぐ 氵 8 5 会意形声。水と、永(ヱイ)(長い流れ)とから成る。流れにそって「およぐ」意を表す。 06cf3.svg
則 6 0 ①のり。きまり。おきて。さだめ。「規則」「原則」「反則」 ②のっとる。手本とする。「則天」 ③すなわち。接続の助字。 そく そく のり; のっと-る; すなわ-ち 刂 9 7 会意。刀と、鼎(てい)(貝は誤り変わった形。かなえ)とから成り、かなえを供えた前で、犠牲の動物を切ることから、規定・模範の意を表す。借りて、助字「すなわち」の意に用いる。 05247.svg
燼 1 0 もえさし。もえのこり。のこり。「余燼」 じん しん もえのこり 火 18 14 説明無し 071fc.svg
句 6 0 ク ①言葉や文章のひとくぎり。「句点」「語句」 ②詩歌の構成単位。「起句」「結句」 ③「俳句」の略。「句会」「句集」 コウ ①あたる。任務にあたる。勾(コウ) ②ま(曲)がる。かがむ。 く く; こう 口 5 2 形声。口と、音符丩(キウ)→(コウ)(勹は変わった形)とから成る。まがる意を表す。 053e5.svg
鬯 1 0 ①においざけ。黒きびに鬱金香(ウッコンコウ)をまぜてかもした酒。 ②香草の名。鬱金草。 ③の(伸)びる。草木がのびしげる。 ちょう ちょう の-びる; においざけ- 鬯 10 0 説明無し 09b2f.svg
頰 2 0 ほお。ほほ。ほっぺた。参考かお(頁)を両側からはさむ(夾)の意を表す字。 きょう きょう ほお-; ほほ-; つら- 頁 16 7 形声。頁と、音符夾(ケフ)とから成る。 09830.svg
爆 4 0 ①はぜる。はじける。破裂する。さける。「爆発」「爆破」 ②「爆撃」「爆弾」の略。「空爆」「原爆」 ほく; ひょう はく; ほう ばく は-ず; は-ぜる 火 19 15 形声。火と、音符暴(ハク)とから成る。火花を散らして物がはぜ裂ける意を表す。 07206.svg
伍 準1 0 ①くみ。なかま。もと、五人を一組にした軍隊の単位。転じて、隊列。「隊伍」 ②いつつ。金銭証書などに「五」の代わりとして用いる。 ご ご いつ-つ 亻 6 4 会意形声。人と、五(ゴ)(いつつ)とから成る。 04f0d.svg
祝 7 0 ①いわう。ことほぐ。幸いを祈る。「祝典」「奉祝」 ②た(断)つ。たち切る。 ③のる。いのる。神に告げる。「祝禱(シュクトウ)」 ④かんぬし(神主)。神に祈る人。「巫祝(フシュク)」 ⑤のろう。まじなう。 しゅ; しゅく しゅく; しゅう いわ-う; ほうり-; はふり-; ほ-ぐ; ほが-う; のりと- 礻 9 5 会意。示と、兄(神にのりとをささげる人)とから成る。神を祭る意を表す。転じて「いわう」意に用いる。 0795d.svg
赭 1 0 ①あかつち。あかい色の土。 ②あか。あか色。あかい。「赭顔」「赭髯(シャゼン)」 ③はげ山。「赭山」 しゃ あかつち; あか 赤 16 9 説明無し 08d6d.svg
力 10 0 ①ちから。「力士」「体力」 ②はたらき。作用。「効力」「視力」 ③いきおい。「威力」「勢力」 ④つとめる。はげむ。「力作」「努力」 ⑤りきむ。力をこめる。 りき りょく ちから-; りき-む; つと-める 力 2 0 象形。農具のすきの形にかたどる。すきを使うことから、転じて、ちからをこめてする、また、「ちから」の意に用いる。 0529b.svg
映 5 0 ①うつる。うつす。うつしだす。「映画」「映写」「映像」 ②はえる。照りかがやく。「反映」 ③はやす。引き立てる。ほめる。 よう えい は-える; うつ-す; うつ-る 日 9 5 形声。日と、音符央(アウ)→(エイ)とから成る。日光がはえる、転じて、物の像をうつす意を表す。 06620.svg
戛 1 0 ①ほこ。 ②うつ。たたく。 ③こすれあう。金属や石がふれあって鳴る。また、その音。「戛然」 けち かつ ほこ 戈 11 7 説明無し 0621b.svg
緤 1 0 ①きずな。イヌ・ウシ・ウマをつなぐなわ。②つなぐ。しばる。 せち せつ つな-ぐ; きずな- 糹 15 9 説明無し 07de4.svg
鞆 1 1 とも。弓を射るとき、弦が手首を打たないように、左腕につける革製の道具。 とも- 革 14 5 説明無し 09786.svg
阨 1 0 アイ せまい。また、せまく険しい所。「阨狭(アイキョウ)」狭・隘(アイ) ヤク ふさがる。くるしむ。行きづまる。「阨困(ヤクコン)」隘(ヤク) あく; やく; あい ふさがる; せまい 阝 7 4 説明無し 09628.svg
枠 準2 1 ①わく。細い木・竹・金属などで周囲をかこったもの。また、そのように書き記したもの。ふち。「窓枠」「答えを枠でかこむ」 ②一定の範囲。限界。「枠外」「別枠」「予算の枠内」 わく- 木 8 4 会意。木と、卆(糸をまきつける道具の形)とから成る。 067a0.svg
岩 9 0 ①いわ。いわお。大きな石。「岩塩」「岩礁」「岩壁」 ②「岩代(いわしろ)の国」の略。参考山にある石の意を表し、もと「巌(巖)(ガン)」の俗字。 げん がん いわ- 山 8 5 会意。山と、石(いし)とから成る。山にある大きな石の意を表す。もと、巖(ガム)の俗字。 05ca9.svg
酥 1 0 ちちしる。ウシやヒツジの乳で作った飲料。「酥酪」 す そ ちちざけ 酉 12 5 説明無し 09165.svg
目 10 0 ①め。まなこ。「目前」「耳目」 ②見る。見つめる。「目撃」「注目」 ③かなめ。要点。「眼目」「要目」 ④かしら。主だった人。「頭目」 ⑤見出し。な。なまえ。「目次」「品目」 ⑥小分けしたもの。「科目」「項目」 ⑦生物分類上の一段階。「霊長目」 ⑧かお。名誉。「面目」 ⑨いま。ただいま。「目下」 ⑩きざみ。さかい。すじ。「木目」 もく ぼく ま-; め- 目 5 0 象形。人のめの形にかたどる。のち、これを縦にして、「め」、ひいて、みる意を表す。転じて、小分けの意に用いる。 076ee.svg
歇 1 0 ケツ ①やめる。やむ。つきる。 ②やすむ。ひとやすみする。「歇息」 ③かれる。 カツ 「歇驕(カツキョウ)」は、口の短い猟犬。 こち けつ つきる; や-める 欠 13 9 説明無し 06b47.svg
歴 6 0 ①へる。年月を経る。また、過ぎた事柄。「歴史」「履歴」 ②わたる。めぐる。つぎつぎに。「歴訪」「巡歴」 ③はっきりしている。「歴然」「歴歴」 りゃく れき れっき へ-る 止 14 10 旧字は、形声。止と、音符厤(レキ)とから成る。つぎつぎにめぐり歩く意を表す。教育用漢字は省略形による。 06b74.svg
湾 3 0 ①いりえ。入り海。「湾岸」「港湾」 ②まがる。弓なりに曲がる。「湾曲」「湾入」 えん わん いりえ- 氵 12 9 旧字は、会意形声。水と、彎(ワン)(まがる)とから成り、海水が陸地に沿って曲がって入りこむ「いりえ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 06e7e.svg
棗 1 0 ①なつめ。クロウメモドキ科の落葉小高木。 ②なつめの実の形に似た茶器。 そう そう なつめ- 木 12 8 説明無し 068d7.svg
鵄 1 0 とび(鳶)。とんび。タカ科の大形の鳥。「鵄尾」「金鵄」 し し ふくろう-; とび- 鳥 17 6 説明無し 09d44.svg
徭 1 0 えだち。夫役。土木工事などの公の労役に使われること。「徭役」「徭税」 よう えだち 彳 13 10 説明無し 05fad.svg
慰 3 0 ①なぐさめる。いたわる。「慰謝」「慰安」「慰労」 ②なぐさむ。気が晴れる。もてあそぶ。「自慰」 い い なぐさ-め; なぐさ-; なぐさめ-; なぐさ-み; なぐさ-める; なぐさ-む 心 15 11 形声。心と、音符尉(ヰ)とから成る。心をなだめる意を表す。 06170.svg
癜 1 0 なまず。皮膚病の一種。 でん; てん なまず 疒 18 13 説明無し 0765c.svg
繊 準2 0 ①ほそい糸。糸すじ。「繊維」「化繊」 ②ほそい。かぼそい。ちいさい。「繊細」 ③こまやか。しなやか。「繊腰」「繊手」 ②③孅(セン) せん せん ちい-さい; ほそ-い; しな-やか 糹 17 11 旧字は、形声。糸と、音符韱(セム)とから成る。いくすじもの細い糸、ひいて「ほそい」「しなやか」などの意を表す。常用漢字は俗字の省略形による。 07e4a.svg
駅 8 0 ①えき。鉄道の停車場。「駅員」「駅頭」「駅弁」 ②はやうま。つぎうま。宿場ごとに用意して乗り継ぐウマ。また、舟や車など。「駅馬」 ③うまや。馬継ぎ場。宿場。「駅亭」「駅伝」「宿駅」 やく えき うまや- 馬 14 4 旧字は、形声。馬と、音符睪(タク)→(エキ)とから成る。馬を用意しておく宿場の意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 099c5.svg
梧 準1 0 あおぎり。アオギリ科の落葉高木。また、アオギリで作った机や琴。「梧下」「梧葉」 ぐ ご あおぎり- 木 11 7 形声。木と、音符吾(ゴ)とから成る。 068a7.svg
窓 5 0 ①まど。あかりとり。「窓外」「車窓」 ②まどのある部屋。学校。「学窓」「同窓」 そう そう まど- 穴 11 6 囱が原字で、れんじまどの象形。は、会意形声で、穴と囱(サウ)とから成り、天まど(あかり取りのまど)の意を表す。窻・牕は形声で、穴または片(とびら)を意符とし、悤(サウ)を音符とする、の別体字。教育用漢字は窻の省略形の俗字による。 07a93.svg
添 4 0 ①そえる。つけくわえる。「添加」「添削」 ②そう。つきそう。「添乗」 てん てん そ-う; そ-える 氵 11 8 形声。水と、音符忝(テム)とから成る。もと、沾(テム)の俗字であるが、特に「そえる」意に用いる。 06dfb.svg
齢 4 0 よわい。とし。寿命の長さ。「学齢」「年齢」 りょう れい よわい- 歯 17 5 旧字は、形声。齒と、音符令(レイ)とから成る。「よわい」の意を表す。常用漢字は省略形による。 09f62.svg
珀 1 0 宝玉の「琥珀(コハク)」に用いられる字。 ひゃく はく 𤣩 9 5 形声。玉と、音符白(ハク)とから成る。 073c0.svg
箭 準1 0 や(矢)。また、やだけ。しのだけ。 せん せん や- ⺮ 15 9 説明無し 07bad.svg
初 7 0 ①物事のはじめ。はじめのころ。「初心」「当初」 ②はじめて。はじめての。うい。「初演」「初出」 ③うぶ。世間ずれしていない。 そ しょ うぶ-; はじ-め; うい-; そ-める; はじ-めて; はつ- 刀 7 5 会意。刀と、衣(ころも)とから成り、衣を作るはじめの裁断、転じて、物事の「はじめ」の意を表す。 0521d.svg
道 9 0 ①みち。(ア)通りみち。「道路」「水道」(イ)人の守るべきみち。物事のみちすじ。「道義」「道徳」 ②老子の教え。「道家」「道教」 ③てだて。方法。また、技芸・学芸。「道具」「書道」「武道」 ④い(言)う。となえる。「報道」「道破」 ⑤「北海道」の略。「道立」「道央」 どう とう どう みち-; い-う; みちび-く ⻌ 12 9 会意形声。辵と、首(シウ)→(タウ)(かしら。先導する者)とから成る。目的地までみちびく意を表す。「(タウ)」の原字。一説に、会意で、邪気をはらうために、生首を持って行進する意を表すという。転じて「みち」の意に用いる。 09053.svg
瓮 1 0 口の大きなかめ。もたい。甕(オウ) う おう もたい; へ 瓦 9 4 説明無し 074ee.svg
椏 1 0 木の枝が分かれるところ。きのまた。「三椏(みつまた)」 え あ また- 木 12 8 説明無し 0690f.svg
鮒 準1 0 ふな。コイ科の淡水魚。「轍鮒(テップ)」 ぶ ふ ふな- 魚 16 5 説明無し 09b92.svg
陀 準1 0 ①ななめ。平らでない。また、けわしい。「陂陀(ハダ)」 ②くずれる。やぶれる。 ③梵語(ボンゴ)の音訳字。「仏陀」 だ た けわ-しい 阝 8 5 形声。阜と、音符它(タ)とから成る。 09640.svg
坡 1 0 ①つつみ。土手。「坡塘(ハトウ)」 ②さか(坂)。「坡陀(ハダ)」 ③ななめ。ななめの。 ひ は は つつ-み 土 8 5 説明無し 05761.svg
璧 2 0 ①たま。輪の形をした平たい玉器。「璧玉」 ②たまのようにりっぱなもの。「完璧」「双璧」 ひゃく へき たま- 玉 18 13 形声。玉と、音符辟(ヘキ)とから成る。 074a7.svg
浦 準2 0 うら。うみべ。また、海や湖が陸地に入りこんだ所。入り江。「曲浦」「津津浦浦」 ふ ほ うら- 氵 10 7 形声。水と、音符甫(フ)→(ホ)とから成る。はまべの意を表す。 06d66.svg
喝 準2 0 ①しかる。おどす。「喝破」「一喝」「恫喝(ドウカツ)」 ②大声をあげる。「喝采(カッサイ)」 かち かつ しか-る 口 11 8 旧字は、形声。口と、音符曷(カツ)とから成る。のどがかわいて水をほしがる意を表す。借りて「しかる」意に用いる。常用漢字は省略形による。 0559d.svg
糾 準2 0 ①あざなう。よる。あわせる。あつめる。「糾合」 ②もつれる。からみつく。「紛糾」 ③ただす。しらべる。「糾弾」「糾明」「糾問」 きゅう きゅう ただ-す; あざな-う 糹 9 3 会意形声。糸と、丩(キウ)(まがる)とから成る。糸をよりあわせる意を表す。 07cfe.svg
毒 6 0 ①どく。健康や生命を害するもの。「毒薬」「中毒」 ②どくする。そこなう。ためにならない。わるい。「毒手」「毒舌」 どく; だい とく; たい そこ-なう; わる-い; ぶす 毋 8 4 形声。意符屮(くさ)と、音符毐(アイ)→(トク)とから成る。人に病害をあたえる草、ひいて、どくの意を表す。 06bd2.svg
笆 1 0 ①いばらだけ。とげのあるタケ。 ②たけがき。いばらだけで作ったかきね。「笆籬(ハリ)」 へ は いばらたけ-; せま-い ⺮ 10 4 説明無し 07b06.svg
担 5 0 ①かつぐ。になう。「担架」②ひきうける。受けもつ。「担当」「分担」③たすける。味方する。「加担」 たん たん にな-う; かつ-ぐ 扌 8 5 形声。 (A)手と、音符旦(タン)とから成る。手で撃つ意を表す。俗に、擔の略字として用いられている。教育用漢字はこれによる。 (B)手と、音符詹(タム)とから成る。「になう」意を表す。もと、儋(タム)の異体字。 062c5.svg
鶉 1 0 うずら。キジ科の鳥。 じゅん しゅん うずら 鳥 19 8 説明無し 09d89.svg
鱠 1 0 なます。参考一説に「膾(カイ)」の異体字。 け かい なます- 魚 24 13 説明無し 09c60.svg
蛍 準2 0 ほたる。ホタル科の甲虫の総称。「蛍光」 ぎょう けい ほたる- 虫 11 5 旧字は、形声。虫と、音符熒(ケイ)(𤇾は省略形)とから成る。「ほたる」の意を表す。常用漢字は省略形による。 086cd.svg
漕 準1 0 ①はこぶ。船ではこぶ。「漕運」「回漕」 ②こぐ。舟をこぐ。「漕手」「漕艇」 ぞう そう はこ-ぶ; こ-ぐ 氵 14 11 形声。水と、音符曹(サウ)とから成る。もと、水路の意を表したが、転じて「はこぶ」意に用いる。 06f15.svg
療 4 0 いやす。病気をなおす。「療法」「治療」 りょう りょう い-やす 疒 17 12 形声。疒と、音符尞(レウ)とから成る。病気をなおす意を表す。 07642.svg
霪 1 0 ながあめ。一〇日以上も降り続く雨。「霪雨」 いん いん ⻗ 19 11 説明無し 0972a.svg
鬨 1 0 ①とき。ときの声。戦場での叫び声。「勝鬨」閧(コウ) ②たたかう。 ③さわぐ。さわがしい。参考「閧(コウ)」は別字。 く こう とき- 鬥 16 6 説明無し 09b28.svg
葛 2 0 ①くず。マメ科のつる性多年草。 ②かたびら。くずで作った布。「葛衣」「葛巾(カッキン)」 ③かずら。つる草の総称。つづら。「葛籠(カツロウ)・(つづら)」 かち かつ くず-; つづら-; かずら- ⺾ 12 9 形声。艸と、音符曷(カツ)とから成る。 0845b.svg
楕 準1 0 細長くまるみのある形。長円形。小判形。「楕円」 た た だ ぬ-く 木 13 9 形声。木と、音符隋(タ、ダ)とから成る。長円形の意を表す。 06955.svg
悄 1 0 ①うれえる。しおれる。しょんぼりする。「悄悄」「悄然」 ②ひっそり。しずか。 ③きびしい。はげしい。 しょう しょう うれ-える 忄 10 7 説明無し 06084.svg
萸 1 0 木の名「茱萸(シュユ)(かわはじかみ・ぐみ)」に用いられる字。 ゆ ⺾ 12 9 説明無し 08438.svg
抓 1 0 ①つまむ。 ②つねる。 ③かく。つめでひっかく。 しょう そう つま-む; つね-る 扌 7 4 説明無し 06293.svg
牆 1 0 かき。かきね。まがき。へい。かこい。「牆壁」 ぞう しょう かき- 爿 17 13 説明無し 07246.svg
蔟 1 0 ①まぶし。蚕が繭をかけやすいように、わらなどで作った道具。「蚕蔟」 ②あつまる。むらがる。 簇(ソウ) そく; す そく; そう ぞく まぶ-し ⺾ 14 11 説明無し 0851f.svg
滾 1 0 たぎる。わきたつ。水がわき出て盛んに流れるさま。「滾滾」渾(コン) こん こん たぎ-らかす; たぎ-る 氵 14 11 説明無し 06efe.svg
儒 準2 0 ①孔子の教え。また、孔子の教えを学ぶ者。「儒家」「儒教」 ②学者。先生。「大儒」「老儒」 ③みじかい。また、こびと。「侏儒(シュジュ)」 にゅう じゅ やわらか; うるおす; したがう 亻 16 14 形声。人と、音符需(ジユ)とから成る。道徳を教える者の意を表す。 05112.svg
下 10 0 ①した。しも。うしろ。場所・身分・程度が低い。「下流」「下品」「臣下」 ②もと。ほとり。高いもののそば。「閣下」「城下」 ③くだる。さがる。おろす。低いほうに動く。また、動かす。「下賜(カシ)」「下車」「降下」 ①③上 げ か もと-; さ-げる; くだ-さる; お-りる; くだ-る; お-ろす; した-; くだ-す; しも-; さ-がる 一 3 2 指事。高さの基準を示す横線の下に短い一線(のちに縦線となり、さらに縦線と点とを合わせた形となる)を書いて、ものの下方、また、「くだる」の意を表す。 04e0b.svg
鎗 準1 0 ①やり。武器の一種。 槍(ソウ) ②金属や石などがふれあう音。「鎗然」 ③かなえ。 そう; しょう やり- 釒 18 10 説明無し 09397.svg
凄 2 0 ①すさまじい。ぞっとする。「凄惨」「凄絶」 ②すごい。程度がはなはだしい。 ③さむい。ものさびしい。「凄然」 さい せい すご-み; さむ-い; すさ-まじい; すご-い; すご-む 冫 10 8 形声。冫と、音符妻(セイ)とから成る。 051c4.svg
嫋 1 0 ①たおやか。しなやかで美しいさま。「嫋(ジョウダ)」 ②そよぐさま。風にゆらぐさま。 にょう じょう しな-やか; なよ-やか; たお-やか 女 13 10 説明無し 05acb.svg
体 9 0 ①からだ。「体格」「身体」 ②もの。「物体」「固体」 ③かたち。かた。ようす。「体制」「形体」 ④おおもと。もとになるもの。「実体」「正体」 ⑤身につける。身をもってする。「体験」「体得」 ⑥仏像などを数える語。 たい てい からだ- 亻 7 5 (A)形声。人と、音符本(ホン)とから成る。そまつの意を表す。俗に體の略字として誤用されていた。教育用漢字はこれによる。 (B)形声。意符骨(ほね)と、音符豊(レイ)→(テイ、タイ)とから成る。人体の意を表す。 04f53.svg
緑 8 0 みどり。みどり色。「緑地」「緑茶」「新緑」 ろく りょく みどり- 糹 14 8 形声。糸と、音符彔(ロク)→(リヨク)とから成る。みどり色の絹の意を表す。ひいて「みどり」の意に用いる。 07dd1.svg
童 8 0 ①わらべ。こども。わらわ。「童顔」「童話」僮(ドウ) ②はげる。 (ア)頭髪がなくなる。 (イ)山に草木がなくなる。 ずう とう どう わっぱ-; わらべ-; わらんべ-; わらわ-; わらし- 立 12 7 形声。意符辛(入れ墨の針。立は省略形)と、音符重(チヨウ)→(トウ)(里は変わった形)とから成る。目の上(ひたい)に入れ墨をされた男子の罪人の意を表す。借りて「わらべ」の意に用いる。 07ae5.svg
伯 準2 0 ハ はたがしら。諸侯の盟主。覇 ハク ①おじ。おば。父母の兄・姉。「伯父」「伯母」叔 ②兄弟姉妹の最年長。「伯・仲・叔・季」の一番目。「伯兄」 ③かしら。おさ。「河伯」 ④一芸に秀でたものの称。「画伯」「詩伯」 ⑤五等爵(公・侯・伯・子・男)の第三位。「伯爵」 ⑥「伯耆(ほうき)の国」の略。「伯州」 ⑦「伯剌西爾(ブラジル)」の略。 へ; ひゃく はく; は はたがしら-; おさ- 亻 7 5 形声。人と、音符白(はく)とから成る。 04f2f.svg
罌 1 0 腹部が大きく、口の小さなまるいかめ。もたい。「罌缶(オウフ)」 おう; えい もたい 缶 20 14 説明無し 07f4c.svg
篩 1 0 ①ふるい。 ②ふるう。ふるいにかける。 し; せ し; さい ふる-う; ふるい- ⺮ 16 10 説明無し 07be9.svg
姨 1 0 おば。母方の姉妹。また、妻の姉妹。「姨子」「姨母」 い い おば- 女 9 6 説明無し 059e8.svg
紛 3 0 ①みだれる。入りみだれる。もつれる。「紛糾」「紛争」 ②まぎれる。まぎらわしい。「紛失」 ふん ふん まがい; まぎ-らわしい; まぎ-らす; まが-う; まぎ-らわす; まぎ-れる 糹 10 4 形声。糸と、音符分(フン)とから成る。馬の尾にかぶせる袋を表す。借りて「みだれる」意に用いる。 07d1b.svg
窘 1 0 ①せまる。ゆきづまる。きわまる。くるしむ。「窘窮」 ②たしなめる。 ③あわただしい。急な。 くん ごん きん くるし-む; たしな-める 穴 12 7 説明無し 07a98.svg
蚩 1 0 ①あざわらう。あなどる。「蚩笑」 嗤(シ) ②おろか。 ③みにくい。「姸蚩(ケンシ)」 ④みだれる。また、みだす。 し あなどる; おろか; わらう 虫 10 4 説明無し 086a9.svg
痃 1 0 ①筋肉のひきつる病気。「痃癖(ケンペキ)」 ②性病の一種「横痃(オウゲン)・(よこね)」に用いられる字。 げん けん 疒 10 5 説明無し 075c3.svg
念 7 0 ①おもう。考える。おもい。「懸念」「残念」 ②心にとめて忘れない。ねんのため。「念書」「丹念」 ③よむ。となえる。「念仏」「念誦(ネンジュ)」 ねん でん 心 8 4 形声。心と、音符今(キム、コム)→(デム、ネム)から成る。心にかたくとめておく意を表す。 05ff5.svg
桂 準1 0 ①かつら。カツラ科の落葉高木。 ②香木の総称。 ③月に生えているという伝説上の木。転じて、月の異名。 ④将棋の駒(こま)の「桂馬」の略。 かい けい めかつら-; かつら- 木 10 6 形声。木と、音符圭(クヱイ)とから成る。 06842.svg
鬻 1 0 ①かゆ。水を多く入れて炊いたごはん。 ②ひさぐ。売る。「鬻売(イクバイ)」 ③養い育てる。育参考「粥(シュク)」の本字。 きく; び しゅく; いく しゅく; いく かい-; ひさ-ぐ; かゆ-; ひさ-く 鬲 22 12 説明無し 09b3b.svg
屈 4 0 ①かがむ。かがめる。ちぢむ。おれまがる。「屈曲」「屈折」伸 ②くじける。負けてしたがう。「屈辱」「屈服」 ③ゆきづまる。きわまる。「窮屈」 ④つよい。「屈強」倔(クツ) くち; ごち くつ かが-める; かが-む; かが-まる 尸 8 5 形声。意符尾(しっぽ。尸は省略形)と、音符出(シユツ)→(クツ)とから成る。短いしっぽ、転じて、くじく意を表す。 05c48.svg
修 6 0 ①おさめる。まなぶ。「修業」「修行」「研修」 ②なおす。つくろう。「修正」「修理」 ③かざる。「修辞」「修飾」 ④物をまとめる。「修史」「監修」 ⑤ながい。ながさ。「修竹」 しゅ; す しゅう おさ-まる; おさ-める 亻 10 8 形声。彡と、音符攸(イウ)→(シウ)とから成る。かざる、修飾する意を表す。 04fee.svg
苅 準1 0 かる。かりとる。草などをかる。 げ がい か-る; かり- ⺾ 7 4 説明無し 082c5.svg
驕 1 0 ①おごる。おごりたかぶる。いばる。「驕奢(キョウシャ)」傲(ゴウ) ②ほしいまま。きまま。③つよい。さかん。 きょう きょう おご-る 馬 22 12 説明無し 09a55.svg
衊 1 0 ①けがす。血でよごす。 ②はなぢ。 ③はずかしめる。恥をかかせる。「汚」 めち; べつ; ばつ; まち 血 20 14 説明無し
亘 準1 0 ①わたる。 ②めぐる。参考「亙(コウ)」の俗字。 こう; がん; せん こう; かん; せん わた-る; もと-める 二 6 4 象形。外囲いをめぐらしている形にかたどり、めぐる意を表す。 04e98.svg
珥 1 0 ①みみだま。耳の飾り玉。 ②さす。さしはさむ。「珥筆」 参考耳につける玉(王)を表した字。 に じ ひがさ; みみだま; みみかざり 𤣩 10 6 説明無し 073e5.svg
札 7 0 ①ふだ。文字を書いた木や紙などのふだ。「高札」「門札」 ②かきもの。手紙。「書札」 ③証拠となる文書。証文。「鑑札」 ④競売や請負などで価格を書いて出すふだ。いれふだ。「入札」「落札」 ⑤さつ。紙幣。「金札」 ⑥さね。よろいやかぶとの材料になる、鉄や革の小板。 ⑦わかじに。夭折(ヨウセツ)する。 ⑧乗車券。切符。「改札」「出札」 せち さつ ふんだ-; ふだ-; ふみた-; さね- 木 5 1 形声。木と、音符乙(イツ)→(サツ)(乚)とから成る。うすくけずった木のふだ、転じて、文字を書いたふだ、文書の意を表す。 0672d.svg
獅 準1 0 しし(獅子)。ライオン。 し し 犭 13 10 形声。犬と、音符師(シ)とから成る。 07345.svg
笵 1 0 ①かた。いがた(鋳型)。 ②のり(法)。法律。 ①②范(ハン)・範参考「範」の異体字とする説もある。 ぼん はん のり- ⺮ 11 5 説明無し 07b35.svg
撃 4 0 ①手や物などで強くうつ。たたく。なぐる。「撃剣」「打撃」 ②弾丸をうちはなつ。「撃墜」「射撃」 ③敵をせめる。「撃退」「出撃」 ④ふれる。あたる。「目撃」 きゃく けき げき う-つ 手 15 11 旧字は、形声。手と、音符毄(ケキ)(𣪠は変わった形)とから成る。強く打つ意を表す。常用漢字は省略形による。 06483.svg
熾 1 0 ①さかん。勢いがはげしい。「熾烈」 ②おき。おきび。燃えて赤くなった炭火。「熾火」 し し さか-ん; おこ-す 火 16 12 説明無し 071be.svg
歌 9 0 ①うた。うたう。「歌曲」「歌劇」「歌手」 ②特に、やまとうた。わか(和歌)。「歌人」「歌聖」「詠歌」 か か うた-う; うた- 欠 14 10 形声。欠と、音符哥(カ)とから成る。うたを「うたう」意を表す。 06b4c.svg
膣 1 0 女性の生殖器の一部。子宮から体外に通じる管。ちつ。 ちち ちつ ⺼ 15 11 説明無し 081a3.svg
滋 7 0 ①しげ(茂)る。そだつ。そだてる。「滋育」 ②うるおう。養分になる。「滋雨」「滋養」 ③おいしい。味がよい。「滋味」 ④ます。ふえる。 し し じ ま-す; ますます; しげ-る 氵 12 9 旧字は、会意形声。水と、茲(シ)(ふえる)とから成る。水かさが増すことから、ふえる意を表す。常用漢字は省略形による。 06ecb.svg
叩 準1 0 ①たたく。うつ。扣(コウ) ②ぬかずく。ひれふす。「叩頭」 ③ひかえる。引きとめる。 く こう たた-く 卩 5 3 説明無し 053e9.svg
塿 1 0 おか。つか。また、ありづか。「蟻塿(ギロウ)」 る ろう つか; つち 土 14 11 説明無し
身 8 0 ①み。からだ。「身体」「病身」 心 ②おのれ。みずから。じぶん。「自身」「立身」 ③物のなかみ。本体。「刀身」「砲身」 しん しん み-; むくろ-; む- 身 7 0 象形。女性がみごもったさまにかたどり、みごもる意を表す。転じて、からだの意に用いる。 08eab.svg
璃 2 0 宝玉の「玻璃(ハリ)」「瑠璃(ルリ)」に用いられる字。 り り 𤣩 14 10 形声。玉と、音符(リ)とから成る。美しく光る玉の意を表す。 07483.svg
金 10 0 ①かなもの。鉄・銅などの鉱物の総称。「金属」「合金」 ②きん。こがね。おうごん。「金塊」「純金」 ③りっぱな。美しい。「金言」「金剛」 ④ぜに。通貨。おかね。「金額」「貯金」 ⑤五行の一つ。 ⑥七曜の一つ。金曜。 ⑦将棋の駒(こま)の「金将」の略。 こん きん かな-; くがね-; こがね-; かね- 金 8 0 形声。意符土(つち)と、八(鉱物を示す形)と、音符今(キム、コム)とから成る。土の中にふくまれている鉱物の意を表す。転じて、金属・こがねの意に用いる。 091d1.svg
要 7 0 ①かなめ。大切なところ。「要所」「要点」「重要」 ②いる。入り用である。もとめる。「要求」「必要」 ③まとめる。あらまし。「要旨」「概要」 ④まちぶせする。「要撃」 よう よう い-る; ぬま-; ぬみ-; かのめ-; かなめ- 覀 9 3 会意。人が両手でこしを押さえているさまにかたどり、こし、また、こしにおびをしめる意を表す。「腰(エウ)」の原字。ひいて「かなめ」の意に用いる。教育用漢字は俗字による。 08981.svg
討 5 0 ①うつ。せめうつ。「討伐」「追討」 ②たずねる。しらべる。きわめる。「討論」「検討」 とう とう たず-ねる; う-つ 訁 10 3 会意。言と、寸(のり、きまり)とから成り、決まりに従って治める意を表す。ひいて「うつ」意に用いる。 08a0e.svg
早 10 0 ①朝がはやい。時刻がはやい。「早暁」「早朝」 ②時期がはやい。はやすぎる。「早計」「早婚」「尚早」 ③季節がはやい。「早春」 ①~③晩・暮 ④速度がはやい。すみやか。すぐ。「早急」「早速」 ⑤さ。若々しい意味を表す接頭語。「早乙女」 そう そう さっ さ-; はや-まる; はや-い; はや-める; わさ- 日 6 2 象形。さじの形にかたどる。借りて、よあけ、「はやい」意に用いる。 065e9.svg
澆 1 0 ①そそぐ。水をかける。「澆灌(ギョウカン)」 ②うすい。人情がうすい。「澆季」「澆薄」 ③かるがるしい。「澆詭(ギョウキ)」 ぎょう そそぐ 氵 15 12 説明無し 06f86.svg
勢 6 0 ①いきおい。さかんな力。「勢力」「優勢」 ②ようす。ありさま。「運勢」「情勢」 ③むれ。人の集まり。「軍勢」「多勢」 ④男性の生殖器。「去勢」 ⑤「伊勢(いせ)の国」の略。「勢州」 せ せい ぜい はず-み; いきお-い 力 13 11 会意形声。力と、埶(セイ)(草を植える)とから成り、草木を生長させる力、ひいて、ものを支配する力の意を表す。「埶」の後にできた字。 052e2.svg
狎 1 0 ①なれる。なれ親しむ。「狎昵(コウジツ)」「狎客(コウカク)」「親狎」 ②ならす。てなずける。 ③あなどる。軽んじる。「狎玩(コウガン)」 ④もてあそぶ。 ぎょう こう あなど-る; な-れる 犭 8 5 説明無し 072ce.svg
嬖 1 0 おきにいり。貴人にかわいがられている、身分の低い女性や家臣。「嬖愛」「嬖妾(ヘイショウ)」 はい へい きにいり 女 16 13 説明無し 05b16.svg
席 7 0 ①せき。座る場所。会場。「座席」「退席」「宴席」 ②むしろ。敷物。また、むしろを敷く。「席巻」 蓆(セキ) ③地位や順序。「席次」「首席」 ④よせ。演芸場。「席亭」「定席(ジョウセキ)」 じゃく せき むしろ- 巾 10 7 形声。巾と、音符庶(シヨ)→(セキ)(は省略形)とから成る。しきもの、ひいて、座る所の意を表す。 05e2d.svg
肋 準1 0 あばら。あばらぼね。「肋膜」「肋骨」 ろく ろく ばら-; あばら- ⺼ 6 2 形声。肉+音符力(リヨク)→(ロク)。 0808b.svg
数 9 0 ①かず。かずをかぞえる。「数字」「数値」「点数」 ②いくらか。いくつか。「数回」「数人」 ③めぐり合わせ。運命。「数奇」「命数」 ④はかりごと。たくらみ。「術数」 ⑤しばしば。たびたび。 しゅ; そく す; しょく; さく すう かず-; せ-める; しばしば-; かぞ-える 攵 13 9 旧字は、形声。攴と、音符婁(ロウ、ル)→(ス、サク)(ソク)とから成る。「かぞえる」意を表す。教育用漢字は俗字による。 06570.svg
緘 1 0 ①とじる。ふさぐ。手紙などに封をする。「緘口」「封緘」 ②とじなわ。箱が開かないようにしばるなわやひも。 ③てがみ。「緘札」「緘書」 けん かん と-じる 糹 15 9 説明無し 07dd8.svg
宝 5 0 ①たから。たからもの。また、たからとする。「宝石」「宝典」 ②天子・仏などに関して添える敬称。「宝位」 ほう ほう ほ たから- 宀 8 5 旧字は、会意形声。宀と、王(=玉)と、貝(貨幣)と、缶(フウ)→(ホウ)(酒つぼ)とから成る。玉などをつぼに入れて家の中にたいせつにしまっておく、ひいて、財宝の意を表す。教育用漢字は俗字による。 05b9d.svg
襟 準2 0 ①衣服のえり。「開襟」衿(キン) ②むね。心の中。「襟懐」「胸襟」 こん きん えり- ⻂ 18 13 形声。衣と、音符禁(キム)とから成る。衣服の合わせめ、「えり」の意を表す。 0895f.svg
蝗 1 0 いなご。イナゴ科の昆虫の総称。「蝗旱(コウカン)」 おう こう いなご- 虫 15 9 説明無し 08757.svg
底 7 0 ①そこ。ものの最も下の部分。奥深いところ。「底辺」「心底」「湖底」 ②物事のもとになるもの。「底本」「根底」 たい てい そこ-; なんぞ 广 8 5 形声。广と、音符氐(テイ)とから成る。とどまり住む意を表す。転じて、「そこ」の意に用いる。 05e95.svg
嚙 準1 0 かむ。かじる。咬(コウ) ぎょう ごう こう かぶ-る; か-ませる; か-ます; かじ-る; か-む; しが-む 口 18 15 説明無し
息 8 0 ①いき。いきをする。呼吸。「息吹(いぶき)」「嘆息」 ②生きる。生きている。「消息」「生息」 ③やすむ。いこう。「安息」「休息」 ④やめる。おわる。消える。「息災」「終息」 ⑤こども。むすこ(息子)。「子息」「息女」 ⑥ふえる。ふやす。「利息」 そく しょく いき-; やめる; やす-む 心 10 6 会意。心(心臓)と、自(はな)とから成り、呼吸する「いき」の意を表す。 0606f.svg
馴 準1 0 ジュン ①なれる。ならす。なつく。「馴化」「馴致」 ②おとなしい。従順な。すなお。よい。「馴雅」「馴行」 クン おしえ。おしえる。 じゅん しゅん な-らす; な-れる; したが-う 馬 13 3 形声。馬と、音符川(セン)→(シユン)とから成る。 099b4.svg
可 6 0 ①よい。よいと許す。「可決」「許可」「認可」否 ②できる。「可逆」「可能」「可変」 ③べし。するべきである。 ④…ばかり。ほど。 こく か か よ-い; ばかり; べ-し 口 5 2 形声。口と、音符𠀀(カ)(丁は変わった形)とから成る。同意する意を表す。また、許可・可能などの意を表す助字に用いる。 053ef.svg
鬩 1 0 せめぐ。言い争う。仲たがいする。「鬩牆(ゲキショウ)」 きゃく けき げき せめ-ぐ 鬥 18 8 説明無し 09b29.svg
貶 1 0 ①おとす。しりぞける。官位を下げる。「貶斥」 ②おとしめる。けなす。そしる。「褒貶」褒 ③へらす。へる。 へん へん おとし-める; おとし-む; けな-す; さげす-む 貝 11 4 説明無し 08cb6.svg
斉 準2 0 セイ ①そろう。そろえる。「斉唱」「一斉」 ②ととのう。ととのえる。「均斉」 ③ひとしい。「斉一」 ④おさめる。「斉家」 ⑤おごそか。つつしむ。「斉聖」 ⑥中国の王朝・国名。 サイ ものいみ。ものいみする。 斎 ざい; し; せ せい; し; さい ひと-しい; そろ-える; ととの-える; そろ-う; ととの-う 斉 8 0 旧字は、象形。穀物の穂がびっしり生えそろっているさまにかたどり、「そろう」、ひいて「ひとしい」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 06589.svg
鈑 1 0 いたがね。金属の延べ板。「鈑金」 へん はん いたがね- 釒 12 4 説明無し 09211.svg
急 8 0 ①いそぐ。せく。進みかたがはやい。「急務」「急用」「至急」緩 ②さしせまっている。「急迫」「火急」「緊急」 ③にわかに。とつぜん。「急激」「急死」「急変」 ④傾斜などの度合いがきつい。「急坂」 ⑤雅楽・能楽などの曲の最後の部分。「序破急」 ⑥「急行」の略。「特急」 こう きゅう いそ-ぐ; せ-く 心 9 5 形声。心と、音符(キフ)(・刍は変わった形)とから成る。気ぜわしい意を表し、ひいて、「いそぐ」意に用いる。 06025.svg
腱 1 0 すじ。すじのつけね。筋肉を骨に結びつけている組織。「腱鞘(ケンショウ)」 きん こん けん ⺼ 13 9 説明無し 08171.svg
妻 6 0 ①つま。夫の配偶者。「妻子」「妻帯」「良妻」 夫 ②めあわせる。よめにやる。 さい せい つま-; めあわ-せる 女 8 5 象形。かんざしをさし、手()で髪を調えている女の形にかたどり、「つま」となった者の意を表す。 059bb.svg
翊 1 0 ①鳥がとぶ。とびこえる。 ②たすける。「翊賛」翼 ③あくるひ。参考もと、「翌」と同じ字。羽を立ててとびたつ意を表す字。 よく あけ; たすける 羽 11 5 説明無し 07fca.svg
喝 準2 0 ①しかる。おどす。「喝破」「一喝」「恫喝(ドウカツ)」 ②大声をあげる。「喝采(カッサイ)」 かち かつ しか-る 口 11 8 旧字は、形声。口と、音符曷(カツ)とから成る。のどがかわいて水をほしがる意を表す。借りて「しかる」意に用いる。常用漢字は省略形による。 0559d.svg
蕊 準1 0 しべ。花の生殖器官。おしべ(雄蕊)とめしべ(雌蕊)。 ぬい ずい しべ- ⺾ 15 12 説明無し 0854a.svg
娑 1 0 ①舞うようす。 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「娑婆(シャバ)」 さ さ しゃ ま-う 女 10 7 説明無し 05a11.svg
攻 4 0 ①せめる。敵をうつ。「攻略」「侵攻」 ②みがく。まなぶ。おさめる。「攻究」「攻玉」「専攻」 く こう せ-める; おさ-める 攵 7 3 形声。攴と、音符工(コウ)とから成る。「おさめる」、転じて「せめる」意を表す。 0653b.svg
鸚 準1 0 おうむ(鸚鵡)。オウム科の鳥。「鸚猩(オウショウ)」 よう おう いん 鳥 28 17 説明無し 09e1a.svg
践 準2 0 ①ふむ。ふみ行う。実行する。「実践」 ②位につく。「践祚(センソ)」 ぜん せん ふ-む ⻊ 13 6 旧字は、形声。足と、音符戔(セン)とから成る。「ふむ」意を表す。常用漢字は俗字による。 08df5.svg
瑙 1 0 宝石の「瑪瑙(メノウ)」に用いられる字。 のう どう 𤣩 13 9 説明無し 07459.svg
貞 準2 0 ただしい。心が正しい。みさおを守る。「貞淑」「貞節」 ちょう てい じょう ただ-しい 貝 9 2 形声。卜と、音符鼎(テイ)(貝は誤り変わった形)とから成る。うらないをして神意を問う、ひいて「ただしい」意を表す。 08c9e.svg
襖 準1 0 ①ふすま。からかみ。 ②うわぎ。あお。昔の衣服。「素襖」 ③わたいれ。 おう あお-; ふすま- ⻂ 18 13 形声。衣と、音符奧(アウ)とから成る。 08956.svg
貪 2 0 むさぼる。よくばる。よくばり。「貪婪(ドンラン)」「貪欲(ドンヨク)」 とん たん どん むさぼ-る 貝 11 4 形声。貝と、音符今(キム)→(タム)とから成る。財貨を欲ばる意を表す。 08caa.svg
揄 1 0 ①からかう。なぶる。「揶揄(ヤユ)」 ②ひく。ひき出す。「揄揚」 ゆう; ゆ うごかす; なぶる; ひく 扌 12 9 説明無し 063c4.svg
仄 1 0 ①ほのか。かすかに。「仄聞」 ②かたむく。かたよる。うらがえる。「仄日」「反仄」 ③かたわら。 側 ④そばだつ。そばだてる。「傾仄」 ⑤いやしい。せまい。 ⑥漢字音の上声(ジョウショウ)・去声(キョショウ)・入声(ニッショウ)の総称。「仄韻(ソクイン)」 平 しき しょく そく ほの-か; かたむ-く 人 4 2 説明無し 04ec4.svg
聢 1 1 しかと。たしかに。まちがいなく。「聢と頼んだぞ」 参考耳で定かにきくことを表す字。 しかと 耳 14 8 説明無し 08062.svg
拠 4 0 ①よる。たよる。たてこもる。「依拠」「占拠」「割拠」 ②よりどころ。あかし。「根拠」「証拠」 ③つのる。金銭を出しあう。「拠出」 こ きょ よりどころ-; よ-る 扌 8 5 旧字は、形声。手と、音符豦(キヨ)とから成る。手でよりすがってもつ、ひいて、よりどころとする意を表す。常用漢字は俗字による。 062e0.svg
芙 準1 0 はす(蓮)。はちす。スイレン科の多年草。「芙渠(フキョ)」「芙蓉(フヨウ)」 ぶ ふ はす- ⺾ 7 4 形声。艸と、音符夫(フ)とから成る。 08299.svg
黍 準1 0 五穀の一つ。きび。イネ科の一年草。「黍禾(ショカ)」「黍稷(ショショク)」 しょ しょ きび- 黍 12 0 説明無し 09ecd.svg
書 9 0 ①かく。かきしるす。「書写」「清書」 ②しょ。かいたもの。(ア)文字。字体。「書契」「行書」(イ)かきつけ。手紙。「書簡」「信書」(ウ)本。「書物」「図書」 ③五経の一つ。「書経」の略。 しょ しょ ふみ-; か-く 曰 10 6 形声。聿と、音符者(シヤ)→(シヨ)(曰は省略形)とから成る。筆で物事をかきつける意を表す。転じて「ふみ」の意に用いる。 066f8.svg
訣 準1 0 ①わかれる。いとまごい。「訣別」「永訣」 ②おくのて。おくぎ。「訣要」「秘訣」 けい けち けつ わか-れる 訁 11 4 形声。言と、音符夬(クヱツ)とから成る。 08a23.svg
吞 準1 0 ①のむ。まるのみにする。「吞舟」吐 ②とりこむ。「併吞」 てん; どん; とん の-む 口 7 4 形声。口と、音符天(テン)→(トン)とから成る。
鏈 1 0 ①くさり(鎖)。 ②鉛の精錬していないもの。 てん; れん くさり 釒 19 11 説明無し 093c8.svg
跏 1 0 あぐら。あぐらをかく。足を前に組んですわる。「跏趺(カフ)」 か ⻊ 12 5 説明無し 08dcf.svg
吃 準1 0 ①どもる。言葉がつかえる。「吃音」 ②飲む。くう。食べる。す(吸)う。 こち きつ ども-る; ども-り 口 6 3 説明無し 05403.svg
恵 4 0 ①めぐむ。情けをかける。めぐみ。「恵贈」 ②かしこい。さとい。「恵眼」「知恵」慧(ケイ)参考「恵」の草書体の変形が片仮名の「ヱ」に、草書体が平仮名の「ゑ」になった。 え けい めぐ-まれる; めぐ-む; めぐみ- 心 10 6 旧字は、会意。心と、叀(せん)(=。つつしみぶかい)とから成る。「めぐむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 06075.svg
檋 1 0 かんじきの類。氷雪の中や山などを歩くためのすべりどめのある歩行用具。 こく; きょく; きょう かんじき 木 17 13 説明無し
宇 5 0 ①のき。ひさし。やね。いえ。「殿宇」「堂宇」「廟宇(ビョウウ)」 ②そら。天。無限の空間。「宇宙」 ③天下。天地四方。世界。「宇内(ウダイ)」 ④こころ。精神。度量。「気宇」「眉宇(ビウ)」参考「宇」の冠が片仮名の「ウ」に、草書体が平仮名の「う」になった。 う う のき-; いえ- 宀 6 3 形声。宀と、音符于(ウ)とから成る。屋根のひさし、家の四方のすみ、ひいて、上からおおう所の意を表す。 05b87.svg
村 10 0 ①むらざと。いなか。「村落」「山村」 ②むら。地方自治体の一つ。「村会」「市町村」 そん そん むら- 木 7 3 本字は、形声。意符邑(ゆう)(むら)と、音符屯(トン)→(ソン)とから成る。人が集まり住む「むら」の意を表す。村は形声で、木と、音符寸(ソン)とから成り、もと、木の名を表したが、のち、の意に用いる。 06751.svg
洗 5 0 あらう。すすぐ。きれいにする。「洗濯」「洗面」「水洗」 せん; さい せい; せん あら-う 氵 9 6 形声。水と、音符先(セン)とから成る。水で「あらう」意を表す。 06d17.svg
鞅 1 0 ①むながい。牛馬の首につける革ひも。「羈鞅(キオウ)」 ②はらおび。ウマの腹に締める帯。 ③きずな。 ④になう。「鞅掌」 ⑤うらむ。不平に思う。「鞅鞅」怏(オウ) ⑥「鞅罔(オウモウ)」は、わるがしこい。 おう; よう むながい; うらむ; はらおび 革 14 5 説明無し 09785.svg
滌 1 0 あらう。すすぐ。「滌蕩(デキトウ)」「洗滌」 でき; じょう あらう 氵 14 11 説明無し 06ecc.svg
暑 8 0 ①あつい。気温が高い。「暑気」「炎暑」「酷暑」 寒 ②あつい季節。特に、夏の土用一八日間。「暑中」「大暑」 しょ しょ あつ-い; あつ-さ 日 12 8 旧字は、形声。日と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。「あつい」意を表す。教育用漢字は省略形による。 06691.svg
跖 1 0 ①あし(足)。あしのうら。②ふむ。踏みつける。③古代中国の泥棒の名。「盗跖」 せき あしのうら ⻊ 12 5 説明無し 08dd6.svg
紂 1 0 ①しりがい。ウシやウマの尻(しり)にかけるひも。 ②中国、殷(イン)王朝最後の王。暴君として有名。 じゅう ちゅう しりがい 糹 9 3 説明無し 07d02.svg
益 6 0 ①ます。加わる。みちあふれる。「増益」溢(イツ) ②ためになる。役にたつ。「益虫」「実益」「有益」 ③もうけ。とく。「収益」「受益」「利益」損 ④ますます。 やく えき ま-す; ますます- 皿 10 5 会意。皿と、水(みず)とから成る。容器から水があふれているさまにより、あふれる意を表す。「溢(イツ)」の原字。転じて「ます」意に用いる。 076ca.svg
螟 1 0 ①ずいむし。くきむし。イネの茎などを食う害虫。 ②あおむしの一種「螟蛉(メイレイ)」に用いられる字。 べい みょう めい ずいむし 虫 16 10 説明無し 0879f.svg
晶 3 0 ①あきらか。明るく輝くさま。「晶光」 ②純粋な鉱物に見られる規則的な一定の形。「結晶」 しょう せい あき-らか 日 12 8 象形。多くの星がかがやくさまにかたどる。ひかり、ひいて「あきらか」の意を表す。 06676.svg
巌 準1 0 ①いわ。いわお。大きな石。「巌窟(ガンクツ)」「巌穴」「巌頭」岩 ②けわしい。「巌阻」「巌巒(ガンラン)」 ③がけ。「巌崖」 げん がん けわ-しい; いわお-; いわ- 山 20 17 形声。山と、音符嚴(ゲム)→(ガム)とから成る。山がごつごつと険しい、ひいて「いわお」の意を表す。「巌」は省略形による。 05dcc.svg
拇 1 0 おやゆび(親指)。「拇印」「拇指」 も; む ぼう ぼ おやゆび 扌 8 5 説明無し 062c7.svg
齦 1 0 ①はぐき(歯茎)。「齦齦」 ②かむ。 こん ぎん はぐき- 齒 21 6 説明無し 09f66.svg
面 8 0 ①おも。おもて。人の顔。つら。「面相」「赤面」 ②顔につけるかぶり物。おめん。「仮面」「能面」 ③向き合う。顔を合わせる。「面談」「直面」 ④うわべ。物のおもて。「地面」「表面」 ⑤文字などの記されたところ。「紙面」「画面」 ⑥むき。方向。「正面」「方面」 めん べん おもて-; つら-; も-; おも- 面 9 0 指事。𦣻(しゆ)(=首。あたま)と、それを包む線とにより、顔の意を表す。 09762.svg
註 準1 0 ときあかす。字句の意味を解きあかす。 ちゅう ちゅう とく; しる-す; ときあか-す 訁 12 5 形声。言と、音符(シユ)→(チユ)とから成る。 08a3b.svg
堝 1 0 るつぼ。金属を溶かすために用いる器。「坩堝(カンカ)・(るつぼ)」 か か るつぼ 土 12 9 説明無し 0581d.svg
委 8 0 ①ゆだねる。まかせる。「委員」「委譲」「委嘱」 ②くわしい。こまかい。「委曲」「委細」「委悉(イシツ)」 ③おく。さし出す。④すてる。すておく。「委棄」 い い すえ; くわ-しい; ゆだ-ねる 女 8 5 会意。女と、禾(か)(くねくねと曲がる)とから成り、女がなびき従う、ひいて、まかせる、転じて「すえ」「くわしい」意を表す。 059d4.svg
鉄 8 0 ①てつ。金属元素の一つ。くろがね。「鉄鉱」「鋼鉄」 ②刃物。兵器。「寸鉄」 ③てつのようにかたく強い。「鉄人」「鉄腕」 ④「鉄道」の略。「私鉄」 てち てつ かね-; くろがね- 釒 13 5 旧字は、形声。金と、音符(テツ)とから成る。「くろがね」の意を表す。鉄は、もと、紩(ちつ)の別体字であるが、俗にの略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 09244.svg
漓 1 0 ①うす(薄)い。 ②したたる。ながれる。しみこむ。「淋漓(リンリ)」 り うすい 氵 14 11 説明無し 06f13.svg
飆 1 0 ①かぜ。つむじかぜ。大風。「飆塵(ヒョウジン)」飄(ヒョウ) ②みだ(乱)れる。参考イヌが風をまきおこしながら群がって走るさまを表した字。 ひょう ひょう つむじかぜ- 風 21 12 説明無し 098c6.svg
燠 1 0 ①あたたかい。あつい。 ②いたみ思う声。 ③おき。赤く熱した炭火。 う; いく; おう あたた-かい 火 17 13 説明無し 071e0.svg
灯 7 0 ひ。ともしび。あかり。「灯下」「灯明」 とう; ちょう とう; てい ちん; とん ひ-; あかし-; ともしび- 火 6 2 (A)形声。火と、音符丁(テイ)とから成る。もと、燃えさかる火の意を表したが、俗に燈の意に用いる。教育用漢字はこれによる。 (B)形声。火と、音符登(トウ)とから成る。「ともしび」の意を表す。 0706f.svg
凜 1 0 ①さむい。寒さがきびしい。「凜冽(リンレツ)」 ②きびしい。りりしい。すさまじい。身や心がひきしまる。「凜然」 りん りん きびし-い 冫 15 13 形声。冫と、音符稟(リム)とから成る。 051dc.svg
哈 1 0 ①魚が口を動かすさま。また、魚が多いさま。 ②口をつけてすする。歃(ソウ) ごう; とう; こう; か; しょう ごう; とう; こう; か; そう は く-う; の-む; すす-る 口 9 6 説明無し 054c8.svg
涼 準2 0 ①すずしい。すずしさ。「涼風」「納涼」「涼を求める」 ②うすい。とぼしい。 ③ものさびしい。「荒涼」 ろう りょう うす-い; すず-やか; さが-す; ひや-す; すず-しい; すず-む; まことに 氵 11 8 形声。水と、音符京(ケイ)→(リヤウ)とから成る。「すずしい」意を表す。 06dbc.svg
騅 1 0 ①あしげ。白の中に青・黒・茶などの毛のまじったウマ。 ②中国、楚(ソ)の項羽の愛馬の名。 すい あしげ 馬 18 8 説明無し 09a05.svg
元 9 0 ①もと。根本。「元金」「元素」原 ②はじめ。はじまり。「元祖」「元日」 ③あたま。くび。「元服」 ④おさ。つかさ。第一の人。首長。「元勲」「元首」 ⑤年号。「元号」「改元」 ⑥中国の王朝名。「元寇(ゲンコウ)」 ⑦中国の貨幣単位。 ごん げん がん こうべ-; もと- ⼉ 4 2 指事。儿と、二(頭部を示す)とから成り、人の頭、ひいて、おさ、「もと」などの意を表す。 05143.svg
採 6 0 ①とる。とり出す。とり入れる。「採掘」「伐採」「採光」 ②拾いとる。集める。「採取」「採集」 ③えらびとる。「採択」「採用」 さい さい と-る 扌 11 8 会意形声。手と、(サイ)(とる)とから成り、手でつまみとる意を表す。「(采)」の後にできた字。 063a1.svg
哥 1 0 うた。うたう。「和哥」歌 か か こ にい-; あに-; うた-う; うた- 口 10 7 説明無し 054e5.svg
礬 1 0 硫酸を含んだ鉱物の一種。「明礬」 ぼん はん ばん 石 20 15 説明無し 0792c.svg
咏 1 0 ①うたう。声を長く引いて詩歌をうたう。また、そのうた。「吟咏」 ②声に出して感動する。「咏歎(エイタン)」 よう えい うた-う; よ-む 口 8 5 説明無し 0548f.svg
億 7 0 ①数の名。おく。一万の一万倍。また、数のきわめて多いこと。「億載」「億兆」「巨億」 ②おしはかる。「億測」「億断」憶(オク)・臆(オク) ③安んじる。「供億」 おく よく お 亻 15 13 形声。人と、音符意(イ)→(ヨク)とから成る。人が安んじる意を表す。借りて、十万、また、万万の意に用いる。 05104.svg
憔 1 0 やつれる。やせおとろえる。「憔悴(ショウスイ)」「憔慮」 じょう しょう やつ-れる; やせ-る 忄 15 12 説明無し 06194.svg
哨 準1 0 みはり。ものみ。見張りをする。「哨戒」「哨兵」 しょう そう; しょう みはり- 口 10 7 形声。口と、音符(セウ)とから成る。口をすぼめる意を表す。 054e8.svg
雍 1 0 ①やわらぐ。なごむ。「雍雍」「雍和」 ②ふさぐ。さえぎる。「雍防」 ③いだく。保つ。「雍樹」 よう; ゆ やわらぐ; ふさぐ 隹 13 5 説明無し 096cd.svg
螈 1 0 ①なつご(夏蚕)。 ②「蠑螈(エイゲン)(いもり)」に用いられる字。 ごん げん いもり- 虫 16 10 説明無し
忱 1 0 まこと。まごころ。 じん しん まこと- 忄 7 4 説明無し 05ff1.svg
模 5 0 ①かた。ひながた。のり。「模型」「模範」 ②かたどる。のっとる。まねる。「模造」「模倣」 ③手さぐりする。さぐる。「模索」 ④かざり。ようす。「模様」 ⑤はっきりしない。「模糊(モコ)」 も ぼ かた-; のっと-る; かたど-る; かたぎ- 木 14 10 形声。木と、音符莫(ボ)とから成る。同じ形のものをつくるための木型、ひいて、手本の意を表す。 06a21.svg
豹 準1 0 ひょう。ネコ科の哺乳(ホニュウ)動物。「豹変」参考「海豹(カイヒョウ)」はあざらしのこと。 ひょう ほう 豸 10 3 形声。豸と、音符勺(シヤク)→(ハウ)とから成る。ひょうの意を表す。 08c79.svg
弾 4 0 ①たま。銃砲のたま。「弾丸」「銃弾」 ②はずむ。はじく。はねかえる。はずみ。「弾力」「弾性」 ③ただす。せめる。「弾劾」「糾弾」 ④ひく。かなでる。「弾琴」「連弾」 だん たん たま-; はじ-ける; はず-む; ひ-く; はじ-く 弓 12 9 旧字は、形声。弓と、音符單(タン)とから成る。石つぶてなどを飛ばす弓、ひいて、「はじく」意を表す。常用漢字は省略形による。 05f3e.svg
淵 準1 0 ①ふち。水を深くたたえている所。「深淵」「淵海」 ②物の多く集まっている所。「淵叢(エンソウ)」 ③ふかい。おくぶかい。静まりかえる。「淵淵」「淵然」 えん えん かた-い; ふち-; はなわ- 氵 12 9 古字は象形で、たたえた水がめぐり、うずまいているさまにかたどり、「ふち」の意を表す。のち、さらに水が加わって、会意形声字の淵ができた。 06df5.svg
親 9 0 ①おや。父母。「親権」「両親」 子 ②みうち。血つづき。「親族」「近親」 ③したしむ。したしい。むつまじい。「親愛」「懇親」 ④みずから。みずからする。「親書」「親政」 しん しん した-しむ; おや-; した-しい; みずか-ら 見 16 9 会意形声。見と、木(き)と、辛(シン)(はり。立は省略形)とから成る。木材に針を打った神木で位牌(いはい)を作り、これを仰ぎ見ることから「おや」の意を表す。 089aa.svg
鶺 1 0 セキレイ科の鳥「鶺鴒(セキレイ)」に用いられる字。 しゃく せき 鳥 21 10 説明無し 09dba.svg
渇 準2 0 ①かれる。水がなくなる。「渇水」「枯渇」竭(ケツ) ②のどがかわく。「飢渇」 ③むさぼる。ひどくほしがる。「渇仰(カツゴウ)・(カツギョウ)」「渇望」 かつ かわき; かわ-く 氵 11 8 旧字は、形声。水と、音符曷(カツ)→(ケツ)とから成る。水がかれてなくなる意を表す。常用漢字は俗字による。 06e07.svg
喀 1 0 は(吐)く。のどにつかえたものをはく。「喀喀」「喀血」「喀痰(カクタン)」 かく は-く 口 12 9 説明無し 05580.svg
痢 準2 0 はらくだり。はらくだし。「痢病」「下痢」 り り はらくだり 疒 12 7 形声。疒と、音符利(リ)とから成る。 075e2.svg
韃 準1 0 ①むち。むちうつ。撻(タツ) ②蒙古(モウコ)系部族の「韃靼(ダッタン)」に用いられる字。 たち たつ だつ むち; むちうつ 革 22 13 説明無し 097c3.svg
肯 準2 0 ①うなずく。がえんじる。うべなう。よしとする。「肯定」「首肯」「肯諾」否 ②あえて。すすんで…する。 ③骨のついた肉。転じて、物事の急所。要点。「肯(コウケイ)」 かい こう こう がえ-んずる; うけが-う; うべな-う; あ-えて; がえ-んじる 肉 8 4 象形。肉が骨に密着している形にかたどる。骨にかたくついた肉の意を表す。借りて、「うべなう」「あえて」などの意に用いる。 080af.svg
厩 準1 0 うまや。馬小屋。「厩舎」 きゅう うまや- 厂 14 12 形声。广と、音符𣪘(キウ)とから成る。 053a9.svg
姆 1 0 ①うば。めのと。もり。「保姆」姥(ボ) ②あによめ。弟の妻が兄の妻をよぶ語。 も ぼ かしずき; うば- 女 8 5 説明無し 059c6.svg
闍 1 0 ①うてな。城門の物見台。 ②まち。城の外郭の内側の町。 ③梵語(ボンゴ)の音訳に用いる。「阿闍梨(アジャリ)」 じゃ; つ と; しゃ うてな- 門 17 9 説明無し 095cd.svg
捻 2 0 ねじる。ひねる。よじる。「捻挫(ネンザ)」「捻出」拈(ネン)・撚(ネン) ねん; にょう じょう; でん ひね-くれる; ねじ-れ; ひね-り; ねじ-る; ひね-る; よじる; ひね-くる 扌 11 8 形声。手と、音符念(デム)→(デフ)とから成る。 0637b.svg
鄭 準1 0 ①かさなる。ていねい。ねんごろ。「鄭重」 ②中国の国名の一つ。 じょう てい かさ-ねる; ねんご-ろ 阝 15 12 形声。邑と、音符奠(テン)→(テイ)とから成る。 0912d.svg
蛯 1 1 えび(海老・蝦)。エビ科の節足動物。参考老人の腰のように曲がっていることから、この字ができた。 えび- 虫 12 6 説明無し 086ef.svg
骸 2 0 むくろ。ほね。なきがら。からだ。「骸軀(ガイク)」「骸骨」「形骸」 げ かい がい むくろ- 骨 16 6 形声。骨と、音符亥(カイ)とから成る。 09ab8.svg
杠 1 0 ①小さな橋。 ②よこぎ。はたざお。「杠秤(コウショウ)・(ちきり)」 ③ちぎ。ちきり。大型のさおばかり。 こう てこ 木 7 3 説明無し 06760.svg
練 8 0 ①ねる。(ア)絹をねる。ねりぎぬ。「練糸」(イ)心身や技芸をきたえる。「練習」「訓練」錬 ②こねる。ねり固める。「練炭」「練乳」 れん れん ねりぎぬ-; ね-る; ね-り 糹 14 8 旧字は、形声。糸と、音符柬(カン)→(レン)とから成る。灰汁(あく)で煮てやわらかにし、光沢を出した「ねりぎぬ」、ひいて「ねる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 07df4.svg
乂 1 0 ①かる。草をかる。刈 ②おさめる。おさまる。「乂安」「乂寧」 ①②艾(ガイ) ③すぐれる。かしこい人。「俊乂」参考草刈りばさみの形からできた字。 げ がい か-る; おさ-まる; さび-しい; こ-らす; やしな-う; おさ-める 丿 2 1 説明無し 04e42.svg
樟 準1 0 くす。くすのき。クスノキ科の常緑高木。「樟脳」 しょう しょう くすのき-; くす- 木 15 11 形声。木と、音符章(シヤウ)とから成る。 06a1f.svg
睾 1 0 ①さわ(沢)。水辺の低地。 ②きんたま。男性の生殖器官。「睾丸」 ③たか(高)いさま。また、広く大きいさま。「睾睾」 こう さわ-; きんたま- 目 14 9 説明無し 0777e.svg
縁 4 0 ①ふち。へり。物のまわり。「縁海」「縁側」「縁辺」 ②よる。ちなむ。もとづく。「縁語」「由縁」 ③ゆかり。つながり。「縁故」「縁者」「血縁」「金に縁がない」 ④特に仏教で、物事が生ずる原因。めぐりあわせ。「縁起」「縁日」「因縁」 えん えん ゆかり-; へり-; ふち-; よ-る; よすが-; えにし- 糹 15 9 形声。糸と、音符彖(タン)→(エン)とから成る。織物の「ふち」の意を表す。借りて「よる」意に用いる。 07e01.svg
拡 5 0 ひろがる。ひろげる。ひろめる。「拡散」「拡大」「拡張」 かく かく ひろ-げる; ひろ-がる; ひろめる 扌 8 5 旧字は、会意形声。手と、廣(クワウ)→(クワク)(ひろい、ひろげる)とから成り、「ひろげる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 062e1.svg
野 9 0 ヤ ①の。のはら。「野営」「原野」 ②はたけ。耕地。「野菜」「田野」 ③民間。「野党」「在野」朝 ④自然のままの。「野生」「野鳥」 ⑤あらい。いやしい。ひらけていない。「野蛮」「粗野」 ⑥だいそれた。身分不相応の。「野心」「野望」 ⑦区分した地域。「視野」「分野」 ⑧「下野(しもつけ)の国」の略。「野州」 ショ いなかや。別荘。 じょ; や しょ; や の-; いなかや-; いや-しい 里 11 4 形声。里と、音符予(ヨ)→(ヤ)とから成る。郊外の村里、のはらの意を表す。 091ce.svg
毘 準1 0 ①たすける。 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「荼毘(ダビ)」 び ひ たす-ける 比 9 5 形声。意符囟(しん)(ひよめき。田は変わった形)と、音符比(ヒ)とから成る。人のへその意を表す。借りて、たすける意に用いる。 06bd8.svg
雖 1 0 いえども。…ではあるけれども。たとえ…でも。条件を表す助字。 すい すい いえど-も 隹 17 9 説明無し 096d6.svg
籠 2 0 ①かご。竹などで編んで作った入れ物。「籠球」「印籠」 ②こめる。とりこめる。まるめこむ。「籠絡」 ③こもる。とじこもる。「籠居」「籠城」 る ろう ろん こ-む; かご-; こ-める; こ-もる ⺮ 22 16 形声。竹と、音符龍(ロウ)とから成る。竹製の「かご」の意を表す。 07c60.svg
巡 4 0 ①めぐる。まわり歩く。「巡回」「巡業」「巡礼」 ②みまわる。「巡察」「巡視」 じゅん しゅん めぐ-り; めぐ-る 巛 6 3 形声。辵と、音符川(セン)→(ジユン)(巛)とから成る。見まわる意を表す。 05de1.svg
堪 準2 0 ①たえる。こらえる。「堪忍」 ②うちかつ。すぐれる。「堪能」 こん かん たん た-える; こた-える; こら-える 土 12 9 形声。土と、音符甚(シム)→(カム)とから成る。盛り上がった土地の意を表す。借りて「たえる」意に用いる。 0582a.svg
珞 1 0 玉をつないだ首飾り「瓔珞(ヨウラク)」に用いられる字。 らく らく 𤣩 10 6 説明無し 073de.svg
肘 2 0 ①ひじ。うでの関節の外側の部分。「肩肘」 ②ひじをおさえてとめる。「掣肘(セイチュウ)」 ちゅう ちゅう ひじ- ⺼ 7 3 会意。肉と、寸(手)とから成る。 08098.svg
筐 1 0 ①かご。かたみ。はこ。四角く編んだ竹製の容器。「筐笥(キョウシ)」筥(キョ) ②ねだい。四角い寝台。 こう きょう はこ; かご ⺮ 12 6 説明無し 07b50.svg
制 6 0 ①おさえる。やめさせる。「制限」「制止」「規制」 ②おさめる。したがわせる。「制覇」「制御」「統制」 ③とりきめる。さだめる。「制定」「制度」「編制」 ④おきて。きまり。しくみ。「学制」「税制」「体制」 ⑤つくる。したてる。つくりあげる。「制作」 製 せ せい おさ-える 刂 8 6 会意。刀と、未(は変わった形。木の枝)とから成り、木の枝を切り落とすことから、ひいて、さばく、「おさえる」意を表す。 05236.svg
訌 1 0 もめる。みだれる。うちわもめ。「訌争」 こう もめる; みだれる; やぶれる 訁 10 3 説明無し 08a0c.svg
屛 1 0 ①へい。かき。かきね。塀 ②ついたて。「屛風(ビョウブ)」 ③しりぞく。しりぞける。「屛居」 ④おおう。かくす。「屛息」蔽(ヘイ) へい; びょう おお-う; しりぞ-く 尸 11 8 説明無し
焠 1 0 ①にらぐ。刀に焼きを入れる。 淬(サイ) ②や(焼)く。「焠掌」 すい さい にら-ぐ; や-く 火 12 8 説明無し
炊 3 0 たく。かしぐ。めしをたく。煮たきをする。「炊事」「雑炊」 すい すい かし-ぐ; た-く 火 8 4 形声。火と、音符吹(スイ)(欠は省略形)とから成る。 0708a.svg
祉 3 0 さいわい。しあわせ。神のめぐみ。「福祉」 参考神()がとどまる(止)ことを表した字。 ち ち し さいわ-い 礻 8 4 形声。示と、音符止(シ)とから成る。さいわいの意を表す。 07949.svg
傴 1 0 ①かがむ。背を曲げる。 ②背中の曲がる病気。「傴僂(ウル)・(ウロウ)」③かわいがる。④つつしむ。うやうやしくする。 う; く かが-む; せむし- 亻 13 11 説明無し 050b4.svg
寝 4 0 ①ねる。横になる。ねむる。「寝食」「寝台」 ②へや。居室。奥座敷。「寝殿」 ③みたまや。おたまや。祖先の霊をまつる廟(ビョウ)。 ④やめる。すたれる。 ⑤みにくい。風采(フウサイ)があがらない。 しん しん ね-る; や-める; みたまや-; ね-かす 宀 13 10 旧字は、形声。意符㝱(ぼう、む)(〈夢〉の本字。ゆめ。は省略形)と、音符𡩠(シム)(𠬶は省略形)とから成る。清浄な神殿・神室の意を表したが、古代には貴人の病者は神室に寝たことから、ねやの意に転じた。常用漢字は省略形による。 05bdd.svg
妊 準2 0 はらむ。みごもる。子を宿す。「妊娠」「懐妊」 にん じん はら-む 女 7 4 会意形声。女と、壬(ジム、ニム)(ふくれる)とから成り、「はらむ」意を表す。 0598a.svg
蠣 準1 0 かき(牡蠣)。イタボガキ科の二枚貝の総称。「蠣房」「牡蠣(ボレイ)・(かき)」 らい れい かき- 虫 20 14 説明無し 08823.svg
驪 1 0 ①くろうま。黒色のウマ。「驪馬」 ②くろい。 ③ならべる。ウマをならべる。 れい; り くろこま; くろうま 馬 29 19 説明無し 09a6a.svg
愈 準1 0 ①まさる。すぐれている。 ②いよいよ。ますます。兪(ユ)・逾(ユ) ③いえる。病気が治る。癒 ゆ まさる; いよいよ 心 13 9 説明無し 06108.svg
芯 2 0 ①物の中心部分。「鉄芯」「灯芯」 心 ②とうしんぐさ。イグサ科の多年草。 しん しん ほそい; とうしんぐさ- ⺾ 7 4 形声。艸と、音符心(シム)とから成る。 082af.svg
恫 1 0 ①いたむ。心がいたむ。 ②おどす。おどかす。「恫喝(ドウカツ)」 ずう; ず; つう とう どう いた-む 忄 9 6 説明無し 0606b.svg
浙 1 0 中国の川の名。浙江。また、浙江省のこと。 せち せつ よなげる 氵 10 7 説明無し 06d59.svg
赤 10 0 ①あか。あかい色。あかくなる。「赤面」「赤飯」 ②むきだし。何もない。「赤手」「赤貧」「赤裸裸」 ③まこと。まごころ。「赤心」「赤誠」 ④共産主義。共産主義者。「赤化」 しゃく せき あか-い; あか-らむ; あか-; あか-らめる 赤 7 0 本字は、会意。火(ひ)と、大(おおきい)とから成り、火が盛んに燃える、また、その色の意を表す。赤は、その変わった形。 08d64.svg
旧 6 0 ①ふるい。以前の。もとの。「旧字」「旧跡」新 ②もと。むかし。過去。「懐旧」「復旧」 ③ふる。長い年月を経ている。ふるびる。 ④古いなじみ。「旧知」「旧交」 ⑤旧暦のこと。「旧盆」 ぐ きゅう く もと-; ふる-い 日 5 1 旧字は、形声。意符雈(かん)(とさかのある鳥)と、音符臼(キウ)とから成る。みみずく、または、ふくろうの意を表す。借りて「ふるい」意に用いる。教育用漢字は俗字の一部による。 065e7.svg
凍 3 0 ①こおる。いてる。いてつく。「凍結」「凍土」 ②こごえる。「凍死」「凍傷」 つう とう い-てる; こご-える; し-みる; こお-る 冫 10 8 形声。冫と、音符東(トウ)とから成る。厚く張った氷の意を表す。 051cd.svg
仰 4 0 ①あおぐ。(ア)あおむけになる。見上げる。のく。「仰角」「仰視」俯(フ)(イ)あがめる。うやまう。「信仰」「渇仰」 ②おおせ。いいつけ。 ごう ぎょう こう あお-ぐ; あおる; おお-せ; お-っしゃる 亻 6 4 会意形声。人と、卬(ギヤウ)(あおぐ)とから成る。「あおぐ」意を表す。「卬」の後にできた字。 04ef0.svg
婿 3 0 むこ。娘の夫。「女婿」 嫁 さい せい むこ- 女 12 9 形声。女(または士)と、音符胥(シヨ)→(セイ)とから成る。「むこ」の意を表す。 05a7f.svg
楹 1 0 ①はしら。丸く太いはしら。「楹書」「楹棟」「楹聯(エイレン)」 ②家屋の並びを数える語。 えい はしら 木 13 9 説明無し 06979.svg
他 8 0 ほかの。別の。自分以外のもの。「他意」「他人」「排他」自 た た ほか- 亻 5 3 会意形声。もと、佗(タ)に同じ。人と、它(タ)(ほかの意。也はその変形)とから成り、もと、異族の人の意を表したが、它の意に用いられる。 04ed6.svg
巍 1 0 たかい。山が高くて大きいさま。抜きんでているさま。「巍峨(ギガ)」「巍巍」「巍然」 ぎ たかい 山 21 18 説明無し 05dcd.svg
繫 準1 0 ①つなぐ。つながる。とらえる。つらねる。「繫獄」 ②かける。つるす。かかる。かかわる。 ③きずな。つな。ひも。 けい つな-ぐ; か-ける 糸 19 13 形声。糸と、音符𣪠(ケキ)→(ケイ)とから成る。「つなぐ」意を表す。
未 7 0 ①いまだ。いまだ…ず。まだ…しない。「未知」「未来」既 ②ひつじ。十二支の第八。動物ではヒツジ。方位では南南西。時刻では午後二時およびその前後二時間。「未申」 み び ひつじ-; ま-だ; いま-だ 木 5 1 象形。木の枝がしげっているさまにかたどる。借りて「いまだ」の意に、また、十二支の第八位に用いる。 0672a.svg
櫨 1 0 ①はぜ。はぜの木。ウルシ科の落葉高木。 ②ますがた。柱の上に用いる四角い木。とがた。 る ろ はぜ; ますがた 木 20 16 説明無し 06ae8.svg
霄 1 0 ①みぞれ。あられ。 ②そら。おおぞら。天。「霄漢」 壌 しょう しょう そら- ⻗ 15 7 説明無し 09704.svg
酸 6 0 ①すい。すっぱい。す。「酸敗」「酸味」 ②つらい。いたましい。「酸鼻」「辛酸」 ③酸性の化合物。「塩酸」「硫酸」 ④「酸素」の略。「酸欠」「酸化」 さん さん す-い 酉 14 7 形声。酉と、音符(シユン)→(サン)とから成る。すっぱい味の酒、ひいて「すい」意を表す。 09178.svg
彊 準1 0 ①つよい。強 ②つとめる。はげむ。「自彊」 ごう きょう つよ-い; つよ-し; しい-る 弓 16 13 説明無し 05f4a.svg
蔭 準1 0 ①かげ。こかげ。「緑蔭」陰 ②おかげ。助け。「庇蔭(ヒイン)」 ③おおう。しげる。かくす。かばう。 おん いん かげ- ⺾ 14 11 会意形声。艸と、陰(イム)(かげ)とから成る。 0852d.svg
謡 4 0 ①うたう。うた。はやりうた。「歌謡」「民謡」 ②うわさ。「謡言」 ③うたい。能のうたい。「謡曲」 よう よう うた-う; うたい- 訁 16 9 旧字は、形声。言と、音符䍃(エウ)とから成る。伴奏なしで「うたう」意を表す。常用漢字は省略形による。 08b21.svg
忤 1 0 さからう。もとる。「忤逆」牾(ゴ) ぐ ご さからう; もと-る 忄 7 4 説明無し 05fe4.svg
籬 1 0 まがき。ませがき。竹や柴(しば)などをあらく編んだ垣根。「籬垣(リエン)」 り かき; まがき ⺮ 25 19 説明無し 07c6c.svg
衫 1 0 ①はだぎ。そでなしのはだ着。じゅばん。下着。「汗衫」 ②ひとえ。裏地のないころも。また、ころもの総称。「衫裙(サンクン)」 せん さん ころも-; はだぎ- ⻂ 8 3 説明無し 0886b.svg
彝 1 0 ①宗廟(ソウビョウ)に供える祭器。「彝器」 ②つね。のり(法)。人のつねに守るべき不変の道。「彝訓」「彝憲」「彝倫」 い い つね- 廾 18 15 説明無し 05f5d.svg
瑕 1 0 ①きず。あやまち。「瑕疵(カシ)」「瑕瑜(カユ)」過 ②なんぞ。いずくんぞ。何・遐(カ)・胡(コ) か きず-; なん-ぞ 𤣩 13 9 説明無し 07455.svg
捜 準2 0 さがす。さがしもとめる。さぐる。「捜査」「捜索」「捜討」 しゅ そう; しゅう さが-す; さぐ-る 扌 10 7 旧字は、形声。手と、音符叜(ソウ)→(シウ)(のち、叟(ソウ)→(シウ))とから成る。おおい意、ひいて、「さがす」意を表す。常用漢字は省略形による。 0635c.svg
塾 準2 0 まなびや。学問・技芸を教える私設の学舎。「塾長」「塾頭」 じゅく しゅく もんべや-; まなびや- 土 14 11 形声。土と、音符孰(シユク)とから成る。門の両側の部屋の意を表す。 0587e.svg
嘯 1 0 ショウ ①うそぶく。 とぼける。おおげさなことを言う。 ②声を長くひいて詩歌をうたう。「長嘯」 ③うなる。ほえる。「虎嘯(コショウ)」 シツ しかる。 叱(シツ) しょう しょう うそ-; うそむ-く; うそ-む; うそふき-; うそぶ-く; うそぶき-; うそ-ぶ; うそぶ-き; ふ-く 口 16 13 説明無し 0562f.svg
葆 1 0 ①しげる。草木がむらがり生える。「葆葆(ホウホウ)」 ②たもつ。守る。 ③たから。宝とする。「葆祠(ホウシ)」 ④はねかざり。車や旗ざおの先につける羽飾り。 ⑤つつむ。包み隠す。 ほ; ほう ほう はねかざり; ひこばえ; もと ⺾ 12 9 説明無し 08446.svg
韈 1 0 たび(足袋)。くつした。 もち ばつ べつ たび; くつした 革 23 14 説明無し 097c8.svg
閔 1 0 ①あわれむ。うれえる。また、おしむ。「閔傷」「閔然」愍(ビン)・憫(ビン) ②つと(勉)める。「閔勉」 みん びん あわ-れむ; うれ-える 門 12 4 説明無し 09594.svg
啅 1 0 ①かまびすしい。やかましい。 ②ついばむ。啄(タク) ③小鳥がさえずる。 たく; ちょう たく; とう ついばむ; やかましい 口 11 8 説明無し 05545.svg
闘 4 0 ①たたかう。あらそう。「闘志」「闘争」 ②たたかわせる。「闘犬」「闘牛」 つ とう たたかい; たたか-う 門 18 10 本字は、形声。鬥と、音符斲(タク)→(トウ)とから成る。旧字は、その俗字。常用漢字は、旧字鬪の誤字による。 095d8.svg
悦 3 0 よろこぶ。うれしく思う。楽しむ。「悦目」「悦楽」「喜悦」「悦に入る」 えち えつ よろこ-ばしい; よろこ-ばす; よろこ-ぶ; よろこ-び 忄 10 7 形声。心と、音符兌(タイ)→(エツ)とから成る。よろこぶ意を表す。 060a6.svg
奈 7 0 ①いかん。いかんせん。いかんぞ。なんぞ。疑問・反語の助字。「奈辺」那(ナ) ②梵語(ボンゴ)・外国語の音訳に用いられる。「奈落」「加奈陀(カナダ)」参考「奈」の二画目までが片仮名の「ナ」に、草書体が平仮名の「な」になった。 な; ない だ; だい いかん-; からなし-; いかんせん-; いかんぞ- 大 8 5 形声。意符木(大は省略形)と、音符示(シ)→(ダイ)とから成る。木の名。借りて、疑問詞に用いる。 05948.svg
鷲 準1 0 わし。タカ科の大形の猛鳥。 じゅ しゅう わし- 鳥 23 12 形声。鳥と、音符就(シウ)とから成る。 09df2.svg
欒 1 0 ①ひじき。柱の上のほうにあって、上からの重みをささえる横木。うでぎ。 ②人が集まるさま。まるい。まどか。「団欒」 ③おうち。センダンの古名。 らん らん まどか-; おうち-; まるい-; ひじき- 木 23 19 説明無し 06b12.svg
晁 1 0 あさ。よあけ。朝 ちょう あさ 日 10 6 説明無し 06641.svg
陟 1 0 ①のぼる。高い所にのぼる。降 ②すすむ。官位があがる。「黜陟(チュッチョク)」黜(チュツ) ちき ちょく とく すす-む; のぼ-る 阝 10 7 説明無し 0965f.svg
悋 1 0 ①やぶさか。ものおしみする。おしむ。けち。「悋嗇(リンショク)」 ②ねたむ。嫉妬(シット)する。「悋気」 りん りん お-しむ; ねた-む; やぶさか 忄 10 7 説明無し 0608b.svg
涙 4 0 なみだ。なみだを流す。「感涙」「落涙」 らい るい るい れい なみだ- 氵 10 7 旧字は、形声。水と、音符戾(レイ)→(ルイ)とから成る。「なみだ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 06d99.svg
抑 3 0 ①おさえる。おさえつける。ふさぐ。「抑圧」「抑止」揚 ②そもそも。発語また話題転換の助字。 おく よく おさ-える; そもそも- 扌 7 4 会意。手と、卬(ごう)(人を上から手でおさえる)とから成る。手でおさえつける意を表す。 06291.svg
購 準2 0 ①あがなう。買い求める。「購読」「購買」 ②仲直りする。「購和」(コウ)・講 く こう あが-う; あがな-う 貝 17 10 形声。貝と、音符冓(コウ)とから成る。 08cfc.svg
礎 3 0 いしずえ。柱の下に置く土台。基本。「礎石」「基礎」「定礎」 しょ そ いしずえ- 石 18 13 形声。石と、音符楚(ソ)とから成る。初めにすえる土台石の意を表す。 0790e.svg
樒 1 0 ①しきみ。モクレン科の常緑小高木。梻(しきみ) ②じんこう。ジンチョウゲ科の常緑高木。 みつ しきみ; じんこう 木 15 11 説明無し 06a12.svg
嚔 1 0 くしゃみ。くさめ。はなひる。 たい てい はな-ひる; くしゃみ-; ひ-る; くさめ- 口 18 15 説明無し 05694.svg
才 9 0 ①頭脳のはたらき。生まれつきの能力。また、能力のすぐれた人。ざえ。かど。「才知」「英才」 ②年齢を示す「歳」の略字として用いる。 ざい さい ざえ-; わずかに; かど- 手 3 0 象形。木の棒を十文字に組み合わせてしばった形にかたどる。「材(サイ、ザイ)」の原字。借りて、生まれつきの働き、能力の意に用いる。 0624d.svg
廊 3 0 わたどの。建物に造られた通路。「廊下」「回廊」 ろう ろう わたどの- 广 12 9 形声。广と、音符郞(ラウ)とから成る。正堂の下を取りまく建物、ひいて、わたどのの意を表す。 05eca.svg
両 8 0 ①ふたつ。二つで一組になっているもの。対のもの。「両性」「両極」 ②くるま。また、車を数える語。「車両」 ③江戸時代の貨幣の単位。一分の四倍。 りょう りょう りゃん ふたた-び; ころ-; ふた-つ; もろ- 一 6 5 旧字は、会意形声。一と、㒳(リヤウ)(二つに分ける)とから成る。一つのものを二つに分ける意を表す。借りて、重さの単位に用いる。教育用漢字は俗字による。 04e21.svg
販 4 0 あきなう。ひさぐ。商売する。「販売」「販路」 ほん はん あきな-う 貝 11 4 会意形声。貝と、反(ハン)(元にもどる)とから成り、安く買って高く売る商いの意を表す。 08ca9.svg
開 8 0 ①ひらく。あく。あける。「開花」「開口」「展開」 ②はじまる。はじめる。「開会」「開業」「開始」 ①②閉 ③ひらける。土地をきりひらく。文化を高める。「開運」「開花」「開発」 け; かい かい ひら-く; ひら-ける; あ-ける; あ-く 門 12 4 会意。門と、廾(きよう)(両手を前に出す。开は変わった形)とから成り、門を「ひらく」意を表す。 0958b.svg
悴 1 0 ①やつれる。やせおとろえる。「悴顔」「悴容」 ②せがれ。むすこ。 ③しぼむ。かじかむ。 参考②「倅(サイ)」の誤用。 ずい すい かじか-む; やつ-れる; せがれ 忄 11 8 説明無し 060b4.svg
溏 1 0 ①いけ。池のつつみ。 ②どろ(泥)。 どう とう いけ; どろ 氵 13 10 説明無し 06e8f.svg
導 6 0 ①みちびく。案内する。教え。「導師」「指導」 ②熱・電気などを伝える。「導体」「伝導」 どう とう みちび-く; しるべ- 寸 15 12 旧字は、会意形声。寸と、(タウ)(みち)とから成り、「みちびく」意を表す。教育用漢字は省略形による。 05c0e.svg
穏 3 0 おだやか。やすらか。ゆったりしている。「穏穏」「穏健」「穏当」 おん おん おだ-やか 禾 16 11 旧字は、形声。禾と、音符㥯(イン)→(ヲン)とから成る。いねの穂をふみつけてもみを集める意を表す。借りて「おだやか」の意に用いる。常用漢字は省略形による。 07a4f.svg
飼 6 0 かう。やしなう。動物を育てる。「飼育」「飼料」 じ し か-う; か-い; やしな-う; かわ-く 飠 13 5 本字は、会意で、と、人(ひと)とから成る。飼は、形声で、と、音符司(シ)とから成る。「やしなう」意を表す。 098fc.svg
係 8 0 ①かかる。かかわる。「係争」「関係」 ②つなぐ。つながり。「係累」「係留」 ③かかり。仕事の受けもち。「係員」 げ けい かか-わる; つながり; かか-る; かかり- 亻 9 7 会意形声。人と、系(ケイ)(つなぐ)とから成り、人の「つながり」の意を表す。「系」の後にできた字。 04fc2.svg
啖 1 0 くう。くらう。むさぼりくう。「啖啖」「健啖」 だん たん く-う; く-らわす 口 11 8 説明無し 05556.svg
紫 4 0 むらさき。赤と青の間の色。「紫雲」「紫煙」 し し むらさき- 糸 12 6 形声。糸と、音符此(シ)とから成る。 07d2b.svg
洌 1 0 ①きよい。「清洌」 ②つめたい。さむい。「洌風」冽(レツ)参考「冽(レツ)」は別字であるが②は混用される。 れつ きよい 氵 9 6 説明無し 06d0c.svg
松 7 0 まつ。マツ科の常緑高木。「松柏」「松露」 じゅ しょう まつ- 木 8 4 形声。木と、音符公(コウ)→(シヨウ)とから成る。「まつ」の意を表す。 0677e.svg
奢 1 0 おごる。おごりたかぶる。ぜいたくをする。「奢侈(シャシ)」 倹 しゃ おご-る 大 12 9 説明無し 05962.svg
魅 3 0 ①もののけ。すだま。ばけもの。「魑魅(チミ)」 ②みいる。人の心を惑わし、ひきつける。「魅了」「魅惑」 み び ばけもの; すだま-; もののけ- 鬼 15 5 本字は、会意。鬼と、彡(さん)(毛むくじゃら)とから成る。のち、鬼と、音符未(ビ)とから成る形声字に変わった。 09b45.svg
肥 6 0 ①こえる。(ア)ふとる。肉づきがよい。「肥大」「肥満」痩(ソウ) (イ)地味が豊かである。「肥土」「肥沃(ヒヨク)」 ②こえ。こやし。「肥料」「追肥」 ③「肥前の国」「肥後の国」の総称。 び ひ こ-やし; こえ-; こ-える; こ-やす; ふと-る ⺼ 8 4 形声。肉と、音符己(キ)→(ヒ)(巴は変わった形)とから成る。ふとる意を表す。 080a5.svg
撲 準2 0 うつ。なぐる。たたく。「撲滅」「打撲」 ほく ほく ぼく う-つ 扌 15 12 形声。手と、音符菐(ハク)とから成る。 064b2.svg
涙 4 0 なみだ。なみだを流す。「感涙」「落涙」 らい るい るい れい なみだ- 氵 10 7 旧字は、形声。水と、音符戾(レイ)→(ルイ)とから成る。「なみだ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 06d99.svg
吹 4 0 ①ふく。風が動く。息をはく。「吹毛」「鼓吹」 ②楽器をふき鳴らす。「吹奏」 すい すい ふ-く 口 7 4 会意。口と、欠(けん)(大きく口を開けたさま)とから成り、大きく息をはく意を表す。 05439.svg
踝 1 0 ①くるぶし。足首の両側にまるくつき出た部分。 ②くびす。きびす。かかと。 ③はだし。すあし。「踝跣(カセン)」 え か くるぶし- ⻊ 15 8 説明無し 08e1d.svg
鱓 1 0 ①うつぼ。ウツボ科の海魚。かわへび。 ②ごまめ。カタクチイワシを干したもの。たづくり。 ぜん; だ せん; た うつぼ-; うみへび-; ごまめ- 魚 23 12 説明無し
皿 8 0 さら。食物を盛る平たい器。 みょう べい さら- 皿 5 0 象形。飲食用の容器の形にかたどり、「さら」の意を表す。 076bf.svg
藺 1 0 い。いぐさ(藺草)。イグサ科の多年草。 りん い ⺾ 19 16 説明無し 085fa.svg
攣 1 0 ①つる。ひきつる。「攣縮」「痙攣(ケイレン)」 ②かかる。つながる。「攣拘」 ③かがまる。手足が伸びない。「攣曲」 ④したう。「攣攣」恋 れん れん つ-る; ひ-く 手 23 19 説明無し 06523.svg
茱 1 0 植物の「茱萸(シュユ)」に用いられる字。 しゅ ぐみ ⺾ 9 6 説明無し 08331.svg
歛 1 0 ①のぞむ。ねがう。物ごい。「歛丐(カンカイ)」 ②あたえる。 かん; けん あたえる; のぞむ 欠 17 13 説明無し 06b5b.svg
欄 4 0 ①かこい。わく。しきり。「欄外」「空欄」「投書欄」 ②てすり。おばしま。「欄干」「朱欄」闌(ラン) ③おり。動物を飼う囲い。「欄牢(ランロウ)」 れん; らん れん; らん おばしま-; おり-; てすり-; わく- 木 20 16 旧字は、会意形声。木と、闌(ラン)(てすり)とから成る。「てすり」の意を表す。常用漢字は俗字による。 06b04.svg
嘖 1 0 ①大声でさけぶ。言い争う。 ②やかましい。かまびすしい。「嘖嘖」 しゃく さく さいな-む; さけ-ぶ 口 14 11 説明無し 05616.svg
繡 準1 0 ①ぬいとり。ししゅう(刺繡)。「繡衣」「繡帳」 ②にしき。「錦繡(キンシュウ)」 ③うつくしい。美しく飾ったさま。 しゅ しゅう ぬ-う; ぬいとり-; ぬ-い; ぬいもの- 糹 19 13 形声。糸と、音符肅(シユク)→(シウ)とから成る。
痣 1 0 ①ほくろ(黒子)。 ②あざ。 し し あざ-; ほくろ- 疒 12 7 説明無し 075e3.svg
卮 1 0 さかずき。四升入りの大きなさかずき。「卮酒」 し し さかずき- 㔾 5 3 説明無し 0536e.svg
亙 準1 0 わたる。ひろがる。きわめる。 こう こう わた-る; わた-り 二 6 4 会意。二(両端の意)と、舟(は変わった形)とから成る。舟が両岸の間を行き来する、「わたる」意を表す。 04e99.svg
磊 1 0 ①石がごろごろしているさま。「磊塊」 ②心が大きいさま。おおらか。「磊落」参考石が重なりあうさまを表す字。 らい らい 石 15 10 説明無し 078ca.svg
沿 5 0 ①そう。水流や道路などによりそう。「沿岸」「沿道」「沿線」 ②よる。したがう。「沿革」 ③ふち。へり。 えん えん そ-う; ぞ-い 氵 8 5 形声。水と、音符㕣(ヱン)とから成る。川のふち、ひいて「そう」意を表す。 06cbf.svg
驚 4 0 ①おどろく。おどろかす。「驚異」「驚怖」駭(ガイ) ②はげしい。すばやい。「驚波」 きょう けい おどろ-く; おどろ-かす 馬 22 12 形声。馬と、音符(ケイ)とから成る。馬がおどろく、ひいて「おどろく」意を表す。 09a5a.svg
臂 1 0 ①うで。かいな。 ②ひじ。 ひ ひ ひじ- 肉 17 13 説明無し 081c2.svg
摏 1 0 つく。うつ。 しゅ; しょう つく 扌 14 11 説明無し
甫 準1 0 ①はじめ。はじめて。 ②ひろい。おおきい。 ③男子に対する敬称。「尼甫(ジホ)」父 ふ ふ ほ すけ; はじ-め 用 7 2 会意形声。用と、父(フ)(男子の美称)とから成る。男子の美称を表す。 0752b.svg
潑 準1 0 ①そそぐ。水を注ぐ。はねる。「潑墨」 ②勢いのよいさま。「潑剌(ハツラツ)」 はち はつ そそ-ぐ; は-ねる 氵 15 12 説明無し
臓 5 0 はらわた。動物の体内にある諸器官の総称。「臓器」「臓物」 ぞう そう はらわた- ⺼ 19 15 旧字は、会意形声。肉と、(サウ、ザウ)(おさまる)とから成り、体内におさまる器官の意を表す。教育用漢字は省略形による。 081d3.svg
殍 1 0 ①うえじに。うえじにする。「殍餓」 ②かれる。草木がかれて落ちる。 ふ; び; びょう ふ; ひょう; ひ うえじに 歹 11 7 説明無し 06b8d.svg
套 準1 0 ①かさねる。かぶせる。おおう。また、おおい。「外套」 ②ありきたり。古くさい。「套語」「常套」 とう とう かさ-ねる; おお-い 大 10 7 会意。大と、長(ながい。镸は省略形)とから成り、長く大きい意を表す。借りて、かさなる、おおいの意に用いる。 05957.svg
桓 準1 0 ①しるしとして立てた木。また、まわりにめぐらした木。 ②いさましいさま。ぐるぐるめぐるさま。「桓表」 がん かん 木 10 6 説明無し 06853.svg
潯 1 0 ふち。ほとり。岸。みぎわ。 (タン) じん ふち 氵 15 12 説明無し 06f6f.svg
哽 1 0 むせぶ。声がつまる。ふさがる。つかえる。「哽咽(コウエツ)」「哽塞(コウソク)」 きょう こう むせ-ぶ 口 10 7 説明無し 054fd.svg
痹 1 0 しびれる。しびれ。 ひ しびれる 疒 13 8 説明無し
餞 1 0 ①はなむけ。旅立つ人へ贈る金品や言葉。「餞別」 ②はなむけする。おくる。旅立つ人を見送る。 ぜん せん はなむけ- 𩙿 17 8 説明無し 0991e.svg
瓱 1 1 ミリグラム。重さの単位。一〇〇〇分の一(グラム)。参考「毛」は一〇〇〇分の一、「瓦」はグラムの意。 ミリグラム- 瓦 9 4 説明無し 074f1.svg
謨 1 0 はかる。はかりごと。「謨訓」 も ぼ はか-る 訁 17 10 説明無し 08b28.svg
慝 1 0 ①わるい。よこしま。「淑慝」 ②わざわ(災)い。 とく わるい 心 14 10 説明無し 0615d.svg
搓 1 0 ①よ(縒)る。よじる。ねじり合わせる。 ②もむ。すりもむ。 さ さ よ-る 扌 13 10 説明無し 06413.svg
看 5 0 みる。注意してよくみる。「看過」「看護」 かん かん み-る 目 9 4 会意。目と、手(龵は変わった形)とにより、目の上に手をかざして遠くを「みる」意を表す。 0770b.svg
耘 1 0 ①くさぎる。田畑の雑草を取り除く。「耘芸」「耘耕」芸(ウン) ②のぞく。悪いものを除く。 うん うん くさぎ-る 耒 10 4 説明無し 08018.svg
嶺 準1 0 みね。山のいただき。「嶺雲」「分水嶺」 れい; りょう みね- 山 17 14 形声。山と、音符領(レイ)とから成る。 05dba.svg
鰤 1 0 ぶり。アジ科の海魚。 参考出世魚の一つで、成長するにつれて名を変える。 し し かます; ぶり- 魚 21 10 説明無し 09c24.svg
闔 1 0 ①とびら。門。「闔扇」 ②とじる。とざす。闢(ヘキ) ③すべて。のこらず。「闔境」 ごう こう とびら- 門 18 10 説明無し 095d4.svg
遵 3 0 したがう。規則や道理にしたがう。手本とする。「遵行」「遵用」「奉遵」 循 しゅん しゅん じゅん したが-う; ひき-いる ⻌ 15 12 形声。辵と、音符尊(ソン)→(シユン)とから成る。ついて行く、「したがう」意を表す。 09075.svg
鷸 1 0 ①しぎ(鴫)。水辺にすむシギ科の鳥。「鷸蚌(イツボウ)」 ②かわせみ(翡翠)。水辺にすむカワセミ科の鳥。「鷸冠」 いち いつ しぎ 鳥 23 12 説明無し 09df8.svg
累 準2 0 ①しばる。つなぐ。 ②かさねる。かさなる。また、しきりに。「累加」「累積」 ③つながる。かかわりあい。また、わずらい。「係累」 ④わずらわす。まきぞえをくわす。 るい るい かさ-ねる; かさね-; しば-る; わずら-わせ 糸 11 5 形声。糸と、音符畾(ライ)→(ルイ)(田は省略形)とから成る。きちんとつなぐ意を表す。ひいて「かさねる」意に用いる。 07d2f.svg
盾 4 0 たて。矢・槍(やり)などの攻撃を防ぐ武具。「矛盾」 じゅん; どん しゅん; とん たて- 目 9 4 象形。目の上にたてをかざすさまにかたどり、「たて」の意を表す。 076fe.svg
坩 1 0 つぼ。るつぼ。土製のつぼ。「坩堝(カンカ)・(るつぼ)」 かん かん つぼ- 土 8 5 説明無し 05769.svg
騭 1 0 ①おすうま(牡馬)。 ②のぼる。陟(チョク) ③さだめる。「品騭(ヒンシツ)」 しつ; しち; ちょく おすうま 馬 20 10 説明無し
謬 準1 0 あやま(誤)る。まちがえる。あやまり。「謬見」「誤謬」繆(ビュウ) みゅう びゅう あやま-る 訁 18 11 説明無し 08b2c.svg
截 1 0 たつ。きる。たちきる。「截然」「直截」 切・絶 ぜち せつ さい き-る; た-つ 戈 14 10 説明無し 0622a.svg
恋 4 0 こい。こう。異性を思いしたう。こいしい。「恋愛」「悲恋」 れん れん こい-しい; こい-; こ-う 心 10 6 旧字は、形声。心と、音符䜌(レン)とから成る。こいしたう意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 0604b.svg
炯 1 0 ①ひかり(光)。また、ひかる。 ②あきらか。光り輝くさま。「炯眼」 きょう; ぎょう けい かま; あき-らか 火 9 5 説明無し 070af.svg
珍 4 0 ①めずらしい。思いがけない。「珍事」「珍客」 ②だいじな。たっとい。「珍重」「珍蔵」 ③かわっている。こっけいな。「珍奇」「珍妙」 ちん ちん うず-; めずら-しい 𤣩 9 5 形声。玉と、音符㐱(シン)→(チン)とから成る。たからものになるりっぱな玉、ひいて、貴重とする意を表す。 073cd.svg
秘 5 0 ①ひめる。かくす。人に見せない。「秘策」「秘密」 ②奥深くて、人知でははかりしれない。「秘奥」「神秘」 ③つまる。とじる。「便秘」 ひ ひ かく-す; ひそ-か; ひ-める 禾 10 5 旧字は、形声。示と、音符必(ヒツ)→(ヒ)とから成る。人がたちいって知ることができない神わざ、ひいて「ひめる」意を表す。教育用漢字は、示を禾に誤った俗字による。 079d8.svg
茅 準1 0 ①かや。ススキ・すげなどイネ科やカヤツリグサ科の多年草の総称。「茅茨(ボウシ)」茆(ボウ) ②かやぶき。かやぶき屋根。「茅屋」 みょう ぼう かや-; ちがや-; ち- ⺾ 8 5 形声。艸と、音符矛(ボウ)→(バウ)とから成る。「かや」の意を表す。 08305.svg
簟 1 0 たかむしろ。細く割った竹で編んだむしろ。すのこ。「床」 てん たかむしろ ⺮ 18 12 説明無し 07c1f.svg
齧 1 0 ①かむ。かじる。くいこむ。「齧噬(ゲツゼイ)」 ②かける。欠 げつ; けつ かじ-る; か-む 齒 21 6 説明無し 09f67.svg
語 9 0 ①かたる。話をする。ものがたる。「語調」「私語」 ②ご。ことば。また、言葉づかい。「語学」「国語」 ③つげる。伝える。 ご ぎょ つ-げる; かた-る; ことば-; かた-らう 訁 14 7 形声。言と、音符吾(ゴ)→(ギヨ)とから成る。たがいにことばを交わす、「かたる」意を表す。 08a9e.svg
啓 3 0 ①ひらく。教え導く。「啓示」「啓発」 ②あける。先ばらいする。「啓明」「行啓」 ③もうす。「言う」の謙譲語。「啓上」「拝啓」 け けい ひら-く; もう-す 口 11 8 会意形声。口と、𢻻(ケイ)(戸を手で開くさま)とから成り、口で人のわからないことを教えひらく、転じて、申し上げる意を表す。 05553.svg
翫 準1 0 ①もてあそぶ。めでる。「翫物」「翫弄(ガンロウ)」 ②深く味わう。「翫賞」「翫味」 ①②玩(ガン) ③あなどる。なれる。 ④むさぼる。 がん がん もてあそ-ぶ 羽 15 9 説明無し 07feb.svg
麺 2 0 ①むぎこ。小麦粉。「麺棒」 ②めん。そうめん・そば・うどんの類。「乾麺」「素麺」 めん べん むぎこ- 麦 16 9 形声。麥と、音符面(ベン)とから成る。 09eba.svg
荀 1 0 ①草の名。 ②人の姓。「荀子」 しゅん しゅん じゅん ⺾ 9 6 説明無し 08340.svg
卒 7 0 ①下級の兵士。「兵卒」 将 ②しもべ。めしつかい。「従卒」 ③おわる。おえる。「卒業」「高卒」 ④にわか。突然に。「卒然」「卒倒」 ⑤死ぬ。亡くなる。「卒去」「卒年」 ⑥ついに。 しゅち; そち しゅつ; そつ にわ-かに; お-わる; つい-に; お-える 十 8 6 象形。印をつけた衣の形にかたどる。印をつけた衣服を着た兵士、歩兵の意を表す。また、疾(シツ)・畢(ヒツ)に通じて、「にわか」「おわる」の意に用いる。 05352.svg
凶 4 0 ①わざわい。運がわるい。「凶兆」「凶報」吉 ②心がわるい。人を傷つける。「凶悪」「凶行」 ③作物のできがわるい。「凶作」「凶年」豊 ④おそれる。うれえる。 く; くう きょう わる-い 凵 4 2 象形。死者の胸(凵は胸郭の形)に×印の模様を記したさまにかたどる。「匈(キヨウ)」の原字。転じて、「わるい」意に用いる。 051f6.svg
靠 1 0 ①よ(依)る。よりかかる。もたれる。 ②たがう。そむく。 こう たが-う; よ-る 非 15 7 説明無し 09760.svg
岫 1 0 ①くき。いわあな。山のほらあな。 ②みね(峰)。山のいただき。 じゅ しゅう くき-; みさき-; みね- 山 8 5 説明無し 05cab.svg
餽 1 0 ①まつる。死者の霊に食物を供えてまつる。 ②おくる。おくりもの。食物や金品を贈る。「餽遺」饋(キ) き おくる 𩙿 19 10 説明無し 0993d.svg
森 10 0 ①もり。木がたくさん生い茂ったところ。「森林」 ②物の多いさま。びっしり。「森森」 ③ひっそりとしたさま。おごそかなさま。「森閑」「森厳」 しん しん もり- 木 12 8 会意。木を三つ重ねて、樹木が多い意を表す。 068ee.svg
男 10 0 ①おとこ。成年のおとこ。おのこ。「男子」「男性」女 ②むすこ。「嫡男」「長男」 ③五等爵(公・侯・伯・子・男)の第五位。「男爵」 なん だん おのこ-; おとこ-; お- 田 7 2 会意。田と、力(農具のすき)とから成り、耕作に任じる人、ひいて「おとこ」の意を表す。 07537.svg
胝 1 0 ①たこ(胝)。まめ。手足の皮が厚くかたくなったもの。 ②あかぎれ。ひび。 し; てい ち ち たこ; まめ ⺼ 9 5 説明無し 080dd.svg
檄 1 0 ふれぶみ。まわしぶみ。衆人に回し知らせる文書。「檄書」「檄文」 ぎゃく けき げき ふれぶみ- 木 17 13 説明無し 06a84.svg
戴 2 0 ①いただく。頭の上に物をのせる。「戴冠」「負戴」 ②ありがたくうける。もらう。「頂戴」 ③長としてあがめる。「推戴」 たい たい いただ-く 戈 17 13 形声。意符異(大きな面を頭にのせる)と、音符𢦏(サイ)→(タイ)とから成る。頭にものをのせる、ひいて、あがめたっとぶ意を表す。 06234.svg
羌 1 0 えびす。中国西部にいた遊牧民族の名。「羌笛」参考羊()を飼う西方の人(儿)の意を表す字。 こう きょう あう; えびす- 羊 8 2 説明無し 07f8c.svg
瀁 1 0 水がみちて果てしなく広がるさま。「瀁瀁」 よう 氵 18 15 説明無し 07001.svg
椿 準1 0 ①つばき。ツバキ科の常緑高木。「寒椿」 ②チャンチン(香椿)。センダン科の落葉高木。 ③思いがけないこと。変わったできごと。「椿事」珍 ちゅん ちゅん ちん つばき- 木 13 9 形声。木と、音符春(シユン)→(チユン)とから成る。 0693f.svg
幾 4 0 ①いく。いくつ。いくら。「幾何(キカ)・(いくばく)」 ②ほとんど。ちかい。 ③きざし。けはい。「幾微」 ④こいねがう。「庶幾」参考「幾」の草書体の省略形が片仮名の「キ」に、草書体が平仮名の「き」になった。 け き いく-; いく-つ; いく-ら 幺 12 9 会意。𢆶(ゆう)(かすか)と、戍(じゆ)(まもり)とから成る。軽微な防備から、あやうい意を表す。 05e7e.svg
誤 5 0 ①あやまる。まちがえる。あやまり。「誤解」「錯誤」正 ②まどわす。人をあやまらす。 ぐ ご あやま-り; あやま-る 訁 14 7 形声。言と、音符吳(ゴ)とから成る。まちがったことば、ひいて「あやまる」意を表す。 08aa4.svg
汚 4 0 ①よごす。よごれる。「汚染」「汚損」「汚濁」 ②けがす。けがれる。「汚職」「汚名」 ③きたない。「汚水」「汚物」 う お よご-れる; けが-らわしい; けが-れる; けが-す; よご-す; きたな-い 氵 6 3 形声。水と、音符于(ウ)→(ヲ)(=亏・亐)とから成る。くぼみのたまり水、転じて「きたない」意を表す。 06c5a.svg
豢 1 0 やしなう。家畜を飼う。また、家畜。「豢圉(カンギョ)」「豢擾(カンジョウ)」「豢養」 けん; かん やしなう 豕 13 6 説明無し 08c62.svg
薯 準1 0 いも。いも類の総称。「薯蕷(ショヨ)」 藷(ショ) じょ しょ いも- ⺾ 17 14 説明無し 085af.svg
筧 1 0 かけい。かけひ。水をひくために地上に架け渡した樋(とい)。「竹筧」 けん けん かけい- ⺮ 13 7 説明無し 07b67.svg
逼 準1 0 ①せまる。さしせまる。近づく。「逼迫」 ②せばまる。縮まる。「逼塞(ヒッソク)」 ひき ひょく ひつ せま-る ⻍ 13 9 説明無し 0903c.svg
鄙 1 0 ①ひな。いなか。さと。「辺鄙」 ②ひなびる。田舎めいて素朴な感じがする。 ③いやしい。とるにたりない。「鄙語」「野鄙」 ④自分のことをいうときの謙称。「鄙見」 ひ ひ ひな-びる; ひな-; ひな-ぶ; さげす-む; とひと; かたな-む; いや-しい 阝 14 11 説明無し 09119.svg
逡 1 0 しりぞく。しさる。しりごみする。ためらう。「逡巡」 しゅん しりぞく ⻍ 11 7 説明無し 09021.svg
鑾 1 0 ①すず。天子の馬車などにつける鈴。 ②天子の馬車。また、天子。「鑾駕(ランガ)」 らん らん すず- 金 27 19 説明無し 0947e.svg
隈 準1 0 ①山や川が曲がりこんだところ。また、奥まったところ。すみ。「隈曲」 ②役者の顔の色どり。くま。 え わい よる; くま-; すみ- 阝 12 9 形声。阜と、音符畏(ヰ)→(ワイ)とから成る。 09688.svg
濤 準1 0 なみ。おおなみ。波立つ。「怒濤」「波濤」 どう とう なみ- 氵 17 14 説明無し 06fe4.svg
署 5 0 ①やくわり。わりあて。てわけ。「部署」 ②役所。「官署」「分署」 ③しるす。書き記す。「署名」「代署」 じょ しょ しる-す; やくわり- ⺲ 13 8 旧字は、形声。网と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。あみをしかけておく意を表す。転じて、「やくわり」「部署」「役所」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 07f72.svg
枢 準2 0 ①とぼそ。くるる。開き戸の回転軸。 ②かなめ。物事のたいせつなところ。中心。「枢機」 す しゅ すう とぼそ-; くろろ-; くる-; とまら-; くるる-; からくり- 木 8 4 旧字は、形声。木と、音符區(ク)→(シユ)とから成る。「とぼそ」の意を表す。とぼそがとびらの開閉に重要なところから、転じて、かなめの意に用いる。常用漢字は省略形による。 067a2.svg
釜 2 0 かま。飲食物を煮る道具。「釜中」 ぶ ふ かま- 金 10 2 形声。金(は省略形)と、音符父(フ)とから成る。 091dc.svg
枉 1 0 ①まがる。まげる。無理にする。「枉屈」「枉道」「枉法」 ②無実の罪。「冤枉(エンオウ)」「誣枉(フオウ)」 ③まげて。わざと。 ④むだに。いたずらに。 おう おう ま-げる; ま-げて; ま-がる; むだ-に 木 8 4 説明無し 06789.svg
酳 1 0 ①すすぐ。酒で口をすすぐ。 ②酒を供える。酒をすすめる。③あまり。④すする。少し飲む。 いん すすぐ; すする 酉 14 7 説明無し 09173.svg
慵 1 0 ものうい。けだるい。おこたる。「慵惰」 じゅ しょう よう ものう-い 忄 14 11 説明無し 06175.svg
犂 1 0 リ・レイ ①すき。からすき。田畑を耕す農具の一種。 ②すく。たがやす。 ③まだらうし。「犂牛」 ④くろい。うすぐろい。「犂黒」 ⑤しみ。老人の皮膚に出る斑点(ハンテン)。 リュウ おそれおののく。「犂然」 れい; りゅう; り すき 牛 12 8 説明無し 07282.svg
侍 3 0 ①はべる。さぶらう。目上の人のそばに仕える。「侍医」「近侍」 ②さむらい。武士。「侍所」 じ し さむら-う; さむらい-; さぶらい-; さぶら-う; はべ-る 亻 8 6 形声。人と、音符寺(シ、ジ)とから成る。 04f8d.svg
説 7 0 セツ ①とく。ときあかす。考えを述べる。「説明」「演説」 ②せつ。意見。考え。「新説」「学説」 ③はなし。ものがたり。また、うわさ。「小説」「風説」 ゼイ ときすすめる。といてしたがわせる。「遊説」 エツ よろこぶ。「説楽」 悦 えち; せち; せ えつ; せい; せつ ぜい; せつ と-く; よろこ-ぶ; よろこ-ばしい 訁 14 7 形声。言と、音符兌(エツ、エイ)→(セツ)とから成る。ときあかす意を表す。 08aac.svg
鷯 1 0 鳥の名。「鷦鷯(ショウリョウ)(みそさざい)」に用いられる字。 りょう 鳥 23 12 説明無し 09def.svg
褶 1 0 ①ひだ。しわ。「褶曲」 ②あわせ。裏付きの着物。 ③かさねる。衣服を重ねて着る。 しゅう; ちょう; しょう かさねる ⻂ 16 11 説明無し 08936.svg
熙 1 0 ①かがやく。ひかる。「光熙」 ②ひろい。ひろまる。 ③おこる。さかん。 ④やわらぐ。「熙朝」怡(イ) ⑤よろこぶ。たのしむ。たわむれる。「熙笑」嬉(キ) ⑥ああ。なげく声。 き き ひかる; ひかり 灬 15 11 形声。火と、音符(キ)とから成る。 07199.svg
檀 準1 0 ①まゆみ。ニシキギ科の落葉低木。「檀弓」「檀車」 ②香木の類。「栴檀(センダン)」「白檀」 ③梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。布施。「檀家」「檀徒」 だん- たん- まゆみ- 木 17 13 形声。木と、音符亶(タン)とから成る。 06a80.svg
賚 1 0 たまう。たまわる。また、たまもの。「賚賜」 らい らい たまもの-; たま-う 貝 15 8 説明無し 08cda.svg
鰧 1 0 おこぜ。魚の名。オニオコゼ科とハオコゼ科の海魚の総称。 じん; とう; ちん おこぜ 魚 21 10 説明無し
窃 準2 0 ①ぬすむ。こっそりと取る。「窃取」「窃盗」 ②ひそかに。「窃視」 せち せつ ひそ-か; ぬす-む 穴 9 4 旧字は、形声。穴と、米(こめ。釆は変わった形)と、音符禼(セツ)・(シツ)→(セツ)とから成る。穴にしまった米を取る意を表す。ひいて「ぬすむ」「ひそかに」などの意に用いる。常用漢字は切(セツ)を音符とした俗字による。 07a83.svg
舶 準2 0 ふね。おおぶね。海を渡る大きな船。「舶来」「船舶」 びゃく はく おおぶね- 舟 11 5 形声。舟と、音符白(ハク)とから成る。 08236.svg
駱 1 0 ①かわらげ。黒いたてがみのある白馬。 ②動物の「駱駝(ラクダ)」に用いられる字。 ③つづく。つらなる。「駱駅」絡 らく らく かわらげ- 馬 16 6 説明無し 099f1.svg
参 7 0 ①まいる。目上の人のところへ行く。うかがう。「参上」「見参」 ②寺社などにもうでる。「参詣(サンケイ)」「墓参」 ③まじわる。くわわる。あつまる。「参会」「参列」 ④ひきくらべる。調べる。「参考」「参照」 ⑤相手に負ける。「降参」 ⑥「三」の代用字。 ⑦ふぞろいなさま。「参差(シンシ)」 しん; そん; さん しん; さん みっ-つ; まじ-わる; まい-る; み-つ 厶 8 6 旧字は、形声。意符晶(厽は変わった形。ひかりかがやく)と、音符㐱(シム)→(サム)とから成る。星座(オリオン座の三つ星)の意を表す。借りて、三(サム)(みつ)の意に用いる。教育用漢字は省略形の俗字による。 053c2.svg
繳 1 0 シャク いぐるみ。矢に糸をつけて鳥を射る道具。 キョウ ①まつわる。まといつく。 ②かえ(返)す。ひきわたす。 ③おさ(納)める。税などを納付する。 しゃく; きょう; ぎゃく; かく かえす 糹 19 13 説明無し
腔 準1 0 ①から。体内の中空になっている部分。「腔腸」「口腔」 ②からだ。「満腔」 こう こう くう うつろ; からだ- ⺼ 12 8 会意形声。肉と、(コウ)→(カウ)(からっぽ)とから成る。 08154.svg
円 10 0 ①まる。まるい。「円周」「円陣」「円盤」 ②満ちている。まどか。なめらか。おだやか。「円滑」「円熟」「円満」 ③あたり一帯。「関東一円」 ④つぶら。つぶらか。まるくてかわいい。 ⑤えん。日本の貨幣の単位。「円高」「円安」 えん えん まる-い; まろ-める; まる-める; まる-; まろ-; まろ-ぐ; つぶ-ら; まろ-らか; まど-やか; まろ-い; つぶ-らか; まろ-かす; まろ-やか; まろ-む; まど-か; まと; まろ-かる 冂 4 2 旧字は、形声。囗と、音符員(ヱン)とから成る。まるいもの、また、欠けたところのないものの意を表す。教育用漢字は省略形による。 05186.svg
圦 1 1 いり。堤に埋めて、用水・下水の流れを調節する樋(とい)。水門。「圦の口を開ける」 いり- 土 5 2 説明無し 05726.svg
然 7 0 ①しかり。そのとおり。肯定や同意を示す語。「然諾」「当然」 ②状態を表す形容詞のあとに添える語。「厳然」「突然」 ③しかし。しかして。しからば。しかるに。接続の助字。 ④もえる。 燃 ねん ぜん さ-; しか-して; しか-し; しか-; しか-も; しか-れども; も-える; しか-り 灬 12 8 会意形声。火と、肰(ゼン、ネン)(犬の肉)とから成る。いけにえとして供えられた犬の肉を焼くことから、火をもやす意を表す。「燃(ゼン、ネン)」の原字。借りて、是認の意に、また、助字として用いる。 07136.svg
搦 1 0 からめる。とる。しばりあげる。つかまえてしばる。「搦手」 にゃく だく から-める; がら-み 扌 13 10 説明無し 06426.svg
滓 1 0 ①かす。おり。水中の沈殿物。「残滓」 ②よごれ。けがれ。「垢滓(コウシ)」 し し さい おり-; かす- 氵 13 10 説明無し 06ed3.svg
谺 1 0 ①こだま。やまびこ。 ②谷が深く広いさま。 か こだま- 谷 11 4 説明無し 08c3a.svg
魬 1 0 はまち。ブリの幼魚。 ばん はん はまち-; かれい 魚 15 4 説明無し
溂 1 0 勢いのよいさまの「潑溂(ハツラツ)」に用いられる字。 らつ 氵 12 9 説明無し 06e82.svg
磯 準1 0 いそ。石や岩の多い波打ちぎわ。「磯辺」 け き いそ- 石 17 12 形声。石と、音符幾(キ)とから成る。 078ef.svg
団 6 0 ①まるい。まるいもの。「団扇」「炭団」 ②まどか。おだやか。円満。「団欒(ダンラン)」 ③集まる。集まり。ひとまとまり。かたまり。「団結」「集団」 だん たん とん かたまり-; まる-い 囗 6 3 旧字は、形声。囗と、音符專(セン)→(タン)とから成る。丸めたもの、ひいて「かたまり」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 056e3.svg
糖 5 0 ①あめ。さとう(砂糖)。「糖衣」「精糖」 ②水にとけ、甘味のある炭水化物。「糖分」「乳糖」 どう とう たん あめ- 米 16 10 形声。米と、音符(タウ)とから成る。「あめ」の意を表す。 07cd6.svg
褂 1 0 うちかけ。また、はだぎ。ひとえのはだぎ。 かい; け うちかけ; うわぎ ⻂ 13 8 説明無し 08902.svg
犇 1 0 ①ひしめく。押し合ってさわぎたてる。 ②はしる。ウシが驚いて走る。「犇散」奔参考たくさんのウシ(牛)が走るさまを表す字。 ほん ほん はし-る; ひしひし; ひし-めく 牛 12 8 説明無し 07287.svg
洽 1 0 ①あまねし。広くゆきわたる。「洽覧」 ②うるおう。うるおす。「洽汗」 こう うるおす; あまねし 氵 9 6 説明無し 06d3d.svg
斎 準2 0 ①ものいみ。ものいみする。つつしむ。神仏に仕えるため、飲食をつつしみ、心身を清めること。「斎戒」「斎壇」 ②いつく。いつき。神に仕える。 ③へや。特に、書を読む部屋。「書斎」 ④雅号などにつける語。「仁斎」 せい; せ さい いわ-う; いみ-; とき-; いつき-; ものいみ-; つつし-む; い-み; い-む; いつ-く; いもい-; いわい- 斉 11 3 旧字は、形声。示と、音符齊(セイ、サイ)(は省略形)とから成る。神を祭るとき、心身を清めととのえる意を表す。転じて、はなれやの意に用いる。常用漢字は省略形の俗字による。 0658e.svg
拝 5 0 ①おがむ。(ア)おじぎをする。「拝跪(ハイキ)」「拝礼」(イ)神仏をうやまう。「拝殿」「参拝」 ②官をさずかる。「拝命」 ③自分の動作に添える謙譲語。「拝啓」「拝見」「拝借」 へ はい おが-む 扌 8 5 旧字は、会意。手と、(こつ)(は省略形。しげった草を両手で持つ)とから成る。両手に草を持って神にささげるさまにより、神にいのる、「おがむ」意を表す。教育用漢字は省略形による。 062dd.svg
舜 準1 0 ①むくげ(木槿)。アオイ科の落葉低木。 蕣(シュン) ②古代の伝説上の聖天子の名。 しゅん ひるがお; むくげ-; さとい 舛 13 6 形声。意符(花の咲いているつる草の象形。はその変わった形)と、音符舛(セン)→(シユン)とから成る。野菜の名、また、転じて、むくげの意を表す。「蕣(シユン)」の原字。借りて、太古の聖天子の名に用いる。 0821c.svg
冑 1 0 ①かぶと。頭にかぶる武具。「甲冑(カッチュウ)」兜(トウ)甲 ②よろい。身体をおおう武具。参考②は、よろいとかぶとを表す「甲冑」を日本でかぶととよろいに誤って解釈したことによる。なお、「胄(チュウ)」は別字。 じゅう ちゅう かぶと-; よろい- 冂 9 7 説明無し 05191.svg
繻 1 0 うすぎぬ。目の細かい絹織物。繻子(シュス)。 す; にゅう じゅ; しゅ うすぎぬ 糹 20 14 説明無し 07e7b.svg
鋤 準1 0 ①すき。田畑をたがやす農具。「鋤犂(ジョレイ)」 ②すく。たがやす。「耕鋤」 ①②耡(ジョ) じょ そ す-く; くわ-; すき- 釒 15 7 説明無し 092e4.svg
恵 4 0 ①めぐむ。情けをかける。めぐみ。「恵贈」 ②かしこい。さとい。「恵眼」「知恵」慧(ケイ)参考「恵」の草書体の変形が片仮名の「ヱ」に、草書体が平仮名の「ゑ」になった。 え けい めぐ-まれる; めぐ-む; めぐみ- 心 10 6 旧字は、会意。心と、叀(せん)(=。つつしみぶかい)とから成る。「めぐむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 06075.svg
痩 2 0 ①体がやせる。やせほそる。ほそい。「痩軀(ソウク)」「痩身」 ②土地がやせる。地味(チミ)が肥えていない。「痩地」「痩田」 ①②肥 しゅう しゅ そう や-せる 疒 12 7 形声。疒と、音符叟(シウ)とから成る。 075e9.svg
羈 1 0 ①おもがい。くつわを固定するためにウマの頭の上からかける組みひも。 ②たづな。また、つなぐ。つなぎとめる。とりしまる。「羈束」「羈留」 ③たび。たびびと。 き き つな-ぐ; たずな; たび; おもがい- ⺲ 24 19 説明無し 07f88.svg
滉 1 0 ひろい。水の広く深いさま。「滉瀁(コウヨウ)」 おう こう ひろ-い 氵 13 10 形声。水と、音符晃(クワウ)とから成る。 06ec9.svg
舞 4 0 ①まう。おどる。まい。「舞踏」「舞踊」 ②ふるいたたせる。はげます。「鼓舞」 ③もてあそぶ。「舞文」 む ぶ ま-い; まい-; ま-う 舛 15 8 会意形声。もと、無(ブ)(たもとを広げてまう人のさまの象形。は省略形)が「まう」意を表したが、のち「ない」意に借用されるようになったため、さらに舛(あし)を加えて無と区別し、もっぱら「まう」意に用いる。 0821e.svg
幄 1 0 とばり。上からおおったり、周りを囲んだりする幕。「幄舎」 あく とばり- 巾 12 9 説明無し 05e44.svg
迭 準2 0 かわる。かわるがわる。たがいに。入れかわる。「更迭」 でち てつ たが-いに; か-わる ⻌ 8 5 形声。辵と、音符失(シツ)→(テツ)とから成る。 08fed.svg
龝 準1 0 ①四季の一つ。あき。②とし。としつき。③とき。大切なとき。表記「千秋楽」を「千龝楽」と書くことがある。 しゅ しゅう あき-; とき- 禾 21 16 説明無し 09f9d.svg
薤 1 0 らっきょう。ユリ科の多年草。おおにら。にら。「薤露」 けい げ かい らっきょう- ⺾ 16 13 説明無し 085a4.svg
徒 7 0 ①かち。乗り物に乗らずに歩く。「徒歩」「徒渉」 ②手に何も持たない。素手。「徒手」 ③いたずらに。むだ。むなしい。役に立たない。「徒食」「徒労」 ④なかま。ともがら。「徒党」「学徒」 ⑤弟子。門人。「徒弟」「使徒」 ⑥労役。労役に服させる刑罰。「徒刑」 ⑦ただ(唯)。…だけ。限定や強意を表す助字。 ず と いたずら; あだ; むだ; ともがら; かち 彳 10 7 形声。意符辵(ちやく)(あるく。は変わった形)と、音符土(ト)とから成る。歩く意を表す。 05f92.svg
甥 準1 0 ①おい。兄弟姉妹の生んだ男の子。「甥姪(セイテツ)」「外甥」 姪(テツ) ②むこ。娘の夫。 婿 しょう せい おい-; むこ 生 12 7 形声。意符男(おとこ)と、音符生(セイ)とから成る。 07525.svg
脊 2 0 ①せ。せい。せぼね。せなか。「脊椎(セキツイ)」「脊髄」 ②中央が高くなっているもの。「脊梁(セキリョウ)」「山脊」 しゃく せき せい-; せ- 肉 10 6 会意。肉と、(かい)(せぼね。は省略形)とから成る。せぼねの意を表す。 0810a.svg
閨 1 0 ①こもん。宮中の小門。②ねや。婦人の寝室。また、夫婦の寝室。「閨閤(ケイコウ)」「閨房」 ③婦人。「閨秀」 け けい ねや- 門 14 6 説明無し 095a8.svg
算 9 0 ①かぞえる。計算する。「算数」「暗算」「珠算」 ②かず(数)。物の数。 ③はかる。はかりごと。もくろみ。「算段」「成算」 せん; さん せん; さん そん かず-; かぞ-える ⺮ 14 8 会意。竹と、(ぐ)(そろえる。𥃲は変わった形)とから成り、数取りの竹をそろえて「かぞえる」意を表す。 07b97.svg
萱 準1 0 ①わすれぐさ。ユリ科の多年草。「萱草」 ②かや。ススキ・スゲなど屋根をふくイネ科・カヤツリグサ科の植物の総称。「刈萱(かるかや)」 けん かや- ⺾ 12 9 形声。艸と、音符宣(セン)→(クヱン)とから成る。 08431.svg
濺 1 0 ①そそぐ。水をそそぎかける。 ②水の流れるさま。「濺濺」 せん せん そそ-ぐ 氵 18 15 説明無し 06ffa.svg
畿 2 0 みやこ。首都。また、都を中心とした天子の直属の地域。「畿内」 げ き みやこ- 田 15 10 形声。田と、音符幾(キ)(は省略形)とから成る。 0757f.svg
尉 準2 0 ①軍隊で階級の一つ。「尉官」 ②じょう。律令(リツリョウ)制で衛門府(エモンフ)・兵衛府(ヒョウエフ)の三等官。 うち; い うつ; い やすんじる; じょう-; おさえる 寸 11 8 象形。火のしを手にして布を押さえのばす形にかたどる。「熨(ヰ、ウツ)」の原字。ひいて、正しくする、安んずる意に用いる。 05c09.svg
篤 3 0 ①あつい。人情にあつい。熱心である。「篤志」「篤行」「篤学」 ②病気が重い。「危篤」 とく あつ-い ⺮ 16 10 形声。馬と、音符竹(チク)→(トク)とから成る。もと、歩みのおそい馬の意を表したが、借りて「あつい」意に用いる。 07be4.svg
笳 1 0 あしぶえ(蘆笛)。アシの葉を巻いて管にした笛。「胡笳(コカ)」葭(カ) け か あしぶえ ⺮ 11 5 説明無し 07b33.svg
蹙 1 0 ①せまる。物事がさしせまる。 ②しわをよせる。しかめる。「顰蹙(ヒンシュク)」 ③きわ(窮)まる。くるしむ。 ④つつしむ。 ⑤け(蹴)る。 すく しゅく せ-まる; しじか-む 足 18 11 説明無し 08e59.svg
鯖 準1 0 ①さば。サバ科の海魚。青花魚。 ②よせなべ。魚や肉を入れて煮た料理。「五侯鯖」 しょう せい さば- 魚 19 8 説明無し 09bd6.svg
掲 3 0 かかげる。 ①高くさしあげる。「掲揚」 ②目につくように示す。はり出す。「掲載」 け けつ; けい かか-げる 扌 11 8 旧字は、形声。手と、音符曷(カツ)→(ケツ、ケイ)とから成る。手に持って高く上げる意を表す。常用漢字は俗字による。 063b2.svg
脹 準1 0 ①ふくれる。はる。「脹満」「膨脹」 ②皮膚がはれる。「腫脹(シュチョウ)」 ③ふくよか。ふっくらしているさま。「脹よかな顔」 じょう; ちょう ちょう ふく-れる ⺼ 12 8 形声。肉と、音符長(チヤウ)とから成る。 08139.svg
続 7 0 ①つづく。つづける。つぐ。つながる。「続続」「続行」「継続」 断 ②つづき。「続編」 ぞく しょく つづ-く; つ-ぐ; つづ-ける 糹 13 7 旧字は、形声。糸と、音符𧶠(イク)→(シヨク)とから成る。糸を結びつなぐ、ひいて「つぐ」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 07d9a.svg
踞 1 0 ①うずくまる。かがむ。「踞侍」 ②おごる。おごりたかぶる。「踞敖(キョゴウ)」 こ きょ うずくま-る ⻊ 15 8 説明無し 08e1e.svg
箝 1 0 ①はさむ。 ②くびかせ。自由をうばう。「箝制」 ③とざす。つぐむ。木片を口にくわえさせて声を出させない。「箝口」 げん けん かん す-げる; はさ-む; くびかせ- ⺮ 14 8 説明無し 07b9d.svg
館 8 0 ①やかた。やしき。「館第」 ②やど。やどや。「旅館」 ③人の集まる建物。また、公共の施設。「館長」「会館」「休館」 かん かん やかた-; たち-; たて-; むろつみ- 飠 16 8 形声。と、音符官(クワン)とから成る。多くの人に食物を供する家の意を表す。転じて「やかた」の意に用いる。 09928.svg
悾 1 0 まこと。まごころ。また、きまじめで気がきかないさま。思いどおりにならないさま。「悾悾」 こう; く まこと- 忄 11 8 説明無し
侈 1 0 ①おごる。ぜいたく。いばる。「驕侈(キョウシ)」「奢侈(シャシ)」 ②ほしいままにする。「放辟(ホウヘキ)邪侈」 ③おおきい。広い。「侈大」 し し おご-る 亻 8 6 説明無し 04f88.svg
衙 1 0 ①つかさ。天子のいる所。宮城。「衙内」「衙兵」 ②兵営。役所。「衙府」「衙門」 ③あつまる。まいる。「衙参」 ご; げ ぎょ; が やくしょ 行 13 7 説明無し 08859.svg
槿 1 0 むくげ。アオイ科の落葉低木。もくげ。「槿域」「槿花」 こん きん むくげ-; あさがお- 木 15 11 説明無し 069ff.svg
徨 1 0 さまよう。あてもなく歩く。「彷徨(ホウコウ)」 おう こう さまよ-う 彳 12 9 説明無し 05fa8.svg
印 7 0 ①いん。はんこ。「印影」「印章」「印鑑」 ②しるす。しるし。「印象」 ③版で刷る。「印刷」「印本」 ④指でいろいろな形を作って、悟りの内容を示すこと。「印契(インゲイ)」「印呪(インジュ)」 ⑤「印度」の略。「中印」 いん いん しる-し; しる-す; しるし- 卩 6 4 会意。卩(ひざまずく)と、爪(そう)(手)とから成る。手を下に向けて、ひざまずいた人をおさえつける意を表す。ひいて、おしつけた「しるし」の意に用いる。 05370.svg
琢 準1 0 みがく。玉をみがく。また、学徳をみがく。「琢磨」「彫琢」 たく たく たた-く; えら-ぶ; みが-く; う-つ 𤣩 11 7 形声。玉と、音符豖(チク)→(タク)とから成る。玉を刻んで形を整える意を表す。 07422.svg
閘 1 0 ①水門。ひのくち。「閘門」 ②門をあけたてする。せきとめる。 こう; よう こう; おう ひのくち- 門 13 5 説明無し 09598.svg
久 6 0 ひさしい。長い間。「久遠」「永久」参考「久」の二画目までが片仮名の「ク」に、草書体が平仮名の「く」になった。 く きゅう ひさ-しい 丿 3 2 指事。人と、乀(後ろから引き止めるさまを示す)とから成る。とまる、おくれる、ひいて「ひさしい」意を表す。 04e45.svg
噯 1 0 ①おくび。げっぷ。「噯気(アイキ)・(おくび)」噫(イ) ②ああ。嘆く声。 がい あい あい いき-; あつかい-; おくび- 口 16 13 説明無し
晋 準1 0 ①すす(進)む。つきすすむ。 ②中国の王朝・国名。 しん しん すす-む; すすむしん- 日 10 6 会意形声。日と、臸(シン)(いたる。・亚は省略形)とから成る。日が進む意を表す。 0664b.svg
齟 1 0 ①かむ。かみくだく。 咀(ソ) ②くいちがう。かみあわない。「齟齬(ソゴ)」 しょ しょ そ か-む 齒 20 5 説明無し 09f5f.svg
鵲 1 0 かささぎ。カラス科の鳥。ちょうせんがらす。「鵲橋」 さく しゃく じゃく かささぎ- 鳥 19 8 説明無し 09d72.svg
鯤 1 0 ①はららご。魚のたまご。 ②想像上の大魚の名。「鯤鵬(コンホウ)」鰥(カン) こん こん 魚 19 8 説明無し 09be4.svg
券 5 0 てがた。わりふ。約束のしるしとしてとりかわす木の札。ひいては、証書・切符・切手・印紙の類。「券契」「郵券」 こん けん 刀 8 6 形声。刀と、音符𢍏(クヱン)(𠔉は変わった形)とから成る。むかし、二つの木片に刻み目をつけ、刻み目が合うことを契約の証拠とした。割り符、ひいて、証拠書類の意を表す。 05238.svg
機 7 0 ①はた。布を織るきかい。「機業」 ②からくり。しかけ。細かいしくみ。「機関」「機器」 ③かなめ。だいじな部分。「機軸」「機密」 ④きざし。きっかけ。はずみ。しおどき。「機会」「好機」 ⑤おり。わな。「機穽(キセイ)」 ⑥心のはたらき。物事のはたらき。「機転」「機動」「心機」 ⑦「飛行機」の略。「機首」「機長」 け き こぶち; わかつり; はた-; おり- 木 16 12 形声。木と、音符幾(キ)とから成る。石弓の石を発射する道具、「からくり」の意を表す。 06a5f.svg
槨 1 0 ひつぎ。棺をおおう外囲い。うわひつぎ。そとかん。「棺槨」 かく そとひつぎ 木 15 11 説明無し 069e8.svg
箚 1 0 ①さす。さしこむ。 ②もうしぶみ。臣下が君主に差し出す上申書。 ③しるす。「箚記」 ちょう とう さつ さ-す; かぎ ⺮ 14 8 説明無し 07b9a.svg
年 10 0 ①とし。一二か月。三六五日を一つと数える時間の単位。「年報」「新年」 ②よわい。ねんれい(年齢)。「年長」「老年」 ③みのる。穀物のみのり。「祈年祭」 ねん でん よわい-; とし-; とせ-; みのり- 干 6 3 甲骨・金文は、象形。実った穀物の穂を、人が背負っている形にかたどる。みのりの意を表す。転じて、穀物が実る周期「とし」の意に用いる。本字は、形声で、意符の禾(か)(穀物)と、音符千(セン)→(ネン)とから成る。常用漢字はその変わった形。 05e74.svg
回 9 0 ①まわす。まわる。めぐる。めぐらす。「回送」「回覧」 ②かえる。もとにもどす。「回顧」「回収」「回生」 ③ひとまわり。度数。「回忌」「回数」「毎回」 え かい うい まわ-す; まわ-る; めぐ-らす; めぐ-る 囗 6 3 象形。水がうずまいているさまにかたどる。「まわる」「まわす」意を表す。 056de.svg
帛 1 0 ①きぬ。しろぎぬ。絹織物の総称。「帛書」 ②ぬさ。神前に供える白いきぬ。「幣帛」参考白いぬの(巾)を表す字。 びゃく はく きぬ- 巾 8 5 説明無し 05e1b.svg
匈 1 0 ①わるい。おそれる。 ②さわぐ。かまびすしい。みだれるさま。「匈匈」洶(キョウ) ③中国北方の異民族の名。「匈奴」 ④むね。また、心。 く きょう むね-; さわぐ; おそれる 勹 6 4 説明無し 05308.svg
陞 1 0 のぼる。のぼせる。官位がのぼる。「陞叙」 升 しょう のぼる 阝 10 7 説明無し 0965e.svg
蚣 1 0 「蜈蚣(ゴコウ)(むかで)」「蚣(ショウショ)(きりぎりす)」に用いられる字。 く; しゅ こう; しょう 虫 10 4 説明無し 086a3.svg
碧 準1 0 ①あお色の美しい石。「碧玉」 ②あお。みどり。あおみどり。「碧空」「紺碧」 ひゃく へき みどり-; あお- 石 14 9 形声。石と、玉(王は省略形。たま)と、音符白(ハク)→(ヘキ)とから成る。 078a7.svg
遘 1 0 ①あう。であう。めぐりあう。「邂(カイコウ)」逅(コウ)・(コウ) ②まみえる。おめにかかる。 こう あう ⻍ 14 10 説明無し 09058.svg
拯 1 0 すくう。たすける。 丞(ショウ) しょう しょう じょう すく-う 扌 9 6 説明無し 062ef.svg
戌 1 0 いぬ。十二支の第一一。動物ではイヌ。方位では西北西。時刻では午後八時およびその前後二時間。「戌亥(いぬい)」 参考「戍(ジュ)」は別字。 しゅち しゅつ じゅつ いぬ- 戈 6 2 説明無し 0620c.svg
衢 1 0 ①みち。ちまた。広いよつつじ。「衢巷(クコウ)」 ②えだ。わかれみち。 く みち 行 24 18 説明無し 08862.svg
泊 4 0 ①人が自宅以外のところにとまる。宿る。「宿泊」「外泊」 ②船がとまる。船をとめる。「停泊」 ③さっぱりしているさま。「淡泊」 ばく; ひゃく はく と-める; とまり; と-まる 氵 8 5 形声。水と、音符白(ハク)とから成る。舟をとめる水べ、ひいて「とまる」意を表す。 06cca.svg
炙 1 0 ①あぶる。火で焼く。また、焼いた肉。「炙背」「膾炙(カイシャ)」 ②したしむ。親しく交わる。「親炙」 しゃく; しゃ しゃ; せき あぶ-る 火 8 4 説明無し 07099.svg
芸 1 0 ①ミカン科の多年草。香草で、書物の虫よけに用いる。ヘンルーダ。かおりぐさ。「芸香」「芸帙(ウンチツ)」 ②くさぎる。草を刈る。「芸夫(ウンプ)」耘(ウン)参考 もとは「」という形で、「芸(藝)(ゲイ)」は別の字。 げい; うん げい; うん ⺾ 7 4 もと、埶(ゲイ)(土に植物のなえを植える)に同じ。旧字は、会意形声で、(うん)(くさぎる)と、埶(ゲイ)とから成り、草木を「うえる」意を表す。ひいて、技術・才能の意に用いる。教育用漢字は、省略形の俗字として用いられていたものによる。 082b8.svg
掠 準1 0 ①かすめる。かする。かすめとる。さらう。「掠奪」 ②かすれる。そばをかすめて通る。 ③むちうつ。「掠笞(リャクチ)・(リョウチ)」 らく; ろう りょう; りゃく かす-める 扌 11 8 形声。手と、音符京(ケイ、キヤウ)→(リヤク)とから成る。 063a0.svg
癨 1 0 「癨乱(暑気あたり)」に用いられる字。 かく 疒 21 16 説明無し 07668.svg
揚 3 0 ①あげる。あがる。高くあげる。「揚力」「掲揚」 ②いきおいがある。精神や気分が高まる。「揚揚」「高揚」抑 ③名をあらわす。ほめる。「宣揚」「称揚」 よう よう あ-げる; あ-がる 扌 12 9 形声。手と、音符昜(ヤウ)とから成る。「あげる」「あがる」意を表す。 063da.svg
逋 1 0 ①のがれる。にげる。かくれる。「逋逃」 ②おいめ。負債や租税をはらわない。「逋欠」 ふ ほ のが-れる ⻍ 11 7 説明無し 0900b.svg
鰕 1 0 ①えび(海老)。蝦(カ) ②さんしょううお(山椒魚)。 ③めくじら。雌のクジラ。鯢(ゲイ) げ か えび- 魚 20 9 説明無し 09c15.svg
薀 1 0 ウン つむ。たくわえる。「薀蓄」 オン 水草の「薀藻(オンソウ)(きんぎょも)」に用いられる字。 うん つむ ⺾ 16 13 説明無し 08580.svg
錬 3 0 ①ねる。(ア)金属をねりきたえる。「錬金」「精錬」煉(レン)(イ)心身や技芸をきたえる。「錬成」「鍛錬」練 ②薬をねる。「錬丹」 れん れん ね-る 釒 16 8 旧字は、形声。金と、音符柬(カン)→(レン)とから成る。金属をねりきたえる意を表す。常用漢字は省略形による。 0932c.svg
神 8 0 ①かみ。「神社」「鬼神」 ②人間の知恵でははかり知ることのできない不思議なはたらき。「神技」「神秘」 ③こころ。たましい。「神経」「精神」 ④「神戸」の略。「阪神」 じん しん かん-; こう-; かみ- 礻 9 5 会意形声。示と、申(シン)(いなびかり)とから成り、空中をただよう「かみ」、ひいて、人間わざを超えたはたらきの意を表す。 0795e.svg
審 3 0 ①つまびらか。あきらか。「審問」「不審」 ②つまびらかにする。はっきりさせる。「審議」「審査」 ③「審理」「審判員」の略。「結審」「塁審」 しん しん つまび-らか 宀 15 12 本字は、会意。宀と、釆(はん)(わける)とから成る。おおわれているものを区別して明らかにすることから、「つまびらかにする」意を表す。のち、宀と番とから成る字形となった。 05be9.svg
揺 3 0 ゆれる。ゆれ動く。ゆする。ゆらぐ。「揺籃(ヨウラン)」「動揺」 よう よう ゆ-すぶる; ゆ-る; ゆ-るぐ; ゆ-さぶる; ゆ-する; ゆ-らぐ; ゆ-れる 扌 12 9 旧字は、形声。手と、音符䍃(エウ)とから成る。ゆりうごかす、ひいて「ゆれる」意を表す。常用漢字は省略形による。 063fa.svg
転 8 0 ①ころがる。ころがす。まわる。まわす。「転回」「自転」 ②ころぶ。ひっくり返る。「転倒」「逆転」 ③うつす。うつる。位置をかえる。「転居」「移転」 ④うつる。うつりかわる。「変転」「流転(ルテン)」 ⑤うたた。ますます。 てん てん ころ-がる; ころ-げる; ころ-ぶ; ころ-がす; まろ-ぶ; めぐる; うつ-る; うた-た 車 11 4 旧字は、形声。車と、音符專(セン)→(テン)とから成る。車がまわる、ひいて「ころがる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 08ee2.svg
炸 1 0 はじける。さける。さく。火薬で爆発する。「炸裂」 しゃく さく あ-げる; は-ず; は-ぜる 火 9 5 説明無し 070b8.svg
萍 1 0 ①うきくさ。ウキクサ科の多年草。 苹(ヘイ) ②ただよう。さまよう。 ③よもぎ。キク科の多年草。 びょう へい うきくさ; よもぎ ⺾ 11 8 説明無し 0840d.svg
霊 3 0 ①たま。神のみたま。万物に宿るたましい。また、死者のたましい。「霊魂」「神霊」「亡霊」 ②ふしぎな。人知でははかりしれない。神聖な。「霊感」「霊泉」 ③よい。すぐれた。「霊知」「霊妙」 りょう れい み; たま-; すだま; ち ⻗ 15 7 旧字は、形声。意符巫(ふ)(みこ)と、音符霝(レイ)とから成る。雨ごいするみこの意を表す。常用漢字は省略形による。 0970a.svg
祟 1 0 たたる。たたり。神のたたり。 参考「崇」は別字。 すい すい たた-る 示 10 5 説明無し 0795f.svg
削 3 0 けずる。けずりとる。そぐ。除く。「削減」「削除」「添削」 添 さく; しょう しゃく; しょう けず-る; はつ-る; そ-げる; そ-ぐ 刂 9 7 形声。刀と、音符(セウ)とから成る。刀のさやの意を表す。借りて「けずる」意に用いる。 0524a.svg
釦 準1 0 ①ボタン。 ②かざる。ちりばめる。 く こう ボタン- 釒 11 3 説明無し 091e6.svg
茗 1 0 ①ちゃ。チャの木・芽。「茗宴」「茗器」 ②よう。酒に酔う。「茗(メイテイ)」 参考①おそく採ったチャの芽を「茗」、新しいものを「茶」と呼ぶ。 みょう めい ちゃ- ⺾ 9 6 説明無し 08317.svg
譜 準2 0 ①しるす。系統だてて記す。また、記したもの。「系譜」「年譜」 ②音楽の曲節を符号で記したもの。「譜面」「音譜」 ③つづく。代々ひきつぐ。「譜代」 ふ 訁 19 12 形声。言と、音符普(ホ)とから成る。 08b5c.svg
彪 準1 0 ①まだら。トラの皮のあざやかな模様。「彪彪」 ②あや。模様。 ひゅう ひゅう ひょう あや- 彡 11 8 会意。彡と、虎(こ)(とら)とから成る。とらの皮のあざやかな文様の意を表す。 05f6a.svg
銷 1 0 ①とかす。とける。金属をとかす。「銷鑠(ショウシャク)」 ②つ(尽)くす。つきる。「銷沈」 ③けす。きえる。「銷夏」 ④へる。おとろえる。そこなう。「銷刻」 ⑤ち(散)る。ちらす。 しょう とける; けす 釒 15 7 説明無し 092b7.svg
擒 1 0 とらえる。いけどりにする。また、とりこ。「擒獲」「擒生」禽(キン) ごん きん とら-える; とりこ- 扌 16 13 説明無し 064d2.svg
探 5 0 ①さぐる。さがす。さがし求める。「探究」「探索」 ②たずねる。見物する。「探勝」「探訪」 とん たん さが-す; さぐ-る 扌 11 8 形声。手と、音符(タム)(罙は変わった形)とから成る。遠くから物を取る、ひいて、「さぐる」意を表す。 063a2.svg
敖 1 0 ①あそぶ。なまける。「敖惰」遨(ゴウ) ②おごる。たかぶる。「敖慢」 ③かまびすしい。やかましい。嗷 ごう ごう あそ-ぶ; おご-る 攵 11 7 説明無し 06556.svg
髀 1 0 ①もも(股)。ふともも。足のひざから上の部分。「髀肉」 ②ももの骨。 へい; ひ もも 骨 18 8 説明無し 09ac0.svg
稔 準1 0 ①みのる。みのり。「稔歳」 ②とし。穀物が一回みのる期間。 年 ③つむ。経験などを積む。 にん じん ねん みの-る; みのり- 禾 13 8 形声。禾と、音符念(デム、ネム)→(ジム)とから成る。いねの実がふくらみ、みのる意を表す。 07a14.svg
忙 4 0 いそがしい。せわしい。「忙中」「繁忙」閑 もう ぼう いそが-しい 忄 6 3 形声。心と、音符(バウ)とから成る。気が散って落ち着かない意を表す。 05fd9.svg
梟 1 0 ①ふくろう。フクロウ科の鳥。「鴟梟(シキョウ)」 ②つよい。たけだけしい。「梟悪」「梟将」 ③さらす。さらしくび。「梟首」 きょう きょう ふくろう- 木 11 7 説明無し 0689f.svg
軾 1 0 しきみ。車の前部にある横木。 しょく; しき しきみ 車 13 6 説明無し 08efe.svg
議 7 0 ①はかる。論じ合う。思いめぐらす。「議会」「議事」「談議」 ②意見。言説。「異議」 ③「議員」の略。「県議」 ぎ ぎ 訁 20 13 形声。言と、音符義(ギ)とから成る。話し合う意を表す。 08b70.svg
弛 準1 0 ゆるむ。ゆるめる。たるむ。ゆるくする。「弛緩」「弛廃」 張 し し ち たゆ-む; ゆる-む; ゆる-める; たる-む; たる-める 弓 6 3 形声。弓と、音符也(ヤ)→(シ)とから成る。 05f1b.svg
袗 1 0 ①ひとえ(単衣)の衣服。 ②ぬいとりをする。 しん しん そろう; ひとえ; へり ⻂ 10 5 説明無し 08897.svg
諜 準1 0 ①まわしもの。しのび。スパイ。「諜者」「間諜」 ②しめす。しめし合う。 ③うかがう。さぐる。敵のようすをさぐる。「諜報」 ④言葉の多いさま。「諜諜」喋(チョウ) ⑤ふだ(札)。「譜諜」 じょう ちょう しめ-す; うかが-う 訁 16 9 説明無し 08adc.svg
娟 1 0 うつくしい。あでやか。しなやか。「娟雅」「娟娟」姸(ケン) えん; けん えん; けん しな-やか; こびる; あでやか; うつく-しい 女 10 7 説明無し 05a1f.svg
胎 3 0 ①みごもる。はらむ。「胎教」「受胎」 ②子の宿るところ。子宮。「胎盤」「母胎」 ③はじめ。きざし。「胚胎(ハイタイ)」 たい たい はら-む ⺼ 9 5 形声。肉と、音符台(タイ)とから成る。はらご、ひいて「はらむ」意を表す。 080ce.svg
情 6 0 ①こころ。きもち。「情熱」「感情」 ②なさけ。まごころ。思いやり。「情愛」「友情」 ③異性間の愛。「情事」「慕情」 ④ありさま。ようす。「情景」「情勢」 ⑤おもむき。あじわい。「情趣」「風情(フゼイ)」 じょう せい おもむき-; まこと-に; こころ-; なさ-け 忄 11 8 形声。心と、音符靑(セイ)とから成る。人間の生まれながらの心、転じて、ありのままの意を表す。 060c5.svg
嚼 1 0 かむ。かみくだく。かみしめる。あじわう。「咀嚼(ソシャク)」 ざく しゃく か-む 口 21 18 説明無し 056bc.svg
叭 1 0 楽器の「喇叭(ラッパ)」に用いられる字。 へち はつ は 口 5 2 説明無し 053ed.svg
髪 4 0 かみ。かみの毛。「洗髪」「白髪」 ほち はつ かみ- 髟 14 4 旧字は、形声。髟と、音符犮(ハツ)とから成る。「かみ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 09aea.svg
懸 準2 0 ①かける。かかる。つりさげる。ぶらさげる。「懸垂」「懸賞」 ②遠くへだたる。かけはなれる。「懸隔」「懸絶」 げん けん け か-ける; か-かる 心 20 16 形声。心と、音符縣(クヱン)とから成る。心にかける意を表す。 061f8.svg
翦 1 0 ①きる。はさみきる。きりそろえる。はさむ。 剪(セン) ②そぐ。けずる。 ③ほろ(滅)ぼす。 せん き-る 羽 15 9 説明無し 07fe6.svg
悦 3 0 よろこぶ。うれしく思う。楽しむ。「悦目」「悦楽」「喜悦」「悦に入る」 えち えつ よろこ-ばしい; よろこ-ばす; よろこ-ぶ; よろこ-び 忄 10 7 形声。心と、音符兌(タイ)→(エツ)とから成る。よろこぶ意を表す。 060a6.svg
孼 1 0 ①ひこばえ。切り株から出た芽。「孼牙(ゲツガ)」 櫱(ゲツ)②わきばら。めかけの生んだ子。めかけばら。庶子。「孼子」 ③わざわい。災難。わざわいする。「災孼」 ④悪い。つみ。 げつ; げち ひこばえ; わざはひ; わきばら 子 19 16 説明無し
煦 1 0 ①あたためる。あたたかい。めぐむ。「煦育」「煦嫗(クウ)」 ②ひかり。日の光。 く あたためる 灬 13 9 説明無し 07166.svg
蔕 1 0 ①へた。果実が枝や茎につくところ。 ②うてな。花のがく。 ③ねもと。ね。 ④とげ。転じて、さしさわり。 たい てい へた- ⺾ 14 11 説明無し 08515.svg
仍 1 0 ①よる。したがう。 ②かさねる。かさなる。「仍孫」 ③しきりに。しばしば。 ④なお。やはり。 にょう じょう よる; なお; しきりに 亻 4 2 説明無し 04ecd.svg
詣 2 0 ①いたる。行きつく。高い域・深い域に達する。「造詣」②もうでる。寺社におまいりする。「参詣」 げ げい けい いた-る; もう-でる 訁 13 6 形声。言と、音符旨(シ)→(ゲイ)とから成る。 08a63.svg
癧 1 0 首のリンパ腺(セン)の腫(は)れる病気「瘰癧(ルイレキ)」に用いられる字。 りゃく; れき るいれき 疒 21 16 説明無し 07667.svg
仁 5 0 ①おもいやり。いつくしみ。「仁愛」「仁徳」 ②儒教で説く最高の徳。「仁義」「仁者」 ③ひと。「御仁」 ④果物のたね。「杏仁(キョウニン)」 参考「仁」の草書体が平仮名の「に」になった。 にん; に じん 亻 4 2 会意。人と、二(ここでは、いつくしむ意)とから成り、したしみ、いつくしみの意を表す。 04ec1.svg
璞 1 0 あらたま。みがいていないたま。「璞玉」 ほく はく ぼく あらたま- 𤣩 16 12 説明無し 0749e.svg
猛 4 0 たけし。たけだけしい。荒々しい。はげしい。「猛威」「猛獣」「猛烈」 もう; みょう ぼう たけ-ぶ; たけ-し; たけ-る 犭 11 8 形声。犬と音符孟(マウ)とから成る。激しい犬、転じて、たけだけしい意を表す。 0731b.svg
釵 1 0 かんざし。ふたまたの女性の髪かざり。「釵股(サイコ)」「釵釧(サイセン)」 せ さい さ かざし; かんざし 釒 11 3 説明無し 091f5.svg
蜚 1 0 ①いなむし。イネの害虫。 ②あぶらむし。ごきぶり。 ③とぶ。 ひ ひ あぶらむし-; とぶ 虫 14 8 説明無し 0871a.svg
酔 3 0 ①酒や乗り物などによう。「酔眼」「酔態」 ②薬物によって感覚を失う。「麻酔」 ③心を奪われる。熱中する。「心酔」「陶酔」 ①~③醒(セイ) すい すい よ-う; よ-い 酉 11 4 旧字は、会意形声。酉と、卒(ソツ)→(スイ)(つくす)とから成り、酒を飲みつくす、ひいて、よいくずれる意を表す。常用漢字は俗字による。 09154.svg
簗 1 1 やな。川の中に木や竹を並べて水をせきとめ、魚を捕らえるしかけ。「下り簗」梁(リョウ)参考「+梁(はし)」で、竹でつくったやなの意の国字。 やな ⺮ 17 11 説明無し 07c17.svg
杼 1 0 ①ひ。機(はた)織りで横糸を通す道具。「杼機」 ②とち。どんぐり。くぬぎの実。 じょ しょ; ちょ ひ-; どんぐり- 木 8 4 説明無し 0677c.svg
汎 2 0 ①ひろい。広く行き渡る。あまねく。「汎愛」「汎論」 ②うかぶ。ただよう。 ③水があふれる。「汎濫」 ①~③氾(ハン) ぶ; ほう; ふう ほん はん あまね-し; あまね-く; ただよ-う; ひろ-い; うか-ぶ; あふ-れる 氵 6 3 形声。水と、音符凡(ハム)とから成る。 06c4e.svg
籤 1 0 ①くじ。おみくじ。ふだ。占いのふだ。「抽籤」「当籤」 ②うらなう。ためす。 ③かずとり。ものを数えるときの竹の棒。 ④くし(串)。物をさし通す竹ぐし。 せん せん かずとり; くじ ⺮ 23 17 説明無し 07c64.svg
甌 1 0 ①かめ。小さいかめ。ほとぎ。「瓦甌(ガオウ)」 ②はち。「酒甌」 う おう ほとぎ-; かめ-; はち- 瓦 16 11 説明無し 0750c.svg
猿 準2 0 さる。ましら。サルの総称。「猿猴(エンコウ)」「猿狙(エンソ)」「犬猿」 おん えん まし-; まし-ら; さる- 犭 13 10 形声。犬と、音符爰(ヱン)(のち、袁(ヱン))とから成る。「さる」の意を表す。 0733f.svg
県 8 0 ①都・道・府とならぶ日本の地方自治体。「県政」 ②あがた。上代、諸国にあった朝廷の領地。中世では地方官の任国。 ③中国の地方行政区画の一つ。かつては郡の下、現在は省の下。 きょう; げん きょう; けん か-ける; か-かる; あがた- 目 9 4 旧字は、会意。系(つなぐ)と、𥄉(きよう)(首を逆さにつるす。県は変わった形)とから成り、首をつりさげる意を表す。ひいて、「かける」意に用いる。教育用漢字は俗に略字として用いられていたものによる。 0770c.svg
舵 準1 0 かじ。船のかじ。「舵機」「舵手」柁(ダ) だ た かじ- 舟 11 5 形声。舟と、音符它(タ)とから成る。 08235.svg
榛 準1 0 ①はしばみ。また、はんのき。はり。カバノキ科の落葉樹。 ②草木がむらがり生えること。やぶ。くさむら。また、雑木林。「榛荊(シンケイ)」 蓁(シン) しん しん さいばり-; はしばみ-; はり- 木 14 10 形声。木と、音符秦(シン)とから成る。 0699b.svg
却 4 0 ①しりぞく。さがる。「退却」 ②しりぞける。かえす。「却下」「返却」 ③かえって。予想に反して。 ④(動詞のあとにつけて)…しおわる。…してしまう。「焼却」「売却」 かく きゃく しりぞ-く; しりぞ-ける; かえ-って 卩 7 5 形声。卩と、音符去(キヨ)→(キヤク)とから成る。あとずさりする、ひいて「しりぞける」意を表す。 05374.svg
暁 準2 0 ①あかつき。よあけ。あけがた。「暁鐘」「暁天」「早暁」 ②さとる。よく知っている。さとい。「暁習」「通暁」 きょう きょう ぎょう さと-す; あかつき-; さと-る 日 12 8 旧字は、形声。日と、音符堯(ゲウ)→(ケウ)とから成る。空が明るくなる、「あかつき」、あきらか、転じて、「さとる」意を表す。常用漢字は省略形による。 06681.svg
兇 準1 0 ①わるい。おそろしい。人を傷つける。 ②おそれる。びくびくする。「兇懼(キョウク)」 くう きょう おそ-れる ⼉ 6 4 説明無し 05147.svg
髣 1 0 ①に(似)る。似ているさま。あたかも。 ②ほのかなさま。かすかなさま。 ほう ほのか; さながら 髟 14 4 説明無し 09ae3.svg
歓 4 0 よろこぶ。たのしむ。めでる。よしみ。親しみ。「歓迎」「歓呼」「交歓」「歓を尽くす」懽(カン)・驩(カン) かん かん よろこ-ぶ 欠 15 11 旧字は、形声。欠と、音符雚(クワン)とから成る。口を大きくあけてさけび喜ぶ意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 06b53.svg
榴 1 0 ざくろ(石榴)。ザクロ科の落葉小高木。「榴火」 る りゅう ざくろ- 木 14 10 説明無し 069b4.svg
塋 1 0 はか。墓地。つか。「塋域」 えい はか 土 13 10 説明無し 0584b.svg
朗 5 0 ①ほがらか。あきらか。明るい。「朗報」「明朗」 ②たからか。声が高くすむ。「朗詠」「朗読」 ろう ろう ほが-らか; あき-らか; ほが-ら 月 10 6 形声。と、音符良(リヤウ、ラウ)とから成る。月光が明るい、ひいて「あきらか」「ほがらか」の意を表す。 06717.svg
妄 準2 0 ①みだりに。むやみに。道理にはずれている。「妄信」「妄想」 ②でたらめ。いつわり。「妄言」「妄語」 もう ぼう みだ-りに 女 6 3 形声。女と、音符(バウ、マウ)とから成る。筋道が通らない、ひいて「みだり」の意を表す。 05984.svg
統 6 0 ①すべる。おさめる。一つにまとめる。「統率」「統治」 ②すじ。つながり。「系統」「伝統」 とう とう す-ぶ; す-べる; すじ-; おさ-める; す-べて 糹 12 6 形声。糸と、音符充(シユウ)→(トウ)とから成る。長い糸すじ、ひいて「すじ」の意を表す。 07d71.svg
咢 1 0 ①いいあらそう。 ②おどろく。「咢然」 ③鼓を打つ。 ④おそれずに直言する。「咢咢」諤(ガク)・②④愕(ガク)・鄂(ガク) ⑤高くつき出るさま。 がく がく おどろ-く 口 9 6 説明無し 054a2.svg
打 8 0 ①うつ。ぶつ。たたく。「打撃」「痛打」 ②動詞の上につけて語調をととのえる語。「打算」「打開」 ③「ダース」の当て字。一二個を一組とする単位。 ちょう てい だ た う-ち; ダース-; ぶ-つ; う-つ 扌 5 2 形声。手と、音符丁(テイ)→(タ)とから成る。手で強く「うつ」意を表す。 06253.svg
呈 準2 0 ①しめす。あらわす。「呈示」「露呈」 ②さしだす。さしあげる。「呈上」「贈呈」 じょう てい たてまつ-る; しめ-す 口 7 4 旧字は、形声。口と、音符𡈼(テイ)とから成る。公平である意を表す。常用漢字は俗字による。 05448.svg
襦 1 0 ①はだぎ。どうぎ(胴着)。下着。汗とり。「汗襦」 ②外国語の音訳に用いられる。「襦袢(ジュバン)」 にゅう じゅ はだぎ- ⻂ 19 14 説明無し 08966.svg
升 準2 0 ①容積の単位。一〇合。約一・八(リットル)。 ②ます。物の容量をはかる器。「升酒」 枡(ます) ③のぼる。のぼせる。上にあがる。「升平」「上升」 昇 しょう しょう のぼ-る; ます- 十 4 2 象形。斗(=。ひしゃく)で物をすくいあげる形にかたどる。上にあげる意。また、容量の単位に用いる。 05347.svg
箒 1 0 ①ほうき。たけぼうき。 ②はく。はき清める。はらう。 ①②帚(ソウ) す しゅう そう ほうき- ⺮ 14 8 説明無し 07b92.svg
蓋 2 0 ①おおう。かぶせる。「蓋世」 ②かさ。ふた。おおい。「蓋棺」「天蓋」 ③けだし。思うに。考えてみると。「蓋然」 ごう; かい こう; かい がい おお-う; けだ-し; かさ-; ふた- ⺾ 13 10 会意形声。艸と、盍(カフ)→(カイ)(ふたをする)とから成る。草のふた、ひいて「おおう」意を表す。「盍」の後にできた字。借りて、助字に用いる。 084cb.svg
気 10 0 ①くうき。すいじょうき。「気化」「気体」「大気」 ②天地間に生じる自然現象。また、一年を二四に分けた一期間。「気候」「気象」「磁気」 ③いき。呼吸。「気管」「気息」「呼気」 ④ようす。けはい。おもむき。「気運」「気品」「景気」 ⑤におい。「香気」「臭気」 ⑥心のはたらき。意識。性質。「気力」「気分」「短気」 け き いき- 气 6 2 旧字は、形声。意符米(こめ)と、音符气(キ)とから成る。食物・まぐさなどを他人に贈る意を表す。「餼(キ)」の原字。転じて、气の意に用いられる。教育用漢字は省略形による。 06c17.svg
恬 1 0 やすい。やすらか。やすんずる。しずか。また、あっさりしているさま。「恬然」 でん てん やす-らか; やす-い 忄 9 6 説明無し 0606c.svg
脱 4 0 ①ぬぐ。ぬげる。「脱衣」「脱帽」着 ②ぬける。ぬけだす。のがれる。自由になる。「脱出」「解脱(ゲダツ)」 ③ぬく。のぞく。取り去る。「脱色」「脱臭」 ④ぬかす。ぬけおちる。「脱字」「脱落」 ⑤はずれる。「脱線」「逸脱」 ⑥あっさりしている。「洒脱(シャダツ)」 だつ; だち; たち; たい たつ; たい ぬ-ける; ぬ-ぐ; ぬ-げる ⺼ 11 7 形声。肉と、音符兌(タイ)→(タツ)とから成る。肉が落ちてやせる意を表す。転じて「ぬける」「ぬぐ」意に用いる。 08131.svg
惶 1 0 おそれる。かしこまる。おそれあわてる。「惶惑」「恐惶」 おう こう おそ-れる 忄 12 9 説明無し 060f6.svg
殉 準2 0 ①したがう。主人などのあとを追って死ぬ。「殉死」「殉葬」 徇(ジュン) ②ある目的のために命を投げ出す。身をささげる。「殉教」「殉職」 じゅん しゅん したが-う 歹 10 6 形声。歹と、音符旬(シユン、ジユン)とから成る。 06b89.svg
督 準2 0 ①みる。見はる。ただす。ひきいる。す(統)べる。「監督」「督励」 ②うながす。せきたてる。「督促」「督戦」 ③かしら。おさ。長官。「総督」 ④家を継ぐ者。長男。「家督」 とく うなが-す; み-る; ひき-いる 目 13 8 形声。目と、音符叔(シユク)→(トク)とから成る。みはる意を表す。 07763.svg
操 5 0 ①あやつる。思いどおりに動かす。「操作」「体操」 ②とる。にぎる。「操(ソウコ)」 ③みさお。固く守って変えない志。「操行」「節操」 そう そう みさお-; と-る; あやつ-る 扌 16 13 形声。手と、音符喿(サウ)とから成る。手にしっかり持っている、ひいて「みさお」の意を表す。 064cd.svg
室 9 0 ①へや。すまい。「室温」「教室」 堂 ②つま(妻)。夫人。「正室」「令室」 ③いえ。一族。家族。「王室」「皇室」 ④むろ。物をたくわえる穴ぐら。「石室」 しち しつ いえ-; へや-; むろ-; つま-; さや- 宀 9 6 会意形声。宀と、至(シ)→(シツ)(いたる)とから成り、ゆきどまりの所にある奥部屋の意を表す。 05ba4.svg
豕 1 0 い。いのこ。いのしし。ブタ類の総称。 し し ぶた-; いのこ- 豕 7 0 説明無し 08c55.svg
袍 1 0 ①わたいれ。ぬのこ。「褞袍(オンポウ)・(どてら)」 ②ほう。昔の束帯のうわぎ(上着)。 ぼう ほう わたいれ; うえのきぬ ⻂ 10 5 説明無し 0888d.svg
癲 1 0 ①くるう。気がふれる。「癲狂」 ②ひきつけを起こし、意識不明になる病気の「癲癇(テンカン)」に用いられる字。 てん てん くる-う 疒 24 19 説明無し 07672.svg
伎 2 0 ①わざ。うでまえ。たくみ。「伎巧」「伎能」技 ②わざおぎ。芸人。「伎楽(ギガク)」 ぎ き わざ- 亻 6 4 形声。人と、音符支(シ)→(キ)とから成る。 04f0e.svg
施 3 0 ①しく。おこなう。もうける。ゆきわたらせる。「施設」「実施」 ②ほどこす。めぐみ与える。ほどこし。「施主」「布施」 せ; い し; い ほどこ-す; し-く 方 9 5 形声。意符㫃(えん)(=。ふきながし)と、音符也(ヤ)→(シ、イ)とから成る。旗がひるがえる意を表す。借りて「しく」「ほどこす」意に用いる。 065bd.svg
折 7 0 ①おる。おれる。おれ曲がる。「曲折」「屈折」「骨折」 ②くじく。くじける。「折衝」「挫折(ザセツ)」 ③わける。「折衷」「折半」 ④死ぬ。「夭折(ヨウセツ)」 ⑤おり。そのとき。機会。 ⑥さだめる。判断する。「折獄」 せち せつ お-る; くじ-く; おり-; お-れる 扌 7 4 会意。斤と、(木が切れたさま。扌は誤り伝わった形)とから成り、おので木を切る、ひいて「おる」意を表す。 06298.svg
倡 1 0 ①芸人。わざおぎ。「倡優」 ②遊女。あそびめ。「倡家」 娼(ショウ) ③となえる。「倡道」 唱 しょう しょう とな-える; わざおぎ- 亻 10 8 説明無し 05021.svg
絅 1 0 うすぎぬ。ひとえもの。着物の上にかける薄い布。「絅裳(ケイショウ)」 きょう けい きび-しい; ひとえもの-; うすぎぬ-; ひきし-める; ひ-く 糹 11 5 説明無し 07d45.svg
恟 1 0 おそれる。びくびくする。「恟恟」恐 く きょう おそ-れる 忄 9 6 説明無し 0605f.svg
胱 1 0 「膀胱(ボウコウ)(ゆばりぶくろ)」に用いられる字。 こう こう ⺼ 10 6 説明無し 080f1.svg
衛 6 0 ①まもる。ふせぐ。また、まもる人。「衛士」「衛生」「衛兵」 ②まわる。「衛星」 ③中国、周代の国名。 え えい まも-る; まもり 行 16 10 本字は、会意形声。行と、帀(そう)(めぐる)と、韋(ヰ)→(ヱイ)(異なる向き。は省略形)とから成り、集落の周囲をめぐって警戒する、ひいて「まもる」意を表す。・衛は省略形による。 0885b.svg
礒 1 0 ①いわ。いわお。岩石のつき出るさま。 ②いそ(磯)。石の多い波打ちぎわ。 ぎ ぎ いそ- 石 18 13 説明無し 07912.svg
蚓 1 0 みみず(蚯蚓)。 螾(イン) いん いん みみず- 虫 10 4 説明無し 08693.svg
饂 1 1 「ウドン(饂飩)」に使われる字。 うん うどん- 𩙿 19 10 説明無し 09942.svg
箕 準1 0 み。穀物の殻・ごみなどを除く道具。また、ちりとり。「箕帚(キソウ)」「箕斂(キレン)」 き き み- ⺮ 14 8 会意形声。竹と、其(キ)(み)とから成る。 07b95.svg
言 9 0 ①いう。話す。述べる。「言論」「断言」 ②こと。ことば。「言行」「金言」 ごん げん こと-; い-う; ことば- 言 7 0 象形。口の中から舌がのび出ているさまにかたどる。口からことばを発する意を表す。 08a00.svg
冏 1 0 あきらか。光り輝くさま。「冏冏」炯(ケイ) きょう; けい あきらか 冂 7 5 説明無し 0518f.svg
捍 1 0 ふせぐ。まもる。「捍禦(カンギョ)」 がん かん ふせ-ぐ 扌 10 7 説明無し 0634d.svg
琳 準1 0 美しい玉の名。また、玉が触れ合って鳴る音の形容。「琳宇」「琳琅(リンロウ)」 りん りん 𤣩 12 8 形声。玉と、音符林(リム)とから成る。 07433.svg
侶 2 0 とも。ともがら。つれ。「侶儔(リョチュウ)」「伴侶」 ろ りょ とも- 亻 9 7 形声。人と、音符呂(リヨ)とから成る。「とも」の意を表す。 04fb6.svg
誡 1 0 いましめる。言葉で注意する。いましめ。「誡誨(カイカイ)」「訓誡」 かい いましめる 訁 14 7 説明無し 08aa1.svg
磅 1 0 ①石の落ちる音。 ②ポンド。英語の音訳。(ア)重さの単位。約四五三・六(グラム)。(イ)イギリスの貨幣の単位。一〇〇(ペンス)。 ひょう; ほう ほう ポンド 石 15 10 説明無し 078c5.svg
黄 9 0 ①き。きいろ。「黄土」「黄塵(コウジン)」 ②きばむ。きいろみをおびる。「黄葉」「黄変」 おう こう き-; こ- 黄 11 0 旧字は、象形。人が佩玉(はいぎよく)(腰に着ける玉器)を着けているさまにかたどる。佩玉の色から、きいろの意を表す。教育用漢字は省略形による。 09ec4.svg
煬 1 0 ①あぶる。やく。火でかわかす。 ②火をもやす。 ③とかす。金属を熱してとかす。 よう よう あぶ-る; や-く 火 13 9 説明無し 0716c.svg
綱 3 0 ①つな。おおづな。「綱維」 ②おおもとのきまり。かなめ。「綱要」「大綱」 ③人の守るべき道。「綱常」 ④分類上の大きな区分け。「綱目」 こう こう つな- 糹 14 8 形声。糸と、音符岡(カウ)とから成る。太くて強いあみの「つな」の意を表す。 07db1.svg
戟 準1 0 ①ほこ。枝刃のあるほこ。「剣戟」 ②さす。つきさす。「刺戟」 きゃく けき げき ほこ- 戈 12 8 会意。戈と、榦(かん)(倝・𠦝は省略形。長い木の棒)とから成る。 0621f.svg
怫 1 0 ①いかる。むっとする。「怫然」 ②ふさぐ。気がふさぐ。「怫鬱(フツウツ)」 ③もとる。たがう。 ぼち; ひ ふつ; ひ ふさぐ; いかる 忄 8 5 説明無し 0602b.svg
北 9 0 ①きた。きたの方角。「北上」「北方」南 ②まけてにげる。「敗北」 ③そむく。 ほく ほく ぺい ぺ きた-; に-げる 匕 5 3 象形。たがいに背を向け合っているふたりのさまにかたどり、そむく意を表す。「背(ハイ)」の原字。ひいて、太陽がある南を向いたときに、背の向く方角、「きた」の意に用いる。 05317.svg
薄 4 0 ①うすい。厚みがすくない。「薄氷」「薄片」 ②内容がすくない。わずか。とぼしい。「薄給」「薄利」 ①②厚 ③かるい。かろんじる。「薄情」「軽薄」 ④せまる。ちかづく。「薄暮」「肉薄」迫 ⑤すすき。イネ科の多年草。 ばく はく まぶし; うす-める; うす-まる; うす-い; ここ-に; せま-る; うす-らぐ; うす-れる; すすき- ⺾ 16 13 形声。艸と、音符溥(ホ)→(ハク)とから成る。くさはらの意を表す。借りて「うすい」意に用いる。 08584.svg
熔 準1 0 ①とける。とかす。金属をとかす。「熔解」 ②いがた。金属をとかして流しこむ型。「熔鉱炉」 ③いる。いものをつくる。 ゆう; よう よう いがた-; と-かす; と-ける 火 14 10 説明無し 07194.svg
劃 準1 0 ①かぎる。くぎる。わかつ。区分けする。 ②文字の画。 かく くぎる; わかつ 刂 14 12 説明無し 05283.svg
杷 準1 0 ①さらい。地面をならしたり、穀物をかき集めたりする農具。②バラ科の常緑高木「枇杷(ビワ)」に用いられる字。 べ は つか- 木 8 4 形声。木と、音符巴(ハ)とから成る。 06777.svg
塚 準2 0 つか。もりつち。土を高く盛った墓。「貝塚」 ちゅう ちょう つか- 土 12 9 旧字は、会意形声。土と、冢(チヨウ)(はか)とから成る。「つか」の意を表す。「冢」の後にできた字。常用漢字は、旧字から一点を省いたもの。 0585a.svg
醺 1 0 よう。酒によう。ほろよい。酒くさい。「醺然」 くん よう 酉 21 14 説明無し 091ba.svg
艾 1 0 ①よもぎ。キク科の多年草。 ②もぐさ。ヨモギの葉を干して灸(キュウ)に使うもの。 ③としより。老人。頭髪がもぐさの色に似ていることから。「艾髪」「耆艾(キガイ)」 ④かる。草をかる。刈 ⑤おさめる。おさまる。「艾安」「艾康」 ④⑤乂(ガイ) げ; がい がい か-る; もぐさ-; よもぎ- ⺾ 5 2 説明無し 0827e.svg
篇 準1 0 ①ふだ。文字を書きつける竹片。 ②ふみ。書きもの。一まとまりになった詩歌や文章。「篇什(ヘンジュウ)」「長篇」 ③まき(巻)。書物の部分け。「前篇」「続篇」 ④詩文を数える語。「詩一篇」 へん へん まき- ⺮ 15 9 会意形声。竹と、扁(ヘン)(ふだ)とから成る。文字を書く札、ひいて、文書の意を表す。 07bc7.svg
眼 6 0 ①め。まなこ。まなざし。「眼下」「眼球」「眼光」 ②目のようについている穴。「銃眼」「方眼」 ③物事を見ぬく力。「眼識」「心眼」 ④目のつけどころ。かなめ。「主眼」 ごん げん がん まなこ-; め 目 11 6 形声。目と、音符艮(コン)→(ガン)とから成る。「まなこ」、ひいて、目全体の意を表す。 0773c.svg
従 5 0 ①したがう。したがえる。つきそう。つきしたがう。「従軍」「追従」 ②ききいれる。逆らわずにしたがう。「従順」「服従」 違 ③たずさわる。仕事につく。「従業」「従事」 ④とも。しもべ。「従者」「主従」 ⑤ゆったりとする。しずか。「従容(ショウヨウ)」 ⑥たて。南北。「合従(ガッショウ)」 縦 横・衡 ⑦三親等以上の傍系親族。「従兄」「従姉」 ⑧そえ。官位で「正」の次を示す。「従三位(ジュサンミ)」 正 ⑨…より。…から。「従前」 ⑩したがって。それゆえ。 じゅ; しゅ; じゅう しょう じゅう したが-える; より; したが-う 彳 10 7 本字は、会意。人が前後に並ぶ形から、「したがう」意を表す。旧字は、会意形声。彳と、辵(ちやく)(龰は省略形。あるく)と、从(シヨウ)(したがう)とから成る。教育用漢字は省略形による。 05f93.svg
纏 準1 0 ①まとう。まといつく。からまる。まつわる。「纏綿」 ②まとい。陣営や火消しの組の印として用いたもの。 ③まとめる。 でん てん まつ-わる; まと-い; ま-く; まと-う; まと-まる; まと-める 糹 21 15 形声。糸と、音符廛(テン)とから成る。 07e8f.svg
剳 1 0 かま(鎌)。また、かぎ(鉤)。 とう とう さ-す; かぎ; かま 刂 11 9 説明無し 05273.svg
祝 7 0 ①いわう。ことほぐ。幸いを祈る。「祝典」「奉祝」 ②た(断)つ。たち切る。 ③のる。いのる。神に告げる。「祝禱(シュクトウ)」 ④かんぬし(神主)。神に祈る人。「巫祝(フシュク)」 ⑤のろう。まじなう。 しゅ; しゅく しゅく; しゅう いわ-う; ほうり-; はふり-; ほ-ぐ; ほが-う; のりと- 礻 9 5 会意。示と、兄(神にのりとをささげる人)とから成る。神を祭る意を表す。転じて「いわう」意に用いる。 0795d.svg
怠 3 0 おこたる。なまける。たるむ。「怠惰」「怠慢」 だい たい なま-ける; おこた-る 心 9 5 形声。心と、音符台(タイ)とから成る。心がゆるみ「おこたる」意を表す。 06020.svg
臙 1 0 ①のど。咽(イン)・嚥(エン) ②べに。鮮やかな紅色の顔料。「臙脂」 えん のど ⺼ 20 16 説明無し 081d9.svg
恣 2 0 ほしいまま。かってきままにする。「恣意」 し し ほしいまま- 心 10 6 形声。心と、音符(シ)とから成る。かって気ままにふるまう意を表す。 06063.svg
冤 1 0 ①ぬれぎぬ。無実の罪を受ける。「冤獄」「冤罪」「冤死」 ②うらみ。あだ。「冤家」「讐冤(シュウエン)」参考ウサギ(兎)がおおい(冖)の中で身を縮めているさまを示すことから、「かがむ・ぬれぎぬ」の意を表す。 えん かがむ; ぬれぎぬ- 冖 10 8 説明無し 051a4.svg
怜 準1 0 さとい。かしこい。「怜悧(レイリ)」伶(レイ) りょう れい; れん さと-い; あわ-れむ 忄 8 5 形声。心と、音符令(レイ)とから成る。 0601c.svg
譟 1 0 さわぐ。さわがしい。「喧譟(ケンソウ)」 噪(ソウ) そう そう さわ-ぐ 訁 20 13 説明無し 08b5f.svg
銘 準2 0 ①しるす。きざむ。金属や石碑などに名をきざむ。また、その文章。「銘刻」「銘文」 ②製作者の名まえ。「刀銘」「無銘」 ③深く心にきざむ。「銘記」「感銘」 ④めい。特に精製された上等なもの。一流の。「銘菓」「銘柄」 みょう めい 釒 14 6 形声。金と、音符名(メイ)とから成る。功績を記録する意を表す。 09298.svg
黙 4 0 だまる。口をつぐむ。もだす。「黙想」「沈黙」 もく ぼく だま-る; もだ-す 黒 15 4 旧字は、形声。犬と、音符黑(コク)→(ボク)とから成る。犬が声をたてない、ひいて、物音がしない、「だまる」意を表す。常用漢字は俗字による。 09ed9.svg
蕎 準1 0 「蕎麦(キョウバク)(そば)」に用いられる字。 きょう; ぎょう きょう そば ⺾ 15 12 形声。艸と、音符喬(ケウ)とから成る。 0854e.svg
鳴 9 0 ①なく。鳥獣がなく。「鶏鳴」 ②声を出す。「悲鳴」 ③なる。なりひびく。ならす。「鳴動」「雷鳴」参考鳥が口でなく意を表す字。 みょう めい な-らす; な-く; な-る 鳥 14 3 会意。鳥と、口(くち)とから成り、鳥がなく、ひいて「なく」意を表す。 09cf4.svg
蚤 準1 0 ①のみ。ノミ科の昆虫の総称。 ②はやい。つとに。「蚤夜」 早 ③つめ(爪)。「蚤牙」 そう そう はやい; のみ- 虫 10 4 説明無し 086a4.svg
櫺 1 0 ①れんじ(連子・櫺子)。窓や欄間などにとりつける格子。「窓櫺」 ②てすり。欄干。「櫺檻(レイカン)」 ③のき。ひさし。 りょう れい れん; りん れんじ- 木 21 17 説明無し 06afa.svg
槊 1 0 ①ほこ。武器の一種。 ②すごろく(双六)。すごろくの盤。「棊槊(キサク)」 さく ほこ 木 14 10 説明無し 069ca.svg
拠 4 0 ①よる。たよる。たてこもる。「依拠」「占拠」「割拠」 ②よりどころ。あかし。「根拠」「証拠」 ③つのる。金銭を出しあう。「拠出」 こ きょ よりどころ-; よ-る 扌 8 5 旧字は、形声。手と、音符豦(キヨ)とから成る。手でよりすがってもつ、ひいて、よりどころとする意を表す。常用漢字は俗字による。 062e0.svg
誑 1 0 たぶらかす。だます。あざむく。たらす。「誑誘」参考でたらめ(狂)を言う意を表す字。 こう きょう たばか-る; たぶら-かす; たら-す 訁 14 7 説明無し 08a91.svg
渫 1 0 ①さらう。水底のどろ・ごみなどを除く。「浚渫(シュンセツ)」 ②もらす。もれる。 泄(セツ)・洩(エイ) ③けが(汚)す。けがれ。 ④あなどる。なれなれしくする。 せち せつ さら-う; や-める; ち-る 氵 12 9 説明無し 06e2b.svg
夬 1 0 ①ゆがけ。弓を引くとき、指を傷つけないために用いる革の手袋。 ②わける。きめる。「夬夬」決 け; けち かい; けつ わ-ける; ゆがけ; きめる 大 4 1 説明無し 0592c.svg
糶 1 0 ①うりよね。売りに出す米。だしよね。また、穀物を売り出すこと。糴(テキ) ②せり。せりうり。競売。 ちょう ちょう せ-る; だしよね; せり-; うりよね 米 25 19 説明無し 07cf6.svg
梅 7 0 ①うめ。うめの木。バラ科の落葉高木。「梅花」「寒梅」 ②「梅雨」の略。「入梅」 まい; め ばい うめ- 木 10 6 形声。木と、音符每(バイ)とから成る。 06885.svg
嫖 1 0 かるい。すばやい。また、みだら。 ひょう ひょう かる-い 女 14 11 説明無し 05ad6.svg
煙 4 0 ①けむり。けむ。けむる。けぶる。「煙突」「煙火」「煙幕」 ②けむりのようなもの。かすみ。もや。「煙雨」「煙霞(エンカ)」「煙霧」 ③すす。「煤煙(バイエン)」「油煙」 ④たばこ(煙草)。「喫煙」「禁煙」「紫煙」 ⑤けむい。けむたい。 えん えん すす-; けむり-; けぶ-い; けむ-る; けむ-り; けむ-い; けぶ-る; けむ-; けぶ-; けむ-たがる; けぶ-たい; けぶり-; けむ-たい 火 13 9 形声。火と、音符垔(イン)→(エン)(または因(イン)→(エン))とから成る。火から立ちのぼる「けむり」の意を表す。 07159.svg
玉 10 0 ①たま。美しいたま。「玉石」「宝玉」 ②美しい。すぐれた。りっぱな。「玉条」「玉露」 ③天子や天皇に関する物事につける美称。「玉座」 ④人を敬って、その人に関する物事につける美称。「玉案」「玉稿」 ⑤ぎょく。(ア)将棋の駒(こま)の一つ。「玉将」の略。(イ)芸者。また、その揚げ代。「玉代」 ごく ぎょく たま- 玉 5 0 象形。たまをいくつもひもで通した、かざりだまの形にかたどる。「たま」の意。楷書では、王(おう)とのまぎらわしさを避けるため、点を加えて玉と書く。 07389.svg
呟 1 0 つぶやく。小さな声でひとりごとを言う。 げん けん つぶや-く 口 8 5 説明無し 0545f.svg
仮 6 0 ①かり。かりの。かりに。「仮装」「仮定」「仮病(ケビョウ)」 ②かりる。かす。かしあたえる。「仮借」 け か かり-; か-りる 亻 6 4 旧字は、会意形声。人と、叚(カ)(かり)とから成り、「かり」の意を表す。教育用漢字は、もと反の異体字であるが、日本では假の略字として用いられていたもの。 04eee.svg
詁 1 0 ①よみ。ときあかし。よむ。とく。古い言葉を読みとくこと。「詁訓」 ②わけ。意味。参考古い言葉の意を表す字。 こ よみ 訁 12 5 説明無し 08a41.svg
鹿 7 0 ①しか。シカ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。「鹿角」 ②権力者の地位のたとえ。「逐鹿」 ろく ろく しし-; かせぎ-; しか-; かのしし-; か- 鹿 11 0 象形。長い角(つの)をもったしかの形にかたどり、「しか」の意を表す。 09e7f.svg
苳 1 0 ふき(蕗)。キク科の多年草。 とう ふき ⺾ 8 5 説明無し 082f3.svg
劇 5 0 ①はげしい。つよい。はなはだしい。「劇務」「劇薬」激 ②しばい。「劇場」「演劇」 ぎゃく けき げき はげ-しい 刂 15 13 形声。意符力(刀〈刂〉は変わった形。つとめる)と、音符豦(キヨ)→(ケキ)とから成る。程度がはなはだしい意を表す。また、演劇の意に用いる。 05287.svg
槲 1 0 かしわ(柏)。ブナ科の落葉高木。 こく かしわ 木 15 11 説明無し 069f2.svg
瓰 1 1 重さの単位。デシグラム。一〇分の一(グラム)。 デシグラム 瓦 9 4 説明無し 074f0.svg
賦 4 0 ①みつぎ。ねんぐ。財物や労役を割り当てる。「賦役」 ②あたえる。さずける。また、さずかる。「天賦」「賦与」 ③わかつ。分ける。分割してとる。「月賦」「年賦」 ④詩経の六義の一つ。「詩賦」 ふ ふ みつぎ- 貝 15 8 形声。貝と、音符武(ブ)→(フ)とから成る。税を取り立てる意を表す。 08ce6.svg
鏤 1 0 ちりばめる。える。きざむ。木や金属などにきざみつける。かざる。「鏤刻」「彫鏤」 る る; ろう ちりば-める 釒 19 11 説明無し 093e4.svg
苴 1 0 ショ ①つと。わらなどで包んだもの。 ②あさ(麻)。実のなる麻。 ③くつしき。くつの中のしき草。 ④くろい。色の黒い。 ⑤おぎなう。つくろう。 サ ちり。あくた。 そ しょ あさ-; つと ⺾ 8 5 説明無し 082f4.svg
付 7 0 ①つける。つく。「付加」「付帯」 ②あたえる。わたす。「付与」「交付」 ③たのむ。まかせる。「付託」「付議」 ①~③附 ふ ふ つ-き; つ-ける; つ-く; つ-け 亻 5 3 会意。人と、又(ゆう)(手に持つ。寸はその変形)とから成り、手で物を持って人にあたえる意を表す。 04ed8.svg
宵 準2 0 よい。夕ぐれ。日が暮れてまもないころ。また、よる。「春宵」「徹宵」 晨(シン) しょう しょう よ-; よい-; よる- 宀 10 7 形声。宀と、音符(セウ)とから成る。夜なかの意を表す。 05bb5.svg
茣 1 0 イグサに似た草の名。「茣蓙(ゴザ)」 ぐ ご ⺾ 10 7 説明無し 08323.svg
壁 4 0 ①かべ。部屋と部屋の仕切り。「壁面」「障壁」 ②がけ。かべのように切り立った所。「岩壁」「絶壁」 ③建物のかこい。とりで。「城壁」「塁壁」 ひゃく へき かべ-; とりで 土 16 13 形声。土と、音符辟(ヘキ)とから成る。家の「かべ」の意を表す。 058c1.svg
溲 1 0 ①ゆばり。いばり。小便。「溲瓶(シュビン)・(シビン)」 ②ひたす。水をそそぐ。 しゅ そう いばり; ひた-す 氵 13 10 説明無し 06eb2.svg
碁 準2 0 ご。ます目の上に石を置き、囲み取った目の数で勝負を決める遊戯。「碁盤」「囲碁」棋 ぎ; ご き 石 13 8 形声。石と、音符其(キ)とから成る。 07881.svg
蚕 5 0 かいこ。カイコガの幼虫。「蚕糸」「蚕業」「養蚕」 ぞん; てん てん; さん かいこ-; こ- 虫 10 4 (A)形声。虫と、音符天(テン)とから成る。みみずの意を表す。俗にの略字として用いる。 (B)形声。意符䖵(こん)(虫が多くいる)と、音符朁(サム)とから成る。「かいこ」の意を表す。俗に蚕がの略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 08695.svg
瑇 1 0 海がめの一種「瑇瑁(タイマイ)」に用いられる字。 だい たい たいまい 𤣩 13 9 説明無し
磑 1 0 ①うす。いしうす。ひきうす。うすでひく。 ②高く積み重なるさま。 げ がい う-す 石 15 10 説明無し 078d1.svg
奚 1 0 ①なんぞ。なに。疑問・反語を表す助字。何 ②しもべ。女の奴隷。「奚奴」 けい なんぞ 大 10 7 説明無し 0595a.svg
廱 1 0 ①やわらぐ。「廱和」 ②ふさぐ。ふさがる。 よう やわらぐ 广 21 18 説明無し 05ef1.svg
嗜 1 0 ①たしなむ。好んでしたしむ。「嗜好」「嗜欲」 ②むさぼる。「嗜眠」 ③たしなみ。素養。 じ し たしな-む 口 13 10 説明無し 055dc.svg
皹 1 0 ひび。ひびがきれる。あかぎれ。「皹裂」 くん くん あかぎれ; ひび 皮 14 9 説明無し 076b9.svg
巌 準1 0 ①いわ。いわお。大きな石。「巌窟(ガンクツ)」「巌穴」「巌頭」岩 ②けわしい。「巌阻」「巌巒(ガンラン)」 ③がけ。「巌崖」 げん がん けわ-しい; いわお-; いわ- 山 20 17 形声。山と、音符嚴(ゲム)→(ガム)とから成る。山がごつごつと険しい、ひいて「いわお」の意を表す。「巌」は省略形による。 05dcc.svg
樔 1 0 ①すくう。すくいあみ。 ②たえる。とだえる。「樔絶」 ③す。鳥の巣。 じょう そう すく-う; す- 木 15 11 説明無し 06a14.svg
婆 3 0 ①ばば。年老いた女性。「婆心」 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「塔婆(トウバ)」 ば は ほ ばあ-; ばば- 女 11 8 形声。女と、音符波(ハ、バ)とから成る。 05a46.svg
咨 1 0 ①はかる。とう。相談する。「咨問」 諮 ②なげく。「咨嗟(シサ)」 ③ああ。感嘆を表す声。 し し はか-る 口 9 6 説明無し 054a8.svg
甜 準1 0 あまい。うまい。「甜菜」 てん うまい 甘 11 6 説明無し 0751c.svg
鉤 準1 0 ①かぎ。物をひっかけたりとめたりする、先の曲がった金属製の道具。つりばり。「鉤曲」 ②かける。ひっかける。「鉤距」「鉤索」 ③おびどめ。「帯鉤」 ④まがる。まげる。かがむ。 く こう か-ける; かぎ- 釒 13 5 説明無し 09264.svg
估 1 0 ①ねうち。あたい。「估券」価 ②うる。あきなう。あきんど。「估客」 ①②沽(コ)・賈(コ) く こ あた-い; あきな-う 亻 7 5 説明無し 04f30.svg
羸 1 0 やせる。つかれる。よわる。また、よわい。「羸弱」「羸兵」 るい るい よわ-い; つか-れる 羊 19 13 説明無し 07fb8.svg
輔 準1 0 ①たすける。力を添える。「輔佐」「輔弼(ホヒツ)」 ②すけ。律令(リツリョウ)制で、省の第二等官。 ぶ ふ ほ たす-け; かまち-; すけ-; たす-ける; そえぎ- 車 14 7 形声。車と、音符甫(フ)とから成る。 08f14.svg
獺 1 0 かわうそ(川獺)。イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。おそ。「獺祭」 たち たつ だつ かわうそ-; かわおそ-; うそ-; おそ- 犭 19 16 説明無し 0737a.svg
竪 準1 0 ①た(立)つ。たてる。「竪立」 ②たて(縦)。 ③こども。また、こぞう。こもの。「竪子」 孺(ジュ) じゅ しゅ こども-; た-つ; たて- 立 13 8 形声。意符臤(けん(かたい)と、音符豆(トウ、ヅ→シユ)+ジユ)とから成る。 07aea.svg
鏝 1 0 こて。壁を塗る道具。 まん ばん こて 釒 19 11 説明無し 093dd.svg
黝 1 0 あおぐろい。くろ。くろい。くろむ。また、薄暗い。「黝黝」 ゆう ゆう あおぐろ-い; くら-い; あおぐろ- 黑 17 5 説明無し 09edd.svg
曽 2 0 ①かつて。これまで。「曽遊」「未曽有(ミゾウ)」 ②かさねる。かさなる。かさなり。「曽孫」 層 ③ます。ふえる。 ④すなわち。 参考「曾」の二画目までが片仮名の「ソ」に、草書体が平仮名の「そ」になった。 ぞう そう そ; ぞ かつ-て; すなわ-ち 曰 11 7 旧字は、象形。せいろ状の蒸し器から湯気の出ているさまにかたどる。もと、こしきの意を表した。「甑(ソウ)」の原字。借りて、かさねる意に用いる。常用漢字は俗字による。 066fd.svg
絏 1 0 ①きずな。イヌ・ウシ・ウマなどをつなぐなわ。罪人をしばるなわ。「羈絏(キセツ)」②つなぐ。しばる。 えい; せつ; せち しばる; そで; きずな 糹 12 6 説明無し 07d4f.svg
邯 1 0 昆虫、また都市の名「邯鄲(カンタン)」に用いられる字。 かん 阝 8 5 説明無し 090af.svg
聆 1 0 ①き(聴)く。 ②さとる。了解する。「聆聆」 りょう れい き-く 耳 11 5 説明無し 08046.svg
悪 8 0 ①わるい。正しくない。あし。「悪行」「悪事」「極悪」善 ②みにくい。美しくない。「悪声」「醜悪」 ③そまつな。へたな。品質がよくない。「悪銭」「悪文」「粗悪」 ④ひどい。はげしい。「悪戦苦闘」 ⑤にくむ。いやがる。「嫌悪(ケンオ)」「憎悪(ゾウオ)」 ⑥いずくんぞ。疑問や反語の助字。 う; あく あく; お わる-い; にく-む; いずく-んぞ; あ-し 心 11 7 旧字は、形声。心と、音符亞(ア、アク)とから成る。あやまち、まちがい、ひいて「わるい」意を表し、また、「にくむ」意に用いられる。教育用漢字は省略形による。 060aa.svg
倏 1 0 たちまち。すみやか。にわか。「倏忽(シュクコツ)」 しゅく たちまち 犬 11 7 説明無し 0500f.svg
岳 3 0 ①高大な山。「山岳」「富岳」 ②妻の父母の呼称に用いる。「岳父」「岳母」「岳翁」参考「丘」と「山」を重ねて高大な山を表している字。 がく がく たけ- 山 8 5 (A)象形。山が重なりそびえるさまにかたどり、高大な山の意を表す。古くから岳が嶽の古字とされている。常用漢字では岳を用いる。 (B)形声。山と、音符獄(ゴク)→(ガク)とから成る。険しい山の意を表す。 05cb3.svg
炷 1 0 ①とうしん(灯心)。ともしび。 ②やく。たく。香をたく。「炷香」 す しゅ や-く; とも-す; た-く 火 9 5 説明無し
癈 1 0 ①不治のやまい。「癈疾」 ②すたれる。おとろえる。 ほ はい し-う; しい- 疒 17 12 説明無し 07648.svg
由 8 0 ①よりどころ。いわれ。わけ。「由来」「由緒」「理由」②よる。もとづく。「経由」「自由」③よし。伝聞したことをいう。…ということだ。④より。…から。動作・時間の起点を表す。 ⑤なお…ごとし。ちょうど…のようだ。参考「由」の省略形が片仮名の「ユ」に、草書体が平仮名の「ゆ」になった。 ゆ ゆう ゆい なお-; よ-り; よし-; よ-る 田 5 0 象形。小口の酒つぼの形にかたどる。もと、卣(イウ)に同じ。借りて「よる」意に用いる。 07531.svg
鑠 1 0 ①とかす。とける。金属をとかす。「鑠金」 ②光りかがやく。うつくしい。「鑠鑠」 ③年老いて元気なさま。「矍鑠(カクシャク)」 しゃく しゃく とろ-かす; と-かす 釒 23 15 説明無し 09460.svg
瘡 1 0 ①かさ。くさ。はれもの。できもの。「疱瘡(ホウソウ)」 ②きず。きりきず。「瘡痕(ソウコン)」「刀瘡」 しょう そう かさ-; くさ- 疒 15 10 説明無し 07621.svg
鉞 1 0 まさかり。大きなおの。戉(エツ) えつ まさかり 釒 13 5 説明無し 0925e.svg
賃 5 0 ①報酬や代償として支払う金銭。「賃金」「運賃」 ②やとう。やとわれる。 にん じん ちん やと-う 貝 13 6 形声。貝と、音符任(ジム)→(ヂム)とから成る。 08cc3.svg
筲 1 0 ふご。かご。竹製のめしびつ。また、わずかの量。 さく; しょう; そう ふご ⺮ 13 7 説明無し
謾 1 0 ①あざむく。ごまかす。「謾欺」「謾語」瞞(マン) ②あなどる。慢 ③おこたる。ゆるむ。 まん; めん ばん あなど-る; みだ-りに; あざむ-く 訁 18 11 説明無し 08b3e.svg
吮 1 0 ①すう。すいとる。「吮疽(センショ)・(センソ)」 ②なめる。 せん; しゅん す-う 口 7 4 説明無し 0542e.svg
咆 1 0 ほえる。獣がほえる。「咆哮(ホウコウ)」 びょう ほう ほ-える 口 8 5 説明無し 05486.svg
滸 1 0 ほとり。みぎわ。きし。「水滸」 く こ ほとり 氵 14 11 説明無し 06ef8.svg
寒 8 0 ①さむい。つめたい。ぞっとする。「寒色」「寒心」「寒冷」暑 ②さびしい。まずしい。いやしい。「寒煙」「寒酸」「寒村」 ③かん。二十四節気の一つ。立春前のほぼ三〇日間。「寒中」「寒梅」「大寒」 がん かん さび-しい; まず-しい; さむ-い; いや-しい 宀 12 9 会意。宀と、人(ひと)と、茻(ぼう)(は変わった形。草のむしろ)と、冫(ひよう)(さむい)とから成る。家の中で人がむしろにくるまって寝ていることから、「さむい」意を表す。 05bd2.svg
銅 6 0 どう。あかがね。金属元素の一つ。「銅線」 ずう とう どう あかがね- 釒 14 6 形声。金と、音符同(トウ)とから成る。「あかがね」の意を表す。 09285.svg
猗 1 0 ①ああ。感嘆の声。「猗嗟(イサ)・(ああ)」欹(イ) ②うつくしい。「猗猗」 ③たおやか。なよやか。すなお。「猗靡(イビ)」 あ; い あ; い なが-い; うるわ-しい; ああ- 犭 11 8 説明無し 07317.svg
遅 4 0 ①おそい。のろい。にぶい。「遅鈍」「巧遅」速 ②おくれる。おくらす。まにあわない。「遅延」「遅刻」 じ ち おそ-い; おく-らす; おく-らせる; おく-れる; ま-つ ⻌ 12 9 旧字は、形声。辵と、音符犀(セイ)→(チ)とから成る。ゆっくり歩く、ひいて「おそい」「おくれる」意を表す。常用漢字は省略形による。 09045.svg
件 6 0 ①くだり。ことがら。また、ことがらを数える語。「事件」「物件」 ②くだん。くだんの。 げん けん くだん-; くだり- 亻 6 4 会意。人と、牛(うし)とから成る。牛の肉を切り分けることから、わける・区別する意を表す。 04ef6.svg
捉 2 0 ①とらえる。つかまえる。「捕捉」 ②とる。つかむ。にぎる。「把捉」 そく さく とら-える 扌 10 7 形声。手と、音符足(ソク)→(サク)とから成る。つかむ、にぎる意を表す。 06349.svg
狡 1 0 ①ずるい。わるがしこい。「狡猾(コウカツ)」「狡知」 ②すばやい。すばしこい。「狡兎(コウト)」 ③くるう。乱れる。「狡憤」 きょう こう こす-い; ずる-い; わるがしこ-い; ずる- 犭 9 6 説明無し 072e1.svg
撩 1 0 ①おさめる。ととのえる。 ②いどむ。「撩戦」 ③みだれる。もつれる。「撩乱」繚(リョウ) りょう りょう いど-む; おさ-める 扌 15 12 説明無し 064a9.svg
瑇 1 0 海がめの一種「瑇瑁(タイマイ)」に用いられる字。 だい たい たいまい 𤣩 13 9 説明無し
盧 1 0 ①めしびつ。めし入れ。 ②すびつ。火入れ。 ③くろい。くろいもの。 ④酒場。 ⑤あし。よし。イネ科の多年草。「蒲盧(ホロ)」 ろ; りょ すびつ; くろ-い; めしびつ- 皿 16 11 説明無し 076e7.svg
瀆 準1 0 ①みぞ(溝)。どぶ。「溝瀆」 ②けがす。けがれる。よごす。「瀆職」黷(トク) ③あなどる。みくだす。 どく とく みぞ-; けが-れる; けが-す 氵 18 15 説明無し
盗 4 0 ①ぬすむ。他人のものをとる。ぬすみ。「盗作」「盗難」 ②こっそり行う。「盗聴」「盗視」 どう とう と-る; ぬす-む 皿 11 6 旧字は、会意。皿と、㳄(せん)(うらやんでよだれを流す意)とから成り、皿の食物を見てうらやむ、転じて、こっそり「ぬすむ」意を表す。常用漢字は俗字による。 076d7.svg
碌 1 0 ①小石がごろごろと多いさま。 ②役に立たないさま。「碌碌」 ろく りょく; ろく ろく-な 石 13 8 説明無し 0788c.svg
柵 2 0 ①木や竹でつくった囲い。やらい(矢来)。 ②しがらみ。くいを立て、竹や木を横に組んで川の流れをせきとめるもの。 ③とりで。小さな城。「柵塁」 しゃく; せん さく; さん やらい-; しがらみ-; しがら-む; とりで- 木 9 5 会意形声。木と、冊(サク)(木片を並べてとじた形)とから成る。 067f5.svg
良 7 0 ①よい。すぐれている。好ましい。「良好」「良識」「善良」悪 ②やや。かなり。参考「良」の二画目までが片仮名の「ラ」に、草書体が平仮名の「ら」になった。 ろう りょう よ-い; い-い 艮 7 1 象形。穀物をふるいにかけて流し入れ、また、流し出すさまにかたどり、よいものを選ぶ意を表す。ひいて「よい」意に用いる。 0826f.svg
爛 1 0 ①ただれる。煮くずれる。くさる。うれすぎる。「爛熟」「腐爛」 ②あざやか。はなやか。かがやく。「爛漫」「絢爛(ケンラン)」 ③に(煮)る。また、焼く。 らん らん ただ-れる 火 21 17 説明無し 0721b.svg
繆 1 0 ビュウ ①まとう。からみつく。「綢繆(チュウビュウ)」 ②あやま(誤)る。まちがえる。「繆説」謬(ビュウ) ③たがう。もとる。 ④いつわる。いつわり。 リョウ まつわる。めぐらす。「繆繞(リョウジョウ)」繚(リョウ) ボク やわらぐ。おだやか。穆(ボク) キュウ ①まじわる。 ②ひもを巻きつけて絞める。 きゅう; る; もく; みゅう きゅう; ぼく; りゅう; びゅう まと-う; あやま-る 糹 17 11 説明無し 07e46.svg
抔 1 0 ①すくう。てのひらですくう。「抔飲」 ②など(等)。複数を示す語。 ぶ ほう など; すく-う 扌 7 4 説明無し 06294.svg
拿 1 0 ①とらえる。つかむ。つかまえる。「拿捕」 ②ひく。力を入れてひっぱる。 な; だ ひ-く 手 10 6 説明無し 062ff.svg
茄 準1 0 ①なす。なすび。ナス科の一年草。食用。 ②はす(蓮)。はちす。荷 か なす- ⺾ 8 5 形声。艸と、音符加(カ)とから成る。 08304.svg
愛 7 0 ①あいする。かわいがる。いつくしむ。「愛育」「愛児」「寵愛(チョウアイ)」 ②異性を恋いしたう。「愛慕」「求愛」「恋愛」 ③めでる。好む。したしむ。「愛好」「愛用」「親愛」 ④おしむ。「愛惜」「割愛」 ⑤大切にする。「愛護」「愛蔵」「自愛」 ⑥まな。かわいがっている意の接頭語。「愛子(まなご)」「愛弟子(まなデシ)」「愛娘(まなむすめ)」 ⑦かなしい。いとしい。切ないほどかわいい。うい。 ⑧「愛蘭(アイルランド)」の略。 お; あい あい かな-しい; め-でる; まな-; お-しむ; う-い; いと-おしむ; いつく-しむ; いと-しい 心 13 9 本字は、会意形声。夊(すい)(あるく。夂は変わった形)と、㤅(アイ)(ふりかえろうとする気持ち。は変わった形)とから成り、ふりかえりつつ歩く、ひいて、心にかける意を表す。のち、𢜤に代わって、愛が用いられる。 0611b.svg
俔 1 0 ①うかがう。ぬすみ見る。 ②しのび。しのびの者。間者。 げん; けん けん たと-える; うかが-う 亻 9 7 説明無し 04fd4.svg
諫 準1 0 いましめる。さとす。いさめる。忠告。「諫言」「諫死」「諫説」 けん かん いさ-める 訁 16 9 説明無し 08aeb.svg
侑 1 0 ①すすめる。飲食をすすめる。「侑食」 ②たすける。佑(ユウ) ③むくいる。 ④ゆるす。宥(ユウ) う ゆう すす-める; たす-ける 亻 8 6 会意形声。人と、有(イウ)(ごちそうをすすめる)とから成る。 04f91.svg
際 6 0 ①きわ。さかい。はて。かぎり。「際限」「辺際」 ②場合。おり。とき。「際物」「実際」 ③まじわる。まじわり。出あい。「際会」「交際」 ④あい。あいだ。あわい。「天地の際」 ⑤ほど。「分際」 さい せい まじ-わる; きわ-; あい- 阝 14 11 形声。阜と、音符祭(セイ)とから成る。かべとかべとの継ぎ目、ひいて、「きわ」の意を表す。 0969b.svg
栩 1 0 ①くぬぎ。ブナ科の落葉高木。 ②「栩栩然」は自由で愉快なさま。 く く くぬぎ- 木 10 6 説明無し 06829.svg
夏 9 0 ①なつ。四季の一つ。「夏季」「夏日」「夏至(ゲシ)」冬 ②昔の中国の自称。華 夷(イ) ③中国最古の王朝の名。「夏暦」 ④大きい。さかんな。「夏屋」 げ か なつ- 夂 10 7 象形。人が大きな面をかぶって舞っているさまにかたどる。もと、舞の名。夏祭りの舞から転じて、季節の「なつ」の意に、また、嘏(カ)に通じて、おおきい意に用いる。 0590f.svg
奮 5 0 ふるう。ふるいたつ。勇みたつ。「奮闘」参考田の上でとり(隹)が大きくはばたくことを表す字。 ふん ふん ふる-う 大 16 13 会意。奞(すい)(おおいにはばたく)と、田(た)とから成り、鳥が田の上に飛びたつ、ひいて「ふるう」意を表す。 0596e.svg
宕 準1 0 ①ほらあな。いわや。 ②気まま。ほしいまま。 どう とう すぎる 宀 8 5 形声。宀と、音符碭(タウ)(石は省略形)とから成る。 05b95.svg
強 9 0 ①つよい。力がある。「強健」「頑強」 ②つよめる。つよまる。「強化」「強兵」 ③しいる。無理にさせる。「強行」「強制」 ④かたい。こわばる。「強飯」 ⑤端数を切り捨てたときに添える語。 ①⑤弱 ⑥つとめる。つとめおこなう。 ごう きょう がん こわ-い; つと-める; つよ-い; つよ-まる; あなが-ち; し-いる; したた-か; つよ-める 弓 11 8 形声。虫と、音符弘(コウ)→(キヤウ)とから成る。もと、こくぞうむしの意を表したが、のち、彊(キヤウ)に通じて「つよい」意に用いる。 05f37.svg
瘟 1 0 えやみ。はやりやまい。悪性の感染症。 おん おん えやみ 疒 15 10 説明無し 0761f.svg
恙 1 0 ①つつが。つつがむし。ツツガムシ科のダニの総称。 ②うれい。心配ごと。 ③病気。「恙病」 よう よう つつが-; やまい-; つつみ- 心 10 6 説明無し 06059.svg
醢 1 0 しおから。ししびしお。魚肉などを塩づけにして発酵させた食品。 かい しおから 酉 17 10 説明無し 091a2.svg
釣 準2 0 ①つる。魚をつる。つり上げる。「釣果」「釣竿(チョウカン)」 ②つりせん。 ちょう ちょう つ-り; つ-る; つ-るし; つる-す; つり-; つる-し; つ-るす 釒 11 3 形声。金と、音符勺(シヤク)→(テウ)とから成る。魚をつりあげるかぎばりの意を表す。 091e3.svg
丑 準1 0 うし。十二支の第二。動物ではウシ。方位では北北東。時刻では午前二時およびその前後二時間。 しゅ; しゅう ちゅ ちゅう うし- 一 4 3 象形。指先を曲げて物をつかむさまにかたどる。借りて、十二支の第二位に用いる。 04e11.svg
集 8 0 ①あつまる。あつめる。つどう。よせあつめる。「集散」「集計」「召集」 散 ②あつまり。つどい。「集会」「集落」 ③作品をあつめたもの。「画集」「詩集」 じゅう しゅう あつ-める; つど-う; たか-る; あつ-まる 隹 12 4 会意。雥(そう)(多くの鳥。隹は省略形)と、木(き)とから成る。たくさんの鳥が木の上に止まるさまにより、多くの鳥が「あつまる」意を表す。 096c6.svg
諮 3 0 はかる。とう。上の人が下の者にたずねる。「諮議」「諮問」 咨(シ) し し はか-る; と-う 訁 16 9 会意形声。言と、咨(シ)(はかる)とから成る。 08aee.svg
隠 4 0 ①かくれる。おおわれる。かくれ住む。「隠逸」「隠居」「隠遁(イントン)」 ②かくす。おおいかくす。「隠語」「隠滅」「隠蔽(インペイ)」 ①②顕 ③あわれむ。うれえる。「惻隠(ソクイン)」慇(イン) ④おもおもしい。「隠然」 ⑤「隠岐(おき)の国」の略。「隠州(オンシュウ)」 おん いん こも-る; かく-れる; かく-す; なば-る; かく-ろう 阝 14 11 旧字は、形声。阜と、音符㥯(イン)とから成る。「かくれる」「かくす」意を表す。常用漢字は省略形による。 096a0.svg
闡 1 0 ①ひらく。 (ア)あける。 (イ)ひろ(広)める。ひろまる。「 闡弘(センコウ)」 ②あきらか。明らかにする。「闡明」 せん せん ひら-く; みち-る 門 20 12 説明無し 095e1.svg
匂 2 1 におう。よいかおりがする。におい。 にお-う 勹 4 2 国語で、おもむき(余韻〈=〉)を「におい」ということから、の省略形の勻(いん)の字形を変えたもの。 05302.svg
珈 1 0 ①かみかざり。玉をたれさげたかんざしの一種。 ②「コーヒー」の音訳。参考「コーヒー」の表記は「珈琲」が定着しているが、中国では「」と書く。 け か 𤣩 9 5 形声。玉と、音符加(カ)とから成る。 073c8.svg
覧 5 0 みる。よくみる。広くながめる。「展覧」「博覧」「品物をよくご覧ください」 らん らん み-る 見 17 10 旧字は、会意形声。見と、監(カム)→(ラム)(かんがみる。は変わった形)とから成る。「みる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 089a7.svg
普 4 0 ①あまねく。広く行き渡る。「普及」「普遍」溥(フ) ②なみ。ふつう。「普段」 ③「普魯西(プロシア)」の略。 ふ ほ あまね-し; あまね-く 日 12 8 会意形声。日と、竝(ヘイ)→(ホ)(=並。ならぶ)とから成り、日光があまねくひろがる意を表す。 0666e.svg
峯 準1 0 みね。山のいただき。また、高い山。「霊峯」 ふ ほう ぶ みね- 山 10 7 説明無し 05cef.svg
鵜 準1 0 ①う。ウ科の鳥の総称。 ②がらんちょう(伽藍鳥)。ペリカンの別称。 だい てい う- 鳥 18 7 形声。鳥と、音符弟(テイ)とから成る。 09d5c.svg
杢 準1 1 もく。大工。 もく- 木 7 3 説明無し 06762.svg
師 6 0 ①教え導く人。手本となる人。先生。「師範」「教師」 ②専門的な技術をもった人。「医師」「絵師」 ③おさ。かしら。長官。 ④多くの人の集まる所。みやこ。「京師」 ⑤軍隊。いくさ。「師団」 し し 巾 10 7 会意。帀(そう)(めぐる)と、𠂤(たい)(おか)とから成る。小高い丘を取り巻く、二千五百人から成る兵士の集団、ひいて、指導者の意を表す。 05e2b.svg
譚 1 0 ①はなし。ものがたり。「奇譚」 ②かたる。はなす。 ①②談 どん たん だん はなし- 訁 19 12 説明無し 08b5a.svg
党 5 0 ①なかま。ともがら。「残党」「徒党」 ②政治的な団体。「党首」「政党」 ③むら。むらざと。故郷。「郷党」 とう とう むら-; なかま- ⼉ 10 8 (A)形声。儿と、音符尙(シヤウ)→(タウ)とから成る。もと、西方の異民族の名を表したが、古くから俗に黨の略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 (B)形声。意符黑(=黒。やみ)と、音符尙(シヤウ)→(タウ)とから成る。さえぎられてはっきりしない意を表す。借りて、「なかま」の意に用いる。 0515a.svg
鶪 1 0 もず(百舌)。モズ科の鳥。 きゃく けき げき もず- 鳥 20 9 説明無し
持 8 0 ①もつ。身につける。「所持」「持参」 ②たもつ。まもる。もちこたえる。「持久」「維持」 じ ち も-つ 扌 9 6 会意形声。手と、寺(シ)→(チ)(手にとどめもつ)とから成る。「もつ」、にぎる意を表す。 06301.svg
涌 準1 0 わく。水がわき出る。また、盛んにおこる。「涌出」 ゆう よう わ-く 氵 10 7 説明無し 06d8c.svg
妨 3 0 さまたげる。じゃまをする。「妨害」「妨止」 ほう ほう ぼう さまた-げる 女 7 4 形声。女と、音符方(ハウ)とから成る。「さまたげる」意を表す。 059a8.svg
債 3 0 ①かり。金銭などを返す義務を負っていること。「債務」「負債」 ②かし。貸した金銭などを取りたてること。「債権」「債主」 ③「債券」の略。「公債」「国債」 せ さい か-り 亻 13 11 会意形声。人と、責(サク)→(サイ)(せめる、せめ)とから成り、おいめの意を表す。「責」の後にできた字。 050b5.svg
縲 1 0 ①なわ。とりなわ。罪人をしばるなわ。「縲絏(ルイセツ)」 ②つなぐ。しばる。 るい るい かさねる; しばる; しきりに 糹 17 11 説明無し 07e32.svg
座 5 0 ①すわる。すわる場所。また、おさまる地位。くらい。「座席」「王座」 ②集まり。つどいの席。「座談」「満座」 ③中世の商工業の同業組合。 ④江戸時代、貨幣などを造った公設の機関。「金座」「銀座」 ⑤能楽・歌舞伎(カブキ)などの団体。また、舞台や劇場。「高座」 ⑥星のやどり。「星座」 ⑦ものをすえる台。「台座」 ⑧神仏の像などを数える語。 ⑨います。「いる」「ある」などの尊敬語。 ざ さ いま-す; くら-; すわ-る 广 10 7 会意形声。广と、坐(サ、ザ)(すわる)とから成り、家の中の人のすわる所の意を表す。 05ea7.svg
拷 準2 0 ①うつ。たたく。たたいて責める。「拷問」 ②かすめとる。うばう。「拷掠(ゴウリャク)」 こう こう ごう う-つ 扌 9 6 形声。手と、音符考(カウ)とから成る。 062f7.svg
誇 4 0 ほこる。じまんする。大げさに言う。「誇示」「誇張」夸(コ) け か こ ほこ-る; ほこり 訁 13 6 形声。言と、音符夸(クワ)とから成る。大言する意を表す。ひいて、「ほこる」意に用いる。 08a87.svg
燥 4 0 ①かわく。かわかす。「乾燥」「高燥」 湿・潤 ②いらだつ。「焦燥」 そう そう はしゃ-ぐ; かわ-く 火 17 13 形声。火と、音符喿(サウ)とから成る。 071e5.svg
橙 1 0 ①だいだい。ミカン科の常緑小高木。「橙黄」 ②こしかけ。つくえ。 じょう; とう とう だいだい- 木 16 12 形声。木と、音符登(トウ)→(タウ)とから成る。 06a59.svg
瘢 1 0 ①きず。きずあと。あと。「瘢痕(ハンコン)」「瘢瘡(ハンソウ)」 ②しみ。そばかす。「雀瘢(ジャクハン)」斑(ハン) ばん はん きず- 疒 15 10 説明無し 07622.svg
式 8 0 ①一定の作法でおこなう行事。典礼。「式典」「儀式」 ②きまり。やりかた。一定のかた。「形式」「洋式」 ③のっとる。手本にする。 ④ああ。それ。発語の助字。 ⑤計算の順序や方法を数字や記号で表したもの。「公式」「数式」 しき しょく のっと-る; のり- 弋 6 3 形声。工と、音符弋(ヨク)→(シヨク)とから成る。工作をする際の決まり、ひいて「のり」の意を表す。 05f0f.svg
場 9 0 ①ば。ところ。事が行われる所。「会場」「戦場」 ②とき。おり。「場合」「急場」 ③劇の一くぎり。ば。「一幕二場」 じょう ちょう ば- 土 12 9 形声。土と、音符昜(ヤウ)→(チヤウ)とから成る。祭りのためにはらい清めた土地、ひいて、場所の意を表す。 05834.svg
絶 6 0 ①たつ。うちきる。やめる。「絶交」「根絶」 ②たえる。とぎれる。ほろびる。「絶望」「気絶」 ③へだたる。遠くはなれる。「絶海」「隔絶」 ④ことわる。こばむ。「拒絶」「謝絶」 ⑤すぐれる。このうえない。「絶佳」「卓絶」 ⑥きわめて。はなはだ。「絶大」「絶妙」 ⑦わたる。横切る。 ぜつ; ぜち せつ た-える; た-やす; た-つ 糹 12 6 形声。糸と、刀(かたな。は変わった形)と、音符卪(セツ)(巴は変わった形)とから成る。糸を刀で切る意を表す。 07d76.svg
禍 準2 0 わざわい。まが。ふしあわせ。「禍根」福 わ; が か わざわ-い; まが- 礻 13 9 形声。示と、音符咼(クワ)とから成る。わざわいの意を表す。 0798d.svg
趣 4 0 シュ ①おもむき。あじわい。ようす。「趣味」「興趣」 ②心の向かうところ。ねらい。考え。わけ。「趣意」「趣旨」 ③おもむく。向かう。 ソク うながす。せきたてる。「趣駕(ソクガ)」 そう そく; す しゅ; しょく おもむき-; おもむ-く; うなが-す 走 15 8 形声。走と、音符取(シユ)とから成る。急ぎせかして走らせる、転じて「おもむき」の意を表す。 08da3.svg
糺 1 0 ①あざなう。よる。あわせる。あつめる。②ただす。しらべる。「糺弾」「糺明」 きゅう きゅう ただ-す; あざな-う 糹 7 1 説明無し 07cfa.svg
譲 3 0 ①ゆずる。ゆずりあたえる。「譲与」「割譲」 ②へりくだる。「謙譲」 ③せ(責)める。なじる。「責譲」 にょう じょう せ-める; ゆず-る 訁 20 13 旧字は、形声。言と、音符襄(シヤウ)→(ジヤウ)とから成る。問い責める意を表す。転じて「ゆずる」意に用いる。常用漢字は省略形による。 08b72.svg
躪 1 0 ふむ。ふみにじる。「蹂躪(ジュウリン)」 りん ふむ ⻊ 26 19 説明無し 08eaa.svg
震 4 0 ①ふるう。ふるえる。ゆれ動く。「震動」「地震」 ②ふるえおののく。おそれる。「震撼(シンカン)」「震駭(シンガイ)」 ③易の八卦(ハッケ)の一つ。雷・長男などを表す。 ④「地震」の略。「震源」「耐震」 しん しん ふる-う; ふる-える ⻗ 15 7 形声。雨と、音符辰(シン)とから成る。雷鳴が物をふるわせる、ひいて「ふるう」意を表す。 09707.svg
裎 1 0 ①はだか。はだかになる。 ②ひとえ。ひとえの着物。 ちょう てい はだか ⻂ 12 7 説明無し
青 10 0 ①あお。あおい。「青山」「青天」「紺青」 ②わかい。年少の。「青春」「青年」 しょう せい しい あお-い; さお-; あお- 青 8 0 旧字は、会意形声。丹(井の中からとる染料)と、生(セイ)(は変わった形。草が生えるさま)とから成り、草色をした染料、「あお」「あおい」意を表す。教育用漢字は俗字による。 09752.svg
俚 1 0 いやしい。いなかじみた。ひな。ひなびた。民間の。「俚言」「俚俗」 り り いや-しい 亻 9 7 説明無し 04fda.svg
褫 1 0 うばう。はぐ。衣服をはぎとる。「褫奪」 ち うばう ⻂ 15 10 説明無し 0892b.svg
跎 1 0 つまずく。「蹉跎(サタ)・(サダ)」 だ; た つまずく ⻊ 12 5 説明無し
姮 1 0 月に住むという美女の名「姮娥(コウガ)」に用いられる字。転じて、月の異名。 じょう; ごう こう; しょう 女 9 6 説明無し
炎 3 0 ①ほのお。燃え上がる火。「火炎」 ②もえる。燃え上がる。「炎焼」「炎上」 ③焼けるようにあつい。「炎暑」「炎天」「炎熱」 ④痛み・はれ・熱をともなう症状。「炎症」「脳炎」「肺炎」 えん えん も-える; ほのお-; ほむら- 火 8 4 会意。火を二つ重ねて、ほのおが盛んの意を表す。 0708e.svg
分 9 0 ①わける。いくつかにわける。「分類」「分解」「半分」 ②くばる。わけあたえる。「分配」「分納」「配分」 ③みわける。わきまえる。「分析」「分別」「検分」 ④わかれる。ばらばらになる。「分散」「分布」「分裂」 ⑤あたえられたもの。「分際」「性分」「本分」 ⑥物質を成り立たせる要素。「分子」「成分」「養分」 ⑦物事の状態。程度。ようす。「気分」「当分」「時分」 ⑧全体を一〇、また一〇〇にわけた一つの量。「九分九厘」「五分五分」 ⑨単位を表す。(ア)重さの単位。一匁(もんめ)の一〇分の一。約〇・三七五(グラム)。(イ)長さの単位。一寸の一〇分の一。約三(ミリメートル)。(ウ)時間の単位。一時間の六〇分の一。(エ)角度の単位。一度の六〇分の一。(オ)貨幣の単位。一両の四分の一。 ふん; ぶん ふん ぶ わ-ける; けじめ-; わ-かつ; わ-かる; わ-かれる 刀 4 2 会意。刀と、八(わける)とから成り、刀で切りわける意を表す。 05206.svg
稟 1 0 ①こめぐら。 ②ふち(扶持)。給料として与える米。「稟給」 ①②廩(リン) ③うける。命令を受ける。また、さずかる。「稟議」「稟性」 ④もうす。申し上げる。「稟申」 ひん; りん ひん; りん うけ-る; こめぐら-; もう-す 禾 13 8 会意形声。禾と、㐭(リム)(こめぐら)とから成る。「こめぐら」、転じて「うける」意を表す。 07a1f.svg
鞫 1 0 ただす。しらべる。罪状を追及する。きわめる。また、きわまる。「鞫訊(キクジン)」糾・窮・鞠(キク) きく きわまる; きわめる 言 18 11 説明無し 097ab.svg
若 5 0 ①わかい。おさない。「若年」「若輩」 弱 老 ②いくらか。すこし。「若干」 ③しく。匹敵する。 ④いかん。いかに。どれほど。方法・手段を問う語。 ⑤ごとし。…のようである。比況の助字。 如 ⑥もし。もしも。仮定の助字。 ⑦状態を形容する語に添える助字。「自若」 ⑧もしくは。選択を表す語。 ⑨なんじ。あなた。 汝(ジョ) ⑩梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる字。「般若」 ⑪「若狭(わかさ)の国」の略。「若州」 にゃ; にゃく じゃく; じゃ したがう; わか-い; ごと-し; も-しく は; も-し ⺾ 8 5 象形。もと、髪をふり乱し、両手を前にさし出した巫女(みこ)の形()にかたどり、のち、口(お告げ)が加えられた。神託を受けた者、転じて、かみ(神)、「したがう」の意を表し、借りて、助字に用いる。 082e5.svg
逅 1 0 あう。めぐりあう。「邂逅(カイコウ)」 こう あ-う ⻍ 10 6 説明無し 09005.svg
退 5 0 ①しりぞく。ひきさがる。「退却」「退場」進 ②しりぞける。遠ざける。追いはらう。「退治」「撃退」 ③やめる。身をひく。去る。「退位」「脱退」 ④おとろえる。すたれる。「退化」「衰退」 たい たい の-ける; ひ-け; すさ-る; ど-かす; の-く; しりぞ-く; そき-; そ-く; ど-く; しさ-る; しりぞ-ける; の-け; そ-き; ど-ける; ひ-く; ひけ-; のけ; の-かす; ひ-ける ⻌ 9 6 会意。辵と、𣪘(き)(艮は省略形。食物を盛る容器)とから成る。お供えの食物を引き下げる意を表す。転じて「しりぞく」意に用いる。 09000.svg
築 6 0 ①きずく。建造物をつくる。「築造」「建築」 ②つく。土でつき固める。 ちく ちく きず-く; つ-く ⺮ 16 10 形声。木と、音符筑(チク)とから成る。土をつきかためるきね、ひいて「きずく」意を表す。 07bc9.svg
臑 1 0 ①ヒツジやブタの前肢。うで。 ②やわらか。やわらかい。 ③に(煮)る。やわらかく煮る。 ④すね。ひざからくるぶしの間の部分。 じゅ; じ; どう すね- ⺼ 18 14 説明無し 081d1.svg
杭 準1 0 ①くい。地中に打ちこんで目印や支柱にする棒。 ②わたる。船でわたる。航 ごう こう くい-; わた-る 木 8 4 形声。木と、音符亢(カウ)とから成る。 0676d.svg
磽 1 0 やせち。土地がやせて石が多いこと。「磽薄」 きょう こう 石 17 12 説明無し 078fd.svg
嚔 1 0 くしゃみ。くさめ。はなひる。 たい てい はな-ひる; くしゃみ-; ひ-る; くさめ- 口 18 15 説明無し 05694.svg
提 6 0 ①さげる。ひっさげる。手にさげて持つ。「提琴」②さしだす。かかげる。「提案」「提唱」③手をつなぐ。助けあう。「提携」④ひきつれる。統(す)べる。「提督」 だい てい ちょう さ-げる 扌 12 9 形声。手と、音符是(シ)→(テイ)とから成る。引き上げる意を表す。 063d0.svg
軌 3 0 ①わだち。車の通ったあと。また、車輪のあいだ。「軌条」「軌跡」「広軌」 ②すじみち。のり。てほん。「軌範」「常軌」 き き みち; わだち- 車 9 2 形声。車と、音符九(キウ)→(クヰ)とから成る。車の通った道すじ、「わだち」の意を表す。転じて、両輪の間隔の意に用いる。 08ecc.svg
鴟 1 0 ①とび(鳶)。とんび。タカ科の大形の鳥。「鴟尾」 ②ふくろう。みみずく。「鴟張」 し し ふくろう-; とび- 鳥 16 5 説明無し 09d1f.svg
膈 1 0 胸腔(キョウコウ)と腹腔との間。横隔膜。また、胸のうち。こころ。「膈膜」「肝膈」「胸膈」 きゃく かく むねのうち; つりぎ ⺼ 14 10 説明無し 08188.svg
惧 2 0 おそれる。おどろく。「危惧(キグ)」懼(ク) ぐ く おそ-れる 忄 11 8 形声。心と、音符具(ク)とから成る。もと、懼(ク)の俗字。 060e7.svg
拘 3 0 ①とらえる。つかまえる。とどめておく。「拘禁」「拘束」「拘置」 ②かかわる。こだわる。ひっかかる。「拘泥」 く く; こう とら-える; かか-わる; こだわ-る; とど-める 扌 8 5 会意形声。手と、句(ク、コウ)(=鉤(コウ)。かぎ)とから成り、手をかぎのように使って、物をひっかけとどめる意を表す。 062d8.svg
菓 4 0 ①かし。おかし。間食用の食品。「菓子」「茶菓」 ②くだもの。木の実。果 か か くだもの-; かし ⺾ 11 8 会意形声。艸と、果(クワ)(くだもの)とから成る。「くだもの」の意を表す。 083d3.svg
監 4 0 ①みる。みはる。とりしまる。しらべる。「監視」「監督」「総監」 ②ろうや。「監獄」「監房」「収監」 ③てほん。かんがみる。鑑 けん かん み-る 皿 15 10 象形。水の入ったたらいを、人がのぞきこんでいる形にかたどる。水かがみを見る、ひいて、かんがみる、みはる意を表す。「鑑(カム)」の原字。 076e3.svg
讐 1 0 ①むくいる。しかえしをする。「復讐」 酬 ②あだ。かたき。「讐敵」「恩讐」 仇(キュウ) ③くらべて誤りを正す。 しゅう じゅ; ず むく-いる; あだ- 言 23 16 説明無し 08b90.svg
悴 1 0 ①やつれる。やせおとろえる。「悴顔」「悴容」 ②せがれ。むすこ。 ③しぼむ。かじかむ。 参考②「倅(サイ)」の誤用。 ずい すい かじか-む; やつ-れる; せがれ 忄 11 8 説明無し 060b4.svg
塙 準1 0 カク かたい。かたい土。 コウ 石の多いやせ地。磽(コウ) はなわ 山のさし出た所。 こう かく かく かた-い; はなわ 土 13 10 形声。土と、音符高(カウ)→(カク)とから成る。 05859.svg
俺 2 0 おれ。われ。自分の俗称。 えん えん おれ-; われ- 亻 10 8 形声。人と、音符奄(エム)とから成る。 04ffa.svg
慊 1 0 ①あきたりない。満足しない。「慊慊」歉(ケン) ②あきたりる。満足する。 きょう; けん きょう; けん あきたりる; うら-む 忄 13 10 説明無し 0614a.svg
悟 3 0 ①さとる。迷いからさめる。真理にめざめる。「悟性」「覚悟」 ②さとい。かしこい。さとりが早い。「英悟」 ぐ ご さとり-; さと-る 忄 10 7 形声。心と、音符吾(ゴ)とから成る。気がつく、さとる意を表す。 0609f.svg
舫 1 0 ①ふね。もやいぶね。二隻ならべてつないだ舟。 ②もやう。舟をつなぐ。 ほう ほう もやい; もやいぶね; もや-う 舟 10 4 説明無し 0822b.svg
趁 1 0 ①おう。おいかける。 ②おもむく。 ③ゆきなやむ。 ④のる。のりこむ。また、つけこむ。 ちん ちん お-う 走 12 5 説明無し 08d81.svg
酩 1 0 よう。酒に酔う。「酩酊(メイテイ)」 めい; べい よう 酉 13 6 説明無し 09169.svg
櫂 1 0 かい。かじ。また、かいで舟をこぐ。「櫂歌」「櫂舟」棹(トウ) じょう; たく たく; とう かい-; かじ- 木 18 14 形声。木と、音符翟(テキ、タク)→(タウ)とから成る。 06ac2.svg
暹 1 0 日がのぼる。日の出。 参考日が進みでる意を表す字。 せん すすむ 日 16 12 説明無し 066b9.svg
穢 1 0 ①けがれ。けがれる。けがらわしい。きたない。「穢行」「穢土」 ②あれる。雑草がしげってあれる。「蕪穢(ブワイ)」 ③わるい。わるもの。 え わい あい けが-れる 禾 18 13 説明無し 07a62.svg
欧 3 0 ①は(吐)く。もどす。嘔(オウ) ②「欧羅巴(ヨーロッパ)」の略。「欧州」「欧米」 う おう うた-う; は-く 欠 8 4 旧字は、形声。欠と、音符區(ク、オウ)とから成る。「はく」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 06b27.svg
賢 3 0 ①かしこい。まさる。すぐれる。また、才知や徳のすぐれた人。「賢英」「賢者」愚 ②相手のことがらに添える敬称。「賢察」「賢弟」 げん けん さか-しい; まさ-る; かしこ-い 貝 16 9 会意形声。貝と、臤(ケン)(かたい)とから成り、かたい良質の貝の意を表す。転じて「まさる」「かしこい」意に用いる。 08ce2.svg
菱 準1 0 ひし。ヒシ科の一年草。「菱花」 りょう りょう ひし- ⺾ 11 8 形声。艸と、音符(リヨウ)とから成る。 083f1.svg
吞 準1 0 ①のむ。まるのみにする。「吞舟」吐 ②とりこむ。「併吞」 てん; どん; とん の-む 口 7 4 形声。口と、音符天(テン)→(トン)とから成る。
岑 1 0 ①みね。けわしくそびえる山。「岑嶺(シンレイ)」「岑楼」 ②たかい。けわしい。するどい。 しん; じん; ぎん みね- 山 7 4 説明無し 05c91.svg
陰 4 0 イン ①かげ。日かげ。物におおわれているところ。「陰影」「樹陰」 ②人目につかない。人知れず。ひそか。ひそかに。「陰険」「陰徳」「陰謀」 ③くらい。「陰気」「陰湿」 ④消極的な。静的な。マイナスの。「陰性」「陰陽」 ①~④陽 ⑤時間。「光陰」「寸陰」 アン 喪に服す間、住む小屋。「諒陰(リョウアン)」 おん いん くら-い; ほと-; かげ-; かげ-る 阝 11 8 会意形声。阜と、侌(イム)(くらい)とから成り、日のあたらない側の意を表す。 09670.svg
詆 1 0 ①そしる。し(誣)いる。人を悪く言う。「詆毀(テイキ)」 ②しかる。とがめる。 ③あざむく。「詆欺」 ④はずかしめる。 ⑤あばく。あばきたてる。 ⑥あ(当)てる。あたる。 てい そしる 訁 12 5 説明無し 08a46.svg
賤 準1 0 ①いやしい。身分が低い。「賤民」「下賤」 貴 ②いやしむ。さげすむ。「賤侮」 ③やすい。値段がやすい。 ④しず。まずしい。そまつな。「賤女」 ぜん せん ひく-い; いや-しめる; やす-い; いや-しい; いや-しむ; しず- 貝 15 8 説明無し 08ce4.svg
鈷 準1 0 ①「鈷(コボ)(ひのし)」に用いる字。 ②インドの護身用の仏具の名。「独鈷(トッコ)・(ドッコ)」「三鈷」 ご く こ たつ 釒 13 5 説明無し 09237.svg
基 6 0 ①もとづく。もとい。もと。よりどころ。「基因」「基礎」「基本」 ②化学変化のときに、一つの原子のように反応する原子の集まり。「塩基」 こ き もと-づく; もと-; もとい- 土 11 8 形声。土と、音符其(キ)とから成る。土木工事を始めるときの礎石の意から、ひいて、はじめ、「もと」の意を表す。 057fa.svg
頑 準2 0 ①かたくな。ゆうずうがきかない。「頑固」「頑迷」 ②強い。じょうぶな。「頑健」「頑丈」参考「頑張る」は「我を張る」の当て字。 げん がん かた-い; かたくな-; かたく-な 頁 13 4 形声。頁と、音符元(グヱン)→(グワン)とから成る。「かたくな」の意を表す。 09811.svg
対 8 0 ①むかう。むきあう。あいて。「対岸」「対面」「敵対」 ②つりあう。みあう。「対称」「対等」 ③つれあい。配偶者。 ④こたえる。応ずる。「対策」「応対」 ⑤つい。そろい。二つで一組となるもの。「対偶」「対句」 ⑥「対馬(つしま)の国」の略。「対州」 たい たい つい なら-ぶ; む-かう; こた-える; あいて-; そろ-い; つれあ-い 寸 7 4 旧字は、象形。二人が向かい合って丵(土木工事用の道具)を持ち、土をつきかためる形にかたどる。ひいて、向かい合った一組の意を表す。教育用漢字は省略形による。 05bfe.svg
吟 準2 0 ①うたう。詩歌を作る。「吟詠」「吟遊」 ②深く味わう。よくたしかめる。「吟味」 ③うめく。うなる。「呻吟(シンギン)」 きん; こん ごん ぎん な-く; うた-う; ぎん-じる 口 7 4 形声。口と、音符今(キム)→(ギム)とから成る。口をとじてうめく、転じて、声に調子をつけて「うたう」意を表す。 0541f.svg
輿 準1 0 ①こし。人がかつぐ乗り物。くるま。また、車の総称。「輿台」「神輿」 ②のせる。のせて運ぶ。かつぐ。 ③万物をのせる大地。「坤輿(コンヨ)」 ④おおい。もろもろ。「輿望」「輿論」 ⑤物事のはじめ。芽生え。「権輿」 ⑥めしつかい。下僕。 よ こし- 車 17 10 会意形声。車と、舁(ヨ)(は変わった形。かつぎあげる)とから成り、人力でかつぐ車、ひいて、車の箱の意を表す。 08f3f.svg
嚆 1 0 ①さけぶ。 ②鳴る。矢が鳴る。鳴りひびく。「嚆矢」 きょう こう さけ-ぶ 口 16 13 説明無し 05686.svg
省 7 0 ①かえりみる。振り返って考える。「省察」「自省」「反省」 ②みまう。安否を問う。「省問」「帰省」 ③はぶく。へらす。「省略」「冠省」 ④国の行政機関。官庁。つかさ。 ⑤中国の行政区画。 しょう せい かえり-みる; はぶ-く; み-る 目 9 4 形声。目と、音符生(セイ、シヤウ)(少は誤り変わった形)とから成る。じっくり見る、つまびらかにする、「かえりみる」などの意を表す。成績を調べてせめることから、転じて、「はぶく」、あやまちの意、借りて、役所の意に用いる。 07701.svg
為 4 0 ①なす。する。行う。「為政」「行為」「人為」 ②ため。ために。「為我」 ③まねする。いつわる。「作為」 ④つくる。設ける。⑤なる。…となる。…になる。参考「為」の草書体が平仮名の「ゐ」になった。 い い ため-; つく-る; す-る; なり-; な-る; たり-; な-す 灬 9 5 旧字は、象形。手でぞうの鼻を持つさまにかたどる。ぞうを使役することから、「なす」、仕事をする意を表す。また、助字に用いる。常用漢字は俗字による。 070ba.svg
麤 1 0 ①あらい。 (ア)きめがあらい。「麤布」 (イ)そまつな。「麤服」 (ウ)あらあらしい。「麤笨(ソホン)」 粗 精 ②おお(大)きい。 ③ほぼ。あらまし。 ④くろごめ。玄米。「麤糲(ソレイ)」 す そ; ぞ あら-い; はな-れる 鹿 33 22 説明無し
咬 1 0 かむ。かじる。かみつく。「咬菜」 きょう; ぎょう こう; ごう か-む 口 9 6 説明無し 054ac.svg
紕 1 0 ①かざる。旗や冠のふちをかざる。ふちかざり。 ②あやまり。まちがい。「紕繆(ヒビュウ)」 ひ ぬう; おさめる; ふちかざり 糹 10 4 説明無し 07d15.svg
禄 準1 0 ①さいわい。天からの贈り物。「天禄」「福禄」 ②ふち(扶持)。役人の給料。「禄高」「俸禄」 ろく ろく さいわ-い; ふち- 礻 12 8 形声。示と、音符彔(ロク)とから成る。「さいわい」の意を表す。 07984.svg
永 6 0 ①ながい。距離・時間がながい。「永日」「永年」「永続」 ②とこしえに。限りなく。いつまでも。「永久」「永世」「永眠」 よう えい なが-い; とこしえ- 水 5 1 象形。川の本流から支流が分かれている形にかたどり、支流のある長い川、ひいて「ながい」意を表す。 06c38.svg
貂 1 0 てん。イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。「貂裘(チョウキュウ)」 ちょう ちょう てん-; いたち- 豸 12 5 説明無し 08c82.svg
貌 2 0 ①かたち。すがた。「貌状」「容貌」 ②ようす。ありさま。「外貌」「全貌」 みょう; まく ばく; ぼう かたち-; かたどる 豸 14 7 本字は、象形で、人が仮面をかぶったさまにかたどる。貌は、会意形声で、豸と、皃(バウ)とから成る。「皃」の後にできた字。 08c8c.svg
檮 準1 0 ①きりかぶ。 ②おろかなさま。「檮昧(トウマイ)」 とう つく; きりかぶ; おろか 木 18 14 説明無し 06aae.svg
夭 1 0 ①わかい。わかわかしい。わかくうつくしい。「夭夭」 ②わかじに。早死にする。「夭死」「夭逝」 ③わざわい。「夭鳥」 よう よう わかじに; わざわい; わか-い 大 4 1 説明無し 0592d.svg
昜 1 0 ①あがる。日がのぼる。揚 ②明るい。日なた。日があたる。あたたかい。陽 ③ひら(開)く。また、とびあがる。参考「易」は別字。 よう よう あがる; ひかり 日 9 5 説明無し 0661c.svg
衍 1 0 ①はびこる。あふれる。「蔓衍(マンエン)」 ②しく。ひろげる。ひろがる。「衍義」「敷衍」 ③あまり。余分な。「衍字」「衍文」羨(セン) ④ひろい。おおきい。 えん えん あま-る; の-ばす; し-く; はびこ-る; たい-ら; の-びる; あま-り 行 9 3 説明無し 0884d.svg
奇 4 0 ①めずらしい。ふつうでない。(ア)あやしい。ふしぎな。「奇術」「奇跡」「奇妙」(イ)特にすぐれた。「奇偉」「奇才」「奇麗」(ウ)思いがけない。くしくも。「奇禍」「奇遇」「奇襲」「奇をてらう」 ②はんぱ。二で割り切れない。「奇数」偶 ぎ; き き あや-しい; めずら-しい; く-し 大 8 5 会意形声。大(立つさま)と、可(カ)→(キ)(まがる)とから成り、立つのに不自由な足の意を表す。「踦(キ)」の原字。転じて「めずらしい」意に用いる。 05947.svg
脩 1 0 ①ほじし。干し肉。「束脩」 ②おさめる。おさまる。ととのえる。「脩身」 ③ながい。「脩竹」 しゅ; す しゅう なが-い; おさ-める 肉 11 7 形声。肉と、音符攸(イウ)→(シウ)とから成る。干し肉の意を表す。借りて「おさめる」「ながい」意に用いる。 08129.svg
浮 4 0 ①うく。うかぶ。うかべる。「浮上」「浮力」沈 ②はかない。よりどころがない。「浮生」「浮説」 ③うわつく。うわべだけの。「浮華」「浮薄」 ぶ ふう ふ う-く; う-かべる; う-かれる; う-き; う-かぶ; す-ぎる 氵 10 7 形声。水と、音符孚(フ)→(フウ)とから成る。「うかぶ」意を表す。 06d6e.svg
闥 1 0 もん(門)。門の総称。また、宮中の小門。 たち たつ やくしょ; ついじ 門 21 13 説明無し 095e5.svg
柴 準1 0 ①しば。山野に生える雑木。「柴門」「柴荊(サイケイ)」 ②まつり。しばを焼いて天をまつること。「柴壇」 ③ふさぐ。まもる。 ぜ さい しば- 木 9 5 形声。木と、音符此(シ)→(サイ)とから成る。 067f4.svg
乃 準1 0 ①すなわち。接続の助字。「乃至(ナイシ)」 ②なんじ。おまえ。「乃公」「乃父」 ③「の」の音を表すのに用いる。 ①~③迺(ダイ)参考「乃」の一画目が片仮名の「ノ」に、草書体が平仮名の「の」になった。 え ない; あい だい; あい の-; お-; なんじ-; すなわ-ち 丿 2 1 象形。弓の伸びゆるんだ形にかたどる。借りて「なんじ」「すなわち」の意に用いる。 04e43.svg
佰 1 0 ①かしら。おさ。一〇〇人の長。 ②東西に通じるあぜ道。「仟佰(センパク)」仟(セン)参考数の「百」の代わりに用いることがある。 びゃく はく ひゃく おさ 亻 8 6 説明無し 04f70.svg
痳 1 0 ①性病の一種。りんびょう(痳病)。淋(リン) ②せんき。腹や腰が痛む病気。参考「痲(マ)」は別字。 りん りん 疒 13 8 説明無し 075f3.svg
橇 1 0 ①そり。雪や氷の上をすべらせて、人や物を運ぶ道具。 ②かんじき。雪に埋もれないように、履物の下につける歩行用の道具。 きょう; さい きょう; せい ぜい かんじき-; そり- 木 16 12 説明無し 06a47.svg
庁 5 0 役所。公の事務をとりあつかう場所。つかさ。「庁舎」 ちょう てい やくしょ 广 5 2 旧字は、会意形声。广と、聽(テイ)(きく)とから成り、役所の意を表す。庁は、形声で、广と、音符丁(テイ、チヤウ)とから成り、もと、碑に用いる石材の意を表したが、俗に廳の略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 05e81.svg
祺 1 0 ①さいわい。めでたい。「祺祥」禧(キ) ②やすらか。心が落ちついてやすらかなさま。「祺然」 ぎ き さいわ-い 示 13 8 説明無し 0797a.svg
随 3 0 ①したがう。ついていく。ともにする。「随員」「随行」「随従」 ②思いのまま。言いなりになる。「随意」「随筆」 ずい- すい- まにま- に; まま-; したが-う 阝 12 9 形声。意符辵と、音符隋(スイ)とから成る。「したがう」意を表す。 0968f.svg
移 6 0 ①うつる。場所・位置がかわる。「移転」「移動」「移住」 ②うつす。動かす。かえる。「移管」「移送」「移植」 ③まわしぶみ。回覧する文書。「移文」 い い うつ-ろい; うつ-す; うつ-る 禾 11 6 形声。禾と、音符多(タ)→(イ)とから成る。いねの穂のゆれ動く意を表す。転じて「うつる」意に用いる。 079fb.svg
棲 準1 0 ①すむ。すまう。また、すみか。「棲息」「群棲」 ②す。ねぐら。鳥の巣。 ①②栖(セイ) さい せい す-む 木 12 8 形声。木と、音符妻(セイ、サイ)とから成る。鳥がねぐらとする木、ひいて「すむ」意を表す。 068f2.svg
劾 準2 0 とりしらべる。ただす。あばく。罪をあばいて訴える。「劾案」「劾弾」 がい かい さばく; きわめる; つとめる; しら-べる 力 8 6 形声。力と、音符亥(カイ、ガイ)とから成る。 052be.svg
駅 8 0 ①えき。鉄道の停車場。「駅員」「駅頭」「駅弁」 ②はやうま。つぎうま。宿場ごとに用意して乗り継ぐウマ。また、舟や車など。「駅馬」 ③うまや。馬継ぎ場。宿場。「駅亭」「駅伝」「宿駅」 やく えき うまや- 馬 14 4 旧字は、形声。馬と、音符睪(タク)→(エキ)とから成る。馬を用意しておく宿場の意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 099c5.svg
性 6 0 ①さが。うまれつき。うまれながらの心のはたらき。たち。「性格」「性分(ショウブン)」「天性」 ②もちまえ。物事の本質。傾向。「性能」「活性」「属性」 ③男女・雌雄の別。「性別」「異性」 しょう せい さが-; なりくせ- 忄 8 5 会意形声。心と、生(セイ、シヤウ)(うまれつき)とから成り、人に生まれながら備わっている心の意を表す。 06027.svg
軀 準1 0 ①からだ。み。むくろ。「軀幹」「体軀」 ②仏像を数える語。 く く み-; むくろ-; からだ-; もくろ- 身 18 11 説明無し
帰 9 0 ①かえる。かえす。「帰郷」「帰心」「復帰」 ②あるべき所におさまる。行きつく。おちつく。「帰一」「帰依」「帰属」 ③とつぐ。嫁に行く。「帰嫁」 ④おく(贈)る。 き き かえ-る; おく-る; かえ-す; とつ-ぐ 巾 10 7 旧字は、形声。止と、(帚は省略形。つま)と、音符𠂤(ツイ、タイ)→(クヰ)とから成る。女が「とつぐ」意を表す。転じて「かえる」意に用いる。教育用漢字は省略形の俗字による。 05e30.svg
搔 準1 0 ①かく。つめでひっかく。「搔痒(ソウヨウ)」 ②さわぐ。さわがしい。「搔擾(ソウジョウ)」 騒 そう そう か-く; か-い; さわ-ぐ; か-き 扌 13 10 説明無し
証 6 0 あかす。あかしをたてる。また、あかし。しるし。「証拠」「証明」「考証」 徴 しょう せい; しょう あか-し; しるし-; いさめる; あかし- 訁 12 5 (A)形声。言と、音符正(セイ)とから成る。いさめる意を表す。借りて、證の意に用いる。教育用漢字はこれによる。 (B)形声。言と、音符登(トウ)→(シヨウ)とから成る。ことばで告げて明らかにする意を表す。 08a3c.svg
榻 1 0 ①こしかけ。ながいす。ねだい(寝台)。 ②しじ。牛車のながえのささえ。 とう とう とん こしかけ-; しじ- 木 14 10 説明無し 069bb.svg
差 7 0 ①ちがう。たがう。ひとしくない。くいちがい。「差異」「差別」 ②へだたり。ひらき。さしひき。「差額」「時差」 ③つかわす。人をやる。「差遣」「差配」 ④さす。入れる。 しゃ; せ; し さ; し; さい さ-す; たが-う; たがい 工 10 7 もと、会意。左(正しくない)と、𠂹(すい)(=垂。たれる)とから成り、ふぞろいなさま、ひいて、くいちがう意を表す。差は、その省略形。 05dee.svg
帚 1 0 ①ほうき。ごみをはく道具。 箒(ソウ) ②はく。はき清める。「帚掃」 掃 す しゅう そう ほうき- 巾 8 5 説明無し 05e1a.svg
禹 1 0 古代中国の夏(カ)王朝を開いた伝説上の王の名。 う う 禸 9 4 説明無し 079b9.svg
寰 1 0 ①宮殿を囲むかきね。また、領地。 ②天下。世界。「寰海」「寰中」 げん かん 宀 16 13 説明無し 05bf0.svg
蜹 1 0 ①ぶゆ。ぶよ。ぶと。ブユ科の昆虫の総称。 ②か(蚊)。 ぜい ぶと-; ぶよ-; ぶゆ- 虫 13 7 説明無し
粽 1 0 ちまき。もちごめをササやチガヤの葉で包んで蒸した食品。 す; すう そう ちまき- 米 14 8 説明無し 07cbd.svg
様 8 0 ①さま。ありさま。かたち。「様子」「様相」「異様」 ②あや。図がら。かざり。「模様」「紋様」 ③きまった形式。かた。手本。「様式」「仕様」 ④名前や代名詞などの下に添えて敬意を表す語。「上様」 ぞう; よう よう; しょう さま-; くぬぎ-; とち- 木 14 10 旧字は、形声。木と、音符羕(ヤウ)→(シヤウ)とから成る。木の名。もと、橡(シヤウ)の異体字。借りて、かたち、ようすの意に用いる。教育用漢字は省略形による。 069d8.svg
琉 準1 0 宝石の名「琉璃(ルリ)」に用いられる字。 る りゅう 𤣩 11 7 形声。玉と、音符丣(イウ)→(リウ)(また、㐬(リウ))とから成る。 07409.svg
蜹 1 0 ①ぶゆ。ぶよ。ぶと。ブユ科の昆虫の総称。 ②か(蚊)。 ぜい ぶと-; ぶよ-; ぶゆ- 虫 13 7 説明無し
圧 6 0 ①おさえる。おす。おさえつける。「圧迫」「圧力」「鎮圧」 ②おさえつける力。「気圧」「血圧」「電圧」 よう おう あつ お-さえる 土 5 2 旧字は、形声。土と、音符厭(エム、アフ)とから成る。「おさえる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 05727.svg
萢 1 1 やち(谷地)。湿地。やつ。参考草()と泡とからなる湿地を表す国字。 やち-; やじ- ⺾ 11 8 説明無し 08422.svg
銀 8 0 ①ぎん。しろがね。金属元素の一つ。「銀箔(ギンパク)」「銀杯」 ②ぎんに似た輝きのある白色。「銀河」「銀幕」 ③貨幣。おかね。「銀貨」「銀行」 ④将棋の駒(こま)の一つ。「銀将」 ごん ぎん いん しろがね- 釒 14 6 形声。金と、音符艮(コン)→(ギン)とから成る。「しろがね」の意を表す。 09280.svg
瑶 1 0 たま。美しい玉。また、たまのように美しい。「瑶珠(ヨウシュ)」「瑶台」 よう よう たま 𤣩 13 9 形声。玉と、音符䍃(エウ)とから成る。 07476.svg
覆 3 0 ①おおう。かぶせる。つつむ。「覆土」「覆面」「被覆」 ②くつがえす。くつがえる。ひっくり返す。「覆水」「転覆」 ③くりかえす。かさねる。「覆刻」「反覆」復 ふ; ぶ; ふく ふく; ふう ふく くつがえ-る; おお-い; かえ-る; おお-う; かえ-す; くつがえ-す 覀 18 12 形声。襾と、音符復(フク)→(フウ)とから成る。おおいつつむ意を表す。借りて「くつがえす」意に用いる。 08986.svg
嬌 1 0 ①なまめかしい。あでやかで美しい。「嬌姿」「嬌声」 ②かわいらしい。愛らしい。「嬌児」「愛嬌」 きょう きょう なまめ-かしい 女 15 12 説明無し 05b0c.svg
瓠 1 0 コ ひさご。ふくべ。 ①ヒョウタン・ユウガオ・トウガンなど、ウリ科の一年草。「犀(コサイ)」 ②ヒョウタンの果肉を除き、乾燥させて作った容器。「瓢(コヒョウ)」 カク 「落」は、まるくて中がうつろなさま。 こ; かく ひさご 瓜 11 6 説明無し 074e0.svg
秘 5 0 ①ひめる。かくす。人に見せない。「秘策」「秘密」 ②奥深くて、人知でははかりしれない。「秘奥」「神秘」 ③つまる。とじる。「便秘」 ひ ひ かく-す; ひそ-か; ひ-める 禾 10 5 旧字は、形声。示と、音符必(ヒツ)→(ヒ)とから成る。人がたちいって知ることができない神わざ、ひいて「ひめる」意を表す。教育用漢字は、示を禾に誤った俗字による。 079d8.svg
蜒 1 0 ①細長い形の動物の名に用いる字。「蜒蚰(エンユウ)(なめくじ)」「祝蜒(やもり)」「蚰蜒(ユウエン)(げじげじ)」 ②うねうねとヘビがうねるさま。「蜒蜒」 えん えん 虫 13 7 説明無し 08712.svg
昃 1 0 ①かたむく。日が西にかたむく。 ②ひるすぎ。 しょく; そく かたむく 日 8 4 説明無し 06603.svg
切 9 0 ①きる。たちきる。きりさく。「切開」「切除」「切断」 ②こする。みがく。きしる。「切歯」「切磋(セッサ)」 ③せまる。さしせまる。「切迫」 ④ぴったりあう。「適切」 ⑤しきりに。ひたすら。「切望」「痛切」 ⑥ねんごろ。ていねい。「親切」「懇切」 ⑦すべて。一様に。「一切(イッサイ)」「合切(ガッサイ)」 ⑧きれ。断片。 ⑨きり。くぎり。終わり。 せち; さい せい; せつ き-れる; き-る 刀 4 2 会意形声。刀と、七(シツ)→(セツ)(たちきる、ななつ)とから成り、「きる」意に用いる。「七」の後にできた字。 05207.svg
遽 1 0 ①にわか。にわかに。すみやか。急に。「遽然」「急遽」 ②あわただしい。せまる。あわてる。うろたえる。 ③おそれる。おののく。懼(ク) ご きょ あわ-てる; にわ-か; せま-る; すみ-やか; おそ-れる; あわただ-しい ⻍ 17 13 説明無し 0907d.svg
呵 1 0 ①しかる。せめる。「呵𠮟(カシツ)」「呵責(カシャク)」訶(カ) ②わらう。大声を出す。「呵呵」「呵欠」 ③ふく。息をふきかける。「呵筆」 か か しか-る; わら-う 口 8 5 説明無し 05475.svg
頸 準1 0 くび。のどくび。また、物のくびにあたる部分。「頸椎(ケイツイ)」「頸領」 きょう; ぎょう けい くび- 頁 16 7 説明無し 09838.svg
尚 準2 0 ①なお。まだ。そのうえ。「尚早」 ②たっとぶ。とうとぶ。あがめる。「尚古」「尚武」 ③くわえる。 (ア)重ねる。 (イ)越える。 ④たかい。たかくする。「尚志」「高尚」 じょう しょう たか-める; たか-い; なお-; とうと-ぶ; たっと-ぶ; くわえる; とうと-い; ねが-う ⺌ 8 5 形声。意符八(わかれる)と、音符向(キヤウ)→(シヤウ)とから成る。「ねがう」意を表す。 05c1a.svg
右 10 0 ①みぎ。みぎがわ。「右岸」「右舷(ウゲン)」 ②そば。わき。かたわら。たすける。「座右」「右筆(ユウヒツ)」佑(ユウ) ③上位。たっとぶ。おもんじる。「右職(ユウショク)」「右武(ユウブ)」 ④保守的な思想傾向。「右傾」「右翼」 ①④左参考④フランス革命のとき、国民議会で保守的な穏健派が右側の席を占めたことから。 う ゆう かく-; こう-; みぎ- 口 5 2 会意形声。口と、又(イウ)(𠂇は変わった形。たすける)とから成る。ことばで援助することから、みちびく、「たすける」意を表す。のちに、又・佑(イウ)と区別して、「みぎ」の意に用いる。 053f3.svg
昼 9 0 ①ひる。ひるま。日の出から日没まで。「昼間」「白昼」夜 ②まひる。正午ころ。「昼食」 ちゅう ちゅう ひる- 日 9 5 旧字は、会意。日と、畫(かく)(=画。区分する)の省略形とから成る。太陽の出没で時間を区分したうちの、日が出ている時間、ひるまの意を表す。教育用漢字は俗字による。 0663c.svg
斜 4 0 ななめ。かたむき。はす。はすかい。「斜陽」「斜面」「傾斜」 じゃ; や しゃ; や く-む; なな-め; さか-; はす- 斗 11 7 形声。斗と、音符余(ヨ)→(シヤ)とから成る。くみだす意を表す。借りて「ななめ」の意に用いる。 0659c.svg
鄒 1 0 中国の地名。孟子(モウシ)の生誕地。今の山東省鄒県。「鄒魯(スウロ)」 しゅ; しゅう すう 阝 13 10 説明無し 09112.svg
冊 5 0 ①ふみ。とじた書物。「冊子」「別冊」 ②書物を数える語。「冊数」「一冊」 ③ふだ。書きつけ。書きとめる札。「短冊(タンザク)」 ④中国で、天子の任命書。「冊命(サクメイ)」 ⑤た(立)てる。 しゃく さく さつ ふみ- 冂 5 3 象形。文字を記した札をひもで編んだ形にかたどり、文書の意を表す。転じて、書物を数える助数詞に用いる。 0518a.svg
糧 3 0 かて。食べ物。旅行や行軍用の食糧。また、一般に食品。「糧道」「糧米」 ろう りょう かて- 米 18 12 形声。米と、音符量(リヤウ)とから成る。行軍で携帯する食料、ひいて、食料の意を表す。 07ce7.svg
残 7 0 ①のこる。のこす。のこり。あまり。「残雪」「敗残」 ②そこなう。きずつける。こわす。「残壊」 戔(セン) ③むごい。しいたげる。「残虐」「残酷」 ざん さん むごい; のこ-る; のこ-す; そこ-なう; ひどい 歹 10 6 旧字は、形声。歹と、音符戔(サン、ザン)とから成る。「そこなう」、ひいて「のこる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 06b8b.svg
弼 準1 0 ①たすける。たすけ。「輔弼(ホヒツ)」 ②すけ。昔の官名。弾正台(ダンジョウダイ)の次官。「大弼」 びち ひつ すけ-; ただ-す; たす-ける; ゆだめ- 弓 12 9 説明無し 05f3c.svg
蟬 準1 0 ①せみ。セミ科の昆虫の総称。「蟬脱」 ②うつくしい。 ③つづく。つらなる。 ぜん せん せび-; せみ- 虫 18 12 形声。虫と、音符單(タン)→(セン)とから成る。「せみ」の意を表す。
経 6 0 ①たていと。織物のたて糸。「経緯」 ②たてのすじ。上下または南北を結ぶ線。「経線」 ①②緯 ③へる。たつ。道筋をたどる。「経過」「経験」 ④おさめる。いとなむ。「経営」「経理」 ⑤つね。つねに変わらない。「経常」「経費」 ⑥不変の道理を説いた書物。聖人や仏陀(ブッダ)の教えを記した書物。「経典」「経文」 きょう けい きん はか-る; へ-る; たていと-; た-つ; たて- 糹 11 5 旧字は、形声。糸と、音符巠(ケイ)とから成る。織機のたて糸、ひいて、すじみち、おさめる意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 07d4c.svg
苓 準1 0 ①みみなぐさ。ナデシコ科の二年草。 ②かんぞう(甘草)。マメ科の多年草。 りょう れい みみなぐさ- ⺾ 8 5 説明無し 082d3.svg
眈 1 0 にらむ。ねらい見る。「眈眈」 とん たん にら-む 目 9 4 説明無し 07708.svg
仔 準1 0 ①こ。動物の子。「仔猫」 ②こまか。こまかい。くわしく。「仔細」 ③たえる。もちこたえる。「仔肩」 し し た-える; こ- 亻 5 3 形声。人と、音符子(シ)とから成る。 04ed4.svg
沖 7 0 ①おき。海・湖などの岸から遠く離れた所。「沖合」 ②わく。水がわき動く。「沖積」 ③とぶ。高くのぼる。「沖天」 ④むなしい。「沖虚」 じゅう ちゅう ひい-る; おき-; ひひ-る 氵 7 4 形声。水と、音符中(チウ)とから成る。水のわく意を表す。 06c96.svg
菎 1 0 ①香草の一種。 ②「菎蒻(コンニャク)」に用いられる字。参考「菎蒻」は「蒟蒻」の誤字。 こん こん ⺾ 11 8 説明無し 083ce.svg
辿 準1 0 たどる。さがしながら行く。ゆっくり歩く。 てん てん たど-る ⻍ 7 3 形声。辵と、音符山(サン)→(テン)とから成る。もと、㢟(テン)の別体字。 08fbf.svg
鰚 1 1 はらか。ニベ(鮸)、または、マス(鱒)の別称という。参考腹が赤いことから、「はらあか」が「はらか」に転じたもの。 はらか 魚 20 9 説明無し
蹼 1 0 みずかき。水鳥などのあしにある膜。 ほく ほく ぼく みずかき ⻊ 19 12 説明無し 08e7c.svg
翻 3 0 ①ひるがえる。ひるがえす。ひっくりかえす。「翻意」「翻弄(ホンロウ)」 ②うつしかえる。うつしとる。「翻案」「翻訳」 ほん はん と-る; ひるがえ-す; ひるがえ-る 羽 18 12 形声。羽と、音符番(ハン)とから成る。鳥が飛ぶ、ひいて「ひるがえる」意を表す。 07ffb.svg
一 10 0 ①ひとつ。数の名。ひとたび。「一列」「一度」「一個」 ②はじめ。もっともすぐれている。「一番」「一流」「第一」 ③ひとつにする。すべて。全部。ひとしい。「一括」「一様」「均一」 ④あるひとつの。「一説」「一夜」「一例」 ⑤わずか。ちょっと。「一刻」「一瞬」「一笑」 ⑥もっぱら。ただそれだけ。「一意」「一散」「専一」参考金銭の証書などでは、まちがいを防ぐために「一」のかわりに「壱」を用いる。 いち いつ ひと-つ; ひと- 一 1 0 指事。横線一本で、「ひとつ」、ひいて、数のはじめの意を表す。 04e00.svg
寔 1 0 ①まこと。まことに。 ②これ。この。 是 しょく まことに 宀 12 9 説明無し 05bd4.svg
与 4 0 ①あたえる。「与奪」「贈与」 ②くみする。なかまになる。「与党」「与国」 ③あずかる。関係する。「関与」「参与」 ④ともに。…と。並列の助字。 ⑤より。比較の助字。 ⑥か。や。疑問・反語の助字。参考「与(與)」の省略形が片仮名の「ヨ」に、草書体が平仮名の「よ」になった。 よ よ あた-ゆ; あた-う; あずか-る; くみ-す; あた-える; あた-え; あず-かる; くみ-する 一 3 2 旧字は、会意形声。舁(よ)(もちあげる。は変わった形)と、(ヨ)(くみあう。は変わった形)とから成る。力を合わせて仲間になる、ひいて、ともにする、転じて「あたえる」意を表す。借りて、助字に用いる。常用漢字は與の略字として用いられていたの変形による。 04e0e.svg
啞 準1 0 ①言葉の不自由な人。「聾啞(ロウア)」 ②ああ。驚いて上げる声。また、カラスの鳴く声。「啞啞」③わらう。笑い声。 やく; え あく; あ おし- 口 11 8 説明無し
光 9 0 ①ひかる。てらす。ひかり。あかり。かがやき。「光線」「光明」「月光」 ②かがやかしいこと。ほまれ。名声。「光臨」「栄光」 ③時間。とき。「光陰」「消光」 ④ありさま。けしき。「光景」「風光」 こう こう ひか-る; ひかり- ⼉ 6 4 会意。儿と、火(ひ。は変わった形)とから成り、火がかがやく、「ひかる」意を表す。 05149.svg
冱 1 0 ①さえる。すみわたる。 ②こおる。さむい。「冱寒」凅(コ) ご ひえる; さ-える; こお-る 冫 6 4 説明無し 051b1.svg
耨 1 0 くわ。くわで草をかる。くさぎる。すく。「耨耕」 のく; ぬ じょく; どう くさぎ-る; す-く; くわ- 耒 16 10 説明無し 08028.svg
軈 1 1 やがて。まもなく。そのうち。かれこれ。「軈て返事がくるだろう」「軈てまる一年たつ」参考身をもってすぐに応(應)じる意を表す国字。 やが-て 身 24 17 説明無し 08ec8.svg
没 3 0 ①しずむ。水中にしずむ。おぼれる。また、もぐる。「水没」「沈没」浮 ②地中にうずまる。「埋没」 ③うちこむ。はまりこむ。「没入」「没頭」 ④かくれる。かくす。「出没」出 ⑤なくなる。なくす。うしなう。「没我」「没却」 ⑥ほろびる。おちぶれる。「没落」 ⑦おわる。し(死)ぬ。「没年」「病没」 ⑧とりあげる。「没収」 ⑨ない。「没交渉」 もつ ぼつ い-る; ぼっ-する; し-ぬ; しず-む; おぼ-れる 氵 7 4 旧字は、会意形声。水と、𠬸(ボツ)(水にもぐって物を取る。は変わった形)とから成る。水にもぐる、転じて「おぼれる」「なくなる」意を表す。常用漢字は、字形を誤った俗字による。 06ca1.svg
掫 1 0 ①よまわり。木を打ちならして夜回りをする。 ②手に持つ。 取 しゅ; す しゅ; そう; しゅう まも-る; たきぎ-; う-つ 扌 11 8 説明無し 063ab.svg
介 4 0 ①間にはいる。なかだちをする。「介在」「仲介」「媒介」 ②たすける。つきそう。「介護」「介抱」「介錯(カイシャク)」 ③心にかける。「介意」 ④かたいもの。よろい。こうらや貝がら。「介士」「介殻」「魚介」 ⑤すけ。昔の官名。国司の次官。参考「介」の草書体が片仮名の「ケ」になった。 け かい すけ-; たす-ける 𠆢 4 2 会意。人と、八(=。わける)とから成り、人が分け入る意を表す。ひいて、なかだちする、転じて、くぎる意に用いる。 04ecb.svg
駭 1 0 ①おどろく。おどろかす。「駭愕(ガイガク)」「駭世」 ②みだれる。はげしい。「駭浪」 かい; がい おどろく 馬 16 6 説明無し 099ed.svg
罕 1 0 ①とりあみ。鳥をとるあみ。 ②まれに。たまに。 ③はた(旗)。「旌罕(セイカン)」 かん まれ 网 7 3 説明無し 07f55.svg
謦 1 0 しわぶき。せきばらい。「謦咳(ケイガイ)」 けい せきばらい; しわぶき 言 18 11 説明無し 08b26.svg
祐 準1 0 たすける。神が助ける。たすけ。神の助け。「祐助」「天祐」右・佑(ユウ) う ゆう たす-ける; たす-け 礻 9 5 会意形声。示と、右(イウ)(たすける)とから成る。 07950.svg
廠 準1 0 ①かりや。屋根だけで壁のない建物。「廠舎」 ②うまや。 ③しごとば。工場。「工廠」 しょう しょう 广 15 12 説明無し 05ee0.svg
瓜 準1 0 うり。ウリ科の植物の総称。「瓜(カコ)」「瓜時」 け か うり- 瓜 6 0 象形。つるに下がっているうりの実の形にかたどり、「うり」の意を表す。 074dc.svg
黽 1 0 ①かえる。あおがえる。「蛙黽(アボウ)」 ②つとめる。はげむ。「黽勉」勉 みん; めん; みょう べん; もう; びん ぼう あおがえる-; つと-める 黽 13 0 説明無し 09efd.svg
棠 1 0 ①やまなし。からなし。こりんご。バラ科の落葉高木。「甘棠」 ②植物の「棠棣(トウテイ)」「海棠」「沙棠(サトウ)」に用いられる字。 とう; どう やまなし 木 12 8 説明無し 068e0.svg
棒 5 0 ①ぼう。つえ。また、打つ。「金棒」「痛棒」 ②まっすぐ引いた線。「縦棒」 ③まっすぐで変化のないこと。「棒暗記」 ぼう ほう つえ- 木 12 8 形声。木と、音符奉(ホウ)→(ハウ)とから成る。 068d2.svg
廃 準2 0 ①すたれる。おとろえる。だめになる。「廃家」「荒廃」興 ②すてる。やめる。「廃止」「撤廃」 ほ はい すた-る; すた-れる 广 12 9 旧字は、形声。广と、音符發(ハツ)→(ハイ)とから成る。こわれた家、ひいて「すたれる」意を表す。常用漢字は省略形による。 05ec3.svg
蝙 1 0 哺乳(ホニュウ)動物の「蝠(ヘンプク)(こうもり)」に用いられる字。 へん へん こうもり- 虫 15 9 説明無し 08759.svg
虧 1 0 かける。欠け落ちる。「虧損」盈(エイ) き かける 虍 17 11 説明無し 08667.svg
苦 8 0 ①くるしい。くるしむ。「苦境」「苦痛」「四苦」 ②にがな。キク科の多年草。 ③にがい。にがにがしく思う。「苦言」「苦笑」 ④つとめる。ほねをおる。「苦学」「苦心」 ①④楽(ラク) ⑤はなはだ。ひどく。「苦求」 く こ にが-い; にが-る; にが-み; くる-しめる; くる-しむ; くる-しむめる; にが-める; くる-しい; にが-む; くる-しみ ⺾ 8 5 形声。艸と、音符古(コ)とから成る。にがな、ひいて「にがい」、転じて「くるしい」意を表す。 082e6.svg
研 8 0 ①とぐ。みがく。「研修」「研磨」 ②物事の道理をきわめる。「研究」「研鑽(ケンサン)」 ③すずり。「研北」「薬研(ヤゲン)」硯(ケン) げん げん けん と-ぐ; みが-く; す-る 石 9 4 旧字は、形声。石と、音符幵(ケン)→(ゲン)とから成る。物をけずりみがく石、転じて「みがく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 07814.svg
衿 準1 0 えり。衣服のえり。えりくび。「衿喉(キンコウ)」「開衿」襟 こん きん えり- ⻂ 9 4 形声。衣と、音符金(キム)(または今(キム))とから成る。着物をあわせとじる「えり」の意を表す。また、つけひもの意に用いる。 0887f.svg
図 9 0 ①ずめん。え。しるし。えがいた形。「図画」「図表」「地図」 ②はかる。考える。はかりごと。計画。「意図」「企図」 ③書物。本。「図書」 ず と え-; はか-る 囗 7 4 旧字は、会意。囗と、啚(ひ)(ひな。鄙(ひ)の原字)とから成り、地図の意を表す。ひいて、「はかる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 056f3.svg
鬧 1 0 さわがしい。さわぐ。さわがす。あらそう。「鬧歌」「鬧市」「喧鬧(ケントウ)」呶(ド) にょう どう とう さわ-がす; みだ-れる; さわが-しい; さわ-ぐ 鬥 15 5 説明無し 09b27.svg
偬 1 0 せわしいさま。あわただしいさま。「倥偬(コウソウ)」 す そう くる-しむ 亻 11 9 説明無し 0506c.svg
鈿 1 0 金や貝をはめこんだ飾り。かんざし。かねかざり。「螺鈿(ラデン)」 でん てん かんざし- 釒 13 5 説明無し 0923f.svg
筱 1 0 しの。しのだけ。 しょう しょう しの ⺮ 13 7 説明無し 07b71.svg
淌 1 0 ①おおなみ。大きい波。 ②ながれる。水の流れるさま。 とう とう したた-る 氵 11 8 説明無し 06dcc.svg
廛 1 0 ①やしき。すまい。「廛宅」 ②みせ。店舗。「廛肆(テンシ)」店 でん てん みせ; やしき 广 15 12 説明無し 05edb.svg
槁 1 0 ①かれる。草木がかれる。からす。また、かれ木。「槁梧(コウゴ)」 ②かわく。かわかす。ひからびる。 こう こう か-れる 木 14 10 説明無し 069c1.svg
遥 準1 0 ①はるか。とおい。遠くへだたる。ながい。「遥拝」「遥遥」 ②さまよう。ぶらぶら歩く。「逍遥(ショウヨウ)」 よう よう はる-か ⻌ 12 9 形声。辵と、音符䍃(エウ)とから成る。 09065.svg
凡 4 0 ①すべて。みな。おしなべて。「凡例(ハンレイ)」「凡百」 ②ありふれた。なみ。ふつうの。「凡人」「凡夫」「平凡」 ③およそ。 ぼん はん おおし-; およ-そ; おおよそ-; すべ-て; おお- 几 3 1 象形。小さな鉢の形にかたどる。借りて「すべて」「およそ」の意に用いる。 051e1.svg
忝 1 0 ①かたじけない。もったいない。 ②はずかしめる。けがす。 てん かたじけな-い 㣺 8 4 説明無し 05fdd.svg
逓 準2 0 ①次々と伝え送る。「逓信」「逓伝」 ②しだいに。だんだんに。「逓減」 ③かわる。いれかわる。「逓更」 ④たがいに。交互に。「逓講」 ⑤宿場。宿駅。「駅逓」 だい てい たが-いに; か-わる ⻌ 10 7 旧字は、形声。辵と、音符虒(シ)→(テイ)とから成る。いれかわる、ひいて、次から次へと送る意を表す。常用漢字は俗字による。 09013.svg
猾 1 0 ①わるがしこい。ずるい。「猾賊」「猾民」「狡猾(コウカツ)」 ②みだす。みだれる。 げち かつ みだ-す; みだ-れる; わるがしこ-い 犭 13 10 説明無し 0733e.svg
渋 準2 0 ①しぶる。とどこおる。「渋滞」 ②にがにがしいさま。「渋面」 ③しぶい味。かきしぶ。「渋柿(しぶがき)」 ④はででなく落ち着いている。 しゅう そう じゅう しぶ-る; しぶ-い; しぶ- 氵 11 8 旧字は、会意形声。水と、歰(シフ)(歮は省略形。とどこおる)とから成り、水がとどこおって流れにくい意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 06e0b.svg
頂 5 0 ①いただき。(ア)頭のてっぺん。「頂門」(イ)物のいちばん高いところ。「頂上」「頂点」 ②いただく。(ア)頭の上などに物をおく。(イ)人から物をもらうときの謙譲語。「頂戴(チョウダイ)」 ちょう てい いただ-く; いただき- 頁 11 2 形声。頁と、音符丁(テイ)とから成る。頭の上、ひいて、頭の意を表す。 09802.svg
造 6 0 ①つくる。生みだす。こしらえる。「造営」「造作」「創造」 創 ②いたる。きわめる。「造詣(ゾウケイ)」 ③な(成)る。成就する。 ④はじめる。はじめ。 ⑤にわか。あわただしい。「造次」 ⑥みやつこ。古代の姓(かばね)の一つ。 ぞう; そう そう ぞう つく-る; つく-り; みやつこ-; いた-る; つく; な-る; な-す ⻌ 10 7 形声。辵と、音符吿(コク)→(サウ)とから成る。「いたる」意を表す。借りて「つくる」意に用いる。 09020.svg
嗷 1 0 かまびすしい。やかましい。「嗷嗷」「嗷然」囂(ゴウ) ごう かまびすし 口 14 11 説明無し 055f7.svg
畤 1 0 まつりのにわ。神霊のとどまる所。天地の神や五帝をまつる祭場。 じ; し さかい; うえる; たくわえる 田 11 6 説明無し 07564.svg
篝 1 0 ①かご。ふせご。火の上におおいかけるかご。 ②かがり。火をたく鉄製のかご。「篝灯」「篝火」 く- こう- ふせご-; かがり- ⺮ 16 10 説明無し 07bdd.svg
瀬 3 0 せ。 ①あさせ(浅瀬)。川や海の浅い所。 ②はやせ(早瀬)。流れのはやい所。急流。 ③立場。場所。機会。おり。「逢瀬(おうせ)」 らい らい せ- 氵 19 16 形声。水と、音符賴(ライ)とから成る。激しい流れの意を表す。 0702c.svg
麻 準2 0 ①あさ。クワ科の一年草。また、あさ類の総称。「亜麻」「乱麻」 ②しびれる。しびれ。「麻酔」「麻痺(マヒ)」痲(マ) め ば ま あさ-; お-; そ- 麻 11 0 会意。广(げん)(いえ)と、𣏟(はい)(あさ)とから成り、屋下であさの繊維をはぎとる、ひいて「あさ」の意を表す。 09ebb.svg
誕 5 0 ①うまれる。うむ。「誕生」「降誕」 ②いつわる。あざむく。でたらめ。「虚誕」「荒誕」 ③ほしいまま。きまま。「放誕」 だん たん ここ-に; う-まれる; いつわ-り; いつわ-る; おお-きい 訁 15 8 形声。言と、音符(エン)→(タン)とから成る。うそをつく、いつわりの意を表す。また、借りて、うまれでる意に用いる。 08a95.svg
邵 1 0 ①中国、春秋時代の晋(シン)の地名。 ②人の姓。 じょう しょう 阝 8 5 説明無し 090b5.svg
廖 1 0 むなしい。また、まばらなさま。「廖落」寥(リョウ) りょう りょう むなしい 广 14 11 説明無し 05ed6.svg
撃 4 0 ①手や物などで強くうつ。たたく。なぐる。「撃剣」「打撃」 ②弾丸をうちはなつ。「撃墜」「射撃」 ③敵をせめる。「撃退」「出撃」 ④ふれる。あたる。「目撃」 きゃく けき げき う-つ 手 15 11 旧字は、形声。手と、音符毄(ケキ)(𣪠は変わった形)とから成る。強く打つ意を表す。常用漢字は省略形による。 06483.svg
朦 1 0 おぼろ。月の光のぼんやりしたさま。「朦朧(モウロウ)」 む ぼう もう おぼろ- 月 17 13 説明無し 06726.svg
蕊 準1 0 しべ。花の生殖器官。おしべ(雄蕊)とめしべ(雌蕊)。 ぬい ずい しべ- ⺾ 15 12 説明無し 0854a.svg
括 準2 0 ①くくる。まとめる。くびる。「括弧」「括約」 ②やはず。矢の上端の弦を受ける所。筈(カツ) かち かつ くくり; くく-る 扌 9 6 形声。手と、音符𠯑(クワツ)(舌は変わった形)とから成る。手でたばねる意を表す。 062ec.svg
舌 5 0 ①した。べろ。また、したの形のもの。「舌根」「舌端」 ②ことば。「舌禍」「筆舌」 ぜつ; ぜち せつ した- 舌 6 0 象形。口からしたを出したさまにかたどり、「した」の意を表す。 0820c.svg
蠑 1 0 生き物の名に用いられる字。「蠑螈(エイゲン)・(いもり)」「蠑螺(エイラ)・(さざえ)」 よう えい 虫 20 14 説明無し 08811.svg
膀 1 0 ①わきばら。 ②尿をたくわえる臓器。ゆばりぶくろ。「膀胱(ボウコウ)」 ぼう ほう わきばら; ふくれる ⺼ 14 10 説明無し 08180.svg
盞 1 0 さかずき。小さい酒杯。「酒盞」 さん; せん さかずき 皿 13 8 説明無し 076de.svg
粍 準1 1 ミリメートル。長さの単位。一〇〇〇分の一(メートル)。参考「毛」は一〇〇〇分の一、「米」はメートルの意。 ミリ; ミリメートル 米 10 4 説明無し 07c8d.svg
円 10 0 ①まる。まるい。「円周」「円陣」「円盤」 ②満ちている。まどか。なめらか。おだやか。「円滑」「円熟」「円満」 ③あたり一帯。「関東一円」 ④つぶら。つぶらか。まるくてかわいい。 ⑤えん。日本の貨幣の単位。「円高」「円安」 えん えん まる-い; まろ-める; まる-める; まる-; まろ-; まろ-ぐ; つぶ-ら; まろ-らか; まど-やか; まろ-い; つぶ-らか; まろ-かす; まろ-やか; まろ-む; まど-か; まと; まろ-かる 冂 4 2 旧字は、形声。囗と、音符員(ヱン)とから成る。まるいもの、また、欠けたところのないものの意を表す。教育用漢字は省略形による。 05186.svg
弟 9 0 ①おとうと。兄弟のうち、年下の者。「弟妹」「義弟」兄 ②でし(弟子)。門人。教え子。「門弟」「師弟」 ③自分を謙遜(ケンソン)していう語。「小弟」 だい てい で おと-; おとうと- 弓 7 4 象形。なめし皮で物を順序よく巻きつけている形にかたどり、順序の意を表す。ひいて、「おとうと」の意に用いる。 05f1f.svg
陶 3 0 ①すえ。やきもの。せともの。「陶器」「陶芸」 ②人を教え育てる。「陶冶(トウヤ)」「薫陶(クントウ)」 ③たのしむ。うっとりする。「陶酔」「陶然」 ④うれえる。心をふさぐ。「陶鬱(トウウツ)」 どう; よう とう; よう すえ- 阝 11 8 形声。阜と、音符匋(タウ)とから成る。重なり合っているおかの意を表す。転じて、やきものの意に用いる。 09676.svg
州 8 0 ①す。しま。なかす。川の中にできたしま。「砂州」 ②くに。日本の昔の行政区画の名。「奥州(オウシュウ)」「信州」 ③中国や連邦制国家の行政区画の一つ。「州都」「徐州」 ④大陸。「欧州」「五大州」 す しゅう しま-; す- 川 6 3 象形。川の中に中州(なかす)がある形にかたどる。なかすの意を表す。「洲(シウ、ス)」の原字。転じて、区域の意に用いる。 05dde.svg
荐 1 0 ①こも。しきもの。 薦 ②しきりに。しばしば。「荐食」 ③あつまる。 ④かさねる。かさなる。 ぜん; せん しきりに ⺾ 9 6 説明無し 08350.svg
貸 6 0 かす。金品をかす。かし。「貸与」「賃貸」借 とく たい たい か-す 貝 12 5 形声。貝と、音符代(タイ)とから成る。あたえる、ほどこす意を表す。転じて「かす」意に用いる。 08cb8.svg
孔 3 0 ①あな。すきま。「孔版」「気孔」 ②深い。大きい。 ③はなはだ。程度のはげしいさま。 ④中国の思想家、孔子。「孔孟(コウモウ)」 く; くう こう はなは-だ; あな- 子 4 1 指事。子どもの頭部のひよめきの部分を示し、ひいて「あな」の意を表す。 05b54.svg
蓿 1 0 マメ科の二年草「苜蓿(モクシュク)(うまごやし)」に用いられる字。 すく しゅく ⺾ 14 11 説明無し 084ff.svg
筋 5 0 ①動物体を構成するすじ状の組織。「筋肉」「心筋」 ②細長くひと続きになったもの。「青筋」 ③物の骨組みとなる中心部のすじ状のもの。「筋金」「鉄筋」 ④ものごとの道理。あらまし。「粗筋」「大筋」 ⑤血のつながり。血統。「家筋」「血筋」 ⑥素質。「手筋」 ⑦その方面。よりどころ。「客筋」 こん きん すじ- ⺮ 12 6 会意。竹と、肋(ろく)(すじ)とから成り、竹のすじ、ひいて「すじ」の意を表す。 07b4b.svg
綦 1 0 ①あやぎぬ。もえぎ色の絹。また、もえぎ色。「綦巾(キキン)」 ②くつのかざり。くつひも。 ぎ; き あやぎぬ 糸 14 8 説明無し
彿 1 0 にかよう、また、ほのかの意の「彷彿(ホウフツ)」に用いられる字。 ふち ほち ふつ にかよう; ほのか 彳 8 5 説明無し 05f7f.svg
甓 1 0 かわら。しきがわら。「瓦甓(ガヘキ)」 へき かわら 瓦 18 13 説明無し 07513.svg
囃 1 0 ①はやし。歌や舞の調子をとるかけ声や鳴り物。 ②はやす。調子にのせる。言いたてる。 そう そう はやし-; はや-す 口 21 18 説明無し 056c3.svg
輀 1 0 ひつぎぐるま。ひつぎをのせる車。「霊輀」 じ じしや; ひつぎぐるま 車 13 6 説明無し
醪 1 0 ①にごりざけ。どぶろく。「濁醪」 ②もろみ。まだかすをこしていない酒や醬油(ショウユ)。 ろう にごりざ 酉 18 11 説明無し 091aa.svg
値 5 0 ①ね。あたい。ねうち。物のねだん。「価値」「値幅(ねはば)」 ②数の大きさ。「数値」 ③あう。出あう。「値遇」 じき; じ ち; ちょく ね-; あ-う; あたい- 亻 10 8 形声。人と、音符直(チヨク、チ)とから成る。立てておく意を表す。直と通じ、あたる、転じて「あたい」の意に用いる。 05024.svg
聚 1 0 ①あつまる。あつめる。「聚散」「聚斂(シュウレン)」 散 ②あつまったもの。たくわえ。「積聚」 ③人々のあつまり。なかま。むらざと。「聚落」 ず しゅ じゅ; しゅう あつ-める; あつ-まる 耳 14 8 説明無し 0805a.svg
瑁 1 0 海がめの一種「瑇瑁(タイマイ)」に用いられる字。 まい; もう ぼう; ばい 𤣩 13 9 説明無し 07441.svg
糜 1 0 ①かゆ。濃いかゆ。「糜粥(ビシュク)」 ②ただれる。「糜爛(ビラン)」 ③ほろぼす。ほろびる。「糜滅」 ④ついやす。むだにする。「糜費」 び ただれる; かゆ 米 17 11 説明無し 07cdc.svg
莠 1 0 ①はぐさ。エノコログサなど水田に生える雑草。 ②悪いもののたとえ。 ③みにくい。「莠言」 しゅう; ゆう はぐさ; みにくい ⺾ 10 7 説明無し 083a0.svg
弍 1 0 ①ふたつ。数の名。②ならぶ。③つぐ。次の。④うたがう。 に じ ふたた-び; ふた-つ; ふた- 二 5 3 説明無し 05f0d.svg
人 10 0 ①ひと。にんげん(人間)。「人権」「人情」「隣人」 ②ひとがら。性質。「人格」「人品」 ③ある職や分野に属するひと。「歌人」「経済人」「英国人」 ④ひとを数える語。「一〇人」 にん じん り-; ひと- 人 2 0 象形。人が立って身体を屈伸させるさまを横から見た形にかたどり、「ひと」の意を表す。 04eba.svg
陌 1 0 ①みち。あぜみち。東西に通じるあぜみち。「陌阡(ハクセン)」阡(セン) ②まち。街路。参考数の「百」の代わりに用いられることがある。 みゃく ばく はく みち; まち 阝 9 6 説明無し 0964c.svg
奠 1 0 ①まつる。神仏に酒食などを供える。「奠茶」 ②そなえる。そなえもの。「香奠」 ③さだめる。位置を決める。「奠都」 てい でん てん まつ-る; さだ-める 大 12 9 説明無し 05960.svg
斬 2 0 ①きる。刀で切る。切り殺す。「斬殺」「斬罪」 ②きわだつ。抜きんでる。「斬新」 せん さん ざん き-る 斤 11 7 会意。斤と、車(くるま)とから成り、車裂き、ひいて「きる」意を表す。一説に、車を造るために木を切る意という。 065ac.svg
昆 準2 0 ①むし。「昆虫」 ②あに(兄)。「昆弟」 ③のち。よつぎ。「昆孫」「後昆」 こん こん なかま; むれ; あに- 日 8 4 会意。日と、比(ならぶ)とから成る。おなじ、同類である意を表す。借りて、「あに」の意に用いる。 06606.svg
項 4 0 ①うなじ。くびすじ。「項領」 ②小分けした一つ一つのことがら。「項目」「事項」 ③数式・数列などを組み立てる要素。「移項」 ごう こう うなじ- 頁 12 3 形声。頁と、音符工(コウ)→(カウ)とから成る。「うなじ」の意を表す。 09805.svg
倉 7 0 ①くら。物を入れておく建物。「倉庫」「船倉」 蔵 ②にわか。あわてる。「倉皇」「倉卒」 怱(ソウ)・蒼(ソウ) そう そう くら- 𠆢 10 8 象形。(建物を示す)の中にとびらのある形にかたどる。穀物を納めておく「くら」の意を表す。 05009.svg
禅 準2 0 ①ゆずる。天子が位を譲る。「禅位」「禅譲」 ②仏教の一派。禅宗のこと。 ③精神を統一して真理を悟ること。「禅定(ゼンジョウ)」「禅僧」「座禅」 ぜん せん しずか-; ゆず-る 礻 13 9 旧字は、形声。示と、音符單(セン、ゼン)とから成る。天子が行う天の祭り、転じて、天子の位をゆずる意を表す。借りて、梵語(ぼんご)dhyānaの音訳字に用いる。常用漢字は省略形による。 07985.svg
以 7 0 ①…から。…より。時間・範囲・方向の起点を示す語。「以来」「以往」「以内」「以上」「以西」 ②もって。…を。…によって。目的・手段・原因を示す語。「以心伝心」 ③もってする。もちいる。使う。 ④おもう。おもうに。 ⑤ゆえ。理由。参考「以」の草書体が平仮名の「い」になった。 い い おも-う; もっ-て; ゆえ-に 人 5 3 は、象形。すき(農機具)の形にかたどる。「耜(シ)」の原字。借りて、もちいる、「もって」の意に用いる。以は、の変わった形。 04ee5.svg
堵 準1 0 ①かき。かきね。へい。「堵列」 ②ふせぐ。さえぎる。 と かき- 土 12 9 形声。土と、音符者(シヤ)→(ト)とから成る。土のかきの意を表す。 05835.svg
驃 1 0 ①しらかげ(白鹿毛)。白い毛のまじった黄色いウマ。 ②つよい。勇ましい。 ひょう つよい; しらかげ; いさむ 馬 21 11 説明無し 09a43.svg
彦 準1 0 ①ひこ。男子の美称。姫 ②才徳があるすぐれた青年。「彦士」媛(エン) げん げん ひこ- 彡 9 6 形声。意符彣(ぶん)(あや)と、音符厂(カン)→(ゲン)とから成る。美しい男の子、転じて、優れた青年の意を表す。 05f66.svg
策 5 0 ①くわだて。はかりごと。計画。「策略」「政策」「策を施す」 ②むち。また、つえ。つえをつく。「散策」 ③ふだ。かきつけ。 ④官吏登用試験の問題。 しゃく さく ふだ-; ふみ; かずとり; つえ-; はかりごと-; むち- ⺮ 12 6 形声。竹と、音符朿(シ)→(サク)とから成る。馬をたたく「むち」の意を表す。ひいて「つえ」、易(えき)に用いるめどぎ、転じて「はかりごと」の意に、また、借りて「ふだ」の意に用いる。 07b56.svg
藹 1 0 ①おだやか。心がなごむさま。「藹然」靄(アイ) ②おおい。さかん。草木が盛んに茂るさま。 あつ; あい おおい; まめまめしい ⺾ 19 16 説明無し 085f9.svg
瑜 1 0 ①美しい玉の名。「瑾瑜(キンユ)」 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「瑜伽(ユガ)」 ゆ 𤣩 13 9 説明無し 0745c.svg
慄 2 0 おそれる。おののく。「慄然」「戦慄」 りち りつ おのの-く; おそ-れる; ふる-える 忄 13 10 形声。心と、音符栗(リツ)とから成る。おそれる意を表す。 06144.svg
艚 1 0 ふね。こぶね(小舟)。 ぞう そう ふね; こぶね 舟 17 11 説明無し 0825a.svg
湾 3 0 ①いりえ。入り海。「湾岸」「港湾」 ②まがる。弓なりに曲がる。「湾曲」「湾入」 えん わん いりえ- 氵 12 9 旧字は、会意形声。水と、彎(ワン)(まがる)とから成り、海水が陸地に沿って曲がって入りこむ「いりえ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 06e7e.svg
鏗 1 0 ①金属・石・楽器などの鳴る音。「鏗鏗」 ②うつ。つく。鐘などをつく。 きょう こう つ-く; う-つ 釒 19 11 説明無し 093d7.svg
彽 1 0 たちもとおる。さまよう。「彽徊(テイカイ)」 じ; たい ち; てい さまよ-う 彳 8 5 説明無し
善 5 0 ①よい。正しい。道理にかなっている。「善行」「善意」 悪 ②よくする。うまく。じゅうぶん。「善処」「善戦」 ③仲がよい。親しむ。「善隣」「親善」 ぜん せん よ-い 口 12 9 本字は、会意。誩(けい)(多くのことば)と、羊(ひつじ。神にささげるいけにえ)とから成る。神にささげるめでたいことば、ひいて「よい」意を表す。善は、その省略形。 05584.svg
蚌 1 0 ①どぶがい。からすがい。イシガイ科の二枚貝。「蚌貝」 ②はまぐり。マルスダレガイ科の二枚貝。「蚌蛤(ボウコウ)」 ぼう ほう どぶが 虫 10 4 説明無し 0868c.svg
電 9 0 ①いなずま。いなびかり。「電光」「雷電」 ②でんき(電気)。「電圧」「充電」 ③「電信」「電報」「電話」の略。「電文」「打電」 ④「電車」の略。「市電」「終電」 ⑤動作がすばやいさま。「電撃」「電光石火」 でん てん いなずま- ⻗ 13 5 会意形声。雨と、申(シン)→(テン)(电は変わった形。いなずま)とから成り、「いなずま」の意を表す。「申」の後にできた字。 096fb.svg
痒 1 0 ①かゆい。むずがゆい。「搔痒(ソウヨウ)」癢(ヨウ) ②かさ。できもの。はれもの。瘍(ヨウ) ③やむ。やまい。 じょう; よう よう; しょう やまい-; かさ-; や-む; かゆ-い 疒 11 6 説明無し 075d2.svg
慳 1 0 ①おしむ。しぶる。けちけちする。「慳貪(ケンドン)」 ②意地が悪い。「邪慳」 けん かん おし-む 忄 14 11 説明無し 06173.svg
写 8 0 ①かきうつす。文字や絵などをもとのようにかきうつす。「写実」「写生」「複写」 ②うつしとる。写真や映画をうつす。「映写」「試写」 しゃ しゃ うつ-し; うつ-す; うつ-る 冖 5 3 旧字は、形声。宀と、音符舄(セキ)→(シヤ)とから成る。外から家の中に物を移しおろす、転じて、物をうつしとる意を表す。教育用漢字は別体字冩の省略形による。 05199.svg
胃 5 0 ①い。いぶくろ。消化器官の一つ。「胃液」「胃腑(イフ)」「胃壁」 ②こころ。「心胃」「洗胃」 い い 肉 9 5 象形。肉に、(物のつまったふくろの形にかたどる。田はその省略形)を加えて、いぶくろの意を表す。 080c3.svg
錚 1 0 ①金属の鳴る音。「錚然」 ②かね。どら。 しょう そう どら- 釒 16 8 説明無し 0931a.svg
挽 準1 0 ①ひ(引)く。ひっぱる。ひきもどす。「挽回」 ②人の死をいたむ。「挽歌」 ①②輓(バン) ③のこぎりで切る。また、すりつぶす。 もん ばん ひ-く 扌 10 7 形声。手と、音符免(ベン)→(バン)(は変わった形)とから成る。もと、輓(バン)に同じ。 0633d.svg
蔀 準1 0 ①しとみ。日光や風雨をよけるための板戸。 ②おおい。おおう。 ぶ ほう しとみ ⺾ 14 11 説明無し 08500.svg
頁 準1 0 ①かしら。あたま。こうべ。 ②岩石の一種。「頁岩」 ③ページ。書物や紙の一枚、また、片面。参考「頁」の「ヨウ」の音が、枚数を数える「葉(ヨウ)」の音に通じることから、「ページ」として当てられた。 げち よう; けつ こう かしら-; ページ- 頁 9 0 象形。ひざまずいた人()の頭部を強調した形にかたどり、「かしら」の意を表す。俗に葉(エフ)に通じ、借りて「ページ」の意に用いる。 09801.svg
幅 4 0 ①はば。物の横の長さ。「幅員」「全幅」 ②ふち。へり。「辺幅」 ③かけもの。掛け軸。また、それを数える語。「画幅」「一幅」 ふく ふく はば- 巾 12 9 形声。巾と、音符畐(フク)とから成る。布地の「はば」の意を表す。 05e45.svg
諠 1 0 ①かまびすしい。やかましい。「諠譁(ケンカ)」「諠譟(ケンソウ)」喧(ケン) ②わすれる。 こん けん かまびす-しい; やかま-しい; わす-れる 訁 16 9 説明無し 08ae0.svg
覓 1 0 もとめる。さがしもとめる。「覓索」 べき もと-める 見 11 4 説明無し 08993.svg
瞋 1 0 いかる。目をいからせる。怒って目をむく。「瞋目」「瞋恚(シンイ)」 しん しん いか-らす; いか-る 目 15 10 説明無し 0778b.svg
鬚 1 0 ①ひげ。あごひげ。「鬚(シュゼン)」「髭鬚(シシュ)」 須(シュ) ②動物のくちひげ。「虎鬚(コシュ)」 す しゅ ひげ- 髟 22 12 説明無し 09b1a.svg
翁 準2 0 おきな。男の老人の敬称。「翁媼(オウオウ)」媼(オウ) う おう おきな-; おな- 羽 10 4 形声。羽と、音符公(コウ)→(ヲウ)とから成る。鳥の首の羽毛の意を表す。借りて、老人に対する尊称に用いる。 07fc1.svg
杣 1 1 ①そま。木材を切りだす山。 ②山から切りだした木。「杣人」 参考木をとる山を表す字。 そま- 木 7 3 説明無し 06763.svg
跳 4 0 ①とぶ。はねる。「跳馬」「跳躍」 ②おどる。おどりあがる。「跳梁(チョウリョウ)」 とう じょう ちょう は-ねる; と-ぶ; と-び; おど-る ⻊ 13 6 形声。足と、音符兆(テウ)とから成る。おどりあがる意を表す。 08df3.svg
炉 3 0 ①ろ。いろり。ひばち。「炉辺」「暖炉」 ②火を入れて燃やしておくもの。「香炉」「溶鉱炉」 る ろ いろり- 火 8 4 旧字は、形声。火と、音符盧(ロ)とから成る。常用漢字は俗字による。 07089.svg
溜 準1 0 ①たまる。ためる。とどこおる。たまり。ため。「溜飲」 ②液体などを熱して蒸気にしたものを、冷やして凝結させること。「蒸溜」 ③したたる。したたり。しずく。「軒溜」 る りゅう ため-; た-める; したた-る; た-まる; たま-る; た-まり 氵 13 10 形声。水と、音符畱(リウ)(留は変わった形)とから成る。もと、川の名。借りて、ながれる、転じて「したたる」意に用いる。日本では、水を「ためる」意に用いる。 06e9c.svg
雹 1 0 ひょう。空から降る氷の粒。「雹害」 ぼく はく ひょく ひょう- ⻗ 13 5 説明無し 096f9.svg
噴 4 0 ふく。は(吐)く。ふき出す。「噴火」「噴出」 ほん ほん ふん ふ-く; は-く 口 15 12 旧字は、形声。口と、音符賁(ホン)とから成る。しかりつける意を表す。常用漢字は、省略形による。 05674.svg
冊 5 0 ①ふみ。とじた書物。「冊子」「別冊」 ②書物を数える語。「冊数」「一冊」 ③ふだ。書きつけ。書きとめる札。「短冊(タンザク)」 ④中国で、天子の任命書。「冊命(サクメイ)」 ⑤た(立)てる。 しゃく さく さつ ふみ- 冂 5 3 象形。文字を記した札をひもで編んだ形にかたどり、文書の意を表す。転じて、書物を数える助数詞に用いる。 0518a.svg
佚 1 0 ①うしなう。やりそこなう。「佚書」「散佚」失・軼(イツ) ②のがれる。かくれる。「佚民」「佚老」 ③たのしむ。あそぶ。やすんずる。「佚楽」「佚遊」「安佚」 ①~③逸 ④うつくしい。なまめかしい。⑤ゆるい。自由な。「佚宕(テットウ)」⑥たがいに。かわるがわる。 でち; いち いつ; てつ のが-れる 亻 7 5 説明無し 04f5a.svg
代 8 0 ①かわる。かえる。かわってする。「代表」「代理」 ②かわりになるもの。商品や労力にみあう金額。「代価」「代金」 ③よ(世)。(ア)歴史上の大きな区分。「上代」(イ)王朝。「唐代」(ウ)天子や家長がその地位にある期間。(エ)年齢や年号の範囲。「二十代」 ④しろ。田地。「苗代」 だい たい しろ-; か-わる; よ-; かわ-る; かわ-り; か-える; か-わり 亻 5 3 形声。人と、音符弋(ヨク)→(タイ)とから成る。かわりの人、ひいて「かわる」意を表す。 04ee3.svg
韻 準2 0 ①ひびき。美しいひびき。おと。ね。「松韻」「余韻」 ②おもむき。ようす。風流。「韻士」「風韻」 ③いん。(ア)漢字の字音で、初めの子音を除いた音。「韻母」声 (イ)詩歌で、句や行の初めと終わりに置く同じ種類の音。「韻文」「韻律」「押韻」 うん うん いん ひび-き 音 19 10 形声。音と、音符員(ヱン、ウン)→(ヰン)とから成る。たがいにひびきあって調和する意を表す。 097fb.svg
済 5 0 ①すくう。たすける。「済度」「救済」「共済」 ②すむ。すます。「皆済」「決済」 ③なす。なしとげる。「済美」 ④わたる。わたす。 ⑤数が多く盛んなさま。「済済(サイサイ)・(セイセイ)」 さい せい ざい す-む; わた-る; すく-う; す-ます; わた-す 氵 11 8 旧字は、形声。水と、音符齊(セイ)とから成る。もと、川の名。借りて「わたる」、転じて「すくう」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06e08.svg
実 8 0 ①み。くだもの。「果実」 ②みのる。「実生」「結実」 ③みちる。内容がそなわる。「実質」「充実」 名・虚 ④まこと。まごころ。「実直」「誠実」 ⑤ほんとう。ありのまま。「実例」「真実」 じち しつ じつ さね-; まことに-; まこと-; み-; みの-る; み-ちる; まめ- 宀 8 5 旧字は、会意。宀と、貫(財宝)とから成り、家の中に財宝が満ちていることから、ひいて「みちる」、転じて「みのる」「み」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 05b9f.svg
逓 準2 0 ①次々と伝え送る。「逓信」「逓伝」 ②しだいに。だんだんに。「逓減」 ③かわる。いれかわる。「逓更」 ④たがいに。交互に。「逓講」 ⑤宿場。宿駅。「駅逓」 だい てい たが-いに; か-わる ⻌ 10 7 旧字は、形声。辵と、音符虒(シ)→(テイ)とから成る。いれかわる、ひいて、次から次へと送る意を表す。常用漢字は俗字による。 09013.svg
干 5 0 ①ほす。ひる。かわく。「干拓」「干瓢(カンピョウ)」「干天」乾 満 ②おかす。かかわる。「干渉」「干犯」「干与」 ③もとめる。「干誉」「干禄(カンロク)」 ④たて(盾)。また、ふせぐ、まもる。「干戈(カンカ)」「干城」 ⑤いくらか。少し。「若干」 ⑥みき。えとのじっかん(十干)。「干支」支 ⑦てすり。「欄干」杆(カン)参考「于(ウ)」は別の字。 かん かん ほ-す; ひ-る; たて-; おか-す 干 3 0 象形。先にかざりを付けた盾(たて)の形にかたどる。ひいて、「ふせぐ」「おかす」意を表す。 05e72.svg
積 7 0 ①つむ。つもる。つみ重ねる。「積載」「積善」 ②たくわえ。たくわえる。「蓄積」 ③二つ以上の数や式を掛けて得た数値。 商 ④平面や立体の大きさ。「面積」「容積」 しゃく; し し; せき せき つ-もる; つ-む 禾 16 11 形声。禾と、音符責(サク)→(セキ)とから成る。いねを重ねつむ、ひいて「つむ」意を表す。 07a4d.svg
苆 1 1 すさ。つた。ひび割れを防ぐため、切り刻んで壁土に混ぜるわら・紙・麻など。かべすさ。 参考切ったくさ()の意を表した字。 すさ-; つた-; すた- ⺾ 7 4 説明無し
磔 1 0 ①はりつけ。柱にしばりつけ、槍(やり)で突き殺す刑。「刑」 ②さく。体を引き裂く刑罰。 ちゃく たく はりつけ-; さ-く 石 15 10 説明無し 078d4.svg
晢 1 0 あきらか。あかるい。また、かしこい。「晢晢」 参考「晳(セキ)」は別字。 せち; さい せい; せつ あき-らか 日 11 7 説明無し 06662.svg
繁 4 0 ①しげる。草木が生い茂る。ふえる。「繁茂」「繁殖」 ②盛んになる。「繁栄」「繁盛」 ③回数が多い。わずらわしい。いそがしい。「頻繁」「繁忙」 ぼん; ばん はん しげ-る; しげ-し 糸 16 10 本字は、会意で、糸と每(たくさんあるさま)とから成る。多くの糸をつけることから、馬のたてがみのかざりの意を表す。転じて、「しげる」、さかんの意に用いる。旧字は、形声で、糸と、音符敏(ビン)→(ハン)とから成る。常用漢字はその省略形による。 07e41.svg
塡 2 0 ①ふさぐ。ふさがる。「塡塞(テンソク)」 ②うずめる。はめる。みたす。「充塡」 てん; ちん ふさ-ぐ; うず-める 土 13 10 会意形声。土と、眞(シン)→(テン)(物をつめる)とから成る。 05861.svg
羔 1 0 こひつじ。ヒツジの子。「羔裘(コウキュウ)」 こう こひつじ 羊 10 4 説明無し 07f94.svg
瓩 1 1 キログラム。重さの単位。一〇〇〇(グラム)。参考「千グラム(瓦)」の意を表す字。 キログラム- 瓦 8 3 説明無し 074e9.svg
挙 7 0 ①あげる。もちあげる。「挙火」「挙手」 ②物事を起こす。おこなう。くわだてる。「挙行」「挙式」「壮挙」 ③数えあげる。並べて示す。「枚挙」「列挙」 ④とりたてる。人をとりたてて用いる。「挙用」「推挙」 ⑤とらえる。「検挙」 ⑥ふるまい。身のこなし。「挙動」「快挙」 ⑦あげて。こぞって。「挙国」「挙党」 こ きょ あ-げる; こぞ-る; あ-がる 手 10 6 旧字は、形声。手と、音符與(ヨ)→(キヨ)とから成る。「あげる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 06319.svg
縦 5 0 ①たて。上下または南北の方向。「縦貫」「縦隊」 横 ②はなつ。 (ア)矢を発する。 (イ)火をつける。 (ウ)追いやる。 ③ゆるす。見のがす。 ④ゆるめる。ゆるい。 ⑤ほしいまま。きままにする。「縦覧」「操縦」「放縦」 ⑥たとい。よしんば。仮定の助字。 しゅ しょう じゅう たと-え; よし-; はな-つ; ゆる-す; ほしいまま-; たて; よ-しんば 糹 16 10 旧字は、形声。糸と、音符從(シヨウ)とから成る。ゆるめる意を表す。借りて、「たて」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 07e26.svg
屑 準1 0 ①くず。きれはし。こまごま。役に立たないもの。「屑雨」 ②いさぎよい。快く思う。「不屑」 せち せつ くず-; いさぎよ-い 尸 10 7 形声。尸と、音符㞕(キツ)→(セツ)(は変わった形)とから成る。 05c51.svg
狂 4 0 ①くるう。気がちがう。「狂犬」「狂乱」 ②くるったように熱中する。また、熱中する人。「狂喜」「狂信」 ③こっけい。おどける。「狂歌」「狂言」 ごう きょう くる-う; ふ-れる; くる-おしい 犭 7 4 形声。犬と、音符王(ワウ)→(クヰヤウ)とから成る。手に負えないあれ犬の意を表す。転じて「くるう」意に用いる。 072c2.svg
萎 2 0 なえる。しおれる。しなびる。しぼむ。ぐったりする。つかれる。「萎縮」「萎靡(イビ)」 い い な-える; しお-れる; しぼ-む ⺾ 11 8 形声。艸と、音符委(ヰ)とから成る。 0840e.svg
愃 1 0 心が広い。こころよい。ゆたか。 せん せん ゆたか; こころよい; わすれる 忄 12 9 説明無し 06103.svg
筑 準1 0 ①ちく。琴に似た楽器の名。 ②「筑紫(つくし)」の略。「筑前」 ちく ちく ⺮ 12 6 会意形声。巩(きよう)(手に持つ)と、竹(チク)(たけ)とから成る。 07b51.svg
艤 1 0 ふなじたく。ふなよそい。ふなよそおい。船を整備し、出航の用意をすること。「艤装」 ぎ ふなよそおい 舟 19 13 説明無し 08264.svg
難 5 0 ①むずかしい。かたい。たやすくない。「難解」「難関」「至難」易(イ) ②わざわい。苦しみ。「難儀」「災難」「避難」 ③せ(責)める。とがめる。なじる。「難詰」「非難」 な; なん だ; だん がた-し; かた-い; かた-き; にく-い; うれ-い; むつか-しい; なじ-る; むずか-しい; わざわ-い; かた-んず 隹 18 10 もと、𪄿と書き、形声。意符鳥(とり)と、音符堇(キン)→(ダン)(は変わった形)とから成り、鳥の名を表す。艱(カン)に通じ、借りて「かたい」意に用いる。旧字は、意符が隹に変わったもの、教育用漢字は、さらにその省略形による。 096e3.svg
蜃 1 0 ①おおはまぐり(大蛤)。「蜃蛤(シンコウ)」 ②みずち(蛟)。想像上の動物。竜の一種。 じん しん おおはまぐり- 虫 13 7 説明無し 08703.svg
噂 準1 0 うわさ。うわさをする。「噂沓(ソントウ)」 そん そん うわさ- 口 15 12 形声。口と、音符(ソン)とから成る。 05642.svg
茹 1 0 ①ゆでる。うだる。ゆでたもの。 ②くう。野菜をたべる。 ③な。野菜。「茹菽(ジョシュク)」 ④くさる。くさい。「茹魚」 にょ じょ く-う; ゆ-でる ⺾ 9 6 説明無し 08339.svg
汽 9 0 ゆげ。水蒸気。「汽車」「汽船」「汽笛」 こち; け きつ; き みずけ-; ほとん-ど; ゆげ-; ちか-い 氵 7 4 形声。水と、音符气(キ)とから成る。水蒸気の意を表す。 06c7d.svg
泯 1 0 ビン ほろびる。つきる。なくなる。「泯滅」 ベン 目がくらむ。「眩泯(ゲンベン)」 みん; めん べん; びん ほろ-びる 氵 8 5 説明無し 06cef.svg
慈 3 0 いつくしむ。かわいがる。めぐむ。「慈愛」「慈育」「慈悲」 じ し いつく-しむ; いつくしみ 心 13 9 旧字は、形声。心と、音符茲(シ)とから成る。愛情をかける、「いつくしむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 06148.svg
踊 4 0 ①おどる。おどりあがる。とびあがる。「踊躍」 ②まいおどる。おどり。「舞踊」 ゆう; ゆ よう おど-り; おど-る ⻊ 14 7 形声。足と、音符甬(ヨウ)とから成る。とびあがる意を表す。転じて、「おどる」意に用いる。 08e0a.svg
諭 準2 0 ①さとす。言いきかせる。教えみちびく。「諭告」「説諭」 ②たとえる。たとえ。 ①②喩(ユ) ゆ ゆ さと-る; さと-し; さと-す; たと-える; たと-え 訁 16 9 形声。言と、音符兪(ユ)とから成る。つげる、明らかにする意を表す。 08aed.svg
岌 1 0 たかいさま。山が高いさま。「岌岌」 ごう ぎゅう きゅう たか-い 山 7 4 説明無し 05c8c.svg
劈 1 0 さく。ひきさく。つんざく。「劈開」「劈頭」 へき; ひゃく さく; つんざく 刀 15 13 説明無し 05288.svg
孵 1 0 かえる。たまごがかえる。たまごをかえす。「孵化」「孵卵」孚(フ) ふ ふ かえ-る; かえ-す 子 14 11 説明無し 05b75.svg
泅 1 0 およぐ。水にうかぶ。 しゅう およぐ 氵 8 5 説明無し 06cc5.svg
痿 1 0 ①なえる。しおれる。力がなくなる。「痿弱」萎(イ) ②しびれる。「痿痹(イヒ)」 ぬい ずい い な-える 疒 13 8 説明無し 075ff.svg
凅 1 0 こおる。水がこおる。「凅凍」冱(コ)参考「涸(コ)」は別字。 こ こおる 冫 10 8 説明無し 051c5.svg
往 6 0 ①ゆく。いく。すすむ。「往還」「往診」「往路」来・復 ②むかし。いにしえ。以前に。かつて。「已往(イオウ)」「既往」「古往」 ③のち。あと。おり。「以往」「往往」 おう おう ゆ-く; さき-に; い-く; いにしえ- 彳 8 5 形声。彳と、音符(ワウ)(は省略形)とから成る。ある目的地に進んで行く意を表す。 05f80.svg
泝 1 0 さかのぼる。流れにさからってのぼる。「泝沿」「泝江」 す そ さかのぼ-る 氵 8 5 説明無し 06cdd.svg
喚 3 0 ①よぶ。よびよせる。よびおこす。「喚起」「喚問」 ②さけぶ。わめく。「喚声」「喚呼」 かん かん よ-ぶ; わめ-く 口 12 9 形声。口と、音符奐(クワン)とから成る。 0559a.svg
碾 1 0 ①うす。ひきうす。 ②ひく。うすでひいて粉にする。「碾茶」 でん; てん うす; ひく 石 15 10 説明無し 078be.svg
駄 準2 0 ①のせる。ウマに荷物を背負わせる。また、その荷物。「駄賃」「荷駄」 ②つまらない。ねうちがない。「駄作」「駄弁」 ③はきもの。「下駄」「雪駄」 だ た の-せる 馬 14 4 形声。馬と、音符大(タイ)→(タ)(または、太(タ))とから成る。動物の背に荷物をのせる意を表す。 099c4.svg
鞋 1 0 くつ。わらじ。「鞋底」 げ かい あい わらじ-; くつ- 革 15 6 説明無し 0978b.svg
嘱 3 0 ①たのむ。いいつける。まかせる。ゆだねる。「嘱託」「委嘱」 ②つける。よせる。目をかける。「嘱望」「嘱目」 ①②属 そく しょく たの-む 口 15 12 旧字は、会意形声。口と、屬(シヨク)(つける)とから成る。言いつける、「たのむ」意を表す。常用漢字は俗字による。 05631.svg
鬼 4 0 ①おに。かいぶつ。ばけもの。もののけ。悪神。「鬼気」「鬼畜」「鬼面」 ②死者のたましい。「鬼哭(キコク)」「鬼籍」「霊鬼」 ③人間わざとは思われない。すぐれた。「鬼才」 き き おに- 鬼 10 0 象形。顔に大きな面を着けた人の形にかたどる。死者の霊魂に扮(ふん)するさまにより、神霊の意を表す。 09b3c.svg
皖 1 0 ①あきらか。 ②中国、春秋時代の国名。また、安徽(アンキ)省の別名。 がん; げん かん 白 12 7 説明無し 07696.svg
箇 4 0 ①物を数えるのに用いる語。個 ②物事を一つ一つ指す語。この。これ。あの。あれ。「好箇(コウコ)」 か か こ ⺮ 14 8 形声。竹と、音符固(コ)→(カ)とから成る。もと、竹を数えることば、ひいて、物を数える助数詞に用いる。 07b87.svg
牧 7 0 ①まき。ウシ・ウマ・ヒツジなどを放し飼いにする所。「牧場」「遊牧」 ②かう。家畜をかう。「牧畜」 ③やしなう。みちびく。「牧師」「牧民」 ④つかさ。地方長官。また、役人。 もく ぼく か-う; まき-; やしな-う 牜 8 4 会意形声。牛と、攴(ホク)→(ボク)(=攵。むち)とから成り、牛をむちでかりたてる、ひいて「かう」意を表す。 07267.svg
瑠 2 0 七宝の一つ「瑠璃(ルリ)」のこと。 る りゅう 𤣩 14 10 形声。玉と、音符留(リウ)とから成る。美しい玉の意を表す。 07460.svg
恍 1 0 ①うっとりする。ぼんやりする。「恍然」「恍惚(コウコツ)」 ②ほのか。かすかなさま。 こう こう とぼ-ける; うっとりする; くらい; ほの-か; ほ-れる 忄 9 6 説明無し 0604d.svg
痙 1 0 ひきつる。筋肉がひきつる。「痙攣(ケイレン)」 ぎょう けい ひきつ-る; つ-る 疒 12 7 説明無し 075d9.svg
宋 準1 0 中国の王朝名・国名。「宋音」「宋学」 そ そう そん お-る; そん 宀 7 4 会意。宀と、木(木のこしかけ)とから成り、人の暮らす場所の意を表す。借りて、中国古代の地名に用いる。 05b8b.svg
割 5 0 ①わる。分ける。さく。「割愛」「割譲」「割腹」 ②わり。比率。特に、一〇分の一のわりあい。 かち かつ わ-れる; わ-る; わり-; き-る; さ-く 刂 12 10 形声。刀と、音符(カイ)→(カツ)とから成る。切り分ける意を表す。 05272.svg
曰 1 0 ①いう。のたまう。 ②いわく。のたまわく。 ③いわれ。わけ。 おち えつ のたま-わす; のた-ばく; のとう-ぶ; い-う; のたまわ-く; のたま-う; のたも-う; いわ-く 曰 4 0 説明無し 066f0.svg
呪 2 0 ①のろう。のろい。「呪罵(ジュバ)」 ②まじなう。まじない。悪魔や災難を追い払う祈りの文句。「呪術」 しゅ しゅう じゅ のろ-い; ほさ-く; のろ-わしい; じゅ-す; まじな-う; のろ-う; かし-る; しゅ-す 口 8 5 形声。口と、音符祝(シウ)(兄は省略形)とから成る。「のろう」、転じて、まじないの意を表す。 0546a.svg
規 6 0 ①のり。きまり。てほん。「規則」「規範」「法規」 ②ただす。いましめる。「規諫(キカン)」「規制」 ③コンパス。ぶんまわし。「規矩(キク)」矩(ク) き き ただ-す; のり-; ぶんまわし 見 11 4 会意。見と、矢(ぶんまわし。夫は変わった形)とから成る。ぶんまわし、コンパスの意を表す。ひいて「のり」の意に用いる。 0898f.svg
鎬 1 0 ①なべ(鍋)。炊事に用いる器。 ②しのぎ。刀の刃と峰との境にある盛り上がった線。 こう こう なべ-; しのぎ- 釒 18 10 説明無し 093ac.svg
祈 4 0 いのる。神仏に願う。「祈願」「祈求」「祈念」 ぎ; げ き の-む; の-まく; いの-る; ね-ぐ; うけ-う 礻 8 4 形声。示と、音符斤(キン)→(キ)とから成る。神に福を願い求める意を表す。 07948.svg
孫 7 0 まご。子の子。また、血筋をうけつぐもの。「外孫」「子孫」 そん そん まご- 子 10 7 会意。子と、系(つづく)とから成り、子孫が続いて絶えない、ひいて、「まご」の意を表す。 05b6b.svg
膂 1 0 ①せぼね。 ②ちから。筋肉の力。 ろ りょ になう; せぼね; ちから 肉 14 10 説明無し 08182.svg
惚 準1 0 ①うっとりする。ぼんやりする。「恍惚(コウコツ)」 ②ほれる。恋いしたう。 ③ぼける。ほうける。 こち こつ ほけ-る; ぼ-ける; ほ-れる 忄 11 8 会意形声。心と、忽(コツ)(ぼんやりする)から成る。 060da.svg
畔 3 0 ①ほとり。水ぎわ。「河畔」「湖畔」 ②あぜ。くろ。田と田のさかい。「畔路」 ③そむく。違反する。 ばん はん くろ-; あぜ-; そむ-く; ほとり- 田 10 5 形声。田と、音符(ハン)とから成る。耕地の境、ひいて「あぜ」の意を表す。 07554.svg
屢 準1 0 しばしば。たびたび。「屢次」 る る しばしば-; しましま- 尸 14 11 説明無し
驎 1 0 くちびるが黒い白ウマ。また、まだら模様のウマ。連銭葦毛(レンゼンあしげ)。 りん りん まだらうま 馬 22 12 説明無し
蹶 1 0 ①つまずく。たおれる。「蹶失」 ②たおす。くつがえす。 ③はね起きる。とびたつ。「蹶然」 ④すみやか。 こち; け けつ; けい つまず-く; たお-れる; たお-す ⻊ 19 12 説明無し 08e76.svg
呻 1 0 うめく。うなる。「呻吟」 しん しん うな-る; うめ-く 口 8 5 説明無し 0547b.svg
鐙 準1 0 ①あぶみ。馬具の一種。「馬鐙」 ②たかつき。昔の祭器の一つ。 とう とう たかつき; ひともし; あぶみ- 釒 20 12 説明無し 09419.svg
黹 1 0 ぬう。ぬいとり。刺繡(シシュウ)。 ち ち ぬう; ぬい 黹 12 0 説明無し 09ef9.svg
拆 1 0 ①ひらく。拓 ②さ(裂)く。わける。やぶる。 せき; たく さく; ひらく 扌 8 5 説明無し 062c6.svg
櫃 1 0 ひつ。はこ。ふたつきの箱。「米櫃」匱(キ) ぎ き ひつ- 木 18 14 説明無し 06ac3.svg
履 準2 0 ①はきもの(履物)。くつ。また、はきものをはく。「弊履」「草履」 ②ふむ。ふみおこなう。実行する。「履行」「履歴」 り り ふ-む; は-く; くつ- 尸 15 12 会意。尸と、彳(てき)(いく)と、舟(くつの形。は変わった形)と、夊(すい)(あるく)とから成る。「くつ」、ひいて、ふみおこなう意を表す。 05c65.svg
詛 1 0 ①のろう。のろい。「呪詛」 ②ちか(誓)う。ちかい。「詛盟」 ③うらむ。「怨詛」 ④そしる。悪口を言う。 参考②大きいことに「盟」を用い、小さいことに「詛」を用いる。 しょ そ のろ-う 訁 12 5 説明無し 08a5b.svg
朕 準2 0 ①われ。天子の自称。天皇の自称。 ②きざし。きざす。「朕兆」 じん ちん わ-が; きざ-し; わ-れ; われ- 月 10 6 形声。意符舟(ふね。・月は変わった形)と、音符灷(セン)→(チム)(・关は変わった形)とから成る。舟の板にあいたすきまをつき固める意を表す。借りて、自称の代名詞、特に天子の自称に用いる。 06715.svg
尖 準1 0 ①とがる。するどい。「尖塔」「尖鋭」 ②さき。はし。「尖端」 せん せん するど-い; とが-る 小 6 3 会意。小と、大(おおきい)とから成り、大きいものの先が小さくとがっている意を表す。 05c16.svg
含 4 0 ①口の中にふくむ。「含哺(ガンポ)」「含味」銜(カン)②あわせもつ。つつみもつ。「含情」「含蓄」 ごん かん がん ふく-める; ふく-む 口 7 4 形声。口と、音符今(キム)→(カム)とから成る。口中に物を「ふくむ」意を表す。 0542b.svg
丈 4 0 ①尺貫法の長さの単位。尺の一〇倍。約三・〇三(メートル)。「方丈」 ②たけ。身のたけ。高さ。「丈尺」「背丈」 ③強いこと。また、一人前の男子。「丈夫」「気丈」 ④年長者に対する敬称。「丈人」 ⑤役者の芸名に添える敬称。「団十郎丈」 じょう ちょう たき-; はか-る; だけ-; たけ- 一 3 2 会意。長い棒()と、手()とから成り、棒を持って打つさまを表す。杖(ジヤウ)・仗(ジヤウ)の原字。借りて、長さを表す単位に用いる。一説に十と又とから成り、又(手尺の幅)を十倍した十尺の意を表すという。 04e08.svg
籙 1 0 書きもの。書物。ふみ。「図籙」録 ろく りょく ほんばこ ⺮ 22 16 説明無し
淆 1 0 まじる。入りみだれる。みだす。にごる。「淆乱」「混淆」 ぎょう こう ま-じる 氵 11 8 説明無し 06dc6.svg
仟 1 0 ①数のせん(千)。 ②かしら。一〇〇〇人の長。 参考金銭証書などで、「千」の代わりに用いることがある。また、南北に通じるあぜ道を「仟(阡)」、東西に通じるあぜ道を「佰(陌)(ハク)」という。 せん せん かしら-; ち- 亻 5 3 説明無し 04edf.svg
唹 1 0 わらう。わらい声。 お よ わら-う 口 11 8 説明無し 05539.svg
谿 1 0 たに。たにがわ。「谿壑(ケイガク)」渓 けい; かい たにがわ 谷 17 10 説明無し 08c3f.svg
尺 5 0 ①尺貫法の長さの単位。寸の一〇倍。日本では約三〇・三(センチメートル)(鯨尺では約三七・九(センチメートル))。「尺八」 ②さし。ものさし。長さ。たけ。「尺度」「曲尺」 ③わずか。すこし。「尺寸」「尺地」 ④てがみ。「尺簡」「尺書」 しゃく せき ものさし-; さし- 尸 4 1 象形。親指と他の四本の指とのあいだを広げて長さをはかるさまにかたどる。長さの単位を表す。 05c3a.svg
塞 2 0 ①ふさぐ。ふさがる。とざす。「梗塞(コウソク)」「閉塞(ヘイソク)」 ②とりで。要害の地。「城塞(ジョウサイ)」「要塞(ヨウサイ)」 砦(サイ) ③みちる。みたす。「充塞(ジュウソク)」 そく; さい そく; さい ふさ-ぐ; ふさ-がる; み-ちる; とりで- 土 13 10 会意形声。土と、𡫟(ソク)(𡨄は省略形。ふさぐ)とから成る。𡫟(𡨄)は、両手(=大)でれんが(㠭)を積み重ねて、家(宀)のかべをつくる意を表している。借りて、「とりで」の意に用いる。 0585e.svg
扁 1 0 ①ふだ。門や室内にかける札。「扁額」 ②ひらたい。うすい。「扁平」 ③小さい。「扁舟」 へん へん ひら-たい 戶 9 5 説明無し 06241.svg
氷 8 0 ①こおり。こおる。「氷河」「結氷」 ②こおりのように。「氷解」 ひょう ひょう こおり-; ひ-; こお-る 水 5 1 本字は、会意形声。水と、冫(ヒヨウ)(こおり)とから成り、水が「こおる」意を表す。また、「こおり」の意に用いる。氷はその俗字による。 06c37.svg
髴 1 0 にる、にかよう、また、かすか、ほのかの意の「髣髴(ホウフツ)」に用いられる字。 ふつ; ひ さもにたり 髟 15 5 説明無し 09af4.svg
潰 2 0 ①ついえる。つぶれる。みだれる。「潰決」「潰瘍(カイヨウ)」 ②敗れる。敗れてちりぢりになる。「潰散」「潰走」「潰滅」 え かい つぶ-す; つぶ-れる; つい-える 氵 15 12 形声。水と、音符貴(クヰ)→(クワイ)とから成る。 06f70.svg
古 9 0 ①過ぎ去ったむかし。いにしえ。「古代」「懐古」今 ②ふるい。ふるびる。ふるめかしい。「古参」「古風」新 ③ふるす。長く使ってふるくなる。 く こ ふる-す; いにしえ-; ふる-い 口 5 2 会意。口と、十(おおい)とから成り、何代も語り伝える昔のことの意を表す。 053e4.svg
婿 3 0 むこ。娘の夫。「女婿」 嫁 さい せい むこ- 女 12 9 形声。女(または士)と、音符胥(シヨ)→(セイ)とから成る。「むこ」の意を表す。 05a7f.svg
詼 1 0 たわむれる。おどける。あざける。からかう。「詼諧(カイカイ)」「詼謔(カイギャク)」「詼笑」 け かい たわむれる; おどける; あざける 訁 13 6 説明無し 08a7c.svg
址 1 0 ①あと。残っているあと。「城址」 ②もと。いしずえ。「基址」 し し あと- 土 7 4 説明無し 05740.svg
椛 準1 1 もみじ(紅葉)。参考葉が花のように色づく木の意を表す国字。 もみじ-; かば- 木 11 7 会意。木と、花とから成り、木の葉が赤く色づく「もみじ」の意を表す。 0691b.svg
殀 1 0 ①わかじに。早死に。「殀寿」夭(ヨウ)寿 ②ころす。きりころす。 よう わかじに 歹 8 4 説明無し 06b80.svg
午 9 0 ①うま。十二支の第七。動物ではウマ。方位では南。時刻では昼の一二時およびその前後二時間。「午睡」「午餐(ゴサン)」 ②ひる。まひる。また、そのころの食事。 ご ご うま- 十 4 2 象形。きねの形にかたどる。「杵(シヨ)」の原字。借りて、十二支の第七番目に用いる。 05348.svg
皙 1 0 ①しろい。色が白い。「白皙」 ②なつめ。実のならないなつめ。 参考「晳(セキ)」は別字。 しゃく せき しろ-い 白 13 8 説明無し 07699.svg
臨 5 0 ①のぞむ。(ア)見おろす。うえに立つ。「君臨」(イ)身分の高い者がその場に出むく。「来臨」「光臨」(ウ)目の前にする。その場に居合わせる。「臨海」「臨終」 ②そばに置いて手本にする。写す。「臨書」「臨模」 りん りん のぞ-む 臣 18 11 形声。意符臥(が)(は変わった形。ふせる)と、音符品(ヒム)→(リム)とから成る。物をよく見定める意を表す。転じて「のぞむ」意に用いる。 081e8.svg
孤 3 0 ①みなしご。親をなくした子。「孤児」 ②ひとり。ひとりぼっち。ひとつ。「孤独」「孤立」 ③そむく。「孤負」 く こ みなしご-; ひと-り 子 9 6 形声。子と、音符瓜(クワ)→(コ)とから成る。「みなしご」の意を表す。 05b64.svg
蜜 2 0 ①みつ。ミツバチが花から集めた甘い液。「蜜(ミツロウ)」「蜂蜜(はちミツ)」 ②みつのように甘い。「蜜月」 みち; みつ びつ 虫 14 8 形声。虫と、音符宓(ビツ)とから成る。みつの意を表す。 0871c.svg
剔 1 0 テキ えぐる。えぐり取る。除く。「剔去」「剔出」 テイ そる。毛髪をそる。 てき; てい そる; えぐる 刂 10 8 説明無し 05254.svg
断 6 0 ①たつ。たちきる。たえる。なくなる。「断絶」「切断」「中断」続 ②きめる。さだめる。さばく。「断言」「決断」「判断」 ③思いきって。きっと。かならず。「断行」「断然」「果断」 ④ことわる。わけを述べる。「無断」 だん たん た-つ; さだ-める; ことわ-る 斤 11 7 旧字は、会意。斤と、(ぜつ)(絶の古字。たちきる意。はその変わった形)とから成り、刃物で切りはなす意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 065ad.svg
許 6 0 ①ゆるす。ききいれる。みとめる。「許可」「許容」 ②ほど。ばかり。…くらい。「許多」 ③もと。ところ。処 こ きょ ばか-り; ゆる-す; もと- 訁 11 4 形声。言と、音符午(ゴ)→(キヨ)とから成る。相手のことばに同意して聞き入れる、「ゆるす」意を表す。 08a31.svg
望 7 0 ①のぞむ。(ア)遠くを見る。見わたす。「望見」「展望」(イ)ねがう。まちのぞむ。「願望」「希望」 ②ほまれ。人気。「人望」「衆望」 ③もちづき。満月。「既望」 ④うらむ。「怨望」 もう ぼう のぞみ; のぞ-む; のぞ-ましい; もち- 月 11 7 もと、𦣠と書き、象形で、目を大きく開いて、背のびした人が遠くをのぞむさまにかたどる。借りて、満月の意を表した。のち、会意形声で、月が加えられて朢(バウ)となり、さらに臣にかえて音符(バウ)が加わり、望の字形になった。 0671b.svg
惹 準1 0 ひく。まねく。ひきおこす。ひきつける。「惹起」 じゃく; じゃ ひ-く 心 12 8 形声。心と、音符(ジヤク)→(ジヤ)とから成る。 060f9.svg
吠 準1 0 ほえる。犬が鳴く。参考犬が口でほえることを表す字。 お; ばい はい ほ-える; ほえ-る 口 7 4 説明無し 05420.svg
声 9 0 ①こえ。人のこえ。また、音。ひびき。「声域」「音声」 ②こえを出す。言う。述べる。「声明」「声援」 ③うわさ。ひょうばん。「声望」「名声」 ④漢字音のこえの出しかた。高低のアクセントなど。「声律」「四声」 ⑤語頭の子音。 韻 しょう せい こわ-; こえ- 士 7 4 旧字は、形声。耳と、音符殸(ケイ)→(セイ)とから成る。「こえ」の意を表す。教育用漢字は、俗に声が聲の略字として用いられていたものによる。 058f0.svg
瀾 1 0 なみ(波)。おおなみ。また、なみだつ。「瀾汗」「瀾漫」 らん なみ- 氵 20 17 説明無し 0703e.svg
燕 準1 0 ①つばめ。ツバメ科の渡り鳥。つばくろ。「燕雀(エンジャク)」「海燕」 ②さかもり。「燕楽」 ③やすんじる。くつろぐ。「燕居」安・偃(エン) ②③宴・讌(エン) ④中国、春秋戦国時代の国名。「燕趙(エンチョウ)」 えん えん つばめ-; つばくら-; つばくろ- 灬 16 12 象形。つばめの飛ぶさまにかたどり、「つばめ」の意を表す。借りて、くつろぐ意に用いる。 071d5.svg
恭 準2 0 うやうやしい。かしこまる。つつしむ。「恭賀」「恭謙」「恭順」 く きょう うやうや-しい 㣺 10 6 形声。心と、音符共(キヨウ)とから成る。うやうやしくする、ひいて、つつしむ意を表す。 0606d.svg
丕 1 0 ①おおきい。りっぱな。「丕績」 ②はじめ。もと。「丕子」 ③うける。つつしんで受ける。 ひ ひ おお-きい 一 5 4 説明無し 04e15.svg
嗟 1 0 ①ああ。悲しんだり感嘆したときに出す声。 ②なげく。「嗟嘆」「怨嗟(エンサ)」 さ しゃ なげ-く; ああ- 口 13 10 説明無し 055df.svg
餮 1 0 むさぼる。むさぼりくう。 でん; てん; てつ 食 18 9 説明無し 0992e.svg
乳 5 0 ①ちち。ちちしる。「乳牛」「母乳」 ②ちちのように白く濁った液。「乳液」「豆乳」 ③ちぶさ。また、それに似たもの。「乳首」「鍾乳(ショウニュウ)」 ④ちちを飲んでいるとしごろ。ちのみご。「乳児」「乳歯」 にゅう じゅ ちち-; ち- 乚 8 7 会意。乚(=𠃉(あつ)。つばめ)と、孚(ふ)(孵(ふ)に同じ。卵をかえす)とから成り、人・鳥などが子を生み育てる意を表す。古代、つばめがわたって来るころ、子授けを神に祈ったことによる。ひいて「ちち」の意に用いる。 04e73.svg
住 8 0 ①すむ。すまう。「安住」「居住」 ②すまい。「住居」「住宅」 ③すむ人。「住民」 ④とどまる。とまる。 じゅう ちゅう とど-まる; す-む; す-まう; す-み; す-まい 亻 7 5 形声。人と、音符主(シユ)→(チユ)とから成る。一所にじっと立ちどまる、ひいて「すむ」意を表す。 04f4f.svg
鷽 1 0 ①うそ。アトリ科の小鳥。 ②カラス科の鳥。さんじゃく(山鵲)。 がく かく うそ- 鳥 24 13 説明無し 09dfd.svg
奨 準2 0 すすめる。はげます。力づける。たすける。「奨励」「推奨」「報奨」 そう しょう すす-める; たす-ける 大 13 10 旧字は、形声。意符犬(大は省略形)と、音符將(シヤウ)とから成る。犬をけしかける、転じて、はげます意を表す。常用漢字は省略形による。 05968.svg
緑 8 0 みどり。みどり色。「緑地」「緑茶」「新緑」 ろく りょく みどり- 糹 14 8 形声。糸と、音符彔(ロク)→(リヨク)とから成る。みどり色の絹の意を表す。ひいて「みどり」の意に用いる。 07dd1.svg
饐 1 0 ①すえる。食物がくさる。 ②むせぶ。むせる。 えつ; い すえる; むせぶ 𩙿 21 12 説明無し 09950.svg
鏘 1 0 玉や鈴などの触れあって鳴り響くさま。「鏘金」「鏘然」 そう しょう 釒 19 11 説明無し 093d8.svg
犠 3 0 神前に供える動物。いけにえ。転じて、他人のために身を捨てること。「犠牲」「犠打」 き ぎ いけにえ- 牜 17 13 旧字は、形声。牛と、音符羲(キ)とから成る。神にささげる生牛の意を表す。常用漢字は省略形による。 072a0.svg
羆 1 0 ひぐま。クマ科の哺乳(ホニュウ)動物。 ひ ひ ひぐま- ⺲ 19 14 説明無し 07f86.svg
哢 1 0 さえずる。鳥が鳴く。「哢吭(ロウコウ)」 る ろう さえず-る 口 10 7 説明無し 054e2.svg
蝦 準1 0 ①えび(海老)。形の大きなエビ。鰕(カ) ②がま。カエルの一種。ひきがえる。「蝦蟇(ガマ)」 げ か かえる-; えび- 虫 15 9 形声。虫と、音符叚(カ)とから成る。 08766.svg
隕 1 0 ①おちる。転がりおちる。おとす。ふる。「隕泗(インシ)」「隕石」 ②しぬ。殺す。 ①②殞(イン) ③うしなう。 えん いん いん お-とす; お-ちる 阝 13 10 説明無し 09695.svg
淋 準1 0 ①さびしい。 ②性病の一種。りんびょう(淋病)。「淋菌」痳(リン) ③したたる。「淋漓(リンリ)」 ④そそぐ。水をそそぐ。 りん りん さび-しい 氵 11 8 形声。水と、音符林(リム)とから成る。 06dcb.svg
葦 準1 0 ①あし。よし。水辺に生えるイネ科の多年草。「葦笥(イシ)」「葦車」「葦汀(イテイ)」 ②小さい舟のたとえ。「一葦」 い い あし-; よし- ⺾ 13 10 形声。艸と、音符韋(ヰ)とから成る。 08466.svg
空 10 0 ①そら。大気。「空気」「虚空」 ②から。中身がない。うつろ。「空位」「空腹」 ③むなしい。むだ。「空虚」「空費」 ④あな。つきぬけたあな。 ⑤航空に関すること。「空港」「防空」 く; くう こう そら-; うつ-ける; うつ-; うつお-; あ-ける; うつぼ-; むな-しい; うつ-ろ; うろ-; す-く; あな-; あ-く; から- 穴 8 3 形声。穴と、音符工(コウ)とから成る。「むなしい」、転じて「そら」の意を表す。 07a7a.svg
袖 2 0 そで。衣服のそで。「袖手」「領袖」 じゅ しゅう そで- ⻂ 10 5 形声。衣と、音符由(イウ)→(シウ)とから成る。「そで」の意を表す。 08896.svg
閊 1 1 つかえる。とどこおる。さしさわる。つまる。「後ろが閊える」 つか-える 門 11 3 説明無し 0958a.svg
夫 7 0 ①おとこ。一人前の男。「夫子」「丈夫」 ②おっと。「夫婦」「夫妻」妻・①②婦 ③労働にたずさわる人。「夫役」「農夫」 ④それ。かれ。かな。発語・指示・句末などの助字。 ふ; ぶ ふ ふう おっと-; そ-れ 大 4 1 象形。頭部にかんざしをさして、正面を向いて立った人の形にかたどる。一人まえの男の意を表す。借りて、助字に用いる。 0592b.svg
氏 7 0 ①うじ。みょう字。姓。同じ血族の集団。「氏族」「氏名」 ②人を表す語。おもに男性を指す。「諸氏」「某氏」 ③姓名の下に添える敬称。 じ; し し うじ- 氏 4 0 象形。食物を切り取るナイフの形にかたどる。借りて、「うじ」の意に用いる。 06c0f.svg
戦 7 0 ①たたかう。たたかい。(ア)いくさ。「戦争」「戦闘」(イ)試合。競争。「舌戦」「熱戦」 ②おそれおののく。ふるえる。そよぐ。「戦慄(センリツ)」 顫(セン) せん せん わなな-く; おのの-き; たたか-う; そよ-ぎ; たたか-い; いくさ-; そよ-がす; そよ-ぐ; おのの-く 戈 13 9 旧字は、形声。戈と、音符單(タン、セン)とから成る。「たたかう」意を表す。教育用漢字は省略形による。 06226.svg
析 準2 0 さく。わる。解く。分けて明らかにする。「析出」「分析」 参考「柝(タク)」は別字。 しゃく せき 木 8 4 会意。木と、斤(おの)とから成り、おので木を裂きわる意を表す。 06790.svg
称 4 0 ①となえる。となえ。名づける。また、よび名。「称号」「名称」 ②たたえる。ほめる。「称賛」「称揚」 ③あげる。 (ア)持ち上げる。 (イ)起こす。「称兵」 (ウ)あげ用いる。 ④かなう。つりあう。「対称」 ⑤はかる。重さをはかる。「称量」 しょう しょう とな-える; あ-げる; たた-える; はか-る 禾 10 5 旧字は、形声。禾と、音符爯(シヨウ)とから成る。いなたばを持ち上げて数える、ひいて「はかる」「となえる」、また「かなう」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 079f0.svg
徹 準2 0 とおる。とおす。つらぬく。つらぬきとおす。「徹底」「貫徹」 てち てつ とお-る 彳 15 12 会意。彳と、攴(ぼく)(=攵。うつ、たたく)と、育(そだてる)とから成る。つらぬきとおる意を表す。 05fb9.svg
鎖 4 0 ①くさり。また、つなぐ。つなぎ合わせる。「鎖骨」「連鎖」 ②とざす。とじる。「鎖国」「封鎖」 さ さ じょう とざ-す; さ-す; つが-る; くさり- 釒 18 10 形声。金と、音符𧴪(サ)とから成る。門を閉じるための「くさり」の意を表す。 09396.svg
命 8 0 ①いいつける。おおせ。「命令」「勅命」 ②なづける。「命名」「命題」 ③名簿。戸籍。「亡命」 ④いのち。「命脈」「生命」 ⑤天の定め。めぐりあわせ。「命運」「宿命」 ⑥まと。めあて。「命中」 ⑦みこと。神の名に添えた敬称。「大国主命(おおくにぬしのみこと)」尊(みこと) みょう めい みこと-; いのち- 口 8 5 会意形声。口と、令(レイ)→(メイ)(人を使う)とから成り、人に言いつける意を表す。 0547d.svg
蘿 1 0 ①つた。かずら。つたかずら。つる性植物の総称。「蘿径」 ②つのよもぎ。ヨモギ(キク科の多年草)の一種。 ら ら つた-; かずら-; こけ- ⺾ 22 19 説明無し 0863f.svg
鈞 1 0 ①中国古代の重さの単位。三〇斤。 ②ろくろ。陶芸に用いる回転台。「鈞陶」 ③はかる。重さをはかる。 ④ひとしい。ひとしくする。均 きん ひとしい 釒 12 4 説明無し 0921e.svg
糞 準1 0 ①くそ。大便。「糞尿」「馬糞」屎(シ) ②けがれ。きたないもの。「糞土」 ③はらう。掃除する。「糞除」 ④つちかう。こやしをやる。また、こやし。「糞壌」 ふん ふん くそ-; ばば- 米 17 11 説明無し 07cde.svg
涸 1 0 かれる。からす。水がなくなる。ひからびる。つきる。「涸渇」 がく かく こ か-らす; か-れる; こお-る 氵 11 8 説明無し 06db8.svg
惺 1 0 ①さとい。さとる。道理をさとる。「惺惺」 ②しずか。心が落ちついて静か。 せい さとる 忄 12 9 形声。心と、音符星(セイ)とから成る。 060fa.svg
廈 1 0 いえ。大きい家。また、家や門のひさし。 か; さ いえ; ひさし 广 13 10 説明無し 05ec8.svg
縻 1 0 ①つな。きずな。ウシをつなぎとめるなわ。 ②つなぐ。しばる。「羈縻(キビ)」 み び きずな- 糸 17 11 説明無し 07e3b.svg
犲 1 0 やまいぬ(山犬)。オオカミの類。「犲狼(サイロウ)」 ぜ さい やまいぬ 犭 6 3 説明無し 072b2.svg
弁 6 0 (A)[辨] わきまえる。わける。処理する。「弁証」「弁別」「明弁」 (B) []はなびら。また、液体や気体の出入りを調節するもの。「弁膜」「花弁」「安全弁」 (C)[辯] かたる。話す。述べる。説きあかす。また、言葉づかい。「弁解」「答弁」「雄弁」 (D)[弁] かんむり。「武弁」参考本来別の意味の四つの字を「弁」にまとめた。 べん; へん; はん べん へん; はん あ-む; と-く; わ-ける; つと-める; はなびら; かた-る; わきま-える; かんむり- 廾 5 2 (A)形声。意符刀(=刂。かたな)と、音符辡(ベン)とから成る。二つに分ける意を表す。 (B)形声。意符瓜(か)(うり)と、音符辡(ベン)とから成る。うりを二つに割った中身の意を表す。 (C)形声。意符言(ことば)と、音符辡(ベン)とから成る。訴訟を分け治める、ひいて、ことわけを明らかにする意を表す。 (D)象形。両手でかんむりを持つ形にかたどる。「かんむり」の意を表す。教育用漢字では、辨・瓣・辯の意に用いる。 05f01.svg
鉱 6 0 あらがね。地中から掘りだしたままの金属の原石。「鉱石」「鉱脈」 こう こう あらがね- 釒 13 5 本字は、会意形声。石(いし)と、黃(クワウ)(きいろ)とから成り、黄色の石、「あらがね」の意を表す。のち、石が金に、黃が廣にそれぞれ変わった。教育用漢字は、鑛の省略形の俗字による。 09271.svg
擢 準1 0 ①ぬく。ひきぬく。 ②ぬきんでる。ぬきだす。「擢用(テキヨウ)」 だく たく てき ぬ-く; ぬき-んでる 扌 17 14 形声。手と、音符翟(テキ、タク)とから成る。高くぬきんでる意を表す。 064e2.svg
惜 3 0 おしむ。いとおしむ。おしい。「惜春」「哀惜」 しゃく せき お-しむ; お-しい 忄 11 8 形声。心と、音符昔(セキ、シヤク)とから成る。いとおしむ、ひいて、残念がる意を表す。 060dc.svg
賠 準2 0 つぐなう。他に与えた損害を代償する。「賠償」 べ はい ばい つぐな-う 貝 15 8 形声。貝と、音符咅(ホウ)→(ハイ)とから成る。「つぐなう」意を表す。 08ce0.svg
蓖 1 0 薬草の「蓖麻(トウゴマ)」に用いられる字。 へい; ひ ⺾ 13 10 説明無し 084d6.svg
渺 1 0 ①果てしなく広がるさま。はるか。「渺然」「渺漫」 ②はっきりと見えないさま。かすか。「縹渺(ヒョウビョウ)」 みょう びょう はる-か; ひろ-い 氵 12 9 説明無し 06e3a.svg
卦 準1 0 ①うらかた(占形)。易で吉凶を判断するもととなるもの。「卦兆(カチョウ)」「卦体(ケタイ)」 ②うらなう。また、うらない。「卦辞」 け かい か うらかた 卜 8 6 説明無し 05366.svg
素 6 0 ①しろぎぬ。白い絹。「素衣」 ②しろ(白)い。染色していない。「素糸」 ③ありのまま。もって生まれたまま。飾り気がない。「素顔」「素朴」「質素」 ④もと。はじめ。もとになるもの。「素因」「要素」「元素」 ⑤簡単な。あっさりとした。「素読」「素描」 ⑥もとより。つねづね。ふだん。「素行」「平素」 ⑦元素の名につける語。「塩素」「水素」 す そ しろ-; きじ-; もと-; しろ-い 糸 10 4 形声。糸と、音符𠂹(スイ、サ)→(ソ)(は変わった形)とから成る。繭から取り出したばかりの生糸、転じて、かざりけがない、「しろい」意を表す。 07d20.svg
殤 1 0 ①わかじに。二〇歳前に死ぬこと。「夭殤(ヨウショウ)」 ②弔う者のない霊。「国殤」 しょう わかじに 歹 15 11 説明無し 06ba4.svg
凭 1 0 よる。もたれる。よりかかる。 ひょう よる; もたれる 几 8 6 説明無し 051ed.svg
廉 3 0 ①いさぎよい。きよい。「廉潔」「廉恥」「清廉」 ②やすい。値段が安い。「廉価」「廉売」 ③かど。すみ。「廉隅」 ④しらべる。見きわめる。「廉問」 れん れん かど-; きよ-い; やす-い; いさぎよ-い 广 13 10 形声。广と、音符(ケム)→(レム)とから成る。へやの片すみの意を表す。また、斂(レム)に通じて、行いの正しい意に用いる。 05ec9.svg
姙 1 0 はらむ。みごもる。子を宿す。「姙娠」「懐姙」 にん; じん はらむ 女 9 6 説明無し 059d9.svg
虻 準1 0 あぶ。アブ科の昆虫の総称。 みょう もう ぼう あぶ- 虫 9 3 説明無し 0867b.svg
琵 準1 0 弦楽器の一種の「琵琶(ビワ)」に用いられる字。 び ひ 玉 12 8 形声。意符珡(きん)(琴の本字。玨は省略形。こと)と、音符比(ヒ)とから成る。琶(は)と合わさって、楽器の名を表す。 07435.svg
翰 準1 0 ①鳥の名。やまどり。また、鳥のはね。 ②とぶ。高く速く飛ぶ。「翰如」「翰飛」 ③ふで。「翰墨」 ④ふみ。手紙。文章。また、文士。「翰苑(カンエン)」「翰林」「書翰」 ⑤みき。はしら。「藩翰」幹参考③④昔、鳥の羽毛で筆を作ったことから。 がん かん ふみ-; やまどり; ふで-; はね 羽 16 10 説明無し 07ff0.svg
災 6 0 わざわい。よくないできごと。「災難」 さい さい わざわ-い 火 7 3 本字は形声で、火と、音符𢦏(サイ)とから成る。自然発火による火災、ひいて「わざわい」の意を表す。古字の災は会意形声で、火と、𡿧(サイ)(水をせきとめる)とから成り、火災・水害の意から「わざわい」の意を表す。常用漢字は古字の省略形による。 0707d.svg
肚 1 0 ①はら(腹)。はらのなか。「肚裏」 ②い(胃)。いぶくろ。 ず; つ と はら- ⺼ 7 3 説明無し 0809a.svg
櫟 1 0 ①くぬぎ。ブナ科の落葉高木。「櫟樗(レキチョ)」櫪(レキ) ②いちい。イチイ科の常緑高木。いちいがし。 ③こする。こすって音を立てる。「櫟釜(レキフ)」 やく; ろう; りゃく れき; ろう; やく くぬぎ- 木 19 15 説明無し 06adf.svg
柝 1 0 ①さく。ひらく。 ②ひょうしぎ(拍子木)。き。「柝声」参考「析」は別字。 たく ひょうしぎ; さく; ひらく 木 9 5 説明無し 067dd.svg
枢 準2 0 ①とぼそ。くるる。開き戸の回転軸。 ②かなめ。物事のたいせつなところ。中心。「枢機」 す しゅ すう とぼそ-; くろろ-; くる-; とまら-; くるる-; からくり- 木 8 4 旧字は、形声。木と、音符區(ク)→(シユ)とから成る。「とぼそ」の意を表す。とぼそがとびらの開閉に重要なところから、転じて、かなめの意に用いる。常用漢字は省略形による。 067a2.svg
知 9 0 ①しる。さとる。わかる。「知覚」「認知」 ②ちえ。物事を考える能力。「知育」「知力」 ③しらせる。しらせ。「告知」「通知」 ④相手をしっている。しりあい。「知人」「旧知」 ⑤つかさどる。おさめる。「知行(チギョウ)」「知事」参考「知」の草書体が平仮名の「ち」になった。 ち ち し-る; し-らせる 矢 8 3 会意。矢(すばやい)と、口(ことば)とから成る。ことばを即座に理解する、「しる」意を表す。 077e5.svg
呎 1 1 フィート。長さの単位。約三〇・五(センチメートル)。参考英語の「フィート」に当てた国字。中国でも用いられている。 しゃく フィート- 口 7 4 説明無し 0544e.svg
朴 準2 0 ①うわべを飾らない。すなお。「朴訥(ボクトツ)」「素朴」樸(ボク) ②ほお。ほおのき。モクレン科の落葉高木。 ③むち。むちうつ。 ほく はく ぼく ほお-; ほう- 木 6 2 形声。木と、音符卜(ホク)→(ハク)とから成る。木の皮の意を表す。 06734.svg
廁 1 0 ①かわや。便所。「溷廁(コンシ)」 ②まじる。まじえる。「雑廁」 しょく しき; し そく; し かわや 广 12 9 説明無し 05ec1.svg
舘 準1 0 ①やかた。やしき。②やど。やどや。 かん かん やかた-; たて- 舌 16 10 説明無し 08218.svg
鳰 1 1 にお。かいつぶり。水鳥の一種。「鳰の海(琵琶(ビワ)湖)」参考水に入る鳥の意を表す字。 にお- 鳥 13 2 説明無し 09cf0.svg
辮 1 0 あむ。くむ。糸をあむ。「辮髪」編 べん へん あ-む 糸 20 14 説明無し 08fae.svg
従 5 0 ①したがう。したがえる。つきそう。つきしたがう。「従軍」「追従」 ②ききいれる。逆らわずにしたがう。「従順」「服従」 違 ③たずさわる。仕事につく。「従業」「従事」 ④とも。しもべ。「従者」「主従」 ⑤ゆったりとする。しずか。「従容(ショウヨウ)」 ⑥たて。南北。「合従(ガッショウ)」 縦 横・衡 ⑦三親等以上の傍系親族。「従兄」「従姉」 ⑧そえ。官位で「正」の次を示す。「従三位(ジュサンミ)」 正 ⑨…より。…から。「従前」 ⑩したがって。それゆえ。 じゅ; しゅ; じゅう しょう じゅう したが-える; より; したが-う 彳 10 7 本字は、会意。人が前後に並ぶ形から、「したがう」意を表す。旧字は、会意形声。彳と、辵(ちやく)(龰は省略形。あるく)と、从(シヨウ)(したがう)とから成る。教育用漢字は省略形による。 05f93.svg
峡 3 0 ①はざま。たにあい。山と山とに挟まれた所。「峡谷」 ②細長く狭まった所。「海峡」 ぎょう こう きょう はざま- 山 9 6 旧字は、会意形声。山と、夾(カフ)(はさむ)とから成る。山と山とにはさまれた所の意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 05ce1.svg
訛 1 0 ①あやまる。あやまり。「訛誤」「訛伝」「訛謬(カビュウ)」 ②言葉がなまる。なまり。方言。「訛音」「訛語」 ③いつわる。うそ。偽 が が か なま-る; あやま-る; なまり- 訁 11 4 説明無し 08a1b.svg
勘 3 0 ①かんがえる。調べる。くらべる。「勘案」「勘校」「勘合」監・鑑 ②罪をただす。「勘当」 ③直感で判断する心のはたらき。第六感。「山勘」 こん かん かんが-える 力 11 9 形声。力と、音符甚(シム)→(カム)とから成る。くらべる意を表す。監(カム)に通じて、よく調べる意に用いる。 052d8.svg
胛 1 0 かいがらぼね。肩の背後にある三角状の平らな骨。肩胛骨(ケンコウコツ)。 きょう こう かいがらほ ⺼ 9 5 説明無し 080db.svg
核 準2 0 ①さね。果実のたね。「核果」 ②物事の中心。重要なところ。かなめ。「核心」「中核」 ③物体・細胞・原子などの中心にあるもの。「地核」「結核」「原子核」 ④「核兵器」の略。 ぎゃく かく さね- 木 10 6 形声。木と、音符亥(カイ)→(カク)とから成る。樹皮を編んで作ったかごの意を表す。借りて、「さね」の意に用いる。 06838.svg
堺 準1 0 土地のさかい。くぎり。参考一説に「界」の異体字。 け かい さかい- 土 12 9 説明無し 0583a.svg
寇 1 0 ①あだ。かたき。外敵。「寇盗」「倭寇(ワコウ)」 ②あだする。害を加える。侵略する。 く こう あだ-する 宀 11 8 説明無し 05bc7.svg
贋 準1 0 にせ。にせもの。「贋作」「贋造」偐(ガン) がん にせ- 貝 19 12 説明無し 08d0b.svg
契 3 0 ケイ ①きざむ。しるしをつける。「契機」 ②ちぎる。交わる。約束する。「契約」 ③わりふ。わりいん。「契印」「契符」 キツ 国の名。「契丹」 ケツ ①つとめ苦しむ。苦労する。 ②久しく会わない。「契闊(ケッカツ)」 け; せち; けち せつ; けつ; けい きざ-む; わりふ-; あ-う; ちぎ-り; ちぎ-る 大 9 6 会意形声。大と、(カツ、キ)→(セツ)(正確に刻む)とから成り、「わりふ」「ちぎる」の意を表す。 05951.svg
攘 1 0 ①はらう。追いはらう。のぞく。「攘夷(ジョウイ)」 ②ぬすむ。よこどりする。「攘窃」 ③ゆずる。間に入れてやる。 譲 ④みだす。みだれる。「擾攘(ジョウジョウ)」 にょう じょう はら-う; ぬす-む 扌 20 17 説明無し 06518.svg
瞑 1 0 ①つぶる。目をとじる。「瞑想」「瞑目」 ②くらい。よく見えない。「瞑瞑」冥(メイ) ③目がくらむ。めまいがする。「瞑眩(メンゲン)」参考「暝(メイ)」は別字。 みん めん; みょう めい; べん つむ-る; くら-い; ねむ-る; つぶ-る 目 15 10 説明無し 07791.svg
榧 1 0 かや。イチイ科の常緑高木。 ひ ひ かや 木 14 10 説明無し 069a7.svg
潑 準1 0 ①そそぐ。水を注ぐ。はねる。「潑墨」 ②勢いのよいさま。「潑剌(ハツラツ)」 はち はつ そそ-ぐ; は-ねる 氵 15 12 説明無し
吻 準1 0 ①くちびる。くちさき。「吻合」 ②くちぶり。ことばつき。「口吻」 もん ぶん ふん くちさき- 口 7 4 形声。口と、音符勿(ブツ)→(ブン)とから成る。 0543b.svg
棕 1 0 ①えだ。細いえだ。 ②植物の「棕櫚(シュロ)」に用いられる字。 す そう しゅ 木 12 8 説明無し 068d5.svg
栲 1 0 ①たえ。カジやコウゾなどの木の皮の繊維で織った布。「白栲(しろたえ)」 ②ぬるで。ウルシ科の落葉小高木。 こう こう たく-; たえ- 木 10 6 説明無し 06832.svg
吁 1 0 ①ああ。なげき・うれい・おどろきなどのとき発する声。 ②なげく。うれえる。 う; く う; く あう 口 6 3 説明無し 05401.svg
鞭 準1 0 むち。むちうつ。「鞭杖(ベンジョウ)」「鞭撻(ベンタツ)」 へん へん べん むちう-つ; むち- 革 18 9 形声。革と、音符便(ヘン、ベン)とから成る。馬を打つ革の「むち」の意を表す。 097ad.svg
嚮 1 0 ①むかう。むく。「嚮往」 ②さきに。まえに。「嚮後」 ①②向 ③うける。もてなしを受ける。享(キョウ)・饗(キョウ) ④ひびく。また、ひびき。響 こう きょう む-かう; さきに 口 19 16 説明無し 056ae.svg
変 7 0 ①かわる。うつりかわる。かえる。「変化」「変更」「変遷」 ②ふつうでない。「変則」「変体」「変哲」 ①②常 ③ふしぎ。かわったできごと。「異変」「事変」「政変」 ④音楽で半音低くすること。嬰(エイ) へん へん か-わる; か-える 夂 9 6 旧字は、形声。攴と、音符䜌(レン、ラン)→(ヘン)とから成る。打ってひっくりかえす、ひいて「かわる」意を表す。教育用漢字は俗字による。 05909.svg
践 準2 0 ①ふむ。ふみ行う。実行する。「実践」 ②位につく。「践祚(センソ)」 ぜん せん ふ-む ⻊ 13 6 旧字は、形声。足と、音符戔(セン)とから成る。「ふむ」意を表す。常用漢字は俗字による。 08df5.svg
諏 準1 0 はかる。と(問)う。相談する。 す しゅ はか-る 訁 15 8 形声。言と、音符取(シユ)とから成る。 08acf.svg
喃 1 0 ①しゃべる。べらべらしゃべる。「喃語」「喃喃」 ②のう。もしもし。呼びかけの声。 なん だん のう- 口 12 9 説明無し 05583.svg
唐 4 0 ①中国の王朝名。「唐音」「唐書」 ②から。もろこし。中国の古い呼び名。また、外国のこと。「唐人」「毛唐」 ③にわかに。出しぬけに。「唐突」 ④ほら。でたらめ。「荒唐無稽(コウトウムケイ)」 どう とう たん たん から-; もろこし- 口 10 7 形声。口と、音符庚(カウ)→(タウ)(は省略形)とから成る。大言する意を表す。転じて、おおきい意に用いる。 05510.svg
裔 1 0 ①すえ。子孫。あとつぎ。「裔孫」「後裔」 ②すそ。もすそ。衣類のすそ。 ③はて。辺境。 えい えい すそ-; すえ- 衣 13 7 説明無し 088d4.svg
琺 1 0 ガラス質の釉(うわぐすり)「琺琅(ホウロウ)」に用いられる字。 ほう ほう 𤣩 12 8 説明無し 0743a.svg
宏 準1 0 ひろい。おおきい。すぐれている。「宏遠」「宏儒」「宏弁」 おう こう ひろ-い 宀 7 4 形声。宀と、音符厷(コウ)→(クワウ)とから成る。屋根が大きい、ひいて「ひろい」意を表す。 05b8f.svg
呰 1 0 ①そしる。非難する。 ②きず。欠点。わざわい。「呰災」 疵(シ) し し そしる; せめる; きず 口 8 5 説明無し 05470.svg
刹 2 0 てら。寺院。「名刹」 参考梵語(ボンゴ)の音訳で、仏教に関するさまざまな語に用いられる。 せち さつ せつ はたばしら; てら-; くに 刂 8 6 形声。刀と、音符桼(シツ)→(サツ)(・杀は省略形)とから成る。 05239.svg
煉 準1 0 ①ねる。きたえる。(ア)金属をとかしてきたえる。「精煉」「鍛煉」錬(イ)心身をきたえる。「修煉」 ②こねる。ねり固める。「煉瓦(レンガ)」「煉炭」 れん れん ね-る 火 13 9 形声。火と、音符柬(カン)→(レン)とから成る。 07149.svg
棟 準2 0 ①むね。屋根の最も高いところ。 ②むなぎ。むねに使う木。「棟宇」 ③建物。家屋。「病棟」 ④かしら。おさ。「棟梁(トウリョウ)」 つう; つ とう むな-; むね- 木 12 8 形声。木と、音符東(トウ)とから成る。むな木の意を表す。 068df.svg
衡 準2 0 ①はかり。めかた。「度量衡」 ②つりあい。たいら。「衡鈞(コウキン)」「平衡」 ③はかる。物の重量をはかる。 ④よこ。「合従(ガッショウ)連衡」 ぎょう こう くびき-; はか-る; はかり- 行 16 10 形声。意符角(つの。は変わった形)と、大(ひと)と、音符行(カウ)とから成る。牛が人を突かないように、つのにしばりつけた横木の意を表す。転じて、天秤(てんびん)の横木、「はかる」などの意に用いる。 08861.svg
乍 準1 0 ①ながら。…しつつ。…したり、…したり。 ②たちまち。にわかに。 じゃ; さく さく; さ たちま-ち; なが-ら; お-こる 丿 5 4 説明無し 04e4d.svg
螫 1 0 さす。毒虫がさす。また、害毒。 せき; かく さす 虫 17 11 説明無し 087ab.svg
塁 準2 0 ①とりで。土をかさねて築いた小城。「塁壁」「孤塁」 ②るい。野球のベース。「塁審」「本塁」 ③かさねる。かさなる。「塁塁」累 るい るい とりで- 土 12 9 旧字は、形声。土と、音符畾(ライ、ルイ)とから成る。土を盛り重ねたとりでの意を表す。常用漢字は省略形による。 05841.svg
晴 9 0 はれる。はれやか。はればれとした。「晴天」「晴朗」 雨 じょう; しょう せい は-らす; は-れる; はれ- 日 12 8 形声。日と、音符靑(セイ)とから成る。空がはれる意を表す。 06674.svg
嬾 1 0 ①おこたる。なまける。「嬾惰」 ②ものうい。けだるい。 ①②懶(ラン) らん おこたる; ものうい 女 19 16 説明無し 05b3e.svg
冤 1 0 ①ぬれぎぬ。無実の罪を受ける。「冤獄」「冤罪」「冤死」 ②うらみ。あだ。「冤家」「讐冤(シュウエン)」参考ウサギ(兎)がおおい(冖)の中で身を縮めているさまを示すことから、「かがむ・ぬれぎぬ」の意を表す。 えん かがむ; ぬれぎぬ- 冖 10 8 説明無し 051a4.svg
貧 6 0 ①まずしい。みすぼらしい。「貧困」「貧民」富 ②たりない。少ない。「貧血」 びん ひん まず-しい 貝 11 4 会意形声。貝と、分(フン)→(ヒン)(わける)とから成り、財産が分散することから、「まずしい」意を表す。 08ca7.svg
紗 準1 0 うすぎぬ。地の薄い絹織物。「紗障」「更紗」 しゃ さ すず-; うすぎぬ-; たえ- 糹 10 4 形声。糸+音符少(セウ)→(サ)とから成る。 07d17.svg
芥 準1 0 ①からしな。アブラナ科の二年草。また、その種子を粉にした香辛料。からし。「芥子(カイシ)・(からし)」 ②小さいもの。こまかいもの。また、あくた。ごみ。「芥舟」「塵芥(ジンカイ)」「繊芥」 け かい からし-; あくた-; ごみ- ⺾ 7 4 形声。艸と、音符介(カイ)とから成る。 082a5.svg
苧 準1 0 ①からむし。イラクサ科の多年草。「苧麻」 ②お。カラムシやアサの繊維をより合わせて作った糸。「苧殻」 じょ ちょ ま からむし-; むし; お-; こるむし-; からんし- ⺾ 8 5 説明無し 082e7.svg
獲 4 0 え(得)る。手に入れる。つかまえる。「獲得」「捕獲」「漁獲」 わく かく え-る 犭 16 13 旧字は、形声。犬と、音符蒦(クワク)とから成る。犬を使う狩りで鳥獣をとる意を表す。常用漢字は俗字による。 07372.svg
蠢 1 0 ①うごめく。虫がごそごそうごく。「蠢動」 ②おろか。道理をわきまえないさま。 しゅん しゅん うごめ-く; うごめ-かす 虫 21 15 説明無し 08822.svg
渡 4 0 ①わたる。わたす。川や海をわたる。「渡河」「渡航」 ②とおる。過ぎる。経る。「渡世」「過渡」 ③手わたす。ゆずる。「譲渡」 ど と わた-る; わた-す 氵 12 9 形声。水と、音符度(ト)とから成る。水を「わたる」意を表す。 06e21.svg
数 9 0 ①かず。かずをかぞえる。「数字」「数値」「点数」 ②いくらか。いくつか。「数回」「数人」 ③めぐり合わせ。運命。「数奇」「命数」 ④はかりごと。たくらみ。「術数」 ⑤しばしば。たびたび。 しゅ; そく す; しょく; さく すう かず-; せ-める; しばしば-; かぞ-える 攵 13 9 旧字は、形声。攴と、音符婁(ロウ、ル)→(ス、サク)(ソク)とから成る。「かぞえる」意を表す。教育用漢字は俗字による。 06570.svg
令 7 0 ①いいつける。命じる。いいつけ。「令状」「命令」 ②のり。きまり。おきて。「訓令」「法令」 ③おさ。長官。「県令」 ④よい。りっぱな。「令色」「令名」 ⑤他人の親族に対する敬称。「令室」「令嬢」 りょう れい し-む 𠆢 5 3 会意。亼(しゆう)(=集。あつめる)と、卩(せつ)(人がひざまずいた形)とから成り、人を集めて従わせる、いいつける意を表す。 04ee4.svg
頏 1 0 ①のど。くび。亢(コウ)・吭(コウ) ②鳥がとびおりる。「頡頏(ケッコウ)」頡(ケツ) こう のど 頁 13 4 説明無し 0980f.svg
繡 準1 0 ①ぬいとり。ししゅう(刺繡)。「繡衣」「繡帳」 ②にしき。「錦繡(キンシュウ)」 ③うつくしい。美しく飾ったさま。 しゅ しゅう ぬ-う; ぬいとり-; ぬ-い; ぬいもの- 糹 19 13 形声。糸と、音符肅(シユク)→(シウ)とから成る。
嶋 準1 0 しま。水に囲まれた陸地。 とう- とう- しま- 山 14 11 説明無し 05d8b.svg
俛 1 0 ①つとめる。「俛焉(ベンエン)」勉 ②ふす。ふせる。うつむく。「俛仰」俯(フ) ふ; べん; めん ふせる 亻 9 7 説明無し 04fdb.svg
巽 準1 0 ①たつみ。南東の方角。 ②ゆずる。うやうやしい。 ③易の八卦(ハッケ)の一つ。風などを表す。 そん そん たつみ- 己 12 9 形声。意符丌(き)(物をのせる台。共は変わった形)と、音符𠨎(セン)→(ソン)(は変わった形)とから成る。調え備える意を表す。「饌(セン)」の原字。 05dfd.svg
改 7 0 ①あらためる。あらたまる。前からのものをやめて新たにやりかえる。「改革」「改心」「改新」 ②しらべる。検査する。「改札」 かい かい あらた-まる; あらた-める 攵 7 3 形声。攴と、音符己(キ)→(カイ)とから成る。「あらためる」意を表す。 06539.svg
銜 1 0 ①くつわ(轡)。くつばみ。ウマの口にふくませ、手綱をつける金具。「銜勒(カンロク)・(ガンロク)」 ②ふくむ。物を口に入れる。「銜枚(カンバイ)」 ③くらい(位)。「官銜」 げん かん がん くつわ; ふくむ 金 14 6 説明無し 0929c.svg
菠 1 0 野菜の「菠薐(ハロウ)(ほうれんそう)」に用いられる字。 は は ほ ほうれんそう ⺾ 11 8 説明無し 083e0.svg
叟 1 0 ①おきな。としより。 ②老人の尊称。 参考「臾(ユ)」は別字。 そう; しゅう おきな- 又 10 8 説明無し 053df.svg
汲 準1 0 ①くむ。くみあげる。「汲水」 ②いそがしい。せわしい。「汲汲」 ③ひく。ひっぱる。みちびく。 こう きゅう く-む 氵 7 4 形声。水と、音符(キフ)とから成る。 06c72.svg
吸 5 0 すう。息をすう。すいこむ。「吸引」「吸気」呼 こう きゅう す-う 口 6 3 形声。口と、音符及(キフ)とから成る。息をすいこむ意を表す。 05438.svg
弁 6 0 (A)[辨] わきまえる。わける。処理する。「弁証」「弁別」「明弁」 (B) []はなびら。また、液体や気体の出入りを調節するもの。「弁膜」「花弁」「安全弁」 (C)[辯] かたる。話す。述べる。説きあかす。また、言葉づかい。「弁解」「答弁」「雄弁」 (D)[弁] かんむり。「武弁」参考本来別の意味の四つの字を「弁」にまとめた。 べん; へん; はん べん へん; はん あ-む; と-く; わ-ける; つと-める; はなびら; かた-る; わきま-える; かんむり- 廾 5 2 (A)形声。意符刀(=刂。かたな)と、音符辡(ベン)とから成る。二つに分ける意を表す。 (B)形声。意符瓜(か)(うり)と、音符辡(ベン)とから成る。うりを二つに割った中身の意を表す。 (C)形声。意符言(ことば)と、音符辡(ベン)とから成る。訴訟を分け治める、ひいて、ことわけを明らかにする意を表す。 (D)象形。両手でかんむりを持つ形にかたどる。「かんむり」の意を表す。教育用漢字では、辨・瓣・辯の意に用いる。 05f01.svg
惇 準1 0 あつい。人情があつい。まこと。まごころ。「惇朴」 淳(ジュン)・敦(トン)・醇(ジュン) しゅん; とん しゅん; とん じゅん あつ-い; まこと- 忄 11 8 形声。心と、音符(シヤウ)→(トン)(享は省略形)とから成る。人情があつい、ねんごろの意を表す。 060c7.svg
撫 準1 0 ①なでる。手でさする。拊(フ) ②いつくしむ。かわいがる。「撫育」「愛撫」 ③しずめる。おさえる。「慰撫」「鎮撫」 ふ ふ ぶ な-でる 扌 15 12 形声。手と、音符無(ブ)→(フ)とから成る。 064ab.svg
窖 1 0 ①あなぐら。あな。物をたくわえるためのあな。むろ。「地窖」 ②ふかい。あなのように深い。 きょう こう あなぐら- 穴 12 7 説明無し 07a96.svg
藷 準1 0 ①さとうきび。イネ科の多年草。「藷蔗(ショショ)」 蔗(シャ) ②いも。「甘藷」 薯(ショ) 参考もと、「薯」の異体字。 しょ; じょ しょ いも- ⺾ 19 16 説明無し 085f7.svg
拙 準2 0 ①つたない。まずい。「拙速」「拙劣」 巧 ②自分のことを謙遜(ケンソン)していう語。「拙者」「拙文」 せち せつ まず-い; つたな-い 扌 8 5 形声。手と、音符出(シユツ)→(セツ)とから成る。手わざがつたない意を表す。 062d9.svg
剋 1 0 ①かつ。うちかつ。「相剋」克 ②きざむ。きめる。きびしくする。「剋意」刻 こく か-つ 刂 9 7 説明無し 0524b.svg
杓 準1 0 ①ひしゃく(柄杓)。水をくむ道具。「杓子」「茶杓」 ②ひしゃくの柄。 じゃく; ひょう しゃく; ひょう ひしゃく- 木 7 3 説明無し 06753.svg
訓 7 0 ①おしえる。さとす。おしえみちびく。おしえ。「訓育」「家訓」 ②よむ。解釈する。「訓釈」「訓注」 ③漢字にあてた日本のよみ。くんよみ。「訓読」「字訓」音 くん くん きん おし-える; よ-む 訁 10 3 形声。言と、音符川(セン)→(クン)とから成る。教えを説く意を表す。 08a13.svg
爰 1 0 ①ここに。ここにおいて。 ②かえる。とりかえる。「爰書」換 ③ゆるい。ゆるやか。「爰爰」 おん えん ここ-に 爫 9 5 説明無し 07230.svg
廠 準1 0 ①かりや。屋根だけで壁のない建物。「廠舎」 ②うまや。 ③しごとば。工場。「工廠」 しょう しょう 广 15 12 説明無し 05ee0.svg
搤 1 0 つかむ。おさえる。「搤腕」扼(ヤク) えつ; えち; せく; あく とらえる 扌 13 10 説明無し
革 5 0 ①かわ。なめしがわ。「皮革」皮 ②あらたまる。あらためる。新しくする。「革新」「革命」「改革」 きゃく かく あらた-まる; あらた-める; かわ- 革 9 0 象形。角(つの)と尾がついたままの動物の皮の形にかたどり、毛を取り去ったかわの意を表す。借りて「あらためる」意に用いる。 09769.svg
認 5 0 ①みとめる。(ア)ゆるす。承知する。「認可」「認定」(イ)見わける。見きわめる。「認識」「誤認」 ②したためる。書きしるす。 ③みとめ。「認め印」の略。 にん; にょう じょう; じん みと-める; したた-める 訁 14 7 形声。言と、音符(ジン、ニン)とから成る。相手の言うことを承知する、「みとめる」意を表す。 08a8d.svg
肇 準1 0 はじめる。おこす。はじめ。「肇国」 じょう ちょう ただ-す; はじ-めて; はじ-める 聿 14 8 会意形声。戈(か)(ほこ。土地をきりひらく道具。のち、攴(ぼく)に変わった)と、肁(テウ)(はじめ)とから成る。書きはじめる、ひいて「はじめる」「はじめ」の意を表す。 08087.svg
吩 1 0 ①ふく。は(吐)く。噴 ②いいつける。命令する。「吩咐(フンプ)」咐(フ) ふん ふん 口 7 4 説明無し 05429.svg
癇 1 0 ①ひきつけ。発作的に筋肉がひきつる病気。疳(カン) ②感情がはげしく、すぐかっとなる気質。「癇癪(カンシャク)」「癇症」「癇癖」 げん かん ひきつ-け 疒 17 12 説明無し 07647.svg
支 6 0 ①わかれる。えだわかれする。また、わかれたもの。「支店」「支流」 本 ②ささえる。たすける。「支持」「支柱」 ③わけあたえる。はらう。「支給」「支出」 ④つかえる。とどこおる。「支障」 ⑤えと(干支)。「十二支」 干 ⑥中国の旧称。「支那(シナ)」の略。 し し ささ-える; えだ-; つか-える 支 4 0 象形。木のえだを手に持つさまにかたどり、木のえだの意を表す。「枝(シ)」の原字。ひいて、枝を使って動作する意、また、「ささえる」意に用いる。 0652f.svg
崔 1 0 ①たかい。山の高くて大きいさま。「崔嵬(サイカイ)」 ②動くさま。速いさま。「崔乎」 ③まじわる。いりみだれる。「崔錯」 さい さい 山 11 8 説明無し 05d14.svg
霞 準1 0 ①かすみ。かすむ。また、かすみ状のもの。 ②朝やけ。夕やけ。また、その美しい色彩。「霞光」「霞彩」「雲霞」 げ か かす-む; かすみ- ⻗ 17 9 形声。雨と、音符叚(カ)とから成る。 0971e.svg
謝 6 0 ①つげる。お礼を言う。また、お礼。「謝意」「感謝」 ②あやまる。わびる。わび。「謝罪」「陳謝」 ③ことわる。しりぞける。「謝絶」 ④さ(去)る。 ⑤おとろえる。しぼむ。「代謝」 じゃ しゃ わび; あやま-る; ことわ-る 訁 17 10 形声。言と、音符射(シヤ)とから成る。官職を辞める、ひいて、礼を言う、「あやまる」などの意に用いる。 08b1d.svg
憫 1 0 あわれむ。うれえる。「憫察」閔(ビン)・愍(ビン) みん びん あわ-れむ; うれ-える 忄 15 12 説明無し 061ab.svg
缶 準2 0 (A)カン[罐] かま。かん。ブリキなどの金属製の容器。また、「かんづめ(缶詰)」の略。「汽缶」「薬缶」(B)フ [缶]ほとぎ。もたい。口をつぼんだ素焼きの器。「撃缶」 参考本来別の意味の二つの字を「缶」にまとめた。(A)オランダ語・英語の「カン」の音訳。 ふ; かん かん; ふう ほとぎ-; かま- 缶 6 0 (A)形声。缶と、音符雚(クワン)とから成り、水・酒などを注ぎ入れる素焼きのかめ、ひいて、広く入れ物の意を表す。常用漢字は、日本で用いられてきた俗字による。 (B)象形。ふたが付いて、腹部がふくれた土器の形にかたどり、「ほとぎ」の意を表す。常用漢字としては、(クワン)の音・意味に用いる。 07f36.svg
攢 1 0 あつめる。よせあつめる。あつまる。むらがる。「攢聚(サンシュウ)」「攢立」 ざん; さん さん あつ-める; あつ-まる 扌 22 19 説明無し
芫 1 0 ふじもどき。さつまふじ。ジンチョウゲ科の落葉低木。 がん; げん さつまふじ; ふじもど ⺾ 7 4 説明無し 082ab.svg
碣 1 0 ①つき立っている石。 ②いしぶみ。まるい石碑。「碣石」「墓碣」碑 けつ いしぶみ 石 14 9 説明無し 078a3.svg
謡 4 0 ①うたう。うた。はやりうた。「歌謡」「民謡」 ②うわさ。「謡言」 ③うたい。能のうたい。「謡曲」 よう よう うた-う; うたい- 訁 16 9 旧字は、形声。言と、音符䍃(エウ)とから成る。伴奏なしで「うたう」意を表す。常用漢字は省略形による。 08b21.svg
阮 1 0 ①中国周代の国名。 ②人の姓。「阮咸(ゲンカン)」 ごん げん がん がん 阝 7 4 説明無し 0962e.svg
朽 4 0 ①くちる。くさる。「朽壊」「朽木」 ②すたれる。ほろびる。「不朽」「老朽」 く きゅう く-ちる 木 6 2 形声。木と、音符丂(カウ)→(キウ)とから成る。木がくさってにおう意を表す。 0673d.svg
禳 1 0 はらう。災いを払い除く。はらい。「禳禱(ジョウトウ)」 じょう はらう 示 22 17 説明無し 079b3.svg
静 7 0 ①しずめる。しずまる。じっとして動かない。「静止」「鎮静」 動 ②しずか。ひっそりとした。音がしない。「静寂」「閑静」 じょう せい しず-む; しず-める; しず-か; しず-まる; しず- 青 14 6 旧字は、形声。靑と、音符爭(サウ)→(セイ)とから成る。青と赤とが調和している意を表す。ひいて「しずか」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 09759.svg
団 6 0 ①まるい。まるいもの。「団扇」「炭団」 ②まどか。おだやか。円満。「団欒(ダンラン)」 ③集まる。集まり。ひとまとまり。かたまり。「団結」「集団」 だん たん とん かたまり-; まる-い 囗 6 3 旧字は、形声。囗と、音符專(セン)→(タン)とから成る。丸めたもの、ひいて「かたまり」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 056e3.svg
膨 3 0 ふくらむ。ふくれる。はれる。「膨大」「膨張」 びょう ほう ぼう ふく-れる; ふく-らむ ⺼ 16 12 形声。肉と、音符彭(ハウ)とから成る。 081a8.svg
仏 6 0 ①梵語(ボンゴ)の音訳「仏陀(ブッダ)」の略。ほとけ。ほとけの教え。「仏教」「成仏」 ②「仏蘭西(フランス)」の略。「仏文」「仏和」 ぶつ; ぶち ふつ ほとけ- 亻 4 2 旧字は、形声。人と、音符弗(フツ)とから成る。ぼんやりとしている意を表す。梵語(ぼんご)buddhaの音訳に仏陀(ぶつだ)が用いられてから、「ほとけ」の意に用いる。教育用漢字は佛の異体字による。 04ecf.svg
属 6 0 ①つく。つきしたがう。「属国」「帰属」 ②つける。たのむ。まかせる。「属目(ショクモク)」「属託(ショクタク)」「属望(ショクボウ)」 嘱 ③つらねる。つらなる。 続 ④なかま。たぐい。やから。同類。「属性」「金属」「卑属」 族 ⑤したやく。部下。「属官」 ⑥生物の分類上の単位。「科」の下、「種」の上。 ⑦さかん。律令(リツリョウ)制度で、四番目の地位。 しゅ ぞく; しょく しょく ぞく さかん-; つ-く; つづ-ける; やから-; つづ-く; つ-ける; つづ-る 尸 12 9 旧字は、形声。意符尾(は省略形。しっぽ)と、音符蜀(シヨク)とから成る。つらなる、ひいて、ひっつく意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 05c5e.svg
寿 3 0 ①ことぶき。ことほぐ。めでたいことを祝う。「寿詞」「賀寿」 ②いのちが長い。長生きをする。「福寿」「長寿」 ③とし。いのち。よわい。「寿命」「天寿」 ④ひさしい。長く存在する。 じゅ しゅう す ことほ-ぐ; ことぶき-; ことぶ-く 寸 7 4 本字は、形声。意符老(ながいき。耂は省略形)と、音符𠷎(チウ)→(シウ)(は変わった形)とから成る。長生きをする、ひいて、めでたい意を表す。旧字は、本字の省略形に、さらに音符の手(シウ)(寸は変わった形)が加わったもの。常用漢字はその省略形による。 05bff.svg
迫 4 0 ①せまる。さしせまる。近づく。「迫真」「迫力」 ②おいつめる。苦しめる。「迫害」「脅迫」 ひゃく はく せま-る; せ-る; さこ; せこ ⻌ 8 5 形声。辵と、音符白(ハク)とから成る。 08feb.svg
麤 1 0 ①あらい。 (ア)きめがあらい。「麤布」 (イ)そまつな。「麤服」 (ウ)あらあらしい。「麤笨(ソホン)」 粗 精 ②おお(大)きい。 ③ほぼ。あらまし。 ④くろごめ。玄米。「麤糲(ソレイ)」 す そ; ぞ あら-い; はな-れる 鹿 33 22 説明無し
醂 1 0 ①さわす。カキ(柿)の渋をぬく。また、渋をぬいたカキ。さわしがき。たるがき。 ②調理用の酒の一種「味醂」に用いられる字。 らん らん りん さわ-し; さわ-す; あわ-す 酉 15 8 説明無し 09182.svg
勣 1 0 いさお(功)。成果。「功勣」 績 しゃく; せき いさお 力 13 11 説明無し 052e3.svg
手 10 0 ①て。肩先から指までの総称。また、てくびから先の部分。「手相」「挙手」 ②てなみ。うでまえ。やりかた。「手段」「妙手」 ③てずから。自分のてで。「手記」「手芸」 ④てにする。持つ。てに取る。「手綱(たづな)」「入手」 ⑤ある仕事をする人。「歌手」「助手」 ⑥技芸にすぐれた人。「国手」「名手」 しゅ; す しゅう ず た-; て- 手 4 0 象形。手のひらを開いた形にかたどり、「て」、また、手に取る意を表す。 0624b.svg
腫 2 0 ①はれもの。できもの。「腫瘍(シュヨウ)」「筋腫」 ②はれる。むくむ。「浮腫」 しゅ しょう は-らす; は-れる; はれもの- ⺼ 13 9 形声。肉と、音符重(チヨウ)→(シヨウ)とから成る。 0816b.svg
戎 準1 0 ①つわもの。兵士。軍隊。 ②いくさ。武器。戦争。「戎器」「戎事」 ③えびす。古代中国の西方異民族。「戎夷(ジュウイ)」「戎蛮」 ④おおきい。さかんなさま。 参考「戒」は別字。 じゅう つわもの-; えびす- 戈 6 2 説明無し 0620e.svg
贄 1 0 にえ。手みやげ。「贄敬」 し にえ- 貝 18 11 説明無し 08d04.svg
壮 準2 0 ①若者。としざかり。「壮士」「壮丁」「少壮」 ②さかん。さかんである。勇ましい。「壮絶」「壮烈」「勇壮」 ③大きくてりっぱである。「壮観」「壮図」「豪壮」 しょう そう さか-ん 士 6 3 旧字は、形声。士と、音符爿(シヤウ)→(サウ)とから成る。大きい男、ひいて「さかん」の意を表す。常用漢字は省略形による。 058ee.svg
肄 1 0 ①ならう。練習する。「肄業」②ひこばえ。切り株から出た芽。 い ならう 聿 13 7 説明無し 08084.svg
寥 1 0 ①さびしい。むなしい。しずか。「寥寥」 ②ひろい。奥深く広い。「寥廓(リョウカク)」 りょう さび-しい 宀 14 11 説明無し 05be5.svg
杵 準1 0 ①きね。臼(うす)に入れた穀物をつく道具。「杵柄(きねづか)」 ②つち(槌)。物をうつ道具。「砧杵(チンショ)」 しょ しょ きね- 木 8 4 会意形声。木と、午(ゴ)→(シヨ)(きね)とから成る。 06775.svg
鞣 1 0 ①なめす。脂や毛を除いて皮をやわらかくする。 ②なめしがわ。 じゅう なめ-しがわ; なめ-す 革 18 9 説明無し 097a3.svg
傑 準2 0 すぐれる。まさる。また、すぐれた人。「傑作」「傑物」 げち けつ すぐ-れる 亻 13 11 会意形声。人と、桀(ケツ)(おおきい)とから成り、ぬきんでた人の意を表す。「桀」の後にできた字。 05091.svg
癌 準1 0 がん。体内や皮膚にできる悪性の腫瘍(シュヨウ)。また、難点・大きな障害。 げん がん 疒 17 12 説明無し 0764c.svg
娠 準2 0 はらむ。みごもる。「妊娠」 しん しん たさん 女 10 7 形声。女と、音符辰(シン)とから成る。「はらむ」意を表す。 05a20.svg
弗 準1 0 ①…ず。…ない。打ち消しの助字。不 ②ドル。アメリカの通貨単位のドルの記号に当てる。 ③非金属元素の一つ(弗素)の略。 ほち ふつ ドル-; ず- 弓 5 2 説明無し 05f17.svg
竽 1 0 ふえ。笙(ショウ)の一種。古くは三六管あったが、後世は一九管。「竽笙」参考「竿(カン)(さお)」は別字。 う う ふえ- ⺮ 9 3 説明無し
芳 3 0 ①かおり。におい。 ②かんばしい。よい香りがする。「芳香」「芳醇(ホウジュン)」 ③評判がよい。ほまれ。「芳声」「芳名」 ④他人の物事に冠する敬称。「芳意」「芳志」「芳書」 ほう ほう かんば-しい; かお-り; かぐわ-しい; こう-ばしい ⺾ 7 4 形声。艸と、音符方(ハウ)とから成る。草花のかおりが盛んにただよう意を表す。 082b3.svg
苒 準1 0 ①草がしげるさま。「」 ②のびのびになるさま。「荏(ジンゼン)」 ねん ぜん ⺾ 8 5 説明無し 082d2.svg
口 10 0 ①くち。人や動物の器官の一つ。「口角」「開口」「鶏口」 ②くちに出す。言う。ことば。「口上」「口調」「悪口」 ③出入りする所。「河口」「銃口」 ④物事のはじめ。はし。「糸口」 ⑤種類。単位。「口座」 ⑥人や家の数。「人口」「戸口」 ⑦刀剣などを数える語。 く こう くち-; くつ-; ふり- 口 3 0 象形。くちの形にかたどり、「くち」の意を表す。 053e3.svg
樵 準1 0 ①きこり。木を切る人。「樵夫」「樵歌」 ②こる。木を切る。たきぎをとる。きこる。 しょう きこり; きこる 木 16 12 説明無し 06a35.svg
美 8 0 ①うつくしい。きれい。「美人」「優美」醜 ②よい。すぐれている。りっぱな。「美点」「美徳」悪 ③よしとする。ほめる。たたえる。「美称」「賛美」 ④うまい。おいしい。「美酒」「美味」参考「美」の草書体が平仮名の「み」になった。 み び ほ-める; よ-い; うつく-しい 羊 9 3 会意。羊と、大(おおきい)とから成り、神に供える羊が肥えて大きいことから、「うまい」「うつくしい」意を表す。 07f8e.svg
霆 1 0 いかずち。いなずま。かみなり。「霆撃」 じょう てい いかずち- ⻗ 15 7 説明無し 09706.svg
蟀 1 0 「蟋蟀(シッシュツ)(こおろぎ・きりぎりす)」に用いられる字。 しゅち しゅつ そつ こおろぎ 虫 17 11 説明無し 087c0.svg
郎 4 0 ①おとこ。おのこ。若い男性。「新郎」 ②けらい。他人に仕える者。「郎党」「下郎」 ③男子の名に添える語。「太郎」 ろう ろう おとこ-; お- 阝 9 6 旧字は、形声。邑と、音符良(ラウ)とから成る。もと、地名を表した。借りて、わかものの意に用いる。常用漢字は俗字による。 090ce.svg
蓆 1 0 ①むしろ。敷物。 席 ②おおきい。ひろい。 碩(セキ) せき むしろ ⺾ 13 10 説明無し 084c6.svg
延 5 0 ①のばす。のびる。ひろがる。「延長」「延命」「蔓延(マンエン)」 ②時間や期日がのびて遅れる。「延期」「延滞」「順延」 ③ひく。ひきいれる。まねく。「延見」 ④のべ。同一のものの重複を含めて数えること。 えん えん の-びる; の-ばす; の-べる 廴 8 5 形声。意符㢟(てん)(原形は𢓊。ゆく、うつる)と、音符𠂆(エイ)→(エン)とから成る。遠くまで歩く、ひいて、「のびる」意を表す。 05ef6.svg
鼇 1 0 ①おおがめ。おおうみがめ。海中で仙山(仙人が住む山)をささえているといわれるカメ。「鼇山」 ②おおすっぽん。「鼇魚」 ごう ごう おおがめ-; すっぽん- 黽 24 11 説明無し 09f07.svg
峻 準1 0 ①けわしい。たかい。山がたかくけわしい。「峻峭(シュンショウ)」「峻険」 ②きびしい。「峻厳」「峻烈」 ③おおきい。りっぱな。「峻徳」 しゅん けわしい; たかい 山 10 7 形声。山と、音符(シユン)とから成る。高く険しい山、ひいて、きびしい意を表す。 05cfb.svg
躄 1 0 あしなえ。足の不自由なこと。跛(ハ) ひゃく へき いざ-り 足 20 13 説明無し 08e84.svg
湃 1 0 波などの勢いがはげしいさま。「澎湃(ホウハイ)」 へ; はい しみわたる 氵 12 9 説明無し 06e43.svg
忸 1 0 ①はじる。はずかしく思う。「忸怩(ジクジ)」 ②なれる。ならす。 狃(ジュウ) にく じく は-じる 忄 7 4 説明無し 05ff8.svg
燃 6 0 もえる。もやす。もす。「燃焼」「燃料」 ねん ぜん も-す; も-やす; も-える 火 16 12 会意形声。火と、然(ゼン)(もえる)とから成り、「もえる」意を表す。「然」の後にできた字。 071c3.svg
壕 準1 0 ほり。土を深く掘ったみぞ。「塹壕(ザンゴウ)」濠(ゴウ) ごう こう ほり- 土 17 14 形声。土と、音符豪(カウ)とから成る。 058d5.svg
絹 5 0 きぬ。きぬ糸。 けん けん きぬ- 糹 13 7 形声。糸と、音符肙(ヱン)→(クヱン)とから成る。「きぬ」の意を表す。 07d79.svg
芋 4 0 いも。さといも。また、いも類の総称。「芋粥(ウシュク)・(いもがゆ)」「芋頭(ウトウ)・(いもがしら)」 う う いも- ⺾ 6 3 形声。艸と、音符于(ウ)から成る。 0828b.svg
薪 4 0 たきぎ。まき。燃料にする木。「薪水」「薪炭」 しん まき-; たきぎ- ⺾ 16 13 会意形声。艸と、新(シン)(たきぎをとる)とから成る。「たきぎ」の意を表す。 085aa.svg
縺 1 0 もつれる。糸がからみ合う。もつれ。 れん れん もつ-れる; もつ-れ 糹 17 11 説明無し 07e3a.svg
種 7 0 ①たね。植物のたね。「種子」「種苗」 ②うえる。たねをまく。「種痘」「接種」 ③たぐい。なかま。「種目」「種類」「人種」 しゅ しょう たね-; くさわい-; くさ- 禾 14 9 形声。禾と、音符重(チヨウ)→(シヨウ)とから成る。おくてのいねの意を表す。転じて「たね」、たねまく意に用いる。 07a2e.svg
江 準2 0 ①大きな川。川の総称。「江湖」 ②長江。揚子江(ヨウスコウ)。「江漢」河 ③え。いりえ。海や湖が陸地に入りこんでいる所。 ④「近江(おうみ)の国」の略。「江州」参考「江」の旁(つくり)が片仮名の「エ」になった。 こう こう ごう え- 氵 6 3 形声。水と、音符工(コウ)→(カウ)とから成る。川の名。長江をいう。 06c5f.svg
来 9 0 ①くる。やってくる。「来客」「来訪」「伝来」往・去 ②この次の。これからさき。「来春」「来世」「未来」 ③このかた。今まで。「来歴」「以来」「従来」 らい らい こ-し; きた-る; く-る; き-し; きた-す 木 7 3 旧字は、象形。麦がのぎを張った形にかたどる。借りて「くる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06765.svg
妹 9 0 ①いもうと。年下の女のきょうだい。「妹婿」姉 ②いも。男性が妻や恋人を親しんで呼ぶ語。「妹背(いもせ)」 まい; め ばい いもうと-; いも- 女 8 5 形声。女と、音符未(ビ)→(バイ)とから成る。年下の女きょうだいの意を表す。 059b9.svg
滝 3 0 たき。高いところから落下する水流。瀑布(バクフ)。「滝口」「滝壺(たきつぼ)」 ろう ろう たき- 氵 13 10 旧字は、形声。水と、音符龍(ロウ)とから成る。雨が降る意を表す。日本では「たき」の意に用いる。常用漢字は俗字による。 06edd.svg
涎 1 0 よだれ。また、ねばりけのある液。「垂涎」 えん; せん よだれ- 氵 10 7 説明無し 06d8e.svg
承 5 0 ①うける。うけつぐ。「承句」「継承」 ②うけたまわる。ひきうける。「承知」「承諾」 じょう しょう う-ける; ささ-げる; とど-める; こ-らす; つい-で; うけたまわ-る; すく-う; たす-ける; うけたまわり-; うけたまわ-り 手 8 4 象形。座っている人を両手でかつぎあげている形にかたどり、上位の者を助ける意を表す。転じて「うける」意に用いる。 0627f.svg
紳 準2 0 ①おおおび。古代の高官が礼装用に用いた太い帯。 ②地位・教養の備わったりっぱな人。「紳衿(シンキン)」「紳士」「貴紳」 しん しん おおおび- 糹 11 5 形声。糸と、音符申(シン)とから成る。礼装用の大きな帯、「おおおび」の意を表す。 07d33.svg
国 9 0 ①くに。一つの政府に属する社会。「国民」「王国」 ②日本。「国学」「国字」 ③昔の行政区画の一つ。「国司」「国府」 ④ふるさと。いなか。「国元」 こく こく くに- 囗 8 5 旧字は、会意形声。囗と、或(コク)(さかい、くに)とから成り、「くに」の意を表す。教育用漢字は俗字の囯に点を加えたもの。 056fd.svg
痼 1 0 ながわずらい。なかなか治らない病気。「痼疾」「痼癖」錮(コ) く こ ながわず; こびりつく 疒 13 8 説明無し 075fc.svg
疇 1 0 ①うね。耕地のうね。 ②はたけ。田畑。「田疇」 ③たぐい。ともがら。「範疇」儔(チュウ) ④さきに。むかし。「疇昔」 ⑤むく(報)いる。 ⑥だれ(誰)。 じゅう ちゅう たぐい-; うね- 田 19 14 説明無し 07587.svg
掌 3 0 ①てのひら。たなごころ。「掌中」「合掌」 ②つかさどる。うけもつ。つとめ。「掌典」「職掌」 ③になう。また、ささげる。 しょう しょう たなごころ-; つかさど-る; てのひら-; たなそこ- 手 12 8 形声。手と、音符尙(シヤウ)とから成る。手のひら、ひいて、物事にあたる意を表す。 0638c.svg
桔 準1 0 植物の名「桔梗(ケッコウ)・(キキョウ)」や「桔(キッコウ)・(ケッコウ)(はねつるべ)」に用いられる字。 けち けつ きち き 木 10 6 形声。木と、音符吉(キツ)→(ケツ)とから成る。 06854.svg
佯 1 0 ①いつわる。だます。みせかける。「佯狂」「佯言」 ②さまよう。「倡佯(ショウヨウ)」 よう よう いつわ-る 亻 8 6 説明無し 04f6f.svg
嫌 準2 0 ①きらう。いやがる。にくむ。「嫌厭(ケンエン)」「嫌悪」 ②うたがう。うたがわしい。「嫌疑」 げん けん いや-; きら-う; うたが-う 女 13 10 形声。女と、音符(ケム)とから成る。「きらう」、ひいて「うたがう」意を表す。 05acc.svg
山 10 0 ①やま。高く盛り上がった地形。「山脈」「登山」 ②やまのように盛り上がること。「山積」 ③鉱物を産出するやま。「閉山」 ④寺院の称号につける語。また、寺院。「山号」「開山」 せん さん やま-; むれ- 山 3 0 象形。山岳のそびえているさまにかたどる。「やま」の意を表す。 05c71.svg
須 2 0 ①まつ。待ちうける。 ②もちいる。もとめる。「須要」「必須」 ③すべからく…べし。しなければならない。 ④しばらく。少しの間。「須臾(シュユ)・(スユ)」 ⑤ひげ。あごひげ。「須眉(シュビ)」 鬚(シュ) ⑥梵語(ボンゴ)の音訳に用いる。「須弥(シュミ)・(スミ)」 参考「須」の草書体の旁(つくり)が片仮名の「ス」になった。 す しゅ もち-いる; すべから-く; もと-める 頁 12 3 会意。頁と、彡(さん)(かざり)とから成り、「ひげ」の意を表す。「鬚(シユ)」の原字。借りて「もとめる」意に用いる。 09808.svg
寛 準2 0 ①ひろい。心がひろい。ゆとりがある。「寛恕(カンジョ)」「寛大」「寛容」 ②ゆるやか。ゆったりしている。「寛座」 ③くつろぐ。のんびりとする。 かん かん ひろ-い; ゆる-やか; くつろ-ぐ 宀 13 10 旧字は、形声。宀と、音符萈(クワン)とから成る。広い家、ひいて「ひろい」意を表す。常用漢字は省略形による。 05bdb.svg
壌 準2 0 ①つち。耕作に適した土地。「壌土」 ②大地。国土。「天壌」 にょう じょう つち- 土 16 13 旧字は、形声。土と、音符襄(シヤウ)→(ジヤウ)とから成る。やわらかく肥えた土地の意を表す。常用漢字は省略形による。 058cc.svg
鶤 1 0 鳥の名。とうまる(唐丸)。大形のニワトリ。しゃも(軍鶏)。 こん 鳥 20 9 説明無し 09da4.svg
纈 1 0 ①しぼり。しぼりぞめ。「夾纈(キョウケチ)・(コウケチ)」 ②目がかすむ。かすみめ。 げち けつ けち しぼり 糹 21 15 説明無し 07e88.svg
成 7 0 ①なる。できあがる。「成立」「完成」「落成」 ②なす。なしとげる。「成就(ジョウジュ)」「成功」「達成」 ③そだつ。そだてあげる。「成長」「育成」「養成」 じょう せい な-る; な-す; たい-らぎ 戈 6 2 旧字は、形声。意符戉(えつ)(まさかり。戊は変わった形)と、音符丁(テイ)→(セイ)とから成る。武器で戦うことから、ひいて、なしとげる意を表す。教育用漢字は省略形による。 06210.svg
坏 1 0 ①おか。盛り土。 ②つき。物を盛る器の名。 へ; び はい; ひ おか-; つき- 土 7 4 説明無し 0574f.svg
杳 1 0 くらい。奥深い。また、はるか。とおい。「杳然」「杳杳」参考木の下に日がしずんでくらいことを表す字。 よう よう くら-い; はる-か 日 8 4 説明無し 06773.svg
滂 1 0 ①水が盛んに流れるさま。「滂沱(ボウダ)」 ②豊かに広いさま。「滂洋」 ほう ほう ぼう ひろい 氵 13 10 説明無し 06ec2.svg
揣 1 0 ①はかる。測量する。 ②おしはかる。さぐる。「揣知」 たん すい すい し はか-る; さだ-める 扌 12 9 説明無し 063e3.svg
昌 準1 0 ①さかん。勢いがつよい。「昌運」「昌盛」「隆昌」 ②さかえる。「繁昌」 ③よい。うつくしい。あきらか。「昌言」 ④みだれる。だらしがない。 しょう しょう さかん 日 8 4 会意。日を二つ重ねて、日光が明らかにかがやく、ひいて「さかん」の意を表す。 0660c.svg
今 9 0 ①いま。現在。このごろ。「今昔」「現今」古・昔 ②このたび。「今回」「今度」 こん きん いま- 𠆢 4 2 象形。すずから舌(した)が垂れている形にかたどる。「鈴(レイ、リン)」の原字。借りて「いま」の意に用いる。 04eca.svg
宜 準2 0 ①よろしい。よい。都合がよい。「宜春」「適宜」 ②むべ。うべ。当然である。 ③よろしく…べし。…するのがよい。 ぎ ぎ よろ-しい; むべ- 宀 8 5 会意。宀と、且(しよ)(=俎(しよ)。まないた)とから成り、家の中で肉を供えることから、転じて「よろしい」の意を表す。 05b9c.svg
兆 7 0 ①きざす。きざし。まえぶれ。「兆候」「前兆」「予兆」徴 ②うらない。うらなう。「占兆」 ③数の名。一億の一万倍。 ④数の多いこと。「兆民」 じょう ちょう きざ-す; きざ-し ⼉ 6 4 象形。卜(ぼく)(うらない)の亀(かめ)の甲に現れた割れめの形にかたどり、「きざし」の意を表す。 05146.svg
黒 9 0 ①くろ。くろい。また、暗い。「黒雲」「黒板」「暗黒」 ②悪い。正しくない。「黒白」「黒幕」 こく こく くろ-い; くろ- 黒 11 0 旧字は、象形。煙突にすすがつまったさまにかたどり、「くろい」意を表す。教育用漢字は省略形による。 09ed2.svg
工 9 0 ①物をつくる。たくむ。また、しごと。わざ。「工作」「細工」 ②物をつくる人。たくみ。「職工」「大工」 ③「工業」の略。「商工」 く こう わざ-; たくみ-; たく-む; つかさ- 工 3 0 象形。さしがねの形にかたどる。工作・工人の意を表す。 05de5.svg
味 8 0 ①あじ。あじわい。(ア)舌の感覚。「味覚」「美味」(イ)物事のおもむき。「興味」「趣味」 ②あじわう。(ア)舌であじをみる。「賞味」(イ)物事を考えて理解する。「味読」「吟味」 ③内容。なかみ。「正味」 ④なかま。「味方」「一味」 み び あじ-; あじ-わう 口 8 5 形声。口と、音符未(ビ、ミ)とから成る。うまみ、「あじ」の意を表す。 05473.svg
質 6 0 ①もと。もとになるもの。ものの内容。中身。実体。「品質」「質量」「物質」 ②生まれつき。もちまえ。たち。「資質」「体質」 ③きじ。ありのまま。「質素」「質実」 ④問いただす。「質疑」「質問」 ⑤しち。約束や取り引きの保証として預けておくもの。かた。抵当。「質屋」「言質」 しち; ち しつ; ち ただ-す; たち-; もと-; しろ 貝 15 8 会意。貝(鼎(てい)〈かなえ〉の省略形)と、斦(ぎん)(二つのおのを並べた形)とから成る。かなえにおので文字を刻むことから、誓い・保証の意を表す。 08cea.svg
沱 1 0 涙の流れ落ちるさま。「滂沱(ボウダ)」 だ た 氵 8 5 説明無し 06cb1.svg
蟬 準1 0 ①せみ。セミ科の昆虫の総称。「蟬脱」 ②うつくしい。 ③つづく。つらなる。 ぜん せん せび-; せみ- 虫 18 12 形声。虫と、音符單(タン)→(セン)とから成る。「せみ」の意を表す。
函 準1 0 ①はこ。手紙を入れるはこ。ふばこ。「函使」 ②いれる。「函丈」 ③よろい。「函人(カンジン)」甲 ごん かん い-れる; よろい; はこ- 凵 8 6 象形。矢を入れておく入れ物にかたどる。ひいて「いれる」、また、「はこ」の意に用いる。 051fd.svg
迂 準1 0 ①まがる。とおまわりする。とおい。まわりくどい。「迂遠」「迂回」「迂曲」紆(ウ) ②うとい。にぶい。実情に合わない。「迂闊(ウカツ)」「迂愚」 う う とお-い; さ-ける; とおみち- ⻍ 7 3 形声。辵と、音符于(ウ)とから成る。 08fc2.svg
辷 1 1 すべる。 ①なめらかに進む。 ②勢いをつけて進む。 ③ころびそうになる。 ④失敗する。 参考たいらなところ(一)を行く()ことを表す字。 すべ-る ⻍ 5 1 説明無し 08fb7.svg
状 6 0 ①かたち。すがた。「環状」「形状」「扇状」 ②ようす。ありさま。なりゆき。「状況」「状態」「情状」 ③かきつけ。手紙。「賀状」「訴状」 じょう そう かたち- 犬 7 3 旧字は、形声。犬と、音符爿(シヤウ)→(サウ、ジヤウ)とから成る。犬のすがたの意を表したが、ひいて、「かたち」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 072b6.svg
第 8 0 ①ついで。しだい。物事の順序。「次第」 ②順序を表す語。「第一」 ③やしき。「第宅(テイタク)」邸 ④昔の官吏登用試験。また、試験。「及第」「落第」 だい てい ただ; つい-で; やしき- ⺮ 11 5 会意形声。竹と、弟(テイ)(は省略形。順序)とから成り、竹簡(竹の札)の順序、ひいて、順序の意を表す。 07b2c.svg
聖 5 0 ①ひじり。(ア)知徳のすぐれた人物。「聖君」「聖哲」(イ)高徳の僧。「高野聖」 ②奥義をきわめた人。その道の第一人者。「楽聖」「棋聖」 ③天子。また、天子に関することに添える語。「聖業」「聖徳」 ④けがれがなくきよらか。「聖域」「聖火」 ⑤キリスト教で、聖人とされる人の名に冠する語。英語 saint の音訳。「聖パウロ」 しょう せい ひじ-る; ひじり; ひじり-だつ; きよ-い 耳 13 7 会意。耳と、口(ことば)と、人(ひと。𡈼は変わった形)とから成り、耳に手を当てて神の声を正しく聞き知る人、ひいて、知徳の優れた人物の意を表す。 08056.svg
簓 1 1 ささら。竹の先を細かく割って束ねたもの。 せん ささら- ⺮ 17 11 説明無し 07c13.svg
壎 1 0 つちぶえ。土を焼いてつくった卵形のふえ。 くん; こん けん; くん わん; はち 土 17 14 説明無し
卍 1 0 ①まんじ。梵字(ボンジ)で「万」にあたる字。 ②「卍」のような形。また、入りみだれるさま。 もん ばん まん まんじ- 十 6 4 説明無し 0534d.svg
恩 5 0 めぐみ。いつくしみ。「恩愛」「恩義」「恩恵」 おん おん めぐ-み 心 10 6 形声。心と、音符因(イン)→(オン)とから成る。「めぐむ」「いつくしむ」意を表す。 06069.svg
腿 準1 0 もも。脛(すね)と股(もも)の総称。 たい たい もも- ⺼ 14 10 説明無し 0817f.svg
冓 1 0 ①く(組)む。組みたてる。かまえる。搆(コウ)・構 ②へや。 こう くむ; かまえる; くみあわす 冂 10 8 説明無し 05193.svg
産 7 0 ①子をうむ。うまれる。「産卵」「出産」 生 ②物をうみ出す。つくり出す。「産出」「生産」 ③つくられた物。とれた物。「産物」「農産」 ④くらしのもとで。身代。「財産」「動産」 ⑤うぶ。生まれたままの。「産着」 せん さん うぶ-; う-まれる; う-む; む-す 生 11 6 形声。生と、音符彥(ゲン)→(サン)(は省略形。产はその変わった形)とから成る。人や動物から子供が生まれ出る意を表す。 07523.svg
京 9 0 ①天子・天皇のいるみやこ。大きなみやこ。「京師」 ②「京都」の略。「京洛(キョウラク)」 ③「東京」の略。「上京」 ④数の名。兆の一万倍。 きょう けい きん みやこ- 亠 8 6 象形。高い丘(・)の上に家の建っている形にかたどる。古代には、丘の上に神を祭り、その周囲に住居を営んだので、「みやこ」の意を表す。転じて、おおきい意に用いる。 04eac.svg
沼 4 0 ぬま。泥深い自然の池。「沼沢」「池沼」 しょう しょう ぬま-; ぬ 氵 8 5 形声。水と、音符召(セウ)とから成る。水たまり、「ぬま」の意を表す。 06cbc.svg
濯 準2 0 あらう。すすぐ。きよめる。「洗濯」 だく たく すす-ぎ; そそ-ぐ; すす-ぐ; あら-う; ゆす-ぐ 氵 17 14 形声。水と、音符翟(タク)とから成る。「あらう」意を表す。 06fef.svg
殻 準2 0 から。物の表面をおおっているから。 ばい こく かく から-; がら 殳 11 7 旧字は、形声。殳と、音符(カウ)→(カク)(壳は変わった形)とから成る。上から下へ打ちおろす意を表す。借りて「から」の意に用いる。常用漢字は省略形による。 06bbb.svg
蛙 準1 0 ①かえる。かわず。「井蛙」 ②みだら。下品。「蛙声」参考「ア(圭(ケイ))」の音はカエルの鳴き声を表す。 え わい; わ あ かえる-; かわず- 虫 12 6 説明無し 086d9.svg
労 7 0 ①はたらく。仕事をする。骨折り。「労働」「勤労」 ②つかれる。つかれ。「過労」「疲労」 ③いたわる。ねぎらう。「労来」「慰労」 ④「労働者」「労働組合」の略。「労使」「労資」 ろう ろう いたず-き; つか-れる; ねぎら-う; いたわ-る 力 7 5 旧字は、会意。力と、熒(けい)(𤇾は省略形。家が燃える意)とから成る。消火に力をつくすことから、ひいて「つかれる」、転じて「ねぎらう」意を表す。教育用漢字は省略形による。 052b4.svg
真 8 0 ①まこと。ほんとうの。「真実」「真理」 偽 ②自然のまま。まったくそのままの。「真性」「純真」 ③書体の一つ。楷書(カイショ)。「真字」「真体」 しん しん ま-; まこと- 目 10 5 旧字は、会意。匕(ひ)(さじ)と、鼎(てい)(かなえ。は変わった形)とから成り、さじでかなえに物をつめる意を表す。「塡(テン)」の原字。借りて、「まこと」の意に用いる。教育用漢字は俗字による。 0771f.svg
菖 準1 0 ①あやめ。アヤメ科の多年草。 ②はなしょうぶ。アヤメ科の多年草。 しょう しょう ⺾ 11 8 形声。艸と、音符昌(シヤウ)とから成る。 083d6.svg
鹵 1 0 ①しお。また、塩分を含んだやせ地。しおち。「鹵田」 ②かすめる。うばう。奪い取る。「鹵掠(ロリャク)」 ③たて。おおだて(大盾)。 ④おろそか。軽々しい。「粗鹵」 ⑤おろか。「頑鹵」 る ろ しおち-; しお-; たて- 鹵 11 0 説明無し 09e75.svg
緬 準1 0 ①細い糸。 ②はるか。とおい。「緬然」 めん べん はるか; ほそいと; かる-い 糹 15 9 説明無し 07dec.svg
洶 1 0 ①わく。水がわきでる。「洶湧(キョウユウ)」 ②さわぐ。どよめく。 く きょう わ-く 氵 9 6 説明無し 06d36.svg
教 9 0 ①おしえる。おしえみちびく。また、おそわる。「教育」「教化」「調教」 ②いましめ。神仏のおしえ。「教会」「教理」「宗教」 きょう こう おし-える; おし-え; おそ-わる 攵 11 7 会意形声。攴と、(カウ)(𡥉・孝は変わった形。まねる、ならう)とから成り、強制してならわせる意を表す。 06559.svg
梵 1 0 ①婆羅門(バラモン)教の最高原理ブラフマン。また、それが神格化された万物の創造主「梵天王」のこと。 ②インド古代のサンスクリット語のこと。「梵語」「梵字」 ③仏教に関する事物に冠する語。「梵鐘」 ぼん はん 木 11 7 説明無し 068b5.svg
竈 準1 0 ①かまど。へっつい。物を煮炊きするところ。「竈突」 ②かまどの神。「竈君」 そう そう くど-; へっつい-; へつい-; かまど-; かま- 穴 21 16 説明無し 07ac8.svg
遒 1 0 ①せまる。近づく。 ②つよい。ちからづよい。りっぱである。「遒逸」「遒麗」 しゅう つよい; せまる ⻍ 13 9 説明無し 09052.svg
戡 1 0 か(勝)つ。ころす。敵をみな殺しにする。「戡定」 かん; ちん かつ 戈 13 9 説明無し 06221.svg
耋 1 0 おいる。としより。老人。八〇歳の老人の称。「耄耋(ボウテツ)」 てつ としよ-り 老 12 6 説明無し 0800b.svg
迥 1 0 はるか。とお(遠)い。とおくへだたっている。「迥迥」 ぎょう けい はるか ⻍ 9 5 説明無し 08fe5.svg
任 6 0 ①しごと。役目。役目につく。「任務」「任命」「就任」 ②まかせる。思うままにする。ゆるす。「任意」「一任」「信任」 ③おとこぎ。「任俠(ニンキョウ)」 にん- じん- まか-せる; まか-す; まき-; ま-く; た-える; まけ-; まま- 亻 6 4 形声。人と、音符壬(ジム、ニム)とから成る。たもつ、「になう」「たえる」などの意を表す。転じて、「まかせる」意に用いる。 04efb.svg
壱 4 0 ①ひとつ。数の名。 ②みな。すべて。もっぱら。ひとえに。「壱意」「壱是(イッシ)」 ①②一 ③「壱岐(いき)の国」の略。「壱州」参考金銭の証書などでは、まちがいを防ぐために、「一」のかわりに「壱」を用いる。 いち いつ ひと-つ 士 7 4 もと、と書き、会意形声。壺(こ)(つぼ)と、吉(キツ)→(イツ)(よろしい)とから成る。つぼの中の酒がいっぱいになる意を表す。借りて、専一の意に用いる。旧字はその省略形、常用漢字は旧字の俗字による。 058f1.svg
颶 1 0 つむじかぜ。おおかぜ。はやて。「颶風」 ぐ く はやて; つむじかせ 風 17 8 説明無し 098b6.svg
抜 4 0 ①ぬく。引きぬく。ぬける。「抜刀」「抜本」 ②選びだす。「抜粋」「選抜」 ③ぬきんでる。きわだつ。「抜群」「卓抜」 ばち はつ ばつ ぬ-かす; ぬ-く; ぬ-ける; ぬ-かる 扌 7 4 旧字は、形声。手と、音符犮(ハツ)とから成る。手で引き出す意を表す。常用漢字は省略形による。 0629c.svg
脳 5 0 ①のう。のうみそ。「脳死」「脳髄」 ②あたま。頭のはたらき。「脳天」「脳裏」 ③中心となる人。「首脳」 のう どう なずき ⺼ 11 7 旧字は、会意形声。肉と、𡿺(ダウ)(あたま)とから成る。のうみその意を表す。教育用漢字は省略形による。 08133.svg
把 準2 0 ①とる。つかむ。にぎる。「把握」「把持」 ②とって。にぎり。つか。「把手」 ③たば。また、たばねたものを数える語。 へ は たば-; つか 扌 7 4 形声。手と、音符巴(ハ)とから成る。手でつかむ意を表す。 0628a.svg
苹 1 0 ①うきくさ。ウキクサ科の多年草。萍(ヘイ) ②よもぎ。キク科の多年草。 ③リンゴの実「苹果」に用いられる字。 びょう へい ひょう あし; うきくさ; よもぎ ⺾ 8 5 説明無し 082f9.svg
滞 3 0 ①とどこおる。はかどらない。「滞貨」「滞納」 ②とどまる。「滞空」「滞在」 だい てい たい とどこお-る 氵 13 10 旧字は、形声。水と、音符帶(タイ)→(テイ)とから成る。水がたまったまま流れない意を表す。常用漢字は省略形による。 06ede.svg
影 4 0 ①かげ。光がさえぎられてできる黒いかげ。「影響」「陰影」 ②ひかり。日月などのひかり。「月影」「光影」 ③光に映し出されたすがた。かたち。「影像」「印影」「撮影」 ④まぼろし。 よう えい かげ- 彡 15 12 会意形声。彡と、景(ケイ)→(エイ)(ひかり)とから成り、光、転じて物の「かげ」の意を表す。「景」の後にできた字。 05f71.svg
飲 8 0 ①のむ。のみこむ。のみもの。「飲酒」「飲料」「吸飲」 ②こらえる。感情をかくす。「飲泣」「飲恨」 おん いん の-む; の-ます; みずか-う 飠 12 4 本字は、会意形声。欠(けん)(口を大きくあける)と、酓(イム、オム)(酒をのむ)とから成る。酒を「のむ」意を表す。のち、酓を食に改めて、会意の字とした。 098f2.svg
預 5 0 ①あずける。あずかる。「預金」「預託」 ②あらかじめ。かねて。「預言」予 よ あらかじ-め; あず-ける; あず-かる 頁 13 4 形声。頁と、音符予(ヨ)とから成る。たのしむ意を表す。借りて「あらかじめ」の意に用いる。 09810.svg
魘 1 0 うなされる。おそろしい夢におびえる。「魘夢」 えん; よう おそわれる; おそう; うなされる 鬼 24 14 説明無し 09b58.svg
榎 準1 0 ①えのき。ニレ科の落葉高木。 ②ひさぎ。きささげ。ノウゼンカズラ科の落葉高木。 け か え-; えのき- 木 14 10 形声。木と、音符夏(カ)とから成る。 0698e.svg
阿 準1 0 ①川や山などの曲がったところ。隈(くま)。「山阿」「水阿」 ②おもねる。へつらう。「阿諛(アユ)」「曲学阿世」③よる。よりかかる。④のき。ひさし。「四阿(シア)・(あずまや)」 ⑤親しみをこめて呼ぶときにつける接頭語。「阿母」⑥女子の名の上につける愛称。「阿国(おくに)」「阿千(おセン)」 ⑦梵語(ボンゴ)や外国語の音訳に用いる。「阿弥陀(アミダ)」「阿弗利加(アフリカ)」「阿片(アヘン)」 ⑧「阿波(あわ)の国」の略。参考「阿」の偏が片仮名の「ア」になった。 あ あ くま-; おもね-る 阝 8 5 形声。阜と、音符可(カ)→(ア)とから成る。 0963f.svg
贇 1 0 均整がとれて美しいさま。 いん 貝 19 12 説明無し 08d07.svg
触 4 0 ①ふれる。さわる。あたる。「触角」「接触」「抵触」 ②広く通達する。また、ふれ。布告。 そく しょく ふ-れる; ふれ; さわ-る 角 13 6 旧字は、形声。角と、音符蜀(シヨク)とから成る。つので突く、ひいて、「ふれる」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 089e6.svg
酖 1 0 ①ふける。酒におぼれる。「酖酖(タンタン)」耽(タン) ②羽に毒があるという鳥の名。「酖毒(チンドク)」鴆(チン) ちん; たん ふける 酉 11 4 説明無し 09156.svg
耀 準1 0 かがやく。ひかる。ひかり。「耀光」曜・燿(ヨウ) よう よう かがや-き; ひかり; かがよ-う; あきらか; かがゆ-い; かがや-かしい; かがや-く; かがや-かす 羽 20 14 形声。意符光(ひかり)と、音符翟(テキ)→(エウ)とから成る。 08000.svg
宦 1 0 ①つかえる。役人になる。「宦海」「宦事」 ②つかさ。官職。「遊宦」 ③去勢されて朝廷の奥に仕える者。「宦官」 げん かん つか-える; まなぶ 宀 9 6 説明無し 05ba6.svg
噫 1 0 ①ああ。嘆きの声。驚きの声。「噫乎(ああ)」「噫嗚(イオ)」 ②おくび。げっぷ。「噫気(アイキ)」噯(アイ) え; い い; あい おくび-; ああ- 口 16 13 説明無し 0566b.svg
過 6 0 ①とおりすぎる。よぎる。「過客」「看過」「通過」 ②時がすぎる。時がたつ。「過去」「過日」「過程」 ③度がすぎる。はなはだしい。「過激」「過信」 ④しくじる。あやまち。つみ。「過誤」「過言」「過失」 か か あやま-ち; よ-ぎる; すぎ-; あやまち-; す-ごす; す-ぐる; す-ぐ; す-ぐす; あやま-つ; すご-す; よぎ-る; す-ぎる ⻌ 12 9 形声。辵と、音符咼(クワ)とから成る。ゆきすぎる、ひいて、度を越す意を表す。転じて「あやまち」の意に用いる。 0904e.svg
刺 4 0 ①さす。つきさす。「刺客」「刺激」「刺繡(シシュウ)」 ②そしる。なじる。相手を非難する。「風刺」 ③とげ。はり。「有刺鉄線」 朿(シ) ④なふだ。「名刺」 参考「剌(ラツ)」は別字。 しゃく; し し; せき さ-す; さ-さる; とげ-; そし-る 刂 8 6 会意形声。刀(きずつける)と、朿(シ)(先のとがった兵器)とから成り、つきさす意を表す。 0523a.svg
敬 5 0 うやまう。うやまいつつしむ。「敬愛」「敬意」「尊敬」 きょう けい うやま-う 攵 12 8 旧字は、会意。攴と、(きよく)(つつしむ)とから成り、いましめる意を表す。ひいて「うやまう」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 0656c.svg
前 9 0 ①空間的にまえ。進んでいくほう。正面のほう。「前進」「前面」「眼前」 ②時間的にまえ。過去。「前人」「前例」「従前」 ③順序としてまえ。「前座」「前半」「食前」 ①~③後 ④あらかじめ。さきだって。「前借」「前兆」「事前」 先 ⑤わりあて。相当する分量。「一人前」 ぜん せん すす-む; さき-; まえ- 刂 9 7 会意形声。刀と、歬(セン)(すすむ。は変わった形)とから成る。刀で切りそろえる意を表す。「剪(セン)」の原字。ひいて「すすむ」「まえ」の意に用いる。 0524d.svg
殃 1 0 わざわい。わざわいする。「殃禍」 よう; おう わざわい 歹 9 5 説明無し 06b83.svg
鷁 1 0 サギに似た水鳥の名。「鷁首」「鷁退」参考風波にたえてよく飛ぶので、水難よけのため、その形を船首の飾りに用いる。 ぎゃく げき 鳥 21 10 説明無し 09dc1.svg
爨 1 0 ①かしぐ。飯をたく。「爨婦」「炊爨」 ②かまど。「三世一爨」 竈(ソウ) さん さん かまど-; かし-ぐ 火 29 25 説明無し 07228.svg
框 1 0 ①かまち。床(とこ)の間やゆかの端に渡す横木。 ②わく。戸や窓のわく。 きょう かまち; わく 木 10 6 説明無し 06846.svg
揆 1 0 ①はかる。はかりごと。「揆度」 ②みち。やりかた。 ③つかさ(官)。役人。また、宰相。 き はか-る; はかりごと- 扌 12 9 説明無し 063c6.svg
蕩 準1 0 ①うごく。ただよう。ゆれうごく。「蕩揺」「震蕩」 ②のびやか。ひろびろとしているさま。「駘蕩(タイトウ)」「蕩蕩」 ③ほしいままにする。だらしがない。みだす。「蕩児」「放蕩」宕(トウ) ④あらう。洗い去る。はらいのぞく。すっかりなくす。「蕩尽」「蕩滌(トウデキ)」 ⑤とろける。①③④⑤盪(トウ) どう とう うご-く; とろ-かす; とろ-ける ⺾ 15 12 説明無し 08569.svg
絣 1 0 かすり。また、かすり模様のある織物。 ひょう ほう かすり- 糹 12 6 説明無し 07d63.svg
拭 2 0 ぬぐう。ふく。ふきとる。「拭浄」「払拭」 しき しょく ふ-く; ぬぐ-う 扌 9 6 形声。手と、音符式(シヨク)とから成る。 062ed.svg
埆 1 0 そね。やせち。石の多いやせた土地。「埆(コウカク)」 かく かく きそ-う 土 10 7 説明無し 057c6.svg
洫 1 0 田の間のみぞ(溝)。ほり(壕)。 こく きょく みぞ- 氵 9 6 説明無し 06d2b.svg
営 6 0 ①いとなむ。はかる。仕事をする。「営営」「営業」「営利」 ②つくる。こしらえる。「営繕」「営巣」「造営」 ③軍隊がとどまる所。陣地。とりで。「営倉」「陣営」「兵営」 よう えい いとな-む; いとな-み ⺍ 12 9 旧字は、形声。意符宮(宮殿。呂は省略形)と、音符熒(ケイ)→(エイ)(𤇾は省略形)とから成る。周囲に土を盛り上げた住居の意を表す。転じて「いとなむ」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 055b6.svg
建 7 0 ①たてる。たつ。おこす。つくる。「建国」「建築」 ②意見を申したてる。「建議」「建白」 ③くつがえす。「建水(ケンスイ)」 こん けん たけ-ぶ; た-てる; た-つ 廴 9 6 会意。廷(てい)(廴は省略形。朝廷)と、聿(いつ)(筆の原字。法律)とから成り、法律を定めて国を治める、転じて「たてる」意を表す。 05efa.svg
歳 4 0 ①とし。つきひ。年月。とせ。「歳月」「万歳」 ②よわい。年齢。「満一歳」 ③みのり。収穫。「凶歳」「豊歳」 さい せい よわい-; とし-; とせ- 止 13 9 旧字は、形声。意符步(ほ)(めぐり)と、音符戌(シユツ)→(サイ)とから成る。収穫から収穫までのめぐり、ひいて、一年の意を表す。常用漢字は字形を少し変えたものによる。 06b73.svg
匏 1 0 ひさご。ふくべ。ひょうたん。「匏瓜(ホウカ)」 ほう ひさご 勹 11 9 説明無し 0530f.svg
遖 1 1 あっぱれ。えらい。みごとだ。りっぱな行動や態度をほめるときの語。「遖な行いに喚声があがる」表記「天晴れ」とも書く。参考感動の気持ちを表す「あはれ」の転。「遖」は、南へ行くと天が晴れて明るく輝いている意の「天晴れ」を表した国字。 あっぱ-れ ⻍ 13 9 説明無し 09056.svg
犬 10 0 ①いぬ。イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物。「犬猿」「番犬」 ②つまらないもののたとえ。相手や自分をいやしめていう。「犬馬」 ③まわし者。スパイ。 けん けん いぬ- 犬 4 0 象形。尾を上げてほえるいぬの形にかたどる。 072ac.svg
翻 3 0 ①ひるがえる。ひるがえす。ひっくりかえす。「翻意」「翻弄(ホンロウ)」 ②うつしかえる。うつしとる。「翻案」「翻訳」 ほん はん と-る; ひるがえ-す; ひるがえ-る 羽 18 12 形声。羽と、音符番(ハン)とから成る。鳥が飛ぶ、ひいて「ひるがえる」意を表す。 07ffb.svg
像 6 0 ①すがた。かたち。「映像」「実像」 象 ②かたどる。また、かたどったもの。「仏像」「肖像」 ぞう しょう かた-; かたち-; かたど-る; に-る 亻 14 12 形声。人と、音符象(シヤウ、ザウ)とから成る。人のすがた、ひいて、似すがたの意を表す。 050cf.svg
無 7 0 ①ない。…がない。存在しない。「絶無」「有無」「皆無」 ②打ち消しを表す助字。「無我」「無罪」「無名」 ①②有 む ぶ も な-みする; な-い; なみ-する 灬 12 8 象形。両手を広げてまう人の形にかたどる。もと、舞(ブ)に同じ。借りて「ない」意に用いる。のち、舞()とは字形が分化し、さらに省略されて無の字形となった。 07121.svg
叺 1 1 かます。穀物などを入れるのに用いる、むしろで作った袋。「叺に入れて運ぶ」参考口から入れる意を表す字。 かます- 口 5 2 説明無し 053fa.svg
紮 1 0 ①たばねる。からげる。くくる。しばる。「結紮」 ②とどまる。軍隊がとどまる。「駐紮」 せち さつ から-げる; たばねる 糸 11 5 説明無し 07d2e.svg
骼 1 0 ほね。ほねぐみ。 きゃく かく されぼね; ほね 骨 16 6 説明無し 09abc.svg
悲 8 0 ①かなしい。かなしむ。「悲哀」「悲話」喜 ②あわれみの心。「悲願」「慈悲」 ひ ひ かな-しい; かな-しみ; なげ-く; あわ-れみ; かな-しむ 心 12 8 形声。心と、音符非(ヒ)とから成る。いたみかなしむ意を表す。 060b2.svg
杏 準1 0 あんず。バラ科の落葉高木。からもも。「杏園」「杏林」参考「銀杏(ギンキョウ)・(ギンナン)」は、イチョウの実。 ぎょう こう きょう あん あんず- 木 7 3 形声。木と、音符向(キヤウ)→(カウ)(口は省略形)とから成る。 0674f.svg
幢 1 0 はた。はたぼこ。軍の指揮に用いるはた。 どう とう はた- 巾 15 12 説明無し 05e62.svg
寮 準2 0 ①共同宿舎。寄宿舎。「寮舎」「寮母」「学生寮」 ②しもやしき。別荘。また、数奇屋。あずまや。「茶寮」 ③つかさ。役人。「寮佐」 ④律令(リツリョウ)制で省の下に属した役所。 りょう りょう つかさ- 宀 15 12 形声。宀と、音符尞(レウ)とから成る。役所の意を表す。 05bee.svg
倆 1 0 わざ。うでまえ。「技倆」「伎倆」 ろう りょう たくみ- 亻 10 8 説明無し 05006.svg
剞 1 0 きざむ。ほる。「剞刻(キコク)」 き き きざ-む 刂 10 8 説明無し 0525e.svg
熱 7 0 ①あつい。温度が高い。あつくなる。「熱湯」「焦熱」寒・冷 ②温度を高める力。焼く力。「熱源」「加熱」 ③体のあつさ。ねつ。「熱病」「微熱」 ④心を打ちこむ。夢中になる。「熱狂」「熱烈」 ねつ; ねち ぜつ いき-れる; あつか-う; いき-る; あつ-い; あつ-かわし; ほとおり-; ほとぼ-る; ほとぼ-り; ほて-る; ほとり- 灬 15 11 形声。火と、音符埶(セイ)→(ゼツ)とから成る。温度が高い、「あつい」意を表す。 071b1.svg
忖 1 0 はかる。おしはかる。「忖度」 そん そん はかる 忄 6 3 説明無し 05fd6.svg
莢 1 0 さや。豆類の種子を包む外皮。また、その形をしたもの。「薬莢」 きょう きょう さや- ⺾ 10 7 説明無し 083a2.svg
躮 1 1 せがれ。自分の息子の謙称。 参考自分の「分身」の意を表した字。 せがれ- 身 11 4 説明無し
眷 1 0 ①かえりみる。振り返って見る。「眷想」 ②こいしたう。「眷恋」 ③めぐみ。なさけ。「恩眷」 ④みうち。なかま。「眷族」 けん かえりみる 目 11 6 説明無し 07737.svg
文 10 0 ①あや。もよう。いろどり。「文様」「文質」「文飾」 ②もじ(文字)。ことば。「文句」「金文」「邦文」 ③ことばをつづったもの。「文書」「詩文」「序文」 ④本。記録。書物。「文献」「文庫」 ⑤学問や芸術の分野。「文化」「文明」「人文」武 ⑥もん。単位を表す。(ア)昔の貨幣の単位。一貫の一〇〇〇分の一。(イ)たび・くつなどの大きさの単位。一文は二・四(センチメートル)。 もん ぶん ふみ-; あや- 文 4 0 象形。胸に文身(いれずみ)をほどこした人の形にかたどり、「あや」の意を表す。ひいて、文字・文章の意に用いる。 06587.svg
緲 1 0 かすか。はるか。遠い。「縹緲(ヒョウビョウ)」渺(ビョウ) みょう びょう かすか 糹 15 9 説明無し 07df2.svg
傲 2 0 ①おごる。あなどる。人を見下す。「傲岸」「傲然」「傲慢」 ②あそぶ。あそび楽しむ。 ①②敖(ゴウ) ごう ごう あなど-る; おご-る; おご-り 亻 13 11 形声。人と、音符敖(ガウ)とから成る。 050b2.svg
薗 準1 0 その。にわ。はたけ。 えん その- ⺾ 16 13 説明無し 08597.svg
但 準2 0 ①ただ。いたずらに。限定を示す。 ②ただし。しかし。条件や例外を補足するときに添える語。 ③「但馬(たじま)の国」の略。「但州(タンシュウ)」 だん たん ただ-; ただ-し 亻 7 5 形声。人と、音符旦(タン)とから成る。かたぬぐ意を表す。借りて、助字の「ただ」「ただし」の意に用いる。 04f46.svg
麒 準1 0 きりん。 ①中国の想像上の動物。聖人が世に出る前に現れるという。 ②キリン科の哺乳(ホニュウ)動物。ジラフ。③非常にすぐれた人のたとえ。「麒麟児(キリンジ)」 ぎ; ご き 鹿 19 8 形声。鹿と、音符其(キ)とから成る。 09e92.svg
謖 1 0 たつ。おきあがる。 すく しゅく しょく た-つ 訁 17 10 説明無し 08b16.svg
榜 1 0 ①ふだ。たてふだ。 ②かかげる。かかげしめす。「標榜」 ③むち。むちうつ。 ④ゆだめ。弓の曲がり具合を直す道具。 ⑤かじ。舟をこぎ進める道具。 ⑥こぐ。舟をこぐ。 ひょう; ほう; びょう ほう ぼう かじ-; たてふだ- 木 14 10 説明無し 0699c.svg
蠖 1 0 「尺蠖(セキカク)・(セッカク)(しゃくとりむし)」に用いられ、ちぢめる・しりぞくの意を表す字。「蠖屈」 わく わく かく かくれる; しりぞく 虫 19 13 説明無し 08816.svg
番 9 0 ①かわるがわる事にあたる。「週番」「輪番」 ②順序。順位。「番号」「欠番」 ③見張り。「番人」「門番」 ④常用の。そまつな。「番傘」「番茶」 ⑤取り組み。組み合わせ。「番付」「番組」 ほん はん ばん つが-い; つが-える; つが-う 田 12 7 会意形声。田と、釆(ハン)(ちらす)とから成る。種をまく意を表す。「播(ハ)」の原字。転じて、かわるがわるの意に用いる。 0756a.svg
咐 1 0 ①息をはく。ふく。 ②いいつける意の「吩咐(フンブ)」に用いる字。 ふ ふ いいつ-ける 口 8 5 説明無し 05490.svg
玄 4 0 ①くろ。くろい色。また、赤黒い色。天の色。「玄米」「玄黄」 ②ふかい。奥深い道理。「玄妙」「幽玄」 ③はるか。とおい。「玄孫」 げん けん くろ-い; くろ- 玄 5 0 象形。黒い糸をたばねた形にかたどる。くろい、ひいて、おくぶかい意に用いる。 07384.svg
魏 1 0 ①高く大きいさま。「魏魏」「魏然」巍(ギ) ②中国の王朝。また、国の名。「魏志」「魏書」 がい げ ぎ たか-い 鬼 18 8 説明無し 09b4f.svg
盟 5 0 ちかう。ちかい。神仏や人との約束をかためる。「盟約」「同盟」「連盟」 みょう めい ちか-い; ちか-う 皿 13 8 会意形声。血(ち。皿は変わった形)と、朙(メイ)(=明。あきらかにする)とから成る。神にいけにえの血をささげてあかしをたてる、「ちかう」意を表す。 076df.svg
密 5 0 ①ひそか。ひそかに。「密告」「秘密」「計りごとは密なるを要す」 ②すきまがない。こみいっている。厚い。「密集」「密生」「密林」 ③こまかい。くわしい。「細密」「綿密」「連絡を密にする」 ②③疎 ④「密教」のこと。「顕密」 みち; みつ びつ ひそ-やか; みそ-か; ひそ-か 宀 11 8 形声。山と、音符宓(ビツ)とから成る。山の木々の生えしげった奥深い所、ひいて、こみあう、くわしい意を表す。 05bc6.svg
槎 1 0 ①いかだ。「乗槎」 ②きる。木をななめに切る。「槎牙(サガ)」 じゃ さ いかだ-; き-る 木 14 10 説明無し 069ce.svg
轂 1 0 ①こしき。車輪の輻(や)の集まる中央の部分。「轂撃」 ②くるま。車両。「轂下」「輦轂(レンコク)」 ③あつめる。しめくくる。 ④お(推)す。「推轂」 こく こしき 車 17 10 説明無し 08f42.svg
瀝 1 0 ①したたる。したたり。しずく。「瀝滴」 ②こす。液体をこす。「瀝青」 ③そそぐ。流す。 りゃく れき したた-る 氵 19 16 説明無し 0701d.svg
挑 準2 0 いどむ。しかける。けしかける。「挑戦」「挑発」 じょう; とう; ちょう とう; ちょう かか-げる; いど-む; えら-ぶ; にな-う; は-ねる 扌 9 6 形声。手と、音符兆(テウ)とから成る。「いどむ」意を表す。 06311.svg
屛 1 0 ①へい。かき。かきね。塀 ②ついたて。「屛風(ビョウブ)」 ③しりぞく。しりぞける。「屛居」 ④おおう。かくす。「屛息」蔽(ヘイ) へい; びょう おお-う; しりぞ-く 尸 11 8 説明無し
焚 準1 0 やく。たく。もやす。もえる。「焚書」 ぶん ふん や-く; た-く 火 12 8 会意。火と、林(はやし)とから成る。火で林を焼く意を表す。 0711a.svg
笑 7 0 ①わらう。えむ。わらい。ほほえみ。「笑止」「失笑」 ②相手に受け入れを望むときの謙譲語。「笑納」「笑覧」 しょう しょう え-む; わら-う ⺮ 10 4 形声。竹と、音符夭(エウ)→(セウ)とから成り、「わらう」意を表す。もと、本字の(セウ)(咲)の字形が、のちに誤り伝えられたもの。→咲。 07b11.svg
亶 1 0 ①あつ(厚)い。ゆたか。 ②まこと。まことに。 ③ほしいまま。もっぱら。専・擅(セン) たん; ぜん たん; せん あつい; まこと 亠 13 11 説明無し 04eb6.svg
圧 6 0 ①おさえる。おす。おさえつける。「圧迫」「圧力」「鎮圧」 ②おさえつける力。「気圧」「血圧」「電圧」 よう おう あつ お-さえる 土 5 2 旧字は、形声。土と、音符厭(エム、アフ)とから成る。「おさえる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 05727.svg
榔 1 0 ヤシ科の常緑高木「檳榔(ビンロウ)」に用いられる字。 ろう 木 14 10 説明無し 06994.svg
萁 1 0 ①まめがら。豆の実をとったあとの枝や茎。 ②おぎ(荻)に似た草の一種。(えびら)を編む材料にした。 ぎ; き き まめがら- ⺾ 11 8 説明無し
竓 1 1 ミリリットル。容量の単位。一〇〇〇分の一(リットル)。参考「毛」は一〇〇〇分の一、「立」はリットルの意。 ミリリットル 立 9 4 説明無し 07ad3.svg
荳 1 0 まめ。マメ科の植物の総称。五穀の一つ。 とう; ず まめ ⺾ 10 7 説明無し 08373.svg
甍 1 0 いらか。むながわら。棟をおおうかわら。「甍宇」「甍棟」 みょう もう ぼう いらか 瓦 15 10 説明無し 0750d.svg
頼 4 0 たよる。たのむ。たのみにする。「依頼」「信頼」 らい らい たの-もしい; たよ-る; たの-む; たよ-り 頁 16 7 旧字は、形声。貝と、音符剌(ラツ)→(ライ)(は変わった形)とから成る。金銭をもうける意を表す。転じて「たのむ」「たよる」意に用いる。常用漢字は俗字による。 0983c.svg
譖 1 0 シン ①そしる。そしり。中傷する。「譖訴」 ②うったえる。 セン いつわる。いつわり。真心がない。 しん しん そし-る 訁 19 12 説明無し 08b56.svg
盃 準1 0 さかずき。酒をつぐ器。「金盃」「献盃」「祝盃」 はい さかずき- 皿 9 4 説明無し 076c3.svg
合 9 0 ①あう。あわせる。あわさる。「合体」「合掌」 ②あつめる。あつまる。「集合」「烏合(ウゴウ)」 ③あてはまる。一致する。「合致」「適合」 ①~③析・離 ④分量を表す単位。ごう。(ア)容積では一升の一〇分の一。約〇・一八(リットル)。(イ)土地の面積では一坪の一〇分の一。約〇・三三平方(メートル)。(ウ)山頂までの道のりの一〇分の一。 こう; ごう こう ごう; かっ; がっ あ-わさる; あ-わせる; あつ-める; あ-わす; あ-い; あつ-まる; あわい-; あ-う; あわ-せ 口 6 3 会意。口(器の口)と、亼(しゆう)(集の原字。あつまる)とから成る。多くの人が集まる意を表す。 05408.svg
輯 準1 0 ①あつめる。あつまる。「編輯」 ②やわらぐ。やわらげる。「輯柔」 ①②緝(シュウ) しゅう あつ-める; やわ-らぐ 車 16 9 形声。車と、音符咠(シフ)とから成る。くるまの意を表す。 08f2f.svg
奨 準2 0 すすめる。はげます。力づける。たすける。「奨励」「推奨」「報奨」 そう しょう すす-める; たす-ける 大 13 10 旧字は、形声。意符犬(大は省略形)と、音符將(シヤウ)とから成る。犬をけしかける、転じて、はげます意を表す。常用漢字は省略形による。 05968.svg
歴 6 0 ①へる。年月を経る。また、過ぎた事柄。「歴史」「履歴」 ②わたる。めぐる。つぎつぎに。「歴訪」「巡歴」 ③はっきりしている。「歴然」「歴歴」 りゃく れき れっき へ-る 止 14 10 旧字は、形声。止と、音符厤(レキ)とから成る。つぎつぎにめぐり歩く意を表す。教育用漢字は省略形による。 06b74.svg
挟 準2 0 はさむ。はさまる。さしはさむ。「挟撃」 しょう ぎょう きょう はざ; はさ-かう; はさ-まる; さしはさ-む; はさ-む; わきばさ-む 扌 9 6 旧字は、会意形声。手と、夾(ケフ)(わきばさむ)とから成り、手ではさむ意を表す。常用漢字は俗字による。 0631f.svg
蛮 3 0 ①えびす。中国南方の未開種族。また、文明の開けていない土地に住む民族。「蛮族」「南蛮」 ②あらあらしい。乱暴な。「蛮行」「蛮勇」 めん ばん えびす- 虫 12 6 旧字は、形声。虫と、音符䜌(ラン)→(バン)とから成る。中国南方に住む種族の意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 086ee.svg
刊 6 0 ①書物を出版する。「刊行」「刊本」「発刊」 ②けずる。きる。ほる。「刊誤」「刊定」参考「刋(セン)」は別字。 かん かん けず-る; きざ-む 刂 5 3 形声。刀と、音符干(カン)とから成る。けずってそろえる、転じて、きる、「きざむ」意を表す。版木にきざむ意から、出版の意となる。 0520a.svg
虒 1 0 トラに似た、角のある想像上の獣の名「委虒(イシ)」に用いられる字。 だい; じ; てい; し; ち けもの 虍 10 4 説明無し
併 準2 0 ①ならぶ。ならべる。ならんで。「併記」「併発」 ②あわせる。あわせて。「併合」「併用」 幷(ヘイ)・①②並 ③しかし。しかしながら。 ひょう; びょう へい あわ-せる; しか-し; なら-ぶ 亻 8 6 旧字は、会意形声。人と、幷(ヘイ)(あわせる、ならぶ)とから成り、「ならぶ」意を表す。「幷」の後にできた字。常用漢字は俗字による。 04f75.svg
贐 1 0 はなむけ。おくりもの。「贐送」 じん しん はなむけ- 貝 21 14 説明無し 08d10.svg
噬 1 0 ①かむ。かみつく。「反噬」 ②く(食)う。くらう。 ぜい かむ 口 16 13 説明無し 0566c.svg
剄 1 0 くびきる。くびをはねる。 きょう けい くびき-る 刂 9 7 説明無し 05244.svg
著 5 0 ①あらわす。書きあらわす。「著作」「著述」 ②あらわれる。いちじるしい。目立つ。あきらか。「著名」「顕著」参考「着」の本字で、「きる」「つく」として使われることがある。 じゃく; ちょ ちゃく; ちょ あらわ-れる; つ-く; いちじる-しい; つ-ける; しる-し; あらわ-す; き-る ⺾ 11 8 旧字は、形声。艸と、音符者(シヤ)→(チヤク、チヨ)とから成る。「つく」意を表す。もと、箸(チヤク)(はし)の俗字。借りて「あらわす」「いちじるしい」などの意に用いる。教育用漢字は省略形による。 08457.svg
蜍 1 0 「蟾蜍(センジョ)(ひきがえる)」に用いられる字。 じょ; よ しょ; よ 虫 13 7 説明無し 0870d.svg
律 5 0 ①のり。おきて。さだめ。いましめ。「律令」「規律」「戒律」 ②のっとる。法則にしたがう。「律義」「自律」 ③学問上などの法則。「二律背反」「因果律」 ④音楽の調子。また、日本や中国の音楽で陽(奇数番目)の音階。「律動」「音律」「旋律」呂(リョ) ⑤漢詩の一体。八句からなるもの。「律詩」 りち りつ 彳 9 6 形声。彳と、音符聿(イツ、ヒツ)→(リツ)とから成る。均一にならす、ひいて、おきての意を表す。 05f8b.svg
拉 2 0 ①くじく。ひしぐ。「拉殺(ロウサツ)・(ラサツ)」 ②ひく。引いて連れて行く。「拉致」 ろう ろう らつ; ら ひしゃ-ぐ; くだく; ひしゃ-げる; ひし-ぐ 扌 8 5 形声。手と、音符立(リフ)→(ラフ)とから成る。 062c9.svg
麦 9 0 むぎ。イネ科のオオムギ・コムギなどの総称。「麦芽」「麦秋」 みゃく ばく むぎ- 麦 7 0 旧字は、会意。來(らい)(むぎ)と、夊(すい)(足でふむ。夂は省略形)とから成り、「むぎ」の意を表す。「來」の後にできた字。教育用漢字は省略形の俗字による。 09ea6.svg
懆 1 0 うれえる。心配で落ちつかない。 そう そう むさぼる; うれえる 忄 16 13 説明無し 061c6.svg
威 4 0 ①おどす。おびやかす。「威圧」「威嚇」 ②いかめしい。おごそかな。「威厳」「威風」 ③いきおい。人を恐れさせる力。「威勢」「権威」 い い おど-し; おど-す; おど-かす 女 9 6 会意形声。女と、戌(シユツ)→(ヰ)(こわがらせる)とから成り、おそれさせる、おびやかす意を表す。 05a01.svg
儺 1 0 おにやらい。鬼(疫病神)を追いはらう儀式。「追儺(ツイナ)」 な だ おにやらい- 亻 21 19 説明無し 0513a.svg
績 6 0 ①つむぐ。糸をつむぐ。「紡績」 ②てがら。いさお。仕事の成果。「業績」「功績」 しゃく せき う-む 糹 17 11 形声。糸と、音符責(サク)→(セキ)とから成る。糸を「つむぐ」意を表す。 07e3e.svg
農 8 0 ①たがやす。作物をつくる。「農業」「農耕」 ②たがやす人。「農民」「農夫」 のう; の どう 辰 13 6 会意。辰と、田(曲は変わった形。た)とから成り、貝がらで田の草を切る、ひいて、田をたがやす意を表す。 08fb2.svg
臭 準2 0 ①におい。におう。「臭覚」「悪臭」 ②くさい。いやなにおい。「臭気」「臭味」 ③悪いうわさ。よくない評判。「臭聞」 く; しゅ きゅう; しゅう にお-い; にお-う; か-ぐ; くさ-い 自 9 3 旧字は、会意。自(はな)と、犬(いぬ)とから成り、犬が鼻でにおいをかぐ意を表す。常用漢字は省略形による。 081ed.svg
昔 8 0 むかし。いにしえ。遠い過去。「昔日」「昔歳」「今昔」 今 しゃく せき むかし- 日 8 4 象形。(肉を並べた形。・は変わった形)を日に当てた形にかたどる。日に当ててかわかした肉の意を表す。「腊(セキ)」の原字。借りて「むかし」の意に用いる。 06614.svg
庁 5 0 役所。公の事務をとりあつかう場所。つかさ。「庁舎」 ちょう てい やくしょ 广 5 2 旧字は、会意形声。广と、聽(テイ)(きく)とから成り、役所の意を表す。庁は、形声で、广と、音符丁(テイ、チヤウ)とから成り、もと、碑に用いる石材の意を表したが、俗に廳の略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 05e81.svg
欖 1 0 カンラン科の常緑高木「橄欖(カンラン)」に用いられる字。 らん らん 木 25 21 説明無し 06b16.svg
椴 準1 0 とど。とどまつ。マツ科の常緑高木。 だん たん くい; むくげ-; とどまつ 木 13 9 説明無し 06934.svg
鳳 準1 0 ①おおとり。古代中国で、徳のすぐれた天子の世に現れると伝えられる想像上の霊鳥。「鳳凰(ホウオウ)」「瑞鳳(ズイホウ)」 ②天子・宮中に関することにつける語。「鳳駕(ホウガ)」参考「おおとり」は雄を「鳳」、雌を「凰(オウ)」という。 ぶ; ぶう; ふう ほう おおとり- 鳥 14 3 形声。鳥と、音符凡(ハン)→(フウ)(は変わった形)とから成る。 09cf3.svg
獮 1 0 ①か(狩)り。かる。秋に猟をする。 ②ころす。鳥や獣を殺す。 せん かり 犭 17 14 説明無し
瀏 1 0 ①きよい。あきらか。「瀏亮」 ②風がすずしい。また、風が速く吹くさま。「瀏風」「瀏瀏」 ③ながれる。ながす。「瀏覧」流 る りゅう きよ-い 氵 18 15 説明無し 0700f.svg
蜿 1 0 動物がうねうねと進むさま。「蜿蜒」 わん; おん えん; わん 虫 14 8 説明無し 0873f.svg
浜 4 0 ①はま。水ぎわ。波うちぎわ。「浜涯」 ②「横浜」の略。「京浜」 ひん; ひょう ひん; ほう はま- 氵 10 7 (A)形声。水と、音符兵(ヘイ)→(ハウ)とから成る。舟を引き入れる水路の意を表す。常用漢字は、俗に浜を濱の意に用いたことによる。 (B)形声。水と、音符賓(ヒン)とから成る。波うちぎわの意を表す。 06d5c.svg
鯀 1 0 ①大きい魚。鯤(コン) ②中国、夏(カ)王朝の禹王(ウオウ)の父の名。 こん こん 魚 18 7 説明無し 09bc0.svg
蝎 1 0 ①さそり。サソリ目の節足動物の総称。「蛇蝎(ダカツ)」蠍(カツ) ②てらむし。カミキリムシの幼虫。きくいむし。すくもむし。参考「蝎虎(カッコ)」はやもり(守宮)。 がち かつ すくもむし; さそり 虫 15 9 説明無し 0874e.svg
歎 準1 0 ①なげく。かなしむ。「悲歎」 ②ほめる。たたえる。感心する。「歎賞」「賛歎」 たん なげ-く 欠 15 11 形声。欠と、音符𪅀(ダン)→(タン)(=𪄿。は省略形)とから成る。嘆(タン)と通用して「なげく」意に用いる。 06b4e.svg
庠 1 0 まなびや。古代中国の学校。「庠序」 ぞう しょう まなびや 广 9 6 説明無し 05ea0.svg
踏 4 0 ふむ。ふまえる。あるく。ふみ行う。「踏査」「踏襲」「未踏」 とう とう ふ-む; ふ-まえる ⻊ 15 8 形声。足と、音符沓(タフ)とから成る。足を地にふみつける意を表す。 08e0f.svg
連 7 0 ①つらなる。つらねる。また、つらなり。つながり。「連合」「連続」「関連」 ②ひき続いて。しきりに。「連呼」「連日」 ③つれる。ひきつれる。また、つれ。なかま。「連行」「連中」 ④れん。印刷用紙を数える語。 れん れん つる-み; つら-なる; つる-む; つ-れ; むらじ-; つら-ねる; つ-れる; づ-れ; つがり- ⻌ 10 7 会意。辵と、車(くるま)とから成る。「つらなる」意を表す。 09023.svg
嵐 2 0 ①あらし。激しく吹く風。「山嵐」「春嵐」 ②山にたちこめる気。もや。「嵐気」「青嵐」 らん らん あらし- 山 12 9 会意。山と、風(かぜ)とから成り、山にたちこめる風の意を表す。 05d50.svg
剏 1 0 ①はじめる。はじめ。「造」 ②きずつく。そこなう。 ①②創 そう; しょう はじ-める 刀 8 6 説明無し 0524f.svg
店 9 0 ①みせ。品物を並べて売るところ。「店舗」「商店」 ②たな。貸家。「店子(たなこ)」「店賃(たなチン)」 てん てん たな-; みせ- 广 8 5 形声。广と、音符占(セム)→(テム)とから成る。品物を並べておく家、「みせ」の意を表す。 05e97.svg
祖 6 0 ①せんぞ。血筋・家系のもと。「祖先」「高祖」 ②じじ。父の父。また、父または母の親。「祖父」「祖母」 ③もと。はじめ。物事を始めた人。「祖師」「教祖」 ④大もとを受けつぐ。「祖述」 ⑤道中の安全を守る神。「道祖神」 そ そ おや-; はじ-め; じじ- 礻 9 5 会意形声。示と、且(シヨ)→(ソ)(先祖を祭る道具)とから成り、先祖の意を表す。「且」の後にできた字。 07956.svg
薏 1 0 ①ハス(蓮)の実の中身。 ②イネ科の一年草「薏苡(ヨクイ)・(ヨクシ)(はとむぎ・じゅずだま)」に用いられる字。 おく; よく; い ⺾ 16 13 説明無し
刈 4 0 かる。かりとる。草をかる。「刈穫」「芟刈(サンガイ)」乂(ガイ)・艾(ガイ)参考はさみ(乂)と刀()とからできている字。 かい げ がい か-る 刂 4 2 会意形声。刀と、乂(ガイ)(草をかる)とから成る。 05208.svg
塁 準2 0 ①とりで。土をかさねて築いた小城。「塁壁」「孤塁」 ②るい。野球のベース。「塁審」「本塁」 ③かさねる。かさなる。「塁塁」累 るい るい とりで- 土 12 9 旧字は、形声。土と、音符畾(ライ、ルイ)とから成る。土を盛り重ねたとりでの意を表す。常用漢字は省略形による。 05841.svg
諧 2 0 ①やわらぐ。やわらげる。「諧和」 ②かなう。ととのう。調和する。「諧調」 ③おどける。また、たわむれ。「諧謔(カイギャク)」「諧語」 げ かい やわ-らぐ; かな-う 訁 16 9 形声。言と、音符皆(カイ)とから成る。 08ae7.svg
箸 2 0 ①はし。食事用のはし。 ②いちじるしい。あきらか。著 じゃく; ちゃく; じょ ちゃく; ちょ あらわ-す; き-る; つ-く; はし- ⺮ 15 9 形声。竹と、音符者(シヤ)→(チヨ)とから成る。竹製の「はし」の意を表す。 07bb8.svg
蛸 準1 0 ①たこ。頭足類の軟体動物。「蛸壺」 鮹(ショウ) ②あしたかぐも。 しょう そう; しょう たこ- 虫 13 7 説明無し 086f8.svg
雑 6 0 ①まじる。まざる。入り乱れる。「雑然」「複雑」 純 ②まとまりのない。とりとめのない。「雑学」「雑言」 ③あらい。大まかである。「雑駁(ザッパク)」「粗雑」 ぞう そう ぞう; ざつ ま-じる; ま-ぜる; ま-ざる; まじ-える; まじ-わる 隹 14 6 本字は、形声。意符衣(ころも)と、音符集(シフ)→(サフ)とから成る。いろいろのいろどりの糸を集めて、衣を作る意を表す。ひいて「まじる」意に用いる。旧字は、それが変化した形。教育用漢字はさらにその省略形による。 096d1.svg
報 6 0 ①むくいる。こたえる。お返しをする。むくい。「報酬」「応報」 ②しらせる。しらせ。「報告」「報道」 ほ; ほう ほう むく-いる; しら-せる 土 12 9 会意形声。幸(刑具)と、𠬝(フク)→(ホウ)(王命のしるしを手に持つ)とから成り、罪人に罰を加える意を表し、ひいて「むくいる」意に用いる。 05831.svg
椹 1 0 ①さわら。ヒノキ科の常緑高木。 ②あてぎ。木をきるときに下にあてる台。「椹質」 ③くわ(桑)のみ(実)。 ちん; じん あてぎ-; さわら- 木 13 9 説明無し 06939.svg
鶻 1 0 ①はやぶさ。くまたか。タカの一種。「鶻影」 ②「回鶻(ウイグル族)」に用いられる字。 かつ こち; ごち こつ はやぶさ- 鳥 21 10 説明無し 09dbb.svg
鱇 1 1 海魚「鮟鱇(アンコウ)」に用いられる字。 こう 魚 22 11 説明無し 09c47.svg
茯 1 0 薬用のキノコの一種「茯苓(ブクリョウ)(まつほど)」に用いられる字。 ふく; ぶく ⺾ 9 6 説明無し 0832f.svg
効 6 0 ①きく。ききめがある。「効果」「有効」 ②いさお。てがら。 ①②功 ③いたす。力をつくす。つとめる。「効忠」「効命」 ④ならう。まねる。「効顰(コウヒン)」 ぎょう こう いた-す; なら-う; き-く 力 8 6 旧字は、形声。意符攴(ほく(=攵。強制の意)と、音符交カウ)とから成る。手本をまねる、「ならう」、転じて「きく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 052b9.svg
瓊 1 0 たま。に。美しい玉。また、玉のように美しいもの。「瓊筵(ケイエン)」「瓊瑶(ケイヨウ)」 ぎょう けい に; たま 𤣩 18 14 説明無し 074ca.svg
廁 1 0 ①かわや。便所。「溷廁(コンシ)」 ②まじる。まじえる。「雑廁」 しょく しき; し そく; し かわや 广 12 9 説明無し 05ec1.svg
論 5 0 ①あげつらう。とく。物事の道理を説く。是非や善悪を述べる。「論争」「討論」 ②すじみちを立てた話や文章。考え。見解。「論文」「理論」 ろん ろん あげつら-う; あげつら-い 訁 15 8 形声。言と、音符侖(リン、ロン)とから成る。筋道をたてて述べる意を表す。 08ad6.svg
塹 1 0 ①ほり。あな。城のまわりのほり。「塹壕(ザンゴウ)」 ②ほる。あなをほる。 せん せん ざん ほり 土 14 11 説明無し 05879.svg
刋 1 0 きる。けずる。 参考一説に「刊」の誤字。 せん けず-る; き-る 刂 5 3 説明無し 0520b.svg
亡 5 0 ①ほろびる。ほろぼす。「亡国」「興亡」存 ②うしなう。「亡失」「損亡」 ③ない。なくなる。死ぬ。「亡霊」「死亡」 ④にげる。「亡命」「逃亡」 もう; む ぶ; ぼう ほろ-ぶ; ほろ-びる; な-き; な-い; ほろ-ぼす 亠 3 1 本字は、会意。𠃊(いん)(ものかげ)と入とから成り、ものかげにはいりこむ、ひいて、なくなる意を表す。のち、の字形に変わった。 04ea1.svg
菽 1 0 まめ。豆類の総称。「菽水」「菽粟(シュクゾク)」 しゅく しゅく まめ- ⺾ 11 8 説明無し 083fd.svg
叫 4 0 さけぶ。大声をあげる。「叫喚」 きょう きょう さけ-ぶ 口 6 3 形声。口と、音符丩(キウ)→(ケウ)とから成る。大声でさけぶ意を表す。 053eb.svg
砥 準1 0 ①と。といし。「砥石」 ②とぐ。みがく。はげむ。「砥礪(シレイ)」「砥磨」 ③たいら。たいらにする。「砥平」 し; たい し; てい たいら-にする; といし-; と-; みが-く; と-ぐ 石 10 5 形声。石と、音符氐(テイ)→(シ)とから成る。 07825.svg
径 7 0 ①みち。こみち。ちかみち。「径路」「山径」 ②さしわたし。「口径」「直径」 ③まっすぐ。ただちに。「径行」 きょう けい さしわたし-; こみち-; みち- 彳 8 5 旧字は、形声。彳と、音符巠(ケイ)とから成る。人の歩く小道の意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 05f84.svg
絨 1 0 ①厚地のやわらかい毛織物。「絨緞(ジュウタン)」 ②刺繡(シシュウ)用の糸。 にゅう じゅう ねりいと-; けおり- 糹 12 6 説明無し 07d68.svg
賊 3 0 ①そこなう。傷つける。「賊害」 ②ぬすむ。ぬすびと。どろぼう。「山賊」「盗賊」 ③ぞく。国家や君主にそむくもの。わるもの。むほん人。「賊臣」「国賊」 ぞく そく にしもの-; そこ-なう; あだ-; ぬす-む 貝 13 6 形声。戈と、音符則(ソク)(は誤り変わった形)とから成る。「そこなう」、ひいて、わるい意を表す。 08cca.svg
浅 7 0 ①あさい。水が少ない。「浅海」「深浅」 ②あさはか。とぼしい。少ない。「浅学」「浅才」 ③色がうすい。あわい。「浅紅」 ①~③深 せん せん あさ-い 氵 9 6 旧字は、形声。水と、音符戔(セン)とから成る。「あさい」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 06d45.svg
煌 1 0 かがやく。きらめく。あきらか。「煌煌」晃(コウ) おう こう きら-らか; きら-やか; きら-めく 火 13 9 会意形声。火+皇(クワウ)(かがやく)。 0714c.svg
躍 4 0 ヤク おどる。おどりあがる。とびはねる。「躍動」「活躍」「跳躍」 テキ すばやい。はやく走る。「躍躍」 やく; ちゃく やく; てき おど-らせる; おど-り; おど-らす; おど-る ⻊ 21 14 形声。足と、音符翟(テキ)→(ヤク)とから成る。高くはねあがる意を表す。 08e8d.svg
裙 1 0 ①も。もすそ。着物のすそ。 ②はだぎ。したぎ。 ぐん くん もすそ- ⻂ 12 7 説明無し 088d9.svg
氛 1 0 ①き(気)。空中にただようもの。けはい。 ②わざわい。 ぶん ふん き-; わざわ-い 气 8 4 説明無し 06c1b.svg
廟 準1 0 ①みたまや。おたまや。祖先の霊をまつる場所。「廟宇」②王宮の正殿。政治を行うところ。表御殿。「廟議」 ③やしろ。ほこら。「神廟」 びょう みょう たまや-; みたまや-; やしろ- 广 15 12 形声。广と、音符(テウ)→(ベウ)とから成る。祖先をまつる「たまや」の意を表す。 05edf.svg
零 3 0 ①おちる。ふる。こぼれる。「零雨」「零砕」 ②おちぶれる。「零落」 ③小さい。少ない。わずか。はした。あまり。「零細」「零余」 ④れい。ゼロ。「零下」 りょう; れん れい; れん ゼロ-; こぼ-る; あ-ゆ; あ-える; あ-えす; こぼ-れる; しずく-; お-ちる; こぼ-す; あ-やす ⻗ 13 5 形声。雨と、音符令(レイ)とから成る。雨だれの意を表す。 096f6.svg
楡 1 0 にれ。ニレ科の落葉高木。「楡柳」 ゆ にれ- 木 13 9 説明無し 06961.svg
皁 1 0 ①くろ(黒)。くろい。「皁衣」 ②どんぐり。くぬぎの実。 ③しもべ。けらい。「皁隷」 ④うまや。また、かいばおけ。 ぞう そう くろ-い; しもべ- 白 7 2 説明無し
慎 4 0 つつしむ。注意深くする。「慎思」「慎重」 じん しん つつし-む; つつし-み 忄 13 10 形声。心と、音符眞(シン)とから成る。「つつしむ」意を表す。 0614e.svg
寵 準1 0 ①めぐむ。いつくしむ。かわいがる。「寵愛」「寵児」 ②めぐみ。いつくしみ。「恩寵」 ちゅう ちょう めぐ-む; めぐ-み 宀 19 16 形声。宀と、音符龍(リヨウ)→(チヨウ)とから成る。たっとい、「めぐみ」の意を表す。 05bf5.svg
計 9 0 ①かぞえる。数や量などをはかる。「計算」「統計」 ②くわだてる。くわだて。はかりごと。「計画」「設計」 ③数や量をはかる器具。はかり。「時計」参考「計」の草書体が平仮名の「け」になった。 かい け けい はかりごと; はか-る; はか-らう; かぞ-える 訁 9 2 会意。言と、十(まとまった数)とから成り、物の数を口で「かぞえる」、ひいて「はかる」意を表す。 08a08.svg
魯 準1 0 ①おろか。にぶい。「魯鈍」 ②中国の国名。孔子の生まれた国。 る ろ おろ-か 魚 15 4 形声。意符口または白(ことば、いう。曰は変わった形)と、音符魚(ギヨ)→(ロ)とから成る。ものの言い方がにぶい意を表す。ひいて「おろか」の意、また、国名に用いる。 09b6f.svg
蛇 準2 0 ①へび。くちなわ。ヘビ目に属する爬虫(ハチュウ)類の総称。「蛇足」「大蛇」 ②形がへびに似ているもの。「蛇口」「蛇行」 じゃ; た; い しゃ; た; い だ へび-; くちなわ- 虫 11 5 会意形声。虫と、它(シヤ)+(ジヤ)(へび)とから成る。「它」の後にできた字。 086c7.svg
笙 1 0 しょう。しょうのふえ。雅楽の管楽器の一種。吹き口のついたつぼの上に、長さの異なる竹の管を環状に立てたもの。「笙鼓」 しょう そう せい ふえ- ⺮ 11 5 形声。竹と、音符生(セイ、シヤウ)とから成る。 07b19.svg
嫩 1 0 わかい。わかくてやわらかい。「嫩芽」「嫩葉」 のん どん わかい 女 14 11 説明無し 05ae9.svg
咫 1 0 ①た。あた。日本の上代の長さの単位。開いた手の親指の先から中指の先までの長さ。「八咫鏡(やたのかがみ)」 ②ちかい。短い。わずか。「咫尺(シセキ)」 ③中国、周代の長さの単位。約一八(センチメートル)。 し し あた-; た- 口 9 6 説明無し 054ab.svg
蓁 1 0 ①草木が盛んにしげるさま。「蓁蓁」 ②しげみ。草むら。 ③おおい。多く集まるさま。 しん くさむら; おおい; しげみ ⺾ 13 10 説明無し 084c1.svg
唯 準2 0 ①ただ。それだけ。「唯一」 ②はい。応答の語。「唯唯諾諾(イイダクダク)」 ゆい い ただ-; これ 口 11 8 形声。口と、音符隹(スイ)→(ヰ)とから成る。目上の者に返答する意を表す。借りて、助字に用いる。 0552f.svg
鹼 準1 0 ①あく(灰汁)。灰を水にとかしたうわずみ。「鹼化」 ②しおけ。地質に含まれている塩分。 けん; せん せん; かん けん あく- 鹵 24 13 説明無し
予 8 0 (A)[豫]①あらかじめ。かねて。前もって。「予感」「予告」預 ②たのしむ。「遊予」 ③ためらう。「猶予」 ④「伊予(いよ)の国」の略。「予州」 (B)[予]①われ。自称。「予輩」余 ②あたえる。あずかる。「賜予」与 ③ゆるす。許参考本来別の意味の二つの字を「予」にまとめた。 よ しょ; じょ; よ しょ; よ; ちょ かね-て; あらかじ-め; ゆる-す; われ; われ-; あた-える 亅 4 3 (A)形声。意符象(ぞう)と、音符予(ヨ)とから成る。原義は、大きな象。借りて、まえもって準備する意に用いる。 (B)象形。機(はた)の横糸を通す杼(ひ)の形にかたどる。「杼(チヨ)」の原字。杼を横に押しやることから、ひいて「あたえる」意を表す。借りて、自称の代名詞に用いる。 04e88.svg
咄 1 0 ①しかる。したうちする。「咄嗟(トッサ)」 ②おやおや。驚き発する声。「咄咄」 ③はなし。昔話。落語。「咄家(はなしカ)」 とち とつ はなし-; しか-る 口 8 5 説明無し 05484.svg
叙 準2 0 ①のべる。順をおってのべる。「叙述」「自叙」 序②順序をつける。官位をさずける。「叙勲」「昇叙」 じょ しょ ついでる; の-べる; ついで 又 9 7 旧字は、形声。意符攴(ほく)(強制の意)と、音符余(ヨ)→(ジヨ)とから成る。順序づける意を表す。常用漢字は俗字による。 053d9.svg
慨 3 0 なげく。いきどおる。なげき。「慨世」「慨然」「慨嘆」愾(ガイ) かい かい がい なげ-く 忄 13 10 旧字は、形声。心と、(キ)→(カイ)とから成る。「なげく」、ため息をつく意を表す。常用漢字は省略形による。 06168.svg
怏 1 0 うらむ。満足しない。「怏怏」 よう うらむ 忄 8 5 説明無し 0600f.svg
鰔 1 0 ①ぎぎ。コイ科の淡水魚。 ②かれい。カレイ科の海水魚。 かん; こん; げん たら; かれい 魚 20 9 説明無し 09c14.svg
昶 1 0 ①のびる。のびやか。暢(チョウ) ②あきらか。 ③日がながい。久しい。参考日が永いことを表す字。 ちょう ちょう なが-い; とお-る; のび-る 日 9 5 説明無し 06636.svg
判 6 0 ①わける。区別する。見分ける。「判定」「批判」 ②わかる。はっきりさせる。あきらかになる。「判然」「判明」 ③さばく。さばき。「判事」「裁判」 ④はん。はんこ(判子)。いん。しるし。「印判」「血判」 ⑤昔の金貨の呼び名。「大判」「小判」 ⑥紙などの大きさの規格。「菊判」 はん はん ばん わかれる; わか-る; わかつ 刂 7 5 会意形声。刀と、(ハン)(二つに分ける)とから成り、二つに切り分ける、ひいて、けじめをつける、さばく意を表す。 05224.svg
燉 1 0 あきらか。火のさかんなさま。 とん あきらか 火 16 12 説明無し 071c9.svg
晦 準1 0 ①みそか。つごもり。陰暦で月の最終日。「晦日(カイジツ)・(つごもり)・(みそか)」「晦朔(カイサク)」朔(サク) ②くらい。「晦冥(カイメイ)」明 ③くらます。「晦渋」「晦(トウカイ)」 け かい くら-い; くら-ます; くら-む; つごもり- 日 11 7 形声。日と、音符每(バイ)→(クワイ)とから成る。 06666.svg
釧 準1 0 うでわ。腕にはめる飾りの輪。くしろ。 せん せん くしろ-; うでわ- 釒 11 3 形声。金と、音符川(セン)とから成る。 091e7.svg
鹼 準1 0 ①あく(灰汁)。灰を水にとかしたうわずみ。「鹼化」 ②しおけ。地質に含まれている塩分。 けん; せん せん; かん けん あく- 鹵 24 13 説明無し
期 8 0 ①とき。おり。定められた時。「期間」「任期」 ②ちぎる。きめる。約束する。「期約」 ③ねがう。あてにする。「期待」「所期」 ④ひとめぐり。「期月」「期年」 ご; こ き ちぎ-る 月 12 8 形声。と、音符其(キ)とから成る。月がひとめぐりする。一か月、ひいて、一定の時間、時を示し合う、「ちぎる」意を表す。 0671f.svg
頭 9 0 ①あたま。こうべ。つむり。「頭脳」「頭巾(ズキン)」「頭角」 ②いただき。物の上の端。「頭注」「頭書」 ③物事のはじめ。最初。「先頭」「年頭」「冒頭」尾 ④上に立つ人。かみ。かしら。おさ。「頭首」「頭領」「巨頭」 ⑤あたり。ほとり。「街頭」「店頭」 ⑥動物を数える語。「頭数」 ⑦かみ。律令(リツリョウ)制で四等官の長官。 ず とう と じゅう かぶり-; かみ-; あたま-; かしら-; こうべ-; ほとり- 頁 16 7 形声。頁と、音符豆(トウ)とから成る。「こうべ」の意を表す。 0982d.svg
酬 準2 0 むくいる。こたえる。返礼する。「応酬」「献酬」「報酬」 じゅ しゅう むく-いる; むく-い 酉 13 6 形声。酉と、音符州(シウ)とから成る。客に酒をすすめる意を表す。 0916c.svg
鰍 準1 0 ①いなだ。ブリの幼魚。 ②かじか。カジカ科の淡水魚。 ③どじょう。 鰌(シュウ) しゅ しゅう いなだ-; かじか-; どじょう- 魚 20 9 説明無し 09c0d.svg
勤 5 0 ①つとめる。精を出す。いそしむ。「勤勉」「勤労」惰 ②つとめ。仕事。「勤務」「転勤」 ごん きん いそ-しむ; いそ-う; つと-める; つと-め; いそ-し; つと-まる 力 12 10 旧字は、形声。力と、音符堇(キン)とから成る。つとめはげむ意を表す。教育用漢字は俗字による。 052e4.svg
彰 準2 0 ①あきらか。あきらかにする。あらわす。あらわれる。「彰徳」「表彰」 ②あや。かざり。もよう。 ①②章 しょう しょう あらわ-す; あや-; あらわ-れる; あき-らか 彡 14 11 会意形声。彡と、章(シヤウ)(あや)とから成る。「あや」、ひいて「あきらか」の意を表す。 05f70.svg
樸 1 0 ①あらき(荒木)。切り出したままの木材。きじ。 ②ありのまま。飾り気がない。「樸直」朴 ほく; ぼく ほく; はく ぼく あらき; すなお; きじ 木 16 12 説明無し 06a38.svg
啻 1 0 ただ。ただに。否定・反語の言葉の下について、そればかりでない意を表す。 只(シ) し し ただ-に; ただ-ならぬ 口 12 9 説明無し 0557b.svg
頼 4 0 たよる。たのむ。たのみにする。「依頼」「信頼」 らい らい たの-もしい; たよ-る; たの-む; たよ-り 頁 16 7 旧字は、形声。貝と、音符剌(ラツ)→(ライ)(は変わった形)とから成る。金銭をもうける意を表す。転じて「たのむ」「たよる」意に用いる。常用漢字は俗字による。 0983c.svg
搬 4 0 はこぶ。持ち運ぶ。移す。「搬出」「搬送」 ばん はん はこ-ぶ; うつす 扌 13 10 形声。手と、音符般(ハン)とから成る。 0642c.svg
蝕 準1 0 ①むしばむ。そこなう。おかす。「侵蝕」 ②太陽や月が欠ける。「蝕既」「日蝕」 じき しょく むしば-む 虫 15 9 説明無し 08755.svg
煤 準1 0 すす。煙のなかに含まれる黒い粉。また、すすける。「煤煙」 まい; め ばい すす- 火 13 9 形声。火と、音符某(バイ)とから成る。 07164.svg
庖 準1 0 ①くりや。台所。「庖丁」「庖厨(ホウチュウ)」 ②料理人。「庖人」 ほう くりや- 广 8 5 説明無し 05e96.svg
艸 1 0 くさ。草類の総称。 参考くさの並んで生え出るさまを表した字。「(くさかんむり)」の原形。 そう くさ- 艸 6 0 説明無し 08278.svg
粒 4 0 つぶ。米つぶ。また、米つぶのように小さいもの。「粒子」「顆粒(カリュウ)」 りゅう りゅう つぶ- 米 11 5 形声。米と、音符立(リフ)とから成る。米つぶ、ひいて「つぶ」の意を表す。 07c92.svg
翹 1 0 ①あげる。つまだてる。のびあがる。「翹企」「翹首」 ②すぐれる。ぬきんでる。「翹翹」「翹材」 ぎょう きょう つまだ-てる; あ-げる 羽 18 12 説明無し 07ff9.svg
罹 1 0 かかる。病気にかかる。こうむる。「罹病」 り り かか-る ⺲ 16 11 説明無し 07f79.svg
糸 10 0 ①いと。いとのように細いもの。「金糸」「菌糸」 ②糸を張った楽器。弦楽器。「糸竹」「糸管」 竹 ③数量の単位。一の一万分の一。 ④ごくわずか。「糸毫(シゴウ)」 し; みゃく べき; し いと- 糸 6 0 (A)象形。繭からつむぎ出してより合わせた細い生糸の形にかたどり、よりいと、ひいて「いと」の意を表す。教育用漢字はこれによる。 (B)会意。糸を二つならべて、蚕が引き続いてはき出す、きいとの意を表す。また、「いと」の総称とされる。 07cf8.svg
悔 3 0 くいる。くやむ。くやしく思う。くい。「悔過」「悔悟」「悔恨」 け かい く-やむ; く-いる; く-やみ; く-い; くや-しい 忄 9 6 旧字は、形声。心と、音符每(バイ)→(クワイ)とから成る。「くいる」意を表す。常用漢字は省略形による。 06094.svg
針 5 0 ①はり。(ア)ぬいばり。「運針」(イ)医療用のはり。 鍼(シン) ②はりのように細く先のとがったもの。「磁針」「針葉樹」 ③方向。進路。「指針」「方針」 しん しん さ-す; はり-; ぬ-う 釒 10 2 会意形声。金と、十(シフ)→(シム)(はりの形)とから成り、「はり」の意を表す。「十」の後にできた字。 091dd.svg
遣 4 0 ①つかわす。さしむける。「遣外」「派遣」 ②つかう。使用する。「仮名遣い」 ③しむ。せしむ。使役の助字。 けん けん つか-い; よこ-す; や-る; つか-う; つか-わす ⻌ 13 10 形声。辵と、音符𠳋(ケン)とから成る。ときはなす、釈放する意を表す。ひいて「つかわす」意に用いる。 09063.svg
恥 4 0 ①はじる。はじ。「恥辱」「無恥」 ②はずかしい。「恥部」 ち ち は-じる; は-ずかしい; は-じらう; はじ- 心 10 6 形声。心と、音符耳(ジ)→(チ)とから成る。心にはじいる意を表す。 06065.svg
跚 1 0 よろめく、行きなやむさまの意の「蹣跚(マンサン)」に用いられる字。 さん よろめく ⻊ 12 5 説明無し 08dda.svg
堀 準2 0 ①ほり。地面をほって水を通した所。「堀端」「城の堀」 ②ほる。地をほる。掘 ③あな。あなむろ。「堀室」窟(クツ)参考現代では、動詞には「掘」、名詞には「堀」を用いる。 くつ ほる; ほり-; あな- 土 11 8 形声。土と、音符屈(クツ)とから成る。土中に穴をほる意を表す。 05800.svg
鏐 1 0 ①いしゆみのへり。 ②こがね。黄金の美しいもの。 ③しろがね。銀の美しいもの。 りゅう 釒 19 11 説明無し 093d0.svg
裃 1 1 かみしも。江戸時代の武士の礼服。参考上下そろいの衣()の意を表す字。 かみしも- ⻂ 11 6 説明無し 088c3.svg
瓔 1 0 くびかざり。玉をつないだくびかざり。「瓔珞(ヨウラク)」 よう えい おう 𤣩 21 17 説明無し 074d4.svg
憩 3 0 いこう。くつろぐ。やすむ。いこい。「憩息」 かい けい いこの-う; いこ-う; いこ-い 心 16 12 形声。意符息(やすむ)と、音符舌(クワツ)→(ケイ)とから成る。とどまり休む意を表す。 061a9.svg
跟 1 0 ①くびす。きびす。かかと。「跟腱(コンケン)」 ②したがう。人のあとについていく。「跟随」 こん くびす ⻊ 13 6 説明無し 08ddf.svg
褒 準2 0 ほめる。ほめたたえる。「褒美」「褒賞」 ほ; ほう ほう ほ-める 衣 15 9 形声。衣と、音符𠊻(ホウ)(・保は変わった形)とから成る。すそのふくらんだ衣の意を表す。借りて「ほめる」意に用いる。 08912.svg
魚 9 0 うお。さかな。「魚介」「魚肉」「養魚」 ご ぎょ さかな-; うお- 魚 11 0 象形。うおの形にかたどり、「うお」の意を表す。 09b5a.svg
蝣 1 0 昆虫の名「蜉蝣(かげろう)」に用いられる字。 ゆ ゆう 虫 15 9 説明無し 08763.svg
隔 3 0 ①へだてる。へだたる。はなす。はなれる。「隔絶」「隔離」「疎隔」 ②間をおいて。一つおいて次の。「隔世」「隔月」「隔年」 きゃく かく へだたり; へだ-たる; へだ-てる 阝 13 10 形声。阜と、音符(レキ、カク)(鬲は変わった形)とから成る。わけへだてるものの意を表す。 09694.svg
脛 1 0 すね。はぎ。ひざから足首の部分。「脛骨」 ぎょう けい はぎ-; すね- ⺼ 11 7 説明無し 0811b.svg
摯 2 0 ①まこと。まじめ。「真摯」 ②とる。もつ。つかむ。 ③にえ。(ア)神への供え物。(イ)あいさつの贈り物。 ④あらい。あらあらしい。 し し いた-る; と-る 手 15 11 会意形声。手と、執(シフ)→(シ)(とらえる)とから成る。 0646f.svg
豌 1 0 「豌豆(エンドウ)」として用いられる字。 わん わん えん 豆 15 8 説明無し 08c4c.svg
群 7 0 ①むらがる。むれる。数多く集まる。「群生」 ②むれ。あつまり。「群集」 ③多くの。いろいろの。「群雄」「群衆」 ぐん くん むら-; む-れ; む-れる; むら-がる 羊 13 7 形声。羊と、音符君(クン)とから成る。羊のむれ、ひいて、ひろく「むれ」「むらがる」意を表す。 07fa4.svg
胞 3 0 ①えな。胎児を包む膜。「胞衣」 ②はら。母の胎内。「同胞」 ③生物体を組織する原形質。「胞子」「芽胞」「細胞」 ひょう ほう えな ⺼ 9 5 会意形声。肉と、(ハウ)(みごもっている形)とから成り、胎児を包む膜の意を表す。 080de.svg
窺 準1 0 うかがう。のぞく。ねらう。「窺管」「窺測」 き き のぞ-く; うかが-う 穴 16 11 形声。穴と、音符規(クヰ)とから成る。 07aba.svg
沾 1 0 うるおう。うるおす。ぬれる。ぬらす。「沾湿」 てん うるおう 氵 8 5 説明無し 06cbe.svg
閑 準2 0 ①ひま。いとま。「閑職」「閑人」「小閑」忙 ②のどか。しずか。「閑散」「閑静」「森閑」 ①②間 ③なおざり。おろそか。「閑却」「等閑」 ④ならう。なれる。 げん かん しず-か; しきり; なら-う; ひま- 門 12 4 会意。門と、木(き)とから成り、門を閉じる木、ひいて「しきり」の意を表す。借りて「しずか」の意に用いる。 09591.svg
悍 1 0 あらい。あらあらしい。たけだけしい。たけし。「悍馬」「悍婦」「悍勇」 がん かん おぞ-ましい; たけ-し; あら-い 忄 10 7 説明無し 0608d.svg
恪 1 0 つつしむ。つつしみ。「恪守」「恪遵」「恪励」 かく つつしむ 忄 9 6 説明無し 0606a.svg
狷 1 0 心がせまい。気がみじかい。かたいじ。「狷介」「狷狭」 けん けん せま-い 犭 10 7 説明無し 072f7.svg
蛄 1 0 「螻蛄(ロウコ)(けら)」「蟪蛄(ケイコ)(にいにいぜみ)」に用いられる字。 く こ けら 虫 11 5 説明無し 086c4.svg
麕 1 0 キン のろ。のろじか。くじか。シカ科の哺乳(ホニュウ)動物。 クン むらがる。あつまる。「麕集(クンシュウ)」群 ぐん; こん きん; くん のろ- 鹿 19 8 説明無し 09e95.svg
髭 準1 0 ひげ。くちひげ。「髭鬚(シシュ)」 し ひげ- 髟 15 5 説明無し 09aed.svg
猫 準2 0 ねこ。ネコ科の哺乳(ホニュウ)動物。「猫額」参考「ビョウ」はネコの鳴き声から。 みょう ぼう; びょう ねこ- 犭 11 8 形声。犬と、音符苗(ベウ)とから成る。「ねこ」の意を表す。 0732b.svg
逆 6 0 ①さかさま。順序や方向が反対である。「逆風」「逆行」 ②さからう。道理にそむく。「逆賊」「反逆」 ①②順 ③のぼせる。「逆上」 ④むかえる。「逆旅(ゲキリョ)」迎 ⑤あらかじめ。まえもって。「逆睹(ギャクト)」 ぎゃく げき さか-; さか-さま; むかた-む; さか-る; さか-さ; さか-しま; さか-う; さか-らう ⻌ 9 6 会意形声。辵と、屰(ゲキ、ギヤク)(上下をさかさまにした人の形)とから成り、向こうからやってくる人を「むかえる」の意を表す。また、「さからう」意に用いる。 09006.svg
舐 1 0 なめる。ねぶる。舌先でなめる。「舐犢(シトク)」 じ し ねぶ-る; な-める 舌 10 4 説明無し 08210.svg
匙 準1 0 さじ。スプーン。「茶匙」 匕(ヒ) じ し ひ かい-; さじ-; すくい-; しゃじ- 匕 11 9 説明無し 05319.svg
伊 準1 0 ①これ。この。 ②かれ。かの。「伊輩」 ③ただ。これ。語調を整える助字。④「伊太利(イタリア)」の略。「伊語」「伊国」参考「伊」の偏が片仮名の「イ」になった。 い い かれ-; ただ-; これ- 亻 6 4 形声。人と、音符尹(ヰン)→(イ)とから成る。もと、川の名。借りて、助字に用いる。 04f0a.svg
顚 準1 0 ①いただき。てっぺん。「山顚」 ②はじめ。はじまり。「顚末」 ③たおれる。ころぶ。くつがえる。「顚倒」「顚覆」 でん; てん てん くつがえ-る; いただき-; たお-れる; たお-す 頁 19 10 形声。頁と、音符眞(シン)→(テン)とから成る。
耄 1 0 ①おいる。おいぼれる。ほうける。「耄碌(モウロク)」 ②としより。老人。「耄耋(ボウテツ)」 もう; ぼう おいぼ-れる 老 10 4 説明無し 08004.svg
悸 1 0 おそれや驚きなどで胸がどきどきする。「悸慄(キリツ)」「心悸」「動悸」 ぎ き おそ-れる 忄 11 8 説明無し 060b8.svg
朸 1 0 ①もくめ。木の年輪。 ②おうご。てんびん棒。 りょく おうご 木 6 2 説明無し 06738.svg
歟 1 0 …か。…や。推測・反語・感嘆の助字。与 よ よ や-; か- 欠 17 13 説明無し 06b5f.svg
魞 1 1 えり。漁具の一つ。竹簀(たけす)を川や湖の魚の通る所にしかけて魚を導き入れ、捕らえる装置。「―を仕掛ける」参考魚が入ることから、この字ができた。 えり- 魚 13 2 説明無し
飄 1 0 ①つむじかぜ。はやて。「飄風」 ②ひるがえる。風に吹かれて舞い上がる。「飄揚」 ③はやい。「飄疾」 ④ただよう。 ⑤おちる。また、おちぶれる。 ひょう; びょう ひょう つむじかぜ- 風 20 11 説明無し 098c4.svg
隷 4 0 ①したがう。つきしたがう。「隷従」「隷属」 ②しもべ。召使い。「奴隷」 ③書体の一つ。篆書(テンショ)を簡略にしたもの。「隷書」 らい れい しもべ-; したが-う 隶 16 8 形声。隶と、音符柰(ダイ)→(レイ)(は変わった形)とから成る。捕らえてしもべとする意を表す。 096b7.svg
扈 1 0 ①したがう。つきそう。お供をする。「従」 ②はびこる。「跋(バッコ)」 ③ひろい。「」 ご; ぐ こ したが-う 戶 11 7 説明無し 06248.svg
滄 1 0 ①あおい。また、あおうなばら。うみ。「滄海」 ②さむい。つめたい。 そう そう ひろい; さむい 氵 13 10 説明無し 06ec4.svg
戔 1 0 ①すくない。わずか。 浅 ②そこなう。 残 せん; ざん せん; さん あま-り; そこ-なう; せま-い 戈 8 4 説明無し 06214.svg
悶 準1 0 もだえる。思い悩む。もだえ苦しむ。「悶絶」「悶着」「悶悶」 もん ぼん もだ-える 心 12 8 説明無し 060b6.svg
蓬 準1 0 ①よもぎ。キク科の多年草。もちぐさ。「蓬矢」 ②物の乱れているさま。「蓬髪」 ぶ ほう ほお-ける; ほ-ける; ほほ-ける; えもぎ-; よもぎ- ⺾ 14 11 形声。艸と、音符逢(ホウ)とから成る。 084ec.svg
稿 4 0 ①したがき。詩や文章の原案。「稿本」「草稿」 ②わら。 ①②藁(コウ) こう こう わら- 禾 15 10 形声。禾と、音符高(カウ)とから成る。 07a3f.svg
齢 4 0 よわい。とし。寿命の長さ。「学齢」「年齢」 りょう れい よわい- 歯 17 5 旧字は、形声。齒と、音符令(レイ)とから成る。「よわい」の意を表す。常用漢字は省略形による。 09f62.svg
鏨 1 0 ①たがね。のみ。切ったりけずったりする工具。 ②ほ(彫)る。える。うがつ。 ぜん; ざん さん える; たがね- 金 19 11 説明無し 093e8.svg
齎 1 0 ①もたらす。持っていく。持ってくる。おくりもの。 ②たから。財貨。 ③もちもの。 ④ああ。嘆く声。 せい; し; さい もたら-す 齊 21 7 説明無し 09f4e.svg
娉 1 0 ①めとる。嫁にもらう。 ②とう。おとずれる。 ③めす。よぶ。①~③聘(ヘイ) ひょう へい とう 女 10 7 説明無し 05a09.svg
喧 準1 0 かまびすしい。さわがしい。やかましい。「喧嘩(ケンカ)」「喧騒」諠(ケン) こん けん かまびす-しい; やかま-しい 口 12 9 形声。口と、音符宣(セン)→(クヱン)とから成る。 055a7.svg
関 7 0 ①せきしょ(関所)。出入り口。「関門」「関税」「難関」 ②つなぎめ。物と物とをつなぎとめるしかけ。からくり。「関節」「機関」 ③かかわる。あずかる。「関係」「関与」「連関」 ④かんぬき。かんぬきをかけてとざす。「関鍵(カンケン)」「門関」 ⑤せき。相撲取りの名の下につける敬称。 けん かん かんぬき-; かか-わる; せき- 門 14 6 旧字は、形声。門と、音符𢇇(クワン)とから成る。門をとざす「かんぬき」、ひいて、関所の意を表す。教育用漢字は省略形による。 095a2.svg
礫 1 0 こいし。いしころ。つぶて。「礫岩」「礫土」 りゃく れき こいし-; つぶて- 石 20 15 説明無し 0792b.svg
馬 9 0 うま。ウマ科の哺乳(ホニュウ)動物。「馬脚」「騎馬」 め ば ま ま-; うま- 馬 10 0 象形。うまの形にかたどり、「うま」の意を表す。 099ac.svg
牢 準1 0 ①ひとや。罪人をとじこめておくところ。「牢獄」「牢屋」 ②かたい。しっかりした。「牢固」「堅牢」 ③いけにえ。また、ごちそう。「牢牲」 ④さびしい。心細い。「牢愁」 ろう ろう かた-い; ひとや- 牛 7 3 説明無し 07262.svg
梱 準1 0 ①しきみ。門や部屋の内外のしきり。 ②しばる。たばねる。「梱包」 ③こり。こうり(行李)。竹やヤナギの枝で編んだかご。また、包装した荷物やそれを数える語。 こん こん しきみ-; こう-る; こうり-; こり- 木 11 7 説明無し 068b1.svg
燧 1 0 ①ひうち。火をつける道具。「燧石」 ②のろし。合図の火。「燧烽(スイホウ)」 ずい すい のろし-; ひうち- 火 17 13 説明無し 071e7.svg
訝 1 0 ①いぶかる。疑う。あやしむ。「怪訝(カイガ)・(ケゲン)」 ②人を迎える。迎えてねぎらう。「訝賓(ガヒン)」 げ が げん いぶか-る 訁 11 4 説明無し 08a1d.svg
穴 5 0 ①あな。くぼんでいる所。「穴居」「墓穴」 ②鍼(はり)や灸(キュウ)をすえる人体の急所。「灸穴」 ③人に知られていない有利なところ。「穴場」 ④会計などの損失。 ⑤勝負などの番狂わせ。「大穴」 げち けつ あな- 穴 5 0 象形。横あな式の住居の入り口の形にかたどり、「あな」の意を表す。 07a74.svg
鶏 3 0 にわとり。キジ科の鳥。「鶏冠」「養鶏」 け けい にわとり-; かけ-; とり-; くたかけ 鳥 19 8 旧字は、形声。鳥と、音符奚(ケイ)とから成る。「にわとり」の意を表す。常用漢字は省略形による。 09d8f.svg
鵡 準1 0 オウム科の鳥「鸚鵡(オウム)」に用いられる字。 む ぶ 鳥 19 8 説明無し 09d61.svg
被 4 0 ①おおう。おおいかぶさる。「被覆」「被膜」「光被」 ②着る。かぶる。「被服」「被布」 ③こうむる。うける。「被害」「被災」 ④る。らる。受身の助字。「被疑」「被告」 び ひ かぶ-る; おお-う; こうぶ-る; かぶ-せる; き-せる; かがふ-る; かむ-る; かず-かる; かず-ける; こうむ-る; かぶ-す; かぶ-さる; かず-く; ふすま- ⻂ 10 5 形声。衣と、音符皮(ヒ)とから成る。寝るときにおおう衣、ひいて「こうむる」「きる」意を表す。 088ab.svg
照 7 0 ①てる。てらす。「照射」「照明」 昭 ②てり。ひかり。日の光。「日照」「残照」 ③てらしあわせる。見くらべる。「照応」「照合」 しょう しょう て-れる; て-る; て-らす; て-り; て-れ 灬 13 9 形声。火と、音符昭(セウ)とから成る。火でてらして明らかにする、ひいて「てらす」意を表す。 07167.svg
椒 1 0 ①さんしょう(山椒)。はじかみ。ミカン科の落葉低木。 ②かぐわしい。かおりがよい。 ③みね。山のいただき。 しょう しょう はじかみ- 木 12 8 説明無し 06912.svg
饋 1 0 ①おくる。食物や金品を贈る。おくりもの。「饋遺」「饋糧」 ②すすめる。神仏に食物を供える。貴人に食事をすすめる。また、たべもの。食事。「饋食」「饋饌(キセン)」 ①②餽(キ) ぎ; き おくる 𩙿 21 12 説明無し 0994b.svg
裏 5 0 ①うら。衣のうら。物のうらがわ。「裏面」「表裏」表 ②うち。なか。内部。「胸裏」「脳裏」 ③…のうちに。「暗暗裏」「成功裏」 り り うら- 衣 13 7 形声。衣と、音符里(リ)とから成る。衣の「うら」、ひいて「うち」の意を表す。 088cf.svg
斂 1 0 ①おさめる。あつめる。あつめとる。とりたてる。「苛斂(カレン)」 ②死者のなきがらをおさめる。「斂葬」 ③ひきしめる。「収斂」 ④ほぼ。およそ。 れん れん おさ-める 攵 17 13 説明無し 06582.svg
濤 準1 0 なみ。おおなみ。波立つ。「怒濤」「波濤」 どう とう なみ- 氵 17 14 説明無し 06fe4.svg
抜 4 0 ①ぬく。引きぬく。ぬける。「抜刀」「抜本」 ②選びだす。「抜粋」「選抜」 ③ぬきんでる。きわだつ。「抜群」「卓抜」 ばち はつ ばつ ぬ-かす; ぬ-く; ぬ-ける; ぬ-かる 扌 7 4 旧字は、形声。手と、音符犮(ハツ)とから成る。手で引き出す意を表す。常用漢字は省略形による。 0629c.svg
鼓 4 0 ①つづみ。打楽器の一種。「鼓手」「太鼓」 ②うつ。たたく。つづみを打つ。「鼓動」「鼓腹」 ③ふるいたたせる。はげます。「鼓吹」「鼓舞」 く こ つづみ- 鼓 13 0 会意。壴(ちゆ)(つづみ)と、攴(ぼく)(支は誤り変わった形。うつ)とから成り、つづみを打つ、転じて「つづみ」の意を表す。 09f13.svg
喟 1 0 なげく。ためいき。ため息をつく。「喟喟」「喟然」 き き なげ-く; ためいき- 口 12 9 説明無し 0559f.svg
縊 1 0 首を絞める。くびる。首をくくる。「縊殺」「縊死」 い; あい えい; い くび-れる; くび-る 糹 16 10 説明無し 07e0a.svg
頸 準1 0 くび。のどくび。また、物のくびにあたる部分。「頸椎(ケイツイ)」「頸領」 きょう; ぎょう けい くび- 頁 16 7 説明無し 09838.svg
蝨 1 0 しらみ。シラミ科の昆虫の総称。動物に寄生して血を吸う。「蝨官」 しち しつ しらみ 虫 15 9 説明無し 08768.svg
勒 1 0 ①くつわ。ウマの口にかませ、たづなをつける道具。くつばみ。 ②おもがい。ウマの頭の上からくつわにかける組みひも。 ③きざむ。ほる。「勒銘」 ④おさめる。ととのえる。 ⑤おさえる。ひきしめる。「抑勒」 ろく ろく くつわ- 革 11 2 説明無し 052d2.svg
狼 準1 0 ①おおかみ。イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物。「狼煙」 ②おおかみのように凶暴なもの。「狼虎」 ③みだれる。「狼藉(ロウゼキ)」 ④うろたえる。「狼狽(ロウバイ)」 ろう ろう おおかみ- 犭 10 7 形声。犬と、音符良(ラウ)とから成る。 072fc.svg
齏 1 0 ①なます。あえもの。 ②あえる。 ③くだく。細かくする。 さい せい な-ます; あ-える 韭 23 14 説明無し 09f4f.svg
跫 1 0 あしおと。人の歩く足音。「然」 きょう あしおと 足 13 6 説明無し 08deb.svg
燵 1 1 暖房具「炬燵(コタツ)・火燵(コタツ)」に用いられる字。 たつ 火 17 13 説明無し 071f5.svg
繝 1 0 あや。にしき模様。「繧繝(ウンゲン)」 けん かん にしきもよう; あや 糹 18 12 説明無し 07e5d.svg
諞 1 0 言葉たくみに言う。へつらう。便 べん へん へつら-う 訁 16 9 説明無し 08ade.svg
檜 準1 0 ひのき。ヒノキ科の常緑高木。「檜皮(ひわだ)」 け; かち かつ; かい ひ-; ひのき- 木 17 13 形声。木と、音符會(クワイ)とから成る。 06a9c.svg
閃 準1 0 ひらめく。ぴかりと光る。「閃光」「閃閃」 せん せん ひろめ-く; ひろめ-かす; ひらめ-かす; ひらめ-き; ひらめ-く 門 10 2 会意。門と、人(ひと)とから成り、門の中にいる人がちらっと見える意を表す。 09583.svg
碑 3 0 いしぶみ。たていし。文字などを刻んでたてた方形の石。「碑名」「碑文」碣(ケツ) ひ ひ えりいし-; たていし-; いしぶみ- 石 14 9 旧字は、形声。石と、音符卑(ヒ)とから成る。「いしぶみ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 07891.svg
舟 4 0 ①ふね。小さなふね。「舟運」「舟艇」 ②ふねのような形をしたおけ。「湯舟」 しゅ しゅう ふね-; ふな- 舟 6 0 象形。板をめぐらして造ったふねの形にかたどり、「ふね」の意を表す。 0821f.svg
孱 1 0 よわい。小さい。おとる。「孱弱」 ぜん せん; さん よわ-い 尸 12 9 説明無し 05b71.svg
精 6 0 ①しらげる。米などを白くする。「精白」「精米」 ②まじりけがない。きよい。よりぬき。最もよいもの。「精鋭」「酒精」 ③くわしい。こまかい。「精通」「精密」 粗④こころ。たましい。気力。「精進」「精神」 ⑤生殖のもととなるもの。「精子」「受精」 ⑥もののけ。不思議な力をもつもの。「精霊」「妖精(ヨウセイ)」 しょう せい しら-げる; こころ-; くわ-しい; もののけ- 米 14 8 形声。米と、音符靑(セイ)とから成る。きれいに精白した米の意を表す。ひいて、すぐれている、きよいなどの意に用いる。 07cbe.svg
枴 1 0 つえ(杖)。「鉄枴」 け かい つえ- 木 9 5 説明無し 067b4.svg
諍 1 0 ①いさめる。いさめただす。「諫諍(カンソウ)」 ②うったえる。「諍訟」 ③あらそう。いさかい。「諍気」 争 参考言い争うことを表した字。 しょう そう いさ-める; あらそ-う; うった-える; いさか-う 訁 15 8 説明無し 08acd.svg
沈 4 0 ①しずむ。(ア)水中にしずむ。しずめる。「沈下」「沈没」浮 (イ)気持ちがしずむ。「沈痛」「消沈」 ②おぼれる。「沈酔」「沈湎(チンメン)」 ③ものしずか。落ち着いている。「沈思」「沈着」 ④とどこおる。「沈滞」 しん; じん しん; ちん しず-む; しず-める 氵 7 4 形声。水と、音符冘(イム)→(チム、シム)とから成る。物を水中に「しずめる」意を表す。 06c88.svg
緞 1 0 厚地の絹織物。また、毛織物。「緞子(ドンス)」 だん たん どん どんす 糹 15 9 説明無し 07dde.svg
留 6 0 ①とまる。とどまる。「留年」「居留」 ②とめる。とどめる。「留置」「慰留」参考「留」の草書体が平仮名の「る」になった。 る りゅう とど-まる; ルーブル; と-める; とど-める; と-まる 田 10 5 形声。田と、音符丣(イウ)→(リウ)(は省略形)とから成る。「とどまる」意を表す。 07559.svg
巧 3 0 たくみ。じょうずである。また、わざ。うでまえ。「巧言」「巧妙」「精巧」拙 きょう こう たく-む; うま-い; さとい; たく-み 工 5 2 形声。工と、音符丂(カウ)とから成る。技術が優れている、ひいて「たくみ」の意を表す。 05de7.svg
現 6 0 ①あらわれる。あらわす。隠れていたものが見えるようになる。「現象」「出現」 ②実際の。いまの。まのあたりに。「現在」「現存」 ③うつつ。生きていること。「夢現(ゆめうつつ)」 げん けん うつ-つ; あらわ-す; あらわ-れる 𤣩 11 7 形声。玉と、音符見(ケン、ゲン)とから成る。玉の光沢があらわれ出る、ひいて、「あらわれる」意を表す。 073fe.svg
得 6 0 ①える。手に入れる。「得点」「取得」失 ②さとる。わかる。気に入る。「得心」「納得」 ③もうけ。とく。「得策」「欲得」徳 損 とく とく う-る; え-る 彳 11 8 会意形声。彳と、䙷(トク)(=㝵。える、うる)とから成る。貴重な宝物を取りに行く、「える」意を表す。 05f97.svg
緋 準1 0 あか。濃い赤色。ひいろ(緋色)。また、あかい絹。「緋縅(ヒおどし)」 ひ ひ あか- 糹 14 8 形声。糸と、音符非(ヒ)とから成る。 07dcb.svg
役 8 0 ①つとめ。職分。仕事上の地位。「役員」「役職」「助役」 ②芝居などでの受け持ち。「役柄」「配役」 ③人民に課する労働。「服役(フクエキ)」「賦役(フエキ)」 ④つかう。つかわれる。「役牛(エキギュウ)」「使役(シエキ)」「雑役(ザツエキ)」 ⑤いくさ。戦争。「戦役(センエキ)」「退役」 やく えき つとめ-; えだち- 彳 7 4 会意。彳と、殳(しゆ)(ほこ)とから成り、武器を手にして国境を警戒する、転じて、つとめをする意を表す。 05f79.svg
疹 準1 0 皮膚に小さな吹き出物のできる病気。特に、はしか。「麻疹」 しん しん はしか- 疒 10 5 説明無し 075b9.svg
垂 5 0 ①たれる。たらす。たれさがる。「垂下」「垂涎(スイゼン)」「懸垂」 ②模範を示す。教える。「垂訓」「垂範」 ③なんなんとする。今にもなろうとする。「垂死」 ずい すい た-らす; た-れる; なんなんと-す; た-れ 土 8 5 形声。土と、音符𠂹(スイ)とから成る。大地の果ての意を表す。垂はその省略形。「陲(スイ)」の原字。 05782.svg
高 9 0 ①たかい。背がたかい。位置がたかい。たかい所。「高原」「高楼」 ②程度がたかい。等級・順位が上である。「高温」「高速」 ①②低 ③けだかい。すぐれている。「高潔」「崇高」 ④たかぶる。たかまる。えらそうにする。おごる。「高言」「高慢」 ⑤相手に対する敬意を表す語。「高説」「高名」 ⑥「高等裁判所」「高等学校」の略。「高裁」「高卒」 こう こう たか-める; たか-い; たか-; たか-さ; たか-まる 高 10 0 象形。たかい楼閣の形にかたどり、「たかい」、ひいて、とうとい意を表す。 09ad8.svg
曚 1 0 くらい。ほのぐらい。「曚昧(モウマイ)」蒙(モウ) む ぼう もう くら-い 日 17 13 説明無し 066da.svg
妬 2 0 ねたむ。そねむ。やく。「妬心」「嫉妬(シット)」 と ふさ-ぐ; ねた-む; つも-る; そね-む 女 8 5 形声。女と、音符石(セキ)→(ト)とから成る。 059ac.svg
飩 1 0 「饂飩(ウンドン)(うどん)」に用いられる字。 どん とん 𩙿 13 4 説明無し 098e9.svg
缶 準2 0 (A)カン[罐] かま。かん。ブリキなどの金属製の容器。また、「かんづめ(缶詰)」の略。「汽缶」「薬缶」(B)フ [缶]ほとぎ。もたい。口をつぼんだ素焼きの器。「撃缶」 参考本来別の意味の二つの字を「缶」にまとめた。(A)オランダ語・英語の「カン」の音訳。 ふ; かん かん; ふう ほとぎ-; かま- 缶 6 0 (A)形声。缶と、音符雚(クワン)とから成り、水・酒などを注ぎ入れる素焼きのかめ、ひいて、広く入れ物の意を表す。常用漢字は、日本で用いられてきた俗字による。 (B)象形。ふたが付いて、腹部がふくれた土器の形にかたどり、「ほとぎ」の意を表す。常用漢字としては、(クワン)の音・意味に用いる。 07f36.svg
詑 準1 0 あざむく。だます。参考「詫(タ)」は別字。 だ た あざむ-く 訁 12 5 説明無し 08a51.svg
綛 1 1 かすり ところどころかすったような模様をおいた織物。また、その模様。「模様」絣(ホウ)・纃(かすり) かせ つむぎ糸を巻きとる道具。桛(かせ) かすり-; かせ- 糹 13 7 説明無し 07d9b.svg
擲 1 0 ①なげる。なげうつ。すてる。「投擲」「放擲」 ②なぐる。手でうつ。「打擲(チョウチャク)」 ③ふ(振)るう。はねる。はねあがる。 じゃく てき なげう-つ; なぐ-る 扌 18 15 説明無し 064f2.svg
瘉 1 0 いえる。いやす。病気が治る。 ゆ いえる 疒 14 9 説明無し 07609.svg
険 6 0 ①けわしい。山などが高く切り立っているさま。「険路」「天険」 ②あやうい。あぶない。「危険」「冒険」 ③とげとげしい。はらぐろい。よこしま。「険相」「陰険」 けん けん けわ-しい; さが-し 阝 11 8 旧字は、形声。阜と、音符僉(セム)→(ケム)とから成る。切り立ってけわしい高地、ひいて「けわしい」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0967a.svg
旄 1 0 ①はた。はたかざり。からうしの尾をさおに飾った旗。「羽旄」 ②からうし。ヤク。また、からうしの尾。「旄牛」 ③としより。老人。 もう ぼう はたかざり; おいぼれ 方 10 6 説明無し 065c4.svg
呪 2 0 ①のろう。のろい。「呪罵(ジュバ)」 ②まじなう。まじない。悪魔や災難を追い払う祈りの文句。「呪術」 しゅ しゅう じゅ のろ-い; ほさ-く; のろ-わしい; じゅ-す; まじな-う; のろ-う; かし-る; しゅ-す 口 8 5 形声。口と、音符祝(シウ)(兄は省略形)とから成る。「のろう」、転じて、まじないの意を表す。 0546a.svg
椄 1 0 つぐ。木をつぐ。つぎ木。 接 しょう しょう せつ つ-ぐ 木 12 8 説明無し 06904.svg
瓢 準1 0 ひさご。ふくべ。ひょうたん(瓢簞)。「瓢飲」 びょう ひょう ふくべ-; ひさご- 瓜 17 11 形声。瓜と、音符票(ヘウ)とから成る。 074e2.svg
博 7 0 ①ひろい。広く行きわたる。「博愛」「博識」 ②「博士」「博覧会」などの略。「医博」「万国博」 ③かけごと。ばくち。「博徒」「賭博」 はく はく ばく ひろ-い; ひろめる 十 12 10 形声。十(多い)と、音符尃(フ)→(ハク)とから成る。あまねく広がることから、ひいて「ひろい」意を表す。 0535a.svg
粧 準2 0 よそおう。つくろう。めかす。よそおい。「粧飾」「化粧」「盛粧」 しょう そう よそおい-; よそお-う 米 12 6 形声。米と、音符庄(サウ、シヤウ)とから成る。「おしろい」の意を表す。転じて、「よそおう」意に用いる。もと、妝(サウ、シヤウ)の俗字。 07ca7.svg
禿 準1 0 ①はげ。はげる。頭髪がない。山などに樹木がない。「禿頭」 ②かむろ。かぶろ。昔の童子の髪形。 ③ちびる。先がすり切れる。「禿筆」 とく とく は-げる; かむろ; ちび-る; はげ- 禾 7 2 説明無し 079bf.svg
母 9 0 ①はは。ははおや。「母堂」「賢母」父 ②親族の年長の女子。「伯母」「叔母」 ③母がわりの女性。うば。めのと。「乳母」「保母」 ④物事のもととなるもの。「母型」「字母」 ⑤帰るべきところ。ねじろ。「母港」 ⑥出身地。「母校」「母国」参考「毋(ブ)」は別字。 も; む ぼう ぼ はは-; かか-; はわ-; おも-; は-; あも-; かあ- 毋 5 1 指事。女()に、乳房を示す点を二つ加えて、子供に授乳するははおやの意を表す。 06bcd.svg
旨 4 0 ①むね。こころざし。考え。意向。「趣旨」「論旨」 ②うまい。味がよい。「旨肴(シコウ)」 し し むね-; うま-い 日 6 2 会意形声。意符甘(あまい。日は変わった形)と、匕(ヒ)→(シ)(さじ)とから成り、さじに取って口でなめる、ひいて「うまい」意を表す。 065e8.svg
髄 3 0 ①骨の中心にあるやわらかい組織。「骨髄」 ②植物の茎の中心にあるやわらかい組織。 ③高等動物の中枢神経組織。「髄膜」 ④物事の中心。奥深いだいじなところ。「神髄」 すい すい ずい なずき; すね 骨 19 9 旧字は、形声。骨と、音符遀(スイ)とから成る。骨の中心部、ひいて、物事の中心の意を表す。常用漢字は省略形による。 09ac4.svg
擡 1 0 もたげる。もちあげる。「擡頭」 たい; だい もたげる 扌 17 14 説明無し 064e1.svg
搆 1 0 ①ひく。ひっぱる。 ②かまえる。組み立てる。つくる。「造」構 く こう かま-える; かま-え; かま-う 扌 13 10 説明無し 06406.svg
纛 1 0 はたぼこ。先に旄牛(ボウギュウ)(からうし)の尾やキジの羽などの飾りをつるしたはた。「牙纛(ガトウ)」「大纛(タイトウ)」 とう; とく はたぼこ 糸 24 18 説明無し 07e9b.svg
鱩 1 1 はたはた。ハタハタ科の海魚。かみなりうお。鰰(はたはた)参考雷がなるときによくとれる魚の意を表す国字。 はたはた- 魚 24 13 説明無し
譴 1 0 ①せ(責)める。とがめる。「譴責」 ②とが。とがめ。つみ。「天譴」愆(ケン) けん けん せ-める 訁 21 14 説明無し 08b74.svg
鑽 1 0 ①きり。のみ。たがね。切ったり、けずったり、穴をあけたりする工具。 ②きる。ほる。うがつ。 ③物事の道理を深くきわめる。「研鑽」 さん さん き-り; き-る; たがね- 釒 27 19 説明無し 0947d.svg
楼 3 0 ①たかどの。高い建物。「楼閣」「楼門」 ②やぐら。物見やぐら。「城楼」「望楼」 ③茶屋。料理屋。遊女屋。「妓楼(ギロウ)」「酒楼」 る ろう たかどの-; やぐら- 木 13 9 旧字は、形声。木と、音符婁(ロウ)とから成る。「たかどの」の意を表す。常用漢字は省略形による。 0697c.svg
垓 1 0 ①さかい。きわみ。はて。国のはて。 ②数の名。京の一万倍。 かい かい がい はて 土 9 6 説明無し 05793.svg
逐 準2 0 ①おう。追いはらう。「駆逐」「放逐」 ②順を追う。順にしたがう。「逐一」「逐次」 ③きそう。争う。「逐鹿(チクロク)」「角逐」 じく ちく お-う ⻌ 10 7 形声。辵と、音符豖(チク)(豕は省略形)とから成る。えものの動物を「おう」意を表す。 09010.svg
綵 1 0 ①あや。いろどり。もよう。「綵雲」 采(サイ)・彩 ②あやぎぬ。美しいいろどりの絹織物。「綵衣」「綵帳」 さい さい あや-; あやぎぬ- 糹 14 8 説明無し 07db5.svg
水 10 0 ①みず。形状がみずに似たもの。液体。「水洗」「水銀」「香水」 火 ②みずのある所。海・川など。「水域」「水辺」「山水」 ③五行の一つ。 ④七曜の一つ。水曜。 ⑤「水素」の略。「水爆」 すい すい み-; みず-; みな- 水 4 0 象形。水が流れるさまにかたどり、河川・水液の意を表す。 06c34.svg
觜 1 0 ①くちばし。はし。「觜距」「觜爪(シソウ)」 ②鳥の口先のようにとがったもの。 ①②嘴(シ) ③けづの(毛角)。ミミズクの頭上の突き出た毛。 ④とろきぼし。星座の名。二十八宿の一つ。 すい; し すい; し くちばし-; はし- 角 12 5 説明無し 089dc.svg
渓 準2 0 たに。たにがわ。「渓谷」「渓流」谿(ケイ) け けい たに- 氵 11 8 旧字は、形声。水と、音符奚(ケイ)とから成る。谷川の意を表す。常用漢字は省略形による。 06e13.svg
井 7 0 ①い。いど。「井底」「油井」 ②いげた(井桁)の形。また、いげたのように整っているさま。「井井」「井然」 ③まち。人が集まっている場所。「市井」 参考「井」の変化したものが片仮名の「ヰ」になった。 しょう せい い-; いど- 二 4 2 象形。いど(井戸)のわくの形にかたどり、「いど」の意を表す。 04e95.svg
航 6 0 わたる。水や空をわたる。「航路」「航海」「航空」 ごう こう わた-る 舟 10 4 形声。舟と、音符亢(カウ)とから成る。舟で水上を行く意を表す。 0822a.svg
列 8 0 ①つらねる。つらなる。ならびつらねる。「列記」「列挙」「陳列」 ②ならび。ならんだ形。れつ。「行列」「歯列」「隊列」 ③ならんでいるものに加わる。参加する。「列席」「参列」 ④順序。段階。「序列」 ⑤多くの。「列強」「列国」 れち れつ つら-なる; ならべ-る; なら-ぶ; つら-ねる 刂 6 4 形声。刀と、音符歹(ガツ)→(レツ)とから成る。順に分解する、さく意を表す。転じて「つらねる」意に用いる。 05217.svg
敲 1 0 ①たたく。うつ。「敲門」 ②むち。むちうつ。「敲朴」 きょう こう たた-く 攴 14 10 説明無し 06572.svg
蔘 1 0 にんじん(人蔘)。ちょうせんにんじん。ウコギ科の多年草。 しん しん にんじん ⺾ 14 11 説明無し 08518.svg
吉 3 0 よい。めでたい。さいわい。「吉事」「吉報」「不吉」凶 きち きつ よ-し; よ-い 口 6 3 会意。口(神のお告げ)と、士(若い男子)とから成り、男子が生まれるお告げ、ひいて、めでたい、「よい」意を表す。 05409.svg
虜 準2 0 ①とりこ。いけどる。「虜囚」「捕虜」 ②しもべ。めしつかい。 ③えびす。蛮族。また、敵をののしっていう語。「胡虜(コリョ)」 る ろ りょ つよ-い; とりこ- 虍 13 7 旧字は、形声。意符力(ちから)と、(かん)(つらぬく)と、音符虍(コ)→(ロ)とから成る。人を生けどりにする、また、とらわれびとの意を表す。常用漢字は俗字による。 0865c.svg
克 3 0 ①かつ。うちかつ。力を尽くしてかつ。「克服」「克己」剋(コク) ②よく。じゅうぶんに。「克明」 こく こく よ-く; よい; か-つ ⼉ 7 5 象形。人が甲冑(かつちゆう)を着けた形にかたどり、甲冑の重さに耐える、ひいて「かつ」意を表す。 0514b.svg
象 6 0 ①ぞう。ゾウ科の哺乳(ホニュウ)動物。「象牙(ゾウゲ)」「巨象」 ②かたち。すがた。ようす。ありさま。「現象」「対象」 相 ③かたどる。なぞらえる。「象形」「象徴」 ②③像 参考ぞうの形からできた字。 ぞう しょう かたち-; かたど-る; のり-; きさ- 豕 12 5 象形。長い鼻をもち、大きなからだをしたぞうの形にかたどる。借りて「かた」の意に用いる。 08c61.svg
段 5 0 ①だん。だんだん。きざはし。「段丘」「階段」 ②ひとくぎり。切れ目。こわけ。「段落」「分段」 ③技能の等級。「段位」「昇段」 ④方法。てだて。「算段」「手段」 ⑤ひときわ。いっそう。「一段」「格段」 ⑥たん。単位の名。(ア)織物の長さの単位。二丈六尺。また、二丈八尺。約一〇(メートル)。端 (イ)土地の面積の単位。一町の一〇分の一。約一〇(アール)。「段別」(ウ)距離の単位。六間。約一一(メートル)。 (ア)(ウ)反 だん たん わかち; きたえる 殳 9 5 形声。殳と、音符耑(タン)(は省略形)とから成る。物をたたく意を表す。「碫(タン)・鍛(タン)」の原字。借りて、区分した物の意に用いる。 06bb5.svg
兄 9 0 ①あに。「兄弟」「長兄」弟 ②同輩・友人などに対する敬称。「貴兄」 きょう けい ひん にい-さん; せ-; え-; にい-; あに- ⼉ 5 3 指事。儿の上に(頭の意)を加えて、頭部の大きな人の意を表す。転じて、年長者の意に用いる。なお、篆文(てんぶん)・楷書(かいしよ)では、兄と、祝(・)の旁(つくり)の兄とが、同じ字形になっているが、もとは異なっていた。 05144.svg
絵 9 0 いろどり。もよう。線や色で姿や形をえがいたもの。また、えがくこと。「絵画」「絵師」「絵馬」 え かい えが-く 糹 12 6 旧字は、形声。糸と、音符會(クワイ)とから成る。五色の糸を合わせてししゅうする、ひいて、「え」の意を表す。教育用漢字は俗字による。 07d75.svg
夙 準1 0 ①あさ。朝早く。「夙夜」 ②つとに。はやい。以前から。昔から。「夙志」「夙成」 ③つつしむ。 粛 ④まだき。早い時点・時期。 すく しゅく つと-に; はや-い 夕 6 3 説明無し 05919.svg
牌 準1 0 ①ふだ。(ア)文字を書いて掲げる札。かけ札。「牌楼」「門牌」(イ)戒名を書いた札。「位牌」(ウ)遊びや勝負ごとに使う札。「牙牌(ガハイ)」「骨牌」 ②メダル。「賞牌」 べ はい ふだ- 片 12 8 説明無し 0724c.svg
歓 4 0 よろこぶ。たのしむ。めでる。よしみ。親しみ。「歓迎」「歓呼」「交歓」「歓を尽くす」懽(カン)・驩(カン) かん かん よろこ-ぶ 欠 15 11 旧字は、形声。欠と、音符雚(クワン)とから成る。口を大きくあけてさけび喜ぶ意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 06b53.svg
隧 1 0 ①みち。はか穴へのみち。 ②地中をくりぬいた道。トンネル。「隧道」 つい; すい; たい めぐる; のろしだい; みち- 阝 16 13 説明無し 096a7.svg
輝 4 0 かがやく。かがやき。かがやかしい。「輝映」「輝光」暉(キ) け き かがや-かしい; て-る; かがや-く 車 15 8 形声。意符光(ひかり)と、音符軍(クン)→(クヰ)とから成る。光がめぐり広がる意を表す。 08f1d.svg
扠 1 0 ①さ(刺)す。はさみとる。 ②やす。水中の魚をつきさしてとる道具。 ③さて。話を転じるときの接続詞。 扨(さて) しゃ; せ さ; さい さて-; さ-す 扌 6 3 説明無し 06260.svg
愕 1 0 ①おどろく。おどろきあわてる。「愕然」 ②おそれず直言する。「愕愕」諤(ガク)・①②咢(ガク)・鄂(ガク) がく おどろ-く 忄 12 9 説明無し 06115.svg
蹠 1 0 ①あし(足)。あしのうら。「蹠骨」 ②ふむ。踏みつける。 しゃく せき しょ あしのうら; あしうら ⻊ 18 11 説明無し 08e60.svg
蒜 準1 0 ①ひる。のびる。ユリ科の多年草。 ②にんにく(大蒜)。強い臭気がある。 さん さん ひる; にんにく ⺾ 13 10 説明無し 0849c.svg
倚 1 0 ①よる。よりかかる。「倚門」 ②たのむ。たよりにする。「倚信」 ③かたよる。「偏倚」 ④障害をもつ。「倚人(キジン)」畸(キ) き; い き; い たのむ; よ-る 亻 10 8 説明無し 0501a.svg
轆 1 0 ①くるま木。また、滑車などの回転装置。「轆轤(ロクロ)」 ②車の走る音の形容。「轆轆」 ろく ろく ながえしは 車 18 11 説明無し 08f46.svg
角 9 0 ①動物のつの。「角笛」 ②突き出たもの。かどのあるもの。かど。すみ。また、方形。「角材」「角巾」「口角」 ③交わる二つの直線が作る図形。交わり方。「角度」「鋭角」「直角」 ④くらべる。競う。「角逐」「角界」「角力」 ⑤将棋の駒(こま)の一つ。「角行」 かく かく つの-; かど-; すみ-; くら-べる 角 7 0 象形。牛のつのの形にかたどり、「つの」、ひいて「かど」の意を表す。 089d2.svg
礼 8 0 ①秩序ある社会生活を営むうえでの定まった作法や儀式。のり。「礼儀」「礼節」 ②うやまう。敬意をはらう。「礼賛」「拝礼」 ③感謝の気持ち。「礼状」「謝礼」参考「礼」の旁(つくり)が片仮名の「レ」に、草書体が平仮名の「れ」になった。 らい れい いや-; うやま-う; うや-; のり- 礻 5 1 旧字は、会意形声。示と、豊(レイ)(豐(ほう)の新字体とは別。神を祭るための祭器)とから成り、祭器に供え物をして神を祭る意を表す。ひいて、礼法の意に用いる。教育用漢字は古字の変形による。 0793c.svg
雲 9 0 ①くも。空に浮かぶくも。「雲霞(ウンカ)」「雲海」「雲泥」 ②くものようなさま。「雲水」「雲散」「星雲」 ③身分の高いさま。「雲客」「雲上」 ④そら。「青雲」 ⑤「出雲(いずも)の国」の略。「雲州」 うん うん くも-; そら- ⻗ 12 4 会意形声。雨と、云(ウン)(くも)とから成る。「くも」の意を表す。「云」の後にできた字。 096f2.svg
鐐 1 0 ①しろがね。良質の銀。ひらがね。 ②あしかせ。罪人の足にはめる刑具。 りょう あしかせ; しろがね 釒 20 12 説明無し 09410.svg
亮 準1 0 ①あかるい。あきらか。はっきりしている。「亮察」「亮然」瞭(リョウ) ②すけ。律令(リツリョウ)制で四等官の第二位。 ろう りょう すけ-; あき-らか 亠 9 7 形声。儿と、音符京(ケイ、キヤウ)→(リヤウ)(は省略形)とから成る。物事に明らかな人の意を表す。 04eae.svg
弱 9 0 ①よわい。力がない。かよわい。「弱体」「軟弱」 ②よわる。よわまる。よわめる。「衰弱」 ③わかい。おさない。「弱年」「弱輩」 若 ④はたち(二〇歳)。「弱冠」 ⑤端数を切り上げたときに添える語。「百人弱」 ①②⑤強 にゃく じゃく わか-い; よわ-い; よわ-まる; よわ-る; よわ-める 弓 10 7 象形。かざりを付けた弓を二つ並べた形にかたどる。弓を美しく整えることから、しなやか、転じて「よわい」意を表す。 05f31.svg
樗 準1 0 ①ごんずい。ミツバウツギ科の落葉小高木。 ②役に立たないもののたとえ。「樗材」 ③おうち。センダンの古名。 ちょ おうち- 木 15 11 説明無し 06a17.svg
詐 準2 0 いつわる。あざむく。だます。「詐欺」「詐称」 しゃ さ いつわ-る 訁 12 5 形声。言と、音符乍(サ)とから成る。あざむく意を表す。 08a50.svg
蜂 2 0 ①はち。昆虫の一種。「蜂巣」 ②むらがる。むれる。「蜂起」 ふ; ふう ほう はち- 虫 13 7 形声。意符䖵(こん)(多くの虫。虫は省略形)と、音符逢(ホウ)(夆は省略形)とから成る。「はち」の意を表す。 08702.svg
愎 1 0 もとる。そむく。片意地をはる。「愎戻」「剛愎」 ひょく; ふく; ひき もとる 忄 12 9 説明無し 0610e.svg
臍 1 0 へそ。ほぞ。また、へそのような形をしたもの。「臍帯」 ざい せい ほぞ-; へそ- ⺼ 18 14 説明無し 081cd.svg
褻 1 0 ①はだぎ。ふだんぎ。「褻衣」 ②けがれる。けがらわしい。「猥褻(ワイセツ)」 ③なれる。なれなれしい。「褻狎(セッコウ)」 昵(ジツ) ④あなどる。 ⑤け。日常。 せち せつ な-れる; け-; けが-れる; けが-す 衣 17 11 説明無し 0893b.svg
鴿 1 0 ①いえばと。どばと。 ②ハトの通称。 こう こう はと- 鳥 17 6 説明無し 09d3f.svg
抃 1 0 うつ。喜んで手をたたく。「抃手」 べん へん う-つ 扌 7 4 説明無し 06283.svg
剿 1 0 ①たつ。ほろぼす。切る。ころす。 ②かすめる。かすめとる。 抄・①②勦(ソウ) しょう そう; しょう そう と-る; た-つ 刂 13 11 説明無し 0527f.svg
宍 準1 0 しし。獣類の肉。参考「肉」の俗字。 にく じく しし- 宀 7 4 説明無し 05b8d.svg
昧 2 0 ①夜明け。夜明けのうすぐらいとき。「昧爽(マイソウ)」 ②はっきりしない。あやふや。「曖昧(アイマイ)」 ③道理にくらい。おろか。「蒙昧(モウマイ)」参考「眛(マイ)」は別字。 まい ばい くら-い; むさぼ-る 日 9 5 形声。日と、音符未(ビ)→(バイ)とから成る。 06627.svg
禝 1 0 五穀の神。一説に周の祖先にあたる人。 しょく 示 15 10 説明無し 0799d.svg
弧 3 0 ①ゆみ。きゆみ。木の弓。「弧矢」 ②弓なりに曲がった線。円周や曲線の一部分。「弧状」「弧線」「弧を描く」 ご こ きゆみ- 弓 9 6 形声。弓と、音符瓜(クワ)→(コ)とから成る。木で作った弓、ひいて、弓のように曲がる意を表す。 05f27.svg
萩 準1 0 ①はぎ。マメ科の落葉低木。 ②よもぎ。くさよもぎ。キク科の多年草。 しゅ しゅう はぎ- ⺾ 12 9 形声。艸と、音符秋(シウ)とから成る。 08429.svg
嘗 準1 0 ①なめる。あじわう。「嘗味」「嘗胆」 ②こころみる。ためす。「嘗試」 ③かつて。過去の経験を表す助字。 ④新しくとれた穀物を神に供える祭り。「新嘗祭(にいなめサイ)」 じょう しょう な-める; こころ-みる; かつ-て 口 14 11 形声。意符旨(うまい)と、音符尙(シヤウ)とから成る。味見をする、ひいて、ためす意を表す。 05617.svg
祥 準2 0 ①さいわい。さち。めでたいこと。「嘉祥(カショウ)」「吉祥」 ②きざし。前ぶれ。「祥雲」 ③喪明けの祭り。「祥月」 ぞう しょう さが-; さち-; さいわ-い; きざ-し 礻 10 6 形声。示と、音符羊(ヤウ)→(シヤウ)とから成る。「さいわい」の意を表す。借りて、前兆(きざし)の意に用いる。 07965.svg
紉 1 0 ①なわ。 ②むすぶ。くくる。 ③つづる。ぬい合わせる。 にん じん なわ-; むす-ぶ 糹 9 3 説明無し
曦 1 0 ひ。ひかり。日の色。太陽の光。 き き ぎ ひ-; ひかり- 日 20 16 説明無し 066e6.svg
竜 準2 0 ①りゅう。たつ。想像上の動物。「竜頭」「飛竜」 ②天子のたとえ。また、天子に関する事物につける語。「竜顔」 ③すぐれたもののたとえ。「竜馬」 ④化石で発掘される大形の爬虫(ハチュウ)類。「恐竜」 りゅう りょう ろう たつ- 竜 10 0 旧字は、象形。かざりを着け、大きな口を開け、長いからだをくねらせている爬虫(はちゆう)類の形にかたどり、「りゅう」の意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 07adc.svg
羃 1 0 おおう。おおい。 みゃく べき たれぬの; おおい; かぶせる ⺲ 18 13 説明無し 07f83.svg
凸 準2 0 でこ。中央がつき出ているさま。また、そのもの。「凸面」「凹凸」凹 とち とつ でこ-; つばく-む 凵 5 3 象形。物の中央が高くとび出ているさまにかたどる。 051f8.svg
劣 4 0 ①おとる。力や技量がおよばない。よわい。「劣勢」「劣等」 ②いやしい。質が悪い。「劣悪」「愚劣」「卑劣」 ①②優 れち れつ おと-る 力 6 4 会意。力と、少(すくない)とから成り、人より力の弱い意を表す。 052a3.svg
驢 1 0 ろば(驢馬)。ウマ科の哺乳(ホニュウ)動物。うさぎうま。 りょ ろ うさぎうま- 馬 26 16 説明無し 09a62.svg
刮 1 0 ①けずる。けずり除く。そぐ。「刮削」 ②こする。「刮目」 かつ; けち きさげ; きさ-ぐ; こそ-ぐ; けず-る; こそ-げる 刂 8 6 説明無し 0522e.svg
帖 準1 0 ①かきもの。かきつけ。帳面。「画帖(ガジョウ)」 ②石刷りの書。習字の手本。「法帖(ホウジョウ)」 ③た(垂)れる。「帖耳」 ④じょう。紙や海苔(のり)などを数える語。半紙二〇枚、海苔一〇枚。 ちょう ちょう じょう かきもの 巾 8 5 形声。巾と、音符占(セン)→(テフ)とから成る。 05e16.svg
慢 4 0 ①おこたる。なまける。「怠慢」 ②おごる。あなどる。「慢心」「高慢」謾(マン) ③ゆるやか。おそい。長びく。「慢性」「緩慢」 めん ばん まん あなど-る; おそ-い; おご-る; おこた-る 忄 14 11 形声。心と、音符曼(バン、マン)とから成る。「あなどる」意を表す。 06162.svg
螂 1 0 「螳螂(トウロウ)・蟷螂(トウロウ)(かまきり)」に用いられる字。 ろう ろう 虫 16 10 説明無し 08782.svg
剣 4 0 ①つるぎ。また、刀を使う術。「剣士」「剣道」「剣の達人」 ②つるぎのように先のとがったもの。「剣山」参考もともとは、「剣」は両刃の刀を指す。 こん けん つるぎ- 刂 10 8 旧字は、形声。意符(じん)(=刃。刀は省略形)と、音符僉(セム)→(ケム)とから成る。「つるぎ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 05263.svg
棋 3 0 碁・将棋。また、碁盤・将棋盤や碁石・こま(駒)。「棋客」「棋士」「棋布」 ぎ; ご き 木 12 8 形声。木と、音符其(キ)とから成る。 068cb.svg
靆 1 0 雲のたなびくさま。「靉靆(アイタイ)」 だい たい ⻗ 24 16 説明無し 09746.svg
縄 7 0 ①なわ。「縄文」「捕縄」 ②すみなわ。直線を引くための大工道具。「縄墨」 ③のり。法則。標準。「規矩準縄(キクジュンジョウ)」 ④ただす。悪事を調べ正す。「縄正」 じょう しょう ただ-す; なわ- 糹 15 9 旧字は、形声。糸と、音符蠅(ヨウ)→(シヨウ、ジヨウ)(黽は省略形)とから成る。よりあわせた「なわ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 07e04.svg
搗 1 0 ①つく。うすでつく。 ②たたく。うつ。 ①②擣(トウ) ③かてて。そのうえ。 とう とう か-つ; つ-く 扌 13 10 説明無し 06417.svg
贏 1 0 ①あまる。みちる。あまり。「財」「余」盈(エイ) ②もうける。もうけ。「利」 ③か(勝)つ。「輸(ユエイ)・(シュエイ)」輸 ④のびる。ゆるむ。 ⑤つつむ。 ⑥になう。負担する。 えい かつ; あまり 貝 20 13 説明無し 08d0f.svg
沢 4 0 ①さわ。草木の生えている湿地帯。「沢畔」「沼沢」 ②うるおう。うるおい。めぐみ。「恩沢」「潤沢」 ③つや。かがやき。「光沢」「色沢」 じゃく たく さわ-; うるお-す; うるお-い 氵 7 4 旧字は、形声。水と、音符睪(タク)とから成る。水が物にしめりついて「うるおう」、ひいて「つや」、転じて「さわ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 06ca2.svg
罪 6 0 ①つみ。法律に反する行い。「罪状」「犯罪」 ②あやまち。道徳的に悪い行い。「罪悪」「謝罪」 ③つみする。刑罰を加える。「死罪」「断罪」「流罪(ルザイ)」 ざい さい つみ- ⺲ 13 8 本字は、会意で、辛(いれずみをほどこす針)と、自(鼻の原字。はな)とから成り、罪人の鼻にいれずみを入れる意から、「つみ」の意を表す。教育用漢字は、形声で、网と、音符非(ヒ)→(サイ)とから成る。 07f6a.svg
茶 9 0 ①ちゃ。(ア)ちゃの木。ツバキ科の常緑低木。「茶畑」(イ)ちゃの木の葉や芽を加工した飲料。「緑茶」「茶果」(ウ)色の名。黒みを帯びた赤褐色。「茶色」 ②抹茶をたてる作法。茶の湯。「茶道」「茶会」 ③こっけい。おどけ。ふざけ。「茶番」「茶目」 じゃ た ちゃ さ ⺾ 9 6 もと、荼(ト)に同じで、のげし、ちゃの意を表したが、のちに荼と区別して、「ちゃ」にはもっぱら省略形の茶を用いるようになった。→荼。 08336.svg
蒹 1 0 おぎ(荻)。イネ科の多年草。「蒹葭(ケンカ)」 けん おぎ ⺾ 13 10 説明無し 084b9.svg
膚 4 0 ①はだ。はだえ。体の表皮。「皮膚」「完膚」 ②うわべ。物の表面。「膚浅」 ふ- ふ- はだ-; はだえ- 肉 15 11 形声。肉と、音符𧆨(ロ)→(フ)とから成る。からだの表面をおおっている「はだ」の意を表す。 0819a.svg
帰 9 0 ①かえる。かえす。「帰郷」「帰心」「復帰」 ②あるべき所におさまる。行きつく。おちつく。「帰一」「帰依」「帰属」 ③とつぐ。嫁に行く。「帰嫁」 ④おく(贈)る。 き き かえ-る; おく-る; かえ-す; とつ-ぐ 巾 10 7 旧字は、形声。止と、(帚は省略形。つま)と、音符𠂤(ツイ、タイ)→(クヰ)とから成る。女が「とつぐ」意を表す。転じて「かえる」意に用いる。教育用漢字は省略形の俗字による。 05e30.svg
嬉 準1 0 ①うれしい。よろこばしい。 ②たのしむ。よろこぶ。あそぶ。「嬉嬉」「嬉戯」「嬉遊」 き き うれ-しい; たの-しむ 女 15 12 会意形声。女+喜(キ)(よろこぶ)。 05b09.svg
鐘 3 0 かね。つりがね。「鐘鼓」「鐘楼」 鍾(ショウ) しゅ しょう かね- 釒 20 12 形声。金と、音符童(トウ)→(シヨウ)とから成る。「かね」の意を表す。 09418.svg
談 8 0 かたる。はなす。はなし。はなしあい。「談合」「相談」 だん たん かた-る 訁 15 8 形声。言と、音符炎(エム)→(タム)とから成る。おだやかに「かたる」意を表す。 08ac7.svg
損 6 0 ①そこなう。傷つける。こわす。「損傷」「破損」 ②へる。へらす。少なくなる。「損耗」 益 ③うしなう。利益をなくす。「損害」「損失」 得 そん そん そこな-う; そこ-なう; そこ-ねる; へ-る 扌 13 10 形声。手と、音符員(ヱン)→(ソン)とから成る。「へる」意を表す。 0640d.svg
卯 準1 0 う。十二支の第四。動物ではウサギ。方位では東。時刻では午前六時およびその前後二時間。「卯月」 みょう ぼう う- 卩 5 3 象形。刀を横に二つ並べたさまにかたどる。殺す意を表す。「劉(リウ)」の原字。借りて、十二支の第四位に用いる。 0536f.svg
窮 準2 0 ①きわめる。きわまる。つきつめる。「窮極」「窮理」究 ②行きづまる。身動きできない。苦しむ。「窮地」「困窮」 ぐう; ぐ きゅう きわ-める; きわ-み; きわ-まり; きわ-まる 穴 15 10 形声。穴と、音符躬(キウ)とから成る。「きわまる」意を表す。 07aae.svg
懃 1 0 ①ねんごろ。ていねい。「懃恪(キンカク)」「慇懃(インギン)」 ②つと(勤)める。「懃労」 ③つかれる。 ごん きん ぎん ねんご-ろ 心 17 13 説明無し 061c3.svg
賽 1 0 ①おれいまつり。おまいり。神から受けた福に感謝してまつる。「賽願」「賽銭」 ②優劣をきそう。「賽馬」 ③さい。さいころ。 さい さい むくいまつる; しあい; きそう 貝 17 10 説明無し 08cfd.svg
融 準2 0 ①とける。とかす。固体が液体になる。「融解」「融和」溶・熔(ヨウ) ②やわらぐ。「融合」「融和」 ③とおる。通じる。流通する。「融資」「融通」 ゆ ゆう とお-る; と-ける 虫 16 10 形声。鬲と、音符蟲(チウ)→(イウ)(虫は省略形)とから成る。蒸気が立ちのぼる意を表す。ひいて「とおる」、転じて、物が「とける」意に用いる。 0878d.svg
屹 1 0 そばだつ。けわしい。山が高くそびえ立つ。「屹屹」「屹然」「屹立」 ごち ぎつ きつ そばだ-つ 山 6 3 説明無し 05c79.svg
寤 1 0 ①さめる。目がさめる。寐(ビ) ②さとる。気づく。悟 ご さめる 宀 14 11 説明無し 05be4.svg
誉 4 0 ①ほまれ。よい評判。名声。「栄誉」「名誉」 ②ほめる。ほめたたえる。「称誉」「毀誉(キヨ)」毀(キ) よ よ ほ-める; ほま-れ 言 13 6 旧字は、形声。言と、音符與(ヨ)とから成る。「ほめる」「ほまれ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 08a89.svg
恒 4 0 つね。つねに。いつも。いつまでも変わらない。「恒温」「恒例」 ごう こう つね- 忄 9 6 旧字は、形声。心と、音符亙(コウ)とから成る。いつまでも変わらない心の意を表す。ひいて「つね」の意に用いる。常用漢字は俗字による。 06052.svg
逵 1 0 おおじ。おおどおり。四方八方に分かれる道。「逵路」 き おうじ ⻍ 12 8 説明無し 09035.svg
俎 1 0 まないた。料理する板の台。「俎上」「刀俎」 しょ そ まないた- 人 9 7 説明無し 04fce.svg
偖 1 0 さて。ところで。発語のことば。 扠(サ)・扨(さて) しゃ しゃ さて- 亻 11 9 説明無し 05056.svg
燔 1 0 ①やく。あぶる。「燔柴(ハンサイ)」 ②ひもろぎ。祭りに供える焼いた肉。「燔肉」膰(ハン) ぼん はん や-く 火 16 12 説明無し 071d4.svg
謹 準2 0 つつしむ。かしこまる。「謹賀」「謹慎」 こん きん つつし-む 訁 17 10 旧字は、形声。言と、音符堇(キン)とから成る。ことばをひかえめにする、「つつしむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 08b39.svg
箘 1 0 しのだけ(篠竹)。やだけ(箭竹・矢竹)。 ごん; こん きん しのだけ-; たけのこ-; やだけ- ⺮ 14 8 説明無し 07b98.svg
逮 3 0 ①およぶ。とどく。「逮夜」 ②追いかける。とらえる。「逮捕」 だい たい; てい およ-ぶ; とら-える ⻌ 11 8 形声。辵と、音符隶(タイ)とから成る。「およぶ」意を表す。 0902e.svg
綟 1 0 ①もえぎ。もえぎ色。 ②もじ。もじり。もじおり。麻糸をよじってあらく織った布。 らい れい もじ- 糹 14 8 説明無し 07d9f.svg
鬟 1 0 ①わげ。あげまき。頭上でたばねた髪の結い方。「翠鬟(スイカン)」②みずら。上代の成人男子の髪の結い方。 ③こしもと。めしつかい。 かん みずら; わげ 髟 23 13 説明無し 09b1f.svg
鴃 1 0 もず(百舌)。モズ科の鳥。「鴃舌」 げき; けつ; けい もず 鳥 15 4 説明無し 09d03.svg
懶 1 0 ①おこたる。なまける。「懶惰」 ②ものうい。けだるい。 ①②嬾(ラン) らい; らん らい; らん ものう-い; ものぐさ-い; おこた-る 忄 19 16 説明無し 061f6.svg
娩 準1 0 ①うむ。出産する。「娩痛」「分娩」 ②美しい。「娩沢」 べん; はん う-む 女 10 7 形声。女と、音符(ベン、メン)とから成る。 05a29.svg
哳 1 0 鳥の鳴き声を表す「嘲哳(チョウタツ)・(トウタツ)」に用いられる字。 てち たつ 口 10 7 説明無し
発 8 0 ①はなつ。矢や弾丸をはなつ。「発射」「発砲」「散発」 ②たつ。でかける。また、送りだす。「発車」「発送」「出発」着 ③でる。生じる。起こす。「発生」「発奮」「突発」 ④のびる。のばす。さかんにする。「発達」「発育」「発展」 ⑤ひらく。あける。開かせる。「発見」「開発」「啓発」 ⑥あらわれる。あらわす。「発表」「発露」 ⑦あばく。明るみに出す。「発覚」「摘発」「告発」 ほち; ほつ はつ おこ-る; あば-く; はな-つ; た-つ; つか-わす 癶 9 4 旧字は、形声。意符弓(ゆみ)と、音符癹(ハツ)とから成る。弓を射る、転じて、「おこる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0767a.svg
諛 1 0 へつらう。きげんをとる。「言」「阿(アユ)」 ゆ ゆ へつらう 訁 16 9 説明無し 08adb.svg
砕 準2 0 ①くだく。くだける。「砕氷」「粉砕」 ②細かい。くだくだしい。わずらわしい。「砕務」 さい さい くだ-く; くだ-ける; はた-く 石 9 4 旧字は、形声。石と、音符卒(ソツ)→(サイ)とから成る。石うすでひきくだく意を表す。常用漢字は省略形による。 07815.svg
勿 準1 0 ①なかれ。…してはいけない。禁止を表す助字。 ②なし。ない。否定を表す助字。不・無 ぼつ もち ぶつ なか-れ; なし- 勹 4 2 象形。弓のつるが切れたさまにかたどる。弓のつるを鳴らして魔よけを行うことから、否定・禁止の助字に用いる。 052ff.svg
市 9 0 ①いち。人が集まって品物などを売買する所。「市況」「市場」 ②まち。人が多く集まるにぎやかな所。「市街」「市中」「都市」 ③行政区画の一つ。「市営」「市制」 じ し いち- 巾 5 2 形声。意符冂(けい)(かこい)と、音符之(シ)の省略形とから成る。物品を売買する所、ひいて「いち」の意を表す。 05e02.svg
鈍 4 0 ①にぶい。刃物の切れあじが悪い。「鈍刀」「鈍器」利 ②のろい。おろか。頭のはたらきや動作がのろい。「鈍感」「鈍痛」「いつも鈍なことをする」敏・鋭 どん とん のろ-い; なまくら-; なま-る; にぶ-る; にぶ-い 釒 12 4 形声。金と、音符屯(トン)とから成る。切れ味の悪い刀剣の類、ひいて「にぶい」意を表す。 0920d.svg
謁 準2 0 まみえる。身分の高い人に会う。「謁見」「拝謁」 おち えつ つ-げる; まみ-える 訁 15 8 旧字は、形声。言と、音符曷(カツ)→(エツ)とから成る。こう意を表す。また、「まみえる」意に用いる。常用漢字は省略形による。 08b01.svg
葎 準1 0 むぐら。クワ科の一年草かなむぐら。また、生い茂ってやぶを作るつる草の総称。 りち りつ むぐら-; もぐら-; うぐら- ⺾ 12 9 説明無し 0844e.svg
璽 準2 0 しるし。はん。中国、秦(シン)の始皇帝以来、天子の印にかぎっていう。「璽授」「御璽」 し し じ しるし-; みしるし 玉 19 14 形声。玉と、音符爾(ジ)→(シ)とから成る。玉製の印の意を表す。 074bd.svg
努 7 0 ①つとめる。はげむ。「努力」 ②ゆめ。ゆめゆめ。けっして。 ぬ ど つと-む; つと-める 力 7 5 形声。力と、音符奴(ド)とから成る。力をつくす、「つとめる」意を表す。 052aa.svg
背 5 0 ①せ。せなか。うしろ。「背筋」「背面」腹 ②そむく。そむける。「背信」「背徳」向 ③せい。身長。「背丈」「上背」 へ; はい; べ; ばい はい せい-; せ-; そむ-ける; そむ-く 肉 9 5 会意形声。肉と、北(ホク)→(ハイ)(そむく)とから成る。からだのうしろ側、「せ」の意を表す。「北」の後にできた字。 080cc.svg
犯 6 0 ①おかす。そむく。規律や戒律を破る。「犯逆」「犯罪」「不犯」 ②つみびと。きまりをおかした人。「犯人」「共犯」 ぼん はん おか-す 犭 5 2 形声。犬と、音符𢎘(カム)→(ハム)(㔾は変わった形)とから成る。犬が囲いを破る意を表す。転じて、分限を越えた悪い行いの意に用いる。 072af.svg
腆 1 0 あつい。てあつい。多い。「腆贈」「不腆」 てん てん あつ-い ⺼ 12 8 説明無し 08146.svg
酌 準2 0 ①酒をくむ。しゃくをする。さかもり。「酌飲」「晩酌」 ②人の気持ちや事情をくみとる。「酌量」「参酌」「斟酌(シンシャク)」 しゃく しゃく く-む 酉 10 3 会意形声。酉と、勺(シヤク)(ひしゃくでくむ)とから成る。酒をくむ、ひいて、「くむ」意を表す。 0914c.svg
陵 3 0 ①おか。大きなおか。「丘陵」 ②みささぎ。天皇や皇后の墓。「陵墓」「御陵」 ③しのぐ。おかす。あなどる。「陵駕(リョウガ)」「陵辱」凌(リョウ) りょう りょう しの-ぐ; おか-; みささぎ- 阝 11 8 会意形声。阜と、(リヨウ)(しのぐ)とから成る。大きなおかの意を表す。 09675.svg
衛 6 0 ①まもる。ふせぐ。また、まもる人。「衛士」「衛生」「衛兵」 ②まわる。「衛星」 ③中国、周代の国名。 え えい まも-る; まもり 行 16 10 本字は、会意形声。行と、帀(そう)(めぐる)と、韋(ヰ)→(ヱイ)(異なる向き。は省略形)とから成り、集落の周囲をめぐって警戒する、ひいて「まもる」意を表す。・衛は省略形による。 0885b.svg
佑 準1 0 たすける。たすけ。「佑助」「天佑」右・祐(ユウ) う ゆう すけ; たす-ける 亻 7 5 会意形声。人と、右(イウ)(みぎ、たすける)とから成り、「たすける」意を表す。「右」の後にできた字。 04f51.svg
碗 準1 0 わん。こばち。椀(ワン) わん わん こばち- 石 13 8 形声。皿と、音符夗(ヱン)→(ワン)とから成る。 07897.svg
末 7 0 ①すえ。(ア)枝の先。物のはし。「末端」「本末」 (イ)つまらない。大切でない。「末節」「粗末」 (ア)(イ)本 ②おわり。果て。「年末」「終末」始 ③しも。低い位。下位。「末座」「末席」 ④子孫。「末裔(マツエイ)」「末代」 ⑤細かい。こな。くず。「瑣末(サマツ)」「粉末」参考「末」の草書体が平仮名の「ま」になった。また、二画目までが片仮名の「マ」になったという説もある。 まっ; まつ ばつ うれ-; お-わり; すえ-; うら- 木 5 1 指事。木の上部にこずえの部分をさし示す一線を引いて、こずえ、ひいて「すえ」の意を表す。 0672b.svg
詬 1 0 はずかしめる。ののしる。そしる。また、はずかしめ。はじ。「詬恥」垢(コウ) く こう はじ; ののし-る; はずかし-める 訁 13 6 説明無し 08a6c.svg
絞 3 0 ①しめる。ひもなどでしめつける。くびる。「絞首」 ②しぼる。しぼりとる。しぼり。 きょう こう しぼ-る; し-まる; し-める 糹 12 6 会意形声。糸と、交(カウ)(まじわる)とから成り、糸をからませてしばる意を表す。 07d5e.svg
扉 準2 0 とびら。開き戸。「開扉」「門扉」 ひ ひ とびら- 戸 12 8 形声。戶と、音符非(ヒ)とから成る。開き戸の意を表す。 06249.svg
濠 準1 0 ①ほり。城の周りにめぐらしたほり。壕(ゴウ) ②「濠太剌利(オーストラリア)」の略。「濠州」参考もと、川の名。「ほり」として借りて用いられる。 ごう こう ほり- 氵 17 14 説明無し 06fe0.svg
澗 準1 0 たに。たにみず。たにがわ。「澗水」「澗声」 けん かん たに-; たにみず- 氵 15 12 説明無し 06f97.svg
根 8 0 ①草木のね。「球根」 ②物のねもと。ねざすところ。おおもと。よりどころ。「根源」「病根」 ③物事を認識するはたらき。「五根」「六根」 ④こん。(ア)がんばり。気分。「根気」「精根」(イ)数学で、ある数を何乗かして得た数に対するもとの数。また、方程式を満たす未知数の値。 こん こん ね- 木 10 6 形声。木と、音符艮(コン)とから成る。木のねもと、ひいて、物事のもとの意を表す。 06839.svg
剽 1 0 ①おびやかす。おどす。「剽劫(ヒョウキョウ)」 ②ぬすむ。かすめとる。「剽窃」 ③かるい。すばやい。「剽悍(ヒョウカン)」「剽疾」 ひょう おびやかす 刂 13 11 説明無し 0527d.svg
琲 1 0 ①玉を連ねた飾り。 ②コーヒーの音訳字に用いられる。「珈琲(コーヒー)」参考中国では、コーヒーは「」と書く。 ばい はい つらぬ-く 𤣩 12 8 説明無し 07432.svg
慮 4 0 おもんぱかる。思いめぐらす。考える。「慮外」「配慮」 ろ りょ おもんぱか-る 心 15 11 形声。意符思(おもう)と、音符虍(コ)→(リヨ)とから成る。深く考える意を表す。 0616e.svg
睦 2 0 むつまじい。親しい。むつむ。仲よくする。むつぶ。「親睦」「和睦」 もく ぼく むつ-まじい; むつ-ぶ; むつ-む 目 13 8 形声。目と、音符坴(リク)→(ボク)とから成る。「むつまじい」意を表す。 07766.svg
臘 1 0 ①冬至のあと、第三の戌(いぬ)の日に行う祭り。「伏臘」 ②くれ。年のくれ。陰暦一二月の異名。「臘月」 ろう ろう ⺼ 19 15 説明無し 081d8.svg
柱 8 0 はしら。また、はしらのように物の支えになるもの。「柱石」「支柱」 じゅう ちゅう ささえる; はしら-; ことじ 木 9 5 形声。木と、音符(シユ)→(チユ)とから成る。「はしら」の意を表す。 067f1.svg
募 3 0 つのる。広く求める。「募金」「募集」 も; ぼ つの-る 力 12 10 形声。力と、音符莫(ボ、モ)とから成る。広く探し求める意を表す。 052df.svg
弊 準2 0 ①よくない。害になる。「弊害」「旧弊」 ②やぶれる。ぼろぼろになる。「弊衣」「弊履」 ③つかれる。よわる。たおれる。「疲弊」 ④自分のことにつける謙称。「弊社」「弊店」 ②~④敝(ヘイ) べ へい くるしむ; つか-れる; やぶ-れる; つい-える 廾 15 12 形声。意符犬(廾は誤った形)と、音符敝(ヘイ)とから成る。犬がつかれてたおれる意を表す。ひいて、「つかれる」「くるしむ」などの意に用いる。 05f0a.svg
蘆 1 0 あし(葦)。よし。イネ科の多年草。「蘆笛」 る ろ あし-; よし- ⺾ 19 16 形声。艸と、音符盧(ロ)とから成る。 08606.svg
曹 準2 0 ①つかさ。役人。また、役所の部局。「法曹」 ②軍隊などの階級の一つ。「曹長」「軍曹」 ③なかま。ともがら。 ④へや。つぼね。「曹司」 ぞう そう へや-; つかさ-; ともがら- 曰 11 7 会意形声。曰と、㯥(サウ)(法廷で、東に位置する原告・被告。は省略形)とから成る。原告・被告の意から、「ともがら」の意を表す。 066f9.svg
喉 2 0 のど。のどぶえ。「喉頭」「喉吻(コウフン)」 ぐ こう のど- 口 12 9 形声。口と、音符侯(コウ)とから成る。 05589.svg
麈 1 0 おおじか。大形のシカの一種。その尾で払子(ホッス)を作った。「麈尾」 しゅ; す おうじか 鹿 16 5 説明無し 09e88.svg
襯 1 0 はだぎ。じゅばん。下着。「襯衣」 しん しん はだぎ- ⻂ 21 16 説明無し 0896f.svg
勁 1 0 つよい。かたい。するどい。「勁草」 きょう けい つよ-い 力 9 7 形声。力と、音符巠(ケイ)とから成る。 052c1.svg
葩 1 0 ①はな。はなびら。「葩卉(ハキ)」 ②はなやか。 へ は はな- ⺾ 12 9 説明無し 08469.svg
鑞 1 0 すず(錫)。また、鉛との合金。はんだ。 ろう すず 釒 23 15 説明無し 0945e.svg
洸 1 0 ①水が広く深いさま。 ②いさましいさま。 ③ほのか。かすかなさま。 こう こう ほの-か 氵 9 6 形声。水と、音符光(クワウ)とから成る。 06d38.svg
敵 5 0 ①かたき。てき。あだ。戦いの相手。「敵意」「強敵」「敵国」 ②てむかう。対抗する。「敵対」「無敵」 ③つりあう。かなう。「匹敵」 じゃく てき かたき-; あだ- 攵 15 11 形声。攴と、音符啻(テイ)→(テキ)(または啇(テキ))とから成る。「かたき」の意を表す。 06575.svg
醜 準2 0 ①みにくい。みっともない。けがらわしい。わるい。「醜悪」「醜態」 美 ②にくむ。きらう。そしる。「醜詆(シュウテイ)」 ③似ている。ひとしい。たぐい。 ④しこ。みにくいものをののしる語。 しゅ しゅう たぐい-; みにく-い; しこ-; にく-む 酉 17 10 形声。鬼と、音符酉(イウ)→(シウ)とから成る。いみきらう意を表す。転じて、「みにくい」などの意に用いる。 0919c.svg
瑣 1 0 ①ちいさい。こまかい。くだくだしい。わずらわしい。「瑣細」「煩瑣」 ②つらなる。また、くさり。「連瑣」 鎖 さ ちいさい 𤣩 14 10 説明無し 07463.svg
卅 1 0 みそ。三〇。 参考十を三つ合わせた形。 そう そう みそ-; さんじゅう- 十 4 2 説明無し 05345.svg
粛 準2 0 ①つつしむ。おごそか。身をひきしめる。「粛然」「厳粛」 夙(シュク) ②ただす。いましめる。きびしくする。「粛正」「粛清」 すく しゅく つつし-む 聿 11 6 旧字は、会意。聿と、𣶒(えん)(水がうずまく象形から、円をかく器具)とから成る。筆で丁寧に書くことから、転じて、おそれつつしむ意を表す。常用漢字は省略形による。 07c9b.svg
編 6 0 ①あむ。(ア)順序だてて並べる。組み入れる。「編成」「編入」(イ)文を集めて書物を作る。「編集」「編者」 ②とじいと。書物をとじる糸。「韋編(イヘン)」 ③ふみ。書物。作品。「短編」「長編」 ④書物の部分け。「前編」「続編」 ⑤詩文を数える語。「詩一編」 へん へん ふみ-; あ-む; とじいと-; あ-み 糹 15 9 会意形声。糸と、扁(ヘン)(竹の札)とから成る。竹簡を糸でつづり合わせた文書、ひいて「あむ」意を表す。 07de8.svg
与 4 0 ①あたえる。「与奪」「贈与」 ②くみする。なかまになる。「与党」「与国」 ③あずかる。関係する。「関与」「参与」 ④ともに。…と。並列の助字。 ⑤より。比較の助字。 ⑥か。や。疑問・反語の助字。参考「与(與)」の省略形が片仮名の「ヨ」に、草書体が平仮名の「よ」になった。 よ よ あた-ゆ; あた-う; あずか-る; くみ-す; あた-える; あた-え; あず-かる; くみ-する 一 3 2 旧字は、会意形声。舁(よ)(もちあげる。は変わった形)と、(ヨ)(くみあう。は変わった形)とから成る。力を合わせて仲間になる、ひいて、ともにする、転じて「あたえる」意を表す。借りて、助字に用いる。常用漢字は與の略字として用いられていたの変形による。 04e0e.svg
蟄 1 0 かくれる。虫が地中にとじこもる。「蟄居」「蟄虫」「啓蟄」 じゅう ちゅう ちつ ちっ-する; かく-れる 虫 17 11 説明無し 087c4.svg
硝 準2 0 ①鉱石の名。火薬やガラスの原料。「硝酸」 ②火薬。「硝薬」「煙硝」 しょう しょう 石 12 7 形声。石と、音符(セウ)とから成る。 0785d.svg
創 5 0 ①きず。きずつける。「創痍(ソウイ)」「創傷」 ②はじめ。はじめる。はじめて作る。「創意」「独創」 しょう そう きず-; はじ-める; つく-る; きずつ-ける 刂 12 10 形声。刀と、音符倉(サウ)とから成る。刀できずつく、ひいて「きず」の意を表す。また、刱(サウ)と同じく、はじめの意に用いる。 05275.svg
波 8 0 ①なみ。「波頭」「波浪」 ②なみのような動きや形をとるもの。「波長」「電波」参考「波」の草書体が平仮名の「は」になった。 は は なみ- 氵 8 5 形声。水と、音符皮(ヒ)→(ハ)とから成る。「なみ」の意を表す。 06ce2.svg
浸 4 0 ①ひたす。ひたる。水につける。「浸水」 ②しみる。水がしみこむ。「浸潤」「浸透」 しん しん し-みる; やや-; ひた-す; つ-かる; ようや-く; したし-; ひた-る; つ-ける 氵 10 7 形声。水と、音符𡩠(シム)(𠬶は省略形)とから成る。もと、川の名。借りて、水中につける意に用いる。 06d78.svg
艟 1 0 いくさぶね。「艟艨(ドウモウ)」 ずう; しゅ とう; しょう どう いくさぶね- 舟 18 12 説明無し 0825f.svg
漱 1 0 すすぐ。口をすすぐ。うがいをする。「漱石」「含漱」 嗽(ソウ) す そう うがい-; すす-ぐ 氵 14 11 形声。水と、音符欶(ソウ)とから成る。 06f31.svg
笥 準1 0 はこ。飯または衣類を入れる四角い竹製のはこ。「筐笥(キョウシ)」 簞(タン) し し す け-; はこ- ⺮ 11 5 説明無し 07b25.svg
梠 1 0 ひさし。のき。「屋梠」 ろ りょ ひさし 木 11 7 説明無し 068a0.svg
蒟 1 0 「蒟蒻(クジャク)(こんにゃく)」に用いられる字。 く く こん ⺾ 13 10 説明無し 0849f.svg
柩 1 0 ひつぎ。死体を入れる箱。「柩車」 く; ぐ きゅう ひつぎ- 木 9 5 説明無し 067e9.svg
埴 準1 0 はに。ねばつち。ねんど。「埴土」「埴生(はにゅう)」 しょく はに- 土 11 8 形声。人と、音符直(チヨク)→(シヨク)とから成る。 057f4.svg
藪 準1 0 ①やぶ。草・低木・タケなどが生い茂っているところ。「竹藪」 ②さわ。沼池。草木が生い茂って鳥獣が集まるところ。「藪沢」 ③物事の集まるところ。「淵藪」 す そう やぶ- ⺾ 18 15 説明無し 085ea.svg
菁 1 0 ①かぶ。かぶら。かぶらな。すずな。「蕪菁(ブセイ)」 ②にら。にらの花。 ③草木の茂るさま。「菁菁」 しょう せい かぶらな; かぶ; はなやか ⺾ 11 8 説明無し 083c1.svg
贖 1 0 あがなう。物と物とをとりかえる。金品を出して罪を免れる。あがない。「贖罪」 しょく あがな-う 貝 22 15 説明無し 08d16.svg
腐 4 0 ①くさる。くちる。「腐敗」「防腐」 ②古い。古くさい。古くて役にたたない。「腐儒」「陳腐」 ③心をいためる。「腐心」 ぶ ふ くさ-る; くさ-す; くさ-れる; くさ-らす 肉 14 8 形声。肉と、音符府(フ)とから成る。肉がただれて「くさる」意を表す。 08150.svg
煮 4 0 にる。にえる。「煮沸」 しょ しょ しゃ に-やす; に-える; に-る 灬 12 8 本字は、会意形声。(れき)(かなえから湯気が上がるさま)と、者(シヤ)→(シヨ)(にる)とから成る。煮は、意符のを火に改めたもの。常用漢字はその省略形による。 0716e.svg
星 9 0 ①ほし。天体。「星座」「恒星」 ②とし。年月。「星霜」 ③重要な人物。「巨星」「将星」 ④めあて。小さな点。「図星」 しょう せい ほし- 日 9 5 形声。意符晶(ほしの形。日は省略形)と、音符生(セイ)とから成る。「ほし」の意を表す。 0661f.svg
球 8 0 ①たま。丸い形をしたもの。「球根」「地球」 ②まり。ボール。「球技」「卓球」 ③「野球」の略。「球場」「球団」 ぐ きゅう たま- 𤣩 11 7 形声。玉と、音符求(キウ)とから成る。まるくかたい美玉の意を表す。ひいて、まりの意に用いる。 07403.svg
喘 1 0 ①あえぐ。いきぎれする。 ②せく。ぜいぜいする。せきこむ。また、せき。「喘息」 せん せん ぜい; ぜん せき-; あえ-ぐ; せ-く 口 12 9 説明無し 05598.svg
薇 1 0 ①ぜんまい。ゼンマイ科の多年生シダ植物。 ②のえんどう。からすのえんどう。マメ科の二年草。 ③「紫薇(さるすべり)」「薔薇(ショウビ)・(ソウビ)(ばら)」に用いられる字。 み び ぜんまい- ⺾ 16 13 説明無し 08587.svg
仗 1 0 ①ほこ。つわもの。刀や戟(ほこ)の総称。「兵仗」 ②まもり。宮殿などの護衛。「儀仗」 ③つえ(杖)。つえをつく。 ④よる。たのむ。 じょう しょう つえ-; つわもの-; よ-る 亻 5 3 説明無し 04ed7.svg
繁 4 0 ①しげる。草木が生い茂る。ふえる。「繁茂」「繁殖」 ②盛んになる。「繁栄」「繁盛」 ③回数が多い。わずらわしい。いそがしい。「頻繁」「繁忙」 ぼん; ばん はん しげ-る; しげ-し 糸 16 10 本字は、会意で、糸と每(たくさんあるさま)とから成る。多くの糸をつけることから、馬のたてがみのかざりの意を表す。転じて、「しげる」、さかんの意に用いる。旧字は、形声で、糸と、音符敏(ビン)→(ハン)とから成る。常用漢字はその省略形による。 07e41.svg
柢 1 0 ①木のね。ねもと。物事のもと。「根柢」 ②ねざす。もと(基)づく。 てい ね 木 9 5 説明無し 067e2.svg
作 9 0 ①つくる。つくりだす。また、つくられたもの。「作文」「著作」 ②たがやす。農耕する。また、実り。「耕作」「豊作」 ③なす。なる。する。行う。「作為」 ④はたらく。仕事。「作業」「造作」 ⑤おこす。盛んにする。「作興」 ⑥人のふるまい。うごき。「作法」「動作」 ⑦「美作(みまさか)の国」の略。「作州」 さく; さ さく; さ そ つく-る; つく-り; つくり-; な-す 亻 7 5 会意形声。人と、乍(サク、サ)(つくる)とから成り、「つくる」意を表す。「乍」の後にできた字。 04f5c.svg
地 9 0 ①つち。天に対するつち。土地。大地。陸地。「地面」「平地」天 ②ところ。特定の場所。「地域」「地所」「領地」 ③その土地の。「地酒」「地物(ジもの)」 ④よって立つところ。身分。位置。「地位」「窮地」 ⑤本来もっている性質。もと。「地声(ジごえ)」「素地」 じ ち つち- 土 6 3 形声。土と、音符也(ヤ)→(チ)とから成る。大地・地面の意を表す。 05730.svg
押 4 0 ①おす。(ア)おさえる。とりおさえる。「押収」「押領」(イ)判をおす。署名する。「押印」「押字」「花押」 ②韻をふむ。「押韻」 きょう; よう こう; おう お-さえる; お-す; おし- 扌 8 5 形声。手と、音符甲(カフ)→(アフ)とから成る。手で「おさえる」意を表す。 062bc.svg
獪 1 0 わるがしこい。ずるい。「獪猾(カイカツ)」「狡獪(コウカイ)」 け かい わるがしこ 犭 16 13 説明無し 0736a.svg
宙 5 0 そら。大空。空間。「宇宙」 じゅう ちゅう そら-; も- 宀 8 5 形声。宀と、音符由(イウ)→(チウ)とから成る。舟や乗り物で行ける最も遠い所、転じて、空間の広がりの意を表す。 05b99.svg
豁 1 0 ①ひらける。「然」 ②ひろい。度量が大きい。「如」 ③うつろ。むなしい。「空」 かつ ひろい; ひらける 谷 17 10 説明無し 08c41.svg
賭 2 0 かける。かけをする。かけごと。ばくち。「賭博」「賭場」 と か-ける; か-け 貝 16 9 形声。貝と、音符者(シヤ)→(ト)とから成る。「かける」意を表す。 08ced.svg
彩 4 0 ①いろどる。色をつける。「彩色」 ②いろどり。あや。ひかり。つや。「光彩」「色彩」 采(サイ)・綵(サイ) ③ようす。すがた。「神彩」 さい さい いろど-り; つや-; あ-; いろど-る 彡 11 8 形声。彡と、音符(サイ)とから成る。美しい「いろどり」の意を表す。 05f69.svg
投 8 0 ①なげる。(ア)なげうつ。なげつける。「投下」「投擲(トウテキ)」(イ)捨てる。なげだす。やめる。「投棄」「投降」 ②いれる。おくる。与える。「投稿」「投与」 ③とまる。とどまる。「投宿」逗(トウ) ④あう。あてはまる。かなう。「投合」 ⑤「投球」の略。「完投」 ず とう な-げる 扌 7 4 会意形声。手と、殳(シユ)→(トウ)(なげる)とから成る。なげつける意を表す。 06295.svg
校 10 0 ①まなびや。教育をほどこす所。「校舎」「学校」黌(コウ) ②くらべる。しらべる。かんがえる。「校閲」「校了」 ③陣営の指揮官。士官。「将校」 ④木を組み合わせたもの。かせ。あぜ。「校倉(あぜくら)」 きょう; ぎょう こう あぜ-; かせ- 木 10 6 形声。木と、音符交(カウ)とから成る。手足をしめつける「かせ」の意を表す。借りて、「くらべる」意に、また、まなびやの意に用いる。 06821.svg
冪 1 0 ①おおう。おおい。「冪冪」幎(ベキ) ②べき。同じ数の相乗積。「冪数」 みゃく べき おおい; ふきん 冖 15 13 説明無し 051aa.svg
渥 準1 0 ①あつい。てあつい。こい。「渥恩」「優渥」 ②うるおう。うるおい。つや。 あく あく あつ-い 氵 12 9 形声。水と、音符屋(ヲク)→(アク)とから成る。 06e25.svg
進 8 0 ①すすむ。すすめる。前へ出る。「進行」「進出」「発進」 ②のぼる。上の段階へあがる。「進学」「昇進」 ③よくなる。向上する。「進化」「進展」 ①~③退 ④さし出す。さしあげる。「進言」「進呈」「寄進」 じん しん しん すす-める; すす-む; の-びる; じょう ⻌ 11 8 形声。辵と、音符隹(スイ)→(シン)とから成る。「すすむ」意を表す。 09032.svg
喞 1 0 ①なく。すだく。虫が集まって鳴く。「喞喞」 ②かこつ。不平を言ってなげく。 ③そそぐ。水をそそぐ。「喞筒」 そく; しち しつ; しょく かこ-つ 口 12 9 説明無し 0559e.svg
擅 1 0 ①ほしいままにする。ひとりじめにする。「擅権」 ②ゆずる。「擅譲」 禅 参考「壇」は別字。 ぜん せん ほしいまま- 扌 16 13 説明無し 064c5.svg
靼 1 0 ①なめしがわ。なめして柔らかくした革。 ②蒙古(モウコ)系の民族「韃靼(ダッタン)」に用いられる字。 せち; たち たつ; せつ たん なめ-す; なめしがわ 革 14 5 説明無し 0977c.svg
捌 準1 0 さばく。さばける。はける。参考手()で別々にすることを表す字。「八」の代わりに用いることがある。 べつ; はつ; はち さば-く; は-かす; さば-ける; は-ける 扌 10 7 説明無し 0634c.svg
赫 準1 0 ①あかい。あかるい。 ②かがやく。さかんな。「赫赫」「赫灼」「赫然」 ③いかる。「赫怒」嚇(カク) ④あつ(熱)い。あぶる。参考大きい火(赤)を二つ並べて、光の輝くさまを表している字。 きゃく かく あか-い; かがや-く 赤 14 7 説明無し 08d6b.svg
衰 3 0 おとろえる。勢いがなくなる。「衰退」 盛 さ せ; すい; し すい; し; さい おとろ-える 衣 10 4 象形。草で作った雨具の形にかたどり、みのの意を表す。「簑(サ)・蓑(サ)」の原字。借りて「おとろえる」意に用いる。 08870.svg
乖 1 0 ①そむく。もとる。はなれる。さからう。へだたる。「乖異」「乖背」「乖離」 ②こざかしい。 け かい もと-る; そむ-く 丿 8 7 説明無し 04e56.svg
遭 3 0 あう。であう。めぐりあう。「遭遇」「遭難」 そう そう あ-う ⻌ 14 11 形声。辵と、音符曹(サウ)とから成る。出くわす意を表す。 0906d.svg
坎 1 0 ①あな。くぼみ。あなに落ちる。「坎穽(カンセイ)」 ②なやむ。くるしむ。「坎軻(カンカ)」轗(カン) ③易の八卦(ハッケ)の一つ。水・悩みなどを表す。 こん かん あな- 土 7 4 説明無し 0574e.svg
蒐 準1 0 ①あかね。アカネ科の多年草。あかねぐさ。 ②あつめる。「蒐集」 聚(シュウ) ③かり。かりをする。「蒐田」「蒐猟」 しゅ そう しゅう あかね-; あつ-める; かり; あつ-まる ⺾ 13 10 会意。艸と、鬼(死んだ人)とから成り、死者の血のあとに生えると言い伝えられる草、「あかね」の意を表す。借りて「あつめる」意に用いる。 08490.svg
蝓 1 0 「蛞蝓(カツユ)(なめくじ)」に用いられる字。 ゆ ゆ でんでんむし; かたつむり 虫 15 9 説明無し 08753.svg
送 8 0 おくる。 ①人を見おくる。見おくり。「送別」「歓送」 迎 ②おくりとどける。「送信」「運送」 す そう おく-る ⻌ 9 6 形声。辵と、音符(セウ)→(ソウ)とから成る。おくって行く、ひいて「おくる」意を表す。 09001.svg
巻 5 0 ①まく。とりまく。おさめる。「巻雲」「巻懐」「席巻」捲(ケン) ②まきもの。書物。また、それらを数える語。「巻頭」「圧巻」 けん けん かん まき-; ま-き; ま-く 㔾 9 6 旧字は、形声。卩と、音符𢍏(クヱン)(𠔉は省略形)とから成る。ひざを折ってからだをまるめる、転じて、物を「まく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 05dfb.svg
渾 1 0 ①水がわき出て盛んに流れるさま。「渾渾」「雄渾」滾(コン) ②まじる。にごる。まじりあう。「渾沌(コントン)」混・溷(コン) ③すべて。まったく。「渾身」「渾碧(コンペキ)」 ④す(統)べる。ひとまとめにする。 ごん こん にご-る; すべ-て 氵 12 9 形声。水と、音符軍(クン)→(コン)とから成る。 06e3e.svg
逍 1 0 さまよう。ぶらぶら歩く。「逍遥(ショウヨウ)」 しょう たちもとお-る; さまよ-う ⻍ 11 7 説明無し 0900d.svg
胡 準1 0 ①えびす。中国の北方・西方に住む異民族。「胡琴」「胡人」 ②でたらめ。うたがわしいこと。みだり。「胡散」「胡言」 ③ながいき。老人。 ④あごひげ。 ⑤なんぞ。なに。いずくんぞ。疑問・反語を示す助字。 ご; ぐ こ う なん-ぞ; えびす- 肉 9 5 形声。肉と、音符古(コ)とから成る。けもののあごの下の肉の意を表す。借りて「なんぞ」「えびす」の意に用いる。 080e1.svg
隷 4 0 ①したがう。つきしたがう。「隷従」「隷属」 ②しもべ。召使い。「奴隷」 ③書体の一つ。篆書(テンショ)を簡略にしたもの。「隷書」 らい れい しもべ-; したが-う 隶 16 8 形声。隶と、音符柰(ダイ)→(レイ)(は変わった形)とから成る。捕らえてしもべとする意を表す。 096b7.svg
距 4 0 ①へだてる。かけ離れる。へだたり。「距離」 ②けづめ。ニワトリなどのあしの後ろの突起。「鶏距」 ③ふせぐ。こばむ。拒 ご; こ きょ たがう; けづめ-; へだ-てる; ふせ-ぐ ⻊ 12 5 形声。足と、音符(キヨ)とから成る。にわとりの「けづめ」の意を表す。借りて「へだてる」、へだたりの意に用いる。 08ddd.svg
招 6 0 まねく。手まねきする。よびよせる。「招魂」「招待」「招来」 召 しょう しょう まね-く; まねき 扌 8 5 会意形声。手と、召(テウ)→(セウ)(よぶ)とから成る。手でまねきよせる意を表す。 062db.svg
中 10 0 ①まんなか。「中央」「中心」「中核」 ②ある範囲のうちがわ。なかがわ。「意中」「車中」「忌中」 ③なかほど。三つに分けた二番目。「中等」「中流」「中盤」 ④あいだ。二者のあいだ。「中間」「中継」「中腹」 ⑤かたよらない。「中立」「中道」「折中」 ⑥あたる。あてる。「中毒」「命中」 ⑦ひとびと。仲間うち。「講中」「連中」 ⑧ずっと。その間ずっと。すべて。「年中」「世界中」 ⑨「中学校」「中国」の略。「中卒」「訪中」 ちゅう; じゅう ちゅう; じゅう なか-; あた-る; うち- 丨 4 3 指事。もと、ととを区別したが、のちに合して中の一字となる。中は、物(口)の内部を一線でつらぬき、「うち」の意を示す。は、軍の中心に立てる旗で、ひいて、中央の意を示す。 04e2d.svg
嬲 1 0 なぶる。もてあそぶ。 参考二人の男が女をなぶるようすを表した字。 にょう じょう; どう なぶ-る 女 17 14 説明無し 05b32.svg
聳 1 0 ①そびえる。そびやかす。そばだつ。高い。「聳然」「聳立」 崇・嵩(スウ) ②おそれる。おそれおののく。「聳懼(ショウク)」「聳動」 悚(ショウ) ③つつしむ。 ④すす(勧)める。 しょう そばだ-つ; そび-える; そび-やかす 耳 17 11 説明無し 08073.svg
蓑 準1 0 みの。かや・すげなどで編んだ、雨や雪を防ぐ外衣。「蓑笠(サリュウ)・(みのかさ)」 せ; さ さい; さ おお-う; みの- ⺾ 13 10 会意形声。艸と、衰(サ、サイ)(みの)とから成る。「みの」の意を表す。 084d1.svg
牾 1 0 さからう。もとる。そむく。「牴牾(テイゴ)」忤(ゴ) ぐ ご さか-らう 牜 11 7 説明無し 0727e.svg
樫 準1 1 かし。ブナ科の常緑高木の総称。材質が堅く、器具材・建築材などに用いられる。参考堅い木の意を表している字。 かし- 木 15 11 会意。木と、堅(かたい)とから成り、堅い材質の木の意を表す。 06a2b.svg
范 1 0 ①はち(蜂)。虫の名。 ②かた。いがた(鋳型)。 ③のり。規範。 ②③笵(ハン)・範 ぼん はん のり; はち; いがた ⺾ 8 5 説明無し 08303.svg
型 6 0 ①かた。いがた。もとになる形。「原型」 ②もはんとなるもの。てほん。「典型」 ③柔道・剣道・能楽などの基本の動作。 ケイ ぎょう けい かた-; -がた 土 9 6 形声。土と、音符刑(ケイ)とから成る。「かた」の意を表す。 0578b.svg
学 10 0 ①まなぶ。研究する。また、まなぶ人。「学生」「学問」「独学」 ②体系化された知識。「学芸」「学術」「学説」 ③まなびや。教育の機関・施設。「学園」「学校」「通学」 がく かく まな-ぶ 子 8 5 本字は、会意形声。(きよう)(=教。おしえる)と、冂(けい)(おおわれて暗くておろか。冖は変わった形)と、𦥑(キヨク)→(カク)(両手)とから成る。教えられたしぐさをまねして習う、「まなぶ」意を表す。旧字は本字の省略形、教育用漢字は旧字の省略形による。 05b66.svg
轟 準1 0 ①とどろく。大きな音が鳴りひびく。「轟音」 ②おおいに。むやみに。「轟酔」参考多くの車が進むときのとどろく音を表す字。 こう こう ごう とどろ-く; とどろ-かす 車 21 14 会意。車を三つ合わせて、多くの車が進行するときのとどろく音を表す。 08f5f.svg
嵌 1 0 ①はめる。はめこむ。ちりばめる。「嵌工」「嵌入」 ②あな。ほらあな。くぼみ。「嵌空」「嵌谷」坎(カン) ③けわしい。「嶄嵌(ザンカン)」 かん あな-; は-まる; は-める 山 12 9 説明無し 05d4c.svg
其 準1 0 ①その。それ。人や物を指す語。 ②それ。語気を強めたり、語調を整えたりするために添える助字。 ぎ; ご き し-; そ-の; それ-; そ-れ 八 8 6 象形。箕(み)の形にかたどる。「箕(キ)」の原字。借りて、指示・強意などの助字「その」「それ」の意に用いる。 05176.svg
麼 1 0 ①こまかい。小さい。「麼虫」 ②なに。どんな。か。や。疑問を表す語。 ま ば も かす-か; こま-かい 幺 14 11 説明無し 09ebc.svg
希 7 0 ①まれ。珍しい。すくない。「希少」「希代」「希有(ケウ)」 ②のぞむ。こいねがう。「希求」「希望」 ③うすい。まばら。「希釈」「希薄」 ④「希臘(ギリシャ)」の略。 け き まれ-; のぞみ; こいねが-う 巾 7 4 会意。布と、(㐅は省略形。織りめ)とから成り、細かい織りめ、ひいて微少、「まれ」の意を表す。借りて「こいねがう」意に用いる。 05e0c.svg
昨 7 0 ①きのう。「昨日」 ②むかし。以前。「昨今」 今 ③前の。ひとまわり前の。「昨年」 ざく さく きのう- 日 9 5 形声。日と、音符乍(サク)とから成る。さきの日時の意を表す。 06628.svg
丸 9 0 ①まるい。まるいもの。たま。「丸剤」「丸薬」「砲丸」 ②ひとかたまり。そのまますべて。「丸太」「丸裸」「一丸」 ③人・イヌ・刀・船などの名に添える語。「牛若丸」 がん かん まる-い; まろ-める; まる-ごと; まる-める; まろ-; まる-; まろ-ぐ; まろ-らか; まろ-やか; まろ-かす; まる-まる; まる-ぐち; まろ-む; まる-ける; まる-かせ; まる-む; まろ-かせ; まる-かす; たま-; まる-み; まろ-かる; まる-っこい 3 2 指事。「仄(そく)(かたむく)」を左右逆にした形。かたむいたものは、きちんと立たないことから、まるくて回転するもの、ひいて「まるい」意を表す。 04e38.svg
棉 準1 0 わた。ワタのき。アオイ科の一年草。 めん べん わた- 木 12 8 説明無し 068c9.svg
仕 8 0 ①つかえる。官職に就く。目上の人につきしたがって働く。「仕官」「奉仕」 ②つかまつる。「する」「おこなう」の謙譲語。 ③サ変動詞の連用形「し」に当てて用いる。「仕事」 じ し つかまつ-る; つか-える; つこうまつ-る 亻 5 3 会意形声。人と、士(シ)(官職に従事する者)とから成る。おもに動詞として「つかえる」意に用いる。 04ed5.svg
特 7 0 ①おうし。たね牛。 ②とくに。とりわけ。抜きんでる。「特色」「特別」 ③ひとり。ひとつ。「孤特」独 どく とく おうし-; こと-に; ひと-り; こと-なる 牜 10 6 形声。牛と、音符寺(シ)→(トク)とから成る。ひときわ大きな「おうし」、ひいて、とりわけの意を表す。 07279.svg
福 8 0 さいわい。しあわせ。神から与えられる助け。「福音」「幸福」禍 ふく ふく さいわ-い 礻 13 9 形声。示と、音符畐(フク)とから成る。「さいわい」の意を表す。 0798f.svg
庶 準2 0 ①もろもろ。数の多いこと。さまざま。「庶民」「庶務」 諸 ②おおい。物がゆたかで多い。「富庶」 ③正妻でない女性の生んだ子。「庶子」「庶出」 嫡 ④こいねがう。「庶幾」 ⑤ちかい。ほとんど…に同じである。 しょ しょ もろもろ-; こいねが-う; ちかい 广 11 8 形声。火と、音符石(セキ)→(シヨ)(は誤り変わった形)とから成る。火で煮る意を表す。借りて、「もろもろ」の意に用いる。 05eb6.svg
祚 1 0 ①さいわい。しあわせ。「天祚」 ②くらい。天子の位。「皇祚」 ③とし(年)。「年祚」 ぞ そ さいわ-い 示 10 5 説明無し 0795a.svg
猶 準2 0 ①ためらう。ぐずぐずする。「猶予」 ②なお。やはり。それでもなお。 ③なお…ごとし。ちょうど…のようである。似ている。「猶子」 ゆ ゆう な-お; なお-; よ-り; さる- 犭 12 9 形声。犬と、音符酋(シウ)→(イウ)とから成る。さるの一種。借りて、うたがう、ためらう意に用いる。 07336.svg
啞 準1 0 ①言葉の不自由な人。「聾啞(ロウア)」 ②ああ。驚いて上げる声。また、カラスの鳴く声。「啞啞」③わらう。笑い声。 やく; え あく; あ おし- 口 11 8 説明無し
踟 1 0 たちもとおる。行きつもどりつする。ためらう。足ぶみする。 じ ち ⻊ 15 8 説明無し 08e1f.svg
愆 1 0 あやまる。あやまつ。あやまち。つみ。とが。「愆怠」「愆失」 けん けん たが-う; あやま-る 心 13 9 説明無し 06106.svg
呏 1 1 ガロン。容量の単位。一(ガロン)はイギリスで約四・五(リットル)、アメリカと日本で約三・八(リットル)。 しょう ガロン; クオート 口 7 4 説明無し
鄂 1 0 ①中国、春秋時代の楚(ソ)の地名。 ②かぎり。はて。 ③おどろく。 ④おそれず直言する。「鄂鄂」諤(ガク)・③④咢(ガク)・愕(ガク) ⑤うてな。萼(ガク) がく がく おどろ-く; かぎ-り 阝 12 9 説明無し 09102.svg
僻 準1 0 ヘキ ①かたよる。ひがむ。よこしま。「僻見」「僻説」 ②かたすみ。かたいなか。「僻村」「僻地」 ヘイ ひめがき。たけの低い垣。 へき; へい; ひ ひが-む 亻 15 13 説明無し 050fb.svg
社 9 0 ①土地の神。また、神をまつるやしろ。ほこら。おみや。「社殿」「神社」 ②人々の集まり。組織。団体。「社会」「結社」 ③「会社」の略。「社員」「商社」 じゃ しゃ やしろ-; こそ- 礻 7 3 会意。示と、土(土地神を祭る)とから成る。土地の神を祭る意を表す。転じて、集団の意に用いる。 0793e.svg
八 10 0 ①やっつ。数の名。やっつめ。「八景」「八方」 ②多くの。たくさん。「八百万(やおよろず)」「八千代」参考「八」の全画が片仮名の「ハ」になった。 はち はつ よう-; やっ-つ; や-; や-つ 八 2 0 指事。たがいに背き合っている二本の線で、わかれる意を表す。借りて、数詞の「やつ」の意に用いる。 0516b.svg
籒 1 0 ①漢字の書体の一つ。大篆(ダイテン)。「籒文」 ②よむ。文書を読む。 じゅ; しゅう よむ ⺮ 21 15 説明無し
習 8 0 ①ならう。まねる。くり返しまなぶ。「習字」「習熟」 ②ならい。ならわし。しきたり。「習慣」「習性」 じゅう しゅう なら-い; なら-う 羽 11 5 会意。羽と、日(太陽。白は変わった形)とから成り、ひな鳥が日の当たる方に向いてはばたいて飛ぶ練習をする、ひいて「ならう」意を表す。 07fd2.svg
徇 1 0 ①となえる。広く告げてまわる。 ②したがう。ついていく。命を投げ出して行う。「徇名」 順・殉 ③めぐる。ひと回りする。 じゅん しゅん あまね-し; したが-う; とな-える 彳 9 6 説明無し 05f87.svg
灰 5 0 ①はい。はいにする。はいになる。ほろびる。「灰汁(あく)」「灰身」「灰燼(カイジン)」 ②活気のないもの。静かなさま。「灰心」 け かい くい はい- 火 6 2 会意。火と、又(ゆう)(=手。は変わった形)とから成り、手でつかめるようになった火、「はい」の意を表す。 07070.svg
輹 1 0 とこしばり。車の箱と車軸を結びつけるもの。 ふく; ぶく とこしばり 車 16 9 説明無し 08f39.svg
浣 1 0 あらう。すすぐ。「浣衣」「浣雪」「浣腸」参考中国、唐代、官吏が一〇日に一度沐浴(モクヨク)の休暇を与えられたことから、休暇・一〇日間の意も表す。 がん かん あら-う 氵 10 7 説明無し 06d63.svg
衄 1 0 ①はなぢ。「衄血」 ②くじける。「挫衄(ザジク)」 ③やぶれる。まける。「敗衄」 じく はなぢ 血 10 4 説明無し 08844.svg
板 8 0 ①いた。木を薄く平らにしたもの。「板金」「鉄板」 ②はんぎ。印刷用の版木。 ①②版 へん はん ばん いた- 木 8 4 形声。木と、音符反(ハン)とから成る。木を割った平らな「いた」の意を表す。もと、版(ハン)の別体字。 0677f.svg
隼 準1 0 ①はやぶさ。ハヤブサ科の鳥。 ②勇猛な人のたとえ。 しゅん しゅん じゅん はやぶさ- 隹 10 2 会意形声。隹と、卂(シン)→(シユン)(十は省略形。はやい)とから成り、速く飛ぶ鳥、「はやぶさ」の意を表す。 096bc.svg
瓶 準2 0 かめ。びん。液体を入れる器。「花瓶」「土瓶」 びょう へい びん かめ- 瓦 11 6 旧字は、形声。瓦と、音符幷(ヘイ)とから成る。小形のほとぎ、「かめ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 074f6.svg
仙 準2 0 ①山に住み、不老不死の術をきわめた人。「仙人」 ②その道をきわめた人。特にすぐれた人。「歌仙」「詩仙」 ③アメリカの貨幣単位「セント」の音訳に用いられる。 せん せん 亻 5 3 会意形声。人と、山(サン)→(セン)(やま)とから成る。もと、僊(セン)の俗字。 04ed9.svg
拊 1 0 ①うつ。軽くたたく。「拊手」 ②なでる。「拊循」撫(ブ) ふ ふ は-る; な-でる; うつ 扌 8 5 説明無し 062ca.svg
類 7 0 ①たぐい。なかま。同種・同等のものの集まり。「類型」「類書」 ②にる。似ている。また、似た状態になる。「類似」「類焼」 ③区別する。「類別」「分類」 らい るい るい たぐ-える; に-る; おおよそ-; たぐ-い; たぐ-う; おおむね- 頁 18 9 旧字は、形声。意符犬(いぬ)と、音符頪(ルイ、ライ)とから成る。犬を犠牲として天を祭る意を表す。借りて「たぐい」、似るなどの意に用いる。教育用漢字は省略形による。 0985e.svg
轡 準1 0 ①たづな(手綱)。「轡銜(ヒカン)」 ②くつわ。くつばみ。「轡虫」 ひ ひ たづな; くつわ 車 22 15 説明無し 08f61.svg
迦 準1 0 ①であう。めぐりあう。 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「釈迦(シャカ)」 け か; きゃ であ-う; くら-べる ⻍ 9 5 形声。辵と、音符加(カ)とから成る。 08fe6.svg
拝 5 0 ①おがむ。(ア)おじぎをする。「拝跪(ハイキ)」「拝礼」(イ)神仏をうやまう。「拝殿」「参拝」 ②官をさずかる。「拝命」 ③自分の動作に添える謙譲語。「拝啓」「拝見」「拝借」 へ はい おが-む 扌 8 5 旧字は、会意。手と、(こつ)(は省略形。しげった草を両手で持つ)とから成る。両手に草を持って神にささげるさまにより、神にいのる、「おがむ」意を表す。教育用漢字は省略形による。 062dd.svg
鰄 1 0 かいらぎ。東南アジア原産のサメ類の皮。 い 魚 20 9 説明無し 09c04.svg
惓 1 0 ①つつしむ。ていねいなさま。「惓惓」 ②ねんごろなさま。 ③うむ。つかれる。 けん うむ 忄 11 8 説明無し 060d3.svg
桴 1 0 ①いかだ。小さないかだ。「桴筏(フバツ)」 ②ばち。太鼓などを打つ棒。「桴鼓」 ③むね(棟)。むなぎ。 ふ; ぶ ふ; ふう ぶち-; ばち-; いかだ- 木 11 7 説明無し 06874.svg
肆 1 0 ①ほしいまま。かってきまま。「肆意」「放肆」 恣(シ) ②つらねる。ならべる。 ③みせ。品物をならべて売る店。「書肆」 ④数の「四」の代用字。 し- し- いちぐら-; いちくら-; ほしいまま-; みせ- 聿 13 7 説明無し 08086.svg
献 準2 0 ①ささげる。たてまつる。まつる。神や目上の人に物をさしあげる。「献呈」「献納」 ②客に酒をすすめる。「献酬」 ③杯に酒をつぐ回数を数える語。「一献」 ④かしこい人。「文献」 こん けん たてまつ-る 犬 13 9 旧字は、形声。犬と、音符鬳(ケン)とから成る。羹(あつもの)にして神にすすめるのに用いる犬の意を表す。転じて「たてまつる」意に用いる。常用漢字は省略形の俗字による。 0732e.svg
媼 1 0 おうな。年老いた女。「媼嫗(オウウ)」翁 おう おう おうな 女 13 10 説明無し 05abc.svg
卸 3 0 おろす。問屋から小売商人に売り渡す。「卸商」 しゃ しゃ おろし-; おろ-す 卩 9 7 形声。卩と、止(とまる)と、音符午(ゴ)→(シヤ)とから成る。もと、御の古い字形の一つ。車を止め、馬を放すことから、「おろす」意に用いる。 05378.svg
喋 準1 0 ①しゃべる。口数が多い。「喋喋」 ②ふ(踏)む。血をふむ。血の流れる形容。「喋血」 じょう ちょう ついば-む; しゃべ-る 口 12 9 形声。口と、音符枼(エフ)→(テフ)とから成る。 0558b.svg
辰 準1 0 ①たつ。十二支の第五。方位では東南東。時刻では午前八時およびその前後二時間。「辰巳(たつみ)」 ②とき。ひ(日)。日がら。「吉辰」「良辰」 ③天体。日・月・星の総称。「辰宿」「星辰」 じん しん とき-; たつ- 辰 7 0 象形。二枚貝が殻(から)から足を出している形にかたどる。「蜃(シン)」の原字。借りて、十二支の第五位、また、「とき」の意に用いる。 08fb0.svg
觚 1 0 ①さかずき。昔、中国で二升(約〇・三八(リットル))を入れたさかずき。 ②かど。とがったところ。四角。方形。「稜(コロウ)・(コリョウ)」 ③ふだ。「牘(コトク)」 こ さかずき 角 12 5 説明無し 089da.svg
哩 準1 0 マイル。長さの単位。約一・六(キロメートル)。英語の音訳字。 り り マイル-; わい- 口 10 7 形声。口と、音符里(リ)とから成る。 054e9.svg
嘴 1 0 ①くちばし。はし。鳥の口さき。 ②鳥のくちばしのように突き出たところ。「砂嘴」 ①②觜(シ) すい; し すい; し くち-; はし-; くちばし- 口 15 12 説明無し 05634.svg
呷 1 0 ①あおる。ひといきに飲む。 ②すう。すいこむ。すすり飲む。 ③かまびすしい。うるさい。 きょう こう あお-る; す-う 口 8 5 説明無し 05477.svg
触 4 0 ①ふれる。さわる。あたる。「触角」「接触」「抵触」 ②広く通達する。また、ふれ。布告。 そく しょく ふ-れる; ふれ; さわ-る 角 13 6 旧字は、形声。角と、音符蜀(シヨク)とから成る。つので突く、ひいて、「ふれる」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 089e6.svg
灘 準1 0 ①なだ。潮流が激しく波の荒い海。 ②せ。はやせ。岩石が多く、流れの急な所。湍(タン) たん たん だん せ; なだ- 氵 22 19 形声。水と、音符難(ダン)→(タン)とから成る。 07058.svg
雀 準1 0 ①すずめ。ハタオリドリ科の小鳥。「雀躍」 ②すずめ色。すずめの羽のような茶褐色。「雀斑(ジャクハン)・(そばかす)」 さく しゃく じゃく; じゃん すずめ- 隹 11 3 会意形声。隹と、小(セウ)→(シヤク)(ちいさい)とから成る。 096c0.svg
荷 8 0 ①に。にもつ。「集荷」「出荷」 ②になう。物をかつぐ。身に引き受ける。「荷担」「負荷」何 ③はす(蓮)。はちす。スイレン科の多年草。 が か にな-う; に- ⺾ 10 7 形声。艸と、音符何(カ)とから成る。「はす」の意を表す。借りて、「になう」意に用いる。 08377.svg
暘 1 0 ①ひので。日がのぼる。「暘谷」 ②あきらか。明るい。日なた。あたたかい。陽 よう よう ひので; はれる; あきらか 日 13 9 説明無し 06698.svg
尿 3 0 いばり。ゆばり。しと。小便。「尿意」屎(シ)参考しり(尸)から出る水を表す字。 にょう じょう しと; し; よばり; しい; いばり-; ゆばり-; ばり-; しし; ゆまり- 尸 7 4 会意。尸と、水(みず)とから成る。 05c3f.svg
蹤 1 0 ①あと。あしあと。人の行いのあと。「蹤跡」「先蹤」 ②つく。したがう。「追蹤」 従 ③ゆくえ。 しょう あと ⻊ 18 11 説明無し 08e64.svg
垣 準2 0 ①かき。かきね。かこい。「垣牆(エンショウ)」 ②役所。 おん えん かき- 土 9 6 形声。土と、音符亘(クワン、セン)→(ヱン)とから成る。土塀、ひいて外囲いの意を表す。 057a3.svg
姦 準1 0 ①みだら。男女間の不義。女性をおかす。「姦淫(カンイン)」「姦通」「相姦」 ②わるがしこい。よこしま。「姦計」「大姦」 ①②奸(カン) ③かしましい。おしゃべりでうるさい。やかましい。 けん かん みだら-; よこしま-; かしま-しい 女 9 6 説明無し 059e6.svg
慫 1 0 ①すす(勧)める。さそう。説いて勧める。「慫慂(ショウヨウ)」 ②おどろく。「慫兢(ショウキョウ)」 しょう すすめる 心 15 11 説明無し 0616b.svg
壮 準2 0 ①若者。としざかり。「壮士」「壮丁」「少壮」 ②さかん。さかんである。勇ましい。「壮絶」「壮烈」「勇壮」 ③大きくてりっぱである。「壮観」「壮図」「豪壮」 しょう そう さか-ん 士 6 3 旧字は、形声。士と、音符爿(シヤウ)→(サウ)とから成る。大きい男、ひいて「さかん」の意を表す。常用漢字は省略形による。 058ee.svg
墜 3 0 ①おちる。おとす。「墜落」「撃墜」 ②うしなう。なくす。「失墜」 ずい つい お-とす; お-ちる 土 15 12 形声。土と、音符(タイ、ツイ)とから成る。「おちる」意を表す。 0589c.svg
曼 1 0 ①ひく。ひっぱる。 ②ながい。ひろい。ひろがる。「曼曼」 ③うつくしい。「曼姫」 ④梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」 まん; もん ばん なが-い; ひろ-い; ひ-く 曰 11 7 説明無し 066fc.svg
踑 1 0 ①あと。あしあと。 ②なげずわり。あぐら。「踑踞(キキョ)」 ぎ き あしあと- ⻊ 15 8 説明無し
鼾 1 0 いびき。ねいき。「鼾睡」「鼾声」「鼾息」 がん; かん かん くつち-; いびき- 鼻 17 3 説明無し 09f3e.svg
撈 1 0 とる。すくいとる。「漁撈」 ろう ろう りょう と-る; すくいあげ 扌 15 12 説明無し 06488.svg
犠 3 0 神前に供える動物。いけにえ。転じて、他人のために身を捨てること。「犠牲」「犠打」 き ぎ いけにえ- 牜 17 13 旧字は、形声。牛と、音符羲(キ)とから成る。神にささげる生牛の意を表す。常用漢字は省略形による。 072a0.svg
頻 準2 0 ①しきる。しきりに。しばしば。何度も。「頻出」「頻度」 ②ひそめる。顔をしかめる。顰(ヒン) びん ひん なら-ぶ; しき-る; みぎわ; ひそ-める; しき-り に 頁 17 8 会意。頁と、涉(しよう)(=渉。𣥿は変わった形。步は省略形。水をわたる)とから成り、川をわたる人が顔にしわを寄せる、ひそめる意を表す。もと、瀕(ヒン)に同じ。借りて「しきりに」の意に用いる。 0983b.svg
斐 準1 0 あや。あや模様が並んで美しいさま。「斐然」 ひ ひ なびく; うつくしい; あや-; あきらか 文 12 8 形声。文と、音符非(ヒ)とから成る。あやの美しい意を表す。 06590.svg
傘 準2 0 かさ。ひがさ・あまがさなど。また、かさのようにおおうもの。「傘下」 繖(サン) さん さん かさ- 𠆢 12 10 象形。かさを広げた形にかたどる。 05098.svg
甅 1 1 重さの単位。センチグラム。一(グラム)の一〇〇分の一。 センチグラム 瓦 14 9 説明無し 07505.svg
甎 1 0 かわら。しきがわら。「甎全」 せん かわら- 瓦 16 11 説明無し 0750e.svg
巻 5 0 ①まく。とりまく。おさめる。「巻雲」「巻懐」「席巻」捲(ケン) ②まきもの。書物。また、それらを数える語。「巻頭」「圧巻」 けん けん かん まき-; ま-き; ま-く 㔾 9 6 旧字は、形声。卩と、音符𢍏(クヱン)(𠔉は省略形)とから成る。ひざを折ってからだをまるめる、転じて、物を「まく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 05dfb.svg
楳 準1 0 うめ。うめの木。バラ科の落葉高木。 まい; め ばい うめ- 木 13 9 説明無し 06973.svg
凜 1 0 ①さむい。寒さがきびしい。「凜冽(リンレツ)」 ②きびしい。りりしい。すさまじい。身や心がひきしまる。「凜然」 りん りん きびし-い 冫 15 13 形声。冫と、音符稟(リム)とから成る。 051dc.svg
稲 4 0 いね。イネ科の一年草。五穀の一つ。「稲田」 どう とう いね-; いな- 禾 14 9 旧字は、形声。禾と、音符舀(エウ)→(タウ)とから成る。いねの総称。常用漢字は省略形の俗字による。 07a32.svg
縹 1 0 ①はなだ。薄いあい色。また、はなだ色の絹。「縹帙(ヒョウチツ)」 ②遠い。はるかな。「縹渺(ヒョウビョウ)」 ひょう ひょう はなだ- 糹 17 11 説明無し 07e39.svg
佩 1 0 ①おびだま。腰に下げるかざりの玉。「佩玉」 ②おびる。身につける。はく。「佩刀」「佩用」 ③心にとめて忘れない。「感佩」 はい お-びる; は-く; おびだま- 亻 8 6 説明無し 04f69.svg
沫 準1 0 ①あわ。水のあわ。「泡沫」 ②しぶき。水のほとばしり。「飛沫」 ③よだれ。つばき。 まつ; まち ばつ しぶき-; あわ-; つばき- 氵 8 5 形声。水と、音符末(バツ)とから成る。 06cab.svg
蚯 1 0 「蚯蚓(キュウイン)(みみず)」に用いられる字。 く きゅう 虫 11 5 説明無し 086af.svg
楔 1 0 ①くさび。V字形の木片や金属片。「楔形」 ②ほうだて。門の両側の小柱。 せち; けち せつ; けつ くさび-; ほうだて- 木 13 9 説明無し 06954.svg
馭 1 0 ①のる。ウマをあやつる。ウマに乗る。また、その人。 ②おさめる。す(統)べる。使いこなす。 ご ぎょ のりもの; つかう 馬 12 2 説明無し 099ad.svg
柄 4 0 ①え。つか。器物の取っ手。「長柄」「葉柄」 ②いきおい。権力。「横柄」「権柄」「政柄」 ③たね。材料。「話柄」 ④がら。性質。種類。状態。「人柄」「銘柄」 ひょう へい ひ つか-; かい-; え-; かび-; つく-; から-; がら- 木 9 5 形声。木と、音符丙(ヘイ)とから成る。手にとる木、「え」の意を表す。 067c4.svg
窶 1 0 ク ①やつれる。やつす。「貧窶」 ②まずしい。くるしむ。 ロウ 「甌窶(オウロウ)」は、塚。小さな丘。 る; ぐ く; ろう やつ-れる; や-つる 穴 16 11 説明無し 07ab6.svg
烋 1 0 コウ ほこる。おごりたかぶる。 キュウ ①やわらぐ。 ②さいわい。めでたい。よい。 きゅう; こう; きょう さいわい; めでたい; よい 灬 10 6 説明無し 070cb.svg
寛 準2 0 ①ひろい。心がひろい。ゆとりがある。「寛恕(カンジョ)」「寛大」「寛容」 ②ゆるやか。ゆったりしている。「寛座」 ③くつろぐ。のんびりとする。 かん かん ひろ-い; ゆる-やか; くつろ-ぐ 宀 13 10 旧字は、形声。宀と、音符萈(クワン)とから成る。広い家、ひいて「ひろい」意を表す。常用漢字は省略形による。 05bdb.svg
出 10 0 ①でる。外にでる。だす。外へだす。「出家」「出版」「抽出」 入 ②あらわれでる。あらわす。「出現」「出世」「露出」 ③でむく。おもむく。活動する。「出演」「出場」 ④すぐれる。ぬきんでる。「出色」「傑出」 ⑤生まれ。で。「出自」「出身」 すい; しゅち すい; しゅつ だ-す; で-る; い-ず; い-でる; で-; い-だす 凵 5 3 象形。足()が、囲いから外にでるさまにかたどり、「でる」「だす」意を表す。 051fa.svg
衆 5 0 ①おおい。数が多い。もろもろ。「衆生」「衆寡」 寡 ②多くの人。たみ。「衆議」「衆知」「大衆」 しゅ; す しゅう おお-い 血 12 6 会意形声。囗(こく)(地域。罒・血は誤り変わった形)と、㐺(シウ)(多くの人。乑は変わった形)とから成り、集落に暮らす多くの人々、ひいて「おおい」意を表す。 08846.svg
匯 1 0 ①めぐる。水がめぐりあつまる。 ②かわせ(為替)。「匯兌(ワイダ)・(カイダ)」 え かい めぐ-る 匚 13 11 説明無し 0532f.svg
晩 5 0 ①くれ。日暮れ。夕暮れ。また、夜。「晩鐘」「今晩」 ②おそい。終わりに近い。あと。「晩春」「晩成」「晩年」早 もん ばん おそ-い; くれ; おく-れる 日 12 8 形声。日と、音符(ベン)→(バン)とから成る。ひぐれ、ゆうぐれの意を表す。 06669.svg
瘍 2 0 かさ。できものの総称。「潰瘍(カイヨウ)」「腫瘍(シュヨウ)」 よう かさ- 疒 14 9 形声。疒と、音符昜(ヤウ)とから成る。 0760d.svg
穎 準1 0 ①ほさき(穂先)。のぎ。また、ほさきのように先のとがったもの。 ②すぐれている。さとい。かしこい。「穎悟」「穎才」「穎哲」 よう えい かび-; ほさき-; のぎ-; さき- 禾 16 11 説明無し 07a4e.svg
攫 1 0 ①つかむ。わしづかみにする。「一攫千金」 ②さらう。かすめとる。「人攫い」 かく きゃく さら-う; つか-む 扌 23 20 説明無し 0652b.svg
燐 準1 0 ①非金属元素の一つ。「黄燐」 ②おにび(鬼火)。きつねび。ひとだま。「燐火」 りん りん おにび- 火 17 13 説明無し 071d0.svg
奔 準2 0 ①はしる。かけまわる。「奔走」「狂奔」 ②にげる。まける。「出奔」 ③思うままにする。「奔放」 ④勢いがよい。「奔流」「奔騰」 ほん ほん はし-る 大 8 5 象形。夭(人が手をふって走るさまにかたどる。大は変わった形)に、歮(卉は変わった形。三つの足あと)を加えた形。盛んに走る意を表す。 05954.svg
偓 準1 0 かかわる。こだわる。こせこせする。「偓促(アクサク)・(アクセク)」 あく かかはるさま 亻 11 9 説明無し
挂 1 0 かける。かかる。ひっかかる。つるす。ひっかける。「挂冠」 け かい けい か-ける 扌 9 6 説明無し 06302.svg
妙 4 0 ①たえ。美しい。「妙麗」 ②たくみな。くわしい。念入りな。「妙案」「巧妙」 ③不思議な。おかしい。「奇妙」「珍妙」「妙な話」 ④わかい。「妙齢」 みょう びょう わか-い; たえ- 女 7 4 会意形声。女と、少(セウ)→(ベウ)(わかい)とから成り、年若い女、ひいて、美しい意を表す。また、杪(ベウ)・眇(ベウ)に通じて、かすかの意に用いる。 05999.svg
霽 1 0 ①はれる。雨や雪がやむ。はれわたる。「霽月」「霽日」 晴 ②さわやか。心がさっぱりする。 さい せい は-らす; は-れる ⻗ 22 14 説明無し 0973d.svg
筍 1 0 たけのこ。たけのかわ。「筍席」「石筍」 しゅん しゅん じゅん たけのこ- ⺮ 12 6 説明無し 07b4d.svg
跋 1 0 ①ふむ。こ(越)える。「跋渉」 ②つまずく。ころぶ。 ③あとがき。書物の終わりに書く文。おくがき。「跋文」序 ばつ はつ ふ-む; おくがき- ⻊ 12 5 説明無し 08dcb.svg
臉 1 0 ①ほお。ほおの上の部分。 ②かお。「花臉」 けん; せん; れん けん; せん; らん れん まぶた- ⺼ 17 13 説明無し 081c9.svg
剖 準2 0 わける。さく。また、見分ける。「剖析」「解剖」 ふ ほう ぼう わる; さ-く 刂 10 8 形声。刀と、音符咅(ホウ)とから成る。刀で二つ割りにする意を表す。 05256.svg
魴 1 0 ①おしきうお。淡水魚の一種。 ②ホウボウ科の海魚の名「魴(ホウボウ)」に用いられる字。 ③かがみだい。また、まとうだい。いずれもマトウダイ科の海魚。 ぼう ほう かがみだい; おしきうお 魚 15 4 説明無し 09b74.svg
桎 1 0 あしかせ。罪人の足にはめる刑具。「桎梏(シッコク)」 梏(コク) しち しつ あしかせ- 木 10 6 説明無し 0684e.svg
葺 準1 0 ①ふく。かや・かわらなどで屋根をおおう。「葺屋」 ②つくろう。なおす。「葺繕」 しゅう ふ-く ⺾ 12 9 形声。艸と、音符咠(シフ)とから成る。やねを「ふく」意を表す。 0847a.svg
遜 2 0 ①へりくだる。ひかえめな態度をとる。「遜譲」「謙遜」 ②おとる。ひけをとる。「遜色」 ③ゆずる。自分をさしおいて、他の人を先にする。「遜位」 ④のがれる。逃げ去る。「遜遁(ソントン)」 そん そん したがう; へりくだ-る; ゆず-る ⻍ 14 10 形声。辵と、音符孫(ソン)とから成る。 0905c.svg
郡 7 0 ぐん。こおり。行政区画の一つ。 ①日本では都道府県の下にある行政区画。「郡部」 ②中国、周代では県の下、秦(シン)以降は県の上。「郡県」 ぐん くん こおり- 阝 10 7 形声。邑と、音符君(クン)とから成る。古代の地方行政区分の一つを表す。 090e1.svg
転 8 0 ①ころがる。ころがす。まわる。まわす。「転回」「自転」 ②ころぶ。ひっくり返る。「転倒」「逆転」 ③うつす。うつる。位置をかえる。「転居」「移転」 ④うつる。うつりかわる。「変転」「流転(ルテン)」 ⑤うたた。ますます。 てん てん ころ-がる; ころ-げる; ころ-ぶ; ころ-がす; まろ-ぶ; めぐる; うつ-る; うた-た 車 11 4 旧字は、形声。車と、音符專(セン)→(テン)とから成る。車がまわる、ひいて「ころがる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 08ee2.svg
点 9 0 ①ほし。ぽち。小さなしるし。「点在」「点点」 ②文の区切りなどを示す符号。「句点」「読点」 ③漢字の字画の一つ。「点画」 ④特定の場所・位置を示す。「起点」「原点」 ⑤ある部分・事柄を示す。「欠点」「弱点」 ⑥評価の結果を示す数値。「得点」「評点」 ⑦そそぐ。つぐ。「点眼」「点滴」 ⑧しるす。加える。「点描」「点鬼簿」 ⑨火をつける。ともす。とぼる。「点火」「点灯」 ⑩しらべる。「点検」「点呼」 ⑪物を数えるときに添える語。「三点セット」 てん てん さ-す; つ-ける; ぼち; とぼ-す; ちょぼ-; た-てる; とも-す 灬 9 5 旧字は、形声。黑と、音符占(セム)→(テム)とから成る。小さく黒いほし、ひいて、しるしをつける、しらべるなどの意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 070b9.svg
茵 1 0 しとね。しきもの。「茵蓐(インジョク)」「茵褥(インジョク)」「茵席」 いん いん しとね ⺾ 9 6 説明無し 08335.svg
蜀 1 0 ①いもむし。あおむし。 ②中国の国名。また、四川省の別名。「蜀相」「蜀道」 ③とうまる。ニワトリの大きいもの。 ぞく しょく いもむし- 虫 13 7 説明無し 08700.svg
贍 1 0 ①たす。たすける。すくう。めぐむ。「贍給」 ②たりる。ゆたか。「富贍」 ぜん; せん たりる; すくう 貝 20 13 説明無し 08d0d.svg
祀 1 0 ①まつる。まつり。神としてまつる。「祀典」 祠(シ) ②(中国、殷(イン)代の)とし。(夏(カ)代では「歳」、周代では「年」)。 じ; し まつ-り; とし-; まつ-る 示 8 3 説明無し 07940.svg
婀 1 0 たおやか。しなやかで美しいさま。「婀(アダ)」 あ あ あだ-っぽい; あだ-; たお-やか 女 11 8 説明無し 05a40.svg
玖 準1 0 ①黒色の美しい石。 ②「九」の代用字。証書などで用いることがある。 く きゅう ひさ; き; たま 𤣩 7 3 形声。玉と、音符久(キウ)とから成る。 07396.svg
啜 1 0 ①すする。すすりこむ。食べる。「啜汁」 ②すすりなく。「啜泣」 せち; てち せつ; てつ すす-る 口 11 8 説明無し 0555c.svg
鞍 準1 0 くら。人や荷物をのせるために、ウシやウマの背につける道具。「鞍上」 あん あん くら- 革 15 6 形声。革と、音符安(アン)とから成る。 0978d.svg
魃 1 0 ひでり。「旱魃(カンバツ)」 ばつ; ばち はつ ひでり 鬼 15 5 説明無し 09b43.svg
蜑 1 0 ①中国南方の海岸に住む種族。えびす。蛋(タン) ②あま(海人)。漁夫。 たん あま- 虫 13 7 説明無し 08711.svg
痔 準1 0 じ。しもがさ。肛門(コウモン)の病気の総称。「痔核」「痔疾」 じ ち しもがさ- 疒 11 6 説明無し 075d4.svg
抒 1 0 ①のべる。心の思いを打ち明ける。「抒情」 ②く(汲)む。すくいだす。 ③ゆるむ。とける。 舒(ジョ) ④のぞ(除)く。 じょ; しょ しょ く-む; の-べる; のぞ-く 扌 7 4 説明無し 06292.svg
瞭 2 0 あきらか。はっきりしている。よく見える。「瞭然」「明瞭」 りょう りょう あき-らか 目 17 12 形声。目と、音符尞(レウ)とから成る。 077ad.svg
錦 2 0 ①にしき。金糸や色糸などで模様を織り出した絹織物。「錦旗」「錦上」 ②にしきのように美しい。「錦楓(キンプウ)」 ③ほめたたえたり、敬ったりするときにつける美称。「錦心」「錦地」 こん きん にしき- 釒 16 8 会意形声。帛(はく)(きぬ)と、金(キム)(ひかる)とから成り、色糸で織った五色にかがやく絹の意を表す。 09326.svg
協 7 0 ①力を合わせる。「協賛」「協同」「協力」 ②かなう。うまく合う。「協奏」「協調」「協和」 ③話し合いをしてまとめる。「協議」「協定」 ぎょう きょう かな-う 十 8 6 協は、会意形声。十(おおい)と、劦(ケフ)(力が集まる)とから成り、力を寄せ集める意を表す。叶は、会意で、口と十とから成り、十人の意見が一つに合う意を表す。 05354.svg
坂 8 0 ①さか。傾斜している道。「急坂」 ②つつみ(堤)。土手。 ①②坡(ハ) べん; ほん はん ばん さか- 土 7 4 形声。土と、音符反(ハン)とから成る。傾斜している土地、「さか」の意を表す。もと、阪(ハン)に同じ。 05742.svg
矢 9 0 ①や。弓につがえて射るもの。「弓矢」「嚆矢(コウシ)」 ②ちかう。約束を固く守る。「矢言」 し し さ-; や- 矢 5 0 象形。やじりのついたやの形にかたどり、武器の「や」の意を表す。 077e2.svg
軋 1 0 ①きしる。きしむ。擦れあって音をたてる。「軋轢(アツレキ)」②くわしい。こまかい。「軋辞」 えち あつ きし-む; きし-る 車 8 1 説明無し 08ecb.svg
膿 準1 0 ①うみ。はれものなどから出る汁。「膿汁」 ②うむ。ただれる。うみをもつ。「化膿」 の; のう どう うみ-; う-む ⺼ 17 13 説明無し 081bf.svg
荏 準1 0 ①え。えごま(荏胡麻)。シソ科の一年草。 ②まめ。そらまめ。「荏菽(ジンシュク)」 ③やわらか。「荏弱」 にん じん え ⺾ 9 6 説明無し 0834f.svg
逑 1 0 ①あつまる。あつめる。あ(合)う。糾 ②つれあい。たぐい。「好逑」仇(キュウ) ぐ きゅう つれあ-い; あつ-める; あ-う; あつ-まる ⻍ 11 7 説明無し 09011.svg
蚪 1 0 「蝌蚪(カト)(おたまじゃくし)」に用いられる字。 つ とう と 虫 10 4 説明無し 086aa.svg
曇 4 0 くもる。くもらす。くもり。「曇天」晴 どん たん くも-る 日 16 12 会意。日と、雲(くも)とから成り、日光が雲にさえぎられて日がかげる、「くもる」意を表す。 066c7.svg
岡 7 0 ①おか。小高い土地。「岡阜(コウフ)」「岡陵」 ②そば。かたわら。「岡目」 こう こう おか- 山 8 5 形声。山と、音符网(バウ)→(カウ)(𦉰は変わった形)とから成る。小高い所、ひいて「おか」の意を表す。 05ca1.svg
貨 7 0 ①たから。価値のあるもの。「貨宝」「財貨」 ②おかね。「貨幣」「金貨」「通貨」 ③しなもの。商品。「貨車」「貨物」「雑貨」 か か たから- 貝 11 4 形声。貝と、音符(クワ)とから成る。「たから」の意を表す。 08ca8.svg
噁 1 0 オ いかる。 アク 鳥の声を表す。 う お あく おこ-る 口 15 12 説明無し
霏 1 0 ①雨や雪の降るさま。「霏霏」 ②もや。きり(霧)。「林霏」 ひ ひ もや ⻗ 16 8 説明無し 0970f.svg
夾 1 0 ①はさむ。さしはさむ。「夾撃」挟 ②はさまる。まじる。「夾雑」 ③たすける。「夾輔(キョウホ)」 きょう こう あわせ-; はさ-む; わきばさ-む 大 7 4 説明無し 0593e.svg
烹 準1 0 に(煮)る。料理をする。「割烹(カッポウ)」 ひょう ほう に-る 灬 11 7 説明無し 070f9.svg
侮 準2 0 あなどる。さげすむ。相手を軽んじる。「侮辱」「侮蔑(ブベツ)」 む ぶ あなど-る; あなず-り; あなず-る; あなど-り 亻 8 6 旧字は、形声。人と、音符每(バイ)→(ブ)とから成る。「あなどる」意を表す。常用漢字は省略形による。 04fae.svg
鵑 1 0 「杜鵑(トケン)(ほととぎす)」「杜鵑花(トケンカ)(さつき)」に用いられる字。 けん ほととぎす 鳥 18 7 説明無し 09d51.svg
鼎 準1 0 ①かなえ。食べ物を煮たり、祭りに用いたりする三本脚の器。「鼎俎(テイソ)」 ②王位。王をささえる大臣。「鼎臣」 ③三つのものが並び立つこと。「鼎立」「鼎談」 ④まさに。ちょうど。 ちょう てい かなえ- 鼎 13 0 象形。二つの耳と、三本の足とをもったなべの形にかたどり、「かなえ」の意を表す。 09f0e.svg
梁 準1 0 ①はし。かけはし。「橋梁」 ②はり。うつばり。家の棟をささえる横木。「梁上」「棟梁」 ③やな。木を並べて川の水をせきとめ、魚を捕るしかけ。「魚梁」 ろう りょう やな-; はり-; はし- 木 11 7 形声。木と、氵(=水。みず)と、音符刅(シヤウ、サウ)→(リヤウ)とから成る。水の両側にわたす木の「はし」の意を表す。 06881.svg
嬢 3 0 むすめ。おとめ。また、未婚の女性の名に添える敬称。「令嬢」 娘(ジョウ) にょう じょう むすめ-; はは- 女 16 13 旧字は、形声。女と、音符襄(シヤウ)→(ヂヤウ)とから成る。母の意を表す。のち、娘(ヂヤウ)と混同されて「むすめ」の意に用いる。常用漢字は省略形による。 05b22.svg
娥 1 0 ①美しい。みめよい。「青娥」「嬪娥(ヒンガ)」 ②月に住むという美女の名(姮娥(コウガ))に用いられる字。また、そのことから、月の異名。「娥影」 が が みめよ-い 女 10 7 説明無し 05a25.svg
悔 3 0 くいる。くやむ。くやしく思う。くい。「悔過」「悔悟」「悔恨」 け かい く-やむ; く-いる; く-やみ; く-い; くや-しい 忄 9 6 旧字は、形声。心と、音符每(バイ)→(クワイ)とから成る。「くいる」意を表す。常用漢字は省略形による。 06094.svg
斎 準2 0 ①ものいみ。ものいみする。つつしむ。神仏に仕えるため、飲食をつつしみ、心身を清めること。「斎戒」「斎壇」 ②いつく。いつき。神に仕える。 ③へや。特に、書を読む部屋。「書斎」 ④雅号などにつける語。「仁斎」 せい; せ さい いわ-う; いみ-; とき-; いつき-; ものいみ-; つつし-む; い-み; い-む; いつ-く; いもい-; いわい- 斉 11 3 旧字は、形声。示と、音符齊(セイ、サイ)(は省略形)とから成る。神を祭るとき、心身を清めととのえる意を表す。転じて、はなれやの意に用いる。常用漢字は省略形の俗字による。 0658e.svg
覩 1 0 みる。じっと見る。「目覩」 つ と み-る 見 16 9 説明無し 089a9.svg
篁 1 0 ①たかむら(竹藪)。たけやぶ。「幽篁」 ②タケの総称。 おう こう たかむら- ⺮ 15 9 説明無し 07bc1.svg
嫉 2 0 ①ねたむ。そねむ。やきもちをやく。「嫉妬(シット)」 ②にくむ。にくみきらう。「嫉視」 しつ ねた-む; そね-む; にく-む 女 13 10 形声。女と、音符疾(シツ)とから成る。 05ac9.svg
真 8 0 ①まこと。ほんとうの。「真実」「真理」 偽 ②自然のまま。まったくそのままの。「真性」「純真」 ③書体の一つ。楷書(カイショ)。「真字」「真体」 しん しん ま-; まこと- 目 10 5 旧字は、会意。匕(ひ)(さじ)と、鼎(てい)(かなえ。は変わった形)とから成り、さじでかなえに物をつめる意を表す。「塡(テン)」の原字。借りて、「まこと」の意に用いる。教育用漢字は俗字による。 0771f.svg
活 9 0 ①いきる。いかす。「活殺」「活用」「生活」死 ②勢いよく動く。いきいきとしている。「活気」「活発」「快活」 ③気絶した人の息を吹き返らせる術。 がち かつ い-ける; い-かす; い-きる; よみが-える 氵 9 6 形声。水と、音符𠯑(クワツ)(=舌)とから成る。水が勢いよく流れる意を表す。ひいて、いきいきしている、転じて「いきる」意に用いる。 06d3b.svg
蛛 準1 0 くも(蜘蛛)。虫の名。「蛛網」 ちゅう ちゅう くも- 虫 12 6 説明無し 086db.svg
苜 1 0 マメ科の二年草「苜蓿(モクシュク)(うまごやし)」に用いられる字。 もく ぼく ⺾ 8 5 説明無し 082dc.svg
縒 1 0 シ ①よる。糸をより合わせる。 ②より。よった糸。 ③糸のふぞろいなさま。糸のみだれるさま。「参縒(シンシ)」 サク 「縒綜(サクソウ)」はいりみだれるさま。 し よ-る 糹 16 10 説明無し 07e12.svg
鵆 1 1 ちどり(千鳥)。チドリ科の鳥の総称。 ちどり- 鳥 17 6 説明無し 09d46.svg
陋 1 0 ①せまい。場所・度量がせまい。「屋」「居」 ②いやしい。品がない。悪い。「習」「劣」 ろう せまい; いやしい; みにくい 阝 9 6 説明無し 0964b.svg
好 7 0 ①このむ。愛する。すく。「好学」「愛好」悪 ②よい。このましい。「好調」「良好」 ③したしい。よしみ。「好誼(コウギ)」「友好」 こう こう よし; すめよし; このみ; すめよい; す-く; よろしい; よろし; この-む; す-き; よ-い; よしみ- 女 6 3 会意。女と、子(こども)とから成る。女が子をかわいがることから、いつくしむ、ひいて「このむ」「よい」の意を表す。 0597d.svg
殪 1 0 ①たおす。たおれる。ころす。死ぬ。 ②うずめる。うめる。 えい たおす 歹 16 12 説明無し 06baa.svg
瞥 準1 0 みる。ちらっと見る。「瞥見」「一瞥」 べつ; へつ 目 17 12 形声。人と、音符敝(ヘイ)→(ヘツ)とから成る。 077a5.svg
欺 3 0 あざむく。だます。「欺瞞(ギマン)」 こ き ぎ あざむ-く 欠 12 8 形声。欠と、音符其(キ)とから成る。「あざむく」意を表す。 06b3a.svg
撚 準1 0 ①ひねる。よる。ねじる。「撚糸」拈(ネン)・捻(ネン) ②より。こより。 ねん でん ひね-り; ひね-る; よ-る; よ-れる; よ-り 扌 15 12 説明無し 0649a.svg
飫 1 0 ①あきる。食べあきる。「飫賜」 ②さかもり。「飫宴」 よ; お たまう; あ-きる 𩙿 13 4 説明無し 098eb.svg
阡 1 0 ①数のせん(千)。 ②みち。あぜみち。 ③しげる。草の盛んに茂るさま。「阡阡」 ④はかみち。墓所の道。 参考金銭証書などで、「千」の代わりに用いることがある。また、南北に通じるあぜ道を「阡(仟)」といい、東西に通じるあぜ道を「陌(佰)(ハク)」という。 せん せん みち-; はかみち-; あぜ- 阝 6 3 説明無し 09621.svg
胯 1 0 ①また。またぐら。「胯下」股(コ) ②またぐ。またがる。跨(コ)参考一説に「胯」は両もものあいだ、「股」はまたの一方の意。 く; け か; こ また- ⺼ 10 6 説明無し 080ef.svg
壟 1 0 土を小高く盛った所。うね。また、おか。つか。「壟断」「壟畝(ロウホ)」隴(ロウ) る りょう ろう おか-; つか-; うね- 土 19 16 説明無し 058df.svg
跂 1 0 ①つまだつ。つまだてる。かかとをあげて遠くを見る。「跂踵(キショウ)」「跂望」 ②はう。はって歩く。「跂行」 ぎ; き; し むつゆび; つまだ-てる ⻊ 11 4 説明無し 08dc2.svg
働 7 1 はたらく。仕事をする。はたらき。「労働」 どう はたら-く 亻 13 11 会意形声。人と、動(ドウ)(うごく)とから成り、「はたらく」意を表す。 050cd.svg
渇 準2 0 ①かれる。水がなくなる。「渇水」「枯渇」竭(ケツ) ②のどがかわく。「飢渇」 ③むさぼる。ひどくほしがる。「渇仰(カツゴウ)・(カツギョウ)」「渇望」 かつ かわき; かわ-く 氵 11 8 旧字は、形声。水と、音符曷(カツ)→(ケツ)とから成る。水がかれてなくなる意を表す。常用漢字は俗字による。 06e07.svg
批 5 0 ①うつ。たたく。「批頬(ヒキョウ)」 ②ただす。是非を決める。品定めをする。「批判」「批評」 ③主権者が承認する。「批准」 はい へい ひ う-つ 扌 7 4 形声。手と、音符比(ヒ)とから成る。手で打つ意を表す。借りて、つらね、ただす意に用いる。 06279.svg
縢 1 0 ①かがる。からげる。とじる。しばる。 ②むかばき。きゃはん。「行」 ③かな。四本の縦糸をまとめた織り糸。 どう- とう- むかばき-; かが-る; かな-; から-げる; かがり- 糸 16 10 説明無し 07e22.svg
豊 6 0 ①ゆたか。多い。満ちている。「豊富」「豊満」 ②農作物の実りがよい。「豊作」「豊年」 ③とよ。語の上につけてほめる意を表す。「豊葦原(とよあしはら)」 ④「豊前(ぶぜん)の国」「豊後(ぶんご)の国」の略。「筑豊(チクホウ)」 ふ ほう ぶ ゆた-か; とよ- 豆 13 6 (A)象形。高杯(たかつき)(食物を盛る、脚のある器)の上に玉が二つある形にかたどる。祭りに用いる道具の意を表す。もと豐とは別字で、「禮(レイ)(=礼)」の原字であるが、のちに豐の省略形として使われるようになった。教育用漢字はこれによる。 (B)象形。実った穀物の穂を高杯(たかつき)の上に盛った形にかたどる。豊作の意を表す。ひいて「ゆたか」の意に用いる。 08c4a.svg
俠 準1 0 ①おとこぎ。おとこだて。「俠客」「俠気」 ②いさみはだの女。おきゃん。おてんば。 ぎょう きょう きゃん おとこだて- 亻 9 7 形声。人と、音符夾(ケフ)とから成る。
曩 1 0 ①さき。さきに。かつて。「曩祖」嚮(キョウ) ②ひさ(久)しい。昔からの。 のう どう さき-に; さき- 日 21 17 説明無し 066e9.svg
蹴 2 0 ①ける。けとばす。「蹴鞠(シュウキク)・(けまり)」「蹴球」 ②ふむ。ふみつける。 ③つつしむ。おそれつつしむ。「蹴然」 すく しゅく しゅう け-る ⻊ 19 12 形声。足と、音符就(シウ)→(シユク)とから成る。 08e74.svg
族 8 0 ①やから。みうち。血つづき。「家族」「親族」 ②家がら。血統上の身分。「王族」「豪族」 ③なかま。同類のものの集まり。「種族」「民族」 ④集まる。むらがる。「族生」 そう ぞく そく やから- 方 11 7 会意。㫃(えん)(=。ふきながし)と、矢(や)とから成り、軍旗の下に置かれた矢に団結をちかう人々の集団の意を表す。ひいて「やから」の意に用いる。 065cf.svg
軀 準1 0 ①からだ。み。むくろ。「軀幹」「体軀」 ②仏像を数える語。 く く み-; むくろ-; からだ-; もくろ- 身 18 11 説明無し
竚 1 0 たたずむ。たちどまる。また、まつ。「竚立」 じょ ちょ たたず-む 立 10 5 説明無し 07ada.svg
迺 準1 0 ①すなわち。そこで。 ②なんじ。 ③「の」の音を表すのに用いる。 ①~③乃(ダイ) ない だい の-; すなわ-ち ⻍ 10 6 説明無し 08ffa.svg
輩 4 0 ①ともがら。やから。なかま。たぐい。「輩下」「先輩」 ②ならぶ。つらなる。つぎつぎと並ぶ。「輩出」排 ③ついで。順序。「輩行」 へ はい ともがら-; やから- 車 15 8 形声。車と、音符非(ヒ)→(ハイ)とから成る。車の並び、転じて「ともがら」の意を表す。 08f29.svg
輓 1 0 ①ひ(引)く。車や船をひく。推 ②人の死をいたむ。「輓歌」 ①②挽(バン) ③人をひきあげて用いる。「推輓」 ④おそい。ちかい。「輓近」晩 もん ばん おそ-い; ひ-く 車 14 7 説明無し 08f13.svg
頓 2 0 ①ぬかずく。額を地につけておじぎをする。「頓首」 ②とまる。とどまる。つまずく。くじける。「頓挫(トンザ)」「停頓」 ③くるしむ。困り果てる。 ④つかれる。「疲頓」 ⑤とみに。にわかに。「頓死」「頓才」 ⑥おちつける。ととのえる。「頓着」「整頓」 とん とん ぬか-ずく; つまず-く; とみ-に 頁 13 4 形声。頁と、音符屯(トン)とから成る。「ぬかずく」意を表す。 09813.svg
駘 1 0 ①にぶい。のろい。 ②広くゆったりしている。のどかである。「駘蕩(タイトウ)」 ③ふ(踏)む。「駘籍」 ④ぬぐ。ウマがくつわをはずす。⑤「哀駘」は、さえないさま。みにくいさま。 たい にぶい; ぬぐ; おろか 馬 15 5 説明無し 099d8.svg
黎 1 0 ①くろ。くろい。くらい。「黎黒」「黎明」 ②もろもろ。おおい。「黎元」 ③ころ。ころあい。 り らい れい くろ-い; くろ- 黍 15 3 形声。黍と、音符𥝢(リ、レイ)(は省略形)とから成る。 09ece.svg
圉 1 0 ①ひとや。牢獄(ロウゴク)。「囹圉(レイギョ)・(レイゴ)」圄(ゴ) ②うまかい。ウマを飼って世話をする人。「圉人」 ③かう。家畜などを飼う。また、まきば(牧場)。 ④ふせぐ。ふせぎとめる。 ご ぎょ うまかい-; ひとや- 囗 11 8 説明無し 05709.svg
俄 準1 0 にわか。たちまち。急に。「俄然」「俄雨(にわかあめ)」 が が にわか- 亻 9 7 形声。人と、音符我(ガ)とから成る。 04fc4.svg
贈 4 0 おくる。金品や官位などをおくり与える。「贈与」「贈呈」「寄贈」 ぞう そう おく-る 貝 18 11 旧字は、形声。貝と、音符曾(ソウ)とから成る。金品を人に「おくる」意を表す。常用漢字は省略形による。 08d08.svg
詩 8 0 ①し。うた。心に感じたことを一定のリズムと形式にあてはめ、言葉で表したもの。「詩歌」「詩文」 ②からうた。漢文。「漢詩」 ③「詩経」のこと。五経の一つ。 し し うた-う; うた- 訁 13 6 形声。言と、音符寺(シ)とから成る。人の心情や感動を表現する韻文の意を表す。 08a69.svg
刔 1 0 えぐる。くじる。ほじくり出す。 けつ; けち えぐ-る 刂 6 4 説明無し 05214.svg
環 4 0 ①たまき。輪の形をした玉。「環佩(カンパイ)」 ②わ。輪の形。「環礁」「環状」鐶(カン) ③めぐらす。めぐる。まわる。かこむ。「環境」「環繞(カンジョウ)」 げん かん めぐ-らす; ゆびまき-; まわ-る; たまき-; わ-; めぐ-る 𤣩 17 13 形声。玉と、音符睘(クワン)とから成る。輪形の玉の意を表す。ひいて、「めぐる」意に用いる。 074b0.svg
疆 1 0 ①さかい。かぎり。さかいをつける。かぎる。「疆宇」「疆土」 ②かぎり。はて。「無疆」 ①②境 こう きょう さかい- 田 19 14 説明無し 07586.svg
簀 1 0 ①す。すのこ。竹や木で編んだむしろ。 ②すだれ。 しゃく さく す- ⺮ 17 11 説明無し 07c00.svg
木 10 0 ①き。たちき。「木石」「樹木」 ②建築や器具の用材。「木刀」「材木」 ③五行の一つ。 ④七曜の一つ。木曜。 ⑤かざりけがない。「木訥(ボクトツ)」樸(ボク) もく ぼく き-; こ- 木 4 0 象形。立ち木の形にかたどり、樹木の意を表す。 06728.svg
児 7 0 ①幼いこども。わらべ。「児童」「幼児」 ②親からみたこども。むすこ。むすめ。「愛児」「豚児」 ③若者。青年。「健児」「寵児(チョウジ)」 げ; に げい; じ こ- ⼉ 7 5 旧字は、象形。髪を総角(あげまき)(両側に角(つの)の形を作った髪型)に結った子供の形にかたどる。教育用漢字は省略形による。 05150.svg
崑 1 0 山の名「崑崙(コンロン)」に用いられる字。「崑丘」 こん 山 11 8 説明無し 05d11.svg
癴 1 0 つる。ひきつる。攣(レン) れん やせる; やむ 疒 28 23 説明無し
蕭 1 0 ①よもぎ。かわらよもぎ。キク科の多年草。 ②ものさびしい。しずかなさま。「蕭然」「蕭条」 しょう しょう よもぎ- ⺾ 16 13 説明無し 0856d.svg
柎 1 0 ①うてな。花のがく。 ②つける。 ③いかだ。 ふ ふ うてな 木 9 5 説明無し 067ce.svg
駒 2 0 ①こま。こうま。若い元気なウマ。また、ウマの総称。 ②小さいものの呼び名。 く く こま- 馬 15 5 形声。馬と、音符句(ク)とから成る。 099d2.svg
亨 準1 0 ①とおる。さしさわりなく行われる。 ②すすめる。ささげる。 ③に(煮)る。「亨熟」烹(ホウ) きょう; こう; ひょう こう; きょう; ほう とお-る; たてまつ-る 亠 7 5 古字の亯は、会意で、高(たかい。は省略形)と、曰(神に食物を供える)とから成る。亨・享はその変形で、ともに、饗(キヤウ)(神に飲食物をたてまつる)の意に用いる。 04ea8.svg
齬 1 0 くいちがう。「齟齬(ソゴ)」 ご; ぐ ご; ぎょ くいちが-う 齒 22 7 説明無し 09f6c.svg
牲 3 0 いけにえ。祭礼のとき神にそなえる家畜。「犠牲」 参考生きたままそなえるウシ(牛)を表した字。 しょう せい にえ- 牜 9 5 形声。牛と、音符生(セイ)とから成る。神にささげるいけにえの牛の意を表す。 07272.svg
唾 2 0 つば。つばき。つばをはく。「唾液」「唾棄」 た た だ つばき-; つば-; つ- 口 11 8 形声。口と、音符垂(スイ)→(タ)とから成る。つばをはく意。 0553e.svg
娶 1 0 めとる。妻をむかえる。「娶嫁」 参考「女(め)取る」の意を表した字。 す しゅ めと-る 女 11 8 説明無し 05a36.svg
双 3 0 ①ふた。ふたつ。ふたつで対(ツイ)になるもの。たぐい。「双肩」「双発」「双方」 隻 ②ならぶ。ならべる。匹敵する。「双璧(ソウヘキ)」「無双」 ③対のものを数える語。「半双」 そう そう たぐい-; ふた-つ; なら-ぶ; ふた- 又 4 2 旧字は、会意。隹二つと、又(ゆう)(て)とから成る。隹一つが一羽の鳥を手に持つのに対して、二羽の鳥を手で持つことから、一つがいの鳥の意。転じて、対になるものの意に用いる。常用漢字は俗字による。 053cc.svg
烙 1 0 やく。鉄などを熱する。また、焼きがねをあてる。「烙印」 かく らく らく やく 火 10 6 説明無し 070d9.svg
余 6 0 (A)[餘] ①あまる。あまり。のこり。「余生」「余力」「残余」 ②ほか。それ以外の。「余興」「余念」 (B)[余] われ。 自称。「余輩」 予 参考本来別の意味の二つの字を「余」にまとめた。 よ よ あま-す; あま-る; われ-; あま-り 𠆢 7 5 (A)形声。意符食と、音符余(ヨ)とから成る。食物がありあまる、ひいて「あまる」意を表す。教育用漢字は、俗に餘の略字として余を用いたものによる。 (B)象形。柱で支えた屋根の形にかたどる。借りて、おもに、一人称単数代名詞「われ」の意に用いる。 04f59.svg
殆 準1 0 ①あやうい。あぶない。あやぶむ。「危殆」「疑殆」 ②ほとんど。おおかた。 だい たい あや-うい; あぶ-ない; ほとん-ど; ほと-と; ほとほと-し; ほとほと 歹 9 5 形声。歹と、音符台(タイ)とから成る。危険がせまる、「あやうい」、転じて「ほとんど」の意を表す。 06b86.svg
愾 1 0 ①なげく。ため息をつく。ため息。「愾然」 ②いきどおる。いかる。うらむ。「憤愾」 ①②慨 け; かい き; かい がい ためいき- 忄 13 10 説明無し 0613e.svg
呼 5 0 ①よぶ。よびかける。大声を出す。「呼応」「歓呼」 ②名づける。となえる。「呼称」 ③息をはく。「呼気」「呼吸」吸 ④ああ(嗚呼)。嘆く声。 く こ よ-ぶ 口 8 5 形声。口と、音符乎(コ)とから成る。息をはく意を表す。借りて、大声で「よぶ」意に用いる。 0547c.svg
煎 2 0 ①いる。やく。あぶる。「煎餅(センベイ)」「焙煎(バイセン)」 ②にる。せんじる。につめる。「煎茶」 ③せまる。じりじり迫る。 せん せん い-る; せん-じる; い-り; に-る 灬 13 9 形声。火と、音符(セン)とから成る。 0714e.svg
躱 1 0 ①かわす。身をかわす。さける。 ②み。からだ。 た かわ-す 身 13 6 説明無し 08eb1.svg
賑 準1 0 ①にぎわう。にぎわい。「殷賑(インシン)」 ②にぎやか。騒がしく陽気なさま。 ③めぐむ。ほどこす。「賑給」「賑恤(シンジュツ)」 しん にぎ-やか; にぎ-わう 貝 14 7 形声。貝と、音符辰(シン)とから成る。 08cd1.svg
匿 3 0 かくす。かくれる。かくまう。「匿名」 にょく じょく とく かく-す; かく-れる; かくま-う 匸 10 8 旧字は、形声。匸と、音符若(ジヤク)→(ヂヨク)とから成る。「かくれる」意を表す。 0533f.svg
枕 2 0 まくら。まくらをして横になる。「枕頭」「枕木」 しん しん ちん まくら- 木 8 4 形声。木と、音符冘(イム)→(シム)とから成る。 06795.svg
減 6 0 ①へる。へらす。少なくする。「減退」「節減」増 ②引き算。「減法」「加減」 ①②加 げん; けん かん へ-らす; へ-る 氵 12 9 形声。水と、音符咸(カム)とから成る。水がなくなる、ひいて「へる」意を表す。 06e1b.svg
誄 1 0 しのびごと。死者の生前の功徳(クドク)をたたえる言葉。「誄詞」 るい るい いのる; しのびごと- 訁 13 6 説明無し 08a84.svg
桃 4 0 もも。バラ科の落葉小高木。「白桃」 どう とう もも- 木 10 6 形声。木と、音符兆(テウ)→(タウ)とから成る。「もも」の意を表す。 06843.svg
筌 1 0 ふせご(伏籠)。うえ。川の中にしずめて、魚を捕る竹製の道具。「筌蹄(センテイ)」 せん せん うけ-; うえ- ⺮ 12 6 説明無し 07b4c.svg
巒 1 0 やまなみ。連なる山。また、みね。「巒丘」 らん らん みね- 山 22 19 説明無し 05dd2.svg
縞 準1 0 ①しま。しまがら。 ②しろぎぬ。白い絹。「縞衣」 こう こう しろぎぬ-; しま- 糹 16 10 形声。糸と、音符高(カウ)とから成る。 07e1e.svg
痞 1 0 つかえ。腹のなかに塊のようなものがあって痛む病気。また、胸がふさがること。「痞結」 ひ つかえ 疒 12 7 説明無し 075de.svg
蠍 1 0 さそり。サソリ目の節足動物の総称。「蛇蠍(ダカツ)」蝎(カツ) こち けつ かつ さそり- 虫 19 13 説明無し 0880d.svg
濔 1 0 みちる。水がみちる。また、数が多いさま。 ない; でい 氵 17 14 説明無し 06fd4.svg
澡 1 0 あらう。すすぐ。きよめる。「澡雪」「澡浴」 そう そう あら-う 氵 16 13 説明無し 06fa1.svg
囂 1 0 ①かまびすしい。やかましい。さわがしい。「囂囂」「囂然」嗷(ゴウ) ②わずらわしい。 きょう; ごう きょう; ごう かまびす-しい; かしま-しい 口 21 18 説明無し 056c2.svg
鮨 1 0 シ ①すし(鮓)。なれずし、にぎりずしなど。 ②魚のしおから。うおびしお。 ゲイ さんしょううお(山椒魚)。 鯢(ゲイ) ぎ き し すし- 魚 17 6 説明無し 09ba8.svg
馥 1 0 かおる。かおり。かんばしい。「馥郁(フクイク)」 びき; ぶく ふく; ひょく か; かお-る 香 18 9 説明無し 099a5.svg
簑 1 0 みの。かや・すげなどで編んだ、雨や雪を防ぐ外衣。「簑笠(サリュウ)」 さ; さい みの ⺮ 16 10 説明無し 07c11.svg
帯 7 0 ①おび。おび状の細長いもの。「着帯」「包帯」 ②おびる。身につける。持つ。「帯刀」「携帯」「所帯」 ③行動を共にする。「帯同」 ④あたり。おび状の地域。「一帯」「地帯」 ⑤気候や植物の分類などの地理上の区分。「温帯」「針葉樹林帯」 たい たい お-びる; は-く; おび- 巾 10 7 旧字は、象形。かざりをつけたおび()からぬの()が下がっているさまにかたどる。「おび」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 05e2f.svg
蚕 5 0 かいこ。カイコガの幼虫。「蚕糸」「蚕業」「養蚕」 ぞん; てん てん; さん かいこ-; こ- 虫 10 4 (A)形声。虫と、音符天(テン)とから成る。みみずの意を表す。俗にの略字として用いる。 (B)形声。意符䖵(こん)(虫が多くいる)と、音符朁(サム)とから成る。「かいこ」の意を表す。俗に蚕がの略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 08695.svg
史 6 0 ①ふみ。文書。社会の移り変わりの記録。「史書」「歴史」 ②ふびと。ふみびと。記録を書きしるす役人。また、文章にたずさわる人。「史官」「侍史」 じ し し ふみ-; さかん; ふひと-; ふびと- 口 5 2 象形。神にささげることばを付けた木の枝を手に持つ形にかたどる。記録を担当する役人の意を表す。ひいて、歴史的な記録をつかさどる人、また、それを書き記したものをいう。 053f2.svg
凱 準1 0 ①かちどき。戦いに勝って叫ぶ声。「凱歌」「凱旋」 ②やわらぐ。楽しむ。なごやかなさま。「凱沢」「凱弟」「凱風」 かい かい がい かちどき-; やわ-らぐ 几 12 10 形声。几と、音符豈(キ)→(カイ)とから成る。「かちどき」の意を表す。 051f1.svg
櫟 1 0 ①くぬぎ。ブナ科の落葉高木。「櫟樗(レキチョ)」櫪(レキ) ②いちい。イチイ科の常緑高木。いちいがし。 ③こする。こすって音を立てる。「櫟釜(レキフ)」 やく; ろう; りゃく れき; ろう; やく くぬぎ- 木 19 15 説明無し 06adf.svg
髻 1 0 ①もとどり。たぶさ。髪を頭上で束ねたもの。 ②みずら。両耳の辺りで輪のように束ねた、上代の成人男子の髪の結い方。 きつ; けい もとどり-; みずら- 髟 16 6 説明無し 09afb.svg
闃 1 0 しずか。人けがない。ひっそりとした。「闃寂」「闃然」 きゃく けき げき しずか 門 17 9 説明無し 095c3.svg
竢 1 0 まつ。まちうける。 俟(シ) じ し ま-つ 立 12 7 説明無し 07ae2.svg
淳 準1 0 ①あつい。人情があつい。まごころがある。「淳厚」 惇(ジュン)・敦(トン) ②すなお。飾り気がない。「淳朴」「至淳」 純・①②醇(ジュン) じゅん しゅん あつ-い; すなお- 氵 11 8 形声。水と、音符(シヤウ)→(シユン)(享は省略形)とから成る。水を注ぎかける意を表す。 06df3.svg
輒 1 0 ①すなわち。そのたびごとに。たやすく。たちまち。 ②わきぎ。車の両側で前にそりだしている木。 ちょう すなわち; わきぎ 車 14 7 説明無し 08f12.svg
亜 準2 0 ①つ(次)ぐ。準じる。第二番目。「亜熱帯」「亜流」 ②無機酸で酸素原子が少ない。「亜硫酸」 ③「亜細亜(アジア)」の略。「亜州」「東亜」 ④外国語の音訳に用いる。「亜米利加(アメリカ)」「亜爾然丁(アルゼンチン)」 あく; え; よう あく; あ; おう つ-ぐ 二 7 5 旧字は、象形。古代人の住居基址(きし)の形にかたどる。一説に、背の曲がった人にかたどるという。借りて「つぐ」意に用いる。常用漢字は省略形による。 04e9c.svg
枡 1 1 ます。容量をはかる正方形の器。また、そのような形をしたもの。 ます- 木 8 4 説明無し 067a1.svg
晴 9 0 はれる。はれやか。はればれとした。「晴天」「晴朗」 雨 じょう; しょう せい は-らす; は-れる; はれ- 日 12 8 形声。日と、音符靑(セイ)とから成る。空がはれる意を表す。 06674.svg
潤 3 0 ①うるおう。うるおす。水分をふくむ。「潤滑」「潤湿」 燥 ②うるおい。めぐみ。利益。「潤沢」「利潤」 ③かざる。つやを出す。りっぱに見える。「潤色」「潤飾」 にん じゅん うるお-す; うるお-い; うるお-う; めぐみ; うる-む 氵 15 12 形声。水と、音符閏(ジユン)とから成る。水分をたっぷりもつ意を表す。 06f64.svg
柘 準1 0 ①やまぐわ。桑の一種。 ②つげ。ツゲ科の常緑低木。 しゃ しゃ やまぐわ-; つみ; つげ- 木 9 5 形声。木と、音符石(セキ、シヤク)→(シヤ)とから成る。 067d8.svg
覦 1 0 のぞむ。ねがう。こいねがう。 ゆ ゆ のぞ-む; こいねが-う; ねが-う 見 16 9 説明無し 089a6.svg
甄 1 0 ①すえ。やきもの。また、つくる。陶器をつくる。「陶」 ②明らかにする。みわける。調べる。「抜」「別」 けん; しん けん; しん すえ- 瓦 14 9 説明無し 07504.svg
蚊 準2 0 か。カ科の昆虫。「蚊脚」「蚊声」「蚊帳(ブンチョウ)・(かや)」「蚊の鳴くような声」参考ブンブン(文)と飛ぶ虫の意からできた字。 もん ぶん か- 虫 10 4 形声。意符䖵(こん)(多くの虫。虫は省略形)と、音符民(ビン)→(ブン)(または文(ブン))とから成る。「か」の意を表す。 0868a.svg
饅 1 0 ①食品の「饅頭(マンジュウ)」に用いられる字。 ②ぬた。魚肉や野菜を酢みそであえた料理。 まん ばん ぬた 𩙿 20 11 説明無し 09945.svg
壺 準1 0 ①つぼ。口がすぼんだ容器。「壺觴(コショウ)」「壺中」「茶壺」 ②灸(キュウ)をすえる場所。また、急所。要点。参考「壼(コン)」は別字。 ご; ぐ こ つぼ- 士 12 9 説明無し 058fa.svg
巣 7 0 ①す。鳥のす。動物のすむ場所。また、すくう。すをつくる。「営巣」 ②盗賊などのかくれが。「巣窟(ソウクツ)」 ③あつまる。群がり集まるところ。「病巣」 じょう そう す-; す-くう ⺍ 11 8 象形。木の上に鳥のすがあるさまにかたどり、「す」の意を表す。 05de3.svg
畛 1 0 あぜ。くろ。さかい。「畛域」 しん しん あぜ- 田 10 5 説明無し 0755b.svg
枳 1 0 キ からたち。ミカン科の落葉低木。「枳殻」シ えだ。枝のように分かれたもの。 き; し からたち 木 9 5 説明無し 067b3.svg
鰊 1 0 にしん。ニシン科の海魚。 れん れん にしん- 魚 20 9 説明無し 09c0a.svg
偽 準2 0 ①いつわる。だます。「偽悪」「偽証」「偽善」 ②にせ。にせもの。「偽作」「虚偽」「真偽」 ①②真 ③人のしわざ。作為。 ぎ; が ぎ; が か にせ-; いつわ-り; いつわ-る 亻 11 9 旧字は、会意形声。人と、爲(ヰ)→(グヰ)(する、ため)とから成り、人為、ひいて、つくりごと、「いつわる」意を表す。「爲」の後にできた字。常用漢字は省略形による。 0507d.svg
飾 4 0 ①かざる。きれいにする。「装飾」「服飾」 ②とりつくろう。よそおう。「飾言」「粉飾」 しき しょく かざ-り; かざ-る 飠 13 5 形声。巾と、音符飤(シ)→(シヨク)とから成る。ぬぐって清める、ひいて「かざる」意を表す。 098fe.svg
毎 9 0 ①ごと。つね。つねに。たびごとに。「毎次」「毎毎」 ②むさぼる。もとめる。 まい ばい つね-; むさぼ-る; ごと- 毋 6 2 旧字は、象形。母が髪かざり()をつけたさまにかたどる。借りて、「つねに」「…ごとに」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06bce.svg
助 8 0 ①たすける。すくう。力をかす。「助言」「助命」「救助」 ②主たるものをたすけるはたらきを表す。「助詞」「助役」 ③すけ。(ア)昔の官位の一つ。(イ)人の名の下につけて、その人の性質や特徴を表す語。「ちび助」 じょ そ すけ-; たす-かる; たす-ける 力 7 5 形声。力と、音符且(シヨ、ソ)とから成る。人を「たすける」意を表す。 052a9.svg
奏 5 0 ①すすめる。たてまつる。申しあげる。「奏上」「奏請」「奏聞」 ②かなでる。音楽を演じる。「奏楽」「演奏」「吹奏」 ③なす。なしとげる。「奏功」「奏効」 す そう すす-める; かな-でる 大 9 6 会意。廾(きよう)(=。両手)と、夲(とう)(すすめる)と、屮(てつ)(すすめる)とから成る。両手で物を持って「すすめる」、ひいて、申しあげる意を表す。転じて、音楽を「かなでる」意に用いる。 0594f.svg
覿 1 0 ①みる。あう。まみえる。 ②しめす。見せる。「覿武」 じゃく てき あ-う 見 22 15 説明無し 089bf.svg
趙 1 0 ①ゆっくり歩く。 ②およ(及)ぶ。 ③こ(超)える。 ④中国の戦国時代の国の名。 じょう; ちょう こ-える; すばしこい; およぶ 走 14 7 説明無し 08d99.svg
畠 準1 1 はた。はたけ。「畠物(はたもの)」畑参考白くかわいた田の意の国字。 はく はたけ-; はた- 田 10 5 会意。田と、白(しろい)とから成る。土が白くかわいた田、「はたけ」の意。 07560.svg
嬢 3 0 むすめ。おとめ。また、未婚の女性の名に添える敬称。「令嬢」 娘(ジョウ) にょう じょう むすめ-; はは- 女 16 13 旧字は、形声。女と、音符襄(シヤウ)→(ヂヤウ)とから成る。母の意を表す。のち、娘(ヂヤウ)と混同されて「むすめ」の意に用いる。常用漢字は省略形による。 05b22.svg
蝠 1 0 動物の名「蝠(ヘンプク)(こうもり)」に用いられる字。 ふく ふく まむし- 虫 15 9 説明無し 08760.svg
眄 1 0 ①みる。流し目で見る。横目でにらむ。ながしめ。「流眄」 ②ながめる。かえりみる。「顧眄」 めん べん かえり-みる; ながしめ; み-る 目 9 4 説明無し 07704.svg
康 7 0 ①やすい。やすらか。やすんじる。「安康」「小康」 ②すこやか。体が丈夫である。「健康」 こう こう やす-い 广 11 8 会意。午(きね)と、廾(きよう)(両手)と、米(こめ)とから成る。両手できねでついてもみを取り去る意を表す。「穅(カウ)」の原字。借りて、安楽の意に用いる。 05eb7.svg
瀛 1 0 ①うみ。大海。「海」「表」 ②さわ(沢)。また、池や沼。 えい うみ 氵 19 16 説明無し 0701b.svg
犖 1 0 ①まだらうし。毛の色がまだらのウシ。 ②あきらか。はっきりした。 ③すぐれる。「卓犖」 らく らく まだらうし 牛 14 10 説明無し 07296.svg
鮹 1 0 たこ(蛸)。頭足類の軟体動物。 蛸(ショウ) しょう そう; しょう たこ- 魚 18 7 説明無し 09bb9.svg
還 準2 0 ①かえる。かえす。ひきかえす。もとへもどる。「還元」「還俗(ゲンゾク)」「返還」往 ②また。なおまた。ふたたび。継続を示す助字。 げん; ぜん かん; せん かん かえ-る; また-; めぐる ⻌ 16 13 形声。辵と、音符睘(クワン)とから成る。ひとめぐりする、ひいて「かえる」意を表す。 09084.svg
漣 準1 0 ①さざなみ。波立つ。「漣猗(レンイ)」 ②涙を流すさま。「漣如」「漣漣」 れん れん さざなみ- 氵 14 11 形声。水+音符連(レン)→(ラン)。 06f23.svg
懐 準2 0 ①おもう。おもい。「懐感」「懐疑」「本懐」 ②なつかしい。なつかしむ。「懐旧」「懐郷」「懐古」 ③なつく。なつける。したしむ。「懐柔」「懐慕」 ④ふところ。「懐剣」「懐紙」「懐中」 ⑤いだく。身にもつ。「懐胎」「懐妊」 え かい おも-う; なつ-く; むだ-く; うだ-; いだ-く; なつ-かしい; なつ-こい; なつ-け; ほほ-; なつ-ける; なつけ-; なず-く; なず-ける; ふところ-; なつ-かしむ 忄 16 13 旧字は、形声。心と、音符褱(クワイ)とから成る。「おもう」「なつかしむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 061d0.svg
淪 1 0 リン ①しずむ。おちぶれる。また、ほろぶ。「淪没」「淪落」 ②さざなみ。小さい波。ロン 「混淪」は水の流れるさま。また、もやもやとまじりあうさま。 ろん りん りん しず-む 氵 11 8 説明無し 06dea.svg
廝 1 0 めしつかい。しもべ。下男。こもの。「廝養」 し こもの 广 15 12 説明無し 05edd.svg
対 8 0 ①むかう。むきあう。あいて。「対岸」「対面」「敵対」 ②つりあう。みあう。「対称」「対等」 ③つれあい。配偶者。 ④こたえる。応ずる。「対策」「応対」 ⑤つい。そろい。二つで一組となるもの。「対偶」「対句」 ⑥「対馬(つしま)の国」の略。「対州」 たい たい つい なら-ぶ; む-かう; こた-える; あいて-; そろ-い; つれあ-い 寸 7 4 旧字は、象形。二人が向かい合って丵(土木工事用の道具)を持ち、土をつきかためる形にかたどる。ひいて、向かい合った一組の意を表す。教育用漢字は省略形による。 05bfe.svg
扮 準1 0 よそおう。かざる。「扮飾」「扮装」 ふん へん はん よそお-う 扌 7 4 説明無し 0626e.svg
讒 1 0 ①そしる。かげ口を言って人を陥れる。また、そしり。告げ口。「讒言」 ②へつらう。おもねる。 ③よこしま。「讒慝(ザントク)」 ぜん さん ざん よこしま; そし-る; いつわる 訁 24 17 説明無し 08b92.svg
穂 3 0 ほ。穀物の茎の先の、花・実をつけるところ。「穂状」「出穂」 ずい すい ほ- 禾 15 10 もと、𥝩と書き、会意で、禾と、爪(そう)(とる)とから成り、人がとるいねの「ほ」の意を表す。旧字は、𥝩の俗字で、形声。禾と、音符惠(クヱイ)→(スイ)とから成る。常用漢字は省略形による。 07a42.svg
鼻 8 0 ①はな。呼吸や嗅覚(キュウカク)をつかさどる器官。「鼻孔」 ②はじめ。「鼻祖」参考②人間は、はなから形ができるという言い伝えから。 び ひ はじ-め; はな- 鼻 14 0 旧字は、形声。意符自(はなの原字)と、音符畀(ヒ)とから成る。「はな」の意を表す。教育用漢字は俗字による。 09f3b.svg
餃 1 0 ①中国料理の「餃子(コウシ)(ギョーザ)」に用いられる字。 ②あめ(飴)。 きょう こう ぎょう; ちゃお あめ- 𩙿 15 6 説明無し 09903.svg
帷 1 0 ①とばり。かたびら。たれまく。「帷幄(イアク)」「帷幕(イバク)・(イマク)」 ②ひきまく。まんまく。「帷裳(イショウ)」③かたびら。裏をつけない着物。「帷子(かたびら)」 い い とばり- 巾 11 8 説明無し 05e37.svg
閥 準2 0 ①出身や利害を同じくするもののつながり。「学閥」「派閥」 ②いえがら。門地。「門閥」 ③いさお。功績。「功閥」 ぼち はつ ばつ いえがら-; いさお- 門 14 6 形声。門と、音符伐(ハツ)とから成る。 095a5.svg
紜 1 0 みだれる。物が多くてごたごたする。「紜紜」 うん うん みだ-れる 糹 10 4 説明無し 07d1c.svg
簞 準1 0 ①わりご。竹で編んだ丸い飯びつ。「簞食(タンシ)」笥(シ) ②はこ。竹で編んだこばこ。「簞笥(タンス)」 ③ひさご。ひょうたん(瓢簞)。 たん たん はこ- ⺮ 18 12 形声。竹と、音符單(タン)とから成る。竹製の円形の容器の意を表す。
寇 1 0 ①あだ。かたき。外敵。「寇盗」「倭寇(ワコウ)」 ②あだする。害を加える。侵略する。 く こう あだ-する 宀 11 8 説明無し 05bc7.svg
謙 準2 0 へりくだる。態度をひかえめにする。うやうやしくする。「謙虚」「謙譲」 けん けん へりくだ-る 訁 17 10 形声。言と、音符(ケム)とから成る。うやうやしいさまの意を表す。 08b19.svg
擦 3 0 ①する。すれる。こする。さする。「擦過」「摩擦」 ②なする。ぬりつける。 さち さつ す-れる; さす-る; す-る 扌 17 14 形声。手と、音符察(サツ)とから成る。手でこすりあわせる意を表す。 064e6.svg
公 9 0 ①おおやけ。(ア)国家や政府に関すること。「公職」「公営」「公債」(イ)個人に対して社会的なこと。「公益」「公害」私 ②かたよらない。ただしい。「公平」「公正」 ③共通の。すべてにあてはまる。「公式」「公理」 ④きみ(君)。天子。主君。主人。「公子」 ⑤五等爵(公・侯・伯・子・男)の第一位。 ⑥貴人または他人への敬意を表す語。「貴公」 ⑦親しみや軽蔑(ケイベツ)の意を表す語。「八公」 く こう きみ-; おおやけ- 八 4 2 会意。八(そむく)と、厶(し)(私の原字。わたくし)とにより、私的なことの反対から、「おおやけ」の意を表す。 0516c.svg
栓 準2 0 せん。穴や器の口などをふさぐもの。 せん せん 木 10 6 形声。木と、音符(セン)とから成る。ほぞの意を表す。 06813.svg
儚 1 0 ①はかない。 ②くらい。「儚儚」 もう ぼう はかな-い; くら-い 亻 15 13 説明無し 0511a.svg
逸 準2 0 ①はしる。にげる。にがす。「逸機」「後逸」「奔逸」 ②かくれる。うしなう。世に知られない。「逸事」「逸書」「隠逸」 ③それる。はずれる。わがまま。みだら。「逸脱」「淫逸(インイツ)」「放逸」 ④足がはやい。抜きんでている。すぐれる。「逸材」「逸出」「逸足」 ⑤気楽に楽しむ。「逸楽」「逸労」「安逸」 ②⑤佚(イツ) ⑥外国語の音訳に用いられる。「独逸(ドイツ)」 いち いつ そ-らす; はや-り; そ-れる; のが-れる; うしな-う; はぐ-れる; はし-る; はや-る ⻌ 11 8 旧字は、会意。辵と、兔(と)(=兔。うさぎ)とから成り、うさぎがにげる、のがれる意を表す。常用漢字は省略形による。 09038.svg
舗 4 0 ①みせ。商店。「店舗」「老舗」 ②しく。しきつめる。ならべる。「舗装」「舗道」 ふ ほ みせ-; し-く 舌 15 9 本字は、形声。意符金(金属)と、音符甫(フ)→(ホ)とから成る。門鐶(もんかん)(門に付ける金輪)をとりつける金具の意を表す。布(ホ、フ)・敷(フ)と通じ、借りて「しく」、転じて「みせ」の意に用いる。舖は、鋪の意符を舍(家屋)に改め、おもに「みせ」の意に用いる。常用漢字は、さらに舎の字形に改めたものによる。 08217.svg
艇 準2 0 こぶね。はしけ。細長い小舟。「艇身」「舟艇」 ちょう てい ふね 舟 13 7 形声。舟と、音符廷(テイ)とから成る。 08247.svg
勍 1 0 つよい。たけだけしい。「勍勍」「勍敵」勁(ケイ) ぎょう けい つよ-い 力 10 8 説明無し 052cd.svg
灌 準1 0 ①そそぐ。水が流れこむ。「灌漑(カンガイ)」「灌水」「灌浸」 ②むらがり生える。「灌木」「灌(カンモウ)」 がん; かん かん そそ-ぐ 氵 20 17 説明無し 0704c.svg
鱒 準1 0 ます。サケ科で「マス」と名のつく魚の総称。 ぞん そん ます- 魚 23 12 形声。魚と、音符(ソン)とから成る。 09c52.svg
鵇 1 1 とき(鴇)。トキ科の鳥。参考年を告げる鳥の意を表す国字。 とき- 鳥 17 6 説明無し
瓣 1 0 ①はなびら。「花」②液体や気体の出入りを調節するもの。「膜」「安全」③うりのなかご。うりの種。 <br>弁の旧字 べん はん はなびら 瓜 19 14 説明無し 074e3.svg
湲 1 0 水がゆるやかにめぐる。「湲湲(エンエン)」「潺湲(センカン)」 えん; かん きよい 氵 12 9 説明無し 06e72.svg
叨 1 0 ①むさぼる。 ②みだりに。かたじけなくも。おかげをこうむる。受ける。 とう とう みだ-りに 口 5 2 説明無し 053e8.svg
薈 1 0 ①しげる。草木が盛んに茂るさま。「薈鬱(ワイウツ)」 ②くさむら。「叢薈(ソウワイ)」 かい かい わい しげる; おおう; くさむら ⺾ 16 13 説明無し 08588.svg
碼 1 0 ヤード。長さの単位。約九一・四四(センチメートル)。参考「瑪瑙(メノウ)」を「碼瑙」と書くこともある。 め ば ま ヤード-; ヤール- 石 15 10 説明無し 078bc.svg
也 準1 0 ①なり。…である。断定の助字。 ②…や。…か。…かな。感嘆・疑問・反語の助字。 ③また。…もまた。参考「也」の草書体の省略形が片仮名の「ヤ」に、草書体が平仮名の「や」になった。 え; や; い や; い か; また-; これ-; なり- 乚 3 2 象形。へびの形にかたどる。もと、它(タ)と同じ。一説に、女性の性器にかたどるという。借りて、助字に用いる。 04e5f.svg
霤 1 0 ①あまだれ。また、したたり。溜(リュウ) ②あまだれうけ。あまどい。「霤槽」 ③のき(軒)。 る りゅう あまだれ- ⻗ 18 10 説明無し 09724.svg
梯 準1 0 ①はしご(梯子)。きざはし。「梯形」「雲梯」 ②手引き。「階梯」 たい てい はしご- 木 11 7 形声。木と、音符弟(テイ)とから成る。 068af.svg
法 7 0 ①のり。(ア)きまり。おきて。「法律」「憲法」(イ)手本。基準。「法帖(ホウジョウ)」(ウ)しきたり。礼儀。「法式」「作法」 ②てだて。やりかた。「方法」「兵法」 ③仏の教え。仏の道。「法会」「仏法」 ④フラン。スイスなどの貨幣単位。 ほう ほう はっ; ほっ のっと-る; のり-; おきて- 氵 8 5 本字は、会意。水と、廌(ち)(古代の裁判に使われた神聖な動物。しかの一種という)と、去(さる)とから成り、神獣の聖断で悪事を去る「のり」の意を表す。教育用漢字は、その省略形。 06cd5.svg
弓 9 0 ①ゆみ。「弓馬」「洋弓」 ②ゆみの形をしたもの。「弓状」「弓形」 く; くう きゅう たらし-; ゆ-; ゆみ- 弓 3 0 象形。ゆみの形にかたどる。 05f13.svg
扛 1 0 あげる。かつぐ。かつぎあげる。「扛鼎(コウテイ)」 こう あげる; かつぐ 扌 6 3 説明無し 0625b.svg
輊 1 0 ①ひくい。車の前が重くてさがっているさま。「軒輊」 ②おも(重)い。重みをかける。 ち ひくい; おもい 車 13 6 説明無し 08f0a.svg
帝 3 0 ①みかど。天子。天皇。「帝王」「皇帝」 ②天の神。あまつかみ。「天帝」 たい てい みかど- 巾 9 6 象形。地上に降りた神が寄りかかるための机の形にかたどり、宇宙の最高の神の意を表す。のち、天下を治めるきみの意に用いる。 05e1d.svg
禅 準2 0 ①ゆずる。天子が位を譲る。「禅位」「禅譲」 ②仏教の一派。禅宗のこと。 ③精神を統一して真理を悟ること。「禅定(ゼンジョウ)」「禅僧」「座禅」 ぜん せん しずか-; ゆず-る 礻 13 9 旧字は、形声。示と、音符單(セン、ゼン)とから成る。天子が行う天の祭り、転じて、天子の位をゆずる意を表す。借りて、梵語(ぼんご)dhyānaの音訳字に用いる。常用漢字は省略形による。 07985.svg
徽 準1 0 ①よい。美しい。清らか。「徽音」「徽言」 ②しるし。はたじるし。「徽章」 け き よ-い; しるし- 彳 17 14 形声。糸と、音符微(ビ)→(クヰ)(は省略形)とから成る。 05fbd.svg
蕊 準1 0 しべ。花の生殖器官。おしべ(雄蕊)とめしべ(雌蕊)。 ぬい ずい しべ- ⺾ 15 12 説明無し 0854a.svg
淘 準1 0 よなげる。よりわける。「淘金」「淘汰(トウタ)」 どう とう ゆ-る; よな-ぐ; よな-げる 氵 11 8 説明無し 06dd8.svg
肪 4 0 あぶら。動物の体内のあぶら。「脂肪」 ぼう ほう あぶら-; こえる ⺼ 8 4 形声。肉と、音符方(ハウ)とから成る。 080aa.svg
舂 1 0 ①うすづく。うすで穀物をつく。「舂米」「舂炊」 ②つく。うつ。 衝 しゅ しょう うすつ-く; うすず-く 臼 11 5 説明無し 08202.svg
於 準1 0 ①おいて。おける。時間や場所を表す。 ②ああ。嘆息・感嘆の声。「於乎(ああ)」烏(ウ)・嗚(オ)参考「於」の草書体の偏が片仮名の「オ」に、草書体が平仮名の「お」になった。 う; お お; よ お-いて; より; あう 方 8 4 象形。もと、烏(ヲ、ウ)に同じで、烏(からす)の形にかたどったが、字形が変わるとともに、烏と区別して用いられる。借りて、感嘆詞、関係・比較などを示す助字として用いる。 065bc.svg
局 8 0 ①組織などの区分。一定の職務。「局員」「当局」 ②区切り。限られた部分。「局所」「局地」 ③囲碁・将棋などの勝負。転じて、物事のなりゆきやようす。「局面」「政局」 ④つぼね。部屋もちの女官。 ごく きょく しきる; つぼね- 尸 7 4 象形。死者の手足を折り曲げてほうむる形にかたどる。屈葬することから、かがまる、ひいて、ちぢまる、しきる意を表す。 05c40.svg
踉 1 0 ①おどる。おどりあがる。「跳踉」 ②ふらつくさま。よろめくさま。「踉蹌(ロウソウ)」 ろう ろう; りょう おどる ⻊ 14 7 説明無し 08e09.svg
猟 3 0 ①かる。鳥獣をとる。かり。「猟犬」「狩猟」 ②あさる。さがしもとめる。「猟奇」「渉猟」 りょう りょう か-る; かり- 犭 11 8 旧字は、形声。犬と、音符巤(レフ)とから成る。「かり」の意を表す。常用漢字は省略形による。 0731f.svg
痊 1 0 いえる。病気がなおる。いやす。「痊癒」 せん せん いやす; いえる 疒 11 6 説明無し 075ca.svg
摺 準1 0 ①する。こする。印刷する。 ②たたむ。折りたたむ。 ③ひだ。しわ。 ④くじく。ひしぐ。 ろう; しょう ひだ-; す-る 扌 14 11 形声。手と、音符(シフ)→(セフ)。 0647a.svg
榊 準1 1 さかき。ツバキ科の常緑小高木。神木とされる。 参考「神にそなえる木」の意を表す国字。 さかき- 木 14 10 会意。木と、神(かみ)とから成り、神前に供える木の意を表す。 0698a.svg
逾 1 0 ①こえる。こす。「逾越」踰(ユ) ②いよいよ。ますます。愈(ユ) ゆ いよいよ; こえる ⻍ 13 9 説明無し 0903e.svg
端 4 0 ①ただしい。きちんとしている。「端正」「端麗」「異端」 ②はし。すえ。はた。へり。「端末」「先端」 ③はじめ。いとぐち。きっかけ。「端緒」「発端」 ④ことがら。「万端」 ⑤はんぱ。はした。「端数(はスウ)」 ⑥織物の長さの単位。鯨尺で二丈六尺または二丈八尺で、幅九寸の布。反 たん たん は-; はた-; はし-; はな- 立 14 9 形声。立と、音符耑(タン)とから成る。姿勢をよくしてまっすぐに立つ、ひいて「ただしい」意を表す。また、耑に通じ、「はし」の意に用いる。 07aef.svg
瀬 3 0 せ。 ①あさせ(浅瀬)。川や海の浅い所。 ②はやせ(早瀬)。流れのはやい所。急流。 ③立場。場所。機会。おり。「逢瀬(おうせ)」 らい らい せ- 氵 19 16 形声。水と、音符賴(ライ)とから成る。激しい流れの意を表す。 0702c.svg
鋸 準1 0 のこぎり。のこ。「鋸歯」「鋸屑(キョセツ)」 こ きょ のこ-; のこぎり- 釒 16 8 形声。金と、音符居(キヨ)とから成る。「のこぎり」の意を表す。 092f8.svg
疑 5 0 うたがう。うたがい。あやしい。「疑念」 きょう ぎ ぎ うたが-わしい; うたが-う 疋 14 9 象形。つえをついた人が、どちらの道を行くべきかと、まよっている形にかたどる。心を決めかねることから、「うたがう」意を表す。 07591.svg
楷 2 0 ①かいの木。ウルシ科の落葉高木。孔子の墓に植えたといわれる。 ②のり。てほん。「楷式」「楷模」 ③書体の一つ。「楷書」行・草 け かい かた; ただしい; のっと-る 木 13 9 形声。木と、音符皆(カイ)とから成る。 06977.svg
抹 準2 0 ①する。こする。なする。「塗抹」「一抹」 ②ぬりつぶす。けす。「抹殺」「抹消」 ③こな。こなにする。「抹香」「抹茶」 まつ; まち ばつ も す-る 扌 8 5 形声。手と、音符末(バツ)とから成る。手でこする意を表す。 062b9.svg
織 6 0 ①おる。布をおる。はたおり。「織機」「紡織」 ②組み立てる。組み合わせる。「組織」 しき; し し; しょく お-る; お-り 糹 18 12 形声。糸と、音符戠(シヨク)とから成る。織物を「おる」意を表す。 07e54.svg
靨 1 0 えくぼ。「靨笑」 よう よう えくぼ- 面 23 14 説明無し 09768.svg
哲 3 0 ①あきらか。道理にあかるい。「哲学」「哲理」 ②さとい。かしこい。また、その人。「哲人」「先哲」 てち てつ さと-い; あき-らか 口 10 7 形声。口と、音符折(セツ)→(テツ)とから成る。物の道理に明るい意を表す。 054f2.svg
禄 準1 0 ①さいわい。天からの贈り物。「天禄」「福禄」 ②ふち(扶持)。役人の給料。「禄高」「俸禄」 ろく ろく さいわ-い; ふち- 礻 12 8 形声。示と、音符彔(ロク)とから成る。「さいわい」の意を表す。 07984.svg
鴻 準1 0 ①おおとり。大形の水鳥。クグイ・ヒシクイなど。「鴻鵠(コウコク)」「鴻毛」 ②おおきい。広い。「鴻恩」洪 ぐ こう ひしくい-; おおとり- 鳥 17 6 形声。鳥と、音符江(カウ)→(コウ)とから成る。 09d3b.svg
網 4 0 ①あみ。また、あみ目状のもの。「魚網」「投網」 ②あみする。あみで捕らえる。「網羅」「一網打尽」 ③あみのように張りめぐらした組織。「法網」「通信網」 もう ぼう あみ- 糹 14 8 会意形声。糸と、罔(バウ、マウ)(あみ)とから成り、「あみ」の意を表す。「罔」の後にできた字。 07db2.svg
釐 1 0 ①おさめる。あらためる。「釐正」「釐定」 ②りん。単位の名。分(ブ)の一〇分の一。 ③きわめてわずか。「毫釐(ゴウリ)」 ④たまう。あたえる。 ⑤やもめ。未亡人。「釐婦」 き; らい り り りん さいわ-い; おさ-める 里 18 11 説明無し 091d0.svg
弖 1 1 助詞の「て」の当て字。「弖爾乎波(てにをは)」 て- 弓 4 1 説明無し 05f16.svg
巾 2 0 ①きれ。ぬのきれ。てぬぐい。ふきん。「手巾」 ②おおい。かぶりもの。「頭巾」参考「幅(はば)」の略字として用いることがある。 こん きん こ おおい; はば-; べき-; きれ-; ちきり- 巾 3 0 象形。ぬのが垂れ下がる形にかたどり、ぬのの意を表す。 05dfe.svg
猷 準1 0 ①はかる。はかりごと。 ②みち(道)。 ゆう はか-る; はかりごと- 犬 13 9 説明無し 07337.svg
龐 1 0 ①たかどの。 ②たかい。おおきい。 ③みだれる。入り乱れる。「龐錯」 る; ぼう ろう; ほう たかどの 广 19 16 説明無し
帑 1 0 ①かねぐら。かねぶくろ。財貨を入れておくところ。「帑庫」 ②つまこ(妻子)。家族。また、子。「妻帑」孥(ド) とう; ど かねぐら 巾 8 5 説明無し 05e11.svg
麟 準1 0 中国の想像上の獣「きりん(麒麟)」のこと。聖人が世に現れるとき出現するとされ、聖人・英才にたとえられる。「麟角」「麟鳳(リンポウ)」 りん りん 鹿 24 13 形声。鹿と、音符粦(リン)とから成る。 09e9f.svg
韶 1 0 ①うつくしい。うららか。あきらか。「韶景」「韶光」 ②中国、伝説上の天子舜(シュン)が作ったといわれる楽曲。「韶舞」 じょう しょう つ-ぐ 音 14 5 説明無し 097f6.svg
穂 3 0 ほ。穀物の茎の先の、花・実をつけるところ。「穂状」「出穂」 ずい すい ほ- 禾 15 10 もと、𥝩と書き、会意で、禾と、爪(そう)(とる)とから成り、人がとるいねの「ほ」の意を表す。旧字は、𥝩の俗字で、形声。禾と、音符惠(クヱイ)→(スイ)とから成る。常用漢字は省略形による。 07a42.svg
禾 準1 0 ①いね。わら。また、穀物の総称。「禾稼」「禾穀」「禾苗」 ②のぎ(芒)。穀物の穂先の毛。 わ か いね-; のぎ- 禾 5 0 象形。穂先の垂れている植物の形にかたどり、穀物の意を表す。 079be.svg
蔵 5 0 ①くら。物をしまっておくところ。「土蔵」「宝蔵」 ②おさめる。しまっておく。「蔵書」「所蔵」 ③かくす。かくれる。「蔵匿」「埋蔵」 贓(ゾウ) ④仏教で、すべてを包みこむもの。「三蔵」「地蔵」 ぞう そう くら-; かく-れる; おさ-める ⺾ 15 12 旧字は、形声。艸と、音符臧(サウ)とから成る。草でおおいかくす、転じて、しまっておく所の意を表す。教育用漢字は省略形による。 08535.svg
毯 1 0 もうせん(毛氈)。けむしろ。毛織りの敷物。 たん たん けむしろ- 毛 12 8 説明無し 06bef.svg
酔 3 0 ①酒や乗り物などによう。「酔眼」「酔態」 ②薬物によって感覚を失う。「麻酔」 ③心を奪われる。熱中する。「心酔」「陶酔」 ①~③醒(セイ) すい すい よ-う; よ-い 酉 11 4 旧字は、会意形声。酉と、卒(ソツ)→(スイ)(つくす)とから成り、酒を飲みつくす、ひいて、よいくずれる意を表す。常用漢字は俗字による。 09154.svg
笄 1 0 こうがい。かんざし。(こうがいを髪にさすことから)女子が成人に達する。冠 け けい こうがい ⺮ 12 6 説明無し 07b04.svg
萄 準1 0 果樹の「葡萄(ブドウ)」に用いられる字。 どう とう ぶどう ⺾ 11 8 形声。艸と、音符匋(タウ)とから成る。 08404.svg
莪 1 0 ①つのよもぎ。ヨモギ(キク科の多年草)の一種。「菁莪(セイガ)」 ②きつねあざみ。アザミ(キク科の多年草)の一種。 が きつねあざみ; つのよもぎ ⺾ 10 7 説明無し 083aa.svg
樹 5 0 ①き。立ち木。「樹陰」「果樹」 ②うえる。木をうえる。「樹芸」 ③たてる。うち立てる。「樹立」 じゅ; ず しゅ き-; た-てる; う-える 木 16 12 会意形声。木と、尌(シユ、ジユ)(立てる)とから成る。立ち木の総称。 06a39.svg
牆 1 0 かき。かきね。まがき。へい。かこい。「牆壁」 ぞう しょう かき- 爿 17 13 説明無し 07246.svg
葡 準1 0 ①ブドウ科のつる性落葉低木「葡萄(ブドウ)」に用いられる字。 ②「葡萄牙(ポルトガル)」の略。「日葡」 ぶ ほ ⺾ 12 9 形声。艸と、音符匍(ホ、ブ)とから成る。 08461.svg
蘢 1 0 ①いぬたで(犬蓼)。タデ科の一年草。おおけたで。 ②草木がしげるさま。 ろう; りょう おうけたで ⺾ 19 16 説明無し 08622.svg
莎 1 0 はますげ。カヤツリグサ科の多年草。 しゃ; さ さ はますげ ⺾ 10 7 説明無し 0838e.svg
僉 1 0 みな。ことごとく。「僉議」 せん せん ことごとく; みな-; ともに 𠆢 13 11 説明無し 050c9.svg
唸 1 0 うなる。長く低い音を出す。うなり。 てん てん ねん うな-る; うな-り 口 11 8 説明無し 05538.svg
盍 1 0 ①おおう。ふたをする。 ②あう。寄り集まる。「盍簪(コウシン)」 ③なんぞ。疑問・反語を表す助字。 ④なんぞ…ざる。どうして…しないのか。同意を求める再読文字。 ごう こう なん-ぞ; おお-う 皿 10 5 説明無し 076cd.svg
鴕 1 0 だちょう(鴕鳥)。駝(ダ) だ; た 鳥 16 5 説明無し 09d15.svg
縉 1 0 ①さしはさむ。礼装のとき、笏(しゃく)を大帯にはさむ。 ②高位高官の人。「縉紳」 ③うすあかい。また、赤色の絹。 しん さしはさむ 糹 16 10 説明無し 07e09.svg
争 7 0 ①あらそう。きそう。あらそい。「争議」「戦争」 ②いさめる。「争臣」「争友」 諍(ソウ) ③いかでか。どうして。反語を示す助字。 しょう そう あらが-う; あらそい-; すまい-; あらそ-う; すま-う; あらがい-; すま-い; いそ-う; いそ-わく; あらが-い; いか-で; あらそ-い 亅 6 5 旧字は、会意。爪と、尹(いん)(棒を手に持ったさま)とから成る。農具のすきをうばいあうことから、「あらそう」意を表す。教育用漢字は俗字による。 04e89.svg
漲 1 0 みなぎる。みちあふれる。「漲溢(チョウイツ)」 ちょう みなぎる 氵 14 11 説明無し 06f32.svg
豺 1 0 やまいぬ(山犬)。オオカミの類。「豺虎(サイコ)」 ぜ さい やまいぬ 豸 10 3 説明無し 08c7a.svg
煢 1 0 ①ひとり。ひとりもの。「煢煢」 ②うれ(憂)える。 ぎょう けい ひとりもの 火 13 9 説明無し 07162.svg
癪 1 1 しゃく。 ①さしこみ。胸や腹が急に痛み、けいれんを起こす病気。「癪気」 ②かんしゃく(癇癪)。腹がたつこと。「小癪」 しゃく 疒 21 16 説明無し 0766a.svg
鮲 1 1 ①こち(鯒)。コチ科の海魚。 ②まて(蟶)。マテガイ科の二枚貝。 まて; こち 魚 17 6 説明無し
窪 準1 0 くぼ。くぼみ。くぼむ。「窪下」「窪然」 あ え わ くぼ-; くぼ-む 穴 14 9 形声。水と、音符窐(ワ)とから成る。 07aaa.svg
奪 3 0 うばう。うばいとる。「奪回」「争奪」与 だつ たつ うば-う 大 14 11 会意。奞(すい)(鳥がはばたく)と、寸(て)とから成り、手に持っていた鳥がにげさる、転じて、うしなう、なくすの意を表す。 0596a.svg
佶 1 0 ①すこやか。かたい。「佶屈」 ②ただしい。よい。 ごち きつ ただしい 亻 8 6 説明無し 04f76.svg
迎 4 0 ①むかえる。待ち受ける。「迎賓」「歓迎」送 ②相手の気に合うようにする。「迎合」 ぎょう げい むか-える; むか-え ⻌ 7 4 形声。辵と、音符卬(ギヤウ)→(ゲイ)とから成る。出むかえる、むかえに行く意を表す。 08fce.svg
匠 3 0 ①たくみ。職人。技芸家。「匠人」「画匠」 ②かしら。先生。「師匠」「宗匠」 ③工夫をこらす。考案する。「意匠」 ぞう しょう たくみ- 匚 6 4 会意。(=矩(く)。匚は変わった形。さしがね)と、斤(おの)とから成り、だいく、ひいて、技術者の意を表す。 05320.svg
搶 1 0 ①うばう。無理にうばいとる。かすめる。「搶奪」 ②つく。つきあたる。 ③あつ(集)まる。 しょう つく; こばむ; とどく 扌 13 10 説明無し 06436.svg
糴 1 0 ①かう。穀物を買い入れること。「糴糶(テキチョウ)」 ②かいよね。買い入れた米。いりよね。①②糶(チョウ) じゃく てき かいよね- 米 22 16 説明無し 07cf4.svg
鹹 1 0 しおからい。しおけ。「鹹苦」「鹹水」 かん しおから-い; しょっぱ-い; しおけ 鹵 20 9 説明無し 09e79.svg
誠 5 0 ①まこと。まごころ。真実の心。「誠意」「誠実」「至誠」 ②まことに。本当に。 じょう せい まこと-に; まこと-; まこと-にする; も-し 訁 13 6 形声。言と、音符成(セイ)とから成る。「まこと」の意を表す。 08aa0.svg
耽 準1 0 ①ふける。夢中になる。「耽溺(タンデキ)」「耽美」 ②「耽耽(タンタン)」は奥深いさま。 とん たん ふける 耳 10 4 形声。耳と、音符冘(イム)→(タム)とから成る。耳が大きく垂れ下がる意を表す。借りて「ふける」意に用いる。 0803d.svg
瑛 準1 0 玉の光。水晶などの美しい透明な玉。「玉瑛(水晶の別名)」 よう えい 𤣩 12 8 形声。玉と、音符(エイ)とから成る。 0745b.svg
応 6 0 ①こたえる。うけこたえる。「応酬」「応答」「呼応」呼 ②したがう。状況に合った動きをする。「応急」「感応」「順応」 ③ふさわしい。「応分」「相応」 ④まさに…べし。 おう よう こた-える; いら-える 心 7 3 旧字は、形声。心と、音符𨿳(ヨウ)(䧹は変わった形)とから成る。心に受け継ぐ意を表す。借りて「こたえる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 05fdc.svg
絵 9 0 いろどり。もよう。線や色で姿や形をえがいたもの。また、えがくこと。「絵画」「絵師」「絵馬」 え かい えが-く 糹 12 6 旧字は、形声。糸と、音符會(クワイ)とから成る。五色の糸を合わせてししゅうする、ひいて、「え」の意を表す。教育用漢字は俗字による。 07d75.svg
鱈 準1 1 たら。タラ科の海魚の総称。「子」 参考国字だが、中国でも用いる。 せつ たら- 魚 22 11 説明無し 09c48.svg
錫 準1 0 ①すず。金属元素の一つ。「鉛錫(エンシャク)」 ②道士や僧が用いるつえ。「錫杖(シャクジョウ)」 ③たまわる。たまもの。「天錫」 賜 しゃく せき すず- 釒 16 8 形声。金と、音符易(エキ)→(セキ)とから成る。 0932b.svg
蟾 1 0 ①ひきがえる。ヒキガエル科の大形のカエル。「蟾蜍(センジョ)」 ②つき(月)。月にひきがえるがすむという伝説による。「蟾光」 ③みずさし。文具の一つ。 ぜん; せん せん ひきがえる 虫 19 13 説明無し 087fe.svg
樅 1 0 ①もみ。マツ科の常緑高木。 ②つく。うつ。鐘や大鼓を打ち鳴らす。 しょう もみ- 木 15 11 説明無し 06a05.svg
蓙 1 1 イグサの茎などを編んで作ったむしろにへりをつけたしきもの。ござ(茣蓙)。ござむしろ。うすべり。「床に蓙を敷く」 ざ; ござ ⺾ 13 10 説明無し 084d9.svg
賜 準2 0 ①たまわる。目上の人から物をいただく。「賜杯」 ②たまう。目上の人が目下の者へ物をあたえる。「恩賜」「下賜」 ③たまもの。いただきもの。 し し たまもの-; たまわ-る; たま-う 貝 15 8 形声。貝と、音符易(イ)→(シ)とから成る。目うえの人が目したの者に財貨をあたえる、「たまう」意を表す。 08cdc.svg
塚 準2 0 つか。もりつち。土を高く盛った墓。「貝塚」 ちゅう ちょう つか- 土 12 9 旧字は、会意形声。土と、冢(チヨウ)(はか)とから成る。「つか」の意を表す。「冢」の後にできた字。常用漢字は、旧字から一点を省いたもの。 0585a.svg
妝 1 0 よそおう。よそおい。 粧・装 しょう そう よそお-う 女 7 4 説明無し 0599d.svg
欲 5 0 ①ほっする。ほしがる。のぞむ。「欲求」「欲情」 ②よく。ものをほしがる気持ち。「意欲」「食欲」 よく よく ほ-しい; ほっ-する; ほり-す 欠 11 7 形声。欠と、音符谷(コク)→(ヨク)とから成る。食べようとする、ひいて、ねがう、よくの意を表す。「慾(ヨク)」の原字。 06b32.svg
湘 準1 0 中国の川の名。湘水。「湘南」 そう; しょう にる 氵 12 9 形声。水と、音符相(シヤウ)とから成る。 06e58.svg
躾 1 1 ①しつけ。身だしなみ。 ②しつける。礼儀作法を教えこむ。 参考身を美しくかざる意を表した字。 しつけ-; しつ-ける 身 16 9 説明無し 08ebe.svg
動 8 0 ①うごく。うごかす。うごき。「動揺」「運動」「変動」静 ②ふるまう。ふるまい。はたらき。「動作」「活動」「行動」 ③乱れる。さわぐ。「動乱」「騒動」「暴動」 ④おどろく。心がときめく。「動転」「感動」「衝動」 ⑤ややもすれば。 ず とう どう うご-き; うご-く; やや-もすれば; うご-かす 力 11 9 形声。力と、音符重(チヨウ)→(トウ)とから成る。仕事をする、ひいて「うごく」意を表す。 052d5.svg
鑿 1 0 ①のみ。木材や石材などに穴をあける工具。 ②うがつ。穴をあける。また、深くさぐる。つきとめる。「開鑿」「穿鑿(センサク)」 さく; そう のみ-; うが-つ 金 28 20 説明無し 0947f.svg
栽 準2 0 ①うえる。草木などを植える。「栽培」「栽植」 ②うえこみ。にわ。「前栽」「盆栽」 さい さい う-える 木 10 6 形声。木と、音符𢦏(サイ)とから成る。土かべを造る築地(ついじ)板の意を表す。借りて、木を植える意に用いる。 0683d.svg
怱 1 0 にわか。あわただしい。あわてる。いそぐ。「怱怱」「怱卒」 参考「」が本字。「忽(コツ)」は別字。 そう す; すう あわ-てる; にわか- 心 9 5 説明無し 06031.svg
歉 1 0 ①あきたりない。満足しない。「歉然」慊(ケン) ②穀物が実らない。すくない。「歉歳」「凶歉」 かん; けん あきたりない 欠 14 10 説明無し 06b49.svg
螗 1 0 せみの一種。なつぜみ。「螗蜩(トウチョウ)」 どう とう ぜみ; なつ 虫 16 10 説明無し
眇 1 0 ①すがめ。片方の目が小さい。または、見えない。「眇目」 ②すがめる。片目を細くして見る。 ③ちいさい。かすかな。はるか。「眇眇」 ④おくぶかい。精妙な。 みょう びょう すがめ 目 9 4 説明無し 07707.svg
酷 準2 0 ①むごい。てきびしい。ひどい。「酷評」「残酷」 ②はなはだしい。ひじょうに。「酷似」「酷暑」 こく こく きび-しい; はなは-だしい; ひど-い; はなは-だ; むご-い 酉 14 7 形声。酉と、音符吿(コク)とから成る。味のこい酒の意を表す。転じて「きびしい」意に用いる。 09177.svg
輻 1 0 や。車輪の矢。「輻射」 ふ; ふく ふく; ふう や- 車 16 9 説明無し 08f3b.svg
杉 準2 0 すぎ。スギ科の常緑高木。「杉板」「杉戸」 せん さん すぎ- 木 7 3 形声。木と、音符彡(サム)とから成る。「すぎ」の意を表す。 06749.svg
邦 3 0 ①くに。国家。領土。「邦家」「連邦」 ②わがくに。日本の。「邦画」「邦人」 ほう ほう くに- 阝 7 4 形声。邑と、音符丰(ホウ)→(ハウ)とから成る。「くに」の意を表す。 090a6.svg
恋 4 0 こい。こう。異性を思いしたう。こいしい。「恋愛」「悲恋」 れん れん こい-しい; こい-; こ-う 心 10 6 旧字は、形声。心と、音符䜌(レン)とから成る。こいしたう意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 0604b.svg
鰭 準1 0 ひれ。魚のひれ。はた。「背鰭」 ぎ き ひれ 魚 21 10 説明無し 09c2d.svg
壊 4 0 こわす。こわれる。やぶる。やぶれる。「壊死(エシ)」「壊走」「壊滅」 え かい やぶ-る; こわ-れる; こわ-す 土 16 13 旧字は、形声。土と、音符褱(クワイ)とから成る。土がくずれる、ひいて「やぶる」「こわれる」意を表す。常用漢字は省略形による。 058ca.svg
租 準2 0 ①みつぎ。ねんぐ。税。「租税」「地租」 ②金銭をはらって借りる。ちんが(賃借)り。「租界」「租借」 す そ みつぎ- 禾 10 5 形声。禾と、音符且(シヨ)→(ソ)とから成る。上納されるいね、「みつぎ」、ひいて、上納すべき品の意を表す。 079df.svg
稟 1 0 ①こめぐら。 ②ふち(扶持)。給料として与える米。「稟給」 ①②廩(リン) ③うける。命令を受ける。また、さずかる。「稟議」「稟性」 ④もうす。申し上げる。「稟申」 ひん; りん ひん; りん うけ-る; こめぐら-; もう-す 禾 13 8 会意形声。禾と、㐭(リム)(こめぐら)とから成る。「こめぐら」、転じて「うける」意を表す。 07a1f.svg
蘇 準1 0 ①よみがえる。生きかえる。「蘇生」 甦(ソ) ②しそ(紫蘇)。シソ科の一年草。 ③ふさ。鳥の尾や糸でつくった垂れ飾り。「流蘇」 す そ よみがえ-る ⺾ 19 16 形声。艸と、音符穌(ソ)とから成る。 08607.svg
麴 準1 0 こうじ。米や麦を蒸して、こうじかびを生じさせたもの。また、さけ(酒)。「麴院」「麴車」 きく きく こうじ-; かむし-; かんだち-; かむち-; かびたち- 麥 19 8 説明無し
客 8 0 ①招かれてきた人。まろうど。「客間」「来客」 ②商売の相手。料金を払う人。「客車」「顧客」 ③たび。たびびと。「客死」 ④自己に対するもの。「客観」「客体」 ①④主 ⑤ひと。…する人。「墨客」「論客」 ⑥過ぎ去ったことを表す。「客年」 きゃく かく まろうど- 宀 9 6 会意形声。宀と、各(カク)(やってくる、いたる)とから成り、降臨した神、ひいて、よそから家にやって来る、また、その人の意を表す。 05ba2.svg
貎 1 0 しし(獅子)。 げい 豸 15 8 説明無し 08c8e.svg
紲 1 0 ①きずな。イヌ・ウシ・ウマなどをつなぐなわ。罪人をしばるなわ。「羈紲(キセツ)」 ②つなぐ。しばる。 せち せつ きずな- 糹 11 5 説明無し 07d32.svg
遠 9 0 ①とおい。距離や時間がへだたっている。「遠隔」「遠景」「永遠」 ②縁や関係が薄い。親しくない。「遠因」「遠戚(エンセキ)」「疎遠(ソエン)」 ③奥深い。けだかい。「深遠」「幽遠(ユウエン)」 ④とおざける。とおざかる。「遠慮」「敬遠」 ⑤おち。あちら。 ⑥「遠江(とおとうみ)の国」の略。「遠州」参考「遠」の草書体が平仮名の「を」になった。 おん えん とお-い; おち; おと; とお-ざける; とお-ざかる ⻌ 13 10 形声。辵と、音符袁(ヱン)とから成る。距離が長い、ひいて「とおい」意を表す。 09060.svg
院 8 0 ①かき。かきね。かこい。土べい。垣(かき) ②かきねをめぐらした庭や建物。宮殿・役所・寺・学校など。「院長」「院落」「寺院」 ③上皇や法皇などの敬称。また、その御所。「院参」「院政」「院宣」 えん えん いん 阝 10 7 形声。阜と、音符完(クワン)→(ヱン)とから成る。家の周囲にめぐらした土塀、また、その家の意を表す。 09662.svg
阪 7 0 ①さか。傾斜している道。 ②つつみ(堤)。土手。 ①②坡(ハ) ③「大阪」のこと。「阪神」参考「坂」の本字。 べん; ほん はん ばん さか- 阝 7 4 形声。阜と、音符反(ハン)とから成る。もと、坂(ハン)の本字。 0962a.svg
陳 3 0 ①ならべる。つらねる。「陳列」「出陳」 ②のべる。告げる。申したてる。「陳謝」「開陳」 ③ふるい。「陳腐」新 ④中国の王朝名。 じん ちん ひな-こびる; ひ-ねる; ひな-くれる; ふる-い; の-ぶ; の-べる 阝 11 8 形声。阜と、音符申(シン)→(チン)(東は変わった形)とから成る。もと、河南省にあった国の名を表した。借りて、「つらねる」意に用いる。 09673.svg
諱 1 0 ①いむ。いみきらう。避ける。はばかる。「諱忌」「諱言」 ②いみな。参考生存中のなまえを「名」といい、死んでからは「いみな(諱)」という。 き いみな-; い-む 訁 17 10 説明無し 08af1.svg
糲 1 0 ①くろごめ。精白していない米。「糲粢(ラッシ)・(レイシ)」 ②あらい。粗末な。 れい; らつ; らい あらい; くろごめ 米 20 14 説明無し 07cf2.svg
苺 1 0 ①いちご。きいちご。くさいちご。バラ科の落葉小低木または多年草の総称。 ②こけ。「苺苔(バイタイ)」 まい; め ばい いちご- ⺾ 8 5 形声。艸と、音符母(ボ)→(バイ)とから成る。 082fa.svg
饉 1 0 うえる。うえ。作物の凶作。「飢饉」 ごん きん う-える 𩙿 20 11 説明無し 09949.svg
梶 準1 0 ①かじのき。クワ科の落葉高木。 ②かじ。(ア)舟をこぐ道具。(イ)車のかじ棒。 ③こずえ。木の先。 み び かじ-; こずえ- 木 11 7 形声。木と、音符尾(ビ)とから成る。 068b6.svg
訪 5 0 ①おとずれる。とう。人をたずねる。「訪問」「来訪」 ②たずね求める。「探訪」 ほう ほう おとず-れる; たず-ねる; と-う 訁 11 4 形声。言と、音符方(ハウ)とから成る。相談する、ひいて「おとずれる」意を表す。 08a2a.svg
菴 1 0 ①いおり。草ぶきの小屋。 ②雅号や屋号などに添える語。 ①②庵(アン) おん あん いおり- ⺾ 11 8 説明無し 083f4.svg
玻 1 0 七宝の一つ「玻璃(ハリ)」に用いられる字。 は は 𤣩 9 5 説明無し 073bb.svg
蠕 1 0 うごく。うごめく。かすかに動く。はう。虫がはい歩く。「蠕動」 ねん; にゅう じゅ; ぜん うごめ-く 虫 20 14 説明無し 08815.svg
倨 1 0 ①おごる。あなどる。「倨気」 ②足を投げ出してすわる。「箕倨(キキョ)」 こ きょ おご-る 亻 10 8 説明無し 05028.svg
粘 3 0 ねばる。ねばり気がある。「粘液」「粘土」 ねん でん ねば-る 米 11 5 本字は、形声。意符黍(しよ)(きび)と、音符占(セム)→(デム)とから成る。ねばりけのある米、ひいて「ねばる」意を表す。のち、意符が米に変わった。 07c98.svg
紬 準1 0 ①つむぎ。つむぎ織り。絹織物の一つ。「絹紬」 ②つむぐ。繭や綿から糸を引き出す。「紬績」 じゅう ちゅう つむ-ぐ; つむぎ- 糹 11 5 形声。糸と、音符由(イウ)→(チウ)とから成る。 07d2c.svg
炬 1 0 ①かがりび。たいまつ。「炬眼」「炬光」(キョ) ②やく。たく。 ③ともしび。 ご きょ こ たいまつ-; や-く; ともしび- 火 9 5 説明無し 070ac.svg
拡 5 0 ひろがる。ひろげる。ひろめる。「拡散」「拡大」「拡張」 かく かく ひろ-げる; ひろ-がる; ひろめる 扌 8 5 旧字は、会意形声。手と、廣(クワウ)→(クワク)(ひろい、ひろげる)とから成り、「ひろげる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 062e1.svg
献 準2 0 ①ささげる。たてまつる。まつる。神や目上の人に物をさしあげる。「献呈」「献納」 ②客に酒をすすめる。「献酬」 ③杯に酒をつぐ回数を数える語。「一献」 ④かしこい人。「文献」 こん けん たてまつ-る 犬 13 9 旧字は、形声。犬と、音符鬳(ケン)とから成る。羹(あつもの)にして神にすすめるのに用いる犬の意を表す。転じて「たてまつる」意に用いる。常用漢字は省略形の俗字による。 0732e.svg
来 9 0 ①くる。やってくる。「来客」「来訪」「伝来」往・去 ②この次の。これからさき。「来春」「来世」「未来」 ③このかた。今まで。「来歴」「以来」「従来」 らい らい こ-し; きた-る; く-る; き-し; きた-す 木 7 3 旧字は、象形。麦がのぎを張った形にかたどる。借りて「くる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06765.svg
圄 1 0 ①ひとや。ろうや。「囹圄(レイギョ)・(レイゴ)」圉(ギョ) ②とらえる。罪人をとらえる。 ご ぎょ ひとや- 囗 10 7 説明無し 05704.svg
輀 1 0 ひつぎぐるま。ひつぎをのせる車。「霊輀」 じ じしや; ひつぎぐるま 車 13 6 説明無し
渙 1 0 ①と(解)ける。ときはなつ。ちる。また、水のさかんに流れるさま。「渙渙」「渙然」 ②あきらか。つややか。「渙爛(カンラン)」煥(カン) かん かん きよし; あき-らか 氵 12 9 説明無し 06e19.svg
蛻 1 0 ①ぬけがら。もぬけ。 ②もぬける。虫などが脱皮する。 ぜい; せい; たい もぬ-け; もぬけ-; ぬけがら-; もぬ-ける 虫 13 7 説明無し 086fb.svg
睹 1 0 みる。じっと見る。「目睹」 つ と み-る 目 14 9 説明無し 07779.svg
堂 6 0 ①たかどの。大きな建物。「堂宇」「殿堂」「講堂」 ②神仏をまつった建物。「堂塔」「金堂」「経堂」 ③いえ。すまい。「草堂」 ④ざしき。広間。 ⑤いかめしくりっぱ。さかん。「堂堂」 ⑥他人の母の敬称。「母堂」 ⑦屋号や雅号などにつける語。 どう とう たかどの-; すまい 土 11 8 形声。土と、音符尙(シヤウ)→(タウ)とから成る。土を高く盛った土台、また、その高大な建物の意を表す。 05802.svg
逗 準1 0 ①とどまる。たちどまる。滞在する。「逗留」 ②くぎり。文章の切れ目。 ず とう とどまる ⻍ 11 7 形声。辵と、音符豆(トウ)とから成る。 09017.svg
白 10 0 ①しろ。しろい。「白衣」「紅白」 ②きよい。けがれがない。「潔白」 ①②黒 ③しろくする。しらげる。「精白」「漂白」 ④あかるい。あきらか。はっきりしている。「白日」「明白」 ⑤なにもない。「白紙」「空白」 ⑥もうす。告げる。「白状」「建白」 ⑦せりふ。「科白」 びゃく はく ぱい しろ-; しら-; しろ-い; もう-す; しら-む 白 5 0 象形。白骨化した頭骨の形にかたどる。もと、されこうべの意を表した。転じて「しろい」、借りて、あきらか、「もうす」意に用いる。 0767d.svg
茂 4 0 ①しげる。草木の枝葉が盛んにのびる。「茂生」「繁茂」 ②すぐれる。よい。 も ぼう しみ-さぶ; しみ-に; しげ-み; しげ-む; しげ-い; しげ-し; しげ-る; しみ-ら; も-し ⺾ 8 5 形声。艸と、音符戊(ボウ)とから成る。草が生いしげる意を表す。 08302.svg
貊 1 0 えびす。中国北方の異民族の名。「夷貊(イバク)」 みゃく ばく はく えびす 豸 13 6 説明無し 08c8a.svg
濘 1 0 どろ。ぬかるみ。ぬかる。「泥濘」 ねい ぬかる 氵 17 14 説明無し 06fd8.svg
町 10 0 ①まち。(ア)地方自治体の一つ。「町議」(イ)市や区を構成する一区分。また、市街地。 ②ちょう。単位の名。(ア)面積の単位。一町は一〇反。約九九・二(アール)。「町歩」(イ)距離の単位。一町は六〇間。約一〇九(メートル)。「町場」 ③あぜ。あぜみち。「町畦(チョウケイ)」 ちょう てい まち- 田 7 2 形声。田と、音符丁(テイ、チヤウ)とから成る。田を区切るあぜ道の意を表す。 0753a.svg
吏 3 0 つかさ。役人。「吏員」「官吏」 り り つかさ- 口 6 3 もと、史(シ)と同じ。のちに、音と字形を少し変えて、もっぱら下級役人の意に用いる。→史。 0540f.svg
滅 3 0 ①ほろびる。ほろぼす。「滅亡」「絶滅」 ②きえる。火や明かりが消える。「点滅」「明滅」明 ③死ぬ。釈尊や高僧の死。「寂滅」「入滅」 めち; めつ べつ ほろ-ぼす; ほろ-びる 氵 13 10 会意形声。水と、烕(ケツ)→(ベツ)(ほろびる、つきる)とから成る。水がつきる、ひいて「ほろびる」意を表す。 06ec5.svg
弐 4 0 ①ふたつ。「弐千円」ニ ②ふたごころがある。うらぎる。「弐心」参考①金銭証書などでまちがいを防ぐために「二」の代わりに用いる。 に じ ふた-つ; そえ- 弋 6 3 旧字は、会意形声。貝と、弍(ジ、ニ)(二に同じ)とから成り、貨を二倍にする、そえる意を表す。転じて、そむく意に用いる。常用漢字は、二の古字弍に一画を増したものによる。 05f10.svg
縛 3 0 しばる。自由を奪う。いましめる。「束縛」「捕縛」 ばく はく いまし-める; しば-る 糹 16 10 形声。糸と、音符尃(フ)→(ハク)とから成る。しばる意を表す。 07e1b.svg
冒 4 0 ①おかす。無理にする。「冒険」 ②けがす。「冒瀆(ボウトク)」「感冒」 ③おおう。おおい。かぶりもの。 ④はじまり。「冒頭」 ⑤むさぼる。 ⑥ねたむ。そねむ。「冒疾」 まい; ばい もう; もく ぼく; ぼう おお-う; ねた-む; むさぼ-る; おか-す 曰 9 5 会意形声。目と、冃(ボウ)(おおう。曰は変わった形)とから成り、「おおう」、転じて、「おかす」、むさぼる意を表す。 05192.svg
験 7 0 ①しるし。あかし。こうか。「効験」 ②ためす。しらべる。こころみ。「試験」「実験」検 ③修行・祈禱(キトウ)によるききめ。「霊験」 げん げん けん しるし-; あかし-; ため-す 馬 18 8 旧字は、形声。馬と、音符僉(セム)→(ゲム)とから成る。もと、馬の種類を表したが、借りて「あかし」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 09a13.svg
想 8 0 おもう。おもいめぐらす。考え。「想像」「空想」 そう しょう そ おも-う; おも-い 心 13 9 形声。心と、音符相(シヤウ、サウ)とから成る。こいねがう気持ち、ひいて、かんがえる意を表す。 060f3.svg
訳 5 0 ①やくす。ある言葉を他の言葉に直す。「訳書」「翻訳」 ②とく。解釈する。 ③わけ。理由。事情。 やく えき とく; わけ- 訁 11 4 旧字は、形声。言と、音符睪(エキ)とから成る。ある言語を他の言語にうつしかえる、やくす意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 08a33.svg
蕷 1 0 ヤマノイモ科のつる性多年草「薯蕷(ショヨ)(やまのいも)」に用いられる字。じねんじょ(自然薯)。 よ ⺾ 16 13 説明無し 08577.svg
輅 1 0 くるま。大きいくるま。また、天子の乗るくるま。みくるま。 る ろ みくるま; むかえる 車 13 6 説明無し 08f05.svg
疝 1 0 せんき(疝気)。はらいたみ。「疝痛」 せん さん せんき 疒 8 3 説明無し 0759d.svg
跡 4 0 ①あしあと。また、物が通ったあと。「人跡」「航跡」 ②あとかた。物事が行われたあと。「遺跡」「史跡」 ③あとをつぐ。「門跡」「名跡」 しゃく せき あと- ⻊ 13 6 形声。足と、音符亦(エキ)→(セキ)とから成る。「あと」の意を表す。 08de1.svg
慂 1 0 すすめる。人にすすめる。「慫慂(ショウヨウ)」 ゆ; よう し-いる; すす-める 心 14 10 説明無し 06142.svg
鷂 1 0 はいたか。はしたか。タカ科の小形の鳥。 よう はいたか 鳥 21 10 説明無し 09dc2.svg
杙 1 0 くい。ウシやウマをつなぐくい。「棒杙」 よく くい 木 7 3 説明無し 06759.svg
格 6 0 ①おきて。きまり。のり。「格式」「規格」「別格」 ②おもむき。ようす。ねうち。身分。「格調」「資格」「品格」 ③いたる。いたす。きわめる。また、ただす。 ④線を方形に組み合わせたもの。また、ほねぐみ。「格子」「骨格」 ⑤うつ。なぐる。「格殺」「格闘」 ⑥はばむ。そむく。くいちがう。「扞格(カンカク)」 ⑦文中の語の他の語に対する文法的関係。「主格」 きゃく かく こう いた-る; ただ-す 木 10 6 形声。木と、音符各(カク)とから成る。長く突き出た枝、ひいて、つっかかる意を表す。借りて、くぎり、ひいて「ただす」意に、また、「いたる」意に用いる。 0683c.svg
寐 1 0 ねる。ねむる。「寐語」「仮寐」寤(ゴ) み び ね-る; い-ぬ 宀 12 9 説明無し 05bd0.svg
呂 2 0 日本や中国の音楽で陰(偶数番目)の音階。「呂律(リョリツ)」律参考「呂」の省略形が片仮名の「ロ」に、草書体が平仮名の「ろ」になった。 ろ りょ せぼね- 口 7 4 象形。人の脊椎(せきつい)がつながっている形にかたどり、「せぼね」の意を表す。 05442.svg
壙 1 0 ①あな。はかあな。ほらあな。「壙穴」 ②むなしい。曠(コウ) ③のはら。「壙野」 こう こう あな- 土 18 15 説明無し 058d9.svg
藐 1 0 ビョウ・ミョウ ①かろんじる。さげすむ。「藐視(ビョウシ)」 ②ちいさい。 ③美しい。 バク はるか。かすか。とおい。遠くはなれたさま。「藐然(バクゼン)」 みょう; まく ばく; びょう かろ-んじる; とお-い; さげす-む; ないがしろ; なみ-する ⺾ 17 14 説明無し 085d0.svg
輪 7 0 ①わ。車のわ。また、車。「輪禍」「車輪」 ②わのようなまるい形。「日輪」「年輪」 ③物の外まわり。「輪郭」「外輪」 ④まわる。めぐる。かわるがわるする。「輪唱」「輪番」 ⑤広大なさま。「輪奐(リンカン)」 ⑥花を数える語。「一輪」 りん りん わ- 車 15 8 形声。車と、音符侖(リン)とから成る。車の両側にある「わ」の意を表す。ひいて、まるいものの意に用いる。 08f2a.svg
祈 4 0 いのる。神仏に願う。「祈願」「祈求」「祈念」 ぎ; げ き の-む; の-まく; いの-る; ね-ぐ; うけ-う 礻 8 4 形声。示と、音符斤(キン)→(キ)とから成る。神に福を願い求める意を表す。 07948.svg
署 5 0 ①やくわり。わりあて。てわけ。「部署」 ②役所。「官署」「分署」 ③しるす。書き記す。「署名」「代署」 じょ しょ しる-す; やくわり- ⺲ 13 8 旧字は、形声。网と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。あみをしかけておく意を表す。転じて、「やくわり」「部署」「役所」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 07f72.svg
齣 1 0 ①こま。(ア)戯曲などの一幕。(イ)フィルムの一こま。 ②くぎり。並んだものの一区切り。切れ目。 せつ しゃく せき こま 齒 20 5 説明無し 09f63.svg
郎 4 0 ①おとこ。おのこ。若い男性。「新郎」 ②けらい。他人に仕える者。「郎党」「下郎」 ③男子の名に添える語。「太郎」 ろう ろう おとこ-; お- 阝 9 6 旧字は、形声。邑と、音符良(ラウ)とから成る。もと、地名を表した。借りて、わかものの意に用いる。常用漢字は俗字による。 090ce.svg
雛 準1 0 ①ひな。ひよこ。「雛鳥」 ②幼い。まだ一人前にならない。「雛僧」「雛孫」 ③ちいさい、また、愛らしい意を表す。「雛形」「雛菊」 ④ひな人形。「雛壇」 じゅ す すう ひよこ-; ひよっこ-; ひな-; ひいな- 隹 18 10 形声。隹と、音符芻(ス)とから成る。 096db.svg
廛 1 0 ①やしき。すまい。「廛宅」 ②みせ。店舗。「廛肆(テンシ)」店 でん てん みせ; やしき 广 15 12 説明無し 05edb.svg
揉 1 0 ①もむ。もんでやわらげる。 ②もめる。ごたごたが起こる。 ③いりまじる。まぜ合わせる。 ④ためる。木などを曲げたわめる。 にゅう じゅう も-む; も-める 扌 12 9 説明無し 063c9.svg
鱲 1 0 ①魚の名。コイ科の淡水魚。 ②からすみ。ボラやサワラなどの卵巣を干した食品。 りょう りょう からすみ- 魚 26 15 説明無し
炒 1 0 いる。いためる。「炒飯(チャーハン)」 しょう そう い-る; いた-める 火 8 4 説明無し 07092.svg
障 5 0 ①へだてる。さえぎる。ふせぐ。「障蔽(ショウヘイ)」 ②へだて。しきり。「障壁」「保障」 ③さわる。さしつかえる。「障害」「故障」「支障」 しょう しょう へだ-てる; さわ-る; ふせ-ぐ 阝 14 11 形声。阜と、音符章(シヤウ)とから成る。へだてる、ひいて、さえぎる、「ふせぐ」意を表す。 0969c.svg
求 7 0 ①もとめる。さがしもとめる。「求職」「求人」「求道」 ②ほしがる。「求愛」「希求」「請求」 ぐ きゅう ま-ぐ; もと-める; もと-む 水 7 2 象形。つりさげた毛皮の形にかたどり、かわごろもの意を表す。「裘(キウ)」の原字。借りて「もとめる」意に用いる。 06c42.svg
媾 1 0 ①まじわる。男女がまじわる。「合」 ②よしみ。仲直りする。「和」 く こう よしみ 女 13 10 説明無し 05abe.svg
横 8 0 ①よこ。東西・左右の方向。「横断」衡 縦 ②よこたわる。よこたえる。「横臥(オウガ)」 ③よこしま。ほしいまま。わがまま。「横行」「横着」「横暴」 ④思いがけない。「横禍」「横死」 ⑤あふれる。みちる。「横溢(オウイツ)」 おう こう おごる; よこ-たえる; よこ-たわる; よこ- 木 15 11 旧字は、形声。木と、音符黃(クワウ、ワウ)とから成る。かんぬきの意を表す。転じて「よこ」の意に用いる。教育用漢字は俗字による。 06a2a.svg
煮 4 0 にる。にえる。「煮沸」 しょ しょ しゃ に-やす; に-える; に-る 灬 12 8 本字は、会意形声。(れき)(かなえから湯気が上がるさま)と、者(シヤ)→(シヨ)(にる)とから成る。煮は、意符のを火に改めたもの。常用漢字はその省略形による。 0716e.svg
声 9 0 ①こえ。人のこえ。また、音。ひびき。「声域」「音声」 ②こえを出す。言う。述べる。「声明」「声援」 ③うわさ。ひょうばん。「声望」「名声」 ④漢字音のこえの出しかた。高低のアクセントなど。「声律」「四声」 ⑤語頭の子音。 韻 しょう せい こわ-; こえ- 士 7 4 旧字は、形声。耳と、音符殸(ケイ)→(セイ)とから成る。「こえ」の意を表す。教育用漢字は、俗に声が聲の略字として用いられていたものによる。 058f0.svg
寡 準2 0 ①すくない。「寡占」「寡黙」「衆寡」多・衆 ②ひとり者。やもめ。つれあいをなくした人。「寡夫」「寡婦」鰥(カン) ③力や徳が少ない。また、自分や自分の主君を謙遜(ケンソン)していう語。「寡学」「寡君」「寡徳」参考一般に「やもめ」は夫をなくした女性で、妻をなくした男性は「やもお」と呼ぶが、「やもめ」「おとこやもめ」と呼ぶこともある。 け か すく-ない; やもめ- 宀 14 11 形声。宀と、音符夏(カ)(は変わった形)とから成る。家族が少ない、ひいて「すくない」意を表す。 05be1.svg
諸 5 0 ①もろ。もろもろ。いろいろな。多くの。「諸侯」「諸島」 ②これ。指示する語。代名詞。 しょ しょ もろもろ-; もろ- 訁 15 8 旧字は、形声。言と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。ことば数が多い、ひいて、「もろもろ」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 08af8.svg
袷 準1 0 あわせ。裏地のついた衣服。参考「二枚の布を合わせてつくった衣()」の意を表す字。 きょう; こう きょう; こう あわせ-; えり- ⻂ 11 6 説明無し 088b7.svg
俶 1 0 シュク ①よい。りっぱ。 ②はじめ。はじめる。「俶献」 ③ととのえる。おさめる。「俶装」テキ すぐれる。ひいでる。「俶儻(テキトウ)」 しゅく; ちゃく しゅく; てき はじめ; よい 亻 10 8 説明無し 04ff6.svg
羝 1 0 おひつじ。雄のヒツジ。「羝羊」 てい おひつじ 羊 11 5 説明無し 07f9d.svg
護 6 0 ①まもる。まもり。かばう。たすける。「護衛」「救護」 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「護摩」 ご こ まも-る 訁 20 13 旧字は、形声。言と、音符蒦(クワク)→(コ)とから成る。みまもる、「まもる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 08b77.svg
催 3 0 ①もよおす。会合や行事などを行う。「開催」「主催」 ②きざす。おこる。「催眠」 ③うながす。せきたてる。「催促」 せ さい うなが-す; もよお-す 亻 13 11 形声。人と、音符崔(サイ)とから成る。人を「うながす」意を表す。 050ac.svg
鳶 準1 0 ①とび(鴟)。とんび。タカ科の大形の鳥。「鳶肩」 ②とび色。トビの羽に似た茶色。 ③「鳶口(とびぐち)」「鳶職(とびショク)」の略。 えん えん とび-; とんび- 鳥 14 3 形声。鳥と、音符弋(ヨク)→(エン)とから成る。 09cf6.svg
狸 準1 0 ①たぬき。イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物。 ②ずるがしこい人のたとえ。 ③ねこ。のねこ。「狸奴」 り り たぬき- 犭 10 7 説明無し 072f8.svg
届 5 0 とどく。とどける。とどけ。「忘れ物が届けられている」 け かい とど-く; とど-ける; とど-け; とどけ- 尸 8 5 旧字は、形声。尸と、音符兿(クワイ)→(カイ)とから成る。きわまる意を表す。また、いたる意に用いる。日本では、特に「とどける」意に用いる。教育用漢字は俗字による。 05c4a.svg
社 9 0 ①土地の神。また、神をまつるやしろ。ほこら。おみや。「社殿」「神社」 ②人々の集まり。組織。団体。「社会」「結社」 ③「会社」の略。「社員」「商社」 じゃ しゃ やしろ-; こそ- 礻 7 3 会意。示と、土(土地神を祭る)とから成る。土地の神を祭る意を表す。転じて、集団の意に用いる。 0793e.svg
混 6 0 ①まじる。まざる。「混合」「混入」 ②入り乱れる。まじりあって区別のつかないさま。こみあう。こむ。「混乱」「混雑」 ③水がわき出るさま。「混混」 ごん; こん こん こ-む; ま-じる; ま-ぜる; ま-ざる 氵 11 8 形声。水と、音符昆(コン)とから成る。勢いの盛んな水流の意を表す。転じて「まじる」意に用いる。 06df7.svg
騾 1 0 らば(騾馬)。雄のロバと雌のウマの間の雑種。 ら ら らば 馬 21 11 説明無し 09a3e.svg
渚 準1 0 ①なぎさ。みぎわ。なみうちぎわ。「渚宮」「汀渚(テイショ)」 ②す。なかす(中州)。こじま。 しょ しょ みぎわ-; なぎさ- 氵 11 8 形声。水と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。 06e1a.svg
耳 10 0 ①みみ。音声をききとる器官。また、みみの形をしたもの。「耳学」「耳目」「牛耳」 ②のみ。だけ。限定・断定の助字。 爾(ジ) に じ みみ-; のみ- 耳 6 0 象形。みみの形にかたどり、「みみ」の意を表す。借りて、助字に用いる。 08033.svg
抽 3 0 ひく。ひきぬく。ぬきだす。「抽出」「抽象」 ちゅう ちゅう ぬ-く; ひ-く 扌 8 5 形声。手と、音符畱(リウ)→(チウ)(由は省略形)とから成る。手でぬきだす意を表す。 062bd.svg
翩 1 0 ひるがえる。ひらひらする。「翻」 へん へん ひるが-える 羽 15 9 説明無し 07fe9.svg
伏 3 0 ①ふせる。ふす。うつぶせになる。「伏臥(フクガ)」「平伏」起 ②かくれる。ひそむ。「伏兵」「潜伏」 ③したがう。「伏罪」「屈伏」服 ふう ぶく ふく ふ-す; ふ-せる; したが-う 亻 6 4 会意。人と、犬とから成り、犬が人のかたわらにひれふす、「ふせる」意を表す。ひいて「したがう」意に用いる。 04f0f.svg
耦 1 0 ①ならぶ。二人がならぶこと。また、向きあうこと。たぐい。つれあい。「耦語」 ②二で割り切れる数。「耦数」 ①②偶 ぐう; ごう; ぐ 耒 15 9 説明無し
彙 2 0 ①あつめる。あつまる。「彙報」「彙集」 ②たぐい。なかま。「語彙」「品彙」 ③はりねずみ。蝟(イ) い い はりねずみ-; あつ-める; たぐい- 彑 13 10 本字は、形声。意符㣇(い)(毛の長い動物)と、音符𦞅(ヰ)(=胃。は省略形)とから成る。のち、省略されて彙の字形となった。 05f59.svg
爽 2 0 ①さわやか。すがすがしい。「爽快」 ②あきらか。明るい。「爽旦(ソウタン)」 ③たがう。まちがえる。 しょう そう たが-う; さわ-やか; あき-らか 大 11 8 会意。大と、(り、い)(美しい模様)とから成る。美しい、ひいて「あきらか」の意を表す。 0723d.svg
攢 1 0 あつめる。よせあつめる。あつまる。むらがる。「攢聚(サンシュウ)」「攢立」 ざん; さん さん あつ-める; あつ-まる 扌 22 19 説明無し
樺 準1 0 ①かば。かばのき。カバノキ科の落葉高木。「樺燭(カショク)」 ②かば色。赤みを帯びた黄色。 げ か かば- 木 14 10 形声。木と、音符(クワ)とから成る。 06a3a.svg
逝 準2 0 ゆく。いく。去る。人が死ぬ。「逝水」「逝去」 せつ ぜ せい い-く; ゆ-く; さ-る ⻌ 10 7 形声。辵と、音符折(セツ)→(セイ)とから成る。「ゆく」意を表す。 0901d.svg
庫 8 0 くら。物をしまっておく建物。「庫蔵」「倉庫」参考もと、兵車を入れるくら。 く こ く くら- 广 10 7 会意。广と、車(くるま)とから成る。兵車のくら、また、物を入れておくくらの意を表す。 05eab.svg
筴 1 0 キョウ ①はし(箸)。 ②はさむ。夾(キョウ)・挟 サク①めどぎ。占いに用いる竹の細い棒。ぜいちく(筮竹)。 ②はかりごと。計画。 きょう; しゃく こう; さく めどぎ ⺮ 13 7 説明無し 07b74.svg
啖 1 0 くう。くらう。むさぼりくう。「啖啖」「健啖」 だん たん く-う; く-らわす 口 11 8 説明無し 05556.svg
索 準2 0 ①なわ。つな。「索条」 ②もとめる。さがす。「索引」「思索」 ③ちる。はなれる。ものさびしい。「索然」「索漠」 しゃく; さく さく なわ-; もと-める 糸 10 4 象形。両手で糸をよりあわせる形にかたどる。なわをなう、また、「なわ」の意を表す。借りて、さがしもとめる意に用いる。 07d22.svg
滬 1 0 ①中国、上海(シャンハイ)市の北東を流れる川の名。また、上海の別名。 ②えり。あじろ。漁具の一つ。 ご; ぐ こ えり-; あじろ- 氵 14 11 説明無し 06eec.svg
刷 7 0 ①する。こする。すり出す。「印刷」「増刷」 ②はく。ぬぐう。きよめる。「刷新」 ③はけ。ブラシ。 せち さつ は-く; はけ; す-る 刂 8 6 形声。刀と、音符㕞(セツ)→(サツ)(𡰯は省略形)とから成る。刀で平らにけずる、ひいて「はく」「する」意に用いる。 05237.svg
価 6 0 ①ねだん。あたい。「価格」「価額」「定価」 ②ねうち。「声価」「真価」「評価」 け か あたい- 亻 8 6 旧字は、会意形声。人と、賈(カ)(あたい、あきない)とから成り、「あたい」の意を表す。「賈」の後にできた字。教育用漢字は省略形による。 04fa1.svg
遨 1 0 あそぶ。楽しむ。気ままにあそぶ。「遨怡(ゴウイ)」「遨遊」敖(ゴウ) ごう あそぶ ⻍ 15 11 説明無し 09068.svg
鎚 準1 0 ①つち。かなづち。物をたたく道具。 ②うつ。かなづちで打つ。 ③はかりの重り。 て; ずい つい; たい かなづち-; つち- 釒 18 10 説明無し 0939a.svg
再 6 0 ①ふたたび。もう一度。「再会」「再生」 ②くりかえす。「再再」「再三」 さい さい さ ふたた-び 冂 6 4 会意。一と、冓(こう)(竹をくり返し編んだかごの形)とから成る。一度したことをくり返す、「ふたたび」の意を表す。 0518d.svg
莞 準1 0 ①い(藺)。イグサ科の多年草。また、ふとい(太藺)。カヤツリグサ科の多年草。 ②むしろ。 ③にっこり笑うさま。「莞爾(カンジ)」「莞然」 げん; かん かん い-; わら-う; むしろ- ⺾ 10 7 形声。艸と、音符完(クワン)とから成る。 0839e.svg
庸 準2 0 ①もちいる。やとう。「登庸」用・傭(ヨウ) ②かたよらない。ふつう。つね。ふだん。「中庸」「凡庸」 ③税法の一種。律令(リツリョウ)制で、夫役の代わりに物を納めること。「租庸調」 ④おろか。 ⑤なんぞ。なに。いずくんぞ。疑問・反語を示す助字。 よう つね-; もち-いる; なみ 广 11 8 会意形声。康(は省略形。もみを落とす)と、用(ヨウ)(はたらく)とから成り、仕事をする意を表す。また、用に通じて「もちいる」意に、常に通じて「つね」の意に用いる。 05eb8.svg
邱 1 0 おか。「邱山」「邱陵」丘 く きゅう おか- 阝 8 5 説明無し 090b1.svg
関 7 0 ①せきしょ(関所)。出入り口。「関門」「関税」「難関」 ②つなぎめ。物と物とをつなぎとめるしかけ。からくり。「関節」「機関」 ③かかわる。あずかる。「関係」「関与」「連関」 ④かんぬき。かんぬきをかけてとざす。「関鍵(カンケン)」「門関」 ⑤せき。相撲取りの名の下につける敬称。 けん かん かんぬき-; かか-わる; せき- 門 14 6 旧字は、形声。門と、音符𢇇(クワン)とから成る。門をとざす「かんぬき」、ひいて、関所の意を表す。教育用漢字は省略形による。 095a2.svg
欠 7 0 (A)ケツ [缺]①かく。かける。あるべきものが足りない。「欠落」「補欠」完 ②休む。予定をとりやめる。「欠航」「欠席」出 (B)ケン [欠]あくび。あくびをする。「欠伸(ケンシン)」参考本来別の意味の二つの字を「欠」にまとめた。 こん けん けつ; けち か-ける; か-く; あくび- 欠 4 0 (A)形声。意符缶(ふ)(かめ)と、音符夬(クヱツ)とから成る。かめがかける、ひいて「かける」意を表す。古くから、俗に誤って欠と混用されていた。教育用漢字はこれによる。 (B)象形。人が口をあけているさまにかたどる。口をあける、ひいて「あくび」、あくびをする意を表す。 06b20.svg
焦 3 0 ①こげる。こがす。やく。「焦点」「焦土」 ②あせる。いらいらする。じれる。「焦燥」「焦慮」 ③こがれる。恋いしたう。 しょう しょう こ-がれる; こ-げる; あせ-る; じ-れる; じ-らす; こ-がす 灬 12 8 形声。火と、音符雥(サフ)→(セウ)(隹は省略形)とから成る。火で物が「こげる」意を表す。 07126.svg
叛 準1 0 そむく。さからう。はなれる。手むかう。「叛意」「謀叛(ムホン)」 はん; ばん はん ほん そむ-く 又 9 7 説明無し 053db.svg
君 8 0 ①国などを治める人。天子。「君主」「幼君」 ②年長者や敬うべき人に対してつける敬称。「父君」 ③同輩または目下の人の名に添える軽い敬称。「諸君」 ④二人称代名詞の一つ。きみ。僕 くん くん きみ- 口 7 4 会意形声。口(号令)と、尹(ヰン)→(クン)(おさめる)とから成り、号令して人を治める者の意を表す。 0541b.svg
誓 準2 0 ちかう。ちぎる。神仏や人に約束する。ちかい。「誓願」「誓約」 ぜ せい ぜい いまし-める; ちか-い; ちか-う 言 14 7 形声。言と、音符折(セツ)→(セイ)とから成る。とりきめのことば、「ちかい」の意を表す。 08a93.svg
泗 1 0 ①中国の川の名。泗水。 ②はなじる。また、なみだ。「涕泗(テイシ)」 し し はなじる; なみだ 氵 8 5 説明無し 06cd7.svg
詈 1 0 ののしる。激しく非難する。「罵詈(バリ)」 り ののしる 言 12 5 説明無し 08a48.svg
錻 1 1 オランダ語の「ブリキ」の音訳「錻力」に用いられる国字。 ぶ ブリキ- 釒 16 8 説明無し 0933b.svg
抱 4 0 ①だく。いだく。両手でかかえる。「抱腹」「抱擁」 ②心にいだく。思う。「抱負」「辛抱」 ぼう ほう だ-く; いだ-く; かか-える 扌 8 5 形声。手と、音符(ハウ)→(ホウ)とから成る。手でかかえる、「いだく」意を表す。 062b1.svg
扱 4 0 ①あつかう。(ア)操作する。用いる。「扱い慣れた機械」(イ)仕事として受けもつ。担当する。「警察で扱う問題だ」(ウ)待遇する。みなす。「大人として扱う」 ②こく。しごく。 きゅう しょう そう しご-く; こ-く; あつか-う; おさ-める 扌 6 3 形声。手と、音符(キフ)→(サフ)とから成る。手で取り入れる意を表す。日本では、「あつかう」意に用いる。 06271.svg
縁 4 0 ①ふち。へり。物のまわり。「縁海」「縁側」「縁辺」 ②よる。ちなむ。もとづく。「縁語」「由縁」 ③ゆかり。つながり。「縁故」「縁者」「血縁」「金に縁がない」 ④特に仏教で、物事が生ずる原因。めぐりあわせ。「縁起」「縁日」「因縁」 えん えん ゆかり-; へり-; ふち-; よ-る; よすが-; えにし- 糹 15 9 形声。糸と、音符彖(タン)→(エン)とから成る。織物の「ふち」の意を表す。借りて「よる」意に用いる。 07e01.svg
楾 1 1 はんぞう(半挿)。水つぎの道具の一種。また、耳のついた小さなたらい。由来 胴に水を通す柄(え)が挿しこんであることから。 はぞう-; はんぞう- 木 13 9 説明無し 0697e.svg
菟 準1 0 ①ヒルガオ科の寄生植物「糸(ねなしかずら)」に用いられる字。 ②うさぎ。兎(ト) ず; つ と うさぎ- ⺾ 11 8 説明無し 083df.svg
鐸 準1 0 すず。大きな鈴。「鐸鈴」 だく たく ぬて-; すず-; さなき-; おおすず-; ぬりて- 釒 21 13 説明無し 09438.svg
独 6 0 ①ひとり。ひとつ。相手がいない。「独身」「独占」 ②ひとりよがり。自分だけ。「独善」「独断」 ③「独逸(ドイツ)」の略。「独文」「独語」 どく とく ひと-り 犭 9 6 旧字は、形声。犬と、音符蜀(シヨク)→(トク)とから成る。犬をたたかわせる意を表す。借りて「ひとり」の意に用いる。教育用漢字は俗字による。 072ec.svg
均 6 0 ①ひとしい。ひとしくする。ならす。「均質」「均等」鈞(キン) ②ととのえる。つりあっている。「均衡」「均整」 きん; うん きん; うん いん なら-す 土 7 4 会意形声。土と、匀(クヰン)(ならす、ひとしい)とから成り、土地をならす意を表す。「匀」の後にできた字。転じて「ひとしい」意に用いる。 05747.svg
咽 2 0 ①のど。「咽喉(インコウ)」「咽頭」臙(エン) ②のむ。のみくだす。「咽下(エンカ)・(エンゲ)」 ①②嚥(エン) ③むせぶ。声がつまる。ふさがる。「咽塞(エツソク)」「嗚咽(オエツ)」 えち; えん えつ; えん いん のど- 口 9 6 形声。口と、音符因(イン)とから成る。「のむ」、ひいて「のど」の意を表す。 054bd.svg
褪 1 0 ①あせる。色があせる。さめる。「褪紅」「褪色」 ②ぬぐ。衣服をぬぐ。 とん とん たい あ-せる; ぬ-ぐ ⻂ 15 10 説明無し 0892a.svg
皓 1 0 ①しろい。白くかがやく。ひかる。あきらかなさま。「皓歯」 ②きよい。いさぎよい。 ごう こう ひか-る; しろ-い 白 12 7 形声。白と、音符吿(カウ)とから成る。 07693.svg
檎 準1 0 バラ科の落葉高木「林檎(リンゴ)」に用いられる字。 ごん きん ご 木 17 13 形声。人と、音符禽(キム)とから成る。 06a8e.svg
裼 1 0 ①はだぬぐ。かたぬぐ。上着を脱いで肩を出す。 ②ひとえのかわごろも。礼服に用いる。 ③はだぎ。 せき; てい はだぬぐ ⻂ 13 8 説明無し 088fc.svg
綉 1 0 ぬいとり。ししゅう。 繡(シュウ) しゅ しゅう ぬ-う; ぬいとり-; ぬ-い; ぬいもの- 糹 13 7 説明無し 07d89.svg
臀 1 0 しり。そこ。ものの底。「臀部」 どん とん でん しり- 肉 17 13 説明無し 081c0.svg
逕 1 0 ①みち。こみち。ちかみち。「逕路」「山逕」②まっすぐ。ただちに。「逕進」 きょう けい ちかい; こみち; すぐ ⻍ 11 7 説明無し 09015.svg
宗 5 0 ①教義。教理。また、信仰の組織団体。「宗教」「宗門」 ②みたまや。祖先をまつる所。「宗廟(ソウビョウ)」 ③おおもと。いえもと。祖先。「宗家」「宗主」 ④かしら。おさ。おもだったもの。中心人物。「宗匠」「詩宗」 ⑤中心となる考え。むね。 そ そう しゅう たっと-ぶ; むね- 宀 8 5 会意。宀と、示(神を祭る位牌(いはい))とから成り、祖先の祭りを行う、みたまやの意を表す。ひいて、祖先、また、祖先神の祭りを主宰する族長の意に用いる。 05b97.svg
控 3 0 ①ひかえる。ひかえめにする。ひきとめる。おさえる。「控制」 ②さしひく。のぞく。「控除」 ③つ(告)げる。うったえる。「控訴」 くう こう ひか-える; ひかえ 扌 11 8 形声。手と、音符空(コウ)とから成る。弓を引きしぼる意を表す。 063a7.svg
堋 1 0 ①うめる。ほうむる。 ②あずち。弓の的を立てかける盛り土。 ぼう; ほう ほう ほうむる; あずち 土 11 8 説明無し 0580b.svg
蹂 1 0 ふむ。ふみにじる。「蹂躪(ジュウリン)」 にゅう じゅう ふ-む ⻊ 16 9 説明無し 08e42.svg
二 10 0 ①ふたつ。数の名。「二重」「二倍」 ②ふたたび。「二度」「二伸」 ③次の。にばんめ。「二次」「二世」 ④別の。異なる。「二心」「二言」参考「二」の全画が片仮名の「ニ」になった。 に じ ふた-つ; ふた-; ふ-つ 二 2 0 指事。一をふたつ重ねて、「ふたつ」の意を表す。 04e8c.svg
厘 3 0 ①貨幣の単位。円の一〇〇〇分の一。 ②長さの単位。尺の一〇〇〇分の一。 ③重さの単位。匁(もんめ)の一〇〇分の一。 ④割合の単位。一の一〇〇〇分の一。「五厘差で首位になる」 でん; り てん; り りん みせ- 厂 9 7 釐(リ)の省略字。 05398.svg
缶 準2 0 (A)カン[罐] かま。かん。ブリキなどの金属製の容器。また、「かんづめ(缶詰)」の略。「汽缶」「薬缶」(B)フ [缶]ほとぎ。もたい。口をつぼんだ素焼きの器。「撃缶」 参考本来別の意味の二つの字を「缶」にまとめた。(A)オランダ語・英語の「カン」の音訳。 ふ; かん かん; ふう ほとぎ-; かま- 缶 6 0 (A)形声。缶と、音符雚(クワン)とから成り、水・酒などを注ぎ入れる素焼きのかめ、ひいて、広く入れ物の意を表す。常用漢字は、日本で用いられてきた俗字による。 (B)象形。ふたが付いて、腹部がふくれた土器の形にかたどり、「ほとぎ」の意を表す。常用漢字としては、(クワン)の音・意味に用いる。 07f36.svg
吊 準1 0 つる。つるす。つり下げる。釣 ちょう ちょう つる-す; つ-る 口 6 3 説明無し 0540a.svg
爾 準1 0 ①なんじ。おまえ。二人称の代名詞。「爾汝(ジジョ)」 汝(ジョ)②その。それ。この。これ。「爾後」「爾来」 ③しかり。そのとおりである。そのように。修飾語に添える助字。「確爾」「莞爾(カンジ)」 ④のみ。だけ。限定・断定の助字。 耳 に じ しか-り; そ-の; なんじ-; そ-れ 爻 14 10 象形。糸車の形にかたどる。借りて、助字に用いる。 0723e.svg
祭 8 0 ①まつる。神や死者の霊をまつる。まつり。「祭礼」「大祭」 ②にぎやかな催し。「学園祭」 さい せい はれ; まつ-る; まつ-り 示 11 6 会意。示と、月(=肉。にく。は変わった形)と、又(ゆう)(て)とから成る。肉を手に持って神にささげる、ひいて「まつる」意を表す。 0796d.svg
涓 1 0 ①水のしずく。「涓滴」 ②小さい流れ。「涓流」 ③わずか。すこし。「涓毫(ケンゴウ)」 ④はらい清める。 えん; けん; げん わずか; あな; しずく 氵 10 7 説明無し 06d93.svg
舅 1 0 ①しゅうと。夫の父。また、妻の父。「舅姑(キュウコ)」姑 ②おじ。母の兄弟。また、妻の兄弟。 ぐ きゅう しゅうと- 臼 13 7 説明無し 08205.svg
岸 8 0 ①きし。みずぎわ。「岸頭」「岸壁」「護岸」 ②けわしい。かどだつ。「岸傑」「偉岸」 がん がん きし- 山 8 5 形声。意符屵(がつ)(がけ)と、音符干(カン)→(ガン)とから成る。山のがけの意。ひいて、川の「きし」の意に用いる。 05cb8.svg
疱 1 0 ①もがさ。ほうそう(疱瘡)。天然痘。 ②とびひ。皮膚病の一種。 ひょう ほう もがさ-; にきび- 疒 10 5 説明無し 075b1.svg
順 7 0 ①したがう。すなお。「順応」「従順」 循・遵 ②都合がよい。さしさわりがない。「順調」「順当」 ①②逆 ③ことの次第。道すじ。「順序」「順位」 じゅん しゅん 頁 12 3 形声。頁と、音符川(セン)→(シユン)とから成る。「したがう」意を表す。 09806.svg
浚 1 0 ①さらう。水底の土砂などをさらう。「浚渫(シュンセツ)」 ②ふかい。水がふかい。「浚急」 ①②濬(シュン) しゅん しゅん さら-う; さら-える 氵 10 7 説明無し 06d5a.svg
伝 7 0 ①つたえる。つたわる。つぐ。「伝言」「伝授」「伝統」 ②ひろめる。「伝道」「伝播(デンパ)」「喧伝(ケンデン)」 ③言いつたえ。一代記。ものがたり。「伝記」「自伝」「列伝」 ④馬継ぎ場。宿場。「伝舎」「駅伝」 ⑤つて。てづる。ことづて。 でん てん つた-える; つた-う; つた-わる 亻 6 4 旧字は、形声。人と、音符專(セン)→(テン)とから成る。「つたえる」意を表す。教育用漢字は、日本で用いられていた俗字による。 04f1d.svg
萃 1 0 ①あつまる。あつめる。あつまり。「萃然」「抜萃」 ②くさむら。 ③やつれ。やつれる。 さい ずい すい あつ-まる; くさむら ⺾ 11 8 説明無し 08403.svg
綽 1 0 ①ゆるやか。ゆったりしたさま。「綽綽」 ②たおやか。しとやか。「綽約」 しゃく しゃく しな-やか; ゆる-やか; あだ- 糹 14 8 説明無し 07dbd.svg
厄 準2 0 ①わざわい。くるしむ。「厄難」「災厄」 ②「厄年」の略。「大厄」「前厄」 あく; やく; が やく-しむ; わざわ-い 厂 4 2 形声。卩と、音符厂(カン)→(グワ)とから成る。木の節(ふし)の意。借りて「わざわい」の意に用いる。 05384.svg
奎 1 0 ケイ ①また。またぐら。 ②星座の名。文章をつかさどるとされる。とかきぼし。 キ 両足を開いて行くさま。 き け けい また- 大 9 6 形声。大と、音符圭(クヱイ)→(ケイ)とから成る。 0594e.svg
徘 1 0 さまよう。ぶらぶら歩く。「徘徊(ハイカイ)」 ばい はい さまよ-う 彳 11 8 説明無し 05f98.svg
倹 3 0 ①つましい。つつましい。質素。「倹約」「節倹」 ②へりくだる。ひかえめにする。「恭倹」「勤倹」謙 げん けん つま-しい; つずま-やか 亻 10 8 旧字は、形声。人と、音符僉(セム)→(ケム)とから成る。つづましくする意を表す。常用漢字は省略形による。 05039.svg
溘 1 0 たちまち。にわかに。急に。「溘死」「溘然」 こう こう にわか; たちまち 氵 13 10 説明無し 06e98.svg
只 準1 0 ①ただ。それだけ。…のみ。限定を示す助字。「只今」「只管」 ②無料であること。 し し ただ- 口 5 2 会意。口と、八(ことばが後を引く)とから成る。句末にそえる助字。また、借りて「ただ」の意に用いる。 053ea.svg
繦 1 0 ①むつき。おしめ。 ②せおいおび。子どもをせおうおび。「褓(キョウホウ)」 ①②襁(キョウ) ③銭さし。貨幣を通して束にするひも。 きょう ぜにさし; むつき 糹 17 11 説明無し 07e66.svg
軛 1 0 くびき。車の轅(ながえ)の端につけて牛馬のくびを押さえる横木。 やく; あく くびき 車 11 4 説明無し 08edb.svg
耕 6 0 ①田畑をたがやす。「耕作」「農耕」 ②働いて生計を立てる。「舌耕」「筆耕」 きょう こう たがや-す 耒 10 4 形声。耒と、音符井(セイ)→(カウ)とから成る。すきで田畑を治める意を表す。 08015.svg
告 6 0 ①つげる。知らせる。語る。「告白」「通告」 ②うったえる。「告訴」「被告」 こう; こく こう; こく つ-げる 口 7 4 会意。口と、牛(うし)とから成り、牛の角に付ける横木の意を表す。牛が横木を人に当てることから、「つげる」、知らせるの意に用いる。 0544a.svg
乾 4 0 カン ①かわく。かわかす。ほす。「乾燥」「乾田」「乾杯」旱(カン) ②うわべだけの。義理の。「乾笑」 ケン ①易の八卦(ハッケ)の一つ。天、また天子を表す。「乾元」「乾像」「乾徳」坤(コン) ②いぬい。北西の方角。「乾位」 げん; かん けん; かん か-せる; ひ-; かわ-き; いぬい-; ふ-; から-びる; かわ-く; ほ-す; かわ-かす; ほ-し 乙 11 10 形声。乙(到達する)と、音符倝(カン)→(ケン)とから成る。上に高く出る意を表し、転じて、物を「かわかす」意に用いる。 04e7e.svg
了 3 0 ①おわる。おえる。「完了」「終了」 ②あきらか。はっきりしている。また、さとる。承知する。「了解」「了然」瞭(リョウ) りょう りょう しま-う; お-わる; つい-に; お-える 亅 2 1 象形。両うでのない子どもの形にかたどる。歩くのに足がもつれることから、ひいて「おわる」意に用いる。 04e86.svg
篋 1 0 はこ。竹製の長方形のはこ。「篋笥(キョウシ)」 きょう はこ ⺮ 15 9 説明無し 07bcb.svg
蟶 1 0 まて。まてがい(貝)。マテガイ科の二枚貝。 ちょう てい まて 虫 19 13 説明無し 087f6.svg
泛 1 0 ハン ①うかぶ。うかべる。ただよう。「泛舟」 ②ひろい。あまねく。「泛論」 ①②氾(ハン)・汎(ハン) ホウ くつがえす。ひっくりかえす。 ほん; ふう ほう; はん うか-ぶ 氵 7 4 説明無し 06cdb.svg
瑚 準1 0 ①祭器の名。五穀を盛って宗廟(ソウビョウ)に供える器。 ②「珊瑚(サンゴ)」に用いられる字。 ご こ 𤣩 13 9 形声。玉と、音符胡(コ)とから成る。 0745a.svg
竿 準1 0 ①さお。「竿頭」「竹竿(チッカン)・(たけざお)」 ②ふだ。竹のふだ。「竿牘(カントク)」簡 かん かん さお- ⺮ 9 3 形声。竹と、音符干(カン)とから成る。 07aff.svg
箱 8 0 はこ。入れもの。物を入れる器。「重箱」 そう しょう はこ- ⺮ 15 9 形声。竹と、音符相(シヤウ)とから成る。物をしまう竹製の「はこ」の意を表す。 07bb1.svg
諄 1 0 ①あつい。まこと。ねんごろ。ていねい。 惇(ジュン)・醇(ジュン) ②くり返し教えさとす。「諄諄」 ③くどい。くどくど。 しゅん しゅん じゅん ねんご-ろ; くど-い 訁 15 8 形声。言と、音符(シヤウ)→(シユン)(享は省略形)とから成る。心をこめてさとす意を表す。 08ac4.svg
詔 準2 0 みことのり。天皇のことば。「詔書」「詔勅」 しょう しょう つ-げる; みことのり- 訁 12 5 会意形声。言と、召(セウ)(よびよせる)とから成り、ことばで告げる、知らせる意を表す。 08a54.svg
偐 1 0 にせ。にせもの。贋(ガン) げん がん いつわ-る; にせ 亻 11 9 説明無し 05050.svg
椋 準1 0 ①ちしゃ。チシャの木。ムラサキ科の落葉高木。 ②むく。むくのき。ニレ科の落葉高木。 りょう むく-; くら 木 12 8 形声。木と、音符京(ケイ、キヤウ)→(リヤウ)とから成る。 0690b.svg
舷 2 0 ふなばた。ふなべり。「舷側」 げん けん ふなばた- 舟 11 5 形声。舟と、音符玄(クヱン、グヱン)→(ケン、ゲン)とから成る。 08237.svg
耐 4 0 ①たえる。たえしのぶ。「耐乏」「忍耐」 ②もちこたえる。「耐久」「耐震」 ない; のう どう; だい たい た-える 而 9 3 形声。寸(もつ)と、音符而(ジ)→(ダイ、ドウ)とから成る。もちこたえる意を表す。 08010.svg
詒 1 0 ①おくる。つたえる。のこす。貽(イ)・遺 ②いつわる。あざむく。紿(タイ) だい; い たい; い あざむ-く 訁 12 5 説明無し 08a52.svg
槐 1 0 ①えんじゅ。マメ科の落葉高木。「槐樹」 ②三公。朝廷で三公の座る席を三本の槐(えんじゅ)を植えて示したことから。「槐位」「槐棘(カイキョク)」「槐門」 け; え かい えんじゅ 木 14 10 説明無し 069d0.svg
故 6 0 ①ふるい。むかしの。「故事」「故実」古 ②もと。もともと。もとから知っている。「故郷」「縁故」 ③特別なこと。できごと。わざわい。「故障」「事故」 ④ことさらに。わざわざ。「故意」「故買」 ⑤死ぬ。死んだ。「故人」「物故」 ⑥ゆえ。わけ。「何故」 く こ ゆえ-; ことさら-; こと 攵 9 5 形声。攴と、音符古(コ)とから成る。わけ・理由の意を表し、また、古に通じて「ふるい」「もと」の意に用いる。 06545.svg
脅 3 0 ①おびやかす。おどす。おどかす。「脅威」「脅迫」劫(キョウ) ②おびえる。すくむ。「脅肩(キョウケン)」怯(キョウ) ③わき。わきばら。かたわら。脇(キョウ) きゅう こう きょう おびや-かす; おど-す; おど-かす 肉 10 6 形声。肉と、音符劦(ケフ)とから成る。わきばらの意を表す。もと、脇(ケフ)に同じ。借りて「おびやかす」意に用いる。 08105.svg
烽 1 0 のろし。合図のために高くあげる煙。「烽火」 ふ; ふう ほう のろし 火 11 7 説明無し 070fd.svg
曄 1 0 ①かがやく。ひかる。あきらか。 ②さかんなさま。「然」 ③いなずまのひらめくさま。参考日が華()やかにかがやく意を表す字。 よう よう かがや-く 日 15 11 説明無し 066c4.svg
慍 1 0 ①いきどおる。いかる。「慍色(ウンショク)・(オンショク)」 ②うらむ。不平不満に思う。 うん うん おん うら-む; いか-り; いか-る 忄 13 10 説明無し 0614d.svg
刃 準2 0 ①は。やいば。はもの(刃物)。「凶刃」 ②き(切)る。はもので切る。切り殺す。「刃傷」「自刃」 にん じん やいば-; は- 刀 3 1 指事。刀に、そのやいばの部分をさし示す丶を加えた。 05203.svg
図 9 0 ①ずめん。え。しるし。えがいた形。「図画」「図表」「地図」 ②はかる。考える。はかりごと。計画。「意図」「企図」 ③書物。本。「図書」 ず と え-; はか-る 囗 7 4 旧字は、会意。囗と、啚(ひ)(ひな。鄙(ひ)の原字)とから成り、地図の意を表す。ひいて、「はかる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 056f3.svg
沓 準1 0 ①くつ。はきもの。 ②かさなる。かさなりあう。こみあう。「雑沓」 ③よくしゃべるさま。「沓沓」 ④むさぼる。 どう とう くつ- 曰 8 4 会意。曰と、水(みず)とから成り、水が流れるようにしゃべる意を表す。「誻(タフ)」の原字。転じて、重なり合う意に用いる。 06c93.svg
勺 準1 0 ①ひしゃく。 ②くむ。ひしゃくですくう。 ③尺貫法の容積の単位。一合の一〇分の一。約〇・〇一八(リットル)。 ④土地の面積の単位。一坪の一〇〇分の一。約〇・〇三三平方(メートル)。 じゃく しゃく く-む; せき- 勹 3 1 象形。物()をすくい入れたひしゃくの形にかたどる。「杓(シヤク)・(シヤク)」の原字。 052fa.svg
籐 1 0 とう。ヤシ科のつる性植物。茎で家具や器具をつくる。 どう とう と; ぞう; ふじ; ふじゅ ⺮ 21 15 説明無し 07c50.svg
揀 1 0 えらぶ。よりわける。「揀選」「揀択」「揀別」 けん かん えら-ぶ 扌 12 9 説明無し 063c0.svg
竰 1 1 容量の単位。センチリットル。一(リットル)の一〇〇分の一。 センチリットル 立 14 9 説明無し 07af0.svg
吶 1 0 ①どもる。口ごもる。「吶吶」訥(トツ) ②鬨(とき)の声をあげる。さけぶ。「吶喊(トッカン)」 のち どつ とつ ども-る 口 7 4 説明無し 05436.svg
倍 8 0 ①ます。多くする。「倍旧」 ②同じ数を加える。「倍加」「倍増」 ③ある数をかける。「倍率」「数倍」 ④そむく。反する。「倍反」背 べ; ばい はい ま-す; そむ-く 亻 10 8 形声。人と、音符咅(ホウ)→(ハイ)とから成る。人に「そむく」意を表す。また、陪(ハイ、バイ)に通じて「ます」意に用いる。 0500d.svg
暝 1 0 ①くらい。日が暮れて暗い。「暝天」「暝暝」 ②くれる。日が沈む。 ③かすか。参考「瞑(メイ)」は別字。 めい; べい; みょう くらい 日 14 10 説明無し 0669d.svg
齶 1 0 はぐき(歯茎)。齦(ギン) がく がく はぐき- 齒 24 9 説明無し 09f76.svg
殺 6 0 サツ・セツ ①ころす。あやめる。「殺生」「射殺」 ②なくす。ほろぼす。「抹殺」 ③程度がはなはだしい意を添える語。「殺到」「忙殺」 サイ そぐ。けずる。へらす。「減殺」「相殺」 せち; せい; せつ さつ; さい さつ ころ-す; へ-らす; そ-ぐ; あや-める 殳 10 6 旧字は、形声。殳と、音符(サツ)とから成る。「ころす」意を表す。教育用漢字は省略形による。 06bba.svg
些 準1 0 いささか。わずか。すこし。「些細」「些少」 さ しゃ いささ-か 二 7 5 形声。二(小さな数)と、音符此(シ)→(シヤ)とから成る。 04e9b.svg
肱 準1 0 ①ひじ。かいな。肘(チュウ) ②たのみとするもの。「股肱(ココウ)」 こう こう ひじ ⺼ 8 4 説明無し 080b1.svg
圏 4 0 ①かこい。家畜を飼う小屋。②かぎられた区域。範囲。「圏内」「大気圏」「暴風雨圏」 ③まる。まるじるし。「圏点」 ごん; こん けん かこ-い 囗 12 9 形声。囗と、音符卷(クヱン)とから成る。「かこい」の意を表す。 0570f.svg
鮇 1 1 いわな(岩魚)。サケ科の淡水魚。形はマスに似て細長い。 み び いわな- 魚 16 5 説明無し
緝 1 0 ①つむぐ。つなぐ。 ②あつめる。あつまる。「緝綴(シュウテイ)」 集・輯(シュウ) ③とらえる。とりおさえる。「緝捕」 ④やわらげる。「緝穆(シュウボク)」 ⑤ひかる。ひかりかがやく。 しゅう しゅう つむ-ぐ 糹 15 9 説明無し 07ddd.svg
唆 準2 0 そそのかす。けしかける。「教唆」「示唆」 さ さ そそのか-す 口 10 7 形声。口と、音符(シユン)→(サ)とから成る。 05506.svg
蔕 1 0 ①へた。果実が枝や茎につくところ。 ②うてな。花のがく。 ③ねもと。ね。 ④とげ。転じて、さしさわり。 たい てい へた- ⺾ 14 11 説明無し 08515.svg
虔 1 0 ①つつしむ。つつしみ深い。うやうやしい。「恭虔」「敬虔」 ②ころす。 ③うばう。強奪する。 げん けん し-いる; かた-い; つつし-む 虍 10 4 説明無し 08654.svg
遡 2 0 ①さかのぼる。流れにさからってのぼる。「遡及」「遡源」「遡航」 ②む(向)かう。さからう。 す そ さかのぼ-る ⻍ 14 10 本字は、形声。意符水と、音符㡿(セキ)→(ソ)とから成る。「さかのぼる」意を表す。常用漢字は、辵と、音符朔(サク)→(ソ)とから成る別体字による。 09061.svg
漁 7 0 ①すなどる。魚や貝をとる。「漁業」「大漁」 ②あさる。むさぼる。「漁色」参考「リョウ」は、「猟」に合わせてできた国音。 ご ぎょ りょう すなど-る; すなどり; いさ-る; あさ-る 氵 14 11 会意形声。水と、魚(ギヨ)(うお)とから成る。 06f01.svg
丫 1 0 ①ふたまた。木のまた。 ②あげまき。つのがみ。昔の子どもの髪形。 あ あ ふたまた-; あげまき- 丨 3 2 説明無し
俵 5 0 たわら。また、たわらを数える語。「土俵」 ひょう ひょう たわら- 亻 10 8 形声。人と、音符表(ヘウ)とから成る。 04ff5.svg
籃 1 0 かご。かたみ。あじろのかご。「籃輿(ランヨ)」「魚籃」「揺籃」 らん らん かご- ⺮ 20 14 説明無し 07c43.svg
自 9 0 ①おのれ。われ。「自我」「自身」 他 ②みずから。じぶんひとりで。「自賛」「自尊」 ③おのずから。ひとりでに。しぜんに。「自動」「自明」 ④思いのまま。「自在」「自由」 ⑤…より。…から。起点や出所を表す助字。「自今」「自来」 参考鼻の形からできた字。鼻を指して「じぶん」ということから、「じぶん」の意味に使われるようになった。 じ し つ おのずか-ら; おの-ずと; みずか-ら; よ-り; おの-ずから 自 6 0 象形。鼻の形にかたどり、はなの意を表す。自分の鼻を指さして自分を示すことから、「みずから」の意に、借りて、助字に用いる。「はな」には、のちに鼻の字ができた。 081ea.svg
眺 準2 0 ながめる。遠くを見わたす。ながめ。「眺望」 ちょう ちょう なが-め; なが-める 目 11 6 形声。目と、音符兆(テウ)とから成る。「ながめる」意を表す。 0773a.svg
糝 1 0 ①こながき。米の粉をかきまぜて煮たてたあつもの。「糝粉」「糝薯(シンジョ)」 糂(ジン) ②まじる。まじえる。 ③こめつぶ。めしつぶ。 さん; しん こながき 米 17 11 説明無し
財 6 0 ①たから。たくわえた金銭。とみ。「財産」「財政」 ②役に立つもの。「家財」「資財」 ざい さい わずか; たから- 貝 10 3 形声。貝と、音符才(サイ)(は変わった形)とから成る。すべて価値のあるものの意を表す。 08ca1.svg
夲 1 0 すすむ。速く進む。参考「本」の俗字としても用いられる。 とう; ほん すすむ 大 5 2 説明無し 05932.svg
碓 準1 0 うす。からうす。足の力や水の力で穀物をつくうす。 たい たい うす-; かく-たる; たし-か 石 13 8 形声。石と、音符隹(スイ)→(タイ)とから成る。 07893.svg
勖 1 0 つとめる。はげむ。はげます。「勖勉」懋(ボウ) きゃく; こく; ぼう つとめる 力 11 9 説明無し
術 6 0 ジュツ ①わざ。学問。技芸。「算術」「武術」 ②すべ。てだて。方法。たくらみ。「術策」「術中」 スイ むらざと。一万二五〇〇戸の称。 じゅつ; ずち しゅつ の-べる; ばけ-; すべ-; みち-; わざ- 行 11 5 形声。行と、音符朮(シユツ)とから成る。集落のなかの小路の意を表す。借りて、すべの意に用いる。 08853.svg
琅 1 0 美しい石や玉。また、玉や金属の鳴る音。「琅然」「琅琅」 ろう ろう 𤣩 11 7 説明無し 07405.svg
斛 1 0 ①ます。ますめ。「斗斛」 ②容量の単位。一〇斗。石 ごく こく ます; ますめ 斗 11 7 説明無し 0659b.svg
嫺 1 0 ①みやびやか。しとやか。「嫺雅」 ②ならう。なれる。慣 げん かん みやび-やか 女 15 12 説明無し 05afa.svg
七 10 0 ①ななつ。数の名。「七賢」「七夕」「七曜」 ②数の多いさま。「七珍万宝」 しち しつ なの-; なな-; なな-つ 一 2 1 指事。横線を縦線で切断するさまにより、たちきる意を表す。「切(セツ)」の原字。借りて、数詞の「ななつ」の意に用いる。 04e03.svg
澄 4 0 すむ。すます。にごりがない。清い。「澄心」「澄明」「清澄」 じょう ちょう す-む; す-ます 氵 15 12 形声。水と、音符徵(チヨウ)(〓は省略形。また、登(トウ)→(チヨウ))とから成る。水が「すむ」、ひいて、清らかになる意を表す。 06f84.svg
捏 1 0 ①こねる。土をこねて物を作る。 ②でっちあげる。こじつける。「捏造」 ねつ; ねち でつ つく-ねる; こ-ねる; つく-ね 扌 10 7 説明無し 0634f.svg
駛 1 0 ①はせる。ウマをはやく走らせる。 ②はやい。にわか。「駛雨」 し はやい; はせる 馬 15 5 説明無し 099db.svg
参 7 0 ①まいる。目上の人のところへ行く。うかがう。「参上」「見参」 ②寺社などにもうでる。「参詣(サンケイ)」「墓参」 ③まじわる。くわわる。あつまる。「参会」「参列」 ④ひきくらべる。調べる。「参考」「参照」 ⑤相手に負ける。「降参」 ⑥「三」の代用字。 ⑦ふぞろいなさま。「参差(シンシ)」 しん; そん; さん しん; さん みっ-つ; まじ-わる; まい-る; み-つ 厶 8 6 旧字は、形声。意符晶(厽は変わった形。ひかりかがやく)と、音符㐱(シム)→(サム)とから成る。星座(オリオン座の三つ星)の意を表す。借りて、三(サム)(みつ)の意に用いる。教育用漢字は省略形の俗字による。 053c2.svg
域 5 0 ①さかい。土地のくぎり。「域内」「区域」「地域」 ②くに。ところ。国土。「異域」 ③あるかぎられた範囲。「音域」「芸域」「名人の域に達する」 いき よく 土 11 8 会意形声。土と、或(ヨク、ヰキ)(くに)とから成り、「さかい」の意を表す。「或」の後にできた字。 057df.svg
鞏 1 0 ①かたい。かたくする。「固」 ②つかねる。かたくしばる。かためる。「」 きょう かたい 革 15 6 説明無し 0978f.svg
喊 1 0 さけぶ。とき(鬨)の声をあげる。「喊声」 かん かん さけ-ぶ 口 12 9 説明無し 0558a.svg
瞎 1 0 ①片方の目が見えないこと。 ②くらい。道理にくらいこと。 けち かつ めくら; かため 目 15 10 説明無し 0778e.svg
暄 1 0 あたたかい。あたたかさ。「暄寒」「暄暖」「暄風」 参考「喧(ケン)」は別字。 こん けん あたたか-い 日 13 9 説明無し 06684.svg
油 8 0 ①あぶら。液状のあぶら。「油田」「石油」 ②盛んにわき起こるさま。「油然(ユウゼン)」 ゆ ゆう あぶら- 氵 8 5 形声。水と、音符由(イウ)とから成る。もと、川の名。借りて「あぶら」の意に用いる。 06cb9.svg
犒 1 0 ねぎらう。いたわる。なぐさめる。ねぎらい。「犒労」 こう こう ねぎら-う 牜 14 10 説明無し 07292.svg
椎 2 0 ①しい。ブナ科の常緑高木の総称。「椎茸(しいたけ)」 ②つち。物を打つ道具。 ③うつ。打ちたたく。 ②③槌(ツイ)・鎚(ツイ) ④せぼね。「椎骨」「脊椎(セキツイ)」⑤おろか。にぶい。「椎鈍」 すい; ずい つい; すい しい-; つち-; う-つ 木 12 8 形声。木と、音符隹(スイ)→(ツイ)とから成る。物をうちくずす木、「つち」の意を表す。 0690e.svg
落 8 0 ①おちる。おとす。上から下へ物がおちる。「落花」「落盤」 ②攻めおとす。敗れる。「落城」「陥落」 ③ぬけおちる。はずれる。もれる。「落第」「脱落」 ④おちぶれる。失う。「落魄(ラクハク)」「没落」 ⑤おさまる。できあがる。きまりがつく。「落成」「落着」 ⑥手に入れる。「落手」「落札」 ⑦物事にこだわらない。「洒落(シャラク)」「磊落(ライラク)」 ⑧人家の集まるところ。さと。「群落」「集落」 ⑨さびしい。まばらな。「落莫(ラクバク)」 らく らく お-とす; さと; お-ちる ⺾ 12 9 形声。艸と、音符洛(ラク)とから成る。草木の葉がおちる、ひいて、物の「おちる」意を表す。 0843d.svg
準 6 0 ①みずもり。水平をはかる器具。「準縄」 ②めやす。のり。法則。「準則」「標準」 ③なぞらえる。よりどころにする。「準拠」「準用」 ④そなえる。「準備」 ⑤そのものに次ぐ位。「準急」 ⑥はなすじ。はなばしら。「隆準(リュウセツ)」 せち; しゅん せつ; しゅん じゅん のっと-る; のり-; ひと-しい; みずもり 氵 13 10 形声。水と、音符隼(シユン)とから成る。平らかにする、ひいて、法則の意を表す。 06e96.svg
膊 1 0 ①うで。「上膊」 ②ほじし。うすく切ってほした肉。脯(ホ) はく; れつ; はい ほじし; さかい; あばく ⺼ 14 10 説明無し 0818a.svg
餐 準1 0 のむ。くう。飲み食いする。また、たべもの。ごちそう。「晩餐」「午餐」 さん さん く-う; たべもの- 食 16 7 説明無し 09910.svg
拗 1 0 ①ねじる。ねじける。ねじれる。「拗音」 ②すねる。ひねくれる。 ③しつこい。「執拗」 いく よう おう ねじ-れる; ねじ-る; ねじ-ける; す-ねる; こじ-れる 扌 8 5 説明無し 062d7.svg
容 6 0 ①いれる。(ア)器にいれる。おさめる。「容器」「収容」(イ)ききいれる。ゆるす。「容赦」「許容」 ②なかみ。「容量」「内容」 ③すがた。かたち。ようす。「容姿」「美容」 ④ゆとりがある。やすらか。「従容」 ⑤たやすい。「容易」 ゆう よう い-れる; ゆる-す; かたち 宀 10 7 形声。宀と、音符谷(コク)→(ヨウ)とから成る。「いれる」、ひいて「ゆるす」意を表す。 05bb9.svg
懈 1 0 おこたる。なまける。だるい。「懈意」「懈怠」 け かい げ おこたる 忄 16 13 説明無し 061c8.svg
猜 1 0 ①そねむ。ねたむ。「猜忌」 ②うたがう。「猜疑」 さい ねたむ 犭 11 8 説明無し 0731c.svg
竦 1 0 ①すくむ。おそれる。「竦懼(ショウク)」「恐竦」 ②つつしむ。かしこまる。 ③つまだつ。つま先だつ。「竦企」 ④そびえる。そびやかす。 しゅ しょう つつし-む; すく-む; おそ-れる 立 12 7 説明無し 07ae6.svg
噓 準1 0 ①ふく。はく。ながく息をはきだす。 ②なげく。すすり泣く。「噓唏(キョキ)」 ③うそ。いつわり。「噓言」 きょ ふ-く; うそ- 口 15 12 説明無し
抖 1 0 ふるう。あげる。ふるい起こす。ふるい落とす。 つ とう ふるう; あげる 扌 7 4 説明無し 06296.svg
矼 1 0 ①かたい。まじめなさま。 ②とびいし。また、いしばし。 こう こう とびいし; たしか; いしばし 石 8 3 説明無し 077fc.svg
歙 1 0 ①すう。息をすいこむ。吸 ②あ(合)う。あわせる。 ③ちぢめる。すぼめる。「歙肩」 ④おそれる。⑤おびやかす。 こう; しょう きゅう; しょう す-う 欠 16 12 説明無し 06b59.svg
香 7 0 ①かおり。かおる。かんばしい。かぐわしい。「香気」「芳香」臭 ②こう。かおりを出すたきもの。「香道」「焼香」「仏前に香をたく」 ③将棋の駒(こま)の一つ。「香車」 こう きょう かお-る; かお-り; か- 香 9 0 会意。黍(しよ)(禾は省略形。きび)と、甘(日は変わった形。うまい)とから成り、きびのうまそうなかおり、「かおり」の意を表す。 09999.svg
魑 1 0 すだま。もののけ。山林の精から生じるといわれるばけもの。 ち ち すだま 鬼 21 11 説明無し 09b51.svg
詢 1 0 ①とう。はかる。相談する。「詢察」「諮詢」 ②まこと。まことに。 恂(ジュン)・洵(ジュン) じゅん; しゅん はか-る; と-う 訁 13 6 形声。言と、音符旬(シユン)とから成る。 08a62.svg
綜 準1 0 ①すべる。すべくくる。すべおさめる。「綜合」 ②まじる。入りまじる。まじえる。「錯綜」 ③おさ。機織りの道具。 そ そう す-べる; おさ-める 糹 14 8 形声。糸と、音符宗(ソウ)とから成る。多くの糸を一本にまとめる意を表す。 07d9c.svg
閉 5 0 ①とじる。とざす。しめる。「閉鎖」「閉門」 ②おえる。おわる。「閉会」「閉館」 ③とじこもる。とじこめる。「閉居」「閉塞(ヘイソク)」 ①~③開 へつ はい へい し-まる; と-じる; し-める; と-ざす 門 11 3 会意。門と、才(木材)とから成り、木材で入り口をとざす意を表す。 09589.svg
肝 3 0 ①きも。五臓の一つ。かんぞう(肝臓)。「肝炎」「肝油」 ②こころ。「肝銘」 ③かなめ。「肝要」 かん かん きも- ⺼ 7 3 形声。肉と、音符干(カン)とから成る。 0809d.svg
友 9 0 ①とも。ともだち(友達)。「友人」「学友」 ②ともとする。仲がよい。親しい。「友愛」「友好」 う ゆう とも- 又 4 2 会意。又二つから成り、手の下に別の手をそえて、助ける、したしむ、ひいて「とも」の意を表す。 053cb.svg
庄 準1 0 ①いなか。いなかの家。むらざと。「庄屋」 荘 ②荘園。「庄官」 しょう そう ほう むらざと-; いなか- 广 6 3 会意。广と、土(つち)とから成り、いなかの意を表す。 05e84.svg
掃 3 0 ①はく。はらいきよめる。「掃除」「清掃」 ②はらう。とりのぞく。「掃討」「一掃」 そう そう は-く; はら-う 扌 11 8 会意形声。手と、帚(シウ)→(サウ)(ほうき、はく)とから成り、「はく」意を表す。「帚」の後にできた字。 06383.svg
士 6 0 ①おとこ。成年の男子。また、りっぱな男子。「志士」「紳士」 ②さむらい。軍人。「兵士」「武士」 ③ある資格をもつ人。「学士」「助士」 じ し さむらい-; つかさ 士 3 0 象形。まっすぐに立てた鉞(えつ)(まさかり)の刃の部分を下にしたさまにかたどる。借りて「おとこ」の意に用いる。一説に、男子の性器にかたどり、一人前の男の意を表すという。 058eb.svg
哂 1 0 わらう。ほほえむ。あざわらう。「哂笑」 しん しん わら-う 口 9 6 説明無し 054c2.svg
階 8 0 ①かいだん。きざはし。はしご。「階前」「階段」「階梯(カイテイ)」 ②建物の層。「地階」 ③等級。しな。くらい。「階位」「階級」「職階」 け かい きざはし-; しな-; はしご- 阝 12 9 形声。阜と、音符皆(カイ)とから成る。階段の意を表す。 0968e.svg
腠 1 0 はだ。はだのきめ。「腠理」 そう; す きめ ⺼ 13 9 説明無し
籍 3 0 ①ふみ。書物。「漢籍」「書籍」 ②戸別・人別などを記入した文書。「戸籍」「学籍」 ③し(敷)く。 ④ふ(踏)む。踏み耕す。「籍田」 参考①紙のない時代に竹の札に字を書いて保存したことから。 じゃく せき ふみ- ⺮ 20 14 形声。竹と、音符耤(セキ)とから成る。竹簡(竹の札)を並べてひもでとじた文書、ひいて「ふみ」の意を表す。 07c4d.svg
篌 1 0 「箜篌(クゴ)・(コウコウ)(くだら琴)」に用いられる字。 ぐ こう ご ⺮ 15 9 説明無し 07bcc.svg
征 4 0 ①ゆく。旅に出る。「征衣」「征途」 ②うつ。不正を武力でただす。「征討」「征伐」「出征」 ③とる。 (ア)税などをとりたてる。「征税」 (イ)利益をうばいとる。「征利」 しょう せい と-る; ゆ-く; う-つ 彳 8 5 会意形声。彳と、正(セイ)(ただす、討ちに行く)とから成り、「うつ」「ゆく」意を表す。「正」の後にできた字。 05f81.svg
事 8 0 ①できごと。ことがら。「事実」「行事」 ②しごと。つとめ。おこない。「事業」「家事」 ③つかえる。「師事」「事大」 仕 じ; し し ず こと-; さ-す; た-てる; つか-える; つか-う 亅 8 7 形声。意符史(記録官)と、音符之(シ)の省略形とから成る。記録官の意を表す。もと、史(シ)・吏(リ)・使(シ)に同じ。一説に、象形で、文書をはさんだ木の枝を手に持つ形にかたどるという。 04e8b.svg
竺 準1 0 ①あつ(厚)い。篤 ②インドの古称「天竺」に用いられる字。「竺学」 とく; ちく; じく あつ-い; たけ- ⺮ 8 2 形声。二(かさねる)と、音符竹(チク)→(トク)とから成る。物がつき重ねられて厚い意を表す。借りて「天竺(てんじく)」の当て字に用いる。 07afa.svg
蕾 1 0 つぼみ。まだ開かない花。また、つぼむ。 らい らい つぼみ- ⺾ 16 13 形声。艸と、音符雷(ライ)とから成る。 0857e.svg
蘭 準1 0 ①らん。ラン科の多年草の総称。 ②ふじばかま。キク科の多年草。秋の七草の一つ。 ③あららぎ。 ④「和蘭(オランダ)」の略。「蘭学」 らん らん あららぎ-; ふじばかま- ⺾ 19 16 形声。艸と、音符闌(ラン)とから成る。 0862d.svg
惷 1 0 ①みだれる。うごめく。 蠢(シュン) ②おろか。にぶい。「惷愚」 しゅん みだれる 心 13 9 説明無し 060f7.svg
孚 1 0 ①はぐくむ。(ア)かえす。卵をかえす。孵(フ) (イ)養い育てる。「孚育」 ②まこと。まごころ。 ふ ふ たまご-; はぐく-む 子 7 4 説明無し 05b5a.svg
椅 2 0 いす。こしかけ。「椅几(イキ)」「椅子(イス)」倚(イ)参考日本では「橋」の意にも用い、「天椅立(あまのはしだて)」と書くことがある。 い い い 木 12 8 形声。木と、音符奇(キ)→(イ)とから成る。 06905.svg
彎 1 0 ①ひく。弓を引く。 ②まがる。弓なりに曲がる。 えん わん ひきまかな-う; ひ-く 弓 22 19 説明無し 05f4e.svg
膰 1 0 ひもろぎ。祭りに供える焼いた肉。「膰肉」 ぼん はん ひもごり; ひもろぎ ⺼ 16 12 説明無し 081b0.svg
痺 1 0 ①鳥のウズラのめす。 ②しびれる。しびれ。「麻痺」参考もともと ①の意であったが、「痹(ヒ)」と混用され、 ②の意も表す。 ひ ひ しび-れる 疒 13 8 説明無し 075fa.svg
駮 1 0 ①まだら。ぶち。 ②ただす。非難する。なじる。といただす。「駮議」 ①②駁(バク) はく; かく まだら 馬 16 6 説明無し 099ee.svg
掲 3 0 かかげる。 ①高くさしあげる。「掲揚」 ②目につくように示す。はり出す。「掲載」 け けつ; けい かか-げる 扌 11 8 旧字は、形声。手と、音符曷(カツ)→(ケツ、ケイ)とから成る。手に持って高く上げる意を表す。常用漢字は俗字による。 063b2.svg
宮 8 0 ①みや。神を祭るところ。「宮司」「神宮」 ②天子・天皇や皇族の住むところ。「宮城(キュウジョウ)」「王宮」 ③皇族。皇室。皇居。「中宮」「東宮」 ④いえ。大きい屋敷。 ⑤東洋音楽で、五音の一つ。 ⑥五刑の一つ。去勢する刑罰。「宮刑」 く きゅう ぐう みや- 宀 10 7 形声。宀と、音符躳(キウ)(呂は省略形)とから成る。いくつも連なった大きな建物の意を表す。 05bae.svg
鶩 1 0 ①あひる(家鴨)。カモ科の鳥。「鶩列」 ②かける。はやく走る。 む; もく ぶ; ぼく あひる- 鳥 20 9 説明無し 09da9.svg
盻 1 0 ①にらむ。うらみ見る。睨(ゲイ) ②かえりみる。 げ けい かえり-みる; にら-む 目 9 4 説明無し 076fb.svg
覧 5 0 みる。よくみる。広くながめる。「展覧」「博覧」「品物をよくご覧ください」 らん らん み-る 見 17 10 旧字は、会意形声。見と、監(カム)→(ラム)(かんがみる。は変わった形)とから成る。「みる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 089a7.svg
霊 3 0 ①たま。神のみたま。万物に宿るたましい。また、死者のたましい。「霊魂」「神霊」「亡霊」 ②ふしぎな。人知でははかりしれない。神聖な。「霊感」「霊泉」 ③よい。すぐれた。「霊知」「霊妙」 りょう れい み; たま-; すだま; ち ⻗ 15 7 旧字は、形声。意符巫(ふ)(みこ)と、音符霝(レイ)とから成る。雨ごいするみこの意を表す。常用漢字は省略形による。 0970a.svg
汕 1 0 ①魚の泳ぐさま。「汕汕」 ②すくう。すくいとる。また、魚をすくうあみ。 せん さん すくいあみ 氵 6 3 説明無し 06c55.svg
屢 準1 0 しばしば。たびたび。「屢次」 る る しばしば-; しましま- 尸 14 11 説明無し
窒 3 0 ①ふさぐ。ふさがる。「窒息」 ②元素の名。「窒素」 ちち; てち てつ; ちつ ふさぐ; ふさ-がる 穴 11 6 形声。穴と、音符至(シ)→(チツ)とから成る。穴がふさがる、ひいて「ふさがる」「ふさぐ」意を表す。 07a92.svg
愍 1 0 あわれむ。うれえる。「愍然」「憐愍(レンビン)」閔(ビン)・憫(ビン) みん びん あわ-れむ 心 13 9 説明無し 0610d.svg
囈 1 0 うわごと。たわごと。とりとめのない言葉。「囈語」 げい ねごと 口 21 18 説明無し 056c8.svg
哦 1 0 うたう。口ずさむ。吟ずる。 が が うた-う 口 10 7 説明無し 054e6.svg
仞 1 0 ①ひろ。高さや深さをはかる単位。中国の周代では七尺、または八尺。 ②はかる。深さ・高さをはかる。 参考両手を上下に広げた長さが「仞」で、左右に広げた長さは「尋」。 にん じん はか-る 亻 5 3 説明無し 04ede.svg
供 5 0 ①神仏にそなえる。「供物(クモツ)」「供養(クヨウ)」 ②すすめる。さし出す。「供応」「供出」「供託」 ③事情を述べる。申し立てる。「供述」「自供」 ④仕える。ともをする。「供奉(グブ)」 く きょう ぐ そな-える; とも- 亻 8 6 会意形声。人と、共(キヨウ)(そなえる、とも)とから成り、「そなえる」意を表す。「共」の後にできた字。 04f9b.svg
虚 3 0 ①むなしい。中身がない。から。うつろ。「虚無」「虚空」盈(エイ) ②うわべだけの。実がない。うそ。「虚栄」「虚礼」実 ③邪心をもたない。すなお。「謙虚」 ④よわい。よわる。「虚弱」「虚脱」 こ きょ うつ-ろ; むな-しい 虍 11 5 旧字は、形声。意符丘(=。おか)と、音符虍(コ)→(キヨ)とから成る。神霊が舞い降りる大きなおかの意を表す。「墟(キヨ)」の原字。借りて「むなしい」意に用いる。常用漢字は俗字による。 0865a.svg
黙 4 0 だまる。口をつぐむ。もだす。「黙想」「沈黙」 もく ぼく だま-る; もだ-す 黒 15 4 旧字は、形声。犬と、音符黑(コク)→(ボク)とから成る。犬が声をたてない、ひいて、物音がしない、「だまる」意を表す。常用漢字は俗字による。 09ed9.svg
陽 8 0 ①ひ。日の光。「陽光」「太陽」 ②ひなた。日のあたる側。「山陽」 ③あたたかい。あかるい。「陽春」 ④易で、能動的・積極的なもの。「陽気」「重陽」 ⑤いつわる。みせかける。「陽動」佯(ヨウ) ⑥電気・磁気の正極。プラス。「陽極」「陽子」 ②④⑥陰 よう よう ひ- 阝 12 9 会意形声。阜と、昜(ヤウ)(太陽が照る)とから成り、日光のあたる側の意を表す。転じて、太陽の意に用いる。 0967d.svg
土 10 0 ①つち。どろ。地面。大地。「土壌」「粘土」「土地」 ②くに。領地。人が居住するところ。「王土」「国土」「領土」 ③地方。その土地の。「土俗」「土着」「土豪」 ④五行の一つ。 ⑤七曜の一つ。土曜。 ⑥「土佐(とさ)の国」の略。「土州」 つ と ど つち- 土 3 0 象形。土地の神を祭るために設けたつち盛りの形にかたどり、つちの神、ひいて「つち」の意を表す。「社(シヤ)(社)」の原字。俗字は、漢代の石碑で、「士」との混同を避けるために点を付けたもの。 0571f.svg
蒼 準1 0 ①あお。あおい。草のあおい色。「蒼海」「蒼茫(ソウボウ)」 ②しげる。草木が茂る。「蒼生」「蒼蒼」 ③古びる。年老いたさま。「蒼古」 ④あわてる。あわただしいさま。「蒼卒」「蒼惶(ソウコウ)」 倉・怱(ソウ) そう そう あお-い; あお- ⺾ 13 10 形声。艸と、音符倉(サウ)とから成る。 084bc.svg
謫 1 0 ①せめる。とがめる。 ②つみする。罪をきせて罰する。 ③とが(咎)。罪。 ④ながす。罪により、官位を下げて遠方へ流す。「謫居」「謫所」 たく; ちゃく せめる 訁 18 11 説明無し 08b2b.svg
整 8 0 ①ととのえる。ととのう。きちんとそろえる。「整備」「整理」 ②きちんとした。「整数」 しょう せい ととの-える; ととの-う 攵 16 12 会意形声。敕(ちよく)(勅の旧字体。いましめる)と、正(セイ)(ただしい)とから成り、いましめただす、ひいて「ととのえる」意を表す。 06574.svg
門 9 0 ①かど。建物のもん。出入り口。「門戸」「校門」 ②物事が出入りするところ。「門歯」「関門」 ③いえ。家がら。みうち。「門閥」「名門」 ④同じ師に教えを受けたなかま。「門人」「門跡」 ⑤物事の分類上の大別。(ア)分野。そのみち。「専門」「部門」 (イ)生物学の分類上の単位。 ⑥大砲の数を数える語。 もん ぼん と-; いえ-; かど-; みうち- 門 8 0 会意。回転して開閉する二つの戸(=戶。とびら)が向かい合って立っているさまにより、出入り口の意を表す。 09580.svg
為 4 0 ①なす。する。行う。「為政」「行為」「人為」 ②ため。ために。「為我」 ③まねする。いつわる。「作為」 ④つくる。設ける。⑤なる。…となる。…になる。参考「為」の草書体が平仮名の「ゐ」になった。 い い ため-; つく-る; す-る; なり-; な-る; たり-; な-す 灬 9 5 旧字は、象形。手でぞうの鼻を持つさまにかたどる。ぞうを使役することから、「なす」、仕事をする意を表す。また、助字に用いる。常用漢字は俗字による。 070ba.svg
鬘 1 0 ①かずら。かみかざり。つる草などを連ねた飾り。「華鬘」 ②かつら。毛髪で作ったかぶりもの。かもじ。 めん ばん まん かずら-; かつら- 髟 21 11 説明無し 09b18.svg
醯 1 0 ①す(酢)。すづけ。「醬(ケイショウ)」 ②ひしお。しおから。「醢(ケイカイ)」 け けい す 酉 18 11 説明無し 091af.svg
極 7 0 ①きわめる。きわまる。やりつくす。「極言」「極力」 ②きわみ。はて。(ア)このうえないところ。「極限」「極点」(イ)磁石や電気回路などのはし。「磁極」 ③きわめて。はなはだしく。「極端」「極秘」 ④きめる。とりきめ。「極印」 ごく きょく きわ-み; き-める; き-まる; きわ-める; きわ-まり; きわ-まる 木 12 8 形声。木と、音符亟(キヨク)とから成る。棟木(むなぎ)の意を表す。棟木が最も高いところにあることから、ひいて「きわめる」意に、また、最高・最上の意に用いる。 06975.svg
色 9 0 ①いろ。いろどり。「色彩」「染色」 ②表情。顔かたち。「顔色」「才色」 ③おもむき。ようす。「異色」「特色」 ④男女間の欲情。「色情」「好色」 ⑤仏教で、形あるすべてのもの。「色界」 しき しょく いろえ-; いろ- 色 6 0 象形。ひざまずいている人の背に、別の人がおおいかぶさる形にかたどる。男女の性行為、転じて、美人、美しい顔色、また、いろどりの意を表す。 08272.svg
剤 4 0 ①まぜる。ととのえる。調合する。「配剤」「調剤」 ②調合した薬。「錠剤」「薬剤」 ざい; すい すい; せい そろえる; ま-ぜる 刂 10 8 旧字は、会意形声。刀と、齊(セイ)(そろえる)とから成り、きりそろえる意を表す。常用漢字は省略形による。 05264.svg
傭 準1 0 やとう。やとわれる。「傭役」「傭兵」「雇傭」庸 ちょう よ よう やと-う 亻 13 11 形声。人と、音符庸(ヨウ)とから成る。やとわれ人の意を表す。 050ad.svg
灑 1 0 ①そそぐ。水をそそぐ。ちらす。まきちらす。あらう。「灑掃」 ②さっぱりしたさま。こだわらないさま。 ①②洒(サイ) しゃ; せ さ; さい そそ-ぐ 氵 22 19 説明無し 07051.svg
砠 1 0 やま。いしやま。つちやま。 岨(ソ) そ しょ つちゃま; いしやま 石 10 5 説明無し 07820.svg
獣 4 0 けもの。けだもの。野生の動物。「獣心」「猛獣」「野獣」 禽(キン) しゅ しゅう じゅう けもの-; けだもの- 犬 16 12 旧字は、会意。犬と、嘼(きゆう)(けもの)とから成る。「けもの」の意を表す。常用漢字は省略形による。 07363.svg
捶 1 0 ①うつ。むちうつ。むちや棒で打つ。「捶撃」 ②むち。ウマを打つむち。「馬捶」 すい すい つく; むちう-つ; うつ 扌 11 8 説明無し 06376.svg
必 7 0 ①かならず。きっと。まちがいなく。「必至」「必然」②ぜひともしなければならない。「必携」「必要」 ひち ひつ かなら-ず 心 5 1 象形。弋(よく)(くい)を折れないようにひもでしめているさまにかたどる。武器の柄の意を表す。「柲(ヒ)」の原字。借りて「かならず」の意に用いる。 05fc5.svg
爪 2 0 つめ。手足のつめ。また、つめの形をしたもの。「爪痕(ソウコン)」「琴爪」参考手先で物をつまもうとする形からできた字。 しょう そう つま-; つめ- 爪 4 0 象形。上から下に向けた手の形にかたどり、物をつかむ、つかんで持ち上げる意を表す。「抓(サウ)」の原字。 0722a.svg
篆 1 0 古代漢字の書体の一種。大篆とそれを簡略化した小篆がある。「篆刻」「篆書」 でん てん こしきしば ⺮ 15 9 説明無し 07bc6.svg
継 4 0 ①つぐ。つなぐ。うけつぐ。「継続」「中継」 ②まま。血のつながりがない。「継母」「継嗣」 け- けい- つ-ぐ; つぐ-; つなぎ-; つなぐ-; まま-; つ-ぎ 糹 13 7 本字は、象形。切れたより糸を二つ合わせてつないでよる、ひいて「つぐ」意を表す。旧字は、会意形声で、(ケイ)に糸が加わったもの。常用漢字は省略形の俗字による。 07d99.svg
補 5 0 ①おぎなう。つくろう。「補強」「補充」 ②たすける。たすけ。「補佐」「補助」 ③官職を授ける。「補職」「補任」 ④正式の職に就く前の身分。「候補」 ふ ほ ぶ おぎな-う ⻂ 12 7 形声。衣と、音符甫(フ)→(ホ)とから成る。ほころびに布を当てておぎないぬう意を表す。ひいて、「おぎなう」意に用いる。 088dc.svg
雉 1 0 きじ。きぎす(雉子)。キジ科の鳥。「雉兎(チト)」 じ ち きじ-; かき 隹 13 5 説明無し 096c9.svg
慣 6 0 ①なれる。ならす。「慣性」「慣用」 ②ならわし。しきたり。「慣行」「慣習」「慣例」 けん かん な-らす; な-れる; ならわし- 忄 14 11 形声。心と、音符貫(クワン)とから成る。「ならわし」の意を表す。 06163.svg
麩 1 0 ①ふすま。コムギをひいて粉にしたあとに残る皮のかす。 ②ふ。小麦粉のたんぱく質で作った食品。 ふ ふ ふすま- 麥 15 4 説明無し 09ea9.svg
痴 準2 0 ①おろか。おろかもの。「痴人」「痴鈍」 ②色情に迷う。「痴情」「痴話」 ち ち おこ-; し-れる 疒 13 8 旧字は、形声。疒と、音符疑(ギ)→(チ)とから成る。「おろか」の意を表す。常用漢字は知(チ)を音符とした俗字による。 075f4.svg
駐 3 0 とどまる。とどめる。車やウマがとまる。「駐車」「常駐」 ちゅう ちゅう とど-まる; とど-める 馬 15 5 形声。馬と、音符(シユ)→(チユ)とから成る。 099d0.svg
闊 1 0 ①ひろい。面積が広い。心が広い。「闊然」「闊達」 ②うとい。まわり遠い。「迂闊(ウカツ)」「疎闊」「離闊」 かち かつ ひろ-い 門 17 9 説明無し 095ca.svg
個 6 0 ①ひとつ。ひとり。「個人」「別個」 ②物を数えるときに用いる語。「個数」箇 か か こ 亻 10 8 形声。人と、音符固(コ)→(カ)とから成る。 0500b.svg
牛 9 0 ①うし。ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。「牛車」「牧牛」 ②星の名。二十八宿の一つ。ひこぼし。「牽牛(ケンギュウ)星」 ぐ ぎゅう ご うし- 牛 4 0 象形。羊()と区別し、前方に湾曲して突き出たつののあるうしの頭の形にかたどり、「うし」の意を表す。 0725b.svg
廡 1 0 ①のき。ひさし。「殿廡」 ②しげる。草木が茂る。蕪(ブ) む ぶ しげ-る; ひさし 广 15 12 説明無し 05ee1.svg
敏 4 0 ①とし。はやい。すばやい。「敏速」「敏捷(ビンショウ)」「機を見るに敏だ」 ②さとい。かしこい。「敏感」「鋭敏」 みん びん さと-い; と-し 攵 10 6 旧字は、形声。攴と、音符每(バイ)→(ビン)とから成る。はやい、すばやい意を表す。常用漢字は省略形による。 0654f.svg
姚 1 0 ①うつくしい。みめよい。「姚冶(ヨウヤ)」妖(ヨウ) ②はるか。遥(ヨウ) よう よう うつく-しい 女 9 6 説明無し 059da.svg
絆 1 0 ①きずな。物をつなぎとめるもの。ほだし。「羈絆(キハン)」 ②つなぐ。つなぎとめる。ほだす。「籠絆(ロウハン)」 はん はん ばん つな-ぐ; きずな-; ほだ-す; ほだ-される 糹 11 5 形声。糸と、音符(ハン)とから成る。「きずな」の意を表す。 07d46.svg
昏 準1 0 ①ひぐれ。たそがれどき。「黄昏」 ②くらい。道理にくらい。「昏迷」「昏昏」 ③くらむ。目がくらむ。「昏絶」「昏倒」 こん こん くら-い; たそがれ; く-れる 日 8 4 会意。日と、氐(てい)(低〈ひくい〉の省略形。氏は氐の省略形)とから成る。太陽が低くなることから、日ぐれ、ひいて「くらい」意を表す。のち、昏の音と字形とが近い、民(ミン)→(コン)を音符とする昬の字ができた。 0660f.svg
萼 1 0 うてな。花びらを包んで支える器官。はなぶさ。「花萼」鄂(ガク) がく がく うてな- ⺾ 12 9 説明無し 0843c.svg
糯 1 0 もちごめ。もちいね。粳(コウ) な だ もち-; もちごめ- 米 20 14 説明無し 07cef.svg
楠 準1 0 くす。くすのき。クスノキ科の常緑高木。参考日本では「樟(ショウ)」と同じに用いる。 なん だん くすのき-; くす- 木 13 9 形声。木と、音符南(ダム)とから成る。 06960.svg
歌 9 0 ①うた。うたう。「歌曲」「歌劇」「歌手」 ②特に、やまとうた。わか(和歌)。「歌人」「歌聖」「詠歌」 か か うた-う; うた- 欠 14 10 形声。欠と、音符哥(カ)とから成る。うたを「うたう」意を表す。 06b4c.svg
即 4 0 ①つく。地位や位置につく。「即位」「即応」 ②すぐに。ただちに。「即興」「即座」 ③すなわち。とりもなおさず。「色即是空」 ④もし。万一。 如・若 そく しょく つ-く; もし; すなわ-ち 卩 7 5 旧字は、会意。卩(ひざまずく)と、皀(=。食物)とから成る。人が食物の方を向いて食べようとする、食につく、ひいて「つく」意を表す。借りて「すなわち」の意に用いる。常用漢字は俗字による。 05373.svg
歩 9 0 ①あるく。あゆみ。「歩行」「散歩」「徒歩」 ②進みぐあい。なりゆき。「国歩」「進歩」 ③立場。地位。「地歩」 ④ひとまたぎ。「五十歩百歩」 ⑤土地の面積の単位。一坪。約三・三平方(メートル)。 ⑥ぶ。割合。一割の一〇分の一。「歩合」「日歩」分 ⑦ふ。将棋の駒(こま)の一つ。「歩兵」 ぶ ほ ふ ある-く; あゆ-む; あゆ-み 止 8 4 会意。止(足)を左右交互にして「あるく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 06b69.svg
曝 準1 0 ①さらす。日にさらしてかわかす。「曝書」 ②さらける。かくさないで、すっかり見せる。 ③さらばえる。骨だけになる。また、やせおとろえる。 ぼく ほく ばく さら-す 日 19 15 会意形声。日と、暴(ホク)(さらす)とから成る。「暴」の後にできた字。 066dd.svg
忿 1 0 いかる。おこる。いきどおる。「忿怒」 ふん ふん いかる 心 8 4 説明無し 05fff.svg
慇 1 0 ①いたむ。心をいためる。「慇慇」 ②ねんごろ。ていねい。「慇懃(インギン)」 いん いた-む; ねんご-ろ 心 14 10 説明無し 06147.svg
皐 準1 0 ①さわ。きし。水ぎわ。 ②五月の異名。さつき。 こう さわ-; さかい-; さつき 白 11 6 会意。白と、夲(とう)(すすむ。は変わった形)とから成る。白光が放出するさまにより、しろい意を表す。「皞(カウ)」の原字。借りて、魂呼(たまよ)びの声の意に用いる。 07690.svg
艙 1 0 ふなぐら。中央部の船室。「船艙」 そう 舟 16 10 説明無し 08259.svg
噺 準1 1 はなし。ものがたり。参考新しくめずらしいはなし(口)の意を表す国字。 はなし- 口 16 13 説明無し 0567a.svg
瀟 1 0 ①きよい。また、さっぱりとしたさま。「瀟洒(ショウシャ)」 ②中国の川の名。瀟水。「瀟湘(ショウショウ)」 しょう しち しつ きよし 氵 19 16 説明無し 0701f.svg
婿 3 0 むこ。娘の夫。「女婿」 嫁 さい せい むこ- 女 12 9 形声。女(または士)と、音符胥(シヨ)→(セイ)とから成る。「むこ」の意を表す。 05a7f.svg
謔 1 0 たわむれる。おどける。ふざける。「謔笑」 かく きゃく ぎゃく たわむ-れる 訁 16 9 説明無し 08b14.svg
麩 1 0 ①ふすま。コムギをひいて粉にしたあとに残る皮のかす。 ②ふ。小麦粉のたんぱく質で作った食品。 ふ ふ ふすま- 麥 15 4 説明無し 09ea9.svg
榾 1 0 ①ほた。木の切れはし。ほだ。「榾火」「榾柮(コットツ)」 ②「枸榾(クコツ)(ひいらぎ)」に用いられる字。 こち こつ ほた 木 14 10 説明無し 069be.svg
斡 準1 0 アツ めぐる。めぐらす。まわる。まわす。「斡旋」 カン つかさどる。管理する。 かん わち わつ あつ めぐ-る 斗 14 10 形声。斗と、音符倝(カン)→(ワツ)とから成る。ひしゃくの柄(え)の意を表したが、のち、小さい車の輪の意とされ、ひいて「めぐる」意に用いる。 065a1.svg
羽 9 0 ①はね。つばさ。「羽毛」「羽化」「翼羽」 ②鳥などを数える語。 ③「出羽(でわ)の国」の略。「羽州」「羽前」 う う はね-; は-; わ-; やばね- 羽 6 0 象形。鳥の両翼の形にかたどり、「はね」の意を表す。 07fbd.svg
奉 3 0 ①まつる。たてまつる。さしあげる。「奉献」「奉納」 ②つつしんで行う。「奉賀」「奉還」 ③つかえる。つとめる。つくす。「奉公」「供奉(グブ)」 ④うけたまわる。「奉勅」「信奉」 ぶ ほう たてまつ-る; ほう-ずる; まつ-る 大 8 5 会意形声。手(て)と、廾(きよう)(=。両手)と、丰(ホウ)(しげった草。は省略形)とから成り、草を両手でささげる、ひいて「ささげる」意を表す。「捧(ホウ)」の原字。 05949.svg
杖 準1 0 ①つえ。つえをつく。「錫杖(シャクジョウ)」 ②よる。たのむ。 ①②仗(ジョウ) ③うつ。つえで打つ刑罰。「杖刑」 じょう ちょう つえ- 木 7 3 形声。木と、音符丈(チヤウ)とから成る。 06756.svg
髑 1 0 されこうべ。風雨にさらされて白くなった頭骨。しゃれこうべ。「髑髏(ドクロ)」 どく とく 骨 23 13 説明無し 09ad1.svg
乱 5 0 ①みだす。みだれる。「乱雑」「散乱」治 ②さわぎ。いくさ。「戦乱」「動乱」 ③むやみに。みだりに。やたらと。「乱立」「乱打」 らん らん ろん みだ-す; みだ-れる; みだ-りに 乚 7 6 旧字は、会意形声。乙(みだれた糸の端)と、(ラン)(みだれた糸を整えおさめるさま)とから成る。「おさめる」意を表す。転じて「みだれる」意に用いる。教育用漢字は省略形の俗字による。 04e71.svg
帯 7 0 ①おび。おび状の細長いもの。「着帯」「包帯」 ②おびる。身につける。持つ。「帯刀」「携帯」「所帯」 ③行動を共にする。「帯同」 ④あたり。おび状の地域。「一帯」「地帯」 ⑤気候や植物の分類などの地理上の区分。「温帯」「針葉樹林帯」 たい たい お-びる; は-く; おび- 巾 10 7 旧字は、象形。かざりをつけたおび()からぬの()が下がっているさまにかたどる。「おび」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 05e2f.svg
片 5 0 ①かた。かたほう。「片月」 ②きれ。きれはし。かけら。「片雲」「破片」 ③わずか。すこし。「片言」「片鱗(ヘンリン)」 ④イギリスの貨幣単位「ペンス」の音訳字。参考「木」の字の右半分からできたもので、かたほうの意を表す。 へん へん かた-; ひら- 片 4 0 象形。木()を二つ割りにした右半分の形にかたどり、板のかたほう、また、割る意を表す。 07247.svg
廂 1 0 ①ひさし。のきの下にそえた小さい屋根。 ②表ざしきの両わきの部屋。「東廂」 ③わたり廊下。わたどの。「廂廊」 そう しょう ひさし- 广 12 9 説明無し 05ec2.svg
涯 準2 0 ①みぎわ。きし。「津涯」「水涯」「浜涯」 ②はて。かぎり。きわみ。「涯際」「天涯」「無涯」 げ がい はて- 氵 11 8 会意形声。水と、厓(ガイ)(がけ、かぎる)とから成り、水べのがけ、「きし」の意を表す。 06daf.svg
曽 2 0 ①かつて。これまで。「曽遊」「未曽有(ミゾウ)」 ②かさねる。かさなる。かさなり。「曽孫」 層 ③ます。ふえる。 ④すなわち。 参考「曾」の二画目までが片仮名の「ソ」に、草書体が平仮名の「そ」になった。 ぞう そう そ; ぞ かつ-て; すなわ-ち 曰 11 7 旧字は、象形。せいろ状の蒸し器から湯気の出ているさまにかたどる。もと、こしきの意を表した。「甑(ソウ)」の原字。借りて、かさねる意に用いる。常用漢字は俗字による。 066fd.svg
詰 4 0 ①つめる。つまる。つむ。つめ。 ②なじる。せめる。といつめる。「詰窮」「詰問」 ③まがる。かがむ。「詰屈」 きち きつ つ-める; つ-む; つ-まる; なじ-る 訁 13 6 形声。言と、音符吉(キツ)とから成る。事細かに尋ねる意を表す。 08a70.svg
剌 1 0 ①勢いよくとびはねるさま。「潑剌(ハツラツ)」 ②もとる。そむく。「剌謬(ラツビュウ)」参考「刺」は別字。 らち らつ もとる 刂 9 7 説明無し 0524c.svg
鰮 1 0 魚の名。いわし(鰯)。 おん おん いわし- 魚 21 10 説明無し 09c2e.svg
僧 4 0 仏門に入って修行する人。坊主。法師。「僧侶(ソウリョ)」「僧正」 俗 そう そう ぼうず- 亻 13 11 旧字は、形声。人と、音符曾(ソウ)とから成る。梵語(ぼんご)saṃghaの音訳「僧伽(そうぎや)」の略。常用漢字は省略形の俗字による。 050e7.svg
聒 1 0 ①かまびすしい。やかましい。「聒然」 ②おろかなさま。 かつ かまびすし 耳 12 6 説明無し 08052.svg
沍 1 0 ①かれる。水がかれる。涸(コ) ②こお(凍)る。「沍陰」冱(コ) ③ふさぐ。とじる。錮(コ) ご こ かれる; さ-える; ひ-える; こお-る 氵 7 4 説明無し 06c8d.svg
収 5 0 ①おさめる。あつめる。とりいれる。まとめる。「収穫」「収拾」 ②おさまる。ちぢまる。「収縮」「収束」 ③とらえる。つかまえる。「収監」 す しゅう おさ-まる; おさ-める 又 4 2 旧字は、形声。意符攴(ぼく)(=攵。強制する)と、音符丩(キウ)→(シウ)とから成る。罪人をとらえる、ひいて「おさめる」意を表す。教育用漢字は俗字による。 053ce.svg
腑 1 0 ①はらわた。動物の臓器。「臓腑」 ②こころ。心のなか。「肺腑」 ふ ふ はらわた- ⺼ 12 8 説明無し 08151.svg
伸 3 0 ①のびる。のばす。「伸長」「伸展」 屈・縮 ②もうす。述べる。「追伸」 申 ③のす。のばして広げる。 しん しん の-す; の-びる; の-ばす; の-べる 亻 7 5 会意形声。人と、申(シン)(のばす)とから成り、「のびる」意を表す。「申」の後にできた字。 04f38.svg
巴 準1 0 ともえ。うずまき。うずまき形の模様。参考とぐろを巻いたヘビの形を描いた字。 へ は ともえ- 己 4 1 象形。へびが口を開けているさまにかたどり、へびの意を表す。ひいて「うずまき」の意に用いる。 05df4.svg
篦 準1 0 ①へら。竹片を薄くけずったもの。 ②の。矢がら。矢竹。 ③くし。すきぐし。 ④かんざし。「銀篦」 へい の-; へら- ⺮ 16 10 説明無し 07be6.svg
百 10 0 ①ひゃく。数の名。もも。「百分率」 ②多くの。たくさん。もろもろの。「百貨」「百獣」 ひゃく はく もも-; ほ-; お- 白 6 1 形声。一(数のはじめ)と、音符白(ハク)から成る。大きな数、「ひゃく」の意を表す。 0767e.svg
妥 準2 0 ①やすらか。おだやか。「妥当」 ②おりあう。ゆずりあう。「妥協」「妥結」 た た だ おだ-やか 女 7 4 会意。女と、爪(そう)(手)とから成る。手で女をさすることから、安んじる意を表す。 059a5.svg
禽 準1 0 ①とり。鳥類の総称。「家禽」「猛禽」獣 ②鳥や獣類の総称。 ③とらえる。いけどる。とりこにする。いけどり。「禽獲」擒(キン) ごん きん とり-; とりこ- 禸 13 8 象形。鳥をあみごととらえる形にかたどる。鳥をとらえる意を表す。「擒(キム)」の原字。転じて「とり」の意に用いる。 079bd.svg
浄 準2 0 ①きよい。きよらか。「浄土」「浄財」 ②きよめる。「浄化」「洗浄」 じょう せい きよ-い; とろ 氵 9 6 旧字は、形声。水と、音符爭(サウ、シヤウ)→(セイ、ジヤウ)とから成る。もと、魯(ろ)国にあった池の名。古くから、瀞(セイ、ジヤウ)の略字として用いられている。常用漢字は俗字による。 06d44.svg
桟 準2 0 ①かけはし。けわしい所にかけ渡した橋。「桟道」「桟橋」 ②ねだ。床板を張るための横木。 ③たな(棚)。木を組み合わせて、かけ渡したもの。 ④さん。戸や障子の横木。 ぜん せん; さん たな-; かけはし- 木 10 6 旧字は、形声。木と、音符戔(サン)とから成る。木を組み合わせた「かけはし」「たな」などの意を表す。常用漢字は省略形による。 0685f.svg
泪 1 0 なみだ。なみだを流す。 るい るい れい なみだ- 氵 8 5 説明無し 06cea.svg
瀦 準1 0 みずたまり。ため池。また、水がたまる。 ちょ みずたま-り 氵 19 16 説明無し 07026.svg
皎 1 0 しろい。白く光る。あかるい。きよい。「皎月」「皎然」 きょう きょう こう きよ-い; しろ-い 白 11 6 説明無し 0768e.svg
齪 1 0 サク・セク 「齷齪(アクサク)・(アクセク)」はこせつくさま、また、せまるさま。 シュク つつしむさま。 さく さく せく せま-る 齒 22 7 説明無し 09f6a.svg
撼 1 0 うごかす。ゆるがす。ゆらぐ。ゆれうごく。「撼動」「震撼」 ごん かん うごか-す 扌 16 13 説明無し 064bc.svg
主 8 0 ①ぬし。あるじ。かしらとなる人。「主人」「城主」 ②おもな。中心になるもの。「主題」「主力」 ①②従 ③つかさどる。中心となってはたらくこと。「主管」「主宰」 ④はたらきかけるもの。動作をなす側。「主語」「主体」 客 す しゅ ぬし-; つかさど-る; あるじ-; おも- 5 4 象形。神壇に供えた燭台(しよくだい)に火()が燃えている形にかたどる。「炷(シユ)」の原字。神火を守る者、転じて「ぬし」の意を表す。 04e3b.svg
慌 3 0 ①あわてる。うろたえる。あわただしい。「慌忙」「恐慌」 ②ぼんやりする。うっとりする。「慌惚(コウコツ)」恍(コウ) こう こう あわ-てる; あわ-ただしい; くらい 忄 12 9 形声。心と、音符巟(クワウ)(は変わった形)とから成る。ぼんやりする意を表す。考えがまとまらない意から転じて、あわてる意に用いる。 0614c.svg
瑠 2 0 七宝の一つ「瑠璃(ルリ)」のこと。 る りゅう 𤣩 14 10 形声。玉と、音符留(リウ)とから成る。美しい玉の意を表す。 07460.svg
鶏 3 0 にわとり。キジ科の鳥。「鶏冠」「養鶏」 け けい にわとり-; かけ-; とり-; くたかけ 鳥 19 8 旧字は、形声。鳥と、音符奚(ケイ)とから成る。「にわとり」の意を表す。常用漢字は省略形による。 09d8f.svg
鋼 5 0 はがね。かたくきたえた鉄。銑 こう こう はがね- 釒 16 8 形声。金と、音符岡(カウ)とから成る。きたえて強くした鉄の意を表す。 092fc.svg
蚫 1 1 あわび。ミミガイ科の巻貝。食用。「磯の蚫の片思い」表記「鮑・鰒」とも書く。参考昔は動物すべてを「虫」としたことから、虫偏がついている。「蛤(はまぐり)」「蛙(かえる)」などもその例。 びょう ほう あわび- 虫 11 5 説明無し 086ab.svg
正 10 0 ①ただしい。まちがいない。道理にかなった。「正解」「正義」「公正」 邪 ②ただす。なおす。「改正」「修正」「是正」 ③まさに。まさしく。ちょうど。「正午」「正方形」 ④本来の。ほんとうの。主となる。「正式」「正統」 副 ⑤同じ階級の上位。「正三位(ショウサンミ)」 ④⑤従 ⑥〇より大きい数。また、電極のプラス極。「正極」「正数」 負 ⑦年のはじめ。「正月」 ⑧かみ。長。長官。「僧正」 しょう せい ただ-しい; ただ-す; まさ-に; まさ- 止 5 1 会意。止と、囗(こく)(=国。城壁の形。一は省略形)とから成り、他国に攻めて行く意を表す。「征(セイ)」の原字。ひいて、「ただす」「ただしい」意に用い、また、借りて、まむかいの意に用いる。 06b63.svg
越 4 0 ①こす。こえる。とびこえる。「越境」「越権」「越年」 ②すぐれる。抜きんでている。「卓越」「優越」 ③中国、春秋時代の国名。 ④南方の諸種族。「越南(エツナン)・(ベトナム)」 ⑤「越(こし)の国」の略。「越州」「越前」 えち; がち; おち えつ; かつ こ-す; こ-える 走 12 5 形声。走と、音符戉(ヱツ)とから成る。とびこえて進む、ひいて「こえる」意を表す。 08d8a.svg
竡 1 1 ヘクトリットル。容量の単位。一〇〇(リットル)。参考「百立(リットル)」の意。 ヘクトリットル 立 11 6 説明無し 07ae1.svg
東 9 0 ①ひがし。「東洋」「極東」 ②はる。五行で、春。「東風」「東作」参考「あずま」といえば、箱根から東方の国を指す。 つう とう とん ひがし-; あずま- 木 8 4 象形。上下をくくったふくろの形にかたどる。借りて、日がのぼる方角の意に用いる。 06771.svg
旌 1 0 ①はた。鳥の羽を飾ったはた。「旌旗」 ②あらわす。 (ア)はっきりさせる。 (イ)ほめる。「旌表」 しょう せい はた-; あら-わす 方 11 7 説明無し 065cc.svg
僂 1 0 かがめる。まげる。折る。「僂指」 る る; ろう かが-む 亻 13 11 説明無し 050c2.svg
視 5 0 ①みる。目で見る。じっと見る。「視力」「凝視」 ②みなす。…とみる。思う。「軽視」「敵視」「重視」 じ し なぞら-える; み-る 見 11 4 形声。見と、音符示(シ)とから成る。じっと見る意を表す。 08996.svg
捐 1 0 ①すてる。すてさる。「捐館」「捐棄」「捐廃」 ②あたえる。救済のために金品を出す。「義捐」「出捐」 ③かう。金銭で官位を得る。「捐官」「捐納」 えん えん す-てる; あた-える 扌 10 7 説明無し 06350.svg
褊 1 0 せまい。心がせまい。きみじか。気が短い。「心」 へん へん せま-い ⻂ 14 9 説明無し 0890a.svg
膵 1 1 消化腺(セン)の一つ。すいぞう(膵臓)。 すい ⺼ 15 11 説明無し 081b5.svg
脂 4 0 ①あぶら。動物性のあぶら。「脂肪」「脱脂」 ②樹木のやに。「樹脂」 ③べに。くちべに。「脂粉」 し し あぶら-; やに-; あぶら-ぎる ⺼ 10 6 形声。肉と、音符旨(シ)とから成る。動物性の「あぶら」の意を表す。 08102.svg
懦 1 0 よわい。気がよわい。いくじがない。「懦弱」「懦者」「怯懦(キョウダ)」 な; にゅう じゅ; だ よわ-い 忄 17 14 説明無し 061e6.svg
艶 2 0 ①なまめかしい。あでやかで美しい。いろつやがある。「艶姿」「艶態」「艶容」 ②つや。男女の恋愛に関すること。「艶書」「艶聞」 ③うらやむ。「艶羨(エンセン)」 えん えん つや-めく; つや-; あで-やか; なま-めく; なまめ-かしい 色 19 13 本字は、形声で、意符豐(ほう)(ゆたか)と、音符𥁋(カフ)→(エム)とから成る。旧字は、会意で、色と、豐(ゆたか)とから成り、容色が豊かで美しい意を表す。常用漢字は俗字による。 08276.svg
鯐 1 1 すばしり。ぼら(鯔)の幼魚。 すばしり 魚 18 7 説明無し
違 4 0 ①ちがう。異なる。「違算」「違式」「違和」 ②たがう。そむく。したがわない。「違憲」「違背」「違約」 ③さる。離れる。④よこしま。悪いこと。「非違」 い い ちが-える; たが-う; よこしま-; そむ-く; ちが-う; さ-る ⻌ 13 10 会意形声。辵と、韋(ヰ)(くいちがう)とから成る。 09055.svg
顫 1 0 ①ふるえる。おののく。「顫動」 ②おどろく。 せん ふる-える 頁 22 13 説明無し 0986b.svg
寞 1 0 さびしい。しずか。ひっそりとしている。「寞然」「寂寞」 まく ばく さび-しい 宀 13 10 説明無し 05bde.svg
柯 1 0 ①え。斧(おの)の柄(え)。「斧柯(フカ)」 ②えだ。木の枝。「柯条」「柯葉」 ③くき。草の茎。 か か え- 木 9 5 説明無し 067ef.svg
鑷 1 0 ①けぬき。毛を抜く道具。 ②かんざし。髪飾り。 じょう けぬき; くぎぬき 釒 26 18 説明無し 09477.svg
癒 準2 0 いえる。いやす。病気が治る。「癒合」「快癒」「治癒」愈(ユ) ゆ ゆ い-える; い-やす; いや-し 疒 18 13 形声。疒と、音符愈(ユ)とから成る。病がなおる、「いえる」意を表す。 07652.svg
民 7 0 たみ。ひと。国家社会を構成する人々。「民権」「民衆」「国民」 みん びん たみ- 氏 5 1 象形。人の目を針でさすさまにかたどり、目をつぶされた奴隷、ひいて「たみ」の意を表す。 06c11.svg
限 6 0 ①かぎる。くぎる。しきりをする。「限定」「制限」 ②かぎり。くぎり。さかいめ。はて。「限界」「限度」「期限」 げん かん かぎり-; かぎ-る; かぎ-り; きり 阝 9 6 形声。阜と、音符艮(コン)→(カン)とから成る。「かぎり」の意を表す。 09650.svg
万 9 0 ①まん。数の単位。一〇〇〇の一〇倍。「数万」 ②数の多いこと。よろず。「万策」「万感」「万能」 ③けっして。かならず。「万万(バンバン)」「千万(センバン)」参考「万」の二画目までが片仮名の「マ」になった。 もく; もん ぼく; ばん まん よろず- 一 3 2 (A)象形。もと、と書き、うき草の形にかたどる。古くからの略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 (B)象形。さそり(蠆(たい))の形にかたどる。借りて、数詞の「まん」の意に用いる。 04e07.svg
檮 準1 0 ①きりかぶ。 ②おろかなさま。「檮昧(トウマイ)」 とう つく; きりかぶ; おろか 木 18 14 説明無し 06aae.svg
辻 準1 1 十字路。交差点。また、道端。参考十の字に交わったみち()を表す国字。 つじ- ⻍ 6 2 会意。辵と、十(十字形の意)とから成り、十字路の意を表す。 08fbb.svg
竅 1 0 あな。人体にあるあな。「竅孔」「九竅」 きょう あな 穴 18 13 説明無し 07ac5.svg
鉉 1 0 つる。器物につけてある弓形の取っ手。 けん つる 釒 13 5 説明無し 09249.svg
佞 1 0 おもねる。へつらう。口先がうまい。よこしま。「佞言」「佞臣」「佞人」 でい; ねい おもねる; よこしま 亻 7 5 説明無し 04f5e.svg
剣 4 0 ①つるぎ。また、刀を使う術。「剣士」「剣道」「剣の達人」 ②つるぎのように先のとがったもの。「剣山」参考もともとは、「剣」は両刃の刀を指す。 こん けん つるぎ- 刂 10 8 旧字は、形声。意符(じん)(=刃。刀は省略形)と、音符僉(セム)→(ケム)とから成る。「つるぎ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 05263.svg
奄 準1 0 ①おおう。「奄有」掩(エン) ②たちまち。にわかに。「奄忽(エンコツ)」「奄然」 ③ふさがる。気力がなくなる。「奄奄」 えん えん おお-う; たちま-ち 大 8 5 会意。大と、申(のびる)とから成り、おおいに伸びる、ひいて、あまねく、「おおう」の意を表す。 05944.svg
簍 1 0 かご。たけかご。 る; ろう; く かご ⺮ 17 11 説明無し 07c0d.svg
皮 8 0 ①体や物の表面をおおうもの。かわ。「皮膚」「樹皮」 ②うわべ。表面。「皮相」 び ひ かわ- 皮 5 0 象形。動物のかわを手(又)ではぐさまにかたどる。かわをはぐ意を表す。転じて、「かわ」の意に用いる。 076ae.svg
爺 準1 0 ①おやじ。父の俗称。「阿爺(アヤ)」 ②じじ。じい。老人。また、老人の尊称。 や や じい-; じじい-; じじ- 父 13 9 説明無し 0723a.svg
逢 準1 0 ①あう。出会う。むかえる。「逢会」「逢迎」 ②おお(大)きい。 ③ゆたか。「逢年」 ぶ ほう あ-う; むか-う ⻍ 11 7 形声。辵と、音符夆(ホウ)とから成る。 09022.svg
簧 1 0 ①した。ふえの舌。吹くと振動して音を出すもの。 ②笙(ショウ)のふえ。 おう こう した- ⺮ 18 12 説明無し 07c27.svg
丁 8 0 ①ひのと。十干の第四。 ②働きざかりの男。一人前の若者。「丁男」「壮丁」 ③しもべ。男のめしつかい。「園丁」 ④あ(当)たる。であう。「丁憂」 ⑤ちょう。(ア)書物のページを数える語。「落丁」「乱丁」(イ)豆腐や料理を数える語。(ウ)町を区分した単位。(エ)さいころの目の偶数。半 ⑥音のひびくさま。物音。「丁丁」 ちょう とう; てい ひのと-; あ-たる 一 2 1 象形。くぎの頭、のち、くぎを横から見た形にかたどる。「釘(テイ)」の原字。借りて、十干(じつかん)の第四位に用いる。 04e01.svg
渟 1 0 とどまる。とどめる。水がたまる。また、とめる。停 じょう てい とど-まる 氵 12 9 説明無し 06e1f.svg
邨 1 0 むら。むらざと。いなか。 そん むら; むらざと 阝 7 4 説明無し 090a8.svg
醸 準2 0 かもす。 ①発酵させて酒などをつくる。「醸酒」「醸造」 ②ある状態をつくりだす。 にょう じょう かも-す 酉 20 13 旧字は、形声。酉と、音符襄(シヤウ)→(ヂヤウ)とから成る。酒を造る意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 091b8.svg
豈 1 0 ①あに。反語の助字。なんで。どうして。 ②やわらぐ。たのしむ。「豈弟」 き; がい; かい あに 豆 10 3 説明無し 08c48.svg
鰌 1 0 どじょう(泥鰌)。ドジョウ科の淡水魚。 鰍(シュウ) じゅ しゅう どじょう- 魚 20 9 説明無し 09c0c.svg
鼴 1 0 もぐら(鼴鼠(エンソ))。モグラ科の哺乳(ホニュウ)動物。もぐらもち。 えん; おん もぐら 鼠 22 9 説明無し
箍 1 0 たが。桶(おけ)や樽(たる)などをしめる竹や金属製の輪。 く こ いずみ; たが ⺮ 14 8 説明無し 07b8d.svg
至 5 0 ①いたる。とどく。ゆきつく。「乃至(ナイシ)」「必至」 ②このうえもない。きわめて。「至言」「至急」 ③太陽が極点に達した日。「夏至」「冬至」 し し いた-る; いた-り 至 6 0 指事。矢が地面につきささったさまにより、「いたる」、ひいて、きわまる意を表す。 081f3.svg
勇 7 0 ①いさむ。いさましい。つよい。「勇敢」「武勇」 ②思いきりのよい。いさぎよい。「勇退」「勇断」 ゆう; ゆ よう いさ-む; いさ-ましい 力 9 7 形声。力と、音符甬(ヨウ)とから成る。気力がみなぎる意を表す。 052c7.svg
縵 1 0 ①無地の絹。むじぎぬ。 ②ゆるい。ゆるやか。 ③つれびき。合奏する。「縵楽」 まん; めん ばん まん ゆるやか; つれびき 糹 17 11 説明無し 07e35.svg
槹 1 0 「桔(キッコウ)・(ケッコウ)(はねつるべ)」に用いられる字。 こう 木 14 10 説明無し 069f9.svg
悛 1 0 あらためる。あやまちを正す。つつしむ。「改悛」「悔悛」 せん; しゅん あらためる 忄 10 7 説明無し 0609b.svg
致 4 0 ①いたらせる。まねき寄せる。来させる。「引致」「誘致」 ②きわめる。つくす。行き着く。「致死」「合致」 ③おもむき。ありさま。「雅致」「風致」 ④官職をやめる。「致仕」 ⑤いたす。「する」の丁寧語・謙譲語。 ち ち いた-す 至 10 4 旧字は、会意形声。夊(すい)(ゆく。夂は変わった形)と、至(シ)→(チ)(いたる)とから成る。人を送りとどける、ひいて、物を送る意を表す。常用漢字は夂を攵(ぼく)に書き誤った俗字による。 081f4.svg
青 10 0 ①あお。あおい。「青山」「青天」「紺青」 ②わかい。年少の。「青春」「青年」 しょう せい しい あお-い; さお-; あお- 青 8 0 旧字は、会意形声。丹(井の中からとる染料)と、生(セイ)(は変わった形。草が生えるさま)とから成り、草色をした染料、「あお」「あおい」意を表す。教育用漢字は俗字による。 09752.svg
闢 1 0 ①ひらく。ひらける。「開闢」闔(コウ) ②さける。しりぞける。「闢邪」避 びゃく へき ひら-く 門 21 13 説明無し 095e2.svg
及 4 0 ①およぶ。追いつく。およぼす。「及第」「言及」 ②および。ならびに。 ごう きゅう およ-ぶ; およ-び; およ-ぼす 又 3 1 会意。又と、人(ひと)とから成る。手で後ろから、人()をつかまえるさまから、人に追いつく、「およぶ」意を表す。 053ca.svg
坿 1 0 つける。つけたす。ま(増)す。附 ぶ ふ つける; いかだ 土 8 5 説明無し 0577f.svg
齲 1 0 ①むしば。「齲歯」 ②歯が痛む。「齲痛」 く く う むしば 齒 24 9 説明無し 09f72.svg
淹 1 0 ①ひたす。水につける。「淹浸」 ②とどまる。とどこおる。「淹滞」「淹留」 ③大きい。ひろい。深い。「淹通」「淹博」 ④ひさしい。 ⑤いれる。 えん; よう ひさしい; ひたす; とどまる 氵 11 8 説明無し 06df9.svg
蘊 1 0 ①つむ。たくわえる。「蘊蓄」 ②おく深い。おくそこ。おだやか。「蘊奥」「蘊藉(ウンシャ)」 うん; おん うん; おん たくわ-える; おさ-める; つ-む ⺾ 19 16 説明無し 0860a.svg
蝟 1 0 ①はりねずみ。ハリネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。全身に針のような毛があり、ネズミに似る。「蝟縮(イシュク)」 ②むらがる。むらがり集まる。 ①②彙(イ) い い はりねずみ- 虫 15 9 説明無し 0875f.svg
睇 1 0 ぬすみみ(見)る。流し目で見る。また、ながしめ。よこめ(横目)。「睇視」 だい てい ぬすみみる; よこめ 目 12 7 説明無し 07747.svg
袱 1 0 ふくさ(袱紗)。物を包む布。ふろしき。 ふく ふくさ ⻂ 11 6 説明無し 088b1.svg
埒 1 0 ①しきり。かこい。「埒外」 ②一定の範囲。けじめ。「放埒(ホウラツ)」 れち れつ らつ; らち かこ-い; かき 土 10 7 説明無し 057d2.svg
斉 準2 0 セイ ①そろう。そろえる。「斉唱」「一斉」 ②ととのう。ととのえる。「均斉」 ③ひとしい。「斉一」 ④おさめる。「斉家」 ⑤おごそか。つつしむ。「斉聖」 ⑥中国の王朝・国名。 サイ ものいみ。ものいみする。 斎 ざい; し; せ せい; し; さい ひと-しい; そろ-える; ととの-える; そろ-う; ととの-う 斉 8 0 旧字は、象形。穀物の穂がびっしり生えそろっているさまにかたどり、「そろう」、ひいて「ひとしい」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 06589.svg
治 7 0 ①おさめる。おさまる。ととのえる。とりしまる。「治安」「政治」 乱 ②病気やけがをなおす。なおる。「治療」「全治」 じ ち おさ-まる; なお-る; おさ-める; なお-す 氵 8 5 形声。水と、音符台(イ)→(チ)とから成る。川の名。借りて、「おさめる」意に用いる。 06cbb.svg
節 7 0 ①ふし。タケや草木のふし。また、からだのふし。つなぎめ。「関節」「末節」 ②くぎり。詩文・音楽などの一区切り。また、音楽の調子。「音節」「文節」 ③みさお。こころざしを固く守ること。「節操」「礼節」 ④ほどよい。ひかえめにする。「節制」「調節」 ⑤とき。おり。「時節」「当節」 ⑥気候のかわりめ。また、その祭り。「節句」「季節」 ⑦しるし。割り符。「符節」 ⑧ノット。船の速度の単位。一(ノット)は一時間に一海里(約一八五二(メートル))進む速度。 せち せつ よ-; ふし-; ふ-; ノット- ⺮ 13 7 旧字は、形声。竹と、音符(シヨク)→(セツ)とから成る。くぎりになっている竹の「ふし」、ひいてくぎり、けじめの意を表す。教育用漢字は俗字による。 07bc0.svg
矣 1 0 漢文の助字。句の最後につけて断定・推量・詠嘆などを表す。…である。…だなあ。…だろう。 い 矢 7 2 説明無し 077e3.svg
脣 1 0 くちびる。「脣歯」 じゅん; しん しん; しゅん しん くちびる- 肉 11 7 説明無し 08123.svg
次 8 0 ①つぐ。続く。つぎ。二番め。「次官」「次点」 ②ついで。順序。等級。「次第」「席次」 ③ついず。順序立ててならべる。「編次」 ④回数・度数などを表す語。「今次」「年次」 ⑤やどる。とまる。やど。「歳次」「途次」 し し じ つ-いで; つぎ-; やど-る; す-く; と-まる; すが-う; つ-ぐ; すが-い; す-き 欠 6 2 形声。欠と、音符二(ジ)→(シ)とから成る。止まって休む、やどる意を表す。借りて、「つぐ」、順序の意に用いる。 06b21.svg
保 6 0 ①たもつ。もつ。もちつづける。「保持」「保有」 ②やすんじる。たすける。やしなう。「保育」「保護」 ③うけあう。ひきうける。「保証」「担保」参考「保」の終わり四画が片仮名の「ホ」に、草書体が平仮名の「ほ」になった。 ほう ほう ほ やす-んじる; たも-つ 亻 9 7 会意。人が子ども()を背負っているさまにより、そだてる、ひいて「たもつ」意を表す。 04fdd.svg
逞 1 0 ①たくましい。たくましくする。 ②ほしいままにする。「不逞」 ③こころよい。満足する。 ちょう てい とおる; たくま-しい; はやい ⻍ 11 7 形声。辵と、音符(テイ)とから成る。 0901e.svg
蔦 準1 0 つた。ブドウ科のつる性落葉植物。 ちょう ちょう つた- ⺾ 14 11 形声。艸と、音符鳥(テウ)とから成る。 08526.svg
病 8 0 ①やむ。わずらう。やまい。わずらい。「病気」「看病」 ②欠点。短所。「病根」「病癖」 びょう へい やまい-; や-む; うれい- 疒 10 5 形声。疒と、音符丙(ヘイ)とから成る。病気が重くなる意を表す。 075c5.svg
闖 1 0 ①急に入りこむ。「闖入」 ②うかがう。ねらう。 ちん ちん うかが-う 門 18 10 説明無し 095d6.svg
狢 1 0 むじな。タヌキに似た動物。貉(カク) がく かく むじな- 犭 9 6 説明無し 072e2.svg
沽 1 0 ①うる。かう。売り買いする。あきなう。「沽酒」 ②あたい。ねうち。価・①②估(コ)・賈(コ) く こ あた-い; あら-い; う-る 氵 8 5 説明無し 06cbd.svg
桜 6 0 ①さくら。バラ科の落葉高木。「桜花」「観桜」 ②(中国で)ゆすらうめ。バラ科の落葉低木。「朱桜」 よう おう さくら- 木 10 6 旧字は、形声。木と、音符嬰(エイ)→(アウ)とから成る。木の名。日本では、「さくら」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 0685c.svg
鵝 1 0 がちょう。カモ科の水鳥。「鵝黄」「鵝毛」参考ガーガー(我)と鳴く鳥の意からできた字。 が が 鳥 18 7 説明無し 09d5d.svg
軼 1 0 ①すぎる。はなれる。それる。「奔軼」 ②すぐれる。まさる。「軼材」「軼倫」 ③人に知られない。「軼事」「軼書」 ①~③逸④うせる。散る。⑤もれる。あふれる。 でち; いち いつ; てつ す-ぎる 車 12 5 説明無し 08efc.svg
躓 1 0 ①つまずく。つまずきころぶ。「躓顚(チテン)」 ②しくじる。失敗する。 ③くじける。挫折する。 ④苦しむ。なやむ。 ち ち つまず-く ⻊ 22 15 説明無し 08e93.svg
国 9 0 ①くに。一つの政府に属する社会。「国民」「王国」 ②日本。「国学」「国字」 ③昔の行政区画の一つ。「国司」「国府」 ④ふるさと。いなか。「国元」 こく こく くに- 囗 8 5 旧字は、会意形声。囗と、或(コク)(さかい、くに)とから成り、「くに」の意を表す。教育用漢字は俗字の囯に点を加えたもの。 056fd.svg
雅 4 0 ①みやび。みやびやか。おくゆかしい。「雅趣」「高雅」「優雅」俗 ②正しい。正統な。「雅楽」「雅言」 ③つね。つねに。もとより。 が が みやび-; みやび-やか; みや-ぶ; つね-; みや-びる 隹 13 5 形声。隹と、音符牙(ガ)→(ア)とから成る。みやまがらすの意を表す。借りて「みやびやか」の意に用いる。 096c5.svg
摸 準1 0 ①さぐる。手さぐりする。「摸索」 ②うつ(写)す。まねる。「摸写」「摸倣」 も; まく ばく; ぼ な-でる; さぐ-る; と-る; まね-る; うつ-す 扌 13 10 説明無し 06478.svg
負 8 0 ①おう。せおう。になう。「負荷」「負担」 ②受ける。こうむる。「負傷」 ③たよる。たのむ。たのみとする。「自負」「抱負」 ④そむく。さからう。 ⑤まける。戦いや競争にまける。「勝負」敗 勝 ⑥〇より小さい数。マイナス。「負数」「負号」正 ぶ ふう ふ まか-る; ま-かす; おぶ-う; たの-む; め-げる; ま-ける; そむ-く; お-う; おい-; ま-け; お-んぶ 貝 9 2 会意。貝と、人(・は変わった形)とから成る。財産を人が守ることから、「おう」「たのむ」意を表す。 08ca0.svg
跨 準1 0 ①またぐ。またがる。のりこえる。「跨越」「跨年」 ②また。またぐら。「跨下」股(コ)・胯(コ) ③よる。占拠する。 か; こ また-ぐ; また-がる; また- ⻊ 13 6 会意形声。足と、夸(クワ)(大またにまたぐ)とから成る。「またぐ」意を表す。 08de8.svg
狄 1 0 えびす。中国北方の異民族。「夷狄(イテキ)」 てき えびす 犭 7 4 説明無し 072c4.svg
蒸 5 0 ①むす。むれる。むらす。ふかす。ふける。「蒸気」「蒸留」 ②もろもろ。おお(多)い。「蒸民」 ①②烝(ジョウ) しょう しょう じょう せい む-らす; ふ-かす; おお-い; む-す; ふ-ける; む-れる ⺾ 13 10 形声。艸と、音符烝(シヨウ)とから成る。燃やしてあかりをとるあさがらの意を表す。借りて「むす」「もろもろ」の意に用いる。 084b8.svg
邀 1 0 ①むかえる。まちうける。まちぶせする。「邀撃」 ②もとめる。「邀求」 ①②要 よう もとめる; むかえる ⻍ 17 13 説明無し 09080.svg
措 3 0 ①おく。すえおく。とりはからう。「措辞」「措置」 ②ふるまう。ふるまい。「挙措」 す そ お-く 扌 11 8 形声。手と、音符昔(セキ)→(ソ、サク)とから成る。物を他の物の上に置く、ひいて、ふるまう、また、すておく意を表す。 063aa.svg
幽 3 0 ①かすか。おくぶかい。ほのか。うすぐらい。「幽玄」「幽谷」 ②あの世。死後の世界。「幽界」「幽霊」 ③かくれる。ひそむ。とじこめる。「幽囚」「幽閉」 ゆう ゆう くら-い; かす-か; かそけ- 幺 9 6 会意形声。火(=。山は誤った形)と、𢆶(イウ)(かすか)とから成り、火の光が暗い、ひいて、おくぶかい意を表す。 05e7d.svg
千 10 0 ①せん。数の名。百の一〇倍。 ②数の多いさま。「千金」「千秋」 参考金銭証書などで、「千」の代わりに「仟」「阡」を用いることがある。「千」が変化して片仮名の「チ」になった。 せん せん ち- 十 3 1 形声。十(数の意)と、音符人(ジン)→(セン)とから成る。百の十倍の数の「せん」を表す。 05343.svg
顎 2 0 あご。「上顎」 がく がく あご- 頁 18 9 形声。頁と、音符咢(ガク)とから成る。 0984e.svg
串 2 0 ①くし。「(サン)(さしぐし)」の誤用。「玉串」「串柿」 ②つらぬく。うがつ。貫・穿(セン) ③なれる。慣 けん; せん かん; せん くし-; つらぬ-く; な-れる 丨 7 6 象形。重ねた貝をひもで連ねた銭さしの形にかたどる。 04e32.svg
杆 1 0 ①てこ(梃)。てこ棒。「槓杆(コウカン)」 ②たて(盾)。「槍杆(ソウカン)」 ③てすり。「欄杆」 ②③干 かん かん てこ- 木 7 3 説明無し 06746.svg
騎 3 0 ①のる。ウマに乗る。「騎乗」「騎馬」 ②ウマに乗った兵士。また、ウマに乗った兵士を数える語。「騎将」「単騎」 ぎ き の-る 馬 18 8 形声。馬と、音符奇(キ)とから成る。馬上にまたがる意を表す。 09a0e.svg
翅 1 0 ①つばさ。はね。鳥や虫のはね。「翅翼」 ②魚のひれ。「魚翅」 ③ただ。ただに。 只(シ)・啻(シ) し し つばさ-; はね-; ただ 羽 10 4 説明無し 07fc5.svg
爵 準2 0 ①さかずき。祭礼用のさかずき。 ②貴族の身分の等級を表す語。公・侯・伯・子・男の五階級。「爵位」「爵禄(シャクロク)」 さく; せく しゃく すずめ-; さかずき- 爫 17 13 象形。三本足で、柱と流し口、取っ手のある酒器の形にかたどる。酒を温めるのに用いた。中国古代の宮廷の祭礼では、神酒を受けるのに、身分によって順序・量の区別があったので、転じて、位の意に用いる。 07235.svg
嘩 準1 0 かまびすしい。さわがしい。譁(カ) げ か かまびす-しい 口 13 10 形声。言と、音符(クワ)とから成る。 05629.svg
嗾 1 0 けしかける。そそのかす。「使嗾」 す そう そそのか-す; けしか-ける 口 14 11 説明無し 055fe.svg
哀 3 0 ①あわれ。あわれむ。いつくしむ。「哀矜(アイキョウ)」「哀憐(アイレン)」憐 ②かなしい。かなしむ。うれい。「哀悼」「悲哀」楽 お; あい あい かな-しい; あわ-れ; かな-しむ; あわ-れむ 口 9 6 形声。口と、音符衣(イ)→(アイ)とから成る。「かなしい」、ひいて「あわれむ」意を表す。 054c0.svg
鱸 1 0 すずき。スズキ科の海魚。出世魚の一つ。 る- ろ- すずき- 魚 27 16 説明無し 09c78.svg
蔔 1 0 だいこん(大根)。「萊蔔(ライフク)」 ぼく ほく ふく ⺾ 14 11 説明無し 08514.svg
罘 1 0 あみ。うさぎあみ。ウサギをとる網。 ふ うさぎあみ; かさねる ⺲ 9 4 説明無し 07f58.svg
樊 1 0 ①まがき。かきね。かこい。「樊籬(ハンリ)」藩 ②かご。とりかご。「樊籠(ハンロウ)」 ③みだれる。「樊然」 はん まがき 木 15 11 説明無し 06a0a.svg
菊 3 0 きく。キク科の多年草。「菊水」「残菊」 きく きく ⺾ 11 8 形声。艸と、音符匊(キク)とから成る。「きく」の意を表す。 083ca.svg
鎺 1 1 はばき。刀剣などのもとにはめる金具。 はばき- 釒 18 10 説明無し
閣 5 0 ①たかどの。二階建ての家。「金閣」「仏閣」「楼閣」 ②かけはし。「閣道」 ③たな。物をのせる台。④「内閣」の略。「閣議」「閣僚」「組閣」 かく かく たな-; かんぬき; たかどの- 門 14 6 形声。門と、音符各(カク)とから成る。門をとじる「かんぬき」の意を表す。ひいて、物をしまっておく意に、転じて「たかどの」の意に用いる。 095a3.svg
配 8 0 ①くばる。わりあてる。「配達」「分配」 ②ならぶ。ならべる。くみあわせる。とりあわせる。「配合」「交配」 ③つれあい。夫婦の一方。「配偶」 ④したがえる。とりしまる。「配下」「支配」 ⑤ながす。島流しにする。「配所」「配流」 へ; はい はい つれあい-; くば-る 酉 10 3 形声。酉と、音符妃(ヒ)→(ハイ)(己は省略形)とから成る。結婚を祝う酒の意を表す。転じて、「ならぶ」「つれあい」の意に用いる。 0914d.svg
喑 1 0 ①な(泣)く。 ②声を失って、話すことができない。「喑啞(インア)」 ③だまる。口をつぐむ。「喑黙」 ④しかる。どなる。 あん おん いん な-く; さけ-ぶ; おし; あつるさま; だま-る 口 12 9 説明無し
相 8 0 ①みる。よく見る。また、うらなう。「相人」「観相」 ②外にあらわれたかたち。すがた。ありさま。「相好」「形相」「真相」 ③たすける。たすけ。「首相」「宰相」 ④あい。たがいに。ともに。「相愛」「相談」 ⑤うけつぐ。つぎつぎと。「相続」「相伝」 ⑥「相模(さがみ)の国」の略。「相州」 そう しょう み-る; あい-; さが-; たす-ける; こもごも- 目 9 4 会意。目と、木(き)とから成り、目で木を見る、ひいて「みる」意を表す。借りて、すがた、あいたがいの意に用いる。 076f8.svg
蒡 1 0 野菜の「牛蒡」に用いられる字。 ほう; びょう ほう ぼう ⺾ 13 10 説明無し 084a1.svg
粨 1 1 ヘクトメートル。長さの単位。一〇〇(メートル)。参考「百米(メートル)」の意。 ヘクトメートル 米 12 6 説明無し 07ca8.svg
炭 8 0 ①すみ。木をむし焼きにして作った燃料。「薪炭」「木炭」 ②「石炭」のこと。「炭田」「採炭」 ③元素の一つ「炭素」のこと。「炭化」「炭酸」 たん たん すみ- 火 9 5 形声。火と、音符屵(ゲツ、ゲン)→(タン)(は誤り変わった形)とから成る。消しずみの意を表す。 070ad.svg
蟠 1 0 ①わだかまる。うずくまる。とぐろをまく。曲がる。曲がりくねる。「蟠踞(バンキョ)」盤 ②めぐる。まわる。 ぼん; ばん はん わだかま-る; わらじむし; つもる; あつまる 虫 18 12 説明無し 087e0.svg
余 6 0 (A)[餘] ①あまる。あまり。のこり。「余生」「余力」「残余」 ②ほか。それ以外の。「余興」「余念」 (B)[余] われ。 自称。「余輩」 予 参考本来別の意味の二つの字を「余」にまとめた。 よ よ あま-す; あま-る; われ-; あま-り 𠆢 7 5 (A)形声。意符食と、音符余(ヨ)とから成る。食物がありあまる、ひいて「あまる」意を表す。教育用漢字は、俗に餘の略字として余を用いたものによる。 (B)象形。柱で支えた屋根の形にかたどる。借りて、おもに、一人称単数代名詞「われ」の意に用いる。 04f59.svg
尤 準1 0 ①もっとも。(ア)そのとおり。(イ)ただし。 ②ことなる。すぐれる。すぐれている。とりわけ。「尤異」「尤物」 ③とがめる。非難する。 う ゆう とが-める; すぐ-れる; とが; もっと-も 尢 4 1 象形。手の指にいぼができている形にかたどる。いぼの意を表す。「肬(イウ)」の原字。ひいて、突出している意に用いる。 05c24.svg
吐 4 0 ①はく。口からはき出す。「吐血」「嘔吐(オウト)」吞(ドン) ②のべる。うちあける。「吐露」 と; つ と ぬ-かす; は-く; つ-く; たぐり- 口 6 3 形声。口と、音符土(ト)とから成る。 05410.svg
辺 7 0 ①あたり。ほとり。そば。「海辺」「周辺」 ②ふち。へり。「辺幅」 ③はずれ。国ざかい。「辺地」「辺境」 ④はて。かぎり。「天辺」「無辺」 ⑤多角形を作っている線分。「底辺」「斜辺」 へん へん べ-; へた-; ほとり-; へち; へ-; あた-り ⻌ 5 2 旧字は、形声。辵と、音符臱(ヘン)とから成る。道のかたわら、ひいて「ほとり」の意を表す。教育用漢字は俗字による。 08fba.svg
皐 準1 0 ①さわ。きし。水ぎわ。 ②五月の異名。さつき。 こう さわ-; さかい-; さつき 白 11 6 会意。白と、夲(とう)(すすむ。は変わった形)とから成る。白光が放出するさまにより、しろい意を表す。「皞(カウ)」の原字。借りて、魂呼(たまよ)びの声の意に用いる。 07690.svg
換 3 0 かえる。かわる。とりかえる。「換言」「交換」 がん かん か-わる; か-える 扌 12 9 形声。手と、音符奐(クワン)とから成る。とりかえる意を表す。 063db.svg
貿 6 0 かえる。とりかえる。あきなう。「貿易」 も; む ぼう か-える; あきな-う 貝 12 5 形声。貝と、音符卯(バウ)→(ボウ)とから成る。金銭と物品とをとりかえる意を表す。 08cbf.svg
棍 1 0 ①つえ。ぼう。木の棒。「棍棒」 ②わるもの。ならずもの。「棍徒」 ごん; こん こん つえ 木 12 8 説明無し 068cd.svg
簇 1 0 ①むらがる。むらがり生える。「簇生」 叢(ソウ) ②あつまる。 湊(ソウ) ③やじり。 そく; す そく; そう ぞく やじり; むら-がる ⺮ 17 11 説明無し 07c07.svg
囀 1 0 さえずる。小鳥が続けて鳴く。 てん てん さえず-る 口 21 18 説明無し 056c0.svg
陪 3 0 ①つきそう。つきしたがう。おともする。「陪審」「陪席」 ②家来の家来。またげらい。「陪臣」 べ はい ばい したが-う 阝 11 8 形声。阜と、音符咅(ホウ)→(ハイ)とから成る。土を盛り上げて高くする、ひいて、増す意を表す。 0966a.svg
睨 1 0 ①にらむ。横目で見る。「睨視」「睥睨(ヘイゲイ)」 ②かたむく。日が西にかたむく。 ③ようすをうかがう。 げい にら-む 目 13 8 説明無し 07768.svg
羇 1 0 ①たび。また、たびびと。 ②おもがい。馬具の一種。 き おもがい; つなぐ; たずな ⺲ 22 17 説明無し 07f87.svg
墟 1 0 ①あと。荒れはてたところ。「墟落」「廃墟」 ②大きなおか。 こ きょ あと- 土 15 12 説明無し 0589f.svg
籵 1 1 長さの単位。デカメートル。一〇(メートル)。参考十米(メートル)の意を表す字。 デカメートル 米 8 2 説明無し 07c75.svg
弔 準2 0 とむらう。人の死を悲しみいたむ。「弔意」「弔辞」「弔問」 ちょう ちょう つる; とむら-う; とぶら-う 弓 4 1 会意。弓と、人(=。ひと)とから成り、もと、人がいぐるみ(狩猟用具の一種)で射る意を表した。借りて、いたむ、「とむらう」意に用いる。 05f14.svg
冠 3 0 ①かんむり。「冠位」「冠帯」「衣冠」 ②成人のしるしにかんむりをつける。「冠者(カンジャ)・(カジャ)」「冠礼」 ③かむる。かぶる。かぶせる。「冠省」「冠水」 ④もっともすぐれている。第一。「冠軍」「冠首」「冠絶」 ⑤漢字の構成部分の一つ。「草冠」 かん かん かんむり- 冖 9 7 会意形声。冖と、寸(手)と、元(グヱン)→(クワン)(首(こうべ)の意)とから成り、かんむりを手で頭に着ける、また、「かんむり」の意を表す。 051a0.svg
檬 1 0 「檸檬(ネイモウ)・(ドウモウ)(レモン)」に用いられる字。 も; ぼう 木 17 13 説明無し 06aac.svg
茎 準2 0 植物のくき。また、くきのような形をしたもの。「根茎」「花茎」 ぎょう こう けい くき-; なかご-; くく- ⺾ 8 5 旧字は、形声。艸と、音符巠(ケイ)→(カウ)とから成る。草木の「くき」の意を表す。常用漢字は省略形による。 0830e.svg
該 3 0 ①かねる。そなわる。かねそなえる。あまねく。ことごとく。「該究」「該洽(ガイコウ)」「該博」 ②あたる。あてはまる。「該当」 ③その。指定する言葉。「該案」「該日」「該地」 かい かい がい か-ねる; そ-の 訁 13 6 形声。言と、音符亥(カイ)とから成る。 08a72.svg
肢 準2 0 ①てあし。「肢体」「四肢」 ②本体から分かれ出た部分。「選択肢」 支 し し てあし- ⺼ 8 4 形声。肉と、音符支(シ)とから成る。手足の意を表す。 080a2.svg
塘 準1 0 ①つつみ。どて。「堤」 ②いけ。ためいけ。「池」 どう とう とも; つつみ 土 13 10 説明無し 05858.svg
奥 4 0 ①家のおくまった部屋。おく深い所。「奥底」「奥地」 ②おく深く、知り難いこと。「奥義(オウギ)」「奥旨(オウシ)」「奥妙(オウミョウ)」 ③「陸奥(むつ)の国」の略。「奥州(オウシュウ)」参考もともと「奥」は家の南西のすみで、ここに神をまつった。なお、高貴な人の妻を指して「奥方」と呼ぶのは、奥の建物に住んでいることから。 おく; おう いく; おう おく おく-まる; おく- 大 12 9 旧字は、形声。意符宀(へや)と、音符𢍏(クヱン)→(アウ)とから成る。家屋の西南の隅、ひいて、おくぶかい意を表す。常用漢字は省略形による。 05965.svg
指 8 0 ①ゆび。手足のゆび。「指紋」「屈指」「食指」 ②さす。ゆびさす。さし示す。さしずする。「指示」「指令」 し し ゆび-; さ-す 扌 9 6 形声。手と、音符旨(シ)とから成る。「ゆび」、ひいて、ゆびでさし示す意を表す。 06307.svg
幀 1 0 絹地にかいた絵。また、掛け物を仕立てる。「装幀」 ちょう とう てい かけもの 巾 12 9 説明無し 05e40.svg
麋 1 0 ①おおじか(大鹿)。なれしか(馴鹿)。「麋鹿(ビロク)」 ②まゆ(眉)。 ③くだける。みだれる。「麋散」 み び おおじか; なれしか 鹿 17 6 説明無し 09e8b.svg
掏 1 0 ①する。すりとる。「掏摸(トウバク)・(すり)」 ②えらぶ。淘(トウ) ③くむ。くみとる。すくう。 どう とう えら-ぶ; す-る 扌 11 8 説明無し 0638f.svg
蹊 1 0 こみち。ほそみち。「蹊径」「成蹊」 げ けい みち-; わた-る ⻊ 17 10 説明無し 08e4a.svg
僅 2 0 わずか。ほんの少し。「僅差」「僅少」 ごん きん わず-か 亻 13 11 形声。人と、音符堇(キン)とから成る。才能がおとっている意を表す。転じて「わずか」の意に用いる。 050c5.svg
遯 1 0 のがれる。にげる。かくれる。「遯世」「隠遯」遁(トン) とん; どん のがれる ⻍ 15 11 説明無し 0906f.svg
刳 1 0 ①えぐる。くりぬく。「刳心」 ②さく。切り開く。 く こ えぐ-る; く-る 刂 8 6 説明無し 05233.svg
笈 準1 0 おい。書物などを入れて背負う、竹で編んだ箱。 ごう; しょう きゅう; そう おい- ⺮ 10 4 形声。竹と、音符及(キフ)とから成る。 07b08.svg
汞 1 0 みずがね。水銀。「昇汞」 ぐ こう みずがね- 水 7 3 説明無し 06c5e.svg
液 6 0 ①しる。つゆ。水状のもの。「液化」「液晶」「液体」 ②わき。わきのした。掖(エキ) やく えき しる- 氵 11 8 形声。水と、音符夜(エキ)とから成る。したたり落ちるしずくの意を表す。 06db2.svg
粋 3 0 ①まじりけがない。「純粋」 ②もっともすぐれている。質がよい。「精粋」「抜粋」 ③いき。すい。あかぬけている。「粋人」 さい すい すい いき- 米 10 4 旧字は、形声。米と、音符卒(ソツ)→(スイ)とから成る。不純物を除いた米、ひいて、混じりけがない意を表す。常用漢字は俗字による。 07c8b.svg
竪 準1 0 ①た(立)つ。たてる。「竪立」 ②たて(縦)。 ③こども。また、こぞう。こもの。「竪子」 孺(ジュ) じゅ しゅ こども-; た-つ; たて- 立 13 8 形声。意符臤(けん(かたい)と、音符豆(トウ、ヅ→シユ)+ジユ)とから成る。 07aea.svg
稗 準1 0 ①ひえ。イネ科の一年草。 ②小さい。こまかい。「稗史」 べ はい ひえ 禾 13 8 説明無し 07a17.svg
載 4 0 ①のせる。(ア)物をのせる。車や船に積む。「積載」「搭載」(イ)印刷物にのせる。しるす。書きしるす。「記載」「連載」 ②とし。一年。「千載一遇」 ざい; さい さい しる-す; の-る; の-せる; の-す 車 13 6 形声。車と、音符𢦒(サイ)(𢦏は省略形)とから成る。車に物を「のせる」意を表す。借りて、おこなう意に、また、はじめの意に用いる。 08f09.svg
鏡 7 0 ①かがみ。「鏡台」「破鏡」「明鏡」 ②めがね。レンズ。「眼鏡」 ③手本。模範。 きょう けい かがみ-; かんが-みる 釒 19 11 形声。金と、音符竟(ケイ、キヤウ)とから成る。かげや姿を映し出す「かがみ」の意を表す。 093e1.svg
読 9 0 ①よむ。よみとる。「読書」「解読」 ②文章のくぎり。「読点(トウテン)」「句読(クトウ)」 どく; ず とく; とう よ-む; よ-める; よ-み; と-まる 訁 14 7 旧字は、形声。言と、音符𧶠(イク)→(トク)とから成る。書物から意味を引き出す、ひいて、声を出して「よむ」意を表す。教育用漢字は省略形による。 08aad.svg
健 7 0 ①すこやか。体がじょうぶである。「健康」「健全」 ②つよい。力が強い。「剛健」「壮健」 ③したたか。程度がはなはだしい。「健啖(ケンタン)」「健忘」 ごん けん たけ-し; すこ-やか; したた-か 亻 11 9 形声。人と、音符建(ケン)とから成る。たくましく力強い意を表す。 05065.svg
罫 準1 0 ①文字をまっすぐに書くために引いた線。「罫紙」 ②すじめ。わく。格子(コウシ)形の線。 けい; かい けい ⺲ 13 8 説明無し 07f6b.svg
枇 準1 0 ①バラ科の常緑高木「枇杷(ビワ)」に用いられる字。 ②さじ。木のさじ。 ③くし。歯の細かいくし。 び ひ ならべる; くし; さじ 木 8 4 形声。木と、音符比(ヒ)とから成る。 06787.svg
殺 6 0 サツ・セツ ①ころす。あやめる。「殺生」「射殺」 ②なくす。ほろぼす。「抹殺」 ③程度がはなはだしい意を添える語。「殺到」「忙殺」 サイ そぐ。けずる。へらす。「減殺」「相殺」 せち; せい; せつ さつ; さい さつ ころ-す; へ-らす; そ-ぐ; あや-める 殳 10 6 旧字は、形声。殳と、音符(サツ)とから成る。「ころす」意を表す。教育用漢字は省略形による。 06bba.svg
蝌 1 0 「蝌蚪(カト)(おたまじゃくし)」に用いられる字。 か か 虫 15 9 説明無し 0874c.svg
嶬 1 0 けわしい。山が高く険しいさま。 ぎ けわしい 山 16 13 説明無し 05dac.svg
鰾 1 0 ふえ。魚の腹にあるうきぶくろ。 びょう ひょう うきぶくろ- 魚 22 11 説明無し 09c3e.svg
霜 準2 0 ①しも。しもばしら。「霜害」「晩霜」 ②しものように白いもの。また、鋭い、厳しいさま。「霜髪」「霜烈」 ③年月。「星霜」 しょう そう しも- ⻗ 17 9 形声。雨と、音符相(サウ)とから成る。しもばしらの意を表す。 0971c.svg
衷 準2 0 ①なか。なかほど。かたよらない。「折衷」 ②心のうち。まこと。まごころ。「衷心」「苦衷」忠 ちゅう ちゅう まごころ-; うち- 衣 9 3 会意形声。衣と、中(チウ)(なか)とから成り、うち側に着る「はだぎ」の意を表す。転じて「うち」、借りて「まごころ」の意に用いる。 08877.svg
冷 7 0 ①ひえる。ひやす。つめたい。「冷却」「寒冷」温・暖・熱 ②心がつめたい。情がうすい。「冷酷」「冷淡」 ③おちついたさま。「冷静」「冷徹」 ④さびしい。活気がない。「冷落」 りょう れい ひ-や; ひ-やかす; ひ-やす; さ-める; ひ-える; さ-ます; つめ-たい 冫 7 5 形声。冫と、音符令(レイ)とから成る。寒気が強く、「つめたい」意を表す。 051b7.svg
庚 準1 0 ①かのえ。十干の第七。「庚申」 ②とし。年齢。「同庚」 きょう こう かのえ- 广 8 5 象形。かね状の楽器をつるした形にかたどる。借りて、十干(じつかん)の第七位に用いる。 05e9a.svg
類 7 0 ①たぐい。なかま。同種・同等のものの集まり。「類型」「類書」 ②にる。似ている。また、似た状態になる。「類似」「類焼」 ③区別する。「類別」「分類」 らい るい るい たぐ-える; に-る; おおよそ-; たぐ-い; たぐ-う; おおむね- 頁 18 9 旧字は、形声。意符犬(いぬ)と、音符頪(ルイ、ライ)とから成る。犬を犠牲として天を祭る意を表す。借りて「たぐい」、似るなどの意に用いる。教育用漢字は省略形による。 0985e.svg
瘰 1 0 病気の名「瘰癧(ルイレキ)」に用いられる字。 らい; ら らい; ら るい 疒 16 11 説明無し 07630.svg
迄 準1 0 ①いたる。およぶ。(キ) ②まで。 こち きつ およ-ぶ; まで- ⻍ 7 3 形声。辵と、音符乞(キツ)とから成る。 08fc4.svg
老 7 0 ①おいる。ふける。年をとる。また、年をとった人。「老化」「敬老」若・少・幼 ②年をとって徳の高い人。「老公」「長老」 ③経験をつむ。「老成」「老練」 ④中国の思想家、老子。 ろう ろう お-いる; おい; ふ-ける 耂 6 2 象形。こしを曲げてつえをつき、髪を長くのばした人の形にかたどり、としよりの意を表す。 08001.svg
箴 1 0 ①はり。裁縫用のはり。また、治療用のいしばり。「箴石」 針・鍼(シン) ②いましめる。いましめ。「箴言」 しん しん いまし-める; はり- ⺮ 15 9 説明無し 07bb4.svg
曠 1 0 ①あきらか。 ②ひろい。大きい。「曠然」「曠野」広 ③むなしい。おろそかにする。「曠官」「曠日」空 ④とおい。ひさしい。「曠世」 こう こう あら-; ひろ-い; むな-しい; あき-らか 日 19 15 説明無し 066e0.svg
緊 3 0 ①かたい。きつくしめる。かたくしまる。ひきしめる。ちぢむ。「緊縮」「緊張」「緊密」 ②さしせまる。きびしい。「緊急」「緊迫」 きん きん ちぢ-む; きび-しい; きつ-い 糸 15 9 形声。糸と、音符臤(ケン)→(キン)とから成る。糸をきつくしめる意を表す。ひいて「しまる」意に用いる。 07dca.svg
塑 準2 0 粘土をこねて形を作る。また、土で作った人形。でく。「塑像」「彫塑」 す そ でく- 土 13 10 形声。土と、音符朔(サク)→(ソ)とから成る。土をけずって作った人形の意を表す。 05851.svg
牋 1 0 ①ふだ。注釈などを書いてはりつける紙。はりふだ。「牋簡」②かきつけ。てがみ。また、文書。「牋書」 せん せん ふだ 片 12 8 説明無し 0724b.svg
艝 1 1 そり(橇)。雪や氷の上を滑らせて、人や物を運ぶ乗り物。「氷上を艝で行く」 そり- 舟 17 11 説明無し 0825d.svg
縷 1 0 ①いと。いとのように長いもの。いとすじ。「一縷」 ②こまかい。くわしい。「縷言」「縷述」 ③ぼろ。ぼろきれ。「襤縷(ランル)」褸(ル) る る; ろう いと- 糹 17 11 説明無し 07e37.svg
鰐 準1 0 ①わに。ワニ目の爬虫(ハチュウ)類の総称。鰐魚。 ②わにざめ。サメ(鮫)・フカ(鱶)の古名。 がく がく わに- 魚 20 9 説明無し 09c10.svg
崩 3 0 ①くずれる。くずす。「崩壊」「崩落」 ②天子・天皇が死ぬ。「崩御」 ほう ほう くず-れる; くず-す 山 11 8 形声。山と、音符朋(ホウ)とから成る。山がくずれ落ちる、ひいて「くずれる」意を表す。 05d29.svg
寿 3 0 ①ことぶき。ことほぐ。めでたいことを祝う。「寿詞」「賀寿」 ②いのちが長い。長生きをする。「福寿」「長寿」 ③とし。いのち。よわい。「寿命」「天寿」 ④ひさしい。長く存在する。 じゅ しゅう す ことほ-ぐ; ことぶき-; ことぶ-く 寸 7 4 本字は、形声。意符老(ながいき。耂は省略形)と、音符𠷎(チウ)→(シウ)(は変わった形)とから成る。長生きをする、ひいて、めでたい意を表す。旧字は、本字の省略形に、さらに音符の手(シウ)(寸は変わった形)が加わったもの。常用漢字はその省略形による。 05bff.svg
菰 準1 0 こも。まこも。イネ科の多年草。「菰蘆(コロ)」 こ こも-; まこも- ⺾ 12 9 説明無し 083f0.svg
椰 1 0 やし(椰子)。ヤシ科の植物の総称。 や や やし- 木 13 9 形声。木と、音符耶(ヤ)とから成る。 06930.svg
什 準1 0 ①一〇でひとくみのもの。「什伍(ジュウゴ)」 ②とお。数の一〇。「什一」 ③さまざまな物。日常使う器具。「什器」「家什」 じゅう しゅう ま-じる; とお-; くみ- 亻 4 2 説明無し 04ec0.svg
賓 準2 0 ①まろうど。客人。たいせつな客。「賓客」「来賓」 ②したがう。主たるものにしたがう。「賓服」 ひん ひん まれびと-; まらひと-; まろうど-; まれうど-; したが-う 貝 15 8 旧字は、形声。貝と、音符𡧍(ヘン)→(ヒン)(は変わった形)とから成る。客に贈る貝の意を表す。転じて、客人の意に用いる。常用漢字は俗字による。 08cd3.svg
並 5 0 ①ならぶ。ならべる。「並行」「並立」 ②ならびに。ともに。あわせて。 ①②併 ③なみ。ふつう。「並製」 ばん; ぼう; びょう ほう; へい; はん そ-う; つら-なる; なら-べる; なら-ぶ; よ-る; ともな-う; なみ-; なら-びに 一 8 7 旧字は、会意。立を二つ横にならべて、ならび立つ意を表す。教育用漢字は俗字による。 04e26.svg
蹟 準1 0 あと。物事が行われたあと。「史蹟」 しゃく せき あと- ⻊ 18 11 説明無し 08e5f.svg
脾 1 0 ①五臓の一つ。ひぞう(脾臓)。「肝脾」 ②もも。「脾肉」髀(ヒ) び ひ ひぞう-; もも-; とまる ⺼ 12 8 説明無し 0813e.svg
彬 準1 0 あきらか。ほどよく調和して美しい。そなわるさま。「彬彬」 ひん; ふん ひん; ふん うるわ-しい; あき-らか 彡 11 8 形声。彡と、音符棼(フン)→(ヒン)(林は省略形)とから成る。 05f6c.svg
鶸 1 0 ひわ。アトリ科の小鳥。まひわ。 にゃく じゃく ひわ 鳥 21 10 説明無し 09db8.svg
濃 4 0 ①こい。色・味などがこい。「濃厚」「濃縮」「濃抹」淡 ②こまやか。「濃密」 ③「美濃(みの)の国」の略。「濃州」 にゅう じょう のう こ-い 氵 16 13 形声。水と、音符農(ドウ)→(ヂヨウ)とから成る。つゆが多い、転じて、味が「こい」意を表す。 06fc3.svg
多 9 0 ①おおい。たくさん。「多彩」「多様」「雑多」少・寡 ②ほめる。ありがたく思う。「多謝」参考「多」の省略形が片仮名の「タ」になった。 た た さわ-; おお-い 夕 6 3 会意。夕の字を二つ重ねて、日数が積もり重なる、ひいて「おおい」意を表す。一説に、象形で、二切れの肉を並べた形にかたどり、物が多くある意を表すという。 0591a.svg
檳 1 0 ヤシ科の常緑高木「檳榔(ビンロウ)」に用いられる字。 びん; ひん びんろうし 木 18 14 説明無し 06ab3.svg
磚 1 0 かわら。しきがわら。 せん かわら- 石 16 11 説明無し 078da.svg
附 準2 0 ①つく。つける。「附着」「附録」 ②したがう。つきしたがう。「附随」「附属」 ③わたす。「附与」「交附」参考ほとんど「付」が使われるが、官庁や法律用語で「附」が用いられることがある。 ぶ ふ; ほう つ-ける; つ-く; つ-け 阝 8 5 形声。阜と、音符付(フ)とから成る。小さいおかの意を表す。 09644.svg
医 8 0 ①いやす。病気を治す。「医方」「医療」 ②くすし。病気を治す人。医者。「名医」「軍医」「侍医」 い い くすし-; い-やす 匸 7 5 旧字は、形声。酉と、音符殹(エイ)→(イ)とから成る。病を治す薬酒を使う医者の意を表す。教育用漢字は、もと、別字だが、俗にその省略形として用いていたものによる。 0533b.svg
孒 1 0 ぼうふら。「孑孒(ゲッキョウ)」 く; くつ かち けつ きょう みじか-い; ぼうふら- 子 3 0 説明無し
剛 準2 0 つよい。かたい。かたくてつよい。「剛健」「剛胆」「金剛」柔 こう こう ごう つよ-い; こわい 刂 10 8 会意形声。刀と、网(バウ、マウ)→(カウ)(あみ。岡は変わった形)とから成り、刀であみを断ち切る意を表す。 0525b.svg
妖 2 0 ①あやしい。あやしげな。また、もののけ。「妖怪」「妖気」「妖術」 ②なまめかしい。あでやか。「妖艶(ヨウエン)」「妖姫(ヨウキ)」 ③わざわい。「妖孼(ヨウゲツ)」 よう よう あや-しい; わざわ-い; なま-めく; およずれ- 女 7 4 形声。女と、音符芺(エウ)(夭は省略形)とから成る。 05996.svg
己 5 0 ①おのれ。じぶん。「自己」「克己」 ②つちのと。十干の第六。「己丑(キチュウ)」 参考「己」の二画目までが片仮名の「コ」に、草書体が平仮名の「こ」になった。 こ き おの-; つちのと-; おのれ-; おれ-; おら- 己 3 0 象形。先端を引き出した糸筋の形にかたどり、糸のはし、ひいて、はじめの意を表す。「紀(キ)」の原字。借りて、「おのれ」の意に用い、また、十干(じつかん)の第六位に用いる。 05df1.svg
閂 1 0 かんぬき。門や戸をしめるときの横木。 参考門の横木(一)を表した字。 さん さん かんぬき- 門 9 1 説明無し 09582.svg
矯 準2 0 ①ためる。ただす。まっすぐにする。「矯正」「矯風」 ②いつわる。だます。「矯飾」 ③いさましい。はげしい。「矯激」 きょう きょう た-める; いつわ-る 矢 17 12 形声。矢と、音符喬(ケウ)とから成る。矢を曲げてゆがみを直す意を表す。 077ef.svg
超 3 0 ①こえる。限度をこす。とびこえる。「超越」「超過」 ②かけはなれている。ぬきんでている。「超人」「超然」 ちょう ちょう こ-す; こ-える 走 12 5 形声。走と、音符召(セウ)→(テウ)とから成る。とびこえる、ひいて、すぐれる意を表す。 08d85.svg
層 5 0 ①かさなる。かさねる。いくつもかさなったもの。「層雲」「地層」「電離層」 ②たかどの。かさなっている建物。「層閣」「高層」 ③階級。人々や社会の区分。「階層」「選手層」 ぞう そう こし-; かさ-なる 尸 14 11 旧字は、形声。意符屋(尸は省略形。家屋)と、音符曾(ソウ)とから成る。二階建ての家、ひいて「かさなる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 05c64.svg
遅 4 0 ①おそい。のろい。にぶい。「遅鈍」「巧遅」速 ②おくれる。おくらす。まにあわない。「遅延」「遅刻」 じ ち おそ-い; おく-らす; おく-らせる; おく-れる; ま-つ ⻌ 12 9 旧字は、形声。辵と、音符犀(セイ)→(チ)とから成る。ゆっくり歩く、ひいて「おそい」「おくれる」意を表す。常用漢字は省略形による。 09045.svg
崙 1 0 山の名「崑崙(コンロン)」に用いる字。 りん ろん ろん 山 11 8 説明無し 05d19.svg
洵 1 0 まこと。まことに。 恂(ジュン) じゅん; しゅん しゅん まことに 氵 9 6 形声。水と、音符旬(シユン)とから成る。 06d35.svg
姐 準1 0 ①あね(姉)。また、女子の通称。「小姐」 ②あねご(姐御)。あねさん。ねえさん。 参考「妲(ダツ)」は別字。 しゃ しゃ あね-; ねえ-さん; あねご 女 8 5 説明無し 059d0.svg
宸 1 0 ①のき(軒)。「宸宇」 ②天子のすまい。また、天子に関することがらに添える語。「宸居」「宸襟(シンキン)」 しん のき- 宀 10 7 説明無し 05bb8.svg
蹲 1 0 ①うずくまる。しゃがむ。「蹲踞(ソンキョ)」 ②しりごみする。「蹲循(シュンジュン)」 ③つくばい。茶室の入り口に低く据えてある手水鉢(ちょうずバチ)。 しゅん ぞん そん つくば-う; うずくま-る; つくばい- ⻊ 19 12 説明無し 08e72.svg
鰹 準1 0 ①かつお(堅魚)。サバ科の海魚。「鰹節」 ②(中国で)おおうなぎ。ウナギの一種。 けん けん かつお- 魚 22 11 説明無し 09c39.svg
届 5 0 とどく。とどける。とどけ。「忘れ物が届けられている」 け かい とど-く; とど-ける; とど-け; とどけ- 尸 8 5 旧字は、形声。尸と、音符兿(クワイ)→(カイ)とから成る。きわまる意を表す。また、いたる意に用いる。日本では、特に「とどける」意に用いる。教育用漢字は俗字による。 05c4a.svg
深 8 0 ①底がふかい。「深海」「水深」 ②おくぶかい。「深遠」「深長」 ③はなはだしい。「深刻」 ④ねんごろ。こまやかな。「深交」「深情」 ⑤色がこい。「深紅」 ⑥夜がふける。「深更」 ①~⑥浅 しん しん ふか-い; ふか-める; ふ-ける; ふか-まる 氵 11 8 形声。水と、音符(シム)(罙は変わった形)とから成る。もと、川の名。借りて、水がふかい、ひいて「ふかい」意を表す。 06df1.svg
峭 1 0 ①けわしい。高くけわしい。「峭峻(ショウシュン)」「峭絶」 ②きびしい。はげしい。「峭寒」「峭刻」 しょう しょう きび-しい; けわ-しい 山 10 7 説明無し 05ced.svg
糠 準1 0 ①ぬか。玄米を精白するときに出る粉。 ②ぬかのように細かいもの。「糠雨」 ③そまつな食物。「糟糠(ソウコウ)」 こう こう ぬか- 米 17 11 説明無し 07ce0.svg
闊 1 0 ①ひろい。面積が広い。心が広い。「闊然」「闊達」 ②うとい。まわり遠い。「迂闊(ウカツ)」「疎闊」「離闊」 かち かつ ひろ-い 門 17 9 説明無し 095ca.svg
瑪 1 0 宝石の一種「瑪瑙(メノウ)」に用いられる字。 め ば ま 𤣩 14 10 説明無し 0746a.svg
聴 3 0 ①きく。注意してきく。「聴覚」「聴取」 ②ゆるす。ききいれる。「聴許」 ちょう てい ゆる-す; き-く 耳 17 11 旧字は、形声。耳と、𢛳(とく)(正しい心)と、音符𡈼(テイ)とから成る。聞いて正しくさばく、ひいて「したがう」、「ゆるす」意を表す。常用漢字は省略形による。 08074.svg
狠 1 0 ①かむ。 ②もとる。さからう。ねじける。「狠恣(コンシ)」 ③はなはだ。 がん; こん もとる 犭 9 6 説明無し 072e0.svg
蓄 4 0 たくわえる。たくわえ。「蓄財」「蓄積」 きく; ちく きく; ちく たくわ-える ⺾ 13 10 形声。艸と、音符畜(チク、キク)とから成る。「たくわえる」意を表す。 084c4.svg
鵥 1 1 かけす。カラス科の鳥。他の鳥の鳴き声をよくまねる。参考巣を杯の形に懸けるように作ることから「かけす」の名がある。また、カシの実を好むので「樫鳥(かしどり)」ともいう。 かけす 鳥 18 7 説明無し
孀 1 0 やもめ。夫に先立たれた女性。「孀婦」 そう やもめ 女 20 17 説明無し 05b40.svg
魄 1 0 ①たましい。こころ。「気魄」「魂魄」魂 ②月の光。また、月のかげの部分。「死魄」 ③おちぶれる。「落魄」 ばく たく; ひゃく たく; はく たま-しい; たま- 鬼 15 5 説明無し 09b44.svg
籡 1 1 しんし(伸子)。布の染色や洗い張りのときに用いる両端に針のついた竹製のくし。 しんし ⺮ 22 16 説明無し
慶 準2 0 よろこぶ。いわう。めでたい。よろこび。「慶賀」「慶事」弔 きょう けい よ-い; よろこ-ぶ 心 15 11 会意。心と、鹿(ろく)(しか。は省略形。皮を贈り物とした)と、夊(すい)(あし。夂は変わった形)とから成る。喜び事を祝いに行く意を表す。転じて、たまもの、ひいて「よろこぶ」意に用いる。 06176.svg
曷 1 0 なに。なんぞ。いずくんぞ。どうして。いつ。疑問・反語を表す。「曷若(いかん)」「曷為(なんすれぞ)」 かつ なに; なんぞ; いずくんぞ 曰 9 5 説明無し 066f7.svg
狐 準1 0 きつね。イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物。「狐狸(コリ)」 ご; ぐ こ きつね- 犭 9 6 説明無し 072d0.svg
袰 1 1 ほろ(母衣)。昔、よろいの背につけて矢を防いだり装飾として用いたりした布製の袋状のもの。参考母衣を一つにした国字。 ほろ 衣 11 5 説明無し 088b0.svg
会 9 0 ①あう。であう。「会見」「会談」「会話」 ②あつまる。あつめる。一つに合わせる。あつまり。「会議」「会合」「会社」 ③心にかなう。さとる。「会得(エトク)」「会心」 ④とき。おり。「機会」 ⑤かぞえる。「会計」 け; え かい あつ-める; あ-う; あつ-まる 𠆢 6 4 旧字は、会意。曾(こしき)にふた()をかぶせるさまにより、「あう」、ひいて「あつまる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 04f1a.svg
菜 7 0 ①な。なっぱ。やさい。あおな。「菜園」「山菜」 ②おかず。副食物。「菜料」 さい さい な- ⺾ 11 8 会意形声。艸と、(サイ)(とる)とから成り、食用にするため採集した草、「な」の意を表す。 083dc.svg
沌 準1 0 ①ふさがる。水が流通しない。 ②万物が成立する以前の物のけじめがつかない状態を表す「混沌・渾沌(コントン)」に用いられる字。 どん とん くら-い; おろ-か; ふさ-がる 氵 7 4 形声。水と、音符屯(トン)とから成る。 06c8c.svg
桑 3 0 くわ。クワ科の落葉高木の総称。「桑園」「桑田」 そう そう くわ- 木 10 6 象形。くわの木の形にかたどる。 06851.svg
瀋 1 0 ①しる(汁)。 ②中国の川の名。瀋水。 しん しる- 氵 18 15 説明無し 0700b.svg
鼕 1 0 つづみなどの鳴りひびく音。「鼕鼕」 とう 鼓 18 5 説明無し 09f15.svg
瀆 準1 0 ①みぞ(溝)。どぶ。「溝瀆」 ②けがす。けがれる。よごす。「瀆職」黷(トク) ③あなどる。みくだす。 どく とく みぞ-; けが-れる; けが-す 氵 18 15 説明無し
隰 1 0 ①さわ。低くしめった土地。 ②にいばり。新たに開拓した土地。 じゅう しゅう しつ さわ- 阝 17 14 説明無し 096b0.svg
秕 1 0 ①しいな。殻ばかりで実のない穀物。くずごめ。「秕糠(ヒコウ)」 ②名ばかりで役に立たないこと。わるい。かす。「秕政」 ひ ひ しいな 禾 9 4 説明無し 079d5.svg
鐔 1 0 ①つば。刀のつば。「金」 ②つかがしら。刀の柄の先。 じん しん つば- 釒 20 12 説明無し 09414.svg
瓦 2 0 ①かわら。かわらけ。粘土を一定の形に固めて焼いたもの。「瓦解」「瓦石」「瓦礫(ガレキ)」 ②グラム。重さの単位。参考②から転じて、キログラムは「瓩」、ミリグラムは、「瓱」で表す。「瓩」も「瓱」も国字。また、似たような音訳に用いられているものに「瓦斯(ガス)」がある。 げ が かわら-; グラム- 瓦 5 0 象形。屋根のかわらが組み合わさっている形にかたどり、「かわら」の意を表す。転じて、土器の意に用いる。 074e6.svg
苙 1 0 ①よろいぐさ。セリ科の多年草。 ②おり。家畜を飼育するかこい。 ごう; りゅう きゅう; りゅう よろいぐさ; おり ⺾ 8 5 説明無し 082d9.svg
洛 準1 0 ①中国の川の名。洛水。 ②中国の都、洛陽。転じて、みやこ。日本では京都をいう。「洛北」「上洛」 ③つらなる。続く。 らく らく つら-なる; まとう; みやこ- 氵 9 6 形声。水と、音符各(カク)→(ラク)とから成る。 06d1b.svg
弦 準2 0 ①つる。弓に張る糸。「鳴弦」 ②楽器に張る糸。「弦楽」「管弦」 ③弓を張ったような半円形。弓張り月。「弦月」「上弦」 げん けん つる- 弓 8 5 会意。弓と、𢆯(べき)(=。細い絹いとを張った形で、糸(べき)の古字。玄は変わった形)とから成る。弓に張ったつるの意を表す。 05f26.svg
露 4 0 ①つゆ。水滴。「結露」「夜露」 ②つゆのようにはかないもの。「露命」 ③おおいがない。「露営」「露天」 ④あらわす。さらけ出す。あらわになる。「露出」「暴露(バクロ)」 ⑤「露西亜(ロシア)」の略。「露文」 る ろ ろう あらわ-す; あらわ-れる; つゆ- ⻗ 21 13 形声。雨と、音符路(ロ)とから成る。「つゆ」の意を表す。 09732.svg
凧 準1 1 たこ。空に揚げるたこ。いかのぼり。 いかのぼり-; たこ- 几 5 3 会意。𠘨(風の省略形)と、巾(きん)(布きれ)とから成る。 051e7.svg
肴 準1 0 さかな。火をとおした鳥・魚などの肉。ごちそう。また、酒のさかな。「肴核」 ぎょう こう さかな-; な 肉 8 4 形声。肉と、音符爻(カウ)(は変わった形)とから成る。ごちそうの意を表す。 080b4.svg
綻 2 0 ほころびる。ほころぶ。「破綻」 でん たん ほころ-ばせる; ほころ-びる; ほころ-び; ほころ-ぶ 糹 14 8 形声。糸と、音符定(テイ)→(タン)とから成る。 07dbb.svg
廈 1 0 いえ。大きい家。また、家や門のひさし。 か; さ いえ; ひさし 广 13 10 説明無し 05ec8.svg
罰 4 0 ①ばつ。しおき。こらしめ。「罰金」「罰則」「処罰」 ②ばち。罪のむくい。悪事のむくい。神仏のとがめ。「天罰」「神罰」 ぼち はつ ばつ; ばち ⺲ 14 9 会意。詈(り)(しかる)と、刀(かたな)とから成り、刀でおどしながらしかる、「とがめる」意を表す。 07f70.svg
糟 準1 0 ①かす。さけかす。「糟糠(ソウコウ)」「糟粕(ソウハク)」 ②もろみ。醸造してまだこしていない酒。 そう そう もろみ-; かす- 米 17 11 説明無し 07cdf.svg
晤 1 0 ①あきらか。かしこい。「英晤」 ②あう。むかいあう。「晤言」 ③うちとける。「晤語」 ぐ ご あきらか 日 11 7 説明無し 06664.svg
問 8 0 ①とう。といただす。たずねる。「問題」「諮問」答 ②おとずれる。みまう。「慰問」「弔問」 ③たより。音信。「家問」 参考訓の「とん」は「とい」の転で、「問屋」に用いられる。 もん ぶん とん-; と-う; と-い 口 11 8 形声。口と、音符門(モン)→(ブン)とから成る。口で聞きただす意を表す。 0554f.svg
炮 1 0 ①あぶる。やく。「炮烙(ホウラク)・(ホウロク)」 ②おおづつ。大砲。砲 ひょう; びょう ほう あぶ-る 火 9 5 説明無し 070ae.svg
而 準1 0 ①しかして。しこうして。そして。順接を表す語。 ②しかも。しかるに。しかれども。それでも。逆接を表す語。 ③すなわち。しかるときは。そのときは。 則 ④なんじ。おまえ。 汝(ジョ)・ ③④乃(ダイ) に じ しか-して; しか-るに; なんじ-; しか-れども; すなわ-ち; しか-も; しこう-して 而 6 0 象形。長く垂れたあごひげの形にかたどり、ひげの意を表す。借りて、助字に用いる。 0800c.svg
屍 準1 0 しかばね。かばね。なきがら。死体。「屍諫(シカン)」「死屍」 尸(シ) し し しかばね-; かばね- 尸 9 6 説明無し 05c4d.svg
轗 1 0 車が行きなやむさま。転じて、人の不遇・失意のさま。「轗軻(カンカ)」 かん 車 20 13 説明無し 08f57.svg
毎 9 0 ①ごと。つね。つねに。たびごとに。「毎次」「毎毎」 ②むさぼる。もとめる。 まい ばい つね-; むさぼ-る; ごと- 毋 6 2 旧字は、象形。母が髪かざり()をつけたさまにかたどる。借りて、「つねに」「…ごとに」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06bce.svg
湛 準1 0 タン ①たたえる。水が満ちている。「湛然」「湛湛」 ②あつ(厚)い。ゆたか。 ③ふける。おぼれる。 チン ①しずむ。しずめる。沈②ふか(深)い。 でん; じん; とん たん; ちん たた-える; しず-む 氵 12 9 形声。水と、音符甚(シム)→(タム)とから成る。水を「たたえる」意を表す。 06e5b.svg
椙 準1 1 すぎ。すぎの木。 参考「杉」の通俗体。 すぎ 木 12 8 説明無し 06919.svg
倦 準1 0 ①うむ。あきる。「倦厭(ケンエン)」「倦怠」 ②つかれる。 げん けん つか-れる; う-む 亻 10 8 形声。人と、音符卷(クヱン)とから成る。つかれてうずくまる、ひいて、あきる意を表す。 05026.svg
瀰 1 0 ①みちる。水が満ちあふれるさま。また、はびこる。 ②ひろい。はてしなく広がるさま。「瀰漫」 み; び ながれる; ながれ 氵 20 17 説明無し 07030.svg
恐 4 0 ①おそれる。こわがる。おそろしい。こわい。「恐慌」「恐怖」 ②おそれいる。つつしむ。かしこまる。「恐悦」「恐縮」 ③おどす。「恐喝」 く きょう おそれ; こわ-い; おそ-らく; おそ-れる; おそ-ろしい 心 10 6 形声。心と、音符巩(キヨウ)とから成る。「おそれる」意を表す。 06050.svg
狗 準1 0 いぬ。こいぬ。また、いやしいもののたとえ。「狗肉」「走狗」 く こう いぬ-; えぬ- 犭 8 5 説明無し 072d7.svg
畳 4 0 ①たたむ。かさねる。かさなる。「畳語」「重畳」 ②たたみ。また、たたみを数える語。 じょう ちょう たた-む; かさ-ねる; かさ-なる; たたみ- 田 12 7 旧字は、会意。晶(畾は変わった形。かさなる)と、宐(ぎ)(=宜。冝は宜の省略形。ただしい)とから成る。つみかさねる意を表す。常用漢字は省略形による。 07573.svg
火 10 0 ①ひ。ほのお。「火気」「火炎」「発火」 ②あかり。ともしび。「漁火」「灯火」 ③もえる。やく。「火災」「火事」 ④もえるような激しい感情。「情火」 ⑤いそぐ。さしせまる。「火急」 ⑥五行の一つ。 ⑦七曜の一つ。火曜。 か か こ ひ-; ほ- 火 4 0 象形。燃え上がるほのおの形にかたどり、「ひ」の意を表す。 0706b.svg
皚 1 0 しろい。霜や雪などの白いさま。「皚皚」 がい がい さむ-い; しろ-い 白 15 10 説明無し 0769a.svg
蝶 準1 0 ちょう。ちょうちょう。鱗翅(リンシ)目の一群の昆虫の総称。「胡蝶(コチョウ)」 じょう ちょう かわひらこ- 虫 15 9 形声。虫と、音符枼(エフ)→(テフ)とから成る。 08776.svg
獏 1 0 ①ばく。バク科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。②中国の想像上の動物。人の悪夢を食うという。 みゃく ばく 犭 13 10 説明無し 0734f.svg
楸 1 0 ①ひさぎ。(ア)きささげ。ノウゼンカズラ科の落葉高木。碁盤に適する。 (イ)あかめがしわ。 ②ごばん(碁盤)。「楸局」 しゅ しゅう きささげ-; ひさぎ- 木 13 9 説明無し 06978.svg
蟇 1 0 「蝦蟇(ガマ)(がまがえる・ひきがえる)」に用いられる字。 め ば ま ぶと-; ひきがえる-; がま-; ひき- 虫 16 10 説明無し 087c7.svg
炉 3 0 ①ろ。いろり。ひばち。「炉辺」「暖炉」 ②火を入れて燃やしておくもの。「香炉」「溶鉱炉」 る ろ いろり- 火 8 4 旧字は、形声。火と、音符盧(ロ)とから成る。常用漢字は俗字による。 07089.svg
采 2 0 ①とる。つみとる。えらびとる。「采配」「納采」 採 ②いろどり。あや。もよう。「采色」 彩・綵(サイ) ③すがた。ようす。「風采」 ④領地。知行所。「采地」 ⑤さいころ。 さい さい と-る; いろど-り 釆 8 1 会意。爪と、木(き)とから成る。手(爪)で木から果実などを取り集めるさまにより、「とる」意を表す。「(サイ)」の原字。 091c7.svg
田 10 0 ①た。たはた。耕作地。「田園」「田畑」「水田」 ②特定の物を産出する地域。「塩田」「炭田」「油田」 ③いなか。「田舎」「田紳」「田夫」 ④か(狩)る。かり。「田猟」畋(デン) でん てん た- 田 5 0 象形。あぜ道で区切った耕作地の形にかたどる。田畑の意。 07530.svg
猊 1 0 ①しし(獅子)。 ②仏の座。また、高僧の座。「猊下」 げい 犭 11 8 説明無し 0730a.svg
免 3 0 メン ①ゆるす。「免許」「免罪」 ②まぬかれる。のがれる。「免疫」「免責」 ③やめさせる。「免職」「罷免」 ブン うむ。子を産む。 めん べん ゆる-す; まぬか-れる; ぬ-ぐ; まぬが-れる ⼉ 8 6 旧字は、会意。儿と、人の臀(しり)(・)とにより、母体から生児を取り出す、転じて、ぬけ出る意を表す。「娩(ベン)・㝃(ベン)」の原字。常用漢字は俗字による。 0514d.svg
襪 1 0 たび(足袋)。くつした。「線」 もち ばつ べつ たび; くつした ⻂ 19 14 説明無し 0896a.svg
経 6 0 ①たていと。織物のたて糸。「経緯」 ②たてのすじ。上下または南北を結ぶ線。「経線」 ①②緯 ③へる。たつ。道筋をたどる。「経過」「経験」 ④おさめる。いとなむ。「経営」「経理」 ⑤つね。つねに変わらない。「経常」「経費」 ⑥不変の道理を説いた書物。聖人や仏陀(ブッダ)の教えを記した書物。「経典」「経文」 きょう けい きん はか-る; へ-る; たていと-; た-つ; たて- 糹 11 5 旧字は、形声。糸と、音符巠(ケイ)とから成る。織機のたて糸、ひいて、すじみち、おさめる意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 07d4c.svg
饒 1 0 ①ゆたか。ゆたかにする。おお(多)い。十分にある。ゆとり。「饒舌」「豊饒」 ②あまる。物が十分である。 にょう じょう ゆた-か 𩙿 21 12 説明無し 09952.svg
案 7 0 ①かんがえる。かんがえ。計画。「案出」「考案」「思案」 ②下書き。「案文」「草案」 ③つくえ。おぜん。物をのせる台。「案下」 あん あん つくえ-; かんが-える 木 10 6 形声。木と、音符安(アン)とから成る。「つくえ」の意を表す。借りて「かんがえる」意に用いる。 06848.svg
滔 1 0 ①はびこる。水が広がりあふれる。また、広く大きいさま。「滔天」 ②うごく。うごかす。「滔蕩(トウトウ)」 ③あつまる。あつめる。 とう とう はびこ-る 氵 13 10 説明無し 06ed4.svg
稽 2 0 ①くらべてかんがえる。「稽古」 ②とどまる。とどめる。とどこおる。「稽留」 ③ぬかずく。頭を地につけて敬礼する。「稽首」 け けい かんが-える; とど-める 禾 15 10 形声。禾と、尤(ゆう)(とがめる)と、音符旨(シ)→(ケイ)とから成る。ひきとめる意を表す。転じて、はかる、「かんがえる」意に、また、借りて、頭を地につけて敬礼する意に用いる。 07a3d.svg
呆 準1 0 ①おろか。ぼんやりした。「痴呆」 ②あきれる。あっけにとられる。「呆然」 がい; ほ がい; ほう ぼう; たい ほ-ける; ほう-ける; あき-る; あき-れる; ぼ-ける 口 7 4 説明無し 05446.svg
撥 1 0 ①はねる。はねかえす。はねあげる。かかげる。はじく。「撥音」 ②はらい去る。のぞく。 ③おさ(治)める。「撥乱」 ④ばち。楽器の弦をかき鳴らす器具。 はち はつ ばち ひら-く; かか-げる; は-ねる; はら-う; おさ-める 扌 15 12 説明無し 064a5.svg
煥 1 0 あきらか。かがやく。光り輝くさま。「煥然」「煥発」渙(カン) かん かん あき-らか 火 13 9 説明無し 07165.svg
迸 1 0 ①ほとばしる。勢いよく飛びちる。たばしる。「散」「出」 ②はしる。にげる。 ひょう ほう ほとば-しる; は-しる ⻍ 12 8 説明無し 08ff8.svg
媒 準2 0 なかだち。関係をとりもつ。「媒介」「媒酌」 ぼう まい ばい なかだち-; なこうど- 女 12 9 形声。女(縁組みの意)と、音符某(バイ、ボウ)とから成る。縁組みをなかだちする意を表す。 05a92.svg
褥 1 0 しとね。しきもの。ふとん。「産褥」 蓐(ジョク) のく; にく じょく しとね- ⻂ 15 10 説明無し 08925.svg
鞘 準1 0 ①さや。刀身をおさめる筒。 ②買値と売値の差額。「利鞘」 しょう そう さや- 革 16 7 形声。革と、音符(セウ)→(サウ)とから成る。 09798.svg
叡 準1 0 ①あきらか。さとい。かしこい。「叡才」「叡達」 ②天子・天皇に関する尊敬語。「叡感」「叡旨」「叡覧」 えい かしこ-い 又 16 14 会意。㕡(かく)(・は省略形。深くする)と、目(め)とから成り、よく物事を見通す意を表す。 053e1.svg
薜 1 0 つる草の名。まさきのかずら。かずら。「薜幄(ヘイアク)」 へき ばい; ひゃく はく; へい かたよる; とうき; やま-あさ ⺾ 16 13 説明無し 0859c.svg
待 8 0 ①まつ。まちうける。まちのぞむ。「待機」「待望」「期待」 ②もてなす。あつかう。「待遇」「接待」 だい たい ま-つ; ま-ち; あしら-う 彳 9 6 形声。彳と、音符寺(シ)→(タイ)とから成る。道に立ちどまって「まつ」意を表す。 05f85.svg
褌 1 0 ①ふんどし。まわし。したおび。「緊褌」 ②したばかま。ももひき。 こん こん ふんどし- ⻂ 14 9 説明無し 0890c.svg
蹇 1 0 ①あしなえ。足が自由に動かないこと。なえぐ。「蹇歩」 ②なやむ。苦しむ。「屯蹇(チュンケン)」 ③とどこおる。とどまる。とまる。「蹇滞」 ④かたい。正直なさま。「蹇諤(ケンガク)」 ⑤おごる。おごり高ぶるさま。 ⑥かたくな。すなおにしたがわない。 ⑦まがる。くねくね曲がるさま。 けん; こん けん かか-げる; なやむ; あしなえ-; なえ-ぐ 足 17 10 説明無し 08e47.svg
酉 準1 0 とり。十二支の第一〇。方位では西、時刻では午後六時およびその前後二時間。 参考「とり(鳥)」と区別するために、「日よみ(暦)のとり」とも呼ぶ。 ゆ ゆう とり- 酉 7 0 象形。酒つぼの形にかたどり、酒つぼ、ひいて、酒の意を表す。借りて、十二支の第十位に用いる。 09149.svg
鮭 準1 0 さかな。①さけ。サケ科の海魚。しゃけ。 ②ふぐ(河豚)。魚の名。「鮭肝」 げ; け かい; けい ふぐ-; さけ-; しゃけ- 魚 17 6 説明無し 09bad.svg
裲 1 0 「裲襠(リョウトウ)(うちかけ)」として用いられる字。 ろう りょう うちかけ ⻂ 13 8 説明無し 088f2.svg
胆 3 0 ①きも。内臓の一つ。「胆汁」「胆石」 ②きもったま。度胸。「胆力」「大胆」 ③こころ。きもち。「魂胆」「心胆」 たん たん きも- ⺼ 9 5 (A)形声。肉と、音符旦(タン)とから成る。はだぬぐ意を表す。もと、但(タン)の別体字。一説に、膻(タン)の俗字という。 (B)形声。肉と、音符詹(セム)→(タム)とから成る。「きも」の意を表す。古くから、膽の俗字として胆が用いられていた。常用漢字はこれによる。 080c6.svg
暦 4 0 ①こよみ。また、月日。年数。「暦日」「暦法」「西暦」 ②めぐりあわせ。運命。「暦数」 りゃく れき こよみ- 日 14 10 旧字は、形声。日と、音符厤(レキ)とから成る。「こよみ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 066a6.svg
孥 1 0 ①つまこ(妻子)。「孥戮(ドリク)」 ②こ(子)。こども。 ③しもべ。奴 ぬ; ど つまこ 子 8 5 説明無し 05b65.svg
摘 4 0 ①つむ。つまむ。つみとる。「摘出」 ②選び出す。「摘要」「指摘」 ③あばく。悪事をあばく。「摘発」 ちゃく たく; てき てき あばく; つま-む; ひろ-う; つ-む; と-る 扌 14 11 形声。手と、音符啇(テキ)→(タク)とから成る。つまみとる意を表す。 06458.svg
蛤 準1 0 はまぐり。マルスダレガイ科の二枚貝。「蛤柱」 こう こう か はまぐり- 虫 12 6 説明無し 086e4.svg
太 9 0 ①おおきい。「太洋」「太陽」大 ②ふとい。ふとる。「筆太」 ③はなはだしい。非常に。「太古」「太平」 ④おおもと。はじめ。おこり。「太初」「太祖」 ⑤最も尊い。最上位の。「太子」参考「太」の草書体が平仮名の「た」になった。 たい たい た; だ; だい ふと-い; ふと; ふと-む; ふと-やか; ふと-る 大 4 1 指事。大に、重複の記号の(丶は省略した形)をそえて、大きい意を強調する。 0592a.svg
凌 準1 0 ①しのぐ。こえる。「凌雲」「凌駕(リョウガ)」陵 ②おかす。あなどる。「凌辱」 りょう しの-ぐ 冫 10 8 形声。冫と、音符(リヨウ)とから成る。 051cc.svg
神 8 0 ①かみ。「神社」「鬼神」 ②人間の知恵でははかり知ることのできない不思議なはたらき。「神技」「神秘」 ③こころ。たましい。「神経」「精神」 ④「神戸」の略。「阪神」 じん しん かん-; こう-; かみ- 礻 9 5 会意形声。示と、申(シン)(いなびかり)とから成り、空中をただよう「かみ」、ひいて、人間わざを超えたはたらきの意を表す。 0795e.svg
洪 準2 0 ①おおみず。「洪水」 ②おおきい。すぐれた。「洪恩」「洪基」 ③「洪牙利(ハンガリー)」の略。 ぐ こう おおみず- 氵 9 6 形声。水と、音符共(キヨウ)→(コウ)とから成る。大きな流れ、「おおみず」、転じて、おおきい意を表す。 06d2a.svg
樒 1 0 ①しきみ。モクレン科の常緑小高木。梻(しきみ) ②じんこう。ジンチョウゲ科の常緑高木。 みつ しきみ; じんこう 木 15 11 説明無し 06a12.svg
渠 準1 0 ①みぞ。ほりわり。「溝渠」 ②おおきい。広い。 ③かしら。「渠魁(キョカイ)」「渠帥」 ④かれ。三人称の代名詞。 ⑤なんぞ。疑問・反語を示す助字。 きょ なん-ぞ; かれ-; みぞ- 氵 12 9 説明無し 06e20.svg
鮫 準1 0 ①さめ。サメ目の海魚の総称。「鮫函(コウカン)」 ②みずち。竜に似た想像上の動物。蛟(コウ) きょう こう みずち-; さめ- 魚 17 6 説明無し 09bab.svg
轎 1 0 ①かご。肩にかついでいくかご。やまかご。「轎子」「轎夫」 ②くるま。小さい車。 きょう やまかご; かご 車 19 12 説明無し 08f4e.svg
醬 準1 0 ①ひしお。なめみその一種。麦・米・豆などに塩をまぜて発酵させたもの。「醬油」 ②しおから。ししびしお。肉を塩・酒・麴(こうじ)などにつけた食品。 そう しょう ひしお- 酉 18 11 形声。酉と、音符將(シヤウ)とから成る。
濛 1 0 ①こさめ。きりさめ。「濛雨」 ②くらい。うすぐらい。「濛濛」蒙(モウ) む ぼう もう くら-い; こさめ-; うすぐら-い 氵 16 13 説明無し 06fdb.svg
込 4 1 ①こむ。こもる。混雑する。 ②こめる。なかに入れる。つめる。 こ-む; こ-める; こ-み ⻌ 5 2 会意。辵と、入(はいる)とから成り、いりこむ意を表す。 08fbc.svg
唳 1 0 なく。ガン(雁)やツル(鶴)の鳴く声。「鶴(カクレイ)」 らい れい な-く 口 11 8 説明無し 05533.svg
檣 1 0 ほばしら(帆柱)。「檣頭」「檣楼」 艢(ショウ) ぞう しょう ほばしら- 木 17 13 説明無し 06aa3.svg
蔣 準1 0 ①まこも(菰)。イネ科の多年草。 ②中国、周代の国名。 そう; しょう まこも-; はげます ⺾ 14 11 形声。艸と、音符將(シヤウ)とから成る。 08523.svg
点 9 0 ①ほし。ぽち。小さなしるし。「点在」「点点」 ②文の区切りなどを示す符号。「句点」「読点」 ③漢字の字画の一つ。「点画」 ④特定の場所・位置を示す。「起点」「原点」 ⑤ある部分・事柄を示す。「欠点」「弱点」 ⑥評価の結果を示す数値。「得点」「評点」 ⑦そそぐ。つぐ。「点眼」「点滴」 ⑧しるす。加える。「点描」「点鬼簿」 ⑨火をつける。ともす。とぼる。「点火」「点灯」 ⑩しらべる。「点検」「点呼」 ⑪物を数えるときに添える語。「三点セット」 てん てん さ-す; つ-ける; ぼち; とぼ-す; ちょぼ-; た-てる; とも-す 灬 9 5 旧字は、形声。黑と、音符占(セム)→(テム)とから成る。小さく黒いほし、ひいて、しるしをつける、しらべるなどの意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 070b9.svg
温 8 0 ①あたたかい。あたためる。あたたまる。ぬくもり。「温床」「温暖」「保温」冷 ②おだやか。やさしい。「温厚」「温順」「温和」 ③たずねる。ならう。「温故」「温習」 ④つつむ。つつみこむ。 おん おん うん ぬる-い; ぬく-もる; あたた-かい; あたた-か; あたた-まる; ぬく-い; あたた-める; ぬく-める; ぬく-まる; ぬく-もり 氵 12 9 旧字は、形声。水と、音符𥁕(ヲン)とから成る。もと、川の名。借りて「あたたかい」意に用いる。教育用漢字は俗字による。 06e29.svg
獰 1 0 わるい。にくにくしい。「獰猛」 にょう のう どう わるい 犭 17 14 説明無し 07370.svg
宰 準2 0 ①つかさどる。仕事をとりしきる。「主宰」「宰領」 ②つかさ。とりしきる人。「宰相」「家宰」 さい さい つかさど-る; つかさ-; みこともち- 宀 10 7 会意。宀と、辠(ざい)(=罪。つみ。辛は省略形)とから成る。罪に対する刑罰として、宮殿内の労役に当てられる奴隷の意を表す。ひいて、きりもりする意に用いる。 05bb0.svg
箙 1 0 えびら。やなぐい。矢を入れて背負う道具。 ぶく ふく えびら- ⺮ 14 8 説明無し 07b99.svg
堕 準2 0 ①おちる。くずれおちる。おとす。「堕胎」「堕落」 ②おこたる。なまける。「怠堕(タイダ)」惰 ③こぼつ。建物などをこわす。 だ た くずす; くずれる; お-ちる 土 12 9 旧字は、形声。土と、音符隋(タ、ダ)とから成る。「くずれる」「くずす」意を表す。常用漢字は省略形による。 05815.svg
盈 準1 0 ①みちる。みたす。あふれる。「盈盈」「盈満」虚・虧(キ) ②あまる。「盈余」(エイ) よう えい みつ; みちる; みたす 皿 9 4 説明無し 076c8.svg
粁 準1 1 キロメートル。長さの単位。一〇〇〇(メートル)。参考「千メートル(米)」の意を表す字。 キロメートル 米 9 3 説明無し 07c81.svg
困 5 0 こまる。くるしむ。きわまる。「困難」「貧困」参考木がかこい(囗)の中でのびなやんでいるようすを表す字。 こん こん くる-しむ; こま-る 囗 7 4 会意。囗と、木(き)とから成る。材木を束ねてしばる意を表す。借りて「くるしむ」意に用いる。 056f0.svg
妾 準1 0 ①側室。めかけ。「妾宅」「妾婦」 ②こしもと。めしつかい。「妾侍」 ③わらわ。女性がへりくだっていう自称。わたくし。 しょう しょう わらわ-; めかけ- 女 8 5 説明無し 059be.svg
般 4 0 ①物事の種類。たぐい。「諸般」「全般」 ②めぐる。めぐらす。「般旋」 ③梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「般若(ハンニャ)」 へん; ばん はん はつ 舟 10 4 会意。舟と、殳(しゆ)(たたく)とから成る。舟べりを棒でたたいて、舟をめぐらせる意。ひいて「めぐる」意に用いる。 0822c.svg
阯 1 0 ①もとい。もと。土台。「基阯」②あと。残っているあと。「城阯」③ふもと。山すそ。 し し あと- 阝 7 4 説明無し 0962f.svg
隘 1 0 アイ ①せまい。土地にゆとりがない。度量が小さい。「隘路」「狭隘」 ②けわしい。「険隘」 ③いやしい。 ヤク ふさぐ。ふさがる。さまたげる。 やく; え あく; あい せま-い 阝 13 10 説明無し 09698.svg
鮠 1 0 はや。はえ。コイ科の淡水魚。 がい はえ-; はや- 魚 17 6 説明無し 09ba0.svg
惆 1 0 うらむ。いたむ。悲しみなげく。失望しているさま。「惆悵(チュウチョウ)」 ちゅう ちゅう うら-む 忄 11 8 説明無し 060c6.svg
掟 1 0 おきて。きまり。さだめ。 じょう てい おきて- 扌 11 8 説明無し 0639f.svg
遒 1 0 ①せまる。近づく。 ②つよい。ちからづよい。りっぱである。「遒逸」「遒麗」 しゅう つよい; せまる ⻍ 13 9 説明無し 09052.svg
緩 3 0 ゆるい。ゆるやか。ゆるむ。ゆるめる。「緩急」「緩慢」「弛緩(シカン)」 がん かん ゆる-む; ゆっくり; ゆる-やか; ゆる-い; ゆる-める 糹 15 9 形声。糸と、音符爰(クワン)とから成る。ゆったりとしたさまの意を表す。 07de9.svg
符 3 0 ①わりふ。あいふだ。証書のかきつけ。証拠となるふだ。「符合」「切符」 ②しるし。記号。「符丁」「音符」 ③神仏の守りふだ。「護符」 ぶ ふ わりふ- ⺮ 11 5 形声。竹と、音符付(フ)とから成る。両片を合わせて証拠とする「わりふ」の意を表す。 07b26.svg
擱 1 0 おく。さしおく。やめる。「擱筆」 かく かく お-く 扌 17 14 説明無し 064f1.svg
赦 3 0 ゆるす。罪や過ちをゆるす。「赦免」「容赦」 しゃ しゃ ゆる-す 赤 11 4 形声。攴と、音符赤(セキ)→(シヤ)とから成る。罪をすておく、「ゆるす」意を表す。 08d66.svg
蠱 1 0 ①穀物につく虫。 ②まじない。みこ。「巫蠱(フコ)」 ③そこなう。「蠱毒」 ④まどわす。みだす。「蠱惑」 こ; や まどわす; そこなう; こびる 虫 23 17 説明無し 08831.svg
穽 1 0 おとしあな。「陥穽」 せい おとしあな 穴 9 4 説明無し 07a7d.svg
寂 4 0 ①さびしい。さびれる。しずか。ひっそりしている。「寂莫(セキバク)」「静寂」 ②仏教で、人が死ぬこと。「寂滅」「入寂」 ③さび。古びて枯れた趣。 じゃく せき さび-しい; さび-れる; さび- 宀 11 8 形声。宀と、音符叔(シユク)→(セキ)とから成る。ひっそりしている、「さびしい」意を表す。 05bc2.svg
企 3 0 ①くわだてる。事を始める。「企画」「企図」「発企」 ②あこがれる。待ち望む。「企及」「企望」跂(キ) き き くわだ-てる; たくら-む 𠆢 6 4 会意。人と、止(あしあと)とから成る。人がかかとを上げていることから、つま立ちして遠く望む、ひいて「くわだてる」意を表す。 04f01.svg
鴨 準1 0 かも・あひるの総称。カモ科の水鳥。「鴨脚」「鴨黄」参考かもを「野鴨」、あひるを「家鴨」と呼んで区別する。 よう おう かも-; あひる- 鳥 16 5 形声。鳥と、音符甲(カフ)→(アフ)とから成る。 09d28.svg
旆 1 0 はた。大将のはた。「旆旌(ハイセイ)」 はい はた 方 10 6 説明無し 065c6.svg
奘 1 0 おおきい。さかん。 壮 ぞう そう じょう さか-ん 大 10 7 説明無し 05958.svg
訊 準1 0 ①たずねる。とう。きく。「訊問」 ②おとずれる。また、たより。「音訊」 信 しん; じん; しゅん たず-ねる; き-く; と-う 訁 10 3 形声。言と、音符卂(シン)とから成る。「とう」意を表す。 08a0a.svg
魁 準1 0 ①かしら。おさ。さきがけ。「魁首」「巨魁」 ②大きい。すぐれる。「魁偉」「大魁」傀(カイ)・瑰(カイ) ③北斗七星のひしゃくの頭部をなす四つの星。また、その第一星。「魁星」「斗魁」 け かい かしら-; さきがけ- 鬼 14 4 形声。斗と、音符鬼(クヰ)→(クワイ)とから成る。 09b41.svg
誣 1 0 しいる。あざむく。そしる。ありもしないことを事実のように言う。「誣言」「誣告」 む ぶ ふ しいる; あざむ-く 訁 14 7 説明無し 08aa3.svg
懊 1 0 ①なやむ。もだえる。「懊悩」 ②うらむ。「懊恨」 おう なやむ 忄 16 13 説明無し 061ca.svg
閾 1 0 ①しきい。しきみ。出入り口の境界の横木。「門閾」 ②かぎる。くぎる。「閾下」「識閾」 きょく いき よく しきい- 門 16 8 説明無し 095be.svg
視 5 0 ①みる。目で見る。じっと見る。「視力」「凝視」 ②みなす。…とみる。思う。「軽視」「敵視」「重視」 じ し なぞら-える; み-る 見 11 4 形声。見と、音符示(シ)とから成る。じっと見る意を表す。 08996.svg
燬 1 0 ①ひ。はげしい火。 ②やく。やける。やきつくす。「燬然」 き き や-く 火 17 13 説明無し 071ec.svg
俟 1 0 まつ。待ち受ける。あてにする。 竢(シ) じ し ま-つ 亻 9 7 説明無し 04fdf.svg
硼 1 0 非金属元素の一つ。「酸」「素」 ひょう ほう 石 13 8 説明無し 0787c.svg
麑 1 0 かのこ。シカの子。「麑裘(ゲイキュウ)」 げい; べい かのこ 鹿 19 8 説明無し 09e91.svg
締 3 0 ①しめる。しまる。しめくくる。「結締」 ②むすぶ。とりきめる。「締結」「締約」 だい てい し-まる; むす-ぶ; し-める 糹 15 9 形声。糸と、音符帝(テイ)とから成る。糸でかたく結びつける意を表す。 07de0.svg
笛 8 0 ふえ。吹いて鳴らす楽器。「笛声」 じゃく てき ちゃく ふえ- ⺮ 11 5 形声。竹と、音符由(イウ)→(テキ)とから成る。竹で作った「ふえ」の意を表す。 07b1b.svg
杜 準1 0 ①やまなし。バラ科の落葉小高木。 ②ふさぐ。とじる。「杜絶」 ③もり。神社の森。 ず と ふさ-ぐ; やまなし-; もり- 木 7 3 形声。木と、音符土(ト)とから成る。 0675c.svg
微 4 0 ①かすか。わずか。ほのか。「微笑」「微風」 ②小さい。細かい。弱い。「微細」「微小」 ③ひそか。ひそかに。「微行」 ④おとろえる。なくなる。「衰微」 ⑤いやしい。とるに足りない。「微賤(ビセン)」 ⑥自分のことをへりくだって用いる語。「微意」「微力」 み び ちい-さい; わずか; かす-か 彳 13 10 形声。彳と、音符𣁋(ビ)とから成る。こっそり歩く、ひいて、「かすか」の意を表す。 05fae.svg
挘 1 1 むしる。むしりとる。「隠元豆を挘る」参考手()で、力ずくで少なくすることを表す国字。 むしる; むしりとる 扌 9 6 説明無し
杞 1 0 ①くこ。ナス科の落葉低木。 ②おうち。センダン科の落葉高木。「杞梓(キシ)」 ③かわやなぎ。こりやなぎ。ヤナギ科の落葉低木。「杞柳」 ④中国、周代の国の名。「杞憂」 こ き ふご; すき; もっこ 木 7 3 説明無し 0675e.svg
壑 1 0 たに。みぞ。「壑谷」 かく かく がく あな-; たに-; みぞ- 土 17 14 説明無し 058d1.svg
瑩 1 0 ①あきらか。あざやか。つややか。玉の美しい色。「瑩潤」「瑩沢」 ②みがく。「瑩磨」 えい しぼむ; みがく; あきらか 玉 15 10 説明無し 07469.svg
誚 1 0 せ(責)める。しかる。また、そしる。「誚譲」 しょう せめる 訁 14 7 説明無し 08a9a.svg
戸 9 0 ①と。とびら。出入り口。とぐち。「門戸」 ②家。部屋。「戸主」 ③酒を飲む量を表す語。「下戸」 ご; ぐ こ と-; へ- 戸 4 0 象形。門の片一方のとびらの形にかたどり、「と」、ひいて、戸口・小屋の意を表す。 06238.svg
槙 準1 0 ①まき。マキ科の常緑高木。 ②こずえ。 てん; しん てん; しん こずえ; まき- 木 14 10 形声。木と、音符眞(シン)→(テン)とから成る。 069d9.svg
燗 1 0 ①に(煮)る。くずれるほどにこむ。 ②かん。酒をほどよくあたためること。「燗酒」 らん らん かん かん-する 火 16 12 説明無し 071d7.svg
蜥 1 0 トカゲ科の爬虫(ハチュウ)類「蜥蜴(セキエキ)(とかげ)」に用いる字。 しゃく せき とかげ- 虫 14 8 説明無し 08725.svg
濬 1 0 ①さらう。水底の土砂などをさらう。 ②ふかい。奥深い。「濬池」「濬哲」 ①②浚(シュン) しゅん しゅん さら-う 氵 17 14 説明無し 06fec.svg
蛮 3 0 ①えびす。中国南方の未開種族。また、文明の開けていない土地に住む民族。「蛮族」「南蛮」 ②あらあらしい。乱暴な。「蛮行」「蛮勇」 めん ばん えびす- 虫 12 6 旧字は、形声。虫と、音符䜌(ラン)→(バン)とから成る。中国南方に住む種族の意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 086ee.svg
便 7 0 ①たより。手紙。「便箋」「郵便」 ②都合がよい。やりやすい。また、ついで。てだて。「便船」「便乗」「便利」 ③くつろぐ。やすらぐ。「便衣」「便殿」 ④大小の排泄(ハイセツ)物。いばり。「便所」「便通」 ⑤口がうまい。へつらう。「便巧」「便佞(ベンネイ)」 ⑥すなわち。接続の助字。 べん へん びん たよ-り; すなわ-ち 亻 9 7 会意。人と、㪅(こう)(=更。あらためる)とから成る。不都合を改めることから、都合よい意を表す。 04fbf.svg
苟 1 0 ①いやしくも。仮定の助字。 ②かりそめ。まにあわせ。「苟安」 ③まことに。ほんとうに。 く こう いやしく-も ⺾ 8 5 説明無し 082df.svg
鵝 1 0 がちょう。カモ科の水鳥。「鵝黄」「鵝毛」参考ガーガー(我)と鳴く鳥の意からできた字。 が が 鳥 18 7 説明無し 09d5d.svg
細 9 0 ①ほそい。「細筆」「細流」 ②こまかい。小さい。「細菌」「微細」 巨・大 ③くわしい。「細密」「詳細」 ④とるに足りない。いやしい。「細事」「細民」 さい せい ほそ-る; ささ-やか; こま-かい; ほそ-い; くわ-しい; こま-か 糹 11 5 形声。糸と、音符囟(シン、シ)→(サイ)(田は誤り変わった形)とから成る。ほそい糸、ひいて「ほそい」「こまかい」意を表す。 07d30.svg
街 7 0 まち。まちすじ。まちなか。ちまた。「街巷(ガイコウ)」「街路」「街道」 け かい がい まち- 行 12 6 形声。行と、音符圭(クヱイ)→(カイ)とから成る。道路が交差している十字路の意を表す。ひいて、大通り、まちなかの意に用いる。 08857.svg
櫪 1 0 ①くぬぎ。ブナ科の落葉高木。櫟(レキ) ②かいばおけ。また、うまや。「櫪馬」 れき かいばおけ; くぬぎ 木 20 16 説明無し 06aea.svg
粱 1 0 ①あわ。おおあわ。アワ(粟)の大粒のもの。イネ科の一年草の穀物。②上等な米。良質の穀物。「高粱」 りょう あわ- 米 13 7 説明無し 07cb1.svg
戍 1 0 ①まもる。武器を持って国境をまもる。また、まもる兵。「戍衛」「戍卒」 ②たむろ(屯)。守備兵の陣営。 参考「戌(ジュツ)」は別字。 じゅ; しゅ まも-る 戈 6 2 説明無し 0620d.svg
伉 1 0 ①あいて。たぐい。つれあい。「伉儷(コウレイ)」 ②ならぶ。匹敵する。「伉礼」 ③おごる。たかぶる。 ④つよい。「伉健」 こう たぐい-; なら-ぶ 亻 6 4 説明無し 04f09.svg
洞 準2 0 ①ほら。ほらあな。うろ。「洞窟(ドウクツ)」「空洞」 ②つらぬく。見とおす。「洞察」 ③ふかい。おくぶかい。 ④うつろ。むなしい。 ずう とう どう ほがらか; みぬく; うつろ-; うつ-ろ; ふかい; ほら- 氵 9 6 形声。水と、音符同(トウ)とから成る。ほらあなの意を表す。ひいて、つきとおす、転じて、「うつろ」の意に用いる。 06d1e.svg
部 8 0 ①わける。また、分けたものの一つ一つ。「部品」「部分」「一部」 ②すべる。統率する。 ③組織上の区分。くみ。「部署」「部員」「本部」 ④集落。むれ。「部族」 ⑤つかさ。役所。「工部」 ⑥新聞や書物などの分量や冊数。「部数」「大部」参考「部」の草書体の旁(つくり)が片仮名の「ヘ」、平仮名の「へ」になった。 ぶ ほ; ほう ふ べ-; わ-ける; す-べる; つかさ-; へ- 阝 11 8 形声。邑と、音符咅(ホウ)→(ホ)とから成る。もと、地名を表した。借りて「わける」意に用いる。 090e8.svg
醬 準1 0 ①ひしお。なめみその一種。麦・米・豆などに塩をまぜて発酵させたもの。「醬油」 ②しおから。ししびしお。肉を塩・酒・麴(こうじ)などにつけた食品。 そう しょう ひしお- 酉 18 11 形声。酉と、音符將(シヤウ)とから成る。
鰓 1 0 えら。あぎと。魚などの呼吸器官。 顋(サイ) し; さい し; さい えら- 魚 20 9 説明無し 09c13.svg
滞 3 0 ①とどこおる。はかどらない。「滞貨」「滞納」 ②とどまる。「滞空」「滞在」 だい てい たい とどこお-る 氵 13 10 旧字は、形声。水と、音符帶(タイ)→(テイ)とから成る。水がたまったまま流れない意を表す。常用漢字は省略形による。 06ede.svg
愉 準2 0 たのしい。たのしむ。よろこぶ。「愉快」「愉悦」 ゆ ゆ ゆう; たの-しい; たの-しむ 忄 12 9 形声。心と、音符兪(ユ)とから成る。「たのしむ」意を表す。 06109.svg
糒 1 0 ①ほしいい。かれいい。かれい。米を蒸して乾燥させた保存食。 ②かて(糧)。「糧糒」 び ひ ほしいい 米 16 10 説明無し 07cd2.svg
簽 1 0 ①ふだ。はりふだ。見出しなどを書いてつけるふだ。また、標題。「題簽」 籤(セン) ②しるす。署名する。「簽書」 せん せん かご- ⺮ 19 13 説明無し 07c3d.svg
漆 準2 0 ①うるし。ウルシ科の落葉高木。 ②ウルシからとった塗料。「漆器」「漆工」 ③くろい。うるしのように黒い。「漆黒」 しち しつ うるし- 氵 14 11 古字は、会意で、木(き。は変わった形)と水(みず)とから成り、「うるし」の意を表し、「漆(シツ)」の原字。漆は、形声で、水と音符桼(シツ)とから成り、もと、川の名を表したが、のち、桼に代えて、「うるし」の意に用いる。 06f06.svg
業 8 0 ①わざ。(ア)しごと。つとめ。生活のてだて。なりわい。「業務」「職業」(イ)学問。技芸。「学業」「修業」 ②しわざ。行い。「悪業」 ③ごう。仏教で、報いのもととなるすべての行い。「業果」「宿業」 ごう ぎょう わざ-; なり- 木 13 9 象形。かざりを付けた、楽器を掛けるための大きな台の形にかたどる。ひいて、文字を書く板、転じて、学びのわざ、仕事の意に用いる。 0696d.svg
厚 6 0 ①あつい。てあつい。あつみがある。「厚意」「重厚」薄 ②あつくする。ゆたかにする。「厚生」 ③あつかましい。「厚顔」 ぐ こう あつ-い; あか; あつ 厂 9 7 会意形声。厂と、㫗(コウ)(あつい)とから成り、かたくあつい岩、ひいて「あつい」意を表す。 0539a.svg
龠 1 0 ふえ。たけぶえ。中国の楽器の一種。 やく やく ふえ- 龠 17 0 説明無し 09fa0.svg
岔 1 0 山の分かれる所。また、道の分かれる所。 参考「山の分かれ」の意を表す字。 ふん; た; さ くいちがう; まちがう 山 7 4 説明無し 05c94.svg
蛉 1 0 「蜻蛉(セイレイ)(とんぼ)」「螟蛉(メイレイ)(あおむし)」に用いられる字。 りょう れい りん 虫 11 5 説明無し 086c9.svg
莉 1 0 モクセイ科の常緑小低木「茉莉(マツリ)」に用いられる字。 らい れい り ⺾ 10 7 形声。艸と、音符利(リ)→(レイ)とから成る。 08389.svg
飯 7 0 ①めし。いい。ごはん。「飯米」「炊飯」 ②食事。また、養う。「飯台」「飯店」 ぼん- はん- めし-; いい-; まま-; く-らわす; く-らう; まんま- 飠 12 4 形声。と、音符反(ハン)とから成る。たべる、ひいて、「めし」の意を表す。 098ef.svg
劫 準1 0 ①おびやかす。おどす。かすめる。「劫奪」「劫盗」「劫掠」 ②梵語(ボンゴ)の「劫波」の略。きわめて長い時間。「永劫」 こう きょう ごう おびや-かす 力 7 5 会意形声。力と、去(キヨ)→(ケフ)(さる)とから成り、人が去るのを力ずくで止めることから、「おびやかす」の意を表す。 052ab.svg
熊 7 0 くま。クマ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。「熊掌」「熊胆」「熊羆(ユウヒ)」 う ゆう くま- 灬 14 10 形声。意符能(くま)と、音符炎(エム)→(イウ)(灬は省略形)とから成る。「くま」の意を表す。 0718a.svg
之 準1 0 ①ゆく。いたる。 ②これ。この。指示・強意の助字。 ③の。主格や修飾の関係を表す助字。 参考「之」の草書体の変形が片仮名の「シ」に、草書体が平仮名の「し」になった。 し し の-; これ-; ゆ-く 丿 3 2 象形。足あとの形にかたどり、「ゆく」意を表す。借りて「これ」「の」の意の助字に用いる。 04e4b.svg
岡 7 0 ①おか。小高い土地。「岡阜(コウフ)」「岡陵」 ②そば。かたわら。「岡目」 こう こう おか- 山 8 5 形声。山と、音符网(バウ)→(カウ)(𦉰は変わった形)とから成る。小高い所、ひいて「おか」の意を表す。 05ca1.svg
挿 準2 0 さす。さしこむ。さしはさむ。「挿入」「挿話」 しょう そう さしはさ-む; さ-す; はさ-む 扌 10 7 旧字は、会意形声。手と、臿(セフ、サフ)(うすづく、さしこむ)とから成り、さしこむ意を表す。常用漢字は俗字の省略形による。 0633f.svg
啼 1 0 ①なく。鳥や獣などが鳴く。「啼鳥」 ②人が涙を流して泣く。「啼泣」「啼哭(テイコク)」 だい てい な-く 口 12 9 説明無し 0557c.svg
鬮 1 0 ①とる。たたかいとる。 ②くじ(籤)。おみくじ。 く きゅう くじ- 鬥 26 16 説明無し 09b2e.svg
遡 2 0 ①さかのぼる。流れにさからってのぼる。「遡及」「遡源」「遡航」 ②む(向)かう。さからう。 す そ さかのぼ-る ⻍ 14 10 本字は、形声。意符水と、音符㡿(セキ)→(ソ)とから成る。「さかのぼる」意を表す。常用漢字は、辵と、音符朔(サク)→(ソ)とから成る別体字による。 09061.svg
轢 1 0 ①きしる。きしむ。すれあう。「軋轢(アツレキ)」 ②ひく。車でひく。ふみにじる。「轢死」 りゃく れき きし-る; ひ-く 車 22 15 説明無し 08f62.svg
秋 9 0 ①四季の一つ。あき。「秋雨」「秋霜」「仲秋」 春 ②とし。としつき。「千秋」 ③とき。大切なとき。 しゅ しゅう あき-; とき- 禾 9 4 形声。禾と、音符(セウ)→(シウ)(龜・火は省略形)とから成る。いねの実りを集める、ひいて、その時期「あき」の意を表す。 079cb.svg
破 6 0 ①やぶる。やぶれる。こわす。こわれる。「破壊」「破局」 ②道にはずれる。きまりからはずれる。「破戒」「破格」 ③まかす。打ち負かす。「撃破」「論破」 ④やり抜く。しとげる。「読破」「走破」 ⑤雅楽・謡曲などの構成部分の一つ。「序破急」 は は やぶ-る; やぶ-れる 石 10 5 形声。石と、音符皮(ヒ)→(ハ)とから成る。石が裂けくだける、ひいて、くだきやぶる意を表す。 07834.svg
麝 1 0 じゃこうじか。シカ科の哺乳(ホニュウ)動物。じゃこう(麝香)。「麝煤(ジャバイ)」 じゃく; じゃ しゃ; せき 鹿 21 10 説明無し 09e9d.svg
祓 1 0 はらう。はらい清める。はらい。「祓除」 はい; ふつ はら-う 示 10 5 説明無し 07953.svg
懌 1 0 よろこぶ。よろこばせる。たのしむ。「欣懌(キンエキ)」 やく えき よろこ-ぶ 忄 16 13 説明無し 061cc.svg
葷 1 0 ①においの強い野菜。ニンニク・ニラ・ラッキョウなど。また、からい野菜。「葷菜」「葷酒」 ②くさい。 ③なまぐさ。なまぐさい肉料理など。 ぐん; くん なまぐさ ⺾ 12 9 説明無し 08477.svg
輸 6 0 ①おくる。うつす。はこぶ。「輸送」「運輸」 ②いたす。つくす。 ③まける。やぶれる。「輸(ユエイ)・(シュエイ)」(エイ) す しゅ ゆ いた-す; おく-る; ま-ける; うつ-す 車 16 9 旧字は、形声。車と、音符兪(ユ)→(シユ)とから成る。車で物を運ぶ意を表す。教育用漢字は俗字による。 08f38.svg
嘆 4 0 ①なげく。かなしむ。「嘆願」「嘆息」「悲嘆」 ②たたえる。ほめる。感心する。「嘆賞」「感嘆」 たん たん なげ-かう; なげ-かわしい; なげ-く 口 13 10 形声。口と、音符歎(タン)(・は省略形)とから成る。気落ちしてため息をつく意を表す。 05606.svg
晏 1 0 ①おそい。「晏駕(アンガ)」「晏起」 ②やすらか。おだやか。「晏如」 えん; あん あん おそ-い 日 10 6 形声。日と、音符安(アン)とから成る。 0664f.svg
斧 準1 0 ①おの。まさかり。「斧斤」「石斧」 ②切る。おので切る。 ふ ふ おの- 斤 8 4 会意形声。斤と、父(フ)(武器を持ち、一族を取りしまる者)とから成る。大きな「おの」の意を表す。 065a7.svg
芟 1 0 かる。草をかる。また、取り除く。「芟除」「芟正」 せん さん か-る; かま ⺾ 7 4 説明無し 0829f.svg
找 1 0 カ さおさす。舟をこぐ。 ソウ たずねる。たずねさがす。 そう げ か さおさ-す; たず-ねる 扌 7 4 説明無し 0627e.svg
瘋 1 0 ①ずつう(頭痛)。 ②精神病。狂人。「瘋癲(フウテン)」 ふう ほう きちがい 疒 14 9 説明無し 0760b.svg
庵 準1 0 ①いおり。草ぶきの小屋。茶室などの小さな家。「庵室」「草庵」 ②文人の雅号や屋号などに添える語。「芭蕉(ばしょう)庵」 ①②菴(アン) おん あん いお-る; いおり-; いお- 广 11 8 形声。广と、音符奄(エム)→(アム)とから成る。草ぶきの「いおり」の意を表す。 05eb5.svg
服 8 0 ①きもの。着るもの。「服飾」「衣服」 ②き(着)る。身につける。また、自分のものにする。「佩服(ハイフク)」「着服」 ③したがう。(ア)つきしたがう。受け入れる。くだる。「服従」「敬服」伏 (イ)つとめに従事する。「服役」「服務」 ④喪にこもる。「服喪」 ⑤のむ。薬や茶を飲む。また、その回数を数える語。「服用」「内服」 ぶ; ぶく ふく; ふう ふく まつろ-う; まつら-う 月 8 4 形声。意符舟(=。月は誤り変わった形)と、音符𠬝(フク)とから成る。もと、舟の両側のそえ舟の意を表したが、ひいて、そえもの、身につける、「きもの」の意に用いる。 0670d.svg
泉 5 0 ①いずみ。地中からわき出る水。「泉水」「鉱泉」 ②「温泉」の略。「泉質」 ③あの世。めいど。「泉下」「黄泉」 ④「和泉(いずみ)の国」の略。「泉州」 ぜん せん いずみ- 水 9 5 象形。岩石のあいだから水のしたたり落ちているさまにかたどり、「いずみ」の意を表す。 06cc9.svg
竭 1 0 ①つきる。つくす。なくなる。なくす。かれる。「竭尽」 ②ことごとく。 けつ つくす; つきる 立 14 9 説明無し 07aed.svg
科 9 0 ①分類されたもの。区分。種類。等級。「科学」「科目」「専科」 ②とが。つみ。あやまち。「科役(カエキ)」「科料」 ③きまり。おきて。「科条」 ④しぐさ。俳優の動作や表情。「科白(カハク)・(せりふ)」 か か しぐさ-; とが-; しな- 禾 9 4 会意形声。斗(ます)と、禾(クワ)(穀物)とから成り、ますで穀物をはかる、ひいて、品分けの意を表す。 079d1.svg
麗 4 0 レイ ①うるわしい。美しい。きらびやか。「麗人」「華麗」 ②うららか。おだやか。「麗日」 ③ならぶ。つらなる。「麗沢」 リ ①はなれる。②「高句麗」は古代朝鮮の国の名。 らい; り れい; り つら-なる; つ-く; うら-ら; うるわ-しい; か-かる; なら-ぶ; つ-ける; うら-らか 鹿 19 8 会意形声。鹿と、丽(レイ)(ふたつ)とから成る。二頭のしかが連れ立って移動する意を表す。ひいて「つらなる」、また、「うるわしい」意に用いる。 09e97.svg
噸 準1 1 トン。重量の単位。一〇〇〇(キログラム)。また、船舶の容量の単位。英語の音訳字。 とん とん 口 16 13 説明無し 05678.svg
礪 準1 0 ①といし。あらと。「砥礪(シレイ)」 ②とぐ。みがく。刃物をとぐ。 れ れい あらと-; みが-く 石 19 14 説明無し 0792a.svg
浬 準1 0 ①かいり(海里)。海上の距離を表す単位。一八五二(メートル)。 ②ノット。船の速度の単位。一時間に一海里を進む速度。 り り かいり-; ノット- 氵 10 7 会意形声。水と、里(リ)(長さの単位)とから成る。海里を省略して書いた。 06d6c.svg
籠 2 0 ①かご。竹などで編んで作った入れ物。「籠球」「印籠」 ②こめる。とりこめる。まるめこむ。「籠絡」 ③こもる。とじこもる。「籠居」「籠城」 る ろう ろん こ-む; かご-; こ-める; こ-もる ⺮ 22 16 形声。竹と、音符龍(ロウ)とから成る。竹製の「かご」の意を表す。 07c60.svg
増 6 0 ①ます。ふえる。「増加」「増大」 減 ②おごる。つけあがる。「増長」 ③ますます。 そう そう ぞう ま-す; ふ-やす; ふ-える 土 14 11 旧字は、形声。土と、音符曾(ソウ)とから成る。「ふやす」、多くする意を表す。教育用漢字は俗字による。 05897.svg
籾 準1 1 ①もみ。穀物の実の皮。もみがら。 ②もみごめ。もみがらのついたままの米。 もみ- 米 9 3 会意。米と、(は。刄は変わった形)とから成り、刀の刃のようにとがった穎(のぎ)のついた「もみ」の意を表す。 07c7e.svg
跛 1 0 ①片足が不自由なこと。「跛行」 ②かたよる。かたむく。片足で立つ。 は; ひ は; ひ は びっこ-; あしなえ-; ちんば- ⻊ 12 5 説明無し 08ddb.svg
鰉 1 0 ①大魚。ちょうざめ(鰉魚)。 ②ひがい。コイ科の淡水魚。 こう ひがい 魚 20 9 説明無し 09c09.svg
仲 7 0 ①人と人との間。なかだち。「仲介」「仲裁」 ②兄弟の二番目。「仲兄」「伯仲」 ③なか。四季それぞれのまんなか。「仲秋」「仲春」 じゅう ちゅう なか- 亻 6 4 会意形声。人と、中(チウ)(あいだの意)とから成り、長子(伯)と末子(季)の間の子の意を表す。 04ef2.svg
冬 9 0 ふゆ。四季の一つ。「冬至」「冬眠」夏 とう とう ふゆ- 冫 5 3 甲骨文・金文は、象形で、糸の端を結んだ形にかたどり、物の端の意を表す。「(シユウ)」の原字。末端の意から、一年の最後の季節「ふゆ」の意に用いる。篆文(てんぶん)は、形声で、冫と、音符𠔾(シユウ)→(トウ)(夂は変わった形)とから成る。 051ac.svg
肺 5 0 ①五臓の一つ。呼吸をつかさどる器官。はい。「肺炎」「肺門」 ②こころ。まごころ。心のなか。「肺腑(ハイフ)」「肺肝」 ほ はい まごころ ⺼ 9 5 旧字は、形声。肉と、音符巿(フツ)→(ハイ)とから成る。肺臓の意を表す。教育用漢字は音符の形が市(し)の形に変わったものによる。 080ba.svg
秣 1 0 ①まぐさ。かいば。牛馬の飼料にする草やわら。「糧秣」 ②まぐさかう。牛馬に飼料を与える。 まつ; まち ばつ まぐさ; まぐさかう 禾 10 5 説明無し 079e3.svg
滕 1 0 わく。水がわきあがる。 とう わく 氺 15 10 説明無し 06ed5.svg
楞 1 0 ①かど。四角い材木。また、材木のかど。すみ。 ②かどばる。いかつい。きびしい。 ろう ろう りょう かど- 木 13 9 説明無し 0695e.svg
披 準2 0 ①ひら(開)く。ひろげる。「披見」 ②あばく。うちあける。「披瀝(ヒレキ)」「披露」 ひ ひ ひら-く 扌 8 5 形声。手と、音符皮(ヒ)とから成る。手で開く意を表す。 062ab.svg
粋 3 0 ①まじりけがない。「純粋」 ②もっともすぐれている。質がよい。「精粋」「抜粋」 ③いき。すい。あかぬけている。「粋人」 さい すい すい いき- 米 10 4 旧字は、形声。米と、音符卒(ソツ)→(スイ)とから成る。不純物を除いた米、ひいて、混じりけがない意を表す。常用漢字は俗字による。 07c8b.svg
孕 1 0 はらむ。みごもる。妊娠する。「孕婦」「懐孕」 よう よう はら-む 子 5 2 説明無し 05b55.svg
驍 1 0 つよい。勇ましい。たけし。「驍悍(ギョウカン)」「驍雄」梟(キョウ) きょう きょう ぎょう たけし 馬 22 12 形声。馬と、音符堯(ゲウ)→(ケウ)とから成る。 09a4d.svg
讃 準1 0 ①ほめる。たたえる。「讃美」「賞讃」 ②絵などに書き添える詩や文。「画讃」 ③仏の徳をたたえる言葉。「和讃」 ④たすける。「讃助」 ⑤「讃岐(さぬき)の国」の略。「讃州」 さん さん たた-える; ほ-める 訁 22 15 形声。言と、音符贊(サン)(賛は省略形)とから成る。 08b83.svg
曳 準1 0 ひく。ひっぱる。ひきずる。「曳曳」「曳航」 えい えい ひき-; ひ-く 曰 6 2 形声。意符申(のびる)と、音符𠂆(エイ)とから成る。 066f3.svg
泓 1 0 ふかい。水が深く清い。また、水の深い所。ふち。「泓泓」「泓涵(オウカン)」「泓量」 おう ふかい 氵 8 5 説明無し 06cd3.svg
焰 準1 0 ①ほのお。ほむら。 ②もえる。もえ上がる。 えん えん ほのお-; ほむら- 火 12 8 形声。火と、音符臽(カム)→(エム)とから成る。「ほのお」の意を表す。
穣 準1 0 みのる。ゆたか。ゆたかに実る。「穣歳」「豊穣」 にょう じょう ゆたか-; わら- 禾 18 13 形声。禾と、音符襄(シヤウ)→(ジヤウ)(㐮は省略形)とから成る。いねの実がゆたかの意を表す。 07a63.svg
掾 1 0 ①たすける。 ②したやく。属官。「掾史」 ③じょう。律令(リツリョウ)制の国司の三等官。 えん えん したやく; たすける; じょう 扌 12 9 説明無し 063be.svg
鎹 1 1 かすがい。材木などの合わせ目をつなぐための、両端の曲がったくぎ。転じて、二つのものをつなぐはたらきをするもの。「子は鎹」 かすがい 釒 18 10 説明無し 093b9.svg
甦 1 0 よみがえる。生きかえる。「甦生」 蘇(ソ) す そ よみがえ-る 生 12 7 説明無し 07526.svg
匡 準1 0 ①ただす。正しくする。「匡正」 ②すくう。たすける。「匡済」 こう きょう すく-う; ただ-す 匚 6 4 形声。匚と、音符(ワウ)→(クヰヤウ)(王は省略形)とから成る。はこの意。「筐(クヰヤウ)」の原字。転じて「ただす」意に用いる。 05321.svg
冕 1 0 かんむり。古代、位の高い人がつけた礼装用のかぶりもの。 めん べん かんむり- 冂 11 9 説明無し 05195.svg
楢 準1 0 なら。ブナ科の落葉高木。 しゅう ゆ ゆう なら- 木 13 9 形声。木と、音符酋(シウ)→(イウ)とから成る。 06962.svg
状 6 0 ①かたち。すがた。「環状」「形状」「扇状」 ②ようす。ありさま。なりゆき。「状況」「状態」「情状」 ③かきつけ。手紙。「賀状」「訴状」 じょう そう かたち- 犬 7 3 旧字は、形声。犬と、音符爿(シヤウ)→(サウ、ジヤウ)とから成る。犬のすがたの意を表したが、ひいて、「かたち」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 072b6.svg
雕 1 0 ①わし(鷲)。タカ科の鳥。 ②きざむ。ほる。える。「雕刻」彫 ちょう ちょう きざ-む; わし-; ほ-る 隹 16 8 説明無し 096d5.svg
鰈 1 0 かれい。カレイ科の海魚の総称。 じょう; とう とう; ちょう かれい- 魚 20 9 説明無し 09c08.svg
懺 1 0 くいる。くやむ。過ちを悔い改める。「懺悔(ザンゲ)」 ぜん さん ざん く-いる 忄 20 17 説明無し 061fa.svg
儀 4 0 ①作法。礼法。また、それによる行動。「儀礼」「行儀」 ②規準となるもの。のり。手本。「儀刑」「儀範」 ③よい。正しい。 ④天体測量の器械。「天球儀」 ⑤こと。ことがら。「公儀」 ぎ ぎ よ-い; のっとる; のり- 亻 15 13 会意形声。人と、義(ギ)(法則・善行為)とから成り、法にかなった善行為、ひいて、てほんの意を表す。「義」の後にできた字。 05100.svg
遮 準2 0 さえぎる。ふさぐ。はばむ。「遮光」「遮断」 しゃ しゃ さえぎ-る ⻌ 14 11 形声。辵と、音符庶(シヨ)→(シヤ)とから成る。行くてをはばむ、「さえぎる」意を表す。 0906e.svg
納 5 0 ①いれる。受け入れる。「納得」「受納」 ②おさめる。しまいこむ。「収納」「格納」 ③支払う。差し出す。「納税」「献納」 ④おわる。しめくくる。「納会」 のう どう とう; なっ; なん な い-れる; おさ-まる; おさ-め; おさ-む; おさ-める 糹 10 4 形声。糸と、音符內(ダイ)→(ダフ)とから成る。しめった糸の意を表す。転じて「いれる」意に用いる。 07d0d.svg
骰 1 0 さい。さいころ。「骰子」 ず とう さいころ; さい 骨 14 4 説明無し 09ab0.svg
蟪 1 0 セミの一種「蟪蛄(ケイコ)」に用いられる字。 けい; え つくつくぼうし 虫 18 12 説明無し
煩 準2 0 ①わずらう。なやむ。苦しむ。「煩悶(ハンモン)」「煩悩(ボンノウ)」 ②わずらわしい。うるさい。「煩瑣(ハンサ)」「煩雑」「煩多」 ぼん はん わずら-う; わずら-わしい; うるさ-がる; うるさ-い; わずら-わす 火 13 9 会意。頁と、火(熱)とから成り、熱があって頭痛がする、ひいて、なやむ意を表す。 07169.svg
瞠 1 0 みはる。目を見張る。みつめる。「瞠目」 ちょう とう どう みは-る 目 16 11 説明無し 077a0.svg
葵 準1 0 あおい。アオイ科の植物の総称。「蜀葵(ショッキ)」 ぎ- き- あおい- ⺾ 12 9 形声。艸と、音符癸(クヰ)とから成る。 08475.svg
埠 準1 0 ①はとば。船着き場。「埠頭」 ②つか。おか。 ぶ ほ ふ つか-; はとば- 土 11 8 説明無し 057e0.svg
鍼 1 0 ①はり。 (ア)裁縫用のはり。ぬいばり。「鍼線」「鍼芒(シンボウ)」 (イ)医療用のはり。また、はりをさす術。「鍼灸(シンキュウ)」「鍼術」 針 ②さす。はりでさす。はりを打つ。 しん しん さ-す; はり- 釒 17 9 説明無し 0937c.svg
喫 3 0 ①のむ。「喫茶」 ②すう。「喫煙」 ③くう。食べる。かむ。「満喫」 ④こうむる。身に受ける。「喫驚」 け; きゃく けき; かい きつ く-う; の-む 口 12 9 形声。口と、音符契(ケイ、ケツ)→(ケキ)とから成る。「くう」、ひいて「のむ」意を表す。 055ab.svg
萌 準1 0 ①もえる。草木が芽を出す。めぐむ。めばえ。「萌芽」 ②きざす。きざし。事の起こるしるし。「萌兆」 ③たみ(民)。「萌隷」 みょう もう ぼう; ほう きざ-す; めぐ-む; もえ-; も-やし; めば-え; たみ-; も-える; きざ-し ⺾ 11 8 形声。艸と、音符明(ベイ)→(バウ)とから成る。草の芽、ひいて「きざし」の意を表す。 0840c.svg
洒 1 0 サイ・セイ すすぐ。そそぐ。あらう。「洒掃」 シャ さっぱりとしているさま。「洒脱」「洒落」 セン つつしむさま。「洒如(センジョ)」 ソン おどろくさま。「洒然」 せん しゃ; せ; さい さ; せい; さい あら-う; そそ-ぐ 氵 9 6 説明無し 06d12.svg
遶 1 0 めぐる。めぐらす。とりまく。かこむ。「囲遶」 繞(ジョウ) にょう じょう めぐ-る ⻍ 16 12 説明無し 09076.svg
扶 準2 0 たすける。世話をする。力を添える。「扶育」「扶助」「扶養」 ぶ ふ たす-ける 扌 7 4 形声。手と、音符夫(フ)とから成る。手をそえて「たすける」意を表す。 06276.svg
翠 準1 0 ①かわせみ。カワセミ科の鳥。また、特にカワセミの雌。「翠羽」 翡(ヒ)(カワセミの雄) ②みどり。もえぎ色。「翠嵐(スイラン)」「翠玉」 すい すい かわせみ-; みどり- 羽 14 8 形声。羽と、音符卒(ソツ)→(スイ)とから成る。 07fe0.svg
賛 6 0 ①たすける。力を添える。「賛助」「協賛」 ②同意する。「賛成」「賛否」 ③ほめる。たたえる。「賛美」「自賛」 ④絵などに書き添える詩や文。「画賛」 さん さん たた-える; たす-ける 貝 15 8 旧字は、会意形声。貝と、兟(シン)→(サン)(すすめる)とから成り、君主に会見するときに手みやげとして進呈する財貨の意を表す。転じて、みちびく、「たすける」意に用いる。教育用漢字は俗字による。 08cdb.svg
疾 3 0 ①やまい。わずらい。「疾患」「疾病」 ②やむ。なやむ。くるしみ。「疾苦」 ③にくむ。ねたむ。「疾悪」「疾視」 嫉(シツ) ④はやい。すばやい。はげしい。「疾走」「疾風」 徐 じち しつ やまい-; はや-い; にく-む; と-い 疒 10 5 甲骨文は、会意形声で、人と矢(シ)→(シツ)(や)とから成り、人が矢にあたったさまにより、「やむ」意を表す。疾は、形声で、疒と、音符矢(シ)→(シツ)とから成る。借りて「はやい」意に用いる。 075be.svg
駢 1 0 ならぶ。二つをならべる。「肩」「文」 べん; へん ならぶ 馬 18 8 説明無し 099e2.svg
蟻 準1 0 ①あり。アリ科の昆虫の総称。「蟻穴」 ②くろ。黒い。黒色。 ぎ ぎ あり-; ありのこ- 虫 19 13 説明無し 087fb.svg
鍾 準1 0 ①あつめる。あつまる。「鍾愛」 ②かね。つりがね。「鍾鼓」 鐘 ③さかずき。また、さかつぼ。 しゅ しょう あつ-める; さかずき- 釒 17 9 説明無し 0937e.svg
醱 準1 0 かもす。酒をかもす。 はち はつ かも-す 酉 19 12 説明無し
虜 準2 0 ①とりこ。いけどる。「虜囚」「捕虜」 ②しもべ。めしつかい。 ③えびす。蛮族。また、敵をののしっていう語。「胡虜(コリョ)」 る ろ りょ つよ-い; とりこ- 虍 13 7 旧字は、形声。意符力(ちから)と、(かん)(つらぬく)と、音符虍(コ)→(ロ)とから成る。人を生けどりにする、また、とらわれびとの意を表す。常用漢字は俗字による。 0865c.svg
巉 1 0 けわしい。山が切り立ってけわしいさま。「巉巌(ザンガン)」「巉峭(ザンショウ)」 嶄(ザン) ぜん さん ざん 山 20 17 説明無し 05dc9.svg
鄲 1 0 中国、戦国時代の趙(チョウ)の都「邯鄲(カンタン)」に用いられる字。 た たん たん 阝 15 12 説明無し 09132.svg
反 8 0 ①かえる。かえす。はねかえす。「反映」「反撃」「反転」 ②そむく。さからう。「反抗」「謀反」 ③くりかえす。「反復」「反芻(ハンスウ)」 ④正反対の。逆の。「反面」「反比例」 ⑤そる。そらす。 ⑥たん。単位の名。(ア)土地の面積で一町の一〇分の一。約一〇(アール)。(イ)布類の長さで二丈六尺、また二丈八尺。約一〇(メートル)。(ウ)距離で六間。約一一(メートル)。 ほん; へん はん たん そ-らす; そ-る; そむ-く; かえ-る; かえ-す 又 4 2 形声。又と、音符厂(カン)→(ハン)とから成る。手のひらを返す、ひいて「かえる」意を表す。 053cd.svg
迴 1 0 ①まわる。めぐる。めぐらす。 ②さける。回避する。 え かい めぐる ⻍ 10 6 説明無し 08ff4.svg
録 7 0 ①しるす。写しとる。おさめておく。「録音」「録画」「記録」 ②書きしるしたもの。「実録」「目録」 りょ ろく りょく しる-す 釒 16 8 形声。金と、音符彔(ロク)→(リヨク)とから成る。金色にきらめく意を表す。借りて「しるす」意に用いる。 09332.svg
略 6 0 ①はかる。はかりごと。たくらみ。「計略」「策略」 ②うばいとる。かすめとる。おかす。「略奪」「侵略」 ③はぶく。かんたんにする。「略式」「省略」 ④ほぼ。あらまし。「略述」「概略」 ⑤おさめる。「経略」 らく りゃく はか-る; はかりごと-; おさ-める 田 11 6 形声。田と、音符各(カク)→(リヤク)とから成る。土地をはかる、ひいて「はかりごと」、さかいの意を表す。また、あらまし、「はぶく」、うばう意に用いる。 07565.svg
安 8 0 ①やすらかである。落ち着いている。心配がない。「安住」「安泰」「安堵(アンド)」危 ②値段がやすい。「安価」 ③たやすい。簡単である。「安易」「安直」 ④たのしむ。甘んじる。「安逸」 ⑤おく。すえる。「安置」 ⑥いずくんぞ。疑問・反語の助字。参考「安」の草書体が平仮名の「あ」になった。 あん あん やす-らか; やす-んじる; やす-い; いずく-んぞ 宀 6 3 会意。宀と、女(おんな)とから成る。家の中に女がいることから、静かにとどまる、ひいて、やすらかの意を表す。 05b89.svg
雁 準1 0 かり。かりがね。カモ科の鳥の総称。「雁影」「雁行」「帰雁」 げん がん かり- 隹 12 4 形声。隹と、人(ひと)と、音符厂(カン)→(ガン)とから成る。人に会う時に礼物として使う鳥の意を表す。 096c1.svg
漿 1 0 ①しる。液。物の汁。「漿液」「漿果」 ②液状のもの。どろりとしたもの。「岩漿」「血漿」 ③おもゆ。 ④のみもの。飲料。 そう しょう こんず 水 15 11 説明無し 06f3f.svg
鋺 1 0 ①かなまり。金属製のわん。 ②はかりざら。はかりの、物をのせる皿。参考「まり」は、わん(円形の器)の意。 おん えん わん かなまり 釒 16 8 説明無し 092fa.svg
欷 1 0 なく。なげく。すすり泣く。「欷泣」「欷歔(キキョ)」唏(キ) け き なげ-く 欠 11 7 説明無し 06b37.svg
驟 1 0 ①はしる。ウマが速く走る。「驟馳(シュウチ)」 ②はやい。すみやか。 ③にわか。とつぜん。「驟雨」 ④しばしば。たびたび。 しゅう にわか-; はせ-る 馬 24 14 説明無し 09a5f.svg
羽 9 0 ①はね。つばさ。「羽毛」「羽化」「翼羽」 ②鳥などを数える語。 ③「出羽(でわ)の国」の略。「羽州」「羽前」 う う はね-; は-; わ-; やばね- 羽 6 0 象形。鳥の両翼の形にかたどり、「はね」の意を表す。 07fbd.svg
鋳 3 0 いる。金属を溶かして型に流しこむ。「鋳金」「鋳造」「鋳鉄」 す しゅ ちゅう い-る 釒 15 7 旧字は、形声。金と、音符壽(シウ)→(シユ)とから成る。金属をとかし、いがたに流しこんで器物を造る意を表す。常用漢字は省略形による。 092f3.svg
敞 1 0 たかい。ひろい。見はらしがよい。「高敞」 しょう しょう ほがらか; たかい 攵 12 8 説明無し 0655e.svg
諒 準1 0 ①まこと。いつわりがない。「忠諒」 ②思いやる。また、明らかにする。さとる。「諒恕(リョウジョ)」「諒解」 ろう りょう まこと-; あきらかにす 訁 15 8 形声。言と、音符京(ケイ、キヤウ)→(リヤウ)とから成る。相手の意を思いはかる、転じて「まこと」の意を表す。 08ad2.svg
哉 準1 0 ①かな。…だなあ。詠嘆の助字。「快哉」 ②や。か。…であろうか。反語・疑問の助字。 せ; さい さい かな-; や-; か- 口 9 6 形声。口と、音符𢦏(サイ)とから成る。 054c9.svg
酒 8 0 さけ。さけを飲む。さかもり。「酒宴」「酒精」「神酒」 しゅ しゅう さけ-; さか-; ささ- 酉 10 3 会意形声。水(みず)と、酉(イウ)→(シユ)(さけ)とから成る。 09152.svg
膜 3 0 ①まく。体内の器官を包む薄い皮。「粘膜」 ②物の表面をおおう薄い皮。「鼓膜」「被膜」 も; まく ばく; ぼ うすかわ ⺼ 14 10 形声。肉と、音符莫(バク)とから成る。体内の臓器を包む皮の意を表す。 0819c.svg
鐚 1 0 ①しころ。かぶとや頭巾(ズキン)のたれ。錏(ア) ②びた。品質の悪い銭。「鐚銭(びたセン)」「鐚一文(イチモン)」 え あ しころ-; びた- 釒 20 12 説明無し 0941a.svg
簑 1 0 みの。かや・すげなどで編んだ、雨や雪を防ぐ外衣。「簑笠(サリュウ)」 さ; さい みの ⺮ 16 10 説明無し 07c11.svg
怨 2 0 うらむ。うらみ。あだ。かたき。「怨恨」「怨霊」 おん えん うら-む; うら-めしい; うら-み 心 9 5 形声。心と、音符夗(ヱン)とから成る。「うらむ」意を表す。 06028.svg
董 準1 0 ①ただす。とりしまる。おさめる。「董正」「董督」 ②「骨董(古道具)」に用いられる字。 とう ただ-す ⺾ 12 9 形声。艸と、音符童(トウ)(または重(チヨウ)→(トウ))とから成る。はすの根の意を表す。借りて「ただす」意に用いる。 08463.svg
彝 1 0 ①宗廟(ソウビョウ)に供える祭器。「彝器」 ②つね。のり(法)。人のつねに守るべき不変の道。「彝訓」「彝憲」「彝倫」 い い つね- 廾 18 15 説明無し 05f5d.svg
孟 準1 0 ①かしら。はじめ。(ア)兄弟の最年長。「孟仲叔季」(イ)四季の初めの月。「孟月」「孟夏」 ②とりとめがない。おろそか。「孟浪」 ③中国、戦国時代の儒家、孟子。「孟母」「孔孟」 もう; みょう もう; ぼう まん かしら-; おさ-; たけ- 子 8 5 形声。子と、音符皿(ベイ)→(マウ)とから成る。 05b5f.svg
儷 1 0 ①ならぶ。二つそろう。また、一対。「儷(ベンレイ)」 ②つれあい。ともがら。夫婦。「伉儷(コウレイ)」 れい つれあい; ならぶ 亻 21 19 説明無し 05137.svg
邏 1 0 ①めぐ(巡)る。みまわる。「警邏」 ②みまわり。みまわる人。「邏卒」 ら めぐる ⻍ 23 19 説明無し 0908f.svg
卵 5 0 たまご。「卵子」「卵白」「鶏卵」 らん らん たまご- 卩 7 5 象形。魚のたまごの形にかたどる。ひいて、広く、鳥などの「たまご」をいう。 05375.svg
旰 1 0 くれる。日がくれる。夕方。また、おそい。「旰食」「旰昃(カンショク)」 かん くれる 日 7 3 説明無し
這 準1 0 ①この。これ。「這界」「這般」「這裏」 ②はう。はらばう。 げん げん しゃ むか-える; この-; これ-; は-う ⻍ 11 7 形声。辵と、音符言(ゲン)とから成る。 09019.svg
莚 1 0 ①むしろ。ガマ・わら・竹などで編んだ敷物。また、座席・会場。「莚席」筵(エン) ②のびる。はびこる。「莚蔓(エンマン)」延 えん えん むしろ ⺾ 10 7 説明無し 0839a.svg
熔 準1 0 ①とける。とかす。金属をとかす。「熔解」 ②いがた。金属をとかして流しこむ型。「熔鉱炉」 ③いる。いものをつくる。 ゆう; よう よう いがた-; と-かす; と-ける 火 14 10 説明無し 07194.svg
鰺 準1 0 ①あじ。アジ科の海魚の総称。 ②なまぐさい。 そう そう あじ- 魚 22 11 説明無し 09c3a.svg
啾 1 0 小さな声。また、小さな声で泣く。すすり泣く。 しゅ しゅう なく 口 12 9 説明無し 0557e.svg
蜩 1 0 ①せみ(蟬)。セミ科の昆虫の総称。 ②ひぐらし。せみの一種。かなかなぜみ。 じょう ちょう せみ-; ひぐらし- 虫 14 8 説明無し 08729.svg
莅 1 0 のぞ(臨)む。①その場に行く。②つかさどる。行う。 り; れい のぞむ ⺾ 10 7 説明無し 08385.svg
罟 1 0 あみ。魚や動物をとるあみ。「罟師」 こ あみ ⺲ 10 5 説明無し 07f5f.svg
歯 8 0 ①は。動物の口の中にあり、食物をかみくだく器官。「歯列」 ②はのような形やはたらきをなすもの。「鋸歯(キョシ)」 ③よわい。とし。年齢。「歯序」「年歯」 し し よわい-; は- 歯 12 0 もと、象形で、口の中に並んでいる「は」の形にかたどる。旧字は形声で、これに、のち音符止(シ)が加わったもの。歯は、成長につれてぬけ変わり、欠け落ちることから、年の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06b6f.svg
秬 1 0 くろきび。実が黒いきび。「秬酒」 きょ くろきび 禾 10 5 説明無し 079ec.svg
娯 3 0 たのしむ。たのしみ。「娯楽」 ご; ぐ ぐ たの-しみ; たの-しむ 女 10 7 形声。女と、音符吳(ゴ)とから成る。「たのしむ」意を表す。 05a2f.svg
黴 1 0 ①かび。かびる。「黴菌」 ②かさ(瘡)。性病の一種。「黴毒(バイドク)」 ③あかがついて黒ずむ。よごれる。 まい み; め ばい; び かび-; かび-る 黑 23 11 説明無し 09ef4.svg
仏 6 0 ①梵語(ボンゴ)の音訳「仏陀(ブッダ)」の略。ほとけ。ほとけの教え。「仏教」「成仏」 ②「仏蘭西(フランス)」の略。「仏文」「仏和」 ぶつ; ぶち ふつ ほとけ- 亻 4 2 旧字は、形声。人と、音符弗(フツ)とから成る。ぼんやりとしている意を表す。梵語(ぼんご)buddhaの音訳に仏陀(ぶつだ)が用いられてから、「ほとけ」の意に用いる。教育用漢字は佛の異体字による。 04ecf.svg
氈 1 0 もうせん(毛氈)。毛織りの敷物。けむしろ。 せん せん 毛 17 13 説明無し 06c08.svg
檗 1 0 きはだ。きわだ。ミカン科の落葉高木。 びゃく; はく きはだ; きわだ 木 17 13 説明無し 06a97.svg
亀 2 0 キ かめ。カメ目の爬虫(ハチュウ)類の総称。また、かめの甲。「亀鶴」「亀鑑」「亀卜(キボク)」 キン ひび。あかぎれ。「亀手」 く; き き; きゅう かめ- 亀 11 0 旧字は、象形。甲羅をもつかめの形にかたどり、「かめ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 04e80.svg
貴 5 0 ①たっとい。とうとい。身分や価値が高い。「貴人」「高貴」「騰貴」賤(セン) ②たっとぶ。とうとぶ。大切にする。 ③相手への敬意を表す語。「貴下」「貴君」「貴殿」 き き たか-い; とうと-い; たっと-い; とうと-ぶ; たっと-ぶ 貝 12 5 形声。貝と、音符臾(ユ)→(クヰ)(𠀐は変わった形)とから成る。高い値段、ひいて「とうとい」意を表す。 08cb4.svg
布 6 0 ①ぬの。織物。「布巾(フキン)」「綿布」 ②しく。ひろげる。「布陣」「散布」敷 ③広く行きわたらせる。「布教」「流布」 ふ ほ ぬの-; し-く 巾 5 2 形声。巾と、音符父(フ)→(ホ)(は変わった形)とから成る。「ぬの」の意を表す。 05e03.svg
韋 1 0 ①なめしがわ。毛と脂肪を取り除いてやわらかくした動物のかわ。「韋革」「韋脂」「韋帯」革皮②やわらかい。 い い なめしがわ-; そむ-く 韋 10 0 説明無し 097cb.svg
河 6 0 ①かわ。大きな川。「河川」「運河」「氷河」 ②天の川。「銀河」 ③川の名。黄河。「河北」「河南」「江河」 ④「河内(かわち)の国」の略。「河州」参考中国では、揚子江(ヨウスコウ)(長江)を「江」、黄河を「河」と呼ぶ。 が か かわ- 氵 8 5 形声。水と、音符可(カ)とから成る。黄河の意を表す。 06cb3.svg
爍 1 0 ①ひかる。かがやく。「爍爍」 灼(シャク) ②とかす。金属をとかす。「爍金」 鑠(シャク) しゃく しゃく と-かす 火 19 15 説明無し 0720d.svg
鰮 1 0 魚の名。いわし(鰯)。 おん おん いわし- 魚 21 10 説明無し 09c2e.svg
行 9 0 ①いく。ゆく。 (ア)歩く。すすむ。「行進」「行程」「通行」 (イ)死ぬ。 ②おこなう。ふるまう。おこなわれる。おこない。やる。「行為」「行事」「実行」 ③宗教上のつとめ。「行者」「勤行(ゴンギョウ)」「修行」 ④たび。「旅行」「紀行」「行脚(アンギャ)」 ⑤みち。道路。 ⑥ならび。ならんだもの。れつ。「行間」「改行」 ⑦みせ。「銀行」 ⑧「銀行」の略。「行員」 ⑨書体の一つ。「行書」楷(カイ)・草 ごう; ぎょう こう ぎょう あん あん おこな-う; みち-; し-ぬ; ゆ-く; くだり-; おこ-なう; おこな-い; や-る; い-く 行 6 0 象形。四方に道が延びる十字路の形にかたどり、人通りの多い道の意を表す。ひいて「ゆく」、転じて「おこなう」意に用いる。 0884c.svg
舁 1 0 かく。かつぐ。二人で両手をかけて持ちあげる。「夫」 よ かく 臼 10 4 説明無し 08201.svg
蟋 1 0 「蟋蟀(シッシュツ)(こおろぎ・きりぎりす)」に用いられる字。 しち しつ 虫 17 11 説明無し 087cb.svg
芸 7 0 ①身につけたわざ。技能。学問。「芸術」「武芸」 ②草木をうえる。「芸植」「園芸」 ③「安芸(あき)の国」の略。「芸州」 参考「芸()(ウン)」は別の字。 げい; うん げい; うん ⺾ 7 4 説明無し 082b8.svg
乎 準1 0 ①状態を表す語につけて語調を強める助字。「確乎」「断乎」 ②か。や。かな。疑問・反語・仮定・詠嘆の助字。 ③に。を。より。場所・時間・目的・比較を示す助字。参考「乎」の変形が片仮名の「ヲ」になった。 ご; お こ よ-; や-; を-; ああ-; かな-; か- 丿 5 4 指事。ことばを長く引きのばすさまを示す。借りて、疑問その他の助字に用いる。 04e4e.svg
朝 9 0 ①あさ。あした。「朝会」「早朝」夕 ②天子がまつりごとをするところ。「朝廷」野 ③天子の治める国。「王朝」 ④天子の治めている世。また、その期間。「唐朝」 ⑤天子におめにかかる。「朝見」「朝貢」 ⑥「朝鮮」の略。 じょう; ちょう ちょう あさ-; あした- 月 12 8 形声。意符倝(かん)(日がのぼるさま。𠦝は省略形)と、音符舟(シウ)→(テウ)(は変わった形)とから成る。日の出時、早朝の意を表す。 0671d.svg
製 6 0 つくる。たつ。こしらえる。仕立てる。「製品」 せ せい つく-る; た-つ 衣 14 8 会意形声。衣と、制(セイ)(きりそろえる)とから成り、衣を切りそろえる意を表す。ひいて、「つくる」意に用いる。 088fd.svg
銃 準2 0 じゅう。つつ。武器の一つ。鉄砲。「銃弾」 しゅ しゅう じゅう つつ- 釒 14 6 形声。金と、音符充(シウ)とから成る。おのの刃部を取りつけるために、柄にあけた穴の意を表す。転じて、弾丸をこめる「つつ」の意に用いる。 09283.svg
孜 準1 0 つとめる。はげむ。「孜孜」 し つとめる 攵 7 3 形声。攴と、音符子(シ)とから成る。 05b5c.svg
笘 1 0 ①ふだ。文字を書くふだ。 箋(セン) ②むち。竹のむち。 せん; ちょう せん; ちょう むち- ⺮ 11 5 説明無し 07b18.svg
足 10 0 ①あし。人間や動物のあし。「足下」「蛇足」 ②あるく。あしで行く。進む。「遠足」「長足」 ③たりる。たる。じゅうぶんにある。「具足」「満足」 ④たす。加える。おぎなう。「充足」「補足」 ⑤弟子。また、人。「高足」「俊足」 ⑥はきものを数えるのに用いる語。 そく; す しゅ; しょく た-りる; あし-; た-る; た-す 足 7 0 象形。ひざの関節から下の部分の形にかたどる。ひざから足首までの部分の意を表す。借りて「たす」意に用いる。 08db3.svg
圏 4 0 ①かこい。家畜を飼う小屋。②かぎられた区域。範囲。「圏内」「大気圏」「暴風雨圏」 ③まる。まるじるし。「圏点」 ごん; こん けん かこ-い 囗 12 9 形声。囗と、音符卷(クヱン)とから成る。「かこい」の意を表す。 0570f.svg
丞 準1 0 ①たすける。補佐する。「丞相」 ②じょう。律令(リツリョウ)制の各省の三等官。 じょう じょう; しょう すく-う; たす-ける 一 6 5 会意。人()を両手()で穴(のち、山の形に誤る)から救い出すさまにより、「すくう」意を表す。「拯(シヨウ、ジヨウ)」の原字。ひいて、「たすける」意に用いる。 04e1e.svg
匁 準1 1 ①尺貫法の重さの単位。貫の一〇〇〇分の一。三・七五(グラム)。 ②江戸時代の貨幣単位。小判一両の六〇分の一。 め-; もんめ- 勹 4 2 重さの単位「もんめ」を、文(もん)と、片仮名のメとを組み合わせて表したもの。 05301.svg
艫 1 0 ①とも。船尾。「舳艫(ジクロ)」 ②へさき。みよし。船首。 る ろ へさき; とも 舟 22 16 説明無し 0826b.svg
邪 3 0 ①よこしま。正しくない。心がねじけている。「邪悪」「邪道」 正 ②人に害を及ぼすもの。「邪魔」「風邪」 ③や。か。疑問・反語の助字。 耶(ヤ) じゃ; や しゃ; や よこしま-; か- 阝 8 5 形声。邑と、音符牙(ガ)→(ヤ、シヤ)とから成る。もと、地名。借りて「よこしま」の意に用いる。 090aa.svg
騏 1 0 ①すぐれたウマ。青黒い色をしたウマ。駿馬(シュンメ)。「騏驥(キキ)」「騏驎(キリン)」 ②青黒色。 ご き くろみどり 馬 18 8 説明無し 09a0f.svg
肌 準2 0 はだ。はだえ。皮膚。「肌膚」「肌を刺すような寒さ」「学者肌の人物」 き- き- はだ-; はだえ- ⺼ 6 2 形声。肉と、音符几(キ)とから成る。「はだ」の意を表す。 0808c.svg
記 9 0 ①しるす。かきとめる。「記載」「記録」「筆記」紀 ②かきつけたもの。ふみ。また、しるし。「記号」「手記」 ③おぼえる。心にとどめる。「記憶」「暗記」 ④「古事記」の略。「記紀」 こ き しる-す; しるし 訁 10 3 形声。言と、音符己(キ)とから成る。書きしるす意を表す。 08a18.svg
曲 8 0 ①まがる。まげる。折れまがる。「曲折」「曲線」 ②よこしま。正しくない。「曲学」「曲説」「歪曲(ワイキョク)」 ①②直 ③くま。まがったところ。「湾曲」 ④こまかい。くわしい。つぶさに。「曲尽」「委曲」 ⑤変化のあるおもしろみ。「曲芸」 ⑥音楽のふし。また、作品。「曲目」「歌曲」 こく きょく くせ-; ま-げる; くま-; ま-がる 曰 6 2 象形。木や竹などで作ったまげものの形にかたどり、「まがる」「まげる」意を表す。転じて、変化があることから、楽曲・戯曲の意に用いる。 066f2.svg
懺 1 0 くいる。くやむ。過ちを悔い改める。「懺悔(ザンゲ)」 ぜん さん ざん く-いる 忄 20 17 説明無し 061fa.svg
漠 準2 0 ①すなはら。広々とした砂原。荒野。「砂漠」 ②ひろい。果てしないさま。「茫漠(ボウバク)」「空漠」 ③はっきりしない。とりとめのないさま。「漠然」 ④ものさびしい。「寂漠」「索漠」 まく ばく ひろ-い; すなはら- 氵 13 10 形声。水と、音符莫(バク)とから成る。水分のない地の意を表す。 06f20.svg
烏 準1 0 ①からす。カラス科の鳥の総称。「烏喙(ウカイ)」「烏合」「烏集」 ②黒い。 ③ああ。感嘆・嘆息の声。「烏乎(アア)」嗚(オ) ④いずくんぞ。なんぞ。「烏有」 ⑤日。太陽。「烏兎(ウト)」参考カラスは全身真っ黒で目がどこにあるかわからないことから、「鳥」の字の目の部分の一画を外して「烏」とした。また⑤は、月にはウサギが、太陽にはカラスがいるという伝説による。 う お え なん-ぞ; いずく-んぞ; からす- 灬 10 6 象形。からすの形にかたどる。からすはからだが黒く、目がどこにあるかわからないので、「鳥」の字の目にあたる部分の一画を省いた。借りて、感嘆詞、また、疑問詞に用いる。 070cf.svg
捜 準2 0 さがす。さがしもとめる。さぐる。「捜査」「捜索」「捜討」 しゅ そう; しゅう さが-す; さぐ-る 扌 10 7 旧字は、形声。手と、音符叜(ソウ)→(シウ)(のち、叟(ソウ)→(シウ))とから成る。おおい意、ひいて、「さがす」意を表す。常用漢字は省略形による。 0635c.svg
万 9 0 ①まん。数の単位。一〇〇〇の一〇倍。「数万」 ②数の多いこと。よろず。「万策」「万感」「万能」 ③けっして。かならず。「万万(バンバン)」「千万(センバン)」参考「万」の二画目までが片仮名の「マ」になった。 もく; もん ぼく; ばん まん よろず- 一 3 2 (A)象形。もと、と書き、うき草の形にかたどる。古くからの略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 (B)象形。さそり(蠆(たい))の形にかたどる。借りて、数詞の「まん」の意に用いる。 04e07.svg
擾 準1 0 ①みだす。みだれる。かきみだす。さわぐ。わずらわしい。「擾乱」「騒擾」 ②なつける。ならす。「擾化」「擾馴(ジョウジュン)」 にょう じょう みだ-す; な-らす; みだ-れる; わずら-わしい; な-れる 扌 18 15 説明無し 064fe.svg
読 9 0 ①よむ。よみとる。「読書」「解読」 ②文章のくぎり。「読点(トウテン)」「句読(クトウ)」 どく; ず とく; とう よ-む; よ-める; よ-み; と-まる 訁 14 7 旧字は、形声。言と、音符𧶠(イク)→(トク)とから成る。書物から意味を引き出す、ひいて、声を出して「よむ」意を表す。教育用漢字は省略形による。 08aad.svg
堙 1 0 ①ふさぐ。ふさがる。うずめる。うずもれる。「塞(インソク)」「鬱(インウツ)」(イン) ②ほろびる。「廃」「滅」 いん いん ふさ-ぐ 土 12 9 説明無し 05819.svg
撞 準1 0 つく。突きあたる。つき鳴らす。「撞着(ドウチャク)」「撞木(シュモク)」衝 どう とう しゅ つ-く 扌 15 12 形声。手と、音符童(トウ)→(タウ)とから成る。 0649e.svg
託 3 0 ①たのむ。たよる。あずける。「託児」「委託」「寄託」 ②かこつける。ことよせる。口実とする。「託言」「仮託」 ③かこつ。ぐちを言う。 ④神仏のお告げ。「託宣」「神託」 たく たく かこ-つ; よる; ことづ-かる; かこつ-ける 訁 10 3 形声。言と、音符乇(タク)とから成る。よりかかる、ひいて、たよる、まかせる意を表す。 08a17.svg
忘 5 0 わすれる。おぼえていない。「忘却」「忘失」 もう ぼう わす-れる 心 7 3 会意形声。心と、兦(バウ)(=。なくなる)とから成り、「わすれる」意を表す。 05fd8.svg
梲 1 0 セツ うだつ。うだち。梁(はり)の上に立てて棟木(むなぎ)を支える柱。 タツ つえ。木の棒。 たつ; たち; せつ; せち うだつ 木 11 7 説明無し
茴 1 0 草の名に用いられる字。「茴香(ウイキョウ)」 え かい うい ⺾ 9 6 説明無し 08334.svg
倫 準2 0 ①みち。人のふみ行うべきみち。「倫理」「人倫」 ②なかま。ともがら。たぐい。「倫類」「比倫」 ③ついで。等級。順序。「倫次」 りん りん たぐい-; みち-; つい-で 亻 10 8 形声。人と、音符侖(リン)とから成る。人々の秩序正しい関係の意を表す。 0502b.svg
漏 3 0 ①もる。もれる。もらす。「漏洩(ロウエイ)」「漏水」 ②ぬける。わすれる。「遺漏」「脱漏」 ③水時計。「漏刻」 る ろう も-れる; も-らす; も-る 氵 14 11 会意形声。水と、屚(ロウ)(屋根から雨がもれる)とから成り、水どけいの意を表す。ひいて、「もる」「もれる」意に用いる。 06f0f.svg
僕 準2 0 ①めしつかい。しもべ。「僕夫」「下僕」 ②ぼく。男性の自称。やつがれ。われ。 ぼく ほく やつがれ-; しもべ- 亻 14 12 形声。人(古くは臣)と、音符菐(ホク、ボク)とから成る。他人に仕える者、めしつかいの意を表す。ひいて、謙遜して一人称代名詞に用いる。 050d5.svg
欽 準1 0 ①つつしむ。うやまう。「欽仰」「欽慕」 ②天子・天皇に関する事柄につけて敬意を表す語。「欽定」 こん きん つつし-む 欠 12 8 形声。欠と、音符金(キム)とから成る。 06b3d.svg
筏 準1 0 いかだ。木や竹を組んで水に浮かべるもの。「舟筏」 ぼち はつ ばつ いかだ- ⺮ 12 6 説明無し 07b4f.svg
感 8 0 ①かんじる。(ア)心が動く。心にひびく。心に受ける。「感化」「感慨」「予感」 (イ)知覚する。「感覚」「感触」「快感」 ②染まる。かかる。また、「感冒」の略。「感染」「流感」 こん かん かま-ける; かん-じる 心 13 9 形声。心と、音符咸(カム)とから成る。外物に対して心が動く意を表す。 0611f.svg
胄 1 0 ①よつぎ。あとつぎ。「胄子」 ②ちすじ。子孫。「胄裔(チュウエイ)」参考「冑(チュウ)」は別字。 じゅう ちゅう ちすじ; よつぎ 肉 9 5 説明無し 080c4.svg
繧 1 1 彩色の様式の一つ。ぼかし模様。「繧繝(ウンゲン)」 うん 糹 18 12 説明無し 07e67.svg
苗 3 0 ①なえ。種子から生えたばかりの植物。「種苗」「稲苗」 ②すじ。血筋。子孫。「苗字」 ③か(狩)り。農作物の被害を防ぐために行う狩猟。 みょう びょう なえ-; なわ-; かり ⺾ 8 5 会意。艸と、田(たんぼ)とから成る。草が田に生え出たさまにより、「なえ」の意を表す。 082d7.svg
鰯 準1 1 ①いわし。イワシ科の海魚の総称。ふつう、マイワシをさす。鰮(オン) ②さびた刀。「赤鰯」 いわし- 魚 21 10 会意。魚と、(よわい)とから成る。水からあげられるとすぐに死ぬ、柔弱な魚の意を表す。 09c2f.svg
姜 1 0 ①川の名。姜水。 ②はじかみ。しょうが。 こう きょう つよい 女 9 6 説明無し 059dc.svg
鴇 準1 0 ①とき。トキ科の鳥。 ②のがん。ガンの一種。 ほう ほう つき-; とき- 鳥 15 4 説明無し 09d07.svg
搔 準1 0 ①かく。つめでひっかく。「搔痒(ソウヨウ)」 ②さわぐ。さわがしい。「搔擾(ソウジョウ)」 騒 そう そう か-く; か-い; さわ-ぐ; か-き 扌 13 10 説明無し
峪 1 0 たに。谷 よく たに 山 10 7 説明無し 05cea.svg
郭 3 0 ①くるわ。かこい。また、かこいを設けた一定の場所。「郭門」「城郭」 ②大きい。ひろびろとしたさま。「郭大」 かく かく くるわ- 阝 11 8 形声。邑と、音符𩫖(クワク)(享は省略形)とから成る。もと、地名。借りて、城壁の外囲いの意に用いる。 090ed.svg
憬 2 0 ①あこがれる。「憧憬(ショウケイ)・(ドウケイ)」 ②さとる。気がつく。「憬悟」 きょう けい さとる; あこが-れる 忄 15 12 形声。心+音符景(ケイ)。 061ac.svg
穿 準1 0 ①うがつ。ほる。ほじる。ほじくる。穴をあける。「穿孔」「穿鑿(センサク)」 ②はく。下半身に衣類をつける。 ③つらぬく。「貫穿」 せん せん は-く; うが-つ 穴 9 4 会意。穴と、牙(が)(=枒(が)。はめこみ)とから成る。はめこみの木を入れる穴、ひいて「うがつ」意を表す。 07a7f.svg
粥 準1 0 ①かゆ。「豆粥(トウシュク)」 ②ひさぐ。売る。「粥文(イクブン)」 しゅく; いく しゅく; いく ひさ-ぐ; かゆ-; う-る 米 12 6 本字は、会意。米と、(れき)(かまで煮る)とから成り、よく煮た米、「かゆ」の意を表す。粥は、その省略形の俗字。 07ca5.svg
玲 準1 0 玉が触れ合って鳴る音。「玲玲」「玲瓏(レイロウ)」 りょう れい 𤣩 9 5 形声。玉と、音符令(レイ)とから成る。 073b2.svg
淒 1 0 ①風雨の起こるさま。 ②さむい。つめたい。すずしい。 ③すごい。すさまじい。ぞっとする。ものさびしい。「淒惨」「淒淒」 参考「凄」とは別字であるが、似た意味に使われる。 せい; さい さむい 氵 11 8 説明無し 06dd2.svg
呱 1 0 な(泣)く。特に、赤ん坊の泣き声。「」 く こ 口 8 5 説明無し 05471.svg
梢 準1 0 ①こずえ。木のえだの先。「枝梢」 ②すえ。物の端。「末梢」 ③かじ。舟のかじ。「梢子」 しょう そう かじ-; こずえ- 木 11 7 形声。木と、音符(セウ)→(サウ)とから成る。「こずえ」の意を表す。 068a2.svg
擂 1 0 ①する。すりつぶす。みがく。「擂鉢」 ②うつ。たたく。「擂鼓」 らい らい す-る 扌 16 13 説明無し 064c2.svg
標 7 0 ①しるし。めじるし。「標識」「商標」 ②まと。めあて。「標準」「目標」 ③あらわす。しるす。書きしるす。「標記」「標榜(ヒョウボウ)」 ④こずえ。高い小枝。 ひょう ひょう すえ-; しめ-; こずえ-; しるし-; しるべ- 木 15 11 形声。木と、音符票(ヘウ)とから成る。木の「こずえ」の意を表す。借りて「しるし」の意に用いる。 06a19.svg
憮 1 0 ①いつくしむ。かわいがる。撫(ブ) ②がっかりする。「憮然」 む ぶ いつくし-む 忄 15 12 説明無し 061ae.svg
脯 1 0 ほじし。ほした肉。「脯資」 ふ; ぶ ふ; ほ ほ ほじし ⺼ 11 7 説明無し 0812f.svg
鞳 1 0 ①兵器。 ②つづみなどの音を表す「鞳」に用いられる字。 とう とう 革 18 9 説明無し 097b3.svg
鬱 2 0 ①しげる。草木がむらがりしげる。「鬱蒼(ウッソウ)」蔚(ウツ) ②ふさぐ。ふさがる。気がはればれしない。「鬱屈」「鬱積」「憂鬱」③物事のさかんなさま。「鬱勃(ウツボツ)」④かおりぐさ。かおり。 うち うつ こも-る; ふさ-ぐ; ふさ-がる; しげ-る 鬯 29 19 形声。意符林(はやし)と、音符𩰪(ウツ)(は省略形)とから成る。 09b31.svg
舗 4 0 ①みせ。商店。「店舗」「老舗」 ②しく。しきつめる。ならべる。「舗装」「舗道」 ふ ほ みせ-; し-く 舌 15 9 本字は、形声。意符金(金属)と、音符甫(フ)→(ホ)とから成る。門鐶(もんかん)(門に付ける金輪)をとりつける金具の意を表す。布(ホ、フ)・敷(フ)と通じ、借りて「しく」、転じて「みせ」の意に用いる。舖は、鋪の意符を舍(家屋)に改め、おもに「みせ」の意に用いる。常用漢字は、さらに舎の字形に改めたものによる。 08217.svg
哮 1 0 ほえる。たける。獣がほえる。「咆哮(ホウコウ)」 きょう こう た-ける; ほ-える 口 10 7 説明無し 054ee.svg
侘 1 0 ①ほこる。おごる。 詫 ②わびる。ひっそりと暮らす。また、心苦しく思う。 ③わびしい。さびしく思う。 ④わび。さび。 ちゃ た ほこ-る; わび-しい; わ-びる 亻 8 6 説明無し 04f98.svg
喬 準1 0 ①たかい。そびえる。「喬岳」「喬木」 ②おごる。たかぶる。「喬志」「喬然」 ぎょう きょう たか-い 口 12 9 会意。高(たかい。は省略形)と、夭(よう)(まがる)とから成り、高くて曲がっているもの、ひいて、おおいに高い意を表す。 055ac.svg
戊 準1 0 つちのえ。十干の第五。「戊辰(ボシン)」 参考「戉(エツ)」「戍(ジュ)」「戌(ジュツ)」は別字。 む ぼう ぼ つちのえ- 戈 5 1 象形。おの形の刃が付いたほこ(矛)の形にかたどる。借りて、十干(じつかん)の第五位に用いる。 0620a.svg
觴 1 0 ①さかずき。「觴詠」「觴酌」 ②さかずきに酒を注ぐ。人に酒をすすめる。もてなす。 しょう さかずき 角 18 11 説明無し 089f4.svg
瘁 1 0 ①つかれる。おとろえる。や(病)む。やつれる。「憔瘁(ショウスイ)」 悴(スイ) ②くずれる。崩壊する。 ずい すい つか-れる 疒 13 8 説明無し 07601.svg
茘 1 0 ①おおにら。ユリ科の多年草。 ②植物の「茘枝(レイシ)」に用いられる字。 れん らい; り れい; り おおにら- ⺾ 9 6 説明無し 08318.svg
狆 1 0 ①中国、貴州省雲南地方に住む異民族の名。 ②犬の一品種。ちん。愛玩(アイガン)用の小形犬。 ちゅう ちゅう ちん- 犭 7 4 説明無し 072c6.svg
燦 準1 0 あきらか。あざやか。きらめく。「燦燦」「燦然」「燦爛(サンラン)」 粲(サン) さん さん きらめ-く; あき-らか; きら-めく 火 17 13 形声。火+音符粲(サン)。 071e6.svg
痍 1 0 きず。きずつく。きずつける。「傷痍」 い い きず- 疒 11 6 説明無し 075cd.svg
肭 1 0 肥えるさまの「膃肭(オツドツ)」、哺乳(ホニュウ)動物の「膃肭臍(おっとせい)」に用いられる字。 のち どつ こえる ⺼ 8 4 説明無し 080ad.svg
渉 準2 0 ①わたる。川などをわたる。「徒渉」 ②広く見聞する。「渉猟」「博渉」 ③かかわる。あずかる。「渉外」「交渉」 じょう; ちょう ちょう; しょう わた-る 氵 11 8 旧字は、会意。水と、步(ほ)(あるく)とから成る。川を歩いて「わたる」意を表す。常用漢字は、步を歩に変えたもの。 06e09.svg
轅 1 0 ながえ。車の前方に二本出ているかじぼう。「轅下」「轅門」 えん ながえ 車 17 10 説明無し 08f45.svg
竄 1 0 ①のがれる。にげる。にげかくれる。「竄入」「竄伏」 ②はな(放)す。追放する。「竄流」 ③あらためる。書きかえる。「改竄」 参考鼠(ねずみ)が穴にかくれる意を表した字。 さん さん ざん のが-れる; かく-れる 穴 18 13 説明無し 07ac4.svg
觝 1 0 ふれる。さわる。ぶつかる。「觝触」牴(テイ) てい いたる; ふれる 角 12 5 説明無し 089dd.svg
権 5 0 ①いきおい。ちから。「権威」「権力」 ②おもり。はかりの分銅。「権衡」 ③はかる。はかりごと。もくろみ。「権謀」 ④けんり。「権限」「人権」 ⑤かり。かりそめ。便宜的な処置。「権化(ゴンゲ)」 ⑥そえ。正に対する副のもの。「権(ゴン)大納言」 ごん けん はか-る; かり-; おもり- 木 15 11 旧字は、形声。木と、音符雚(クワン)→(クヱン)とから成る。もと、木の名を表したが、借りて、はかりの分銅の意に、転じて、権威・権勢の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06a29.svg
齠 1 0 ①子どもの歯が抜けかわる。前の歯。乳歯。みそっぱ。 ②おさない。歯の抜けかわる年ごろの子ども。 ちょう みそっぱ 齒 20 5 説明無し 09f60.svg
鏃 1 0 ①やじり。矢の先。「石鏃」 ②するどい。 そく そく ぞく やじり- 釒 19 11 説明無し 093c3.svg
廓 準1 0 ①くるわ。かこい。かこいを設けた一定の場所。 ②大きい。ひろい。むなしい。また、ひろびろとしたさま。「廓然」 ③ひろげる。「廓大」 かく かく とりで; くるわ- 广 14 11 説明無し 05ed3.svg
髦 1 0 ①たれがみ。まゆのあたりまで垂らした子どもの前髪。さげがみ。「髦髫(ボウチョウ)」 ②すぐれる。抜きんでる。すぐれた人。「髦士」 もう ぼう たれがみ 髟 14 4 説明無し 09ae6.svg
展 5 0 ①のべる。ならべる。ひろげる。つらねる。「展示」「展覧」 ②のびる。ひろがる。「展開」「進展」 ③ながめる。広く見る。「展望」 ④「展覧会」の略。「個展」 てん てん のびる; の-べる; つら-ねる 尸 10 7 形声。尸と、音符𧝑(テン)(・はその省略形)とから成る。人がころがる意を表す。ひいて、くりひろげる、ならべる意に用いる。 05c55.svg
寓 準1 0 ①よる。身をよせる。仮住まいする。やどる。「寓居」「寄寓」 ②ことよせる。かこつける。「寓意」「寓話」 ③目をとめる。むける。「寓目」 ぎょ ぐ ぐ ぐう かこつ-ける; やど-る; よ-る; やど-す; よ-せる 宀 12 9 形声。宀と、音符禺(グ)とから成る。 05bd3.svg
竇 1 0 ①あな。あなぐら。 ②くぐり戸。 ③みぞ。水道。 とく; とう あな 穴 20 15 説明無し 07ac7.svg
釈 4 0 ①とく。ときあかす。「解釈」「注釈」 ②言いわけをする。「釈明」「釈言」 ③理解する。「釈然」 ④ときはなつ。ほどく。ゆるす。「釈放」「保釈」 赦 ⑤とかす。とける。うすめる。「希釈」 ⑥すてる。 捨 ⑦お(置)く。放置する。 ⑧釈迦(シャカ)。また、仏や仏教を表す語。「釈尊」「釈門」 しゃく せき と-く; ゆる-す; す-てる 釆 11 4 旧字は、形声。釆と、音符睪(エキ)→(セキ)とから成る。種子をよりわける、ひいて、解き分ける、はなつなどの意を表す。常用漢字は俗字による。 091c8.svg
埃 1 0 ①ほこり。ちり。小さなごみ。「塵埃(ジンアイ)」 ②俗世間。俗事。 ③「埃及(エジプト)」の略。 あい あい ほこり-; ちり- 土 10 7 説明無し 057c3.svg
痲 1 0 しびれる。しびれ。「痲酔」「痲痺(マヒ)」麻 め ば ま しび-れる 疒 13 8 説明無し 075f2.svg
険 6 0 ①けわしい。山などが高く切り立っているさま。「険路」「天険」 ②あやうい。あぶない。「危険」「冒険」 ③とげとげしい。はらぐろい。よこしま。「険相」「陰険」 けん けん けわ-しい; さが-し 阝 11 8 旧字は、形声。阜と、音符僉(セム)→(ケム)とから成る。切り立ってけわしい高地、ひいて「けわしい」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0967a.svg
藍 2 0 ①あい。たであい。タデ科の一年草。「出藍」 ②あいいろ。「藍綬」「藍碧(ランペキ)」 ③ぼろ。ぼろきれ。「藍縷(ランル)」襤(ラン) らん らん あい- ⺾ 18 15 形声。艸と、音符監(カム)→(ラム)とから成る。 085cd.svg
蜆 1 0 ①しじみ。シジミ科の二枚貝の総称。「蜆蛤(ケンコウ)」 ②みのむし。 げん; けん けん しじみ- 虫 13 7 説明無し 08706.svg
価 6 0 ①ねだん。あたい。「価格」「価額」「定価」 ②ねうち。「声価」「真価」「評価」 け か あたい- 亻 8 6 旧字は、会意形声。人と、賈(カ)(あたい、あきない)とから成り、「あたい」の意を表す。「賈」の後にできた字。教育用漢字は省略形による。 04fa1.svg
播 準1 0 ①まく。種をまく。「播種」 ②しく。広く及ぼす。「伝播」 ③さすらう。のがれる。 ④「播磨(はりま)の国」の略。「播州」 は は はん; ばん ま-く 扌 15 12 会意形声。手と、番(ハン)→(ハ)(たねをまく)とから成る。たねまく意を表す。 064ad.svg
彫 3 0 ほる。きざむ。ほりきざむ。「彫金」「彫刻」 ちょう ちょう きざ-む; え-り; な-える; しぼ-む; ぼ-り; ほ-る; ほ-り; え-る 彡 11 8 形声。彡と、音符周(シウ)→(テウ)とから成る。文様を刻みこむ、ひいて「ほる」意を表す。 05f6b.svg
実 8 0 ①み。くだもの。「果実」 ②みのる。「実生」「結実」 ③みちる。内容がそなわる。「実質」「充実」 名・虚 ④まこと。まごころ。「実直」「誠実」 ⑤ほんとう。ありのまま。「実例」「真実」 じち しつ じつ さね-; まことに-; まこと-; み-; みの-る; み-ちる; まめ- 宀 8 5 旧字は、会意。宀と、貫(財宝)とから成り、家の中に財宝が満ちていることから、ひいて「みちる」、転じて「みのる」「み」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 05b9f.svg
凩 1 1 こがらし。秋の末から冬にかけて強く吹く冷たい風。参考木を吹きからす風(几)の意を表す国字。また、「こがらし」は木枯らしの意。 こがらし- 几 6 4 説明無し 051e9.svg
新 9 0 ①あたらしい。あらた。「新作」「新暦」 旧 ②あたらしくする。あらたにする。「一新」「革新」 しん しん さら-; あたら-しい; にい-; あら-た; あら- 斤 13 9 形声。斤と、音符𣓀(シン)(は省略形)とから成る。若木を切ってたきぎにする意を表す。「(シン)」の原字。転じて「あたらしい」意に用いる。 065b0.svg
袞 1 0 竜の縫取り模様のある天子の礼服。「衣」参考公で着る衣の意を表す字。 こん こん おうぎ 衣 10 4 説明無し 0889e.svg
敦 準1 0 ①あつい。てあつい。人情があつい。「敦厚」惇(トン) ②とうと(貴)ぶ。重んじる。 たい; とん たい; とん つい あつ-い 攵 12 8 形声。攴と、音符(シヤウ)→(トン、タイ)(享は変わった形)とから成る。いかる意を表す。 06566.svg
頰 2 0 ほお。ほほ。ほっぺた。参考かお(頁)を両側からはさむ(夾)の意を表す字。 きょう きょう ほお-; ほほ-; つら- 頁 16 7 形声。頁と、音符夾(ケフ)とから成る。 09830.svg
奸 1 0 ①おかす。みだらな異性関係をもつ。「奸夫」「奸婦」 ②よこしま。悪がしこい。また、悪人。「奸猾(カンカツ)」「奸曲」「奸計」 ①②姦(カン) けん; かん かん おか-す; わる-い; よこしま-; あ-し 女 6 3 説明無し 05978.svg
詫 準1 0 ①わびる。あやまる。わび。 ②かこつ。かこつける。 ③ほこる。じまんする。参考「詑(タ)」は別字。 ちゃ た わび-; わび-しい; わ-びる 訁 13 6 形声。言と、音符宅(タク)→(タ)とから成る。 08a6b.svg
黌 1 0 まなびや。学校。「黌宇」「黌序」「黌堂」 こう まなびや 黃 25 13 説明無し 09ecc.svg
諡 1 0 おくりな。よびな。死後、生前の行いに対してつける名。「諡号」 し おくりな- 訁 16 9 説明無し 08ae1.svg
鷭 1 0 ばん。クイナ科の鳥。 ぼん はん ばん 鳥 23 12 説明無し 09ded.svg
借 7 0 ①かりる。物や力をかりうける。「借財」「拝借」 貸 ②かりに。こころみに。「借問」 しゃく; しゃ しゃ; せき か-る; か-りる 亻 10 8 形声。人と、音符昔(セキ、シヤク)とから成る。他人に力を貸す、転じて「かりる」意を表す。 0501f.svg
那 2 0 ①なんぞ。いかんぞ。疑問・反語の助字。何・奈(ナ) ②どこ。どれ。「那辺」 ③なに。いずれ。 ④梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「刹那(セツナ)」「那落」 な だ あれ-; なん-ぞ; やす-; いかん-ぞ; なに-; どの-; おお-い; いかん-; いか-でか; ど-れ; お-いて; とも- 阝 7 4 形声。邑と、音符冄(ゼム)→(ダ)(は変わった形)とから成る。 090a3.svg
曖 2 0 ①かげる。日がかげって暗い。「曖曖」 ②おおう。おおいかくす。 お; あい あい おお-う; くら-い; かげ-る 日 17 13 形声。日と、音符愛(アイ)とから成る。 066d6.svg
齷 1 0 ①こまかい。せまい。②こせつく。こせこせする。また、さしせまっている。「齷齪(アクセク)」 あく あくせくする 齒 24 9 説明無し 09f77.svg
云 準1 0 ①いう。いわく。…という。「云為(ウンイ)」「云云(ウンヌン)」 ②ここに。語調をととのえる語。 うん うん い-う 二 4 2 象形。雲が巻いて上天にのぼる形にかたどり、「くも」の意を表す。「雲(ウン)」の原字。借りて、「いう」意に用いる。 04e91.svg
勉 8 0 つとめる。はげむ。「勉学」「勉強」 めん べん ひこ; やつ; つと-める; はげ-ます 力 10 8 形声。力と、音符(ベン)から成る。何かをするようにしむけることから、「つとめる」意を表す。 052c9.svg
層 5 0 ①かさなる。かさねる。いくつもかさなったもの。「層雲」「地層」「電離層」 ②たかどの。かさなっている建物。「層閣」「高層」 ③階級。人々や社会の区分。「階層」「選手層」 ぞう そう こし-; かさ-なる 尸 14 11 旧字は、形声。意符屋(尸は省略形。家屋)と、音符曾(ソウ)とから成る。二階建ての家、ひいて「かさなる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 05c64.svg
純 5 0 ①きいと。まじり気のない絹糸。 ②まじり気がない。飾らない。けがれがない。もっぱら。「純潔」「純真」「温純」 じゅん; しゅん; どん しゅん; とん きいと-; もっぱら- 糹 10 4 形声。糸と、音符屯(トン)→(シユン)とから成る。混じり物がない、また、「もっぱら」の意を表す。 07d14.svg
奐 1 0 ①かえる。とりかえる。換 ②あきらか。ひかりかがやく。煥(カン) ③おおきい。さかんなさま。「輪奐」 かん さかん; とりかえる; おおきい 大 9 6 説明無し 05950.svg
鬆 1 0 ①あらい。ゆるい。「粗鬆」 ②す。ダイコン・ゴボウなどの中心にできる細かいすきま。 しゅ; そう そう; しょう す- 髟 18 8 説明無し 09b06.svg
秀 4 0 ひいでる。すぐれる。のびる。「秀逸」「秀才」「優秀」 しゅ しゅう ひい-でる 禾 7 2 会意。禾と、乃(だい)(のびる)とから成り、いねが長くのびる、「ひいでる」意を表す。 079c0.svg
洩 準1 0 ①もれる。もらす。「漏洩(ロウエイ)・(ロウセツ)」泄(セツ) ②のびる。「洩洩(エイエイ)」 せち; え せつ; えい も-れる; の-びる; も-らす 氵 9 6 説明無し 06d29.svg
踴 1 0 ①おどる。おどりあがる。とびあがる。②まいおどる。おどり。 ゆう; ゆ よう おど-る ⻊ 16 9 説明無し 08e34.svg
検 6 0 ①しらべる。あらためる。「検挙」「検閲」「検査」 ②とりしまる。ただす。「検束」 ③「検察庁」「検定試験」などの略。 けん けん しら-べる 木 12 8 旧字は、形声。木と、音符僉(セム)→(ケム)とから成る。木簡を束ねた上に、封をするために置く木の札の意を表す。借りて、「しらべる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 0691c.svg
俗 4 0 ①ならわし。ならい。習慣。「習俗」「風俗」 ②世の中。世間。「俗世」「俗説」 ③ありきたり。ありふれた。「凡俗」「通俗」 ④いやしい。下品。「俗悪」「卑俗」 雅 ⑤仏門に入る前に住んでいた世間。また、仏門に入らない一般の人。「還俗(ゲンゾク)」「俗人」 ぞく しょく なら-わし 亻 9 7 形声。人と、音符谷(コク)→(シヨク、ゾク)とから成る。「ならわし」の意を表す。 04fd7.svg
篳 1 0 ①まがき。しば・竹・いばらなどで編んだ垣。「門」 ②いばら。しば。 ③雅楽用のたて笛「篥(ヒチリキ)・(ヒツリツ)」に用いられる字。 ひち ひつ まがき ⺮ 17 11 説明無し 07bf3.svg
橘 準1 0 たちばな。 ①ミカン科の常緑小高木。また、ミカン類の総称。「橘柚(キツユウ)」 ②四姓(源・平・藤(トウ)・橘)の一つ。 きち きつ たちばな- 木 16 12 形声。木と、音符矞(クヰツ)とから成る。 06a58.svg
倹 3 0 ①つましい。つつましい。質素。「倹約」「節倹」 ②へりくだる。ひかえめにする。「恭倹」「勤倹」謙 げん けん つま-しい; つずま-やか 亻 10 8 旧字は、形声。人と、音符僉(セム)→(ケム)とから成る。つづましくする意を表す。常用漢字は省略形による。 05039.svg
忍 準2 0 ①しのぶ。こらえる。たえる。「忍耐」「堪忍」 ②むごい。「忍心」「残忍」 ③しのばせる。しのび。「忍者」「忍術」 にん じん しの-ばせる; しの-ぶ 心 7 3 形声。心と、音符(ジン、ニン)とから成る。心のうちにたえしのぶ、ひいて、もちこたえる意を表す。 05fcd.svg
避 4 0 さける。よける。のがれる。「避難」「逃避」 び ひ よ-ける; さ-ける ⻌ 16 13 形声。辵と、音符辟(ヘキ)→(ヒ)とから成る。かたよりさける意を表す。 0907f.svg
熙 1 0 ①かがやく。ひかる。「光熙」 ②ひろい。ひろまる。 ③おこる。さかん。 ④やわらぐ。「熙朝」怡(イ) ⑤よろこぶ。たのしむ。たわむれる。「熙笑」嬉(キ) ⑥ああ。なげく声。 き き ひかる; ひかり 灬 15 11 形声。火と、音符(キ)とから成る。 07199.svg
観 7 0 ①みる。くわしくみる。ながめる。「観客」「観測」「参観」 ②かんがえる。ものの見かた。考え方。「観念」「主観」「達観」 ③かたち。すがた。ありさま。「偉観」「奇観」「美観」 かん かん しめす; み-る 見 18 11 旧字は、形声。見と、音符雚(クワン)とから成る。ぐるりと周囲を見まわす意を表す。教育用漢字は俗字による。 089b3.svg
鼯 1 0 むささび。ももんが。リス科の哺乳(ホニュウ)動物。「鼯鼠(ゴソ)」 ご むささび 鼠 20 7 説明無し
譏 1 0 そしる。とがめる。せめる。「譏議」 き そし-る 訁 19 12 説明無し 08b4f.svg
僮 1 0 ①わらべ。こども。「僮児」童 ②おろか。おろか者。 ③しもべ。めしつかい。「僮僕」 ずう とう どう わらべ-; しもべ- 亻 14 12 説明無し 050ee.svg
四 10 0 ①数の名。よつ。よっつ。「四角」「四季」 ②よも。四方。よっつの方位。まわり。「四囲」「四海」 し し よ-つ; よ-; よん-; よっ-つ 囗 5 2 象形。開けた口の中に、歯や舌が見えるさまにかたどり、息つく意を表す。「呬(キ)(息をはく)」の原字。数の「よつ」は、もとで表したが、四を借りて、の意に用いる。 056db.svg
攪 準1 0 みだす。かきまわす。かきまぜる。「攪拌(カクハン)・(コウハン)」「攪乱(カクラン)・(コウラン)」 きょう こう かく みだ-す; ほだ-てる 扌 23 20 説明無し 0652a.svg
詮 2 0 ①あきらか。あきらかにする。しらべる。「詮議」「詮索」 ②なすすべ。方法。「詮方」 ③そなわる。そなえる。 ④えらぶ。言葉をえらぶ。 ⑤つまり。つまるところ。結局。「所詮」 せん せん かい-; のり; あき-らか 訁 13 6 形声。言と、音符(セン)とから成る。 08a6e.svg
焼 7 0 やく。やける。燃える。「焼却」「焼失」 しょう しょう やき; や-く; や-ける 火 12 8 旧字は、形声。火と、音符堯(ゲウ)→(セウ)とから成る。「やく」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0713c.svg
黔 1 0 くろい。くろくなる。くろむ。「黔首」「黔突」 きん; けん くろい 黑 16 4 説明無し 09ed4.svg
窿 1 0 大空の弓形に盛り上がるさまの「穹窿(キュウリュウ)」に用いられる字。 りゅう; りゅ ゆみなり 穴 17 12 説明無し 07abf.svg
轍 準1 0 ①わだち。車の輪の通ったあと。あとかた。「轍跡」「前轍」 ②のり。道。 でち てつ わだち- 車 19 12 説明無し 08f4d.svg
凋 準1 0 しぼむ。しおれる。衰える。「傷」「落」 ちょう ちょう おちぶれる; しぼ-む 冫 10 8 説明無し 051cb.svg
迪 1 0 ①みち。道徳。 ②みちびく。教えみちびく。「啓迪」 ③ふむ。すすむ。いたる。 じゃく てき ふ-む; すす-む; みち-; みちび-く ⻌ 8 5 形声。辵と、音符由(イウ)→(テキ)とから成る。 08fea.svg
傚 1 0 ならう。みならう。まねる。「傚慕」 ぎょう こう なら-う 亻 12 10 説明無し 0509a.svg
鰥 1 0 ①大魚の名。「魴鰥(ホウカン)」鯤(コン) ②やもお。妻のない男。男やもめ。「鰥寡(カンカ)」「鰥居」「鰥夫」寡 ③や(病)む。なやむ。 けん かん こん やもお-; や-む; やもめ- 魚 21 10 説明無し 09c25.svg
蔚 準1 0 ①おとこよもぎ。キク科の多年草。 ②草木のさかんにしげるさま。「蔚然」鬱(ウツ) うつ; い おとこよもき ⺾ 14 11 説明無し 0851a.svg
拈 1 0 つまむ。ひねる。ねじる。「拈出」捻(ネン)・撚(ネン) ねん でん ひね-り; ひね-くる; つまむ; ひね-る 扌 8 5 説明無し 062c8.svg
馘 1 0 ①耳を切る。敵を殺した証拠として左耳を切りとる。「馘耳」「俘馘(フカク)」 ②首を切る。「斬馘(ザンカク)」 ③解雇する。「馘首」 かく きゃく みみき-る; くびき-る 首 17 8 説明無し 09998.svg
髏 1 0 「髑髏(ドクロ)(されこうべ・しゃれこうべ)」に用いられる字。 る ろう ろ 骨 21 11 説明無し 09acf.svg
轌 1 1 そり(橇)。雪や氷の上を滑らせて、人や物を運ぶ乗り物。「轌に乗って山をくだった」 そり- 車 18 11 説明無し 08f4c.svg
祁 準1 0 おおいに。おおきい。さかんに。「祁寒」 ぎ き これ; おお-いに; さか-んに 示 8 3 形声。邑と、音符示(シ)→(キ)とから成る。 07941.svg
嵯 準1 0 山がけわしいさま。石がごつごつしているさま。「嵯峨(サガ)」「嵯嵯」 ざ さ たか-い; けわ-しい 山 13 10 形声。山と、音符差(サ)とから成る。 05d6f.svg
藤 2 0 ①ふじ。マメ科のつる性落葉低木。「藤架」 ②かずら。つる性の植物の総称。「葛藤(カットウ)」 ③四姓(源・平・藤(トウ)・橘(キツ))の一つ。「藤原(ふじわら)氏」の略。 どう とう ふじ- ⺾ 18 15 形声。艸と、音符滕(トウ)とから成る。つる性植物の意を表す。 085e4.svg
小 10 0 ①ちいさい。形・規模がちいさい。「小型」「小国」「弱小」 大 ②すくない。すこし。わずか。「小量」「小康」 ③とるに足りない。「小事」「小市民」 ④わかい。おさない。「小児」「小子」 ⑤自分に関することを謙遜(ケンソン)していう語。「小生」「小社」 ⑥「小学生」の略。「小六」 ⑦こ。お。さ。語調をととのえる接頭語。「小首(こくび)」「小川(おがわ)」「小夜(さよ)」 しょう しょう ちい-さい; さ-; お-; こ- 小 3 0 指事。ちいさい点を三つ重ねて、水滴・火花などのように、ちいさいものの意を表す。 05c0f.svg
倣 3 0 ならう。まねる。「模倣」 ほう ほう なら-う 亻 10 8 形声。人と、音符放(ハウ)とから成る。人にならいまねる意を表す。 05023.svg
嬰 準1 0 ①みどりご。あかご。ちのみご。「嬰児」 ②めぐる。めぐらす。とりまく。「嬰城」 ③ふれる。さわる。 ④音楽で半音高くすること。「嬰羽」変 よう えい めぐ-らす; あかご-; かかる; かける; ふ-れる; みどりご; めぐ-る 女 17 14 説明無し 05b30.svg
給 7 0 ①たす。足りないものをたす。「給油」「供給」「補給」 ②たまわる。あたえる。「給付」「支給」 ③てあて。「給料」「月給」「高給」 ④世話をする。つかえる。「給仕」 きょう こう きゅう たも-う; たま-う; たま-え 糹 12 6 形声。糸と、音符合(カフ)→(キフ)とから成る。十分にある意。転じて、足す意に用いる。 07d66.svg
嶷 1 0 ①たかい。高く抜きんでているさま。「嶷立」 ②さとい。かしこい。 ぎょく; ぎ さとい 山 17 14 説明無し 05db7.svg
誂 1 0 ①あつらえる。注文して作らせる。あつらえ。 ②いどむ。挑 ③もてあそぶ。からかう。嘲(チョウ) ちょう いど-む; あつら-える 訁 13 6 説明無し 08a82.svg
課 7 0 ①わりあてる。わりあて。「課役」「課税」「課程」 ②はかる。こころみる。ためす。「考課」 ③事務分担の区分。「課長」 か か こころ-みる 訁 15 8 形声。言と、音符果(クワ)とから成る。ためす意を表す。 08ab2.svg
見 10 0 ①みる。目でみる。みえる。「見聞」「外見」 ②みるところ。物のみかた。考え。立場。「見解」「見当」 ③まみえる。人に会う。「見参」「会見」 ④あらわれる。あらわす。「露見」「発見」 ⑤る。らる。…される。受け身の助字。 げん; けん けん み-える; まみ-える; み-せる; み-る 見 7 0 会意。目(め)と、儿(じん)(ひと)とから成る。人が目を大きくみひらいているさまにより、ものを明らかに「みる」意を表す。 0898b.svg
爬 1 0 ①か(搔)く。ひっかく。「搔爬(ソウハ)」 ②はう。はっていく。「爬行」 べ は か-く 爪 8 4 説明無し 0722c.svg
識 6 0 ①しる。考える。さとる。物事の道理を見分ける。「識別」「識見」「認識」 ②知ること。考え。「見識」「眼識」 ③知り合いになる。知り合い。「面識」 ④しるす。しるし。「識語」「標識」 誌 しき; し し; しょく しる-す; しるし-; し-る 訁 19 12 形声。言と、音符戠(シヨク)とから成る。意味をよく知る、記憶する意を表す。ひいて「しるし」の意に用いる。 08b58.svg
焜 1 0 ①かがやく。ひかる。「焜燿(コンヨウ)」 ②あきらか。 こん かがやく 火 12 8 説明無し 0711c.svg
錨 準1 0 いかり。船をとめておくために水底に沈めるおもり。「錨地」 みょう びょう いかり- 釒 16 8 説明無し 09328.svg
不 7 0 …ず。…でない。…しない。打ち消しの助字。「不安」「不義」「不変」参考「不」の二画目までが片仮名の「フ」に、草書体が平仮名の「ふ」になった。 ふ; ほち ふつ; ふう ぶ にあらず; ず-; せず; いなや 一 4 3 象形。花の萼(がく)の形にかたどる。「芣(フ)(花の萼)」の原字。借りて、打消の助字に用いる。 04e0d.svg
拐 準2 0 かたる。かどわかす。だましとる。「拐去」「拐帯」「拐騙(カイヘン)」 げ かい かた-る 扌 8 5 形声。手と、音符冎(クワ)→(クワイ)(・叧は変わった形)とから成る。物をひっかけて取る、ひいて「かたる」意を表す。 062d0.svg
孩 1 0 ①ちのみご。幼児。「孩児」「孩嬰(ガイエイ)」「孩提」 ②幼児が笑うこと。咳(ガイ) がい かい ちのみご- 子 9 6 説明無し 05b69.svg
芹 準1 0 せり。セリ科の多年草。「芹献」 ごん きん せり- ⺾ 7 4 形声。艸と、音符斤(キン)とから成る。 082b9.svg
清 7 0 ①きよい。きよらか。(ア)水がきれいにすむ。「清水」「清流」(イ)心がきよらか。けがれがない。いさぎよい。「清潔」「清純」 濁 ②きよめる。整理する。始末する。「清算」「清掃」「粛清」 ③すがすがしい。さわやか。「清涼」「清冷」 ④中国の王朝の名。 しょう せい しん す-む; きよ-まる; きよ-い; きよ-める; きよ-らか; さや-か 氵 11 8 形声。水と、音符靑(セイ)とから成る。水が澄んでいる、ひいて「きよい」意を表す。 06e05.svg
愧 1 0 はずかしめる。はじる。はじ。「愧死」 き き は-じる; とが-める; は-じらう; はずかし-める 忄 13 10 説明無し 06127.svg
迢 1 0 はるか。とおい。高い。「迢迢」「迢遥(チョウヨウ)」 ちょう はるか ⻍ 9 5 説明無し 08fe2.svg
稈 1 0 わら。イネ・麦などの穀物のくき。「麦稈(バッカン)・(むぎわら)」 かん わら 禾 12 7 説明無し 07a08.svg
鑑 4 0 ①かがみ。手本。模範。いましめ。「鑑戒」「明鑑」 ②かんがみる。見わける。照らしあわせて見る。「鑑査」「鑑札」「鑑別」 けん かん かがみ-; かんが-みる 釒 23 15 会意形声。金と、監(カム)(かがみ)とから成り、「かがみ」の意を表す。「監」の後にできた字。 09451.svg
殊 3 0 ①ことに。とりわけ。「殊遇」「殊勲」「特殊」 ②ことなる。ことにする。 じゅ; ず しゅ こと-; ころす; たつ; ことなる 歹 10 6 形声。歹と、音符朱(シユ)とから成る。「ころす」意を表す。借りて、ことなる意に用いる。 06b8a.svg
平 8 0 ①たいら。ひらたい。「平地」「水平」 ②かたよらない。ひとしい。「平等」「平均」 ③おだやか。やすらか。「平和」「太平」 ④たいらげる。しずめる。「平定」 ⑤つね。なみ。ふつう。「平常」「平素」 ⑥やさしい。簡単。「平易」「平明」 ⑦漢字音の四声の一つ。「平声」 ⑧四姓(源・平・藤(トウ)・橘(キツ))の一つ。「平氏」の略。「平家」 ⑨「平方」のこと。「平米(ヘイベイ)」 べん; びょう へん; へい ひょう ひん たい-らぐ; ひら-; ひら-に; たい-ら; たいら-; たい-らげる; たい-らか 干 5 2 象形。水草が水面にひらたくうかんでいる形にかたどる。「苹(ヘイ)」の原字。借りて「ひらたい」、たいらにするの意に用いる。 05e73.svg
鐶 1 0 たまき。わ。かなわ。金属でできた輪。「玉鐶」「金鐶」 かん わ- 釒 21 13 説明無し 09436.svg
薫 準2 0 ①かおりぐさ。香草の名。特有の香りがある。 ②かおる。よいかおり。「薫風」「芳薫」「余薫」 ③いぶす。くすべる。「薫製」 ④人を感化する。「薫育」「薫陶」「薫化」 くん くん かお-る ⺾ 16 13 旧字は、形声。艸と、音符熏(クン)とから成る。かおりぐさ、ひいて「かおる」「かおり」の意を表す。常用漢字は省略形による。 085ab.svg
杆 1 0 ①てこ(梃)。てこ棒。「槓杆(コウカン)」 ②たて(盾)。「槍杆(ソウカン)」 ③てすり。「欄杆」 ②③干 かん かん てこ- 木 7 3 説明無し 06746.svg
躔 1 0 ①ふむ。足でふむ。 ②めぐる。めぐって行く。 でん てん ふむ ⻊ 22 15 説明無し 08e94.svg
淫 2 0 ①ひたす。ひたる。あふれる。「淫淫」「淫水」浸・霑(テン) ②ふける。おぼれる。度をこす。「淫雨」「淫酒」湛(タン)・耽(タン) ③みだら。みだれる。みだす。「淫乱」「姦淫(カンイン)」「邪淫」④ほしいまま。わがまま。⑤おおきい。はなはだしい。⑥ながあめ。「淫雨」 いん いん みだ-ら; ほしいまま-; ひたす 氵 11 8 形声。水と、音符㸒(イム)とから成る。水に「ひたす」、ひたる、転じて、度を過ごす意を表す。 06deb.svg
戦 7 0 ①たたかう。たたかい。(ア)いくさ。「戦争」「戦闘」(イ)試合。競争。「舌戦」「熱戦」 ②おそれおののく。ふるえる。そよぐ。「戦慄(センリツ)」 顫(セン) せん せん わなな-く; おのの-き; たたか-う; そよ-ぎ; たたか-い; いくさ-; そよ-がす; そよ-ぐ; おのの-く 戈 13 9 旧字は、形声。戈と、音符單(タン、セン)とから成る。「たたかう」意を表す。教育用漢字は省略形による。 06226.svg
朗 5 0 ①ほがらか。あきらか。明るい。「朗報」「明朗」 ②たからか。声が高くすむ。「朗詠」「朗読」 ろう ろう ほが-らか; あき-らか; ほが-ら 月 10 6 形声。と、音符良(リヤウ、ラウ)とから成る。月光が明るい、ひいて「あきらか」「ほがらか」の意を表す。 06717.svg
潔 6 0 いさぎよい。きよい。けがれがない。「潔白」「純潔」「清潔」 けち けつ いさぎよ-い 氵 15 12 形声。水と、音符絜(ケツ)とから成る。水のきれいなさま、ひいて「いさぎよい」意を表す。 06f54.svg
駑 1 0 ①のろいウマ。「駑馬」駿(シュン) ②のろい。にぶい。おろか。「駑鈍」 ど のろい; にぶい 馬 15 5 説明無し 099d1.svg
邁 1 0 ①ゆく。すぎる。すすむ。「邁進」 ②すぐれる。まさる。「英邁」「豪邁」 ③つとめる。はげむ。 まい ばい す-ぎる; ゆ-く; つと-める ⻍ 16 12 説明無し 09081.svg
伐 3 0 ①きる。木をきり倒す。「伐採」「乱伐」 ②う(討)つ。殺す。敵をうつ。「征伐」「討伐」 ③ほこる。自慢する。「矜伐(キョウバツ)」 ぼち はつ ばつ ほこ-る; き-る; う-つ 亻 6 4 会意。人と、戈(か)(ほこ)とから成る。人の首をほこで切るさまにより、うちきる、「うつ」意を表す。 04f10.svg
悖 1 0 ①もとる。道理にはずれる。そむく。「悖徳」 ②みだれる。「悖乱」 ③さかん。さかんに起こるさま。「悖然(ボツゼン)」勃(ボツ) ぼつ; ぼち; ばい はい; ほつ もと-る 忄 10 7 説明無し 06096.svg
苞 1 0 ①あぶらがや。カヤツリグサ科の多年草。 ②つと。つつみ。また、みやげ。みやげもの。「苞苴(ホウショ)・(つと)」 ③つつむ。「苞裹(ホウカ)」 ②③包 ④ねもと。もと。「苞桑」 ひょう ほう つと- ⺾ 8 5 説明無し 082de.svg
儼 1 0 おごそか。いかめしい。「儼然」 げん いかめしい; おごそか 亻 22 20 説明無し 0513c.svg
牀 1 0 ①ねどこ。ねだい(寝台)。「牀褥(ショウジョク)」「病牀」 ②こしかけ。「牀几(ショウギ)」 ③ゆか。とこ。 ④だい(台)。物を置く台。「銃牀」 参考「床」の本字。 じょう そう しょう ゆか- 爿 8 4 説明無し 07240.svg
堰 準1 0 せき。いせき。土を積んで水の流れをせきとめるもの。また、せきとめる。せく。「堰塞(エンソク)」「堰堤」 えん えん せき-; せ-く 土 12 9 形声。土と、音符匽(エン)とから成る。 05830.svg
枝 6 0 ①えだ。木のえだ。「枝条」「枝葉」 幹 ②分かれ出たもの。えだ分かれ。「枝族」 支 ぎ; し き; し えだ- 木 8 4 会意形声。木と、支(シ)(えだ)とから成る。幹から分かれ出た「えだ」の意を表す。 0679d.svg
絳 1 0 あか。あかい。深紅色。「絳裙(コウクン)」「絳帳」 こう あか 糹 12 6 説明無し 07d73.svg
鸛 1 0 こうのとり。こうづる。コウノトリ科の鳥。「鸛鵲(カンジャク)」参考西洋では人間の赤ん坊を運んでくる鳥とされる。 かん かん こうのとり- 鳥 28 17 説明無し 09e1b.svg
鶚 1 0 みさご。タカ科の大形の鳥。水辺にすみ、急降下して魚を捕らえる。うおたか(魚鷹)。「鶚視」「鶚書」「鶚薦」 がく がく みさご- 鳥 20 9 説明無し 09d9a.svg
髷 1 0 ①まげ。わげ。髪をまげて束ねたもの。 ②まるまげ。既婚の女性の結う日本髪の一つ。 こく きょく わげ-; まげ- 髟 16 6 説明無し 09af7.svg
戚 2 0 ①みうち。親類。「遠戚」「親戚」 ②いたむ。うれえる。悲しむ。「戚戚」「哀戚」 そく しゃく せき いた-む; みうち-; うれ-える 戈 11 7 形声。意符戉(えつ)(まさかり。戊は変わった形)と、音符尗(シユク)→(セキ)とから成る。まさかりの意を表す。「鏚(セキ)」の原字。借りて「みうち」の意に用いる。 0621a.svg
掩 準1 0 ①おおう。おおいかくす。「掩蓋(エンガイ)」「掩蔽(エンペイ)」 ②かばう。かくまう。「掩護」 ③不意におそう。「掩撃」「掩襲」 ④たちまち。にわか。 えん おお-う 扌 11 8 説明無し 063a9.svg
偸 1 0 ①ぬすむ。ぬすみ。「偸盗」 ②むさぼる。「偸安」 ③うす(薄)い。 ④かろんずる。おろそかにする。かりそめ。 ちゅう; とう ぬす-む 亻 11 9 説明無し 05078.svg
坑 3 0 ①あな。地中にほったあな。「坑道」「鉱坑」 ②あなに落とす。生きうめにする。「坑殺」 きょう こう あな- 土 7 4 形声。土と、音符亢(カウ)とから成る。土中の「あな」の意を表す。 05751.svg
径 7 0 ①みち。こみち。ちかみち。「径路」「山径」 ②さしわたし。「口径」「直径」 ③まっすぐ。ただちに。「径行」 きょう けい さしわたし-; こみち-; みち- 彳 8 5 旧字は、形声。彳と、音符巠(ケイ)とから成る。人の歩く小道の意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 05f84.svg
笏 1 0 しゃく。束帯を着用したとき、右手に持つ板。また、備忘用に書き留める板。参考日本では「コツ」は「骨」に通じるので忌みきらい、「しゃく」と呼んだ。 こち こつ しゃく- ⺮ 10 4 説明無し 07b0f.svg
跿 1 0 はだし。すあし。 ず; ど と ⻊ 14 7 説明無し 08dff.svg
夸 1 0 ①ほこる。大げさに言う。「夸言」誇 ②おごる。たかぶる。「夸者」 か; こ おごる 大 6 3 説明無し 05938.svg
俥 1 1 くるま。人力車。参考「人()がひく車」の意を表す国字。 しゃ くるま- 亻 9 7 説明無し 04fe5.svg
追 8 0 ①おいかける。あとをしたう。「追従」「追随」 ②おいはらう。「追討」「追放」 ③たずね求める。「追及」「追求」 ④あとからつけ加える。「追加」「追伸」 ⑤過去にさかのぼる。「追憶」「追悼」 たい つい つい お-う ⻌ 9 6 形声。辵と、音符𠂤(ツイ、タイ)とから成る。後について行く、ひいて「おう」意を表す。 08ffd.svg
暉 1 0 ①ひかり。日のひかり。「春暉」 ②かがやく。ひかる。あきらか。「暉暉」 き き かがや-く 日 13 9 形声。日と、音符軍(クン)→(クヰ)とから成る。「かがやく」意を表す。 06689.svg
帳 8 0 ①とばり。垂れ幕。引き幕。「開帳」「几帳(キチョウ)」 ②ものを書くために紙をとじたもの。ちょうめん(帳面)。「帳簿」「台帳」 ちょう ちょう とばり-; はり- 巾 11 8 形声。巾と、音符長(チヤウ)とから成る。寝台に張りめぐらす「とばり」の意を表す。 05e33.svg
殿 4 0 ①大きな建物。貴人の住まい。「殿堂」「宮殿」 ②貴人・君主の尊称。また、相手に対する敬称。「殿下」「貴殿」 ③しんがり。しり。「殿後」「殿軍」臀(デン) ④どの。人の姓名の下につける敬称。 でん てん しんがり-; との-; どの- 殳 13 9 形声。殳と、音符𡱂(トン、ドン)→(テン、デン)(𡱒は変わった形)とから成る。物を打つ音声を表す。借りて、「しんがり」の意に、また、たかどのの意に用いる。 06bbf.svg
駆 4 0 ①かける。ウマが走る。ウマに乗って走る。「駆動」「疾駆」「先駆」 ②かる。かりたてる。おう。追いはらう。「駆使」「駆除」 く く か-ける; か-る 馬 14 4 旧字は、形声。馬と音符區(ク)とから成る。馬にむち打って走らせる意を表す。常用漢字は省略形による。 099c6.svg
頽 1 0 ①くずれる。こわれ落ちる。「頽唐」 ②おとろえる。すたれる。「頽勢」「衰頽」 たい; た くずす; おとがい; くずれる 頁 16 7 説明無し 0983d.svg
楓 準1 0 ①かえで。もみじ。カエデ科の落葉高木。 ②マンサク科の落葉高木。 ふう ほう かえで; おかつら; かいで; かつら 木 13 9 形声。木と、音符風(フウ)とから成る。 06953.svg
癬 1 0 たむし。ひぜん。皮膚病の一種。「皮癬」 せん せん 疒 22 17 説明無し 0766c.svg
嵩 準1 0 ①かさ。分量。体積。「水嵩(みずかさ)」 ②かさむ。かさばる。 ③たかい。山の高いさま。 参考山の高いさまを表した字。 すう しゅう たか-い; かさ-む; かさ-; たけ- 山 13 10 会意。山と、高(たかい)とから成り、山が高い意を表す。 05d69.svg
穣 準1 0 みのる。ゆたか。ゆたかに実る。「穣歳」「豊穣」 にょう じょう ゆたか-; わら- 禾 18 13 形声。禾と、音符襄(シヤウ)→(ジヤウ)(㐮は省略形)とから成る。いねの実がゆたかの意を表す。 07a63.svg
簾 準1 0 す。すだれ。竹などで編んだとばり。「簾中」 れん れん すだれ-; す- ⺮ 19 13 形声。竹と、音符廉(レム)とから成る。竹を連ね合わせた「すだれ」の意を表す。 07c3e.svg
茲 1 0 ①ここ。これ。この。ここに。 此(シ)・斯(シ) ②しげる。草が生いしげる。 ③ます。ふえる。ますます。 ④とし。「今茲」 じ; し し し-げる; ここ-に; ます; むしろ ⺾ 9 6 説明無し 08332.svg
国 9 0 ①くに。一つの政府に属する社会。「国民」「王国」 ②日本。「国学」「国字」 ③昔の行政区画の一つ。「国司」「国府」 ④ふるさと。いなか。「国元」 こく こく くに- 囗 8 5 旧字は、会意形声。囗と、或(コク)(さかい、くに)とから成り、「くに」の意を表す。教育用漢字は俗字の囯に点を加えたもの。 056fd.svg
鯊 1 0 はぜ。ハゼ科の魚の総称。 しゃ さ はぜ; さめ 魚 18 7 説明無し 09bca.svg
較 4 0 ①くらべる。つきあわせる。「較差」「較正」「比較」 ②あきらか。いちじるしい。「較然」「較著」 ③ほぼ。おおむね。あらまし。「較略」「大較」 きょう; かく こう; かく かく くら-べる 車 13 6 形声。車と、音符交(カウ)→(カク)とから成る。車の箱の上に組み合わせた横木の意を表す。借りて「くらべる」意に用いる。 08f03.svg
済 5 0 ①すくう。たすける。「済度」「救済」「共済」 ②すむ。すます。「皆済」「決済」 ③なす。なしとげる。「済美」 ④わたる。わたす。 ⑤数が多く盛んなさま。「済済(サイサイ)・(セイセイ)」 さい せい ざい す-む; わた-る; すく-う; す-ます; わた-す 氵 11 8 旧字は、形声。水と、音符齊(セイ)とから成る。もと、川の名。借りて「わたる」、転じて「すくう」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06e08.svg
廊 3 0 わたどの。建物に造られた通路。「廊下」「回廊」 ろう ろう わたどの- 广 12 9 形声。广と、音符郞(ラウ)とから成る。正堂の下を取りまく建物、ひいて、わたどのの意を表す。 05eca.svg
拌 1 0 ①かきまぜる。「攪拌(カクハン)・(コウハン)」 ②さける。さく。わける。わる。判 ③すてる。 ばん はん わる; かきまぜる; すてる 扌 8 5 説明無し 062cc.svg
津 準2 0 ①つ。みなと。渡し場。ふなつき場。「津津浦浦」 ②しみ出る。わき出る。「津津」 ③体から出る液体。しる。つば・あせ・なみだなど。 しん しん つ- 氵 9 6 形声。水と、音符𦘔(シン)(聿は省略形)とから成る。川のわたし場の意を表す。 06d25.svg
韮 準1 0 にら。ユリ科の多年草。参考地面に群がり生えるニラの形を表した字。 く きゅう きょう にら- ⺾ 12 9 説明無し 097ee.svg
齔 1 0 歯がぬけかわること。はがわり。かけば。みそっぱ。また、幼いころ。「童」 しん しん かけば-; おさな-い 齒 17 2 説明無し 09f54.svg
驂 1 0 ①そえうま(副馬)。馬車で、主となるウマのそばに補助としてつけられるウマ。 ②そえのり。貴人の供として同乗すること。また、その者。「驂乗」 そん さん そえうま 馬 21 11 説明無し 09a42.svg
幫 1 0 たすける。手伝う。また、なかま。「幫助」 ほう たす-ける 巾 17 14 説明無し
怺 1 1 たえる。苦しみをがまんする。「痛みをじっと怺える」 た-える; しの-ぶ; こら-える 忄 8 5 説明無し 0603a.svg
促 3 0 ①うながす。せきたてる。「促進」「督促」 ②間をつめる。せまる。「促音」 そく しょく うなが-す; せま-る 亻 9 7 形声。人と、音符足(シヨク、ソク)とから成る。「せまる」、ひいて「うながす」意を表す。 04fc3.svg
盥 1 0 ①すすぐ。あらう。そそぐ。「盥洗」「盥漱(カンソウ)」「盥浴」 ②たらい。手足などを洗う器。参考うつわ(皿)の水を両手ですくっている形からできた字。 かん かん たらい; そそぐ 皿 16 11 説明無し 076e5.svg
偲 準1 0 ①しのぶ。なつかしく思い出す。 ②はげましあうさま。「偲偲」 ③かしこい。 し; さい し; さい しの-ぶ 亻 11 9 形声。人と、音符思(シ)とから成る。 05072.svg
楊 準1 0 やなぎ。ヤナギ科の落葉低木。かわやなぎ。「楊弓」「楊柳」 よう よう やなぎ- 木 13 9 形声。木と、音符昜(ヤウ)とから成る。 0694a.svg
唱 7 0 ①うたう。うた。「唱歌」「愛唱」 ②となえる。(ア)声高によみあげる。「唱和」「復唱」(イ)先に立って言う。「唱道」「提唱」 しょう しょう とな-える; うた-う; うた- 口 11 8 形声。口と、音符昌(シヤウ)とから成る。声をあげてうたう意を表す。 05531.svg
嘔 1 0 オウ ①は(吐)く。もどす。「嘔血」「嘔心」「嘔吐」欧 ②うたう。子どもや鳥の声。また、やかましい声。「嘔啞(オウア)」「嘔歌」「嘔吟」謳(オウ) ③むかつく。 ク やしなう。いつくしみ育てる。 う; く く; おう うた-う; は-く 口 14 11 説明無し 05614.svg
蓋 2 0 ①おおう。かぶせる。「蓋世」 ②かさ。ふた。おおい。「蓋棺」「天蓋」 ③けだし。思うに。考えてみると。「蓋然」 ごう; かい こう; かい がい おお-う; けだ-し; かさ-; ふた- ⺾ 13 10 会意形声。艸と、盍(カフ)→(カイ)(ふたをする)とから成る。草のふた、ひいて「おおう」意を表す。「盍」の後にできた字。借りて、助字に用いる。 084cb.svg
楽 9 0 ガク ①音楽。「器楽」 ②かなでる。演奏する。「楽器」「楽譜」「奏楽」 ラク ①こころよい。たのしい。たのしむ。「楽園」「安楽」「娯楽」苦 ②らく。たやすい。「楽勝」 ③興行の最終日。 ゴウ このむ。求める。こい願う。愛する。「楽欲」「愛楽」 らく; ぎょう; がく ごう; らく; がく ろう たの-しい; たの-しむ; この-む; かな-でる; たの-しみ 木 13 9 旧字は、象形。木に糸(幺)を張った弦楽器(一説に、すずの形ともいう)にかたどり、音楽、転じて「たのしむ」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0697d.svg
鯢 1 0 ①さんしょううお(山椒魚)。「鯢魚」 ②めくじら。雌のクジラ。鯨 げ げい さんしょううお-; めくじら- 魚 19 8 説明無し 09be2.svg
鷙 1 0 ①あらどり。ワシ・タカなどの猛鳥の総称。 ②あらい。あらあらしい。「鷙悍(シカン)」「鷙鳥」「鷙勇」 ③う(撃)つ。 ちつ し し あらどり-; あらい 鳥 22 11 説明無し 09dd9.svg
幺 1 0 ちいさい。おさない。幼参考「糸」のはしの形から、ちいさい意を表す字。 よう ちいさい 幺 3 0 説明無し 05e7a.svg
昭 8 0 ①あきらか。あかるい。「昭示」 照 ②世の中がよくおさまる。「昭代」 しょう しょう あき-らか 日 9 5 形声。日と、音符召(セウ)とから成る。日の光のあきらかの意を表す。 0662d.svg
勲 準2 0 ①いさお。国や主君のために尽くしたてがら。「勲功」「勲績」「殊勲」 ②勲章の階位。「勲記」「勲三等」「受勲」 くん くん いさお- 力 15 13 旧字は、形声。力と、音符熏(クン)とから成る。功績をあげる意を表す。常用漢字は省略形による。 052f2.svg
纏 準1 0 ①まとう。まといつく。からまる。まつわる。「纏綿」 ②まとい。陣営や火消しの組の印として用いたもの。 ③まとめる。 でん てん まつ-わる; まと-い; ま-く; まと-う; まと-まる; まと-める 糹 21 15 形声。糸と、音符廛(テン)とから成る。 07e8f.svg
誌 5 0 ①しるす。書きしるす。また、書きしるしたもの。「日誌」「地誌」 志 ②「雑誌」の略。「誌面」 し し しるす; しる 訁 14 7 形声。言と、音符志(シ)とから成る。心に「しるす」、ひいて、書きしるす意に用いる。 08a8c.svg
瀲 1 0 ①水が満ちあふれるさま。また、波が連なるさま。「瀲瀲」 ②みぎわ。なぎさ。 ③うかぶ。「泛瀲(ハンレン)」 れん れん なぎさ- 氵 20 17 説明無し 07032.svg
複 6 0 ①かさねる。かさなる。二つ以上ある。「複式」「重複」単 ②こみいる。「複雑」 ③かさねてする。ふたたび。「複写」「複製」 ふく ふく ふたたび-; かさ-ねる ⻂ 14 9 形声。衣と、音符复(フク)とから成る。衣服を「かさねる」、ひいて、広く「かさなる」意を表す。 08907.svg
飼 6 0 かう。やしなう。動物を育てる。「飼育」「飼料」 じ し か-う; か-い; やしな-う; かわ-く 飠 13 5 本字は、会意で、と、人(ひと)とから成る。飼は、形声で、と、音符司(シ)とから成る。「やしなう」意を表す。 098fc.svg
腴 1 0 ①こ(肥)える。ゆたか。「肥腴(ヒユ)」 ②あぶら(脂)。 ゆ ゆ すなずり; あぶら; こえ-る; つちすり ⺼ 13 9 説明無し 08174.svg
暇 4 0 ひま。いとま。休み。「暇逸」「暇日」「休暇」 げ か いとま-; ひま- 日 13 9 形声。日と、音符叚(カ)とから成る。「ひま」の意を表す。 06687.svg
戯 4 0 ①たわむれる。あそぶ。ふざける。「戯画」「遊戯」 ②しばい。演技。「戯曲」「戯文」 け き ぎ; げ たわむ-れる 戈 15 11 旧字は、形声。戈と、音符䖒(キ)とから成る。出陣前に軍舞をすること、借りて「たわむれる」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 0622f.svg
花 10 0 ①はな。草木のはな。「花粉」「花弁」華 ②はなの形。はなのように美しいさま。「花押」「花燭」 け か はな- ⺾ 7 4 形声。艸と、音符(クワ)とから成る。草の「はな」の意を表す。もと、華(クワ)の俗字。 082b1.svg
授 6 0 ①さずける。あたえる。「授与」「授業」 受 ②さずかる。いただく。「神授」 じゅ しゅう さず-ける; さず-かる 扌 11 8 会意形声。手と、受(シウ、ジユ)(うける、さずける)とから成り、手で物を「さずける」意を表す。「受」の後にできた字。 06388.svg
鯒 1 1 こち。コチ科の海魚。鮲(こち)。 こち- 魚 18 7 説明無し 09bd2.svg
顧 3 0 ①かえりみる。ふりむいて見る。「回顧」「後顧」 ②思う。思いめぐらす。心にかける。「顧客」「顧慮」 く こ た-だ; かえり-みる; かえ-って 頁 21 12 形声。頁と、音符(コ)とから成る。ふりかえって見る、「かえりみる」意を表す。 09867.svg
鯛 準1 0 たい。タイ科の海魚の総称。 ちょう ちょう たい- 魚 19 8 形声。魚と、音符周(シウ)→(テウ)とから成る。 09bdb.svg
処 5 0 ①とりはからう。とりさばく。「処置」「処分」 ②ところ。場所。「居処」「随処」 所 ③おる。いる。(ア)その場にとどまる。住む。生活する。「処世」(イ)世間に出ないで家にいる。「処士」「処女」 ④おく。すえる。おちつかせる。 しょ しょ お-る; く-; か-; と-; ところ-; とこ-; お-く; こ- 几 5 3 処は、会意。几と、夂(ち)(後ろから追いつく)とから成り、来て止まる、ひいて「おる」意を表す。「處(シヨ)」の原字。處は、形声で、処に、音符虍(コ)→(シヨ)が加わったもの。教育用漢字は、のちに處の俗字として用いられた処による。 051e6.svg
悚 1 0 おそれる。びくびくする。「悚然」「悚慄(ショウリツ)」 しゅ しょう おそ-れる 忄 10 7 説明無し 0609a.svg
綯 1 0 ①なう。縄をなう。糸をよる。よりあわせる。 ②なわ。 どう とう なわ-; よ-る; な-う 糹 14 8 説明無し 07daf.svg
舛 準1 0 ①そむく。たがう。「舛互」 ②誤る。まちがう。「舛誤」「舛謬(センビュウ)」 ③いりまじる。乱れる。 せん; しゅん せん; しゅん そむ-く 舛 6 0 説明無し 0821b.svg
弥 2 0 ①あまねし。ひろくゆきわたる。「弥天」「弥漫」 ②時を経る。ひきつづく。ひさしい。わたる。「弥久」「弥月」 ③つくろう。とじつくろう。「弥縫」 ④おさめる。やめる。 ⑤いよいよ。ますます。いや。「弥栄(いやさか)」 ⑥梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「弥陀(ミダ)」「弥勒(ミロク)」 み び あまね-し; ひさ-しい; わた-る; や-; いよいよ- 弓 8 5 旧字は、形声。弓と、音符璽(ジ)→(ビ)(爾は省略形)とから成る。弓がゆるむ意を表す。ひいて、長びく、「わたる」意に用いる。常用漢字は俗字による。 05f25.svg
傅 1 0 ①つく。つきそう。かしずく。「傅育」 ②もり。もりやく。「師傅」 ③しく。並べる。布・敷 ふ ふ かしず-く; つく; もり 亻 12 10 説明無し 05085.svg
因 6 0 ①もと。事の起こり。由来。「因子」「原因」果 ②よる。たよる。もとのままに従う。「因習」「因襲」 ③ちなむ。由来する。④よすが。わけ・理由。⑤「因幡(いなば)の国」の略。「因州」 いん いん ちな-む; よ-る 囗 6 3 会意。囗(しとね)と、大(ひと)とから成る。敷物の上に人が寝ていることから、「よる」意を表す。 056e0.svg
軽 8 0 ①かるい。重量や程度が少ない。「軽減」「軽傷」 ②かろやか。動きがなめらかである。「軽快」「軽妙」 ③かるがるしい。落ち着きがない。「軽率」「軽薄」 ④かろんじる。あなどる。「軽視」「軽蔑(ケイベツ)」 ①~④重 きょう けい きん かろ-んじる; かろ-やか; かる-い; かろ-んずる 車 12 5 旧字は、形声。車と、音符巠(ケイ)とから成る。まっすぐかろやかに走る戦車、ひいて、「かるい」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 08efd.svg
竹 10 0 ①たけ。イネ科の多年生植物。「竹馬」「竹林」②ふえ。管楽器。「糸竹」 ちく ちく しつ たけ- 竹 6 0 象形。たけが並び生えているさまにかたどり、「たけ」の意を表す。 07af9.svg
夕 10 0 ゆうべ。ゆうがた。ひぐれ。「夕映」「夕陽(ゆうひ)」「旦夕(タンセキ)」 旦・朝 じゃく せき ゆう-べ; ゆう- 夕 3 0 象形。月の形にかたどり、月のかがやくよるの意を表したが、のち、ゆうがたの意となり、よるの意には夜の字ができた。 05915.svg
按 準1 0 ①おさえる。なでる。もむ。「按摩」 ②しらべる。問いただす。考える。「按察」 ③順序よく並べる。 あん あん おさ-える; しら-べる 扌 9 6 形声。手と、音符安(アン)とから成る。 06309.svg
汨 1 0 ①中国の川の名。汨水。 ②しずむ。没する。 みゃく べき しず-む 氵 7 4 説明無し 06c68.svg
棺 準2 0 ひつぎ。かんおけ(棺桶)。死体をおさめる箱。「棺槨(カンカク)」「入棺」 かん かん ひつぎ- 木 12 8 形声。木と、音符官(クワン)とから成る。 068fa.svg
旒 1 0 ①はたあし。旗のなびく部分。吹き流し。「綴(リュウテイ)」 ②たまだれ。冠の先に垂らした玉飾り。 ③旗などを数える語。ながれ。 る りゅう はたあし-; ふきながし- 方 12 8 説明無し 065d2.svg
溢 準1 0 ①あふれる。満ちてこぼれる。「溢溢」「溢血」「溢水」 ②あまりある。度をこす。すぎる。「溢喜」「溢利」 ③おごる。 いち いつ み-ちる; あふ-れる 氵 13 10 会意形声。水と、益(エキ)→(イツ)(みちあふれる)とから成る。「あふれる」「みちる」意を表す。 06ea2.svg
功 7 0 ①いさお。すぐれた仕事。てがら。「功績」「功労」「武功」罪・過 ②ききめ。はたらき。しるし。「奏功」 ①②効 く こう いさお- 力 5 3 会意形声。力と、工(コウ)(つくる)とから成り、はたらき、ひいて「いさお」の意を表す。 0529f.svg
桀 1 0 ①とまりぎ。にわとりのとや。 ②すぐれる。ひいでる。傑 ③わるがしこい。あらい。「黠(ケッカツ)」 ④はりつけ。柱にしばりつけて殺す。 ⑤中国、夏(カ)王朝の最後の天子。「紂(ケッチュウ)」 けつ はりつけ 木 10 6 説明無し 06840.svg
茸 準1 0 ①きのこ。たけ。「椎茸(しいたけ)」「松茸」 ②しげる。草が生いしげるさま。「茸茸」 ③シカの古い角が落ちて、そのあとに生えるやわらかい角。ふくろづの。 にょう じょう きのこ-; しげ-る; たけ- ⺾ 9 6 形声。艸と、音符耳(ジ)→(ジヨウ)とから成る。 08338.svg
冉 1 0 ①しなやか。よわい。 ②進む。ゆっくりと行く。「」 漸 ねん ぜん よわい 冂 5 3 説明無し 05189.svg
剰 準2 0 あまる。あます。多すぎて残る。あまり。残り。「剰余」「過剰」 じょう しょう あまつさ-え; あま-る; あま-り 刂 11 9 旧字は、形声。刀と、音符乘(シヨウ、ジヨウ)とから成る。刀で切った余り、ひいて、のこりの意を表す。常用漢字は俗字による。 05270.svg
靱 準1 0 しなやか。柔らかで強い。「靱帯」 参考「靫(サイ)(うつぼ・ゆぎ)」と誤用されることがある。 にん じん しな-やか 革 12 3 説明無し 09771.svg
啄 準1 0 ついばむ。くちばしでつつく。「啄木」 つく; たく とく; たく ついば-む; つつ-く 口 10 7 形声。口と、音符豖(チク)→(タク)とから成る。 05544.svg
酵 3 0 ①酒のもと。こうじ。「酵素」「酵母」 ②酒がかもされてあわだつこと。「発酵」 きょう こう もと- 酉 14 7 形声。酉と、音符孝(カウ)とから成る。酒をかもす意を表す。 09175.svg
羯 1 0 ①えびす。中国の異民族の一つ。「羯鼓」 ②去勢したヒツジ。 こち けつ かつ 羊 15 9 説明無し 07faf.svg
虐 3 0 しいたげる。いじめる。むごいめにあわせる。むごい。「虐待(ギャクタイ)」 ぎゃく ぎゃく いじ-める; しいた-げる; むご-い; いじ-め; しえた-げる 虍 9 3 旧字は、会意。虍と、爪(そう)(は変わった形。つめ)とから成り、とらが足のつめで他の動物を傷めつける、ひいて、むごい意を表す。常用漢字は略字による。 08650.svg
鰒 1 0 ①あわび(鮑)。巻貝の一種。 ②ふぐ(河豚)。フグ科の海魚の総称。 ふく あわび; ふぐ 魚 20 9 説明無し 09c12.svg
憎 3 0 にくむ。にくしみ。にくい。にくらしい。「憎悪」「愛憎」 愛 そう そう ぞう にく-しみ; にく-らしい; にく-い; にく-む 忄 14 11 旧字は、形声。心と、音符曾(ソウ)とから成る。「にくむ」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 0618e.svg
少 9 0 ①すくない。すこし。わずか。まれ。数や量がすくない。「少額」「少量」 多 ②わかい。おさない。「少女」「幼少」 老 ③しばらく。わずかな時間。「少頃(ショウケイ)」 ④主になるものを補佐する役。「少佐」 しょう しょう すく-ない; しばら-く; すこ-し 小 4 1 会意形声。小(セウ)と、一(ひとつのもの)とから成り、物がより「すくない」、ひいて「わかい」意を表す。 05c11.svg
李 準1 0 ①すもも。バラ科の落葉小高木。「李花」「桃李」 ②おさめる。「行李」理 ③中国、唐代の詩人、李白。 り り すもも- 木 7 3 形声。木と、音符子(シ)→(リ)とから成る。 0674e.svg
莽 1 0 ①くさ。くさむら。くさぶかい。「草(ソウモウ)・(ソウボウ)」 ②おおきい。広い。広大なさま。 ③あらい。そそっかしい。「鹵(ロモウ)」 も; もう ぼう くさ- ⺾ 11 8 説明無し 083bd.svg
嬪 1 0 ①ひめ。女性の美称。「別嬪」 ②そう。つれそう。嫁に行く。 ③こしもと。「妃嬪」 ひん ひめ 女 17 14 説明無し 05b2a.svg
榕 1 0 あこう。クワ科の常緑高木。 よう あこう 木 14 10 説明無し 06995.svg
窕 1 0 チョウ ①ふかい。奥深い。 ②奥ゆかしい。しとやかで美しい。「窈窕(ヨウチョウ)」 ヨウ あでやか。なまめかしい。「窕冶(ヨウヤ)」 ちょう うつくしい 穴 11 6 説明無し 07a95.svg
悃 1 0 まこと。まごころ。「悃誠」懇 こん こん まごころ 忄 10 7 説明無し 06083.svg
佻 1 0 かるい。かるがるしい。あさはか。「軽佻」 じょう ちょう かる-い 亻 8 6 説明無し 04f7b.svg
鏖 1 0 みなごろし。みなごろしにする。「鏖殺」「鏖戦」 おう みなごろし- 金 19 11 説明無し 093d6.svg
繙 1 0 ①ひもとく。書物を開いて読む。「繙閲」 ②ひるがえる。はためく。「繽繙(ヒンパン)」翻 ③ひきつづく。「連繙」 ほん はん ひもと-く 糹 18 12 説明無し 07e59.svg
柊 準1 0 ①ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木。 ②(中国で)ばしょうに似た小木の名。 しゅ しゅう ひいらぎ- 木 9 5 形声。木と、音符(トウ)→(シウ)とから成る。 067ca.svg
薊 1 0 ①あざみ。キク科の多年草の総称。山野に自生。 ②中国、周代の地名。 けい あざみ- ⺾ 16 13 説明無し 0858a.svg
川 10 0 かわ。かわの流れ。「河川」 参考「川」が変化して片仮名の「ツ」に、草書体が平仮名の「つ」になった。 せん せん かわ- 川 3 0 象形。両岸のあいだを水が曲がりくねって流れる形にかたどり、「かわ」の意を表す。 05ddd.svg
鼬 1 0 いたち。イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。 ゆ ゆう いたち- 鼠 18 5 説明無し 09f2c.svg
如 3 0 ①しく。およぶ。 ②…のごとし。…のようだ。比況の助字。「如実」 ③状態を表す語に添える助字。「欠如」「突如」 然 ④ゆ(往)く。おもむく。 ⑤もし。仮定の助字。 にょ じょ ごと-し; し-く 女 6 3 会意。女と、口(くち)とから成り、女が男のことばに従う、ひいて、したがう意を表す。借りて、助字に用いる。 05982.svg
柏 準1 0 ①かしわ。ブナ科の落葉高木。「柏餅(かしわもち)」 ②ヒノキ・コノテガシワなどの常緑樹の総称。「柏酒」 ひゃく はく かしわ-; かえ-; かや- 木 9 5 形声。木と、音符白(ハク)とから成る。 067cf.svg
陲 1 0 ①ほとり。さかい。辺境。「遠陲」 ②あやうい。 ずい すい ほとり 阝 11 8 説明無し 09672.svg
俾 1 0 ヒ ①たすける。益する。「俾益」裨(ヒ) ②しもべ。めしつかい。 ヘイ にらむ。横目で見る。「俾倪(ヘイゲイ)」睥(ヘイ) へい; ひ しむ 亻 10 8 説明無し 04ffe.svg
日 10 0 ①ひ。太陽。「日光」「落日」月 ②太陽の出ている間。ひるま。「日中」「日夜」夜 ③いちにち。一昼夜。ひにち。「日給」「平日」 ④ひごと。ひび。「日常」「日用」 ⑤七曜の一つ。日曜。 ⑥「日本」の略。「日米」「駐日」 ⑦「日向(ひゅうが)の国」の略。「日州」 にち じつ ひ-; か-; び; が 日 4 0 象形。太陽の形にかたどる。太陽・日光・一日などの意を表す。 065e5.svg
癩 1 0 らいびょう(癩病)。感染症の一種。ハンセン病。 らい らい かったい- 疒 21 16 説明無し 07669.svg
途 4 0 ①みち。みちすじ。「途中」「帰途」 ②手段。方法。「用途」「使途」 ず; ど と みち- ⻌ 10 7 形声。辵と、音符余(ヨ)→(ト)とから成る。「みち」の意を表す。 09014.svg
瑶 1 0 たま。美しい玉。また、たまのように美しい。「瑶珠(ヨウシュ)」「瑶台」 よう よう たま 𤣩 13 9 形声。玉と、音符䍃(エウ)とから成る。 07476.svg
勾 2 0 ①まがる。また、くぎる。「勾配」 ②かぎ。鉤(コウ) ③とらえる。「勾引」「勾留」拘 く こう とら-える; のぞく; かぎ; ま-がる 勹 4 2 象形。もと、かぎのひっかかっているさまにかたどる。のち、句(コウ、ク)の俗字としても用いられる。 052fe.svg
孛 1 0 ①草木がしげるさま。 ②光りかがやくさま。「孛孛」 ③ほうきぼし(彗星)。 ぼち; ばい はい; ほつ ぼつ ひころ-う 子 7 4 説明無し 05b5b.svg
躑 1 0 たちもとおる。たちどまる。ためらう。 てき しゃが-む; たちもとお-る ⻊ 22 15 説明無し 08e91.svg
叔 準2 0 ①おじ。おば。父母の弟・妹。「叔父」「叔母」 伯 ②兄弟の上から三番め。「伯仲叔季」 ③わかい。年少者。 すく しゅく おじ- 又 8 6 形声。又と、音符尗(シユク)とから成る。ひろいとる意を表す。借りて、わかい意に用いる。 053d4.svg
蝋 準1 0 ろう。ミツバチの巣やハゼの実などからとった脂肪。「石」「燭(ロウソク)」 ろう ろう 虫 21 15 形声。虫と、音符巤(レフ)→(ラフ)とから成る。 0874b.svg
螺 準1 0 ①つぶ。にし。にな。巻貝の総称。また、ほらがい。「螺鈿(ラデン)」 ②渦巻き形のもの。「螺旋」 ら ら にし-; にな-; つび-; つぶ-; つみ- 虫 17 11 形声。虫と、音符累(ルイ)→(ラ)とから成る。 087ba.svg
鴉 1 0 ①からす。カラス科の鳥の総称。 ②くろ。黒い色のたとえ。参考「ア(牙(ガ))」の音はカラスの鳴き声を表す。 え あ からす- 鳥 15 4 説明無し 09d09.svg
皆 4 0 みな。だれもかれも。ことごとく。「皆既」「皆無」「皆目」 け かい みんな-; みな- 白 9 4 会意。白(いう)と、比(人が並ぶ)とから成り、人々が同じように言う、転じて「みな」の意を表す。 07686.svg
貫 3 0 カン ①つらぬく。やりとおす。「貫通」「貫流」「縦貫」 ②にんべつ(人別)。戸籍。「郷貫」「籍貫」 ③ならわし。「旧貫」慣 ④貨幣・重さ・俸禄(ホウロク)の単位。貨幣の一貫は銭一〇〇〇文。近世では九六〇文。重さの一貫は一〇〇〇匁(もんめ)。三・七五(キログラム)。俸禄の一貫は一〇石。ワン ひく。弓を引きしぼる。「貫弓」 わん かん かん ぬき-; ぬ-く; つらぬ-く; ひ-く 貝 11 4 会意形声。貝と、(クワン)(つらぬく)とから成り、ひもに差し通した銭の意を表す。ひいて「つらぬく」意に用いる。 08cab.svg
檔 1 0 ①かまち(框)。なげし。また、文書。 ②文書を保存する棚。書棚。 とう かまち- 木 17 13 説明無し
聯 準1 0 ①つらなる。つらねる。つづく。「聯珠」「聯綿」 ②対にする。二つならべる。「対聯」「柱聯」 れん れん つら-なる; つら-ねる 耳 17 11 説明無し 0806f.svg
紡 準2 0 つむぐ。ワタ・アサなどの繊維をより合わせて糸にする。「紡織」「紡績」 ほう ほう ぼう つむ-ぐ 糹 10 4 形声。糸と、音符方(ハウ)とから成る。糸をつむぐ意を表す。 07d21.svg
疽 1 0 かさ。悪性のはれもの。「疽腫(ソショウ)」 参考「疸(タン)」は別字。 そ しょ かさ- 疒 10 5 説明無し 075bd.svg
肛 1 0 ①しりのあな。「肛門」 ②はれる。ふくれる。 こう こう は-れる ⺼ 7 3 説明無し 0809b.svg
惑 4 0 まどう。まどわす。まよい。「惑溺(ワクデキ)」「困惑」 わく こく まど-わす; まど-う 心 12 8 形声。心と、音符或(コク、ワク)とから成る。心に思い迷う意を表す。 060d1.svg
躡 1 0 ①ふむ。ふみつける。 ②はく。はきものをはく。 ③おう。追いかける。 ④のぼる。高い地位にのぼる。 じょう ふむ ⻊ 25 18 説明無し 08ea1.svg
姫 3 0 ひめ。高貴な女性。また、女子の美称。「姫姜(キキョウ)」「歌姫」彦(ゲン) き; しん き; しん ひめ-; かしこ-まる 女 10 7 旧字は、形声。女と、音符𦣝(イ)→(キ)とから成る。もと、周王朝の姓。転じて、貴婦人の意に用いる。常用漢字は、もと「シン」の音で、「つつしむ」意を表す別字であるが、姬の省略形として採用された。 059eb.svg
嚥 1 0 ①のむ。のみこむ。「嚥下(エンカ)・(エンゲ)」 ②のど。臙(エン) ①②咽(イン) えん えん の-む; のど- 口 19 16 説明無し 056a5.svg
吝 1 0 おしむ。ものおしみする。やぶさか。けち。「吝嗇(リンショク)」悋(リン) りん りん お-しむ; しわ-い; やぶさ-か 口 7 4 説明無し 0541d.svg
釁 1 0 ①ちぬる。ぬる。いけにえの血を鐘や器にぬって、魂を入れる。また、けがれを除く。 ②すき。すきま。ひび。なかたがい。「隙(キンゲキ)」「端」 ③きず。欠点。 ④きざし。兆候。 きん ちぬる; すき; ひま 酉 25 18 説明無し 091c1.svg
臻 1 0 ①いたる。とどく。およぶ。きたる。 ②あつまる。また、おお(多)い。 しん しん いた-る 至 16 10 説明無し 081fb.svg
愀 1 0 ①顔色を変える。「愀然(シュウゼン)・(ショウゼン)」 ②うれえる。 ③つつしむ。 ④さびしい。 じゅ; しょう しょう; しゅう さびしい; うれえる 忄 12 9 説明無し 06100.svg
肓 1 0 むなもと。心臓の下、横隔膜の上のかくれた部分。 こう むなもと 肉 7 3 説明無し 08093.svg
俱 準1 0 ①つれだつ。ともに。みないっしょに。「俱存」「俱発」 ②梵語(ボンゴ)・外国語の音訳に用いられる。「俱利迦羅(クリカラ)」「俱楽部(クラブ)」 く く ぐ とも-に 亻 10 8 会意形声。人と、(ク、グ)(そなえる、ともに)とから成り、「ともに」の意を表す。「具」の後にできた字。
充 準2 0 ①みちる。みたす。みつ。「充血」「充実」 ②あてる。あてがう。あてはめる。「充当」「充用」 しゅ しゅう じゅう み-たす; み-ちる; あ-てる ⼉ 6 4 会意形声。儿と、育(イク)→(シウ)(𠫓・は省略形。そだつ)とから成り、こどもが成人する、転じて「みちる」意を表す。 05145.svg
別 7 0 ①わける。わかつ。「区別」「類別」 ②わかれる。はなれる。「別居」「告別」 ③異なる。よそ。ほか。「別件」「別人」 ④とりわけ。「格別」「特別」 べち へつ べつ わか-れる; わ-ける; わかれ 刂 7 5 会意。刀と、冎(か)(𠮠は変わった形。骨の原字)とから成り、刃物で骨と肉とを分ける、ひいて、わきまえる、転じて「わかれる」意を表す。 05225.svg
乞 2 0 こう。こいもとめる。ねだる。「乞請(キッセイ)」 こち; け きつ; き こつ こ-い; こ-う; あた-える 乙 3 2 もと、气(キ)の変化したもの。借りて「こう」意に用いる。また、气と区別して、乞の字形にした。 04e5e.svg
顱 1 0 ①あたま。こうべ。かしら。また、頭の上部。「顱頂」 ②どくろ。頭の骨。 る ろ かしら- 頁 25 16 説明無し 09871.svg
号 8 0 ①さけぶ。大声を出す。「号令」「号泣」 ②あいず。しるし。「号音」「記号」 ③な。よびな。なまえ。「雅号」「称号」 ④数字に添えて順序や等級を表す語。「一号」「五月号」 ⑤乗り物やウマ・イヌなどの名に添える語。「ひかり号」 ごう こう よびな-; さけ-ぶ 口 5 2 号は、会意で、口と、丂(こう)(口から息の出るさま)とから成り、いたみ悲しむ声の意を表す。號は、会意形声で、号(カウ)に、さらに意符虎(こ)(とら)を加えて、とらのように大声でさけぶ意を表す。のち、號と号とが混用され、かえって号が號の略字と考えられている。教育用漢字はこれによる。 053f7.svg
幼 5 0 おさない。いとけない。また、おさなご。「幼少」「幼稚」「幼年」 ゆう ゆう よう いと-けない; おさな-い; おさな-びる 幺 5 2 会意形声。力と、幺(エウ)(ちいさい)とから成り、力が弱いことから、ひいて「おさない」意を表す。 05e7c.svg
鷗 準1 0 かもめ。カモメ科の鳥。「鷗州」「鷗渚(オウショ)」「鷗盟」 う おう かもめ- 鳥 22 11 形声。鳥と、音符區(ク)→(オウ)とから成る。
甕 1 0 酒や水を入れるかめ。もたい。みか。「甕天」瓮(オウ) う おう かめ-; みかわ-; みか-; たしらか-; もたい- 瓦 18 13 説明無し 07515.svg
襞 1 0 ひだ。衣服の折り目。また、しわ。「褶襞(シュウヘキ)」 ひゃく へき しわ-; ひだ- 衣 19 13 説明無し 0895e.svg
毀 2 0 ①こぼつ。やぶる。やぶれる。こわれる。そこなう。「毀損」「破毀」 ②そしる。けなす。「毀誉」譏(キ) ③きずつく。「毀傷」 ④やせる。やつれる。「哀毀」 き き や-せる; そし-る; こぼ-つ 殳 13 9 形声。土と、音符毇(クヰ)(は省略形)とから成る。土のかたまりをくずす、ひいて「こぼつ」意を表す。 06bc0.svg
間 9 0 カン・ケン ①物と物とのあいだ。すきま。「間隔」「間隙(カンゲキ)」「瞬間」 ②すきをねらう。うかがう。「間者」「間諜(カンチョウ)」 ③ひそかに。こっそりと。「間行」 ④ひま。ゆとり。のどか。しずか。「間雲」「間暇」「間居」閑 ⑤部屋。また、部屋を数える語。「居間」 ケン 長さの単位。一間は六尺(約一・八(メートル))。「間竿(ケンざお)」 けん かん ま-; はざま-; ひそ-かに; あいだ-; あわい-; うかが-う; あい-; しず-か 門 12 4 旧字は、会意。門と、月(つき)とから成り、夜に、門のすきまから月が見えることから、すきまの意を表す。教育用漢字は俗字による。 09593.svg
阻 3 0 ①けわしい。けわしいところ。「険阻」 ②はばむ。へだてる。へだたる。さまたげる。「阻害」「阻隔」「阻止」 しょ そ はば-む; けわ-しい; へだ-てる 阝 8 5 形声。阜と、音符且(シヨ、ソ)とから成る。山路が険しく重なる意を表す。転じて「へだてる」意に用いる。 0963b.svg
位 7 0 ①くらい。階級。等級。「位階」「位次」「地位」 ②いる場所。あるべき場所。方角。「位置」「方位」 ③人を敬っていう語。「各位」 い い くらい- 亻 7 5 会意。人と、立(たつ、位置する)とから成り、朝廷で立つ場所、「くらい」の意を表す。 04f4d.svg
麺 2 0 ①むぎこ。小麦粉。「麺棒」 ②めん。そうめん・そば・うどんの類。「乾麺」「素麺」 めん べん むぎこ- 麦 16 9 形声。麥と、音符面(ベン)とから成る。 09eba.svg
兀 1 0 ①たかい。高くつき出たさま。「兀立」屹(キツ) ②一心に努力するさま。「兀兀」参考人(儿)があたま(一)をつき出している意を表す字。 こつ; ごつ たか-い; はげる; あしきる ⼉ 3 1 説明無し 05140.svg
疎 準2 0 ①うとむ。うとい。親しくない。「疎遠」「疎外」 親 ②まばら。あらい。「疎密」「空疎」 粗 精・密 ③おろそか。なおざり。「疎略」「疎漏」 ④とおる。とおす。通じる。「疎水」「疎通」 参考もと「疏」の俗字。 しょ そ うと-い; うと-む; おろそ-か; まば-ら ⺪ 12 7 形声。疋と、音符束(シヨク)→(シヨ)とから成る。もと、疏(ソ)の俗字。→疏。 0758e.svg
答 9 0 こたえる。応ずる。報いる。こたえ。「答弁」「解答」問 とう とう こた-える; こた-え ⺮ 12 6 形声。竹と、音符合(カフ)→(タフ)とから成る。もと、荅(タフ)の俗字で、意符の艸(そう)(くさ)がのちに竹に誤り変わったもの。「こたえる」意を表す。 07b54.svg
喜 6 0 よろこぶ。うれしがる。いわう。さいわい。「喜悦」「喜劇」「歓喜」嬉(キ) 怒・悲・憂 こ き よろこ-び; よろこ-ぶ 口 12 9 会意。口と、壴(しゆ)(楽器)とから成り、音楽を奏する意を表し、転じて「よろこぶ」意に用いる。 0559c.svg
嘆 4 0 ①なげく。かなしむ。「嘆願」「嘆息」「悲嘆」 ②たたえる。ほめる。感心する。「嘆賞」「感嘆」 たん たん なげ-かう; なげ-かわしい; なげ-く 口 13 10 形声。口と、音符歎(タン)(・は省略形)とから成る。気落ちしてため息をつく意を表す。 05606.svg
廃 準2 0 ①すたれる。おとろえる。だめになる。「廃家」「荒廃」興 ②すてる。やめる。「廃止」「撤廃」 ほ はい すた-る; すた-れる 广 12 9 旧字は、形声。广と、音符發(ハツ)→(ハイ)とから成る。こわれた家、ひいて「すたれる」意を表す。常用漢字は省略形による。 05ec3.svg
失 7 0 ①うしなう。なくす。「失望」「失礼」「紛失」 得 ②わすれる。「失念」「忘失」 ③あやまつ。あやまる。しくじる。「失敗」「過失」 ④にげる。にがす。「失跡」「失踪(シッソウ)」 しち しつ う-せる; な-くす; うしな-う 大 5 2 形声。意符手()と、音符乙(イツ)→(シツ)とから成る。手からぬける、「うしなう」意を表す。失はその変わった形。 05931.svg
鋒 準1 0 ①ほこさき。きっさき。刃物の先端。「鋒刃」 ②勢いのするどいたとえ。「鋒起」「舌鋒」 ③さきて。先陣。「先鋒」 ④さきがけ。物の先端。 ふ; ふう ほう ほこさき-; ほこ- 釒 15 7 形声。金と、音符逢(ホウ)(夆は省略形)とから成る。 092d2.svg
蓍 1 0 ①めどぎ。占いに用いる細い棒。筮竹(ゼイチク)。「蓍亀」「蓍草」 ②めどはぎ。マメ科の小低木状多年草。 し し めどぎ- ⺾ 13 10 説明無し 084cd.svg
惨 4 0 ①みじめ。「惨敗」 ②いたむ。いたましい。「惨禍」「悲惨」 ③むごい。「惨忍(ザンニン)」「惨烈」 そん さん ざん いた-む; みじ-め 忄 11 8 旧字は、形声。心と、音符參(サム)とから成る。そこなう、ひいて、「いたむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 060e8.svg
幸 8 0 ①しあわせ。さいわい。運がいい。「幸福」「幸便」「多幸」 ②かわいがる。いつくしみ。「幸臣」 ③みゆき。天子や天皇のおでまし。「行幸」「巡幸」 ④さち。めぐみ。海や山でとれた食物。「海幸」 ぎょう こう さち-; さちわ-い; さいわ-い; さつ; さき; さきわ-い; しあわ-せ 干 8 5 会意。夭(よう)(土は変わった形。わかじに)と、屰(げき)(さかさま。は変わった形)とから成る。若死にしないでながらえることから、「さいわい」の意を表す。一説に、もと、手かせ()の象形で、危うく罰をのがれることから、「さいわい」の意を表すという。 05e78.svg
圜 1 0 カン めぐる。めぐらす。かこむ。「圜繞(カンジョウ)」「圜流」 エン まる。まるい。 えん; かん まる-い; めぐ-る 囗 16 13 説明無し 0571c.svg
錣 1 0 ①しころ(錏)。かぶとの、首すじをおおうたれ。 ②ウマのむちの先につけた針。 たい; てち たつ; てい てつ しころ- 釒 16 8 説明無し 09323.svg
匆 1 0 いそがしい。あわただしい。あわてるさま。「匆遽(ソウキョ)」「匆匆」「匆卒」「匆忙」 怱(ソウ) す そう いそが-しい 勹 5 3 説明無し 05306.svg
掉 1 0 ふるう。ふる。振り動かす。「掉尾」 じょう ちょう とう ふる-う 扌 11 8 説明無し 06389.svg
錠 3 0 ①じょう。じょうまえ。戸締まりに用いる金具。「施錠」 ②平たく丸く固めた薬。「錠剤」 じょう; ちょう てい じょうまえ 釒 16 8 形声。金と、音符定(テイ)とから成る。祭器の意を表す。 09320.svg
蘋 1 0 ①うきくさ。水面に浮かび生える草の総称。「蘋風」萍(ヘイ) ②でんじそう。デンジソウ科のシダ植物。かたばみも。「蘋藻(ヒンソウ)」 ひん; びん でんじそ; うきくさ ⺾ 19 16 説明無し 0860b.svg
牴 1 0 ①ふれる。あたる。さわる。「牴牾(テイゴ)」 ②およそ。「大牴」 ③おひつじ。雄のヒツジ。羝(テイ) たい てい ふ-れる 牜 9 5 説明無し 07274.svg
簒 1 0 うばう。うばいとる。「位」「逆」「奪」 さん; せん うばう 厶 16 14 説明無し 07c12.svg
共 7 0 ①ともに。いっしょに。「共栄」「共通」 ②「共産主義」「共産党」の略。「防共」「反共」 ③ども。複数を表す接尾語。「私共」 く; くう きょう ぐ とも- 八 6 4 象形。両手で物をささげ持つ形にかたどる。「拱(キヨウ)」の原字。借りて、「ともに」の意に用いる。 05171.svg
遥 準1 0 ①はるか。とおい。遠くへだたる。ながい。「遥拝」「遥遥」 ②さまよう。ぶらぶら歩く。「逍遥(ショウヨウ)」 よう よう はる-か ⻌ 12 9 形声。辵と、音符䍃(エウ)とから成る。 09065.svg
偏 準2 0 ①かたよる。中正でない。「偏見」「偏差」 ②漢字を構成する左側の部分。「偏旁(ヘンボウ)」「人偏(ニンベン)」「立心偏(リッシンベン)」旁(ホウ) ③ひとえに。もっぱら。 へん へん ひとえ-に; かたほ-; こず-む; かたよ-り; かたよ-る 亻 11 9 形声。人と、音符扁(ヘン)とから成る。「かたよる」意を表す。 0504f.svg
班 5 0 ①組み分けされたグループ。組。「班長」 ②わける。わかつ。わかちあたえる。「班田」 ③席次。地位。「首班」 ④かえす。めぐらす。かえる。 へん はん かえ-す; わ-ける; し-く; わか-つ 𤣩 10 6 会意。玨(かく)(二つのたまが合わさったもの)と、刀(かたな。は変わった形)とから成る。玉のあいだに刀を入れて二つに割ることから、「わける」意を表す。 073ed.svg
宝 5 0 ①たから。たからもの。また、たからとする。「宝石」「宝典」 ②天子・仏などに関して添える敬称。「宝位」 ほう ほう ほ たから- 宀 8 5 旧字は、会意形声。宀と、王(=玉)と、貝(貨幣)と、缶(フウ)→(ホウ)(酒つぼ)とから成る。玉などをつぼに入れて家の中にたいせつにしまっておく、ひいて、財宝の意を表す。教育用漢字は俗字による。 05b9d.svg
繰 4 0 くる。たぐる。順に送る。めくる。「出発日を繰り延べる」「日数を繰る」「本のページを繰る」 そう そう く-る 糹 19 13 形声。糸と、音符喿(サウ)とから成る。紺色の絹の意を表す。借りて、糸を「くる」意に用いる。 07e70.svg
硲 準1 1 はざま。谷あい。谷間。「生と死の硲」「硲の村」参考石のごろごろしている谷あいを表す国字。 はざま- 石 12 7 説明無し 07872.svg
理 9 0 ①ことわり。物事のすじみち。「理解」「理由」「定理」 ②すじ。すじめ。きめ。もよう。「節理」「地理」「連理」 ③おさめる。ととのえる。「理事」「管理」「整理」 ④自然科学。「理科」「理学」「理数」 り り すじ-; ことわり-; おさ-める 𤣩 11 7 形声。玉と、音符里(リ)とから成る。玉のすじめに沿って切り分ける、ひいて、玉を美しくみがく意を表す。 07406.svg
飛 7 0 ①空をとぶ。「飛行」「雄飛」 ②とびあがる。とびちる。「飛散」「飛躍」 ③とばす。速く行く。急な。「飛脚」「飛報」 ④たかい。「飛泉」「飛瀑(ヒバク)」 ⑤根拠のない。でたらめ。「飛語」 ⑥将棋の駒(こま)の「飛車」の略。 ⑦「飛(ひだ)の国」の略。「飛州」 ひ ひ と-ぶ; と-ばす 飛 9 0 象形。鳥が羽を振ってとぶさまにかたどり、「とぶ」意を表す。 098db.svg
誰 2 0 だれ。たれ。どの人。人についての疑問・反語を示す。「誰何」 ずい すい たれ-; だれ-; た- 訁 15 8 形声。言と、音符隹(スイ)とから成る。未知の人について問う意を表す。 08ab0.svg
方 9 0 ①むき。「方角」「方向」 ②いくつかある物事のうちの一つ。部面。分野。「方面」「双方」 ③ある土地。都以外の地。「方言」「地方」 ④かく(角)。四角。四角い。「方形」「方丈」円 ⑤ただしい。きちんとしている。「方正」 ⑥やりかた。てだて。わざ。「方式」「方法」「方術」 ⑦まさに。ちょうど。「方今」 ⑧かた。(ア)他人を指して呼ぶ敬称。(イ)係。係の人。「裏方」「煮方」(ウ)身寄り先。…のところ。(エ)ころ。時分。「夕方」 ほう ほう かた- 方 4 0 象形。二艘(そう)の舟の舳先(へさき)(舟の先の部分)をつないだ形にかたどる。借りて、「ならべる」「かた」「くらべる」などの意に用いる。 065b9.svg
圭 準1 0 ①たま。天子が諸侯にあたえる、先のとがったたま。 ②かど。また、かどだつ。「圭角」 け けい はしは-; かど- 土 6 3 象形。形の瑞玉(ずいぎよく)の形にかたどる。 0572d.svg
熟 5 0 ①うれる。みのる。そだつ。「早熟」「成熟」 ②に(煮)る。にえる。「半熟」 ③じゅうぶんに。「熟練」「熟読」 ④よくよく。つらつら。くわしく。「熟考」「熟視」 ⑤こなす。こなれる。 じゅく しゅく つらつら-; こな-す; つくづく-; に-る; う-れる 灬 15 11 会意形声。火と、孰(シユク、ジユク)(にる)とから成り、「にる」意を表す。「孰」の後にできた字。 0719f.svg
擠 1 0 ①おす。おしのける。おとしいれる。「擠陥」「擠排」「擠抑」 ②くじく。折る。 さい せい お-す 扌 17 14 説明無し 064e0.svg
鯰 1 1 なまず。ナマズ科の淡水魚。鮎(デン) ねん なまず- 魚 19 8 説明無し 09bf0.svg
明 9 0 ①あかるい。「明星」「清明」 ②あかり。あかりがつく。「明滅」「灯明」滅 ③あきらか。あきらかにする。「明確」「証明」 ④さとい。かしこい。「明君」「賢明」 ①③④暗 ⑤あける。夜があける。また、つぎの。あす。「明晩」「未明」 ⑥神。また、神聖なもの。「神明」 ⑦みん。中国の王朝名。 みょう めい みん あか-るむ; あ-かす; あ-ける; あ-かり; あき-らか; あか-るい; あ-く; あか-らむ; あ-くる 日 8 4 もと、明・朙の二体があり、ともに会意。明は、日と月(つき)とから成り、「あかるい」意を表す。朙は、月と囧(けい)(窓の形)とから成り、窓に月光がさしこむことから、「あかるい」意を表す。のち、明の字形に統一された。 0660e.svg
兼 4 0 ①かねる。あわせる。二つ以上のものをあわせもつ。「兼業」「兼備」 ②かねて。あらかじめ。「兼日」「兼題」 けん けん か-ねる 八 10 8 会意。秝(れき)(二本のいね)と、又(ゆう)(=。手)とから成り、二本のいねを手でつかむ、あわせもつ意を表す。 0517c.svg
罷 準2 0 ①やめる。やすむ。「罷業」 ②役目をやめさせる。しりぞける。「罷免」 ③つかれる。「罷弊」疲 ④まかる。退出する。行く。 べ; び はい; ひ や-める; まか-る; つか-れる ⺲ 15 10 形声。网と、音符能(ドウ、タイ)→(ハイ、ヒ)とから成る。罪人を許す意を表す。転じて「やめる」、借りて「つかれる」意に用いる。 07f77.svg
頻 準2 0 ①しきる。しきりに。しばしば。何度も。「頻出」「頻度」 ②ひそめる。顔をしかめる。顰(ヒン) びん ひん なら-ぶ; しき-る; みぎわ; ひそ-める; しき-り に 頁 17 8 会意。頁と、涉(しよう)(=渉。𣥿は変わった形。步は省略形。水をわたる)とから成り、川をわたる人が顔にしわを寄せる、ひそめる意を表す。もと、瀕(ヒン)に同じ。借りて「しきりに」の意に用いる。 0983b.svg
俯 1 0 ふせる。ふす。うつむく。「俯角」「俯瞰(フカン)」仰 ふ ふ うつぶ-く; うつぶき; ふ-す; うつぶし; うつぶ-せ; うつぶけ; うつむけ; うつむき; うつむ-く; ふ-せる 亻 10 8 説明無し 04fef.svg
謗 1 0 ①そしる。悪口を言う。そしり。「謗言」「誹謗(ヒボウ)」 ②うらむ。のろう。 ほう ほう ぼう そし-る 訁 17 10 説明無し 08b17.svg
常 6 0 ①つね。いつも。いつまでも変わらない。「常時」「平常」 ②ふつう。ありきたり。なみ。「常識」「常人」「尋常」 ③とこ。つねに変わらない意の接頭語。「常夏(とこなつ)」「常闇(とこやみ)」 ④「常陸(ひたち)の国」の略。「常州」 じょう しょう きだ-; とことわ-; とわ-; とこ-; つね- 巾 11 8 形声。巾と、音符尙(シヤウ)とから成る。もすそ、下半身の着衣の意を表す。もと、裳(シヤウ)の別体字。借りて、「つね」の意に用いる。 05e38.svg
榑 1 0 ①東方の日の出る所にあるという神木の名「榑桑」に用いられる字。 ②くれ。へぎいた。また、皮のついたままの丸太。 ぶ ふ くれ 木 14 10 説明無し 06991.svg
全 8 0 ①まったく。ことごとく。すっかり。「全面」「全体」 ②欠けたところがない。そろっている。「全能」「完全」 ③まっとうする。 ぜん せん すべ-て; まっと-う; まった-く; まった-い 入 6 4 旧字は、会意。入(ねんいり)と、工(しごと。王は変わった形)とから成る。仕事をまっとうする意を表す。教育用漢字は、部首の「入」が「人」に変わった形。 05168.svg
瓲 1 1 トン。重量の単位。一〇〇〇(キログラム)。英語の音訳。 トン- 瓦 9 4 説明無し 074f2.svg
和 8 0 ①やわらぐ。おだやか。のどか。「和気」「温和」「柔和」 ②なかよくする。争いをおさめる。「和解」「和議」「平和」 ③合わせる。合う。ととのう。「和音」「唱和」「調和」 ④あえる。まぜる。「混和」「中和」 ⑤二つ以上の数を加えたもの。「総和」 ⑥日本。日本語。「和服」「和文」「和洋」倭(ワ) ⑦「大和(やまと)の国」の略。「和州」参考「和」の草書体の旁(つくり)が片仮名の「ワ」に、草書体が平仮名の「わ」になった。 わ か お なご-やか; あ-える; やわ-らげる; なご-む; やわ-らぐ 口 8 5 形声。口と、音符禾(クワ)とから成る。人の声に合わせ応じる、ひいて、心を合わせて「やわらぐ」意を表す。 0548c.svg
綴 準1 0 ①つづる。つなぐ。つなぎ合わせる。「点綴(テンテイ)」 ②詩や文章をつくる。「綴文」 ③つくろう。「補綴(ホテイ)」 ④とじる。ぬい合わせる。 ⑤とどめる。やめる。 ⑥あつ(集)める。 たい; てち てつ; てい てつ すみ-やか; つづ-る; と-じる; つづ-り 糹 14 8 会意形声。糸と、叕(テツ)→(テイ)(つなぎ合わせる)とから成る。 07db4.svg
帙 1 0 ふまき。ふみづつみ。書物をつつむおおい。また、書物。「巻帙」 じち ちつ ふまき 巾 8 5 説明無し 05e19.svg
腸 5 0 ①はらわた。消化器官の一つ。「腸液」「胃腸」 ②こころ。精神。「断腸」 じょう ちょう はらわた-; わた- ⺼ 13 9 形声。肉と、音符昜(ヤウ)→(チヤウ)とから成る。長くのびた臓器、大腸・小腸の意を表す。 08178.svg
閧 1 0 ①とき。ときの声。鬨(コウ) ②村里のみち。ちまた。参考①もと「鬨(コウ)(とき)」と誤用されたもの。 ごう こう とき- 門 14 6 説明無し 095a7.svg
終 8 0 ①おわる。おえる。はてる。しまう。すませる。「終業」「終結」 ②おわり。最後。はて。おしまい。「終点」「終幕」 ①②始 ③おわりまで。おわるまで。「終日」「終生」 ④ついに。とうとう。 しゅ しゅう しま-う; はて-; お-わる; つい-; つい-に; お-える 糹 11 5 会意形声。糸と、(トウ)→(シウ)(糸結びの形から、物事のおわり、一年のおわりのふゆ)とから成り、糸の結びどめ、ひいて「おわり」の意を表す。「」の後にできた字。 07d42.svg
射 5 0 ①いる。弓で矢をいる。「射芸」「射手」 ②うつ。銃砲で弾をうつ。「射撃」「射程」 ③液体や気体を勢いよく出す。「射出」「注射」「発射」 ④さす。光がはいる。「日射」 ⑤ねらう。あてる。「射倖(シャコウ)」 せき やく; じゃ; や えき; しゃ; や い-る; さ-す; あ-てる; あきる; いとう 寸 10 7 甲骨・金文は、象形。矢をつがえた弓を手に持つ形にかたどる。篆文は、会意で、矢(または寸)と身とから成る。矢をいる意を表す。 05c04.svg
鯡 1 0 ①にしん(鰊)。ニシン科の海魚。 ②はららご。魚のたまご。はらご。 ひ ひ にしん 魚 19 8 説明無し 09be1.svg
慕 3 0 したう。思いをよせる。懐かしく思う。しのぶ。「慕情」「思慕」 も ぼ した-う 㣺 14 10 形声。心と、音符莫(ボ)とから成る。ならう、まねる意を表す。転じて、「したう」意に用いる。 06155.svg
湖 8 0 みずうみ。「湖沼」「湖畔」参考中国では、特に洞庭湖を指すことがある。 ご; ぐ こ みずうみ- 氵 12 9 形声。水と、音符胡(コ)とから成る。「みずうみ」の意を表す。 06e56.svg
竍 1 1 容量の単位。デカリットル。一〇(リットル)。参考十立(リットル)の意を表す字。 デカリットル 立 7 2 説明無し 07acd.svg
衵 1 0 ①あこめ。婦人のしたぎ。また、男子の装束のしたぎ。 ②ふだんぎ。なれぎぬ。また、はだぎ。「衵衣」 参考日常着る衣()の意を表した字。 にち じつ あこめ ⻂ 9 4 説明無し 08875.svg
音 10 0 ①おと。物のひびき。ふし。ねいろ。「音階」「音楽」「音曲」 ②こえ。口で発するおと。「音韻」「音声」「音便」 ③おん。漢字の字音。「音訳」「漢音」「呉音」訓 ④知らせ。たより。おとずれ。消息。「音信」「音書(インショ)」「音問」 おん いん ね-; と-; おと-; たよ-り 音 9 0 会意。言(=。立は省略形。ことば)と、曰(えつ)(いう)とから成る。口から出る「おと」の意を表す。 097f3.svg
鴪 1 0 はやい。鳥の速く飛ぶさま。参考「隼(イツジュン)」は、はやぶさのこと。 いつ 鳥 16 5 説明無し 09d2a.svg
魸 1 1 なまず。ナマズ科の淡水魚。 なまず 魚 15 4 説明無し
利 7 0 ①するどい。とし。(ア)よく切れる。「利器」「鋭利」(イ)すばやい。かしこい。さとい。「利発」「利口」(ア)(イ)鈍 ②よい。役に立つ。つごうがよい。つごうよくする。「利点」「利己」「便利」 ③もうけ。とく。「利権」「利潤」 ④「利子」「利息」のこと。「元利」「金利」 ⑤梵語(ボンゴ)や外国語の音訳に用いられる。「舎利」「伊太利(イタリア)」 ⑥きく。ききめがある。はたらきがある。参考「利」の旁(つくり)が片仮名の「リ」に、草書体が平仮名の「り」になった。 り り するど-い; よ-い; き-く; と-し 刂 7 5 会意。刀と、禾(か)(いね)とから成り、すきで田畑を耕作する意を表す。「犂(リ)(すき)」の原字。ひいて、収益のあること、また、すきのするどいことから「するどい」意に用いる。 05229.svg
惰 準2 0 ①なまける。おこたる。「惰気」「怠惰」 ②それまでの習慣や状態が続くこと。「惰性」「惰力」 だ た おこた-る 忄 12 9 会意形声。心と、隋(ダ)(は省略形。くずれる)とから成り、かろんじる、あなどる、ひいて、なまけおこたる意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 060f0.svg
罩 1 0 ①かご。魚をとる竹かご。 ②こめる。入れて包む。 ちょう とう こめ-る ⺲ 13 8 説明無し 07f69.svg
流 8 0 ①ながれる。ながす。「流水」「合流」 ②ながれ。「海流」「気流」 ③広まる。ゆきわたる。「流行」「流布」 ④さすらう。さまよう。「流民」「流浪」 ⑤成りたたずに終わる。「流会」「流産」 ⑥それる。はずれる。「流弾」「流用」 ⑦罪によって遠方の地に移す。「流刑」「流罪」 ⑧しかた。やりかた。系統。「流儀」「亜流」 ⑨血すじ。血統。「嫡流」「末流」 ⑩等級。身分。「一流」「上流」 ⑪根拠のない。「流言」「流説」 ⑫なめらか。「流暢(リュウチョウ)」「流麗」参考「流」の終わり二画が片仮名の「ル」になった。 る りゅう なが-れる; なが-す 氵 10 7 会意。水と、㐬(とつ)(育の原形。頭髪のある子供を上下逆さにした形)とから成る。古代には生まれたばかりの子供の無事を祈って水にながす風習があったことから、水が「ながれる」意を表す。 06d41.svg
私 5 0 ①わたくし。わたし。自分。個人のこと。「私見」「公私」 公 ②わたくしする。自分のものにする。「私腹」「滅私」 ③ひそか。ひそかに。こっそりと。「私通」「私淑」 し し わたくし-; ひそ-かに; わたし- 禾 7 2 会意形声。禾と、厶(シ)(わたくし)とから成る。囲って自分のものとした穀物の意を表す。ひいて「わたくし」「ひそかに」などの意に用いる。一説に、形声で、禾と音符厶(シ)とから成り、いねの一種の意を表すという。 079c1.svg
飽 3 0 あきる。腹いっぱい食べる。満たされる。「飽食」「飽和」 ひょう ほう あ-かす; あ-きる; あ-く 飠 13 5 形声。と、音符(ハウ)とから成る。食べて腹がふくれる意を表す。 098fd.svg
喇 1 0 ①おしゃべり。はやくち。 ②外国語の音訳に用いられる。「喇叭(ラッパ)」「喇嘛(ラマ)」 らち らつ ら ものいう 口 12 9 説明無し 05587.svg
掎 1 0 ひく。ひっぱる。ひきとめる。「掎角」 き き ひ-く 扌 11 8 説明無し 0638e.svg
妃 準2 0 きさき。皇太子の妻。また、皇族・王族の妻。「王妃」「正妃」 へ; ひ はい; ひ きさい-; つれあい-; きさき- 女 6 3 形声。女と、音符己(キ)→(ヒ、ハイ)とから成る。配偶の女、ひいて「きさき」の意を表す。 05983.svg
堕 準2 0 ①おちる。くずれおちる。おとす。「堕胎」「堕落」 ②おこたる。なまける。「怠堕(タイダ)」惰 ③こぼつ。建物などをこわす。 だ た くずす; くずれる; お-ちる 土 12 9 旧字は、形声。土と、音符隋(タ、ダ)とから成る。「くずれる」「くずす」意を表す。常用漢字は省略形による。 05815.svg
始 8 0 ①はじめ。はじまり。物事のおこり。「始祖」「年始」 末 ②はじめる。はじまる。「始業」「開始」 ①②終 し し はじ-め; はじ-める; はじ-まる 女 8 5 形声。女と、音符(シ)→(イ)(=以。台はその変形)とから成る。長上の女の意を表す。もと、姒(シ)に同じ。ひいて「はじめ」の意に用いる。 059cb.svg
譬 1 0 たとえる。たとえ。また、さとす。「譬喩(ヒユ)」 ひ たとえ; たとえる 言 20 13 説明無し 08b6c.svg
讙 1 0 ①かまびすしい。やかましい。「讙譁(カンカ)」喧(ケン)・諠(ケン) ②よろこぶ。「讙謡」歓・驩(カン) かん; こん けん; かん かまびす-しい; よろこ-ぶ 訁 24 17 説明無し 08b99.svg
遂 3 0 ①とげる。なしとげる。やりとげる。「遂行」「完遂」 ②ついに。とうとう。 ずい すい と-げる; と-ぐ; つい-に ⻌ 12 9 形声。辵と、音符(スイ)とから成る。おして行く、ひいて「とげる」意を表す。 09042.svg
倪 1 0 ①きわ。かぎり。かぎる。分ける。「端倪」 ②かよわい。また、おさなご。 ③横目でにらむ。ながしめ。「俾倪(ヘイゲイ)」睨(ゲイ) げ げい きわ 亻 10 8 説明無し 0502a.svg
或 準1 0 ①ある。不確かなもの、未知のものを示す語。「或問」 ②あるいは。または。もしくは。 わく こく あ-る; あ-るい は 戈 8 4 会意。戈と、囗(い)(集落)と、一(境界)とから成る。境を設けた地域を武器で守る意を表す。ひいて、「くに」の意に用いる。「國(コク)(国)」の原字。借りて「ある」「あるいは」の意に用いる。 06216.svg
饕 1 0 むさぼる。食物や金銭などをむさぼる。叨(トウ) とう むさぼる 食 22 13 説明無し 09955.svg
泡 準2 0 あわ。あぶく。「泡沫(ホウマツ)」「気泡」 ひょう ほう あぶく-; あわ-; うたかた- 氵 8 5 形声。水と、音符(ハウ)とから成る。「あわ」の意を表す。 06ce1.svg
蕈 1 0 きのこ。たけ。くわたけ。 きん たん; じん しん きのこ- ⺾ 15 12 説明無し 08548.svg
張 6 0 ①はる。ひっぱる。はりわたす。「張力」「緊張」 ②ひろげる。大きくする。「拡張」「膨張」 ③言いはる。「主張」 ④はり。衣服・琴・弓・幕などを数える語。 ⑤「尾張(おわり)の国」の略。「張州」 ちょう ちょう は-る; は-り 弓 11 8 会意形声。弓と、長(チヤウ)(ながい)とから成り、弓の弦をはる、ひいて、広げる意を表す。 05f35.svg
加 7 0 ①くわえる。ふやす。多くなる。ほどこす。「加速」「加味」減 ②くわわる。仲間に入る。「加入」「加盟」「参加」 ③たし算。「加減」「加算」 ④「加賀の国」の略。「加州」 ⑤「加奈陀(カナダ)」の略。「日加」 ⑥「加州(カリフォルニア)」の略。参考「加」の偏が片仮名の「カ」に、草書体が平仮名の「か」になった。 け か くわ-わる; くわ-える 力 5 3 会意。力と、口(くち、ことば)とから成る。ことばを重ねて人をそしる意。転じて、「くわえる」意に用いる。 052a0.svg
珮 1 0 おびだま。腰に下げるかざりの玉。参考「佩(ハイ)」の俗字。 ばい はい おびだま 𤣩 10 6 説明無し 073ee.svg
十 10 0 ①とお。数の名。「十戒」「十干」 ②満ち足りているさま。すべて。「十分」「十全」 ③数の多いこと。たくさん。「十目」 参考「常用漢字表」(平成二二年)では、「ジュッ」とも読む(「十回」など)。 じゅう しゅう じっ; じゅっ と-; とお-; そ- 十 2 0 象形。はりの形にかたどる。「針(シム)」の原字。借りて、数詞の「とお」の意に用いる。 05341.svg
忻 1 0 よろこぶ。たのしむ。「忻然」欣(キン) こん きん ひら-く; よし; あき-らめる; よろこ-び; よろこ-ぶ; うやま-う 忄 7 4 説明無し 05ffb.svg
鱚 1 1 きす。キス科の海魚。 きす- 魚 23 12 説明無し 09c5a.svg
是 4 0 ①ただしい。正しいと認める。「是正」「是認」 非 ②よいとして定めた方針。「国是」「社是」 ③これ。ここ。この。指示代名詞。「色即是空」 ぜ し この-; これ-; ここ- 日 9 5 象形。さじの形にかたどり、さじの意を表す。「匙(シ)」の原字。借りて、近称の指示代名詞に、また、正しい意に用いる。 0662f.svg
雑 6 0 ①まじる。まざる。入り乱れる。「雑然」「複雑」 純 ②まとまりのない。とりとめのない。「雑学」「雑言」 ③あらい。大まかである。「雑駁(ザッパク)」「粗雑」 ぞう そう ぞう; ざつ ま-じる; ま-ぜる; ま-ざる; まじ-える; まじ-わる 隹 14 6 本字は、形声。意符衣(ころも)と、音符集(シフ)→(サフ)とから成る。いろいろのいろどりの糸を集めて、衣を作る意を表す。ひいて「まじる」意に用いる。旧字は、それが変化した形。教育用漢字はさらにその省略形による。 096d1.svg
捧 準1 0 ①ささげる。ささげ持つ。さしあげる。「捧持」「捧読」奉 ②かかえる。いだく。「捧腹」 ふ ほう ささ-げる 扌 11 8 会意形声。手と、奉(ホウ)(ささげる、うける)とから成り、「ささげる」意を表す。「奉」の後にできた字。 06367.svg
櫓 準1 0 ①ろ。かい。舟をこぐ道具。「櫓声」艪(ロ) ②やぐら。物見やぐら。また、木を組みあげてつくった高い台。「望櫓」 ③おおだて。大きなたて。 る ろ おおだて; やぐら- 木 19 15 形声。木と、音符魯(ロ)とから成る。 06ad3.svg
靦 1 0 ①あつかましい。あつかましい顔つき。「靦然」 ②はじる。「靦汗」 てん 面 16 7 説明無し 09766.svg
苺 1 0 ①いちご。きいちご。くさいちご。バラ科の落葉小低木または多年草の総称。 ②こけ。「苺苔(バイタイ)」 まい; め ばい いちご- ⺾ 8 5 形声。艸と、音符母(ボ)→(バイ)とから成る。 082fa.svg
会 9 0 ①あう。であう。「会見」「会談」「会話」 ②あつまる。あつめる。一つに合わせる。あつまり。「会議」「会合」「会社」 ③心にかなう。さとる。「会得(エトク)」「会心」 ④とき。おり。「機会」 ⑤かぞえる。「会計」 け; え かい あつ-める; あ-う; あつ-まる 𠆢 6 4 旧字は、会意。曾(こしき)にふた()をかぶせるさまにより、「あう」、ひいて「あつまる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 04f1a.svg
柞 1 0 ①ははそ。コナラ・クヌギの類の総称。「柞蚕」「柞原(ははそはら)」 ②きる。草木を切りはらう。 ざく さく ははそ 木 9 5 説明無し 067de.svg
舳 1 0 ①へさき。船の前部。船首。「舳艫(ジクロ)」 ②とも。船の後部。船尾。 ③かじ(舵)。 じく ちく とも; へさき 舟 11 5 説明無し 08233.svg
弭 1 0 ①ゆはず。弓の両端の弦をかけるところ。 ②やめる。とめる。「弭兵」 み; び やはず-; はず- 弓 9 6 説明無し 05f2d.svg
兎 準1 0 ①うさぎ。ウサギ科の哺乳(ホニュウ)動物。「脱兎」 ②月にウサギがいるという伝説から、月の異名。「烏兎(ウト)」「玉兎」 つ と うさぎ- ⼉ 7 5 象形。長い耳と短い尾をもつうさぎの形にかたどる。 0514e.svg
滴 4 0 ①しずく。したたり。「水滴」「雨滴」 ②したたる。しずくが落ちる。たれる。「滴下」 ちゃく てき しずく-; したたり; したた-る 氵 14 11 形声。水と、音符啇(テキ)とから成る。 06ef4.svg
瞳 2 0 ①ひとみ。「瞳孔」 ②くらい。無知なさま。「瞳矇(ドウモウ)」 ずう とう どう ひとみ- 目 17 12 形声。目と、音符童(トウ)とから成る。 077b3.svg
裴 1 0 ①衣服の長いさま。「裴裴」 ②たちもとおる。ぶらぶら歩く。「裴回」徘(ハイ) べ はい ばい たちもとお-る 衣 14 8 説明無し 088f4.svg
鉗 1 0 ①くびかせ。罪人の首にはめる鉄の輪。「鉗梏(ケンコク)」 ②はさむ。また、はさむ道具。かなばさみ。「鉗鎚(ケンツイ)」 ③口をつぐむ。ふさぐ。とじる。「鉗口」拑(カン) ①③箝(カン) けん; かん はさみ-; かなぎ-; かなばさみ-; はさ-む; くびかせ- 釒 13 5 説明無し 09257.svg
気 10 0 ①くうき。すいじょうき。「気化」「気体」「大気」 ②天地間に生じる自然現象。また、一年を二四に分けた一期間。「気候」「気象」「磁気」 ③いき。呼吸。「気管」「気息」「呼気」 ④ようす。けはい。おもむき。「気運」「気品」「景気」 ⑤におい。「香気」「臭気」 ⑥心のはたらき。意識。性質。「気力」「気分」「短気」 け き いき- 气 6 2 旧字は、形声。意符米(こめ)と、音符气(キ)とから成る。食物・まぐさなどを他人に贈る意を表す。「餼(キ)」の原字。転じて、气の意に用いられる。教育用漢字は省略形による。 06c17.svg
祠 1 0 ①ほこら。やしろ。おたまや。先祖の霊をまつる所。「祠堂」「社祠」 ②まつ(祭)る。まつり。神をまつる。「合祠」 じ し ほこら-; まつ-る 示 10 5 説明無し 07960.svg
郷 5 0 ①さと。むらざと。いなか。「近郷」「在郷」 ②ふるさと。生まれたところ。「郷里」「故郷」 ③ところ。場所。「異郷」「仙郷」「理想郷」 ④昔の行政区画の一つ。いくつかの村を合わせた地域。 こう きょう ごう さと- 阝 11 8 旧字は、象形。二人の人が食物を中心に向かい合っているさまにかたどり、「むかう」意を表す。「嚮(キヤウ)」の原字。もと、卿(キヤウ)に同じ。心が向かうことから、「ふるさと」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 090f7.svg
憚 1 0 ①はばかる。さしひかえる。おそれる。「忌憚」 ②はばかり。 (ア)遠慮。 (イ)便所。 た だん たん はばか-る; はばか-り 忄 15 12 説明無し 0619a.svg
宛 2 0 ①あて。あてる。あてはめる。「宛先」 ②ずつ。「三個宛」 ③あたかも。さながら。「宛然」 ④曲がる。くねらせる。「宛延」「宛転」 おん えん ずつ-; あて-; あ-てる; あたか-も 宀 8 5 形声。宀と、音符夗(ヱン)とから成る。まがる、かがむなどの意を表す。 05b9b.svg
疥 1 0 ①ひぜん。はたけ。皮膚病の一種。「疥癬(カイセン)」 ②おこり。マラリア。 け かい ひぜん; よごす; おこり; はたけ 疒 9 4 説明無し 075a5.svg
死 8 0 ①しぬ。命がつきる。し。「死去」「仮死」 生 ②おわる。活動がやむ。役に立たない。「死語」「死蔵」 ③いのちがけ。しにものぐるい。「死守」「必死」 ④命にかかわるような危険。「死線」「死地」 し し し-ぬ; ころ-す 歹 6 2 会意。歹と、人(匕は変わった形)とから成り、人が死んで骨だけになる意を表す。 06b7b.svg
讖 1 0 しるし。吉凶の予言。また、予言書。「讖緯」 しん しん しるし-; おみくじ- 訁 24 17 説明無し 08b96.svg
卑 3 0 ①ひくい。いやしい。(ア)地位や身分が低い。「卑賤(ヒセン)」「尊卑」(イ)心がいやしい。下品な。「卑屈」「卑俗」 ②いやしめる。さげすむ。「卑下」 ①②尊 ③自分のことをいうときの謙称。「卑見」 ④ちかい。身近な。「卑近」 ひ ひ ひく-い; いや-しむ; いや-しめる; いや-しい 十 9 7 旧字は、象形。平たい形の酒器()を左手に持つ形にかたどる。酒をつぐ役職を表し、転じて、身分が低い意を表す。「俾(ヒ)」の原字。常用漢字は俗字による。 05351.svg
姿 5 0 すがた。かたち。ようす。「姿勢」「姿態」「容姿」 し し すがた- 女 9 6 形声。女と、音符(シ)とから成る。女の美しいすがた、ひいて「すがた」の意を表す。 059ff.svg
鋩 1 0 きっさき。刃物の先端。「剣」 もう ぼう ほこさき; きつさき 釒 14 6 説明無し 092e9.svg
柳 準2 0 ①やなぎ。ヤナギ科の樹木の総称。また、特に落葉高木のしだれやなぎ。 ②細くしなやかなたとえ。「柳眉(リュウビ)」「柳腰」 る りゅう やなぎ-; やぎ- 木 9 5 形声。木と、音符卯(バウ)→(リウ)とから成る。やなぎの意を表す。 067f3.svg
界 8 0 ①さかい。くぎり。くぎる。「境界」「限界」「臨界」 ②あたり。一帯。「界域」「界隈(カイワイ)」 ③さかいの中。ある範囲の社会。「業界」「下界」「世界」 け かい さかい- 田 9 4 形声。田と、音符介(カイ)とから成る。田と田との「さかい」の意を表す。 0754c.svg
謹 準2 0 つつしむ。かしこまる。「謹賀」「謹慎」 こん きん つつし-む 訁 17 10 旧字は、形声。言と、音符堇(キン)とから成る。ことばをひかえめにする、「つつしむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 08b39.svg
銖 1 0 ①わずか。わずかなもの。かるい。 ②にぶい。「銖鈍」 ③重さの単位。一両の二四分の一。 ④江戸時代の貨幣の単位。一両の一六分の一。 じゅ しゅ にぶ-い 釒 14 6 説明無し 09296.svg
褸 1 0 つづれ。ぼろ。ぼろきれ。「襤褸(ランル)」 る る; ろう ぼろ-; つづる ⻂ 16 11 説明無し 08938.svg
宿 8 0 ①やど。やどや。泊まる所。「宿坊」「宿舎」 ②やどる。泊まる。「宿泊」「合宿」 ③やどす。とどめる。とめておく。 ④かねてからの。「宿題」「宿望」 ⑤前世。前世からの。「宿業」「宿命」 ⑥年功を積んだ。経験豊かな。「宿学」「宿将」 ⑦星のやどり。星座。「星宿」 ⑧しゅく。馬継ぎ場。「宿駅」「宿場」 すく しゅく やど-; やど-す; やど-る 宀 11 8 会意。宀と、人(ひと)と、㐁(百は変わった形。敷きものを敷いた形)とから成り、家の中で人がむしろに寝ていることから、「やどる」意を表す。 05bbf.svg
械 7 0 ①しかけ。からくり。道具。「器械」「機械」 ②かせ。罪人の手足にはめて自由をうばう刑具。「械繫(カイケイ)」 げ かい かせ- 木 11 7 形声。木と、音符戒(カイ)とから成る。手かせ、足かせの意を表す。転じて、しかけの意に用いる。 068b0.svg
侖 1 0 ①ついずる。順序だてる。 ②おも(思)う。 ろん りん りん おも-う 𠆢 8 6 説明無し 04f96.svg
鐺 1 0 ①くさり。 ②なべ。酒をあたためる三本脚のかなえ。あしがなえ。「酒鐺」鎗(ソウ) ③こじり。刀のさやの末端の金具。 ④こて。壁などを塗る工具。 とう; しょう とう; そう なべ-; くさり-; こじり-; こて- 釒 21 13 説明無し 0943a.svg
僚 準2 0 ①ともがら。とも。同じ仕事のなかま。「僚友」「同僚」 ②つかさ。役人。「官僚」「幕僚」 りょう りょう とも-; つかさ- 亻 14 12 形声。人と、音符尞(レウ)とから成る。みめよい意を表す。 050da.svg
洋 8 0 ①うみ。大きなうみ。「遠洋」「海洋」 ②世界を二つに分けたそれぞれの部分。「東洋」「西洋」 ③「西洋」の略。「洋食」「洋風」 ④ひろい。みちみちたさま。「洋洋」「芒洋(ボウヨウ)」 ぞう; よう よう; しょう なだ- 氵 9 6 形声。水と、音符羊(ヤウ)→(シヤウ)とから成る。もと、川の名。借りて、ひろい、おおうみなどの意に用いる。 06d0b.svg
迪 1 0 ①みち。道徳。 ②みちびく。教えみちびく。「啓迪」 ③ふむ。すすむ。いたる。 じゃく てき ふ-む; すす-む; みち-; みちび-く ⻌ 8 5 形声。辵と、音符由(イウ)→(テキ)とから成る。 08fea.svg
哭 1 0 なく。声をあげてなく。「哭泣」「慟哭(ドウコク)」 こく こく な-く 口 10 7 説明無し 054ed.svg
峨 準1 0 けわしい。けわしく高い山。「峨峨」 が が いかめ-しい; たかね-; けわ-しい 山 10 7 形声。山と、音符我(ガ)とから成る。 05ce8.svg
条 6 0 ①えだ。小枝。「枝条」「柳条」 ②すじ。みちすじ。「条理」「軌条」 ③くだり。一つ一つ書き分けた文。「条項」「箇条」 ④のびる。のびのびする。「条達」 ⑤細長いものを数える語。「一条」 じょう ちょう すじ-; えだ 木 7 3 旧字は、形声。木と、音符攸(イウ)→(テウ、デウ)とから成る。細長い枝、ひいて、ひとすじひとすじの意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 06761.svg
縦 5 0 ①たて。上下または南北の方向。「縦貫」「縦隊」 横 ②はなつ。 (ア)矢を発する。 (イ)火をつける。 (ウ)追いやる。 ③ゆるす。見のがす。 ④ゆるめる。ゆるい。 ⑤ほしいまま。きままにする。「縦覧」「操縦」「放縦」 ⑥たとい。よしんば。仮定の助字。 しゅ しょう じゅう たと-え; よし-; はな-つ; ゆる-す; ほしいまま-; たて; よ-しんば 糹 16 10 旧字は、形声。糸と、音符從(シヨウ)とから成る。ゆるめる意を表す。借りて、「たて」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 07e26.svg
崙 1 0 山の名「崑崙(コンロン)」に用いる字。 りん ろん ろん 山 11 8 説明無し 05d19.svg
咳 準1 0 ①せき。しわぶき。せきばらい。「咳気」「咳嗽(ガイソウ)」「咳唾(ガイダ)」 ②幼児が笑う。「咳嬰(ガイエイ)」孩(ガイ) け; がい; げ かい がい せき-; しわぶ-く; しわぶき-; せ-く 口 9 6 説明無し 054b3.svg
慙 1 0 はじる。はずかしく思う。はじ。「慙悔」 ざん さん は-じる; はじ- 心 15 11 説明無し 06159.svg
庇 準1 0 ①おおう。かばう。保護する。「庇護」 ②ひさし。家の軒に張り出した小屋根。「雪庇」 ひ ひ かば-う; ひさし-; おおう 广 7 4 形声。广と、音符比(ヒ)とから成る。 05e87.svg
刻 5 0 ①きざむ。ほりつける。「刻印」「彫刻」 ②むごい。ひどい。きびしい。「深刻」 ③とき。時間。「刻限」「時刻」 ④こく。一昼夜を一二等分し、十二支にあてて表した時間の単位。「午(うま)の刻」 こく こく きざ-む; とき-; きざ-み 刂 8 6 形声。刀と、音符亥(カイ)→(コク)とから成る。刀で印をつける、「きざむ」意を表す。 0523b.svg
継 4 0 ①つぐ。つなぐ。うけつぐ。「継続」「中継」 ②まま。血のつながりがない。「継母」「継嗣」 け- けい- つ-ぐ; つぐ-; つなぎ-; つなぐ-; まま-; つ-ぎ 糹 13 7 本字は、象形。切れたより糸を二つ合わせてつないでよる、ひいて「つぐ」意を表す。旧字は、会意形声で、(ケイ)に糸が加わったもの。常用漢字は省略形の俗字による。 07d99.svg
邃 1 0 ふかい。おくぶかい。とおい。「深」「幽」 すい おくぶか-い ⻍ 18 14 説明無し 09083.svg
辣 2 0 ①からい。ぴりっとからい。「辣油」 ②きびしい。はげしい。すごい。むごい。「辣腕」 らち らつ から-い; きび-しい; むご-い 辛 14 7 形声。辛と、音符剌(ラツ)(束は省略形)とから成る。 08fa3.svg
彎 1 0 ①ひく。弓を引く。 ②まがる。弓なりに曲がる。 えん わん ひきまかな-う; ひ-く 弓 22 19 説明無し 05f4e.svg
譎 1 0 ①あざむく。いつわる。いつわり。「譎詐」 ②あやしい。ふつうとちがう。「譎怪」 ③遠回しに言う。「譎諫(ケッカン)」 きつ けち けつ いつわ-る; あや-しい 訁 19 12 説明無し 08b4e.svg
荼 1 0 ①にがな(苦菜)。のげし。キク科の多年草。 ②くるしみ。害毒。「荼毒」 ③梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「荼毘(ダビ)」 じゃ; ど と; た だ にがな- ⺾ 10 7 説明無し 0837c.svg
馳 準1 0 はせる。かける。速く走る。「馳走」「馳名」 じ ち は-せる 馬 13 3 形声。馬と、音符也(ヤ)→(チ)とから成る。 099b3.svg
誦 1 0 ①となえる。よむ。声に出してよむ。「誦読」「朗誦」 ②そらんじる。「暗誦」 じゅ ず しょう とな-える; よ-む 訁 14 7 説明無し 08aa6.svg
体 9 0 ①からだ。「体格」「身体」 ②もの。「物体」「固体」 ③かたち。かた。ようす。「体制」「形体」 ④おおもと。もとになるもの。「実体」「正体」 ⑤身につける。身をもってする。「体験」「体得」 ⑥仏像などを数える語。 たい てい からだ- 亻 7 5 (A)形声。人と、音符本(ホン)とから成る。そまつの意を表す。俗に體の略字として誤用されていた。教育用漢字はこれによる。 (B)形声。意符骨(ほね)と、音符豊(レイ)→(テイ、タイ)とから成る。人体の意を表す。 04f53.svg
銓 1 0 ①はかり。物の重さをはかる道具。 ②はかる。とりしらべる。えらぶ。「銓考」 せん せん はか-る; はか-り 釒 14 6 説明無し 09293.svg
繭 準2 0 まゆ。また、まゆからとった絹糸。「繭糸」 けん けん まゆ- 糸 18 12 本字は、形声。糸(いと)と、虫(むし)と、音符(ベン)→(ケン)とから成る。蚕が糸で作る囲い、「まゆ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 07e6d.svg
懼 1 0 おそれる。おどろく。おじける。つつしむ。「恐懼」惧(ク) ぐ く おそ-れる 忄 21 18 説明無し 061fc.svg
査 6 0 しらべる。考える。明らかにする。「査察」「査問」「調査」 じゃ; しゃ さ 木 9 5 形声。木と、音符且(シヨ、シヤ)→(サ)とから成る。木を組んだいかだの意を表す。「楂(サ)」の原字。借りて「しらべる」意に用いる。 067fb.svg
靤 1 0 にきび。顔にできるふきでもの。皰(ホウ) びょう ほう にきび- 面 14 5 説明無し 09764.svg
梺 1 1 ふもと。山のすそ。山の下のほうの部分。「山の梺でひと休み」 ふもと 木 11 7 説明無し 068ba.svg
掖 1 0 ①わきばさむ。わきのしたにはさみ持つ。 ②わき。わきのした。腋(エキ) ③たすける。よいほうに導く。「誘掖」 ④宮殿正門の両わきにある小門。また、宮殿。「掖垣(エキエン)」 えき わきばさむ; わき; たすける 扌 11 8 説明無し 06396.svg
温 8 0 ①あたたかい。あたためる。あたたまる。ぬくもり。「温床」「温暖」「保温」冷 ②おだやか。やさしい。「温厚」「温順」「温和」 ③たずねる。ならう。「温故」「温習」 ④つつむ。つつみこむ。 おん おん うん ぬる-い; ぬく-もる; あたた-かい; あたた-か; あたた-まる; ぬく-い; あたた-める; ぬく-める; ぬく-まる; ぬく-もり 氵 12 9 旧字は、形声。水と、音符𥁕(ヲン)とから成る。もと、川の名。借りて「あたたかい」意に用いる。教育用漢字は俗字による。 06e29.svg
鉢 準2 0 ①はち。皿より深く、口の大きい器。「乳鉢」 ②盆栽などの植木をうえる容器。植木鉢。「鉢植え」 ③頭蓋骨(ズガイコツ)。「鉢巻」 ④僧侶(ソウリョ)の食器。「衣鉢」「托鉢(タクハツ)」 はち はつ 釒 13 5 形声。金と、音符(ハツ)(本は変わった形)とから成る。 09262.svg
笨 1 0 ①あらい。そまつな。「粗笨」 ②おろかな。 ぼん ほん がさ-; あら-い ⺮ 11 5 説明無し 07b28.svg
予 8 0 (A)[豫]①あらかじめ。かねて。前もって。「予感」「予告」預 ②たのしむ。「遊予」 ③ためらう。「猶予」 ④「伊予(いよ)の国」の略。「予州」 (B)[予]①われ。自称。「予輩」余 ②あたえる。あずかる。「賜予」与 ③ゆるす。許参考本来別の意味の二つの字を「予」にまとめた。 よ しょ; じょ; よ しょ; よ; ちょ かね-て; あらかじ-め; ゆる-す; われ; われ-; あた-える 亅 4 3 (A)形声。意符象(ぞう)と、音符予(ヨ)とから成る。原義は、大きな象。借りて、まえもって準備する意に用いる。 (B)象形。機(はた)の横糸を通す杼(ひ)の形にかたどる。「杼(チヨ)」の原字。杼を横に押しやることから、ひいて「あたえる」意を表す。借りて、自称の代名詞に用いる。 04e88.svg
厲 1 0 ①といし。あらと。とぐ。みがく。 ②はげしい。きびしい。 ③するどい。 ④はげむ。はげます。「厲行」励 ⑤えやみ。疫病。「厲疫」 ⑥や(病)む。しいたげる。 ⑦わざわい。たたり。 れち; れつ らい れい; らい はげ-む; はげ-ます; と-ぐ; こする; と-; といし-; きつい; はげ-しい 厂 14 12 説明無し
訳 5 0 ①やくす。ある言葉を他の言葉に直す。「訳書」「翻訳」 ②とく。解釈する。 ③わけ。理由。事情。 やく えき とく; わけ- 訁 11 4 旧字は、形声。言と、音符睪(エキ)とから成る。ある言語を他の言語にうつしかえる、やくす意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 08a33.svg
述 6 0 のべる。言う。考えをのべる。「述懐」「著述」「陳述」 じゅつ; ずち しゅつ の-べる ⻌ 8 5 形声。辵と、音符朮(シユツ)とから成る。人について行く、したがう意を表す。借りて、「のべる」意に用いる。 08ff0.svg
辞 7 0 ①ことば。言語。「辞書」「辞令」「祝辞」 ②やめる。ことわる。しりぞく。「辞職」「辞任」「固辞」 ③別れを告げる。いとまごいをする。「辞去」「辞世」 ④日本文法で、それだけでは文節を構成しえない語。助詞・助動詞など。 詞 じ し こと-; いな-ぶ; いろ-い; ことば; いな-む; いろ-う; や-める 辛 13 6 旧字は、会意。辛と、(らん)(おさめる)とから成り、罪をおさめさばく意を表す。借りて「ことば」の意に用いる。教育用漢字は俗字による。 08f9e.svg
装 5 0 ①よそおう。よそおい。身じたくをする。「装束」「服装」 ②かざる。見ばえをととのえる。かざり。「装飾」「外装」 ③とりつける。機械・器具などをそなえつける。「装甲」「装置」 しょう そう よそお-い; よそお-う 衣 12 6 旧字は、形声。衣と、音符壯(サウ)とから成る。衣でつつんでしまう、ひいて、用意する意を表す。また借りて、かざる意に用いる。教育用漢字は省略形による。 088c5.svg
茆 1 0 ①じゅんさい。スイレン科の多年草。ぬなわ。 ②かや。ちがや。茅(ボウ) みょう ぼう かや-; めなわ; その- ⺾ 8 5 説明無し 08306.svg
纂 準1 0 ①あつめる。あつめてまとめる。「纂修」「編纂」 ②つぐ。受け継ぐ。「纂承」 ①②纘(サン) ③くみひも。「纂組」 さん さん あつ-める 糸 20 14 形声。糸と、音符算(サン)(は変わった形)とから成る。書物などを編む意を表す。 07e82.svg
踵 1 0 ①かかと。くびす。きびす。「踵骨」 ②ふむ。「踵践」 ③つぐ。ひきつぐ。「踵武」 ④いた(至)る。おもむく。「踵門」 しゅ しょう かかと-; きびす-; つ-ぐ; くびす- ⻊ 16 9 説明無し 08e35.svg
栃 7 1 とち。トチノキ科の落葉高木。 れい とち- 木 9 5 未詳。 06803.svg
筆 8 0 ①ふで。「運筆」「毛筆」 ②かく。かきしるす。「筆記」「代筆」 ③かいた文字や絵。「筆禍」「筆跡」 ひち ひつ ふんで-; ふみて-; ふで- ⺮ 12 6 会意形声。竹と、聿(ヰツ)→(ヒツ)(ふで)とから成り、竹製の「ふで」の意を表す。 07b46.svg
鑼 1 0 どら(銅鑼)。盆形の打楽器。 ら ら どら- 釒 27 19 説明無し 0947c.svg
攪 準1 0 みだす。かきまわす。かきまぜる。「攪拌(カクハン)・(コウハン)」「攪乱(カクラン)・(コウラン)」 きょう こう かく みだ-す; ほだ-てる 扌 23 20 説明無し 0652a.svg
羂 1 0 ①わな。あみ。「羂索」 ②くくる。つなぐ。 けん わな ⺲ 18 13 説明無し 07f82.svg
黠 1 0 ①わるがしこい。さかしい。ずるい。「狡黠(コウカツ)」 ②さとい。かしこい。「黠児」慧(ケイ) げち かつ さと-い; わるがしこ-い 黑 18 6 説明無し 09ee0.svg
船 9 0 ふね。大きなふね。「船頭」「船舶」「汽船」 ぜん せん ふね-; ふな- 舟 11 5 形声。舟と、音符㕣(ヱン)→(セン)とから成る。「ふね」の意を表す。 08239.svg
縅 1 1 おどす。よろいの札(さね)を糸や革でつづり合わせる。また、その糸や革ひも。おどし。 おどす; おどし 糹 15 9 説明無し 07e05.svg
遇 3 0 ①あう。思いがけなくであう。「奇遇」「遭遇」 ②もてなす。あつかう。「待遇」「優遇」 ③たまたま。おりよく。偶 ぐ ぐ ぐう あ-う; もてな-す; たまたま- ⻌ 12 9 形声。辵と、音符禺(グ)とから成る。出くわす意を表す。 09047.svg
瓸 1 1 ヘクトグラム。重さの単位。一〇〇(グラム)。参考「百瓦(グラム)」の意。 ヘクトグラム 瓦 11 6 説明無し 074f8.svg
慥 1 0 ①たしか。たしかに。 ②あわただしい。 そう そう ぞう たし-かめる; たし-か 忄 14 11 説明無し 06165.svg
低 7 0 ①ひくい。高さがひくい。位置がひくい。「低地」「低空」 ②程度がひくい。少ない。等級・順位が下である。「低額」「低級」 ①②高 ③たれる。うなだれる。「低頭」 たい てい ひく-い; ひく-める; ひく-まる 亻 7 5 会意形声。人と、氐(テイ)(いたる、とどく)とから成り、地面にとどくことから、「ひくい」意を表す。 04f4e.svg
斤 3 0 ①おの。まさかり。「斧斤(フキン)」 ②重さの単位。日本では約六〇〇(グラム)にあたる。 ③食パンの一かたまりを数える語。 こん きん おの- 斤 4 0 象形。曲がった柄(え)の先に刃を付けた手おのの形にかたどる。 065a4.svg
螯 1 0 ①はさみ。カニのはさみ。「蟹螯(カイゴウ)」 ②「車螯(シャゴウ)(おおはまぐり)」に用いられる字。 ごう ごう はさみ- 虫 17 11 説明無し 087af.svg
研 8 0 ①とぐ。みがく。「研修」「研磨」 ②物事の道理をきわめる。「研究」「研鑽(ケンサン)」 ③すずり。「研北」「薬研(ヤゲン)」硯(ケン) げん げん けん と-ぐ; みが-く; す-る 石 9 4 旧字は、形声。石と、音符幵(ケン)→(ゲン)とから成る。物をけずりみがく石、転じて「みがく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 07814.svg
量 7 0 ①はかる。(ア)重さ・容積などをはかる。「計量」「測量」(イ)おしはかる。「推量」「裁量」「酌量」 ②かさ。容積。「容量」「分量」 ③かさをはかる器具。ます。「量器」「量衡」 ④ちから。心の広さ。能力の大きさ。「度量」「器量」 ろう りょう はか-る; かさ-; はか-り; ます- 里 12 5 象形。流し口のある大きなふくろの形にかたどる。ふくろの中の物をますで「はかる」意を表す。 091cf.svg
乱 5 0 ①みだす。みだれる。「乱雑」「散乱」治 ②さわぎ。いくさ。「戦乱」「動乱」 ③むやみに。みだりに。やたらと。「乱立」「乱打」 らん らん ろん みだ-す; みだ-れる; みだ-りに 乚 7 6 旧字は、会意形声。乙(みだれた糸の端)と、(ラン)(みだれた糸を整えおさめるさま)とから成る。「おさめる」意を表す。転じて「みだれる」意に用いる。教育用漢字は省略形の俗字による。 04e71.svg
瞻 1 0 みる。見上げる。あおぎみる。「瞻仰」「瞻視」 せん みる 目 18 13 説明無し 077bb.svg
鍛 3 0 きたえる。 ①金属をきたえる。「鍛工」「鍛冶(タンヤ)・(かじ)」 ②技術や心身をきたえる。「鍛練」 たん たん きた-える 釒 17 9 会意形声。金と、段(タン)(うちきたえる)とから成る。「きたえる」意を表す。 0935b.svg
餓 3 0 うえる。うえ。ひもじい。「餓死」「飢餓」 が が う-える 飠 15 7 形声。と、音符我(ガ)とから成る。 09913.svg
鵤 1 1 いかる。いかるが。アトリ科の鳥。体は灰色で、黄色い大きなくちばしをもつ。表記「斑鳩」とも書く。 斑鳩 いかる-; いかるが- 鳥 18 7 説明無し 09d64.svg
縋 1 0 ①すがる。つかまる。たよる。 ②たらす。つり下げる。 ずい つい すが-る 糹 16 10 説明無し 07e0b.svg
辛 3 0 ①からい。舌をさすような味。「香辛料」 ②つらい。苦しい。「辛苦」「辛酸」「辛労」 ③かのと。十干の第八。「辛亥(シンガイ)」 ④かろうじて。やっとのことで。「辛勝」 しん しん から-い; つら-い; かのと- 辛 7 0 象形。罪人に入れずみをする針の形にかたどり、印をつける針の意を表す。転じて、つみの意に用いる。借りて、五味の一つや、十干(じつかん)の第八位に用いる。 08f9b.svg
芽 7 0 ①め。草木のめ。「発芽」「胚芽(ハイガ)」「緑芽」 ②めぐむ。めばえる。「萌芽」 げ が め-; きざ-す; めぐ-む; きざ-し ⺾ 8 5 形声。艸と、音符牙(ガ)とから成る。草木の「め」を表す。 082bd.svg
慙 1 0 はじる。はずかしく思う。はじ。「慙悔」 ざん さん は-じる; はじ- 心 15 11 説明無し 06159.svg
観 7 0 ①みる。くわしくみる。ながめる。「観客」「観測」「参観」 ②かんがえる。ものの見かた。考え方。「観念」「主観」「達観」 ③かたち。すがた。ありさま。「偉観」「奇観」「美観」 かん かん しめす; み-る 見 18 11 旧字は、形声。見と、音符雚(クワン)とから成る。ぐるりと周囲を見まわす意を表す。教育用漢字は俗字による。 089b3.svg
嗇 1 0 ①おしむ。ものおしみする。やぶさか。けち。「吝嗇(リンショク)」 ②とりいれ。作物をとりいれる。 穡(ショク) しょく やぶさか; おしむ 口 13 10 説明無し 055c7.svg
将 5 0 ①ひきいる。また、軍をひきいる人。「将軍」「名将」「主将」 ②まさに…せんとす。…しようとする。再読文字。「将来」 ③はた。もしかすると。あるいは。 そう しょう もっ-て; まさ-に; はた-; ひき-いる 寸 10 7 旧字は、形声。寸と、音符醬(シヤウ)(は省略形)とから成る。「ひきいる」、統率する意を表す。借りて、助字に用いる。教育用漢字は省略形による。 05c06.svg
躇 1 0 ①ふ(踏)む。足でふむ。 ②ためらう。たちもとおる。ぐずぐずする。「躊躇(チュウチョ)」 ③こ(越)える。とびこえる。わたる。 ちゃく ちょ ためら-う ⻊ 19 12 説明無し 08e87.svg
枡 1 1 ます。容量をはかる正方形の器。また、そのような形をしたもの。 ます- 木 8 4 説明無し 067a1.svg
嵒 1 0 ①いわ。いわお。大きな石。②山がけわしい。「嶄嵒(ザンガン)」「岑嵒(シンガン)」 げん がん そびえる; いわ 山 12 9 説明無し 05d52.svg
絡 4 0 ①からむ。まとう。まといつく。「籠絡(ロウラク)」 ②つながる。つなぐ。つづく。「絡繹(ラクエキ)」「連絡」 ③すじ。すじみち。「脈絡」 らく らく から-める; から-まる; から-む; から-げる; まと-う; つな-がる 糹 12 6 形声。糸と、音符各(カク)→(ラク)とから成る。粗い綿の意を表す。ひいて「まとう」意に用いる。 07d61.svg
絃 準1 0 いと。つる。楽器に張る糸。 げん けん いと 糹 11 5 形声。糸と、音符玄(クヱン、グヱン)とから成る。楽器に張った「いと」の意を表す。 07d43.svg
又 3 0 また。そのうえ。ふたたび。さらに。 う ゆう また- 又 2 0 象形。右手をのばして物を取ろうとしている形にかたどり、もつ、すすめる、みぎなどの意を表す。「有(イウ)・右(イウ)」の原字。有などの字ができて、これらと区別し、おもに「また」の意に用いる。 053c8.svg
鞁 1 0 車を引くウマの飾り。むながい。はらおび。 ひ; び たづな; ひきづな; はらおび 革 14 5 説明無し 09781.svg
餅 2 0 もち。穀物の粉をこねて蒸した食品。「画餅」 ひょう へい ひん あも; もちい-; かちん; もち- 𩙿 15 6 形声。と、音符幷(ヘイ)(并は省略形)とから成る。 09905.svg
梓 準1 0 ①あずさ。ノウゼンカズラ科の落葉高木。きささげ。日本では、カバノキ科、またトウダイグサ科の落葉高木をあてている。「梓弓」 ②はんぎ(版木)。また、印刷すること。「梓行」「上梓」 ③木工の職人。大工。「梓人」 し し あずさ- 木 11 7 形声。木と、音符辛(シン)→(シ)とから成る。 06893.svg
振 4 0 ①ふる。ふりうごかす。ふるえる。「振動」「強振」 ②ふるう。盛んになる。「振興」「不振」 ③ふり。ふるまい。ようす。 ④すく(救)う。助ける。「振恤(シンジュツ)」 しん しん ふ-れる; ふり; ふ-るう; ふ-る 扌 10 7 形声。手と、音符辰(シン)とから成る。すくう、たすける意を表す。もと、賑(シン)の本字。ひいて、さかんにする意に用いる。 0632f.svg
卑 3 0 ①ひくい。いやしい。(ア)地位や身分が低い。「卑賤(ヒセン)」「尊卑」(イ)心がいやしい。下品な。「卑屈」「卑俗」 ②いやしめる。さげすむ。「卑下」 ①②尊 ③自分のことをいうときの謙称。「卑見」 ④ちかい。身近な。「卑近」 ひ ひ ひく-い; いや-しむ; いや-しめる; いや-しい 十 9 7 旧字は、象形。平たい形の酒器()を左手に持つ形にかたどる。酒をつぐ役職を表し、転じて、身分が低い意を表す。「俾(ヒ)」の原字。常用漢字は俗字による。 05351.svg
纜 1 0 ともづな。船をつなぎとめておく綱。「解纜」 らん ともずな- 糹 27 21 説明無し 07e9c.svg
衣 7 0 ①ころも。きぬ。身にまとうもの。また、特に上半身にまとうもの。「衣服」「衣冠」「法衣」 ②き(着)る。身につける。「衣錦(イキン)」「衣帯」「衣帛(イハク)」 ③おおう。おおい。参考「衣」の草書体が平仮名の「え」になった。 え い ころも-; きぬ-; そ-; ぎ- 衣 6 0 象形。衣服のえりもとの形にかたどり、「ころも」の意を表す。 08863.svg
儁 1 0 すぐれる。人にまさる。すぐれた人。「儁傑」 俊・雋(シュン) しゅん すぐれる 亻 15 13 説明無し 05101.svg
菅 準1 0 ①すげ。すが。カヤツリグサ科の植物。葉で、笠(かさ)や蓑(みの)を作る。「菅笠(すげがさ)」 ②かるかや。イネ科の多年草。また、カルカヤで編んだもの。 けん かん すげ-; すが- ⺾ 11 8 形声。艸と、音符官(クワン)→(カン)とから成る。 083c5.svg
狛 準1 0 ①こま。こまいぬ(狛犬)。 ②オオカミに似た獣の一種。 はく はく こま- 犭 8 5 説明無し 072db.svg
柾 準1 1 ①まさ。まさめ。木目がまっすぐにとおっているもの。 ②まさき。ニシキギ科の常緑低木。 きゅう まさ; まさき- 木 9 5 会意。木+正(ただしい)。木目の正しくまっすぐな木の意を表す。 067fe.svg
皇 5 0 ①きみ。天下を支配する者。天子。「皇帝」「教皇」 ②すめらぎ。天皇の古い言い方。また、わが国。 ③天皇に関する語につける敬称。「皇位」「皇室」 ④あわてる。「倉皇」 おう こう すめらぎ-; きみ-; すめ-; すべら; すめら; すべ; すべらぎ- 白 9 4 象形。もと、土(燭台(しよくだい)の象形。のち、王の形に変わる)の上に、火光(白は誤り変わった形)がかがやくさまにかたどり、かがやきわたる意を表す。「煌(クワウ)」の原字。借りて、王の美称、広大の意に用いる。 07687.svg
嶮 1 0 けわしい。山が高くけわしい。 げん げん けん けわ-しい 山 16 13 説明無し 05dae.svg
鮸 1 0 にべ。ニベ科の海魚。 まん; めん べん; ばん にべ; いしもち 魚 18 7 説明無し
養 7 0 ①やしなう。育てる。世話をする。「養育」「養老」「扶養」 ②飼う。「養魚」「養殖」「培養」 ③体をだいじにする。「養生」「静養」「栄養」 ④心を豊かにする。「教養」「修養」「素養」 ⑤義理の子を育てる。「養子」「養家」「養母」 よう よう う-む; やしな-う 食 15 6 形声。と、音符羊(ヤウ)とから成る。食物をすすめる、ひいて「やしなう」意を表す。 0990a.svg
嶝 1 0 さか。さかみち。山道。 とう とう さかみち 山 15 12 説明無し 05d9d.svg
組 9 0 ①くみひも。冠や印などにつけるひも。「組綬(ソジュ)」 ②くむ。くみたてる。くみあわせる。「組閣」「組織」 ③「組合」の略。「労組」 しょ す そ く-み; くみ-; くみひも; く-む 糹 11 5 形声。糸と、音符且(シヨ、ソ)とから成る。いく本かの糸を重ねくむ「くみひも」、ひいて「くむ」意を表す。 07d44.svg
黯 1 0 ①くろい。くらい。「黯然」②いたましい。心がふさぐ。 えん あん くら-い; くろい 黑 21 9 説明無し 09eef.svg
祥 準2 0 ①さいわい。さち。めでたいこと。「嘉祥(カショウ)」「吉祥」 ②きざし。前ぶれ。「祥雲」 ③喪明けの祭り。「祥月」 ぞう しょう さが-; さち-; さいわ-い; きざ-し 礻 10 6 形声。示と、音符羊(ヤウ)→(シヤウ)とから成る。「さいわい」の意を表す。借りて、前兆(きざし)の意に用いる。 07965.svg
艘 1 0 ①ふね。船の総称。 ②船の数をかぞえる語。 そう ふね- 舟 16 10 説明無し 08258.svg
凝 3 0 ①こる。かたまる。「凝結」「凝縮」 ②こらす。気持ちを集中する。「凝視」「凝念」 ③とどこおる。動かなくなる。「凝然」「凝滞」 ぎょう こ-らす; こ-る 冫 16 14 形声。冫と、音符疑(ギ)→(ギヨウ)とから成る。氷がこりかたまる意を表す。 051dd.svg
准 準2 0 ①なぞらえる。そのものに次ぐ。「准后(ジュゴウ)」 ②ゆるす。「准許」「批准」 ③よる。「准拠」 参考もと「準」の俗字。 しゅん しゅん じゅん なぞら-える 冫 10 8 もと、準(シユン、ジユン)の俗字。官庁の公文書では、準と区別して、主に、ゆるす、よる意に用いる。→準。 051c6.svg
駁 準1 0 ①まだら。ぶち。また、入りまじる。「雑駁」 ②ただす。非難する。なじる。「駁撃」「論駁」 ①②駮(ハク) ばく; はく まだら-; ま-じる; ま-ざる 馬 14 4 説明無し 099c1.svg
検 6 0 ①しらべる。あらためる。「検挙」「検閲」「検査」 ②とりしまる。ただす。「検束」 ③「検察庁」「検定試験」などの略。 けん けん しら-べる 木 12 8 旧字は、形声。木と、音符僉(セム)→(ケム)とから成る。木簡を束ねた上に、封をするために置く木の札の意を表す。借りて、「しらべる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 0691c.svg
寅 準1 0 ①とら。十二支の第三。動物ではトラ。方位では東北東。時刻では午前四時およびその前後二時間。「寅月」 ②つつしむ。 いん いん とら- 宀 11 8 会意。矢()と、𦥑(きよく)(=。両手)とから成る。両手で弓に矢をつがえてひきしぼる意を表す。借りて、十二支の第三位に用いる。 05bc5.svg
躅 1 0 ふむ。あしぶみする。たたずむ。「躑躅(テキチョク)」 ちょく; たく ふむ; あと ⻊ 20 13 説明無し 08e85.svg
哇 1 0 ①吐く。 ②こびへつらう声。みだらな声。 え わ; あい よこしま; むせぶ; は-く 口 9 6 説明無し 054c7.svg
隙 2 0 ①すき。すきま。ひま。あいだ。「隙地」「間隙」 ②なかたがい。「争隙」 ①②郤(ゲキ) きゃく けき げき ひま-; すき- 阝 13 10 形声。阜と、音符𡭴(ケキ)とから成る。かべの穴、すきまの意を表す。 09699.svg
酋 準1 0 ①おさ。かしら。「酋長」 ②よく熟した酒。ふるい酒。 じゅ しゅう かしら-; おさ- 酉 9 2 説明無し 0914b.svg
薩 準1 0 ①梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる字。「菩薩(ボサツ)」 ②「薩摩(さつま)の国」の略。「薩州」 さち さつ すく-う ⺾ 17 14 形声。意符阜(ふ)(=阝。おか)と、音符𦸰(サン)→(サツ)とから成る。 085a9.svg
郢 1 0 中国、春秋時代の楚(ソ)の都。「郢曲」参考郢は享楽的な都であったという。そのため、「俗・みだら」の意に使われることがある。 えい 阝 10 7 説明無し 090e2.svg
渉 準2 0 ①わたる。川などをわたる。「徒渉」 ②広く見聞する。「渉猟」「博渉」 ③かかわる。あずかる。「渉外」「交渉」 じょう; ちょう ちょう; しょう わた-る 氵 11 8 旧字は、会意。水と、步(ほ)(あるく)とから成る。川を歩いて「わたる」意を表す。常用漢字は、步を歩に変えたもの。 06e09.svg
蔡 1 0 ①草のみだれるさま。また、くさむら。 ②あくた。ちり。 ③中国、周代の国の名。 さつ さい さい あくた-; くさむら- ⺾ 14 11 説明無し 08521.svg
完 7 0 ①まったい。欠けたところがない。「完全」「完備」「完璧(カンペキ)」 ②まっとうする。やりとげる。「完結」「完成」「完了」 がん かん まっと-う; まった-い 宀 7 4 形声。宀と、音符元(グヱン)→(クワン)とから成る。欠けたところがない、「まったい」意を表す。 05b8c.svg
僭 1 0 おごる。まねる。なぞらえる。身分不相応におごりたかぶる。「僭越」「僭上」 しん; せん おごる 亻 14 12 説明無し 050ed.svg
狒 1 0 さるの一種の「狒狒」に用いられる字。 び ひ 犭 8 5 説明無し 072d2.svg
序 6 0 ①並び方。順番。次第。ついで。「序列」「順序」 ②のべる。申しのべる。「自序」 叙 ③いとぐち。はじまり。はじめの部分。「序曲」「序幕」 緒 終 ④はしがき。まえがき。「序文」「序論」 跋(バツ) ⑤まなびや。学校。「庠序(ショウジョ)」 じょ しょ つい-で; のべる 广 7 4 形声。广と、音符予(ヨ)→(ジヨ)とから成る。家の東西に伸び出たかき(牆(しよう))の意を表す。借りて、順序の意に用いる。 05e8f.svg
眠 4 0 ねむる。ねむい。ねむり。「安眠」「睡眠」「不眠」 めん べん みん ねむ-る; ねむ-い; ねむり 目 10 5 形声。目と、音符民(ビン)→(ベン)とから成る。「ねむる」意を表す。 07720.svg
鸞 1 0 ①神鳥の名。鳳凰(ホウオウ)の一種。 ②すず。天子の車などにつける鈴。 ③天子の車。また、天子のものに冠する語。「鸞駕(ランガ)」「鸞殿」 らん らん 鳥 30 19 説明無し 09e1e.svg
醴 1 0 あまざけ。また、あまい。あまい水。「醴酒」 れい; らい あまざけ 酉 20 13 説明無し 091b4.svg
萊 準1 0 ①あかざ。アカザ科の一年草。藜(レイ) ②あれち。くさむら。「萊蕪(ライブ)」 らい らい り こうがい-; あかざ-; あわち- ⺾ 11 8 形声。艸と、音符來(ライ)とから成る。
餉 1 0 ①かれいい。かれい。ほし米。旅人や田畑で働く人の弁当。また、食事。かて。「午餉」 ②おくる。食糧をおくる。「餉給」 ③食事をするくらいの短い時間。かたとき。 しょう しょう かれい-; べんとう-; け; かれいい- 𩙿 15 6 説明無し 09909.svg
匪 準1 0 ①あらず。否定の助字。「匪石」非 ②わるもの。「匪賊」 ひ ひ あら-ず; はこ-; かたみ 匚 10 8 説明無し 0532a.svg
栄 7 0 ①さかえる。さかんになる。さかんにする。「栄華」「清栄」「繁栄」枯 ②さかえ。はえ。ほまれ。名誉。「栄位」「栄冠」「栄光」辱 ③はやす。引き立てる。ほめる。 よう えい は-え; は-える; さか-える 木 9 5 旧字は、形声。木と、音符熒(ケイ)→(ヱイ)(𤇾は省略形)とから成る。きりの木の意を表す。借りて、ひかりかがやく、ひいて「さかえる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06804.svg
呶 1 0 かまびすしい。やかましい。「呶呶」 どう; ど かまびすし 口 8 5 説明無し 05476.svg
捺 準1 0 おす。おさえつける。「捺印」 なつ; なち だつ お-す; さ-す; つ-く 扌 11 8 形声。手と、音符奈(ダイ)→(ダツ)とから成る。 0637a.svg
妣 1 0 はは。なきはは。亡母。考 ひ なきはは 女 7 4 説明無し 059a3.svg
枋 1 0 ホウ ①ニシキギ科の落葉低木。まゆみの一種。「楡枋(ユボウ)」 ②マメ科の落葉小高木「蘇枋(スホウ)・(スオウ)」に用いられる字。 ③いかだ。 ヘイ え(柄)。 ひょう; ほう へい; ほう まゆみ; いかだ; ふしずけ 木 8 4 説明無し 0678b.svg
宅 5 0 ①いえ。すまい。「宅地」「住宅」 ②自宅。自分の夫。相手の家。 じゃく たく すまう; いえ-; やけ- 宀 6 3 形声。宀と、音符乇(タク)とから成る。身を寄せて落ち着く住居の意を表す。 05b85.svg
変 7 0 ①かわる。うつりかわる。かえる。「変化」「変更」「変遷」 ②ふつうでない。「変則」「変体」「変哲」 ①②常 ③ふしぎ。かわったできごと。「異変」「事変」「政変」 ④音楽で半音低くすること。嬰(エイ) へん へん か-わる; か-える 夂 9 6 旧字は、形声。攴と、音符䜌(レン、ラン)→(ヘン)とから成る。打ってひっくりかえす、ひいて「かわる」意を表す。教育用漢字は俗字による。 05909.svg
嬶 1 1 かか。かかあ。妻。嚊(ヒ)参考鼻息のあらい女の意からできた字。 かかう; かか 女 17 14 説明無し 05b36.svg
伝 7 0 ①つたえる。つたわる。つぐ。「伝言」「伝授」「伝統」 ②ひろめる。「伝道」「伝播(デンパ)」「喧伝(ケンデン)」 ③言いつたえ。一代記。ものがたり。「伝記」「自伝」「列伝」 ④馬継ぎ場。宿場。「伝舎」「駅伝」 ⑤つて。てづる。ことづて。 でん てん つた-える; つた-う; つた-わる 亻 6 4 旧字は、形声。人と、音符專(セン)→(テン)とから成る。「つたえる」意を表す。教育用漢字は、日本で用いられていた俗字による。 04f1d.svg
窟 2 0 ①いわや。ほらあな。「窟穴」「石窟」 ②人の集まる所。すみか。「巣窟」 こち こつ くつ いわや- 穴 13 8 形声。穴と、音符屈(クツ)→(コツ)とから成る。 07a9f.svg
菲 1 0 ①うすい。そまつな。つまらない。「菲才」 ②かんばしい。かぐわしい。 ひ ひ うす-い ⺾ 11 8 説明無し 083f2.svg
捲 準1 0 ①まく。めくる。まきあげる。「席捲」巻 ②こぶし。にぎりこぶし。「捲握」拳(ケン) ③いさむ。いきごむ。「捲勇」 けん ま-く 扌 11 8 会意形声。手と、卷(クヱン)(まく)とから成る。 06372.svg
晒 準1 0 さらす。日にほす。「晒書」 せ さい さら-す; さらし- 日 10 6 形声。日と、音符麗(レイ、リ)→(サイ、シ)とから成る。 06652.svg
仮 6 0 ①かり。かりの。かりに。「仮装」「仮定」「仮病(ケビョウ)」 ②かりる。かす。かしあたえる。「仮借」 け か かり-; か-りる 亻 6 4 旧字は、会意形声。人と、叚(カ)(かり)とから成り、「かり」の意を表す。教育用漢字は、もと反の異体字であるが、日本では假の略字として用いられていたもの。 04eee.svg
旃 1 0 ①はた。無地の赤いはた。「旃旌(センセイ)」 ②けおりもの。「旃毛」 氈(セン) せん せん はた 方 10 6 説明無し 065c3.svg
潘 1 0 ①しろみず。米のとぎ汁。 ②うずまき。うずまく水。 はん はん しろみず- 氵 15 12 説明無し 06f58.svg
唄 2 0 ①うた。民謡。俗謡。「長唄」 ②仏の功徳をほめたたえる歌。「唄頌(バイショウ)」「梵唄(ボンバイ)」 べ はい ばい うた-う; うた- 口 10 7 形声。口と、音符貝(ハイ、バイ)とから成る。梵語(ぼんご)pathakaの音訳「唄匿(ばいとく)」の略。 05504.svg
夢 6 0 ゆめ。ゆめみる。また、ゆめのようにはかないもの。「夢幻」「夢想」「悪夢」 む ぼう くら-い; ゆめ-; ゆめ-みる 夕 13 10 本字は、象形。角(つの)のある人が寝台に寝ている形にかたどり、悪夢の意を表す。は、その省略形。ひいて「ゆめ」の意に用いる。 05922.svg
睫 1 0 まつげ。目のまわりに生えている毛。「目睫」 しょう まつげ- 目 13 8 説明無し 0776b.svg
厨 準1 0 ①くりや。台所。料理場。「厨房」 ②ひつ。はこ。たんす。「厨子」 ず; じゅう ちゅう くりや- 厂 12 10 形声。广と、音符尌(チユ)とから成る。 053a8.svg
銭 5 0 ①ぜに。かね。貨幣。「金銭」 ②せん。貨幣の単位。一円の一〇〇分の一。 ③すき(鋤)。農具の一種。 ぜん; せん せん ぜに-; すき- 釒 14 6 旧字は、形声。金と、音符戔(セン)とから成る。もとは農具の「すき」の意を表したが、転じて、くわ形の貨幣、「ぜに」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 092ad.svg
魎 1 0 すだま。もののけ。山川や木石の霊の化け物。「魍魎(モウリョウ)」 ろう りょう こだま; すたま 鬼 18 8 説明無し 09b4e.svg
鰘 1 1 むろあじ。アジ科の海魚。 むろあじ 魚 20 9 説明無し
霍 1 0 にわか。はやい。すみやか。「霍霍」「霍然」 かく にわか 隹 16 8 説明無し 0970d.svg
豚 3 0 ①ぶた。イノシシ科の哺乳(ホニュウ)動物。「豚舎」 ②つまらないもの、おろかなもののたとえ。「豚児」 どん とん ぶた- 豕 11 4 会意。豕と、肉(月)とから成り、祭りにささげる肉に用いるいのこ、「ぶた」の意を表す。 08c5a.svg
弸 1 0 ①弓の強いさま。 ②みちる。みたす。 ひょう; ほう みちる 弓 11 8 説明無し 05f38.svg
畸 1 0 ①区切りをしたあとの残りの田。 ②のこり。あまり。はんぱ。 ③めずらしい。 ④体形に障害がある。 き き かたわ; はした; めずら-しい 田 13 8 説明無し 07578.svg
蹕 1 0 さきばらい。貴人の行列の先頭を行き、前方の通行人をよけさせること。「警」 ひち ひつ さきばらい ⻊ 18 11 説明無し 08e55.svg
輦 1 0 ①てぐるま。人の引く車。特に、天子の車。天皇の乗る車。みくるま。「輦道」「鳳輦(ホウレン)」 ②こし。たごし。手でかつぐ輿(こし)。「輦台」 れん たごし; てぐるま 車 15 8 説明無し 08f26.svg
遏 1 0 とどめる。とめる。た(絶)つ。さえぎる。「遏雲」「遏絶」 あつ とどめる ⻍ 13 9 説明無し 0904f.svg
港 8 0 ①みなと。船の発着所。「港口」「港湾」 ②航空機の発着所。「空港」参考「みなと」は「水(み)の門(と)」の意。 こう こう みなと- 氵 12 9 形声。水と、音符巷(カウ)とから成る。船の通る水路、転じて「みなと」の意を表す。 06e2f.svg
槙 準1 0 ①まき。マキ科の常緑高木。 ②こずえ。 てん; しん てん; しん こずえ; まき- 木 14 10 形声。木と、音符眞(シン)→(テン)とから成る。 069d9.svg
揖 準1 0 ①会釈。胸の前に両手を組み合わせて行う礼法。「一揖」 ②ゆずる。へりくだる。「揖譲」 ③あつまる。あつめる。「揖揖」輯(シュウ) ゆう ゆう ゆずる; おす; えしゃく 扌 12 9 説明無し 063d6.svg
瓶 準2 0 かめ。びん。液体を入れる器。「花瓶」「土瓶」 びょう へい びん かめ- 瓦 11 6 旧字は、形声。瓦と、音符幷(ヘイ)とから成る。小形のほとぎ、「かめ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 074f6.svg
幡 準1 0 ①はた。のぼり。「幡旗」旛(ハン) ②ひるがえる。「幡然」「幡幡」翻参考「マン」の読みは「八幡(宮)」に用いられる。 ほん はん ばん はた-; わた- 巾 15 12 形声。巾と、音符番(ハン)とから成る。 05e61.svg
舸 1 0 ふね。大きな船。「舸艦」 か ふね 舟 11 5 説明無し 08238.svg
躋 1 0 のぼる。のぼらせる。「躋升」 降 さい せい のぼ-る ⻊ 21 14 説明無し 08e8b.svg
恕 準1 0 ①ゆるす。おおめにみる。「寛恕」「宥恕(ユウジョ)」 ②おもいやり。いつくしみ。また、おもいやる。「忠恕」 しょ しょ じょ ゆる-す 心 10 6 形声。心と、音符如(ジヨ)→(シヨ)とから成る。相手を思いやる意を表す。 06055.svg
茨 7 0 ①いばら。うばら。とげのある低木の総称。「茨棘(シキョク)」 ②ふく。屋根をふく。また、くさぶき。 ③かや。「茅茨(ボウシ)」 じ し むばら-; うばら-; うまら-; いばら- ⺾ 9 6 形声。艸と、音符(シ)とから成る。屋根をふく、ひいて、つむ意を表す。 08328.svg
癸 1 0 ①みずのと。十干の第一〇。「癸亥(キガイ)」 干支順位表 ②はかる。揆(キ) き き みずのと- 癶 9 4 説明無し 07678.svg
貉 1 0 むじな。タヌキに似た動物。狢(カク) がく かく むじな 豸 13 6 説明無し 08c89.svg
厩 準1 0 うまや。馬小屋。「厩舎」 きゅう うまや- 厂 14 12 形声。广と、音符𣪘(キウ)とから成る。 053a9.svg
擡 1 0 もたげる。もちあげる。「擡頭」 たい; だい もたげる 扌 17 14 説明無し 064e1.svg
応 6 0 ①こたえる。うけこたえる。「応酬」「応答」「呼応」呼 ②したがう。状況に合った動きをする。「応急」「感応」「順応」 ③ふさわしい。「応分」「相応」 ④まさに…べし。 おう よう こた-える; いら-える 心 7 3 旧字は、形声。心と、音符𨿳(ヨウ)(䧹は変わった形)とから成る。心に受け継ぐ意を表す。借りて「こたえる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 05fdc.svg
丼 2 0 ①どんぶり。どんぶりばち。また、それに盛った一品料理。「丼飯」「天丼」 ②職人などの腹がけの前につけた物入れ。「丼勘定」 しょう; とん たん; せい どんぶり-; どん- 5 4 象形指事。もと、井(セイ)(いど)の異体字。丶は、つるべの形を示す。借りて、いどの中に物を投げこんだ音の意に用いる。 04e3c.svg
嫁 3 0 ①とつぐ。よめにいく。また、よめ。「嫁帰」「嫁資」娶(シュ) ②罪や責任をなすりつける。「転嫁」 け か よめ-; とつ-ぐ 女 13 10 会意形声。女と、家(カ)(いえ)とから成り、女が「とつぐ」意を表す。 05ac1.svg
智 準1 0 ①ちえ。物事を考える能力。「智慧(チエ)」「才智」 ②さとい。かしこい。「智者」愚 ち ち 日 12 8 会意形声。口・白(ことば、いう。曰は変わった形)と、𥎿(チ)(知は省略形。しる)とから成る。知恵の意を表す。また、知の優れている意に用いる。「知(チ)」の後にできた字。 0667a.svg
焰 準1 0 ①ほのお。ほむら。 ②もえる。もえ上がる。 えん えん ほのお-; ほむら- 火 12 8 形声。火と、音符臽(カム)→(エム)とから成る。「ほのお」の意を表す。
綢 1 0 ①まとう。まつわりつく。「綢繆(チュウビュウ)」 ②こまかい。こみあう。「綢密」稠(チュウ) とう; じゅう ちゅう; とう まと-う 糹 14 8 説明無し 07da2.svg
廷 準2 0 ①政務を行う場所。官庁。「廷臣」「朝廷」 ②裁判を行う場所。「廷吏」「法廷」 ③にわ(庭)。 じょう てい にわ- 廴 7 4 形声。廴と、音符𡈼(テイ)(壬は誤り変わった形)とから成る。宮廷の中庭の意を表す。「庭(テイ)」の原字。 05ef7.svg
在 6 0 ①ある。いる。物がそこにある。ある場所・立場などにいる。「在位」「在野」「存在」 ②ざい。いなか。むら。「在所」「近在」 ざい さい ま-す; あり-; あ-り; いま-す; あ-る 土 6 3 形声。土と、音符才(サイ)とから成る。地上にとどまっている意から、「ある」、いる、存在する意を表す。 05728.svg
鳥 9 0 とり。鳥類の総称。「鳥獣」「候鳥」「野鳥」 ちょう ちょう と; とり- 鳥 11 0 象形。とりがとまっている形にかたどり、「とり」の意を表す。 09ce5.svg
竕 1 1 容量の単位。デシリットル。一〇分の一(リットル)。 デシリットル 立 9 4 説明無し 07ad5.svg
楝 1 0 おうち。せんだん。センダン科の落葉高木。 れん れん おうち- 木 13 9 説明無し 0695d.svg
騁 1 0 ①はせる。ウマを走らせる。「騁馳(テイチ)」 ②思いをはせる。ほしいままにする。心ゆくまで述べる。「騁懐」逞(テイ) ちょう てい はせる 馬 17 7 説明無し 09a01.svg
偵 準2 0 うかがう。ようすをさぐる。「偵察」「探偵」 ちょう てい うかが-う 亻 11 9 会意形声。人と、貞(テイ)(たずねる)とから成り、「うかがう」、とう意を表す。 05075.svg
淑 準2 0 ①しとやか。きよらか。品のある。「淑徳」「貞淑」 ②よい。善良な。 ③よしとする。よいとして慕う。「私淑」 じゅく しゅく しと-やか; よ-い 氵 11 8 形声。水と、音符叔(シユク)とから成る。清らかな水の意を表す。借りて、善良の意に用いる。 06dd1.svg
誥 1 0 ①つげる。上の人から下の者に申しわたす。おしえいましめる。「誥命」 ②ふれ。みことのり。 こく こう こう おし-える; たけ-ぶ; つ-げる; みことのり; いまし-め 訁 14 7 説明無し 08aa5.svg
撕 1 0 ①さく。引き裂く。 ②いましめる。教えみちびく。「提撕」 し; さい せい; し さ-く 扌 15 12 説明無し 06495.svg
黼 1 0 ①あや。いろどり。 ②黒糸と白糸によるぬいとり。また、ぬいとりした衣服。「黼座」 ふ ふ ほ あや- 黹 19 7 説明無し 09efc.svg
枸 1 0 ①ミカン科の落葉低木「枸橘(クキツ)・(からたち)」、ナス科の落葉小低木「枸杞(クコ)」に用いられる字。 ②まがる。枝がまがる。 く く; こう からたち; まがる; ひいらぎ 木 9 5 説明無し 067b8.svg
澣 1 0 あらう。すすぐ。「澣衣」「澣濯」浣(カン)参考唐代、官吏が一〇日に一度沐浴(モクヨク)の休暇を与えられたことから、休暇・一〇日の意も表す。 がん かん あら-う; すす-ぐ 氵 16 13 説明無し 06fa3.svg
豆 8 0 ①まめ。マメ科の植物の総称。五穀の一つ。「豆腐」「納豆」 ②たかつき。食物を盛る脚のついた器。 ③「伊豆(いず)の国」の略。「豆州」 ず とう まめ- 豆 7 0 象形。ふたがついた、長い足のある器の形にかたどり、「たかつき」の意を表す。借りて「まめ」の意に用いる。 08c46.svg
脇 2 0 ①わき。わきばら。 ②かたわら。そば。「脇息」「脇役」 こう きょう かたわ-ら; わき-; わけ; かたわら- ⺼ 10 6 形声。肉と、音符劦(ケフ)とから成る。もと、脅(ケフ)に同じ。 08107.svg
蛍 準2 0 ほたる。ホタル科の甲虫の総称。「蛍光」 ぎょう けい ほたる- 虫 11 5 旧字は、形声。虫と、音符熒(ケイ)(𤇾は省略形)とから成る。「ほたる」の意を表す。常用漢字は省略形による。 086cd.svg
簞 準1 0 ①わりご。竹で編んだ丸い飯びつ。「簞食(タンシ)」笥(シ) ②はこ。竹で編んだこばこ。「簞笥(タンス)」 ③ひさご。ひょうたん(瓢簞)。 たん たん はこ- ⺮ 18 12 形声。竹と、音符單(タン)とから成る。竹製の円形の容器の意を表す。
蠅 準1 0 はえ。イエバエ科や近縁の昆虫の総称。「蠅頭」 よう よう はえ- 虫 19 13 説明無し 08805.svg
稚 3 0 おさない。わかい。いとけない。また、おさない者。「稚魚」「稚拙」「幼稚」 じ ち わか-い; いとけな-い; おさない 禾 13 8 形声。禾と、音符屖(セイ)→(チ)(または隹(スイ)→(チ))とから成る。まだ大きくならないいね、ひいて「おさない」意を表す。 07a1a.svg
燻 1 0 ①いぶす。ふすべる。くすべる。くすぶる。「燻灼(クンシャク)」 ②香をたいてにおいをしみこませる。 ③やく。あぶる。 くん くすぶる; いぶす; ふすべる 火 18 14 説明無し 071fb.svg
枚 5 0 ①紙・板など、薄くて平たいものを数える語。ひら。 ②かぞえる。一つ一つ数えあげる。「枚挙」 まい; め ばい ひら- 木 8 4 会意。木と、攴(ぼく)(=攵。うつ)とから成り、むちの棒、ひいて、算木の意を表す。転じて、物の数をかぞえる助数詞として用いる。 0679a.svg
侵 4 0 ①おかす。他人の領分に入りこむ。「侵害」「侵犯」「侵略」 ②みにくい。背が低くて容姿がみすぼらしい。 しん しん おか-す 亻 9 7 会意。人がほうき(帚(そう))を手(又(ゆう))に持って、掃き進むさまにより、他人の領分に進み入る、ひいて「おかす」意を表す。 04fb5.svg
独 6 0 ①ひとり。ひとつ。相手がいない。「独身」「独占」 ②ひとりよがり。自分だけ。「独善」「独断」 ③「独逸(ドイツ)」の略。「独文」「独語」 どく とく ひと-り 犭 9 6 旧字は、形声。犬と、音符蜀(シヨク)→(トク)とから成る。犬をたたかわせる意を表す。借りて「ひとり」の意に用いる。教育用漢字は俗字による。 072ec.svg
疋 準1 0 ①あし(足)。 ②ひき。(ア)動物を数える語。(イ)布の長さの単位。二反。また、昔の金銭の単位。一〇文。 (ア)(イ)匹 ひち; しょ; げ そ; ひつ; が ひき あし- 疋 5 0 象形。ひざから下の足の形にかたどる。もと、足と同じ。のち誤って、雅(ガ)の略字とされている。また、匹(ヒツ)の意にも用いる。 0758b.svg
狽 準1 0 獣の名。オオカミの一種。参考オオカミ(狼)と一緒に行動し、離れると倒れてしまうといわれる。ここから、うろたえる意の「狼狽」という語ができた。 はい はい ばい 犭 10 7 説明無し 072fd.svg
摶 1 0 タン まるめる。まるい形にする。「摶飯(タンパン)」団 セン もっぱら。「摶一(センイツ)」専 せん だん たん まる-い 扌 14 11 説明無し 06476.svg
労 7 0 ①はたらく。仕事をする。骨折り。「労働」「勤労」 ②つかれる。つかれ。「過労」「疲労」 ③いたわる。ねぎらう。「労来」「慰労」 ④「労働者」「労働組合」の略。「労使」「労資」 ろう ろう いたず-き; つか-れる; ねぎら-う; いたわ-る 力 7 5 旧字は、会意。力と、熒(けい)(𤇾は省略形。家が燃える意)とから成る。消火に力をつくすことから、ひいて「つかれる」、転じて「ねぎらう」意を表す。教育用漢字は省略形による。 052b4.svg
狙 2 0 ①ねらう。うかがう。「狙撃」 ②さる(猿)。てながざる。「狙公」 そ しょ ねら-う; ねら-い 犭 8 5 形声。犬と、音符且(シヨ)とから成る。 072d9.svg
煖 1 0 ①あたたかい。あたためる。あたたまる。 ②やわらかい。 なん; こん だん; けん あたた-か; あたた-める 火 13 9 説明無し 07156.svg
凰 準1 0 おおとり。聖王の世に現れるという想像上のめでたい鳥。参考「おおとり」は、雄を「鳳(ホウ)」、雌を「凰」といい、両方で「鳳凰」と呼ぶ。 おう こう おおとり- 几 11 9 形声。意符鳳(ほう)(𠘨は省略形。おおとり)と、音符皇(クワウ、ワウ)とから成る。 051f0.svg
裡 準1 0 ①うら。衣のうら。物のうらがわ。②うち。なか。内部。③…のうちに。 参考現代では「…のうちに」の意で使われることが多い。「極秘裡」「秘密裡」 り うち; うら ⻂ 12 7 説明無し 088e1.svg
躪 1 0 ふむ。ふみにじる。「蹂躪(ジュウリン)」 りん ふむ ⻊ 26 19 説明無し 08eaa.svg
鬧 1 0 さわがしい。さわぐ。さわがす。あらそう。「鬧歌」「鬧市」「喧鬧(ケントウ)」呶(ド) にょう どう とう さわ-がす; みだ-れる; さわが-しい; さわ-ぐ 鬥 15 5 説明無し 09b27.svg
褓 1 0 むつき。うぶぎ。幼児に着せるかいまき。「褓乳」「襁褓(キョウホウ)」 ほ; ほう ほう おしめ; おむつ ⻂ 14 9 説明無し 08913.svg
怦 1 0 はやる。心がせく。せわしい。「怦怦」 ひょう ほう 忄 8 5 説明無し 06026.svg
弄 2 0 ①もてあそぶ。いじる。いらう。「弄火」「玩弄(ガンロウ)」 ②あなどる。なぶる。「愚弄」「嘲弄(チョウロウ)」 ③たわむれる。たわむれ。 ④ほしいままにする。「翻弄」 る ろう たわむ-れる; もてあそ-ぶ; まさぐ-る; いじく-る; いら-う; いろ-う; いじ-る 廾 7 4 会意。廾と、王(玉)とから成り、両手で美しい玉をめでることから、「もてあそぶ」意を表す。 05f04.svg
曙 準1 0 あけぼの。あかつき。夜明け。「曙光」 じょ しょ あけぼの-; あかつき-; あ-ける 日 17 13 形声。日と、音符署(シヨ)とから成る。 066d9.svg
酢 準2 0 ①す。酸味のある液体の調味料。「酢酸」 ②すい。すっぱい。 ③むくいる。客が主人に杯を返す。「酬酢」 酬 す; ざく そ; さく さく むく-いる; す-; す-い 酉 12 5 形声。酉と、音符乍(サク)→(ソ)とから成る。「す」の意を表す。 09162.svg
蝴 1 0 「蝴蝶(コチョウ)」に用いられる字。 ぐ こ 虫 15 9 説明無し 08774.svg
御 4 0 ①敬意やていねいさを表す語。「御意」「御覧」 ②天皇に関する事柄につけて敬意を表す語。「御製」「御物」「崩御」 ③あやつる。「御者」「制御」 ④おさめる。支配する。つかさどる。「御宇」「統御」 ⑤ふせぐ。まもる。「防御」 ご ぎょ ふせ-ぐ; おん-; お-; み-; おおん- 彳 12 9 会意。彳と、卸(しや)(車を止めて馬を車からはずす)とから成る。馬をあやつる人の意。 05fa1.svg
守 8 0 ①まもる。みはる。そなえる。もちこたえる。「守備」「厳守」「死守」 ②役人。長官。地方官。かみ。「郡守」「太守」 しゅ; す しゅう まぼ-る; まも-る; もり-; まも-り; も-る; かみ-; まぶ-る; も-り; まもり-; こう- 宀 6 3 会意。宀と、寸(右手)とから成り、家の中で事をつかさどる、ひいて「まもる」意を表す。 05b88.svg
隆 3 0 ①たかい。盛りあがってたかい。「隆起」「隆隆」「穹隆(キュウリュウ)」 ②さかん。盛んにする。さかえる。「隆盛」「興隆」替 る りゅう たか-い; さか-ん; なかだか 阝 11 8 旧字は、形声。意符生(そだつ)と、音符(カウ)→(リウ)(は省略形)とから成る。盛んになる、大きくなる意を表す。一説に、阜と、音符㚅(リウ)とから成るという。常用漢字は省略形による。 09686.svg
賤 準1 0 ①いやしい。身分が低い。「賤民」「下賤」 貴 ②いやしむ。さげすむ。「賤侮」 ③やすい。値段がやすい。 ④しず。まずしい。そまつな。「賤女」 ぜん せん ひく-い; いや-しめる; やす-い; いや-しい; いや-しむ; しず- 貝 15 8 説明無し 08ce4.svg
物 8 0 ①もの。有形・無形で存在しているすべてのもの。「物体」「万物」 ②ことがら。「物理」「禁物(キンモツ)」 ③ひと。人柄。「人物」「難物」 ④世間。「物議」 ⑤見る。さがす。「物色」 ⑥死ぬ。「物故」 もち; もつ ぶつ もん-; もの- 牜 8 4 形声。牛と、音符勿(ブツ)とから成る。毛が雑色の牛の意から、転じて、さまざまのものの意を表す。 07269.svg
嗄 1 0 声がかれる。しわがれる。声がかすれる。「嗄声」 さ かれる 口 13 10 説明無し 055c4.svg
涅 1 0 ①くろつち。水中にある黒土。 ②くろ。くろい。そめる。くろくそめる。くろめる。「涅歯」 ③梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「涅槃(ネハン)」 ねち ねつ; でつ ね くり-; そ-める 氵 10 7 説明無し 06d85.svg
幫 1 0 たすける。手伝う。また、なかま。「幫助」 ほう たす-ける 巾 17 14 説明無し
膾 1 0 ①細く刻んだ肉。「膾炙(カイシャ)」 ②なます。細く切って酢につけた魚肉。 ③なますにする。なますに作る。 け; え かい なます- ⺼ 17 13 説明無し 081be.svg
随 3 0 ①したがう。ついていく。ともにする。「随員」「随行」「随従」 ②思いのまま。言いなりになる。「随意」「随筆」 ずい- すい- まにま- に; まま-; したが-う 阝 12 9 形声。意符辵と、音符隋(スイ)とから成る。「したがう」意を表す。 0968f.svg
褄 1 1 つま。着物の袵(おくみ)のへりの部分。着物の裾(すそ)の左右の両端。 つま ⻂ 13 8 説明無し 08904.svg
鯔 1 0 ぼら。ボラ科の海魚。また、いな。 参考出世魚の一つで、成長するにつれて名を変える。 し とど-; いな-; なよし-; ぼら- 魚 19 8 説明無し 09bd4.svg
鮪 準1 0 ①まぐろ。しび。サバ科の大形の魚。 ②(中国で)チョウザメの一種。 い い ゆう まぐろ-; しび- 魚 17 6 説明無し 09baa.svg
膳 2 0 ①料理をのせる台。「食膳」「配膳」 ②とりそろえた料理。「膳部」「御膳」 ③そな(供)える。 ④食器に盛ったごはんや一対の箸(はし)を数える語。 ぜん せん かしわ-; そな-える; すすめる ⺼ 16 12 形声。肉と、音符善(セン、ゼン)とから成る。 081b3.svg
瀚 1 0 ひろい。「瀚海」「瀚瀚」 がん かん ひろ-い; なみ 氵 19 16 説明無し 0701a.svg
管 7 0 ①くだ。空中の細長いつつ。「管見」「気管」「血管」 ②ふえ。楽器の一つ。「管弦」「金管」「木管」 ③つかさどる。とりしまる。「管轄」「管理」「所管」 ④ふで。筆の軸。「彩管」 かん かん くだ- ⺮ 14 8 形声。竹と、音符官(クワン)とから成る。竹に穴をあけた「ふえ」の意を表す。また、「くだ」の意に用いる。 07ba1.svg
虚 3 0 ①むなしい。中身がない。から。うつろ。「虚無」「虚空」盈(エイ) ②うわべだけの。実がない。うそ。「虚栄」「虚礼」実 ③邪心をもたない。すなお。「謙虚」 ④よわい。よわる。「虚弱」「虚脱」 こ きょ うつ-ろ; むな-しい 虍 11 5 旧字は、形声。意符丘(=。おか)と、音符虍(コ)→(キヨ)とから成る。神霊が舞い降りる大きなおかの意を表す。「墟(キヨ)」の原字。借りて「むなしい」意に用いる。常用漢字は俗字による。 0865a.svg
辞 7 0 ①ことば。言語。「辞書」「辞令」「祝辞」 ②やめる。ことわる。しりぞく。「辞職」「辞任」「固辞」 ③別れを告げる。いとまごいをする。「辞去」「辞世」 ④日本文法で、それだけでは文節を構成しえない語。助詞・助動詞など。 詞 じ し こと-; いな-ぶ; いろ-い; ことば; いな-む; いろ-う; や-める 辛 13 6 旧字は、会意。辛と、(らん)(おさめる)とから成り、罪をおさめさばく意を表す。借りて「ことば」の意に用いる。教育用漢字は俗字による。 08f9e.svg
裟 準1 0 梵語(ボンゴ)の音訳「袈裟(ケサ)(僧の衣)」に用いられる字。 しゃ さ 衣 13 7 形声。衣と、音符沙(サ)とから成る。 088df.svg
隗 1 0 けわしい。高い。「隗然」嵬(カイ) げ がい かい たかい; けわ-しい 阝 13 10 説明無し 09697.svg
嚶 1 0 鳥が鳴く。「嚶嚶」「嚶鳴」 おう なく 口 20 17 説明無し 056b6.svg
裁 5 0 ①たつ。布を切って衣服をしたてる。「裁断」「和裁」 ②さばく。理非を正す。「裁決」「裁判」「仲裁」 ③ようす。かた(型)。「体裁」 ④「裁判所」の略。「家裁」「高裁」 ざい さい さば-く; た-つ 衣 12 6 形声。衣と、音符𢦏(サイ)とから成る。布をたちきる、ひいて「さばく」意を表す。 088c1.svg
躊 1 0 ためらう。ぐずぐずする。たちもとおる。「躊躇(チュウチョ)」 じゅう ちゅう ためら-う ⻊ 21 14 説明無し 08e8a.svg
響 4 0 ひびく。ひびき。音や声が広がり伝わる。他に変化をもたらす。「響応」「影響」 こう きょう ひび-き; ひび-く; ひび-かす 音 20 11 旧字は、形声。音と、音符鄕(キヤウ)とから成る。ひろがる音声の意を表す。常用漢字は省略形による。 097ff.svg
潸 1 0 ①涙の流れるさま。「潸然」 ②雨の降るさま。「潸潸」 さん 氵 15 12 説明無し 06f78.svg
矚 1 0 みる。ながめる。目をとめて見る。「矚望」 そく しょく み-る 目 26 21 説明無し 077da.svg
稀 準1 0 ①まれ。めずらしい。すくない。「稀有(ケウ)」 ②うすい。まばら。「稀薄」稠(チュウ)・濃 け き まれ; まばら 禾 12 7 形声。禾と、音符希(キ)とから成る。 07a00.svg
瘤 1 0 こぶ。はれもの。また、じゃまなもの。「贅瘤(ゼイリュウ)」 る りゅう こぶ- 疒 15 10 説明無し 07624.svg
婢 1 0 はしため。身分の低い女性。下女。「婢妾(ヒショウ)」奴・僕 び ひ はしため- 女 11 8 説明無し 05a62.svg
柚 準1 0 ゆず。ミカン科の常緑低木。「橘柚(キツユウ)」 じく; ゆ ゆう; ちく ゆず- 木 9 5 形声。木と、音符由(イウ)とから成る。 067da.svg
綰 1 0 ①たがねる。わがねる。曲げて輪にする。 ②たくる。たぐる。 ③むすぶ。つなぐ。「綰髪」 ④すべる。おさめる。 えん わん たくる; わが-ねる 糹 14 8 説明無し 07db0.svg
鯲 1 1 どじょう。ドジョウ科の淡水魚。 どじょう 魚 19 8 説明無し 09bf2.svg
霑 1 0 うるおう。うるおす。しめらす。沾(テン) てん てん うるお-う; しお-る; うるお-い ⻗ 16 8 説明無し 09711.svg
兪 1 0 ①はい。しかり。応答の語。 ②ますます。いよいよ。愈(ユ) ③安らぐ。やわらぐ。「兪兪」 ゆ しかり 入 9 7 説明無し 0516a.svg
並 5 0 ①ならぶ。ならべる。「並行」「並立」 ②ならびに。ともに。あわせて。 ①②併 ③なみ。ふつう。「並製」 ばん; ぼう; びょう ほう; へい; はん そ-う; つら-なる; なら-べる; なら-ぶ; よ-る; ともな-う; なみ-; なら-びに 一 8 7 旧字は、会意。立を二つ横にならべて、ならび立つ意を表す。教育用漢字は俗字による。 04e26.svg
棋 3 0 碁・将棋。また、碁盤・将棋盤や碁石・こま(駒)。「棋客」「棋士」「棋布」 ぎ; ご き 木 12 8 形声。木と、音符其(キ)とから成る。 068cb.svg
盪 1 0 ①あらう。洗い清める。「盪滌(トウデキ)」 ②うごく。うごかす。ゆれうごく。「震盪」 ③ほしいままにする。「放盪」 宕(トウ) ④とろける。 ①~④蕩(トウ) とう あら-う; うご-く 皿 17 12 説明無し 076ea.svg
蕘 1 0 ①たきぎ。しば。燃料用の干し草。 ②きこり。しばかり。くさかり。 にょう じょう きこり-; たきぎ- ⺾ 15 12 説明無し 08558.svg
嗽 1 0 ①くちすすぐ。うがいをする。「含嗽」 漱(ソウ) ②せき。せきをする。せく。「咳嗽(ガイソウ)」 ③すう。すいこむ。 そく; す そく; そう くちすす-ぐ; すす-ぐ; ゆす-ぐ; うがい- 口 14 11 説明無し 055fd.svg
黜 1 0 しりぞける。おとす。官位を下げる。「黜陟(チュッチョク)」陟(チョク) ちゅち ちゅつ しりぞ-ける 黑 17 5 説明無し 09edc.svg
突 4 0 ①つく。つきあたる。「突撃」「突破」 ②つきでる。つきでたもの。「突起」「煙突」 ③だしぬけに。にわかに。「突然」「唐突」 どち とつ つ-く; つつ-く; つ-き; つ-ん 穴 8 3 会意。穴と、犬(いぬ。大は省略形)とから成る。穴から犬が急に飛び出す、ひいてつきでる、だしぬけ、の意を表す。 07a81.svg
黻 1 0 ①あや。ぬいとり。「黻衣」 ②ひざかけ。礼装用の前かけ。「黻冕(フツベン)」 ほち ふつ あや 黹 17 5 説明無し 09efb.svg
藻 準2 0 ①も。みずくさ。水中に生える植物の総称。「海藻」 ②あや。かざり。詩文などの美しい言葉。「藻翰(ソウカン)」「詞藻」「文藻」 そう そう も- ⺾ 19 16 形声。艸と、水(みず)と、音符巢(サウ)(または喿(サウ))とから成る。「も」の意を表す。 085fb.svg
薫 準2 0 ①かおりぐさ。香草の名。特有の香りがある。 ②かおる。よいかおり。「薫風」「芳薫」「余薫」 ③いぶす。くすべる。「薫製」 ④人を感化する。「薫育」「薫陶」「薫化」 くん くん かお-る ⺾ 16 13 旧字は、形声。艸と、音符熏(クン)とから成る。かおりぐさ、ひいて「かおる」「かおり」の意を表す。常用漢字は省略形による。 085ab.svg
彭 1 0 さかんなさま。「彭彭」 ほう さかん; ゆく; みち 彡 12 9 説明無し 05f6d.svg
邑 準1 0 ①くに。領地。みやこ。「食邑」 ②むら。さと。むらざと。「邑落」 ③うれえる。「忿邑」 おう ゆう; おう くに-; むら-; さと-; うれ-える 邑 7 0 会意。囗(い)(城壁に囲まれた地域)と、卪(せつ)(=。人が座ったさま。巴は変わった形)とから成る。人の居住する場所、「くに」、みやこ、「むら」の意を表す。 09091.svg
紐 準1 0 ①ひも。「紐帯」 ②むすぶ。また、むすびめ。 にゅう じゅう ちゅう ひも- 糹 10 4 形声。糸と、音符丑(チウ)→(ヂウ)とから成る。 07d10.svg
纘 1 0 ①つぐ。受け継ぐ。「纘継」「纘緒」 ②あつめる。 ①②纂(サン) さん つぐ 糹 25 19 説明無し
毅 準1 0 つよい。意志がつよい。思いきりがよい。「毅然」「毅勇」 げ ぎ き つよ-い; たけ-し 殳 15 11 形声。殳と、音符𧱏(ギ)(豙は省略形)とから成る。 06bc5.svg
房 3 0 ①へや。小さなへや。「官房」「独房」 ②いえ。すまい。「房屋」「山房」 ③部屋のように区切られたもの。「子房」「心房」 ④ふさ。ふさの形をしたもの。「花房」「乳房」 ⑤「安房(あわ)の国」の略。「房州」 ぼう ほう いえ-; へや-; ねま-; ふさ-; ねや- 戸 8 4 形声。戶と、音符方(ハウ)とから成る。堂のかたわらにある小べやの意を表す。 0623f.svg
者 8 0 ①もの。人。行為や状態の主体を表す。「作者」「勇者」 ②こと。特定のことがらを指す。「前者」「後者」 ③は。とは。ば。…れば。強調や仮定の条件を表す助字。 ④時を表す語に添える助字。「今者(キンシャ)」 しゃ しゃ もの- 耂 8 4 旧字は、象形。台の上でまきを重ねて火をたくさまにかたどり、焼く、にる、あつい意を表す。「煮(シヤ)」の原字。借りて、助字「もの」の意に用いる。教育用漢字は省略形の俗字による。 08005.svg
粳 1 0 ①うるち。粘り気のないふつうの米。「粳稲」糯(ダ) ②ぬか。あらぬか。 こう うるち-; ぬか- 米 13 7 説明無し 07cb3.svg
海 9 0 ①うみ。「海岸」「海洋」「航海」陸 ②うみのように、広く大きい。また、多くのものが集まる所。「海恕(カイジョ)」「雲海」「学海」参考「うみ(潮海)」に対して、真水のうみを「みずうみ(湖)」という。 かい かい うみ-; わだ-; わた- 氵 9 6 旧字は、形声。水と、音符每(バイ)→(カイ)とから成る。くろぐろと深い「うみ」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 06d77.svg
甑 準1 0 こしき。せいろう。穀物を蒸すための器具。 そう こしき- 瓦 17 12 説明無し 07511.svg
驀 1 0 ①のる。ウマにのる。のりこえる。「驀越」 ②まっしぐら。たちまち。にわかに。「驀進」「驀然」 ばく; ば たちまち; のる; まっしぐら 馬 20 10 説明無し 09a40.svg
歿 1 0 しぬ。おわる。「歿年」 もち ぼつ し-ぬ 歹 8 4 説明無し 06b7f.svg
椽 1 0 たるき。丸いたるき。家の棟から軒にわたして屋根を支える材木。桷(カク) でん てん たるき 木 13 9 説明無し 0693d.svg
引 9 0 ①ひく。ひっぱる。ひきのばす。「引力」「牽引(ケンイン)」「延引」 ②みちびく。連れていく。「引率」「引導」 ③ひきうける。負う。「引責」「承引」 ④よそからもってくる。「引証」「引用」「引例」 ⑤まねく。さそいよせる。「引見」「誘引」 ⑥しりぞく。さがる。「引退」 いん いん ひ-く; ひ-ける 弓 4 1 会意。弓と、丨(こん)(ひっぱる)とから成り、弓をひく、ひいて「ひく」意を表す。 05f15.svg
痛 5 0 ①いたい。いたむ。いためる。やむ。(ア)体がいたむ。「痛風」「腹痛」(イ)心がいたむ。苦しむ。なやむ。「痛恨」「心痛」②いたく。はげしく。非常に。「痛快」「痛烈」 つう とう いた-む; いた-い; いた-み; いた-める 疒 12 7 形声。疒と、音符甬(ヨウ)→(トウ)とから成る。「いたみ」「いたむ」意を表す。 075db.svg
孑 1 0 ①ひとり。ひとつ。「孑立」 ②ちいさい。みじかい。 ③のこる。あまる。 けち けつ げつ ひとり- 子 3 0 説明無し 05b51.svg
驩 1 0 よろこぶ。よろこび。「驩然」「交驩」歓・讙(カン) かん よろこぶ 馬 27 17 説明無し 09a69.svg
鶄 1 0 「鵁鶄(コウセイ)(ごいさぎ)」に用いられる字。 せい; しょう ごいさぎ 鳥 19 8 説明無し
禎 準1 0 ①さいわい。めでたいしるし。「禎祥」 ②ただしい。貞 ちょう てい ただ-しい; さいわ-い 礻 13 9 形声。示と、音符貞(テイ)とから成る。 0798e.svg
紿 1 0 ①あざむく。いつわる。詒(タイ) ②糸がゆるむ。 だい たい あざむ-く 糹 11 5 説明無し 07d3f.svg
県 8 0 ①都・道・府とならぶ日本の地方自治体。「県政」 ②あがた。上代、諸国にあった朝廷の領地。中世では地方官の任国。 ③中国の地方行政区画の一つ。かつては郡の下、現在は省の下。 きょう; げん きょう; けん か-ける; か-かる; あがた- 目 9 4 旧字は、会意。系(つなぐ)と、𥄉(きよう)(首を逆さにつるす。県は変わった形)とから成り、首をつりさげる意を表す。ひいて、「かける」意に用いる。教育用漢字は俗に略字として用いられていたものによる。 0770c.svg
薺 1 0 ①なずな。アブラナ科の二年草。 ②はまびし。つるくさの一種。 ざい; じ せい; し なずな-; ひと-しい; ととの-える ⺾ 17 14 説明無し 085ba.svg
墨 3 0 ①すみ。すみでかいたもの。「墨汁」「水墨」 ②きたない。また、むさぼる。「墨吏」 ③「墨子」のこと。また、その学派。「墨家」「墨守」 ④「隅田(墨田)川」のこと。「墨堤」 ⑤「墨西哥(メキシコ)」の略。「米墨」 もく ぼく くろ-い; すみ- 土 14 11 旧字は、会意形声。土と、黑(コク)→(ボク)(すす)とから成り、すすと土とを混ぜこねて作った「すみ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 058a8.svg
綸 1 0 ①いと。太い糸。「糸綸」 ②おさめる。つかさどる。「経綸」 ③天子の言葉。「綸言」「綸旨」 ④おびひも。「綸綬」 けん; りん かん; りん いと- 糹 14 8 形声。糸と、音符侖(リン)とから成る。 07db8.svg
薹 1 0 ①とう。野菜類の花茎。 ②あぶらな。 ③はますげ。 だい; たい あぶらな; とう ⺾ 17 14 説明無し 085b9.svg
阜 7 0 ①おか。つちやま。台地。 ②大きい。ゆたか。さかんである。 ぶ ふう ふ おか- 阜 8 0 象形。段になっている高地のさまにかたどり、小高い「おか」の意を表す。一説に、はしごの形にかたどるという。 0961c.svg
杯 4 0 ①さかずき。酒をつぐ器。「杯洗」「乾杯」 ②器に入ったもの、また、イカ・船などを数える語。 へ はい ; ぱい さかずき- 木 8 4 形声。木と、音符否(ヒ)→(ハイ)(不は省略形)とから成る。「さかずき」の意を表す。 0676f.svg
匍 1 0 はう。はらばう。「匍匐(ホフク)」 ほ はう 勹 9 7 説明無し 0530d.svg
焙 1 0 あぶる。火にかざして焼く。ほうじる。「焙茶」「焙烙(ホウロク)」 ばい はい ほう あぶ-る 火 12 8 説明無し 07119.svg
膝 2 0 ひざ。ひざがしら。もも(股)とすね(脛)の間の関節部。「膝下」「膝行」 しち しつ ひざ- ⺼ 15 11 本字は、形声。意符卩(せつ)(ふし)と、音符桼(シツ)とから成る。「ひざ」の意を表す。のち、意符が肉に変わった。 0819d.svg
濁 4 0 ①にごる。にごす。「濁音」「濁流」清 ②みだれる。けがれる。「濁世」「汚濁」 じょく たく だく にご-す; にご-り; にご-る 氵 16 13 形声。水と、音符蜀(シヨク)→(タク)とから成る。もと、川の名。借りて、水が「にごる」意に用いる。 06fc1.svg
軽 8 0 ①かるい。重量や程度が少ない。「軽減」「軽傷」 ②かろやか。動きがなめらかである。「軽快」「軽妙」 ③かるがるしい。落ち着きがない。「軽率」「軽薄」 ④かろんじる。あなどる。「軽視」「軽蔑(ケイベツ)」 ①~④重 きょう けい きん かろ-んじる; かろ-やか; かる-い; かろ-んずる 車 12 5 旧字は、形声。車と、音符巠(ケイ)とから成る。まっすぐかろやかに走る戦車、ひいて、「かるい」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 08efd.svg
当 9 0 ①あたる。あてる。あてはまる。「当選」「相当」 ②あたりまえ。道理にかなう。「当然」「正当」 ③わりあてる。うけもつ。「当番」「担当」 ④この。その。さしあたっての。「当座」「当面」 ⑤まさに…べし。 とう とう まさ-に; あ-てる; あ-たる ⺌ 6 3 旧字は、形声。田と、音符尙(シヤウ)→(タウ)とから成る。二つの田の価値がつりあう、ひいて「あたる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 05f53.svg
鏑 準1 0 ①かぶらや(鏑矢)。矢の先にかぶら(蕪)の形の中空の球をつけたもの。かぶら。「鳴鏑」②やじり。矢の先。 てき やじり; かぶらや 釒 19 11 説明無し 093d1.svg
異 5 0 ①ことなる。ことにする。別の。ほかの。「異郷」「異人」「異性」同 ②ふつうとちがう。めずらしい。「異才」「異常」「異変」「縁は異なもの」 ③正しくない。「異教」「異端」 ④あやしい。あやしむ。「怪異」 ⑤むほん。「異心」 い い こと-; あや-しむ; あや-しい; こと-なる 田 11 6 象形。人が大きな仮面をかぶって立っているさまにかたどる。神に扮(ふん)する人、ひいて、常人と「ことなる」、また、「あやしい」意を表す。 07570.svg
試 7 0 ①ためす。こころみる。ためし。こころみ。「試作」「試食」 ②しらべる。「試験」「入試」 し し こころ-みる; ため-す 訁 13 6 形声。言と、音符式(シヨク)→(シ)とから成る。人を官職に就ける、ひいて、ためす意を表す。 08a66.svg
慟 1 0 なげく。身もだえして悲しむ。「慟哭(ドウコク)」 ずう とう どう なげ-く 忄 14 11 説明無し 0615f.svg
走 9 0 ①はしる。かける。はしらせる。「走行」「疾走」 ②にげる。にげだす。「脱走」「逃走」 ③はしりづかい。めしつかい。「走狗(ソウク)」 しゅ す そう はし-る 走 7 0 象形。人が手を前後に振って、足あとを残しながらはしるさまにかたどる。「はしる」意を表す。 08d70.svg
泥 準2 0 ①どろ。また、どろ状のもの。「泥水」「泥炭」 ②なずむ。こだわる。「拘泥」 ない でい どろ-; なず-む 氵 8 5 形声。水と、音符尼(ヂ)→(デイ)とから成る。どろ水・どろ土の意を表す。 06ce5.svg
浜 4 0 ①はま。水ぎわ。波うちぎわ。「浜涯」 ②「横浜」の略。「京浜」 ひん; ひょう ひん; ほう はま- 氵 10 7 (A)形声。水と、音符兵(ヘイ)→(ハウ)とから成る。舟を引き入れる水路の意を表す。常用漢字は、俗に浜を濱の意に用いたことによる。 (B)形声。水と、音符賓(ヒン)とから成る。波うちぎわの意を表す。 06d5c.svg
半 9 0 ①二つに分ける。また、二つに分けた一方。「半分」「折半」 ②なかほど。なかば。「半途」「夜半」 ③不十分。不完全。「半玉」「半可通」 ④小さい。「半鐘」「半弓」 ⑤奇数。「丁半」丁 はん はん なか-ば; はん; わか-つ 十 5 3 会意。牛(は変わった形)と、八(わける)とから成る。大きな牛を二つに分けることから、物の半分の意を表す。 0534a.svg
燎 1 0 ①かがりび。「燎火」 ②やく。焼きはらう。もえる。「燎原」 ③のび(野火)。 ④柴(しば)を焼いて天をまつる。また、そのまつり。 りょう りょう かがりび 火 16 12 本字は、象形。木を組み合わせて燃やす形にかたどる。尞はその省略形。燎は、会意形声で、火と、尞(レウ)(もやす)とから成る。「𤊽・尞」の後にできた字。 071ce.svg
嗣 準2 0 つぐ。あとをうけつぐ。あとつぎ。「嗣子」「継嗣」「嫡嗣」 じ し つ-ぐ 口 13 10 形声。意符口と、冊(文書)と、音符司(シ)とから成る。後つぎの君主をことばと文書で任命する、ひいて「つぐ」の意を表す。 055e3.svg
蓉 準1 0 ハス(蓮)の花、また、アオイ科の落葉低木の「芙蓉(フヨウ)」に用いられる字。 ゆう よう よ-; はす- ⺾ 13 10 形声。艸と、音符容(ヨウ)とから成る。 084c9.svg
魂 3 0 ①たましい。人の生命をつかさどる精気。「魂魄(コンパク)」「霊魂」魄(ハク) ②こころ。思い。精神。「魂胆」「商魂」 ごん こん たま-; たましい- 鬼 14 4 形声。鬼と、音符云(ウン)→(コン)とから成る。「たましい」の意を表す。 09b42.svg
靫 1 0 うつぼ。ゆぎ。矢を入れる道具。「箭靫(センサイ)」 せ; しゃ さ; さい うつぼ; ゆぎ 革 12 3 説明無し 0976b.svg
塡 2 0 ①ふさぐ。ふさがる。「塡塞(テンソク)」 ②うずめる。はめる。みたす。「充塡」 てん; ちん ふさ-ぐ; うず-める 土 13 10 会意形声。土と、眞(シン)→(テン)(物をつめる)とから成る。 05861.svg
篦 準1 0 ①へら。竹片を薄くけずったもの。 ②の。矢がら。矢竹。 ③くし。すきぐし。 ④かんざし。「銀篦」 へい の-; へら- ⺮ 16 10 説明無し 07be6.svg
瘴 1 0 山川に生じる毒気。また、それによっておこるマラリアなどの熱病。「瘴気」 しょう しょう 疒 16 11 説明無し 07634.svg
紅 5 0 ①くれない。あかい。あざやかな赤色。「紅顔」「紅玉」②べに。ベニバナからとった顔料。化粧用のべに。③女性に関することを表す語。「紅涙」「紅一点」 ぐ こう く あか-い; もみ-; くれない-; べに- 糹 9 3 形声。糸と、音符工(コウ)とから成る。 07d05.svg
慾 準1 0 ほっする。ほしいと思う気持ち。ほしがる心。参考「欲」の別字。 よく よく むさぼる; このみ 心 15 11 説明無し 0617e.svg
猩 1 0 ①サルに似た想像上の動物。 ②オランウータン。 ③あかいろ。濃い赤色。 しょう せい しょうじょう-; あかいろ 犭 12 9 説明無し 07329.svg
晩 5 0 ①くれ。日暮れ。夕暮れ。また、夜。「晩鐘」「今晩」 ②おそい。終わりに近い。あと。「晩春」「晩成」「晩年」早 もん ばん おそ-い; くれ; おく-れる 日 12 8 形声。日と、音符(ベン)→(バン)とから成る。ひぐれ、ゆうぐれの意を表す。 06669.svg
痰 1 0 たん。気管から排出される分泌物。「喀痰(カクタン)」 だん たん 疒 13 8 説明無し 075f0.svg
矜 1 0 キョウ ①あわれむ。かなしむ。「矜育」 ②つつしむ。うやまう。「矜厳」敬 ③ほこる。自負する。「矜恃(キョウジ)」 キン ほこの柄(え)。 カン やもお。妻のない男。男やもめ。 きょう; ごん; けん きょう; きん; かん きん つつし-む; ほこ-る; あわ-れむ 矛 9 4 説明無し 077dc.svg
忽 準1 0 ①たちまち。にわかに。「忽然」「忽焉(コツエン)」 ②ゆるがせ。いいかげん。「忽略」「粗忽」参考「怱(ソウ)」は別字。 こつ たちま-ち; ゆるが-せ 心 8 4 形声。心と、音符勿(ブツ)→(コツ)とから成る。ぼんやりする意を表す。「惚(コツ)」の原字。ひいて、「ゆるがせにする」「たちまち」の意に用いる。 05ffd.svg
谷 9 0 ①たに。たにあい。山と山との間の狭いくぼ地。「谷飲」「渓谷」 ②きわまる。ゆきづまる。 よく; こく; ろく よく; こく; ろく たに-; やつ-; や-; きわ-まる 谷 7 0 象形。くぼみから水が流れ出るさまにかたどり、「たに」の意を表す。 08c37.svg
漬 準2 0 ①つける。つかる。つけたもの。「大根を漬ける」 ②ひたす。水につける。 し つ-く; ひ-つ; ひた-す; つ-かる; つ-ける; ひ-ず; ひず-つ; ひた-る; あわた-す; なず-く; つけ-; つ-け 氵 14 11 形声。水と、音符責(サク)→(シ)とから成る。水中に物を「ひたす」意を表す。 06f2c.svg
殖 4 0 ①ふえる。ふやす。たくわえ。「殖産」「利殖」 ②開拓などのために移住する。「殖民」「拓殖」 ③うえる。 ②③植 じき しょく くさ-る; ふ-やす; ふ-える 歹 12 8 形声。歹と、音符直(チヨク)→(シヨク)とから成る。くさる意を表す。また、植(シヨク)に通じ、「うえる」、ひいて「ふえる」意に用いる。 06b96.svg
収 5 0 ①おさめる。あつめる。とりいれる。まとめる。「収穫」「収拾」 ②おさまる。ちぢまる。「収縮」「収束」 ③とらえる。つかまえる。「収監」 す しゅう おさ-まる; おさ-める 又 4 2 旧字は、形声。意符攴(ぼく)(=攵。強制する)と、音符丩(キウ)→(シウ)とから成る。罪人をとらえる、ひいて「おさめる」意を表す。教育用漢字は俗字による。 053ce.svg
先 10 0 ①位置的に前のほう。「先頭」「先陣」 ②時間的に早いほう。以前。むかし。「先日」「先代」 ③さきだつ。さきにする。さきんじる。「先着」「先駆」「優先」 ①~③後 せん せん さき-んじる; ま-ず; さき- ⼉ 6 4 会意。儿と、之(し)(足あと。𠂒は変わった形)とから成り、人よりもさきだつ意を表す。 05148.svg
蜘 準1 0 虫の名「蜘蛛(チチュ)・(チチュウ)(くも)」に用いられる字。 ち ち くも- 虫 14 8 説明無し 08718.svg
蹉 1 0 つまずく。つまずいてたおれる。しくじる。あやまる。「蹉跌(サテツ)」 参考足がくいちがう(差)ことを表す字。 さ つまずく ⻊ 17 10 説明無し 08e49.svg
雄 4 0 ①お。動植物のおす。「雄鶏」「雌雄」雌 ②おおしい。いさましい。まさる。ひいでる。また、すぐれた人物。「雄姿」「英雄」「業界の雄として活躍する」 う; ゆ ゆう おす-; お- 隹 12 4 形声。隹と、音符厷(コウ)→(イウ)とから成る。勇ましい鳥、おすの鳥、ひいて「おす」の意を表す。 096c4.svg
郷 5 0 ①さと。むらざと。いなか。「近郷」「在郷」 ②ふるさと。生まれたところ。「郷里」「故郷」 ③ところ。場所。「異郷」「仙郷」「理想郷」 ④昔の行政区画の一つ。いくつかの村を合わせた地域。 こう きょう ごう さと- 阝 11 8 旧字は、象形。二人の人が食物を中心に向かい合っているさまにかたどり、「むかう」意を表す。「嚮(キヤウ)」の原字。もと、卿(キヤウ)に同じ。心が向かうことから、「ふるさと」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 090f7.svg
螽 1 0 ①いなご(蝗)。イナゴ科の昆虫。いなむし。 ②きりぎりす。キリギリス科の昆虫。はたおりむし。 しゅ しゅう いなご 虫 17 11 説明無し 087bd.svg
箋 2 0 ①ふだ。 (ア)注釈などを書いて書物にはりつける紙。はりふだ。「付箋」 (イ)手紙や文章などを書くための紙。「便箋」「用箋」 (ウ)なふだ。名刺。 ②ときあかし。注釈。「箋注」 ③てがみ。かきもの。文書。 せん せん ふだ- ⺮ 14 8 形声。竹と、音符戔(セン)とから成る。小さな竹片、ひいて「ふだ」の意を表す。 07b8b.svg
懋 1 0 ①つとめる。 ②さかん。さかんにしげる。茂 ぼう つと-める 心 17 13 説明無し 061cb.svg
畳 4 0 ①たたむ。かさねる。かさなる。「畳語」「重畳」 ②たたみ。また、たたみを数える語。 じょう ちょう たた-む; かさ-ねる; かさ-なる; たたみ- 田 12 7 旧字は、会意。晶(畾は変わった形。かさなる)と、宐(ぎ)(=宜。冝は宜の省略形。ただしい)とから成る。つみかさねる意を表す。常用漢字は省略形による。 07573.svg
繊 準2 0 ①ほそい糸。糸すじ。「繊維」「化繊」 ②ほそい。かぼそい。ちいさい。「繊細」 ③こまやか。しなやか。「繊腰」「繊手」 ②③孅(セン) せん せん ちい-さい; ほそ-い; しな-やか 糹 17 11 旧字は、形声。糸と、音符韱(セム)とから成る。いくすじもの細い糸、ひいて「ほそい」「しなやか」などの意を表す。常用漢字は俗字の省略形による。 07e4a.svg
鍵 2 0 ①かぎ。錠にさしこむ金具。転じて、重要なてがかり。「鍵関」 ②けん。ピアノなどの指で押す部分。「鍵盤」 ごん; げん けん かぎ- 釒 17 9 形声。金と、音符建(ケン)とから成る。車を止めるくさびの意を表す。転じて「かぎ」の意に用いる。 09375.svg
沛 1 0 ①さわ。水が浅く草木の生えている湿地。 ②雨や水の勢いがよいさま。さかんなさま。「沛然」 ③たおれる。「顚沛(テンパイ)」 はい はい さかん; さわ 氵 7 4 説明無し 06c9b.svg
霧 4 0 きり。また、きりのようなもの。「霧氷」「霧散」 む ぶ きり-; き-らう ⻗ 19 11 形声。雨と、音符敄(ブ、ム)(または、務(ブ、ム))とから成る。「きり」の意を表す。 09727.svg
侯 準2 0 ①まと。弓矢のまと。「侯鵠(コウコク)」「射侯」 ②きみ。封建時代の領主・大名。「侯王」「諸侯」 ③五等爵(公・侯・伯・子・男)の第二位。「侯爵」 ぐ こう まと-; きみ- 亻 9 7 古くは、𥎦(矢と、的となる垂れ幕の意の厂とから成る会意)で、「まと」、ものみ、諸侯の意を表したが、のちに𥎦(コウ)に人を加えた会意形声の矦が、ものみ、諸侯の意を表した。矦の字形が変わって侯となり、諸侯の意となった。なお、「ものみ」には、さらに人を加えた候の字が用いられる。 04faf.svg
抄 準2 0 ①うつ(写)す。抜き書きする。「抄本」「抄録」 ②紙をすく。「抄紙」 ③注釈をつける。「抄物」 ④すくう。さじですくいとる。 ⑤かすめる。かすめとる。「抄奪」 ①⑤鈔(ショウ) しょう そう かすめ-とる; とる; うつ-す 扌 7 4 形声。手と、音符少(セウ)→(サウ)とから成る。すくいとる、転じて「かすめとる」「うつす」意を表す。 06284.svg
滷 1 0 ①しおからい。にがり。 ②塩を含んだ土。鹵(ロ) ろ しおち; しおつき 氵 14 11 説明無し 06ef7.svg
澄 4 0 すむ。すます。にごりがない。清い。「澄心」「澄明」「清澄」 じょう ちょう す-む; す-ます 氵 15 12 形声。水と、音符徵(チヨウ)(〓は省略形。また、登(トウ)→(チヨウ))とから成る。水が「すむ」、ひいて、清らかになる意を表す。 06f84.svg
詞 5 0 ①ことば。また、文章。詩歌。「詞藻」 ②日本文法で、単独で文節を構成することのできる語。「動詞」「名詞」 辞 じ し ことば- 訁 12 5 会意形声。言と、司(シ)(つかさどる)とから成り、心の中の気持ちがことばとなって外に表れる、ひいて、「ことば」の意に用いる。 08a5e.svg
笞 1 0 むち。しもと。むちで打つ。「笞刑」 ち むち; しもと ⺮ 11 5 説明無し 07b1e.svg
瓏 1 0 玉が触れあって鳴る音。また、明らかなさま。「瓏玲(ロウレイ)」 る ろう 𤣩 20 16 説明無し 074cf.svg
橄 1 0 植物名「橄欖(カンラン)」に用いられる字。 かん かん 木 16 12 説明無し 06a44.svg
騒 4 0 ①さわぐ。さわがす。さわがしい。「騒音」「喧騒(ケンソウ)」 ②うれい。うれえる。「離騒」 ③詩歌。風流なこと。「騒客」 そう そう うれ-い; わわ-る; さわ-ぐ; さわ-がしい 馬 18 8 旧字は、形声。馬と、音符蚤(サウ)とから成る。馬がさわぐ、ひいて「さわぐ」意を表す。常用漢字は省略形による。 09a12.svg
琶 準1 0 弦楽器の「琵琶(ビワ)」に用いられる字。 べ は 玉 12 8 形声。意符珡(きん)(琴の本字。玨は省略形。こと)と、音符巴(ハ)とから成る。 07436.svg
蔓 準1 0 ①つる。つる草。かずら。 ②のびる。はびこる。からむ。「蔓延」「蔓生」 まん; もん ばん まん かずら-; つる-; の-びる; つら-; かづら- ⺾ 14 11 会意形声。艸と、曼(バン、マン)(ながい)とから成る。 08513.svg
囁 1 0 ささやく。ひそひそと話す。 にょう; しょう じょう; しょう ささや-き; ささや-く 口 21 18 説明無し 056c1.svg
写 8 0 ①かきうつす。文字や絵などをもとのようにかきうつす。「写実」「写生」「複写」 ②うつしとる。写真や映画をうつす。「映写」「試写」 しゃ しゃ うつ-し; うつ-す; うつ-る 冖 5 3 旧字は、形声。宀と、音符舄(セキ)→(シヤ)とから成る。外から家の中に物を移しおろす、転じて、物をうつしとる意を表す。教育用漢字は別体字冩の省略形による。 05199.svg
鴒 1 0 セキレイ科の鳥「鶺鴒(セキレイ)」に用いられる字。 りょう れい 鳥 16 5 説明無し 09d12.svg
汁 準2 0 ①しる。物からしみ出る液。「汁液」「果汁」 ②つゆ。吸い物。 しゅう しゅう じゅう つゆ; しる- 氵 5 2 形声。水と、音符十(シフ)とから成る。液体の意を表す。 06c41.svg
擘 1 0 ①おやゆび。また、特にすぐれたもの。「巨擘」 ②さ(裂)く。つんざく。「擘裂」 はく; へき; びゃく さく 手 17 13 説明無し 064d8.svg
戳 1 0 つく。さす。突きさす。 たく たく さす; つく 戈 18 14 説明無し 06233.svg
醍 準1 0 仏教で最上の味とされる「醍醐(ダイゴ)」に用いられる字。 たい; だい てい 酉 16 9 形声。酉と、音符是(シ)→(テイ)とから成る。 0918d.svg
需 4 0 もとめる。要求する。必要とする。「需給」「需要」「内需」 す しゅ じゅ もと-める; まつ; ぬれる ⻗ 14 6 形声。雨と、音符而(ジ)→(シユ)とから成る。雨宿りする意を表す。借りて「ぬれる」「まつ」「もとめる」意に用いる。 09700.svg
頡 1 0 ①まっすぐにのびた首すじ。 ②鳥が飛び上がる。「頡頏(ケッコウ)」頏③入り乱れる。まがりくねる。「頡滑」 けち; げち けつ; かつ きつ かすめとる; おおきい 頁 15 6 説明無し 09821.svg
孅 1 0 ①かよわい。たおやか。「孅弱」 ②ほそい。こまかい。「孅介」 ①②繊 せん せん かよわ-い 女 20 17 説明無し 05b45.svg
秕 1 0 ①しいな。殻ばかりで実のない穀物。くずごめ。「秕糠(ヒコウ)」 ②名ばかりで役に立たないこと。わるい。かす。「秕政」 ひ ひ しいな 禾 9 4 説明無し 079d5.svg
砒 1 0 ヒソ(砒素)。非金属元素の一つ。 はい へい ひ 石 9 4 説明無し 07812.svg
英 7 0 ①はなぶさ。はな。 ②ひいでる。すぐれる。「英傑」「英才」 ③「英吉利(イギリス)」の略。「英語」「英国」 よう え; えい はなぶさ-; ひい-でる; はな- ⺾ 8 5 形声。艸と、音符央(ヤウ)→(エイ)とから成る。美しい花、ひいて、優れた者の意を表す。 082f1.svg
寺 9 0 てら。仏道修行や仏事を行うところ。「寺社」「仏寺」 参考もと、役所を指した語。 じ し てら- 寸 6 3 形声。寸と、音符止(シ)(土は変わった形)とから成る。手にとどめ持つ意を表す。「持(チ)」の原字。転じて、宮中の役人のいる所、役所、また、僧侶(そうりよ)のいる「てら」の意に用いる。 05bfa.svg
鞐 1 1 こはぜ。書物の帙(チツ)(書物を保護するためのおおい)や足袋(たび)・脚絆(キャハン)などの合わせ目をとめる爪(つめ)形の留め具。 こはぜ- 革 15 6 説明無し 09790.svg
程 6 0 ①ほど。ほどあい。ぐあい。「程度」 ②のり。きまり。規則。「規程」「教程」 ③みちのり。みちすじ。「過程」「行程」 ④一定の分量。仕事の範囲。予定。「工程」「日程」 じょう てい みちのり-; のり-; はか-る; ほど- 禾 12 7 形声。禾と、音符(テイ)とから成る。いねの伸び、ひいて、標準の意を表す。 07a0b.svg
誅 1 0 ①せ(責)める。とがめる。罰する。「誅求」「誅罰」 ②うつ。ころす。ほろぼす。「誅殺」「天誅」 ③のぞ(除)く。 ちゅ ちゅう ちゅう ほろ-ぼす; ころ-す; せ-める; う-つ 訁 13 6 説明無し 08a85.svg
仂 1 0 ①あまり。数の余り。 ②つとめる。力参考「働」の略体として用いられることがある。 りき; ろく りょく; ろく はたら-く; つと-める 亻 4 2 説明無し 04ec2.svg
耜 1 0 すき。土を掘り起こすための農具。 し すき 耒 11 5 説明無し 0801c.svg
膺 1 0 ①むね(胸)。「服膺」 ②あ(当)てる。うける。ひきうける。「膺受」 ③うつ。征伐する。「膺懲」 よう; おう むね 肉 17 13 説明無し 081ba.svg
蛹 1 0 さなぎ。昆虫が幼虫から成虫になる途中の発育段階。 ゆう; ゆ よう さなぎ- 虫 13 7 説明無し 086f9.svg
恃 1 0 ①たのむ。たよる。たよりにする。「恃気」「依恃」 ②自負する。「矜恃(キョウジ)」 じ; し たの-む 忄 9 6 説明無し 06043.svg
萊 準1 0 ①あかざ。アカザ科の一年草。藜(レイ) ②あれち。くさむら。「萊蕪(ライブ)」 らい らい り こうがい-; あかざ-; あわち- ⺾ 11 8 形声。艸と、音符來(ライ)とから成る。
槭 1 0 ①かえで。カエデ科の落葉高木の総称。 ②かれる。しぼむ。「槭然」 しゃく; しゅく; さく かえで 木 15 11 説明無し 069ed.svg
昂 準1 0 ①あがる。たかぶる。たかまる。「昂進」「軒昂」 ②たか(高)い。 ごう ごう こう たか-い; あ-がる 日 8 4 形声。日と、音符卬(ギヤウ)→(ガウ)とから成る。 06602.svg
兎 準1 0 ①うさぎ。ウサギ科の哺乳(ホニュウ)動物。「脱兎」 ②月にウサギがいるという伝説から、月の異名。「烏兎(ウト)」「玉兎」 つ と うさぎ- ⼉ 7 5 象形。長い耳と短い尾をもつうさぎの形にかたどる。 0514e.svg
椚 1 1 くぬぎ(櫟)。ブナ科の落葉高木。参考門は内外の区切りを表すので、別名「くのき」に合わせて「区(門)の木」として作った国字。 くぬぎ- 木 12 8 説明無し 0691a.svg
症 準2 0 しるし。病気のしるし。病気の状態。「症状」「炎症」 しょう しょう 疒 10 5 形声。疒と、音符正(セイ、シヤウ)→(シヨウ)とから成る。病気の徴候の意を表す。 075c7.svg
単 7 0 ①ひとつ。ひとり。「単独」「単身」複 ②基準となるひとまとまり。「単位」「単元」 ③複雑でない。まじりけがない。「単調」「簡単」 ④ひとえ。裏をつけない着物。「単衣」 たん; ぜん たん; せん ひとえ- ⺍ 9 6 旧字は、象形。先がふたまたになっている武器の形にかたどる。借りて、ひとつの意に用いる。教育用漢字は省略形による。 05358.svg
僥 1 0 もとめる。ねがう。「僥冀(ギョウキ)」「僥倖(ギョウコウ)」 きょう; ぎょう きょう; ぎょう ぎょう もと-める; ねが-う 亻 14 12 説明無し 050e5.svg
磨 準2 0 ①みがく。とぐ。「研磨」 ②つとめる。はげむ。「琢磨(タクマ)」「練磨」 ③する。すりへる。「磨滅」 ④梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「達磨(ダルマ)」 ま ば と-ぐ; みが-く; す-る 石 16 11 形声。石と、音符(バ)とから成る。ひきうす、転じて、けずりみがく意を表す。 078e8.svg
依 4 0 ①よる。たよる。よりかかる。「依存」「依託」「依頼」 ②そのまま。もとのまま。「依然」 ③はっきりしない。ぼんやりしている。「依依」「依稀(イキ)」 え い よ-る 亻 8 6 形声。人と、音符衣(イ)とから成る。「よる」意を表す。 04f9d.svg
漸 準2 0 ①ようやく。しだいに。「漸次」「漸増」 ②すすむ。少しずつ進む。「東漸」「漸進」 ざん ぜん; せん せん ぜん すす-む; ようや-く 氵 14 11 形声。水と、音符斬(サム)→(セム)とから成る。もと、川の名。借りて、少しずつ進む、ひいて「ようやく」の意に用いる。 06f38.svg
諚 1 1 ①おおせ。上からの命令。「勅諚」 ②おきて(掟)。 じょう 訁 15 8 説明無し 08ada.svg
似 6 0 ①にる。にている。にせる。まねる。「似顔」「相似」 ②ごとし。…のようだ。 じ し にたり; ごと-し; に-る; に-せる 亻 7 5 形声。人と、音符(イ)→(シ)(以に同じ)とから成る。 04f3c.svg
訥 1 0 どもる。口ごもる。口が重い。口べた。「訥弁」「朴訥」吶(トツ)弁 のち どつ とつ ども-る 訁 11 4 説明無し 08a25.svg
纘 1 0 ①つぐ。受け継ぐ。「纘継」「纘緒」 ②あつめる。 ①②纂(サン) さん つぐ 糹 25 19 説明無し
籌 1 0 ①かずとり。数をかぞえるときに使う竹の棒。 ②はか(謀)る。はかりごと。 ちゅう かずとり; はかりごと ⺮ 20 14 説明無し 07c4c.svg
訟 準2 0 うったえる。あらそう。うったえ。「訴訟」 じゅ; ず しょう あらそ-う; うった-える 訁 11 4 形声。言と、音符公(コウ)→(シヨウ)とから成る。言いあらそう意を表す。 08a1f.svg
壱 4 0 ①ひとつ。数の名。 ②みな。すべて。もっぱら。ひとえに。「壱意」「壱是(イッシ)」 ①②一 ③「壱岐(いき)の国」の略。「壱州」参考金銭の証書などでは、まちがいを防ぐために、「一」のかわりに「壱」を用いる。 いち いつ ひと-つ 士 7 4 もと、と書き、会意形声。壺(こ)(つぼ)と、吉(キツ)→(イツ)(よろしい)とから成る。つぼの中の酒がいっぱいになる意を表す。借りて、専一の意に用いる。旧字はその省略形、常用漢字は旧字の俗字による。 058f1.svg
熨 1 0 ①ひのし(火熨)。炭火の熱でしわをのばすひしゃく形の器具。 ②のす。おさえてのばす。「湯熨」 ③のし。「熨斗鮑(のしあわび)」の略。祝い事などの進物に添える。 ④おさえる。「熨帖(ウッチョウ)」 うち; い うつ; い おさ-える; の-す; ひのし- 火 15 11 説明無し 071a8.svg
屠 1 0 ①ほふる。家畜を殺す。「屠殺」「屠所」 ②きる。さく。「屠腹」 ちょ ず; ど と ほふ-る 尸 12 9 説明無し 05c60.svg
昊 1 0 そら。おおぞら。「昊天」 ごう こう そら- 日 8 4 形声。日と、音符夰(カウ)(天は変わった形)とから成る。太陽のかがやく大空の意を表す。 0660a.svg
漢 8 0 ①中国の川の名。漢水。「漢口」「漢中」 ②天の河。「雲漢」「星漢」 ③おとこ(男)。「悪漢」「凶漢」「暴漢」 ④中国の王朝の名。また、中国に関することがら。あや。から。「漢学」「漢語」 かん かん あや-; おとこ-; から- 氵 13 10 旧字は、形声。水と、音符難(ダン)→(カン)(は省略形)とから成る。もと、川の名。ひいて地名を表し、さらに王朝名に用いられた。教育用漢字は省略形による。 06f22.svg
洲 準1 0 ①す。しま。なかす。川の中のしま。「砂洲」 ②くに。大陸。「五大洲」 す しゅう しま- 氵 9 6 会意形声。水と、州(シウ)(なかす)とから成る。 06d32.svg
鷺 準1 0 さぎ。サギ科の鳥の総称。 る ろ さぎ- 鳥 24 13 形声。鳥と、音符路(ロ)とから成る。 09dfa.svg
纊 1 0 ①わた。新しい綿。「纊綿」絖(コウ) ②わたいれ。「纊衣」 こう こう わた-いれ; わた- 糹 21 15 説明無し
世 8 0 ①よ。よのなか。「世界」「世間」「俗世」 ②時の大きなくぎり。時代。「世紀」「後世」「末世」 ③人の生きている間。一生。「世代」「終世」 ④よよ。代々。「世襲」 参考「世」の草書体の省略形が片仮名の「セ」に、草書体が平仮名の「せ」になった。 せ せい よ- 一 5 4 会意。十を三つ合わせて、三十の意を表す。もと、卅(そう)(=)に同じ。ひいて、三十年、一代、よのなかの意に用いる。 04e16.svg
嘶 1 0 ①いななく。ウマがなく。「長嘶」 ②むせぶ。むせびなく。 ③かれる。声がしわがれる。 さい せい し ころろ-く; いば-える; いなな-く 口 15 12 説明無し 05636.svg
胖 1 0 ゆたか。のびやか。また、ふとる。 はん; ばん はん ふと-い; ゆたか; ふと-る; こ-える ⺼ 9 5 説明無し 080d6.svg
属 6 0 ①つく。つきしたがう。「属国」「帰属」 ②つける。たのむ。まかせる。「属目(ショクモク)」「属託(ショクタク)」「属望(ショクボウ)」 嘱 ③つらねる。つらなる。 続 ④なかま。たぐい。やから。同類。「属性」「金属」「卑属」 族 ⑤したやく。部下。「属官」 ⑥生物の分類上の単位。「科」の下、「種」の上。 ⑦さかん。律令(リツリョウ)制度で、四番目の地位。 しゅ ぞく; しょく しょく ぞく さかん-; つ-く; つづ-ける; やから-; つづ-く; つ-ける; つづ-る 尸 12 9 旧字は、形声。意符尾(は省略形。しっぽ)と、音符蜀(シヨク)とから成る。つらなる、ひいて、ひっつく意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 05c5e.svg
義 6 0 ①人としてふみ行うべき道。利欲を捨て、道理にしたがって行動すること。「義人」「信義」 ②わけ。意味。「義解」「字義」 ③血縁のない者が結ぶ親族関係。「義父」 ④実物の代わりになる物。「義歯」 ぎ ぎ よ-い; よ-く; よ-しとする 羊 13 7 会意形声。羊と、我(ガ)→(ギ)(のこぎりの象形)とから成り、神前で犠牲の羊をのこぎりで切ることから、敬虔(けいけん)な気持ちを表し、ひいて、「みち」「ただしい」意に用いる。 07fa9.svg
姸 1 0 うつくしい。なまめかしい。「姸醜」「姸麗」 げん; けん うつく-しい 女 9 6 説明無し
櫛 準1 0 ①くし。くしけずる。くしで髪をすく。「櫛風」 ②くしの歯のように並ぶ。「櫛比」 しち しつ くし-; くしけず-る 木 19 15 形声。木と、音符節(セツ)→(シツ)とから成る。 06adb.svg
瑞 準1 0 ①しるし。めでたいしるし。「瑞雲」「瑞験」 ②めでたい。よろこばしい。「瑞雨」 ③みず。みずみずしい。「瑞穂」 ずい- すい- みず-; しるし-; めでた-い 𤣩 13 9 形声。玉と、音符耑(タン、セン)→(スイ、ズイ)とから成る。諸侯がその身分のしるしとして持つ玉の意を表す。 0745e.svg
濆 1 0 ①わく。ふく。水がわき出る。 ②きし。みぎわ。ほとり。 ほん; ぶん ほん; ふん わ-く; ほとり- 氵 16 13 説明無し 06fc6.svg
設 6 0 もうける。そなえつける。しつらえる。「設備」「建設」 せち せつ もう-ける; しつら-える; もし 訁 11 4 会意。言と、殳(しゆ)(手でうつ)とから成る。人を使って何かを陳列させる意を表す。ひいて、建物・場所などを「もうける」意に用いる。 08a2d.svg
詭 1 0 ①いつわる。あざむく。そむく。「詭計」「詭弁」 ②あやしい。ふつうでない。「詭異」「詭激」 き き せ-める; たが-う; いつわ-る 訁 13 6 説明無し 08a6d.svg
妁 1 0 なこうど。結婚のなかだちをする人。「媒」 しゃく しゃく なこうど- 女 6 3 説明無し 05981.svg
覗 準1 0 のぞく。うかがう。そっと見る。 伺 し のぞ-く; うかが-う 見 12 5 説明無し 08997.svg
沐 1 0 ①あらう。髪をあらう。「沐浴」 ②うるおう。めぐみをうける。「沐恩」参考髪をあらう「沐」に対して、体をあらうことは「浴」という。 もく ぼく あら-う; もく-する 氵 7 4 説明無し 06c90.svg
興 6 0 コウ ①おこる。さかんになる。「興亡」「振興」 ②おこす。はじまる。ふるいたつ。「興業」「復興」「興奮」 キョウ ①たのしみ。おもしろみ。「興味」「座興」 ②「詩経」の六義の一つ。 こう きょう おきる; おこ-る; おこ-す 臼 16 10 会意。舁(よ)(両手で持ち上げる)と、同(ともにする)とから成る。力を合わせて持ち上げる、「おこす」「おこる」意を表す。 08208.svg
憂 3 0 うれえる。思いなやむ。心配する。うい。つらい。「憂愁」「憂慮」 う ゆう うれ-い; う-い; うれ-える 心 15 11 本字は、会意。心と、頁(けつ)(あたま)とから成り、心配なことが顔に出ることから、「うれえる」意を表す。常用漢字は、のち、夊(すい)(あし。夂は変わった形)が加わった会意形声字で、おだやかに歩く意を表したが、借りて「うれえる」意に用いられる。 06182.svg
憶 4 0 ①おぼえる。忘れない。「記憶」 ②おもう。おもいだす。「追憶」 ③おしはかる。「憶測」「憶断」 おく よく おも-う; おぼ-える 忄 16 13 形声。心と、音符意(イ)→(オク)とから成る。「おぼえる」意を表す。 061b6.svg
礑 1 0 ①そこ。物の底。 ②はたと。はったと。 とう とう はた-と 石 18 13 説明無し 07911.svg
春 9 0 ①四季の一つ。はる。「春眠」「早春」 秋 ②年のはじめ。正月。「賀春」「迎春」 ③性的な欲望。「春情」 ④活動の盛んなとしごろ。青年期。「青春」 ⑤とし。としつき。「春秋」 しゅん しゅん はる- 日 9 5 会意形声。日と、芚(トン、チユン)→(シユン)(草がはえる。屯は省略形。𡗗は変わった形)とから成り、草がはじめて生える時季、「はる」の意を表す。 06625.svg
襠 1 0 ①したおび。「褌襠(コントウ)」 ②うちかけ。「裲襠(リョウトウ)」 ③まち。衣服の布幅の足りない部分を補う布。 とう とう まち-; ふんどし- ⻂ 18 13 説明無し 08960.svg
能 6 0 ①あたう。よくする。よくできる。「能弁」「能吏」「可能」 ②はたらき。わざ。また、ききめ。「能率」「機能」「効能」 ③のう。「能楽」のこと。「能面」 ④「能登(のと)の国」の略。「能州」 のう; ない; の どう; だい たい よ-くする; よ-く; あた-う 肉 10 6 象形。毛をさかだて、大きな口をあけておそいかかるけものの形にかたどり、くまの意を表す。借りて「あたう」意に用いる。 080fd.svg
蒲 準1 0 ①がま。ガマ科の多年草。 ②かわやなぎ。ヤナギ科の落葉小低木。「蒲柳」 ③むしろ。ガマで編んだむしろ。「蒲団(フトン)・(ホタン)」「蒲蓆(ホセキ)」 ぶ ほ かま-; かば-; がま- ⺾ 13 10 形声。艸と、音符浦(ホ)とから成る。 084b2.svg
摑 準1 0 ①つかむ。にぎる。 ②たたく。手のひらで打つ。 きゃく かく つか-ます; つか-まえる; つか-まさる; つか-まゆ; とか-まえる; つか-ませる; とか-まる; つか-まる; つか-む 扌 14 11 形声。手と、音符國(コク)→(クワク)とから成る。 06451.svg
腎 2 0 ①五臓の一つ。尿の排泄(ハイセツ)をつかさどる器官。じんぞう(腎臓)。「腎盂(ジンウ)」 ②たいせつな所。かなめ。「肝腎」 じん しん かなめ 肉 13 9 形声。肉と、音符臤(ケン)→(シン)とから成る。 0814e.svg
琴 準2 0 ①こと。弦楽器の一つ。「琴線」「弾琴」 ②①に似た弦楽器の通称。「提琴」「風琴」 ごん きん こと- 玉 12 8 本字は、象形で、琴柱(ことじ)を立てた「こと」の胴体の断面の形にかたどる。のち、さらに音符今(キム)(は省略形)が加えられた。 07434.svg
鬣 1 0 たてがみ。動物の首筋の長い毛。 りょう りょう たてがみ- 髟 25 15 説明無し 09b23.svg
峰 4 0 みね。山のいただき。また、高い山。「秀峰」「霊峰」「連峰」 ふ ほう ぶ お-; みね- 山 10 7 形声。山と、音符夆(ホウ)とから成る。山のとがったいただきの意を表す。 05cf0.svg
節 7 0 ①ふし。タケや草木のふし。また、からだのふし。つなぎめ。「関節」「末節」 ②くぎり。詩文・音楽などの一区切り。また、音楽の調子。「音節」「文節」 ③みさお。こころざしを固く守ること。「節操」「礼節」 ④ほどよい。ひかえめにする。「節制」「調節」 ⑤とき。おり。「時節」「当節」 ⑥気候のかわりめ。また、その祭り。「節句」「季節」 ⑦しるし。割り符。「符節」 ⑧ノット。船の速度の単位。一(ノット)は一時間に一海里(約一八五二(メートル))進む速度。 せち せつ よ-; ふし-; ふ-; ノット- ⺮ 13 7 旧字は、形声。竹と、音符(シヨク)→(セツ)とから成る。くぎりになっている竹の「ふし」、ひいてくぎり、けじめの意を表す。教育用漢字は俗字による。 07bc0.svg
醒 2 0 さめる。酔い・眠り・夢・迷いなどからさめる。「醒悟」「覚醒」 しょう せい さ-める; さ-ます 酉 16 9 形声。酉と、音符星(セイ)とから成る。 09192.svg
卜 準1 0 うらなう。うらない。「卜占」「卜辞」 ほく ほく ぼく うらない; うらな-う 卜 2 0 象形。むかし、牛の骨、または亀(かめ)の腹甲を焼き、そこに現れるひび割れによって、しようとすることのよしあしに対する神意を予知しようとした。そのひび割れの形にかたどり、「うらなう」意を表す。 0535c.svg
檜 準1 0 ひのき。ヒノキ科の常緑高木。「檜皮(ひわだ)」 け; かち かつ; かい ひ-; ひのき- 木 17 13 形声。木と、音符會(クワイ)とから成る。 06a9c.svg
捩 1 0 ①ねじる。ひねる。よじる。 ②ねじ(子)。 ③もじる。口調を似せて言う。 ④琵琶(ビワ)のばち。 らい; れち れい; れつ ねじ-れる; ねじ-る; もじ-る; よじ-る 扌 11 8 説明無し 06369.svg
西 9 0 ①にし。方角の名。「西部」「西方」 東 ②「西洋」のこと。「西暦」「泰西」 さい せい すい; す にし- 西 6 0 象形。鳥の巣の形にかたどる。太陽がにしに傾くころに鳥が巣に帰ることから、方角の「にし」の意に用いる。 0897f.svg
悉 準1 0 ①ことごとく。つぶさに。すべて。「悉皆」 ②つくす。きわめつくす。「知悉」 しつ つく-す; ことごと-く 心 11 7 会意。心と、釆(はん)(つまびらか)とから成り、細かに知りつくす、ひいて「ことごとく」の意を表す。 06089.svg
員 8 0 ①かず。人や物の数。「員外」「員数」 ②係の人。所属する人。「委員」「随員」 ③はば。まわり。「幅員」 えん; うん えん; いん かず-; いな 口 10 7 象形。鼎(てい)(かなえ。貝は誤り変わった形)をかたどった形に、鼎を上から見た円形を加えたもの。まるいかなえの意を表したが、かなえを数えることから、ものを数える語に用いる。 054e1.svg
睥 1 0 にらむ。横目で見る。うかがいみる。ながしめ。「睥睨(ヘイゲイ)」 へい ながしめ 目 13 8 説明無し 07765.svg
医 8 0 ①いやす。病気を治す。「医方」「医療」 ②くすし。病気を治す人。医者。「名医」「軍医」「侍医」 い い くすし-; い-やす 匸 7 5 旧字は、形声。酉と、音符殹(エイ)→(イ)とから成る。病を治す薬酒を使う医者の意を表す。教育用漢字は、もと、別字だが、俗にその省略形として用いていたものによる。 0533b.svg
覬 1 0 のぞむ。ねがう。こいねがう。「覬幸」冀(キ) き のぞむ 見 17 10 説明無し 089ac.svg
果 7 0 ①くだもの。草木の実。「果実」「果樹」「青果」菓 ②はたす。成し遂げる。おおせる。「逃げ果せる」 ③はて。できばえ。「結果」「効果」「釣果」 ④思いきってする。思いきりがいい。「果鋭」「果敢」「果断」 ⑤はたして。思ったとおり。「果然」 ⑥原因があって生ずるもの。むくい。「因果」因⑦はか。物事の進みぐあい。 か か はた-す; くだもの-; は-て; は-たす; は-てる 木 8 4 象形。木に実がなっているさまにかたどり、木の実の意を表す。「菓(クワ)」の原字。借りて、思いきりがよい、また、「はたす」意に用いる。 0679c.svg
握 4 0 ①にぎる。つかむ。「握手」「握力」 ②自分のものにする。「掌握」「把握」 あく あく にぎ-る; にぎ-り 扌 12 9 形声。手と、音符屋(ヲク)→(アク)とから成る。手ににぎりしめる意を表す。 063e1.svg
筍 1 0 たけのこ。たけのかわ。「筍席」「石筍」 しゅん しゅん じゅん たけのこ- ⺮ 12 6 説明無し 07b4d.svg
裸 3 0 はだか。むきだしの。「裸体」「裸眼」「赤裸」 ら ら はだか- ⻂ 13 8 形声。衣と、音符果(クワ)→(ラ)とから成る。衣服を身に着けていない意を表す。 088f8.svg
斯 準1 0 ①これ。この。ここ。「斯界」「斯業」 此(シ) ②ここに。すなわち。 ③かく。かように。このように。 ④外国語の音訳に用いられる字。「瓦斯(ガス)」 し し す この-; か-く; こ-う; ここに-; これ-; か- 斤 12 8 形声。斤と、音符其(キ)→(シ)とから成る。切りはなす意を表す。借りて、助字に用いる。 065af.svg
占 4 0 ①うらなう。うらない。「占星」「占卜(センボク)」 ②しめる。自分のものにする。「占領」「占有」 せん せん うらな-う; うら-; し-める 卜 5 3 会意。卜と、口(くち)とから成り、うらないの結果を判断して言う意を表す。 05360.svg
表 8 0 ①おもて。うわべ。物事の外側にあらわれた部分。「表紙」「表面」裏 ②あらわす。あらわれる。「表現」「表情」 ③しるし。めじるし。「表札」「墓表」 ④のり。手本。「儀表」「師表」 ⑤主君や役所に申し出る文書。「表白」「辞表」 ⑥事柄が一目でわかるように整理して記したもの。「図表」「年表」 ひょう ひょう あらわ-れる; おもて-; あらわ-す; あら-わす; あらわ-れす 衣 8 2 会意。衣と、毛(け。主は変わった形)とから成る。皮衣では、毛の付いている部分が外側になることから、「おもて」「あらわす」意を表す。 08868.svg
喪 準2 0 ①も。人の死後、近親者が一定期間悲しみの意を表す礼。とむらい。「喪祭」「喪中」 ②うしなう。なくす。「喪失」「喪心」 ③ほろびる。ほろぼす。「喪亡」 そう そう うしな-う; も- 口 12 9 本字は、会意形声。哭(こく)(なく。は変わった形)と、兦(バウ)→(サウ)(=亡。にげる)とから成る。人が逃亡する意、ひいて、ものを失う、ほろびる意を表す。常用漢字は、その省略形。 055aa.svg
踰 1 0 ①こえる。こす。わたる。「踰越」「踰月」逾(ユ) ②いよいよ。ますます。兪(ユ)・愈(ユ) よう ゆ ゆ こ-す; こ-える ⻊ 16 9 説明無し 08e30.svg
墅 1 0 ショ ①なや。収穫物を入れる小屋。 ②しもやしき。別荘。「別墅」 ヤ の。のはら。 しょ; や しもやしき 土 14 11 説明無し 05885.svg
站 1 0 ①たつ。たたずむ。 ②うまつぎ。宿場。宿駅。また、えき(駅)。「駅站」「兵站」 てん たん 立 10 5 説明無し 07ad9.svg
蒔 準1 0 ①まく。(ア)種をまく。(イ)うるしの絵に金銀の粉末を散らし落とす。「蒔絵」 ②うえる。植物を移しうえる。 じ し う-える; ま-く ⺾ 13 10 形声。艸と、音符時(シ、ジ)とから成る。 08494.svg
臥 準1 0 ふす。横たわる。また、ふしど。ねま。「臥起」「臥室」「臥床」 が が が-す; ふ-す; こ-ゆ; ふ-せる; ふ-さる; こや-す; こや-る 臣 8 2 会意。臣と、人(ひと)とから成る。人が目を下に向けているさまにより、うつむく、ひいて、ふせる意を表す。 081e5.svg
澱 準1 0 ①おり。かす。水底に沈んでたまったもの。 ②よど。よどむ。水がとどこおって流れない。 でん てん よど-む; よど-; おり-; どろ 氵 16 13 説明無し 06fb1.svg
衾 1 0 ふすま。寝るときにかける夜具。かけぶとん。よぎ。ねまき。「衾褥(キンジョク)」「同衾」 こん きん ふすま- 衣 10 4 説明無し 0887e.svg
消 8 0 ①きえる。ほろびる。なくなる。「消失」「消滅」「解消」 ②けす。ほろぼす。なくす。ついやす。「消火」「消費」「抹消」 ③ひかえめ。「消極」 しょう しょう け-す; き-える 氵 10 7 形声。水と、音符(セウ)とから成る。水がなくなることから、ひいて「きえる」意を表す。 06d88.svg
猝 1 0 ①にわか。だしぬけに。「猝嗟(ソッサ)」 卒 ②はやい。すみやか。 疾 そち そつ にわか- 犭 11 8 説明無し 0731d.svg
芻 1 0 ①くさかり。草を刈る。また、草を刈る人。「芻蕘(スウジョウ)」 ②まぐさ。ほし草。わら。牛馬の飼料。「芻米」「反芻」 しゅ す すう まぐさ- 艸 10 4 説明無し 082bb.svg
焼 7 0 やく。やける。燃える。「焼却」「焼失」 しょう しょう やき; や-く; や-ける 火 12 8 旧字は、形声。火と、音符堯(ゲウ)→(セウ)とから成る。「やく」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0713c.svg
示 6 0 しめす。さししめす。おしえる。「示威」「掲示」「図示」 ぎ; じ き; し しめし; しめ-す 示 5 0 象形。祭事で、神の座に立てて神を招くための木の台の形にかたどる。もと、神を祭る意を表した。借りて、「しめす」意に用いる。 0793a.svg
飴 準1 0 あめ。あまみのある食品。「水飴(みずあめ)」 じ; い し; い あめ- 𩙿 14 5 説明無し 098f4.svg
粲 1 0 ①しらげよね。ついて白くした米。「白粲」 ②いい。めし。ごちそう。 餐(サン) ③あきらか。あざやか。「粲粲」「粲然」 燦(サン) ④きよい。きよらか。 ⑤わら(笑)うさま。 さん さん いい 米 13 7 説明無し 07cb2.svg
焉 1 0 ①いずくんぞ。なんぞ。 ②これ。ここに。 ③状態を表す形容の語。「忽焉(コツエン)」「終焉」 ④句末に用いる助字。 えん; い すなわち; これ-; いずく-んぞ 灬 11 7 説明無し 07109.svg
嘉 準1 0 ①よい。めでたい。りっぱな。さいわいする。「嘉慶」「嘉日」「嘉節」佳 ②よみする。ほめる。「嘉尚」「嘉賞」「嘉納」 け か よ-い; よみ-する 口 14 11 形声。意符壴(しゆ)(祭祀(さいし)用の楽器)と、音符加(カ)とから成る。めでたい意を表す。 05609.svg
受 8 0 ①うける。うけとる。もらう。「受信」「受領」「拝受」 授 ②うけ入れる。「受諾」「受容」「甘受」 ③こうむる。「受難」 ず しゅう じゅ う-ける; う-け; う-かる 又 8 6 形声。又と、爪(そう)(つめ、また、下向きの手)と、音符舟(シウ)(冖は変わった形)とから成る。手から手にうけわたしする、転じて「うける」意を表す。 053d7.svg
羨 2 0 ①うらやむ。ほしがる。「羨望」 ②あまる。のこる。「羨溢(センイツ)」 衍(エン) ③はかみち。墓所の道。 えん; せん うらや-む; うらや-ましい; あまり 羊 13 7 会意形声。羊と、㳄(セン)(よだれを流す)とから成り、羊の肉などのごちそうに誘発されてよだれを流す、ひいて「うらやむ」意を表す。 07fa8.svg
匱 1 0 ①ひつ。はこ。大きな箱。櫃(キ) ②とぼしい。「匱乏」 ぎ; き ひつ 匚 14 12 説明無し 05331.svg
穏 3 0 おだやか。やすらか。ゆったりしている。「穏穏」「穏健」「穏当」 おん おん おだ-やか 禾 16 11 旧字は、形声。禾と、音符㥯(イン)→(ヲン)とから成る。いねの穂をふみつけてもみを集める意を表す。借りて「おだやか」の意に用いる。常用漢字は省略形による。 07a4f.svg
抗 4 0 てむかう。さからう。あらがう。はりあう。ふせぐ。こばむ。「抗議」「抵抗」「反抗」 こう; ごう こう あらが-う; ふせ-ぐ 扌 7 4 形声。手と、音符亢(カウ)とから成る。高くあげる意を表す。 06297.svg
血 8 0 ①ち。ちしお。「血液」「出血」 ②ちのつながり。ちを分けた間がら。ちすじ。「血族」「血統」 ③ちが出るほどはげしいさま。「血戦」「血路」 ④いきいきとさかんなさま。「血気」「熱血」 けち けつ ち- 血 6 0 象形。神にささげるいけにえの血液を皿に盛ったさまにかたどり、「ち」の意を表す。 08840.svg
牡 準1 0 おす。鳥獣のおす(雄)。「牝牡(ヒンボ)」牝(ヒン) も; む ぼう ぼ おん-; おす-; お- 牜 7 3 象形。牛に、おすの性器をかたどった形(丄・土)を加えたもの。牛のおす、ひいて「おす」の意を表す。 07261.svg
柿 2 0 かき。カキの木。カキノキ科の落葉高木。また、その実。「熟柿」 じ し かき- 木 9 5 形声。木と、音符市(シ)から成る。 067ff.svg
蝘 1 0 ①なつぜみ。セミの一種。 ②「蝘蜓(エンテイ)(やもり)」として用いられる字。 えん; おん 虫 15 9 説明無し
怪 3 0 ①あやしい。信用できない。ふしぎな。「怪傑」「怪力」「奇怪」 ②あやしいもの。ばけもの。もののけ。「怪談」「妖怪」 け かい あや-しい; あや-しむ 忄 8 5 形声。心と、音符圣(コツ)→(クワイ)とから成る。不思議に思う、「あやしむ」意を表す。 0602a.svg
城 7 0 ①しろ。とりで。「城主」「城塞(ジョウサイ)」「宮城(キュウジョウ)」 ②城壁で囲まれた都市。「城下」「城都」「城府」 ③「山城(やましろ)の国」の略。「城州」 じょう せい しろ-; き-; きず-く; しき-; ぐすく- 土 9 6 旧字は、形声。土と、音符成(セイ)とから成る。「しろ」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 057ce.svg
巳 準1 0 み。十二支の第六。動物ではヘビ。方位では南南東。時刻では午前一〇時およびその前後二時間。 じ し み- 己 3 0 象形。へびの形にかたどる。借りて、十二支の第六位に用いる。 05df3.svg
苡 1 0 草の名に用いる字。「薏苡(ヨクイ)・(ヨクシ)(はとむぎ)」 い い くさ- ⺾ 8 5 説明無し 082e1.svg
牘 1 0 文字を書くふだ。かきもの。また、文書。てがみ。ふみ。「牘書」「尺牘」 どく とく かきもの-; ふだ- 片 19 15 説明無し 07258.svg
害 7 0 ①そこなう。傷つける。こわす。「害悪」「害虫」「傷害」益 ②さまたげる。「障害」「阻害」「妨害」 ③わざわい。災難。「干害」「水害」「公害」利 がい かい わざわ-い; そこ-なう; あや-める 宀 10 7 形声。宀と、口(くち)と、音符丯(カイ)(は変わった形)とから成る。きずつける意を表す。 05bb3.svg
酣 1 0 ①物事のまっさかり。たけなわ。「酣春」「酣賞」「酣戦」 ②たのしむ。酒を飲んで楽しむ。「酣宴」「酣歌」「酣酔」 こん がん かん たけなわ 酉 12 5 説明無し 09163.svg
籔 1 0 ざる。こめあげざる。研いだ米を入れて水を切るざる。 しゅ; す そう; す すう やぶ- ⺮ 21 15 説明無し 07c54.svg
争 7 0 ①あらそう。きそう。あらそい。「争議」「戦争」 ②いさめる。「争臣」「争友」 諍(ソウ) ③いかでか。どうして。反語を示す助字。 しょう そう あらが-う; あらそい-; すまい-; あらそ-う; すま-う; あらがい-; すま-い; いそ-う; いそ-わく; あらが-い; いか-で; あらそ-い 亅 6 5 旧字は、会意。爪と、尹(いん)(棒を手に持ったさま)とから成る。農具のすきをうばいあうことから、「あらそう」意を表す。教育用漢字は俗字による。 04e89.svg
襤 1 0 つづれ。ぼろ。ぼろきれ。「襤褸(ランル)」 らん らん ぼろ- ⻂ 19 14 説明無し 08964.svg
渚 準1 0 ①なぎさ。みぎわ。なみうちぎわ。「渚宮」「汀渚(テイショ)」 ②す。なかす(中州)。こじま。 しょ しょ みぎわ-; なぎさ- 氵 11 8 形声。水と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。 06e1a.svg
檠 1 0 ①ゆだめ。ためぎ。弓の曲がりを矯(た)め直す道具。 ②ためる。 ③ともしび。ともしびたて。「灯檠」 けい たかつき; ゆだめ; ともしび- 木 16 12 説明無し 06aa0.svg
塩 7 0 ①しお。「塩田」「食塩」「岩塩」 ②しおづけにする。「塩蔵」 ③気体元素の一つ。塩素。またその略。「塩酸」 ④酸と塩基の中和で生じる化合物。塩類。参考もともと、天然のしおを「鹵(ロ)」、人造のしおを「塩」と区別していた。 えん えん しお- 土 13 10 旧字は、形声。鹵と、音符監(カム)→(エム)(は省略形)とから成る。塩分の意を表す。教育用漢字は俗字による。 05869.svg
時 9 0 ①とき。月日のうつりかわり。季節のうつろい。一日の区分。「時間」「時差」「時候」 ②そのとき。そのころ。おり。「時事」「往時」「時流」 ③時間の単位。六〇分。 じ し とき- 日 10 6 形声。日と、音符寺(シ)とから成る。日の移り変わり、季節、時期などの意を表す。 06642.svg
煙 4 0 ①けむり。けむ。けむる。けぶる。「煙突」「煙火」「煙幕」 ②けむりのようなもの。かすみ。もや。「煙雨」「煙霞(エンカ)」「煙霧」 ③すす。「煤煙(バイエン)」「油煙」 ④たばこ(煙草)。「喫煙」「禁煙」「紫煙」 ⑤けむい。けむたい。 えん えん すす-; けむり-; けぶ-い; けむ-る; けむ-り; けむ-い; けぶ-る; けむ-; けぶ-; けむ-たがる; けぶ-たい; けぶり-; けむ-たい 火 13 9 形声。火と、音符垔(イン)→(エン)(または因(イン)→(エン))とから成る。火から立ちのぼる「けむり」の意を表す。 07159.svg
化 8 0 ①ばける。ばかす。かわる。かえる。別のものになる。「化身(ケシン)」「変化」「老化」 ②教え導く。影響を及ぼす。「感化」「教化」「陶化」 ③天地自然が万物を生成する。「化育(カイク)」「化工」 ④異なる物質が結合して新しい物質になる。「化合」 け か か-わる; ふ-ける; ば-かす; か-える; ば-ける 匕 4 2 会意形声。人と、𠤎(クワ)(=。人がひっくり返ったさま)とから成り、人が形を変える、ひいて「かわる」意を表す。のちに𠤎(か)が独立して、の古字とされた。 05316.svg
靱 準1 0 しなやか。柔らかで強い。「靱帯」 参考「靫(サイ)(うつぼ・ゆぎ)」と誤用されることがある。 にん じん しな-やか 革 12 3 説明無し 09771.svg
犂 1 0 リ・レイ ①すき。からすき。田畑を耕す農具の一種。 ②すく。たがやす。 ③まだらうし。「犂牛」 ④くろい。うすぐろい。「犂黒」 ⑤しみ。老人の皮膚に出る斑点(ハンテン)。 リュウ おそれおののく。「犂然」 れい; りゅう; り すき 牛 12 8 説明無し 07282.svg
顋 1 0 ①あご。あぎと。 ②えら。魚などの呼吸器官。 鰓(サイ) さい さい えら; あご 頁 18 9 説明無し 0984b.svg
怩 1 0 はじる。はじらう。「忸怩(ジクジ)」 に じ はず 忄 8 5 説明無し 06029.svg
晨 1 0 ①あした。あさ。よあけ。「晨光」「晨明」 ②とき。ときを告げる。 じん しん とき-; あした- 日 11 7 形声。意符晶(多くの星。日は省略形)と、音符辰(シン)とから成る。夜明けの意を表す。 06668.svg
疇 1 0 ①うね。耕地のうね。 ②はたけ。田畑。「田疇」 ③たぐい。ともがら。「範疇」儔(チュウ) ④さきに。むかし。「疇昔」 ⑤むく(報)いる。 ⑥だれ(誰)。 じゅう ちゅう たぐい-; うね- 田 19 14 説明無し 07587.svg
例 7 0 ①たとえる。たとえ。見本。「例解」「例文」 ②似たものの仲間。たぐい。「例外」「類例」 ③ためし。ならわし。しきたり。いつもどおりの。「例会」「慣例」 ④きまり。さだめ。おきて。「条例」「凡例(ハンレイ)」 れつ れ れい たぐい-; ためし-; たと-える 亻 8 6 会意形声。人と、列(レツ)→(レイ)(ならび)とから成り、人の「たぐい」の意を表す。ひいて、ならわしの意に用いる。 04f8b.svg
桄 1 0 ①よこぎ。機(はた)やはしごの横木。 ②みちる。 ③木の名「桄榔(コウロウ)(くろつぐ)」に用いられる字。 こう よこぎ 木 10 6 説明無し
賓 準2 0 ①まろうど。客人。たいせつな客。「賓客」「来賓」 ②したがう。主たるものにしたがう。「賓服」 ひん ひん まれびと-; まらひと-; まろうど-; まれうど-; したが-う 貝 15 8 旧字は、形声。貝と、音符𡧍(ヘン)→(ヒン)(は変わった形)とから成る。客に贈る貝の意を表す。転じて、客人の意に用いる。常用漢字は俗字による。 08cd3.svg
捕 4 0 とる。とらえる。つかまえる。「捕獲」「捕縛」 ぶ ほ つか-まえる; と-らわれる; と-る; つか-まる; と-らえる 扌 10 7 形声。手と、音符甫(フ)→(ホ)とから成る。とらえる意を表す。 06355.svg
粗 3 0 ①あらい。おおざっぱな。そまつ。「粗雑」「粗暴」 疏(ソ)・疎 精・密 ②ほぼ。あらまし。「粗方」 ③相手に差し出す品に添えて、謙譲の意を表す語。「粗茶」「粗品」 す そ ほぼ-; あら-い 米 11 5 形声。米と、音符且(シヨ、ソ)とから成る。精白していない米、転じて「あらい」意に用いる。 07c97.svg
蛩 1 0 ①セミのぬけがら。 ②いなご(蝗)。ばった。「飛」 ③こおろぎ。「声」蛬(キョウ) きょう こおろぎ 虫 12 6 説明無し 086e9.svg
召 4 0 めす。 ①よびよせる。まねく。「召喚」「召集」「徴召」 招 ②「食う」「着る」などの尊敬語。 しょう しょう め-す 口 5 2 形声。口と、音符刀(タウ)→(テウ)とから成る。声を出して呼び寄せる意を表す。 053ec.svg
政 6 0 ①まつりごと。世の中をおさめること。「政治」「行政」 ②物事をおさめること。「家政」「財政」 しょう せい まつりごと- 攵 9 5 会意形声。攴と、正(セイ)(ただしい)とから成り、強制してただす、ひいて「まつりごと」の意を表す。 0653f.svg
餡 1 0 ①あんこ。アズキなどの豆類を煮てつぶし、砂糖を加えた食べ物。「餡蜜(アンミツ)」「白餡」 ②まんじゅうやもちの中に入れるもの。「肉餡」 ③葛粉(くずこ)などでとろみをつけた汁。「葛餡」 げん かん あん あん あんこ 𩙿 17 8 説明無し 09921.svg
哄 1 0 どよめく。大声で笑う。どっと笑う。どよめき。「哄笑」「哄然」 く; ぐ こう たぶらかす; こえ- 口 9 6 説明無し 054c4.svg
粟 準1 0 ①あわ。イネ科の一年草。「粟粒」 ②もみ。イネ・キビなどの外側のから。 ③穀物。五穀の総称。 ④ふち(扶持)。扶持米。俸禄(ホウロク)。 そく しょく ぞく もみ-; あわ 米 12 6 会意。米と、𠧪(ちよう)(覀は変わった形。実った穂が垂れるさま)とから成る。穀物が実る意を表す。転じて「あわ」の意に用いる。 07c9f.svg
囹 1 0 ひとや。牢獄(ロウゴク)。「囹圄(レイギョ)・(レイゴ)」 りょう れい 囗 8 5 説明無し 056f9.svg
楕 準1 0 細長くまるみのある形。長円形。小判形。「楕円」 た た だ ぬ-く 木 13 9 形声。木と、音符隋(タ、ダ)とから成る。長円形の意を表す。 06955.svg
区 8 0 ①分ける。くぎる。しきりをする。「区画」「区別」 ②分けられた部分。しきられた場所。「区域」「学区」 ③まちまちであるさま。小さいさま。「区区」 ④行政上のくぎり。「市区」 く; う く; おう 匸 4 2 旧字は、会意。匸(かくす)と、品(多くの物)とから成る。多くの物をしまいこむことから、くぎる、区分けする意を表す。教育用漢字は省略形による。 0533a.svg
氓 1 0 たみ。移住民。庶民。「氓俗」「民氓」 みょう もう ぼう たみ- 氏 8 4 説明無し 06c13.svg
們 1 0 ともがら。複数の人を表す語。「我們(ガモン)」 もん ぼん ともがら- 亻 10 8 説明無し 05011.svg
趺 1 0 ①あし。足の甲。 ②両足を組んですわる。あぐら。「趺坐(フザ)」 ③うてな。花のがく。 ふ ふ あし- ⻊ 11 4 説明無し 08dba.svg
弐 4 0 ①ふたつ。「弐千円」ニ ②ふたごころがある。うらぎる。「弐心」参考①金銭証書などでまちがいを防ぐために「二」の代わりに用いる。 に じ ふた-つ; そえ- 弋 6 3 旧字は、会意形声。貝と、弍(ジ、ニ)(二に同じ)とから成り、貨を二倍にする、そえる意を表す。転じて、そむく意に用いる。常用漢字は、二の古字弍に一画を増したものによる。 05f10.svg
韆 1 0 「鞦(シュウセン)(ぶらんこ)」に用いられる字。 せん せん とる 革 24 15 説明無し 097c6.svg
専 5 0 ①もっぱら。いちずに。そのことだけをする。「専一」「専門」 ②ひとりじめにする。「専売」「専有」 ③ほしいままにする。「専横」「専制」 せん せん もっぱ-ら 寸 9 6 旧字は、象形。糸巻きを手に持ち、糸を巻きつける形にかたどる。かたく巻きつけることから、転じて「もっぱら」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 05c02.svg
快 6 0 ①こころよい。気持ちがよい。よろこばしい。「快活」「快挙」「快調」 ②病気が治る。「快気」「快癒」 ③はやい。すみやかに。「快足」「快速」参考「こころよい」は「心良い」からできた語。 け かい うれ-しい; はや-い; こころよ-い 忄 7 4 形声。心と、音符夬(クワイ)とから成る。心がはればれする意を表す。 05feb.svg
薦 準2 0 ①すすめる。人を選びだす。「薦挙」「推薦」 ②こも。敷物。しとね。 荐(セン) ③しく。敷物にする。 ④しきりに。たびたび。 しん; せん すす-める; くさよもぎ; こも ⺾ 16 13 会意。艸と、廌(ち)(しかに似たけもの)とから成り、廌が食う細かい草の意を表す。借りて「すすめる」意に用いる。 085a6.svg
怯 準1 0 おびえる。おそれる。おじける。おじる。ひるむ。「怯弱」 こう きょう おびえ-る; よわ-い; ひる-む; おそ-れる; お-じける 忄 8 5 説明無し 0602f.svg
嵋 1 0 中国四川省にある山の名「峨嵋(ガビ)」に用いられる字。 み; び; ばい 山 12 9 説明無し 05d4b.svg
售 1 0 ①う(売)る。うれる。「售賈(シュウコ)」 ②おこなわれる。 しゅう うる 口 11 8 説明無し 0552e.svg
聊 1 0 ①いささか。すこし。また、かりそめに。「聊爾(リョウジ)」 ②たよる。たのむ。「聊頼」 ③たのしむ。「聊浪」「無聊」 ④耳鳴り。耳が鳴る。「聊啾(リョウシュウ)」 りょう りょう いささ-か 耳 11 5 説明無し 0804a.svg
礦 準1 0 あらがね。地中から掘りだしたままの金属の原石。「礦石」 きょう こう あらがね- 石 20 15 説明無し 07926.svg
菟 準1 0 ①ヒルガオ科の寄生植物「糸(ねなしかずら)」に用いられる字。 ②うさぎ。兎(ト) ず; つ と うさぎ- ⺾ 11 8 説明無し 083df.svg
僖 1 0 よろこぶ。たのしむ。喜・嬉(キ) き き よろこ-ぶ 亻 14 12 説明無し 050d6.svg
隅 準2 0 ①すみ。かたすみ。かど。はて。「隅奥」 ②「大隅(おおすみ)の国」の略。「隅州」 ぐ ぐ ぐう すみ- 阝 12 9 形声。阜と、音符禺(グ)とから成る。谷川の曲がった所、ひいて「すみ」の意を表す。 09685.svg
桜 6 0 ①さくら。バラ科の落葉高木。「桜花」「観桜」 ②(中国で)ゆすらうめ。バラ科の落葉低木。「朱桜」 よう おう さくら- 木 10 6 旧字は、形声。木と、音符嬰(エイ)→(アウ)とから成る。木の名。日本では、「さくら」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 0685c.svg
鱧 1 0 ①はも。ハモ科の海魚。 ②淡水魚の名。やつめうなぎ。 らい れい はも- 魚 24 13 説明無し 09c67.svg
菫 1 0 ①すみれ。スミレ科の多年草。 ②とりかぶと。キンポウゲ科の多年草。毒草の一種。 ごん きん すみれ- ⺾ 11 8 形声。艸と、音符堇(キン)(は省略形)とから成る。 083eb.svg
籒 1 0 ①漢字の書体の一つ。大篆(ダイテン)。「籒文」 ②よむ。文書を読む。 じゅ; しゅう よむ ⺮ 21 15 説明無し
蹌 1 0 ①うごく。動き回る。 ②よろめく。よろよろと歩く。「蹌踉(ソウロウ)」 ③はしる。速く走る。 そう しょう うご-く ⻊ 17 10 説明無し 08e4c.svg
筅 1 0 ささら。器を洗う、竹製の小さなほうき形の道具。「茶筅」 せん せん ささら- ⺮ 12 6 説明無し 07b45.svg
齧 1 0 ①かむ。かじる。くいこむ。「齧噬(ゲツゼイ)」 ②かける。欠 げつ; けつ かじ-る; か-む 齒 21 6 説明無し 09f67.svg
蜉 1 0 「蜉蝣(フユウ)(かげろう)」に用いられる字。 ぶ ふう ふ 虫 13 7 説明無し 08709.svg
淬 1 0 ①にらぐ。刀に焼きを入れる。 焠(サイ) ②はげむ。つとめる。「淬励」 さい さい にらぐ 氵 11 8 説明無し 06dec.svg
夥 1 0 ①おびただしい。おおい。「夥多」 ②くみ。なかま。「夥伴」 わ か おびただ-しい 夕 14 11 説明無し 05925.svg
交 9 0 ①まじわる。まじえる。つきあう。「交差」「交遊」「交戦」 ②まぜる。まじる。入りまじる。「交錯」「混交」 ③かえる。入れかわる。かわるがわる。「交換」「交互」「交代」 きょう こう ま-ぜる; か-わす; か-う; まじ-える; ま-じる; ま-ざる; まじ-わる; こもごも- 亠 6 4 象形。人が脛(すね)を交差させている形にかたどり、「まじわる」意を表す。 04ea4.svg
束 7 0 ①たば。まとめてしばったもの。「束髪」 ②たばねる。しばる。つかねる。「束縛」 ③つなぎとめる。「拘束」 ④たばねた物を数える語。一束は稲一〇たば、半紙一〇帖(ジョウ)(二〇〇枚)。 ⑤つか。矢の長さをはかる単位。指四本を並べた長さ。 そく しょく つか-; たば-; たば-ねる; つか-ねる 木 7 3 象形。物をふくろの中に入れ、両はしをしばった形にかたどり、「たば」「たばねる」意を表す。 0675f.svg
双 3 0 ①ふた。ふたつ。ふたつで対(ツイ)になるもの。たぐい。「双肩」「双発」「双方」 隻 ②ならぶ。ならべる。匹敵する。「双璧(ソウヘキ)」「無双」 ③対のものを数える語。「半双」 そう そう たぐい-; ふた-つ; なら-ぶ; ふた- 又 4 2 旧字は、会意。隹二つと、又(ゆう)(て)とから成る。隹一つが一羽の鳥を手に持つのに対して、二羽の鳥を手で持つことから、一つがいの鳥の意。転じて、対になるものの意に用いる。常用漢字は俗字による。 053cc.svg
去 8 0 ①さる。ゆく。たちさる。「去来」「過去」来 ②のぞく。とりさる。「去勢」「撤去」 ③死ぬ。「死去」「逝去」 ④漢字音の四声の一つ。「去声」 こ きょ い-ぬ; さ-る; ゆ-く; のぞ-く 厶 5 3 形声。意符大(土は変わった形。人が両手・両足を広げて立ったさま)と、音符凵(カン)→(キヨ)(厶は変わった形)とから成る。人がたがいに遠ざかる意。転じて「さる」意に用いる。 053bb.svg
芭 準1 0 バショウ科の多年草「芭蕉(バショウ)」に用いられる字。 へ は ば はな- ⺾ 7 4 形声。艸と、音符巴(ハ)とから成る。 082ad.svg
礙 1 0 ①さまたげる。さえぎる。進行のじゃまをして止める。「障礙」「妨礙」「無礙(ムゲ)」②ささえる。ささえ。 げ がい さまたげる 石 19 14 説明無し 07919.svg
丱 1 0 あげまき。子どもの髪形の一種。転じて、おさない。「丱角」「丱女」「丱童」 きょう; けん こう; かん あらがね-; あげまき-; おさな-い 丨 5 4 説明無し 04e31.svg
睛 1 0 ひとみ。くろめ。「眼睛」 しょう せい ひとみ- 目 13 8 説明無し 0775b.svg
商 8 0 ①あきなう。あきない。「商店」「通商」 賈(コ) ②あきんど。商人。「豪商」「隊商」 ③はかる。相談する。「商議」「協商」 ④割り算で得た数値。 積 しょう しょう あきな-う 口 11 8 形声。意符㕯(とつ)(=吶。ゆっくり話す)と、音符章(シヤウ)の省略形とから成る。外から内を推し量る意を表す。転じて「あきなう」意に、借りて国名に用いる。 05546.svg
拳 2 0 ①こぶし。また、こぶしを使った武術。「拳闘」「鉄拳」 ②うやうやしいさま。「拳拳」 ③手や指をさまざまな形にして勝負を争う遊戯。きつねけん、じゃんけんなど。 げん けん こぶし- 手 10 6 形声。手と、音符𢍏(クヱン)(𠔉は変わった形)とから成る。指から手のひらまでの部分の総称。のち、「こぶし」の意に用いる。 062f3.svg
篷 1 0 ①とま。竹や茅(かや)などで編んだ、舟や車のおおい。 ②ふね。とま舟。小舟。 ぶ ほう とま ⺮ 17 11 説明無し 07bf7.svg
騨 準1 0 白いまだらのある青黒色のウマ。連銭あしげ。 だ; たん; だん たん; た まだらうま-; あしげ- 馬 22 12 説明無し 09a28.svg
菘 1 0 ①すずな。カブ(蕪)の古名。春の七草の一つ。 ②とうな(唐菜)。野菜の名。つけな。 すう しゅう とうな-; すずな- ⺾ 11 8 説明無し 083d8.svg
銛 1 0 ①もり。魚などを突き刺してとる道具。 ②すき(鋤)。農具の一種。 ③するどい。「銛利」 尖(セン) てん; かち; せん かつ; てん; せん すき-; もり- 釒 14 6 説明無し 0929b.svg
筈 準1 0 ①やはず。矢の先の弦を受けるところ。括(カツ) ②ゆはず。弓の両端の弦をかけるところ。 ③当然のすじみち。道理。「手筈(てはず)」 かち かつ やはず-; はず- ⺮ 12 6 形声。竹(矢)と、音符舌(クワツ)とから成る。弓のつるにひっかける「やはず」の意を表す。 07b48.svg
霈 1 0 水が勢いよく流れるさま。雨がさかんに降るさま。おおあめ。「霈然」沛(ハイ) はい はい ひさめ ⻗ 15 7 説明無し 09708.svg
邸 準2 0 やしき。大きな家。また、やど。「邸宅」「公邸」 たい てい やしき- 阝 8 5 形声。邑と、音符氐(テイ)とから成る。諸侯が都に上った時に泊まる建物の意を表す。転じて「やしき」の意に用いる。 090b8.svg
戒 4 0 ①いましめる。さとす。つつしむ。「戒告」「訓戒」「自戒」 ②用心する。警備する。「戒厳」「戒心」「警戒」 ③いましめ。特に、宗教上のおきて。「戒壇」「戒律」「破戒」 け かい いまし-める 戈 7 3 会意。戈と、廾(きよう)(両手)とから成る。両手で武器を持つことから、警戒する、ひいて、つつしむ意を表す。 06212.svg
韜 1 0 ①弓や刀剣を入れるふくろ。ゆみぶくろ。 ②つつむ。つつみかくす。「晦(トウカイ)」 ③ゆごて。弓を射るとき左のひじをおおう道具。 とう つつむ; ゆみぶくろ; ゆぶくろ 韋 19 10 説明無し 097dc.svg
胴 4 0 ①首・手足を除いた体の中央の部分。「胴体」 ②物の中央の太い部分。また、楽器の中空の部分。「太鼓の胴」 ③よろい・剣道具で胸や腹部をおおう部分。「胴着」 ずう とう どう ⺼ 10 6 形声。肉と、音符同(トウ)とから成る。大腸の意を表す。 080f4.svg
逃 4 0 にげる。のがれる。にがす。のがす。「逃亡」「逃走」「逃避」 どう とう に-がす; に-げる; のが-れる; のが-す ⻌ 9 6 形声。辵と、音符兆(テウ)→(タウ)とから成る。「にげる」意を表す。 09003.svg
原 9 0 ①もと。おおもと。はじめ。おこり。「原因」「原始」源 ②はら。広くて平らな土地。「原野」「草原」 ③たずねる。 ④ゆるす。罪をゆるす。「原宥(ゲンユウ)」 ⑤「原子力」の略。「原発」 ごん げん がん ゆる-す; たず-ねる; もと-; はら- 厂 10 8 会意。厂と、泉(いずみ。は省略形)とから成る。がけの下からいずみがわき出ているさまにより、「みなもと」の意を表す。「源(グヱン)」の原字。 0539f.svg
藁 準1 0 ①わら。 ②詩や文章の下書き。 ①②稿 ③木が枯れる。槁(コウ) こう こう わら- ⺾ 17 14 形声。艸と、音符槀(カウ)とから成る。 085c1.svg
匹 4 0 ①二つがならぶ。対(ツイ)になる。なかま。「匹敵」「匹偶」 ②いやしい。身分の低い。「匹夫」 ③ひき。(ア)動物を数える語。(イ)布の長さの単位。二反。また、昔の金銭の単位。一〇文。 ひち ひつ たぐい; ひき-; たぐ-う 匸 4 2 象形。布二反をかけてある形にかたどる。布の長さを表す単位で、古くは四丈を一匹とした。転じて、「たぐい」、仲間の意に用い、借りて、動物を数える助数詞に使われる。 05339.svg
陝 1 0 中国の県名。また、陝西省の略。「陝塞(センサイ)」 参考「陜(キョウ)」は別字。 せん 阝 10 7 説明無し 0965d.svg
軫 1 0 ①車に使われている横木。転じて、車。 ②ことじ。琴の弦を支えるこま。 ③いたむ。うれえる。「軫懐」「軫念」 しん ことじ; よこぎ 車 12 5 説明無し 08eeb.svg
璋 1 0 ①たま。圭(ケイ)をたてに半分にわった玉製の笏(しゃく)。 ②ひしゃく。宗廟(ソウビョウ)・山川の祭りで、香酒を注ぐのに用いる玉製のもの。 しょう あらわす; たま; ひしゃく 𤣩 15 11 説明無し 0748b.svg
謎 2 0 なぞ。なぞなぞ。隠語。「謎語」 まい べい めい なぞ- 訁 17 10 形声。言と、音符(ベイ)とから成る。 08b0e.svg
褒 準2 0 ほめる。ほめたたえる。「褒美」「褒賞」 ほ; ほう ほう ほ-める 衣 15 9 形声。衣と、音符𠊻(ホウ)(・保は変わった形)とから成る。すそのふくらんだ衣の意を表す。借りて「ほめる」意に用いる。 08912.svg
硫 準2 0 ①いおう(硫黄)。非金属元素の一種。「硫化」 ②「硫酸」の略。「硫安」 る りゅう いおう- 石 12 7 形声。石と、音符㐬(リウ)とから成る。 0786b.svg
朞 1 0 とき。ひとまわり。ひとめぐり。「朞月」「朞年」 き とき 月 12 8 説明無し 0671e.svg
生 10 0 ①はえる。はやす。草木が芽を出す。「生長」「野生」 ②うむ。うまれる。(ア)子がうまれる。子をうむ。「生殖」「出生」(イ)物を作り出す。「生産」「再生」(ウ)物事が起きる。「生起」「発生」 ③いきる。いかす。「生活」「生存」 ④いのち。「生命」「余生」 ⑤いきながら。うまれつき。「生別」「生来」 ⑥いきいきしている。「生色」「生鮮」 ⑦なま。熟していない。「生硬」「生熟」 ⑧き。純粋な。まじり気のない。「生糸(きいと)」「生一本」 ⑨くらし。なりわい。「生業」「平生」⑩学問・修業をしている人。「生徒」「書生」 ⑪男子のへりくだった自称。「小生」 ⑫うぶ。ういういしい。 しょう せい さん は-やす; うま-れる; なま-; う-まれる; む-す; き-; い-きる; うま-れ; うぶ-; い-かす; は-える; な-す; お-う; う-む; い-ける; な-る 生 5 0 象形。地上にめばえる草木のさまにかたどり、「うまれる」「いきる」「いのち」などの意を表す。 0751f.svg
罔 1 0 ①あみ。鳥獣などを捕らえるあみ。「罔罟(モウコ)」網 ②くらい。道理にくらい。おろか。「罔然」 ③しいる。あざむく。 ④ない。なし。否定の語。 もう ぼう ない; あみ; しい-る 网 8 3 説明無し 07f54.svg
伺 4 0 ①うかがう。たずねる。たずねていく。「伺候」 ②こっそりのぞく。さぐる。みる。「伺察」 覗(シ) し し うかが-い; うかが-う 亻 7 5 会意形声。人と、司(シ)(つかさどる、うかがう)とから成り、「うかがう」意を表す。「司」の後にできた字。 04f3a.svg
暮 5 0 ①くれる。(ア)日がくれる。夕ぐれ。「暮色」「薄暮」(イ)季節・年・人生などの終わり。「暮春」「歳暮」 ②くらす。くらし。 も; む ぼ く-れる; くれ; く-らす 日 14 10 会意形声。日と、莫(ボ、モ)(日ぐれ)とから成る。日ぐれの意に用いる。「莫」の後にできた字。 066ae.svg
駕 準1 0 ①ウマや車に乗る。あやつる。あつかう。「駕御」「駕跨(ガコ)」 ②乗り物。「駕籠(かご)」「駕輿(ガヨ)」 ③他人の乗り物や外出の敬称。「枉駕(オウガ)」「来駕」 ④しのぐ。のりこえる。「駕軼(ガイツ)」「凌駕(リョウガ)」 け か が しの-ぐ; かご-; の-る 馬 15 5 形声。馬と、音符加(カ)とから成る。馬を車につける意を表す。 099d5.svg
鎌 2 0 かま。草を刈る農具。「鎌首」 れん れん かま- 釒 18 10 形声。金と、音符(ケム)→(レム)とから成る。「かま」の意を表す。 0938c.svg
鉦 準1 0 かね。どら。金属製の打楽器の一種。「鉦鼓」 しょう せい かね- 釒 13 5 説明無し 09266.svg
姶 準1 0 美しい。みめよい。しずか。 おう しずか; あい 女 9 6 説明無し 059f6.svg
熬 1 0 ①いる。焼く。火で熱する。「熬煎(ゴウセン)」 ②いらだつ。 ③たえしのぶ。うれえる。なやむ。 ごう ごう い-る 灬 15 11 説明無し 071ac.svg
斫 1 0 きる。おのでたちきる。「斫水」 しゃく しゃく き-る 斤 9 5 説明無し 065ab.svg
鉛 4 0 ①なまり。金属元素の一つ。「鉛管」「鉛版」「鉛筆」 ②おしろい。なまりを原料とする顔料。「鉛華」「鉛白」 えん えん なまり- 釒 13 5 形声。金と、音符㕣(ヱン)とから成る。「なまり」の意を表す。 0925b.svg
茜 準1 0 ①あかね。アカネ科の多年草。あかねぐさ。 ②あかね色。 せん せん せい あかね- ⺾ 9 6 形声。艸と、音符西(セイ)→(セン)とから成る。 0831c.svg
跼 1 0 かがむ。せぐくまる。ちぢむ。「跼足」 きょく ひざまず ⻊ 14 7 説明無し 08dfc.svg
笊 1 0 ①ざる。竹で編んだかご。「笊籬(ソウリ)」 ②す。鳥のすむあな。 そう ざる-; す- ⺮ 10 4 説明無し 07b0a.svg
螻 1 0 けら。おけら。ケラ科の昆虫。「螻蟻(ロウギ)」 ろう けら 虫 17 11 説明無し 087bb.svg
鑰 1 0 ①かぎ。じょう。「鍵鑰(ケンヤク)」 ②とじる。とざす。 やく やく かぎ- 釒 25 17 説明無し 09470.svg
揩 1 0 ①する。こする。「揩摩」「揩磨」「揩鼓」 ②ぬぐう。ふきとる。 け かい ぬぐ-う 扌 12 9 説明無し 063e9.svg
鰆 1 0 さわら。サバ科の海魚。 しゅん しゅん さわら- 魚 20 9 説明無し 09c06.svg
馨 準1 0 かおる。かおり。転じて、よい評判や感化。「馨香」 きょう けい かお-る 香 20 11 形声。香と、音符殸(ケイ)とから成る。 099a8.svg
紆 1 0 ①まがる。まげる。めぐる。「紆回」「紆曲」迂(ウ) ②まとう。まつわる。③むすぼれる。気がふさぐ。 う う まがる; めぐる 糹 9 3 説明無し 07d06.svg
妲 1 0 中国、殷(イン)の紂王(チュウオウ)の妃「妲己(ダッキ)」に用いる字。 たち たつ だつ 女 8 5 説明無し 059b2.svg
罨 1 0 ①あみ。魚や鳥をとるあみ。 ②おおう。かぶせる。「罨法」奄(エン)・掩(エン) えん えん あん あみ- ⺲ 13 8 説明無し 07f68.svg
鮓 1 0 ①すし(鮨)。 ②つけうお。酢・塩・糟(かす)などでつけた魚。 しゃ さ すし- 魚 16 5 説明無し 09b93.svg
潺 1 0 水がさらさら流れるさま。また、その音。「潺潺」 さん; せん 氵 15 12 説明無し 06f7a.svg
蜈 1 0 「蜈蚣(ゴコウ)(むかで)」に用いられる字。 ご 虫 13 7 説明無し 08708.svg
擬 準2 0 ①なぞらえる。まねる。にる。にせる。「擬音」「模擬」 ②はかる。おしはかる。「擬議」「擬度」 ③まがい。もどき。にせ。 ご ぎ はか-る; まがい-; なぞら-える; もど-く 扌 17 14 形声。手と、音符疑(ギ)とから成る。おしはかる意を表す。 064ec.svg
秒 8 0 ①時間や角度の単位。一秒は一分の六〇分の一。「秒速」「寸秒」 ②のぎ。イネの穂先。 ③かすか。わずか。きわめて細かいもの。 みょう びょう のぎ- 禾 9 4 形声。禾と、音符少(セウ)→(ベウ)とから成る。いねの穂先、転じて、微細の意を表す。 079d2.svg
梏 1 0 ①てかせ。罪人の手にはめて自由を奪う刑具。「梏械」「梏桎(コクシツ)」桎(シツ) ②しばる。つなぐ。 ③みだす。攪(コウ) こく; かく てかせ 木 11 7 説明無し 0688f.svg
鵁 1 0 さぎ(鷺)の一種「鵁鶄(コウセイ)」に用いられる字。 こう 鳥 17 6 説明無し 09d41.svg
決 8 0 ①きめる。きまる。最終的に定める。「決議」「解決」 ②きっぱり。思い切って。「決起」「決然」 ③切れる。さける。やぶれる。「決壊」「決裂」 けち けつ き-める; しゃく-る; さく-る; き-まる 氵 7 4 会意形声。水と、夬(クヱツ)(えぐりとる)とから成り、堤防が水にえぐりとられる意を表す。転じて、とりきめる意に用いる。 06c7a.svg
颱 1 0 たいふう。英語の音訳字。 たい たい 風 14 5 説明無し 098b1.svg
梭 1 0 ひ。機織りで横糸を通す道具。「梭杼(サチョ)」 さ さ ひ 木 11 7 説明無し 068ad.svg
螳 1 0 「螳螂(トウロウ)(かまきり)」に用いられる字。 どう とう 虫 17 11 説明無し 087b3.svg
朿 1 0 とげ。草木のとげ。のぎ(芒)。いが。 刺 し し とげ 木 6 2 説明無し 0673f.svg
躬 1 0 ①み。からだ。 ②みずから。自分で。「躬化」「躬行」「躬耕」 く; くう きゅう み-; みずから-する; みずから- 身 10 3 説明無し 08eac.svg
巣 7 0 ①す。鳥のす。動物のすむ場所。また、すくう。すをつくる。「営巣」 ②盗賊などのかくれが。「巣窟(ソウクツ)」 ③あつまる。群がり集まるところ。「病巣」 じょう そう す-; す-くう ⺍ 11 8 象形。木の上に鳥のすがあるさまにかたどり、「す」の意を表す。 05de3.svg
盗 4 0 ①ぬすむ。他人のものをとる。ぬすみ。「盗作」「盗難」 ②こっそり行う。「盗聴」「盗視」 どう とう と-る; ぬす-む 皿 11 6 旧字は、会意。皿と、㳄(せん)(うらやんでよだれを流す意)とから成り、皿の食物を見てうらやむ、転じて、こっそり「ぬすむ」意を表す。常用漢字は俗字による。 076d7.svg
南 9 0 ①みなみ。「南極」「南国」北 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「南無」 なん だん な みなみ- 十 9 7 象形。鐘状の楽器を木の枝に掛けた形にかたどる。南方の民族が使っていた楽器であったことから、「みなみ」の意を表す。 05357.svg
罵 2 0 ののしる。口ぎたなくけなす。「罵声」「罵倒」 め ば ののし-る ⺲ 15 10 形声。网と、音符馬(バ)とから成る。ののしる意を表す。 07f75.svg
茎 準2 0 植物のくき。また、くきのような形をしたもの。「根茎」「花茎」 ぎょう こう けい くき-; なかご-; くく- ⺾ 8 5 旧字は、形声。艸と、音符巠(ケイ)→(カウ)とから成る。草木の「くき」の意を表す。常用漢字は省略形による。 0830e.svg
兵 7 0 ①つわもの。軍人。「兵士」「徴兵」 ②武器。「兵器」「兵刀」 ③いくさ。戦争。「兵火」「兵法」 ひょう へい つわもの-; いくさ- 八 7 5 会意。廾(きよう)(=。両手。は変わった形)と、斤(=。おの)とから成る。両手で斤を高くかかげ持つ、武器で攻撃する、ひいて、兵士、また、戦争の意を表す。 05175.svg
鉋 1 0 かんな。材木を削る工具。 ひょう ほう かな-; かんな- 釒 13 5 説明無し 0924b.svg
婦 6 0 ①つま。よめ。夫のいる女性。「主婦」「夫婦」 ②おんな。成人した女性。「婦人」 ①②夫 ぶ ふう ふ つま-; よめ-; おんな- 女 11 8 会意。女と、帚(そう)(箒(そう)〈ほうき〉の原字)とから成る。神聖な祭壇の清掃・管理に当たる女、ひいて、一家の祭事をつかさどる女の意を表す。 05a66.svg
勖 1 0 つとめる。はげむ。はげます。「勖勉」懋(ボウ) きゃく; こく; ぼう つとめる 力 11 9 説明無し
駝 1 0 ①らくだ(駱駝)。 ②だちょう(駝鳥)。鴕(ダ) だ た せむし- 馬 15 5 説明無し 099dd.svg
哺 2 0 ①ふくむ。口にふくむ。食べる。餔(ホ) ②はぐくむ。やしなう。「哺乳」「反哺」 ぶ ほ ふく-む; はぐく-む 口 10 7 形声。口と、音符甫(フ)→(ホ)とから成る。 054fa.svg
撰 準1 0 ①つくる。詩や文を作る。「撰述」「杜撰(ズサン)」 ②えらぶ。編集する。「撰定」「勅撰」 選 ぜん; せん せん; さん せん えら-ぶ; よ-る; よ-り; えら-び; え-る 扌 15 12 形声。手と、音符巽(ソン)→(セン、サン)とから成る。そろえる、ひいて「えらぶ」、つくる意を表す。 064b0.svg
碚 1 0 かさなり。また、つぼみ。 はい つちかう 石 13 8 説明無し 0789a.svg
炳 1 0 あきらか。はっきりしている。また、いちじるしい。「焉(ヘイエン)」 ひょう へい あき-らか 火 9 5 説明無し 070b3.svg
臭 準2 0 ①におい。におう。「臭覚」「悪臭」 ②くさい。いやなにおい。「臭気」「臭味」 ③悪いうわさ。よくない評判。「臭聞」 く; しゅ きゅう; しゅう にお-い; にお-う; か-ぐ; くさ-い 自 9 3 旧字は、会意。自(はな)と、犬(いぬ)とから成り、犬が鼻でにおいをかぐ意を表す。常用漢字は省略形による。 081ed.svg
旛 1 0 はた。のぼり。 ほん はん ばん はた- 方 18 14 説明無し 065db.svg
盛 5 0 ①もる。高く積み上げる。また、薬を調合する。 ②さかん。さかる。さかんになる。勢いが強い。また、さかり。「盛者(ジョウシャ)」「盛会」「盛大」 じょう せい さか-んにする; さか-り; も-る; さか-ん; も-り; さか-る 皿 11 6 旧字は、形声。皿と、音符成(セイ)とから成る。皿にもり上げたささげ物、転じて「さかん」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 076db.svg
贅 1 0 ①むだ。役に立たない。よけいなもの。「贅言」「贅肉」 ②いぼ。こぶ。「贅疣(ゼイユウ)」 ③むこ。いりむこ。 せ せい ぜい いぼ- 貝 18 11 説明無し 08d05.svg
頃 2 0 ①ころ。このごろ。ちかごろ。「頃日」 ②しばらく。「頃刻」「食頃」 ③かたあし。かたあしを上げる。半歩。 き きょう けい ころ-; しばら-く 頁 11 2 会意。頁と、𠤎(か)(=。ひっくりかえる。匕は変わった形)とから成り、頭をかたむける、ひいて、かたむく意を表す。「傾(ケイ)」の原字。転じて「ころ」「しばらく」の意に用いる。 09803.svg
噦 1 0 ①しゃっくりをする。しゃくりあげる。 ②吐き気がする。むかつく。 け; おち えつ; かい むかつ-く; しゃく-り; しゃく-る 口 16 13 説明無し
桐 準1 0 ①きり。ゴマノハグサ科の落葉高木。「桐梓(トウシ)」「梧桐(ゴトウ)」 ②こと(琴)。「桐糸」 ずう とう どう きり- 木 10 6 形声。木と、音符同(トウ)とから成る。 06850.svg
糀 1 1 こうじ(麴)。米・麦・大豆などを蒸して、こうじかびを繁殖させたもの。醸造に用いる。参考米に花がさいたようにはえるかびの意を表す国字。 こうじ- 米 13 7 説明無し 07cc0.svg
搾 3 1 ①しぼる。しぼりとる。「搾取」 ②しめつける。「圧搾」 さく しぼ-る 扌 13 10 形声。手と、音符窄(サク)とから成る。手でしぼる意を表す。 0643e.svg
暗 8 0 ①くらい。くらがり。やみ。「暗雲」「暗黒」「暗室」明 ②隠れていて見えない。「暗渠(アンキョ)」「暗礁」 ③あんに。ひそかに。「暗殺」「暗躍」 ④道理にくらい。おろか。「暗愚」「暗君」 ⑤そらでおぼえる。「暗記」「暗唱」 ⑥だまる。「暗黙」 おん あん やみ-; く-れる; そらん-ずる; くら-む; ひそ-かに; くら-い 日 13 9 形声。日と、音符音(イム)→(アム)とから成る。日がかくれて「くらい」意を表す。 06697.svg
蕀 1 0 ユリ科の多年草「顚蕀(テンキョク)(くさすぎかずら)」に用いられる字。「蕀苑(キョクエン)」は、いとひめはぎ。 きょく ⺾ 15 12 説明無し 08540.svg
筐 1 0 ①かご。かたみ。はこ。四角く編んだ竹製の容器。「筐笥(キョウシ)」筥(キョ) ②ねだい。四角い寝台。 こう きょう はこ; かご ⺮ 12 6 説明無し 07b50.svg
岬 準2 0 みさき。陸地が海や湖に突き出た地形。 きょう こう みさき- 山 8 5 形声。山と、音符甲(カフ)とから成る。山のかたわらの意を表したが、日本では転じて「みさき」の意に用い、これが逆に中国でも用いられることになった。 05cac.svg
櫚 1 0 ①かりん。バラ科の落葉高木。 ②しゅろ(棕櫚)。ヤシ科の常緑高木。 ろ りょ かりん 木 19 15 説明無し 06ada.svg
湮 1 0 ①しずむ。しずめる。うずもれる。ほろびる。「沈」「没」「滅」 ②ふさぐ。ふさがる。「鬱(インウツ)」「厄(インヤク)」(イン) えん; いん えん; いん いん ふさ-ぐ; しず-む 氵 12 9 説明無し 06e6e.svg
痴 準2 0 ①おろか。おろかもの。「痴人」「痴鈍」 ②色情に迷う。「痴情」「痴話」 ち ち おこ-; し-れる 疒 13 8 旧字は、形声。疒と、音符疑(ギ)→(チ)とから成る。「おろか」の意を表す。常用漢字は知(チ)を音符とした俗字による。 075f4.svg
牙 2 0 ①きば。動物の前歯と奥歯の間にある大きな鋭い歯。「牙爪(ガソウ)」「牙牌(ガハイ)」 ②は(歯)。「歯牙」 ③天子や将軍の旗。また、その旗の立っている陣営。「牙旗(ガキ)」「牙城」「牙門(ガモン)」 ④さいとり。仲買。「牙郎」 げ が かび-; きば-; き; は- 牙 4 0 象形。上下の歯がかみあっているさまにかたどり、かみあう「は」の意を表す。転じて「きば」の意に用いる。 07259.svg
紵 1 0 いちび。アサの一種。また、いちびの繊維で織った布。あさぬの(麻布)。 ちょ いちび 糹 11 5 説明無し 07d35.svg
糅 1 0 ①まじる。まじえる。ごちゃまぜになる。 ②かて。量を増やすために混ぜ物をした飯。かてめし。 じゅう まじる 米 15 9 説明無し 07cc5.svg
听 1 0 ①わらう。口を大きくあけてわらう。「听然」 ②ポンド。重さの単位。約四五三・六(グラム)。表記②「磅」とも書く。 ぎん きん ポンド-; わら-う 口 7 4 説明無し 0542c.svg
霾 1 0 ①つちふる。風が土砂を巻きあげて降らせる。 ②つちぐもり。巻きあげられた土砂で空がくもること。「霾翳(バイエイ)」 ばい つちふ-る; つちぐも-り ⻗ 22 14 説明無し 0973e.svg
比 6 0 ①くらべる。てらしあわせる。「比較」「対比」 ②たとえる。なぞらえる。「比喩(ヒユ)」「比況」 ③ならぶ。ならべる。「比肩」「比翼」並 ④たぐい。仲間。「比類」「比倫」 ⑤ころ。ころおい。「比年」 ⑥同種の二つの数量の割合。「比率」「比例」 ⑦梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「比丘(ビク)」 ⑧「比律賓(フィリピン)」の略。「比国」参考「比」の省略形が片仮名の「ヒ」に、草書体が平仮名の「ひ」になった。 び; ひ ひ たぐ-い; ころ-; くら-べる 比 4 0 会意。人がふたり並んでいるさまにより、「ならぶ」、ひいて「くらべる」意を表す。 06bd4.svg
嫣 1 0 ①美しい。「嫣紅」 ②あでやかにほほえむさま。「嫣然」 えん 女 14 11 説明無し 05ae3.svg
壺 準1 0 ①つぼ。口がすぼんだ容器。「壺觴(コショウ)」「壺中」「茶壺」 ②灸(キュウ)をすえる場所。また、急所。要点。参考「壼(コン)」は別字。 ご; ぐ こ つぼ- 士 12 9 説明無し 058fa.svg
钁 1 0 くわ。農具の一種。 かく きゃく 釒 28 20 説明無し 09481.svg
沮 1 0 ①はばむ。さまたげる。ふせぐ。「沮止」 ②さわ。湿気の多い土地。「沮如」 ③くじける。ひるむ。 ④もれる。もらす。 そ; ぞ しょ そ はば-む 氵 8 5 説明無し 06cae.svg
軒 4 0 ①のき。ひさし。「軒灯」 ②家を数える語。また、雅号や屋号に添える語。 ③くるま。轅(ながえ)の高くそりあがった車。また、車の総称。「軒駕(ケンガ)」 ④てすり。「軒檻(ケンカン)」 ⑤あがる。とぶ。たかい。高くあがる。「軒軒」「軒昂(ケンコウ)」 こん けん のき- 車 10 3 形声。車と、音符干(カン)→(ケン)とから成る。轅(ながえ)が突き出た車の意を表す。転じて、突き出た「のき」などの意に用いる。 08ed2.svg
冗 3 0 ①むだ。あまる。不必要な。「冗員」「冗費」 ②わずらわしい。くどくどしい。「冗長」「冗漫」 にゅう じょう むだ- 冖 4 2 会意。宀(べん)(冖は変わった形。いえ)と、儿(じん)(几は誤った形。ひと)とから成り、農事がなくて人が家にいる、ひまの意を表す。借りて「あまる」「むだ」の意に用いる。 05197.svg
飲 8 0 ①のむ。のみこむ。のみもの。「飲酒」「飲料」「吸飲」 ②こらえる。感情をかくす。「飲泣」「飲恨」 おん いん の-む; の-ます; みずか-う 飠 12 4 本字は、会意形声。欠(けん)(口を大きくあける)と、酓(イム、オム)(酒をのむ)とから成る。酒を「のむ」意を表す。のち、酓を食に改めて、会意の字とした。 098f2.svg
曁 1 0 ①およ(及)ぶ。いた(至)る。 ②および。ともに。 ③つよい。いさましい。 き およ-ぶ 日 16 12 説明無し 066c1.svg
厩 準1 0 うまや。馬小屋。「厩舎」 きゅう うまや- 厂 14 12 形声。广と、音符𣪘(キウ)とから成る。 053a9.svg
欄 4 0 ①かこい。わく。しきり。「欄外」「空欄」「投書欄」 ②てすり。おばしま。「欄干」「朱欄」闌(ラン) ③おり。動物を飼う囲い。「欄牢(ランロウ)」 れん; らん れん; らん おばしま-; おり-; てすり-; わく- 木 20 16 旧字は、会意形声。木と、闌(ラン)(てすり)とから成る。「てすり」の意を表す。常用漢字は俗字による。 06b04.svg
謄 準2 0 うつす。うつしとる。書き写す。「謄写」「謄本」 どう とう うつ-す 言 17 10 形声。言と、音符(チン)→(トウ)(は変わった形)とから成る。文字を写し取る意を表す。 08b04.svg
殲 1 0 つ(尽)くす。ほろ(滅)ぼす。つきる。「殲撲」「殲滅」 殄(テン) せん ほろぼ-す; つく-す 歹 21 17 説明無し 06bb2.svg
沸 準2 0 わく。わかす。 ①わき出る。わきあがる。「沸沸」「沸声」 ②にえたつ。たぎる。「沸点」「沸騰」 ひ ひ ふつ わ-く; わ-かす 氵 8 5 形声。水と、音符弗(フツ)→(ヒ)とから成る。水がふき出す意を表す。 06cb8.svg
暢 準1 0 ①の(伸)びる。のびやか。「暢達」 ②の(延)べる。のばす。広げる。 ③とお(通)る。よどみなくよく通る。「流暢」 ちょう ちょう とお-る; のび-る 日 14 10 形声。意符申(のびる)と、音符昜(ヤウ)→(チヤウ)とから成る。田がやせていて、穀物が成長しない意を表す。 066a2.svg
餅 2 0 もち。穀物の粉をこねて蒸した食品。「画餅」 ひょう へい ひん あも; もちい-; かちん; もち- 𩙿 15 6 形声。と、音符幷(ヘイ)(并は省略形)とから成る。 09905.svg
姑 準1 0 ①しゅうとめ。夫の母。また、妻の母。しゅうと。「外姑」舅(キュウ) ②おば。父の姉妹。 ③しばらく。とりあえず。「姑息」 ④おんな。婦女。 く こ しゅうとめ-; しゅうと-; しばら-く; おば 女 8 5 説明無し 059d1.svg
价 1 0 ①よ(善)い。すぐれている。「价人」 ②おおきい。 け かい あたい- 亻 6 4 説明無し 04ef7.svg
苑 準1 0 エン ①その。庭園。「苑台(エンダイ)」園 ②物事の集まるところ。特に、文学者・芸術家の集まり。「芸苑」「説苑」「文苑」 ウツ ふさがる。つもる。 おん えん あや-; その-; う-つ ⺾ 8 5 形声。艸と、音符夗(ヱン)とから成る。まきばの意を表す。 082d1.svg
測 6 0 ①はかる。長さ・広さ・深さをはかる。「測定」「計測」「目測」 ②おしはかる。思いはかる。「憶測」「推測」「予測」 しき そく はか-る 氵 12 9 形声。水と、音符則(ソク)→(シヨク)とから成る。水の深さの寸法をはかる、ひいて「はかる」意を表す。 06e2c.svg
鶎 1 1 きくいただき(菊戴)。ヒタキ科の小鳥。 きくいただき- 鳥 19 8 説明無し
苛 2 0 ①からい。きびしい。むごい。とがめる。「苛虐」「苛酷」「苛政」 ②こまかい。わずらわしい。 ③いらだつ。いらいらする。 ④さいなむ。 ⑤いじめる。 が か いじ-める; から-い; こまかい; いら-だつ; さいな-む ⺾ 8 5 形声。艸と、音符可(カ)とから成る。小さい草の意を表す。転じて、せめる、むごい意に用いる。 082db.svg
襷 1 1 たすき。たもとや袖(そで)をたくしあげるひも。 たすき- ⻂ 22 17 説明無し 08977.svg
翠 準1 0 ①かわせみ。カワセミ科の鳥。また、特にカワセミの雌。「翠羽」 翡(ヒ)(カワセミの雄) ②みどり。もえぎ色。「翠嵐(スイラン)」「翠玉」 すい すい かわせみ-; みどり- 羽 14 8 形声。羽と、音符卒(ソツ)→(スイ)とから成る。 07fe0.svg
碑 3 0 いしぶみ。たていし。文字などを刻んでたてた方形の石。「碑名」「碑文」碣(ケツ) ひ ひ えりいし-; たていし-; いしぶみ- 石 14 9 旧字は、形声。石と、音符卑(ヒ)とから成る。「いしぶみ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 07891.svg
嚙 準1 0 かむ。かじる。咬(コウ) ぎょう ごう こう かぶ-る; か-ませる; か-ます; かじ-る; か-む; しが-む 口 18 15 説明無し
胙 1 0 ①ひもろぎ。神に供える肉。そなえもの。「胙余」 ②さいわい。さいわいする。 祚(ソ) ぞ そ ひもろぎ ⺼ 9 5 説明無し 080d9.svg
牒 準1 0 ①ふだ。書きつけ。文書を記した木のふだ。「牒状」 ②公文書。「通牒」 じょう ちょう ふだ- 片 13 9 形声。片と、音符枼(エフ)→(テフ)とから成る。 07252.svg
即 4 0 ①つく。地位や位置につく。「即位」「即応」 ②すぐに。ただちに。「即興」「即座」 ③すなわち。とりもなおさず。「色即是空」 ④もし。万一。 如・若 そく しょく つ-く; もし; すなわ-ち 卩 7 5 旧字は、会意。卩(ひざまずく)と、皀(=。食物)とから成る。人が食物の方を向いて食べようとする、食につく、ひいて「つく」意を表す。借りて「すなわち」の意に用いる。常用漢字は俗字による。 05373.svg
餾 1 0 む(蒸)す。米をむす。また、むした飯。 る りゅう むす 𩙿 19 10 説明無し 0993e.svg
盂 1 0 ①はち。わん。飲食物を盛る器。 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「盂蘭盆(ウラボン)」 う う はち- 皿 8 3 説明無し 076c2.svg
鳧 1 0 ①かも(鴨)。まがも。カモ科の鳥。「鳧翁」 ②けり。チドリ科の鳥。 ぶ ふ かも; のがも; けり 鳥 13 2 説明無し 09ce7.svg
徳 7 0 ①身にそなわった品性。人としてねうちのある行い。「徳義」「道徳」 ②めぐみ。教え。「徳化」「恩徳」 ③もうけ。利益。「徳用」得 とく とく おしえ 彳 14 11 古字は、会意。心(こころ)と、直(ただしい)とから成る。旧字は、会意形声。彳と、悳(トク)(𢛳は変わった形)とから成り、祭壇にのぼる意を表す。ひいて、正しい心の意に用いる。教育用漢字は旧字の省略形による。 05fb3.svg
橦 1 0 ①つく。うつ。 ②とばりの柱。はたざお。 ずう; しゅ; どう とう; しょう むね; つく; きぎれ 木 16 12 説明無し 06a66.svg
瑟 1 0 ①おおごと。大型の琴。「琴瑟」 ②しずかなさま。さびしいさま。「瑟瑟」「瑟縮」 しち しつ おおごと- 玉 13 9 説明無し 0745f.svg
儻 1 0 ①すぐれる。ひいでる。 ②もし。あるいは。仮定を示す助字。 とう すぐれる; あるい は; もし 亻 22 20 説明無し 0513b.svg
于 1 0 ①ここに。語調をととのえる語。 ②…に。…において。…より。場所・比較を表す。 ③ああ。詠嘆の声。吁(ク) ④いく。ゆく。「于役」「于帰」参考「干(カン)」とは別字。 う; く ここ-に; ゆ-く 二 3 1 説明無し 04e8e.svg
離 4 0 ①はなれる。はなす。へだてる。わかれる。かる。「離縁」「離散」「距離」 ②つく。 ③ならぶ。 ④かかる。ひっかかる。とりつく。 ⑤易の八卦(ハッケ)の一つ。火・南などを表す。 り り はな-す; つ-く; はな-れる 隹 18 10 形声。隹と、音符(チ、リ)とから成る。こうらいうぐいすの意を表す。借りて「はなれる」意に用いる。 096e2.svg
碇 準1 0 いかり。いかりをおろす。「碇泊」 ちょう てい いかり- 石 13 8 説明無し 07887.svg
潦 1 0 ①おおあめ。ながあめ。また、大水。「旱潦(カンロウ)」 ②にわたずみ。雨水のたまり水。「潦水」 ろう ろう にわたずみ 氵 15 12 説明無し 06f66.svg
轄 準2 0 ①くさび。車輪を軸にとめるもの。「車轄」 ②とりしまる。とりまとめる。「管轄」 かい; げち かつ; かい くさび- 車 17 10 形声。車と、音符(カイ)→(カツ)とから成る。車が車軸からはずれるのを止める「くさび」の意を表し、借りて、とりしまる意に用いる。 08f44.svg
僭 1 0 おごる。まねる。なぞらえる。身分不相応におごりたかぶる。「僭越」「僭上」 しん; せん おごる 亻 14 12 説明無し 050ed.svg
罎 1 0 ①さけがめ。酒を入れるかめ。②びん。細長いガラスの容器。 たん; どん びん 缶 22 16 説明無し 07f4e.svg
蜎 準1 0 うつくしい。「蟬蜎(センケン)」娟(ケン) げん; えん; けん ぼうふら 虫 13 7 説明無し
狭 4 0 ①せまい。せばめる。せばまる。「狭隘(キョウアイ)」「狭量」広 ②さ。語調を整える接頭語。「狭衣(さごろも)」 ぎょう こう きょう さ-; せば-; せば-い; せま-い; せ-; せば-める; せば-まる 犭 9 6 旧字は、形声。犬と、音符夾(カフ)とから成る。心のせまい意を表す。転じて、空間が「せまい」意に用いる。常用漢字は省略形による。 072ed.svg
秧 1 0 ①イネや草木のなえ。「秧田」「秧稲」 ②うえる。栽培する。 よう おう なえ-; うえ-る 禾 10 5 説明無し 079e7.svg
週 9 0 ①七曜をひとめぐりした時間の単位。「週刊」「週番」 ②まわる。めぐる。 周 しゅ; す しゅう めぐ-る ⻌ 11 8 会意形声。辵と、周(シウ)(めぐる)とから成る。めぐり歩く、「めぐる」意を表す。 09031.svg
撒 準1 0 まく。まきちらす。「撒水」「撒布」 さち さつ さん ま-く 扌 15 12 形声。手と、音符散(サン)→(サツ)とから成る。手でまきちらす意を表す。 06492.svg
隻 3 0 ①ひとつ。ただ一つ。「隻影」 ②対になるものの片方。「隻眼」「隻手」 双 ③わずか。ほんの少し。「隻語」「隻句」 ④船などを数える語。「一隻」 しゃく せき ひと-つ 隹 10 2 会意。隹と、又(ゆう)(手)とから成る。鳥を手でつかまえることから、とる、もつ意を表す。雙(そう)(=双。つがい、ふたつ)に対して、片一方の意に用いる。 096bb.svg
箏 1 0 こと。そうのこと。しょうのこと。弦楽器の一つ。「箏曲」 しょう そう こと- ⺮ 14 8 説明無し 07b8f.svg
棣 1 0 にわざくら。バラ科の落葉低木。にわうめの一種。 たい だい てい いくり; にわざくら; にわうめ 木 12 8 説明無し 068e3.svg
鉅 1 0 ①はがね。鋼鉄。 ②おおきい。おおい。えらい。とうとい。「鉅偉」巨 きょ はがね 釒 13 5 説明無し 09245.svg
汪 1 0 ①ひろい。ふかい。水が深く広いさま。また、おおきい。「汪然」「汪洋」 ②さかん。盛大なさま。 ③いけ。水たまり。 おう おう ひろい; おおい; いけ 氵 7 4 説明無し 06c6a.svg
鼈 1 0 ①すっぽん。スッポン科のカメ。「鼈甲」 ②わらびの別名。 へち へつ べつ かめ-; すっぽん- 黽 25 12 説明無し 09f08.svg
灸 準1 0 きゅう。やいと。皮膚の上にもぐさを置いて焼き、その熱で病気を治す方法。参考「炙(シャ)」は別の字。 く きゅう やいと- 火 7 3 形声。火と、音符久(キウ)とから成る。 07078.svg
訃 2 0 つげる。しらせる。しらせ。人の死の知らせ。「訃音」赴 ふ ふ しらせ 訁 9 2 形声。言と、音符卜(ホク)→(フ)とから成る。 08a03.svg
脈 6 0 ①すじ。血のすじ。血管。「血脈」「動脈」 ②みゃく。血管の規則的な鼓動。「脈動」「脈搏(ミャクハク)」 ③ひとすじになって続くもの。「山脈」「鉱脈」 ④すじみち。つながり。「脈絡」「人脈」 みゃく ばく すじ- ⺼ 10 6 形声。血または肉と、音符𠂢(ハイ)→(バク)とから成る。体内を流れる血筋、ひいて「みゃく」の意を表す。 08108.svg
嚠 1 0 音のよくさえわたるさまの「嚠喨(リュウリョウ)」に用いられる字。 る りゅう きよ-い 口 18 15 説明無し 056a0.svg
禺 1 0 ①おながざるの一種。 ②でく。人形。 ③すみ。はじ。隅 ぐう; ぐ おながさる 禸 9 4 説明無し 079ba.svg
懣 1 0 もだえる。なやみ苦しむ。「煩懣(ハンモン)」悶(モン) まん; もん ぼん; ばん もだ-える 心 18 14 説明無し 061e3.svg
使 8 0 ①つかう。用いる。「使途」「行使」 ②つかい。つかいをする。「使者」「勅使」 ③しむ。させる。使役の助字。 し し しめば; つか-う; しむ; せしむ 亻 8 6 会意形声。人と、吏(リ)→(シ)(仕事をする意)とから成り、人のために仕事をする人の意を表す。「吏」の後にできた字。古くは、「史」「吏」「事」と同字であった。転じて「つかう」意に用いる。 04f7f.svg
境 6 0 ①さかい。くぎりめ。「境界」「越境」「国境」 ②土地。場所。「異境」「秘境」「辺境」 ③人が置かれた状態。立場。ありさま。ようす。「境遇」「境地」「苦境」 きょう けい さかい-; さか-; お-わる; さか-う 土 14 11 形声。土と、音符竟(ケイ、キヤウ)とから成る。土地の「さかい」、ひいて、さかいをした場所の意を表す。 05883.svg
擺 1 0 ①ひらく。おしひらく。 ②ならべる。配 ③ふるう。ふるい落とす。 はい ひらく 扌 18 15 説明無し 064fa.svg
偕 1 0 ①ともに。みな。いっしょに。「偕偶」「偕行」「偕楽」 ②ととのう。かなう。諧(カイ) け かい とも-に 亻 11 9 説明無し 05055.svg
闌 1 0 ①さえぎる。ふさぐ。扞(カン) ②てすり。「闌干」欄 ③たける。たけなわ。さかり。また、半ばすぎ。おそい。「闌夕」 らん らん たけなわ; た-ける; てすり; さえぎる 門 17 9 説明無し 095cc.svg
衲 1 0 ①ころも。僧の衣。「衲衣(ノウエ)」 ②僧。また、僧侶(ソウリョ)の自称。「衲子」「老衲(ロウノウ)」 ③つくろう。つぎはぎする。「衲被」 どう; のう ころも ⻂ 9 4 説明無し 08872.svg
壼 1 0 ①宮中の通路。おく(奥)。また、奥に仕える女性。「壼奥」「壼訓」 ②しきみ。門戸のしきり。参考「壺(コ)」は別字。 こん へやのつろ; おく 士 13 10 説明無し 058fc.svg
讌 1 0 ①くつろぐ。うちとけて語り合う。「讌語」「讌坐(エンザ)」 ②さかもり。「讌飲」「讌会」 ①②宴・燕(エン) えん さかもり; くつろぐ 訁 23 16 説明無し 08b8c.svg
氾 2 0 ①ひろがる。あふれる。「氾濫」 ②ひろい。あまねく。「氾愛」「氾論」 ③うかぶ。ただよう。「氾氾」 ①~③汎(ハン) ほん はん ひろ-がる 氵 5 2 形声。水と、音符𢎘(カム)→(ハム)(㔾は変わった形)広がりあふれる意を表す。 06c3e.svg
愿 1 0 つつしむ。かしこまる。すなお。まじめ。「愿朴」 げん つつしむ 心 14 10 説明無し 0613f.svg
鉄 8 0 ①てつ。金属元素の一つ。くろがね。「鉄鉱」「鋼鉄」 ②刃物。兵器。「寸鉄」 ③てつのようにかたく強い。「鉄人」「鉄腕」 ④「鉄道」の略。「私鉄」 てち てつ かね-; くろがね- 釒 13 5 旧字は、形声。金と、音符(テツ)とから成る。「くろがね」の意を表す。鉄は、もと、紩(ちつ)の別体字であるが、俗にの略字として用いられていた。教育用漢字はこれによる。 09244.svg
傍 4 0 ①かたわら。そば。わき。「傍観」「近傍」 ②わかれた。派生した。「傍流」「傍系」 ③そう。近づく。 ④つくり。漢字を構成する右側の部分。「偏傍」 ①③旁(ホウ)偏 ぼう ほう かたわ-ら; そ-う; そば- 亻 12 10 会意形声。人と、旁(ハウ、バウ)(あまねく、かたわら)とから成り、「かたわら」の意を表す。「旁」の後にできた字。 0508d.svg
憖 1 0 なまじ。なまじいに。気が進まないのに無理して。しいて。 きん; ぎん なまじい- に 心 16 12 説明無し 06196.svg
坐 準1 0 ①すわる。ひざまずく。「坐臥(ザガ)」「坐相」 ②いながら。何もしないで。「坐視」 ③そぞろに。なんとなく。「坐見」 ④罪にふれる。まきぞえ。「連坐」 ⑤おわす。まします。「いる」「ある」「行く」などの尊敬語。 ざ さ おわ-す; ま-す; すわ-る; そぞろ-に 土 7 4 象形。土の上に二人の人が向かい合っているさまにかたどる。「すわる」意を表す。 05750.svg
荵 1 0 ①しのぶ。しのぶぐさ。シノブ科のシダ植物。 ②スイカズラ科のつる性常緑低木「冬(ニンドウ)(すいかずら)」に用いられる字。 にん じん しのぶ ⺾ 10 7 説明無し 08375.svg
幹 6 0 ①みき。物事の主要な部分。もと。「幹枝」「幹線」「幹部」 ②はたらき。わざ。うでまえ。「幹才」 かん かん から-; みき- 干 13 10 形声。意符木(干は誤り変わった形)と、音符倝(カン)とから成る。土塀を築くときに端(はし)に立てる木、ひいて、主要部の意を表す。 05e79.svg
顴 1 0 ほおぼね(頰骨)。「顴骨」 かん; けん しろい 頁 26 17 説明無し 09874.svg
俠 準1 0 ①おとこぎ。おとこだて。「俠客」「俠気」 ②いさみはだの女。おきゃん。おてんば。 ぎょう きょう きゃん おとこだて- 亻 9 7 形声。人と、音符夾(ケフ)とから成る。
祗 1 0 ①つつしむ。うやまう。「祗畏(シイ)」「祗候」 ②ただ。 只(シ) ③まさに。ちょうど。 参考「祇(ギ)」は別字。 し し た-だ; つつし-む; まさ-に 示 10 5 説明無し 07957.svg
窩 1 0 ①あな。くぼみ。むろ。いわや。すみか。「窩家」「腋窩(エキカ)」「山窩」 ②物をかくす。かくまう。かくす所。「窩蔵」 わ わ か むろ- 穴 14 9 説明無し 07aa9.svg
聘 1 0 ①とう。おとずれる。たずねる。「聘問」 ②めす。まねく。「招聘」 ③めとる。嫁にもらう。 ①~③娉(ヘイ) ひょう へい め-す; と-う 耳 13 7 説明無し 08058.svg
匳 1 0 こばこ。かがみばこ。くしげ。化粧道具を入れる箱。「匳幣」 れん くしげ-; はこ- 匚 15 13 説明無し 05333.svg
穎 準1 0 ①ほさき(穂先)。のぎ。また、ほさきのように先のとがったもの。 ②すぐれている。さとい。かしこい。「穎悟」「穎才」「穎哲」 よう えい かび-; ほさき-; のぎ-; さき- 禾 16 11 説明無し 07a4e.svg
霹 1 0 はげしく鳴りひびく雷。「霹靂(ヘキレキ)」 ひゃく へき はた-めく ⻗ 21 13 説明無し 09739.svg
岨 準1 0 ①いしやま。土をかぶった石山。 砠(ショ) ②そばだつ。けわしい。「嶮岨(ケンソ)」 ③山のけわしい所。そば。そわ。「岨道」 そ しょ いしやま; そば 山 8 5 説明無し 05ca8.svg
侃 準1 0 正しくつよい。また、のびのびとやわらぎ楽しむ。「侃諤(カンガク)」「侃侃」 かん かん つよ-い 亻 8 6 会意。人と、口(ことば)と、彡(さん)(巛・は変わった形。美しい)とから成り、人のことばが美しく和らぐ意を表す。転じて「つよい」意に用いる。 04f83.svg
絛 1 0 さなだ。絹糸を平たく編んだひも。うちひも。くみひも。 とう とう じょう 糸 13 7 説明無し 07d5b.svg
眥 1 0 ①まなじり。めじり。 ②にらむ。「睚眥(ガイシ)・(ガイサイ)」 せい; し; さい まなじり 目 10 5 説明無し 07725.svg
櫱 1 0 ひこばえ。切り株から出た芽。「萌櫱(ホウゲツ)」 がち; げつ; がつ; げち ひこばえ 木 20 16 説明無し
蠹 1 0 ①きくいむし。キクイムシ科の甲虫。「蠹居」 ②しみ(衣魚・紙魚)。シミ科の昆虫。衣類や書物を食う虫。「蠹簡」 ③むしばむ。そこなう。 と; つ きくいむし; しみ 虫 24 18 説明無し 08839.svg
痘 3 0 もがさ。ほうそう。皮膚に豆つぶのような水ぶくれができる感染症。「痘瘡(トウソウ)」 ず とう もがさ- 疒 12 7 形声。疒と、音符豆(トウ)とから成る。 075d8.svg
棘 1 0 ①いばら。とげのある低木の総称。「荊棘(ケイキョク)」 ②とげ。はり。「棘皮」 ③ほこ。武器の一種。 こく きょく とげ-; いばら- 木 12 8 説明無し 068d8.svg
忌 3 0 ①いむ。いまわしい。きらう。「忌避」「忌憚(キタン)」「禁忌」 ②いみ。喪に服すること。「忌中」「忌引」 ③死者の命日。「忌日」「年忌」 ご き い-まわしい; い-む; い-み; い-まう; い-ましい 心 7 3 形声。心と、音符己(キ)とから成る。にくむ、うらむ意を表す。 05fcc.svg
咸 1 0 みな。ことごとく。あまねく。 げん かん みな- 口 9 6 説明無し 054b8.svg
諂 1 0 へつらう。おもねる。こびる。「諂諛(テンユ)」 てん てん へつら-う 訁 15 8 説明無し 08ac2.svg
鑓 準1 1 やり(槍)。武器の一種。 やり- 釒 22 14 説明無し 09453.svg
梻 1 1 しきみ。モクレン科の常緑小高木。枝葉を仏前にそなえる。 参考仏(佛)にそなえる木の意を表した字。 しきみ- 木 11 7 説明無し
兌 1 0 ダ ①かえる。とりかえる。「兌換」 ②易の八卦(ハッケ)の一つ。沢・少女・秋などを表す。また、方角では西を表す。 エツ よろこぶ。エイ するどい。「兌利」 だ; たい; えい よろこぶ; かえる ⼉ 7 5 説明無し 0514c.svg
癰 1 0 できもの。悪性のはれもの。「癰腫(ヨウシュ)」 ゆう よう はれもの- 疒 23 18 説明無し 07670.svg
藾 1 0 くさよもぎ。キク科の多年草。また、かわらよもぎ。 らい らい おおう ⺾ 19 16 説明無し 085fe.svg
有 8 0 ①ある。存在する。「有益」「有事」無 ②もつ。持っている。備えている。「国有」「所有」 ③また。さらに。「十有余年」 う ゆう も-つ; あり-; あ-り; あ-る; たも-つ 月 6 2 会意形声。肉と、又(イウ)(は変わった形。すすめる)とから成り、ごちそうをすすめる意を表す。「侑(イウ)」の原字。転じて、又(イウ)(ある、もつ、また)の意に用いる。 06709.svg
鷦 1 0 ミソサザイ科の小鳥「鷦鷯(ショウリョウ)・(みそさざい)」に用いられる字。 しょう みそさざい; さざき; たくみどり 鳥 23 12 説明無し 09de6.svg
丙 準2 0 ①ひのえ。十干の第三。「丙午」 ②物事の三番目。「丙種」 ひょう へい ひのえ- 一 5 4 象形。魚の尾びれの形にかたどる。借りて、十干(じつかん)の第三位に用いる。 04e19.svg
幻 3 0 ①まぼろし。実在しないのに、あるように見えるもの。「幻影」「夢幻」 ②まどわす。たぶらかす。「幻術」「幻惑」 げん かん まぼろし- 幺 4 1 指事。予(=杼(ひ)。機織りの横糸を通す道具)を逆さにした形により、織物のあやを作り出す、転じて、さまざまに変化する意を表す。また、眩(クワン、グヱン)に通じて、目をくらます、「まぼろし」の意に用いる。 05e7b.svg
冴 準1 0 ①さえる。(ア)ひえこむ。冷 (イ)光や音がよくすむ。澄 (ウ)頭のはたらきがするどい。 ②こおる。氷がいてつく。参考「冱(コ)」の俗字。 ご こ さ-える; ひ-える; こお-る 冫 7 5 形声。冫と、音符互(ゴ)(牙は誤った形)とから成る。 051b4.svg
閻 1 0 ①村里の門。 ②つややか。みめうるわしい。艶(エン) ③梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「閻魔」 えん; せん ちまた; ひらく; すすめる 門 16 8 説明無し 095bb.svg
昵 1 0 ちかづく。なじむ。なれる。なれしたしむ。「昵交」「昵近」「昵懇」 じつ; しょく ちかずく 日 9 5 説明無し 06635.svg
堆 2 0 ①うずたかい。積みあげる。「堆積」「堆肥」 ②おか。海底で丘状のところ。 たい; て たい つい うずたか-い 土 11 8 本字は、象形。小高い丘の形にかたどる。常用漢字は、形声。土と、音符隹(スイ)→(タイ)とから成る。うずたかい地、ひいて「うずたかい」意を表す。 05806.svg
倔 1 0 ①つよい。意地がつよい。「倔強」 ②立ち上がる。ぬけだす。「倔起」崛(クツ) くつ つよい 亻 10 8 説明無し 05014.svg
調 8 0 ①ととのう。ととのえる。ほどよくする。つりあう。「調和」「調節」「協調」 ②やわらぐ。やわらげる。 ③あざける。からかう。 ④しらべる。「調査」「調書」 ⑤しらべ。詩や音楽のリズム。「曲調」「格調」 ⑥ようす。状態。「調子」「順調」 ⑦みつぎ。古代の税制の一つ。「調布」 ちゅう じょう ちょう ととの-える; しら-べる; ととの-う; やわ-らぐ 訁 15 8 形声。言と、音符周(シウ)→(テウ)とから成る。「ととのう」意を表す。転じて、物をとりあげる意に用いる。 08abf.svg
穀 5 0 こくもつ。米・麦・豆・粟(あわ)など。「穀倉」「五穀」 こく こく よ-い; い-きる; やしな-う; たなつもの- 禾 14 9 旧字は、形声。禾と、音符㱿(コク)(𣪊は変わった形)とから成る。もみの意を表す。転じて、広く、穀物の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 07a40.svg
怒 4 0 ①おこる。いかる。いきどおる。「怒気」「激怒」喜 ②勢いがはげしい。「怒張」「怒濤(ドトウ)」 ぬ ど おこ-る; いか-る 心 9 5 形声。心と、音符奴(ド)とから成る。「いかる」意を表す。 06012.svg
奥 4 0 ①家のおくまった部屋。おく深い所。「奥底」「奥地」 ②おく深く、知り難いこと。「奥義(オウギ)」「奥旨(オウシ)」「奥妙(オウミョウ)」 ③「陸奥(むつ)の国」の略。「奥州(オウシュウ)」参考もともと「奥」は家の南西のすみで、ここに神をまつった。なお、高貴な人の妻を指して「奥方」と呼ぶのは、奥の建物に住んでいることから。 おく; おう いく; おう おく おく-まる; おく- 大 12 9 旧字は、形声。意符宀(へや)と、音符𢍏(クヱン)→(アウ)とから成る。家屋の西南の隅、ひいて、おくぶかい意を表す。常用漢字は省略形による。 05965.svg
玩 2 0 ①もてあそぶ。めでる。なぐさみものにする。「玩具」「玩好」「玩弄(ガンロウ)」 ②あじわう。深く味わう。「玩詠」「玩索」「玩味」 ①②翫(ガン) がん がん もてあそ-ぶ 𤣩 8 4 形声。玉と、音符元(グワン)とから成る。 073a9.svg
鋪 準1 0 ①しく。しきつめる。「鋪装」②みせ。商店。「店鋪」 ふ ほ みせ; しく 釒 15 7 説明無し 092ea.svg
楚 準1 0 ①すっきりしている状態。「清楚」 ②いばら。 ③にんじんぼく。 ④しもと。すわえ。むち。 ⑤中国の国名。 しょ そ すわえ-; しもと-; いばら- 木 13 9 形声。意符林(ならびはえる)と、音符疋(シヨ)とから成る。「いばら」の意を表す。 0695a.svg
鉾 準1 0 ①ほこ。武器の一種。矛 ②きっさき。ほこさき。 む ぼう きっさき; ほこ- 釒 14 6 説明無し 0927e.svg
碩 準1 0 おおきい。すぐれている。りっぱな。「碩学」 じゃく せき おお-きい 石 14 9 形声。頁と、音符石(セキ)とから成る。 078a9.svg
屋 8 0 ①いえ。すまい。「屋舎」「家屋」「社屋」 ②やね。「屋上」「屋溜(オクリュウ)」 ③職業や商店の名につける語。や。「屋号」 おく おく や-; た 尸 9 6 会意。尸(居の省略形。すまい)と、至(矢がとどく所)とから成る。居住する場所を求めて矢を放つことから、住居の意を表す。 05c4b.svg
恁 1 0 かかる。このような。「恁地」 にん じん いん か-かる 心 10 6 説明無し 06041.svg
諳 1 0 ①そらんじる。そらでおぼえる。「諳記」「諳誦(アンショウ)」 ②さとる。なれる。熟達する。 おん あん そらん-じる 訁 16 9 説明無し 08af3.svg
祖 6 0 ①せんぞ。血筋・家系のもと。「祖先」「高祖」 ②じじ。父の父。また、父または母の親。「祖父」「祖母」 ③もと。はじめ。物事を始めた人。「祖師」「教祖」 ④大もとを受けつぐ。「祖述」 ⑤道中の安全を守る神。「道祖神」 そ そ おや-; はじ-め; じじ- 礻 9 5 会意形声。示と、且(シヨ)→(ソ)(先祖を祭る道具)とから成り、先祖の意を表す。「且」の後にできた字。 07956.svg
餬 1 0 ①かゆ。 ②かゆを食べる。転じて、くちすぎする。くらしを立てる。「餬口」糊(コ) こ かゆ 𩙿 18 9 説明無し 0992c.svg
鎰 1 0 ①金貨の重さの単位。二〇両、または二四両・三〇両。 ②かぎ(鍵)。 いつ かぎ 釒 18 10 説明無し 093b0.svg
競 7 0 ①きそう。あらそう。「競技」「競馬」 ②せる。きそって値をつける。「競売」 ぎょう けい きょう きおい-; くら-べ; せ-る; きお-い; くら-べる; くらべ-; きそい-; くら-; きそ-い; せ-り; きそ-う; せり-; きお-う 立 20 15 会意形声。儿二つ(人がふたり)と、誩(ケイ)(は変わった形。言い争う)とから成り、たがいに言い争う、ひいて「きそう」意を表す。 07af6.svg
戮 1 0 ①ころす。死刑にする。「戮殺」 ②はずかしめる。はじ。「戮辱」 ③あわせる。力を合わせる。「戮力」勠(リク) る; ろく りく; りょう; りゅう ころす 戈 15 11 説明無し 0622e.svg
濫 3 0 ①みだれる。みだりに。「濫獲」「濫用」 ②水があふれる。広がる。「氾濫(ハンラン)」 ③うかべる。「濫觴(ランショウ)」参考 ①「乱」に書きかえられるものがある。 らん らん みだ-れる; みだ-りに; あふ-れる; ひた-す 氵 18 15 形声。水と、音符監(カム)→(ラム)とから成る。水があふれる、転じて「みだれる」意を表す。 06feb.svg
緇 1 0 ①くろ。くろい。黒く染める。「緇門」 ②くろぎぬ。くろい衣服。「緇衣」 ③僧侶(ソウリョ)。「緇徒」 し くろ 糹 14 8 説明無し 07dc7.svg
徙 1 0 うつる。場所を変える。うつす。「徙倚(シイ)」「徙居」 参考「徒」は別字。 し し うつ-す; うつ-る 彳 11 8 説明無し 05f99.svg
著 5 0 ①あらわす。書きあらわす。「著作」「著述」 ②あらわれる。いちじるしい。目立つ。あきらか。「著名」「顕著」参考「着」の本字で、「きる」「つく」として使われることがある。 じゃく; ちょ ちゃく; ちょ あらわ-れる; つ-く; いちじる-しい; つ-ける; しる-し; あらわ-す; き-る ⺾ 11 8 旧字は、形声。艸と、音符者(シヤ)→(チヤク、チヨ)とから成る。「つく」意を表す。もと、箸(チヤク)(はし)の俗字。借りて「あらわす」「いちじるしい」などの意に用いる。教育用漢字は省略形による。 08457.svg
鑑 4 0 ①かがみ。手本。模範。いましめ。「鑑戒」「明鑑」 ②かんがみる。見わける。照らしあわせて見る。「鑑査」「鑑札」「鑑別」 けん かん かがみ-; かんが-みる 釒 23 15 会意形声。金と、監(カム)(かがみ)とから成り、「かがみ」の意を表す。「監」の後にできた字。 09451.svg
嫗 1 0 ①おうな。年老いた女。「翁嫗(オウウ)」「老嫗(ロウウ)」 ②あたためる。「煦嫗(クウ)」煦 う う おう あたた-める; おうな- 女 14 11 説明無し 05ad7.svg
欹 1 0 ①ああ。感嘆の声。「欹歟(イヨ)」猗(イ) ②そばだてる。かたむける。「欹危」 い い そばだ-つ; そばだ-てる 欠 12 8 説明無し 06b39.svg
嶼 1 0 しま。小島。「島嶼」 じょ しょ しま- 山 16 13 説明無し 05dbc.svg
蛬 1 0 こおろぎ。きりぎりす。(キョウ) きょう きりぎりす 虫 12 6 説明無し 086ec.svg
蠆 1 0 さそり。サソリ目の節足動物の総称。「蜂蠆(ホウタイ)」 たつ; たち; たい 虫 18 12 説明無し
捗 2 0 はかどる。仕事が順調に進む。「進捗」 ちき ちょく はかど-る 扌 10 7 形声。手と、音符步(ホ)→(チヨク)とから成る。 06357.svg
毳 1 0 ①むくげ。にこげ。やわらかい毛。「毳衣」「毳毛」 ②けば(毛羽)。紙や布の表面にできるやわらかい毛のようなもの。 ③そり。雪や氷の上をすべらせて、人や物を運ぶ道具。 せち; さい せい; せつ ぜい むくげ; けば 毛 12 8 説明無し 06bf3.svg
糸 10 0 ①いと。いとのように細いもの。「金糸」「菌糸」 ②糸を張った楽器。弦楽器。「糸竹」「糸管」 竹 ③数量の単位。一の一万分の一。 ④ごくわずか。「糸毫(シゴウ)」 し; みゃく べき; し いと- 糸 6 0 (A)象形。繭からつむぎ出してより合わせた細い生糸の形にかたどり、よりいと、ひいて「いと」の意を表す。教育用漢字はこれによる。 (B)会意。糸を二つならべて、蚕が引き続いてはき出す、きいとの意を表す。また、「いと」の総称とされる。 07cf8.svg
訴 4 0 ①うったえる。さばきを求めて申し出る。「訴訟」「告訴」 ②同情を求める。「哀訴」「愁訴」 す そ うった-える 訁 12 5 形声。言と、音符斥(セキ)→(ソ)とから成る。下から上へ「うったえる」意を表す。 08a34.svg
芝 4 0 ①しば。しばくさ。イネ科の多年草。地面をはい、密生する。「芝生(しばふ)」 ②ひじりだけ。さいわいだけ。キノコの一種。「芝蘭(シラン)」 し し しば-; しざま ⺾ 6 3 形声。艸と、音符之(シ)とから成る。 0829d.svg
抻 1 0 のばす。引きのばす。 扌 8 5 説明無し 062bb.svg
篠 準1 0 しの。しのだけ。「篠笛」 しょう- しょう- しぬ-; ささ-; すず-; しの- ⺮ 17 11 会意形声。竹と、條(テウ)→(セウ)(細長いもの)とから成る。 07be0.svg
霎 1 0 ①こさめ。小雨。また、通り雨。「霎雨」 ②しばし。またたくま。「霎時」 しょう そう; しょう こさめ- ⻗ 16 8 説明無し 0970e.svg
汰 2 0 ①よなげる。よりわける。水で洗ってえらびわける。「淘汰(トウタ)」「沙汰(サタ)」 ②にご(濁)る。行いや志が清潔でない。 ③おご(奢)る。ほこる。「汰侈(タシ)・(タイシ)」泰 たい たい た に-ごる; ゆ-る; おご-る; よな-げる 氵 7 4 形声。水と、音符大(タイ)(または、太(タイ))とから成る。えらびわける意を表す。また、借りて、「おごる」意に用いる。 06c70.svg
寸 5 0 ①尺貫法の長さの単位。尺の一〇分の一。約三・〇三(センチメートル)。 ②長さ。「寸法」「原寸」 ③わずか。ほんのすこし。ちょっと。「寸暇」「寸志」「寸時」 ④き。馬のたけを測る単位。「一寸(ひとき)」 参考「寸」の草書体が平仮名の「す」になった。 すん そん き 寸 3 0 指事。(=又。て)の下部に一点を加えて、手首の脈搏(みやくはく)をはかる意を表す。また、手のひらの付け根から手首の脈までの間を基準にして、長さの単位の一寸とする。 05bf8.svg
飢 準2 0 ①うえる。うえ。ひもじい。「飢餓」「飢渇」 ②穀物が実らない。「飢饉(キキン)」 き き う-える 飠 10 2 形声。と、音符几(キ)とから成る。「うえる」意を表す。 098e2.svg
剝 2 0 ハク ①はぐ。はぎとる。むく。「剝製」「剝奪」 ②はがれる。はなれる。はげおちる。「剝離」「剝脱」 ホク とる。撃つ。 ほく はく む-く; は-げる; は-ぐ; は-がれる; は-がす 刂 10 8 会意形声。刀と、彔(ロク)→(ハク)(きりわける)とから成り、「さく」意を表す。 0525d.svg
檻 1 0 ①おり。いたがこい。罪人や獣を入れるかこい。「檻車」「檻穽(カンセイ)」「檻送」 ②てすり。「欄檻(ランカン)」 げん かん おばしま; てすり; おり-; いたがこ-い 木 18 14 説明無し 06abb.svg
蔬 1 0 ①な。あおもの。野菜の総称。「菜」 ②あらい。そまつな。「飯」 粗・疎 ③こめつぶ。 そ; しょ あおもの ⺾ 14 11 説明無し 0852c.svg
輜 1 0 ほろぐるま。にぐるま。ほろでおおってある荷車。「輜車」「輜重」 し ほろぐるま 車 15 8 説明無し 08f1c.svg
梗 2 0 ①おおむね。あらまし。だいたい。「梗概」 ②ふさぐ。ふさがる。「梗塞(コウソク)」 ③かたい。つよい。「頑梗」硬・剛 ④やまにれ。ニレ科の落葉高木。 ⑤でく(木偶)。人形。 ⑥秋の七草の一つ「桔梗(ケッコウ)・(キキョウ)」に用いられる字。 きょう こう やまにれ 木 11 7 形声。木と、音符更(カウ)とから成る。「やまにれ」の意を表す。 06897.svg
譁 1 0 かまびすしい。やかましい。「譁笑」「譁然」 げ か かまびす-しい 訁 18 11 説明無し 08b41.svg
褐 準2 0 ①ぬのこ。あらい布のそまつな衣服。「褐衣」 ②こげ茶色。黒ずんだ茶色。「褐色」「褐炭」 がち; かち かつ ぬのこ- ⻂ 13 8 旧字は、形声。衣と、音符曷(カツ)とから成る。粗い布で作った衣、ひいて、そまつな衣服の意を表す。常用漢字は省略形による。 08910.svg
挈 1 0 ひっさげる。たずさえる。手にさげて持つ。「挈起」参考「挈挈」は急ぐさま。 けつ; けい ひっさげる 手 10 6 説明無し 06308.svg
覈 1 0 ①しらべる。あきらかにする。かんがえる。「覈論」「検覈」 ②きびしい。「覈論」 ぎゃく; かく しらべる; きびしい; さね 襾 19 13 説明無し 08988.svg
崟 1 0 ①たかい。高くけわしいさま。「崟崟」 ②みね。 ごん ぎん みね- 山 11 8 説明無し 05d1f.svg
貝 10 0 かい。かいがら。「貝貨」「貝錦(バイキン)」「貝勒(バイロク)」 はい はい ばい かい- 貝 7 0 象形。子安貝(インド洋に産するたから貝)のからの形にかたどり、子安貝、ひいて「かい」の意を表す。古代には、子安貝のかいがらが貨幣の役目をしたことから、たからものの意に用いる。 08c9d.svg
蕨 準1 0 わらび。イノモトソウ科のシダ植物。「蕨拳(ケッケン)」 こち けつ わらび- ⺾ 15 12 形声。艸と、音符厥(クヱツ)とから成る。 08568.svg
輛 1 0 くるま。また、車を数える語。「車輛」 ろう りょう くるま-; ならぶ 車 15 8 説明無し 08f1b.svg
勝 8 0 ①かつ。相手を打ちまかす。かち。「勝機」「勝利」「優勝」 敗・負 ②まさる。すぐれている。「勝景」「健勝」「探勝」 ③たえる。もちこたえる。 しょう しょう まさ-る; た-う; あ-げて; た-える; か-ち; か-つ; すぐ-れる 力 12 10 形声。力と、音符(チン)→(シヨウ)(は変わった形)とから成る。もちこたえる、ひいて、「たえる」「かつ」意を表す。 052dd.svg
稠 1 0 おおい。しげる。こ(濃)い。こみあう。「稠密」稀(キ) じゅう ちゅう しげる; おお-い 禾 13 8 説明無し 07a20.svg
腓 1 0 こむら。ふくらはぎ。すねの後ろのふくらんだところ。 び ひ こむら- ⺼ 12 8 説明無し 08153.svg
贔 1 0 引き立てる。味方をする。「贔屭(ヒイキ)」 び ひ ひい いかる 貝 21 14 説明無し 08d14.svg
濾 1 0 こす。液を布などでこして混じり物を除く。「濾過」「濾紙」 ろ りょ こ-す 氵 18 15 説明無し 06ffe.svg
隣 4 0 となり。となりあう。「隣国」「隣接」 りん りん とな-る; となり- 阝 16 13 形声。意符邑(ゆう)(むら。のち、阜に変わった)と、音符粦(リン)とから成る。となり合って親しい村、ひいて「となり」の意を表す。 096a3.svg
樛 1 0 ①まがる。まがりくねる。まつわる。めぐる。うねる。「樛木」 ②つき(槻)の木。また、つがの木。とがの木。 きゅう きゅう つが- 木 15 11 説明無し 06a1b.svg
髢 1 0 かもじ。少ない髪に添え足す髪。入れ髪。 だい てい かもじ- 髟 13 3 説明無し 09ae2.svg
濡 準1 0 ①ぬれる。ぬらす。うるおう。「濡染」 ②とどこおる。ぐずつく。「濡滞」 ③こらえる。たえしのぶ。 にゅう じゅ うるお-す; ぬ-らす; うるお-う; ぬれ-る; ぬら-す; ぬ-れる 氵 17 14 形声。水と、音符需(シユ)→(ジユ)とから成る。もと、川の名。借りて、「うるおう」意に用いる。 06fe1.svg
擣 1 0 ①つく。うすでつく。 ②うつ。たたく。きぬたをうつ。「擣衣」「擣碪(トウチン)」「擣練」 ①②搗(トウ) とう とう ちゅう ふ-れる; つ-く; う-つ 扌 17 14 説明無し 064e3.svg
擁 3 0 ①いだく。だく。かかえる。「抱擁」 ②まもる。たすける。「擁護」「擁立」 ③さえぎる。ふさぐ。「擁蔽(ヨウヘイ)」 ゆ よう だ-く; いだ-く; まも-る 扌 16 13 会意形声。手と、雝(ヨウ)(のちに雍(ヨウ)。いだく)とから成る。だきかかえる、ひいて、まもる意を表す。 064c1.svg
琢 準1 0 みがく。玉をみがく。また、学徳をみがく。「琢磨」「彫琢」 たく たく たた-く; えら-ぶ; みが-く; う-つ 𤣩 11 7 形声。玉と、音符豖(チク)→(タク)とから成る。玉を刻んで形を整える意を表す。 07422.svg
幷 1 0 ①あわせる。一つにする。「幷合」「幷吞(ヘイドン)」併 ②ならぶ。ならべる。並 へい; ひょう あわせる; ならぶ 干 8 5 説明無し
没 3 0 ①しずむ。水中にしずむ。おぼれる。また、もぐる。「水没」「沈没」浮 ②地中にうずまる。「埋没」 ③うちこむ。はまりこむ。「没入」「没頭」 ④かくれる。かくす。「出没」出 ⑤なくなる。なくす。うしなう。「没我」「没却」 ⑥ほろびる。おちぶれる。「没落」 ⑦おわる。し(死)ぬ。「没年」「病没」 ⑧とりあげる。「没収」 ⑨ない。「没交渉」 もつ ぼつ い-る; ぼっ-する; し-ぬ; しず-む; おぼ-れる 氵 7 4 旧字は、会意形声。水と、𠬸(ボツ)(水にもぐって物を取る。は変わった形)とから成る。水にもぐる、転じて「おぼれる」「なくなる」意を表す。常用漢字は、字形を誤った俗字による。 06ca1.svg
劼 1 0 ①つつしむ。かたく引き締める。 ②つとめる。 力を尽くす。 けち かつ かた-い; つつ-しむ; つと-める 力 8 6 説明無し 052bc.svg
替 4 0 ①かえる。かわる。入れかわる。「交替」「代替」 ②すたれる。「衰替」「隆替」隆 たい てい か-わる; すた-れる; か-える 曰 12 8 形声。曰と、音符竝(ヘイ)→(テイ)(㚘は変わった形)とから成る。廃止する、ひいて「かえる」意を表す。 066ff.svg
驥 1 0 一日に千里を走るという名馬。駿馬(シュンメ)。また、才能のすぐれた人のたとえ。「驥足」「驥尾」参考良馬の産地である冀(キ)のウマの意を表す字。 き 馬 26 16 説明無し 09a65.svg
躁 1 0 ①さわぐ。さわがしい。「躁狂」 噪(ソウ)・譟(ソウ) ②あわただしい。うごく。動き回る。 ③あらあらしい。いらだつ。 そう そう さわ-ぐ ⻊ 20 13 説明無し 08e81.svg
畜 3 0 ①やしなう。かう。動物を飼育する。「畜産」「牧畜」 ②人に飼われる動物。「家畜」「人畜」 ③たくわえる。たくわえ。「畜積」蓄 きく; ちく きく; ちく か-う; たくわ-える; やしな-う 田 10 5 会意。田と、茲(じ)(ふえる。玄は省略形)とから成る。農作業に使う動物、転じて、家畜の意を表す。 0755c.svg
系 5 0 ①つなぐ。つながり。つづき。「系図」「系列」「体系」 ②分類したまとまりや組織。「文系」「太陽系」 げ けい つな-ぐ 糸 7 1 象形。糸を手でつなぎあわせる形にかたどり、「かける」、つながる意を表す。 07cfb.svg
枌 1 0 ①そぎ。木を薄くそいだ板。 ②にれ。ニレ科の落葉高木。「枌楡(フンユ)」 ぶん ふん そぎ; まつ 木 8 4 説明無し 0678c.svg
貲 1 0 ①たから。もとで。みのしろ。財産。「貲財」「貲産」 資 ②あがなう。金品を出してつぐないをする。 し たから 貝 12 5 説明無し 08cb2.svg
吼 1 0 ほえる。大声で叫ぶ。「吼号(コウゴウ)」哮(コウ) こう; く ほ-える 口 7 4 説明無し 0543c.svg
首 9 0 ①くび。こうべ。あたま。「首級」「鳩首(キュウシュ)」 ②おさ。かしら。上にたつ人。中心となる人。「首長」「党首」 ③はじめ。はじまり。先頭。「首唱」「巻首」 ④第一。いちばん上の位。「首位」「首席」 ⑤もう(申)す。白状する。「自首」 ⑥詩歌を数える語。「一首」 しゅ しゅう はじ-め; くび-; かしら-; こうべ-; もう-す; つかさ-; おびと-; しるし- 首 9 0 象形。人の頭部の形にかたどり、「くび」「こうべ」の意を表す。 09996.svg
袵 1 0 ①おくみ。和服の前襟から裾(すそ)にかけて縫いつけた半幅の布。 ②えり。「左袵」 ③しきもの。しとね。ねどこ。「袵席」 にん; じん おくみ ⻂ 11 6 説明無し 088b5.svg
売 9 0 うる。あきなう。ひろめる。「売却」「売名」「商売」買 め ばい まい う-る; う-れる 士 7 4 旧字は、会意形声。出(だす。士は誤り変わった形)と、買(バイ)(かう)とから成り、「うる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 058f2.svg
叙 準2 0 ①のべる。順をおってのべる。「叙述」「自叙」 序②順序をつける。官位をさずける。「叙勲」「昇叙」 じょ しょ ついでる; の-べる; ついで 又 9 7 旧字は、形声。意符攴(ほく)(強制の意)と、音符余(ヨ)→(ジヨ)とから成る。順序づける意を表す。常用漢字は俗字による。 053d9.svg
倭 準1 0 やまと。日本。昔、中国で日本を呼んだ名。「倭寇(ワコウ)」「倭人」和 わ; い わ; い やまと-; したが-う 亻 10 8 形声。人と、音符委(ヰ)とから成る。従順なさまの意を表す。 0502d.svg
珊 準1 0 ①「珊瑚(サンゴ)」「珊珊(おび玉の鳴る音)」に用いられる字。 ②サンチ。フランス語の「サンチメートル(センチメートル)」の音訳字。 さん さん サンチ- 𤣩 9 5 形声。玉と、音符冊(サク)→(サン)とから成る。 073ca.svg
楽 9 0 ガク ①音楽。「器楽」 ②かなでる。演奏する。「楽器」「楽譜」「奏楽」 ラク ①こころよい。たのしい。たのしむ。「楽園」「安楽」「娯楽」苦 ②らく。たやすい。「楽勝」 ③興行の最終日。 ゴウ このむ。求める。こい願う。愛する。「楽欲」「愛楽」 らく; ぎょう; がく ごう; らく; がく ろう たの-しい; たの-しむ; この-む; かな-でる; たの-しみ 木 13 9 旧字は、象形。木に糸(幺)を張った弦楽器(一説に、すずの形ともいう)にかたどり、音楽、転じて「たのしむ」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0697d.svg
挿 準2 0 さす。さしこむ。さしはさむ。「挿入」「挿話」 しょう そう さしはさ-む; さ-す; はさ-む 扌 10 7 旧字は、会意形声。手と、臿(セフ、サフ)(うすづく、さしこむ)とから成り、さしこむ意を表す。常用漢字は俗字の省略形による。 0633f.svg
栫 1 0 ①ふさぐ。かこう。 ②たてしば。水中に柴(しば)などをたててふさぐしかけ。 そん; せん ふしずけ; かこみ; まがき 木 10 6 説明無し 0682b.svg
窄 準1 0 ①せまい。心がせまい。「狭窄」 寛 ②せまる。せばまる。すぼむ。 しゃく さく せば-める; せま-い; すぼ-める; ほそ-い; つぼ-める 穴 10 5 形声。穴と、音符乍(サク)とから成る。 07a84.svg
糊 準1 0 ①のり。のりづけをする。 ②あいまい。ぼんやりしたさま。「模糊」 ③かゆをすする。転じて、口すぎをする。くらしを立てる。「糊口」餬(コ) ご こ のり- 米 15 9 形声。米と、音符胡(コ)とから成る。「のり」の意を表す。 07cca.svg
膏 準1 0 ①あぶら。脂肪。「膏血」 ②あぶらぐすり。「膏薬」「軟膏」 ③こえる。ふとる。また、うるおす。めぐむ。「膏雨」「膏沢」 ④心臓の下の部分。「膏肓(コウコウ)」 こう あぶら 肉 14 10 形声。肉と、音符高(カウ)とから成る。「あぶら」の意を表す。 0818f.svg
閼 1 0 ①ふさぐ。ふさがる。さえぎる。「抑」遏(アツ)②「氏(エンシ)・(アツシ)」は漢代の匈奴(キョウド)の皇后の称号。 えん; あち えん; あつ あ ふさ-ぐ; とど-める 門 16 8 説明無し 095bc.svg
佼 準1 0 ①うつくしい。うるわしい。「佼人」 ②わるがしこい。「佼黠(コウカツ)」狡(コウ) きょう こう うつく-しい 亻 8 6 説明無し 04f7c.svg
泰 準2 0 ①やすい。やすらか。おだやか。「泰平」「安泰」 ②大きい。ひろい。おちついている。「泰然」 ③はなはだしい。きわみ。果て。「泰西」太 ④おごる。おごりたかぶる。 たい おおきい; おご-る; やす-い 氺 10 5 会意形声。水と、両手()と、大(タイ)(おおきい)とから成り、水路を大きくして流れをよくする、ひいて「やすらか」の意を表す。また、太(タイ)に通じて「おごる」意に用いる。 06cf0.svg
逧 1 1 山と山の間の小さな谷。はざま。 さこ; はざま ⻍ 11 7 説明無し 09027.svg
既 3 0 ①すでに。もはや。物事がすんでしまったこと。「既往」「既成」「既知」未 ②つくす。つきる。「既食」 け き つ-くす; すで-に; つ-きる 旡 10 5 旧字は、会意形声。皀(ひゆう)+(きゆう)(=㿝・。ごちそうを器に盛ったさま)と、旡(キ)(食べあきる)とから成り、ごちそうを食べつくす意を表す。転じて「すでに」の意に用いる。常用漢字は俗字による。 065e2.svg
匣 1 0 はこ。こばこ。てばこ。「文匣」 ぎょう こう ごう はこ- 匚 7 5 説明無し 05323.svg
綮 1 0 ①きめの細かい絹織物。 ②はたじるし。 ③筋肉と骨の結合する所。かなめ。急所。「肯」 け; きょう けい はたじるし; むすびめ 糸 14 8 説明無し 07dae.svg
旧 6 0 ①ふるい。以前の。もとの。「旧字」「旧跡」新 ②もと。むかし。過去。「懐旧」「復旧」 ③ふる。長い年月を経ている。ふるびる。 ④古いなじみ。「旧知」「旧交」 ⑤旧暦のこと。「旧盆」 ぐ きゅう く もと-; ふる-い 日 5 1 旧字は、形声。意符雈(かん)(とさかのある鳥)と、音符臼(キウ)とから成る。みみずく、または、ふくろうの意を表す。借りて「ふるい」意に用いる。教育用漢字は俗字の一部による。 065e7.svg
撻 1 0 むちうつ。むちで打つ。「鞭撻(ベンタツ)」 たち; たつ はやい; むちうつ 扌 16 13 説明無し 064bb.svg
度 8 0 ド・ト ①ものさし。長さの基準。「度量衡」 ②のり。きまり。さだめ。「制度」「法度」 ③ほどあい。「限度」「程度」 ④めもり。数・量・大きさなどを表す単位。「濃度」「角度」 ⑤たび。回数。「度数」「頻度」 ⑥人がら。ようす。器量。「度量」「態度」 ⑦わたる。越える。渡 ⑧仏教で、さとりの世界や仏の世界へ導き入れる。すくう。「済度」「得度」 タク はかる。おしはかる。みつもる。「忖度(ソンタク)」 だく; ど と; たく はか-る; めもり-; たび-; わた-る; のり- 广 9 6 形声。又と、音符庶(シヨ、セキ)→(タク)(は省略形)とから成る。手で物をはかる意を表す。転じて、「のり」、法則の意に用いる。 05ea6.svg
確 6 0 ①たしか。まちがいがない。たしかめる。「確実」「確認」「確率」 ②かたい。しっかりしている。「確執」「確信」「確固」 かく かく たし-かめる; たし-か 石 15 10 形声。石と、音符隺(カク)とから成る。かたい石、ひいて「かたい」「たしか」の意を表す。 078ba.svg
潜 3 0 ①もぐる。水の中にもぐる。くぐる。「潜水」「潜航」 ②ひそむ。かくれる。ひそかに。「潜在」「潜入」 ③心を落ち着ける。「潜心」「沈潜」 ぜん せん くぐ-る; かく-れる; ひそ-める; ひそ-む; もぐ-る 氵 15 12 旧字は、形声。水と、音符朁(サム)→(セム)とから成る。水にもぐって川をわたる、ひいて「ひそむ」意を表す。常用漢字は俗字による。 06f5c.svg
里 9 0 ①さと。むらざと。いなか。「郷里」 ②嫁や婿の実家。また、子の養育をたのむ家。さと。「里親」 ③みちのり。「里程」 ④距離の単位。一里は三九二七(メートル)。 ⑤行政区画の一つ。大宝令では五〇戸の地。 り り みちのり-; さと- 里 7 0 会意。土(つち)と、田(区画された土地)とから成り、むらざとの意を表す。転じて、行政区画の名や、道のりを表すのに用いる。 091cc.svg
益 6 0 ①ます。加わる。みちあふれる。「増益」溢(イツ) ②ためになる。役にたつ。「益虫」「実益」「有益」 ③もうけ。とく。「収益」「受益」「利益」損 ④ますます。 やく えき ま-す; ますます- 皿 10 5 会意。皿と、水(みず)とから成る。容器から水があふれているさまにより、あふれる意を表す。「溢(イツ)」の原字。転じて「ます」意に用いる。 076ca.svg
横 8 0 ①よこ。東西・左右の方向。「横断」衡 縦 ②よこたわる。よこたえる。「横臥(オウガ)」 ③よこしま。ほしいまま。わがまま。「横行」「横着」「横暴」 ④思いがけない。「横禍」「横死」 ⑤あふれる。みちる。「横溢(オウイツ)」 おう こう おごる; よこ-たえる; よこ-たわる; よこ- 木 15 11 旧字は、形声。木と、音符黃(クワウ、ワウ)とから成る。かんぬきの意を表す。転じて「よこ」の意に用いる。教育用漢字は俗字による。 06a2a.svg
近 9 0 ①ちかい。へだたりが少ない。(ア)距離的にちかい。「近隣」「付近」(イ)時間的にちかい。「近況」「近来」(ウ)関係がちかい。「近因」「近似」「近親」 (ア)(イ)(ウ)遠 ②ちかづく。せまる。「近接」 ごん きん こん ちか-い ⻌ 7 4 形声。辵と、音符斤(キン)とから成る。「ちかい」意を表す。 08fd1.svg
暁 準2 0 ①あかつき。よあけ。あけがた。「暁鐘」「暁天」「早暁」 ②さとる。よく知っている。さとい。「暁習」「通暁」 きょう きょう ぎょう さと-す; あかつき-; さと-る 日 12 8 旧字は、形声。日と、音符堯(ゲウ)→(ケウ)とから成る。空が明るくなる、「あかつき」、あきらか、転じて、「さとる」意を表す。常用漢字は省略形による。 06681.svg
歃 1 0 すする。すいこむ。「歃血」 そう; しょう; こう すする 欠 13 9 説明無し 06b43.svg
唏 1 0 なげく。すすり泣く。「唏噓(キキョ)」欷(キ)参考「晞(キ)」は別字。 け き なげ-く 口 10 7 説明無し 0550f.svg
迅 準2 0 ①はやい。すみやか。「迅速」 ②はげしい。「迅雷」「奮迅」 しん; しゅん しん; しゅん じん はや-い ⻌ 6 3 形声。辵と、音符卂(シン)とから成る。速く行く意を表す。 08fc5.svg
帆 3 0 船のほ。ほかけぶね。また、船を走らせる。「帆船」「帆走」「出帆」 ぼん はん ほ- 巾 6 3 会意形声。巾と、風(フウ)→(ハム)(かぜ。凡は省略形)とから成る。風を受ける布、「ほ」の意を表す。 05e06.svg
筵 1 0 ①むしろ。竹などを編んで作った敷物。「筵席」 ②せき。座席。場所。「満筵」 えん えん むしろ- ⺮ 13 7 説明無し 07b75.svg
館 8 0 ①やかた。やしき。「館第」 ②やど。やどや。「旅館」 ③人の集まる建物。また、公共の施設。「館長」「会館」「休館」 かん かん やかた-; たち-; たて-; むろつみ- 飠 16 8 形声。と、音符官(クワン)とから成る。多くの人に食物を供する家の意を表す。転じて「やかた」の意に用いる。 09928.svg
捫 1 0 ①なでる。さする。手さぐりする。「捫着」 ②とる。持つ。 ③ひねる。ひねりつぶす。「捫蝨(モンシツ)」 もん ぼん ひねる; なでる; とる 扌 11 8 説明無し 0636b.svg
鱆 1 0 たこ(蛸)。章魚。 しょう たこ- 魚 22 11 説明無し 09c46.svg
怡 1 0 ①よろこぶ。たのしむ。「怡怡」「怡然」 ②やわらぐ。「怡顔」「怡色」 い い よろこ-ぶ 忄 8 5 説明無し 06021.svg
覃 1 0 ①のびる。ひく。およぶ。「覃及」延 ②ふかい。深くひろい。「覃思」(タン)・湛(タン) たん; えん うまい; のびる; ながい 襾 12 6 説明無し 08983.svg
竈 準1 0 ①かまど。へっつい。物を煮炊きするところ。「竈突」 ②かまどの神。「竈君」 そう そう くど-; へっつい-; へつい-; かまど-; かま- 穴 21 16 説明無し 07ac8.svg
繖 1 0 かさ。きぬがさ。また、からかさ。あまがさ。「蓋繖(ガイサン)」 傘 さん きぬがさ; かさ 糹 18 12 説明無し 07e56.svg
砂 5 0 ①すな。いさご。「砂丘」「土砂」 ②細かい粒状のもの。「砂糖」 しゃ さ いさご-; すな- 石 9 4 形声。石と、音符沙(サ)(少は省略形)とから成る。もと、沙の俗字。 07802.svg
儘 準1 0 ①まま。思いどおり。 ②ままよ。まかせる。 ③ことごとく。みな。 尽 じん しん まま-; ことごと-く 亻 16 14 説明無し 05118.svg
娃 準1 0 うつくしい。みめよい。美人。「娃鬟(アイカン)」 え わ; あい うつく-しい 女 9 6 形声。女と、音符圭(クヱイ)→(アイ)とから成る。 05a03.svg
儲 準1 0 ①もうけ。もうける。 ②たくわえる。たくわえ。「儲蓄」貯 ③そえ。控え。 ④あとつぎ。皇太子。「儲宮」 ちょ そえ-; たくわ-える; もう-かる; もう-ける 亻 18 16 形声。人と、音符諸(シヨ)→(チヨ)とから成る。あと継ぎに備えおく人、太子の意を表す。また、貯(チヨ)の意に用いる。 05132.svg
広 9 0 ①ひろい。ひろさ。ひろがり。「広義」「広大」狭 ②ひろげる。ひろめる。行きわたらせる。「広言」「広告」 ③ながさ。東西の長さ。袤(ボウ)(南北の長さ) こう こう ひろ-げる; ひろ-まる; ひろ-める; ひろ-い; ひろ-がる 广 5 2 旧字は、形声。广と、音符黃(クワウ)とから成る。大きく広い屋根、ひいて「ひろい」、転じて、がらんとしている意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 05e83.svg
俳 5 0 ①わざおぎ。役者。芸人。「俳優」 ②おどけ。たわむれ。「俳諧(ハイカイ)」 ③俳諧・俳句のこと。「俳画」「俳人」「俳壇」 べ はい わざおぎ- 亻 10 8 形声。人と、音符非(ヒ)→(ハイ)とから成る。人をおもしろがらせる芸人の意を表す。 04ff3.svg
増 6 0 ①ます。ふえる。「増加」「増大」 減 ②おごる。つけあがる。「増長」 ③ますます。 そう そう ぞう ま-す; ふ-やす; ふ-える 土 14 11 旧字は、形声。土と、音符曾(ソウ)とから成る。「ふやす」、多くする意を表す。教育用漢字は俗字による。 05897.svg
靖 準1 0 やすい。やすらか。やすんじる。「靖国」 じょう せい やす-んずる; やす-; やす-んじる; やす-い 立 13 8 形声。立と、音符靑(セイ)とから成る。やすらかの意を表す。 09756.svg
賂 2 0 まいなう。まいない。金品を贈る。「賂遺」「賂謝」「賄賂(ワイロ)」 る ろ まいな-う; まいな-い 貝 13 6 形声。貝と、音符各(カク)→(ロ)とから成る。 08cc2.svg
膠 1 0 ①にかわ。動物の皮や骨などを煮つめて作った接着剤。「膠化」「膠漆」 ②にかわする。にかわで接合する。 ③つく。ねばりつく。かたくくっつく。「膠着」 ④かたい。質がかたい。 ⑤もとる。あやまる。 ⑥「膠膠」は動き乱れるさま。 きょう こう にかわ- ⺼ 15 11 説明無し 081a0.svg
激 5 0 ①はげしい。はなはだしい。きびしい。「激流」「過激」 ②はげます。ふるいたたせる。「激励」 ③はげしく心が動く。たかぶる。「激怒」「憤激」 きゃく けき げき はげ-しい; はげ-ます; たぎ-る 氵 16 13 形声。水と、音符敫(ケウ)→(ケキ)とから成る。水が岩などにはげしくあたってしぶきをあげる、ひいて「はげしい」意を表す。 06fc0.svg
埼 7 0 さき。みさき。 崎(キ) ぎ き みさき-; さい-; さき- 土 11 8 形声。土と、音符奇(キ)とから成る。 057fc.svg
薨 1 0 ①みまかる。貴人が死ぬ。「薨去」 ②むらがるさま。「薨薨」 こう みまか-る ⺾ 16 13 説明無し 085a8.svg
維 4 0 ①つなぐ。ささえる。たもつ。「維持」 ②すじ。糸。「繊維」 ③つな。大もとになるもの。「維綱」「国維」 ④これ。次の語を強調する言葉。「維新」惟(イ) ゆい い つな-ぐ; これ- 糹 14 8 形声。糸と、音符隹(スイ)→(ヰ)とから成る。物をつり下げるつな、ひいて「つなぐ」意を表す。借りて、助字に用いる。 07dad.svg
稍 1 0 ①やや。すこし。 ②ようやく。しだいに。 ③すくない。ちいさい。 ④ふち(扶持)。江戸時代、主君が家臣に与えた給与。俸禄(ホウロク)。 しょう そう ようや-く; やや- 禾 12 7 説明無し 07a0d.svg
詳 4 0 くわしい。つまびらか。つまびらかにする。「詳細」「詳報」「未詳」 略 よう ぞう しょう つまび-らか; くわ-しい 訁 13 6 形声。言と、音符羊(ヤウ)→(シヤウ)とから成る。細かに論じる、ひいて「くわしい」意を表す。 08a73.svg
雁 準1 0 かり。かりがね。カモ科の鳥の総称。「雁影」「雁行」「帰雁」 げん がん かり- 隹 12 4 形声。隹と、人(ひと)と、音符厂(カン)→(ガン)とから成る。人に会う時に礼物として使う鳥の意を表す。 096c1.svg
檸 1 0 ミカン科の常緑低木「檸檬(ネイモウ)・(ドウモウ)(レモン)」に用いられる字。 にょう のう ねい 木 18 14 説明無し 06ab8.svg
直 9 0 ①まっすぐである。「直線」「直進」曲 ②すなお。正しい。「直情」「正直」 ③なおす。なおる。ただす。 ④間に何もおかない。じかに。「直接」「直売」 ⑤すぐに。ただちに。「直前」「直後」 ⑥あたる。番にあたる。「宿直」「当直」 ⑦あたい。ねだん。「安直」値 ⑧ひたすら。ただ。 じか; じき ちょく ただ-ちに; すぐ-; す-ぐ; なお-す; なお-き; なお-る; じか-; あたい-; ひた- 目 8 3 会意。目と、十(とお。多い)と、乚(いん)(=隠。かくれる)とから成る。多くの目でかくれているものを見ることから、目でまっすぐに見る、ひいて、まっすぐ、「ただちに」の意を表す。 076f4.svg
眛 1 0 くらい。目がよく見えない。参考「昧(マイ)」は別字。 まい ばい くら-い 目 10 5 説明無し 0771b.svg
捷 準1 0 ①かつ。戦いにかつ。勝ちいくさ。「捷報」「大捷」 ②はやい。すばやい。「敏捷」「捷勁(ショウケイ)」 ③ちかい。近道をする。「捷径」 そう; しょう はや-い; か-つ 扌 11 8 形声。手と、音符疌(セフ)とから成る。戦いや狩りで獲物をとる、ひいて「かつ」意を表す。 06377.svg
甃 1 0 ①しきがわら。地面に敷き並べる平らなかわら。 ②いしだたみ。平たい石を敷きつめた所。 しゅう しきがわら-; いしだたみ- 瓦 14 9 説明無し 07503.svg
璇 1 0 ①たま。美しい玉。 ②星の名。北斗七星の第二星。 ぜん せん 𤣩 15 11 説明無し
坊 4 0 ①てら。僧侶(ソウリョ)の住まい。また、僧。「坊主」「僧坊」 ②まち。市街。「坊間」「坊門」 ③へや。いえ。はなれ。 ④男子を親しんで呼ぶ語。「坊や」 ⑤他人に親しみやあざけりを表す語。「寝坊」 ぼう ほう ぼっ 土 7 4 会意形声。土と、方(ハウ)(方形の意)とから成り、方形に区画された土地、ひいて「まち」の意を表す。借りて「へや」の意に用いる。 0574a.svg
礪 準1 0 ①といし。あらと。「砥礪(シレイ)」 ②とぐ。みがく。刃物をとぐ。 れ れい あらと-; みが-く 石 19 14 説明無し 0792a.svg
匚 1 0 はこ。四角いはこ。参考箱の形を描いた字。 ほう ほう はこ 匚 2 0 説明無し 0531a.svg
卮 1 0 さかずき。四升入りの大きなさかずき。「卮酒」 し し さかずき- 㔾 5 3 説明無し 0536e.svg
懇 準2 0 ねんごろ。 ①まごころをつくす。心をこめてする。「懇願」「懇切」悃(コン) ②うちとける。したしくする。「懇親」「別懇」 こん こん ねんご-ろ 心 17 13 形声。心と、音符貇(コン)とから成る。心をつくす意を表す。 061c7.svg
危 5 0 ①あぶない。あやうい。「危機」「危険」「危篤」安 ②あやぶむ。おそれる。「危疑」「危惧(キグ)」 ③あやうくする。そこなう。「危害」 ④たかい。正しい。「危坐(キザ)」「危言」「危峰」 ぎ ぎ き けわ-しい; あや-うい; あぶ-ない; あや-ぶむ; あや-める 㔾 6 4 会意。卩と、厃(き、ぎ)(人が厂〈がけ〉の上にいるさま。あやうい)とから成る。「あやうい」意。 05371.svg
蔵 5 0 ①くら。物をしまっておくところ。「土蔵」「宝蔵」 ②おさめる。しまっておく。「蔵書」「所蔵」 ③かくす。かくれる。「蔵匿」「埋蔵」 贓(ゾウ) ④仏教で、すべてを包みこむもの。「三蔵」「地蔵」 ぞう そう くら-; かく-れる; おさ-める ⺾ 15 12 旧字は、形声。艸と、音符臧(サウ)とから成る。草でおおいかくす、転じて、しまっておく所の意を表す。教育用漢字は省略形による。 08535.svg
剰 準2 0 あまる。あます。多すぎて残る。あまり。残り。「剰余」「過剰」 じょう しょう あまつさ-え; あま-る; あま-り 刂 11 9 旧字は、形声。刀と、音符乘(シヨウ、ジヨウ)とから成る。刀で切った余り、ひいて、のこりの意を表す。常用漢字は俗字による。 05270.svg
草 10 0 ①くさ。くさはら。「草本」「雑草」 ②そまつな。あらい。「草屋」「草庵(ソウアン)」 ③くさわけ。はじまり。はじめる。「草創」「草昧(ソウマイ)」 ④詩や文章のしたがき。「草案」「起草」 ⑤書体の一つ。「草書」 楷(カイ)・行 そう そう くさ- ⺾ 9 6 形声。艸と、音符早(サウ)とから成る。どんぐりの意を表す。借りて「くさ」の意に用いる。 08349.svg
痩 2 0 ①体がやせる。やせほそる。ほそい。「痩軀(ソウク)」「痩身」 ②土地がやせる。地味(チミ)が肥えていない。「痩地」「痩田」 ①②肥 しゅう しゅ そう や-せる 疒 12 7 形声。疒と、音符叟(シウ)とから成る。 075e9.svg
瀞 準1 0 ①とろ。川の流れがゆるやかで水の深い所。 ②きよい。きよらか。 清・浄 じょう せい とろ-; きよい 氵 19 16 説明無し 0701e.svg
圻 1 0 ①王城の周囲一〇〇〇里四方の土地。畿(キ) ②きし。さかい。へり。「圻岸」 ③はて。かぎり。垠(ギン) ごん; げ き; ぎん さか-い 土 7 4 説明無し 0573b.svg
猪 準1 0 いのしし。い。いのこ。イノシシ科の哺乳(ホニュウ)動物。「猪突」「猪勇」 ちょ ちょ しし-; いのしし-; いのこ-; い- 犭 11 8 形声。犬と、音符者(シヤ)→(チヨ)とから成る。 0732a.svg
溷 1 0 ①にごる。入りまじる。みだれる。「溷濁」混 ②けがれる。けがす。 ③かわや。便所。「溷廁(コンシ)」 ④豚小屋。家畜小屋。 ごん こん みだれる; けがれる; にごる 氵 13 10 説明無し 06eb7.svg
甚 準2 0 はなはだ。はなはだしい。いたく。度をこえている。「甚大」「深甚」 じん しん そも はなは-だ; はなは-だしい; なに- 甘 9 4 会意。甘(楽しみ)と、匹(夫婦)とから成り、夫婦の楽しみ、ひいて「はなはだ」の意を表す。 0751a.svg
銚 準1 0 ①すき(鋤)。農具の一種。 ②つり手のついたなべ。「銚子」 じょう; よう; ちょう よう; ちょう なべ- 釒 14 6 説明無し 0929a.svg
蟹 準1 0 かに。甲殻類の一種。「蟹眼」「蟹甲」「蟹行」 げ かい かに- 虫 19 13 形声。虫と、音符解(カイ)とから成る。 087f9.svg
盆 4 0 ①ぼん。食器などをのせる平らな器。また、それに似た形のもの。「盆栽」「盆地」 ②はち。水や酒などを入れる器。 ③先祖の霊を迎えて供養する行事「盂蘭盆(ウラボン)」の略。「盆と正月に帰省する」 ぼん ほん ほとぎ-; はち- 皿 9 4 形声。皿と、音符分(フン)→(ホン)とから成る。水などを入れる大きいさら、はちの意を表す。 076c6.svg
叢 準1 0 ①くさむら。草木がむらがり生えている所。「叢林」 簇(ソウ) ②むらがる。一か所にあつまる。「叢書」「叢生」 ず そう ぞう むら; むら-がる; くさむら- 又 18 16 形声。意符丵(さく)(草が乱れ生えているさま)と、音符取(シユ)→(ソウ)とから成る。「くさむら」、ひいて「むらがる」意を表す。 053e2.svg
蟒 1 0 うわばみ。おろち。大蛇。 もう ぼう うわばみ; おろち 虫 16 10 説明無し 087d2.svg
僑 準1 0 ①かりずまい。身を寄せる。やどる。「僑居」 ②故郷を離れて外国に住む人。「華僑」 ぎょう きょう たかい 亻 14 12 説明無し 050d1.svg
艪 1 0 ろ。かい。舟をこぐ道具。櫓(ロ) ろ かい; ろ 舟 21 15 説明無し 0826a.svg
娜 1 0 しなやか。たおやか。「婀(アダ)」 な だ おもむろ-; しな-やか 女 10 7 説明無し 05a1c.svg
蹻 1 0 ①あげる。足を高くあげて歩く。 ②強くさかんなさま。 ③おごる。 ④わらじ。ぞうり。 ⑤かんじき。 きょう; きゃく; がく ⻊ 19 12 説明無し
矇 1 0 ①目が見えない。 ②くらい。道理にくらい。おろか。「矇昧(モウマイ)」蒙(モウ) む ぼう もう くら-い; めし-い 目 18 13 説明無し 077c7.svg
賀 7 0 ①よろこぶ。祝う。よろこび。「賀詞」「賀頌(ガショウ)」「賀状」 ②「加賀の国」の略。「賀州」 が か よろこ-ぶ 貝 12 5 形声。貝と、音符加(カ)とから成る。たからを贈って祝う意を表す。 08cc0.svg
畢 準1 0 ①おわる。おえる。「畢生」「畢竟(ヒッキョウ)」 ②ことごとく。すべて。 ひち ひつ お-わる; あみ; ことごと-く 田 11 6 象形。鳥をとらえるための、大きなあみの形にかたどる。借りて「おわる」意に用いる。 07562.svg
娘 4 0 むすめ。 ①親からみた女の子。 ②未婚の女性。おとめ。こ。「娘子」嬢参考①の場合、対義語は「息子」。 にょう じょう にゃん むすめ-; こ- 女 10 7 会意形声。女と、良(リヤウ)→(ヂヤウ)(よい)とから成り、美しい女子の意を表し、特に男性が女性を呼ぶ愛称に用いたが、嬢(ヂヤウ)と混用されている。 05a18.svg
染 5 0 ①そめる。色をつける。ひたす。「染色」「染料」 ②そまる。うつる。「汚染」「感染」 ③しみる。 ねん ぜん せん し-みる; そ-める; そ-まる; し-み 木 9 5 形声。水と、音符朵(ダ)→(ゼム)(杂は変わった形)とから成る。絹布をそめる意を表す。 067d3.svg
艀 1 0 はしけ。こぶね。波止場と本船との間を往来する小舟。 ふ はしけ-; はし-ける 舟 13 7 説明無し 08240.svg
羊 8 0 ひつじ。ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。家畜の一種。「羊毛」「綿羊」 じょう; よう よう; しょう ひつじ- 羊 6 0 象形。ひつじのつのの形にかたどり、「ひつじ」の意を表す。 07f8a.svg
糂 1 0 ①こながき。羹(あつもの)の中に米の粉をまぜたもの。 ②まじる。まぜる。 ①②糝(サン) さん; しん こながき 米 15 9 説明無し 07cc2.svg
営 6 0 ①いとなむ。はかる。仕事をする。「営営」「営業」「営利」 ②つくる。こしらえる。「営繕」「営巣」「造営」 ③軍隊がとどまる所。陣地。とりで。「営倉」「陣営」「兵営」 よう えい いとな-む; いとな-み ⺍ 12 9 旧字は、形声。意符宮(宮殿。呂は省略形)と、音符熒(ケイ)→(エイ)(𤇾は省略形)とから成る。周囲に土を盛り上げた住居の意を表す。転じて「いとなむ」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 055b6.svg
憧 2 0 ①あこがれる。「憧憬(ショウケイ)・(ドウケイ)」 ②心がおちつかないさま。「憧憧」 しゅ; どう とう; しょう どう あこが-らす; あこが-れる 忄 15 12 形声。心と、音符童(トウ)→(シヨウ)とから成る。 061a7.svg
臚 1 0 ①つらなる。つらねる。ならべる。「臚列」 ②つたえる。伝達する。「臚伝」 ③はだ。皮。 ろ; りょ つたえる; つらねる; かわ ⺼ 20 16 説明無し 081da.svg
贈 4 0 おくる。金品や官位などをおくり与える。「贈与」「贈呈」「寄贈」 ぞう そう おく-る 貝 18 11 旧字は、形声。貝と、音符曾(ソウ)とから成る。金品を人に「おくる」意を表す。常用漢字は省略形による。 08d08.svg
疚 1 0 ①やましい。気がとがめる。 ②やむ。なやむ。ながわずらい。「衰疚」 く きゅう や-む; やま-しい 疒 8 3 説明無し 0759a.svg
救 6 0 すくう。たすける。まもる。「救援」「救急」「救命」 く きゅう すく-う; すくい 攵 11 7 形声。攴と、音符求(キウ)とから成る。とどめる、休止させる、転じて「すくう」意を表す。 06551.svg
汗 4 0 ①あせ。あせをかく。「汗顔」「汗疹(カンシン)・(あせも)」「発汗」 ②モンゴル・トルコ族の長の称号。可汗。 がん かん あせ- 氵 6 3 形声。水と、音符干(カン)とから成る。「あせ」の意を表す。 06c57.svg
俊 準2 0 すぐれる。ひいでる。才知がすぐれる。「俊英」「才俊」 雋(シュン)・儁(シュン)・駿(シュン) しゅん しゅん すぐ-れる 亻 9 7 形声。人と、音符(シユン)とから成る。 04fca.svg
閭 1 0 ①村里の門。 ②さと。むら(村)。村里。また、ちまた。町。「閭里」 ろ りょ むら-; さと-; まち- 門 15 7 説明無し 095ad.svg
鎮 3 0 ①しずめる。しずまる。(ア)おちつける。安らかにする。「鎮魂」「鎮静」「鎮痛」(イ)おさえる。おさえつける。「鎮圧」「鎮定」 ②おさえとなるもの。おもし。「重鎮」「文鎮」 ちん ちん しず-まる; おさ-え; しず-める 釒 18 10 形声。金と、音符眞(シン)→(チン)とから成る。金属製のおもしの意を表す。 093ae.svg
榱 1 0 たるき(垂木)。屋根を支えるために、棟から軒に渡す横木。「榱桷(スイカク)」 すい すい たるき 木 14 10 説明無し 069b1.svg
栖 準1 0 ①す。ねぐら。鳥の巣。「栖鴉(セイア)」 ②すむ。また、すみか。 ①②棲(セイ) さい せい す-む; すみか- 木 10 6 説明無し 06816.svg
澗 準1 0 たに。たにみず。たにがわ。「澗水」「澗声」 けん かん たに-; たにみず- 氵 15 12 説明無し 06f97.svg
鴦 準1 0 おしどり。カモ科の水鳥。参考雄を「鴛(エン)」、雌を「鴦」といい、両方で「鴛鴦」と呼ぶ。 おう よう; おう おしどり 鳥 16 5 説明無し 09d26.svg
剪 1 0 ①きる。切りそろえる。はさむ。つむ。「剪裁」「剪定」 翦(セン) ②はさみ。「剪刀」 ③ほろ(滅)ぼす。「剪滅」 せん き-る 刀 11 9 説明無し 0526a.svg
韞 1 0 つつむ。おさめる。かくす。「韞価」「韞玉」蘊(ウン) おん; うん かきいろ 韋 19 10 説明無し
就 5 0 ①つく。つける。仕事や任務につく。「就業」「就任」 ②なる。なす。なしとげる。「成就」 ③ついては。関して。 じゅ しゅう つ-ける; つ-く 尢 12 9 会意形声。意符京(高いおかの意)と、尤(イウ)→(シウ)(ことなる)とから成る。一般の土地と異なり、人の住みつく高いおか、ひいて、「つく」意を表す。また、なしおわる意に用いる。 05c31.svg
砲 4 0 ①つつ。おおづつ。火薬で弾丸を撃ちだす兵器。「砲弾」「鉄砲」 ②いしゆみ。 ひょう ほう つつ-; いしゆみ- 石 10 5 形声。石と、音符(ハウ)とから成る。石を遠くに飛ばすいしゆみ、転じて「おおづつ」の意を表す。 07832.svg
徼 1 0 ①めぐる。みまわる。「徼循」 ②さかい。国ざかい。「徼外」 ③もとめる。「徼幸」 ④さえぎる。 きょう きょう ぎょう かすめる; めぐ-る; もとめる 彳 16 13 説明無し 05fbc.svg
憤 準2 0 ①いきどおる。はげしく腹を立てる。「憤慨」「憤然」忿(フン) ②ふるいたつ。「発憤」奮 ぶん ふん いきどお-り; いきどお-る 忄 15 12 形声。心と、音符賁(フン)とから成る。「いきどおる」意を表す。 061a4.svg
排 3 0 ①おしのける。しりぞける。「排気」「排斥」 ②ならぶ。ならべる。つらねる。「排列」「按排(アンバイ)」配 べ はい ひら-く; おしひらく; つら-ねる 扌 11 8 形声。手と、音符非(ヒ)→(ハイ)とから成る。「おしひらく」、ひいて、おしのける意を表す。 06392.svg
悪 8 0 ①わるい。正しくない。あし。「悪行」「悪事」「極悪」善 ②みにくい。美しくない。「悪声」「醜悪」 ③そまつな。へたな。品質がよくない。「悪銭」「悪文」「粗悪」 ④ひどい。はげしい。「悪戦苦闘」 ⑤にくむ。いやがる。「嫌悪(ケンオ)」「憎悪(ゾウオ)」 ⑥いずくんぞ。疑問や反語の助字。 う; あく あく; お わる-い; にく-む; いずく-んぞ; あ-し 心 11 7 旧字は、形声。心と、音符亞(ア、アク)とから成る。あやまち、まちがい、ひいて「わるい」意を表し、また、「にくむ」意に用いられる。教育用漢字は省略形による。 060aa.svg
擯 1 0 ①しりぞける。のけものにする。「擯斥」 ②みちびく。客を案内する。「擯介」 ひん ひん しりぞ-ける 扌 17 14 説明無し 064ef.svg
薬 8 0 ①くすり。病気やけがの治療にききめのあるもの。「薬草」「妙薬」 ②化学変化を起こさせる物質。「火薬」「農薬」 やく やく くすり-; くす- ⺾ 16 13 旧字は、形声。艸と、音符樂(ラク)→(ヤク)とから成る。病気を治療する草、ひいて「くすり」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 085ac.svg
内 9 0 ①一定の範囲のなか。うち。「内海」「内容」外 ②家のなか。家庭。「内助」「内室」 ③心のなか。「内心」「内省」 ④宮中。朝廷。「内裏」「入内(ジュダイ)」 ⑤表向きでない。うちうちの。「内規」「内申」 ⑥い(入)る。いれる。おさめる。「内服」 ない; のう どう; だい い-れる; うち- 入 4 2 旧字は、会意。入と、冂(けい)(=。いえ)とから成り、家に入れる、ひいて、「うち」の意を表す。教育用漢字は俗字による。 05185.svg
奕 1 0 ①おおきい。さかん。うつくしい。 ②かさなる。続く。「奕世」「奕代」亦(エキ)・繹(エキ) ③いご(囲碁)。ばくち。「博奕」④うれえる。 やく えき か-さなる 大 9 6 説明無し 05955.svg
旅 8 0 ①軍隊。いくさ。「旅団」 ②たび。たびをする。「旅客」「旅行」参考昔の軍制で五〇〇人の軍団を「旅」といった。また、軍隊が移動することから②の意が生じた。 ろ りょ たび-; なら-ぶ; つら-ねる 方 10 6 会意。㫃(えん)(=。ふきながし)と、从(じゆう)(=従。したがう。は変わった形)とから成る。旗の下に付き従って行動する集団、軍隊、その移動、転じて「たび」の意を表す。 065c5.svg
賻 1 0 おくる。金品を贈って葬儀を助ける。また、そのおくりもの。「賻儀」 ぶ ふ おく-る 貝 17 10 説明無し 08cfb.svg
掀 1 0 あげる。かかげる。手で高くさしあげる。持ち上げる。「掀掀」「掀舞」 こん けん きん かかげる 扌 11 8 説明無し 06380.svg
薐 1 0 野菜の「菠薐(ハロウ)(ほうれんそう)」に用いられる字。 ろう ろう りょう; りん ほうれんそう- ⺾ 16 13 説明無し 08590.svg
暑 8 0 ①あつい。気温が高い。「暑気」「炎暑」「酷暑」 寒 ②あつい季節。特に、夏の土用一八日間。「暑中」「大暑」 しょ しょ あつ-い; あつ-さ 日 12 8 旧字は、形声。日と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。「あつい」意を表す。教育用漢字は省略形による。 06691.svg
考 9 0 ①かんがえる。思いめぐらす。「考案」「思考」 ②しらべる。ためす。「考査」「考証」 ③死んだ父。「先考」妣(ヒ) こう こう かんが-える; かんがえ 耂 6 2 形声。老と、音符丂(カウ)とから成る。長寿の老人の意を表す。借りて「かんがえる」意に用いる。 08003.svg
瓧 1 1 重さの単位。デカグラム。一〇(グラム)。参考十瓦(グラム)の意を表す字。 デカグラム 瓦 7 2 説明無し 074e7.svg
遊 8 0 ①あそぶ。楽しむ。「遊興」「遊芸」 ②勉学などのために他国へ行く。旅をする。「遊学」「漫遊」 ③自由に動きまわる。「遊軍」「遊星」 ④使われずにいる。「遊休」「遊民」 ⑤つきあう。「交遊」 ⑥あそび。ゆとり。よゆう。 ゆ ゆう あそ-ぶ; あそ-ばす; あそ-び; すさ-び ⻌ 12 9 形声。辵と、音符斿(イウ)とから成る。気ままに出かける、ひいて「あそぶ」意を表す。 0904a.svg
恤 1 0 ①うれえる。 ②あわれむ。めぐむ。「救恤」 しゅち しゅつ じゅつ あわ-れむ; めぐ-む; うれ-える 忄 9 6 説明無し 06064.svg
肖 準2 0 ①にる。にている。「肖似」「不肖」 ②にせる。かたどる。「肖像」 しょう しょう あやか-る; かたど-る; に-る 肉 7 3 形声。肉と、音符小(セウ)とから成る。からだつきが「にる」意を表す。 08096.svg
怛 1 0 ①いたむ。心がいたむ。かなしむ。「怛然」「怛怛」 ②おどろく。 たち たつ だつ いた-む 忄 8 5 説明無し 0601b.svg
徳 7 0 ①身にそなわった品性。人としてねうちのある行い。「徳義」「道徳」 ②めぐみ。教え。「徳化」「恩徳」 ③もうけ。利益。「徳用」得 とく とく おしえ 彳 14 11 古字は、会意。心(こころ)と、直(ただしい)とから成る。旧字は、会意形声。彳と、悳(トク)(𢛳は変わった形)とから成り、祭壇にのぼる意を表す。ひいて、正しい心の意に用いる。教育用漢字は旧字の省略形による。 05fb3.svg
虎 2 0 とら。ネコ科の哺乳(ホニュウ)動物。また、たけだけしいもの、恐ろしいもののたとえ。「虎口」「猛虎」 く こ とら- 虍 8 2 象形。とらの形にかたどり、「とら」の意を表す。 0864e.svg
梛 1 0 なぎ。マキ科の常緑高木。 な だ なぎ- 木 11 7 形声。木と、音符(ダ、ナ)とから成る。 0689b.svg
莟 1 0 つぼみ。しべ(蕊)。はなしべ。 がん; かん はなしべ-; つぼみ- ⺾ 10 7 説明無し 0839f.svg
季 7 0 ①とき。時節。ある一定の期間。「季節」「雨季」 ②春夏秋冬の終わりの月。また、時代の終わり。「季世」「澆季(ギョウキ)」 ③兄弟の中の最年少者。すえ。すえっこ。「季子」「季女」 ②③孟(モウ) き き すえ-; とき 子 8 5 会意形声。子と、稚(チ)→(キ)(おさない。禾は省略形)とから成る。末っ子の意を表す。ひいて、おさない意に、また、循環する「とき」の意に用いる。 05b63.svg
嶂 1 0 みね。びょうぶのように連なる峰。 しょう しょう みね- 山 14 11 説明無し 05d82.svg
講 6 0 ①説く。説き明かす。論じる。「講演」「聴講」 ②ならう。けいこする。「講習」「講武」 ③はかる。はからう。仲直りする。「講和」(コウ) ④こう。神仏の信者の団体。よりあい。「講社」 こう こう はなしあう; はかる 訁 17 10 形声。言と、音符冓(コウ)→(カウ)とから成る。意見を交わす、ひいて、人々がいっしょに道理を明らかにする意を表す。 08b1b.svg
瞬 4 0 ①またたく。まばたく。 ②まばたきをするくらいの短い間。「瞬間」「瞬時」「一瞬」 しゅん しゅん まじろ-ぐ; めまじろき-; またた-き; まばた-き; まばた-く; まじろ-ぎ; またた-く; しばたた-く; めばた-き; しばた-く 目 18 13 形声。目と、音符舜(シユン)とから成る。まばたきする意を表す。 077ac.svg
嶢 1 0 けわしい。高い。 ぎょう ぎょう けわ-しい 山 15 12 説明無し 05da2.svg
休 10 0 ①やすむ。いこう。くつろぐ。「休憩」「休息」 ②やめる。中止する。「休戦」「休刊」 ③さいわい。よろこび。「休戚(キュウセキ)」 ④よい。りっぱな。 く きゅう やす-み; やす-む; ゆくゆ-く; いこ-う; やす-らう; や-める; や-む; やす-まる; やす-める; やす-らい; よ-い 亻 6 4 会意。人と、木(き)とから成る。人が木陰にいこうことから、「やすむ」意を表す。 04f11.svg
豪 4 0 ①つよい。たけだけしい。勢いがさかんである。「豪快」「豪放」 ②なみはずれる。「豪雨」「豪遊」 ③力や才知のすぐれた人。「豪傑」「文豪」 ④「豪太剌利(オーストラリア)」の略。「豪州」 ごう こう つよ-い; やまあらし 豕 14 7 形声。豕と、音符高(カウ)(は省略形)とから成る。あらい毛のいのこ、「やまあらし」の意を表す。転じて、すぐれる、つよい意に用いる。 08c6a.svg
鞠 準1 0 ①まり。けまりに使うまり。「鞠戯」毬(キュウ) ②やしなう。そだてる。「鞠育」畜 ③おさない。「鞠子」 ④かがむ。身をかがめてつつしむ。「鞠躬(キッキュウ)」 ⑤とりしらべる。ただす。「鞠断」鞫(キク) きく; ぎく きく まり- 革 17 8 形声。革と、音符匊(キク)とから成る。 097a0.svg
宥 準1 0 ①ゆるす。大目にみる。「宥恕(ユウジョ)」「宥免」 ②なだめる。やわらげる。「宥和」 う ゆう ゆる-す; なだ-める 宀 9 6 形声。宀と、音符有(イウ)とから成る。 05ba5.svg
湧 2 0 わく。水がわき出る。また、盛んにおこる。「湧起」「湧出」 ゆう よう わ-き; わ-く; わ-かす 氵 12 9 形声。水と、音符(ヨウ)とから成る。 06e67.svg
蝮 1 0 まむし。クサリヘビ科の毒ヘビ。くちばみ。「蝮蠍(フクケツ)」「蝮蛇」 ふく ふく まむし- 虫 15 9 説明無し 0876e.svg
遉 1 0 ①うかがう。さぐる。偵 ②さすが。さすがに。 ちょう てい さすが-; うかが-う ⻍ 13 9 説明無し 09049.svg
処 5 0 ①とりはからう。とりさばく。「処置」「処分」 ②ところ。場所。「居処」「随処」 所 ③おる。いる。(ア)その場にとどまる。住む。生活する。「処世」(イ)世間に出ないで家にいる。「処士」「処女」 ④おく。すえる。おちつかせる。 しょ しょ お-る; く-; か-; と-; ところ-; とこ-; お-く; こ- 几 5 3 処は、会意。几と、夂(ち)(後ろから追いつく)とから成り、来て止まる、ひいて「おる」意を表す。「處(シヨ)」の原字。處は、形声で、処に、音符虍(コ)→(シヨ)が加わったもの。教育用漢字は、のちに處の俗字として用いられた処による。 051e6.svg
畋 1 0 ①たがやす。耕作する。佃(デン) ②かり。狩りをする。かる。 でん てん かり 攵 9 5 説明無し 0754b.svg
丐 1 0 こう。ねだる。ものごいをする。また、こじき。「丐子」「丐取」「丐命」乞(キツ) かち; かい かつ; かい がい こ-う; あた-える 一 4 3 説明無し 04e10.svg
麺 2 0 ①むぎこ。小麦粉。「麺棒」 ②めん。そうめん・そば・うどんの類。「乾麺」「素麺」 めん べん むぎこ- 麦 16 9 形声。麥と、音符面(ベン)とから成る。 09eba.svg
釈 4 0 ①とく。ときあかす。「解釈」「注釈」 ②言いわけをする。「釈明」「釈言」 ③理解する。「釈然」 ④ときはなつ。ほどく。ゆるす。「釈放」「保釈」 赦 ⑤とかす。とける。うすめる。「希釈」 ⑥すてる。 捨 ⑦お(置)く。放置する。 ⑧釈迦(シャカ)。また、仏や仏教を表す語。「釈尊」「釈門」 しゃく せき と-く; ゆる-す; す-てる 釆 11 4 旧字は、形声。釆と、音符睪(エキ)→(セキ)とから成る。種子をよりわける、ひいて、解き分ける、はなつなどの意を表す。常用漢字は俗字による。 091c8.svg
藕 1 0 はす(蓮)。はちす。ハスの根。「藕糸」 ぐ ごう ぐう はすのね ⺾ 18 15 説明無し 085d5.svg
尽 4 0 ①つくす。出しきる。「尽瘁(ジンスイ)」「尽力」 ②つきる。なくなる。「蕩尽(トウジン)」「無尽蔵」 ③ことごとく。すっかり。「一網打尽」 ④つごもり。月の終わり。「尽日」「大尽」 じん しん つ-かす; つ-くす; ことごと-く; -きる; つ-きる 尸 6 3 旧字は、形声。皿と、音符(シン)(は変わった形)とから成る。容器がからっぽであることから、「つきる」「つくす」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 05c3d.svg
斑 2 0 まだら。ぶち。むら。色がまじるさま。「斑点」「斑紋」 へん はん まだら-; ぶち-; ふ- 文 12 8 形声。文と、音符辡(ハン、ベン)(玨は変わった形)とから成る。まだらもようの意を表す。 06591.svg
暦 4 0 ①こよみ。また、月日。年数。「暦日」「暦法」「西暦」 ②めぐりあわせ。運命。「暦数」 りゃく れき こよみ- 日 14 10 旧字は、形声。日と、音符厤(レキ)とから成る。「こよみ」の意を表す。常用漢字は省略形による。 066a6.svg
掛 3 0 ①かける。かかる。つりさげる。 ②かかわる。かかり。「掛員」係 ③かけ。金銭の支払いをあとでする売買。掛売り。 け かい か か-ける; か-かる; かかり- 扌 11 8 形声。手と、音符卦(クワ)→(クワイ)とから成る。手で物をひっかける意を表す。もと、挂(クワイ)の俗字。 0639b.svg
匕 1 0 ①さじ(匙)。「匕箸(ヒチョ)」 ②あいくち(匕首)。短剣。 ひ ひ さじ- 匕 2 0 説明無し 05315.svg
劭 1 0 つとめる。はげむ。 じょう しょう つと-める 力 7 5 説明無し 052ad.svg
瀕 準1 0 ①せまる。近づく。「瀕死」 ②ほとり。みぎわ。浜 ③そ(沿)う。土地が川や海に沿っている。 ひん ほとり; みぎわ-; しきりに 氵 19 16 形声。水と、音符頻(ヒン)とから成る。みずぎわの意を表す。もと、頻(頻)に同じ。 07015.svg
謇 1 0 ①どもる。言葉がつまる。 ②ただしい。まっすぐ。また、直言する。「謇諤(ケンガク)」「謇謇」 けん どもる 言 17 10 説明無し 08b07.svg
咎 1 0 とが。罪。あやまち。とがめ。とがめる。「咎殃(キュウオウ)」「咎戒」 こう; きゅう とが; とが-める 口 8 5 説明無し 0548e.svg
入 10 0 ①はいる。「入社」「進入」 ②いれる。なかにおさめる。「入念」「導入」 ①②出 ③要る。かかる。「入費」「入用」 ④漢字の四声の一つ。「入声(ニッショウ)」 ⑤「入学」の略。「入試」 にゅう じゅう じゅ; にっ い-れる; い-る; い-り; はい-る; しお 入 2 0 象形。家の入り口の形にかたどり、「いる」「いれる」意を表す。 05165.svg
佇 1 0 たたずむ。たちどまる。また、まつ。「佇立」 じょ ちょ たたず-む 亻 7 5 説明無し 04f47.svg
戯 4 0 ①たわむれる。あそぶ。ふざける。「戯画」「遊戯」 ②しばい。演技。「戯曲」「戯文」 け き ぎ; げ たわむ-れる 戈 15 11 旧字は、形声。戈と、音符䖒(キ)とから成る。出陣前に軍舞をすること、借りて「たわむれる」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 0622f.svg
耙 1 0 まぐわ。土をならす農具。 べ は 耒 10 4 説明無し 08019.svg
執 4 0 ①手にとる。とりおこなう。「執刀」「執筆」 ②あつかう。つかさどる。「執行」「執事」 ③こだわる。まもる。とりつく。「執念」「固執」 ④と(捕)らえる。つかまえる。 しゅう しゅう しつ とら-える; と-る 土 11 8 象形。手かせ(=幸)をはめられ、ひざまずいている人のさまにかたどり、「とらえる」、ひいて、じっと保持する意を表す。 057f7.svg
玫 1 0 美しい玉、また植物のハマナスを表す「玫瑰(バイカイ)・(マイカイ)」に用いられる字。 まい ばい 𤣩 8 4 説明無し
竏 1 1 キロリットル。容量の単位。一〇〇〇(リットル)。参考「千リットル(立)」の意を表す字。 キロリットル 立 8 3 説明無し 07acf.svg
鮟 1 1 あんこう(鮟鱇)。アンコウ科の海魚。 あん あん 魚 17 6 説明無し 09b9f.svg
羶 1 0 なまぐさい。「羶血」 せん なまぐさい 羊 19 13 説明無し 07fb6.svg
佐 7 0 ①たすける。手助けする。「佐幕」「補佐」 ②すけ。昔の官名。次官。 ③旧軍隊・自衛隊などの「将」の下の階級。「佐官」 ④「佐渡(さど)の国」の略。「佐州」 さ さ たすけ; たす-ける; すけ- 亻 7 5 会意形声。人と、左(サ)(ひだり、たすける)とから成り、「たすける」を表す。「左」の後にできた字。 04f50.svg
髱 1 0 ①たぼ。日本髪の後方に張り出ている部分。たぼがみ。つと。 ②ひげが濃い。 ほう たぼ 髟 15 5 説明無し 09af1.svg
禰 準1 0 ①父のおたまや。みたまや。廟(ビョウ)にまつった父。「禰祖」 ②かたしろ。戦争のときに持っていく位牌(イハイ)。「公禰」参考「禰(祢)」の偏が片仮名の「ネ」に、草書体が平仮名の「ね」になった。 ない; ね でい ねい かたしろ- 示 19 14 形声。示と、音符爾(ジ)→(デイ)とから成る。 079b0.svg
藩 3 0 ①はん。江戸時代、大名の領地・領民・政治機構の総称。「藩主」「藩臣」 ②まがき。かきね。かこい。樊(ハン)・蕃(バン) ほん はん まがき- ⺾ 18 15 形声。艸と、音符潘(ハン)とから成る。 085e9.svg
槃 1 0 ①たらい。平らな鉢。盤 ②たのしむ。たのしみ。「考槃」 ③めぐる。たちもとおる。進まない。 ④梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「涅槃(ネハン)」 ばん はん たらい- 木 14 10 説明無し 069c3.svg
択 3 0 えらぶ。えらびとる。よる。「択一」「選択」 じゃく たく えら-ぶ 扌 7 4 旧字は、形声。手と、音符睪(タク)とから成る。手でえらびわける意を表す。常用漢字は睪のかわりに尺(セキ)→(タク)を音符とした俗字による。 0629e.svg
雌 4 0 ①めす。生物のめすの総称。「雌竹」「雌雄」 雄 ②かよわい。弱いもののたとえ。「雌伏」 し し め-; めん-; めす- 隹 14 6 形声。隹と、音符此(シ)とから成る。 096cc.svg
五 10 0 いつつ。数の名。いつたび。「五感」「五穀」 ご ご いつ-; いつ-つ 二 4 2 指事。二本の線が交わった形から、物事が交錯するさまを示す。借りて、数詞の「いつつ」に用いる。 04e94.svg
槓 1 0 てこ。てこ棒。重い物を動かすのに用いる棒。「槓杆(コウカン)」 こう こう てこ- 木 14 10 説明無し 069d3.svg
灼 準1 0 ①やく。あぶる。「灼熱」「焼灼」「焦灼」 炙(シャ) ②あきらか。光りかがやくさま。「灼灼」「灼然」 ③やいと。灸(キュウ)。 しゃく しゃく あらた-; や-く 火 7 3 形声。火と、音符勺(シヤク)とから成る。 0707c.svg
鍮 1 0 金属の「真鍮(シンチュウ)」「鍮石(トウセキ)」に用いられる字。 つ とう ちゅう 釒 17 9 説明無し 0936e.svg
袂 1 0 ①たもと。そで。「袂別」 ②きわ。かたわら。 まい; けち べい; けつ へい たもと- ⻂ 9 4 説明無し 08882.svg
遍 準2 0 ①あまねく。すみずみまで行きわたる。「遍在」「遍歴」 ②回数を数える語。「一遍」 へん へん あまね-し; あまね-く ⻌ 12 9 形声。辵と、音符扁(ヘン)とから成る。 0904d.svg
脆 準1 0 ①もろい。よわい。こわれやすい。「脆弱」 ②やわらかい。「脆美」 ③かる(軽)い。かるがるしい。 さい せい ぜい よわ-い; もろ-い ⺼ 10 6 説明無し 08106.svg
尼 準2 0 あま。女の僧。出家した女性。「比丘尼(ビクニ)」の略。「尼寺」「尼僧」 に; ねい じ; でい あま- 尸 5 2 形声。尸と、音符匕(ヒ)→(ヂツ)とから成る。人に近づき並ぶ意を表す。「昵(ヂツ)(ちかづく)」の原字。 05c3c.svg
蹈 1 0 ふむ。足ぶみする。ふみおこなう。「蹈義」 どう とう ふ-む ⻊ 17 10 説明無し 08e48.svg
扇 4 0 ①おうぎ。うちわ。「扇形」「扇子」 ②あおぐ。風を起こす。「扇風機」 ③あおる。おだてる。そそのかす。「扇情」「扇動」 せん せん あお-ぐ; とびら-; あお-る; おうぎ- 戸 10 6 会意。戶と、羽(開閉する)とから成り、開閉するとびら、転じて「おうぎ」、あおぐ意を表す。 06247.svg
鱟 1 0 かぶとがに。カブトガニ科の節足動物の総称。鱟魚。 こう; おく; よく; ぐ かぶとがに 魚 24 13 説明無し
酪 準2 0 ちちしる。ウシ・ヒツジなどの乳から作った飲料や食品。ミルク・ヨーグルト・バター・チーズなど。「酪漿(ラクショウ)」「酪農」 らく らく ちちざけ 酉 13 6 形声。酉と、音符各(カク)→(ラク)とから成る。乳を酸化させた飲料の意を表す。 0916a.svg
溺 2 0 デキ ①おぼれる。水にはまる。「溺死」 ②心をうばわれる。夢中になる。「溺愛」「耽溺(タンデキ)」 ニョウ ゆばり。いばり。小便。 にゃく; にょう じょう; でき いばり-; おぼ-れる 氵 13 10 形声。水と、音符(ジヤク)→(デキ)とから成る。 06eba.svg
稲 4 0 いね。イネ科の一年草。五穀の一つ。「稲田」 どう とう いね-; いな- 禾 14 9 旧字は、形声。禾と、音符舀(エウ)→(タウ)とから成る。いねの総称。常用漢字は省略形の俗字による。 07a32.svg
虻 準1 0 あぶ。アブ科の昆虫の総称。 みょう もう ぼう あぶ- 虫 9 3 説明無し 0867b.svg
鍋 2 0 なべ。炊事に用いる器。「鍋釜(なべかま)」「鍋物」 か か なべ- 釒 17 9 形声。金と、音符咼(クワ)とから成る。 0934b.svg
賈 1 0 ①かう。うる。あきなう。また、あきない。あきんど。「賈衒(コゲン)」 ②あたい。ねだん。価・①②估(コ) く; け か; こ か-う; あきな-う; あきな-い; う-る 貝 13 6 説明無し 08cc8.svg
諾 3 0 ①こたえる。はいと答える。ゆっくり答える。「応諾」唯 ②うべなう。ひきうける。「承諾」「快諾」 なく だく うべな-う 訁 15 8 会意形声。言と、(ジヤク)→(ダク)(したがう)とから成る。うけあう、ひきうける意を表す。「若」の後にできた字。 08afe.svg
僧 4 0 仏門に入って修行する人。坊主。法師。「僧侶(ソウリョ)」「僧正」 俗 そう そう ぼうず- 亻 13 11 旧字は、形声。人と、音符曾(ソウ)とから成る。梵語(ぼんご)saṃghaの音訳「僧伽(そうぎや)」の略。常用漢字は省略形の俗字による。 050e7.svg
外 9 0 ①そと。そとがわ。ほか。よそ。「外観」「外交」「国外」内 ②のぞく。はずれる。とおざける。「除外」「疎外」 ③正式ではない。「外伝」「外典(ゲテン)」「外道(ゲドウ)」 ④母方の身内。「外戚(ガイセキ)・(ゲシャク)」 げ がい うい と; はず-す; はず-れる; ほか-; そと- 夕 5 2 会意。夕(ゆうべ)と、卜(ぼく)(うらない)とから成る。通常は昼間に行ううらないを夜にすることから、「そと」「ほか」「よそ」、また、「はずれる」意を表す。 05916.svg
頤 1 0 ①おとがい。あご。「頤使」 ②やしなう。育てる。「頤養」 い おとがい- 頁 15 6 説明無し 09824.svg
撓 1 0 ①たわむ。たわめる。まがる。まげる。「撓屈」 ②くじく。くじける。屈服する。「不撓」 ③みだす。みだれる。「撓乱」 にょう どう とう いた-む; しおり; みだ-れる; たわ-む; しわ-る; おお-る; たお-む; みだ-す; たわわ; しな-う; とお-む; とお-らう; とおお; しお-る; いた-める; た-める; たわ-める; たわ- 扌 15 12 説明無し 06493.svg
尋 4 0 ①たずねる。問いただす。「尋問」 ②ふつう。つね。なみ。「尋常」 ③ひろ。長さの単位。日本では六尺、中国の周代では八尺にあたる。「千尋」 参考両手を左右に広げた長さが「尋」で、上下に広げた長さは「仞(ジン)」。 じん しん つ-いで; あたた-める; たず-ねる; ひろ- 寸 12 9 会意。寸と、右()と、左(=。工は変わった形)とから成り、左右の両手を伸ばしてはかる、また、その長さ「ひろ」の意を表す。 05c0b.svg
椁 1 0 ひつぎ。棺をおおう外囲い。うわひつぎ。そとかん。棺 かく ひつぎ; うわひつぎ 木 12 8 説明無し 06901.svg
蟯 1 0 はらのむし。人に寄生する虫。ぎょうちゅう(蟯虫)。 にょう じょう ぎょう 虫 18 12 説明無し 087ef.svg
聴 3 0 ①きく。注意してきく。「聴覚」「聴取」 ②ゆるす。ききいれる。「聴許」 ちょう てい ゆる-す; き-く 耳 17 11 旧字は、形声。耳と、𢛳(とく)(正しい心)と、音符𡈼(テイ)とから成る。聞いて正しくさばく、ひいて「したがう」、「ゆるす」意を表す。常用漢字は省略形による。 08074.svg
典 7 0 ①ふみ。書物。「典籍」「教典」 ②のり。手本。規則。「典型」「典範」 ③よりどころ。しきたり。「典故」「典例」 ④儀式。儀礼。「典礼」「式典」 ⑤正しい。整っている。「典雅」「典麗」 ⑥つかさどる。「典獄」「典薬」 ⑦さかん。律令(リツリョウ)制の四等官のうち、大宰府(ダザイフ)の第四位。 でん; てん でん; てん 八 8 6 会意。冊(𠕁は変わった形。字を書いた竹や木の札)と、丌き(物を置く台。は変わった形)とから成る。台の上の書冊で、重要な書物の意を表し、ひいて、「のり」、規範の意に用いる。 05178.svg
懲 準2 0 こりる。こらす。こらしめる。「懲悪」「懲罰」 じょう ちょう こ-らす; こ-りる; こ-らしめる 心 18 14 旧字は、形声。心と、音符徵(チヨウ)とから成る。以前の過ちをくいる意を表す。常用漢字は省略形による。 061f2.svg
柔 4 0 ①やわらかい。しなやか。「柔毛」「柔軟」 剛 ②おだやか。やさしい。おとなしい。「柔順」「柔和(ニュウワ)」「温柔」 ③よわよわしい。しっかりしていない。「柔弱」「優柔」 ④やわらげる。てなずける。「懐柔」 ⑤やわら。武道の一つ。「柔術」「柔道」 にゅう じゅう やわ-らか; やわ-らかい; やわ-らげる; にこ; やわ-らぐ 木 9 5 形声。木と、音符矛(ボウ)→(ジウ)とから成る。加工が簡単なやわらかい木の意を表す。ひいて「やわらかい」意に用いる。 067d4.svg
呉 準2 0 ①昔の中国の国名。「呉音」 ②くれ。古く、わが国で中国を指した呼称。「呉竹」 ぐ ご く-れる; くれ- 口 7 4 会意。口と、夨(しよく)(=。頭をかたむけた人)とから成り、顔をそむけるほどの大声の意を表す。借りて、国の名に用いる。 05449.svg
冽 1 0 さむい。つめたい。非常に冷たい。「冽冽」「清冽」参考「洌(レツ)」は別字であるが、混用される。 れい; れつ さむい; つめたい 冫 8 6 説明無し 051bd.svg
漫 4 0 ①みだりに。とりとめがない。「散漫」「放漫」 ②そぞろに。なんとなく。「漫然」「漫遊」 ③ひろい。「漫漫」「爛漫(ランマン)」 ④みなぎる。一面に広がる。「瀰漫(ビマン)」 ⑤こっけいな。「漫画」「漫才」 まん ばん みだ-りに; そぞ-ろに 氵 14 11 形声。水と、音符(バン)とから成る。水がひろがる、転じて、とりとめがない意を表す。 06f2b.svg
椈 1 0 木の名。 ①かしわ。このてがしわ。②ぶな。 きく; こく ひのき 木 12 8 説明無し 06908.svg
霖 1 0 ながあめ。三日以上降り続く雨。「霖雨」 りん ながあめ ⻗ 16 8 説明無し 09716.svg
盒 1 0 ①ふたもの。ふたつきの器。「盒子」「飯盒」 ②さら。はち。 ③ふた。皿やはちのふた。 こう; ごう さら; ふたもの 皿 11 6 説明無し 076d2.svg
塔 4 0 ①高くそびえる建造物。「鉄塔」「尖塔(セントウ)」「五重の塔」 ②そとば。(ア)仏の骨を納めるための層状の建物。「堂塔」「宝塔」(イ)死者を埋葬したしるしに立てる木や石の標識。「塔婆」 とう とう あららぎ-; てら; おか 土 12 9 形声。土と、音符荅(タフ)とから成る。土で作った卒塔婆(そとば)の意を表す。 05854.svg
悽 1 0 いたむ。かなしむ。いたましい。「悽然」 せい いたむ 忄 11 8 説明無し 060bd.svg
輟 1 0 ①やめる。とどめる。「輟耕」「輟食」 ②つづる。つくろ(繕)う。 てつ やめる 車 15 8 説明無し 08f1f.svg
辺 7 0 ①あたり。ほとり。そば。「海辺」「周辺」 ②ふち。へり。「辺幅」 ③はずれ。国ざかい。「辺地」「辺境」 ④はて。かぎり。「天辺」「無辺」 ⑤多角形を作っている線分。「底辺」「斜辺」 へん へん べ-; へた-; ほとり-; へち; へ-; あた-り ⻌ 5 2 旧字は、形声。辵と、音符臱(ヘン)とから成る。道のかたわら、ひいて「ほとり」の意を表す。教育用漢字は俗字による。 08fba.svg
鞜 1 0 くつ。かわぐつ。 とう とう くつ 革 17 8 説明無し 0979c.svg
靉 1 0 雲がたなびくさま。「靉靆(アイタイ)」 お あい ⻗ 25 17 説明無し 09749.svg
鵠 準1 0 ①くぐい。大形の水鳥。白鳥。「鴻鵠(コウコク)」 ②まと。的の中心。「鵠的」 ③しろい。白くする。 ④正しい。あきらか。 ⑤大きい。 ごく こく こう まと-; くぐい- 鳥 18 7 説明無し 09d60.svg
偉 4 0 ①えらい。すぐれている。「偉人」「偉功」「偉徳」 ②大きい。さかんな。りっぱな。「偉観」「偉容」 い い えら-い; すぐ-れる; ひいでる; えら-ぶる 亻 12 10 形声。人と、音符韋(ヰ)とから成る。なみはずれたさまの意を表す。 05049.svg
武 6 0 ①たけし。たけだけしい。いさましい。「武名」「武勇」 ②いくさ。たたかい。軍事に関するもの。「武術」「演武」文 ③もののふ。軍人。「武官」「武者」 ④兵器。「武器」「武庫」 ⑤ひとまたぎ。半歩の長さ。「歩武」 ⑥「武蔵(むさし)の国」の略。「武州」参考「武」の草書体が平仮名の「む」になった。 む ぶ たけ-し; たけ 止 8 4 会意。止(すすむ)と、戈(か)(ほこ、武器)とから成る。戈(ほこ)を持って攻めに行く意を表す。 06b66.svg
本 10 0 ①もと。(ア)物事のおおもと。おこり。はじまり。「本源」「本末」末 (イ)もとで。元金。「資本」「元本」(ウ)もとからある。もともとの。「本性」「本能」(エ)中心となる。もととする。「本業」「本尊」 ②正しい。正式の。「本式」「本名」 ③真実の。心からの。「本心」「本望」 ④この。当の。「本件」「本日」 ⑤自分。自分の。わが。「本官」「本国」 ⑥書物。文書。「本箱」「原本」 ⑦植物。「草本」 ⑧棒・映画・通信・勝負などの数を数える語。 ほん ほん もと- 木 5 1 指事。木に根もとの部分を示す一線を加えて、木の根もと、ひいて「もと」の意を表す。 0672c.svg
鴫 準1 1 しぎ(鷸)。シギ科とその近縁の科の鳥の総称。 参考田にいる鳥の意を表した字。 しぎ- 鳥 16 5 説明無し 09d2b.svg
齏 1 0 ①なます。あえもの。 ②あえる。 ③くだく。細かくする。 さい せい な-ます; あ-える 韭 23 14 説明無し 09f4f.svg
慷 1 0 なげく。気が高ぶる。いきどおりなげく。「慷慨」 こう こう いきどおる 忄 14 11 説明無し 06177.svg
貽 1 0 ①のこす。伝えのこす。「貽訓(イクン)」「貽厥(イケツ)」詒(イ) ②おくる。あたえる。 い おく-る 貝 12 5 説明無し 08cbd.svg
褐 準2 0 ①ぬのこ。あらい布のそまつな衣服。「褐衣」 ②こげ茶色。黒ずんだ茶色。「褐色」「褐炭」 がち; かち かつ ぬのこ- ⻂ 13 8 旧字は、形声。衣と、音符曷(カツ)とから成る。粗い布で作った衣、ひいて、そまつな衣服の意を表す。常用漢字は省略形による。 08910.svg
媛 7 0 ①美しい。たおやか。 ②美しい女性。たおやめ。「歌媛」「才媛」「淑媛」 ③ひめ。身分の高い女性の名にそえる敬称。彦(ひこ) おん えん ひめ- 女 12 9 形声。女と、音符爰(ヱン)とから成る。 05a9b.svg
父 9 0 ①ちち。ちちおや。「父君」「父兄」母 ②親族の年長の男子。「伯父」「叔父」 ③年老いた男子。「父老」「漁父」 ④男性に対する敬称。「尼父(ジホ)」甫(ホ) ふ; ぶ ふ ほ ちち- 父 4 0 会意。(手)と、丨(おの)とから成る。「斧(フ)」の原字。武器を手に持っているさまにより、一族をとりしまる者、ひいて「ちち」の意を表す。 07236.svg
朧 1 0 おぼろ。月の光のぼんやりしたさま。「朧朧」 る ろう おぼろ- 月 20 16 説明無し 06727.svg
何 9 0 ①なに。どれ。いずれ。どの。②どこに。いずく。どうして。どれほど。 ③になう。荷 が か なに-; なん-; いず-く; いず-; いず-れ 亻 7 5 形声。人と、音符可(カ)とから成る。背に荷物を負う意を表す。もと、「荷(カ)(になう)」の原字。借りて、疑問詞「なに」の意に用いる。 04f55.svg
耡 1 0 ①すき。土地を掘り起こす農具。 ②すく。田畑をたがやす。 ①②鋤(ジョ) じょ すく 耒 13 7 説明無し 08021.svg
弑 1 0 しいする。ころす。下の者が上の人を殺す。「弑逆」 し し しい しいする; ころす 弋 12 9 説明無し 05f11.svg
欣 準1 0 よろこぶ。たのしむ。「欣快」「欣喜」忻(キン) こん きん ごん よし; よろこ-び; よろこ-ぶ; やすし 欠 8 4 形声。欠と、音符斤(キン)とから成る。 06b23.svg
肬 1 0 ①いぼ。皮膚にできる、かたい小さな突起物。「肬贅(ユウゼイ)」 ②はれる。また、はれもの。 ゆう いぼ ⺼ 8 4 説明無し 080ac.svg
韓 2 0 ①いげた(井桁)。井戸のわく。②中国、戦国時代の国名。③朝鮮半島南部の古称。大韓民国。「韓国」 がん かん はん いげた; から- 韋 18 8 形声。韋と、音符倝(カン、ケン)(𠦝は省略形)とから成る。もと、国名を表した。 097d3.svg
嵎 1 0 ①山のくま。山の奥まったところ。「嵎夷(グウイ)」 ②すみ。隅 ぐ ぐ ぐう くま 山 12 9 説明無し 05d4e.svg
硬 3 0 ①かたい。かたいもの。「硬骨」「硬質」軟 ②つよい。手ごわい。「強硬」 ③ぎこちない。「生硬」 ぎょう ごう こう かた-い 石 12 7 形声。石と、音符更(カウ)→(ガウ)とから成る。かたい石、ひいて「かたい」意を表す。 0786c.svg
徐 3 0 おもむろ。ゆるやか。ゆっくりと。「徐行」「徐徐」 疾 じょ しょ おそ-い; おもむろ 彳 10 7 形声。彳と、音符余(ヨ)→(シヨ)とから成る。ゆっくり行く意を表す。 05f90.svg
接 6 0 ①つぐ。つなぐ。「接合」「接続」「密接」 ②ちかづく。ちかよる。「接戦」「近接」 ③会う。まじわる。もてなす。「接待」「面接」 ④受ける。受け取る。「接収」「接種」 しょう しょう せつ まじ-わる; つ-ぐ 扌 11 8 形声。手と、音符妾(セフ)とから成る。「まじわる」、ひいて「つぐ」意を表す。 063a5.svg
迚 1 1 ①とても。とうてい。どうやっても。「迚も及びもつかないことだ」 ②とて。といって。さりながら。 とて-も; とて- ⻍ 8 4 説明無し 08fda.svg
渋 準2 0 ①しぶる。とどこおる。「渋滞」 ②にがにがしいさま。「渋面」 ③しぶい味。かきしぶ。「渋柿(しぶがき)」 ④はででなく落ち着いている。 しゅう そう じゅう しぶ-る; しぶ-い; しぶ- 氵 11 8 旧字は、会意形声。水と、歰(シフ)(歮は省略形。とどこおる)とから成り、水がとどこおって流れにくい意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 06e0b.svg
皰 1 0 ①にきび。顔にできるふきでもの。「面皰」 ②もがさ。天然痘。「皰瘡(ホウソウ)」 ひょう; びょう ほう もがさ-; にきび- 皮 10 5 説明無し 076b0.svg
槻 準1 0 つき。ニレ科の落葉高木。ケヤキの一種。 き き つき; けやき 木 15 11 形声。木と、音符規(クヰ)とから成る。 069fb.svg
儳 1 0 ①ふぞろいなさま。「儳巌(ザンガン)」 ②わりこむ。さしでる。さしで口をする。「儳越」「儳言」 ぜん さん ざん さしで-る 亻 19 17 説明無し
怕 1 0 ①おそれる。こわがる。 ②しずか。心が安らかなさま。 へ は おそ-れる 忄 8 5 説明無し 06015.svg
鱏 1 0 ①えい。エイ目の軟骨魚の総称。 ②ちょうざめ(蝶鮫)。へらちょうざめ。 じん; いん しん; いん かじき-; えい- 魚 23 12 説明無し
溶 4 0 ①水にとける。とかす。「溶液」「溶解」「溶剤」 ②熱で固体が液状になる。「溶岩」「溶接」「溶融」 ③水の流れのさかんなさま。 ゆう よう と-く; と-かす; と-ける 氵 13 10 形声。水と、音符容(ヨウ)とから成る。水勢が盛んなさま、転じて、やすらかの意を表す。また、借りて「とける」意に用いる。 06eb6.svg
痂 1 0 ①かさぶた。傷などが治るにつれて表面をおおうかたい皮。 ②ひぜん。皮膚病の一種。疥(カイ) け か かさ- 疒 10 5 説明無し 075c2.svg
効 6 0 ①きく。ききめがある。「効果」「有効」 ②いさお。てがら。 ①②功 ③いたす。力をつくす。つとめる。「効忠」「効命」 ④ならう。まねる。「効顰(コウヒン)」 ぎょう こう いた-す; なら-う; き-く 力 8 6 旧字は、形声。意符攴(ほく(=攵。強制の意)と、音符交カウ)とから成る。手本をまねる、「ならう」、転じて「きく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 052b9.svg
醇 準1 0 ①味の濃い酒。まじり気のない酒。「醇酒」「芳醇」 ②もっぱら。まじり気がない。きよい。「醇正」 ③あつい。手あつい。人情があつい。「醇厚」「醇風」 惇(ジュン)・②③淳(ジュン) じゅん しゅん 酉 15 8 形声。酉と、音符(シヤウ)→(シユン)(享は省略形)とから成る。 09187.svg
蛟 1 0 みずち。想像上の動物。竜の一種。「蛟竜」 こう; きょう みずち 虫 12 6 説明無し 086df.svg
蛭 準1 0 ひる。人や動物の体に吸いついて血を吸う環形動物。「蛭螾(シツイン)」 しち; てち しつ; てつ; ちつ ひる-; えび- 虫 12 6 説明無し 086ed.svg
游 1 0 ①およぐ。うかぶ。「游泳」「浮游」 ②あそぶ。遊びくらす。すさぶ。「游民」 ③旅行する。「游子」参考一説に、水の上をおよぐのを「游」、水中にもぐっておよぐのを「泳」という。 りゅう; ゆう およぐ; あそぶ; あそび 氵 12 9 説明無し 06e38.svg
架 3 0 ①かける。かけわたす。「架橋」「架空」「架設」 ②たな。物をのせる台。「架蔵」「書架」 ③ころもかけ。「衣架」 け か たな-; か-ける; か-かる 木 9 5 形声。木と、音符加(カ)とから成る。 067b6.svg
甲 3 0 ①こうら。外側をおおうかたいから。また、つめ。「甲殻」「指甲」 ②きのえ。十干の第一。 ③等級の第一位。「甲種」「甲乙」 ④よろい。「甲冑(カッチュウ)」 ⑤かぶと。 ⑥かん。声の調子の高いこと。「甲高(カンだか)い」 ⑦「甲斐(かい)の国」の略。「甲州」 きょう こう かっ; かん きのえ; よろい-; つめ 田 5 0 象形。よろいの形にかたどる。「よろい」の意を表す。借りて、十干(じつかん)の第一位に用いる。 07532.svg
鷆 1 0 鳥の名。かすい(蚊吸)。よたか(夜鷹)の別称。 でん; しん; てん かすい 鳥 21 10 説明無し 09dc6.svg
衒 1 0 ①てらう。みせびらかす。ひけらかす。「衒学」 ②うる。売りこむ。「衒売」 げん; けん てら-う 行 11 5 説明無し 08852.svg
鯣 1 0 するめ。イカを開いて干したもの。 やく えき するめ- 魚 19 8 説明無し 09be3.svg
趨 準1 0 スウ・シュ ①はしる。足ばやに行く。 ②おもむく。目的に向かって行く。「趨向」「趨勢」 趣 ソク ①はやい。すみやか。 ②うながす。 す しゅ すう はし-る; おもむ-く 走 17 10 説明無し 08da8.svg
旁 1 0 ①かたわら。わき。「旁若無人」 ②つくり。漢字を構成する右側の部分。 ①②傍偏 ③あまねし。ひろい。ひろく。 ④かたがた。ついでに。 ⑤よる。よりそう。 ぼう; ほう ほう かたわ-ら; かたがた-; つくり- 方 10 6 説明無し 065c1.svg
湍 1 0 せ。はやせ。急流。また、はやい。たぎる。「湍水」 たん たん はやせ; はや-い 氵 12 9 説明無し 06e4d.svg
羅 準2 0 ①あみ。とりあみ。あみで捕らえる。「雀羅(ジャクラ)」「網羅」 ②つらなる。ならべる。「羅列」「森羅」 ③うすもの。うすぎぬの織物。「羅衣」「綺羅(キラ)」 ④梵語(ボンゴ)・外国語の音訳に用いられる。「羅漢」「羅紗(ラシャ)」 ら ら うすもの-; あみ-; つら-ねる ⺲ 19 14 会意。网と、維(つなぐ意)とから成り、あみを張りめぐらす意を表す。 07f85.svg
浪 3 0 ①なみ。おおなみ。「激浪」「波浪」 ②さすらう。さまよう。「浪人」「放浪」 ③みだりに。ほしいままに。「浪費」 ろう ろう らん なみ- 氵 10 7 形声。水と、音符良(リヤウ)→(ラウ)とから成る。もと、川の名。のち、借りて「なみ」の意に用いる。 06d6a.svg
晰 1 0 あきらか。はっきりしているさま。「明晰」 しゃく; せき あき-らか 日 12 8 説明無し 06670.svg
司 7 0 ①つかさどる。役目としてとりおこなう。「司会」「司法」 ②つかさ。役所。役人。「祭司」「国司」 ③うかがう。観察する。「司祭」 伺・覗(シ) し し す つかさど-る; つかさ-; みこともち- 口 5 2 象形。天から降りて来た神に、口でことばを告げる形にかたどる。「祠(シ)(まつる)」の原字。まつることから転じて、「つかさどる」意を表す。 053f8.svg
畷 準1 0 なわて。あぜみち。たんぼ道。 たい; てち てつ; てい なわて 田 13 8 説明無し 07577.svg
腺 2 1 せん。すじ。体液の分泌作用を営む器官。「乳腺」 せん ⺼ 13 9 会意形声。肉と、泉(セン)(いずみ)とから成り、液体を分泌する体内の器官の意を表す。 0817a.svg
亜 準2 0 ①つ(次)ぐ。準じる。第二番目。「亜熱帯」「亜流」 ②無機酸で酸素原子が少ない。「亜硫酸」 ③「亜細亜(アジア)」の略。「亜州」「東亜」 ④外国語の音訳に用いる。「亜米利加(アメリカ)」「亜爾然丁(アルゼンチン)」 あく; え; よう あく; あ; おう つ-ぐ 二 7 5 旧字は、象形。古代人の住居基址(きし)の形にかたどる。一説に、背の曲がった人にかたどるという。借りて「つぐ」意に用いる。常用漢字は省略形による。 04e9c.svg
斥 3 0 ①しりぞける。おしのける。「斥力」「排斥」 ②うかがう。ようすをさぐる。「斥候」 ③さす。ゆびさす。「指斥」 参考「斤」は別字。 しゃく せき しりぞ-ける 斤 5 1 本字は、形声。意符广(いえ)と、音符屰(ゲキ)→(セキ)とから成る。家を取り除く、転じて「しりぞける」意を表す。斥は、省略形の俗字。 065a5.svg
儔 1 0 ともがら。たぐい。なかま。「儔匹(チュウヒツ)」疇(チュウ) じゅ ちゅう ともがら- 亻 16 14 説明無し 05114.svg
涕 1 0 ①なみだ。「涕涙」 ②なく。なみだを流して泣く。「涕泣」 たい てい な-く; なみだ- 氵 10 7 説明無し 06d95.svg
薬 8 0 ①くすり。病気やけがの治療にききめのあるもの。「薬草」「妙薬」 ②化学変化を起こさせる物質。「火薬」「農薬」 やく やく くすり-; くす- ⺾ 16 13 旧字は、形声。艸と、音符樂(ラク)→(ヤク)とから成る。病気を治療する草、ひいて「くすり」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 085ac.svg
悒 1 0 うれえる。気がふさぐ。「悒悒」「悁悒(エンユウ)」憂 ゆう うれえる 忄 10 7 説明無し 06092.svg
怙 1 0 ①たのむ。たよりにする。「怙恃(コジ)」「依怙」 ②父母。両親。 ご こ たの-む 忄 8 5 説明無し 06019.svg
龕 1 0 ①仏像などをおさめるずし(厨子)。仏壇。また、寺の塔。塔の下の部屋。「龕灯」「龕室」 ②か(克)つ。かちとる。 こん かん がん れい; ずし 龍 22 6 説明無し 09f95.svg
譖 1 0 シン ①そしる。そしり。中傷する。「譖訴」 ②うったえる。 セン いつわる。いつわり。真心がない。 しん しん そし-る 訁 19 12 説明無し 08b56.svg
裄 1 1 ゆき。ゆきたけ。衣服の背縫いから袖口(そでぐち)までの長さ。 ゆき- ⻂ 11 6 説明無し 088c4.svg
股 2 0 ①また。足のつけね。「股間」 ②もも。足のひざから上の部分。「股肱(ココウ)」「股栗(コリツ)」 ③ふたまたになっているもの。 く こ もも-; また- ⺼ 8 4 形声。肉と、音符殳(シユ)→(コ)とから成る。「また」、ひいて「もも」の意を表す。 080a1.svg
版 6 0 ①ふだ。いた。文字を書きつけるふだ。 ②文字などを彫りつけた印刷用のいた。はんぎ(版木)。「版下」「木版」 ①②板 ③印刷して刊行する。「版権」「出版」 ④土地や人口を記した帳簿。「版籍」「版図」 へん はん ばん いた-; ふだ- 片 8 4 形声。片と、音符反(ハン)とから成る。「ふだ」の意を表す。 07248.svg
憊 1 0 つかれる。よわりきる。「困憊」 はい; へい つかれる 心 16 12 説明無し 0618a.svg
懿 1 0 よい。りっぱな。うるわしい。特に、女性の徳をほめる語。「懿業」「懿親」「懿績」 い よい 心 22 18 説明無し 061ff.svg
庭 8 0 ①にわ。なかにわ。「庭園」「校庭」 ②家。家のなか。「家庭」「庭訓(テイキン)」 ③政務を行う場所。宮中。 じょう てい にわ- 广 10 7 会意形声。广と、(テイ)(宮殿内の中庭)とから成る。宮中の意を表す。 05ead.svg
醋 1 0 ①す。酸味のある液体の調味料。「醋酸」 ②すい。すっぱい。 ③むくいる。客が主人に杯を返す。「酬醋」 酬 す; ざく そ; さく さく むく-いる; す-; す-い 酉 15 8 説明無し 0918b.svg
壅 1 0 ふさぐ。さえぎる。「壅隔」「壅塞(ヨウソク)」 ゆ よう ふさぐ 土 16 13 説明無し 058c5.svg
帥 準2 0 ①ひきいる。軍隊をひきいる。「帥先(ソッセン)」 ②かしら。将軍。「元帥」「将帥」 ③そつ。そち。大宰府(ダザイフ)の長官。 参考「師」は別字。 すい; そち すい; そつ ひき-いる 巾 9 6 形声。巾と、音符𠂤(タイ)→(スイ、シユツ)とから成る。手ぬぐいの意を表す。率(ソツ)に通じて「ひきいる」意に用いる。 05e25.svg
稜 準1 0 ①かど。すみ。「稜線」「山稜」 ②みいつ。おごそかな威光。「稜威」 ③いきおい。 ろう ろう りょう いつ; かど 禾 13 8 形声。禾と、音符(リヨウ)→(ロウ)とから成る。もと、棱(リヨウ)の俗字。 07a1c.svg
騙 1 0 ①かたる。だます。言葉たくみに言う。「騙取」 ②ウマにとびのる。 へん へん だま-かす; だま-す; あざむ-く; だま-くらかす; かた-る; だま-る 馬 19 9 説明無し 09a19.svg
襴 1 0 ひとえ。衣と裳(もすそ)がつながっているひとえの衣服。「襴衫(ランサン)」 らん らん ひとえ- ⻂ 22 17 説明無し 08974.svg
忠 5 0 ①まこと。まごころ。まじめ。「忠告」「忠実」 ②国家・主君などにまごころを尽くして仕えること。「忠義」「忠臣」参考心の真ん中を表す字。 ちゅう ちゅう まごころ- 心 8 4 形声。心と、音符中(チウ)とから成る。まごころをつくす意を表す。 05fe0.svg
鈴 準2 0 すず。振って鳴らす器具。りん。ベル。「駅鈴」「風鈴」「呼び鈴」 りょう れい りん すず- 釒 13 5 形声。金と、音符令(レイ)とから成る。「すず」の意を表す。 09234.svg
猖 1 0 くるう。たけりくるう。あばれまわる。「猖狂」「猖獗(ショウケツ)」 しょう しょう くる-う 犭 11 8 説明無し 07316.svg
艶 2 0 ①なまめかしい。あでやかで美しい。いろつやがある。「艶姿」「艶態」「艶容」 ②つや。男女の恋愛に関すること。「艶書」「艶聞」 ③うらやむ。「艶羨(エンセン)」 えん えん つや-めく; つや-; あで-やか; なま-めく; なまめ-かしい 色 19 13 本字は、形声で、意符豐(ほう)(ゆたか)と、音符𥁋(カフ)→(エム)とから成る。旧字は、会意で、色と、豐(ゆたか)とから成り、容色が豊かで美しい意を表す。常用漢字は俗字による。 08276.svg
崖 2 0 ①がけ。切り立った所。「崖岸」「崖谷」「断崖」 ②かどだつ。人と和合しない。「崖異」 げ- がい- がけ-; ほき-; まま- 山 11 8 会意形声。山と、厓(ガイ)(がけ)とから成る。 05d16.svg
墓 6 0 はか。はかば。「墓穴」「墓石」 も ぼ はか- 土 13 10 形声。土と、音符莫(ボ、モ)とから成る。「はか」の意を表す。 05893.svg
潟 7 0 ①ひがた。遠浅の海岸で、潮の満ち干によって隠れたり現れたりする所。 ②砂丘などによって外海から隔てられた海や湖。また、湾。「潟湖」「潟口」 しゃく せき かた- 氵 15 12 形声。水と、音符舃(セキ)(舄は省略形)とから成る。海岸の地の意を表す。 06f5f.svg
材 7 0 ①物をつくる原料となる木。まるた。「材木」「建材」 ②もと。原料となるもの。「材料」「素材」 ③はたらき。才能。また、才能のある人。「逸材」「人材」 才 ざい さい まるた- 木 7 3 会意形声。木と、才(サイ)(材木)とから成り、材木の意を表す。「才」の後にできた字。ひいて、才能の意に用いる。 06750.svg
倬 1 0 高く大きい。すぐれる。いちじるしい。あきらか。「倬詭(タクキ)・(タッキ)」 たく; ちょく おおきい; たかい; あきらか 亻 10 8 説明無し 0502c.svg
槽 準2 0 ①かいばおけ。家畜の飼料を入れるおけ。「馬槽(うまぶね)」 ②おけ。ふね。水や酒などを入れる器。「水槽」「浴槽」 ③おけの形をしたもの。「歯槽」 ぞう そう おけ-; ふね-; かいばおけ- 木 15 11 形声。木と、音符曹(サウ)とから成る。「かいばおけ」の意を表す。 069fd.svg
朱 4 0 ①あか。黄色みをおびたあか。「朱印」「朱墨」 ②江戸時代の貨幣の単位。一朱は一両の一六分の一。 す しゅ あけ-; あき-; あか- 木 6 2 指事。木の中心部に横線を加えて、木の切り株を示す。「株(シユ)」の原字。借りて「あかい」意に用いる。 06731.svg
描 4 0 えがく。かく。形やようすを絵や文章でかきあらわす。「描写」「素描」 みょう びょう か-く; えが-く; かき 扌 11 8 形声。手と、音符(ベウ)とから成る。物のかたちをえがく意を表す。 063cf.svg
泣 7 0 なく。涙を流してなく。また、涙。「感泣」「号泣」「涕泣(テイキュウ)」 こう きゅう な-く; な-き 氵 8 5 形声。水と、音符立(リフ)→(キフ)とから成る。なみだ、転じて「なく」意を表す。 06ce3.svg
襲 4 0 ①おそう。おそいかかる。「襲撃」「奇襲」「強襲」 ②つぐ。受けつぐ。引きつぐ。あとをつぐ。「襲名」「世襲」「踏襲」 ③かさねる。重ね着する。また、重ねた着物。「襲衣」 じゅう しゅう おそ-う; かさ-ねる; かさね-; つ-ぐ 衣 22 16 形声。衣と、音符龖(タフ)→(シフ)(龍は省略形)とから成る。死者に着せる左前の上着の意を表す。ひいて「かさねる」、よる、おおう意、転じて、「おそう」意に用いる。 08972.svg
啣 1 0 ふくむ。物を口に入れる。くわえる。 がん かん くつわ; くつばみ; ふく-む 口 11 8 説明無し 05563.svg
颪 1 1 おろし。山からふきおろす風。「赤城颪が吹きつける」参考「ふき下ろす風」の意からできた字。 あらし-; おろし- 風 12 3 説明無し 098aa.svg
嗤 1 0 わらう。あざわらう。「嗤笑」 し わら-う 口 13 10 説明無し 055e4.svg
優 5 0 ①やさしい。上品で美しい。「優雅」「優美」②てあつい。情け深い。「優遇」「優待」③すぐれている。まさっている。「優越」「優勝」劣④ゆるやかである。ぐずぐずする。「優柔不断」⑤役者。わざおぎ。「俳優」「名優」⑥やわらぐ。調和する。「優暢(ユウチョウ)」 ⑦ゆう。評価の序列の第一。「優良可」 う ゆう わざおぎ-; やさ-しい; まさ-る; すぐ-れる 亻 17 15 形声。人と、音符憂(イウ)とから成る。「ゆたか」、ひいて、「すぐれる」意に用いる。 0512a.svg
贓 1 0 ①不正な手段で金品を手に入れる。また、その金品。わいろ。「贓罪」「贓物」 ②かくす。盗んだ金品をかくす。 蔵 そう そう ぞう かくす 貝 21 14 説明無し 08d13.svg
羹 1 0 あつもの。野菜や肉を煮た吸い物。「菜羹」 きょう こう かん あつもの 羊 19 13 説明無し 07fb9.svg
培 準2 0 ①つちかう。そだてる。草木を養い育てる。「培養」「栽培」 ②つか。おか。小高い丘。 ぶ; べ; ばい はい; ほう つちか-う 土 11 8 形声。土と、音符咅(ホウ)→(ハイ)とから成る。増し加える意を表す。 057f9.svg
続 7 0 ①つづく。つづける。つぐ。つながる。「続続」「続行」「継続」 断 ②つづき。「続編」 ぞく しょく つづ-く; つ-ぐ; つづ-ける 糹 13 7 旧字は、形声。糸と、音符𧶠(イク)→(シヨク)とから成る。糸を結びつなぐ、ひいて「つぐ」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 07d9a.svg
昇 3 0 ①のぼる。上にあがる。「上昇」「昇天」 升 ②官位や序列があがる。「昇格」「昇進」 ①②降 ③たいらか。おだやか。「昇平」 しょう しょう のぼ-る 日 8 4 形声。日と、音符升(シヨウ)とから成る。 06607.svg
惨 4 0 ①みじめ。「惨敗」 ②いたむ。いたましい。「惨禍」「悲惨」 ③むごい。「惨忍(ザンニン)」「惨烈」 そん さん ざん いた-む; みじ-め 忄 11 8 旧字は、形声。心と、音符參(サム)とから成る。そこなう、ひいて、「いたむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 060e8.svg
塀 準2 1 へい。かき。住宅や敷地などの境界に設ける囲い。「土塀」「板塀」 へい かき- 土 12 9 旧字は、形声。土と、音符屛(ヘイ)とから成る。常用漢字は省略形による。 05840.svg
縫 3 0 ①ぬう。ぬい合わせる。また、ぬいめ。「縫合」「裁縫」 ②とりつくろう。「弥縫(ビホウ)」 ぶ ほう ぬいめ; ぬ-う 糹 16 10 形声。糸と、音符逢(ホウ)とから成る。糸でぬい合わせる意を表す。 07e2b.svg
裨 1 0 ①おぎなう。たすける。たすけ。「裨益」俾(ヒ) ②ちいさい。いやしい。 び; ひ ひ おぎな-う; たす-ける; ます- ⻂ 13 8 説明無し 088e8.svg
繽 1 0 ①多くさかんなさま。「繽繽」 ②乱れるさま。「繽紛」 ひん ひん 糹 20 14 説明無し 07e7d.svg
隠 4 0 ①かくれる。おおわれる。かくれ住む。「隠逸」「隠居」「隠遁(イントン)」 ②かくす。おおいかくす。「隠語」「隠滅」「隠蔽(インペイ)」 ①②顕 ③あわれむ。うれえる。「惻隠(ソクイン)」慇(イン) ④おもおもしい。「隠然」 ⑤「隠岐(おき)の国」の略。「隠州(オンシュウ)」 おん いん こも-る; かく-れる; かく-す; なば-る; かく-ろう 阝 14 11 旧字は、形声。阜と、音符㥯(イン)とから成る。「かくれる」「かくす」意を表す。常用漢字は省略形による。 096a0.svg
屎 1 0 くそ。ふん。大便。「屎尿」 尿 し し くそ-; ばば- 尸 9 6 説明無し 05c4e.svg
煽 準1 0 ①あおる。おだてる。そそのかす。「煽情」「煽動」 ②おこる。火が盛んになる。 せん せん おだ-てる; あお-る; おこ-る 火 14 10 説明無し 0717d.svg
裾 2 0 衣服のすそ。また、下のほう。「衣裾」「山裾」 こ きょ すそ- ⻂ 13 8 形声。衣と、音符居(キヨ)とから成る。 088fe.svg
禱 準1 0 ①いのる。いのり。「祈禱」「黙禱」 ②まつる。 とう とう いの-り; まつ-る; いの-る 示 19 14 形声。示と、音符壽(シウ)→(タウ)とから成る。神にいのる意を表す。
蹐 1 0 ぬきあし。さしあし。音をたてないように歩く。 せき さしあし; ぬきあし ⻊ 17 10 説明無し 08e50.svg
尽 4 0 ①つくす。出しきる。「尽瘁(ジンスイ)」「尽力」 ②つきる。なくなる。「蕩尽(トウジン)」「無尽蔵」 ③ことごとく。すっかり。「一網打尽」 ④つごもり。月の終わり。「尽日」「大尽」 じん しん つ-かす; つ-くす; ことごと-く; -きる; つ-きる 尸 6 3 旧字は、形声。皿と、音符(シン)(は変わった形)とから成る。容器がからっぽであることから、「つきる」「つくす」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 05c3d.svg
桷 1 0 ①たるき(垂木)。屋根板を支えるために、棟から軒にわたす角材。 ②ずみ。バラ科の落葉小高木。ひめかいどう。参考①で、丸いたるきの場合、「椽(テン)」という。 かく かく たるき 木 11 7 説明無し 06877.svg
仇 準1 0 ①あだ。かたき。うらみ。「仇恨」「仇敵」 ②つれあい。相手。逑(キュウ) ぐ きゅう かたき-; あだ- 亻 4 2 説明無し 04ec7.svg
緻 2 0 きめこまかい。くわしい。「緻密」「精緻」 ち こま-かい 糹 16 10 形声。糸と、音符𦤶(チ)とから成る。 07dfb.svg
雰 準2 0 ①き(気)。大気。また、気分。けはい。「雰囲気」氛(フン) ②きり(霧)。もや。「雰雰」 ふん ふん きり- ⻗ 12 4 形声。雨と、音符分(フン)とから成る。 096f0.svg
籥 1 0 ふえ。たけぶえ。中国の楽器の一種。「管籥」 やく ふえ ⺮ 23 17 説明無し 07c65.svg
暖 5 0 ①あたたかい。あたたかさ。「暖流」「温暖」寒 ②あたためる。あたたまる。「暖房」「暖炉」 ①②冷 なん だん のん あたた-か; あたた-める; あたた-かい; あたた-まる 日 13 9 形声。日と、音符爰(ヱン)→(ダン)とから成る。「あたたかい」意を表す。 06696.svg
攤 1 0 ①ひらく。のばす。ひろげる。「攤書」 ②ゆるやか。 ③わりあてる。均等に分ける。 だん; だ たん たん ひら-く; ゆるやか 扌 22 19 説明無し 06524.svg
臾 1 0 ①ひきとめる。 ②しばらく、わずかの意の「須臾(シュユ)」に用いられる字。 ③すすめる。そそのかす。「縦臾(ショウユ)」 ゆ ゆ 臼 9 2 説明無し 081fe.svg
総 6 0 ①まとめる。ひとつにくくる。「総括」「総合」 ②すべる。全体を治める。とりしまる。「総理」「総領」 ③すべての。そろって。「総意」「総勢」 ④ふさ。糸や毛を束ねて先をばらばらにしたもの。 ⑤「上総(かずさ)の国」「下総(しもうさ)の国」の略。「総州」 す そう すべ-て; す-ぶ; す-べる; ふさ- 糹 14 8 旧字は、形声。糸と、音符悤(ソウ)とから成る。束ねた糸、ひいて「すべる」意を表す。教育用漢字は、もと俗字による。 07dcf.svg
硯 準1 0 すずり。墨をする道具。「硯池」「硯北」 げん げん けん すずり- 石 12 7 形声。石と、音符見(ケン)→(ゲン)とから成る。 0786f.svg
短 8 0 ①みじかい。長さがたりない。「短気」「短縮」「長短」 ②つたない。欠ける。おとる。「短所」「短慮」 ①②長 たん たん みじか-い 矢 12 7 形声。矢と、音符豆(トウ)→(タン)とから成る。みじかい矢、ひいて「みじかい」意を表す。 077ed.svg
吽 1 0 ①ほえる。ウシなどが鳴く。吼(ク) ②仏教で、口を閉じて出す声。「阿吽(アウン)」参考「阿吽」は梵語(ボンゴ)の音訳で、「阿」は口を開いて出す声。 く; ぐ; おん こう; ごう; いん うん ほ-える 口 7 4 説明無し 0543d.svg
拑 1 0 ①はさむ。手ではさむ。 ②口をつぐむ。「拑口」緘(カン)・ ①②箝(カン)・鉗(ケン) げん けん かん はさ-む; つぐ-む 扌 8 5 説明無し 062d1.svg
享 準2 0 ①うける。うけいれる。「享受」 ②もてなす。ふるまう。「享宴」 ③供える。ささげる。「享祭」 ④あたる。かなう。 こう きょう う-ける; すすめる 亠 8 6 もと、亨(キヤウ)の古字、亯の変形。→亨。 04eab.svg
固 7 0 ①かためる。かたまる。かたい。「固体」「強固」 ②かたくな。あくまでも。しっかり。「固持」「頑固」 ③もとより。はじめから。「固有」 く こ もと-より; かた-める; かた-まる; かた-い 囗 8 5 形声。囗(城壁)と、音符古(コ)とから成る。城をかたく守る、ひいて「かたい」意を表す。 056fa.svg
嚇 準2 0 ①いかる。大声でしかる。「嚇𠮟(カクシツ)」「嚇怒」赫(カク) ②おどす。おどかす。「威嚇」「恐嚇」 きゃく かく おど-し; おど-す 口 17 14 形声。口と、音符赫(カク)とから成る。 05687.svg
禁 6 0 ①とどめる。さしとめる。「禁制」「禁令」 ②とじこめる。「禁固」「監禁」 ③いむ。いみさける。「禁忌」「禁句」 ④いさめる。いましめる。 ⑤宮中。天子や天皇の居所。「禁中」 こん きん いさ-める; とど-める; たえる 示 13 8 会意形声。示と、林(リム)→(キム)(はやし)とから成る。人の立ち入りを禁止した神域の林、ひいて、天子が祭りのいけにえをとる狩り場の意を表す。転じて、いむ、いみの意に用いる。 07981.svg
包 7 0 つつむ。くるむ。つつみ。「包囲」「包装」 ひょう ほう くる-む; つつ-む; つつ-み 勹 5 3 象形。人が子を身ごもっているさまにかたどる。みごもる、ひいて「つつむ」意を表す。 05305.svg
愒 1 0 カイ むさぼる。欲張る。「玩愒(ガンカイ)」 カツ おどす。「恫愒(ドウカツ)」喝 ケイ いこう。休む。 かち; かい かつ; かい; けい おど-す; むさぼ-る; いこ-う 忄 12 9 説明無し
狭 4 0 ①せまい。せばめる。せばまる。「狭隘(キョウアイ)」「狭量」広 ②さ。語調を整える接頭語。「狭衣(さごろも)」 ぎょう こう きょう さ-; せば-; せば-い; せま-い; せ-; せば-める; せば-まる 犭 9 6 旧字は、形声。犬と、音符夾(カフ)とから成る。心のせまい意を表す。転じて、空間が「せまい」意に用いる。常用漢字は省略形による。 072ed.svg
植 8 0 ①草木をうえる。「植樹」「植林」 ②地に生えているもの。「植物」 ③開拓などのために移住する。「植民」「入植」 殖 ④たてる。まっすぐに立てる。 ⑤活字を組む。「植字」「写植」 じき しょく; ち う-わる; た-てる; う-える 木 12 8 形声。木と、音符直(チヨク)→(シヨク)とから成る。とびらの柱の意を表す。ひいて、木を「たてる」、転じて「うえる」意に用いる。 0690d.svg
尠 1 0 すくない。まれ。「尠少」 鮮 せん すくな-い 小 13 10 説明無し 05c20.svg
繚 1 0 ①まとう。まつわる。もつれる。みだれる。「繚乱」 ②めぐる。めぐらす。「繚垣(リョウエン)」 りょう りょう まと-う; めぐ-る 糹 18 12 説明無し 07e5a.svg
畑 8 1 はた。はたけ。「畑作」「畑物(はたもの)」畠(はた)参考水田に対して火田の意の国字。 はたけ-; はた- 田 9 4 会意。田と、火(ひ)とから成り、かわいた耕地の意で、水田に対して、「はたけ」をいう。 07551.svg
蛔 1 0 はらのむし。寄生虫の一種。カイチュウ。 え かい かいちゅう; はらのむし- 虫 12 6 説明無し 086d4.svg
葉 8 0 ①は。草木のは。「葉脈」「枝葉」 ②はのように薄いもの。「肺葉」「胚葉(ハイヨウ)」 ③かみ(紙)。一枚一枚の紙。 ④時代の一区切り。世。「前葉」「中葉」 ⑤すえ。わかれ。「末葉」 ⑥木のは、紙などを数える語。 よう; しょう よう; しょう は- ⺾ 12 9 会意形声。艸と、枼(エフ)(木にはがしげるさま)とから成る。草木の「は」の意を表す。借りて、よ(世)の意に用いる。 08449.svg
錐 準1 0 ①きり。木に穴をあける道具。「立錐」 ②また、きりのように先のとがった形。「円錐」 ③するどい。 すい すい きり- 釒 16 8 形声。金と、音符隹(スイ)とから成る。「きり」の意を表す。 09310.svg
粘 3 0 ねばる。ねばり気がある。「粘液」「粘土」 ねん でん ねば-る 米 11 5 本字は、形声。意符黍(しよ)(きび)と、音符占(セム)→(デム)とから成る。ねばりけのある米、ひいて「ねばる」意を表す。のち、意符が米に変わった。 07c98.svg
互 4 0 たがい。たがいに。かたみに。かわるがわる。「互角」「交互」 ご こ たが-い 二 4 2 象形。なわを巻き取る道具の形にかたどる。「䇘(ゴ)(なわ巻き)」の原字。転じて、「たがい」の意に用いる。 04e92.svg
旋 準2 0 ①めぐる。めぐらす。まわる。「旋回」「螺旋(ラセン)」 ②かえる。もどる。「凱旋(ガイセン)」 ③なかをとりもつ。「斡旋(アッセン)」「周旋」 ぜん せん めぐ-る; ゆばり 方 11 7 形声。疋と、音符㫃(エン)→(セン)とから成る。足をめぐらしてかえる、ひいて「めぐる」意を表す。 065cb.svg
跣 1 0 はだし。すあし。はだしで歩く。「跣行」 せん はだし ⻊ 13 6 説明無し 08de3.svg
扞 1 0 ①ふせぐ。まもる。「扞格」「扞城」 ②おおう。「蔽扞(ヘイカン)」 ③ひく。ひきしぼる。ひきのばす。「扞弓」 ④あらい。気があらい。「扞馬」悍(カン) かん ふせ-ぐ 扌 6 3 説明無し 0625e.svg
拾 8 0 ①ひろう。あつめる。ひろい上げる。「拾遺」「拾得」 ②とお。「十」を表す語。「拾円」 じゅう しゅう ひろ-う 扌 9 6 形声。手と、音符合(カフ)→(シフ)とから成る。手でひろいあつめる意を表す。 062fe.svg
翔 1 0 かける。とぶ。空高くとぶ。「飛翔」「高翔」 ぞう しょう かけ-る; と-ぶ 羽 12 6 形声。羽と、音符羊(ヤウ)→(シヤウ)とから成る。 07fd4.svg
鍔 準1 0 ①刀のつば。「鍔際(つばぎわ)」「鍔元(つばもと)」 ②刀の刃。きっさき。 がく がく つば- 釒 17 9 説明無し 09354.svg
媽 1 0 はは(母)。おかあさん。「媽祖」 も ぼ ま はは- 女 13 10 説明無し 05abd.svg
壬 準1 0 ①みずのえ。十干の第九。「壬申」 ②おもねる。へつらう。「壬人」 にん じん みずのえ- 士 4 1 象形。糸巻きに糸を巻いたさまにかたどる。「紝(ジム)」の原字。借りて、十干(じつかん)の第九位に用いる。 058ec.svg
溝 準2 0 みぞ。用水路。どぶ。ほり。ほりかわ。「溝渠(コウキョ)」「溝池」 く- こう- せせなげ-; せせなぎ-; みぞ-; どぶ-; うなて- 氵 13 10 形声。水と、音符冓(コウ)とから成る。用水路の意を表す。 06e9d.svg
礼 8 0 ①秩序ある社会生活を営むうえでの定まった作法や儀式。のり。「礼儀」「礼節」 ②うやまう。敬意をはらう。「礼賛」「拝礼」 ③感謝の気持ち。「礼状」「謝礼」参考「礼」の旁(つくり)が片仮名の「レ」に、草書体が平仮名の「れ」になった。 らい れい いや-; うやま-う; うや-; のり- 礻 5 1 旧字は、会意形声。示と、豊(レイ)(豐(ほう)の新字体とは別。神を祭るための祭器)とから成り、祭器に供え物をして神を祭る意を表す。ひいて、礼法の意に用いる。教育用漢字は古字の変形による。 0793c.svg
除 5 0 ①のぞく。とりさる。はらう。「除去」「除夜」 ②新しい官職につける。「除目」 ③つ(尽)きる。 ④数学で、割り算。「除法」 乗 じょ ちょ じ わ-る; はら-う; のぞ-く 阝 10 7 形声。阜と、音符余(ヨ)→(チヨ)とから成る。建物の階段の意を表す。転じて「のぞく」意に用いる。 09664.svg
靄 1 0 ①もや。かすみ。「靄然」 ②なごやかなさま。「靄靄」藹(アイ) あち; あい あつ; あい もや- ⻗ 24 16 説明無し 09744.svg
鮃 1 0 ひらめ。ヒラメ科の海魚。 ひょう へい ひらめ- 魚 16 5 説明無し 09b83.svg
夐 1 0 ①はるか。とおい。「夐絶」「夐然」迥(ケイ) ②ながい。長 けん; けい はるか; もとめる; とおい 夊 14 11 説明無し 05910.svg
輒 1 0 ①すなわち。そのたびごとに。たやすく。たちまち。 ②わきぎ。車の両側で前にそりだしている木。 ちょう すなわち; わきぎ 車 14 7 説明無し 08f12.svg
簪 1 0 ①かんざし。髪にさして冠を固定させるもの。また、髪飾り。「裾(シンキョ)」 ②かざす。かんざしをさす。 ③はやい。すみやか。 ④あつめる。あつまる。 しん; そん しん; さん かんざし- ⺮ 18 12 説明無し 07c2a.svg
六 10 0 むっつ。数の名。「六書」「六法」 ろく りく りゅう むい-; む-; む-つ; むっ-つ 八 4 2 象形。屋根の形にかたどる。借りて、数詞の「むつ」の意に用いる。 0516d.svg
厭 準1 0 ①いとう。いやがる。にくむ。「厭世」「厭離」「嫌厭」 ②あきる。満足していやになる。 ③おさえる。おさえつける。 ゆう; あん; おう えん; よう えん; よう おん いと-わしい; あ-きる; いと-う; いや-; きら-う; おさ-える 厂 14 12 説明無し 053ad.svg
奴 4 0 ①やっこ。(ア)しもべ。下男。「奴隷」(イ)江戸時代の男だて。「町奴(まちやっこ)」 ②やつ。他人、または自分を卑しめていう語。「奴輩」参考「奴」の旁(つくり)が片仮名の「ヌ」に、草書体が平仮名の「ぬ」になった。 ぬ ど め-; やっこ-; やつ- 女 5 2 会意。女と、又(ゆう)(手でつかまえる)とから成り、捕虜となった女、転じて、しもべの意を表す。 05974.svg
壇 3 0 ①ほかより一段高くした台。「壇上」「祭壇」 ②専門家の集団。「画壇」「文壇」 だん たん たいら-; ところ-; ば- 土 16 13 形声。土と、音符亶(タン)とから成る。土を高く盛り固めた祭りの場所、ひいて、一段高くつくった平らな台の意を表す。 058c7.svg
眉 2 0 ①まゆ。まゆげ。「眉目」「白眉」 ②へり。ふち。 ③としより。老年。「眉寿」 み び まゆ- 目 9 4 象形。まゆ毛を美しくかざりたてたさまにかたどる。「まゆ」の意を表す。 07709.svg
邇 1 0 ちかい。近い所。みぢか。「邇言」「邇来」 遐(カ) に じ ちか-い ⻍ 18 14 説明無し 09087.svg
撮 3 0 ①とる。映画や写真をとる。「撮影」 ②つまむ。指先でつまみとる。「撮要」 ③ひとつまみほどの分量。「撮土」 さい さち さつ と-る; つまみ; つま-む 扌 15 12 会意形声。手と、最(サイ)→(サツ)(とる)とから成る。指でつまみとる意を表す。 064ae.svg
台 9 0 ①うてな。物見台。見はらしのよい高い建造物。「台閣」「灯台」「楼台」 ②高く平らな土地。「台地」「高台」 ③物をのせたり、人が上がったりするもの。だい。「寝台」「舞台」 ④物事のもとになるもの。「台帳」「台本」 ⑤相手に対する敬称。「貴台」「台臨」 ⑥めしつかい。しもべ。 ⑦数量の範囲を表す語。「千円台」 ⑧乗り物などの数をかぞえる語。 だい; たい; い たい; い よろこ-ぶ; つかさ-; しもべ-; われ-; うてな- 口 5 2 (A)形声。口と、音符厶(シ)→(イ)とから成る。「怡(イ)(よろこぶ)」の原字。借りて、自称の代名詞に用いる。教育用漢字は、俗に台を臺の略字として用いていたものによる。 (B)会意。至(いたる)と、高(たかい。は変わった形)とから成る。四方を見渡せる高い建物の意。 053f0.svg
速 8 0 ①はやい。すみやか。「速断」「速記」「早速」 遅 ②はやさ。「速度」「速力」「高速」 そく そく すみ-やか; はや-い; はや-める; はや-まる ⻌ 10 7 形声。辵と、音符束(ソク)とから成る。いそぐ、「はやい」意を表す。 0901f.svg
孺 1 0 ①ちのみご。おさなご。また、こぞう。「孺子」 竪(ジュ) ②おさない。「孺弱」 ③したう。したしむ。 じゅ ちのみご; おさない 子 17 14 説明無し 05b7a.svg
丘 4 0 おか。小高い土地。また、墓。「丘陵」 く きゅう おか- 一 5 4 象形。小高い山に囲まれた高台、「おか」の地形にかたどる。 04e18.svg
糎 準1 1 長さの単位。センチメートル。一(メートル)の一〇〇分の一。 センチメートル- 米 15 9 説明無し 07cce.svg
櫱 1 0 ひこばえ。切り株から出た芽。「萌櫱(ホウゲツ)」 がち; げつ; がつ; げち ひこばえ 木 20 16 説明無し
資 6 0 ①たから。財貨。 ②もと。もとで。たくわえ。もととなる材料。「資産」「投資」 ③たすける。もとでを与えてたすける。「資益」「資助」 ④たち。もちまえ。生まれつき。「資質」「天資」 ⑤一定の身分や地位。「資格」 ⑥「資本家」の略。「労資」 し し はか-る; もと-; と-る; たす-ける; たち- 貝 13 6 形声。貝と、音符(シ)とから成る。もとでとする貨財や金銭の意を表す。 08cc7.svg
簡 5 0 ①文字をしるした木や竹のふだ。転じて、書物・手紙・文書。「簡策」「簡書」「木簡」 ②てがるな。おおまかな。「簡易」「簡素」「簡単」 ③つつましい。つづましい。つづまやか。「倹簡」 ④えらぶ。よりわける。「簡択」「簡抜」「簡練」揀(カン) けん かん ふだ-; えら-ぶ ⺮ 18 12 形声。竹と、音符閒(カン)とから成る。文字を書くための竹の「ふだ」の意を表す。また、借りて「えらぶ」、おおまかの意に用いる。 07c21.svg
麦 9 0 むぎ。イネ科のオオムギ・コムギなどの総称。「麦芽」「麦秋」 みゃく ばく むぎ- 麦 7 0 旧字は、会意。來(らい)(むぎ)と、夊(すい)(足でふむ。夂は省略形)とから成り、「むぎ」の意を表す。「來」の後にできた字。教育用漢字は省略形の俗字による。 09ea6.svg
鰙 1 1 ①はや。コイ科の淡水魚。はえ。 ②わかさぎ。キュウリウオ科の淡水魚。 はや-; わかさぎ- 魚 19 8 説明無し
劬 1 0 つかれる。苦労する。「劬劬」「劬力」 く つかれる 力 7 5 説明無し 052ac.svg
俐 1 0 かしこい。さかしい。「怜俐(レイリ)」悧(リ) り り かしこ-い 亻 9 7 会意形声。人と、利(リ)(するどい)とから成る。 04fd0.svg
周 7 0 ①まわり。「周囲」「周辺」 ②まわる。めぐる。「周航」「周遊」 ③あまねくゆきわたる。手ぬかりがない。「周知」「周到」「周密」 ④中国古代の王朝名。 しゅ; す しゅう あまね-し; あまね-く; まわ-り; めぐ-る 口 8 5 会意。口と、用(もちいる)とから成り、ことばを用いてうまく話すことから、こまやかの意を表す。 05468.svg
石 10 0 ①いし。いわ。また、いしでできているもの。「石器」「石工」「石仏」 ②いしのようにかたいもののたとえ。「石心」「金石」「木石」 ③ねうちのないもののたとえ。「瓦石(ガセキ)」「玉石混交」 ④くすり。鉱物質のくすり。「薬石」 ⑤こく。(ア)尺貫法の容積の単位。一石(こく)は一〇斗。約一八〇(リットル)。(イ)船・材木の容積の単位。一石は一〇立方尺。約〇・二八立方(メートル)。 ⑥「石見(いわみ)の国」の略。「石州」 じゃく せき しゃく; こく しく いわ; いし- 石 5 0 象形。厂(かん)(がけ)の下にあるいしの形にかたどり、「いし」の意を表す。 077f3.svg
肩 4 0 かた。腕と体とが続く関節の上の部分。 けん けん かた- 肉 8 4 象形。もと、𦙪と書いた。(かたの形。戶は省略形)に肉(=月。にく)を加えて、「かた」の意を表す。 080a9.svg
挨 2 0 ①おす。ひらく。おしのける。「挨拶(アイサツ)」 ②せまる。近づく。 え あい ひら-く; お-す 扌 10 7 形声。手と、音符矣(イ)→(アイ)とから成る。 06328.svg
睡 準2 0 ねむる。ねむり。「睡眠」「午睡」 参考まぶた(目)が垂れてねむる意を表した字。 ずい すい ねむ-る; ねむり 目 13 8 会意形声。目と、垂(スイ)(たれる)とから成り、まぶたをたれて「ねむる」意を表す。 07761.svg
鐓 1 0 ①いしづき。矛や槍(やり)の柄の下にはめてある平底の金具。 ②つち(鎚)。大きなつち。 たい いしづき; つち 釒 20 12 説明無し 09413.svg
風 9 0 ①かぜ。かぜが吹く。「風雪」「疾風」 ②かぜのたより。うわさ。「風聞」「風説」 ③なびかせる。教え。「風教」「風靡(フウビ)」 ④ならわし。しきたり。「風習」「風俗」 ⑤おもむき。さま。(ア)すがた。かたち。「風体(フウテイ)」「風格」(イ)けしき。「風景」「風致」(ウ)傾向。様式。ふり。「気風」「作風」 ⑥病気の名。「中風」「痛風」 ⑦ほのめかす。それとなく言う。「風刺」「風諭」 ⑧詩経の六義の一つ。 ふ; ふう ほう ふり-; ち-; かぜ-; すがた-; て-; ならわし-; かざ- 風 9 0 もと、鳳(ホウ、フウ)(おおとり)に同じ。古代には、鳳がかぜの神と信じられていたことから、「かぜ」の意を表す。のち、鳳の鳥の部分が虫に変わって、風の字形となった。 098a8.svg
瓷 1 0 ①いしやき。きめの細かいかたいやきもの。「瓷器」 ②かめ。とっくり。「瓷瓶(ジヘイ)」 じ; し かめ 瓦 11 6 説明無し 074f7.svg
溟 1 0 ①くらい。うすぐらい。「溟溟」冥(メイ) ②うみ。おおうなばら。「溟海」 みょう めい うみ-; くら-い 氵 13 10 説明無し 06e9f.svg
貼 2 0 ①はる。つける。はりつける。「貼付」 ②薬の包みを数える語。 ちょう ちょう てん つく; は-る 貝 12 5 形声。貝と、音符占(セム)→(テフ)とから成る。 08cbc.svg
郛 1 0 くるわ。城の外囲い。「郛郭」 ふ くるわ 阝 10 7 説明無し 090db.svg
唔 1 0 ①くちごもる。 ②書を読む声の意の「咿唔(イゴ)」に用いられる字。 ぐ ご 口 10 7 説明無し 05514.svg
酎 2 0 ①濃い酒。 ②しょうちゅう(焼酎)。雑穀やいもなどから造った蒸留酒の一種。 じゅう ちゅう かも-す 酉 10 3 形声。酉と、音符肘(チウ)(寸は省略形)とから成る。 0914e.svg
聯 準1 0 ①つらなる。つらねる。つづく。「聯珠」「聯綿」 ②対にする。二つならべる。「対聯」「柱聯」 れん れん つら-なる; つら-ねる 耳 17 11 説明無し 0806f.svg
筬 1 0 おさ。縦糸をそろえ、横糸をおさえて織り目を整える機(はた)織りの道具。 じょう; せい おさ ⺮ 13 7 説明無し 07b6c.svg
敝 1 0 ①やぶれる。やぶる。ぼろぼろになる。「敝衣」 ②つかれる。よわる。 ③自分のことにつける謙称。 ①~③弊 べ へい やぶれる 攵 12 8 説明無し 0655d.svg
堡 1 0 ①とりで。土や石で築いた小城。「堡塁」 ②つつみ。どて。 ほ ほう とりで 土 12 9 説明無し 05821.svg
買 9 0 かう。代金を出して品物などを求める。「買収」「購買」売参考「努力を買う」「けんかを買う」など、値うちを認める、応じるなどの意味にも使われる。 め ばい か-う 貝 12 5 会意形声。貝と、网(バウ)→(バイ)(あみ。罒は変わった形)とから成り、貝をあみで集める意を表す。転じて「かう」意に用いる。 08cb7.svg
揺 3 0 ゆれる。ゆれ動く。ゆする。ゆらぐ。「揺籃(ヨウラン)」「動揺」 よう よう ゆ-すぶる; ゆ-る; ゆ-るぐ; ゆ-さぶる; ゆ-する; ゆ-らぐ; ゆ-れる 扌 12 9 旧字は、形声。手と、音符䍃(エウ)とから成る。ゆりうごかす、ひいて「ゆれる」意を表す。常用漢字は省略形による。 063fa.svg
霰 1 0 ①あられ。空中の水蒸気が氷結して降ってくるもの。「霰雪」 ②あられのようにさいの目に切ったもの。また、細かいさま。「霰弾」 せん せん さん あられ- ⻗ 20 12 説明無し 09730.svg
艱 1 0 ①かたい。むずかしい。けわしい。「艱険」「艱渋」「艱阻(カンソ)・(カンショ)」 ②なやむ。くるしむ。なやみ。くるしみ。「艱苦」「艱難」「辛艱」 けん かん かた-い; なやみ; なや-む 艮 17 11 説明無し 08271.svg
蔗 1 0 ①さとうきび。イネ科の多年草。「蔗糖(ショトウ)」「甘蔗(カンショ)」 ②うまい。よい。おもしろい。「蔗境」 しゃ しゃ しょ さとうきび ⺾ 14 11 説明無し 08517.svg
芒 1 0 ①のぎ。穀物の先端。草木のとげ。けさき。「芒種」「芒刺」 ②きっさき。刃剣の刃先。 ③すすき。イネ科の多年草。おばな。 ④ひかり。光線の先端。「光芒」 ⑤広々としたさま。「芒洋」 ⑥くらい。かすか。おろか。 ⑦つかれる。いそがしい。 こう もう ぼう のげ-; すすき-; のぎ- ⺾ 6 3 説明無し 08292.svg
湎 1 0 おぼれる。しずむ。「沈湎」 めん べん しず-む; おぼ-れる 氵 12 9 説明無し 06e4e.svg
姪 準1 0 めい。兄弟の娘。また、兄弟姉妹の娘。甥(セイ)参考中国で、「おい」の意味で使われたこともある。 じち; でち てつ; ちつ おい-; めい- 女 9 6 形声。女と、音符至(シ)→(テツ、チツ)とから成る。 059ea.svg
官 7 0 ①つかさ。おおやけ。国家の機関。役目。役人。「官位」「官庁」「任官」 ②生物体で特定の働きをする部分。「官能」「器官」「五官」 かん かん つかさ-; おおやけ- 宀 8 5 会意。宀と、𠂤(たい)(集団の意。㠯は省略形)とから成り、家の中にいる人の集まりから、転じて官吏の意を表す。 05b98.svg
坪 準2 0 ①つぼ。面積の単位。土地では一間四方。約三・三平方(メートル)。織物や印刷の製版などでは一寸四方。約九・一八平方(センチメートル)。 ②なかにわ。垣の内にある庭。 ③地面のたいらな所。 びょう へい つぼ- 土 8 5 会意形声。土と、(ヘイ)(たいら)とから成り、土地の平らかな所の意を表す。 0576a.svg
枹 1 0 ①なら(楢)。ブナ科の落葉高木。 ②ばち。大鼓などを打つ棒。 ぶ; ひょう ほう; ふう ふ おけら; なら; ばち- 木 9 5 説明無し 067b9.svg
床 4 0 ①ねどこ。寝台。また、こしかけ。「床几(ショウギ)」「病床」 ②ゆか。「床下」 ③土台。地層。地盤。「河床」「鉱床」 ④なえどこ。苗を育てるところ。「温床」 ⑤ゆかしい。おくゆかしい。 じょう そう しょう ゆか-; とこ-; ゆか-しい 广 7 4 会意。广と、木(き)とから成る。寝台の意を表す。もと、牀(シヤウ)の俗字。転じて、「ゆか」の意に用いる。 05e8a.svg
瞽 1 0 ①目が見えない。盲人。「瞽女(ごぜ)」 ②おろか。道理にくらい。「瞽言」 く こ めくら; めし-い 目 18 13 説明無し 077bd.svg
杲 1 0 ①あきらか。日の光が明るいさま。「杲杲」皓(コウ) ②たかい。「杲乎(コウコ)」高 こう こう たか-い; あき-らか 日 8 4 説明無し 06772.svg
姮 1 0 月に住むという美女の名「姮娥(コウガ)」に用いられる字。転じて、月の異名。 じょう; ごう こう; しょう 女 9 6 説明無し
荘 準2 0 ①おごそか。いかめしい。「荘厳」「荘重」 ②むらざと。いなか。「村荘」 ③いなかにある仮ずまい。しもやしき。別宅。「別荘」 ④やど。旅館。みせ。「旅荘」 ⑤中世の貴族や社寺の私有地。「荘園」 しょう そう おごそ-か ⺾ 9 6 旧字は、会意形声。艸と、壯(サウ)(さかん)とから成り、草が盛んにしげる意を表す。ひいて「おごそか」の意に用いる。常用漢字は省略形による。 08358.svg
楫 1 0 ①かじ。かい。舟をこぎ進める道具。「楫師」 ②こぐ。かいで舟をこぐ。 しょう; じゅう しょう; しゅう かじ 木 13 9 説明無し 0696b.svg
淀 準1 0 ①よど。よどみ。水が滞っている所。 ②よどむ。水の流れが滞る。 でん; てん よど-む; よど- 氵 11 8 形声。水と、音符定(テイ)→(テン)とから成る。 06dc0.svg
喨 1 0 音が清らかにひびきわたるさま。「喨喨」 ろう りょう ほがらか 口 12 9 説明無し 055a8.svg
佝 1 0 ①背の曲がっていること。また、背の曲がった人。傴(ウ) ②おろか。 く こう; く せむし- 亻 7 5 説明無し 04f5d.svg
皺 1 0 ①しわ。ひだ。「皺面」 ②しわむ。 しゅ すう しゅう しぼ-; しわ-; さび- 皮 15 10 説明無し 076ba.svg
兜 準1 0 かぶと。頭を守る武具。参考人がかぶとをつけた形からできた字。 と; つ とう かぶと- ⼉ 11 9 象形。人がかぶとを着けた形にかたどる。 0515c.svg
韮 準1 0 にら。ユリ科の多年草。参考地面に群がり生えるニラの形を表した字。 く きゅう きょう にら- ⺾ 12 9 説明無し 097ee.svg
蒿 1 0 よもぎ。キク科の多年草。「蒿矢」 こう こう き-える; つか-れる; よもぎ- ⺾ 13 10 説明無し 084bf.svg
幃 1 0 ①とばり。たれまくの一種。「幃帳」帷(イ) ②香ぶくろ。「佩幃(ハイイ)」 い い においぶく; とばり; ふくろ 巾 12 9 説明無し 05e43.svg
鴃 1 0 もず(百舌)。モズ科の鳥。「鴃舌」 げき; けつ; けい もず 鳥 15 4 説明無し 09d03.svg
漉 準1 0 ①こす。水や酒をこす。したたらせる。 ②すく。紙をすく。 ろく こし; すく; こす 氵 14 11 説明無し 06f09.svg
携 3 0 ①たずさえる。身につける。手にさげて持つ。「携帯」「必携」 ②たずさわる。手をつなぐ。関連する。「提携」「連携」 ③はなれる。わかれる。 え けい たずさ-える; たずさ-わる 扌 13 10 旧字は、形声。手と、音符雟(ケイ)とから成る。手にさげて持つ意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 0643a.svg
倒 4 0 ①たおれる。たおす。ひっくりかえす。「倒産」「打倒」 ②さかさま。さかさまになる。「倒錯」「倒置」「倒立」 ③状態がはなはだしい。ひどく。激しく。「圧倒」「絶倒」 とう とう さかさま-; たお-れる; たお-す 亻 10 8 会意形声。人と、到(タウ)(いたる、たおれる)とから成り、「たおれる」意を表す。「到」の後にできた字。 05012.svg
都 8 0 ①みやこ。(ア)天子の居城のあるところ。「首都」「帝都」(イ)にぎやかな大きなまち。「都会」「都市」 ②みやびやか。美しい。「都雅」 ③統べる。まとめる。「都督」 ④すべて。ことごとく。「都度(ツド)」「都合(ツゴウ)」 ⑤東京都のこと。「都営」「都庁」 つ と みやこ-; す-べる; いち-; あつ-める; あつ-まる; すべ-て 阝 11 8 旧字は、形声。邑と、音符者(シヤ)→(ト)とから成る。宮殿のある「みやこ」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 090fd.svg
紺 3 0 こん色。紫がかったこい青色。「紺碧(コンペキ)」 こん かん 糹 11 5 形声。糸と、音符甘(カム)とから成る。 07d3a.svg
華 3 0 ①はな。草木の花。「華道」「華容」「散華(サンゲ)」花 ②はなやか。美しい。さかえる。「華美」「華麗」「栄華(エイガ)」 ③しろい。また、おしろい。白い粉。「鉛華」 ④中国の自称。「華夷(カイ)」「華僑(カキョウ)」「中華」 け; げ か はな-さく; はな-やか; はな- ⺾ 10 7 会意形声。艸と、𠌶(クワ)(はな。・は省略形)とから成り、草木の美しい「はな」の意を表す。 083ef.svg
嘸 1 0 ①さぞ。さだめし。推量の意を表す語。 ②はっきりしないさま。「嘸然」 む ぶ さぞ- 口 15 12 説明無し 05638.svg
苻 1 0 ①草の名。鬼目草。 ②さや。草の実のさや。また、あまかわ。 ほ ぶ ふ さや; あまかわ ⺾ 8 5 説明無し 082fb.svg
硅 1 0 非金属元素の一つ。硅素。シリコン。珪(ケイ) きゃく; かい かく; けい やぶ-る 石 11 6 説明無し 07845.svg
腮 1 0 ①あご。あぎと。②えら。魚などの呼吸器官。 さい さい えら; あご ⺼ 13 9 説明無し 0816e.svg
槍 準1 0 やり。武器の一種。「槍手」「槍術」 鎗(ソウ) そう しょう やり- 木 14 10 形声。木と、音符倉(サウ)とから成る。 069cd.svg
僊 1 0 やまびと。仙人。「人」 仙 せん やまびと; せんにん 亻 13 11 説明無し 050ca.svg
噤 1 0 つぐむ。口をとじる。「噤閉」 ごん きん つぐ-む 口 16 13 説明無し 05664.svg
渣 1 0 おり。かす。沈殿物。「渣滓(サシ)」 しゃ さ おり; かす 氵 12 9 説明無し 06e23.svg
条 6 0 ①えだ。小枝。「枝条」「柳条」 ②すじ。みちすじ。「条理」「軌条」 ③くだり。一つ一つ書き分けた文。「条項」「箇条」 ④のびる。のびのびする。「条達」 ⑤細長いものを数える語。「一条」 じょう ちょう すじ-; えだ 木 7 3 旧字は、形声。木と、音符攸(イウ)→(テウ、デウ)とから成る。細長い枝、ひいて、ひとすじひとすじの意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 06761.svg
珪 準1 0 ①諸侯の身分を示す玉。圭(ケイ) ②非金属元素の一つ。珪素。シリコン。「珪酸」硅(ケイ) かい けい たま- 𤣩 10 6 説明無し 073ea.svg
鵯 1 0 ひよ。ひよどり。ヒヨドリ科の鳥。 ひち; ひ ひつ; ひ ひよ-; ひよどり- 鳥 19 8 説明無し 09d6f.svg
額 6 0 ①ひたい。おでこ。ぬか。「前額」 ②がく。書画などをおさめて、門・壁などに掲げておくもの。また、そのわく。「額縁」「勅額」「扁額(ヘンガク)」 ③たか。量。お金の数値。「価額」「差額」「定額」 ぎゃく がく ぬか-; ひたい- 頁 18 9 形声。頁と、音符各(カク)→(ガク)(また、客(カク)→(ガク))とから成る。「ひたい」の意を表す。 0984d.svg
訖 1 0 ①おわる。おえる。とまる。やむ。 ②いたる。およぶ。迄(キツ) きつ おわる 訁 10 3 説明無し 08a16.svg
癢 1 0 ①かゆい。「癢痛」痒(ヨウ) ②はがゆい。もだえる。「技癢」 よう よう かゆ-い 疒 20 15 説明無し 07662.svg
晃 準1 0 ひかりかがやく。ひかる。あきらか。「晃晃」「晃朗」参考「日が光る」の意を表す字。 おう こう あきらか 日 10 6 会意形声。日と、光(クワウ)(ひかり)とから成る。 06643.svg
赧 1 0 あからめる。顔が赤くなる。はじる。「赧然」 ねん だん たん あから-める 赤 12 5 説明無し 08d67.svg
扼 1 0 おさえる。しめつける。「扼腕」「扼殺」 やく あく おさ-える; お-す 扌 7 4 説明無し 0627c.svg
衝 3 0 ①つく。ぶつかる。つきあたる。「衝撃」「衝突」 撞(トウ) ②つき動かす。「衝動」 ③かなめ。だいじなところ。「要衝」「折衝」 しゅ しょう つ-く 行 15 9 形声。行と、音符童(トウ)→(シヨウ)(または重(チヨウ)→(シヨウ))とから成る。大通りの意を表す。ひいて、かなめの意に用いる。 0885d.svg
媚 1 0 ①こびる。へつらう。なまめかしい。「媚態」 ②うつくしい。「明媚」 み び こび; こ-ばむ; こ-ぶ; こ-びる 女 12 9 説明無し 05a9a.svg
尭 準1 0 ①たかい。けだかい。「尭尭」 ②中国、古代の伝説上の帝王の名。「尭舜(ギョウシュン)」 ぎょう ぎょう たか-い 土 8 5 会意形声。兀(ごつ)(高くて上が平らか)と、垚(ゲウ)(高く盛り上がった土)とから成り、高いの意を表す。尭は、その省略形。 05c2d.svg
晢 1 0 あきらか。あかるい。また、かしこい。「晢晢」 参考「晳(セキ)」は別字。 せち; さい せい; せつ あき-らか 日 11 7 説明無し 06662.svg
停 6 0 ①とまる。とめる。とどまる。「停止」「停車」 ②やめる。一時中止する。「停電」「停戦」 ③とどこおる。「停滞」「停頓(テイトン)」 じょう てい ちょう とど-まる; と-める; と-まる 亻 11 9 形声。人と、音符亭(テイ)とから成る。一つ所に「とどまる」意を表す。 0505c.svg
髯 1 0 ひげ。ほおひげ。「鬚(シュゼン)」 ぜん ひげ 髟 14 4 説明無し 09aef.svg
渓 準2 0 たに。たにがわ。「渓谷」「渓流」谿(ケイ) け けい たに- 氵 11 8 旧字は、形声。水と、音符奚(ケイ)とから成る。谷川の意を表す。常用漢字は省略形による。 06e13.svg
磁 5 0 ①じしゃく。鉄を引きつけたり、南北を指し示したりする性質のある鉱物。「磁性」「磁力」 ②せともの。やきもの。高温でかたく焼いた陶器。「磁器」「青磁」 じ し じしゃく; やきもの- 石 14 9 旧字は、形声。石と、音符茲(シ)とから成る。鉄などを引き寄せる鉱物の意を表す。教育用漢字は省略形による。 078c1.svg
紙 9 0 ①かみ。「紙型」「色紙」「和紙」 ②かみに書かれたもの。書物。文書。「紙幅」「紙背」 ③「新聞紙」の略。「紙上」 し し かみ- 糹 10 4 形声。糸と、音符氏(シ)とから成る。「かみ」の意を表す。 07d19.svg
荅 1 0 ①あずき。小豆。 ②こたえる。 とう とう あずき-; こた-える ⺾ 9 6 説明無し 08345.svg
顳 1 0 「顳顬(ショウジュ)・(こめかみ)」に用いられる字。 にょう じょう しょう 頁 27 18 説明無し 09873.svg
嘱 3 0 ①たのむ。いいつける。まかせる。ゆだねる。「嘱託」「委嘱」 ②つける。よせる。目をかける。「嘱望」「嘱目」 ①②属 そく しょく たの-む 口 15 12 旧字は、会意形声。口と、屬(シヨク)(つける)とから成る。言いつける、「たのむ」意を表す。常用漢字は俗字による。 05631.svg
韻 準2 0 ①ひびき。美しいひびき。おと。ね。「松韻」「余韻」 ②おもむき。ようす。風流。「韻士」「風韻」 ③いん。(ア)漢字の字音で、初めの子音を除いた音。「韻母」声 (イ)詩歌で、句や行の初めと終わりに置く同じ種類の音。「韻文」「韻律」「押韻」 うん うん いん ひび-き 音 19 10 形声。音と、音符員(ヱン、ウン)→(ヰン)とから成る。たがいにひびきあって調和する意を表す。 097fb.svg
鮱 1 1 おおぼら。ボラ科の海魚。ボラの成長しきったもの。参考ボラの老成したものの意味で「老」がついている。 おおぼら- 魚 17 6 説明無し
綏 1 0 ①たれひも。車に乗るときや車中で立つときにつかまるひも。 ②やすい。やすらか。やすんずる。「綏懐」 た すい すい やす-い 糹 13 7 説明無し 07d8f.svg
副 7 0 ①そう。そえる。たすける。「副業」「副将」 ②つけ加える。つけたし。「副賞」「副葬」 ③ともなう。「副因」「副作用」 ④ひかえ。うつし。「副本」「正副」 ①②④正 ふ; ふく ふく; ふう そ-う; そえ 刂 11 9 形声。刀と、音符畐(フク)とから成る。刀で切り裂く意を表す。また、二つに裂かれた半分と半分とが並んでいることから、「そう」意に用いる。 0526f.svg
斌 準1 0 ほどよく調和して美しい。うるわしい。「斌斌」彬(ヒン) ひん うるわ-しい; あき-らか 文 12 8 説明無し 0658c.svg
淵 準1 0 ①ふち。水を深くたたえている所。「深淵」「淵海」 ②物の多く集まっている所。「淵叢(エンソウ)」 ③ふかい。おくぶかい。静まりかえる。「淵淵」「淵然」 えん えん かた-い; ふち-; はなわ- 氵 12 9 古字は象形で、たたえた水がめぐり、うずまいているさまにかたどり、「ふち」の意を表す。のち、さらに水が加わって、会意形声字の淵ができた。 06df5.svg
托 準1 0 ①おく。手の上におく。物をのせる。「托鉢」 ②物をのせる台。「茶托」 ③たよる。たのむ。まかせる。「托生」「委托」 ④お(推)す。また、ひらく。 たく たく たの-む 扌 6 3 形声。手と、音符乇(タク)とから成る。手に物を置く意を表す。 06258.svg
黷 1 0 けがす。よごす。けがれる。よごれる。不正をする。「黷職」瀆(トク) とく けがす; けがれる 黑 27 15 説明無し 09ef7.svg
富 7 0 とむ。ゆたかにある。とみ。「富裕」「豊富」貧 ふ ふう とみ-; と-む 宀 12 9 形声。宀と、音符畐(フク)→(フウ)とから成る。物が多くある、ひいて「とむ」意を表す。 05bcc.svg
迷 6 0 ①まよう。まどう。道がわからない。「迷宮」「迷路」②こまる。明らかでない。「迷惑」「低迷」③すじがとおらない。奇妙な。「迷答」参考③「名」に当てた洒落(しゃれ)。 まい べい めい まよ-い; まよ-わす; まよ-う ⻌ 9 6 形声。辵と、音符米(ベイ)とから成る。「まよう」意を表す。 08ff7.svg
拒 準2 0 こばむ。ことわる。よせつけない。「拒絶」「拒否」 ご; こ きょ こば-む; ふせ-ぐ 扌 8 5 形声。手と、音符(キヨ)とから成る。手で退ける意を表す。 062d2.svg
殲 1 0 つ(尽)くす。ほろ(滅)ぼす。つきる。「殲撲」「殲滅」 殄(テン) せん ほろぼ-す; つく-す 歹 21 17 説明無し 06bb2.svg
廿 準1 0 にじゅう(二十)。はたち。 参考二つの十を表した字。 にゅう じゅう はたち-; にじゅう- 十 4 2 会意。十を二つ合わせて、二十の意を表す。 05eff.svg
払 4 0 ①はらう。はらいのける。なくなる。「払拭(フッショク)」「払底」 ②夜が明ける。「払暁」 びち; ほち ひつ; ふつ ほつ はら-う; はら-い 扌 5 2 旧字は、形声。手と、音符弗(フツ)とから成る。手ではらいのける意を表す。常用漢字は省略形による。 06255.svg
話 9 0 ①はなす。語る。「話法」「談話」 ②はなし。ものがたり。「実話」「民話」 え か; かい わ はなし-; はな-す 訁 13 6 形声。言と、音符𠯑(クワツ)→(クワ)(舌は変わった形)とから成る。何人かが交わし合うよいことば、「はなし」の意を表す。 08a71.svg
隍 1 0 ①ほり。からぼり。水のないほり。「城隍」 ②むなしい。うつろ。 こう ほり 阝 12 9 説明無し 0968d.svg
専 5 0 ①もっぱら。いちずに。そのことだけをする。「専一」「専門」 ②ひとりじめにする。「専売」「専有」 ③ほしいままにする。「専横」「専制」 せん せん もっぱ-ら 寸 9 6 旧字は、象形。糸巻きを手に持ち、糸を巻きつける形にかたどる。かたく巻きつけることから、転じて「もっぱら」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 05c02.svg
鋳 3 0 いる。金属を溶かして型に流しこむ。「鋳金」「鋳造」「鋳鉄」 す しゅ ちゅう い-る 釒 15 7 旧字は、形声。金と、音符壽(シウ)→(シユ)とから成る。金属をとかし、いがたに流しこんで器物を造る意を表す。常用漢字は省略形による。 092f3.svg
斗 3 0 ①ます。とます。ひしゃく。また、ますやひしゃくの形をしたもの。「科斗」 ②尺貫法の容量の単位。一升の一〇倍。約一八(リットル)。「斗酒」 ③星座の名。天の南と北にある星座「南斗」「北斗」のこと。 つ とう と ひしゃく-; とます-; ます- 斗 4 0 象形。柄(え)の付いたひしゃくの形にかたどり、ますの意を表す。 06597.svg
形 9 0 ①かた。かたち。「形式」「図形」 ②ありさま。すがた。「形勢」「形容」 ③あらわれる。あらわす。「形成」「造形」 ぎょう けい かた-; かたち-; かたぎ; なり- 彡 7 4 形声。彡と、音符幵(ケン)→(ケイ)(开は省略形)とから成る。もののかたちをかたどる意を表す。また、「かたち」の意に用いる。 05f62.svg
馗 1 0 みち。九方に通じる道。 ぎ; ぐ き; きゅう ほおぼね; かくれる; みち 首 11 2 説明無し 09997.svg
寄 6 0 ①よる。たちよる。「寄港」「寄航」 ②身をよせる。たよる。「寄宿」「寄留」 ③あずける。おくる。「寄稿」「寄進」「寄贈」 ④集まる。集める。「寄席(よせ)」 き き よそ-る; よせ-; よ-さる; よ-る; よそ-う; よ-さす; よ-せる; よそ-える 宀 11 8 形声。宀と、音符奇(キ)とから成る。身をよせる意を表す。 05bc4.svg
雎 1 0 みさご。雎鳩(ショキュウ)。タカ科の鳥。礼儀正しいものにたとえる。 そ しょ みさご- 隹 13 5 説明無し 096ce.svg
紘 準1 0 ①ひも。冠のひも。「朱紘」 ②つな。おおづな。 ③ひろい。広く大きい。広・弘(コウ)・宏(コウ) ④はて。きわみ。「八紘」 ぎょう おう こう ひも; おおづな 糹 10 4 形声。糸と、音符厷(コウ)→(クワウ)とから成る。 07d18.svg
発 8 0 ①はなつ。矢や弾丸をはなつ。「発射」「発砲」「散発」 ②たつ。でかける。また、送りだす。「発車」「発送」「出発」着 ③でる。生じる。起こす。「発生」「発奮」「突発」 ④のびる。のばす。さかんにする。「発達」「発育」「発展」 ⑤ひらく。あける。開かせる。「発見」「開発」「啓発」 ⑥あらわれる。あらわす。「発表」「発露」 ⑦あばく。明るみに出す。「発覚」「摘発」「告発」 ほち; ほつ はつ おこ-る; あば-く; はな-つ; た-つ; つか-わす 癶 9 4 旧字は、形声。意符弓(ゆみ)と、音符癹(ハツ)とから成る。弓を射る、転じて、「おこる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 0767a.svg
台 9 0 ①うてな。物見台。見はらしのよい高い建造物。「台閣」「灯台」「楼台」 ②高く平らな土地。「台地」「高台」 ③物をのせたり、人が上がったりするもの。だい。「寝台」「舞台」 ④物事のもとになるもの。「台帳」「台本」 ⑤相手に対する敬称。「貴台」「台臨」 ⑥めしつかい。しもべ。 ⑦数量の範囲を表す語。「千円台」 ⑧乗り物などの数をかぞえる語。 だい; たい; い たい; い よろこ-ぶ; つかさ-; しもべ-; われ-; うてな- 口 5 2 (A)形声。口と、音符厶(シ)→(イ)とから成る。「怡(イ)(よろこぶ)」の原字。借りて、自称の代名詞に用いる。教育用漢字は、俗に台を臺の略字として用いていたものによる。 (B)会意。至(いたる)と、高(たかい。は変わった形)とから成る。四方を見渡せる高い建物の意。 053f0.svg
鳩 準1 0 ①はと。ハト科の鳥の総称。「鳩居」「鳩舎」 ②あつめる。あつまる。「鳩合」「鳩首」糾 ③やすんずる。やすらか。「鳩民」 く きゅう あつ-める; はと- 鳥 13 2 形声。鳥と、音符九(キウ)とから成る。 09ce9.svg
屶 1 1 なた。幅が広く厚い刃物に柄(え)をつけたもの。まきなどを割る刃物。参考「山刀(なた)」を一つに合わせた国字。 なた- 山 5 2 説明無し 05c76.svg
叶 準1 0 かなう。思いどおりになる。参考「協」の古字。 ぎょう きょう かな-う 口 5 2 説明無し 053f6.svg
錺 1 1 かざり。金属でかざる。「錺職人」 かざり- 釒 15 7 説明無し 0933a.svg
愴 1 0 いたむ。かな(悲)しむ。いたましい。「愴然」「悲愴」 しょう そう いた-む 忄 13 10 説明無し 06134.svg
梃 1 0 ①てこ。重いものを動かすための棒。 ②つえ。棒。 ③農具・銃など長い物を数える語。挺(チョウ) ちょう てい つえ-; てこ- 木 11 7 説明無し 06883.svg
亦 準1 0 ①また。…もまた。 ②わき。わきのした。腋(エキ) やく えき でも-; また- 亠 6 4 指事。大(人が直立した形)の両わきに点をつけて、腋(わき)の下の意を表す。借りて「また」の意に用いる。 04ea6.svg
懽 1 0 よろこぶ。たのしむ。よろこび。「懽呼」「懽娯」 がん; かん かん よろこ-ぶ 忄 20 17 説明無し 061fd.svg
膃 1 0 ①肥えてやわらかい。「膃肭(オツドツ)」 ②アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物「膃肭臍(おっとせい)」に用いられる字。 おち おつ ⺼ 14 10 説明無し 08183.svg
秤 準1 0 ①はかり。てんびん。「秤量」 ②はかる。重さをはかる。 参考もと、「(称)」の俗字。 しょう しょう ひん; ひょう; びん はかり- 禾 10 5 会意。禾と、(公平)とから成る。もと、稱(シヨウ)(称)の俗字。 079e4.svg
餒 1 0 ①う(飢)え。うえる。ひもじい。「餒饉(ダイキン)」 ②くさる。魚肉がくさる。 ない だい う-える 𩙿 16 7 説明無し 09912.svg
俣 準1 1 また。分かれめ。 また- 亻 9 7 俟(まつ)の字形を少し変えて、「また」の意を表す。 04fe3.svg
魳 1 0 かます(梭魚)。カマス科の海魚の総称。 し; そう し; そう かます-; ぶり- 魚 15 4 説明無し
賺 1 0 ①すかす。だます。あざむく。 ②なだめすかす。きげんをとる。 たん すかす 貝 17 10 説明無し 08cfa.svg
閲 3 0 ①けみする。しらべる。かぞえる。「閲覧」「校閲」「査閲」 ②へ(経)る。過ごす。経過する。「閲歴」 ③いえがら。「閥閲」 えち えつ い-れる; けみ-する; み-る; へ-る 門 15 7 形声。門と、音符兌(タイ)→(エツ)とから成る。廟門(びようもん)で車馬を並べて数える、ひいて、みる意を表す。 095b2.svg
咀 1 0 かむ。かみくだく。また、あじわう。理解する。「咀嚼(ソシャク)」 ぞ しょ そ か-む 口 8 5 説明無し 05480.svg
覇 準2 0 ①はたがしら。武力で天下をしたがえるもの。「覇王」「覇道」 ②勝者。競技などで優勝すること。「覇権」「制覇」「覇を競う」 へ; ひゃく は; はく はたがしら- 覀 19 13 本字は、形声。意符月と、音符䨣(ハク)とから成り、三日月の白い光の意を表す。借りて、かしらの意に用いる。旧字・常用漢字はその俗字による。 08987.svg
醱 準1 0 かもす。酒をかもす。 はち はつ かも-す 酉 19 12 説明無し
鞦 1 0 しりがい。ウマの尾にかけるひも。 しゅ しゅう しりがい 革 18 9 説明無し 097a6.svg
澹 1 0 ①しずか。おだやか。やすらか。「澹然」憺(タン)・恬(テン) ②あわい。うすい。「澹泊」淡 ぜん; だん たん; せん あわ-い 氵 16 13 説明無し 06fb9.svg
鯏 1 1 ①うぐい(石斑魚)。コイ科の淡水魚。繁殖期には腹部に三本の赤い縦じまが現れる。食用。 ②あさり(浅蜊)。マルスダレガイ科の二枚貝。浅海の砂にすむ。食用。蜊(リ) あさり-; うぐい- 魚 18 7 説明無し 09bcf.svg
摂 3 0 ①とる。取り入れる。「摂取」「包摂」 ②かねる。代わって行う。「摂政」 ③ととのえる。おさめる。やしなう。「摂理」「摂生」 ④「摂津(せっつ)の国」の略。「摂州」 しょう しょう せつ と-る; かね-る; おさ-める 扌 13 10 旧字は、形声。手と、音符聶(デフ)→(セフ)とから成る。手もとに引き寄せて持つ、ひいて「おさめる」意を表す。常用漢字は省略形による。 06442.svg
鉈 1 0 ①なた。まきわりなどに用いる刃物。 ②ほこ。短いほこ。武器の一種。 じゃ; せ しゃ; し なた-; ほこ- 釒 13 5 説明無し 09248.svg
勲 準2 0 ①いさお。国や主君のために尽くしたてがら。「勲功」「勲績」「殊勲」 ②勲章の階位。「勲記」「勲三等」「受勲」 くん くん いさお- 力 15 13 旧字は、形声。力と、音符熏(クン)とから成る。功績をあげる意を表す。常用漢字は省略形による。 052f2.svg
啐 準1 0 ①おどろく。 ②呼ぶ。さけぶ。「啐啄(ソッタク)」 ③なめる。飲む。 すい さい そつ おどろ-く; な-める; さけ-ぶ 口 11 8 説明無し
諤 1 0 おそれず直言する。遠慮なく言う。「諤諤」咢(ガク)・愕(ガク)・鄂(ガク) がく 訁 16 9 説明無し 08ae4.svg
償 準2 0 つぐなう。あがなう。むくいる。つぐない。「償還」「償却」「賠償」 じょう しょう つぐな-う; つぐな-い 亻 17 15 会意形声。人と、賞(シヤウ)(功労に対するむくい)とから成り、「つぐなう」意を表す。「賞」の後にできた字。 0511f.svg
同 9 0 ①おなじ。ひとしい。「同一」「同様」異 ②ともに。ともにする。いっしょに。「同居」「合同」 ③なかま。みな。「同志」「一同」 ④その。「同月」「同氏」 ずう とう どう おな-じ; とも-に 口 6 3 会意。口と、冃(ぼう)(おおう。𠔼は省略形)とから成り、多くの人を呼び集める、ひいて「ともに」、転じて「おなじ」などの意を表す。 0540c.svg
涵 1 0 ①ひたす。ひたる。うるおう。「涵泳」「涵濡(カンジュ)」「涵養」 ②いれる。用いる。 かん ひた-す 氵 11 8 説明無し 06db5.svg
篥 1 0 雅楽用のたて笛「篳篥(ヒチリキ)・(ヒツリツ)」に用いられる字。 りち りつ りき ⺮ 16 10 説明無し 07be5.svg
愚 3 0 ①おろか。つまらない。「愚鈍」「衆愚」賢 ②自分に関係する事柄につけて謙譲の意を表す語。「愚見」「愚弟」 ぐ ぐ おろ-か 心 13 9 形声。心と、音符禺(グ)とから成る。心のはたらきがにぶい、「おろか」の意を表す。 0611a.svg
畬 1 0 ヨ あらた。新しい田。開墾して二年め、または三年めの田。「畬田」 シャ やきはた。雑草を焼いてならした耕作地。 よ よ しゃ やきた-; あらた- 田 12 7 説明無し
字 10 0 ①もじ。ことばを表す記号。「字画」「字形」「漢字」 ②あざな。実名のほかにつける呼び名。「姓字」 ③あざ。町や村の中の一区画の名。「大字(おおあざ)」 ④はぐくむ。やしなう。「字育」 じ し あざ-; うむ; あざな-; ます 子 6 3 会意。子と、宀(べん)(屋根)とから成り、子どもを家の中で養い育てる意を表す。借りて「あざな」の意に用いる。また、文(単純な文字)から、子のように文字がふえるので、複合文字を字という。 05b57.svg
艨 1 0 いくさぶね。軍船。「艨艟(モウドウ)」 む ぼう もう いくさぶね- 舟 19 13 説明無し 08268.svg
榁 1 1 むろ。ヒノキ科の常緑小高木ネズ(杜松)の古名。 むろ 木 13 9 説明無し 06981.svg
熙 1 0 ①かがやく。ひかる。「光熙」 ②ひろい。ひろまる。 ③おこる。さかん。 ④やわらぐ。「熙朝」怡(イ) ⑤よろこぶ。たのしむ。たわむれる。「熙笑」嬉(キ) ⑥ああ。なげく声。 き き ひかる; ひかり 灬 15 11 形声。火と、音符(キ)とから成る。 07199.svg
竟 1 0 ①おわる。おえる。きわめる。つきる。「竟宴」 ②ついに。とうとう。「畢竟(ヒッキョウ)」 ③さかい。 ④わたる。連なる。 きょう けい お-わる; わた-る; つい-に 立 11 6 説明無し 07adf.svg
繞 1 0 ①めぐる。めぐらす。「囲繞」 遶(ジョウ) ②まとう。まつわる。 にょう じょう まと-う; めぐ-る 糹 18 12 説明無し 07e5e.svg
矍 1 0 ①あわてる。おどろく。きょろきょろ見まわす。「矍視」②いさむ。はやる。元気である。「矍鑠(カクシャク)」 かく きゃく おどろき 目 20 15 説明無し 077cd.svg
癘 1 0 えやみ。はやりやまい。流行病。「疫癘」 らい れい えやみ- 疒 17 12 説明無し 07658.svg
悩 4 0 なやむ。なやます。なやみ。「悩殺」「苦悩」 のう どう なや-ます; なやみ; なや-む; なや-ましい 忄 10 7 旧字は、形声。心と、音符𡿺(ダウ)とから成る。「なやむ」意を表す。常用漢字は省略形による。 060a9.svg
顕 準2 0 ①あきらか。はっきりしている。「顕在」「顕著」微 ②あらわれる。あきらかにする。あきらかになる。「顕彰」「露顕」隠 ③名高い。地位が高い。「顕官」「貴顕」 ④仏教で、密教以外の宗派。「顕教」密 げん けん けん あらわ-れる; あらわ-す; あき-らか 頁 18 9 古字は、会意で、日(ひ)と、絲(し)(=糸。いと。は省略形)とから成り、日ざしの中で細い糸がはっきり見える、あきらかの意を表す。旧字は、会意形声で、頁と、㬎(ケン)(あきらか)とから成る。頭に巻き付けたかがやかしいかざり、ひいて、きらきらかがやく意を表す。常用漢字はその省略形による。 09855.svg
綬 準1 0 ひも。くみひも。官職を表したり、勲章・褒章などを下げるのに使うひも。「紫綬」 じゅ ひも- 糹 14 8 説明無し 07dac.svg
虞 準2 0 ①おそれる。うれえる。おそれ。また、うれい。心配。「不虞」「憂虞」「善良な風俗を害する虞がある」懼(ク) ②中国古代の王朝の名。 ぐ ぐ はか-る; うれ-える; おもんぱか-る; おそ-れる; おそれ- 虍 13 7 形声。虍と、音符吳(ゴ)→(グ)とから成る。もと、とらに似た動物を表し、借りて、おそれる意に用いる。 0865e.svg
恢 準1 0 ①ひろい。おおきい。「恢恢」「恢奇」「恢然」 ②かえる。もどる。「恢復」 け かい ひろ-い 忄 9 6 形声。心と、音符(クワイ)とから成る。 06062.svg
罍 1 0 さかだる。雷雲を描いた酒がめ。「罍罌(ライオウ)」 らい さかだる 缶 21 15 説明無し 07f4d.svg
襁 1 0 ①むつき。おしめ。 ②せおいおび。子どもをせおうおび。「襁褓(キョウホウ)」 ①②(キョウ) ③おう。せおう。「襁負」 きょう むつき ⻂ 16 11 説明無し 08941.svg
棄 3 0 すてる。ほうりだす。しりぞける。「棄却」 き き す-てる 木 13 9 象形。ちり取りに入れた子供を捨てるさまにかたどる。ごみを集めて「すてる」意を表す。古代には、生まれたばかりの子供を一度捨てたのちに拾いあげる習俗があった。 068c4.svg
曜 9 0 ①ひかり。かがやく。ひかる。「曜曜」燿(ヨウ)・耀(ヨウ) ②日・月・星の総称。「七曜」 ③七曜を一週間の七日に割り当てた名。「曜日」 よう よう ひか-る; かがや-く; ひかり- 日 18 14 形声。日と、音符翟(テキ)→(エウ)とから成る。日が光りかがやく意を表す。 066dc.svg
暴 6 0 ボウ ①あばれる。あらす。あらい。あらあらしい。はげしい。「暴行」「暴風」 ②度をすごす。「暴食」「暴走」 ③にわか。にわかに。たちまち。急に。「暴発」「暴落」 ④打つ。素手で打つ。「暴虎馮河(ボウコヒョウガ)」 バク あばく。あらわす。さらす。「暴露」 ぼく; ぼう ほく; ほう ばく あば-れる; あば-く 日 15 11 会意。日と、米(こめ。氺は誤り変わった形)と、(共は変わった形。両手に持つ)とから成る。米を両手に持って日光に当ててかわかす、「さらす」意を表す。借りて、あらあらしい意に用いる。 066b4.svg
已 1 0 ①やむ。やめる。止 ②すでに。もはや。「已然」未 ③のみ。だけ。ばかり。 ④はなはだ。参考「己(コ)・巳(シ)」は別字。 い い すで-に; のみ-; や-む 己 3 0 もと、巳(シ)との区別はなかったが、のち、その字の一部を変え音も変えて、借りて、助字に用いる。一説に、(イ)(以の古字)の字形の変わったものという。 05df2.svg
推 5 0 ①前へおし出す。おし動かす。「推敲(スイコウ)」「推進」「推力」 挽(バン)・輓(バン) ②おしあげる。えらんですすめる。「推挙」「推薦」 ③うつる。移り変わる。「推移」 ④いただく。「推戴(スイタイ)」 ⑤おしはかる。たずねもとめる。「推察」「推量」 すい; たい すい; たい つい お-す 扌 11 8 形声。手と、音符隹(スイ)→(タイ)とから成る。おしのける、ひいて、うつる、はかる意を表す。 063a8.svg
儂 1 0 ①わし。われ。 ②かれ。やつ。参考①②とも俗語。 の; のう どう のん かれ-; わし- 亻 15 13 説明無し 05102.svg
湊 準1 0 ①みなと。ふなつきば。「湊泊」 ②あつまる。あつめる。「輻湊(フクソウ)」 輳(ソウ) す そう あつ-まる; みなと- 氵 12 9 形声。水と、音符奏(ソウ)とから成る。「みなと」の意を表す。 06e4a.svg
姓 4 0 ①かばね。血統や家系を示す名称。「姓系」「百姓」 ②みょう字。氏族や家の固有の名。「姓名」 しょう せい かばね- 女 8 5 会意形声。女と、生(セイ)(うまれる)とから成り、生まれた血筋、「かばね」の意を表す。太古には、血筋は女性の系統で考えられていた。 059d3.svg
熕 1 1 おおづつ。大砲。「砲熕」 こう おおづつ 火 14 10 説明無し 07195.svg
猋 1 0 ①イヌが群がり走るさま。 ②つむじかぜ。はやて。「猋風」飄(ヒョウ) ひょう 犬 12 8 説明無し
楯 準1 0 ①たて。矢・槍(やり)などを防ぐ武具。「矛楯」 盾 ②てすり。欄干。 じゅん たて- 木 13 9 形声。木と、音符盾(シユン)とから成る。 0696f.svg
赴 3 0 ①おもむく。出かけて行く。「赴任」 ②つげる。人の死の知らせ。「赴告」訃(フ) ふ ふ おもむ-く 走 9 2 形声。走と、音符卜(ホク)→(フ)とから成る。小走りで行く意を表す。 08d74.svg
銹 1 0 さび。さびる。 しゅ しゅう さ-びる; さび- 釒 15 7 説明無し 092b9.svg
綿 6 0 ①わた。まわた。「綿花」「木綿」 ②つらなる。長く続く。「綿綿」「連綿」 ③こまかい。小さい。「綿密」 めん べん わた- 糹 14 8 本字は、会意。系(糸をつなぐ)と、帛(はく)(きぬ)とから成り、糸を連ねて絹を作る、ひいて「つらなる」意を表す。教育用漢字は俗字による。 07dbf.svg
檐 1 0 のき。ひさし。「檐宇」「檐滴」「屋檐」 えん; たん ひさし 木 17 13 説明無し 06a90.svg
壜 1 0 ①びん。細長いガラスの容器。 ②さけがめ。酒を入れるかめ。 どん たん びん- 土 19 16 説明無し 058dc.svg
耆 1 0 キ おいる。年をとる。また、としより。おさ。長老。「耆徳」「耆老」 シ たしなむ。好む。「耆欲」 ぎ; じ; し き; し お-いる 老 10 4 説明無し 08006.svg
囊 準1 0 ふくろ。物をつつみ入れるもの。「嚢中」「嚢底」「土嚢」 のう どう ふくろ- 口 22 19 説明無し
野 9 0 ヤ ①の。のはら。「野営」「原野」 ②はたけ。耕地。「野菜」「田野」 ③民間。「野党」「在野」朝 ④自然のままの。「野生」「野鳥」 ⑤あらい。いやしい。ひらけていない。「野蛮」「粗野」 ⑥だいそれた。身分不相応の。「野心」「野望」 ⑦区分した地域。「視野」「分野」 ⑧「下野(しもつけ)の国」の略。「野州」 ショ いなかや。別荘。 じょ; や しょ; や の-; いなかや-; いや-しい 里 11 4 形声。里と、音符予(ヨ)→(ヤ)とから成る。郊外の村里、のはらの意を表す。 091ce.svg
冶 2 0 ①とかす。とける。い(鋳)る。金属を精錬する。「冶金」「鍛冶(タンヤ)・(かじ)」 ②なまめく。なまめかしい。「艶冶(エンヤ)」 や や い-る 冫 7 5 形声。冫と、音符台(イ)→(ヤ)とから成る。氷がゆるみとける、ひいて、金属がとける意を表す。 051b6.svg
廻 準1 0 まわす。ぐるりとまわる。めぐる。めぐらす。「廻看」「廻風」 え かい まわ-る; めぐ-り; めぐ-る 廴 9 6 会意形声。廴と、回(クワイ)(めぐる)とから成る。もと、迴(クワイ)の俗字。 05efb.svg
杪 1 0 ①こずえ。木の先。梢(ショウ) ②すえ。おわり。「杪春」「杪歳」 ③ちいさい。細い。 みょう びょう こずえ- 木 8 4 説明無し 0676a.svg
囲 6 0 ①かこむ。かこう。とりまく。「包囲」 ②まわり。「周囲」「胸囲」 ③かぎり。境界。「範囲」 とう え い かこ-い; むち; かこ-む; かこ-う 囗 7 4 旧字は、会意形声。囗と、韋(ヰ)(周りをめぐる)とから成り、かこいの周りをめぐる意を表す。ひいて「かこむ」意に用いる。教育用漢字は俗字による。 056f2.svg
犀 準1 0 ①さい。サイ科に属する哺乳(ホニュウ)動物の総称。「犀角」「犀革(サイカク)」 ②するどい。かたい。「犀利」 さい せい するど-い; かた-い 牛 12 8 形声。牛と、音符尾(ビ)→(セイ)(は変わった形)とから成る。 07280.svg
愁 準2 0 うれえる。なげき悲しむ。思いなやむ。うれい。「愁傷」「郷愁」 じゅう すう しゅう うれ-い; うれ-える 心 13 9 形声。心と、音符秋(シウ)とから成る。うれえる、心配する意を表す。 06101.svg
評 6 0 はかる。あげつらう。物事のよしあしを判断する。「評決」「評判」「批評」 びょう へい ひょう あげつら-う; はか-る 訁 12 5 形声。言と、音符(ヘイ)とから成る。「あげつらう」意を表す。 08a55.svg
祇 準1 0 くにつかみ。土地のかみ。「神祇」参考天のかみ「神」に対し、特に地のかみを「祇」という。 ぎ き し ただ-; まさに; くにつかみ- 示 9 4 形声。示と、音符氏(シ)→(キ)とから成る。土地の神の意を表す。 07947.svg
憾 準2 0 うらむ。うらみ。心残りに思う。「憾怨(カンエン)」「憾悔」「遺憾」 ごん かん うら-む 忄 16 13 形声。心と、音符感(カム)とから成る。「うらむ」意を表す。 061be.svg
思 9 0 ①おもう。考える。おもい。こころ。「思案」「思索」「意思」 ②したう。いとしい。「思慕」「相思」 し し おぼ-しい; おも-い; おも-う 心 9 5 会意。心と、囟(しん)(子どもの頭のひよめき。田は変わった形)とから成り、心と頭で考える意。 0601d.svg
淤 1 0 どろ。おり。どろでふさがる。「淤泥」 よ; お どろ 氵 11 8 説明無し 06de4.svg
荊 準1 0 ①いばら。とげのある低木の総称。 ②にんじんぼく。クマツヅラ科の落葉低木。昔、これで罪人をたたくつえやむちを作った。 ③しもと。むち。 きょう けい いばら-; むち- ⺾ 9 6 説明無し 0834a.svg
挺 準1 0 ①ぬきんでる。人より先に出る。「挺秀」「挺身」 ②ぬく。ひきぬく。 ③農具・銃など長い物を数える語。梃(チョウ) ちょう じょう てい ぬ-く 扌 10 7 形声。手と、音符(テイ)とから成る。 0633a.svg
醐 準1 0 まじりけのないバター類の意の「醍醐(ダイゴ)」に用いられる字。 ご; ぐ こ 酉 16 9 形声。酉と、音符胡(コ)とから成る。 09190.svg
遼 準1 0 ①遠くはなれている。はるか。「遼遠」 ②中国の王朝名。 りょう りょう とお-い; はる-か ⻌ 15 12 形声。辵と、音符尞(レウ)とから成る。とおい意を表す。 0907c.svg
郁 準1 0 ①さかんなようす。文化が高い。「郁郁」「郁文」 ②かぐわしい。香りが高い。「馥郁(フクイク)」 いく いく さかん; かぐわ-しい; あき-らか 阝 9 6 形声。邑と、音符有(イウ)→(イク)とから成る。 090c1.svg
荒 4 0 ①あらい。あれる。土地があれはてる。あらす。「荒土」「荒野」 ②すさむ。乱れる。ふける。「荒淫(コウイン)」「荒廃」「荒亡」 ③とりとめのないさま。道理に合わないさま。でたらめ。「荒言」「荒唐」 ④国のはて。辺境。「荒外」 こう こう すさ-む; あばら-; あら-い; あ-らす; あば-ら; あ-れる ⺾ 9 6 形声。艸と、音符巟(クワウ)とから成る。耕す人のいないあれ地、ひいて、あれはてる意を表す。 08352.svg
縕 1 0 ①ふるわた。古い綿。くず麻。「縕袍(オンポウ)」 ②おくぶかい。おく深い所。「縕奥(ウンオウ)・(ウンノウ)」蘊(ウン) うん; おん うん ふるい- 糹 16 10 説明無し
弋 1 0 ①いぐるみ。矢に糸をつけて放ち、鳥をとる道具。②とる。獲物をからめとる。「弋猟」 ③くろい。黒い色。 ④うかぶ。水にうかび泳ぐ。「遊弋(ユウヨク)」 よく いぐるみ 弋 3 0 説明無し 05f0b.svg
上 10 0 ①うえ。うわ。かみ。うえのほう。高いほう。「上空」「上段」 ②年齢・地位・身分などが高い。「上官」「上司」「上流」 ③程度が高い。よい。すぐれる。「上等」「上品」 ④順序が先のほう。まえ。「上述」「上巻」「上旬」 ⑤あがる。あげる。のぼる。高いほうに動く。「上昇」「向上」 ①~⑤下 ⑥たてまつる。さしあげる。「献上」「奏上」 ⑦のぼせる。のぼす。おおやけの場にかかげる。「上演」「上程」 ⑧ほとり。あたり。 ⑨…に関して。…において。「史上」「一身上」 ⑩漢字の四声の一つ。「上声」 ⑪「上野(こうずけ)の国」の略。「上州」 じょう しょう しゃん あ-がり; うわ-; のぼ-せる; うえ-; のぼ-り; あ-がる; のぼ-る; たてまつ-る; のぼ-す; かみ-; あ-げる; ほとり- 一 3 2 指事。「下」の字とは逆に、高さの基準の横線の上に短い一線(のちに縦線となり、縦線と点とを合わせた形となる)を書いて、ものの上方、また「あげる」意を表す。 04e0a.svg
渭 1 0 中国の川の名。渭水。「渭陽」 い い しく; いく 氵 12 9 説明無し 06e2d.svg
覲 1 0 まみえる。諸侯が天子にお目にかかる。あう。「覲礼」「朝覲」 ごん きん まみえる 見 18 11 説明無し 089b2.svg
殴 3 0 なぐる。う(打)つ。たたく。「殴撃」「殴殺」「殴傷」「殴打」 う おう たた-く; なぐ-る; う-つ 殳 8 4 旧字は、形声。殳と、音符區(ク)→(オウ)とから成る。常用漢字は省略形による。 06bb4.svg
禊 1 0 みそぎ。水で身を洗い清める。また、そのまつり。「禊宴」「禊事」 げ けい みそ-ぐ; みそぎ-; はら-う 示 14 9 説明無し 0798a.svg
嵯 準1 0 山がけわしいさま。石がごつごつしているさま。「嵯峨(サガ)」「嵯嵯」 ざ さ たか-い; けわ-しい 山 13 10 形声。山と、音符差(サ)とから成る。 05d6f.svg
泄 1 0 ①もれる。もらす。「泄漏」 洩(エイ) ②おしだす。出し去る。「排泄」 ③なれる。なれなれしくする。 せち; え せつ; えい も-れる; も-らす 氵 8 5 説明無し 06cc4.svg
譲 3 0 ①ゆずる。ゆずりあたえる。「譲与」「割譲」 ②へりくだる。「謙譲」 ③せ(責)める。なじる。「責譲」 にょう じょう せ-める; ゆず-る 訁 20 13 旧字は、形声。言と、音符襄(シヤウ)→(ジヤウ)とから成る。問い責める意を表す。転じて「ゆずる」意に用いる。常用漢字は省略形による。 08b72.svg
鋭 4 0 ①するどい。先がとがっている。よく切れる。「鋭角」「鋭鋒(エイホウ)」「鋭利」鈍 ②つよい。勢いがある。「鋭意」「鋭気」「精鋭」 ③はやい。すばやい。さとい。かしこい。「鋭敏」 えい; だい たい; えい するど-い; はや-い 釒 15 7 形声。金と、音符兌(タイ)→(ヱイ)とから成る。刃物の先が「するどい」意を表す。 092ed.svg
掘 4 0 ほる。ほり出す。うがつ。「掘削」「発掘」 ごち くつ; けつ ほ-る 扌 11 8 形声。手と、音符屈(クツ)とから成る。 06398.svg
袤 1 0 ①衣の帯から上の部分。 ②ながさ。南北の長さ。広(東西の長さ) ③ひろがり。 ぼう ながさ 衣 11 5 説明無し 088a4.svg
遷 準2 0 ①うつる。場所・地位がうつる。また、うつす。「遷都」 ②うつりかわる。時がうつる。「遷延」「変遷」 ③しりぞく。しりぞける。「左遷」 せん せん うつ-す; うつ-る ⻌ 15 12 形声。辵と、音符䙴(セン)とから成る。高い所に上がる意を表す。転じて「うつす」意に用いる。 09077.svg
墳 3 0 はか。つか。土を盛り上げた墓。「墳墓」「古墳」 ぼん; ぶん ほん; ふん はか-; つつみ- 土 15 12 旧字は、形声。土と、音符賁(フン)とから成る。土を高く盛り上げた墓の意を表す。常用漢字は省略形による。 058b3.svg
兢 1 0 つつしむ。おそれる。おそれつつしむ。「兢兢」 きょう つつしむ; おそれる ⼉ 14 12 説明無し 05162.svg
琅 1 0 美しい石や玉。また、玉や金属の鳴る音。「琅然」「琅琅」 ろう ろう 𤣩 11 7 説明無し 07405.svg
貢 準2 0 みつぐ。朝廷に地方の産物を献上する。また、みつぎもの。「貢献」「貢賦(コウフ)」 く こう みつ-ぎ; みつ-ぐ 貝 10 3 形声。貝と、音符工(コウ)とから成る。貴重なものを差し出す意を表す。ひいて「みつぐ」意に用いる。 08ca2.svg
顆 1 0 ①つぶ(粒)。小さいつぶ状のもの。「顆粒」 ②つぶ状のものを数える語。 か か つぶ 頁 17 8 説明無し 09846.svg
祉 3 0 さいわい。しあわせ。神のめぐみ。「福祉」 参考神()がとどまる(止)ことを表した字。 ち ち し さいわ-い 礻 8 4 形声。示と、音符止(シ)とから成る。さいわいの意を表す。 07949.svg
隴 1 0 おか(丘)。また、うね。はたけ。「隴上」「隴畝(ロウホ)」壟(ロウ) りゅう りょう ろう おか-; うね- 阝 19 16 説明無し 096b4.svg
謀 3 0 ①はかる。くわだてる。考えをめぐらす。「謀議」「参謀」 ②悪事をたくらむ。はかりごと。たくらみ。「謀反」「陰謀」 む ぼう はか-る; はかりごと- 訁 16 9 形声。言と、音符某(ボウ)とから成る。 08b00.svg
鱛 1 1 えそ(狗母魚)。エソ科の海魚の総称。 えそ 魚 23 12 説明無し
黐 1 0 もち。とりもち。「黐粘(チデン)」 ち; り ち; り もち- 黍 23 11 説明無し 09ed0.svg
鯉 準1 0 ①こい。コイ科の淡水魚。「緋鯉(ヒごい)」 ②てがみ。たより。「鯉素」 り り こい- 魚 18 7 形声。魚と、音符里(リ)とから成る。 09bc9.svg
倖 準1 0 ①さいわい。思いがけないしあわせ。「僥倖(ギョウコウ)」「射倖」「恩倖」 ②へつらう。 ③親しむ。お気に入り。「倖臣」 ぎょう こう さいわ-い; しあわ-せ 亻 10 8 会意形声。人と、幸(カウ)(さいわい)とから成る。 05016.svg
循 準2 0 ①したがう。よりそう。「循守」 順 ②めぐる。「循行」「循環」 巡 ③なでる。慰める。「撫循(ブジュン)」 じゅん しゅん したが-う 彳 12 9 形声。彳と、音符盾(シユン、ジユン)とから成る。したがいゆく意を表す。 05faa.svg
癖 3 0 くせ。かたよった習性。「性癖」「盗癖」 ひゃく へき くせ- 疒 18 13 形声。疒と、音符辟(ヘキ)とから成る。腹の病の意を表す。借りて、好みの片寄り、「くせ」の意に用いる。 07656.svg
鮗 1 1 このしろ。ニシン科の海魚。紡錘(ボウスイ)形で左右に平たく、背びれの後端が長い。食用。参考「冬にとれる魚」の意を表す字。 このしろ- 魚 16 5 説明無し 09b97.svg
麓 2 0 ふもと。山のすそ。「山麓」 ろく ろく ふもと- 木 19 15 形声。意符林(はやし)と、音符鹿(ロク)とから成る。 09e93.svg
堅 4 0 かたい。しっかりしている。かたく。たしかに。「堅固」「堅実」 けん けん かた-い 土 12 9 会意形声。土と、臤(ケン)(かたい)とから成り、土がかたい、ひいて、「かたい」意を表す。「臤」の後にできた字。 05805.svg
欠 7 0 (A)ケツ [缺]①かく。かける。あるべきものが足りない。「欠落」「補欠」完 ②休む。予定をとりやめる。「欠航」「欠席」出 (B)ケン [欠]あくび。あくびをする。「欠伸(ケンシン)」参考本来別の意味の二つの字を「欠」にまとめた。 こん けん けつ; けち か-ける; か-く; あくび- 欠 4 0 (A)形声。意符缶(ふ)(かめ)と、音符夬(クヱツ)とから成る。かめがかける、ひいて「かける」意を表す。古くから、俗に誤って欠と混用されていた。教育用漢字はこれによる。 (B)象形。人が口をあけているさまにかたどる。口をあける、ひいて「あくび」、あくびをする意を表す。 06b20.svg
殴 3 0 なぐる。う(打)つ。たたく。「殴撃」「殴殺」「殴傷」「殴打」 う おう たた-く; なぐ-る; う-つ 殳 8 4 旧字は、形声。殳と、音符區(ク)→(オウ)とから成る。常用漢字は省略形による。 06bb4.svg
浅 7 0 ①あさい。水が少ない。「浅海」「深浅」 ②あさはか。とぼしい。少ない。「浅学」「浅才」 ③色がうすい。あわい。「浅紅」 ①~③深 せん せん あさ-い 氵 9 6 旧字は、形声。水と、音符戔(セン)とから成る。「あさい」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 06d45.svg
燻 1 0 ①いぶす。ふすべる。くすべる。くすぶる。「燻灼(クンシャク)」 ②香をたいてにおいをしみこませる。 ③やく。あぶる。 くん くすぶる; いぶす; ふすべる 火 18 14 説明無し 071fb.svg
鉱 6 0 あらがね。地中から掘りだしたままの金属の原石。「鉱石」「鉱脈」 こう こう あらがね- 釒 13 5 本字は、会意形声。石(いし)と、黃(クワウ)(きいろ)とから成り、黄色の石、「あらがね」の意を表す。のち、石が金に、黃が廣にそれぞれ変わった。教育用漢字は、鑛の省略形の俗字による。 09271.svg
羲 1 0 人の姓名に用いられる字。「羲和(ギカ)・(ギワ)」「王羲之(オウギシ)」「伏羲(フッキ)」 ぎ; き いき 羊 16 10 説明無し 07fb2.svg
澪 1 0 みお(水脈・水緒)。船の通れる道すじ。「澪標(レイヒョウ)・(みおつくし)」 りょう れい りん みお- 氵 16 13 形声。水と、音符零(レイ)とから成る。 06faa.svg
迹 1 0 ①あと。あしあと。あとかた。物事の行われたあと。「行迹」 ②おこない。行為。 しゃく せき しゃく あと- ⻍ 10 6 説明無し 08ff9.svg
舎 6 0 ①いえ。やど。たてもの。また、やどる。「駅舎」「宿舎」「庁舎」 ②身内のものの謙称。「舎弟」「舎兄」 ③軍隊の一日の行程。「三舎」 ④おく。すえおく。やめる。 しゃ しゃ お-く; やど-る 舌 8 2 旧字は、象形。口(垣根の形)と、(建物の形)と、亼(しゆう)(集の古字)とから成り、「やどる」、ひいて「おく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 0820e.svg
憑 1 0 ①よる。かかる。よりかかる。凭(ヒョウ) ②つく。たのむ。とりつく。「憑依」 ③かちわたる。川を徒歩で渡る。「憑河」 ①~③馮(ヒョウ) びょう ひょう つ-く; よ-る; たの-む 心 16 12 説明無し 06191.svg
伴 3 0 ①とも。つれ。つれの人。「伴侶(ハンリョ)」 ②ともなう。つれだつ。つきしたがう。「伴奏」「同伴」 ばん はん とも-; ともな-う 亻 7 5 形声。人と、音符(ハン)とから成る。つれだつ人、ひいて「ともなう」意を表す。 04f34.svg
漢 8 0 ①中国の川の名。漢水。「漢口」「漢中」 ②天の河。「雲漢」「星漢」 ③おとこ(男)。「悪漢」「凶漢」「暴漢」 ④中国の王朝の名。また、中国に関することがら。あや。から。「漢学」「漢語」 かん かん あや-; おとこ-; から- 氵 13 10 旧字は、形声。水と、音符難(ダン)→(カン)(は省略形)とから成る。もと、川の名。ひいて地名を表し、さらに王朝名に用いられた。教育用漢字は省略形による。 06f22.svg
鑢 1 0 やすり。また、やすりでする。みがく。する。「磨鑢」 ろ りょ やすり- 釒 23 15 説明無し 09462.svg
蝨 1 0 しらみ。シラミ科の昆虫の総称。動物に寄生して血を吸う。「蝨官」 しち しつ しらみ 虫 15 9 説明無し 08768.svg
螾 1 0 みみず(蚯蚓)。蚓(イン) いん みみず- 虫 17 11 説明無し
歯 8 0 ①は。動物の口の中にあり、食物をかみくだく器官。「歯列」 ②はのような形やはたらきをなすもの。「鋸歯(キョシ)」 ③よわい。とし。年齢。「歯序」「年歯」 し し よわい-; は- 歯 12 0 もと、象形で、口の中に並んでいる「は」の形にかたどる。旧字は形声で、これに、のち音符止(シ)が加わったもの。歯は、成長につれてぬけ変わり、欠け落ちることから、年の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06b6f.svg
診 準2 0 みる。しらべる。病状を調べる。「診察」「検診」 しん; じん しん; ちん み-る 訁 12 5 形声。言と、音符㐱(シン)とから成る。病状を「みる」意を表す。 08a3a.svg
粢 1 0 ①きび。イネ科の穀物。また、穀物の総称。「粢糲(シレイ)」「六粢」 ②もち。米で作ったもち。 ③しとぎ。神前に供える穀物。「粢盛」「祭粢」 せい; し きび 米 12 6 説明無し 07ca2.svg
嬬 準1 0 ①つま。 ②そばめ。 ③よわい。かよわい。 にゅう じゅ つま-; よわ-い 女 17 14 説明無し 05b2c.svg
偃 1 0 ①ふす。ふせる。うつぶせになる。たおれる。「偃臥(エンガ)」 ②やめる。戦いをやめる。「偃武」 ③いこう。やすむ。「偃息」 ④せく。せきとめる。 ⑤おごる。高ぶる。 えん やすむ; ふせる 亻 11 9 説明無し 05043.svg
範 4 0 ①てほん。のり。きまり。「範例」「模範」「範を垂れる」 ②さかい。くぎり。わく。「範囲」「広範」 ③かた。いがた(鋳型)。「範型」 ぼん はん かた-; のり-; のっとり; わく- ⺮ 15 9 形声。車と、音符笵(ハム)(は省略形)とから成る。もと、犬を車でひき殺し、車輪に血をぬる門出のはらいの意を表す。のち笵に通じて、「かた」、てほんの意に用いる。 07bc4.svg
的 7 0 ①まと。めあて。ねらい。「射的」「目的」 ②あたる。要点をつく。たしか。あきらか。「的確」「的中」 ③英語の tic の音訳字。そのような性質・状態・傾向である。「劇的」「公的」 ちゃく てき まと-; いくは-; ゆくは- 白 8 3 形声。白と、音符勺(シヤク)→(テキ)とから成る。ひときわ白い、ひいて「あきらか」の意を表す。借りて「まと」の意、また、助字に用いる。 07684.svg
嚀 1 0 ねんごろ。参考「寧」の俗字。 にょう でい 口 17 14 説明無し 05680.svg
乗 8 0 ①のる。のせる。「乗員」「乗降」「搭乗」 降 ②機会につけこむ。「便乗」 ③数学で、かけ算。「乗法」「累乗」 除 ④仏教で、人々を彼岸に導くこと。「大乗」「小乗」 じょう しょう の-り; の-せる; の-る 丿 9 8 旧字は、会意。木()の上に人が立っているさま()により、上に「のる」意を表す。教育用漢字は俗字による。 04e57.svg
請 3 0 ①こう。ねがう。「請願」「請求」「要請」 ②うける。ひきうける。「請負」 じょう; しょう せい しん う-ける; こ-う 訁 15 8 形声。言と、音符靑(セイ)とから成る。君主にまみえてその命令をこう意を表す。転じて「こう」意に用いる。 08acb.svg
咥 1 0 ①わらう。 ②かむ。口にくわえる。 き; でち き; てつ か-む; くわ-える; とまる; わらう 口 9 6 説明無し 054a5.svg
滝 3 0 たき。高いところから落下する水流。瀑布(バクフ)。「滝口」「滝壺(たきつぼ)」 ろう ろう たき- 氵 13 10 旧字は、形声。水と、音符龍(ロウ)とから成る。雨が降る意を表す。日本では「たき」の意に用いる。常用漢字は俗字による。 06edd.svg
輾 1 0 ①めぐる。ころがる。まろぶ。「輾転」 ②ひきうす。碾(テン) でん; ねん; てん めぐる; きしる 車 17 10 説明無し 08f3e.svg
禎 準1 0 ①さいわい。めでたいしるし。「禎祥」 ②ただしい。貞 ちょう てい ただ-しい; さいわ-い 礻 13 9 形声。示と、音符貞(テイ)とから成る。 0798e.svg
岐 7 0 わかれる。ふたまた。えだみち。「岐路」 ぎ き えだみち 山 7 4 形声。山と、音符支(シ)→(キ)とから成る。山の名。歧(キ)に通じて、わかれる意に用いる。 05c90.svg
﨟 1 0 ①僧侶(ソウリョ)が得度(トクド)してからの年数。「上﨟」 ②くれ。年のくれ。陰暦一二月の異名。臘(ロウ) かつ; ろう ⺾ 16 13 説明無し
夷 準1 0 ①えびす。(ア)未開の異民族。「夷狄(イテキ)」「東夷」夏 (イ)えみし。えぞ(蝦夷)。(ウ)七福神の一人。恵比寿。 ②たいらか。おだやか。 ③たいらげる。平定する。「夷滅」④ころす。ほろぼす。⑤うずくまる。⑥おごる。おごりたかぶる。参考昔、中国では、東西南北の異民族をそれぞれ「夷」「戎(ジュウ)」「蛮」「狄」と呼んだ。 い い ころ-す; えびす-; たい-らげる 大 6 3 象形。矢にひもを巻きつけた、いぐるみの形にかたどる。借りて「えびす」の意に用いる。 05937.svg
筰 1 0 たけづな。舟をひくための、竹で作ったなわ。 ざく さく せまる ⺮ 13 7 説明無し 07b70.svg
銕 1 0 てつ。金属元素の一つ。くろがね。 てち てつ くろがね 釒 14 6 説明無し 09295.svg
勧 4 0 すすめる。はげます。「勧学」「勧誘」 こん けん かん すす-める 力 13 11 旧字は、形声。力と、音符雚(クワン)→(クヱン)とから成る。つとめはげむ、ひいて、「すすめる」意を表す。常用漢字は省略形による。 052e7.svg
粕 準1 0 かす。酒のしぼりかす。「糟粕(ソウハク)」 はく はく かす- 米 11 5 説明無し 07c95.svg
満 7 0 ①みちる。みたす。みちたりる。いっぱいになる。「満腹」「充満」 ②ゆきわたる。すべて。全体。「満開」「満天」 ③ゆたか。「満悦」「円満」 ④年齢がちょうど。「満十歳」 まん ばん み-たす; み-ちる 氵 12 9 旧字は、形声。水と、音符㒼(バン、マン)とから成る。水が容器にいっぱいになる意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 06e80.svg
鵺 1 0 ①ぬえ。ヒタキ科の鳥、トラツグミの別称。 ②得体の知れないもの。参考②伝説上の怪獣の名から。 や や ぬえ- 鳥 19 8 説明無し 09d7a.svg
麾 1 0 ①さしずする。また、軍勢の指揮をとる旗。さしずばた。「麾下」 ②さしまねく。手でまねく。 ③ふる。ふるう。 き さしずば; さしまねく 麻 15 4 説明無し 09ebe.svg
鬢 1 0 びん。耳ぎわの髪の毛。「鬢髪」「鬢毛」 ひん ひん びん びん 髟 24 14 説明無し 09b22.svg
毛 9 0 ①け。生物の表皮にはえるけ。「毛髪」「羊毛」 ②けのような、細くて小さいもの。また、わずか。「毛頭」「毫毛(ゴウモウ)」 ③草木が生えること。また、穀物のみのり。「不毛」「二毛作」 ④割合の単位。割の一〇〇〇分の一。 ⑤長さ・重さ・貨幣の単位。寸・匁(もんめ)の一〇〇〇分の一。円の一〇〇〇〇分の一。 参考「毛」の終わり三画が片仮名の「モ」に、草書体が平仮名の「も」になった。 もう ぼう け- 毛 4 0 象形。人や動物の「け」が生えているさまにかたどる。 06bdb.svg
嚊 1 0 ①かかあ。かか。妻。嬶(かか) ②はないき。いびき。 ひ はないき; かか; あえぎ 口 17 14 説明無し 0568a.svg
函 準1 0 ①はこ。手紙を入れるはこ。ふばこ。「函使」 ②いれる。「函丈」 ③よろい。「函人(カンジン)」甲 ごん かん い-れる; よろい; はこ- 凵 8 6 象形。矢を入れておく入れ物にかたどる。ひいて「いれる」、また、「はこ」の意に用いる。 051fd.svg
鍍 準1 0 めっき。金属の薄い膜で他の金属の表面をおおうこと。「鍍金」 ど と めっき- 釒 17 9 説明無し 0934d.svg
品 8 0 ①しな。しなもの。「商品」「物品」 ②そのものに備わっているねうち。ひん。等級。「品位」「品格」 ③しなさだめをする。「品評」 ④物の種類。また、種類に分けること。「品詞」「品種」 ⑤昔、親王に賜った位。ほん。 ほん ひん しな- 口 9 6 会意。口(しなもの)を三つ並べて、区別して整理された多くの物、ひいて、しなわけ、物の値うちの意を表す。 054c1.svg
痕 2 0 ①きずあと。「傷痕」「刀痕」 ②あと。あとかた。「痕跡」「墨痕」 ごん こん あと- 疒 11 6 形声。疒と、音符艮(コン)とから成る。 075d5.svg
祐 準1 0 たすける。神が助ける。たすけ。神の助け。「祐助」「天祐」右・佑(ユウ) う ゆう たす-ける; たす-け 礻 9 5 会意形声。示と、右(イウ)(たすける)とから成る。 07950.svg
鎮 3 0 ①しずめる。しずまる。(ア)おちつける。安らかにする。「鎮魂」「鎮静」「鎮痛」(イ)おさえる。おさえつける。「鎮圧」「鎮定」 ②おさえとなるもの。おもし。「重鎮」「文鎮」 ちん ちん しず-まる; おさ-え; しず-める 釒 18 10 形声。金と、音符眞(シン)→(チン)とから成る。金属製のおもしの意を表す。 093ae.svg
徊 1 0 さまよう。行きつもどりつする。「徘徊(ハイカイ)」 え かい さまよ-う 彳 9 6 説明無し 05f8a.svg
援 4 0 ①たすける。すくう。力をかす。「援護」「援助」「支援」 ②ひく。ひきよせる。ひき上げる。「援引」「援用」「援拠」 えん; おん えん たすけ-; すく-い; すく-う; たす-ける; ひ-く 扌 12 9 会意形声。手と、爰(ヱン)(ひく)とから成る。「ひく」、ひいて「たすける」意を表す。 063f4.svg
暾 1 0 あさひ。日の出。 とん あさひ 日 16 12 説明無し 066be.svg
濾 1 0 こす。液を布などでこして混じり物を除く。「濾過」「濾紙」 ろ りょ こ-す 氵 18 15 説明無し 06ffe.svg
矛 4 0 ほこ。長い柄の先に両刃の剣をつけた武器。「矛戟(ボウゲキ)」「矛盾」 む ぼう ほこ- 矛 5 0 象形。するどいほこ先に、長い柄がついた「ほこ」の形にかたどる。 077db.svg
謳 1 0 うたう。うた。「謳詠」「謳歌」「謳吟」嘔(オウ) う おう うた-う 訁 18 11 説明無し 08b33.svg
鮴 1 1 ①ごり。カジカの別称。 ②めばる。カサゴ科の海魚。 まて-; ごり-; こち-; めばる- 魚 17 6 説明無し 09bb4.svg
構 6 0 ①かまえる。組み立てる。「構成」「機構」 ②建物のかまえ。かこい。「構内」 ③かまう。かかわる。 く こう かま-える; かま-え; かま-う 木 14 10 形声。木と、音符冓(コウ)とから成る。木を組み合わせて家屋などをつくる、ひいて「かまえる」意を表す。 069cb.svg
箚 1 0 ①さす。さしこむ。 ②もうしぶみ。臣下が君主に差し出す上申書。 ③しるす。「箚記」 ちょう とう さつ さ-す; かぎ ⺮ 14 8 説明無し 07b9a.svg
裕 準2 0 ①ゆたか。ゆとりがある。「裕福」「富裕」 ②ひろい。心がひろい。「寛裕」 ゆ ゆ ゆう ゆた-か; ゆた-げ; ひろ-い ⻂ 12 7 形声。衣と、音符谷(コク)→(ユ)とから成る。衣服がたくさんある、ひいて、ゆとりの意を表す。 088d5.svg
勤 5 0 ①つとめる。精を出す。いそしむ。「勤勉」「勤労」惰 ②つとめ。仕事。「勤務」「転勤」 ごん きん いそ-しむ; いそ-う; つと-める; つと-め; いそ-し; つと-まる 力 12 10 旧字は、形声。力と、音符堇(キン)とから成る。つとめはげむ意を表す。教育用漢字は俗字による。 052e4.svg
鶯 準1 0 うぐいす。ヒタキ科の小鳥。「鶯衣」「鶯燕(オウエン)」「鶯歌」 よう おう うぐいす- 鳥 21 10 説明無し 09daf.svg
瞰 1 0 みる。みおろす。ながめる。のぞむ。「瞰下」「瞰望」 かん かん み-る 目 17 12 説明無し 077b0.svg
瞼 1 0 まぶた。「眼瞼」 けん けん まぶた-; まなぶた- 目 18 13 説明無し 077bc.svg
達 7 0 ①とおる。道が通じる。「四通八達」 ②なしとげる。果たす。「達成」「到達」 ③とどく。とどける。「伝達」「配達」 ④すぐれる。物事によく通じる。「達人」「上達」 ⑤たっし。通知。命令。「通達」 ⑥たち。だち。複数を示す。 だち; たち たつ とお-る; とお-す; たち- ⻌ 12 9 形声。辵と、音符羍(タツ)(𦍒は変わった形)とから成る。とおりぬける、ひいて「とどく」意を表す。 09054.svg
懲 準2 0 こりる。こらす。こらしめる。「懲悪」「懲罰」 じょう ちょう こ-らす; こ-りる; こ-らしめる 心 18 14 旧字は、形声。心と、音符徵(チヨウ)とから成る。以前の過ちをくいる意を表す。常用漢字は省略形による。 061f2.svg
桙 1 0 ①飲食物などを入れる器。入れもの。②ほこ。武器の一種。 う; む う; ぼう ほこ- 木 10 6 説明無し 06859.svg
沚 1 0 なぎさ。みぎわ。また、なかす(中州)。川のなかの小さな島。「沚州」 し し なぎさ 氵 7 4 説明無し 06c9a.svg
蚰 1 0 ゲジ目の節足動物「蚰蜒(ユウエン)(げじ)」に用いられる字。 ゆ ゆう 虫 11 5 説明無し 086b0.svg
磐 準1 0 ①いわ。大きな岩。いわお。「磐石」 ②わだかまる。 ③「磐城(いわき)の国」の略。「磐州」 ばん はん いわ 石 15 10 形声。石と、音符般(ハン)とから成る。 078d0.svg
領 6 0 ①おさめる。支配する。す(統)べる。「領地」「占領」 ②うける。うけとる。自分のものにする。「領収」「受領」 ③おおもと。大切なところ。かなめ。「綱領」「要領」 ④かしら。おさ。「首領」「頭領」 ⑤うなじ。えりくび。えり。「領袖(リョウシュウ)」 りょう れい えり-; おさ-める; うなじ- 頁 14 5 形声。頁と、音符令(レイ、リヤウ)とから成る。「うなじ」の意を表す。借りて「おさめる」意に用いる。 09818.svg
郊 3 0 ①町はずれ。都の外。いなか。「郊外」「近郊」「遠郊」 ②まつり。まつる。天子が天地をまつる祭りの名。「郊祀(コウシ)」「郊社」 きょう こう まつる; いなか 阝 9 6 形声。邑と、音符交(カウ)とから成る。もと、城外で祭りを行う場所の意を表した。転じて、都の周辺地方の意に用いる。 090ca.svg
闇 2 0 ①くらい。光が薄い。「闇然」「闇夜」 ②やみ。くらがり。 ③ひそかに。こっそりと。 ④分別がない。おろか。「闇愚」「闇主」 おん あん やみ-; くら-い 門 17 9 形声。門と、音符音(イム)→(アム)とから成る。門を「とじる」意を表す。転じて「くらい」意に用いる。 095c7.svg
伽 準1 0 ①とぎ。たいくつをなぐさめること。看病をすること。「夜伽」 ②梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「伽陀(カダ)」「伽羅(キャラ)」「阿伽(アカ)」 ぎゃ きゃ か; が とぎ- 亻 7 5 形声。人と、音符加(カ)とから成る。 04f3d.svg
雷 4 0 ①かみなり。いかずち。「雷鳴」「春雷」 ②かみなりのようなものの形容。「雷名」「迅雷」 ③爆発するしかけの兵器。「雷管」「地雷」 らい らい かみなり-; いかずち- ⻗ 13 5 形声。雨と、音符畾(ライ、ルイ)(田は省略形)とから成る。「かみなり」の意を表す。 096f7.svg
廨 1 0 やくしょ(役所)。官庁。「公廨」 かい; け やくしょ 广 16 13 説明無し 05ee8.svg
鈕 1 0 ①つまみ。とって。器物の、手で持つところ。「印鈕」 ②ボタン。「鈕釦(チュウコウ)」釦(コウ) じゅう; ちゅう ボタン; つまみ 釒 12 4 説明無し 09215.svg
皴 1 0 ①ひび。あかぎれ。 ②しわ。「皴皺(シュンシュウ)」 ③画法の一種。山や岩のひだを描く技法。「皴法」 しゅん しゅん しわ-; ひび- 皮 12 7 説明無し 076b4.svg
扎 1 0 ①ぬ(抜)く。 ②さ(刺)す。突き刺す。 ③かまえる。守る。 さつ; あつ ぬく; かまえる 扌 4 1 説明無し 0624e.svg
解 6 0 ①わける。ばらばらにする。「解散」「解体」「分解」 ②ほどく。ときはなす。なくす。「解雇」「解除」「解毒(ゲドク)」 ③さとる。わかる。ときあかす。「解釈」「解説」「了解」 ④下から上に差し出した文書。「解状(ゲジョウ)」「解文(ゲぶみ)」 け; げ かい と-く; わか-る; と-ける; さと-る; ほど-く; と-かす 角 13 6 会意。角と、刀(かたな)と、牛(うし)とから成り、角を持って、刀で牛を裂き分ける、ひいて、わける、わかる意を表す。 089e3.svg
旭 準1 0 ①あさひ。朝の太陽。「旭日」「旭光」 ②あきらか。 こく きょく あさひ-; あきら; てる; あき 日 6 2 形声。日と、音符九(キウ)→(キヨク)とから成る。 065ed.svg
婪 1 0 むさぼる。「貪婪(タンラン)・(ドンラン)」 りん らん らん むさぼ-る 女 11 8 説明無し 05a6a.svg
枅 1 0 とがた(斗形)。ますがた。柱の上で棟木を受ける角材。 け けい とがた; ひじき 木 10 6 説明無し 06785.svg
顔 9 0 ①かお。かおつき。かんばせ。「顔面」「童顔」「破顔」 ②いろどり。「顔料」 げん がん かんばせ-; かお- 頁 18 9 形声。頁と、音符彥(ゲン)→(ガン)とから成る。「かお」の意を表す。 09854.svg
辟 1 0 ①さける。しりごみする。「辟易」 ②つみ(罪)。刑罰。「大辟」 ③きみ(君)。天子。「復辟」 ④めす。まねく。「徴辟」 ⑤よこしま。かたよる。 ⑥ひらく。土地をひらく。 はく; び; ひ びゃく; ひゃく へき ひら-く; きみ-; め-す 辛 13 6 説明無し 08f9f.svg
拿 1 0 ①とらえる。つかむ。つかまえる。「拿捕」 ②ひく。力を入れてひっぱる。 な; だ ひ-く 手 10 6 説明無し 062ff.svg
児 7 0 ①幼いこども。わらべ。「児童」「幼児」 ②親からみたこども。むすこ。むすめ。「愛児」「豚児」 ③若者。青年。「健児」「寵児(チョウジ)」 げ; に げい; じ こ- ⼉ 7 5 旧字は、象形。髪を総角(あげまき)(両側に角(つの)の形を作った髪型)に結った子供の形にかたどる。教育用漢字は省略形による。 05150.svg
蓴 1 0 じゅんさい(蓴菜)。ぬなわ。スイレン科の多年草。「蓴糸」 じゅん しゅん ぬなわ ⺾ 14 11 説明無し 084f4.svg
誹 準1 0 そしる。悪く言う。「誹謗(ヒボウ)」非 誉 ひ ひ はい そし-り; そし-る 訁 15 8 説明無し 08ab9.svg
淙 1 0 ①水が流れるさま。また、水の流れる音。「淙淙」 ②そそ(注)ぐ。 ずう; ぞう; ず そう そそぐ 氵 11 8 説明無し 06dd9.svg
耗 準2 0 ①へる。へらす。すりへらす。「耗減」「消耗」 ②たより。知らせ。「音耗」 こう こう もう へ-る 耒 10 4 本字は、会意形声。禾(か)(いね)と、毛(ボウ)→(カウ)(わずか)とから成り、小つぶの実のいねの意を表す。借りて「へる」意に用いる。のち、禾を耒に改めた。 08017.svg
勃 2 0 ①おこる。急におこる。にわかに。「勃起」「勃発」 ②勢いが盛んなさま。「勃興」「鬱勃」 ③むっとするさま。「勃如」 ④「勃牙利(ブルガリア)」の略。 ぼち ほつ ぼつ おこ-る; にわ-かに; た-つ 力 9 7 形声。力と、音符孛(ハイ)→(ホツ)とから成る。おしのける意を表す。ひいて、にわかに起こる意に用いる。 052c3.svg
潮 5 0 ①しお。うしお。(ア)海の水の満ち引き。「干潮」(イ)海の水。海水の流れ。「潮流」 ②時の流れ。傾向。「思潮」「風潮」参考①(ア)で、満ちしおを「潮」、引きしおを「汐(セキ)」、また、朝の干満を「潮」、夕方の干満を「汐」とすることがある。 じょう ちょう しお-; あさしお-; うしお- 氵 15 12 本字は、会意形声。水と、(テウ)(中央に向かう。𠦝は省略形)とから成り、「うしお」の意を表す。のち、𠦝をに戻した。 06f6e.svg
鑽 1 0 ①きり。のみ。たがね。切ったり、けずったり、穴をあけたりする工具。 ②きる。ほる。うがつ。 ③物事の道理を深くきわめる。「研鑽」 さん さん き-り; き-る; たがね- 釒 27 19 説明無し 0947d.svg
縄 7 0 ①なわ。「縄文」「捕縄」 ②すみなわ。直線を引くための大工道具。「縄墨」 ③のり。法則。標準。「規矩準縄(キクジュンジョウ)」 ④ただす。悪事を調べ正す。「縄正」 じょう しょう ただ-す; なわ- 糹 15 9 旧字は、形声。糸と、音符蠅(ヨウ)→(シヨウ、ジヨウ)(黽は省略形)とから成る。よりあわせた「なわ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 07e04.svg
驤 1 0 ①あがる。あげる。おどりあがる。 ②はしる。かける。 ③はやい。すみやか。 そう しょう じょう あ-がる 馬 27 17 説明無し 09a64.svg
柬 1 0 ①えらぶ。えりわける。揀(カン) ②てがみ。「書柬」 ③ふだ。なふだ。 ②③簡 けん かん えら-ぶ 木 9 5 説明無し 067ec.svg
願 7 0 ねがう。のぞむ。いのり。「願望」「願力」 ごん げん がん ねがい-; ねが-う 頁 19 10 形声。頁と、音符原(グヱン)とから成る。大きな頭の意を表す。借りて「ねがう」意に用いる。 09858.svg
顬 1 0 「顳顬(ショウジュ)(こめかみ)」に用いられる字。 にゅう じゅ こめかみ 頁 23 14 説明無し
脳 5 0 ①のう。のうみそ。「脳死」「脳髄」 ②あたま。頭のはたらき。「脳天」「脳裏」 ③中心となる人。「首脳」 のう どう なずき ⺼ 11 7 旧字は、会意形声。肉と、𡿺(ダウ)(あたま)とから成る。のうみその意を表す。教育用漢字は省略形による。 08133.svg
屭 1 0 力を出す。ひきたてる。「贔屭(ヒキ)・(ヒイキ)」 き さかん; きびしい 尸 24 21 説明無し
惻 1 0 いたむ。悲しむ。あわれむ。「惻隠」「惻惻」 しき そく いた-む 忄 12 9 説明無し 060fb.svg
翡 1 0 かわせみ。カワセミ科の鳥。また、カワセミの羽の色。「翡翠(ヒスイ)」参考カワセミの雄を「翡」、雌を「翠(スイ)」という。 ひ ひ 羽 14 8 説明無し 07fe1.svg
樋 準1 0 ひ。かけひ。とい。「雨樋」参考木でつくった、水を通すみちを表す字。 つう とう とい-; ひ- 木 15 11 形声。木と、音符(トウ)とから成る。 06a0b.svg
廩 1 0 ①くら。こめぐら。「倉廩」 ②ふち(扶持)。給料として与える米。稟(リン) ③あつまる。あつめる。 りん くら- 广 16 13 説明無し 05ee9.svg
盤 4 0 ①はち。たらい。おおざら。また、皿状のもの。「盤台」「円盤」 ②物をのせる台。また、台状の道具や機械。「碁盤」「旋盤」 ③大きく平らな岩。「岩盤」「盤石(バンジャク)」 ④わだかまる。曲がりくねる。めぐる。「盤舞」「盤踞(バンキョ)」蟠(バン) ばん はん たらい; おおざら- 皿 15 10 形声。皿と、音符般(ハン)とから成る。平たく大きいはちの意を表す。 076e4.svg
起 8 0 ①おきる。たつ。立ちあがる。「起床」「躍起」 ②おこす。はじめる。「起工」「想起」 ③おこる。おこり。はじまり。「起因」「起源」「縁起」 こ き お-こる; お-こす; た-てる; た-つ; お-きる 走 10 3 形声。走と、音符巳(シ)→(キ)とから成る。立ちあがる、ひいて「おこる」意を表す。教育用漢字は音符を己(キ)としたものによる。 08d77.svg
蕉 準1 0 「芭蕉(バショウ)」の略。 ①バショウ科の多年草。「蕉衣」「蕉布」 ②俳人松尾芭蕉のこと。「蕉翁」「蕉門」 しょう しょう きあさ-; こ-げる ⺾ 15 12 形声。艸と、音符焦(セウ)とから成る。 08549.svg
逸 準2 0 ①はしる。にげる。にがす。「逸機」「後逸」「奔逸」 ②かくれる。うしなう。世に知られない。「逸事」「逸書」「隠逸」 ③それる。はずれる。わがまま。みだら。「逸脱」「淫逸(インイツ)」「放逸」 ④足がはやい。抜きんでている。すぐれる。「逸材」「逸出」「逸足」 ⑤気楽に楽しむ。「逸楽」「逸労」「安逸」 ②⑤佚(イツ) ⑥外国語の音訳に用いられる。「独逸(ドイツ)」 いち いつ そ-らす; はや-り; そ-れる; のが-れる; うしな-う; はぐ-れる; はし-る; はや-る ⻌ 11 8 旧字は、会意。辵と、兔(と)(=兔。うさぎ)とから成り、うさぎがにげる、のがれる意を表す。常用漢字は省略形による。 09038.svg
允 準1 0 ①まこと。まことに。「允文允武(インブンインブ)・(まことにブンまことにブ)」 ②ゆるす。みとめる。「允可」「允許」 ③公平である。また、つり合う。「允当」 ④じょう。律令(リツリョウ)制で、主殿寮(とのもづかさ)などの判官。 いん いん ゆる-す; じょう-; まこと- ⼉ 4 2 形声。儿と、音符(イ)→(ヰン)(厶は変わった形)とから成る。もと、氏族名、または官職名を表した。借りて「まこと」「まことに」の意に用いる。 05141.svg
総 6 0 ①まとめる。ひとつにくくる。「総括」「総合」 ②すべる。全体を治める。とりしまる。「総理」「総領」 ③すべての。そろって。「総意」「総勢」 ④ふさ。糸や毛を束ねて先をばらばらにしたもの。 ⑤「上総(かずさ)の国」「下総(しもうさ)の国」の略。「総州」 す そう すべ-て; す-ぶ; す-べる; ふさ- 糹 14 8 旧字は、形声。糸と、音符悤(ソウ)とから成る。束ねた糸、ひいて「すべる」意を表す。教育用漢字は、もと俗字による。 07dcf.svg
通 9 0 ①とおる。とおす。つきぬける。「通行」「通風」 ②かよう。行き来する。「通勤」「通商」 ③知らせる。「通告」「通知」 ④親しく交わる。「通好」 ⑤くわしく知る。「通暁」「精通」 ⑥広くゆきわたる。一般に行われている。「通常」「通用」 ⑦最初から最後までとおす。「通読」「通夜」 ⑧人情や世情に明るい。「通人」「消息通」 ⑨男女が不義の交わりをする。「密通」 ⑩手紙や文書を数える語。 つう; つ とう とお-る; とお-す; かよ-う ⻌ 10 7 形声。辵(または彳(てき))と、音符甬(ヨウ)→(トウ)とから成る。つきとおる、まっすぐにとおっている、ひいて「かよう」意を表す。 0901a.svg
幗 1 0 女性が髪を包む布。髪飾り。「巾幗(キンカク)」 かく かみかざり 巾 14 11 説明無し 05e57.svg
吾 準1 0 ①われ。わが。じぶん。「吾家」「吾人」 ②「子」や「兄」などの上につけて、親しみを表す。「吾兄」 ぐ ご あ-; われ-; あが-; わ-が 口 7 4 形声。口と、音符五(ゴ)とから成る。自称の代名詞に用いる。 0543e.svg
鮖 1 1 かじか(鰍)。カジカ科の淡水魚。参考石の多い所にすむ意を表している字。 かじか; かじこ 魚 16 5 説明無し 09b96.svg
渦 準2 0 ①うず。うずまき。うずまく。「渦旋」「渦中」 ②うずまき状のもの。「渦紋」 か; わ か; わ か うず- 氵 12 9 形声。水と、音符咼(クワ)→(ワ)とから成る。水がうずまく意を表す。 06e26.svg
搭 準2 0 ①のる。のせる。積みこむ。「搭載」「搭乗」 ②かける。つるす。つける。 とう の-る; の-せる 扌 12 9 形声。手と、音符荅(タフ)とから成る。「のせる」「のる」意を表す。 0642d.svg
子 10 0 ①こ。こども。親から生まれたもの。「子息」「妻子」 ②たね。み。たまご。「子房」「種子」 ③人。「才子」「遊子」 ④おとこ。「男子」 ⑤成人した男子の敬称。特に、地位のある人や学徳のすぐれた人に対する敬称。「君子」「孔子」「夫子」 ⑥小さい。小さいもの。「子細」「原子」 ⑦物の名の下に添える語。「椅子(イス)」「扇子」 ⑧五等爵(公・侯・伯・子・男)の第四位。「子爵」 ⑨ね。十二支の第一。動物ではネズミ。方位では北。時刻では夜の一二時およびその前後二時間。 し し ず す つ み-; ね-; こ- 子 3 0 象形。こどもが手を挙げている形にかたどり、おさなご、ひいて、若者の意を表す。借りて、十二支の第一位に用いる。 05b50.svg
裂 3 0 ①さく。ひきさく。さける。さけめ。「裂傷」「亀裂(キレツ)」 ②ばらばらにわかれる。「決裂」「分裂」 れち れつ さ-ける; さ-く 衣 12 6 形声。衣と、音符列(レツ)とから成る。切りさいた布、また、布を切りさく意を表す。 088c2.svg
乙 3 0 ①きのと。十干の第二。「乙夜(イツヤ)・(オツヤ)」 ②物事の順位の二番目。「乙種」 ③邦楽で、甲より一段低い音。 ④幼い、愛らしい意に用いられる接頭語。「乙女」「乙姫」参考②の意味から「乙甲(めりかり)」「乙張(めりは)り」という語ができ、またしぶい低音ということで「乙な味」「乙にすます」などという言葉ができた。 おつ; おち いつ おと-; きのと- 乙 1 0 象形。草木が曲がりくねって芽生えるさまにかたどる。借りて、十干(じつかん)の第二位に用いる。 04e59.svg
意 8 0 ①こころ。きもち。思い。考え。「意外」「意志」「悪意」 ②内容。わけ。「意義」「意味」「会意」 い い おも-う; おも-い; こころ-; そもそも 心 13 9 会意。心と、音(おと、ことば)とから成り、ことばを耳にして、気持ちを心で察する意を表す。ひいて、知・情のもとになる意識の意に用いる。 0610f.svg
拶 2 0 せまる。おしよせる。「挨拶(アイサツ)」 参考「挨拶」は、もと、おしすすむ意。 さち さつ 扌 9 6 形声。手と、音符𡿪(レツ)→(サツ)とから成る。 062f6.svg
用 9 0 ①もちいる。つかう。役立てる。「用意」「使用」庸 ②はたらき。ききめ。「作用」「効用」 ③しなければならない仕事。「用件」「所用」 ④必要な金銭や品物。「用度」「費用」 ⑤使いみち。使われる目的。「薬用」「浴用」 ⑥大小便をする。「用便」 ⑦もって。…によって。 ゆう よう もち-いる 用 5 0 象形。材木を組んで造ったかきねの形にかたどる。借りて「もちいる」意に用いる。 07528.svg
蔣 準1 0 ①まこも(菰)。イネ科の多年草。 ②中国、周代の国名。 そう; しょう まこも-; はげます ⺾ 14 11 形声。艸と、音符將(シヤウ)とから成る。 08523.svg
苔 準1 0 こけ。コケ植物の総称。「苔類」「蘚苔(センタイ)」 だい たい こけら-; こけ- ⺾ 8 5 形声。艸と、音符治(チ)→(タイ)(台は省略形)とから成る。 082d4.svg
題 8 0 ①あたま。はじめ。書物などの巻頭。「題辞」 ②だい。書物や作品の名。見出し。しるし。「題名」「表題」 ③問い。解決を求められている事柄。「問題」「議題」 ④しるす。詩や文字などを書きしるす。「題画」「題詩」 ⑤品さだめをする。「品題」 だい てい ひたい- 頁 18 9 形声。頁と、音符是(シ)→(テイ)とから成る。「ひたい」の意を表す。ひいて、目印をする意に用いる。 0984c.svg
﨟 1 0 ①僧侶(ソウリョ)が得度(トクド)してからの年数。「上﨟」 ②くれ。年のくれ。陰暦一二月の異名。臘(ロウ) かつ; ろう ⺾ 16 13 説明無し
灯 7 0 ひ。ともしび。あかり。「灯下」「灯明」 とう; ちょう とう; てい ちん; とん ひ-; あかし-; ともしび- 火 6 2 (A)形声。火と、音符丁(テイ)とから成る。もと、燃えさかる火の意を表したが、俗に燈の意に用いる。教育用漢字はこれによる。 (B)形声。火と、音符登(トウ)とから成る。「ともしび」の意を表す。 0706f.svg
旱 1 0 ①ひでり。「旱殃(カンオウ)」「旱魃(カンバツ)」 ②かわく。「旱稲(カントウ)」乾 ③水がないこと。陸地。「旱路」 かん ひでり- 日 7 3 説明無し 065f1.svg
向 8 0 ①むく。むかう。むきあう。むかって行く。「向学」「向上」「出向」 ②むき。おもむき。「意向」「傾向」「趣向」 ③さきに。以前。「向来」 ①③嚮(キョウ) こう きょう む-く; む-かい; む-き; む-かう; む-こう; さき-に; む-ける 口 6 3 象形。家屋の北側の高所に設けたあかりとりのまどにかたどり、高窓の意を表す。借りて「むかう」意に用いる。 05411.svg
幣 準2 0 ①おかね。ぜに。「幣制」「貨幣」 ②ごへい。白紙を切って柄にはさんだ神祭用具。「幣束」 ③ぬさ。みてぐら。神にささげる絹。「幣帛(ヘイハク)」 ④ひきでもの。みつぎもの。「幣物」 べ へい ぬさ-; ぜに-; みてぐら-; たから- 巾 15 12 形声。巾と、音符敝(ヘイ)とから成る。祭りや贈り物用の布、ひいて、礼物、また礼物の帛(はく)・玉などの財物に代えて銭が用いられるようになったことから、「ぜに」の意を表す。 05e63.svg
悁 1 0 エン ①うれえる。 ②いかる。「悁恚(エンイ)」「忿悁(フンエン)」 ケン いらだつ。あせる。「悁急」 えん えん いらだ-つ; うれ-える 忄 10 7 説明無し 06081.svg
戻 準2 0 ①もどる。もどす。かえす。「返戻」 ②もとる。道理にそむく。「暴戻」 ③いたる。くる。とどまる。「戻止」 らい; たい れい; てい もど-す; もど-る 戸 7 3 旧字は、会意。戶と、犬(いぬ)とから成り、犬が戸の下を身をくねらせてくぐりぬける、転じて「もとる」「いたる」意を表す。常用漢字は省略形による。 0623b.svg
巨 4 0 ①おおきい。「巨人」「巨大」 ②おおい。はなはだ多い。「巨額」「巨万」「巨富」 ③すぐれた。偉大な。「巨星」「巨匠」 ご きょ こ おお-きい; でか-い 工 5 2 旧字は、象形。とってのついたさしがねの中央部を手でにぎった形にかたどる。「矩(ク)」の原字。借りて「おおきい」意に用いる。常用漢字は省略形による。 05de8.svg
廬 1 0 ①いおり。草や木で造った粗末な家。仮の小屋。「廬舎」 ②いえ。建物。「精廬」 ろ りょ いえ-; いおり- 广 19 16 説明無し 05eec.svg
央 8 0 ①なかば。まんなか。「震央」「中央」 ②尽きる。やむ。「未央(ビオウ)・(ミオウ)」 よう; おう よう; えい なか-ば 大 5 2 象形。首かせをはめられた人の形にかたどり、わざわい、ひいて、つきる意を表す。「殃(ヤウ)+(アウ)」の原字。借りて「なかば」の意に用いる。 0592e.svg
甸 1 0 ①天子直属の都周辺の土地。「甸服」「畿甸(キデン)」 ②郊外。 ③おさ(治)める。 ④農作物。 ⑤かり。狩りをする。かる。畋(デン) でん てん かり 勹 7 5 説明無し 07538.svg
槌 準1 0 ①つち。木づち。物をたたく道具。 ②うつ。木づちで打つ。 ①②椎(スイ) ずい つい つち- 木 14 10 形声。木と、音符(ツイ)とから成る。 069cc.svg
墾 3 0 ひらく。荒れ地を切り開く。「墾田」 こん ひら-く 土 16 13 形声。土と、音符貇(コン)とから成る。土地を切り開く意を表す。 058be.svg
駟 1 0 四頭立ての馬車。「駟馬」 参考馬四頭を表した字。 し 馬 15 5 説明無し 099df.svg
毬 1 0 ①まり。けまり。「毬子」鞠(キク) ②まりのようにまるいもの。「毬果」「花毬」 ③いが。果実を包むとげのある外皮。「毬栗(いがぐり)」 ぐ きゅう いが-; まり- 毛 11 7 形声。毛と、音符求(キウ)とから成る。 06bec.svg
沢 4 0 ①さわ。草木の生えている湿地帯。「沢畔」「沼沢」 ②うるおう。うるおい。めぐみ。「恩沢」「潤沢」 ③つや。かがやき。「光沢」「色沢」 じゃく たく さわ-; うるお-す; うるお-い 氵 7 4 旧字は、形声。水と、音符睪(タク)とから成る。水が物にしめりついて「うるおう」、ひいて「つや」、転じて「さわ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 06ca2.svg
澳 1 0 ①くま(隈)。水が奥深く入りこんだ所。「隈澳(ワイイク)」 ②おき。岸から遠く離れた水上。沖合。 ③ふかい。 ④「澳太利亜(オーストリア)」の略。 いく; おう いく; おう おき- 氵 16 13 説明無し 06fb3.svg
慧 準1 0 ①さとい。かしこい。「慧悟」恵 ②仏教で真理を見きわめる心の動き。「智慧(チエ)」参考一説に、「慧」の草書体の省略体が片仮名の「ヱ」になったという。 え けい さと-い; さと-る 心 15 11 形声。心と、音符彗(セイ、スイ)→(クヱイ)とから成る。かしこい、さとい意を表す。 06167.svg
晋 準1 0 ①すす(進)む。つきすすむ。 ②中国の王朝・国名。 しん しん すす-む; すすむしん- 日 10 6 会意形声。日と、臸(シン)(いたる。・亚は省略形)とから成る。日が進む意を表す。 0664b.svg
摑 準1 0 ①つかむ。にぎる。 ②たたく。手のひらで打つ。 きゃく かく つか-ます; つか-まえる; つか-まさる; つか-まゆ; とか-まえる; つか-ませる; とか-まる; つか-まる; つか-む 扌 14 11 形声。手と、音符國(コク)→(クワク)とから成る。 06451.svg
幔 1 0 まく。ひきまく。とばり。「幔幕」 まん ばん まく 巾 14 11 説明無し 05e54.svg
愬 1 0 ソ うったえる。うったえ。 訴 サク おどろく。おそれる。 そ; さく うった-える 心 14 10 説明無し 0612c.svg
蝲 1 0 ①さそり(蠍)。 ②「蝲蛄(ラッコ)(ざりがに)」に用いられる字。 らち らつ さそり 虫 15 9 説明無し
側 7 0 ①そば。わき。かたわら。「側近」「側室」 ②かわ。物の片面。一方のがわ。へり。ふち。「側面」「側壁」 ③かたよせる。そばだてる。「側耳」 ④ほのかに。かすかに。「側聞」 しき そく がわ-; かわ-; そば- 亻 11 9 形声。人と、音符則(ソク)→(シヨク)とから成る。かたむく、ひいて「かたわら」の意を表す。 05074.svg
抵 4 0 テイ ①こばむ。さからう。「抵抗」 ②あたる。ふれる。「抵触」 ③相当する。「抵当」 ④おおよそ。「大抵」 シ う(撃)つ。 たい てい 扌 8 5 形声。手と、音符氐(テイ)とから成る。手でおしのける意を表す。 062b5.svg
痾 1 0 やまい。ながわずらい。こじれて長びいている病気。「宿痾」 あ あ やまい- 疒 13 8 説明無し 075fe.svg
簸 準1 0 ①ひる。箕(み)で穀物のぬかやごみを除く。 ②あおる。あおりあげる。 は は ひ-る ⺮ 19 13 説明無し 07c38.svg
倥 1 0 ①いそがしい。あわただしい。「倥偬(コウソウ)」 ②おろか。無知なさま。 ③ぬかる。しそこなう。 くう こう ぬか-る 亻 10 8 説明無し 05025.svg
潜 3 0 ①もぐる。水の中にもぐる。くぐる。「潜水」「潜航」 ②ひそむ。かくれる。ひそかに。「潜在」「潜入」 ③心を落ち着ける。「潜心」「沈潜」 ぜん せん くぐ-る; かく-れる; ひそ-める; ひそ-む; もぐ-る 氵 15 12 旧字は、形声。水と、音符朁(サム)→(セム)とから成る。水にもぐって川をわたる、ひいて「ひそむ」意を表す。常用漢字は俗字による。 06f5c.svg
麴 準1 0 こうじ。米や麦を蒸して、こうじかびを生じさせたもの。また、さけ(酒)。「麴院」「麴車」 きく きく こうじ-; かむし-; かんだち-; かむち-; かびたち- 麥 19 8 説明無し
崖 2 0 ①がけ。切り立った所。「崖岸」「崖谷」「断崖」 ②かどだつ。人と和合しない。「崖異」 げ- がい- がけ-; ほき-; まま- 山 11 8 会意形声。山と、厓(ガイ)(がけ)とから成る。 05d16.svg
惴 1 0 おそれる。びくびくする。「惴慄(ズイリツ)」 すい すい ずい おそ-れる 忄 12 9 説明無し 060f4.svg
毫 1 0 ①ほそげ。細い毛。「白毫」 ②わずか。すこし。「毫末」「寸毫」 ③ふで。筆の穂。「揮毫」 ごう こう すこ-し 毛 11 7 説明無し 06beb.svg
軟 準2 0 ①やわらかい。しなやか。「軟化」「柔軟」硬 ②よわい。よわよわしい。「軟弱」 ねん ぜん なん やわ-らか; やわ-らかい 車 11 4 本字は、形声。車と、音符耎(ゼン)とから成る。車輪に(がま)をまいて反動をやわらかくした車の意を表す。転じて「やわらかい」意に用いる。常用漢字は、省略形の俗字による。 08edf.svg
酲 1 0 ①よう。わるよい。二日酔い。 ②あきる。 てい さめる; わるよい; あきる 酉 14 7 説明無し 09172.svg
福 8 0 さいわい。しあわせ。神から与えられる助け。「福音」「幸福」禍 ふく ふく さいわ-い 礻 13 9 形声。示と、音符畐(フク)とから成る。「さいわい」の意を表す。 0798f.svg
黥 1 0 いれずみ。罪人の顔に墨を入れる刑。「黥首」 ぎょう けい げい いれずみ- 黑 20 8 説明無し 09ee5.svg
長 9 0 ①ながい。(ア)距離やたけがながい。「長編」「身長」(イ)時間がながい。「長期」「長寿」 ②たける。育つ。大きくなる。「生長」「成長」 ③のびる。のばす。「延長」「助長」 ④年をとっている。目上。「長上」「長幼」 ⑤最も年上である。最年長。「長男」「長子」 ⑥おさ。かしら。最上位の人。「長官」「会長」 ⑦すぐれている。「長所」 ①③⑦短 ⑧むだ。あまり。「長物」「冗長」 ⑨「長門(ながと)の国」の略。「長州」 じょう; ちょう ちょう なが-い; た-ける; おさ-; つかさ- 長 8 0 象形。髪のながい人の形にかたどり、長髪の老人、長髪、ひいて「ながい」意を表す。 09577.svg
林 10 0 ①はやし。木やタケが群がり生えている所。「林間」「森林」 ②物事が多く集まっていること。「林立」「書林」参考木がならびたつ所の意を表す字。 りん りん はやし-; おお-い 木 8 4 会意。木を二つ並べて、木が並び生えている所、「はやし」の意を表す。 06797.svg
縡 1 0 ①こと(事)。ことがら。 ②いき。いのち。 さい こと 糹 16 10 説明無し 07e21.svg
峠 4 1 とうげ。 ①山ののぼりつめた所。 ②物事の頂点。「暑さは峠を越した」参考山の上りと下りのさかいめを表す国字。 とうげ- 山 9 6 会意。山と、上(のぼる)と、下(くだる)とから成る。山の上りと下りの境になる所、「とうげ」の意を表す。 05ce0.svg
悌 準1 0 ①したがう。年長者に従順なこと。「孝悌」 ②兄弟の仲がよいこと。「悌友」 ③やわらぐ。やすらか。「豈悌(ガイテイ)」 てい やすらか; すなお; ひらく 忄 10 7 形声。心と、音符弟(テイ)とから成る。 0608c.svg
懍 1 0 おそれる。つつしむ。身や心が引き締まる。「懍慄(リンリツ)」「懍懍」 りん; らん おそれる 忄 16 13 説明無し 061cd.svg
罅 1 0 ひび。土器のわれめ。すきま。ひびがはいる。「罅隙(カゲキ)」「罅漏」 け か ひび-; は-ぜる 缶 17 11 説明無し 07f45.svg
満 7 0 ①みちる。みたす。みちたりる。いっぱいになる。「満腹」「充満」 ②ゆきわたる。すべて。全体。「満開」「満天」 ③ゆたか。「満悦」「円満」 ④年齢がちょうど。「満十歳」 まん ばん み-たす; み-ちる 氵 12 9 旧字は、形声。水と、音符㒼(バン、マン)とから成る。水が容器にいっぱいになる意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 06e80.svg
画 9 0 ガ ①え。「画面」「絵画」「版画」 ②えがく。かく。「画家」「画工」「画才」 カク ①かぎる。くぎる。さかい。「画一」「画然」「画定」 ②はかる。考えをめぐらす。「画策」「企画」「計画」 ③漢字を構成する点や線。「画数」「字画」「点画」 え; わく; が かい; かく はか-る; かぎ-る; え-; か-く; えが-く 田 8 3 旧字は、会意。田と、聿(いつ)(かきしるす)とから成り、田畑の区切りを記す、ひいて、くぎる意を表す。「劃(クワク)」の原字。教育用漢字は省略形による。 0753b.svg
柑 準1 0 みかん。こうじ。ミカン科の小高木。「柑橘(カンキツ)」「柑子」 かん かん みかん- 木 9 5 形声。木と、音符甘(カム)とから成る。 067d1.svg
錮 2 0 ①ふさぐ。金属を溶かしてすきまをふさぐ。 ②とじこめる。「禁錮」 ③かたい。固④ながわずらい。「錮疾」痼(コ) く こ ふさ-ぐ 釒 16 8 形声。金+音符固(コ)。 0932e.svg
浩 準1 0 ①ひろい。おおきい。おお(多)い。ゆたかである。「浩浩」「浩然」 ②おごる。いばる。 ごう こう ひろ-い; おお-きい; おお-い 氵 10 7 形声。水と、音符吿(カウ)とから成る。 06d69.svg
榀 1 1 こまい(木舞)。屋根や壁などの下地に組む細い竹。「壁の下地に榀を組む」 ひん しな-; こまい- 木 13 9 説明無し
択 3 0 えらぶ。えらびとる。よる。「択一」「選択」 じゃく たく えら-ぶ 扌 7 4 旧字は、形声。手と、音符睪(タク)とから成る。手でえらびわける意を表す。常用漢字は睪のかわりに尺(セキ)→(タク)を音符とした俗字による。 0629e.svg
蜊 1 0 あさり(浅蜊)。マルスダレガイ科の二枚貝。 り あさり 虫 13 7 説明無し 0870a.svg
申 8 0 ①もうす。述べる。「申告」「上申」 ②さる。十二支の第九。動物ではサル。方位では西南西。時刻では午後四時およびその前後二時間。「庚申」 ③かさ(重)ねる。くりかえす。 しん しん かさ-ねる; もう-す; もう-し; さる- 田 5 0 象形。いなびかりが走るさまにかたどる。「電(デン)・神(シン)」の原字。借りて「のびる」「もうす」意に、また、十二支の第九位に用いる。 07533.svg
偈 1 0 ①経文で詩句の形式をとった部分。「讃偈(サンゲ)」 ②つよい。はやい。すこやか。「偈偈(ケツケツ)」 ③いこう。やすむ。 げ; げち けつ; けい いこ-う 亻 11 9 説明無し 05048.svg
憺 1 0 ①やすんずる。やすらか。しずか。「憺然」「憺憺」澹(タン)・恬(テン) ②おそれる。おそれさせる。 だん たん しずか; さだまる; やすらか 忄 16 13 説明無し 061ba.svg
烝 1 0 ①むす。むれる。むしあつい。「烝矯」 ②すす(進)める。献上する。 ③もろもろ。数が多い。「烝民」 ①③蒸 ④まつり。冬の祭り。「烝祭」 しょう しょう じょう む-す; もろもろ 灬 10 6 説明無し 070dd.svg
蟇 1 0 「蝦蟇(ガマ)(がまがえる・ひきがえる)」に用いられる字。 め ば ま ぶと-; ひきがえる-; がま-; ひき- 虫 16 10 説明無し 087c7.svg
牽 準1 0 ①ひく。ひっぱる。ひきつける。綱をつけてひく。「牽引」「牽制」 ②つらなる。つづく。「牽連」 けん けん ひ-く 牛 11 7 形声。牛と、冖(たづなの形)と、音符玄(クヱン)→(ケン)とから成る。牛の引きづな、転じて「ひく」意を表す。 0727d.svg
嫡 準2 0 ①本妻。正妻。「嫡室」妾(ショウ) ②よつぎ。本妻の生んだ子。あとつぎ。あととり。「嫡子」「嫡男」庶 ③直系の血筋。「嫡流」「正嫡」 ちゃく てき よつぎ- 女 14 11 形声。女と、音符啇(テキ)とから成る。直系の血筋の意を表す。 05ae1.svg
穹 1 0 ①弓形。丸天井。ドーム形。「穹窿(キュウリュウ)」 ②そら。おおぞら。天。 ③あな(穴)。 ④おおきい。「穹石」 ⑤たか(高)い。 ⑥ふかい。「穹谷」 く きゅう おおぞら-; そら-; たか-い; ふか-い; あな-; あめ-; おお-きい 穴 8 3 形声。穴と、音符弓(キウ)とから成る。 07a79.svg
湯 8 0 ゆ。水をわかしたもの。また、ふろ。「湯治」「茶湯」「熱湯」 よう とう; しょう とう; しょう たん ゆ- 氵 12 9 形声。水と、音符昜(ヤウ)→(タウ)とから成る。「ゆ」の意を表す。 06e6f.svg
絎 1 0 ①へり(縁)。 ②ぬう。 ③くける。糸目が表に出ないようにぬう。「平絎」 ぎょう こう く-ける 糹 12 6 説明無し 07d4e.svg
瀑 1 0 ①たき(滝)。「瀑布」 ②しぶき。水しぶき。 ③にわかあめ。 ぼく; ぼう ほく; ほう ばく たき-; にわかあめ- 氵 18 15 説明無し 07011.svg
仆 1 0 たおれる。たおれ伏す。死ぬ。「仆偃(フエン)」 ふ; ぼく ふ; ほく たお-れる 亻 4 2 説明無し 04ec6.svg
雇 3 0 やとう。賃金を払って人を使う。「雇用」「解雇」 く; ぐ こ やと-う; やと-い 隹 12 4 形声。隹と、音符戶(コ)とから成る。借りて「やとう」意に用いる。 096c7.svg
晞 1 0 かわく。かわかす。さらす。ほす。日に当てる。参考「唏(キ)」は別字。 け き かわ-く 日 11 7 説明無し 0665e.svg
趾 1 0 ①あし。くるぶしから下の部分。「趾骨」 ②あと。あしあと。また、物事のあと。「遺趾」 ③もと。ねもと。 ②③址(シ) し し もと; あしゆび-; あと- ⻊ 11 4 説明無し 08dbe.svg
訂 3 0 ①ただす。文字や文章の誤りをなおす。「訂正」「校訂」 ②はかる。相談する。さだめる。「訂盟」 じょう; ちょう てい ただ-す 訁 9 2 形声。言と、音符丁(テイ)とから成る。公平にはかる、ひいて「ただす」意を表す。 08a02.svg
幵 1 0 そろえる。たいら。参考さお(干)をたいらにそろえた形からできた字。 けん たいらか 干 6 3 説明無し 05e75.svg
嶇 1 0 ①けわしい。山道などのけわしいさま。 ②あやうい。苦しむ。なやむ。 く く けわ-しい 山 14 11 説明無し 05d87.svg
銭 5 0 ①ぜに。かね。貨幣。「金銭」 ②せん。貨幣の単位。一円の一〇〇分の一。 ③すき(鋤)。農具の一種。 ぜん; せん せん ぜに-; すき- 釒 14 6 旧字は、形声。金と、音符戔(セン)とから成る。もとは農具の「すき」の意を表したが、転じて、くわ形の貨幣、「ぜに」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 092ad.svg
責 6 0 ①せめる。とがめる。「自責」「𠮟責(シッセキ)」 ②せめ。なすべき仕事。任務。「責務」「職責」 さい しゃく さく せき せ-める 貝 11 4 形声。貝と、音符朿(シ)→(サク)(龶は変わった形)とから成る。人から金銭をむしり取る、ひいて「せめる」「せめ」の意を表す。 08cac.svg
拵 1 0 ①こしらえる。つくる。 ②よる。すえる。 そん こしら-える 扌 9 6 説明無し 062f5.svg
炯 1 0 ①ひかり(光)。また、ひかる。 ②あきらか。光り輝くさま。「炯眼」 きょう; ぎょう けい かま; あき-らか 火 9 5 説明無し 070af.svg
亭 準2 0 ①宿屋。料理屋。茶屋。「亭主」「料亭」 ②あずまや。 ③屋号や雅号に添える語。「曲亭」 じょう てい ちん あずまや- 亠 9 7 形声。意符高(は省略形。建物)と、音符丁(テイ)とから成る。人々のとどまりいこう建物の意を表す。 04ead.svg
枯 4 0 ①かれる。水がかわく。ひからびる。「枯渇」涸(コ) ②おとろえる。「栄枯」栄 く こ か-らす; か-れる 木 9 5 形声。木と、音符古(コ)とから成る。木がひからびてかたくなる意を表す。 067af.svg
萌 準1 0 ①もえる。草木が芽を出す。めぐむ。めばえ。「萌芽」 ②きざす。きざし。事の起こるしるし。「萌兆」 ③たみ(民)。「萌隷」 みょう もう ぼう; ほう きざ-す; めぐ-む; もえ-; も-やし; めば-え; たみ-; も-える; きざ-し ⺾ 11 8 形声。艸と、音符明(ベイ)→(バウ)とから成る。草の芽、ひいて「きざし」の意を表す。 0840c.svg
漑 準1 0 ①そそぐ。そそぎこむ。「灌漑(カンガイ)」 ②すすぐ。洗う。「滌漑(デキガイ)」 がい; かい そそ-ぐ 氵 15 12 説明無し 06f11.svg
乏 3 0 とぼしい。足りない。まずしい。「欠乏」「貧乏」 ぼう ほう ぼう とぼ-しい; とも-しい 丿 4 3 指事。正()の字を左右逆向きに書いて、「とぼしい」意を表す。 04e4f.svg
旗 7 0 はた。はたじるし。「旗下」「旗手」「国旗」 ぎ き はた- 方 14 10 形声。意符㫃(えん)(=。ふきながし)と、音符其(キ)とから成る。「はた」の意を表す。 065d7.svg
臣 7 0 ①けらい。主君に仕える人。「臣下」「家臣」 ②たみ。人民。「臣民」 ③おみ。姓(かばね)の一つ。 じん しん おみ-; けらい- 臣 7 0 象形。大きく見張っている目の形にかたどり、めだまの意を表す。転じて、君に使われる者、「けらい」の意に用いる。 081e3.svg
徴 4 0 ①しるし。あらわれ。あかし。「徴候」「特徴」 ②めす。あつめる。取り立てる。「徴税」「徴兵」 ちょう; ち ちょう; ち しる-し; しる-す; はた-る; めす 彳 14 11 旧字は、会意。微(び)(は省略形。かすか)と、𡈼(てい)(つきでる)とから成り、かすかにものが現れる意を表す。ひいて、めしだす意に用いる。常用漢字は省略形による。 05fb4.svg
蠹 1 0 ①きくいむし。キクイムシ科の甲虫。「蠹居」 ②しみ(衣魚・紙魚)。シミ科の昆虫。衣類や書物を食う虫。「蠹簡」 ③むしばむ。そこなう。 と; つ きくいむし; しみ 虫 24 18 説明無し 08839.svg
挙 7 0 ①あげる。もちあげる。「挙火」「挙手」 ②物事を起こす。おこなう。くわだてる。「挙行」「挙式」「壮挙」 ③数えあげる。並べて示す。「枚挙」「列挙」 ④とりたてる。人をとりたてて用いる。「挙用」「推挙」 ⑤とらえる。「検挙」 ⑥ふるまい。身のこなし。「挙動」「快挙」 ⑦あげて。こぞって。「挙国」「挙党」 こ きょ あ-げる; こぞ-る; あ-がる 手 10 6 旧字は、形声。手と、音符與(ヨ)→(キヨ)とから成る。「あげる」意を表す。教育用漢字は省略形による。 06319.svg
綫 1 0 いと。糸のように細いもの。また、すじ。 せん せん すじ- 糹 14 8 説明無し 07dab.svg
憐 準1 0 ①あわれむ。あわれみ。「憐憫(レンビン)」 ②いとしく思う。いつくしむ。「愛憐」「可憐」 れん れん あわ-れみ; あわ-れむ 忄 16 13 形声。心と、音符粦(リン)→(レン)とから成る。 06190.svg
尻 2 0 しり。また、うしろのほう。おわり。「尻坐(コウザ)」 こう こう しり- 尸 5 2 形声。尸と、音符九(キウ)→(カウ)とから成る。「しり」の意を表す。 05c3b.svg
柤 1 0 ①さんざし(山査子)。バラ科の落葉低木。 ②てすり。 じゃ さ いせき; きりかぶ; こぼけ 木 9 5 説明無し 067e4.svg
筮 1 0 ①めどぎ(蓍)。うらないに用いる細い棒。「筮竹」 ②うらなう。うらない。「卜筮(ボクゼイ)」 ぜ せい ぜい めどぎ; うらな-う ⺮ 13 7 説明無し 07b6e.svg
獣 4 0 けもの。けだもの。野生の動物。「獣心」「猛獣」「野獣」 禽(キン) しゅ しゅう じゅう けもの-; けだもの- 犬 16 12 旧字は、会意。犬と、嘼(きゆう)(けもの)とから成る。「けもの」の意を表す。常用漢字は省略形による。 07363.svg
諸 5 0 ①もろ。もろもろ。いろいろな。多くの。「諸侯」「諸島」 ②これ。指示する語。代名詞。 しょ しょ もろもろ-; もろ- 訁 15 8 旧字は、形声。言と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。ことば数が多い、ひいて、「もろもろ」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 08af8.svg
殄 1 0 ①つきる。つくす。た(絶)やす。たつ。「殄滅」 ②ことごとく。 でん てん つき-る; つく-す; た-つ; たえる 歹 9 5 説明無し 06b84.svg
窈 1 0 ①おくぶかい。暗い。ひそかな。かすかな。「窈然」「窈窈」杳(ヨウ) ②おくゆかしい。しとやか。のびやか。あでやか。「窈窕(ヨウチョウ)」 よう よい; あでやか; くらい 穴 10 5 説明無し 07a88.svg
様 8 0 ①さま。ありさま。かたち。「様子」「様相」「異様」 ②あや。図がら。かざり。「模様」「紋様」 ③きまった形式。かた。手本。「様式」「仕様」 ④名前や代名詞などの下に添えて敬意を表す語。「上様」 ぞう; よう よう; しょう さま-; くぬぎ-; とち- 木 14 10 旧字は、形声。木と、音符羕(ヤウ)→(シヤウ)とから成る。木の名。もと、橡(シヤウ)の異体字。借りて、かたち、ようすの意に用いる。教育用漢字は省略形による。 069d8.svg
置 7 0 ①おく。すえる。そなえる。「安置」「設置」「装置」 ②しまつする。「処置」「措置」 ③やめる。すておく。「放置」 ち ち お-く ⺲ 13 8 形声。网と、音符直(チヨク、チ)とから成る。あみを立てておく意を表す。転じて、そのままにして「おく」意に用いる。 07f6e.svg
園 9 0 ①その。にわ。はたけ。「園芸」「桑園」「農園」 ②ある目的のために設けた一定の区域とその施設。「学園」「公園」「庭園」 おん えん その- 囗 13 10 形声。囗と、音符袁(ヱン)とから成る。果樹・野菜などを植える「その」の意を表す。 05712.svg
癆 1 0 ①おとろえやせる。また、その病。結核。「癆咳(ロウガイ)」 ②かぶれ。薬の副作用をいう。 ③いたむ。いたみ。 ろう ろう いた-む 疒 17 12 説明無し 07646.svg
墨 3 0 ①すみ。すみでかいたもの。「墨汁」「水墨」 ②きたない。また、むさぼる。「墨吏」 ③「墨子」のこと。また、その学派。「墨家」「墨守」 ④「隅田(墨田)川」のこと。「墨堤」 ⑤「墨西哥(メキシコ)」の略。「米墨」 もく ぼく くろ-い; すみ- 土 14 11 旧字は、会意形声。土と、黑(コク)→(ボク)(すす)とから成り、すすと土とを混ぜこねて作った「すみ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 058a8.svg
崢 1 0 山が高くけわしいさま。 じょう そう 山 11 8 説明無し 05d22.svg
珠 準2 0 ①たま。貝の中にできる丸いたま。しんじゅ(真珠)。 ②たまの形をしたもの。「珠算」「念珠」 ③美しいもの。「珠玉」 す しゅ たま- 𤣩 10 6 形声。玉と、音符朱(シユ)とから成る。真珠の意を表す。 073e0.svg
奘 1 0 おおきい。さかん。 壮 ぞう そう じょう さか-ん 大 10 7 説明無し 05958.svg
薑 1 0 はじかみ。ショウガ科の多年草。しょうが(生姜)。「薑桂(キョウケイ)」 こう きょう はじかみ ⺾ 16 13 説明無し 08591.svg
隊 7 0 タイ ①兵の集まり。「軍隊」「部隊」 ②くみ。むれ。組織された人々の集まり。「隊商」「隊列」 ツイ お(落)ちる。また、高い所から落とす。 ずい; だい つい; たい くみ-; お-ちる 阝 12 9 形声。阜と、音符(ツイ)とから成る。高い所からおちる意を表す。「(ツイ)(墜)」の原字。 0968a.svg
倅 1 0 ①せがれ。自分の息子を謙遜(ケンソン)していう語。 ②たすけ。そえ(副)。「倅車(サイシャ)」 ③にわか。突然。 そち; さい そつ; さい せがれ- 亻 10 8 説明無し 05005.svg
佗 1 0 ①ほか。他 ②になう。背負う。「佗負」 ③わびる。ひっそりと暮らす。 ④みだす。「佗髪」 ⑤わびしい。 ⑥わび。さび。参考「わびる・わびしい・わび」の意に用いるのは「侘(タ)」の誤用。 た ほか-; わ-びる 亻 7 5 説明無し 04f57.svg
蒻 1 0 ①ガマ(蒲)のめ(芽)。 ②むしろ。ガマで編んだむしろ。「蒻蓆(ジャクセキ)」 ③「蒟蒻(コンニャク)」に用いられる字。 だく にゃく じゃく こま-かい; むしろ- ⺾ 13 10 説明無し 084bb.svg
攀 1 0 ①よじる。よじのぼる。すがる。「攀援」 ②ひ(引)く。 へん; はん そる; よ-じる; そらす 手 19 15 説明無し 06500.svg
厥 1 0 ①まがる。まげる。ぬかずく。「厥角」屈 ②その。それ。 ③中国北方の異民族の名「突厥(トッケツ)・(トックツ)」に用いられる字。 くつ; けつ それ; その 厂 12 10 説明無し 053a5.svg
紹 4 0 ①つぐ。うけつぐ。「紹述」 ②とりもつ。ひきあわせる。「紹介」 じょう しょう つ-ぐ 糹 11 5 形声。糸と、音符召(セウ)とから成る。糸をつなぐ、ひいて「つぐ」意を表す。転じて、たすける、とりもつ意に用いる。 07d39.svg
瑳 準1 0 ①玉の色が白くあざやかなさま。美しいさま。 ②みがく。「切瑳」 磋(サ) さ さ みが-く 𤣩 14 10 形声。玉と、音符差(サ)とから成る。 07473.svg
俘 1 0 ①とりこ。とらえた敵。「俘囚」「俘虜」 ②とりこにする。いけどる。 ③とる。うばう。 ふ ふ とりこ- 亻 9 7 説明無し 04fd8.svg
戉 1 0 まさかり。武器の一つ。鉞(エツ) 参考「戊(ボ)」「戍(ジュ)」「戌(ジュツ)」は別字。 えつ まさかり 戈 5 1 説明無し 06209.svg
尊 5 0 ①たっとい。とうとい。たっとぶ。とうとぶ。「尊敬」「尊重」 卑 ②敬意を表すために添える語。「尊顔」「尊公」 ③みこと。神や貴人の名に添える敬称。「日本武尊(やまとたけるのみこと)」 そん そん みこと-; とうと-い; たっと-い; とうと-ぶ; うやま-う; たっと-ぶ 寸 12 9 会意。寸(手)と、酋(しゆう)(酒だる)とから成り、手で酒つぼを持ち、神にささげる、ひいて「たっとぶ」意を表す。 05c0a.svg
楮 1 0 ①こうぞ。クワ科の落葉低木。 ②かみ(紙)。手紙。また、さつ(札)。紙幣。 ちょ こうぞ-; かぞ- 木 13 9 説明無し 0696e.svg
鷗 準1 0 かもめ。カモメ科の鳥。「鷗州」「鷗渚(オウショ)」「鷗盟」 う おう かもめ- 鳥 22 11 形声。鳥と、音符區(ク)→(オウ)とから成る。
鱗 準1 0 うろこ。魚のうろこ。また、うろこ状のもの。「鱗羽」「鱗虫」 りん りん うろこ- 魚 24 13 形声。魚と、音符粦(リン)とから成る。「うろこ」の意を表す。 09c57.svg
刑 3 0 しおき。おきて。罰する。「刑事」「処刑」 ぎょう けい しおき; おしおき 刂 6 4 形声。刀と、音符幵(ケン)→(ケイ)(开は省略形)とから成る。㓝は、会意形声で、刀と、井(セイ)→(ケイ)(わく、きまり)とから成る。「のり」、転じて、のりに照らしてつみする意を表す。 05211.svg
戻 準2 0 ①もどる。もどす。かえす。「返戻」 ②もとる。道理にそむく。「暴戻」 ③いたる。くる。とどまる。「戻止」 らい; たい れい; てい もど-す; もど-る 戸 7 3 旧字は、会意。戶と、犬(いぬ)とから成り、犬が戸の下を身をくねらせてくぐりぬける、転じて「もとる」「いたる」意を表す。常用漢字は省略形による。 0623b.svg
笹 準1 1 ①ささ。むらがり生える小さなタケの総称。「笹舟」 ②ささの葉のような形のもの。「笹身」 ささ- ⺮ 11 5 会意。竹と、葉(世は省略形)とから成り、竹の葉、ひいて、小さな竹の意を表す。 07b39.svg
頗 準1 0 ①かたよる。公平でない。「偏頗」 ②すこぶる。たいそう。 は は すこぶ-る; かたよ-る 頁 14 5 形声。頁と、音符皮(ヒ)→(ハ)とから成る。 09817.svg
皹 1 0 ひび。ひびがきれる。あかぎれ。「皹裂」 くん くん あかぎれ; ひび 皮 14 9 説明無し 076b9.svg
放 8 0 ①はなす。ときはなす。自由にさせる。ゆるす。「放牧」「解放」 ②はなつ。おいやる。しりぞける。「放校」「追放」 ③発する。送り出す。「放射」「放流」 ④ほしいまま。思うままにする。まかす。「放蕩(ホウトウ)」「奔放」 ⑤なげる。ほうり出す。「放棄」「放置」 ほう ほう はな-す; ほう-る; はな-つ; ゆる-す; はな-れる 攵 8 4 形声。攴と、音符方(ハウ)とから成る。人を追いはらう意を表す。 0653e.svg
備 6 0 ①そなえる。用意する。そなえ。「備品」「準備」 ②そなわる。そろっている。「完備」「具備」 ③つぶさに。みな。ことごとく。 ④「吉備(きび)の国」の略。「備前」 び ひ つぶさ-に; そな-える; そな-わる 亻 12 10 会意形声。人と、(ヒ、ビ)(矢を入れる容器)とから成る。金文は象形で、矢を入れる容器の形にかたどる。人が物事の用意をする、「そなえる」意を表す。 05099.svg
宴 3 0 ①うたげ。さかもり。「宴会」「宴席」「酒宴」 ②たのしむ。くつろぐ。「宴楽」 ①②燕(エン)・讌(エン) えん えん うたげ-; たの-しむ 宀 10 7 形声。宀と、音符妟(エン)とから成る。屋内でくつろぐ、転じて、酒盛りして「たのしむ」意を表す。 05bb4.svg
秩 準2 0 ①ついで。物事の順序。次第。「秩序」 ②くらい。官職。また、役人の俸給。ふち(扶持)。「秩禄(チツロク)」 じち ちつ つい-で; ふち- 禾 10 5 形声。禾と、音符失(シツ)→(チツ)とから成る。いねを順序よく積み上げる、ひいて、順序・次第の意を表す。 079e9.svg
矩 準1 0 ①さしがね。直角の形の定規。かねじゃく。「矩尺」規 ②四角形。「矩形」 ③のり。おきて。きまり。「矩度」 く さしがね-; かねざし; のり- 矢 10 5 会意形声。矢(まっすぐ、ただしい)と、(キヨ)→(ク)(さしがね)とから成る。まっすぐに線を引く定規(じようぎ)の意を表す。ひいて、おきての意に用いる。 077e9.svg
揶 1 0 からかう。あざける。「揶揄(ヤユ)」 や からか-う 扌 12 9 説明無し 063f6.svg
錯 3 0 ①まじる。まざる。また、入り乱れる。「錯綜(サクソウ)」「交錯」 ②あやま(誤)る。まちがえる。「錯誤」「錯覚」 ③おく。すえおく。 さく; す そ; さく しゃく ま-じる; まちが-う; あやま-る 釒 16 8 形声。金と、音符昔(セキ)→(サク、ソ)とから成る。めっきする、ひいて「まじる」意を表す。転じて「たがう」「おく」意に用いる。 0932f.svg
囚 準2 0 ①とらえる。とらえて監禁する。「囚獄」「幽囚」 ②とりこ。とらわれた人。「囚人」「虜囚」 じゅ しゅう とら-える; とら-われる 囗 5 2 会意。人を囲いの中に入れたさまにより、「とらえる」意を表す。 056da.svg
凊 1 0 すずしい。さむい。ひややか。 参考「清」は別字。 せい しょう さむ-い; すず-しい 冫 10 8 説明無し
穫 3 0 か(刈)る。穀物をかりとる。とりいれる。手中におさめる。「収穫」 わく かく とりい-れる; か-る 禾 18 13 形声。禾と、音符蒦(クワク)とから成る。いねを取り入れる意を表す。 07a6b.svg
竣 準1 0 ①おわる。できあがる。完成する。「竣工」「竣成」 ②とどまる。とどめる。 しゅん しゅん お-わる 立 12 7 形声。立と、音符(シユン)とから成る。 07ae3.svg
俱 準1 0 ①つれだつ。ともに。みないっしょに。「俱存」「俱発」 ②梵語(ボンゴ)・外国語の音訳に用いられる。「俱利迦羅(クリカラ)」「俱楽部(クラブ)」 く く ぐ とも-に 亻 10 8 会意形声。人と、(ク、グ)(そなえる、ともに)とから成り、「ともに」の意を表す。「具」の後にできた字。
路 8 0 ①みち。人や車の行き来するみち。「路傍」「道路」 ②物事のすじみち。道理。「理路」 ③重要な地位。「当路」「要路」 ④くるま。 る ろ じ-; みち- ⻊ 13 6 形声。足と、音符各(カク)→(ロ)とから成る。「みち」の意を表す。 08def.svg
噓 準1 0 ①ふく。はく。ながく息をはきだす。 ②なげく。すすり泣く。「噓唏(キョキ)」 ③うそ。いつわり。「噓言」 きょ ふ-く; うそ- 口 15 12 説明無し
鴛 準1 0 おしどり。カモ科の鳥。「鴛鴦(エンオウ)」参考雄を「鴛」、雌を「鴦」という。 おん えん; おん おしどり 鳥 16 5 説明無し 09d1b.svg
止 9 0 ①とまる。とどまる。「止宿」 ②とめる。とどめる。さしとめる。「止血」「禁止」 ③やめる。やむ。「中止」「廃止」 ④ふるまい。身のこなし。「挙止」 参考「止」の二画目までが片仮名の「ト」に、草書体が平仮名の「と」になった。 し し とど-まる; と-める; よ-す; や-める; と-まる; や-む; さ-す; とど-める 止 4 0 象形。足あとの形にかたどり、あしあとの意を表す。「趾(シ)」の原字。また、「とどまる」意に用いる。 06b62.svg
夜 9 0 よ。よる。「夜半」「徹夜」昼 や や よ-; よる- 夕 8 5 金文は、会意で、夕と大(ひと)とから成る。のち、夕(は変わった形)と、音符亦(エキ)→(ヤ)(は省略形)とから成る形声字となった。人が休む「よる」の意を表す。 0591c.svg
此 準1 0 ①これ。この。ここ。近くの事物を指す語。「此岸」 彼 ②かく。このように。 し し ここ-; こ-の; これ- 止 6 2 会意。止と、匕(ひ)(人が立っている形)とから成り、もと、足を並べて止まる意を表した。「𧿥(シ)」の原字。借りて、近称の指示代名詞に用いる。 06b64.svg
単 7 0 ①ひとつ。ひとり。「単独」「単身」複 ②基準となるひとまとまり。「単位」「単元」 ③複雑でない。まじりけがない。「単調」「簡単」 ④ひとえ。裏をつけない着物。「単衣」 たん; ぜん たん; せん ひとえ- ⺍ 9 6 旧字は、象形。先がふたまたになっている武器の形にかたどる。借りて、ひとつの意に用いる。教育用漢字は省略形による。 05358.svg
砦 準1 0 ①とりで。敵を防ぐための小さい城。「砦柵(サイサク)」「城砦」 塞(サイ) ②まがき。木や竹のかきね。 ①②寨(サイ) ぜ さい とりで- 石 10 5 形声。石と、音符此(シ)→(サイ)とから成る。 07826.svg
俑 1 0 ヨウ ひとがた。死者を葬るとき、殉死者のかわりに副葬する人形。「兵馬俑」 トウ いたむ。いたみ。 ゆう よう いたむ 亻 9 7 説明無し 04fd1.svg
腰 4 0 ①こし。体の背骨と骨盤がつながる部分。「腰椎(ヨウツイ)」「腰痛」 ②物のこしにあたる部分。「山腰」 よう よう こし- ⺼ 13 9 会意形声。肉と、(エウ)(こし)とから成り、「こし」の意を表す。「要」の後にできた字。 08170.svg
暫 3 0 ①しばらく。しばし。わずかの間。「暫時」 久 ②仮に。仮の。「暫定」 ざん さん しばら-く 日 15 11 形声。日と、音符斬(サム)とから成る。わずかの時間の意を表す。 066ab.svg
耿 1 0 ①あきらか。明るい。ひかる。ひかり。「耿耿」「耿光」炯(ケイ) ②かたく志を守る。「耿介」 きょう こう ひかり 耳 10 4 説明無し 0803f.svg
者 8 0 ①もの。人。行為や状態の主体を表す。「作者」「勇者」 ②こと。特定のことがらを指す。「前者」「後者」 ③は。とは。ば。…れば。強調や仮定の条件を表す助字。 ④時を表す語に添える助字。「今者(キンシャ)」 しゃ しゃ もの- 耂 8 4 旧字は、象形。台の上でまきを重ねて火をたくさまにかたどり、焼く、にる、あつい意を表す。「煮(シヤ)」の原字。借りて、助字「もの」の意に用いる。教育用漢字は省略形の俗字による。 08005.svg
獄 3 0 ①ろうや。ひとや。「獄門」「監獄」 ②うったえ。うったえる。「疑獄」 ごく ぎょく ひとや- 犭 14 11 会意。㹜(ぎん)(=犾。あらそう)と、言(ことば)とからなり、うったえ争う、ひいて「ひとや」の意を表す。 07344.svg
亢 1 0 ①たかぶる。たかい。たかまる。高くあがる。きわめる。「亢進」「亢奮」 ②のど。吭(コウ) ③あ(当)たる。伉(コウ) こう たかぶ-る 亠 4 2 説明無し 04ea2.svg
否 5 0 ①いな。いなむ。同意しない。「否決」「拒否」可 ②しからず。そうではない。反対の意を表す語。「安否」「当否」 ③わるい。「否運」 ふ; び ひ; ふう あらず; いな; いや; いな-む 口 7 4 会意形声。口と、不(フ)(否定する)とから成り、口で否定する意を表す。 05426.svg
鯑 1 1 ニシンの卵。また、それを乾燥したり塩漬けにしたりした食品。かずのこ(数の子)。「新年に子孫繁栄を願って鯑を食べる」参考「かずのこ」は鰊(かど)の子の意。 かずのこ- 魚 18 7 説明無し 09bd1.svg
疣 1 0 いぼ。皮膚にできるかたい小さな突起物。「疣蛙(いぼがえる)」「疣贅(ユウゼイ)」 ゆ ゆう たり-; いぼ- 疒 9 4 説明無し 075a3.svg
蕕 1 0 かりがねそう(雁金草)。クマツヅラ科の多年草。悪臭を放つことから、くさみ、また悪人などのたとえ。 ゆう くさみ; かりがねそ ⺾ 15 12 説明無し 08555.svg
疵 1 0 ①きず。きずあと。あやまち。欠点。「瑕疵(カシ)」「細疵」 傷 ②やまい。病気。「疵厲(シレイ)」 ③そしる。悪口をいう。「毀疵(キシ)」 し きず- 疒 10 5 説明無し 075b5.svg
絮 1 0 ①わた。わたげ。また、わたのような白い毛。「柳絮」 ②わたいれ。わたを入れた着物。「絮衣」 ③くどい。くどくどしい。「絮説」「絮煩」 しょ; じょ わた 糸 12 6 説明無し 07d6e.svg
鯎 1 1 うぐい(石斑魚)。コイ科の淡水魚。繁殖期には腹部に三本の赤い縦じまが現れる。食用。 うぐい- 魚 18 7 説明無し
翕 1 0 ①おこる。多くのものが、いっせいにおこる。 ②さかん。勢いがよい。 ③あつまる。あつめる。「翕合」「翕然」 ④とじる。参考鳥が羽を合わせて飛び立つようすを表す字。 こう きゅう あ-う 羽 12 6 説明無し 07fd5.svg
聿 1 0 ①ふで。筆 ②の(述)べる。おさ(修)める。「聿修」③すばやい。「聿越」 いつ; いち ここに; ふで 聿 6 0 説明無し 0807f.svg
咲 4 0 ①さく。花が開く。 ②わらう。 笑 しょう しょう え-む; さ-く; わら-う 口 9 6 会意形声。口と、(セウ)(わらう)とから成り、「わらう」意を表す。もと、笑(セウ)の本字。日本では、花が開く意に用いる。 054b2.svg
噌 準1 0 ①かまびすしい。やかましい。 ②調味料の「味噌」に用いられる字。 しょう そう そ かまびす-しい 口 15 12 形声。口と、音符曾(ソウ)とから成る。 0564c.svg
鰻 準1 0 うなぎ。ウナギ科の魚。 まん; もん ばん うなぎ- 魚 22 11 説明無し 09c3b.svg
袙 1 0 ①はちまき。昔の軍人が額に巻いて飾りとした布。「袙頭」 ②うちかけ。胸と背をおおう衣。 ③あこめ。衣服の一つ。「衵(ジツ)」の誤用。 へ; みゃく ばつ; は あこめ ⻂ 10 5 説明無し 08899.svg
葭 1 0 ①あし。よし。イネ科の多年草。「葭簀(よしず)」 ②あしぶえ。アシで作った笛。笳(カ) け か あし-; よし- ⺾ 12 9 説明無し 0846d.svg
売 9 0 うる。あきなう。ひろめる。「売却」「売名」「商売」買 め ばい まい う-る; う-れる 士 7 4 旧字は、会意形声。出(だす。士は誤り変わった形)と、買(バイ)(かう)とから成り、「うる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 058f2.svg
蟹 準1 0 かに。甲殻類の一種。「蟹眼」「蟹甲」「蟹行」 げ かい かに- 虫 19 13 形声。虫と、音符解(カイ)とから成る。 087f9.svg
袋 3 0 ふくろ。紙・皮・布などで作った入れもの。「袋耳」「風袋」 だい たい ふくろ- 衣 11 5 形声。衣と、音符代(タイ)とから成る。布で作った「ふくろ」の意を表す。 0888b.svg
覯 1 0 ①あう。思いがけなく出あう。「閔(コウビン)」逅(コウ)・(コウ) ②みる。経験する。 ③あ(合)わせる。結婚する。 こう あう 見 17 10 説明無し 089af.svg
鑪 1 0 ①いろり。ひばち。炉 ②ふいご。かじやが火をおこす道具。 ③香をたく器。「香鑪」 ④さかば。酒を売る店。 る ろ たたら-; いろり- 釒 24 16 説明無し 0946a.svg
当 9 0 ①あたる。あてる。あてはまる。「当選」「相当」 ②あたりまえ。道理にかなう。「当然」「正当」 ③わりあてる。うけもつ。「当番」「担当」 ④この。その。さしあたっての。「当座」「当面」 ⑤まさに…べし。 とう とう まさ-に; あ-てる; あ-たる ⺌ 6 3 旧字は、形声。田と、音符尙(シヤウ)→(タウ)とから成る。二つの田の価値がつりあう、ひいて「あたる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 05f53.svg
繫 準1 0 ①つなぐ。つながる。とらえる。つらねる。「繫獄」 ②かける。つるす。かかる。かかわる。 ③きずな。つな。ひも。 けい つな-ぐ; か-ける 糸 19 13 形声。糸と、音符𣪠(ケキ)→(ケイ)とから成る。「つなぐ」意を表す。
獗 1 0 たける。くるう。暴れまわる。 けつ; かち たける 犭 15 12 説明無し 07357.svg
浄 準2 0 ①きよい。きよらか。「浄土」「浄財」 ②きよめる。「浄化」「洗浄」 じょう せい きよ-い; とろ 氵 9 6 旧字は、形声。水と、音符爭(サウ、シヤウ)→(セイ、ジヤウ)とから成る。もと、魯(ろ)国にあった池の名。古くから、瀞(セイ、ジヤウ)の略字として用いられている。常用漢字は俗字による。 06d44.svg
岱 準1 0 山の名。「泰山(タイザン)」のこと。「岱華」 だい たい かわりあう; はじめ 山 8 5 説明無し 05cb1.svg
臓 5 0 はらわた。動物の体内にある諸器官の総称。「臓器」「臓物」 ぞう そう はらわた- ⺼ 19 15 旧字は、会意形声。肉と、(サウ、ザウ)(おさまる)とから成り、体内におさまる器官の意を表す。教育用漢字は省略形による。 081d3.svg
米 9 0 ①こめ。よね。イネの実。「米穀」「玄米」「精米」 ②メートル。長さの単位。 ③「亜米利加(アメリカ)」の略。「米国」「渡米」 まい べい め めめ-; メートル-; こめ-; よね- 米 6 0 象形。黍(きび)の穂に小さな実が並んでいるさまにかたどり、黍などの穀物の実、ひいて、脱穀した「こめ」の意を表す。 07c73.svg
琥 1 0 ①トラの形をした玉の器。 ②黄色、または黄褐色の玉。「琥珀(コハク)」 く こ 𤣩 12 8 会意形声。玉と、虎(コ)(とら)とから成る。 07425.svg
緒 準2 0 ①いとぐち。物事の起こりはじめ。「緒戦」「由緒」 ②すじ。つづき。つながり。「一緒」 ③こころ。「情緒」 ④ひも。お。「鼻緒」 じょ しょ ちょ いとぐち-; お- 糹 14 8 旧字は、形声。糸と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。糸のはじめ、「いとぐち」の意を表す。常用漢字は省略形による。 07dd2.svg
勦 1 0 ①つかれる。つかれさせる。 ②たつ。たちきる。殺す。ほろぼす。「勦滅」 ③かすめる。かすめとる。奪い取る。「勦説」 ②③剿(ソウ) ④すばやい。 しょう そう; しょう つか-れる; つく-す 力 13 11 説明無し 052e6.svg
伶 準1 0 ①音楽を奏する人。楽人。わざおぎ。「伶人」 ②かしこい。さとい。さかしい。「伶俐(レイリ)」 りょう れい わざおぎ 亻 7 5 形声。人と、音符令(レイ)とから成る。 04f36.svg
賞 6 0 ①ほうび。たまもの。「賞金」「懸賞」 ②ほめる。ほめたたえる。「賞賛」「賞味」 ③めでる。楽しむ。「観賞」 しょう しょう ほ-める 貝 15 8 形声。貝と、音符尙(シヤウ)とから成る。ほうびにあたえる貝、ほうび、ひいて「ほめる」意を表す。 08cde.svg
閹 1 0 ①門番。しもべ。めしつかい。 ②宮刑を受け、後宮に仕える者。宦官(カンガン)。「閹尹(エンイン)」「閹官」「閹奴」 ③こびへつらう。「閹然」 えん えん しもべ-; めしつかい-; こびへつら-う 門 16 8 説明無し 095b9.svg
蓐 1 0 しとね。しきもの。ねどこ。「蓐月」 褥(ジョク) じょく; にく しとね ⺾ 13 10 説明無し 084d0.svg
食 9 0 ①くう。くらう。たべる。「食欲」「飲食」 ②たべもの。「食糧」「衣食」 ③食事。「食前」「食卓」 ④生計を立てる。くいぶち。扶持(フチ)。「食禄」 ⑤やしなう。そだてる。「食客」 ⑥欠ける。そこなう。「日食」「月食」 じき; い; じ し; しょく; い は-む; お-し; た-ぐ; す-く; お-す; うけ-; け-; し-; く-らう; く-う; た-ぶ; うか-; いい-; た-べる 食 9 0 象形。容器に食物を盛り(=㿝)、上からふたをしたさま(=亼)にかたどり、食物、ひいて「くう」意を表す。 098df.svg
靡 1 0 ①なびく。したがう。「靡然」 ②おごる。おごり。ぜいたく。はなやか。「奢靡(シャビ)」 ③ただれる。 ④ち(散)る。ちらす。 ⑤ほろびる。ほろぼす。 ひ み び なび-く; なび-かす; な-し; な-い 非 19 11 説明無し 09761.svg
粂 準1 1 姓名や地名などに用いる字。参考「久米(クメ)」を合わせて作った国字。 くめ- 米 9 3 説明無し 07c82.svg
禦 準1 0 ①ふせぐ。こばむ。「制禦」「防禦」 ②つよい。「彊禦(キョウギョ)」 ご ぎょ ふせ-ぐ 示 16 11 説明無し 079a6.svg
孝 5 0 子が親を大切にし、よく仕える。「孝行」「孝心」 きょう こう 子 7 4 会意。子と、老(耂は省略形。としより)とから成る。子が親につくす意を表す。 05b5d.svg
俤 1 1 おもかげ。ようす。「母の俤が浮かぶ」参考人と、その弟が似ていることからできた字。「おもかげ」は「面影」の意。 おもかげ- 亻 9 7 説明無し 04fe4.svg
扣 1 0 ①ひかえる。ひきとめる。「扣制」控 ②たたく。うつ。「扣頭(コウトウ)」叩(コウ) ③さしひく。へらす。「扣除」 ④尋ねる。問う。 く こう たた-く; ひか-える; う-つ 扌 6 3 説明無し 06263.svg
襌 1 0 ①ひとえ。裏のない着物。「襌衣」 ②はだぎ。下着。「襌襦(タンジュ)」 たん たん ひとえ- ⻂ 17 12 説明無し 0894c.svg
穀 5 0 こくもつ。米・麦・豆・粟(あわ)など。「穀倉」「五穀」 こく こく よ-い; い-きる; やしな-う; たなつもの- 禾 14 9 旧字は、形声。禾と、音符㱿(コク)(𣪊は変わった形)とから成る。もみの意を表す。転じて、広く、穀物の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 07a40.svg
寨 1 0 ①とりで。小さな城。「山寨」 塞(サイ)・砦(サイ) ②まがき。木を結んだ柵(サク)。 ざい さい とりで 木 14 10 説明無し 05be8.svg
栄 7 0 ①さかえる。さかんになる。さかんにする。「栄華」「清栄」「繁栄」枯 ②さかえ。はえ。ほまれ。名誉。「栄位」「栄冠」「栄光」辱 ③はやす。引き立てる。ほめる。 よう えい は-え; は-える; さか-える 木 9 5 旧字は、形声。木と、音符熒(ケイ)→(ヱイ)(𤇾は省略形)とから成る。きりの木の意を表す。借りて、ひかりかがやく、ひいて「さかえる」意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06804.svg
帽 4 0 かぶりもの。ぼうし(帽子)。「脱帽」「着帽」 もう ぼう おお-う; ずきん- 巾 12 9 形声。巾と、音符(ボウ)とから成る。頭をおおう布、「ずきん」の意を表す。 05e3d.svg
験 7 0 ①しるし。あかし。こうか。「効験」 ②ためす。しらべる。こころみ。「試験」「実験」検 ③修行・祈禱(キトウ)によるききめ。「霊験」 げん げん けん しるし-; あかし-; ため-す 馬 18 8 旧字は、形声。馬と、音符僉(セム)→(ゲム)とから成る。もと、馬の種類を表したが、借りて「あかし」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 09a13.svg
蒙 準1 0 ①くらい。道理にくらい。「蒙昧(モウマイ)」「啓蒙」 ②おおう。こうむる。身にうける。「蒙塵(モウジン)」 ③おさない。子ども。「童蒙」 む ぼう もう おお-う; かぶ-る; こうむ-る; くらい; こうぶ-る; かがほ-る ⺾ 13 10 形声。艸と、音符冡(モウ、ボウ)とから成る。つる草の名。借りて「おおう」「くらい」意に用いる。 08499.svg
豊 6 0 ①ゆたか。多い。満ちている。「豊富」「豊満」 ②農作物の実りがよい。「豊作」「豊年」 ③とよ。語の上につけてほめる意を表す。「豊葦原(とよあしはら)」 ④「豊前(ぶぜん)の国」「豊後(ぶんご)の国」の略。「筑豊(チクホウ)」 ふ ほう ぶ ゆた-か; とよ- 豆 13 6 (A)象形。高杯(たかつき)(食物を盛る、脚のある器)の上に玉が二つある形にかたどる。祭りに用いる道具の意を表す。もと豐とは別字で、「禮(レイ)(=礼)」の原字であるが、のちに豐の省略形として使われるようになった。教育用漢字はこれによる。 (B)象形。実った穀物の穂を高杯(たかつき)の上に盛った形にかたどる。豊作の意を表す。ひいて「ゆたか」の意に用いる。 08c4a.svg
苫 準1 0 とま。むしろ。菅(すげ)・茅(かや)などを編んで作ったむしろ。「苫屋」「苫舟」 せん せん とま- ⺾ 8 5 説明無し 082eb.svg
瘧 1 0 おこり。わらわやみ。マラリア。「瘧疾」 がく ぎゃく おこり 疒 14 9 説明無し 07627.svg
沙 2 0 ①すな。いさご。「沙汀(サテイ)」 ②みぎわ。水辺の砂地。 ③よなげる。水中で洗ってよりわける。「沙汰(サタ)」 ④梵語(ボンゴ)の音訳に用いられる。「沙羅双樹」 しゃ さ いさご-; すな-; よな-げる 氵 7 4 象形。川べりに砂のあるさまにかたどる。水べの砂地、みぎわの意を表す。 06c99.svg
腋 1 0 わき。わきのした。「腋芽」「腋臭」亦(エキ)・掖(エキ) えき; せき わき- ⺼ 12 8 説明無し 0814b.svg
最 7 0 もっとも。このうえなく。いちばん。「最高」「最愛」「最善」 さい さい つま-む; もっと-も 曰 12 8 会意。冃(ぼう)(=冒。おかす意。曰は変わった形)と、取(とる)とから成り、むりに取り出す意を表す。「撮(サイ、サツ)」の原字。借りて、「もっとも」の意に用いる。 06700.svg
刎 1 0 はねる。くびはねる。首を切る。「刎死」「自刎」 ふん; ぶん くびは-ねる; は-ねる 刂 6 4 説明無し 0520e.svg
励 3 0 はげむ。はげます。つとめる。「励行」「激励」 らい れい はげ-む; はげ-ます 力 7 5 旧字は、形声。力と、音符厲(レイ)とから成る。激しくつとめる意を表す。常用漢字は省略形による。 052b1.svg
封 3 0 ①ふうじる。(ア)とじる。また、とじたもの。「封印」「封書」(イ)とじこめる。「封鎖」「封殺」 ②ほうずる。領地を与えて諸侯とすること。「封建」「封土」 ③さかい。「封域」 ④ポンド。重さの単位。約四五三(グラム)。英語の「ポンド」の音訳字「封度」の略。 ふう ほう 寸 9 6 象形。草を手に持って地面に植える形にかたどる。草木を植えて土地の境界をつくることから、ひいて、とじこめる、土盛りする意を表す。 05c01.svg
斟 1 0 くむ。くみとる。おしはかる。おもいやる。「斟酌」「斟量」 しん くむ; くみかわす 斗 13 9 説明無し 0659f.svg
更 4 0 ①かえる。かわる。あらためる。入れかわる。「更衣」「更新」「変更」 ②一夜を五等分した時間の単位。「初更」 ③さらに。そのうえ。 ④深まる。ふける。夜がおそくなる。「深更」 ⑤さら。あらた。 きょう こう さら-; ふ-ける; ふ-かす; あらた-める 曰 7 3 本字は、形声。意符攴(ぼく)(うつ)と、音符丙(ヘイ)→(カウ)とから成る。「あらためる」「かえる」「さらに」などの意を表す。のち、更の字形に変わった。 066f4.svg
易 6 0 エキ ①かえる。かわる。とりかえる。「改易」「交易」「不易」 ②うらない。「易学」「易占」「易断」 ③儒教の経典。五経の一つ。 イ ①やさしい。やすい。てがる。やすらか。「易易」「簡易」「容易」難 ②あなどる。「慢易」 やく; い えき; い やさ-しい; か-える; おさ-める 日 8 4 象形。とかげの形にかたどる。「蜴(エキ)」の原字。とかげの体色が変化することから、「かわる」意を表す。また、「やすい」意に用いる。 06613.svg
閏 準1 0 うるう。暦と季節のずれを調節するために、一日または一月増やす暦法。「閏月」「閏年」 にん じゅん うるう- 門 12 4 会意。門と、王(おう)とから成る。常の月の一日には宗廟(そうびよう)にいる王が、閏月には門の中にいるという、古代の儀礼による字という。一説に、形声で、門と音符壬(ジン)→(ジユン)(王は変わった形)とから成るという。 0958f.svg
車 10 0 くるま。 ①軸を中心に回転する輪。車輪。「滑車」「風車」 ②車輪を回転させて運ぶ用具。乗り物。「車馬」「電車」 こ; しゃ きょ; しゃ くるま- 車 7 0 象形。馬に引かせるくるまの形にかたどり、「くるま」の意を表す。ひいて、軸を中心にして回転するしかけの意に用いる。 08eca.svg
宣 5 0 ①の(述)べる。ひろく告げ知らせる。「宣言」「宣伝」 ②のたまう。また、みことのり。神・天子が下す言葉。「宣下」「託宣」 せん せん の-べる; のたま-う; のたま-わく; の-る 宀 9 6 形声。宀と、音符亘(セン)とから成る。天子が暮らす正殿の意を表す。借りて、あきらかの意に用いる。 05ba3.svg
烈 4 0 ①はげしい。勢いが強い。きびしい。「烈火」「熱烈」 ②気性が強い。みさおがかたい。「烈士」「烈女」 れち れつ はげ-しい 灬 10 6 形声。火と、音符列(レツ)とから成る。火が激しく燃える、ひいて「はげしい」意を表す。 070c8.svg
畦 準1 0 ①あぜ。耕地のくぎり。さかい。 ②うね。田畑で種をまく所。 え けい あぜ-; うね- 田 11 6 説明無し 07566.svg
讃 準1 0 ①ほめる。たたえる。「讃美」「賞讃」 ②絵などに書き添える詩や文。「画讃」 ③仏の徳をたたえる言葉。「和讃」 ④たすける。「讃助」 ⑤「讃岐(さぬき)の国」の略。「讃州」 さん さん たた-える; ほ-める 訁 22 15 形声。言と、音符贊(サン)(賛は省略形)とから成る。 08b83.svg
塀 準2 1 へい。かき。住宅や敷地などの境界に設ける囲い。「土塀」「板塀」 へい かき- 土 12 9 旧字は、形声。土と、音符屛(ヘイ)とから成る。常用漢字は省略形による。 05840.svg
屯 準2 0 ①たむろ。たむろする。寄り集まる。「屯営」「駐屯」 ②なやむ。苦しむ。 ③重さ・容量の単位「トン」の音訳字。噸(トン)。 ちゅん; どん ちゅん; とん たむろ- 屮 4 1 象形。地上に出たばかりで、かたく結んでいる草の芽の形にかたどる。「芚(トン)」の原字。転じて、あつまる意を表す。借りて、なやむ意に用いる。 05c6f.svg
蜷 1 0 ①にな。細長い巻貝の総称。 ②かがまる。まがる。「蜷曲」 けん にな- 虫 14 8 説明無し 08737.svg
弌 1 0 ひとつ。数の名。 いち いつ ひと-つ 一 4 3 説明無し 05f0c.svg
后 5 0 ①のち。あと。「午后(ゴゴ)」後 ②きさき。天皇の妻。「后妃」「皇后」 ③きみ(君)。天子。公・侯 ぐ こう ご; ごう きさき- 口 6 3 会意。口と、人(𠂋は変わった形)とから成る。人に命令を発する者の意から、「きみ」「きさき」の意を表す。 0540e.svg
鴆 1 0 中国にすむという、羽に毒がある鳥の名。 「鴆毒」酖(チン) ちん 鳥 15 4 説明無し 09d06.svg
陛 5 0 きざはし。天子の宮殿の階段。「陛下」 ばい へい きざはし- 阝 10 7 形声。阜と、音符坒(ヒ)→(ヘイ)とから成る。「きざはし」の意を表す。 0965b.svg
鷹 準1 0 たか。タカ科の鳥。「鷹揚」 おう よう くち-; たか- 鳥 24 13 会意形声。鳥と、𨿳(ヨウ、オウ)(=。䧹は省略形。たか)とから成る。 09df9.svg
緒 準2 0 ①いとぐち。物事の起こりはじめ。「緒戦」「由緒」 ②すじ。つづき。つながり。「一緒」 ③こころ。「情緒」 ④ひも。お。「鼻緒」 じょ しょ ちょ いとぐち-; お- 糹 14 8 旧字は、形声。糸と、音符者(シヤ)→(シヨ)とから成る。糸のはじめ、「いとぐち」の意を表す。常用漢字は省略形による。 07dd2.svg
很 1 0 ①もとる。たがう。さからう。したがわない。「很忤(コンゴ)」「很戻」 ②はなはだ。「很好」 ごん こん もと-る 彳 9 6 説明無し 05f88.svg
揃 準1 0 ①きる。切りそろえる。断つ。「揃刈(センガイ)」 剪(セン) ②そろう。そろえる。そろい。 せん せん そろ-える; き-る; そろ-う; そろ-い 扌 12 9 形声。手と、音符(セン)とから成る。 063c3.svg
傀 1 0 ①おおきい。りっぱな。「傀偉」「傀然」 ②あやしい。もののけ。③くぐつ。でく。操り人形。「傀儡(カイライ)」 け かい おおき-い 亻 12 10 説明無し 05080.svg
靂 1 0 はげしい雷の「霹靂(ヘキレキ)」に用いられる字。 れき; りゃく ⻗ 24 16 説明無し 09742.svg
慴 1 0 ①おそれる。おびえる。「慴伏」 ②おどす。おびやかす。 ①②懾(ショウ) しゅう しょう しょう おそ-れる 忄 14 11 説明無し 06174.svg
綺 1 0 ①あや。あやぎぬ。あや織りの絹。「綺羅」「錦綺」 ②うつくしい。きらびやか。はなやか。「綺雲」「綺語」「綺麗」 ③いろう。干渉する。 き き あや- 糹 14 8 形声。人と、音符奇(キ)とから成る。 07dba.svg
昴 1 0 すばる。星の名。二十八宿の一つ。 みょう ぼう すばる-; すまる- 日 9 5 形声。日と、音符卯(バウ)とから成る。 06634.svg
箔 準1 0 ①すだれ。日よけや部屋のしきりに使う竹製の道具。 ②はく。金属を薄くのばしたもの。のべがね。「金箔」 ③まぶし。蚕を入れ、まゆを作らせる養蚕用の道具。 ばく はく すだれ- ⺮ 14 8 形声。竹と、音符泊(ハク)とから成る。 07b94.svg
窓 5 0 ①まど。あかりとり。「窓外」「車窓」 ②まどのある部屋。学校。「学窓」「同窓」 そう そう まど- 穴 11 6 囱が原字で、れんじまどの象形。は、会意形声で、穴と囱(サウ)とから成り、天まど(あかり取りのまど)の意を表す。窻・牕は形声で、穴または片(とびら)を意符とし、悤(サウ)を音符とする、の別体字。教育用漢字は窻の省略形の俗字による。 07a93.svg
篪 1 0 ちのふえ。横笛の一種。 じ; ち ふえ ⺮ 16 10 説明無し
湫 1 0 ①くて。湿地帯。くで。 ②いけ。水たまり。 ③とどこおる。一か所に集まる。 ④ひくい。低くてせまい。「湫隘(シュウアイ)」 しゅ; しょう しょう; しゅう しゅう くて 氵 12 9 説明無し 06e6b.svg
槧 1 0 ①ふだ。文字を記すための木の札。 ②はんぎ。また、かきもの。「槧本」 さん; せん; ざん ふだ 木 15 11 説明無し 069e7.svg
鞄 準1 0 ①かばん。 ②なめしがわ。また、なめしがわを作る職人。 びょう ほう かばん- 革 14 5 形声。革と、音符(ハウ)とから成る。 09784.svg
儡 1 0 ①やぶ(敗)れる。おちぶれる。つかれる。「儡儡」 ②「傀儡(カイライ)(くぐつ・でく)」に用いられる字。 らい らい つかれる; やぶれる 亻 17 15 説明無し 05121.svg
艦 準2 0 いくさぶね。戦闘用の船。「艦船」「艦隊」 げん かん いくさぶね- 舟 21 15 形声。舟と、音符監(カム)とから成る。「いくさぶね」の意を表す。 08266.svg
飯 7 0 ①めし。いい。ごはん。「飯米」「炊飯」 ②食事。また、養う。「飯台」「飯店」 ぼん- はん- めし-; いい-; まま-; く-らわす; く-らう; まんま- 飠 12 4 形声。と、音符反(ハン)とから成る。たべる、ひいて、「めし」の意を表す。 098ef.svg
萵 1 0 キク科の野菜「萵(ワキョ)(ちしゃ)」に用いられる字。 わ わ ⺾ 12 9 説明無し 08435.svg
絢 準1 0 あや。織物の美しい模様。「絢爛(ケンラン)」 けん けん 糹 12 6 形声。糸と、音符旬(シユン)→(クヱン)とから成る。 07d62.svg
埋 3 0 うめる。うもれる。うずめる。「埋没」「埋葬」 まい; め ばい う-める; う-まる; い-ける; う-もれる; うず-める; うず-もれる; うず-まる 土 10 7 本字は、形声。意符艸(そう)(くさ)と、音符貍(リ)→(バイ)とから成る。のち、土と音符里(リ)→(バイ)とから成る埋に変わった。 057cb.svg
敗 7 0 ①やぶれる。いくさに負ける。「敗北」「完敗」勝②そこなう。だめになる。くさる。「敗血症」「腐敗」 ③しくじる。やりそこなう。「失敗」「成敗」成 へ; べ はい; ばい やぶ-る; ま-ける; やぶ-れる 攵 11 7 形声。攴と、音符貝(ハイ)とから成る。打ちこわす、ひいて「やぶれる」意を表す。 06557.svg
燿 1 0 かがやく。かがよう。かがやき。ひかる。ひかり。「霊燿」曜・耀(ヨウ) よう よう かがや-く; ひかり- 火 18 14 形声。火と、音符翟(テキ)→(エウ)とから成る。もと、耀(エウ)の本字。 071ff.svg
縟 1 0 ①かざり。いろいろな彩りの飾り。 ②多い。わずらわしい。くどい。「縟礼」 じょく しげし 糹 16 10 説明無し 07e1f.svg
具 8 0 ①そなわる。そなえる。「具眼」「具備」 ②そろっているもの。そなえつけの器物。「玩具(ガング)」「道具」 ③そろい。器物を数える助数詞。 ④くわしい。つぶさに。「具現」「具申」 ぐ く そな-える; とも-に; つぶさ-に; そな-わる; そな-え 八 8 6 会意。廾(きよう)(=。は変わった形)と、貝(または鼎(てい)〈かなえ〉。目は省略形)とから成り、両手に貝などの供え物をささげ持って、「そなえる」意を表す。 05177.svg
浴 7 0 ①あびる。あびせる。水や湯にひたる。ゆあみする。「浴室」「入浴」 ②うける。こうむる。「浴恩」参考体を洗うことを「浴」といい、髪を洗うことを「沐(モク)」という。 よく よく あ-びせる; あ-びる 氵 10 7 形声。水と、音符谷(コク)→(ヨク)とから成る。体を洗う意を表す。 06d74.svg
臼 2 0 うす。穀物をつく、石または木の道具。また、うすの形をしたもの。「臼歯」「臼杵(キュウショ)」 ぐ きゅう うす- 臼 6 0 象形。地面や木・石などを深くえぐりとったくぼみの形にかたどり、「うす」の意を表す。 081fc.svg
畬 1 0 ヨ あらた。新しい田。開墾して二年め、または三年めの田。「畬田」 シャ やきはた。雑草を焼いてならした耕作地。 よ よ しゃ やきた-; あらた- 田 12 7 説明無し
払 4 0 ①はらう。はらいのける。なくなる。「払拭(フッショク)」「払底」 ②夜が明ける。「払暁」 びち; ほち ひつ; ふつ ほつ はら-う; はら-い 扌 5 2 旧字は、形声。手と、音符弗(フツ)とから成る。手ではらいのける意を表す。常用漢字は省略形による。 06255.svg
欅 1 0 ①けやき。ニレ科の落葉高木。 ②中国原産のクルミ科の落葉高木。 こ きょ けやき- 木 21 17 説明無し 06b05.svg
拍 4 0 ①うつ。手でたたく。「拍手」搏(ハク) ②リズムや音数の単位。「拍子」 ひゃく はく ひょう う-つ 扌 8 5 形声。手と、音符白(ハク)とから成る。 062cd.svg
尨 1 0 ①むく。むくいぬ。 ②おおきい。「尨大」厖(ボウ) ③まじる。雑色。 もう ぼう むくいぬ 尢 7 4 説明無し 05c28.svg
徴 4 0 ①しるし。あらわれ。あかし。「徴候」「特徴」 ②めす。あつめる。取り立てる。「徴税」「徴兵」 ちょう; ち ちょう; ち しる-し; しる-す; はた-る; めす 彳 14 11 旧字は、会意。微(び)(は省略形。かすか)と、𡈼(てい)(つきでる)とから成り、かすかにものが現れる意を表す。ひいて、めしだす意に用いる。常用漢字は省略形による。 05fb4.svg
錵 1 1 にえ。焼きによって刀身にできる模様。 にえ- 釒 15 7 説明無し 09335.svg
塵 準1 0 ①ちり。ほこり。ごみ。「塵土」「砂塵」 ②わずらわしい俗世間。世俗。「塵界」「俗塵」 じん ちん ごみ-; ちり- 土 14 11 説明無し 05875.svg
稼 準2 0 ①かせぐ。かせぎ。働き。「稼業」「稼人」 ②うえる。穀物を植える。「稼穡(カショク)」 け か みの-り; かせ-ぐ; う-える 禾 15 10 形声。禾と、音符家(カ)とから成る。いねが実る、転じて、いねを植える意を表す。 07a3c.svg
患 準2 0 ①うれえる。うれい。心配。「患害」「患苦」「内患」 ②わずらう。病気にかかる。災い。「患禍」「患者」「疾患」 げん かん わずら-う; うれ-い; うれ-える 心 11 7 形声。心と、音符串(クワン)とから成る。心配する、ひいて「わずらう」意を表す。 060a3.svg
鍬 準1 0 すき。くわ。土を掘りおこす農具。 しょう しょう しゅう くわ-; すき- 釒 17 9 形声。金と、音符秋(シウ)→(セウ)とから成る。 0936c.svg
跪 1 0 ひざまずく。「跪拝」「跪伏」 ぎ き ひざまず-く ⻊ 13 6 説明無し 08dea.svg
腥 1 0 ①なまにく。また、生肉のにおい。なまぐさい。「腥臭」 ②けがらわしい。みにくい。「腥聞」 しょう せい なまぐさ-; なまぐさ-い ⺼ 13 9 説明無し 08165.svg
做 1 0 なす。なる。する。参考「みなす」を「看做す・見做す」と書くことがある。 さく; さ さく; さ つく-る; や-る; な-す 亻 11 9 説明無し 0505a.svg
鯨 3 0 くじら。クジラ目の哺乳(ホニュウ)動物の総称。「鯨飲」参考雄を「鯨」、雌を「鯢(ゲイ)」と分けることがある。 ぎょう けい げい いさ-; くじら-; おくじら-; いさな- 魚 19 8 形声。魚と、音符畺(キヤウ)→(ケイ)(または京(ケイ))とから成る。 09be8.svg
遺 5 0 ①のこす。のこる。「遺影」「遺産」「遺書」 ②おとす。ぬけおちる。わすれる。「遺算」「遺失」「遺漏」 ③すてる。「遺棄」 ④残ったもの。もれたもの。「拾遺」「補遺」 ⑤おくる。やる。「遺贈」饋(キ) ゆい い す-てる; わす-れる; のこ-す ⻌ 15 12 形声。辵と、音符貴(クヰ)→(ヰ)とから成る。物をなくす、転じて「のこす」「わすれる」などの意を表す。 0907a.svg
梳 1 0 ①くしけずる。髪をすく。 ②くし。目のあらいくし。 しょ そ と-く; す-く; けず-る; くしけず-る; と-かす 木 10 6 説明無し 068b3.svg
鮑 1 0 ①あわび(鰒)。ミミガイ科の巻貝。 ②塩づけにした魚。「鮑魚」 びょう ほう しおうお-; あわび- 魚 16 5 説明無し 09b91.svg
顕 準2 0 ①あきらか。はっきりしている。「顕在」「顕著」微 ②あらわれる。あきらかにする。あきらかになる。「顕彰」「露顕」隠 ③名高い。地位が高い。「顕官」「貴顕」 ④仏教で、密教以外の宗派。「顕教」密 げん けん けん あらわ-れる; あらわ-す; あき-らか 頁 18 9 古字は、会意で、日(ひ)と、絲(し)(=糸。いと。は省略形)とから成り、日ざしの中で細い糸がはっきり見える、あきらかの意を表す。旧字は、会意形声で、頁と、㬎(ケン)(あきらか)とから成る。頭に巻き付けたかがやかしいかざり、ひいて、きらきらかがやく意を表す。常用漢字はその省略形による。 09855.svg
譫 1 0 くどくどと言う。また、たわごと。うわごと。「譫言」「譫妄」 とう; せん たわごと 訁 20 13 説明無し 08b6b.svg
髫 1 0 ①うない。たれがみ。うなじまで垂れ下がっている子どもの髪形。「髫髪」 ②子ども。幼児。 ちょう うない 髟 15 5 説明無し 09aeb.svg
醵 1 0 つのる。あつめる。金品を出し合う。「醵金」「醵出」 ご; がく きょ; きゃく あつめる; さかもり 酉 20 13 説明無し 091b5.svg
𠮟 2 0 しかる。責める。とがめる。「𠮟正」「𠮟責」 しち しつ しか-る 口 5 2 形声。口と、音符七(シツ、シチ)とから成る。「しかる」意を表す。 20b9f.svg
貯 6 0 たくわえる。ためる。「貯金」「貯蓄」儲(チョ) ちょ ちょ たくわ-える 貝 12 5 会意形声。貝と、宁(チヨ)(たくわえる)とから成る。「たくわえる」意を表す。 08caf.svg
舒 1 0 ①のべる。のばす。のびる。ひろげる。「舒巻」「舒展」 ②ゆるやか。ゆったり。「舒緩」「舒舒」 徐 しょ しょ じょ の-べる 舌 12 6 説明無し 08212.svg
取 8 0 とる。とりあげる。自分のものにする。「取材」「取得」「搾取」 捨 す しゅ と-る 又 8 6 会意。又と、耳(みみ)とから成る。捕らえた敵兵の耳を切り取って、手がらを数えたことから、人をとらえる、ひいて「とる」意を表す。 053d6.svg
臆 2 0 ①おしはかる。「臆測」「臆断」 ②おくする。おじける。「臆病」「臆面」 ③むね。胸の内。「胸臆」 おく よく おぼえる; おしはか-る; おもう; おく-する; むね ⺼ 17 13 形声。肉と、音符乙(イツ)→(オク)(または意(イ)→(オク))とから成る。「むね」、こころの意を表す。 081c6.svg
蝸 1 0 カ かたつむり。「蝸角」「蝸牛」「蝸舎」 ラ にし。にな。巻貝の名。「蝸螺(ララ)」螺 け か かたつむり- 虫 15 9 説明無し 08778.svg
憎 3 0 にくむ。にくしみ。にくい。にくらしい。「憎悪」「愛憎」 愛 そう そう ぞう にく-しみ; にく-らしい; にく-い; にく-む 忄 14 11 旧字は、形声。心と、音符曾(ソウ)とから成る。「にくむ」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 0618e.svg
重 8 0 ①めかたがおもい。おもさ。「重心」「重量」「体重」 ②程度がはなはだしい。ひどい。「重症」「重病」 ③おもんじる。たいせつにする。「重視」「重点」「貴重」 ④おもおもしい。「重厚」「厳重」「荘重」 ①~④軽 ⑤かさねる。かさなる。くり返す。「重任」「重複」 ⑥え。かさなったものを数える語。「七重八重」 じゅう ちょう かさ-ねる; おも-り; おも-なう; ほと-んど; おも-い; かさ-なる; え-; おも-んずる; おも- 里 9 2 会意形声。人と、東(トウ)→(チヨウ)(ふくろ)とから成り、人がおもいふくろを負う、ひいて「おもい」、また、「かさねる」意を表す。 091cd.svg
颯 1 0 ①風の吹くさま。「颯颯」「颯然」 ②きよらかなさま。また、きびきびしたさま。「颯爽(サッソウ)」 ③はやて。疾風。 そう そう さつ ひしぐ; みだれる; はやて 風 14 5 形声。風と、音符立(リフ)→(サフ)とから成る。 098af.svg
罠 1 0 ①わな。獣をとらえるしかけ。また、人をおとしいれる計略。 ②あみ。獣をとらえる網。 みん びん わな-; あみ- ⺲ 10 5 説明無し 07f60.svg
職 6 0 ①しょく。いとなみ。仕事。「失職」「就職」「定職」 ②つとめ。役目。「公職」「官職」 ③つかさどる。担当する。「職域」「職掌」「職務」 ④律令(リツリョウ)制下の役所の名。「中宮職」 しき しょく もと-より; つかさど-る; つかさ-; つと-め 耳 18 12 形声。耳と、音符戠(シヨク)とから成る。耳に聞いて知り覚える意を表す。転じて「つかさ」の意に用いる。 08077.svg
鞨 1 0 ①はきもの。くつ。かわぐつ。 ②「靺鞨(マッカツ)(中国東北部にいたツングース系民族)」として用いられる字。 がち; ぜつ; ぜち かつ; せつ かわぐつ 革 18 9 説明無し 097a8.svg
雪 9 0 ①ゆき。ゆきがふる。「降雪」「蛍雪」 ②ゆきのように白いたとえ。「雪肌」 ③すすぐ。そそぐ。ぬぐう。「雪辱」「雪冤(セツエン)」 せち せつ ゆき-; そそ-ぐ; すす-ぐ ⻗ 11 3 形声。雨と、音符彗(セイ、スイ)→(セツ)(は省略形)とから成る。「ゆき」の意を表す。借りて「すすぐ」意に用いる。 096ea.svg
顚 準1 0 ①いただき。てっぺん。「山顚」 ②はじめ。はじまり。「顚末」 ③たおれる。ころぶ。くつがえる。「顚倒」「顚覆」 でん; てん てん くつがえ-る; いただき-; たお-れる; たお-す 頁 19 10 形声。頁と、音符眞(シン)→(テン)とから成る。
稷 1 0 ①きび。イネ科の一年草。五穀の一つ。「黍稷(ショショク)」 黍(ショ) ②五穀の神。また、それをまつるやしろ。「社稷」 ③たおさ。農業を監督する役人。 しょく きび- 禾 15 10 説明無し 07a37.svg
駸 1 0 はしる。ウマが速く走るさま。足ばやに進むさま。「駸駸」 しん 馬 17 7 説明無し 099f8.svg
魔 3 0 ①人の心を迷わせたり害を与えたりする悪鬼。「魔王」「悪魔」 ②あやしいわざ。ふしぎな術。「魔法」 ま ば 鬼 21 11 形声。鬼と、音符(バ、マ)とから成る。 09b54.svg
証 6 0 あかす。あかしをたてる。また、あかし。しるし。「証拠」「証明」「考証」 徴 しょう せい; しょう あか-し; しるし-; いさめる; あかし- 訁 12 5 (A)形声。言と、音符正(セイ)とから成る。いさめる意を表す。借りて、證の意に用いる。教育用漢字はこれによる。 (B)形声。言と、音符登(トウ)→(シヨウ)とから成る。ことばで告げて明らかにする意を表す。 08a3c.svg
厨 準1 0 ①くりや。台所。料理場。「厨房」 ②ひつ。はこ。たんす。「厨子」 ず; じゅう ちゅう くりや- 厂 12 10 形声。广と、音符尌(チユ)とから成る。 053a8.svg
賛 6 0 ①たすける。力を添える。「賛助」「協賛」 ②同意する。「賛成」「賛否」 ③ほめる。たたえる。「賛美」「自賛」 ④絵などに書き添える詩や文。「画賛」 さん さん たた-える; たす-ける 貝 15 8 旧字は、会意形声。貝と、兟(シン)→(サン)(すすめる)とから成り、君主に会見するときに手みやげとして進呈する財貨の意を表す。転じて、みちびく、「たすける」意に用いる。教育用漢字は俗字による。 08cdb.svg
疫 準2 0 えやみ。悪性の流行病。「疫鬼」「疫病」「疫癘(エキレイ)」 やく えき え-; えやみ- 疒 9 4 形声。疒と、音符役(エキ、ヤク)(殳は省略形)とから成る。流行病の意を表す。 075ab.svg
囲 6 0 ①かこむ。かこう。とりまく。「包囲」 ②まわり。「周囲」「胸囲」 ③かぎり。境界。「範囲」 とう え い かこ-い; むち; かこ-む; かこ-う 囗 7 4 旧字は、会意形声。囗と、韋(ヰ)(周りをめぐる)とから成り、かこいの周りをめぐる意を表す。ひいて「かこむ」意に用いる。教育用漢字は俗字による。 056f2.svg
彷 1 0 ①さまよう。あてもなく歩く。「彷徨(ホウコウ)」 ②にかよう。ほのか。はっきりしない。「彷彿(ホウフツ)」 ぼう; ほう ほう さまよ-う 彳 7 4 説明無し 05f77.svg
馮 1 0 ①ウマが速く走る。 ②よる。よりかかる。凭(ヒョウ) ③たのむ。たよりとする。「馮依」 ④かちわたる。川を徒歩で渡る。「馮河」 ②~④憑(ヒョウ) ⑤いかる。いきどおる。 ぶ; ぶう; びょう ひょう; ほう ふう たの-む; よ-る 馬 12 2 説明無し 099ae.svg
禧 1 0 さいわい。めでたい。よろこび。「新禧」祺(キ) き さいわい 示 17 12 説明無し 079a7.svg
響 4 0 ひびく。ひびき。音や声が広がり伝わる。他に変化をもたらす。「響応」「影響」 こう きょう ひび-き; ひび-く; ひび-かす 音 20 11 旧字は、形声。音と、音符鄕(キヤウ)とから成る。ひろがる音声の意を表す。常用漢字は省略形による。 097ff.svg
膣 1 0 女性の生殖器の一部。子宮から体外に通じる管。ちつ。 ちち ちつ ⺼ 15 11 説明無し 081a3.svg
髪 4 0 かみ。かみの毛。「洗髪」「白髪」 ほち はつ かみ- 髟 14 4 旧字は、形声。髟と、音符犮(ハツ)とから成る。「かみ」の意を表す。常用漢字は俗字による。 09aea.svg
卿 準1 0 ①くげ。政治を行う高官。大臣。「卿相」「公卿」 ②天子が臣下を呼ぶ語。 ③人に対する尊称。 ④めでたい。「卿雲」慶 きょう けい きみ- 卩 12 10 象形。二人の人が食物()をはさんで向かい合っているさまにかたどり、もと、むかう、もてなす意を表した。もと、鄕(キヤウ)(郷)に同じ。宮廷のもてなし役は王の側近の貴人であったことから、転じて、高位高官者、貴人の意に用いる。 0537f.svg
冀 1 0 こいねがう。そうなってほしいと願う。「冀幸」覬(キ) き き こいねが-う; こいねが-わくは 八 16 14 説明無し 05180.svg
票 7 0 ①ふだ。書きつけ用の紙片。手形・切手・証券など。「軍票」「伝票」 ②選挙や採択などに用いるふだ。「票決」「投票」 ひょう ひょう ふだ- 示 11 6 会意。火(示は誤り変わった形)と、𢍱(せん)(高くのぼる。・覀は省略形)とから成る。火の粉がまいあがる意を表す。「熛(ヘウ)」の原字。借りて「ふだ」の意に用いる。 07968.svg
磴 1 0 ①いしざか(石坂)。いしだん(石段)。「磴道」 ②いしばし(石橋)。 とう とう ます; いしばし; いしざか 石 17 12 説明無し 078f4.svg
駿 準1 0 ①すぐれたウマ。「駿馬(シュンメ)」 ②すぐれた人。すぐれる。「駿逸」「駿才」 俊 ③はやい。すばやい。「駿足」 ④「駿河(するが)の国」の略。「駿州」 しゅん しゅん すん おおきい; すぐ-れる; ながい 馬 17 7 形声。馬と、音符(シユン)とから成る。 099ff.svg
弩 1 0 いしゆみ。おおゆみ。矢や石を発射する弓。「弩弓」「強弩」 ぬ; の ど いしゆみ-; おおゆみ- 弓 8 5 説明無し 05f29.svg
桁 2 0 ①横木をかけわたしたもの。「橋桁」 ②ころもかけ。「衣桁」 ③そろばんの珠(たま)を通す縦の棒。また、数の位どり。 ごう; ぎょう こう けた- 木 10 6 形声。木と、音符行(カウ)とから成る。 06841.svg
靺 1 0 ①かわたび。革製のたび。 ②「靺鞨(マッカツ)(中国東北部にいたツングース系民族)」に用いられる字。 まつ; まち ばつ 革 14 5 説明無し 0977a.svg
粉 6 0 ①こな。こ。くだけて細かくなったもの。「粉末」「花粉」 ②こなごなにする。くだく。「粉砕」「粉骨砕身」 ③おしろい。「粉黛(フンタイ)」「脂粉」 ④かざる。「粉飾」 ⑤デシメートル。一〇(センチメートル)。 ふん ふん こな-; こ- 米 10 4 形声。米と、音符分(フン)とから成る。化粧をするための白いこな、おしろい、ひいて「こな」の意を表す。 07c89.svg
定 8 0 ①さだめる。さだまる。きめる。きまる。「定員」「定期」「確定」②しずめる。しずまる。「安定」「平定」③おちつく。動かない。「定着」「固定」「一定」④さだめ。きまり。おきて。「定義」「規定」「定理」⑤さだめて。必ず。「必定(ヒツジョウ)」⑥じょう。仏教で、雑念を断って無念無想になること。「禅定(ゼンジョウ)」「入定(ニュウジョウ)」 じょう てい さだ-まる; さだ-む; さだ-める; さだ-か 宀 8 5 形声。宀と、音符正(セイ)→(テイ)(𤴓は誤り伝わった形)とから成り、物を整えて落ち着かせる、ひいて「さだめる」意を表す。 05b9a.svg
喩 2 0 ①たとえる。たとえ。「暗喩」「比喩」 ②さとす。教えさとす。「喩告」「喩説」 ①②諭 ③よろこぶ。やわらぐ。「喩喩」愉 ゆ ゆ さと-す; さと-る; たと-える 口 12 9 形声。口と、音符兪(ユ)とから成る。 055a9.svg
薛 1 0 ①かわらよもぎ。キク科の多年草。 ②はますげ。カヤツリグサ科の多年草。 せつ せち かわらよもぎ; はますげ ⺾ 16 13 説明無し 0859b.svg
梔 1 0 くちなし。アカネ科の常緑低木。「梔子」 し くちなし 木 11 7 説明無し 06894.svg
叉 準1 0 ①また。ふたまた。「音叉」 ②さすまた。先が分かれた、物をさしとる道具。やす。 ③さす。さしはさむ。 ②③扠(サ) ④くむ。腕を組む。こまぬく。こまねく。「叉手」 しゃ さ また- 又 3 1 象形。手の指を組み合わせた形にかたどる。転じて「また」の意を表す。 053c9.svg
囊 準1 0 ふくろ。物をつつみ入れるもの。「嚢中」「嚢底」「土嚢」 のう どう ふくろ- 口 22 19 説明無し
姸 1 0 うつくしい。なまめかしい。「姸醜」「姸麗」 げん; けん うつく-しい 女 9 6 説明無し
葯 1 0 ①よろいぐさ。セリ科の多年草。 ②やく。雄しべの先の花粉をつくる袋状の器官。 やく; あく; てき よろいぐさ; まとう; つつむ ⺾ 12 9 説明無し 0846f.svg
嗚 1 0 ①ああ。嘆息・感嘆の声。「嗚咽(オエツ)」「嗚乎(オコ)・(ああ)」 ②なげく。いたむ。 う お あ- 口 13 10 説明無し 055da.svg
狃 1 0 なれる。なれなれしくする。また、ならう。「狃習」 じゅう ならう; なれる 犭 7 4 説明無し 072c3.svg
滲 1 0 にじむ。しみる。しみこむ。しみだす。「滲出」「滲漏」 沁(シン) しん しん にじ-む; し-みる 氵 14 11 説明無し 06ef2.svg
刀 9 0 ①かたな。はもの。「刀剣」「短刀」 ②かたなの形に似た中国古代の貨幣。「刀銭」「刀幣」 と; とう とう かたな- 刀 2 0 象形。刃物の形にかたどり、「かたな」の意を表す。 05200.svg
鼴 1 0 もぐら(鼴鼠(エンソ))。モグラ科の哺乳(ホニュウ)動物。もぐらもち。 えん; おん もぐら 鼠 22 9 説明無し
装 5 0 ①よそおう。よそおい。身じたくをする。「装束」「服装」 ②かざる。見ばえをととのえる。かざり。「装飾」「外装」 ③とりつける。機械・器具などをそなえつける。「装甲」「装置」 しょう そう よそお-い; よそお-う 衣 12 6 旧字は、形声。衣と、音符壯(サウ)とから成る。衣でつつんでしまう、ひいて、用意する意を表す。また借りて、かざる意に用いる。教育用漢字は省略形による。 088c5.svg
軍 7 0 ①いくさ。たたかい。「軍記」「軍事」 ②つわもの。兵士の集団。「軍勢」「進軍」 ③軍隊に似た組織・集団。「救世軍」 くん くん ぐん いくさ- 車 9 2 会意。車と、包(ほう)(勹は省略形。冖はさらに変わった形。つつむ)とから成り、戦車で囲んで陣をつくる、ひいて、軍隊の意を表す。 08ecd.svg
汐 準1 0 しお。うしお。ゆうしお。ひきしお。「潮汐」 潮 じゃく せき しお-; うしお- 氵 6 3 形声。水と、音符夕(セキ)とから成る。 06c50.svg
刪 1 0 ①けずる。けずりとる。不要の字句を除く。「刪修」「刪定」「添刪」 ②えらぶ。取捨選択する。 せん さん けず-る 刂 7 5 説明無し 0522a.svg
駻 1 0 あらうま。あばれ馬。「駻突」「駻馬」 かん あばれうま; くら; あらうま 馬 17 7 説明無し 099fb.svg
棕 1 0 ①えだ。細いえだ。 ②植物の「棕櫚(シュロ)」に用いられる字。 す そう しゅ 木 12 8 説明無し 068d5.svg
輛 1 0 くるま。また、車を数える語。「車輛」 ろう りょう くるま-; ならぶ 車 15 8 説明無し 08f1b.svg
株 5 0 ①きりかぶ。くいぜ。また、何本にも分かれている、樹木の根。「株塊」「株根」「守株」 ②江戸時代、金で売買できた職業や営業上での特権や資格。 ③「株式」「株券」などの略。「株主」 ちゅう ちゅう しゅ かぶ- 木 10 6 会意形声。木と、朱(シユ)(切りかぶ)とから成る。「かぶ」、ねもとの意を表す。 0682a.svg
錏 1 0 しころ。かぶとや頭巾(ズキン)のたれ。鐚(ア) え あ しころ- 釒 16 8 説明無し 0930f.svg
芻 1 0 ①くさかり。草を刈る。また、草を刈る人。「芻蕘(スウジョウ)」 ②まぐさ。ほし草。わら。牛馬の飼料。「芻米」「反芻」 しゅ す すう まぐさ- 艸 10 4 説明無し 082bb.svg
懾 1 0 ①おそれる。おびえる。「懾伏」 ②おどす。おびやかす。 ①②慴(ショウ) しょう しょう おそ-れる 忄 21 18 説明無し 061fe.svg
熹 1 0 ①あぶる。やく。 ②さかん。火がさかんにおこる。 ③かすか。ほのかな光。「熹微」 ④よろこぶ。喜 き き あぶ-る 灬 16 12 説明無し 071b9.svg
盲 準2 0 ①目が見えない。また、目の見えない人。「盲目」「色盲」 ②くらい。道理にくらい。むやみに行う。「盲従」「盲信」 ③一端がふさがっている。「盲管」「盲腸」 みょう もう めしい-; めくら- 目 8 3 形声。目と、音符(バウ、マウ)とから成る。 076f2.svg
燭 準1 0 ともしび。あかり。「燭光」「華燭」 そく しょく ともしび- 火 17 13 形声。火と、音符蜀(シヨク)とから成る。 071ed.svg
器 7 0 ①うつわ。いれもの。「容器」 ②心の広さ。才能。「器才」「器量」 ③道具。「器械」「器物」 ④体内で特定のはたらきをもつ組織。「器官」「臓器」 き き うつわ- 口 15 12 旧字は、会意。㗊(しゆう)(多くの容器)と、犬(見張りの犬)とから成り、重要な容器の意を表す。転じて「うつわ」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 05668.svg
洟 1 0 ①はな。はなじる。はなみず。泗(シ) ②なみだ。涕(テイ) たい; い い; てい はな-しる; はな-じる 氵 9 6 説明無し 06d1f.svg
灌 準1 0 ①そそぐ。水が流れこむ。「灌漑(カンガイ)」「灌水」「灌浸」 ②むらがり生える。「灌木」「灌(カンモウ)」 がん; かん かん そそ-ぐ 氵 20 17 説明無し 0704c.svg
蘚 1 0 こけ。コケ植物の総称。「蘚類」「蘚苔(センタイ)」 せん こけ ⺾ 20 17 説明無し 0861a.svg
鋏 1 0 ①はさみ。物を切る道具。 ②やっとこ。金属をはさむ工具。かなばさみ。 ③つるぎ。また、つるぎのつか。「剣鋏」 きょう きょう やとこ-; はさ-む; はさみ-; やっとこ- 釒 15 7 説明無し 092cf.svg
噪 1 0 さわぐ。さわがしい。「喧噪(ケンソウ)」 譟(ソウ) そう そう さわ-ぐ 口 16 13 説明無し 0566a.svg
縮 5 0 ①ちぢむ。ちぢまる。ちぢめる。ちぢれる。「縮小」「縮図」「短縮」 伸 ②ちぢこまる。かしこまる。「畏縮(イシュク)」「恐縮」 ③ちぢみ。ちぢみ織り。 すく しゅく ちぢ-かむ; ちぢ-らす; ちぢ-まる; ちぢ-み; ちぢ-れ; ちぢ-れる; ちぢ-こまる; ちぢ-く; ちぢ-かまる; ちぢ-む; ちぢ-る; ちぢ-ける; ちぢ-める; ちぢ-くれる; ちぢ-こめる; ちぢ-らせる 糹 17 11 形声。糸と、音符宿(シユク)とから成る。布地や糸が「ちぢむ」意を表す。 07e2e.svg
登 8 0 ①のぼる。(ア)高いところにあがる。「登山」「登頂」(イ)高い位につく。人をひきあげて用いる。「登用」(ウ)でかける。公の場所へ行く。「登校」「登庁」 ②公の書類に記載する。「登録」「登記」 とう とう と のぼり-; あ-がる; のぼ-る 癶 12 7 象形。ふみ台に乗って車にのぼる形にかたどる。「のぼる」意を表す。 0767b.svg
狩 4 0 ①かり。鳥獣を追いたてて捕らえる。かる。「狩人」「狩猟」 ②諸侯が治めた領地。「巡狩」 しゅ しゅう か-り; か-る; かり- 犭 9 6 形声。犬と、音符守(シウ、シユ)とから成る。かりをする意を表す。 072e9.svg
蛋 準1 0 ①たまご。鳥のたまご。「蛋白」卵 ②中国南方の海岸に住む種族。えびす。蜑(タン) ③あま(海人)。漁夫。 だん たん たまご- 虫 11 5 説明無し 086cb.svg
淅 1 0 ①よなげる。とぐ。米をとぐ。また、といだ米。かしよね。 ②さびしいさま。「淅淅」 せき かしよね; よなぐ 氵 11 8 説明無し 06dc5.svg
蹣 1 0 よろめく。よろける。「蹣跚(マンサン)」 まん; ばん はん; ばん よろ-めく ⻊ 18 11 説明無し 08e63.svg
蜴 1 0 「蜥蜴(セキエキ)(とかげ)」として用いられる字。 やく えき とかげ- 虫 14 8 説明無し 08734.svg
歔 1 0 すすり泣く。むせび泣く。「歔欷(キョキ)」 きょ すすりなく 欠 16 12 説明無し 06b54.svg
騫 1 0 ①か(欠)ける。そこなう。「騫汚」愆(ケン) ②とぶ。軽くとびあがる。軽々しいさま。「騫騫」 ③かかげる。たくし上げる。「騫衣」 ④あやま(誤)る。 ⑤とる。ぬきとる。 けん か-ける; かか-げる; と-ぶ; あやま-る 馬 20 10 説明無し 09a2b.svg
缸 1 0 かめ。もたい。水を入れる大きなかめ。 こう もたい; かめ 缶 9 3 説明無し 07f38.svg
恨 3 0 うらむ。うらめしい。また、くやむ。残念に思う。「恨事」「痛恨」 ごん こん うら-む; うら-めしい 忄 9 6 形声。心と、音符艮(コン)とから成る。「うらむ」意を表す。 06068.svg
胆 3 0 ①きも。内臓の一つ。「胆汁」「胆石」 ②きもったま。度胸。「胆力」「大胆」 ③こころ。きもち。「魂胆」「心胆」 たん たん きも- ⺼ 9 5 (A)形声。肉と、音符旦(タン)とから成る。はだぬぐ意を表す。もと、但(タン)の別体字。一説に、膻(タン)の俗字という。 (B)形声。肉と、音符詹(セム)→(タム)とから成る。「きも」の意を表す。古くから、膽の俗字として胆が用いられていた。常用漢字はこれによる。 080c6.svg
亥 準1 0 い。十二支の第一二。動物ではイノシシ。方位では北北西、時刻では午後一〇時およびその前後二時間。「亥月(陰暦一〇月の異名)」 がい かい い- 亠 6 4 象形。いのししの形にかたどる。借りて、十二支の第十二番目に用いる。 04ea5.svg
胼 1 0 ①たこ。まめ。手足の皮膚が厚くなったもの。「胝(ヘンチ)」 ②あかぎれ。ひび。 べん へん たこ; あかぎれ ⺼ 12 8 説明無し 080fc.svg
鐃 1 0 どら。じんがね。陣中で用いる打楽器。「鐃歌」「鐃吹」 にょう どう どら 釒 20 12 説明無し 09403.svg
芍 1 0 花の名「薬」に用いられる字。 しゃく はすのみ; くろくわい ⺾ 6 3 説明無し 0828d.svg
梅 7 0 ①うめ。うめの木。バラ科の落葉高木。「梅花」「寒梅」 ②「梅雨」の略。「入梅」 まい; め ばい うめ- 木 10 6 形声。木と、音符每(バイ)とから成る。 06885.svg
蕁 1 0 ①はなすげ。ユリ科の多年草。 ②いらくさ。イラクサ科の多年草。「蕁麻」 ③もずく。海藻の一。 じん; たん いらくさ; もずく; はなすげ ⺾ 15 12 説明無し 08541.svg
畚 1 0 ふご。もっこ。縄やわらで編んだ、土などを運ぶかご。 ほん ふご 田 10 5 説明無し 0755a.svg
翼 4 0 ①つばさ。鳥や飛行機などのはね。「主翼」「比翼」 ②たすける。「翼賛」「扶翼」翊(ヨク) ③左右にはりだしているもの。また、本陣の左右の軍隊。「右翼」 いき よく つばさ-; たす-ける 羽 17 11 形声。羽と、音符異(イ)→(ヨク)とから成る。鳥のつばさの意を表す。借りて「たすける」意に用いる。 07ffc.svg
饑 1 0 ①穀物が実らない。食物が不足する。「饑饉(キキン)」 ②うえる。ひもじい。ひだるい。「饑窮」「饑溺(キデキ)」 き ひだる-い; う-える 𩙿 21 12 説明無し 09951.svg
聶 1 0 ささやく。小さな声で話す。 参考耳をよせあっているようすを表した字。「囁」の原字。 にょう じょう しょう ささや-く 耳 18 12 説明無し 08076.svg
晧 1 0 ①日の出るさま。②しろい。白く光る。③あきらか。 ごう こう ひかる; あきらか 日 11 7 説明無し 06667.svg
騒 4 0 ①さわぐ。さわがす。さわがしい。「騒音」「喧騒(ケンソウ)」 ②うれい。うれえる。「離騒」 ③詩歌。風流なこと。「騒客」 そう そう うれ-い; わわ-る; さわ-ぐ; さわ-がしい 馬 18 8 旧字は、形声。馬と、音符蚤(サウ)とから成る。馬がさわぐ、ひいて「さわぐ」意を表す。常用漢字は省略形による。 09a12.svg
鎧 準1 0 よろい。よろいを着る。よろう。「鎧冑(ガイチュウ)」 かい かい がい よろい-; よろ-う 釒 18 10 形声。金と、音符豈(カイ)とから成る。「よろい」の意を表す。 093a7.svg
纔 1 0 わずか。わずかに。すこし。やっと。 さん; さい わずか 糹 23 17 説明無し 07e94.svg
絖 1 0 ①わた。きぬわた。纊(コウ) ②ぬめ。書画をえがくときに用いる絹布。「綜絖(ソウコウ)」 こう こう ぬめ-; わた- 糹 12 6 説明無し 07d56.svg
赬 1 0 あか。あかい。あかい色。「赬尾」 ちょう; てい あか 赤 16 9 説明無し
繹 1 0 ①引く。引き出す。「演繹」「紬繹(チュウエキ)」 ②たずねる。きわめる。「尋繹」 ③つらねる。つらなる。「絡繹」 やく えき たずね-る; ぬ-く 糹 19 13 説明無し 07e79.svg
着 8 0 ①きる。衣服などを身につける。「着衣」「着用」脱 ②くっつく。ついて離れない。「着色」「執着」 ③ゆきつく。たどりつく。「着席」「到着」 ④きまりがつく。おちつく。「着実」「落着」 ⑤つける。とりかかる。「着工」「着目」 ⑥衣服を数える語。 ⑦到着の順序を表す語。「着順」 じゃく ちゃく き-; つ-く; つ-ける; き-る; ぎ-; き-せる 羊 12 6 もと、(チヨ、チヤク)の省略形の俗字。のち、著と区別し、おもに「きる」「つく」意に用いる。 07740.svg
陬 1 0 ①すみ。かたすみ。かたいなか。「陬遠」「辺陬」 ②くま。湾曲して入りくんだ所。 しゅ; す しゅ; そう; すう; しゅう すみ- 阝 11 8 説明無し 0966c.svg
旺 2 0 ①さかん。さかんなさま。「旺盛」 ②美しい。光を放って美しく輝く。 おう おう さかん-; うつくし-い; かがや-き 日 8 4 形声。日と、音符王(ワウ)とから成る。 065fa.svg
酊 1 0 よう。酒に酔う。ひどく酔う。「酩酊(メイテイ)」 ちょう てい よ-う 酉 9 2 説明無し 0914a.svg
朋 準1 0 とも。ともだち。なかま。「朋友」「同朋」 ぼう ほう とも- 月 8 4 象形。古代に財宝とした貝を一対に連ねた形にかたどる。連なるところから、ひいて、なかま、「とも」の意に用いる。 0670b.svg
藉 1 0 シャ ①しく。しきもの。むしろ。 席 ②かす。かりる。 借 ③よ(拠)る。たのみにする。 ④かこつける。「藉口」 ⑤いたわる。なぐさめる。「慰藉」 セキ ふむ。ふみにじる。「狼藉(ロウゼキ)」 じゃく; じゃ しゃ; せき ふ-む; か-りる; し-く ⺾ 17 14 説明無し 085c9.svg
掬 準1 0 すくう。くむ。むすぶ。両手ですくいあげる。「掬飲」「掬水」 きく すく-う 扌 11 8 会意形声。手と、匊(キク)(すくう)とから成る。 063ac.svg
囮 1 0 おとり。鳥を誘い寄せて捕らえるために使う同類の鳥。おびき出すための手段。参考にせもの(化)をかこい(囗)に入れているさまを表す。 ゆう が が か おとり- 囗 7 4 説明無し 056ee.svg
疳 1 0 ①小児の慢性胃腸病。「脾疳(ヒカン)」 ②性病の一種。「下疳」 ③寄生虫や消化不良などのために起こる小児のひきつけ・貧血症・神経過敏症。「疳性」「疳積」癇(カン) かん かん 疒 10 5 説明無し 075b3.svg
殻 準2 0 から。物の表面をおおっているから。 ばい こく かく から-; がら 殳 11 7 旧字は、形声。殳と、音符(カウ)→(カク)(壳は変わった形)とから成る。上から下へ打ちおろす意を表す。借りて「から」の意に用いる。常用漢字は省略形による。 06bbb.svg
垠 1 0 ①かぎり。はて。さかい。圻(キ) ②きし。ほとり。沂(ギ) ごん ぎん きし-; さか-い 土 9 6 説明無し 057a0.svg
陣 4 0 ①戦うときの備え。じんだて。軍隊の配置。「陣地」「陣営」「布陣」 ②いくさ。戦場。「出陣」 ③ひとしきり。にわかに。「陣痛」「陣風」「一陣」 じん ちん 阝 10 7 形声。阜と、音符𨊴(チン)(車は省略形)とから成る。もと、(チン)の俗字。軍隊の列の意を表す。 09663.svg
毋 1 0 ①なかれ。してはいけない。禁止を表す助字。 ②ない。否定を表す助字。参考「母」は別字。 む ぶ なか-れ; な-い 毋 4 0 説明無し 06bcb.svg
筒 準2 0 つつ。つつ状のもの。「水筒」「竹筒」 ずう とう つつ- ⺮ 12 6 形声。竹と、音符同(トウ)とから成る。竹の「つつ」の意を表す。 07b52.svg
録 7 0 ①しるす。写しとる。おさめておく。「録音」「録画」「記録」 ②書きしるしたもの。「実録」「目録」 りょ ろく りょく しる-す 釒 16 8 形声。金と、音符彔(ロク)→(リヨク)とから成る。金色にきらめく意を表す。借りて「しるす」意に用いる。 09332.svg
雋 1 0 ①すぐれる。抜きんでている。「英雋」 俊・儁(シュン) ②肥えたうまい肉。 せん; しゅん すぐれる 隹 13 5 説明無し 096cb.svg
訐 1 0 あばく。人の秘密などをあばきたてる。 けつ あばく 訁 10 3 説明無し 08a10.svg
鶪 1 0 もず(百舌)。モズ科の鳥。 きゃく けき げき もず- 鳥 20 9 説明無し
塗 3 0 ①ぬる。ぬりつける。「塗装」「塗布」「塗料」 ②どろ。どろにまみれる。「塗炭」「泥塗」 ③みち。道路。「塗説」途 と どろ-; ぬ-る; まみ-れる 土 13 10 会意形声。土と、涂(ト)(どろ)とから成り、どろを「ぬる」意を表す。借りて、「みち」の意に用いる。 05857.svg
婉 1 0 ①うつくしい。しなやかで美しい。しとやか。あでやか。「婉然」「婉転」「妖婉(ヨウエン)」 ②したがう。すなお。「婉順」「婉容」 ③おだやか。ものやわらか。遠まわし。「婉曲」「婉語」 えん うつく-しい 女 11 8 説明無し 05a49.svg
蜻 1 0 「蜻蛉(セイレイ)・蜻蜓(セイテイ)(とんぼ)」に用いられる字。 しょう せい 虫 14 8 説明無し 0873b.svg
猪 準1 0 いのしし。い。いのこ。イノシシ科の哺乳(ホニュウ)動物。「猪突」「猪勇」 ちょ ちょ しし-; いのしし-; いのこ-; い- 犭 11 8 形声。犬と、音符者(シヤ)→(チヨ)とから成る。 0732a.svg
愨 1 0 ①つつしむ。「謹愨」恪(カク) ②まこと。「誠愨」 かく つつしむ 心 14 10 説明無し 06128.svg
喙 1 0 くちばし。くち。ことば。「烏喙(ウカイ)」「容喙」 け かい くちばし- 口 12 9 説明無し 05599.svg
胚 1 0 ①はらむ。みごもる。「胚胎」 ②はい。多細胞生物の発生初期の個体。「胚芽」「胚乳」 ③物事のはじめ。きざし。 へ はい はら-む ⺼ 9 5 説明無し 080da.svg
尭 準1 0 ①たかい。けだかい。「尭尭」 ②中国、古代の伝説上の帝王の名。「尭舜(ギョウシュン)」 ぎょう ぎょう たか-い 土 8 5 会意形声。兀(ごつ)(高くて上が平らか)と、垚(ゲウ)(高く盛り上がった土)とから成り、高いの意を表す。尭は、その省略形。 05c2d.svg
王 10 0 ①きみ。一国の君主。「王宮」「王朝」「国王」 ②最も力のある者。第一人者。「王座」「王者」 おう おう おおきみ-; きみ- 玉 4 0 象形。大きなおのを立てた形にかたどり、威力の象徴としての、かしらの意を表す。 0738b.svg
艮 準1 0 ①もとる。さからう。很(コン) ②とまる。とどまる。 ③易の八卦(ハッケ)の一つ。山・止まるなどの意を表す。 ④うしとら。北東の方角。 こん こん ごん うしとら- 艮 6 0 説明無し 0826e.svg
敢 3 0 あえて。思いきってする。「敢然」「敢闘」 かん かん あ-えず; あ-えない; あ-えて 攵 12 8 本字は、形声。意符𠬪(ひよう)(上下から手をさしだしたさま)と、音符古(コ)→(カム)とから成り、進んで取る意を表す。のち、敢の字形に変わり、借りて、おしきってする意に用いる。 06562.svg
釿 1 0 ①おの。ておの。「釿鋸(キンキョ)」 ②ちょうな。かんな。 ③た(断)つ。きる。おので切る。 ごん; こん きん; ぎん まさかり-; き-る; た-つ; ちょうな- 釒 12 4 説明無し 091ff.svg
疲 4 0 つかれる。おとろえる。「疲弊」「疲労」 び ひ つか-れる 疒 10 5 形声。疒と、音符皮(ヒ)とから成る。病みつかれる意を表す。 075b2.svg
逖 1 0 とおい。はるか。また、遠ざける。遠ざかる。 てき とおい ⻍ 11 7 説明無し 09016.svg
鉤 準1 0 ①かぎ。物をひっかけたりとめたりする、先の曲がった金属製の道具。つりばり。「鉤曲」 ②かける。ひっかける。「鉤距」「鉤索」 ③おびどめ。「帯鉤」 ④まがる。まげる。かがむ。 く こう か-ける; かぎ- 釒 13 5 説明無し 09264.svg
線 9 0 ①いと。糸のように細いもの。「線香」「配線」 ②平面上にえがくすじ。「線条」「直線」 ③決められた道すじ。経路。「線路」「沿線」 ④さかいめ。境界。「死線」「前線」 せん せん すじ-; いと- 糹 15 9 形声。糸と、音符泉(セン)とから成る。細長い糸の意を表す。 07dda.svg
糱 1 0 ①もやし。 ②こうじ。 げつ こうじ-; もやし- 米 22 16 説明無し
銑 準1 0 ①ずく。ずくてつ。純度の低い鉄。「銑鉄」 鋼 ②つやのある金属。 せん せん ずく- 釒 14 6 形声。金と、音符先(セン)とから成る。 09291.svg
潭 1 0 ①ふち(淵)。水が深くよどんでいる所。 ②ふかい。奥深い。 ③みぎわ。きし。川岸。 どん たん ふか-い; ふち- 氵 15 12 説明無し 06f6d.svg
貰 準1 0 ①もらう。人の助けを受ける。 ②かりる。かけ売りやかけ買いをする。「貰貸」 ③ゆるす。また、ゆるめる。「貰赦」 じゃ; せ せい; しゃ ゆる-す; か-りる; もら-う; おきの-る 貝 12 5 形声。貝と、音符世(セイ)とから成る。借り買い、または、貸し売りの意を表す。 08cb0.svg
究 8 0 きわめる。きわまる。つきつめる。きわみ。「究極」「究明」「追究」 く きゅう きわ-める; きわ-まる 穴 7 2 形声。穴と、音符九(キウ)とから成る。きわめる意を表す。 07a76.svg
剃 準1 0 そる。髪やひげをそり落とす。「剃刀」「剃髪」 たい てい そ-る 刂 9 7 説明無し 05243.svg
娼 準1 0 あそびめ。うたいめ。遊女。「娼妓」「娼家」「娼楼」 倡(ショウ) しょう しょう あそびめ 女 11 8 説明無し 05a3c.svg
傾 4 0 ①かたむく。かたむける。ななめになる。「傾斜」「右傾」 ②心を寄せる。「傾聴」「傾倒」 ③あやうくする。「傾国」「傾城(ケイセイ)」 ④くつがえる。くつがえす。「傾覆」 きょう けい かたぶ-く; かた-げる; かし-ぐ; かたむ-く; かたむ-ける; かし-げる 亻 13 11 会意形声。人と、頃(ケイ)(かたむく、ころ)とから成り、「かたむく」意を表す。「頃」の後にできた字。 050be.svg
嫂 1 0 あによめ。兄の嫁。 そう そう あによめ 女 13 10 説明無し 05ac2.svg
聾 準1 0 耳が聞こえない。また、耳が不自由な人。「聾啞(ロウア)」 る ろう みみしい-; つんぼ- 耳 22 16 説明無し 0807e.svg
聞 9 0 ①きく。きこえる。きいて知る。「聞知」「見聞」「伝聞」 ②うわさ。評判。「醜聞」「風聞」 ③においをかぐ。「聞香」 もん ぶん き-こえる; き-く; きこえ 耳 14 8 形声。耳と、音符門(ボン)→(ブン)とから成る。ききわける意を表す。 0805e.svg
幎 1 0 ①おおう。おおい。冪(ベキ) ②とばり。死者の顔をおおう布。「幎冒」 みゃく べき とばり 巾 13 10 説明無し 05e4e.svg
裳 準1 0 も。もすそ。下半身にまとう衣服。したばかま。「衣裳」 衣 じょう しょう もすそ-; も- 衣 14 8 形声。衣と、音符尙(シヤウ)とから成る。「もすそ」の意を表す。 088f3.svg
都 8 0 ①みやこ。(ア)天子の居城のあるところ。「首都」「帝都」(イ)にぎやかな大きなまち。「都会」「都市」 ②みやびやか。美しい。「都雅」 ③統べる。まとめる。「都督」 ④すべて。ことごとく。「都度(ツド)」「都合(ツゴウ)」 ⑤東京都のこと。「都営」「都庁」 つ と みやこ-; す-べる; いち-; あつ-める; あつ-まる; すべ-て 阝 11 8 旧字は、形声。邑と、音符者(シヤ)→(ト)とから成る。宮殿のある「みやこ」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 090fd.svg
瘻 1 0 ①首のまわりにできるはれもの。 ②背骨がまがる病気。 ③こぶ。 る る; ろう かさ-; できもの-; せむし- 疒 16 11 説明無し 0763b.svg
袈 準1 0 梵語(ボンゴ)の音訳「袈裟(ケサ)」に用いられる字。 け か 衣 11 5 形声。衣と、音符加(カ)とから成る。 08888.svg
瀦 準1 0 みずたまり。ため池。また、水がたまる。 ちょ みずたま-り 氵 19 16 説明無し 07026.svg
薙 準1 0 ①なぐ。かる。草を刈る。「薙刀」 ②そる。髪の毛をそり落とす。「薙髪」剃(テイ) じ; たい ち; てい か-る; な-ぐ ⺾ 16 13 形声。艸と、音符雉(チ→テイ)とから成る。 08599.svg
諦 2 0 ①あきらめる。のぞみをすてる。断念する。「諦念」 ②あきらか。つまびらか。「諦視」 ③まこと。真理。「真諦」 たい てい つまび-らか; まこと-; あきら-める 訁 16 9 形声。言と、音符帝(テイ)とから成る。明らかにする意を表す。 08ae6.svg
釘 準1 0 ①くぎ。「金釘」 ②くぎを打つ。「装釘」 ちょう てい くぎ- 釒 10 2 会意形声。金と、丁(テイ)(くぎの頭の形)とから成る。「丁」の後にできた字。 091d8.svg
府 7 0 ①くら。文書や財宝をしまうくら。「府庫」 ②つかさ。役所。「政府」「幕府」 ③みやこ。まち。中心になるところ。「首府」 ④地方行政区画の一つ。「府立」 ⑤江戸時代の江戸。「出府」 ふ ふ くら-; みやこ- 广 8 5 形声。广と、音符付(フ)とから成る。文書などをしまっておく「くら」の意を表す。 05e9c.svg
栞 1 0 しおり。山を歩くとき、木の枝を折るなどして目印にしたもの。また、読みかけの書物の間にはさむもの。案内・てびき。 かん かん しおり- 木 10 6 形声。木と、音符(ケン)→(カン)とから成る。 0681e.svg
遁 準1 0 ①のがれる。かくれる。「遁走」「隠遁」遯(トン) ②しりごみする。あとずさりする。「遁巡」逡(シュン) しゅん; どん しゅん; とん のがれ-; のが-れる ⻍ 13 9 形声。辵と、音符盾(シユン)→(トン)とから成る。しりぞきかくれる意を表す。もと、遯(トン)の別体字。 09041.svg
寧 準2 0 ①やすらか。やすんじる。「寧日」「安寧」 ②ねんごろ。「丁寧」 ③むしろ。どちらかといえば。選択の助字。 ④なんぞ。いずくんぞ。反語の助字。 にょう ねい なん-ぞ; やす-んずる; むし-ろ; いず-くんぞ; やす-らか; やす-い 宀 14 11 本字は、会意。宀(ふた)と、皿(さら)と、心(こころ)とから成る。飲食するための容器を示して、安心させる意を表す。借りて、助字に用いる。旧字は、さらに丂(こう)(丁は変わった形。かんがえる)が加わったもの。常用漢字は、その省略形による。 05be7.svg
警 5 0 ①いましめる。さとす。注意する。「警告」「警世」 ②まもる。そなえる。用心する。「警戒」「夜警」 ③すばやい。すぐれた。さとい。「警句」「警抜」 ④「警察」「警察官」の略。「県警」「婦警」 きょう けい いまし-める 言 19 12 会意形声。言と、(ケイ)(いましめる)とから成る。「いましめる」意を表す。 08b66.svg
運 8 0 ①はこぶ。うつす。「運送」「運搬」「運輸」 ②めぐる。まわる。うごく。「運行」「運動」 ③めぐらす。動かす。する。「運営」「運転」「運用」 ④めぐりあわせ。さだめ。「運気」「運勢」「幸運」 うん うん はこ-ぶ; めぐ-る; めぐらす ⻌ 12 9 形声。辵と、音符軍(クン)→(ウン)とから成る。「めぐる」、転じて「はこぶ」意を表す。 0904b.svg
耶 準1 0 ①や。か。…であるか。疑問・反語・感嘆の助字。 ②外国語の音訳に用いられる。「耶蘇(ヤソ)」 じゃ や や か- 阝 9 6 もと、邪(ヤ、シヤ)の誤字。借りて、疑問・反語などの助字に用いる。 08036.svg
島 8 0 しま。水に囲まれた陸地。「島嶼(トウショ)」「孤島」 とう とう しま- 山 10 7 形声。山と、音符鳥(テウ)→(タウ)(は省略形)とから成る。海中にある「しま」の意を表す。一説に、会意で、山と鳥(とり)の省略形とから成り、渡り鳥が止まる場所の意から、波のあいだにうかぶ山、「しま」の意を表すという。 05cf6.svg
鶯 準1 0 うぐいす。ヒタキ科の小鳥。「鶯衣」「鶯燕(オウエン)」「鶯歌」 よう おう うぐいす- 鳥 21 10 説明無し 09daf.svg
郵 5 0 ①ゆうびん(郵便)。文書・荷物などを送る通信制度。「郵送」 ②しゅくば。宿駅。「郵亭」 う ゆう 阝 11 8 会意。邑と、垂(辺境の土地)とから成り、村はずれに設けられた宿場の意を表す。 090f5.svg
鷓 1 0 キジ科の鳥「鷓鴣(シャコ)」に用いられる字。 しゃ しゃ 鳥 22 11 説明無し 09dd3.svg
技 6 0 わざ。てなみ。うでまえ。「技芸」「競技」 ぎ き わざ- 扌 7 4 形声。手と、音符支(シ)→(キ)とから成る。たくみな「わざ」の意を表す。 06280.svg
僵 1 0 ①たおれる。死ぬ。「僵仆(キョウフ)」 ②こわばる。かたくなる。 こう きょう たお-れる 亻 15 13 説明無し 050f5.svg
孰 1 0 ①たれ。たれか。疑問・反語の助字。 ②いずれ。いずれか。いずれぞ。疑問・反語の助字。 ③つまびらか。くわしい。 じゅく いずれ; たれ 子 11 8 説明無し 05b70.svg
撤 準2 0 ①すてる。取り去る。取り除く。「撤回」「撤去」 ②ひきあげる。「撤収」「撤退」 てち てつ す-てる; ひらく 扌 15 12 形声。手と、音符徹(テツ)(は省略形)とから成る。 064a4.svg
霙 1 0 ①みぞれ。雨まじりの雪。 ②あられ(霰)。ゆき。 よう; えい みぞれ- ⻗ 16 8 説明無し 09719.svg
聡 準1 0 さとい。かしこい。耳がよく聞こえてわかる。「聡哲」「聡明」 す そう さと-い 耳 14 8 形声。耳と、音符悤(ソウ)とから成る。耳が「さとい」意を表す。 08061.svg
禱 準1 0 ①いのる。いのり。「祈禱」「黙禱」 ②まつる。 とう とう いの-り; まつ-る; いの-る 示 19 14 形声。示と、音符壽(シウ)→(タウ)とから成る。神にいのる意を表す。
料 7 0 ①はかる。おしはかる。「料簡」「思料」 ②もとになるもの。使うためのもの。たね。「衣料」「資料」 ③てあて。代金。「料金」「給料」 りょう りょう はか-る 斗 10 6 会意。斗と、米(こめ)とから成り、米をますではかる、ひいて「はかる」意を表す。 06599.svg
栗 準1 0 ①くり。ブナ科の落葉高木。「栗子」 ②おそれる。おののく。 ③きびしい。「栗烈」 りち りつ; り くり-; おのの-く 木 10 6 象形。いがのある実が木になったさまにかたどり、「くり」の意を表す。 06817.svg
抉 1 0 えぐる。こじる。ほじくり出す。「抉出」 けつ えぐ-る 扌 7 4 説明無し 06289.svg
謂 準1 0 ①いう。述べる。となえる。「所謂(ショイ)・(いわゆる)」「称謂」 ②いい。いわれ。理由。 ③思う。考える。 い い おも-う; い-う; いい- 訁 16 9 形声。言と、音符胃(ヰ)とから成る。「いう」意を表す。 08b02.svg
孳 1 0 ①うむ。子を生む。「育」 ②しげ(茂)る。ふえる。「衍(ジエン)」「息(ジソク)」 ③つとめる。はげむ。「」 孜(シ) じ; し うむ; しげる 子 13 10 説明無し 05b73.svg
沃 2 0 ①そそぐ。水をかける。「沃灌(ヨクカン)」 ②こ(肥)える。地味がこえている。「沃野」「肥沃」 ③外国語の音訳に用いられる。「沃素(ヨウソ)」 おく よく よう い-る; そそ-ぐ; こえる 氵 7 4 形声。水と、音符芺(エウ)→(ヨク)(夭は省略形)とから成る。 06c83.svg
窃 準2 0 ①ぬすむ。こっそりと取る。「窃取」「窃盗」 ②ひそかに。「窃視」 せち せつ ひそ-か; ぬす-む 穴 9 4 旧字は、形声。穴と、米(こめ。釆は変わった形)と、音符禼(セツ)・(シツ)→(セツ)とから成る。穴にしまった米を取る意を表す。ひいて「ぬすむ」「ひそかに」などの意に用いる。常用漢字は切(セツ)を音符とした俗字による。 07a83.svg
歩 9 0 ①あるく。あゆみ。「歩行」「散歩」「徒歩」 ②進みぐあい。なりゆき。「国歩」「進歩」 ③立場。地位。「地歩」 ④ひとまたぎ。「五十歩百歩」 ⑤土地の面積の単位。一坪。約三・三平方(メートル)。 ⑥ぶ。割合。一割の一〇分の一。「歩合」「日歩」分 ⑦ふ。将棋の駒(こま)の一つ。「歩兵」 ぶ ほ ふ ある-く; あゆ-む; あゆ-み 止 8 4 会意。止(足)を左右交互にして「あるく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 06b69.svg
襭 1 0 つまばさむ。褄(つま)を帯にはさむ。 けつ つまばさむ ⻂ 20 15 説明無し 0896d.svg
坦 準1 0 ①たいら。たいらか。「坦夷(タンイ)」「平坦」 ②おだやか。心がひろい。「坦懐」「坦然」 たん たん たい-ら 土 8 5 形声。土と、音符旦(タン)とから成る。 05766.svg
顰 1 0 ひそめる。顔をしかめる。ひそみ。「顰蹙(ヒンシュク)」 びん ひん ひそ-める; しか-める 頁 24 15 説明無し 09870.svg
蟎 1 1 だに。ダニ目に属する節足動物の総称。 まん ばん だに- 虫 17 11 説明無し
区 8 0 ①分ける。くぎる。しきりをする。「区画」「区別」 ②分けられた部分。しきられた場所。「区域」「学区」 ③まちまちであるさま。小さいさま。「区区」 ④行政上のくぎり。「市区」 く; う く; おう 匸 4 2 旧字は、会意。匸(かくす)と、品(多くの物)とから成る。多くの物をしまいこむことから、くぎる、区分けする意を表す。教育用漢字は省略形による。 0533a.svg
葱 準1 0 ①ねぎ。ユリ科の多年草。 ②き。あおい。あざやかな緑色、あるいは青色。「浅葱」 す そう ねぎ- ⺾ 12 9 説明無し 08471.svg
矮 1 0 ひくい。みじかい。背丈が低い。「矮屋」「矮軀(ワイク)」「矮小」 え あい わい ひく-い; みじか-い 矢 13 8 説明無し 077ee.svg
裹 1 0 ①つつむ。まとう。つつみ。「裹革」「包裹」 ②草の実。果 ③たから(宝)。「国裹」 か くぐつ-; つつ-む; つつ-み; たから- 衣 14 8 説明無し 088f9.svg
囿 1 0 その(苑)。にわ。動物を放し飼いにする場所。「囿池」 う; いく ゆう; いく その- 囗 9 6 説明無し 056ff.svg
旬 4 0 ①とおか。一〇日間。「旬間」「旬日」「初旬」 ②一〇か月。また、一〇年。 ③あまねくゆきわたる。みちる。 ④しゅん。野菜・果物・魚などの最も味のよい時期。 じゅん しゅん 日 6 2 会意。日と、勹(ほう)(めぐる)とから成り、十干(じつかん)のひとめぐり、十日間の意を表す。 065ec.svg
覇 準2 0 ①はたがしら。武力で天下をしたがえるもの。「覇王」「覇道」 ②勝者。競技などで優勝すること。「覇権」「制覇」「覇を競う」 へ; ひゃく は; はく はたがしら- 覀 19 13 本字は、形声。意符月と、音符䨣(ハク)とから成り、三日月の白い光の意を表す。借りて、かしらの意に用いる。旧字・常用漢字はその俗字による。 08987.svg
甘 4 0 ①あまい。おいしい。うまい。「甘美」「甘露」 ②あまんじる。満足する。「甘受」「甘心」 かん かん あま-やかす; あま-える; あま-んじる; うま-い; あま-い 甘 5 0 指事。口の中に点を書いて、物を口にふくみ味わう、ひいて「うまい」を表す。 07518.svg
掣 1 0 ひく。ひきとめる。おさえる。「掣肘(セイチュウ)」 制 せい; せつ ひ-く 手 12 8 説明無し 063a3.svg
画 9 0 ガ ①え。「画面」「絵画」「版画」 ②えがく。かく。「画家」「画工」「画才」 カク ①かぎる。くぎる。さかい。「画一」「画然」「画定」 ②はかる。考えをめぐらす。「画策」「企画」「計画」 ③漢字を構成する点や線。「画数」「字画」「点画」 え; わく; が かい; かく はか-る; かぎ-る; え-; か-く; えが-く 田 8 3 旧字は、会意。田と、聿(いつ)(かきしるす)とから成り、田畑の区切りを記す、ひいて、くぎる意を表す。「劃(クワク)」の原字。教育用漢字は省略形による。 0753b.svg
勅 準2 0 ①みことのり。天皇のおおせ。「勅語」「勅命」「違勅」 ②天皇に関係する物事にそえる語。「勅撰(チョクセン)」「勅使」 ちき ちょく みことのり; いまし-める 力 9 7 旧字は、形声。意符攴(ほく)(=攵。強制する意)と、音符束(ソク)→(チヨク)とから成る。「いましめる」意を表す。常用漢字は俗字による。 052c5.svg
頷 1 0 ①あご。おとがい。「竜頷」 ②うなずく。ききいれる。「頷首」 ごん かん がん うなず-く; あご- 頁 16 7 説明無し 09837.svg
猥 1 0 ①みだり。みだりに。また、みだれる。「猥雑」「猥多」 ②みだら。けがらわしい。「猥褻(ワイセツ)」「卑猥」 わい みだ-ら; みだ-りに 犭 12 9 説明無し 07325.svg
勉 8 0 つとめる。はげむ。「勉学」「勉強」 めん べん ひこ; やつ; つと-める; はげ-ます 力 10 8 形声。力と、音符(ベン)から成る。何かをするようにしむけることから、「つとめる」意を表す。 052c9.svg
家 9 0 ①すまい。人の住む建物。住居。「家屋」「家財」「家宅」 ②血縁の集まり。一族。「家運」「家系」「良家」 ③学問や技術の流派。また、専門にする人。「諸子百家」 く; け か; こ いえ-; や-; うち- 宀 10 7 会意。宀と、豕(し)(いけにえのぶた)とから成る。もと、いけにえをささげて祖先神を祭る「たまや」の意を表した。ひいて、「いえ」の意に用いる。 05bb6.svg
胸 5 0 ①むね。腹の上の部分。「胸骨」「胸壁」 ②こころ。こころのうち。「胸中」「度胸」 く きょう むな-; むね- ⺼ 10 6 会意形声。肉と、匈(キヨウ)(むね)とから成る。「むね」の意を表す。「匈」の後にできた字。 080f8.svg
繃 1 0 ①つかねる。まく。たばねる。くくる。つつむ。 ②せおいおび。 ひょう ほう つかね; たば-ねる; まく 糹 17 11 説明無し 07e43.svg
塒 1 0 ねぐら。とや(鳥屋)。鳥のねぐら。鶏小屋。 じ し とや; とぐろ; ねぐら; とぐら 土 13 10 説明無し 05852.svg
謐 1 0 しずか。やすらか。ひっそりと静かなさま。「謐然」「静謐」 ひつ; びつ しずか 訁 17 10 説明無し 08b10.svg
棚 準2 0 たな。物をのせるために板を平らにかけ渡したもの。また、それに似たもの。「棚機」「―に上げる(ほうっておく)」 ぼう; びょう ほう たな-; かけはし- 木 12 8 形声。木と、音符朋(ホウ)→(ハウ)とから成る。かけはしの意を表す。ひいて「たな」の意に用いる。 068da.svg
海 9 0 ①うみ。「海岸」「海洋」「航海」陸 ②うみのように、広く大きい。また、多くのものが集まる所。「海恕(カイジョ)」「雲海」「学海」参考「うみ(潮海)」に対して、真水のうみを「みずうみ(湖)」という。 かい かい うみ-; わだ-; わた- 氵 9 6 旧字は、形声。水と、音符每(バイ)→(カイ)とから成る。くろぐろと深い「うみ」の意を表す。教育用漢字は省略形による。 06d77.svg
壌 準2 0 ①つち。耕作に適した土地。「壌土」 ②大地。国土。「天壌」 にょう じょう つち- 土 16 13 旧字は、形声。土と、音符襄(シヤウ)→(ジヤウ)とから成る。やわらかく肥えた土地の意を表す。常用漢字は省略形による。 058cc.svg
候 7 0 ①うかがう。ようすを見る。さぐる。「測候」「斥候」 ②まつ。待ちむかえる。「候補」 ③貴人のそばに仕える。「伺候」 ④きざし。しるし。「気候」「兆候」 ⑤時節。とき。おり。「候鳥」「時候」 ⑥そうろう。さぶらう。「有る」「居る」などの謙譲語・丁寧語。「候文」 ぐ こう そうろう-; さぶら-う; うかが-う 亻 10 8 会意形声。人と、矦(コウ)(は変わった形。うかがう、まと)とから成り、「うかがう」意を表す。「侯」の後にできた字。 05019.svg
觥 1 0 つのさかずき。牛(ジギュウ)の角で作ったさかずき。「銀觥」 こう つのさかずき 角 13 6 説明無し
麿 準1 1 ①われ。おのれ。自称の代名詞。まろ。 ②人の名に添える接尾語。参考「麻呂」を合わせて一字にした国字。 ろ まろ- 麻 18 7 (マ)と呂(ロ)との合字。 09ebf.svg
担 5 0 ①かつぐ。になう。「担架」②ひきうける。受けもつ。「担当」「分担」③たすける。味方する。「加担」 たん たん にな-う; かつ-ぐ 扌 8 5 形声。 (A)手と、音符旦(タン)とから成る。手で撃つ意を表す。俗に、擔の略字として用いられている。教育用漢字はこれによる。 (B)手と、音符詹(タム)とから成る。「になう」意を表す。もと、儋(タム)の異体字。 062c5.svg
崚 1 0 たかい。けわしい。たかくけわしい山。「崚層」 りょう 山 11 8 形声。山と、音符(リヨウ)とから成る。 05d1a.svg
腹 5 0 ①はら。おなか。「腹筋」「空腹」背 ②こころ。心のなか。考え。「腹案」「腹心」 ③母親の胎内。母体。「異腹」「同腹」 ④物の中央の部分。「山腹」「船腹」 ⑤ふところ。「私腹」 ふく ふく はら ⺼ 13 9 形声。肉と、音符复(フク)とから成る。 08179.svg
摂 3 0 ①とる。取り入れる。「摂取」「包摂」 ②かねる。代わって行う。「摂政」 ③ととのえる。おさめる。やしなう。「摂理」「摂生」 ④「摂津(せっつ)の国」の略。「摂州」 しょう しょう せつ と-る; かね-る; おさ-める 扌 13 10 旧字は、形声。手と、音符聶(デフ)→(セフ)とから成る。手もとに引き寄せて持つ、ひいて「おさめる」意を表す。常用漢字は省略形による。 06442.svg
牝 準1 0 めす。鳥獣のめす(雌)。「牝鶏」牡(ボ) びん ひん めす; め 牜 6 2 説明無し 0725d.svg
降 5 0 ①おりる。高い所からおりる。おろす。「降下」「降格」昇 ②くだる。敵に負けてしたがう。「降服」「投降」 ③ふる。雨や雪がふる。ふらす。「降雨」「降雪」 ④時が移る。のち。「以降」 こう; ごう こう ふ-る; くだ-る; お-ろす; ふ-り; くだ-す; お-りる; ふ-らす 阝 10 7 会意形声。阜と、(カウ)(下に向かって歩く)とから成り、高い所からおりてくる意を表す。ひいて「おろす」、したがえる意に用いる。 0964d.svg
晟 1 0 ①あきらか。日が照って明るい。 ②さかん。 盛 じょう せい さかん; めしびつ; あき-らか 日 10 6 形声。日と、音符成(セイ)とから成る。 0665f.svg
讐 1 0 ①むくいる。しかえしをする。「復讐」 酬 ②あだ。かたき。「讐敵」「恩讐」 仇(キュウ) ③くらべて誤りを正す。 しゅう じゅ; ず むく-いる; あだ- 言 23 16 説明無し 08b90.svg
透 4 0 ①すく。すかす。すきとおる。「透視」「透写」 ②とおる。とおす。つきぬける。「浸透」 しゅく; つ しゅく; とう とう とお-る; とお-す; す-かす; す-く; す-ける ⻌ 10 7 形声。辵と、音符秀(シウ)→(トウ)とから成る。おどりあがる意を表す。転じて、とおりぬける、「すく」意に用いる。 0900f.svg
牟 準1 0 ①な(鳴)く。ウシの鳴き声。 ②むさぼる。奪う。 ③かぶと。 ④梵語(ボンゴ)の音訳に用いる。「釈迦牟尼(シャカムニ)」参考「牟」の二画目までが片仮名の「ム」になった。 む ぼう 牛 6 2 形声。牛と、音符厶(ボウ)とから成る。 0725f.svg
瞞 1 0 マン ①だます。あざむく。くらます。「瞞着」「欺瞞」謾(マン) ②くらい。はっきり見えない。 モン はじる。「瞞然」 ぼん まん ばん だま-す; あざむ-く 目 16 11 説明無し 0779e.svg
棹 1 0 ①さお。舟をこぐのに用いる棒。かい。「棹歌」 ②三味線の糸を張る部分。 ③簞笥(タンス)・長持などを数える語。 じょう; たく たく; とう さお-; こ-ぐ 木 12 8 説明無し 068f9.svg
禰 準1 0 ①父のおたまや。みたまや。廟(ビョウ)にまつった父。「禰祖」 ②かたしろ。戦争のときに持っていく位牌(イハイ)。「公禰」参考「禰(祢)」の偏が片仮名の「ネ」に、草書体が平仮名の「ね」になった。 ない; ね でい ねい かたしろ- 示 19 14 形声。示と、音符爾(ジ)→(デイ)とから成る。 079b0.svg
饗 準1 0 ①あえ。もてなし。ごちそう。「饗告」 ②もてなす。ごちそうする。「饗応」 ③うける。もてなしを受ける。 ②③享 こう きょう う-ける; もてな-す; あえ- 食 22 13 会意形声。と、鄕(キヤウ)(むかう、もてなす)とから成り、何人かが向かいあって食べる食事の意を表す。 09957.svg
恰 準1 0 あたかも。ちょうど。まるで。「恰好」 かつ きょう こう あたか-も 忄 9 6 会意形声。心と、合(カフ)(あう)とから成り、心に思うところにぴったりあう、ひいて、ちょうどの意を表す。 06070.svg
突 4 0 ①つく。つきあたる。「突撃」「突破」 ②つきでる。つきでたもの。「突起」「煙突」 ③だしぬけに。にわかに。「突然」「唐突」 どち とつ つ-く; つつ-く; つ-き; つ-ん 穴 8 3 会意。穴と、犬(いぬ。大は省略形)とから成る。穴から犬が急に飛び出す、ひいてつきでる、だしぬけ、の意を表す。 07a81.svg
嶄 1 0 ①山が高くけわしいさま。「嶄巌(ザンガン)」 巉(ザン) ②高く抜きんでるさま。「嶄然」 ぜん さん ざん けわしい 山 14 11 説明無し 05d84.svg
頒 準2 0 ①わける。わけあたえる。また、広く行きわたらせる。しく。「頒行」「頒布」 ②まだら。「頒白」斑(ハン) へん; ぶん ふん; はん わ-ける; し-く 頁 13 4 形声。頁と、音符分(フン)とから成る。大きな頭の意を表す。借りて「わける」意に用いる。 09812.svg
魍 1 0 すだま。もののけ。山水や木石の精。「魍魅」 もう ぼう 鬼 18 8 説明無し 09b4d.svg
揮 5 0 ①ふるう。ふりまわす。「揮毫(キゴウ)」「発揮」 ②ちる。まきちらす。「揮発」 け き ふる-う 扌 12 9 形声。手と、音符軍(クン)→(クヰ)とから成る。手をふりまわす、ひいて、さしずする意を表す。 063ee.svg
莫 準1 0 ①くれ。ゆうぐれ。「莫春」暮 早 ②ない。なし。なかれ。否定・禁止の助字。 ③大きい。はてしないさま。「莫大」「広莫」漠 ④むなしい。さびしい。「寂莫」寞(バク) も; まく ばく; ぼ なか-れ; く-れ; な-い ⺾ 10 7 会意。茻(ぼう)(くさむら。芖は省略形)と、日(ひ)とから成る。草原のなかに日が没したさまにより、日暮れの意を表す。「暮(ボ)」の原字。借りて「ない」「なかれ」の意に用いる。 083ab.svg
免 3 0 メン ①ゆるす。「免許」「免罪」 ②まぬかれる。のがれる。「免疫」「免責」 ③やめさせる。「免職」「罷免」 ブン うむ。子を産む。 めん べん ゆる-す; まぬか-れる; ぬ-ぐ; まぬが-れる ⼉ 8 6 旧字は、会意。儿と、人の臀(しり)(・)とにより、母体から生児を取り出す、転じて、ぬけ出る意を表す。「娩(ベン)・㝃(ベン)」の原字。常用漢字は俗字による。 0514d.svg
崎 7 0 ①さき。みさき。海中に突き出た陸地。 埼(キ) ②けわしい。「崎嶇(キク)」 き き みさき-; けわしい; さき- 山 11 8 形声。山と、音符奇(キ)とから成る。けわしい意を表す。 05d0e.svg
峡 3 0 ①はざま。たにあい。山と山とに挟まれた所。「峡谷」 ②細長く狭まった所。「海峡」 ぎょう こう きょう はざま- 山 9 6 旧字は、会意形声。山と、夾(カフ)(はさむ)とから成る。山と山とにはさまれた所の意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 05ce1.svg
骨 5 0 ①ほね。人や動物のほね。「骨格」「遺骨」 ②からだ。「病骨」「老骨」 ③物事の中心。かなめ。要点。「骨子」「鉄骨」「仕事の骨を覚える」 ④人がら。気質。「気骨」「反骨」 こち こつ かわら; ほね- 骨 10 0 会意。冎(か)(ほねの形)と、肉(月は省略形)とから成る。肉の付いているほね、ひいて「ほね」、骨節などの意を表す。 09aa8.svg
轤 1 0 回転装置の一種「轆轤(ロクロ)」に用いられる字。 る ろ ろくろ; くるまぎ 車 23 16 説明無し 08f64.svg
嗅 2 0 においをかぐ。さぐる。「嗅覚」 く きゅう か-ぐ 口 13 10 本字は、会意形声。(び)(はな)と、臭(キウ)(におい)とから成る。常用漢字はが口に変わった形による。 055c5.svg
謁 準2 0 まみえる。身分の高い人に会う。「謁見」「拝謁」 おち えつ つ-げる; まみ-える 訁 15 8 旧字は、形声。言と、音符曷(カツ)→(エツ)とから成る。こう意を表す。また、「まみえる」意に用いる。常用漢字は省略形による。 08b01.svg
薔 1 0 ①バラ科のつる性または直立低木「薔薇(ショウビ)・(ばら)」に用いられる字。 ②みずたで。タデ科の一年草。 しき; ぞう; そう そく; しょう しょく みずたで- ⺾ 16 13 説明無し 08594.svg
塊 3 0 ①つちくれ。かたまり。「塊茎」「塊状」「大塊」 ②ひとり。ひとりぼっち。 け かい かたまり-; つちくれ- 土 13 10 形声。土と、音符鬼(クヰ)→(クワイ)とから成る。土のかたまり、ひいて、広く「かたまり」の意を表す。 0584a.svg
襌 1 0 ①ひとえ。裏のない着物。「襌衣」 ②はだぎ。下着。「襌襦(タンジュ)」 たん たん ひとえ- ⻂ 17 12 説明無し 0894c.svg
慎 4 0 つつしむ。注意深くする。「慎思」「慎重」 じん しん つつし-む; つつし-み 忄 13 10 形声。心と、音符眞(シン)とから成る。「つつしむ」意を表す。 0614e.svg
朶 1 0 ①えだ。花のついた枝。「万朶(バンダ)」 ②しだれる。枝や花・実などがたれさがる。 ③たれさがっているもの。「朶雲」「耳朶」 ④うごかす。 ⑤ひとふさ。花や雲を数える語。「一朶」 た た だ えだ- 木 6 2 説明無し 06736.svg
幷 1 0 ①あわせる。一つにする。「幷合」「幷吞(ヘイドン)」併 ②ならぶ。ならべる。並 へい; ひょう あわせる; ならぶ 干 8 5 説明無し
非 6 0 ①正しくない。わるい。あやまち。「非行」「非道」是 ②そしる。よくないとする。「非難」「非議」誹(ヒ) ③あらず。…でない。否定を表す助字。「非常」「非凡」 ひ ひ それる; そし-る; あら-ず 非 8 0 象形。飛ぶ鳥の羽()がたがいに背き合うさまにかたどり、そむく、ひいて、否定の意を表す。 0975e.svg
育 8 0 ①そだてる。やしなう。はぐくむ。「育英」「育成」「養育」 ②そだつ。成長する。「成育」「発育」 いく いく そだ-つ; そだ-てる; はぐく-む 肉 8 4 会意。肉(古くは、女に作る)と、𠫓(とつ)(子が逆さになって生まれる形)とから成り、子をうむ、転じて「そだつ」意を表す。 080b2.svg
顔 9 0 ①かお。かおつき。かんばせ。「顔面」「童顔」「破顔」 ②いろどり。「顔料」 げん がん かんばせ-; かお- 頁 18 9 形声。頁と、音符彥(ゲン)→(ガン)とから成る。「かお」の意を表す。 09854.svg
栴 準1 0 ビャクダン科の常緑高木、またはセンダン科の落葉高木「栴檀(センダン)」に用いられる字。 せん もみじ; おうち 木 10 6 説明無し 06834.svg
戛 1 0 ①ほこ。 ②うつ。たたく。 ③こすれあう。金属や石がふれあって鳴る。また、その音。「戛然」 けち かつ ほこ 戈 11 7 説明無し 0621b.svg
鶴 2 0 ①つる。ツル科の鳥の総称。「鶴首」「鶴(カクレイ)」 ②白い色の形容。「鶴髪」 がく かく つる-; たず- 鳥 21 10 会意形声。鳥と、隺(カク)(つる)とから成る。 09db4.svg
級 8 0 ①しな。くらい。順序。段階。「級差」「進級」 ②組。クラス。学年。「級友」「学級」 ③くび。討ち取った首。「首級」 こう きゅう しな-; くび- 糹 9 3 形声。糸と、音符(キフ)とから成る。機(はた)織りがつぎつぎにくり出す糸の意を表す。転じて、順序あるもののひとつずつ、ひいて、順序の意に用いる。 07d1a.svg
凹 準2 0 くぼむ。へこむ。へこます。「凹凸」「凹版」「指で凹ます」凸 よう おう くぼ-まる; くぼ-める; くぼ-; へこ-む; くぼ-か; なかくぼ; ぼこ-; くぼ-ます; くぼ-む; くぼ-やか; くぼ-い 凵 5 3 象形。中がくぼんでいるさまにかたどる。 051f9.svg
吋 準1 0 ①インチ。ヤード-ポンド法の長さの単位。約二・五四(センチメートル)。 ②しか(𠮟)る。 ず とう インチ 口 6 3 説明無し 0540b.svg
舎 6 0 ①いえ。やど。たてもの。また、やどる。「駅舎」「宿舎」「庁舎」 ②身内のものの謙称。「舎弟」「舎兄」 ③軍隊の一日の行程。「三舎」 ④おく。すえおく。やめる。 しゃ しゃ お-く; やど-る 舌 8 2 旧字は、象形。口(垣根の形)と、(建物の形)と、亼(しゆう)(集の古字)とから成り、「やどる」、ひいて「おく」意を表す。教育用漢字は俗字による。 0820e.svg
溽 1 0 むしあつい。「溽暑」 じょく むしあつい 氵 13 10 説明無し 06ebd.svg
唇 準2 0 くちびる。「唇歯」 参考「脣」が本字。 じゅん; しん しん; しゅん しん くちびる- 口 10 7 形声。口と、音符辰(シン)とから成る。口をふるわせておどろく意を表し、転じて、「くちびる」の意に用いる。 05507.svg
鐫 1 0 ①のみ。穴をあける工具。 ②ほる。える。ほりつける。うがつ。「鐫刻」 穿(セン) ③ひき下げる。しりぞける。「鐫黜(センチュツ)」 ④いましめる。忠告を与える。 せん きる; える; のみ 釒 21 13 説明無し 0942b.svg
屁 1 0 へ。おなら。「放屁」 ひ ひ へ- 尸 7 4 説明無し 05c41.svg
塩 7 0 ①しお。「塩田」「食塩」「岩塩」 ②しおづけにする。「塩蔵」 ③気体元素の一つ。塩素。またその略。「塩酸」 ④酸と塩基の中和で生じる化合物。塩類。参考もともと、天然のしおを「鹵(ロ)」、人造のしおを「塩」と区別していた。 えん えん しお- 土 13 10 旧字は、形声。鹵と、音符監(カム)→(エム)(は省略形)とから成る。塩分の意を表す。教育用漢字は俗字による。 05869.svg
鴾 1 0 ①とき(鴇)。トキ科の鳥。つき。 ②鳥の名「鴾母(ふなしうずら)」に用いられる字。 む ぼう とき- 鳥 17 6 説明無し 09d3e.svg
纃 1 1 かすり。ところどころかすったような模様をおいた織物。また、その模様。「纃模様」絣(ホウ)・(かすり) かすり- 糹 20 14 説明無し 07e83.svg
笠 準1 0 かさ。かぶりがさ。「笠檐(リュウエン)」「蓑笠(サリュウ)」 りゅう りゅう かさ- ⺮ 11 5 形声。竹と、音符立(リフ)とから成る。竹製の「かさ」の意を表す。 07b20.svg
勧 4 0 すすめる。はげます。「勧学」「勧誘」 こん けん かん すす-める 力 13 11 旧字は、形声。力と、音符雚(クワン)→(クヱン)とから成る。つとめはげむ、ひいて、「すすめる」意を表す。常用漢字は省略形による。 052e7.svg
褞 1 0 わたいれ。ぬのこ。どてら。うわぎ。「褞褐(オンカツ)」「褞袍(オンポウ)・(どてら)」 うん うん おん ぬのこ ⻂ 15 10 説明無し 0891e.svg
罧 1 0 ふしづけ。しのづけ。柴(しば)などを水中に積み上げて魚をとるしかけ。ふし。 しん しん ふしずけ ⺲ 13 8 説明無し 07f67.svg
猴 1 0 さる(猿)。ましら。「狙猴(ソコウ)」 ご ぐ こう さる- 犭 12 9 説明無し 07334.svg
殷 1 0 ①さかん。おおい。ゆたかに富む。にぎやか。「殷賑(インシン)」「殷盛」 ②ねんごろ。深い。「殷勤(インギン)」「殷憂」 ③なりひびく。音の強く響くさま。「殷殷」「殷雷」 ④中国王朝の名。 ⑤あかい。赤黒い色。「殷紅(アンコウ)」「朱殷(シュアン)」 えん; おん あん; いん さか-ん 殳 10 6 説明無し 06bb7.svg
曠 1 0 ①あきらか。 ②ひろい。大きい。「曠然」「曠野」広 ③むなしい。おろそかにする。「曠官」「曠日」空 ④とおい。ひさしい。「曠世」 こう こう あら-; ひろ-い; むな-しい; あき-らか 日 19 15 説明無し 066e0.svg
踪 2 0 あと。足あと。また、ゆくえ。「失踪」 そ そう あと- ⻊ 15 8 形声。足と、音符宗(ソウ)→(シヨウ)とから成る。もと、蹤(シヨウ)の別体字。 08e2a.svg
旦 2 0 あした。あさ。あけがた。「元旦」夕参考日が水平線(一)の上にのぼるころを表す字。 たん; だん たん あした- 日 5 1 象形。太陽が地平線から姿を現すさまにかたどる。太陽がのぼる早朝の意を表す。 065e6.svg
砕 準2 0 ①くだく。くだける。「砕氷」「粉砕」 ②細かい。くだくだしい。わずらわしい。「砕務」 さい さい くだ-く; くだ-ける; はた-く 石 9 4 旧字は、形声。石と、音符卒(ソツ)→(サイ)とから成る。石うすでひきくだく意を表す。常用漢字は省略形による。 07815.svg
惘 1 0 ①あきれる。 ②ぼんやりするさま。「惘然」「惘惘」 もう ぼう あき-れる 忄 11 8 説明無し 060d8.svg
粤 1 0 ①ここに。発語の語。 ②ああ。嘆息の声。 ③中国古代の百粤の地。 えち; おち えつ ここ-に 米 12 6 説明無し 07ca4.svg
靖 準1 0 やすい。やすらか。やすんじる。「靖国」 じょう せい やす-んずる; やす-; やす-んじる; やす-い 立 13 8 形声。立と、音符靑(セイ)とから成る。やすらかの意を表す。 09756.svg
瀉 1 0 ①そそぐ。水をそそぎ流す。流れ出る。「瀉血」「瀉出」 ②はく。食べ物をはきだす。くだる。くだす。「瀉痢」「吐瀉」 ③しおつち。塩分をふくんだ土。 さ しゃ そそ-ぐ; は-く 氵 18 15 説明無し 07009.svg
茫 1 0 ①とおい。ひろい。果てしない。はるか。「茫漠」「茫洋」 ②はっきりしない。ぼんやりした。「茫然」「茫茫」 もう ぼう とお-い ⺾ 9 6 説明無し 0832b.svg
卓 3 0 ①つくえ。テーブル。「卓上」「食卓」 ②すぐれる。ぬきんでる。「卓越」「卓見」 たく たく すぐ-れる 十 8 6 象形。鳥にあみをおおいかぶせる形にかたどる。高い所にいる鳥を捕らえることから、ひいて「たかい」、転じて「ぬきんでる」意を表す。 05353.svg
残 7 0 ①のこる。のこす。のこり。あまり。「残雪」「敗残」 ②そこなう。きずつける。こわす。「残壊」 戔(セン) ③むごい。しいたげる。「残虐」「残酷」 ざん さん むごい; のこ-る; のこ-す; そこ-なう; ひどい 歹 10 6 旧字は、形声。歹と、音符戔(サン、ザン)とから成る。「そこなう」、ひいて「のこる」意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 06b8b.svg
睚 1 0 ①まなじり。まぶた。 ②にらむ。「睚眥(ガイサイ)」 げ がい まなじり- 目 13 8 説明無し 0775a.svg
巷 準1 0 ちまた。世間。まち。まちなかの小道。「巷間」「巷口」 こう ちまた- 己 9 6 形声。意符邑(ゆう)(巳は省略形。むら)と、音符共(キヨウ)→(カウ)とから成る。村の中を通りぬけている道の意を表す。 05df7.svg
髄 3 0 ①骨の中心にあるやわらかい組織。「骨髄」 ②植物の茎の中心にあるやわらかい組織。 ③高等動物の中枢神経組織。「髄膜」 ④物事の中心。奥深いだいじなところ。「神髄」 すい すい ずい なずき; すね 骨 19 9 旧字は、形声。骨と、音符遀(スイ)とから成る。骨の中心部、ひいて、物事の中心の意を表す。常用漢字は省略形による。 09ac4.svg
志 6 0 ①こころざす。こころざし。心のめざすところ。「志望」「意志」 ②思いやる気持ち。「寸志」「篤志」 ③書きしるす。書いたもの。「地志」 誌 ④「志摩(しま)の国」の略。「志州」 し し しる-す; こころざし-; こころざ-す 心 7 3 形声。心と、音符止(シ)(士は変わった形)とから成る。きもち・かんがえの意を表す。 05fd7.svg
弘 準1 0 ①ひろい。大きい。「弘遠」「寛弘」宏(コウ) ②ひろめる。行きわたらせる。「弘通(グズウ)」「弘法」 ぐ こう ひろ-める; ひろ-い; ひろ-まる 弓 5 2 形声。弓と、音符厷(コウ)(厶は省略形)とから成る。弦を張るために弓を大きく反らせる意を表す。ひいて、おおきい意に用いる。 05f18.svg
鶍 1 1 いすか。アトリ科の鳥。上下のくちばしが湾曲してくいちがっている。 いすか- 鳥 19 8 説明無し
袴 準1 0 ①はかま。腰から下をおおうひだのある衣服。 ②ももひき。ズボン。「袴下」 く こ ずぼん-; はかま- ⻂ 11 6 形声。糸と、音符夸(クワ)→(コ)とから成る。 088b4.svg
磧 1 0 ①かわら。水ぎわの石の多い所。「磧沙(セキサ)」 ②すなはら。さばく(砂漠)。「磧中」 しゃく せき かわら- 石 16 11 説明無し 078e7.svg
態 6 0 ①さま。すがた。かたち。ようす。ありさま。「姿態」「状態」 ②心がまえ。身がまえ。「態勢」「態度」 ③わざと。わざわざ。 たい たい さま-; わざ-と 心 14 10 形声。心と、音符能(ドウ)→(タイ)とから成る。もと、物事にたえる心の能力の意を表したが、能が能力の意に用いられるようになったため、能と区別し、かまえ、ようすの意に用いる。 0614b.svg
辱 3 0 ①はずかしめる。はじる。はじ。はずかしめ。「屈辱」「雪辱」 ②かたじけない。もったいない。「辱知」 のく; にく じょく はじ-; はずかし-める; かたじけな-い 辰 10 3 会意。辰(大きな貝がら。農具として用いる)と、寸(手)とから成り、貝がらで草をかる意を表す。「耨(ドウ、ジヨク)」の原字。借りて「はずかしめ」の意に用いる。 08fb1.svg
紊 1 0 みだれる。みだす。「紊乱」 ぶん; びん みだれる 糸 10 4 説明無し 07d0a.svg
摩 準2 0 ①する。さする。こする。「摩擦」「按摩(アンマ)」 ②みがく。とぐ。「研摩」 ③せまる。とどく。「摩天楼」 ④梵語(ボンゴ)の音訳に用いる。「摩耶(マヤ)」「護摩」 ま ば す-れる; な-でる; せま-る; みが-く; す-る; さす-る 手 15 11 形声。手と、音符(バ)とから成る。手ですり合わせて細かくする、ひいて、すりあう、こする意を表す。 06469.svg
蛆 1 0 ①うじ。ハエやハチなどの幼虫。「蛆虫」 ②「蛆(ショクショ)(むかで)」に用いられる字。 そ しょ うじ- 虫 11 5 説明無し 086c6.svg
三 10 0 ①みっつ。数の名。「三角」「三脚」 ②みたび。三回。「三顧」「三振」 ③たびたび。何度も。「三思」「再三」 ④「三河(みかわ)の国」の略。「三州」 参考「三」の草書体が片仮名の「ミ」になった。 さん さん み-; みっ-つ; み-つ 一 3 2 指事。一をみっつ積み上げて、数詞の「みつ」、ひいて、多い意を表す。 04e09.svg
橋 8 0 はし。川や谷などにかけわたした通路。「橋脚」「橋梁(キョウリョウ)」 ぎょう きょう はし- 木 16 12 形声。木と、音符喬(ケウ)とから成る。「はし」の意を表す。 06a4b.svg
屭 1 0 力を出す。ひきたてる。「贔屭(ヒキ)・(ヒイキ)」 き さかん; きびしい 尸 24 21 説明無し
喰 準1 1 くう。くらう。物をたべる。参考「口で食う」の意を表す国字。 く-う; く-らう 口 12 9 会意。口と、食(くう)とから成り、口で物を食う意を表す。 055b0.svg
乗 8 0 ①のる。のせる。「乗員」「乗降」「搭乗」 降 ②機会につけこむ。「便乗」 ③数学で、かけ算。「乗法」「累乗」 除 ④仏教で、人々を彼岸に導くこと。「大乗」「小乗」 じょう しょう の-り; の-せる; の-る 丿 9 8 旧字は、会意。木()の上に人が立っているさま()により、上に「のる」意を表す。教育用漢字は俗字による。 04e57.svg
鰰 1 1 はたはた。ハタハタ科の海魚。かみなりうお。鱩(はたはた)参考かみなり(神鳴り)がなるとき、よくとれる魚の意を表す国字。 はたはた- 魚 21 10 説明無し 09c30.svg
邂 1 0 あう。めぐりあう。「邂逅(カイコウ)」 かい あ-う ⻍ 17 13 説明無し 09082.svg
結 7 0 ケツ・ケチ ①むすびつける。ゆわえる。つなぐ。たばねる。「結合」「結束」「団結」 ②実をむすぶ。しめくくる。まっとうする。「結実」「結果」「結末」 ③かまえる。組み立てる。「結構」 ④漢詩で、絶句の第四句。結句。「起承転結」 ケイ もとどり。髪を頭上で束ねたもの。 けい けち けつ むす-ぶ; かた-なす; ゆ-わう; す-く; ゆ-わえる; かた-める; いわ-く; いわ-える; ゆ-う; かた-ぬ 糹 12 6 形声。糸と、音符吉(キツ)→(ケツ)とから成る。糸をかたくむすび合わせる意を表す。 07d50.svg
鯱 1 1 ①しゃち。イルカ科の哺乳(ホニュウ)動物。 ②しゃちほこ。 こ しゃちほこ-; しゃち-; しゃっちょこ- 魚 19 8 説明無し 09bf1.svg
翳 1 0 ①きぬがさ。羽毛で飾った絹ばりの傘。 ②かざし。舞うときに持つ羽飾り。 ③かざす。おおう。 ④かげる。かげ。かげり。くもり。「暗翳」「陰翳」「翳翳」 ⑤かすむ。目がはっきり見えなくなる。「底翳(そこひ)」 あい えい かげ-る; きぬがさ-; かざ-し; かげ-; かす-める; かげ-り; かざ-す 羽 17 11 説明無し 07ff3.svg
防 6 0 ①ふせぐ。そなえる。まもる。「防衛」「防犯」 ②つつみ。土手。「堤防」 ③「周防(すおう)の国」の略。「防州」 ぼう ほう つつみ; ふせ-ぐ 阝 7 4 形声。阜と、音符方(ハウ)とから成る。川の両側に盛り上げた土、堤防の意を表す。転じて「ふせぐ」意に用いる。 09632.svg
姥 準1 0 ①うば。めのと。もり。姆(ボ) ②ばば。老女。 も ぼ うば-; ばば- 女 9 6 会意。女と、老(としより)とから成る。もと、姆(ボ)の俗字。 059e5.svg
器 7 0 ①うつわ。いれもの。「容器」 ②心の広さ。才能。「器才」「器量」 ③道具。「器械」「器物」 ④体内で特定のはたらきをもつ組織。「器官」「臓器」 き き うつわ- 口 15 12 旧字は、会意。㗊(しゆう)(多くの容器)と、犬(見張りの犬)とから成り、重要な容器の意を表す。転じて「うつわ」の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 05668.svg
羞 2 0 ①はじる。はじらう。「含羞(ガンシュウ)」 ②はずかしい。はじ。「羞恥」 ③すすめる。食物を供える。 ④そなえもの。ごちそう。「膳羞(ゼンシュウ)」 しゅ しゅう は-ずかしい; は-じる; はずかし-める; はじ-; すす-める 羊 11 5 会意形声。羊と、又(イウ)→(シウ)(手。のち、丑(チウ)→(シウ)に変わった)とから成り、ひつじをささげ持って宗廟(そうびよう)にすすめ供える、ひいて、ごちそうを「すすめる」意を表す。借りて「はじ」の意に用いる。 07f9e.svg
費 6 0 ①ついやす。金品を使いへらす。ついえる。「消費」「浪費」 ②ついえ。ものいり。かかり。「費用」「会費」「食費」 ふつ ひ ひ つい-やす; つい-える 貝 12 5 形声。貝と、音符弗(フツ)→(ヒ)とから成る。 08cbb.svg
恊 1 0 ①かなう。うまく合う。協 ②おびやかす。 きょう; ぎょう きょう あ-う; かな-う 忄 9 6 説明無し 0604a.svg
権 5 0 ①いきおい。ちから。「権威」「権力」 ②おもり。はかりの分銅。「権衡」 ③はかる。はかりごと。もくろみ。「権謀」 ④けんり。「権限」「人権」 ⑤かり。かりそめ。便宜的な処置。「権化(ゴンゲ)」 ⑥そえ。正に対する副のもの。「権(ゴン)大納言」 ごん けん はか-る; かり-; おもり- 木 15 11 旧字は、形声。木と、音符雚(クワン)→(クヱン)とから成る。もと、木の名を表したが、借りて、はかりの分銅の意に、転じて、権威・権勢の意に用いる。教育用漢字は省略形による。 06a29.svg
蠊 1 0 「蜚蠊(ヒレン)(あぶらむし・ごきぶり)」に用いられる字。 れん れん 虫 19 13 説明無し
秦 準1 0 ①中国の王朝・国名。 ②はた。応神天皇のとき、機織りを伝えて渡来した帰化系民族の子孫にあたえられた名。 じん しん ちん はた-; はたしん- 禾 10 5 会意。禾と、舂(しよう)(うすづく。𡗗は省略形)とから成る。借りて、国名に用いる。 079e6.svg
弁 6 0 (A)[辨] わきまえる。わける。処理する。「弁証」「弁別」「明弁」 (B) []はなびら。また、液体や気体の出入りを調節するもの。「弁膜」「花弁」「安全弁」 (C)[辯] かたる。話す。述べる。説きあかす。また、言葉づかい。「弁解」「答弁」「雄弁」 (D)[弁] かんむり。「武弁」参考本来別の意味の四つの字を「弁」にまとめた。 べん; へん; はん べん へん; はん あ-む; と-く; わ-ける; つと-める; はなびら; かた-る; わきま-える; かんむり- 廾 5 2 (A)形声。意符刀(=刂。かたな)と、音符辡(ベン)とから成る。二つに分ける意を表す。 (B)形声。意符瓜(か)(うり)と、音符辡(ベン)とから成る。うりを二つに割った中身の意を表す。 (C)形声。意符言(ことば)と、音符辡(ベン)とから成る。訴訟を分け治める、ひいて、ことわけを明らかにする意を表す。 (D)象形。両手でかんむりを持つ形にかたどる。「かんむり」の意を表す。教育用漢字では、辨・瓣・辯の意に用いる。 05f01.svg
陜 1 0 ①せまい。 ②山と山とにはさまれたせまい所。やまあい。やまかい。 ぎょう; こう; きょう せまい 阝 10 7 説明無し 0965c.svg
蕗 準1 0 ①ふき。キク科の多年草。 ②かんぞう(甘草)。マメ科の多年草。 ろ ふき- ⺾ 16 13 形声。艸と、音符路(ロ)とから成る。 08557.svg
欧 3 0 ①は(吐)く。もどす。嘔(オウ) ②「欧羅巴(ヨーロッパ)」の略。「欧州」「欧米」 う おう うた-う; は-く 欠 8 4 旧字は、形声。欠と、音符區(ク、オウ)とから成る。「はく」意を表す。常用漢字は省略形の俗字による。 06b27.svg
礦 準1 0 あらがね。地中から掘りだしたままの金属の原石。「礦石」 きょう こう あらがね- 石 20 15 説明無し 07926.svg
両 8 0 ①ふたつ。二つで一組になっているもの。対のもの。「両性」「両極」 ②くるま。また、車を数える語。「車両」 ③江戸時代の貨幣の単位。一分の四倍。 りょう りょう りゃん ふたた-び; ころ-; ふた-つ; もろ- 一 6 5 旧字は、会意形声。一と、㒳(リヤウ)(二つに分ける)とから成る。一つのものを二つに分ける意を表す。借りて、重さの単位に用いる。教育用漢字は俗字による。 04e21.svg
慠 1 0 おごる。あなどる。人を見下す。「慠邁(ゴウマイ)」 ごう ごう おご-る; うれえる 忄 14 11 説明無し
搨 1 0 す(刷)る。うつしとる。石ずりにする。なする。「搨本」 とう とう う-つ; す-る 扌 13 10 説明無し 06428.svg
几 1 0 ①つくえ。物をのせる台。「几案」机 ②ひじかけ。 ③部屋を仕切る道具。「几帳」 き き つくえ- 几 2 0 説明無し 051e0.svg
婚 4 0 夫婦になる。縁組みをする。よめとり。むことり。「婚姻」「婚礼」「結婚」 こん こん えんぐみ- 女 11 8 会意形声。女と、昏(コン)(夕ぐれ)とから成る。古代の結婚式は夕ぐれから行われたことから、よめとりの意を表す。 05a5a.svg
九 10 0 ①ここのつ。数の名。「九曜」「九輪」 ②数量の多いこと。あまた。「九死」「九拝」 く きゅう ここの-つ; ここの- 乙 2 1 象形。人がひじを曲げた形にかたどる。借りて、数詞の「ここのつ」の意に用いる。 04e5d.svg
橈 1 0 ①たわむ。たわめる。まがる。まげる。 ②みだす。みだれる。 ③くじく。弱める。 ④かじ。かい。船を進める道具。 にょう じょう; どう かじ-; たわ-む 木 16 12 説明無し 06a48.svg
適 6 0 ①かなう。ふさわしい。あてはまる。「適応」「適正」 ②心にかなう。こころよい。「快適」「自適」 ③ゆく。おもむく。「適従」 ④たまたま。偶然。 しゃく; じゃく; ちゃく せき; てき てき とつ-ぐ; かな-う; た-だ; まさ-に; たまたま-; ゆ-く; たと-い; あ-う ⻌ 14 11 形声。辵と、音符啇(テキ、セキ)とから成る。まっすぐに行く、ひいて、あたる意を表す。 09069.svg
隣 4 0 となり。となりあう。「隣国」「隣接」 りん りん とな-る; となり- 阝 16 13 形声。意符邑(ゆう)(むら。のち、阜に変わった)と、音符粦(リン)とから成る。となり合って親しい村、ひいて「となり」の意を表す。 096a3.svg
鈔 1 0 ①うつ(写)す。抜き書きする。うつし。「鈔写」「鈔本」 ②かすめる。かすめとる。「鈔略」 ①②抄 ③さつ。紙幣。 しょう そう 釒 12 4 説明無し 09214.svg
鍠 1 0 ①鐘の音。「鍠鍠」 ②武器の一種。まさかり。おの。 おう こう まさかり- 釒 17 9 説明無し 09360.svg
穡 1 0 ①とりいれ。とりいれる。穀物を収穫する。 ②農業。「穡事」「稼穡」 ③おしむ。ものおしみ。 しょく とりいれ 禾 18 13 説明無し 07a61.svg
綾 準1 0 あや。あやぎぬ。模様を織りだした絹。「綾綺(リョウキ)」「綾子(リンズ)」 りょう りょう りん あや- 糹 14 8 形声。糸と、音符(リヨウ)とから成る。 07dbe.svg
誼 準1 0 ①よしみ。親しみ。「交誼」「友誼」 ②よい。正しいすじみち。「仁誼」義 ぎ ぎ よ-い; よしみ- 訁 15 8 会意形声。言と、宐(ギ)(=宜。よろしい)とから成る。 08abc.svg
磋 1 0 みがく。はげむ。つとめる。「切磋」 瑳(サ) さ さ みが-く 石 15 10 説明無し 078cb.svg
牖 1 0 ①まど。れんじまど。格子をはめた窓。「牖戸」 ②みちびく。「牖民」 ゆ ゆう まど- 片 15 11 説明無し
遑 1 0 ①いとま。ひま。「遑寧」 ②あわただしい。いそがしい。あわてる。「遑遑」慌 おう こう いとま-; ひま- ⻍ 13 9 説明無し 09051.svg
橡 準1 0 ①とち。トチノキ科の落葉高木。 ②くぬぎ。ブナ科の落葉高木。実はどんぐりと呼ぶ。 ③つるばみ。どんぐりの古名。 参考①国字の「栃(とち)」を用いることもある。 ぞう しょう くぬぎ-; とち- 木 16 12 説明無し 06a61.svg
擽 1 0 リャク・レキ ①う(撃)つ。 ②はらう。かすめる。 ③くすぐる。 ラク 石のように固い。 らく りゃく くすぐ-ったい; くすぐ-る 扌 18 15 説明無し 064fd.svg
饌 1 0 ①そなえる。飲食をすすめる。また、そなえもの。「饌米」 ②く(食)う。飲食する。 ぜん せん そな-える 𩙿 21 12 説明無し 0994c.svg
漂 3 0 ①ただよう。流れに浮かぶ。さまよう。「漂流」「漂泊」 ②さらす。水や薬品で白くする。「漂白」 ひょう ひょう ただよ-う 氵 14 11 形声。水と、音符票(ヘウ)とから成る。水にうきただよう意を表す。 06f02.svg
錙 1 0 ①古代中国の重さの単位。六銖(シュ)。一説に六両、または八両の重さ。 ②わずか。少し。「錙銖(シシュ)」 し さかん; わずか 釒 16 8 説明無し 09319.svg
袢 1 0 はだぎ。あせとり。また、無色のころも。「袢纏(ハンテン)」「襦袢(ジュバン)」 ぼん はん はだぎ- ⻂ 10 5 説明無し 088a2.svg
蔽 2 0 ①おおう。おおいかくす。おおい。「蔽塞(ヘイソク)」「隠蔽」「遮蔽」 ②さだめる。判断する。 ③くらい。道理に暗い。 へ へい おお-う ⺾ 15 12 形声。艸+音符敝(ヘイ)とから成る。草がおおいかぶさる、ひいて「おおう」意を表す。 0853d.svg
諫 準1 0 いましめる。さとす。いさめる。忠告。「諫言」「諫死」「諫説」 けん かん いさ-める 訁 16 9 説明無し 08aeb.svg
龝 準1 0 ①四季の一つ。あき。②とし。としつき。③とき。大切なとき。表記「千秋楽」を「千龝楽」と書くことがある。 しゅ しゅう あき-; とき- 禾 21 16 説明無し 09f9d.svg
鱶 1 0 ①ふか。サメ類の大形のもの。 ②ひもの。干し魚。 よう しょう ふか-; ひもの- 魚 26 15 説明無し 09c76.svg
陸 7 0 ①おか。くが。「陸地」「大陸」海 ②つづくさま。「陸続」 ③「陸奥(むつ)の国」の略。「陸中」 ろく りく おか-; くが- 阝 11 8 会意形声。阜と、坴(リク)(大きな土のかたまり)とから成り、連なっている高地の意を表す。 09678.svg
柁 準1 0 かじ。船のかじ。「柁手」舵(ダ) だ た かじ- 木 9 5 説明無し 067c1.svg
蜓 1 0 「蜻蜓(セイテイ)(とんぼ)」に用いられる字。 でん; じょう てん; てい 虫 13 7 説明無し
荻 準1 0 おぎ。おぎよし。イネ科の多年草。「荻花」 じゃく てき おぎ- ⺾ 10 7 形声。艸と、音符狄(テキ)とから成る。 0837b.svg
駈 準1 0 ①かける。ウマが走る。ウマに乗って走る。②かる。かりたてる。追いはらう。 く かける; かる 馬 15 5 説明無し 099c8.svg
渝 1 0 ①かわる。かえる。改める。「渝盟」 ②あふれる。「渝溢(ユイツ)」 ゆ かわる 氵 12 9 説明無し 06e1d.svg
名 10 0 ①なまえ。よびな。「名称」「姓名」 ②なづける。よぶ。「名状」「命名」 ③なだかい。すぐれている。ほまれ。「名声」「名誉」 ④人数を数える語。「両名」 みょう めい なづ-ける; なのる-; な- 口 6 3 会意。口と、夕(ゆうぐれ)とから成り、夕方の暗やみで、人に自分の名をなのることにより、「な」の意を表す。 0540d.svg
散 7 0 ①ちる。ちらす。ちらばる。「散乱」「解散」 集 ②とりとめのない。自由な。ばらばらな。「散文」「散漫」 ③ぶらぶらする。「散歩」「散策」 ④ひまな。「閑散」 ⑤こなぐすり。「散薬」 ⑥ちらし。(ア)小さな広告のびら。(イ)ちらしずし。 参考「散」の三画目までが片仮名の「サ」になった。 さん さん ち-らかる; ち-らす; ち-らかす; ばら-; ち-る 攵 12 8 形声。意符肉(=月。にく)と、音符㪔(サン)(は変わった形)とから成る。細切れの肉、ひいて、ばらばらになる意を表す。 06563.svg
矻 1 0 はたらく。「矻矻」 かつ; くち; かち こち こつ はたら-く; いし 石 8 3 説明無し
脚 4 0 ①あし。すね。「脚力」 ②足のように下にあって、支えとなるもの。「橋脚」 ③あしば。立場。身分。「失脚」 ④あしのついている道具を数える語。 ⑤漢字の構成部分の一つ。「偏旁(ヘンボウ)冠脚」 かく きゃく きゃ あし- ⺼ 11 7 形声。肉と、音符却(キヤク)とから成る。 0811a.svg
橿 準1 0 ①かし(樫)。ブナ科の常緑高木。「白橿」 ②もちのき。モチノキ科の常緑小高木。 こう きょう え; かし- 木 17 13 説明無し 06a7f.svg
誨 1 0 おしえる。おしえさとす。おしえ。「誨育」「誨言」「誨授」 け かい おし-える 訁 14 7 説明無し 08aa8.svg
蔑 2 0 ①さげすむ。ないがしろにする。あなどる。なみする。「蔑視」「軽蔑」 ②くらい。よく見えない。 ③こまかい。小さい。 めち べつ さげす-む; ない; ないがし-ろ; なみ-する ⺾ 14 11 象形。頭にかざりを着けた巫女(みこ)を、戈(か)(ほこ)で切り殺すさまにかたどる。雨乞(あまご)いのために巫女を殺すことをいう。ひいて、ほろぼす、「ないがしろにする」意に用いる。 08511.svg
柮 1 0 きれはし。ほた。たきぎ。「榾柮(コツトツ)・(ほた)」 とち とつ きりはし 木 9 5 説明無し 067ee.svg
剤 4 0 ①まぜる。ととのえる。調合する。「配剤」「調剤」 ②調合した薬。「錠剤」「薬剤」 ざい; すい すい; せい そろえる; ま-ぜる 刂 10 8 旧字は、会意形声。刀と、齊(セイ)(そろえる)とから成り、きりそろえる意を表す。常用漢字は省略形による。 05264.svg
蹄 準1 0 ①ひづめ。ウシやウマなどのつめ。「蹄鉄」 ②わな。ウサギを捕らえるわな。 だい てい ひづめ- ⻊ 16 9 形声。足と、音符帝(テイ)とから成る。 08e44.svg
胤 準1 0 ①たね。血すじ。子孫。「胤裔(インエイ)」 ②あとを継ぐ。「胤嗣」 いん いん たね- 肉 9 5 会意。肉と、八(わかれる)と、幺(よう)(つづく)とから成り、血縁が長く続く、また、血縁の意を表す。 080e4.svg
迺 準1 0 ①すなわち。そこで。 ②なんじ。 ③「の」の音を表すのに用いる。 ①~③乃(ダイ) ない だい の-; すなわ-ち ⻍ 10 6 説明無し 08ffa.svg
靴 準2 0 くつ。革で作ったくつ。「軍靴」 け か くつ- 革 13 4 形声。革と、音符(クワ)(または、(クワ))とから成る。 09774.svg
居 6 0 ①いる。おる。すわる。「起居」 ②住む。また、住む所。「居宅」「居留」「住居」 ③いながら。そのまま。「居然」 こ きょ い-; い-る; お-; お-る; お-く; お-り 尸 8 5 形声。尸と、音符古(コ)→(キヨ)とから成る。しゃがむ意を表す。「踞(キヨ)」の原字。借りて、「いる」意に用いる。 05c45.svg
励 3 0 はげむ。はげます。つとめる。「励行」「激励」 らい れい はげ-む; はげ-ます 力 7 5 旧字は、形声。力と、音符厲(レイ)とから成る。激しくつとめる意を表す。常用漢字は省略形による。 052b1.svg
諢 1 0 たわむれる。たわむれごと。おどけ。「諢名」 ごん ごん こん たわむれ; じょうだん; おどけ 訁 16 9 説明無し 08ae2.svg
梨 7 0 なし。バラ科の落葉高木。「梨花」「梨園」 り り りん なし- 木 11 7 形声。木と、音符𥝤(リ)(𥝢・利は省略形)とから成る。 068a8.svg
卅 1 0 みそ。三〇。 参考十を三つ合わせた形。 そう そう みそ-; さんじゅう- 十 4 2 説明無し 05345.svg
蚶 1 0 あかがい。きさ。フネガイ科の二枚貝。 かん あかがい 虫 11 5 説明無し 086b6.svg
嬋 1 0 あでやか。美しく、たおやかなさま。「嬋娟(センケン)」 ぜん せん みうち; ひきつなが 女 15 12 説明無し 05b0b.svg
悼 準2 0 いたむ。人の死を悲しむ。「悼辞」「哀悼」 どう とう いた-む 忄 11 8 形声。心と、音符卓(タク)→(タウ)とから成る。おそれる、びくびくする意を表す。 060bc.svg
虫 10 0 ①むし。昆虫類の総称。「益虫」「幼虫」 ②動物の総称。参考②で、「羽虫(ウチュウ)」は鳥、「甲虫(コウチュウ)」はカメ、「毛虫(モウチュウ)」は獣、「裸虫(ラチュウ)」は人間、「鱗虫(リンチュウ)」は魚を表す。 け; じゅう き; ちゅう まむし-; むし- 虫 6 0 (A)象形。頭の大きなへびの形にかたどり、まむしの意を表す。ひいて、爬虫(はちゆう)類・貝類・昆虫類などの小動物の意に用いる。また、古くから蟲(チユウ)の略字として用いられている。 (B)会意。虫を三つ重ねて、多くの小動物、ひいて「むし」の意を表す。古くから蟲の略字として虫が用いられていた。教育用漢字はこれによる。 0866b.svg
矧 準1 0 ①はぐ。竹に羽根をつけて矢を作る。 ②いわんや。まして。 況 しん はぎ; はぐ; いわんや 矢 9 4 説明無し 077e7.svg
蠡 1 0 ①ひさご。ヒョウタンを割って作った器。「蠡測」 ②巻貝の一種。にな。また、ほらがい。 れい; らい; り にな; ひさご 虫 21 15 説明無し 08821.svg
簫 1 0 ふえ。しょうのふえ。「簫鼓」 しょう しょう ふえ- ⺮ 19 13 説明無し 07c2b.svg
廝 1 0 めしつかい。しもべ。下男。こもの。「廝養」 し こもの 广 15 12 説明無し 05edd.svg
蓼 1 0 たで。タデ科の一年草。「蓼花」 りょう; ろく りく; りょう たで- ⺾ 14 11 説明無し 084fc.svg
陂 1 0 ①さか(坂)。 ②つつみ。土手。 ③かたむく。かたよる。また、よこしま。「陂曲」 参考 もともと「坡(ハ)」の異体字。 ば; は; ひ は; ひ つつみ- 阝 8 5 説明無し 09642.svg
寝 4 0 ①ねる。横になる。ねむる。「寝食」「寝台」 ②へや。居室。奥座敷。「寝殿」 ③みたまや。おたまや。祖先の霊をまつる廟(ビョウ)。 ④やめる。すたれる。 ⑤みにくい。風采(フウサイ)があがらない。 しん しん ね-る; や-める; みたまや-; ね-かす 宀 13 10 旧字は、形声。意符㝱(ぼう、む)(〈夢〉の本字。ゆめ。は省略形)と、音符𡩠(シム)(𠬶は省略形)とから成る。清浄な神殿・神室の意を表したが、古代には貴人の病者は神室に寝たことから、ねやの意に転じた。常用漢字は省略形による。 05bdd.svg
楼 3 0 ①たかどの。高い建物。「楼閣」「楼門」 ②やぐら。物見やぐら。「城楼」「望楼」 ③茶屋。料理屋。遊女屋。「妓楼(ギロウ)」「酒楼」 る ろう たかどの-; やぐら- 木 13 9 旧字は、形声。木と、音符婁(ロウ)とから成る。「たかどの」の意を表す。常用漢字は省略形による。 0697c.svg
挌 1 0 う(撃)つ。なぐる。「挌殺」「挌闘」 きゃく かく う-つ 扌 9 6 説明無し 0630c.svg
緡 1 0 ①いと。釣り糸。 ②さし。穴のある銭をさし通すなわ。銭さし。「緡銭」 みん; こん; びん なわ; つりいと 糹 15 9 説明無し 07de1.svg
崛 1 0 山の高くそびえるさま。そばだつ。ぬきんでる。「崛崎(クッキ)」 くつ そばだつ 山 11 8 説明無し 05d1b.svg
雨 10 0 あめ。あめふり。また、あめのように降り注ぐもの。「雨期」「雨月」「雨矢」 う う あま-; あめ- 雨 8 0 象形。空から水滴が落ちてくるさまにかたどり、「あめ」の意を表す。 096e8.svg
岳 3 0 ①高大な山。「山岳」「富岳」 ②妻の父母の呼称に用いる。「岳父」「岳母」「岳翁」参考「丘」と「山」を重ねて高大な山を表している字。 がく がく たけ- 山 8 5 (A)象形。山が重なりそびえるさまにかたどり、高大な山の意を表す。古くから岳が嶽の古字とされている。常用漢字では岳を用いる。 (B)形声。山と、音符獄(ゴク)→(ガク)とから成る。険しい山の意を表す。 05cb3.svg
尹 1 0 ①おさめる。ただす。 ②おさ。長官。「令尹」 ③いん。律令(リツリョウ)制で、弾正台(ダンジョウダイ)の長官。 いん ただ-す; おさ- 尸 4 1 説明無し 05c39.svg
蕪 準1 0 ①あれる。しげる。雑草が茂って荒れる。「蕪荒」 ②みだれる。「蕪雑」 ③かぶ。かぶら(蕪菁)。アブラナ科の二年草。 む ぶ かぶ-; かぶら-; あ-れる ⺾ 15 12 形声。艸と、音符無(ブ、ム)とから成る。 0856a.svg
徂 1 0 ゆく。しぬ。おもむく。去る。「徂歳」「徂逝」 ぞ そ ゆ-く 彳 8 5 説明無し 05f82.svg
犢 1 0 こうし。ウシの子。「犢車」 どく とく こうし- 牜 19 15 説明無し 072a2.svg
嘛 1 0 ラマ教の僧「喇嘛(ラマ)」に用いられる字。チベット語の音訳。 め ば ま 口 14 11 説明無し 0561b.svg
惟 準1 0 ①おもう。よく考える。「思惟」 ②はい。承諾の返事。「惟惟」 ③これ。発語の言葉。維 ④ただ。もっぱら。「惟一(ユイイツ)」 ②④唯 ゆい い おも-うに; おも-んみる; これ 忄 11 8 形声。心と、音符隹(スイ)→(ヰ)とから成る。あれこれと考える意を表す。 060df.svg
捨 5 0 ①すてる。ほうり出す。「捨象」「取捨」 取 ②ほどこす。神仏のために金品を寄付する。「喜捨」 ③ 感情に動かされない平静な心の状態。 しゃ しゃ す-てる 扌 11 8 旧字は、形声。手と、音符舍(シヤ)とから成る。手ばなす意を表す。教育用漢字は俗字による。 06368.svg
詠 3 0 ①うたう。声を長く引いて詩歌をうたう。ながめる。「吟詠」「朗詠」 ②よむ。詩歌を作る。また、詩歌。「詠進」「詠物」「題詠」 ③声に出して感動する。「詠嘆」 よう えい うた-う; え-; なが-む; ええ-; よ-む; なが-める 訁 12 5 会意形声。言と、永(ヱイ)(ながい)とから成り、声を長く引いて「うたう」意を表す。 08a60.svg
景 7 0 ①ありさま。ようす。けしき。「景観」「景勝」「風景」 ②あおぐ。したう。「景仰(ケイギョウ)・(ケイコウ)」 ③そえる。たす。「景品」「景物」 ④大きい。めでたい。「景運」「景福」 きょう; よう えい; けい かげ-; けしき 日 12 8 形声。日と、音符京(ケイ)とから成る。太陽の光の意を表す。ひいて「けしき」、転じて、光によってできる「かげ」の意に用いる。 0666f.svg
朮 1 0 ①もちあわ。アワの一種。 ②おけら。うけら。キク科の多年草。 じゅつ; じゅち; ずち ちゅつ; しゅつ おけら-; もちあわ-; うけら- 木 5 1 説明無し 0672e.svg
怎 1 0 いかで。どうして。原因・理由を問う語。 そ; しん; そう ど-うで; いかで; なんぞ; どう 心 9 5 説明無し 0600e.svg
黛 準1 0 ①まゆずみ。まゆをかく墨。また、まゆずみでかいたまゆ。かきまゆ。「黛青」「眉黛(ビタイ)」 ②青々とした山や樹木。「翠黛(スイタイ)」 だい たい まゆずみ-; まよがき-; まゆかき- 黒 16 5 形声。黑と、音符代(タイ)とから成る。 09edb.svg
檗 1 0 きはだ。きわだ。ミカン科の落葉高木。 びゃく; はく きはだ; きわだ 木 17 13 説明無し 06a97.svg
断 6 0 ①たつ。たちきる。たえる。なくなる。「断絶」「切断」「中断」続 ②きめる。さだめる。さばく。「断言」「決断」「判断」 ③思いきって。きっと。かならず。「断行」「断然」「果断」 ④ことわる。わけを述べる。「無断」 だん たん た-つ; さだ-める; ことわ-る 斤 11 7 旧字は、会意。斤と、(ぜつ)(絶の古字。たちきる意。はその変わった形)とから成り、刃物で切りはなす意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 065ad.svg
倩 1 0 ①うつくしい。口もとが愛らしい。「倩倩」 ②むこ。 ③やと(雇)う。やとい人。 ④つらつら。つくづく。 せん; しょう せい; せん つらつら-; うつく-しい 亻 10 8 説明無し 05029.svg
毟 1 1 むしる。むしりとる。「毛を毟る」参考毛を少なくすることを表す国字。 むし-る 毛 8 4 説明無し 06bdf.svg
広 9 0 ①ひろい。ひろさ。ひろがり。「広義」「広大」狭 ②ひろげる。ひろめる。行きわたらせる。「広言」「広告」 ③ながさ。東西の長さ。袤(ボウ)(南北の長さ) こう こう ひろ-げる; ひろ-まる; ひろ-める; ひろ-い; ひろ-がる 广 5 2 旧字は、形声。广と、音符黃(クワウ)とから成る。大きく広い屋根、ひいて「ひろい」、転じて、がらんとしている意を表す。教育用漢字は省略形の俗字による。 05e83.svg
款 準2 0 ①まこと。まごころ。「款誠」 ②心からよろこぶ。たのしむ。「款待」 ③たたく。門をたたいて案内を求める。 ④きざむ。しるす。また、しるした文字。「款識」「落款」 ⑤法令・規約・証書などの箇条書き。また、予算の文書分類の単位の一つ。 かん かん しる-す; まこと- 欠 12 8 会意。欠と、 㝮(さい)(ふさがる。祟・は省略形)とから成り、もの言いたげなさま、まごころの意を表す。 06b3e.svg
袒 1 0 ①はだぬぐ。かたぬぐ。肩をあらわす。「袒裼(タンセキ)」 ②ひとはだぬぐ。味方する。「左袒(サタン)」 たん かたぬぐ ⻂ 10 5 説明無し 08892.svg
丹 4 0 ①あか。に。あかい色。「丹朱」「丹頂」 ②まごころ。「丹誠」「丹念」 ③よくねった薬。不老不死の薬。「丹薬」「仙丹」 ④「丹波(たんば)の国」の略。「丹州」 たん たん あか-い; に-; あか- 4 3 象形。採掘坑からほりだされた丹砂(朱色の鉱物)の形にかたどる。丹砂、ひいて、あかい色や顔料の意を表す。 04e39.svg
教 9 0 ①おしえる。おしえみちびく。また、おそわる。「教育」「教化」「調教」 ②いましめ。神仏のおしえ。「教会」「教理」「宗教」 きょう こう おし-える; おし-え; おそ-わる 攵 11 7 会意形声。攴と、(カウ)(𡥉・孝は変わった形。まねる、ならう)とから成り、強制してならわせる意を表す。 06559.svg
猟 3 0 ①かる。鳥獣をとる。かり。「猟犬」「狩猟」 ②あさる。さがしもとめる。「猟奇」「渉猟」 りょう りょう か-る; かり- 犭 11 8 旧字は、形声。犬と、音符巤(レフ)とから成る。「かり」の意を表す。常用漢字は省略形による。 0731f.svg
慓 1 0 はやい。すばやい。「慓悍(ヒョウカン)」剽(ヒョウ) ひょう ひょう はやい; すばやい 忄 14 11 説明無し 06153.svg
錆 準1 0 ①さび。金属のさび。さびる。「錆色」 ②くわしい。 精 そう しょう せい さ-びる; さび-; くわ-しい 釒 16 8 形声。金と、音符靑(セイ、シヤウ)とから成る。 09306.svg
鼠 準1 0 ①ねずみ。ネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。 ②こそこそと悪事をなす者のたとえ。「鼠盗」 しょ しょ そ ね-; ねずみ-; ねず- 鼠 13 0 説明無し 09f20.svg
勅 準2 0 ①みことのり。天皇のおおせ。「勅語」「勅命」「違勅」 ②天皇に関係する物事にそえる語。「勅撰(チョクセン)」「勅使」 ちき ちょく みことのり; いまし-める 力 9 7 旧字は、形声。意符攴(ほく)(=攵。強制する意)と、音符束(ソク)→(チヨク)とから成る。「いましめる」意を表す。常用漢字は俗字による。 052c5.svg
姻 準2 0 ①とつぐ。嫁に行く。よめいり。「婚姻」 ②結婚によってできた親類。「姻戚(インセキ)」「姻族」 いん いん とつ-ぐ 女 9 6 会意形声。女と、因(イン)(よる)とから成り、女のとつぎ先、ひいて、縁組み、親類の意を表す。 059fb.svg
籤 1 0 ①くじ。おみくじ。ふだ。占いのふだ。「抽籤」「当籤」 ②うらなう。ためす。 ③かずとり。ものを数えるときの竹の棒。 ④くし(串)。物をさし通す竹ぐし。 せん せん かずとり; くじ ⺮ 23 17 説明無し 07c64.svg
錬 3 0 ①ねる。(ア)金属をねりきたえる。「錬金」「精錬」煉(レン)(イ)心身や技芸をきたえる。「錬成」「鍛錬」練 ②薬をねる。「錬丹」 れん れん ね-る 釒 16 8 旧字は、形声。金と、音符柬(カン)→(レン)とから成る。金属をねりきたえる意を表す。常用漢字は省略形による。 0932c.svg
鰺 準1 0 ①あじ。アジ科の海魚の総称。 ②なまぐさい。 そう そう あじ- 魚 22 11 説明無し 09c3a.svg
冢 1 0 ①つか。大きな墓。「冢土」塚 ②おか(丘)。 ③やしろ(社)。 ④おさ。かしら。「冢子」 ⑤おお(大)きい。「冢君」 ちゅ; ちょう やしろ; つか; おか 冖 10 8 説明無し 051a2.svg
筥 1 0 ①はこ。丸いはこ。筐(キョウ) ②いねたば。また、イネのたばをはかる単位。一にぎりを秉(ヘイ)、四秉を筥という。 こ きょ はこ- ⺮ 13 7 説明無し 07b65.svg
覡 1 0 みこ。かんなぎ。参考一説に男のみこを「覡」、女のみこは「巫(フ)」という。 ぎゃく けき げき かんなぎ-; みこ-; こうなぎ- 見 14 7 説明無し 089a1.svg