一閑張 イッカンばり 漆器の一つ。木型に和紙や布を張り重ね、抜き取って表面に漆を塗ったものと、木地に和紙を張って漆を塗ったものがある。茶道具や箱などに用いる。 0
棟上げ むねあげ [0],[4] 家を建てる際、柱・梁(はり)などの骨組みができたのち、その上に棟木を上げること。また、それを祝う儀式。建て前。「ようやく―の運びとなった」上棟 0
巻耳 みみなぐさ [0],[2] ナデシコ科の二年草。畑や道端に自生。葉は長い楕円(ダエン)形。春から夏、白い五弁花をつける。 由来「巻耳」は漢名より。和名は葉の形がネズミの耳に似ていることから。表記「耳菜草・苓」とも書く。参考「おなもみ」と読めば別の植物になる。 1
艱苦 カンク [1] つらいことと苦しいこと。艱難と辛苦。 0
苦情 クジョウ [0] 他から害を受けたことに対する不平や不満の気持ち。また、それを表した言葉。クレーム。「隣家から―が出る」 0
即金 ソッキン [0] その場で現金を払うこと。また、その金銭。キャッシュ。「―で車を買う」 0
佚を以て労を待つ イツをもってロウをまつ 十分に休息して英気を養い、遠方から攻めて来る疲れきった敵を迎え討つ意で、孫子の説いた必勝法。「佚」は楽にして休む、「労」は疲労の意。〈『孫子』〉 0
雅馴 ガジュン [1],[0] 文章や言葉づかいなどが上品で正しく、よくねれていること。「高僧の書は重厚かつ―である」 0
聘する ヘイ-する ①礼品を贈って、安否を尋ねる。 ②結納(ゆいノウ)を贈って、妻として迎える。 ③礼を尽くして、招き迎える。「教授として―する」 0
攻める せ-める [2] 戦争や試合などで、すすんで敵をうち負かそうとする。「ゴール前に―めこんだ」守る 0
雲吞 ワンタン 小麦粉をこねて薄くのばした皮でひき肉・きざみネギを包み、ゆでてスープに入れた中国料理。表記「饂飩」とも書く。参考「ワンタン」は中国語から。 0
娼婦 ショウフ [1] 金銭で身を売る女性。売春婦。 遊女・女郎 表記「倡婦」とも書く。 0
草摺 くさずり [0],[4] 鎧(よろい)の胴の下に垂らし、腰の周囲を覆い保護するもの。五段の板からなる。腰よろい。 0
邪推 ジャスイ [0] ひがんで悪く推測すること。ゆがんだ推量。「二人の仲を―する」 0
暮春 ボシュン [0] ①春の終わりころ。晩春。 ②陰暦三月の異名。 ①②春 0
唐辛子・唐芥子 トウがらシ ナス科の一年草。熱帯アメリカ原産。細長い果実は熟すと赤くなり辛い。香辛料・薬用。秋表記「蕃椒」とも書く。 1
東雲 しののめ [0] ①明け方。あけぼの。 ②明け方、東のほうの空にたなびく雲。 1
幻惑 ゲンワク [0] 人の目先をまどわすこと。参考「眩惑」と書けば、目をくらまされ、心がまどう意になる。 0
刑故無小 ケイコムショウ 故意に罪を犯した者には、それがたとえ小さな罪でも刑罰を科すこと。〈『書経』〉 0
乱売 ランバイ [0] 損得を度外視して、むやみに安い値で売ること。投げ売り。「―合戦」 0
蒸溜 ジョウリュウ [0] 蒸留 0
収める おさ-める [3] ①ある範囲のなかに入れる。しまいこむ。「制限時間内に―める」「写真に―める」「矛を―める」 ②手に入れる。「勝利を―める」 ③成果をあげる。「講演会は大成功を―めた」 0
鵜吞み うのみ ①食べ物をかまないで、のみこむこと。 ②物事を十分に検討しないで、そのまま受け入れること。「説明を―にする」由来ウが魚を丸吞(まるの)みすることから。 0
藉く し-く 草やむしろを敷物にする。「青草を―いて座る」 0
照会 ショウカイ [0] 事情や状況などを問い合わせること。「在庫を製造元に―する」 0
翻案 ホンアン [0] 小説や戯曲などで、原作を生かして改作すること。「外国小説を―する」 0
解任 カイニン [0] 職務や任務をやめさせること。免職・解職・罷免(ヒメン) 0
要因 ヨウイン [0] 原因となるもののうち、主要なもの。「複雑な―がからんでいる」 0
原子力 ゲンシリョク [3] 原子核の破壊や核反応などによって出るエネルギー。原子エネルギー。「―発電所」 0
鬟 わげ 髪を頭の上で束ねて結んだ婦人の髪形。まげ。表記「髷」とも書く。 0
事前 ジゼン [0] 物事が起こる前。やりだす前。「―に知らせる」 未然 事後 0
規制緩和 キセイカンワ [4] 政府が経済活動の活性化をはかるため、さまざまな許可・認可の制度などを廃止したり、法律上の規定を緩めたりすること。規制強化 0
悪風 アクフウ [0] わるい風俗や風習。「―に流されてしまう」良風・美風 0
御転婆 おテンバ [0] 若い女性が活発に動き回ること。また、その人。おきゃん。参考「転婆」は当て字。 0
白衣の三公 ハクイのサンコウ 中国、前漢の公孫弘(コウソンコウ)が、庶民の身分から天子の三公になったことをいう。「三公」は三つの高い官職のこと。〈『史記』〉 0
惚ける とぼ-ける [2] ①頭のはたらきがにぶくなる。 ②知らないふりをしてしらばくれる。また、わざとこっけいな行動をする。「咄嗟(トッサ)に―けてごまかす」 0
地血 あかね アカネ科のつる性多年草。由来「地血」は漢名から。 茜(あかね) 1
鱗介 リンカイ 魚類と貝類。海産物の総称。魚介参考「介」は、かたい殻の意。 0
座骨 ザコツ [0] 骨盤の下方にある左右一対の屈曲した骨。すわったときに体を支えるはたらきをする。「―神経痛」 表記「坐骨」とも書く。 0
否否 いやいや [1],[0] 「いや」を重ねて否定の気持ちを強めた言葉。いえいえ。 0
捐てる す-てる いらないものを取り除く。また、すてさる。 0
奔放 ホンポウ [0] 世間の常識や慣習にしばられず、思うままに振る舞うこと。また、そのさま。「自由―に生きた人だった」 0
幽韻 ユウイン ①かすかな音の響き。 ②音楽や詩歌の奥深い調べ・おもむき。 0
蔗糖 ショトウ [0],[1] サトウキビなどの汁からつくった砂糖。 0
風格 フウカク [0] ①風采(フウサイ)と品格。人柄。「王者の―を漂わせるボクサー」 ②文章・詩などの趣や味わい。「―の感じられる字」 0
随所・随処 ズイショ どこでも。いたるところ。「―に誤りが見られる文」 各所 0
正閏 セイジュン [1] ①平年とうるう年。 ②正統なことと正統でないこと。「南北朝―の論争があった」 参考「閏」は余分・正統でない意。 0
鶉 うずら [0] キジ科の鳥。草地にすむ。体は丸みを帯び、尾は短く、羽は茶褐色で黒と白のまだらがある。肉・卵は食用。 秋 0
仕官 シカン [1],[2] ①官吏となること。 ②召し抱えられて、武士が主君につかえること。 0
倒置 トウチ [0],[1] ①さかさまに置くこと。 ②強調などのために語の順序を逆にすること。「この文には―法が使われている」 0
窺管 キカン 管(くだ)をのぞくこと。細い管を通して天を見ることから、見識の狭いことのたとえ。参考「管を以(もっ)て天を窺(うかが)う・用管窺天(ヨウカンキテン)」に同じ。 0
旧臘 キュウロウ [0] 去年の暮れ。去年の一二月。多く、年始のあいさつなどにいう。旧冬参考「臘」は陰暦一二月のこと。 0
発汗 ハッカン [0] 汗をかくこと。汗が出ること。汗を出すこと。「薬の―作用」 0
筆力 ヒツリョク [2] ①ふでの勢いや力。筆勢 ②文章によって人に訴える力。文章の表現力。「特異な体験を書き表すには―が及ばない」 0
費消 ヒショウ [0] 金銭や物品などをすっかり使い果たしてしまうこと。 0
原論 ゲンロン [0] その分野で根本となる理論。また、それを論じた著作や論文。 0
下野 しもつけ [1] ①旧国名の一つ。現在の栃木県。野州(ヤシュウ)。 ②バラ科の落葉低木。山野に自生。夏、枝先に淡紅色の小花を半球状につける。花弁より長い雄しべが目立つ。夏由来②①の地方で発見されたことから。 1
花椰菜・花野菜 はなヤサイ カリフラワーの別称。球状に密集した白いつぼみを食べる。冬 0
采薪の憂(うれ)い サイシンのうれい 自分の病身をへりくだっていう語。病気になって、たきぎをとりにすら行けないという意。〈『孟子(モウシ)』〉 負薪(フシン)の憂い 0
末濃 すそご 上を淡く、下にいくほど濃くしたぼかし染め。表記「裾濃」とも書く。 1
天聴 テンチョウ [0] 天皇が聞くこと。天皇の耳に入ること。「―に達する」 0
休止 キュウシ [0] 運動や活動などがとまること。また、とめること。「機械の運転を一時的に―する」 0
男性 ダンセイ [0] おとこ。男子。ふつう、成人男子を指す。女性 0
吟醸 ギンジョウ 吟味した原料を用いて酒・醬油(ショウユ)などを醸造すること。「―酒」 0
蛛網 チュモウ クモの巣。参考「チュウモウ」とも読む。 0
柴漬 ふしづけ [0] ①冬、しばやササを束ねて湖・川に沈め、魚やエビなどをとる道具。また、その漁法。ささぶせ。 冬 ②罪人を簀巻(すま)きにして水中に投げ入れること。 由来②①の形に似ていることから。 0
将帥 ショウスイ [0] 軍隊を指揮・統率する人。 将軍・大将 0
外郎 ウイロウ [0] ①「外郎薬」の略。江戸時代、小田原名物の丸薬。胃腸・心臓などの慢性疾患をはじめ広く万病に効くとして重宝された。 ②「外郎餅(もち)」の略。うるち米などの粉に、水や砂糖を混ぜて蒸した菓子。 由来①中国から日本に帰化した陳外郎が伝えたことから。 0
勿忘草 わすれなぐさ [4] ムラサキ科の多年草。ヨーロッパ原産。園芸では、観賞用に一年草として栽培。茎と葉にはやわらかい毛が密生。春、青紫色の小花を尾状に多数つける。春 1
続飯 そくい めしつぶを押しつぶし、練って作ったねばり気の強いのり。「考えと―は練るほど良い」 1
山茶 つばき [1] ツバキ科の常緑高木。 由来「山茶」は漢名から。 椿(つばき) 1
浮つく うわ-つく [0] ふわふわと浮いたような感じで落ち着かない。慎重さに欠ける。「―いた気分を吹き飛ばされる」 1
葭 よし [1] 「葭(あし)」に同じ。 0
堆金積玉 タイキンセキギョク 多大な富を集めること。金持ちのたとえ。金銀や珠玉を積み上げる意から。〈『論衡』〉猗頓(イトン)の富・積金累玉(セキキンルイギョク) 0
試行錯誤 シコウサクゴ [4] 試みと失敗を繰り返しながら、次第に適切な方法を見つけること。ためしに行い、まちがい誤る意から。「事業を始めたが、―の連続だ」 0
不定愁訴 フテイシュウソ [4] はっきりした疾患がないのに、頭痛・めまい・肩こりなど原因不明の自覚症状を訴えること。 0
武運 ブウン [1] 戦いで、勝つか負けるかの運命。また、武人としての運命。「―つたなく敗れる」 0
豆汁 ごじる [0] 水に浸しやわらかくした大豆をすりつぶして入れた味噌(ミソ)汁。表記「呉汁・醐汁」とも書く。 1
蜷局 ケンキョク [3],[0] 縮まって進まないさま。背をまるくして伸びないさま。転じて、順調でないさま。参考「とぐろ」と読めば別の意になる。 0
万古不易 バンコフエキ [1] 永久に変わらないこと。「不易」は変わらない意。千古不易・万世不易一時流行・有為転変(ウイテンペン) 0
検察 ケンサツ [0] ①誤りや不正を取り調べること。 ②犯罪を捜査し、証拠を集めて犯罪事実を明らかにし、公訴すること。 0
双璧 ソウヘキ [0] ①一対の宝玉。 ②同じようにすぐれた、優劣の決めにくい二つの人や物。「角界の―」 両雄 0
煽ぐ あお-ぐ [2] うちわなどを動かし、風を送って火の勢いを強める。あおる。 0
重吹く しぶ-く [2] 雨風がしきりに強く吹く。また、しぶきが飛び散る。 表記「繁吹く」とも書く。 1
死んで花実が咲くものか しんではなみがさくものか 生きていればこそ幸せにもなれようが、死んでしまってはすべて終わりではないか。何があろうと生きていなければならないということ。 0
再建 サイケン [0] ①建造物を建てなおすこと。「ビルを―する」 ②一度衰えたものを、ふたたび立てなおすこと。「事業を―する」 「党の―をはかる」再興 参考「サイコン」と読めば、神社・仏閣を建てなおす意。 0
夷則 イソク [1],[0] ①音楽の十二律の一つ。九番目の音。 ②陰暦七月の異名。 0
戴天 タイテン 天を頭上にいただくこと。この世に生きていること。「不倶(フグ)―(憎しみが深く共存できないこと)」 0
矮小 ワイショウ [0] ①背が低く、小さいこと。 ②つまらないこと。規模の小さいこと。「問題を―化して語る」 0
失神・失心 シッシン 強い衝撃などを受けて、一時的に意識をなくすこと。気を失うこと。「なぐられて―した」 卒倒・気絶 0
堪える こら-える [2] ①我慢する。たえしのぶ。「傷の痛みを―える」②感情をおさえて、外からはわからないようにする。「怒りを―える」 0
弥次喜多 やじきた ①よく似合った、おどけ者の二人組。「―コンビ」 ②気軽で愉快な二人連れの漫遊旅行。「―珍道中」由来十返舎一九(じっぺんしゃいっく)作の滑稽(コッケイ)本『東海道中膝栗毛(トウカイ)(ドウチュウひざくりげ)』の主人公、弥次郎兵衛(やじろべえ)と喜多八の名から。 0
鏡匳 キョウレン 「鏡匣(キョウコウ)」に同じ。 0
石竹 セキチク [0] ナデシコ科の多年草。中国原産。葉や茎は白色を帯びる。初夏、白や紅色の五弁花をつける。観賞用。カラナデシコ。 夏 由来「石竹」は漢名から。 表記「瞿麦」とも書く。 0
先議 センギ [1] 他の問題・議案より先に審議すること。特に、二院制議会で一方が先に審議すること。「―権」 0
背筋 せすじ [0] ①背骨に沿った筋肉の部分。「―を伸ばす」 ②衣服の背にある、たての縫い目。参考①「ハイキン」とも読む。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 つまらないときは「すぶり」をする? ~読み方で変わる漢字の意味~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
湿婆 シバ ヒンズー教の主三神の一。破壊と創造をつかさどる神。 参考梵語(ボンゴ)の音訳から。 0
賤しい あや-しい [3],[0] 身分が低い。いやしい。また、粗末で見苦しい。 0
醒める さ-める [2] 酒に酔った、ぼんやりした状態からはっきりした状態に戻る。夢や迷いがとけて、すっきりした状態になる。「悪夢から―める」「―めた目で見る」 0
殻竿 からざお [0] 刈りとったイネやムギなどの穂を打って、実をとる農具。 0
未知数 ミチスウ [2],[3] ①数学の方程式のなかの文字で、まだ値の不明な数。既知数 ②予想や程度などのわからないこと。「新入社員の実力は―だ」「うまく行くかどうか―だ」 0
燻す いぶ-す [2] ①炎を出さず煙が出るように燃やす。けむらせる。「蚊遣(や)りで木片を―す」 ②すすなどで黒くする。 ③硫黄(いおう)などを燃やして金属にくもりをつける。 0
薬害 ヤクガイ [0] 薬剤により、人畜や植物などに有害な作用があること。薬の副作用などによって健康をそこなったり、ほかの病気に感染したりすることなど。 0
膠漆 コウシツ [0] ①にかわと、うるし。 ②親密な間柄。固い友情。 0
課する カ-する [2] ①割り当てる。「税を―する」 ②言いつけてさせる。「宿題を―する」 0
劇務 ゲキム [1] きわめて忙しい仕事。過酷な職務。劇職表記「激務」とも書く。 0
坤 ひつじさる [4] 昔の方角の名。未(ひつじ)と申(さる)の中間の方角。南西。表記「未申」とも書く。 0
新発意 しんぼち [0] 仏門に入って間もない者。 由来新たに発心(ホッシン)して僧になる意から。 参考「しぼち・しんぼっち」とも読む。 1
貪戻 タンレイ [0] 欲が深く、人の道にはずれていること。参考「ドンレイ」とも読む。 0
産む う-む [0] ①母体が卵や子を体外に出す。「三人の子を―む」 ②ものをつくりだす。生じる。「土地が金を―む時代は終わった」 0
慨嘆・慨歎 ガイタン ひどくなげかわしく思い、憤ること。「―に堪えない」「現代の世情を―する」 0
苦参 クジン [0] 生薬の一つ。クララの根を乾燥させたもので、胃の薬とされる。参考「クシン」とも読む。「くらら」と読めば植物の名。 0
蔓延・蔓衍 マンエン 雑草や感染症などがはびこり広がること。好ましくないものの流行。「風邪が―する」 0
煽てる おだ-てる [0] ほめていい気にさせる。そそのかす。「―てて話をまとめた」 0
七五三飾り しめかざり 正月や祭礼などに、門や神棚に張る七五三縄(しめなわ)。 新年 表記「注連飾り・標飾り」とも書く。 1
那辺 ナヘン [0] どのへん。どのあたり。どの点。どこ。表記「奈辺」とも書く。 0
括れる くび-れる [0],[3] 物の一部分が細く狭(せば)まる。「胴体が―れている」 0
裘の地 トキュウのチ 退官して余生を過ごす土地。隠居の地。由来「裘」は中国、春秋時代の魯(ロ)の地名で、隠公がその地に隠居したことから。〈『春秋左氏伝』〉 0
空ける うつ-ける [3] ①なかが空(から)になる。 ②魂が抜けたようにぼんやりする。 0
因小失大 インショウシツダイ 小さな利害にこだわり、かえって大きな損失をすること。貪小失大(タンショウシツダイ)枉尺直尋(オウセキチョクジン) 0
参会 サンカイ [0] 会合に出席すること。また、寄り合うこと。「―を呼びかける」 0
頽堕委靡 タイダイビ 体力や気力などが、しだいにおとろえていくこと。「頽堕」はくずれ落ちる、「委靡」はおとろえ弱る意。 0
熊掌 ユウショウ [0] クマの手のひらの肉。中国で美味なものの一つとされる。 0
年始 ネンシ [1] ①年のはじめ。年初。年頭。「―回り」年末 ②新年の祝い。年賀。「―状」 ①②新年 0
異本 イホン [0] ①もとは同じ書物だが、書き写すときなどにちがう部分ができてしまった本。定本(テイホン) ②めずらしい本。 0
決然 ケツゼン [0] 覚悟を決めたさま。思いきったようす。「―として動じず」 0
箱入り はこいり [0] ①箱に入っていること。また、入っているもの。 ②大事にすること。また、その人や物。「―娘」 ③得意な物事。おはこ。「―の隠し芸」 0
登用・登庸 トウヨウ 人を、これまでよりも上の地位に引き上げて用いること。「若手の人材を―する」 0
黄精 なるこゆり ユリ科の多年草。 由来「黄精」は漢名からの誤用。 鳴子百合(なるこゆり) 1
化学 カガク [2] 自然科学の一部門。物質の性質・構造や、物質相互間の変化・作用などを研究する学問。「―反応」「―繊維」 0
仏龕 ブツガン 仏像などを納める厨子(ズシ)。 0
関渉 カンショウ かかわり合うこと。口出しすること。表記「干渉」とも書く。 0
玉葱 たまねぎ [3] ユリ科の多年草。西南アジア原産。葉と茎はなかがからで円筒形。地下の鱗茎(リンケイ)は食用。夏表記「葱頭」とも書く。 0
法眼 ホウゲン [1],[0] ①五眼の一つで、諸法を観察する智慧(チエ)の目。 ②「法眼和尚位(カショウイ)」の略。法印に次ぐ僧位の第二位。 0
委順 イジュン ①自然の成り行き。 ②成り行きにまかせること。特に、死をいう。 0
乾草 ほしくさ [0] 刈り取った草を干したもの。家畜の飼料などに用いる。生草(なまくさ) 夏表記「干草」とも書く。 0
外巧内嫉 ガイコウナイシツ うわべはうまくとりつくろっているが、内心ではねたんでいること。「外巧」は外面の飾り立てが巧みなこと。「嫉」はねたむ意。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
炎症 エンショウ [0] 細菌の侵入など外からの刺激に対する体の防御反応。赤く腫(は)れたり熱をもったりして痛みを伴う。「傷口が―を起こす」 0
薄い うす-い [0],[2] ①厚みが少ない。「氷が―く張る」厚い ②色や味などが淡い。「味が―い」 ③濃度・密度が少ない。「髪の毛が―い」「―い雲」 ④物事の程度が弱い。「人情が―い」「印象が―い」②~④濃い ⑤足りない。とぼしい。「関心が―い」「縁が―い」 0
拙い まず-い [2] 下手であるさま。技術や出来映えなどがよくないさま。「新人選手の練習ぶりは実に―い」「この焼物は―い」 0
越瓜 しろうり ウリ科のつる性一年草。マクワウリの変種。インド原産で、古く中国より渡来。果実は長い楕円(ダエン)形で、皮は白緑色。奈良づけなどに用いる。夏由来「越瓜」は漢名から。表記「白瓜」とも書く。 1
今様 いまヨウ [0] ①当世風。今のはやり。今風 ②「今様歌」の略。平安時代にできた七五調四句の歌謡。 0
秋 あき [1] 四季の中の一つ。暦では立秋から立冬の前の日までをいう。 0
博大 ハクダイ [0] 知識や学問が深く広大なこと。 0
濃餅汁 のっぺいじる [5] 肉・油揚げ・ダイコン・サトイモ・ニンジン・シイタケ・こんにゃくなどを刻んで煮込み、醬油(ショウユ)などで調味して、片栗(かたくり)粉などでとろみをつけた料理。冬表記「能平汁」とも書く。 1
好評 コウヒョウ [0] 評判がよいこと。また、よい評判。「―を博す」悪評・不評 0
鶺鴒 セキレイ [0],[2] セキレイ科の鳥の総称。水辺にすむ。スズメよりやや大きく、羽色は黒白や黄色など。長い尾を上下に振って歩く。 秋 由来「鶺鴒」は漢名から。 0
鱗粉 リンプン [0] チョウやガなどのはねについている、微細なうろこ状の粉。 0
飛魚 とびうお [0],[2] トビウオ科の海魚。暖海にすむ。背は銀青色で、腹は白い。長大な胸びれを広げて海面上を飛ぶ。食用。アゴ。ホントビ。夏 0
口煩い くちうるさ-い [5] ちょっとしたことですぐに小言を言うさま。口やかましいようす。 0
閑語 カンゴ ①ゆったりと静かに語らうこと。また、その話。 ②無駄話をすること。また、その話。 ①②閑談・閑話 0
諄い くど-い [2] ①しつこくてうっとうしい。「彼の話は―い」 ②味や色などが濃くてしつこい。「料理の味が―い」 0
脱線 ダッセン [0] ①列車の車輪が線路からはずれること。「電車が―して転覆した」 ②話が本筋からそれること。「―の多い講義」 ③常識をはずれた行いをすること。 0
熊川 コモガイ 朝鮮から輸入した茶碗(チャワン)。ビワ色の釉(うわぐすり)がかかり、胴は深く、縁が反っている。 由来朝鮮半島の古い港、熊川から輸出されたことから。 1
船頭多くして船(ふね)山へ登る センドウおおくしてふねやまへのぼる 指図する人が多くて統一がとれず、物事がうまく運ばないたとえ。 0
俸 ふち 給料。特に、武士に与えられる主として米の手当。「―をあてがう」禄(ロク)表記「扶持」とも書く。 0
人身 ジンシン [0] ①人間の体。「―事故により電車が遅れる」 ②個人の身の上。身分。 0
言霊 ことだま [0] 昔、言葉の中にあると思われていた不思議な力。「―の幸(さきわ)う国(日本のこと)」「―信仰」 0
明か さや-か [1] はっきりしているさま。澄んで清らかなさま。「―な月光」「―な鈴の音が聞こえる」 0
駆使 クシ [1],[2] ①自由に使いこなすこと。「最新の技術を―する」 ②人を追い立てて使うこと。こき使うこと。「従業員を―する」 0
類する ルイ-する [3] 似る。似かよう。同じ類に入っている。「この病気に―する症例は他にない」 0
肋間 ロッカン [0] あばら骨と、あばら骨の間。「―神経痛を患っている」 0
炒り豆に花が咲く いりまめにはながさく いったん衰えたものが再び活気をとり戻すこと。また、ありえないことのたとえ。 枯れ木に花 0
弔い とむらい [0] ①人の死をいたみ、哀悼の気持ちを表すこと。くやみ。「―の言葉」 ②葬式。「―に参列する」 ③追善。「三回忌の―」 0
季立て キだて 俳諧(ハイカイ)で、季語を分類配列すること。 0
卜辞 ボクジ 王の行動などについて、うらなったことを記した甲骨文字の文章。 0
発光 ハッコウ [0] 光を出すこと。「ホタルは腹部から―する」 0
魚を得て筌(セン)を忘る うおをえてセンをわする 目的を達するとそれまで役に立ったものを忘れてしまうたとえ。魚を捕ってしまうとうれしさのあまり、筌(水中に沈めて魚を捕る竹かご)のことなど忘れてしまう意。〈『荘子(ソウジ)』〉狡兎(コウト)死して良狗(リョウク)煮らる 0
煙硝 エンショウ [0] ①煙の出る火薬。また、広く火薬。「―の扱いには注意しよう」 ②硝酸カリウム。硝石。参考「塩硝・焰硝」とも書く。 0
生す む-す [1] コケや草などが生える。発生する。「苔(こけ)の―した石」 0
缶 かま [0] 高温・高圧の蒸気を発生させる金属製容器。エンジンを動かしたり暖房に使用したりする。ボイラー。汽缶(キカン)。 0
不調 フチョウ [0] ①事がまとまらないこと。成立しないこと。「商談は―に終わった」 ②調子が悪いこと。「体の―を訴える」好調 0
誘拐 ユウカイ [0] 人をだましてさそい出し、連れて行くこと。かどわかし。「邦人―事件の多発を憂慮する」 0
丐う こ-う 人に物などをねだり求める。ものごいをする。 0
遠大 エンダイ [0] 志や計画の規模が大きく、将来まで考えているさま。「―な理想」 0
効験 コウケン [0] ききめ。よいしるし。「―あらたかなお寺」参考多く、祈禱(キトウ)や治療などにいう。「コウゲン」とも読む。 0
定命 ジョウミョウ [0] 前世からの因縁で定まっている人の寿命の限度。参考「常命」と書けば、単に寿命の意。 0
金棒 かなボウ [0] ①鉄でできた棒。「鬼に―」 ②鉄の輪を頭部につけた杖(つえ)。夜回りや行列の際に地面をつき鳴らして歩いたもの。「―引き」表記「鉄棒」とも書く。 0
石臼を箸に刺す いしうすをはしにさす 不可能な無理難題を吹っ掛けるたとえ。だだをこねること。 0
五更 ゴコウ [0] ①昔、一夜を初更から五更まで五等分した時刻の総称。 ②昔の時刻の名。一夜を五つに分けた、その第五。今の午前三時ころから午前五時ころまで。寅(とら)の刻。 0
巾子 こじ 冠の頂上の後ろに高く突き出た部分。髪を結わえてそこに入れ、根本にかんざしをさして冠がとれないようにした。 1
礒 いそ [0] 岩や石の多い波打ちぎわ。表記「磯」とも書く。 0
陳皮 チンピ [0],[1] ミカンの皮を乾燥させたもの。痰(タン)や咳(せき)を除くなど薬用とされる。また、薬味や香辛料にも用いる。 0
有縁 ウエン [0] ①仏道に縁のあること。また、仏によって救われる人。 ②互いに関係があること。縁が深いこと。 ①②無縁 0
朝顔の花一時(ひととき) あさがおのはなひととき 物事の衰えやすいこと、はかないことのたとえ。朝顔の花は朝咲いて、昼にはもうしぼんでしまうことから。槿花(キンカ)一日(イチジツ)の栄(エイ) 0
妄信 モウシン [0] 根拠もなしに、むやみに信じこむこと。「人の言葉を―する」参考「ボウシン」とも読む。 0
緩行 カンコウ [0] ①ゆっくり進むこと。徐行 ②列車が各駅に停車しながら進むこと。鈍行 急行 0
不条理 フジョウリ [2] 道理に合わないこと。矛盾していること。不合理 0
一蹴 イッシュウ [0] ①難なく勝利を決めること。 ②相手の願いや要求をまったくとり合わないではねつけること。「―されてしまう」 0
槁木 コウボク かれた樹木。かれき。 0
抉る えぐ-る [0] ①刃物などを突き刺して回す。「木を―って巣をつくる」 ②物事の内部を鋭く指摘する。「事件の核心を―る」表記「刳る」とも書く。 0
署す しる-す あるべきところに書きつける。表題を書く。記名をする。 0
春愁秋思 シュンシュウシュウシ 春の日のものうさと、秋の日に感じられる物思い。気候のいいときになんとなく気がふさぐこと。また、いつも心に悲しみや悩みを抱いていること。 春恨秋懐 0
博奕・博打 ばくち ①金品を賭(か)けて、さいころや花札などの勝負をすること。とばく。②成功は運まかせというような危険な試みをあえてすること。「一世一代の大―」参考①「博奕」は「バクエキ」とも読む。 1
家蔵 カゾウ [0] 自分の家の物であること。また、その物。 0
幽谷 ユウコク [0] 山深い、静かな谷。奥深く、暗い谷間。「深山―を描いた絵だ」 0
腔腸 コウチョウ [0] イソギンチャクやクラゲなどの、口から体内の末端までつながる細い管。消化器官のはたらきをする。「―動物」 0
内匠寮 たくみづかさ 七二八(神亀(ジンキ)五)年に設置された令外官(リョウゲのカン)。中務(なかつかさ)省に属し、宮中の装飾や器物の製作などを担当した。参考「たくみりょう・うちのたくみのつかさ」とも読む。 1
月旦 ゲッタン [0] ①毎月の最初の日。ついたち。 ②「月旦評」の略。 0
節煙 セツエン [0] タバコを吸う量を減らすこと。「まず―、次に禁煙」 0
太簇 タイソウ [0] ①陰暦一月の異名。 ②中国音楽の十二律の三番目の音。日本の十二律の平調(ヒョウジョウ)にあたる。表記「大簇」とも書く。 0
凜と リンと ①態度などがひきしまって、しっかりとしているさま。「―した態度で会議に臨む」 ②音や声がよく響くさま。「―響き渡る笛の音(ね)」 ③寒さが厳しいさま。「―した冬の朝」 0
簞食 タンシ 竹で編んだ器に、飯を盛ること。また、その盛った飯。 0
白 しろ [1] ①雪・塩などのような色。白色。また、白色のもの。 ②碁石の白い石。また、それを持つほうの人。 ③無実。潔白。「この事件の容疑者は―だと思う」 ①~③黒 0
几帳 キチョウ [0] 昔、室内の仕切りに立てた道具。台の上に立てた二本の棒に横木を渡し、そこに布をかけた。表記「木丁」とも書く。 0
呵呵大笑 カカタイショウ [1] 大声で笑うこと。また、そのさま。〈『晋書(シンジョ)』〉「腹の底から―する」参考「大笑」は「ダイショウ」とも読む。 0
一粒種 ひとつぶだね [5] 大切なひとりっ子。「私の―です」 0
輻射 フクシャ [0] ①ある一点から周囲に放射すること。 ②熱・電波などが物体から四方に放射する現象。 ①②放射参考車の輻(や)のように、中心から周囲に射出する意。 0
鬨頭 ときがしら ときの声をあげるとき、最初に大将が発する声。 0
周章狼狽 シュウショウロウバイ [0] 思いがけない出来事に、あわてふためくさま。「狼狽」も、あわてふためく意。「奇襲にあい、―する」 由来「狼」「狽」ともに伝説上の獣で、一説に「狼」は前足が長く後ろ足が短く、「狽」はその逆。「狼」と「狽」はいつも一緒に歩き、一方が離れると倒れてしまい、あわてふためくことから。 右往左往 泰然自若・神色自若 0
武蔵 むさし [1] 旧国名の一つ。現在の東京都・埼玉県の大部分と神奈川県の東部。武州(ブシュウ)。 1
群雀 むらすずめ [3] 群れをなしているスズメ。 0
太い ふと-い [2] ①長さのわりに、幅やまわりの長さが大きい。「―い柱」 ②低音で、声量が豊かなさま。「―い声」 ③大胆な。小事にこだわらない。「肝っ玉が―い」 ④態度がふてぶてしい。ずうずうしい。「なんて―いやつだ」 0
著増 チョゾウ いちじるしく増えること。数量が目立って増加すること。著減 0
敬語 ケイゴ [0] 相手や第三者に対して、話し手の敬意を表す語。ふつう尊敬語・謙譲語・丁寧語に分ける。「―が使えない人」 0
幕臣 バクシン [0] 幕府の臣下。旗本(はたもと)や御家人(ゴケニン)など、将軍直属の家来。 0
淫佚・淫逸 インイツ ①男女の関係が乱れていること。みだらなこと。「―に流れる」 ②遊興にふけること。酒や女性を相手に遊び怠けること。 0
償却 ショウキャク [0] ①借金などをつぐない返すこと。 ②「減価償却」の略。会計上の手続きで、年々減少する固定資産の価値を費用として利益から回収すること。 0
富貴には他人も合し、貧賤には親戚も離る フウキにはタニンもガッしヒンセンにはシンセキもはなる 人のつきあいは、財産と地位次第だということ。財産と地位があれば余禄(ヨロク)にあずかろうと他人まで集まって来るが、貧しくて身分が低いと、親戚さえも寄りつかなくなる意から。〈『文選(モンゼン)』〉 0
兵は神速を貴ぶ ヘイはシンソクをたっとぶ 戦術は、まず迅速であることが第一である。〈『三国志』〉 0
負うた子に教えられて浅瀬を渡る おうたこにおしえられてあさせをわたる 時と場合によっては、自分より未熟な者に教えられることのあるたとえ。 0
千載一遇 センザイイチグウ [0] 絶好のチャンス。千年に一度出会うの意から。〈袁宏(エンコウ)の文〉 千載一会・千歳一時 0
倒語 トウゴ [0] もとの単語を構成する音節の順序を、逆にした語。隠語や卑語に多い。「ばしょ(場所)」を「しょば」、「たね(種)」を「ねた」などという類。 0
延胡索 エンゴサク ケシ科多年草の総称。山野に自生。地下に塊茎をもつ。春、紅紫色の横向きの花を開く。漢方で塊茎を鎮痛剤にする。ヤブエンゴサク・ジロボウエンゴサクなど。 0
旧遊 キュウユウ ①以前に訪れたことがある土地。「―の地」曽遊(ソウユウ) ②以前一緒に遊んだ友人。 0
遅れる おく-れる [0] 決められている時刻や時期よりおそくなる。「事故で列車は一時間ほど―れる」「到着時間が―れる」「書類の提出が―れる」 0
存問 ソンモン 安否をたずねること。慰問すること。 0
減収減益 ゲンシュウゲンエキ 収入や利益が減ること。企業などの年度末決算で、前年度に比べて売上が減少し、利益が減ることをいう。増収増益 0
放れる はな-れる [3] つないでいたものが解ける。自由になる。「舟が―れて流される」「鎖から犬が―れる」 0
教条 キョウジョウ [0] 教会が公認した教義。また、それを箇条としたもの。 0
式目 シキモク [0] ①武家時代、法規や制度を箇条書きにしたもの。「御成敗―」 ②連歌・俳諧(ハイカイ)などを詠(よ)むときに、守るべき規則。また、それを記した書。 参考「式」は法式、「目」は条目のこと。 0
漁る あさ-る [3] ①魚介類をとる。 ②探し回る。「毎日古書を―り続ける」 ③むさぼり求める。「読み―る」 0
貫通 カンツウ [0] 突きぬけ通ること。また、通すこと。「地下道がようやく―した」 0
回心 カイシン [0] ①過去を悔い改めて信仰の道に戻ること。 ②以前の思いに戻ること。参考仏教では「エシン」と読み、まちがった心を改めて仏道に帰依する意。 0
道祖神 さえのかみ [3] 悪霊の侵入を防ぎ、道路の安全や旅人を守る神。さいのかみ。由来伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉(よみ)の国から逃げ帰ったとき、追いかけてきた黄泉醜女(よもつしこめ)を防ぎ止めるために投げた杖(つえ)からできた神。道陸神(ドウロクジン)表記「障の神・塞の神」とも書く。参考「ドウソジン」とも読む。 1
噴嚔 フンテイ くしゃみ。「嚔」はくしゃみの意。 0
総画 ソウカク [0] 一つの漢字をつくる、すべての画数の合計。「―索引」 0
弼 すけ 律令(リツリョウ)制の警察機関である弾正台(ダンジョウダイ)の次官。四等官の第二位にあたり、長官(かみ)を補佐する。参考「すけ」は官名で、役所により「助・副・亮・輔・佐・介」などの字を用いた。 0
皇室 コウシツ [0] 天皇を中心とした一族。天皇家。「―典範」 0
臼 うす [1] ①餅(もち)をついたり、穀物をついて精白したりする道具。搗(つ)き臼。 ②「碾(ひ)き臼」の略。上下に重ねられた石の上側の石をまわして穀物を粉にする道具。 0
唐様 からヨウ [0] ①中国風。唐風 ②明(ミン)風の漢字書体。特に、江戸時代に流行した書体。また、楷書(カイショ)・篆書(テンショ)・隷書(レイショ)の書体。 ①②和様 ③鎌倉期に宋(ソウ)から伝わった禅寺の建築様式。禅宗様 0
闌 たけなわ [0] ①物事が一番盛んなとき。まっさいちゅう。さなか。「宴も―となる」 ②盛りを少し過ぎたころ。 0
自己 ジコ [1] 自分自身。おのれ。また、自我。「―主張が過ぎる」 0
上人 ショウニン [1] ①知徳のそなわった高僧。 ②法眼(ホウゲン)につぐ僧位の一つ。 ③僧の敬称。 表記①「聖人」とも書く。 0
白む しら-む [2] ①白くなる。 ②夜が明け、空が明るくなる。「東の空が―む」 ③興がさめる。しらける。「座が―む」 0
論難 ロンナン [0] 相手の不正や欠点を論じ、非難すること。 0
一世一代 イッセイチダイ [5] ①一生のうち、ただ一度のこと。「―の大事業」 ②歌舞伎(カブキ)役者や能役者が引退を前に、得意の芸を演じること。「―の名演技」参考「一世」は「イッセイ」とも読む。一世一度
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代償 ダイショウ [0] ①与えた損害のつぐないとして、金品などを差し出すこと。 ②他人に代わって損害をつぐなうこと。代弁。 ③目標達成のために自ら払う犠牲。代価 0
明示 メイジ [1],[0] はっきりと示すこと。「理由を―する」暗示 0
圭璋 ケイショウ 儀式で用いる尊い玉。 0
蜉蝣の一期 フユウのイチゴ 人生が、カゲロウの一生のように短くはかないこと。「蜉蝣」はカゲロウのこと。 0
闕文 ケツブン 文字・語句の脱落のある文章。また、その部分。表記「欠文」とも書く。 0
什物 ジュウモツ [0] ①「什器」に同じ。 ②寺院・神社が所有する器財や資材。 ③「什宝」に同じ。 0
重税 ジュウゼイ [0] 負担の重い税金。「―に苦しむ」 0
感激 カンゲキ [0] 強く感じて、心を打たれること。はなはだしく感動すること。「恩師のはげましに―する」感動・感銘
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湯浴み ゆあみ [0],[3] 風呂(フロ)に入ること。入浴。湯に入り、体を温め洗うこと。 0
女形 おやま [0] ①歌舞伎(カブキ)で、女の役をする男の役者。 ②あやつり人形で、女の人形。 参考「おんながた」とも読む。 ①は江戸時代初期に女歌舞伎が禁止されて現れた。 1
五十雀 ごじゅうから [2] ゴジュウカラ科の小鳥。山地にすむ。スズメほどの大きさで、背面は青灰色、腹面は白色。樹幹を上下に歩き回り、虫や木の実を捕食する。夏 1
川尻 かわじり [0] ①川の流れていくほう。 川下 川上 ②川が海や湖に流れこむ所。河口(カコウ)。 川口 由来②川がそこで終わりになる所の意から。 0
露 つゆ [1] ①空気中の水蒸気が冷えて凝結し、地面や物に付着した水滴。秋 ②はかないこと。すぐに消えてしまうことのたとえ。「―の世」 ③ほんのわずかなこと。また、打ち消しを伴って、少しも。まったく。「そんなこととは―知らず」 ④涙のしたたりのたとえ。「涙の―」 0
転ぶ ころ-ぶ [0] ①重心を失って倒れる。「―んでも決して泣かない子だ」 ②回転しながら進む。ころがる。 ③別の方向へ変化する。「どちらに―んでも結果は悪くない」 ④弾圧に遭い、宗教の信者や社会運動家などが改宗・転向する。 ⑤威力に負ける。「金に―ぶ」 0
就いては つ-いては [1] ①そこで。したがって。よって。「―ご協力を賜りたい」 ②そのことに関して。「―あとで相談したい」 0
激増 ゲキゾウ [0] 急に増えること。「交通事故が―する」激減 0
弑逆・弑虐 シギャク 臣下や子が主君や親を殺すこと。「―を謀(はか)る」 参考「シイギャク」とも読む。 0
放出 ホウシュツ [0] ①勢いよく出すこと。また、出ること。「間欠泉が―する」 ②蓄えているものを手ばなすこと。「県が災害救助のために物資を―する」「球団が選手を―する」 0
抑・抑抑 そもそも ①さて。いったい。だいたい。「『―人生とは』と講義が始まった」 ②最初。事の起こり。「―は私が起こした会社だ」 ③元来。もともと。「失敗の原因は―そこにある」 1
難行苦行 ナンギョウクギョウ [5] ①ひどく苦しみながら仕事などを続けて行うこと。「研修は―の連続」 ②心身を苦しめ、鍛(きた)える修行。〈『法華経(ホケキョウ)』〉 0
闊達自在 カッタツジザイ 心が広く細事にこだわらないさま。なにものにもとらわれず、のびのびしているさま。自由闊達 0
軽口 かるくち [0] ①滑稽(コッケイ)な話。おどけ話。「―をたたいて笑わせる」 ②絶妙なしゃれ。秀句・地口(ジぐち)など。 ③考えなしに何でもしゃべってしまうこと。また、その人。「男の―から秘密が漏れた」 0
知人 チジン [0] 知り合い。顔・名前・人柄などを知っている人。「―を訪ねる」 0
屍 しかばね [0] 死体。「戦場の―の山」「生ける―(ただ生きているだけで、気力・活力を失った人)」 表記「尸」とも書く。 参考「かばね」とも読む。 0
黄河 コウガ [1] 中国第二の大河。源を青海省に発し、渤海(ボッカイ)湾に注ぐ。流域は中国古代文明の発祥の地。「―文明」由来その水が黄土を含んで黄色く濁っていることから。参考「江河」と書けば、長江(揚子江(ヨウスコウ))と黄河の意。 0
ぐ ふさ-ぐ 水をせきとめて通れなくする。とどこおらせる。 0
合方 あいかた [0] ①能楽で、大鼓(おおつづみ)・小鼓・笛などによる囃子方(はやしかた)。 ②邦楽で、三味線などをひく人。 ③歌舞伎(カブキ)で、舞台の効果を高めるためのなりもの。多くは三味線を用いる。 0
深厚 シンコウ [0] ①意味や考えが奥深いこと。 ②情や気持ちなどが深く手厚いこと。「―な感謝の意」 ①②浅薄 0
旋風 つむじかぜ [3] うずを巻いて強く吹く風。辻風(つじかぜ)。つむじ。 参考「センプウ」とも読む。 1
朔日 サクジツ [4] 陰暦で月の第一日。一日(ついたち)。 晦日(カイジツ) 参考「ついたち」とも読む。 0
川太郎 がたろ [2] 河童(かっぱ)の別称。おもに西日本でいう。がたろう。 表記「河太郎」とも書く。 1
金鉗・金箸 かなばし 鍛冶屋(かじや)が、焼けた鉄をはさむのに用いる道具。かなばさみ。 1
周匝 シュウソウ ①まわりをめぐること。また、そのまわり。 ②方々にまで十分行きわたること。 0
人中の竜 ジンチュウのリュウ 多くの人のなかで、一段とすぐれている人のこと。非凡な人。〈『晋書(シンジョ)』〉「―ともいうべき人物」 0
孟夏 モウカ [1] ①夏のはじめ。初夏 ②陰暦四月の異名。夏のはじめの月。 0
否認 ヒニン [0] 事実として認めないこと。否と認めること。「罪状を―する」是認(ゼニン) 0
性根 ショウコン [0],[3] 一つのことを長く続ける根気。根性。「―が尽き果てる」 参考「ショウね」と読めば別の意になる。 0
曬書 サイショ 書物を日にさらして虫干しをする。 曝書(バクショ) 表記「晒書」とも書く。 0
発船 ふなだち 船が港を出発すること。船出。 1
御寮人 ゴリョウニン [2] 中流家庭の若い妻。おもに、関西でいった。ごりょんさん。参考もとは、娘にもいった。 0
貞女 テイジョ [1] みさおのかたい女性。特に、かたくみさおを守る妻。貞婦 0
曩時 ノウジ さきの時。さきごろ。昔。往時。曩日・曩昔 0
練成 レンセイ [0] 技や心身をりっぱに鍛え上げること。錬磨育成。「―道場」表記「錬成」とも書く。 0
枹 ばち [2] 太鼓・鉦(かね)などを打って鳴らす棒。「太鼓の―」表記「桴」とも書く。 0
水葬 スイソウ [0] 死体を水中にほうむること。 火葬・土葬 0
瓢簞 ヒョウタン ①ウリ科のつる性一年草。アフリカ原産。夏の夕方、白色の花をつける。果実は中央がくびれている。秋 ②成熟したヒョウタンの果実の中身を除き、酒や水などを入れる容器にしたもの。ふくべ。ひさご。 0
貧血 ヒンケツ [0] 血液中の赤血球や血色素が減少すること。また、その状態。「―で倒れる」 0
瑞典 スウェーデン スカンジナビア半島の東部を占める立憲君主国。社会保障制度が発達している。首都はストックホルム。 1
大戟 たかとうだい トウダイグサ科の多年草。山野に自生。トウダイグサに似るが丈が高い。茎や葉は有毒。由来「大戟」は漢名からの誤用。表記「高灯台」とも書く。 1
朴実 ボクジツ 飾り気がなく、実直であること。素朴で誠実なこと。また、そのさま。「―の気風」質朴表記「樸実」とも書く。 0
謝意 シャイ [1] ①お礼の気持ち。感謝の心。「多額の寄付に―を表する」 ②おわびの気持ち。謝罪の心。 0
特性 トクセイ [0] そのものだけに備わっている、特別にすぐれた性質や性能。「地域の―を生かす」特質通性 0
爪楊枝 つまヨウジ [3] 歯の間に挟まったものを取り除いたり、食物を突き刺したりする小さいようじ。こようじ。「食事の後に―を使う」 0
槲 かしわ [0] ブナ科の落葉高木。 柏(かしわ) 0
枸杞 クコ [1],[2] ナス科の落葉小低木。夏、淡紫色の花が咲き、赤い実を結ぶ。若葉は食用。実は薬用。春参考「コウキ」とも読む。 0
埼 さき ①海や湖に突き出した陸地の端。みさき。 ②山や丘の突き出した部分。出鼻(でばな)。 表記「崎」とも書く。 0
坦坦 タンタン [0] ①土地が広く、たいらなさま。「―とした平原」 ②変わったこともなく、平凡に過ぎていくさま。「―と日を送る」 0
親の心子知らず おやのこころこしらず 子を思う親の気持ちに気づかずに、子どもは勝手なことをするものだということ。 子を持って知る親の恩 0
合挽き あいびき [0] 牛肉と豚肉をまぜてひいた肉。「―肉でハンバーグをつくる」 0
慈悲 ジヒ [1] ①あわれみいつくしむこと。 ② 仏が衆生をいつくしみ、楽しみを与えて苦しみを取り去ること。「仏の―にすがる」 0
現況 ゲンキョウ [0] 現時点のありさま。現在の状況。「―を報告する」現状 0
仗身 ジョウシン 古代、五位以上の身分の高い人についた護衛の官人。 0
調貢 チョウコウ 諸侯や外国の使者が、朝廷にみつぎ物を献上すること。また、そのみつぎ物。 0
心腹 シンプク [0] 胸と腹。転じて、心のなか。胸中。 0
亭 チン [1] 庭園での休憩や展望用に設けた小さい建物。亭子(テイシ)。あずまや。参考「チン」は唐音。 0
雲雀の口に鳴子 ひばりのくちになるこ いつまでもにぎやかに続くおしゃべりのたとえ。よくさえずるヒバリの口に、けたたましい音を出す鳴子をつける意から。「鳴子」は、田畑の作物を荒らす鳥を追い払うのに使う道具。 1
嗾す そそのか-す うまく話を進めて、相手が自分の望む行動をするようにさそいすすめる。けしかける。「人に―されて犯罪を犯す」 0
一蓮托生 イチレンタクショウ [0] ①事のよしあしにかかわらず仲間として行動や運命をともにすること。 ②死後、極楽浄土に往生し、同じハス(蓮)の花の上に生まれ変わること。表記「托生」は「託生」とも書く。
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四字熟語根掘り葉掘り10:浄瑠璃の名作と「一蓮托生」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
先取 センシュ [1] 先に取ること。「―点を得る」 0
累代 ルイダイ [0],[1] 代をかさねること。代々。歴代。「―の墓」累世 0
掉う ふる-う 手でゆり動かす。ゆする。 0
彰らか あき-らか 物事がはっきりしていて、あざやかに目立つさま。 0
凝血 ギョウケツ [0] 体の外に流れ出た血液が固まること。また、その血液。 0
誇る ほこ-る [2] ①得意になる。自慢する。「書道三段の腕を―る」「世界に―る金字塔をうちたてた」 ②名誉にする。「伝統工芸を―る町」 0
問答無用 モンドウムヨウ [3],[5] これ以上話し合ってもなんの役にも立たないこと。問いと答えの必要がないこと。話を強圧的に打ち切るときに用いる。「―でとりつく島もない」問答無益(モンドウムエキ) 0
衰える おとろ-える [4],[3] 力や勢いなどが弱まる。元気がなくなる。「急に体力が―えてきた」「台風の勢力が―える」 0
合口 あいくち [0] ①つばのない短刀。どす。 ②物と物の合わせ目。 ③話が合うこと。また、その相手。「―のいい人」由来①さやの口とつかの口が直接に合うところから。 0
年期 ネンキ [0] ①一年を単位とする期間。 ②「年季」に同じ。 0
校本 コウホン [0],[1] 複数の伝本を比較照合し、文章のちがいを示した本。校合の結果を書いた本。校合本(キョウゴウボン)。 0
手舞足踏 シュブソクトウ うれしくて思わず小躍りするさま。躍り上がって喜ぶこと。両手で舞い両足で飛び跳ねる意。「手の舞い足の踏むを知らず」の略。〈『詩経』〉 歓天喜地・狂喜乱舞・欣喜雀躍(キンキジャクヤク) 0
虐待 ギャクタイ [0] いじめるなど、ひどい扱いをすること。むごたらしい扱い。「幼児―」「動物を―してはいけない」 0
宴席 エンセキ [0] 宴会をする席・場所。「受賞を祝う―につらなる」 0
千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰ゆ センジョウのつつみもロウギのあなをもってついゆ ごく小さな欠陥や油断が、取り返しのつかない大きな損害や事故の原因になるという戒め。「螻蟻」はアリのこと。「潰ゆ」はくずれる意。〈『韓非子(カンピシ)』〉 蟻(あり)の穴から堤も崩れる 0
小糠雨 こぬかあめ [4] 米ぬかのように細かく降る雨。 霧雨 0
切っ先・切っ尖 きっさき 刃物など、とがったものの先端。 刃先 表記「鋒」とも書く。 0
月鼈 ゲツベツ 二つのものの優劣や高低の差がはなはだしいこと。月とスッポン。雲泥(ウンデイ)参考「鼈」はスッポンの意。 0
成熟 セイジュク [0] ①果物や穀物などが十分に実ること。 ②人が精神的・肉体的に、十分に成長すること。「―期」 ③機が熟すこと。物事がちょうどよい時期に達すること。「機運が―する」 0
説教 セッキョウ [3],[1] ①経典や教義を説明して聞かせること。 法話 ②堅苦しく教えさとすこと。気づまりな小言。「いつもの―が始まる」 説法 0
下地 したジ [0] ①物事の土台・基礎。素地(ソジ) ②本来もっている能力。「音楽の―がある」素質 ③醬油(ショウユ)。 ④壁や塗り物などの地(ジ)となるもの。 由来③吸い物のもとになるものの意から。 0
汗顔 カンガン [0] 非常に恥ずかしく、顔から汗が出ること。きわめて恥じること。「このたびの不始末は―の至りです」赤面
0
期日 キジツ [1],[0] 前もって決められた日。約束の日限。「提出の―を守る」 0
猜忍 サイニン 非常にねたみ深く、無慈悲なこと。うたがい深く、不人情なこと。 0
恒風 コウフウ いつも一定の方向で吹く風。貿易風・偏西風など。 0
怪童 カイドウ [0] 体が飛び抜けて大きく、腕力の強い子ども。 0
洗浄 センジョウ [0] 洗いすすぐこと。洗ってきれいにすること。「排水パイプの―」「胃を―する」 洗滌(センデキ) 「洗滌」の書きかえ字。 0
一瞥 イチベツ [0] ちらりと見ること。「―もせずに通り過ぎた」瞥見・一見 0
絶筆 ゼッピツ [0] ①生前の最後に書いた文字・文章・絵画などの作品。 ②書くことをやめること。 0
痴話 チワ [1],[0] 恋人や情人たちがたわむれてする話。むつごと。転じて、情事。「―喧嘩(ゲンカ)」 0
不遜 フソン [0] 謙遜(ケンソン)せず、思いあがること。高慢なこと。「―な態度をとる」 0
甘受 カンジュ [1] ①あまんじて受けること。与えられた物事を、やむをえないものとして受け入れること。「いかなる非難も―せざるを得ない」 ②こころよく受けること。 0
選考 センコウ [0] 人物や才能などを調べ、適当な担当者を選ぶこと。「書類―」 「銓衡」の書きかえ字。 0
賢才 ケンサイ [0] すぐれた才知。また、すぐれた才知・才能のある人。 0
倦厭 ケンエン [0] あきていやになること。「連続作業に―の感をもつ」 0
浮気 うわき [0] ①心がうわついていて、興味の対象が変わりやすいこと。移り気。 ②異性に次々と心を移すこと。また、配偶者などがいるのに、一時の気まぐれで他の異性と通じること。「―がばれる」 1
奪掠 ダツリャク [0] 奪略 0
温故知新 オンコチシン [1] 昔の事柄を調べて、新たな知識や道理を会得(エトク)すること。また、すでに習得したことをあらためて学びなおして、新しい知恵を得ること。古いものをたずね求めて、そこから新しい意義や価値を見いだす意から。〈『論語』〉「―の心がけで古典を読む」参考「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」と訓読する。
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・あつじ所長の漢字漫談39 「温故知新」は、なぜ「温める」のか ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会
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什器 ジュウキ [1] 日常生活でよく使う家具類や道具類。 什物 0
赤誠 セキセイ [0] まごころ。いつわりのない心。 丹心・赤心 0
忽せにする ゆるが-せにする おろそかにする。いいかげんにする。ほうっておく。「―することはできない」「少しも―しない性格」 0
足間 あしあい 太刀を腰につるすひもを通す、一対の足金(ひもを通す金具)の間の部分。 参考「あしま」とも読む。 0
入門 ニュウモン [0] ①門のなかに入ること。「―許可証」出門 ②弟子入りすること。破門 ③初心者のための手引きとなる書物。「バレエ―コース」「英文学史―」 0
温灰 ぬくばい あたたまった灰。 0
天道 テントウ [0],[1] ①太陽。おひさま。日輪。「お―様」 ②天地を支配する神。天帝。「―人を殺さず(天の慈悲が深く広いこと)」 参考①「てんとう」と仮名書きにすることが多い。②「テンドウ」とも読む。 0
疵瑕 シカ [1],[2] 欠点。過失。きず。 瑕疵 参考「シガ」とも読む。「疵」は身体のきず、「瑕」は玉のきずの意。 0
自棄 やけ [1] 思いどおりにいかず、なげやりになること。すてばち。自暴自棄(ジボウジキ)。「―を起こす」 表記「焼け」とも書く。 1
父子相伝 フシソウデン 父からあとを継ぐ子にだけ、奥義(オウギ)や秘伝を代々伝えること。一子相伝 0
戦局 センキョク [0] 戦争や勝負などのなりゆきや局面。「―が行き詰まる」 0
申告 シンコク [0] 国民が必要な事項を国・役所などに申し出ること。「確定―」「―もれ」 0
許嫁・許婚 いいなずけ ①結婚の約束をした相手。フィアンセ。 ②幼少の時に双方の親どうしが結婚の約束をしておくこと。また、その当人どうし。
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漢字の豆知識 冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
順列 ジュンレツ [0] ①順序。序列。 ②数学で、いくつかのなかから一定の数を取り出して、一定の順に並べる配列の仕方。「―組み合わせ」 0
逸れる はぐ-れる [3] ①連れの人を見失って離れる。 ②機会を失う。しそこなう。「食い―れる」 0
桐 きり [0] ゴマノハグサ科の落葉高木。中国原産。葉は大きな広卵形。初夏、薄紫色の花を円錐(エンスイ)状につける。材は軽く、狂いが少ないので、たんす・琴・げたなどに用いる。 0
霜月 しもつき [1] 陰暦一一月の異名。 冬 0
振袖 ふりそで [0] 未婚の女性が礼装用に着る袖丈の長い和服。 0
討つ う-つ [1] ①刀などで、人を斬(き)る。また、殺す。「江戸の敵(かたき)を長崎で―つ」 ②敵を攻め滅ぼす。征伐する。「敵を―つため前進した」 0
祗む つつし-む うやうやしくかしこまる。うやまう。「―んでお仕えする」 0
通関 ツウカン [0] 関税法の規定の手続きをして、旅客や貨物が税関を通過すること。「―手続きを済ませる」 0
倚子 イシ [0] 貴人や高官のみが使用を許された腰掛け。中国から伝来し、四角い座部に四本の脚がつき、ひじ掛けと鳥居形の背もたれがついている。参考禅宗の僧が多く用いたことから、「子」は唐音の「ス」で発音され、その後「椅子」と書くようになった。 0
地所 ジショ [2],[1] 建物の敷地・用地や財産としての土地。地面。参考「チショ」とも読む。 0
碁敵 ゴがたき [2] 碁の力量が自分と同じ程度で、よく打ちあう相手。 0
湯の花 ゆのはな [1] ①温泉に生じる鉱物質の沈殿物。温泉華(オンセンカ)。ゆばな。 ②湯あか。 0
雲煙過眼 ウンエンカガン [5] 物事に深く執着しないこと。雲やかすみが瞬時に目の前を通り過ぎて行くように、深く心にとどめないこと。「―の境地」 参考「煙雲過眼」ともいう。虚静恬淡(キョセイテンタン)・行雲流水・無欲恬淡(ムヨクテンタン) 0
君子 クンシ [1] ①学識が高く徳行のそなわった人。りっぱな人格者。「聖人―」 ②身分の高い人。特に、人の上に立って政治を行う人。君主。 ③東洋画の題材で、ラン・キク・ウメ・タケの異称。「四―」 0
揣る はか-る ①長さ・深さ・高さなど寸法を調べる。 ②さぐる。おしはかる。「人の気持ちは―りしれない」 0
禍いを転じて福と為す わざわいをテンじてフクとなす わざわいをうまく処理して幸福に変えること。〈『史記』〉災いを転じて祥と為す・禍いに因(よ)りて福を為す 0
単発 タンパツ [0] ①エンジンが一つだけであること。「―機」双発 ②一発ずつ発射すること。「―銃」連発 ③一回だけで終わり、連続しないこと。「シリーズ企画でなく、―で刊行する」 0
常世 とこよ [0] ①永久に変わらないこと。永遠。「―の愛を誓う」 ②「常世の国」の略。 0
不明 フメイ [0] ①明らかでないこと。はっきりわからないこと。「―な点が多い」「行方―者」 ②物事を見とおす能力や見きわめる力が乏しいこと。「我が身の―を恥じる」 0
孟宗竹 モウソウチク [3] イネ科のタケ。中国原産。高さ約一五(メートル)、幹の直径約二〇(センチメートル)と大形。竹の子は食用。材は竹細工用。参考「モウソウだけ」とも読む。 0
二藍 ふたあい 色の名。紅花(べにばな)と藍で染めた赤みのある藍色。また赤紫色。参考「ふたい」とも読む。 0
万障 バンショウ [0],[1] いろいろの差し支え。あらゆる障害や難儀。「―お繰り合わせのうえご出席ください」万難 0
木の葉採り月 このはとりづき 陰暦四月の異名。由来クワの葉を採る月の意から。 0
面向不背 メンコウフハイ [0] 前後どちらから見ても美しく、表裏のないこと。もとは、三方正面の仏像のことをいった語。 0
鬱陶しい ウットウ-しい [5] 心がふさぎ晴れないさま。わずらわしく思うさま。「―い天気が続く」 0
轢殺 レキサツ [0] 列車や自動車などの車輪でひき殺すこと。 0
卑語 ヒゴ [1] 下品でいやしい言葉。スラング。表記「鄙語」とも書く。 0
簞食瓢飲 タンシヒョウイン 粗末な食事のこと。貧しい暮らしに甘んじて、学問に励むたとえ。「瓢飲」はひさご一杯の汁のこと。由来 孔子が弟子の顔回(ガンカイ)の清貧ぶりと向上心をほめた言葉から。〈『論語』〉一汁一菜 0
駅伝 エキデン [0] ①「駅伝競走」の略。長い道のりを数区間に分け、各チームが一人一区間ずつを走り、総所要時間を競う競技。 ②「駅逓①」に同じ。 ③昔、宿場間で乗り継ぎに使ったウマ。 0
白露 しらつゆ [1] 草木の葉などに置いた、光って白く見える露。 「葉先に―を置く」 秋参考「ハクロ」とも読む。 0
楽土 ラクド [1] 苦しみや心配事がなく、楽しく暮らせる土地。「王道―を夢見る」楽園 0
姫昔艾 ひめむかしよもぎ キク科の二年草。北アメリカ原産。日本には明治初めに渡来し、各地に群生。秋に白い小さな頭花を多数つける。メイジソウ。テツドウソウ。 0
手筋 てすじ [1] ①手のひらのすじ。手相。 ②書画・芸事などの上手・下手。天分。 ③囲碁・将棋で、局面を有利に運ぶ決まった手順。 ④取引所で、売手・買手の種類。 0
対質 タイシツ [0] 「対質尋問」の略。裁判で、被告人と他の証人とをつき合わせていろいろ尋ねること。 0
季題 キダイ [0] ①「季語」に同じ。 ②俳句などで、題目として作者に課された季語。 0
隔絶 カクゼツ [0] 遠くへだたり、他とのつながりがないこと。関係が絶たれていること。「文明から―された地」 0
狄 えびす 昔の中国で、北方の異民族。また、未開の異民族の総称。 0
齦 はぐき [1] 歯の根本を包む肉。表記「歯茎」とも書く。参考「齦」は、歯のあとをつけてかむ意。 0
足踏み あしぶみ [3],[0] ①立ち止まったまま、足を交互に地面や床の同じ所をふむこと。 ②物事がはかどらないこと。停滞。「計画は―状態だ」 ③能・舞楽などでの足の動作。足拍子。 0
纜 ともづな [0] 船を岸などにつなぎとめる船尾の綱。もやいづな。「―を解く(船出する)」 0
報道 ホウドウ [0] 広く告げ知らせること。また、その知らせ。特に、新聞・テレビなどで知らせること。ニュース。「災害―」「―機関の取材」 0
属領 ゾクリョウ [0] 他国に属している領土。「香港(ホンコン)はイギリスの―だった」 植民地 0
即物的 ソクブツテキ [0] ①物質的・金銭的な損得を優先して考えるさま。「何事も―な判断しかできない人」 ②主観を交えないで、事実に即して見たり考えたりするさま。「―に表現した文章」 0
変則 ヘンソク [0] ふつうの規則や規定からはずれていること。「―的な日程」正則 0
天覧 テンラン [0] 天皇が見ること。「―試合」「―を賜る」叡覧(エイラン)・上覧 0
抗争 コウソウ [0] 張り合って争うこと。敵対して争うこと。「暴力団の―」 0
俾倪 ヘイゲイ ①横目でにらむこと。尻目(しりめ)に見ること。 ②あたりをにらみつけて勢いを示すこと。「天下を―する」表記「睥睨」とも書く。 0
林檎 リンゴ [0] バラ科の落葉高木。古くからヨーロッパで栽培され、日本には明治期に渡来。寒地で果樹として栽培。晩春、淡紅色の五弁花をつけ、球形の実を結ぶ。果実は芳香があり、甘酸っぱい。品種が多い。秋 0
闘魚 トウギョ [1] キノボリウオ科の淡水魚の総称。東南アジア原産。熱帯魚として観賞用に飼う。雄は激しい闘争性をもつ。ベタ・タイワンキンギョなど。夏 0
地物 ジもの [0] その土地で産出する物。おもに、食べ物をいう。「―の白菜」 0
佞奸・佞姦 ネイカン 口先がうまくて表面は従順だが、心はねじけていて正しくないこと。また、そのようすやその人。 0
九十・九十路 ここのそじ 九〇。特に、年齢を数えるときに用いる。 1
蝦夷菊 えぞぎく [2] キク科の一年草。中国原産。観賞用に栽培される。葉は卵形で縁は粗いのこぎり状。夏から秋、紅・紫・青紫色などの頭花をつける。アスター。夏表記「藍菊」とも書く。 1
寓意 グウイ [1],[0] 他の物事にかこつけて、ある意味をそっと示すこと。また、その意味。アレゴリー。「―を込めた話」寓喩(グウユ) 0
紗綾 サや 平織り地に、四枚綾(あや)で稲妻・菱垣(ひしがき)・卍(まんじ)などの模様を織り出した、光沢のある絹織物。戦国時代から江戸時代の初期にかけて多く用いられた。 参考「サあや」とも読む。 0
囁き千里 ささやきセンリ ここだけの話としてささやかれたことは、すぐに世間に広く伝わってしまうものだということ。 囁き八丁(ハッチョウ) 0
籥 ふえ 吹いて音を出す竹製の楽器。三つまたは六つの穴がある。表記「龠」とも書く。 0
入る い-る [1] ①はいる。「日が山に―る」 ②ある状態になる。「悦に―る(心のなかで喜んで満足する)」 ③動詞の連用形について、その動作を強調する。「恐れ―ります」 0
諂う へつら-う [3] 気に入られようと機嫌をとる。こびる。おもねる。「権力者に―う」 0
月齢 ゲツレイ [0] ①月の満ち欠けの一周期を日数で表すこと。新月を起点のゼロとし、満月がほぼ一五日になる。 ②一歳未満の乳児の生後の月数。 0
柳鮠 やなぎばえ ヤナギの葉に似た体形のハヤ。ウグイやオイカワなど。 0
地方 チホウ [2],[1] ①ある特定の地域。「関西―」「―税」②首都や大都市以外の地域。いなか。「―に転勤する」中央参考「ジかた」と読めば別の意。 0
五七調 ゴシチチョウ [0] 和歌や詩の音数律の一つで、五音・七音の句が続いたものを一単位に、これを順にくりかえす形式。 0
剝脱 ハクダツ 表面がはがれて落ちること。「塗料が―する」 0
貧富 ヒンプ [1] まずしさと豊かさ。びんぼうと富裕。「―の差が広がる」 0
怜い さと-い 理解がはやい。さとりがよい。かしこい。 0
揩う ぬぐ-う ふきとる。こすりとってきれいにする。「涙を―う」 0
一荷 イッカ [1] ①一つの荷物。 ②天秤棒(テンビンボウ)の前後に振り分けて一人で担えるだけの荷物。 ③釣りで、一本の釣り糸に二本以上の釣り針をつけ、一度に二匹の魚を釣ること。 0
鷺草 さぎソウ [0] ラン科の多年草。日当たりのよい湿地に自生し、観賞用としても栽培。夏、サギの飛ぶ姿に似た白い花をつける。夏 0
烈士 レッシ [1] 人としての正しい道を守りとおす人。信念を貫く人。「国に殉じた―」烈夫烈女 0
輪奐 リンカン [0] 宮殿などの建物が、壮大で美しいさま。参考「輪」は大きい、「奐」は光りかがやく意。 0
翁草 おきなぐさ [3] キンポウゲ科の多年草。低山の草地に自生。春に暗赤紫色の花が咲き、のちに白色の花柱が羽毛状にのびる。春由来白い花柱を翁(老人)の白髪に見立てたことから。表記「白頭翁」とも書く。 0
懸ける か-ける [2] ①つり下げる。ひっかける。ぶら下げる。また、かかげる。 ②すべてをささげる。また、そのような覚悟で物事を行う。「命を―けて守り抜く」 ③心を向ける。「気に―ける」 0
上前 うわまえ [0] ①着物を前で重ね合わせるときの外側の部分。上交(うわがい)。 下前(したまえ) ②仲介者が手数料として取る代金などの一部。「―をはねる」 参考②「上米(うわマイ)」の転じたもの。 0
際限 サイゲン [3] 物事の限界。果て。きり。「ぜいたくを言えば―がない」「―なく広がる宇宙への夢」 0
塁審 ルイシン [0] 野球で、一・二・三塁のそばにつく審判員。球審・線審 0
落魄れる おちぶ-れる [0],[4] 身分や財産を失ってみじめな状態になる。零落(レイラク)する。表記「零落れる」とも書く。 1
宣誓 センセイ [0] 誓いの言葉を述べること。また、その言葉。「選手代表が―をする」 0
浣衣 カンイ 衣服をあらうこと。また、あらった衣服。表記「澣衣」とも書く。 0
信玄袋 シンゲンぶくろ [5] 平底のある布製の手提げ袋で、口をひもでしばるようにしたもの。 合切袋(ガッサイぶくろ) 0
古株 ふるかぶ [0] ①同じところにずっと前からいる人。「―の社員に相談する」古顔・古手・古参(コサン) ②古い切り株。 0
炎熱 エンネツ [0] 焼けつくような真夏のきびしい暑さ。「―地獄」暑熱 0
停まる と-まる [0] ①連続していた動きがやむ。一か所にとどまる。「バスが―る」 ②通じなくなる。とどこおる。「電気が―る」 0
陰陽師 オンヨウジ [3] 律令(リツリョウ)制で、宮中の陰陽寮に属して、陰陽道によって天文・地相・占いなどをつかさどった職。中世以降、民間で加持祈禱(カジキトウ)をする者を指す。参考「オンミョウジ」とも読む。 0
駑鈍 ドドン 鈍くて才能が劣っていること。鈍才。愚鈍・魯鈍(ロドン) 0
勤務 キンム [1] 勤めに出て仕事をすること。また、職務につくこと。 0
乱臣賊子 ランシンゾクシ [5] 国を乱す悪臣と、親の心に背いて悪事をはたらく子。不忠不孝の者をいう。「賊子」は、親に背く親不孝な子の意。〈『孟子(モウシ)』〉乱臣逆子・逆臣賊子 0
握る にぎ-る [0] ①手の指を内側に曲げる。またそのようにして物をつかむ。「再会を期し、手を―り合った」「ハンドルを―る」 ②権力や秘密などを自分のものにする。支配下におく。「財布を―る(金銭管理の権限をもつ)」 ③手の中で形づくる。「すしを―る」 0
擢んでる ぬき-んでる [4] ①とびぬけてすぐれている。ひいでる。「衆に―でる技量」 ②他のものよりも高く突きでる。そびえる。「周囲に―でるビル」 0
咄咄 トツトツ [0] ①舌うちする音。 ②意外さに驚いて発する声。「―の怪事(たいへん奇妙なこと・けしからぬこと)」 0
通報 ツウホウ [0] 告げ知らせること。また、その知らせ。「気象―」「警察に―する」 0
風邪は万病の因 かぜはマンビョウのもと 風邪はいろいろな病気の原因になるから、軽くみてはいけないという戒め。参考「万病の因」は「百病の長」ともいう。 1
寝業師 ねわざシ [3] 駆け引きや裏工作を得意として、物事をうまく取り運ぶ人。「政界の―が国会対策で力を発揮した」 0
真葛 さねかずら [3] モクレン科のつる性常緑低木。暖地の山野に自生。葉は厚くてつやがある。夏、黄白色の花をつけ、赤い実を球状に結ぶ。ビナンカズラ。 秋 由来さね(実)の目立つつる植物の意から。 表記「実葛・南五味子」とも書く。 1
将いる ひき-いる 兵士を統率する。兵隊を指揮する。「大軍を―いる」 0
巴調 ハチョウ ①俗歌。俗曲。 ②自作の詩歌の謙称語。由来中国四川省、巴の地方(重慶地方)の人のうたう歌の調子の意から。 0
本俸 ホンポウ [1] 諸手当などを加えない、主要な俸給。基本給。本給 0
食卓 ショクタク [0] 食事をするときに使う台。テーブル。「―を囲む」 0
銃 つつ [1] 弾(たま)を込めて撃つ、小型の武器。鉄砲。 参考「ジュウ」とも読む。 0
塋域 エイイキ はかば。一般の土地と区別されている墓地。 0
井渫不食 セイセツフショク 賢者が登用されないままでいること。「渫」は水底のごみや泥を取り除く意で、「井渫」は井戸の水がきれいに澄んでいること。「不食」は飲用として用いられないこと。きれいな井戸水があっても、くんで用いられないということから。〈『易経』〉 0
大御食 おおみけ 神や天皇の食べ物。 0
札付き ふだつき [0] ①悪評が知れわたっていること。また、その人や物。「―の親不孝者」 ②商品に正札がついていること。また、その商品。 0
禅譲 ゼンジョウ [0] ①古代中国で、天子の位を世襲でなく有徳者に譲ること。 ②権力者がその地位を後継者に譲ること。 譲位 0
財産 ザイサン [1],[0] ①個人や団体などの所有する金銭や土地など、経済的に価値をもつもの。「一代で築いた―」 資産・身代 ②得がたく大切な事物。「その経験は必ずや―となろう」 0
油菜 あぶらな [3] アブラナ科の二年草。古く中国から渡来し、栽培されてきた。春に黄色い花が咲き、種子からは菜種油をとる。若葉は食用。花は「菜の花」と呼ばれる。 0
不通 フツウ [0] ①交通や通信などが通じないこと。「台風で列車が―となった」 ②連絡がとれないこと。また、交際を断つこと。「三年間彼とは音信―だ」 0
石灰 セッカイ [1] 生石灰(酸化カルシウム)。または、消石灰(水酸化カルシウム)や石灰石も含めた総称。 0
門扉 モンピ [1] 門のとびら。「―は閉ざされたままだった」門戸 0
大喝一声 ダイカツイッセイ 大声を発してどなりつけたり、しかりつけたりすること。「―人の度胆を抜く」大声一喝 0
手懐ける てなず-ける [4] ①自分になつかせる。「猫を―ける」 ②味方に引き入れて言うことを聞かせる。「敵のスパイを―ける」 0
九品 クホン [0] 極楽往生(ゴクラクオウジョウ)する際に、生前の行いによって受ける九つの階位。上品(ジョウボン)・中品・下品の三品(サンボン)をそれぞれさらに上生(ジョウショウ)・中生・下生に分ける。 0
市況 シキョウ [0] 市場(シジョウ)での商品や株式の取引状況。「株式―」 0
捻子 ねじ [1] ①物をしめつけたりするための機械などの部品。らせん状のみぞをつけたもの。「雌―」 ②時計などのぜんまいを巻くもの。また、ぜんまい。表記「螺子・子」とも書く。 1
過褒 カホウ [0] ほめすぎること。過賞 0
単線 タンセン [0] ①一本の線。 ②一本の線路を、上りと下りの列車が共用すること。単線軌道。「―区間」 ①②複線 0
称量 ショウリョウ [0] はかりやますで、重さや量をはかること。 0
画る はか-る ①図面を引いて考える。筋をつけて、ほどよいところをきわめる。 ②計画する。 0
検見 ケみ [1],[0] 昔、米の収穫前、役人が年貢率を決めるために実り具合を調べたこと。秋表記「毛見」とも書く。参考「ケンみ」とも読む。 0
凶い わる-い ①めでたくない。不吉である。縁起がわるい。運がわるい。 ②心がよこしまである。 0
繫囚 ケイシュウ 罪人などを捕らえて牢(ロウ)に入れること。また、入れられた人。 0
人生 ジンセイ [1] ①人が生まれてから死ぬまで。一生。「我が―を振り返る」 ②人間の生活。「―相談をもちかける」 0
遠慮近憂 エンリョキンユウ 遠い将来のことまで考えをめぐらせておかないと、必ず身近なところに心配ごとが起こるということ。〈『論語』〉 参考「遠慮なければ近憂あり」ともいう。 0
囲碁 イゴ [1] 碁。また、碁を打つこと。「趣味として―を楽しむ」 0
御幣焼 おんベやき 正月一五日に門松や注連縄(しめなわ)などを焼く行事。どんど焼き。左義長(サギチョウ) 0
墨跡・墨蹟 ボクセキ 筆で書いた墨のあと。筆跡。「―うるわしい祖母の手紙」 0
上 うえ [1] ①高いところ。高いこと。「山の―」 ②表面。「湖の―に浮かぶボート」 ③高貴な人。目上の人。 ④地位や数量がまさること。「―の学年に進む」 ①~④下 ⑤関係すること。「規則の―では問題ない」 ⑥…に加えて。「まずい―に値段が高い料理」 ⑦…のあと。「検討の―回答します」 0
遍路 ヘンロ [1] 祈願のため、弘法(こうぼう)大師(空海)の修行の遺跡とされる、四国八八箇所の霊場を巡り歩くこと。また、その人。巡礼。「お―さん」 春 0
防戦 ボウセン [0] 敵の攻撃を防いで戦うこと。また、その戦い。「―一方の試合展開」 0
文繡 ブンシュウ あや模様の縫い取り。転じて、美しい衣服。 0
衢 みち [0] 「衢(ちまた)」に同じ。 0
捕捉 ホソク [0] つかまえること。とらえること。「実態は―しがたい」「敵を―する」 0
寥しい さび-しい まばらでひっそりしている。人気(ひとケ)がなく静かなさま。 0
卑官 ヒカン ①位の低い官職。 ②役人が自分のことをへりくだっていう言葉。 0
背腸 せわた ①エビの背にある黒いすじ状の腸。 ②サケの腎臓。また、それでつくった塩辛。めふん。参考「みなわた」とも読む。 0
不生女 うまずめ [0] 子を産めない女性を卑しんでいう語。表記「石女」とも書く。 1
片陰 かたかげ [3] ①ある方向から見て、かげになる場所。物陰 ②日のあたらない所。特に、夏の午後の日かげ。夏 0
培う つちか-う [3] ①草木の根に土をかけて育てる。「菊を―う」 ②性質や能力を養い育てる。「克己心を―う」「三年間―った技術」参考土で養(か)う意。 0
出塵 シュツジン 俗世間を捨て去ること。出家すること。「塵」は煩わしい俗世間、世俗のよごれやけがれのこと。 0
豪胆 ゴウタン [3],[0] 肝(きも)がすわっていて、物事に動じないさま。「―な言動」大胆表記「剛胆」とも書く。 0
転籍 テンセキ [0] 本籍や学籍などをほかの所へ移すこと。 0
法橋 ホッキョウ 「法橋上人位(ショウニンイ)」の略。法眼に次ぐ僧位の第三位。参考「ホウキョウ」とも読む。 0
加重 カジュウ [0] ①重さの加わること。また、加えること。「負担が―される」軽減 ②刑罰を重くすること。参考「カチョウ」とも読む。 0
転身 テンシン [0] 職業・身分・生活態度・考え方などを、すっかり変えること。「俳優から作家に―する」
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新聞漢字あれこれ125 学び直しでテンシン支援
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
輓近 バンキン [0] ①近ごろ。近年。 ②古代に対して、最近の世。 0
四面楚歌 シメンソカ [4] 周囲のすべてが敵や反対者で、孤立して助けのないさま。 故事中国、秦(シン)末、楚の項羽の軍が漢の劉邦(リュウホウ)の軍に取り囲まれたとき、漢の軍中から項羽の祖国楚の国の歌が聞こえて、楚もすでに漢に降服したかと驚き悲しんだ故事から。〈『史記』〉
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漢字の豆知識 どっちを使うのがよりふさわしい? ~状況を正確に伝えるために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
超音波 チョウオンパ [3] 毎秒二万回以上振動し、人間には聞こえない音波。医療・工業・漁業などに広く利用される。 0
市俄古 シカゴ アメリカ合衆国イリノイ州の商工業都市。ミシガン湖の南西岸にあり、同国中部の経済・文化・交通の中心地。工業や食料品の加工生産が盛ん。 1
雄大 ユウダイ [0] 規模が大きく、堂々としたさま。「窓から―な富士山が見える」「―な都市計画」壮大 0
鍼 はり [1] ①患部に刺して症状を治す医療用のはり。また、その術。 ②ぬいばり。 表記「針」とも書く。 0
広袤 コウボウ 土地の広さ。面積。参考「広」は東西、「袤」は南北の広がりの意。 0
野猪にして介するもの ヤチョにしてカイするもの イノシシに鎧(よろい)を着せたような、向こう見ずな人のたとえ。猪武者(いのししムシャ)。「介」は鎧の意。〈『日本外史』〉 0
謀反・謀叛 ムホン ①逆らいそむくこと。特に、臣下が主君にとってかわろうとして、兵を挙げること。 ②ひそかにはかって事を挙げること。 0
集合 シュウゴウ [0] ①一か所に寄り合うこと。「子どもが広場に―する」 解散 ②数学で、一定の条件・範囲にあてはまるものを一つの全体と見なしたもの。 表記①「聚合」とも書く。 0
初虧 ショキ 日食や月食で、太陽または月が欠け始めること。部分食の開始。また、その時刻。 参考「虧」は一部分が欠ける意。 0
土鍋 ドなべ [0] 土製のなべ。素焼きのなべ。参考「つちなべ」とも読む。 0
公魚 わかさぎ [0],[2] キュウリウオ科の淡水魚。全長約一五(センチメートル)。背は淡青色で、腹は銀白色。結氷した湖での穴釣りは有名。食用。春表記「若鷺・鰙」とも書く。 1
函 はこ [0] 物を入れる、ふたのある容器。中に物をしまう入れ物。櫃(ひつ)。 0
半畳を入れる ハンジョウをいれる 他人の言動を冷やかしたり、非難したりするたとえ。由来 江戸時代、歌舞伎(カブキ)の観客が、役者の芸が気に入らないとき、敷いていた半畳(小さなござ)を舞台に投げこんだことから。参考「入れる」は「打つ」ともいう。 0
瘻管 ロウカン [0] ①炎症などの疾患により体の組織や器官にできる異常な導管。痔瘻(ジロウ)など。 ②胃腸から体外に、手術で通す人工の導管。胃瘻など。 0
物情 ブツジョウ [0] ①物の性質やありさま。 ②世間の様子。世人の心情。参考多く、穏やかでない場合にいう。 0
喫する キッ-する [0],[3] ①飲食する。吸い飲む。「茶を―する」「煙草(タバコ)を―する」 ②よくない事柄を身に受ける。こうむる。「惨敗を―する」 0
千三つ屋 センみつや 土地・家の売買や貸し金の仲介をする人。 由来千に三つくらいしか話がまとまらないことから。 参考「千三つ」には別に、うそつき・ほらふきの意がある。 0
近火で手を焙る ちかびでてをあぶる 目の前の小さな利益を求めるたとえ。また、当座、近くにあるものを利用するたとえ。少し離れた所に暖かい場所があるのにとりあえず近くの火鉢で手を温める意から。 0
喉 のど [1] ①口の奥の、食道と気管に分かれるあたりから声帯のあたりまでの部分。 ②歌う声。「―自慢」 ③急所。 ④書物のとじてある側の部分。小口(こぐち) 0
様 さま [1] ①物事のようす。ありさま。また、すがたやかたち。「楽しい―」 ②見苦しくない姿。ちゃんとした体裁。「―になっている」 ③接尾語として人名などにつける敬称。「太郎―」「神―」 ④「お」や「ご」のつく語について、ていねいにいう語。「ご苦労―でした」 0
臍 へそ [1] ①腹の中心部にある、へその緒のついていた跡。 ②物の中心にあって小さく突起した部分。また、小さくへこんだ部分。 参考「ほぞ」とも読む。 0
拠ん所無い よんどころな-い [6] しかたがない。やむをえない。「―い事情で遅刻した」参考「よりどころない」の転。 0
估券 コケン [0] ①人の値打ち。体面。品位。「―にかかわる」 ②土地や家などの売り渡しの証券。表記「沽券」とも書く。 0
憂慮 ユウリョ [1] 悪い状態になることを予想して、うれえ気づかうこと。心配して思案すること。「両国の関係悪化を―する」 0
追憶 ツイオク [0] 過去や亡くなった人を思い出してしのぶこと。「遠い少年時代を―する」「―にふける」追想・追懐 0
迺公 ダイコウ 「なんじの君主」の意で、男性が自分のことを尊大にいう語。わが輩。おれ様。表記「乃公」とも書く。 0
自助 ジジョ [1] 他人を頼らず、自分の力だけで事を行うこと。自分の向上や発展などを、自力でやりぬくこと。「―努力」 0
或問 ワクモン 質問に答える形式で、自分の意見を述べている文章形態。 0
搔い掘り かいぼり 魚をとるために、池や堀などの水をすべてくみだすこと。かえぼり。 夏 0
他聞 タブン [0] 他人に聞かれること。「―をはばかる恥ずかしい話」 0
断金の交わり ダンキンのまじわり 非常に親密できわめて固い友情で結ばれていること。二人の友情の固さは、金属をもたち切るほどである意から。〈『易経』〉参考「交わり」は「契(ちぎ)り」ともいう。金石の交わり・金蘭の契り・管鮑(カンポウ)の交わり 0
頸椎 ケイツイ [1] 哺乳(ホニュウ)類のくびの部分、脊椎(セキツイ)の最上部にある七個の骨。 0
倒立 トウリツ [0] ①さかさまに立つこと。「水面に―した像が映る」 ②逆立ち。 0
粉末 フンマツ [0] 粉状にしたもの。こな。こ。「―の化学調味料」 0
名分 メイブン [0] ①身分に応じて守らなくてはならない、道徳上のきまり。「大義―」 ②表向きの理由。「許可するには―が必要だ」名目 0
留学 リュウガク [0] ほかの土地、特に外国にとどまって学ぶこと。「交換―制度」 0
鶴 カクレイ [1] ①ツルが鳴くこと。また、その声。 ②悲しげな文章や言葉。ツルの鳴き声が悲しげなことから。 0
秋日和 あきびより [3] 秋らしく晴れわたった天気。秋晴れ。 秋 1
惇い あつ-い 人情に富んでいるさま。まごころがこもっているさま。 表記「淳い」とも書く。 0
烈日 レツジツ [0] 非常に強く照りつける太陽。また、そのようにはげしい勢い。「秋霜―(権威や刑罰のはげしいたとえ)」 0
上手 じょうず [3] ①技術や技能がすぐれていること。巧みなこと。「聞き―は話し―といわれる」 下手(へた) ②口先のうまいこと。お世辞。「―を言う」 参考「うわて・かみて」と読めば別の意になる。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「上手」の読み方は? 同じ漢字でも、読み方で意味が変わる! (公財)日本漢字能力検定協会 1
答案 トウアン [0] 問題に対する答え。また、それを記した用紙。「―の採点」 0
騾馬 ラバ [1] 雄のロバと雌のウマの間にできる雑種。ウマより小形。粗食で耐久力があり、丈夫。一代かぎりで繁殖力はない。労役用。 0
丼飯 どんぶりめし [4],[0] どんぶり鉢に盛っためし。 0
白亜・白堊 ハクア ①白色の壁。「―の殿堂が聳(そび)えている」 ②石灰岩の一種。有孔虫などの死骸(シガイ)や貝殻などからできたもの。白墨・白壁塗料の原料。チョーク。 0
評決 ヒョウケツ [0] 評議して、決定すること。参考「票決」と書けば投票で賛否を決定する、「表決」と書けば賛否の意思表示をする意になる。 0
こうじ 米、麦、大豆などを蒸してからこうじ菌を繁殖させたもの。酒・醬油(ショウユ)・味噌(ミソ)などの発酵に用いる。表記「糀・麹」とも書く。 0
蔵める おさ-める しまっておく。隠ししまいこむ。「秘蔵の品を金庫に―める」 0
老馬の智 ロウバのチ 長い経験を積んで得られた、すぐれた知恵や知識。故事 中国、春秋時代、斉の桓公(カンコウ)が戦いの帰途で道に迷ったとき、したがっていた管仲が、一度通った道は覚えているという老馬の知恵を信じてこれを放ち、そのあとについて行き無事帰ることができたという故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
罪を憎んで人を憎まず つみをにくんでひとをにくまず 人のおかした罪は罪として憎んで罰しても、その人まで憎んではいけないということ。 参考「憎む」は「悪む」とも書く。〈『孔叢子(クゾウシ)』〉 0
仏壇 ブツダン [0] 仏像や位牌(イハイ)などを安置した、礼拝するための壇・厨子(ズシ)。「―に花を供える」神棚 0
部族 ブゾク [1] 一定の地域で生活し、共通の言語・宗教・文化などをもっている共同体。 0
典範 テンパン [0],[1] 手本となる正しい規則。守らなければならないおきて。のり。「皇室―」 0
珍説 チンセツ [0] ①珍しい話。珍談 ②風変わりな意見。ばかばかしい意見。「―を吐く」 0
富貴栄華 フウキエイガ 富と高い地位や名誉をきわめた、はなやかな生活のこと。〈『潜夫論』〉 0
減資 ゲンシ [0] 企業などで資本金を減らすこと。増資 0
初荷 はつに [0] 新年最初の商いの荷。 新年 由来古く、正月二日にその年のはじめの荷を装飾して送りだしたことから。 0
入超 ニュウチョウ [0] 「輸入超過」の略。一国のある期間内の輸入総額が、輸出総額よりも多いこと。出超 0
煢独 ケイドク [0] 身寄りのない独り者。兄弟や子がなく孤独な者。 0
壊走 カイソウ 戦いに敗れ、ばらばらになって逃げること。「算を乱して―する」敗走表記「潰走」とも書く。 0
賞与 ショウヨ [1] ①ほうびとして金品を与えること。また、その金品。 ②毎月の給料とは別に夏・冬などに支給する一時金。ボーナス。 0
水浴 スイヨク [0] 体を洗うため、水をあびること。水あび。 入浴 0
多勢に無勢 タゼイにブゼイ [0],[5] 少数の者が多数の者に立ち向かっても、とても勝ち目はないということ。衆寡(シュウカ)敵せず 0
菩提寺 ボダイジ [2],[0] 先祖の墓があり、代々家の葬式や法事を行う寺。菩提所・檀那寺(ダンナでら) 0
片利共生 ヘンリキョウセイ [4] ともに生きていながら片方にだけ得になり、他方にはなんら損得がないこと。樹木とその樹皮につく地衣類の関係など。相利共生 0
収益 シュウエキ [0],[1] 事業などで利益をあげること。もうけ。「―の一部を寄付する」「営業―が大幅に伸びる」 0
種本 たねホン [0] 創作や講義のもととなる他人の著書。 0
鑿つ うが-つ ①のみを使って穴を掘る。穴をあける。 ②せんさくする。かんぐって実情や人情の機微などをとらえる。 0
格言 カクゲン [0],[2] 人生についての教えや戒めを、簡潔に表した言葉。金言。箴言(シンゲン)。 0
仮設 カセツ [0] ①一時的な間に合わせとして設けること。「―住宅」 ②実在しないものを想像で作り出してみること。 ③「仮定」に同じ。 0
斗南の一人 トナンのイチニン 天下第一の人。この世に並ぶ者のないすぐれた人のこと。「斗南」は北斗七星以南の意で、北斗七星に対して南に輝くのはただこの人のみということ。〈『新唐書(シントウジョ)』〉泰山北斗・天下無双 0
星鰈 ほしがれい カレイ科の海魚。本州以南の沿岸にすむ。背面は暗褐色で、各ひれに小さい黒斑(コクハン)が点在する。全長約五〇(センチメートル)。春が旬で美味。 0
過ちは好む所にあり あやまちはこのむところにあり 失敗は自分の好きなことや得意なことをしているときに起こりがちであるという戒め。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
珠 たま [2] ①真珠。 ②丸い粒。 ③美しいものや大切なもののたとえ。「掌中の―」 0
墟 あと 昔あった建物などがなくなり、くぼみだけが残って荒れ果てた場所。「古代文明のあった―」 0
細道 ほそみち [2] ほそい道。幅のせまい道。「裏山に続く―」 0
舞馬の災い ブバのわざわい 火災のこと。故事 中国、晋(シン)の黄平(コウヘイ)が、ウマが舞い、数十人の人が手拍子を打っている夢を見たところ、家が火事で焼けたという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
早鮓・早鮨 はやずし 酢じめした魚肉と飯とを交互に重ねて、つけてから一夜ほどで食べられるように調理したすし。また、魚肉を細かく刻んで、早く酢になれるようにしたもの。一夜鮨(イチヤずし)。 夏 0
蓮華草 レンゲソウ [0] マメ科の二年草。中国原産。肥料や牧草として栽培。茎は地をはうように広がり、春に紅紫色の花を輪状につける。レンゲ。ゲンゲ。春由来輪状につく花のようすをハスの花(蓮華)に見立てたことから。表記「紫雲英」とも書く。 0
跳ぶ と-ぶ [0] ①はね上がる。「片足で―ぶ」 ②とび越える。「みぞを―ぶ」 0
焦土 ショウド [1] ①こげて黒くなった土。 ②多くの建物などが焼けて跡形もなくなった土地。「戦火で街が―と化した」 0
地潜 ジむぐり ナミヘビ科のヘビ。低山や耕地にすむ。背面は灰赤褐色に黒斑(コクハン)があり、腹面は赤褐色に四角形の黒紋が並ぶ。土にもぐり、ネズミやモグラを捕食する。日本特産で、無毒。 0
一籌 イッチュウ [0] 一つの数取り。「―を輸する(ひけをとる)」参考「籌」は勝負を争うときに用いる得点を数える竹の棒。 0
献じる ケン-じる [0],[3] 目上の人や神仏に物を差し上げる。献上する。「師に杯を―じる」「墓前に花を―じる」 0
段梯子 ダンばしご 幅広い踏み板をつけた階段のようなはしご。 1
口演 コウエン [0] ①口で述べること。 ②浪曲や落語などを語り演じること。 0
名誉 メイヨ [1] ①すぐれていると認められ、高い評価を受けること。また、それを自ら誇りにすること。ほまれ。「母校の―のためにがんばった」「―を傷つける」 ②功績のあった人に敬意を表し、たたえるために贈る称号。「―市民の称号を与える」 0
知友 チユウ [0] 気心のしれた友だち。互いに相手のことをよくわかっている友人。「ようやく―を得た」親友 0
徭役 ヨウエキ [0] ①律令(リツリョウ)制で、「雑徭(ゾウヨウ)」と「歳役」の総称。 ②「徭(えだち)」に同じ。 0
尾花 おばな [1] 動物の尾に似ることから、ススキの花穂。ススキ。秋の七草の一つ。秋 0
格外 カクガイ [2],[0] ①規格や基準から大きくはずれているさま。 ②規格や基準より劣っている品。「―の商品」 0
一括 イッカツ [0] 一つにくくること。ひとまとめに扱うこと。「文房具を―購入する」 0
増築 ゾウチク [0] 既設の建築物に新しく建て加えること。建てまし。「ひと部屋―する」 0
貴い たか-い [3] 「貴(とうと)い」に同じ。 0
官府 カンプ [1] ①朝廷。政府。 ②官庁。役所。参考「官符」なら、「太政官(ダイジョウカン)符」の略。 0
破邪 ハジャ [1] 邪道を打ち破ること。誤った説を説きふせること。「―の利剣」 0
感服 カンプク [0] 深く感心して心からしたがうこと。「師の学識に―する」「―の至り」敬服・心服 0
挙げる あ-げる [0] ①下から上に動かす。「手を―げる」 ②とりおこなう。行動を起こす。「華燭(カショク)の典を―げる」「兵を―げる」 ③選び示す。とりあげる。「例を―げて説明する」 ④めぼしい人をとりたてる。召しあげる。「大統領候補に―げる」 0
頁岩 ケツガン [2] 堆積(タイセキ)岩の一種。板状で薄くはがれやすい。黒色または灰色で、すずり・砥石(といし)に使う。泥板岩ともいう。 0
諠しい かまびす-しい 言葉や会話がやかましい。がやがやとうるさい。表記「喧しい」とも書く。 0
道傍の苦李 ドウボウのクリ 人に見向きもされないことのたとえ。道端に実っている苦いスモモは、だれも取ろうとしないことから。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
産婆 サンバ [0] 「助産婦」の旧称。出産を助け、妊婦や新生児の世話を職業とする婦人。 0
迫力 ハクリョク [2] 人の心に強く迫ってくる力。「―のある演奏だ」 0
佑助 ユウジョ [1] たすけること。天のたすけ。天佑表記「祐助」とも書く。 0
淋しい さび-しい [3] ①ひっそりとして心細い。「人影のない―い裏通り」 ②張り合いがない。物足りない。「受賞を褒めてくれる人もなく―い」 0
晩照 バンショウ [0] 夕日の光。夕日の影。 0
順繰り ジュンぐり [0],[3] 次々と順を追うこと。「―にくじをひいていく」 順番・順次 0
愛多ければ憎しみ至る アイおおければにくしみいたる 度を越した愛情を受けることが多いと、必ず他の人から憎まれるようになる。〈『亢倉子(コウソウシ)』〉 0
胡蝶 コチョウ [1] チョウの別称。春表記「蝴蝶」とも書く。 0
供笥 クげ 仏前にそなえる菓子や果物などを盛る器。華足(ケソク) 0
土荊芥 ありたそう アカザ科の一年草。メキシコ原産の帰化植物。茎や葉に強烈な臭気があり、駆虫剤とする。由来「土荊芥」は漢名からの誤用。表記「有田草」とも書く。 1
鳰の浮き巣 におのうきす 不安定なことのたとえ。人生の浮き沈みなどをいう。「鳰」は水鳥で、カイツブリのこと。夏 由来沼や池にすむニオはアシの間に巣を作るが、それが水に浮いているように見えることから。 0
性情 セイジョウ [0] ①人の性質と心情。 ②気立て。もって生まれた性質。「やさしい―の子」 0
嫡出 チャクシュツ [0] 法律上有効な婚姻をした夫婦の間に生まれること。正出(セイシュツ)庶出(ショシュツ)参考「テキシュツ」とも読む。 0
孫康映雪 ソンコウエイセツ 苦学することのたとえ。「映雪」は、雪明かりで読書する意。 故事中国、晋(シン)の孫康は家が貧しく灯油が買えなかったため、雪明かりで勉強したという故事から。〈『初学記』〉 蛍雪の功・車蛍孫雪(シャケイソンセツ) 0
石が流れて木(こ)の葉が沈む いしがながれてこのはがしずむ 世の中の道理や仕組みが、それまでと逆になることのたとえ。〈『新語』〉 0
貂なき森の鼬(いたち) てんなきもりのいたち 権力者がいない所では、つまらない人間が幅をきかせるたとえ。テンのいない森では、イタチが身勝手な振る舞いをする意から。鳥なき里の蝠(こうもり) 0
夕間暮れ ゆうまぐれ [3] うす暗い夕方のさま。また、そのころ。夕ぐれ。 参考「間暮れ」は当て字で、目暗(まぐれ)の意。 0
奮然 フンゼン [0] ふるい立つさま。気力をふるい事にあたるさま。「―と反撃に移る」 0
意識 イシキ [1] ①自分のおかれた状況がはっきりわかる心の状態。「―を失う」 ②物事についてのはっきりとした認識。「社会人としての―が高い」「罪の―がない」 0
底流 テイリュウ [0] ①海や川などの底のほうの流れ。 ②表面には現れないが、奥深いところで動いている勢力や感情。「―に渦巻く不安感」「事件の―を探る」 0
空房 クウボウ ①人のいない部屋。あき間。 ②ひとり寝の寂しい寝室。空閨(クウケイ) 0
倦む あぐ-む [1] 物事に行き詰まって、疲れる。いやになる。もてあます。「考え―む」「散逸した蔵書を探し―む」 0
養鰻 ヨウマン [0] 食用のために、ウナギを飼育すること。 0
整備 セイビ [1] 不完全なところのないように、十分にととのえること。「車の―工場」「条件を―する」 0
両面 リョウメン [0] ①両方の面。表と裏。「魚の―を焼く」片面 ②二つの方面。「物心―で援助する」参考 ①「ふたおもて」とも読む。 0
繫船 ケイセン 係船 0
俯せる ふ-せる [4],[0] 体をかがめてうつむく。「はずかしくて顔を―せた」 0
糸屑 いとくず [3] 糸の短いきれはし。何にも使いようがない糸のくず。 0
正室 セイシツ [0] ①身分の高い人の正妻。本妻。 側室 ②表座敷。 0
薪能 たきぎノウ [3] ①神への奉納のため、たきぎの灯(あかり)のなかで行う能。奈良の興福寺などで行われる。 ②夜間、たきぎを燃やして行う野外能。 夏 0
校べる くら-べる 他のものと比較して調べ合わせる。また、調べて正す。 0
荒蕪 コウブ 土地が荒れて雑草が生い茂ること。「―地を切り開く」参考「蕪」は雑草が生い茂る意。 0
礼状 レイジョウ [0] 謝礼の手紙。感謝の意を記した書状。「―をしたためる」 0
会者定離 エシャジョウリ [1] この世は無常なもので、会えば必ず離れる運命にあるということ。「定」は必ずの意。〈『遺教経(ユイキョウギョウ)』〉生者必滅(ショウジャヒツメツ) 0
粗筋 あらすじ [0] 物語や計画などのおおまかな筋。あらまし。「小説の―」 概略・梗概(コウガイ) 表記「荒筋」とも書く。 0
志気 シキ [1],[2] 事をなそうとする意気込み。ある事をしとげようとする気力。「―が高まる」 参考「士気」は集団の一員としての意気込み、「志気」はおもに個人の場合にいう。 0
不偏不党 フヘンフトウ [0] 特定の主義や党派に属さず、中正公平であること。 0
牖 まど 採光や通風のために、壁をつきぬいて細い間隔で格子(コウシ)をはめ、回転させて開けるようにした穴。れんじまど。 0
明晰 メイセキ [0] 筋道がとおっていて、はっきりしているさま。「頭脳―」明白 0
歓心 カンシン [0] うれしく思う心。よろこぶ気持ち。「減税で有権者の―を買う」 0
蝸舎 カシャ 「蝸廬(カロ)」に同じ。 0
瘧 おこり [0],[3] 一定の周期で発熱し、強い悪寒を伴う病気。マラリア性の熱病。わらわやみ。夏 0
内心如夜叉 ニョヤシャ 女性は、外見は菩薩(ボサツ)のようにやさしく美しいが、内心は夜叉のような恐ろしさをもっているということ。参考「外面(ゲメン)似菩薩(ジボサツ)、内心如夜叉」の略。昔、仏教で、修行者への戒めとした言葉。 0
径山寺味噌 キンザンジミソ なめみその一種。煎(い)ったダイズとオオムギの麴(こうじ)に塩を入れ、ナスやシロウリを細かく刻んだものを加えて熟成させたもの。 由来中国の径山寺の製法が伝えられたことから。表記「金山寺味噌」とも書く。 0
綱渡りより世渡り つなわたりよりよわたり 世渡りは綱渡りよりも難しい。世渡りの難しさを強調していう語。 0
犬芥 いぬがらし アブラナ科の多年草。道端に自生。春から夏、黄色い十字花をつけ、線形の実を結ぶ。ノガラシ。 0
兵六玉 ヒョウロクだま [0] まぬけ。愚鈍な人をののしっていう語。兵六。表記「表六玉」とも書く。 0
堅い木は折れる かたいきはおれる 日ごろ頑健な人が、急に大病にかかって倒れたり何かの拍子に急に気力をなくしたりして、意外にもろい一面を見せること。柳に雪折れ無し 0
内紛 ナイフン [0] 組織内部のもめごと。内輪もめ。「国内では―が続いている」内訌(ナイコウ) 0
愚考 グコウ [0] ①おろかな考え。 ②自分の考えの謙称。「―を巡らす」 0
造酒司 みきのつかさ 律令(リツリョウ)制で、宮内省に属し、酒や酢などの醸造をつかさどった役所。 表記「酒司」とも書く。 1
介抱 カイホウ [1] ①助けて世話をすること。 ②病人や負傷者などの面倒をみること。「負傷者を―した」介護・看病 0
象眼 ゾウガン [0] ①金属・陶磁器などに模様を刻み、そこに金・銀などをはめこむ技法。また、その工芸品。 ②活版印刷で、鉛版の修正したい部分を切り抜き、別の活字をはめこむこと。 「象嵌」の書きかえ字。 0
唆す そそのか-す [4] 相手をおだてたりだましたりして、その気にさせて誘う。特に、悪いほうへ誘うときに使う。「違法行為を―す」 0
凪ぐ な-ぐ [1] 風がやんで海面が静まる。波がおだやかになる。「海が―ぐ」 0
救済 キュウサイ [0] 災害・不幸などで苦しむ人をすくい助けること。「難民の人たちを―する」参考「救」「済」ともに、すくい助ける意。 0
酩酊 メイテイ [0] 酒を飲んでひどく酔うこと。「すっかり―する」「―者を保護する」大酔・泥酔 0
空腹 クウフク [0] 腹がすくこと。すきばら。「―をうったえる」 0
難題 ナンダイ [0] ①詩や文のつくりにくい題。 ②むずかしい問題。「―を解く」難問 ③処理しにくい事柄。また、無理ないいがかり。「―をふっかける」 0
身共 みども [0] わたし。自分。また、われら。 参考武士が、同輩か目下に対して用いた語。 0
ぶ なら-ぶ ウマを二頭ならべる意から、ならび連なる。対になってならぶ。「馬が―んで走る」 0
婚前 コンゼン [0] 結婚する前。「―旅行」 0
免罪符 メンザイフ [3] ①中世、ローマ-カトリック教会が発行した、所持すれば罪が許されるとした証書。贖宥(ショクユウ)状。 ②罪や責任などからまぬかれるための行為。「どんな償いをしても、裏切りの―にはならない」 0
無学文盲 ムガクモンモウ [1] 学問がなく、文字が読めないこと。また、その人。一文不通(イチモンフツウ)・一文不知(イチモンフチ) 0
山峡 やまかい [0] 山と山にはさまれたせまい所。やまあい。「―の温泉宿」 参考「サンキョウ」とも読む。 1
柄臣 ヘイシン 政治の権力を握っている家臣や臣下。権臣 0
熔接 ヨウセツ [0] 溶接 0
発祥 ハッショウ [0] ①物事が起こり始まること。「黄河文明の―の地」 ②天子となる、めでたいきざしが現れること。 0
啜り泣く すすりな-く [4],[0] すすりあげて泣く。息をつまらせて泣く。声を抑えてしのび泣く。 0
直下 チョッカ [1] ①真下。すぐ下。「赤道―」「―型地震」 ②まっすぐに下がること。一直線に落ちること。「急転―」 ①②直上 0
護送 ゴソウ [0] ①あるものに付き添い、それを盗難や損傷などからまもりながら送り届けること。「美術品の―」 ②囚人などの移動に付き添い、見張りながら送り届けること。「―車」 0
裳 チマ [0] 朝鮮の女性の民族服で、胸から足首までのスカートのようなもの。 0
百歩穿楊 ヒャッポセンヨウ 射撃の技術がすぐれていること。一〇〇歩離れた所から、細い柳の葉を射抜いて穴をあける意。〈『戦国策』〉参考「百歩楊(やなぎ)を穿(うが)つ」ともいう。百発百中(ヒャッパツヒャクチュウ) 0
粲然 サンゼン [0] あざやかに光り輝くさま。「―と輝く銀河」 表記「燦然」とも書く。 0
入内 ジュダイ [0] 皇后・中宮・女御となる女性が、正式に内裏へ入ること。 0
蛙股 かえるまた [0] 寺社建築などで、梁(はり)の上に置いて重さを支える装飾的な受け木。 由来カエルが股をひろげたような形から。 0
斎食 サイジキ [0] 「斎食(とき)」に同じ。 0
開国 カイコク [0] ①初めて国をつくること。建国 ②外国との交際・通商を始めること。「ペリーが幕府に―を迫る」鎖国 0
苦楚 クソ 苦しくつらいこと。辛苦。参考「楚」は棒で打たれるつらさの意。 0
芝眉 シビ 人の顔つきの尊敬語。お顔。「―を拝する」 故事中国、唐の時代に元徳秀(字(あざな)は紫芝)がりっぱな眉(まゆ)をほめられた故事から。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
香椿 チャンチン センダン科の落葉高木。中国原産。庭木や街路樹にする。初夏、白色の小花が多数咲く。枝・葉・花に香気がある。材は堅く家具や楽器に用いる。参考中国語から。 0
薬師 くすシ [1] 医者。「―書(ぶみ)(医術書)」「―指(くすり指)」 0
杜漏 ズロウ [0] いいかげんで手抜かりが多いこと。参考「杜撰脱漏(ズサンダツロウ)」の意から。「脱漏」は、本来あるべきものがもれる意。 0
釦 ボタン [0],[1] ①衣服の合わせ目や開きをとめるもの。多く、小さな円盤状をしている。 ②指で押して機械や装置を動かす突起状のもの。参考「ボタン」はポルトガル語から。 0
安穏 アンノン [0] 変わりなくおだやかなさま。「―にすごす毎日です」平穏参考「アンオン」とも読む。 0
官署 カンショ [1] 政府関係の仕事をする諸機関の総称。国の役所。官庁 0
脳溢血 ノウイッケツ [3] 「脳出血」に同じ。 0
湯治 トウジ [0] 温泉に入って、病気などの療養をすること。「―で病後の養生をする」 0
端切れ はぎれ [0] 裁断して残ったはんぱな布きれ。「―で小物入れを作る」 0
生皮苧 きびそ 繭から生糸をとるときに出る糸くずなどを、集めて乾燥させたもの。絹糸紡績などの原料とする。 1
烽火 ホウカ [1] 「烽火(のろし)」に同じ。 0
弊 ヘイトウ [1] 害のある点。「この法案にはまったく―がない」参考「」は穴の意。 0
蒼蒼 ソウソウ [3] ①空や海の色があおあおとしているさま。「―たる大海原」 ②草木があおあおと生い茂っているさま。「―と茂る林」 0
妖雲 ヨウウン [0] あやしく気味の悪い雲。不吉な前兆を感じさせる雲。 0
専属 センゾク [0] ある一つの会社・団体のみと契約すること。「―タレント」 0
帚 ほうき [0],[1] ちりやごみをはく道具。 表記「箒」とも書く。 0
初会 ショカイ [0] ①はじめてあうこと。 初対面 ②はじめての会合。 発会 ③遊女がはじめての客の相手をすること。また、その客。 0
清器 おかわ 持ち運びできる便器。おまる。 表記「御厠」とも書く。 1
同庚・同甲 ドウコウ 同じ年齢。おないどし。参考「庚」は年齢の意。 0
方に まさ-に ちょうど今。ただ今。時あたかも。「終列車が―発車しそうだ」「彼女は芳紀―一八歳」 0
秋毫 シュウゴウ きわめてわずかなこと。少し。「―も狂いがない」 由来秋に生えかわる獣の毛が細いことから。 参考「毫」は細い毛。 0
弓道 キュウドウ [1] 武道の一つで、弓を射る技術。弓術。射芸・射術 0
評判 ヒョウバン [0] ①世間の批評。また、うわさ。「新製品の―を聞く」「新しい町長は―がいい」「彼女の―でもちきりだ」世評 ②有名なこと。名高いこと。「うまさで―のお店」 0
天道 テンドウ [0],[1] ①自然の法則。宇宙の道理。「―にのっとる」 ②天体の運行する道。 ③六道の一つで、欲界・色界・無色界。天界 ④天地を支配する神。参考④「テントウ」とも読む。 0
氏 うじ [1] ①家系をあらわす名称。 姓・苗字(ミョウジ) ②同じ祖先の血をひく一族。氏族。 ③家柄。 0
寄生木 やどりぎ [0],[3] ①ヤドリギ科の常緑小低木。サクラやエノキなど落葉広葉樹の枝に寄生する。早春に黄色の小花を咲かせ、赤または淡黄色の実を結ぶ。 ②他の樹木に寄生し、栄養をもらって育つ植物。表記「宿木」とも書く。 1
吸着 キュウチャク [0] 吸いつくこと。また、吸いつけられること。「―力」 0
克く よ-く 十分に。耐えて…できる。 0
合力 ゴウリキ [1],[0] ①力を合わせて助けること。力添え。 ②困っている人に金品を恵み与えること。参考「ゴウリョク」とも読む。また、「ゴウリョク」と読めば、同時にはたらく二つ以上の力と同じ効果をもつ合成力の意もある。 0
吾妹 わぎも [1] 昔、男性が妻や恋人を親しみを込めて呼んだ語。参考「わがいも」の変化した語。 1
炯然 ケイゼン [0] きらきらと光り輝き、明るいさま。目つきの鋭いさま。 0
彫鏤 チョウル 金属などに模様を彫りきざむこと。参考「チョウロウ」とも読む。「鏤」は金属に細かい模様をきざむ意。 0
間髪を容れず カンハツをいれず すぐに反応して行動すること。すぐに。あいだに細い髪の毛をも入れる余地がない意から。〈『説苑(ゼイエン)』〉参考語構成は「間」+「髪を容れず」。
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漢字の豆知識 「キラキラ星」じゃない「綺羅星」 ~正しく切って覚えたい慣用句 (公財)日本漢字能力検定協会 0
落下傘 ラッカサン [3] 飛行中の航空機などから人が飛び降りたり、物資を投下したりするとき、人や物を安全に着地させるための布製またはナイロン製のかさ状の用具。パラシュート。「―部隊」 0
頭状花 トウジョウカ [3] 多くの小花が集まって花茎の頂上につき、一つの花に見えるもの。キク・タンポポ・アザミなど。頭状花序。頭花。 0
残暑 ザンショ [1] 立秋以降も残っている暑さ。「―見舞い」 秋 0
甲羅 コウラ [0],[3] ①カメやカニなどの体をおおうかたい殻(から)。甲(コウ)。 ②人間の背中のたとえ。「―干し」 ③長年積まれた経験。年功。「―を経(へ)る」 0
前史 ゼンシ [1] ①対象とする時代の、それ以前の歴史。 ②有史以前。 先史 0
和尚 オショウ [1] ①師とする高僧。和上(ワジョウ)。 ②僧の呼称。多く、寺の住職をいう。参考①「カショウ・ワジョウ」とも読み、宗派によって読み方が異なる。 0
軀 むくろ 「軀(からだ)」に同じ。 0
再現・再見 サイゲン 一度消えてしまった物事が、ふたたび現れること。また、現すこと。「事故現場を―する」 0
脱却 ダッキャク [0] ①抜けでること。逃れでること。「古い観念から―する」 ②ぬぎ捨てること。捨て去ること。「悪い風習を―する」 0
様態 ヨウタイ [3] ①存在や行動などのありさま。様相。 ②文法で、そのような状態にある、そう見えるという不確実な判断を示す言い方。 0
昏倒 コントウ [0] 目がくらんで倒れること。目まいがして倒れること。 0
鼻元思案 はなもとジアン [5] 目先だけの浅はかな考え。思いつき。参考「鼻元」は鼻のつけ根を指し、手近なところの意。 0
盛大 セイダイ [0] 集会や儀式などの規模が、大きくてりっぱであるさま。「―な結婚式」 0
濯う あら-う ①水ですすぎあらう。あらいきよめる。 ②心をきよめる。 0
諒察 リョウサツ [0] 相手の立場や事情などを思いやること。「諸事情を御―のうえよろしくお願いいたします」表記「了察」とも書く。 0
素案 ソアン [0] 原案より前の、もとになる考え。「―をたたき台に、原案を練る」 成案 0
清掃 セイソウ [0] きれいに掃除すること。さっぱりと払い除くこと。 0
艟艨 ドウモウ 軍艦。いくさぶね。艨艟 0
内助 ナイジョ [1] 内部からの援助。特に、妻が家庭内を守って夫の働きを側面から助けること。「―の功」 0
奇貨 キカ [1],[2] ①めずらしい物品。 ②意外な利益を得られそうな物品や機会。「経済不況を―とした商品の開発」 0
振動 シンドウ [0] ①ゆれ動くこと。ゆり動かすこと。「列車の―音」 ②物体などの量や位置が、一定の周期で繰り返し変化する運動。「振り子の―」 0
勝負 ショウブ [1] ①「勝敗」に同じ。「―を分けた一球」 ②勝ち負けを決めること。「四番打者と―する」 0
境界 キョウカイ [0] ①土地などのさかい目。境域②物事のさかい目。参考「ケイカイ」と読めば「経界」とも書く。仏教では「キョウガイ」と読み、前世の報いによるこの世での地位や境遇の意になる。 0
瓢簞から駒が出る ヒョウタンからこまがでる ヒョウタンからウマが飛びだす意で、あり得ないことが実現するたとえ。また、冗談(ジョウダン)で言ったことが実際に起こってしまうたとえ。「駒」はウマのこと。 0
民部省 ミンブショウ [3] ①律令(リツリョウ)制の八省の一つ。民政全般、特に財政をつかさどった。 ②明治の初めに設置された中央官庁の一つ。戸籍や水利などをつかさどった。 0
無視 ムシ [1] 現にあるものを、ないように扱うこと。存在価値を認めないこと。「規則を―する」「嫌いな人を―する」黙殺 0
一擲 イッテキ [0] 一度にすべてを投げ打つこと。思い切って投げ捨てること。「乾坤(ケンコン)―」 0
巴豆 ハズ [1] トウダイグサ科の常緑小高木。熱帯アジア原産。春、黄白色の花が総状に咲く。実は楕円(ダエン)形で、三個の白い種子をもつ。種子からとった巴豆油は薬用。 0
囚首喪面 シュウシュソウメン 顔かたちを気にせず、飾らないたとえ。囚人のように髪をとかさず、服喪中の人のように顔を洗わない意から。〈蘇洵(ソジュン)の文〉 0
結審 ケッシン [0],[1] 裁判で、訴訟のすべての取り調べを終えること。審理が終わること。 0
窘窮 キンキュウ 行きづまりくるしむこと。くるしみ困ること。困窮 0
郵亭 ユウテイ 飛脚やウマの中継所。宿場。駅逓(エキテイ)。うまつぎ。 0
悄愴 ショウソウ ①気がめいって心が痛むさま。 悲愴(ヒソウ) ②ものさびしいさま。 0
水滴 スイテキ [0] ①水のしずく。「軒先から―がしたたり落ちる」 ②すずりにさす水を入れておく容器。水さし。 0
寒復習 かんざらい 寒中の早朝などに芸事の復習や練習をすること。寒げいこ。冬 1
寄食 キショク [0] 他人の家に寝泊まりして、食事の世話になること。居候(いそうろう)。「友人の家に―する」寄宿 0
歯槽膿漏 シソウノウロウ [4] 炎症などによって歯の周囲の組織が破壊され、歯茎からうみや血が出たり、歯がぐらつく疾患の総称。口臭や抜け歯の原因になる。 0
風俗壊乱 フウゾクカイラン 世の中のよい風習やしきたりを打ちこわし、混乱させること。風紀紊乱(フウキビンラン)・傷風敗俗 0
蹤跡 ショウセキ ①あしあと。転じて、以前にあった事柄。前例。 事跡 ②人のあとをつけて行くこと。 追跡 0
嘱託 ショクタク [0] ①仕事をたのみまかせること。「―医」「―殺人」 依嘱 ②正式な構成員ではない人に、特定の仕事をたのむこと。また、そのたのまれた人。「定年後は―として勤める」 委嘱 表記「属託」とも書く。 0
り もじり ①有名な作品の文句や調子などをまねて、滑稽(コッケイ)や風刺的な言い回しにした詩文など。パロディー。 ②和服の上に重ねて着る、角袖(カクそで)の男性用外套(ガイトウ)。 0
藪煙草 やぶたばこ キク科の二年草。山野に自生。全体に細毛と臭気がある。葉はタバコに似る。夏から秋、黄色の頭花を下向きにつける。実を駆虫剤に用いる。 表記「天名精」とも書く。 1
雕文刻鏤 チョウブンコクル 文章中の字句を美しく飾ること。器物などに模様を彫り刻む意から。「雕文」は、模様を彫ること。「刻鏤」は彫りつける意で、木に彫りつけるのを「刻」、金属に彫りつけるのを「鏤」という。〈『漢書(カンジョ)』〉参考「刻鏤」は「コクロウ」とも読む。 0
節榑立つ ふしくれだ-つ [5] ①材木に節が多く、でこぼこしている。 ②腕や指の骨や関節が、堅く盛り上がってごつごつしている。「―った手」 参考「節榑」は節の多い木材の意。 0
命 みこと [1] 神または貴人の名に添える尊称。「大国主(おおくにぬしの)―」参考「みこと」は、『日本書紀』では最も貴い人には「尊」を用い、『古事記』では「命」に統一されている。 0
巫山戯る ふざけ-る ①冗談を言ったり、おどけたりする。たわむれる。「授業中に―ける」 ②うかれて騒ぐ。興にのってたわいもないことをする。 ③人をばかにする。「―けたことを言うな」 ④男女が人前でいちゃつく。 1
運用 ウンヨウ [0] そのものの機能をうまく生かして使うこと。「資金を―する」活用 0
睡蓮 スイレン [1] ①スイレン科の多年草の総称。ハスやヒツジグサなど。 夏 ②ヒツジグサの漢名。 由来花が夜眠るように閉じ、また、葉と花がハス(蓮)に似ることから。 0
結城紬 ゆうきつむぎ [4] 茨城県結城地方で産する絹織物の一種。地質(ジシツ)は丈夫。 0
集配 シュウハイ [0] 郵便物や貨物などを集めたり配ったりすること。「宅配便の―」 0
暉 ひかり 日のひかり。太陽のひかり。 0
至誠にして動かざる者は、未(いま)だ之(これ)有らざるなり シセイにしてうごかざるものはいまだこれあらざるなり これ以上ないというほどの誠の心をもってすれば、必ず人を感動させられるということ。誠意をもって事に当たれという教え。〈『孟子(モウシ)』〉 0
擱く お-く 動きをとめる。やめる。また、手をはなす。放置する。「筆を―く」
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・たるんだ空気に「喝!」を入れる ~似た意味の漢字と間違いやすい慣用句~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
遺言 ユイゴン [0] 死後のために言いのこす言葉。「―を家族に伝える」参考法律では「イゴン」と読む。
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漢字の豆知識 ちょっと読み方が違う専門用語【法律編】 (公財)日本漢字能力検定協会 0
退く しりぞ-く [0] ①後ろへひきさがる。後退する。「敵の攻撃を受けて―く」 ②去る。退出する。「面会室を―く」 ③ある地位から身を引く。引退する。「現役を―く」 0
利殖 リショク [0] 資金をうまく運用して、利益や利子を得て財産を増やすこと。殖産。「―に長(た)けた敏腕な人だ」 0
朝蠅暮蚊 チョウヨウボブン 小人物が世にはびこるたとえ。朝にはハエが、夕方にはカが群がる意から。〈韓愈(カンユ)の詩〉 0
熟達 ジュクタツ [0] 技能などが慣れて上手になること。「語学の―をはかる」 熟練 0
三和土 たたき [3] 土やコンクリートで固めた台所や玄関の土間。 由来昔、叩(たた)き土(花崗(カコウ)岩などが風化してできた土)を原料に、たたき固めて作られたことから。 1
僅差 キンサ [1],[0] ごくわずかな差。「―で勝利する」小差大差 0
飴煮 あめに [0] 魚などを水あめ・砂糖・醬油(ショウユ)などで甘辛く煮ること。また、そのように煮た食べ物。 0
候補 コウホ [1] ①ある地位・身分につく意志をもっていること。または他から推されていること。また、その人。「―者演説」 ②ある基準に当てはまる見込みや資格のあるもの。また、その人。「―地」 0
炭櫃 すびつ いろり。炉。また、四角い据(す)え火鉢。冬 0
御統 みすまる 古代の装身具の一つ。多くの珠(たま)を糸でつないで輪にし、首や腕につけて飾りとしたもの。 1
噫 ああ [1] 悲しみ嘆く声。おお。「―なんと悲しいことよ」 0
奇行 キコウ [0] 普通とちがう変わった行動。風変わりな行い。「―の持ち主」 0
占星術 センセイジュツ [3] 惑星の運行を見て、人間の運命や将来を予言する術。古代バビロニアやインドや中国などで始まる。近世以前の天文学の形態をなした。ホロスコープ。星占い。 0
鬼百合 おにゆり [2] ユリ科の多年草。山野に自生。夏、黒紫色の斑点(ハンテン)のある黄赤色の花をつける。鱗茎(リンケイ)は食用。夏由来ヒメユリと比較して大きいことから。表記「巻丹」とも書く。 1
鶴は枯れ木に巣をくわず つるはかれきにすをくわず すぐれた者は身を寄せる所を慎重に選ぶたとえ。大魚は小池に棲(す)まず 0
臓器 ゾウキ [1] 内臓の器官。心臓・腎臓(ジンゾウ)・肺・胃など。「―の移植で命が助かった」 0
車両 シャリョウ [0] 乗客や荷物を輸送する自動車や列車、電車などの総称。「―故障で発車が遅れた」 「車輛」の書きかえ字。 0
外方 そっぽ [0] よそのほう。ほかのほう。「―を向く(賛成や協力をしない)」 1
軽装 ケイソウ [0] 身軽で活動しやすい服装。簡単な服装。「―で出かける」 0
正覚 ショウガク [0],[1] あらゆる妄想をたち切って得る仏の真の悟り。悟りの最高の境地。 0
臍落ち ほぞおち ①産児のへその緒が落ちること。 ②果実が熟して、自然に蔕(へた)から落ちること。また、その果実。 0
小水葱・小菜葱 こなぎ ミズアオイ科の一年草。池沼に自生。ミズアオイに似るが、やや小形。初秋、青紫色の花をつける。 春 表記「鴨舌草」とも書く。 1
本性 ホンショウ [1] ①生まれついての性質。 ②もとの正体。「物の怪(ケ)の―をあばく」 ③確かな心。正気。「―を取り戻す」参考①「ホンセイ」とも読む。 0
税金 ゼイキン [0] 国や地方公共団体が、税として徴収する金銭。 0
髀肉の嘆 ヒニクのタン 実力を発揮し、手柄を立てる機会がないことを嘆くたとえ。故事 中国、三国時代、蜀(ショク)の劉備(リュウビ)が長い間戦いがなかったためウマに乗る機会がなく、股(もも)の部分の肉が肥えてしまったことを嘆いた故事から。〈『三国志』〉 0
他人の念仏で極楽参り タニンのネンブツでゴクラクまいり 他人の行為に便乗して、自分の利益をはかったり、義理を果たしたりすることのたとえ。他人の唱えた念仏のご利益(リヤク)で、極楽へ行こうとする意から。人の牛蒡(ゴボウ)で法事する 0
貢物 みつぎもの [0] ①古代、租税の総称。 ②属国が支配国の国王に献上する物品。献上品。表記「調物」とも書く。参考①人民が朝廷に献上する物の意。 0
梅の樹苔 うめのきごけ ウメノキゴケ科の地衣植物。ウメやマツなどの老木の樹皮や岩に着生。全体の形は円形または楕円(ダエン)形で、表面は灰青色、裏面は暗褐色。大気汚染に弱いので、環境保全の指標にされる。 0
一朶 イチダ [2] ①花のついているひと枝。「―の藤(ふじ)」 ②ひとかたまり。ひと群れ。「―の白雲」 0
忠魂 チュウコン [0] ①忠義の精神。 ②忠義を尽くして死んだ人の霊魂。 0
遅筆 チヒツ [0] 文章を書くのがおそいこと。「―で有名な作家」速筆 0
暫く しばら-く [2] ①少しの間。ちょっとの間。しばし。「―お待ちください」 ②久しく。少し長い間。「友人と―会っていない」 0
九輪 クリン [0] 寺院の塔の先端に施された装飾で、水煙と露盤の間につける九つの輪。相輪(ソウリン) 0
媽 はは 母親。かあちゃん。参考おもに俗語として用いられる。 0
鰾 うきぶくろ [0] 魚類の消化器官の背面にある袋。中の気体の量を調節して浮き沈みをする。参考「ふえ」とも読む。 0
神籬 ひもろぎ [0] 古代、神が宿るとされ、周囲にトキワギを植えて仕切った場所。のちに、神社も指すようになった。 1
成人 セイジン [0] ①子どもが成長して一人前になること。おとな。「りっぱに―する」 ②満二〇歳になること。また、その人。「―の日に市主催の祝賀会を開く」 成年 0
窩主 けいず ①盗賊をかくまったり、盗品を隠したりすること。また、その者やそれを行っている宿。 ②隠語で、盗品を買い取る商人。参考「カシュ」とも読む。 1
尾籠 おこ [0] 非常に愚かなこと。ばかばかしいこと。「―の沙汰(サタ)」表記「痴・烏滸」とも書く。参考「尾籠」は当て字。「ビロウ」と読めば別の意になる。 0
謹言 キンゲン [0] 手紙の末尾におく語。「つつしんで申し上げます」の意。敬具・敬白参考「謹啓」で書き出したときの結びの語。 0
紆曲 ウキョク [0] ①うねうねと曲がりくねるさま。 ②遠回しなこと。「―の弁解」表記「迂曲」とも書く。 0
母権 ボケン [0] ①家族や種族の支配権を女性がもつこと。 ②母親としての権利。 ①②父権 0
足早 あしばや [0] 歩き方がはやいさま。はやく歩くこと。「―に通り過ぎる」 0
金城湯池 キンジョウトウチ [5] きわめて守りが堅固なたとえ。また、他の勢力が攻め込みにくい所。「金城」は金で築いた城。「湯池」は熱湯をたぎらせた堀の意。〈『漢書(カンジョ)』〉金城鉄壁・湯池鉄城・難攻不落 0
牧歌 ボッカ [1],[0] ①牧童などがうたう歌。 ②牧人・農民の生活を主題とする、素朴で叙情的な詩歌。「―的な雰囲気」 0
余勢 ヨセイ [0] 何かをやり遂げたあとの、あまっている勢い。「勝利の―を駆って別の敵を攻撃する」余威 0
配属 ハイゾク [0] 人を割り当てて、各部署に所属させること。「人事課に―される」配置 0
奸詐 カンサ いつわりの多いこと。悪だくみ。表記「姦詐」とも書く。 0
吃驚 びっくり [0] 不意の出来事におどろくさま。表記「喫驚」とも書く。参考「キッキョウ」とも読む。 1
美姫 ビキ [1] 美しい姫。また、美しい女性。美人。 0
燼灰 ジンカイ ①もえさしと灰。 ②燃えて無くなること。灰燼。「―に帰す」 0
欧羅巴 ヨーロッパ 六大州の一つ。ユーラシア大陸の北西部をなす半島状の大陸と島々。欧州。 1
打撲 ダボク [0] 体を物に強く打ちつけること。体を強くなぐること。「腹部に―を受けてうずくまった」 0
配電 ハイデン [0] 電流・電力を供給すること。「ビルの―室」「―盤の修理」 0
官房 カンボウ [0] 内閣・各省や都道府県庁などに置かれる内局の一つ。その長官に直属し、人事・会計・文書などの事務をとる。「内閣―長官」 0
彼方 かなた [1] 時間的・空間的に遠く離れたところ。ずっとむこう。あなた。「宇宙の―」参考「彼方(あちら)」よりも遠いものを指す。 1
庸 つね [1] 特にかたよりのないこと。世間なみ。ふつう。 0
訊う と-う 罪をとがめたずねる。強い態度で質問をする。問いつめる。 0
微風 ビフウ [0] 「微風(そよかぜ)」に同じ。 0
相身互い あいみたがい [1] 同じ境遇の人が互いに同情し、助け合うこと。また、その間柄。「困ったときは―だ」 参考本来は「相身互い身」といった。 0
損害 ソンガイ [0] ①そこない傷つけること。また、そこなわれだめになること。 損傷 ②事件・事故・災害などで不利益をこうむること。また、その不利益。「―賠償」 損失 0
戦闘 セントウ [0] 武器をとってたたかうこと。特に、軍隊についていう。「―機」 0
逸材 イツザイ [0] すぐれた才能をもつ人。「十年に一人の―」逸才・逸足 0
搏闘 ハクトウ 手でなぐりあって戦うこと。組みうちすること。搏戦 0
衣鉢相伝 イハツソウデン ①師から弟子に伝える教法や奥義のこと。また、正しい仏法を継ぐこと。「相伝」は代々伝える意。 ②先人の事業などを継ぐこと。 0
猥雑 ワイザツ [0] 下品でごたごたしていること。雑然としてみだらな感じがすること。「―な雑誌記事」 0
晨星 シンセイ ①明け方の空に残っている星。 ②夜明けの星がまばらなことから、物の数の少ないたとえ。 0
気心 キごころ [2] その人に備わっている気質。気だて。「―の知れた友達」気性 0
鰯雲 いわしぐも [4] 白い小さな雲が魚のうろこのように群がり、空一面に広がったもの。巻積雲の俗称。うろこぐも。さばぐも。秋参考イワシの大漁の兆しといわれる。
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漢字の豆知識 秋をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
千石取れば万石羨む センゴクとればマンゴクうらやむ 欲望にはきりがないことのたとえ。千石の俸禄(ホウロク)を取るようになると、次には万石が欲しくなる意から。 0
死期 シキ [1],[2] ①死ぬとき。「―が迫る」 ②命を投げだすべきとき。「まさに今が―といえよう」 参考「シゴ」とも読む。 0
鉛黛 エンタイ ①おしろいとまゆずみ。 ②化粧。粉黛 0
鋭敏 エイビン [0] ①才知が鋭く判断がすばやいこと。「―な頭脳の持ち主」鋭利・明敏遅鈍 ②物事・状態を鋭く感じとるさま。感覚の鋭いこと。「―な神経の持ち主だ」「時流を―にかぎつける」敏感鈍感 0
幕内 マクうち [0] 相撲で、番付の最上段に名を掲げられる「前頭(まえがしら)」以上の力士。また、その位。まくのうち。由来江戸時代、将軍の上覧相撲のとき、優秀な力士は幔幕(マンマク)の内側にいることが許されたことから。 0
驕侈 キョウシ おごって贅沢(ゼイタク)をすること。驕奢(キョウシャ) 0
発癌物質 ハツガンブッシツ [5] 生体内に短期間で癌を発生させる確率の高い物質。 0
鼎沸 テイフツ 「鼎(かなえ)の沸くが如(ごと)し」に同じ。 0
伝達 デンタツ [0] 命令や指示を伝え知らせること。連絡事項を取り次いで届けること。通達 0
鼻白む はなじろ-む [4] 気おくれした顔つきや興ざめした顔つきをする。「歓迎されない様子に客はすっかり―んだ」 0
功 いさお [1] 名誉である手柄。すぐれた働き。功績。「―を立てる」 0
欠唇 いぐち [1] 生まれつき上くちびるがウサギの口のように縦に裂けていること。みつくち。口唇裂(コウシンレツ)。表記「兎唇」とも書く。 1
負んぶ おんぶ [1] ①背負うこと。「子どもを―する」 ②人に頼ること。特に、費用を人に払ってもらうこと。「―に抱っこ(なんでもかんでも他人に頼る)」「タクシー代を兄に―する」 0
内股 うちまた [0] ①ももの内側の部分。内もも。 ②足の爪先(つまさき)を内側に向ける歩き方。「―で歩く」外股 0
百 もも [1] ①一〇〇。 ②数の多いことをいう語。「―枝(え)(多くの枝)」「―歳(とせ)(長い年月)」 0
主軸 シュジク [0] ①いくつかの軸をもつ図形や物体で、中心になる軸。 ②原動機から直接に動力を受けて、他に伝える軸。 ③ある団体などで中心になって活動する、人や組織。「―打者」 0
排斥 ハイセキ [0] 押しのけしりぞけること。「海外での日本商品―運動」 0
戎 えびす [1],[0] ①古代中国の、西方に住む異民族の蔑称(ベッショウ)。 ②野蛮な国の人民。未開の人民。 0
怪力乱神 カイリキランシン [0] 人知の及ばない不思議な現象や、超自然的な物事のたとえ。「怪」は不思議なこと。「力」は超人的な武勇。「乱」は倫理をみだす行為。「神」は鬼神。「―を語らず」〈『論語』〉 0
誅夷 チュウイ 一族皆ごろしにすること。参考「夷」は、たいらげる意。 0
匈牙利 ハンガリー ヨーロッパ中央部にある共和国。ドナウ川中流にある内陸国で、農業が盛ん。首都はブダペスト。表記「洪牙利」とも書く。 1
金団 キントン [0],[3] サツマイモ・インゲンマメなどをゆでてつぶし、砂糖で煮詰めてゆでたクリなどをまぜた食品。「お節料理で栗(くり)―を食べる」 0
熟・熟熟 つらつら 「熟(つくづく)」に同じ。 表記「倩」とも書く。 1
忠臣は孝子(コウシ)の門に求む チュウシンはコウシのモンにもとむ 忠臣を得ようと思ったら、親孝行の家に求めるべきだということ。親に孝行な者は、主君にも忠誠を尽くす者であることから。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
瑣細 ササイ 取るに足りないさま。わずか。「―な相違」 表記「些細」とも書く。 0
指圧 シアツ [0] 凝りをほぐすために、指や手のひらで押したりもんだりすること。また、その療法。 0
為せば成る なせばなる その気になって頑張れば、どんなことでもできないことはないということ。由来 米沢(よねざわ)藩主の上杉鷹山(うえすぎようざん)の歌「なせばなるなさねばならぬ何事もならぬは人のなさぬなりけり」から。 0
汪溢 オウイツ 満ちあふれること。「元気が―する」表記「横溢」とも書く。 0
官辺 カンペン [0] 政府・役所に関係すること。官庁方面。「―筋による情報」公辺 0
滝壺 たきつぼ [0] 滝の水が落ちてくぼんだ所。滝の下にある深いふち。夏 0
郁郁青青 イクイクセイセイ 草木が青々と生い茂り、花がよい香りを一面に漂わせているさま。岸辺に生えたヨロイグサやフジバカマについていった語。〈『岳陽楼記』〉 0
兄 え [1] 兄弟姉妹のうち、同性の年上の人。また、年長者。弟(おと) 0
蛇の鬚 ジャのひげ [0] ユリ科の多年草。山野に自生。細長い葉が多数根生。初夏、淡紫色の小花をつけ、濃紺の実を結ぶ。根は薬用。リュウノヒゲ。 表記「沿階草」とも書く。 0
里曲・里回・里廻 さとみ 人里のあたり。里のうち。参考「さとわ」は平安時代以降の誤読。 1
島 しま [2] ①四方を水で囲まれた陸地。 ②池・築山(つきやま)などのある庭園。 ③他から区別された一区画。 ④暴力団などの勢力範囲。なわばり。 ⑤頼りや助けとなるもの。「とりつく―もない」
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漢字の豆知識 とりつくヒマもないほどそっけない ~聞き間違いからの覚え違い~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
絶望 ゼツボウ [0] 望みがなくなること。希望を完全に失うこと。「人生に―する」 有望 0
内命 ナイメイ [0] 内々の命令。秘密の命令。「―を帯びた任務」密命 0
餓死 ガシ [0] 食物がなくて、うえて死ぬこと。うえじに。「冬山であやうく―するところだった」 0
腰 こし [0] ①人体の脊柱(セキチュウ)の下部から骨盤のあたり。上半身が屈折するときの基点となる部分。「―をおろす」 ②物の中央から下の部分。「壁の―板」 ③弾力やねばり。「―のある麺(メン)」 ④物事の中途で肝心な所。「話の―を折る」 ⑤和歌の第三句。「―折れ歌」 0
立木 リュウボク [0] ある区画に生育する樹木の集団で、所有者が立木法によって所有権保存の登記を行ったもの。土地とは別個の、独立の不動産として扱われる。参考「たちき」と読めば、地面に生えている木の意になる。 0
世道人心 セドウジンシン [1] 世の中の道徳と人々の考え方のこと。 0
巫女・巫 みこ 神に仕えて、神楽や祈禱(キトウ)を行い神託を告げる未婚の女性。かんなぎ。「―が神楽を舞う」表記「神子」とも書く。 1
除目 ジモク [1] 平安時代以降、大臣以外の諸官を任命する儀式。定例は春秋の二回。春は地方官を任命する県召(あがためし)の除目、秋は京官を任命する司召(つかさめし)の除目という。除書(ジョショ)。 参考「除目」は「任官の古い人名をのぞき、新しい人名を記した目録」が元の意。 0
厩肥 キュウヒ [1] 家畜の糞尿(フンニョウ)と藁(わら)を混ぜて腐らせた肥料。参考「うまやごえ」とも読む。 0
村 むら [2] ①田舎で人家の集まっている所。村里。村落。 ②地方公共団体の最小単位。そん。 0
重湯 おもゆ [0] 水分を多くして煮た粥(かゆ)の上澄み。病人や乳児の食事。「―を口にする」 0
閑雅 カンガ [1] ①しとやかで奥ゆかしいようす。「―な振る舞い」 ②静かで風情(フゼイ)のあるさま。「―な邸宅」 0
人伝 ひとづて [0] ①直接ではなく、他人を介して伝えること。 ②人の口から人の口へ伝わること。「―に聞く」 0
香気 コウキ [1] よいにおい。かおり。「部屋中甘い―が漂う」芳香臭気 0
注記 チュウキ [1],[0] ①注釈をつけること。また、その注釈。 ②物事を記録すること。表記「註記」とも書く。 0
祭礼 サイレイ [0] 神社の祭り。祭りの儀式。祭典。「鎮守さまの―」 祭儀 0
嬌艶 キョウエン なまめいて美しいこと。あでやかなこと。 0
人数 ニンズウ [0] ①人の数。あたまかず。「―ぴったりに配る」 ②多くのひと。大人数。「―を繰り出す」 参考「ニンズ」とも読む。 0
押領使 オウリョウシ 平安時代の官名の一つ。当初は兵員の移送を行い、のちに諸国の凶徒を鎮圧した。 0
百分率 ヒャクブンリツ [3] 全体を一〇〇としたときの、あるものの数や量の一〇〇に対する割合。パーセンテージ。百分比。 0
諫臣 カンシン [0] 主君の過ちをいさめる、臣下や家来。特に忠誠な者をいう。「―を遠ざける」 0
錯じる ま-じる たてよこに入り乱れる。入れちがってそろわない。 0
馬盥 バだらい ①ウマを洗う大きなたらい。 ②花器の一種で、 ①の形に似た水盤。参考「うまだらい」とも読む。 0
岡持ち おかもち [0] ふたと取っ手のついた平たいおけ。出前などで、食べ物や食器などを運ぶのに用いる。 0
確固不抜 カッコフバツ 意志がしっかりしていて動じないさま。「不抜」は動かせない意。 0
失地 シッチ [0],[1] ①戦いなどでなくした土地。 ②なくした地位・権力など。「―回復を願う」 0
恐れる おそ-れる [3] ①おそれおののく。こわがる。「敵を―れてはいけない」 ②心配する。あやぶむ。気づかう。「病気を―れる」 ③かしこまる。おそれ多く思う。 0
寄せ木細工 よせぎザイク [4] 色・木目のちがう竹や木の細片を組み合わせ、模様を表した細工。埋め木細工 0
一見識 イチケンシキ [3] しっかりした、ひとかどの意見や考え方。一つのりっぱな考え。すぐれた見識。「彼は歌舞伎(カブキ)について―をもっている」参考「イッケンシキ」とも読む。 0
鳥兜・鳥甲 とりかぶと ①舞楽で、楽人や舞手がかぶる鳳凰(ホウオウ)の頭をかたどった冠。 ②キンポウゲ科の多年草。秋、青紫色の①に似た花を円錐(エンスイ)状に多数つける。根は猛毒だが、乾燥したものは付子(ブシ)または烏頭(ウズ)といい、鎮痛剤などに用いる。ブス。秋表記②「草烏頭」とも書く。 0
硅酸 ケイサン ①硅素・酸素・水素の化合物。 ②二酸化硅素の通称。硅素の酸化物。粉末にして硬質ガラスなどの原料や乾燥剤などとする。表記「珪酸」とも書く。 0
劇変 ゲキヘン [0] ようすや態度が急激に変わること。表記「激変」とも書く。 0
頭蓋 トウガイ [1],[0] 脊椎(セキツイ)動物の頭部の骨格。あたま。「―骨」参考「ズガイ」とも読む。 0
示談 ジダン [0],[1] 裁判で争う方法をとらず、互いに話し合って解決すること。「接触事故の―が成立した」 0
画竜点睛 ガリョウテンセイ [1] 物事の最も大切なところ。物事を完成するための最後の大切な仕上げ。故事 中国、南朝梁(リョウ)の画家、張僧(チョウソウヨウ)が寺に竜をえがき、飛び去るといってひとみをかき入れなかった。その話を信用しない人々が無理にひとみをかかせたところ、はたして竜が天に昇ったという故事から。〈『歴代名画記』〉参考一般には「画竜点睛を欠く」と用いて、最後の大切な仕上げが不十分なことをいう。
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漢字の豆知識 難しい漢字が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
燕去月 つばめさりづき [5] 陰暦八月の異名。 秋 0
天然痘 テンネントウ [0] ウイルスによる感染症の一つで、高熱が出て、皮膚に膿(うみ)をもった発疹(ハッシン)が発生する。種痘によって予防する。疱瘡(ホウソウ)。痘瘡(トウソウ)。参考一九八〇(昭和五五)年、WHOによって絶滅宣言が出された。 0
来聴 ライチョウ [0] 講演や演説などを聞きにくること。「多数のご―をお待ちします」 0
燻ぶる くす-ぶる [3] ①炎が燃え出さずに、けむる。「火が―る」 ②すすける。すすで黒くなる。 ③家にこもって、することもなく暮らす。「一日中家で―っている」 ④問題が表面化せず、はっきりと解決されないまま内部に残っている。「人事問題が社内に―る」「軍事衝突の火種が―る」 0
玉の杯(さかずき)底なきが如(ごと)し たまのさかずきそこなきがごとし 外見は美しくりっぱでも、実際には役に立たないもの、また、重要なところに欠点のあるもののたとえ。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
不猟 フリョウ [0] 狩りをしたとき、鳥や獣などの獲物が少ないこと。大猟参考「不漁」と書けば、魚の獲物が少ない意になる。 0
輿入れ こしいれ [0],[4] 嫁入り。婚礼。参考昔、婚礼の日に、嫁を乗せた輿を婿の家にかつぎ入れたことから。 0
蹣跚 マンサン よろめきながら歩くさま。「酔歩―」 0
腹話術 フクワジュツ [3] 唇や歯を動かさずに、まったく別の声を出し、自分以外の者がしゃべっているような感じを与える話術。また、この話術で人形との対話をしてみせる演芸。 0
帷 とばり [0] 室内を仕切るために垂れ下げる布。たれぎぬ。たれぬの。また、おおい隠すもののたとえ。「夜の―がおりる」表記「帳」とも書く。 0
良俗 リョウゾク [0] よい風俗や習慣。「公序―(公共の秩序とよい風俗)に反する行い」 0
論壇 ロンダン [0] ①評論家の社会。言論界。「―の新鋭」 ②意見を述べるための壇。演壇。 0
身銭 みぜに [0] 自分のお金。個人の金銭。「―を切る(自分の金を使う)」 0
平江帯 ひごたい キク科の多年草。西日本の山地の草原にまれに自生。葉は羽状に裂け、アザミに似る。秋、濃青色の頭花を球状につける。表記「漏蘆」とも書く。 1
海星・海盤車 ひとで ヒトデ類の棘皮(キョクヒ)動物の総称。海底にすむ。体は平たく、星形または五角形で、いぼのような突起がある。貝類を食べる。表記「人手」とも書く。 1
繁繁 しげしげ [1] ①たびたび。何度も。「なじみの店に―と足を運ぶ」 ②よくよく。じっくり。「―と鏡に見入る」 0
学会 ガッカイ [0] 同じ分野の学者などで組織された、学術研究を目的につくられた団体。また、その会合。「―で論文を発表する」 0
茨に棘あり いばらにとげあり 見た目の美しいものには、かえって恐ろしいものが隠れていることのたとえ。 0
多発 タハツ [0] ①数多く発生すること。「事故―地帯」頻発 ②発動機を多く備えていること。「―式」単発 0
生絹 すずし [0] 練らないままの生糸で織った布。薄くて軽く、夏の衣服に用いる。 練絹(ねりぎぬ) 参考「きぎぬ・セイケン」とも読む。 1
口重 くちおも [0] ①軽々しくしゃべらないこと。口数の少ないさま。無口。「彼は―だが信頼のできる人だ」 ②すらすらとしゃべることができないさま。 ①②口軽(くちがる) 0
馬尾藻 ほんだわら 褐藻類ホンダワラ科の海藻。浅海の岩に生育。よく分枝し、米俵形の気泡を多くつける。正月の飾りや飼料用。また、食用。ホダワラ。新年由来「馬尾藻」は漢名から。表記「神馬藻」とも書く。 1
煬る あぶ-る 物を火にあててかわかす。「たきびで手を―る」 0
五輪塔 ゴリントウ 万物を構成する五大をかたどった五つの石を積み重ねた石塔。下から、地輪(四角)・水輪(円)・火輪(三角)・風輪(半月形)・空輪(宝珠(ホウジュ)形)の順に積み上げる。供養塔や墓標に用いた。 0
霑う うるお-う [3] ①水分をおびる。適度にしめる。「干天のあとの雨で草木も―った」 ②心などが豊かになる。また、ゆとりができる。恩恵や利益を受ける。「ふところが―う」「博覧会の開催で市の財政が―う」 0
餓える う-える [3],[0] ①ひどくひもじくなる。食物が不足してやせる。 ②欠乏を感じてひどく欲しがる。「娯楽に―える」 0
武運長久 ブウンチョウキュウ 戦いにおいて、幸運がいつまでも続くこと。また、武人としての勝利の運が長く続くこと。「出征兵士の―を祈る」 0
名子 なご 封建社会で、領主や名主(ミョウシュ)に隷属した農民。耕地や住居などを借り、一般の農民より地位は低い。 0
寝床 ねどこ [0] 寝るために敷くふとん。また、ベッド。「―にもぐりこむ」 0
禁治産 キンチサン [3] 心神喪失の状態にあり、自分で財産を管理する能力がない人に後見人をおいて、その財産を管理させること。また、その制度。参考「キンジサン」とも読む。 0
代搔き しろかき 田植えの準備として、田に水を入れて鍬(くわ)などを用いて土をかきならすこと。夏 0
返済 ヘンサイ [0] 借りた金品を返すこと。「住宅ローンの―計画」「借財はすべて―した」 0
他山の石 タザンのいし [1],[6] 他人のよくない言行も、自分の人格を磨くのに役立つということ。よその山から出た粗悪な石でも、砥石(といし)として使えば自分の宝石を磨くのに利用できる意から。〈『詩経』〉「知人の失敗を―とする」人の振り見て我が振り直せ・反面教師
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腹の皮が張れば目の皮が弛む はらのかわがはればめのかわがゆるむ 満腹になれば眠くなるということ。転じて、飽食は怠惰につながることのたとえ。参考「弛む」は「たるむ」とも読む。 0
天花乱墜 テンゲランツイ 話が生き生きとしていて、人を感動させること。転じて、事実を誇張して話したり、うまいことを言って人をだましたりすること。「乱墜」は乱れ落ちること。由来 中国、梁(リョウ)の雲光(ウンコウ)法師が説法したとき、それを聞いて感動した天が花を降らせたという伝説から。 0
角笛 つのぶえ [0],[3] 動物のつので作った笛。漁師や牧童などが用いる。 0
奇麗 キレイ [1] ①美しいさま。「―な服」 ②清らかでけがれがないさま。「心の―な人」「―好きなお方です」 ③整っているさま。「足なみが―にそろう」 ④いさぎよいさま。あとに残さないようす。「―さっぱり忘れる」表記「綺麗」とも書く。
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新聞漢字あれこれ112 「奇麗」は「きれい」な書き方か?
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山翡翠・山魚狗 やませみ カワセミ科の鳥。カワセミより大形。渓流沿いにすむ。背面は黒と白のまだら。頭上に冠羽がある。くちばしは黒くて大きい。カノコショウビン。 夏 1
架 たな [1] 物を載せたりかけたりするようにした台。 0
寝坊 ねボウ [0] 朝遅くまで寝ていること。また、その癖の人。「―して学校に遅刻した」 0
交代・交替 コウタイ 入れかわること。互いにかわり合うこと。「世代―」「ピッチャーの―が告げられた」 0
詮議 センギ [1] ①人々が集まり、話し合って物事を明らかにすること。 ②罪人などを取り調べること。また、罪人を捜索すること。「厳しい―が続く」 吟味 0
局部 キョクブ [1] ①限られた一部分。「―麻酔」 ②外部生殖器。陰部。 ①②局所 0
銀灰色 ギンカイショク [3] 銀色がかった灰色。シルバーグレイ。 0
分冊 ブンサツ [0] 一冊にまとまっている書物を、何冊かにわけること。また、わけた各冊。「この本は五―の一つです」合冊 0
篩骨 シコツ [0] 頭蓋骨(ズガイコツ)の一部。鼻腔と前頭蓋骨窩(カ)・両眼窩との間にある複雑な形の骨。その一部に多数の嗅(キュウ)神経の通る小さいあなが篩(ふるい)のように開いている。 0
臥榻 ガトウ 寝台。ねどこ。ベッド。 0
優位 ユウイ [1] 立場や地位などが他よりまさっていること。「経験のあるチームのほうが―に立った」優勢劣位 0
感作 カンサ [1] 医学で、生体を抗原に対して反応しやすい状態にすること。「スギ花粉の減―療法」 0
解悟 カイゴ 道理などをさとること。気づくこと。思いあたること。 0
勝つ か-つ [1] ①争って相手を負かす。「裁判に―つ」 ②まさる。有力である。「塩が―つ」 ③負担が重すぎる。「この仕事は荷が―ちすぎる」 0
渋面 ジュウメン [0] 眉間(ミケン)にしわを寄せた不快そうな顔。しかめっつら。「―をつくる」 表記「しぶつら・しぶっつら」とも読む。 0
知徳 チトク [0],[2] 知識と道徳。知恵と徳行。「―を磨く」「―合一」表記「智徳」とも書く。 0
無辺 ムヘン [0] 限りなく広いこと。果てしないこと。「広大―な海」無限 0
血税 ケツゼイ [0] ①血の出るような苦労をして納めた税金。重い税金。「国民の―」 ②兵役義務。身を国にささげて税とする意から。 0
臨む のぞ-む [0] ①目の前にする。面する。「灯台は海に―んで立っている」「湖を―む村」 ②支配者として人々に対する。君臨する。「慈悲の心をもって統治に―む」 ③ある場所や会などに参加する。出席する。「準備万端で試合に―む」「正装して受賞式に―んだ」 ④あることに出あう。直面する。「危機に―んでは全力を尽くす覚悟だ」 0
跪拝 キハイ ひざまずいておがむこと。拝跪・跪伏 0
反抗 ハンコウ [0] 権威や権力にはむかうこと。相手に逆らうこと。「親に―する」服従 0
競い肌 きおいはだ [3],[4] 男気(おとこぎ)に富んだ気風。男だて。「―の若い衆」勇み肌 0
内分泌腺 ナイブンピツセン [0] 血液・体液中に直接ホルモンを分泌する腺。脊椎(セキツイ)動物の脳下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎(フクジン)・生殖腺など。外分泌腺参考「ナイブンピセン」とも読む。 0
遺忘 イボウ わすれること。忘却 0
霜除け しもよけ [0] 農作物や庭木などを霜の害から守るために、わらやこもなどで覆いをかけること。また、その覆い。しもがこい。 冬 0
右手 めて [0] ①ウマの手綱(たづな)をとるほうの手。みぎの手。 ②右のほう。右側。 ①②弓手(ゆんで)表記「馬手」とも書く。 1
綿裏包針 メンリホウシン 表向きは柔和で人当たりがよいが、内心はひそかに悪意をもっていること。「綿裏」は柔らかい綿の中。「包針」は針を隠しもつこと。綿の中に人を傷つける針を隠す意から。参考「綿裏の針」ともいう。笑中有刀 0
盟主 メイシュ [1] 同盟の中心となる者。主宰者。「―と仰ぐに足る人物」 0
雲集霧散 ウンシュウムサン [0] 多くのものが雲や霧のように、集まったり散ったりするさま。また、たくさんのものが、集まったかと思うと、またあっという間に消え去ること。〈班固(ハンコ)の文〉離合集散 0
落ち鰻 おちうなぎ [3] 秋、産卵のために川を下るウナギ。下り鰻。秋 0
知遇 チグウ [0] 人格・見識・才能などを認められて手厚くもてなされること。「―を得る」 0
臣従 シンジュウ [0] 臣下としてつきしたがい仕えること。 臣服 0
御触れ おふれ [0] 役所から出される命令や通達。 由来触れ知らせる意から。 0
食らう く-らう [0],[2] ①「たべる」「飲む」の粗野な言い方。「大酒を―う」 ②身に受ける。こうむる。「遅刻して大目玉を―う」「肘鉄(ひじテツ)を―う」「不意を―う」 0
毀誉 キヨ [1] けなすことと、ほめること。そしりとほめ言葉。 0
才人 サイジン [0] すぐれた才能をもち、頭のよい人。転じて、物事を器用にこなし、抜け目のない人。 才子・才物 凡人 0
揚羽蝶 あげはチョウ [0],[3] アゲハチョウ科のチョウの総称。また特に、その一種、ナミアゲハの通称。はねは黄色で多くの黒い筋や斑点(ハンテン)がある。幼虫は「ゆずぼう」といい、ミカン科の木の葉を食害。春表記「鳳蝶」とも書く。 0
死命を制す シメイをセイす 人の生命や運命を手中のものとする。相手の急所をにぎる。〈『史記』〉 生殺与奪(セイサツヨダツ)の権 0
纏足 テンソク [0] 昔の中国の風習で、幼い女児の足にかたく布を巻き、足が大きくならないようにしたこと。 0
禿頭 トクトウ [3] 髪が抜け落ちてはげた頭。はげあたま。光頭 0
両全 リョウゼン [0] 両方とも完全であること。また、両立すること。「忠孝―」 0
無体 ムタイ [1] ①無理なこと。道理に合わないこと。「無理―なことを言う」無法・乱暴 ②形のないこと。「―財産」無形 0
都会 トカイ [0] 人口が密集した、にぎやかなまち。商工業の盛んな文化的設備の整った地。都市田舎 0
逃散 チョウサン [0] 昔、農民が領主への反抗手段として、耕作を放棄して他領へ逃げたこと。参考「トウサン」とも読む。 0
助役 ジョヤク [0] ①主任者を助けて仕事をする役。また、その人。 ②市町村長の次の位の役職で、職務を助け代行した役。二〇〇七(平成一九)年、地方自治法の改正により、副市町村長制度に移行。 ③鉄道で、駅長の職務を助け代行する役。また、その人。 0
画商 ガショウ [0] 絵画の売買を職業とする人。また、その店。 0
裁断批評 サイダンヒヒョウ 芸術作品などを、時代の好みや世論などの外的な基準にしたがって、裁判官が判決を下すように断定的に判定する批評の方法。 0
心服 シンプク [0] 心から尊敬し、したがうこと。「教授に―する」 感服・敬服 0
反応 ハンノウ [0] ①他からのはたらきかけに応じて起こる変化や動き。てごたえ。「相手側の―」「キャンペーンの―がいい」 ②刺激によって生じる諸現象。「音に―する」 ③物質と物質との間に起こる化学変化。「化学―」 0
心算 シンサン [0] 心のなかだけでの計画。心づもり。胸算用。 参考「つもり」とも読む。 0
免黜 メンチュツ [0] 官職をやめさせ、地位から退けること。参考「黜」は退ける意。 0
饋る おく-る 食物・金品をおくり届ける。食物をおくり供える。表記「餽る」とも書く。 0
矛盾 ムジュン [0] 前後がくいちがって論理が合わないこと。「両者の説明には―がある」故事 中国、戦国時代、楚(ソ)の商人が矛(ほこ)と盾(たて)を売りつけようとして「この矛はどんな盾でも突き通すし、この盾はどんな矛でも防ぐことができる」と言ったので、「それではその矛でその盾を突いたらどうなるか」と聞かれ、返答できなかったという故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉自家撞着(ジカドウチャク) 0
田猟 デンリョウ 狩り。狩りをすること。参考「田」「猟」ともに狩りの意。狩猟 0
鴛鴦 エンオウ [2] 「鴛鴦(おしどり)」に同じ。 0
文旦 ボンタン [0] ザボンの別称。参考「ブンタン」とも読む。 朱欒(ザボン) 0
大吉 ダイキチ [0] ①運勢が非常によいこと。「おみくじで―と出る」大凶 ②よい運勢に恵まれる日。大吉日。 0
火魚 かながしら ホウボウ科の海魚。沿岸の海底にすむ。頭骨が発達してかたく、形はホウボウに似るがやや小さい。美味。冬表記「金頭・鉄頭・方頭魚」とも書く。 1
忠諫 チュウカン 真心をもって諫(いさ)めること。忠義による諫言(カンゲン)。 0
群衆 グンシュウ [1] 一か所に組織的にではなく、群がり集まった多くの人々。「―の前で演説する」 0
縁葛 エンかずら 縁側の板を支えるため、下にある柱と柱の間の上部に渡した横木。 0
一同 イチドウ [3],[2] ①その場に居合わせるすべての人人。「―着席する」 ②組織や仲間に加わる全員。「会員―賛成する」 0
新羅 しらぎ 古代朝鮮の国名の一つ。百済(くだら)・高句麗(コウクリ)とともに三国と呼ばれた。紀元後七世紀、朝鮮全土を統一したが、一〇世紀に高麗(コウライ)に滅ぼされた。 参考古くは「シンラ・シラ」とも読んだ。 1
翠雨 スイウ 青葉に降りそそぐ雨。緑雨(リョクウ)。「―にけむる山々」 0
準則 ジュンソク [0] 規則を守りしたがうこと。また、その規則。「―主義」 0
碾 うす 穀物を砕いて粉にする道具。石うす。ひきうす。 0
賊臣 ゾクシン [0] 主君の身を滅ぼす悪い臣下。謀反(ムホン)を起こした家来。逆臣。 乱臣 忠臣 0
等 ら [1] ①複数を表す語。「職員―が対応する」 ②人の代名詞について謙遜(ケンソン)・軽視などを表す語。「私―に行かせてください」 ③方向・場所などをおおよそに示す語。「ここ―で休もう」 0
主題 シュダイ [0] ①主要な題目。特に、芸術作品などの中心となる題材や思想。テーマ。 ②楽曲の中心となる旋律。 0
茶の子 チャのこ ①茶菓子。茶請け。 ②仏事の供物や配り物。 ③農家などで、朝食の前に仕事をするときにとる簡単な食事。参考③の意から、朝飯前でもできるような簡単なことの意の「お茶の子さいさい」という言葉が生まれた。 0
通牒 ツウチョウ [0] ①書面で通知すること。また、その書面。 ②「通達①」の旧称。 ③国際法上、一方的に国家の態度・政策などを相手国に通知する文書。「最後―を発する」 0
木魚 モクギョ [1] 読経や念仏のときにたたいて鳴らす木製の仏具。円形の中空で、横に割れ目があり、表面にうろこの形を刻んである。 0
錦を衣(き)て郷に還(かえ)る にしきをきてゴウにかえる 成功や出世をして故郷に帰ること。〈『南史』〉参考「故郷に錦を飾る」ともいう。 0
企及 キキュウ [0] 努力をして追いつくこと。肩を並べること。「凡人の―するところではない」匹敵 0
要津 ヨウシン ①重要な港。要港。「津」は渡し場・港の意。 ②権力のある重要な地位。 0
洋刀・洋剣 サーベル 西洋風の細身の刀。第二次世界大戦まで、軍人や警官が腰に下げていた。 1
釈然 シャクゼン [0] 疑いや恨みなどが消えてなくなり、心がすっきりとするさま。「曖昧(アイマイ)な説明だけでは―としない」 0
凝脂 ギョウシ [1] ①こり固まった脂肪。 ②なめらかで白くつやのある、女性の肌。「―を洗う」 0
福相 フクソウ [3] いかにも幸福に恵まれているような人相。ふくぶくしい人相。貧相 0
搾滓 しめかす [0],[3] 魚や大豆などの油をしぼった残りのかす。飼料や肥料にする。 表記「〆粕」とも書く。 1
臨済宗 リンザイシュウ [3] 禅宗の一派。中国、唐代の高僧、臨済が開祖。日本には鎌倉時代に栄西(えいさい)が伝えた。 0
苦菜 にがな [1] キク科の多年草。山野に自生。夏、黄色い頭花を多数つける。茎や葉は切ると苦い乳液が出る。表記「黄瓜菜」とも書く。 0
保釈 ホシャク [0] 未決勾留(コウリュウ)中の刑事被告人を、一定の保証金を納めさせて釈放すること。「収賄容疑で逮捕された政治家が―される」
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漢字の豆知識 どっちを使うのがよりふさわしい? ~状況を正確に伝えるために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
精明強幹 セイメイキョウカン 頭脳明晰(メイセキ)で、仕事を処理する能力が高いこと。また、心身ともに健全で丈夫な人。 0
花残月 はなのこりづき 陰暦四月の異名。参考「はなのこしづき」とも読む。 0
物証 ブッショウ [0] 「物的証拠」の略。罪の有無を判定するための、物品による証拠。「―を固める」 0
爆笑 バクショウ [0] 大勢の人々が、一斉にどっと笑うこと。「―の渦」
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一人で「爆笑」はできないの?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会
漢字の豆知識 一人でできない「爆笑」 ~本来の意味を知っておきたい言葉 (公財)日本漢字能力検定協会 0
大洋 タイヨウ [0],[1] ①大きな海。 ②大陸を囲む広大な海洋。太平洋・大西洋・インド洋を三大洋、これに北氷洋・南氷洋を加え、五大洋という。 0
現有 ゲンユウ [0] 現在もっていること。「党の―勢力」「―議席数の確保」 0
纏わる まつ-わる [3] ①からみついて離れないでいる。まきつく。「蔓草(つるくさ)が―る」 ②くっついて離れないでいる。つきまとう。「子猫が母猫に―る」 ③かかわり合う。関係する。「この屋敷に―る噂(うわさ)」 0
鉄亜鈴 テツアレイ [3] 鉄の棒の両端に鉄球がついた運動用具。ダンベル。 0
連続 レンゾク [0] 途切れないで、長く続くこと。また、続けること。「―強盗事件」断続 0
跼る せぐくま-る 体をまげてちぢこませる。背を丸くしてかがむ。 0
解纜 カイラン [0] 纜(ともづな)を解いて船が港を出ること。ふなで。「纜」は船尾にあって船をつなぎとめる綱。出帆・出港・出航 0
無性に ムショウに [0] むやみやたらに。どうしようもなく。「―腹が立つ」 0
興醒める キョウざ-める [4] おもしろがっていた気分がなくなる。興味が薄らぐ。「すっかり―めてしまった」 0
羅列 ラレツ [0] ずらりと連なり並ぶこと。「単なる文字の―にすぎない」 0
論旨 ロンシ [1] 議論の主旨。また、その要旨。「―のわかりにくい文章である」 0
煩苛 ハンカ わずらわしいこと。法律が煩雑で政治が厳しいこと。 0
水天髣髴 スイテンホウフツ [0] 遠い水平線のあたりで、水と空との境がはっきりせず、ぼんやりしていて定かでないこと。 表記「髣髴」は「彷彿」とも書く。 水天一色・水天一碧(スイテンイッペキ) 0
騎士 キシ [1],[2] ①ウマに乗った武士。 ②中世ヨーロッパの武士の一階級。領主につきしたがい、騎士道を重んじた。ナイト。 0
張本 チョウホン ①事件や悪事などのもと・原因。 ②「張本人」の略。悪事の中心人物。 0
甘茶蔓 あまチャづる [3] ウリ科のつる性多年草。山地に自生。秋に黄緑色の小花をつける。葉は五枚の小葉からなる複葉で甘味があり、甘茶にする。ツルアマチャ。表記「絞股藍」とも書く。 0
線描 センビョウ [0] 物の形を線だけで描くこと。せんがき。「―画を得意とする」 0
裾濃 すそご 同系色で上部を淡く、下部をしだいに濃くする染め方。 0
忍従 ニンジュウ [0] その境遇をたえしのぶこと。じっとがまんして服従すること。「―の生活を続ける」 0
牴牾 テイゴ [3] うまくかみ合わないこと。互いに、くいちがうこと。参考「牾」はそむく意。「もどき」と読めば別の意になる。 0
衣桁 イコウ [0] 室内に立てて着物などを掛けておく和式家具。ころもかけ。衣紋掛(エモンかけ)。細い木を鳥居のように組み合わせた形をしている。 0
犬馬 ケンバ [1] イヌとウマ。イヌやウマのようにつまらない者の意。自分を謙遜(ケンソン)していう。「―の労」 0
炬燵 コタツ [0] 暖房器具の一つ。炭火などの熱源の上にやぐらをかぶせ、上を布団でおおったもの。「―で猫が丸くなっている」 冬表記「火燵」とも書く。
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漢字の豆知識 冬をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
瞻望 センボウ [0] はるかに仰ぎ見ること。遠く見渡すこと。「山の彼方(かなた)を―する」 0
賢立て かしこだて 利口ぶること。さかしら。 0
蜚蠊 ごきぶり ゴキブリ科の昆虫の総称。体は平たくて楕円(ダエン)形。多くは黒褐色で、油を塗ったような光沢がある。夜間に活動する。アブラムシ。夏由来「蜚蠊」は漢名より。和名は、「御器(ゴキ)(ふたつきの椀(ワン))嚙(かぶ)り」の転じたもの。 1
微禄 ビロク [0] ①わずかな給料。薄給。高禄②落ちぶれること。零落。 0
真心 まごころ [2] うそいつわりのない、ありのままの心。また、誠意をもって他に尽くそうとする心。「―をこめて贈る」 誠心・赤心 0
傑れる すぐ-れる [3] 人よりも飛び抜けている。ひいでる。まさる。 0
喇嘛教 ラマキョウ チベットを中心に発展した仏教の一派で、「チベット仏教」の俗称。ダライ-ラマとパンチェン-ラマを活仏(カツブツ)としてあがめる。 1
借景 シャッケイ [0] 庭園外の山や木などを、庭園の背景として借りること。また、そのような造園法。 0
筮う うらな-う めどぎを用いて将来や運命・吉凶などを判断すること。 参考「めどぎ」はうらないに使う五〇本の竹製の棒。 0
紅南瓜 きんとうが ウリ科のつる性一年草。カボチャの一種。果実は大きな長楕円(ダエン)形で、黄赤色。食用。秋由来「紅南瓜」は漢名から。表記「金冬瓜」とも書く。 1
欲望 ヨクボウ [0] あるものを得たいと思う強い気持ち。不足を満たしたいと望む気持ち。「―にまかせて行動する」欲求 0
投げ遣り なげやり [0] 物事をいいかげんに行うこと。また、そのさま。やりっぱなし。「―な態度」 0
発つ た-つ [1] 出発する。出かける。「明日ヨーロッパに―つ」 0
勇猛果敢 ユウモウカカン 勇ましくて強く、決断力に富んでいるさま。「果敢」は決断力の強い意。〈『漢書(カンジョ)』〉「―に攻め込む」剛毅果断(ゴウキカダン)・勇壮剛猛 0
標識 ヒョウシキ [0] 案内や伝達の目じるし。しるし。「交通―」標示 0
射翳 まぶし [0],[3] ①猟師が獲物を射るときに身を隠すもの。柴(しば)などを折って作る。 ②待ち伏せること。また、伏兵。 1
袿袴 ケイコ 一八八四(明治一七)年に制定された婦人用の和装礼服。袿(うちぎ)・単(ひとえ)・袴(はかま)・小袖(こそで)・檜扇(ひおうぎ)などからなり、宮中の儀式に着用した。 0
辰巳 たつみ [0] 昔の方角の名。南東の方向。 表記「巽」とも書く。 参考「シンシ」とも読む。 0
徒費 トヒ [1] 金・時間・労力などを無駄遣いすること。また、無駄に使った費用。浪費 0
字音 ジオン [0] 中国から日本に伝来して、日本語化した漢字の読み。「夏」を「カ」と読む類。単に音ともいう。呉音・漢音・唐音など。 字訓 0
苴 つと わらなどで包んだもの。わらづと。「―に入った納豆」 0
悉達多 シッタルタ 釈迦(シャカ)が出家前、太子だったときの名。悉達。悉達太子。 参考梵語(ボンゴ)で、目的を成就した者の意。 0
二十日 はつか [0] 月の第二〇番目の日。また、二〇の日数。二〇日間。 1
同型 ドウケイ [0] 型が同じであること。また、同じ型。同じタイプ。「―の車」 0
夾竹桃 キョウチクトウ [0] キョウチクトウ科の常緑低木。インド原産。葉はササの葉形。夏、紅色または白色の花が咲く。観賞用。夏由来「夾竹桃」は漢名から。 0
比倫 ヒリン [0],[1] 同列のもの。たぐい。なかま。比類 0
栴檀は双葉より芳(かんば)し センダンはふたばよりかんばし 将来大成する人は、幼いときからすぐれた素質を現すたとえ。 由来栴檀はビャクダンのことで香木として知られる。ビャクダンは芽が出たころから芳香を放つことから。 参考「双葉」は「二葉」とも書く。
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・危険には、飛びこむべきか?避けるべきか?~矛盾する故事成語、ことわざ~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
開襟・開衿 カイキン ①襟元を折り襟にして開くこと。また、その開いた襟。「―シャツ」 ②心をうちあけること。 0
昨日の友は今日の仇(あだ) きのうのともはきょうのあだ 親しい友人が翌日には敵になることがあるように、人は離合集散を繰り返して、あてにならないたとえ。 1
杖に泣く つえになく 親を思う気持ちが深いこと。 故事中国、漢の韓伯兪(カンハクユ)は大人になって母にむち打たれたが、昔のように痛くなかったので母が老いて力が衰えたことを知り、悲しんで泣いたという故事から。〈『説苑(ゼイエン)』〉 0
惴惴 ズイズイ 恐れおののいて、びくびくするさま。 惴慄(ズイリツ) 0
少ない すく-ない [3] 数量・程度・割合などがわずかである。少ししかない。「残された時間は―い」「―くとも一週間はかかる仕事だ」 0
蓋世の才 ガイセイのサイ 意気盛んで、世の中を圧倒するほどの才能・才知。〈蘇軾(ソショク)の文〉参考「才」は「材」ともいう。 0
在野 ザイヤ [1],[0] ①公職につかず民間にあること。「―の人材」 在朝 ②政党が野党の立場にいること。 0
合決 あいじゃくり [3] 板を接(は)ぎ合わせるとき、板の端の厚みの半分ずつをけずり取って張り合わせる方法。ちがいはぎ。 1
飲み止し のみさし 飲んでいる途中でやめること。また、その飲み物。飲みかけ。「―のコップにビールを注(つ)ぐ」 0
求める もと-める [3] ①さがす。「職を―める」 ②要求する。「補償を―める」 ③望み、ほしがる。願い、自ら追う。「幸福を―める」 ④買う。「衣料品を―める」 0
量器 リョウキ [1] ①物の量をはかる道具。ます。 ②役に立つ才能。有用な才器。器量。 0
明眸皓歯 メイボウコウシ [5] 美しく澄んだひとみと、白く美しい歯並びの意。参考杜甫(トホ)が絶世の美人である楊貴妃(ヨウキヒ)の美貌(ビボウ)を形容した詩句の語。蛾眉皓歯(ガビコウシ)
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漢字の豆知識 美人をたたえる四字熟語~見た目も、頭脳も、歯もほめる!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
泥棒を捕らえて縄を綯(な)う どろボウをとらえてなわをなう ふだんは用意をないがしろにしていて、事件が起こってからあわてて準備をするたとえ。泥縄。参考「捕らえて」は「見て」ともいう。敵を見て矢を矧(は)ぐ 0
粗榧 いぬがや イヌガヤ科の常緑低木。 由来「粗榧」は漢名から。 犬榧(いぬがや) 1
誘掖 ユウエキ 導き助けること。導き教えること。参考「掖」はわきから手をそえて助ける意。 0
相対 ソウタイ [0] ①対立する関係にあること。また、向き合っていること。 ②あるものが他のものと関係し合って成立すること。「―的な見方」 絶対 参考「あいタイ」と読めば別の意になる。 0
金 キンかん [0] 「金簪(キンかんざし)」の略。金で作ったかんざし。参考「キンシン」とも読む。 0
刀自 トジ [1] ①家事をする女性。一家の主婦。 ②年配の女性を敬っていう語。由来「とぬし(戸主)」の意から。「刀自」は当て字。 0
書き初め かきぞめ [0] 新年行事の一つ。新年に初めて毛筆で字を書くこと。また、その書いたもの。ふではじめ。試筆。 新年 参考ふつう、正月二日に行う。 0
奉じる ホウ-じる [0],[3] ①差し上げる。献上する。「書を―じる」 ②謹んで承る。「君命を―じる」 ③主君としていただく。「幼君を―じる」 ④うやうやしくささげ持つ。「校旗を―じる」 ⑤謹んで職に就く。 0
勝てば官軍、負ければ賊軍 かてばカングンまければゾクグン 事の理非に関係なく、戦いに勝った者が正義になってしまうこと。 由来明治維新の際に生まれた言葉。「官軍」は政府側、「賊軍」は幕府側の軍隊。 0
若い わか-い [2] ①生まれてから年月を経ていない。「姉より五つ―い」 ②未熟である。経験が少ない。「芸が―い」 ③血気盛んである。「年は取っても気は―い」 ④数が少ない。「番号が―い」 0
宗旨 シュウシ [1] ①宗教の教義の中心となっている考え。「全国行脚(アンギャ)で―を広める」 ②宗門。宗派。「―が違う」 ③その人が信じている主義や持論。「―を変える」 0
補う おぎな-う [3] 不足したところや欠けたところを満たす。「施設の不備を―う」「損失を―う」参考もとは、衣服のほころびに当て布をしてつくろう意。 0
公国 コウコク [0],[1] ヨーロッパで、元首を「公」と呼ぶ国。モナコやリヒテンシュタインなど。 0
手を出して火傷(やけど)する てをだしてやけどする 余計なことに首を突っこんで、かえって痛い目にあうこと。 1
乍ち たちま-ち 非常に短時間のうちに事が行われるさま。急に。すぐに。「―売り切れる」「―満員になる」 0
佳境 カキョウ [0] ①最もおもしろいと感じるところ。「話はいよいよ―に入った」妙所 ②とても景色のよい場所。 0
愉快 ユカイ [1] さばさばとして気持ちのいいこと。また、たのしくておもしろいこと。「一日を戸外で―に過ごす」「―な出来事」「それは―だ」不愉快 0
菌 きのこ [1] 大形の菌類の総称。木陰や朽ちた木に生え、多くは傘の形をしている。食用になるものもある。秋 0
要 かなめ [1] ①扇をとじたり広げたりするため、骨の末端にはめこむくぎ。 ②最も大切なところ。「チームの―となって活躍する」「日本史の―の部分を覚える」 ③「要黐(かなめもち)」の略。 0
記者 キシャ [1],[2] 文章を書く人。特に、新聞や雑誌などの記事を取材・執筆・編集する人。「―会見」「雑誌―」 0
硬玉 コウギョク [0] 鉱物の名称で輝石(キセキ)の一種。ナトリウムなどを含み、白や緑白色など。ミャンマー・中国・日本などに産する。翡翠(ヒスイ)など。軟玉 0
差異・差違 サイ 他のものと異なる点。ちがい。「たいした―はない」 相違 0
壮年 ソウネン [0] 元気がある働き盛りの年ごろ。 盛年・壮齢 0
節 ノット [1] 船の速さを示す単位。一(ノット)は一時間に一海里(約一八五二(メートル))進む速度。 参考「節」は当て字。 0
譎る いつわ-る うそをつく。あざむく。言葉でだます。わなにかける。 0
試す ため-す [2] 実際にやってみる。実験してみる。「漢字の知識を―す」「よく書けるかどうか―してみる」 0
顔常山の舌 ガンジョウザンのした 過酷な目にあっても、なお国家や主君に忠誠を尽くすこと。故事 中国、唐代、玄宗の忠臣の顔杲卿(ガンコウケイ)は反乱軍の安禄山(アンロクザン)に捕らえられてもなお安禄山を罵倒(バトウ)しつづけ、ついにその舌を切られたが、それでも罵倒をやめなかった故事から。「顔常山」は常山(河北省)の太守であった顔杲卿のこと。〈文天祥の詩〉 0
紀す しる-す 順序だてて書く。記録する。 0
除夜の鐘 ジョヤのかね 一〇八の煩悩をとり除いて新年を迎えるために、大晦日(おおみそか)の午後一二時から元日にかけて仏教寺院で打ち鳴らす鐘。一〇八回つく。 0
緑化 リョッカ [0] 草木を植えて緑地を増やすこと。参考「リョクカ」とも読む。 0
辛い から-い [0],[2] ①舌を強く刺激する味である。「わさびが利(き)きすぎて―い」 ②塩味が濃い。「塩っ―い」 ③厳しい。「採点が―い」 0
晏如 アンジョ [1] 安らかなさま。安心して落ち着いているさま。 0
搾乳 サクニュウ [0] ウシ・ヤギなどの乳をしぼること。「―器」 0
創刊 ソウカン [0] 定期刊行物を新しく発刊すること。「仲間で雑誌を―した」 廃刊 0
盟約 メイヤク [0] かたく約束すること。また、その約束。「二国間で―を結ぶ」 0
皮 かわ [2] ①動植物の外面をおおい包むもの。「ミカンの―」 ②物の外側を包んでいるもの。「ふとんの―」 ③本質や本性などをおおい隠しているもの。「化けの―がはがれる」 0
追放 ツイホウ [0] ①追い出すこと。「暴力―」放逐 ②不適当と認めた人をその地位・職業からしりぞけること。パージ。「公職―」 0
衣 コンイ [0] 「竜(コンリョウ)の御衣(ギョイ)」の略。竜の刺繡(シシュウ)がほどこされた天子の衣服。参考「コンエ」とも読む。 0
塗物 ぬりもの [0] 漆をぬって作ったものの総称。漆器(シッキ)。「―師」 0
暮秋 ボシュウ [0] ①秋の終わりころ。晩秋。 ②陰暦九月の異名。 ①②秋 0
讒誣 ザンブ [1] ありもしないことを言って非難すること。 参考「ザンプ」とも読む。 0
竜爪稗 しこくびえ イネ科の一年草。アフリカまたはインド原産。実は黄赤色で、食料・飼料用。日本では飼料用にわずかに栽培される。コウボウビエ。由来「竜爪稗」は漢名から。表記「四国稗」とも書く。 1
永眠 エイミン [0] 永遠にねむる意で、死ぬこと。永逝・逝去 0
舎利別 シャリベツ [2] 砂糖水を煮つめた濃い液。シロップ。 0
猪首・猪頸 いくび ①首がイノシシのように太くて短いこと。 ②兜(かぶと)を後ろにずらしてかぶること。「兜を―にかぶる」由来②首が短く見えることから。 0
受益 ジュエキ [0] 利益を受けること。「―者負担」 参考多く、法律や公文書などで使う。 0
天竺 テンジク [1] ①中国・朝鮮・日本で用いられたインドの古称。 ②ある語に添え、外国産、舶来の意を表す語。「天竺牡丹(ボタン)」など。 ③「天竺木綿(もめん)」の略。厚地の平織りの綿布で、シーツやテーブルかけなどに用いる。 0
行る や-る [0] ①おこなう。する。「試合を―る」「―るだけのことは―った」 ②行かせる。動かす。「娘を大学へ―る」 0
磋く みが-く ①こすってつやを出す。 ②学問や技芸などを上達させる。「人格を―く」 表記「瑳く」とも書く。 0
鯛 たい [1] タイ科の海魚の総称。特に、マダイを指す。多くは紅色で種類が多い。食用。参考色・形ともに美しく、また、「めでたい」に通じることから祝宴の料理に使われる。 0
不羈奔放 フキホンポウ 伝統や習慣にとらわれず、思いのままに行動すること。参考「奔放不羈」ともいう。不羈自由 0
残念無念 ザンネンムネン 非常にくやしく思うこと。 残念至極(ザンネンシゴク) 0
景観 ケイカン [0] けしき。風景。特に、風情のある眺め。「雄大な―」 0
前借 ゼンシャク [0] 給料などを、受け取る期日より前に借りること。まえがり。 0
徒疎か あだおろそ-か [4] いいかげんにするさま。粗末にするさま。「―にできない」参考「あだやおろそか」ともいう。一般に打ち消しの語を伴う。 0
推す お-す [0] ①力を加えて前進させる。 ②適当なものとしてすすめる。推薦する。「入賞候補として彼の作品を―す」 ③おしはかる。推量する。「結果から原因を―す」 0
主事 シュジ [1] 官公庁・学校などで、中心となって事務を扱うこと。また、その人。主任。「教務―に抜擢(バッテキ)される」 0
彷徨う・彷う さまよ-う あてもなく、歩き回る。一か所にとどまらず、うろうろする。「吹雪の中を―う」「生死の境を―う」流離(さすら)う 1
本命 ホンメイ [0] ①生まれ年の干支(えと)。 ②競馬や競輪などでの一着候補。対抗 ③最も有力な人。「総裁候補の大―」参考①「ホンミョウ」とも読む。 0
潮時 しおどき [0] ①海水が満ちたり引いたりする時。 ②物事をするのに最適な時。ころあい。しお。「―を見て始めよう」「選手交代の―」好機・機会・時機 0
炊金饌玉 スイキンセンギョク 贅沢(ゼイタク)で、見た目もすばらしいご馳走のこと。「炊金」は黄金を炊く、「饌玉」は珠玉を食卓の上にならべる意。〈駱賓王(ラクヒンオウ)の詩〉 参考「饌玉炊金」ともいう。 太牢滋味(タイロウジミ)・食前方丈 0
痛定思痛 ツウテイシツウ 過去の苦難を振り返り、将来への戒めとすること。痛みがおさまったのちも、なおかつその痛みを忘れずに思うことから。「痛定」は痛みがおさまる意。〈韓愈(カンユ)の文〉 0
寸断 スンダン [0] 細かくずたずたに切り刻むこと。「洪水で交通網が―された」 0
荒肝 あらぎも [0] あらあらしい心。きもったま。「―をぬく(ひどく驚かせる)」「―を拉(ひし)ぐ(驚き恐れさせる)」度肝 0
熊手 くまで [0],[3] ①長い柄(え)の先に、クマのつめに似た鉄のつめをつけた昔の武器。 ②竹製の掃除道具。①の形をしており、落ち葉などをかき集めるのに使う。 ③酉(とり)の市などで売る、 ②の形をした縁起物。おかめの面や小判などをつけたもの。福徳をかき集めるとされる。 0
援引 エンイン [0] 自説を裏付ける証拠として、他の文献などを引用すること。「多数の資料を―する」 援用 0
無用の用 ムヨウのヨウ 表面上なんの役にも立たないと思われるものが、かえって重要な役割を果たしているということ。〈『荘子(ソウジ)』〉無駄方便参考「無用」は「不用」ともいう。 0
直 すぐ [1] ①ただちに。「―来る」 ②ごく近く。「駅はもう―だ」 ③容易に。簡単に。「―泣くな」 ④まっすぐなさま。「―な道」 ⑤心の素直なさま。「―な人」 0
首鼠両端 シュソリョウタン [1] どっちつかずで、はっきりした態度を示さないこと。日和見(ひよりみ)的であること。ネズミが穴から首を出し、あたりを見回している意から。〈『史記』〉 右顧左眄(ウコサベン)・狐疑逡巡(コギシュンジュン) 0
迷信 メイシン [0],[3] 科学的な根拠のない言い伝えを信じること。また、その言い伝えや事柄。「旧来の―を否定する」「祖母は―家(か)だ」 0
沈菜 キムチ 塩漬けした野菜にトウガラシ・ニンニク・塩辛などを合わせた朝鮮の漬物。参考「キムチ」は朝鮮語から。 1
施行 セギョウ [0] ①善行や功徳を積むため、僧侶(ソウリョ)や貧しい人に物をほどこすこと。「―風呂(フロ)」 ②「施行(シコウ)」に同じ。 0
懐かしむ なつ-かしむ [4] なつかしく思う。しのぶ。「故郷の山野を―む」 0
藜 あかざ [0] アカザ科の一年草。中国原産。空き地や道端に自生。高さは一(メートル)以上になり、茎はかたい。葉はひし形に近い卵形。夏、小花を穂状につける。若葉は赤紫色で、食べられる。夏 0
縁 へり [1],[0] ①ふち。はし。 ②畳・ござなどの端にそってつける細長い布。「畳の―」参考「ふち」とも読む。 0
鞘 さや [1] ①刀剣類の刀身や筆の先などを収めて、それを保護する筒。 ②価格や利率の設定による差額。商品の売買におけるもうけなど。利鞘(リざや)。「―を取る」 ③「鞘堂」の略。 0
灑掃 サイソウ 水を流してあらい、塵(ちり)をはらうこと。掃除(ソウジ)。 表記「洒掃」とも書く。 0
真情 シンジョウ [0] ①いつわりのない本当の気持ち。まことの心。「―を吐露する」 ②真実のありさま。 実情 0
家柄 いえがら [0] ①家の地位。家の格式。「―がよい」家格 ②家の格式が高いこと。「―の生まれ」 名家・名門 0
敗荷 やれはす 葉のやぶれたハス。やれはちす。秋表記「破れ蓮」とも書く。参考「ハイカ」とも読む。 1
象 かたち [1] 表に現れるすがた・ありさま。 0
屢・屢屢 しばしば たびたび。しきりに。何度も。「外国で―見る庭園のようだ」 1
遏止 アッシ おしとどめること。とめること。遏絶 0
亀鑑 キカン [0],[1] 行為や判断の基準となる模範。手本。見本。「教育者の―とされた人物だ」亀鏡(キケイ)由来「亀」は吉凶を占い、「鑑」は鏡で身を映して反省するもので、ともに教訓となるものであることから。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 0
独特 ドクトク [0] その人だけがもつ特別なさま。ユニーク。「―の考え」特有 0
歩射 かちゆみ 歩きながら弓を射ること。また、その弓。表記「徒弓」とも書く。参考「ブシャ」とも読む。 1
山気 サンキ [3],[0] 山中特有の、さわやかな冷気。 参考「やまケ」と読めば別の意になる。 0
木綿 ゆう [1] コウゾの皮をはぎ、その繊維を蒸して水にひたし、裂いて糸としたもの。祭礼のとき榊(さかき)につける幣(ぬさ)に用いた。参考「もめん」と読めば別の意になる。 1
免疫 メンエキ [0] ①病原菌や毒素に対して抵抗力をもち、病気にかからなくなること。「予防接種で―ができる」 ②幾度も経験することで、それに慣れてしまうことのたとえ。「お説教には―になっている」 0
爆発 バクハツ [0] ①急速な化学反応で、多量のガスや熱が光・音・衝撃波などを伴って一度に発生し、破壊作用を起こす現象。 ②おさえていたものが一度にふき出すこと。「怒りが―する」「新製品が―的に売れ出す」 0
祝日 シュクジツ [0] 祝いの日。特に、国が定めた祝いの日。 祭日・旗日(はたび) 0
欲得 ヨクトク [0],[4] 利益を得ようとすること。また、その心。「―に目がくらむ」「―尽く(何事も打算で行動すること)」 0
熾 おき ①赤くおこった炭火。 ②薪(まき)が燃えて、炭火のようになったもの。 ①②熾火「―が赤く残っている」 表記「燠」とも書く。 0
香餌 コウジ ①においや味のよいえさ。 ②人をうまくさそい出す手段。「―につられてしまう」表記②「好餌」とも書く。 0
神経 シンケイ [1] ①動物の体にある繊維状の器官。体の機能を統率し、各部からの刺激を脳に伝える刺激伝達の経路。 ②ものを感じたり考えたりする心のはたらき。「―が太い人」 0
疱 もがさ 「疱瘡(ホウソウ)」に同じ。表記「皰・痘瘡」とも書く。 0
飢渇 キカツ [0] 食べ物や飲み物が少なくて苦しむこと。空腹やのどのかわき。「山中に孤立して―に苦しんだ」表記「饑渇」とも書く。 0
空襲 クウシュウ [0] 飛行機で、空から爆弾を投下するなどして攻撃すること。 0
地積 チセキ [0] 一区画ごとの、土地の面積。土地の坪数。「―測定図」 0
因機説法 インキセッポウ その場その場に適した説法を行い、仏法の真理を悟らせること。応機接物・応病与薬 0
巻き添え まきぞえ [0] 他人の事件などに関係して、迷惑や損害をこうむること。かかりあい。「上司の失敗の―を食う」 0
官 つかさ [0],[2] ①役所。官庁。 ②役目。つとめ。官職。 ③役人。官吏。 0
直視 チョクシ [1],[0] ①目をそらさず、まっすぐに見つめること。正視 ②物事の真実を見据えること。「現状を―する」 0
妙諦 ミョウテイ [0] すぐれた真理。参考「ミョウタイ」とも読む。 0
徴 しるし [1] これから起こる事象が何らかの形で現れること。前ぶれ。徴候。兆(きざ)し 0
鉛白 エンパク [0] 塩基性炭酸鉛を主成分とする、白色顔料。有毒。かつて、おしろいに用いていた。 0
籃 かご 竹などで、目を細かく編んだかご。かたみ。 0
長嘯 チョウショウ 口をすぼめて声を長く伸ばすこと。また、声を長く引いて、詩歌をうたうこと。 0
壊血病 カイケツビョウ [0] ビタミンCの欠乏で起こる病気。疲れやすく、貧血や出血などの症状がある。 0
外局 ガイキョク [0] 内閣の統轄する省の内局などの系統外にあって、特殊な事務を処理する機関。文部科学省の文化庁、財務省の国税庁など。内局 0
求法 グホウ 仏法を願いもとめること。悟りをもとめること。求道(グドウ)表記「弘法」と書けば、仏法を世にひろめる意。 0
不足 フソク [0] ①足りないこと。欠けていること。不十分。「料金が―している」 ②満足しないこと。「今の生活は何の―もない」不服・不満 0
非命 ヒメイ [1] 天命を全うするのではなく、思いがけない災難で死ぬこと。「―の死をとげた」非業(ヒゴウ)・横死 0
口舌 クゼツ [0] ①口論。言い争い。痴話(チワ)げんか。 ②口先だけのセリフ。弁舌。表記①「口説」とも書く。参考①「クゼチ」とも読む。②「コウゼツ」とも読む。 0
仇敵 キュウテキ [0] 憎いかたき。うらみのあるかたき相手。あだ。「ついに―を倒す」仇讐(キュウシュウ) 0
多彩 タサイ [0] ①色彩が多く美しいこと。 ②種々さまざまで、見事なこと。「―な催し」「―な顔ぶれがそろう」 0
痘痕も靨(えくぼ) あばたもえくぼ ひいき目で見れば短所も長所に見えるたとえ。好きになれば、相手のあばたもえくぼのようにかわいらしく見える意から。惚(ほ)れた欲目 1
攻城野戦 コウジョウヤセン 城や要塞(ヨウサイ)を攻め、野で戦うこと。参考「野戦攻城」ともいう。 0
穿く は-く [0] ①ズボンなどを足から通して身につける。 ②靴や靴下などを足につける。 表記②「履く」とも書く。 0
池 チトウ [2] 池の土手。池のつつみ。 0
嗇しむ お-しむ ものおしみする。だしおしみする。 0
男男しい おお-しい [3] 危険や困難を恐れず、いさましい。男らしい。女女(めめ)しい表記「雄雄しい」とも書く。 1
開口一番 カイコウイチバン [6] 話し始める最初に。口を開くやいなや。 0
十指 ジッシ [1] 両手の一〇本の指。「―に余る(指では数え切れないほど多い)」 0
入漁 ニュウギョ [0] 他の共同体・他国などが占有権をもつ、特定の漁場に入って漁業を行うこと。「―料を払って鮎(あゆ)を釣る」参考「ニュウリョウ」とも読む。 0
祖語 ソゴ [1] 同じ系統である諸言語のおおもとの言語。イタリア語・フランス語に対するラテン語など。 母語 0
繡腸 シュウチョウ 文才や歌才などに恵まれていること。また、豊かな詩情。 参考「にしきの心」の意。 0
特製 トクセイ [0] 特別に製造すること。また、そのもの。特別製。「―のドレス」並製 0
諭示 ユシ [1] ①口頭や文章でさとし示すこと。 ②官庁から人民につげ示す文書。また、文書で通達すること。 0
猫も杓子も ねこもシャクシも だれもかれも。みんな。そろいもそろって。何もかも。「―テレビゲームに夢中だ」 0
植生 ショクセイ [0] ある区域に生育している植物の集団。または、その植物の状態。「―図」「―調査」 0
孤塁 コルイ [0],[1] ただ一つ残り、孤立したとりで。「―を守って久しい」 0
無窮 ムキュウ [0] 果てしないさま。「天壌(テンジョウ)―」無限・永遠・永久 0
曽祖父 ひいじじ [1] 祖父母の父。ひいおじいさん。 曽祖母 参考「ソウソフ・ひおおじ」とも読む。 1
寂 さび [1] ①古びて枯れた趣。「―のある日本庭園」 ②謡い物や語り物において低く渋みのある声。「―のある声」 ③松尾芭蕉(まつおばしょう)の俳諧(ハイカイ)理念の一つで、閑寂で枯淡の美。「わびと―」 0
与国 ヨコク [1] 軍事的に互いに助け合って行動する国。同盟国。参考「与」は仲間の意。 0
冕冠 ベンカン [0] かんむりの上部に、冕(ベンリュウ)を垂らした冕板をつけたもの。日本では、天皇と皇太子が大儀に着用した。礼冠(ライカン)。 0
酖毒 チンドク 中国にすむといわれる、酖(チン)という鳥の羽にある猛毒。その羽を浸した酒を飲めば死ぬという。表記「鴆毒」とも書く。 0
泰 タイ インドシナ半島の中央部とマレー半島の北部にある立憲王国。米やゴムの生産が盛ん。首都はバンコク。 1
阿鼻叫喚 アビキョウカン [1],[0] 悲惨な状況に陥り、苦しみ、泣き叫ぶさま。「爆発現場は―の巷(ちまた)と化した」由来「阿鼻」は仏教でいう八大地獄の一つで、無間(ムゲン)地獄のこと。「叫喚」は苦しみのためにわめき叫ぶ声。〈『法華経(ホケキョウ)』〉 0
白衣の宰相 ハクイのサイショウ 官位がないのに、宰相のような権勢のある人のたとえ。「白衣」は無位無官の意。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
評注・評註 ヒョウチュウ 詩歌や文章などに対して、批評や注釈を加えること。また、その批評や注釈。 0
禁足 キンソク [0] 人を一定の場所にとどめて外出を禁止すること。また、外出を禁止する刑罰。「―令」 0
沓手鳥 ほととぎす ホトトギス科の鳥。 杜鵑(ほととぎす) 1
帳消し チョウけし [0] ①勘定が済んで、帳簿に記載されている金高を消すこと。 ②借りがなくなること。「借金の―」 ③互いに差し引いて損得や功罪がなくなること。 0
い かた-い しっかりしていてゆるがない。城の守りなどが丈夫でこわれない。 0
鎮撫 チンブ [1] 反乱や暴動などをしずめ、人民を安らかにすること。「反乱地区の暴徒を―する」 0
限る かぎ-る [2] ①範囲を区切る。限定する。「出場者は高校生に―る」「テーマを―る」 ②最上である。及ぶものがない。「お茶は緑茶に―る」「疲れたら寝るに―る」 ③打ち消しの形で用いて、…とは決められない。「彼がうそつきだとは―らない」 0
空似 そらに [0],[3] 血縁でない他人であるのに、顔かたちがよく似ていること。「他人の―とはいえ、そっくりで驚いた」 0
夜着 よぎ [1] ①寝るときに掛ける布団など。夜具 ②綿を厚く入れた着物の形の夜具。かいまき。冬 0
閨秀 ケイシュウ [0] 学問や芸術にすぐれた女性。「―作家」 0
撓屈 トウクツ たわんで曲がること。また、力を加えてしならせること。 0
満目蕭条 マンモクショウジョウ [0] 見渡す限り、もの寂しいさま。「蕭条」は、ほそぼそとしてもの寂しいさま。〈李白(リハク)の詩〉満目荒涼・満目蕭然 0
旭日 キョクジツ [0] 朝の太陽、またその光。朝日。「―旗(朝日を図案化し、旧日本海軍の軍艦などに用いた旗)」 0
家兄 カケイ [0] 自分の兄を、他人に対してへりくだっていう語。舎兄・愚兄(グケイ) 0
厳然 ゲンゼン [0] いかめしく、おごそかなさま。動かしがたいさま。「―とした態度」「―たる事実が存在する」 「儼然」の書きかえ字。 0
檜舞台 ひのきブタイ [4] ①ヒノキの薄い板を張った能楽・歌舞伎(カブキ)の舞台。 ②自分の腕前を広く世間に見せる晴れの場所。「政治の―に立つ」 0
晩生 おくて [0] ①野菜・果実などの作物で、通常より遅く熟すもの。 ②肉体的や精神的に成熟の遅い人のたとえ。 ①②早生(わせ)表記「奥手」とも書く。参考 ①「バンセイ」とも読む。 1
任じる ニン-じる [0],[3] ①自分の任務や責任として引き受ける。「上司の責めに―じる」 ②その役目が果たせると思いこむ。自任する。「自らその分野の第一人者をもって―じる」 ③職務につかせる。任命する。「特使に―じる」 ④担当させる。「交渉を部下に―じる」 0
誦経 ズキョウ [0] 声を出して経文をよむこと。また、経文を暗誦(アンショウ)すること。 参考「ジュキョウ」とも読む。 0
全うする まっと-うする [0] 完全に果たす。完全にやりぬく。「天寿を―する」「任務を―する」 0
帆腹飽満 ハンプクホウマン 船が、帆いっぱいに風を受けて軽快に進むさま。〈陸游(リクユウ)の文〉「―で快走するヨット」 0
共演 キョウエン [0] 映画・劇・音楽などで、主役格の人が二人以上一緒に出演すること。「二大スターの―」 0
割譲 カツジョウ [0] 所有する土地や物の一部を譲ること。「領土を―する」 0
騰落 トウラク [0],[1] 騰貴と下落。物価・相場の上がり下がり。「株価の―を予測する」 0
打倒 ダトウ [0] 打ちたおすこと。完全に負かすこと。「挑戦者を―する」 0
営農 エイノウ [0] 農業をいとなむこと。「父は―を誇りにしている」 0
厚司・厚子 アツシ ①オヒョウなどの樹皮の繊維で織った厚地の布。また、それで織ったアイヌの衣服。 ②大阪地方で産出する厚地の綿織物。参考「アツシ」はアイヌ語でオヒョウの意。 0
鐚銭 びたセン ①室町中期から明治初期にかけて使われた粗悪な銭貨。びた。 ②使い古した硬貨。「―を選ぶ」 0
白癬・白禿瘡 しらくも 白癬(ハクセン)菌の感染で起こる皮膚病。多く、幼児や小児の頭部にできる白い円形斑(ハン)が大きくなり、乾燥して頭髪がぬける。参考「白癬」は「ハクセン」とも読む。 1
乾麺 カンメン [0] 干して固くしためん類。干しうどん・そうめんなど。 0
長道・長路 ながじ 長く遠い道のり。遠路。参考「ながち」とも読む。 1
癰疽 ヨウソ [1] 悪性で危険なできもの。参考浅くて大きいものを「癰」、深くて悪性なものを「疽」という。 0
舞文弄法 ブブンロウホウ 法律の条文を勝手に解釈し、乱用すること。「舞」「弄」はともに、もてあそぶ意。〈『史記』〉 0
御内 おんうち [0] 相手の妻や家族全体にあてて手紙を出す際に、あて名に添える語。 0
半面の識(シキ) ハンメンのシキ ちょっと見かけた人の顔をよく覚えていること。また、一、二度会ったことのある程度の知り合い。故事 中国、後漢(ゴカン)の応奉(オウホウ)が、扉の間から顔の半分をちらりと見ただけの人を、数十年後に道で会ったときに覚えていたという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
間遮 あいシャ [0] 将棋で攻撃を防ぐため、駒(こま)を自分と相手の駒のあいだに打つこと。間駒。間(あい)。 0
屋台・屋体 やタイ ①屋根をつけ、移動できるようにした物売りの台。「―のおでん屋」 ②祭礼などに用いる舞台。「囃子(はやし)―」 ③舞台で使う、家を表す大道具。「―崩しの演出」 ④「屋台骨(ぼね)」の略。 0
戎衣 ジュウイ いくさの場に着て出る、衣服や甲冑(カッチュウ)。 0
党 なかま [1] 行動などをともにする人。また、同志の集まり。 0
滲漏 シンロウ ①しみもれること。にじみ出すこと。 ② ある程度の悟りを得た人に残っている、煩悩の余り。多く、禅宗で用いる。 0
尭風舜雨 ギョウフウシュンウ 尭帝や舜帝の恵みや恩沢を風雨にたとえていう語。転じて、太平の世。参考「尭」「舜」は、中国古代の伝説上の聖天子。天下太平・尭年舜日 0
双書 ソウショ [0],[1] 同じ種類・形式の一連の書物。シリーズ。 表記「叢書」とも書く。 0
掃門 ソウモン 人の家の門前をはき清めること。転じて、人に面会を求めること。 0
稚子 みずこ [0] ①生まれて間もない子。あかご。 ②流産や堕胎した胎児。「―供養」表記「水子」とも書く。参考「みずご」とも読む。 1
戚戚 セキセキ うれい、思いわずらうさま。くよくよするさま。 0
東天紅 トウテンコウ [3] ①夜明けに鳴くニワトリの声。 ②高知県特産の、ニワトリの一品種。抑揚のある声で長く鳴く。参考東の空が紅(あか)くなる意に当てた語。 0
黄泉 よみ [1] 人の死後、魂が行くという所。あの世。よみの国。「―帰り(生き返ること)」冥土(メイド)参考「コウセン」とも読む。 1
真木 まき [1] ①イヌマキ・コウヤマキの別称。マキ科の常緑高木。 ②「よい木」の意味で、スギやヒノキのこと。 表記「槙」とも書く。 0
禦ぐ ふせ-ぐ [2] さえぎりとどめる。くい止める。「敵の上陸を―ぐ」 0
綺想曲 キソウキョク [2] 自由な形式で、変化に富んだ器楽曲。カプリッチオ。狂想曲表記「奇想曲」とも書く。 0
船腹 センプク [0] ①船の胴体部分。「―に穴があく」 ②船の荷物を積みこむ部分。また、その積載能力。「広い―」 ③船舶。多く、隻数について用いる。「―数」 0
宮闕 キュウケツ [0] 宮城(キュウジョウ)の門。転じて、宮城・皇居。参考「闕」は、正門の両側にある物見台の意。 0
正解 セイカイ [0] ①正しく解答すること。また、正しく解釈すること。 正答 ②結果的に正しい対応だと思えること。「転職は―だった」 0
設える しつら-える [4] もうける。飾りととのえる。設備する。「式典の来賓席を―える」 0
鬼面 キメン [0],[1] 鬼の顔。また、鬼に似せた仮面。転じて、恐ろしい顔や見せかけ。鬼臉(キケン) 0
鬱怏 ウツオウ 心がふさいで晴れないさま。「―とした日々を送る」鬱鬱・鬱屈・鬱悒(ウツユウ) 0
距離 キョリ [1] 二点間のへだたり・長さ。「通学の―」「車間―をとる」 0
覈べる しら-べる 事実を明らかにする。調査してたしかめる。 0
居待月 いまちづき 陰暦の一八日の月。特に、八月一八日の月。居待ちの月。立待月・寝待月参考月の出が遅くなるので座って待つ意。
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漢字の豆知識 望月はどんなお月さま? ~優雅な月の呼び方~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
空転 クウテン [0] ①車輪などがむだに回ること。からまわり。「プロペラが―する」 ②効果が一切ないまま進行すること。「国会審議が―する」 0
遅刻 チコク [0] 決められた時間におくれること。「絶対に―をしないように」 0
周知徹底 シュウチテッテイ すみずみまで広く知れわたるようにすること。「全社に―を図る」 0
加味 カミ [1] ①食べ物に味をつけ加えること。 ②物事に別の要素をつけ加えること。「営業成績に普段の勤務態度を―して評価する」 0
寿夭 ジュヨウ 長生きと若死に。長寿と夭折。「人の世は貧富―さまざまだ」 0
薯 いも [2] いも類の総称。特に、ヤマノイモ・ジャガイモをいう。 秋 表記「藷」とも書く。 0
王冠 オウカン [0] ①王がかぶる冠(かんむり)。「―を戴(いただ)く」 ②栄誉のしるしとしてかぶる冠。「―を手にする」 ③瓶の口をふさぐ金属でできたふた。「ビール瓶の―を抜く」 0
排する ハイ-する [3] ①押しのける。排斥する。「反対意見を―する」「万難を―する」 ②押し開く。「戸を―する」 ③並べる。「文字を五十音順に―する」 0
夫食 フジキ 江戸時代、農民の食料となる米穀のこと。「―貸し(領主が貸し付けること)」参考「ブジキ」とも読む。 0
荘園 ショウエン [0] ①奈良時代から室町時代にかけての貴族や社寺の私有地。 ②中世ヨーロッパにおける国王・貴族・教会などの領地。 表記①「庄園」とも書く。 0
返書 ヘンショ [1],[0] 返事の手紙。「―を受け取る」返信・返状 0
駝馬 ダバ ラクダの別称。 駱駝(ラクダ) 0
懌ぶ よろこ-ぶ かたくなな心がほどけて気持ちがやわらぐ。 0
容積 ヨウセキ [1] ①いれものの中をみたしうる分量。容量。キャパシティー。 ②立体が占めている空間の大きさ。体積。 0
等価 トウカ [1] 価値や価格がひとしいこと。また、その価値・価格。「―交換」 0
紛らす まぎ-らす [3] ①他に心を向けてごまかす。「気を―すため旅行に出かける」 ②他のものと混じって区別がつかないようにする。「照れくささを笑いに―す」 0
源清ければ流れ清し みなもときよければながれきよし 物事の根本が正しければ、その末端も正しくなることのたとえ。また、上に立つ者が正しい行いをすれば、下の者も正しくなるたとえ。川の水は源がきれいに澄んでいれば、下流の水もきれいに澄むことから。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
献杯・献盃 ケンパイ 相手に敬意を表して、杯を差し出すこと。「―を受ける」献酬 0
素車白馬 ソシャハクバ 古代中国で葬儀に用いられた馬車。転じて、死を覚悟して降伏・謝罪すること。「素車」は飾りのない白木の車、「白馬」はそれを引く白いウマ。〈『史記』〉 0
早退 ソウタイ [0] 決められた時刻より早く帰ること。早引け。「職場を三時で―する」 0
熟れる こな-れる [2] ①消化する。「―れやすい食物」 ②習熟して自在に扱える。「―れた文章」 ③性格が円満になる。「―れた人柄」 0
遊技 ユウギ [1] 娯楽として、技を競い合う遊びや勝負事。パチンコ・麻雀など。「郊外に―施設がたくさんある」 0
逐一 チクイチ [2],[0] 順をおって一つ一つ。いちいち詳しく。「―報告するには及ばない」参考「チクイツ」とも読む。 0
就任 シュウニン [0] ある重要な職務につくこと。「新社長―のあいさつ」 着任 退任 0
大胆不敵 ダイタンフテキ [3],[0] 度胸がすわっていて何物をも恐れないこと。また、そのさま。「―な白昼の犯行」
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四字熟語根掘り葉掘り85 「大胆不敵」はほめことばになるか?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
浅い あさ-い [0],[2] ①底や奥までの距離が短い。「―い海」 ②薄い。淡い。「―い黄色」 ③程度や度合いが少ない。「―いつき合い」「入学後の日が―い」 0
下卑る ゲビ-る [2] 下品でいやしく見える。「―た口元が気になる」 0
仕送り シおくり [0] 生活費や学費を補助するために、金品を送ること。また、その金品。「親から―を受ける」 0
手房 たぶさ 手。手首。また、腕。 0
捗る はかど-る [3] 物事が順調に進む。はかが行く。「好天に恵まれ仕事が―る」「通商交渉が―る」
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漢字の豆知識 読めると仕事が「捗る」?さらりと書けるとかっこいい日常語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
南 みなみ [0] ①方角の一つ。太陽の昇るほうに向かって右の方向。北 ②南風。夏 0
外泊 ガイハク [0] ふだん生活している以外の所に泊まること。「無断で―する」 0
老成持重 ロウセイジチョウ 十分に経験があり熟達していながら、そのうえさらに慎重なこと。「持重」は、大事をとり慎重な態度を守ること。 0
半白 ハンパク [0] 白髪の入りまじった頭髪。胡麻塩(ゴマしお)頭。「―の紳士」表記「斑白・頒白」とも書く。 0
虎口を逃(のが)れて竜穴に入(い)る ココウをのがれてリュウケツにいる 災難が次から次へとふりかかってくるたとえ。一難去ってまた一難 0
惰眠 ダミン [0] なまけて眠ること。転じて、だらだらと何もしないで過ごすこと。「―をむさぼる」 0
萎びる しな-びる [0],[3] 水分や生気を失いしわがよる。「レタスが―びる」 0
地道 ジみち [0] 手堅く、着実に物事をするさま。「―に働く」 0
竜蝦 いせえび [2] イセエビ科のエビ。関東以西の太平洋岸の岩場にすむ。体長は約三〇(センチメートル)。赤褐色で姿も美しく、祝事に用いる。美味。新年表記「伊勢海老」とも書く。 1
一樹百穫 イチジュヒャッカク 人材の育成は、非常に大きな利益をもたらすものであること。また、百年の計を達成するには人材を育てなければならないたとえ。〈『管子』〉 0
掌紋 ショウモン [0] 手のひらの皮膚の細かな隆起線。形が各自異なり、また終生不変であるため、個人の識別に用いられる。 0
檀那 ダンナ [0] ①ほどこし。布施。 ②施主。寺に布施をする人を僧が呼ぶ語。檀家・檀越(ダンオツ) 0
馬道 メドウ [3] 殿舎と殿舎の間に板を渡して土間廊下とし、必要なときにはずしてウマを引き入れた通路。また、長廊下の別称。参考「メド・メンドウ」とも読む。 0
了う しま-う [0] ①おえる。しおえる。済ませる。「仕事を―う」「食べて―う」 ②事業などをやめる。「店を―う」 0
訣別 ケツベツ [0] 決別 0
例題 レイダイ [0] 練習や解説用に、例として出す問題。「―を解く」 0
大過 タイカ [1] 大きな判断のあやまち。大失敗。「これまで―なく過ごしてきた」小過 0
年次・年並 としなみ ①「年次(ネンジ)」に同じ。「―の行事」 ②毎年の標準ぐらいである。平年並み。「―の寒さ」 1
山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し サンチュウのゾクをやぶるはやすくシンチュウのゾクをやぶるはかたし 山賊に打ち勝つのはたやすいが、自分のなかの悪い心をおさえるのは難しい。精神修養をし、自らの心を律することの困難なことのたとえ。〈王陽明の文〉 0
外 そと [2],[1] ①仕切りや囲みで区切られた以外の部分。「窓の―は雪景色だった」 ②表にあらわれている部分。表面。「感情を―に出さない」 ③建物や敷地の外部。戸外。屋外。「―で遊ぶ」 ④その人が属さない別の場所。よそ。「仕事を―に出す」「―に食事に行く」 0
真っ当 まっトウ [0],[3] まともなさま。まじめで正しいさま。「―な生き方」「―に働く」 0
暉く かがや-く ひかりかがやく。表記「輝く」とも書く。 0
清聴 セイチョウ [0] 自分の講演・演説などを、相手が聞いてくれることを敬っていう言葉。「ご―ありがとうございました」 0
制御 セイギョ [1] ①自由を押さえつけて、思いどおりにあやつること。「馬を―する」 ②機械や装置などを、目的どおりに動くように調節すること。コントロール。「原子炉の―」 「制馭・制禦」の書きかえ字。 0
財務 ザイム [1] 国家・法人などの財政に関する事務。「―官」「―諸表」 0
近隣 キンリン [0] 近いところ。となり近所。「―諸国」「―に知られている人物」 0
居常 キョジョウ [0] 日ごろ。ふだん。平生(ヘイゼイ)。「江戸城における家康の―」 0
小米花 こごめばな ①シジミバナの別称。 蜆花(しじみばな) ②ユキヤナギの別称。 春 噴雪花(ゆきやなぎ) 由来花が米粒のように小さいことから。 0
狭縫い せぬい 袋物などの縫い目のかどをせまくかがること。 0
博多織 はかたおり 九州・博多地方特産の絹織物。地が厚く、手触りはかたい。帯・袴(はかま)地などに用いる。 0
倨る おご-る えらそうに振る舞い、威張る。横柄な態度をとる。 0
運用の妙は一心に存す ウンヨウのミョウはイッシンにソンす 戦術や規則は、知っているだけでは役に立たず、それをいかに臨機応変に運用するかという、人の心一つにかかっているということ。〈『宋史(ソウシ)』〉参考「存す」は「あり」ともいう。 0
大口 おおぐち [0] ①大きな口。口を大きくあけること。「―をあけて笑う」 ②おおげさにいばっていう言葉。「―をたたく」 ③取引などの金額や数量の多いこと。「―の注文」小口 0
浜木綿 はまゆう [2] ヒガンバナ科の多年草。海浜に自生。葉はオモトに似て大形。夏、芳香のある白い六弁花を傘状につける。花弁は細長く、そり返る。ハマオモト。夏 1
陰紋 かげモン 紋の表し方の一つ。輪郭だけを線で描いたもの。略礼装用。 0
鉄血 テッケツ [0] 兵器と兵隊。軍備。由来ドイツ宰相ビスマルクが、ドイツの統一は政治家の言論でなく、鉄(兵器)と血(兵隊)によって達成されると説いたことから。 0
落籍 ラクセキ [0] ①自分の名前を抜いて、所属団体などから身を引くこと。 ②戸籍簿から名前が抜け落ちていること。 ③金を出して芸者や娼妓(ショウギ)などをやめさせ、引き取ること。身請け。 0
乗りかかった船 のりかかったふね かかわった以上、中途で手を引くわけにはいかないたとえ。いったん岸を離れた船からは、途中で降りることができない意から。「―だから、最後まで面倒をみよう」 0
奇観 キカン [0] 変わっためずらしい眺め。ほかでは見られないすばらしい風景。「天下の―」奇勝 0
一徹 イッテツ [0],[4] 頑固に思ったことを通そうとすること。かたくななこと。「老舗(しにせ)の味を―に守る」「老いの―」 0
文章博士 モンジョウはかせ 律令(リツリョウ)時代の官名の一つ。大学寮で詩文や歴史をつかさどった。教官の長。紀伝博士参考「モンゾウはかせ」とも読む。 1
短日 タンジツ [0] 昼が短く、日暮れの早い冬の日。冬の日の短いこと。長日 冬 0
越 こし 北陸道の古称。越前・越中・越後に分かれている。越の国。越路(こしじ)。 0
客臘 カクロウ 去年の一二月。昨年末。旧臘参考「臘」は陰暦一二月の意。 0
下 しも [2] ①「下(した)」に同じ。 ②一連のものの末の部分。「―半期」 ③部下。人民。 ④官位・身分・階級の低い者。 ⑤下流。かわしも。 ⑥末席。末座。 ⑦大小便。「―の世話をする」 0
回青橙 だいだい ミカン科の常緑小高木。暖地で栽培。初夏、香りのある白色の花をつける。球形の果実は正月の飾りに用いる。冬由来「回青橙」は漢名より。冬に黄色く熟した実をとらずにおくと春に再び緑色に戻ることから。表記「橙・臭橙」とも書く。参考年を越しても実があることから「代々」の繁栄を祈って正月の飾りに用いる。 1
酸 ホウサン [1] 素酸化物が水の分子と結合したもの。無色無臭で、光沢のあるうろこ状の結晶。うがい薬・化粧品・防腐剤などに用いる。 0
拊つ う-つ 手のひらで軽くたたく。ぽんとたたく。 0
剰員 ジョウイン [0] あまって無駄な人員。 表記「冗員」とも書く。 0
拵える こしら-える [0] ①形あるものに作りあげる。「棚を―える」 ②うまく作る。ないことをあるように見せかける。「話を―える」 ③準備する。また、整える。「支度金を―える」 ④友人などをもつ。「心を許せる友を―える」 ⑤飾る。装う。「顔を―える(化粧する)」 0
姥 うば [1] ①年をとった女性。老女。 ②能楽で、老女の顔をかたどった面。尉(じょう)表記①「媼」とも書く。参考①「おうな」とも読む。 0
気炎万丈 キエンバンジョウ [0] 他を圧倒するほど意気盛んなこと。「万丈」は、非常に高いことの形容。多く、意気盛んな談論についていう語。 0
懶婦 ランプ なまけものの女性。無精な女性。表記「嬾婦」とも書く。 0
姨捨山 おばすてやま 長野盆地にある冠着(かむりき)山の別名。観月の名所。うばすてやま。 由来妻にそそのかされて養母である老女をこの山に捨てた男が、折からの名月に照らされて後悔に堪えず、翌朝連れ帰ったという伝説から。『大和物語』『今昔物語集』などに見える。 0
盍う おお-う 器にふたをする。おおいかくす。かぶせる。 0
雷 かみなり [1] ①大気中で生じる放電現象。また、そのときの大音響。なるかみ。「―が落ちて火事になった」 夏 ②雲の上にいて、 ①を起こすという神。雷神。 ③どなりつけて口やかましく責めること。また、その人。「先生の―が落ちた」「―親父(おやじ)」参考①②「いかずち」とも読む。 0
拍手喝采 ハクシュカッサイ [1] 多数の人が手をたたき、声をあげてほめたたえること。「聴衆は弁士の演説に―した」 0
女流 ジョリュウ [0] 特定の分野で活躍する女性。「―作家の会合」「―棋士」 閨秀(ケイシュウ) 0
口述 コウジュツ [0] 文字で記述する事柄を、口で言うこと。「―筆記」 0
堕する ダ-する [2] 好ましくない状態に陥る。悪いほうに変わる。「番組が低俗に―する」 0
一朝 イッチョウ [0] ①あるあさ。ある日。 ②わずかな間。わずかな時。「インカ帝国は―にして滅亡した」 ③ひとたび。「―事あれば応じる覚悟」一旦(イッタン)・一度 0
弱竹 なよたけ [2],[0] ①細くてしなやかなタケ。若竹。 ②メダケの別称。 1
怪気炎・怪気焰 カイキエン 調子がよすぎて、信じがたい盛んな意気。「―をあげる」 0
過失 カシツ [0] ①不注意による失敗。あやまち。「自分の―で迷惑をかけた」失策・失態・粗相 ②法律で、注意を怠り結果を予見できなかったこと。「―傷害罪」故意 0
火縄 ひなわ [0] タケ・ヒノキの皮の繊維や木綿(もめん)糸で縄をない、よく燃えるように硝石を吸収させたもの。点火用。「―銃」 0
純愛 ジュンアイ [0] 純粋な愛情。ひたむきな愛。「―小説に感動した」 0
辣韮 ラッキョウ [0] ユリ科の多年草。中国原産。葉は線形。地下の鱗茎(リンケイ)には特有の臭気があり、塩漬け・甘酢漬けにして食用にする。夏表記「薤」とも書く。 0
乙甲 めりかり 音の高低。また、強弱。めりはり。 由来邦楽で、基本より下がる音を「めり」、上がる音を「かり」ということから。表記「減上」とも書く。 1
飛沫 ヒマツ [0] 「飛沫(しぶき)」に同じ。 0
日陵月替 ニチリョウゲッタイ 日に日に衰えていくこと。「陵」は丘、また衰えること、「替」はすたれることで、丘が少しずつ低くなるように衰えること。〈『貞観政要(ジョウガンセイヨウ)』〉 0
飛燕 ヒエン [1],[0] ①飛んでいるツバメ。 ②剣道などで、①のようにすばやく身をひるがえすことのたとえ。 0
用捨 ヨウシャ [1] ①用いることと捨てること。取捨 ②ひかえめにすること。手加減すること。「―なく物事を言いつける」表記②「容赦」とも書く。 0
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ みをすててこそうかぶせもあれ 自分の命を投げ出す覚悟があってこそ、窮地を脱し、物事を成就することができる。 虎穴(コケツ)に入(い)らずんば虎子(コジ)を得ず 0
暴圧 ボウアツ [0] 行動や言論などを、力ずくで抑えつけること。「抗議集会を―する」 0
古今未曽有 ココンミゾウ 昔から今にかけて、一度もなかったこと。「―の出来事」 0
叡慮 エイリョ [1] 天子・天皇の考え・気持ち。天子・天皇の配慮。「―を拝す」 0
今暁 コンギョウ [0] きょうの明け方。けさ。「―東の空に明星が見えた」 0
擦り合わせる すりあわ-せる [0],[5] ①意見や計画などを、関係方面と調整して一つにまとめる。 ②機械の精密仕上げのときに、部品を正しく均一にするように他の部品との接触状態を検査しながら作業する。 0
具わる そな-わる [3] 必要なものなどがそろっている。完備する。 0
紫電清霜 シデンセイソウ 容姿がすぐれ節操の堅い人の形容。また、鋭く光る武器のいかめしさの形容。むらさき色の電光のように美しく光り輝き、清く白い霜のようにひきしまっている意。〈王勃(オウボツ)の文〉 0
任期 ニンキ [1] その職務を務める、一定の期間。在職の期限。「委員長の―は一年です」「―満了」 0
変容 ヘンヨウ [0] 姿や形が変わること。また、変えること。「街並みが―する」変貌(ヘンボウ) 0
有余 ユウヨ [1] ①余りあること。余った数。残余 ②数を表す語について、それよりも多いことを表す語。…以上。…余り。「就職して二〇年―になる」 0
静聴 セイチョウ [0] 人の話などを静かにしてよく聞くこと。「ご―願います」 0
史跡 シセキ [0] 歴史上の事件に関係がある場所や建造物。また、その跡。「京都には―が多い」 「史蹟」の書きかえ字。 0
愛人 アイジン [0] ①愛している異性。恋人。 ②情婦または情夫。情人。 0
糸縒鯛 いとよりだい イトヨリダイ科の海魚。中部以南の近海に分布。体は紅色の地に黄色い線が数本入り、美しい。食用。 由来尾びれが糸状にのび、旋回して泳ぐと糸をよるように見えることから。 表記「金糸魚・金線魚・紅魚」とも書く。 0
答える こた-える [3],[2] ①返事をする。「振り向いて―える」 ②問題を解く。 0
求職 キュウショク [0] 仕事を探し求めること。就職先を探すこと。「―が求人を上回る」「―活動」求人 0
水車 スイシャ [3] ①流水や流れ落ちる水で羽根車を回転させて、動力を得る装置。製粉用のみずぐるまや水力発電用の水力タービンなど。 ②水路に設けて足で踏んで車を回し、田畑に水を引き込む装置。 0
祥雲 ショウウン [0] めでたいきざしとされる雲。吉兆の雲。 瑞雲(ズイウン) 0
野良仕事 のらシごと [3] 田畑を耕したり作物を作る仕事。田畑での耕作の仕事。「終日―をしていた」 1
逮ぶ およ-ぶ ①ある点に達する。とどく。 ②追いつく。 0
二形・二成 ふたなり ①一つのものが、二つの形をそなえていること。 ②一人で、男女両性をそなえた人。表記「双成」とも書く。 0
服毒 フクドク [0] 毒薬を飲むこと。「―自殺をとげる」 0
撤収 テッシュウ [0] ①取り去ってしまいこむこと。かたづけること。「テントを―する」 ②「撤退」に同じ。 0
籠める こ-める [2] 中に入れる。取り入れる。つつむ。「魂を―めた作品」 0
島嶼 トウショ [1] いくつかの島。島々。「南太平洋の―群」参考「嶼」は小さな島の意。 0
刀筆の吏 トウヒツのリ 文書を書き写すだけが仕事の下級役人のこと。「刀」は小刀のことで、古代中国で文字を書くのに用いた竹簡の誤字を削り取る道具。〈『史記』〉 0
縁台 エンダイ [0] 夕涼みなどのときに使う、木や竹で作った細長い腰掛け。「―に座って庭をながめる」 0
許り ばか-り ①大まかな程度や範囲を示す語。…くらい。…ほど。「米を十(キログラム)―運ぶ」 ②物事を限定する語。…だけ。…のみ。「駄作―の応募作品」「口―達者になった」 ③直前に動作が完了して間もない状態。「今仕上がった―だ」 0
閻魔 エンマ [1] 死者の生前の罪を裁き、罰するという地獄の王。閻魔大王。 0
絶佳 ゼッカ [1] 景色がすぐれて美しいこと。また、そのようす。「風光―の土地に住んでいる」 絶景・絶勝・明媚(メイビ) 0
機会 キカイ [2],[0] 物事をするのにちょうどよい時。しおどき。チャンス。「絶好の―」「雇用の―均等」好機 0
立腹 リップク [0] 腹を立てること。怒ること。「部長がたいそうご―だ」 0
薄倖 ハッコウ [0] 薄幸 0
盒 さら 小鉢。少し深さのある皿。 0
鼎談 テイダン [0] かなえの三本脚のように、三人が向かい合って話すこと。また、その話。「三党首による―は議論が白熱した」 0
揺蕩う たゆと-う [3] ①定まらずにゆらゆらとただよう。「波間に―う一隻の小舟」 ②決心がつかずためらう。 1
歌壇 カダン [0],[1] 和歌をつくる人たちの社会。また、その仲間。 0
万年 マンネン [0],[1] ①多くの年月。 ②長い間その状態が続き、いつまでも変わらないことを表す言葉。「―青年」 0
静電気 セイデンキ [3] 物の表面または内部にとどまって、電流とならずに静止している電気。摩擦電気など。 参考衣服・ビニールなどに多く、帯電する。 0
黄楊 つげ [0] ツゲ科の常緑低木。暖地の山地に自生。葉は楕円(ダエン)形で革質。材は黄色で堅く、櫛(くし)・将棋の駒(こま)・版木などに用いる。 由来「黄楊」は漢名から。表記「柘植」とも書く。 1
金利 キンリ [0],[1] 貸した金や預貯金につく利子の割合。利子。利息。 0
砂地 すなジ [0] 砂の多い土地。また、砂ばかりの土地。 参考「すなチ」とも読む。 0
酸鼻 サンビ [1] きわめてむごいこと。また、いたましくむごたらしいこと。「―を極める」 0
急性 キュウセイ [0] 急に発症し、早く進行する病気の性質。「―胃炎」慢性 0
険悪 ケンアク [0] ①物事の情勢がけわしく、先行きがあぶないこと。「空模様が―だ」「会議室に―なムードが流れる」 ②顔つきや態度がとげとげしいこと。「―な表情」 0
呆気者 うつけもの [0],[5] 愚か者。ぼんやりしている者。のろま。表記「空け者」とも書く。 1
敏感 ビンカン [0] 感覚が鋭いこと。細かい変化にもすぐ気がつくこと。「―な神経の持ち主だ」鈍感 0
割く さ-く [1] ①刃物で切り開く。「魚の腹を―く」 ②一部を分けて他に与える。「貴重な時間を―いてもらう」「領土を三つに―く」 0
血漿 ケッショウ [0] 血液から血球を取りのぞいた液体の成分。たんぱく質に富む。「―交換療法」 0
駮議 ハクギ 他人の意見を批判してただすこと。また、その議論。 0
後学 コウガク [0] ①あとから学問を始めた学者。先学 ②将来、自分のためになる知識や学問。「―のための聴講」 0
奇才 キサイ [0] 世にもまれな、すぐれた才能。また、その人。「天下の―」 0
牧民 ボクミン [0] 人民を養い治めること。「―官(地方長官)」 0
片影 ヘンエイ [0] わずかな影。少し見えた姿。「沖で飛び交う鳥の―」隻影 0
団扇 ダンセン [2] 「団扇(うちわ)」に同じ。 0
苗床 なえどこ [0] 植物の種をまき、苗を育てるところ。「―に種をまく時期だ」 春 0
劫火 コウカ [1] この世の終わりに起こるとされる、人の住む世界をすべて焼きつくすという大火。参考「ゴウカ」とも読む。 0
家鶏野鶩 カケイヤボク 古いものや見慣れたものを嫌い、新しいものや珍しいものを好むたとえ。家で飼っているニワトリを嫌って、野生のアヒルを好む意から。故事 中国、晋(シン)の翼(ユヨク)は、王羲之(オウギシ)と並び称される書の大家だったが、やがて王羲之の名声のみが上がり、取り残された翼が、友人への手紙で自分をニワトリにたとえて嘆いた故事から。〈『太平御覧(タイヘイギョラン)』〉 0
机 つくえ [0] ①飲食の器を載せる台。食卓。 ②本を読んだり、字を書いたりする台。文机(ふづくえ)。デスク。「―の上を整理する」表記「几」とも書く。 0
大河 タイガ [1] 水量が豊かで長大な川。「―小説(大規模な長編小説)」 0
整合 セイゴウ [0] ①ととのって合うこと、また合わせること。ぴったりと一致すること。 ②理論などに矛盾がなく、つじつまが合っていること。「論理が―する」 0
趺坐 あぐら 両ひざを左右に開き、両足の甲を股(もも)の上に置いて楽にすわること。また、その姿勢。表記「胡坐・胡床」とも書く。参考「フザ」とも読む。 1
判官 ホウガン [1] ①「判官(じょう)」に同じ。 ②検非違使(ケビイシ)の尉(じょう)であったことから、源義経(みなもとのよしつね)の称。参考「ハンガン」と読めば、裁判官の意も含む。 0
紫荊 はなずおう マメ科の落葉低木。 由来「紫荊」は漢名から。 花蘇芳(はなズオウ) 1
寡聞少見 カブンショウケン 見識が狭く知識がわずかしかないこと。〈『漢書(カンジョ)』〉寡見鮮聞 0
低頭 テイトウ [0] 謝罪の意や敬意などを表すため、頭を低く下げること。「ひたすら―してわびる」「平身―」 0
粽 ちまき [0] もちごめやくず粉などをササや竹の子の皮などで包んで蒸した餅(もち)。端午の節句に食べる。 夏 参考「ちまき」は茅(ち)巻きの意。 0
上手い うま-い [2] 技能や技量がすぐれている。巧みである。「絵が―い」 表記「巧い」とも書く。 1
袂別 ベイベツ たもとを分かつこと。別れること。「長年の盟友と―する」 0
介添え カイぞえ [0] 付き添って世話をすること。また、その人。「花嫁の―役」後見・介錯(カイシャク)由来「搔(か)き添え」の変化した語。 0
即吟 ソクギン [0] その場ですぐに詩歌を作ること。また、その詩歌。 即詠 0
讒訴・讒愬 ザンソ ①人を陥れるために、事実を曲げて訴えること。 ②讒言。かげぐち。 0
兼用 ケンヨウ [0] 一つのものを二つ以上の目的に役立たせること。また、他者と共用すること。「男女―のパジャマ」専用 0
素直 スなお [1] ①穏やかで、逆らわないさま。「―に言うことを聞く」 温順 ②ありのままで、ひねくれていないさま。「―な性格」 純真 ③癖のないさま。「―な髪」「―な字を書く」 0
端的 タンテキ [0] ①明白なさま。はっきりしたさま。「真実がそこに―に現れている」 ②てっとりばやく的確なさま。即座に要点を示すさま。「―な表現で分かりやすい文章」 0
傷痕 ショウコン [0] 「傷痕(きずあと)」に同じ。「戦争の―もなまなましい街」 創痕 0
首縊りの足を引く くびくくりのあしをひく 窮地に陥っている人に、さらに追い討ちをかけること。首をつろうとする人を助けるどころか、逆に足を引っ張って死なせてしまう意から。 0
杜鵑草 ほととぎす [0] ユリ科の多年草。山野に自生。全体に粗い毛がある。秋、白色に紫斑(シハン)のある花をつける。秋由来花の紫斑を鳥のホトトギスの腹の斑点(ハンテン)に見立てたことから。表記「油点草・郭公花」とも書く。 1
春愁 シュンシュウ [0] 春の日のなんとなくものうい思い。「―を覚える」 秋思 0
緊切 キンセツ [0] ①ぴったりとついているさま。 ②さしせまった重大なこと。緊迫 0
夜分 ヤブン [1] 夜。「―遅く申し訳ありません」夜間・夜半 0
很る もと-る 人の言うことを聞かないでさからう。人の言うことにそむいてあらそう。表記「狠る」とも書く。 0
車駕 シャガ ①乗り物。車。 ②天子が行幸(ギョウコウ)の際に乗る車。転じて、天子。 0
治国 チコク [0],[2] 国を治めること。また、よく治まっている国。「―平天下(国を治め、天下を平和にすること)」〈『大学』〉 0
以往 イオウ [1] ある時期よりあと。以後。このかた。「明治維新―」 0
膾炙 カイシャ [1] 広く世間に知れわたること。「人口に―する(世間の評判になる)」由来「膾」はなます、「炙」はあぶり肉。ともに美味で人々に好まれることから。 0
賜杯 シハイ [0],[1] 天皇や皇族が競技の優勝者に贈る杯。「―の授与」 0
幷せる あわ-せる 一つにする。一緒にする。「二つの組織を―せて一つにする」「清濁―せ飲む」表記「併せる」とも書く。 0
無銭 ムセン [0] 金銭をもたないこと。また、代金を支払わないこと。「―旅行」「―飲食」 0
無駄方便 ムダホウベン なんの役にも立たないように見えるものでも、時にはなんらかの役に立っているということ。「方便」は便宜的な手段。無用の用 0
適 たまたま [0] ①偶然に。ちょうど。「―旧友に出会った」 ②時折。「―行き会う人」表記「偶・偶偶」とも書く。 0
弥猛 やたけ ますます激しく勇み立つさま。「心が―にはやる」 0
夷を以て夷を攻む イをもってイをせむ 自国の武力を用いないで外国どうしを戦わせ、自国の安全と利益を図る外交政策のこと。「夷」は異民族、外国のこと。〈王安石の文〉参考「攻む」は「制す」ともいう。 0
反逆 ハンギャク [0] 権威や権力に対して、逆らい、そむくこと。むほん。「―の罪に問われた」 「叛逆」の書きかえ字。 0
大喪 タイソウ [0] ①旧制で、天皇が大行(タイコウ)天皇・太皇太后・皇太后・皇后の喪に服すること。また、その葬儀。「―の儀」 ②「大喪の礼」に同じ。 0
技量 ギリョウ [1],[0] 物事を行う手なみ。腕前。力量・技能・手腕 「伎倆」の書きかえ字。 0
汗塗れ あせまみれ [3] 汗でぐっしょりとぬれること。また、そのようす。「山登りで―になった」汗水漬(あせみずく)・汗みどろ 0
轡 たづな [0] ウマのくつわに結びつけて、他方を手に持ってウマを操る綱。「―を締める(勝手なことをしないように監視する)」表記「手綱」とも書く。 0
腕白 ワンパク [0],[1] 活発でいたずらなこと。また、そのような子ども。「―坊主」 0
小手 こて [0],[2] ①腕のひじと手首との間。「高手(たかて)―に縛り上げる」 ②手先。「―をかざす(手を額にあげて遠くを見る)」 ③左右の前腕部をおおう鎧(よろい)の付属具。 ④剣道で、手先の防具を打つこと。 表記③④「籠手」とも書く。 0
藪をつついて蛇を出す やぶをつついてへびをだす 余計なことをして、かえって災いや悪い結果を招くこと。つつかなくてもよいやぶをつついて、ヘビをはいださせる意から。 参考「藪蛇」ともいう。 0
務める つと-める [3] 役目や仕事を受け持つ。困難な物事に力を入れて励む。「会議の司会を―める」「父の代理を―める」
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漢字の豆知識 一生懸命、つとめます ~努、勤、務、勉の使い分け~(公財)日本漢字能力検定協会 0
断熱 ダンネツ [0] 熱の伝導をさえぎること。保温・冷蔵効果を高めるために、熱が伝わらないようにすること。「―材」 0
菫菜 つぼすみれ スミレ科の多年草。 壺菫(つぼすみれ) 1
具象 グショウ [0] 目や耳で見たり聞いたりできる、はっきりした姿や形を備えていること。具体。「―画」抽象 0
大夫 たゆう [1] ①能や狂言などの芸人の長。 ②浄瑠璃(ジョウルリ)の語り手。 ③歌舞伎(カブキ)の女形。 ④最上位にある遊女。表記「太夫」とも書く。参考「ダイブ・タイフ」と読めば別の意になる。 1
立証 リッショウ [0] ある物事の真実性を、証拠を挙げて明らかにすること。証明すること。「この証言の信憑(シンピョウ)性を―する」「画期的な理論だが―するのは難しい」 0
迷わぬ者に悟りなし まよわぬものにさとりなし 大いに迷うことによって、初めて真の悟りが得られるということ。大疑は大悟の基(もとい) 0
習性 シュウセイ [0] ①習慣で身についた特有の性質。くせ。「―で六時には目が覚める」 ②動物の行動に現れるきまった性質。「カラスの―を調査する」 0
見識 ケンシキ [0] ①豊富な知識や経験に基づくすぐれた観察眼や判断力。「高い―を備えた人物」識見 ②気位(キぐらい)。みえ。 0
支柱 シチュウ [0] ①物をささえる柱。つっかいぼう。 ②ささえとなる重要な人や物のたとえ。「一家の―」 表記①「枝柱」とも書く。 0
緩火 ぬるび 火力の弱い火。とろ火。「―で豆を煮る」 0
撤去 テッキョ [1] 建物や設備などを取り払うこと。「旧館の―が始まった」 0
二心 ニシン [3],[0] 「二心(ふたごころ)②」に同じ。表記「弐心」とも書く。参考「ジシン」とも読む。 0
真帆 まほ [1] いっぱいに張った帆に追い風を受けること。また、その帆。順風にかけた帆。 片帆(かたほ) 0
善戦 ゼンセン [0] 力の限りよく戦うこと。「―むなしく敗退する」 健闘 苦戦 0
手筈 てはず [1] 前もって決めておく手順。準備。手配り。「―を整える」 0
水泡に帰(キ)す スイホウにキす 努力してきたことが報われず、無駄になることのたとえ。「これまでの苦労が―してしまった」 0
回漕 カイソウ [0] 船による荷物の輸送。「産物を―する」回船・運漕・海運表記「廻漕」とも書く。 0
滴 しずく [3] 水など液体がたまって、たれ落ちるもの。「額から汗の―が落ちる」 0
稲舂虫 いねつきむし ショウリョウバッタの別称。バッタ科の昆虫。 0
真個・真箇 シンコ まこと。ほんとう。「―の鬼才」 参考多く「―の」の形で用いる。 0
一過 イッカ [1] さっと通り過ぎること。「台風―、雲一つない晴天」 0
烈震 レッシン [0] 非常に強い地震。家屋を倒し、山崩れや地割れが起きる程度。 0
醜女 ぶおんな [1] 顔かたちのみにくい女性。 参考「しこめ」とも読む。 1
目地 めジ [1] タイルを張ったり、石や煉瓦(レンガ)を積んだりするときにできる継ぎ目。 0
兀兀 コツコツ たゆまずに努力するさま。「―仕事に精を出す」「―貯金する」表記「矻矻」とも書く。 0
彪蔚 ヒュウウツ あや模様がりっぱなさま。「蔚」は盛んなさま。参考「ヒョウウツ」とも読む。 0
水生・水棲 スイセイ 水中で生活すること。「―植物」 陸生 0
街路 ガイロ [1] まちなかの道路。市街地の道路。「―樹としてイチョウを植える」 0
気泡 キホウ [0] 液体や固体の中に、空気などの気体が入ってできる粒状のもの。あわ。 0
産湯 うぶゆ [0],[2] 生まれた直後の子を湯に入れて洗うこと。また、その湯。「―をつかう」 0
蠹毒 トドク ①害虫が樹木や本などをむしばむこと。 ②物事に害を与えること。また、その害毒。 ①②蠹害 0
駻馬 カンバ [1] 気性のはげしいウマ。あばれウマ。表記「悍馬」とも書く。 0
煤籠もり すすごもり 年末のすす払いの日に、病人や老人などが別の部屋にこもること。冬 0
馬来 マレー マレー半島南部とその周囲の島々の呼称。マライ。 1
本途物成 ホントものなり 江戸時代、検地を受けた農民の田畑や屋敷などに課せられた年貢。本途取米。小物成 0
饑渇 キカツ [0] うえとかわき。飲食物が乏しいこと。表記「飢渇」とも書く。 0
誅鋤 チュウジョ ①草などを根からすっかり抜き取ること。 ②罪のある者をころし、絶やすこと。 0
転進 テンシン [0] 方向を変えて進むこと。特に、軍隊が別の目的地に向かって移動すること。参考軍隊で「退却」という語を嫌い、代わりに用いた。
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新聞漢字あれこれ125 学び直しでテンシン支援
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
科 とが [1] ①とがめなければならない行い。あやまち。 ②罪となる行い。法律上の罪。「盗みの―で捕らえられた」 ③非難される欠点。短所。 0
真 まこと [0] うそいつわりのない本当のこと。また、その心。まごころ。誠意。「―の道」 0
浮浪 フロウ [0] 住居や職業がなく、街をさまようこと。また、その人。「終戦後はたくさんの―児が町にいた」 0
昇天 ショウテン [0] ①天高くのぼること。「旭日(キョクジツ)―」 ②人が死ぬこと。特に、キリスト教で信者が死ぬこと。上天。 0
独参湯 ドクジントウ [0] ①気付けに効果のある煎(セン)じ薬。 ②いつ上演しても必ず大当たりする歌舞伎(カブキ)の演目。特に、「仮名手本忠臣蔵」のこと。 0
花街 カガイ [2] 遊郭のある所。いろまち。遊里・花柳参考「はなまち」とも読む。 0
知謀 チボウ [0] 知恵をはたらかせて、巧みなはかりごとをすること。また、そのはかりごと。「―をめぐらす」知略 「智謀」の書きかえ字。 0
変遷 ヘンセン [0] 時間の経過とともに移り変わること。また、その移り変わり。「流行は時代とともに―する」「庶民の服装の―」推移 0
猩猩 ショウジョウ [3],[1] ①オランウータンの別称。 ②中国の想像上の動物。サルに似るが人のような顔と足をもち、人の言葉を理解し、酒を好み顔が赤い。 ③大酒飲み。 0
文庫 ブンコ [0],[1] ①書物を保管する蔵。図書館の古称。「内閣―」「―活動を地域に広げる」書庫 ②多くの本を集めまとめたもの。また、まとまった蔵書。「学級―」「大宅―」 ③書類・文具などを入れておく箱。「手―」 ④叢書につける名称。 ⑤小型で、簡単な装丁の書物。普及を目的として、携帯に便利で比較的廉価な本。「―判」 0
復旧 フッキュウ [0] いったん壊れたものが、元どおりに直ること。また、直すこと。「新幹線は徹夜工事で―した」 0
浮かぶ う-かぶ [0] ①水面・水中・空中などに存在する。「小舟が湖上に―んでいる」「空に―ぶ雲」 ②表面や外面に現れる。「不安の色が彼女の顔に―ぶ」「涙が目に―んだ」 ③物事を意識的にとりあげる。イメージされる。「彼のことが心に―ぶ」 ④「浮かばれる」の形で、逆境から抜け出る。死者の霊が成仏する。「あの扱いでは彼は―ばれない」 0
脂肪 シボウ [0] 動植物に含まれる、常温では固体の油脂。「―組織」「―の取り過ぎ」 0
膝行 シッコウ [0] 神仏や貴人の前で、ひざまずいたまま進んだり退いたりすること。「仏前に―して合掌する」 0
嗟来の食 サライのシ 無礼な態度で与えられる食物のこと。「嗟」は発語の助字。さあ、来てくらえの意。〈『礼記(ライキ)』〉 0
蜆花 しじみばな バラ科の落葉低木。中国原産で、観賞用。春、白い八重の小花を多数つける。春由来花がシジミの内臓に似ていることからという。表記「笑靨花」とも書く。 0
強行 キョウコウ [0] 障害や反対を押し切って、無理やり行うこと。「悪天候の中で運動会を―する」「―採決」決行・断行 0
脛 はぎ [2] 「脛(すね)」に同じ。 0
悶悶 モンモン [0] ある一つのことを考えて、思い悩むようす。もだえ苦しむようす。「かなわぬ恋に―とする」「仕事が見つからず、―として日々が過ぎてゆく」 0
佳什 カジュウ [0] 詩歌のすばらしい作品。参考「什」は詩編の意。 0
貴簡・貴翰 キカン 相手の手紙に対する敬称。お手紙。「拝復、―拝受致しました」貴書 0
溝 どぶ [0] 雨水や汚水の流れるみぞ。下水道。「―をさらう」 0
歓ぶ よろこ-ぶ [3] 声を合わせ、にぎやかによろこぶ。なごやかに楽しむ。「旧友の再訪を―び迎える」 0
技術 ギジュツ [1] ①物事をたくみに行うわざ。「確かな運転―」 ②科学の理論を実際の生活や仕事に役立てるわざ。「―は日進月歩だ」 0
愒る むさぼ-る 度を超して欲張る。飢えてがつがつするように欲しがる。 0
視力 シリョク [0],[1] 物の存在や形を見分ける、目の能力。「―検査」 聴力 0
昇降 ショウコウ [0] のぼったりおりたりすること。「踏切遮断機(シャダンキ)の―」 0
怨府 エンプ 多くの人のうらみが集まっていく人や物事。 0
親の脛(すね)を齧(かじ)る おやのすねをかじる 子が親から、経済的な援助を受けること。自立できない子どものたとえ。 0
阻害・阻碍 ソガイ さまたげること。じゃまをすること。「社会の発展を―する」 0
兎起鶻落 トキコツラク 書の筆致が軽快で勢いのあるたとえ。野ウサギが跳びはねたり、ハヤブサが獲物をめがけて急降下したりしているさまから。「鶻」はハヤブサのこと。〈蘇軾(ソショク)の文〉 0
大車輪 ダイシャリン [3] ①車の大きな輪。 ②器械体操の一つ。鉄棒を両手で握り、体をまっすぐに伸ばした状態で大回転する技。 ③力いっぱい懸命に働くこと。また、そのさま。「締切りに間に合うように―で原稿を書く」 0
竣工・竣功 シュンコウ 工事をやり終えること。工事が終わって、そのものが完成すること。「新庁舎の―式」 竣成・完工 起工 0
夜景 ヤケイ [0] 夜の景色。「一〇〇万(ドル)の―とうたわれた美しさ」夜色(ヤショク) 0
迂路 ウロ [1] 回り道。遠回りの道。迂回路。「―を取り、満開の花を眺める」 0
装甲 ソウコウ [0] ①よろいをつけて武装すること。 ②車体や船体に鋼鉄板を張ること。「機動隊の―車」 0
蔚蔚 ウツウツ ①草木がこんもりと生い茂るさま。②心がふさいで気分が晴れないさま。「―として楽しまない」 0
市に虎(とら)有り いちにとらあり 事実としてありえないことでも、多数の人が口にすれば信じられてしまうこと。 故事中国、戦国時代、魏(ギ)の臣の龐葱(ホウソウ)が太子とともに趙(チョウ)の人質になったときに、「市にトラがいるというありえないことも、三人の者が言えば多くの人に信じられてしまいます。王はご自分で判断なさるように」と言った故事から。〈『戦国策』〉 三人虎を成す 0
遮二無二 シャニムニ [0] がむしゃらに。他のことは考えず物事を強引に進めるさま。「遮二」は二をたち切ること。「無二」は二がない意で、あとさきのことを考えないこと。「―突進する」 無二無三 0
迫り出す せりだ-す [3],[0] ①上方または前方へ押し出す。 ②劇場で、舞台下から舞台へ役者などを押し出す。 ③前へ出る。つき出る。「腹が―してきた」 0
表象 ヒョウショウ [0] ①外面に現れた形や姿。象徴 ②哲学で、ある対象が形やイメージとして意識に記憶されたもの。また、意識に思い浮かぶ像。心象 0
糸遊 いとユウ [2] ①空中にクモの糸が浮遊する現象。 遊糸(ユウシ) ②陽炎(かげろう)。 春 0
自適 ジテキ [0] 何事にもしばられず、思うままに楽しむこと。「定年退職した父は悠々―の日々を送っている」 0
屍山血河 シザンケツガ [1] 激しい戦闘の形容。「屍山」は死体の山。「血河」は血の川。激戦で死体が山のように重なり、血が川のように流れる意。 0
饗す もてな-す 酒や料理を出して客をねぎらう。「土地の料理で手厚く―す」表記「持て成す」とも書く。 0
音沙汰 おとサタ [0],[2] 便り。連絡。「何の―もない」消息参考「音」「沙汰」ともに便りの意。 0
性悪説 セイアクセツ [3],[4] 古代中国の荀子(ジュンシ)が唱えた、人の本性はもともと悪であるという説。 性善説 0
常民 ジョウミン [0] 世間一般の人々。庶民。「―文化」 参考多く、民俗学で用いる語。 0
斑入り ふいり [0] 地の色のなかにちがった色がまだらに混じること。植物の葉や花びらなどに多く生じる。「―のあさがお」 0
間奏曲 カンソウキョク [3] 大曲の間やオペラの幕あいなどに演奏する短い楽曲。また、そのような独立した小曲。「幕あいに―が流れる」 0
盟友 メイユウ [0] かたい約束を結んだ友人。「無二の―」 0
服用 フクヨウ [0] 薬を飲むこと。「一日に三度、食後に―する」 服薬 0
鈍磨 ドンマ すりへったため、切れあじがにぶくなること。 0
難関 ナンカン [0] 簡単には切り抜けることができない事柄や場面。「幾多の―を次々と突破した」参考「難しい関門」の意から。 0
常任 ジョウニン [0] いつもその任務に当たること。「―理事」 0
破瓜 ハカ [1] ①女性の一六歳。瓜の字を二つに分けると、八の字が二つになることから。 ②男性の六四歳。八の八倍から。 ③処女膜が性交により破れること。 0
大鼓・大革 おおかわ 能楽や長唄(ながうた)などで囃子(はやし)に使う大きなつづみ。左の膝(ひざ)の上に置いて右手で打つ。兄鼓(えつづみ)。参考「大鼓」は「おおつづみ」とも読む。 1
説く と-く [1] ①解釈する。説明する。「意味を―く」「情勢を―いて出馬を勧めた」 ②教えさとす。筋道をたてて説得する。「あきらめるよう―く」「人の道を―く」 ③論じる。「聖書を―く」「改革の必要性を―く」 0
年輪 ネンリン [0] ①樹木の断面に見られる同心円状の輪の層。一年に一層できるので、樹齢を知ることができる。 ②人の成長や努力の積み重ねのたとえ。「―を重ねる」 0
宸翰 シンカン [0] 天子がみずから書いた文書。天子直筆の文書。 宸筆 0
油染みる あぶらじ-みる [5] 油や人体から出る脂肪などが染みついて汚れる。「靴下が―みてしまった」 0
導線 ドウセン [0] 電流を流す金属の線。電線 0
独活 うど [0] ウコギ科の多年草。山野に自生。また、野菜として栽培。若芽は柔らかく香気があり食用。春由来「独活」は漢名より。風もないのに独りで動くように見えることからという。表記「土当帰」とも書く。 1
只 ただ [1] ①代金がいらないこと。無料。「―で試写会の映画を見る」 ②それだけ。もっぱら。…のみ。…ばかり。限定の意を表す。「―傍(はた)で見ているだけだ」「―泣きじゃくるばかり」 0
徂春 ソシュン 過ぎ去っていく春。行く春。 春 参考「徂」は先へ進んでいく意。 0
磯魚 いさな [0],[2] 磯の近くにすむ魚。参考「いそな」の転じたもの。 1
配布 ハイフ [0],[1] 広く、くばって行き渡らせること。「お知らせを―する」「選挙公報を―する」頒布
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漢字の豆知識 近いけど違う「配布」と「配付」 ~意味も似ている同音異義語の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
光陰矢の如(ごと)し コウインやのごとし 月日のたつのがはやいことのたとえ。月日は矢のようにはやく過ぎ去ってしまう意。表記「矢」は「箭」とも書く。光陰流水・烏兎匆匆(ウトソウソウ)・露往霜来 0
処罰 ショバツ [1],[0] 罰すること。「違反者を―する」 処刑・制裁 0
減り張り めりはり [0],[2] ゆるめることと張ること。特に、音声の高低や抑揚。「―のある文章」減上(めりかり)・乙甲(めりかり)表記「乙張り」とも書く。 0
伎 わざ 巧みな技能。細かい細工。腕前。才能。表記「技」とも書く。 0
手元・手許 てもと ①自分の手の届く範囲。身近。「―が暗い」「この子は―に置く」 ②手で握る部分。 ③手の動かし方。手さばき。「―が狂う」 ④箸(はし)。おてもと。 ⑤「手元金」の略。所持金。「―不如意」 0
西 にし [0] ①方位の一つ。太陽の沈む方角。 ②西のほうから吹く風。 ③相撲で、土俵の正面から見て右側のほう。 ④関西地方。「―の出身」 ⑤ 西方浄土。 ①~③東 0
円光 エンコウ [0] ①円形の光。月や日の光。 ②仏や菩薩(ボサツ)などの頭の後ろからまるく差す光。後光(ゴコウ)。 0
及第 キュウダイ [0] 試験などに合格すること。一定の条件を満たすこと。落第 0
霊鳥 レイチョウ [0] 神聖で不思議な鳥。神霊が宿るとされるめでたい鳥。霊禽(レイキン) 0
腰巾着 こしギンチャク [3] ①腰から下げる布・革製の小物入れ。 ②いつも勢力ある人や目上の人につきしたがって、離れない人。「代議士の―」 0
階段 カイダン [0] ①建物のちがう階に行くための、段になった通路。階梯(カイテイ) ②一定の順序に沿って進む過程・等級。「重役への―をのぼる」 0
初釜 はつがま [0] 新しい年になってはじめて茶の湯の釜(かま)を据え、茶をたてること。また、その日の茶会。 新年 0
種種雑多 シュジュザッタ [1] いろいろなものが入り混じっているさま。「―な事件」 多種多様・種種様様(シュジュさまざま) 0
断層 ダンソウ [0] ①地殻の割れ目に沿って、地層が互いにずれている現象。 ②二つのものの間のずれ。くいちがい。「新旧世代の―」 0
火焰 カエン 火炎 0
鉋 かんな [3],[0] 材木の表面を削って平らにする道具。木の台に鉄の刃を斜めにはめこんだもの。 0
春雨 はるさめ [0] ①春、静かに降る細かい雨。 秋雨 春 ②リョクトウのでんぷんから作った透明な麺(メン)状の食品。まめそうめん。 0
報本反始 ホウホンハンシ 万物を生んでくれた天をまつってその恩恵にむくい、自分を生んでくれた祖先の霊をまつって感謝すること。「報本」は、天地や祖先など存在の根本にむくいる、「反始」は発生のはじめに思いをいたす意。〈『礼記(ライキ)』〉 0
守宮神・守公神 スクジン ①宮殿・役所などを守る神。 ②技芸を守る神。 0
変声期 ヘンセイキ [3] 思春期に起こる声変わりの時期。また、その年ごろ。参考おもに男子にいうが、女子にもある。 0
詠進 エイシン [0] 和歌を作って宮中や神社に献上すること。特に、歌会始(うたカイはじめ)の勅題に和歌を作って差し出すこと。「―歌」 0
永遠 エイエン [0] いつまでもながく果てしないこと。とこしえ。永久・永劫(エイゴウ)・悠久 0
竜胆 りんどう [1] リンドウ科の多年草。山野に自生。葉はササの葉に似る。秋、青紫色で、先が五つに裂けた鐘形の花をつける。根は健胃薬にする。秋由来「竜胆」は漢名より。根が竜の胆(きも)のように苦いことからという。 1
座像 ザゾウ [0] すわっている姿の像。「仏の―」 立像 0
良妻 リョウサイ [0] よい妻。賢い妻。悪妻 0
代休 ダイキュウ [0] 休日の出勤や仕事の代わりとしてとる休暇。 0
柴 しば [0] 山野の雑木や小枝。また、それを切ったもの。たきぎや垣根に用いる。 0
音信 オンシン [0] 手紙や電話などによる便り・連絡。「とうとう―もとだえた」消息参考「インシン」とも読む。 0
蝲蛄 ざりがに ザリガニ科のエビ。日本特産で、北海道や東北の川や沼にすみ、一対の大きなはさみをもつ。エビガニ。由来「蝲蛄」は漢名より。和名は「いざりがに」の略で、後ずさりするように動くことから。参考関東地方で見られるのは帰化種のアメリカザリガニで、稲作に害を及ぼす。 1
霰弾 サンダン [0] 発射すると、多数のこまかい鉛のたまがあられのように飛びちるしかけの弾丸。ばらだま。 表記「散弾」とも書く。 0
立派 リッパ [0] 堂々としてみごとなさま。特に、技術や能力などがすぐれていて、文句のつけようがないさま。「―な成績をおさめる」「―に責任を果たす」 0
莫 なかれ …するな。禁止する意を表す語。 0
払子 ホッス [0] 獣毛や麻などを束ね、柄(え)をつけた僧の使う法具。もと、インドで虫やちりなどを払うのに用いた。日本では真宗以外の高僧が煩悩を払うのに用いる。 0
野晒し のざらし [2] ①野外で風雨にさらされること。また、そのもの。「―にされた自転車」雨晒し ②風雨にさらされ白くなった骨。特に、頭蓋骨(ズガイコツ)。どくろ。されこうべ。 0
園芸 エンゲイ [0] 草花・野菜・果樹などの植物を植え育てること。 0
不謹慎 フキンシン [2] ふまじめなこと。慎みのないこと。「―な発言を𠮟(しか)る」 0
短軀 タンク 背丈の低いこと。また、そのからだ。短身。長軀 0
敬意 ケイイ [1] 尊敬する気持ち。「―を表する」「常に―を払っている」 0
委嘱 イショク [0] 特定の仕事を外部に頼み、まかせること。「専門家に―する」委託 0
膠泥 コウデイ セメントと砂を水で練ったもの。レンガ積みや壁などの仕上げに用いる。モルタル。 0
嘆服 タンプク 感心して心からしたがうこと。感心して敬服すること。感服表記「歎服」とも書く。 0
心不全 シンフゼン [3] 心臓の機能が衰弱・低下し、血液循環に支障をきたす病気。 0
大賈 タイコ 財産の多い商人。大商人。豪商。参考「賈」は店を構えて売り買いする意。 0
憬れる あこが-れる [0] 遠くのものに心ひかれる。遠い存在を恋い慕う。「歌手に―れる」「結婚に―れる」 0
通念 ツウネン [1] 世間一般に普通となっている考え。「社会―にしたがう」 0
美事 ミごと [1] ①りっぱなこと。すばらしいこと。「―な出来映え」 ②完全なこと。「―に失敗した」表記「見事」とも書く。 0
花心 カシン [0] 「花蕊(カズイ)」に同じ。 0
厳つい いか-つい [0],[3] ごつごつしている。ごつい。いかめしい。「―い肩」 0
尋問 ジンモン [0] 裁判官や警察官などが取り調べのために口頭で問いただすこと。「不審―」 「訊問」の書きかえ字。 0
罌粟 けし [0] ケシ科の二年草。 由来「罌粟」は漢名より。実の形が罌(もたい)(口のすぼんだかめ)に似ていて、種子がアワ(粟)のように細かいことから。 芥子(ケシ) 1
衷 うち ①衣に包まれた、そのなか。 ②なかみ。また、なかほど。 ③心のなか。まごころ。 0
夜這い よばい [2] 夜、男が女の寝ている所へ忍びこんで情交を結ぶこと。由来古く「呼ばふ」の連用形が名詞になったもので、「夜這い」はのちの当て字。 0
雛罌粟・雛芥子 ひなげし ケシ科の二年草。ヨーロッパ原産で観賞用に栽培。全体に粗い毛があり、葉は羽状に深く切れこむ。初夏、真紅・淡紅・白色などの四弁花をつける。グビジンソウ。ポピー。 夏 由来「雛」は小さい、またはかわいい意で、ケシのなかまのなかではかわいい花をつけることから。 表記「麗春花・美人草」とも書く。 1
念慮 ネンリョ あれこれと思いめぐらすこと。おもんぱかり。思慮。 0
浮彫り うきぼり [0] ①形が表面に浮き出るように彫ること。また、その彫り物。「花の部分を―にする」 ②物事がはっきりとわかるようになること。際立つもののたとえ。「問題点が―になった」 0
盥漱 カンソウ [0] 手を洗い、口をすすぐこと。「漱」は口をすすぐ意。 0
顧眄 コベン ふりかえって見ること。周囲を見ること。 0
椽大の筆 テンダイのふで 堂々としたりっぱな文章のたとえ。「椽」は垂木(たるき)のこと。垂木のように太く大きな筆の意から。故事 中国、西晋(セイシン)の王珣(オウジュン)は垂木のような大きな筆を賜った夢を見た。近いうちにこのような筆をふるう日が来ると思っていたところ、武帝が亡くなり、その弔辞や葬儀関係の文章などをすべて堂々とした文章で書いたという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
味読 ミドク [0] 内容を十分に味わって読むこと。「名句を―する」熟読速読 0
正午 ショウゴ [1] 昼の一二時。標準時では、太陽が南中する時刻。 由来昔の時刻の言い方で、正(まさ)に午(うま)の刻であることから。 0
肬贅 ユウゼイ ①いぼと、こぶ。 ②余計なもののたとえ。贅肬
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・あつじ所長の漢字漫談29 医学用語にはなぜ難しい漢字が使われるのか?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
灰白色 カイハクショク [3],[4] 灰色がかった白色。白色に近く、明るい灰色。 0
齧む か-む 上下の歯を合わせて切れ目をつける。かみ切る。歯を立てて、物に傷をつける。「よく―んで食べる」 0
謦咳 ケイガイ [0] ①せきばらい。軽いものを「謦」、重いものを「咳」という。 ②話したり笑ったりすること。「師の―に接する(お目にかかる)」 0
少時 ショウジ [1] ①幼少の時。 幼時 ②しばらくの間。「―の猶予(ユウヨ)」 少頃(ショウケイ)・暫時 表記「小時」とも書く。 0
落とす お-とす [2] ①物などを上から下へ支えずに移す。落下させる。「爆弾を―す」 ②程度を下げる。低くする。「声を―す」 ③付いているものを取り去る。「あごひげを―す」 ④なくす。失う。「命を―す」 ⑤悪い状況にする。「相手を苦況に―す」 ⑥落第させる。 ⑦選から外す。 ⑧最終の状態に行き着かせる。手に入れる。「競売で―す」 0
機械 キカイ [2] 動力によって仕事を行う装置。また、しかけのある器具など。「―による大量生産」「―的に処理する(型にはまって単調に処理する)」 0
枸橘 からたち [0] ミカン科の落葉低木。 枳殻(からたち) 1
蓄える たくわ-える [4],[3] ①のちのために集めておく。ためておく。「小金を―える」 ②備えておく。身につけておく。「毎日の鍛練が実力を―えることになる」「知識を―える」 ③生やす。「ひげを―えた紳士」 ④養っておく。「弟子を―える」表記「畜える」とも書く。 0
湾頭 ワントウ [0] いりえの近く。湾のほとり。また、湾の入り口周辺。湾口湾奥 0
管窺蠡測 カンキレイソク 狭い見識で物事をおしはかるたとえ。「管窺」は細い管(くだ)を通して天を見る、「蠡測」は小さいひさごで大きな海の水の量をはかる意。〈東方朔(トウボウサク)の文〉井の中の蛙(かわず)大海を知らず 0
哨 みはり 物見。また、その詰め所。 表記「見張り」とも書く。 0
典侍 ないしのすけ [1] 律令(リツリョウ)制で、天皇の日常生活や後宮の儀式などをつかさどった内侍司(ないしのつかさ)の次官。参考「テンジ」とも読む。 1
輀車 ジシャ 高貴な人の葬儀で棺(ひつぎ)をのせて運ぶ車。 0
駐屯 チュウトン [0] 軍隊が一か所に陣地を構えてとどまること。「―部隊」駐留参考「屯」は、たむろする意。 0
業師 わざシ [2] ①相撲や柔道などで技に長(た)けている人。 ②策略やはかりごとの巧みな人。策略家。「政界の―」策士 0
轗軻不遇 カンカフグウ 世の中に受け入れられず行き悩むさま。思いどおりに事が運ばず、地位や境遇に恵まれないさま。 0
酢憤り すむずかり [2] おろし大根に炒(い)り大豆を加えて、酢醬油(ジョウユ)をかけた料理。また、ニンジンや酒粕(さけかす)などを加えることもある。初午(はつうま)に道祖神に供える。すむつかり。 0
盆を戴きて天を望む ボンをいただきてテンをのぞむ 一度に別々のことはできないというたとえ。盆を頭にのせたまま空を仰ぐことはできないことから。〈司馬遷(シバセン)の文〉 0
濃紫 こむらさき [3] 黒色がかった濃い紫色。濃くて紺色に近い紫色。薄紫 0
一芸は道に通ずる イチゲイはみちにツウずる 一つの技芸に秀(ひい)で、その奥義をきわめた者は、他の方面でも物事の真の道理がわかるようになる。 0
浅い川も深く渡れ あさいかわもふかくわたれ 浅い川でも深い川と同じように、気を配って渡らないと危ないということ。ささいな事にも油断は禁物という戒め。 石橋も叩(たた)いて渡れ 0
琉金 リュウキン キンギョの一品種。体は短く腹部がふくれ、尾びれが長い。色は赤または白のまだらなものが多い。観賞用。由来江戸時代、琉球(現在の沖縄県)から渡来したことから。 0
遁走 トンソウ [0] 逃げて走ること。「一目散に―する」逃亡・逃走 0
金輪際 コンリンザイ [3] ①大地の一番底。 ②二度と。絶対に。「悪いことは―いたしません」 0
旅烏 たびがらす [3] ①定住するところがなく、旅から旅へとさすらう人。 ②よその土地から来た人をさげすんでいう語。 0
駭く おどろ-く [3] びっくりしておびえる。びくっとする。 0
晩餐 バンサン [0] 夕方の食事。特に、改まった感じの豪華な夕食。「―会に招待された」参考「餐」はごちそうの意。 0
造る つく-る [2] こしらえる。材料を集め、手を加えてつくる。「船を―る」「酒を―る」 参考多く、規模の大きな物や材料をつなぎあわせた物をこしらえるときにいう。 0
宿泊 シュクハク [0] 自分の家以外に泊まること。特に、旅先で、旅館やホテルなどに泊まること。「民宿に―する」 0
付会 フカイ [0] ①ばらばらになっているものを、一つにまとめること。つなぎあわせること。②関係のないものを無理に結びつけること。こじつけること。「牽強(ケンキョウ)―(自分に都合のよいように理屈をこじつけること)」表記「附会」とも書く。 0
軟禁 ナンキン [0] 外部と接触しないように、家または室内に閉じこめて外に出さないこと。程度の軽い監禁。 0
五感 ゴカン [0] 五官を通して得られる感覚の総称。視覚・嗅覚(キュウカク)・聴覚・味覚・触覚の五つの感覚。「―を研(と)ぎ澄ます」 0
程 のり [0],[2] 決まり。規定。手本。 0
五倫十起 ゴリンジッキ 清廉公正な者にも私心はあるということ。故事 中国、後漢の第五倫は清廉公平な人であったが、私心はあるのかと問われ、「兄の子の病気には一晩に一〇回起きて見に行っても戻れば熟睡できるが、わが子なら一度も見に行かなくても心配で眠ることができない、これこそ私心のある証拠だ」と答えた故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
言論 ゲンロン [0] 言語や文章によって思想や主張を発表したり、論じたりすること。「―の自由を守る」 0
攻める おさ-める [2] ①玉や金属をみがく。加工する。 ②学ぶ。つきつめて研究する。 0
過分 カブン [0] 分にすぎること。身分不相応なさま。「―の報酬」応分 0
色情 シキジョウ [0] 男女間の性的な欲望。「―を催す」 性欲・色欲・情欲 0
真相 シンソウ [0] 本当のありさま。本当の事情や内容。「―を究明する」 実情 0
送別 ソウベツ [0] 別れて行く人を送ること。「―の辞」「―会」 0
配する ハイ-する [3] ①くばる。割り当てる。「見張りを要所に―する」 ②取り合わせる。「色を―する」 ③配属させる。「出張所に―する」 ④夫婦にする。めあわせる。 ⑤流刑にする。 0
近習 キンジュ [0] 「近侍」に同じ。参考「キンジュウ」とも読む。 0
百世不磨 ヒャクセイフマ いつまでも消滅せず、永久に残ること。「百世」は永遠の意。「不磨」はすり減らない、なくならない意。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉永遠不滅・永久不変 0
香色 コウいろ 赤みを帯びた茶色っぽい黄色。チョウジで染める香染めの色。 0
摂生 セッセイ [0] 健康を保つために体によくないことを慎むこと。「病後は―に努めている」 養生・摂養 不摂生 0
解れる ほぐ-れる [3] もつれたもの、凝り固まったものなどがゆるむ。ほどける。「もつれた糸が―れる」「気分が―れる」 0
促音 ソクオン [2],[0] 日本語の発音で、つまる音。「言った」など小さく「っ」と書き表す。 0
豚汁 トンじる [0] 豚肉と野菜を入れ、味噌(ミソ)で仕立てた汁。参考「ぶたじる」とも読む。 0
表徴 ヒョウチョウ [0] ①外部に現れたしるし。 ②抽象的な概念を具体化すること。シンボル。象徴 0
輸送 ユソウ [0] 船や車などで人や物を大量に運び送ること。「鉄道の―量は減少した」 0
霊位 レイイ [1] 死者の名を書き、まつる対象にするもの。また、死者のたましいが宿るところ。位牌(イハイ)。霊代(たましろ)。 0
偏私 ヘンシ かたよっていて公平でないこと。特定の人だけをひいきすること。えこひいき。偏頗(ヘンパ) 0
親昵 シンジツ よく親しみなじむこと。「彼とは―の間柄だ」 昵懇(ジッコン) 参考「昵」は、なじむ意。 0
謀殺 ボウサツ [0] 前もって計画をして人を殺すこと。 0
撮影 サツエイ [0] 写真や映画などをとること。「記念―」「野外―」 0
癘気 レイキ 感染性の熱病や皮膚病などをひきおこす悪い気。 0
既製 キセイ [0] 注文ではなく、商品としてすでに出来上がっていること。レディーメード。「―品を購入する」「―服」
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漢字の豆知識 「何を作ったのか」で違います ~既成と既製を使い分ける~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
青海苔・青苔 あおのり 緑藻類アオサ科の海藻の総称。海岸や河口付近の岩に生える。緑色または黄緑色。食用。 春 表記「緑苔」とも書く。 1
械 かせ 罪人の手足や首にはめて、体の自由を奪う刑具。「子は三界の首―」桎梏(シッコク)表記「枷」とも書く。 0
交合 コウゴウ [0] 男女のまじわり。雌雄(シユウ)のまじわり。性交。交尾。交(コウコウ) 0
枢軸 スウジク [0] 物事や活動の中心となる大切な部分。特に、政治機関や権力の中心。 枢機・枢要 0
極み きわみ [3] 物事の行きつくところ。限り。はて。「感激の―」「ぜいたくの―だ」 0
木乃伊取りが木乃伊になる ミイラとりがミイラになる 人を連れもどそうと出かけた者が、自分もとりこになって帰らなくなる。また、人を説得しようとした者が、相手にまるめこまれてしまうたとえ。由来ミイラを取りに行った者が、自分がミイラになってしまったことから。 1
晴雨 セイウ [1] 晴天と雨天。「運動会は―にかかわらず行う」 0
小百合 さゆり [0],[1] ユリの美称。 夏 参考「さ」は接頭語。 1
湯玉 ゆだま [0] ①湯が沸騰したときにわき上がる泡。湯花。 ②玉のように飛び散った熱湯。 0
鶉衣 ジュンイ つぎはぎだらけのみすぼらしい着物。弊衣。うずらごろも。うずらぎぬ。鶉服(ジュンプク) 0
死地 シチ [1],[2] ①死に場所。 ②死ぬ覚悟で赴くほど危険な場所。 ③窮地。「―におちいる」 0
饅鱠 ぬたなます 「饅(ぬた)」に同じ。 0
尸 かたしろ [0] ①神を祭るとき、神霊の代わりに置くもの。 ②みそぎやおはらいのときに用いる、人の形に切り抜いた白い紙。これで人の体をなで、災いを移して川に流した。 夏 ③身代わり。 表記「形代」とも書く。 0
数段 スウダン [(名)0],[1],[(副)0] ①二、三段から五、六段ぐらいの漠然とした段数。 ②はるかに。程度や段階にかなりの差があるさま。「彼のほうが―上手(うわて)だ」 数等 0
嫌煙権 ケンエンケン [3] たばこを吸わない人が公共の場などで、喫煙者のたばこの煙によって害を受けることを拒否する権利。「―を主張する」 0
陪堂 ホイトウ [0] ①禅宗で、僧堂の外で食事のもてなしを受けること。 ②僧の食事の世話をすること。また、その僧や飯米。 ③ものもらい。ほいと。参考「ホイ」は唐音。 0
鉄扉 テッピ [1] 鉄でつくったとびら。「正門に―を新設した」 0
寸分 スンブン [0] 一寸と一分の意から、ほんのわずかな長さや程度。「この建物は―の狂いもない」「―の差」 参考「スンプン」とも読む。 0
総領の甚六 ソウリョウのジンロク 最初に生まれた子は甘やかされて大事に育てられるので、弟や妹に比べ、おっとりしておひとよしであるということ。「甚六」は、おひとよしの意。 0
墨痕 ボッコン [0] 墨のあと。筆で字を書いたあと。墨のつきぐあい。「―鮮やかな書だ」 0
惺る さと-る はっきりと理解する。すっきりとわかる。 0
苛立つ いらだ-つ [3] 思いどおりにならなくて、心が落ち着かない。いらいらする。「神経が―つ」急(せ)く 0
二心 ふたごころ [3],[0] ①同時に二とおりの心をもつこと。うわき心。 ②味方や主君などを疑う心・裏切る心。「主君に対して―を抱く」参考②「ニシン・ジシン」とも読む。 0
他言 タゴン [0] 漏らしてはいけないことを、他人にしゃべること。「―は無用」口外参考「タゲン」とも読む。 0
断ち物 たちもの [2] 神仏に願をかける間、特定の飲食物を口にしないこと。また、その飲食物。 0
新暦 シンレキ [0] 太陽暦のこと。 旧暦 由来明治維新後、それまでの太陰暦にかわり、新たに採用されたことから。 参考一八七三(明治六)年一月一日から使われるようになった。 0
透視 トウシ [0] ①すかして見ること。「心の奥まで―するような目だ」 ②心理学で、特殊な感覚によってものを認知すること。 ③X線の投影で身体内部を直接観察する方法。「胃の―を受けた」 0
間然する無し カンゼンするなし 非難するところが一つもない。〈『論語』〉 0
正札 ショウふだ [0] 掛け値なしの値段を書いて、商品につけた札。また、その値段。「―で買う」 正価 0
自然法爾 ジネンホウニ 事物が人為的な力を超えて、本来、自然のままにあること。事物のあるがままの姿が真理にのっとっていること。浄土真宗では、自力を捨て去り、如来(ニョライ)の絶対他力に任せきること。「法爾」は法則のまま、あるがままの意。 参考「法爾自然」ともいう。 法爾法然 0
与党 ヨトウ [1] 政党政治で、政権を担当している政党。また、政権党とともに政府を支持している政党。政権政党。野党 0
左近 サコン 「左近衛府(サコンエフ)」の略。近衛(このえ)府の一つで、宮中の警備などに当たった役所。「―の桜」 右近 由来南に向かって、大内裏(ダイダイリ)の左側(東方)にあったことから。 0
英俊豪傑 エイシュンゴウケツ 人並みはずれた才知に能力・胆力を合わせもったすぐれた人物のこと。〈『淮南子(エナンジ)』〉「彼は、まれに見る―だ」 0
妄執 モウシュウ [0] 心の迷いのため、無分別にある物事に執着すること。また、その心。「権力の―に取りつかれる」 0
集中 シュウチュウ [0] ある一点や一か所に寄り集めること。また、集まること。「気持ちを授業に―する」「質問が一人に―する」 0
淡淡 タンタン [0] ①味わいや感じが、あっさりしているさま。 ②態度や動作があっさりして、物事にこだわらないさま。「心境を―と語る」表記「澹澹」とも書く。 0
花道 カドウ [2] いけばな。表記「華道」とも書く。参考「はなみち」と読めば、別の意になる。 0
雇女・雇仲居 やとな 臨時にやとった仲居。おもに京阪地方で用いる。参考「やといおんな」または「やといなかい」の略。 1
溝貝 どぶがい イシガイ科の二枚貝。泥の多い池沼にすむ。表面は黒褐色で、内面は白く光沢がある。表記「土負貝」とも書く。 0
朽索 キュウサク くち果てた縄。腐った縄。「―六馬(リクバ)を馭(ギョ)するが如(ごと)し(腐った縄で六頭のウマを操るように、困難で危険なことのたとえ)」〈『書経』〉参考「索」は縄・綱の意。 0
黄塵万丈 コウジンバンジョウ [0] 強風に吹かれて黄黒色の土煙が空高く立ちのぼるさま。
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毫髪 ゴウハツ ①細い毛。毛すじ。 ②ほんの少しであること。きわめてわずかなこと。毫毛 0
依代 よりしろ [0] 神の寄りつくもの。神霊が宿るとされる媒体。大きな岩や樹木など。表記「憑代」とも書く。 0
甑塵釜魚 ソウジンフギョ 非常に貧しいことのたとえ。故事貧しくて長い間炊事をしていないので、穀物を蒸すための甑(こしき)には塵(ちり)が積もり、釜(かま)には魚がわいてしまったという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「甑中(ソウチュウ)塵(ちり)を生じ、釜中(フチュウ)魚(うお)を生ず」ともいう。 0
闊達 カッタツ [0] 心が広く、物事にこだわらないようす。「―に振る舞う」表記「豁達」とも書く。 0
糟糠 ソウコウ [0] ①酒かすと米ぬか。転じて、粗末な食べ物。貧しい生活。 ②「糟粕(ソウハク)②」に同じ。 0
治山 チサン [0] 災害防止のため、植林などをして山を整備すること。「―治水」「―対策」 0
鋭角 エイカク [0],[1] ①数学で、直角より小さい角度。鈍角 ②鋭い角度。また、鋭い物事のたとえ。「山頂が―にとがって見える」 0
叢生 ソウセイ [0] むらがり生えること。 群生 表記「簇生」とも書く。 0
時局 ジキョク [1],[0] 時事の局面。国家・社会などのその時の情勢。「―講演会を開催する」「―はきわめて重大だ」 0
惨い むご-い [2] ひどい。いたいたしくて見るにたえない。胸がしめつけられるほど無慈悲で残忍であるさま。「―い仕打ちに同情が集まる」 0
書幅 ショフク 文字の書かれた掛け軸。掛け字。 書軸 画幅 0
襟度 キンド [1] 人の意見などを受け入れられる心の広さ。度量 0
侍医 ジイ [1] 高貴な人のかかりつけの医者。天皇・皇族の医療を担当する医師。 0
驍将 ギョウショウ [0] 強くて勇ましい武将。勇将・梟将(キョウショウ) 0
人の振り見て我が振り直せ ひとのふりみてわがふりなおせ 他人の言動の善し悪しを見て、自分の言動を反省し、悪い点を改善せよという教え。 他山の石 0
牆垣 ショウエン かき。かきね。 垣牆 参考「牆」「垣」ともに、かきねの意。 0
搾取 サクシュ [1] ①マルクス経済学で、生産手段の所有者が労働の生み出す剰余価値を取得すること。「中間―」 ②果汁や牛乳などをしぼりとること。 0
銀翼 ギンヨク [0] ①飛行機のつばさ。「―を連ねて飛び去った」 ②飛行機。 ①②鵬翼(ホウヨク) 0
職業 ショクギョウ [2] 生計を立てるための仕事。なりわい。「―訓練」 生業 0
開披 カイヒ 封書を開いて中を見ること。「信書―罪」開封 0
閔える うれ-える こまごまと気に病む。心配する。表記「憫える」とも書く。 0
識語 シキゴ [2],[0] 写本・刊本などの本文の前やあとで、本の来歴や書写の年月日などを記したもの。 参考「シゴ」の慣用読み。 0
総菜 ソウザイ [0] 家庭などで作るふだんのおかず。 「惣菜」の書きかえ字。
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新聞漢字あれこれ93 「総菜」「惣菜」 どちら派ですか?
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一本釣り イッポンづリ [0] ①竿(さお)一本で釣る漁法。「カツオの―」 ②一人ずつ説得して味方にすること。 0
四海兄弟 シカイケイテイ [2],[1] 世界中の人々は兄弟のように仲良くすべきであるということ。また、礼儀と真心を尽くして人に接すれば、兄弟のように親しくなれるということ。〈『論語』〉 0
状況 ジョウキョウ [0] その場、その時の移り変わる物事のようす。「―を正しく判断する」 表記「情況」とも書く。 0
歩調 ホチョウ [0] 歩くときの調子。また、まとまって行動するときの調子。足並み。「各国が―を合わせて、軍縮に取り組む」 0
腹癒せ はらいせ [0] 怒りや恨みを他のほうに向けて、気をまぎらわすこと。「先輩に怒られた―にボールをけとばす」 0
廃園 ハイエン [0] ①使う人がなく荒れ果てた庭園。 ②遊園地・幼稚園などを廃止すること。 0
釈奠 セキテン 孔子とその門人をまつる儀式。日本では陰暦二月・八月の上の丁(ひのと)の日に行う。おきまつり。 春 参考「シャクテン・サクテン」とも読む。 0
共生・共棲 キョウセイ ①ともに生きていくこと。「異文化圏の人々との―」 ②異種の生物が害を及ぼさず、共同してすむこと。ヤドカリとイソギンチャクなど。寄生 0
自儘 ジまま [0] 勝手気まま。わがまま。「―な暮らし」 参考「儘」は思うとおりの意。 0
翫ぶ もてあそ-ぶ [4],[0] ①手の中でころがして遊ぶ。大事にして楽しむ。 ②なぐさみものにする。表記「玩ぶ」とも書く。 0
遊学 ユウガク [0] よその土地や国に行って学問をすること。「イタリアに―する」表記「游学」とも書く。 0
敬して遠ざく ケイしてとおざく 鬼神に対し、うやまいながら一定の距離を置くこと。孔子の宗教観を表す語。〈『論語』〉参考「敬遠」の由来になった語。 0
根毛 コンモウ [0] 植物の根の先端部分の表皮細胞が毛のようになったもの。土壌中の水分や養分を吸収するところ。 0
帰還 キカン [0] 遠方や戦地などから戻ること。「宇宙船が無事―した」「派遣団が―する」 0
衆論 シュウロン [0] 多くの人の議論や意見。「―が一致する」 0
田芥 たがらし [2] キンポウゲ科の二年草。湿地に自生。葉は三つに深く切れこんでいる。春に黄色の五弁花をつける。葉や茎は有毒。 0
地火日 ジカニチ 暦注で、土に火の気があるとされ、植樹・種まきや土木工事などに凶の日。 0
弁を以て知を飾らず ベンをもってチをかざらず 巧みな弁舌で、自分の知恵や知識の不足を飾り立ててはならないという戒め。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
標縄 しめなわ [0] ①神聖な場所にけがれが入らないように張る縄。しめ。 ②新年に、門口や神棚に、魔除けのために張る縄。表記「注連縄・七五三縄」とも書く。 0
肉欲・肉慾 ニクヨク 肉体上の欲望。特に、性欲。色欲・情欲 0
幌馬車 ほろバシャ [0] 日光や雨をよけるためのおおいをかけた馬車。 0
金枝玉葉 キンシギョクヨウ [1] 天子の一族。皇族。また、高貴な人の子弟のたとえ。参考「玉葉金枝」ともいう。金枝花萼(キンシカガク) 0
主張 シュチョウ [0] 自分の意見や説を言いはること。また、その意見や説。「彼は決して―を曲げない」 0
棋客 キカク [0] 「棋士」に同じ。参考「キキャク」とも読む。 0
辱い かたじけな-い [5] もったいない。おそれ多い。ありがたい。「お志は誠に―い」 0
検事 ケンジ [1] ①検察官の階級の一つ。検察の事務を行う行政官。 ②検察官の旧称。 0
近辺 キンペン [1] その場所に近いあたり。近く。「現場―を捜索する」付近・近傍 0
一業所感 イチゴウショカン 多くの人々が前世における同じ業(ゴウ)によって、現世でそれに相当する同じ果報を得ること。 0
樹海 ジュカイ [0] 上から見ると、海原のように一面に広がって茂る大森林。 0
河川敷 カセンじき [2] 河川法で、その河川の一部とされている河岸(かわぎし)の敷地。「―で遊ぶ」参考「カセンしき」とも読む。 0
闘う たたか-う [0] ①互いに対抗して勝ちを争う。「スポーツマンシップをもって―う」 ②困難や障害などに打ち勝とうと努力する。「眠気と―う」「病気と―う」 ③向きあって切りあったり組み打ちしたりする。 0
外典 ゲテン [0] 仏教経典以外の書物。日本では、おもに儒教の書物をいった。内典参考「ゲデン」とも読む。 0
義賊 ギゾク [1],[0] 金持ちから金品を盗み、貧しい人々に分け与える盗賊。「―ねずみ小僧」 0
刊む きざ-む 木や石に文字などをほりつける。「版木を―む」 0
卒寿 ソツジュ [1] 九〇歳。また、九〇歳の祝い。 由来卒の俗字「卆」が九と十とに分けられることから。
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漢字の豆知識 長寿を漢字でお祝いしよう! ~おめでたい年齢を表す漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
微弱 ビジャク [0] 勢いや力が、小さくて弱々しいさま。「―な地震」「―な脈拍」 0
年齢 ネンレイ [0] 生まれてからの年数。とし。「女性に―をきくのは失礼だ」 0
きのこ くわたけ。桑の木の幹や根もとに生じるキノコ。 0
御託宣 ゴタクセン [0] ①神仏のお告げ。 ②偉そうにくどくどと、勝手なことやつまらないことを言うこと。ごたく。 0
油送船・油槽船 ユソウセン 石油・ガソリンなどを運ぶ船。タンカー。参考「油槽」はガソリンや石油を貯蔵する大型タンクの意。 0
美化 ビカ [1] ①美しく変えること。「校内を―する」「社内の―月間」 ②実際以上に美しく認識したり、表現したりすること。「思い出は―されるものだ」 0
雪害 セツガイ [0] 大雪やなだれなど、雪が原因で起こる災害。また、その被害・損害。 0
于に ここ-に このところに。このときに。「―帰(とつ)ぐ」参考語を発するとき、場所・対象を示し句調をととのえる役目をする。 0
同化 ドウカ [0] ①他を感化して同じものにすること。「環境に―する」 ②外から取り入れて自分のものにすること。「知識を―する」 ③生物学で、外から取った栄養分を自分の成分に変えること。「―作用」異化 0
屋根・屋 やね ①建物や乗り物などの上部につけられた、風雨や日光などを防ぐための覆い。「茅葺(かやぶ)き―」 ②もっとも高いところのたとえ。「世界の―ヒマラヤ山脈」 0
莢 さや [1] マメ科植物の種子を包んでいる殻。「えんどうの―が裂ける」 0
錆 さび [2] ①金属の表面が空気・水などに触れ、酸化してできる化合物。 ②悪い結果。「身から出た―」 表記「銹」とも書く。 0
る ねじ-る ①細長い物の両端に力を加えて、互いに逆の方向に回す。また、一端を固定して力を加えて回す。「針金を―る」 ②栓やねじを開閉するために回す。「びんの蓋(ふた)を―って開ける」 ③体のある部分をひねって曲げる。「首を―る」「腕を―りあげる」 0
過去 カコ [1] ①過ぎ去った時。現在より前。昔・往時・既往 ②前世。過去世(カコゼ)。 ③文法で、現在よりも以前に起こった動作や状態を表す語法。 ①~③現在・未来 0
下手物 ゲてもの [0] ①日常用いる粗末な品物。安物。上手物(ジョウてもの) ②風変わりとされるもの。いかもの。「―趣味」 0
混紡 コンボウ [0] 種類の異なる繊維を混ぜて糸をつむぐこと。「綿と毛の―」 0
現世利益 ゲンゼリヤク [4] 信仰の結果が生きている間に実り、この世で仏から授かる加護。 0
著作 チョサク [0] 書物などを書きあらわすこと。また、その書物。「―を世に送る」「―権」著述・著書 0
姻戚 インセキ [0] 結婚によって新たにできた親類。姻族 0
風土 フウド [1] その土地の気候や地質・地形などの状態。「―病」「―に適した産業」 0
無患子 むくろじ [3],[0] ムクロジ科の落葉高木。西日本の山地に自生。夏、淡緑色の小花を円錐(エンスイ)状につけ、球形の果実を結ぶ。種子は黒色でかたく、羽根つきの羽根の玉に用いる。また、果皮はサポニンを含み、石けんの代用にした。秋由来「無患子」は漢名から。 1
痴か おろ-か ①知恵が止まってはたらかないさま。 ②物事に熱中していて、他のことが考えられないさま。機転がきかないこと。 0
墜死 ツイシ [0] 高い所から落ちて死ぬこと。墜落死。「スカイダイビングの事故で―する」 0
素魚 しろうお [0],[2] ハゼ科の海魚。各地の沿岸にすむ。春、川をさかのぼり小石に産卵する。淡黄色の半透明で、死ぬと白くなる。シラウオは別種。イサザ。 春 表記「白魚」とも書く。 1
穹窿 キュウリュウ [0] ①大空。天空。 ②弓形または半球状のもの。アーチ形。円天井・ドームなどおもに建造物についていう。 0
巨費 キョヒ [1] きわめて多額な費用。「新しい施設に―を投じる」 0
描写 ビョウシャ [0] うつしえがくこと。言葉・絵・文章などで、物事の姿かたちや状態などを表現すること。「心理―にすぐれた小説だ」 0
賀状 ガジョウ [0] ①祝いの手紙。 ②年賀状。「―を出す」 新年 0
律動 リツドウ [0] 一定の規則正しい周期で繰り返される運動。リズム。「―体操」 0
満潮 マンチョウ [0] 潮が満ちて、海水面が一日のうちで最も高くなった状態。みちしお。上げ潮干潮 0
薬莢 ヤッキョウ [0] 真鍮(シンチュウ)製の筒に火薬を入れたもの。銃砲に取り付けて弾丸の発射に用いる。参考「莢」は、マメ科の植物のさやの意。 0
闕如 ケツジョ ①欠けていて不完全なようす。 ②「闕字」に同じ。表記「欠如」とも書く。 0
寸時 スンジ [1] ほんの少しの時間。「事件のことが頭から―も離れない」 寸刻・寸秒 0
賃餅 チンもち [1] 手間賃を取って餅をつくこと。また、その餅。 0
遼遠 リョウエン [0] はるかに遠いこと。「目的達成まで前途―だ」 0
五十歩百歩 ゴジッポヒャッポ [5] 少しちがうだけで大差のないこと。似たり寄ったりであること。故事 中国、戦国時代、孟子(モウシ)が、戦争で五〇歩逃げた者と一〇〇歩逃げた者では、距離はちがうが逃げたことにはちがいないというたとえを引いて、施策の不備を指摘し、道徳仁義の政治の必要性を説いた故事から。〈『孟子』〉 0
鴉鷺 アロ ①カラスとサギ。 ②黒色と白色。 ①②烏鷺(ウロ) 0
悪に強ければ善にも強し アクにつよければゼンにもつよし 大悪人と呼ばれる者は、いったん悔い改めると、生まれ変わったような善人になるということ。 0
運勢 ウンセイ [1] その人のもっている幸・不幸のまわり合わせ。運。「―を占う」 0
檻猿籠鳥 カンエンロウチョウ 籠鳥檻猿(ロウチョウカンエン) 0
乾坤一擲 ケンコンイッテキ [0] 運を天に任せて、一か八(バチ)かの大勝負をすること。天下をかけて一度さいころを振って大ばくちをする意。「一擲」は一度さいころを投げる意。〈韓愈(カンユ)の詩〉 0
典 ふみ [1] 貴ぶべき書物。書籍。 0
殺す ころ-す [0] ①命を奪う。「人を―す」 ②押さえつけて活動させない。また、あえて勢いを弱める。「材料の味を―す」「息を―して隠れる」「感情を―して応対する」 ③野球でアウトにする。「走者を本塁で―す」 0
存処 ありか 物や建物のある場所。人の居場所。「財宝の―をさがす」「盗賊の―をつきとめる」 所在 1
直 じか [1] 間に人や物を入れないこと。直接。「―談判」「紹介者なしに―に会う」由来「直(ジキ)」の転。 0
名園・名苑 メイエン 由緒のあるすぐれた庭園。有名な庭園。 0
強権 キョウケン [0] 国家が国民に対してもっている司法・行政上の強い権力。特に、警察や軍隊などの強制的な権力。「―発動」 0
微吟 ビギン [0] 小さな声で詩や歌をうたうこと。小声で口ずさむこと。 0
修築 シュウチク [0] 建物などを修理・修復すること。「こわれた橋を―する」 改築 0
尊顔 ソンガン [0] 他人の顔を敬っていう語。「御―を拝す」 尊容 0
刺楸 はりぎり ウコギ科の落葉高木。山地に自生。枝は太く、とげがある。葉はてのひら状に七~九裂し、キリに似る。夏、淡緑色の小花を球状につける。材は下駄や器具用。樹皮は薬用。 由来「刺楸」は漢名から。 表記「針桐」とも書く。 1
一肌 ひとはだ 「―脱ぐ」の形で、力を入れて援助する。力を貸す。 0
向こう脛 むこうずね [0] すねの前面。弁慶の泣き所。むかはぎ。「―を蹴(け)る」 0
明るい あか-るい [0],[3] ①光が十分に満ちて、物がよく見えるさま。「部屋が―い」 ②色がくすんでいない。「壁を―い色に塗る」 ③性格が明朗なさま。楽しそうなさま。「―い表情」 ④隠し事や不正などがないさま。「―い政治」 ⑤希望がもてるさま。「未来は―い」 ⑥よく知っているさま。「事情に―い」 ①~⑥暗い 0
革命 カクメイ [0] ①国家や社会の体制を根本から変えること。「―家」 ②物事が根本的に大きく変化すること。「産業―」「―的な大発明」 0
劣性 レッセイ [0] 雑種第一代では現れず、潜在して子孫に現れる遺伝形質。優性 0
糶売 チョウバイ ①米を売ること。売り米(よね)。 ②せり売りすること。競売。 0
蓄積 チクセキ [0] たくわえていくこと。ためこむこと。また、たくわえたもの。たくわえ。「努力の―が開花する」「疲労が―される」 0
棒杙・棒杭 ボウぐい 棒状のくい。丸い木材のくい。 0
急焼 きびしょ 「急須(キュウス)」に同じ。 1
句読点 クトウテン [2] 句点「。 」と読点「、 」。文章中の切れ目で、文を読みやすくするための符号。「―を正しくつける」 0
露店 ロテン [0] 寺社の境内や道端、商店街の並びなどで、ござや台の上に品物を置いて売る店。大道店(ダイドウみせ)。 0
廃屋 ハイオク [0] 荒れ果てて住む人もなくなった家。無人のあばらや。廃家 0
下降 カコウ [0] 下にさがること。低いほうへおりること。「売り上げが―ぎみだ」上昇 0
肩入れ かたいれ [0],[4] ひいきにして加勢すること。肩をもつこと。「親会社が―をする」 0
離脱 リダツ [0] 自分が所属しているところから脱退すること。「会から―する人」「戦線を―する」 0
一目散 イチモクサン [3] わき目もふらず、必死に走るさま。「いたずらが見つかって―に逃げた」 0
僚艦 リョウカン [0] 同じ任務について行動している味方の軍艦。同じ艦隊の軍艦。 0
旱に不作無し ひでりにフサクなし ひでりの年は干害もあるが、全体としては豊作であること。旱魃(カンバツ)に飢饉(キキン)なし 0
蟾酥 センソ [1] 生薬の一つ。ヒキガエルなどの皮膚腺(セン)の分泌液からつくられる。強心剤などに用いる。 0
舎利 シャリ [1],[0] ① 遺骨。特に、仏陀(ブッダ)や聖者の遺骨。仏舎利。 ②死体を火葬にした骨。 ③形が①に似ていることから、米つぶ。 0
竜驤虎視 リュウジョウコシ 人が権力を得て、世に威勢を示し意気盛んなさま。権勢を得て世の中を威圧するさま。竜が天に躍り上がり、トラが鋭い目つきで獲物をにらむ意。「驤」は躍り上がる、「虎視」は獲物を鋭くにらみつける意。〈『三国志』〉参考「竜驤」は「リョウジョウ」とも読む。竜驤虎躍・竜驤虎歩 0
背く そむ-く [2] ①背を向ける。「太陽に―いて立つ」 ②反する。したがわない。「親の期待に―く」「規則に―く」 ③謀反(ムホン)する。「主君に―く」 ④世間や人から離れる。捨てる。「世を―く(出家する)」 0
幣帛 ヘイハク [0] ①神への供え物。ぬさ。みてぐら。 ②進物(シンモツ)。 ①②幣物参考①「にきて」とも読む。 0
トウ ヤシ科のつる性植物の総称。熱帯アジア・中国南部に自生。茎は二〇〇(メートル)にも生長し、節ごとに大形の羽状複葉をつける。茎は強くしなやかで細工に用いる。 0
八朔 ハッサク [0] ①陰暦八月朔日(ついたち)。この日、農家では、その年の新しい穀物を取り入れ、田実(たのみ)の節句として祝う。秋 ②ミカンの一品種。ナツミカンより小形で甘い。 0
由る よ-る [0] ①由来やよりどころとなる。のっとる。「前例に―る」「この地名は、昔付近一帯が沼地だったことに―る」 ②物事の性質や内容に左右される。応じる。したがう。「時と場合に―る」「合格は本人の努力いかんに―る」 0
五家宝 ゴカボウ もちごめを蒸して干し、水あめや砂糖を加えて棒状にかため、きなこをまぶした和菓子。埼玉県熊谷(くまがや)市の名産。 由来江戸時代に上野(こうずけ)の国(今の群馬県)五箇(ごか)村の人が作ったといわれることから。 0
軽躁 ケイソウ [0] 軽はずみに騒ぐこと。考えがあさはかなこと。 0
神仙思想 シンセンシソウ [5] 神通力をもった神や仙人の存在を信じ、それを理想として不老長生の世界に生きようという考え。 0
新型・新形 シンがた 従来より進歩した、型や形式でつくられたもの。「―車の発表」 新式 旧型 0
禁色 キンジキ [0] 昔、身分・位階により着用を許されなかった衣服の色。紫・赤など。 0
武芸 ブゲイ [1] 武道の技。剣・弓・槍(やり)・馬・鉄砲などの技術。「―に秀(ひい)でる」「―百般に通じる」武技・武術 0
旅路 たびじ [0] 旅の道筋。旅の途中。旅の道中。旅。「―の終わり」 0
戒める いまし-める [4] ①非常事態に備えて用心する。 ②あやまちをしないように注意を与える。 ③自らの行いをつつしむ。ひかえる。「自らを―める心構えが必要だ」 0
覆す くつがえ-す [3],[4] ①ひっくり返す。 ②政権や国家をうち倒す。ほろぼす。「独裁制を―す」 ③今までのことを根本からすっかり改める。変革する。「定説を―す新しい発想」 0
江戸褄 えどづま 女性の和服の模様。褄から裾(すそ)に斜めに模様を染め出したもの。「褄」は腰から下の部分の端。 由来江戸時代、大奥の女中から広まったことからという。 0
面目 メンモク [0] 世間から受ける評価。体面。「時間内に完成して―を施した」「あんな負け方をして―ない」参考「メンボク」とも読む。 0
威丈高 イたけだか [0],[3] 相手を威圧するような態度をとるさま。「―に話す」表記「居丈高」とも書く。 0
罪 つみ [1] ①道徳・宗教・法律などにそむく行為。犯罪。 ②悪い行いや結果に対する刑罰・責任。「敗戦の―を問われる」「他人に―を着せる」 ③無慈悲で思いやりがないさま。「なんとも―なことをするものだ」 0
多量 タリョウ [0] 分量が多いこと。「出血―で重体だ」少量 0
懲戒 チョウカイ [0] ①不正不当な行為に対し、制裁を加えること。こらしめいましめること。表彰・褒賞 ②公務員の職務違反に対する行政処分。「不正が発覚して―免職になった」 0
品部 ともべ [0],[2] ①大化改新以前、世襲的な職業をもって大和朝廷につかえた人々の組織。 ②律令(リツリョウ)制で、諸官司に配属された特殊技術者の集団。参考「しなべ」とも読む。 1
影武者 かげムシャ [0],[3] ①敵を欺くため、大将などと同じ服装をさせた身代わりの武士。 ②表に出ず、裏で実際に指図する人。「背後に―が動く」黒幕 0
段取り ダンどり [0],[4] 物事をうまく運ぶための手順。手はず。「式次第の―をつける」 0
俎豆 ソトウ [0] ①中国古代の祭器で、供物の肉を載せる台の俎と、食物を盛るたかつきの豆(トウ)。また、祭器一般。 ②偉い人としてまつりあげること。また、祭り。儀式。 0
則ち すなわ-ち [2] そうすれば必ず。「願えば―叶(かな)う」 参考「…すれば」「…ならば」の形の上の句を受けて当然の結果として起こる下の句へつなげる。 0
弱視 ジャクシ [0],[1] 眼鏡で矯正できないほど、視力が弱いこと。また、その目。 0
縹渺・縹眇・縹緲 ヒョウビョウ ①かすかに見えるさま。はっきりしないさま。 ②かぎりなく広いさま。「海原が―として眼前に広がる」渺茫(ビョウボウ) 0
佑ける たす-ける [3] 外側からかばい、手をさしのべる。特に、神仏や天がたすける。表記「右ける・祐ける」とも書く。 0
睚 まなじり 目じり。まぶた。「―をつりあげる」表記「眥」とも書く。 0
架空 カクウ [0] ①空中にかけ渡すこと。 ②想像で作り出すこと。また、そのもの。「―の人物」「―の物語」虚構実在 0
仔細 シサイ [0],[1] ①詳しいこと。細かいこと。また、詳しい事情。「事を―に述べる」「―ありげな人」 詳細 ②さしつかえ。支障。「特に―はない」 表記「子細」とも書く。 0
田平子 たびらこ [0] キク科の二年草。田のあぜなどに自生。春、タンポポに似た黄色い花をつける。若い葉は食用。春の七草のホトケノザは本種のこと。新年 0
寄託 キタク [0] ①金品を人に預けて、その保管や処理などを頼むこと。「遺品を記念館に―する」委託 ②民法で、受託者が寄託者から物品を受け取り、これを保管する契約。 0
和同開珎 ワドウカイチン [4] 日本で鋳造された硬貨の一つ。七〇八(和銅元)年に発行されたという銅銭および銀銭。参考「珎」は「珍」の異体字。 0
鼠盗 ソトウ [0] ネズミのように、こそこそと小さな盗みをする泥棒。こそどろ。こぬすびと。 鼠賊 0
三伏 サンプク 夏至(ゲシ)後の第三・第四の庚(かのえ)の日(初伏・中伏)と立秋後の第一の庚の日(末伏)の総称。夏の暑い盛りの時期にもいう。「―の候」「―の砌(みぎり)」 夏 0
英気 エイキ [1] すぐれた気性。活発な才気。「―を養う」「―あふれる人物」 0
玉筋魚 いかなご [0] イカナゴ科の海魚。浅海にすむ。体長は約二〇(センチメートル)で、細長く、銀白色。幼魚はつくだ煮にする。コウナゴ。春由来「玉筋魚」は漢名から。 1
付託 フタク [0] 他にたのみまかせること。ゆだねること。特に、議会で本会議の前に、委員会に審議をゆだねること。「本案の審議を委員会に―した」表記「附託」とも書く。 0
裁く さば-く [2] 争い事などの善悪を判断して決める。裁判する。「法に照らして―く」 0
砒素 ヒソ [2],[1] 灰白色で金属のような光沢がある、もろい固体。非金属元素の一つで、化合物は猛毒。農薬・医薬の原料。 0
中腰 チュウごし [0] 腰を途中まで上げて、立ちかかった姿勢。「―になる」 0
略図 リャクズ [0] 細部をはぶき、主要なところだけかいて単純化した地図や絵図。 0
拍手 かしわで [1] 神を拝むとき、てのひらを合わせ打って鳴らすこと。表記「柏手」とも書く。参考「ハクシュ」と読めば別の意になる。 1
非運 ヒウン [1],[0] 巡り合わせが悪いこと。「―が続く」「―の闘将」不運幸運表記「否運」とも書く。 0
窈然 ヨウゼン 奥深くて暗いさま。遠くてかすかなさま。「―たる空の彼方(かなた)」 0
寡頭政治 カトウセイジ [4] 少数の支配者が統治権を握って行う政治。「寡頭」は少数のかしらの意。 0
金管 キンカン [0] 金属製のラッパの総称。トランペット・トロンボーンなど。「―楽器」 0
喘息 ゼンソク [0] 激しいせきが出るなどして発作的に呼吸困難になる病気。「―もち」 0
開閉 カイヘイ [0] 開くことと閉めること。開いたり閉まったりすること。あけたて。「扉の―は静かに」 0
文殊 モンジュ [0] 「文殊菩薩(ボサツ)」の略。知恵をつかさどる菩薩。普賢(フゲン)と対になり、獅子(シシ)に乗って釈迦(シャカ)の左側にいる。「三人寄れば―の知恵」 0
半旗 ハンキ [1] 弔意を表すために、国旗などを旗竿(はたざお)の先から三分の一ほど下げて掲げること。また、その旗。 0
安寧 アンネイ [0] 世の中が安らかで平和なこと。「社会の―が保たれている」安泰 0
序で ついで [0] ①あることを行うとき、同時に他のこともするよい機会。「それも―に言っておく」 ②順序。次第。
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漢字の豆知識 常用漢字もあなどれない ~意外に難しい常用漢字の読み~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
特質 トクシツ [0] 他に見られない、特別な性質。「平安文化の―」特性 0
錫 すず [1] 金属元素の一つ。銀白色で光沢があり、さびにくい。また、柔軟でのびやすく、めっき・はんだ・すず箔(ハク)などに用いる。 0
能動 ノウドウ [0] 自分からはたらきかけること。自分の意志で活動すること。受動 0
疑事無功 ギジムコウ 疑いながら事を行うようでは成功は期待できないということ。いったん決めたら断固として行うべしという戒め。〈『戦国策』〉疑行無名(ギコウムメイ) 0
弥次 やジ [1] ①やじること。また、その言葉。「―を飛ばす」 ②「弥次馬」の略。表記「野次」とも書く。 0
飢えては食を択(えら)ばず うえてはショクをえらばず 困窮したら不平を言っている余裕はなく、どんなことでもありがたく思うたとえ。空腹のときは、食べ物をえらんではいられない意から。飢えたる者は食を為(な)し易(やす)し 0
置く お-く [0] ①人や物事などをあるところにすえる。位置させる。設置する。「机の上に鞄(かばん)を―く」「全員を管理下に―く」「支店を隣町に―く」 ②人を同居させる。また、雇う。「下宿人を―く」「事務員を―く」 ③間を隔てる。「しばらく距離を―く」 ④放置する。中止する。「言わずに―く」 ⑤動作や状態をそのままにする。「ドアを開けて―く」「もう少し寝かせて―く」 ⑥とどめる。残す。「子どもを家に―いて出かける」 ⑦霜や露などが降りる。「葉に露が―く」 0
陰約 インヤク 人に隠れてひそかにとり交わす約束。「取引の裏で―が結ばれていたらしい」密約 0
ひげ ほおひげ。 0
安着 アンチャク [0] ①無事に到着すること。「―の知らせが届いた」 ②落ち着くこと。また、落ち着かせること。 0
三悪道 サンマクドウ [3] 悪業(アクゴウ)を行った者が死後にその報いを受ける、三つの苦しい世界。地獄道・餓鬼道・畜生道の三つ。 三悪趣(サンアクシュ) 参考「サンアクドウ・サンナクドウ」とも読む。 0
直面 ひたメン [0],[2] 能楽を演じるとき、面をつけないこと。参考「ひたおもて」とも読む。また、「チョクメン」と読めば別の意になる。 0
一際 ひときわ [2],[0] きわだって。一層。一段と。「―美しい婦人」 0
穴埋め あなうめ [0],[4] ①穴をうめること。 ②損失・欠員などをうめ合わせたり、補充したりすること。「欠損金の―」 0
連接 レンセツ [0] つながり続くこと。また、つらね続けること。「―した段落を読む」 0
千山万水 センザンバンスイ [0] 多くの山や多くの川。また、山や谷が深いこと。「―を越える」 参考「万水千山」ともいう。 0
籤 ひご [0],[2] 竹を細く割り、削った棒状のもの。提灯(チョウチン)の骨など細工物に用いる。竹ひご。 0
君子の交わりは淡(あわ)きこと水の若(ごと)し クンシのまじわりはあわきことみずのごとし 君子の交際は水のように淡々としているが、久しく変わることがないということ。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
深山樒 みやましきみ [4],[5] ミカン科の常緑低木。山地に自生し、春に白い小花をつける。球形の実は赤く熟し美しいが有毒。 冬 0
軒端 のきば [0] 軒のはし。また、軒のあたり。「寒波で―に氷柱ができる」「七夕の笹(ささ)が―に揺れる」 0
出血 シュッケツ [0] ①血管が破れて、血液が血管の外に出ること。「転んで膝(ひざ)から―した」 ②金銭や労力などで、犠牲や損害があることのたとえ。「―大サービス」 0
壕 ほり [2] ①地面を細長く掘って造った溝。特に、敵から身を隠すために陣地の前などに掘ったからぼり。塹壕(ザンゴウ)。 ②城の周りを掘って、水をたたえた所。表記②「濠」とも書く。 0
長居 ながい [3],[0] 同じ場所に長時間いること。「―は無用」長座・長尻(ながじり) 0
蜂蠆 ホウタイ ハチとサソリ。小さくても恐ろしいもののたとえ。 0
嘲戯 チョウギ あざけりたわむれること。からかうこと。嘲謔(チョウギャク) 0
鉢合わせ ハチあわせ [3],[0] ①出会いがしらに頭と頭がぶつかること。 ②思いがけずばったり出会うこと。「駅で先輩と―した」 0
搦め手 からめて [0] ①城の裏門。また、そこを攻める軍勢。 大手(おおて) ②物事の裏側。相手の弱点。「―から説得する」 ③人を捕らえる人。捕り手。 0
玉垣 たまがき [2] 神社など神聖な場所の周囲の生け垣。斎垣(いがき)・瑞垣(みずがき) 0
御中 おなか [1] 腹。「―がすいた」参考もとは女性語。また、女房詞(ことば)で、食事・飯(食卓のまん中に置いたので)や、綿(布団などの中に入れたので)を意味した。参考「おんチュウ」と読めば別の意になる。 0
振作 シンサク [0] ふるい起こすこと。盛んにすること。「愛国心を―する」 振興・振起 0
災害 サイガイ [0] 天災・火災または事故などによるわざわい。また、それによる損害。「地震による―」「―対策基本法」 災禍 0
注意 チュウイ [1] ①心にとめること。気を配って集中すること。「―して説明を聞く」注目・留意 ②相手に気をつけるように言うこと。「生活態度を―する」 ③危険に対する用心。警戒。「頭上に―」 0
連関 レンカン [0] かかわりあうこと。つながりをもつこと。関連。「互いに―する計画」表記「聯関」とも書く。 0
鴨 かも [1] ①カモ科の鳥のうち、比較的小形なものの総称。日本では秋に北方から渡来し、春に帰るものが多い。肉は美味。「―の脛(はぎ)(短いもののたとえ)」 冬 ②勝負事で負かしやすい相手。お人好しで利用しやすい人。「さんざん―にされた」表記「鳧」とも書く。 0
吻 くちびる [1] 口のふちの皮の柔らかい部分。飲食・発声などに関係する。 0
帰投 キトウ [0] 航空機・艦船や兵員などが基地に帰り着くこと。参考「投」はいたる意。 0
破婚 ハコン [0] 婚約または結婚を解消すること。離婚・破談 0
堅い かた-い [0],[2] ①中身がつまっていて、しっかりしている。「―い材木」 ②簡単にはくずれない。確かなさま。「―い決意」
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頭がカタくて大変です~固、硬、堅を使い分ける~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
鬼の居ぬ間に洗濯 おにのいぬまにセンタク 怖い人や気兼ねする人のいない間に、くつろいで好きなことをすること。
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「鬼」にまつわることわざを探してみよう
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
永劫回帰 エイゴウカイキ [5] 宇宙は永遠に循環運動を繰り返すものであるから、人間にとって重要なのは、今の一瞬一瞬を充実させることにあるとする思想。ドイツの哲学者ニーチェの根本思想。参考「永遠回帰」ともいう。 0
縦 ほしいまま [1] 気の向くまま。かって気ままにすること。「権力を―にする」 0
管財 カンザイ [0] 財産や財務を管理すること。「破産―人」 0
波 なみ [2] ①水面に起こる起伏運動。「風が吹いて―が立つ」 ②振動が伝わる現象。波動。「光の―」 ③物事の動向に変化や動揺の起こる状態。「時代の―に乗る」 ④①の形に似た連続した起伏。「甍(いらか)の―」 0
配転 ハイテン [0] 「配置転換」の略。従業員の勤務地・職務などを変えること。配置換え。「―の辞令が下りる」 0
蠱惑 コワク [0] 人の心をまどわし、惹(ひ)きつけて離さないこと。「―的なしぐさ」 0
清栄 セイエイ [0] 清く栄えること。書簡などで相手の健康と繁栄を祝うあいさつの言葉。「貴家ますますご―の御事」 0
流行る はや-る [2] ①一時的にもてはやされる。 ②商売などが栄える。 ③病気などが広がる。「風邪が―る」 1
口径 コウケイ [0] 銃砲など円筒状のものの口の内側の直径。「―の大きい天体望遠鏡」 0
変心 ヘンシン [0] 心変わりすること。気持ちや意志を変えること。「―して急に恋人に冷たくなる」 0
寒蟬 つくつくぼうし セミ科の昆虫。体は細長く、はねは透明。夏の終わりころに「ツクツクオーシ」と鳴く。ホウシゼミ。秋 1
天変地異 テンペンチイ [5] 地震・暴風・噴火など、天地の間に起こる自然の異変のこと。「―に見舞われる」天変地変地平天成 0
旧来 キュウライ [1] 昔から。以前からずっと続いていること。「―の悪習」従来 0
無月 ムゲツ [1] 空が曇っていて月が見えないこと。特に、陰暦八月一五日の中秋の名月が見られないこと。 0
歴程 レキテイ [0] 経てきた道筋。通り過ぎてきた年月や道のり。 0
椿事 チンジ [1] 珍しいこと。思いがけない出来事。「一家に―がもち上がった」表記「珍事」とも書く。 0
硫安 リュウアン [1],[0] 「硫酸アンモニウム」の略。アンモニアを硫酸に吸収させた無色透明の結晶。水に溶けやすい性質をもつ。窒素肥料として重要。「―は化学肥料と呼ばれる」 0
品種 ヒンシュ [0] ①品物の種類。「―を選ぶ」「豊富な―を誇る店」 ②農作物や家畜の分類のなかで、遺伝的に特定の形態・性質をもつもの。「イネの―改良」 0
風食・風蝕 フウショク 風による浸食作用。風が地表の砂や土を吹き飛ばして、その砂や土が岩石をすりへらすこと。「―による特異な地形」 0
恵方詣り エホウまいり [4] 新年の元日に、その年の吉と定められた方角に当たる神社に参詣(サンケイ)すること。新年 0
年頭 ネントウ [0] 年のはじめ。年始。年初。「―にあたり抱負を述べる」 新年 0
二卵を以て干城の将を棄つ ニランをもってカンジョウのショウをすつ ささいな過失にこだわり、有能な人物を用いないことのたとえ。「干城」は、外敵を防ぐ干(たて)と城。転じて、軍人。故事昔中国で、孔子の孫の子思(シシ)が衛公(エイコウ)に仕え、苟変(コウヘン)という人物を推挙した。衛公は苟変の将軍としての才能は認めたが、役人のとき人民から卵を二個ずつ取り立てたことを問題にして用いようとしなかった。これを聞いた子思が「ささいなことにこだわらず、将軍としてすぐれた能力のある人物を用いるべきだ」といさめ、衛公もその言葉に従ったという故事から。〈『孔叢子(クゾウシ)』〉 0
巡る めぐ-る [0] ①見まわる。 ②まわり歩く。「世界各地を―る」 ③まわって元に戻ってくる。ひとまわりする。「今年も夏が―ってきた」 0
興隆 コウリュウ [0] 物事がおこり、盛んになること。興起衰亡・衰退 0
去年 こぞ [1] 昨年。特に年の始めに、前の年を振り返って使うことが多い。新年参考「キョネン」とも読む。
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人煙 ジンエン [0] 人家の炊事のけむり。転じて、人の住む気配や家。「―まれな山奥」 0
判じる ハン-じる [0],[3] ①優劣・可否などを判定する。見わける。判断する。 ②推測で判断する。推しはかる。 0
擦る なす-る [2],[0] ①こすりつける。ぬりつける。「泥を―る」 ②人に押しつける。転嫁する。「罪を人に―る」「責任を人に―りつける」 0
萌葱・萌黄 もえぎ 「萌葱色・萌黄色」の略。芽が出たばかりの葱(ねぎ)の黄色がかった緑色。うすみどり色。 0
竦れる おそ-れる おびえて身をすくませる。ぞっとして立ちすくむ。 0
相撲に勝って勝負に負ける すもうにかってショウブにまける 物事が順調に推移しながら、結果として失敗することのたとえ。相撲の内容では相手を圧倒していながら、最後にちょっとした弾みで負ける意から。 1
擁立 ヨウリツ [0] 高い位などにつかせるために、助けもりたてること。「首長選挙に文化人を―する」 0
査証 サショウ [0] ①調査し証明すること。 ②旅券(パスポート)の裏書き。ビザ。 0
桶 おけ [1] 縦に丸く並べてたてた細長い板を、たがでしめて、底をつけた円筒形の容器。「洗い―」「風呂(フロ)―」 0
同じて和せず ドウじてワせず 小人は他人の意見に共鳴はするが、他人と調和することがないということ。よく人と調和するが、付和雷同はしない君子と対比させた孔子の言葉。〈『論語』〉和して同ぜず 0
三衣 サンネ 僧尼が行脚(アンギャ)や托鉢(タクハツ)などに携える三種類のころもや袈裟(ケサ)。「―一鉢(イッパツ)」 参考「サンエ」とも読む。 0
宿蜂 やどりばち ハチ類で、他の昆虫やその卵に産卵し、幼虫がそれを食べて育つものの総称。キセイバチ。 表記「寄生蜂」とも書く。 0
熬り子 いりこ [0],[3] カタクチイワシなどの稚魚を煮て干し、料理のだしにするもの。にぼし。表記「炒り子」とも書く。 0
徒弟 トテイ [0] ①弟子。門人。 ②商人や職人の家に住み込みで働く見習いの少年。「―制度で高度な技術が継承される」 0
濃縮 ノウシュク [0] 加熱や減圧などで、溶液の濃度を濃くすること。「―果汁」「―ウラン」希釈 0
淡竹 はちく [0] イネ科のタケ。中国原産。高さは約一〇(メートル)。幹の表面に白粉がつく。竹の子は食用。材は工芸用。クレタケ。カラタケ。 1
通告 ツウコク [0] 公に決まったことを、告げ知らせること。また、その知らせ。「これが最後の―です」通知 0
酔い痴(し)れる よいしれる ①酒にひどく酔って平常心がなくなる。 ②心を奪われてうっとりする。陶酔する。「美声に―れる」 0
漫罵 マンバ [1] 根拠もなしに、やたらにののしること。「―を浴びせられる」 0
葉鶏頭 はゲイトウ [2] ヒユ科の一年草。 雁来紅(はげいとう) 0
騎虎の勢い キコのいきおい 物事にはずみがついて、途中でやめられなくなるたとえ。やめるにやめられず、がむしゃらに突き進むほかはない形容。由来 いったんトラの背に乗ってしまった者は勢いも激しく、途中で降りれば食われるので、もはや降りられない意から。〈『隋書』〉騎虎下(くだ)り難し 0
狗 えのこ [2] イヌの子。子犬。えのころ。表記「犬子・犬児」とも書く。 0
公言 コウゲン [0],[3] 公衆の面前で堂々と言うこと。おおっぴらに言うこと。「―してはばからない」 0
到来 トウライ [0] ①こちらへ来ること。また、時機が来ること。「チャンス―」 ②贈り物がとどくこと。また、その品物。「―物のウイスキー」 0
藪枯 やぶがらし [3] ブドウ科のつる性多年草。道端に自生。巻きひげで樹木にまきついて繁り、木を枯らすこともある。夏、黄緑色の小花をつけ、黒い球形の実を結ぶ。ビンボウカズラ。 秋 0
無常 ムジョウ [0] ①あらゆるものは生滅(ショウメツ)・流転して、不変のものはないということ。「諸行―」常住 ②人の世のはかなさ。特に、命のはかなさ。 0
模型 モケイ [0] 実物と、縮尺を変えるなどして同じ形につくったもの。モデル。また、鋳型(いがた)や雛型(ひながた)。「鉄道―のセット」 0
商売 ショウバイ [1] ①「商業」に同じ。「―繁盛(ハンジョウ)」 ②職業。「―柄、その辺の事情に詳しい」「―替え」 0
冷害 レイガイ [0] 異常気象などのために、夏季が低温だったり日照不足だったりして生じる農作物の被害。特に、稲作の被害。 0
旧痾 キュウア [1] 以前かかった古い病気。また、昔から治らない病気。持病・宿痾参考「痾」は、なかなか治らない病気の意。 0
危檣 キショウ 高い帆柱。マスト。 0
凜凜しい りり-しい [3] きりりとひきしまって勇ましい。「―い青年」 1
草鞋 わらじ [0] わらで編んだはき物。草履に似るが、足首にひもを巻きつけてはく。「―をはく(旅に出る)」 参考「鞋」は靴(くつ)の意。「ソウアイ・ソウカイ」とも読む。 1
寄る よ-る [0] ①近づく。「火のそばに―る」 ②集まる。「三人―れば文殊の知恵」 ③かたよる。「道の右に―って歩く」 ④訪れる。「友人宅に立ち―る」 ⑤もたれかかる。頼る。 ⑥重なる。積もる。「小じわが―る」 0
特段 トクダン [0] 特別。格段。格別。「―の配慮を賜る」「―気にはしていない」 0
奥 おく [1] ①内へ深く入った所。「箱の―にしまう」 ②家の中で家族が日常いる所。「客を―へ通す」 ③表に現れない所。「胸の―に秘めた思い」 ④他人の妻。もと、身分の高い人の妻。「―さま」 ⑤東北地方。「―の細道への旅に出る」 0
熙る ひか-る ひかりを放つ。ひかりかがやく。また、ひかりが穏やかに広がる。 0
笞 むち [1] ①罪人などを打つときに用いる、細長い竹などの棒。 ②物を指し示すときに用いる細長い棒。 ③人を𠮟咤(シッタ)激励するために発する言葉や行為。「愛の―」参考「鞭」と書けば、ウマを打つ革製のむちの意になる。 0
喝火 カッコ 禅寺で就寝前に火の用心を呼びかけること。また、その僧。 0
阿含 アゴン ①釈迦(シャカ)の説いた教え。 ②小乗仏教。また、小乗経典の総称。 0
明答 メイトウ [0] 明確な答え。はっきりした答え。「首相は―を避けた」 0
供する キョウ-する [3] ①そなえる。差し出す。「茶を―する」 ②役立てる。「参考に―する」 0
門松は冥土の旅の一里塚 かどまつはメイドのたびのイチリづか めでたいはずの正月の門松も、それを立てるごとに年をとって死に近づくのだから、あの世への道しるべのようなものだということ。「一里塚」は昔、街道に一里ごとにつくられた道標のこと。参考一休禅師(ゼンジ)の狂歌とされ、あとに「めでたくもありめでたくもなし」と続く。 0
生渋 きしぶ しぼり取ったままで、混ぜ物のない柿(かき)しぶ。 秋 0
原始 ゲンシ [1] ①物事のおおもと。はじめ。 ②自然のままで、進歩や変化がない状態。未開のままであること。「―時代」 0
藉す か-す [0] 自分の能力や知恵などを、他人の便宜をはかるために与える。「赤字会社の再建に手を―す」 0
疫癘 エキレイ [0] 悪性の感染症。疫病。はやりやまい。えやみ。 0
青茅 かりやす イネ科の多年草。 刈安(かりやす) 1
酸棗 さねぶとなつめ クロウメモドキ科の落葉低木。 核太棗(さねぶとなつめ) 1
秋の扇 あきのおうぎ [1] 男性の愛を失った女性のたとえ。秋になって忘れ去られた扇の意。 由来中国、漢代、帝の寵愛(チョウアイ)を失った女性がわが身を秋の扇にたとえてうたった歌から。 参考「秋扇(シュウセン)」ともいう。 班女が扇 0
荒ぶ すさ-ぶ [0] ①生活や気持ちが荒れてとげとげしくなる。すさむ。「離婚後―んだ生活を送る」 ②芸や技が荒れる。 0
桟橋 サンばし [0] ①港で船が横付けできるように、岸から突き出して造った建造物。「―に船をつける」 ②工事現場などで、高い所へ上るための傾斜をつけた足場。 0
指焼草・指艾 さしもぐさ ヨモギの別称。多く和歌に用いられた。 春 1
果肉 カニク [0],[1] 果実の種と皮の間にある、やわらかい肉質の部分。 0
苦笑 クショウ [0] にがにがしさをかくすために、無理に笑うこと。にがわらい。「大失態に思わず―をもらす」 0
拓落失路 タクラクシツロ 退けられて出世の道を絶たれること。また、落ちぶれて失意のどん底に沈むこと。「拓落」は落ちぶれるさま、「失路」は出世の道を失うこと。 0
実否 ジッピ [1],[0] 本当かうそか。「―が問われる」 真偽 参考「ジップ」とも読む。 0
牢記 ロウキ [1] かたく心のなかにとどめて記憶すること。銘記 0
状勢 ジョウセイ [0] 変化する将来における現状や、近い将来に予想されるなりゆき。「―は混沌(コントン)としている」 表記「情勢」とも書く。 0
小異 ショウイ [1] 比較したときの、わずかなちがい。「大同―」 0
萎む しぼ-む [0] ①草花が水分をなくして小さくなる。「花が―む」 ②張りがなくなって縮む。「希望が―む」 0
色男 いろおとこ [3] ①美男子。女性に好かれる男性。 ②情夫。 0
衰退 スイタイ [0] おとろえ退歩すること。おとろえて、くずれていくこと。「幕府の力は次第に―した」 衰微 「衰頽」の書きかえ字。 0
山水屛風 センズイビョウブ 山水に人物を配した屛風絵の呼称。また、その屛風。特に、真言密教の灌頂(カンジョウ)の儀式に用いられる。 0
霰 あられ [0] ①空中の水蒸気が凍って降る小さな粒。雪あられと氷あられの二種類がある。 冬 ②料理で、材料をさいの目に切ること。「―に切る」 ③「霰餅(もち)」の略。 0
金脈 キンミャク [0] ①金の鉱脈。金鉱 ②資金を出してくれる人。また、資金の出所。「―を徹底的に捜査する」 0
舟筏 シュウバツ ①舟といかだ。 ②舟。 0
露呈 ロテイ [0] 隠れていたものが、表面化すること。また、隠していたものをさらけだすこと。「自分の無力を―する結果となった」 0
淫虐 インギャク みだらで残酷なこと。「―な事件で正視するにしのびない」 0
枢機 スウキ [1] ①物事の肝要な所。かなめ。 ②国家の大切な政務や地位。「国政の―に参与する」 枢軸・枢要 参考「機」は弩弓(ドキュウ)の引きがねの意。 0
一往一来 イチオウイチライ 行ったり来たりすること。行き来すること。「一」は、あるときはの意。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
弁難 ベンナン [0] 種々の点から言い立てて非難すること。言い立てて相手をやりこめること。「論敵を―する」論難 0
林立 リンリツ [0] はやしのように、多くの細長い物が群がり立つこと。「高層ビルが―する都心」 0
収賄 シュウワイ [0] わいろを受けとること。「―罪で起訴された」 贈賄 0
終止 シュウシ [1],[0] 物事が終わること。しまい。「動詞の―形」「紛争に―符を打つ(終わりにする)」 0
天与 テンヨ [1] 天から与えられたもの。生まれつき。天賦・天性 0
乎 ヘイコ 光り輝くさま。また、あきらかなさま。然(ヘイゼン) 0
牛酪 ギュウラク [0] 牛乳の脂肪分を固めて作った食品。バター。 0
幾重 いくえ [1] ①多く重なっていること。また、その重なり。「―にも取り囲む」 ②何度も重ねて。「―にもおわびいたします」 0
歎く なげ-く [2] ①うれえ悲しむ。 ②悲しみいきどおる。表記「嘆く」とも書く。 0
細事 サイジ [1] ①細かな事柄。些細(ササイ)な事柄。「―にこだわる」 些事・瑣事(サジ) ②詳しい事柄。「説明は―に及んだ」 詳細 0
蠑螈 いもり イモリ科の両生類。 井守(いもり) 1
乱麻 ランマ [1] ①乱れもつれたアサ。 ②物事や世の中の乱れたさま。乱れて筋道が立たないこと。「快刀―を断つ(もつれた物事をあざやかに処理する)」 0
御幣 ゴヘイ [0],[1] 神道で、幣束を敬っていう語。神主が用いる、畳んだ和紙などを細長い木に垂らした神具。ぬさ。 0
及己 ふたりしずか センリョウ科の多年草。山地の林下に自生。初夏、花穂を二本出し、白い小花を多数つける。 由来「及己」は漢名。表記「二人静」とも書く。 1
駁撃 バクゲキ [0] 他人の言論を非難・攻撃すること。反駁 0
摩訶不思議 マカフシギ [1] きわめて不思議なさま。「摩訶」は、大きい意。「―な出来事」 0
早合点の早忘れ はやガテンのはやわすれ 早のみこみをする人は、とかく忘れるのも早いということ。 0
秘中 ヒチュウ [0] 秘密にしている物事のうち。「―の秘(特に秘密にしている事柄)」 0
讃える たた-える 口々にほめそやす。すぐれた行為・業績をほめる。「健闘を―える」 表記「賛える」とも書く。 0
湾入 ワンニュウ [0] 海岸線が弓形に陸地に入りこんでいること。また、そのような形状。 「彎入」の書きかえ字。 0
私心 シシン [0] 「私意」に同じ。 0
切妻 きりづま [0] ①「切妻屋根」の略。棟を境にして本を下に開いたような斜面を、両側にもつ屋根。 ②「切妻造」の略。切妻屋根の家屋。 ③切妻屋根の両端の壁の部分。 参考神社の本殿などに用いる。 0
厚かましい あつ-かましい [5] ずうずうしい。遠慮や恥を知らない。 0
動因 ドウイン [0] 直接の原因。きっかけ。「事を引き起こす―」動機・誘因 0
蝦虎魚 はぜ [1] ハゼ科の魚の総称。 鯊(はぜ) 1
未来 ミライ [1] ①今より先の時間。これから先にくる時。将来。「―に夢をたくす」 ②死後に行く世界。来世。 ③文法で、これから起きる事象を表す語法。 ①~③過去・現在 0
籍田 セキデン 天子が耕作し、先祖の祭りに供える穀物を収穫する儀式やその田。 由来「籍」は踏む意、また一説に借りる意で、天子が自分で耕したのち、人民の力を借りて耕すことから。 表記「藉田」とも書く。 0
踏破 トウハ [1] 困難な道のりや、遠い行程などを歩き通すこと。また、歩き尽くすこと。「南アルプスを―する」「全行程を無事に―した」 0
田疇 デンチュウ ①耕作地。田と畑。 ②田畑のあぜ。参考「疇」は、うねの意。 0
野菰 なんばんぎせる ハマウツボ科の一年草。由来「野菰」は漢名から。南蛮煙管(なんばんぎせる) 1
主流 シュリュウ [0] ①川のおもな流れ。本流。 ②思想などのおもな傾向。「現代文学の―」 ③組織・団体などの中心となる勢力。多数派。「党内の―を歩む」 0
跼天蹐地 キョクテンセキチ 非常におそれてびくびくする形容。また、世をはばかり肩身を狭くして暮らすたとえ。「蹐」は、おずおずと歩く意。天は高いのに背をかがめ、地は厚いのにそっと歩く意から。〈『詩経』〉表記「跼天」は「局天」とも書く。参考「天に跼(せぐくま)り地に蹐(ぬきあし)す・跼蹐」ともいう。 0
軍機 グンキ [1] 軍事上の重要な秘密。軍事機密。「―をもらす」 0
血脈 ケツミャク [0] ①血液が通る管。血管 ②血のつながり。血統・血筋参考②「ケチミャク」とも読む。血脈(ケチミャク) 0
毛 すきげ [1] 整髪用の毛の束。毛髪の中に入れて髪を整えたり、梳櫛(すきぐし)にはさんで汚れをとったりする。 参考「ソモウ」と読めば別の意になる。 0
永代供養 エイタイクヨウ [5] 故人の冥福(メイフク)を祈るため毎年、忌日や彼岸などに寺で継続して行う供養。 0
頭重 ズおも [0] ①頭が重苦しく感じられること。「―で気分がすぐれない」 ②他人にたやすく頭を下げない態度。 ③取引で、相場が上がりそうで上がらない状態。 0
法事 ホウジ [0] 死者の追善供養のための仏事。「三回忌の―を営む」法要・法会 0
壁に耳あり障子に目あり かべにみみありショウジにめあり どこでだれに聞かれていたり見られていたりしているか、分からないこと。秘密がもれやすいことのたとえ。闇夜(やみよ)に目あり 0
潮沫・潮泡 しおなわ 海水のあわ。由来「潮のあわ」から転じた語。参考「沫」は水の細かいつぶやあわ、「泡」はまるくふくらんだあわの意。 0
跋渉 バッショウ [0] 山野を越え、川を渡ること。各地を歩きまわること。「日本の山野を―する」 0
懋める つと-める 目標に向かって励む。困難なことにあえて挑戦する。 0
霊地 レイチ [1] 神仏をまつった神聖な土地。霊場 0
其文字 そモジ あなた。そなた。おまえ。参考「そなた」の「そ」に「もじ」を付けた女房詞(ことば)。 0
脹れる は-れる [0] 炎症などで、皮膚がふくれあがる。 0
刃物 はもの [1] 切ったり削ったりするための刃がついた道具。刀・包丁・ナイフなど。 0
順応 ジュンノウ [0] 環境・境遇に合うように、行動や性質を変えること。「新しい環境に―する」 適応 参考「ジュンオウ」とも読む。 0
錯謬 サクビュウ あやまりたがうこと。あやまり。まちがい。 0
隈笹 くまざさ [0],[2] イネ科の多年草。山地に自生。葉は長楕円(ダエン)形で、長さ約二〇(センチメートル)。由来冬、葉のふちが白くくまどられることから。表記「熊笹・山白竹」とも書く。 0
属毛離裏 ゾクモウリリ 親と子の深いつながりのこと。「離」はつらなる、「裏」は母胎の意。子の体は、皮膚・毛髪まですべて両親とつながっているということ。〈『詩経』〉 0
数値 スウチ [1] ①代数で、式中の文字の具体的な数。 ②計算や測定をして得た値(あたい)。 0
飄揚 ヒョウヨウ 風に吹かれてひるがえり、高く上がること。空中に舞い上がること。 0
宋襄の仁 ソウジョウのジン 無用なあわれみをかけ、不利益をこうむること。愚かな恩情のたとえ。 故事中国、春秋時代、宋の襄公(ジョウコウ)が楚(ソ)と戦ったとき、敵陣が整う前に攻めるべきだという部下の進言をしりぞけ、君子ぶって敵の準備が整ってから戦闘を開始して敗れた故事から。〈『春秋左氏伝』〉 0
手毬・手鞠 てまり 手でついて遊ぶまり。古くは、綿を芯(シン)にして色糸で巻いた。また、その遊び。 新年 0
鷗 かもめ カモメ科の鳥。日本には冬にシベリア方面から渡来する。体は白色で青灰色の長い翼をもつ。群れをなして港や河口などにすみ、魚類や昆虫を捕食する。 0
海嘯 カイショウ [0] ①海鳴り。 ②満潮時に海水が河川をさかのぼる際、押し寄せてできる高い波。高潮。 ③地震で起きる津波の旧称。参考③「つなみ」とも読む。 0
川獺 かわうそ [0] イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。 獺(かわうそ) 1
虚無 キョム [1] ①何もなくてむなしいこと。 ②心を無にして何も考えないこと。 0
毳 むくげ [0] 細く柔らかい毛。にこげ。うぶ毛。 0
相合傘 あいあいがさ [5] 一本のかさを二人でさすこと。おもに、仲の良い男女にいう。あいがさ。 0
汎い ひろ-い とりとめなくひろい。あまねくひろい。全体に行き渡っているさま。 0
吹抜き・吹貫き ふきぬき ①柱と柱の間に壁がないか、一部分しか壁がない家屋。吹き放し。 ②二階以上の建物で、間に天井や床を作らずに下から上まで見通せる構造。また、その場所。吹抜け。「―のホール」 ③「吹流し」に同じ。 0
愚図る グズ-る [2] ①ぐずぐず不平を言う。機嫌が悪く、だだをこねる。むずかる。「赤ちゃんが―って泣く」 ②言いがかりをつける。 0
延く ひ-く ひっぱりこむ。また、人を導いてひき入れる。まねく。「客を―く」 0
和妙・和栲 にきたえ 細い糸できめ細かく織った布。また、打ってやわらかくした布。荒妙(あらたえ)・粗栲(あらたえ) 1
栄耀 エイヨウ [0] 高い地位につき、おごりたかぶったぜいたくな生活をすること。参考「エヨウ」とも読む。 0
丁翁 あけび アケビ科のつる性落葉低木。由来「丁翁」は漢名から。 木通(あけび) 1
喀血 カッケツ [0] 血をはくこと。特に肺や気管支の血をはくこと。「結核で―する」 0
公知 コウチ [1] 世間一般によく知られていること。「―の事実」周知 0
金の切れ目が縁の切れ目 かねのきれめがエンのきれめ 金銭だけで成り立っている関係は、金銭がなくなれば途絶えてしまうということ。 0
曇る くも-る [2] ①雲などで空がおおわれる。「にわかにかき―る空」 ②かすんで色や光がはっきりしなくなる。「フロントガラスが露で―る」 ③心が不安などで晴れず、ふさいだ状態になる。「悲しげに顔を―らせる」 0
淵瀬 ふちせ ①川などの流れの淵と瀬。水の深い所と浅い所。 ②世の中はたえず移り変わっていて、定まらないことのたとえ。 由来②「世の中は何か常なるあすか川昨日のふちぞ今日は瀬になる」〈『古今集』〉などから。 0
不貞寝 フテね [0] ふてくされて寝ること。「親に𠮟(しか)られて―した」 0
単元 タンゲン [3],[0] あるテーマにそった、教材や学習活動のひとまとまりの単位。 0
弊える つい-える [3],[0] ①負けて総崩れとなる。「守備兵はもろくも―えた」 ②やぶれてだめになる。「夢が―える」 0
疎ら まばら [0] ①密でなく、間があいていること。「家が―に建っている地区」 ②少数であること。「人通りが―だ」 表記「疏ら」とも書く。 0
葉柄 ヨウヘイ [0] 葉の一部で、葉を茎や枝につけている柄(え)のような部分。 0
獲麟 カクリン [0] ①絶筆。また、物事の終わり。 ②孔子の死。転じて、臨終。故事 孔子が『春秋』を著したとき、「魯(ロ)の哀公が西方に狩りをして麟を獲た」と書いて世を去った故事から。「麟」は「麒麟(キリン)」の意で、想像上の神獣。 0
悪事千里を走る アクジセンリをはしる わるいおこないやわるい評判は、すぐ世間に広まるということ。〈『北夢瑣言(ホクボウサゲン)』〉参考「悪事千里」「悪事千里を行く」ともいう。悪い噂(うわさ)は翼を持つ好事門を出でず 0
軌跡 キセキ [0] ①車の通ったあと。わだち。車軌 ②先人の行いのあと。前例。また、人がたどってきた人生のあと。「わが半生の―」 ①②軌轍(キテツ) ③幾何学で、一定の条件を満たす点の集合によってできる図形。 0
市中 シチュウ [0],[2] まちの中。まちなか。市内。「―に買物に出かける」 0
陸蒸気 おかジョウキ [3] 蒸気機関車。汽車の旧称。参考明治初期、蒸気船に対して作られた言葉。 0
凡俗 ボンゾク [0] 平凡で俗っぽいこと。下品なこと。また、その人。 0
坏 つき [2] 古代、飲食物を盛る器。初めは土器で椀(ワン)よりは浅く、皿よりは深い。高坏など。 0
節制 セッセイ [0] 欲望を適度に抑えること。つつしむこと。「酒を―する」 0
規那 キナ [1] アカネ科の常緑高木。南米原産の薬用植物。樹皮から製するキニーネは解熱・健胃薬。また、マラリアの特効薬。キナノキ。参考「キナ」はオランダ語から。 1
高尚 コウショウ [0] 上品でけだかいようす。「―な趣味のもち主」低俗参考「尚」は格の高い意。 0
生死流転 ショウジルテン [1] 煩悩を捨てきれない人間が生死をくりかえしながら、迷いの世界を巡ること。 生生流転 0
窃む ぬす-む ①人に知られないよう、こっそりとものをとる。「親方の技術を―む」 ②人に知られないように物事をする。「他人の文章を―みまねる」 0
点訳 テンヤク [0] 言葉や文章を点字(視覚障害者のための文字)に直すこと。点字訳。「―の奉仕活動」 0
直走る ひたはし-る [4] ひたすら走り続ける。休むことなく一心に走る。「マラソンのゴールに向け―る」 0
眇目 ビョウモク ①やぶにらみ。すがめ。また、片目が不自由なこと。 ②目を細くして凝視すること。 0
千社札 センジャふだ [3] 千社参りの人が、参詣(サンケイ)の記念に、自分が巡訪した社殿にはりつける紙札。氏名や生国(ショウコク)や屋号などを趣向をこらして刷ったもの。 0
絵馬 エま [1] 願いごとをするときやそれがかなったときのお礼に神社や寺に奉納する絵の額。「舟の―が多い神社」由来ウマの代わりにウマの絵を奉納したことから。 0
牢人 ロウニン [0] ①牢に入れられている人。囚人。 ②主君をもたず、禄(ロク)を失った武士。表記②「浪人」とも書く。 0
作文三上 サクブンサンジョウ 文章を考えるのに適した三つの場所。馬上(馬に乗っているとき)・枕上(チンジョウ)(寝床にいるとき)・廁上(シジョウ)(便所にいるとき)。〈欧陽脩(オウヨウシュウ)の文〉 三多三上 0
勝負は時の運 ショウブはときのウン 勝ち負けにはその時の運も影響するので、必ずしも実力どおりにいくとは限らないということ。 参考「勝負」は「勝敗」ともいう。 0
羞愧 シュウキ 恥だと思うこと。 羞恥 参考「愧」もはじの意。 0
撰銭 えりぜに 室町後期、取引にあたり悪銭を忌避して良銭だけをえらびとったこと。円滑な商取引を妨げるとして、幕府などの禁止令がしばしば発せられ、良悪の交換率が定められた。 参考「えりセン・センセン」とも読む。 0
白湯 さゆ [0] 水を沸かしただけで何も加えない湯。「―で薬を飲む」表記「素湯」とも書く。 1
旧習 キュウシュウ [0] 昔からのしきたり。古くから続いている風習。旧慣 0
共和国 キョウワコク [3] 国民の選んだ代表者によって行われる政体の国家。 0
投合 トウゴウ [0] 気持ちなどが互いに一致すること。「初対面で意気―する」 0
三角楓 とうかえで カエデ科の落葉高木。 由来「三角楓」は漢名から。 唐楓(トウかえで) 1
多種多様 タシュタヨウ [1] 種類が多く、さまざまに異なっていること。また、そのさま。「人の考えは―である」「―の商品が並ぶ」種種(シュジュ)・様様 0
盗伐 トウバツ [0] 他人の所有する山の木などを、ひそかに切って盗むこと。 0
不文律 フブンリツ [2] ①仲間うちで、黙っていても了解し合っている約束事。「駆けつけ三杯がわれわれの―だ」 ②文書に記載されずに成立したきまり。慣習法など。不文法 0
供与 キョウヨ [1] 利益または利益を生むものを個人・組織・団体に与えること。「武器を―する」 0
枯木寒巌 コボクカンガン [0] 世俗を超越した無心なさまのたとえ。また、情味がなく近づきにくいさまのたとえ。「見かけは―だが根は優しい」参考「寒巌枯木」ともいう。
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海石榴市 つばいち かつて奈良県桜井市金屋(かなや)・三輪付近にあった市場。 由来市場の街路樹にツバキを植えたことからとも。「つばきいち」の転。表記「椿市」とも書く。 1
掌る つかさど-る [4] ①職務として行う。担当する。「経理を―る」 ②支配する。管理する。「議事進行を―っている」 0
奨励 ショウレイ [0] よい事をすすめ励ますこと。「青少年にスポーツを―する」 勧奨 0
湯灌 ゆカン [0],[1] 仏葬で、遺体を納棺の前に湯でふき清めること。湯洗。
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漢字の豆知識 「身罷る」前に備えておこう 冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
埋もれる うず-もれる [0] ①物に覆われている。物の下に隠れる。「雪に―れた家」 ②世に知られないでいる。「―れた人材を発掘する」参考「うもれる」とも読む。 0
牧養 ボクヨウ 牧場で、家畜を飼い育てること。 0
米塩 ベイエン [0] ①米と塩。生きていくのに欠かせない物資。「―の資(シ)(生活費)」 ②わずらわしくささいなことのたとえ。 0
息嘯 おきそ ため息をつくこと。 参考「おき」は息、「そ」は嘯(うそぶ)くで息を吐く意。 1
毒毒しい ドクドク-しい [5] ①毒がありそうなようす。 ②色がどぎつい。けばけばしい。「―いキノコ」「―い化粧」 ③悪意を含んでいるようす。にくにくしい。「―い言葉を吐く」「―い批評」 0
分葱 わけぎ [2] ユリ科の多年草。シベリア原産という。ネギの変種で、葉は細く香りが少ない。食用。フユネギ。フユギ。春由来株分けで増やすことから。 0
驂 そえうま 四頭立ての馬車で、補助となる外側の二頭のウマ。また、三頭立ての後ろ一頭のウマ。 0
鼬の最後っ屁(ぺ) いたちのサイゴっぺ 窮地に追いこまれたときに、難を逃れるため非常手段に訴えることのたとえ。また、最後に醜態を見せることのたとえ。由来 イタチは敵に追われたときに悪臭を放ち、相手をひるませて逃げることから。 0
竜巻 たつまき [0] 気圧の急変で発生する局所的な激しい旋風。水・砂・木・人・家屋などを空中に巻き上げることもあり、つむじ風の大きなもの。「局地的に―が発生した」 0
南瓜 カボチャ [0] ウリ科のつる性一年草。熱帯アメリカ原産。夏、黄色い花をつけ、大きな扁球(ヘンキュウ)形の実を結ぶ。葉は掌状で浅く五裂する。果肉と種子は食用。トウナス。ボウブラ。ナンキン。秋 由来ポルトガル人が寄港先のカンボジアより伝えたことから。 1
帷幄 イアク [0],[1] ①上から垂らしたりまわりを囲ったりする幕。また、幕を張りめぐらした場所。 ②戦場で、作戦計画を立てるところ。本陣。参謀本部。「策を―の中にめぐらす」 ①②帷帳・帷幕 0
火葬 カソウ [0] 死体を焼いて、その骨を拾って葬ること。「―に付す」荼毘(ダビ) 0
辛抱する木に金(かね)がなる シンボウするきにかねがなる つらいことをじっと我慢して働いていれば、やがて金がたまって財産ができるという教え。 0
蛹虫 ヨウチュウ [0] 「蛹(さなぎ)」に同じ。 0
諧う かな-う 調和する。音楽などの調子がよくあう。 0
紙上談兵 シジョウダンペイ 理屈だけで実行が伴わなかったり、実際には役に立たなかったりすること。紙の上で戦術を議論する意から。 机上の空論 0
畏れる おそ-れる [3] うやまいかしこまる。「神をも―れぬ所業」 0
寝殿 シンデン [0] ①寝殿造の中央の正殿。 ②昔、天皇が日常生活をした御殿。南殿。 0
組頭 くみがしら [3] ①組の長。 組子・組衆 ②江戸時代、名主(なぬし)の補佐をした村役人。 0
首府 シュフ [1] 国の中央政府がある都市。「東京は日本の―です」 首都 0
建築 ケンチク [0] 建物などを建てること。また、その建てた物。「―家を志す」 0
寸刻 スンコク [0] ほんのわずかな時間。「―を惜しんで勉強する」 寸時・寸秒 0
陶然 トウゼン [0] ①気持ちよく酒に酔うさま。 ②心を奪われてうっとりするさま。「―と見入る」 0
惨酷・惨刻 ザンコク 人や動物を殺傷するなど、むごいことを平然と行うこと。また、あまりにもむごいさま。「―な殺人事件」 残虐・残忍 表記「残酷・残刻」とも書く。 参考「サンコク」とも読む。 0
元利 ガンリ [1] 元金と利息。「―合計」 0
泥縄 どろなわ [0] 「泥棒を捕らえて縄を綯(な)う」の略。「―式の勉強では合格できない」 0
賛える たた-える ほめたたえる。「彼の勇気を―える」 表記「讃える」とも書く。 0
画鋲 ガビョウ [0] 絵などを壁や板にとめるために使う、びょう。 0
発覚 ハッカク [0] 悪事や陰謀などが人に知られること。秘密がばれること。「不法行為が―する」「事件の―を恐れる」露見 0
詠嘆・詠歎 エイタン 深く感動すること。また、感動を声に出したり言葉に表したりすること。「自然の美に―する」感嘆 0
通る とお-る [1] ①通行する。過ぎて行く。「列車が―る」「毎日花屋の前を―る」 ②突き抜ける。とおりぬける。「雨が肌まで―る」「糸が針穴を―る」 ③室内に入る。「座敷に―る」 ④すみずみまで届く。「よく―る声」 ⑤認められる。「審査に―る」「意見が―る」「法案が―る」 ⑥通用する。「仕事にわがままは―らない」「無理が―る」 ⑦理解される。「意味がよく―らない文」 0
派閥 ハバツ [0] 組織の内部で出身・利害などで結びついた排他的な集団。「―の解散」 0
私憤 シフン [0] 私事についての怒り。個人的ないきどおり。 公憤・義憤 0
利器 リキ [1] ①役に立つ便利な道具や器械。「文明の―」 ②鋭い刃物や武器。鈍器 0
忙しい せわ-しい [3] いそがしくて気があせる。動作などが落ち着かない。「行事が近づいたので―い毎日だ」 0
下痢 ゲリ [0] 大便が固まらずに、液状またはそれに近い状態で排泄(ハイセツ)されること。 0
煽てと畚には乗り易い おだてともっこにはのりやすい 人のおだてと土運びの畚には乗りやすいものだ。 0
稼ぐ かせ-ぐ [2] ①生活のために働く。 ②働いて収入を得る。「学費を―ぐ」「日銭を―ぐ」 ③自分が有利になるように行動する。「時間を―ぐ」「点数を―ぐ」 0
倍率 バイリツ [0] ①ある数が他の数の何倍であるかを示す率。「入学試験の―」 ②実物との大きさの比率。「地図の縮小―」「顕微鏡の―」 0
世嗣・世子 セイシ 諸侯・大名など、貴人の跡継ぎの子。 嗣子・嫡子 参考「世嗣」は「よつぎ」とも読む。 0
密かに ひそ-かに だれにも知られないように。人目をさけるように。こっそりと。「―旅に出る」「―あの人を思う」 0
富裕 フユウ [0],[1] 富んで豊かに栄えていること。「社会の―層」裕福貧困・貧窮表記「富有」と書けば、多くの財産がある意。参考「裕」は物が有り余るほど十分にある意。 0
流す なが-す [2] ①流れさせる。「たまった水を―す」 ②たらす。「汗を―す」 ③浮かべただよわす。「いかだを―す」 ④広める。「うわさを―す」 ⑤洗い落とす。 ⑥気にとめないようにする。「水に―す」 ⑦タクシーなどが客を求めて走る。 ⑧質に入れたものなどの所有権を捨てる。 ⑨流罪にする。 ⑩流産させる。 ⑪ひそかに横流しする。 ⑫計画などを成立させない。 ⑬軽く運動をする。 0
解舒 カイジョ 蚕の繭を解きほぐして繭糸をつくること。また、そのほぐれ具合。参考「舒」はのばし広げる意。この工程の善し悪しが、繭糸の良否を決めるという。 0
曠達 コウタツ 心が広く、物事にこだわらないこと。また、そのさま。闊達(カッタツ) 0
咀嚼 ソシャク [0] ①食べ物をかみくだくこと。「よく―して食べる」 ②物事や文章などを深く味わい理解すること。「理論を―する」 参考「咀」「嚼」ともにかみくだく意。
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漢字の豆知識 書けそうで書けない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
年甲斐 としがい [0] 年をとっただけのねうち。年に相応した思慮や分別。「―もなくはしゃぐ」参考多く、「―もなく」の形で使う。 1
響動めく どよ-めく [3] ①人の声や音がひびき渡る。「歓声が―く」 ②ざわざわと騒ぐ。「意外な結末に場内が―く」。 ③揺れ動く。「心が―く」 1
苦境 クキョウ [0] 追いつめられて、苦しく困難な環境。苦しい立場や境遇。「―に立たされる」逆境・窮地 0
留置 リュウチ [0],[1] ①人や物を一定の場所にとめておくこと。とめおき。 ②犯罪の疑いのある者を、ある期間、警察署内にとどめておくこと。 0
音声 オンセイ [1] ①人間が発声器官を使って出す音。人の声。 ②スピーカーなどから流れてくる音や声。「―多重放送」 参考①「オンジョウ」とも読む。 0
女御 ニョウゴ [1] ①昔、天皇の寝所に仕えた女官。皇后・中宮の下、更衣の上に位する。 ②上皇・皇太子の妃(きさき)。 参考「ニョゴ」とも読む。 0
時計 とけい [0] 時刻を示したり、時間をはかったりする器械。 参考もとは、「土圭」と書き、中国、周代の緯度測定器のこと。のちに日本で日時計を指すようになった。「時計」は当て字。 1
身方 みかた [0] ①対立した関係で、自分の属するほう。また、自分のほうの仲間。「―に引き入れる」 敵・敵方 ②対立関係で一方を支持し、加勢すること。「弱い者に―する」 表記「御方・味方」とも書く。 0
抑揚頓挫 ヨクヨウトンザ 文章や音楽などで調子を上げたり下げたり、中途で滞らせたりして、変化を与えながら全体の調和をとること。また、勢いが途中で衰えること。「頓挫」は急にくじける意。〈『文章軌範』〉 0
尺八 シャクハチ [0] 竹製のたて笛。前面に四つ、背面に一つ穴がある。 由来標準の長さが一尺八寸(約五五(センチメートル))であることから。 0
卵に目鼻(めはな) たまごにめはな 卵に目や鼻をつけたように、色白でかわいらしい顔立ちのたとえ。「―のお嬢さん」 0
鵜匠 うジョウ [0],[1] 鵜飼で、ウを操る人。夏参考「うショウ」とも読む。 0
済美 セイビ ①子孫が、先祖のりっぱな業績を受けつぐこと。 ②美徳をなし遂げること。 参考「サイビ」とも読む。 0
範囲 ハンイ [1] 一定の限られた区域内。「できる―で協力する」 0
腑 はらわた [0] 体内におさめられている、それぞれの器官。内臓。臓器。漢方医学では特に胃・腸・胆囊(タンノウ)などを指す。「―にしみわたる」 0
烹煎 ホウセン 食べ物をにたり、いったりすること。食べ物を料理すること。 0
る かが-る 布の縁や破れた部分を糸をからげて縫う。まつる。「ボタン穴を―る」 0
猛獣 モウジュウ [0] 性質の荒い肉食動物。ライオン・トラ・ヒョウなど。 0
献策 ケンサク [0] 目上の人に、方策や策略などを進言すること。 0
山門から喧嘩(ケンカ)見る サンモンからケンカみる 事件と関係のない安全な場所で、事のなりゆきを興味本位で見物すること。「山門」は寺院の門。 高みで見物 0
訝しい いぶか-しい [4] あやしい。うたがわしい。不審なさま。「―い点がある」 0
鰐魚 ガクギョ [1] 「鰐(わに)」に同じ。 0
寄席 よせ [0] 「寄せ席」の略。落語・講談・浪曲などの大衆芸能を上演する場所。「―で落語を演じる」 1
第一人者 ダイイチニンシャ [1],[3],[5] ある社会や分野で、最もすぐれていると認められるほどの人。「民俗学の―」 0
刈安 かりやす ①イネ科の多年草。山地に自生。葉は細く、ススキに似る。茎・葉は干して黄色の染料とする。 ②「刈安染め」の略。カリヤスで染めた色。また、そのもの。表記「青茅」とも書く。 0
習わし ならわし [0] 古くから行われてきた習慣。慣習。しきたり。「わが家の―」 習い 0
雀 すずめ [0] ①ハタオリドリ科の小鳥。全長約一四(センチメートル)。人家の近くにすむ。背と頭は茶褐色で背には黒斑(コクハン)があり、腹は灰白色。穀物や虫を食べる。 ②スズメがよくさえずることから、おしゃべりな人。 ③あちこちに出入りして、特定の事情にくわしい人。「楽屋(ガクや)―」 0
諍い いさかい [0] 言い争い。論争。もめごと。「兄弟間の―はしょっちゅうだ」 0
卵塔 ラントウ [0] ①台座の上に卵形の塔身を置いた墓石。 ②「卵塔場」の略。墓場のこと。表記「蘭塔」とも書く。 0
妖婦 ヨウフ [1] 男性をまどわすようななまめかしく美しい女性。バンプ。 0
砂利 じゃり [0] ①小さく砕けて角がとれた丸い小石。また、小石に砂のまざったもの。「玉―を踏む」 ②子どもの俗称。 参考①「ザリ」とも読む。 1
鑑定 カンテイ [0] 真偽・良否・価値などを見きわめること。目利(き)きすること。「価値の有無を―する」 0
氾がる ひろ-がる 水があふれる。水がいっぱいにひろがる。 0
特報 トクホウ [0] 特別の報告や報道。特別ニュース。「選挙―」 0
天上天下唯我独尊 テンジョウテンゲユイガドクソン この広大な天地の間で、自分より尊い者はいないということ。釈迦(シャカ)が誕生したときに、自ら唱えたという言葉。故事 釈迦は、生まれるとすぐに四方に七歩ずつ歩み、天地を指さしてこの句を唱えたといわれる。〈『大唐西域記(ダイトウセイイキキ)』〉参考「天下」は「テンガ」とも読む。 0
鈍間 のろま [0] 動作がおそいことや、気がきかないこと。また、そのような人。表記「野呂松」とも書く。 0
乾かす かわ-かす [3] 日光・火・風などにあてて、湿気や水気を取り除く。乾燥させる。「ぬれたシャツを―す」 0
回し者 まわしもの [0] 情報収集や工作のために敵方に入りこむ者。スパイ。間諜(カンチョウ)・間者(カンジャ)・密偵 0
合歓綢繆 ゴウカンチュウビュウ 男女が深く愛し合うこと。男女のむつみあうさま。「合歓」は喜びをともにする、「綢繆」はまといつく・もつれあう意。 0
虎杖 いたどり [0],[2] タデ科の多年草。山野に自生。葉は先のとがった卵形。若芽は酸味があり、食用になる。スカンポ。春由来「虎杖」は漢名より。若い茎にある紅紫色の斑点(ハンテン)がトラの毛皮に似ていることから。 1
眼力 ガンリキ [1] 物事の真偽や善悪などを見きわめる力。「僧侶(ソウリョ)の―はすごい」参考「ガンリョク」とも読む。 0
弓筈・弓弭 ゆはず 弓の両端の、弦(つる)をかける部分。参考「ゆみはず」とも読む。 1
胡麻の葉草 ゴマのはぐさ ゴマノハグサ科の多年草。 玄参(ごまのはぐさ) 0
駿才 シュンサイ [0] 俊才 0
朝貢 チョウコウ [0] 諸侯や外国からの使者が朝廷に貢ぎ物をすること。来貢 0
国運 コクウン [0] 国の運命。また、国の運勢。「―の隆威を祈る」 0
掲出 ケイシュツ [0] 人目につくように掲示して見せること。「通告を―する」 0
粗土 あらつち こなれていない、あらい土。壁のあら塗りに用いる土。 表記「荒土」とも書く。 0
搔っ払い かっぱらい 人の隙(すき)をねらい、金品を奪い取ること。 0
文典 ブンテン [0] 文法を説明した書物。文法書。「国語の―」 0
遂げる と-げる [0],[2] ①果たす。なし終える。成就させる。「本懐を―げる」 ②最終的にその結果になる。「非業の死を―げる」 0
蜂起 ホウキ [1] ハチが巣から一斉に飛び立つように、大勢の人が群がり行動すること。「民衆が各地で―した」決起・群起 0
完了 カンリョウ [0] ①完全に終わること。すべて終えること。「出発の準備を―した」終了未了 ②動作・作用が終わったこと。また、その結果が続いていることを表す語法。「―形」 0
旨い うま-い [2] ①味がよい。おいしい。「名物に―い物なし」 ②都合がよい。「―い話」 表記①「甘い」とも書く。 0
爛熟 ランジュク [0] ①果実などが熟しすぎること。 ②物事が極限まで発達すること。「文化が―する」 0
湯気 ゆゲ [1] 湯や熱した食べ物などから水蒸気が立ち上り、白い煙のように見えるもの。「浴室に―がたちこめる」 0
謳歌 オウカ [1] ①声をそろえて多くの人がほめたたえること。礼賛・賞賛・賛美 ②恵まれた環境や状況にあることを十分に楽しむこと。「青春を―する」由来もと、君主の徳を皆でほめたたえる歌の意から。 0
紗綾形 サやがた 卍(まんじ)の形をくずして連ねた模様。 由来絹織物の紗綾の模様に多く用いることから。 0
御墨付 おすみつき 主君の花押(カオウ)のある文書。室町・江戸時代に、幕府または大名から臣下に物事を証明・保証するために与えた。「―を頂く」 0
松藻虫 まつもむし [3] マツモムシ科の昆虫。水生で池や沼にすむ。全長約一三(ミリメートル)。黄褐色に黒斑(コクハン)がある。あおむけに泳ぐ。刺されると痛い。 0
床几・床机 ショウギ 陣中・狩場などで用いた、折り畳み式の腰掛け。 表記「牀几」とも書く。 0
費目 ヒモク [0] 支出する費用の項目。経費の名目。「帳簿上の―」 0
民主 ミンシュ [1],[0] 国家の主権が国民にあること。「―主義」「―政治」 0
後車の戒め コウシャのいましめ 前車の覆(くつがえ)るは後車の戒め 0
火定 カジョウ ①体から火を出すこと。火生(カショウ) ②修行者が火の中に身を投げて死ぬこと。水定・土定 0
同憂 ドウユウ [0] 同じ心配をすること。また、その人。「―の士」 0
地祇 くにつかみ [1] ①地の神。国土を守る神。 ②天孫降臨の前から、日本の国土を治めていた神。天(あま)つ神表記「国つ神」とも書く。参考「チギ」とも読む。 1
吝か やぶさ-か [0],[2] ①ものおしみするさま。けちなさま。 ②未練なさま。ためらうさま。 ③「…に―でない」の形で、…する努力をおしまない。「手助けするに―でない」表記「悋か」とも書く。
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漢字の豆知識 「やぶさかではない」とはどんな気持ち?~“ない”がつくけれど否定ではない~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
騰がる あ-がる 勢いや物の値段が高くなる。高くあがる。参考本来はウマが勢いよく跳ね上がる意。 0
槐樹 カイジュ [1] ①エンジュの別称。 槐 ②エンジュのある所。槐の座の意から三公、また大臣の別称。(えんじゅ) 0
古式 コシキ [1],[0] 昔からのやりかた。「―ゆかしく行われる」「―に則(のっと)る」 0
位 くらい [0] ①身分や階級。「国王の―に就く」 ②人や作品などの等級。「―をつける」 ③十進法で一〇倍ごとにつける名称。「百の―」 0
合掌 ガッショウ [0] ①両方のてのひらを合わせて拝むこと。「墓前で―する」 ②「合掌組み」の略。日本建築で、二本の木材を山形に組み合わせたもの。「―造の屋根」 0
曼珠沙華 マンジュシャゲ [3],[4] ヒガンバナの別称。秋参考梵語(ボンゴ)の音訳で、天上の花の意。 石蒜(ひがんばな) 0
処 ところ [0] ①場所。位置。「噂(うわさ)の出―を突きとめる」 ②…すると。…したところが。…の結果。「相談した―やめることになった」 0
取引 とりひき [2] ①商業あるいは経済行為をすること。商品の売買行為。「先物―」 ②互いに条件を提示してかけひきをすること。「犯人と―する」 0
一家団欒 イッカダンラン [1],[0] 家族が集まって、楽しくむつまじくすること。「団欒」は、集まって輪をつくること。親子団欒・家族団欒 0
七重 ななえ [2] ①七つ重ねること。また、その重ね合わせたもの。 ②多く重ねたもの。「―八重」 0
塙い かた-い 土がかわいて、しっかりとかたまっているさま。 0
夙い はや-い 時間がはやい。朝はやい。「父は朝が―い」 0
忠誠 チュウセイ [0] 真心を尽くして裏切らないこと。忠実、誠実であること。「―を誓う」忠義・誠忠 0
君子は義に喩(さと)り小人(ショウジン)は利に喩る クンシはギにさとりショウジンはリにさとる 君子は道義に明るく、小人は利益に明るいものだということ。君子はそれがまず道義にかなうかどうかを考え、つまらない人間は第一にそれが利益になるかどうかを考える意。〈『論語』〉 0
僻耳 ひがみみ 聞きまちがうこと。聞きそこなうこと。転じて、思い過ごし。「父も老いて―が多くなった」 0
吶る ども-る 口ごもってなめらかにものが言えない。表記「訥る」とも書く。 0
兵舎 ヘイシャ [1] 軍隊で、兵士が起居・寝食する建物。兵営 0
草石蚕 ちょろぎ [1] シソ科の多年草。中国原産。秋、紅紫色の花をつける。地下にできる巻貝のような白い塊茎は食用。赤く染め、正月料理の黒豆の上に飾る。 新年 由来「草石蚕」は漢名から。 表記「玉環菜・甘露子」とも書く。 1
情宜・情誼 ジョウギ 友人や師弟間など、交遊における情愛。よしみ。「―に厚い人」 交誼 0
邯鄲の夢 カンタンのゆめ [1],[2] 人の世の栄華がはかないたとえ。故事 中国、唐代、盧生(ロセイ)という若者が邯鄲の町で道士の呂翁(リョオウ)から出世がかなうという枕(まくら)を借りて寝たところ、栄華に満ちた一生を送る夢を見、目覚めると宿屋の主人に頼んでおいた黄粱(コウリョウ)(アワ)がまだ炊き上がらないような短い時間だったという故事から。〈『枕中記(チンチュウキ)』〉参考「一炊の夢・黄粱の夢・盧生の夢・邯鄲の枕」ともいう。 0
男勝り おとこまさり [4] 女性が男性以上にしっかりした気性の持ち主であること。また、そういう女性。 0
備わらんことを一人に求むるなかれ そなわらんことをイチニンにもとむるなかれ 人には必ず長所と短所があり、完全無欠の人はいないのだから、一人の人にそれを求めてはいけないという教え。由来周公旦(シュウコウタン)が、子の伯禽(ハクキン)に教えさとした言葉から。〈『論語』〉 0
免税 メンゼイ [0] 税金を免除すること。「空港内の―店でみやげを買う」 0
告文 コウモン [0] 神仏に祈願を告げる文。また、天子が臣下に告げる文。参考「つげぶみ」とも読む。 0
鍛造 タンゾウ [0] 金属を熱し、つちで打ちのばして必要な形につくり上げること。 0
尻窄み しりすぼみ [3] ①口が広くて後ろや下部が細く小さくなること。 ②最初は勢いがよくて、最後は衰えること。しりすぼまり。「二次会は―になった」 0
間隔 カンカク [0] 二つのもののあいだの距離や時間。へだたり。「一(センチメートル)―で線を引く」「十分―で発車する」 0
声量 セイリョウ [0] その人がもっている、声の大きさ・豊かさの程度。「―が豊かなオペラ歌手」 0
事柄 ことがら [0] ことの様子。事情。事態。「次の―に注意してください」 0
服紗 フクサ [0],[3] ①絹製で、染め・織りなどの小形のふろしき。進物などの上に掛ける。②茶の湯で、茶器をふいたり茶碗(チャワン)を受けたりするのに使う絹布。「―さばき」表記「帛紗・袱紗」とも書く。 0
坐洲 ザす 座州 0
信条 シンジョウ [0],[1] ①普段からかたく信じ守っている事柄。「―に反する」 ②信仰の教義。 0
不敬 フケイ [2] 皇室や社寺に対して敬意をはらわず、失礼な言動をすること。無礼。「―罪に問われる」 0
安安 やすやす [3] きわめて簡単に。いともたやすく。「―と塀をとび越えた」 0
臥す ふ-す [1],[2] ①からだを横にする。また、うつぶせに寝る。 ②病気で床につく。「祖母は半年も病床に―している」 0
呼び鈴 よびリン [0] 人を呼ぶためや合図のための鈴やベル。 0
日向 ひなた [0] ①日の当たる場所。 ②恵まれた環境のたとえ。「常に―を歩いてきた人」 ①②日陰参考「日の方」の意。 1
墨客 ボッカク [0] 書画に親しみ、よくかく人。「文人―」参考「ボッキャク」とも読む。 0
土用丑(うし)に鰻(うなぎ) ドヨウうしにうなぎ 夏の最も暑いさかりの土用丑の日に滋養に富むウナギを食べれば、元気がついて暑気あたりを防げるということ。 0
防潮堤 ボウチョウテイ [0] 大波や高潮などの害を防ぐための堤防。 0
懸仏 かけぼとけ [3] 銅板に神仏の像を彫り、柱などにかけて拝んだもの。鎌倉・室町時代に盛んであった。 0
神 かみ [1] 人間を超えた存在として、宗教や民俗的信仰の対象となるものの総称。 0
封建 ホウケン [0] 君主が領地を諸侯に分け与えて、領地を治めさせること。「―的で、娘の自由を認めない父親」 0
憤然 フンゼン [0] 怒りいきどおるさま。激しく怒るさま。「高慢さに―と退席した」表記「忿然」とも書く。 0
三位 サンミ [1] ①位階の第三位。また、その位の人。正(ショウ)三位と従(ジュ)三位がある。 ②キリスト教で、父なる創造主と子なるキリストと聖霊のこと。 0
落月屋梁 ラクゲツオクリョウ 屋梁落月 0
懐胎 カイタイ [0] 「懐妊」に同じ。 0
紙屑 かみくず [3] いらなくなった紙。「宣伝物で―がこんなにたまった」 0
五斗米 ゴトベイ [0] 五斗(現在の五升)の米。転じて、わずかな俸禄(ホウロク)のたとえ。 0
尽くす つ-くす [2] ①限界まで出しきる。「八方手を―す」「言葉を―して説得する」 ②何かのために惜しまずに努力する。「病夫に―して五年にもなる」 ③きわめる。「ぜいたくを―す」 ④動詞の連用形について、すっかり…する。…し終える。「飲み―す」 0
鴉雀無声 アジャクムセイ ひっそりとして、声一つしないこと。静寂なさまをいう。カラスやスズメなどの鳴き声が聞こえない意から。〈蘇軾(ソショク)の詩〉 0
縫製 ホウセイ [0] 縫って衣服などを作ること。「―工場」「ていねいな―で定評がある」「婦人服を―する」 0
道聴塗説 ドウチョウトセツ [0],[5] 学問が身についていないたとえ。また、根拠のない話のたとえ。道で聞きかじったことを知ったかぶりをして、道で他人に話す意から。「塗」は道の意。〈『論語』〉 0
井底の蛙 セイテイのア 井戸の底にすむカエル。視野や見識などが狭く小さいことのたとえ。〈『後漢書』〉 井の中の蛙大海を知らず(ゴカンジョ) 0
繻子 シュス [1] 「繻子織」の略。縦糸を長く浮かせた、光沢のある地の厚い織物。多く、帯地に用いる。サテン。 0
燗冷まし かんざまし [0],[3] 一度かんをした日本酒の冷えたもの。 0
談言微中 ダンゲンビチュウ 物事をはっきりと言わず、それとなく遠回しに人の急所や弱みを突く話しぶりのこと。〈『史記』〉 0
戯謔 ギギャク ふざけること。おどけること。たわむれ。参考「戯」「謔」ともにたわむれる意。 0
糖尿病 トウニョウビョウ [0] 糖分の代謝異常の生活習慣病。膵臓(スイゾウ)の機能異常による高血糖と尿中への糖排出などが特徴。 0
酢い す-い すっぱい。酢のような味がする。酸味がある。 「―い梅干し」表記「酸い」とも書く。 0
枝折戸 シおりど [3] 木やタケの枝を並べただけの簡単な戸。多く庭の出入り口などに設ける。 表記「柴折戸」とも書く。 0
月 つき [2] ①地球の衛星。自転しながら約一か月で地球を回る。 ②暦の上で、一年を一二に分ける単位。 ③月の光。「―が照らす」 秋 ④妊娠(ニンシン)期間。「―満ちて生まれた子」 0
完治 カンチ [1] 病気やけがが完全に治ること。全治・全快参考「カンジ」とも読む。 0
豊 とよ ①ゆたか。物が豊富で、十分に満ち足りていることをたたえていう語。「―秋津島(あきつしま)(日本国の美称)」「―の御酒(みき)」 ②五穀の実りがよいこと。「―の年」 0
孔雀 クジャク [0] キジ科の大形の鳥の総称。インド・スリランカにすむ。雄は頭に冠毛があり、尾に美しい羽をもち扇状に広げる。 0
鹿を逐(お)う者は山を見ず しかをおうものはやまをみず 一つのことに熱中して、他のことをかえりみる余裕がなくなることのたとえ。また、利欲・色欲におぼれる者は道理を忘れることのたとえ。〈『虚堂録』〉 参考「鹿を逐う者」は「鹿を逐う猟師」ともいう。 0
暗殺 アンサツ [0] だれにも気づかれずに、つけねらった人物を殺すこと。 0
晩稲 おくて [0] 通常のものより遅く実るイネ。早稲(わせ) 秋表記「奥手」とも書く。参考「バントウ」とも読む。 1
劇臭 ゲキシュウ [0] 刺激が強く、いやなにおい。「―が鼻をつく」表記「激臭」とも書く。 0
博奕 バクエキ [0] 「博奕(ばくち)①」に同じ。 0
微妙玄通 ビミョウゲンツウ 道理に奥深く精通していること。また、道理を体得しているさま。「玄通」は、奥深く通じている意。〈『老子』〉「―の聖人」 0
盆 はち [0],[1] 浅く平らな形状をした水・酒・食物などを入れる容器。 0
遵法 ジュンポウ [0] 法律にしたがい、それを固く守ること。「―精神」「―闘争」 表記「順法」とも書く。 0
急進 キュウシン [0] ①急いで進むこと。 ②理想や目的などを早期に成しとげようとして、行動を急ぐこと。「―勢力」 ①②漸進(ゼンシン) 0
創見 ソウケン [0] これまでにない独創的な考えや意見。「―に富む論文」 0
壮図 ソウト [1] 規模の大きな企て。壮大な計画。「宇宙旅行の―を抱く」 壮挙・雄図 0
千金の裘(かわごろも)は一狐(イッコ)の腋(エキ)に非(あら)ず センキンのかわごろもはイッコのエキにあらず りっぱな国をつくるには、多くのすぐれた人々が必要だというたとえ。千金の値のする白く柔らかい皮衣は、たくさんのキツネの腋(わき)の下の毛皮からできていることから。〈『史記』〉 0
抜山蓋世 バツザンガイセイ [2],[0] 体力が盛んで気力が雄大であることのたとえ。力は山を引き抜き、気力は他のだれをも圧倒する意から。「蓋世」は、世の中を圧倒するほど元気盛んなこと。〈『史記』〉 0
軒昂 ケンコウ [0] 気力が大いに高まっているようす。ふるいたっているさま。「意気―な老人」 0
紫金牛 やぶこうじ ヤブコウジ科の常緑小低木。 由来「紫金牛」は漢名から。 藪柑子(やぶこうじ) 1
大明神 ダイミョウジン ①「明神」をさらに尊んだ語。また、神名の下につけてたたえる。稲荷(いなり)大明神・春日(かすが)大明神など。 ②人名や事物名の下につけ、神に見立てて親しみやからかいでいう語。「かかあ―」 0
駛走 シソウ はやく走ること。また、乗り物をはやく走らせること。 疾走 0
軽率 ケイソツ [0] よく考えずに物事を行うさま。「とかく―な言動が多い」 0
差等 サトウ [0] ある一定の基準によってつける差。等級などのちがい。 等差 0
奢侈文弱 シャシブンジャク おごってぜいたくを尽くし、文事ばかりにふけって気が弱いこと。「文弱」は文学・学問など文事にふけって弱々しい意。 0
父事 フジ 父に対するように敬って、相手に仕えること。 0
望聞問切 ボウブンモンセツ 医師が診察するうえでの大事な四つの方法。「望」は目で察する、「聞」は耳で判断する、「問」は言葉で問う、「切」は指でさする意。 0
簡素 カンソ [1] 飾り気がなく、質素なこと。また、そのさま。「結婚式を―にする」「―なたたずまいの家」 0
邪恋 ジャレン [0],[1] よこしまな恋。人の道にはずれた恋。「―を清算する」 0
夾雑 キョウザツ いろいろなものが混じること。混合すること。「―物」 0
幽篁 ユウコウ [0] 奥深い静かな竹やぶ。参考「篁」は竹やぶの意。 0
苦艾 にがよもぎ [3] キク科の多年草、あるいは亜低木。ヨモギに似るが芳香とにがみがある。葉及び花は生薬の苦艾(クガイ)。 0
真田虫 さなだむし [3] ジョウチュウの別称。 由来体が平たくひも状で、真田紐(さなだひも)に似ていることから。 表記「条虫」とも書く。 絛虫(ジョウチュウ) 1
感じる カン-じる [0] ①刺激を受けて脳が知覚する。「痛みを―じる」 ②心にある感情を抱く。「美しいと―じる」 0
珍奇 チンキ [1] 珍しく変わっていること。「兄は―な話を好む」珍妙 0
集魚灯 シュウギョトウ [0] 夜、魚が光に集まってくる習性を利用して、漁をするとき海上や海中にともす明かり。いさり火。「烏賊(いか)釣り漁船の―が光る」 0
胡蝶の夢 コチョウのゆめ 万物一体の心境や境地。また、人生のはかないことのたとえ。故事 中国、戦国時代、荘周(荘子)がチョウになった夢を見たが、夢から覚めてみると、自分が夢でチョウになったのか、チョウが夢を見て今の自分になったのか区別がつかなくなったという故事から。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「夢に胡蝶となる」「荘周の夢」ともいう。 0
宿敵 シュクテキ [0] 昔からの敵。「―を倒すために鍛練をつむ」 0
作意 サクイ [1],[2] ①たくらみ。思いつき。「これは―があってしたことだ」 ②芸術作品を制作する作者の意図。創作上の工夫。「―のはっきりした油絵」 0
操者流 ソウコシャリュウ 文筆に従事する連中。著述家やジャーナリストなど。「操者」は文章を書く人、「流」は仲間・たぐいの意。 0
堡 とりで 土や石を積み重ね、敵を防ぐために造った陣地。城砦(ジョウサイ)。「―を築く」保砦(ホウサイ)・保塁・要塞(ヨウサイ) 0
虎口 ココウ [0] ①トラの口。 ②きわめて危険な場所や状況のたとえ。 0
鷂 はいたか [0] タカ科の鳥。ユーラシア大陸に分布し、日本では低山にすむ。色はオオタカに似るが、より小形のもの。全長約三五(センチメートル)。雄は雌よりも小さい。鷹狩(たかがり)に用いた。冬参考「はしたか」とも読む。雄は「兄鷂(このり)」ともいう。 0
摯実 シジツ [1] まじめなこと。手厚くまことのあること。また、そのさま。 0
諫死 カンシ [0] 死んで君主などをいさめること。また、死を覚悟していさめること。 0
風気 かざケ 風邪を引いた感じがすること。風邪ぎみ。表記「風邪気」とも書く。参考「かぜケ」とも読む。 0
若子 わこ [0] 良家の男の子を呼ぶ語。お坊ちゃん。 表記「和子」とも書く。 0
鳩居鵲巣 キュウキョジャクソウ ①女性が嫁いできた夫の実家をわが家とすること。 ②粗末な家に住むこと。仮住まい。 ③他人の地位を横取りするたとえ。〈『詩経』〉由来巣作りのうまいカササギの巣に巣作りの下手なハトが入ってすみつく意から。参考「鵲巣鳩居」ともいう。①②「鳩居」ともいう。鵲巣鳩占 0
弁別 わいだめ [0] 区別。差別。けじめ。表記「分別」とも書く。 1
神出鬼没 シンシュツキボツ [0] まるで鬼神のように、自由自在に現れたり隠れたりするさま。「―の大盗賊」「―の行動」 鬼出神行 0
神霊 シンレイ [0] ①神。神のみたま。「―が宿る」 ②神のはかりしれない徳。 0
前途洋洋 ゼントヨウヨウ 将来が明るく、希望に満ち満ちているさま。「―たる未来」 前途有望・前程万里 前途多難 0
惜しむ お-しむ [2] ①出したり、したりするのをいやがる。「費用を―む」「労力を―む」 ②失うことや離れることを残念に思う。「友達との別れを―む」 ③大切に思う。大事にする。「命を―む」「ひまを―んで働く」 0
空耳 そらみみ [0] ①実際にしない音や声を、聞こえたように思うこと。 ②聞こえないふりをすること。「―を使う」 0
手捌き てさばき [2] 手で物を扱うこと。また、その手つき。「あざやかな―」 0
頭領 トウリョウ [1] 集団をまとめる人。人々のかしら。頭目・首領配下・弟子 0
譫妄 センモウ [0] 意識障害の一種。意識が混濁し、錯覚や妄想などを伴う。認知症・アルコール依存症などに見られる。 参考「センボウ」とも読む。 0
煎る に-る [1] 水分をとばして煮つめる。煮つめて成分を出させる。煮出す。 0
時雨 しぐれ [1] 晩秋から初冬にかけて時々ぱらぱらと降る小雨。 冬 1
噴門 フンモン [0] 食道につながる胃の入り口。食物が入ると反射的に開く。 0
視角 シカク [0] ①目と、目で見ている物体の両端を結ぶ二直線がつくる角。 ②ものを見る立場。物事の考え方。「―を変える」 視点・視座 0
一夜十起 イチヤジッキ 人間は私情や私心に左右されやすいたとえ。故事 中国、後漢の第五倫(ダイゴリン)は、兄の子が病気のときは看病のために一晩に一〇回起きても自分の寝床にもどれば安眠できたが、わが子の病気の際は、一度も看病に行かなかったものの一睡もできなかったという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
磁針 ジシン [0] 方位を知るための針が自由に水平回転できるように、中央を支えた小型の磁石。 0
砂丘 サキュウ [0] 風に運ばれた砂が積もってできた丘。海岸砂丘と内陸砂丘がある。 0
感心 カンシン [0] ①心に深く感じること。「相手の作品に―する」感服 ②行いがりっぱでほめるべきさま。「彼の努力に―した」 0
括約 カツヤク くくりしめること。ひとまとめにすること。 0
蹲る うずくま-る [3] ①しゃがんでひざを曲げ、体を小さく丸くする。「めまいを起こして道端に―る」 ②動物が前足をそろえ、折り曲げてすわる。「犬が―って眠る」 0
庶出 ショシュツ [0] 本妻以外の女性から生まれること。また、その人。 嫡出 0
抽出 チュウシュツ [0] ①多くの中から抜き出すこと。引き出すこと。「名簿から名前を無作為に―する」 ②固体や液体から、ある物質を液体に溶かしてとり出すこと。 0
人知・人智 ジンチ 人間の知恵、知識。「―の及ばない神秘」 0
富貴 フウキ [1] 財産が多く、社会的地位が高いこと。貧賤(ヒンセン)参考「フッキ」とも読む。 0
修練・修錬 シュウレン 精神や技芸を磨ききたえること。「―を積む」 0
髫 チョウシン おさなご。幼児。参考「」は、歯の抜け替わる意。 0
水蘚・水苔 みずごけ ミズゴケ科の蘚類(センルイ)の総称。高山の湿地に自生。吸水力があり、園芸の保水材に用いる。 0
雨催い あまもよい [3] 今にも雨が降り出しそうな空模様。あめもよい。雨模様。 0
煎茶 センチャ [0] ①茶葉に湯をそそぎ、香りと味を出して飲むこと。また、その茶葉。 ②緑茶の一つ。玉露と番茶の間の中級の茶。 0
矩 さしがね [1] 「矩尺(かねジャク)①」に同じ。表記「差金・指矩」とも書く。 0
絶食 ゼッショク [0] 食べ物を一切食べないこと。「―療法」 断食(ダンジキ) 0
長庚 ゆうずつ 「長庚(チョウコウ)」に同じ。表記「夕星」とも書く。参考「ゆうつず」とも読む。 1
処女 ショジョ [1] ①性交をしたことのない女性。 生娘(きむすめ) 童貞 ②はじめてのこと。「―航海にでる」「―出版」 0
休む やす-む [2] ①仕事や動きをやめて、心身を楽にする。 ②欠席する。欠勤する。「風邪で仕事を―む」 ③続けて行ってきたことを一時やめる。「朝の散歩をしばらく―む」 ④眠るために床に入る。「先に―みます」 0
天空海闊 テンクウカイカツ [0] 空や海が果てしなく広がっているように、度量が大きく、心が広いたとえ。「闊」は広い意。参考「海闊天空」ともいう。豪放磊落(ゴウホウライラク) 0
温気 ウンキ [1] むっとするようなあたたかい空気。むし暑い空気。 0
岩煙草 いわたばこ イワタバコ科の多年草。山地の湿気を帯びた岩壁に生える。葉はタバコに似て楕円(ダエン)形。若葉は食用・胃腸薬になる。夏表記「苦苔」とも書く。 1
英傑 エイケツ [0] 才知にあふれ実行力を備えた人物。英雄 0
傀儡・傀儡子 くぐつ ①操り人形。でく。「祭りに―回しが来た」 ②平安時代以降、各地を放浪した芸人。男は曲芸をしたり人形を操ったりし、女は流行の歌謡曲を歌うなどした。参考①「傀儡」は「カイライ」とも読む。 1
功績 コウセキ [0] 手柄。大きな働き。「―をたたえる」功勲 0
磨耗 マモウ [0] すり減ること。表記「摩耗」とも書く。 0
御足労 ゴソクロウ [3],[2] 相手に出向いてもらうこと。相手の足を運ばせること。相手を敬っていう語。「―を願い、恐縮です」 0
今生 コンジョウ [0] この世。今生きている人生。「―の別れ」現世(ゲンセ)・(ゲンセイ)前世(ゼンセ)・来世・他生(タショウ) 0
安分守己 アンブンシュキ 自分の身のほどをよくわきまえて生きること。「安分」は、現在の身分や境遇に満足する意。「守己」は、自分の身を持し、高望みをしないこと。知足安分 0
禁厭 キンエン 「禁厭(キンヨウ)」に同じ。 0
寄生蜂 やどりばち [3] ハチ類のうち、他の昆虫やその卵に産卵し、孵化(フカ)した幼虫がそれを食べて成長するものの総称。表記「宿蜂」とも書く。参考「キセイばち」とも読む。 1
杯中の蛇影 ハイチュウのダエイ 疑いの目で見れば、何でもないことにまで悩んでしまうたとえ。故事 中国、晋(シン)の楽広(ガクコウ)の友人が、杯の中に蛇の姿を見て、それを気にして病気になってしまったが、楽広にそれは壁に掛けた弓が映ったものだと説明され、すぐに治ったという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉疑心暗鬼を生ず 0
嶄絶 ザンゼツ [0] 山が険しく切りたって、そびえたつさま。 0
在職 ザイショク [0] ある職務についていること。「テレビ局に十年―した」 在勤・在任 0
山河襟帯 サンガキンタイ 山や川に囲まれた、敵の攻撃を防ぎやすい地形。山が衣服の襟のように取り囲み、川が帯のようにめぐって流れる意。〈白居易の詩〉 0
装模作様 ソウモサクヨウ 気取ったり、見栄をはったりすること。また、そのさま。 0
丁合 チョウあい [0] 書籍や雑誌の製本で、印刷のすんだ紙をページ順にそろえる作業。 0
根 ね [1] ①植物の器官の一つ。多くは地中にあり、水分や栄養分を吸収する部分。 ②物事のもととなる部分。根本。「―が深い問題」 0
卜筮 ボクゼイ [0] うらない。「卜」は亀甲(キッコウ)、「筮」は筮竹(ゼイチク)を用いてうらなうこと。 0
鳳梨 パイナップル [1] パイナップル科の多年草。熱帯アメリカ原産。葉は剣形。果実は長さ約二〇(センチメートル)の松かさ状で、香りがよく多汁。アナナス。夏由来「鳳梨」は漢名から。 1
慮外 リョガイ [1],[0] ①思いがけないこと。「―な話を聞く」意外 ②ぶしつけなこと。「―千万(センバン)」無礼 0
潜伏 センプク [0] ①ひそみ隠れること。「犯人が市内に―している」 ②病原菌などに感染していながら、症状が現れないこと。「発病まで二週間ほど―期間がある」 0
易易 イイ [3] たやすいさま。困難や問題がないさま。「そんなことは―たるものだ」容易 0
保養 ホヨウ [0] 心身を休めて健康を保つこと。「会社の―所」養生 0
専科 センカ [1] ①専門の学科。 ②特定の専門分野だけを学ぶ課程。「デザイン―」 0
田楽 デンガク [0],[1] ①平安時代の田植え祭りの舞楽。鎌倉・室町時代に田楽能に発展した。 ②「田楽豆腐」の略。串(くし)刺しした豆腐に練り味噌(ミソ)を塗って焼いた料理。 ③「田楽焼」の略。②の豆腐の代わりに、ナス・サトイモ・魚などを用いた料理。 ②③春 0
廃合 ハイゴウ [0] 廃止と合併。やめることと合わせること。「組織の―を検討する」「統―」 0
鴻業 コウギョウ [0] 大きな事業。特に、帝王の行う大業をいう。鴻基表記「洪業」とも書く。 0
驕慢 キョウマン [0] おごりえらぶって他人を見下げること。「―な態度をとる」高慢・尊大・傲慢(ゴウマン) 0
小面 こおもて [3] あどけなさを残した、かれんな若い女性を表す能面。 0
硫黄 いおう [0] 非金属元素の一つで、黄色のもろい結晶体。火をつけると青い炎を出して燃え、亜硫酸ガスを出す。マッチなどの原料。「―は火薬の原料になる」 1
絶賛 ゼッサン [0] このうえなくほめたたえること。最大級の賛美。「―を博する」 激賞 「絶讃」の書きかえ字。 0
博識 ハクシキ [0] 広く物事を知っていること。また、その人。「―の小説家」「―をひけらかす」博学 0
従姉妹 いとこ [3] 父母の兄弟・姉妹の子ども。特に、女性を指す。おじ・おばの娘。 表記自分より年が上なら「従姉」、下なら「従妹」と書く。 参考「ジュウシマイ」とも読む。 1
下世話 ゲセワ [0] 世間で人々がよく口にする言葉や話。また、低俗なこと。
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漢字の豆知識 どっちを使うのがよりふさわしい? ~状況を正確に伝えるために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
平太 ヘイダ 能面の一つ。たくましい武将の霊などに用いる男面。 0
八百万 やおよろず [3],[0] 数がきわめて多いこと。「―の神」 1
耄碌 モウロク [1] 年老いて心身のはたらきがにぶること。「―するにはまだ早い」参考「碌」は役に立たない意。 0
舳 とも [2] 船の後部。船尾。「―に立つ」 参考「へさき」と読めば別の意になる。 0
塁壁 ルイヘキ [0] とりでの壁。また、城のかこい。「―を築く」城壁 0
銅壺 ドウコ 銅や鉄でできた湯沸かし器。長火鉢などの中に置いて使用する。 0
危言危行 キゲンキコウ ①言葉や行いを厳しく慎むこと。 ②言葉を正しくし品行のある行いをすること。〈『論語』〉参考「危」は、①のとき厳正にする意。「言を危(はげ)しくし行いを危しくす」と訓読する。②は気高く保つ意。「言を危(たか)くし行いを危くす」と訓読する。 0
秘曲 ヒキョク [2],[0] 特別の家系の継承者や特定の資格のある者にだけ伝授し、一般の人には伝えることがない楽曲。秘伝の曲。 0
子持ち二人扶持 こもちニニンブチ 赤ん坊を世話する母親や妊婦は二人分食事をとること。また、子どものためにも栄養をとらなければならないこと。「扶持」は、昔、武士が給付された扶持米のこと。 0
頓証菩提 トンショウボダイ 修行をすることなく、すみやかに悟りを開くこと。「頓証」は、ただちに悟りを開く、「菩提」は、修行を積んで開く悟りの意。参考「頓証仏果」ともいう。 0
色魔 シキマ [2] 多くの女性を誘惑してはもてあそぶ男。女たらし。 0
安らぎ やすらぎ [0] 気持ちが穏やかで安心しきっていること。 0
帛書 ハクショ 絹に書いた文書や手紙。 0
嫺やか みやび-やか 動作がしとやかで美しく、上品であるさま。 0
夷狄 イテキ [0] ①未開人、または野蛮人。えびす。 ②外国人をさげすみ、敵視していう語。 由来昔、中国で東方の蛮族を「夷」、北方の蛮族を「狄」といったことから。 0
歉りない あきた-りない ものたりない。不満である。「準優勝では―い」 0
角 すみ [2] ①囲まれた空間のかど。「重箱の―をつつく」 ②中央ではない狭い所。すみっこ。「部屋の―」 0
虎の巻 とらのまき [0],[5] ①兵法などの秘伝書。 ②教科書の内容に即して解説された自習書。あんちょこ。 0
誰哉行灯 たそやアンドン 江戸時代、吉原の遊郭で各妓楼(ギロウ)の前に立てた木製の屋外照明。 1
富籤 とみくじ [0],[2] 江戸時代に流行した宝くじの一種。社寺で番号付きの富札を買い、くじ引きで当たった人が賞金をもらうしくみ。とみ。 0
世迷言 よまいごと [0],[5] わけのわからない繰り言。取るに足りないぐちや不平。「―など聞きたくない」 0
蚌 はまぐり [2] マルスダレガイ科の二枚貝。 蛤(はまぐり) 0
苦労 クロウ [1] 精神的や肉体的に苦しみ、あれこれ努力すること。ほねおり。「―は出世のはしご」「―性」 0
独楽の舞い倒(だお)れ こまのまいだおれ 自分ひとりでやり抜こうと、張り切って働いてみたものの、結局はそれほどの成果もなく、疲れて力尽きてしまうたとえ。 1
神庫 ほくら [1] ①神宝を納めておく、くら。 ②小さな神社。やしろ。ほこら。 1
天幕 テンマク [1] ①天井から垂らす飾りの幕。 ②野外で寒暑や雨露を防ぐためなどに張る幕。テント。 0
混迷 コンメイ [0] ①物事が入りくんで見通しがつかない状態。「世界情勢は―している」 ②道理がわからなくなり、分別がつかなくなること。 「昏迷」の書きかえ字。 0
斧鉞 フエツ [1],[2] おのとまさかり。「―を加える(他人の文章を修正する)」 0
愛撫 アイブ [1] ①いとおしみ、やさしくなでること。 ②いつくしみかわいがること。 0
原告 ゲンコク [0] 民事訴訟・行政訴訟で、訴えを起こして裁判を求めた当事者。被告 0
目眥 モクシ まなじり。めじり。 0
刻印 コクイン [0] ①印を彫ること。また、その印。はんこ。印刻 ②しるしを刻みつけること。「深く―された体験」 0
焼く や-く [0] ①火で燃やす。「落ち葉を集めて―く」 ②火で熱する。あぶる。「鯛(たい)を―く」「茶碗(チャワン)を―く」 ③日光などで皮膚を黒くする。「浜辺で肌を―く」 ④写真の原板に光を当てて、陽画を作る。「記念の写真を―く」 ⑤気を配る。手間をかける。「世話を―く」「子どもの悪戯(いたずら)に手を―く」 0
惨禍 サンカ [1] 地震などの天災や戦争によるいたましい災い。「すさまじい地震の―」 0
踏み躪る ふみにじ-る ①踏み荒らす。「花畑を―る」 ②人の気持ちや面目を台なしにする。「人の好意を―る行い」 0
塗装 トソウ [0] 建築工事などで、塗料をぬること。塗料をぬって仕上げをすること。「外壁の―を完了した」 0
稲幹 いながら イネの茎。参考「幹」は枝が生える中心の太い部分の意。 0
追い剝ぎ おいはぎ 通行人をおどし、金品や衣類を奪い取ること。また、その賊。「―に身ぐるみはがされる」 0
唇亡(ほろ)びて歯寒し くちびるほろびてはさむし 互いに助け合っている関係にあるものの、一方が滅びると他方も危なくなるたとえ。唇が失われると、冷たい風が直接歯に当たる意から。〈『春秋左氏伝』〉 0
鏡匣 キョウコウ [0] 鏡を入れるはこ。かがみばこ。鏡匳(キョウレン)参考「匣」は、蓋(ふた)付きのはこの意。 0
結論 ケツロン [0] ①議論・考察されて得られた最終的な判断・意見。「―が出る」 ②三段論法で、前提から導かれる判断。帰結前提 0
偏屈・偏窟 ヘンクツ 性質がかたよっていて素直でないこと。頑固なこと。「彼は―で、友人が少ない」 0
蒸す む-す [1] ①気温と湿度が高く、暑く不快に感じる。「今日はだいぶ―すようだ」 ②湯気を当てて熱する。ふかす。「お祝いに赤飯を―す」 0
縮む ちぢ-む [0] ①小さくなる。短くなる。「ズボンのたけが―む」 ②しわがよる。「布地が―む」 ③すくむ。「身の―むような思い」 0
議る はか-る 手段や対策を講じるために、筋道をたてて話し合う。論じる。「この問題は会議に―ったほうがよい」 0
初等 ショトウ [0] 最初の等級・段階。「―教育に力を入れる」 初級・初歩 中等・高等 0
採決 サイケツ [0],[1] 議案の賛否を、会議の構成員によって決めること。「予算案の―をとる」
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漢字の豆知識 どっちを使うのがよりふさわしい? ~状況を正確に伝えるために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
砲丸 ホウガン [0] ①陸上競技で、投擲(トウテキ)に用いる金属製の球。「彼女は―投げの選手だ」 ②大砲のたま。砲弾。 0
詣でる もう-でる [3] 神社や寺に参拝する。「出雲(いずも)大社に―でる」 0
丁重 テイチョウ [0] ①態度などが手厚く礼儀正しいさま。ねんごろ。「―にもてなす」 ②扱いがていねいなさま。「漆器を―に収納する」 「鄭重」の書きかえ字。 0
萍 うきくさ [0] ウキクサ科の多年草。 浮草(うきくさ) 0
翳 かげ [0] ①光があたらない暗い所。かげり。くもり。 ②どこか暗い感じ。「―のある人」 0
祝詞 のりと [0] 神をまつり、神に祈るときの古い文体の言葉。のりとごと。「―をあげる」 参考「シュクシ」とも読む。また、「ほぎごと」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識 飲めるけど読めない「御神酒」冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
磊塊 ライカイ [0] ①積み重なった多くの石のかたまり。 ②積み重なった不平や不満。 ③心中が穏やかでないさま。 0
与える あた-える [0] ①自分の物を渡して相手の物にさせる。さずける。「犬に餌(えさ)を―える」 ②相手に便宜をはかる。「海外研修の機会を―える」 ③仕事や課題などを割り当てる。「任務を―える」 ④相手に悪影響や作用などをこうむらせる。「損害を―える」参考①~③目上から目下への場合にいう。 ④多く、悪い意味にいう。 0
幕府 バクフ [1] ①将軍の居所。陣営。 ②武家政治の役所。武家政権。「江戸―」由来昔、戦場で幕を張って事を治めたことから。 0
殺伐 サツバツ [0] すさんで荒々しいさま。あたたかみのないさま。「―とした光景」 0
併ぶ なら-ぶ ①二つ以上のものが隣り合う。連なる。「横に―ぶ」「店頭に―ぶ商品」 ②同程度である。「―ぶ者がないほどの勢力を誇る」表記「並ぶ・幷ぶ」とも書く。 0
角質 カクシツ [0] 鱗(うろこ)・爪(つめ)・髪の毛などを形成する主成分。ケラチン。 0
孟母断機 モウボダンキ 断機の戒め(ダンキのいましめ) 0
母船 ボセン [0] 船団の中で漁船の中心となる船。付属する船の物資の補給や、漁獲物の処理などをする。親船(おやぶね) 0
茱萸 シュユ [1] ゴシュユの別称。 呉茱萸(ゴシュユ) 0
音 キョウオン [0] あしおと。 0
千の倉より子は宝 センのくらよりこはたから どれほど多くの財宝をもっていても、子はそれにまさる宝だということ。 子に勝る宝なし 0
無機 ムキ [1] 「無機物」「無機化合物」などの略。炭素を成分として含まない物質。有機 0
持仏 ジブツ [1] ①常に身近に置き、信仰する仏。 ②「持仏堂」の略。 ①や祖先の位牌(イハイ)を安置する堂・部屋。 0
灑ぐ そそ-ぐ 水をふりかけて、掃(はら)い清める。水をまきちらす。「庭に水を―ぐ」 表記「洒ぐ」とも書く。 0
進退両難 シンタイリョウナン [1] 進むにしても退くにしてもどちらも困難で、どうにもならない状態のこと。にっちもさっちもいかないさま。「登山隊は猛吹雪(ふぶき)に襲われ―に陥った」 0
闘鶏 トウケイ [0] ニワトリとニワトリを闘わせ、優劣を比べる遊戯。蹴(け)合い。鶏(とり)合わせ。また、そのためのニワトリ。多く、シャモ。春 0
上背 うわぜい [0] 背たけ。身長。「野球選手の彼は―がある(背が高い)」 0
牙虫 ガむし [1] ガムシ科の甲虫。池・沼などにすむ。体は約三(センチメートル)の舟形で黒色。 0
霊泉 レイセン [0] ①不思議な効能のある泉。霊験(レイゲン)のある泉。霊水 ②鉱泉の美称。病気に対して効き目のある温泉。霊湯 0
某某 ボウボウ [1] だれそれ。なにがし。「友人の―の言によれば」参考氏名不明のときや、氏名を出すのを控えるときに使う。 0
手段 シュダン [1] 目的を実現するための方法。てだて。「―をえらばず」 方策 0
十中八九 ジッチュウハック [5] 一〇のうち八、九の割合。ほとんど。おおかた。「―成功するだろう」 参考「十中」は「ジュウチュウ」とも読む。 九分九厘 0
一炊の夢 イッスイのゆめ 邯鄲の夢(カンタン) 0
緯糸 ぬきいと [0] 織物のよこ糸。ぬき。 0
風月 フウゲツ [1] ①趣のある自然。心をなぐさめ楽しませる自然界の景色。「―を友とする」「花鳥―」 ②①を材料として詩歌・文章を作ること。「―の才」 0
下足 ゲソク [0] ①人が集まる場所でぬいだ履物(はきもの)。 ②「下足番」の略。①の番をする役目の人。 0
納受 ノウジュ [1] ①受けて納めること。受納。 ②神仏が人の願いを聞き入れること。 0
簡札 カンサツ [0] ①昔、文字を記すために用いた竹や木のふだ。②文書。手紙。簡牘(カントク)参考「簡」は文字を記す竹のふだ、「札」は木のふだ。 0
金椀 かなまり [0] 金属製のわん。表記「鋺」とも書く。参考「かなワン」とも読む。 1
水綿 あおみどろ [3] 緑藻類ホシミドロ科の淡水藻。春から夏にかけて、水田や池沼に糸状にもつれあって浮かぶ。 夏 表記「青味泥」とも書く。 1
蔓 つる [2],[1] ①植物の茎の一種で、細長く伸びて、ものにからまったり地をはったりするもの。「朝顔の―が巻きつく」 ②手がかり。つて。 ③めがねの耳にかける部分。 0
親船 おやぶね [0] 小船を引き連れ、それに必要な物資などを載せた大船。「―に乗ったよう(安心しきったさま)」 母船 0
大匠は拙工の為に縄墨を改廃せず タイショウはセッコウのためにジョウボクをカイハイせず 人にものを教えるにあたっては、教える相手に合わせてレベルを低くしたりしないということのたとえ。すぐれた大工は、下手な大工に合わせて、すみなわの引き方を改めたりやめたりすることはしないという意から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
山勘 やまカン [0] ①勘にたよった判断で物事の成功をねらうこと。あてずっぽう。 ②山師のように人をだますこと。また、その人。 0
学童 ガクドウ [0] 小学校の児童。小学生。「―保育」「―疎開」 0
官製 カンセイ [0] 政府が製造していること。また、そのもの。私製 0
息長鳥 しながどり カイツブリの古名。カイツブリ科の鳥。 由来水の中から出てきて息を長くつくことから。 1
疑心暗鬼を生ず ギシンアンキをショウず 疑いの心があると、なんでもないことにまで不安や恐怖を覚えるたとえ。「暗鬼」は闇夜(やみよ)の亡霊の意で、一度疑い始めると、ありもしない亡霊まで見えるように感じる意。〈『列子』〉杯中蛇影・風声鶴(フウセイカクレイ) 0
粗製濫造 ソセイランゾウ [0] 質の悪い品を、むやみやたらに多く作ること。「濫造」は無計画に大量に製造する意。「―の製品で信用を失う」 表記「濫造」は「乱造」とも書く。 0
慕情 ボジョウ [0] 恋い慕う心。恋しく思う気持ち。「故郷への―はつのるばかりだ」 0
縮める ちぢ-める [0] ①小さくする。短くする。「先頭との距離を―める」 ②しわをよせる。「眉間(ミケン)を―める」 ③ひっこめる。すくませる。「首を―める」 0
瞳子 ドウシ [1] 「瞳孔」に同じ。 0
厚情 コウジョウ [0] 「厚志」に同じ。 0
最盛期 サイセイキ [3] 物事の勢いがいちばん盛んな時期。「出荷の―を迎える」 全盛期 0
進呈 シンテイ [0] 物を差し上げること。「記念に著書を―する」 進上 0
偃息 エンソク 寝ころんで休むこと。いこうこと。偃憩 0
長幼 チョウヨウ [0] 年上と年下。年長者と年少者。おとなと子ども。 0
成虫 セイチュウ [0] 昆虫・クモ類などで脱皮や変態を終えて、生殖が可能となったもの。 幼虫 0
舌尖 ゼッセン [0] ①舌の先端部。 ②口先。弁舌。ものの言い方。「―鋭く詰め寄る」 ①②舌端・舌頭 0
考績幽明 コウセキユウメイ 成績をしらべて賢明な者を昇進させ、暗愚な者を退けること。 由来「考績」は官吏の成績を考えしらべること。「幽明」は暗愚と賢明。中国古代では三年に一度官吏の成績をしらべ、三度続けて成績が上がらないときは退けられたことから。〈『書経』〉 0
盲愛 モウアイ [0] むやみにかわいがること。「我が子を―する」溺愛(デキアイ) 0
断種 ダンシュ [0] 手術によって生殖能力を失わせること。「雄の飼い犬を―する」 0
逕庭 ケイテイ [0] 大きなへだたり。差異。表記「径庭」とも書く。参考「逕」は狭い道、「庭」は広場の意で、そのちがいから。 0
施無畏 セムイ ①仏・菩薩(ボサツ)が衆生(シュジョウ)のおそれを取り除き、安心させること。無畏施(ムイセ)。 ②観世音(カンゼオン)菩薩の異称。 0
小腸 ショウチョウ [1] 胃と大腸の間の消化器官。十二指腸・空腸・回腸からなる腸の一部。 0
畢竟 ヒッキョウ [0] つまるところ。要するに。結局のところ。参考「畢」「竟」ともにおわる意。 0
私欲・私慾 シヨク 自分の利益だけをはかろうとする心。 0
彷彿 ホウフツ [0] ①よく似ているさま。はっきりと思い浮かぶさま。「亡父の面影が―とする」 ②姿や形などが、ぼんやりと見えるさま。表記「髣髴」とも書く。 0
債権 サイケン [0] 金銭などを貸した相手に返済を請求する権利。「不良―の処理」 債務 0
校閲 コウエツ [0] 原稿や印刷物に目を通し、誤りを調べて正すこと。「原稿を―する」 0
鰉 ひがい [1] コイ科の淡水魚。湖や河川の砂礫底(サレキテイ)にすむ。体は細長く、暗褐色で小さな黒斑(コクハン)がある。美味。春参考明治天皇が好んだので、「皇魚」として「鰉」の字が当てられた。 0
緊縮 キンシュク [0] ①きつくひきしめること。 ②財政における支出をきりつめること。「―予算」 0
一興 イッキョウ [0] ちょっとした楽しさ。それ相応のおもしろみ。「古物商をのぞいて歩くのも―だ」 0
用意 ヨウイ [1] ①事に備えて、前もって品物や環境などを整えること。準備。「旅行の―」「会合の―」 ②気を配ること。心配り。「日頃(ごろ)から防災に対する―ができている」 0
香螺 ながにし イトマキボラ科の巻貝。浅海の砂底にすむ。細長い紡錘(ボウスイ)形。卵の袋は「うみほおずき」と呼ばれ、子どものおもちゃになる。肉は食用。夏表記「長螺」とも書く。 1
童謡 わざうた [0] 古代、政治や社会を風刺、または予言したはやり歌。神が子どもの口を借りて歌わせると考えられた。上代歌謡の一種。表記「謡歌」とも書く。参考「ドウヨウ」と読めば別の意になる。 1
密画 ミツガ [0] 線や色彩などの細かいところまで精密に描いた絵。細密画。疎画 0
賽は投げられた サイはなげられた 一度始めてしまったことは、予定どおりに最後まで実行するほかはないということ。 由来古代ローマ時代、シーザーがルビコン河を渡り進撃を断行したときの言葉とされる。 0
採る と-る [1] ①選びとって用いる。「若干の社員を―る」「その意見は―らない」 ②集める。「山できのこを―る」 表記「采る」とも書く。 0
産養 うぶやしない 出産後、三・五・七・九日目の夜に催す祝宴。親戚・知人が衣服・調度・食物などを贈る。特に平安時代、貴族の家で盛んに行われた。産立(うぶたち)。お七夜。 0
露兜樹 たこのき [1] タコノキ科の常緑小高木。小笠原(おがさわら)諸島などに自生。幹の下部からタコのあし状の気根を出す。枝先に剣形の葉を密生。果実はパイナップル状。由来「露兜樹」は漢名から。表記「栄蘭・蛸の木」とも書く。 1
赤子・赤児 あかご 赤ん坊。赤ちゃん。 参考「赤子」は「セキシ」とも読む。 0
適材適所 テキザイテキショ [5] その人の性格や能力に適した地位や任務につけること。「―の人事配置」 0
正体 ショウタイ [1] ①隠したり変化したりする前の本来の姿。 本体 「―を見破る」 ②正常な状態にある意識・感覚。「酒に酔って―を失う」 正気 0
結団 ケツダン [0] ある目的のために団体をつくること。「オリンピック選手の―式を行う」解団 0
家具 カグ [1] 日常生活のために、家の中に備える道具。机・たんすなど。調度・家什(カジュウ) 0
状態 ジョウタイ [0] 移り変わる物事や人のようす。また、そのときのありさま。「経済―」 表記「情態」とも書く。 0
領空 リョウクウ [0] 国の主権が及ぶ領土と領海の上の空間。「他国の軍機による―侵犯」 0
青竜 セイリョウ [0] ①玄武(ゲンブ)・白虎(ビャッコ)・朱雀(スザク)とともに、天の四神(シジン)の一つ。東方を司る神。 ②青色の竜。 参考「セイリュウ・ショウリュウ」とも読む。 0
遺憾 イカン [0],[1] 思っていたようにならず、心残りのさま。「目標を達成できないのは―である」「―ながら私の手には負えない」残念 0
陣笠 ジンがさ [0],[3] ①昔、足軽などの下級武士が戦場でかぶとの代わりにかぶったかさ。 ②「陣笠連」の略。幹部ではない政党員や代議士。 0
雄蝶雌蝶 おチョウめチョウ ①おすのチョウとめすのチョウ。 ②婚礼などの祝いで用いる銚子(チョウシ)や提子(ひさげ)につける、おすとめすのチョウの形の折り紙。 ③婚礼の席で新郎新婦に酒をつぐ役の、男の子と女の子。 0
暮らす く-らす [0] ①生活する。生計をいとなむ。「質素に―す」 ②日や時を過ごす。月日を送る。「待てど―せど音沙汰(おとサタ)がない」 ③動詞の下について、そのことをし続ける意を表す。「親の遺産で遊び―す」 0
褒賞 ホウショウ [0] すぐれた行いをほめたたえること。また、そのほうびとして与える金品。「記念式典で―の授与があった」褒美 0
閃閃 センセン きらきらときらめくようす。ぴかっとひらめくようす。 0
片身 かたみ [0] ①体の半分。特に魚の切り身で、背骨をさかいにした半分。「―を刺身にする」半身 ②衣服の身ごろの半分。片身ごろ。 0
旧年 キュウネン [0] 去年。昨年。新年のあいさつなどに使う。客年・旧臘(キュウロウ)新年参考「ふるとし」とも読む。 0
卿相 ケイショウ 天子・諸侯を補佐して政治を行う臣。公卿(クギョウ)。「―雲客(ウンカク)」 0
後 あと [2],[0] ①背の方向。うしろ。「―を振り向く」「―を追う」 ②時間が経過してから。以後。将来。「―で届ける」 ③終わったのち。事後。「使った―は片付ける」 ①~③前・先 ④死後。 ⑤子孫。「―を絶やす」 ⑥つぎ。後任。「ぼくの―は君」 ⑦残り。「―は来月払う」 ⑧目標までの差。「―五分」 0
帽子 モウス [0] 僧のかぶる頭巾(ズキン)。参考「モウ」は呉音、「ス」は唐音。「ボウシ」と読めば別の意になる。 0
不変 フヘン [0] 変わらないこと。「自然の営みは―である」「永久―の真理」可変 0
相半ばする あいなかばする [1],[2] 相反した二つのものが、半分ずつである。五分五分である。「功罪―する」 0
大患 タイカン [0] ①大きな心配事。非常な不安。「国家の―」 ②重い病気。「―をわずらって入院中です」重患・大病 0
黒海布・黒布・黒菜 くろめ 褐藻類コンブ科の海藻。本州南部から九州の沿岸に自生。葉は羽状に分かれ、表面にしわがある。乾くと黒くなる。食用・ヨードの製造用。春 1
徒長 トチョウ 肥料過多や日照不足で、植物の葉や茎が無駄に伸びすぎること。 0
浄瑠璃 ジョウルリ [0] 三味線を伴奏とする語り物の総称。特に、義太夫節(ぎだゆうぶし)。人形芝居と組み合わせたものは、人形浄瑠璃とも呼ばれる。
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常用漢字表改定から10年、追加字はどう浸透した?~令和元年度「国語に関する世論調査」結果より~
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
和御魂・和魂 にきみたま 柔和な徳をそなえた神霊。にきたま。荒御魂(あらみたま)参考「にぎみたま」とも読む。 1
油然 ユウゼン [0] 盛んにわき起こるさま。「―と雲がわいてくる」「―と意欲がわく」参考「ユゼン」とも読む。 0
三番叟 サンバソウ ①能の「翁(おきな)」で、三番目に舞う老人の舞。 ②歌舞伎(カブキ)・人形浄瑠璃(ジョウルリ)の幕開けに踊る祝儀の舞。 ①を歌舞伎風にした舞踊。 0
梁 やな [2] 川の瀬などに木や竹などを並べて水流をせきとめ、一か所だけ流れを空けて魚を簀(す)にとる装置。夏表記「簗」とも書く。 0
垂水 たるみ [0] 激しくたれ落ちる水。滝。 0
漢竹 からたけ [0] 中国から渡来したタケ。カンチク・マダケ・ハチクなど。表記「唐竹」とも書く。 0
膜 キョウマク [2] 眼球の外側の大部分を包み、前方で角膜につながる白い丈夫な膜。白膜表記「強膜」とも書く。 0
天眼 テンガン [0] 神通力があって、ふつうは見えないものも思いのままに見通す眼力。「―通」千里眼参考「テンゲン」とも読む。 0
十目の視(み)る所十手(ジッシュ)の指す所 ジュウモクのみるところジッシュのさすところ 多くの人が注目し、認めるところではまちがいがないし、ごまかしがきかないことのたとえ。〈『大学』〉 0
息む いき-む [2] 腹に力を入れ、息を詰めて力(リキ)む。息張(いきば)る。「出産の際、全身で―む」 0
畦目 うなめ 甲冑(カッチュウ)の装飾。畦目縫い。 0
交じる ま-じる [2] いろいろなものが入り組む。「漢字に仮名が―る」 0
積分 セキブン [0] 数学で、与えられた関数を導関数とする関数を求めること。また、その計算法。 微分 0
河漢の言 カカンのゲン 言葉が果てしなくとりとめのないこと。また、誇大表現や虚言のこと。「河漢」は天の川のことで、天の川が遠い空にあることから。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
擂り粉木 すりこぎ [3] すりばちに入れた物をすりつぶすのに使う棒。れんぎ。あたりぎ。 0
沈潜 チンセン [0] ①水の底に深く沈み、隠れること。 ②落ち着いて深く考えること。また、物事に深く没頭すること。「研究に―する毎日」 0
自警 ジケイ [0] ①自分で自分を守ること。自衛。 ②自分で自分をいましめること。自戒。 0
強硬・強梗 キョウコウ 意志や態度を強く主張しとおそうとするさま。「―な態度」「―な手段」強固・強情軟弱 0
王道楽土 オウドウラクド [5] 仁徳に基づく公平で思いやりのある政治が行われている、平和で理想的な土地のこと。 0
病膏肓に入る やまいコウコウにいる ①病気が重くなり、治る見込みがなくなること。 ②趣味や道楽におぼれて抜け出せなくなるたとえ。「膏」「肓」は、内臓の深奥部の名で、薬も鍼(はり)も届かない箇所。故事 中国、春秋時代、晋(シン)の景公が病床で病魔が膏と肓に入りこんだ夢を見、名医が「この病は膏肓に入ったので治せない」と診断したという故事から。〈『春秋左氏伝』〉 0
図絵 ズエ [1] 図や絵。また、絵をかくこと。 図画 0
母語 ボゴ [1] ①生まれたときから聞いて育ち、最初に身につけた言語。母国語。 ②同じ系統に属する諸言語のもとの言葉。祖語。 0
人生は朝露(チョウロ)の如(ごと)し ジンセイはチョウロのごとし 人の一生は、朝の露がすぐ消えるように、きわめてはかないというたとえ。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
往時 オウジ [1] 過ぎ去ったとき。昔。「―の勢いはない」往古・往日(オウジツ)・往年 近時 0
分毫 ブンゴウ きわめてわずかなこと。ほんの少しのこと。寸毫参考「毫」は細い毛の意。 0
要職 ヨウショク [0] 重要な職務。大切な役目。「―を歴任する」 0
行平 ゆきひら 「行平鍋(なべ)」の略。とって・ふた・注ぎ口がある土なべ。粥(かゆ)などを作るときに使う。 由来在原行平(ありわらのゆきひら)が海女(あま)に潮をくませて塩を焼いたことから。表記「雪平」とも書く。
■参考リンク
コラム「ロマンティックな調理鍋」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 0
彫琢 チョウタク [0] 宝石をきざみ磨くこと。転じて、詩文を練り磨くこと。推敲(スイコウ) 0
線分 センブン [0],[1] 数学で、直線上の二点の間の限られた部分。有限直線。 0
簇生 ゾクセイ [0] 「ソウセイ」とも読む。 0
野党 ヤトウ [1] 現在、政権を担当していない政党。与党 0
柳眉 リュウビ [1] ヤナギの葉のように細く美しいまゆ。美人のまゆ。蛾眉(ガビ) 0
遊星 ユウセイ [0] 太陽の周りを周期的に回っている天体。惑星恒星 0
愚弄 グロウ [0] 人をばかにして、からかうこと。「人を―するにも程がある」「市民を―するような発言」 0
駱駅 ラクエキ [0] 人馬の往来が絶え間なく続くさま。表記「絡繹」とも書く。 0
涅槃 ネハン [0],[1] ①いっさいの煩悩(ボンノウ)を滅却した、不生不滅の悟りの境地。 ②死ぬこと。特に、釈迦(シャカ)の死。入滅。 0
実施 ジッシ [0] 計画などを実際に行うこと。 実行・実践 0
平鯛 ヘだい [0] タイ科の海魚。本州中部以南の沿岸にすむ。丸みのある体は青灰色で、腹部は白っぽい。美味。 0
纏める まと-める [0] ①ばらばらなものを集めて一つにする。「荷物を一か所に―める」 ②ばらばらなものを整理して一つにする。「党の統一見解を―める」 ③完成させる。「卒業論文を―める」 ④成立させる。「商談を―める」
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漢字の豆知識 読めると仕事が「捗る」?さらりと書けるとかっこいい日常語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
輿地 ヨチ [1] 大地。地球。全世界。「伊能忠敬(いのうただたか)の大日本沿海―全図」由来「輿」は万物をのせるものの意から。 0
火の無い所に煙は立たぬ ひのないところにけむりはたたぬ ほんの少しでもその事実がなければ、うわさが立つはずがないということ。飲まぬ酒に酔う 0
家 や [1] 人の住む建物。いえ。「空き―」「わが―」家屋 0
雑食 ザッショク [0] ①動物性・植物性の食物の両方を食べること。「―性動物」 ②いろいろな種類の食物をとりまぜて食べること。 0
弊れる やぶ-れる いたむ。くずれる。ぼろぼろになる。「襖(ふすま)が―れる」表記「敝れる」とも書く。 0
護謨 ゴム [1] 非常に弾力性に富む物質。ゴムの木の乳液から作る天然ゴムと、石油などから作る合成ゴムがある。 1
槭樹・槭 かえで カエデ科の落葉高木の総称。 由来「槭樹」は漢名からの誤用。 楓(かえで) 1
敷布 しきフ [0] 敷き布団の上からおおう布。シーツ。「清潔な―で気持ちよく眠れた」 0
観照 カンショウ [0] ①主観を交えずに観察し、その本質をみきわめること。「自然―」 ②芸術作品を直観的にとらえて味わうこと。 0
最後 サイゴ [1] ①一続きの物事の、いちばんあと。また、その位置にあるもの。「君の番は―だ」 「―の切り札」最終 最初・最前 ②それで終わってしまうこと。それっきり。「ここでしくじったら―だ」 0
認容 ニンヨウ [0] ある物事をよいと認めて、許すこと。容認。認許。許容 0
通風 ツウフウ [0] 風を通すこと。空気の流通をよくして新しい空気を入れること。風通し。「―孔」通気 0
当選 トウセン [0] ①くじ・クイズなどに応募して、選にあたること。「懸賞に―した」入選 ②選挙で選出されること。落選 0
土器 かわらけ [1] ①釉(うわぐすり)をかけていない素焼きの陶器。 ②素焼きの杯。参考「ドキ」とも読む。 1
婀 アダ 美しくしとやかなさま。また、女性の粋(いき)で色っぽいさま。「―っぽい女」「―めいた身のこなし」 0
道心 ドウシン [0] ①道徳の心。 ②仏道を信仰する心。 ③一三歳あるいは一五歳を過ぎてから仏門に入った人。 0
感得 カントク [0] 真理・道理などを感じて悟ること。「世の中の無常を―する」 0
裏作 うらサク [0] 同一耕地で同一年内に、時期を分けて二種類以上の作物を作るとき、主作物を収穫したのちに作る他の作物。また、そうして作物を作ること。「ムギの―に野菜を栽培する」後作(あとサク)表作 0
誘蛾灯 ユウガトウ [0] 夜、ガなどの害虫を灯火でおびきよせ、水に落ちて死ぬようなしくみにした駆除装置。夏 0
強盗頭巾 がんどうズキン 頭や顔を包み隠し、目だけが出るようにした頭巾。苧(からむし)頭巾。目ばかり頭巾。 1
東籬 トウリ 建物の東側にある竹などの垣。東側のまがき。 0
屈辱 クツジョク [0] 屈服させられ、辱(はずかし)めを受けること。「大きな―を受けた」 0
寡ない すく-ない たっぷりとはない。人数が多くない。 0
宝相華 ホウソウゲ 中国の唐代、日本の奈良・平安時代に盛んに使われた装飾文様。唐草模様の一種。由来花の文様のように見えることから。 0
余波 ヨハ [1] ①風がおさまったあとも立っている波。「台風の―はまだ残る」 ②物事が起こったあとのよくない影響。とばっちり。「不況の―を受ける」参考①「なごり」とも読む。 0
根柢 コンテイ [0] 根底 0
遣い つかい [0] 用事を果たすこと。また、それをする人。使者。「―を出す」 0
素地 きじ [1] ①生まれつきの性質や状態。「思わず―が出る」 ②化粧をしていない肌。素肌・素顔。 ③釉(うわぐすり)をつける前の陶磁器。素焼き。 ④織物の地質。また、布地。 ⑤パン・ピザなどを作るときの、小麦粉をこねた材料。 表記「生地」とも書く。 参考①「ソジ」とも読む。 1
膨らむ ふく-らむ [0] ①内から外へ大きく盛り上がる。「風船が―む」 ②考えや計画などが、大きく広がる。「期待に胸を―ませる」 0
猛し たけ-し ①強く、荒々しい。また、勇ましい。 ②勢い盛んで、はげしい。 0
係船 ケイセン [0] 船をつなぎとめること。特に、船を動かすと損失が大きくなる場合、一時的に船を港にとめておくこと。 「繫船」の書きかえ字。 0
口中の雌黄 コウチュウのシオウ 一度口にしたことをすぐ訂正するたとえ。また、口からでまかせを言うたとえ。「雌黄」は黄色い顔料。昔の紙は黄色味を帯びていたので、誤記などがあればこの顔料で塗り消した。口の中にいつもこの雌黄をもつ意から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
花氈 カセン 「花毛氈(はなモウセン)」の略。花模様の美しい毛氈。参考「はなセン」とも読む。 0
簾 すだれ [0] 細いアシや細く割った竹を糸で編んだもの。日よけや仕切りに使う。「―越しに外を見る」「―を巻き上げる」「玉―」 夏参考「す」とも読む。 0
三者三様 サンシャサンヨウ 考え方ややり方などが、人によってそれぞれちがうこと。三人いれば、三つのさま・かたちがある意。 各人各様・十人十色・百人百様 0
箇箇 ココ [1] ひとつひとつ。それぞれ。「―の問題」表記「個個」とも書く。 0
流体 リュウタイ [0] 気体と液体の総称。流動体。「大学で―力学を学ぶ」 0
勤勉は成功の母 キンベンはセイコウのはは 人生で成功するには物事に一生懸命取りくみ、励むことが大切であるという教え。参考「成功」は「幸福」ともいう。 0
次元 ジゲン [0] ①図形・物体・空間の広がりを示す概念。線は一次元、平面は二次元、立体は三次元など。 ②物事を考えたりするときの立場。また、その程度。「―が高すぎて理解できない」 0
羊頭狗肉 ヨウトウクニク [5],[0] 見かけはりっぱだが実質が伴わないこと。看板にヒツジの頭をかけながら、実際はイヌの肉を売る意から。「狗」はイヌ。「羊頭を懸(か)けて狗肉を売る」の略。〈『無門関(ムモンカン)』〉「―の改善策」羊質虎皮 0
名山勝川 メイザンショウセン 景色のよい山や川。景勝の地。「名勝」と「山川」を組み合わせた語。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
門戸 モンコ [1] ①出入り口。門口(かどぐち)。「―を堅く閉ざす」「広く―を開放する」 ②一派。また、一家。「―を張る(家を興す、一派を立てる)」 0
終盤 シュウバン [0] ①将棋や囲碁などで、勝負の決着がつく最後の局面。「名人戦が―に入る」 終局 ②物事の終わりに近い段階。「選挙戦も―に入る」 ①②序盤・中盤 0
据え膳 すえゼン [2],[0] ①食膳をすぐに食べられるように整えて出すこと。また、その食膳。 ②準備をすっかり整えて人に勧めること。 0
勲記 クンキ [1] 勲等を授ける証拠として、勲章に添えて与えられる証書。 0
阿鼻地獄 アビジゴク [3] 八大地獄の一つ。凶悪犯罪を犯した者が落ちる最も苦しい地獄。苦しさのあまり阿鼻叫喚するという。 0
証左 ショウサ [1] ①事実であることを証明するあかし。「―を求める」 証拠 ②証人。 0
湮滅 インメツ [0] あとかたもなく消えること。あとが残らないように、消すこと。「証拠を―する」表記「隠滅・滅」とも書く。 0
毫釐 ゴウリ [1] ほんの少しであること。きわめて微量であること。わずか。釐毫参考「釐」は、きわめてわずかな数量の意。 0
焚琴煮鶴 フンキンシャカク 風流心のないことのたとえ。また、殺風景なこと。琴を焼き、ツルを煮る意から。〈『義山雑纂(ギザンザッサン)』〉 0
任官 ニンカン [0] 官職に任じられること。また、官職につくこと。「裁判官に―する」免官・退官 0
操舵 ソウダ [1] かじをあやつり、船を進ませること。船のかじをとること。「―手」 0
校正 コウセイ [0] 仮刷りした印刷物と原稿をくらべ合わせて、誤字・脱字や不備を正すこと。「―刷り」 0
興味津津 キョウミシンシン [1] 非常に関心があるさま。「津津」は多くあふれ出るさま。「―の裏話」興味索然
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漢字の豆知識 熟語は意味や成り立ちから覚える!~うっかり間違いやすい四字熟語~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
日和見 ひよりみ [0] ①有利なほうへつこうと形勢をうかがっていて、態度をはっきり示さないこと。「―主義は敬遠される」 ②天気のようすを見ること。 1
辞去 ジキョ [1] 別れのあいさつをして訪問先を立ち去ること。いとまごい。「夜も更けたので友人宅を―した」 0
肝心 カンジン [0] きわめて大切なさま。「何事も辛抱が―です」肝要参考肝(きも)と心、肝臓と腎臓はともに人間には欠かせないものであることから。 「肝腎」の書きかえ字。 0
馮る よ-る よりかかる。あてにしてたのむ。たよりとする。表記「憑る」とも書く。 0
陸路 くがじ [1] 陸上を通る道。海路(うみじ)・(うなじ)参考「リクロ」とも読む。 0
暴徒 ボウト [1] 暴動を起こした人々。「―と化した観衆」 0
極右 キョクウ [1],[0] 極端な国粋主義、全体主義の政治思想。また、その思想をもつ人。極左参考「右」は右翼の意。 0
愁殺 シュウサツ ひどく嘆き悲しむこと。非常に悲しませること。 参考「シュウサイ」とも読む。 0
薀蓄 ウンチク [0] 深く研究し、身にたくわえた知識。「―を傾ける」表記「蘊蓄」とも書く。 0
不朽 フキュウ [0] 朽ちたり滅びたりすることなく、後の世まで残ること。「―の名作」 0
新案 シンアン [0] 新しい工夫やアイデア。新たな考案。「実用―」「―を練る」 0
熨 ひのし [2] 柄(え)のついた底の平らなひしゃく形の器具。中に炭火を入れて用い、布地のしわをのばしたり、折り目をつけたりする。表記「火熨斗」とも書く。 0
更かす ふ-かす [2] 夜おそくまで起きている。夜ふかしをする。「読書で秋の夜を―す」 0
藁蓋 わろうだ わらやスゲなどで縄をない、それを渦巻状に編んだ円い敷物。表記「円座」とも書く。 1
温める ぬく-める [3] あたためる。「体をお風呂(フロ)で―める」「スープを―める」 0
覇者 ハシャ [1] ①武力や権力によって天下を治める者。王者 ②競技などで優勝した人やチーム。「連続して全国大会の―となった」勝者 0
主客転倒 シュカクテントウ [2],[0] 物事の順序や置かれている立場などが逆転すること。「―もはなはだしい扱い方」 参考「主客」は「シュキャク」とも読む。 本末転倒 0
弟妹 テイマイ [0] 弟と妹。「彼は―をとてもかわいがっている」兄姉 0
蟻の思いも天に届く ありのおもいもテンにとどく たとえ微力な者であっても、一心に念願すれば願いがかなうたとえ。参考「届く」は「登る・昇る」ともいう。 0
目測 モクソク [0] 目で大体の長さ・高さ・重さ・広さ・深さなどをはかること。「―を誤って頭をぶつける」実測 0
電動 デンドウ [0] 電気を動力にして、機械を動かすこと。「―モーター」 0
迭立 テツリツ かわるがわる立つこと。かわるがわるある地位につくこと。「鎌倉時代後期に両統―の時代があった」 0
御璽 ギョジ [1] 詔書などに押す天皇の印。現在の物は一八七四(明治七)年から用いられ、黄金製、文字は篆書(テンショ)体で刻まれている。玉璽 0
摩り替える すりか-える [0],[4],[3] 人にわからないように別のものに取りかえる。特に、にせ物にかえる。「話を―える」 0
序の口 ジョのくち [0] ①ある物事が始まったばかりで本格的でないこと。はじめ。「寒さはまだ―だ」 ②相撲で、力士の階級の一つ。序二段の下の最下位。また、その力士。 0
果たし合い はたしあい [0] 恨みや争い事などの決着をつけるため、互いに死ぬ覚悟で戦うこと。決闘 0
腹腔 フッコウ [0] 脊椎(セキツイ)動物の腹にある、胃や肝臓など内臓の入っている部分。参考医学では「フククウ」という。「フクコウ」とも読む。 0
黙識 モクシ 無言のままに心に記憶しておくこと。「―心通(以心伝心で理解すること)」参考「モクシキ」とも読む。 0
惟う おも-う [2] よく考える。意識を一点に集中して考える。 0
坊門 ボウモン ①町の門。 ②平安京の区画で、二条大路以南の東西方向の小路。 ③囲碁で、本因坊の門下。 0
気焰 キエン 気炎 0
得分 トクブン [2] ①取り分。分け前。「自分の―を減らす」 ②利益。もうけ。「経費を引いた―」表記「徳分」とも書く。 0
痲酔 マスイ [0] 薬剤により一時的に体の一部、または全身を麻痺(マヒ)させること。表記「麻酔」とも書く。 0
壮挙 ソウキョ [1] 規模が大きく、りっぱな計画や行動。「エベレスト登頂の―をなし遂げる」 壮図 0
投影 トウエイ [0] ①物の姿・形を影としてうつすこと。また、その影。 ②ある物事の影響が他に現れること。「時代の動きを―した考え」 ③数学で、立体に平行光線をあてたと仮定してできる形を平面上に書き表すこと。また、その図形。 0
嵐 あらし [1] ①激しく吹く風。 ②暴風雨。 ③激しく揺れ動くことのたとえ。「倒産の―」「―のような拍手」 0
阿媽 アモ 東南アジア・中国などで、外国人に雇われている現地の女性。参考「アマ」とも読む。 0
太陰暦 タイインレキ [3] 月の満ち欠けの周期を一か月として作った暦。陰暦。太陽暦 0
宿題 シュクダイ [0] 学校で出される家庭学習用の課題。「―を忘れる」 0
尊名 ソンメイ [0] 相手の名前や名声を敬っていう語。「ご―は存じ上げております」 芳名 0
鳴禽 メイキン [0] よい声でさえずる鳥。「禽」は鳥の意。 0
土常山 あまちゃ ユキノシタ科の落葉低木。由来「土常山」は漢名から。 甘茶 1
艶やか あで-やか [2] なまめいて美しいさま。「―に装う」 0
同好 ドウコウ [0] 趣味や好みが同じであること。また、その人。「―の士を求む」「―会」 0
布子 ぬのこ [0] 木綿の綿入れ。冬参考絹の綿入れは「小袖(こそで)」という。 0
縕袍 どてら 綿を入れた広袖(ひろそで)の着物。防寒また、寝具として用いる。丹前(タンゼン)。冬表記「褞袍」とも書く。 1
粗末 ソマツ [1] ①品質やつくりが雑で劣っていること。ちゃち。「―な食事」 粗悪・粗雑 豪華 ②大切にしないこと。ぞんざい。「食べ物を―にしないでください」 粗略 0
休戚 キュウセキ [0] 喜びと悲しみ。幸いと不幸。参考「戚」は悲しむ意。 0
物見遊山 ものみユサン [4] 見物して遊び回ること。観光旅行。
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意味を重ねてさらに強調する~言葉は「百鍛千練」の心がけで~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
泥仕合 どろジあい [3] 互いに相手の揚げ足を取ったり、秘密や弱点などをあばき合う、醜い争い。「交渉が一転して―と化した」 0
濡れ衣を着せられる ぬれぎぬをきせられる 無実の人が身におぼえのない罪をきせられること。また、事実無根のうわさを立てられること。「事件現場に居合わせたため、―た」 0
来年の事を言えば鬼が笑う ライネンのことをいえばおにがわらう 将来のことは予測できず、また、あてにならないこと。参考「来年」は「三年先」ともいう。 0
石橋を叩いて渡る いしばしをたたいてわたる 十分に気をつけたうえに、さらに気をつけて物事を行うたとえ。 念には念を入れよ 危ない橋を渡る 0
猊座 ゲイザ 仏の座る場所。転じて、高僧の座。獅子(シシ)の座。 0
要件 ヨウケン [3],[0] ①大切な用事。「―を処理しないで退社した」 ②必要な条件。「入社資格の―を満たす」 0
三省 サンセイ [0] 自分の行いを何度も反省して、誤りがなかったかどうかを点検すること。「三」は三回でなく、何回もの意。 由来孔子の門人、曽子(ソウシ)が、他人に真心をもって接したか、友人の信頼にこたえたか、習得していないことを人に伝えなかったか、の三点について、繰り返し反省したという言葉から。〈『論語』〉 0
孑孑 ケツケツ [0] ①孤立しているさま。また、ひとつだけ抜けでているさま。 ②小さいさま。 ③ぼうふら。参考「ゲツゲツ」とも読む。 ③「孑孒」の誤用から。 0
彝倫 イリン 人として守るべき不変の道。常に守るべき道理・倫理。 0
坤輿 コンヨ 大地。 由来大地が万物を載せる輿(こし)のようであることから。 0
重鎮 ジュウチン [0] ある方面のかなめとして重んじられる人物。「学界の―として知られる」 参考「鎮」はおさえの意。 0
退転 タイテン [0] ①修行をおこたり、悪い方向に後戻りすること。 ②悪い方向へ移り変わっていくこと。また、落ちぶれて立ちのくこと。 0
種類 シュルイ [1] 共通の性質をもつ物ごとに分けたまとまり。 部類・仲間 0
直言 チョクゲン [0] 思っていることを遠慮なく、ありのままに言うこと。また、その言葉。「上役に―する」 0
自尽 ジジン [0] 自分で自分の命を絶つこと。自殺。自害。 0
濾す こ-す [0],[1] 液体から不純物や混じり物を取り除くために、細かい目の網や布などに通す。濾過(ロカ)する。「油を―す」表記「漉す」とも書く。 0
白熱 ハクネツ [0] ①高い温度に熱せられ、白い光を出すこと。「―電球」 ②熱気が最高潮に達すること。「―した好試合」「議論が―する」 0
姓氏 セイシ [1] ①姓(かばね)(血筋)と氏(うじ)(家柄)。 氏姓 ②名字(ミョウジ)。 0
煽惑 センワク 人をおだてまどわすこと。「人心を―する」 0
刺子 さしこ [3] 綿布を重ね合わせて、全面に一針抜きに細かく縫うこと。また、そのように縫ったもの。保温力がありじょうぶなので、消防服や柔道着などに用いる。さしっこ。「―半纏(ハンテン)」 0
捧呈 ホウテイ [0] 手に高く持って、謹んで差し上げること。「目録を―する」 0
座主 ザス [1] 寺を総括する最高位の僧。一般には延暦寺(エンリャクジ)の長に用いる。天台座主。 0
漁夫の利 ギョフのリ [1],[4] 両者が争っているすきに第三者が労せず利益を横取りすること。故事 中国、戦国時代、趙(チョウ)が燕(エン)を攻めようとしたとき、燕の蘇代(ソダイ)が趙王に「シギ(鷸)とドブガイ(蚌)が争っているところに漁師が来て両方とも捕まえてしまった」という話をして、今趙と燕が争えば、強国秦(シン)に両国とも取られてしまうといさめた故事から。〈『戦国策』〉鷸蚌(イツボウ)の争い・犬兎(ケント)の争い・田夫の功 0
二股膏薬 ふたまたゴウヤク [5] 都合によってあちらこちらにつきしたがい、態度が一定しないこと。また、そのような行動をとる人。参考「ふたまたコウヤク」とも読む。また、「内股膏薬」ともいう。 0
爾汝 ジジョ [1] おまえ。きさま。相手を見下したり親しんだりして呼び捨てにする言葉。 参考「爾」「汝」ともに「なんじ」と読み、おまえ・そなたの意。 0
兼愛無私 ケンアイムシ 区別なく広く人を愛すること。「兼愛」は博愛の意ですべてを平等に愛すること。「無私」は私心がなく公平なこと。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
巻雲 ケンウン [0],[3] 上層雲の一種で、白くて薄いすじ状の雲。高度五〇〇〇(メートル)から一万三〇〇〇(メートル)にできる。表記「絹雲」とも書く。参考「まきぐも」とも読む。 0
煮え滾る にえたぎ-る [4] さかんに煮えくりかえる。煮えたってわきあがる。ぐらぐらと沸騰する。 0
執筆 シッピツ [0] ペンや筆をとって文章を書くこと。「雑誌の原稿を―する」 0
健児 こんでい [1] ①奈良から平安時代にかけて、国府・関所などを警備した兵士。こんに。 ②武家時代の中間(チュウゲン)・足軽の呼称。「健児童(わらわ)」の略。参考「ケンジ」と読めば別の意になる。 1
粗皮 あらかわ [0] ①樹木や果実などの表面の固い皮。 甘皮 ②獣皮のまだなめしていない皮。 表記「荒皮」とも書く。 0
虫 おさむし [0] オサムシ科の甲虫の総称。色彩の美しいものが多い。後ろばねは退化して飛べないが、敏速に歩行する。夜行性でミミズやカタツムリを捕食。 由来体が細長く、に似ることから。 表記「歩行虫」とも書く。 0
併進 ヘイシン 並んで進むこと。「二台の自動車が―する」「二つの事業が―して行われている」表記「並進」とも書く。 0
活花 いけばな [2] 木の枝や草花を形よく花器にさす技術。表記「生花」とも書く。 0
涎 よだれ [0] 口から流れ落ちる唾液(ダエキ)。つば。「牛の―(細く長く続くたとえ)」「―を垂らす(非常に欲しがる)」 0
淋巴腺 リンパセン [0],[3] 淋巴管にあるソラマメ大の結節。淋巴節。「あごの―がはれて痛い」 1
惘然 ボウゼン [0] ①驚いてあっけにとられるさま。 ②気が抜けてぼんやりするさま。表記「呆然」、 ②「茫然」とも書く。参考「モウゼン」とも読む。 0
寡男 やもお 妻を亡くした男性。男やもめ。寡婦(やもめ)表記「鰥夫」とも書く。 1
悚れる おそ-れる びくびくとおびえて身をすくませる。ぞっとして立ちすくむ。「闇(やみ)を―れる」 0
臀 しり [2] 動物の肛門(コウモン)のそばの肉の豊かについた部分。腰の後ろ下の部分。けつ。 0
注射 チュウシャ [0] 血管などに針を刺し、薬液を体内に入れること。「予防―」 0
随員 ズイイン [0] 身分・地位などの高い人に付きしたがっていく人。特に、外交使節に随行する人。「特使の―」 0
行李 コウリ [1] ヤナギの枝や竹などで編んだ、旅行の荷物や衣類の収納に用いるふたつきの四角い箱。「柳―」 0
屋敷 やしき [3] ①家屋の建っている敷地。「家―を売り払う」 ②敷地が広く、大きくりっぱな構えの家。「蔵―を設けた」邸宅表記②「邸」とも書く。 0
雲泥万里 ウンデイバンリ 非常に大きな差異があること。天にある雲と地にある泥とでは、万里もかけ離れている意から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉雲泥の差・雲泥万天 0
分解 ブンカイ [0] ①一体のものを、各部分や要素にわけること。また、わかれること。「ミニチュアカーを―する」 ②化学変化で、化合物が二種類以上の物質にわかれること。化合 0
総体 ソウタイ [0] ①物事の全体。 ②そもそも。総じて。「―無理な話だ」 0
禊 みそぎ [0],[3] 神事の前などに川などの水で体を洗い清め、身のけがれを除くこと。夏 0
堆積 タイセキ [0] 幾重にも高く積み重なること。「土砂が―する」 0
援護射撃 エンゴシャゲキ [4] ①敵の攻撃から味方を守るために行う射撃。 ②当事者でない者が、他の人の言動を助けるために発言したり行動したりすること。 0
鷺を烏と言いくるめる さぎをからすといいくるめる 明らかにまちがいであることを正しいと、または、正しいことをまちがいだと主張すること。へりくつをつけて強引に説得するたとえ。 0
捌ける は-ける [2] ①水などが、よどみなく流れる。 ②商品などがよく売れてなくなる。さばける。 0
唄 うた [2] ①仏の功徳をたたえるうた。声明(ショウミョウ)など。 ②民謡や俗謡。小唄・長唄など。
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・油と脂はどう違う?音も意味も同じ漢字をきちんと使い分ける~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
毅然 キゼン [0] 自分の信念をきっぱりと貫き、物事に動じないさま。「―とした態度で相手の要求を断る」断固・屹然(キツゼン) 0
日和 ひより [0] ①天気。空模様。「結構なお―で」 ②おだやかに晴れた天気。「小春―」 ③何かをするのによい天候。「行楽―」 ④物事のなりゆき。形勢。 由来日(よい天気)のほうへ片寄る意の「日寄り」からきた語。 1
枚挙に遑がない マイキョにいとまがない あまりに多すぎていちいち数えあげることができない。「遑」は、ひまの意。「不注意から起きる交通事故は―い」 0
鉦鼓 ショウコ [1] ①青銅製の丸いかね。仏具の一つ。 ②雅楽に使う銅製の打楽器。大鉦鼓・釣り鉦鼓・荷(にない)鉦鼓の三種類がある。 0
風疹 フウシン [0] ウイルスにより、はしかに似た発疹(ホッシン)ができる急性皮膚感染症。三日ばしか。子どもに多い。 0
高島田 たかしまだ [3] 島田まげの根もとを高く結った日本髪の一つ。昔、御殿女中などが結ったが、明治以降、若い女性や花嫁の正装にもなった。 0
紫雲英 れんげそう [0] マメ科の二年草。 由来「紫雲英」は漢名から。 参考「げんげ」とも読む。 蓮華草(レンゲソウ) 1
節義 セツギ [1] 節操と道義。人として正しい道を守りぬくこと。「―にそむく」 0
魯鈍 ロドン [0] おろかで、頭の回転が鈍いこと。また、そのさま。愚鈍 0
後顧の憂(うれ)い コウコのうれい のちに心配事を残すこと。また、のちのことを心配すること。「―のないようにしたい」 0
花実 はなみ [1],[2] ①花と実。 ②名と実(ジツ)。名声と実績。「死んで―が咲くものか」 0
荷 に [1],[0] ①運び移す品物。にもつ。「船の積み―」 ②責任。負担。「新人には―が重い仕事だ」「現役を退いて肩の―が下りた」 0
霹靂神 はたたがみ 激しく鳴りひびく雷。いかずち。はたかみ。夏由来はたたく雷の意から。
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「雷」「霹靂」って何のこと?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 1
驩ぶ よろこ-ぶ にぎやかにうれしがる。うれしがり声をあげて楽しむ。表記「歓ぶ・讙ぶ」とも書く。 0
社稷 シャショク [1],[0] 昔、中国で建国のときに守り神として天子がまつった土地の神(社)と五穀の神(稷)。転じて、国家。「―墟(キョ)となる(国家が滅亡する)」〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
鹿驚 かかし [0] ①鳥獣が田畑を荒らすのを防ぐために立てる人形。 秋 ②見かけばかりで、実際の役に立たないこと。また、その人。 由来もとは獣肉などを焼いて串(くし)にさして立て、その悪臭をかがせておどしたことから。 表記「案山子」とも書く。 1
已む や-む [0] 続いていたことが終わる。とまる。「太鼓の音が―む」「―んぬるかな」 0
矢狭間 やざま [0] 城壁などにあけた、矢を射るための小窓。矢間(やま)。 箭眼(センガン) 0
尊王攘夷 ソンノウジョウイ [5] 江戸時代末期に天皇・皇室を尊ぶ尊皇論と、外国人を排撃しようとする攘夷論とが結合した政治思想。倒幕運動の基礎になった。 佐幕開国 参考「夷」は異民族・外敵の意。 0
山疵 やまきず ①陶磁器の焼成中にできたきず。窯疵(かまどきず)。 ②石器などで、山から石を切り出したときにすでにあるきず。 0
自業自得 ジゴウジトク [0] 自分の言行の報いは自分に返ってくること。多く、悪い報いを受けるときに用いる。もとは仏教の語で、自分の行った善悪の業によって、自ら苦楽の結果を受けること。〈『正法念経』〉「遊んでばかりで落第したのだから―だ」 0
牛驥同皁 ギュウキドウソウ 賢者と愚者が同じ待遇を受けるたとえ。賢者が粗略な待遇を受けるたとえ。「驥」は一日に千里走る名馬。「皁」は、かいばおけ。足ののろいウシと足の速い駿馬(シュンメ)が同じかいばおけのえさを食う意。〈『史記』〉 0
秧鶏 くいな [0],[1] クイナ科の鳥の総称。 水鶏(くいな) 1
外交辞令 ガイコウジレイ [5] 外交上・社交上の儀礼的な言葉。また、口先だけのお世辞や形だけの愛想を言うこと。「彼の言葉は単なる―に過ぎない」社交辞令 0
一貫 イッカン [0],[3] ①尺貫法で重さを計る単位。一貫は三・七五(キログラム)。 ②一つの方法や態度を始めから終わりまで貫くこと。「―した姿勢を保つ」 0
舒緩 ジョカン ゆったりとしていること。ゆるやかなこと。 緩舒 0
懼れる おそ-れる [3] 驚きびくびくする。おじけ、こわがる。 0
敏捷い はしこ-い [4] 頭の回転や動作がすばやい。すばしこい。機敏である。表記「捷い」とも書く。 1
誘致 ユウチ [1] さそってある場所へ呼び寄せること。「国体を―する運動を展開する」「工場を―する」 0
星雲 セイウン [0] 銀河系宇宙の天体。雲状に見える、ガスや無数の星などの集まり。「アンドロメダ―」 0
鈍才 ドンサイ [0] 頭のはたらきがにぶいこと。また、その人。英才・秀才 0
既刊 キカン [0] 書籍や雑誌がすでに刊行されていること。また、その刊行物。「雑誌の―号」未刊 0
壁画 ヘキガ [0] ①建築物のかべや天井などに描いた絵。「遺跡から古代の―が発見された」 ②かべにかけてある絵。 0
肩衣 かたぎぬ [2] ①昔、貧しい者が着た袖(そで)のない衣服。 ②かみしもの上の衣で、小袖の上に着たもの。室町時代以後の武士の礼服。 0
耆む たしな-む 親しんで味わう。特に好む。愛好する。「酒を―む」 0
束子 たわし [0] わらやシュロの毛などをたばねて作った、こすって洗う道具。
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漢字の豆知識 料理にでてくる?「でじる」「はいじる」~食べるより読むほうが難しい料理の言葉 (公財)日本漢字能力検定協会 1
大和 やまと [1] ①旧国名の一つ。現在の奈良県全域。和州(ワシュウ)。 ②日本の古称。また、名詞の上につくと日本固有のものの意。「―絵」表記もとは「倭」と書いた。 1
紙片 シヘン [0],[1] 紙きれ。紙のきれはし。また、一枚の紙。「―に書きつける」 0
黒三稜 みくり ミクリ科の多年草。 由来「黒三稜」は漢名から。 三稜草(みくり) 1
絞股藍 あまちゃづる ウリ科のつる性多年草。 由来「絞股藍」は漢名から。 甘茶蔓(あまチャづる) 1
場立ち ばたち [0] 証券取引所などで、会員会社から立会場に派遣されて売買をする人。 参考「ばだち」とも読む。現在では機械化が進み、立会場も廃止、場立ちによる売買取引は行われていない。 0
媛 ひめ [1] しとやかで美しい女性。また、身分の高い人の娘。表記「姫」とも書く。 0
口下手 くちべた [0] 思っていることをうまく言えないこと。また、その人。口不調法。口上手 1
余所 よそ [2],[1] ①ほかの場所。「―の店を探そう」 ②他人の家。「―に泊まる」 ③自分に直接関係がないこと。「―のことには関知しない」表記「他所」とも書く。 1
蔵人 くろうど [2] 平安時代におかれた蔵人所(くろうどどころ)の役人。機密文書や訴訟を扱い、のちに天皇の身近で宮中の諸儀式や雑事に当たった。 参考「くらんど」とも読む。 1
細菌 サイキン [0] 植物に属する単細胞微生物。おもに分裂でふえ、発酵に関与。また、病原体となるものもある。バクテリア。 0
越階 オッカイ 位階をとび越えて昇進すること。越任(オツニン)。 0
祠る まつ-る ①神の意向をうかがうために場所を設けて安置する。 ②願をかけ、その願いがかなった礼としてまつる。 0
日捲り ひめくり [2],[0] 毎日一枚ずつはいで使う暦。柱や壁にかけて使う。捲り暦。 0
繫累 ケイルイ 心や身をつなぎとめるもの。特に、両親や妻子など足手まといとなる親族。「―にしばられる」表記「係累」とも書く。 0
古渡り コわたり [2] 室町時代、またはそれ以前に外国から渡来したこと。また、その品物。「―の壺(つぼ)」昔渡り・時代渡り 0
急先鋒 キュウセンポウ [3] さまざまな活動の場で先頭に立ち、勢いよく進む人。「前衛芸術の―」 0
相即不離 ソウソクフリ [5] 非常に密接な関係で、切り離すことができないこと。「―の関係」 0
金力 キンリョク [1] 金の力。人を支配する金銭の威力。「―にものを言わせる」財力 0
春寒 シュンカン [0] 立春が過ぎても残っている寒さ。 余寒 参考「はるさむ」とも読む。 0
奏楽 ソウガク [0] 楽器を演奏すること。また、その音楽。「―のひびき」 0
圏点 ケンテン [0],[3] 文章中の注意すべき箇所を示すために、文字の右わきにつける小さいしるし。傍点 0
篠懸の木 すずかけのき [6] スズカケノキ科の落葉高木。アジア西部原産。街路や庭園に植栽。樹皮は部分的にはがれて白と淡緑色のまだら。葉はカエデに似るが大きい。プラタナス。 由来垂れ下がる球状の実が山伏の着る篠懸に似ていることから。 表記「鈴懸の木」とも書く。 1
内科 ナイカ [0] 内臓諸器官の病気を、手術的処置をせずに診断・治療する医学の一分科。 0
合従連衡 ガッショウレンコウ [0] その時の利害に応じて、団結したり離れたりすること。故事 「合従」は、もとは中国、戦国時代、西方の強国秦(シン)に対して南北に連なった六国が縦の同盟をして対抗せよという蘇秦(ソシン)の政策。「連衡」はこの六国がそれぞれ単独に秦と和睦(ワボク)を結ぶという横の関係を重んじた張儀の政策。〈『史記』〉表記「合従」は「合縦」とも書く。参考「合従連横」ともいう。
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漢字の豆知識 スピーチに使える四字熟語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
配役 ハイヤク [0] 演劇・映画などで、出演者に役を割り当てること。また、その役。キャスト。「オーディションで―を決める」 0
少壮 ショウソウ [0] 年が若く、勢いの盛んなこと。また、その人。「有望な―の実業家」「―の弁護士」 0
拙著 セッチョ [1] 自分の著述を謙遜(ケンソン)していう語。「―を一冊進呈いたしましょう」 0
後天性 コウテンセイ [0] 生まれたのちに身についたようす。「交通事故による―の言語障害」先天性 0
消極 ショウキョク [0] 自ら進んで行動を起こさないこと。控えめであること。「―策」「―的な性格」 積極 0
理知 リチ [1] 理性と知恵。本能や欲望に負けずに、物事の道理を見きわめる能力。「―に富んでいる」 「理智」の書きかえ字。 0
適格 テキカク [0] 必要な資格にかなっていること。定まったきまりに合うこと。「社長として―な人物」「―者」欠格・不適格参考「テッカク」とも読む。 0
珠玉の瓦礫(ガレキ)に在るが如(ごと)し シュギョクのガレキにあるがごとし 宝石が瓦(かわら)や石のなかにまじっているようなものだ。すぐれた人が平凡な人々の中にいるたとえ。〈『晋書(シンジョ)』〉 掃き溜(だ)めに鶴(つる) 0
責める せ-める [2] ①非難する。とがめる。「失敗を―める」 ②苦しめる。悩ませる。「良心に―められる」 ③一心にせがむ。催促する。「子どもに―められて映画に行く」 ④ウマを乗り馴らす。「荒馬を―める」 0
稚児髷 チごわげ 頭上に高く左右に輪を結った少女の髪形。稚児輪。参考「チごまげ」とも読む。 0
豊艶 ホウエン [0] 女性が、ふくよかで美しく魅力的なさま。「―な女優」 0
千尋 ちひろ [1] たいそう高いこと。また、深いこと。「―の海底」 参考「センジン」とも読む。「尋」は両手を左右に広げた長さのこと。一尋は約一・八(メートル)で、千尋はその千倍。 0
蛇舅母 かなへび [0] カナヘビ科のトカゲ。日本特産で、草地にすむ。尾が長く全体に灰褐色。動きが素早く、昆虫などを捕食。カナチョロ。 表記「金蛇」とも書く。 1
恂恂 ジュンジュン ①まことあるさま。まじめなさま。 ②おそれつつしむさま。 0
怨念 オンネン [0],[3] 深くうらみに思う気持ち。遺恨(イコン)「長年の―を晴らす」 0
木戸銭 きどセン [2],[0] 興行を見物するために、芝居小屋などの木戸口で支払う入場料。木戸。 0
度胸 ドキョウ [1] 何事にも動じなくて、恐れない気力。「―がすわっている」 0
首級 シュキュウ [0] 「首級(しるし)」に同じ。 0
小用 ショウヨウ [0] ①ちょっとした用事。「―で出掛ける」 ②小便。「―に立つ」 参考「こヨウ」とも読む。 0
轍 わだち [0] 車の通ったあと、道に残る車輪の跡。車輪の跡のくぼみ。 0
薦 こも [1],[0] 草を編んで織った敷物。むしろ。 表記「菰」とも書く。 由来もとは、マコモで織ったことから。 0
殺傷 サッショウ [0] 殺したり傷つけたりすること。「通り魔に通行人が―された」 0
洲 しま [0],[1] 川や湖などの土砂が高く積もってできた島。中州。 参考「す」とも読む。 0
絵巻 エまき [0],[1] 「絵巻物」の略。物語・伝説・社寺縁起などを絵と詞書(ことばがき)で表した巻物。 0
窓を鑿(うが)ち牖(まど)を啓(ひら)く まどをうがちまどをひらく 自分の殻(から)に閉じこもるのをやめ、他に学び見識を広めるように努力すること。自分から積極的に窓を開き、外の光をとり入れる意から。「窓」は屋根にあけた採光用のまどをいい、「牖」は壁にあけた格子つきのまどをいう。〈『論衡』〉 0
肌身 はだみ [1],[2] はだ。体。「お守りを―はなさず身につけている」 0
俎上の肉 ソジョウのにく 他人に運命がすべて握られ、身動きがとれない状態のたとえ。まないたの上に置かれた、料理直前の魚肉の意から。〈『史記』〉 俎板(まないた)の鯉(こい) 0
換える か-える [0] ①とりかえる。交換する。「背に腹は―えられない」「新品と―える」 ②中身をすっかり入れかえる。改める。「新しい部品に―える」 0
咳気 ガイキ せきの出る病気。かぜ。参考「ガイケ」とも読む。 0
一睡 イッスイ [0] ちょっと眠ること。ひとねむり。「昨夜は―もしていない」 0
水気 スイキ [0] ①水分を含んでいること。しめりけ。 ②水蒸気。水煙。 ③「水腫(スイシュ)」に同じ。 参考①②「みずケ」とも読む。 0
十六夜 いざよい [0] 陰暦一六日の夜。また、その夜の月。特に、陰暦八月一六日の夜。 秋 由来一五日の満月よりも、「いざよい(ためらい)」ながら遅く出ることから。
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漢字の豆知識 望月はどんなお月さま? ~優雅な月の呼び方~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
純一 ジュンイツ [0] ①まじり気のないこと。 純粋 ②飾り気や偽りのないこと。 0
棄捐 キエン [0] ①捨てて用いないこと。 ②「棄捐令」の略。江戸時代、幕府が旗本・家人などが札差(ふださし)などから借りた金・米などの返済を免除したこと。徳政 0
筋金 すじがね [0] ①支えとして物に入れる細長い金属。 ②きたえられており、簡単にはゆるがない考えや理論。「―入りの思想」 0
撒布 サンプ [1],[0] 「サップ」の慣用読み。 0
探題 タンダイ [0] ①詩歌の会で、いくつか用意された題の中から、くじで引き当てた題で詩歌をよむこと。 ②鎌倉・室町幕府の職名。重要な地方に置かれ、政務・訴訟・軍事などをつかさどった。 0
浣腸 カンチョウ [0] 便通をうながしたり、腸をあらったり、栄養を補給したりするために、薬液を肛門(コウモン)から直腸・大腸に注入すること。表記「灌腸」とも書く。 0
気楽 キラク [0] ①心配や苦労のないこと。また、そのさま。「―な老後」 ②物事を気にかけないこと。また、そのさま。のんき。「―な人」 0
秕糠 ヒコウ ①しいなと、ぬか。 ②役に立たないつまらないもの。かす。 0
侮蔑 ブベツ [0] 相手をばかにして、ないがしろにすること。「あの―的な態度は許せない」参考「蔑」は見下げる意。 0
能書き ノウがき [0],[4] ①薬の効能を書いた文。 ②自分の長所を並べた自己宣伝の文。 0
悪銭身に付かず アクセンみにつかず 不正な手段で得た金は、とかくつまらないことに使ってしまうから、すぐになくなってしまうものだという戒め。あぶく銭は身につかない 0
土木壮麗 ドボクソウレイ 庭園や建物が壮大で美しいさま。「土木」は家の造作のことで、庭や建物の意。〈『国史略』〉 0
検屍・検死 ケンシ 変死者の死体を取り調べること。検視。 0
副使 フクシ [2],[0] 正使につきしたがって補佐し、ときにはその代行をする使者。正使 0
慶讃 ケイサン 「慶賀称讃」の略。寺院・仏像・経巻などの完成を祝うこと。参考「キョウサン」とも読む。 0
迎合 ゲイゴウ [0] 自分の考えを曲げても、相手の気に入るようにすること。「大衆に―する」「他人に―ばかりするな」 0
麻酔 マスイ [0] 手術などを無痛の状態で行うために、薬剤により、一時的に体の一部や全身を麻痺(マヒ)させ、知覚を失わせること。「手術のため―をかける」表記「痲酔」とも書く。 0
殞ぬ し-ぬ 死の世界におちる。命をおとす。命を終える。 0
時限 ジゲン [0],[1] ①限られた時間。「―爆弾」「―立法」 刻限 ②時間の区切り。授業などの時間の単位。「今日の一―目は数学だ」 0
耐性 タイセイ [0] 病原菌や生物が、ある種の薬品に抵抗して生きていく性質。「―の強い新型のウイルス」 0
闇然 アンゼン [0] ①悲しくて暗く沈んでいるさま。 ②暗いさま。表記「暗然・黯然」とも書く。 0
伝票 デンピョウ [0] 銀行や会社、商店などで、金銭の収支計算や取引内容の伝達などを記載する紙片。「出金―をきる」 0
高揚 コウヨウ [0] 気分や精神を高めること。また、高まること。「部員の士気を―する」 「昂揚」の書きかえ字。 0
安養浄土 アンニョウジョウド 阿弥陀(アミダ)仏のいる、まったく苦痛のない世界。極楽浄土の別称。 由来阿弥陀の浄土に住めれば、心やすらかに身を養うことができることから。安楽浄土 0
近しい ちか-しい [3] 親しい。親密である。「あの人とは―い間柄」 0
癖 くせ [1] ①意識せずに行う、ちょっとした言動や考えなどの習慣。「悩んだとき、頭をかく―がある」 ②普通とは異なった傾向や性質。「彼はひと―ある男だ」「―のある字を書く」 ③ある状態が固定して、もとに戻りにくくなったもの。「髪に―がついた」「夜更かしの―がついた」 0
僅少 キンショウ [0] ほんの少し。ごくわずかなさま。「残部―」 0
良候 ようそろ ①操船で、船に直進せよという命令の言葉。 ②「よろしい」の意で、船乗りが調子をつけるためのかけ声。表記「宜候」とも書く。 1
如 カツジョ 心が広いさま。また、心がさっぱりとしたさま。 0
鳧 けり [2] ①チドリ科の鳥。日本で繁殖し、冬は南方に渡る。大きさはハトほど。背は灰褐色で、腹は白く胸に黒い帯がある。「ケリリ、ケリリ」と鳴く。夏 ②物事の終わり。「―をつける」表記①「計里」とも書く。参考②古語の過去の伝聞を表す助動詞「けり」からで、「鳧」を当てて用いる。 0
杳杳 ヨウヨウ ①ほのかに暗くぼんやりとしたさま。 ②はるかに遠いさま。「―とした暮れの森」 0
燭魚 はたはた [0],[3],[4] ハタハタ科の海魚。 雷魚(はたはた) 1
伸長 シンチョウ [0] 長さや力などをのばすこと。また、のびること。 「伸暢」の書きかえ字。 0
粢 しとぎ 神前に供える、米の粉で作った卵形のもち。しとぎもち。 0
夜興引 よコひき 夜明けころにイヌを連れて猟をすること。また、その人。冬 0
女婿 ジョセイ [0] 娘の夫。 参考旧法では家督を相続する娘の夫。「むすめむこ」とも読む。 0
回覧 カイラン [0] ①用件を書いたものを順にまわして見ること。「―板」 ②あちこちを見てまわること。表記「廻覧」とも書く。 0
正餐 セイサン [0] 西洋料理などで、正式な献立による料理・食事。ディナー。「―会」 0
腹 はら [2] ①動物の体の胃・腸・子宮などが入っている部分。おなか。「―を抱えて笑う」「―八分目」「―を痛めた子」 ②本心。感情。気持ち。「相手の―を読む」「―に据えかねる」「―を括(くく)る」 ③ものを恐れない気力。度量。度胸。「―がすわっている人だ」 ④物の中央のふくらんだ部分。「親指の―で押す」「徳利の―」 0
草食 ソウショク [0] 主として草を食物とすること。「―動物」 肉食 0
脱皮 ダッピ [0] ①ヘビや昆虫などが、成長に応じて古い表皮を脱ぎ捨てること。 ②古い考えなどから抜けだし、新しい方向に進むこと。「近代国家への―をはかる」 0
謇る ども-る なめらかに言えずに、言葉がつかえたり、つまったりする。 0
消滅 ショウメツ [0] 自然に消え失(う)せること。消し去ること。「噂(うわさ)は自然―した」「権利の―」 発生 0
一を聞いて十を知る イチをきいてジュウをしる 才知にすぐれ、洞察力に富むことのたとえ。たった一つのことを聞いただけで、その全体が分かる意から。〈『論語』〉一を識(し)りて二を知らず 0
梵論 ボロ 鎌倉末期に現れた有髪の乞食(コジキ)僧。のち、尺八を吹きながら物乞(ものご)いをする虚無僧(コムソウ)を指した。ぼろぼろ。ぼろんじ。表記「暮露」とも書く。 0
偏向 ヘンコウ [0] 物事や考え方が中正でない、かたよった傾向。「―教育を正す」「彼の思想は―している」 0
牴牾 もどき [3] ①他のものに似せて作ること。また、似て非なるもの。「がん―」「梅―」 ②とがめること。非難すること。もどくこと。 ③日本の芸能で、主役をからかったり動作をまねたりして滑稽(コッケイ)を演じる役。表記「抵牾・擬」とも書く。参考「テイゴ」と読めば別の意になる。 1
出兵 シュッペイ [0] 兵を戦場へ送り出すこと。「シベリアに―する」 派兵 撤兵 0
寒山 カンザン ①冬枯れのもの寂しい山。 ②中国唐代の高僧の名。 0
疑問 ギモン [0] 疑わしい事柄。また、わからない事柄。「―がわく」「―点を調査する」 0
遵う したが-う 道理や法則にのっとる。先例のとおりにする。 0
然りとて さ-りとて [1] そうはいっても。だが。だとしても。 0
博い ひろ-い ①ひろく行き渡っているさま。「顔が―い」 ②物事にひろく通じているさま。「見聞が―い」 0
悲願 ヒガン [1] ①心から是非ともなし遂げたいと思う願い。悲壮な願い。「―の甲子園出場」 ②仏や菩薩(ボサツ)が衆生(シュジョウ)を救おうという願い。「阿弥陀(アミダ)の―」 0
心技 シンギ [1] 精神と技能。また精神面と技術面。「―一体」 0
前褌 まえみつ [0] 相撲のまわしで、体の前面の横にわたっている部分。前まわし。 0
搔い出す かいだ-す 水などを外にくみだす。「ボートにたまった海水をバケツで―す」 参考「かきだす」の転じた語。 0
神無月 かんなづき [3] 陰暦一〇月の異名。 神去月(かみさりづき)・神在月(かみありづき) 冬 由来「な」は「の」の意で「神の月」のこと。また、神々が出雲(いずも)大社に集まるので各地で不在になる月の意、という俗説もある。 参考「かみなづき」とも読む。 0
弗 ドル ①アメリカ合衆国などの貨幣の単位。一(ドル)は一〇〇(セント)。記号は、。「―建て相場」 ②金銭。参考「弗」は、記号の形に近い漢字を当てたもの。 0
鎖 くさり [0],[3] ①金属製の輪をつないで、ひも状にしたもの。「鉄の―」 ②物事を結びつけているもの。きずな。「因習の―を断ち切る」 0
黒木 くろき [0] ①皮がついたままの材木。赤木 ②黒檀(コクタン)の別称。 ③生木(なまき)をむし焼きにした燃料。 0
上席 ジョウセキ [0] ①主賓や地位の高い人のすわる上位の座席。上座。 末席 ②階級や席次が上であること。「組織の―に連なる」 0
胸裏・胸裡 キョウリ 胸のうち。心中。心の思い。胸底・胸中・胸奥 0
除名 ジョメイ [0] 名簿から名をのぞき、その組織・団体の資格を奪うこと。「―処分」 除籍 0
注連飾り しめかざり [3] 正月などに、門や神棚に注連縄を張って飾ること。また、その飾り。新年表記「七五三飾り・標飾り」とも書く。 1
曹司 ゾウシ [1] ①昔、宮中や官庁などの高級官吏や女官の部屋。つぼね。 ②昔、独立していない貴族の子弟に与えられた部屋。 0
子芥子 こケシ ろくろで挽(ひ)いた円筒状の胴に、丸い頭をつけて女児の顔を描き、胴に赤・青・黄などで彩色した木製の人形。もと東北地方特産の玩具(ガング)の一つ。 0
凍てる い-てる [2] こおる。また、こおるように冷たく感じられる。 0
金釘流 かなくぎリュウ [0] 下手な字をあざけっていう言葉。「パソコンの普及で―の人は大いに助かった」由来金釘をつないだように見えることから。 0
髷物 まげもの [0] 男性がちょんまげを結っていた時代を題材にした、小説や演劇。「―の映画」時代物 0
怖怖 こわごわ [0],[3] こわいと思いながら物事をするさま。おそるおそる。「―のぞいてみる」「つり橋を―渡る」 0
雪 ゆき [2] 大気中の水蒸気が氷結し、空から降ってくる純白の結晶。 冬 0
金鐘児 すずむし スズムシ科の昆虫。本州以南の草むらにすむ。初秋、雄は前ばねをすり合わせて「リーンリーン」と鳴く。秋由来「金鐘児」は漢名より。黄金の鐘のような声で鳴くことからという。表記「鈴虫」とも書く。 1
側面 ソクメン [0],[3] ①物体の前後・上下以外の面。左右の面。「―に商品表示がある」 ②横の方面。わき。「―から協力する」 正面 ③複雑で多様な面をもつものの、一つの面。「彼のちがった―を見た」 0
熱意 ネツイ [1] 熱心な気持ち。熱烈な意気込み。「仕事に―が感じられる」情熱 0
通貨 ツウカ [1] 法律によって、一国内で通用を認められ流通している貨幣。「―単位」 0
故山 コザン [1] ふるさとの山。また、ふるさと。故郷。「―で余生を送る」 0
聖誕祭 セイタンサイ [3] キリストの誕生日。クリスマス。一二月二五日に行われる。 降誕祭 冬 0
溢れる こぼ-れる [3] いっぱいになって容器からあふれておちる。 0
尊簡 ソンカン [0] 相手からの手紙を敬っていう語。 尊書・貴簡 0
火点し頃 ひともしごろ [5] 日が暮れてあかりをつけるころ。夕方。 0
大安 タイアン [0] 陰陽道(オンヨウドウ)で、結婚・旅行などすべてによいとされる日。大安日。参考「ダイアン」とも読む。 0
鼓腹 コフク [1] 満腹で腹鼓(はらつづみ)をうつこと。世の中が平穏で人々が平和を楽しむ意。 0
不相応 フソウオウ [2] ふさわしくないこと。つりあいがとれないこと。「贅沢(ゼイタク)な生活は彼には分―だ」 0
辱める はずかし-める [5] はじをかかせる。不名誉な目にあわせる。「第一人者の名を―めない出来ばえ」 0
遊戯 ユウギ [1] ①遊びたわむれること。「それは言葉の―にすぎない」 ②幼稚園や小学校で行う、楽しく体を動かすための踊りや運動。「運動会の―」表記「游戯」とも書く。 0
盍簪 コウシン 友人どうしが速く寄り集まること。転じて、友人の集まり。「簪」はすみやか・速い意。 0
御八つ おやつ [2] 間食。お三時。 由来昔の八つ時、今の午後二時から四時までの間に食べることから。 0
離叛 リハン 離反 0
織女 ショクジョ [4],[5] ①機(はた)をおる女性。 ②「織女星」の略。織り姫星。琴座のベガの漢名。 牽牛(ケンギュウ) 秋 0
奇癖 キヘキ [0] 普通と変わった奇妙なくせ。「―の持ち主」 0
増上慢 ゾウジョウマン ① 未熟なのに悟りを得たとして、高慢になること。 ②自分を過信し高慢になること。また、その人。 0
乗羃 ジョウベキ [0] 同じ数や文字・式を何回か掛け合わせること。また、掛けたその積。羃。 累乗 0
旻天 ビンテン ①空。天空。 ②秋の空。秋の天。 0
木皮・木肌・木膚 こはだ ①木の皮。 ②「木皮葺(ぶ)き」の略。屋根を木皮でふくこと。また、その屋根。表記「樸」とも書く。 1
電圧 デンアツ [0] 電気の流れが生じる二点間の電位の差。単位はボルト。記号はV。 0
墾く ひら-く 土地を掘り起こす。荒地などを切り開いて耕す。開墾する。「田畑を―く」 0
通例 ツウレイ [0] ①一般のならわし。世間のしきたり。普通の例。「―にしたがう」慣例 ②一般に。通常。普通の場合。「―、土曜日は休む」 0
枢要 スウヨウ [0] 物事の中心となる大切な部分。多く、地位に関して用いる。「組織の―な地位につく」 枢機・枢軸 0
矯激 キョウゲキ [0] 人や物事の性質が普通でなく激しいさま。「―な言動」「―な抗議活動が続く」 0
風 ふり [0],[2] ある人が外面に表している様子。態度や挙動。ふう。表記「振り」とも書く。 0
励む はげ-む [2] ①奮って努める。精を出す。熱心にする。「心身の鍛練に―む」 ②一心に尽くす。気力を奮って行う。「忠誠を―む」 0
旗亭 キテイ [0] ①旅館。 ②料理屋。 由来昔、中国で目印に旗を立てたことから。 0
順位 ジュンイ [1] ある基準により順序をつけた位置や地位。「成績の―を争う」 順番・等級 0
舌代 ゼツダイ [0] 口で話す代わりに書いた簡単なあいさつ文。 参考「したダイ」とも読む。 0
忿然 フンゼン [0] 激しくいかって、心が安らかでないさま。表記「憤然」とも書く。 0
俔う うかが-う こっそりと、のぞき見る。ぬすみ見る。 0
望月 もちづき [2] ①陰暦一五日の満月。もち。 ②陰暦八月一五日の月。中秋の名月。秋
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 望月はどんなお月さま? ~優雅な月の呼び方~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
高嶺颪 たかねおろし 高い峰から吹き下ろす寒風。 0
岸 きし [2] ①川や海、湖の水面と陸地とが接している部分。水際(みぎわ)。 ②土地の切り立った所。山ぎし。崖(がけ)。 0
両下 まや [1] 屋根を前後二方向へ葺(ふ)き下ろしたつくりの家。切妻造。表記「真屋」とも書く。 1
名実 メイジツ [0] 名前と実質。世間での評判と実際の内容。「彼は―ともに一流の俳優だ」 0
滅亡 メツボウ [0] ほろびて消え去ること。絶えて存在しなくなること。「国家の―」 0
効用 コウヨウ [0] ①使い道。「道具の―」用途 ②ききめ。役に立つはたらき。「薬の―」効能・効果 0
頑 ガンロウ [0] かたくなで卑しいさま。道理をわきまえず卑劣なこと。「―な人間」 0
即断即決 ソクダンソッケツ その場で即座に決断し、解決すること。 参考「即決即断」ともいう。 当機立断・迅速果敢(ジンソクカカン) 優柔不断 0
落書 ラクショ [1] ①「落とし文」に同じ。 ②らくがき。いたずらがき。 0
擦れる かす-れる [2] ①墨や絵の具がつかず、文字や絵の一部が切れ切れになる。「文字が―れる」 ②声がしわがれる。「風邪をひいて、声が―れる」 0
攀じる よ-じる [2] のぼろうとしてすがりつく。また、よじのぼる。 0
埃茸 ほこりたけ ホコリタケ科のキノコ。山野の日陰に自生。成熟すると上部に穴があき、ほこりのような胞子を出す。若いものは食用。キツネノチャブクロ。 0
再来 サイライ [0] ①前と同じ状態が、ふたたび来ること。「ブームの―」 ②もう一度この世に生まれ出ること。生まれかわり。「光源氏の―」 0
破れても小袖 やぶれてもこそで 元がよければ、たとえ古びたものでもそれだけの価値があることのたとえ。「小袖」は絹の綿入れのことで、たとえ破れても絹のよさは残っているという意から。腐っても鯛(たい)・ちぎれても錦(にしき) 0
女賢(さか)しうして牛売り損なう おんなさかしゅうしてうしうりそこなう 利口ぶった女性は目先の利益にまどわされ、かえって物事をやりそこなうということ。 0
菅麻 すがそ スゲを細く裂いたもの。祓(はらえ)の際、身のけがれをはらい清めるのに使う。 1
芸苑 ゲイエン [0] 学芸の世界。学者や芸術家の仲間や社会。芸林 0
幻月 ゲンゲツ [1] 月の両側にできる光点。光の屈折による暈(かさ)の一種。 0
寂か しず-か 物音がしないで、ひっそりとしてさびしいさま。 0
三界流転 サンガイルテン [0] 命あるものはすべて、三界にわたって生死を繰り返し、迷い続けること。 0
鉗 くびかせ 刑具の一種。昔、罪人の首にはめて行動を束縛した金属製の輪。 0
大器 タイキ [1] ①大きな入れ物。 ②大きな器量。すぐれた才能の持ち主。大人物。小器 0
擬人法 ギジンホウ [0] 人間以外のものを人間になぞらえて表現する技法。「風がささやく」「膝(ひざ)が笑う」のような表現。 0
彩虹 サイコウ 美しいいろどりの虹(にじ)。「雨上がりに現れた―」 0
轅下 エンカ ①車の轅(ながえ)の下。 ②人に使われること。部下。門下。 0
常緑樹 ジョウリョクジュ [4],[3] 一年を通じてつねに葉が緑色である樹木。マツ、スギ、ツバキなど。常磐(ときわ)木。 落葉樹 0
直筆 ジキヒツ [0] 自分で書くこと。また、書いたもの。「―本」自筆・親筆代筆参考「チョクヒツ」と読めば別の意になる。 0
看麦娘 すずめのてっぽう イネ科の二年草。田の畦(あぜ)などに自生。春、淡緑色の花穂を円柱状につける。スズメノマクラ。スズメノヤリ。春由来「看麦娘」は漢名より。和名は、小さな花穂をスズメの使う鉄砲に見立てたことから。表記「雀鉄砲」とも書く。 1
偽造 ギゾウ [0] 本物らしくにせものをつくること。「―紙幣が出回る」贋造(ガンゾウ) 0
香煙 コウエン [0] 香や線香をたいたときに出る煙。「しばし―をくゆらせた」 0
鋒 ほこさき [0],[4] ①ほこの先端。切っ先。 ②論争・非難などの攻撃の目標。また、攻撃の勢い。「政府に非難の―を向ける」「―が鈍る」表記「矛先・鉾先」とも書く。 0
絶後 ゼツゴ [0] ①今後二度と同じような例が起こらないと思われること。「空前―の大事件」 ②息が絶えたあと。 0
秋波 シュウハ [1] ①秋の澄みきった波。 ②美人の美しく澄んだ目もと。転じて、女性の色気を帯びた流し目。「―を送る」 0
潜熱 センネツ [1] ①内にひそんでいる熱。 ②物質の状態が変化するとき、吸収・放出される熱。気化熱・凝固熱など。 0
有無 ウム [1] ①あることとないこと。「在庫の―を確認する」「―相(あい)通ず(ある者とない者が融通しあってうまくいく)」 ②承知することと承知しないこと。「―を言わせず(無理やりに)連れ去る」諾否 ③すべての存在するものと存在しないもの。 0
気圧 キアツ [0] ①大気の圧力。「低―」②気体の圧力の単位。一気圧は約一〇一三(ヘクトパスカル)。 0
一躍 イチヤク [0],[2] ①一回とぶこと。ひととび。 ②途中を飛ばして一足とびに進むこと。一挙に出世すること。「新人賞で―有名になる」 0
譁しい かまびす-しい やかましく騒ぎたてるさま。やかましい。表記「嘩しい」とも書く。 0
所存 ショゾン [0] 心のなかで思っていること。考え。心づもり。「今後も努力する―であります」 所懐 0
小言 こごと [0] ①不平や不満をぶつぶつ言うこと。また、その言葉。「―を並べる」 ②まちがいや悪いことをとがめ、いましめる言葉。「いたずらをしてお―を食らった」 0
局 つぼね [0] 宮殿などで女官に与えた部屋。また、その部屋を与えられた身分の高い女官。 0
血塗ろ ちみどろ ①一面血に染まるさま。血まみれ。 ②苦闘するさま。「―の戦い」 1
危ない あぶ-ない [0],[3] ①危険である。「車が多くて―い道」 ②生命や地位などがおびやかされている。「患者の容態はかなり―い」「部長の首が―い」 ③悪い状態になりそうである。「当選できるか―い」 ④不安である。確かでない。信用できない。「―い手つき」「彼の言うことは―い」参考「危(あや)うい」ともいう。 0
我利我利 ガリガリ [0] ひたすら自分の利益を追い求めるさま。また、その人。「―亡者(モウジャ)(ひどい利己主義者)」 0
笑靨花 しじみばな バラ科の落葉低木。 由来「笑靨花」は漢名より。花の中央が靨(えくぼ)のようにくぼんでいることから。 蜆花(しじみばな) 1
逆櫓・逆艪 さかロ 船の前と後ろの両方に櫓をつけ、どちらにも進めるようにしたもの。 0
離礁 リショウ [0] 暗礁に乗り上げた船が、そこから離れること。「やっとの思いで―できた」座礁 0
東西を弁(ベン)ぜず トウザイをベンぜず 分別がなく、物の道理が全然分かっていないたとえ。東と西の区別さえできない意から。〈白居易の詩〉参考「弁ぜず」は「弁(わきま)えず」ともいう。 0
烏芋 くわい オモダカ科の多年草。 慈姑(くわい) 1
得撫草 うるっぷそう [0] ゴマノハグサ科の多年草。アラスカ・オホーツク海沿岸や本州中部の高山に自生。夏、唇形の紫色の小花を穂状につける。ハマレンゲ。由来千島(ちしま)列島のウルップ島で発見されたことから。 1
半裸 ハンラ [1],[0] 半身がはだかであること。「―の若者がみこしをかつぐ」全裸 0
刺激 シゲキ [0] 外部からはたらきかけて、なんらかの反応を起こすこと。特に、人の心に作用して興奮させること。また、そのもの。「失敗がよい―になる」 反応 「刺戟」の書きかえ字。 0
飯盒 ハンゴウ [0],[3] アルミニウム製などの携帯できる、炊飯兼用の底の深い弁当箱。野外での煮炊きに便利で、登山やキャンプなどに使われる。 0
並駕斉駆 ヘイガセイク 同じ程度の力の者が、互いに張り合って物事に取り組むさま。「駕」は馬車・乗り物、「斉」は等しい意。〈『文心雕竜(ブンシンチョウリョウ)』〉並駆斉駕 0
鋒鏑 ホウテキ ほこさきとやじり。刀と矢。転じて、武器。 0
欧く は-く 食べた物や血液などを口から出す。 0
朝凪 あさなぎ [0] 朝、海風と陸風が吹き変わるときに見られる無風状態。風波が一時やむこと。夕凪 夏 0
貴重 キチョウ [0] 非常に大切であるさま。価値が高いこと。「―品」重要・重大 0
壌 つち 耕作に適した、肥えたやわらかい土。また、その土地。 0
寒冷 カンレイ [0] さむくつめたいこと。また、そのさま。「―前線」 0
水粒 みつぼ 水滴。水の泡。みずたま。 参考「水のつぶ」の意。 0
問い とい [0] ①わからないことを聞くこと。たずねること。問うこと。「―を投げかける」「―を発する」質問 ②テストなどの設問。問題。「次の―に答えよ」 0
暗に アン-に [1] はっきりと表現せずに、それとなく。遠まわしに。「―ほのめかす」 0
再発 サイハツ [0] ①おさまっていた事件などが、また発生すること。「不祥事の―を防ぐ」 ②なおっていた病気が、また発病すること。「癌(ガン)の―を恐れる」 0
笊法 ざるホウ [0] おおざっぱで、不備な法の比喩(ヒユ)。抜け穴・抜け道の多いことをざるの目にたとえていう。 0
緩衝 カンショウ [0] 対立するものの間にあって、その衝突・不和を和らげること。また、そのもの。「両国の国境に―地帯を設ける」 0
封入 フウニュウ [0] 袋などに入れて、口をぴったりふさぐこと。とじこめること。「封筒に写真を―する」「電球にアルゴンガスを―する」 0
遍羅 ベラ [0] ベラ科の海魚の総称。暖海の沿岸にすむ。雌雄で体色・斑紋(ハンモン)・名称が異なるものもある。鮮やかで美しい。キュウセン・ニシキベラなど。夏表記「倍良」とも書く。 0
嫌 いや [1] 気持ちよく思わない。欲しない。きらいだ。「―な顔をする」「それは―です」 0
香 か [1] よいにおい。かおり。「花壇の菊の―にむせる」臭 0
刀伊 トイ 中国の東北部付近を占めていた女真(ジョシン)人。一〇一九年、壱岐(いき)・対馬(つしま)・博多湾などに来襲したが、大宰府(ダザイフ)の官人に撃退された。由来朝鮮半島の高麗(コウライ)人が用いた呼称によるという。参考朝鮮語で、野蛮な異民族の意。 0
汗 あせ [1] ①皮膚の汗腺(カンセン)から出る分泌液。体温調節などの役目をする。「額に―して働く」 夏 ②物の表面につく水滴。「冷水の入ったグラスが―をかく」 ③労苦のたとえ。「―の結晶」 0
智徳 チトク ①知識と道徳。「―合一」 ②すべてを知る仏の力。表記「知徳」とも書く。 0
戟を亡(うしな)いて矛(ほこ)を得(う) ほこをうしないてほこをう 失ったものと得たものが同じ価値で、結局は損のないたとえ。失うものもあれば得るものもあるたとえ。「戟」は、ほこの一種。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉 0
本成り・本生り もとなり 植物の実が、幹やつるのもとのほうになること。また、その実。末成(うらな)り 0
保姆 ホボ [1] 保母 0
俗化 ゾッカ [0] 世俗の気風に感化されること。通俗化。「この景勝地も近年―してきた」 0
漸落 ゼンラク [0] 徐々に落ちること。物価などが下落すること。 漸騰 0
安い やす-い [2] ①価格が低い。金額が少ない。「物価が―い」 ②不安や無理がなく心が穏やかである。「心―い」 ③いかにも軽い感じである。表記①「廉い」とも書く。 0
嚊天下 かかあデンカ 家庭内で、妻が夫よりも威張っていること。「上州名物―に空っ風」亭主関白 0
畔道 あぜみち [2] 田と田の間の畔の幅を広げてつくった道。表記「畦道」とも書く。 0
物種 ものだね [0] ①物事の根本となるもの。「命あっての―」 ②草花や野菜のたね。春 0
火床 ほど [1] ①囲炉裏の中央の火をたく所。 ②レンガやコンクリートで造った、簡単な金属鍛冶(かじ)用の炉。 0
残務 ザンム [1] ①しのこして整理のついていない事務。「―整理」 ②終わった事業や解散した会社・団体などの、未処理の仕事。 0
傲然 ゴウゼン [0] おごりたかぶるさま。いばるさま。横柄なさま。「―と構える」 0
漁礁 ギョショウ [0] 魚などが多く集まる海底の岩などのある所。破船や人工のブロックを沈める場合もある。表記「魚礁」とも書く。 0
媚薬 ビヤク [0],[1] ①性欲を増進させる薬。催淫薬(サイインヤク)。 ②恋心を起こさせる薬。 0
全身 ゼンシン [0] 体すべて。体じゅう。「―を鏡にうつす」 満身・渾身(コンシン)・総身 0
伴天連 バテレン [0] ①日本にキリスト教が伝来したとき、その伝道のために渡来した宣教師。 ②キリスト教。また、その信者の称。表記「破天連」とも書く。参考「バテレン」は神父の意のポルトガル語から。 1
無比 ムヒ [1] 比べるものがないほど、すぐれていること。「正確―」無双・無二・無類 0
非望 ヒボウ [0] 身分不相応の大きな希望。高望み。野望・野心 0
宿直 とのい [0] ①昔、宮中や役所に宿泊して警護にあたったこと。 ②夜間、貴人の寝所に奉仕すること。 参考「シュクチョク」と読めば別の意になる。 1
刺字漫滅 シジマンメツ 長い間、人を訪問しないこと。名刺をふところに入れたまま長い間使わないために、文字がすれたり汚れたりして見えなくなる意から。「刺字」は名刺の文字。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
力紙 ちからがみ [3],[0] ①相撲で、力士が体を清めるのに使う紙。化粧紙。 ②力が授かるように祈願して、山門の仁王像に嚙(か)んで投げつける紙。 ③とじ目を補強するために貼(は)る紙。 0
車載斗量 シャサイトリョウ 人や物の数量が多いたとえ。車に載せたり、ますではかったりする意。「斗」はます、「量」ははかる意。〈『三国志』〉 0
知的 チテキ [0] ①知性に富んでいるさま。知性的。「―な雰囲気の人」 ②頭脳のはたらきに関するさま。知識的。「―水準が高い」「―労働」 0
杳窕 ヨウチョウ はるかなさま。遠く奥深いさま。「―の地」 0
損者三友 ソンジャサンユウ 交際して損をする三種類の友人のこと。「三友」は便辟(ベンペキ)(体裁だけ)の人、善柔(ゼンジュウ)(こびへつらうだけ)の人、便佞(ベンネイ)(口先だけ)の人の三種類をいう。〈『論語』〉 益者三友 0
妄動 モウドウ [0] 盲動 0
夭桃 ヨウトウ ①生き生きしたモモ。 ②わかく美しい女性の容色のたとえ。 0
連珠 レンジュ [0],[1] ①たまをつなぐこと。また、そのたま。 ②碁盤上に白黒の石を交互に置き、先に五個並べたほうを勝ちとする遊び。五目並べ。 「聯珠」の書きかえ字。 0
欽羨 キンセン 相手を尊敬しつつ、うらやましく思うこと。 0
艦橋 カンキョウ [0] 軍艦の上甲板で、指揮をとるために一段高く造られた所。ブリッジ。参考広く船舶一般に、船長が航海の指揮・見張りをする所をも指す。 0
施策 シサク [0] 行政機関などが、現実の問題に対してたてる計画。また、その計画を実際に行うこと。「行政の―」 0
窃取 セッシュ [1],[0] こっそりとぬすみ取ること。「他人の金品をひそかに―する」 0
可愛らしい カワイ-らしい [5] 小さくてかわいい。見るからに愛らしい。「―い小さな手」 0
帯刀 たちはき [0] ①「帯刀(タイトウ)」に同じ。 ②古代、春宮(とうぐう)坊の舎人(とねり)のなかで、特に刀を身につけて皇太子の護衛をした役人。武芸に秀でた者が選ばれた。参考「たてわき」とも読む。 1
芬蘭 フィンランド ヨーロッパ北部、スカンジナビア半島にある共和国。森林が国土の大半を占める。首都はヘルシンキ。 1
背向 そがい ①背中合わせ。 ②後ろのほう。後方。背後。 1
荊棘 おどろ [0] ①草木が乱れ茂っていること。 ②髪などの乱れているようす。「髪を―に振り乱す」表記「棘」とも書く。 1
糟粕 ソウハク [0] ①酒のしぼりかす。酒かす。 ②よい部分を取り去った残り。また、つまらないもののたとえ。 糟糠(ソウコウ) 0
瀉く は-く ①食べた物を口からもどす。 ②肛門(コウモン)からくだす。下痢をする。 0
人形浄瑠璃 ニンギョウジョウルリ [5] 三味線に合わせて語る浄瑠璃を伴奏にして、人形をあやつる芝居。文楽(ブンラク)として伝わっている。 0
公立 コウリツ [0] 地方公共団体が設立し、運営や管理を行うこと。また、その施設。「―のプールで毎週泳ぐ」 0
伝記 デンキ [0] 個人の生涯の事跡を書きしるしたもの。一代記。 0
残月 ザンゲツ [1] 夜が明けても残っている月。 有明の月・名残の月 0
罫紙 ケイシ [1],[0] 文字をまっすぐに書くために、縦または横に線を引いた紙。「赤い―に書く」参考「ケがみ」とも読む。 0
上水 ジョウスイ [0] 飲料などに利用するため、溝または管によって供給するきれいな水。 下水(ゲスイ) 0
同病 ドウビョウ [0] 同じ病気。また、同じ病気にかかっている人。 0
入眼 ジュガン ①仏像をつくって最後に眼を入れること。開眼(カイゲン) ②物事の成就。 ③臣下に位を与えるときなどに、位だけが書かれた文書に名前を書き入れること。参考③「ジュゲン」とも読む。 0
課徴金 カチョウキン [0] ①租税以外に、国が国民から徴収する金銭。手数料・特許料・罰金など。 ②違法なカルテルによって不当な利益を得た企業から、行政措置として国が徴収する金銭など。「輸入―」 0
軍勢 グンゼイ [0],[1] 兵隊の数などから見た軍の勢力。また、軍隊。「おびただしい―」 0
九重 キュウチョウ [3] ①幾重(いくえ)にも重なること。また、その重なり。「―の天(天の最も高い所)」 ②天子の宮殿。宮殿が九つの門の奥にあったことからいう。宮中・宮城参考「ここのえ・クジュウ」とも読む。 0
輻射熱 フクシャネツ [3] 輻射によって伝えられる熱。放射熱 0
堝 るつぼ ①金属を溶かすのに用いる耐火性の土製容器。 ②いろいろな人やものが入りまじる状態のたとえ。特に、人々が興奮し熱狂する状態のたとえ。「サッカー場は興奮の―と化した」表記「坩堝」とも書く。 0
要務 ヨウム [1] 重要な職務。大切な任務。「―を帯びた特使が紛争国を歴訪した」 0
潺潺 センセン [0] 小川などのさらさらとよどみなく流れるさま。また、その音。「―たる水の音」 0
天真爛漫 テンシンランマン [0] いつわり飾らず純真な生まれつきの心そのままで、明るく無邪気なさま。「天真」は自然のままの心情の意。「爛漫」は光り輝くさま。〈『輟耕録(テッコウロク)』〉「主人公の―な性格が魅力だ」天衣無縫(テンイムホウ) 0
燃費 ネンピ [0],[1] 燃料一(リットル)に対する自動車の走行距離。燃料消費率。「―のいい車」 0
在邇求遠 ザイジキュウエン 人としての正しい道は自分自身の中に求めるべきなのに、とかく人は、それを高遠なところに求めようとするということ。「邇」は近い・卑近の意。 由来人のふみ行うべき道は、日常生活の卑近なところにあるという『孟子(モウシ)』の言葉から。参考「邇(ちか)きに在りて遠きに求む」ともいう。舎近求遠(シャキンキュウエン) 0
一人当千 イチニントウセン [2] 非常に大きな力があること。一人の力が千人の力にも相当する意から。参考「当千」は「トウゼン」とも読む。一騎当千 0
謗れば影さす そしればかげさす 人の悪口を言っていると、そこに当人がやって来るものだということ。噂(うわさ)をすれば影がさす 0
不吉 フキツ [0] 縁起が悪いこと。よくないことが起こりそうな兆しがあること。「―な予感がする」 0
蜀椒 なるはじかみ アサクラザンショウの別称。ふつうのサンショウより実が大きく香りが強い。 1
広い ひろ-い [2] ①面積・ 範囲が大きい。「―い国土」「―い意味」 ②大きく開けているさま。「視野が―い」 ③ゆったりしている。「心が―い」 0
再思 サイシ [1] もう一度考えること。考えなおすこと。「―三考の末の結論」 再考 0
困却 コンキャク [0] 困りはてること。すっかり困ること。困惑・困窮 0
止まる とど-まる [0] ①同じ場所に動かないでいる。「しばらくここに―って休憩する」 ②ある範囲をこえない。「被害は最小に―る」 0
舎営 シャエイ [0] 軍隊が民家などで休養したり、宿泊したりすること。 野営・露営 0
異称 イショウ [0] 本名とはちがう別の呼び名。別称・異名 0
万歳 バンザイ [3] ①長い年月。万年。「千秋―」 ②いつまでも生きながらえて栄えること。 ③めでたいこと。また、祝福して唱える言葉。「―を三唱する」 ④降参すること。お手上げ。「負債を抱えて―する」参考①~③「バンゼイ」とも読む。「マンザイ」と読めば別の意になる。 0
一挺 イッチョウ 一丁 0
猛火 モウカ [1] ①はげしく燃える火。烈火 ②火の勢いがはげしい大火事。「たちまち―につつまれた」参考「ミョウカ」とも読む。 0
藩 まがき [1] 枝などを逆方向にそらせてからませた、生垣。垣根。 0
航空 コウクウ [0] 飛行機で空を飛ぶこと。「―写真」「外国へ―便で手紙を送る」 0
形影 ケイエイ [0] 物の形とその影。人とその影。常に離れないもののたとえ。「―相(あい)同じ(心の正しい者は行動も正しいこと)」 0
易しい やさ-しい [0],[3] たやすい。容易である。わかりやすい。「仕組みは至って―い」難しい 0
解夏 ゲゲ 一定期間こもって修行をする安居(アンゴ)が終わること。また、その最終日。夏解(ゲあき)。 0
墨流し すみながし [3] 水面に墨汁や顔料を落として波状の模様を作り、それを布や紙に染めること。また、その模様や製品。 0
繁盛・繁昌 ハンジョウ 商店などへの人出が多く、にぎわい栄えること。「商売―で何よりです」繁栄 0
編制 ヘンセイ [0] 個々のものをまとめて組織化すること。特に、団体や軍隊にいう。「上陸部隊を―する」 0
田 た [1] 耕してイネを植える土地の総称。水田。たんぼ。畑 0
伊達巻 だてまき [0] ①女性が和装のとき帯の下にしめる幅のせまい帯。 ②魚のすり身と卵をまぜて焼き、すだれで巻いた食品。 1
鰓 あぎと [0] 魚などのえら。 表記「顋」とも書く。 0
見損なう みそこ-なう [4],[0] ①見まちがえる。 ②誤った評価を下す。「今まで彼を―っていた」 ③見る機会をのがす。 0
救世 キュウセイ [2] 世の中の人々をすくうこと。参考仏教では「クセ」と読む。 0
事える つか-える 目上の人のそばに控えてその人のためにつくす。 0
桑梓 ソウシ 父母を敬慕すること。また、郷里。ふるさと。 由来昔、中国でクワとアズサの木を植えて、子孫の暮らしの助けとしたことから。〈『詩経』〉 0
戦役 センエキ [0] 戦争。いくさ。 参考「戦」「役」ともに、たたかいの意。 0
奪取 ダッシュ [1] 奪い取ること。争って手に入れること。「タイトルを―する」「三振―記録」奪回・奪還 0
浅学 センガク [0] ①学問・知識が、まだ十分身についていないこと。 ②自分の学識の謙称。「―の徒」 0
絡新婦 じょろうぐも [4] コガネグモ科のクモ。 女郎蜘蛛(じょろうぐも) 1
一齣 ひとこま [2] 映画や演劇などの短いひと区切り。一場面。転じて、一般的なできごとの一場面。「歴史の―」「その戯曲の―を忘れられない」参考「ひとくさり」と読めば別の意になる。 0
巷 ちまた [0] ①分かれ道。転じて、物事の分かれ目。 ②町や村の小道。路地。 ③町なか。世間。「―で話題の映画を見る」 ④場所。物事の起こっている所。「騒乱の―」 0
苦節 クセツ [0],[2] 苦しみに負けず、自分の信念や初志などを曲げないこと。また、その心。「―二十年にしてやっと賞をとった」 0
生じる ショウ-じる [0],[3] ①はえる。はやす。「新芽が―じる」「パンにかびが―じる」 ②起こる。起こす。「事件が―じる」 ③自然にできる。「首におできが―じる」 0
熨斗目 のしめ [3] 練貫(ねりぬき)(縦と横に性質の異なる絹糸を使った絹織物)の一種。袖(そで)と腰に縞(しま)模様の出る織り方で、武士の礼装用の小袖に用いた。現在は能狂言や歌舞伎(カブキ)の衣装に用いる。 1
閑談 カンダン [0] 「閑話」に同じ。 0
役柄 ヤクがら [0] ①役目の体面。「―をわきまえて発言する」 ②役目や職務の性質。役向き。「重要な―を引き受ける」「損な―だ」 ③演劇で、演じる人物の性格。「あの俳優は―に合わない」 0
肩巾 ひれ [0],[2] 古代、身分の高い女性が首から肩にたらして飾りにした細長く薄い布。表記「領巾」とも書く。 1
付着 フチャク [0] ある物が別の物にくっつくこと。「べったり―して落ちない油汚れ」表記「附着」とも書く。 0
欲心 ヨクシン [0],[3] ものをほしがる心。欲深くむさぼる気持ち。欲念 0
気味 キミ [2] ①感じ。気持ち。「―が悪い」気分 ②ある傾向やようすを帯びている状態。「最近疲れ―だ」「政情不安の―がある」参考接尾語的に用いるときは「ギミ」と読む。 0
更新 コウシン [0] それまでのことを新しくあらためること。また、あらたまること。「契約―」「記録の―を目指す」 0
媼 うば [1] 老いた女性。おうな。婆(ばば)表記「姥」とも書く。 0
和訳 ワヤク [0] 外国の文章や語句を日本語に翻訳すること。また、その文。日本語訳。「英文―」邦訳 0
顋 えら [2] ①人の顔で、頰(ほお)の下に当たるあごの部分。「―の張った顔」 ②魚類などの呼吸器官。あぎと。 表記②「鰓・腮」とも書く。 0
烈女 レツジョ [1] 人としての正しい道を守りとおす女性。節操をかたく守り、気性がはげしい女性。烈婦表記「列女」とも書く。 0
春暖 シュンダン [0] 春の暖かさ。多く、手紙文のあいさつに使う。「―の候」 秋冷 0
江戸前 えどまえ [0] ①江戸風。江戸ごのみ。「―鮨(ずし)」 ②江戸の海(東京湾)でとれた新鮮な魚。「―のアナゴ」 0
胡乱 ウロン [0] あやしげで疑わしいこと。行動などが不審なさま。胡散臭いさま。「挙動の―な者たち」 0
年賦 ネンプ [0] 支払いの金額を一年にいくらと割り当てて払うこと。年払い。月賦 0
泡沫 うたかた [0] ①水面にできる泡。水泡(みなわ)。 ②はかなく消えやすいもののたとえ。「―の恋だった」参考「ホウマツ」とも読む。 1
神聖 シンセイ [0] 尊くおかしがたいさま。おごそかでけがれのないさま。 0
娠む はら-む 母体の胎内に子を宿す。みごもる。妊娠する。 0
君側 クンソク [0] 君主のそば。また、君主の左右に付き添う臣下。「―の奸(カン)(君主のそばにいる悪がしこい家来)」 0
杜松 ねず [1] ヒノキ科の常緑低木または小高木。西日本の山地に自生。葉は針形でかたい。実は球形で、黒紫色に熟し、漢方では利尿薬にする。ムロ。ネズミサシ。由来「杜松」は漢名から。 1
つつみ 水をためるために築いた土手。また、土手を築いて水をためた池。ため池。参考「堤」と書けば、川に沿って長くのびた堤防の意。 0
天邪鬼 あまのジャク [3] ①他人の意見にわざと逆らうひねくれもの。つむじまがり。 ②民話などで悪者として出てくる鬼。 ③仏像の仁王(ニオウ)や四天王の像が踏みつけている小さな鬼。参考①②「あまんジャク」とも読む。 0
広報 コウホウ [1] 一般の人々に広く知らせること。また、その知らせ。「官公庁の―活動」 「弘報」の書きかえ字。 0
軼詩 イッシ 現存する『詩経』に収められていない詩。表記「逸詩」とも書く。 0
募る つの-る [2] ①勢いや傾向などがますます激しくなる。「悲しみが―る」 ②広く求めて集める。招き集める。「有志を―って試合に参加する」「退職希望者を―る」 0
券状 ケンジョウ 契約内容の書かれた文書。証文。手形。券書 0
襲ねる かさ-ねる ①衣服をかさねて着る。 ②同じことをくりかえす。 0
欣ぶ よろこ-ぶ [3] うきうきとたのしむ。息をはずませてうれしがる。表記「忻ぶ」とも書く。 0
実生 みショウ [0] つぎ木・さし木などによらず、種子から芽を出して生長すること。また、その植物。「欅(けやき)の―を見つける」 0
破魔矢 ハマや [2] ①悪魔を払い除くという破魔弓につがえる矢。のちに男児の玩具となり、現在は正月の縁起物。新年 ②棟(むね)上げ式で、鬼門の方角に破魔弓とともに立てる二本の矢の飾り。 0
瓦 グラム [0] メートル法の質量の単位。一(グラム)は、国際キログラム原器の一〇〇〇分の一。 0
総覧 ソウラン [0] ①全部を見ること。 通覧 ②ある事物に関係のある事柄を、一つにまとめた書物や表。 表記「綜覧」とも書く。 0
療法 リョウホウ [0] 病気の治療の方法。「食餌(ショクジ)―」「指圧―」 0
支離滅裂 シリメツレツ [1] ばらばらで物事のまとまりがなく、筋道が通っていないさま。「支離」と「滅裂」は、ともにばらばらになること。「言うことが―で分からない」 四分五裂・乱雑無章 理路整然 0
祈禱 キトウ 神仏に祈りをささげること。また、その儀式。「加持―」祈願 0
索める もと-める ひもをたぐるように、手がかりから探す。 0
宮内庁 クナイチョウ [2] 皇室や天皇の国事行為に関する、すべての事務などを処理する役所。 0
立ち退く たちの-く [0],[3] その場所を立ち去る。住んでいた家を引き払ってよそへ移る。「住み慣れた土地を―く」 1
寒心 カンシン [0] 恐ろしさや心配のために、ぞっとすること。「オゾンホールの拡大は―にたえない」 0
諸君 ショクン [1] 同輩以下の多数の人を軽く敬って、あるいは親しんで呼ぶ語。みなさん。きみたち。「選手―のおかげで優勝できた」「同志―」 諸氏 参考おもに、男性が使う。 0
甍 いらか [0] ①屋根がわら。 ②かわらで葺(ふ)いた屋根。「仏閣が―を並べている」 0
奇岩・奇巌 キガン めずらしい形の大きな岩。「―怪石」 0
貴婦人 キフジン [2] 家柄や血筋がよく、身分の高い家の女性。転じて、優雅で気品が漂うもののたとえ。「海の―(豪華客船)」 0
鎧袖一触 ガイシュウイッショク [0] 相手をいともたやすく打ち負かしてしまうたとえ。鎧(よろい)の袖(そで)がわずかに触れただけで、相手を打ち負かす意。〈『日本外史』〉 0
巨頭 キョトウ [0] ①きわめて大きな頭。 ②政界、財界などで大きな実権をもつ人。 0
定数 テイスウ [3] ①決められた数や量。「衆議院議員の―」 ②数学で、ある条件下で一定の値をとる数。常数変数 ③自然事象の中で、値が定まり変わらない数。 ④定まった運命。命数 0
雑然 ザツゼン [0] いろいろと入りまじってまとまりのないさま。「室内は―としていた」 0
下学上達 カガクジョウタツ [1] 身近で初歩的なことから学んで、次第に深い道理に通じること。「下学」は日常の卑近なことから学び始める意。〈『論語』〉下学の功 0
速香 すこう すぐに燃え尽きてしまうような、質の悪い香。 1
美人局 つつもたせ [3] 女が夫や情夫と共謀し、他の男を誘惑して、それを口実に金品をゆすり取ること。由来中国、元(ゲン)のころ、遊女を妻妾(サイショウ)と偽り、少年を欺いて行った犯罪を「美人局(ビジンキョク)」といったことから。〈『武林旧事(ブリンキュウジ)』〉 1
咳唾珠(たま)を成す ガイダたまをなす 権勢が盛んでその言葉が尊ばれること。また、詩文の才が豊かでその言葉が美しいこと。せきやつばが美しい珠になる意から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
陵 みささぎ [0] 天皇や皇后などの墓。御陵(ゴリョウ)。「付近には古代の天皇の―が点在する」 0
玉璽 ギョクジ [1] 天子の印章の尊称。御璽(ギョジ) 0
無理が通れば道理が引っ込む ムリがとおればドウリがひっこむ 道理に反することが広く世の中で行われるようになると、正しいことが行われなくなるということ。 0
琢く みが-く ①つちやのみで玉を刻み、形を美しく整える。 ②学問や人格・技芸などを向上させようと努力する。練磨する。「玉―かざれば器を成さず」 0
鉄網珊瑚 テツモウサンゴ すぐれた人物やめずらしいものを探し求めること。鉄製の網を海底に沈めてサンゴを生えさせ、成長したところでそれを引き上げるということから。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
升を以て石を量る ショウをもってコクをはかる 小さなもので大きなものをはかると誤差が生じる。転じて、愚者には賢者の心を理解することはできないということ。 由来中国、夏(カ)の暴君王(ケツオウ)には、聖人尭帝(ギョウテイ)の心を測ることはできないことのたとえに述べた言葉。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
抓む つま-む [0] 指先ではさみつかむ。「塩を―む」「料理を―んで味見する」 0
香附子 コウブシ ハマスゲの根を乾燥させた生薬。婦人病などに用いる。 0
暢びる の-びる ①長くなる。生長する。 ②行き渡る。 0
一死報国 イッシホウコク [1] 命をかけて国のために力を尽くすこと。七生報国 0
俗耳 ゾクジ [1],[0] 世間一般の人々の耳。また、その耳で聞くこと。「―に入(い)りやすい(世間の人に受け入れられやすい)」 俚耳(リジ) 0
望楼 ボウロウ [0] 遠くを広く見渡すための高い建物。物見櫓(ものみやぐら)。 0
上援下推 ジョウエンカスイ 上の人から引き立てられて、下の者から推される。みんなが引き立て、応援してくれること。〈『礼記(ライキ)』〉 0
人垣 ひとがき [0] 大勢の人が囲んで垣根のように立ち並ぶこと。「―で展示品が見えない」 0
尊影 ソンエイ [0] 相手の写真や肖像などを敬っていう語。手紙文などに用いる。「御―」 0
弊袴 ヘイコ いたんで、やぶれたはかまやズボン。表記「敝袴」とも書く。 0
最小 サイショウ [0] いちばん小さいこと。「音量を―にする」 最大
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
・漢字の豆知識 「最小限」はあっても「最少限」はない? ~反対語とセットで考える~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
陸湯 おかゆ [0] 風呂(フロ)に入る前や風呂から上がるとき、体を清めるために備えておく湯。かかり湯。上がり湯。 0
完済 カンサイ [0] 借金や債務などをすべて返すこと。「父の借金をやっと―する」皆済 0
膏肓 コウコウ [0] 人間の心臓と横隔膜の間の部分。体のもっとも奥深い所で、薬も針もとどかず治療しにくい部分。「病―に入(い)る」参考「膏」は人間の心臓の下、「肓」は横隔膜の上の意。「コウモウ」と読むのは誤り。 0
苟且 コウショ [1] 「苟且(かりそめ)」に同じ。 0
笑中に刀あり ショウチュウにトウあり 見かけは親切そうだが、内面は陰険なこと。 故事唐の李義府(リギフ)は外見は穏やかだが、心が狭く陰険で、権力をにぎってからは自分に逆らう者はすぐおとしいれたので、人々が、「李義府は笑いのなかに刀がある」と言ったという故事から。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 笑裏蔵刀(ショウリゾウトウ)・笑中に刃(やいば)を研ぐ 0
前歴 ゼンレキ [0] 今に至るまでの経歴。「―を披露する」 0
名 な [1] ①他と区別するためにつける呼び方。名称。名前。「あの美しい山の―は岩木山です」 ②姓名。氏名。また、姓に対して個人を呼ぶ名前。「私の―は中村太郎」「姓は中村、―は太郎」 ③名声。評判。「政治家として―を成す」 ④表向きの口実。名目。体裁。「正義の―の下に暴力をふるう」 0
見繕う みつくろ-う [4],[0] 品物を見て、数や内容がふさわしいように適当に選ぶ。「お中元を―う」 0
綺 あや ①いろいろな模様。また、それを織り出した絹織物。あや絹。 ②つや。美しい輝やき。華やかなこと。「目も―な衣装」 0
金額 キンガク [0] 金銭でいくらかを具体的に示した数字。金高(キンだか)・(かねだか) 0
褐藻 カッソウ [0] 茶色の海藻類。葉緑素のほかに褐色の色素を多く含む。コンブ・ワカメ・ヒジキなど。 0
奥行 おくゆき [0] ①表から裏までの距離。「この庭園は―がある」間口 ②知識・経験・思考などの深さ。「―のある研究」 0
生成り きなり [0] ①生地のままで飾らないこと。 ②染めたりさらしたりしていない生地や糸。「―のシャツなので洗剤に注意する」 表記①「生形」とも書く。 0
我より古を作す われよりいにしえをなす 昔のやり方にこだわらずに自分で新しい方法を考え出して、後世の規範・手本とすること。自分から模範となる先例をつくる意。〈『宋史(ソウシ)』〉参考「古」は「故(コ)」ともいう。 0
主観 シュカン [0] ①自分だけのものの見方や考え方。「―的な意見」 ②哲学で、外界に対して知覚し意識する心の働き。 ①②客観 0
緒戦 ショセン [0] 始まったばかりの戦争や試合。「―で優位に立つ」 参考「チョセン」は慣用読み。 0
後始末 あとシマツ [3] 物事が終わったあとの処理。あとかたづけ。「倒産の―をする」「食事の―に忙しい」表記「跡始末」とも書く。 0
月忌 ガッキ 亡くなった人の命日にあたる毎月の日。また、その日に行う法事。 0
敬虔 ケイケン [0] うやまい深くつつしむこと。特に、神仏にうやまい仕えるさまにいうことが多い。「―な信徒」 0
教導 キョウドウ [0] 宗教や道徳などにより、教え導くこと。薫育・教化(キョウケ)・(キョウカ) 0
度外れ ドはずれ [2] ふつうの程度や限度をこえること。「彼は―に声が大きい」並外れ 0
販う あきな-う 物を売る。行商をする。「海産物を―う」 0
昔日 セキジツ [0] むかし。過ぎ去った日々。「―の面影を訪ねる」 往時・昔時・往日 0
向心力 コウシンリョク [3] 物体が円運動をしているとき、その物体にはたらく円の中心に向かう力。求心力。遠心力 0
言語 ゲンゴ [1] 音声や文字によって、人の感情や意思などを相手や他の人に伝える行為。また、その手段である音声や文字。言葉。「―感覚」参考「ゴンゴ」とも読む。 0
婬欲 インヨク 性的欲望。四欲の一つ。色欲。「―におぼれる」表記「淫欲」とも書く。 0
脳天 ノウテン [3] 頭のてっぺん。脳頭。「―から出たようなかん高い声」 0
焚殺 フンサツ 焼き殺すこと。焼殺(ショウサツ) 0
騒く ぞめ-く うかれさわぐ。さわいで遊び歩く。夜店などをひやかして歩く。「祭りの夜に―き歩く」 0
一家は遠のく蚤は近寄る イッカはとおのくのみはちかよる 落ちぶれた生活のこと。一族の者は離れ、ノミには食われるという意から。 0
曽遊 ソウユウ 前に行ったことがあること。「―の地を回顧する」 0
一笑 イッショウ [0] ①にっこり笑うこと。ひと笑い。「破顔―」「―に付す(笑ってとりあわない)」 ②笑う種にする。「―を買う(笑いものになる)」 0
嘸 さぞ [1] さだめし。きっと。さぞかし。「おばあさん、―お疲れでしょう」 0
近侍 キンジ [1] 主君のそばに仕えること。また、その人。近習(キンジュ)・近臣 0
失禁 シッキン [0] 病気や老衰のため、大小便を抑えられずに漏らすこと。 0
補益 ホエキ 足りない分を補って、利益を与えること。 0
氷河 ヒョウガ [1] 高緯度の地方や高山の固まった万年雪が氷となり、低地に向かって流れるもの。大陸氷河と山岳氷河がある。「―期」「―時代」 0
若衆 わかシュ [2] ①年の若い男子。わかもの。 ②江戸時代、元服前の前髪のある男子。「―髷(まげ)」 ③男色を売る少年。かげま。 参考「わかシュウ」とも読む。 0
熟語 ジュクゴ [0] ①二つ以上の語が結びついて一語となったもの。「夏草」など。複合語。 ②二字以上の漢字を組み合わせて一つの漢語としたもの。「売店」「不思議」など。 熟字 ③慣用句。成句。 0
頭押さえりゃ尻(しり)上がる あたまおさえりゃしりあがる 両方がうまくいくことは少ないたとえ。一方がうまくいけば、もう一方はうまくいかない意から。あちら立てればこちらが立たぬ一石二鳥 0
嘱目 ショクモク [0] ①期待して気をつけて見ること。「誰もが―する人材」 注目 ②目にふれること。 ③俳諧(ハイカイ)で、目にふれたものをよむこと。「―吟」 表記「属目」とも書く。 0
畸形 キケイ [0] 奇形 0
飴と鞭 あめとむち 甘やかす一方で厳しく締めつける支配や指導の方法。「―を使い分ける」由来社会主義運動に対して、譲歩(飴)と弾圧(鞭)を併用したドイツのビスマルクの政策を評した言葉から。 0
富貴利達 フウキリタツ 富と高い地位を得て立身出世すること。〈『名臣言行録』〉「―を望まぬ生き方」 0
末大なれば必ず折る すえダイなればかならずおる 下位にある者の勢力があまり強くなりすぎると、上位の者の統御が利かなくなり、やがて倒れてしまうたとえ。枝葉が大きく茂りすぎると肝心の幹が折れてしまう意から。〈『春秋左氏伝』〉尾大(ビダイ)掉(ふる)わず 0
怨親平等 オンシンビョウドウ 敵も味方もすべて同じように処遇すること。もと仏教語で、敵対した者も親しい者も、うらみや恩をこえて、同じように極楽往生させること。「怨親」は、自分に害を加える者と味方してくれる者の意。一視同仁・兼愛無私 0
軽輩 ケイハイ [0] 地位や身分の低い者。未熟者。自分のことをへりくだるときにも使う。「―の身でありながら」「―者」 0
条書 ジョウショ 箇条書きすること。また、箇条書きにした文書。 0
駿馬 シュンメ [1] 足の速いすぐれたウマ。 駿足 参考「シュンバ」とも読む。 0
雨晴れて笠を忘れる あめはれてかさをわすれる 苦しい時期が過ぎてしまうと、そのときに助けてくれた人の恩義も忘れてしまうものだということ。雨がやむと、笠のありがたみを忘れてしまう意から。喉元(のどもと)過ぎれば熱さを忘れる 0
納衣 ノウエ 僧尼が身につける袈裟(ケサ)。法衣(ホウエ)・僧衣表記「衲衣」とも書く。 0
秋霖 シュウリン [0] 秋の長雨。停滞前線の影響で降る梅雨に似た雨。秋雨(あきさめ)。 秋
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漢字の豆知識 秋をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
紙礫 かみつぶて [3] 嚙(か)んだ紙などを固くまるめ、ぶつけるもの。 0
倨傲 キョゴウ [0] おごりたかぶること。威張って気ままであること。傲慢 0
堰 せき [1] 水流を止めたり、調節したりするために、川や湖などの流れ口に造るしきり。「土を積んで―を造る」「―を切って落とす」 0
丸腰 まるごし [0] ①武士などが腰に刀をさしていないこと。 ②武器を身につけていないこと。「―では勝ち目がない」 0
北端 ホクタン [0] 北のはし。「日本の最―に位置する」南端 0
俗念 ゾクネン [0] 世俗的な名声や利益を求めねがう心。俗人の卑しい考え。 俗情 0
宗派 シュウハ [1] ①同じ宗教内で、教義の解釈のちがいなどの理由によって分かれた分派。 ②流派。流儀。 0
宣う のたま-う おっしゃる。「言う」の尊敬語。 参考「のりたまふ」が転じたもの。 0
経済 ケイザイ [1] ①生活に必要なものを生産・分配・消費する活動と、その中で営まれる社会的つながり。「―支援」 ②金銭のやりくり。 ③費用や手間のかからないこと。「不―だ」由来「経世済民」の略語で、もとは政治の意に用いたが、明治時代に economy の訳語として①の意に転用した。
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漢字の豆知識「歴史に登場する四字熟語(近世以降2)」(公財)日本漢字能力検定協会 0
余人 ヨジン [0] ほかの人。自分以外の人。「―はいざ知らず」「―の追随を許さない」参考「ヨニン」とも読む。 0
鯨鯢 ゲイゲイ ①クジラの雄と雌。または、小魚を食う大魚のたとえ。「鯨」は雄のクジラ、「鯢」は雌のクジラの意。 ②大悪人。 0
殀 わかじに 年若くして死ぬこと。早死に。短命。 0
蚊虻 ブンボウ カとアブ。小さいもの・つまらないもののたとえ。 0
箸にも棒にも掛からぬ はしにもボウにもかからぬ あまりにもひどすぎてどうにも手のつけようがないたとえ。また、なに一つ取り柄のないたとえ。細い箸にも太い棒にも引っ掛からないので扱えない意から。 0
湖沼 コショウ [0] 湖と沼。「北欧の―地帯を旅した」 0
商う あきな-う [3] 商品を売買する。商売する。「海産物を―う店」 由来「あき」は秋で、昔は農民の収穫のあとに商業をしたことから。 0
石高 コクだか [2],[0] ①近世、土地の表示に用いられた米の公定収穫高で、年貢賦課の基準にした。一反歩あたりの米の標準生産高を基礎に算出する。 貫高 ②武士の扶持高(フチだか)。禄高(ロクだか)。 0
淡漬 あまづけ ①塩を少なめにした漬物。 ②浅漬。表記「味漬・甘漬」とも書く。 1
数 かず [1] ①順序や数量を表す語。一、二、三など。「―が合わない」 ②分量や種類などが多いこと。いろいろ。「―をこなす」 ③多くのもののなかから、とりたてて価値のあるものとして数え上げること。「物の―にも入らない」 0
花柏 さわら ヒノキ科の常緑高木。 由来「花柏」は漢名から。 椹(さわら) 1
蛸壺 たこつぼ [2],[0] ①タコを捕らえるための素焼きなどの壺。海中に沈め、タコが入ったところを引き上げる。 夏 ②戦場で、射撃や待避のために掘った一人用の壕(ゴウ)の俗称。 0
貝髷 バイまげ 髪の結い方の一つ。かんざしを頭の中央に立て、それに貝のように髪を巻きこんだもの。 0
翌檜 あすなろ [0] ヒノキ科の常緑高木。日本特産で、山地に自生。葉はヒノキに似るが、やや大きくうろこ状に重なる。材は建築や家具などに利用。ヒバ。アテ。由来「明日はヒノキになろう」の意からという。表記「羅漢柏」とも書く。 1
乙夜 イツヤ [1] 一夜を五つに分けた、その二番目。現在の午後九時から一一時ごろ。亥(い)の刻にあたる。「―の覧(中国、唐の文宗が昼間多忙なため夜に読書をしたことから、天子が書物を読むこと)」二更(ニコウ) 0
万福 バンプク [0] 多くの幸い。転じて、祝いのときの言葉。「皆様の―を祈ります」多幸・多福参考「マンプク」とも読む。 0
浄化 ジョウカ [1],[0] ①汚れを取り去り、きれいにすること。「―設備」 ②社会や風俗の悪を取り去り、正しく明るいものにすること。「政治の―」 ③哲学や心理学などで、それぞれの方法で心のなかをきよめること。カタルシス。 0
竜吟虎嘯 リョウギンコショウ 同じような考えをもつ者は互いに心が通じ、相応ずるたとえ。竜が鳴き声を上げると雲がわき立ち、トラがうなり声を上げると風が起こるといわれることから。〈張衡(チョウコウ)の文〉参考「竜吟」は「リュウギン」とも読む。 0
餓鬼に苧殻 ガキにおがら なんの頼りにもならないたとえ。また、なんの意味もないことのたとえ。「苧殻」は皮をはいだ麻の茎。うえてやせた餓鬼が折れやすい麻の茎をふりまわす意から。鬼に金棒 0
祝う いわ-う [2] ①めでたいことを喜ぶ。ことほぐ。 ②祝福の贈り物をする。「彼女の誕生日に花を―う」 ③幸いを祈る。「前途を―う」 0
屋内 オクナイ [2] 建物の中。「―競技場」「―プール」室内屋外 0
澆ぐ そそ-ぐ 上から液体をむらなく振り掛ける。 0
技工 ギコウ [0] 手で加工をする技術。また、その技術をもつ人。「歯科―士」 0
解脱 ゲダツ [0] 煩悩の束縛を解いて悟りを開くこと。「厳しい修行をして―する」参考「カイダツ」と読めば、首枷(くびかせ)・手枷・足枷などの刑具をはずして解放する意になる。 0
密会 ミッカイ [0] 人目を避けてこっそりと会うこと。特に、男女が人目をしのんでひそかに会うこと。 0
痢病 リビョウ 赤痢など、激しい腹痛や下痢を伴う病気。 0
菅薦 すがこも スゲで編んだむしろ。参考「薦」は目をあらく編んだむしろの意。 0
鬘 かずら [0] ①古代、つる草や花などで作った髪飾り。 ②「鬘(かつら)」に同じ。 0
挙式 キョシキ [0] 結婚式など式をとりおこなうこと。式をあげること。 0
翠巒 スイラン みどり色の山。みどり色の連山。 翠嶺(スイレイ) 0
憾む うら-む [2] 思いどおりにならないことを惜しく思う。残念に思う。心残りに思う。 0
稟賦 ヒンプ 生まれつきの性質。天から授かった性質。「―の才能」稟性・稟質 0
遺稿 イコウ [0] 故人ののこした未発表の原稿。「作家の―が新たに発見された」遺文 0
文芸 ブンゲイ [0],[1] ①学問と技芸。また、文学と芸術。学芸 ②小説・詩歌・戯曲・随筆・評論などの総称。文学 0
愚劣 グレツ [0] おろかで、おとっていること。また、ばかげていて、価値のないこと。「―な行為は慎むべきだ」 0
渟足柵 ぬたりのサク 六四七(大化三)年、朝廷が蝦夷(えぞ)を討つために現在の新潟市沼垂(ぬったり)付近に設けたとりで。参考「ぬたりのき」とも読む。 1
木入 ずくニュウ 僧や坊主頭の人をののしっていう語。参考一説に、「木(みみずく)入道」の意という。 1
曰く言い難し いわくいいがた-し 簡単には言い表せない。言葉では説明しにくいということ。 0
失政 シッセイ [0] 政治を誤った方法で行うこと。また、その政治。悪政。「―の責任をとる」 0
如何 いかん [1] ①事の次第。なりゆき。「先方の返答―による」 ②どのように。「相手が強すぎて―ともし難い」 参考「いかに」の転。「いかが・どう」と読めば別の意になる。 1
葺く ふ-く [0],[1],[2] 屋根を、瓦(かわら)・板・茅(かや)などでおおうこと。「屋根に瓦を―く」 0
野猪 ヤチョ [1] イノシシ。 0
莨 たばこ [0] ナス科の多年草。 煙草(タバコ) 0
報償 ホウショウ [0] ①損害をつぐなうこと。弁償・賠償 ②仕返し。報復 0
首級・首 しるし 戦で討ち取った敵の首。「―をあげる」 由来中国の戦国時代、秦(シン)の法律で、敵の首をとれば階級が上がったことから。 参考「首級」は「シュキュウ」とも読む。 1
匹如身 するすみ 財産も家族もなく、身一つであること。また、その人。表記「単己」とも書く。参考「するつみ」とも読む。 1
生者必滅 ショウジャヒツメツ [1] 生きているものは必ず死ぬということ。人生は無常であることをいう。 会者定離(エシャジョウリ)・盛者必衰(ジョウシャヒッスイ) 0
巡航 ジュンコウ [0] 船や飛行機などが、各地をめぐること。「―ミサイル」 0
自供 ジキョウ [0] 容疑者が、自分の犯した罪を自分から申し述べること。また、その事柄。「犯行を―する」 0
烏頭 ウズ トリカブトの根茎。リュウマチなどの鎮痛剤や麻酔剤に用いる。有毒なアコニチンを含む。附子(ブシ)・(ブス)。 由来カラスの頭に似た形をしていることから。 0
甚兵衛 じんべえ [0] ①筒袖(つつそで)で着物に似た上衣と膝丈(ひざたけ)のズボンが一揃(そろ)いとなった男性の夏用衣服。 夏 ②袖無し羽織の一種。単(ひとえ)・袷(あわせ)・綿入れなどがある。 参考「甚平」とも書き、「じんべい」とも読む。 0
党紀 トウキ [1] 党の風紀・規律。「―を乱す派閥活動は禁止する」 0
諸般 ショハン [1],[0] いろいろ。もろもろ。種々。「―の事情により中止する」 万般・各般 0
天命 テンメイ [0],[1] ①天の命令。人の力ではどうにもならない運命。「人事を尽くして(人として行うべきことを実行して)―を待つ」 ②天から与えられた寿命。 天寿 0
孵卵器 フランキ [2] 魚や鳥などの卵を人工的にかえすための器具。 0
市松模様 いちまつモヨウ [5] 紺や黒などと白の正方形を、互いちがいに並べた模様。石畳。霰(あられ)。 由来江戸時代の歌舞伎(カブキ)役者佐野川市松が、この模様の袴(はかま)を着て広まったことから。 0
一時流行 イチジリュウコウ 俳諧(ハイカイ)の語で、常に新味を求め、時に応じて変化を重ねてゆくこと。転じて、その時々の世の好みに合わせた一時的な新しさのこと。不易流行 0
希伯来 ヘブライ ①他民族がイスラエル民族やその文化、言語などをいうときに用いた名称。ヘブル。 ②パレスチナにあった古代王国の名称。 1
鰒 ふぐ [1] フグ科の海魚の総称。 河豚(ふぐ) 0
不知不識 しらずしらず [4],[0] 無意識の間に。知らないうちに。いつのまにか。「―わが家に向かっていた」表記「知らず識らず・知らず知らず」とも書く。 1
迫害 ハクガイ [0] 押さえつけ、害を与えること。苦しめ、しいたげること。「長期の―に耐えてきた民族」 0
匕首 あいくち [1] つばのない短刀。九寸五分(クスンゴブ)。由来鞘(さや)の口と柄(つか)の口が直接合うことから。表記「合口」とも書く。参考「ヒシュ」とも読む。 1
補考 ホコウ 本論や先に述べた内容を補うための考察。 0
鋳る い-る [1] 金属を溶かして型に流し入れ、固めて器物をつくる。鋳造する。「青銅の仏像を―る」 0
植皮 ショクヒ [0],[1] やけど・けがなどで損傷した部分に、体の他の部分の皮膚を切り取って移植すること。 0
事理明白 ジリメイハク 物事の道理や筋道がきわめてはっきりしているさま。 0
野分 のわき [0] 秋の初めに吹く暴風。台風の古称。秋参考野の草を分けて吹く風の意。「のわけ」とも読む。 0
外用 ガイヨウ [0] 薬を、皮膚や粘膜に直接塗ったり貼(は)ったりすること。「肌のかぶれに―薬を塗る」内用 0
弦楽器 ゲンガッキ [3] 張った糸をひいたりはじいたりして演奏する楽器。三味線・バイオリンなど。表記「絃楽器」とも書く。 0
原級 ゲンキュウ [0] ①進級できず、再び履修する学年。 ②欧米語の文法で、形容詞・副詞の比較級・最上級に対する基本の形。 0
即今 ソッコン [0],[1] ただいま。目下(モッカ)。 0
天壌無窮 テンジョウムキュウ [0],[5] 天地と同じように永遠にかぎりなく続くさま。「天壌」は天と地。「無窮」はきわまりないこと。〈『日本書紀』〉天長地久 0
城下町 ジョウカまち [3] 武家時代、大名や領主の居城のまわりに発達した町。城下。 0
恒産 コウサン [0] 一定の財産。また、安定した職業や収入。 0
犯則 ハンソク [0] 法令や規則をおかすこと。規則違反。表記「反則」とも書く。 0
喉を扼(ヤク)して背を撫(う)つ のどをヤクしてせをうつ 前後から急所を攻めて、逃げ道をなくすこと。「扼」は、しめつける意。前からはのどをしめつけて、後ろからは背中を打つ意から。〈徐陵(ジョリョウ)の文〉 0
傷心 ショウシン [0] 心を痛めること。また、悲しみなどで傷ついた心。「―を癒(い)やす旅」 0
交交・交 こもごも 入りまじるさま。また、かわるがわる。互いに。「悲喜―」「―語る」「慶弔―至る」 1
噓も誠も話の手管 うそもまこともはなしのてくだ 虚実をおりまぜて話すのが、うまい話術であるということ。「手管」は、人をだましてあやつる手際の意。 0
鉄頭 かながしら ホウボウ科の海魚。 火魚(かながしら) 0
熱砂・熱沙 ネッサ ①日に焼けた熱い砂。夏 ②熱くなった砂漠。参考「ネッシャ」とも読む。 0
対生 タイセイ [0] 植物の葉が、各節に二枚ずつ向かい合って生えること。互生・輪生 0
拒否 キョヒ [1] 要求や希望を断ること。「参加を―する」拒絶承諾 0
彙類 イルイ [0] ①同種、また同程度のもの。同類。たぐい。 ②類に分けてまとめること。分類。類別。 0
閥族 バツゾク [0] ①地位の高い家柄の一族。 ②出身や利害を同じくする人々の集団。 0
督学 トクガク 昔の官職の名。学校や教育を監督・指導する人。 0
桃李 トウリ [1] モモとスモモ。また、モモの花とスモモの花。
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四字熟語根掘り葉掘り89:「桃傷李仆」に思う辞書作りの恐ろしさ
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
先立つ さきだ-つ [3] ①ある行動をするときに、先頭に立つ。「社員に―って働く」 ②ある事の前に行われる。「一般公開に―って試写会がある」 ③ある人より、先に死ぬ。「親に―つ不孝をお許し下さい」 ④何よりもまず必要である。「―つものは金だ」 0
竪立 ジュリツ まっすぐにたつこと。また、しっかり定めること。 0
襤褸・襤 ぼろ ①使い古した布切れ。また、古くなって破れた衣服。 ②古くなって、いたんでいるもの。「―車を愛用している」 ③欠点。短所。「―が出る」参考①「襤褸」は「ランル」とも読む。 1
予測 ヨソク [0] 物事の結果などを前もっておしはかること。また、その内容。「結果がどうなるか―がつかない」予想 0
視線 シセン [0] 目の向いている方向。見ている方向。「―をそらす」「熱い―を浴びる」「冷たい―を感じる」 0
閾下 イキカ [2] 刺激が弱すぎて反応が起こらない状態。また、意識にのぼらない無意識の状態。「―知覚」 0
招宴 ショウエン [0] 宴会に人をまねくこと。また、その宴会。 0
外苑 ガイエン [0] 皇居や神社などの外側にある広い庭園。内苑 0
殃い池魚に及ぶ わざわいチギョにおよぶ 関係のない者がまきぞえになって、思いがけない災難にあうこと。故事 中国、宋(ソウ)の景公が、罪人が珠玉を池に投げこんだというので、下臣に池の水をさらって探させたところ、珠玉はなく、池の魚がみんな死んでしまったという故事から。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉 0
取る と-る [1] ①手に持つ。つかむ。また、自分のほうに引き寄せる。「棚の雑誌を―る」「箸(はし)を―る」 ②自分のものにする。「天下を―る」「資格を―る」 ③とり去る。はずす。「痛みを―る」「眼鏡を―る」 ④選びとる。「悪い意味には―らないでほしい」 ⑤身に受ける。負う。「責任を―る」 ⑥時間や空間を占める。「手間を―る」「この机は場所を―る」 0
同胞 はらから [0],[2] ①同じ母親から生まれた兄弟姉妹。また、一般に兄弟姉妹。 ②同じ国民。同国異邦人・外国人参考「ドウホウ・ドウボウ」とも読む。 1
吉事 よごと [1],[2] 「吉事(キチジ)」に同じ。 0
栄耀栄華 エイヨウエイガ [4] 富や権勢を背景に、ぜいたくを尽くすこと。また、おごりたかぶること。「―をきわめる」 0
鉤素 はりす [0] 釣り糸のうち、おもりから釣り針までの間に用いる細くて丈夫な糸。目につかないようにナイロンや天蚕糸(てぐす)などを使う。 1
滋育 ジイク ①穀物などがふえて成長すること。 ②草木などをそだてること。また、そだつこと。 0
大旆 タイハイ [0] ①太陽・月と昇竜・降竜を描いた大きなはた。昔、中国で天子や将軍が用いた。 ②堂々とした大きな旗印。 0
傍杖 そばづえ [0],[3] 自分には関係ないのに、偶然そばにいたために巻きこまれた災難。巻き添え。「―を食う」由来けんかのそばにいて、杖で打たれることから。表記「側杖」とも書く。 0
檄 ふれぶみ [1] 自分の主張を訴え、人々に同調を呼びかける文書。参考「ゲキ」とも読む。 0
遡行 ソコウ [0] 川をさかのぼって進むこと。「川を―して源流に到達する」 0
檮昧 トウマイ 愚かで道理に暗いこと。また、そのさま。無知。蒙昧(モウマイ)・愚昧 0
紅は園生(そのう)に植えても隠れなし くれないはそのうにうえてもかくれなし すぐれた人物はどこにいてもひときわ目立つことのたとえ。あざやかな赤色のベニバナは他の草にまぎれていても目立つことから。麝(ジャ)あれば香(かんば)し 0
遊女 あそびめ [1] 宴席で歌舞などで客を楽しませたり、客に身を売ったりする女。浮かれ女。遊君(ユウクン)参考「ユウジョ」とも読む。 0
岩塩 ガンエン [1],[0] 粒状または立方体の結晶をした塩化ナトリウム。岩石の層から天然にとれる塩。山塩(やまじお)・石塩(いしじお) 0
銭湯 セントウ [1] 料金を払って入浴する浴場。公衆浴場。風呂(フロ)屋。湯屋(ゆや)。 0
不如帰 ほととぎす [3] ホトトギス科の鳥。 杜鵑(ほととぎす) 1
表具 ヒョウグ [3],[0] 紙や布を貼(は)って、掛軸・巻物・屛風(ビョウブ)・ふすまなどをつくること。「―店に襖(ふすま)の貼り替えを依頼する」表装 0
用務 ヨウム [1] こまごまとした果たすべき用事。つとめ。「病院の―の仕事」 0
火光 かぎろい ①明け方、東の空にちらちら光る日の光。曙光(ショコウ)。 ②かげろう。表記「陽炎」とも書く。 1
娑婆 シャバ [0] ① この世。人間界。現世。 俗世 ②獄中や兵営などの拘束された世界から見た、外の自由な世界。「―にもどる日が近づいた」 0
驚天動地 キョウテンドウチ [5] 世間を大いに驚かせること。天を驚かせ地を揺り動かす意から。〈白居易の詩〉「―の大事件が突発した」撼天動地(カンテンドウチ)・震天動地 0
頰杖 ほおづえ ひじを立てて、手のひらでほおを支えること。「―をつく」参考「つらづえ」とも読む。 0
借財 シャクザイ [0] 借りている財貨。借金。負債。「巨額の―を負う」 0
縦貫 ジュウカン [0] 縦、または南北に貫くこと。「中国―自動車道」 0
著書 チョショ [1] その人が、書きあらわした書物。「―を出版する」著作・著述 0
未遂 ミスイ [0] 計画だけでまだなし遂げていないこと。また、実行に移したが失敗すること。「自殺―」「暗殺計画は―に終わった」既遂 0
脅嚇 キョウカク [0] おびやかしおどすこと。おどしつけること。恐喝・脅喝 0
埒外 ラチガイ [2] 物事の決められた、ある一定の範囲の外。「常識の―だ」埒内 0
名優 メイユウ [0] すぐれた有名な俳優。演技がきわめてうまい役者。 0
花弁 カベン [3] 「花弁(はなびら)」に同じ。 0
子葉 シヨウ [0] 種子が発芽するとき、地上に最初に出てくる葉。被子植物の単子葉では一枚、双子葉では通常二枚、裸子植物では数枚出る。 0
身拵え みごしらえ [2] 身じたく。何かをするために服を着たり持ち物を準備したりすること。 身繕い 0
葦笛 あしぶえ [0],[3] ①アシの葉をまるめて作った草笛。 ②アシの茎で作った、たて笛。ケーナ。 0
続く つづ-く [0] ①同じ行為や状態などがつながる。継続する。「暑い日が―く」「長く―く坂道」 ②間を置かずに起こる。「中小企業の倒産が―く」「不祥事が―く」 ③すぐあとにしたがう。「前の人に―いて並ぶ」 ④すぐあとに位置する。「社長に―く権力者」 0
座興 ザキョウ [0] ①宴会などで、興を添えるための演芸。 余興 ②その場かぎりのなぐさみ。一時のたわむれ。「―で言ったまでだ」 0
水清ければ魚(うお)棲(す)まず みずきよければうおすまず 人格があまり清潔すぎると、かえって人が遠ざかってしまうということ。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 水清ければ大魚無し 0
白及 しらん ラン科の多年草。 紫蘭(シラン) 1
白磁 ハクジ [0] 白色の磁器。中国の六朝(リクチョウ)時代に起こり、青磁とともに東洋独特のもの。白い素地(きじ)で、釉(うわぐすり)は透明。 0
筆力扛鼎 ヒツリョクコウテイ 文章の筆力が非常に強いこと。「扛鼎」は鼎(かなえ)を持ち上げる意。 由来筆勢が鼎を持ち上げるほど強くてすばらしいと、韓愈(カンユ)が張籍(チョウセキ)の文章をほめたたえた言葉から。参考「筆力鼎を扛(あ)ぐ」ともいう。 0
表芸 おもてゲイ [3] ①たしなみとして習得すべき技芸。「日舞・長唄(ながうた)は歌舞伎(カブキ)役者の―だ」 ②専門とする技芸。本業の技芸。裏芸 0
捉まえる つか-まえる [0] 押さえて動けなくする。とり押さえる。「袖(そで)を―える」 0
娥娥 ガガ 女性の顔形の美しいさま。きわだった目鼻立ちの美人の形容。 0
心眼 シンガン [0] 心の目。物事の本質を見抜く心のはたらき。「―を開く」 参考「シンゲン」とも読む。 0
白屈菜 くさのおう ケシ科の二年草。道端に自生。初夏、黄色の四弁花をつける。茎や葉の汁は有毒。夏由来「白屈菜」は漢名から。表記「草の王・草の黄」とも書く。 1
桜鯎 さくらうぐい サクラの咲くころにとれるウグイ。ウグイはコイ科の淡水魚。食用。 由来腹部が赤みを帯びることから。春 0
灘響 ダンキョウ 急流のひびき。「―が耳に心地よい」参考「タンキョウ」とも読む。 0
微睡む まどろ-む [3] 少しの間うとうとと眠る。仮眠する。「縁側で―む」 1
左 ひだり [0] ①東を向いて北に当たるほう。 ②昔の官職で、同職の上位のほう。「―の大臣(おとど)」 ③政治的・思想的な左翼。 ①~③右 0
母 はは [1] ①その人を産んだ女性。女親。また、家族の中で、法律上あるいは習慣上、それと同様の立場に立つ人。実母・継母・養母・義母など。父 ②物事を産み出すもととなるもの。「―なる地球」「必要は発明の―」 0
門前市(いち)を成す モンゼンいちをなす 訪れる者が多いことのたとえ。「市を成す」は、市場のように人が多く集まりにぎやかなこと。転じて、商売が繁盛する意にもいう。〈『漢書(カンジョ)』〉門巷塡隘(モンコウテンアイ)門前雀羅(モンゼンジャクラ)を張る 0
鰯の頭も信心から いわしのあたまもシンジンから イワシの頭のようにつまらないものでも、それを信心の対象とする人にとっては、非常に尊く思われるということ。 由来節分の夜、イワシの頭の部分をヒイラギの枝に刺して門口につけると、悪鬼を追い払うことができるという風習から。 0
伝染 デンセン [0] ①病気がうつること。感染 ②悪い習慣や性質などが他に移って、同じような状態になること。「あくびが―する」 0
火搔 ひかき ①火をかきだす道具。おきかき。 ②木製の柄(え)がついた金属製容器で、炭火を持ち運ぶ道具。十能(ジュウノウ)。 0
勧学院の雀は蒙求を囀る カンガクインのすずめはモウギュウをさえずる ふだん見慣れたり聞き慣れたりしているものはひとりでに覚えるものであるたとえ。 由来勧学院にとまるスズメは、そこの学生が『蒙求』を読むのを聞き覚えてさえずる意から。「勧学院」は平安時代、藤原(ふじわら)氏の子弟を教育するための学校。「蒙求」は唐の李瀚(リカン)の著。有名な故事逸話を四字句で記し、二つずつ対にして覚えやすくした書。門前の小僧習わぬ経を読む 0
嫡子 チャクシ [1] ①正妻の子で、跡継ぎとなる子。また、家督を相続する者。「名家の―として生まれる」嫡男 ②嫡出子。 ①②庶子参考「テキシ」とも読む。 0
嘴 くちばし [1] ①鳥類の口で、上下が突き出て角質のさやをかぶっている部分。 ②口先。 ③言葉。「―をはさむ」 表記「觜」とも書く。 0
落掌 ラクショウ [0] 手紙や品物などを受け取ること。「貴簡、有難く―いたしました」参考「落手」と同じ意で、より改まった言い方。 0
柔手 にこで 柔らかい手。 表記「和手」とも書く。 1
頭書 トウショ [1] ①文の最初に書かれた事柄。「―の件」 ②書物の本文の上欄に注などを書き加えること。また、そのもの。頭注 0
懶惰 ランダ [1] おこたること。なまけてぶらぶらしていること。無精なさま。「―な生活を送る」表記「嬾惰」とも書く。 0
乱獲 ランカク [0] 魚や鳥獣をむやみにとること。「資源保護のため、―を自粛する」表記「濫獲」とも書く。 0
粗製 ソセイ [0] 材料や作り方などがいいかげんで、あらく粗雑であること。また、そのもの。 粗造 精製 0
妾 わらわ [1] わたくし。女性が自分のことをへりくだっていう語。 0
畏懼 イク [1] 勢いなどをおそれ、おののくこと。畏憚(イタン)・恐懼(キョウク) 0
御衣 みけし [1] 「御衣(おんぞ)」に同じ。 1
財布の紐(ひも)は首に掛けるより心に掛けよ サイフのひもはくびにかけるよりこころにかけよ 金銭を盗まれないように用心するよりも、自分が無駄づかいをしないように心がけよという戒め。 0
投機 トウキ [1],[0] ①損をする危険をおかして、偶然の大きな利益をねらう行為。 ②相場の変動を予測して、利益を得るために行う商取引。 0
陶物 すえもの [2],[0] やきもの。とうき。すえ。「―師(陶器を作る職人)」 0
訓詁 クンコ [1] 古典などの古い字句の読みや意味の解釈をすること。「―学」参考「詁」は古語の意。 0
房 ふさ [1] ①糸などの先を束ね、散らして垂らしたもの。「―のついた帽子」 ②花や実など、群がって垂れ下がっているもの。「ブドウの―に袋をかけた」 ③袋状に垂れ下がったもの。乳房など。 0
六書 リクショ [0],[1] ①漢字の組み立てや使い方についての六つの法則。象形・指事・会意・形声・転注・仮借(カシャ)をいう。 ②「六体(リクタイ)」に同じ。 0
熾す おこ-す [2] 炭に火を移して、炭火の勢いをさかんにする。「火を―す」 0
直截 チョクセツ [0] ①ただちに裁決すること。 ②まわりくどくないこと。参考「チョクサイ」は慣用読み。 0
満願 マンガン [0] ①願いごとがかなうこと。 ②期限を定めて神仏に祈願し、その日数に達すること。結願(ケチガン) 0
司祭 シサイ [1],[0] カトリック教会の僧職の一つ。司教の下の位で洗礼・聖餐(セイサン)などの儀式をとり行う。神父。 0
三顧の礼 サンコのレイ 礼儀や真心を尽くして、有能な人材を招くこと。また、目上の人がある人を特別に信任・優遇するたとえ。 故事中国、三国時代、蜀(ショク)の劉備(リュウビ)が、わびずまいの諸葛亮(ショカツリョウ)(孔明)を自ら三度も訪ね、やっと面会を果たした。二人は意気投合し、劉備は孔明を軍師として迎えたという故事から。〈諸葛亮の文〉 草廬三顧(ソウロサンコ) 0
風体 フウテイ [1] その人の身分や職業などをうかがい知ることができる、顔かたちや服装などの外見。「むさ苦しい―をしている」参考「フウタイ」とも読む。 0
益鳥 エキチョウ [0] 人間生活に役立つ鳥の総称。害虫を捕食するツバメなど。害鳥 0
僖ぶ よろこ-ぶ 楽しく思う。よいことがあって、心地よく感じる。表記「喜ぶ」とも書く。 0
較量 コウリョウ くらべてはかること。比較しておしはかること。表記「校量」とも書く。参考「キョウリョウ」とも読む。 0
黙許 モッキョ [1] 「黙認(モクニン)」に同じ。黙諾・黙過 0
憲政 ケンセイ [0] 憲法にのっとって行われる政治。立憲政治。「―の常道」 0
馬櫛・馬梳 まぐし ウマの毛をすくくし。ウマのあかとり。参考「うまぐし」とも読む。 0
蹌蹌 ソウソウ [0] ①立ち居振る舞いに、威儀のあるさま。力強く堂々と歩くさま。 ②動き回るさま。また、舞うさま。 ③「蹌踉(ソウロウ)」に同じ。 0
雑言 ゾウゴン [0],[3] さまざまな悪口。また、その悪口を言うこと。「悪口―」「罵詈(バリ)―」 参考「ゾウゲン」とも読む。 0
敝衣 ヘイイ やぶれた着物。ぼろぼろの衣服。「―破帽(身なりに気を使わず、粗野なさま)」表記「弊衣」とも書く。 0
夫 それ [1] そもそも。いったい。文章の冒頭や話題転換などに使われる語。 0
薊 あざみ [0] キク科の多年草の総称。山野に自生。茎や葉のふちにとげがある。春から秋に紅紫色の頭花をつける。春由来「あざ」はとげの意で、「あざぎ(とげの多い木)」が転じたものという。 0
酒 さけ [0] ①アルコール分を含む飲料の総称。 ②米・麴(こうじ)などを発酵させてつくる、日本独特の醸造酒。清酒。日本酒。 0
猿股 さるまた [0] 腰から股をおおう、男性用の短い下着。 0
時時刻刻 ジジコクコク [1] 時を追って次々と。絶えず。「時刻」は時間の流れの決まった一瞬を指すが、それを重ねて一瞬一瞬が絶え間なく経過していくさまをいう。「―変化する空の色」 参考「刻刻」は「コッコク」とも読む。 0
股引 ももひき [0] ズボン形のぴったりした衣服。下着用と作業用がある。 0
巡行 ジュンコウ [0] 各所をめぐり歩くこと。「『万葉集』でうたわれた土地を―したい」 0
弱震 ジャクシン [0] 家がゆれ、戸・障子が音をたてる程度の地震。地震の強さの旧階級。 0
餡掛 アンかけ 葛粉(くずこ)やかたくり粉でとろみをつけた餡をかけた料理。 0
成魚 セイギョ [1] 成長した魚。 稚魚・幼魚 0
野面 のづら [0] ①野原。 ②切り出したままで、加工していない自然のままの石。また、その表面。参考 ①「のもせ」とも読む。 0
盗癖 トウヘキ [0] 衝動的に盗みをしてしまう、病的なくせ。ぬすみぐせ。「―のある人」 0
列国 レッコク [0] 多くの国々。諸国。「核兵器の廃絶を―に呼びかける」 0
裹む つつ-む [2] くるむ。まとう。 0
悵む いた-む 心をいため、がっかりする。あてがはずれて残念に思う。 0
山葵と浄瑠璃は泣いて誉める わさびとジョウルリはないてほめる ワサビは、涙が出るほどからいのがうまくて質がよい。浄瑠璃も客が泣かされるようでないと、うまいといってほめられない。 1
薪 まき [0] 「薪(たきぎ)」に同じ。「―割りをする」 0
戊夜 ボヤ [1] 一夜を五つに分けた、五夜あるいは五更の第五。およそ、午前三時から五時に当たる。寅(とら)の刻。 0
鋒 ホウボウ [0],[4] ①刀やほこなどの先。切っ先。ほこさき。 ②鋭い気性や言葉のたとえ。「―を表す」 0
医者の薬も匙加減 イシャのくすりもさじカゲン 何事もほどよいことが大切だというたとえ。どんなによい薬でも、分量や調合が適切でないと効きめがない意から。 0
鍋 なべ [1] ①食物を煮炊きする器。「破(わ)れ―に綴(と)じ蓋(ぶた)」 ②「鍋料理」の略。食卓で煮ながら食べる料理。なべ物。 0
方今 ホウコン [1],[0] ちょうど今。ただ今。現在。「―の経済状況は悪化している」当今・現今 0
天下に独歩す テンカにドッポす 天下に肩を並べる者がいないこと。天下を一人、我が物顔に歩く意から。故事 中国、後漢の戴良(タイリョウ)は、奇抜な弁論で天下を驚かせていたが、自分を孔子や禹王(ウオウ)になぞらえ、この世に自分に並ぶ者はいないと豪語した故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
佳人薄命 カジンハクメイ [1] 美人はとかく薄幸であること。また、美人はとかく短命であること。すぐれた人にもいう。〈蘇軾(ソショク)の詩〉美人薄命・才子多病 0
雌花 めばな [1] おしべがなく、めしべだけの花。マツやクリなど。 雄花(おばな)・(ユウカ) 参考「シカ」とも読む。 0
多重 タジュウ [0] いくつも重なり合っていること。「音声―放送」 0
鍛練・鍛錬 タンレン ①金属を打ってきたえること。 ②訓練を積んで、心身・技能をみがくこと。「日ごろの―の成果」 0
哮る たけ-る [2] 猛獣が荒れくるってほえる。「ライオンが―る」 0
雲蒸竜変 ウンジョウリョウヘン 英雄が風雲に乗じ、機を得て活躍すること。「雲蒸」は雲が群がり起こること。「竜変」は、ヘビが竜に変化(ヘンゲ)して、天高くのぼっていく意。〈『史記』〉雲蒸竜騰(ウンジョウリュウトウ) 0
陰日向 かげひなた [1],[3] ①日の当たる所と当たらない所。 ②人前に出ると言葉や態度が変わること。「―なく働く」裏表(うらおもて) ③裏に回ったり表に出たりして援助すること。「―になって助ける」 1
覇 はたがしら [1] 諸侯の盟主。覇者。参考「旗頭」と書けば、集団のかしら・首領の意。 0
乾 いぬい [0] 昔の方角の名。戌(いぬ)と亥(い)の中間の方角。北西。表記「戌亥」とも書く。 0
凍み豆腐 しみドウフ 豆腐を小形に切って寒中の野外で凍らせ、乾かしたもの。湯などでもどして調理する。凍(こお)り豆腐。高野豆腐。冬 0
法華宗 ホッケシュウ [3] ①天台宗の別称。 ②日蓮(にちれん)宗の別称。 0
不意 フイ [0] 思いがけないこと。予期しないこと。また、突然。だしぬけ。「―をつかれてとまどう」「相手の―を襲う」 0
逸出 イッシュツ [0] ①逃れ去ること。にげ去ること。 ②抜きんでていること。とび抜けてすぐれていること。 0
庄屋 ショウや [0],[3] 江戸時代、領主に任命され、代官のもとで村の長として事務の統轄にあたった者。 表記「荘屋」とも書く。 参考「庄屋」はおもに関西の名称。関東では「名主(なぬし)」、東北・北陸では「肝煎(きもいり)」と称した。 0
氷下魚・氷魚 こまい タラ科の海魚。北海道以北の日本海と太平洋沿岸にすむ。タラに似るが小形。氷に穴をあけて釣る。食用。冬 1
文質彬彬 ブンシツヒンピン [5] 外見の美しさと内容の良さとがよく調和していること。また、教養の豊かさと生まれつきの資質の良さが調和していること。「彬彬」は、外見と内容がともにすぐれているさま。〈『論語』〉 0
継ぐ つ-ぐ [0] ①引き受ける。「家業を―ぎ力を尽くす」 ②あとへ付ける。続ける。「話を―ぐ」 ③受け伝える。「伝統芸能を―ぐ」 ④短いもの・破れたものなどを補いつなげる。「炭を―ぐ」表記①「嗣ぐ」とも書く。 0
黙約 モクヤク [0] 文書によらず、また公然とでもなく、暗黙のうちに了解し合った約束。「―を結ぶ」黙契 0
手慰み てなぐさみ [2] ①手先で物をもてあそぶこと。なぐさみとするちょっとした動作。てすさび。 ②賭博(トバク)。ばくち。 0
通信 ツウシン [0] ①便りをすること。知らせ。 ②情報を伝達すること。郵便・電信・電話など。「パソコン―」 0
淪滅 リンメツ しずんで滅びること。滅びてなくなること。消滅 0
蓐瘡 ジョクソウ [0] 病気などで長く寝ているときにできる床ずれ。体の床にあたる部分にできる皮膚のただれ。 表記「褥瘡」とも書く。 0
拾遺 シュウイ [1] もれ落ちたものを拾うこと。特に、歌や文章などで、もれ落ちたものを集め補うこと。「宇治―物語」 0
霜柱 しもばしら [3] 土中の水分が凍って、地表で氷が細い柱状の結晶になり、並んだもの。「―がたつ」 冬 0
徒然 つれづれ [0] ①何もすることがなく退屈なさま。「入院の―に本を読む」 ②つくづくと物思いにひたるさま。また、しんみりともの寂しいさま。参考「トゼン」とも読む。 1
適性 テキセイ [0] その人の性格や素質が、それをするのにふさわしいこと。また、その性格や素質。「駅伝選手としての―を備えている」 0
放校 ホウコウ [0] 校則に違反した学生・生徒を、学校から追放すること。退校・退学 0
地祇 チギ [1] 「地祇(くにつかみ)」に同じ。「天神―」地神天神(テンジン) 0
直答 チョクトウ [0] ①その場ですぐに返答すること。「―を避ける」即答 ②人を通さずに直接答えること。参考「ジキトウ」とも読む。 0
猛烈 モウレツ [0] 程度や勢いが非常にはげしいこと。「山は―な吹雪であった」「相手から―な反撃を受ける」 0
熊 くま [2],[1] クマ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。ユーラシア・南北アメリカに分布。体は大きく、四肢は太く短い。雑食。日本にはツキノワグマとヒグマがすむ。冬 0
制式 セイシキ [0] 機械などの定められた様式。「新型車の―」 0
筆端 ヒッタン [0] ①ふでの先。 ②書画や文章のふでの運び・はしばし。 0
慰霊祭 イレイサイ [2] 死んだ人の魂をなぐさめるための祭り。 0
発憤忘食 ハップンボウショク 気持ちをふるい起こして、食事をするのも忘れるほど夢中になって励むこと。〈『論語』〉 0
六方 ロッポウ [3],[1] ①東西南北と天地の六方向。 ②六つの平面で囲まれた立体。 ③歌舞伎(カブキ)で、役者が花道から揚げ幕に入っていくときの、手を大きく振って足を高く上げる独特の歩き方。「―を踏む」表記③「六法」とも書く。 0
輦輿 レンヨ 「輦(てぐるま)」に同じ。 0
百尺竿頭一歩を進む ヒャクセキカントウイッポをすすむ ある目的や目標に到達しても、それに満足することもなく、さらなる向上をめざし努力することのたとえ。一〇〇尺もある竿(さお)の先にいて、さらにもう一歩を進める意から。〈『景徳伝灯録』〉 0
紫外線 シガイセン [0] 波長がX線よりも長く、可視光線よりも短い電磁波。太陽スペクトルで紫の外側に現れる。「―で殺菌する」「―療法」 赤外線 0
管鮑の交わり カンポウのまじわり 利害を超えた親密な友情、交際のこと。故事 中国、春秋時代、斉の管仲と鮑叔牙(ホウシュクガ)は無二の親友で、ともに商売をしたとき、管仲が分け前を余分にとっても鮑は管が貧乏なことを知っていて非難せず、管を宰相の位に推挙したのも鮑であったなど、二人の利害を超えた親密な交際は生涯続いたという故事から。〈『史記』〉 0
葬送 ソウソウ [0] 死者をほうむるために、墓地に送ること。また、死者をほうむるのを見送ること。「―行進曲が教会に響いた」 表記「送葬」とも書く。 0
貴ぶ とうと-ぶ [3] ①あがめ、うやまう。 ②重んじる。大切にする。「学問を―ぶ」参考「たっとぶ」とも読む。 0
俟つ ま-つ [1] ①待ち受ける。 ②あてにする。期待をかける。「今後の研究に―つ」 表記「竢つ」とも書く。 0
絞殺 コウサツ [0] 首をしめて殺すこと。くびり殺すこと。「―死体」絞首 0
梅霖 バイリン [0] 「梅雨(つゆ)」に同じ。参考「霖」は長雨の意。 0
言質 ゲンチ [1],[0] のちのちの証拠となる言葉。「―を取られる」「不用意に―を与えた」参考「ゲンシツ」とも読む。 0
蝟集 イシュウ [0] ハリネズミの毛のように、多くの物が一か所にあつまること。「事故現場に見物人が―する」雲集・密集 0
地券 チケン 明治政府が地租改正に伴い、土地所有者に交付した証書。 0
嗷嗷 ゴウゴウ ①やかましく大声で騒ぐさま。 ②大勢の人が悲しみや苦痛の声をあげるさま。 0
震源 シンゲン [0] ①地下にある地震の発生地点。 ②ある物事が起こったもと。「噂(うわさ)の―を探す」 0
黄櫨 はぜのき [1] ウルシ科の落葉高木。暖地に自生。初夏、黄緑色の花を多数つけ、楕円(ダエン)形の実を結ぶ。実から(ロウ)をとる。紅葉が美しい。ハゼ。リュウキュウハゼ。参考「コウロ」とも読む。 1
鏤める ちりば-める [4] ①模様を彫りつける。また、宝石などをちらせてはめこむ。 ②飾りをちらせて入れる。「美辞麗句を―めた文章」
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漢字の豆知識 「ちゃぶだい」は「茶ぶ台」と書く? ~書けるつもりでいたら、本当は難しい漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
逢う あ-う [1] 両方が出あう。また、偶然に出あう。「思いがけない所で知人に―う」 0
寓生 グウセイ 人に頼って暮らすこと。また、その人。 0
上衣・上着 うわぎ ①外側に着る衣服。「厚手の―をはおる」 ②上下が対になった衣服の上半身に着るもの。「スーツの―とズボン」 参考「上衣」は「ジョウイ」とも読む。 0
拝謁 ハイエツ [0] お目にかかること。高貴な人に面会することの謙譲語。おめみえ。「―を許される」「女王陛下に―した」拝顔 0
決定 ケッテイ [0] 物事をはっきり決めること。決まること。また、決まった事柄。「―に素直に従う」確定未定 0
疎遠 ソエン [0] 遠ざかり親しくないこと。交際がとだえること。「卒業以来―になった」 親密・昵懇(ジッコン) 表記「疏遠」とも書く。 0
背任 ハイニン [0] 公務員・会社員などが、自分の利益のために地位を悪用して役所・会社に損害を与えること。「―罪に問われる」 0
付加 フカ [2],[1] 今あるものにさらにつけ加えること。「新たな条件を―する」表記「附加」とも書く。 0
麦扱き むぎこき [2] 刈り取った麦の穂から実をこき落とすこと。また、その道具。「―機」 夏 0
臭味 シュウミ [1],[3] ①くさいにおい。臭気。 ②その人にしみついているよくない感じ。「官僚特有の―がある」 参考「くさミ」とも読む。 0
命長ければ恥多し いのちながければはじおおし 長生きをすれば、それだけ恥をさらす機会も多くなるということ。表記「命長ければ」は「寿ければ」とも書く。 0
留保 リュウホ [1] ①その場で処理や決定をしないで、あとに残しておくこと。保留 ②法律や条約などにおいて、権利や義務の一部に制限をつけて残しておくこと。 0
通説 ツウセツ [0] ①世間に広く認められている説。特に、学問・芸術・技術などの分野での説。「―に従う」異説・新説 ②全般にわたって解説すること。通解・通釈 0
秤量 ショウリョウ [0] ①秤(はかり)で重さをはかること。 ②秤ではかることができる最大限の重量。「―三(キログラム)の調理用の秤」 参考「ヒョウリョウ」とも読む。 0
籌 かずとり [0] 数をかぞえるときに、しるしとして使う細長い竹の棒。 0
草履 ぞうり [0] 鼻緒のある、底が平らなはき物。わら・竹の皮・革・ゴムなどで作る。 1
常食 ジョウショク [0] ひごろ食べていること。また、その食べ物。「日本では米を―とする」 0
割賦 カップ [0] 代金を分割して支払うこと。分割払い。月賦・年賦など。「―販売」参考「わっプ」とも読む。 0
里程標 リテイヒョウ [0] 道路や鉄道線路のわきに立て、里程を記した標識。 0
絛虫 ジョウチュウ [0] 扁形(ヘンケイ)動物で、脊椎(セキツイ)動物の腸内に寄生する虫。体は平たく、多くの節があり、真田紐(さなだひも)に似ている。表記「条虫」とも書く。参考「さなだむし」とも読む。 0
苗代 なわしろ [0] 田植えまでの間、イネの種をまき苗に育てる田。なわしろだ。 0
俗説 ゾクセツ [0] 根拠に乏しいのに、世間で広く伝えられている説。「―を鵜吞(うの)みにしてはいけない」 0
口蓋 コウガイ [0] 口の中の上壁の部分。うわあご。「―が炎症を起こす」 0
木偶 モクグウ [1] 「木偶(でく)」に同じ。参考「ボクグウ」とも読む。 0
力作 リキサク [0] 精力をこめて作った作品。労作参考「リョクサク」と読めば、力を尽くして作業すること。また、労働の意。 0
並列 ヘイレツ [0] ①複数のものが並び連なること。また、並べ連ねること。「―行進をする」 ②「並列接続」の略。発電機・電池・抵抗器などの同じ極どうしをつなぐこと。パラレル。直列 0
海棠睡(ねむ)り未(いま)だ足らず カイドウねむりいまだたらず 美人が酔って眠ったあと目覚めて、まだ寝不足でなよなよとなまめかしいさま。中国、唐の玄宗皇帝が楊貴妃(ヨウキヒ)を評した言葉。〈『冷斎夜話(レイサイヤワ)』〉 0
独り ひとり [2] ①相手がいないこと。自分だけのこと。「―で暮らす」「―っ子」 ②独身であること。 ③単独で。自分ひとりで。「―涙にくれる」 ④ただ単に。多く、打ち消しの語を伴う。「―私個人の問題ではない」 0
幣制 ヘイセイ [0] 貨幣に関する制度。単本位制・複本位制・併行本位制の三種に分かれる。 0
刊行 カンコウ [0] 書物などを印刷して、広く世に出すこと。出版。発行。「この雑誌は隔月に―される」「政府―物」 0
爆心 バクシン [0] 爆発や爆撃の中心地点。「原爆ドームは―地に唯一残った建物だ」 0
人心 ジンシン [3] 人のこころ。世間の多くの人々の気持ちや考え。「―をつかんだ名演説」「―が離反する」 民心 0
頻りに しき-りに [0] ①何度も。たびたび。しばしば。「人を―呼び出す」 ②熱心に。ひどく。むやみに。「―残念がる」
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漢字の豆知識 知ってる?「表外読み」 ~読めない常用漢字に注意!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
寓する グウ-する [3] ①仮住まいをする。 ②ある事柄にかこつけて言う。ほのめかす。「反戦思想を―した小説」 0
毒蛾 ドクガ [0],[2] ドクガ科のガ。日本全土にすむ。全体に黄色で、毒毛をもつ。幼虫・成虫ともに人が触れるとかぶれ、かゆくなる。 0
一暴十寒 イチバクジッカン [2],[0] 何事も継続してやらなければ成果は上がらないというたとえ。気まぐれの戒め。一日暖めて一〇日冷やす意で、これではどんな植物でも育たないことから。「暴」は「曝」と同じで、日にさらして暖める意。〈『孟子(モウシ)』〉参考「十寒一暴」ともいう。 0
辞彙 ジイ [1] 言葉を類別して集め、意味などを説明した書物。辞典。辞書。 0
立党 リットウ [0] 新たに政党や党派をつくること。「―の精神」 0
刑余 ケイヨ [1] 以前に刑罰を受けたことのあること。前科のあること。「―の身」 0
優越 ユウエツ [0] 他とくらべてまさっていること。他よりすぐれていること。「勝利を得て―感にひたる」 0
晏い おそ-い ①時刻・時期が過ぎている。時間が経過している。 ②夜が更けている。表記②「晩い」とも書く。 0
顔触れ かおぶれ [0] ①参加する人々。メンバー。「すばらしい―」 ②顔見世興行。 0
天地開闢 テンチカイビャク [1] この世の始まり。世界の初め。天地創造のこと。「開闢」は開き分かれること。参考「開天闢地(カイテンヘキチ)」ともいう。天地創造 0
凶器 キョウキ [1] 人を殺傷するのに用いる道具。 「兇器」の書きかえ字。 0
愉楽 ユラク [0] よろこびたのしむこと。たのしみ。「現世の―に生きる」悦楽・愉悦 0
豚に念仏猫に経 ぶたにネンブツねこにキョウ どんなに有益なことを聞かせても、何も分からない者には効果のないたとえ。馬の耳に念仏・犬に論語 0
宗廟 ソウビョウ [0] ①祖先の霊をまつる。みたまや。「―に詣(もう)でる」 ②皇室の祖先の霊をまつる社。 0
一寸の虫にも五分の魂 イッスンのむしにもゴブのたましい どんなに小さく弱い者でも、それ相応の意地をもっているので侮(あなど)ってはいけないということ。体長わずか一寸の虫でもその半分の五分の魂があるという意から。「一寸」は約三(センチメートル)。 0
商略 ショウリャク [0] 商売上の策略やかけひき。「―を練る」 0
敵う かな-う [2] 及ぶ。匹敵する。たちうちできる。「テニスでは彼に―う者がいない」 0
激烈 ゲキレツ [0] 非常にはげしいさま。「争いは―をきわめた」強烈・猛烈・熾烈(シレツ)表記「劇烈」とも書く。 0
発露 ハツロ [1] 心のなかのことが表面にあらわれ出ること。「友情の―」 0
碁盤 ゴバン [0] 碁を打つときに使う方形の台。表面に縦横各一九本ずつ、等間隔の平行線が引かれている。「―割り(整然と分割すること)」 0
千乗万騎 センジョウバンキ 天子の盛大な行列のたとえ。「千乗」は兵車千台、「万騎」は騎馬隊一万騎の意。〈白居易の詩〉 0
軍歌 グンカ [1] 軍隊の士気や愛国心を高めるために歌った歌。 0
一年の計は元旦にあり イチネンのケイはガンタンにあり 一年間の計画は、元旦に立てるべきであるということ。心改まる年初に、しっかりした計画を立てて着実に実行せよという教え。「元旦」は元日の朝、または一月一日の意。 0
刳形 くりかた [0] 建築・建具で、えぐって飾りとした穴。また、その装飾。 0
姙娠 ニンシン 胎児を宿すこと。子をみごもること。懐妊。表記「妊娠」とも書く。 0
御霊・御魂 みたま 死んだ人や祖先の霊を敬っていう語。「先祖の―を祭る」 0
上書 ジョウショ [0] 主君などに、意見書を差しだすこと。また、その文書。 0
死生命(メイ)あり シセイメイあり 人の生死は天によってすでに定められており、人の力では変えようがないこと。〈『論語』〉 0
知得 チトク [0] 知り得ること。知ることで自分のものにすること。「技術を―する」 0
学閥 ガクバツ [0] 同じ学校の出身者や、同じ学派の学者によってつくられる派閥。「当社には―は存在しない」 0
芸は道によって賢し ゲイはみちによってかしこし 専門家はその分野に精通していること。物事はその道にある人が、もっともよくわかっているということ。参考「賢し」は「精(くわ)し」ともいう。餅(もち)は餅屋 0
怫然 フツゼン むっとして怒りを表すさま。むっとして顔色を変えるさま。「―として席を蹴(け)る」 0
砂塵 サジン [0] 砂ぼこり。砂けむり。「―が舞い上がる」 表記「沙塵」とも書く。 0
動産 ドウサン [0] 土地や建物以外で、形を変えずに動かすことのできる資産。現金・株券・商品など。不動産 0
雇用 コヨウ [0] ある仕事をさせるために、賃金を払い人を雇うこと。「―促進の事業」解雇 「雇傭」の書きかえ字。 0
進入 シンニュウ [0] 進み入ること。「公園内に車は―禁止です」 0
辞令 ジレイ [0] ①応対の言葉やあいさつ。「社交―」 ②官職や役職の任免の旨(むね)を書いて、本人に渡す正式な文書。「―が下りる」 0
通帳 ツウチョウ [0] 預貯金や商品売買などの、月日・金額・数量などを記入しておく帳面。通い帳。「預金―」 0
偏旁 ヘンボウ [0] 漢字の偏(ヘン)と旁(つくり)。多く、漢字構成の左側と右側の部分。「―冠脚(カンキャク)」 0
丱女 カンジョ 髪をあげまきに結った少女。また、幼女。 0
曲肱 キョッコウ 肱(ひじ)を曲げて枕(まくら)の代わりにすること。貧しい生活のたとえ。「―の楽しみ(貧しいなかから見いだされる楽しみ)」 0
老麺 ラーメン [1] 味付けした汁にめんを入れ、上に具をのせた中国料理。中華そば。表記「拉麺」とも書く。参考「ラーメン」は中国語から。 0
凶行 キョウコウ [0] 人を殺傷するような極悪な行為。「―に及ぶ」 「兇行」の書きかえ字。 0
涕 なみだ [1] 感情の高まりによって、目の涙腺(ルイセン)から分泌される透明な液体。特に、ほおを伝って流れるものを指す。 0
収入 シュウニュウ [0] 勤労・事業などにより取得する金品。「農業で―を得る」「臨時―」 所得 支出 0
金帛 キンパク 黄金と絹織物。参考「帛」は絹の織物の意。 0
魚の釜中(フチュウ)に遊ぶが若(ごと)し うおのフチュウにあそぶがごとし 災いや危険が迫っているのに、のんびりとしているたとえ。魚が間もなく煮られるのに、釜(かま)の中でのんびり泳いでいる意から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉表記「若し」は「如し」とも書く。参考「釜中の魚」ともいう。 0
白身 しろみ [0],[2] ①卵の中の透明な部分。卵白。「―を泡立てる」黄身 ②魚肉の白い部分。また、肉が白い魚。「―の刺身」 ③獣肉の脂身の多い白い部分。 ④木材の白い部分。④白太(しらタ) ②~④赤身 0
爪の垢を煎じて飲む つめのあかをセンじてのむ すぐれた人に少しでもあやかろうとするたとえ。すぐれた人の爪のあかを煎じ薬にして飲めば、少しはその人に近づけるだろうという意から。 0
宿木 やどりぎ [0],[3] ①ヤドリギ科の常緑小低木。 ②他の木に寄生する木。 寄生木(やどりぎ) 0
楚幕に烏有り ソバクにからすあり 敵の陣中に人影がないことのたとえ。楚の陣営にカラスがいるということは、人気(ひとケ)がない証拠の意から。「楚幕」は楚の陣営。〈『春秋左氏伝』〉 0
顧みる かえり-みる [4] ①ふり向いて後ろを見る。「―みて富士を仰ぐ」 ②過去を考えてみる。「青春時代を―みる」 ③気にかける。心配する。「家庭を―みる暇もない」 0
爆音 バクオン [0] ①火薬・ガスなどが爆発するときに出す音。爆発音。 ②飛行機・自動車・オートバイなどのエンジンが発する大きな音。 0
冷める さ-める [2] ①熱いものの温度が下がる。ぬるくなる。「お茶が―める」 ②高まった気持ちや関心が薄らぐ。熱意を失う。「興が―める」「愛情が―める」 0
扇状地 センジョウチ [3] 山地から流れる川が平地に出る所でゆるやかになり、流れてきた土砂が堆積(タイセキ)してできる扇形の地形。 0
貝殻虫 かいがらむし [4] カイガラムシ科の昆虫。雌は分泌物から貝殻状のものを作る。リンゴ・ナシ・カキなどに寄生する害虫。(ロウ)などの原料となるものもある。 0
百歳の童、七歳の翁 ヒャクサイのわらべシチサイのおきな 人の思慮分別の有無(ウム)は、年齢にはかかわらないということ。幼い子どもでも分別を備えている者もあれば、経験を積んだ老人のなかにも分別のない者がいる意から。 0
沈黙寡言 チンモクカゲン 口数が少なく、無口なこと。「―を押しとおす」参考「寡言沈黙」ともいう。饒舌多弁(ジョウゼツタベン) 0
雅 みやび [1],[0] 上品で優美なこと。洗練された感覚。「―を競う」風雅・風流 0
平気虚心 ヘイキキョシン 気持ちが平らかで、心にわだかまりがないこと。「虚心」は、心にわだかまりをもたないこと。「―を保つのは難しい」虚心坦懐(キョシンタンカイ)・虚心平意 0
鬘 かつら [0] 毛髪などでさまざまな髪形を作り、頭にかぶったり添えたりするもの。参考「かずら」とも読む。 0
虞舜 グシュン 中国の皇帝、舜の別称。中国の古代説話に出てくる五帝の一人。 0
手子摺る てこず-る [3] 処置に困る。もてあます。「難題に―る」 表記「梃摺る・手古摺る」とも書く。 0
詼諧 カイカイ おどけること。たわむれ。冗談。諧謔(カイギャク) 0
細大 サイダイ [0] 細かいことと大きいこと。細かいことから大きいことまで。一部始終。「―もらさず述べる」 巨細(コサイ) 0
蒙塵 モウジン 天子や国王などが、変事の起きたときに難を避けて都の外などに逃げること。参考外界に出てちりをかぶる意。 0
抔う すく-う 手のひらでくむ。すくいとる。「川の水を―って飲む」「砂を―う」 0
驥足 キソク [0] 才能のすぐれた人物のたとえ。 由来駿馬(シュンメ)の足の意から。 0
前 さき [1] ①前方。まのあたり。 ②以前。過去。もとの。 ③あらかじめ。 0
糞尿 フンニョウ [0] 大便と小便。大小便。「―処理」屎尿(シニョウ) 0
旛 はた 長く下に垂らし下げる、しるしばた。のぼり。旗の総称。 0
一癖 ひとくせ [2] ①一つのくせ。 ②どことなく普通と違っている性格。油断のできない人物だと感じさせる性格。「―ありそうな面構え」 0
鹿蹄草 いちやくそう イチヤクソウ科の多年草。山野の樹陰に自生。葉は円形で厚い。初夏、花茎の先にウメに似た白い花を数個下向きにつける。乾燥させたものは脚気(カッケ)に、葉の汁は止血に効く。カガミソウ。 夏 由来「鹿蹄草」は漢名より。和名は、よく効く薬草の意から。 表記「一薬草」とも書く。 1
三綱五常 サンコウゴジョウ 儒教で、守らなければならない三つの根本的な道徳と常に行うべき五つの道。「三綱」は君臣・父子・夫婦の関係の道徳。「五常」は仁・義・礼・智(チ)・信の五つの徳。 0
帆掛け船 ほかけぶね [4] 「帆船(ハンセン)」に同じ。 0
燻し銀 いぶしギン [0],[3] ①硫黄(いおう)でいぶして表面の光沢をくすませた銀。また、その渋みのある銀色。 ②派手さはないが、実力や実質をそなえていること。「―の芸」 0
妄念 モウネン [0],[1] 迷いの心。また、その執念。「―を取り除く」妄心 0
肯定 コウテイ [0] 物事をそうであると認めること。正しいと同意すること。否定 0
危機一髪 キキイッパツ [1],[4] 非常にあぶないせとぎわのたとえ。「一髪」は一本の髪の毛ほどのすきまの意で、ほんのわずかなちがいできわめて危険な状況に陥りそうなことをいう。〈韓愈(カンユ)の文〉「―のところで命が助かる」一髪千鈞(イッパツセンキン)
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生真面目 きまじめ [2] 融通が利かないほどまじめなこと。また、その人。「いかにも―な顔つきをしている」 1
尚侍 ないしのかみ 律令(リツリョウ)制の内侍司(ないしのつかさ)(後宮の事務や式典をつかさどった役所)の長官。 参考「ショウジ」とも読む。
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漢字の豆知識 「検非違使」「防人」何と読む? ~読みが難しい官職名~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
呪縛 ジュバク [0] ①まじないをかけて動けなくすること。 ②心理的に束縛すること。「旧弊の―がとけ、自由な研究ができる」 0
立役 たてヤク [0] 「立役者」の略。芝居の中心となる重要な役者。主役。参考「たちヤク」と読めば別の意になる。 0
忠節 チュウセツ [0] 君主や国家に忠義を尽くすこと。また、その心。「主君に―を尽くす」 0
鉱油 コウユ [0] 鉱物性の油。石油など。 0
蕎麦葉貝母 うばゆり ユリ科の多年草。林の樹陰などに自生。 姥百合(うばゆり) 1
爪 つめ [0] ①人や動物の指先にある表皮が硬くなった角質の部分。「―が伸びる」 ②琴を弾くための道具で、①の形をしたもの。琴づめ。「―で弦をかき鳴らす」 ③物を引っかけるもの。小鉤(こはぜ)の類。鉤(かぎ) 0
蠢愚 シュング 無知でおろかなこと。また、その人。 暗愚 英明 0
明礬 ミョウバン 硫酸アルミニウムとアルカリ金属などの結合物で、無色透明の正八面体の結晶。染色・医薬・製紙などに使用される。 0
錦心繡口 キンシンシュウコウ 詩や文章の才能にすぐれているたとえ。「錦心」は錦(にしき)のように美しい心。「繡口」は刺繡のように美しい言葉。〈柳宗元の文〉錦心繡腸・錦繡心肝 0
象牙 ゾウゲ [0],[3] ゾウの上あごの二本の長い牙(きば)。堅くてきめが細かく美しいため細工物の材料とされたが、乱獲が進み使用禁止となった。 0
瞿然 クゼン [0] 目を見開いて驚くさま。びっくりして顔色を変えるさま。 0
正しく まさ-しく [2] 確かに。まちがいなく。「この刀は―本物だ」 0
指図 さしズ [1] 人に言いつけて仕事などをさせること。また、その言いつけ。「先生の―を受ける」 指示・差配・命令 0
飛蚊症 ヒブンショウ [2],[0] 目の前をカが飛ぶように見える目の症状。眼球のガラス体にできる混濁などにより起こる。 0
口裏 くちうら [0] 話の裏に込められた真意を察すること。「―を合わせる」参考本来は「口占」で、話から吉凶を占う意。 0
術語 ジュツゴ [0] 学術や技術の専門語。テクニカルターム。 0
烏魯木斉 ウルムチ 中国、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区の区都。天山山脈の北麓(ホクロク)にあり、経済・文化・交通の要地。 1
息巻く いきま-く [3] ①激しい態度で言いたてる。威勢よくまくしたてる。 ②息を荒くして怒る。いきりたつ。「仕返ししてやると―く」 0
経理 ケイリ [1] 財産の管理や会計・給与に関する事務。また、その処理。 0
薫る かお-る [0] よいにおいを放つ。香気が漂う。「風―る五月」 0
少数 ショウスウ [3] 数が少ないこと。「―意見を尊重する」「―精鋭」 多数 0
建国 ケンコク [0] 新しく国を建てること。国家をおこすこと。「―記念の日」立国 0
万籟 バンライ 風に吹かれて、さまざまなものが立てる物音。風に鳴る音。「籟」は響きや声の意。衆籟 0
順法 ジュンポウ [0] 法律に忠実にしたがうこと。「―闘争(法規を守ることで、合法的に作業能率を下げる労働組合の争議の戦術)」 表記「遵法」とも書く。 0
捕る と-る [1] つかまえて放さない。「ネコがネズミを―る」「―り物」 0
意気揚揚 イキヨウヨウ [1] 得意で誇らしげに振る舞うさま。「揚揚」は得意なさま。〈『史記』〉「優勝杯を手に―と退場する」
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四字熟語根掘り葉掘り6:「意気揚々」はかかあ天下の証し ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
大味必淡 タイミヒッタン 淡白なものこそほんとうにおいしく、人々に長く好まれるものだということ。「大味」は非常によい味、「淡」はうすくあっさりしている味の意。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
緬甸 ビルマ インドシナ半島の西部、ベンガル湾に面した国。一九八九年、ミャンマー連邦と改名した。首都はラングーン、国名改名後はヤンゴンと改名。 1
禁断 キンダン [0] ある行為をかたく禁止すること。「―症状」 0
藍子 あいご [0] アイゴ科の海魚。南日本の浅海にすむ。全長約三〇(センチメートル)。成魚は黄褐色で、背びれや尾びれに毒を出す鋭いとげがある。食用。幼魚をバリコという。 0
油桃 つばいもも [3] モモの一品種。由来「油桃」は漢名から。 椿桃(つばいもも) 1
称嘆・称歎 ショウタン 感心して、ほめたたえること。嘆賞。 表記「賞嘆・賞歎」とも書く。 0
賊軍 ゾクグン [0] 支配者、特に日本では朝廷に反逆する軍勢。朝敵としての兵。「勝てば官軍、負ければ―」 官軍 0
剽かす おびや-かす 急におどす。さっと現れて襲う。「おいはぎに―される」 0
散薬 サンヤク [1],[0] 粉末になっている薬。こなぐすり。 散剤 0
共倒れ ともだおれ [0] 競争しあったり助けあったりしたために、双方ともやっていけなくなること。ともつぶれ。「近所に同業者が多いと―になる」 0
縄抜け・縄脱け なわぬけ なわでしばられている人が、そのなわをはずして逃げること。また、その人。「容疑者に―される大失態」 0
深紅 シンク [0] 濃い赤色。まっか。「―のバラ」 表記「真紅」とも書く。 参考「シンコウ」とも読む。 0
一寸先は闇 イッスンさきはやみ すぐ目の前が真っ暗闇で何も見えないように、将来のことはまったく予測できないたとえ。「一寸」は約三(センチメートル)。 0
鵄尾 シビ [1] 宮殿や仏殿などの棟の両端にとりつける飾り。後世のしゃちほこなどの原型。表記「鴟尾・蚩尾」とも書く。鴟尾(シビ) 0
僭主 センシュ [1] ①武力で上の位を奪い、勝手に君主を称する者。 ②古代ギリシャで、民衆を味方にして政権を独占した支配者。タイラント。 0
背鰭 せびれ [0] 魚類の背中にある鰭(ひれ)。 0
干 ひだら [0] タラを薄塩にしてほしたもの。干(ほ)し。春 0
好餌 コウジ [1] ①人を誘いこむのにちょうどよい手段や方法。「―をちらつかせて誘う」 ②欲望のえじきになるもの。「ゆすりの―となる」参考うまいえさの意。 0
中央 チュウオウ [3],[0] ①真ん中。中心周辺 ②物事の中心的な役目を果たすところや位置。「―行政機関」中枢・中核 ①②末端 ③首都。地方 0
羇寓 キグウ 旅をして宿泊すること。旅寓・旅泊表記「羈寓」とも書く。 0
疥癬 カイセン [0] 疥癬虫の寄生によって起こる感染性の皮膚病。小さい吹き出物ができてひどくかゆい。皮癬(ヒゼン)。 0
急騰 キュウトウ [0] 値段や価値が急に上がること。「野菜の値段が―した」急落 0
魚籠・魚籃 びく 釣りなどのとき、とった魚を入れるかご。参考「魚籃」は「ギョラン」とも読む。 1
英才 エイサイ [0] 秀(ひい)でた才能。また、その人。「―教育」秀才・俊才鈍才 「穎才」の書きかえ字。 0
連理 レンリ [1] ①木の枝や幹が他の木とつながり、木目(モクめ)が続くこと。 ②夫婦や男女の深いちぎり。「比翼―(「比翼の鳥、連理の枝」の略で、男女の深いちぎりのたとえ)」 0
緊迫 キンパク [0] 情勢がさしせまり、非常に緊張している状態。「―した国際情勢」 0
肩摩轂撃 ケンマコクゲキ 人や車馬で往来が混み合うさま。「肩摩」は肩と肩がすれ合うこと。「轂撃」は車の轂(こしき)(車輪の中心の太くまるい部分)と轂とがぶつかりあう意。〈『戦国策』〉参考「轂撃肩摩」ともいう。 0
戻る もと-る [2] 道理・原則や人情などにそむく。反する。たがう。「友情に―る行為だ」 0
六親和せずして孝慈有り リクシンワせずしてコウジあり 一家が不和になったので、孝行とか慈愛とかが取りざたされるようになる。「六親」は父母・兄弟・妻子など最も近い身内。由来一家が親しくむつみ合っていれば、親への孝行だとか子への慈愛などと言われることはない。それをことさらに言いつのるのは、一家が不和であるからにほかならない。孝行や慈愛を美徳とする儒家の思想を批判した『老子』の言葉。 0
濃色 こきいろ 染め色や織り色の名。濃い紫色。または、濃い紅色。 0
予想 ヨソウ [0] 物事の結果などを前もって想像すること。また、その内容。「―外の結果に驚く」「―を裏切る活躍」予測 0
来診 ライシン [0] 医者が患者の家へ来て、診察すること。宅診参考患者側からの語。医者側からは「往診」という。 0
符 わりふ [1] 「符節」に同じ。参考「割符」とも書く。 0
行き掛けの駄賃 ゆきがけのダチン 物事のついでに他の利益まで得るたとえ。また、ある悪事をするついでに別の悪事をするたとえ。 由来馬子(まご)が荷物を取りに行くときの空馬(からうま)に別の荷物を載せて、ついでの運び賃を稼いだことから。参考「行き掛け」は「往(い)に掛け」ともいう。帰り掛けの駄賃 0
健闘 ケントウ [0] 一生懸命にたたかうこと。「―むなしく敗北する」「敵の―をたたえたい」 0
和毛 にこげ [0] 鳥獣や人の細くやわらかい毛。うぶ毛。 1
漂着 ヒョウチャク [0] ただよい流れて岸に着くこと。「無人島に―した」 0
幼虫 ヨウチュウ [0] 卵から孵化(フカ)して、さなぎになる前までの昆虫。成虫 0
仕合 シあい [0] 武術・スポーツなどで技術や能力を競い、勝敗を争うこと。「泥―」 表記「試合」とも書く。 参考為(し)合いの意。 0
讐いる むく-いる 受けた言葉や品物に応じたものを相手に返す。 表記「酬いる」とも書く。 0
麻疹 はしか [0] 幼児に多い急性の感染症。発熱し、全身に発疹(ハッシン)が出て、口中に白い斑点(ハンテン)ができる。一度かかると、一生の免疫を得る。参考「マシン」とも読む。 1
夜を以て日に継ぐ よをもってひにつぐ 昼夜の区別なく何かに励むこと。〈『孟子(モウシ)』〉 0
婚礼 コンレイ [0] 結婚の儀式。結婚式。「今春―が行われる予定だ」婚儀・祝言(シュウゲン) 0
薬石の言 ヤクセキのゲン 人のためになる戒めの言葉。忠言や諫言(カンゲン)など。故事 中国、唐の高馮(コウヒョウ)がすぐれた上奏文を献呈して政治上の得失を述べた功を認められ、太宗から薬剤を賜った故事から。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
日陰の豆も時が来れば爆(は)ぜる ひかげのまめもときがくればはぜる 成長が遅い人でも、年ごろになれば自然と一人前の大人になるたとえ。日陰で育った豆でも時期がくれば、さやが裂けて豆がはじけることから。陰裏(かげうら)の桃の木も時が来れば花咲く 0
提灯に釣り鐘 チョウチンにつりがね まったく比べものにならないこと、釣り合いがとれないことのたとえ。提灯と釣り鐘は形は似ているが、大きさや重さ、材質などがまったく異なることから。 0
邦人 ホウジン [0] 自国の人。自分の国の国籍をもつ人。特に、海外に住む日本人。「在留―」 0
平平凡凡 ヘイヘイボンボン [0] きわめてありふれていること。「―とした暮らし」無声無臭参考「平凡」を重ねた語。 0
広大無辺 コウダイムヘン [0] 広く果てしがないこと。限りなく広がっていること。「―な大地」 0
聯合 レンゴウ [0] 連合 0
胝 たこ [1] 摩擦や圧迫などの刺激によって、皮膚の一部分がかたくなり、厚くなったもの。「書写の練習で指にペン―ができた」表記「胝」とも書く。 0
恒心 コウシン [0] つねに変わらない、しっかりした心。ゆるぎない良心。節操。 0
顔貌・顔容 かおかたち 顔のつくり。顔のようす。顔つき。容貌(ヨウボウ)。参考「顔貌」は「ガンボウ」とも読む。 0
佩玉 ハイギョク 昔、貴人が腰に下げた飾り玉。歩くと音を出す。参考「おびだま」とも読む。 0
顔 かんばせ [0] ①顔つき。容貌(ヨウボウ)。「花の―」 ②体面。面目。「何の―あって旧友に会えよう」参考「かほばせ」の音便化したもの。 0
感電 カンデン [0] 電流が体に流れ、ショックを受けること。「―死」 0
聴す ゆる-す [2] きき入れる。望みをきき届ける。 0
記す しる-す [0],[2] ①書きとめる。 ②心にきざみこむ。覚える。「しっかりと脳裏に―した」 0
信徒 シント [1] ある宗教を信仰している人。 信者・宗徒 0
曷 なに なんであるか。疑問・反語の意を表す語。 0
邑落 ユウラク [0] 集落。村落。むらざと。「山中の―に逗留(トウリュウ)した」 0
遊山 ユサン [0],[1] ①野山で遊ぶこと。 ②遠くへ遊びに出かけること。ピクニック。「物見―」行楽表記「游山」とも書く。参考①「ユウザン」とも読む。 0
収蔵 シュウゾウ [0] ①物を手元に置いて保存すること。「古書を―する」 ②農作物を取り入れて畜えておくこと。 0
玖馬 キューバ 中央アメリカの西インド諸島のキューバ島とその周辺の島からなる共和国。砂糖とタバコが主産業。首都はハバナ。 1
地蔵 ジゾウ [0],[2] 「地蔵菩薩(ボサツ)」の略。釈迦(シャカ)の没後、弥勒(ミロク)菩薩が現れるまでの無仏の期間、衆生(シュジョウ)を導いて救済するという菩薩。 0
領有 リョウユウ [0] 自分のものとして所有すること。「広大な土地を―する」保有 0
政界 セイカイ [0] 政治に関する社会。政治家たちで構成する社会。「―に身を置く」 0
統制 トウセイ [0] ①一つにまとめて治めること。「―のとれたチーム」 ②一定の方針にしたがって取り締まること。「―経済」 0
性別 セイベツ [0] 男女、雌雄の性的な区別。「―による役割分業」 0
出端・出鼻 でばな ①出ようとする折。出ぎわ。「―に友が来た」 ②物事のし始め。「―を挫(くじ)く(物事を始めたり調子が出始めたりするところで邪魔をすること)」 参考「ではな」とも読む。また、「出鼻」は、山の端や岬などの突き出た所の意もある。 0
塵界 ジンカイ [0] けがれたこの世の中。俗界。「―を離れた山中」 穢土(エド)・濁世(ジョクセ) 0
余塵 ヨジン [0] ①車馬や人が通り過ぎたあとに、立つ土ぼこり。「―が舞う」後塵 ②先人の残したやり方や影響。遺風。「―を拝する」余風 0
親日 シンニチ [0] 外国や外国人が、日本に友好的なこと。「大の―家」 反日 0
志す こころざ-す [4] 目的・目標を心に決めてめざすこと。目標に向かって進むこと。「将来は建築家を―している」 0
進取 シンシュ [1] 新しいことにも進んで取り組むこと。「―の精神に富んだ若者」 退嬰(タイエイ) 0
草茅 ソウボウ ①草とチガヤ。 ②「草(ソウモウ)」に同じ。 0
七五三縄 しめなわ [0] 神域を区別したり邪神を防いだりするために張る縄。 由来縄の編み目に七・五・三筋のわらの茎を垂らし、その間に四手(シで)という紙をはさみ下げることから。 表記「注連縄・標縄」とも書く。 1
機密 キミツ [0] 重要な秘密。特に政治・軍事上、もらしてはいけない秘密。「国の最高―」 0
服属 フクゾク [0] 部下や属国として、つきしたがうこと。「大国に―する」従属 0
八方美人 ハッポウビジン [5] だれに対してもよく思われようと、要領よく振る舞う人。「―の人は時に世間の信を失う」 0
謹厳実直 キンゲンジッチョク [0] きわめてつつしみ深く誠実で正しいこと。「―な人柄」謹厳温厚・謹厳重厚
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意味を重ねてさらに強調する~言葉は「百鍛千練」の心がけで~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
帑 かねぐら 金銀などをしまっておくところ。表記「金庫・金蔵」とも書く。 0
打電 ダデン [0] 電報や無線電信を打つこと。「SOSを―する」入電 0
海内無双 カイダイムソウ 世の中に並ぶものがないほどすぐれていること。「無双」は二つとない、並ぶものがない意。〈東方朔(トウボウサク)の文〉天下無双・挙世無双 0
退避 タイヒ [1],[0] その場から離れて、危険をさけること。「強風で山小屋に―した」 0
山小菜 ほたるぶくろ キキョウ科の多年草。 由来「山小菜」は漢名から。 蛍袋(ほたるぶくろ) 1
石に漱(くちすす)ぎ流れに枕(まくら)す いしにくちすすぎながれにまくらす 負け惜しみが強く、自分のまちがいも理屈をつけて認めようとしない態度のこと。 故事中国、晋(シン)の孫楚(ソンソ)が「石に枕し流れに漱ぐ」を言いまちがえ、石に漱ぐのは歯を磨くためであり、流れに枕するのは耳を洗うためだと強弁した故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 参考「漱石枕流(ソウセキチンリュウ)」ともいう。夏目漱石(なつめそうせき)のペンネームはこの句によっている。「流石(さすが)」もこの句に由来する。 0
声高 こわだか [0] 声の調子が高くて大きいこと。「―に話し合っている」 0
同情 ドウジョウ [0] 他人の苦しみ・悲しみなどを思いやること。「―を寄せる」憐憫(レンビン) 0
沙中偶語 サチュウグウゴ 臣下が謀反(ムホン)の相談をすること。「偶語」は相談の意。 故事中国、漢の高祖が功臣を選んで大名にした際、選にもれた者たちが、人気のない砂地で語りあい、不穏な空気を漂わせた故事から。〈『史記』〉 0
悛める あらた-める 過ちをやめて心を正す。「心を―めて人の道を求める」 0
丹青 タンセイ [0] ①あかい色とあおい色。 ②あかとあおの絵の具。色彩。 ③彩色画。 0
灼熱 シャクネツ [0] 焼けつくように熱いこと。焼けて熱くなること。「―の太陽」 0
遡及 ソキュウ [0] 過去にさかのぼって、影響などを及ぼすこと。「四月に―して適用する」 参考「サッキュウ」は慣用読み。 0
年百年中 ネンビャクネンジュウ [1],[5] いつも。たえず。年がら年中。 0
雁来紅 はげいとう [2] ヒユ科の一年草。インド原産。観賞用に栽培。細長い葉が多数つき、初秋に赤や黄色に色づき美しい。秋由来「雁来紅」は漢名より。ガン(雁)が北方から来るころに色づくことから。表記「葉鶏頭」とも書く。参考「ガンライコウ」とも読む。 1
実る みの-る [2] ①草木に実がなる。実が熟す。「稲穂が―る」 ②成果があがる。「努力が―る」「積年の研究が―る」 0
亡霊 ボウレイ [0] ①死者の魂。亡魂・霊魂 ②①がこの世に現れたもの。幽霊 0
元宝草 ほとけのざ シソ科の二年草。 仏の座 1
菜園 サイエン [0] 野菜を育てる畑。野菜畑。「家庭―を始める」 0
瀝る したた-る 液体がしずくとなって、続いて落ちる。 0
幽霊 ユウレイ [1] ①死者の魂。また、死者が成仏できずに生前の姿で現れるというもの。「―屋敷」「夜な夜な―が出る」亡霊・幽魂 ②実際には存在しないのに、あるかのように見せかけたもの。「―会社」 0
破損 ハソン [0] 破れこわれること。ものがいたむこと。また、破きこわすこと。「建物の―状況を調べる」 0
熱烈 ネツレツ [0] 感情が高ぶって勢いが激しいさま。「市民から―な歓迎を受けた」 0
逐電 チクデン [0] 行方をくらまして逃げること。逃亡。「公金を横領して―した犯人が捕らえられた」由来電光をおうように急ぐ意から。参考「チクテン」とも読む。 0
正木 まさき [0] ニシキギ科の常緑低木。 柾(まさき) 0
撰述 センジュツ [0] 書物をあらわすこと。本を書き上げること。 著述 0
温習 オンシュウ [0] 繰り返し学ぶこと。おさらい。「日本舞踊の―会」 0
不失正鵠 フシツセイコク 的をはずさないこと。急所や要点を的確につかむこと。「正鵠」は的の中心のこと。 0
挙用 キョヨウ [0] 能力を認め、引き上げて用いること。登用・起用 0
面 メンユ [1] 面と向かって、こびへつらうこと。「権力者に―する」 0
恭悦 キョウエツ [0] つつしんで喜ぶこと。他人、特に目上の人に自分の喜びを述べる語。「―至極に存じます」表記「恐悦」とも書く。 0
変事 ヘンジ [1] 平常とは異なる出来事。変わった出来事。「―が出来(シュッタイ)する」「―に駆けつける」異変参考多く、よくない出来事にいう。 0
品評 ヒンピョウ [0] 産物・製品や作品などのよしあし・優劣を論じ定めること。品定め。「菊の―会に出品する」 0
梓 あずさ [1] ①ヨグソミネバリの別称。カバノキ科の落葉高木。材質がかたく弾力があるため、昔、この木で弓を作った。 ②キササゲの別称。ノウゼンカズラ科の落葉高木。 ③アカメガシワの別称。トウダイグサ科の落葉高木。 ④木版用の版木。「―に上(のぼ)す(上梓(ジョウシ)する。出版する)」 由来④昔の中国で①の材料を用いたことから。 0
均一 キンイツ [0] 金額・状態などがひとしく、一様であること。「かきまぜて濃度を―にする」「―料金」均等 0
清廉潔白 セイレンケッパク [0] 考えや行動がきれいで私欲がなく、後ろめたいことがまったくないこと。「―で疑う余地がない」 青天白日 0
木淡・木醂 きざわし 木で甘く熟したカキ。きざらし。木練(こねり)。秋 1
崩落 ホウラク [0] ①くずれ落ちること。「あの岩は―の危険がある」 ②相場が急に下落すること。「株価の―」暴落 0
兎馬 うさぎうま [3] ロバの別称。由来耳が長いことから。表記「驢」とも書く。 0
躍る おど-る [0] ①高くとびはねる。「いきなり首位に―り出た」「身を―らせてプールに飛びこむ」「清流に鮎(あゆ)が―る」 ②激しく揺れて動く。「砂利道で車が―る」「急いで書いたので字が―っている」 ③期待などのために心がわくわくする。「喜びに胸が―った」 0
豪爽 ゴウソウ [0] 気性がすぐれていて、さわやかなさま。気性が強く、さっぱりしているさま。 0
運は天にあり ウンはテンにあり 人の運は天命によって定まっているものだから、人間の力ではどうすることもできないものだということ。また、結果は天の決めるところだから、最善を尽くして天命を待つのみだということ。参考「運は」は「命は・富貴(フウキ)は」ともいう。運否天賦(ウンプテンプ) 0
恒温 コウオン [0] 温度が一定で変わらないこと。「鳥は―動物である」定温変温 0
尊敬 ソンケイ [0] 他人の人格・見識・行為などを敬い、尊ぶこと。「人々の―を一身に集める」 軽蔑(ケイベツ) 0
三思後行 サンシコウコウ 物事を行うのに、よくよく考えたのちに初めて実行すること。もとは、慎重になりすぎて実行できないことに注意を与える語であったが、今では一般に軽はずみな行動を戒める語。三度考えたのち実行する意。 故事中国、春秋時代、魯(ロ)の季文子は慎重で三度考えて初めて行動する人であったが、孔子は「二度熟慮すればそれで十分だ」と言った故事から。〈『論語』〉 参考「三(み)たび思いて後(のち)に行う」と訓読する。 0
朋あり遠方より来る亦楽しからずや ともありエンポウよりきたるまたたのしからずや 学問に励んでいると自然に同じ志をもつ友ができ、遠方からも訪ねて来るようになり、本当に楽しいものである。〈『論語』〉 0
腐っても鯛(たい) くさってもたい もともと価値の高いものは、古くなっていたんでも、やはりそれなりの価値を示すたとえ。
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・「海千山千」はほめ言葉?~ほめたつもりが怒られないために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
入り用 いりヨウ [0] ①目的のために必要なこと。入用(ニュウヨウ)。「急に金が―になった」 ②必要な費用。かかり。 0
直す なお-す [2] ①正しくする。「誤りを―す」 ②悪い状態をよくする。「機嫌を―す」 ③修繕する。「建物を―す」 ④別のものに変える。「英語を日本語に―す」 ⑤もう一度改めてする。「書き―す」 0
痴呆 チホウ [0] ①おろかなこと。また、その人。 ②脳疾患や脳障害によって、後天的に知能が低下した状態。また、その症状の人。 0
嗷訴 ゴウソ 集団となって訴え出ること。表記「強訴」とも書く。 0
法人 ホウジン [0] 法律的人格を認められて社会活動の単位をなし、権利・義務の主体となる会社や団体。財団法人・宗教法人・学校法人など。 0
外套 ガイトウ [0] 寒さや雨を防ぐため、衣服の上に着る厚手の服。オーバーコート。「―を羽織(はお)る」 冬 0
強い肴 しいざかな [3] 懐石料理で、客に酒をすすめるために出す肴。すすめざかな。 0
昂揚 コウヨウ [0] 高揚 0
列座 レツザ [1],[0] その場に連なること。並んで座ること。列席 0
主峰 シュホウ [0] 一つの山脈のなかでいちばん高い山。「アルプスの―」 0
高覧 コウラン [0] 相手が見ることを敬っていう語。「ぜひ、ご―ください」 0
衲衣 ノウエ ①僧衣。衲袈裟(ノウゲサ)。 ②僧侶(ソウリョ)、特に、禅宗の僧。 0
瑣さい ちい-さい こまかい。ささいな。「―い問題は気にしない」 0
賤しい いや-しい [3],[0] 身分が低い。みすぼらしい。また、下品である。 0
備忘録 ビボウロク [2] 忘れたときのために、書き留めておくノート。メモ。 0
凶荒 キョウコウ [0] 農作物がひどい不作で収穫が少ないこと。凶飢・凶饉(キョウキン)・凶作 0
吉言 よごと 天皇の御代が長く繁栄するように祝って述べる言葉。表記「寿詞(よごと)」とも書く。 0
大炊寮 おおいリョウ 律令(リツリョウ)制で、宮内省に属する役所の一つ。諸国から納められる米穀を収納し、各官庁に配分することなどをつかさどった。参考「おおいのつかさ」とも読む。「大炊(おおい)」は「大飯(おおいい)」の転。 1
杉形 すぎなり 杉の木のように、上部がとがって下が広がった形。ピラミッド形。 杉生(すぎば)え 0
陣容 ジンヨウ [0] ①軍隊の配置。陣の構え方。陣立て。「攻めの―を整える」 ②会社・団体・組織などを構成する顔ぶれ。「チームの―を改める」 0
歳晩 サイバン [0] 「歳末」に同じ。 0
石英 セキエイ [2],[0] 二酸化珪素(ケイソ)から成る鉱物。陶器やガラスの原料。水晶もこの一種。 0
家苞 いえづと 自分の家へ持ち帰るみやげ。参考「苞」はわらなどで食品を包んだもの。転じて、みやげ。 0
鰯網で鯨捕る いわしあみでくじらとる 思いがけない幸運や、意外に多くの収穫を得るたとえ。兎(うさぎ)の罠(わな)に狐(きつね)がかかる 0
禽獣夷狄 キンジュウイテキ 中国周辺の異民族を卑しめていう語。「夷狄」は、えびす・未開人。夷蛮戎狄(イバンジュウテキ) 0
心理 シンリ [1] 心のはたらき。心の状態。心もち。「―描写」 0
尼 あま [1] ①出家して仏門に入った女性。比丘尼(ビクニ)。 ②キリスト教の修道女。 ③女性の蔑称(ベッショウ)。あまっこ。 0
焼け石に水 やけいしにみず 少しばかりの援助や助力では、まったく役に立たないたとえ。焼けて熱くなった石に、わずかな水をかけて冷やそうとしても効果がないことから。 0
忠僕 チュウボク [0] 主人に忠実に仕える下僕。忠実な下男。 0
兵站 ヘイタン [0] 戦場の後方にあって、車両・食糧・弾薬など軍需品の補給や輸送、また連絡の確保にあたる機関。「―基地」「―線」参考「站」は車馬や人のとまる宿場の意。 0
禰宜 ネギ [1] ①神職の階位の一つ。昔は神主、現在は宮司(グウジ)の下の神官。 ②神職の総称。「神社の―となった」由来神に向かっていのる意の「祈(ね)ぐ」の連用形が名詞化したもの。 0
動画 ドウガ [0] 少しずつ位置をずらして描いた絵を一こまごとに撮影し、連続して写すことにより動いているように見せる映画。アニメーション。 0
登載 トウサイ [0] ①文章などを、新聞・雑誌などにのせること。「投書が―される」掲載 ②帳簿・台帳などに公式に記すこと。「備品台帳に―する」記載 0
破れ鐘 われがね [0] ①ひびの入った釣り鐘。 ②太くて濁った声のたとえ。「―のような大音声(ダイオンジョウ)」 0
稲架 はさ [2],[1] 刈ったイネを干すために木やタケを組んだ設備。稲掛け。秋参考「はざ」とも読む。 1
碑碣 ヒケツ 「碑(いしぶみ)」に同じ。参考「碑」は四角形の石、「碣」は円形の石の意。 0
無碍・無礙 ムゲ 障害や邪魔をするものが何もなく、自由なこと。「融通―に活動する」参考「碍・礙」はさまたげる意。 0
焦点 ショウテン [1] ①入射光線が、レンズや凹面鏡などによって屈折・反射して集中する点。「―距離の測定」 ②興味や注意が集中するところ。問題となる中心点。「議論の―を絞る」 ③数学で、双曲線・楕円(ダエン)・放物線を作る基準となる点。 0
托鉢 タクハツ [0] 僧が修行のため経を唱えながら家々を訪れ、鉢に米や金銭の施しを受けること。乞食(コツジキ) 0
応制 オウセイ 勅命にしたがって詩文を作ること。また、その詩文。応詔参考「制」は天子の命令の意。 0
札片 サツびら [0] 紙幣。「―を切る(惜しげもなく金をつかう)」 参考「片(ひら)」は薄いものを数える単位。 0
破風 ハフ [0] 日本建築で、切妻・入母屋造の屋根の両側につける合掌形の飾り板。また、それに囲まれた所。形や位置によって唐(から)破風・千鳥破風などがある。 0
伯父 おじ [1] 父母の兄。また、父母の姉の夫。伯母
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漢字の豆知識 「伯父」と「叔父」を使い分ける ~似たもの漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
爵位 シャクイ [1] 貴族の階級。日本では旧華族制度で、公・侯・伯・子・男の五階級に分けられていた。 由来古代中国で、功績や身分のある者に爵(さかずき)を授けたことから。 0
慣性 カンセイ [0] 物体が外からの力を受けない限り、その状態を変えない性質。「―の法則」「ブレーキをかけても、―によってすぐには止まれない」惰性(ダセイ) 0
詔書 ショウショ [0] 天皇の言葉を記した公文書で、一般に公示されるもの。 勅書 0
鯛も一人(ひとり)は旨(うま)からず たいもひとりはうまからず 食事は大勢で食べるほうがおいしいということ。おいしいといわれるタイでも、一人で食べてはおいしくないという意から。 1
仄か ほの-か [1] はっきり識別できないほど、かすかなさま。「―な物音に目を覚ます」「―な恋心を抱く」 0
小天地 ショウテンチ [3] 小さな社会。狭い世界。特に、人間界をいう。 大宇宙 0
浸く つ-く [0] 湯や水がひたる。つかる。「洪水で水が―く」 0
隻眼 セキガン [0] ①片目であること。 独眼(ドクガン) ②ひとかどの眼力。すぐれた見識。「―の持ち主」 参考②一般に「一隻眼」の形で用いる。 0
孱弱 センジャク 小さくかよわいこと。ひよわなこと。「―な体付き」 0
薄伽梵 バガボン 如来(ニョライ)。特に、釈迦(シャカ)の尊称。 世尊由来梵語(ボンゴ)から。表記「婆伽梵」とも書く。参考「バカボン」とも読む。 0
悦ぶ よろこ-ぶ [3] 心がほぐれて楽しい。心からうれしく思う。 0
翻る ひるがえ-る [3] ①裏返る。また、ひっくり返る。「風で着物のすそが―る」「一審判決が―る」 ②風にひらめく。「日章旗が風に―る」 0
愚作 グサク [0] ①くだらない作品。つまらない作品。 ②自分の作品の謙称。 ①②拙作 0
衒耀 ゲンヨウ [0] 自分の才能や学問を実力以上に誇示すること。 0
雲集 ウンシュウ [0] 雲が寄り集まるように、人や物などがたくさん群がり集まること。蝟集(イシュウ)雲散 0
対偶 タイグウ [0] ①つい。二つでひとそろいのもの。 ②夫婦。 ③ひとそろいの相対する語句。対句(ツイク) ④論理学などで、「AならばBである」に対し、「BでなければAでない」という形の命題。 0
模本 モホン [0] ①原本どおりに写して作った書物。 ②習字や絵画の手本。表記「摸本」とも書く。 0
飲河満腹 インカマンプク 人にはそれぞれ分があり、分に応じて満足すべきことをいう。モグラが大河の水を飲んでも、小さな腹を満たしただけで満足するという意から。〈『荘子(ソウジ)』〉飲河の願い・偃鼠飲河(エンソインガ) 0
碧梧 ヘキゴ アオギリの別称。 梧桐(あおぎり) 0
鼎坐 テイザ [0],[1] かなえの三本脚のように、三人が内側に向き合ってすわること。 0
武陵桃源 ブリョウトウゲン [4],[1] 俗世間から離れた理想郷のこと。桃源郷。故事 武陵の一漁師がたまたま迷いこんだ所は、桃の花が咲き乱れ、人々は平和な暮らしを楽しんでいた理想郷だったという故事から。〈陶潜の文〉 0
複式 フクシキ [0] ①二つ以上からなる方式。「―学級」 ②「複式簿記」の略。取引や収支ごとに借方(かりかた)と貸方(かしかた)との両方に記入する記録計算の形式。 ①②単式 0
存外 ゾンガイ [0],[1] 予想した以上であること。思いのほか。「―うまくできた」 意外・案外 0
旅籠 はたご [0] ①昔の宿屋。旅館。「―に泊まる」 ②昔、旅をするときウマの飼料を入れたかご。 ③昔、旅をするとき食物や日用品を入れたかご。 1
便 よすが [1],[0] たよりとなる物や人。よりどころ。「叔父を―として転職した」 0
諸肌・諸膚 もろはだ 左右両方の肩の肌。上半身全体の肌。「―を脱ぐ」 片肌 表記「両肌」とも書く。 0
師旅 シリョ 軍隊。 由来古代中国の軍隊組織で、五〇〇人を「旅」といい、五旅を「師」といったことから。〈『論語』〉 0
腋臭 わきが [0],[2] わきのしたの汗が細菌の作用で不快な臭いを放つこと。また、その症状。腋気(エキキ)。表記「狐臭・胡臭」とも書く。参考「エキシュウ」とも読む。 1
天袋 テンぶくろ [0] 和室で、床の間のわきや押入れの上などにある小さい戸棚。地袋 0
山門 サンモン [0] ①寺の門。また、寺院。 ②おもに、禅宗の寺の本堂前にある正門。三門。 ③比叡山(ヒエイザン)延暦寺(エンリャクジ)の別称。 由来①元来、寺は山中に建てられたことから。 0
笑う門(かど)には福来(きた)る わらうかどにはふくきたる いつも笑いの絶えない家には、自然に幸福がやってくるものだ。 0
後顧 コウコ [1] ①うしろを振り返って見ること。 ②あとのことを気にすること。 0
盛儀 セイギ [1] 華やかで盛大な儀式。 盛典 0
安置 アンチ [1],[0] 場所を決めて大切に据えること。特に神仏の像や遺体などに使われることが多い。 0
蝮草 まむしぐさ [3] サトイモ科の多年草。林下に自生。晩春、淡緑色または淡紫色の仏炎苞(ブツエンホウ)に包まれた花穂をつける。根茎は薬用。春由来茎のような葉柄のまだら模様が、マムシに似ることから。表記「斑杖」とも書く。 0
一刻者・一国者 イッコクもの 頑固で自説を曲げない人。一本気で融通のきかない人。「祖父は―の職人」 0
酢酸 サクサン [0],[3] 刺激性の臭気と酸味のある無色の液体。食用酢の酸味の主成分。食品・薬品・工業用の原料とする。 「醋酸」の書きかえ字。 0
書家 ショカ [0],[1] ①字を上手に書く人。能書家。能筆家。 ②書道の専門家。書道家。 0
延焼 エンショウ [0] 火事が火元から他の場所に燃え広がること。類焼 0
急転直下 キュウテンチョッカ [5] 事態や情勢が急に変化して、物事が解決に向かうこと。「直下」は、まっすぐに落ちる意。「事件は―解決した」
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四字熟語根掘り葉掘り74:「急転直下」と落ちていく意識
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
新規 シンキ [1] ①新しくすること。新しく始めること。「―蒔(ま)き直し(改めて最初からやり直すこと)」「―開店」 ②新しい規則や決まり。「―契約書にサインする」 0
哀愁 アイシュウ [0] ものがなしくうれいを帯びた感じ。「後ろ姿に―が漂う」 0
前膊 ゼンハク [0] 手のひじから手首までの部分。 前腕 0
集礼 シュライ 支払うべき代金。諸勘定。特に、遊里での諸雑費。 0
実矧 さねはぎ 板の接合法の一つ。一方の板の側面に実(細長い突起)を作り、他方の板の側面にあけた溝にそれを差しこんで接ぐこと。さねつぎ。 0
殊に こと-に [1] 特に。とりわけ。格別。「―雪景色が素晴らしい」 0
頃く しばら-く 少しの時間。わずかな時間。参考頭をかたむけるほどの短時間の意。 0
襖 あお [0],[3] ①両わきの開いた上着で、昔の武官の礼服。 ②「狩襖(かりあお)」の略で、「狩衣(かりぎぬ)」に同じ。昔、貴族が常用した略服で、のちに武家の礼服となった。襖子(あおシ) 0
鼠麴草 ははこぐさ キク科の二年草。道端に自生。全体に白い綿毛が密生。晩春、黄色の小花を多数つける。「オギョウ」とも呼ばれ、春の七草の一つ。コウジバナ。 春 由来「鼠麴草」は漢名から。 表記「母子草」とも書く。 1
満堂 マンドウ [0] 堂いっぱいに満ちていること。また、堂の中の人すべて。「―の拍手」 0
犯罪 ハンザイ [0] 罪をおかすこと。また、おかした罪。「―撲滅運動」 0
衰弱 スイジャク [0] おとろえて弱くなること。「神経―」「高熱が続き―が激しい」 0
一筆抹殺 イッピツマッサツ すべてを消し去ってしまうこと。よく考えずに、この世の事実や存在を全面的に否定すること。「抹殺」は塗り消す意。一筆勾消(イッピツコウショウ) 0
小唄 こうた [0] 江戸末期に流行した俗曲の総称。三味線にあわせた江戸小唄。「―の師匠」 長唄(ながうた) 0
不立文字 フリュウモンジ [4] 悟りは、文字や言葉によるものではなく、それを超えてはじめて達せられるということ。禅宗の基本的な立場をいう。以心伝心・教外別伝(キョウゲベツデン) 0
戯け者 たわけもの [0] ばかもの。おろかもの。多く、上位の者が下位の者をののしるときに用いる語。 0
上布 ジョウフ [1] 地の薄い、上等の麻織物。越後(えちご)上布など。 夏 0
随類応同 ズイルイオウドウ 相手の性質や性格に応じて教えること。 随宜所説 0
亭亭 テイテイ [0] 木などが高く、まっすぐにそびえているさま。「―とそびえ立つ大樹」 0
当年 トウネン [1] ①ことし。本年。「―とって五〇歳」当歳 ②その年。そのころ。当時 0
過信 カシン [0] 高く評価して信じすぎること。「体力を―する」 0
百味簞笥 ヒャクミダンス 漢方の薬剤を入れる小さなひきだしがたくさんついたたんす。参考「薬味簞笥」ともいう。 0
柄行 がらゆき 模様。がら。「自分に似合った―を選ぶ」 0
仲違い なかたがい [3] 仲が悪くなること。人間関係が悪くなること。「親友と―する」参考「なかちがい」とも読む。 0
中気 チュウキ [0],[1] ①「中風(チュウブウ)」に同じ。 ②二十四節気の冬至から次の冬至までの期間を一二等分した区分点。冬至・大寒・雨水(ウスイ)・春分・穀雨・小満・夏至・大暑・処暑・秋分・霜降(ソウコウ)・小雪(ショウセツ)。 0
春宵 シュンショウ [0] 春の夕暮れ。春の夜。「―一刻、夜桜を堪能(タンノウ)しよう」 春夜 0
婉曲 エンキョク [0] 遠まわしに表現すること。「―に断る」 0
旰れる く-れる 日が沈む。太陽が沈んであたりが暗くなる。 0
灯油 ともしあぶら [0] 灯火用のあぶら。参考「トウユ」と読めば別の意になる。 0
接頭語 セットウゴ [0],[3] 独立しては使われず、語の上について意味を添えたり調子を整えたりする語。「さ衣」の「さ」、「か弱い」の「か」など。 接尾語 0
上手物 ジョウてもの [0] 品質などが上等な品物。「―の漆器を贈られる」 下手物(ゲてもの) 0
彫像 チョウゾウ [0] 木や石などを彫りきざんで作った像。「観音の―」 0
刻む きざ-む [0] ①細かく切る。「大根を―む」 ②細かい区分をして進む。「時を―む」 ③しるす。彫りつける。「石碑に名前を―む」 ④心に残す。「教訓を心に―む」 0
赭熊 シャぐま [0] ①ヤクの尾の白い毛を赤く染めたもの。払子(ホッス)や兜(かぶと)などの飾りに用いる。 ②縮れ毛で作った入れ毛。また、それで結った日本髪。 0
陰蝨 つぶじらみ ケジラミの別称。ケジラミ科のシラミで、カニに似る。 1
翕合 キュウゴウ 合わせ集めること。また、集まること。「諸侯を―する」聚合(シュウゴウ) 0
斗搔き トかき ますに盛った穀類などを、ますのふちに合わせて平らにならすための短い棒。升搔(ますか)き。 0
居は気を移す キョはキをうつす 居場所や境遇などは人の気分や気持ちを変えるということ。転じて、地位や身分が人柄を変えること。〈『孟子(モウシ)』〉 0
心延え こころばえ 人の心のもち方。人の性質。多く長所をいう。「やさしい―」 0
出納 スイトウ [0] 金銭や物品の出し入れ。支出と収入。「―簿を保管する」 0
鼻孔 ビコウ [0] 鼻の穴。「―がかわいて気持ちが悪い」 0
六分儀 ロクブンギ [3] 天球上の二点間の角度をはかる携帯用の計器。測量や航海・航空用。セクスタント。 0
茶漉し チャこし [0],[3] 茶をいれる際に、茶殻をこすのに用いる網状の道具。 0
天皇 すめらみこと [3] 天皇(テンノウ)を敬っていう語。表記「皇尊」とも書く。参考「すめらぎ・すべらぎ」とも読む。 1
得意忘言 トクイボウゲン 真理を体得すれば、意は言外にあるから、言葉はいらないということ。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
檻送 カンソウ 囚人や罪人を檻(おり)に入れたまま送ること。 0
愛蔵 アイゾウ [0] 大切にしまっておくこと。「恩師から贈られた―本」 0
白ける しら-ける [3] ①色があせて白っぽくなる。 ②興が冷めて、気まずくなる。「つまらないジョークで座が―ける」 0
指標 シヒョウ [0] ①目標の基準とするめじるし。 ②数学で、一〇を底とする常用対数の整数部分。 0
役する エキ-する [3] ①人民を公用のために使う。 ②労働に使う。使役する。 0
一帯 イッタイ [0] ①そのあたり全域。「地域―が停電した」 ②ひとつらなり。ひとつづき。「山並み―は新緑に彩られている」 0
移項 イコウ [0] 数学の等式・不等式で、一方の辺の項の符号を変えて他方の辺へ移すこと。「右辺のを左辺へ―する」 0
煎餅 センベイ [1] 干菓子の一つ。米や小麦粉などを練り、薄くのばして焼いたもの。また、醤油(ショウユ)をつけて焼いた米菓。 0
凶報 キョウホウ [0] ①不吉な知らせ。「事故の―に接した」凶聞吉報 ②死去の知らせ。訃報(フホウ)・悲報・凶音(キョウイン)・(キョウオン) 0
先先 さきざき [2] ①将来。行く末。「―を案じる」 ②行く先の方々の場所。「―で歓迎される」 ③過去。これまで。まえまえ。「―からの準備」 0
葉月 はづき [1] 陰暦八月の異名。秋 0
散財 サンザイ [0] 多額の金銭を使うこと。また、浪費すること。「すっかり―させた」 0
沐雨 モクウ 雨で髪をあらうこと。雨に身をさらすこと。「櫛風(シップウ)―(外を走り回り、雨風にさらされて苦労すること)」 0
仁俠 ニンキョウ 弱きを助け強きをくじくという気性。また、そういう気性に富む人。おとこだて。「―道」 表記「任俠」とも書く。 0
雀の苧桶・雀の小笥 すずめのおごけ ガガイモ科の多年草。海岸近くの草地に自生。葉は楕円(ダエン)形で、茎の上部はつる状。初夏、黄白色の小花を多数つける。イヨカズラ。 1
意思 イシ [1] 心のなかの思いや考え。「―を表示する」「―の疎通をはかる」 0
曰く いわ-く [0] ①言うよう。言うことには。「本人―」「―言い難し」 ②いわれ。こみいった事情。わけ。「―ありげな人々」 0
激浪 ゲキロウ [0] はげしい波。進行が妨げられるほどに荒い波。「暴風で商船が―にもまれる」怒濤(ドトウ) 0
初手水 はつちょうず 元日の朝、若水(わかみず)で手や顔を洗い清めること。 新年 1
夜前 ヤゼン [0],[1] 前日の夜。ゆうべ。よべ。「―の雨」昨夜・昨晩 0
灸花 やいとばな ヘクソカズラの別称。夏由来花の内側の色が赤く、灸(キュウ)をすえたあとに似ることから。 屁糞葛(へくそかずら) 0
訴願 ソガン [0],[1] ①訴え願うこと。 ②不服申し立て。不当な行政処分の取り消しや変更などを上級官庁に求めること。 0
十方暮 ジッポウぐれ 暦注の一つ。甲申(きのえさる)から癸巳(みずのとみ)までの一〇日間、あらゆる方角や場所の気がふさがり、相談事などが整わず万事に凶という。 0
釈く と-く ①説明する。弁明する。 ②ほどく。処理する。 0
悠悠 ユウユウ [0],[3] ①ゆったりと落ち着いているさま。「―自適」「―と構える」 ②はるかに遠いさま。「―たる銀河」 ③時が限りなく続くさま。「―と時は流れ行く」悠久・悠遠 0
夢寐 ムビ [1] 眠ること。また、眠って夢を見ている間。「―にも忘れない」 0
竅 あな 気体の出入りする細い口。特に、目・耳などの人体にあるあな。 0
如来 ニョライ [0],[1] 仏に対する尊称。真理を会得し、衆生(シュジョウ)を救済する者の意。「釈迦(シャカ)―」
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ありがたいけれど、何と読む?~仏様の名前の基本を知ろう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
申 さる [1] ①十二支の九番目。 ②昔の時刻で、現在の午後四時ころ。また、その前後二時間。 ③昔の方角の名。西南西。 0
沙翁 シェークスピア イギリスの代表的な劇作家。詩人としても著名。一六世紀後半から一七世紀初めにかけて活動し、「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」の四大悲劇のほか、「ロミオとジュリエット」「ベニスの商人」など、多くの傑作を残した。 1
目食耳視 モクショクジシ 外見にとらわれ、衣食の本来の目的を忘れてぜいたくに流れること。「目食」は、味よりも見た目の豪華なものを食べること。「耳視」は、世間の評判を気にして体に合わなくても高価な衣服を着ること。〈『迂書(ウショ)』〉 0
野蜀葵 みつば セリ科の多年草。山野に自生。野菜として栽培もする。葉は小葉三枚からなる複葉。香りがよい。春由来「野蜀葵」は漢名から。表記「三葉」とも書く。 1
号令 ゴウレイ [0] ①大勢の人に同じ動きをさせるために、大声で指図すること。 ②上の人が下の人に命令すること。また、その命令。 0
春秋 シュンジュウ [1] ①春と秋。 ②年月。「幾―を経る」 ③年齢。 ④中国古代の魯(ロ)の歴史書。五経の一つで、孔子が編集したといわれる。 0
弖爾乎波 てにをは [0] ①漢文を訓読するとき補読する文字。助詞・助動詞・用言の活用語尾などの総称。特に、明治以降は助詞の称。てには。 ②言葉の使い方。話のつじつま。「―が合わない話」由来漢文訓読に用いるヲコト点で、漢字の四隅にある点を左下から順に読むと「て」「に」「を」「は」となることから。表記「天爾遠波」とも書く。 0
兄鷂 このり タカ科の鳥。ハイタカの雄。参考「鷂」はハイタカの意。 1
汽車 キシャ [2] 蒸気機関車が引いて線路の上を走る列車。客車・貨車などがある。
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漢字の豆知識 汽車が自動車になる?「日本と中国で意味が異なる漢字1」(公財)日本漢字能力検定協会 0
正風 ショウフウ [0],[3] ①和歌で伝統的な正しい歌体。正風体。 ②江戸時代の俳人、松尾芭蕉(まつおばしょう)とその派の俳風。 表記②「蕉風」とも書く。 0
梁上の君子 リョウジョウのクンシ [6] 盗賊・どろぼうのこと。転じて、ネズミの別称。故事 中国、後漢の陳寔(チンショク)は天井の梁(はり)の上に盗人が潜むのを知り、子弟を呼んで「人は努力して学ばねばならない。悪人でもはじめから悪人ではなく、ただ悪い習慣が身につくのだ。あの梁の上の紳士もそうだ」と戒めたところ、盗人は下りてきて改心したという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
助詞 ジョシ [0] 付属語で、活用しないもの。ある語につけて用い、その語と他の語の関係を示したり、限定・接続・感動などを表す。「は・を・と・だけ・の・で・よ・か」など。 0
偕に とも-に みんなで一緒に。連れ立って。心を合わせて。 0
原画 ゲンガ [0] 印刷したり複製したりしたものの、もとの絵画。 0
慴伏 ショウフク おそれしたがうこと。おそれひれ伏すこと。 表記「懾伏」とも書く。 0
残害 ザンガイ いためつけること。また、傷つけ殺すこと。 0
嚔る はなひ-る くしゃみをする。 0
戡つ か-つ 相手を斬(き)り殺してかつ。征伐する。敵を平らげる。 0
石部金吉鉄兜 いしべきんきちかなかぶと 謹厳できまじめ、まったく融通のきかない人のたとえ。かたぶつ。 0
丙 ひのえ [1] 十干の第三番目。方角では南。五行では火。丁(ひのと)参考「火の兄(え)」の意。 0
灰被ぎ はいかつぎ ①炭火などが燃えるにつれ白い灰におおわれること。 ②茶の湯に用いる茶碗(チャワン)の一種。灰をかぶったような趣のある焼き物。信楽(しがらき)・丹波・備前焼などに多い。参考「はいかずき」ともいう。 0
牢 ひとや [1] 罪を犯した者を閉じこめておくところ。牢屋(ロウや)。表記「人屋」とも書く。 0
傷む いた-む [2] ①傷ついたり、機能がそこなわれたりする。こわれる。「雪の重みで屋根が―む」「失恋で胸が―む」 ②食物が腐る。「梅雨どきには食品が―む」 0
廃嫡 ハイチャク [0] 旧民法で相続される人の意思により、家督の推定相続人の地位をなくさせること。廃除 0
禄高 ロクだか [2] 昔、武士が主人から与えられた給与の額。石高(コクだか) 0
行書 ギョウショ [0] 漢字の書体の一つ。楷書(カイショ)と草書の中間の書体で、楷書を少しくずし、やわらかい線で書いたもの。 0
凜冽・凜烈 リンレツ 寒気が厳しく身にしみ入るさま。 0
驥尾 キビ [1] すぐれた人物の後ろ。 由来駿馬(シュンメ)のしっぽの意から。 0
雪折れ ゆきおれ [0] タケや木の枝などが、積もった雪の重さで折れること。また、その折れた枝。「柳に―なし」 冬 0
罷業 ヒギョウ [1],[0] ①業務を中止すること。 ②「同盟罷業」の略。ストライキ。罷工 0
黄絹 ホッケン 室町時代に中国から伝来した、黄色い繭の糸で織った絹の布。表記「北絹」とも書く。参考「ホッ」は唐音。 0
皇胤 コウイン [0] 天皇の血統。皇統。天皇の子孫。皇裔(コウエイ)参考「胤」は血筋の意。 0
日没 ニチボツ [0] 太陽が地平線などに沈むこと。日の入り。日出(ニッシュツ)・日の出 0
言いたいことは明日(あす)言え いいたいことはあすいえ 思ったことをすぐに言わず、時間をおいてよく考えてから言えば失言がないということ。 1
細作 サイサク しのびの者。スパイ。「物見の―が戻る」 間諜(カンチョウ)・間者(カンジャ) 0
迷惑千万 メイワクセンバン [1] 非常に迷惑なこと。「千万」は数の多いこと。転じて、程度のはなはだしい意。迷惑至極(シゴク)。「毎日のように送られて来るダイレクトメールは―だ」 0
私語 シゴ [1] ひそひそ話。ささやき。「―を慎む」 参考「ささめごと」とも読む。 0
籾糠 もみぬか 「籾殻」に同じ。 0
花 ねじばな [2] ラン科の多年草。芝地や原野に自生。葉は広線形で根生。夏、茎の上部に淡紫色の小花を総状に多数つける。モジズリ。夏由来花が螺旋(ラセン)状にねじれてつくことから。 0
金平糖・金米糖 コンペイトー ケシ粒を芯(シン)にした、とげのような突起のある砂糖菓子。 由来砂糖菓子の意のポルトガル語から。 1
腥い なまぐさ-い [4] ①生肉のにおいのするさま。 ②生々しく世俗的であるさま。 0
秩禄 チツロク [0] 官職などに基づいて、与えられる俸禄(ホウロク)。扶持(フチ)。特に、明治政府が士族や華族に与えたもの。 0
余波 なごり [1] ①風がやんだのちもしばらく静まらない波。 ②潮が引いてもまだ波打ち際に残る海水。参考①「ヨハ」とも読む。 1
倦惰 ケンダ 仕事にあきてなまけること。うんざりすること。倦怠 0
抜かす ぬ-かす [0] ①入れもらす。あいだをとばす。「一人―して数える」 ②追い越す。 ③力がなくなる。「腰を―す」 0
曲舞 くせまい [2],[0] 平安末期に始まり、南北朝・室町初期に流行した歌舞。白拍子(しらビョウシ)の流れをくむといわれる芸能。また、それを演じた人。 0
封書 フウショ [0] 封をした手紙や書状。封じ文(ぶみ)。「葉書ではなく―で送った」 0
稠人 チュウジン 密集している多くの人。衆人。 0
鏗鏗 コウコウ [0] ①金属や石などのぶつかり合う音。また、鳴りわたる鐘の音。「奥山に鐘が―と鳴り響く」 ②言葉がはっきりしているさま。 0
槍衾 やりぶすま [3] 多くの者が槍を前につきだして構え、すきまなく並ぶこと。 0
偶成 グウセイ [0] 思いがけなくできること。また、そのもの。多く、詩や文章などに使う。「―の和歌が評価された」偶作 0
岑 みね たかく突きでたけわしい山。 0
年鑑 ネンカン [0] 一年間の出来事・文化・統計・調査などをまとめた、年刊の本。「美術―」 0
困窘 コンキン 困りきって行き詰まること。困窮参考「困」も「窘」も苦しむ・行き詰まる意。 0
腹立てるより義理立てよ はらたてるよりギリたてよ つまらないことで腹を立てるよりも、冷静になって、これまでの義理を大切にすれば事がうまくいくということ。 0
万死一生 バンシイッセイ ①命がきわめて危ないこと。 ②絶体絶命の状況の中で、かろうじて助かること。参考「一生」は「イッショウ」とも読む。 0
満天星 どうだんつつじ ツツジ科の落葉低木。由来「満天星」は漢名から。 灯台躑躅(どうだんつつじ) 1
能面 ノウメン [0] 能楽に使う仮面。おもて。「―のような顔(無表情な顔)」 0
絶頂 ゼッチョウ [0] ①山の頂上。てっぺん。 ②物事の頂点。最高の状態。「人気の―」 極点 0
朝市 あさいち [2],[3] 朝に開かれる、その土地の野菜や魚などを商う市。 0
声援 セイエン [0] 声を出して応援すること。声をかけてはげますこと。「母校のチームに―を送る」 0
具陳 グチン [0] 詳しく述べること。「事故の状況を―する」 0
嘗胆 ショウタン 苦い肝(きも)をなめること。 臥薪嘗胆(ガシンショウタン) 0
頰 ほお 顔の両わきの目の下から耳にかけてのやわらかい所。ほっぺた。「―が落ちる(大変おいしいことの形容)」参考「ほほ」とも読む。 0
滌除 デキジョ ①あらいすすぐこと。 ②抵当物件の取得者が先の抵当権者に対し、所定の手続きをして金銭を支払い、先の抵当権を消滅させること。参考②法律では「テキジョ」と読む。 0
撓める た-める [3] 折らずにしんなりと曲げる。やわらかく曲げて形を整える。「竹ひごを―める」 0
効く き-く [0] ききめがある。効果があらわれる。「薬が―いて痛みがやわらぐ」 0
漠として バク-として 広くてとりとめのないさま。ぼんやりしたさま。「―つかみどころがない」 0
異郷 イキョウ [0] 故郷から遠くはなれた土地。外国。「―の土になる」異国・他郷・他国故郷 0
塩梅 アンバイ [3] ①料理の味加減。「味噌(ミソ)汁の―」 ②体の調子。「傷の―はいかがですか」 ③ぐあい。つごう。「いい―に雨がやんだ」由来昔、塩と梅酢(うめず)で料理の味つけをしたことから。 0
吸気 キュウキ [1] ①吸いこんだ息。呼気 ②蒸気機関などで、蒸気や混合気体を吸いこむこと。また、その気体。排気 0
烏焉魯魚 ウエンロギョ 文字の書き誤りのこと。「烏」と「焉」、「魯」と「魚」の字形が似ていて、まちがいやすいことから。〈『事物異名録』〉烏焉成馬・魯魚亥豕(ロギョガイシ)・魯魚章草・魯魚帝虎(ロギョテイコ) 0
有情 ユウジョウ [0] 「有情(ウジョウ)」に同じ。 0
夕陽・夕日 ゆうひ ①夕方の太陽。入り日。「紅葉が―に映える」 ②夕方の太陽の光。「赤い―」 0
炊煙 スイエン 炊事をするときに出るかまどの煙。 0
尻餅 しりもち [3],[2] 後ろに倒れて、地面に尻を打ちつけること。「押されて―をつく」 0
禅師 ゼンジ [1] ①僧や法師に対する敬称。 ②朝廷から賜った高徳の禅僧の称号。「一休―」 ③禅定(ゼンジョウ)により修行した高僧。 0
竜蝨 げんごろう ゲンゴロウ科の昆虫。各地の池や沼などにすむ。体は長い卵形で平たい。背面は緑色をおびた黒色で光沢がある。昆虫や小魚を捕食。夏由来「竜蝨」は漢名から。表記「源五郎」とも書く。 1
合流 ゴウリュウ [0] ①二つ以上の流れが一つにまとまること。「―地点」分岐 ②二つ以上の組織や団体がまとまって行動を共にすること。「二つの党派が―する」合同 0
地口 ジぐち [0] ことわざや成句などと発音が似ていて、意味のちがう文句を作って言うしゃれ。口合(くちあい)。「下戸に御飯(猫に小判)」の類。 0
裏漉し うらごし [0] 円形の枠に布や金網などの細かい目を張って、あん・芋などの食品をこすこと。また、その器具。 0
女衒 ぜげん [0] 江戸時代、婦女子を遊女屋に売ることを職業とした者。 判人 参考「衒」は売る意。 1
案頭 アントウ つくえの上。つくえの付近。案上 0
晒し さらし [0] 木綿や麻を洗い、日光に当てて白くした布。さらしぬの。 夏 0
桑港 サンフランシスコ アメリカ合衆国のカリフォルニア州にある港湾都市。 1
肇める はじ-める はじめてする。はじまる。 0
進水 シンスイ [0] 新たに建造した船を初めて水上に浮かべること。「クルーザーの―式」 0
比べる くら-べる [0] 二つ以上のものを照らし合わせて、その優劣や異同を調べる。比較する。「背の高さを―べる」 0
野鶴 ヤカク ①野にいるツル。 ②官に仕えず、世を避けて隠居している人のたとえ。「閑雲(カンウン)―」 0
説得 セットク [0] よく話して相手を納得させること。「―力に欠ける」 説伏 0
火箭 カセン [1] ①昔の戦いで、火をつけて射た矢。火矢 ②艦船で空中に打ち上げて使用する、信号用の火具。 0
碌でなし ロクでなし [0] 役に立たない者。しようのない者。「この―め」表記「陸でなし」とも書く。参考「碌」は当て字。 0
鵯花 ひよどりばな [4] キク科の多年草。山野に自生。秋、淡紅色または白色の花を密につける。秋由来ヒヨドリが鳴く季節に花が咲くことから。表記「山蘭」とも書く。 0
松葉杖 まつばづえ [4] 足の不自由な人がわきの下にあてがって、体をささえたり歩いたりするのに用いる杖。 由来杖の上部が、松葉のように二またに分かれていることから。 0
地緯 ジぬき 織物の地組織を織り出すよこ糸。緯糸(ぬきいと)参考「ジよこ」とも読む。 0
上程 ジョウテイ [0] 議案を会議にかけること。「予算案を―する」 上議 0
撰集 センシュウ [0] 多くの詩歌や文章をえらび集めて書物にすること。編集すること。また、その書物。 参考「センジュウ」とも読む。 0
素朴・素樸 ソボク ①飾り気がなく素直なさま。「―な好青年」 質朴・純朴 ②単純なさま。原始的なこと。「―な疑問」「―な造りの小屋」 0
旭 あさひ [1] 朝に昇る太陽。昇ったばかりの太陽の光。「水平線に―が昇る」表記「朝日」とも書く。 0
樹懶 なまけもの [0],[5] ナマケモノ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。中南米の森林にすむ。体形はサルに似るが、動作はたいへん鈍い。四肢で体を支えきれず、かぎ状の爪(つめ)で木の枝にぶらさがり、木の葉や果実を食べる。 1
秘露 ペルー 南アメリカ北西部の共和国。自然に恵まれ、鉱物資源が豊富。かつてインカ帝国のあった地。首都はリマ。 1
碁石 ゴいし [0] 碁を打つときの、丸く平たい小さな石。白一八〇個と黒一八一個で一組。 0
憂さ うさ [1] 気持ちが重くて晴れないこと。思いどおりにならずにめいる気持ち。「―晴らしにカラオケに行く」 0
傾危の士 ケイキのシ 詭弁(キベン)を弄(ロウ)して国を危うくするような策謀の人。また、危険人物。「傾危」はかたむけ危うくする意。 0
頤使・頤指 イシ 人をあごで使うこと。いばって人に指図すること。「上役の―に甘んじる」 0
戦術 センジュツ [0] ①戦争や試合などで勝つための方策や計画。 ②目的を達するための方策や手段。「国会で牛歩―をとる」 0
鼠咬症 ソコウショウ [0] ネズミ・イタチ・ネコなどにかまれた傷から起こる疾患。一、二週間の潜伏期間後に赤い発疹(ハッシン)ができ、腫(は)れて痛む。発熱や悪寒などを伴う。鼠毒症(ソドクショウ)。 0
木染月 こぞめづき 陰暦八月の異名。由来木の葉の紅葉する月の意から。表記「濃染月」とも書く。 0
家禽 カキン [0] 食用や卵を得るために、または愛玩(アイガン)用に家で飼う鳥類。ニワトリ・アヒルなど。野禽(ヤキン) 0
訂す ただ-す 文字や文章の誤りやくいちがいを、正確になおす。 0
眇眇 ビョウビョウ [0] ①かすかで小さいさま。転じて、ごくつまらないさま。 ②遠く果てしないさま。表記②「渺渺」とも書く。 0
盗人に追い銭(セン) ぬすびとにおいセン 損をしたうえに、さらに損をするたとえ。盗んだ相手に、さらに金まで与えてやる意から。参考「盗人」は「泥棒」ともいう。 0
蚩尾 シビ 宮殿・仏殿などの棟の両端にとりつける飾り。 表記「鴟尾・鵄尾」とも書く。 0
偏狭 ヘンキョウ [0] ①度量が狭いこと。「なんという―な男だ」「その考え方は―にすぎる」狭量 ②土地などが狭いこと。「―な土地に家を建てる」狭小表記「狭」とも書く。 0
哺む はぐく-む 親が子に、口にふくんだ食べ物を与えて育てる。養い育てる。 0
苦心惨憺 クシンサンタン [2] あれこれ心をくだいて苦労や工夫を重ねること。「惨憺」は心を痛めるさま。表記「惨憺」は「惨澹」とも書く。粒粒辛苦・彫心鏤骨(チョウシンルコツ) 0
渇仰 カツゴウ [0] ①仏道を深く信仰すること。 ②人や物事を仰ぎ慕うこと。強くあこがれ慕うこと。参考「カツギョウ」とも読む。 0
擺脱 ハイダツ 束縛・習慣などを抜け出すこと。それらを除き去ること。 0
上翳 うわひ [0] 瞳(ひとみ)の上に曇りができ、目が見えなくなる病気。 底翳 表記「外障眼」とも書く。 0
嫁する カ-する [2] ①「嫁(とつ)ぐ」に同じ。 ②よめに行かせる。とつがせる。 ③他になすりつける。「責任を部下に―する」 0
右筆 ユウヒツ [1],[0] 貴人に仕え、文筆に携わる人。また、その役。表記「祐筆」とも書く。 0
亜爾然丁 アルゼンチン 南アメリカ南東部の大西洋に面した共和国。牧畜が盛ん。首都はブエノスアイレス。 1
舷窓 ゲンソウ [0] 船体に取りつけられた通風・採光用の小窓。 0
時運 ジウン [1] 時のめぐり合わせ。時の運。「―に乗って繁栄する」 時勢 0
大驚失色 タイキョウシッショク 非常に驚き恐れ、顔から血が引くさま。「失色」は顔色が青ざめる意。 0
晦蔵 カイゾウ ①自分の才能や知識などを目立たぬように隠すこと。韜晦(トウカイ)②物資や資源などがうずもれていること。 0
隠密 オンミツ [0] ①人目をしのんで物事をこっそり行うこと。 ②昔、情報収集の役目をした下級の武士。間者(カンジャ)。忍びの者。 0
任意 ニンイ [1],[0] 思うままにまかせること。制限をもうけず、自由に決めること。心まかせ。「―の寄付金を募る」随意 0
同質 ドウシツ [0] 質が同じであること。また、そのもの。「―の油」等質・均質異質 0
茶気 チャキ ①茶道の心得。 ②風流な気質。浮世離れしている気質。 ③人を茶化す気質。ちゃめっけ。 0
摸倣 モホウ [0] すでにあるものをまねること。似せること。「ヒット商品を―する」創造表記「模倣」とも書く。 0
毒蛇 ドクジャ [0] 毒牙(ドクガ)から、毒液を分泌するヘビの総称。ハブ・マムシ・コブラなど。参考「ドクへび」とも読む。 0
父さん とうさん [1] 父親を親しみ敬って呼ぶ語。「お父さん」よりくだけた呼び方。母(かあ)さん 1
網、吞舟の魚を漏らす あみドンシュウのうおをもらす 法の規制がゆるやかなために、大罪人を捕らえ罰することができないたとえ。「吞舟の魚」は舟をのみこむほどの大魚のことで、網の目が粗いために大魚までも逃してしまう意から。〈『史記』〉 0
再三 サイサン [0] 二度三度。なんども。たびたび。「―催促される」 再再 0
奇計 キケイ [0] だれも思いつかないような、巧みな計画。「―を巡らす」奇策 0
加州 カリフォルニア アメリカ合衆国の太平洋岸にある州。同国では人口が最も多い州で、農業や工業が盛ん。州都はサクラメント。 1
視点 シテン [0] ①ものを見たり考えたりする立場。「さまざまな―でものを考える」「―を変えて論じる」 観点・視座 ②見ている所。「―が定まらない」 ③絵画の遠近法で、視線が集まる画面上の仮定の一点。 0
蟹股 がにまた [0] 両足が外側に曲がっていること。また、その人。O脚。 0
斜陽 シャヨウ [0] ①日没近くの傾いた太陽。夕日。「―に映える富士山」 ②勢いのあったものが没落すること。「―産業」 0
簀垣 すがき 竹で作った垣根。竹の透垣(すいがい)。たけがき。 0
皁莢 さいかち ①マメ科の落葉高木。山野に自生。幹や枝にとげがある。夏、黄緑色の小花を穂状につけ、少しねじれたさやを結ぶ。豆果はせっけんの代用とした。 秋 ②「皁莢虫」の略。 ①の樹液を好むことから、カブトムシの別称。 由来「皁莢」は漢名から。 1
糶市 せりいち [2],[3] せり売りの市。売り主が複数の買い手に価格のせり合いをさせる市。表記「競り市」とも書く。 0
寸歩不離 スンポフリ すぐ近くにいること。また、関係が密接なこと。夫婦が仲むつまじいさま。〈『通俗編』〉 一心同体 0
敬具 ケイグ [1] つつしんで申し上げること。多く、手紙の最後に添える語。敬白。拝啓 0
礎石 ソセキ [0] 「礎(いしずえ)」に同じ。 0
孟月 モウゲツ 春夏秋冬のはじめの月。陰暦の一月・四月・七月・一〇月。孟春・孟夏・孟秋・孟冬の総称。「―の宴(孟夏・孟冬のうたげ)」 0
懸想 ケソウ [2],[0] ほれること。異性に思いを寄せること。恋。「―文(ぶみ)」 0
山荘 サンソウ [0] 山中の別荘。また、山に建てた登山者用の簡易宿泊施設などの呼称。「箱根の―で一夏を過ごす」 0
膝 ひざ [0] ①ももとすねの間にある関節の前面。ひざがしら。「―が笑う(疲れて膝ががくがくする)」 ②ももの前面。 0
遣う つか-う [0] ①心をはたらかせる。気配りする。「子の安否を気―う」 ②役に立つように工夫して動かす。あやつる。「猿を―った大道芸」 0
三毬杖 さぎちょう [0] 正月一五日に行われる厄除(ヤクよ)けの火祭りの行事。 由来もと、毬打(ぎっちょう)(毬(たま)を打って遊ぶのに用いた長い柄(え)のつち)を三つ立てたことからという。 左義長 1
軟紅塵中 ナンコウジンチュウ 華やかな事物にあふれる都会のようす。参考「軟紅」はやわらかい花びら。転じて、華やかな都会の意。「塵」は俗世間の意。 0
扁舟 ヘンシュウ [0] 舟底の平らな小さい舟。 0
荊妻 ケイサイ [0] 自分の妻の謙称。愚妻故事 中国、後漢の梁鴻(リョウコウ)の妻孟光(モウコウ)が、粗末な衣服で、頭にいばらのかんざしをさして家計を助けた故事から。〈『列女伝』〉 0
聖賢 セイケン [0] ①聖人と賢人。「―の教えにしたがう」 ②清酒と濁酒。 参考②清酒を「聖人」、濁酒を「賢人」にたとえることから。 0
八角金盤・八手 やつで ウコギ科の常緑低木。暖地に自生。葉は大形で厚く、てのひら状に七~九つに裂ける。晩秋、白い五弁花を球状につける。由来「八角金盤」は漢名から。表記「金剛纂」とも書く。 1
霊柩車 レイキュウシャ [3] 遺体を納めた棺(ひつぎ)を乗せて運ぶ車。 0
割引 わりびき [0] ①一定の価格より、何割か安くすること。値引き。「―券」割増 ②「手形割引」の略。 ③物事をひかえめに見積もること。
■もっと学べる!コラムを読んでみよう!
新聞漢字あれこれ48 「わりびき」に3段階!
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
料地 リョウチ [1] ある目的に使用する土地。用地 0
造酒児・造酒童女 さかつこ 大嘗祭(ダイジョウサイ)のとき、斎場で神に供える神酒(みき)の醸造に従事する少女。 1
無い な-い [1] 存在しない。いない。また、所有しない。「宇宙には空気が―い」「その話を聞いて泣かない者は―い」「お金が―い」有る 0
犂牛の喩え リギュウのたとえ どんな家柄に生まれようと、本人がすぐれた才能をもっていさえすれば、必ず世に用いられるという教え。故事 孔子が、身分の低い家柄の出の弟子の仲弓(チュウキュウ)を「耕作に用いるまだらウシの子でも、毛色が赤く、形のよい角をしていれば神様が見捨てておかず、祭祀(サイシ)のいけにえとして用いられる」と、たとえていった故事から。〈『論語』〉 0
総裁 ソウサイ [0] 機関や団体などの組織をまとめあげる職務。また、その人。「党―を選ぶ」 0
粗雑 ソザツ [0] おおざっぱで、いいかげんなこと。また、そのさま。「―に扱う」 杜撰(ズサン) 綿密・精密・丹念 0
脳血栓 ノウケッセン [3] 脳の血管内に血液のかたまりがつき、血液の流れがさまたげられ、血管がつまる病気。意識障害や半身不随などが起こる。 0
作事 サクジ 家屋などを建てたり修繕したりすること。建築工事。普請(フシン)。「―場(ば)」 0
花籠 ケこ [0],[2] 法要のとき、仏前にまき散らす花を入れる容器。表記「華筥」とも書く。 0
廝丁 シテイ 律令(リツリョウ)制で中央官庁や貴人の家の雑役に従事した者のうち、炊事役の者。 参考「シチョウ」とも読む。 0
礫土 レキド [1] 小さな石を多く含んだ土。「―は耕作に適さない」 0
平滑 ヘイカツ [0] 平らでなめらかなこと。「―な板」「―筋(胃腸など内臓や血管などの壁を形成している筋肉)」 0
吃る ども-る [2] 言葉を発するときに第一音がつまったり、何度も同じ音を繰り返したりする。 0
所為 せい [1] ある物事の、悪い結果を引き起こす原因・理由。ため。「年の―か、目がかすむ」「渋滞の―で打ち合わせに遅刻した」 参考「ショイ」とも読む。 0
曖昧模糊 アイマイモコ [5] 物事がはっきりとしないさま。あやふやなさま。「曖昧」も「模糊」も、ぼんやりとしているさま。表記「模糊」は「糢糊」とも書く。朦朧模糊(モウロウモコ)明明白白
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
意味を重ねてさらに強調する~言葉は「百鍛千練」の心がけで~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
伊蘭 イラン クマツヅラ科の高木。インドの熱帯に自生。参考香気を放つセンダンを菩提(ボダイ)にたとえるのに対して、この木は悪臭を放つので、煩悩にたとえられる。 0
房屋 ボウオク 家。建物。家屋。 0
衣魚 しみ [0] シミ科の昆虫の総称。家の中の暗い所にすむ。体長約一(センチメートル)で、銀白色。衣類や紙類などを食いあらす。シミムシ。夏表記「紙魚・蠹魚」とも書く。 1
有給 ユウキュウ [0] 給料が支給されること。「―休暇をとって温泉に行った」無給 0
全治 ゼンチ [1] 病気や傷などが完全に治ること。「―二か月の骨折」 全快・全癒 参考「ゼンジ」とも読む。 0
逓伝 テイデン [0] ①「逓送」に同じ。 ②宿駅へ荷物などを送るための車馬や人足。 0
牘 ふだ 文字が書かれた木や竹の札。転じて、文書。 0
年籠もり としごもり 年末、特に大晦日(おおみそか)の夜に社寺にこもって新年を迎えること。冬 0
密使 ミッシ [0] 内密につかわす使者。秘密の使命をおびた使者。「緊急の―を送る」 0
俱生神 クショウジン 人間の誕生から死までその人の肩に乗って行動を記録し、それを閻魔(エンマ)王に報告するという神。もとはインドの神。 0
御愛想 おアイソ [0] ①おせじ。「―を言う」 ②もてなし。「なんの―もなくてすみません」 ③勘定書き。「―をしてください」参考「愛想」の丁寧語。 0
東風 こち [0],[3] 春、東のほうから吹いてくる風。ひがしかぜ。こちかぜ。春
漢字の豆知識 春をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
喧擾 ケンジョウ 騒がしく乱れること。やかましく乱すこと。参考「擾」は、みだれる意。 0
刺蛾 いらが [0] イラガ科のガ。体は黄色で、二本の黒い線がある。幼虫は「いらむし」と呼ばれる毛虫で、毒針をもち、触ると痛い。繭は「すずめのしょうべんたご」と呼ばれる。 夏 1
諒恕 リョウジョ 相手の事情などを思いやって許すこと。 0
横行 オウコウ [0] ①悪いことが世間で多く行われること。「自動車泥棒が―する」 ②遠慮することもなく自由に歩きまわること。 0
和魂 ワコン 伝統的な日本固有の精神。やまとだましい。 0
一場春夢 イチジョウのシュンム 人生の栄華のはかないことのたとえ。わずかの間に消えてしまう春の夜の夢の意から。〈『侯鯖録(コウセイロク)』〉邯鄲(カンタン)の夢 0
逃げる に-げる [2] ①つかまらないように去る。のがれる。「犬に追いかけられて―げる」 ②危険を避ける。また、責任や面倒なことを避ける。「敵の手から―げる」「きつい仕事から―げる」 0
病巣・病竈 ビョウソウ 病菌におかされている部分。「手術で―を除く」参考「巣」はす、「竈」はかまどの意。 0
墓碑銘 ボヒメイ [2] 墓石に刻まれた、死者の経歴や事績などを表した文章や字句。「―を刻む」 0
広角 コウカク [0] 広い角度。また、その視野。「―レンズを使って写真を撮る」 0
鉗子 カンシ [1] はさみの形をした医療器具。手術などで物をはさむのに用いる。 0
禽鳥 キンチョウ [0] とり。鳥類。 0
木っ端を拾うて材木を流す こっぱをひろうてザイモクをながす つまらないことにかかわって、大切な物を失ってしまうこと。 0
馬刀葉椎 まてばしい ブナ科の常緑高木。暖地の海沿いに自生。葉は長楕円(ダエン)形で厚く光沢がある。初夏、黄褐色の花穂(カスイ)をつける。実はどんぐりで、食用。マテバガシ。サツマジイ。秋表記「全手葉椎」とも書く。 1
印綬 インジュ [1] 古代中国で、天子から授けられた官職任命の印とそれを下げるひも。 0
生世話物 きゼワもの 歌舞伎(カブキ)の世話物狂言の中で、特に江戸時代の世相や風俗を写実的に描いたもの。生世話。 0
継子 ままこ [0] 「継子(ケイシ)」に同じ。「―扱いされる(のけものにされる)」 0
即売 ソクバイ [0] 展示した品物をその場で直接売ること。「デパートの展示―会」 0
騙す だま-す [2] ①うそを本当らしく思いこませる。あざむく。「他人の好意につけこんで―す」 ②なだめる。「泣く子を―す」 ③調子を見ながらうまく扱う。「体調を―しながら、試合に出る」 0
命運 メイウン [0] 運命。「―が尽きる」「新企画に会社の―をかける」 0
包む くる-む [2] 全体を巻くようにしてつつみこむ。巻きこむ。「新聞紙で野菜を―む」 0
玉虫色 たまむしいろ [0] ①縦糸と横糸の色を変えて、見る角度や光線の具合によりさまざまな色に見えるようにした織物。また、その色調。 ②解釈のしかたによってどのようにも受け取れる表現。「―の与野党折衷案」由来タマムシのはねがさまざまな美しい色に見えることから。 0
聖寿 セイジュ [1] 天子・天皇の年齢や寿命。 0
講評 コウヒョウ [0] 指導的な立場から作品や演技について説明しながら、理由をあげ批評すること。また、その批評。「審査員の―」 0
借りる八合済(な)す一升 かりるハチゴウなすイッショウ 米などを八合借りたら、一升にして返すというように、人に物を借りたら謝礼をするのが礼儀だということ。「済す」は返却する意。 0
物線 ホウブツセン 放物線 0
総轄 ソウカツ [0] 組織など全体をまとめて、取り締まること。「大会の運営を―する」 0
微塵子 ミジンこ [0] ミジンコ科の甲殻類。池や沼などにすむ。体は卵形で半透明。体長約一~三(ミリメートル)。魚のえさになる。表記「水蚤」とも書く。 0
姦夫 カンプ [1] 夫のある女性と肉体関係をもった男性。間男(まおとこ)。姦婦 0
鶏群の一鶴 ケイグンのイッカク 多くの凡人の中に一人だけとびぬけてすぐれた者がいること。多くのニワトリの群れの中にいる一羽のツルの意から。〈『晋書(シンジョ)』〉参考「鶏群一鶴・鶏群孤鶴」ともいう。 0
稟議 リンギ [1] 官庁や会社などで、会議を開くほど重要な事項ではない場合に、担当者が文案を関係者に回覧し承認を得ること。「―書」参考「ヒンギ」とも読む。「リンギ」は慣用読み。 0
裾分け すそわけ [0] もらい物や利益の一部を他人に分け与えること。 参考「お―」として使われることが多い。 0
妨害 ボウガイ [0] じゃまをすること。「大きな石が進路を―している」阻害 「妨碍」の書きかえ字。 0
百物語 ヒャクものがたり [5] 夜、数人が集まって怪談話を語り、一話済むごとに灯(あかり)を一つずつ消す遊び。また、その怪談話。夏 0
生霊 セイレイ [0] ①生物の霊長である人類。人民。 ②生きている人のたましい。 参考②「いきリョウ・いきすだま」とも読む。 0
文 ベンブン [1] 四字と六字の対句を用い、音調を整えて故事を多用する文体。内容よりも形式を重んじる。中国、六朝(リクチョウ)から唐の時代に流行した。四六儷体(シロクベンレイタイ)。体文・儷文・四六文(シロクブン)参考中国で、反対に形式より内容を重んじた漢代以前の文体を「古文」という。 0
平穏 ヘイオン [0] 穏やかで、とりたてて変わりがないこと。「戦争も終わり―な日が続いた」平安・安穏(アンノン)不穏 0
汚損 オソン [0] よごれたり傷ついたりすること。よごしたりこわしたりすること。「借りた本を―した」 0
諧調 カイチョウ [0] ①文章・色彩・音楽などの調和がよくとれていること。 ②こころよい調べ。ハーモニー。 0
神童 シンドウ [0],[1] きわめてすぐれた才知をもつ子ども。「村始まって以来の―」 0
耕耘 コウウン 田畑をたがやし除草をすること。「―機」参考「耘」は田畑の雑草をとりのぞく意。 0
不始末 フシマツ [2] ①あとしまつの仕方が悪いこと。「煙草(タバコ)の―から火事になった」 ②人に迷惑をかけるようなふとどきな行動。「―をしでかす」 0
覆う おお-う [0],[2] ①物の上に他の物をかぶせる。また、物の上に広がってそれを見えなくする。「目を手で―う」 ②つつみかくす。「不始末を―う」 ③周りを取り囲む。転じて、あたりいっぱいになる。「雪に―われて一面の銀世界だ」 0
武者震い・武者振るい ムシャぶるい 戦いや重要な事柄を行う際に、心が勇み立って、体がふるえること。 0
蜀黍 もろこし [0] イネ科の一年草。アフリカ原産。温帯や熱帯で栽培。葉や茎はトウモロコシに似る。夏、大きな穂をつけ、多数の実を結ぶ。実は食用や飼料用。トウキビ。 秋 由来「蜀黍」は漢名から。 表記「唐黍」とも書く。 1
歳月人を待たず サイゲツひとをまたず 年月は人の願いや都合にかかわらず、刻々ととどまることなく過ぎ去ってしまう。時間を大切にせよとの戒め。〈陶潜の詩〉 0
妄評 モウヒョウ [0] ①でたらめな批評。無遠慮な批評。「―を退ける」 ②他人に対し、自分のした批評を謙遜(ケンソン)する語。「―多謝」参考「ボウヒョウ」とも読む。 0
朴直 ボクチョク [0] 飾り気がなく正直なこと。また、そのさま。「―な人柄」表記「樸直」とも書く。 0
歯固め はがため [2] ①昔、長寿を願って正月三が日の間、ダイコン・ウリ・押し鮎(あゆ)・イノシシの肉・鏡餅(かがみもち)などを食べた行事。近世には鏡餅を保存しておいて六月一日に食べる行事にもいう。 ②まだ歯の生えない乳児が、嚙(か)んだりしゃぶったりして歯茎をかためる玩具(ガング)。 0
淀 よど [0],[3] 水の流れが滞っているところ。よどみ。表記「澱」とも書く。 0
脚結 あゆい 古代の男性が動きやすいように袴(はかま)を膝頭(ひざがしら)の下で結んだひも。手結(たゆい)表記「足結」とも書く。 1
稽える かんが-える [4],[3] 物事をつきつめてかんがえ合わす。寄せ集めて引き比べる。 0
這松 はいまつ マツ科の常緑低木。本州中部以北の高山に自生。幹は地をはい、よく分枝する。葉は針状で五枚ずつ出る。夏、雄花と雌花をつけ、小さな球果を結ぶ。 表記「偃松」とも書く。 0
毛穎 モウエイ 筆の別称。参考「穎」はとがった穂先の意。 0
入母屋 いりモや [0] 建築で屋根の形式の一つ。上方が切り妻となり、下方は四方にひさし屋根を出したもの。 0
隷書 レイショ [0] 漢字の書体で、篆書(テンショ)の点画を簡略化したもの。中国、秦(シン)の時代に始まり、漢代の通行書体とされた。「―体の住所印」 0
朔日・朔 ついたち 「朔日(サクジツ)」に同じ。 晦日(みそか)・(つごもり) 由来「月立ち」の意から。 表記「一日」とも書く。 1
蔑視 ベッシ [0],[1] あなどって見ること。見下すこと。「女性―の発言」軽視 0
実印 ジツイン [0] あらかじめ市区町村の役所に届けておき、印鑑証明を求めることのできる個人の印鑑。重要な書類に用いる。 0
国元・国許 くにもと ①ふるさと。郷里。 ②本国。領国。 0
総嘗め ソウなめ [0] ①物事の勢いが全体をおおいつくすこと。特に、すべてのものに被害を与えること。「火が町を―にした」 ②競技などで、対抗する相手全部を負かすこと。「対戦チームを―にして優勝した」 0
叙情 ジョジョウ [0] 詩文などで、自分の感情をのべること。 叙事 「抒情」の書きかえ字。 0
満杯 マンパイ [0] 入れ物や乗り物などが、物や人でいっぱいになること。「駐車場が車で―だ」 0
床 とこ [0] ①敷きぶとん。ねどこ。「―を敷く」「―をとる」 ②畳のしん。 ③河川の底。「川―」 ④苗を育てる苗床。 ⑤「床の間」の略。「―柱」 0
隆い たか-い 中央が盛り上がってたかいさま。 0
馬鹿と鋏は使いよう バかとはさみはつかいよう 愚か者も使い方次第で役に立つのだから、人を使うには使い方が大切であるということ。鋏が使い方によって、切れたり切れなかったりすることから。参考「鋏」は「剃刀(かみそり)」ともいう。 0
急拵え キュウごしらえ [3] 間に合わせに短期間でつくること。また、そのもの。「―の仮設住宅」急造 0
茫茫 ボウボウ [0] ①広く限りのないようす。「―たる草原」 ②ぼんやりとして、とりとめもないようす。 ③草や髪の毛が伸びているようす。「裏庭は草―だ」 ④風や波の音の激しいようす。表記「芒芒」とも書く。 0
魚河岸 うおがし [0] 魚介類を競り売りする市場。特に、東京都にある中央卸売市場をいう。河岸。「―で料理の材料を仕入れる」 1
下達 カタツ [0] 上の者の意思や命令を、下位の者に伝えること。「上意―」上達 0
隆隆 リュウリュウ [0],[3] ①勢いが盛んなさま。 ②筋肉などがたくましく盛り上がっているさま。「筋骨―たる体」 0
辛酸を嘗(な)める シンサンをなめる つらく苦しいことを、いろいろ経験すること。「浮世の―」 0
御大 おんタイ [0],[1] 「御大将」の略。かしらとなる人や長老などを、親しみをこめて呼ぶときに用いる呼称。 0
親族 シンゾク [1] ①「親戚(シンセキ)」に同じ。 ②法律上で、六親等内の血族と配偶者、三親等内の姻族。 参考①「うから」とも読む。 0
雀躍 ジャクヤク [0] 「雀躍(こおどり)」に同じ。「欣喜(キンキ)―(小躍りして喜ぶ)」 0
虹霓 コウゲイ [0] にじ。 由来昔、にじは竜の一種と考えられていて、雄の竜を「虹」、雌の竜を「霓」と呼んだことから。 0
名実一体 メイジツイッタイ 名称と実質、名声と実際が一致していること。「―の活躍ぶりであった」有名無実・名存実亡 0
覆土 フクド [2] 種まきの後や、株の根元などに土をおおいかぶせること。また、その土。 0
焦心苦慮 ショウシンクリョ 心をいらだたせ、いろいろと苦しみ考えること。「―の末に決断した」 0
葷酒 クンシュ [1] 強いにおいのある野菜と酒。また、なまぐさいものと酒。 0
視座 シザ [1] 物事を見る立場・姿勢。「異なる―からも検討する」 視点・観点・視角 0
寒山拾得 カンザンジットク 唐の高僧、寒山と拾得。文殊(モンジュ)・普賢菩薩(フゲンボサツ)の生まれ変わりといわれ、奇行が多く、詩人としても有名で、しばしば画題とされる。 0
一朝一夕 イッチョウイッセキ [0] わずかな期間、きわめて短い時間のたとえ。「―には解決できない難問」一旦一夕(イッタンイッセキ)
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漢字の豆知識 「一」が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
柏餅 かしわもち [3] ①米の粉をこねて蒸した餅の中に餡(アン)を入れ、カシワの若葉で包んだ和菓子。五月五日の節句に作る。夏 ②一枚の布団を二つに折って中で寝ること。 0
文盲 モンモウ [0] 文字が読めないこと。また、そのような人。「無学―」識字(シキジ) 0
猶 なお [1] ①まだやはり。それでもまだ。「失敗しても―くじけない」 ②「―…如(ごと)し」の形で、ちょうど。まるで。「過ぎたるは―及ばざるが如し」 0
道祖土焼 さいとやき 小正月に門松や注連(しめ)飾りなどを焼く道祖神の火祭り。さいのちょう。さいとうばらい。参考おもに東日本で行われる。 1
葛折 つづらおり [0] つづらのつるのように、曲がりくねった坂道。表記「九十九折」とも書く。 0
藁にも縋(すが)る わらにもすがる 溺れる者は藁をも摑む(おぼ) 0
妬く や-く [0] 嫉妬(シット)する。やきもちをやく。ねたむ。 0
晩生 バンセイ [0] ①「晩生(おくて)」に同じ。早生(わせ) ②あとから生まれた者。先輩に対して、自分の謙称。 0
死骸 シガイ [0] 死体。しかばね。 表記「屍骸」とも書く。 0
書誌 ショシ [1] ①特定の事柄についての書物の目録。 ②書物の体裁・成立・伝来などの記述。「―学」 0
独立自尊 ドクリツジソン [0],[5] 何事も人に頼らずに自分の尊厳を保つこと。「―の精神」 0
年初 ネンショ [1] 年のはじめ。年始。年頭。年末 新年 0
売僧 マイス 仏法を売り物にする僧。俗悪な僧。僧をののしっていう語。参考「マイ」「ス」はともに唐音。 0
欺く あざむ-く [3] ①だます。「敵を―く計画」 ②まちがって意識させる。それと思わせる。「雪を―く白い肌」 0
浮流 フリュウ [0] 水中に浮かんで流れること。「―機雷」 0
表す あらわ-す [1] ①感情・意志・思想などを言葉や色・形・音、または表情・行動などで示す。「怒りを顔に―す」「感謝の気持ちを手紙に―す」 ②内容を示す。象徴する。「温度変化をグラフで―した」「筆跡はその人の性格を―す」参考「現す」と書けば、隠れていたものが出てくる意になる。 0
横這い よこばい [0] ①横にはうこと。 ②物価や相場などが、上下に変動のない状態を続けること。「株価は―のままだ」 ③ヨコバイ科およびその近縁の昆虫の総称。ウンカに似ていて、イネなどに害をもたらす。秋 0
銅牆鉄壁 ドウショウテッペキ 堅固な城壁のこと。また、頑丈なもののたとえ。銅の塀(へい)と鉄の壁の意から。 0
下弦 カゲン [0] 満月から次の新月になる間の月。月の入りのときに弓の弦(つる)を下向きにしたような形にみえる。「―の月」上弦 0
雄壮 ユウソウ [0] おおしくて力強いこと。おおしくて意気盛んなこと。また、そのさま。健壮。勇壮 0
斧正 フセイ [0] 人に自作の詩文の添削をしてもらうときに用いる謙譲語。「―を請う」参考おので正す意。 0
一味同心 イチミドウシン [2] 同じ目的を果たすために集まり、心を一つにして力を合わせること。また、その仲間。一味徒党・一丘(イッキュウ)の貉(カク) 0
兵隊 ヘイタイ [0] ①兵士。兵。「息子を―にとられる」兵卒 ②兵士を編制して隊としたもの。軍隊 0
追撃 ツイゲキ [0] 逃げていく敵を追いかけて、さらに攻撃すること。おいうち。 0
百花斉放 ヒャッカセイホウ [1] 文学・芸術活動などが自由活発に行われること。多種多様な花が一斉に咲き競う意から。由来「百家争鳴」とともに中国共産党が掲げたスローガン。百家争鳴・百花繚乱(ヒャッカリョウラン) 0
葦鴨 よしがも [3],[0] カモ科の鳥。北海道で繁殖し、冬本州に渡る。全長約五〇(センチメートル)。雄は頭が光沢のある黒緑色で、最も内側の風切り羽は長く美しい。ミノガモ。ミノヨシ。冬 0
名物 メイブツ [1] ①その土地特有の産物。名産 ②その土地や社会で有名な人や事柄。名高いもの。「―教師」「熱帯―のスコール」 ③茶道具など由緒あるもの。 0
冀求 キキュウ こうあってほしいと強く願い求めること。こいねがうこと。「平和を―する」熱望・切望表記「希求」とも書く。 0
方言 ホウゲン [3],[0] ①一つの国語の中で、地域によって音韻・語彙(ゴイ)・文法などが異なるとき、それぞれの地域で使われている言語全体を指す語。「南方―」 ②ある地方独特の言葉。国なまり。さとことば。俚言(リゲン)標準語・共通語 0
小差 ショウサ [1] ①少しのちがい。 ②得点や距離などのわずかな差。「―で競り勝つ」 僅差(キンサ) ①②大差 0
躁狂 ソウキョウ ①浮かれてさわぐこと。また、そのさま。 ②「躁病」に同じ。 0
権現 ゴンゲン [1] ①「権化①」に同じ。 ②神の尊号。日本の神々を、仏が仮に姿を現したものとしたことから。 ③徳川家康の尊称。また、そのまつられている東照宮。「東照大―」 0
金貨 キンカ [1] 金を主成分として鋳造した貨幣。金貨幣。 0
搔揚げ かきあげ 天ぷらの一種。サクラエビやイカなどと細かく切った野菜の材料をころもでつなぎ、油で揚げたもの。 0
核果 カッカ [0],[1] 実に堅い核をもつ果物。ウメ・モモなど。石果参考「カクカ」とも読む。 0
暹羅 シャム タイ王国の旧称。シャムロ。 由来暹国と羅国が合体したことから。 1
青畳 あおだたみ [3] 新しくて表面が青々としている畳。「―のような水田」 0
岡目八目 おかめハチモク [5] はたで見ているほうが当事者よりも情勢を正確に判断できること。 由来囲碁をかたわらで見ていると、実際に打っている人より八目先まで手が読める意から。表記「岡目」は「傍目」とも書く。 0
画家 ガカ [0] 絵をかくことを職業とする人。えかき。画人・画工 0
赫奕 カクヤク [0] ①光り輝くさま。「光明―として」 ②物事が盛んで美しいさま。参考「カクエキ」とも読む。 0
徒に いたずら-に [0] 無駄に。意味もなく。役に立たず無益に。「―時が過ぎてゆく」「―事を大きくする」
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漢字の豆知識 知ってる?「表外読み」 ~読めない常用漢字に注意!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
旋る めぐ-る ぐるぐるまわる。うずのようにまわる。 0
調度 チョウド [1] ①日常使う小道具や家具。 ②武家で、弓矢。 0
朕 われ [1] ①自分自身。 ②中国、秦(シン)の始皇帝以来、天子の自称。また、天皇の自称。 0
赤心 セキシン [0] 主君などに対する、いつわりのない心。丹心。まごころ。「―をあらわにする」 赤誠・誠心 0
苦学 クガク [1] 苦労して学ぶこと。働いて学資を稼ぎながら勉強すること。「―して大学を卒業する」 0
主 おも [2] 中心となっているさま。重要なさま。「―な登場人物」 0
編木 びんざさら [3] 数十枚の短冊形の板をひもでつづり合わせた打楽器。田楽などに用い、両端の取っ手を動かして音を出す。ささらぎ。ささら。表記「拍板」とも書く。 1
沢 さわ [2] ①浅く水がたまり、草の生い茂っている低地。「あの―には葦(あし)が群生している」 ②山あいの浅い谷川。「―づたいに山を下る」 0
倉庫 ソウコ [1] 品物を保管・貯蔵しておく建物。くら。「港に―が並ぶ」 0
追儺 ツイナ [0] 昔、宮中で大みそかの夜、疫病の悪鬼を追い払った儀式。節分の豆まきは、このなごり。冬参考「おにやらい」とも読む。 0
天然 テンネン [0] ①人の手が加わらない、自然のままの状態。「―の真珠」人工・人造 ②生まれつき。天性。「―パーマ」 ③人力ではどうにもならないこと。 0
請ける う-ける [2] ①仕事などを引き受ける。「工事を―ける」 ②代金を支払って受け取る。「質入れしていた時計を―ける」 0
十露盤 そろばん [0] ①中国や日本で用いられる計算道具。枠に並べられた串(くし)刺し状の玉を上下させて計算する。 ②計算。勘定(カンジョウ)。「―が合わない」「―に明るい」「読み書き―」 表記「算盤」とも書く。 1
丘垤 キュウテツ 小さな山。小さな丘。参考「垤」は丘や蟻塚(ありづか)の意。 0
抹額 まっこう 冠がずれ落ちるのを防ぐために、冠の縁に巻いた紅色の絹の鉢巻。下級武官が用いた。表記「末額」とも書く。 1
国是 コクゼ [1],[0] 国全体が正しいと認める、国家の政治の根本方針。国の政策。国策 0
吐哺捉髪 トホソクハツ 握髪吐哺(アクハツトホ) 0
匠 たくみ [0],[1] 物を作る職人。細工師。特に、大工。「飛(ひだ)の―」 0
昂然 コウゼン [0] 自信にあふれ、意気盛んなようす。「―とした態度で挑む」 0
驢馬 ロバ [1] ウマ科の哺乳(ホニュウ)動物。野生種がアフリカとアジアにいるが、古代エジプトですでに家畜化されていた。耳が長く、尾はウシに似る。性質はおとなしく、粗食に耐える。 0
揚げる あ-げる [0] ①高くかかげる。「日章旗を―げる」 ②水から陸へ移す。「船荷を桟橋に―げる」 ③熱した油で調理する。「てんぷらを―げる」 0
涼秋 リョウシュウ [0] ①すずしい秋。「―の候」 秋 ②陰暦九月の異名。 0
着る き-る [0] ①衣類を身にまとう。 ②身に受ける。負う。「ぬれぎぬを―る」「恩に―る」 0
大鉈 おおなた [0] 大型のなた。「―を振るう(人員や経費などを大胆に処理する)」 0
同形 ドウケイ [0] 形が同じであること。また、同じ形。「―の三角形」 0
砂鉢 サハチ 浅くて大型の磁器の鉢。「―料理」 由来「あさハチ(浅鉢)」が転じたもの。 表記「皿鉢」とも書く。 0
化繊 カセン [0] 「化学繊維」の略。化学合成を応用してつくった人工繊維。ナイロンなど。 0
粗放 ソホウ [0] おおざっぱで、いいかげんなこと。また、そのさま。「―農業」 粗雑 表記「疎放」とも書く。 0
宵闇 よいやみ [0] ①十五夜が過ぎて陰暦二〇日ころまで、月の出がおそく宵が暗いこと。また、そのころ。 ②宵のころの闇。夕やみ。「―が迫るなか家路につく」 0
加勢 カセイ [0] 人に力を貸すこと。また、その人。助太刀(すけだち)・助勢 0
予て かね-て [1] 前もって。あらかじめ。「日時と場所は―お知らせしたとおりです」「―からの不安が現実になった」 0
幅員 フクイン [0] 道路・船舶・橋などの横の長さ。「橋の―を測定する」 0
坐臥 ザガ すわることと寝ること。転じて、日常生活。「常住―」 起居 表記「座臥」とも書く。 0
弁ける わ-ける 見きわめる。よりわける。区別する。「善悪を―ける」 0
所司 ショシ ①鎌倉幕府で侍所(さむらいどころ)の次官。 ②室町幕府で侍所などの長官。 0
放く こ-く [1] ①はなつ。ひる。「屁(へ)を―く」 ②はばかりなく言う。ぬかす。「見えすいたうそを―くな」 0
日霊・日女 ひるめ 日の女神。天照大神(あまてらすおおみかみ)の美称。ひるみ。おおひるめのむち。 1
仇討ち あだうち [0],[3] ①主君や親などを殺害した者を殺してうらみを晴らすこと。「曽我(そが)兄弟の―」 ②負けた相手に仕返しをすること。「ホームランで前の対戦の―をした」参考「かたきうち」とも読む。 0
賭 かけ [2] ①金品を出し合って勝負をし、勝った者がそれを取ること。また、その金品。「競技に一〇〇万円の―をする」 ②選んだことについて、結果を運命にまかせること。「人生の―に出る」 0
瞠目 ドウモク [0] 感心や驚きのあまり、目を見張ること。「―すべき作品」 0
異相 イソウ ふつうの人とちがった人相や姿。異形(イギョウ) 0
満足 マンゾク [1] ①十分に満ち足りること。「五体―」 ②望みが満たされ、不平・不満がないこと。「―できる成績」 0
婬奔 インポン 性に関してだらしのないさま。色ごのみ。表記「淫奔」とも書く。 0
良好 リョウコウ [0] よい状態であること。好ましいこと。また、そのさま。「経過は―だ」 0
獲得 カクトク [0] 努力して手に入れること。「優勝杯を―する」 0
法定 ホウテイ [0] 法律によって定められていること。「―相続人」 0
高誼 コウギ [1] 深い思いやりや交情。「ご―感謝いたします」参考目上の人に対する手紙文などで、相手の好意を敬っていう。 0
千慮の一失(イッシツ) センリョのイッシツ 十分に考えて準備したにもかかわらず、思いがけない手抜かりがあること。また、賢人の考えのなかにも、まれにはまちがいがあること。 千慮の一得 0
内緒話・内証話 ナイショばなし ひそひそばなし。人に知られないようこっそりとする話。 0
行纏 はばき 昔、旅や作業をするとき、すねに巻きつけた布。脚絆(キャハン)。表記「脛巾」とも書く。 1
裁判 サイバン [1] ①正否を裁くこと。 ②裁判所が訴訟や紛争に対して法律にもとづいて判断し、法律の適用を決めること。 0
菜 な [1] ①野菜として葉や茎を食用とする、草本類の総称。なっぱ。 ②アブラナ。 0
賠う つぐな-う 人に与えた損害を金品や労力などで埋め合わせる。弁償する。 0
燕 つばめ [0] ツバメ科の鳥。日本へは春渡来し、秋に南方へ渡る。背は紫黒色で腹は白色。尾は二つに割れる。ツバクラメ。ツバクラ。ツバクロ。「―返し」 春表記「乙鳥」とも書く。 0
形 かた [2] ①外見上のかたち。かっこう。「髪の―」 ②抵当・担保など保証として渡す約束をしたもの。「借金の―」 0
鬼婆 おにばば [2],[1] ①老女姿の鬼。 ②情け知らずな老婆。いじわるな老婆をののしっていう語。おにばばあ。 0
籒文 チュウブン 「籒書」に同じ。 0
扇ぐ あお-ぐ [2] うちわやせんすなどを動かし、風を起こす。 0
謨訓 ボクン 国家の大計や後世の政治の手本となる教え。「聖に―有り」〈『書経』〉 0
揺蚊 ゆすりか [3] ユスリカ科の昆虫の総称。世界各地に分布。カに似るが小さく、吸血しない。夕方群れて飛ぶ。幼虫は「あかむし・ぼうふら」といい、釣りのえさにする。 0
侵入 シンニュウ [0] 入ってはならない場所に無理に入りこむこと。不法に入りこむこと。「―経路を調べる」 0
仮初 かりそめ [0] ①一時の間に合わせ。その場限りのこと。「―の住居」 ②ちょっとしたこと。「―の病気」 ③かるはずみなこと。「―の行動」 ④本気でないこと。「―の恋」表記「苟且」とも書く。 0
磐舟柵 いわふねのサク 六四八(大化四)年、現在の新潟県村上市に蝦夷(えぞ)に備えて築かれた城柵。大和朝廷の北方進出の拠点。参考「いわふねのき」ともいう。 0
放流 ホウリュウ [0] ①せきとめていた水などを流すこと。「ダムの―」放水 ②養殖などのため、魚を川や湖にはなすこと。「サケの稚魚を―する」 0
士農工商 シノウコウショウ [1] 昔の中国で、官吏・農民・工人・商人の職分による身分階級。総称して四民という。わが国では江戸時代に確立した武士・農民・職人・商人の身分制度。明治維新の改革で廃止された。 0
唸り うなり [3] ①うなること。また、その声や音。「―独楽(ごま)」 ②振動数がちがう二つの音が重なるとき、干渉のため、音が強くなったり弱くなったりする現象。 ③凧(たこ)につけて、風によって音が出るようにしたもの。「大凧の―」 0
期待 キタイ [0] あることやある状態になることを、あてにして待つこと。「成功を―する」「―に応(こた)えて優勝する」待望・嘱望 0
丑 うし [0] ①十二支の二番目。 ②昔の時刻で、現在の午前二時ころ。また、その前後約二時間。「―の刻」 ③昔の方角の名。ほぼ北北東。 0
易往易行 イオウイギョウ 容易な修行で容易に極楽往生できると説く浄土宗の他力本願の教え。易往易修・易行易修難行苦行 0
腰間 ヨウカン [0] 腰のあたり。腰のまわり。「―の秋水(シュウスイ)(腰に帯びた刀)」 0
燕居 エンキョ 仕事をせずに、くつろいで過ごすこと。また、暇で家にいること。 0
独力 ドクリョク [0] 自分ひとりの力。「―でなし遂げる」自力(ジリキ) 0
膵蛭 スイテツ キュウチュウ目の寄生虫。ウシ・ブタ・ヒツジなどの膵管・胆管に寄生する。人体にも入る。 0
戯画 ギガ [1] ①遊び半分で描いた絵。 ②世の中を風刺したり、誇張したりして描いた滑稽(コッケイ)な絵。「鳥獣―」「現代の世相を―化した絵」 0
諄諄 ジュンジュン よくわかるように何度も繰り返し、ていねいに説くようす。「生徒に―と諭す」 懇切・懇懇 参考「くどくど」と読めば別の意になる。 0
精霊会 ショウリョウエ [3] 陰暦七月に行う先祖の霊をまつる仏事。盂蘭盆(ウラボン)。 表記「聖霊会」とも書く。
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漢字の豆知識 冠婚葬祭ってどんな意味? (公財)日本漢字能力検定協会 0
筒元 ドウもと ①賭博(トバク)を主催している人。ばくちの親。 ②物事を締めくくりまとめる人。元締め。由来賭博でさいころを筒に入れて振る人の意から。表記「胴元」とも書く。 0
手玉 てだま [0] ①手につけて飾る玉。 ②小さい布袋にあずきなどを入れた遊び道具。また、それを使った遊び。おてだま。「―に取る(意のままにあやつる)」 0
弟鷹 だい オオタカの雌。兄鷹(しょう)由来タカは雌が雄より大きいことから「大」「小」の字音を当てたものという。 1
燔く や-く ①火をつけて燃やす。 ②肉を燃える火の上にかざしてやく。 0
常傭 ジョウヨウ いつもやとっていること。じょうやとい。 0
打草驚蛇 ダソウキョウダ 余計なことをしてつまらない災難を受けるたとえ。また、無用なことをして相手に余計な警戒心を起こさせるたとえ。草をたたいて、ヘビを驚かす意から。〈『南唐近事』〉 0
沈鬱 チンウツ [0] 気分が沈んでふさぐこと。また、そのさま。元気のないさま。「―な顔」 0
融る とお-る とどこおりなく通じる。なめらかにゆきわたる。 0
運針 ウンシン [0] ①裁縫で針の運び方。縫い方。 ②縫い目をそろえて、まっすぐに縫うこと。「―を練習する」 0
級 しな [1] くらい。順序。次第。段階。参考「級」は機織りで、次々に追いかけて糸をつぎ足すことから順序の意となった。 0
老驥伏櫪 ロウキフクレキ 人が年老いてもなお大志を抱くたとえ。また、有能な人がそれを発揮する機会もなく老いるたとえ。もとは、老いた駿馬(シュンメ)が用いられることもなく馬屋の根太(ねダ)に伏し横たわっていても、なお千里を駆けようという志を捨てない意。「驥」は千里を駆ける駿馬。「櫪」はクヌギの木で、床下の横木に用いられたことから、根太・馬小屋の意。「老驥櫪(レキ)に伏(ふ)すも、志(こころざし)千里に在り」の略。〈曹操(ソウソウ)の詩〉 0
倹素 ケンソ [1] 地味でつましいこと。質素で飾りけがないこと。倹朴 0
鵝鳥 ガチョウ カモ科の鳥で、ガンを飼いならしたもの。アヒルより大きく、上くちばしのつけ根にこぶがある。肉・卵は食用。 0
長柄 ながえ [0] 長い柄。長い柄のついている道具。傘・槍(やり)など。「―のキセル」 0
庚申 コウシン [0] ①干支(えと)の一つで、かのえさる。 ②「庚申待(まち)」の略。庚申の日に、寝ないで神仏をまつり夜明けを待つ行事。中国の道教に由来する。 ③②の祭神。特に、青面金剛(ショウメンコンゴウ)。
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新聞漢字あれこれ11 愛知県になぜ「金」の名前が多いのか
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会
あつじ所長の漢字漫談45 虫を閉じこめる庚申
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真髄 シンズイ [0],[1] 物事のもっとも重要なところ。物事の本質。その分野の奥義。「―を見極める」 表記「神髄」とも書く。 0
蹉跎 サダ ①つまずいて転ぶさま。 ②ぐずぐずして時機を失うこと。 ③不遇なこと。落ちぶれること。 参考「蹉」も「跎」もつまずく意。「サタ」とも読む。 0
瞰下 カンカ 高い所から見下ろすこと。瞰視・下瞰 0
契合 ケイゴウ [0] 割符を合わせたように、ぴたりと二つのものが一致すること。 0
意 こころ [1] ①こころざし。 ②心中のおもい。気持ち。考え。 ③わけ。意味。 0
人馬 ジンバ [1] 人とウマ。「馬術競技で―一体のジャンプを見せた」 0
人懐っこい ひとなつ-っこい [6] 人とすぐなれ親しむさま。「―い笑顔」 0
下陵上替 カリョウジョウタイ 世の中の乱れたさま。「陵」はしのぐ、乗り越える、「替」はすたれ衰える意。下の者が上をしのぎ、上の者が衰えること。〈『春秋左氏伝』〉「―の乱世」 0
爽やか さわ-やか [2] ①すがすがしく気持ちのよいさま。「―に目覚める」「―なミントの香り」 秋 ②話し方などがはっきりしているさま。「弁舌―な人」 0
麦酒 ビール [1] 麦芽にホップで苦みと香りをつけ、発酵させたアルコール飲料。夏 1
絹紬 ケンチュウ サクサン(ヤママユガ科のガ)の繭からとった糸で織った薄地の織物。表記「繭紬」とも書く。 0
家系 カケイ [0] 先祖から現在までのその家の系統。家柄・血統 0
遠退く とおの-く [3] ①遠ざかる。遠くに離れて行く。「足音が―く」「危険が―く」 ②疎遠になる。絶えて久しくなる。「客足が―く」「優勝が―く」 0
瑠璃も玻璃も照らせば光る ルリもハリもてらせばひかる すぐれた資質や才能のもち主は、どんなところにいても目立つということ。「玻璃」は水晶のこと。瑠璃や玻璃は他の石のなかに混じっていても、光を当てれば美しく輝いてすぐにそれとわかることから。 0
糟糠の妻 ソウコウのつま [6] 貧しいときから苦労を共にしてきた妻は、自分が富貴になっても大切にすべきであるということ。「―は堂より下さず」 故事中国、後漢(ゴカン)の光武帝(コウブテイ)は、姉と、すでに妻のいた家臣の宋弘(ソウコウ)を結婚させようとしたが、宋弘は当時のことわざを引いて「酒かすや米ぬかを食べるほど貧しい生活を共にした妻は、離縁するようなことはしないと聞いております」と言って断ったという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
幢 はた [0] ①朝廷・軍の儀仗(ギジョウ)や、軍の指揮などに用いるはた。 ②仏具の一つのはた。 0
羽旄 ウボウ キジの羽とヤク(旄牛)の尾で作った竿先(さおさき)につける飾り。はたかざり。さしずばた。 0
天災地変 テンサイチヘン [5] 自然界に起こる災難や異変。暴風・地震・洪水など。〈『魏書(ギショ)』〉天変地異(テンペンチイ) 0
緯度 イド [1] 赤道を〇度、南北の極を九〇度として、赤道からある地点までの角度。赤道を境にして北緯と南緯がある。「極地に近づくほど―は高くなる」経度 0
名題 なダイ [0] ①歌舞伎(カブキ)や浄瑠璃(ジョウルリ)などの表題。外題(ゲダイ) ②「名題看板」の略。歌舞伎の劇場で、上演狂言の題名をかいた看板。 ③「名題役者」の略。 ②に名をのせる資格がある役者。 0
鮮血 センケツ [0] 流れでたばかりのなまなましい血。「指の間から―がしたたり落ちた」 0
内弁慶 うちべんけい [3] 外へ出たら意気地がなく弱いが、家のなかではいばっていること。また、その人。かげ弁慶。 0
匪賊 ヒゾク [1] 集団で出没し、略奪や殺人などを犯す盗賊。群盗。土匪・匪徒 0
内股膏薬 うちまたゴウヤク [5] 都合によってあちらこちらにつきしたがい、態度が一定しないたとえ。由来 内股に貼(は)った膏薬が両方の股についてしまう意から。参考「うちまたコウヤク」とも読む。「二股膏薬」ともいう。 0
鳥肌・鳥膚 とりはだ 皮膚が寒さや恐怖などで、鳥の毛をむしったあとのようにぶつぶつになること。総毛立つ状態になること。「―が立つ」 0
歴然 レキゼン [0] まぎれもなく明らかなさま。はっきりしているさま。「―たる事実」 0
腹這い はらばい [0] ①腹部を地につけてはうこと。 ②うつぶせになって寝そべること。「―になって本を読む習慣がある」 0
貴方 あなた [2],[1] ①同輩や目下の人を呼ぶ語。 ②女性が親しい相手を呼ぶ語。また、夫婦が互いを呼ぶ語。多く、妻が夫を呼ぶ。表記場合によって「貴男・貴女」とも書く。参考古くは、目上の人への敬称として使われていた。 1
委せる まか-せる [3] ①なすがままにさせる。いいなりになる。「成り行きに―せる」 ②他人にゆだねる。一任する。「代表者に―せる」 0
以心伝心 イシンデンシン [1] 言葉や文字によらず、心と心で通じ合うこと。もと禅宗の語で、師から弟子へ悟りの境地を心から心へ伝えること。〈『景徳伝灯録』〉 0
卑猥 ヒワイ [0] いやしくて、みだらなこと。下品でけがらわしいこと。「―な行為」表記「鄙猥」とも書く。 0
木椎 さいづち 胴の部分がふくらんでいる小さい木製のつち。竹の釘(くぎ)・工具の木部などをたたくのに使う。「―頭(後頭部と額とが出た頭)」表記「才槌」とも書く。 1
手玩 てまもり おもちゃ。てあそび。 1
万夫不当 バンプフトウ [1] 多くの男がかかっても、かなわないほどの剛勇なさま。また、その人。「不当」はかなわない意。「―の豪傑」 0
宇宙 ウチュウ [1] ①すべての天体とそれをおおう全空間。また、地球の大気圏外。「―開発の時代」「―工学」 ②存在する空間と時間のすべて。天地万物。森羅万象。 ③哲学で、万物を統一している秩序ある世界。コスモス。 0
丞ける たす-ける 手を添えて助力する。特に、上の地位の者につきしたがって、その仕事を補佐する。「君主を―ける」 0
請願 セイガン [0] ①こいねがうこと。願い出ること。 ②国民が国や地方公共団体などに文書で要求を申し述べること。「議会へ―書を出す」 0
追儺 おにやらい [0] 「追儺(ツイナ)」に同じ。 1
耐食・耐蝕 タイショク くさったり、むしばまれたりしにくいこと。腐食しにくいこと。「―性」 0
著長 きせなが 大将が着ける大形の鎧(よろい)の美称。表記「着背長」とも書く。 1
梧桐 あおぎり [0],[1] アオギリ科の落葉高木。中国原産。街路樹に多く、樹皮は緑色。葉は大形で、てのひら状に裂けている。夏、黄色の花が咲く。材はやわらかく家具や楽器などに用いる。ヘキゴ。夏由来「梧桐」は漢名から。表記「青桐」とも書く。 1
判官贔屭 ホウガンビイキ 弱者や薄幸の人に対して、第三者が同情し、味方すること。また、その気持ち。「贔屭」は目をかけること。由来 判官源義経(みなもとのよしつね)を薄命の英雄として、多くの人がひいきすることから。参考「判官」は「ハンガン」とも読む。 0
下剤 ゲザイ [0] 便通をよくするための飲み薬。くだしぐすり。 0
空揚げ からあげ [0],[4] 鶏肉などに、ころもをつけず小麦粉やかたくり粉を軽くまぶして油で揚げること。また、そのような料理。表記「唐揚げ」とも書く。
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新聞漢字あれこれ8「正しさ」と「分かりやすさ」のはざまで
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
立女形 たておやま [3] 歌舞伎(カブキ)で、一座の中心となる最高位の女形(おんながた)役者。 1
地袋 ジぶくろ [2] ちがい棚の下に作られた、小さい袋戸棚。天袋 0
吟唱 ギンショウ [0] 詩歌を節をつけてうたうこと。 「吟誦(ギンショウ)」の書きかえ字。 0
積む つ-む [0] ①物を重ねて置く。「机の上に本を―む」 ②行為などをたび重ねる。「善行を多く―む」 ③船や車などに載せる。つみこむ。「トラックに荷物を―む」 ④蓄える。「預金を―む」 0
淅瀝 セキレキ 風雨や霰(あられ)・落ち葉などがたてる寂しげな音のさま。 0
粛正 シュクセイ [0] 不正を取り締まり、正しくすること。「綱紀の―を図るべきだ」 0
原爆 ゲンバク [0] 「原子爆弾」の略。原子が分裂するときの強大なエネルギーを利用した爆弾。「広島の―ドームを見学する」 0
銘じる メイ-じる [0],[3] 心に刻みつける。「十分に肝(きも)に―じておくべきだ」 0
愛しい いと-しい [3] ①かわいくてたまらない。恋しい。「―いわが子」 ②かわいそうだ。気の毒だ。 0
棟木 むなぎ [0] 家のむねに使う木材。屋根の頂上に横にわたす木。「昔の家は太い―を使っている」参考「むねぎ」とも読む。 0
緩怠 カンタイ [0] ①ゆるみおこたること。なまけること。また、そのさま。なおざり。 ②手ぬかり。過失。科(とが)。過怠 ③無作法。失礼。不届き。 0
ぐ ふさ-ぐ 土をかぶせて隠す。うずめる。おおって見えなくする。 0
五葷 ゴクン [0],[1] 臭みのある五種類の野菜で、食べることを禁じたもの。仏家のニンニク・ラッキョウ・ネギ・ヒル・ニラなど。 0
容 かたち [1] ①すがた。格好。 ②整った立ち居振る舞い。身のこなし。 0
加える くわ-える [0],[3] ①添える。つけたす。「塩と胡椒(コショウ)を―える」 ②数量・程度を増す。増やす。加算する。「定価に消費税を―える」 ③与える。及ぼす。また、施す。「打撃を―える」「治療を―える」 ④仲間に入れる。「社員に―える」 0
原液 ゲンエキ [0],[1] 薄めたり、他の物を加えたりしていないもとの液体。 0
下る くだ-る [2] ①低い方へ移る。おりる。「坂を―る」 ②上の人から命令などが出される。「判決が―る」 ③負けてしたがう。降参する。「敵軍に―る」 ④中央から地方へ行く。「東北へ―る」 ⑤下痢をする。「腹が―る」 ⑥時が移り現代に近づく。「時代が―る」 ⑦基準とする数量に足りない。下まわる。「犠牲者は百人を―らない」 0
万里同風 バンリドウフウ 天下が統一されて、はるか遠くまで風俗が同じになること。また、世の中が平和に治まっていること。「同風」は、風俗が同化されること。天下が統一されること。〈『漢書(カンジョ)』〉千里同風 0
記念碑 キネンヒ [2] ある出来事や人物を記念して建てる碑。「―の除幕式」 0
寄進 キシン [0] 神社や寺などに金品を寄付すること。「本堂修復のための―」奉納・喜捨 0
高配 コウハイ [0] 相手の心づかいを敬っていう語。「ご―を賜る」 0
冠雪 カンセツ [0] 雪が降り積もり、山野をおおうこと。また、その雪。「富士山の初―」 0
凱らぐ やわ-らぐ なごやかに楽しむ。うちとけてなごむ。 0
哀婉 アイエン あわれみを帯びてしとやかなさま。 0
脩める おさ-める すらりとした姿に整える。正しく整えてりっぱにする。 表記「修める」とも書く。 0
教授 キョウジュ [0],[1] ①学問や技術を教えさずけること。「ピアノを―する」「華道の―をしている」 ②大学や高等専門学校で、専門分野の学問を教えたり研究したりする人。また、その職名。 0
固執 コシツ [0] 自分の考えなどを主張し続けて変えないこと。「あくまでも自説に―する」固持参考「コシュウ」とも読む。
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漢字の豆知識 当て読みってなんだろう「誤読が認められるようになった漢字2」(公財)日本漢字能力検定協会 0
物流 ブツリュウ [0] 「物的流通」の略。商品が生産者から消費者に届くまでのすべての活動。「町の―センター」 0
沐浴抒溷 モクヨクジョコン 髪や体をあらって身を清めて、けがれを取り除くこと。「抒」は取り除く、「溷」はにごり・けがれの意。斎戒沐浴・精進潔斎 0
晴天 セイテン [0] よく晴れた空。天気がいいこと。「―に恵まれる」 好天 雨天・曇天 0
鮮魚 センギョ [1] 新鮮な魚。いきのいい魚。とりたての魚。 0
亡羊の嘆 ボウヨウのタン 物事の方法や進め方がいろいろあって、かえって困るたとえ。また、学問の道が細分化しすぎて、真理に到達することが難しいたとえ。故事 中国、戦国時代、思想家・楊朱(ヨウシュ)の隣人が逃げたヒツジを追うのに道がいくつにも分かれていて見失ってしまった。それを聞いた楊朱が、学問も同様だと嘆いた故事から。〈『列子』〉多岐亡羊・岐路亡羊 0
隼人瓜 はやとうり ウリ科のつる性多年草。熱帯アメリカ原産。日本には、鹿児島に渡来。白色の花をつけ、ヨウナシ形の果実を結ぶ。未熟な果実を漬物にする。 1
不振 フシン [0] 勢いやいつもの調子が出ないこと。「経営の―が続いている」 0
鞘当て さやあて [0],[4] ①武士がすれちがったときに刀の鞘がふれ、互いにとがめ立てすること。転じて、ちょっとしたきっかけからおこった争い。 ②一人の女性をめぐって二人の男性が争うこと。「恋の―を演じる」「男たちが競って―するほどの美女」 0
酒卮 シュシ さかずき。酒杯。大きめのさかずき。 0
蟶貝 まてがい [2] マテガイ科の二枚貝。浅海の砂泥に垂直にすむ。殻は細長い円筒形で、長さは約一二(センチメートル)。穴に塩を入れると飛び出す習性がある。食用で美味。マテ。カミソリガイ。春表記「馬刀貝・馬蛤貝」とも書く。 0
惟神の道 かんながらのみち 神代から伝わる日本固有の神道。 1
拭う ぬぐ-う [2],[0] ①汚れや水分をふき取る。「汗を―う」 ②清める。消す。「恥を―う」 0
詁み よみ 古い言葉や文字。また、その意味やよみ方・解釈。 0
護憲 ゴケン [0] 現行の憲法や立憲政治をまもること。「―運動」 0
穢い きたな-い [3] けがれているさま。ごたごたとしてけがらわしい。 0
尻っ端折り しりっぱしょり [4] まくし上げた着物の裾(すそ)の端を帯にはさむこと。しりからげ。しりはしょり。 0
欠陥 ケッカン [0] 欠けていること。機能・構造などの不備な点。「―を調べる」不足・欠点 0
海流 カイリュウ [0] 一定の方向に移動する海水の大きな流れ。暖流と寒流がある。 0
職域 ショクイキ [0] ①職業・職務の範囲・持ち場。「―をこえて協力する」 ②職場。 0
動乱 ドウラン [0] 世の中が騒がしく乱れること。「各地で―が起こる」騒乱 0
告げる つ-げる [0] ①申し述べる。知らせ教える。広く伝え知らせる。「姓名を―げる」「ウグイスが春を―げる」 ②そういう状態になったことを表す。「風雲急を―げる」 0
創意 ソウイ [1] 新たなものを考えだすこと。また、その独創的な考えや思いつき。「―を凝らした絵画」 0
偏頭痛 ヘンズツウ [3] 発作的に、頭の片側に起こる激しい頭痛。表記「片頭痛」とも書く。 0
魔除け マよけ [0] 悪魔を避けること。また、そのためのお守り。 0
疎抜く おろぬ-く [3],[0] 密生しているところから間を空けて取り除く。農作物を間引く。「ダイコンの芽を―く」 参考「うろぬく」とも読む。 0
聴取 チョウシュ [1] ①きき取ること。「関係者から事情を―する」 ②ラジオなどに耳を傾けてきくこと。「―率がアップした」 0
霈然 ハイゼン 雨が激しく降るようす。「雨が―と降る」表記「沛然」とも書く。 0
箒星 ほうきぼし [3] 彗星(スイセイ)の別名。太陽系の小天体。白い尾を引いて見える。 参考昔は、その出現が凶兆として恐れられた。 0
貪欲・貪慾 ドンヨク 非常に欲が深いこと。また、そのさま。参考「タンヨク」とも読む。「トンヨク」と読めば、仏教の十悪の一つで、強い欲望をもつことの意になる。 0
画定 カクテイ [0] 区切りをはっきりとつけ、範囲を定めること。「境界の―」表記「劃定」とも書く。 0
蓬矢 ホウシ ヨモギで作った、邪気を払うという矢。 0
地下 チカ [1],[2] ①地面の下。地上 ②死後の世界。冥土(メイド)。「―の恩師に報告する」 ③非合法な活動が行われる場。秘密の場所。「―組織」参考「ジゲ」と読めば別の意になる。 0
言い条 いいジョウ [0] ①言い分。「―を聞く」 ②とはいうものの。とはいいながら。参考②「…とは言い条」の形で用いる。 0
夜陰 ヤイン [0] 夜の暗闇(くらやみ)。また、夜中。「―に乗じて悪事をはたらく」 0
翼翼 ヨクヨク [0] 慎み深くするさま。びくびくするさま。「小心―」 0
縺れる もつ-れる [3] ①糸など線状のものがからみ合う。「毛糸が―れる」 ②言語や動作が自由にならない。「舌が―れる」 ③物事が混乱してこじれる。「同点になり試合が―れてきた」 0
沢山 タクサン [3] ①数量の多いこと。「お土産を―いただく」「―の人でにぎわう」 ②それ以上はいらないほど満ち足りていること。じゅうぶん。「説教はもう―だ」 0
無一文 ムイチモン [3],[2] まったく金銭をもっていないこと。一文無し 0
誅殺 チュウサツ [0] 罪を責めてころすこと。 0
結果 ケッカ [0],[1] ①ある行為により生じた事柄や状態。また、それにより導き出された最終的な状態。「試験の―を待つ」原因 ②植物が実を結ぶこと。また、その実。結実 0
序破急 ジョハキュウ [2] ①雅楽・能などを構成する三段階。序は導入部、破は中間の展開部、急は終結部。静から動、単純から複雑などの変化を表す。 ②芸能などで緩急(カンキュウ)の変化。 ③物事のはじめ・中間・終わり。物事の展開のようす。 0
日短 ひみじか 冬の昼間の短いこと。短日(タンジツ)。冬参考俳句の季語などで用いる。 0
生平 きびら カラムシの繊維で平織りにした、粗い麻布。さらしたり染色したりして、男子の羽織・甚兵衛(じんべえ)に用いる。 夏 0
婉麗 エンレイ 姿や文章が、しとやかで美しいこと。「―な文章」 0
日夜 ニチヤ [1] ①昼と夜。昼夜。「―を分かたず」 ②常に。いつも。「―努力を重ねる」 0
時差惚け ジサぼけ [0] 外国など標準時に差がある土地へ飛行機などで移動するとき、生活のリズムと時間とが合わないために起こる眠気やだるさ。 0
構図 コウズ [0] ①芸術作品などで、美的効果を高めるため工夫された配置。「―を決める」 ②物事全体の姿。「事件の―」 ③数学で、構成された図形。 0
害なう そこ-なう 傷つける。さまたげる。害する。「煙草(タバコ)の吸いすぎは健康を―う」「友好関係を―う」 0
祐筆 ユウヒツ [1],[0] ①昔、貴人に仕えて書記の役をした者。 ②武家の職名で、文書・記録をつかさどる者。 ③文筆の業に従事する者。文官。表記「右筆」とも書く。 0
潮流 チョウリュウ [0] ①潮の干満によって起こる、海水の流れ。 ②世の中の動き。時の流れ。時勢。「時代の―が大きく変化する」時流 0
舞姫 まいひめ [0],[2] 舞や舞踏を職業とする女性。踊り子やバレリーナなど。参考「ブキ」とも読む。 0
余る あま-る [2] ①多すぎて残る。また、必要な数量を引いても残る。「感謝に―るほどの力添えを得る」「料理が―った」 ②割り算で、割り切れずに残る。 ③数量が予想や基準を上まわる。また、能力・身分などの限度をこえている。「一〇〇人に―る賛同者」「手に―る仕事」「身に―る光栄」 0
刃 は [1],[0] 刃物の、物を切る鋭い部分。「―がこぼれる」 参考「やいば」と読めば別の意になる。 0
労る いたわ-る [3] ①心づかいをする。大切にする。「高齢者を―る」 ②ねぎらう。なぐさめる。同情する。「残業続きの従業員を―る」 0
倭寇 ワコウ [1] 鎌倉時代から室町時代にかけて、中国や朝鮮半島の沿岸で海賊行為をした日本人を、中国・朝鮮から呼んだ語。表記「和寇」とも書く。 0
甘い あま-い [2] ①糖分の味がするさま。また、塩気などが足りず味の薄いさま。「―い物が好きだ」「味付が―い」 ②人の心を快くさせるさま。「―い言葉をささやく」 ③きびしくない。ゆるい。「あの先生は採点が―い」「ネジの締め方が―い」「見通しが―い」 0
矩差 かねざし [0] 「矩尺(かねジャク)①」に同じ。 0
輿図 ヨズ 輿地の図。世界地図。参考「ヨト」とも読む。 0
急報 キュウホウ [0] 急いで知らせること。また、急な知らせ。「―が届く」急告 0
正座・正坐 セイザ ①正客のすわる座席。正面の座席。 ②姿勢を正し、足をくずさずにきちんとすわること。「―をして講話を聴く」 端座(タンザ) 0
普遍妥当 フヘンダトウ 対象となるすべての場合に当てはまり、真理として認められること。 0
失礼 シツレイ [2] ①礼儀にはずれること。また、そのさま。無礼。「―して足を崩させてもらいます」 ②いとまをこうこと。「すぐに―します」 ③謝るとき、別れるとき、話しかけるときのあいさつ。「―、その本を見せてください」 ①~③失敬 0
舎る やど-る ①宿をとってくつろぐ。 ②とどまる。家を構えて住む。 0
雪肌 セッキ [0] 「雪膚(セップ)」に同じ。 参考「ゆきはだ」とも読む。 0
弘法 こうぼう [0],[1] 「弘法大師」の略。平安時代、真言宗を開いた空海の諡(おくりな)。書の名人で、三筆の一人。参考「グホウ」と読めば別の意になる。 0
悪習 アクシュウ [0] わるい習慣や風俗。「その―が汚職事件を生んだ」 0
追蹤 ツイショウ ①あとを追いかけること。追跡。 ②過去を思い出すこと。参考「蹤」はしたがう意。 0
風浪 フウロウ [0] ①風となみ。 ②風が吹いてなみが立つこと。また、そのなみ。なみかぜ。 0
同等 ドウトウ [0] 価値・等級・程度などが同じであること。「大卒と―の資格」 0
海狸 ビーバー [1] ビーバー科の哺乳(ホニュウ)動物。北アメリカ・ヨーロッパにすむ。全長一(メートル)ほどで、後ろ足に水かきがある。前歯で木をかじり倒して川の水をせき止め、その中央や岸に穴を掘って巣をつくる。毛皮は良質。参考「カイリ」とも読む。 1
目処・目途 めど 目あて。見当。「仕事の―が立つ」「借金返済の―がつく」参考「目途」は「モクト」とも読む。 0
警告 ケイコク [0] 不都合なことが起こらないように、事前に告げて注意させること。また、その注意。「急流下りは危険だと―されている」 0
合図 あいズ [1] 前もって決めた方法で、相手に意志や事柄を知らせること。また、その知らせ。サイン。「手をあげて―する」 0
説懌 エツエキ よろこぶこと。「説」も「懌」もよろこぶ意。 0
野球 ヤキュウ [0] 九人ずつの二チームが攻めと守りを交互に行い、投手の投げた球をバットで打ち、得点を争う競技。ベースボール。「草―」「プロ―」
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漢字の豆知識 羽球・避球ってなに?部活を漢字で書いてみよう! (公財)日本漢字能力検定協会 0
逆巻く さかま-く [3] ①波がわき上がるように荒立つ。流れに逆らってはげしい波が起こる。「船が―く波を乗り越える」 ②煙や火などがはげしく巻き上がる。「―く戦火の中」 0
菜蕗 ふき [0] キク科の多年草。 蕗(ふき) 1
鬼に金棒(かなボウ) おににかなボウ もともと強いうえに、さらに強さを増すこと。参考「金棒」は「鉄杖(テツジョウ)」ともいう。 0
翔集 ショウシュウ ①鳥などが、樹上などにとび集まること。また、群れをなしてとぶこと。 ②かけ回って集めること。広く集めること。 0
融ける と-ける [2] 固体が熱などによって液状になる。「雪が―ける」 0
靱やか しな-やか 弾力があって、やわらかく丈夫なさま。「―な感触の革」 0
性徴 セイチョウ [0] 人や動物の性別を示す形態的な特徴。「第二次―」 0
宣旨 センジ [1] 昔、天皇の言葉を述べ伝えること。また、その言葉を書き記した文書。 参考「詔勅」が公的であるのに対して、内輪のものをいう。 0
明亮 メイリョウ [0] ①声がはっきりしていて、聞き取りやすいこと。「―に話す先生」 ②「明瞭(メイリョウ)」に同じ。 0
滅 インメツ うずもれてなくなること。ほろびること。また、消えてなくなること。表記「隠滅・滅」とも書く。 0
小女子 こうなご [0] イカナゴの別称。また、イカナゴの加工品。「―の佃煮(つくだに)」 春 玉筋魚(いかなご) 1
場合 ばあい [0] ①ある状況になったとき。おり。「雨天の―は中止する」「合格の―は通知します」 ②事情や事態。ケース。「時と―によっては」「遊んでいる―ではない」 0
太肉 ふとりじし 肉づきがよいこと。太っていること。 0
目脂 めやに [3] 目から出る粘液やそのかたまったもの。目糞(めくそ) 0
多情 タジョウ [0] ①異性に対する愛情が移りやすいこと。移り気。 ②情が深く、物事に感じやすいこと。多感 0
異姓 イセイ [0] 姓がちがうこと。また、ちがう苗字。同姓 0
台覧 タイラン [0] 高貴な人が御覧になること。「―の栄に浴す」 0
元禄模様 ゲンロクモヨウ 元禄時代に流行した大柄で華やかな模様。弁慶縞(ベンケイじま)・市松模様など。 0
耽湎 タンメン 酒色にふけり、おぼれること。参考「耽」「湎」ともに、物事に夢中になる意。「タンベン」とも読む。 0
鈍行 ドンコウ [0] 各駅に停車する普通列車の俗称。鈍行列車。急行 0
俚謡 リヨウ [0] 里謡 0
退屈 タイクツ [0] ①あきていやになること。「彼の話はいつも―だ」 ②することがなく、時間をもてあますこと。「テレビを見て―をまぎらす」 0
謝辞 シャジ [1] ①お礼の言葉。「卒業生の父母を代表して―を述べる」 ②おわびの言葉。 0
脱穀 ダッコク [0] ①イネ・麦・豆など穀物の粒を、穂から取り離すこと。 ②穀物の粒からもみがらを取り除くこと。もみすり。 0
照応 ショウオウ [0] 二つの文章などが相互に関連・対応しあうこと。「前後が―する」 0
護国 ゴコク [1] 国家の繁栄や平和をまもること。「―神社」 0
蒼鷹 ソウヨウ ①青白い羽色のタカ。 ②情け容赦のない役人のたとえ。〈『史記』〉 参考「おおたか」と読めば別の意になる。 0
煙雨 エンウ [1] けむるように降る細かい雨。「―にかすむ町並み」 0
弗素 フッソ [1] ハロゲン元素の一つ。淡黄緑色の気体。刺激臭があり、化合力が非常に強く、有毒。 0
至大至剛 シダイシゴウ このうえなく大きく、どんな力にも屈しない強さをもつこと。〈『孟子(モウシ)』〉 0
批評 ヒヒョウ [0] 善悪や良否、優劣などについて考えを述べ、価値や正当性などを定めること。「互いに作品を―する」批判 0
梔子・梔 くちなし アカネ科の常緑低木。暖地に自生。夏、芳香のある白色の花をつける。実は黄色の染料となる。 由来「梔子」は漢名より。和名は、実が熟しても口を開けないことから。 表記「卮子・山梔子」とも書く。 1
適う かな-う [2] ぴったりあてはまる。うまく合う。「道理に―う」 0
展示 テンジ [0] 作品・品物・資料などを並べて一般の人に見せること。「新型車の―場」 0
今般 コンパン [1] このたび。「―選ばれた新知事」今回・今度先般・過般 0
薬石 ヤクセキ [0] 治療に使う薬といろいろな治療法。参考「石」は、昔の中国で使った治療用の石針の意。また、一説には鉱物から採取した薬の意ともいう。 0
焼き芋・焼き藷 やきいも 焼いたサツマイモ。「焚(た)き火で―を焼く」 冬 0
無辜 ムコ [1] 罪がないこと。また、その人。「多数の―の民が犠牲になった」無罪参考「辜」は罪の意。 0
不満 フマン [0] 満足できないこと。不満足。「―を爆発させる」「欲求―」 0
生別 セイベツ [0] 生きたまま別れること。生き別れ。「幼いころに父と―した」 生訣(セイケツ) 死別 0
民心 ミンシン [0] 国民の心情。「―を把握する」人心・民情・民意 0
空五倍子・空柴 うつぶし ヌルデの若芽などに寄生虫がついてできるこぶ状のもの。タンニンを多く含み、染料やインクなどに用いる。昔は女性のお歯黒に用いた。五倍子(ふし)。 由来中空であることから。 1
羽子板 はごいた [2] 羽根を打って遊ぶための、柄のついた長方形の板。表に押し絵をしたり、絵を描いたりして装飾を施す。「役者絵の―」 新年 0
象牙色 ゾウゲいろ [0] ゾウの牙(きば)のような、明るい黄白色。アイボリー。 0
後刻 ゴコク [1],[0] 今より少しあとの時間。のちほど。「―お届けいたします」先刻 0
支度 シタク [0] ある物事を行うために必要なものを準備すること。また、その準備・用意。「外出の―に時間がかかる」 0
採取 サイシュ [1],[0] 選びとること。特に、研究・調査に必要なものを選び、手に入れること。「高山植物を―する」 0
帰着 キチャク [0] ①帰りつくこと。「ただいま―しました」帰還 ②議論などがさまざまな経過の末、結論に落ちつくこと。帰結・帰趨(キスウ) 0
過剰防衛 カジョウボウエイ [4] 自分を守るための行為が、法律上の正当防衛の限度を超えること。正当防衛 0
交う か-う [1] …しあう。…してまじる。多く、動詞の下につける。「行き―う」「飛び―う」 0
瞰視 カンシ 高い所から下方をながめること。瞰下 0
一八 いちはつ [0] アヤメ科の多年草。 由来アヤメ科の中で最初に咲くので「いちはつ(一初)」と呼んだことから。 鳶尾(いちはつ) 1
烏の行水 からすのギョウズイ よく洗いもせず、さっさと入浴をすませてしまうこと。カラスの短い水浴びのようすから。「温泉に来て―とはあきれる」 0
帰化植物 キカショクブツ [4] 外国原産の植物が、他の国の気候風土に適して野生化し繁殖すること。日本ではブタクサ・セイタカアワダチソウ・オオイヌノフグリなど。 0
上腿 ジョウタイ [0] 脚(あし)の膝(ひざ)から上の部分。大腿。「―部を骨折する」 下腿(カタイ) 0
輪廻転生 リンネテンショウ 人が生き変わり、また、死に変わりしてとどまることのないこと。「転生」は、生まれ変わること。参考「転生輪廻」ともいう。流転輪廻(ルテンリンネ) 0
色 いろ [2] ①物に当たって反射した光の線が、人の目に入って受ける感覚の一つ。色彩。 ②顔色。また、表情、そぶり。「―をなす(怒って顔色を変える)」「あせりの―が浮かぶ」 ③さまざまな種類。「十人十―」 ④おもむき。気配。風情。「秋の―が深い」 ⑤華やかな感じ。また、色気。「―を添える」 ⑥情事。恋愛。また、その相手。「英雄、―を好む」「―は思案の外(ほか)」 0
頭寒足熱 ズカンソクネツ [1] 頭部を冷たくして、足部を温かくすること。
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四字熟語根掘り葉掘り9:「頭寒足熱」とオランダの名医 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
苛苛 いらいら [(副)1],[(名)0] 思いどおりにいかず、気があせって落ち着かないようす。じりじり。「気がせいて―する」 0
嘉祥 カショウ [0] めでたいことの前ぶれ。よろこばしいしるし。吉兆・吉祥・嘉瑞(カズイ)・瑞祥 0
国難 コクナン [0],[2] 国家の存亡にかかわる危機。「―を救った英雄」国患 0
直覚 チョッカク [0] 「直観」に同じ。 0
鉄桶 テットウ ①鉄でできたおけ。 ②守りや団結が、堅固ですきのないこと。「―水をも漏らさぬ布陣」 0
事ある時は仏の足を戴(いただ)く ことあるときはほとけのあしをいただく 平生は信仰心のない者も、災難が起こったときは仏の前にひれ伏して助けを請うこと。 苦しい時の神頼み・今際(いまわ)の念仏誰(だれ)も唱える 0
飛車 ヒシャ [2],[1],[0] 縦と横にいくつでも進退できる将棋の駒(こま)。成れば竜王といい、さらに斜めに一つずつ動くことができる。「王手―取り」 0
通勤 ツウキン [0] 勤務先に通うこと。「―電車」「―の途中で新聞を買う」 0
臭い物に蓋(ふた)をする くさいものにふたをする 都合の悪いことや醜聞などが世間に知れないように、一時しのぎに隠そうとするたとえ。臭い物の入った器に、においがもれないようにふたをする意から。 0
属官 ゾッカン [0] ①官庁の下級官吏。 ②旧憲法下で、各省大臣などの権限で任用された役人。 ①②属吏・属僚 参考「ゾクカン」とも読む。 0
跪く ひざまず-く [4] 両ひざを地や床につけてももを立て、身をかがめる。敬意などを表す。「神仏の前に―く」 0
已に すで-に [1],[3] ①以前から。先に。もう。「音楽会は―始まっていた」 ②もはや。今となってはもう。「―万事休すだ」 ③まちがいなく。現に。「これが―何よりの証拠となる」 表記「既に」とも書く。 0
端木辞金 タンボクジキン 納得のいかない金は受け取らないという潔癖な姿勢のこと。「端木」は孔子の弟子の子貢(シコウ)の本名。「辞金」は金を辞退する意。故事 中国、春秋時代、魯(ロ)国の法律では、他国で奴婢(ヌヒ)として働かされている者を買い戻す場合、公金を使うように決められていた。しかし、子貢はそのことを潔しとせず、公金を辞退し、私財で買い戻した。これを知った孔子は、貧しい人が多い魯国では、公金によらなければ何によって人を買い戻すことができるのかと、子貢の一人よがりの行為をいさめた故事から。〈『孔子家語』〉 0
弁財天・弁才天 ベンザイテン 音楽・知恵・財福をつかさどり、琵琶(ビワ)を弾(ひ)く女神。七福神の一人として信仰を集めている。弁天。参考もとはインドの河川の神だが、のちに日本で吉祥天と混同されるようになった。 0
霧氷 ムヒョウ [0] 木の枝などについた霧が凍ってできる不透明な氷。樹氷など。冬 0
宴会 エンカイ [0] 「宴(うたげ)」に同じ。 0
鉗口 カンコウ ①口をかたく閉じてものを言わないこと。 ②ある事柄を口にするのを禁じること。「―令を敷く」表記「箝口・拑口」とも書く。①「緘口」とも書く。参考「カンコウ」は慣用読みで、本来は「ケンコウ」と読む。 0
公私 コウシ [1] 公的なことと私的なこと。「―のけじめをつける」「―を混同する」 0
明察 メイサツ [0] ①真相をはっきりと見抜くこと。「事態を―する」 ②相手の推察に対する敬語。「ご―のとおり」 0
鱗次櫛比 リンジシッピ 魚のうろこや櫛(くし)の歯のように、多くのものが整然と並ぶこと。「次」「比」は順に並ぶ意。 0
巨額 キョガク [0] 数量や金額が非常に多いこと。「空港新設には―の資金が必要だ」多額 0
踏んだり蹴(け)ったり ふんだりけったり 何度も重ねてひどい仕打ちを受けること。また、そのさま。 0
歌妓 カギ [1] 酒宴などで、歌や踊りで興を添える職業の女性。うたいめ。芸妓・歌姫 0
莞然 カンゼン [0] 「莞爾(カンジ)」に同じ。 0
先例 センレイ [0] ①以前にあった事例。以前からのしきたり。「―にしたがう」 前例 ②のちの規準となる例。「―を残す」 0
磬折 ケイセツ 中国古代の楽器の磬の形のように、体を折り曲げること。また、上体を深く曲げて礼をすること。 0
一翼 イチヨク [0] ①一つのつばさ。 ②全体の中での一つの役割。また、一つの持ち場。「大事業の―を担う」一端 0
激臭 ゲキシュウ [0] 刺激が強く、いやなにおい。「―が鼻をつく」表記「劇臭」とも書く。 0
通性 ツウセイ [0] 共通の性質。同類のものがもっている性質。「哺乳(ホニュウ)類の―」 0
鷁首 ゲキシュ ①ゲキという鳥の頭。 ②水難よけのために、ゲキの頭の形を船首に刻んだり描いたりした船。「竜頭―」参考「ゲキス」とも読む。 0
海神・海若 わたつみ ①海をおさめる神。海の神。山神(やまつみ) ②海。海原(うなばら)。表記「綿津見」とも書く。参考「わた」は海、「み」は神の意。「つ」は格助詞。「わだつみ」とも読む。 1
木目 きめ [0],[3] ①「木目(モクめ)」に同じ。 ②皮膚や物の表面の細かいあや。また、その手触り。「―細かい肌の女性」 ③心づかい。配慮。「―の細かい文章を書く」表記 ②「肌理」とも書く。
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漢字の豆知識 「おざなり」と「なおざり」はどう違う?~似ているだけに、しっかり使い分けよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
佼しい うつく-しい 顔かたちがきれい。みめうるわしい。 0
略取 リャクシュ [1] ①奪い取ること。 ②暴力や脅迫を用いて、他人を自己または第三者の支配下に置くこと。「―誘拐罪」略奪 0
御御足 おみあし [0],[2] 他人の足に対する丁寧語。 0
講演 コウエン [0] 大勢の前で、ある題目について話をすること。また、その話。「作家の―を聴く」「―会」講話 0
裏面 リメン [1] ①物を正面から見たときに、反対を向いている面。裏側の面。 ②なんらかの事情で、一般には知られない隠された部分。内情。内幕。「政界の―史」 ①②表面 0
佐幕 サバク [0] 江戸時代の末、尊皇討幕に反対し、徳川幕府に協力したこと。また、その一派。「佐」はたすける、「幕」は幕府の意。「―派」 勤王・尊王 0
糸目 いとめ [3],[0] ①細い糸。糸の筋。また、そのような模様。 ②凧(たこ)のつり合いをとるために、とりつける糸。「金に―をつけない(気前よく金を使う)」 ③ゴカイ科の環形動物。河口などの泥中にすみ、からだは平たく細長い。魚釣りのえさにする。 0
空隙 クウゲキ [0] すきま。すき。心理的なことにもいう。「―を突いて攻める」 0
進達 シンタツ 官庁への上申書などを取り次ぎ、届けること。 0
野篦坊 のっぺらボウ ①凹凸がなく、つかみどころがないこと。また、そのもの。転じて、変化が少なく特徴のないこと。また、そのもの。「彼らは―で何を考えているかわからない」 ②顔に目鼻や口がない化け物。「―のろくろっ首」 0
捏ねる こ-ねる [2] ①粉や土などに水分を加えて練る。「団子を―ねる」 ②無理にあれこれ言う。「駄々を―ねる」「理屈を―ねる」 0
何某 なにがし [1] ①人名・地名・数量などがはっきりわからないときやわざとぼかすときに用いる語。「京都の―という人」「―かの金を渡す」 ②昔、男性が自分のことをへりくだっていうのに用いた語。それがし。表記「某」とも書く。 1
向来 キョウライ 従来。以前から。これまで。向後(キョウコウ) 参考「コウライ」とも読む。 0
嫡妻 むかいめ [0] 「嫡妻(チャクサイ)」に同じ。由来「向かい妻(め)」の意から。表記「正妃」とも書く。 1
帳合い チョウあい ①現金や在庫商品と帳簿とを照らし合わせること。 ②帳簿に収支を記入すること。 0
熱情 ネツジョウ [0] 熱烈な愛情。熱心な気持ち。情熱。「―のこもった手紙」熱意 0
把る と-る 手に持つ。手に握る。つかむ。「棚から本を一冊―って読む」「武器を―る」 0
身軽 みがる [0] ①体の動き・身のこなしが軽快なさま。「―に動き回る」 ②責任がなく気楽なさま。「独身で―だ」 0
白梨樹 うらじろのき [6] バラ科の落葉高木。山地に自生。葉の裏は白毛が密生する。春、白い花が咲き、赤い実を結ぶ。表記「裏白の木」とも書く。 1
猪籠草 うつぼかずら ウツボカズラ科のつる性多年草で、食虫植物。南アジア原産。葉の先が筒状の袋になっていて虫を捕らえる。由来「猪籠草」は漢名より。捕虫袋が猪籠(チョロウ)(ブタを入れて運ぶ籠(かご))に似ていることから。表記「靫蔓・靫葛」とも書く。 1
水木 みずき [0] ミズキ科の落葉高木。山野に自生。枝は横に広がる。初夏、白い小花が多数集まって咲く。 由来春、地中から水を多量に吸い上げ、枝を折ると樹液がしたたることから。 表記「灯台木」とも書く。 0
遏雲の曲 アツウンのキョク 空を流れる雲をとめるほどのすばらしい音楽、また歌声。「遏」は、とめる意。故事 中国、秦(シン)の薛譚(セッタン)は、秦青(シンセイ)という名人に歌を習っていた。少し習っただけなのに、すっかり修得したつもりになった薛譚は故郷へ帰ることにした。その別れの宴で秦青が別離の歌をうたった。するとその歌声は空を流れる雲をとめるほどすばらしかった。薛譚はおのれの未熟を恥じ、秦青のもとへ戻ったという故事から。〈『列子』〉 0
末の露本の雫 すえのつゆもとのしずく 人の命は早い遅いのちがいはあっても、やがては消えてしまうはかないものであることのたとえ。草木の葉末の露と、根もとの雫の意。 0
意気衝天 イキショウテン [1],[0] 意気込みが、このうえなく盛んなこと。「衝天」は天を突き上げる意で、勢いの盛んなことのたとえ。意気軒昂(イキケンコウ)意気消沈・意気阻喪 0
糺明 キュウメイ [0] 糾明 0
微温い ぬる-い [2] ①少しあたたかい。「―いスープ」 ②ゆるやかであるさま。きびしくない。「―い処分」表記「温い」、②「緩い」とも書く。 1
苛虐 カギャク [0] いじめ苦しめること。むごく扱うこと。 0
白眼視 ハクガンシ [3],[0] 冷たい目で見ること。また、その目。故事 竹林の七賢の一人として知られる晋の阮籍(ゲンセキ)が、好きな人は青い目で、嫌いな人は白い目で迎えたということから。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
蓴菜 ジュンサイ [0] スイレン科の多年草。池沼に自生。葉はほぼ円形で水面に浮く。茎や葉はぬるぬるしている。夏、紫紅色の花が咲く。若葉や若芽は食用。ヌナワ。 夏 0
廬舎 ロシャ [1] 粗末な小屋。草や木で造った小さな家。いおり。 0
樋 ひ [1] ①水を流し送るため、竹や木などで作った細長い管。とい。 ②水門。 ③刀や弓などの、物の表面につけた細長いみぞ。 0
豚に真珠 ぶたにシンジュ 価値の分からない者に貴重な物を与えても意味がないことのたとえ。由来 『新約聖書』〈マタイ伝〉から。猫に小判 0
扶桑 フソウ [0] 昔の中国による日本の呼称。扶桑国。由来中国の伝説で、東海の太陽の出る所にある神木およびその地の称から。 0
鏡板 かがみいた [4] ①天井や戸などにはめこむ表面をなめらかにした大きな板。 ②能舞台正面の背景となるはめ板。マツが描かれる。歌舞伎(カブキ)でも能舞台をまねて用いる。 0
過ち あやまち [3],[0] ①物事のやりそこない。まちがい。失敗。「単なる―だ」 ②つみ。とが。 0
年 とし [1] ①太陽暦で地球が太陽を一周する時間。一月一日から一二月三一日までの一二か月間。一年。「生まれた―」 ②年齢。「―上の恋人」 0
清淡虚無 セイタンキョム 心が清らかで物事にこだわらず、さっぱりしていること。 清淡寡慾(セイタンカヨク) 0
立てる た-てる [2] ①細い物などを垂直に突き出す。「柱を―てる」 ②突き刺す。「とげを―てる」 ③波や風などを起こす。 ④ある地位や位置につかせる。「候補者を―てる」 ⑤現象や作用が現れるようにする。「笑い声を―てる」 ⑥出向かせる。「使者を―てる」 ⑦新たにつくり出す。「新記録を―てる」 ⑧機能を発揮させる。「志を―てて上京した」 ⑨りっぱに成り立つようにする。「音楽で身を―てる」 ⑩上位の人として尊敬する。「先輩を―てる」 0
越中褌 えっちゅうふんどし [5] 和装の男性下着の一つ。幅三六(センチメートル)、長さ一(メートル)ほどの布にひもをつけたT字形のもの。 由来細川越中守(えっちゅうのかみ)または日根野越中守の創始とも、芸妓(ゲイギ)の越中が考案したものともいわれる。 0
毘廬遮那仏 ビルシャナブツ 知徳の光で万物を照らしだす仏。華厳経(ケゴンキョウ)の本尊。密教では大日如来(ダイニチニョライ)と同じ。 0
交喙 いすか [0] アトリ科の鳥。北半球の北部にすみ、秋、日本に渡来する。雄は赤褐色で、雌は黄緑色。くちばしがねじれて上下に交差しており、松の実などを食べるのに適する。秋表記「鶍」とも書く。 1
隷 しもべ ①召使い。家来。 ②身分の低い者。 0
埋もれる う-もれる [0] 「埋(うず)もれる」に同じ。 0
玉斗 ギョクト ①酒をくむのに使う、玉で作った美しい柄杓(ひしゃく)。 ②北斗七星。 0
宅配 タクハイ [0] 物品や荷物、文書などを、事務所や家庭へ戸別に配達すること。「―便でお中元を送る」 0
甘蔗 カンショ [1] 「甘蔗(さとうきび)」に同じ。参考「カンショ」は慣用読み。 0
透波 すっぱ ①戦国時代、武家が野盗などを雇い使ったスパイ。間者。 ②盗人。すり。 ③うそ。うそつき。表記「素破」とも書く。 1
虚心坦懐 キョシンタンカイ [0],[1] 心にわだかまりがなく、気持ちが素直でさっぱりしていること。「坦懐」は心が穏やかでこだわらないこと。平静な心境をいう。「―に意見を聞く」虚心平気・明鏡止水・光風霽月(コウフウセイゲツ) 0
墾道 はりみち 新しく切り開かれた道。新道。 1
哀惜 アイセキ [0] 人の死などをかなしみおしむこと。「親友が急死し、―の念に耐えない」哀悼 0
跋文 バツブン [0] 書物の終わりに書く文章。あとがき。 跋語 序文 0
寧い やす-い じっとして落ち着いているさま。ていねいなさま。 0
花車 キャシャ [0] 形・姿などが、ほっそりとして上品なようす。か細い感じ。表記「華奢・華車」とも書く。参考「カシャ」と読めば、茶屋の女主人などの意。 0
落剝 ラクハク はげ落ちること。「―の激しい壁画を修復する」剝落 0
夜盗 よトウ [0] 夜に盗みをはたらく者。参考「ヤトウ」とも読む。 0
挺然 テイゼン 多くのものに比べ、ぬきんでているさま。 0
道産子 ドサンこ [0] ①北海道産のウマ。 ②北海道出身の人。 0
零度 レイド [1] ①度数を測る起点となる度。 ②セ氏〇度。寒暖計で、水がこおる温度。零点・氷点 0
屠殺 トサツ [0] 肉や皮などを得るために、牛馬などの家畜を殺すこと。 0
咎める とが-める [3] ①あやまちや欠点を非難する。なじる。「違反者を厳しく―める」 ②あやしんでたずねる。「警備員に―められる」 ③悪いことをしたと思い、心が痛む。「気が―める」「良心が―める」 0
樹齢 ジュレイ [0] 樹木の年齢。「―二〇〇年と推測される」 参考年輪の数と等しい。 0
黙り だんまり [0] ①黙ること。無言。また、その人。「―を決めこむ」 ②ことわらないこと。無断。 ③歌舞伎(カブキ)で、登場人物がせりふなしで暗闇(くらやみ)の中をさぐり合う動作の演出。また、その場面。参考「だまり」が撥音便(ハツオンビン)化したもの。 0
重合 ジュウゴウ [0] 同一の分子が二個以上結びついて新しい化合物をつくる化学反応。 0
暗愚 アング [1] 物事の道理がわからずおろかなこと。また、そのような人。「―な主君に仕えて苦労した」 0
不時 フジ [1] 思いがけないとき。予想外のとき。「―の出費に備えて貯金する」 0
木地 きジ [1] ①木材の質。木目。 ②地肌のまま、何も塗っていない木。 ③木彫などの細工に用いる材料の木を、荒びきしたもの。 ④「木地塗り」の略。木目が見えるように、漆を薄く塗ること。また、そういう器具。 0
破る やぶ-る [2] ①紙や布などを切り裂く。「表紙を―る」 ②安定した状態を乱す。「静寂を―る」 ③だめにする。違反する。「約束を―る」 ④相手を負かす。「優勝候補を―る」 ⑤記録を更新する。「記録の壁を―る」 ⑥傷つけこわす。「敵の囲みを―る」「窓ガラスを―る」 0
野師 ヤシ [1] 寺社の祭礼など人出の多い場所で、見せ物をしたり商品を売る人。てきや。表記「弥四・香具師」とも書く。 0
小話・小咄 こばなし ①短いしゃれた笑い話。コント。 ②落語のまくらの短い話。一口話。「江戸―」 0
前古 ゼンコ [1] むかし。いにしえ。「―未曽有(ミゾウ)(かつてないほど珍しいこと)」 0
素寒貧 スカンピン [4] 非常に貧乏なこと。また、その人。無一文。「―で一円のお金もない」 参考「素寒貧」は当て字。 0
芸術は長く人生は短し ゲイジュツはながくジンセイはみじかし 人の命は短く限りがあるが、芸術は作者の死んだのちも永遠に残るものであること。芸術にたゆまず努力すべきことをいう言葉。参考古代ギリシャのヒポクラテスの言葉で、もとは、医術はきわめがたいが人生は短いので怠らずに精進すべきであるという意。 0
火燵 コタツ [0] 熱源の上にやぐらを置き、ふとんをかけて手足を暖める器具。冬表記「炬燵」とも書く。 0
皐魚の泣 コウギョのキュウ 親の死を嘆き悲しんで泣くたとえ。故事 中国、春秋時代、皐魚という賢者が親をおろそかにしてしまったことを過ちだったと嘆いて、死んでしまった。それを見た孔子が、弟子たちへの教訓としたことから。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉樹(き)静かならんと欲(ほっ)すれど風止(や)まず 0
瑠璃 ルリ [1] ①光沢のある美しい青色の宝石。七宝の一つ。「―の光も磨(みが)きがら」 ②美しい青色の鉱物。装飾用や粉末にして絵の具に用いる。 ③「瑠璃色」の略。 ④ガラスの古称。由来梵語(ボンゴ)から。 0
生気 セイキ [1] 生き生きとした力。「―あふれる表情」「―のない声」 活気 0
画壇 ガダン [0],[1] 画家たちの社会。また、その仲間。「―にデビューする」 0
相判 あいバン [0] ①浮世絵版画の大きさの一つ。縦一尺一寸(約三三(センチメートル))、横七寸五分(約二三(センチメートル))。 ②帳面などの紙の大きさの一つ。仕上がり寸法が縦七寸(約二一(センチメートル))、横五寸(約一五(センチメートル))。 ③写真乾板で、中判と小判の中間の寸法。 表記「合判・間判」とも書く。 参考「あいハン」と読めば、二人以上が連帯で押す判や印の意。 0
馬丁 バテイ [0] ウマの口取り。ウマの轡(くつわ)を引く人。馬方(うまかた)・馬子(まご)参考「丁」は下働きの男性の意。 0
壟畝 ロウホ [1] ①はたけ。 ②いなか。「農夫が―で耕作する」 ③民間。表記「隴畝」とも書く。 0
大功を論ずる者は小過を録せず タイコウをロンずるものはショウカをロクせず 大きな功績をあげたときには、たとえそこに小さな過失があったとしても問題にはしない。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
捕鯨 ホゲイ [0] クジラをとること。「調査―」「―船」 冬 0
浴衣 ゆかた [1] 夏や入浴後に着る木綿のひとえの着物。夏由来「ゆかたびら」の略。 1
砥草 とくさ [0],[3] トクサ科の多年草。 由来物をみがくのに用いる草の意から。 木賊(とくさ) 0
高架 コウカ [1] 鉄道や電線などを地上高くかけわたすこと。「―下を利用した商店街」 0
至便 シベン [0],[1] 非常に便利なこと。「交通―の好物件です」 0
余財 ヨザイ [0],[1] ①残っている財産。余裕のある金銭。「慈善事業に―を寄付する」 ②ほかの財物。 0
美酒佳肴 ビシュカコウ 非常においしいご馳走(チソウ)のこと。おいしい酒と、うまいさかな。「遠来の客を―でもてなす」 0
根回し ねまわし [2] ①木の周囲を掘ることで根を切り、ひげ根を多く発生させること。木を移植しやすくするためなどに行う。 ②物事を実現しやすくするために、前もって関係者に話をつけておくこと。「会議の―はできている」 0
校合 キョウゴウ [0] ①原本や原稿に照らし合わせて、誤りなどを訂正すること。②基準にした本と他の本の差異を記録すること。校書。 ①②校讐(コウシュウ)参考「コウゴウ」とも読む。 0
供応 キョウオウ [0] 酒や食事などでもてなすこと。 「饗応」の書きかえ字。 0
鞭を惜しめば子供は駄目になる むちをおしめばこどもはダめになる 厳しく育てなければ子どもは正しい人間にならないという戒め。子どものしつけに、むちをためらうなということ。 0
荷葉 カヨウ [0] ①ハスの葉。 ②練り香の一種。ハスの花の香りに似せて作った香料。 0
糸鮪 いとしび キハダマグロの別称。 黄肌鮪(きはだまぐろ) 0
吹雪 ふぶき [1] ①激しい風とともに雪が降ること。また、その雪。 冬 ②風・嵐に吹かれて乱れ舞うもの。「花―」「紙―」 1
雄姿 ユウシ [1] おおしい姿。堂々としたりっぱな姿。「日本選手団の―を見て感動した」英姿 0
三十一文字 みそひとモジ 和歌や短歌の別称。 由来一首を仮名で書くと五・七・五・七・七の計三一字であることから。 0
頒白 ハンパク [0] 白髪まじりの頭髪。胡麻塩(ゴマしお)頭。「油気のない―な髪」表記「半白・斑白」とも書く。 0
四十にして惑わず シジュウにしてまどわず 四〇歳になって生き方に確信がもて、何事にも迷うことがなくなった。孔子が自らの生涯を振り返って述べた言葉。この語句から四〇歳を「不惑」という。〈『論語』〉 0
舌鼓 したつづみ [3] 食べ物がおいしくて、思わず舌を鳴らすこと。したづつみ。「ごちそうに―を打った」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「ふんいき」で読み方が変わる? ~音位転換を知っておこう!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
魚信 ギョシン [0] 釣りで、魚が餌(えさ)にくいつくとき、竿(さお)に伝わってくる感じ。あたり。 0
乳母 うば [2],[1] 母親に代わって、子に乳を飲ませ育てる女性。参考「おんば・めのと」とも読む。 1
欠損 ケッソン [0],[1] ①一部が欠けて失われること。 ②金銭上で損をすること。赤字。 0
膠 にかわ [0] 動物の皮・骨などを煮こんで、冷やして固めたもの。ゼラチン。接着剤用。 0
約款 ヤッカン [0] 契約や条約に取り決められた個々の条項。特に、契約のためにあらかじめ作られた契約条項についていう。「保険―」 0
手套 シュトウ てぶくろ。手にはめる防寒用、装飾用、保護用の衣料。 0
倭 やまと [1] 日本。また、日本人。表記のちに「大和」と書くようになった。 0
百二の山河 ヒャクニのサンガ 非常に堅固な要塞(ヨウサイ)やとりでのこと。「百二」は百分の二の意で、二の兵力で一〇〇の敵に対抗可能なこと。「山河」は敵を防ぐのに適した土地のこと。中国古代、秦(シン)の地の守りが固いことをたとえた言葉。〈『史記』〉 0
和魂漢才 ワコンカンサイ [1] 日本固有の精神を保ちながら、中国伝来の学問の才も備えること。 0
肌膚 キフ [1] はだ。皮膚。 0
膨よか ふく-よか [2] 柔らかで、ふっくらしているようす。「―な顔立ち」 0
金 こがね [0] ①金(キン)。黄金(オウゴン)。銀(しろがね)・銅(あかがね) ②金貨。金銭。 ③「金色(こがねいろ)」の略。金のように輝いて見える黄色。「―色の稲穂」表記「黄金」とも書く。参考「くがね」の転。 0
舎短取長 シャタンシュチョウ 短所を捨て、長所を選び伸ばすこと。また、つまらないものを排除して、よいものを取り上げること。「舎」は「捨」と同じですてる意。〈『漢書(カンジョ)』〉 採長補短・助長補短 0
父母在せば老を称せず フボいませばロウをショウせず 父や母の前では「老」という言葉を口にしない。両親に老いを意識させる言動をしてはならないという戒め。〈『礼記(ライキ)』〉 0
防止 ボウシ [0] 防ぎ止めること。「青少年の非行を未然に―する」「火災―活動」 0
不断節季 フダンセッキ 日ごろから支払い日のことを考えて生活すれば、決算日に困ることがないということ。参考「節季」は江戸時代の決算の日のこと。盆と暮れの二回。 0
盗賊 トウゾク [0] 他人の金品を略奪する者。ぬすびと。特に、大規模な盗みをする集団。 0
夜咄・夜話 よばなし ①夜六時ころから行う茶会。茶事七式の一つ。 ②夜に話す話。冬参考②「夜話」は「ヤワ」とも読む。 0
鹿を指して馬と為(な)す しかをさしてうまとなす 道理のとおらないことを無理に押しとおすたとえ。また、まちがいを認めずに押しとおすたとえ。 故事中国、秦(シン)の趙高(チョウコウ)は始皇帝の死後、権力を独占しようと二世皇帝に「ウマでございます」と言ってシカを献上し、シカであると本当のことを言った者を罪に陥れ、自分にたてつく者をほうむった故事から。〈『史記』〉 0
把捉 ハソク [0] ①かたく握ること。 ②難しい文章や複雑な情勢を、しっかりと理解すること。「話の要点を―する」把握 0
季布の一諾 キフのイチダク 決して裏切らない堅い約束や誓約のこと。「一諾」は一度承諾する意。 由来中国の漢代、楚(ソ)の名将季布は一度した約束は決して破らなかったことから。〈『史記』〉参考「季布に二諾(ニダク)無し」「季諾」ともいう。一諾千金軽諾寡信 0
粥柱 かゆばしら [3] 正月一五日に粥に入れて食べる餅(もち)。 新年 0
近眼 キンガン [2] 「近視」に同じ。 0
衛視 エイシ [1] 国会で、院内の警護や監視に当たる職員。 0
共通 キョウツウ [0] 一つの事柄が複数の物事のどれにも当てはまること。「どの国にも―する課題」 0
芙蓉 フヨウ [0] ①アオイ科の落葉低木。暖地の海岸近くに自生。初秋、淡紅色の大きな五弁花をつけ、一日でしぼむ。キハチス。秋 ②ハスの花の別称。 0
雑炊 ゾウスイ [0] 野菜などを刻みこみ、味噌(ミソ)などで味つけした粥(かゆ)。おじや。 冬 0
棚卸し たなおろし [0],[3] ①商店などで、決算や整理のために、在庫品の数量や品質などを調べ、その価格を評価すること。 ②他人の欠点をいろいろあげて批評すること。表記「店卸し」とも書く。 0
指弾 シダン [0] 非難すること。つまはじきにすること。「世間の―を受ける」 0
産褥 サンジョク [0] ①出産時の産婦の寝床。 ②出産後、母体が妊娠前の状態にもどるまでの期間。「―期」 0
間接 カンセツ [0] ①あいだに人や物をへだてて対すること。 ②遠回しなこと。 ①②直接 0
幾ら いく-ら [(名)1],[(副)1],[0] ①どれほど。どれくらい。「値段は―ですか」 ②「―もない」の形で、少ない。「残金は―もない」 ③どんなに。たとい。「―泣いても知らないよ」 0
譲位 ジョウイ [1] 天皇・君主がその位をゆずること。 禅譲・譲国 0
揺揺 ヨウヨウ ①ゆれ動くさま。ただようさま。「小舟が―としてただよう」 ②動揺して心が落ちつかないさま。 0
予感 ヨカン [0] 事が起こる前になんとなく感じること。また、その感じ。虫のしらせ。「―が的中した」予覚 0
缶 ほとぎ [0] 酒や水などを入れた、胴が太く口の小さい土製のかめ。古代中国では打楽器としても用いた。 0
銀宝 ギンポ [0] ニシキギンポ科の海魚。沿岸に分布。体は細長く、平たい。淡い褐色に斑紋(ハンモン)がある。背びれが頭から尾びれの基部まで連なる。てんぷらにして食べる。ウミドジョウ。春 0
深層心理 シンソウシンリ 表面にはあらわれない心の奥底に潜む無意識の心理。「―をさぐる」 0
脆弱 ゼイジャク [0] もろくて弱いこと。「地盤が―で工事が難航している」 0
物慾 ブツヨク [0] 物欲 0
一線 イッセン [0] ①一本の線。 ②はっきりとした区切り。境界となるところ。「―を越える」「―を画する」 ③学問・芸術・ビジネス・運動などあらゆる分野で活動する最前線。第一線。「―で活躍する」 0
反射 ハンシャ [0] ①光や電波などが物に当たって方向を変えること。 ②人間や動物が刺激に対して無意識におこす反応。 0
嵩上げ かさあげ [0] ①堤防などを、現在よりも高くすること。「―工事」 ②金額や物量を、さらに高くすること。「予算の―」 0
忙しない せわ-しない [4] いかにもいそがしい。たいへん落ち着かない。「まったく―い人だ」参考「忙(せわ)しい」を強めた語。 0
脚 あし [1] ①膝(ひざ)からくるぶしまでの部分。すね。 ②物を下から支えるもの。「机の―」 0
詭る いつわ-る たぶらかす。でたらめを言ってだます。あざむく。 0
配合 ハイゴウ [0] 二種以上のものを組み合わせること。取り合わせ。「色の―」「薬の―」「家畜の―飼料」調合 0
私法 シホウ [0],[1] 個人の権利・義務について規定した法律。民法や商法など。 公法 0
台頭 タイトウ [0] 頭をもち上げること。勢力を増して進出してくること。「経済界では新勢力の―が著しい」表記「擡頭」とも書く。 0
平家・平屋 ひらや 一階建ての家。「―造りの家屋」 0
勤行 ゴンギョウ [0] 僧侶(ソウリョ)などが仏前で読経や回向(エコウ)をすること。おつとめ。 0
厚誼 コウギ [1] 心のこもった親しい交際。「ご―に感謝します」参考「誼」はよしみ・交情の意。「高誼」と書けば、多く手紙文で、相手から受けた好意に感謝する意になる。 0
二番煎じ ニバンセンじ [4] ①一度煎じた茶や薬をもう一度煎じたもの。 ②前の繰り返しで、魅力を感じさせないもののたとえ。「そんな―は通用しない」 0
陽性 ヨウセイ [0] ①陽気で積極的な性質。 ②検査などで反応が現れること。「ツベルクリンの―反応が出た」陰性 0
金箔 キンパク [0] たたいて紙のように薄くのばした金。 0
懐疑 カイギ [1] 疑いをもつこと。また、その疑い。「―の念を抱く」「―論」 0
炉端・炉辺 ロばた いろりの回り。いろりばた。「―で夜遅くまで話しこむ」参考「炉辺」は「ロヘン」とも読む。 0
根気 コンキ [0] 一つのことを続けていくねばり強い気力。「―が続かない」 0
歪形 いびつなり 楕円(ダエン)形。小判形。由来飯櫃(いいびつ)(昔、ご飯を入れた容器)が楕円形であったことから。表記「飯櫃形」とも書く。 0
驕佚・驕逸 キョウイツ 自分はすぐれていると威張って、勝手気ままに振る舞うこと。「―に流れる」 0
愧赧 キタン [0] 深くはじて赤面すること。「―の念を抱く」 0
憂色 ユウショク [0] 心配そうな顔色。うれいのにじむさま。「―が濃く現れた表情」愁色喜色 0
御苑 ギョエン [0] 皇室が所有する庭園。 0
少し すこ-し [2] 数量・程度がわずかなようす。ちょっと。「―風が強い」 0
巨大 キョダイ [0] きわめて大きいこと。また、そのもの。「―なビルが建ち並ぶ」微小 0
嫺う なら-う ①物事に熟達する。 ②物事になれてまごつかない。 0
一旦 イッタン [0] ①ひとたび。いちど。「作業を―中止する」一朝 ②ひとまず。しばらくの間。「争いが―治まる」 0
硬骨 コウコツ [0] ①かたい骨。「―魚(ギョ)」軟骨 ②意志が強く簡単に主張を曲げないこと。「―の士」 0
離乳 リニュウ [0] 乳児に歯がはえ始め、乳以外の流動食を与え始めること。ちちばなれ。「―食を与える」 0
宝の持ち腐れ たからのもちぐされ 役に立つ物を、使わないままでもっているたとえ。また、すぐれた才能や技術をもちながら、活用しないままでいるたとえ。 0
仰山 ギョウサン [3] ①大げさなさま。おおぎょう。 ②おもに関西で、数量がたいへん多いこと。たくさん。「―ごはんを食べる」 0
分別過ぎれば愚に返る フンベツすぎればグにかえる あまり考えすぎると迷いが生じて、かえってまちがえてしまうということ。 0
是非の心 ゼヒのこころ ①人としてもっているはずの善悪を判断する心。〈『孟子(モウシ)』〉 ②世の中や物事の善悪にとらわれる心。 0
砂上の楼閣 サジョウのロウカク 見かけはりっぱだが、基礎がもろいために簡単にこわれてしまうたとえ。また、空想するだけで実現不可能なことのたとえ。「楼閣」はりっぱな建物。砂の上では、すぐ崩れてしまうことから。 参考「砂上」は「空中」ともいう。 空中の楼台 0
崇信 スウシン あがめて信じること。 尊信 0
緑肥 リョクヒ [1],[0] 草などを青いまま土中に敷きこんで肥料とするもの。草肥(くさごえ) 夏 0
擬餌鉤・擬餌針 ギジばり えさの代わりに形や色を似せた擬似餌(ギジえ)をつけた釣りばり。毛ばりの類。 0
痰咳 タンガイ たんとせき。たんの出るせき。参考「咳」はせきの意。 0
芳烈 ホウレツ [0] ①香気が強いさま。 ②正義の心がきわめて強いこと。義烈 0
榛 はしばみ [0] カバノキ科の落葉低木。山地に自生。春、黄褐色の雄花穂と紅色の雌花穂をつける。果実は球形でかたく、食用になる。 0
聳然 ショウゼン ①高くそびえ立つさま。 ②恐れて立ちすくむさま。 0
遼か はる-か へだたって遠いさま。ずっと遠くまで続くさま。「―時空のかなた」 0
慰謝料 イシャリョウ [2] 生命・身体・自由・名誉・財産などが侵害されたとき、その精神的損害をつぐなうために支払われる金銭。「慰藉料」の書きかえ字。 0
針槐 はりえんじゅ [3] マメ科の落葉高木。北アメリカ原産。公園や街路に植えられる。初夏、香りのよい白色の蝶(チョウ)形花を総状につける。ニセアカシア。 夏 0
微言大義 ビゲンタイギ 簡潔な表現のなかに、奥深い道理が含まれていること。「微言」はわずかな言葉、奥深い言葉の意。孔子の言葉についていう。〈『漢書(カンジョ)』〉意在言外・意味深長・微言精義 0
辞める や-める [0] 勤めや地位などを退く。「会長を―める」 0
癘 えやみ 悪性の流行病。表記「疫病」とも書く。参考「瘧」と書けば、特にマラリア性の熱病の意になる。 0
彫る ほ-る [1] ①木や金属などをきざむ。きざんで模様をつける。 ②入れ墨をする。 0
下膊 カハク [0],[1] ひじと手首の間の部分。前膊上膊 0
待宵草 まつよいぐさ [3] アカバナ科の二年草。南アメリカ原産。川原や空地に野生。夏の夕方、黄色の四弁花を開き、翌朝しぼんで赤くなる。ヨイマチグサ。夏 0
小食 ショウショク [0] 食事の量が少ないこと。また、その人。 大食 0
市場 シジョウ [0] ①株式や商品などが交換・売買される場。また、その交換売買を表す抽象的概念。「金融―」 ②商品が売買される範囲。「新規―を開拓する」 参考「いちば」と読めば別の意になる。 0
附着 フチャク [0] ある物が別の物にくっつくこと。表記「付着」とも書く。 0
鮒 ふな [1] コイ科の淡水魚。湖沼や河川にすみ、釣り魚として一般的。コイに似ているが、口ひげがなく小形。食用。 0
細民 サイミン [0] 身分が卑しく、貧しい人々。下層階級の人々。 貧民・窮民 0
融通無碍 ユウズウムゲ [5] 思考や行動が、物事にとらわれず自由でのびのびとしていること。「無碍」はさまたげのないこと。もと仏教語で、別々のものがとけ合って一つになること。表記「無碍」は「無礙」とも書く。融通自在・無碍自在四角四面 0
道灌草 どうかんソウ ナデシコ科の一年草。ヨーロッパ原産で観賞用。晩春、淡紅色の小花をつける。種子は薬用。由来東京の道灌山で初めて栽培されたことから。表記「王不留行」とも書く。 0
毀損 キソン [0] 物や信用・価値などをきずつけそこなうこと。「名誉―」 0
歯序 シジョ 年齢をもとにした順序。としの順。「―に沿った席順」 0
渇く かわ-く [2] ①のどにうるおいがなくなる。また、水がかれる。「―いたのどをうるおす」 ②心にうるおいとなるものを欠き、強く欲する。「音楽が―いた人の心をうるおす」 0
硬軟 コウナン [1],[0] かたいことと、やわらかいこと。強硬と軟弱。強腰と弱腰。「―両様の構え」 0
初心・初 うぶ ①若くて世間ずれしていない、純情なようす。「―な性格」 ②恋愛感情にうといさま。 参考①「初心」は「ショシン」とも読む。 1
骨惜しみ ほねおしみ [3] 労苦をいやがってなすべきことをしないこと。「―せずに働きなさい」 0
尸者 ものまさ 葬儀で、死者に代わって弔問を受ける人。 1
綱紀 コウキ [1] ①国家を治める基本となる規律。 ②物事の規律。物事のしめくくり。「―の乱れを正す」参考「綱」は大きいつな、「紀」は小さいつなの意。 0
酪農 ラクノウ [0] ウシやヒツジなどを飼い、その乳からバターやチーズなどの乳製品を製造・加工する農業。「―家」 0
撥 バチ [2] 琵琶(ビワ)・三味線などの音を出すために弦をはじく道具。また、太鼓などを打って鳴らすための棒状の道具。 0
大輪 タイリン [0] 花の輪郭がふつうよりも大きく開くこと。参考「ダイリン」とも読む。 0
下意上達 カイジョウタツ [1] 下の者の考えや気持ちが上の者によく通じること。「下意」は下位にある者の気持ち・考え。上意下達(ジョウイカタツ) 0
人波 ひとなみ [0] 人の波。大勢の人が押し合い移動するさまを波にたとえた語。「参賀に向かう―」「―にもまれる」 0
陳謝 チンシャ [1] 事情を話してわびること。「日程の遅れを責任者が―した」 0
仏作って魂入れず ほとけつくってたましいいれず 物事のほとんどを完成させながら、最も重要な点が欠けているたとえ。画竜点睛(ガリョウテンセイ)を欠く 0
汚濁 オダク [0] よごれてにごること。「水質―」参考仏教では「オジョク」と読む。 0
熱射病 ネッシャビョウ [0] 長時間高温多湿のところにいて、体温の調節ができなくなって起こる病気。 0
鯖雲 さばぐも [0] 巻積雲の通称。うろこ雲。いわし雲。 秋 由来サバの背中の模様に似ることから。 0
認める みと-める [0] ①見て知る。「人影を―める」「これといって異状は―められない」 ②見て判断する。許可する。「入学を―める」 ③価値を評価する。「長年の研究実績を―められた」「能力を―める」 0
毋れ なか-れ [2],[1] …するな。禁止の意を表す語。「ゆめゆめ疑う―れ」 0
知行合一 チコウゴウイツ [1],[0] 知識と行為とは一体であり、ほんとうの知識は必ず実際の行為を伴うものであるということ。〈『伝習録』〉参考明(ミン)の王陽明(オウヨウメイ)が唱えた学説。 0
童顔 ドウガン [0] ①子どもの顔。 ②子どものような顔つき。 0
粛む つつし-む おごそかにかしこまる。身をひきしめる。 0
添書 テンショ [0] ①使いの人に手紙を持たせたり、贈り物につけたりすること。また、その手紙。添え状。 ②書類などに、気づいたことを書き添えること。また、そのもの。 ③紹介状。 0
言動 ゲンドウ [0] 言葉と行動。「彼の―に注目が集まる」言行 0
評釈 ヒョウシャク [0] 詩歌や文章などに対する、批評や解釈。「―を加える」 0
辛亥革命 シンガイカクメイ [5] 一九一一年、辛亥の年に中国で起こった民主主義革命。清(シン)朝を倒し、翌年中華民国を樹立した。民国革命。 0
記章 キショウ [0] ①身分・職業などを示すため、衣服や帽子などに付けるしるし。校章・社章などのバッジ。 ②記念として関係者に渡すしるし。メダル。 ①「徽章」の書きかえ字。 0
直ちに ただ-ちに [1] ①「直様(すぐさま)」に同じ。 ②じかに。直接。「油断は―事故につながる」 0
竜の鬚 リュウのひげ ジャノヒゲの別称。 蛇の鬚(ジャのひげ) 0
寄生 キセイ [0] ①生物が他の生物にとりつき、その養分を吸い取って生息すること。「―虫」 ②他人に頼って生活すること。「企業に―する総会屋」 0
悩殺 ノウサツ [0] おおいに悩ますこと。特に、女性がその美しさや性的魅力で男性の心をとらえて、かき乱すこと。 0
赤子の腕を(ねじ)る あかごのうでをねじる 弱いものや抵抗できないものを思うままにすること。また、事がきわめて簡単にすむこと。 参考「腕」は「手」ともいい、「る」は「ひねる」ともいう。 0
後 のち [2],[0] ①その時よりあと。「晴れ―曇り」 ②これから先。将来。「―の人々に知られた業績」 ③死後。「―の世」 ④子孫。 0
酒興 シュキョウ [0] ①酒に酔って愉快な気分になること。また、その気分。「―を発する」 ②酒宴の座興。「―を添える」 0
斯界 シカイ [0] この社会。この分野。「―に名を馳(は)せる」 0
銃創 ジュウソウ [0] 銃弾を受けてできた傷。射創。「貫通―」 銃傷 0
野 の [1] ①原っぱ。自然のままの広い平地。「―に咲く花」「あとは―となれ山となれ(どうなってもかまわない)」 ②動植物の語について、野生であることを表す。「―うさぎ」「―いちご」 ③田畑。野良(のら)。「―の仕事」 0
現今 ゲンコン [1] いま。現在。「―の複雑な世界情勢」昨今 0
百戦百勝 ヒャクセンヒャクショウ [0] 戦うたびに必ず勝つこと。〈『孫子』〉全戦全勝・連戦連勝 0
敗頽 ハイタイ やぶれくずれること。くずれすたれること。「―した反対意見」 0
致知格物 チチカクブツ 格物致知 0
陶砂 ドウサ [0],[1] みょうばんをとかした水に、にかわの液をまぜたもの。和紙などの表面に引いて、すみや絵の具などがにじむのを防ぐ。表記「礬水」とも書く。 0
惨落 サンラク [0] 相場が一時(いちどき)に、ひどく下落すること。 暴落・崩落 0
独奏 ドクソウ [0] ひとりで楽器を演奏すること。ソロ。「ピアノの―会」合奏 0
平平坦坦 ヘイヘイタンタン 地面に高低や凹凸(オウトツ)がなく、きわめて平らなさま。参考「平坦」を重ねた語。 0
上得意 ジョウトクイ [3],[4] いつも、たくさんの商品、または高価な商品を買ってくれる大事な客。「―を失う」 顧客 0
浸る ひた-る [0],[2] ①液体につかる。 ②ある状態にすっかり入りこむ。「感傷に―る」 0
筆答 ヒットウ [0] 問いに対して、文字や文章で答えること。また、その答え。「―試問」口答 0
台所 ダイどころ [0] ①家庭で、食物を調理する場所。炊事場。勝手。キッチン。 ②家計。金銭上のやりくり。「一家の―を預かる」 0
弦月 ゲンゲツ [1] 上弦または下弦の月。弓張月(ゆみはりづき)。秋 0
窄まる せば-まる [0] 外からの強い力で、せまくなる。窮屈になる。 0
倡妓・倡伎 ショウギ 宴席などで歌舞をなして興を添える女性。うたいめ。 遊女 表記「娼妓」とも書く。 0
傷弓の鳥 ショウキュウのとり いちど怖い思いをしたために、次には必要以上におじけづくことのたとえ。「―のようにおびえる」 故事中国、戦国時代、魏(ギ)の王の前で更羸(コウルイ)は弓の弦を鳴らしただけでガンを落とした。驚く魏王に更羸は、「この鳥はかつて射かけられたことのある鳥で、弓弦の音を聞いておびえ、高く飛び上がりすぎたために古傷が痛んで落ちてきたのです」と答えた故事から。〈『戦国策』〉 0
熟読玩味 ジュクドクガンミ [5] 文章の意味を十分に考えて、読み味わうこと。「玩味」は食物をよく味わって食べる意。〈『小学』〉「古典を―する」 0
臨月 リンゲツ [1] 出産予定の月。うみづき。「―を迎えた妊婦」 0
袿 うちぎ [0] ①貴婦人が唐衣(からぎぬ)の下に着た衣服。 ②公卿(クギョウ)が直衣(のうし)や狩衣(かりぎぬ)の下に着た衣服。参考「うちき」とも読む。 0
壬生菜 みぶな [2],[0] アブラナ科の二年草。葉はへら形で、香気と辛味がある。漬物用。 春 由来京都の壬生地方で古くから栽培されたことから。 1
按える おさ-える ①上から押すようにして手をあてる。 ②なでる。さする。 0
智慧 チエ [2] ①仏教の真理による善悪をわきまえ、正しい判断をする能力。また、悟りを開く心のはたらき。般若(ハンニャ)。「―の鏡(欲望などに曇らされることのないほど明らかなたとえ)」 ② 知恵 0
拝読 ハイドク [0] 「読むこと」の謙譲語。「お手紙―いたしました」拝誦(ハイショウ) 0
竹刀 しない [1] 剣道で練習に用いる竹製のかたな。四本の割り竹を合わせて束ねたもの。 1
川端 かわばた [0] 川のふち。川のほとり。川べり。「―を散歩する」 川辺(かわべ) 0
舟運 シュウウン [0] 舟での運搬や交通のこと。「―で栄えた河岸(かし)」 0
茉莉花 マツリカ [3] モクセイ科の常緑小低木。インド原産。ジャスミンの一種。夏、白色で、芳香がある花をつける。中国では花を乾燥させ、茶の香料とする。マツリ。夏 0
餓鬼の断食 ガキのダンジキ 当たり前のことなのに特別のことをしているように見せること。もともとうえに苦しむ餓鬼が断食の修行をしている意から。 0
渾渾 コンコン [0] 水が絶えず湧き出るさま。表記「滾滾」とも書く。 0
素破 すわ さあ。そら。突然のことに驚いて出す語。「―天下の一大事」 表記「驚破」とも書く。 1
地相 チソウ [0],[2] ①土地の形勢や方角などによる吉凶の相。 ②土地の様子。地形 0
黄幡神 オウバンシン 陰陽道(オンヨウドウ)の八将神の一つで土をつかさどる方位神。その方位に門を立て土を掘るのは凶とされる一方、弓始めにその方位に弓を引くのは吉とされた。 0
病臥 ビョウガ [1] 病気で床につくこと。「―の身となる」参考「臥」はふせて寝る意。 0
権門 ケンモン [0] 身分や位が高く、権勢のある家。権家(ケンカ) 0
黯い くろ-い 黒色である。きわめてくろい。まっくろ。 0
癲癇 テンカン [3],[0] 突然の発作で意識を失ったりけいれんを起こしたりする病気。脳の損傷や遺伝的素質などによって起こる症状。 0
達引 たてひき ①意地を張って争うこと。談判。「恋の―」 ②義理を立てること。表記「立引」とも書く。 0
移調 イチョウ [0] 楽曲全体の形式を変えないで、別の高さに移すこと。 0
家運 カウン [1],[0] 一家の運命・運勢。「―が傾く」「―隆盛」 0
上戸 ジョウゴ [1] ①酒のみ。酒好き。 下戸(ゲコ) ②酒を飲んだときに出る癖。「笑い―」 由来諸説あるが、律令(リツリョウ)時代に人民を大戸・上戸・中戸・下戸の四等に分け、それが貧富の差になり、酒を購買する量にも反映したことからという。 0
搗衣 トウイ 砧(きぬた)の上に布や絹をのせて、槌(つち)などで打つこと。表記「擣衣」とも書く。 0
参集 サンシュウ [0] 寄り集まること。「該当者は会議室に―のこと」 来集・参会 0
交戦 コウセン [0] 互いに戦うこと。戦いをまじえること。「敵との―は避けられない」 0
番頭 バントウ [0] 商店や旅館などの使用人の頭(かしら)で、現場を預かる者。由来昔、交替で勤務する人々の頭をいったことから。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「権利」や「芸術」は中国にはない?日本で生まれたオリジナルの漢字(公財)日本漢字能力検定協会 0
分科 ブンカ [1] 科目や業務などをわけること。また、わけられた科目や業務。 0
末裔 マツエイ [0] 子孫。「平家の―」後裔・末孫参考「バツエイ」とも読む。 0
爪哇 ジャワ インドネシア共和国の中心となる島。首都のジャカルタがある。表記「闍婆」とも書く。 1
半身不随 ハンシンフズイ [0] 脳内出血などのために、運動神経障害を起こし、左半身または右半身が麻痺(マヒ)する症状。へんまひ。かたまひ。 0
本然 ホンゼン [0] 自然のままであること。生まれつき。「―の姿に返る」天然参考「ホンネン」とも読む。 0
太鼓も撥(ばち)の当たりよう タイコもばちのあたりよう 相手がどう応じてくるかは、こちらの出方しだいだというたとえ。太鼓はばちの当て方ひとつで、音が大きくもなれば小さくもなることから。表記「撥」は「桴」とも書く。 0
火皿 ひざら [1] ①火縄銃の火薬を入れる所。 ②キセル・パイプのタバコを詰める所。 ③ストーブ・ボイラーなどで燃料を燃やす、下の鉄の格子の部分。 0
徒者 ただもの [0] ふつうの人。なみの人。「あの男は―ではない」表記「只者」とも書く。 0
判決 ハンケツ [0] 訴訟事件について、裁判所が法律に基づいて判断し、決定すること。また、その判断。「―を下す」 0
不退転 フタイテン [2] ①決して退かずに修行すること。不退 ②何に対しても屈せずに意志をつらぬくこと。「―の覚悟」 0
恩賜 オンシ [1] 天皇・主君からいただくこと。また、そのもの。「―の銀杯」 0
制裁 セイサイ [0] おきてやきまりにそむいた者を懲らしめること。「経済―を加える」 0
塩汁 しょっつる [3] イワシやハタハタを塩づけにして発酵させ、にじみ出た汁でつくった調味料。秋田特産。「―鍋(なべ)」 冬表記「醢汁」とも書く。 1
交わす か-わす [0] ①やりとりする。「言葉を―す」「契約書を取り―す」 ②まじえる。交差させる。「握手を―す」 ③互いに…しあう。動詞の下につけて用いる。「言い―す」 0
名著 メイチョ [1] すぐれた著書。高い評価を受けている書物。 0
火を以(もっ)て火を救う ひをもってひをすくう 害を除こうとして、かえって害を大きくしてしまうたとえ。害を増すだけで何の益にもならないたとえ。火で火を消そうとする意から。〈『荘子(ソウジ)』〉水を以て水を救う・火を救うに薪(まき)を以てす 0
轢く ひ-く [0] 車輪が人・動物・物の上を通過する。「列車に―かれる」 0
熊襲 くまそ [1] 古代、九州南部に住んでいたという種族名。人種などは不明。 1
輔導 ホドウ [0] 補導 0
放射能 ホウシャノウ [3] 元素の原子核が放射線を出しながら、他の原子核に転化していく性質やはたらき。 0
溝浚え みぞさらえ 蚊の発生を防ぎ、悪臭をなくすためなどにみぞやどぶなどを掃除すること。どぶさらえ。夏 0
予報 ヨホウ [0] 前もって予測した事柄を、知らせること。また、その知らせ。「気象―」 0
掩蔽 エンペイ [0] ①おおい隠すこと。 ②月が他の星をさえぎり隠す現象。星食 0
白藍 ハクラン ①藍(あい)を薬品で還元させてとり出した白い粉末。その溶液を藍染めに用いる。 ②ハクサイとキャベツを交配改良してつくった野菜。参考①「しろあい」とも読む。 0
新任 シンニン [0] 新しく任命されること。また、新しく任命された人。「―の教師」 0
冪冪 ベキベキ [0] 霧や雲などがたれこめ、一面をおおうさま。 0
態 ざま [2] ようす・格好などをあざけっていう語。「なんという―だ」表記「様」とも書く。 0
逆接 ギャクセツ [0] 前の文・句に対して反対の意味の文・句があとに接続すること。「しかし」「ところが」などの接続詞を用いる。順接 0
几案 キアン [0] 机(つくえ)。文書などをのせる台。「几」「案」ともに机の意。案几・卓机表記「机案」とも書く。 0
今の情けは後(のち)の仇(あだ) いまのなさけはのちのあだ 一時の同情で安易に助けてやることは、かえってのちの害になるということ。 0
生き甲斐 いきがい [0],[3] 生きるうえでの張り合い。また、生きていることの喜びや幸福。「子どもの成長が―だ」 1
利け者 きけもの [0] すぐれたはたらきをする人。幅をきかしている人。勢力のある人。 0
恐怖 キョウフ [1],[0] こわがること。おそろしいと思う気持ち。「―におののいている」「高所―症」 0
壮丁 ソウテイ [0] ①成年に達した男性。働き盛りの男。 壮夫 ②軍役にあたる男性。もと、徴兵検査を受ける適齢者を指す。 0
傀儡 カイライ [1],[0] ①「傀儡(くぐつ)①」に同じ。 ②他人に操られる者。「―政権」 0
欲念 ヨクネン [0] ものを手に入れたいと強く願う心。欲深くむさぼる気持ち。「―を捨てて事に当たる」欲心 0
贓罪 ゾウザイ 賄賂(ワイロ)などの不正な手段で金品を手に入れた罪。 0
遺構 イコウ [0] 古い建造物で現在ものこっているもの。また、古代の都市や建造物のあとにのこった礎石や土台など。 0
貧にして道を楽しむ ヒンにしてみちをたのしむ まずしい境遇にあっても、心安らかに道徳を修め、それを実行することを楽しむこと。〈『論語』〉 0
脂 やに [2] ①樹木から分泌される粘液。樹脂。「松―」 ②目やに。 ③たばこが燃えることで発生する粘着性の液体。 0
人の情けは世にある時 ひとのなさけはよにあるとき 世の中の人たちが自分をちやほやしてくれるのは、羽振りがよいときだけで人気がなくなれば見捨てられるということ。 0
涙脆い なみだもろ-い [5] ①物事に感じやすく、ちょっとしたことにも涙を流しやすい。「年をとると―くなる」 ②情にもろい。人情に負けやすい。 0
傾く かたむ-く [3] ①物が一方に動くなどして不安定になる。斜めになる。「台風で建物が―く」 ②ある方向の特色が強く出る。「賛成に―く」「心が―く」 ③太陽や月が沈みかかる。「山の端に日が―く」参考「かたぶく」とも読む。 0
強吟 つよギン 謡曲の吟型の一つ。音程は不安定で、高低の幅も不規則。常に強く謡(うた)うとは限らない。主として、厳粛・勇壮などの表現に用いる。弱吟 0
坤軸 コンジク ①大地の中心を貫き支えていると考えられている想像上の軸。 ②地球の南極と北極を結ぶ軸。地軸。 0
出土 シュツド [0] 古い時代に使われていた物品が、土のなかから出てくること。「貴重な考古学資料が―した」 0
冷嘲熱罵 レイチョウネツバ ひややかにあざけり、ひどくののしること。 0
監獄 カンゴク [0] 刑務所・拘置所の旧称。刑事被告人・自由刑の受刑者・死刑の確定者などを拘禁する施設。 0
直衣 のうし [1] 平安時代以降の、天皇や貴族の平服。ふつう烏帽子(えぼし)と指貫(さしぬき)の袴(はかま)を着ける。勅許を得た者は直衣のままで参内できた。由来気分を直す衣の意から。参考「なおし」とも読む。 1
恐縮 キョウシュク [0] 身が縮むほどおそれ入ること。ありがたい思いを相手に伝えるときに用いる語。「お越し頂いて―です」 0
許諾 キョダク [0] 願いを認め、許すこと。「本人の―を得て資料を公開する」許可・承認・承諾拒絶 0
性分 ショウブン [0],[1] もって生まれた性質。天性。たち。「何事も手抜きしない―だ」 0
来手 きて [2] 来る人。自分のほうに来てくれる人。「嫁の―がない」 0
自叙伝 ジジョデン [2] 自分で書いた自分の伝記。自伝。「著者の意外な一面が―には記されていた」 0
一口両舌 イッコウリョウゼツ 前に言った内容とちがうことを平気で言うこと。一つの口に二枚の舌があるという意から。二枚舌。 0
奕葉 エキヨウ 「奕世」に同じ。 0
喞筒 ポンプ [0] 圧力の働きで、液体などを吸い上げたり押し上げたりする機械。 参考「ショクトウ・ソクトウ」とも読む。 1
牛黄 ゴオウ [0] ウシの腸や胆などにできる結石。漢方薬として珍重される。ウシの玉。 0
牢獄 ロウゴク [0] 罪を犯した者を監禁しておくところ。獄舎。牢屋(ロウや)。 0
気 キ [1],[0] ①気体。空気・息など。「澄んだ山の―」 ②暑さ寒さなどの自然現象。 ③気質。気性。「―が荒い」 ④気分や精神。心のはたらき。「―が弱い」「―をまぎらす」「―を入れる」 ⑤感触や香り。「―の抜けたビール」 0
発 ホウハツ [1] 勢いよく発すること。ほとばしり出ること。「―岩」出 0
癒合 ユゴウ [0] 傷が治り、皮膚がもりあがって傷口がふさがること。 0
戦勝・戦捷 センショウ たたかいに勝つこと。かちいくさ。 0
蹲踞・蹲倨 ソンキョ ①相撲や剣道で、相対して礼をするときの姿勢。つま先立ちのまま腰をおろし、ひざを開いて姿勢を正した形。「―して仕切りに入る」 ②うずくまること。しゃがむこと。 参考「蹲踞」は「つくばい」と読めば別の意になる。 0
眩しい まぶ-しい [3] 光が強くて目をあけていられないほどだ。まばゆい。「車のライトが―い」 0
狂おしい くる-おしい [4] 気がちがいそうである。くるわしい。「―いほどの恋心」「期待と不安で―い気持ちになる」 0
落款 ラッカン [0] 書や絵画に、作者が完成の意味で署名したり、雅号の印を押したりすること。また、その署名や印。「色紙に―を押す」参考「落成款識(カンシ)」の略。「款」は刻みつけられた文字。 0
海鷂魚 えい [1] エイ目の軟骨魚の総称。体はひし形で平たく、長い尾をもつ。夏由来「海鷂魚」は漢名より。ハシタカ(鷂)に形が似ることから。表記「鱏」とも書く。 1
闌曲 ランギョク ①能で、最高の芸境とされる闌(た)けたる位の音曲。世阿弥(ぜあみ)の五音のうち、最高位の曲。 ②謡曲で、謡い手の自在な技法を聞かせるのにふさわしい部分を、独吟するために独立させた曲。表記「乱曲・蘭曲」とも書く。 0
冗漫 ジョウマン [0] 表現などがくどくどと、しまりがないさま。「話が―になる」 0
馴鮨 なれずし [2] 塩漬けにした魚の腹に飯をつめたり、魚介類と飯とを交互に重ね圧して発酵させたりして、酢を使わずに自然の酸味で食べる料理。滋賀県の鮒(ふな)鮨などが有名。くされずし。うれずし。 夏 表記「熟鮨」とも書く。 0
滅相 メッソウ [3] ①とんでもないこと。「お祝いなんて―もない」 ②業(ゴウ)が尽きて、命が終わること。 0
文豪 ブンゴウ [0] 歴史に残るような偉大な作家。文章や文学に抜きんでた人。「昭和の―」 0
夜長 よなが [0],[3] 夜の長い時節。特に、秋の長い夜をいう。日長 秋 0
末節 マッセツ [0] 本質でない、ささいなつまらない事柄。「枝葉―」 0
野衾 のぶすま [2] ①たたいてゆでた小鳥の肉とタイの肉を、薄くはいだアワビに包むようにして煮た料理。 ②ムササビの別称。 鼯鼠(むささび) 0
野芝麻 おどりこそう シソ科の多年草。山野に自生。初夏、淡紫色または白色の唇形の花をつける。夏由来「野芝麻」は漢名より。和名は、輪生する花を輪になって踊る踊り子たちに見立てたことから。表記「踊子草」とも書く。 1
麗人 レイジン [0] 容姿の美しい女性。美人。「男装の―」佳人 0
花菖蒲 はなショウブ [3] アヤメ科の多年草。葉は細長く剣形。初夏、白・紫色などの大形の花が咲く。観賞用。夏 0
風来坊 フウライボウ [3] ①どこからともなく来たり、去ったりする人。 ②気まぐれで、一つ所に落ち着かない人。 0
停年 テイネン [0] 退官・退職する決まりの年齢。「―を迎える」表記「定年」とも書く。 0
益す ま-す 数量が多くなる。不足分を加えていっぱいにする。「売上を―す」 0
柳の下にいつも泥鰌は居らぬ やなぎのしたにいつもどじょうはおらぬ 偶然に得た幸運を再び同じ方法で得ようとしても、うまくいかないたとえ。 1
先生 センセイ [1] ①学芸を教える人。また、その人の敬称。 教師・師匠 児童・生徒・学生 ②学芸に秀でた人や医師・弁護士などその道の専門家の敬称。 ③先に生まれること。年長者。 先輩 後生 ④からかい・親しみを込めていう語。 参考「センジョウ」と読めば、仏教で前世の意。 0
繚乱 リョウラン [0] 入り乱れるさま。また、花などが盛んに咲き乱れているさま。「百花―」表記「撩乱」とも書く。 0
給与 キュウヨ [1] ①金品を与えること。また、その金品。給付・支給 ②「給料」に同じ。 0
餃子 ギョーザ [0] 中国料理の一つ。豚肉や野菜を細かく刻んでこねあわせ、小麦粉で作った薄い皮に包んで、蒸したり焼いたりした食べ物。参考中国語から。 0
稼穡 カショク [0] 穀物の植えつけと刈り取り。農業。耕作・農作・農事 0
怪物 カイブツ [0] ①正体のわからない不思議な生物。特に、体が大きく力の強いばけもの。「―を退治する」 ②特定の分野で、けたはずれの実力・才能をもつ人物。「財界の―」 0
愛着 アイジャク [0] 煩悩を捨て切れず、物事に執着すること。特に、男女間の感情を断ち切れないこと。参考「アイチャク」と読めば別の意になる。 0
隙 すき [0] ①気のゆるみ。油断。「攻撃しようとしたが―がない」 ②「隙間」に同じ。表記「透き」とも書く。 0
熊の胆 くまのい [3] クマの胆嚢(タンノウ)を干したもの。苦味が非常に強く、胃薬などとして用いる。熊胆(ユウタン)。 0
筋道 すじみち [2] ①物事の道理。条理。 ②物事を行うときの正しい順序。手順。「遅れた理由を―を立てて話しなさい」 0
置酒高会 チシュコウカイ 盛大に酒宴を開くこと。「置酒」は酒宴を催す、「高会」は盛大な宴会の意。〈『史記』〉 0
慄然 リツゼン [0] ぞっとするさま。おそれふるえるさま。「大地震の惨状に―とする」 0
時機 ジキ [1] ある物事を行うのにちょうどよい時。ころあい。チャンス。「―到来」 0
欠員 ケツイン [0] 定員に空きがあること。また、そのたりない人数。「―を満たす」 0
消す け-す [0] ①存在をなくす。見えなくしたり聞こえなくしたりする。「焚(た)き火を―す」「黒板の字を―す」「雑踏の中で姿を―す」 ②スイッチを切る。「テレビを―す」 ③殺す。「邪魔者を―す」 0
腐敗 フハイ [0] ①有機物が微生物や細菌の作用で分解し、悪臭のある有毒なものになること。腐ること。「―が進む」 ②悪い状態や状況になること。堕落すること。「―した政治」 0
隻句 セック [1] わずかな言葉。ちょっとした文句。「片言―」 隻語・隻言 参考「セキク」とも読む。 0
女郎 ジョロウ [2] 遊女。遊郭で身を売る女。あそびめ。「―屋」 0
埃 ほこり [0] 空中を舞う細かいちり。「―がたちこめている」「叩(たた)けば―が出る」 0
根絶 コンゼツ [0] 根本から徹底的になくすこと。根だやし。「凶悪事件を―する」 0
朝勤・朝事 あさじ ①浄土真宗の寺で、毎朝行われる勤行(ゴンギョウ)。 ②「朝事参り」の略。信徒が朝早く行われる勤行に参ること。 1
中途半端 チュウトハンぱ [4] ①物事が未完成の状態であること。「―な仕事」 ②物事がはっきりと定まらず、どっちつかずなこと。「―な態度」 0
名詮自性 ミョウセンジショウ 名はそのものの本質を表すということ。「詮」は備える意。「自性」はそのものの性質のこと。〈『唯識論(ユイシキロン)』〉表記「自性」は「自称」とも書く。名実相応・名実一体 0
空寂 クウジャク [0] ①宇宙の万物は、形のあるものもないものもすべてその実体は空(クウ)であること。 ②人影がなく、ひっそりと静かなさま。 0
低き所に水溜まる ひくきところにみずたまる 利益にありつけそうなところに、人は自然に集まるものだということ。また、悪い者のいるところには悪い者が集まりやすいということ。水が低いところに流れこんでたまる意から。参考「低き所」は「窪(くぼ)き所」ともいう。 0
気囊 キノウ ①鳥類の体内にあり、肺に続く空気の入った袋。体を軽くして浮かせ、呼吸を助ける。②気球などのガスを入れる袋。 0
読誦 ドクジュ [1] 「読経(どきょう)」に同じ。 0
畦塗り あぜぬり 畦を田の土で塗り固めること。灌漑(カンガイ)水の流れ出るのを防ぐために行う。くろぬり。春 0
辛酸 シンサン [0] つらく苦しいこと。非常な苦しみ。 辛苦 0
涵す ひた-す たっぷりと水につける。ざぶりと水に入れる。十分にうるおす。 0
優る まさ-る [2],[0] 他とくらべて能力・程度などが上である。すぐれている。「聞きしに―る美しさ」劣る 0
雨合羽 あまガッパ [3] 雨降りに衣服の上に着る、マント状の防水服。 1
発憤・発奮 ハップン 気力をふるい起こすこと。「おおいに―して勉強に打ち込む」 0
啄む ついば-む [3] 鳥がくちばしで物をつついて食べる。「餌(えさ)を小鳥が―む」由来「突き食(は)む」の転じたもの。 0
潰す つぶ-す [0] ①力を加え形を崩す。こわす。「卵を―す」 ②役に立たなくする。滅ぼす。「声を―す」「会社を―す」 ③金属製品を溶かして地金(ジがね)にする。鋳(い)つぶす。「指輪を―す」 ④あいた所や時間を埋める。「絵の具で塗り―す」「喫茶店で暇を―す」 0
訓育 クンイク [0] おしえ育てること。特に、道徳を重んじて児童や生徒の品性を高め、豊かな社会性を養うことを目的とする教育。徳育。 0
媒酌・媒 バイシャク 結婚の仲立ちをすること。また、その人。「―人」「―の労をとる」仲人・媒人(なこうど) 0
締約 テイヤク [0] 契約や条約を結ぶこと。また、その結んだ条約など。「―強制」 0
乱れる みだ-れる [3] ①整った状態が失われる。ばらばらになる。「髪が―れる」 ②秩序などがくずれ、めちゃめちゃな状態になる。「列車の運行が―れる」 ③規律や風習などがくずれる。「風紀が―れる」 ④精神のはたらきが普通でなくなる。思いまどう。「心は千々に―れる」 0
鮸膠 にべ ニベ科の海魚の鰾(うきぶくろ)からつくった膠(にかわ)。粘着力が強く、食用・工業用・薬用に広く使われる。「―も無い(愛想がない)」表記「鰾膠」とも書く。 1
建造 ケンゾウ [0] 建物や艦船などをつくること。「古代の―物を修復する」 0
苫舟 とまぶね とまで屋根をふいた舟。とまに覆われた舟。 0
ぐ ふさ-ぐ さえぎる。入り口を閉じてさえぎる。「バリケードを築いて門を―ぐ」 0
啓す もう-す 申し上げる。口をひらいて自分の意見を述べる。 0
投了 トウリョウ [0] 囲碁・将棋で、一方が負けを認めて勝負を終えること。 0
乾く かわ-く [2] ①水分や湿気がなくなる。「涙が―く」「秋の―いた風が肌に心地よい」 ②うるおいがない。感傷的でない。「―いた感性」 0
鑑 かがみ [3] ①金属製のかがみ。 ②てほん。模範。「彼の行動は警官の―である」 ③いましめ。おしえ。 0
錦葵 ぜにあおい アオイ科の二年草。ヨーロッパ原産。観賞用に栽培。茎は一(メートル)ほどに直立。初夏、赤紫色の五弁花をつける。夏由来「錦葵」は漢名から。表記「銭葵」とも書く。 1
如何物食い いかものぐい ①ふつうの人が食べないものを好んで食べること。また、その人。悪食(アクジキ)。 ②ふつうの人と趣味や好みが異なること。また、その人。 参考「如何物」はどんな物かと思われるような物の意。 1
平絎 ひらぐけ ①裁縫(サイホウ)で、平らにくけること。 ②「平絎帯」の略。帯芯(おびシン)を入れず、平らにくけた細い帯。参考「絎」は、縫い目が出ないように縫う意。 0
経費 ケイヒ [1] ①事を行うのに必要な費用。「―がかさむ」 ②一定して必要な平常の費用。「必要―」 0
口絵 くちエ [0] 書籍や雑誌の巻頭や本文の前に載せる絵や写真。 0
支える ささ-える [4],[3] ①物が倒れたり落ちたりしないよう、あてがってとめる。「倒れかけて友人に―えられる」 ②維持する。もちこたえる。また、援助する。「家計を―える」「病弱な親を―えて働く」 ③くいとめる。防ぐ。「堤防決壊を―える」 0
賊害 ゾクガイ [2] ①人を傷つけること。また、傷つけ殺すこと。損害を与えること。 ②賊から受けた被害。 0
志操堅固 シソウケンゴ 考え、意志や主義主張などを堅く守って変えないこと。 志節堅固・雪中松柏(セッチュウショウハク) 0
薄様・薄葉 うすヨウ ①薄くすいた鳥の子紙。 ②上を濃く、下のほうをだんだん薄くした染め方。 0
霊山 レイザン [1] 神仏をまつり、信仰の対象となる神聖な山。霊験(レイゲン)あらたかな山。霊峰 0
寄せ棟 よせむね [0] 建築で、一番高い大棟から四隅に向かって、四面の屋根が広がっている形式。「―造」 0
御祖父さん おじいさん 祖父を敬っていう語。御祖母(おばあ)さん 1
準拠 ジュンキョ [1] よりどころとしてしたがうこと。また、そのよりどころ。「史実に―したドラマ」 0
厳しい きび-しい [3] ①厳格で、いいかげんなことを許さない。「しつけに―い家庭」「採点が―い」 ②程度がはなはだしい。はげしい。「―い練習」「残暑が―い」 0
一了百了 イチリョウヒャクリョウ 根本の一つを知れば、すべてを知ることができること。〈『伝習録』〉一了百当 0
岨 そば 山の切り立った所。絶壁。断崖(ダンガイ)。切り岸。 参考「そわ」とも読む。 0
存える ながら-える 存在しつづけている。また、生きている。「命を―える」「百歳まで―える」 0
首 こうべ [0],[2] あたま。かしら。「―をめぐらす」 0
素手 スで [1],[2] ①手に何もつけず、何も持っていないこと。「―で魚をつかむ」 ②武器を持っていないこと。からて。「―で強盗に立ち向かう」 0
炮る あぶ-る 物を包み焼きする。また、まるごと焼く。「羊を―る」 0
明珠暗投 メイシュアントウ どんな貴重なものでも、人に贈るときに礼儀を失すれば、かえって恨みを招くたとえ。また、貴重なものをその価値のわからない人がもっているたとえ。「明珠」は輝く宝玉のこと。故事 中国、梁(リョウ)の孝王の臣鄒陽(スウヨウ)は、讒言(ザンゲン)によって死刑にされようとしたとき、王に「どんなすぐれた玉も暗闇(くらやみ)の中を行く人に投げつければ、剣に手をかけてにらまぬ者はない。それはいわれもなく目の前に飛んでくるからだ」と、身の潔白を述べた故事から。〈『史記』〉 0
曚昧 モウマイ [0] ①光がおおわれてうす暗い。うす暗くて見えない。 ②無知であること。道理に暗いこと。表記②「蒙昧」とも書く。 0
零露 レイロ [1] したたる露。落ちる露。 0
受ける う-ける [2] ①受け取る。受け止める。もらう。「電話を―ける」「ボールを―ける」「賞を―ける」 ②聞き入れる。受け入れる。「要求を―ける」 ③授かる。「天から―けた才能」 ④こうむる。「台風で被害を―ける」 ⑤好評である。人気がある。「すべての年代に―ける」 0
乗降 ジョウコウ [0] 乗り物に乗ることと降りること。のりおり。「名古屋駅で―する人々」「―客」 0
鬱屈 ウックツ [0] 心がふさぎ、晴れ晴れしないこと。「―した暗い日々を過ごす」鬱鬱・鬱怏(ウツオウ)・鬱悒(ウツユウ) 0
蝸牛被 まいまいかぶり オサムシ科の甲虫。日本特産。体は黒色で、頭・胸は細長く腹は長楕円(ダエン)形。 由来カタツムリ(蝸牛)の殻に頭を入れて肉を食うことから。表記「舞舞被」とも書く。 1
初老 ショロウ [0] ①老人になりはじめの年ごろ。 ②もと、四〇歳の別称。「―を迎えた」 0
信女 シンニョ [1] ①俗世にいながら仏門に入った女性。 ②仏教で、死んだ女性の戒名(カイミョウ)の下に添える称号。 ①②信士(シンジ) 0
燧 ひうち [3] 火をつける道具。石と鉄片(火打ち金(がね))を打ち合わせて発火させるもの。 表記「火打ち」とも書く。 0
放胆 ホウタン [3],[0] 思い切りよく大胆なこと。「―にも丸腰で敵地へ向かう」 0
過疎 カソ [1] ①非常にまばらなこと。 ②地域での人口などが少なすぎること。「―地帯」 ①②過密 0
蕗の薹 ふきのとう [4],[3] フキの若い花茎。早春、地下茎から生える。香りとほのかな苦みがあり、食用。春 0
煙 けむ [0] 「煙(けむり)」の略。「―に巻く」 0
首領 シュリョウ [0] 集団の長。かしら。多く悪者についていう。「山賊の―」 0
完璧 カンペキ [0] 欠点や不足がまったくなく、りっぱなこと。完全なこと。傷のない完全な宝玉の意。「璧」は玉の意。「仕事を―になし遂げる」故事 中国、戦国時代、趙(チョウ)の恵文王は天下の宝石である和氏(カシ)の璧(たま)を手に入れたが、大国の秦(シン)がそれを一五の町と交換しようと申し出た。趙ではだまされるのを恐れて考えあぐねていたところ、趙の臣の藺相如(リンショウジョ)が「もし約束が破られたら璧を持ち帰りましょう」といい、果たして危機を脱して璧を無事持ち帰った故事から。〈『史記』〉 0
兼有 ケンユウ [0] 二つ以上のものを合わせもつこと。兼備 0
炎帝 エンテイ ①火の神。 ②夏を支配する神。太陽。夏 0
反旗 ハンキ [1] 謀反人(ムホンニン)の立てる旗。「―を翻(ひるがえ)す(反逆する)」 「叛旗」の書きかえ字。 0
朝改暮変 チョウカイボヘン 朝令暮改 0
摩る さす-る [1] 手のひらで軽くこする。「母の背をやさしく―る」 0
羽隠虫 はねかくし ハネカクシ科の昆虫の総称。体長〇・五~二五(ミリメートル)。物にとまるとき、短い前ばねの下に後ろばねをたたんでかくす。表記「隠翅虫」とも書く。 1
水涯 スイガイ [0] 川や海などの岸。みぎわ。 水辺・水畔 0
黄麻 いちび [0] アオイ科の一年草。インド原産。葉はハート形。夏、黄色い五弁花をつける。茎の皮から繊維をとり、ロープなどに用いる。表記「青麻」とも書く。 1
車力 シャリキ [1] 荷車で荷物を運ぶ職業の人。また、その荷車。 0
何卒 なにとぞ [0] ①相手に懇願するときに用いる語。どうか。どうぞ。ぜひとも。「―お許し下さい」「―よろしく」 ②どうにかして。なんとかして。 1
性行淑均 セイコウシュクキン 性格もよく行動も公正なこと。「淑均」はしとやかで公平の意。 0
舒べる の-べる ①かたまったものなどを、のばし広げる。 ②心中の思いを述べる。 0
軍備 グンビ [1] 国家を守るため、また、戦争を行うための軍事上の備え。「―を増強する」 0
詠う うた-う ①声を長くのばして詩歌をうたう。 ②和歌や詩を作る。 0
飾言 ショクゲン うわべをかざった言葉。また、言葉をかざること。 飾辞 0
門松 かどまつ [2],[0] 新年を祝い、門前や家の出入り口に飾る松。松飾り。竹と一緒に飾ることが多い。新年 0
眉 まゆ [1] まゆ毛。「―をひそめる」「―に火がつく(災難が身に迫る)」 0
中 なか [1] ①内側。内部。「部屋の―」外 ②中間。中央。三つのものの二番目。「三人姉妹の―の娘」上・下・末 ③限られた範囲。「五人の―で一番足が速い」 ④物事の進行する、その最中。「雨の―を歩く」 0
新米 シンマイ [0] ①新しく収穫した米。 古米 秋 ②その仕事についたばかりで十分慣れていないこと。また、その人。「―にしてはいい度胸だ」 参考②「新前」の変化した語。 0
連袂辞職 レンベイジショク 大勢が行動をともにし、そろって職を辞すこと。 0
駅 うまや [1] 昔、街道に沿って三〇里(一六(キロメートル))ごとに置かれた施設。ウマや人夫をそろえて旅人の便をはかった。宿場 0
口舌 コウゼツ [0] 「口舌(クゼツ)」に同じ。 0
高下心に在り コウゲこころにあり 事が成るか否か、また事が適切に処理できるかどうかは心掛け次第であること。また、人事や賞罰の権限を一手に握り、心一つで決まることにもいう。「高下」は、高くすることと低くすること。〈『春秋左氏伝』〉 0
鱗片 リンペン [0] ①一枚のうろこ。 ②うろこ状のものの、小さなかけら。「―葉」 0
寿歌 ほぎうた 祝ってよむ歌。祝いたたえる歌。祝歌(いわいうた)。 参考「ことほぎうた」とも読む。 1
講じる コウ-じる [0],[3] ①講義をする。 ②詩歌の会で、詩歌を詠(よ)みあげる。 ③考えて工夫する。手段・方法を実施する。「最良の方法を―じる」「対戦国と停戦を―じる」 0
血忌日 ちいみび 暦法の一つ。出血や狩猟などを忌む日。 0
一塵法界 イチジンホッカイ わずか一つの塵(ちり)の中にも、全宇宙が含まれているということ。〈『円悟仏果禅師語録』〉 0
贓品 ゾウヒン 賄賂(ワイロ)などの不正な手段で手に入れた品物。 贓物 0
戦禍 センカ [1] 戦争によるわざわいや被害。「―を逃れて亡命した」 0
無礼講 ブレイコウ [0],[2] 地位の上下などの区別なく、礼儀にこだわらない宴会。「今日は―だ」 0
竹 たけ [0] ①イネ科の多年生植物の総称。地上の茎は節が多く、円筒形で中空。若芽は「竹の子」と呼ばれ、食用。「―を割ったよう(さっぱりした性格)」 ②尺八や笛など竹製の管楽器。 0
在中 ザイチュウ [0] 入れもののなかに物があること。多く、封筒や包みなどの上書に記す。「履歴書―」「写真―」 0
矛戟 ボウゲキ ほこ。参考「矛」は柄の先に両刃の剣のついた、「戟」は枝状に刃のついたほこの意。 0
殺陣 たて [2],[1] 映画や演劇で、斬(き)り合いの場面や演技。立ち回り。 参考「サツジン」とも読む。 1
甲矢 はや [1] 二本の矢を持って射るとき、先に射るほうの矢。乙矢(おとや)表記「兄矢・早矢」とも書く。 1
密教 ミッキョウ [1],[0] 大日如来(ダイニチニョライ)が説いた深遠秘密の教え。加持・祈禱(キトウ)を重視する。日本では真言(シンゴン)宗系の東密と天台(テンダイ)宗系の台密の二系統がある。密宗顕教(ケンギョウ) 0
交遊 コウユウ [0] 親しくつきあうこと。親しい交際。「異性との―」 0
無作為 ムサクイ [2] 特別な意見や考えを入れず、偶然にまかせて行うこと。作為のないこと。「調査対象者を―に選び出した」 0
見栄え・見映え みばえ 外見がすぐれてりっぱなこと。見た目がよいこと。「―がする衣装」 0
締盟 テイメイ [0] 同盟や条約を結ぶこと。「―国」 0
烹炊 ホウスイ [0] にることと、たくこと。煮炊きすること。 0
惨む いた-む 心から悲しくつらい。いたましく思う。「難民の多さに心が―む」 0
便意 ベンイ [1] 大小便をしたくなる気持ち。「急に―を催す」 0
篆刻 テンコク [0] 石や木、金属に文字を刻むこと。由来その文字に、多く篆書体を使ったことから。 0
乗法 ジョウホウ [0],[1] 二つ以上の数字を掛け合わせ、積を求める計算法。かけ算。 除法 0
加比丹 カピタン ①江戸時代、長崎の出島におかれたオランダ商館の館長。 ②江戸時代、日本に来た外国船の船長。参考ポルトガル語で、仲間の長の意。 1
陰陽五行 インヨウゴギョウ 中国、漢の時代に流行した世界観。万物をつくりだす陰・陽の二気と、木・火・土・金(ゴン)・水の五行のかかわりあいによって、自然の異変や人事の吉凶などを説明するもの。日本の陰陽道(オンヨウドウ)もこの流れをくんでいる。参考「陰陽」は「オンヨウ・オンミョウ」とも読む。 0
霊界 レイカイ [0] ①死後の世界。霊魂の世界。あの世。「―をさまよう魂」 ②精神にかかわる世界。精神界。肉界 0
鵜 う [1] ウ科の鳥の総称。川・湖・海岸などにすむ。全身黒色で、くちばしは細長く先が鋭く曲がる。水中にもぐって魚を捕り、のどに一時たくわえる習性がある。ウミウを鵜飼に用いる。夏 0
的屋 テキや [0],[2] 縁日などの盛り場に露店を出し、言葉巧みに品物を売ったり、見世物をひらいたりする人。香具師(やし)由来ねらいがあたればもうかる職業の意から。 0
喋喋喃喃 チョウチョウナンナン [0] 男女が小声でむつまじく語り合うこと。また、そのさま。「喃喃」は小声でしゃべること。参考「喃喃喋喋」ともいう。 0
嚮導 キョウドウ [0] ①人々の先に立って導くこと。また、その人。 ②軍隊などで、整列や行進の基準とされる者。 0
直と ひた-と [2],[1] ①すき間なく。じかに。ぴったりと。「―寄り添う」 ②急に。にわかに。突然。「―立ち止まる」 0
給費 キュウヒ [0],[1] 費用を支給すること。また、その費用。特に、国や団体などから支給される学費など。「―生として夜間大学に通う」 0
唐臼 からうす [3] うすを地面に埋めて、きねの一端を足で踏みながら、他の一端を上下させて穀物をつくもの。ふみうす。 0
決議 ケツギ [1] 会議において、物事を決めること。また、決まった事柄。「―条項」議決 0
朱雀院 スザクイン 平安時代の離宮の一つ。嵯峨(さが)天皇以後の歴代天皇が譲位後に住んだ。京都市内の朱雀大路にあった。 参考「シュジャクイン」とも読む。 0
無量 ムリョウ [0] はかりしれないほど多いこと。「ここで会えるなんて感―だ」 0
駁雑 バクザツ 入りまじって雑然としていること。また、そのさま。参考「ハクザツ」とも読む。 0
本尊 ホンゾン [1] ①寺院に安置され、信仰の対象として重んじられる仏や菩薩(ボサツ)。本体。 ②中心となる人物。本人。からかう感じで使われる。 0
門表・門標 モンピョウ 居住者の氏名を書いて門に掲げた札。表札。門札。 0
病態 ビョウタイ [0] 病気の具合・ようす。症状。病状・容態 0
善良 ゼンリョウ [0] よい性質。正直でまじめなこと。また、そのさま。「―な市民」 0
体形 タイケイ [0] ①体のかたち。「標準的な―」 ②物のかたち。形体 0
氷魚 ひうお [1] アユの稚魚。体長約二~三(センチメートル)で半透明。琵琶(ビワ)湖産が有名。参考「ひお」とも読む。冬 0
高徳 コウトク [0] 人徳がすぐれて高いこと。また、その徳をそなえた人。「―の僧」大徳 0
載せる の-せる [0] ①物を他の物の上に積む。積載する。「棚に本を―せる」「車に荷物を―せる」 ②新聞・雑誌などに記事として出す。掲載する。「新聞に広告を―せる」 0
祝筵 シュクエン ①祝賀の席。 宴席 ②「祝宴」に同じ。 0
弔問 チョウモン [0] くやみを述べるために、死者の遺族を訪問すること。「知人宅を―する」弔慰 0
納得 ナットク [0] 人の行為や考えなどを理解して承知すること。「説明を聞いて―した」得心 0
丸太 まるタ [0] 外皮をむいただけの木材。丸太ん棒。「ログハウスは―でつくる」 0
版元 ハンもと [0] 書物などの発行所。出版元。出版社。表記「板元」とも書く。 0
機先 キセン [0] 物事がまさに起ころうとする矢先。また、起こそうとする直前。「―を制する(先手を取る)」 0
療治 リョウジ [0] 病気をなおすこと。「温泉―に専念する」「荒―」治療参考「リョウチ」とも読む。参考「治療」より古風な語。 0
心象 シンショウ [0] 経験や知覚によって心に描き出された具体的な像。イメージ。「幼年時代の―風景」 0
一昨年 おととし [2] 去年の前の年。前前年。参考「イッサクネン」とも読む。 1
祓除 フツジョ 災いを除き、けがれをはらうこと。また、その儀式。表記「払除」とも書く。参考「バツジョ」とも読む。 0
瞻視 センシ 目を上げて見ること。見上げること。また、その目つき。 0
系統 ケイトウ [0] ①順序や法則により統一のあるつながり。「―的な学習」 ②一族間の血のつながり。血統。「父方の―」 ③同じ分野や種類に属していること。「教務―の仕事」「暖色―の服」 0
萎れる しお-れる [0] ①草花が水分をなくしてぐったりする。「日照りつづきで花が―れる」 ②人が元気をなくし、しょんぼりする。「大差で敗れ、―れる」 0
卓袱 シッポク [1] ①中国風の食卓。 ②めん類の上に、野菜・シイタケ・かまぼこなどの具をのせた食べ物。 ③「卓袱料理」の略。日本化した中国風の料理。各種の材料を大皿に盛って食卓の中央におき、各人が取り分けて食べる。長崎地方の郷土料理。参考「シツ」「ホク」はともに唐音。 0
円頂黒衣 エンチョウコクイ 僧の姿かたち。また、僧のこと。髪をそり落としたまるい頭と、墨染めの衣の意から。 0
争奪 ソウダツ [0] 争い合って奪い取ること。「政権の―が始まった」 0
鬱鬱 ウツウツ [0] ①心にかかることがあって晴れ晴れしないこと。「家に籠(こ)もって―とした日を送る」 鬱怏(ウツオウ)・鬱屈・鬱悒(ウツユウ) ②草木が深く茂っていること。鬱然 0
群集 グンシュウ [0] 人々や物などが群がり集まること。また、その集まり。「広場に―する人々」 0
蕾 つぼみ [3],[0] ①花が開く前の、ふくらんだ状態のもの。「桃の―がほころぶ」 ②前途有望であるが、まだ一人前にならない人。「あたら―を散らす」表記「莟」とも書く。 0
八百屋 やおや [0] 野菜や果物を売る店。また、それを売る人。 1
伊呂波 イロハ [2] ①いろは歌の最初の三文字で、いろは歌四七文字の総称。 ②物事の初歩。「料理の―を教わる」 0
粳餅 うるもち もちごめとうるち米を混ぜてつき、つぶを残してつくったもち。 0
匍匐 ホフク [0] 腹ばうこと。また、腹ばいになって進むこと。 0
断罪 ダンザイ [0] ①罪を裁くこと。有罪判決を下すこと。 ②打ち首にすること。斬罪(ザンザイ) 0
蘚苔 センタイ [0] コケ植物。 参考「苔」は葉と茎の区別がないもの(苔類(タイルイ))。 0
妙計 ミョウケイ [0] 非常にすぐれたはかりごと。「―をひねり出す」妙策 0
未練 ミレン [1],[0] きっぱりとあきらめきれないこと。いつまでも心が引かれるさま。「―を断ち切る」心残り 0
曽祖 ソウソ 祖父の父母。曽祖父母。特に、祖父の父。 0
針葉樹 シンヨウジュ [3] 針のような形の葉をもつ樹木の総称。マツ、スギなどの類。 広葉樹 0
隠忍自重 インニンジチョウ [0] 怒りなどをじっとこらえて、軽々しい行動をしないこと。「―の日々」軽挙妄動 0
過言 カゲン [0] 「過言(カゴン)」に同じ。 0
人情 ニンジョウ [1] 人間が生まれつきもっている人間らしい感情。特になさけ、思いやり、愛情などの感情。「義理―にあつい」「―噺(ばなし)」 0
水準 みずばかり [0] 細長い材に溝を掘って水を入れ、土台面にのせて水平かどうかを調べること。また、その器具。水盛(みずもり)。 参考「スイジュン」とも読む。 1
血圧 ケツアツ [0] 血管の壁に血液の流れがおよぼす圧力。「―が高い」 0
暑さ寒さも彼岸まで あつささむさもヒガンまで 残暑の厳しさも秋の彼岸のころになれば衰え、残寒の厳しさも春の彼岸とともに和らぎ、ともに過ごしやすい季節になるということ。 0
耳漏 ジロウ [0] 中耳や外耳にできものができて、膿(うみ)が流れでてくる症状。また、その膿。みみだれ。 0
主催 シュサイ [0] 中心となって行事をもよおすこと。「当社―の講演会を開催する」 0
年季 ネンキ [0] 昔、人を雇うときの約束の年限。年期。「―が入っている(長年習練を積んで、技術が確かである)」 0
情態 ジョウタイ [0] 自分の心のようす。感情のありさま。また、物事のありさま。「危険な―」 表記「状態」とも書く。 0
諷経 フギン [0] 経文を声を出して読むこと。また、禅宗においては仏前で勤行(ゴンギョウ)すること。看経(カンキン)参考「フキョウ」とも読む。 0
所懐 ショカイ [0] 心のなかで思っていること。考え。「―を述べる」 所存・所感 0
頰輔 ほおがまち 「頰桁(ほおげた)」に同じ。 1
仰る・仰有る おっしゃ-る 「言う」の尊敬語。言われる。 由来「おおせある」の縮まった「おおしゃる」がさらに転じたもの。 1
私製 シセイ [0] 個人が作ること。また、作ったもの。 官製 0
瑠璃鳥 ルリチョウ [0] ①ヒタキ科の鳥。南アジアにすむ。青や紫色の美しい羽をもち、よくさえずる。 ②オオルリの別称。夏 0
飛鷹走狗 ヒヨウソウク タカを飛ばし、イヌを走らせる意で、狩猟をすること。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
産物 サンブツ [0] ①その土地で産するもの。物産。 ②ある物事の、結果として生まれたもの。「努力の―」 0
珠簾 たますだれ ①「珠簾(シュレン)」に同じ。 ②ヒガンバナ科の多年草。南アメリカ原産。鱗茎(リンケイ)から細長い葉を出し、夏、白色の六弁花をつける。観賞用。シキズイセン。 由来白く美しい花を珠に、多数の細長い葉をすだれにたとえたことから。 表記「玉簾」とも書く。 0
坊間 ボウカン [0] 町のなか。市中。世間。「―のうわさになる」 0
竜騰虎闘 リュウトウコトウ 力の均衡した二者が激しい戦闘をするたとえ。「竜騰」は、竜が天に躍り上がること。「虎闘」は、トラが激しく戦うこと。参考「竜騰」は「リョウトウ」とも読む。竜攘虎搏(リュウジョウコハク) 0
複利 フクリ [2],[1] 複利法で計算する利子や利率。重利単利 0
徒競走 トキョウソウ [2] 走って速さを競う競技。かけっこ。 0
膳司 かしわでのつかさ 昔、宮中などで料理をつかさどった役所。また、その役職。 0
類は友を呼ぶ ルイはともをよぶ 似かよった性向をもつ者は、自然に寄り集まるものであるということ。 0
日記 ニッキ [0] ①個人の日々のできごとや感想などを書き記したもの。ダイアリー。日誌 ②「日記帳」の略。①を書くためのノート類。 0
強請 キョウセイ [0] ①無理に頼むこと。「寄付を―する」 ②ゆすること。 0
飄逸 ヒョウイツ [0] 世の中の出来事を気にせず、気楽でのんびりしているさま。「―な俳人」表記「漂逸」とも書く。 0
其方 そなた [1],[2] ①その方面。 ②おまえ。目下の者を呼ぶ語。参考「そち・そちら」とも読む。 1
飛蛾火に赴く ヒガひにおもむく 自分から好んで危険な場所へおもむくたとえ。ガが飛んできて灯火に身を焼かれることから。〈『梁書』〉飛んで火に入る夏の虫 0
跨下 コカ またの下。またの間。またぐら。表記「胯下」とも書く。 0
談笑 ダンショウ [0] 笑いなどを交えて楽しく会話すること。「なごやかに―する」歓談 0
汲む く-む [0] ①容器を水面におろして水をくみあげる。また、容器に水などを移し入れる。「井戸水を―む」「水道の水をバケツに―む」 ②流派や思想などを継承する。「表現主義の流れを―む音楽家」 0
実子 ジッシ [0] 自分の生んだ子。血縁関係のある子ども。 養子・継子・義子 0
葵 あおい [0] ①アオイ科の植物の総称。タチアオイ・モミジアオイ・ゼニアオイなど。夏 ②紋所(もんどころ)の名。フタバアオイの葉を図案化したもの。多種あるが、三葉葵(みつばあおい)は徳川氏の紋として有名。 0
分担 ブンタン [0] 負担すべき仕事や費用などを、わけて受け持つこと。「役割―」分掌 0
指物 さしもの [2] ①昔、武士が戦場での目印のため、鎧(よろい)の背などにさしたり従者に持たせたりした小旗や飾り物。背旗。 ②板を細かくさし合わせて作った道具。机・椅子(イス)・箪笥(タンス)・箱など。「―屋」 表記①「差物・挿物」とも書く。 0
市井 シセイ [0],[1] 人家が集まっている所。まち。俗世間。「―の人(庶民)」 由来昔、井戸のある所に人が集まり、町ができたことから。 0
背信 ハイシン [0] 信義にそむくこと。信頼・信用を裏切ること。「―行為」 0
酒樽 さかだる [0] 酒を入れておくたる。「薦(こも)をかぶった―が並ぶ」 0
附記 フキ [1],[2] つけ加えて書きしるすこと。また、書きしるしたもの。「箱に注意が―されている」表記「付記」とも書く。 0
踰える こ-える ①またいで通る。のりこえる。また、わたる。「川を―える」 ②時間をわたる。「月日を―えた友情」 ③程度や身分などが過ぎる。「節度を―えた行為」「分を―えた発言」表記「逾える」とも書く。 0
寤寐 ゴビ 目がさめていることと、眠ること。寝てもさめても。 0
私信 シシン [0] ①個人の手紙。私的な用を書いた手紙。 ②秘密の知らせ。 0
放歌高吟 ホウカコウギン [1] 周囲のことを考えずに大きな声で歌うこと。「放歌」は大声で歌う、「高吟」は大声で詩を吟じる意。参考「高歌放吟」ともいう。 0
沈む しず-む [0] ①水中に没する。「船が―む」 ②下がる。低くなる。「地盤が―む」 ③太陽や月が山や水平線に隠れる。「夕日が西の海に―む」 ④気分がふさぐ。「―んだ気持ち」 ⑤落ちぶれる。「どん底に―む」 ⑥倒れこむ。また、負ける。「対戦相手はマットに―んだ」 ⑦色や音が地味になる。 0
長じる チョウ-じる [0],[3] ①成長する。「―じるに及んで美しくなった」 ②すぐれる。秀でる。「音楽に―じている」 ③年が上である。 0
藻 も [0] 水中に生える海草・水草など藻類の総称。「金魚鉢に―を入れてやる」 0
壜 びん [1] 液体を入れるおもに細長い容器。ガラスや陶器・金属製などがある。「ビ―ル―」「―のまま冷蔵庫に入れる」 0
起爆 キバク [0] 火薬・爆弾に爆発をおこさせること。「―剤」「―装置」 0
身体 からだ [1] ①頭・胴・手足など、肉体のすべてをまとめていう語。五体。 ②胴の部分。 ③肉体の健康状態。「―にかわりはない」 表記「体・軀」とも書く。 1
読書 ドクショ [1] 書物を読むこと。本を読むこと。「―家」「―感想文」書見 0
担任 タンニン [0] ①任務を引き受けること。受け持ち。 ②学校の教員が、学級や教科を受け持つこと。また、その教員。「学級―にほめられた」 0
暗示 アンジ [0] ①相手が感付くようにそれとなくほのめかすこと。ヒント。示唆明示 ②相手が意識せずにそう思いこむよう仕向けること。「―にかける」 0
寺 てら [2],[0] ①仏像を安置し、僧や尼が住んで仏道修行や仏事を行う場所・建物。寺院。 ②滋賀県大津市にある園城寺(オンジョウジ)のこと。延暦寺(エンリャクジ)を「山(やま)」というのに対していう。 ③「寺銭(てらセン)」の略。 ④「寺子屋(てらこや)」の略。 0
鳶に油揚げを攫われる とんびにあぶらあげをさらわれる 大切な物を不意に横取りされてしまうことのたとえ。トビが獲物の油揚げを見つけ、上空からさっと急降下してさらっていくさまから。 0
勾がる ま-がる かぎ形になる。かぎ形におれる。「直角に―る」 0
家門 カモン [1] ①家の門。 ②一家・一族の全体。一家一門。「―の誉れ」 ③家の地位・格式。家柄 0
立方 リッポウ [0] ①同じ数字や数式を三度かけること。また、その結果の数字や数式。三乗。 ②長さの単位の前につけて、体積の単位をつくる語。「一―メートル」 0
隈回 くまみ 道の曲がり角。参考「くまわ」とも読む。 1
竜頭 リュウズ [0] ①腕時計や懐中時計のねじを巻いたり、針を動かしたりするつまみ。「腕時計の―が抜けた」 ②竜の頭の形をした釣り鐘をつるす、つり手。 0
践祚 センソ [1] 天皇の位につくこと。天皇の地位を受けつぐこと。 0
将来 ショウライ [1],[0] ①これから先。前途(ゼント)。「―を見据えた進路の選択」「―性がある業界」 未来 ②遠方からもってくること。また、ある状態をもたらすこと。「欧米の進んだ技術を―した」 0
守 かみ [1] 律令(リツリョウ)制で四等官の最上位の官職。国司の最高位。国の長官。官司により、漢字表記は異なる。 0
滋養 ジヨウ [0] 体の栄養になること。また、そのもの。「―強壮」 栄養 0
天上 テンジョウ [0] ①空のうえ。天空。 ②このうえもないこと。無上 ③天に昇ること。また、死ぬこと。昇天 0
手羽 てば [1] 「手羽肉」の略。ニワトリの羽のつけねあたりの肉。「―焼」 0
片言隻句 ヘンゲンセキク [5] ちょっとした言葉。また、言葉のはし。「―をとらえて問題にすることはない」一言半句 0
原子 ゲンシ [1] 元素の特性を失わない程度まで分解した最小の微粒子。一つの原子核とその周囲を取り巻くいくつかの電子とから構成される。アトム。「―核」「―爆弾」 0
大名 ダイミョウ [3] ①平安時代末期から戦国時代にかけて大きな領地を所有し、支配していた武士の通称。守護大名、戦国大名など。 ②特に江戸時代、将軍と直轄の主従関係にあった一万石以上の諸侯。「―行列」 ①②小名 0
肬毟 いぼむしり カマキリの別称。イボムシ。イボジリ。秋由来この虫でなでればいぼがとれるという俗説から。 0
勇猛 ユウモウ [0] 非常に勇気があって強いさま。「最後の―心を奮い起こした」参考「ユウミョウ」とも読む。 0
孵化 フカ [2],[1] 卵がかえること。また、卵をかえすこと。「人工―」 0
博引旁証 ハクインボウショウ [0] 多くの事例を引き、証拠を挙げて、物事を論じること。「―に豊んだ論考」 0
擅 ほしいまま [2] 自分の思うままにするさま。やりたいようにふるまうさま。 0
教徒 キョウト [1] ある宗教を信仰して、その教団の一員になっている人。信徒。信者。「イスラム―」 0
信教 シンキョウ [1],[0] ある宗教を信仰すること。「―の自由」 信仰・信心 0
詠草 エイソウ [0] 和歌や詩歌の作品。また、その原稿。歌稿 0
発声 ハッセイ [0] ①声を出すこと。また、その声。 ②大勢で唱和するとき、最初に声を出し、音頭をとること。「乾杯の―を依頼する」 ③歌会のとき、最初に歌をよみあげること、また、その役。 0
春一番 はるイチバン [1],[2] その年の最初に吹く、強い南風。春の訪れを示す。 0
狡い ずる-い [2] 自分の利益のために、わるがしこく立ち回るさま。こすい。 0
敗退 ハイタイ [0] 戦いや試合に負けてしりぞくこと。「全国大会の一回戦で―した」敗北 0
波及効果 ハキュウコウカ 影響が徐々に広がり伝わっていき、広い範囲に効き目がおよんでいくこと。 0
濫竽充数 ランウジュウスウ たいした能力もないのに、いかにも才能があるように見せかけるたとえ。また、分不相応な地位にいるたとえ。「濫竽(笛の一種)」はみだりに笛を吹く、「充数」は員数をそろえる意。故事 中国、戦国時代、笛の合奏を好んだ斉の宣王の楽人のなかに、笛の吹けない無官の者が紛れこんで優遇されていたが、次の代の王(ビンオウ)は独奏を好んだので、その者は事の露見をおそれて逃げだしてしまった故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉濫吹(ランスイ)・南郭濫竽(ナンカクランウ) 0
渋団扇 しぶうちわ [4],[3] 表面に柿渋(かきしぶ)を塗った赤茶色のじょうぶなうちわ。実用性が高く、火をおこすときなどに用いる。 夏 1
蕪無し かぶらなし 花器の一種。胴にカブのような丸いふくらみのない、青磁や古銅の花器。 0
寸莎 すさ 壁土に混ぜてつなぎにする、藁(わら)・麻・紙などを細かく切ったもの。壁のひび割れを防ぐ。つた。 表記「苆」とも書く。 1
楊柳 ヨウリュウ [0] ①ヤナギ。 ②「楊柳縮緬(ちりめん)」の略。縦方向にローラーで細長いしぼを出した織物。参考「楊」はカワヤナギ、「柳」はシダレヤナギ。 0
木っ端微塵 こっぱミジン [1] 粉々に砕け散った状態。こなみじん。「彼の野望は―にされた」 0
特筆大書 トクヒツタイショ [5] 特別の重大事として記すこと。目立つようにひときわ大きく書き記すこと。 0
君、君たらずと雖(いえど)も、臣、臣たらざる可(べ)からず きみきみたらずといえどもシンシンたらざるべからず たとえ君主が君主らしくなくとも、臣下は臣下としての道を守らねばならないということ。〈孔安国の文〉 0
家紋 カモン [0] 家の紋所。それぞれの家に決められたしるし。紋章。徳川家の三つ葉葵(あおい)の紋など。 0
貫く つらぬ-く [3] ①物の端から端まで通す。また、反対側まで突き通す。「弾丸がドアを―く」 ②最後まで成し遂げる。やりぬく。「意志を最後まで―く」 0
悪夢 アクム [1] ①不吉な恐ろしいゆめ。 ②現実とは思えないような恐ろしいことや不快なできごと。 0
姐 あね [0] ①女きょうだいの年長者。 ②「姐御」に同じ。「―さん」 0
有財餓鬼 ウザイガキ 欲が深く金銭だけに執着する者のたとえ。もとは仏教の言葉で、食べ物をむさぼる餓鬼の意から。「餓鬼」は生前の罪の報いで餓鬼道に落ちた亡者のこと。多財餓鬼・守銭奴無財餓鬼 0
摩滅 マメツ [0] すり減ること。すり減ってなくなること。「やすりの表面が―する」 「磨滅」の書きかえ字。 0
直轄 チョッカツ [0] 直接に管理や支配をすること。「幕府の―地」 0
事象 ジショウ [0] 事実と現象。形となって現れる事柄。「天然の―」 0
強請 ゆすり [0] 言いがかりをつけて金品を出させること。また、そのようなことをする人。「―たかり」参考「ねだり」とも読む。 1
憲兵 ケンペイ [1] もと、軍隊内で兵士の犯罪などの取り締まりを専門とした兵士。また、そこに属し、軍事警察活動を任務とした兵士。 0
忌み詞・忌み言葉 いみことば ①不吉に通じるとして使わない語。婚礼での「切る」「去る」「終わる」など。 ②①のかわりに使う語。「梨(なし)の実」を「ありの実」、「すり鉢」を「当たり鉢」など。 0
世情 セジョウ [0] 世の中のありさま。世間の人情。「―に暗い人」 世相 参考「セイジョウ」とも読む。 0
立礼 リュウレイ [0] 点茶盤(テーブル)に道具を置き、椅子(イス)に腰かけて行う茶の湯の手前。一八七二(明治五)年の京都万国博覧会で、外国人客のために裏千家の玄々斎千宗室が考案。椅子手前。参考「リツレイ」と読めば、起立して敬礼する意になる。 0
菁菁 セイセイ 草木が青々と茂るさま。転じて、人材を育成すること。「夏草が―と茂る山道を行く」 0
柚湯 ゆずゆ ユズの果実を入れてわかした風呂(フロ)。冬至の日に入ると、風邪をひかないとされる。「冬至の日に―をたてる」 冬 0
周章 シュウショウ [0] あわてふためくこと。「強い地震に、皆―した」 狼狽(ロウバイ) 0
下肥 しもごえ [0] 人の大小便を肥料にしたもの。 0
接合 セツゴウ [0] ①つなぎ合わせること。 ②原生動物などの細胞どうしの一部分がくっついて起こる生殖方法。 0
其方此方 そちこち あちらこちら。ほうぼう。「―に人がいる」 1
紅玉 ルビー [0] 鋼玉の一つ。紅色の透明がかった宝石。七月の誕生石。参考「コウギョク」と読めば、リンゴの一品種の名称。 1
施物 セモツ [0],[1] 僧や貧しい人々にほどこし与える品物。 参考「セブツ」とも読む。 0
森森 シンシン [0] 樹木が深く生い茂り、そびえたつさま。奥深く静かなさま。 森然 0
正正堂堂 セイセイドウドウ [3],[0] ①陣容が整って意気盛んなさま。〈『孫子』〉「―の行進」 ②手段や態度が正しくりっぱなさま。「―と渡り合う」 参考「正正之(の)旗、堂堂之陣」の略。 公明正大 0
約やか つづま-やか [3] ①短くて要点を得ているさま。簡略なさま。「―な話しぶりである」 ②慎み深いさま。 ③質素なさま。「―に暮らす」 0
碌に ロク-に [0] 満足に。十分に。「―仕事もできない」表記「陸に」とも書く。参考あとに打ち消しの語を伴って使う。 0
祥月命日 ショウつきメイニチ [5] 故人の死んだ月日と同じ、毎年の月日。「―には墓参りを欠かさない」 0
皮下 ヒカ [2],[1] 皮膚の下層。皮膚の内部。「―注射」「―脂肪を減らす体操」 0
改修 カイシュウ [0] 土木・建築物などを手直しすること。「堤防を―した」修理 0
嘆声 タンセイ [0] ①なげきの声。ため息。 ②感心して出す声。ため息。「美しい景色に思わず―をもらした」表記「歎声」とも書く。 0
嗔る いか-る はげしくいきどおること。いかって怒鳴ること。 0
時代 ジダイ [0] ①ある基準によって区切られた一定の期間。「江戸―」「青春―」 ②その当時。当代。「―遅れ」「―の先駆け」 ③長い年月がたって古い感じがすること。「―のついた時計」「―物の服」 0
楊櫨木 うつぎ ユキノシタ科の落葉低木。由来「楊櫨木」は漢名から。 空木(うつぎ) 1
比 ころ [1] だいたいの時期。時分。ころおい。「彼女と婚約をしていた―」 0
鰐口 わにぐち [0],[2] ①社殿や仏堂の軒につるし、参拝者が綱で打ち鳴らす、金属製で偏平な円形の道具。②口の形が横に広い人をあざけっていう語。 0
憑く つ-く [1] 怨霊(オンリョウ)などが人にのりうつる。とりつく。「弱り身の者に物の怪(ケ)が―く」表記「馮く」とも書く。 0
面前 メンゼン [0],[3] 顔の前。目の前。「事件は公衆の―で起こった」 0
剛毅 ゴウキ [1] 意志がつよくてくじけないこと。「―な信念」表記「豪毅」とも書く。 0
知能 チノウ [1] 思考して適切な判断をする能力。知恵のはたらき。「イルカは―が高い」「―犯」知力・頭脳 「智能」の書きかえ字。 0
焦唇乾舌 ショウシンカンゼツ 唇がこげ舌が乾くほど心身の苦労をすること。また、あせること。本来は、激しく言い争う意。〈『孔子家語』〉 苦心惨憺(クシンサンタン) 0
階層 カイソウ [0] ①建物の上下の重なり。 ②社会の構成員を地位・財産・職業などで分類した場合のそれぞれの集団。「知識―」階級 0
都督 トトク [1] ①全体を統率すること。また、その人。統率者。総大将。 ②中国の官名で、地方の軍政官。転じて、大宰府(ダザイフ)の最高責任者、大宰大弐(ダイニ)の唐名。 0
親指 おやゆび [0] ①手足の指でいちばん端の太い指。拇指(ボシ)。 ②亭主や親方などの俗語。 0
小止み無く おやみな-く 雨や雪が、少しの間もやむことなく降り続くようす。「―降る雨」 参考「こやみなく」とも読む。 0
秘蔵 ヒゾウ [0] ①大切にしまって持っていること。また、そのもの。「寺で―の宝物を展示する」 ②大切にしてかわいがり、育てること。また、その者。「―っ子の愛弟子(まなデシ)」 0
煖衣 ダンイ 衣服をたくさん着て、体をあたたかくすること。また、あたたかい衣服。「―飽食(安楽な生活を送るたとえ)」 0
焦臭い きなくさ-い [4] ①紙・布などのこげるようなにおいがする。 ②戦争や動乱などが起こりそうな気配である。 ③なんとなくあやしい。うさんくさい。「―い話」 1
解熱 ゲネツ [0] 高熱を下げること。「―剤を飲んで楽になった」 0
心安い こころやす-い [5] ①気軽だ。気安い。「―く引き受けてくれ」 ②親しい。「彼らは―い友人だ」 ③安心だ。「みんな一緒だと―い」 0
当直 トウチョク [0] 宿直や日直の当番にあたること。また、その人。「―の医師」 0
布石 フセキ [0] ①囲碁で、対局の序盤に先を読んで自分に有利になるように並べる石の配置。 ②将来のための準備や手配りのたとえ。「資格を取り、独立への―を打つ」 0
狐薊 きつねあざみ [4] キク科の二年草。道端に自生。晩春、アザミに似た花をつける。とげはない。 由来アザミに似るが、よく見るとちがい、キツネにだまされたようだから。表記「泥胡菜」とも書く。 0
就中 なかんずく [0],[2] 中でも。特に。とりわけ。「動物、―猫が好きだ」 参考「中(なか)に就(つ)く」が転じたもの。 1
儒教 ジュキョウ [1] 孔子の教えを中心に、仁と礼を根本とした中国の伝統的な道徳思想。儒学の教え。 0
再転 サイテン [0] 一度変わった物事が、ふたたび変わること。「事態が―する」 0
褐変 カッペン [0] ①植物の一部が病気などで褐色に変わること。 ②食品が加工中や保存中に褐色に変わること。 0
貧困 ヒンコン [0] ①まずしくて生活が苦しいこと。貧窮富裕 ②必要なものなどが、とぼしいさま。「ボキャブラリーが―だ」 0
備に つぶさ-に [1] ことごとく。残らず。「―辛酸をなめる」 0
核弾頭 カクダントウ [3] ミサイルなどの先端に取り付ける核爆発装置。「―を配備する」 0
溺れる者は藁(わら)をも摑(つか)む おぼれるものはわらをもつかむ 非常な危険に直面している者は、およそ頼りにならないものにもすがりついて頼ろうとするたとえ。 0
微動 ビドウ [0] わずかに動くこと。「表情は―だにしない」 0
足繁く あししげ-く [3] 同じ場所に、たびたび出向くさま。頻繁なさま。「図書館へ―通う」 0
山菜 サンサイ [0] 山野に自生し、食用になる植物。ワラビ、ゼンマイ、タラの芽など。 0
知る し-る [0] ①知識を得る。認識する。また、体験する。「初めて文字を―る」 ②気がつく。感知する。「ライバルの動静を―る」 ③物事の内容や意味を十分に理解する。精通する。「本物の良さを―る」 ④面識やつきあいがある。「作者の顔を―っている」 ⑤物事に責任や関係がある。「当方の―るところではない」 0
不行跡 フギョウセキ [2] 行いがよくないこと。また、身持ちがよくないこと。「―をはたらく」不行状(フギョウジョウ) 0
外資 ガイシ [1] 国内事業に投資される外国資本。「―の導入に力を入れる」 0
放列 ホウレツ [0] ①射撃するため、大砲を横に並べた隊形。 ②ずらりと並んだようす。「報道陣によるカメラの―」表記①「砲列」とも書く。 0
螟蛾 メイガ [1] メイガ科のガの総称。夜行性で、街灯などの下によく集まる。種類は一万種以上といわれ、幼虫は害虫の螟虫(ずいむし)。夏 0
小体 こテイ 住居や生活などが、質素でつつましやかなこと。「―な暮らしぶりに好感を抱く」 大体(おおテイ) 0
回章 カイショウ [0] ①「回文(カイブン)①」に同じ。 ②返事の手紙。回書表記「廻章」とも書く。 0
法体 ホッタイ [0] ①あらゆるものの実体。宇宙万有の本体。 ②出家した僧の姿。「―装束」僧形(ソウギョウ)・僧体俗体参考「ホウタイ・ホッテイ」とも読む。 0
超絶 チョウゼツ [0] 他と比較にならないほどずば抜けてすぐれていること。「―した力」 0
秘密 ヒミツ [0] 人に知られないように隠すこと。公開しないこと。また、その事柄。「個人の―を守る」「―兵器」機密 0
盟神探湯 くかたち 古代、神に誓約してから熱湯に手を入れさせ、火傷(やけど)を負ったものを邪とし、火傷を負わないものを正とした裁きの方法。表記「誓湯・探湯」とも書く。参考「くがたち・メイシンタントウ」とも読む。
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漢字の豆知識 四字熟語の意味を学ぼう 歴史に登場する四字熟語 (公財)日本漢字能力検定協会 1
真実一路 シンジツイチロ [6] いつわりのない人生をひたすら求めつづけること。「一路」は一筋の道をひたすらまっすぐに進む意。「―に生きる」
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侵掠 シンリャク [0] 侵略 0
荷葉座 カショウザ 仏像を安置するハスの葉の形をした台座。 0
縦横無尽 ジュウオウムジン [3],[0] 自在に振る舞うさま。思う存分に物事を行うさま。「無尽」は尽きることがないこと。「―の大活躍」 縦横無碍(ジュウオウムゲ)・自由自在 0
凶禍 キョウカ わざわい。災難。禍災参考「凶」も「禍」もわざわいの意。 0
書牘 ショトク [0] 手紙。書簡。書状。「―体で文(ふみ)を出す」 尺牘(セキトク) 0
操る あやつ-る [3] ①あつかう。言葉などをうまく使いこなす。「三か国語を自由に―る」 ②仕掛けた糸で、人形などを動かす。「人形を―る名人」 ③人をうまく利用して動かす。「陰で人を―る」 0
秋沙 あいサ [1] カモ科の鳥の総称。日本には冬鳥として渡来。くちばしは細長く縁はのこぎり状で、先が曲がっている。潜水が巧みで魚を捕食。 参考「あきサ」の転じたもの。 0
赤檮 いちい イチイ科の常緑高木。 櫟(いちい) 1
突く つ-く [2] ①先の尖(とが)ったもので刺す。「槍(やり)で―く」 ②手や棒状のもので押す。また、打つ。「書類に印鑑を―く」「相手を拳骨(ゲンコツ)で―く」 ③支える。「杖(つえ)を―いて山に登る」「壁に手を―く」 ④攻める。「痛いところを―く」「相手の意表を―く作戦だった」 ⑤刺激する。「悪臭が鼻を―く」 ⑥障害をものともしないで進む。「雨を―いて出かけた」 ⑦とっさに飛び出す。「感謝の言葉が口を―く」表記④~⑦「衝く」とも書く。 0
未発 ミハツ [0] ①まだ起こっていないこと。「うわさされた事件は―に終わった」 ②まだ発明・発表されていないこと。「先人―の理論」 0
朗読 ロウドク [0] 文章や詩などを声に出して読み上げること。「名作の一節を―する」「現代詩の―会」朗誦(ロウショウ) 0
生業 なりわい [0],[2] 生計を立てていくための仕事。家業。職業。「八百屋(やおや)を―とする」 参考「すぎわい・セイギョウ」とも読む。もと「生業(なりわざ)」で、生産の業、農業の意。 1
糖 あめ [1] 米やサツマイモなどの澱粉(デンプン)を糖化させた甘い食品。 0
颯爽 サッソウ [0] 人の態度や動作などがきびきびして、さわやかに感じられるさま。「名探偵が―と登場する」 0
跛行 ハコウ [0] ①片足が不自由で、引きずるように歩くこと。 ②物事がつりあいのとれない状態で進むこと。「―景気」 0
三年飛ばず鳴かず サンネンとばずなかず 将来の活躍のために、機会をうかがってじっと待つこと。また、長い間何もせずにいること。 故事中国、春秋時代、即位後三年たっても遊びにふけっていた楚(ソ)の荘王のことを、部下の伍挙(ゴキョ)が三年間飛びも鳴きもしない鳥にたとえていさめたところ、荘王は「この鳥は一たび飛べば天まで上がり、鳴けば必ず人を驚かせるだろう」と答えた故事から。〈『史記』〉 0
匆匆 ソウソウ [0] ①そわそわしていそがしいさま。 ②手紙の末尾に添えて走り書きであることを詫(わ)びる語。 表記「怱怱・草草」とも書く。 0
鉄心石腸 テッシンセキチョウ [0] 意志が鉄石のように堅固で、何物にも動かされないたとえ。鉄石。〈蘇軾(ソショク)の文〉参考「鉄石心腸」ともいう。 0
旧懐 キュウカイ [0] 昔のことをなつかしむこと。また、その気持ち。「―の情」懐旧 0
烏兎 ウト [1] ①太陽と月。 ②月日。年月。 由来太陽にはカラス、月にはウサギがすんでいるという中国の伝説から。〈張衡(チョウコウ)の文〉 0
古今独歩 ココンドッポ [1] 昔から今に至るまで並ぶものがないほどすぐれていること。「独歩」はおよびがつかないほどすぐれていること。海内無双(カイダイムソウ) 0
六芸 リクゲイ ①昔、中国で教養のある人が必ず身につけるものとされた六種の技芸。礼・楽(ガク)・書・数・射・御(ギョ)(馬術)をいう。 ②「六経(リッケイ)」に同じ。 0
拉丁 ラテン ①ラテン語。 ②ラテン系の。ラテン民族の。 ③ラテン系の人。フランス・イタリア・スペイン・ポルトガルなどの人。表記「羅甸」とも書く。 1
俱伎羅 クキラ インドにすむ鳥。 拘耆羅(クキラ) 0
日に就(な)り月に将(すす)む ひになりつきにすすむ 学業が日に月に進んでいくこと。また、物事が日進月歩でよくなっていくこと。〈『詩経』〉 0
津津 シンシン [0] 満ちあふれるさま。つぎつぎとわき出るさま。「興味―」 0
有情 ウジョウ [0] ①感情や意識をもつすべての生物。人間・鳥獣など。衆生(シュジョウ)。非情 ②感情や情け・愛憎の心をもつこと。また、それらを理解できること。無情参考②「ユウジョウ」とも読む。 0
移行 イコウ [0] 状態が移って行くこと。「新制度に順次―する」「―措置」推移 0
壮観 ソウカン [0] 規模が大きく、すばらしいながめ。「―このうえない景色」 偉観・盛観 0
御息所 みやすどころ ①天皇の寝所に仕える官女。 ②皇子や皇女を生んだ女御(ニョウゴ)や更衣(コウイ)。 ③皇太子妃。また、親王妃。 由来天皇の御休息所の意から。参考「みやすんどころ」の転じたもの。 0
投函 トウカン [0] ①郵便物をポストに入れること。「年賀状を―する」 ②決められた箱に用紙を入れること。 0
芝蘭玉樹 シランギョクジュ すぐれた人材。すぐれた子弟。他人の子弟のすぐれているのをほめる語。「玉樹」は美しい木の意。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
詭策 キサク [0] 「詭計」に同じ。 0
型 かた [2] ①同形のものを作るもととなるもの。鋳型や型紙など。「―をとる」 ②模範になるかたち。また、決まりきった形式。ひながた。「総会は―通りに進行した」「―にはまった挨拶(アイサツ)」「―破りの社員」 ③特徴をよく表している性質や形態。典型。タイプ。「同じ血液―」 0
斬奸状 ザンカンジョウ [0],[3] 悪人をきるにあたって、その趣意を記した文書。 0
涓滴 ケンテキ しずく。水のしたたり。転じて、小さなもの。わずかなもの。「重露―と成る」「―岩を穿(うが)つ(小さなことでも続ければ大事を成すたとえ)」 0
内用 ナイヨウ [0] ①「内服」に同じ。「―薬」外用 ②内々の用事。 0
外敵 ガイテキ [0] 外部や外国から攻撃してくる敵。「―を防ぐ」「―から卵を守る親鳥」 0
主典 さかん [0] 律令(リツリョウ)制で、公文書の作成や読み役などをつかさどった四等官の最下位の官職。官司により、漢字表記は異なる。 1
胡笳 コカ ①中国、北方の異民族がアシの葉で作った笛。あしぶえ。 ②雅楽に用いられる篳篥(ヒチリキ)の別称。 0
可塑性 カソセイ [0] 個体に圧力を加えて形を変え、その圧力を取っても元の形に戻らない性質。粘土・プラスチックなど。 0
紙子・紙衣 かみこ 紙でできた衣服。厚い和紙に柿渋(かきしぶ)をぬり、もみやわらげてつくる。 冬 0
地殻 チカク [0] 地球の表層部。厚さは、陸地では三〇~四〇(キロメートル)、海底部分は約六(キロメートル)。「―変動で海岸線が変化した」地表地核 0
拡充 カクジュウ [0] 規模などをひろげて、内容を充実させること。「規模を―する」 0
借方 かりかた [0] ①借りるほうの人。借り手。 ②借りる方法や手段。 ③複式簿記で、資産の増加、負債や資本の減少、損失などを記入する帳簿の左側の部分。 ①~③貸方(かしかた) 0
武烈 ブレツ [1] 「武勲」に同じ。 0
尽かす つ-かす [2],[0] すっかりなくす。出しつくす。「愛想を―される」 0
勲 いさおし [1] 「勲(いさお)」に同じ。 0
弘誓 グゼイ [0],[1] 広大な誓願。仏や菩薩(ボサツ)が広く衆生(シュジョウ)を救おうとする誓い。 0
驟か にわ-か 突然。急であるさま。不意。「一天―にかきくもる」 0
隠士 インシ [1] 俗世間を逃れてひっそりと生活をしている人。隠者・隠遁者(イントンシャ)参考「インジ」とも読む。 0
密談 ミツダン [0] こっそり相談すること。ひそかにする会談。 0
憂愁 ユウシュウ [0] うれいと悲しみを含んだ思い。心配を含んだ悲しみ。「―に閉ざされた心」「―をかなでる曲」 0
苧屑頭巾 おくそズキン カラムシの茎を編んで作った頭巾。頭全体をおおう形で、鷹匠(たかジョウ)や猟師などが用いた。苧頭巾(からむしズキン)。麻幹頭巾(おがらズキン)。山岡頭巾(やまおかズキン)。参考「ほくそズキン」とも読む。 1
高庇 コウヒ 相手の庇護(ヒゴ)や援助を敬っていう語。おかげ。 0
難 ナン [1] ①わざわい。苦難。「やっとのことで―を逃れる」「不慮の―にあう」 ②むずかしいこと。「―に当たって一致団結する」 ③欠点。弱点。「その作品にはやや―がある」 0
塞翁が馬 サイオウがうま 人間万事塞翁が馬(ニンゲンバンジサイオウがうま) 0
鼠黐 ねずみもち [3] モクセイ科の常緑低木。暖地に自生。生垣や庭木とする。葉は卵形でつやがある。夏、香りのよい白い小花を多数密生。晩秋、紫黒色の実がなる。 由来実がネズミの糞(フン)に似ることから。 表記「女貞」とも書く。 0
節穴 ふしあな [0] ①板などの節の部分が抜けてできた穴。 ②(穴があるだけで)物事をしっかり見抜くことができない目。ののしっていう語。「おまえの目は―だ」 0
地唄 ジうた [0] ①それぞれの土地の俗謡。 ②京阪地方に伝わる三味線歌曲。江戸唄に対して、上方(かみがた)唄。京唄。 0
慢心 マンシン [0] 思い上がること。また、その心。うぬぼれ。「勝っても―してはいけない」 0
積悪の家には必ず余殃(ヨオウ)有り セキアクのいえにはかならずヨオウあり 悪事を重ねて来た家には、必ず子孫に災いが及んでくるということ。「殃」は、わざわい、災難の意。〈『易経』〉 参考出典の『易経』では「積不善の家には必ず余殃有り」。 積善の家には必ず余慶有り 0
半折 ハンセツ [0] 全紙を縦半分に切ったもの。また、それに書いた書画。表記「半切・半截」とも書く。 0
楚腰 ソヨウ 美人のほっそりとなよやかな腰。 故事中国、春秋時代、楚の霊王が腰のほっそりとした女性を好んだため、宮廷の女性がきそって腰を細くしようと節食した故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉 柳腰(やなぎごし) 0
馬珂貝・馬鹿貝 バカがい バカガイ科の二枚貝。日本各地の浅海にすむ。淡い褐色で成長脈が目立つ。むき身は「青柳(あおやぎ)」という。食用。春 0
出御 シュツギョ [2] 天皇・皇后などがお出ましになること。 還御・入御(ジュギョ)・(ニュウギョ) 0
連枝 レンシ [1] ①つらなる木のえだ。 ②身分の高い人の兄弟姉妹の敬称。「将軍のご―」 ③本願寺法主(ホッス)一門の称。由来②①が根元を同じくする意から。 0
転写 テンシャ [0] 文字や図形などを、そのまま他から写しとること。 0
虎 とら [0] ネコ科の哺乳(ホニュウ)動物。アジア特産の猛獣。体の上部に黄色の地に黒い横じまがあり腹部は白い。夜行性で鳥獣を捕食。タイガー。「―を野に放つ(危険なものを放置しておく)」 0
虻 あぶ [1] アブ科の昆虫の総称。ハエに似るがやや大きく、黄褐色。雌は人畜の血を吸うものが多い。雄は花の蜜(ミツ)や樹液を吸う。春 0
独り相撲 ひとりずもう [4] ①自分ひとりだけで一生懸命になること。「計画は―に終わる」 ②差がありすぎて、勝負にならないこと。 1
疑似 ギジ [1] 本物と似ていて区別をつけにくいこと。「―コレラ」「―体験」表記「擬似」とも書く。 0
気密 キミツ [0] 気体を通させないよう密閉されていること。外部の気圧の影響を受けないこと。「―室」 0
姦悪 カンアク [0] 心がねじけて悪いこと。また、そのような人。表記「奸悪」とも書く。 0
擬声語 ギセイゴ [0] 声や音を表現した言葉。「ザアザア」「ワンワン」など。擬音語 0
内申書 ナイシンショ [5],[0] 内々に申し述べる事項を記した書類。特に進学などの際、志願者の出身校から志望校へ送る学業成績・行動などの報告書。 0
壺菫 つぼすみれ スミレ科の多年草。山野に自生。葉はハート形。春、紫色のすじのある白い花をつける。ニョイスミレ。春表記「菫菜・坪菫」とも書く。 0
気絶 キゼツ [0] 一時的に意識がなくなること。気を失うこと。失神 0
交譲木 ゆずりは [3] ユズリハ科の常緑高木。暖地に自生。葉は大きく細長い楕円(ダエン)形。新年の飾りに用いる。新年由来「交譲木」は漢名からの誤用。和名は、新葉が生えたあとに古い葉が落ちることから。表記「譲葉」とも書く。 1
鰥夫・鰥 やもめ 妻を亡くした男。寡夫(カフ)寡婦(やもめ)参考「やもお」とも読む。 1
刺す さ-す [1] ①先のとがったものを突き入れる。突きさす。「針で指を―した」「予(あらかじ)め楊枝(ヨウジ)を―しておく」 ②さしころす。「とどめを―す」 ③針でぬう。「雑巾(ゾウキン)を―す」 ④鼻や舌などを刺激する。「鼻を―すにおい」 ⑤野球で、走者をアウトにする。「走者を牽制(ケンセイ)球で―す」 0
虫白 いぼたロウ イボタノキに寄生するイボタロウムシの雄の幼虫が分泌した。ろうそくの原料やつや出し・止血剤などに用いる。表記「水樹」とも書く。 1
歓呼 カンコ [1] よろこびのあまり大声を出すこと。また、その声。「―の声をあげる」歓声 0
後生菩提 ゴショウボダイ 来世に極楽往生して悟りを開くこと。「菩提」は悟りの境地。後世菩提(ゴセボダイ) 0
弓矢 ゆみや [2] ①弓と矢。弓または矢。 ②武器や武具。 ③戦争。 ①~③弓箭(キュウセン)参考「キュウシ」とも読む。 0
百薬の長 ヒャクヤクのチョウ [6] ①数ある薬のうちでもいちばんすぐれたもの。最良の薬。「適度な酒は―である」 ②酒をほめたたえていう語。 0
御膳立て おゼンだて [0] ①食膳をととのえること。配膳 ②準備すること。「会合の―をする」 0
疆 さかい 土地と土地との区切り目。領土の区切り目。国境。表記「境」とも書く。 0
九官鳥 キュウカンチョウ [0] ムクドリ科の鳥。東南アジア原産で、愛玩(アイガン)用に飼育する。全身は黒く、くちばしとあしは黄色。よく人の言葉をまねる。 0
経世 ケイセイ [0] 世の中を治めること。「―家」 0
譖る そし-る 他人のことを事実を曲げて悪く言う。あることないことを言って中傷する。「陰で人を―る」「いいかげんな奴だと―る」 0
求肥 ギュウヒ [0] 水で練った白玉粉を蒸し、砂糖と水あめを混ぜて熱を加えながら練った和菓子。表記「牛皮」とも書く。 0
水茎 みずぐき [0] ①筆。筆跡。「―の跡もうるわしい手紙」 ②手紙。 参考「みずくき」とも読む。 0
文選 ブンセン [0] 活版印刷で、原稿に合わせて活字を拾うこと。また、その作業をする人。「彼は―工として年季が入っている」参考「モンゼン」と読めば別の意になる。 0
手序 てついで 他の事をするついで。仕事のついで。 0
素 もと [2],[0] ①はじめ。 ②手を加えないもの。 ③根本になるもの。物を生みだす材料となるもの。 参考本来は、白い糸・白い絹の意。 0
調整 チョウセイ [0] 物事の調子を正しくととのえること。「意見の―を図る」調節 0
嗅覚 キュウカク [0] においに対する感覚。視・聴・嗅・味・触の五感の一つ。「犬はすぐれた―をもつ」臭覚 0
蟻地獄 ありジゴク [3] ①ウスバカゲロウの幼虫。乾いた砂地にすり鉢状の穴を作ってその底に隠れ、落ちてくるアリなどの体液を吸う。夏 ②①が作ったすり鉢状の穴。 0
登仙・登 トウセン ①仙人になって、天にのぼること。また、仙人。「羽化―」昇仙 ②貴人の死。特に、天皇・天子の死を敬っていう。 0
麗筆 レイヒツ [0] 上品で美しい筆跡。また、その文章。「―をふるう」 0
埒内 ラチナイ [2] 物事の決められた、ある一定の範囲の内。埒外 0
顔貌 ガンボウ [0] 「顔貌(かおかたち)」に同じ。「いかつい―の男」面貌 0
公募 コウボ [1],[0] 広く一般から募集すること。「市の書道展の―作品」 0
丁半 チョウハン [1] ①さいころの偶数(丁)と奇数(半)の目。 ②二個のさいころの目の合計が偶数か奇数かを当てて勝負を決めるばくち。 0
陪審 バイシン [0] 裁判で、一般市民から選ばれた陪審員が訴訟の審判に参与すること。「―員が一人ずつ意見を述べる」参考日本では一九四三(昭和一八)年に停止されたが、アメリカでは現在も行われている。 0
大枠 おおわく [0] だいたいの限度や範囲。おおよその枠組み。「予算の―を決める」 0
禁厭 キンヨウ 神仏の霊力を借りて災害や病気を防ぐこと。まじない。参考「キンエン」とも読む。 0
孔版 コウハン [0] 謄写版。ガリ版。スクリーン印刷などのこと。「―印刷」 0
参る まい-る [1] ①「行く」「来る」の謙譲語。「今日こちらへ―りました」 ②「行く」「来る」の丁寧語。「上に―ります」 ③神社・寺院などに行って拝む。 ④負ける。降参する。「―った、こちらの負けだ」 ⑤弱くなる。閉口する。「暑さに―る」 ⑥死ぬ。 ⑦異性に心を奪われる。「彼女の美しさに―ってしまった」 0
臚列 ロレツ [0] 並べること。つらなり並ぶこと。参考「臚」も「列」も並べる意。 0
吊し柿 つるしがき [3] 干し柿。軒などにつるして干すことから。秋 0
返報 ヘンポウ [0] ①人からの好意に報いること。返礼 ②人から受けた恨みに仕返しをすること。報復 ③呼びかけや問いかけに答えること。返事・返答 0
蝦根 えびね ラン科の多年草。春に外が紫色で中央が白または淡紅色の花をつける。地下茎は節が多く、エビの形に似る。春表記「海老根」とも書く。 0
冷奴 ひややっこ [3] 豆腐をひやし、薬味をのせて醬油(ショウユ)などをかけて食べるもの。やっこ豆腐。夏 0
仮令 ケリョウ [0],[2] ①たとえば。たとえてみると。 ②およそ。たいがい。 ③たまたま。偶然。「―私が居たればこそ」 ④かりそめ。いいかげんなこと。そのさま。参考「仮令(たとい)」の音読み。 ③は下に「…ばこそ」を多く伴う。 0
切匙 セッカイ 擂(す)り鉢の内側などについたものをかき落とす道具。しゃもじを縦に半分に切ったような形のもの。「―で腹を切る(不可能なことのたとえ)」 0
注連縄 しめなわ [0] 神前や神事の場所にけがれが入らないように、張り巡らす縄。表記「七五三縄・標縄」とも書く。
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漢字の豆知識 冠婚葬祭ってどんな意味? (公財)日本漢字能力検定協会 1
鰧 おこぜ オニオコゼ科とハオコゼ科の海魚の総称。一般にはオニオコゼを指す。頭がでこぼこで奇妙な形をしている。背びれに毒針をもつものが多い。夏表記「虎魚」とも書く。 0
控除 コウジョ [1] 金額などを除くこと。特に、収入のうち課税対象額から除外すること。「税金の扶養―」 「扣除」の書きかえ字。 0
開幕 カイマク [0] ①幕があいて、映画・演劇などが始まること。また、始めること。「―を告げるベル」開演 ②物事が始まること。また、始めること。「オリンピックの―」 ①②閉幕 0
篝火 かがりび [3] 夜間の警備や漁猟に照明としてたく火。かがり。「―であたりを照らす」参考「コウカ」とも読む。 0
宝生流 ホウショウリュウ 能楽の流派の一つ。能楽には、ほかに喜多流、観世流などがある。 0
扶翼 フヨク [1] 仕事や任務などが順調にいくように扶助すること。「―の臣」 0
入鋏 ニュウキョウ [0] 乗車券や入場券などに、係員が特別のはさみを入れること。 0
重縁 ジュウエン [0] 親類関係にある者どうしの間で行う、縁組や結婚。 0
実力 ジツリョク [0] ①実際の力量。能力。手腕。「―の差」 ②実際の行動で示す武力・腕力などの力。「―行使」 0
詳細 ショウサイ [0] くわしく細かいこと。「―は追って知らせます」 委細 0
釘付け くぎづけ [0] ①くぎを打ちつけて、物が動かないようにすること。 ②動きがとれないようにすること。「テレビに―になる」 0
胡桃 くるみ [0],[3] クルミ科の落葉高木の総称。山地に自生。果実は丸く、核は非常にかたい。種子は食用・薬用。秋表記「山胡桃・呉桃」とも書く。 1
風色 フウショク ①景色。風光。眺め。 ②風のぐあい。天候。 0
嘉魚 いわな サケ科の淡水魚。 岩魚(いわな) 1
文化財 ブンカザイ [3],[0] 文化活動によってつくりだされた価値の高いもの。特に、一九五〇(昭和二五)年公布の文化財保護法により指定・保護されている、有形文化財・無形文化財・民俗文化財・記念物・文化的景観・伝統的建造物群のこと。「貴重な研究成果を―として後世に残す」「重要無形―の保持者」 0
端役 はヤク [0] 映画や演劇などで、重要でない役。また、その役の人。大役 0
悲劇 ヒゲキ [1] ①人生における悲しみを題材にして、破滅や敗北などの結末になる劇。 ②人生の悲惨な出来事や事件。 ①②喜劇 0
生嚙り なまかじり 中途半端な知識で物事の一面しか知らず、その本質を十分に理解していないこと。また、その人。 0
錬磨 レンマ [1] 心身や技芸を鍛えること。「剣道で心身を―する」表記「練磨」とも書く。 0
常世の国 とこよのくに [0],[2],[3] ①容易に行けないと考えられていた遠い異郷。常世。 ②不老不死の国。仙境。 ③死後の国。あの世。 0
率う したが-う ①ひきいる。ひきしたがえる。 ②つきしたがう。それないようにする。 0
顆粒 カリュウ [0] ①つぶ状のもの。「―状の薬」 ②トラコーマで目の結膜にできる小さなつぶ。 0
適然 テキゼン ①たまたま。ちょうど。偶然 ②あたりまえ。つね。当然 0
海螺 つぶ エゾバイ科の巻貝で食用となるものの総称。 1
湾岸 ワンガン [0] ①いりえに沿った陸地。「―道路」 ②「ペルシャ湾岸」の略。「―戦争」 0
役行者 えんのぎょうじゃ 奈良時代の山岳修行者。役優婆塞(えんのウバソク)。神変大菩薩(ダイボサツ)。本名は役小角(えんのおづの)。 1
余分 ヨブン [0] ①ありあまるもの。残り。「わが家には―なたくわえはない」 ②必要以上のもの。「つい―な買い物をしてしまった」余計 0
仮令 たとい [0],[2] かりに。もし。「―この身が滅んでも君を守る」表記「縦令」とも書く。参考「たとえ」とも読む。 1
難渋 ナンジュウ [0] ①物事が思うように進まないこと。「山道に迷って―した」 ②苦労すること。困ること。難儀 0
手枷足枷 てかせあしかせ [1] 行動の自由を奪うもののたとえ。「古い規定が新事業の―となっている」 0
人権蹂躪 ジンケンジュウリン [0] 強い者が、弱い者の人権をふみにじったり、侵したりすること。 人権侵害 0
妖冶 ヨウヤ なまめかしく美しいこと。「―な貴婦人」 0
恙虫病 つつがむしビョウ [0] ツツガムシに刺されて起こる急性の感染症。高熱を発し皮膚に潰瘍(カイヨウ)をつくる。 0
菽水の歓 シュクスイのカン 貧しい生活を送りながらも孝養に励んで、親を喜ばせること。「菽水」は豆と水。粗末な食物のたとえ。 由来孔子が弟子の子路に、貧困のなかでも親を喜ばせるのが本当の親孝行であるとさとした言葉から。〈『礼記(ライキ)』〉 表記「歓」は「懽」とも書く。 0
杯洗 ハイセン [0] 酒席でさかずきを交わすときに、洗いすすぐ器。 表記「盃洗」とも書く。 0
元禄袖 ゲンロクそで [4],[3] 女性の和服のそで形の一つ。短めにした袂(たもと)に丸みをつけたもの。 0
柚柑 ユコウ ミカン科の常緑低木。ユズの変種で、四国地方で栽培される。果実はユズより大きく香りも高い。香味料やクエン酸製造に用いる。 0
畳む たた-む [0] ①折り重ねる。「布団を―む」 ②すぼめる。「傘を―む」 ③かたづける。転じて、おしまいにする。「店を―む」 ④隠す。「胸に秘密を―む」 ⑤やっつける。殺す。「あいつを―んでしまえ」 参考⑤は俗な言い方。 0
呂律 ロレツ [0] ものを言うときの調子。「酒を飲みすぎて―が回らない(舌がよく動かず、言葉がはっきりしない)」参考「リョリツ」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識 地団駄ってなんだろう? 身近な言葉の語源を探る2 (公財)日本漢字能力検定協会 0
丁字 テイジ [1] 「丁字形」の略。漢字の「丁」の字のような形。撞木(シュモク)形。「―路」
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アルファベットまじりの日本語の由来 ~Tシャツ、Yシャツ、T字路~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
咬傷 コウショウ [0] かまれてできた傷。「犬による―でしばらく病院に通った」 0
尊俎 ソンソ ①酒樽(さかだる)と料理をのせる台。 ②宴会の席。 表記「樽俎」とも書く。 0
徹る とお-る つらぬきとおす。突き抜ける。「冷気が骨身に―る」 0
鷽 うそ [1] アトリ科の小鳥。スズメよりやや大きい。背は青灰色で尾は黒く、雄のほおは紅色。口笛のような声で鳴く。春 0
桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿 さくらきるバかうめきらぬバか サクラは枝を切ると腐りやすく、ウメは枝を適度に切らないと花が咲かなくなる意で、庭木の手入れの方法の教え。 0
搦み がらみ ①…前後。…内外。「三十―の男」 ②ひっくるめて。ぐるみ。「予備費―の予算」 ③…に関係のある。「保険金―の詐欺事件」 0
巴布 パップ 薬剤を塗った布を皮膚の患部にはって治療すること。また、その薬剤。参考「パップ」はオランダ語から。 1
蹶れる たお-れる つまずいてころぶ。足が引っ掛かってひっくり返る。 0
数多 あまた [1] 数量の多いこと。たくさん。「引く手―」「―の困難を乗り越える」 幾多(いくタ) 表記「許多」とも書く。 1
慶弔 ケイチョウ [0] よろこび祝うことと、悲しみとむらうこと。「―用の礼服」 0
功力 クリキ [1] 修行で得た功徳(クドク)の力。効験(クゲン)。 0
勧告 カンコク [0] 物事を実行するよう説きすすめること。「医師の―にしたがい入院した」「辞職を―する」 0
仲兄 チュウケイ [0] 二番目の兄。次兄。表記「中兄」とも書く。 0
催い もよ-い 今にもそのことが起こりそうなさま。きざし。「今日は雨―の空だ」 0
公称 コウショウ [0] 表向きに発表していること。また、そのもの。「―発行部数は三万部」 0
年忌 ネンキ [0] 人の死後、毎年めぐってくるその人の死亡月日。忌日、命日。回忌 0
喊ぶ さけ-ぶ ①大声を張りあげる。 ②鬨(とき)の声をあげる。 0
懐古 カイコ [1] 昔をふりかえってなつかしく思うこと。「―の情を禁じ得ない」「青春時代を―する」懐旧・追懐・追想 0
高吟 コウギン [0] 大きく高い声で詩歌を吟ずること。「放歌―」高歌・高唱低吟 0
魔力 マリョク [1],[0] ①不思議なことを起こす力。 ②人を迷わす、あやしい不思議な力。 0
火事と喧嘩は江戸の花 カジとケンカはえどのはな 火事とけんかは江戸の特色をよくあらわしている名物であること。由来 江戸は過密都市で火事が多く、人は気短でけんかも多かったことから。 0
切山椒 きりザンショウ [3],[0] 餅(もち)菓子の一つ。白米を粉にしたものに砂糖を加え、サンショウの風味をつけて蒸したあと、ついて細長く切ったもの。 新年 0
赭顔 シャガン [1],[0] あからがお。日焼け、酒焼けなどで赤みをおびた顔。 0
締まる し-まる [2] ①ゆるみがなく、かたく張りつめる。「結び目が―っている」 ②気持ちなどがしっかりする。緊張する。「―っていこう」 ③倹約する。「彼女は―り屋だ」 ④相場の取り引きが堅実になる。 0
反対 ハンタイ [0] ①まるで逆であること。対する位置や方向にあること。あべこべ。 ②意見や提案などに逆らうこと。「法案に―する」賛成 0
諜報 チョウホウ [0] 敵のようすをさぐって知らせること。また、その知らせ。「―活動」「―機関」 0
悸悸 キキ おそれ驚き、胸騒ぎがするさま。「胸中―として暗闇(くらやみ)の中を進んだ」 0
滷汁 にがり 海水を煮つめて食塩をとったあとの苦い液。豆腐の凝固剤などに用いる。表記「苦汁・苦塩」とも書く。 1
つば ①刀剣の柄と刀身の境目に挟んで、手を保護する平たい金具。 ②帽子の周囲に張りだした部分。 ③釜(かま)の胴回りの突きでた部分。 0
蜆汁 しじみじる [4] シジミを殻のまま具にした味噌(ミソ)仕立ての汁物。黄疸(オウダン)(皮膚が黄色くなる病気)によいといわれる。春 0
天籟 テンライ [0] ①風などの自然に鳴る音。地籟 ②詩文・音楽の調子が優美であることのたとえ。 0
菲薄 ヒハク ①才能や徳などが劣ること。 ②衣服や食物などが粗末なこと。また、質素な生活をすること。 0
傭船 ヨウセン [0] ある物事に使用する目的で船と船員をやとうこと。また、その船。チャーター船。表記「用船」とも書く。 0
時は得難くして失い易(やす)し ときはえがたくしてうしないやすし ①好機というものはなかなかやってこないし、たとえやってきても油断しているうちに取り逃がしやすいものだということ。 ②過ぎた時間というものは二度とは戻ってこないものであるから、わずかな時間でも無駄にしてはならない。〈『史記』〉 0
粉塵 フンジン [0] ①粉のような細かいちり。 ②石や石炭などが砕けて粉状になったちりが、空気中を浮遊しているもの。「―公害」 0
流汗淋漓 リュウカンリンリ [5] 汗が体からしたたり落ちるさま。「淋漓」は、水や汗・血などがしたたる意。 0
郎君 ロウクン [1] ①若い男子を敬っていう語。若だんな。 ②妻から夫を呼ぶ語。あなた。 0
妙手 ミョウシュ [1] ①すぐれた腕前。また、すぐれた技能の持ち主。「琴の―」名人・名手 ②囲碁・将棋などで、きわめてうまい手。 0
一銭を笑う者は一銭に泣く イッセンをわらうものはイッセンになく わずかな金だからといって粗末に扱う者は、いつかそのわずかな金のために泣く羽目になるということ。たとえどんなに小額でも、金銭は大切にせよという戒め。参考「一銭」は一円の一〇〇分の一。昔よく使われていた貨幣。 0
種 たね [1] ①植物の芽の出るもととなるもの。種子。 ②動物の精子。「―つけをする」 ③血統。血筋を受けつぐ。「一粒―」 ④物事の発生するもと。原因。 ⑤話・記事などの材料。ねた。 ⑥手品の仕掛け。 ⑦料理の材料。具。「味噌(ミソ)汁の―」 表記③「胤」とも書く。 0
直木先ず伐らる チョクボクまずきらる 能力や才能があると、かえって災いのもとになるたとえ。まっすぐな木は良材として使い道が多いので、真っ先に伐採(バッサイ)されてしまう意から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
先任 センニン [0] 先にその任務や地位についていること。また、その人。 前任 後任 0
青春 セイシュン [0] 人生の春ともいうべき、若い時期。青年時代。「―を謳歌(オウカ)する」 由来五行説で、青は春の色であることから。 0
哀願 アイガン [0] 相手の同情をさそうように、あわれっぽく頼みこむこと。「生活費の援助を―する」 0
説話 セツワ [0] 人々の間に語り伝えられた話。神話・伝説・昔話など。「―文学」 0
伺う うかが-う [0] ①「聞く」「問う」の謙譲語。目上の人や神仏にたずねる。「お話を―いましょう」 ②「訪れる」の謙譲語。参上する。「昼すぎに―います」 0
斯道 シドウ [1] この道。学問や技芸などで、その従事している分野。「―の第一人者」 0
葷辛 クンシン 臭気の強い野菜と、辛みのある野菜。僧が避ける食物。 0
一頭地を抜く イットウチをぬく 他の人よりも一段とすぐれていること。他の人より頭一つ分だけ抜けでている意から。参考「抜く」は「擢(ぬきん)ず・出(いだ)す」ともいう。 0
左様 サヨウ [0] そのとおり。そうだ。「―にいたします」「―、ごもっとも」 表記「然様」とも書く。 0
仲立ち なかだち [0] 双方の間にたって、交渉・取引や結婚などの取り持ちをすること。また、その人。 0
軽挙妄動 ケイキョモウドウ [1] 事の是非をわきまえずかるがるしく行動すること。「軽挙」は軽率な行い、「妄動」は考えなしに動く意。「首相の―が国際紛争をまねく」 0
風鈴 フウリン [0] 金属・陶器・ガラスなどで作った、小さいつりがね形の鈴。軒下につり下げ、風が吹くと涼しげに鳴る。夏風鐸(フウタク) 0
中食 チュウショク [0] ①食事の最中。 ②食べ物にあたること。参考「チュウジキ」と読めば別の意になる。 0
自縄自縛 ジジョウジバク [0] 自分の心掛けや言動が自分を縛りつけ、動きがとれなくなり苦しむこと。「縛」は、しばること。自分の縄で自分をしばる意。「―におちいり身動きがとれない」
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四字熟語根掘り葉掘り73:数をめぐって「自縄自縛」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
祝髪 シュクハツ 髪をそって僧になること。 剃髪(テイハツ) 参考「祝」は断ち切る意。 0
邪径 ジャケイ 曲がりくねった細いみち。また、正しくない心や行いをたとえた言葉。 0
調子 チョウシ [0] ①音律の高低。音調。「―外れの歌」 ②声の強弱・緩急などの具合。口調。 ③文章表現や言い回しの具合。「勇壮な―の詩」 ④動き具合。はたらき具合。「機械の―が良い」「胃の―が悪い」 ⑤勢い。はずみ。「商売が―づく」 ⑥相手に応じた態度。「―を合わせる」 0
公選 コウセン [0] 任命や委嘱によらず、投票によって議員などを選出すること。民選 0
獅子奮迅 シシフンジン [1] すさまじい勢いで活躍すること。獅子(ライオン)が奮い立って勇猛に走りまわるように、事に対処する意気込みや勢いがすさまじいこと。もとは仏教の語。「奮迅」は勢い激しく奮い立つこと。〈『大般若経(ダイハンニャキョウ)』〉「―の陣頭指揮」 0
意訳 イヤク [0] 原文の一語一語にとらわれず、全体の意味を重んじて訳すこと。直訳・逐語訳 0
始業 シギョウ [0] ①その日の仕事を始めること。「―時間」 ②学年・学期の授業を始めること。「―式」 ①②終業 0
愬える うった-える ①もめごとや恨みごとを人に告げる。「何かを―える面持ち」 ②告げ口をする。他を悪く言う。 ③思いや気持ちを告げる。 表記「訴える」とも書く。 0
胝 たこ [1] ①皮膚の一部分が繰り返し同じ刺激を受け、固く盛り上がったもの。「ペン―」「座り―」 ②同じことの繰り返しで、感じなくなること。「同じ話を何度も聞いて、耳に―ができる」 1
青葉木・青葉梟 あおばずく フクロウ科の鳥。東アジアに分布。背面は黒褐色で、腹面は白地に黒褐色の斑点(ハンテン)がある。 夏 由来青葉の茂るころに渡来するミミズク(木)の意から。 1
浸みる し-みる [0] 液体などが他の物のなかに吸いこまれるように入りこむ。「油が布に―みる」 表記「沁みる・滲みる」とも書く。 0
美肌・美膚 ビはだ 美しい肌。また、肌を美しくすること。 0
緑林 リョクリン [0] ①青々と木が茂っている林。 ②盗賊の別称。故事 ②中国で、前漢が滅びたあとの新の時代、王(オウモウ)の失政によって生活に苦しんだ民衆が、湖北省にある緑林山にたてこもって盗賊行為をはたらいた故事から。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
雷魚 ライギョ [1] タイワンドジョウ科のカムルチーとタイワンドジョウの通称。肉食性で小魚やカエルなどを捕食する。 0
痺れ しびれ [3] しびれること。強い刺激などを受けて、感覚がなくなったり、麻痺(マヒ)したりして、運動の自由がきかない状態。「―を切らす」 0
結縁 ケチエン [0] 仏道に縁を結ぶこと。参考「ケツエン」と読めば、人と関係を結ぶ意になる。 0
頼信紙 ライシンシ [3] 電報を打つときに電文を記入する所定の用紙。電報発信紙の旧称。 0
野獣 ヤジュウ [0] ①野生のけもの。 ②乱暴で粗野な人のたとえ。「美女と―」 0
明後日 あさって [3] あすの次の日。翌々日。参考「ミョウゴニチ」とも読む。 1
屍体 シタイ [0] 死体 0
持久 ジキュウ [0] ある状態を長時間もちこたえること。「―戦の構え」「―力」 耐久 0
蜷 にな 細長い巻貝の総称。カワニナ・ウミニナなど。食用。表記「蝸螺」とも書く。 0
輔ける たす-ける [3] 控えになって、わきから手伝う。介添えする。 0
訊ねる たず-ねる [3] 上の人が下の者に問いただす。「担当者を呼んで―ねる」 0
悠悠閑閑 ユウユウカンカン [0],[3] ゆったりとかまえて急がないさま。のんびりと過ごすさま。「閑閑」は静かで落ち着いたさま。「―とした余生を送る」表記「閑閑」は「緩緩」とも書く。 0
下血 ゲケツ [0] 内臓の疾患などにより、消化管内に出た血が肛門(コウモン)から出ること。 0
竈突 ソウトツ かまどの煙突。「―未(いま)だ黔(くろ)まず」 0
誇大妄想 コダイモウソウ [4],[0] 自分の現状を実際よりも大げさに考え、事実のように思いこむこと。根拠のない主観的な想像。「―がはなはだしい」 0
冬籠もり ふゆごもり 冬の間、家に閉じこもって暮らすこと。また、動物が巣にこもること。冬 0
粋狂 スイキョウ [1] ものずきなこと。また、その人。不思議なほどに好奇心の強いさま。「―にも程がある」 表記「酔狂」とも書く。 0
薄氷 ハクヒョウ [0] 薄く張った氷。うすごおり。「明け方の冷えこみで―が張る」 0
降り頻る ふりしき-る [4],[0] 雨や雪が休むことなくふり続ける。「―る雨にうたれる」 0
金壺眼 かなつぼまなこ [5] 落ちくぼんでいる丸い目。くぼ目。 0
起床・起牀 キショウ 寝床から起きること。「決まった時刻に―する」就寝・就床 0
繫争 ケイソウ 係争 0
木地屋 きジや 木材をろくろなどで加工し、椀(ワン)や盆などの器物を作る職人。ろくろ師。木地師。 0
謝肉祭 シャニクサイ [3],[2] カトリックで、肉を食べてはいけない四旬節(シジュンセツ)に先立って三~八日間行われる祭り。肉を食べ、歌い踊る。カーニバル。 春 0
石持草 いしもちソウ モウセンゴケ科の多年草。関東以西の湿地に自生。葉は三日月形で、密生した腺毛(センモウ)から粘液を出して虫を捕らえる。 由来葉の粘液が小石を付着させることから。 表記「茅膏菜」とも書く。 0
溝鼠 どぶねずみ [3] ①ネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。イエネズミの一種で、下水溝などにすむ。繁殖力が強く、白変種は動物実験に用いる。シチロウネズミ。 ②主人の目を盗んで悪事をはたらく使用人。 0
感度 カンド [1] 刺激に反応する程度・度合い。「―の良いアンテナ」 0
屋烏 オクウ 屋根にとまっているカラス。「愛―に及ぶ(人を愛すると、その家の屋根にいるカラスまで好きになる)」 0
楮紙 チョシ [1] コウゾの木の樹皮から作った和紙。参考「こうぞがみ」とも読む。 0
耳輪・耳環 みみわ 耳たぶにつける飾りの輪。イヤリング。 0
結わえる ゆ-わえる [3] むすぶ。しばる。「髪を―える」「おみくじを枝に―える」 0
翠玉 スイギョク [0] 緑柱石のうち、青緑色透明のものを磨いた宝石。エメラルド。 0
呼ぶ よ-ぶ [0] ①相手の注意を引くために声をかける。「大声で―ぶ」 ②よびよせる。招く。「お茶に―ぶ」「人気を―ぶ」 ③名づける。「人は彼女をピアノの天才と―ぶ」 0
纂承 サンショウ 受け継ぐこと。「大業を―する」 0
平易 ヘイイ [1],[0] たやすく、わかりやすいこと。難しくないこと。「内容を―に説く」「―な言葉で書き表す」容易難解 0
死力 シリョク [0],[1] 必死の力。死にものぐるいで出すありったけの力。「―を尽くす」 0
見目は果報(カホウ)の基(もとい) みめはカホウのもとい 外見が美しいものには、自然と幸運が舞いこむということ。 0
圧勝 アッショウ [0] 大差をつけて勝つこと。圧倒的な勝利。「選挙で―する」 0
写真 シャシン [0] カメラなどで光学的方法によって写しとった物体の映像。「報道―」 0
縮羅 しじら 縦横に太さの異なる糸を用いたり、縦糸の張り方を不均衡にしたりして、織物の表面に出した細かいちぢみじわ。また、そのしわを出した織物。しじらおり。 1
不即不離 フソクフリ [4] あまり近づかないが、離れもしない関係を保つこと。つかずはなれず。参考「不離不即」ともいう。 0
金玉 キンギョク [3],[0] ①金と玉。黄金と宝石。 ②たいへん貴重ですぐれたもの。「―の声」 0
歩留まり ブどまり [2] ①原料を加工した際、使用原料に対する製品の比率。 ②不確かな部分を除いた確かな部分の割合。入学試験の全合格者に対する、実際の入学者の割合など。「―を考慮して、多めに合格させる」 0
微衷 ビチュウ [0],[1] わずかばかりの真心。自分の本心の謙称。「―をお察しください」 0
利達 リタツ 身分や地位などが高くなること。立身出世すること。栄達 0
宝蔵 ホウゾウ [0] ①宝物を入れる蔵。 ②寺院で、経典を納める蔵。経蔵 0
黴雨 つゆ [1] 六月(陰暦では五月)ころ、長く降り続く雨。五月雨(さみだれ)。また、その季節。つゆどき。夏由来物に黴(かび)が生えやすい季節であることから。表記「梅雨」とも書く。参考「バイウ」とも読む。 1
愛惜 アイセキ [0] 大切にして、傷つけたりするのを惜しむこと。「故人が―した器」 0
列記 レッキ [1],[0] 並べて書き記すこと。「出席者の名前を―する」 0
吹噓 スイキョ ①息を吹き出すこと。 ②人をほめあげること。 0
君辱(はずかし)めらるれば臣死す きみはずかしめらるればシンしす 主君が辱めを受ければ、臣下たるものは、命をかけてこの恥をすすがなければならないということ。〈『国語』〉 0
河畔 カハン [0] 川のほとり。川岸。川端。「―を散歩する」 0
田螺 たにし [1] タニシ科の巻き貝の総称。水田や池沼にすむ。殻は丸みのある円錐(エンスイ)形で黒緑色。食用。春 0
情 こころ [0] 喜怒哀楽などの気持ち。感情。「―を込める」「―が通い合う」 0
牛膝 いのこずち [3] ヒユ科の多年草。山野に自生。夏から秋、緑色の花穂をつける。実は人の衣服や動物の毛にくっつく。漢方では根を利尿や強精薬にする。秋由来「牛膝」は漢名より。太い節をウシの膝(ひざ)に見立てたことから。参考「ゴシツ」とも読む。 1
犬馬の齢(よわい) ケンバのよわい イヌやウマのように取り立てて功績もなく、いたずらに年を取るたとえ。自分の年齢をへりくだっていう語。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
弔上げ といあげ 死者の年忌が明けること。最終の年忌。弔(とむら)い上げ。三三年目とする地方が多い。表記「問上げ」とも書く。 1
淙淙 ソウソウ 水がよどみなくさらさらと流れるさま。また、その音。「渓谷の水は―と流れる」 0
輸 シュエイ 勝ち負け。「―を争う」勝敗参考「輸」は負け、「贏」は勝ちの意。「ユエイ」とも読む。 0
協心戮力 キョウシンリクリョク 一致協力して物事を行うこと。参考「戮力協心」ともいう。同心協力・上下(ショウカ)一心 0
叔妹 シュクマイ 夫の妹。こじゅうとめ。「母は―の多い家に嫁いだ」 0
大獄 タイゴク [0] 重大な犯罪事件で多くの者が捕らえられること。また、そのような事件。「安政の―」 0
頂く いただ-く [0] ①頭に載せる。「一年中雪を―く霊峰」 ②上の者として迎える。「総裁に―く」 ③「もらう」の謙譲語。「珍しい品を―いた」 ④「食う」「飲む」の謙譲語・丁寧語。「お菓子を―く」 ⑤「…してもらう」の謙譲語。「見て―く」 0
濃厚 ノウコウ [0] ①色・味・成分などが濃いこと。こってりしているさま。「―な味の煮物」「―な牛乳」淡泊 ②ある可能性が強く感じられること。「優勝の可能性は―だ」 ③男女関係が情熱的なさま。 0
夜雨対牀 ヤウタイショウ 兄弟や友人の関係がたいへん親密なことのたとえ。夜、雨の音を聞きながら寝台を並べて、兄弟仲良く寝る意から。「牀」は寝台・ねどこ。「対牀」は寝台を並べる意。〈蘇軾(ソショク)の詩〉参考「対牀夜雨」ともいう。対牀風雪
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四字熟語根掘り葉掘り65:「夜雨対牀」が生まれるまで
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
管仲随馬 カンチュウズイバ 先人の知恵・経験を重んじるたとえ。故事 中国、春秋時代、名宰相の管仲が戦いの帰途に道に迷ったが、老馬を放し、そのあとにしたがって、帰路を見いだした故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
利き酒 ききざけ [0] 酒を少量口に含んで味わい、品質のよしあしを鑑定すること。また、その酒。表記「聞き酒」とも書く。 0
慇懃無礼 インギンブレイ [5] あまりにていねいすぎて、かえって無礼になること。また、うわべは礼儀正しくていねいでも、実は尊大で相手を見下げているさま。「―にも程がある」「―な態度」 0
廻る まわ-る [0] ①円を描くようにぐるぐる動く。 ②あちこちめぐって戻る。 ③まわり道をする。表記「回る」とも書く。 0
亜鉛華 アエンカ [0] 亜鉛の酸化したもの。白色の粉末で医薬品や顔料・化粧品などに用いる。 0
重馬場 おもバば [0] 雨や雪などでウマが走りにくくなっている競馬場。 0
簀立て すだて 波の静かな浅い所に竹簀(たけす)を迷路状にたてめぐらし、満潮時にこのなかに入った魚が干潮時に取り残されるのを捕らえる装置。また、その漁法。 0
春情 シュンジョウ [0] ①春らしいようす。春の景色。 春色・春景・春光 ②色気。 色情 0
荷拵え にごしらえ [2] 荷作りをすること。「今月中に引越の―をすませる」 0
先遣 センケン [0] 先に派遣すること。「奥地への―隊が出発した」 0
耳 みみ [2] ①脊椎(セキツイ)動物の頭の左右にあって、聴覚や平衡感覚をつかさどる器官。外耳・中耳・内耳よりなる。 ②①の外側から見える部分。耳殻(ジカク)。 ③②の形に似た取っ手。「カップの―」 ④ものを聞き分ける能力。聴力。「―がよい」 ⑤平たい物の端。「パンの―」 0
阿闍梨 アジャリ [1],[0] ①徳が高く、弟子を教え導くことのできる僧。 ②天台宗・真言宗での僧の位。 由来梵語(ボンゴ)の音訳。参考「アザリ」とも読む。 0
技 わざ [2] ①腕前。技術。技能。「すぐれた―の持ち主」 ②相撲や柔道で、相手に仕掛ける術。「―をかける」「背負い投げの―ありで勝つ」 0
鯖を読む さばをよむ 自分に都合のいいように数をごまかす。 由来サバは傷みやすいので、市場で数えるとき早口で数えて実数をごまかすことが多かったことから。ほかにも諸説がある。 0
地租 チソ [2],[1] 旧法で、土地に課せられた租税。現在の固定資産税にあたる。 0
注進 チュウシン [0] 事件などを急いで報告すること。「事故発生を―する」 0
風葬 フウソウ [0] 死体を風雨にさらし、自然に消滅させるほうむり方。 0
従心 ジュウシン 七〇歳の異称。 由来「七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」という孔子の言葉から。〈『論語』〉
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・志学、而立は何歳のこと?~年齢を『論語』で表現する~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
実在 ジツザイ [0] ①実際に存在すること。「―した人物」 実存 架空 ②哲学で、人の意識にかかわりなく、客観的に存在するもの。 観念 0
新聞 シンブン [0] 社会の出来事を速報・解説・批判などして、広く知らせるための定期刊行物。「―は社会の木鐸(ボクタク)」 0
佇まい たたずまい [3],[0] ①立っているようす。「―の美しい人」 ②自然に感じられるさま。そこにあるものがかもし出す、雰囲気や風情。「庭園の落ち着いた―」 0
好事家 コウズカ [0] ①変わったものに興味をもつ人。もの好きな人。「競売には―が集まった」 ②風流を好む人。 0
檜・檜木 ひのき ヒノキ科の常緑高木。日本特産で山地に自生するが、植林もする。材は黄白色で、光沢と芳香がある。水に強く堅いなどすぐれた材質で建材・家具・彫刻などに重用。ヒ。 由来火を起こしやすい「火の木」の意から。表記「扁柏」とも書く。 0
雅人深致 ガジンシンチ 風流な人の奥深く風情(フゼイ)のあるおもむき。「雅人」は世俗を離れた風流な人、また、高尚な志の人。「致」はおもむき・風趣の意。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
教護 キョウゴ [1] 不良行為をした児童を、保護して教育すること。 0
緋縮緬 ヒぢりめん [2],[0] あかい色に染めたちりめん。古くは、婦人の長襦袢(ジュバン)や腰巻きなどに用いた。 1
下火・下炬 アコ 禅宗で火葬のとき、導師が遺体に点火する儀式。参考「ア」は唐音。「下火」は、「したび」と読めば別の意になる。 0
窘迫 キンパク 敵に追いつめられくるしむこと。さしせまられくるしむこと。困窮 0
峻厳 シュンゲン [0] 非常にいかめしく厳しいこと。また、そのさま。「―なしつけ」 0
目覚める めざ-める [3] ①眠りから覚める。「夜中に―める」 ②心にひそんでいたものがはたらき始める。自覚する。「性に―めた少年」 ③迷いから覚めて本心にかえる。「現実に―める」「良心に―めて行いを正す」 0
香魚 あゆ [1] アユ科の淡水魚。 由来「香魚」は漢名からで、香気がある魚の意。参考「コウギョ」とも読む。 鮎(あゆ) 1
二つ ふたつ [3] ①一より一多い数。 ②二歳。 ③両方。「―とも買った」 0
付加価値 フカカチ [3] 生産をとおしてつけ加えられる価値。生産された品物から、必要な原料費・動力費・機械の減価償却費などを差し引いたもの。 0
凌霄葉蓮 のうぜんはれん [5] ノウゼンハレン科のつる性一年草。ペルー原産。葉は円形。夏、黄色や朱色の五弁花をつける。花や葉は辛味があり食べられる。キンレンカ。ナスタチウム。夏由来花がノウゼンカズラ(凌霄花)に、葉がハス(蓮)に似ていることから。 1
焚書坑儒 フンショコウジュ [1] 自由な言論・思想・学問などを禁止すること。「焚」は焼く、「坑」は穴埋めにする、「儒」は儒学者の意。故事 中国、秦(シン)の始皇帝が言論統制のために、実用書以外の儒家の書物を焼き、学者を生き埋めにした故事から。〈『史記』〉 0
鴃舌 ゲキゼツ [0] モズの鳴き声の意から、意味が分からないために、ただやかましく聞こえる外国の言葉。 0
偏食 ヘンショク [0] 食べ物の好き嫌いが激しく、食事内容がかたよること。「子どもの―に手を焼く」 0
褪せる あ-せる [2],[0] 色・つやなどが薄くなる。さめる。また、容色などがおとろえる。「記憶が―せる」「古い写真の―せた色」 0
立国 リッコク [0] ①新たに国家をつくること。「―の精神」建国 ②ある産業を基本とする方針や計画によって国家を運営し、繁栄させること。「技術―」 0
其の そ-の [0] ①聞き手に近い所にある事物や人を指す語。「―人はだれですか」 ②すぐ前に述べた事柄を指す語。「―話は困る」 ③言葉に詰まったときなど、次へのつなぎの語。「つまり、―」 0
驕児 キョウジ [1] わがままな子ども。だだっ子。父母や年長者の教えを聞かない子。「―に手を焼く」 0
信楽焼 しがらきやき [0] 滋賀県甲賀郡の信楽(しがらき)地方でつくられる陶器。室町時代に茶器としてとりあげられ、有名になった。 1
院号 インゴウ [3],[0] ①上皇や皇太后などに与えられた尊称。「後鳥羽(ごとば)―」 ②戒名で「院」の字のあるもの。 0
列島 レットウ [0] 長く連なって並んでいる島々。「日本―を縦断する」 0
奔馬 ホンバ [1] ①激しい勢いで走るウマ。「―の如(ごと)く迫る」 ②勢いの激しいさま。 0
枸榾 ひいらぎ モクセイ科の常緑小高木。 由来「枸榾」は漢名から。 柊(ひいらぎ) 1
康熙字典 コウキジテン 中国、清朝の時代に康熙帝の勅命により編纂(ヘンサン)され、一七一六年に発行された字書。それ以後編集される辞書の漢字配列の基準となった。 0
借覧 シャクラン [0] 書物などを借りて見ること。本を借りて読むこと。「貴重な古書を―する」 0
饅頭 マンジュウ [3] 小麦粉などをこねて作った皮の中に、あんや肉などを入れて蒸した食べ物。 0
鎖す さ-す [2],[0] 門・栓などをとざす。錠をかける。「戸を―す」 0
入念 ニュウネン [0] 細かい点にまで注意がはらわれているさま。念入り。「―に調べる」「―な準備をして旅に出た」 0
含める ふく-める [3] ①物の中に一緒に入れる。「彼を―めても五人だ」 ②深く言い聞かせる。「嚙(か)んで―める」「因果を―める」 ③意味や内容を、文章などに織り込む。 0
皎皎 キョウキョウ [0] ①月の光などが明るく光るさま。「月が―と輝く」 ②白く清らかなさま。潔白なさま。参考「コウコウ」とも読む。 0
按排・按配 アンバイ ちょうどよくなるように並べたり、物事を処理したりすること。「全員に仕事を―する」表記「案配」とも書く。 0
口遊む くちずさ-む [4] ふと心に浮かんだ詩歌や文句などを、歌ったり言ったりする。「啄木(たくぼく)の歌を―む」 0
觝触 テイショク [0] 抵触 0
虫食む むしば-む [3] ①虫が食って形を少しずつそこなう。 ②身体や精神を少しずつそこなう。「環境汚染が健康を―む」表記「蝕む」とも書く。 0
学生 ガクショウ [0] ①律令(リツリョウ)制下、大学寮や国学(郡司の子弟の学校)・寺院などで学問をする者。 ②仏道を学ぶ僧。参考「ガクセイ」と読めば、学業を修める者の意。 0
製作 セイサク [0] ①機械・道具などを作ること。「木製の家具を―する」 ②映画・演劇・放送番組などを作ること。特に、それらを企画立案し、その統括にあたること。また、その人。プロデュース。 表記②「制作」とも書く。
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漢字の豆知識 「修正」と「修整」の違い 形も意味も読み方も似ている漢字を使い分ける! (公財)日本漢字能力検定協会 0
奸賊 カンゾク [0] 心のよこしまな悪人。悪者。表記「姦賊」とも書く。 0
双発 ソウハツ [0] 発動機が二つついていること。「―機」 単発 0
力士 リキシ [1],[0] ①相撲取り。 ②「金剛力士」の略で、仏法を守護する力の強い仁王。 0
醜怪 シュウカイ [0] 容姿などが、みにくく奇怪なさま。「―な面容」 0
命あっての物種 いのちあってのものだね 何事も生きているからこそできるのであり、死んでしまってはなんにもならないということ。「物種」は物事の根源のこと。 0
口も八丁、手も八丁 くちもハッチョウてもハッチョウ 言うこともやることも達者であること。多く、けなして言う。「八丁」は八つの道具を使いこなすこと。転じて、物事を達者にこなすこと。参考「口八丁手八丁」ともいう。 0
鯨油 ゲイユ [0] クジラの脂肪や骨などから得られる油。石鹼(セッケン)などの材料とした。 0
花信 カシン [0] 花の咲いた知らせ。また、花の見頃を知らせる便り。花便り。 0
札所 ふだショ [0],[3] 巡礼者が参拝のしるしにお札を受けたり、納めたりする寺院・仏堂。三三か所の観音、八八か所の弘法(こうぼう)大師の霊場など。 0
不興 フキョウ [0] ①おもしろみのないこと。おもしろくないこと。「座の―をかこつ」 ②主人や目上の人の機嫌を損ねること。「上司の―を買う」 0
日溜り ひだまり [0] 日当たりのよい暖かい場所。「―で子守をする」 0
雲脂 ふけ [2],[0] 頭皮の分泌物が乾いてうろこ状になってはがれ落ちたもの。表記「頭垢」とも書く。 1
韓信の股くぐり カンシンのまたくぐり 大きな目的のために、一時の屈辱に耐え忍ぶことのたとえ。韓信匍匐(カンシンホフク)。故事中国、漢代の名将韓信が若いとき、無頼の少年に「臆病(オクビョウ)風に吹かれて長剣をぶら下げているが、それでおれを刺してみろ。できなければ俺の股をくぐれ」と辱められたが、韓信はじっと耐えて股をくぐり、のちに大人物になった故事から。〈『史記』〉 0
食む は-む [1] ①食べる。「草を―む馬」 ②俸給をもらう。「禄(ロク)を―む(給与を受けて生活する)」 0
自彊 ジキョウ 自分から進んで努力し励むこと。休まずに努めること。 0
漕ぐ こ-ぐ [1] ①櫓(ロ)や櫂(かい)を動かして船を進める。「ボートを―ぐ」 ②足を屈伸させて反動をつけ、自転車やブランコなどを動かす。「ブランコを―ぐ」 0
存否 ソンピ [1] ①存在するかどうか。あるかないか。「犯罪事実の―を問う」 ②生きているか死んでいるか。無事かどうか。「―を確認する」 安否 ③「存廃」に同じ。 0
目玉 めだま [3] ①目の玉。眼球。まなこ。転じて、目の玉の形をしているもの。「―焼き」 ②𠮟(しか)られること。「お―をくう」 ③人目を最も引く商品や事柄。「スーパーマーケットの今日の―商品」 0
焦熱 ショウネツ [0] ①焼けこげるようなあつさ。 ② 「焦熱地獄」の略。八大地獄の第六にあたり、殺・盗などの罪を犯した亡者が猛火の中に投げこまれて苦しむとされる場所。炎熱地獄。 0
独壇場 ドクダンジョウ [0] 「独擅場(ドクセンジョウ)」に同じ。参考「擅」と「壇」とをまちがえて慣用になった語。 0
陰地蕨 はなわらび フユノハナワラビの別称。ハナヤスリ科の多年草。冬、花のように見える新芽を出す。 由来「陰地蕨」は漢名から。表記「花蕨」とも書く。 1
怱怱 ソウソウ [0] ①あわただしいさま。 ②手紙の末尾に添え、取り急いで走り書きした意を表す語。 表記「草草・匆匆」とも書く。 0
情緒纏綿 ジョウショテンメン いつまでも心にまつわる、しみじみとした感情のこと。「―とした名場面」 0
鶉斑 うずらふ ①ウズラの羽のように、茶褐色に黒白のまだらのある模様。 ②鉄質の黒い釉(うわぐすり)が酸化した、赤褐色のまだら模様の陶器。 0
信賞必罰 シンショウヒツバツ [0] 功績を上げた者には必ず賞を与え、罪を犯した者には必ず罰を下し、賞罰を厳格に行うこと。〈『漢書(カンジョ)』〉「人事管理に―は欠かせない」 0
罨 あみ 鳥や魚に上からかぶせてとらえる道具。 0
黒橡 くろつるばみ 黒いつるばみ色。黒に近い濃い灰色。喪服に用いる。 由来「橡」はクヌギの古名。それを煮た汁で染めることから。 0
滔天 トウテン 水が、天に届くほど満ちあふれること。また、勢力の盛んなたとえ。「―の勢い」 0
町家 チョウカ [0] ①商人の家。商家 ②町のなかにある家。参考「まちや」とも読む。 0
蕭寥 ショウリョウ [0] もの静かで、寒々しいようす。 寂寥(セキリョウ) 0
竦む すく-む [0],[2] 恐ろしさや緊張で体がこわばって動かなくなる。身がちぢむ。「恐怖で足が―む」「緊張で身が―む」
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漢字の豆知識 緊張して動けないときの表現「恐怖や緊張で動けないときは…『足がスクム』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
獅子吼 シシク [2] ①熱弁をふるうこと。大演説。「―で人々は興奮の極に達した」 ②悪魔や外道(ゲドウ)をも恐れ伏せさせたという、獅子がほえるような釈迦(シャカ)の説法。〈『法華経(ホケキョウ)』〉 0
演技 エンギ [1] ①観客の前でわざを見せること。また、そのわざ。「迫真の―」「すばらしい―を見せた」 ②うわべだけでして見せる行動・動作。「彼の―にすっかりだまされた」 0
姿態 シタイ [0],[1] ある動作をしたときのからだの形。からだつき。からだの格好。「魅力的な―」「なまめかしい―」 0
茶碗 チャワン [0] 茶を注いだり、飯を盛ったりするのに使う陶磁器。「湯飲み―」 0
論評 ロンピョウ [0] 物事を論じて、批評すること。また、その文章。「―を加える」 0
形相 ケイソウ [0] ①物の形。ようす。ありさま。 ②哲学で、ある事物を他の事物と区別する本質的な特徴。質料参考「ギョウソウ」と読めば別の意になる。 0
現行犯 ゲンコウハン [3] 実行の現場、または犯行直後に見つけられた犯罪。また、その犯人。逮捕状がなくても逮捕できる。「すりの―」 0
非違 ヒイ [1] 法にそむくこと。道にはずれもとること。「―をただす」 0
激励 ゲキレイ [0] 元気が出るようはげますこと。「全校で選手を―した」鼓舞・鼓吹 0
殷盛 インセイ [0] 物事が非常に盛んなこと。きわめて繁盛していること。 0
水到(いた)りて渠(キョ)成る みずいたりてキョなる その時機がくれば物事はおのずから完成するたとえ。水が流れてくれば自然にみぞはできる意から。〈范成大(ハンセイダイ)の詩〉 0
均衡 キンコウ [0] 二つ以上のものの重さや力などのつりあいがとれていること。バランス。「勢力の―を保つ」平衡・均整・平均 0
降る ふ-る [1] ①空から雨や雪などが落ちてくる。「三日も雨が―り続く」 ②物事が数多く集まる。「―るほどの応募者」「星―る夜」 0
常連 ジョウレン [0] ①いつも一緒に行動する仲間。 ②いつも決まって店などに出入りする客。 常客 表記「定連」とも書く。 0
前頭 まえがしら [3] 相撲の力士の位の一つ。幕内力士のなかで三役より下、十両の上。 0
断機の戒め ダンキのいましめ 何事も、やり始めたら途中でやめては何にもならないという戒め。「断機」は織りかけの糸をたち切る意。故事 孟子(モウシ)が学業なかばで家に帰ったとき、孟子の母が織りかけていた機(はた)の糸をたち切ってみせ、学問でも機織りでも、中途でやめては仕上げることはできないと戒めたという故事から。〈『列女伝』〉孟母断機 0
怪談 カイダン [0] 幽霊やばけものを扱った、恐ろしくて不思議な話。「四谷―」 0
生籬・生垣 いけがき 樹木を植え並べてつくった垣根。 0
離陸 リリク [0] 飛行機などが地上から離れて空に飛び立つこと。「―が遅れる」「戦闘機が次々と―する」着陸 0
序列 ジョレツ [0] 年齢・地位・成績など、一定の基準で並べた順序。「年功―」「―をつける」 0
鉄鎖 テッサ [1],[0] ①鉄でできたくさり。 ②厳しい束縛や抑圧のたとえ。 0
趾骨 シコツ [0] あしの指をかたちづくる骨。 参考「指骨」と書けば、手の指の骨、「肢骨」と書けば、手足の骨の意。 0
葦原の国 あしはらのくに 日本の古い呼び名。葦原の中つ国。葦原の瑞穂(みずほ)の国。 0
曽祖父 ソウソフ [1] 「曽祖父(ひいじじ)」に同じ。 0
莎草 ささめ [0] チガヤのようなしなやかな草。編んで蓑(みの)やむしろを作った。 1
不可思議 フカシギ [2] ①人間の知恵や常識などでは理解や想像ができないこと。不思議。 ②奇怪なこと。異様なこと。「―な事件が頻繁に起こる」 0
斬る き-る [1] 刃物できる。人をきり殺す。「―り捨て御免」 0
散 ばら [1] ①本来はまとまっているものを、一つ一つに分けること。また、そのもの。「絵の具を―で売る」 ②「散銭」の略。 0
黶 あざ [2] 皮膚にできる赤・青・紫色などのまだら。「膝(ひざ)の打ち身が―になる」表記「痣」とも書く。 0
傷病 ショウビョウ [0] 負傷と病気。「―兵を看護する」「―手当金をもらう」 0
葦牙 あしかび アシの若い芽。葦角(あしづの)。 1
放埒 ホウラツ [0] ①「放逸」に同じ。放縦 ②酒や色欲にふけること。「―な生活を送る」放蕩(ホウトウ)由来ウマが馬場の囲いの埒(ラチ)をはなれる意から。 0
塵肺 ジンパイ [0] 粉塵を長年にわたり吸っておこる病気。息切れ・呼吸困難などを起こす。職業病の一つ。塵肺症。 0
肴核 コウカク 酒のさかな。また、ごちそうや料理。参考「肴」は煮た獣や魚の肉の意、「核」は果物の意。 0
常時 ジョウジ [1] ふだん。いつも。つねに。「血圧の薬は―手放さない」 0
無筆 ムヒツ [1],[0] 読み書きができないこと。また、その人。文盲(モンモウ)。 0
謙抑 ケンヨク [0] へりくだって自分を控え目に抑えること。「―な態度」 0
笠 かさ [1] ①頭にかぶり、雨・雪や日光などを防ぐもの。かぶり笠。 ②①の形をしたもの。「電灯の―」 ③まもりかばうもののたとえ。「親の威光を―に着る(親に権力や勢力があるのをいいことにしていばる)」 0
嗣ぐ つ-ぐ 家督や家業を継承する。あとめを相続する。「家を―ぐ」 0
豪農 ゴウノウ [0] 多くの土地や財産をもち、その地方に勢力のある農家。大農・富農小農・貧農 0
氷蒟蒻 こおりコンニャク こんにゃくを一度煮たあと、こおらせて乾燥したもの。凝(こご)り蒟蒻。冬 0
華燭の典 カショクのテン [5] 結婚式。「典」は儀式の意。「―をあげる」 0
行尸走肉 コウシソウニク 生きているだけで役に立たない無学・無能な人のたとえ。歩くしかばねと、魂のない走る肉体の意から。「尸」はしかばね。〈『拾遺記(シュウイキ)』〉 0
旅程 リョテイ [0] ①旅行の日程。 ②旅行の道のり。旅の行程。 0
気宇壮大 キウソウダイ [1] 心構えや発想などが大きくりっぱなこと。気宇軒昂(キウケンコウ)・気宇雄豪
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四字熟語根掘り葉掘り91:「気宇壮大」とその先輩たち
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
無任所 ムニンショ [2] ①特定の仕事を分担しないこと。割り当てられた仕事のないこと。 ②「無任所大臣」の略。国務大臣として内閣の構成員となるが、各省大臣としての行政事務を担当しない人。 0
償う つぐな-う [3] 金品や労役などで、相手に与えた損失やあやまちを埋め合わせる。補う。「過去のあやまちを―う」「お金では心の傷は―えない」 0
鵯上戸 ひよどりジョウゴ [5] ナス科のつる性多年草。山野に自生。初秋に白い小花が咲き、赤い実を結ぶ。全草有毒。秋由来ヒヨドリが実を食べることから。表記「白英」とも書く。 0
鞭つ・鞭打つ むちう-つ ①むちで打つ。「罪人を―つ」「馬を―って疾走させる」 ②励まし奮い立たせる。元気づける。「疲れた体に―って働く」「老骨に―って修行する」 0
鋼索 コウサク [0] 鋼鉄の針金を何本もより合わせて作った綱(はがね)。ワイヤロープ。起重機やエレベーターなどに用いる。 0
針魚 さより [0] サヨリ科の海魚。 由来「針魚」は漢名から。 細魚(さより) 1
廓然大公 カクゼンタイコウ 私意や偏りがなく、心がからりとして大いに公平であること。学ぶべき聖人の心、また聖人の道を学ぶ者の心構えをいう語。「大公」は大いに公平なこと。表記「大公」は「太公」とも書く。 0
口角泡(あわ)を飛ばす コウカクあわをとばす 口の端からつばを飛ばすほど興奮して、激しく議論するさま。「―して反論する」 0
汎心論 ハンシンロン [3] 人間と同じように、あらゆる自然物にも心があるという、哲学上の説。物活論 0
黄吻 コウフン [0] ①ひなどりの黄色いくちばし。 ②年少で経験の浅いこと。また、その人。黄口(コウコウ) 0
端ない はした-ない [4] 慎みがなく下品だ。不作法だ。「食べ物のことで争うなど―い」 0
姑く しばら-く かりそめに。一時。とりあえず。「その件は―置くとしよう」 0
瞬く またた-く [3] ①まぶたを開閉させる。まばたく。「―く間の出来事だった」 ②火や星がちらちらと光る。「夜空に星が―く」 0
坩 つぼ 中に物を入れる土製の容器。また、陶製の入れ物。るつぼ。 0
締込み しめこみ [0] 相撲をとるときに力士が着けるふんどし。まわし。 0
碩鼠 セキソ ①大きなねずみ。 ②ケラ科の昆虫ケラの別名。 螻蛄(けら) 表記②「石鼠」とも書く。 0
牝 めす [1] 動物で、産卵や妊娠の能力をもつもの。牡(おす)参考「牝」は本来、ウシのめすの意。「雌」と書けば本来ニワトリのめすを指し、現在は広く生物のめすをいう。 0
回文 カイブン [0] ①順にまわして読む文書。まわしぶみ。回章・回状 ②前から読んでも後ろから読んでも同じになる文章・文句。「たけやぶやけた」など。表記①「廻文」とも書く。参考「カイモン」とも読む。 0
傍 わき [0] 近く。そば。本筋からはずれた方向。「―に控える」「注意を―にそらす」 0
縊殺 イサツ ひもやなわなどで首を絞めて殺すこと。絞殺。 0
物思い ものおもい [3] 思いわずらうこと。あれこれ考えこむこと。「―にふける」 0
食わせ者 くわせもの [0],[5] うわべはよく見えて、中身の伴わない人。油断のならない人。「あいつはとんだ―だ」 参考物のときは「食わせ物」と書く。 0
眉を伸(の)ぶ まゆをのぶ 心配事がなくなり、ほっとした表情になること。それまでしかめていた眉を伸ばすの意から。〈『漢書(カンジョ)』〉愁眉(シュウビ)を開く 0
旭日昇天 キョクジツショウテン [0] 勢いの非常に盛んなこと。朝日が勢いよく天空に昇る意。「業績の伸びは―の勢いだ」旭日東天・破竹の勢い 0
床榻 ショウトウ [0] 腰掛け。また、寝台。 表記「牀榻」とも書く。 0
心筋梗塞 シンキンコウソク [5] 心臓病の一つ。冠動脈の一部がつまるなどして、心筋が壊死(エシ)を起こす状態。「心筋」は心臓の壁を構成する筋肉のこと。 0
鷸蚌 イツボウ シギとハマグリ。または、シギとドブガイ。 0
謡曲 ヨウキョク [0] ①能の詞章。 ②能楽の詞章に節をつけてうたうこと。うたい。 0
り とばっちり ①飛び散る水滴。しぶき。 ②そばにいたために、振りかかる災い。巻き添え。「―を食う」参考「とばしり」とも読む。 0
遣唐使 ケントウシ [3] 日本から中国の唐へ、六三〇(舒明(ジョメイ)二)年から八九四(寛平(カンピョウ)六)年に中止されるまで、十数回にわたって派遣された使節。 0
寒気 さむケ [3] ①さむい感じ。さむさ。 ②発熱や恐ろしさのために感じる、気持ちの悪いさむさ。悪寒(オカン)。参考①「カンキ」とも読む。 0
双肌 もろはだ 両方の肩の肌。人の上半身の肌。「―を脱ぐ」 片肌 表記「諸肌・両肌」とも書く。 0
空威張り からイばり [3] 実力もないのに、いばること。虚勢を張ること。 0
疆界 キョウカイ 土地の境界。境域。さかい。表記「境界」とも書く。 0
帥先 ソッセン [0] 先に立って人を導くこと。「―して敢行する」 表記「率先」とも書く。 0
晨粧・晨装 シンソウ 朝早く身支度すること。 0
金融 キンユウ [0] ①金銭の動き。金銭の貸し借り。「―機関」 ②資金の需要と供給の関係。 0
会見 カイケン [0] 前もって時間や場所を約束して人に会うこと。ふつう、公式の場合に用いる。「定例の記者―を開く」 0
鋤簾 ジョレン [0] 土砂などをかき集める道具。長い柄(え)の先に、竹製の箕(み)や鉄製のくしを取りつけたもの。 0
羨慕 センボ うらやんで、したうこと。 0
畜産 チクサン [0] 家畜を飼って、肉や卵などを生産すること。「―製品」 0
性交 セイコウ [0] 男女の肉体的交わり。セックス。 交合・交接 0
郛 くるわ 城や町の外を囲む土や石でつくられた壁。城郭 0
腕 うで [1],[0] ①人体の肩から手首までの部分。「―まくりをしてがんばる」 ②腕木。「椅子(イス)の―」 ③腕前。技量や力量。「料理の―がいい」 ④腕力。参考①「かいな」とも読む。 0
南橘北枳 ナンキツホクキ 人は環境によって善にも悪にもなることのたとえ。江南の橘(たちばな)を江北に移植すると枳(からたち)に変わってしまう意から。〈『晏子春秋(アンシシュンジュウ)』〉 0
騒擾 ソウジョウ [0] 大勢でさわぎを起こし、秩序を乱すこと。「―罪」 騒乱・騒動 0
果たして は-たして [2] ①思っていたとおり。案の定。「―実験は成功した」 ②本当に。実際に。「―彼女は来るだろうか」 0
岱山 タイザン 大きくて高い山。参考中国の名山の「泰山」のことともいう。 0
軌道 キドウ [0] ①車の通る道。特に、列車などが通る線路。 ②天体や物体が一定の法則で動く道すじ。「人工衛星が―に乗る」 ③物事が進む一定の方向や道筋。「計画を―修正する」「仕事が―に乗る」 0
渡船 トセン [0] 川や湖などで、対岸へ移動するための小さな船。わたしぶね。「―場が近くにある」 0
呵る しか-る [0],[2] 相手の欠点を強くとがめる。大声でしかりつける。 0
転 ころ [1] ①重いものを移動させるときに下に敷き、その回転を利用するために用いる丸棒。ころばし。五郎太(ごろた)。 ②さいころ。表記①「木呂」とも書く。 0
資力 シリョク [1],[0] 資本を出し得る能力。経済力。「―にとぼしい」 財力 0
青写真 あおジャシン [3],[0] ①複写するための写真法の一種。図や文字が青地に白く焼き付けられた写真。設計図などに多く用いる。ブループリント。 ②物事の予定図。未来の構想。「新婚生活の―」 0
沈沈 チンチン [0] 「沈沈(シンシン)」に同じ。 0
同文同種 ドウブンドウシュ [5],[0] 使用する文字も人種も同じであること。特に、日本と中国の関係についていう。参考「同種同文」ともいう。 0
露骨 ロコツ [0] 感情・欲望・意図などを隠さずに表すこと。あらわにすること。むき出しにすること。「―な描写」 0
紅焰・紅炎 コウエン ①真っ赤に燃えさかる炎。 ②太陽の表面から吹き出ている炎のような気体。皆既日食のときに肉眼でも観察できる。プロミネンス。 0
曲尺 かねジャク [0] 直角に曲がった金属製のものさし。木工や建築などで用いる。大工金(ダイクがね)。差し金。かねざし。表記「矩尺」とも書く。参考「キョクシャク」とも読む。 0
笏 しゃく [1],[0] 束帯を着たときに、右手に持つ細長い薄板。また、備忘用に書き留める板。参考漢字音の「コツ」は「骨」に通じるので忌みきらい、薄板の長さが一尺であったことから「しゃく」と呼ぶ。 0
漫然 マンゼン [0] はっきりした目的や意識がなく、とりとめのないさま。なんとなく。「ただ―と暮らすな」 0
福藁 フクわら 正月、庭や門口に敷く新しいわら。新年 0
働く はたら-く [0] ①仕事をする。「朝から晩まで―く」 ②活動する。活躍する。「組織のために―く」 ③作用する。効果が現れる。「理性が―く」「薬が―く」 ④活用する。語尾が変化する。「四段に―く」 ⑤よくないことをする。「悪事を―く」 0
射向 いむけ 鎧(よろい)の左側。弓手(ゆんで)の方向。 由来弓を射るとき、体の左を敵に向けることから。 0
効果 コウカ [1] ①よい結果。ききめ。「猛練習の―が現れた」 ②演劇・映画などで人為的に実感を出すこと。「音響―」 0
斟酌 シンシャク [1],[0] ①事情をくみとって、ほどよく処理すること。「被告人の立場を―する」 斟量 ②条件を照らし合わせて、適当に処理すること。 ③遠慮すること。「何の―もあるものか」 参考「斟」も「酌」も、水や酒などをくみとる意。
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漢字の豆知識 見慣れない専門用語【法律編】 (公財)日本漢字能力検定協会 0
処処 ショショ [1] 多くの場所や方面。あちらこちら。方々(ホウボウ)。 0
木綿 もめん [1] ①ワタの種子についている、白く柔らかい繊維。弾力性・吸湿性・保温性に富み、衣料用・寝具用。 ②「木綿糸」「木綿織」の略。「いつも―の作務衣(サムエ)を着ている」参考「ゆう」と読めば別の意になる。 1
混乱 コンラン [0] 入り乱れて秩序がなくなること。「情報が乱れ飛んで―する」 0
被う おお-う [0],[2] 保護したり、隠したりするために上にかぶせる。「ベッドをカバーで―う」「不始末を―う」 0
干禄 カンロク ①禄(武士の給与)を求めること。仕官を望むこと。 ②天からの福を求めること。天の恵みを願うこと。 0
公平 コウヘイ [0] 一方にかたよらず、平等なこと。「兄弟を―に扱う」 0
浹し あまね-し すみずみまで、広くゆきわたっているさま。 0
血塗れ ちまみれ [0] 体や服などが一面血に染まるさま。血だらけ。血みどろ。「―になったボクサーの顔」 0
宣揚 センヨウ [0] 広く人々や世の中に明示すること。「大いに国威を―する」 発揚 0
葭 あし [1] イネ科の多年草。参考「よし」とも読む。 葦(あし) 0
聖人無夢 セイジンムム 聖人は思い迷うことがなく、いつも心が平安だから、つまらない夢を見ることはないということ。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
郵便 ユウビン [0] ①郵便事業者が手紙・はがき・小包などを集配し、国内外へ配達する仕組み。「―局で切手を買う」 ②「郵便物」の略。「―受け」「―が届く」 0
脱走 ダッソウ [0] 自由を束縛されている場所から、抜けだして逃げること。「―兵」 0
椎 しい [1] ブナ科の常緑高木の総称。暖地に自生。初夏、黄白色の小花を穂状につける。実は「どんぐり」と呼ばれ、食用。材はシイタケ栽培の原木用。シイノキ。シイガシ。 0
足趾 ソクシ [1] あし。また、あしあと。 参考「趾」は、くるぶしから下の部分。 0
奏請 ソウセイ [0] 天皇に申し上げて許可を願うこと。また、裁可を請うこと。 0
垣外 かいと 垣根の外。屋敷や村落の囲いの外。 0
農圃 ノウホ 農作物を育てる田畑。農業を行う田畑。 0
見番 ケンバン [0] 芸者置屋への取り次ぎや料金の計算などの事務をした所。表記「検番」とも書く。 0
血友病 ケツユウビョウ [0] 出血しやすく、しかも血が止まりにくい病気。遺伝性で、おもに男性が発病する。 0
大連 おおむらじ 大和朝廷で政治を行ったもの。連(むらじ)の姓(かばね)のなかで、有力者が任命された。
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漢字の豆知識 「大連」は何をする人? ~読みの難しい役職名~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
良質 リョウシツ [0] 品質や性質がすぐれていること。また、そのさま。悪質 0
瓊 に 「瓊(たま)」に同じ。 0
天霧る あまぎ-る 雲や霧がかかってきて空が曇る。 0
陸に上がった河童 おかにあがったかっぱ 能力のある者が自分にあった環境から離れたために、もてる力を発揮できなくなってしまうたとえ。河童は水から出ると力がなくなるとされることから。木から落ちた猿 1
倒 さかさま [0] 物の位置や順序などが、ふつうとは逆になっているさま。さかしま。 0
貝柱 かいばしら [3] ①二枚貝の両方の貝殻を閉じる働きをする筋肉。肉柱・閉殻筋 ②ホタテガイなどの①を煮て干した食品。はしら。 0
廻向 エコウ [1] ①布施を行い経を読むなど供養をして、死者の冥福(メイフク)を祈ること。 ②自分の積んだ功徳を他人に施すこと。表記「回向」とも書く。 0
背蒲団 せなブトン 背中に負う防寒用の小さいふとん。冬 0
叢 くさむら [2] 草が、むらがり茂っている所。草叢(ソウソウ)。「ヘビが出現する―」 0
直流 チョクリュウ [0] ①まっすぐに流れること。また、その流れ。曲流 ②回路の中を、一定方向に流れる電流。交流 0
未 ひつじ [0] ①十二支の八番目。 ②昔の時刻で、現在の午後二時ころ。また、その前後二時間。「―の刻」 ③昔の方角の名。南南西。 0
弋 いぐるみ 鳥や魚を捕らえるために、矢に糸や網をつけておき、当たると糸や網がからみつくようになっている狩猟道具。いとゆみ。 0
要黐 かなめもち [3] バラ科の常緑小高木。暖地に自生。生け垣や庭木用に植栽。若葉は赤色。初夏、白い小花をつける。材はかたく、扇の骨などに用いる。アカメモチ。ソバノキ。夏表記「扇骨木」とも書く。 0
装着 ソウチャク [0] ①身につけること。「ヘルメットを―する」 ②付属品や器具を取りつけること。「シートベルトを―する」 0
長い なが-い [2] ①距離の隔たりが大きい。「―い道のり」 ②時間の隔たりが大きい。「―い休憩」表記②「永い」とも書く。 0
没骨 モッコツ 東洋画の技法の一つ。線で輪郭を描かずに、水墨または彩色で直接物の形を描く方法。特に、花鳥画の画法。参考「ボッコツ」とも読む。 0
印璽 インジ [1] 国璽(日本国の印)と御璽(ギョジ)(天皇の印)の総称。玉璽 0
鄙猥 ヒワイ [0] いやしくてみだらなこと。下品で慎みがないこと。「―な話をする」表記「卑猥」とも書く。 0
誤信 ゴシン [0] まちがって信じること。また、あやまりを正しいと信じこむこと。 0
瞬間 シュンカン [0] わずかの間。またたく間。「うまく決定的―をとらえている」 一瞬・瞬時 参考まばたきをする間の意から。 0
景況 ケイキョウ [0] ①物事の移り変わるありさま。 ②景気の状況。「産業界の―」 0
砲弾 ホウダン [0] 大砲のたま。砲丸。「―をかいくぐって生き延びた」 0
露頭 ロトウ [0] ①かぶり物のない丸出しの頭。 ②鉱床や鉱物が地表に出ている部分。 0
武功 ブコウ [0] 「武勲」に同じ。 0
唇歯輔車 シンシホシャ [1] 互いに密接な関係にあり、助け合ってはじめてなりたつ間柄のたとえ。 由来「唇歯」はくちびると歯、「輔車」は頰骨(ほおぼね)と下あごの骨のことで、どちらも切っても切れない密接な関係にあることから。〈『春秋左氏伝』〉 表記「唇歯」は「脣歯」とも書く。 参考「輔車唇歯」ともいう。 0
六十にして耳順う ロクジュウにしてみみしたがう 六〇歳で人の言うことが素直に受け入れられるようになった。孔子が晩年に自分の生涯を述懐した語。このことから六〇歳を「耳順(ジジュン)」という。〈『論語』〉 0
荒涼・荒寥 コウリョウ 風景や心象などが荒れ果ててものさびしいようす。「―とした原野に立つ」 0
青瑣 セイサ ①経机や門扉などの装飾的なくりぬきの内側を緑青(ロクショウ)でぬったもの。 ②中国で天子の宮殿の門。 由来②門の扉の部分に鎖形の模様を彫刻し、青漆を塗ったことから。 0
斜交い はすかい [0] 「斜め」に同じ。また、ななめに交わること。「―に組んだ竹」 0
莫大 バクダイ [0] 非常に大きく、このうえないさま。「これより大なるは莫(な)し」の意から。「―な収入を得る」多大・巨大 0
治癒 チユ [1] 病気やけががなおること。「病気は完全に―した」 平癒 0
九面芋 やつがしら サトイモの一品種。親芋を中心に小芋がたくさんできて大きな塊となる。茎と芋は食用。秋表記「八頭」とも書く。 1
路線 ロセン [0] ①鉄道やバスなどの運行する定まった道筋。「バスの赤字―」 ②組織や団体の運営・活動方針。「平和―を進める」 0
鮪 まぐろ [0] サバ科マグロ属の海魚の総称。体長一~三(メートル)。紡錘(ボウスイ)形で背面が青黒色の回遊魚。肉は食用。 冬 0
平地に波瀾を起こす ヘイチにハランをおこす 物事が平穏無事にいっているところに、あえてもめごとや騒ぎを起こすこと。〈劉禹錫(リュウウシャク)の詩〉 0
斑 ぶち [0] 「斑(まだら)」に同じ。「―の犬」参考「ふ」と読めば別の意になる。 0
三国一 サンゴクイチ [6],[4] 唐(から)(中国)・天竺(テンジク)(インド)・本朝(ホンチョウ)(日本)の三つの国のなかで、いちばんすぐれていること。転じて、世界一。「―の花嫁」 0
柄 え [2] 持ちやすいように器物につけた細長い部分。また、棒状の握りの部分。「かなづちの―が折れた」「―のないところに―をすげる(むりやりに理屈をつける)」 0
馳走 チソウ [0] 食事などのもてなしをすること。また、もてなしのりっぱな料理。「ご―をいただく」由来食事の準備のためにかけ回ることから。 0
懐柔 カイジュウ [0] 言葉をうまくあやつって自分の思いどおりにさせること。手なずけて抱きこむこと。「反対派をうまく―する」 0
算用 サンヨウ [0] ①数量を計算すること。勘定。「―数字」 ②見積もりをたてること。目算。「捕らぬ狸(たぬき)の皮―」 0
遺制 イセイ [0] 現在までのこっている昔の制度。古い制度。 0
山繭 やままゆ [0] ヤママユガ科のガ。大形で開張一五(センチメートル)。幼虫が作る緑色の繭から良質の山繭糸がとれる。テンサン。 夏 0
華胥 カショ [1] 平和で自由な理想郷。華胥の国。「―の夢(楽しい、めでたい夢)」由来中国古代伝説上の天子、黄帝が昼寝の夢の中で、命令する者もなく欲に目がくらむ者もいない自然な治世が行われている理想郷に遊んだ。目覚めてそのように政治を行ったところ、果たしてよく治まったという伝説から。〈『列子』〉 0
仙娥 センガ ①女の仙人。仙女。 ②月の別称。 由来中国古代の伝説で、不死の薬を盗んだ姮娥(コウガ)が仙女となり、月に入ったとされることから。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
懈る おこた-る 気持ちがゆるむ。やらなければいけないことをしないでなまける。「早朝訓練を―る」 0
十年一昔 ジュウネンひとむかし 世の中の移り変わりが激しく、一〇年もたつともう昔のこととなってしまう。また、年月の流れを、一〇年を一区切りに考えること。 0
廉直 レンチョク [0] 心や行いが清く、正直なこと。「―な人柄」 0
下手の長糸上手の小糸 へたのながいとじょうずのこいと 裁縫の下手な者は、必要以上に長い糸を針につけるが、上手な者は必要最小限の糸をつけて手際よく縫い物をするということ。 1
不戦 フセン [0] 試合などで戦わないこと。また、戦争をしないこと。「―勝で三回戦に進む」「―条約を結ぶ」 0
家元 いえもと [0] 芸道で、その流派をまとめ、正統を伝えて免状などを与える家。また、その家の当主。宗家(ソウケ) 0
火酒 ウォッカ [1] ロシア原産のアルコール度の高い蒸留酒。オオムギ・ライムギ・トウモロコシなどを原料とする。 1
傍輩 ホウバイ [0] 主人や先生が同じである仲間。また、友人。同輩。同僚。 0
傀きい おお-きい 偉大なさま。りっぱで目立つさま。 0
禱祀 トウシ 熱心に神仏に祈り、それをまつること。 0
泣く子は育つ なくこはそだつ よく泣く子はよく成長するということ。大きな声で泣くのは元気のいい証拠ということから。 0
半信半疑 ハンシンハンギ [5] 真偽を決めかねて迷う状態。「―の面持(おもも)ち」
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四字熟語根掘り葉掘り77:「半信半疑」の2つの用法
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
歴る へ-る ①次々に通り過ぎる。 ②時がたつ。 ③過程をとおる。経験する。 0
擦り剝く すりむ-く 物にこすって、皮をはがす。「壁にぶつかり肘(ひじ)を―く」 0
腸 わた [2] 「腸(はらわた)」に同じ。 0
害毒 ガイドク [1] 心身や社会に悪い影響を与えるもの。害悪。「―となる書物」 0
尻軽 しりがる [0] ①行動が軽率であること。「―な振る舞いをつつしむ」 ②動作が俊敏で、何事もめんどうがらずにすること。 尻重 ③女性が浮気性なこと。 0
上地令・上知令 あげチレイ 江戸時代、幕府が大名や旗本の領地(知行地)を没収・返上させた政策。 0
銘銘 メイメイ [3] おのおの。それぞれ。「―の席につく」各自参考「面面(メンメン)」の転じた語。 0
汲汲 キュウキュウ [0] 他を顧みるゆとりがなく、一心につとめるさま。小さなことにあくせくするさま。「保身に―とする」 0
手狭 てぜま [0] 場所がせまいこと。「家族が増えて家が―になった」 0
柳営 リュウエイ ①将軍の陣営。幕府。 ②将軍。将軍家。由来漢の将軍、周亜夫(シュウアフ)が細柳という地に陣を構えた際、軍規などが良く行われ文帝が感動したという故事から。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
西諺 セイゲン 西洋のことわざ。 0
干瓢 カンピョウ [0],[3] ユウガオの果肉をひものように薄くむいて乾燥させた食品。水でもどして使う。表記「乾瓢」とも書く。 0
惶惑 コウワク おそれてうろたえること。おののいてまどうこと。 0
雅典 アテネ ギリシャ共和国の首都。古代ギリシャ文化の中心地。パルテノン神殿など遺跡が多い。 1
有頂天外 ウチョウテンガイ [4] このうえもなく大喜びすること。由来 形のある世界のうち最も高い所にある「有頂天」よりさらに高く外に出る意から。 0
化膿 カノウ [0] 傷などが炎症をおこして膿(うみ)をもつこと。「―した傷口が痛む」 0
迷夢 メイム [1] 夢のようにとりとめのない愚かな考え。心の迷い。「―からさめる」 0
縁戚 エンセキ [0] 縁続き。親類。親戚。「血縁者が多く―関係が複雑だ」 0
撼かす うご-かす 物や人の心に衝撃を与えて、揺り動かす。揺さぶる。「その映像は世界中の人々の心を―した」参考手で持って揺すり動かす意から。 0
篷 とま [1] 竹や茅(かや)などで編み、舟や小屋などをおおって風雨を防ぐもの。 0
雨塊(つちくれ)を破らず あめつちくれをやぶらず 世の中が平穏無事であることのたとえ。雨が静かに降り、土の塊をこわさずに染(し)みこんでいく意から。〈『塩鉄論』〉吹く風枝を鳴らさず 0
天運 テンウン [0] ①天の定める運命。自然のめぐりあわせ。「―が尽きる」天命 ②天体の運行。 0
頌春 ショウシュン [0] 新年をたたえ祝うこと。年賀状などに書くあいさつの語。 賀春 0
鵬程万里 ホウテイバンリ 前途はるかな道のりのこと。また、果てしなく広がる大海のたとえ。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「万里鵬程」ともいう。前程万里 0
処遇 ショグウ [0] 待遇の仕方。人のあつかい方。「与えられた―に満足する」「役員としての―を得る」 0
交差点・交叉点 コウサテン 道路や線路などが二本以上まじわった所。 0
順縁 ジュンエン [0] ①年をとった者から順に死ぬこと。 ②よい行いが、仏道にはいる因縁(インネン)となること。 ①②逆縁 0
百日紅 さるすべり [4],[3] ミソハギ科の落葉高木。中国原産。樹皮ははげやすい。夏、紅・紫・白色のちぢれた六弁花を多数つける。観賞用。夏由来「百日紅」は漢名より。花期が長いことから。和名は、幹がなめらかで木登りの得意なサルでも滑る意。表記「猿滑・紫薇・怕痒樹」とも書く。参考「ヒャクジツコウ」とも読む。 1
屍 シロウ [0] 死体が水中など空気の遮断された場所に長時間おかれて、のように変化したもの。 0
中日 チュウニチ [2] ①彼岸の七日間の、真ん中の日。春分・秋分の日。春 ②中国と日本。「―友好」 ③一定の期間や日数の、真ん中の日。「大相撲の―」参考 ③「なかび」とも読む。 0
表 おもて [0] ①物の表面・外側・上面・前面。「箱の―を磨く」 ②家屋などの正面・前面。「―門」「家の―から奥に回る」奥 ③戸外や屋外。「―で遊ぶ」内・中 ④人のうわべ。見かけ。「―を飾っても中身が伴わない」 ⑤正式。おおやけ。「―むきの顔」「内密の事柄が―に出る」 ⑥野球で、イニングの前半。「九回―の攻撃」 ①②⑤⑥裏 0
牡 おす [2] 動物で、精巣を有し精子をつくる能力をもったもの。人間の男に当たる。牝(めす) 0
国乱れて忠臣現る くにみだれてチュウシンあらわる 国家が危機に瀕(ヒン)してはじめて真の忠臣がだれであるかが分かる。〈『史記』〉世乱れて忠臣を識(し)る 0
蘆筍 ロジュン 「蘆錐(ロスイ)」に同じ。由来若芽の先がとがり、筍(たけのこ)に似ることから。 0
人魚 ニンギョ [1] 胴から上は人間の女性で下は魚の姿をしている、海中にすむという想像上の動物。マーメイド。「―姫」 0
精進潔斎 ショウジンケッサイ [5] 飲食を慎み、体を清めてけがれを避けること。「―して仏事に臨む」 斎戒沐浴(サイカイモクヨク) 0
事故 ジコ [1] 突然起きる悪い出来事。思いがけなく起こる災い。「交通―」 0
卦兆 カチョウ 占いに現れた形。「古代は―で国が動いた」占形(うらかた)・卦象 0
黒竜江 アムール 黒竜江(コクリュウコウ)のロシア語名。モンゴル高原に発し、中国の東北部とロシア連邦のシベリアとの国境を流れて間宮(まみや)海峡に注ぐ大河。 1
正眼 セイガン [0] 剣術で、刀の切っ先を相手の目の高さにおき、中段に構えること。「―に構える」 0
曲がらねば世が渡れぬ まがらねばよがわたれぬ たとえ不本意であっても、時には道理にそむいても自分を曲げて迎合しないと、この世は渡っていけないということ。 0
独創 ドクソウ [0] 他をまねることなく、独自の考えでつくり出すこと。「―的な演出」「―性にあふれた作品」模倣 0
水軍 スイグン [0] ①昔、海上に勢力を持ち、貿易などをした地方豪族。「村上―」 ②海上などでいくさをする軍隊。 0
無為 ムイ [1] ①自然のままで人の手が加わらないこと。 ②何もしないで、ぶらぶらと時間を過ごすこと。「休みを―に過ごしたくない」 ③生滅(ショウメツ)変化のない永遠の存在。有為(ウイ) 0
鈕 つまみ [1] 持ち上げたり引っ張ったりするために、器物についている突起部分。取っ手。 0
事情 ジジョウ [0] ①物事のわけ。いきさつ。「―を説明する」 ②物事の様子。ありさま。「わが家の―」 0
逸足 イッソク [0] ①足が速いこと。駿足(シュンソク) ②すぐれた才能をもった人物。逸材 0
好機到来 コウキトウライ またとないよい機会が来ること。絶好の機会に恵まれること。時機到来・時節到来 0
桁外れ けたはずれ [3] 規格・標準を大きくこえていること。けたちがい。並はずれ。「―の価格に驚く」「交通量が―に多い」「―の要求は受け入れられない」 0
軽食 ケイショク [0] 軽い食事。手軽で簡単にすます食事。スナック。「―をとる」 0
鉄枴 テッカイ 鉄でできた杖(つえ)。鉄杖(テツジョウ)。参考「枴」は老人用のつえの意。 0
摸本 モホン [0] ①写して作った書物。 ②習字や絵画の手本。表記「模本」とも書く。 0
応酬 オウシュウ [0] ①相手のしたことに対してやり返すこと。また、やりとりすること。「野次の―」「議論の―」 ②手紙などへの返し。 0
央ば なかば まんなか。中心。 0
圧酢 おしずし 型の中に鮨飯(すしめし)を詰め、味付けした魚やそぼろなどの具をのせて、おし蓋(ぶた)でおして作る鮨。 大阪鮨。 夏表記「押鮨」とも書く。 0
満期 マンキ [1],[0] 一定の期限に達すること。また、その時期。「定期預金が―になる」 0
納期 ノウキ [1] 商品や税金などを納入する期限・期日。 0
婚約 コンヤク [0] 結婚の約束をすること。また、その約束。「―指輪を贈る」 0
浄福 ジョウフク ①きよらかな幸福。 ② 仏を信じることで得られる幸福。 0
籬 まがき [1] 竹や柴(しば)などで、目をあらく編んで作った垣。ませがき。ませ。 0
足駄 あしダ [0] 雨天などにはく、歯の高い下駄。たかげた。「―で闊歩(カッポ)する」 0
凌雲 リョウウン [0] ①雲の上に高くそびえていること。また、高く飛ぶこと。 ②俗世界を超越すること。「―の思いがある」 0
空閨 クウケイ [0] 夫または妻のいない、寂しい寝室。空房。「―を守る」 0
果然 カゼン [0] 予想どおり。はたして。案の定。「―誤りだった」 0
態態 わざわざ [1] 特別に何かをするようす。ことさら。「―集会に出向く」 0
鬧がしい さわ-がしい やかましい。そうぞうしい。うるさい。 0
大嘗祭 ダイジョウサイ [3] 天皇が、即位後に新しい穀物を供えて初めて行う新嘗祭(にいなめサイ)。一代一度の祭り。おおなめまつり。おおにえまつり。冬 0
意義 イギ [1] ①言葉の表す内容。わけ。意味。「本来の―」 ②事柄のもつ重要性。価値。「―のある仕事に従事する」 0
鳳蝶 あげはちょう [0],[3] アゲハチョウ科のチョウの総称。 揚羽蝶(あげはチョウ) 1
絆 きずな [0] ①人間どうしの結びつき。人と人とをつなぎとめているもの。「親子の―」 ②動物の足などに絡(から)めてつなぎ止める綱。 0
懲り懲り こりご-り [3] すっかりこりて二度としたくないと思うさま。「兄弟げんかはもう―だ」 0
稿 したがき [1] 書いただけで修正などの手を加えていない詩文。草稿。「―どおりにはいかない」由来わらは屋根をふく材料などになるため、詩文の材料の意から。 0
歯亡(ほろ)び舌存(ソン)す はほろびしたソンす 強くがっちりしているものは早くなくなってしまい、柔軟なものがかえって最後まで残る。〈『説苑(ゼイエン)』〉 柔能(よ)く剛を制す 0
外陣 ゲジン [0] 社寺の本殿や本堂で神体・本尊を安置した内陣の外側にあり、一般の人が参拝する所。内陣参考「ガイジン」とも読む。 0
建蔽率・建坪率 ケンペイリツ 敷地面積に対して建物が占める面積の割合。建築基準法で制限などが定められている。 0
僭称 センショウ [0] 身分を越えた称号を名乗ること。また、その称号。「王を―する」 0
選んで粕(かす)を摑(つか)む えらんでかすをつかむ 選ぶのにこだわり過ぎて、かえって悪いもの、くだらないものをつかんでしまうたとえ。 選(よ)れば選り屑(くず) 0
就職 シュウショク [0] 新しく職につくこと。「高校を卒業したら―する」「―口をさがす」 退職・失職 0
人影 ひとかげ [0] ①人の影。「窓に―が映った」 ②人の姿。「海辺に―はない」 0
篇帙 ヘンチツ 書物を保護するために包むおおい。また、その書物。巻帙 0
木に縁りて魚を求む きによりてうおをもとむ 木によじ登って魚を捕らえようとするように、求める方法がまちがっているたとえ。また、非常に難しい望みをもつことのたとえ。故事 中国の、戦国時代、武力を用いて覇者になろうとする斉の宣王を孟子(モウシ)が戒めた故事から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
丸寝 まるね 衣服を身につけたまま眠ること。まろね。転寝(ごろね) 0
姦通 カンツウ [0] ①男女が倫理に反した性的関係をもつこと。姦淫(カンイン) ②配偶者のある者、特に夫のある妻がほかの異性と肉体関係をもつこと。「―罪」密通 0
白寿 ハクジュ [1] 九九歳。また、その祝い。由来「百」の文字から一を除くと「白」になることから。
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漢字の豆知識 長寿を漢字でお祝いしよう! ~おめでたい年齢を表す漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
自給 ジキュウ [0] 必要なものを他との交換で得ずに、自分で作りだして用立てること。「家庭菜園で野菜を―する」 0
須弥壇 シュミダン [2],[0] 仏殿内の仏像を安置する台。須弥山(シュミセン)をかたどるという。須弥座。仏座(ほとけのザ)。 参考「スミダン」とも読む。 0
台詞 せりふ [0] ①演劇などで役者が話す言葉。 ②言いぐさ。言い分。決まった文句。「その―は聞きあきた」表記「科白」とも書く。 1
虎鬚 コシュ [0] トラのひげ。また、強そうに見えるひげ。「―を編む(あえて危険なことをするたとえ)」参考「とらひげ」とも読む。 0
尖兵 センペイ [1] ①軍隊の前方で偵察などをする少数部隊。 ②他に先がけて物事を進める人。「新分野の―として活躍した」 表記「先兵」とも書く。 0
妾 めかけ [1] 正妻のほかに、愛し養っている女。そばめ。「金持ちの―」 側室・権妻(ゴンサイ) 本妻 0
免れて恥無し まぬかれてはじなし 悪事をはたらいても、刑罰をのがれさえすればよいとして、恥じないこと。〈『論語』〉 0
痩羸 ソウルイ やせて疲れること。やせ衰えること。ひどくやつれること。また、そのさま。 参考「羸」は疲労して弱くなる意。 0
師資相承 シシソウショウ [1] 師の教えを受け継ぐこと。また、師から弟子へ学問や技芸などを伝えていくこと。「師資」は師匠・先生。また、師匠と弟子。 0
懊悩 オウノウ [0] 心の奥で、悩みもだえること。「―を訴える」煩悶(ハンモン)・苦悩 0
種畜 シュチク [0] 品種改良や繁殖の目的で飼っている雄の家畜。種馬・種牛など。 0
遂せる おお-せる [3] …し終える。なしとげる。「隠し―せるものではない」「見事に大役をし―せる」 0
長身 チョウシン [0] 背の高いこと。また、その人。「―痩軀(ソウク)」長軀(チョウク) 0
万緑 バンリョク [0],[1] 見渡すかぎり一面、草木の緑でおおわれていること。夏 0
日傭 ひヨウ [0] その日だけやとうこと。日やとい。また、その賃金。「―取り」 0
寝間 ねま [2],[1] 「寝所(ねどこ)」に同じ。 0
未決 ミケツ [0] ①まだ決まっていないこと。 ②法律で、刑事被告人の刑が有罪か無罪かまだ確定していないこと。「―囚」 ①②既決 0
事業 ジギョウ [1] ①社会的な規模の大きい仕事。「慈善―に取り組む」 ②生産・利益を目的とする経済活動。「資本を得て―を興(おこ)す」 0
巳の日の祓 みのひのはらえ 陰暦三月上旬の巳の日に行われる祓。人形(ひとがた)を撫(な)でてそれに災厄を移し、川や海に流し捨てた行事。 参考「流し雛(びな)」はこの風習のなごりといわれる。 0
蘭 あららぎ [1] ①ノビルの古名。 野蒜(のびる) ②イチイの別称。 櫟(いちい) 0
鬼魅 キミ ばけもの。妖怪。変化(ヘンゲ)。魑魅(チミ)参考「キビ」とも読む。 0
緇 くろ 絹織物のくろ。くろ色。 0
助言 ジョゲン [0] かたわらから言葉を添えて助けること。また、その言葉。口添え。「技術的な―を受ける」 助語 0
通知 ツウチ [0] 告げ知らせること。また、その知らせ。「合否を―する」通告 0
吉兆 キッチョウ [0] よいことのある前ぶれ。めでたいきざし。瑞兆(ズイチョウ)・吉相・吉祥 0
直会 なおらい 祭礼が終わったのち、神に供えた酒食を下げて飲食する宴会。 0
建仁寺垣 ケンニンジがき 割った竹の表面を外側にして並べ、シュロの縄で結んだ垣根。参考京都の建仁寺で初めてつくられたことから。 0
風韻 フウイン [0] 趣のあること。すぐれた趣。風致・風趣 0
薔薇 ばら [0] バラ科のつる性または直立低木の総称。世界各地で観賞用に栽培され、品種も多い。幹や枝にとげがあり、香気のある美しい花をつける。 夏 参考「ショウビ・ソウビ」とも読む。 1
枝垂れ柳 シだれやなぎ [4] ヤナギ科の落葉高木。中国原産。水辺や街路に植える。枝は細長くたれ下がる。早春、葉に先立ち黄緑色の花を穂状につける。イトヤナギ。 表記「垂れ柳」とも書く。 0
焉んぞ いずく-んぞ [3] どうして。なんで。あとに推量の語を伴い、反語の意を表す。「鶏を割くに―牛刀を用いん」表記「安んぞ」とも書く。参考「いずくにぞ」の転じた語。 0
嬉嬉 キキ [1],[2] 喜びたのしむさま。「―として仕事に励む」 0
籠もる こ-もる [2] ①中に入って外に出ない。また、ひそむ。「部屋に―って勉強をする」「寺に―って座禅を組む」 ②音などがにぶって聞こえる。「声が―って聞きにくい」 ③気体や気持ちなどが内にいっぱいになる。「熱気が室内に―る」「心が―った贈り物」 0
姉様被り あねさんかぶり 女性の手ぬぐいのかぶり方。手ぬぐいの中央を額にあて、左右両端を後ろに回して端を頭上に折り返す。または端を額の部分に挟む。 0
平礼 ヘイライ 薄く漆を塗った烏帽子(えぼし)で、雑色(ゾウシキ)(下級役人)が頂を折ってかぶる粗末なもの。平礼烏帽子(ひれえぼし)。参考「ヘイレイ・ひれ」とも読む。 0
四股名 シコな [0],[2] 相撲の力士の呼び名。双葉山や大鵬(たいほう)など。 表記「醜名」とも書く。 参考「四股名」は当て字。 0
協同 キョウドウ [0] 複数の人や団体が同じ目的のために、事にあたること。「―組合」「産学―」協力 0
混雑 コンザツ [1] 多くの人や物が無秩序に集まり、こみあっているさま。「出口が―する」 0
現生 ゲンなま [0] 現金。かね。参考近世から使われている俗語。 0
山伏 やまぶし [2] ①山野に寝起きして修行する僧。 ②修験者(シュゲンジャ)。 由来山に伏す(寝起きする)意から。 0
褻 け [1] ふだん。常日ごろ。平生。「―にも晴れにも歌一首(一つ覚えで無芸であること)」 晴れ 0
卓れる すぐ-れる 能力や技量が他より抜きんでている。まさる。 0
全て すべ-て [1] まったく。全部。ことごとく。「―の財産を失う」 0
倦む う-む [1] 長く続けてあきる。なまける。退屈する。疲れる。「―まずたゆまず励む」「―まぬ努力が結実した」 0
妊む はら-む [2] ①「妊(みごも)る」に同じ。 ②布などがふくらむ。「風で帆が―む」 0
死活 シカツ [0] 死ぬことと生きること。死ぬか生きるか。「それは―問題だ」 0
焚刑 フンケイ [0] 火あぶりの刑罰。「―に処す」 0
遊歩道 ユウホドウ [3] 散歩・ハイキングなどに適するようにつくられた歩行者専用道路。プロムナード。「自然―」 0
如何様師 いかさまシ [4] いかさまをする人。いんちきで人をだます人。ペテン師。 詐欺師 参考「如何様」は、いかにもそのようなさまの意から、いんちきのこと。 1
結夏 ケツゲ 僧が夏の三か月間こもって修行をする「夏安居(ゲアンゴ)」に入ること。入安居(いりアンゴ) 0
落慶 ラッケイ [0] 神社や仏閣の新築、または修理の工事の完成を祝うこと。「―法要」 0
直訳 チョクヤク [0] 外国語の原文を、一語一語の字句や文法に忠実に訳すこと。逐語訳。意訳 0
揶揄う からか-う 人を困らせたり、恥ずかしがらせたりしてひやかす。「生徒が教師を―ってはいけない」 1
杖刑 ジョウケイ 律令(リツリョウ)制で、五刑の一つ。荊(いばら)や竹の棒で罪を犯した者の尻(しり)を打つ刑罰。杖罪。 0
牛に引かれて善光寺参り うしにひかれてゼンコウジまいり 思いがけないことや他人からの誘いなどによって、よい方向に導かれること。また、自分の意志から始めたのではないのに知らない間にそのことに熱心になること。由来 信心のない老婆がさらしていた布を角にかけて走り去ったウシを追いかけ、知らない間に善光寺に着き、その後厚く信心を起こしたという説話から。「善光寺」は長野市にある寺。参考「参り」は「詣り」とも書く。 0
曲馬団 キョクバダン [3] 馬術を中心として、人や動物のさまざまな曲芸や手品などを演じてまわる芸人の一座。サーカス。 0
活殺 カッサツ [0] 生かすことと殺すこと。生かしたり殺したりすること。 0
後妻 うわなり [0] ①一夫多妻制の時代に、最初の妻に対してあとにめとった妻。のちに、再婚した妻をもいう。前妻(こなみ) ②ねたみ。嫉妬(シット)。表記「次妻」とも書く。参考「ゴサイ」と読めば再婚した妻の意。 1
振幅 シンプク [0],[4] ゆれ動く物体の、静止状態の位置から振動の極点までの距離。「振り子の―を測定する」 0
愛発関 あらちのせき 越前(えちぜん)(現在の福井県東部)の愛発山の近辺にあった関所。古代北陸道の要衝で、鈴鹿(すずか)・不破(ふわ)とともに三関と呼ばれた。 1
歩合 ブあい [0] ①基準になる数量に対して、他の数量の比の値を小数で表したもの。「三割三分」のように割・分・厘・毛を用いて表すこともある。割合・比率 ②取引や生産の数量に相当する手数料や報酬など。「給料を―制で支払う」 0
瑕 きず [0] ①玉にあるきず。ひび。欠点。「玉に―あり」 ②あやまち。 0
偲ぶ しの-ぶ [2],[0] ①過去や人・物事をなつかしく思う。「亡き母を―ぶ」 ②想像して考える。推察する。「人格のよさが―ばれる」 0
贍給 センキュウ 不足をおぎない、めぐみ与えること。 0
倡 わざおぎ ①おもしろおかしい身ぶりで歌い舞い、神や人を楽しませること。また、その人。 ②音楽師。役者。俳優。 表記「娼」とも書く。 0
席 セキ [3] ①人の座る場所。また、座ることになっている場所。「―を探す」「わずかな時間―をはずす」 ②会などの場。会場。「葬儀の―に列する」「一―設ける」 ③寄席(よせ)。 0
剔出 テキシュツ [0] えぐり出すこと。特に、肉体の一部を手術によって取り除くこと。「病巣を―する」 0
渦 うず [1] ①中心に向かってらせん状に巻きこむ水の流れ。「海水が―を巻く」 ②なかなか抜け出せないほど混乱している状態。「事件の―に巻きこまれた」 0
腸香 わたか [0] コイ科の淡水魚。琵琶(びわ)湖特産だが、移殖もされている。体長約三〇(センチメートル)。背部は淡い黒褐色、腹部は銀白色。食用。ウマウオ。ワタコ。春 0
栄え はえ [2] 名誉。ほまれ。栄光。「―ある優勝杯を手にした」 0
瞳孔 ドウコウ [0] 眼球の虹彩(コウサイ)の中央にある穴。光線を加減して取り入れる。ひとみ。「反射的に―が開いた」瞳子 0
黶子・黶 ほくろ 皮膚の表面にできる、黒い小さな斑点(ハンテン)。表記「黒子」とも書く。 1
九十九髪 つくもがみ [3] 年老いた女性の白髪。 由来水草のツクモに似ているからとも、九十九を「百」の字に一画足りない「白」として白髪にたとえたからともいう。表記「江浦草髪」とも書く。 1
遅れ馳せ おくればせ [0] 人よりおくれてかけつけること。また、適当な時機を逃し、おそくなること。「―ながらお祝い申し上げます」表記「後れ馳せ」とも書く。 0
食封 ジキフ 律令(リツリョウ)制時代の俸禄(ホウロク)の一つ。皇族や位の高い役人、社寺などに位階に応じて支給した課戸。 封戸(フコ) 0
床 ゆか [0] ①建物のなかで、地面より一段高くして板を水平に張った所。また、建物の底面。「―をみがく」 ②劇場・寄席などで、浄瑠璃(ジョウルリ)を語ったり三味線を弾いたりする人のすわる高座。 0
什伍 ジュウゴ ①中国、秦(シン)の時代、民家一〇軒または五軒を一つの組として連帯責任を負わせた制度。 ②軍隊で、一〇人または五人の兵士の組。 0
心織筆耕 シンショクヒッコウ 文筆で生計をたてること。心のなかで機(はた)を織り、筆で田を耕して生活する意から。 故事唐の王勃(オウボツ)が、ある人から文を頼まれ、お礼の金や絹を車いっぱいもらって人びとにからかわれた故事から。〈『雲仙雑記(ウンゼンザッキ)』〉 0
俄か にわか [1] ①急に変化したり、起こったりするさま。だしぬけ。「―に風が強くなった」突如・突然・不意 ②すぐに反応するさま。すぐさま。「―には賛成しかねる」「―仕込み」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「聊か」読めない漢字 さらりと書けるとかっこいい日常語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
幹 みき [1] ①樹木の、茎にあたる部分。根の上にあり、枝や葉をつけるもとの部分。「大木の―」 ②物事の中心となる重要な部分。「再建計画の―となる事業」 0
人間 ニンゲン [0] ①ひと。人類。また、人類の本質や性質。「しょせん―だから、欲もある」 ②ひとがら。人物。「―ができている」 ③人の住む世界。世間。 参考③「ジンカン」とも読む。 0
噎ぶ むせ-ぶ [0],[2] ①飲食物がのどにつかえるなどして息苦しくなる。「酒の香りに―ぶ」 ②喜びや悲しみで胸がいっぱいになりのどがつまる。むせび泣く。「感涙に―ぶ」表記「咽ぶ」とも書く。 0
搴げる かか-げる 高く持ち上げる。また、たくし上げる。からげる。「すだれを―げる」「ズボンのすそを―げる」 0
定める さだ-める [3] ①一つに決める。制定する。「進路を―める」「狙(ねら)いを―める」「条例を―める」 ②心を決める。覚悟する。「度胸を―める」 ③騒動を鎮める。治める。「天下を―める」 0
更衣 コウイ [0] ①衣服を着がえること。「―室」 ②平安時代、後宮で女御(ニョウゴ)に次ぐ女官。 由来②もとは、天皇の着がえを担当したことから。参考「ころもがえ」と読めば別の意になる。 0
暴露 バクロ [1] 秘密や悪事などが明らかになること。また、あばき出すこと。「事業の内幕を―した」 「曝露」の書きかえ字。 0
定率 テイリツ [0] 一定の割合や比率。「所得税は―で徴収される」 0
訳語 ヤクゴ [0] 翻訳した言葉。「適切な―を見つけて翻訳する」原語 0
劣 ロウレツ [1] 心根がいやしく、品格の劣るさま。下劣。「―な手段をとる」 0
用水 ヨウスイ [0] 防火・灌漑(カンガイ)・工業・給水などの目的に使用する水。「―路」「工業―」 0
宏壮 コウソウ [0] 広壮 0
咤る しか-る 語気を強めて責めとがめる。声を荒だてて戒める。 0
大陸 タイリク [0],[1] ①地球上の広大な陸地。ユーラシア、アフリカ、南・北アメリカ、オーストラリア、南極の六大陸に分かれる。 ②日本から見た中国、イギリスから見たヨーロッパを指す語。 0
見咎める みとが-める [4],[0] 見てあやしいと思い、問いただす。「誰にも―められずに部屋に入った」 0
電 いなずま [0] 雷がなるとき、空中での放電によって起きる電光。雷光。いなびかり。秋表記「稲妻」とも書く。参考動作がすばやいことや、時間が非常に短いことにたとえられる。 0
好個 コウコ [1] ちょうどよいこと。適切なこと。「―の事例をあげる」 0
往く ゆ-く [0] ①その場から離れて進む。立ち去る。「通りの向こうへ―く」 ②目的の場所におもむく。「歯医者に―く」 ③季節や月日が過ぎ去る。「夏が―く」参考「いく」とも読む。 0
粉粧玉琢 フンショウギョクタク 女性の美しい顔の形容。化粧をして、玉を磨いたようであるという意。〈『紅楼夢(コウロウム)』〉 0
紅 くれない [1] ①あざやかな赤色。 ②ベニバナの古称。 由来①ベニバナの別称「呉(くれ)の藍(あい)」の転じた語で、ベニバナで染めるとあざやかな赤色になることから。参考①「べに」とも読む。 0
平叙 ヘイジョ ①ありのまま飾らずに述べること。 ②疑問・感嘆・命令以外の普通の文章。「―文」 0
消炭 けしずみ まきや炭の火を途中で消してつくった炭。火がはやくつきやすい。 冬 0
弾力 ダンリョク [0],[1] ①物体が外部からの力に抗して、元の形に戻ろうとする力。「―性に富んだ素材です」弾性 ②変化に適応できる力や性質。融通のきくこと。「―的な考え」 0
針術 シンジュツ [1] 金属の細い針をツボや患部にさして治療する漢方の医術。はり治療。 表記「鍼術」とも書く。 0
穎才 エイサイ [0] 英才 0
監督 カントク [0] 人の上に立ち、全体を指揮・管理すること。また、その機関や人。「―官庁」「工事現場を―する」「野球チームの―」 0
操縦 ソウジュウ [0] ①機械などをあやつり動かすこと。「飛行機の―士」 ②人を思いどおりに使うこと。「部下をうまく―する」 0
社告 シャコク [0] 会社や新聞社などが、広く一般に向けて出す知らせ。「社名変更の―」 0
顫動 センドウ [0] 寒さや恐れのために、小刻みにふるえて動くこと。 0
君子に三楽(サンラク)有り クンシにサンラクあり 君子には三つの楽しみがある。父母が健在で兄弟に事故がないこと。心や行いが正しく天に恥じるところがないこと。天下の英才(すぐれた才能の人)を得てこれを教育すること。〈『孟子(モウシ)』〉 0
一姫二太郎 イチひめニタロウ [2] 子どもをもつなら、最初は育てやすい女の子、次に男の子の順序で生むのが理想的だということ。 0
伊太利 イタリア ヨーロッパ南部の共和国。地中海に突き出した長靴形の半島と付近の島々からなる。首都はローマ。 1
宿酔 ふつかよい [0] 酒を飲みすぎて、翌日に頭痛や吐き気で苦しむこと。「―で仕事を休む」 表記「二日酔い」とも書く。 参考「シュクスイ」とも読む。 1
公訴 コウソ [1] 検察官が裁判所に起訴状を提出し、裁判を求めること。 0
相聞 ソウモン 『万葉集』の和歌分類で、男女・親子・友人などの間でやりとりされた贈答歌。特に、恋愛の歌が多い。 参考雑歌(ゾウカ)・挽歌(バンカ)とともに三大部立てという。「相聞」は、互いに消息をたずね合う意。 0
極書 きわめがき [0] 骨董(コットウ)品の鑑定の証明書。鑑定状。極札(きわめふだ) 0
金言 キンゲン [0] ①人生の教訓としたいりっぱな格言。金句・箴言(シンゲン) ②仏の口から出た尊い教え。参考 ②「コンゲン」とも読む。 0
天の時は地の利に如かず テンのときはチのリにしかず 戦いにおいては、天が与えてくれた絶好の機会や天候に恵まれても、要害堅固な地形上有利な敵にはかなわないということ。〈『孟子(モウシ)』〉参考原文は「地の利は人の和に如かず」と続き、人の和の大切さを強調している。 0
詫び状 わびジョウ [0] あやまりの手紙。謝罪の書状。「―を入れる」 0
掘割 ほりわり [0] 地面を掘って水を通した所。ほり。表記「堀割」とも書く。 0
東家の丘 トウカのキュウ 人を見る目がないことのたとえ。また、人を軽視するたとえ。故事 孔子(コウシ)が聖人として万人に崇敬(スウケイ)されていたころ、孔子の西隣に住んでいた人がその事を知らず、孔子のことをいつも東隣の丘さんと呼んでいたという故事から。「東家」は東隣の家の意。「丘」は孔子の名前。〈『三国志』〉 0
高慢 コウマン [0],[1] うぬぼれが強く、人を見下しているさま。「―な態度」 0
躓く石も縁(エン)の端(はし) つまずくいしもエンのはし 世の中で出会うことは、ささいなことでもすべて因縁で結ばれているのだから大切にすべきだということ。ふとつまずいた石も、何かの縁があったからこその意から。袖(そで)摺(す)り合うも多生(タショウ)の縁 0
一牛鳴地 イチギュウメイチ 距離がきわめて近いこと。一匹のウシの鳴き声が聞こえるほどに近い距離の意から。一牛吼地(イチギュウコウチ)参考語構成は「一牛鳴」+「地」。 0
母港 ボコウ [0],[1] その船が出発した港。また、本拠地とする港。「横浜を―とする客船」 0
便便 ベンベン [0] ①無駄に時間が過ぎてゆくさま。「―と時を過ごす」 ②太っていて腹が張り出しているさま。「―たる腹をさする」 0
余 われ [1],[0] 自分。自称の代名詞。表記「予」とも書く。 0
訳 わけ [1] ①道理。すじみち。「―のわからない話だ」「約束を破る―にはいかない」 ②事情や理由。「何か―があるにちがいない」 ③意味。「この言葉の―が分からない」 ④手間。「仕事を―なくこなす」 ⑤結果として当然なこと。「どうりで賢い―だ」 0
四方 よも [1] ①東西南北。前後左右。 ②あちこち。いたるところ。「―を巡り歩く」 参考「シホウ」とも読む。 1
麾く さしまね-く 手で指示をする。手で合図して指揮をとる。「家来を―く」 0
斎 いつき [2] ①心身を清めて神に仕えること。また、その人。 ②神をまつる場所。 0
瀝青 レキセイ [0] ①天然産の炭化水素化合物。アスファルト・石油・石炭・天然ガスなど。 ②コールタールや石油を蒸留した残留物。塗料や道路舗装に使用する。ピッチ。チャン。 0
献本 ケンポン [0] 書物を差し上げること。また、その書物。 0
頭脳 ズノウ [1] ①脳。脳髄 ②頭のはたらき。「―プレー」「明敏な―の持ち主」知能・知力 ③中心になる人物。「わが社の―」首脳 0
硯田 ケンデン 文筆を生活の糧(かて)にすること。すずりを田にたとえた語。「―を耕す」 0
飛 ひだ 旧国名の一つ。現在の岐阜県の北部。飛州(ヒシュウ)。 0
籠城 ロウジョウ [0] ①城の中にこもって敵を防ぐこと。「援軍がくるまで―する」 ②家や建物の中に閉じこもること。 0
落暉 ラッキ 「落陽」に同じ。 0
銅鑼焼 ドラやき 小麦粉・卵・砂糖などを混ぜて銅鑼のような円盤形に焼き、二枚合わせた間にあんをはさんだ和菓子。 0
薄紅 うすくれない [0] 薄いべに色。淡紅色(タンコウショク)。参考「うすべに」とも読む。その場合、唇・ほおにうすくつけた紅の意もある。 0
指切 ゆいきり 紅藻類テングサ科の海藻。房総半島から九州にかけての浅海の岩上に生育。茎は不規則に二またに分かれる。テングサに混ぜて寒天にする。トリノアシ。 1
旧冬 キュウトウ [0] 昨年の冬。多く、手紙文で新年になって用いる。昨冬・客冬(カクトウ)・旧臘(キュウロウ) 新年 0
拳闘 ケントウ [0] 両手にグローブをはめ、ロープをめぐらせたリングで相手と打ち合い、勝敗を決める競技。ボクシング。 0
伝家の宝刀 デンカのホウトウ いざというとき以外はみだりに使わない、とっておきの物や手段のこと。家に代々家宝として伝わる名刀の意から。「―を抜く」 0
型紙 かたがみ [0] 作ろうとするものの形に切り抜いた紙。「ワンピースの―」 0
給源 キュウゲン [0] 供給するみなもと。供給源。「エネルギーの―」 0
漁り火 いさりび [3],[0] 夜、魚をおびき寄せるために船の上でたく火。漁火(ギョカ)。「沖の―が明滅する」 0
心痛 シンツウ [0] 心を痛め心配すること。「―のあまり床に伏せる」 心配・心労 0
丹前 タンゼン [3],[1] ゆったり仕立てた広袖(ひろそで)の綿入れ。防寒用として、着物に重ねたり寝具にする。どてら。冬 0
縁る よ-る [3] ①原因となる。由来する。「煙草(タバコ)に―る火事」 ②物事の性質・内容に関係する。ちなむ。もとづく。 0
春闘 シュントウ [1] 「春季闘争」の略。労働組合が毎年春、賃上げなどを全国的に共同で要求する労働運動。 春 0
煩悩菩提 ボンノウボダイ 人間には迷いの煩悩があるからこそ悟りもあるのだということ。「菩提」は一切の迷いを断ち切って至る悟りの境地。「煩悩即菩提」の略。 0
瀉下 シャカ [1] ①そそぎくだすこと。そそぎ出ること。 ②腹をくだすこと。下痢。 0
更える か-える とりかえる。物事の順序などをあらためる。「夏用の上着に―える」 0
咆える ほ-える ①獣が大きな声でなく。たけりなく。「トラが―える」 ②大声でどなる。「天下国家を論じて大いに―える」 0
片方 かたえ [2] ①対になっているものの一方。 ②半分。また、一部分。 ③かたわら。そば。 ④かたわらの人。参考①「かたホウ」とも読む。 1
蕭散 ショウサン もの静かで落ち着いていること。「―な日々を送る」 0
戯言 たわごと [0] とりとめのない言葉。ばかげた言葉。いいかげんな発言。「そんな―をだれが信じるか」妄言(モウゲン)・(ボウゲン) 0
臘月 ロウゲツ [1] 陰暦一二月の異名。冬 0
石 いし [1] ①岩石や鉱物のかけらで、岩より小さく砂より大きいもの。また、石材。「―に墓碑銘を彫る」 ②特定の鉱物を加工したもの。宝石、碁石など。 ③じゃんけんのグー。 ④内臓の中にできる固い物質。「お腹(なか)に―ができる」 ⑤無反応・無情・融通性がないなどの性質を比喩(ヒユ)的にいう語。「―頭の親父」「―のように冷たい人」 0
甃 しきがわら いしだたみのように地面に敷きつめた平らな瓦。「土間の―」 表記「敷瓦」とも書く。 0
濁点 ダクテン [3],[0] 濁音を表す符号。仮名の右上につける「が」「ザ」などの「゛」。濁音符。 0
帝揚羽 みかどあげは [4] アゲハチョウ科のチョウ。本州西南部から沖縄にすむ。開張は約七(センチメートル)。はねは黒色に黄白色の斑紋(ハンモン)がある。特に、高知市のものは特別天然記念物。 0
端坐 タンザ [1] 端座 0
顆 つぶ ①小さくてまるいもの。 ②①を数える単位。 0
規 のり 手本とするべき法則。きまり。おきて。 0
情意投合 ジョウイトウゴウ [4] 気持ちが通じ合うこと。「話しているうちに―した」 意気投合 0
広敷 ひろしき ①広い座敷。広間。 ②江戸時代、大名屋敷の奥向きの所。一般の町家(まちや)では台所の入り口の板の間。 ③江戸城の本丸・西の丸の大奥のそばの局(つぼね)。 0
飲む の-む [1] 液体をのどに通す。特に、酒を口にする。「帰りがけに友人と―んだ」 0
腓 こむら [0],[1] すねの後ろ側のふくれた部分。ふくらはぎ。こぶら。 0
影法師 かげボウシ [3],[1] 光が当たることで、地面や障子に映る人のかげ。「長い―ができる」 0
思惟 シイ [1] 論理的に考えること。 思考 参考「シユイ」と読めば、仏教で対象を分別し真理を求める意。 0
一顧傾城 イッコケイセイ 絶世の美人のたとえ。美人がひとたび振り返っただけで、君主がその色香に惑わされて国を滅ぼしてしまうということ。〈『漢書(カンジョ)』〉 一顧傾国・傾城傾国・一笑千金 0
漱ぐ すす-ぐ [0] 動かしながら、さっと洗う。「布を水につけて―ぐ」 0
乱掘 ランクツ [0] 地下資源などを、一定の方針や見通しもなく採掘すること。「原油の―を防ぐ」表記「濫掘」とも書く。 0
荒巻 あらまき [0],[2] ①タケの皮やアシ・わらなどでまいた魚。すまき。 ②「荒巻鮭(ざけ)」の略。塩づけしたサケ。冬由来②わらなどで巻いたことから。表記「新巻」とも書く。 0
光輝 コウキ [1] ①光。輝き。 ②名誉。ほまれ。「―ある伝統」光栄 0
腫瘍 シュヨウ [0] 体の細胞の一部が、異常に増殖して大きくなるもの。良性のものは筋腫・脂肪腫、悪性のものは癌(ガン)・肉腫など。 0
木彫 モクチョウ [0] 「木彫(きぼり)」に同じ。 0
合わせ物は離れ物 あわせものははなれもの 夫婦など、縁があって結ばれたもの同士も、やがてははなればなれになるものだということのたとえ。合わせて作ったものは、いつかは離れてしまうことから。会うは別れの始め 0
朴念仁 ボクネンジン [3],[5] ①口数が少なく無愛想な人。 ②人情や道理のわからない人。わからずや。 0
蒟蒻 コンニャク [3],[4] ①サトイモ科の多年草。インドシナ原産で、食用に栽培。地下茎から太く長い葉柄を一本出し、羽状の葉をつける。地下茎は大きな球形。 ②①の地下茎を粉にしたものを加工し、固めた食品。 由来「蒟蒻」は漢名から。表記「菎蒻」とも書く。 0
礼装 レイソウ [0] 儀式に出るとき、礼式にかなった服装をすること。また、その服装。「―して式典に臨む」礼服 0
大地に槌(つち) ダイチにつち 絶対に確実で、外れることのないたとえ。大地を槌で打つ意で、失敗のしようがないことから。 0
御哭 みね 大声で泣くこと。泣き叫ぶこと。また、その儀式。哭泣(コクキュウ) 1
毘沙門天 ビシャモンテン [3] 甲冑(カッチュウ)を身にまとい、仏法を守護し、福徳をさずける神。四天王の一つ。日本では七福神の一人。
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ありがたいけれど、何と読む?~仏様の名前の基本を知ろう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
六根清浄 ロッコンショウジョウ [1],[0] 欲や迷いから抜け出し、心身が清らかになること。「六根」は、迷いの感覚や意識を生ずる目・耳・鼻・舌・身・意の六つの根のこと。略して「六根浄」ともいう。行者などが唱えながら山参りをする。〈『智度論(チドロン)』〉 0
外 ほか [2],[1] ①一定範囲のそと。基準を超えたところ。「思いの―の出来ばえ」 ②それ以外。「歩く―ない」 ③別の場所。よそ。「―の国に行く」 0
目紛しい めまぐる-しい いろいろな物事が次々に通りすぎ、目がまわるようだ。「世の中の―い変化に追いつけない」 1
憲法 ケンポウ [1] ①規範となるきまり。おきて。 ②国家統治の根本的原則を定めた、最も基本となる法。「日本国―を守る」 0
舗道 ホドウ [0] 表面を平らに舗装した道路。ペーブメント。表記「鋪道」とも書く。 0
揚句 あげク [0] ①連歌・俳諧(ハイカイ)で最後の七・七の句。発句(ホック) ②…をしたすえ。終わり。結局。「大学を留年の―に中退した」表記「挙句」とも書く。 0
蓬生 よもぎう [0] ヨモギなどが生い茂って荒れ果てた土地。春 0
三度目の正直 サンドめのショウジキ 勝負事や占いで、二度目まではあてにならないが、三度目は確実であるということ。 三度目は定(ジョウ)の目
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・危険には、飛びこむべきか?避けるべきか?~矛盾する故事成語、ことわざ~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
圧死 アッシ [0] 重い力におしつぶされて死ぬこと。「パンダの子は親の下敷きになって―することがある」 0
莫大小 メリヤス [0] 綿糸や毛糸などを、機械でよくのびちぢみするように編んだ布地。表記「目利安」とも書く。 1
正東風 まこち 真東から吹いてくる風。 春 表記「真東風」とも書く。 1
鯉幟 こいのぼり [3] 紙や布でコイをかたどった吹き流し形の、のぼり。五月五日の端午の節句に、男児の将来と健康を祝って戸外に立てる縁起物。夏 0
験す ため-す [2] こころみる。しらべる。効果の有無をみる。「真価を―す」 0
人非人 ニンピニン [0],[3] 人間でありながら人間としての資格のないもの。人の道に外れた行いをする人。ひとでなし。 0
直中 ただなか [2],[0] ①まんなか。 ②まっ最中。表記「只中」とも書く。 0
茅萱・茅 ちがや イネ科の多年草。原野に群生。葉は広線形。春、絹のような光沢のある白毛をつけた花穂をつける。茎葉は屋根をふくのに用いる。根茎は消炎剤・浄血剤などに用いる。秋表記「白茅」とも書く。 0
思惑 おもワク [0] ①ある意図をもった考え。見込み。「―がはずれて大失敗した」 ②評判。人気。「世間の―が気にかかる」 ③相場の変動を予想すること。「―買い」 0
滞貨 タイカ [1],[0] ①売れないために、たまっている商品。 ②輸送しきれずに、たまっている貨物。 0
帳簿 チョウボ [0] 会計や営業・事務に必要な事柄を記入する帳面。「現金の出納を―に記入する」 0
必勝 ヒッショウ [0] 必ず勝つこと。また、必ず勝とうとすること。「―祈願」 0
秘書 ヒショ [1],[2] ①重要な役職に就いている人のそばにいて、機密の仕事や文書を取り扱う人。 ②秘密で重要な文書。機密文書。 ③人に容易に見せない書物。秘蔵の書物。 0
千種 ちぐさ [1] 種類が多いこと。さまざま。いろいろ。 種種 0
武士 もののふ [3] 「武士(ブシ)」に同じ。 1
台閣 タイカク [0] ①高くてりっぱな建物。高殿(たかどの)。 ②国の政治を行うところ。内閣。「―に列する」参考「ダイカク」とも読む。 0
勖厲 キョクレイ 精を出して努めはげむこと。「厲」もはげむ意。 0
人衆(おお)ければ則(すなわ)ち狼(おおかみ)を食らう ひとおおければすなわちおおかみをくらう 人数が多ければ、人を襲うオオカミを逆に打ち倒すような思いがけない大きな力が出る。集団の力がきわめて強いことのたとえ。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
退け時 ひけどき 会社や学校を退出する時刻。「会社の―に食事に誘う」 0
戒律 カイリツ [0] ①僧尼の守るべき徳目や修行上の規則。「厳しい―を守る」律法 ②宗教上のおきて。規則。 0
酸橘 すだち ミカン科の常緑低木。 酢橘(すだち) 0
節操 セッソウ [0],[3] 信ずる主義・主張を堅く守りとおすこと。みさお。「―がない」 操守 0
出銭 でセン 支出されるお金。「このところ―が多くて困る」 出費 0
性急 セイキュウ [0] ①気短でせっかちなこと。落ち着きがないこと。「―な人だ」 ②物事の運びが急であること。「計画の決定が―に過ぎる」 0
生塵・生芥 なまごみ 台所などから出る、食料品や食事の残り物など水分を含んだごみ。 0
幾人 いくたり [1] ①どれほどの人数。何人。 ②多くの人数。「―もの味方」参考「いくニン」とも読む。 1
野猿 ヤエン [0] 野生のサル。 0
濃茶 こいチャ [0],[2],[1] ①抹茶の一種で、直射日光が当たらないように日おおいをしたチャの古木の葉から製したもの。 ②茶道で「濃茶手前(てまえ)」の略。 ①を用い、湯に対して茶の量を多くしてたてた茶。 ①②薄茶(うすチャ) 0
刃を迎えて解く やいばをむかえてとく 圧倒的な強さのたとえ。物事が簡単に解決するたとえ。竹の一節を割ると、あとは刃を迎えるように割れていくことから。〈『晋書(シンジョ)』〉 参考「刃」は、「ジン」とも読む。 破竹の勢い 0
雪冤 セツエン [0] 無実の罪をはらし、身の潔白を示すこと。 0
翠嵐 スイラン [0] ①青緑色にうっすらと包まれたような、山特有の空気。山にたちこめるみどりの気。 ②樹木の青々としたさま。「峡谷に―が漂う」 0
塗抹詩書 トマツシショ 幼児のこと。また、幼児のいたずらのこと。「詩書」は『詩経』と『書経』のこと。由来 幼児は大切にしている『詩経』や『書経』でも平気で塗りつぶしてしまうことから。〈『書言故事』〉 0
貴君 キクン [1],[2] 「貴下」に同じ。 0
段階 ダンカイ [0] ①能力差などによって分けた等級。順位。「成績を五―に分けた」 ②物事の進行過程での一区切り。「―を踏んで練習する」 0
冬季 トウキ [1] 冬の季節。「―オリンピック大会」夏季 0
仏心 ブッシン [4] ①慈悲深い、仏の心。 ②「仏性(ブッショウ)」に同じ。参考①「ほとけごころ」とも読む。 0
教諭 キョウユ [0] ①幼稚園、小・中・高等学校、特別支援学校の正規の教員。「姉は小学校の―です」 ②教えさとすこと。 0
参内 サンダイ [0] 宮中に参ること。参上すること。「総理大臣が―する」 0
適間 たまひま 偶然。たまたま。たまさか。 1
心 こころ [1] ①人間の知・情・意などの精神活動。また、それらをつかさどるもの。 ②まごころ。うそいつわりのない本当の気持ち。また、思いやり。「―を尽くす」「―配りのできる人」 ③考え。意志。「―を決める」 ④物事の深い意味や情趣。また、それを解する感性。「茶の―を味わう」「文章の―を読みとる」 ⑤謎解きの答えのよりどころ。「…とかけて…と解く、その―は」 0
脈絡貫通 ミャクラクカンツウ 物事のすじみちが首尾一貫してとおっていること。〈朱熹(シュキ)の文〉脈絡通徹・脈絡一貫 0
朱唇皓歯 シュシンコウシ [4] 美人の形容。赤い唇と真っ白な歯の意。〈『楚辞(ソジ)』〉 紅口白牙(コウコウハクガ) 0
偶感 グウカン [0] ふと感じること。ふと心に浮かんだ感想。 0
侍史 ジシ [1] ①高貴な人のそばに仕える書記。 右筆(ユウヒツ) ②手紙の脇付(わきづけ)に使う語。 侍曹 由来直接渡すことをはばかり①を通してという意から。 0
儔 ともがら 仲間。同輩。たぐい。つれ。疇(たぐい) 0
竈 へっつい [0] 「竈(かまど)」に同じ。 0
祇園精舎 ギオンショウジャ 昔、インドの須達(シュダツ)長者が釈迦(シャカ)とその弟子のために、修行道場として建てた寺院で、釈迦が説法した所。祇園。 0
大台 おおダイ [0] ①金額・数量の、大きな境目となるけた。「一億円の―に乗る」 ②株式相場で、一〇円単位で相場を示す「台」に対して、一〇〇円の単位のこと。 0
金腹 キンぱら [0] カエデチョウ科の小鳥。くちばしが銀色で、インド・マレー半島などにすむ。飼い鳥として江戸時代ころに輸入された。 0
暗闘・暗争 だんまり 歌舞伎(カブキ)で、くらやみの中で無言でさぐりあい、立ち回りをする動作。また、その場面。表記「黙り」とも書く。 1
柱聯 チュウレン 詩文などを書き、柱に掛ける柱掛け。柱隠し。参考「聯」は、左右に掛けて一対とする書画などの細長い板や軸。 0
沃懸地 いかけジ 蒔絵(まきエ)の技法の一つ。漆地の上に金銀の粉を一面に蒔(ま)き、研(と)ぎ出したもの。金溜地(キンだみジ)。 1
十二分 ジュウニブン [0],[4] 「十分」を強めていう語。十分すぎるほど十分なこと。十分以上であること。「名画を―に堪能(タンノウ)した」 0
糺弾 キュウダン [0] 糾弾 0
図示 ズシ [1] 図で示すこと。また、図にかいてみせること。 0
寿命 ジュミョウ [0] ①命の長さ。「最近は平均―が長くなった」 命数(メイスウ) ②物が使用に耐える期間。「電池の―がきれた」 0
御門 みかど [0] 皇居の門。また、皇居。門を敬っていう語。 0
彩なす あや-なす [3] ①美しい色や模様で飾る。「もみじが―す晩秋の山々」 ②うまく取り扱う。巧みに操る。 0
野蒜 のびる [0],[1] ユリ科の多年草。山野に自生。ニラのような臭気がある。夏、白紫色の小花とむかごを一緒につける。地下にある鱗茎(リンケイ)は、葉とともに食用。春表記「山蒜」とも書く。 0
拳拳服膺 ケンケンフクヨウ [0] 人の教えや言葉などを常に心に銘記して、決して忘れないこと。「服膺」は胸につける意で、心にきざんで忘れないこと。〈『中庸』〉 0
女郎花 おみなえし [3] オミナエシ科の多年草。山野に自生。初秋、黄色の小花を傘状に多数つける。秋の七草の一つ。オミナメシ。 秋 由来「女(おみな)圧(へ)し」からで、美女を圧倒するほど美しいことからという。 1
思量・思料 シリョウ あれこれと考えること。思いめぐらすこと。「執行猶予(ユウヨ)が相当と―する」 0
蓬艾 ホウガイ 「蓬(よもぎ)」に同じ。 0
物は試し ものはためし 物事はためらわずに、まず一度やってみることだ。試してみなければ、善し悪しも、できるかできないかも分からないということ。 0
香匙 こうすくい [3] 香をすくうさじ。こうさじ。参考「キョウジ」とも読む。 1
民の口を防ぐは水を防ぐよりも甚(はなは)だし たみのくちをふせぐはみずをふせぐよりもはなはだし 人民の言論の自由を奪って政治への批判をおさえると、人々の不平不満がつのり、恐ろしい結果をもたらす。それは、洪水を防ぐよりも難しく危険であるということ。〈『国語』〉参考「水を」は「川を」ともいう。 0
萌芽 ホウガ [1] ①草木の芽が出ること。また、その芽。芽生え。 ②物事のはじまり。きざし。「平等意識の―」 0
連繫 レンケイ 連係 0
米櫃 こめびつ [0] ①ふだん使う米を入れる箱。 ②生活費のもと。また、それを稼ぐ人。 0
愁眉 シュウビ [1] 心配や悲しみで眉(まゆ)をひそめること。また、その表情。 0
比ぶ なら-ぶ 同じ程度である。同列にある。匹敵する。「天下に―ぶもののない偉業」 0
恭賀新禧 キョウガシンキ つつしんで新年を祝うこと。年賀状に用いる挨拶(アイサツ)の言葉。「新禧」は新年を祝うこと。 0
堅太り かたぶとり [3] 脂肪があまりなく、ひきしまった太り方。 0
忱 まこと まごころ。真情。 0
姐御 あねゴ [0] 親分・兄貴分の妻、また、親分肌の女性に対する呼称。あね。 表記自分の姉を親しみを込めて呼ぶときは、多く「姉御」と書く。 0
質素 シッソ [1] ①飾り気がないさま。「―な身なり」 ②無駄を省き倹約すること。つましいさま。「―な生活」 地道 0
椎 つち [1] 物を打ち壊したり、くいなどを打つための道具。表記木製は「槌」、金属製は「鎚」とも書く。 0
搬出 ハンシュツ [0] 運び出すこと。持ち出すこと。「倉庫から荷物を―する」搬入 0
吞牛の気 ドンギュウのキ ウシを丸ごと吞(の)んでしまうほどの大きな気概のこと。〈杜甫(トホ)の詩〉 0
群像 グンゾウ [0] ①絵画や彫刻で、多くの人物の構成を主題とした作品。 ②多くの人の姿。「青春―」 0
袖から手を出すも嫌い そでからてをだすもきらい 金はもちろんのこと、手を袖から出すことすらいやがる、なみはずれたけちのたとえ。 0
進化 シンカ [1] ①生物が長い年月の間に、より複雑で高等かつ多種類に変化すること。「ダーウィンの―論」 ②物事が発達し、進歩すること。 退化 0
陽刻 ヨウコク [0] 文字や図柄を地よりも高く浮き彫りにすること。また、そのもの。陰刻 0
香の物 コウのもの [5],[3] 野菜を塩・糠(ぬか)・味噌(ミソ)などに漬けた食べ物。漬物。新香。 0
理窟 リクツ [0] 理屈 0
下落 ゲラク [0] ①物価や株価などが下がること。騰貴 ②等級や価値などが下がること。上昇 0
紫蘭 シラン [1] ラン科の多年草。山地にまれに自生。葉は長楕円(ダエン)形。初夏、紫紅色の花を総状に数個つける。花は観賞用、塊茎は薬用。シュラン。 夏 表記「白及」とも書く。 0
亭子 テイシ 「亭(チン)」に同じ。 0
拘わる かか-わる [3] こだわる。かかずらう。「そんな小言に―る暇はない」 0
家禄 カロク [0],[1] ①武家社会で、主君が家臣に与えた俸禄(ホウロク)。江戸時代にはほとんど世襲化し、家に与えられたことによる称。 ②明治の初めに、華族・士族の家に与えられた俸禄。 0
隔世遺伝 カクセイイデン [5] 祖先のもっていた遺伝形質が、世代をへだててのちの世代に現れる現象。特に、祖父母から孫に遺伝することにいう。 0
属僚 ゾクリョウ [0] 上官につきしたがう役人たち。下級役人。 属吏・属官 0
膏血 コウケツ [0] 苦労して働いて得た収益。「人民の―をしぼる(多額の税金をとる)」由来人間の体のあぶらと血の意から。 0
牽牛星 ケンギュウセイ [3] 鷲座(わしザ)のアルタイルの漢名。七夕伝説の男星。彦星(ひこぼし)。秋 0
答申 トウシン [0] 上司や上級官庁の問いに対して、意見を申し述べること。「審議会の―」諮問(シモン) 0
片割れ かたわれ [0],[4] ①割れた物の一片。また、わかれた物の一部分。「おもちゃの―を接着剤でつける」 ②仲間の一人。「彼も敵の―にちがいない」 0
暗涙 アンルイ [0] だれにもわからないようにこっそりと流すなみだ。また、心のなかで泣くこと。「―にむせぶ」 0
僧都 ソウズ [1] 僧の階級のうちで僧正に次ぐ位。大僧都・権(ゴン)大僧都・少僧都・権少僧都に分かれる。 0
就学 シュウガク [0] 教育を受けるために学校、特に、小学校に入ること。「子どもが―年齢に達する」 0
夾侍 キョウジ [1] 仏像の左右にしたがうもの。表記「脇士・脇侍・挟侍」とも書く。 0
特効薬 トッコウヤク [3] ある病気や傷に対し、とりわけよくきく薬。「水虫の―」 0
長技 チョウギ すぐれたわざ。すぐれた技術・技能。得意なわざ。特技 0
後援 コウエン [0] ①表立たないで、助けること。うしろだて。「歌手の―会に入った」 ②後方にひかえる援軍。 0
酒槽 さかぶね [1] 酒をためておいたり、もろみをしぼったりするときに使う木製の大きな入れ物。 0
ひさご ①ヒョウタン・ユウガオ・フクベなどの総称。秋 ②ヒョウタンの果実の中を取り除き乾燥させたもの。酒や水の入れ物。ふくべ。表記「瓢・匏]とも書く。 0
漂白 ヒョウハク [0] 日光や水にさらしたり、薬品を使ったりして、色を白くすること。「黄ばんだシャツを―する」 0
単産 タンサン [0] 「産業別単一労働組合」の略。産業ごとに組織された労働組合。また、企業別組合を単位とする産業別連合体をもいう。 0
電池 デンチ [1] 化学作用・温度差・光の作用などによって電極間に電位差をつくり、電流を発生させる装置。乾電池・蓄電池・熱電池など。 0
燕子花 かきつばた [3] アヤメ科の多年草。 由来「燕子花」は漢名からの誤用。 杜若(かきつばた) 1
字画 ジカク [0] 漢字を構成する点や線。また、その数。「―を数える」 0
妥協 ダキョウ [0] 意見の対立している者どうしがたがいに譲り合って、話を一つにまとめること。「―点を見いだす」「安易な―はしない」「―の産物」 0
初心 ショシン [0] ①最初に思い立ったときの気持ち。「―にかえる」 初志 ②習いはじめ。 初学 ③「初心(うぶ)」に同じ。 0
杜夫魚 かくぶつ カマキリの別称。カジカ科の淡水魚。カジカに似るが、体長は約三〇(センチメートル)になる。冬、美味。冬 1
古柯・古加 コカ コカノキ科の常緑低木。ペルー原産。熱帯地方で栽培。葉は楕円(ダエン)形。初夏、黄緑色の小花をつける。葉はコカインの原料。 0
生は難く死は易し セイはかたくシはやすし いろいろな苦難に耐えて生きていくことのほうが、死ぬことよりもむずかしいということ。 0
叉 また [2] 一つのものの先が、二つ以上に分かれているところ。また、そのような形。「三つ―ソケット」 0
朋党 ホウトウ [0] 主義や利害を同じくする仲間。「―を結集する」徒党 0
神祇 ジンギ [1] 天の神と地の神。天神地祇(テンジンチギ)。「―官」 0
剃る そ-る [1] かみそりなどで、髪やひげを根元から切り落とす。「髪を―って仏門に入る」参考「する」とも読む。 0
偸薄 トウハク 軽はずみで不誠実なこと。人情がうすいこと。軽薄・薄情 0
箝制 カンセイ 自由を奪うこと。束縛して自由にさせないこと。 0
書籍 ショセキ [1],[0] 本。書物。図書。「―小包み」 参考「冊」または「部」をつけて数える。 0
栄達 エイタツ [0] 高い地位にのぼること。出世すること。栄進・昇進 0
習合 シュウゴウ [0] 異なる教義や主義などを取り入れて、一つにまとめること。「神仏―」 0
表沙汰 おもてザタ [0] ①事柄が世間に公然と知れわたること。「過去の逮捕歴が―になる」 ②公開された争い。訴訟や裁判沙汰。公沙汰(おおやけザタ)内沙汰参考「沙汰」は評定・処置などの意。 0
学窓 ガクソウ [0] 学問を修める所。学校。学舎(まなびや)。「―を巣立つ」参考「学舎の窓」の意。 0
渠 みぞ 堀。ほりわり。用水路。 0
放棄 ホウキ [1] 打ち捨てて顧みないこと。投げだすこと。「投票の権利を―しないようにしよう」「試合―」放擲(ホウテキ) 「棄」の書きかえ字。 0
甚だしい はなは-だしい [5] 度を超えている。ひどい。「誤解も―い」「―く破損している」 参考よくないことに用いるほうが多い。 0
節分 セツブン [0] 立春の前日。二月三日ころ。悪鬼を払うための豆まきを行う。 冬 参考もとはすべての季節の変わり目で、立春・立夏・立秋・立冬の前日をいった。 0
利鈍 リドン [1],[0] ①刃物などが鋭いことと、鈍いこと。 ②賢いことと、愚かなこと。 0
魏魏 ギギ 山や岩が高く大きいさま。表記「巍巍」とも書く。 0
褌 みつ [1] ふんどしをしめたときに、横と縦の布が交わる部分。また、相撲で、まわしのこと。「前―をとる」 0
餌 えさ [2],[0] ①飼っている動物に与えたり、捕獲する動物をおびき寄せたりする食物。「―をまく」「鳥に―をやる」 ②人を誘いこむための見せかけの利益やおとり。「金を―に票を集める」 ③人の食べ物を俗的にいう語。「やっと―にありつく」 参考「え」とも読む。 0
輪唱 リンショウ [0] 同じ旋律を、各声部が数小節の間隔をおいて順々に追いかけるように歌う合唱。 0
淳い あつ-い まごころが感じられるさま。情が深い。 表記「惇い」とも書く。 0
詩仙 シセン [0] ①天才的な大詩人。 ②漢詩で、特に李白(リハク)を指す。 参考②杜甫(トホ)を「詩聖」というのに対していう。 0
完熟 カンジュク [0] 植物の果実や種子が完全に熟すこと。特に、食べられるものに対して使う。「―した果物」成熟未熟 0
怏怏 オウオウ [0] 心に不平や不満があって、元気のないさま。「―として楽しまず」 0
肆 ほしいまま [1] かってきまま。わがまま。自分の思いどおりにして遠慮がないさま。「天下を―にする」 0
剛柔 ゴウジュウ [1] かたいことと、やわらかいこと。また、つよいことと、優しいこと。「―併せ持った性格」 0
安本丹 アンポンタン [3] あほう。ばか。愚か者。人をののしっていう語。 0
座禅 ザゼン [0] おもに禅宗で、静座して精神を集中し、悟りを得ようとする修行。「朝夕本堂で―を組む」 0
歯止め はどめ [0],[3] ①車や歯車が回転しないようにすること。また、その装置・道具。 ②事態の急速な進行や悪化をくいとめること。また、そのための手段や方法。「支持勢力の衰退に―がかからない」 0
弄る いじ-る [3],[0] ①手でもてあそぶ。てなぐさみにする。 ②興味をもって操作する。「バイクを―る」 ③物事を一部改変する。また、あれこれと手を加える。「原稿を―る」「制度を―る」 0
要人 ヨウジン [0] 組織の重要な地位についている人。「外国からの―を警護する」 0
炊臼の夢 スイキュウのゆめ 妻に先立たれる夢。また、妻が死ぬことのたとえ。 故事昔、中国の張胆(チョウタン)が、旅先で臼(うす)で飯を炊く夢を見た。占い師にみてもらったところ、「帰宅したら奥さんが亡くなっている。臼で飯を炊くのは、釜(音読みでは「フ」で「婦」を暗示)がなくなったためだ」と言われた。張胆が帰宅すると、はたして妻は死んでいたという故事から。〈『酉陽雑俎(ユウヨウザッソ)』〉 0
念頭 ネントウ [0] 心。思い。考え。「―に置く(いつも心にかけて考える)」 0
遺恨 イコン [0],[1] いつまでも忘れられないうらみ。心に残るうらみ。「―を晴らす」「―試合」 宿恨 0
樗 おうち [0] ①センダンの古名。 栴檀(センダン) ②襲(かさね)の色目。表は薄紫、裏は青。または表は紫、裏は薄紫。表記「楝」とも書く。 0
腐儒 フジュ [1] 理屈ばかり並べて、役に立たない儒者・学者。参考学者が自分のことを謙遜(ケンソン)するときにも使う。 0
納涼 ノウリョウ [0] 暑さを避けて涼しさを味わうこと。すずみ。「―花火大会」 夏 0
復古 フッコ [1],[0] 思想・制度などが、昔の考え方やありさまにもどること。また、もどすこと。「王制―」改新 0
開物成務 カイブツセイム 万物を開発し、事業を成就させること。また、人の知識を開いて成功に導くこと。「務」は事業の意。〈『易経』〉 0
撞着 ドウチャク [0] ①つき当たること。ぶつかること。 ②前後が一致しないため、つじつまが合わないこと。矛盾表記「撞著」とも書く。 0
晨明 シンメイ 明け方。夜明け。「―を告げる鶏の声」 0
人間国宝 ニンゲンコクホウ [5] 重要無形文化財保持者の通称。 0
代弁 ダイベン [0] ①当人に代わって意見を述べること。 ②当人に代わって弁償すること。代償。「治療費を―する」 ③当人に代わって物事を処理すること。 0
左袒 サタン [0] 人の意見に賛成して、味方をすること。「袒」は衣の袖(そで)を脱いで肩を現すこと。 故事中国、漢の太尉の周勃(シュウボツ)が帝室劉氏(リュウシ)を守って、権勢を振るっていた呂太后(リョタイゴウ)の呂氏一族を討とうとしたとき、全軍に向かって呂氏に味方する者は右袒せよ、劉氏に味方する者は左袒せよと言い、全員が左袒した故事による。〈『史記』〉 0
儚い はかな-い [3] 夢のように頼りなく、消えてなくなりやすい。もろくて弱い。「桜は哀れで―い」 0
雑詠 ザツエイ 和歌や俳句などで、特に題を決めず自由に事物や心境を詠(よ)むこと。また、その作品。 0
耐震 タイシン [0] 強度の地震にたえること。「高速道路は―工法で復旧された」 0
円丘 エンキュウ [0] ①傾斜がゆるやかで、頂上がまるい丘。 ②円形の塚。 0
晞く かわ-く 日に当たってかわく。露や湿気などが日の光に当たって少なくなる。 0
気息 キソク [0],[2] いき。呼吸。息づかい。「―を整える」 0
緯武経文 イブケイブン 文化と軍事の両方を重んじて国を治めること。「緯」は横糸、「経」は縦糸。武を横糸、文を縦糸として美しい布を織る意から。〈『晋書(シンジョ)』〉参考「経文緯武」ともいう。 0
残酷非道 ザンコクヒドウ むごたらしくて人道にそむくさま。「非道」は道理や人情にそむくさま。 残虐非道・悪逆無道 0
大言壮語 タイゲンソウゴ [5] できもしない大きなことや威勢のいいことを言うこと。また、その言葉。「あの男は―ばかりで信用できない」 0
長蛇 チョウダ [1] ①長くて大きなヘビ。 ②ヘビのように長く連なったもの。「―の列」 0
毛頭 モウトウ [0] 少しも。まったく。打ち消しの語を伴う。「争う気は―ない」由来「毛先ほども」という意から。 0
秋入梅・秋黴雨 あきついり 梅雨のような秋の長雨。また、その季節に入ること。 秋 参考「あきつゆいり」の転じたもの。 1
卯 う [0],[1] ①十二支の四番目。ウサギ。 ②昔の時刻で、現在の午前六時ころ。また、その前後二時間。「―の刻」 ③昔の方角の名。東。 0
豺 やまいぬ [0] ①野生化したイヌ。 ②イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物、ニホンオオカミの別称。耳と四肢が短い。 冬 表記「山犬」とも書く。 0
雑糅 ザツジュウ 雑然と入りまじること。入り乱れること。 参考「糅」はまじる意。 0
謾く あざむ-く だます。たぶらかす。言葉で真実を覆いかくす。 0
寒流 カンリュウ [0] まわりの海水より水温が低い海流。高緯度地域から赤道に向かって流れる千島海流・リマン海流など。暖流 0
点滅 テンメツ [0] あかりがついたり消えたりすること。また、あかりをつけたり消したりすること。「信号が―する」 0
静寂閑雅 セイジャクカンガ 静まりかえって上品な趣がある風景のこと。「冬の石庭は―だ」 0
後楽 コウラク 天下の人が平和を楽しむのを見てからおくれて楽しむこと。「先憂―」 0
火口 カコウ [0],[3] 溶岩や火山灰などが噴出する所。火山の噴火口。「―湖」 0
仮面 カメン [0] さまざまなものの顔をかたどって作り、顔につけるもの。「カーニバルの―」「彼は―をかぶっている(本心を見せない)」 0
遅配 チハイ [0] 決められた期日よりも配達や支払いなどがおくれること。「配達物が―になる」「給料の―」 0
日次・日並 ひなみ ①日のよしあし。ひがら。「―を選んで式を挙げる」 ②日の次第。「―記(日記)」 1
名人 メイジン [3] ①とりわけすぐれた技能をもつ人。名手・達人 ②囲碁・将棋で、名人戦の勝者に贈られる最高位の称号。 0
爬虫類 ハチュウルイ [2] 脊椎(セキツイ)動物爬虫綱に属するものの総称。多くは卵生で、肺呼吸をする変温動物。体は鱗(うろこ)や甲羅におおわれている。ヘビ・トカゲ・ワニ・カメなど。 0
漆喰 シックイ [0] 石灰に粘土・ふのりなどを加えたもの。天井や壁を塗り固めるのに使う。 由来「シックイ」は、石灰の唐音から。 参考「漆喰」は当て字。 0
葬る ほうむ-る [3] ①死体や遺骨を墓所などにおさめる。埋葬する。葬式をする。「海の見える墓地に―る」 ②世間から存在を隠す。また、表面に出てこないようにする。捨て去る。「事件は闇(やみ)に―られた」「この業界から―る」 0
物見 ものみ [3] ①見物すること。 ②戦争で、敵情を調べる役の人。「―を放つ」斥候(セッコウ) ③「物見櫓(ものみやぐら)」の略。遠くを見渡すために、高く築いた建物。 0
揺る ゆ-る [0] ゆり動かす。ゆさぶる。「大木を―る大型の台風」「ブランコに―られる」 0
土饅頭 ドマンジュウ [2] 土をまるく盛り上げた墓。土墳。由来饅頭のような形からいう。 0
減上 めりかり 音の高低。減り張り由来笛や尺八などで、基本より下がる音を「めり」といい、上がる音を「かり」ということから。表記「乙甲」とも書く。 1
歯齦 シギン [0] 「歯茎(はぐき)」に同じ。 0
賄賂 ワイロ [1] 相手にこっそり金品を贈り、自分の利益になるように、とりはからってもらうこと。袖(そで)の下。「―には誓紙を忘る」 0
樗蒲 チョボ 「樗蒲一」の略。 0
三度笠 サンドがさ [4] すげがさの一種。顔をおおうように深く作ったもの。 由来江戸時代に、日に三度、定期的に江戸と大坂間を往復した三度飛脚がかぶったことから。 0
牧神 ボクシン [0] 林野や牧畜をつかさどる、半人半獣の神。ギリシャ神話のパンやローマ神話のファウヌスなど。牧羊神。 0
書笈 ショキュウ 書物を入れて背負えるように作った箱。 書櫃(ショキ) 0
入るを量(はか)りて以(もっ)て出(いだ)すを為(な)す いるをはかりてもっていだすをなす 収入を計算してから、支出額を決めること。国家財政の心得を述べた言葉。〈『礼記(ライキ)』〉 0
追肴 おいざかな 追加で出す料理。参考「肴」は、酒のさかなの意。 0
建材 ケンザイ [0] 建築に用いられる資材。建築の材料。「新―を用いた家屋」 0
大陰神 ダイオンジン 陰陽道(オンヨウドウ)の八将神の一つ。土曜星の精。その方向にかかわる縁談や出産などを忌む。 0
凹む くぼ-む [0] 落ちこんで、周囲よりも低くなる。へこむ。「目が―む」 0
厄介 ヤッカイ [1] ①めんどうで手数のかかること。「―な仕事と知らずに気軽に引き受けた」 ②世話になること。「一晩ご―になります」 0
捏ち上げる デッちあ-げる [5] ①事実ではないことを本当のように作り上げる。捏造(ネツゾウ)する。 ②体裁だけつくろっていいかげんにまとめる。「宿題を一晩で―げる」 0
電卓 デンタク [0] 「電子式卓上計算機」の略。電子計算機の技術を応用した小型計算機。 0
細螺 きさご [0] ニシキウズガイ科の巻貝。内海の砂泥地にすむ。タニシほどの大きさで、形はカタツムリに似る。殻はおはじきや装飾用。肉は食用。キシャゴ。 春 表記「扁螺・喜佐古」とも書く。 1
恪守 カクシュ 規則などを忠実に守ること。 0
軍艦 グンカン [0] 軍事目的に従事する、戦闘力を備えた艦艇。「―旗」 0
繧繝縁 ウンゲンべり 繧繝錦(にしき)の畳のへり。また、繧繝縁をつけた上等な畳。表記「暈繝縁」とも書く。 0
合わぬ蓋(ふた)あれば合う蓋あり あわぬふたあればあうふたあり 物には適切な使い道があり、人にもそれぞれにふさわしい場所があるものだということのたとえ。ある入れ物に合うふたがあれば、合わないふたもあって当然だということから。 0
思いの丈 おもいのたけ [6] 思う気持ちのすべて。「―を話す」 参考おもに恋愛関係にある男女の間でいう。 0
伺候 シコウ [0] ①高貴な人のそば近くに仕えること。 ②目上の人のもとへご機嫌うかがいに行くこと。 0
物量 ブツリョウ [0],[2] 物の分量。物資の多さや豊かさ。「―作戦」 0
菱花 リョウカ ①ヒシの花。 ②金属製の鏡の別名。「―鏡が陳列されている」由来②多く、鏡の裏にヒシの花を鋳ることから。 0
模様 モヨウ [0] ①衣服や工芸品などの装飾や、物の表面に見える種々のかたち。「砂丘の―は風の力による」「花の―のハンカチ」 ②ありさま。ようす。状況。「今晩は雨になる―」 0
軍隊 グンタイ [1] 一定の規律をもつ軍人組織。兵士の集団。「―に召集される」 0
厳守 ゲンシュ [1] 命令や規則・約束・時間などをかたく守ること。「締め切りを―する」 0
諸説紛紛 ショセツフンプン [1] いろいろな意見や議論が入り乱れて、まとまらないさま。「紛紛」は入り乱れるさま。「―として真相がつかめない」 議論百出・甲論乙駁(コウロンオツバク) 0
二流 ニリュウ [0] ①二つの流れ。二つの流派。また、二つの方法。「絵画の―」 ②一流には及ばない地位や程度。また、そのもの。「―の作家」「―の品物」 0
親等 シントウ [0] 親族間の親疎の関係を示す等級。親子が一親等で、兄弟姉妹が二親等など。六親等まである。 0
三一 サンピン [3] ①ニ個のさいころを振ったとき、三と一の目が出ること。 ②江戸時代、身分の低い侍を卑しめていった語。「―侍」 由来②一年に三両一分の給料しかもらえなかったことから。 参考「ピン」はポルトガル語で「一」の意。 0
和声 ワセイ [1] 音楽で、高さのちがう音を同時に発声し連続するときの和音の響き。また、複数の楽器による音の調和。旋律およびリズムとともに音楽の基本要素。ハーモニー。参考「カセイ」とも読む。 0
保母 ホボ [1] 養護施設や保育所などの児童福祉施設で、幼児や児童の保育にあたる女性職員の通称。保父参考正式名称は男女ともに「保育士」。 「保姆」の書きかえ字。 0
衿 えり [2] ①衣服の首回りの部分。カラー。 ②人の首の後ろの部分。首筋。表記「襟」とも書く。 0
朶翰 ダカン 他人の手紙を敬っていう語。朶雲 0
天柱 ちりけ [0] ①灸(キュウ)をすえる点の一つ。両肩の中央で、うなじの下。 ②頭に血がのぼる幼児の病気。疳(カン)。表記「身柱」とも書く。 1
開かる はだ-かる [3],[0] ①手足を大きく広げて人の前に立つ。たちふさがる。「真正面に立ち―る」 ②着衣の合わせ目が乱れて広がり開く。はだける。「胸が―る」 0
半解 ハンカイ [0] 物事を一部分だけしか知らず、全体を理解していないこと。なまかじり。「一知―」 0
寡聞 カブン [0] 自分の知識や見聞が少ないこと。へりくだったときに用いる。「事の真偽は―にして知らない」 0
一文半銭 イチモンハンセン ごくわずかな金銭のこと。「文」「銭」は昔の小銭の単位。参考「半銭」は、「きなか」とも読む。一銭一厘 0
望外 ボウガイ [0] 期待以上であること。思いのほか。「―の成果を得る」 0
粗 あら [1] ①魚肉を料理に使った残りの頭や骨など。「鰤(ぶり)の―を大根と煮る」 ②欠点。落ち度。「―探し」 0
質実剛健 シツジツゴウケン [0] 内実があって飾り気がなく、心身ともに強くたくましいこと。 参考「剛健質実」ともいう。 剛毅木訥(ゴウキボクトツ) 0
表明 ヒョウメイ [0] 考えや態度を人に表し、明らかにすること。「支持を―する」 0
白痢 なめ はげしい下痢のときに出る白色の便。参考「ビャクリ」とも読む。 1
薬九層倍 くすりクソウバイ [5],[0] 薬は原価に比べて、売値が非常に高いことをいう。また、暴利をむさぼるたとえ。 0
帝位 テイイ [1] 帝王の位。天子や天皇の位。「―を継ぐ」 0
凝り しこり [0] ①筋肉が凝るなどしてかたくなること。また、そのかたまり。 ②争い事などが解決したあとも、気分がすっきりしないこと。また、その気分の原因をなすもの。わだかまり。「―を残す」「二人の―を時間が解決した」 0
奔命 ホンメイ [0] 命令にしたがい、忙しく立ち働くこと。「―に疲れる」由来君命にしたがって奔走する意から。 0
眉墨 まゆずみ [2] まゆをかいたり形を整えたりする墨。表記「黛」とも書く。 0
膠灰 コウカイ セメントの訳語。 0
醜男 ぶおとこ [2] 顔かたちのみにくい男性。 参考「しこお」とも読む。 1
名利 ミョウリ [1] 名誉と利益。「―を求める」参考「メイリ」とも読む。 0
放心 ホウシン [0] ①心をほかの事に奪われて、ぼんやりすること。「―状態に陥る」 ②心づかいをやめること。「どうぞ御―願います」安心・放念表記②「放神」とも書く。 0
丼勘定 どんぶりカンジョウ [5] 収入や支出をはっきり区別しないで、いいかげんに行う計算。また、計算をしないで金を出し入れすること。由来職人が「どんぶり(腹がけの前につけてある物入れ)」に金を入れておき、おおざっぱに金の出し入れをしたことから。 0
やまびこ ①山の神。山の精霊。 ②山・谷などに声や音が反響すること。こだま。「―が応(こた)える」表記「山彦」とも書く。 0
萼 うてな [1],[2] 花の最も外側にあって、花を保護し支えているもの。花のがく。 由来物をのせる「台(うてな)」の意から。 0
手蹟 シュセキ [0] 手跡 0
綺麗 キレイ [1] ①美しいこと。「―な人」「―な曲」 ②清潔なこと。「―な下着」 ③ごまかしがなく、いさぎよいこと。「―に清算する」「―な進退」 ④残りのないこと。「―に食べる」表記「奇麗」とも書く。 0
光 ひかり [3] ①光線。あかり。「月の―」 ②美しい色。つや。輝き。「目の―」 ③希望。「―なき生活」 ④威光。「親の七―」 ⑤名誉。「栄(は)えある―」 0
羅漢柏 あすなろ [2] ヒノキ科の常緑高木。由来「羅漢柏」は漢名からの誤用。 翌檜(あすなろ) 1
文言 モンゴン [0] 文章中の語句。「契約書の―を一字一句確認する」文句 0
素描 ソビョウ [0] 木炭・鉛筆などで、おおまかに物の形や明暗を描くこと。また、その絵。デッサン。「静物を―する」 彩画 参考「スがき」とも読む。 0
化ける ば-ける [2] ①姿・形を変えて別のものになる。「狸(たぬき)が和尚(オショウ)に―ける」 ②素性をかくしたり姿・形を変えたりして、別人を装う。なりすます。「美しい女に―ける」 0
水垢 みずあか [0] 水中にとけた物質が、他の物についたり水面に浮いたり底に沈んだりして、汚く見えるもの。みあか。 0
寇に兵を藉(か)し盗に糧を齎(もたら)す あだにヘイをかしトウにリョウをもたらす 敵に武器を貸し与え、盗賊に食糧をやる。わざわざ敵を助けて、味方の損害を大きくするたとえ。「兵」は武器、「糧」は食糧の意。故事 中国、秦(シン)王、政が他国から来て大臣になった優秀な者を追放しようとしたことに対して、李斯(リシ)がそれは敵に利益を与えることになると、いさめた故事から。〈『史記』〉敵に糧(かて)・賊に兵を貸す 0
楊枝・楊子 ヨウジ ①食物をさしたり、歯の間にはさまった物を取り除いたりするために用いる細く小さな棒。つまようじ。 ②歯の垢(あか)を取り、きれいにするための道具。楊柳(ヨウリュウ)の材の先端をたたいて総(ふさ)のようにしたもの。ふさようじ。 0
盗汗 トウカン [0] 「盗汗(ねあせ)」の医学的な言い方。 0
冷や ひや [1] ①「冷や酒」の略。燗(かん)をしていない酒。冷酒。「酒は―にかぎる」 ②「冷や水」の略。つめたい水。「お―を一杯いかがですか」 0
側 はた [0] ①物のへり・ふち。 ②かたわら。まわり。そば。また、まわりの人。「君の行動は―迷惑もいいところだ」 0
木屑 こけら [0] 材木を削ったときに出る細かい木のくず。 1
目の当たり・目の辺り まのあたり 目の前。直接。「猛火を―に見て声も出なかった」 0
舌鋒 ゼッポウ [0] 言葉のほこさき。鋭い議論・弁舌。「議会で―鋭く迫った」 0
鴛鴦 おしどり [2] ①カモ科の鳥。水辺にすむ。雌は地味な灰褐色。雄はオレンジ色の飾り羽があり、美しい。雌雄の仲がよい。冬 ②夫婦仲のよいたとえ。「―夫婦」参考「エンオウ」とも読む。 1
指紋 シモン [0] 指先の内側にある筋模様。また、その跡。 参考まったく同じ指紋はなく、一生変わらないことから個人の識別に利用される。 0
裏芸 うらゲイ [2],[0] 芸人が専門の芸以外に身につけているもの。特別の場合以外にはやらないとっておきの芸。隠し芸。「忘年会で―を披露する」表芸 0
聖典 セイテン [0] 聖人の言行や伝説などが記された、ある宗教での教義のもととなる書。キリスト教の聖書、イスラム教のコーランなど。 0
珍粉漢粉・珍糞漢糞 チンプンカンプン 何がなんだかわからないさま。話が通じないさま。ちんぷんかん。由来儒者の用いた漢語をまねた言葉とも、外国人の口まねからともいう。 0
筋骨 キンコツ [0] 筋肉と骨格。体つき。「―たくましい青年だ」
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四字熟語根掘り葉掘り48:「筋骨隆々」は理屈に合わない?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
移植 イショク [0] ①植物を別の場所に植えかえること。「苗木を―する」 ②医学で、体の生きた組織や臓器を移しかえること。「心臓を―する手術」 0
品位 ヒンイ [1] ①人や物に備わっている品格。ひん。「あの人は―に欠ける」「―を保つ」 ②地金(ジがね)や金貨・銀貨に含まれる金銀の割合。また、鉱石中に含まれる金属の割合。「―の高い原石」「―証明(造幣局が地金の金属の割合を証明すること)」参考「ホンイ」と読めば、律令(リツリョウ)制で親王や内親王に与えられた位。 0
逢魔が時 おうマがとき [4],[1] 夕暮れの薄暗くなったころ。たそがれどき。由来「大禍(おおまが)時(わざわいの起こるとき)」の転。 0
放吟 ホウギン あたりかまわず、大声を張り上げて詩歌をうたうこと。「公道を高歌―しながら歩く」放歌 0
偏に ひとえ-に [2] ひたすら。そのことだけ。ただただ。「―君の奮起に期待する」「―お詫(わ)び申し上げます」 0
煩労 ハンロウ [0] 心や体をわずらわし、疲れさせること。また、わずらわしい骨折り。 0
静座・静坐 セイザ 落ち着いて呼吸を整え、静かにすわること。「―して瞑想(メイソウ)する」 0
草 くさ [1] ①茎が柔らかく、木部が発達しない植物の総称。草本(ソウホン)。 ②雑草。「庭の―取り」 ③屋根をふく材料。藁(わら)・茅(かや)など。「―ぶき屋根」 ④かいば。まぐさ。「馬に―をやる」 ⑤名詞について、本格的ではないことを表す語。「―野球」 0
筆者 ヒッシャ [1] その文章や書画をかいた人。著者・作者 0
戯事 ざれごと [0] たわむれにすること。ふざけてすること。冗談ごと。いたずら。 0
胡散臭い ウサンくさ-い [5] 何となく疑わしい。あやしくて油断ができない。「―い男につきまとわれる」 0
素餐 ソサン 仕事もしないで、また功績や才能もないのに、高い地位について俸禄(ホウロク)を受け取っていること。 徒食・素食 0
熱燗 あつかん [0] 酒のあたため方が熱めであること。また、その酒。「雪見酒は―に限る」 冬 0
泡 あぶく [2] 「泡(あわ)」に同じ。 0
摂津 せっつ 旧国名の一つ。現在の大阪府の北西部と兵庫県の南東部。摂州。 0
砲煙弾雨 ホウエンダンウ [5] 戦闘の激しいさま。「砲煙」は大砲の煙。「弾雨」は、弾丸が雨のように飛んでくるさま。硝煙弾雨(ショウエンダンウ)・弾丸雨注 0
上司 ジョウシ [1] ①職場で自分よりも地位が上の人。上役(うわヤク)。 部下 ②上級の官庁。 0
灰均し はいならし [3],[5] 火ばちなどの灰を平らにする金属製の道具。灰かき。 0
衿刳 えりぐり 洋服の、首回りにそってあけた線。「―が狭くて脱ぎ着がしにくい」表記「襟刳」とも書く。参考「刳」は、くりぬく意。 0
侵す おか-す [2],[0] ①入ってはならない他の領分に無理に入りこむ。「他国の領土を―す」 ②他人の権利や利益などを損なう。「基本的人権を―してはならない」 0
折板 へぎいた [3],[0] ヒノキやスギなどの木材を薄くはいだ板。折敷(おしき)や折り箱などを作る。 表記「剝板」とも書く。 1
編笠 あみがさ [3] わら・すげ・イグサなどで編んだかぶり笠。夏 0
起動 キドウ [0] 動き始めること。特に、機械などが運転を始めること。「掘削機が―する」「コンピューターが―する」始動 0
夜寒 よさむ [0] 夜の寒さ。特に、秋の末ころから感じられる夜の寒さ。また、その季節。「―の候となりました」朝寒 秋 0
最小限 サイショウゲン [3] 限られた範囲・条件内で、それ以上小さくならないぎりぎりのところ。最小限度。「赤字を―に押さえる」 最大限 参考「最少限」は誤り。
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・漢字の豆知識 「最小限」はあっても「最少限」はない? ~反対語とセットで考える~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
遊猟 ユウリョウ [0] 狩りをして遊ぶこと。狩猟 0
擒える とら-える つかまえてとりこにする。手でつかまえて逃がさない。表記「禽える」とも書く。 0
阿亀 おかめ [2] 額が広くて鼻が低く、下膨れの女の面。また、そのような顔立ちの女性。阿多福。 0
地域 チイキ [1] 一定の範囲の土地。「―社会に根ざした風習」区域・地区 0
折衝 セッショウ [0] 利害などのくいちがう相手と話し合って問題を解決しようとすること。また、かけひき。「労使の代表が―に当たった」「大臣レベルでの―が続く」 参考本来は、敵のついてくる矛先をくじく意。 0
店 たな [2] ①みせ。商店。 ②貸家。借家。「―賃」由来①「店棚(みせだな)」の略。棚に商品を並べて売ることから。 0
最低 サイテイ [0] ①いちばん低いこと。「―の価格」「―気温」 ②いちばん悪いこと。いちばん望ましくないこと。「―の品性」 ①②最高 0
苟且 かりそめ [1] ①一時的な間に合わせ。その場だけのこと。「―の処置」「―の恋」 ②おろそかなこと。軽々しいさま。「―の行動」 ③ちょっとしたこと。「―の病気」表記「仮初」とも書く。参考「コウショ」とも読む。 1
轅門 エンモン ①軍門。 ②役所の外門。 由来昔、中国の戦陣で、車の轅(ながえ)を向かい合わせて門にしたことから。 0
後尾 コウビ [1] 列などのうしろのほう。うしろの部分。「最―」 0
愁苦辛勤 シュウクシンキン 思い悩んで、はなはだしくうれえ苦しむこと。「愁苦」はうれえ苦しむ、「辛勤」は苦労してつとめる意。〈白居易の詩〉 0
旧びる ふる-びる 古い感じがするようになる。時代遅れになる。「―びた建物」 0
床山 とこやま [0] 歌舞伎(カブキ)役者や力士などの髪を結う職業。また、その職業の人。 0
髱髪 たぼがみ 「髱(たぼ)」に同じ。 0
導入 ドウニュウ [0] ①導き入れること。「新しい通信機器の―」 ②本題に入る前段階として、興味をもたせるようにする部分。「話の―部」 0
統計 トウケイ [0] 同種のものを集めて分類・整理し、数値で表示すること。また、その数値。 0
私情 シジョウ [0] ①個人的な感情。「―を捨て去る」 ②自分だけの利益を考える心。 ①②私意 0
孑然 ケツゼン [0] 孤独なさま。孤立しているさま。ひとりぼっち。参考「ゲツゼン」とも読む。 0
垢抜ける あかぬ-ける [4] 姿や態度などが洗練される。野暮なところがなくなり粋(いき)になる。「都会に出て見ちがえるほど―けた」 0
婚儀 コンギ [1] 結婚の儀式。「両家の―をとり行う」婚礼 0
湎れる おぼ-れる 夢中になる。心を奪われる。「酒に―れる」「女色に―れる」 0
盾突く たてつ-く [1],[0],[3] 目上の人や力のある者に反抗する。口答えする。「先生に―く」 表記「楯突く」とも書く。 0
焼眉の急 ショウビのキュウ 非常にさし迫った事態や危険が身に迫ることのたとえ。眉が焼けるほどの火急の意から。〈『五灯会元(ゴトウエゲン)』〉 表記「焼眉」は「焦眉」とも書く。 参考「燃眉(ネンビ)の急」ともいう。 0
官途 カント [1] ①官吏の職務や地位。「―に就(つ)く」官位 ②官吏になること。 0
篠竹 ささたけ [2] 「篠(しの)」に同じ。 表記「笹竹」とも書く。 参考「しのだけ」とも読む。「すずたけ」と読めば別の植物になる。 1
串団子 くしダンご 団子を何個か串に刺し、火であぶるなどした食べ物。 0
緒言 ショゲン [0] ①論説のいとぐち。 ②前書き。はし書き。 序文・序言 参考「チョゲン」は慣用読み。 0
律義者の子沢山 リチギもののこダクサン 実直な人は放蕩(ホウトウ)することなく家庭が円満で夫婦仲もよく、自然と子どもがたくさんできるということ。 0
民芸 ミンゲイ [0] 庶民の生活のなかから生まれた、その土地の特色がある工芸。「―品」 0
喝采 カッサイ [0] 歓声をあげたり、拍手をしたりしてほめそやすこと。「ステージが終わり拍手―を浴びた」 0
成案 セイアン [0] すでにまとまった考えや文案。「―を得る」 草案・試案 0
聖跡・聖蹟 セイセキ ①神聖な出来事のあった場所。聖なる遺跡・史跡。 聖地 ②以前に天皇が行幸した場所。 0
乱行 ランギョウ [0] 乱暴な振る舞い。また、みだらな行い。「酔って―におよぶ」表記「濫行」とも書く。参考「ランコウ」とも読む。 0
疏通 ソツウ [0] 疎通 0
生ける い-ける [2] ①命を保たせる。生かす。 ②花や草木の枝を花器にさす。「床の間に花を―ける」 ③文語体で、生きているの意。「まるで―ける屍(しかばね)だ」 表記②「活ける」とも書く。 0
確信 カクシン [0] かたく信じて疑わないこと。また、その心。確かな自信。「成功を―する」 0
婆羅門教 バラモンキョウ [0] 古代インドで、最上位の階級バラモン(司祭・僧侶(ソウリョ))を中心として発展した民族宗教。 0
頸聯 ケイレン 律詩の中で、対句となる第五句・第六句のこと。後聯。 0
卒業 ソツギョウ [0] ①学校の所定の課程を、学びおわること。「―アルバム」「―論文」 入学 ②一定の段階を体験して、通りこすこと。「子育てを―する」
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あつじ所長の漢字漫談47 ご卒業おめでとうございます
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
諺文 オンモン [0],[1] 朝鮮語を書き表すための固有の音標文字。ハングルの旧称。参考「オンムン」とも読む。朝鮮語読みから。 0
報労 ホウロウ 苦労にむくいること。労務に対して、むくいること。「―金」 0
叩く はた-く [2] ①たたいて払いのける。 ②ぶつ。打つ。 ③金や財産を使い果たす。「財布を―いて買った」参考①②「たたく」とも読む。 0
保管 ホカン [0] 大切なものを保護・管理すること。「試験問題を金庫に―する」 0
手品 てじな [1] 演芸の一つ。たくみな手さばきや仕掛けなどで人の注意をそらし、不思議なことを見せる芸。奇術。てづま。「―師」 0
始祖 シソ [1] ①ある物事を最初に始めた人。元祖。創始者。 ②禅宗で、中国禅宗の開祖、達磨(ダルマ)のこと。 0
発達 ハッタツ [0] ①成長して、より完全なものになっていくこと。「心身の―」 ②技術などが進歩すること。また、規模が次第に大きくなること。「情報システムの―」 0
照明 ショウメイ [0] ①灯火で照らして明るくすること。「店の―が暗い」 ②舞台や撮影の効果を上げるために、使用する人工的な光線。また、その使い方。ライティング。 0
朝野 チョウヤ [1] ①朝廷と民間。官民。「―の別なく人材を集める」 ②天下。全国。「―をあげての大事業」 0
伯牙琴を破る ハクガキンをやぶる 自分のよき理解者の死を悼(いた)むたとえ。故事 琴の名手だった伯牙が演奏すると、友人の鍾子期(ショウシキ)は、伯牙が思い描く情景を言い当てて理解した。その鍾子期が死んでしまうと、伯牙は琴の弦(ゲン)を絶ち、二度と琴を奏でることがなかったという故事から。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉参考「伯牙弦を絶つ」ともいう。 0
虐げる しいた-げる [4] むごたらしく扱う。また、不当にいじめる。「―げられた民衆」 0
素粒子 ソリュウシ [2] 物質を構成する基礎の単位で、それ以上分解できないとされる最も微細な粒子。電子・陽子・中性子など。 0
忌まわしい い-まわしい [4] ①不吉である。「―い夢」 ②いやな感じである。不愉快である。「―い思い出は忘れたい」 0
確証 カクショウ [0] 確かな証拠。「汚職の―をつかむ」「―を得る」 0
帯佩 タイハイ ①太刀などを身につけること。また、その姿。帯刀 ②能・舞楽・武術などの型や作法。身構えや身のこなし方。参考「帯」「佩」ともに、身につける意。 0
表情 ヒョウジョウ [3] ①感情や情緒を、顔つきや態度に表すこと。「―豊かに踊る」「無―になる」 ②様相やありさま。「テレビが全国各地の元旦(ガンタン)の―を伝える」 0
奔流 ホンリュウ [0] 勢いがある激しい流れ。急流。奔湍(ホンタン) 0
妙案 ミョウアン [0] よい思いつき。すぐれたよい考え。「なかなか―が思い浮かばない」名案・妙計・妙策 0
洞房 ドウボウ ①奥深い部屋。特に、ねや。閨房(ケイボウ) ②遊女の部屋。 0
鮟鱇の待ち食い アンコウのまちぐい 働きもせずに利益を得ようとするたとえ。由来 アンコウは海の底で、ただじっとしていて大口を開け、小魚が口の中へ入って来るのを待ち受けていることから。 0
嫌悪 ケンオ [1] 憎みきらうこと。非常にいやがること。「―感を抱く」「自己―に陥る」憎悪 0
比 たぐい [1] 同じ程度や種類のもの。並ぶもの。釣り合うもの。「―まれな秀才」 0
助勢 ジョセイ [0] 力を添えること。また、その人。助太刀。「―を拒む」 加勢・助力 0
比目魚 ひらめ [0] ヒラメ科の海魚。由来「比目魚」は漢名から。 鮃(ひらめ) 1
及びもつかない およ-びもつかない とてもかなわない。並ぶこともできない。「―いすごい記録だ」 0
後れる おく-れる [0] ①他のものよりあとになる。取り残され、ついていけない。「時代に―れるな」「発達が―れる」 ②死におくれる。先に死なれる。「妻に―れる」 ③他より劣る。「学力が―れる」 ④恐れためらう。気後れする。 0
巾子形 こじかた 門や扉の中央に置き、左右に開くのを防ぐ石。 由来「巾子」に似ていることから。 1
遊里 ユウリ [1] 遊女屋の集まっているところ。色町・色里。廓(くるわ)。遊郭 0
惑乱 ワクラン [0] 判断力をなくすほど、心がまどい乱れること。また、まどい乱すこと。 0
病棟 ビョウトウ [0] 病院などで、病室が並んでいる建物。「小児―」「外科―」病舎 0
収監 シュウカン [0] 刑務所や拘置所に収容すること。「受刑者を―する」 0
熟む う-む [1] 果実などが、熟する。うれる。「柿(かき)が―む季節だ」 0
煤ける すす-ける [0],[3] ①すすで黒く汚れる。「だいぶ天井が―けてきたようだ」 ②古くなって薄汚くなる。「―けた着物」 0
思案投げ首 シアンなげくび [1],[2] あれこれ考えあぐねて困っているさま。いい案が思い浮かばず、首を傾け考えこむこと。 0
選り取り見取り よりどりみどり [5] 多くのなかから好きなものを自由に選び取ること。「どれでも―」 0
怙む たの-む 頼りにする。頼れるものとして当てにする。よりどころとする。 0
攻守 コウシュ [1] 攻めることと守ること。攻撃と守備。「―に万全な強豪野球チーム」 0
窪む くぼ-む [0] 周囲より低く落ちこむ。穴状にへこむ。「疲れて目が―む」 「道路が―む」表記「凹む」とも書く。 0
獣心 ジュウシン [0] 良心や理性も情もない、けだもののような心。「人面―(人でなし)」 0
騎馬戦 キバセン [0] 騎馬の戦闘を模した遊戯。三、四人が一組になって敵味方に分かれ、上に乗った者を落としたり鉢巻きや帽子を取ったりするもの。 0
親権 シンケン [0] 親が未成年の子に対してもつ保護、育成、教育などの権利や義務の総称。「離婚で―を争う」 0
生半可 なまハンカ [0],[3] 物事が中途半端で不十分なこと。いいかげん。「―なことではだめだ」 生半(なまなか) 0
大礼は小譲を辞せず タイレイはショウジョウをジせず 大事の前には、小事にかかわっていてはいけないという戒め。重大な礼節を守り通すためには、小さな譲り合いなど問題外だという意。〈『史記』〉参考「大行は細謹を顧みず」に続く言葉。 0
滋目結 しげめゆい 目結(四角形の図案)の柄を一面に染め出し、総絞りとしたもの。鹿の子(かのこ)絞りの総絞り。「―の直垂(ひたたれ)」 表記「繁目結」とも書く。 0
之く ゆ-く 目的地に向かっていく。おもむく。「孔子、衛に―く」〈『礼記(ライキ)』〉 0
儼乎 ゲンコ おごそかなさま。威厳があり、りっぱなさま。「―たる恩師の態度」 0
戦列 センレツ [0] 戦闘を行う部隊や艦隊などの列。転じて、闘争や試合のために作られた組織。「―に加わる」 0
閑散 カンサン [0] ひっそりとしていること。また、することもなくひまなこと。「店内は―としている」 0
性懲り ショウこり [0],[4] ひどくこりること。深く反省すること。「―もなく同じ過ちをするな」 0
錐の囊中(ノウチュウ)に処(お)るが若(ごと)し きりのノウチュウにおるがごとし 才能のある人は、隠れていてもいつかは必ず世に現れてくるということ。錐はたとえ袋の中に入っていても、いずれは鋭い先端を突き出すという意から。〈『史記』〉 0
盆踊り ボンおどり [3] 盂蘭盆会(ウラボンエ)の前後の夜に、人人が集まって音頭や歌に合わせてする踊り。もとは、死者の霊を慰めるためのもの。秋 0
雁股 かりまた 先端が二股に開いた矢じり。また、それをつけた矢。 0
庸才 ヨウサイ [0] 平凡な才能・才知。また、それをもった人。凡人。 0
囚える とら-える ①つかまえて刑務所などに入れる。「強盗を―える」 ②身柄を拘束して自由を奪う。 0
丹 に [1] ①あかい色。朱色。「―塗りの鮮やかな鳥居だ」 ②赤色の土。赤土。 0
糖衣錠 トウイジョウ [3] 飲みやすいように、糖製品で外側を包んだ錠剤。「―の薬」 0
文武一途 ブンブイット 文官と武官との区別がないこと。〈『日本外史』〉 0
真如 シンニョ [1] この世界の普遍的な真理。絶対不変の万物の真理。 真諦(シンタイ) 0
重囲 ジュウイ [1] いくえにも張り巡らされた厳重な包囲。 0
駆り立てる かりた-てる [4],[0] ①獣などを追い立てる。 ②人をうながして行動させる。また、無理に行かせる。「創作意欲を―てる」「戦場に―てる」表記①「狩り立てる」とも書く。 0
虫螻 むしけら [0] ①虫を卑しめていう語。 ②人を卑しめていう語。「―のように扱う」 0
風紋 フウモン [0] 風が吹いて、砂面にできた波形の模様。「砂丘に広がる―」 0
総勢 ソウゼイ [0] ある団体や軍隊などに属する、すべての人数。全員。総員。「―五百人が参加した会合」 0
根方 ねかた [3],[0] ①植物のねもと。「柳の―」 ②物の下のほう。 0
川蜷 かわにな カワニナ科の巻貝。川や湖の底にすむ。殻は円錐(エンスイ)形で高さは約三(センチメートル)。殻表は褐色。ホタルの幼虫のえさとなる。 春 表記「河貝子」とも書く。 0
鶫 つぐみ [0] ヒタキ科の鳥。晩秋、シベリアなどから大群で日本に渡来。背面は黒褐色、腹面や顔は黄白色で黒い斑点(ハンテン)がある。秋 0
発禁 ハッキン [0] 「発売禁止」の略。有害な印刷物やコンパクトディスクなどの発行・発売を禁止する行政処分。 0
絖 ぬめ 生糸を用いた絹織物。薄く滑らかでつやがあり、書画や造花材料に用いる。絵絹として用いたものを絖本(コウホン)という。 0
反物 タンもの [1],[0] ①和服用の織物の総称。呉服。 ②一反ずつになっている織物。「―から和服を仕立てる」 0
莫臥児 モール ①縦に絹糸、横に金糸・銀糸を使った浮き織り。帯地などにする緞子(ドンス)に似た織物。 ②金糸・銀糸・色糸をからませた飾り用のひも。 ③針金に色糸などを撚(よ)りつけたもの。 1
著名 チョメイ [0] 名前が、世間に広く知られていること。「―な作家」有名無名 0
密勅 ミッチョク 秘密に下される天子の命令。内々の勅命。「討幕の―が下った」 0
絶讃 ゼッサン [0] 絶賛 0
臓物 ゾウモツ [0] 内臓。はらわた。特に、ニワトリ・ウシ・ブタなどの内臓。「―料理」 0
瘟病 オンビョウ 急性の発熱性感染症。高熱を発し流行するもの。 0
黔い くろ-い 黄色みを帯びた黒色をしている。くすんで黒い。 0
遁世 トンセイ [0] ①俗世間との交渉を断つこと。隠棲(インセイ)・隠遁(イントン) ②世俗を捨て、仏門に入ること。出家・遁俗(トンゾク) 0
訴因 ソイン [0] 訴訟の原因。検察官が起訴する理由として、その事実を一定の犯罪構成要件に当てはめて起訴状に記す事柄。 0
木瓜 ぼけ [0],[1] バラ科の落葉低木。中国原産。枝にはとげがある。春、紅色・白色などの五弁花をつけ、球形の実を結ぶ。実は黄熟し芳香を放つ。観賞用。表記「鉄脚梨」とも書く。参考「きゅうり・マルメロ」と読めば別の植物。 1
畏敬 イケイ [0] 崇高なものや偉大な人物をおそれうやまうこと。「―の念を抱く」 0
暁鴉 ギョウア [1] 明けがたに鳴くカラス。あけがらす。 0
高潔 コウケツ [0] 心がけだかく清らかなさま。高尚で潔白なこと。「人格―な人」「―な志を抱く」 0
愚論 グロン [0] ①おろかな論説。つまらない議論。 ②自分の意見や論説の謙称。「―を述べさせていただく」 0
座談 ザダン [0] 何人かが同席して、自由に話し合うこと。「―会」 対談・鼎談(テイダン) 0
砧 きぬた [1] 木づちで布を打つときに用いた木や石の台。また、それを打つこと。「―を打つ音が響く」表記「碪」とも書く。由来「衣板(きぬいた)」の転。 0
雷管 ライカン [0] 銅や真鍮(シンチュウ)などで作った容器に、爆薬に点火するための薬品をつめた発火具。爆弾や銃砲の弾丸に使う。 0
核太棗 さねぶとなつめ クロウメモドキ科の落葉低木。ナツメの原種。枝にとげがあり、葉は長卵形。夏に淡黄緑色の小花をつける。実が小さいわりに核が大きい。種子は薬用。表記「酸棗」とも書く。 0
中核 チュウカク [0] 全体の中心。全体を構成する重要な部分。「組織の―として活躍する」「―農家」核心 0
隻影 セキエイ [0] ただ一つの影。ほんの一つの姿。 孤影・片影 0
讒毀 ザンキ 人の悪口を言うこと。そしること。告げ口をすること。 0
略す リャク-す [2] ①はぶく。「敬称を―します」 ②簡単にする。 0
花は桜木、人は武士 はなはさくらぎひとはブシ 花ではサクラが、人では武士が最もすぐれているということ。参考「人は武士、花は桜」ともいう。木は檜(ひのき)人は武士 0
紙鳶 シエン [3] 「紙鳶(たこ)」に同じ。 0
耕稼 コウカ 田畑をたがやして作物を植えつけること。耕種参考「稼」は穀物を植える意。 0
敗毀 ハイキ やぶれこわれること。やぶりこわすこと。参考「毀」は物をこわす意。 0
小飛出 ことびで 畜類などを表現する能面。 大飛出 参考「飛出」は目が飛び出すように開き、口が大きく開いた能面。 0
刑死 ケイシ [0] 処刑されて死ぬこと。「無実の罪で―した」 0
烏集 ウシュウ カラスのように、がやがやと秩序もなく集まること。烏合 0
五斗米の為(ため)に腰を折る ゴトベイのためにこしをおる わずかな給料を得るために上役にへつらうたとえ。〈『十八史略』〉 0
依怙 エコ [1] ①特定の者だけをひいきすること。不公平。 ②頼りとなるもの。父母。 0
鮎 あゆ [1] アユ科の淡水魚。川の清流で生まれ、海で越冬し、春に川を上る。背は青緑色で腹は銀白色。香気があり、美味。「―漁が解禁される」 夏表記「香魚・年魚」とも書く。 0
鼾声 カンセイ [0] いびきの音。「布団に入るや否や―百雷のごとし」 0
攘む ぬす-む 手に入ったものをこっそり自分の物として返さない。くすねる。「迷いこんできたイヌを―む」 0
日子 ニッシ [1] 日数。「多くの―を費やして完成した家」 0
常闇 とこやみ [0] 永久に真っ暗なこと。永遠のやみ。 常夜(とこよ) 0
諷んじる そら-んじる そら読みする。そらでうたう。また、声を出して朗読したり、節をつけてうたう。 0
金盞花 キンセンカ [3] キク科の二年草。南ヨーロッパ原産。春、黄色やオレンジ色のキクに似た花をつける。観賞用。 由来「金盞花」は漢名より。花が黄金色で盞(さかずき)のような形をしていることから。 0
利益 リエキ [1] ①役に立つこと。ためになること。「社会全体の―を第一とする」 ②収入から費用を引いた残り。もうけ。「新製品で会社の―を上げる」利得・収益 ①②損失・不利益参考「リヤク」と読めば別の意になる。 0
御歴歴 おレキレキ [0] 身分や家柄がりっぱで、学芸などのすぐれた人々。名士たち。「―が居並ぶ」 0
散村 サンソン [0] 人家があちこちに点々とある村。 集村 参考富山県砺波(となみ)平野の散村が有名。 0
滅却 メッキャク [0] ほろぼしなくすこと。また、すっかり消えてなくなること。「心頭―すれば(無我の境地に入り、雑念をなくせば)火もまた涼し」 0
甚深 ジンシン [0] 意味などがたいへん奥深いこと。また、はなはだ神秘であること。 0
機略縦横 キリャクジュウオウ その場に応じた策略を自在に巡らし用いること。機知縦横・知略縦横 0
粤に ここ-に 言葉や文章の言い出しに用いる語。そこで。さて。このように。 0
刪定 サンテイ [0] 「刪修」に同じ。 0
信士 シンジ [1] ①仏門に入った在家の男性信者。 ②男性の戒名(カイミョウ)につける語。 ①②信女(シンニョ) 由来出家せずに仏門に入った男性を意味する梵語(ボンゴ)、優婆塞(ウバソク)の訳語「清信士」から。 0
塙 はなわ 山のつき出た所。山の小高い所。「―に立つマツの木が霞(かす)んで見える」 0
荼吉尼天・荼枳尼天 ダキニテン 人の死を六か月前に予知して心臓を食うという夜叉(ヤシャ)の類。インドの民間信仰から仏教に入ったもので、日本では稲荷(いなり)大明神などと同一視する。 0
毛斯綸 モスリン [0],[1] 薄く柔らかい平織りの毛織物。メリンス。モス。唐縮緬(トウちりめん)。参考「モスリン」はフランス語から。 1
徒情け あだなさけ 一時の、その場かぎりの親切。また、気まぐれな愛情、恋心。「夏の夜の―」 0
淹れる い-れる [0] 湯をそそいで飲み物をつくる。「茶を―れる」 0
自称 ジショウ [0] ①自分で勝手に名乗ること。「元貴族と―する」 ②人称の一つ。話し手が自分を指していう代名詞の一人称。 0
稟質 ヒンシツ [0] 生まれつきの性質。稟性・稟賦・天性 0
素馨 ジャスミン [0] モクセイ科ソケイ属の植物の総称。つる性または低木が多い。熱帯・亜熱帯原産。夏、芳香のある白・黄色の花をつける。花から香料をとる。ソケイ・マツリカ・オウバイなど。 夏 由来「素馨」は漢名から。 表記「耶悉茗」とも書く。 参考「ソケイ」とも読む。 1
寿府 ジュネーブ スイス南西部の州都、レマン湖沿いの国際都市。赤十字国際委員会本部や多数の国際機関がある。時計の製造が盛ん。 1
敵愾心 テキガイシン [3] 敵に対する憤(いきどお)りの気持ち。敵を憎み、怒りをあらわにして戦おうとする意気込み。「―を燃やす」 0
闘牛 トウギュウ [0] ①ウシとウシを、角を突き合わせて闘わせる競技。牛合わせ。 ②人間と猛牛との闘技。「―士」 0
拍車 ハクシャ [0] 乗馬靴のかかとに取り付ける歯車状の金具。ウマの腹をけって速力を上げさせるもの。「景気の回復に―をかける」 0
恰好 カッコウ [0] ①ちょうどよいこと。手ごろなさま。「―のプレゼント」 ②外見の姿・形・ようす。「―がすっきりしている」 ③世間体。体裁。表記「格好」とも書く。 0
移譲 イジョウ [0] 他にゆずること。「車を―する」参考「委譲」と書けば、権利・権限などを他にまかせゆだねること。 0
側近 ソッキン [0] 権力者や身分の高い人のそばに仕える人。また、親しくそばにいる人。「首相の―の談話」 0
谷地・谷 やチ 沢などの湿地。やつ。表記「野地」とも書く。参考多く関東以北でいう。「谷」は「たに」と読めば別の意。 0
郵送 ユウソウ [0] 郵便で送ること。「―料は別途に申し受けます」 0
稼業 カギョウ [1] 生活費をかせぐための職業。仕事。商売。なりわい。「力士―はきびしい」生業 0
初っ端 ショっぱな [0] 物事の最初。物事のやりはじめ。「―からつまずく」 出端(でばな) どん尻(じり) 0
宵の明星 よいのミョウジョウ [0] 日が沈んだあとに西の空に輝いて見える金星。 明けの明星 0
鎮痛 チンツウ [0] 痛みを止めたり、やわらげたりすること。「頭痛がするので―剤を飲む」 0
概略 ガイリャク [0] 物事のあらまし。大略。概要。「関係者に事件の―を述べる」 0
死傷 シショウ [0] 死んだりけがをしたりすること。「交通事故で―した人は多い」 0
重んじる おも-んじる [4],[0] 大事にする。たっとぶ。「人の和を―じる」 0
躊躇 チュウチョ [1] 決心がつかず迷うこと。ぐずぐずと、ためらうこと。「―なく実行に移す」 0
依る よ-る [0] ①陰に隠れる。また、よりかかる。 ②たよる。手段とする。 ③したがう。よりどころとする。「先例に―って処理する」 0
撤廃 テッパイ [0] 制度や規則などを取り除いたり廃止したりすること。「輸入制限の―運動をする」 0
久久 ひさびさ [0],[2] 長い月日を隔てているようす。ひさしぶり。「―に母校を訪れる」 0
華燭 カショク [0] 婚礼の席などの、はなやかなともしび。表記「花燭」とも書く。 0
朝題目に宵念仏 あさダイモクによいネンブツ 定見をもたないことのたとえ。朝は日蓮(にちれん)宗の題目を唱え、夕方には浄土宗の念仏を唱えることから。参考「宵念仏」は「夕念仏」ともいう。 0
蒸れる む-れる [2] ①湯気や熱が十分にとおる。「ご飯が―れる」 ②温度が高く湿気がこもる。「その革靴は足が―れるので困る」 0
比丘 ビク [1] 出家して具足戒(グソクカイ)(僧になるときの儀式)を受けた男性。修行僧。比丘尼(ビクニ) 0
注脚 チュウキャク 本文中に小さく二行で挿入した注釈。割り注。由来注は二行で書き入れられるのが一般であり、「脚(あし)」に似た形から。参考「脚注」は、本文の下の欄につける注記の意。 0
栽える う-える 若木や苗などを土にうえて育てる。「庭に松の木を―える」 0
官衙 カンガ [1] 役所。官庁。参考「官」「衙」ともに役所の意。 0
挙措失当 キョソシットウ 事にあたって対応のしかたが適当でないこと。「失当」は適切を欠く意。挙止失当 0
直火 じかび [0],[2] 料理などで、直接材料に火をあてること。また、その火。「串(くし)に刺した魚を―で焼く」 0
可変 カヘン [0] 変えることができること。また、変わることのできること。「―翼」不変 0
鰥寡 カンカ [1] 妻を失った男と夫を失った女。参考「寡」は夫に死なれた女の意。 0
奕奕 エキエキ [0],[3] ①大きいさま。 ②美しく光り輝くさま。盛んなさま。 ③世代などの重なるさま。次々と連なるさま。「―たる山峰」 ④うれえるさま。 0
回航 カイコウ [0] ①あちこちをめぐって航海すること。周航・巡航 ②他の港や特定の所へ船をまわすこと。表記「廻航」とも書く。 0
凝縮 ギョウシュク [0] ①ばらばらなものが一つにまとまって縮まること。密度が高くなること。「雲が―して雨になる」 ②温度を下げたり圧縮したりすると、気体が液体になること。凝結 0
静める しず-める [0],[3] ①物音や声を小さくさせる。静かにさせる。「鳴りを―めて話に聞き入る」 ②感情を落ち着かせる。「興奮を―める」 0
篦棒 べらボウ [0] 程度がはなはだしく異常なこと。並はずれてひどいこと。また、そのさま。「値段が―に高い」「―め(相手をののしる意)」「そんな―な話があるか」 0
御意見五両堪忍十両 ゴイケンゴリョウカンニンジュウリョウ 他人の意見や助言と自分の辛抱する心は、ともに大切なものであるということ。人の意見には五両の価値があり、辛抱する心は十両の価値がある意。堪忍五両思案十両 0
因幡 いなば 旧国名の一つ。現在の鳥取県東部。因州(インシュウ)。 1
何故 なにゆえ [0] 「何故(なぜ)」に同じ。「―ここに君がいるのか」 0
愛想 アイソ [3] ①相手に好感を与える顔つきや態度。「―のよい人」 ②相手の機嫌をとるような態度や言葉。おせじ。「―笑い」「お―を言う」 ③相手に対する好意。親近感。「―をつかす」 ④飲食店などの勘定。参考「アイソウ」とも読む。 0
地形 チケイ [0] 山・川・平野など地表の様子。土地の高低や傾斜などの様子。「―図から土地の様子を読みとる」地勢・地相参考「ジギョウ」と読めば、建築物の基礎または地固めの意。 0
鴨嘴・鴨嘴獣 かものはし カモノハシ科の哺乳(ホニュウ)動物。オーストラリアにすむ原始的な動物。体長は約五〇(センチメートル)で、あしは短く水かきがある。卵で生まれ、乳で育つ。 由来嘴(くちばし)がカモ(鴨)に似ていることから。 1
段収 タンシュウ [0] 一段(約一〇(アール))当たりの農作物の収穫高。表記「反収」とも書く。 0
先着 センチャク [0] 先に到着すること。また、その人。「―順」 0
番匠 バンジョウ ①昔、飛(ひだ)や大和(やまと)から交替で京都に上り、宮廷の建築や修繕を行った大工。 ②大工。参考「バンショウ」とも読む。 0
民宿 ミンシュク [0] 観光地などで、一般の民家が許可を得て副業的に営む、比較的安い料金の簡易宿泊施設。 0
全手葉椎 まてばしい ブナ科の常緑高木。 馬刀葉椎(まてばしい) 1
追啓 ツイケイ [0],[1] 「追伸」に同じ。 0
色目 いろめ [3],[0] ①衣服の色合い。「この服は―がいい」 色調・色気 ②関心があるように見せる目つきや態度。色っぽい目つき。流し目。「上司に―を使う」 秋波 0
記憶 キオク [0] 経験したことや覚えたことを忘れずにいること。また、その内容。ものおぼえ。「―喪失」「コンピューターの―装置」 0
搓る よ-る 糸などをひねってすり合わせながらからませる。「こよりを―る」 0
越俎の罪 エッソのつみ 他人の職分や権限を侵す罪。「俎」は神への供物(クモツ)をのせる台のことで、料理人の領分の意。 由来中国古代の尭(ギョウ)帝が許由(キョユウ)に天下を譲ろうとしたとき、許由が「人は分を守ることが大切で、料理人の腕が悪いからといって、神主がそれに代わることはしない」と断ったという伝説から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
罷り通る まかりとお-る [4] ①あたり構わず堂々と行き過ぎる。「大手を振って―る」 ②不正行為が大っぴらに行われる。「賄賂(ワイロ)が―る」 0
薄暑 ハクショ [1] 初夏のころのまだ本格的ではない暑さ。夏 0
赤狗母魚・赤鱛 あかえそ エソ科の海魚。本州中部以南にすむ。体は円筒形で細長く、背面は赤色。練り製品の原料。 1
撫恤 ブジュツ いつくしみあわれむこと。物を恵むこと。参考「恤」は、あわれむ意。 0
紙屋紙 こうやがみ 平安時代、紙屋院で作られた上質の紙。のちには不要になった反故(ほご)紙をすきかえしたうすずみ紙をいうようになった。 由来「かみやがみ」の転じたもの。 1
暗黙 アンモク [0] だまっていて、自分の意思表示をしないこと。「―の了解」 0
陌上の塵(ちり) ハクジョウのちり 路上のちりや砂ぼこり。転じて、飛び散って定めないことのたとえ。「人生根蔕(コンタイ)無く、飄(ヒョウ)として―の如(ごと)し」〈陶潜の詩〉 0
結成 ケッセイ [0] 会や団体などをつくること。「政党の―記念パーティー」 0
類書 ルイショ [1],[0] ①ある本と内容や形式が同種類の本。似ている本。類本 ②内容を項目別に分類して編集した書物。 0
敲く たた-く [2] とんとんと打つ。かたいものやこぶしで打つ。「ドアを―く」 0
大声、里耳に入らず タイセイリジにいらず あまりに高尚な道理は、俗人にはなかなか理解されない。高雅な音楽は俗人の耳には分かりにくい意から。「大声」は高雅な音律、「里耳」は俗人の耳の意。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
装う よそお-う [3],[0] ①服装などを飾り整える。身仕度する。「春らしく―って外出する」 ②見せかける。ふりをする。「できるだけ平静を―う」「他人を―う」 0
猿 さる [0],[1] ①霊長目でヒト科を除く哺乳(ホニュウ)動物の総称。知能が高い。 ②ずるがしこい人。 ③自在かぎをとめる道具。 ④雨戸の桟にとりつけ、鴨居(かもい)・敷居の穴に差しこんで、戸締まりする道具。 0
柄長 えなが エナガ科の小鳥。森林にすむ。尾が長く、全体にひしゃくの形をしている。頭頂部と顔・腹は白色、目の上・翼・尾は黒色。精巧な巣を作ることで知られる。夏 0
浸水 シンスイ [0] 水につかること。水が入りこむこと。「大雨のため床上まで―する」 冠水 0
羈旅 キリョ [1] ①たび。たびびと。 ②和歌などの部立ての一つ。旅人の気持ちをうたったもの。表記「羇旅」とも書く。 0
軽軽 ケイケイ [0],[3] かるがるしいさま。軽薄なさま。「―に動くな」参考「きょうきょう」とも読む。「かるがる」と読めば別の意になる。 0
安国 アンコク 平和でよく治まっている国。また、そのように国を治めること。 0
屍櫃 からひつ 遺体を入れる棺(カン)。ひつぎ。かろうと。 表記「辛櫃」とも書く。 1
行屎走尿 コウシソウニョウ 便所に行くこと。転じて、日常生活のこと。ふだんの暮らし。「屎」は大便、「尿」は小便のこと。表記「走尿」は「送尿」とも書く。 0
炎暑 エンショ [1] 真夏の焼けつくようなきびしい暑さ。酷暑 夏 0
摘入 つみれ [0] すりつぶした魚肉につなぎの卵や小麦粉などを入れてすり合わせ、少しずつつまみ取ってゆでた食品。「鰯(いわし)の―汁」由来「つみいれ」の転じたもの。表記「抓入」とも書く。 1
懲悪 チョウアク [0] 悪をいましめ、こらしめること。「勧善―(よい行いをすすめ、悪人をこらしめること)」 0
慣 ならわし いつもそうすることになっているやりかた。きまり。しきたり。慣習。風習。「我が家の―」「四季の年中行事と―」表記「習わし」とも書く。 0
鼓動 コドウ [0] ①心臓が規則的に脈打つこと。また、その響き。「心臓の―が聞こえる」 ②物がふるえ動き出すこと。「大地の―」 0
誓う ちか-う [0],[2] 神仏や人に対して固く約束する。また、自分に対してある事を固く決意する。「後日の再会を―いあう」「神仏にかけて―う」 0
碾茶 ひきチャ [0] チャの若芽を蒸して、もまずに乾燥させたものを茶うすでひいて粉にした茶。抹茶(マッチャ)。散茶表記「挽茶」とも書く。 0
較べる くら-べる [0] 二つ以上のものを照らし合わせて、優劣や差異をしらべる。比較する。「成績を―べる」 0
浮子 うき ①釣り糸につけて浮かせ、その動きで魚がかかったことを知る道具。 ②漁網につけて浮かせ、そのありかを知る木片やプラスチック球など。あば。表記「泛子」とも書く。 1
学知利行 ガクチリコウ 学ぶことによって知り、ためになるとして行うこと。「学知」は人のふみ行うべき道を後天的に学んで理解すること。「利行」は役に立つと認識して実践する意。人倫の道に至る三つの道程の一つ。〈『中庸』〉参考三つの道程とは「学知利行・困知勉行・生知安行」のことで、どの道筋も方法がちがうだけで結果は同じであると説く。 0
落差 ラクサ [1] ①水が流れ落ちるときの、上下の水面の高さの差。 ②高低の差。物事の間の隔たり。「生活水準の―が激しい」 0
稟ける う-ける ①命令を授かる。 ②天からある性質を授かって生まれる。 0
居然 キョゼン [0] ①じっとして動かないさま。いながら。「―とした姿勢」 ②することがなく退屈なさま。つれづれ。「―と一日を過ごす」 0
鎌利 レンリ 鎌のようにするどいこと。 0
坏土 ハイド 陶磁器を作る素地(きじ)の土。 0
関 せき [1] ①人の行動などをさえぎるもの。へだて。しきり。「人目の―」「心の―」 ②関所。「箱根の―」 0
述べる の-べる [2] ①言葉で話す。陳述する。「映画の感想を―べる」 ②書き表す。記述する。「考えを著書のなかで―べる」 0
蹂躪 ジュウリン [0] 権力や腕力で相手の権利などをふみにじること。「人権―」 0
老幼 ロウヨウ [0] 老人と幼児。「―の区別なく優しくする」 0
狐狗狸 コックリ 占いの一種。三本の竹を交差させて組み、その上に盆をのせて手で軽く押さえ、一人が祈りごとをして盆の動きを見て占う。こっくりさん。参考「狐狗狸」は当て字。 0
外郭 ガイカク [0] ①外囲い。外側を囲むもの。「―団体」内郭 ②物事の輪郭。おおよそのところ。「事件の―が見えてきた」参考「郭」は城や町を囲む壁の意。 「外廓」の書きかえ字。 0
幽鬼 ユウキ [1] ①死者の魂。亡霊。幽霊・幽魂 ②ばけもの。妖怪(ヨウカイ)。 0
卒倒 ソットウ [0] 突然意識を失い、倒れること。脳や心臓の疾患、また精神の衝撃などによる。昏倒(コントウ)。「あまりのショックに―した」「―せんばかりに驚く」 0
鬼蜻蜓 おにやんま オニヤンマ科のトンボ。各地に分布。体長一〇(センチメートル)ほどで、日本で最大のトンボ。体は黒地に黄色い横じまがある。秋 1
茶の湯 チャのゆ [0] ①客を茶室に招き、抹茶をたててすすめる作法。また、その会合。茶会。 ②「茶道(サドウ)」に同じ。 0
千屈菜 みそはぎ ミソハギ科の多年草。 由来「千屈菜」は漢名から。 禊萩(みそはぎ) 1
前程万里 ゼンテイバンリ 行く先の道のりが非常に長く遠いこと。また、前途に大きな可能性が開けていること。 前途洋洋 0
筆致 ヒッチ [0],[1] 文字・文章・絵画などのかきぶり。ふでの趣。「流れるような―の文字だ」筆勢 0
裏金 うらがね [0] ①取引で、正式でなくひそかにやりとりする金銭。「―をつかませる」 ②靴の裏などに打ちつける鉄の小片。 0
昔とった杵柄(きねづか) むかしとったきねづか 年月がたっても自信のある、昔みがいた芸や技量、技術のこと。 昔の剣今の菜刀 0
傘 かさ [3] 雨・雪・日光などをさえぎるためにさす、柄のついた道具。雨傘・日傘などの総称。 0
耳寄り みみより [0] 聞いて興味をそそられる内容であること。聞く価値のあること。「―なもうけ話」 0
査べる しら-べる 探って明らかにする。調査する。「よく―べて提出する」 0
熟成 ジュクセイ [0] 十分に出来上がること。また、発酵して独特の風味が出ること。「―したワイン」 0
瀆聖 トクセイ 神聖な存在とされるものを冒瀆したり、みだりに接触したりすること。神聖冒瀆。 0
陰膳 かげゼン [2] 家を長い間離れている人の無事を祈り、留守番の者が供える食膳。「―を据える」 0
当地 トウチ [1] いま自分がいる所。この地。この地方。また、話題にしているその地。その地方。当所参考「御―」といえば、相手の土地を敬っていう語。 0
骸骨 ガイコツ [1] ①肉が落ちて骨だけになった死骸。白骨 ②体の骨組み。骨格。 0
本営 ホンエイ [0] 総指揮官がいる軍営。「大―発表」本陣 0
石松 ひかげのかずら ヒカゲノカズラ科の多年生シダ植物。山地に自生。茎は地をはい、線形の葉が密生する。胞子は薬用。 由来「石松」は漢名から。 冬 表記「日陰蔓」とも書く。 1
七変化 シチヘンゲ [3] ①アジサイの別称。 ②舞踊の一形式。一人の俳優が次々に早変わりして、七役を踊るもの。七化(ななば)け。 0
魑魅 チミ [1] ①「魑(すだま)」に同じ。 ②人間の顔をした化け物。山の神。 0
紬 つむぎ [0] 「紬織り」の略。つむぎ糸で織った絹布。大島紬・結城(ゆうき)紬など。 0
初春 はつはる [0] ①春のはじめ。 ②新春。新年。正月。 新年 0
隷属 レイゾク [0] ある者の支配下にあること。他の言いなりになること。「―的関係を断つ」従属・隷従 0
令夫人 レイフジン [3] 「令室」に同じ。 0
尋章摘句 ジンショウテキク 細かいところにこだわって、全体の理解や評価ができないこと。「尋章」は文の一節を考えること。「摘句」は、重要な句を選び出すこと。〈『三国志』〉 0
病痾 ビョウア 長びいていつまでも治らない病気。宿痾参考「痾」はこじれて治らない病気の意。 0
死刑 シケイ [2] 犯罪者の生命を絶つ、最も重い刑罰。「―囚」 0
助太刀 すけだち [0] ①仇(あだ)討ちなどに加勢すること。また、その人。 ②人に加勢すること。また、その人。「強力な―が現れて心強い」 助勢・助力 1
純益 ジュンエキ [0],[1] 総収益から諸経費を差し引いた、残りの利益。純粋な利益。「―が少ない」 実益 0
予奪 ヨダツ あたえることとうばうこと。表記「与奪」とも書く。 0
長嘆息・長歎息 チョウタンソク 長いため息をついて、なげくこと。「天を仰いで―する」長大息 0
広野 コウヤ [1] 広々した野。参考「ひろの」とも読む。 「曠野」の書きかえ字。 0
調味料 チョウミリョウ [3] 食べ物の味をととのえるために使う材料。醬油(ショウユ)・塩・砂糖など。 0
忍冬 すいかずら [3] スイカズラ科のつる性常緑低木。山野に自生。初夏、甘い香りの白い筒形の花をつける。葉は利尿や解熱剤に用いる。夏 由来「忍冬」は漢名より。冬でも葉が枯れないことから。表記「冬」とも書く。参考「ニンドウ」とも読む。 1
忽略 コツリャク ①おろそかにすること。忽諸 ②なおざりなさま。 0
天王山 テンノウザン [3] 勝敗の大きな分かれ目。重大な勝負や運命の決する機会。「年末商戦が販売合戦の―だ」由来豊臣秀吉(とよとみひでよし)と明智光秀(あけちみつひで)が、天王山(京都と大阪の間にある山)で戦い、勝敗が決したことから。 0
寵臣 チョウシン [0] 君主に気に入られている家来。寵愛を受けている家臣。 0
奇峰 キホウ めずらしい形のみね。「―の眺めを楽しむ」 0
中略 チュウリャク [0],[1] 文章などの中間部分を省略すること。前略・後略 0
近因 キンイン [0] 事件などの直接的な原因。近い原因。遠因(エンイン) 0
精力絶倫 セイリョクゼツリン [1] 精力が、人並み外れて盛んなこと。 0
人絹 ジンケン [0] 人造絹糸の略。天然絹糸をまねてつくった人工繊維。また、それで織った布。レーヨン。 正絹・本絹 0
無双窓 ムソウまど [4] すきまのある板戸ののぞき窓に、すきまのある引き戸を重ね合わせたもの。閉めると一枚の板のようになる。 0
品等 ヒントウ [0] ①品物の等級。 ②品質のよしあし。また、品位の等級。 0
優麗 ユウレイ 優雅でうるわしいさま。みやびやかで美しいさま。優雅 0
奥伝 おくデン [0] 師匠・先生から奥義を伝授されること。「―を授かる」奥許し 0
槙皮・槙肌 まいはだ マキの幹の内皮をはぎ、砕いて柔らかい繊維状にしたもの。舟やおけなどの水漏れを防ぐため、継ぎ目に詰めこむ。のみ。のめ。 1
淫行 インコウ [0] 性的に乱れたおこない。ふしだらな行為。 0
休祥 キュウショウ [0] めでたいしるし。めでたい前兆。吉祥・吉兆参考「休」「祥」ともに、めでたい意。 0
横議 オウギ [1] 勝手気ままに議論をすること。また、その議論。「縦談―」 0
伴造 とものみやつこ 大和朝廷に奉仕した品部(しなべ)の統率者。品部は朝廷に貢ぎ物を納めたり労働奉仕などをした世襲の集団。参考「伴部」と書けば、伴造のうちの技術者を指す。 0
御店者 おたなもの 商家に奉公する人。番頭・手代・丁稚(でっち)など。 0
泥酔 デイスイ [0] 正体をなくすまで、酒に酔うこと。「昨夜のことは―していて覚えていない」由来「泥(デイ)」は、南海にすむという骨のない伝説上の虫。ひどく酒に酔ったようすが、その虫の動きに似ることからという。 0
春蚕 はるご [0],[2] 春に飼うかいこ。 夏蚕・秋蚕 参考「シュンサン」とも読む。 0
新西蘭 ニュージーランド オーストラリアの南東沖にあるイギリス連邦に属する国。南島と北島の二つの島と周辺の小島からなる。羊毛や乳製品などの世界的な産地。首都はウェリントン。 1
大姦・大奸 タイカン 非常な悪だくみをする人。大悪人。 0
遭難 ソウナン [0] 登山や航海などで命を落とすような災難にあうこと。「雪崩(なだれ)で―する」「―者は無事救出された」 0
研出し とぎだし ①石などの表面をといで光沢を出すこと。また、その石。 ②「研出し蒔絵(まきエ)」の略。金粉・銀粉をまいて漆をぬり、木炭でといで下の金粉・銀粉が見えるようにしたもの。 0
派遣 ハケン [0] 命令して任務を与え、ある地へ差し向けること。「外国に大使を―する」 0
防人 さきもり [2] 律令(リツリョウ)制下で、九州北部の沿岸などの守りに派遣された兵士。多くは、東国から交替で派遣された。「―歌」
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漢字の豆知識 「検非違使」「防人」何と読む? ~読みが難しい官職名~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
完全 カンゼン [0] 欠点や不足がなにもないこと。条件がすべてそろっていること。「論文を―に仕上げる」完璧(カンペキ)・万全 0
天井 テンジョウ [0] ①屋根裏を覆い隠して張った板。室上部の仕切り。「宮殿の―画を見上げる」 ②物の内側の一番高いところ。「箱の―に円い穴を空ける」 ③物価・相場の最高値。「―知らずの株式相場が続く」 0
随波逐流 ズイハチクリュウ 自分の考えや主張がなく、ただ世間の趨勢(スウセイ)にしたがっていること。 参考「随波」は波にしたがう、「逐流」は流れを追う意。 0
後込み しりごみ [3],[4] ①あとずさりすること。逃げ腰になること。 ②ためらうこと。遠慮。表記「尻込み」とも書く。 0
心髄 シンズイ [0],[1] ①物の中心にある髄。 ②物事の最も大切なところ。 中枢 ③心の底。 心中(シンチュウ) 0
御父様・御申様 おもうさま 父を敬っていう語。宮中や公家などで用いた。御母様(おたあさま)参考父は、寝殿造の「母屋(おもや)」に住んだことから。 1
睇視 テイシ [0],[1] 目を細くして見ること。ちらりと横目で見ること。 0
機関・機 からくり ①人形や器具を動かすために、糸・ぜんまいなどを使って作ったしかけ。「―芝居」 ②機械などが動くしくみ。 ③たくみにしくまれた計略。たくらみ。「事件の―をあばく」表記「絡繰」とも書く。参考「機関」は「キカン」と読めば別の意になる。 1
低下 テイカ [0] ①低くなること。下がること。「気温の―」上昇 ②質や程度などが悪くなること。「能率の―」向上 0
罹災 リサイ [0] 災難や災害にあうこと。「地震の―者は学校などで不安な夜を過ごした」被災 0
延縄 はえなわ [0] 一本の長い縄に、釣り針をたくさんつけた糸を垂らして魚をとる道具。「―漁業」 1
つ なげう-つ ①投げつける。「手裏剣を―つ」 ②惜しげもなく投げ捨てる。「私財を―って、学校をつくる」 0
握手 アクシュ [1] ①あいさつなどのために互いに手をにぎりあうこと。「勝負を終えて―をする」 ②仲直りすること。和解すること。「二大陣営の―」 0
蠡測 レイソク 見識の狭いことのたとえ。小さな蠡(ひさご)で海水の量をはかること。「管を以(もっ)て天を窺(うかが)い蠡を以て海を測る」から。〈東方朔(トウボウサク)の文〉管窺蠡測(カンキレイソク) 0
中堅 チュウケン [0] ①社会や集団の中心として活躍する人。「劇団の―俳優」中核 ②「中堅手」の略。野球で、センター。 0
水亀 いしがめ [0] イシガメ科のカメ。日本特産で淡水にすむ。幼体は「銭亀(ぜにかめ)」と呼ぶ。また、甲羅に緑藻のついたものは「蓑亀(みのがめ)」と呼び、縁起がよいとされる。 表記「石亀」とも書く。 1
朝観夕覧 チョウカンセキラン 朝な夕なに眺め見ること。書画などを愛玩(アイガン)することをいう。〈『歴代名画記』〉「―して飽くことのない水墨画」 0
懐石 カイセキ [0] 茶の湯の席で、茶を飲む前に食べる簡単な料理。「―料理」参考「懐石」は本来禅僧が腹を温めるために使った温石(オンジャク)のことで、腹を温めて一時空腹を忘れる意。また、「会席料理」は本膳(ホンゼン)料理を簡単にしたもので別のもの。 0
弾雨 ダンウ [1] 雨のように激しく撃ってくる弾丸。「砲煙―」 0
蟻の穴から堤(つつみ)も崩れる ありのあなからつつみもくずれる 小さなことを見過ごすと、そのことが大事を引き起こすもととなること。小さな過失や油断を見過ごすと大事に到るたとえ。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
意向 イコウ [0] どうするかについての考え。おもわく。「先方の―を打診する」「意嚮」の書きかえ字。 0
鬼の空念仏(そらネンブツ) おにのそらネンブツ 無慈悲な人が、表向きは慈悲深く振る舞うこと。また、柄にもなく、おとなしく殊勝げに振る舞う人をからかっていう語。参考「鬼の念仏」ともいう。 0
来航 ライコウ [0] 船がやってくること。また、船に乗って人がくること。「豪華客船が横浜港に―した」 0
回り諄い まわりくど-い 直接的でなく、遠まわしでわずらわしい。「―い説明でいらいらする」 0
宣命 センミョウ [0] 天皇の命令を伝える文書の一形式。詔勅のうち、和語を主とする宣命体で書かれた。 参考勅命を宣(の)べる意。 0
牛に対して琴(こと)を弾(ダン)ず うしにタイしてことをダンず なんの効果もなく無駄なことのたとえ。ウシに向かって風雅な琴の音を弾いて聞かせる意から。馬の耳に念仏 0
朗朗 ロウロウ [0] ①声がはっきりと明るく、よくとおるさま。「詩を―と読み上げる」 ②月などの光が澄んで明るいさま。 0
西貢 サイゴン 旧ベトナム共和国(南ベトナム)の首都。今のホーチミン市。 表記「柴棍」とも書く。 1
対空 タイクウ [0] 空からの攻撃に対すること。「―ミサイル」対地 0
啓蟄 ケイチツ [0] 二十四節気の一つ。三月五、六日ころ。春参考冬ごもりをした虫が、地中からはい出る意。
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漢字の豆知識 春をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会
「知っておきたい「春」を表す言葉」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 0
深更 シンコウ [0] 夜更け。真夜中。「作業は―に及んだ」 深夜 参考「更」は夜を五つに分けた時刻。 0
新手 あらて [0] ①まだ戦っていない元気な兵や選手。「―の敵」 ②新しく仲間に入った人。 古手(ふるて) ③新しい手段や方法。「―の商法」 0
桂 かつら [1] ①カツラ科の落葉高木。山地に自生。春、紅色の小花をつける。材は腐りにくく、船材・建築・家具などに使用。 ②中国の伝説で、月にあるという木。転じて、月。 0
巾幗 キンカク 女性の髪をおおう飾り布。また、頭巾。転じて、女性。 0
徹する テッ-する [0],[3] ①つらぬく。達する。「眼光紙背(ガンコウシハイ)に―する(読解力の鋭いこと)」 ②考え方や行動などを押しとおす。徹底する。「合理主義に―する」 ③ある時間ずっと続ける。「昼夜を―して論議する」 0
飛ぶ鳥の献立 とぶとりのコンだて 当てにならないことを期待して計画を立てる愚かさのたとえ。まだ捕らえてもいない、空を飛んでいる鳥の料理を考える意から。捕らぬ狸(たぬき)の皮算用 0
青鷺 あおさぎ [0] サギ科の鳥。ユーラシア大陸やアフリカに広く分布。水田や沼地に群れてすむ。背面は灰色で、翼は青黒色。後頭に青黒色の長い飾り羽がある。ミトサギ。 夏 0
敬愛 ケイアイ [0] 尊敬と親愛の気持ちをもつこと。「―する友人」 0
区別 クベツ [1] ①あるものと他のものとのちがい。「男と女の―がつかない」差異 ②ちがいによって分けること。類別・区分 0
胡虜 コリョ 中国で、北方の異民族をののしっていう語。 0
仇を恩にして報ずる あだをオンにしてホウずる うらみごとのある人に、かえって情けをかけること。怨(うら)みに報ゆるに徳を以(もっ)てす恩を仇で返す 0
火蓋 ひぶた [1] 火縄銃の火皿を覆う真鍮(シンチュウ)製のふた。「―を切る(戦い・競技などが始まる)」 0
浅茅 あさじ [0] まばらに生えているチガヤ。丈が低いチガヤ。 0
魚網鴻離 ギョモウコウリ 求めていたものとはちがうもの。また、意外なものが得られるたとえ。魚を捕らえようと網を構えていたところにおおとり(鴻)がかかる意。「離」は網にかかる意。〈『詩経』〉 0
奇人 キジン [0] 言行や性質が普通の人とちがい、変わっている人。変人表記「畸人」とも書く。 0
入水 ジュスイ [0] 水中に身を投げて自殺すること。投身。参考「ニュウスイ」とも読む。 0
主鷹司 シュヨウシ 律令(リツリョウ)制下で、兵部(ヒョウブ)省に属して遊猟用のタカやイヌの調教をつかさどった役所。たかのつかさ。 0
熾烈 シレツ [0] 火勢が強いように、勢いが激しくさかんなこと。また、そのさま。「争いは―をきわめた」 激烈・猛烈 0
萎靡沈滞 イビチンタイ 機能が衰え、活気や勢いがなくなってしまうこと。草木がなえしぼみ、水流がよどむ意から。 0
認める したた-める [0] ①書き記す。「手紙を―める」 ②食事をする。「夕飯を―める」 0
息む やす-む [2] 安らかにする。休息する。憩う。「疲れたのでしばし―む」 0
小景 ショウケイ [0] ちょっと印象に残った風景。また、それを描いた絵や文。「下町―」 0
去声 キョショウ [0] 漢字の四声の一つ。「送・宋(ソウ)」以下三〇韻、すべて仄字(ソクジ)。現代中国語の発音では、最初が強くあとが弱い。参考「キョセイ」とも読む。 0
申し子 もうしご [3],[0] ①神仏に願って授かった子。 ②霊力のあるものから生まれた子。特別な状況を反映して生まれたもの。「平和の―」 0
主体 シュタイ [0],[1] ①集団などの中心となるもの。おもな構成部分。「社会人―のサークル」 ②意思・目的により、なんらかの作用を他に及ぼすもの。 客体 0
対潜 タイセン 敵の潜水艦に対応すること。「―兵器」 0
竜駕 リュウガ [1] 天子の車。竜車。参考「リョウガ」とも読む。 0
旧家 キュウカ [1] ①古くから続いている由緒ある家柄。「彼女は―の出身だ」名門 ②かつて住んでいた家。 0
京上夫 キョウのぼりフ 荘園(ショウエン)領主の命令で、上洛(ジョウラク)して雑役に従事した夫役。 0
目引き袖引き めひきそでひき [1],[0] 声を出さずに、目で合図を送ったり袖を引いたりして、人に気づかれないように相手に自分の意思を伝えること。 0
自覚 ジカク [0] ①自分自身の状況・立場・実力などを、自分でよく知ること。「大人としての―がない」 ②自分で感じとること。「―症状」 ③ 自ら悟りを開くこと。 覚他 0
眉唾物 まゆつばもの [0] だまされないよう用心するべきもの。まゆつば。あやしいもの。「あの骨董(コットウ)品は―だ」由来まゆにつばを塗ればキツネやタヌキなどにだまされないという俗信から。
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漢字の豆知識 だまされないように用心する表現「なんだか怪しい話は…『マユツバもの』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
始終 シジュウ [1] ①はじめから終わりまで。「一部―」 終始 ②いつも。たえず。常に。「彼は―冗談を言う」 0
廻り灯籠 まわりドウロウ 内外二重に作った灯籠で、外側に映る影絵が回って見えるもの。切り抜きをはった内枠が、中心に立てたろうそくの熱により回転する。走馬灯。 0
属する ゾク-する [3] ①団体や仲間に入っている。したがう。「連邦に―する各国」 ②所属する。「総務部に―している」 ③ある範囲や種類に含まれる。「豹(ヒョウ)はネコ科に―する」 参考「ショクする」と読めば、まかせる・頼む意になる。 0
没義道 モギドウ [2] 人の道にはずれていること。むごいこと。また、そのさま。非道。不人情。「―に離縁した」参考一説に「無義道」の転じたもの。 0
苛性曹達 カセイソーダ 水酸化ナトリウムの俗称。 1
昃く かたむ-く 日が西方に沈みかける。「日は―きて陰を停(と)むる無し」 表記「仄く」とも書く。 0
丹精 タンセイ [1] まごころをこめて行うこと。精を出すこと。「父が―して育てた花だ」 0
他事 タジ [1] その人には関係がない事柄。よそごと。「―ながらご安心ください」 0
鈍麻 ドンマ [1] 感覚がにぶり、機能が弱くなること。「痛覚が―する」 0
魬 はまち ブリの幼魚の呼称。体長は四〇(センチメートル)くらい。参考おもに関西地方で用いられる。関東地方ではイナダという。夏 0
蒜 ひる [1] ネギ・ノビル・ニンニク・アサツキなど、食用となるユリ科の多年草の総称。 0
酒池肉林 シュチニクリン [1] ぜいたくの限りを尽くした、きらびやかな宴会。また、ぜいたくでみだらな宴会。 故事中国、殷(イン)の紂(チュウ)王は、池に酒をたたえ、木々に肉をかけ、男女を裸にしてその間を追いかけまわらせ、昼夜を徹して酒宴を催したという故事から。〈『史記』〉「日々、―に浸る」 肉山脯林(ニクザンホリン) 0
軽羹 かるカン [0] ヤマノイモをすりおろし、米の粉やそば粉と砂糖をまぜて蒸した菓子。鹿児島県の名産。 0
特需 トクジュ [0],[1] 特別な需要。特に、軍事面での物資や労役など。「―景気」 0
吐く つ-く [1] ①息などをはき出す。「仕事の膨大さにふと溜息(ためいき)を―く」「やっと一息―いたところだ」 ②口に出して言う。口外する。「うそを―く」 0
言上 ゴンジョウ [0] 身分の高い人や目上の人に申し上げること。 0
最高 サイコウ [0] ①高さ・程度・位などがいちばん高いこと。「日本の―峰」 ②いちばんすぐれていること。「―の出来栄え」 ①②最低 0
光熱 コウネツ [0] あかりと熱。電灯と燃料。「冬は―費がふえる」 0
信拠 シンキョ 信じてよりどころとすること。また信ずべき根拠。 0
論鋒 ロンポウ [0] 主張のほこさき。議論の勢い。「―鋭く展開する」 0
河童 かっぱ [0] ①想像上の動物。体は人間の四~五歳ほどで、甲羅をつけ、頭に水を入れた皿がある。 ②泳ぎのうまい人。 ③①の好物とされることから、キュウリのこと。 由来河にすむ童(わっぱ)(あばれんぼうの子ども)の意から。 1
緊要 キンヨウ [0] 判断・対応の必要がさしせまっていて、非常に重要なさま。「―な問題が発生する」肝要 0
請来 ショウライ 仏像・経文などを、請い受けて外国から持ってくること。「奈良時代に―した経典」 0
伯仲叔季 ハクチュウシュクキ 中国で、兄弟の生まれた順序を表す言葉。伯が長兄、次が仲、叔で、末弟を季という。〈『論語』〉 0
鉄 かね [0] 金属。かなもの。特に、てつ。 0
雪月花 セツゲッカ [3] 雪と月と花。日本の四季における代表的な自然美。四季のながめ。 参考「セツゲツカ」とも読む。 0
個体 コタイ [0] ①他のものから独立して存在するもの。 ②生物として完全な機能をもった最小の単位。 0
尾長鶏 おながどり [3] 日本固有のニワトリの一種。雄の尾は八(メートル)にも達する。特別天然記念物。チョウビケイ。ナガオドリ。 0
新緑 シンリョク [0] 初夏の若葉のみずみずしいみどりのこと。 夏 参考「―の候」という形で手紙などに使う。 0
棘 とげ [2] ①先のとがった、小さな突起。 ②植物の茎や葉に生える針のような突起。バラのとげやクリのいがなど。 0
航行 コウコウ [0] 船や飛行機が定められた航路を行くこと。「―中の船舶」 0
鬼殻焼 おにがらやき 料理の一種。イセエビやクルマエビを殻のついたまま、つけ焼きにしたもの。 0
稚気 チキ [1],[2] 子どもっぽい態度や気質。「―のぬけない人」「―満満」 0
頭捻り ズぶねり [0] 相撲の決まり手の一つ。頭を相手の肩につけ、相手の手を抱えこんでひねり倒す技。 0
味酒 うまさけ 味のいい、おいしい酒。美酒(ビシュ)。表記「旨酒」とも書く。 1
耳語 ジゴ [1] 耳うちをすること。耳もとでささやくこと。ひそひそ話。 0
活発 カッパツ [0] 元気で勢いのあるさま。「―な少年」「―に発言する」 「活潑」の書きかえ字。 0
歳入 サイニュウ [0] 国家や地方公共団体などの、一会計年度中のすべての収入。 歳出 0
敵意 テキイ [1] 敵対して憎み、害を加えようとする気持ち。「―をむきだしにする」 0
都府 トフ みやこ。都会。都邑(トユウ) 0
清奇 セイキ 斬新で珍しいこと。 0
狡知・狡智 コウチ ずるがしこい考え。悪知恵。「―に長(た)けた策」奸知(カンチ) 0
下野草 しもつけそう [0] バラ科の多年草。山野に自生。夏、茎の上部にシモツケに似た淡紅色の小花を密につける。夏 1
減軽 ゲンケイ ①負担や重量を減らし、軽くすること。軽減 ②自首や情状などによって刑を軽くすること。減刑 0
栄枯盛衰 エイコセイスイ [1] 人・家・国などが、栄えたり衰えたりすること。「―はこの世の常だ」栄枯浮沈・盛者必衰(ジョウシャヒッスイ) 0
悲観 ヒカン [0] ①先行きに望みや期待がもてず、落胆すること。「前途を―する」 ②世の中は苦しいことや悪いことばかりであると否定的に思うこと。「―論」楽観 0
暴君 ボウクン [1],[0] ①乱暴で人民を苦しめる君主。「―を退位させる」 ②職場や家庭などで勝手気ままに振る舞う、横暴な人。「わが家の―」 0
金平牛蒡 キンぴらゴボウ [5] ゴボウを千切りや笹(ささ)がきにし、油でいためて醬油(ショウユ)・砂糖などで味つけした料理。 0
珍無類 チンムルイ [1] 他に比べようがないほど変わっていること。類のないほど珍しいこと。「彼は―のいでたちで現れた」 0
広葉樹 コウヨウジュ [3] 葉が平たくて広い樹木の総称。針葉樹参考旧称は闊葉(カツヨウ)樹。 0
図書寮 ズショリョウ ①律令(リツリョウ)制で、図書の保管・書写や国史編纂(ヘンサン)などをつかさどった役所。ふみのつかさ。 ②明治時代の宮内省の部局。皇統譜や詔勅の保管などに当たった。 0
壁蝨 だに [2] ①ダニ目の節足動物の総称。体は頭・胸・腹が分割されていない卵円形。人畜に寄生し、血を吸うものが多い。かゆみを与え、病気を媒介するものもある。夏 ②働かずに他人にたかって生活する、きらわれ者。「町の―」表記「蟎」とも書く。 1
鉤縄規矩 コウジョウキク 物事の法則・規準・手本のこと。「鉤」は先の曲がったかぎで曲線を描く道具。「縄」は墨縄で直線を描く道具。「規」はコンパスで円を描く道具。「矩」はさしがねで直角を測る道具。〈『荘子(ソウジ)』〉規矩準縄 0
阿房鳥 アホウどり [2] アホウドリ科の鳥。 由来無人島にいて人を恐れないため、容易に捕獲できたことからという。 信天翁(あほうどり) 0
便ち すなわ-ち ①…するとすぐに。そのまま。「林は水源に尽き、―一山を得たり」〈『桃花源記』〉 ②つまり。言いかえると。参考おもに漢文訓読に用いる。 0
繫ぐ つな-ぐ ①一続きにする。「二本の糸を―ぐ」 ②離れないようにする。「舟を岸に―ぐ」 ③絶えないようにする。「会食をして顔を―ぐ」 0
客観 キャッカン [0] ①主観の認識や行為の対象となるもの。 ②「客体」に同じ。 ①②主観表記「カッカン」とも読む。 0
安否 アンピ [1] ①無事でいるかどうか。「登山者の―を確かめる」 ②日常のようす。消息。「手紙で―をたずねる」 0
蛍窓 ケイソウ ①書斎。「―雪案(家が貧乏なため、苦学すること。「案」は机の意。)」 ②「蛍雪」に同じ。 0
竜顔 リュウガン [0] 天子の顔の尊称。天顔参考「リョウガン」とも読む。 0
別途 ベット [0],[1] ①別の方法。ちがうやり方。「―の解決策を考える」 ②別の方面。ほかの道。「―会計にしてください」 0
適例 テキレイ [0] ふさわしい例。よくあてはまる例。好例 0
猟官 リョウカン [0] 官職につくために人々が争うこと。官職をあさること。「―運動」 0
吠える犬は嚙みつかぬ ほえるいぬはかみつかぬ 威張ったり口やかましい者ほど能力がなく、実行が伴わないたとえ。やたらに吠えるイヌほど臆病(オクビョウ)で、めったに人には嚙みつかないことから。鳴く猫は鼠(ねずみ)を捕らぬ 0
聾者 ロウシャ [1] 耳が聞こえない人。 0
蛟竜雲雨(ウンウ)を得(う) コウリョウウンウをう 英雄や豪傑が時を得て大いに活躍するたとえ。蛟竜が雲雨に乗じて天に昇る意から。〈『三国志』〉 0
石に立つ矢 いしにたつや 一心を込めて集中してやれば、不可能と思われることも可能になるということ。〈『史記』〉 念力岩をも通す 0
境涯 キョウガイ [0],[1] この世の人々がおかれた立場。巡り合わせた身の上。「不幸な―を語る」境遇 0
白馬 あおうま [1] 白い毛色のウマ。また、葦毛(あしげ)のウマ。由来宮中の年中行事「白馬節会(あおうまのセチエ)」に用いたウマ。もと青毛のウマを用いたが、のちに白毛のウマを用いるようになり、読み方は「あおうま」のまま漢字を「白馬」と改めたことから。参考「ハクバ」とも読む。 1
方角 ホウガク [0] ①東西南北などの向き。方位。「北の―」 ②あるものの進んでゆく向き。「南に―を向ける」 ①②方向 ③見当。「―ちがいの苦情だ」 0
露営 ロエイ [0] 野外に陣をはること。野営すること。また、その陣営。「―地」 0
株 シュ [1] ①切り株。木を切ったあとに残った部分。 ②草木を数える語。 0
療やす い-やす 病気や不快な気持ちをなおす。病気を治療する。「心の傷を―す」 0
鼻茸 はなたけ [0] 鼻の穴に、粘膜の炎症によりできるはれもの。 0
伎楽 ギガク [1] 仮面をかぶり、楽器演奏に合わせて無言で踊る劇。古代インドで発生し、わが国へは百済(くだら)から伝えられたという。「印度伝来の―を奏する」呉楽(くれガク) 0
見逸れる みそ-れる [0],[3] 見てもそれと気づかない。見忘れる。見まちがえる。「お―れしました」 0
余醺 ヨクン さめきらずに残っている酔い。参考「醺」は酒気をおびている意。 0
卵白 ランパク [0] 鳥類や爬虫(ハチュウ)類などの卵の卵黄(きみ)を囲む透明の部分。白身。卵黄 0
範 のり [1] 物事の基準となる手本。はみだしてはいけない枠。 0
栴檀 センダン [0] ①センダン科の落葉高木。暖地に自生。初夏に淡紫色の五弁花を多数つけ、楕円(ダエン)形の黄色い実を結ぶ。材は器具用、果実・樹皮・根は薬用。オウチ。 ②ビャクダンの別称。 白檀(ビャクダン) 0
筆誅 ヒッチュウ [0] 人の罪悪や過失などを書きたてて、責めること。「―を加える」参考「誅」は罪を責める意。 0
岩檜葉 いわひば [2],[0] イワヒバ科のシダ植物。 巻柏(いわひば) 0
鶴翼 カクヨク 兵法で、ツルがつばさを広げたような形に軍隊を配置すること。敵兵を包囲するような陣形。 0
古身・古刃 ふるみ 昔つくられた刀。古刀。新身(あらみ) 1
輾転反側 テンテンハンソク [0] 思い悩んで眠れず、何度も寝返りを打つこと。「輾転」「反側」ともに、寝返りを打つ意。〈『詩経』〉「解決策に悩み、―の一夜を明かす」表記「展転反側」とも書く。 0
客員 カクイン [0] 正式の所属でなく、客としての待遇を受ける人。「―教授」正員参考「キャクイン」とも読む。 0
回らす めぐ-らす ①ぐるりとまわす。 ②後ろに向ける。「首(こうべ)を―す」 ③まわりを囲ませる。「垣根を―す」「幕を―す」表記「廻らす」とも書く。 0
永の別れ ながのわかれ ①とてもながい間、会わないでいること。永久の別れ。 ②死に別れ。 0
摘出 テキシュツ [0] ①つまみ出すこと。「要点を―する」 ②手術などで患部や異物を取り除くこと。「腫瘍(シュヨウ)の―手術」 ③あばき出すこと。「不正を―する」 0
初鰹 はつがつお [3] 初夏のころとれる、その年最初のカツオ。美味。 夏 0
仮泊 カハク [0] 船が港や沖合で臨時に停泊すること。「船は一晩港外に―した」 0
一日再び晨なり難し イチジツふたたびあしたなりがたし 一日に朝が二度来ることはないという意で、少しでも時間を惜しんで勉学に励むべきだという戒め。〈陶潜の詩〉 0
勃興 ボッコウ [0] 急に勢いを得て盛んになること。「新たな勢力が―する」 0
詬 はじ はずかしめ。悪口。 0
警備 ケイビ [1] 非常事態に対して、用心し備えること。また、その人。「城の―をする」 0
領袖 リョウシュウ [0] 集団を統率して長となる人物。「党の―として活躍した」首領由来「領袖」は衣服のえりとそでで、人目について一番目立つことから。 0
反駁 ハンバク [0] 他人の批判や攻撃に対して、論じかえすこと。「新聞の批評に―を加える」反論参考「駁」は非難する意。 0
縮み ちぢみ [0] ①ちぢむこと。 ②「縮み織り」の略。麻や綿などの布を細かくちぢませた薄地の織物。夏の衣料用。 夏 0
特立 トクリツ [0] ①特に抜きんでていること。「―した才能」 ②だれにも頼ることなく、自立していること。独立 0
禧い さいわい めでたいこと。よろこばしいこと。よろこび。 0
卒中 ソッチュウ [0] 出血・血栓など血管の障害のため、突然倒れて昏睡(コンスイ)状態になるなどの症状。脳卒中。 0
初期 ショキ [1] 始まってまもない時期。「江戸―」 早期・初頭 末期・終期 0
十誡 ジッカイ [0] 『旧約聖書』で神がモーゼに与えたという一〇か条の掟(おきて)。ヤハウェ以外を神とせず、殺人・姦淫(カンイン)・盗みなどが禁じられている。 0
遜色 ソンショク [0],[1] 他と比べ劣っていること。見劣りすること。「―がない」 0
台帳 ダイチョウ [1],[0] ①売買や事務上の記録のもととなる帳簿。原簿。元帳。「売上―」「土地―」 ②歌舞伎(カブキ)や芝居の脚本。台本。 0
直参 ジキサン [0] 直接主君に仕える者。特に江戸時代、直接将軍家に仕えた旗本や御家人の総称。陪臣 0
音吐朗朗 オントロウロウ [1] 声量が豊かで、音声がはっきりしているさま。また、声がさわやかなさま。「―と声明文を読む」音吐清朗 0
端数 はスウ [2] はんぱの数。ある単位に満たない数。「―は切り捨てる」 0
弁韓 ベンカン 古代朝鮮の南部にあった部族国家。今の慶尚南道の南西部に当たる。馬韓・辰韓(シンカン)と合わせて三韓と称した。 0
河川 カセン [1] 大小の川の総称。「大雨で―が増水した」「―工事」 0
少女 おとめ [1] ①年若い女子。 ②未婚の娘。処女。 表記「乙女」とも書く。 参考「ショウジョ」とも読む。 1
透綾 すきや [0] すけて見えるような薄い絹織物。肌ざわりがよく、夏の婦人用衣服に用いる。由来「すきあや」の転じたもの。 0
氷面 ひも [0] 氷の張った表面。参考多く、歌では「紐(ひも)」に掛けて用いられる。 0
踵で頭痛を病(や)む かかとでズツウをやむ 見当ちがいの心配をするたとえ。また、余計な心配をするたとえ。 0
芥子 ケシ [0] ケシ科の二年草。東ヨーロッパ原産。初夏、白・紅・紫色などの美しい花をつける。種子は食用。未熟な果実から阿片(アヘン)をとる。 由来「芥子」はカラシナのことだが、種子が似ているので転用され、さらに誤読された。表記「罌粟・罌子粟」とも書く。参考「からし」と読めば別の意になる。 0
衾褥 キンジョク ふすまと、しとね。掛けぶとんと敷きぶとん。夜具。 0
極月 ゴクゲツ [2],[0] 陰暦一二月の異名。師走(しわす) 冬由来「年の極まる月」の意から。 0
槐 えんじゅ [0] マメ科の落葉高木。夏に黄白色の蝶(チョウ)形の花を開き、秋にソラマメに似た実を結ぶ。庭木や街路樹に用いられ、材は建築・器具用。花・実は漢方薬となる。カイジュ。夏 0
素面 スメン [1],[0] ①剣道や能などで、面をつけていないこと。 ②「素面(しらふ)」に同じ。 0
白絞油 しらしめユ 菜種油を精製した上質の油。また、大豆油を精製した油。 0
譚歌 タンカ [1] ①神話や民話・伝説などから取材し、作り上げた物語詩。 ②物語風に歌い上げた歌曲。バラード。 0
主唱 シュショウ [0] 中心となって説などを唱えること。「新しい理論を―する」 0
密葬 ミッソウ [0] 内々で行う葬儀。身内だけでひそかに行う葬儀。本葬 0
経略 ケイリャク [0],[1] ①国家を治めること。 ②四方の敵地を攻め、天下を平定すること。 0
素材 ソザイ [0] ①もとになる材料。「新しい―を使った商品」「―の味を生かした料理」 ②芸術創作の材料。自然や人の行動・感情など。「民話を―にした演劇」 題材 0
乱舞 ランブ [1] 入り乱れて舞うこと。狂ったように舞うこと。また、入り乱れて激しく動き回ること。「狂喜―する」「札束が―する選挙戦」 0
決断 ケツダン [0] ①きっぱり決めること。「―力に乏しい人」 ②事の善し悪しを裁くこと。 0
捻挫 ネンザ [0] 手足などの関節をひねってくじくこと。「つまずいて足首を―する」 0
拝辞 ハイジ [1],[0] ①「断ること」の謙譲語。「御依頼の件―いたします」 ②いとまごいをすること。「去ること」の謙譲語。 0
主幹・主監 シュカン 中心となって仕事をとりしきる人。主任。「機関誌の編集―」 0
季子 キシ [1] 兄弟の中で末の子。すえっこ。末子・季児 0
二人称 ニニンショウ [2] 話し手が、話しかける相手を指していう代名詞。「きみ」「あなた」など。第二人称。対称。一人称・三人称 0
一笑千金 イッショウセンキン わずかなほほえみが千金にも値すること。それほどの美人のたとえ。 参考「千金一笑」ともいう。 一顧傾城(イッコケイセイ) 0
安心立命 アンシンリツメイ [0] 仏を信じることで心に迷いがなくなり、どんなことにも心を乱されないこと。〈『景徳伝灯録』〉参考仏教では「アンジンリュウメイ・アンジンリュウミョウ」と読む。安心決定(アンジンケツジョウ) 0
際 きわ [1] ①物と物の境目。ふち。「道の―を歩く」 ②次の状態に移り変わるぎりぎりの時。「いまわの―」 0
唱える とな-える [3] ①声に出し、節をつけて読む。「念仏を―える」 ②大声でさけぶ。「万歳を―える」 ③人に先立って、自分の意見を主張する。首唱する。「提案に異議を―える」 表記「倡える」とも書く。 0
瓜田に履を納れず カデンにくつをいれず 人に疑われるようなことはするなということ。ウリ畑でくつをはきなおすとウリを盗んでいると疑われるおそれがあることから。〈古楽府(コガフ)-君子行〉参考「李下(リカ)に冠(かんむり)を正さず」と続く。瓜田李下(カデンリカ) 0
国防 コクボウ [0] 国土の防衛。外国からの侵略に備えて国を守ること。 0
御点前・御手前 おテまえ 茶の湯の作法。また、その出来映え。 0
無類 ムルイ [0] 比べるものがないこと。抜きんでてはなはだしいこと。「―の世話好き」無比 0
喉頭蓋 コウトウガイ [3] 喉頭にある弁状突起。食物を飲みこむときに閉じて、食物が気管に入るのを防ぐもの。 0
異形 イギョウ [0] ふつうとはちがう怪しげな姿や形。「―の男」 0
愴然 ソウゼン つらく悲しみ、心をいためるさま。「―として涙を流す」 愴愴 0
兼務 ケンム [1] 「二つ以上の職務を兼ねること。「研究員と講師を―する」兼任本務 0
細雪 ささめゆき [3] 細かに降る雪。まばらに降る雪。 冬
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漢字の豆知識 知っていますか?「六花」や「風花」 ~風情あふれる雪の呼び名~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
眉庇 まびさし ①兜(かぶと)や帽子などについているひさし。 ②窓の上の小さいひさし。表記「目庇」とも書く。 1
相客 あいキャク [0] ①旅館などで同じ部屋になった客。 ②たまたま同席した客。 0
台風一過 タイフウイッカ [1] ①台風が一気に通り過ぎること。「―、青空が広がる」 ②嵐のような大騒ぎがおさまって、平静になることのたとえ。「孫たちが帰ったら、―、静かなわが家に戻った」
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四字熟語根掘り葉掘り22:あとが気になる「台風一過」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
珠玉 シュギョク [0],[1] ①真珠と宝石。 ②美しいもの。すばらしいもの。「―の短編集」 0
王余魚 かれい カレイ科の海魚の総称。 由来「王余魚」は漢名から。 鰈(かれい) 1
藤葛 ふじかずら フジのつる。また、茎がつる状になる植物の総称。 0
道破 ドウハ [1] 物事の核心を、きっぱりと言い切ること。言ってのけること。「古人の―した言葉」 0
千万 センバン [0] ①程度のはなはだしいこと。「奇怪―」 ②いろいろ。さまざま。「―心を砕く」 参考「センマン・ちよろず」と読めば、きわめて数量の多い意になる。
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四字熟語根掘り葉掘り98:「笑止千万」は編集者を悩ませる
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没交渉 ボッコウショウ [3] 交渉をもたないこと。関係がなくなること。「彼とはすっかり―だ」「世間とは―の作家」参考「ボツコウショウ」とも読む。 0
口分 クブン 人数に割り当て、等分に与えること。「―田(デン)」 0
将星 ショウセイ [0] ①昔、中国で大将になぞらえた星。 ②将軍・将帥の別称。 0
輪番 リンバン [0] 大勢の人が順序を決めて、番に当たること。まわり番。まわり持ち。「公園の清掃は各町内が―で行う」「―制」 0
受検 ジュケン [0] 検査や検定などを受けること。「漢字検定の三級を―する」 0
一月三舟 イチガツサンシュウ 仏の教えは一つであるのに、とらえ方でさまざまな意味に解釈されるということ。一つの月が、舟の動き方でいろいろな方向に動くように見えることから。〈『華厳経疏演義鈔(ケゴンキョウソエンギショウ)』〉参考「一月」は「イチゲツ」とも読む。 0
和布蕪 めかぶら [2] ①ワカメの根に近い茎の両側にひだ状についたもの。厚くてぬめりがある。食用。めかぶ。 ②①を乾かして固めて作った矢じり。 1
即時一杯の酒 ソクジイッパイのさけ 死後に名声を残すよりも、今すぐ飲める一杯の酒のほうがありがたいということ。 故事中国、晋(シン)の張翰(チョウカン)は勝手気ままな振る舞いが多かった。ある人がいさめて、後世に名を残したくないのかと言ったところ、「死後の名声より、現在の一杯の酒のほうがよい」と答えたという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
下がる さ-がる [2] ①下方や後方へ移る。低くなる。「成績が―る」「気温が―る」「物価が―る」 ②下のほうにたれる。「カーテンが―る」 ③時代が現代に近づく。「時代が―る」 ④地位の高い人の所から退く。「総理官邸から―る」 ⑤京都の町中で、南へ行く。「二条通りを―った所」由来⑤京都御所が北の方角にあったことから。 0
旗幟 キシ [1],[2] ①昔、戦場で自分の存在をはっきりさせるために立てた、はたとのぼり。はたじるし。 ②態度。主義主張。 0
無勢 ブゼイ [0] 人数が少ないこと。「多勢(タゼイ)に―」小勢(こゼイ)多勢 0
似絵 にせエ 実物に似せて描いた絵。特に、鎌倉時代に流行した大和(やまと)絵の肖像画。前代よりも写実的になった。 0
十で神童十五で才子二十(はたち)過ぎれば只(ただ)の人 とおでシンドウジュウゴでサイシはたちすぎればただのひと 幼いころにすばらしい才能をもっていると思われた人が、成長するにしたがって平凡な人になってしまう場合が多いことをいう。 1
巧い うま-い [2] 細工や技術などがたくみなさま。上手なさま。 0
露れる あらわ-れる 隠れていたものが目に見えるようになる。むき出しになる。さらされる。また、隠していたものが発覚する。 0
釈明 シャクメイ [0] 相手の誤解や非難に対し、事情や立場を説明してはっきりさせること。「事故の理由を―する」 0
佞人 ネイジン [0] 心がよこしまで口先がうまく、人にこびへつらう者。「側近は―ばかりだ」佞者 0
名広め・名弘め・名披露目 なびろめ 芸人が芸名を得たとき、また、商人が店を開いたときに、その名を世間に広く知らせること。 0
疾風勁草 シップウケイソウ 苦境に立ったとき、初めてその人物の真価がわかるたとえ。「疾風に勁草を知る」の略。激しい風が吹いて、初めて強い草であることがわかる意から。「勁草」は強い草。強い意志や固い節操のたとえ。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 歳寒松柏(サイカンショウハク)・雪中の松柏 0
真っ直ぐ まっす-ぐ [3] ①まったく曲がったりゆがんだりしていないさま。 ②いつわりなどがなく、正しく正直なさま。「―な性格」 0
別墅 ベッショ 本宅以外の郊外に設けた家。別荘参考「墅」は、田畑の中に建てた家の意。 0
依拠・依据 イキョ よりどころとすること。また、よりどころ。 0
頃日 ケイジツ [0] ①このごろ。ちかごろ。 ②先日。過日。 0
要心 ヨウジン 悪いことが起こらないよう、前もって気をつけること。注意すること。警戒。「―しすぎることはない」表記「用心」とも書く。 0
鈿車 デンシャ 鮑(あわび)貝・蝶(チョウ)貝など、螺鈿(ラデン)をはめこんで飾った車。 0
芋蔓 いもづる [0] ヤマノイモやサツマイモなど、イモ類のつる。 0
従者 ずさ [1] 主人につきしたがう者。ともびと。 参考「ジュウシャ」とも読む。 1
穎割れ かいわれ ダイコンやカブなどの、芽を出したばかりのもの。食用。カイワリナ。秋表記「貝割れ」とも書く。 1
盛る さか-る [0],[1] ①物事の勢いがさかんになる。勢いづく。「火が燃え―る」 ②商売などが繁盛する。にぎわう。「店が―る」 ③流行する。はやる。 ④動物が発情して交尾する。 0
蘆薈 ロカイ [0] アロエ。ユリ科の多肉植物。剣形で肉厚の葉は胃薬や傷薬として用いられ、「医者いらず」の異名をもつ。 0
魅惑 ミワク [0] 魅力で人の心を引きつけ、まどわせること。「―的な女性」 0
師表 シヒョウ [0] 人々の模範となること。また、その人。手本。「―と尊敬される」 師範 0
掩蓋 エンガイ [0] ①おおい。 ②敵の弾を防ぐために、塹壕(ザンゴウ)の上をおおうもの。 0
唐楓 トウかえで [3] カエデ科の落葉高木。中国原産。庭園や街路に植える。葉は三つに浅くさけ、紅葉が美しい。表記「三角楓」とも書く。 0
命題 メイダイ [0] ①題をつけること。 ②論理学で、一つの判断の内容を言葉で表したもの。 ③解決するよう課せられた問題。課題。「与えられた―」 0
棉花 メンカ [1] 綿花 0
丘壑 キュウガク ①丘と谷。 ②世俗を離れた隠者の住む別天地。また、隠者になること。「―の美なる別天地を旅す」 0
膝蓋骨 シツガイコツ [3] 膝(ひざ)の関節の前面にある、皿のような形の骨。ひざざら。 0
はたあし ①旗の先に垂らした飾りの部分。吹き流し。はたて。 ②冠の前後に垂らした玉飾り。たまだれ。表記①「旗脚」とも書く。 0
油性 ユセイ [0] 油の性質。また、油を含んだ性質。「―インキ」「―塗料」水性 0
処断 ショダン [0] 処置を決めること。とりさばき。「厳しく―を下す」 裁決・裁断 0
夜業 ヤギョウ [0] 「夜業(よなべ)」に同じ。 0
将軍 ショウグン [0] ①一軍を指揮する武官。総大将。 ②「征夷(セイイ)大将軍」の略。幕府の首長。 ③陸海空軍の将官の敬称。 0
献身 ケンシン [0] 自分の身を顧みずに他人に尽くすこと。「―的な看護」 0
土豪劣紳 ドゴウレッシン 中国で、思いのままに農民からしぼり取る強欲な大地主や資産家などをさげすんでいった語。「劣紳」は卑劣な紳士の意。 0
佝僂病 クルビョウ [0] ビタミンDの欠乏によって、背骨や手足の骨の発育に障害が起こる病気。 0
披露 ヒロウ [1] 広く世間に、知らせたり見せたりすること。ひろめ。「新作を―する」 0
益・益益 ますます よりいっそう。いよいよ。程度が前より増していくさま。「多多―弁ず」 1
爪弾き つまはじき [0] ①嫌って仲間はずれにすること。「―にされる」 ②不満や腹立ちなどから、親指の腹に他の指の先をかけてはじくこと。 0
壮ん さか-ん ①りっぱで大きい。 ②気力や体力が満ちあふれているさま。「意気―だ」 0
双宿双飛 ソウシュクソウヒ 夫婦の仲がむつまじく、いつも寄り添って一緒にいること。「双宿」は、鳥がつがいで仲よくすむ意。 比翼連理(ヒヨクレンリ) 0
晩翠 バンスイ 冬の季節になっても、ある種の草木が青々としていること。また、その草木のみどり。 0
鵬翼 ホウヨク [0] ①鵬(おおとり)のつばさ。 ②飛行機。また、そのつばさ。 0
臨戦 リンセン [0] 戦いにのぞむこと。「全員で―態勢をとる」 0
敖ぶ あそ-ぶ 気ままに好きなことをして楽しむ。気の向くまま自由に出歩く。表記「遨ぶ」とも書く。 0
奇勝 キショウ [0] ①思いがけない勝利。 ②「奇観」に同じ。表記①「奇捷」とも書く。 0
馬の陰貝 うまのくぼがい コヤスガイの別称。由来形がウマの陰門に似ていることから。 子安貝(こやすがい) 1
御会式 おエシキ [0],[2] 日蓮(ニチレン)宗で、日蓮上人(ショウニン)の命日の一〇月一三日に行う法会(ホウエ)。御命講(おメイコウ)。秋 0
離群索居 リグンサッキョ 友人や仲間と離れて一人でいること。「群」は仲間、「索居」はひとりぼっちで寂しく暮らす意。〈『礼記(ライキ)』〉 0
椀飯振舞 おうばんぶるまい [5] ①気前よく人に金品や食事を振る舞うこと。盛大にごちそうすること。 ②江戸時代、正月に一家の主人が親類を招いて行った宴会。新年由来椀(ワン)に盛った飯を振る舞う意から。参考「大盤(おおバン)振舞」は当て字。
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四字熟語根掘り葉掘り79:今年は「大盤振舞」できるかな?
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牡丹餅 ボタもち [2] もちごめにうるち米を少し混ぜて炊き、軽くついて丸め、小豆餡(あずきアン)・黄な粉などをつけた食物。おはぎ。はぎのもち。由来赤い小豆餡をまぶしたところが、ボタンの花に似ることから。 0
生生世世 ショウジョウセゼ 現世も来世も、永遠に。生き代わり死に代わり、いつまでも。〈『南史』〉 未来永劫(ミライ)(エイゴウ) 0
魅了 ミリョウ [0] 完全に人の心を引きつけて、夢中にさせてしまうこと。「聴衆を―する演奏だった」 0
卵子 ランシ [1] 有性生殖を行う動植物の、雌性生殖細胞。精子と合体して新個体となる。卵細胞。卵(ラン)。精子 0
筑前 ちくぜん 旧国名。現在の福岡県北西部。参考「筑州」は筑前と筑後の総称。 0
興る おこ-る [2] ①勢いなどが盛んになる。「民主主義が―る」 ②新たに始まる。「戦後に―った新しい国」 0
稟性 ヒンセイ [1] 「稟質」に同じ。 0
清夜 セイヤ よく晴れ渡ったさわやかな夜。空気が澄んでいて涼しい夜。 0
七転び八起き ななころびやおき [3],[1] 何度失敗してもめげずに立ち直ること。転じて、人生は浮き沈みの多いたとえ。「七」「八」は数の多いことを表す。 不撓不屈(フトウフクツ) 0
投入 トウニュウ [0] ①投げ入れること。投げこむこと。「自動販売機のコイン―口」 ②資本や人員などをつぎこむこと。「新しい部署に優秀な社員を―する」 0
識る し-る ①認める。自覚する。さとる。「彼の才能を―る」 ②はっきりと見分ける。「正否を―る」 ③見知る。面識がある。 0
快速 カイソク [0] ①気持ちがよいほど速いこと。 ②主な駅だけに停車し、各駅停車より速い電車。おもに近距離を走り、特別料金は徴収しない。参考「快足」と書けば、すばらしく足が速い意になる。 0
海域 カイイキ [0] 区切られた範囲の海。「北太平洋―」参考「水域」よりも広い範囲をいう。 0
暮鐘 ボショウ [0] 夕暮れに寺などで打ち鳴らす鐘。また、その音。日暮れの鐘。入相(いりあい)の鐘。晩鐘。暁鐘 0
気骨 キぼね [0] あれこれと心を遣うこと。気苦労。「―が折れる」参考「キコツ」と読めば別の意になる。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 知ってる漢字も油断大敵! ~うっかり間違えると恥ずかしい慣用句~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
下端・下破 さがりは ①能・狂言で、演者の登場の囃子(はやし)の一つ。 ②歌舞伎(カブキ)で、貴人の出入りなどに用いる囃子の一つ。参考「下端」は「さがりば」と読めば、平安時代以降、女性の額の髪を肩付近で切ったさまの意になる。 0
破目 ハめ [0] 追いこまれた立場。苦しい境遇。「とうとう退学する―になった」表記「羽目」とも書く。 0
格子縞 コウシじま [0] 縦横に線を交差した格子状の模様。また、その織物。 0
称揚 ショウヨウ [0] ほめたたえること。ほめあげること。「不断の努力を―する」 称賛・称誉 表記「賞揚」とも書く。 0
清浄無垢 セイジョウムク 清らかで汚れのないさま。「幼子の―な瞳(ひとみ)」 純真無垢 0
肉体 ニクタイ [0] 人間の生身のからだ。「―労働者」精神 0
布衣の友 フイのとも 地位身分や貧富などのちがいを越えてつきあう友人のこと。「布衣」は木綿または麻の衣服のことで、庶民をいう。〈『史記』〉 0
古参 コサン [0] 古くからその職場や仕事についていること。また、その人。「―の社員」新参 春 0
輦轂 レンコク ①輦(てぐるま)のこしき。 ②天子の車。天皇の乗り物。「―の下(もと)(天子のおひざもと。首都)」 0
麻姑搔痒 マコソウヨウ 物事が思いのままになること。かゆいところによく手が届く意から。「麻姑」は中国の伝説で、美しい仙女の名。鳥のような長いつめをもつという。「搔痒」は、かゆいところをかくこと。故事 中国、漢の桓帝(カンテイ)のとき、蔡経(サイケイ)という人が麻姑の長いつめを見て、それで背中をかかせたら、さぞかし気持ちがよいだろうと思ったという故事から。〈『神仙伝』〉表記「搔痒」は「搔癢」とも書く。隔靴搔痒(カッカソウヨウ) 0
放擲 ホウテキ [0] 「放棄」に同じ。「義務を―する」表記「擲」とも書く。参考「放」も「擲」も、ほうり出す意。 0
雄心勃勃 ユウシンボツボツ おおしい勇気が盛んにわいてくるさま。「雄心」は勇ましい心の意。「勃勃」は気力の盛んに起こるさま。「―として試合に臨む」勇気勃勃 0
蛻の殻 もぬけのから [6] ぬけがら。また、目当ての者が抜け出して、空になっている住居や寝所など。「隠れ家は―だった」 0
威す おど-す [0],[2] 力づくでおそれさせる。おびやかす。「相手国を軍事力で―す」 0
塁塁 ルイルイ ①積みかさなるさま。「―たる死体の山」 ②墓などが連なり続くさま。 0
花仙 かいどう バラ科の落葉小高木。 由来「花仙」は漢名から。 海棠(カイドウ) 1
邪宗 ジャシュウ [0] ①社会や人心に害をもたらすとされる宗教。 ②江戸時代、幕府に禁止されていたキリスト教のこと。 ①②邪教 0
夫人 フジン [0] 他人の妻の敬称。「―同伴のパーティーに出席する」令室参考もとは日本や中国の高貴な人の妻の意。また、「婦人」と書けば成人した女性の意になる。 0
俳壇 ハイダン [0] 俳句を作る人たちの社会・仲間。「―に認められる」 0
声音 こわね [0] 声の調子や響き。こわいろ。「―を聞き分ける」 0
不実 フジツ [1],[0] ①誠意がないこと。「―な男だ」 ②事実でないこと。いつわり。「公文書の―記載」 0
逐日 チクジツ [0] 日をおって。日がたつにしたがって。一日一日と。「―悲しみが薄れる」 0
居留 キョリュウ [0] 一時的にその地にとどまり住むこと。「―地」 0
茶屋 チャや [0] ①茶を作る店。また、茶を販売する店。葉茶屋。茶舗 ②茶店。昔、通行人に茶や菓子などを出して休ませた店。 ③客に飲食、遊興などをさせる店。「―遊び」 ④相撲場や芝居小屋などで、客を案内したり料理を出したりする店。「芝居―」 0
有明 ありあけ [0] ①陰暦一六日以後、月が空に残っているうちに夜が明けること。また、そのころの夜明け。また、そのころの月。秋 ②「有明行灯(アンドン)」の略。朝まで枕元に灯(とも)す行灯。 0
武勇 ブユウ [1] 武術にたけていて、勇ましいこと。強く勇ましいこと。「―伝」 0
槻 つき [2] ニレ科の落葉高木。ケヤキの一種。山野に自生。古くから弓の材料とされた。ツキノキ。ツキゲヤキ。 0
仏掌薯 つくねいも ヤマノイモ科のつる性多年草。ナガイモの一品種。塊根は、手でこねて丸めたような形をしていて、食用。コブシイモ。ツクイモ。秋由来「仏掌薯」は漢名から。表記「捏ね薯」とも書く。 1
挨拶は時の氏神 アイサツはときのうじがみ 争い事の仲裁をしてくれる人は救いの神だから、仲裁にしたがったほうがよいという教え。参考この「挨拶」は古い言葉で、仲裁の意をもつ。仲裁は時の氏神 0
逐条 チクジョウ [0] 箇条の順をおって、進めること。「法案を議会で―審議する」 0
烽火・烽 のろし ①昔、戦争や急な事件を知らせるために火を燃やし、煙を高く上げるしかけ。「山頂に合戦の―が上がった」烽煙・烽燧(ホウスイ) ②大きなことを起こす合図、そのきっかけとなる行動のたとえ。「革命の―を上げる」表記「狼煙」とも書く。参考①「烽火」は「ホウカ」とも読む。 1
意気 イキ [1] 気持ち。気概。積極的な心持ち。「人生―に感ず」「―があがる」 0
絶壁 ゼッペキ [0] 壁のように切り立ったがけ。 断崖(ダンガイ)・懸崖(ケンガイ) 0
式三番 シキサンバ ①能楽の「翁(おきな)」の別称で祭儀的な演目。 ②歌舞伎(カブキ)で、①を舞踊化したもの。正月興行や顔見世などに演じる。「―叟(ソウ)」 参考「シキサンバン」とも読む。 0
斯の こ-の [0] ①自分に近い事物や人。「―男は信用できる」 ②話題としている事柄に関係あること。「もう―話はやめよう」 ③現在に近い時間。最近の。「―時間はひまだ」 0
粟米草 ざくろそう ザクロソウ科の一年草。道端に自生。葉はザクロに似る。夏、黄褐色の小花をつける。 由来「粟米草」は漢名から。 表記「石榴草」とも書く。 1
洋裁 ヨウサイ [0] 洋服の裁縫。「得意の―で子どもの服を作る」和裁 0
貝塚 かいづか [0],[1] 縄文時代など古代の人類が捨てた貝殻などが堆積(タイセキ)してできた遺跡。土器・石器・人骨・獣骨などが混じって発掘される。全世界で見られる。「この付近は―の跡だ」 0
花鋏 はなばさみ [3] 草木の花や小枝を切るはさみ。 0
懐妊 カイニン [0] 子をはらむこと。みごもること。懐胎・妊娠 0
援護 エンゴ [1] ①困っている人を助けること。「―の手をさし伸べる」援助・救援 ②敵の攻撃から味方を守ること。 「掩護」の書きかえ字。 0
掃き溜めに鶴(つる) はきだめにつる つまらない所にすぐれたものや美しいものがいることのたとえ。汚いごみ捨て場に美しいツルが舞いおりる意から。 0
荷物 にモツ [1] ①持ち運んだり、運送したりする品物。に。 ②多く「お―」の形で、負担になるもの。やっかいもの。「会のお―になる」 0
夫婦 フウフ [0] 夫と妻。婚姻関係にある一組の男女。「申込みは―に限る」参考「めおと」とも読む。 0
累次 ルイジ [1] 次々にかさなること。何度も続いて起こること。「―の災害による産業の停滞は深刻だ」 0
肘枕 ひじまくら [3] 自分の片方のひじを曲げて頭をのせ、まくらの代わりにすること。手枕。「―で赤子の添い寝をする」 0
出初式 でぞめシキ 新年に、消防士がそろってはしご乗りや消火演習などを行う行事。でぞめ。 新年 0
主潮 シュチョウ [0] ある時代や社会で、中心になっている思想や文化的傾向。「変革期の文学―」 0
論法 ロンポウ [0] 議論の方法。また、議論の組み立て方や展開のしかた。「三段―」 0
鞭 むち [1] ①竹や革製の細長い棒。牛馬を打って進ませたり、罪人を打ったりする。また、人に物を指し示したりするのに使う。「馬に―を当てる」 ②人を励ましたり、しかったりする言葉や行為。「愛の―」 0
値 あたい [0] ①物の値段。代金。また、価値。ねうち。「―が安い」 ②数学で、文字や式が表す数。数値。「未知数xとyの―を求める」 0
梭尾螺 ほらがい フジツガイ科の巻貝。 法螺貝(ホラがい) 1
溥し あまね-し すみずみまで広く行き渡っているさま。及ばないところがないさま。表記「普し」とも書く。 0
折敷 おしき [0] 薄いへぎ板を四方に折りまわして縁取りをした角盆。神前に供え物を盛るときや食器をのせるのに用いる。 0
写本 シャホン [0] 書物を手書きで、書き写すこと。また、その書物。 刊本・版本(ハンボン) 0
谷間 たにあい [3],[0] 谷のなか。谷のあいだ。参考「たにま」とも読む。 0
亀甲 キッコウ [0] ①カメの甲羅。「―文字」亀殻 ②「亀甲形」の略。カメの甲羅のように六角形、また、それが四方に並んだ模様。 0
晏駕 アンガ 天子が逝去すること。天子の柩(ひつぎ)を乗せた車が日暮れてから出発する意。一説に、天子が死んで、朝廷へのおでましがないのを遠まわしにいった語。崩御(ホウギョ) 0
芟除 サンジョ [1] 雑草などを取り除くこと。 参考「センジョ」とも読む。 0
波の花 なみのはな [5] ①波が白く砕け散るのを花にたとえた言葉。冬 ②塩の別称。もとは女房詞(ことば)。 0
鏨 たがね [0] 金属や石に用いるはがねで作ったのみ。「―で金属板を切断する」 0
綬 ひも [1] ①官職の印を表す、色糸で編んだひもの帯。 ②勲章などをさげるひも。 0
頼る たよ-る [2] ①力を貸してもらえるものとして、頼みにする。あてにして寄りかかる。「濃霧のため計器に―って飛行する」「マンション購入の頭金を親に―る」 ②手づるとする。縁を求める。「親戚を―って上京する」 0
瀬戸物 せともの [0] 愛知県瀬戸市を中心に産出される陶磁器で、瀬戸焼。転じて、陶磁器の総称。せと。 0
従属 ジュウゾク [0] 自分よりも強大なあるものにしたがい、その支配を受けること。「大企業に―する下請け企業」 0
積羽沈舟 セキウチンシュウ 小さいことでもつみ重ねていけば、やがて大きな結果をもたらすたとえ。「積羽」はつみ重ねた鳥の羽の意で、羽のように軽いものでもつみ重ねれば舟を沈めるほどの重さになること。〈『史記』〉 積水成淵(セキスイセイエン) 0
尽きる つ-きる [2] ①だんだん減っていき、ついになくなる。「精も根も―き果てる」 ②続いていた物事がそこで終わる。「運が―きる」 ③それ以外にない。「強運の一言に―きる」 0
圏内 ケンナイ [1] ある事柄の及ぶ区域のなか。範囲内。「優勝―にいる」「宇宙船が大気―に突入した」圏外 0
大麻 タイマ [1] ①アサからつくった麻薬。マリファナなど。 ②伊勢(いせ)神宮や他の神社が授けるふだ。 ③幣(ぬさ)の尊称。おおぬさ。 0
掣く ひ-く 手でひっぱる。ひきぬく。ひきとめて自由を奪う。 0
左傾 サケイ [0] ①物体が左のほうに傾くこと。 ②思想などが、社会主義・共産主義など左翼的に傾くこと。左翼化。 ①②右傾 0
曩篇 ノウヘン 先人の作品。昔の書物。 0
肝 きも [2] ①肝臓。 ②内臓全体。五臓六腑(ゴゾウロップ)。はらわた。「あわやと―を冷やした」 ③精神の宿る所。精神力。きもったま。「彼は―のすわった男だ」「深く―に銘(メイ)ずる」 0
象形 ショウケイ [0] ①物の形をかたどること。 ②漢字の六書(リクショ)の一つ。物の形をかたどった漢字。「日」「月」「山」「川」の類。象形文字。 0
因る よ-る [0] 原因となる。起因する。もとづく。ふまえる。「この成功は平素の訓練に―る」 0
蓍 めどぎ [0] 占いに用いる道具。メドハギの茎を五〇本用いて占ったが、後世は竹製の細い棒を用いる。筮竹(ゼイチク)。 0
外海 そとうみ [0],[3] 湾などに対し、外に広がる海。外洋内海参考「ガイカイ」とも読む。 0
逆修 ギャクシュ [0] ①生前に死後の幸福を祈って仏事を行うこと。また、生前に法名を受け、墓に朱書きすること。予修 ②年長者が年少者の冥福(メイフク)を祈ること。 0
水魚 スイギョ [1] ①水と魚。 ②水にすむ魚。 0
藻塩・藻汐 もしお 海水を多く含んだ海藻類を焼いて水にとかし、うわずみを煮つめてつくった塩。また、それをつくるためにくむ海水。 0
炊爨 スイサン [0] 飯をたくこと。また、食事の仕度をすること。「飯盒(ハンゴウ)―」 0
瞬き まばたき [2] ①まぶたを開閉させること。めばたき。またたき。ウインク。「ぱちぱちとしきりに―する」 ②星や遠方の灯火などの光が明滅すること。 0
金無垢 キンムク [0] 混じりもののない金。純金。「―の仏像」 0
武士 ブシ [3] 昔、武芸を身につけ、軍事にたずさわっていた人。また、その階級。さむらい。「―に二言(ニゴン)はない(一度言ったことは絶対に守り抜く)」「―の魂(刀のこと)」武人・武者(ムシャ)参考「もののふ」とも読む。 0
捌ける さば-ける [2] ①混乱していたものが整理され、筋道がはっきりする。 ②商品が売り切れる。はける。 ③世なれていて物わかりがいい。「苦労人で―けている」 0
甘やかす あま-やかす [4],[0] 過度にあまえさせる。十分なしつけをせず、わがままにさせる。「子どもを―して育てるのはよくない」 0
茶摘み チャつみ [0],[3] 茶の若芽や若葉をつみとること。また、その人。春 0
甲斐絹 かいき [0] 練り糸で目をつめて細かく織った平絹の織物。羽織の裏地などに用いる。 由来甲斐国郡内地方で多く織られたことから。表記「海気・海黄」とも書く。 1
添乳 そえぢ [0] 乳児に添い寝して、乳を飲ませること。「―して赤ん坊を寝かす」 0
呪詛 ジュソ [1] 特定の人に災いがふりかかるように神仏に祈願すること。のろい。「怨敵(オンテキ)を―する」 参考「ズソ」とも読む。 0
別 ケンベツ [0] はっきりと区別すること。はっきりと見分けること。「正否を―する」 0
伝道 デンドウ [0] 教義を伝え広めること。布教活動。おもに、キリスト教でいう。「―師」宣教 0
褒状 ホウジョウ [0] すぐれた行為や業績などをほめたたえる書きつけ。「おぼれた人を助けて―いただいた」賞状 0
一饋に十たび起つ イッキにとたびたつ 賢者を求めることに熱心なたとえ。一回の食事の間に、一〇回も席を立つという意から。「一饋」は、一回の食事。故事古代中国の夏(カ)の禹王(ウオウ)は、善政のために賢者を熱心に求め、一回の食事の間に一〇回も席を立って、訪ねてきた賢者に会ったという故事から。〈『淮南子(エナンジ)』〉参考「一饋十起(イッキジッキ)」ともいう。また「一饋に七たび起つ」ともいう。握髪吐哺(アクハツトホ) 0
径行 ケイコウ [0] 思ったことをそのまま実行すること。「直情―」 0
運鈍根 ウンドンコン 「運根鈍(ウンコンドン)」に同じ。 0
滴水成氷 テキスイセイヒョウ 冬の厳しい寒さのこと。また、極寒の地の寒さのたとえ。したたり落ちる水が、たちまち氷になる意から。 0
賜・賜物 たまもの ①いただきもの。たまわったもの。「天の―」 ②結果として生じた、よい事柄や物。「苦心の―」 0
薄口 うすくち [0] ①醬油(ショウユ)などの色や味が薄いこと。 ②陶器類で薄手に仕上げたもの。「―の茶碗(チャワン)」 0
指定 シテイ [0] それとさし示して定めること。「―席」「待ち合わせ場所を―する」 0
群疑満腹 グンギマンプク 多くの疑いが生じて心がいっぱいになること。また、大勢が疑問を抱くこと。〈諸葛亮(ショカツリョウ)の文〉 0
焼却 ショウキャク [0] 焼いて処分すること。「年度末に不要書類を―する」「ゴミの―場」 0
直営 チョクエイ [0] 直接に経営すること。「製造元―の売店」 0
過酷 カコク [0] 度を超して、ひどいようす。きびしすぎること。「―な労働」 0
十三夜 ジュウサンヤ [3] ①陰暦の毎月一三日の夜。 ②陰暦の九月一三日の夜。また、その夜の月。後(のち)の月。栗名月(くりメイゲツ)。豆名月。 秋 参考②中秋の名月に次いで月が美しいといわれる。 0
食間 ショッカン [0] 食事と食事との間。「これは―に服用する薬だ」 食前・食後 0
見える まみ-える [2] ①目下の者が目上の人に会う。お目にかかる。「会う」の謙譲語。「王に―える」 ②対面する。顔を合わせる。「戦場で相―える」 0
同じ穴の貉(むじな) おなじあなのむじな 悪事をたくらむ仲間であることのたとえ。別なように見えても実は悪賢いムジナであることに変わりはない意から。参考「同じ穴」は「一つ穴」、「貉」は「狸(たぬき)・狐(きつね)」ともいう。 0
講話 コウワ [0] ある題目について、わかりやすく説いて聞かせること。また、その話。「老師の―」講演・説教 0
門巷塡隘 モンコウテンアイ 人が多く集まって密集していること。門や門前の小道に人が多く集まり、そこがふさがって狭くなる意。「門巷」は門と門前の道の意。「塡」はふさぐ、「隘」は狭い意。〈『新唐書(シントウジョ)』〉門巷塡集・門前市(いち)を成す門前雀羅(ジャクラ)を張る 0
供養 クヨウ [1] 仏や死者の霊に供物をそなえ、祈ること。「先祖の―を欠かさない」 0
弧光灯 アークトウ 二本の炭素棒を使って放電させる電灯。アークライト。 由来弓なり(アーク)に放電が起こることから。 1
是生滅法 ゼショウメッポウ [0] すべて生あるものも必ずその命は尽きるということ。 参考「諸行無常」と併せて使う。 0
壺中の天 コチュウのテン 世俗を離れた別世界。また、酒を飲み世俗を忘れる楽しみ。「―に遊ぶ」故事 中国、後漢時代、費長房(ヒチョウボウ)は、薬屋の老人が店を閉めるとたちまち小さくなってつぼにとび込むのを見つけ、自分も一緒につぼに入れてもらったところ、そこにはりっぱな宮殿や山のような美酒・美肴(ビコウ)があり、楽しみを尽くして帰ってきたという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「壺中の天地」ともいう。 0
蛸 たこ [1] ①頭足類八腕目の軟体動物の総称。海底の岩間にすむ。胴は丸く頭のように見え、腕は八本で多くの吸盤をもつ。腕のつけねに口や目がある。種類は多く、日本や地中海沿岸部などで食用とする。 夏 ②地面を突き固めたり、杭(くい)を打ったりする道具。丸太に数本の柄(え)をつけた形が①に似ている。蛸胴突き。 表記①「章魚・鮹」とも書く。 0
射殺 シャサツ [0] 矢や銃などでうち殺すこと。「事件に巻きこまれて―された」 0
換気 カンキ [0] 汚れた空気を外に出し、新鮮な空気を取り入れること。「台所の―扇」「部屋の―に留意する」 0
実演 ジツエン [0] ①人前で実際にやって見せること。「―販売」 ②演技者が映画・テレビなどに出演するのでなく、実際に舞台で演じること。 0
空き店 あきだな [0] ①人の住んでいない店。また、商売していない店。 ②人の住んでいない家。あき家。貸家。表記「明き店」とも書く。 0
叢雲 むらくも [0] むらがり集まった雲。「月に―花に嵐」 表記「群雲・村雲」とも書く。 参考「ソウウン」とも読む。 0
斗酒 トシュ [1] 一斗(約一八(リットル))の酒。転じて、多量の酒。「―なお辞せず(大酒を飲む)」 0
向く む-く [0] ①面する。対する。「窓に―く」 ②ある方向に進む。「運が―いてきた」 ③適する。「教員に―く」表記①②「嚮く」とも書く。 0
好奇 コウキ [1] 珍しいものや未知のものに興味を示すこと。「―の目で見られている」 0
渚鳥 すどり ①州(す)にいる鳥。シギ・チドリなど。 ②カワセミの別称。 翡翠(かわせみ) 表記「州鳥」とも書く。 1
伏竜鳳雛 フクリョウホウスウ [0] まだ世の中に知られていないすぐれた人物のたとえ。また、将来有望な若者のたとえ。「伏竜」は地中に隠れている竜、「鳳雛」は鳳凰(ホウオウ)のひなの意。由来中国、三国時代、蜀(ショク)の司馬徽(シバキ)が諸葛亮(ショカツリョウ)(孔明)を伏竜に、龐統(ホウトウ)(士元)を鳳雛にたとえたことから。〈『三国志』〉孔明臥竜(コウメイガリョウ) 0
雨過天晴 ウカテンセイ 物事の状況がよいほうへ向かうたとえ。雨がやみ、空が晴れ渡る意から。「―の気分」表記「天晴」は「天青」とも書く。 0
縁故 エンコ [1] ①あることによって生じた、人と人とのつながり。つて。「―を頼って就職する」 ②血縁・親戚(シンセキ)関係。 0
至純 シジュン [0] 少しもまじり気のないこと。非常に純粋なさま。「―の愛」 0
累増 ルイゾウ [0] 数量などがだんだんに増えること。また、だんだんに増やすこと。「人口が―する」逓増(テイゾウ)累減 0
海蘊・海雲 もずく 褐藻類モズク科の海藻。 由来「海蘊・海雲」は漢名より。 水雲(もずく) 1
与力 ヨリキ [1],[0] ①加勢すること。助力すること。また、その人。 ②江戸時代、幕府の奉行や所司代などに所属して事務を補佐し、同心を指揮した役。また、その役人。 0
話上手は聞き上手 はなしじょうずはききじょうず 話の上手な人は、話を聞くのもまた上手であるということ。 1
楊弓 ヨウキュウ [0] 遊戯用の小弓。約八五(センチメートル)の弓に約二七(センチメートル)の矢をつがえ、すわって射る。江戸時代から明治初期にかけて民間で流行。由来もと楊柳(ヨウリュウ)で作ったことから。 0
道程 ドウテイ [0] ①「道程(みちのり)」に同じ。 ②ある目的や状態に至る道すじ。「完成までの―は長い」過程 0
拉薩 ラサ 中国チベット自治区の区都。ラマ教の聖地で、総本山や歴代の法王ダライ-ラマが住んだポタラ宮などがある。 1
比丘尼に(こうがい) ビクニにこうがい 必要のないことや不似合いなことのたとえ。「」は女性の髪を整えるのに使う道具。また、日本髪にさす飾り。 0
後朝 きぬぎぬ [2],[0] ①男女が共寝をした翌朝。「―の別れを惜しむ」 ②愛し合った男女の別れ。夫婦の離別。表記「衣衣」とも書く。 1
丑寅 うしとら [0] 十二支に方位をあてたときの、丑と寅の中間の方角。北東。鬼門。 0
無断 ムダン [0] 許しを得ないこと。何の断りもなく行うこと。「―で駐車する」「―欠勤」 0
糅じる ま-じる 米に雑穀などが入りまじっている。 0
堰く せ-く [1] ①流れをさえぎる。「川を―きとめる」 ②物事や人の間を隔てる。特に、男女の間をさえぎって会えないようにする。「思いが―かれてさらに募る」 0
足下 ソッカ [1] ①足の下。足もと。 ②あなた。自分と同等、または下位の相手への敬称。 貴殿 ③手紙の脇付(わきづけ)に使う語。「鈴木一郎様―」 0
問答 モンドウ [3] 問うことと答えること。問いと答え。また、ある問題について言い合うこと。議論すること。「禅―」 0
泉水 センスイ [0] ①庭に造った池。「日本庭園の―に鯉(こい)を放す」 ②わき水。いずみ。 0
差金 サキン [0] ある額から差し引いて残った金額。「―決済」 差額・残金 0
碾臼 ひきうす [0],[3] 平らな円筒状の石を二つ重ね、上の石を回しながら二つの石の間で穀物をすりつぶして粉にする道具。表記「挽臼」とも書く。 0
文献 ブンケン [0] 研究の資料になる文書や書物。由来「文」は文字に書かれたもの、「献」は賢者が記憶しているもののこと。昔の制度や文物の証拠となる典籍(テンセキ)と賢者の意から。〈『論語』〉 0
玲瓏 レイロウ [0] ①玉のように輝くさま。美しくすきとおるさま。「―たる宝玉」 ②金属や玉が触れ合って澄んだ音で鳴るさま。また、そのような人の声のたとえ。「―たる美声で歌う」 0
妖孼 ヨウゲツ あやしいわざわい。また、わざわいをもたらす不気味な前兆。 0
形影一如 ケイエイイチニョ 仲のよい夫婦のたとえ。また、心の善悪が行為に表れるたとえ。 0
輔車 ホシャ 互いに助け合って離れにくい関係にあるもの。由来頰骨(ほおぼね)と下顎(したあご)の骨。また、一説に車の添木と車の意からともいう。 0
序詞 ジョシ [0] ①和歌などで、ある語句を導き出すために、その前にある修辞的語句。じょことば。 ②オペラなどで、開幕の前に述べる内容を暗示するプロローグ。 ③「序文」に同じ。 0
天涯 テンガイ [0],[1] ①空のはて。 ②遠く離れた土地。 ③世界中。広い世間。 0
過日 カジツ [1] 過ぎ去った日。このあいだ。多く、手紙文などで用いる。「―お伺(うかが)いした折」先日 0
内閻魔の外恵比須 うちエンマのそとエビス 家のなかではいかめしい顔をしていばっているのに、外では愛想がいい人のたとえ。内弁慶の外地蔵 0
何れ いずれ [1] ①どれ。どちら。どこ。「―の意見が正しいか」 ②どちらにしても。どのみち。「―明かされることだ」 ③近いうちに。ちかぢか。「―また来ます」 0
暗喩 アンユ [0],[1] 修辞法で、「…のようだ」と比喩言葉を用いず、直接それだと言ってたとえる方法。「時は金なり」「雪の肌」など。隠喩。メタファー。直喩・明喩 0
変電所 ヘンデンショ [0],[5] 発電所から受けた電流の電圧を昇降させる施設。変圧器によって電圧を下げて消費者へ配電したりする。 0
噯気にも出さぬ おくびにもださぬ 心の底に秘めていて、それらしいそぶりも見せないこと。「彼は別荘をもっていることを―さない」 1
前轍 ゼンテツ [0] 前を進む車のわだち。「―を踏む(前回の失敗と同じ失敗をする)」 0
名簿 メイボ [0] 姓名や住所などを一定の順序に記した表。「会員―」「五十音順の―」参考「ミョウブ」と読めば別の意になる。 0
佩用 ハイヨウ [0] 身につけて用いること。特に、刀や勲章などにいう。着用 0
兇器 キョウキ [1] 凶器 0
微香 ビコウ ほのかなかおり。「―が漂う」「整髪料の―が心地よい」 0
家主 やぬし [1],[0] ①貸家の持ち主。おおや。 ②一家の主人。あるじ。 0
短期 タンキ [1] 短い期間。「―研修」「日本銀行―観測」長期 0
轗軻 カンカ [1] ①道が平坦でないさま。 ②志を得られないこと。世に入れられず不遇なこと。「―数奇」表記②「坎軻」とも書く。 0
急霰 キュウサン 急に降り出すあられ。また、その音。「―のごとき拍手」 0
野望 ヤボウ [0] 分不相応な、大それた望み。「―をいだく」野心 0
意地悪 イジわる [3],[2] 気立てが悪いこと。また、その人。「―な態度」 0
茅潜 かやくぐり [3] イワヒバリ科の小鳥。日本特産種。高山のハイマツ帯で繁殖し、冬は本州以南の低地に移動。全身はほぼ褐色で地味。鈴のような美しい声で鳴く。夏由来低木の間や草むらをくぐり歩くことから。 0
虞美人草 グビジンソウ [0] ヒナゲシの別称。夏由来中国、秦(シン)代末の楚(ソ)王、項羽に愛された虞美人という美女が、漢軍に包囲されて自決したときの血から生じたという伝説から。 雛罌粟(ひなげし) 0
根源・根原・根元 コンゲン 物事の成り立つもとになる事柄。おおもと。「西欧思想の―」根本 0
上 かみ [1] ①高いところ。 ②いくつかに分けたものの初め。「―の句」「―半期」 ③地位の高い人。天皇・主君など。 ④政府。役所。「お―の命令」 ⑤「上座」「上席」の略。 ⑥「上方」の略。 ⑦「上手(かみて)」の略。 ⑧「川上」の略。上流。 0
不屑の教誨 フセツのキョウカイ 物事を教えるときに、相手の発奮を待って悟らせること。「不屑」は軽々しく物事を行わない、「教誨」は教えさとす意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
葛根湯 カッコントウ [0] 乾燥したクズの根・マオウ・ショウガなどを材料とした風邪に用いる漢方薬。 0
皴 ひび [0] 寒さのため、手足の皮膚が荒れてさけたもの。あかぎれ。「―が切れる」 冬 0
百足の虫は死に至るまで僵れず ヒャクソクのむしはシにいたるまでたおれず 身の回りに協力者が多くいる人は簡単には滅びないたとえ。百足(むかで)は足が多いので、死ぬまで横に倒れたりしない意から。〈曹冏(ソウケイ)の文〉 0
愛別離苦 アイベツリク [5] 愛する者との別れのつらさ。親子・兄弟・夫婦など愛する人と別れる苦しみや悲しみ。八苦の一つ。参考語構成は「愛別離」+「苦」。
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・漢字の豆知識 四苦八苦はどんな苦しみ? ~いろんな苦しみが入っています~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
作詞 サクシ [0] 歌などの文句をつくること。「―と作曲」 0
十死一生 ジッシイッショウ [1] 助かる見込みがほとんどないところを、かろうじて命拾いすること。また、非常に危険なこと。 九死一生 0
遠泳 エンエイ [0] 海や川などで、長距離を泳ぎ続けること。また、その競技。 0
嗚呼 ああ [1] ①何かに驚き・喜び・悲しみなどを感じたときに発する語。「―、びっくりした」 ②対等または目下の人に対して軽く返事をする語。「―わかった」 1
軽便 ケイベン [0] 手軽で便利なさま。簡単なさま。「―鉄道」簡便・軽易 0
追躡 ツイジョウ あとから追いかけること。追跡。参考「追」「躡」ともに、おいかける意。 0
途上 トジョウ [0] ①路上。みちなか。また、道の途中。「通勤の―」 ②物事の中途。「この国はまだ発展の―にある」 0
嵐気 ランキ [1] 山のなかの、ひんやりとうるおった空気。山中に立つもや。山気。 0
素地 ソジ [1] ①もととなるもの。土台。「画家としての―がある」 基礎・下地 ②「素地(きじ)①」に同じ。 参考「ソチ」とも読む。 0
重代 ジュウダイ [1] 祖先から代々伝わること。また、そのもの。累代。「先祖―の宝」 0
荷駄 にダ [1] ウマで運ぶ荷物。 0
監物 ケンモツ 律令(リツリョウ)制度で中務(なかつかさ)省に属し、金銭・物品の出納を担当した官職。 0
悔やむ く-やむ [2] ①くやしく思う。過ぎたことを思い返し残念に思う。後悔する。「失敗を―む」 ②人の死を悲しみ、惜しむ。悼む。「恩師の死を―む」 0
綰ねる たが-ねる [3] 集めてひとまとめにする。たばねる。「新聞紙をひもで―ねる」 0
妻子眷族 サイシケンゾク 妻と子、家族と血縁関係にある親族。また、一族とその従者・部下。「眷族」は身内・血縁の者。また、従者・部下。 表記「眷族」は「眷属」とも書く。 0
中盤 チュウバン [0] ①囲碁や将棋で、勝負がなかほどまで進み、本格的な戦いになるところ。「―の激しい攻防」 ②物事などが、いよいよ本格的な時期に差しかかるころ。「選挙戦も―に入った」 ①②序盤・終盤 0
煩悶 ハンモン [0] 悩んでもだえ苦しむこと。「罪の意識に―する」 0
喘鳴 ゼンメイ [0] 呼気や吸気が気管を通るとき、ぜいぜい、ひゅうひゅうと音を出すこと。また、その音。気管支喘息などの炎症や痰(タン)などにより気道がせばめられたときに起こる。 0
腫れる は-れる [0] 打撲や病気・炎症などで、体の一部がふくれあがる。「捻挫(ネンザ)して足首が―れる」 0
飽和 ホウワ [0] ①限界まで満ちていること。「東京の人口は―状態である」 ②一定条件のもとで、気体や液体中に他の物質が最大限まで含まれている状態。「水蒸気が―状態になる」 0
望文生義 ボウブンセイギ 文章や語句の意味を考えずに、前後の関係から推定してもっともらしく解釈すること。 0
早桃 さもも ①スモモの一品種。果実が五月ころ早熟するが、小さい。 ②スイミツトウの早生(わせ)種。六月下旬ごろ市場に出る。 夏 0
肝腎 カンジン [0] 肝心 0
瑳く みが-く ①こすって光沢を出す。 ②学問・技芸などに励んで上達させる。「料理の腕前を―く」 表記「磋く」とも書く。 0
休憩 キュウケイ [0] 仕事・運動などを一時やめて休むこと。「―をとる」休息 0
夏季 カキ [0] 夏の季節。「―施設の利用」「―オリンピック」冬季 0
手向け たむけ [3] ①神仏や死者の霊に物を供えること。また、その物。 ②旅行や別れのときのせんべつ。はなむけ。「―の神(峠や道端にあり、旅の安全を祈った神)」 0
仲間 なかま [3] ①一緒に物事をする人。同僚。同志。「―入りする」「悪い―と遊ぶ」 ②同じ種類。「トマトは野菜の―だ」 0
霊異 レイイ [1] 人知を超えるほど不思議なこと。人間の知恵で、はかれないこと。霊妙 0
卒爾 ソツジ [0],[1] 突然なさま。だしぬけで軽率なさま。「―ながらお伺いします」 卒然 表記「率爾」とも書く。 0
迎春 ゲイシュン [0] 初春を迎えること。年賀状のあいさつなどに使用。新年 0
見紛う みまが-う [3] 見あやまる。見まちがえる。「天女と―う美しさ」 0
綾なす あや-なす [3] 美しい模様を作り出す。「紅葉が―すみごとな景色」 0
赫い あか-い 燃え盛る火のように真っ赤であるさま。 0
九献 クコン ①三三九度。酒を三献ずつ三度さすこと。 ②女房詞(ことば)で酒。 0
英倫・英蘭土 イングランド イギリスのグレート-ブリテン島の中・南部を占める地方の名。同国の主要地域。 1
面憎い つらにく-い [4] 顔を見るだけでも憎らしい。「―いほど落ち着いている」 0
法輪 ホウリン [0] 仏法。仏の教えが人に伝わることを輪にたとえていう語。 0
身罷る みまか-る [3] 死ぬ。亡くなる。 参考「罷る」は退く・帰る・去るの意で、体があの世に去る意。
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漢字の豆知識 「身罷る」前に備えておこう 冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
驤がる あ-がる ウマが走るとき、首がふりあがる。転じて、高くあがる。 0
卓識 タクシキ [0] すぐれた見識や意見。卓見 0
玉蘭 はくもくれん モクレン科の落葉高木。中国原産。早春、香りの強い大きな白色の花をつける。ハクレン。ビャクレン。春由来「玉蘭」は漢名から。表記「白木蓮」とも書く。 1
拘繫 コウケイ つかまえて牢獄(ロウゴク)などにつなぎ入れておくこと。 0
機微 キビ [1] 外からはわかりにくい、微妙な心の動き。また、情趣。「人情の―に通じる」 0
列寧 レーニン ロシアの政治家。一九一七年に革命に成功し、初の社会主義政権を樹立。マルクス主義を体系づけた。 1
傭役 ヨウエキ 人をやとって使うこと。また、やとわれて使われること。表記「庸役」とも書く。 0
澆末 ギョウマツ 人情が薄れて、風俗が乱れた世の中。道徳の廃れた世。末世。澆季 0
深山颪 みやまおろし 奥深い山から吹きおろす強い風。 0
命じる メイ-じる [0],[3] ①言いつける。命令する。「遣(つか)いを―じる」 ②任命する。「部長を―じる」 ③名前をつける。命名する。 0
奈良漬 ならづけ [0] シロウリやナスなどを酒粕(さけかす)に漬けこんだもの。 由来奈良地方で最初に作られたことから。 0
縁 えにし [1],[0] えん。ゆかり。特に、男女間の結びつき。「不思議な―で結ばれる」 0
杵柄 きねづか [0],[2] きねの柄(え)。「昔とった―(昔きたえて腕に自信のあること)」 0
遊動円木 ユウドウエンボク [5] 太い丸太の両端をくさりなどで低くつるし、その揺れ動く上を重心をとりながら歩く運動用具。 0
粉灰 こっぱい 細かく砕けること。「微塵(ミジン)―」表記「骨灰」とも書く。 0
甜い あま-い 舌にあまい。砂糖や蜜(ミツ)など、糖分の味がする。 0
沈思黙考 チンシモッコウ [1] 黙って深く物事を考えこむこと。「―の末、断行する」熟思黙想・沈思凝想 0
花瑠瑠 ホノルル アメリカ合衆国ハワイ州の州都。オアフ島南岸にある保養地で、太平洋の空と海の交通の要地。 1
塞栓症 ソクセンショウ [0] 血管をふさぐ不溶物により、血流障害を起こす病気。血栓症・脂肪塞栓症・空気塞栓症など。 0
簾名残 すだれなごり 暑い季節が去って、すだれをかたづけること。また、そのときに感じる気分。秋 1
題辞 ダイジ [0] 書物の巻頭や画幅、石碑などの初めに記す言葉。題詞。題言。 0
忘我 ボウガ [1] 我をわすれること。夢中になること。「読書に熱中して―の境地に浸る」無我・没我 0
挌闘 カクトウ [0] 格闘 0
不遇 フグウ [0] よい運にめぐりあえず、世間に認められないこと。「―の人生をおくる」 0
和風 ワフウ [0] ①日本古来の風習や様式。日本風。和式。「―建築」洋風 ②おだやかで暖かな風。 0
早瀬 はやせ [0] 川の流れが急な所。「注意を払って―を渡る」 急流・激湍(ゲキタン) 0
鳳凰群鶏と食を争わず ホウオウグンケイとショクをあらそわず 誇りが高く、孤高を守って世俗の人たちと行動を共にしないたとえ。鳳凰は、ニワトリの群れと食べ物を争い合うようなことはしない意から。 0
転宅 テンタク [0] 住居を他の場所へ移すこと。引っ越し。転居 0
焦がれる こ-がれる [3] 非常に強く思い望む。強く恋い慕う。「望郷の念に―れる」「絶世の美女に恋い―れる」 0
泥 どろ [2] ①水分が混じってやわらかくなった土。 ②罪や恥のたとえ。「―をかぶる(他人の失敗の責任をとる)」「顔に―を塗る(恥をかかせる)」 ③「泥棒」の略。「こそ―」 0
加密爾列 カミルレ [2] キク科の一年草。ヨーロッパ原産。薬用に栽培。夏、中央が黄色で周囲が白色のキクに似た頭花をつける。乾燥花は発汗・鎮静剤とする。カミツレ。カモミール。 1
埒い かこい 土でつくった低いかきね。かき。へい。しきり。 0
布 ぬの [1] ①織物の総称。「草木で―を染めた」 ②麻・葛(かずら)・木綿などの織物。 ③建築で水平・横・平行などの意を表す語。名詞に冠して用いる。「―羽目(はめ)」「―竹」 0
巻子 へそ つむいだ糸を環状に巻いたもの。おだまき。表記「綜麻」とも書く。 1
菜圃麦隴 サイホバクロウ 畑のこと。「菜圃」は野菜を植えた畑、菜園。「麦隴」は麦畑。「隴」は、うね・畑の意。 0
爽昧 ソウマイ 夜明け。あかつき。 昧爽 参考「爽」は明るい、「昧」は暗い意。 0
嗤う わら-う [0] ばかにしてわらう。あざわらう。「人の失敗を―う」 0
紫茉莉 おしろいばな オシロイバナ科の多年草。 由来「紫茉莉」は漢名から。 白粉花(おしろいばな) 1
冊子 ソウシ [1] ①「冊子(サッシ)」に同じ。 ②かなで書かれた物語。 ③中・近世に流行した絵を主とした物語。 ④手習い用の帳面。 表記「草紙・草子・双紙」とも書く。 0
猪牙 チョき 「猪牙舟」の略。江戸時代に造られた、細長くて屋根のない先のとがった小舟。漁業や舟遊びなどに用いられた。 0
寡占 カセン [0] 少数の企業が、ある商品市場の大部分を支配すること。「―市場」 0
四隣 シリン [1] ①となり近所。 ②周囲の諸国。近隣の国々。 0
首尾 シュビ [1],[0] ①物事のはじめと終わり。前と後。「文章の―を整える」 ②物事の経過と結果。なりゆき。「―よく成功する」 由来「首」は頭のこと。頭と尾の意から。 0
鳶口 とびぐち [2] トビのくちばしに似た鉄の鉤(かぎ)を棒の先につけた道具。物をひっかけたり、引き寄せたりするのに用いる。 0
蠅虎・蠅取蜘蛛 はえとりぐも ハエトリグモ科のクモの総称。体長約一(センチメートル)。体色は灰褐色などで腹部にいろいろな模様がある。前方中央の二眼は非常に大きい。網を張らず壁などをはい、巧みに跳ねてハエなどを捕食。夏 1
尊堂 ソンドウ [1] 他人の家を敬っていう語。また、相手を敬っていう語。手紙文などに用いる。 尊家 0
試金石 シキンセキ [2] ①貴金属をこすりつけてその純度を調べるのに使う硬い石。黒色石英など。かねつけいし。 ②人の才能や物の価値をためす物事。 0
口添え くちぞえ [0] 交渉や依頼などで、わきから言葉を添えてうまくとりなすこと。「議員の―で許可が下りた」 0
遅延 チエン [0] 予定より時間や期日がおくれたり、のびたりすること。「開催日程が―する」「急行列車が―した」 0
筆不精・筆無精 ふでブショウ 手紙などを書くのを面倒がること。また、その人。筆忠実(ふでまめ) 0
百重 ももえ 数多く重なっていること。「連なる―の山々が美しい」 0
赤身 あかみ [0] ①魚肉の赤い部分。また赤い身の魚。マグロの類。 白身 ②木材の赤色がかった中心の部分。 参考「セキシン」と読めば、まるはだかの意。 0
讃める ほ-める 声をあわせてほめたたえる。大いに賞賛する。 0
捨て扶持 すてブチ ①捨てたつもりで、役に立たない者に与える給与。 ②江戸時代、病人や老幼・婦女などに与えた救助の米。 0
届く とど-く [2] ①送られた物が目的の場所に着く。「故郷の母から便りが―いた」「小包が―く」 ②達する。及ぶ。また、願いなどがかなう。「声が向こう岸に―く」「五〇歳に手が―く」「相手に思いが―いたようだ」 ③十分に行き渡る。「隅々まで注意が―く」 0
崎嶇 キク ①山道が曲がりくねってけわしいさま。 ②世渡りの困難なさま。 参考「崎」「嶇」ともにけわしい意。 0
澗 たに [1] 山と山との間にある深くくぼんだ所。 0
寿詞 よごと ①天皇の御代(みよ)が長く栄えるようにと祝う言葉。また、祝いの言葉。賀詞。「―を奉る」 ②祈願の言葉。 表記「吉言」とも書く。 参考「ジュシ」と読めば、長生きを祝う詩歌や文章の意。 1
黎民 レイミン [0] 人民。庶民。万民。黎元・黎首・黎庶 0
山吹 やまぶき [2] ①バラ科の落葉低木。山地に自生。春、黄色の五弁花をつける。 春 ②山吹色。黄金(こがね)色。 ③黄金。金貨。大判や小判。 表記①「款冬」とも書く。 0
刀折れ矢尽(つ)きる かたなおれやつきる 精根つき果てたさま。すべての力を出しつくし、万策がつきたこと。激戦のすえ、刀が折れ矢もつき果てる意から。故事 中国、後漢の段(ダンケイ)の軍が夜明けに異民族の羌(キョウ)に急襲されたとき、段は馬をおりて奮戦したが、正午になって刀が折れ矢もつきて絶体絶命になった。しかし、羌も恐れをなして退却したという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
思し召し おぼしめし [0] ①「考え」「気持ち」の尊敬語。お考え。お気持ち。「神様の―」 ②異性を慕う気持ち。恋心。 0
転位 テンイ [1],[0] 位置が変わること。また、位置を変えること。 0
蚊柱 かばしら [2],[0] 夏の夕方にカが縦に長く群がって飛び、空中に柱のように見える現象。「―が立つ」 夏 0
途方 トホウ [0] ①とるべき方法。手段。方針。「打つ手がなく、―に暮れる」「―を失う」 ②すじみち。道理。「―もない(道理にはずれている)」途轍 0
矮屋 ワイオク 屋根が低い小さな家。小屋。みすぼらしい家。また、自分の家を謙遜(ケンソン)していう語。 0
承ける う-ける [2] 引き継ぐ。受け継ぐ。「先代のあとを―けて、事業を発展させる」 0
闕字 ケツジ ①文章中で欠けている文字。脱字 ②天子や貴人に関する語は敬意を表すため、その上を一、二字分あけて書くこと。闕如表記「欠字」とも書く。 0
整然 セイゼン [0] 秩序正しくととのっているさま。「理路―」 整整 雑然 0
む しぼ-む [1] ①草花などがしおれる。なえてちぢまる。「干天が続き草木も―む」 ②勢いが衰え、張りを失う。「風船が―む」 0
寄せる よ-せる [0] ①近づける。「車を路肩に―せる」 ②集める。「客を―せる」「紙くずを―せる」 ③傾ける。「同情を―せる」 ④預ける。送る。「一文を―せられた」 ⑤頼りにしてまかせる。「兄の家に身を―せる」 0
互恵 ゴケイ [0] 国と国とが、互いに便宜や恩恵を与えたり受けたりすること。「―貿易」「―通商条約」 0
川普請 かわブシン ①洪水で決壊した箇所の復旧や水路の修正工事などの総称。 ②河川の堤防などの改修工事。 冬 0
万全 バンゼン [0] 完全なこと。少しの手抜かりもないこと。「―の策を施す」「試合に向けて体調を―に整える」 0
名誉挽回 メイヨバンカイ [1],[0] 失われた信用や名声を取り戻すこと。「挽回」はもとに引き戻す意。名誉回復。「―のチャンスが到来した」面目一新 0
水槽 スイソウ [0] 水をためておく入れ物。「防火―」「―で金魚を飼う」 水桶(みずおけ) 0
精根 セイコン [1],[0] 精力と根気。ある物事を継続して行う力。「―尽きる」 0
強大 キョウダイ [0] 力や勢力が強くて大きいさま。「国家の―な権力」弱小 0
身分 みブン [1] ①身の上。境遇。「朝酒とはいい―だ」 ②社会のなかでの地位。「―ちがい」 0
衆目 シュウモク [0] 民衆の目。大勢の人の見たところ。「―の一致するところ」 0
籍 ふみ [1] 書きもの。書きつけ。文書。 0
水黽・水馬 あめんぼ アメンボ科の昆虫の総称。田や池にすむ。体は黒褐色で細長い棒状。長いあしを広げて水に浮かぶ。飴(あめ)のような甘い臭いがする。 夏 由来「水黽・水馬」は漢名から。 表記「飴坊」とも書く。 1
屹立 キツリツ [0] ①山やがけが高くそびえ立つさま。 ②すっくと立ち動かないさま。 0
附言 フゲン [0] つけ加えて言うこと。また、その言葉。表記「付言」とも書く。 0
聘問 ヘイモン 贈り物をたずさえて訪問する。 0
冠省 カンショウ [0] 手紙において、時候のあいさつや前文などを省くこと。また、そのときに書く語。 0
雷獣 ライジュウ [0] 想像上の怪物。落雷とともに地上に落ちてきて、人畜に危害を与え、木などを裂くという。 0
打ち身 うちみ [3],[0] 体を強く打ちつけたときにできる、皮下組織の損傷。打撲傷。 0
統括 トウカツ [0] ばらばらに分かれているものを、ある基準で一つにまとめること。「販売と営業の部門を―する」「意見を―する」総括 0
総量規制 ソウリョウキセイ [5] 公害防止のため、一定地域あたりに企業が排出する汚染物質の総排出量を規制すること。 0
概要 ガイヨウ [0] 全体のあらまし。だいたいの内容。大要。概略。「計画の―を説明する」
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漢字の豆知識 「イノベーション」を漢字で表すと?意味も漢字も知っておきたいカタカナ語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
碑銘 ヒメイ [0],[1] 石碑に刻む銘。姓名・業績・経歴などを記す。碑文 0
白虹日(ひ)を貫く ハッコウひをつらぬく 臣下の兵が、君主に危害を加える前兆。白色のにじが太陽を突きとおす意から。〈『戦国策』〉参考真心が天に通じたときに起こる現象ともいわれる。「白虹貫日(ハッコウカンジツ)」ともいう。 0
降伏・降服 コウフク 戦いに負けたことを認め、相手の命令や要求にしたがうこと。「無条件―」降参参考「降伏」は「ゴウブク」と読めば、神仏の力で悪魔を抑え退ける意になる。 0
青衿 セイキン 学生。書生。 由来昔の中国で、学生が青い襟の着物を着たことから。 0
寒冷紗 カンレイシャ [3] 目があらく、きわめて薄く織った綿布や麻布。蚊帳(かや)・造花・カーテン・裏打ちなどに用いる。 0
蔓梅擬 つるうめもどき [5] ニシキギ科のつる性落葉低木。山野に自生。初夏、緑黄色の小花をつけ、黄褐色の実を結ぶ。実は熟すと黄赤色の種子を露出する。ツルモドキ。秋由来ウメモドキに似ているつる性の木の意から。 0
羽斑蚊 はまだらか [4] カ科の昆虫の総称。体長約五(ミリメートル)。はねに黒褐色の斑紋(ハンモン)があり、尾を上げてとまる。雌にマラリアを媒介するものがある。夏表記「翅斑蚊」とも書く。 0
直前 チョクゼン [0] すぐ前。「出発の―に駆けつける」「車の―を横切る」直後 0
楽隠居 ラクインキョ [3] 子に跡目を譲り、隠居して安楽に生活すること。また、その人。「―の身」 0
隔壁 カクヘキ [0] 物体と物体の間をへだてる壁。しきり。「防火―」 0
爪に爪なく瓜(うり)に爪あり つめにつめなくうりにつめあり 「爪」の字は下に何もついていないが、「瓜」の字にはある。似ていて誤りやすい漢字の区別を教える。 0
福寿草 フクジュソウ [0] キンポウゲ科の多年草。山野に自生。早春、キンセンカに似た黄金色の花をつける。めでたい花とされ、盆栽にして正月の飾りにする。根と茎は有毒。ガンジツソウ。新年表記「側金盞花」とも書く。 0
自己顕示 ジコケンジ [3] 自分が目立つように振る舞うこと。自分をひけらかすこと。「―欲の強い男」 0
弄玩 ロウガン もてあそぶこと。また、もてあそぶもの。 0
変体 ヘンタイ [0] 体裁や様式などがふつうと異なっていること。また、その体裁や様式。「―仮名の読み方を学ぶ」 0
冥王星 メイオウセイ [3] 太陽系の準惑星で、海王星の外側を回る星。軌道が交差して海王星の内側になる場合もある。一九三〇年に発見された。 0
長吻虻 つりあぶ [0] ツリアブ科の昆虫の総称。 吊虻(つりあぶ) 1
言行 ゲンコウ [0] ①言葉と行い。「―一致」 ②言ったり、行動したりすること。振る舞い。「日頃(ひごろ)の―を省みる」言動 0
凍える こご-える [0] 寒さのために手足などが感覚を失い、自由がきかなくなる。「―えた体を暖める」「手が―えて動かない」 0
懇願 コンガン [0] 心から望み願うこと。「協力を―する」表記「悃願」とも書く。 0
刀俎魚肉の際 トウソギョニクのサイ 俎上の肉(ソジョウのニク) 0
眩耀 ゲンヨウ 目をあけていられないほどに光り輝くこと。 0
淑景舎 しげいしゃ ①平安京にあった女御(ニョウゴ)・更衣の住居。 ②①に住んでいた女御・更衣。 参考「しげいさ」とも読む。また、庭にキリが植えてあったことから「桐壺(きりつぼ)」とも呼ばれた。 1
搦める から-める [3],[0] 捕まえてしばる。「罪人を―める」 0
蒸発 ジョウハツ [0] ①液体が気体になる現象。「水たまりの水が―する」 ②人がふいに姿を消すこと。家出して行方がわからなくなること。「妻が―する」 0
長鞭馬腹に及ばず チョウベンバフクにおよばず いかに力があっても、なお及ばないところがあるたとえ。鞭(むち)が長すぎると、かえってウマの腹に届かないことから。故事 中国、春秋時代、強大な楚(ソ)に攻められた宋(ソウ)が晋(シン)に助けを求めたとき、宋を助けようとした晋侯に、大夫(タイフ)の伯宗(ハクソウ)が、古人の言「長鞭馬腹に及ばず」を引用し、救援をやめさせたという故事から。〈『春秋左氏伝』〉 0
倚信 イシン 信用して頼ること。たのみとして信任すること。 0
寒帯 カンタイ [0] 気候帯の一つで、非常に寒冷な地帯。北緯・南緯それぞれ六六度三三分から両極までの地帯。温帯・熱帯 0
齧歯類 ゲッシルイ [3] 齧歯目の哺乳(ホニュウ)動物の総称。ネズミ・ウサギ・リスなど犬歯をもたず前歯(門歯)の発達したものの分類名。 0
鬼籍 キセキ [0],[2] 死者の姓名・戒名・死亡日などを記した帳面。過去帳。「―に入る(亡くなる)」鬼録・点鬼簿 0
紫煙 シエン [0],[1] むらさき色の煙・もや。特に、タバコの煙。「―をくゆらす」 0
無価 ムゲ [1] 値段をつけられないほど高価で、貴重なこと。参考「ムカ」とも読む。 0
終日 ひもすがら [0] 「終日(シュウジツ)」に同じ。 終夜(よもすがら) 参考「ひねもす」とも読む。 1
卓球 タッキュウ [0] 中央にネットを張った長方形の台をはさんで、ラケットで小球を打ち合う競技。ピンポン。 0
弘法にも筆の誤り こうぼうにもふでのあやまり どんなにその道に通じた人でも、時には失敗することがあるというたとえ。弘法大師のような書の名人でも、時には書き損じることもある意から。猿も木から落ちる 0
簡便 カンベン [0] 手軽で便利なさま。「―な方法を取る」簡略 0
燭 ともしび [0],[3] あかりにするため、ともした火。たいまつ・かがり火・ろうそくなど。 0
他流 タリュウ [0] 武芸や芸事などで、自分が属さないほかの流儀・流派。「―試合」 0
過料 カリョウ [0] 行政上、法令違反者に支払わせる金銭。刑罰ではない。参考刑法上の「科料」と区別して、「あやまちリョウ」とも読む。 0
鼾睡 カンスイ いびきをかきながら眠ること。 0
寿賀 ジュガ [1] 長寿の祝い。還暦・古稀(コキ)・喜寿・米寿・白寿など。 賀寿 0
語る かた-る [0] ①話をする。述べる。「思い出を―る」「抱負を―る」 ②よく説明する。おのずと表す。「粉々に砕けた壁が爆発事故の状況を―っていた」 ③浄瑠璃(ジョウルリ)や浪曲などで、節をつけて朗読をする。 0
雉焼 きじやき ①「雉焼豆腐」の略。塩をつけて焼いた豆腐に酒をかけた豆腐料理。 ②マグロなどの切り身を、醬油(シュウユ)などに浸して焼く料理。由来②キジが美味なため、その味に似せたことから。 0
性行 セイコウ [0] 人の性質と行動。身持ち。品行。「少年の―を観察する」 0
場裏・場裡 ジョウリ ある場所や会場のうち。また、あることが行われている範囲のうち。「社会競争の―」 0
機嫌 キゲン [0] ①心の状態。愉快・不愉快などの気分。「―が悪い」「上―だ」 ②よい気分であること。「今日はご―ですね」 ③生活や健康のようす。安否。「御―を伺う」参考もとは「譏嫌」と書き、仏教語ではそしりきらう意から、快・不快などの気分のこと。 0
瀏亮 リュウリョウ [0] 楽器の音などがさえ渡るさま。表記「嚠喨」とも書く。 0
舛誤 センゴ 誤ること。また、誤り。舛謬(センビュウ) 0
捗捗しい はかばか-しい [5] 物事が順調に進むようす。思いどおりに進むようす。「病状が―くない」「―い結果が得られない」参考ふつう、打ち消しの形で使われる。 1
馬鍬 まぐわ [0],[3] 横木に数本の歯をつけたものに柄(え)をつけ、牛馬に引かせて田畑をならす道具。参考「まんが・うまぐわ」ともいう。 0
意味深長 イミシンチョウ [1],[0] 人の言動や文章表現が奥深いさま。また、表現の裏に別の意味が含まれていること。「まことに―な言葉である」意在言外
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漢字の豆知識 一部だけで意味が通じる四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
虐殺 ギャクサツ [0] むごたらしい手口で人を殺すこと。惨殺(ザンサツ) 0
山の芋 やまのいも [5],[0] ヤマノイモ科のつる性多年草。山野に自生。太く長い根と、葉のつけねにできる「むかご」は食用。ジネンジョ。ジネンジョウ。ヤマイモ。 秋 表記「野山薬・薯蕷」とも書く。 0
金の貸し借り不和の基(もと) かねのかしかりフワのもと 金の貸し借りは人間関係を壊し、仲たがいの原因になるということ。 0
追訴 ツイソ [1] 初めの訴えに、さらに追加して訴えること。また、その訴え。 0
絵図 エズ [1] ①絵。 ②家屋・土地・庭などの平面図。 ③絵地図。「江戸の―」 0
反響 ハンキョウ [0] ①音波が障害物に当たって反射し、再び聞こえること。また、その音。こだま。やまびこ。 ②ある出来事に対して反応が起こること。「この作品は大きな―を呼んだ」 0
喊声 カンセイ [0] 大きなわめき声。鬨(とき)の声。「―をあげて敵陣に突っ込む」 0
人衆(おお)ければ天に勝つ ひとおおければテンにかつ 人間の力は本来天理に及ばないものだが、人数が多ければ、ときには天理に背いても勝つことがあるということ。〈『史記』〉 0
花柳界 カリュウカイ [2] 芸者や遊女の社会。いろまち。遊里。花柳の巷(ちまた)。「―に通じた粋人」 0
御捻り おひねり [2],[0] お金を紙に包んでひねったもの。神仏に供えたり、祝儀に使ったりする。 0
生知安行 セイチアンコウ 生まれながら道を知り、なにごとも不安なく行うことができる聖人の境地のこと。「生知」は生まれつき人のふみ行うべき道を理解していること。「安行」は心安らかに行うこと。人倫の道に至る三つの道程の一つ。〈『中庸(チュウヨウ)』〉 参考三つの道程とは「学知利行・困知勉行・生知安行」のことで、どの道筋も方法がちがうだけで結果は同じであると説く。 良知良能 0
率土の浜 ソットのヒン 陸地の果て。国土の果て。また、国中。「浜」は地の果ての意。〈『詩経』〉 参考「率土」は「ソツド」とも読む。 0
快挙 カイキョ [1] 胸のすくようなすばらしい行動。「人類初の―を成し遂げる」 0
予見 ヨケン [0] 事が起きる前に、その事を見通すこと。「先を―する」予知 0
章魚 たこ [1] 頭足類八腕目の軟体動物の総称。 蛸(たこ) 1
賢人 ケンジン [0] ①かしこく徳のある人。また、聖人に次ぐすぐれた人。「竹林の七―」賢者愚人 ②にごり酒の別名。賢酒参考②清酒は「聖人」という。 0
茅生 ちふ チガヤの生えている所。茅原 1
家宝 カホウ [1],[0] その家に代々伝わる宝。その家の大切な品。 0
段銭 タンセン 中世に朝廷や幕府の行事に際して臨時に課せられた税金。「―奉行」 0
赤外線 セキガイセン [0] スペクトルの赤色の外側にある、目に見えない電磁波。透過力が強く、熱作用も大きい。医療・通信・写真用。熱線。 0
形象 ケイショウ [0] ①物の目に見える姿や形。 ②観念などを、ある表現手段で形づくったもの。「芸術的―」 0
朱肉 シュニク [0] 朱色の印肉。印章・印鑑などを押すときに使う。「―をつけて押印した」 0
味覚 ミカク [0] 舌などで感じる味の感覚。五感の一。「―の秋」 0
情理 ジョウリ [1] 人情と道理。「―を尽くす(人情を込めながら道理を通す)」 0
頂天立地 チョウテンリッチ 独立の気概をもってだれにも頼らず生きているさま。天を頂(いただ)いて地に立つ意。「―の志」〈『五灯会元(ゴトウエゲン)』〉 0
罹病 リビョウ [0] 「罹患」に同じ。 0
紅潮 コウチョウ [0] 緊張や興奮により顔にあかみがさすこと。「顔を―させて討論した」 0
温泉 オンセン [0] ①地熱で熱せられてわき出る地下水。出湯(いでゆ) ②①を入浴などに利用する施設。また、その施設のある地域。参考①わが国では、セ氏二五度以上の温度があるか、一定の鉱物を成分として含むものをいう。 0
挙措 キョソ [1] 立ち居振る舞い。動作。「―進退」挙止・挙動・起居 0
澱む よど-む [2],[0] ①水や空気などが流れずにたまり、滞る。「濁った空気が室内に―む」 ②物事がなめらかに進まず、滞る。「言葉が―む」 ③物が底に沈んでたまる。沈殿する。「川にごみが―む」表記「淀む」とも書く。 0
政綱 セイコウ [0] 政府や政党の政治上の重要で基本的な方針。国政の大綱。 0
卑称 ヒショウ [0] 自分または相手や、その動作・状態をいやしめていうこと。また、その言葉。「てめえ」「貴様」「ぬかす」など。尊称 0
密航 ミッコウ [0] 船や飛行機に隠れてひそかに乗りこみ、正規の手続きをとらずに外国へ行くこと。「―者」 0
画帖 ガジョウ [0] ①多くの絵を集めて、とじ合わせた本。「錦絵(にしきエ)の―を繰る」画集 ②絵をかくための帳面。スケッチブック。画帳 0
一粒万倍 イチリュウマンバイ [0],[2] 少しのものから多くの利益を得るたとえ。一粒の種から万倍もの収穫を得ることができる意から。また、わずかなものでも粗末にしてはならないという戒め。〈『報恩経』〉 0
開腹 カイフク [0] 手術のために腹部を切り開くこと。「―手術」 0
獅子舞 シシまい [0],[2] ①豊年祈願や悪魔払いのために、木製の獅子頭をかぶって行う舞。「―を奉納する」 新年 ②能で、獅子の舞うさまをまねた急調子の舞。 0
下女 ゲジョ [1] 家庭内の雑用をしてもらうために雇った女性。下婢(カヒ)下男(ゲナン) 0
平信 ヘイシン [0] ①特別ではない普通の手紙。 ②手紙の脇付(わきづけ)に用いる語。平安 0
政党 セイトウ [0] 政治上の主義や意見を同じくする者が、それらの実現を目指して組織する団体。「―政治」 0
渡りに舟 わたりにふね あることをしようと思っているときに、思いがけなく好都合なことが起こること。川を渡ろうとするときに、折よくそこに舟があるの意から。〈『法華経(ホケキョウ)』〉闇夜(やみよ)の提灯(チョウチン) 0
水垢離 みずゴリ [0] 神仏に祈願する前に、冷水を浴びて心身を清めること。水行。みそぎ。垢離(コリ)。 0
居丈高 いたけだか [0],[3] 人を威圧するような態度。「―にどなる」「―な物言い」表記「威丈高」とも書く。参考「居丈」は、座ったときの背の高さの意。 0
石持 コクもち [0],[3] ①紋を入れるところを白抜きにして染めあげた衣服地。買ったあとで自家の紋を入れる。 ②紋所の名。丸餅(もち)にかたどった円紋で、古くは黒、のちに白もいう。 表記「黒餅」とも書く。 参考「いしもち」と読めば別の意になる。 0
脱獄 ダツゴク [0] 囚人が刑務所から脱走すること。「―囚」破獄・脱監 0
労賃 ロウチン [1] 労働に対して支払われる賃金。労働の代償として得る賃金。労銀。 0
宵越し よいごし [0] 一晩を越すこと。また、越したもの。「―の金は持たない」 0
添付・添附 テンプ 書類などに、補うものをつけ加えること。「報告書に領収書を―する」 0
七竅 シチキョウ 人の頭部にある七つの穴。目・耳・鼻の各二つと口。 七穴・七孔 0
陰乍ら かげなが-ら [3],[0] 当人に知られることなく。表立たないようにして。ひそかに。「―ご成功をお祈りいたします」 0
逸群 イツグン 才能などが他の人よりも目立ってすぐれていること。抜群 0
鶏児腸 よめな キク科の多年草。 嫁菜(よめな) 1
開墾 カイコン [0] あらたに山林や原野を切り開いて田畑にすること。「祖父が―した土地」開拓 0
喪失 ソウシツ [0] うしなうこと。なくすこと。「記憶―」「自信を―する」 獲得 0
吃逆 しゃっくり [1] 横隔膜がけいれんを起こし、急に空気を吸いこむことで声門が開き音を発する現象。表記「噦り」とも書く。参考「キツギャク」とも読む。
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漢字の豆知識 使うけど読めない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 1
容色 ヨウショク [0],[1] 顔かたち。器量。みめ。また、特に女性の顔立ちやすがたの美しさ。「年齢とともに―が衰える」 0
娵 よめ [0] 結婚した女性。また、息子の妻。 0
書厨 ショチュウ ①本箱。 書篋(ショキョウ)・書笥(ショシ) ②知識が広く記憶のよい人。 ③読書ばかりして、実際に役立てることのできない人。 参考「厨」ははこ・ひつの意。 0
論争 ロンソウ [0] 互いに意見を主張して議論すること。言い争い。「―を繰り返す」 0
俯伏 フフク [0] うつむき伏せること。かしこまってひれ伏すこと。平身低頭。表記「俛伏」とも書く。 0
異同 イドウ [0] ちがっている点。「蛾(ガ)と蝶(チョウ)の―を調べる」差異参考「同」は添え字で意味をもたない。 0
百載無窮 ヒャクサイムキュウ 永遠きわまりなく果てしないこと。「百載」は「百歳」に同じく一〇〇年のことで、転じて、永遠に・永久にの意。天壌無窮(テンジョウムキュウ)・天地長久 0
相関 ソウカン [0] 二つ以上の事物が互いに関係していること。また、その関係。「―関係をもつ」「―図」 0
冷床 レイショウ 人工的な温熱を加えずに、太陽熱のみを利用した自然のままの苗床(なえどこ)。温床 春 0
督励 トクレイ [0] 監督して、励ますこと。「社員を―して仕事を急がせる」 0
格式 キャクシキ [0] 律令(リツリョウ)を補助する法令(格)とその施行細則(式)。参考「カクシキ」とも読む。 0
前衛 ゼンエイ [0] ①軍隊で、警戒や護衛のために前方におかれた部隊。 ②球技などで、前方で攻撃・守備にあたる者。 ①②後衛 ③芸術活動で、伝統にとらわれず先進的・革新的傾向をもつこと。また、その作品。「―絵画」 0
暑気 ショキ [1],[0] 夏の暑さ。「―払い」 寒気 0
避暑 ヒショ [2] 涼しい土地で過ごし、暑さをさけること。「猛暑で、―地はどこもおおにぎわい」避寒 夏 0
闕漏 ケツロウ 欠けているところ。落ち。もれ。不備。表記「欠漏」とも書く。 0
流入 リュウニュウ [0] ①液体などが中に流れこむこと。 ②ほかから入りこむこと。「外国資本の―」 ①②流出 0
好敵手 コウテキシュ [4],[3] 力が同じくらいの、よい競争相手。ライバル。「―と競り合って記録を伸ばす」 0
饒か ゆたか 物が十分にあるさま。物が多く、富んでいるさま。「すべてのよきものの上に―なる幸いあれ」 0
紀年 キネン 紀元から数えた年数。 0
昼下がり ひるさがり [3] 正午を少し過ぎたころ。午後二時前後。 0
湯槽・湯船 ゆぶね 入浴のとき湯を張り、人がその中に入るおけ。浴槽。 0
文明 ブンメイ [0] ①文教が進み、人知が開けたようす。また、人間の意識や知恵が進み、高度な文化をもった状態。「黄河―」「―にとり残された地域」文化 ②科学技術などの発達で得られた物質的成果による豊かな状態。「―の利器」 0
誰か烏(からす)の雌雄(シユウ)を知らん だれかからすのシユウをしらん 物事の是非や善悪の判断がむずかしいことのたとえ。カラスの性別をだれが見分けられるだろうか、の意から。〈『詩経』〉 0
上知と下愚とは移らず ジョウチとカグとはうつらず 生まれつきの賢さ、愚かさは、環境や教育によって変わるものではない。〈『論語』〉 0
弾薬 ダンヤク [0] 銃砲に込める弾丸と、それを発射させる火薬の総称。「―庫」 0
厲精 レイセイ 精を出して努めはげむこと。心をはげまし努力すること。「受験勉強に―する」表記「励精」とも書く。 0
鷲 わし [0] タカ科の鳥のうち、大形のものの総称。くちばしと爪(つめ)が鋭く、鳥獣を捕食。イヌワシ・オオワシなど。 冬 表記「雕」とも書く。 0
孤り ひとり ①仲間がいないこと。 ②頼るものが何もないこと。 0
胸襟を開く キョウキンをひらく 心を打ち明けること。うちとけること。 0
災い わざわい [0] 不幸なできごと。災害。災難。災厄。多く自然のもたらすものに用いる。「思いがけない―に見舞われる」「口は―のもと」 0
訳出 ヤクシュツ [0] 翻訳すること。訳して表すこと。「魯迅(ロジン)の書簡を―する」 0
和布刈 めかり ワカメなどの海藻を刈り取ること。夏 1
大人 うし [0] ①学者や師匠を尊敬して呼ぶ語。先生。江戸時代によく用いられた。 ②古代、貴人などの敬称。参考「おとな」と読めば別の意になる。①は「タイジン」とも読む。 1
補遺 ホイ [1] 書物や文書などで、書き漏らした事柄などを補うこと。また、そのもの。「先に執筆した本の―として出版する」拾遺・追補 0
維持 イジ [1] 同じ状態でもちこたえること。保つこと。「現在の水準を―する」 0
反訴 ハンソ [1] 民事訴訟中に、被告が、原告を相手どって逆に訴訟を起こすこと。 0
通称 ツウショウ [0] 正式名ではなく、世間一般に呼ばれている名前。とおり名。 0
楼台 ロウダイ たかどの。特に、屋根のある高い建物。 0
受胎 ジュタイ [0] 体内に子をやどすこと。身ごもること。妊娠すること。 懐妊 0
門外漢 モンガイカン [3] ①その道に関係のない人。専門家でない人。「―にはさっぱり分からない」素人(しろうと) ②その事柄に直接関係のない人。 0
皇 すめらぎ 天皇。参考「すめら」と読めば、天皇に関する事柄につける尊称。 0
法三章 ホウサンショウ 三か条だけの法律。転じて、簡単な法律のこと。 約法三章(ヤクホウサンショウ) 0
毅い つよ-い 「毅(たけ)し」に同じ。 0
覇王樹 サボテン [2] サボテン科の植物の総称。仙人掌(サボテン) 1
亡骸・亡軀 なきがら 死者の体。死体。遺体。しかばね。死骸 1
苦し紛れ くるしまぎれ [4] 苦しさのあまりに行うこと。「―の噓(うそ)を思いつく」 0
双ぶ なら-ぶ [0] 同じようなものが二つそろう。二者の才能などが匹敵する。たぐう。「両者の力が―ぶ」 0
下手人 ゲシュニン [0],[2] 自ら手をくだして殺人を犯した者。「―を挙げる」 0
散票 サンピョウ [0] 投票が一人の候補者に集まらずに、複数の候補者に分散すること。また、その票。 0
全貌 ゼンボウ [0] 全体のありさま。「事件の―が明かされる」 全容 0
家政 カセイ [0] ①家事全般を処理すること。また、その方法。「―学を専攻する」 ②一家のくらしむき。 0
化身 ケシン [0] ①衆生(シュジョウ)を救うため、神仏が姿・形を変えてこの世に現れること。また、そのもの。「白鳥は女神の―だった」化仏 ②芝居で妖怪(ヨウカイ)。また、そのときの隈取(くまどり)。 0
懈惰 カイダ 「懈怠(ケダイ)」に同じ。 0
蹼 みずかき [3],[0] 水鳥や両生類のてやあしの指の間にある、薄い膜状のもの。水をかいて泳ぐ。表記「水搔き」とも書く。 0
見事 みごと [1] ①すばらしいこと。巧みなさま。りっぱなさま。「―な出来ばえ」 ②完全なさま。「―に失敗した」表記「美事」とも書く。 0
布告 フコク [0] ①国家の重大な意志決定を一般に知らせること。「宣戦―」 ②明治初期に発布された法律や政令。 0
軽症 ケイショウ [0] けがや病気の症状が軽いこと。また、軽い症状。「―で済む」重症 0
数量 スウリョウ [3] かずとかさ。個数と分量。また、数で表した量。「明確な―を示す」 0
散歩 サンポ [0] 特に目的をもたず、気の向くままぶらぶら歩くこと。 散策・漫歩 0
弁知・弁智 ベンチ ①道理をわきまえて、知慮のあること。 ②話がうまく、利口なこと。 0
火串 ほぐし ①たいまつを挟む木。 ②のろしの台に立てる杙(くい)。 0
検尿 ケンニョウ [0] 尿を検査して、健康状態を診断すること。 0
女合わせる めあ-わせる 女性を男性に添わせて妻とする。結婚させる。 0
混濁 コンダク [0] ①液体などが混じり合い、にごっていること。にごり。「―した水溶液」 ②記憶や意識などが混乱してはっきりしないこと。「意識の―が激しい」表記「溷濁」とも書く。 0
熟思 ジュクシ [1] 十分に考えること。よくよく思いめぐらすこと。 熟慮・熟考 0
参照 サンショウ [0] 他のものと対照・照合してみること。「過去の事例を―する」 参考 0
乱筆 ランピツ [0] ①筆跡が乱れていること。乱雑に書くこと。また、その筆跡。 ②自分の筆跡の謙称。「乱文―お許しください」 0
禁園・禁苑 キンエン 皇居内にある庭園。禁庭 0
度る はか-る ①計器で長さ・重さ・速さなどを調べる。 ②相手の気持ちや将来の成り行きなどを、おしはかる。推定する。 0
櫓脚 ロあし ①舟をこぐとき、櫓の水中につかる部分。②櫓をこいで舟が進んだあとに残る水面の動き。表記「艪脚」とも書く。 0
牛の歩みも千里 うしのあゆみもセンリ 何事もなまけずに努力を重ねれば、最後には成果が得られるというたとえ。足ののろいウシでも歩みを重ねれば、やがて千里にも至ることから。雨垂(あまだ)れ石を穿(うが)つ 0
積痾 セキア 長く治らない病気。持病。「―に苦しむ」 宿痾 0
濁音 ダクオン [0],[2] 仮名に濁点をつけて表す音。「カ」に対して「ガ」、「ハ」に対して「バ」などと、それらに対応する拗音(ヨウオン)。清音・半濁音 0
時効 ジコウ [0] ①法律で、一定の期間が経過したために権利の取得や消滅を認める制度。「―の成立」 ②長い時間が過ぎて、約束などが無効になること。「あの話はもう―だ」 0
蘭鋳・蘭虫 ランチュウ キンギョの一品種。体が丸く、腹部がふくらみ背びれがない。頭部に粒状の肉こぶがある。夏 0
精巧 セイコウ [0] 細工やしくみなどが細かく、巧みであること。「―なからくり人形」 0
磊落 ライラク [0] 心が大きく、小事にこだわらないこと。また、そのさま。「豪放―」 0
背景 ハイケイ [0] ①絵画・写真などで、後ろの景色。 ②演劇・舞踊などで、舞台の奥に描かれた景色。 ③背後の勢力・事情。「事件の―を探る」「小説の時代―」 0
逸機 イッキ [0],[1] よい機会をのがすこと。特に、スポーツで得点のチャンスを失うこと。 0
下根 ゲコン 生まれつき性根(ショウね)が劣っており、仏道修行の力が足りない人。下機(ゲキ)上根 0
精神 セイシン [1] ①人間の心。また、知的な心のはたらき。「自由の―」「―の充実」 肉体 ②心のもち方。気力。「―を鍛える」 ③物事を支えている根本的な意義、理念。「建国の―を忘れない」 0
煉乳 レンニュウ [0] 練乳 0
自認 ジニン [0] 自分のしたことを自分で認めること。「失敗を―する」 0
強ち あなが-ち [0] 必ずしも。一概に。まんざら。「―うそではあるまい」参考下に打ち消しの語を伴う。
■もっと学べる!コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 常用漢字もあなどれない ~意外に難しい常用漢字の読み~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
半面 ハンメン [3],[0] ①顔の半分。 ②一方だけの面。一面。片面。「―の真理」 0
狂犬 キョウケン [0] 狂犬病にかかり、人などにむやみに嚙(か)みつくようになったイヌ。 0
近近 キンキン [2],[0] 近いうち。近日中。「―転居する」参考「ちかぢか」とも読む。 0
接木 つぎき [0] 品種改良などのため、木の芽や枝などを切り取って他の木の枝や幹につぐこと。また、そのようにして育てた木。 春 0
前途多難 ゼントタナン 行く先に多くの困難や災難が予想されること。「新会社は不況のなか―な船出をした」 前途洋洋 0
別記 ベッキ [0],[1] 本文・主文のほかに、別に書き添えること。また、その記録。「詳細は―の通り」付記 0
索漠・索莫・索寞 サクバク あじけなく、もの寂しいさま。また、気がめいるさま。「―とした光景」 0
稀少 キショウ [0] 希少 0
亀筮 キゼイ カメの甲羅と筮竹(ゼイチク)(占いに使う竹製の細い棒)。また、それを使う占い。 0
淑やか しと-やか [2] 言葉や動作が上品でもの静かなさま。 0
計会 ケイカイ ①はからいあわせること。計画。 ②数えはかること。計算。会計。 ③一度に重なり合うこと。 ④困ること。 ⑤貧乏。 0
葷菜 クンサイ においの強い野菜。ネギやニンニクなど。 0
鉄火肌 テッカはだ 気性が激しく、さっぱりとしたさま。威勢がよくはっきりとした性質。特に、女性にいう。 0
大見得 おおみえ [0] ①芝居で、役者がことさら目立つ表情や演技をして感情の高まりを示すこと。 ②相手に対して、ことさらに自分を誇示する態度をとること。「―を切る」 0
泛泛 ハンパン ①水にうかびただようさま。 ②水が満ちて流れるさま。 ③軽々しいさま。表記「汎汎」とも書く。 0
公園 コウエン [0] ①人々のいこいのために作られた庭園風の広い場所。 ②自然の保護や観賞を目的に定められた、山・川・森を含んだ広大な地域。国立公園など。「森林―を散歩する」 0
褪色 タイショク [0] 退色 0
羽毛 ウモウ [0] 鳥類の体の表面に生えている柔らかい羽。「―が抜けかわる」 0
陽暦 ヨウレキ [0] 「太陽暦」の略。地球が太陽を一周する時間を一年と定めたこよみ。新暦。陰暦 0
河床 カショウ [0] 川の底。参考「かわどこ」とも読む。 0
法華経 ホケキョウ [0] 「妙法蓮華経(ミョウホウレンゲキョウ)」の略。天台宗・日蓮(にちれん)宗で中心となる経典。参考「ホッケキョウ」とも読む。 0
候 そうろう [3] ①はべる。ひかえる。目上の人のそばに仕える。 ②「有る」「居る」の丁寧語。また、謙譲語。 ③動詞の下について丁寧語となる。 0
躍進 ヤクシン [0] 勢いよく進出すること。急激に進歩・発展すること。「総選挙で―する」「新規事業は成功して―を遂げた」 0
尻目 しりめ [0],[3] ①首を動かさず、ひとみだけを動かして横や後ろを少し見ること。横目。 ②問題にしないでやり過ごすこと。「野次馬を―に突き進む」 表記「後目」とも書く。 0
馬頭 メズ [0] 頭がウマで、体は人の形をした地獄にいる鬼。牛頭(ゴズ) 0
留任 リュウニン [0] 今までの官職や地位をやめないで、そのままとどまること。「外務大臣は―とする」 0
無理 ムリ [1] ①道理に反していること。「怒るのも―はない」 ②強引に行うこと。「―に割り込む」 ③なし遂げることが困難なこと。「それはたぶん―だ」 0
収得 シュウトク [0] 自分のものとすること。「巨大な利益を―する」「―税」 0
後嗣 コウシ [1] 家系のあとをつぐこと。また、その人。世つぎ。 0
羹 あつもの [0] 野菜や肉を入れて煮た、こくのある熱い吸い物。参考熱物の意。 0
頑固一徹 ガンコイッテツ [1] 自分の考えや態度を変えようとせず、最後まで押し通すさま。 0
波斯菊 はるしゃぎく [3] キク科の一年草。北アメリカ原産。夏、中心が赤褐色で蛇の目模様の黄色い頭花をつける。由来「ハルシャ」はペルシャ(現イラン)の転じた語だが、ペルシャには自生しない。表記「春車菊」とも書く。 1
畏怖 イフ [1] おそれること。体が震えるほどのおそれを感じること。「―の念を抱く」 0
市賈 シコ 市場の商人。あきんど。 参考「賈」は店をもつ商人の意。 0
温和 オンワ [0] ①性質がおだやかなようす。「―な人柄」 ②寒暑の差が少なく、気候がおだやかなさま。「―な地方」温暖 0
非毀 ヒキ [1] 人の悪事や醜態を暴いて、名誉を傷つけること。そしり。誹謗(ヒボウ)表記「誹毀」とも書く。 0
曩昔 ノウセキ 昔。かつて。以前。曩時・曩日 0
宿直 シュクチョク [0] 官庁や会社など勤務先に、交代で泊まって夜間に起こる緊急な用務などにあたること。また、その人。泊まり番。 参考「とのい」と読めば別の意になる。 0
皴 しわ [0] 布・紙・皮膚などの表面がたるんで、細かく縮んでできた筋目。「紙の―をのばす」 0
敗軍 ハイグン [0] 戦いに負けること。負けいくさ。また、負けた軍。 0
両立 リョウリツ [0] 両方とも支障なく同時に成り立つこと。並び立つこと。「勉強と部活の―を目標とする」 0
債り かり 人から借りた金銭。また、それを返す責任や義務。 0
春風駘蕩 シュンプウタイトウ [0] 春の景色の、のどかでのびのびとしたさま。また、人柄の温和でのんびりしたさま。春風はのどかに吹く春の風の意。「駘蕩」はゆるやか・穏やかなさま。「―たる人柄」 秋霜烈日 0
猩猩蠅 ショウジョウばえ [3] ショウジョウバエ科のハエの総称。小形で種類が多い。発酵した果実などを好む。遺伝子の実験動物として用いられる。 夏 0
溽暑 ジョクショ ①むし暑いこと。 ②陰暦六月の異名。 0
螻蟻潰堤 ロウギカイテイ ほんのささいなことでも、大きな事件や事故の原因になるたとえ。ケラやアリがあけた小さな穴でも、長大な堤防を崩壊させる原因になる意から。〈『韓非子(カンピシ)』〉小隙沈舟(ショウゲキチンシュウ) 0
済う すく-う 困難の場にいる人に財物などを与え、助け出す。「窮民を―う」 0
舶来 ハクライ [0] 外国から運ばれて来ること。また、その品。国産 0
受かる う-かる [2] 試験などに合格する。「志望校に―かる」 0
縞柄 しまがら [0] しまのある模様。「―の紬(つむぎ)を贈った」「―のブラウス」 0
順逆 ジュンギャク [0],[1] ①道理にあうこととそむくこと。正と邪。「事の―をわきまえる」 ②順境と逆境。 0
貽貝 イがい [1] イガイ科の二枚貝。浅海の岩礁に付着する。殻は黒褐色で長卵形。長さは約一五(センチメートル)。地方により、カラスガイ、セトガイなどとも呼ばれる。食用。春表記「淡菜」とも書く。 0
楮幣 チョヘイ 紙幣。おさつ。楮鈔(チョショウ) 0
優渥 ユウアク [0] 手厚く、いつくしみ深いさま。ねんごろなさま。特に、天子の恩沢が深いさま。 0
破約 ハヤク [0] 約束を取り消すこと。また、約束を実行しないこと。解約・破談 0
赦免 シャメン [0] 罪や過失をゆるすこと。「心から―を願う」 0
二進法 ニシンホウ [0],[2] 〇と一の二つの数字を用い、あらゆる数を二つずつまとめて上の位に上げていく数の表し方。十進法の二・三・四・五は、二進法では、一〇・一一・一〇〇・一〇一となる。コンピューターに利用する。 0
柯 え 斧(おの)の柄(え)。刃のついた鉄片を先のほうにとりつけた木の枝。 0
匹偶・匹耦 ヒツグウ ①相手や仲間になること。また、その相手や仲間。 ②結婚すること。また、つれあい、めおと。配偶由来対(ツイ)になる意から。 0
卑怯 ヒキョウ [2] ①気が弱く、物事を恐れること。勇気がなく、ずるいこと。臆病(オクビョウ) ②心情がいやしく、よくないこと。正々堂々としていないこと。卑劣 0
穀象虫 コクゾウむし [3] オサゾウムシ科の甲虫。世界各地に分布。体長約三(ミリメートル)で、黒色または褐色。穀物の害虫。夏由来頭の先が突き出ていてゾウの鼻に似ることから。 0
悽む いた-む ひどく悲しむ。きりさかれるように心がいたむ。 表記「凄む」とも書く。 0
雄蛭木 おひるぎ [2] ヒルギ科の常緑高木。沖縄以南の海岸の泥地に群生。幹の下方から気根を出し、メヒルギとともにマングローブ(紅樹林)をつくる。夏、紅色のがくが目立つ黄白色の花を下向きにつける。種子は樹上で発芽する。ベニガクヒルギ。表記「紅樹」とも書く。 0
囲う かこ-う [0] ①何かでまわりをとりまく。「式場を幕で―う」 ②ひそかにかくまう。「逃亡犯を―う」 ③たくわえておく。「冬に備えて野菜を―う」 0
戒心 カイシン [0] 油断しないで注意すること。用心すること。自戒・警戒 0
公示 コウジ [0],[1] おおやけの機関が広く人々に知らせること。また、その内容。「総選挙投票日を―する」 0
矮樹 ワイジュ [1] 丈の低い樹木。 0
燕頷投筆 エンガントウヒツ 一大決心をして志を立てること。また、文筆をやめて武の道に進むこと。「燕頷」は武勇に秀でた人物の骨相のこと、「投筆」は筆を投げ捨てる意。 0
具に つぶさ-に [1] もれなく。ことごとく。「現場を―見て回る」 0
雛祭り ひなまつり [3] 五節句の一つ。三月三日に、ひな人形を飾って女子の幸せを祈る行事。ひな遊び。桃の節句。 春 参考「ひいなまつり」とも読む。 0
牛王 ゴオウ ①「牛王宝印」「牛王宝命」の略。社寺で出す厄よけの護符。特に、和歌山県熊野(くまの)神社のものは有名。 ②中国で、ウシの肝に含まれるという薬。 0
論語読みの論語知らず ロンゴよみのロンゴしらず 物事をよく理解はしているが、実行の伴わない者をあざけっていうたとえ。 0
自己批判 ジコヒハン [3] 自分のこれまでの行動や思想を、客観的に批判して誤りを認めること。 0
一薫一蕕十年なお臭あり イックンイチユウジュウネンなおシュウあり よいことはすぐ消え、悪いことはいつまでも残るということ。また、善人の勢力は衰え、悪人が栄えるたとえ。一本の薫(香りのよい草)と一本の蕕(悪臭を放つ草)とを一緒に置いておくと、よい香りは消え、悪臭だけが一〇年間も残る意から。〈『春秋左氏伝』〉 0
女犯 ニョボン [0] 僧が戒律に反して、女性と肉体関係を結ぶこと。 0
頰張る ほおば-る ほおがふくれるほど口いっぱいに食べ物を詰めこむ。また、そのようにして食べる。「おにぎりを―る」 0
図解 ズカイ [0] 絵や図でわかりやすく説明すること。「機械の構造を―する」 図説 0
後光 ゴコウ [1] 仏や菩薩(ボサツ)の体から発する光。また、その光をかたどり、仏像の背につけたもの。光背。 0
痛くない腹を探(さぐ)られる いたくないはらをさぐられる 何もやましいことをしていないのに、あれこれと疑いをかけられること。腹が痛くもないのに痛いところはどこかと探られる意から。 0
同姓 ドウセイ [0] 姓が同じ。名字が同じであること。「―同名」 0
浩い ひろ-い ①ひろく大きいさま。 ②水が豊かで広大なさま。 0
加俸 カホウ [0] 正規の本俸に加えて支給される給与。加給 0
蜚語 ヒゴ [1] 飛語 0
憂惧・憂虞 ユウグ うれえ心配して、おそれること。 0
縮図 シュクズ [0] ①原形をちぢめた図。「姫路城内部の―」 ②規模を小さくして端的に表したもの。「人生の―」 0
比較 ヒカク [0] 二つ以上のものを照らし合わせて、その優劣や異同をくらべること。「―の対象にする」 0
借款 シャッカン [0] 国際間の資金の貸し借り。政府間のものと、民間のものがある。「両国間に―が成立した」 0
穎敏 エイビン 才知鋭く、物事への理解・判断がすぐれていること。「―な頭脳に敬服する」明敏愚鈍・遅鈍表記「鋭敏」とも書く。 0
鑾 すず 天子の乗るウマのくつわや馬車の横木に取りつける鈴。中国の想像上の鳥である鸞鳥(ランチョウ)の鳴き声に似せたもの。 0
墓所 ボショ [1] ある人やある家の墓のある所。墓場。墓地 0
熱望 ネツボウ [0] 熱心に希望すること。「彼は留学を―している」切望 0
厄落とし ヤクおとし [3] 「厄払い①」に同じ。 0
夙志 シュクシ [2] 早くからもっていたこころざし。長年の望み。 0
仏師 ブッシ [1] 仏像を彫る工匠。仏像をつくる職人。仏工。 0
悠遠 ユウエン [0] 時間的にも空間的にもはるかに遠いさま。「―の昔」悠久・久遠 0
黐 もち [1] ①モチノキの別称。 ②モチノキなどの樹皮で作った粘り気の強い物質。鳥や虫を捕らえるのに用いる、とりもち。 0
我が心石に匪ず転ず可からず わがこころいしにあらずテンずべからず 意志がきわめて固いこと。また、自分の心は何ものも変えられないたとえ。私の心は石ではないから転がすことはできないという意。〈『詩経』〉 0
英吉利 イギリス ヨーロッパ大陸の北西、大西洋上にあるグレート-ブリテン島とアイルランド島の北部、また付近の島々からなる立憲連合王国。首都はロンドン。参考「英国」とも略称する。 1
不飲酒戒 フオンジュカイ [4] 仏教の五戒の一つ。酒を飲むことを禁じた戒め。 0
騎乗 キジョウ [0] ウマに乗ること。「先頭で―する」乗馬 0
無実 ムジツ [1] ①実質がないこと。「有名―」 ②根拠となる事実がないこと。特に、罪がないのに罪を犯したとされること。「―の罪」 0
鮲 まて マテガイの別称。春 蟶貝(まてがい) 0
威ありて猛からず イありてたけからず 威厳はあるが人間的な温かさが感じられ、けっして荒々しくないこと。 由来孔子の人柄を弟子が評した言葉。〈『論語』〉 0
賑給 シンキュウ 施しを与えること。 参考「シンゴウ」と読めば、貧民に米や塩を施した京都の年中行事の意。 0
絞首刑 コウシュケイ [3],[0] 首をしめて死刑にすること。しばり首。 0
水豆児 たぬきも タヌキモ科の多年生食虫植物。池沼や水田に浮かぶ。葉は糸状に分かれ、多数の捕虫袋をもち、全体にタヌキの尾のような形をなす。夏、黄色い唇形花をつける。 表記「狸藻」とも書く。 1
薦僧 こもソウ 普化(フケ)宗の有髪の托鉢(タクハツ)僧。深編み笠(がさ)をかぶり、首に袈裟(ケサ)をかけ、刀を持ち、尺八を吹いて諸国を行脚(アンギャ)した。 虚無僧(コムソウ) 由来普化宗の僧が薦の上にすわって尺八を吹いたことからともいう。 表記「菰僧」とも書く。 0
響尾蛇 がらがらへび クサリヘビ科の毒ヘビ。南北アメリカの草原や砂地にすむ。尾に脱皮のときにできた角質の輪が連なり、危険が近づくと激しく振って音を出す。 1
貝殻で海を測(はか)る かいがらでうみをはかる 自分の狭い見識で大きなことを議論するたとえ。また、見識が非常に狭いことのたとえ。貝殻で海の水をすくって海の容量をはかる意から。参考「貝殻」は「蛤(はまぐり)・蜆(しじみ)」ともいう。 0
若干 そこばく [0] ①「若干(ジャッカン)」に同じ。 ②たくさん。たいそう。多数。 表記「幾許」とも書く。 参考「そくばく」とも読む。 1
水洟 みずばな [0] 水のように薄い鼻じる。みずっぱな。「―をたらす」 冬 0
祖国 ソコク [1] ①祖先から住んできた国。また、自分の生まれた国。 母国 ②移住した民族が、もと住んでいた国。 本国 0
扱く こ-く [2] 手や物ではさんでこすりおとす。むしりおとす。しごく。「稲を―く」 0
念じる ネン-じる [0],[3] ①深く心にとめておもう。 ②心のなかで祈る。願う。「合格を―じる」 ③経文などをとなえる。 0
寂しい さび-しい [3] ①物音がせずひっそりしている。「村はずれの―い道を歩く」 ②心が満たされず、物足りない。「母が亡くなってからは―い毎日です」 0
論究 ロンキュウ [0] 物事の真理や道理を論じきわめること。「電子工学について―する」 0
協う かな-う 多くのものが一つに合わさる。和合する。あう。表記「叶う」とも書く。 0
遒い つよ-い 力強い。ひきしまってつよい。 0
交尾 コウビ [1],[0] 動物の雌雄が、生殖のため交接すること。つがうこと。また、その行為。 0
面貌 メンボウ [0] 顔つき。かおかたち。「訃報(フホウ)を聞いて―が一変した」面相参考「メンミョウ」とも読む。 0
植字 ショクジ [0] 活版印刷で、活字を原稿に指定してある体裁に組むこと。組版。「熟練した―工」 0
桴 ばち [2] 太鼓や鉦鼓(ショウコ)などの楽器を打ち鳴らす棒。表記「枹」とも書く。 0
尺を枉げて尋を直くす シャクをまげてジンをなおくす 大のために小を犠牲にするたとえ。短いもの(尺)をまげて、長いもの(尋)を伸ばす意から。「尋」は中国、周代の長さの単位で、八尺。〈『孟子(モウシ)』〉 0
九竅 キュウキョウ [0] 人体にある九つのあな。口が一つ、目・鼻・耳が各二つ、大小便の二つ。九穴参考「竅」は、人体のあなの意。 0
慟く なげ-く 身を震わせ、ひどく悲しむ。 0
公設 コウセツ [0] 国や公共団体が設立し運営すること。また、その施設。「―市場」私設 0
零落 レイラク [0] おちぶれること。「事業に失敗して―する」落魄(ラクハク) 0
戻す もど-す [2] ①もとの場所や持ち主にかえす。「使った道具を箱に―す」 ②もとの状態にする。「計画を白紙に―した」 ③飲み食いしたものを吐く。「飲みすぎて―してしまった」 0
瓦も磨けば玉となる かわらもみがけばたまとなる 素質のない者でも努力を重ねれば、すぐれた者になることができるたとえ。 0
聖廟 セイビョウ [0] ①孔子をまつった廟。孔廟。 聖堂 ②菅原道真(すがわらのみちざね)をまつった廟。特に、京都の北野天満宮をいう。 参考「廟」は霊をまつる所、みたまやの意。 0
嫖客 ヒョウカク 芸者買いをする男。うかれお。遊客表記「飄客」とも書く。 0
喫驚 キッキョウ [0] 「喫驚(びっくり)」に同じ。表記「吃驚」とも書く。 0
羊乳 つるにんじん キキョウ科のつる性多年草。山野に自生。つるや葉を切ると白い乳液が出る。根はチョウセンニンジンに似る。夏、淡緑色で、内側に紫褐色の斑点(ハンテン)のある鐘形の花をつける。由来「羊乳」は漢名から。表記「蔓人参」とも書く。 1
清適 セイテキ [0] 心身がすがすがしく安らかなこと。 参考多く、手紙文で相手の無事・健康を祝って用いる。「相変わらずご―のことと存じます」「ご―の段」 0
跳ね橋 はねばし [0],[2] ①大きな船が通行できるようにはね上がるしくみの橋。跳開橋。 ②城の入り口などで、敵の侵入を防ぐためにふだんは上げて往来を遮断し、必要に応じて下ろして通行する橋。 0
刀子 トウス [1] 短い刀。小型の刀。多く、古代の鉄製や青銅製などのものをいう。 0
風見鶏 かざみどり [3] ①屋上などに取りつけて風の方向を知る、ニワトリの形をした風向器。 ②自分の意見をもたず、世間の流れに合わせて都合よく立ち回る人のたとえ。 0
曲論 キョクロン [0] 真実や道理をねじ曲げた議論。正しくない議論。「―に満ちている」曲説正論 0
倦怠感 ケンタイカン 疲れてだるい感じ。あきていやになる感じ。「深夜の会議場に―がただよう」 0
調髪 チョウハツ [0] 髪を刈ったり結ったりして、形をととのえること。理髪 0
夫籠み つまごみ 夫婦が一緒に住むこと。つまごめ。表記「妻籠み」とも書く。参考昔は夫婦とも互いに相手を「つま」と呼んだ。 0
和らぐ やわ-らぐ [3] ①高ぶっていた感情や激しい気温の変化、痛みなどがおさまる。「怒りが―ぐ」「暑さが―ぐ」「傷の痛みが―いだ」 ②対立していた相手の態度などが軟化する。
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漢字の豆知識 「汚れない天使」の読み方は? 読めないと恥ずかしい常用漢字2(公財)日本漢字能力検定協会 0
罵詈 バリ [1] ののしること。悪口を言うこと。参考「罵」も「詈」も、ののしる意。 0
隷従 レイジュウ [0] 部下としてつきしたがうこと。手下として、言いなりになること。また、その人。「有力者に―する」隷属 0
慧い さと-い 心が鋭くはたらく意で、気がきいて、知恵のあるさま。「―い息子」 0
畳 たたみ [2] ①わらを芯(シン)にし、イグサを織ったものを表に張った厚い敷物。和室に用いる。 ②下駄・草履などの表に張る薄い敷物。 0
樋 とい [1] ①雨水を集めて地面に流すため、屋根のへりに取りつけた装置。とよ。「雨―」 ②「樋(ひ)①」に同じ。 0
異心 イシン [0],[1] 裏切ろうとする心。ふたごころ。「―を抱(いだ)く」 0
臍で茶を沸かす へそでチャをわかす 物事が、きわめてばかばかしく、おかしくてたまらないたとえ。
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漢字の豆知識 大笑いした時の表現…「ヘソでチャをワカす」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
豪華 ゴウカ [1] 非常にぜいたくではでなこと。はなやかなさま。「―な部屋」 0
献上 ケンジョウ [0] 身分や地位が上の人に物を差し上げること。「宮中への―の品」献呈・献進下賜 0
視学 シガク [1] 旧教育制度で、学校教育の実状を視察・指導する地方官。また、その役職の人。 0
勅許 チョッキョ [1] 天皇の許し。勅命による許可。「―状」 0
優れる すぐ-れる [3] ①能力・価値などが他より秀でる。「新製品の―れた点が評価された」「話術に―れる」 ②気分・天候などがよい状態である。「健康が―れない」参考②多く、打ち消しの語を伴う。 0
文芸復興 ブンゲイフッコウ [5] ルネサンス(再生の意味のフランス語)の訳語。一四~一六世紀にイタリアを中心に起きた芸術・思想の革新運動。人間性復活を目指し、近代西欧文化の基盤となった。 0
城 き [1] 「城(しろ)」に同じ。 0
立花・立華 リッカ 華道の定型化された様式で、中心になる枝をまっすぐに立てること。また、そのように生けた花。 0
倡える とな-える ①声を出し、節(ふし)をつけて読む。うたう。「祝詞(のりと)を―える」 ②人に先立って声を発する。先に言い出す。「万歳を―える」「再建策を―える」 表記「唱える」とも書く。 0
従う したが-う [0],[3] ①あとについていく。「引率者に―って進む」 ②逆らわずに服従する。「先輩の意見に―う」 ③「…するに従って」の形で、…とともに。「奥に行くに―って道幅が狭くなる」 0
似て非なる者 にてヒなるもの まがいもの。にせもの。外見は似ていても、本質がちがうものの意から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
沈子 いわ [1] ①漁網を沈めるためのおもり。 ②石のいかり。表記「錘」とも書く。 1
達観 タッカン [0] ①広く全体の情勢を見通すこと。「海外の情勢を―する」大観 ②物事の本質を見きわめ、細事に動じない心境に至ること。「人生を―する」 0
荻 おぎ [1] イネ科の多年草。湿地に自生。秋、ススキに似た銀白色の花穂をつける。秋 0
哮り立つ たけりた-つ [4] 獣などが興奮して、盛んに大声でほえ立てる。「―つ猛虎(モウコ)」 0
桜 さくら [0] バラ科の落葉高木の総称。春、白色や淡紅色の花を開く。ソメイヨシノ・シダレザクラ・ヤマザクラなど種類も多い。材は建築・家具用。日本の国花。春 0
新た あらた [1] 新しいさま。改めて新しくするさま。「―な問題」「―な旅立ち」
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漢字の豆知識 「ふんいき」で読み方が変わる? ~音位転換を知っておこう!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
伊弉諾尊・伊邪那岐命 いざなぎのみこと 記紀神話で、伊弉冉尊(いざなみのみこと)とともに国土や神々を生んだ男神。 1
吞噬 ドンゼイ ①のむこととかむこと。 ②他国を攻めて領土を奪うこと。 0
世相 セソウ [0],[2] 世の中のありさま。特に、時代の傾向や風潮など。「―を反映する」 世情・世態 0
法典 ホウテン [0] ①きまり。おきて。「ハムラビ―」 ②法律を体系的に編纂(ヘンサン)した書物。 0
苧縄 おなわ 麻糸をよりあわせて作った縄。 0
聚斂 シュウレン [0] ①一か所にあつめてそれを取りこむこと。 ②支配者が租税を厳しく取り立てること。 0
褒美 ホウビ [0] ほめて与える金品。「入賞者に―を与える」褒賞・恩賞参考「褒」「美」ともにほめる意。 0
博学審問 ハクガクシンモン 広く学んで詳しく問うこと。学問研究の方法を述べた言葉。〈『中庸』〉 0
疎通 ソツウ [0] とどこおりなく通じること。特に、お互いの考えが理解されること。「意思の―を図る」 「疏通」の書きかえ字。 0
通商 ツウショウ [0] 外国と商業取引をすること。「―条約」貿易・交易 0
寂寞・寂漠 セキバク ①ひっそりとしてもの静かなさま。「―たる世界」 ②心が満たされず、ものさびしいさま。「―の情」 参考「ジャクマク」とも読む。 0
擠す お-す おしのける。おしだす。おしおとす。 0
断言 ダンゲン [3],[0] きっぱりと言い切ること。「これが彼の仕業だと―はできない」明言 0
敢為 カンイ [1] 押し切って行うこと。また、そのさま。「―の気性」敢行 0
相 さが [1] 生来のありさまや姿。外に現れているようす。 0
髀胝 ヒチ 股(もも)肉が、厚く堅くなったもの。しりだこ。 0
常山の蛇勢 ジョウザンのダセイ ①兵法で、前衛・後衛、右翼・左翼などが互いに協力して攻めたり守ったりすること。 ②物事や文章の形式が整っていること。 故事孫子が、常山にすむ率然(ソツゼン)というヘビは、頭を打たれれば尾が、尾を打たれれば頭が、胴を打たれれば頭と尾がそれぞれ助け、危害を防ぎ合ったという例をあげて兵法を説いた故事から。〈『孫子』〉 0
戦果 センカ [1] 戦争で上げた結果や成果。「多大の―を上げる」 0
調進 チョウシン [0] 注文の品物を取りそろえて納めること。調達・調製 0
傷害 ショウガイ [0] 傷を負わせること。また、けがをすること。「―罪」「―保険」 0
人心一新 ジンシンイッシン 世の中の人々の心を、すべて新しくすること。 0
上皇 ジョウコウ [3] 天皇の、退位したあとの尊称。太上(ダイジョウ)天皇。 0
奉伺 ホウシ [1],[0] 謹んでおうかがい申し上げること。「関白の御機嫌を―する」 0
窮山幽谷 キュウザンユウコク 奥深くて静かな山と谷。「窮」「幽」ともに奥深い意。深山幽谷 0
席料 セキリョウ [2] ①座敷や会場などを借りるときの代金。席代。 ②寄席などの入場料。 0
罠 わな [1] ①鳥や獣をとらえるしかけ。網や落とし穴など。 ②他人をおとしいれる計略。「―にかけて失脚させる」 0
死に花を咲かす しにばなをさかす 死にぎわがりっぱで、死後もほめたたえられること。生前以上に名誉が増すこと。 0
精兵 セイヘイ [0] えりすぐりの強い兵士。 精鋭 参考「セイビョウ」とも読む。 0
伏流 フクリュウ [0] 地上の水の流れが扇状地などで、一時的に地下を流れるもの。 0
竜馬 リュウメ [1] ①非常にすぐれたウマ。たつのうま。駿馬(シュンメ) ②将棋で、角行(カクギョウ)の成ったもの。成り角。参考①「リョウバ・リョウメ」とも読む。 0
屯田 みた [0] ①神領の田。神田。 ②大化の改新前、皇室の直轄領。表記「御田」とも書く。参考②「トンデン」とも読む。 1
函谷関 カンコクカン 中国、河南省北西部にあった関所。長安と洛陽(ラクヨウ)の間の要所で、新旧二関ある。孟嘗君(モウショウクン)の故事で有名。 0
糅てる か-てる 柔らかくまぜあわせる。細かくきざんでまぜる。 0
逖い とお-い 道のりの隔たりがはるかに大きい。距離がきわめて長い。 0
善行 ゼンコウ [0] 道徳にのっとったよい行い。「―を積む」 0
上辺 うわべ [0] 表面。外観。みせかけ。「―の美しさに惑わされる」 0
機軸 キジク [1] ①車輪などの心棒や軸。 ②組織や団体の活動の中心。「組織の―となる部署」 ③構想。方式。「企画に新―を打ち出した」 0
力走 リキソウ [0] 力の限り走ること。力いっぱい走ること。「全員の―で勝った」 0
大腸 ダイチョウ [1] 小腸に続いて肛門(コウモン)に至る消化器官。盲腸・結腸・直腸からなる。おもに、消化物の残りから水分吸収を行う。 0
出頭 シュットウ [0] ①役所などに自分から出かけていくこと。「参考人として警察に―する」 ②他より抜きんでてすぐれていること。「―家老(一番家老)」 0
間食 カンショク [0] 食事と食事の間に物を食べること。また、その食べ物。あいだぐい。おやつ。「健康のために―を控える」 0
苦吟 クギン [0] 苦心して詩歌や俳句などを作ること。また、その作品。「―の末の自信作を発表する」 0
受託 ジュタク [0] 頼まれて引き受けること。特に、金品を預かること。「―収賄(シュウワイ)」 0
文治 ブンチ [1] 武力によらず、教育や法律によって世の中を治めること。「―政治」文政武断参考「ブンジ」とも読む。 0
喇叭 ラッパ [0] ①金管楽器の総称。真鍮(シンチュウ)製で、一端に細い吹き口があり、もう一方の端が大きく開いている。トランペットなど。 ②大げさな話。ほら。「会議でまた社長が―を吹いた」 0
梓行 シコウ 書物を出版すること。刊行。「恩師の著作集を―する」上梓(ジョウシ) 由来木版印刷の版木に、多く梓(あずさ)の木を用いたことから。 0
否定 ヒテイ [0] ある事柄を、そうでないと決めること。打ち消すこと。「頭から―する」「二重―」肯定(コウテイ) 0
独楽 こま [1] 木や金属で作った円形の胴に軸を通し、手やひもで回して遊ぶおもちゃ。「正月に―回しをして遊ぶ」 新年 1
養豚 ヨウトン [0] 肉や皮をとるために、ブタを飼育すること。「―業」 0
暮雲春樹 ボウンシュンジュ 遠くに離れ住む友人を思う情のこと。由来杜甫(トホ)が李白(リハク)を思って書いた詩中の表現で、私は春の樹木を見てあなたを思っているが、あなたも日暮れの雲を見て私のことを思っていることだろうという意味の句から。〈杜甫の詩〉参考「春樹暮雲」ともいう。 0
不義理 フギリ [1],[3] 義理に欠ける行いをすること。特に、借金を返さないこと。「―を重ねる」 0
遅疑 チギ [1] ぐずぐずと疑い迷って、なかなか判断しないこと。「―逡巡(シュンジュン)」躊躇(チュウチョ) 0
烏玉・烏珠 ぬばたま ヒオウギの種子。球形で黒く光沢がある。 射干玉(ぬばたま) 1
川螻蛄 かわげら カワゲラ科の昆虫の総称。川辺にすむ。二対の黄褐色のはねと一対の尾毛をもつ。静止するとき、前ばねを後ろばねの上に重ね合わせて背中におく。 由来川にすみ、形がケラに似ていることから。 1
佩楯 ハイだて よろいの下につける付属具で、ひざやももを保護するもの。表記「脛楯・膝甲」とも書く。 0
竹柏 なぎ [0] マキ科の常緑高木。由来「竹柏」は漢名から。参考「チクハク」とも読む。 (なぎ) 1
採点 サイテン [0] 点数をつけること。「試験の答案を―する」 0
故 ゆえ [2] ①理由。わけ。原因。「―あって警察に追われている」 ②…だから。…のために。「病気―欠席する」 0
肺肝を摧(くだ)く ハイカンをくだく 心を尽くして考え抜くこと。なみなみならぬ苦心をすること。「戦争回避に―く」由来 古くは肺や肝臓に心があって、物事を考えるとされていたことから。〈杜甫(トホ)の詩〉 0
侵略 シンリャク [0] 他国に不法に入りこみ、領地や財産などを奪うこと。 「侵掠」の書きかえ字。 0
懇話 コンワ [0] 心から打ち解けて親しく話し合うこと。「講師を囲む―会」懇談 0
生まれる う-まれる [0] ①卵や子が母の胎内から出る。また、卵からかえる。 ②つくりだされる。現れる。「新しいヒーローが―れた」 0
瘢痕 ハンコン [0] 創傷や潰瘍(カイヨウ)などが治ったあとに残るあと。傷あと。 0
捧腹絶倒 ホウフクゼットウ [0] 抱腹絶倒(ホウフクゼットウ) 0
威張る イば-る [2] 偉そうな態度をとる。強がって見せる。「家の中だけ―る人」 0
三面記事 サンメンキジ [5] 新聞の社会面の記事。雑事件の報道などが載る。雑報。 由来新聞が四ページだてのころ、社会面の記事が三面(三ページ)に掲載されたことから。 0
欧文 オウブン [0] ヨーロッパで用いられる文字。また、それを使って書かれた文章。「―タイプライター」和文・邦文 0
欠片 かけら [0] ①物の欠けた部分。断片。「割れた花瓶の―」 ②ほんの少しのもののたとえ。「そんなようすは―もなかった」 1
細かい こま-かい [3] ①きわめて小さい。「かたまりを―く砕く」 ②詳しい。「―い注意を受ける」 ③心が行き届く。「―い配慮」 ④わずかである。取るに足りない。「―いことを気にするな」 ⑤けちである。「金に―い人」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「おざなり」と「なおざり」はどう違う?~似ているだけに、しっかり使い分けよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
造作 ゾウサク [0],[4] ①家を建てたり、部屋の内装や建具を仕上げること。また、そのつくり。「りっぱな―の家だ」「この戸棚は―が見事だ」 ②顔のつくり。目鼻立ちのたとえ。「顔の―が派手だ」 参考「ゾウサ」と読めば別の意になる。 0
風呂敷 フロしき [0] 物を包んで持ち運ぶ四角い布。「大―を広げる(途方もないことを言う)」由来風呂で衣類を包んだり、上がったときに足をふいたりしたことから。 0
羊皮紙 ヨウヒシ [3] ヒツジの皮で作った紙のようなもの。昔、西洋で字や絵をかくのに使用された。 0
隠蔽 インペイ [0] おおいかくすこと。「汚職の―工作」隠匿暴露 0
頰桁 ほおげた ほおの上部に出ている骨。頰骨。頰輔(ほおがまち) 0
浅学菲才 センガクヒサイ [0] 学問や学識がまだ浅く、才能も乏しいこと。「菲才」は才能が乏しいこと。「―をかえりみず」 表記「菲才」は「非才」とも書く。 参考自分の学識を謙遜(ケンソン)していう場合に使う。 0
刺 とげ [2] ①植物の茎や葉などにある針のような突起。「バラの―」 ②木や竹の、そげて先端がとがっているもの。また、魚の小骨。「指に―がささる」 ③人の心を刺すようなもの。「―のある言葉」 0
吾亦紅・吾木香 われもこう バラ科の多年草。山野に自生。夏から秋に暗紅色で卵形の花穂をつける。根は漢方で止血剤にする。秋表記「我毛香・地楡・仙蓼」とも書く。 1
溟い くら-い ①小雨が降っていて暗いさま。「外は―い」 ②うす暗くはっきりと見えないさま。 0
叡算 エイサン 天子・天皇の年齢。 聖寿・宝算 0
耳朶 みみたぶ [3],[0] 耳の下部の柔らかい肉の部分。 参考「ジダ」とも読む。 0
能登 のと 旧国名の一つ。現在の石川県北部の能登半島を占める。。能州(ノウシュウ)。 0
味方 ミかた [0] ①自分の仲間。敵 ②仲間として力を貸すこと。支持し加勢すること。「彼の―をする」表記「身方・御方」とも書く。 0
樹氷 ジュヒョウ [0] 冷えた霧が木の枝に凍りついて、白くなったもの。 冬 0
便船 ビンセン [0] ちょうど都合よく出る船。また、それに乗ること。「―を待つ」 0
憧憬 ショウケイ [0] あこがれること。おもいこがれること。「部員たちの―の対象」 参考「ドウケイ」は慣用読み。
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常用漢字表改定から10年、追加字はどう浸透した?~令和元年度「国語に関する世論調査」結果より~
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
廃案 ハイアン [0] 議決されなかった議案。また、採用されなかった考案。「最終決議で―になった」 0
脾腹 ヒばら [0],[1] はらの脇(わき)の部分。脇腹。横腹。 0
鎧戸 よろいど [3],[0] ①室内の採光や通風のために、何枚もの幅のせまい板を一定の傾斜をもたせて横に取り付けた戸。がらり戸。 ②幅のせまい鉄板を、並べてつないだ巻き上げ式の戸。シャッター。 0
患者 カンジャ [0] 病人やけが人。おもに、、医師や病院から見ていう。「面会謝絶の―」 0
新香 シンコウ [0] 漬物。おこうこ。 参考「新しく漬けた香の物」の意。「シンコ」とも読む。 0
勘案 カンアン [0] いろいろな事情を考え合わせること。「両者の意見を―する」 0
投射 トウシャ [0] ①光を物体にあてること。また、光で影や像などをスクリーンにうつし出すこと。投影 ②心理学で、自分のもつ性質・傾向などを外部のものに移しかえて判断すること。 0
治療 チリョウ [0] 病気やけがをなおすため、手当てをすること。「虫歯の―」「集中―室」 診療 0
耳朶 ジダ [3],[0] ①「耳朶(みみたぶ)」に同じ。 ②みみ。聴覚・平衡感覚をつかさどる器官。 0
箭眼 センガン やを射たり、外を見るために設けられた城壁の小窓。 矢狭間(やざま) 0
寡夫 カフ [1] 妻と死別して、再婚していない男性。男やもめ。寡男(やもお)・鰥夫(やもお)・(やもめ)寡婦(カフ) 0
変温動物 ヘンオンドウブツ [5] 外界の温度変化によって、体温が変動する動物。哺乳(ホニュウ)類・鳥類以外のすべての動物がこれに属する。冷血動物恒温動物・定温動物 0
発令 ハツレイ [0] 法令や辞令、警報などを出すこと。「大雨洪水警報―」 0
盪う あら-う ①洗いすすぐ。水を多量に注いで洗い流す。 ②洗い清める。 0
衆寡敵せず シュウカテキせず 少数は多数にかなわないこと。戦争や勝負では人数が多いほうが有利であるということ。〈『三国志』〉 0
堵列 トレツ 垣根のようにずらりと立ち並ぶこと。大勢で横に並び立つこと。また、その列。 0
白楊 ハクヨウ [3] ハコヤナギの別称。 白楊(はこやなぎ) 0
出陳 シュッチン [0] 展覧会などに作品や物品を出して、陳列すること。 出品 0
空念仏 からネンブツ [3] ①心が伴わず口先だけで唱える念仏。 ②実行が伴わず口先だけの主張。「公約は―に終わった」参考①「そらネンブツ」とも読む。 0
痛恨 ツウコン [0] ひどくうらむこと。非常に残念に思うこと。「―の一球」痛惜 0
図南鵬翼 トナンホウヨク 壮大な事業を計画するたとえ。鵬(おおとり)が翼を広げて南方に飛んで行こうとくわだてる意から。〈『荘子(ソウジ)』〉「―の志を抱く」 0
暈す ぼか-す [2] ①色合いや線などを次第に薄くぼんやりとさせる。 ②話の内容をはっきりさせずにあいまいにする。 0
柔ら やわら [0] 「柔道」「柔術」の別称。 0
瑣事 サジ [1] つまらないこと。わずかなこと。「―にこだわる」 表記「些事」とも書く。 0
刷毛・刷子 はけ 塗料やのりなどを塗ったり、ほこりを払ったりする道具。獣毛などを束ねて柄をつけたもの。ブラシ。 参考「刷子」は「サッシ」とも読む。 1
鼠坊 ねずっぽ [0] ネズッポ科の海魚の総称。暖海の砂底にすむ。頭は平たく、体は細長くうろこがない。ネズミゴチ・ヌメリゴチなど。 1
篆書 テンショ [0] 漢字の書体の一つ。周代の大篆と、秦(シン)代の小篆がある。現在は印鑑・碑銘などに用いる。篆文 0
四則 シソク [1] 加法(たす)・減法(ひく)・乗法(かける)・除法(わる)の、数学の四つの計算法。「―計算」 0
石花 せ カメノテの別称。ミョウガガイ科の甲殻類。海岸の岩の割れ目に付着している。 表記「石」とも書く。 1
怕痒樹 さるすべり ミソハギ科の落葉高木。由来「怕痒樹」は漢名から。 百日紅(さるすべり) 1
黄土 オウド [1] ①黄灰色の細かい粒子の土。中国北部・ヨーロッパ中部・北アメリカなどに広く分布。 ②赤土からとった黄褐色の顔料。酸化鉄の粉末。「―色」参考①「コウド」とも読む。 0
一夜漬 イチヤづけ [0] ①一晩でつけた漬物。即席づけ。 ②一晩だけでやる、間に合わせの勉強や仕事。「―の試験勉強では無理だ」 0
意表 イヒョウ [0] 思いがけないこと。考えていなかったこと。「相手の―をつく」意外・予想外 0
拉麺 ラーメン [1] 味付けした汁にめんを入れ、具をのせた中国料理。中華そば。表記「老麺」とも書く。参考中国語から。 0
靠りかかる よ-りかかる 体の重みをあずける。もたれかかる。他の力をあてにする。依存する。「いつも他人に―る」 0
秀でて実らず ひいでてみのらず すぐれた才能を持ち、学問を積みながら、若死にして大成せずに終わるたとえ。植物が伸びて穂が出ていながら実を結ばない意から。〈『論語』〉 0
捨身 シャシン [0] ① 仏の供養や衆生(シュジョウ)を救うために、自分の身命を投げ出すこと。「―往生」 ②仏道の修行や仏の供養のため、俗界の欲望を捨てて出家すること。 参考①は、のちに財物を寺院に寄進することもいう。 0
蛍 ほたる [1] ホタル科の甲虫の総称。水辺の草むらにすむ。体は楕円(ダエン)形で、腹部に発光器をもつものが多い。ヘイケボタル・ゲンジボタルなど。「―が淡い光を放つ」 夏 0
関節 カンセツ [0] 骨と骨のつなぎ目で、動くことができる部分。「―炎」 0
掎く ひ-く ひっぱる。後ろから引き止める。足をひっぱる。 0
方位家の家潰し ホウイカのいえつぶし 占いなどに凝ると自由が制限されて、かえって失敗してしまうということ。方位にこだわっている人は、あれこれと制約をうけて、家をつぶすことになるということから。 0
微生物 ビセイブツ [2] 顕微鏡でなければ観察できないほど、小さい生き物。細菌・かびなど。 0
尾骨 ビコツ [0] 脊柱(セキチュウ)の末端にある三~五個の椎骨(ツイコツ)がくっついてできた骨。骨盤を形成している。尾骶骨(ビテイコツ)。 尾閭骨(ビリョコツ)。 0
蛸部屋 たこべや [0] 労働者を監禁同様に拘束して働かせた飯場。 由来第二次世界大戦前の北海道や樺太(からふと)の炭鉱で見られた飯場制度で、蛸壺(たこつぼ)の中のタコのように抜け出せなくなることから。 1
扣える ひか-える [3],[2] ひきとめる。抑制する。前に進むものに手をかけてひっぱる。 0
思案 シアン [1] ①あれこれと考えをめぐらすこと。「―に余る」「―のしどころ」 ②心配すること。「―の種」 0
戦機 センキ [1] 戦争の起こりそうな気配。戦争を起こすのに適当な時機。「―を逸する」 0
平生 ヘイゼイ [0] 常(つね)日ごろ。いつも。ふだん。「―の鍛錬を欠かさない」「何事も―の心掛けが大切だ」平常・平素 0
豪奢 ゴウシャ [1] たいへんぜいたくではなやかなこと。おごってはでなこと。「―な生活」驕奢(キョウシャ) 0
無地 ムジ [1] 全体が単一色で模様がないこと。また、そのもの。「―の布」 0
霜 しも [2] ①寒い夜、空気中の水蒸気が地面や物体に触れて凍った細かい氷のようなもの。「―がおりる」 冬 ②電気冷蔵庫のフリーザーにつく小さな結晶。 ③白髪のたとえ。 0
巻柏 いわひば [2],[0] イワヒバ科のシダ植物。山地の岩に自生。茎の先から多くの枝を出し、うろこ状の葉が密生する。乾燥すると内側に巻きこみ、湿気を帯びると開く。夏由来「巻柏」は漢名から。表記「岩檜葉」とも書く。 1
堅果 ケンカ [1] 果皮がかたく、種子と離れやすい果実。カシやクリの実など。 0
戦ぐ そよ-ぐ [2] 草などが風に吹かれて揺れ動き、かすかに音を立てる。 0
建てる た-てる [2] ①建物を建造する。「記念館を―てた」 ②国家をおこす。組織をつくる。「独立して新しい国を―てる」 0
戦線 センセン [0] ①たたかいの行われている場所。戦争の最前線。 ②政治・社会活動で闘争の場。また、その形態。「―統一をめざす」 0
律呂 リツリョ [1] 日本や中国の音楽で、律(陽声)と、呂(陰声)の音。転じて、十二律・音階・調子、また、音楽理論などをいう。「―を整えて演奏の時を待つ」呂律 0
度重なる たびかさ-なる [0],[5] 何度も同じことがひき続いて起こる。「偶然が―る」「―る不祥事」 0
子音 シイン [0] 発音のとき、呼気が歯・舌・唇などの発音器官のどこかで妨げられて出る音。有声音と無声音に分かれる。 母音 参考「シオン」とも読む。 0
端然 タンゼン [0] 姿勢や身なりが整い、礼儀にかなっているさま。きちんとしているさま。「―と座る」 0
典型 テンケイ [0] 同類のなかで、その種類の特徴を最もよく表しているもの。見本。模範。「―的な夏の気圧配置」「彼は恐妻家の―だ」 0
鰙 わかさぎ キュウリウオ科の淡水魚。 公魚(わかさぎ) 0
冤鬼 エンキ 無実の罪で処刑された人の、うらみのこもった亡霊。 0
加算 カサン [0],[1] ①数や量を足し加えること。「乗り越し料金を―する」 ②足し算。加法減算 0
犬も朋輩(ホウバイ)鷹(たか)も朋輩 いぬもホウバイたかもホウバイ たとえ地位や役職がちがっても、同じ主人に仕えるのであれば、同僚であることにちがいはないたとえ。鷹狩に使われるタカとイヌは、待遇や役割が異なっても、同じ主人に仕える仲間であることから。 0
烽燧 ホウスイ 「烽火(のろし)」に同じ。参考「烽」は夜ののろし、「燧」は昼ののろし。 0
巡検 ジュンケン [0] 見まわって点検すること。取りしらべてまわること。「不審船の船内を―する」 0
出潮 でしお [0] ①月の出と同時に満ちてくる潮。 差し潮 入り潮 ②出るころあい。 参考①「いでしお」とも読む。 0
極暑 ゴクショ [1] ひどく暑いこと。猛暑。酷暑極寒 夏 0
夫子 フウシ [1] ①長老・賢者・先生などに対する尊称。 ②中国で、男子の敬称。 ③孔子の敬称。 ④あなた。あのおかた。男性の当人を指す語。「―自身が実践すべきだ」 0
犬追物 いぬおうもの [3] 鎌倉時代に始まった武士の技芸の一つ。騎馬の武士が放ったイヌを追って木製の矢を射たもの。 0
聒しい かまびす-しい やかましい。音などがうるさい。「―く鳴く鳥」 0
悖逆 ハイギャク ①道理にさからうこと。 ②上にそむくこと。反逆表記「背逆」とも書く。 0
興廃 コウハイ [0] おこることと、すたれること。盛んになることと、衰えること。「一国の―がかかる」盛衰・興亡 0
比肩随踵 ヒケンズイショウ 人が次から次へと続いて絶え間のないさま。「随踵」は踵(かかと)を接して続くこと。〈『韓非子(カンピシ)』〉摩肩接踵・揮汗成雨 0
誣罔 フモウ 「誣妄(フボウ)」に同じ。 0
幅寄せ はばよせ [0] ①自動車の運転で、車を道路際に寄せること。また、並走する車にわざと車体を近づけること。 ②車を前後に動かしながら、駐車位置を横方向に移すこと。 0
苔竜胆 こけりんどう リンドウ科の二年草。草地に自生。高さ約五(センチメートル)、全体に非常に小さい。春、淡紫色の鐘形の小花を上向きにつける。春 1
試練 シレン [1],[0] 実力・決心や信仰などの程度をためすこと。また、そのときの苦難。「幾多の―が待ち受ける」 「試煉」の書きかえ字。 0
改廃 カイハイ [0] 改めることとやめること。法律・制度の改正や廃止。「法規の―」 0
黒風白雨 コクフウハクウ [5] 暴風雨。「黒風」はちりやほこりを舞い上がらせる強い風、「白雨」はにわか雨の意。 0
戦国 センゴク [0] いくさで国が乱れ、武力の争いが続く世の中。また、その時代。 0
販売 ハンバイ [0] 商品を売りさばくこと。「新しい商品を―する」 0
分掌 ブンショウ [0] 仕事をわけて、責任と権限をもって受け持つこと。「業務の―が進められた」分担 0
酸化 サンカ [0] 物質が酸素と化合すること。また、物質から水素を失うこと。 還元 0
豊作 ホウサク [0] 農作物がよく実り、多く取れること。多く、稲作にいう。「―を祝う」満作・豊穣(ホウジョウ)凶作・不作 秋 0
槐門 カイモン 中国、周代の最も高い三つの官位である三公の別名。 0
風雪 フウセツ [0] ①風と雪。 ②風とともに降る雪。強風を伴う雪。「―注意報」吹雪(ふぶき) ③人生のきびしい試練や苦難。「―に耐える」風霜 0
飛花落葉 ヒカラクヨウ 人の世の無常なことのたとえ。春には花が風に吹かれて飛び散り、秋には木の葉が枯れ落ちていく意から。一栄一落 0
青雲 セイウン [0] ①高く晴れた空。青空。 ②立身出世のたとえ。 0
贅沢 ゼイタク [3],[4] ①必要を超えて費用をかけたりものを使ったりすること。「バターを―に使う」 ②身の程や立場を超えておごっていること。「学生のくせに―を言うな」 0
反芻 ハンスウ [0] ①ウシ・ヒツジ・ラクダなどが、一度飲みこんだ食物を、また、口に戻してかむこと。 ②言葉の意味などをくり返し考えたり味わったりすること。「恩師の忠告を―する」 0
優柔 ユウジュウ [0] ぐずぐずしていること。はきはきしないこと。また、そのさま。 0
敦盛草 あつもりソウ [0] ラン科の多年草。山地に自生。初夏、紅紫色で、大きな袋状の花を一つつける。夏由来花を平敦盛(たいらのあつもり)の鎧(よろい)の背の母衣(ほろ)に見立てたことから。 0
鶏鳴狗盗 ケイメイクトウ [0] つまらない技芸のたとえ。つまらないことしかできない人のたとえ。また、一見つまらぬことでも何かの役に立つこともあるたとえ。故事 中国、戦国時代、秦(シン)の昭王に捕らえられた斉の孟嘗君(モウショウクン)が、イヌのように盗みをはたらく食客とニワトリの鳴きまねのうまい食客のはたらきで、無事脱出して帰った故事から。〈『史記』〉 0
客体 キャクタイ [0] ①意志や行為・作用などの対象・相手となるもの。 ②主体と無関係に外界に存在するもの。客観 ①②主体参考「カクタイ」とも読む。 0
轟沈 ゴウチン [0] 艦船が爆撃・砲撃を受けたり自爆したりして、瞬時に沈没すること。 0
駄賃 ダチン [0] 労力の礼として与える金銭。特に、使い走りや手伝いをした子どもへのほうび。「お使いをして―をもらった」由来駄馬で荷物を運ぶときの運賃の意から。 0
煮凝り・煮凍り にこごり ①魚などの煮汁が冷えて固まったもの。 冬 ②膠質(コウシツ)に富むカレイやサメなどを煮て、煮汁とともに冷まして固めた料理。 0
辮髪 ベンパツ [0] 周囲の頭髪をそり、中央の髪をあんで長く後ろに垂らした男子の髪形。古くからアジア北方民族の習俗で、中国、清代に広く行われた。表記「弁髪」とも書く。 0
老婆心 ロウバシン [3] 必要以上の親切のこと。おせっかい。「―ながら若い人たちに忠告したい」参考老女の不必要なまでの心添えの意から。 0
啓上 ケイジョウ [0] 手紙の用語で、申し上げること。「一筆―」 0
尸 しかばね [0] ①死人の体。なきがら。「生ける―」 ②漢字の部首名。人に関することを表す。しかばねかんむり。 表記「屍」とも書く。 参考死にかばねの意。 0
醂す さわ-す [0],[2] ①焼酎(ショウチュウ)などにつけてカキの渋をぬく。あわす。「渋柿(しぶがき)を―す」秋 ②水につけてさらす。 ③黒い漆を、光沢の出ない程度に薄く塗る。 0
蛇藤 くまやなぎ クロウメモドキ科のつる性落葉低木。 由来「蛇藤」は漢名から。 山藤(くまやなぎ) 1
毛蚕 けご [1] 卵からかえったばかりの蚕(かいこ)。体に黒く長い毛が生えている。春 0
謹啓 キンケイ [0],[1] 手紙の冒頭に書く語。「つつしんで申し上げます」の意。拝啓参考「謹啓」で書き出すときは「謹言」「頓首(トンシュ)」などで結ぶ。 0
素人 しろうと [1] ①そのことを職業にしていない人。また、経験の乏しい人。アマチュア。 ②芸者やホステスなどではない、ふつうの女性。 ①②玄人(くろうと) 1
抜け駆け ぬけがけ [0] ①他の者を出し抜いて先に行動すること。 ②戦場でひそかに陣を抜け出して、人より先に敵陣へ攻め入ること。「―の功名(コウミョウ)」 0
湯煙 ゆけむり [2] 温泉や風呂(フロ)から立ち上る湯気。参考「ゆけぶり」とも読む。 0
叛く そむ-く [2] さからう。反逆する。裏切る。「主君に―く」 0
経線 ケイセン [0] 経度を表す線。地球の南北両極を結ぶと想定した線。子午線。緯線 0
仕事 シごと [0] ①働くこと。生計を立てるための職。「―に就く」「父の―は運転手です」 ②物理学で、外力が物体に作用してその位置を移動させること。 0
晃らか あき-らか 日の光が満ちあふれて明るいさま。明るい場所が広がるさま。 0
客年 カクネン [0] 昨年。去年。客歳参考「キャクネン」とも読む。 0
小舅 こじゅうと [2],[0] 配偶者の兄弟。 小姑(こじゅうと) 参考広義には姉妹も含むが、多く「こじゅうとめ」と使い分ける。 0
佩服 ハイフク ①刀・飾りなどを、身につけること。佩用 ②心にとどめて忘れないこと。 ③感服すること。 0
朽木は雕るべからず キュウボクはえるべからず 心の腐った人や怠け者は教育しても無駄であることのたとえ。腐った木は彫刻することができない意から。「雕」は彫る意。〈『論語』〉参考「糞土(フンド)の牆(ショウ)は(ぬ)るべからず(腐った土塀は塗り直しができない)」と続く。朽木糞牆(キュウボクフンショウ)。 0
感涙 カンルイ [0] 感動して流す涙。「再会を果たして―にむせんだ」 0
惹く ひ-く [0] 人の心をさそう。「人目を―く美しい顔立ち」 0
速射 ソクシャ [0] 銃などを、短い間隔ですばやく発射すること。「機関銃の―」 0
公憤 コウフン [0] 公共のために感じるいきどおり。「政界の腐敗に―を覚える」私憤 0
七宝焼 シッポウやき [0] 銅や陶磁器などを下地にして、さまざまな色のほうろうを焼きつけて模様を表した工芸品。「―の帯留め」「―の壺(つぼ)」 由来七種類の宝石をちりばめたように美しいことから。 0
一閃 イッセン [0] ①電光などが、ぴかっと光ること。「白刃―」 ②さっとひらめくこと。また、そのひらめき。「妙案が脳裏に―した」参考「閃」は、一瞬見えてすぐに隠れる意。 0
群游 グンユウ 群れをつくって泳ぐこと。「鯉(こい)の―」参考「群遊」と書けば群がり遊ぶ意になる。 0
触覚 ショッカク [0] 五感の一つ。ものにふれて生じる皮膚感覚。 触感 0
養育 ヨウイク [0] やしない育てること。「子どもの―費がかさむ」 0
肉桂 ニッケイ [0],[1] クスノキ科の常緑高木。インドシナ原産。暖地で栽培。樹皮と根に芳香があり、香料や健胃薬に用いる。ニッキ。シナモン。 0
状差し ジョウさし [3],[4] 受け取った手紙やはがきなどの書状を差しておく入れ物。多く、柱や壁に掛けて用いる。 0
票決 ヒョウケツ [0] 賛否を投票で決定すること。参考「表決」と書けば、議案に対して賛否の意思を表す意になる。 0
泥濘 ぬかるみ [0] 雨や雪のあとで、地面がどろどろになっているところ。「―に足を取られる」参考「デイネイ」とも読む。 1
縷紅草 ルコウソウ ヒルガオ科のつる性一年草。熱帯アメリカ原産。葉は羽状に深く切れこむ。夏、鮮紅色で、先が五裂したラッパ形の花をつける。観賞用。カボチャアサガオ。夏 0
蒲桃 ふともも フトモモ科の常緑小高木。東南アジア原産。花は緑白色の四弁花で、雄しべは長い。果実は芳香があり食用。 1
弥生土器 やよいドキ [4] 弥生時代の素焼きの土器。縄文土器より高温で焼かれ、赤褐色で薄手。弥生式土器。由来一八八四(明治一七)年、東京、文京区の本郷弥生町で発見されたことから。 1
満面 マンメン [0] 顔いっぱい。顔全体。「―に笑みを浮かべる」 0
百川海に朝す ヒャクセンうみにチョウす 利益のあるところには自然と人が集まってくることのたとえ。あらゆる川の水は海に向かって流れる意から。「朝す」は川の水が海に流れ注ぐ意。〈『書経』〉 0
女三人寄れば姦(かしま)しい おんなサンニンよればかしましい 女性が三人も集まるとすぐにおしゃべりが始まり、やかましくなる。 由来「女」が三つで「姦」の漢字になることから。 0
黄泉路 よみじ [1],[2] 黄泉の国へ行く道。あの世への道。また、黄泉の国。冥土(メイド)。「―をさまよう」 1
諮詢 シジュン [0] ①相談すること。とうこと。 ②他の機関の意見を求め、参考にすること。 表記「咨詢」とも書く。 0
浮石沈木 フセキチンボク 多数の無責任な言論が、道理に反することを押しとおすこと。水に石が浮いて木が沈む意から。〈『三国志』〉 0
乳鉢 ニュウバチ [1],[0] 薬などを入れて、乳棒で細かくすったり練ったりするためのガラス製・陶磁製のはち。 0
御陀仏 おダブツ [2] ①臨終のときに南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)を唱えるところから、死ぬこと。「この魚は―だ」 ②失敗すること。 0
察知 サッチ [1],[0] おしはかって知ること。「形勢を事前に―する」 0
発人深省 ハツジンシンセイ 人を啓発して、物事をより深く考えるようにさせること。 0
干菓子 ひガシ [2] 水分の少ない和菓子。らくがん・しおがまなど。生(なま)菓子表記「乾菓子」とも書く。 0
息急き切る いきせきき-る [1] 急いだため、激しい息づかいになる。あえぎながら、急いで行動する。「―ってかけつける」 0
銷す け-す すりへらす。弱めおとろえさせる。なくさせる。きえさせる。 0
髀 もも 足の大腿部(ダイタイブ)。ひざから腰に連なる部分。表記「脾」とも書く。 0
筆遣い ふでづかい [3] ①ふでの運び方・つかい方。「―に書く人の性格が表れている」運筆・筆法 ②文字や文章の趣。筆つき。「軽妙な―に魅せられる」筆致 0
陣取る ジンど-る [3] ①陣地を設ける。「高台に―る」 ②場所をとる。「前の席に―る」 0
助ける たす-ける [3] ①救う。「危険や災難から―ける」 ②手伝う。「家業を―ける」 ③促進させる。「肥料によって作物の生長を―ける」 0
版屋 ハンや 版木を彫ることを仕事にしている人。また、その家。版木屋。表記「板屋」とも書く。 0
趨向 スウコウ [0] 物事がある方向に動くこと。また、その方向。なりゆき。「社会情勢の―に注目する」 傾向・動向・趨勢 0
聖者 セイジャ [1] ①知徳にすぐれ、世間から尊び仰がれる人。 聖人 ②ある宗教において修行を積み、偉大な業績を残した人。特に、キリスト教での殉教者・偉大な信徒。 聖徒 0
主戦 シュセン [0] ①戦争の開始を主張すること。「威勢のいい―論」 ②競技などで主力となって戦うこと。「―投手の力投で勝利を得た」 0
魚雷 ギョライ [0] 「魚形水雷」の略。海戦用兵器の一つで、水中を進み目的物にぶつかると破裂する爆弾。 0
奠都 テント [1] みやこをある地に定めること。みやこを建設すること。 0
対処 タイショ [1] ある事態に対応して、適当な処置をとること。「問題に適切に―する」 0
蓋 ふた [0] ①入れ物の口をおおいふさぐもの。②巻貝類の口をおおうもの。「サザエの―」 0
殪す たお-す [2] 人や動物を一撃で殺す。一矢・一発でしとめる。「一撃のもとに―す」 0
秋蚕 あきご [0] 七月下旬から晩秋にかけて飼う蚕。「―を飼う」 春蚕・夏蚕 秋 参考「シュウサン」とも読む。 0
競べる くら-べる [0] 優劣や勝敗を張り合う。「剣の腕前を―べる」 0
渾て すべ-て まったく。すっかり。残らず。みんなひっくるめて。 0
麦芽 バクガ [0] オオムギを発芽させて乾燥したもの。ビールや水あめの原料になる。 0
景気 ケイキ [0] ①商売取引の状況。社会の経済活動の状態。「好―」「円安で―が悪い」 ②活動の勢い。「酒で―をつける」「祭りが―づく」 0
諸白 もろハク よく精白した米を麴(こうじ)とともに用いて作った酒。江戸時代、上等の酒の総称。 片白(かたハク) 0
憧れる あこが-れる [0] 理想とする人や物事・状況などに強く心を引かれる。「先輩に―れる」「一人暮らしに―れる」 0
由 よし [1] ①物事の事情やいわれ。理由。「事の―もわからない」 ②方法。手段。「知る―もない」 ③伝聞を表す語で、…とのこと。次第。「ご壮健の―何よりです」 0
伴食宰相 バンショクサイショウ りっぱな地位にはついているが、無能でただ名前だけの人をいう。客と食事をすることだけが能の宰相の意から。故事 中国、唐の時代、黄門監(コウモンカン)という役職についた盧懐慎(ロカイシン)が、政務は尊ぶほどのことではないと思い、姚崇(ヨウスウ)という者に代わって裁決させ、その手腕に頼ったので、人々が「伴食宰相」と呼んだという故事から。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 0
辺際 ヘンサイ 国土や物事のはて。際限。かぎり。参考「ヘンザイ」とも読む。 0
衣更え・衣替え ころもがえ 季節に応じて衣服をかえること。現在では、六月一日と一○月一日に制服などを夏向き・冬向きに切り換える行事。「―の季節がやってきた」 夏 0
雲母 きらら [0] 「雲母(ウンモ)」に同じ。 由来きらきら光ることから。 1
春暁 シュンギョウ [0] 春の夜明け。「―の山ぎわの美しさ」 春 0
口約 コウヤク [0] 口だけで約束すること。また、その約束。口約束。「―を果たす」 0
賀春 ガシュン [0] 新年を祝うこと。賀正参考年賀状に書く言葉で「新春おめでとう」の意。 0
検分 ケンブン [0] 実際にその現場に立ち会って調べ、見とどけること。「実地―を行う」表記「見分」とも書く。 0
度外視 ドガイシ [2] 問題にしないこと。心にかけないこと。「採算を―したイベントを企画する」 0
花蘇芳 はなズオウ [3] マメ科の落葉低木。中国原産。観賞用に庭に植える。葉はハート形。春、葉より先に紅紫色の蝶(チョウ)形花を密につける。春表記「紫荊」とも書く。 0
由縁 ユエン [0] 物事のゆかり。「慰霊碑建立の―」由来参考「所以」と書けば、理由・わけの意となる。 0
知識 チシキ [1] ①物事について知っている事柄。また、その内容。 ②仏の教えを導く導師。高僧。善知識。表記②「智識」とも書く。 0
多情多恨 タジョウタコン [0],[4] 物事に感じやすいために、恨みや悔い・悲しみも多いこと。参考「多恨多情」ともいう。 0
凄絶 セイゼツ [0] この上ないほどすさまじいさま。「リングの上で―な試合が展開された」 凄愴(セイソウ) 表記「悽絶」とも書く。 0
闊歩 カッポ [1] ①大股(おおまた)で堂々と歩くこと。「町中を―する」 ②いばって歩くこと。傍若無人(ボウジャクブジン)に行動すること。「政界を―する」 0
雑煮 ゾウに [0] 野菜や鳥肉などを入れた汁のなかにもちを入れて煮た料理。正月を祝う料理の一つ。 新年 0
主力 シュリョク [0],[1] ①主要な戦力。「敵艦隊の―は空母だ」 ②中心になっている傾向。大勢。「農産物が―の輸出国」 ③おもな努力。「販売活動に―をそそぐ」 0
矢板 やいた 土砂の崩れや水の浸入を防ぐため、建物の土台や河川・海岸などの周りに打ちこむ板状のくい。 0
上棟 ジョウトウ [0] 建築物の骨組みができ、最後の棟木を上げること。むねあげ。「新社屋の―式に参列した」 0
細見 サイケン [0] ①詳しく見ること。 ②詳しい絵図や地図。詳しくわかる案内書。 0
船を好む者は溺(おぼ)る ふねをこのむものはおぼる 人は好きな道で失敗しやすいし、災いが生じやすいから気をつけよという戒め。船好きの者は船に乗る機会が多いので、水難に見舞われることが多くなるという意から。 0
旻 あきぞら 秋の空。参考日光が淡く、かぼそい空の意。 0
捏造 ネツゾウ [0] 事実でないことを事実らしく作ること。「―記事を掲載された」参考「デツゾウ」とも読む。 0
大概 タイガイ [0] ①物事の大筋。あらまし。 ②大部分。ほとんど。「―のことには驚かない」 ③たぶん。「この問題なら―解けるだろう」 ④ほどほど。適度。「からかうのも―にしてください」 0
珍味 チンミ [1],[0] 珍しい味。珍しくおいしい食物。「山海の―」 0
着物 きもの [0] ①身体に着るもの。衣服。 ②和服。「正月には―を着る」 0
万馬奔騰 バンバホントウ 非常に勢いの盛んなさま。たくさんのウマが勢いよく走ったり飛び跳ねたりする意から。「奔」は勢いよく走る、「騰」は高く飛び跳ねる意。 0
不用 フヨウ [0] 使わないこと。不使用。また、役に立たないこと。「―品を処分する」 0
文机 ふみづくえ [3] 書物を読んだり、文章を書いたりする和風のつくえ。書机(ショづくえ)参考「ふづくえ」とも読む。 0
地球 チキュウ [0] 太陽の惑星で、太陽系の内側から三番目にある。水と大気があり、人類をはじめとした各種生物が生存する。自転しながら、一年に一回太陽のまわりを公転し、衛星として月をもつ。 0
書賈 ショコ 書籍をあきなう人。書籍商。 参考「賈」は本来、店内に品物を置いて売り買いする意。 0
涕洟 テイイ 「涕泗(テイシ)」に同じ。 0
面張牛皮 メンチョウギュウヒ 面の皮の厚いたとえ。顔にウシの皮を張る意から。鉄面皮 0
浮声切響 フセイセッキョウ 高く軽い声と低く重い声。音韻の大きい小さい、高い低いをいう。〈『宋史(ソウシ)』〉 0
格縁 ゴウぶち 格天井の各区画を仕切るように組まれた角材。 0
土間 ドま [2] ①家の中で、床を張らない地面のままの所。三和土(たたき) ②舞台正面の一階平面の座席。由来②昔、野外にあった劇場で地面に敷物を敷いて観客席としたことから。 0
反照 ハンショウ [0] ①光が照り返すこと。 ②夕焼けの光。また、その明るさ。夕映え。 0
卓子 タクシ [1] つくえ。テーブル。 0
月夜に釜を抜かれる つきよにかまをぬかれる すっかり油断して大きな失敗をしてしまうことのたとえ。「抜く」はひそかに盗み取ること。月が出て明るい夜に大きな釜を盗まれてしまう意から。参考「月夜に釜」ともいう。 0
勘事 こうじ ①とがめて遠ざけること。勘当。 ②拷問すること。 1
旗差物・旗指物 はたさしもの 昔、戦場でよろいの背に目印にさした小はた。 0
骰子 さいころ [1] 小さな立方体の各面に、一から六までの目を記した遊び道具。ゲームや賭博(トバク)などに用いる。さい。表記「賽子」とも書く。 1
厳しい いかめ-しい [3] ①威厳があり、りっぱである。「―い風貌(フウボウ)の男」 ②厳重である。ものものしい。「―い警備体制」 0
鼓膜 コマク [0] 耳の奥にあり、外耳と中耳の境の薄い膜。空気の振動を受けて音波を中耳に伝えるはたらきをする。 0
馨り かおり ①遠くまで届くような、澄んだよいにおい。かぐわしいにおい。 ②よい評判。よい影響。名声。表記「香り・薫り」とも書く。 0
賊心 ゾクシン [0],[3] ①人を傷つけようとする心。 ②ぬすもうとする心。 害心 ③謀反(ムホン)を企てようとする心。 0
急行 キュウコウ [0] ①急いで行くこと。「母の緊急手術で病院に―した」 ②電車やバスなどが主要な駅にのみ停車すること。また、その電車・バス。「―列車」緩行・鈍行 0
軟障 ゼジョウ 宮中で行事のときなどに、御簾(みす)の内側などに添えて垂らす装飾を兼ねたしきり用の幕。絹地に絵を描いたもの。ぜぞう。ぜんじょう。 由来「軟らかい障子」の意から。「ゼ」は「軟」の漢音「ゼン」が略されたもの。 0
夐か はる-か 距離が隔たって遠いさま。「―彼方(かなた)に灯(あかり)が見える」 0
葛藤 カットウ [3] ①心に相反する欲求が生じ、迷い悩むこと。ジレンマ。 ②人と人が争い憎みあうこと。もめごと。悶着(モンチャク)。参考カズラ(葛)とフジ(藤)のつるがからまり合って解けない意から。「つづらふじ」と読めば植物名。 0
有卦 ウケ [2],[0] 陰陽道(オンヨウドウ)で、干支(えと)により吉事が七年間続くという年まわり。また、幸運の続くこと。無卦(ムケ) 0
山姥 やまんば [2] ①山奥にすむという女の妖怪(ヨウカイ)。 ②①を主題にした能や歌舞伎(カブキ)の題名。 参考「やまうば」とも読む。 1
八衢 やちまた 道が多くの方向に分かれている所。また、迷いやすい所のたとえ。参考「八」は多い、「衢」はあちこちに通じる道の意。 0
責付く セつ-く [0],[3] しきりに催促する。せがむ。せっつく。「そんなに―かれても、もう金はない」 0
神籟 シンライ 神の声。 参考「籟」はひびきの意。 0
成型 セイケイ [0] 型を用いて素材を一定のかたちに作ること。「ケーキの―」「焼き物の―」 0
恐懼 キョウク [1] ①おそれかしこまること。「―して退出する」 ②手紙の末尾につける語。「―謹言」「―再拝」 0
管中豹を窺う カンチュウヒョウをうかがう 見識の非常に狭いたとえ。管(くだ)の穴からヒョウ(豹)を見る意で、一つの斑紋(ハンモン)しか見えないことから。〈『晋書(シンジョ)』〉全豹一斑(ゼンピョウイッパン) 0
総身 ソウみ [0],[1] からだ全体。全身。 参考「ソウシン」とも読む。 0
割合 わりあい [0] ①歩合。比率。「十人に一人の―」 ②…に比べて。…にしては。わり。「年の―に元気だ」 ③比較的。思いのほか。「問題は―易しかった」 0
一葉知秋 イチヨウチシュウ わずかな現象から物事の大勢を察知すること。一枚のキリの葉が落ちるのを見て、秋が来たことに気づく意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉梧桐一葉(ゴドウイチヨウ) 0
深夜 シンヤ [1] 夜遅く。真夜中。よふけ。「―営業」 深更 白昼 0
濃度 ノウド [1] 液体などの濃さの度合。溶液や混合気体などの中に含まれる各成分の量の割合。「二酸化炭素―の高い空気」 0
下限 カゲン [0] 下や終わりのほうの限界。上限 「株価が―を割る」 0
代わる か-わる [0] 他のもののかわりの役割をする。代理をする。「石油に―る燃料」 0
当惑 トウワク [0] まよい、とまどうこと。途方に暮れること。「突然の計画変更で―している」困惑 0
欠点 ケッテン [3] ①補うべきところ。短所。「誰にも―はある」弱点美点 ②落第点。 0
軽諾寡信 ケイダクカシン 軽率にうけあう者は信用できないということ。「軽諾」はかるがるしく承諾すること。「寡信」は信用が少ない意。〈『老子』〉 0
哀史 アイシ [1] かなしい出来事を記した物語や歴史。「女工―」 0
無頼 ごろつき [0] 住所や仕事を定めず、うろついて脅しなどをするならず者。無頼漢(ブライカン)。表記「破落戸」とも書く。参考「ブライ」とも読む。 1
天馬 テンバ [1] ①天上界にいるというウマ。天帝が乗って空を駆けるというウマ。 ②駿馬(シュンメ)。足の速いすぐれたウマ。 ③ギリシャ神話で、翼をもち天空を行くというウマ。ペガサス。 0
抹香鯨 マッコウくじら [5] マッコウクジラ科の哺乳(ホニュウ)動物。暖海に分布。全身灰色。体長は二〇(メートル)前後で頭部が非常に大きい。まれに腸内から竜涎香(リュウゼンコウ)という香料がとれる。冬 0
微苦笑 ビクショウ [2] 微笑とも苦笑とも判断できない笑い。軽いにが笑い。「思わず―をもらす」由来「新思潮」の同人・劇作家の久米正雄(くめまさお)の造語から。 0
主命 シュメイ [0],[1] 主人の命令、言いつけ。 参考「シュウメイ」とも読む。 0
遠方 おちかた [0] 遠くのほう。遠くへだたった所。参考「エンポウ」とも読む。 1
跳馬 チョウバ [0] ウマの背の形をした台に革を張った体操用具。また、それを用いた体操競技。 0
大智は愚なるが如し タイチはグなるがごとし ほんとうに知恵のある人は、その知恵をひけらかさないから、一見愚か者のように見えるということ。〈蘇軾(ソショク)の詩〉参考「大智」は「大賢」ともいう。 0
糜れる ただ-れる つぶれて、どろどろになる。由来かゆのように、もとの形が崩れることから。 0
奸物 カンブツ [0] 悪知恵にたけた人物。悪知恵のはたらく、ひねくれ者。表記「姦物」とも書く。 0
行幸 みゆき [0] 「行幸(ギョウコウ)」に同じ。参考上皇・法皇・女院(ニョイン)の外出には「御幸(みゆき)」の字を当て、のちに「ゴコウ」と音読した。 1
顋 あぎと [2] ①あご。頰(ほお)の下の部分。「獅子(シシ)の―」 ②「顋(えら)」に同じ。 表記②「鰓」とも書く。 0
牡丹雪 ボタンゆき [2] ボタンの花びらのような大きな雪片が降る雪。ぼた雪。 0
竹林 チクリン [0] たけばやし。「―精舎(インドにあった最初の仏教寺院)」竹藪(たけやぶ) 0
止事無い やんごとな-い 高貴である。身分が高い。「―いお方」 0
痔核 ジカク [0] 痔疾の一種。直腸や肛門(コウモン)の辺りの静脈がうっ血してこぶのようになる病気。いぼじ。 0
始動 シドウ [0] 動き始めること。また、機械などを動かし始めること。「エンジンを―させる」「開幕にむかって―する」 0
附箋 フセン [0] 用件を書きつけたり、また目印とするために、本や書類などに貼(は)る小さい紙。表記「付箋」とも書く。 0
茗宴 メイエン 茶会。茶をたてて客をもてなす茶の湯の会。 0
語源・語原 ゴゲン ある語が現在の形や意味になる前の、もとの形と意味。また、由来。 0
背ける そむ-ける [3] ①顔・視線を別方向に向ける。よそにそらす。「惨状に思わず目を―けた」 ②離反する。心を離す。 0
貫首・貫主 カンジュ ①天台宗における最高位の僧。のちに各宗派の総本山などの管主(カンシュ)の呼称となった。管長。 ②かしらになる人。統領。参考「カンズ・カンシュ」とも読む。 0
爛爛 ランラン [0] ①きらきらと光り輝くさま。「―たる満天の星が降る島」 ②眼光が鋭く光るさま。「―と目を光らせた黒猫」 0
鶴は千年亀(かめ)は万年 つるはセンネンかめはマンネン ツルは千年、カメは万年の長寿を保つとされることから、長寿でめでたいこと。 0
嬰記号 エイキゴウ [3] 音楽で、もとの音を半音高くすることを示す記号。シャープ(♯)。変記号 0
落第 ラクダイ [0] ①試験や検査に受からないこと。及第 ②成績が悪くて、上の学年や学校に進めないこと。留年 春 ③一定の基準に達しないこと。「どんなに便利でも安全性の点で―だ」 0
純朴 ジュンボク [0] 素直で飾り気のないこと。人情が厚く、素朴で偽りのないこと。「―で親切な人々」 表記「淳朴・醇朴」とも書く。 0
祈年 としごい その年の収穫を神に祈ること。参考「キネン」とも読む。「年(とし)」はイネなどの穀物やその収穫の意。 1
流質 リュウシチ [0] 質屋からの借金を約束の期限までに返済できないために、借金のかたとして預け入れた品物が質屋のものになること。また、そうなった品物。しちながれ。 0
内聞 ナイブン [0] ①高貴な人が非公式に聞くこと。 ②「内分」に同じ。 0
精金良玉 セイキンリョウギョク まじりけのない金と、良質の玉(ギョク)。人柄が純粋で円満なことのたとえ。 参考「良玉精金」ともいう。 0
山猫 やまねこ [0] ①山野にすむ野生化したネコ。 ②ネコ科の哺乳(ホニュウ)動物で小形の野生種の総称。形は普通のネコに似る。日本にはイリオモテヤマネコ・ツシマヤマネコがいる。 0
放免 ホウメン [0] ①拘束から解放し、自由にすること。「受験勉強から―された」 ②勾留(コウリュウ)した容疑者や、刑期を終えた囚人を釈放すること。「無罪―」 0
欽定 キンテイ [0] ①法令などを天子・天皇が制定すること。「―憲法」 ②君主の命令によって選定すること。「―英訳聖書」 0
宏大無辺 コウダイムヘン 広大無辺 0
擱筆 カクヒツ [0] 筆をおく。特に、文章を書き終えて筆を下におく。「これにて―致します」起筆 0
澆薄 ギョウハク 人に対して薄情なこと。人情が薄いこと。澆漓(ギョウリ) 0
地胆 つちはんみょう [3] ツチハンミョウ科の甲虫の総称。体長は一~三(センチメートル)で、全体に青黒くて光沢がある。体内に有毒なカンタリジンを含み、皮膚に触れると炎症を起こす。由来「地胆」は漢名から。表記「土斑猫」とも書く。 1
三叉 サンサ [0] 三筋に分かれること。また、その所。「―路」 参考「みつまた」とも読む。 0
悲痛 ヒツウ [0] 悲しみのあまり、心が激しく痛むこと。「―な叫び声」 0
騎馬 キバ [1] ウマに乗ること。また、乗った人。「大通りを―の列が通る」「―隊」乗馬 0
艤装 ギソウ [0] 船の完成後、航海に必要な装備を取り付けて就航の準備をすること。また、その装備。ふなよそい。船装 0
応接 オウセツ [0] 人を迎えて相手をすること。「―室に客を通す」応対 0
衛士 エジ [1] 律令(リツリョウ)制で、衛門府に属し宮中の警護や行幸の供などに当たった兵士。参考「エイシ」とも読む。 0
復習 フクシュウ [0] 一度習ったことを繰り返して勉強すること。おさらい。予習 0
書写 ショシャ [1] ①筆で写すこと。書き写すこと。「経文を―する」 筆写 ②小・中学校の国語科の一分野。習字。 0
武道 ブドウ [1] ①武士が守らなければならない道。武士道。「―の精神」 ②剣道・柔道・弓道などの技術。武術や武芸の道。「精神と肉体を鍛錬するため、―に励む」 0
嘲罵 チョウバ [1] あざけりののしること。罵倒称賛・賛嘆 0
密密 ミツミツ [0] ①ひそかなさま。内々。「―に話をすすめる」 ②非常に親しいさま。 0
牽く ひ-く [0] 先頭に立って引っぱる。また、引き寄せる。「荷車を―く」 0
世知・世智 セチ 世渡りをしていく才能や知恵。処世の才。 世才 0
鎗金 ソウキン 中国の漆器の装飾技法の一つ。漆面に毛彫リで文様をほどこし、金箔(キンパク)などを埋めこむもの。日本には室町時代に伝来し、沈金(チンキン)といわれた。 0
出典 シュッテン [0] 引用された文や語句などの出どころとなった書物。「―を明らかにする」 典拠 0
逃れる のが-れる [3] 追手(おって)や責任・困難などからはなれる。逃げ去る。「一瞬の差で難を―れる」「責任を―れることはできない」 0
脂性 あぶらショウ [0] 脂肪分の分泌が多く、皮膚の表面がいつもあぶらぎっている体質。 0
奢る おご-る [0] ①身分不相応なぜいたくをする。「口が―る」 ②自分の金で、他人に食事などをふるまう。「夕食を―る」 0
武者 ムシャ [1] 「武士(ブシ)」に同じ。参考特に、鎧(よろい)と兜(かぶと)を身に着けた者。 0
扮装 フンソウ [0] ①ある人物に似せてよそおうこと。「―を見破られる」変装 ②俳優が役のために、身なりや顔立ちなどをよそおうこと。また、そのよそおい。「―を凝らす」 0
罵声 バセイ [0] ののしる声。「―を浴びせる」「―が飛び交う」 0
彼奴 あいつ [1] ①相手を親しみ、あるいは軽蔑(ケイベツ)の気持ちをこめて呼ぶ語。「―は竹馬(チクバ)の友だ」「―はだめな男だ」 ②「あそこの人」「あそこの物」などのぞんざいな言い方。「―は捨てよう」参考「あやつ・かやつ・きゃつ」とも読む。 1
平明 ヘイメイ [0] ①理解しやすく、はっきりしていること。「彼の文章は―で読みやすい」「―な解説」 ②夜が明けるころ。夜明け方。「新しい時代の―」 0
弾頭 ダントウ [0] 砲弾やミサイルなどで、爆薬が詰めてある先端部分。「核―」 0
弄する ロウ-する [3] もてあそぶ。自由勝手に操る。「下手な策を―するな」 0
行政 ギョウセイ [0] 司法・立法にならぶ国家の統治機能の一つ。法律や政令に従って国家機関や地方公共団体がその業務を行う。「―官庁」 0
御御御付 おみおつけ [3] 「味噌(ミソ)汁」の丁寧語。 0
大枚 タイマイ [0],[1] たくさんのお金。多くの金額。「―をはたいて宝石を買う」大金 0
同棲 ドウセイ [0] 同じ家に住むこと。特に、正式な婚姻関係にない男女の生活。同居 0
完備 カンビ [1] すべて不足なく備わっていること。また、不足なく備えること。「冷暖房―のマンション」具備不備 0
廻旋 カイセン ①ぐるぐるまわること。ぐるぐるまわすこと。旋回 ②植物の茎が支柱などに巻きつきながら生長すること。表記「回旋」とも書く。 0
奈落 ナラク [0] ①地獄。「―に落ちる」②物事のどん底。「―の底」③劇場の舞台や花道の床下の地下室。せり出しや回り舞台の仕掛けがある。 由来梵語(ボンゴ)の音訳。表記「那落」とも書く。 0
圭 たま 昔、中国で、天子が諸侯を封じたしるしとして授ける、かどのある玉。 0
被告 ヒコク [0] 民事・行政訴訟において訴えられた当事者。原告 0
不撓 フトウ [0] 屈しないこと。くじけないこと。参考「撓」はたわむ・曲がる意。 0
離反 リハン [0] したがっていた者や属していた者がそむき離れること。「党内の人心が―する」 「離叛」の書きかえ字。 0
胎む はら-む 胎内に子を宿す。妊娠する。みごもる。 0
日済し ひなし ①「日賦(ひブ)」に同じ。 ②毎日返すという約束で貸し借りする金。日銭。ひなしがね。 0
忙殺 ボウサツ [0] 非常にいそがしいこと。多忙なこと。「雑務に―される」参考「殺」は意味を強める語。 0
踊躍 ヨウヤク [0] 喜びのあまり、おどりあがること。とびはねること。「歓喜―」 0
好機 コウキ [1] ちょうどよい機会。チャンス。「―が到来した」 0
肉食 ニクショク [0] ①人間が鳥獣の肉を食べること。菜食 ②動物が他の動物の肉を食べること。草食参考①「ニクジキ」とも読む。 0
細切れ こまぎれ [0] 物を細かく切った切れ端。「豚肉の―」「―の話」 表記「小間切れ」とも書く。 0
圧面 べしみ [0] 能面の一つ。下あごが大きく張り、上下の唇を強く食いしばり、目をむいた形相の面。天狗(テング)や鬼神・鬼畜に扮(フン)するときに用いる。 1
政 まつりごと [0] 国家の主権者がその国土や国民を治めること。政治。「国の―を行う」 由来昔は祭りと政治が一致していたため、政治を「祭り事」といったことから。 0
勝利 ショウリ [1] 戦いや試合などに勝つこと。「―への執念」「人生の―者」 敗北 0
一生 イッショウ [0] ①生まれてから死ぬまで。「―独身で過ごす」生涯・終生半世 ②辛くも命が助かること。「九死に―を得る」 0
相俟って あいま-って [1] 互いに作用し合って。一緒になって。「三連休と晴天が―、すごい人出となった」 0
櫂先 かいさき ①櫂の先端の部分で、水をかくところ。 ②茶杓(チャシャク)の先の部分で、抹茶をすくいのせるところ。 0
城堡 ジョウホウ 「城塞(ジョウサイ)」に同じ。 参考「ジョウホ」とも読む。「堡」は土や小石でつくったとりでの意。 0
約法三章 ヤクホウサンショウ 中国、漢の高祖劉邦(リュウホウ)が秦(シン)の重法に苦しんでいた人民に約束した三つの法律。転じて、簡単な法律のこと。故事 秦を破った劉邦が関中の長老を集め、自分が関中の王となったら多くの法を廃止し、「殺人者は死刑、傷害と窃盗は罰する」の三つの法令だけにしようと約束した故事から。〈『史記』〉 0
重用 チョウヨウ [0] 重く用いること。人を重要な役職につけること。 参考「ジュウヨウ」とも読む。 0
海髪 おごのり [2] 紅藻類オゴノリ科の海藻。磯の岩などに生え、さしみのつまや寒天の原料に用いる。オゴ。春由来よく枝分かれするさまが、乱れた髪のように見えることから。表記「江籬」とも書く。参考「いぎす」と読めば別の海藻。 1
木立 こだち [1] 木が群生している所。また、その木々。「―に囲まれた神社」「夏―」 0
課口 カコウ 律令(リツリョウ)制で、庸・雑徭(ゾウヨウ)の課役を負担する男子。正丁(セイテイ)・次丁・少丁などの総称。課丁 0
博学 ハクガク [0] 広く学問に通じ、豊富な知識をもっていること。また、その人。「―の士」「―多識」博識 0
独楽鼠 こまねずみ [3] ネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。由来こまのようにくるくる回る習性があることから。 高麗鼠(こまねずみ) 1
枉げて ま-げて 無理にでも。道理をゆがめても。しいて。「―御了承ください」 0
増益 ゾウエキ [0] ①利益がふえること。「前年度以上の―をはかる」 減益 ②まし加わること。まし加えること。 増加 減損 0
送葬 ソウソウ [0] 死者をとむらい見送ること。野辺の送り。 表記「葬送」とも書く。 0
しのぶ シノブ科のシダ植物。 忍(しのぶ) 0
五十集 いさば ①魚商人。また、魚市場や海産物を売買する店。 ②江戸時代、海産物を運搬した小型の船。いさばぶね。 1
雷神 ライジン [0] かみなりや稲妻を起こすと信じられた神。鬼の形相・姿をしてトラの皮の褌(ふんどし)をつけ、輪状に連ねた太鼓を背負い、手に桴(ばち)を持つ。「風神―」 0
成約 セイヤク [0] 約束や契約などが成立すること。「マンション売買の―件数」 0
木霊 こだま [0] ①樹木に宿っているという精霊。 ②山や谷などで音が反響して同じように聞こえること。やまびこ。由来②昔、木の精霊のしわざと考えられたことから。表記「」とも書く。 0
覗色 のぞきいろ きわめて薄い青色。かめのぞき。 参考藍瓶(あいがめ)を少しのぞいた程度の色の意。 0
通条花 きぶし キブシ科の落葉小高木。由来「通条花」は漢名から。 木五倍子(きぶし) 1
善い よ-い [1] ①道徳的に正しい。「―い悪いをきちんとする」 ②りっぱである。美しい。「―い景色」 ③巧みである。うまい。「―く書けた文章」 ④仲がよい。親しい。「―い友人に恵まれる」 0
物故 ブッコ [1] 人が死ぬこと。死去。「―者名簿」参考「物」「故」ともに死ぬ意。 0
提督 テイトク [0] 艦隊の司令官。海軍の将官。「ペリー―が黒船を率いて来航した」 0
微酔 ビスイ ほんのりと酒に酔うこと。ほろよい。微醺(ビクン) 0
嘉い よ-い ①おいしい。味がよい。 ②めでたい。 ③りっぱ。美しい。 0
占有 センユウ [0] ①自分のものとすること。「―物」 ②法律で、自分のものとする意志をもって所有すること。「―権」 0
林泉 リンセン 木立といずみ・池。また、それらを配した大きな庭園。 0
陞る のぼ-る ①高いところへのぼる。 ②官位がのぼる。また、昇格する。 表記「昇る・升る」とも書く。 0
是正 ゼセイ [0] 不都合なところを正しく改めること。「議員定数の―を求める」 0
費用 ヒヨウ [1] 何かをするときに必要な金銭。「開発研究のための―」 0
隣接 リンセツ [0] となり合って続いていること。「住宅地に―して公園がある」「―する国どうしの交流」 0
暴力 ボウリョク [1] 乱暴な力。力ずくの行い。「―団追放」「非―主義」 0
惜しい お-しい [2] ①手放しがたい。無駄にできない。「待っている時間が―い」 ②失ったり、価値などが発揮できなかったりして悔やまれる。わずかなところで思いどおりにならず残念である。「―くも負けた」「―い人を亡くした」 0
槓杆 コウカン 「槓杆(てこ)」に同じ。 0
柁 かじ 船のかじ。船尾にあり、船の進行方向を定める装置。 0
点茶 テンチャ [0] 抹茶(マッチャ)をたてること。参考「テンサ・たてチャ」とも読む。 0
感懐 カンカイ [0] 心に感じ思うこと。「―を述べる」「名画を見て―を抱く」感慨 0
緋金錦 ヒゴンキ 金を織りこんだ錦(にしき)。金襴(キンラン)など。ひごん。 0
吝惜 リンセキ おしむこと。ものおしみすること。吝嗇(リンショク)表記「悋惜」とも書く。参考「リンシャク」とも読む。 0
梅擬 うめもどき [3] モチノキ科の落葉低木。山地に自生。葉はウメに似る。初夏、淡紫色の花をつけ、小さな赤色の実を結ぶ。実は落葉後も残る。秋表記「落霜紅」とも書く。 0
或る あ-る [1] 特定の事物や事柄などを指さずに、漠然と示す語。「昔―ところに」「―日の出来事」 0
被害妄想 ヒガイモウソウ [4],[1] 他人からありもしない危害を加えられていると思いこむこと。 0
注水 チュウスイ [0] 水をかけること。また、水をそそぎ入れること。「プールに―する」 0
梅妻鶴子 バイサイカクシ 俗世を離れた、清らかで風雅な隠遁(イントン)生活のたとえ。妻をもたずウメを植え、子のかわりにツルを飼って暮らす意から。参考「妻梅子鶴(サイバイシカク)」ともいう。 0
飄石 ずんばい 小石。また、小石を投げること、そのような遊び。石投げ。 1
驕恣・驕肆 キョウシ おごり高ぶってわがままな態度をとること。驕傲(キョウゴウ) 0
自署 ジショ [1] 自分で自分の姓名を書き記すこと。また、その署名。 0
如上 ジョジョウ [0] 先に述べたこと。「―の方向ですすめたい」 前述・上述 0
史蹟 シセキ [0] 史跡 0
只者 ただもの [0] 普通の人。平凡な人。多く、あとに否定の語を伴う。「彼は―ではない」 0
慳貪 ケンドン ①非常にけちで欲が深いこと。 ②思いやりがなく無愛想なこと。つっけんどん。邪慳参考「貪」はむさぼる意。 0
愨む つつし-む 物事をいいかげんにせず、心をかたく保つ。堅実な態度で物事を行う。 0
反比例 ハンピレイ [3] 数学で、二つの数量のうち、一方が増すと、同じ割合で他方が減ること。逆比例。正比例 0
田舎 いなか [1] ①都会から遠く離れた所。地方。また、人家が少なく田畑の広がる所。 ②生まれ故郷。郷里。ふるさと。「正月を―でゆっくり過ごす」 1
出船 でふね [0] 船が港を出ること。 出航・出港・出帆 入り船 0
旧慣 キュウカン [0] 昔からのならわし。古い習慣。慣例。旧習 0
官尊民卑 カンソンミンピ [5] 政府や官吏、また官営の事業を尊び、民間人や民間の事業を卑しむこと。 0
袷 あわせ [3] 裏地をつけて仕立てた着物。「春の―をあつらえる」単(ひとえ) 夏 0
冗費 ジョウヒ [1],[0] 無駄な費用。また、無駄遣い。「赤字解消のため―をけずる」 0
主管 シュカン [0] 中心となって管理・管轄すること。また、その人。「地方行政を―する」 0
捲く ま-く [0] ①長いものの一端を中心にして小さく丸める。 ②からみつける。 ③ぐるぐるとまわす。また、まわる。 ④うずまき状に丸くする。表記「巻く」とも書く。 0
監事 カンジ [1] ①団体などで庶務を担当する役。また、その人。 ②法人の業務や会計などを監督する役。また、その機関や人。 0
胡弓 コキュウ [0] 三味線に似た弦楽器。ウマの毛で作った弓でこすって音を出す。表記「鼓弓」とも書く。 0
愾る いか-る 息をはずませておこる。いきどおる。うらむ。 0
回山倒海 カイザントウカイ 勢いが非常に盛んなこと。山を転がし海をひっくり返す意。〈『魏書(ギショ)』〉抜山蓋世(バツザンガイセイ) 0
長老 チョウロウ [0] ①年をとった人。特に、その道で経験を積んだ先人。「政界の―」 ②高僧。名僧。また、住職。先輩の僧。 ③キリスト教で、教会の指導者。 0
業平竹 なりひらだけ イネ科のタケ。西日本に自生。高さ約五(メートル)。茎は紅紫色。ダイミョウチク。 由来優美な形を美男子として名高い在原業平(ありわらのなりひら)になぞらえたことから。 1
北 きた [0],[2] ①方角の一つ。太陽が昇る方向に向かって左の方向。 ②「北風」の略。 ①②南 0
偏見 ヘンケン [0] 公正でない、かたよった見解。「従来の―を捨てるべきだ」 0
勉学 ベンガク [0] 学業に励むこと。「学生は―が本分だ」勉強 0
溶液 ヨウエキ [1] 物質が混合し、とけて均一になっている液体。「酢酸の水―を作る」 0
畸人 キジン [0] 変わり者。風変わりな人。変人表記「奇人」とも書く。 0
糊 のり [2] でんぷん質の物を煮てねばりを出したもの。物をはりつけたり、布にはりをもたせたりするのに使う。 0
秋水 シュウスイ [0],[1] ①秋の澄みきった水。 秋 ②よく研ぎ澄ました、くもりのない刀。 0
切盛り きりもり [0],[2] ①仕事や家事などをうまくさばくこと。きりまわし。 ②料理で、食べ物を切って器にもり分けること。 0
探知 タンチ [1] かくれているものなどを、さぐりあてること。「魚群―機」 0
採録 サイロク [0] とり上げて記録したり、録音したりすること。また、その記録。「論文の要点だけを―する」 0
俵 たわら [1] わら・かやなどを編んで作った、米や穀類・炭などを入れる袋。「米―を担ぐ」 0
爽秋 ソウシュウ [0] 空気がさわやかで、すがすがしい秋。「―の候」 0
定説 テイセツ [0] 世間で正しいと認められている説。「―をくつがえす」定論・通説 0
股立 ももだち [0] 袴(はかま)の左右両わきのあきを縫い止めたところ。「―を取る」 0
核心 カクシン [0] 物事の中心となる重要な部分。「事件の―に触れる」「―を突く」 0
恥辱 チジョク [0] はずかしめ。はじ。「―を受ける覚えはない」汚辱 0
幾多 いくタ [1] 数が多いこと。たくさん。「―の困難を乗り越えてきた」 0
蚕簿 まぶし [0],[3] 蚕が繭を作りやすいように工夫した道具。わら・竹・紙などで作る。 夏 表記「蔟」とも書く。 1
直弟子 ジキデシ [0] 直接師から教えを受ける弟子。直門 0
故 もと [2] 昔。もともと。以前の状態。ある状態になる前の状況。 0
行火 アンカ [0] 持ち運びのできる、手足を暖める小形の暖房器具。「電気―」 冬 0
手加減 てカゲン [2] ①手で持ってみた感じで、分量・程度を測ること。 ②状況に応じて物事を適当に取り扱うこと。手ごころを加えること。「相手によって―する」 0
味 あじ [0] ①口に入った飲食物が舌に触れたときの感じ。甘さ・苦さなど。「―のよいコーヒー」 ②体験してわかる感じ。「苦労の―を知る」 ③独特な趣。「―のある文章」 ④しゃれて、気がきいていること。「―なはからい」 0
半使 ハンス 朝鮮から伝わった抹茶茶碗(ヂャワン)の一種。白土に灰色の釉(うわぐすり)をかけ、淡紅色のまだら模様のあるもの。表記「判事」とも書く。参考「半使」は一説に李(リ)朝の通訳官の意。 0
清める きよ-める [3] 汚れやけがれを取り去ってきれいにする。「塩をまいて―める」 0
百万 ヒャクマン [3] ①一万の一〇〇倍。 ②非常に数が多いこと。「―言を費やす」 0
復刊 フッカン [0] 休止または廃止していた定期的な雑誌・新聞などを、再び発行すること。参考「フクカン」とも読む。 0
千呼万喚 センコバンカン 何度となくしきりに呼ぶこと。また、繰り返し叫ぶこと。〈白居易の詩〉 0
異国情緒 イコクジョウチョ [4] 異国的な風物がかもしだす雰囲気や気分。エキゾチシズム。参考「情緒」は「ジョウショ」とも読む。異国情調 0
修業 シュウギョウ [0] 学問や技芸などを学び、身につけること。「この専門学校の―年限は二年間です」 参考「シュギョウ」とも読む。 0
剛健 ゴウケン [0] 心身ともにつよくてたくましいこと。また、そのさま。「質実―」「―な気性の持ち主」 0
貶竄 ヘンザン 官位を下げ、遠方へ追放すること。「菅原道真(すがわらのみちざね)は讒言(ザンゲン)により―された」貶謫(ヘンタク)・貶流(ヘンリュウ) 0
泛論 ハンロン ①広く全体にわたって論じること。通論 ②全体を総括した論。概論表記「汎論」とも書く。 0
鷹狩り たかがり [0] 飼いならしたタカやハヤブサ・ハイタカなどを飛ばして、鳥や小獣などを捕らえる狩猟。鷹野。冬 0
功名を竹帛(チクハク)に垂(た)る コウミョウをチクハクにたる 名前を歴史上にとどめる。後世に伝えられるような偉業をなし遂げること。「竹帛」は書物や歴史書、または歴史のこと。「竹」は竹の札、「帛」は白い絹のことで、ともに文字を書き記すのに用いた。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
冒瀆 ボウトク 神聖・尊厳・清純なものを、おかしけがすこと。「神を―する所行」 0
俗名 ゾクミョウ [0] ①亡くなる前の名前。 ②仏門に入り、僧になる以前の俗世での名。 ①②法名・戒名(カイミョウ) ③正式でない、世間で通用している名。 ①~③俗称 ③通称 0
後進 コウシン [0] ①同じ道をあとから進むこと。また、その人。後輩。「―の指導にあたる」「―に道を譲る」 ②経済・技術・文化などがおくれていること。 ①②先進 ③うしろへ進むこと。後退。前進 0
緋連雀 ヒレンジャク [2] レンジャク科の鳥。シベリアで繁殖し、秋に日本へ渡来する。体はブドウ色で、尾は紅色。頭に冠羽がある。秋 0
歪む ゆが-む [0],[2] ①形がねじれたりして本来の状態ではなくなる。「ネクタイが―む」「物が―んで見える」 ②心の状態や行いなどが正しくなくなる。「―んだ性格になる」 0
修羅場 シュラば [0],[3] ①演劇や講談などで、激しく悲惨な争いの場面。「―を演じる」 ②「修羅場(シュラジョウ)」に同じ。「―を踏む」「―をくぐり抜けて一人前になる」 0
塵 ちり [0],[2] ①目に見えないほどのほこり。 芥(あくた) ②俗世間のわずらわしさや精神的けがらわしさ。「浮き世の―に染まる」 ③値打ちのないもの。「―のわが身」 ④ごくわずかなことのたとえ。「―ほどもない」 0
砦柵 サイサク 敵を防ぐために、先のとがった竹や木でつくった柵。もがり。 0
夭逝 ヨウセイ [0] 「夭折」に同じ。夭死・夭折 0
詐術 サジュツ [1] 人をだますはかりごと。ごまかしの方法や手段。「―を駆使する」 0
稜角 リョウカク [0] 多面体のとがったかど。 0
欲しい ほ-しい [2] ①自分のものにしたい。「プレゼントが―い」 ②…してもらいたい。「部屋の掃除をやって―い」 0
田鼠 デンソ [1] モグラの別称。 土竜(もぐら) 0
投資 トウシ [0],[1] 利益を見込んで、事業に資本を投入すること。「設備―」出資 0
暖房 ダンボウ [0] 室内を暖めること。また、その装置。「―のきいた部屋」冷房 「煖房」の書きかえ字。 0
萍水 ヘイスイ ウキクサと水。転じて、あちこちをさすらうことのたとえ。 0
婉容 エンヨウ しとやかな姿。穏やかでおとなしい態度。 0
兼業 ケンギョウ [0] 本業以外に、別の仕事をすること。また、その仕事。「―農家」 0
志士 シシ [1] 国家・民族のため、命をかけて尽くそうという高い志をもつ人。「維新の―」 0
鰕 えび [0] エビ科の甲殻類の総称。 海老(えび) 0
諫止 カンシ [0],[1] いさめて思いとどまらせること。「愚挙を―する」 0
瞬く まばた-く [3] 「瞬(またた)く」に同じ。 0
御陵 ゴリョウ [1] 天皇・皇后・皇太后などの墓。みささぎ。 0
空砲 クウホウ [0] 火薬だけで実弾をつめていない銃砲。また、その発射音。「犯人を威嚇するために―を撃つ」 0
風懐 フウカイ ①ゆかしい心。風流を愛する気持ち。 ②心に思っていること。 0
顕示 ケンジ [0] 人にわかるように明らかに示すこと。はっきりと見せること。「人は誰(だれ)にも自己―欲がある」明示 0
股分 コブン 持ち分。参考法律用語として使われる。 0
同い年 おないどし [2] 同じ年齢。また、その人たち。「彼と私は―だ」参考「おなじとし」の転。 0
鐘楼 ショウロウ [0] 寺院の境内にあるかねつき堂。 参考「シュロウ」とも読む。 0
氷に鏤め脂に画く こおりにちりばめあぶらにえがく 脂に画き氷に鏤む 0
対校 タイコウ [0] ①学校どうしで競い合うこと。「―試合」 ②系統の異なる写本を比べ合わせ、字句の異同を調べること。 0
同文同軌 ドウブンドウキ 王者が天下を統一すること。各国の文字を一つに定め、車輪の間隔を同一にする意から。〈『中庸』〉参考「同軌同文」ともいう。 0
山賤 やまがつ ①きこりや猟師などのように山に住み、山のなかで仕事をする人。 ②①の住むあばらや。 1
矢筈 やはず [0] ①矢の上端部分で、弓の弦(つる)を受けるV字形の所。②①をかたどった模様。 ③棒の先にV字形の股(また)がつき、掛け物の掛け下ろしに使う道具。 0
有利 ユウリ [1] ①利益があること。「―な新型保険」 ②都合のよいさま。また、形勢がよいこと。「自分に―な考え」「相手チームに―な状況だ」不利 0
儲ける もう-ける [3] ①利益を得る。得をする。「株売買で―ける」「労せずして―ける」 ②子どもを授かる。子どもをもつ。「子を三人―けた」 0
媒質 バイシツ [0] 物理的作用を他の場所に伝える仲立ちとなる物質や空間。音波を伝える空気など。 0
長逝 チョウセイ [0] 永遠に去って戻らない意から、死ぬこと。死去・逝去・永眠 0
敬老 ケイロウ [0] 老人をうやまい、いたわること。「―の精神をはぐくむ」 0
揺らぐ ゆ-らぐ [0],[2] ①ゆれ動く。「船が―ぎ暗礁に乗り上げた」 ②物事がぐらつく。不安定になる。「行くか戻るか気持ちが―ぐ」「大臣の地位が―ぐ」 0
浸かる つ-かる [0] 液体のなかにひたる。転じて、ある状態のなかに入りきる。「湯に―る」「安楽な暮らしに―る」 0
風姿 フウシ [1] 身なり。すがた。なり。風采(フウサイ)・風体(フウテイ)・容姿 0
吹聴 ふいチョウ [0] あちこちに言いふらすこと。「根拠のない噂(うわさ)を―するな」 0
禍言 まがごと [0] 不吉な言葉。縁起のよくない言葉。善言(よごと) 0
松楊 ちしゃのき ムラサキ科の落葉高木。暖地の山中に自生。葉はカキに似る。初夏、白色の小花を密生。材は家具用、樹皮は染料に用いる。カキノキダマシ。 由来「松楊」は漢名から。 表記「萵の木」とも書く。 1
坐作進退 ザサシンタイ 立ち居振る舞い。日常の動作。また、行儀のこと。すわったり立ったり、進んだり退いたりの意。 0
激戦 ゲキセン [0] 全力を尽くす、はげしい戦い。「―を勝ち抜く」「―区」熱戦・死闘表記「劇戦」とも書く。 0
盲管銃創 モウカンジュウソウ [5] 弾丸が突き抜けずに体内に残っている状態の傷。貫通銃創 0
亭主の好きな赤烏帽子(えぼし) テイシュのすきなあかえぼし 赤い烏帽子をかぶるような非常識なことでも、一家の主人の好むことなら、家族はみな同調しなければならないということ。参考「烏帽子」は公家(クゲ)や武士がかぶったもので、ふつうは黒色。 1
椿餅 つばきもち [3] 道明寺(ドウミョウジ)粉や糝粉(シンこ)を蒸してあんを包み、ツバキの葉で挟んだもち菓子。春 0
掌握 ショウアク [0] 手のなかに握りもつこと。転じて、物事を自分の意のままに動かすこと。「部下をしっかり―する」「会社の実権を―する」 把握(ハアク) 0
耶悉茗 ジャスミン モクセイ科ソケイ属の植物の総称。 素馨(ジャスミン) 1
浅蜊 あさリ [0] マルスダレガイ科の二枚貝。浅海の砂にすむ。殻の表面に布目状のすじがある。食用。 春 表記「鯏・蜊・蛤仔」とも書く。 0
表皮 ヒョウヒ [1] 動植物の体表面をおおう、細胞組織の層。 0
精米 セイマイ [0] 玄米をついて薄皮を取り除いて、白くすること。また、その米。 白米 0
附属 フゾク [0] 主となるものに属していること。「―高校からその大学に進学する」表記「付属」とも書く。 0
人寄せ ひとよせ [0] 人を大勢まねき集めること。また、その手段としての口上や芸。 0
憑む たの-む [2] たのみにする。たよる。また、よりどころとする。 0
潜望鏡 センボウキョウ [0] 潜水艦などが潜航中に水面につき出して、海上のようすを見るしくみの望遠鏡。ペリスコープ。 0
桃園結義 トウエンケツギ 義兄弟の契(ちぎ)りを結ぶこと。由来中国、蜀(ショク)の劉備(リュウビ)と関羽と張飛の三人が、張飛の家の桃園で義兄弟の契りを結んだ物語から。〈『三国志演義』〉 0
傅 もり [1] 子どもなどに付き添って世話をする人。付き人。また、養育係。 0
擬える なぞら-える [4] ①まねる。似せる。 ②同じようにみなす。見立てる。「人生を登山に―える」 0
杜若 かきつばた [3] アヤメ科の多年草。湿地に自生。アヤメに似るが、葉は幅広く脈は目立たない。初夏、濃紫色の美しい花をつける。カオヨバナ。夏由来「杜若」は漢名からの誤用。表記「燕子花」とも書く。 1
酢豚 すぶた [1] 中国料理の一つ。揚げた角切りの豚肉と油で炒(いた)めた野菜とを、甘酢あんでからめたもの。 0
囀る さえず-る [3] ①小鳥がさかんに鳴き続ける。 ②やかましくしゃべる。
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漢字の豆知識 読めると仕事が「捗る」?さらりと書けるとかっこいい日常語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
都雅 トガ [1] 姿や振る舞いの上品なこと。みやびやかなこと。また、そのさま。 0
手足れ・手練 てだれ 腕前がすぐれていること。また、その人。 参考「手練」は「シュレン」とも読む。また、「てレン」と読めば別の意になる。 1
簀 す [0],[1] ①竹やアシを並べてあらく編んだもの。また、日除(よ)けのためのすだれ。すのこ。 ②簀立て漁に使う装置。 0
係る かか-る [3],[0] ①関係する。かかわる。「人命に―る事故」 ②その人の行為による。手にかかる。「成否は本人の努力に―る」「名人に―る作品」 0
疎明 ソメイ [0] ①言いわけをすること。申し開き。 釈明・弁明 ②裁判官に、そうであろうという推測を抱かせること。 「疏明」の書きかえ字。 0
具眼 グガン [0] 物事の善悪を見分ける眼をもっていること。見識があること。「―の士と尊敬される」 0
靄然 アイゼン [0] ①もや、霧などがたなびくさま。 ②気持ちや表情がなごやかなさま。「和気―」 0
驍名 ギョウメイ 強いという評判。武術に秀でているという名声。「―を馳(は)せる」勇名 0
初初しい ういうい-しい [5] 若く、世間ずれしていないで純な感じがするさま。うぶなさま。「―い新入社員」「―い純真さ」 0
総出 ソウで [0] 全員がそろって出ること、また出かけること。「家族―で祭りに参加する」 0
劣等 レットウ [0] ふつうより劣っていること。「―生」「―意識」優等 0
七珍万宝 シッチンマンポウ [0] 多くの珍しい宝物。「七珍」は金・銀・瑠璃(ルリ)・硨磲(シャコ)・瑪瑙(メノウ)・玻璃(ハリ)・珊瑚(サンゴ)。他説もある。「万宝」は多くの宝物。 参考「万宝」は「マンボウ」とも読む。 0
禾稼 カカ 穀物。穀類。 0
始め有るものは必ず終わり有り はじめあるものはかならずおわりあり 生まれたものは必ず死に、物事において始まりがあるものには必ず終わりがある。〈『揚子法言』〉 0
拘引 コウイン [0] ①人をとらえて連行すること。 ②尋問のため、裁判所が被告人・容疑者・証人などを強制的に呼び出すこと。表記②法律用語では「勾引」と書く。 0
隠語 インゴ [0] 特定の集団内でのみ通用する特別な意味をもった語。「さつ(警察)」「もく(たばこ)」など。符丁(フチョウ) 0
幼い いとけな-い [3] あどけない。おさない。「赤ちゃんの―いしぐさ」表記「稚い」とも書く。 0
迅雷耳を掩(おお)うに暇(いとま)あらず ジンライみみをおおうにいとまあらず 事態の変化が速すぎて、対応できないたとえ。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
安心 アンシン [0] 心が安らかでなんの不安や心配もないこと。参考「アンジン」と読めば仏教語で信仰で心が不動の境地に至る意。 0
厨芥 チュウカイ [0] 台所から出る、野菜や魚介類などのくず。 0
束脩 ソクシュウ [0] ①たばねた干し肉。 ②中国で昔、家臣や弟子になる際に①を進物に用いたことから、入門などのとき持参する謝礼や進物。 0
天来 テンライ [0],[1] 天から来たもの。この世のものとは思われないほどすばらしいこと。「―の妙案」 0
仇も情けも我が身より出る あだもなさけもわがみよりでる 他人から受けるひどい仕打ちも思いやりも、もとは日ごろの自分の態度の結果であるということ。 0
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず キュウチョウふところにいればリョウシもころさず 追いつめられた人が助けを求めてくれば、これを見捨てないのが人の道であるということ。参考もとは「窮鳥懐に入る」で、困って助けを求めに来た人のたとえ。〈『顔氏家訓』〉 0
杯盤 ハイバン [0] 酒席の道具で、さかずき・皿・鉢など。また、酒席のこと。 表記「盃盤」とも書く。 0
庵 いおり [0] 草や木、竹などで作った粗末な小屋。特に、僧侶(ソウリョ)や隠者が暮らす質素なすまい。草庵(ソウアン)。いお。「山里に―を結ぶ」表記「菴」とも書く。 0
岐 ちまた [0] ①分かれ道。 ②分かれ目。「生死の―をさまよう」 ③町なか。世間。「―の声」 ④物事が行われる場所。「戦乱の―と化す」由来①「道(ち)の股(また)」の意から。表記一般には「巷」と書く。 0
寒煖饑飽 カンダンキホウ さむさ、あたたかさ、飢え、満腹感という日常の苦しみや楽しみ。「饑飽」は飢えることと、あきるほど食う意。〈白居易の文〉「―をともにした仲」表記「寒煖」は「寒暖」とも書く。 0
老いらく おいらく [0] 年をとること。老いてゆくこと。老年。「―の恋に落ちる」 0
雲珠 うず [1] 儀式用のウマにつける宝珠(ホウジュ)の形をした飾り。 1
恐竜 キョウリュウ [0] 中生代に生存した巨大爬虫(ハチュウ)類の総称。現在、化石として残る。 0
欽仰 キンギョウ 相手をうやまいあおぐこと。あおぎしたうこと。欽慕・仰慕参考「キンゴウ」とも読む。 0
内燃機関 ナイネンキカン [6],[5] シリンダーの内部でガス・ガソリン・重油などの燃料を燃焼・爆発させ、その熱エネルギーによりピストンを動かして動力とする原動機。 0
供米 キョウマイ [0] 米を供出すること。また、その米。供出米。参考「クマイ」と読めば別の意になる。 0
蓋然性 ガイゼンセイ [0] 何かが起こる確実性の度合い。 0
陬月 ソウゲツ 陰暦一月の異名。 参考「スウゲツ」とも読む。 0
鐚一文 びたイチモン [1],[4] きわめて少ないお金のたとえ。鐚銭一文の意。「―負けられない」
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・ビタ一文の「ビタ」はカタカナが正しい?~れっきとした漢字がある言葉~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
栃葉人参 とちばニンジン [4] ウコギ科の多年草。山地の木の下に自生。葉はトチの葉に似る。夏、淡緑色の小花が咲き、秋に赤い実を結ぶ。根茎は漢方で、竹節(チクセツ)人参といい、チョウセンニンジンの代用とする。 0
海松 みる [1] 緑藻類ミル科の海藻。浅い海の岩に生える。茎は濃い緑色の円柱形で、扇状に枝分かれしている。食用。ミルメ。夏表記「水松」とも書く。 1
判型 ハンがた [0] 書籍などの紙面の大きさ。参考「ハンケイ」とも読む。 0
四鳥別離 シチョウベツリ 親子の悲しい別れ。巣立つひな鳥を送る親鳥の悲しみの意。 故事孔子がある朝、悲鳴のような泣き声を聞き、弟子の顔回に尋ねると「桓山(カンザン)では親鳥が四羽のひなを育て、それが巣立つとき悲しみの声を上げて見送るといいますが、あの声もわが子と別れる母の悲しみの泣き声でしょう」と答えた。調べると果たして父親が死に、子を売らなければならない母親の泣き叫ぶ声であったという故事から。〈『孔子家語(コウシケゴ)』〉 0
猪武者 いのししムシャ [5] 思慮を欠き、向こう見ずに敵に突進する武士。また、無鉄砲な人。 0
花形 はながた [0],[2] ①花の形・模様。 ②はなやかで、世にもてはやされる人や物。「―選手の登場で会場が沸き返る」 0
手腕 シュワン [1],[0] 物事を処理する腕前。実力。「―を発揮する」 技量 0
海道 カイドウ [0] ①海岸沿いの道路。山道 ②海上の船の道。航路。 ③「東海道」の略。「―一の大親分」 0
雨霰 あめあられ [1],[0] ①雨とあられ。 ②弾丸や矢などが激しく飛んでくる形容。「―と矢が射掛けられる」
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色敵 いろがたき 同じ人を恋している、恋の競争相手。 恋敵 0
納会 ノウカイ [0] ①その年の最後にする会合。また、長く続いた仕事などが終わったあとの反省会や慰労会。 ②取引所で月末に行う立ち会い。特に、年末最後のものは「大納会」という。発会 0
峻しい けわ-しい 山などがけわしく、そそり立つさま。「―い山道」 0
初夏 ショカ [0] ①夏のはじめ。 晩夏 ②陰暦四月の異名。 参考①「はつなつ」とも読む。 0
転輪聖王 テンリンジョウオウ 古代インドで、正義により世界を治める理想的な帝王。三二相・七宝をもつとされ、七宝の一つである輪宝(リンポウ)の種類により、鉄輪王・銅輪王・銀輪王・金輪王がいる。参考「転輪王」ともいう。 0
変形 ヘンケイ [0] 形が変わること。形を変えること。また、その形。「プラスチックが熱で―する」「―した腰の骨を治す」 0
改訂 カイテイ [0] 書物・文書の内容などを改め、直すこと。「新しく―された本がよい」更訂・再訂 0
和製 ワセイ [0] 日本でつくったもの。日本製。国産。舶来(ハクライ)・外国製 0
海鏡 つきひがい ツキヒガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。殻は円形で平たく、滑らかで光沢がある。食用。春由来円形で光沢がある殻を鏡に見立てたことから。表記「月日貝」とも書く。 1
悋む ねた-む やきもちを焼く。嫉妬(シット)する。 0
武勲 ブクン [0],[1] 戦争で立てた手柄や功績。武功・武烈文勲 0
大師 ダイシ [1] ①仏や菩薩(ボサツ)の尊称。 ②朝廷から名僧や高僧に与えられる称号。 ③特に、弘法(こうぼう)大師(空海)をいう。 0
来る者は拒まず きたるものはこばまず こちらを慕ってやってくる者がいれば、差別することなくだれでも受け入れる。〈『孟子(モウシ)』〉「当会は―の姿勢を貫いている」参考「去る者は追わず」と続いて、来るも去るも相手の意志に任せることをいう。 0
射的 シャテキ [0] ①的(まと)に向け弓矢や銃をうつこと。 ②コルクの弾の空気銃で賞品の的をねらい、うち落としたら自分のものになる遊び。 0
国庫 コッコ [1] ①財産権の主体としての国家。 ②国の所有する現金の保管や出し入れをする機関。「国民年金の―負担金」 0
暮色蒼然 ボショクソウゼン [0],[1] 夕暮れの薄暗い情景のこと。「蒼然」は、日暮れどきの薄暗いさま。〈柳宗元の文〉参考「蒼然暮色」ともいう。 0
抗敵 コウテキ 相手を敵視して争うこと。はむかうこと。てむかうこと。敵対 0
銜 くつわ [0] ウマの口にくわえさせて、手綱(たづな)をつける金具。「―をならべて討ち死にする」 0
押し並べて おしな-べて [3] 全体として同じように。「各店の売り上げは―よかった」概して・総じて 0
歯切れ はぎれ [0],[3] ①歯で食べ物をかみ切るときの感じ。 ②言い方の明確さの度合。「―の悪い返事」 0
夜宮 よみや [1] 本祭りの前夜に行う祭り。宵祭り。宵宮(よいみや) 夏 0
諱む い-む [1] 口に出すのをはばかる。口に出すのを嫌って避ける。おそれ避ける。 0
空惚ける そらとぼ-ける [5] 知っていながら知らないふりをする。「―けて急場を乗り切る」空嘯(うそぶ)く 0
剖く さ-く わる。開く。特に、真ん中から二つに分ける。「獣の腹を―く」 0
鍾愛 ショウアイ 強い愛情を抱くこと。特別にかわいがること。「両親の―を受ける」 鍾寵(ショウチョウ) 0
裁量 サイリョウ [0],[3] 自分の考えで物事を判断したり処理したりすること。「部下の―に任せる」 処断 0
綱 つな [2] ①植物の繊維などを、長く太くよりあわせて作った縄。ロープ。 ②すがって頼りにするもの。「命の―」 ③相撲の横綱が巻く注連縄(しめなわ)。「―とりに挑む」 0
骨頂・骨張 コッチョウ このうえないこと。最上であること。「愚の―」参考多く悪い意味で用いる。 0
一望千頃 イチボウセンケイ 一目ではるかかなたまで見渡せること。広広とした見晴らしのよい景色のたとえ。参考「頃」は面積の単位で、時代によって異なるが、周代の一頃は約一八二(アール)。一望千里・一望無垠(イチボウムギン) 0
譫 たわごと ①でたらめな言葉。とりとめのない言葉。 ②うわごと。 0
湿地 しめジ [0],[1] シメジ科のキノコ。コナラなどの林に群生。茎は白色、傘は灰色。食用。「香り松茸(まつたけ)味―」 秋 表記「占地・玉」とも書く。 参考「シッチ」と読めば別の意になる。 0
押し競饅頭 おしくらマンジュウ [5] 子どもが大勢集まって「押しくらまんじゅう押されて泣くな」と言いながら、たがいに押し合う遊び。おしくらべ。冬 0
茆 ぬなわ ジュンサイの別称。夏表記「蓴・沼縄」とも書く。 蓴菜(ジュンサイ) 0
榻 しじ 牛車からウシを外したとき、轅(ながえ)の軛(くびき)の支えや、乗り降りの踏み台にした台。 0
附随 フズイ [0] 主体となる物事に関連すること。「―する問題」表記「付随」とも書く。 0
謬見 ビュウケン [0] あやまった見解や意見。「―が多くて説得力がない」表記「繆見」とも書く。 0
齧る かじ-る [2] ①かたいものに歯を立てて、けずり取る。 ②物事の一部だけの知識や体験を得る。「中国語を少々―った」 0
一点張り イッテンばり [0] 一つの意見で押し切ること。押し通すこと。「できないの―で頼みようがない」一本槍(やり) 0
羸痩 ルイソウ つかれてやせること。やせ衰えること。 0
窄む すぼ-む [0] ①しだいにせまくなる。細くなる。 ②ふくらんだものが縮む。しぼむ。「風船が―む」 ③勢いなどが衰える。「夢が―む」 0
相伝 ソウデン [0] 次々と伝えること。代々受け継いで伝えること。「一子―」 0
拉致 ラチ [1] いやがる人を無理に連れ去ること。無理に引き連れること。「不審な男に―される」「―事件」参考「ラッチ」とも読む。 0
乳臭 ニュウシュウ [0] ①乳汁のにおい。また、乳くさいこと。 ②幼いこと。また、若くて未熟なこと。 0
残額 ザンガク [0] 差し引いて残った金額。残高。「―を支払う」 0
戊 つちのえ [1] 十干の第五番目。方角では中央。五行では土。己(つちのと)参考「土の兄(え)」の意。 0
蟾蜍 ひきがえる [3] ヒキガエル科のカエル。 参考「センジョ」と読めば別の意になる。 蟇蛙(ひきがえる) 1
貢献 コウケン [0] 物事や社会のために力を尽くして、役に立つこと。「平和に―する」「地域の発展に―した」寄与 0
剪る き-る はさみやかまできりそろえる。 表記「翦る」とも書く。 0
少女 ショウジョ [1] 年若い女子。特に、十代までを指す。 乙女・娘 少年 参考「おとめ」とも読む。 0
不辜 フコ 罪がないこと。無実の罪。また、無実の罪をかぶせられた人。無辜参考「辜」は重い罪の意。 0
毳 けば [0] ①紙や布などがこすれて、表面にできる細い毛状のもの。「セーターに―が立つ」 ②地図で土地の傾斜・高低などを示す細い線。 0
略装 リャクソウ [0] 略式の服装。略服。「―で式に出席する」正装 0
称賛 ショウサン [0] ほめたたえること。ほめそやすこと。「―の的」 称揚 非難 表記「賞賛」とも書く。 「称讃」の書きかえ字。 0
百里に米を負う ヒャクリにこめをおう 貧しい暮らしのなかで、親に孝養を尽くすたとえ。故事 孔子の弟子の子路は家が貧しく、いつもアカザや豆の葉を食べていたが、両親には百里もの遠方から米を背負ってきて食べさせたという故事から。〈『孔子家語』〉 0
蓍萩 めどはぎ [0] マメ科の小低木状多年草。草原や路傍に自生。夏、紫の筋のある白い小花を開く。 由来茎を占いの道具の筮(めどぎ)にすることから。 表記「鉄掃箒」とも書く。 0
婆心 バシン くどすぎる親切。老婆心(ロウバシン)。 0
疎密 ソミツ [0] 密度があらいことと細かいこと。「―波」 表記「粗密・疏密」とも書く。 0
究理 キュウリ [1] 物事の道理をきわめること。表記「窮理」とも書く。 0
詠歌 エイカ [1] ①和歌をよむこと。また、その和歌。 ②浄土宗の信徒や巡礼がうたう、仏をほめたたえる歌。和讃(ワサン)。ごえいか。参考「エイガ」とも読む。 0
戮す ころ-す 敵を残酷なやり方で殺す。罪人を殺す。死罪に処する。 0
師兄 スヒン 禅宗で兄弟子のこと。 参考「ス」「ヒン」はともに唐音。 0
派かれる わ-かれる 元から分かれて出る。「本部から―れた支部」 0
縮減 シュクゲン [0] 計画や予算などが、縮少したり、減額したりすること。「不況で事業の予算が―される」 0
讖文 シンブン 未来を予言した文書。未来記。 讖書 0
同学 ドウガク [0] ①同じ学校、また同じ先生について学ぶこと。また、その人。同門・同窓 ②同じ専門分野を学ぶこと。「―の士」 0
緑酒 リョクシュ [1] 緑色の酒。上質の酒。うまい酒。「紅灯―」「―に月の影やどし」 0
沛然 ハイゼン [0] ①勢いよく広がるさま。盛大なさま。 ②雨が激しく降るさま。「―たる豪雨」表記②「霈然」とも書く。 0
知恵 チエ [2] 物事の道理を的確に判断して、処理できる心のはたらき。また、その能力。「よく―がまわる人だ」「ない―をしぼる」 「智慧」の書きかえ字。 0
委棄 イキ [1] ①物事をほうっておくこと。②法律用語で、権利を放棄して、他人の自由にまかせること。 0
無聊 ブリョウ [0] ①することがなく、退屈なこと。つれづれ。「日がな一日―をかこつ」 ②気になることがあって楽しめないこと。 0
冥加 ミョウガ [1] ①気づかずに受けている、神仏の加護。「―を願う」冥助・冥利 ②幸運に恵まれること。「命(いのち)―な人」 ③「冥加金(キン)」の略。 ①の礼として寺社に納める金銭。また、商売の許可の礼として幕府に納めた金銭。 0
踪跡 ソウセキ 人などが通ったあしあと。あとかた。転じて、ゆくえ。 蹤跡(ショウセキ) 0
朴訥 ボクトツ [0] 口数が少なく飾り気のないこと。「―そうな話しぶり」表記「木訥」とも書く。 0
逮捕 タイホ [1] 警察官などが容疑者や犯人をつかまえること。「傷害の現行犯で―された」 0
恩義 オンギ [1] 恩返ししなければならない義理。「彼には何の―もない」「―に篤(あつ)い人」 「恩誼」の書きかえ字。 0
道中 ドウチュウ [1] ①旅行の途中。旅路。「珍―」 ②盛装した遊女が、遊郭の中を練り歩くこと。「花魁(おいらん)―」 0
元祖 ガンソ [1] ①一つの家系の最初の人。 ②ある物事を最初に始めた人。創始者。参考「ゲンソ」とも読む。 0
二次元 ニジゲン [2] 次元が二つあること。長さと幅からなる平面上のひろがり。三次元・四次元 0
鋼玉 コウギョク [0] 酸化アルミニウムからなる鉱物。ダイヤモンドの次にかたく、研磨剤やガラス切りなどに用いる。赤色はルビー、青色はサファイヤ。六方晶系。 0
舷灯 ゲントウ [0] 船が夜間、進行方向を知らせるためにかかげる航海用の灯火。右舷は緑、左舷は赤。参考「舷」は、ふなばたの意。 0
蹄鉄 テイテツ [0] ウマのひづめの底に装着して、ひづめの磨耗や損傷などを防止するU字形の鉄具。 0
刃渡り はわたり [2] ①刃物の刃の長さ。 ②刀の刃の上を素足で渡る曲芸。 0
応急措置 オウキュウソチ 急場の間に合わせに行う仮の処置。「鉄道ダイヤ混乱の―をとる」応急処置・緊急措置 0
半生 ハンセイ [1],[0] ①一生の半分。「―をかえりみる」 ②死と生の間にいること。参考②「ハンショウ」とも読む。 0
黄櫨 コウロ [1] 「黄櫨(はぜのき)」に同じ。 0
苔生す こけむ-す [3] ①コケが生える。「―す岩」 ②年月を経て、古くなる。「―した寺院」 0
格率 カクリツ [0] ①世の中で自明とされる行為や論理の基準。また、それを表現したもの。格言。準則。 ②哲学で、カントのいう主観的な行為の規則。 0
終局 シュウキョク [0] ①将棋や囲碁などの対戦で、終わりの局面。 終盤 ②出来事の結末。しまい。「難事件も―を迎えた」 発端 0
陵辱 リョウジョク [0] ①他人を痛めつけ、はずかしめること。 ②女性を暴力で犯すこと。表記「凌辱」とも書く。 0
統率 トウソツ [0] 多くの人をまとめて率いること。「委員長にふさわしい―力がある」「―のとれたチーム」 0
粗相 ソソウ [1] ①不注意や軽率さによって、過失・失態をおかすこと。また、その過失・失態。「―のないように注意する」 粗忽(ソコツ) ②大便・小便をもらすこと。「子どもが―する」 0
鈔本 ショウホン 必要な部分だけを抜き書きした本。 表記「抄本」とも書く。 0
札納 ふだおさめ ①年末に、その年に受けた神仏の札を氏神などに返納すること。おさめふだ。 冬 ②祈願のときに受けた札を、成就(ジョウジュ)のときに返納すること。また、霊場などの巡拝者が参拝のしるしとして札をおさめること。 0
対局 タイキョク [0] ①相対して囲碁・将棋の勝負をすること。 ②時局に対すること。 0
玉に瑕(きず) たまにきず それがなければ完全である、ほんのわずかな欠点。「あの人は短気なのが―」 0
鬩牆 ゲキショウ 兄弟げんか。うちわもめ。「牆」はかきね、家の中の意。由来『詩経』の「兄弟(ケイテイ)牆(かき)に鬩(せめ)げども外(そと)其(そ)の務(あなど)りを禦(ふせ)ぐ」による言葉。 0
人を恃(たの)むは自ら恃むに如(し)かず ひとをたのむはみずからたのむにしかず 他人を当てにするよりも、自分の努力のほうが当てになるということ。「恃む」は頼る意。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
訛声 だみごえ [0],[3] ①濁って耳ざわりな声。「―で人を脅す」 ②なまった声。表記「濁声」とも書く。 1
僻村 ヘキソン [0] ①都会から遠く離れている村。かたいなかの村。「―に赴任する」寒村 ②自分の郷里、自分の住んでいる村の謙譲語。 0
終熄 シュウソク [0] 終息 0
宮殿 キュウデン [0] ①天皇や国王などの住む建物。御殿。皇居。「バッキンガム―」 ②神を祭る社殿。みや。 0
放題 ホウダイ [1] 思う存分にすること。「食べ―」「言いたい―」「わがまま―に育つ」 0
纈草 かのこそう オミナエシ科の多年草。 由来「纈草」は漢名から。 鹿の子草(かのこソウ) 1
無駄骨 ムダぼね [0] 努力や苦労が何の役にも立たないこと。無駄な骨折り。「何度も説得したが―だった」徒労表記「徒骨」とも書く。 0
詐称 サショウ [0] 職業・経歴・氏名などをいつわって言うこと。「学歴を―する」 0
棲棲 セイセイ 落ち着かずせわしいさま。忙しいさま。 0
宿す やど-す [2] ①内部に抱えもつ。「子を―す」 ②とどめる。「月の光を―す」 0
習 ロウシュウ いやしい習慣。悪い習わし。「―を断ち切る」 0
根粒・根瘤 コンリュウ 細菌が植物の根に侵入した刺激によってできる粒状またはこぶ状の塊。 0
蝦で鯛を釣る えびでたいをつる わずかな負担や労力、または、品物で、多くの利益を得るたとえ。表記「蝦」は「海老」とも書く。 0
接着 セッチャク [0] 貼(は)りつけること。ぴったりくっつけること。また、貼りつくこと。 0
抗議 コウギ [1] 相手の不当な言動に対し、反対の意見や要求を主張すること。また、その反対意見。「開発計画に地元住民が―している」「―集会を開く」 0
一味徒党 イチミトトウ [2] 同じ志や目的のために仲間となること。また、その仲間。悪い仲間についていうことが多い。一味同心・一味郎党 0
夜振 よぶり 夜、松明(たいまつ)を燃やして行う漁。夜焚(よた)き。火振 夏 0
損して得取れ ソンしてトクとれ たとえ一時的には損をしても、それをもとに将来の大きな利益を考えるのが商売のこつであるという教え。 損せぬ人に儲(もう)けなし 0
斑紋・斑文 ハンモン まだらな模様。とらふ。「―をもつ蝶(チョウ)」 0
富有柿 フユウがき [2] カキの一品種。岐阜県の原産で、実は平たい球形で甘い。秋参考「フユがき」とも読む。 0
済済 セイセイ ①多くて盛んなさま。 ②整いそろって美しいさま。 参考「サイサイ」とも読む。 0
係争 ケイソウ [0] 互いに争うこと。特に、訴訟を起こして法廷で当事者どうしが争うこと。「子どもの親権をめぐって―中だ」 「繫争」の書きかえ字。 0
瞠若 ドウジャク [0] 驚きあきれて目を見張るさま。「天下を―させる」 0
気流 キリュウ [0] 温度や地形などの影響で起こる、大気中の空気の流れ。「上昇―」「乱―に巻きこまれた飛行機」 0
超俗 チョウゾク [0] 俗世間の事柄にこだわらないこと。世間離れしていること。「―の隠居生活」脱俗・超脱 0
魔魅 マミ [1] ①人をたぶらかし惑わす魔物。化け物。 ②邪悪な人。 0
忠恕 チュウジョ [1] 真心と思いやりの心。真心があり、思いやりがあること。 0
昂じる コウ-じる [0],[3] 程度がたかまる。ひどくなる。「持病が―じる」 0
小人閑居(カンキョ)して不善を為(な)す ショウジンカンキョしてフゼンをなす 品性に欠ける小人物は、ひまでいると、とかくよくないことをするものである。〈『大学』〉 0
摩耗 マモウ [0] 機械や道具を使用しているうちに、すり減ること。「タイヤの―が激しい」摩滅表記「磨耗」とも書く。 0
咫尺を弁ぜず シセキをベンぜず あたりが暗くて、ごく近くの物事もわからないこと。 0
逆手 さかて [0] ①通常の向きとは逆に握ること。「鉄棒を―に握る」順手 ②相手の攻撃をかわし、それを逆に利用して攻めること。「相手の意見を―にとる」参考「ギャクて」とも読む。 0
纏頭 テントウ [0] 「纏頭(はな)」に同じ。 0
扇風機 センプウキ [3] 涼をとるため、モーターで羽根を回して風を起こす電気機器。 夏 「大型―を実験に使う」 0
地帯 チタイ [1] ある一定の広がりをもつ地域。「工場―」「砂漠―」 0
水腫 スイシュ [0] 体の組織のすきまなどに多量のリンパ液などがたまること。浮腫。むくみ。 水気(スイキ) 0
小児麻痺 ショウニマヒ [4] 神経中枢を冒されて手足にまひ症状が起こる、子どもの疾患。脳性と脊髄(セキズイ)性がある。 0
小生 ショウセイ [1] わたくし。男性が自分のことをへりくだっていう語。 愚生 貴殿 参考多く、同輩や目下の人に対して手紙文に使う。 0
歌枕 うたまくら [3] ①和歌に多く詠(よ)まれてきた名所。 ②枕詞(まくらことば)・名所など、和歌をつくるとき必要なものを集めて解説した書物。 0
享年 キョウネン [0] 天からうけた寿命。死んだときの年齢。行年(ギョウネン)。 0
矢文 やぶみ [0],[1] 矢に結びつけて、相手方に射って送る手紙。 0
手性 てショウ 手先の仕事の上手・下手。また、字の上手・下手。「―がいい」 0
賢しい さか-しい [3] ①かしこい。頭がよい。 ②こざかしい。なまいきである。利口ぶって出過ぎたようす。「―いことを言う」 0
熱中 ネッチュウ [0] 熱心に、ある一つのことに心を集中させること。「部活に―する」 0
見解 ケンカイ [0] 物事の見方や考え方。また、意見。「二人は―の相違でいがみ合う」 0
座州 ザす [1] 船舶が浅瀬に乗り上げること。 「坐洲」の書きかえ字。 0
講中 コウジュウ [1] ①神仏の信者の組合で、参詣(サンケイ)したり、祭りに参加したりする仲間。「お伊勢(いせ)参りの―」 ②頼母子(たのモシ)講・無尽講などの仲間。参考「コウチュウ」とも読む。 0
損ねる そこ-ねる [3] ①気持ちや状態を悪くする。「気分を―ねる」 ②あることに失敗する。「最終バスに乗り―ねる」 0
素肌・素膚 スはだ ①化粧をしていない肌。「―の美しい女性」 ②下着をつけていない肌。「―にTシャツを着る」 0
坐忘 ザボウ 心静かにすわり、雑念を捨て、無我の境地にいたること。 0
鼯鼠 むささび リス科の哺乳(ホニュウ)動物。リスに似るがやや大きい。腹面は白く四肢や体側によく発達した飛膜があり、木から木へと滑空する。夜行性。ノブスマ。冬由来「鼯鼠」は漢名から。 1
停船 テイセン [0] 船の航行をとめること。また、船がとまること。「―を命じる」 0
謫所 タクショ [1] 罪を犯して流されている場所。「―に月を賞す」配所 0
微塵粉 ミジンこ [0] もちごめを蒸して干し、挽(ひ)いて作った粉。和菓子などの原料となる。 0
哀傷 アイショウ [0] 心が苦しくなるほど深くかなしむこと。特に、人の死を悼みかなしむこと。「―歌を詠(よ)む」 0
終息 シュウソク [0] 終わって絶えること。「疫病の流行が―し始める」 「終熄」の書きかえ字。 0
突っ慳貪 つっケンドン [3] 言葉や態度がとげとげしく、愛想がないさま。じゃけん。「―な受け答え」 0
画幅 ガフク [0] 絵画の軸物(ジクもの)。掛け軸にしてある絵。絵画を表装したもの。「墨絵の―を広げる」 0
抜粋 バッスイ [0] 文章や楽曲などから、必要な部分だけを抜き出すこと。また、抜き出したもの。「新聞から関係記事を―する」 「抜萃」の書きかえ字。 0
巡閲 ジュンエツ 見まわって調べること。「全国の支店を―する」 巡視・巡察・巡検 0
檻穽 カンセイ 檻(おり)と落とし穴。参考「穽」は獣を生け捕るために仕掛ける穴の意。 0
限度 ゲンド [1] これ以上は超えることができないという境目。「ものには―がある」際限・限界 0
羞辱 シュウジョク 恥をかかせること。はずかしめ。 恥辱 0
跏趺 カフ 「結跏趺坐(ケッカフザ)」の略。座禅をするときの足の組み方。跏坐参考「跏」は足の裏、「趺」は足の甲の意。 0
格 キャク [1] 律令(リツリョウ)を修正するための臨時の法令。また、それを編纂(ヘンサン)したもの。 0
射利 シャリ [1] 手段を選ばず、利益を得ようと事を運ぶこと。また、楽をして偶然の利益をねらうこと。 0
焼べる く-べる [2],[0] 燃やすために、物を火のなかに入れる。たく。「薪(まき)を竈(かまど)に―べる」 0
割腹 カップク [0] 腹を切って死ぬこと。「―自殺を企てる」切腹 0
辺境 ヘンキョウ [0] 中心から遠く離れた国ざかい。また、その地。「―地区を開発する」辺界・国境 「辺疆」の書きかえ字。 0
希 キコウ [0],[2] めったに見ることができないこと。「―本」表記「稀」とも書く。参考「覯」は思いがけなく出会う意。 0
盛会 セイカイ [0] 盛大でにぎやかな集会、会合。「祝典は―のうちに終わった」 0
海誓山盟 カイセイサンメイ 海山のように永遠に変わらない固い誓い。おもに男女の愛情についていう。海約山盟・山海の盟 0
上様 うえさま [1] ①天皇・将軍など高貴な人の尊称。 ②領収書などに相手の名前の代わりに書く語。 参考②「ジョウさま」とも読む。 0
痼り しこり [0] ①筋肉が凝ってかたくなること。また、そのかたまり。 ②もめごとのあとの気まずい感じ。わだかまり。「心に―が残る」 0
万事 バンジ [1] すべてのこと。あらゆること。「―うまくいく」一切・多事 0
同衾 ドウキン [0] 同じ夜具に一緒に寝ること。特に、男女の共寝。 0
畿 みやこ ①帝都。 ②中国、周代の制度で、天子の居城のある地から五〇〇里以内の天子の直轄地。 0
秦 はた 姓氏の名。秦氏(はたうじ)。古代の渡来氏族。機織りの生産にたずさわったといわれる。 0
残余 ザンヨ [1] 残り。あまり。「―の人生は意のままに送りたい」 0
毛野氏 けぬシ 古代の有力な氏族の名。参考「毛野(けぬ)」は、上野(こうずけ)(今の群馬県)・下野(しもつけ)(今の栃木県)両国の古名で、「けぬ」は「けの」を誤読したもの。 0
饗応 キョウオウ [0] 供応 0
増補 ゾウホ [1] 書物などの足りない箇所を、補ったり内容を充実させたりすること。「―版の出版」 0
歌曲 カキョク [1] ①歌の節。うた。 ②クラシック音楽で、人の声で歌うための楽曲。 0
類字 ルイジ [0] 形の似ている漢字。「爪(つめ)」と「瓜(うり)」、「鳥」と「烏(からす)」、「己」と「已」など。 0
勢力 セイリョク [1] 他を圧倒する力。いきおい。「―を伸ばす」「―争い」 0
集散 シュウサン [0] 集まることと散らばること。「政党結成以来、離合―を繰り返す」 0
存立 ソンリツ [0] 他に影響されないで存在し成りたつこと。滅びないで、ながらえること。「国家の―に関(かか)わる問題」 0
並ぶ なら-ぶ [0] ①列をつくる。連なる。「三列に―ぶ」「棚に品物が―んでいる」 ②同じ程度である。匹敵する。「両雄―び立たず」 ③近くに接している。また、同列である。「教室の席が―んでいる」表記①②「併ぶ・幷ぶ」とも書く。 0
情味 ジョウミ [1],[0] ①味わい。おもむき。「―に欠ける」 情趣 ②温かい気持ち。思いやり。「―ある言葉」 0
相手のない喧嘩はできぬ あいてのないケンカはできぬ 喧嘩を売られても相手になるなという戒め。相手なしに一人で喧嘩はできない意から。 餅搗(もちつ)きと喧嘩は一人でできぬ 0
臭橙 かぶす ダイダイの一種。果実は酸味が強く、香味料にする。 1
係累 ケイルイ [0] 心身を束縛するもの。特に、両親・妻子など、自分が世話をしなければならない親族。「―の期待に押しつぶされる」表記「繫累」とも書く。 0
退蔵 タイゾウ [0] 物品を使わずに、しまいこんでおくこと。「―物資」 0
忘失 ボウシツ [0] ①すっかりわすれること。 ②わすれてなくすこと。参考「亡失」と書けば、なくなること・なくすこと。 0
桃金嬢 てんにんか フトモモ科の常緑小低木。沖縄など暖地に自生。夏、紅紫色の五弁花をつけ、楕円(ダエン)形の実を結ぶ。果実は、暗紫色に熟し、ジャムなどにする。由来「桃金嬢」は漢名から。表記「天人花」とも書く。 1
崖 がけ [0] 山や岸などの、切り立った所。「けわしい―に登る」 0
洲崎 すさき 砂州が、海や川の中まで長くつき出て、みさきとなった所。 表記「州崎」とも書く。 0
遽然 キョゼン [0] 急に。にわかに。「―として足音が響く」突然 0
罔象 みずは 水の神。水の精。 1
相性 あいショウ [3] ①互いの性格の合い具合。「二人の―はいいようだ」 ②生年月日を当てはめた陰陽(オンヨウ)五行説などによる、男女の縁の合い具合。「―を占う」 表記「合性」とも書く。 0
領巾 ひれ [0],[2] 奈良・平安時代の女性の装身具。盛装のとき、首から肩にかけて左右に長く垂らした薄い布。別れをおしむときなどにこれを振った。表記「肩巾」とも書く。 1
身勝手 みがって [2] 自分の都合だけを優先して振る舞うこと。自分勝手。わがまま。「それは―というものだ」「―な言い分」 0
手配 てハイ [1] ①段取りをし、準備すること。用意。 ②犯罪捜査や犯人逮捕などのため、指令を出したり、人員を配置したりすること。「指名―の犯人」 0
臍繰り へそくり [0] 家族などに見つからないように、こっそり貯めた金銭。「臍繰り金(がね)」の略。 0
祀る まつ-る [0] ①神霊をなぐさめ儀式を行う。「祖父の霊を―る」 ②神としてあがめ一定の場所に安置する。「学問の神として菅原道真(すがわらのみちざね)を―る」 0
婆さん ばあさん [1] 「婆(ばば)」に同じ。爺(じい)さん 1
六道 ロクドウ [2] 人が死後、前世の行いによって必ず行くとされる地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六つの世界。六趣・六界 0
生憎 あいにく [0] 期待や目的に沿わず、都合の悪いさま。「運動会は―雨だった」 1
初顔 はつがお ①会合などにはじめて加わってきた人。「句会の―」 ②「初顔合わせ」の略。スポーツで、はじめてその相手と対戦すること。また、映画・演劇などではじめて共演すること。 0
暖冬 ダントウ [0] 平均気温が平年に比べて高く、暖かい冬。「―で梅の開花も早い」 0
平準 ヘイジュン [0] ①水準器ではかって水平にすること。 ②物価などを均一にすること。「各社間の運賃の―化をはかる」 0
納税 ノウゼイ [0] 税金を納めること。「国民の義務の一つに―がある」徴税・収税 0
促進 ソクシン [0] 物事が順調にいくように、うながし進めること。「販売―会議」 0
斯文 シブン [1] この学問。この道。特に、儒教の学問についていう。「―の研究者」 0
言うは易(やす)く行うは難(かた)し いうはやすくおこなうはかたし 口で言うことは簡単であるが、それを実行するのはむずかしいということ。言葉たくみな者が、徳があるとは限らないという意。〈『塩鉄論』〉 0
端端 つまづま [2] 物事のはしばし。すみずみ。「―を合わせて語る」 1
滑走 カッソウ [0] 地上・水上・氷上をすべるように走ること。また、すべって進むこと。「飛行機が―して飛び立った」 0
弥久 ビキュウ [0] 久しきにわたること。「曠日(コウジツ)―(むなしく月日を費やして久しいこと)」 0
大刀 たち [0] 奈良時代以前の反りのない刀剣の総称。参考「太刀」と書けば、平安時代以後に用いた反りのある長い刀のこと。「ダイトウ」とも読む。 1
喫む の-む [1] 酒や茶をのむ。吸う。「キセルで煙草(タバコ)を―む」 0
要事 ヨウジ 大切な事柄。必要な事柄。 0
落葉松 からまつ [3] マツ科の落葉高木。日本特産で、中部山地に自生。葉は線形で、樹形はほぼ円錐(エンスイ)形。春の芽吹きと秋の黄葉が美しい。由来常緑のマツ科のなかで、特に落葉するマツであることから。表記「唐松」とも書く。 1
暇 いとま [0] ①用事がないこと。ひま。 ②休むこと。休暇。 ③職をやめること。また、やめさせること。 ④離縁。 ⑤別れ。また、そのあいさつ。「―を告げる」辞去 0
禍禍しい まがまが-しい [5] ①縁起が悪い。いまわしい。「―い出来事」 ②にくらしい。いまいましい。 0
足末 あなすえ ①足の先。 ②子孫。末裔(マツエイ)。後裔。 1
弥次郎兵衛 やじろべえ [3] 両端におもりをつけた細長い横棒の真ん中を、短い棒で支えてバランスを保つ玩具(ガング)。釣合人形。由来振り分け荷物を肩にのせた弥次郎兵衛の人形を使用したことから。 0
瑞相 ズイソウ ①「瑞祥(ズイショウ)」に同じ。 ②福々しい人相。 福相 0
戯奴 わけ ①自分を卑下していう語。わたくしめ。 ②目下の人を親しみを込めていう語。そち。おまえ。 1
半舷上陸 ハンゲンジョウリク 艦船の乗組員を左舷と右舷の二つに分け、一方が当直に残り、他方が上陸・休養をする方式。 0
解る わか-る [2] 理解する。物事の詳細をくみとる。明らかに知る。さとる。 0
中原に鹿(しか)を逐(お)う チュウゲンにしかをおう 群雄が天子の位をめぐって争うたとえ。また、ある地位や権力の座をねらって関係者が争うたとえ。由来「中原」は黄河中流域を指すが、その地域が常に政権争奪の舞台であり、その争奪の戦いを、シカを追う狩りにたとえたことから。〈魏徴(ギチョウ)の詩〉参考「逐鹿(チクロク)・中原に鹿を得(う)」ともいう。 0
儲位 チョイ [1] 世継ぎの地位。皇太子の地位。 0
川曲 かわわ 川が折れ曲がってゆるやかに流れている所。かわくま。 1
嬉遊・嬉游 キユウ たのしみあそぶこと。 0
合子 ゴウス 身とふたからなる小さな容器。参考「ゴウシ」とも読む。 0
子 ね [0] ①十二支の一番目。ネズミ。 ②昔の時刻で、現在の夜の一二時ころ。また、その前後二時間。「―の刻」 ③昔の方角の名。北。 0
衝天 ショウテン [0] 勢いが強く、天をつき上げるほど盛んなこと。「意気―の勢い」 0
拱く こまぬ-く [3] ①両手を重ねて胸の前に置く。腕組みをする。 ②何もしないでただ見ている。「友のけんかを手を―いて見ていた」参考「こまねく」とも読む。 0
査問 サモン [0] 事件の関係者などを、調べて問いただすこと。「―を受ける」 0
聖哲 セイテツ [0] 知徳にすぐれて、道理に明るい人。聖人と哲人。 0
威光 イコウ [0] 自然に人がおそれ敬い、したがうような力。「強大な―を放つ」威厳 0
痂 かさぶた [0] 傷・できものなどが治るにつれて、その上にできるかたい皮。「―がはがれる」 0
石綿 いしわた [0] 蛇紋石(ジャモンセキ)などが、繊維状に変化した鉱物。熱や電気を伝えにくいので、防火材や保温材、絶縁材などに用いる。 参考「セキメン」とも読む。 0
気圧される・気押される ケお-される 気持ちのうえで圧倒される。相手の勢いに押される。「相手の弁説に―される」「会場の広さに―される」 0
七七日 シチシチニチ [3] 人の死後、(死亡の日も含めて)四九日目の日。また、その日に行う法事。四十九日(シジュウクニチ)。 参考「なななぬか・なななのか」とも読む。 0
奸佞 カンネイ 心がねじけて悪がしこく、人にこびへつらうさま。また、そのような人。「―な臣下」表記「姦佞」とも書く。 0
栄光 エイコウ [0] ①輝かしいほまれ。「―の美酒」光栄・名誉・栄誉 ②めでたい光。縁起のよい光。瑞光(ズイコウ) 0
胡馬北風に依る コバホクフウによる 故郷を懐かしむたとえ。中国北方の胡(えびす)の地で生まれたウマは他の地にあっても北風が吹くと、そのほうに身を寄せて故郷を懐かしむということから。〈『文選(モンゼン)』古詩十九首〉越鳥南枝に巣くう 0
選手 センシュ [1] ①代表として選ばれて、競技に出場する人。「オリンピックの―村」 ②スポーツを生業とする人。「プロ野球の―」 0
繁華 ハンカ [1] いつも人が多く集まって、にぎやかなさま。「―な駅前通り」 0
按分 アンブン [0] 案分 0
目次 モクジ [0] ①書物の内容の見出しを順に並べて示したもの。目録 ②箇条にした項目や題目の順序。 0
変態百出 ヘンタイヒャクシュツ 姿かたちをさまざまに変えていくこと。「百出」は次から次へと出ること。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
謬る あやま-る [3] 筋道をまちがう。たがう。言いまちがう。「―った方向を修正した」「見通しを―る」表記「繆る」とも書く。 0
藐姑射の山 バクコヤのやま ①中国で、不老不死の仙人が住むという想像上の山の名。姑射山(コヤサン)。 ②上皇または法皇の御所を祝っていう語。仙洞(セントウ)。参考「藐姑射」は「ハコヤ」とも読む。 0
地力 ジリキ [1] その人がもっている本来の力や能力。実力。「ここぞという場面で―を発揮する」参考「チリョク」と読めば別の意になる。 0
幻滅 ゲンメツ [0] 幻想から覚めること。また、心に描いていたことよりも、現実のほうが悪いと知ってがっかりすること。「本性を知り―した」「名物料理に―する」参考幻想が消滅する意。 0
旗艦 キカン [0],[2],[1] 艦隊の司令官が乗っていて、指揮をとる軍艦。「―大和」由来マストに将旗を掲げることから。 0
神仏混交 シンブツコンコウ 日本古来の神道と外来の仏教を結びつけ、融合した信仰。奈良時代に始まる。 表記「混交」は「混淆」とも書く。 神仏習合 神仏分離 0
忠魂義胆 チュウコンギタン ひたすら忠義を重んじ、正義を守る心のこと。「義胆」は正義を重んじ守る精神の意。 0
萱草 カンゾウ [3] ユリ科の多年草の総称。カンゾウ・ヤブカンゾウ・ニッコウキスゲなど。川原や野原に自生。葉は細長く剣形。夏、ユリに似たオレンジ色の花をつける。夏参考「ケンゾウ・わすれぐさ」とも読む。 0
神在月 かみありづき [4] 出雲国(いずものくに)(今の島根県)で、陰暦一〇月の異名。 由来この月に神々が出雲大社に集まることから。 0
理解 リカイ [1] ①物事の道理を知ること。また、意味や内容を悟ること。「発言の真意がどこにあるか―に苦しむ」 ②他人の気持ちや事情をくみとること。「若い人の考え方に―がある」 0
口跡 コウセキ ①言葉づかい。ものの言い方。 ②役者などのせりふまわし。こわいろ。 0
仕出し シだし [0] ①注文により、料理を作って配達すること。また、その料理。出前。「―弁当」 ②芝居などで、場面の雰囲気を作ったりする端役(はヤク)。 0
鳥葬 チョウソウ [0] 遺体を野山に放置し、鳥が食うのに任せる葬り方。 0
鴨の水搔き かものみずかき のんびりしているように見える人にも、人知れぬ苦労があるたとえ。カモはのんびりと泳いでいるように見えるが、水中では休まず足で水を搔いていることから。 0
脅す おど-す [0],[2] ①こわがらせる。恐れさせる。 ②脅迫する。「相手の弱みにつけ込んで―す」 0
一炷 イッシュ ①線香や香をひとくゆりさせること。 ②一本の灯心。 0
螻蟻 ロウギ ①ケラとアリ。 ②ちっぽけな、つまらないもののたとえ。 0
古典 コテン [0] 古い時代に作られ、現代でも文化的価値をもっている書物や芸術作品。「―文学」「―舞踊」 0
賞賛 ショウサン [0] ほめたたえること。ほめそやすこと。「―を受ける」「―に値する行為」 賞誉・賞揚 非難 表記「称賛」とも書く。 「賞讃」の書きかえ字。 0
雄牛 おうし [0],[1] おすのウシ。「―の角(つの)は太くまっすぐだ」雌牛 0
自得 ジトク [0] ①自分で報いを受けること。「自業(ジゴウ)―」 ②自分の体験をとおして会得(エトク)すること。「新しい方法を―する」 ③自分で満足すること。うぬぼれること。 0
放談 ホウダン [0] 思ったことを自由に語ること。また、その話。「酒の席での―」「大臣の新春―」放言 0
善処 ゼンショ [1] ①もっともよい方法で処理すること。「早期解決のため―します」 ② 極楽浄土。 表記②「善所」とも書く。 0
附図 フズ [1] 本文などに添えられている図面・地図・図表。表記「付図」とも書く。 0
疫病 エキビョウ [2],[0] 悪性の流行病。広範囲に感染する病気。えやみ。「人々は―に苦しんだ」参考「ヤクビョウ」とも読む。 0
王覇 オウハ 王道と覇道。また、王者と覇者。参考覇道は武力で天下を治めること。 0
徳量寛大 トクリョウカンダイ 人格がりっぱで、度量が大きいこと。 0
児戯 ジギ [1] 子どもの遊び。たわいもないいたずら。思慮の足りない行動のたとえ。「―に類する行為」 0
御殿 ゴテン [1] ①貴人の邸宅。 ②豪華な住宅。「―のような家」 0
応手 オウシュ [1],[0] ①碁や将棋で、相手の打った手(て)に対して打ち返す手。 ②物事の対応策。 0
中子 なかご [2],[0] ①物の真ん中。中心。 ②瓜(うり)類の中心の種のある部分。また、みかん類の果肉の部分。 ③刃物の柄(つか)の中に入る部分。 ④入れ子づくりの容器で、中に入る器。 0
新 さら [1] 一度も使われていないこと。新しいこと。「真っ―の洋服」「―湯」 表記「更」とも書く。 0
安息日 アンソクニチ [4] 仕事をしないで宗教上の儀式を行う日。ユダヤ教では土曜日、キリスト教では日曜日。参考「アンソクび・アンソクジツ」とも読む。 0
弾む はず-む [0] ①物に当たってはねかえる。「この球はよく―む」 ②うきうきとして元気になる。また、調子づく。「心が―む」「話が―む」 ③息づかいが激しくなる。「走ったので息が―む」 ④金銭を奮発する。「祝儀を―む」 0
鳳声 ホウセイ [0] 他人からの伝言・便りの敬称。手紙文で用いる。「御―確かに承りました」鶴声(カクセイ) 0
鱗屑 リンセツ [0] 皮膚の表面の角質層が老化などにより、うろこ状になってはがれ落ちるもの。頭のふけなど。 0
所縁 ゆかり [0] つながりや関わり合いがあること。縁故。「啄木(たくぼく)―の地を訪ねる」 表記「縁」とも書く。 1
養魚 ヨウギョ [1] 魚を飼育して繁殖させること。「―場で働く」 0
隠岐 おき 旧国名の一つ。現在の島根県の一部。日本海上の群島。隠州(オンシュウ)。 1
祐ける たす-ける 神仏の助力がある。表記「右ける・佑ける」とも書く。 0
官立 カンリツ [0] 政府が設立・運営すること。また、その施設。「―の機関」国立私立 0
治す なお-す [2] 病気やけがを治療して、健康な状態にする。 0
榎草 えのきぐさ トウダイグサ科の一年草。道端に自生。高さ四〇(センチメートル)くらい。葉はエノキに似る。夏から秋に淡褐色の花をつける。 0
啖呵 タンカ [1],[0] ①威勢よく、歯切れのよい言葉。「―を切る」 ②香具師(やし)などが品物を売るときの口上。参考「呵」は大声でどなる意。 0
僻言 ひがごと 事実や道理に合わない、かたよった言葉。「―は聞きづらい」 0
廻送 カイソウ [0] 回送 0
衣食 イショク [1] ①着る物と食べる物。「―住」 ②生活。暮らし。「―には不自由しない」 0
耳年増 みみどしま [3] 経験はあまりないが、聞きかじった知識は豊富にある若い女性。多く、性的な知識について用いる。 0
憂国 ユウコク [0] 国の現状や将来を、心配し案じること。国事をうれえること。「―の士」「―の情」 0
風媒花 フウバイカ [3] 風の仲立ちで花粉がめしべにつけられる花。マツやイネ科などの花。 0
前略 ゼンリャク [1],[0] ①文章を引用する場合に、前の部分を省略すること。 ②手紙文で、時候のあいさつなどを省くときに使う冒頭の語。 0
顕らか あき-らか はっきりと見えるさま。他とまぎれずにあらわれているさま。 0
儀礼 ギレイ [0] 定まった形式で行われる礼法・礼式。礼儀参考「ギライ」と読めば、経書(ケイショ)(儒教の基本的古典)の一つで、周代の冠婚葬祭の儀礼を記した書物。 0
楽譜 ガクフ [0] 楽曲を符号を用いて書き表したもの。「彼女は―を見ずに歌うことができる」音譜・譜面 0
分断 ブンダン [0] まとまったものを、いくつかにたち切ること。「大雨で鉄道が―された」「組織の―をはかる」寸断 0
攬る と-る ①もつ。にぎる。つかむ。 ②つみとる。つまむ。 0
公安 コウアン [0] 公共の安全。社会の秩序が保たれ、安全に暮らせること。「―条例」 0
天機洩漏(セツロウ)すべからず テンキセツロウすべからず 重大な秘密は絶対に人にもらしてはならない。〈『儒林外史(ジュリンガイシ)』〉 0
連用 レンヨウ [0] ①同じものを続けて使用すること。「強い薬の―は避けるように」 ②文法用語で、用言に続くこと。「―修飾語」 0
妓夫 ぎゅう [1] 遊女屋で客引きをする者。牛太郎。妓夫太郎。 1
懸賞 ケンショウ [0] 作品やクイズの答えなどを募集したり、探しものをしたりするのに、賞金をかけること。また、その賞金・賞品など。「―金」「―に応募する」 0
造影剤 ゾウエイザイ [3],[0] 体内の臓器をレントゲンで検査するとき、撮影しやすくするために飲んだり注射したりする薬品。硫酸バリウムなど。 0
潜る もぐ-る [2] ①水中にくぐって入る。「海に―ってアワビをとる」 ②物の下や間に入りこむ。「こたつに―る」 ③人に知られないように、隠れひそむ。「地下組織に―る」 0
荊冠 ケイカン [0] いばらのかんむり。イエスが十字架にかけられたとき、かぶせられたもの。転じて、受難のたとえ。 0
賽の河原 サイのかわら [1],[4] 子どもが死ぬと行くといわれる、冥途(メイド)の河原。また、それまで積み重ねてきた努力が無駄になるたとえ。 由来「賽の河原」では、死んだ子どもの亡者が親恋しさのために石を積み上げて作った塔を、鬼が壊してしまうといわれることから。 1
乱心 ランシン [0] 心が乱れること。気が狂うこと。「殿様がご―なされた」 0
進捗・進陟 シンチョク 仕事などが進みはかどること。「工事の―状況を報告する」 停滞 0
一気呵成 イッキカセイ [1],[0] 文章をひと息に書き上げること。また、仕事を一気に仕上げてしまうこと。「―に手紙を認(したた)めた」〈『詩藪(シソウ)』〉一瀉千里(イッシャセンリ)
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岩清水 いわしみず [3] 岩の間から湧(わ)き出る冷たい水。夏 1
市場 いちば [0] ①商人が日を決めて集まり、商品の売買をする場所。いち。「卸売―」 ②食料品・日用品などの小売店がまとまってある常設の売り場。マーケット。 参考「シジョウ」と読めば別の意になる。 0
錦地 キンチ [1] 相手が住む土地を敬っていう語。御地(おんチ)参考手紙などに用いる。 0
叩頭虫 ぬかずきむし [4] コメツキムシの別称。コメツキムシ科の甲虫で、細長く黒褐色。夏由来仰向けにすると頭で地を叩(たた)き、はね返ることから。表記「額突虫」とも書く。 1
淑女 シュクジョ [2],[1] 上品でしとやかな女性。「多くの―が会場に集まった」 紳士 0
僚友 リョウユウ [0] 同じ職場で働く仲間。「会社の―と談笑する」同僚 0
力める・力勉める つと-める 力をこめてがんばる。精を出す。つとめ励む。「家業に―める」 1
仮葬 カソウ [0] かりにほうむること。また、その葬儀。本葬 0
先鋒 センポウ [0] ①戦闘で一番先に進む軍隊。さきて。 ②運動・主張などで、先頭に立って行動する人。「―者」「急―」 ③剣道や柔道などの団体戦で、まず最初にたたかう者。 参考「鋒」は刃物の切っ先の意。 0
祥瑞 ショウズイ [0] めでたいことのある前ぶれ。めでたいきざし。吉兆。吉祥。 瑞祥 参考「しょんずい」と読めば別の意になる。 0
萎縮 イシュク [0] しぼんで小さくなること。また、元気がなくなること。「筋―症」「気持ちが―する」 0
草鞋 ソウアイ [0] 「草鞋(わらじ)」に同じ。 参考「ソウカイ」とも読む。 0
夷滅 イメツ 逆らう者を平らげ、ほろぼすこと。一族を皆殺しにすること。夷殺(イサツ)。 0
遜辞 ソンジ へりくだっていう言葉。 謙辞 0
佳節 カセツ [0] めでたい日。祝日。佳日 0
坤徳 コントク ①大地が万物をはぐくむ力。 ②皇后の徳。転じて、婦人の徳。婦徳。女徳。乾徳(ケントク)参考「坤」は大地・地の徳の意。 0
予兆 ヨチョウ [0] 将来起こりそうな事態を前もって知らせる現象。きざし。前ぶれ。「天変地異を―するような不気味な雲だ」前兆 0
内向 ナイコウ [0] 気持ちが自分の内部にばかり向かうこと。内気な傾向。「彼女は―的性格だ」外向 0
歌舞伎 カブキ [0] 「歌舞伎芝居」の略。江戸時代の歌舞伎踊りに始まり、演劇として確立。民衆の間に流行して発達・完成した日本独特の演劇。 0
体刑 タイケイ [0] ①直接、体に苦痛を加える刑罰。身体刑。 ②体の自由を束縛する刑罰。懲役・禁固など。財産刑 0
商標 ショウヒョウ [0] 生産者や販売者が自己の生産や販売などであることを示すために、商品につける文字・図形・記号の標識。トレードマーク。「登録―」 0
鶏 とり [0] ニワトリ。また、その肉。 鶏(にわとり) 0
小連翹 おとぎりそう オトギリソウ科の多年草。 由来「小連翹」は漢名から。 参考「ショウレンギョウ」とも読む。 弟切草(おとぎりソウ) 1
尖 さき [0] 物の細くとがった先端。 0
習慣 シュウカン [0] ①長い間くり返すうちに、自然と身についた決まりごと。「早寝早起きの―」 ②古くからならわしとして行われている事柄。風習。しきたり。「土地の―」 0
然様 さよう [0] ①そのとおり。そのよう。「―でございます」 ②そうだ。そう。相手の話に同意を示す語。「―、あれは私のしたことです」 表記「左様」とも書く。 1
微震 ビシン [0] かすかな地震。特に注意している人にだけ感じる程度の、地震。 0
蠢動 シュンドウ [0] ①虫がうごめくこと。 蠢蠢 ②つまらないものが騒ぎ動くこと。 ①②蠢爾(シュンジ) 0
未婚 ミコン [0] まだ結婚していないこと。「―の女性」既婚 0
微熱 ビネツ [0] ①少しの熱。「―を加える」 ②健康なときの体温よりも少し高い体温。「―はあるが心配はいらない」 0
瓶詰 ビンづめ [0],[4] びんにつめること。また、つめたもの。「果物の―を贈る」表記「壜詰」とも書く。 0
死に花 しにばな [0] 死にぎわや死後の名誉。 0
審判 シンパン [0] ①ある事件などを審理し、判決を下すこと。「最高裁の―が下る」 ②運動競技で、勝敗や反則などを判断し競技を進行すること。またその人。審判員。 ③キリスト教で神がこの世をさばくこと。「最後の―」 参考①②「シンバン」とも読む。 0
道は邇(ちか)きに在りて遠きに求む みちはちかきにありてとおきにもとむ 学問の本質は自分自身にもとづくべきものであるのに、人はとかく遠く外に求めたがるので及ばないのだということ。〈『孟子(モウシ)』〉 0
赤裸 あかはだか [1] 何も身にまとっていないこと。まるはだか。まっぱだか。 全裸 夏 参考「セキラ」とも読む。 0
徳高望重 トクコウボウジュウ 徳が高く、人望が厚いこと。「望重」は信望が厚い意。 0
御食・御饌 みけ ①神への供え物。神饌(シンセン) ②天皇の食事の材料。 1
存念 ゾンネン [3] いつも心に思っている考えや事柄。「―を申し述べる」 所存 0
見台 ケンダイ [0],[1] 書物や邦楽の譜面などをのせて読む台。書見台。 0
沈勇 チンユウ [0] 落ち着いていて勇気のあること。「―の士」 0
腹芸 はらゲイ [0],[2] ①言葉や行動によらず、度胸や経験で問題を処理すること。「―にたけた政治家」 ②演劇で、役者がせりふやしぐさを使わずに、表情などで役の人物の心のなかを表すこと。 ③人間の腹を使って芸をすること。 0
卓犖 タクラク このうえなく、すぐれていること。参考「卓」「犖」ともにすぐれる意。 0
仰ぐ あお-ぐ [2] ①顔を上げて高いところを見る。「天を―いでなげく」 ②尊敬する。「終生の師と―ぐ先生に出会った」 ③自分より年齢や立場が上の人に、援助や助言を求める。「会長の決裁を―ぐ」 ④一気に飲み干す。「毒を―ぐ」 0
及び およ-び [0],[1] ならびに。また。名詞を並列するときに用いる語。「岩手―山形などの東北」 0
詭激 キゲキ 言行が並はずれてはげしいこと。「―な言論」矯激(キョウゲキ) 0
七里結界 シチリケッカイ ①人を忌(い)み嫌って寄せつけないこと。 ② 密教(ミッキョウ)で、修行をじゃまする魔障を入れないため、七里四方に境界を設けること。 0
乾癬 カンセン [0] 慢性皮膚病の一種。紅斑(コウハン)の上に、銀白色のうろこのような細片をつける。多く、頭部やひじ・ひざなどに生じる。 0
優秀 ユウシュウ [0] 他よりすぐれて、ひいでているさま。「―な成績で合格する」「―な人材を探す」 0
蟻擬 ありもどき 外見がアリに似た甲虫の総称。 擬蟻(ありもどき) 0
委曲 つばら [0] 詳しいこと。ことこまかいこと。つばらか。表記「詳ら」とも書く。参考「イキョク」とも読む。 1
唱名 ショウミョウ 仏の名号(ミョウゴウ)をとなえること。「南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)」などととなえること。 念仏 表記「称名」とも書く。 0
熔解 ヨウカイ [0] 溶解 0
儀仗 ギジョウ [0] 儀式に用いる形式的・装飾的な武器。参考「仗」は武器の意。 0
隣国 リンゴク [0],[1] となりの国。国境を接している国。隣邦 0
堅持 ケンジ [1] 意志や立場をかたく守って譲らないこと。「自らの考えを―する」 0
瞥見 ベッケン [0] ちらりと見ること。ざっと目を通すこと。「―の限り、異常はなかった」一見・一瞥(イチベツ) 0
蔑如 ベツジョ 他人をさげすむこと。ないがしろにすること。「―たる態度」蔑視 0
優長 ユウチョウ [1] 物事にすぐれ、まさっていること。「才学―」 0
不祝儀 ブシュウギ [2] 不吉な出来事。凶事。特に葬式。祝儀参考「フシュウギ」とも読む。 0
溢泌 イッピツ 植物の茎を切ったときに水分が出る現象。出液(シュツエキ) 0
施療 セリョウ [0] 貧しい人々のために、無料で病気の治療をすること。 0
杉天牛 すぎかみきり カミキリムシ科の甲虫。黒色で、はねに四個の黄色い斑点(ハンテン)がある。幼虫はスギやヒノキを食害する。 1
会期 カイキ [1] 会議・集会などが開かれている期間。特に、国会の開会から閉会までの期間。「―を延長する」 0
負う お-う [0] ①人や物を背中に乗せる。背負う。「子どもを―う」 ②自身で引き受ける。また、身に受ける。「私が全責任を―います」「傷を―う」 ③恩恵や利益などを受ける。「先人の研究に―うところが大きい」 ④評判に値する。「さすがは名にし―うパリだ(有名なだけのことはある意)」 0
鰮 いわし [0] イワシ科の海魚の総称。マイワシ・カタクチイワシ・ウルメイワシなど。群れをなして海面近くを泳ぐ。秋表記「鰯」とも書く。 0
庚午年籍 コウゴネンジャク 天智(てんち)天皇のときに作られた日本最初の戸籍。氏姓の根本台帳とされた。 由来作られたのが庚午の年であったことから。 0
猟色 リョウショク [0] つぎつぎに女性を求めて、情事にふけること。漁色(ギョショク) 0
四書五経 シショゴキョウ [1] 中国古代の代表的古典で、聖賢の言行や教えなどを記した儒教の聖典。「四書」は論語・孟子(モウシ)・大学・中庸(チュウヨウ)。「五経」は易経(エキキョウ)・詩経・書経(尚書)・礼記(ライキ)・春秋を指すが、時代により異同がある。
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漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
滔滔 トウトウ [0] ①水が勢いよく、盛んに流れるさま。「―と流れる大河」 ②すらすらとよどみなく話すさま。「―とした演説」 ③世間の風潮が、強い勢いである方向に流れ向かうさま。「―たる時代の流れ」 0
赤目魚 めなだ [0] ボラ科の海魚。北日本の沿岸にすむ。ボラに似るが、口が赤い。夏、美味。 秋 表記「眼奈太」とも書く。 1
瀕死 ヒンシ [0],[1] 今にも死にそうな状態。死にかかること。「―の重傷を負う」 0
泰然 タイゼン [0] 落ち着きはらって、物事に動じないさま。「―として揺るぎない態度」「何があっても―とかまえる」 0
交易 コウエキ [0] 物品を取りかわして商売すること。また、その商売。 0
菲徳 ヒトク 薄い徳。人間としての価値ある行いが薄いこと。寡徳(カトク) 0
桜蝦・桜海老 さくらえび サクラエビ科のエビ。桜色をした体長五(センチメートル)くらいの小エビ。干して食用とする。発光器があり、ヒカリエビともいう。 1
雑魚寝 ざこね [0] 一部屋に大勢が入りまじって寝ること。 1
闘将 トウショウ [0] ①勇ましく闘う大将や主力選手。 ②闘志あふれ、先頭に立って行動する指導者。「反戦運動の―」 0
付帯 フタイ [0] 主となるものに伴うこと。「―決議」表記「附帯」とも書く。 0
墓前 ボゼン [0] 墓のまえ。「父の―にぬかずき、復讐(フクシュウ)を誓う」 0
羊を以て牛に易う ひつじをもってうしにかう 小さなものを大きなものの代用にすること。また、物事が本質的には変わらないたとえ。故事 中国、戦国時代、斉(セイ)の宣王が、鐘に塗る血をとるためにいけにえにされそうになったウシをあわれんで、ヒツジにかえさせた故事から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
熔岩 ヨウガン [1],[0] 溶岩 0
異類中行 イルイチュウギョウ 仏が、人々を迷いから救うために、俗世間に身を投じること。また、禅僧が修行者を教え導くために、さまざまな方法を用いること。〈『景徳伝灯録』〉参考語構成は「異類中」+「行」。 0
路程 ロテイ [0] 目的地までの距離。道のり。行程。「―計(自動車などの走行距離計)」 0
冪級数 ベキキュウスウ [3],[5] ある変数の累乗(ルイジョウ)の定数倍から成り立つ、無限級数。「―に展開する」 0
杣山 そまやま 材木を切りだすための、樹木を植える山。 0
こうがい ①髪をかき上げたり整えたりする、箸(はし)に似た細長い道具。 ②日本髪に挿す飾り。金・銀・べっこうなどで作る。かんざし。 0
騎る の-る ウマに乗る。ウマにまたがる。 0
排卵 ハイラン [0] 哺乳(ホニュウ)動物の雌が、卵子を卵巣から排出すること。「―日」 0
引き写す ひきうつ-す 他人の文章などをそっくりまねて書く。書き写す。 0
水郷 スイゴウ [0] 水辺にある町や村。川や湖の景色の美しさで名高い土地。「―の町、柳川(やながわ)」 参考「スイキョウ」とも読む。 0
粘土 へなつち [1] 水底にある黒くてねばり気のある泥土。へな。表記「埴」とも書く。参考「ネンド・ねばつち」とも読む。 1
外観 ガイカン [0] 外側から見たようす。表面的なみかけ。みてくれ。うわべ。「―だけはすばらしい建物だ」外見 0
経文 キョウモン [0] 経典。または、その文章。お経。「―を唱える」参考「ケイブン」と読めば、儒教の経典(ケイテン)やその文章の意。 0
首途 かどで [2],[1] ①旅行などで自分の家から出発すること。旅立ち。 ②新たな生活を始めること。「―を祝う言葉」 表記「門出」とも書く。 参考「シュト」とも読む。 1
告諭 コクユ [1],[0] つげさとすこと。また、その文。説諭・説教参考「諭」はさとす意。 0
用具 ヨウグ [1] あることをするために使用する道具。「運動―を母校に寄付する」 0
釈尊 シャクソン [3],[1] 仏教の開祖である釈迦(シャカ)を尊敬していう語。 0
宣伝 センデン [0] ①商品や主義などについて多くの人々の理解を求めるために、広く説明してまわること。 ②大げさに言いふらすこと。 0
特撰 トクセン [0] ①特に力を入れて作ること。また、そのもの。 ②よい品物として特別に推薦すること。「―品」 0
塗す まぶ-す [2] 粉などを物の表面全体にむらなくつくように、なすりつける。「餅(もち)にきなこを―す」 0
予断 ヨダン [0] 物事の結果などを前もって判断すること。「試験の合否は―を許さない」 0
嶮隘 ケンアイ 狭くけわしいさま。「―な峡谷が続く」表記「険隘」とも書く。 0
多元 タゲン [0] 物事のおおもととなる要素が数多くあること。「―的に考える」一元 0
甘納豆 あまナットウ [3] アズキやインゲンマメなどの豆類を砂糖で煮詰め、さらに砂糖をまぶした菓子。 0
兵児帯 ヘこおび [0] 男子や子どもが着物にしめる、しごき帯。由来「兵児」は鹿児島地方で、一五歳から二五歳の男子の意で、その兵児が用いたことから。 0
脇道 わきみち [0],[2] ①本道から分かれてわきにそれる道。横道・枝道 ②抜け道。間道 ③本筋から関係ない方向にそれることのたとえ。「話が―にそれる」 0
罵る ののし-る [3] ①どなる。声高にしかる。 ②悪口を言い立てる。「相手を口汚く―る」 0
拡散 カクサン [0] ①広く散らばること。「核―防止条約」 ②濃度の異なる物質が混じり合って、全体が均一の濃度になる現象。 0
咸 みな ことごとく。おしなべて。すべて。 0
孝悌・孝弟 コウテイ 父母に孝行をし、長兄に仕えてよくしたがうこと。参考「悌」は、目上の人によくしたがう意。 0
洋杯 コップ 水などを飲むための、円筒形でガラス製の容器。 1
妲己 ダッキ 中国、殷(イン)の紂王(チュウオウ)の寵妃(チョウヒ)の名。残忍でみだらな性格とされ、邪悪な性格の女性のたとえにも用いられる。 0
太虚 タイキョ [1] ①おおぞら。虚空(コクウ)。 ②中国、宋(ソウ)の張載(チョウサイ)の宇宙万物の生成論。宇宙の本体である気が、運動して空虚になっている状態をいう。表記「大虚」とも書く。 0
反間苦肉 ハンカンクニク [0],[5] 敵情を探り、敵の仲間割れをさせるために、わざと味方に自分の身を傷つけさせて敵を欺く策略のこと。また、苦しまぎれにとる手段のこと。参考「反間の計」〈『孫子』〉と「苦肉の計」〈『三国志演義』〉を組み合わせた語。 苦肉の計 0
富貴も淫する能わず、貧賤も移す能わず フウキもインするあたわずヒンセンもうつすあたわず 志操堅固のりっぱな男子にいう言葉。どのような富貴をもってしても心をまどわすことはできず、どのような貧賤の苦しみで責められようと志操を変えさせることはできないということ。「淫」は心をまどわす、「移」は志を変える意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
賚予 ライヨ 物をたまうこと。与えること。「予」はあたえる意。表記「賚与」とも書く。 0
因果 インガ [1] ①原因と結果。 ②前世に犯した行為の報い。特に、悪行の報いとして現れる不幸な事柄。「なんの―でこんなひどい目にあうのだろう」 ③不幸・不運なさま。「―なことに雨まで降ってきた」 0
督軍 トクグン 辛亥(シンガイ)革命後の中国で、各省に置かれた軍事の長官。やがて民政長官も兼ねて文武の実権を掌握した。一九二八年に廃止。 0
摩利支天 マリシテン [3] 身を隠し、祈る人の障害を除き、利益を与えるというインドの女神。通常、イノシシにまたがっている。日本では武士の守護神とされた。 0
当来 トウライ [0] 今からのち。未来。将来。 0
工夫 クフウ [1] ①よい手段や方法を考えること。また、その手段や方法。「―をこらした作品」 ②精神修養に専念すること。参考「コウフ」と読めば、土木工事などの労働者の意になる。
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漢字の豆知識「日本と中国で意味が異なる漢字2」(公財)日本漢字能力検定協会 0
夢幻泡影 ムゲンホウヨウ 世の物事のはかないたとえ。夢と幻、泡(あわ)と影、いずれも一瞬のうちに消え去ってしまうものであることから。〈『金剛般若経(コンゴウハンニャキョウ)』〉参考「泡影」は「ホウエイ」とも読む。 0
涯 はて [2] 物事の尽きる所。いちばん端。きわまり。限り。「空の―」 0
霊気 レイキ [1] 霊妙な気配。神秘的な雰囲気。「深山に入ると―を強く感じる」 0
穿鑿 センサク [0] ①穴を掘ること。 ②細かくほじくるようにして調べること。「あれこれ―する」 0
考証 コウショウ [0] 古い文献などをしらべて、過去の事実を証明し、説明をすること。「時代―」「年号のいわれを―する」 0
脇腹 わきばら [0] ①腹の両側面。よこばら。よこっぱら。 ②本妻以外の女性の生んだ子。妾腹(ショウフク)。めかけばら。 0
停頓 テイトン [0] 物事が行き詰まること。進展しないこと。「交渉が―する」 0
妓女 ギジョ [1] ①平安時代末期、歌や舞など芸能を演じた女性。白拍子(しらビョウシ)。 ②芸者や遊女。 0
谿水 ケイスイ [0] 谷川。また、谷川の水。表記「渓水」とも書く。 0
銅頭鉄額 ドウトウテツガク 非常に精悍(セイカン)で勇猛なさま。銅の頭と鉄のひたいの意から。〈『史記』〉 0
荒布・荒和布 あらめ 褐藻類コンブ科の海藻。外洋に生える。葉は羽状複葉で、両面にしわがある。食用や肥料などにする。春 1
外灯 ガイトウ [0] 門灯など家の外に取り付けたあかり。屋外灯。「庭の―」 0
防空 ボウクウ [0] 航空機などによる空からの攻撃を防ぐこと。「―壕(ゴウ)」 0
垂涎 スイゼン [0] ①食べたくてよだれをたらすこと。 ②非常にほしがること。「―の的(まと)」 参考「スイセン・スイエン」とも読む。 0
仮死 カシ [1] 意識がなく呼吸も止まり、死んでいるかのように見える状態。「―状態で救出した」 0
余裕 ヨユウ [0] ①落ち着いてゆったりしていること。ゆとりのあること。「―ある態度に感服した」「生活に―がある」 ②物があまっていること。「まだ人数に―がある」 0
揃う そろ-う [2] ①形や程度が同じになる。「粒が―う」「足並みが―う」 ②必要なものや人がすべて集まる。「顔が―う」「好条件が―う」「道具が―う」 0
阿る おもね-る [3] 相手に気に入られようとして振る舞う。「権力者に―るような発言」媚(こ)びる・諂(へつら)う 0
大立者 おおだてもの [0],[4] ①一座のうちで、最も技量のすぐれた役者。 ②その社会で、大きな影響力があり、重要な位置を占めている人。「財界の―」巨頭・大御所 0
万灯会 マンドウエ [3] 懺悔(ザンゲ)や滅罪のためにたくさんの灯明(トウミョウ)をともして、仏や神を供養する行事。 0
花より団子 はなよりダンご 風流より実益をとること。外観より実質を重んじるたとえ。また、風流を解さない人のたとえ。花の下より鼻の下・色気より食い気 0
御首 みぐし 「首(こうべ)」の尊敬語。 1
否諾 いなせ ①不承知と承知。否応(いやオウ)。諾否(ダクヒ)。 ②安否。消息。 1
属性 ゾクセイ [0] ①あるものにもとから備わっている性質。 特性・特質 ②哲学で、そのものに固有な性質。 本質 0
老化 ロウカ [0] 年をとって、身体の機能が低下すること。転じて、時がたつにつれて物の性質やはたらきが衰えていくこと。「―現象」 0
初転法輪 ショテンボウリン はじめての説法。釈迦(シャカ)が悟りを開いてのち、はじめて行った鹿野苑(ロクヤオン)の説法。「転法輪」は仏の説法。 0
塋 はか 遺骨や遺体を葬る所。周囲を囲んだ墓所。墓地。はかば。 0
早暁 ソウギョウ [0] 夜明けのころ。明け方。「―から働く」 早朝・早旦(ソウタン)・払暁(フツギョウ) 0
隔月 カクゲツ [0] ひと月おき。「講演会は―に開催します」「―発行の雑誌」 0
諄諄 くどくど ①話などをしつこくくり返して言うさま。 ②思い切りの悪いさま。 参考「ジュンジュン」と読めば別の意になる。 0
超邁 チョウマイ 飛び抜けてすぐれていること。参考「邁」は、すぎる・まさる意。 0
燻製 クンセイ [0] 薫製 0
対称 タイショウ [0] ①互いに対応し、つり合っていること。相称 ②文法で、代名詞の第二人称。話し手に対して聞き手を指し示すもの。自称・他称 ③数学で二つの点・線・図形が、ある点・直線・面に対し向き合う位置にあること。シンメトリー。「左右―の図形」 0
私蔵 シゾウ [0] 自分個人の物としてしまいもっていること。また、その物。「幻の名画がどこかに―されているらしい」 0
老生 ロウセイ [0],[1] 年をとった男性が自分をへりくだっていう語。 0
送致 ソウチ [1] ①送り届けること。 ②関係書類や被告人などを、ある機関から他の機関へ移すこと。「検察庁へ―する」 0
瑣砕細膩 ササイサイジ 情のこまやかなこと。「瑣砕」は心をこまやかに砕くこと。「細膩」はきめこまかなこと。 0
嬌態 キョウタイ [0] 美しくなまめかしいさま。こびを含んだ姿や動作。 0
小茄子 こなすび [2] サクラソウ科の多年草。山野や道端に自生。茎は地をはう。夏、黄色い五弁花をつけ、ナスに似た形の実を結ぶ。 1
黙黙 モクモク [0] 余計なことは話さず、黙って物事に励むさま。「―と作業をする」「―と勉強を続ける」 0
山麓 サンロク [0] 山のふもと。山すそ。「樹海が―に広がっている」 山頂 0
諸行無常 ショギョウムジョウ [0],[1] この世のすべてのものは常に変化して、不変のものはないということ。人生の無常をいう仏教の根本思想。「諸行」は因縁によって生じたこの世のすべてのもの、あらゆる現象。 有為転変(ウイテンペン) 0
夫婦喧嘩は犬も食わぬ フウフゲンカはいぬもくわぬ 夫婦喧嘩はつまらないことが原因で始まり、しかも簡単に仲直りするものだから、他人が真剣に心配したり仲裁したりするものではないということ。 0
風霜高潔 フウソウコウケツ 清らかに澄みきった秋の景色のこと。風が空高く吹きわたり、霜が清らかに降りる意。〈欧陽脩(オウヨウシュウ)の文〉 0
魚拓 ギョタク [0] 魚の拓本。魚に墨を塗り、紙や布に写したもの。「―で釣果を競い合う」 0
瘴煙 ショウエン 毒気や悪気を含む霧・もや。「椒花(ショウカ)落つるとき―起こる」 0
所論 ショロン [0] その人の論じている意見や理論。「―のとおり」 参考多く、学術論文などの文章にいう。 0
先途 センド [1] ①行き着く先。物事の結果。「―を見届ける」 前途 ②勝負などが決まる大切な場面や時。せとぎわ。「ここを―と攻める」 0
高山景行 コウザンケイコウ 徳が高く行いがりっぱで、だれにでも尊敬される人や物事のたとえ。「景行」は大きく広い道の意。高い山は人の仰ぎ見るもの、大きな道は明白で規範となるので人々が行くところから。〈『詩経』〉 0
家長 カチョウ [1],[0] ①一家のあるじ。主人。 ②旧民法での戸主。 0
馬爪 バず ウマのつめ。鼈甲(ベッコウ)の代用とする。 0
矢立 やたて ①矢を入れる武具。 ②「矢立硯(すずり)」の略。(えびら)の中に入れて陣中に携帯した硯箱。 ③墨つぼに、筆を入れる筒をつけた携帯用の筆記用具。 0
先勝 センショウ [0] ①「先勝日(センショウニチ)」の略。陰陽道(オンヨウドウ)で、何事も午前を吉、午後を凶とする日。急用や訴訟によいとされる。 先負(センブ) ②何回か戦う試合で、最初の試合に勝つこと。「日本シリーズに―する」 参考①「センかち」とも読む。 0
相克 ソウコク [0] ①対立・矛盾するものが互いに争うこと。「理性と感情とが―している」 ②五行説で、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に勝つこと。 相生(ソウショウ) 「相剋」の書きかえ字。 0
醢汁 しょっつる イワシやハタハタを塩づけにして発酵させ、にじみ出た汁でつくった調味料。秋田特産。「―鍋(なべ)」 冬表記「塩汁」とも書く。 1
奚ぞ なん-ぞ どうして…か。なんで…か。疑問や反語を表す語。 0
舅の物で相婿(あいむこ)もてなす しゅうとのものであいむこもてなす 他人の持ち物でちゃっかりと人に自分の義理を果たすこと。自分のふところを痛めずに、他人に振る舞うこと。「相婿」は姉妹の夫どうしの呼び名。参考「物」は「酒」ともいう。人の牛蒡(ゴボウ)で法事する 0
扱く しご-く [2] ①長いものなどを片方の手で持ち、もう一方の手ではさんで強く引く。 ②厳しく鍛える。また、暴力をふるって痛めつける。「部活で徹底的に―かれた」 0
好古 コウコ [1] 古いものを愛し好むこと。昔のことをしのび慕うこと。「伯父は―趣味だ」懐古 0
らか あき-らか ①光が明るく照らしているさま。明るく輝いているさま。「太陽が―に照る」 ②はっきりしたさま。明白なさま。「彼のまちがいは―だ」 0
察る み-る 物事を丹念に調べる。細かく観察する。詳しく調べる。 0
破れ やれ [2] ①やぶれること。また、そのもの。 ②印刷物のきずもの。刷りやれ。「―紙」 0
厳正中立 ゲンセイチュウリツ 紛争などでどちらにも味方せず、かたよらない立場を固く守ること。「仲裁者は―の態度を貫く」局外中立 0
破戒 ハカイ [0] 戒めを破ること。特に、受戒した僧が戒律にそむくこと。「―僧」持戒 0
櫓櫂 ロかい [0],[1] 舟をこぐ道具の、櫓と櫂。また、和船の両側についた櫓と櫂を扱う部分の総称。「―がない(頼みにする物が何もない状況のたとえ)」表記「艪櫂」とも書く。 0
暫定 ザンテイ [0] とりあえず決めておくこと。確定するまでの仮の取り決め。臨時の措置。「―的」「―予算」 0
変局 ヘンキョク 平常とは異なる局面。非常の場面。「―に直面する」 0
余命 ヨメイ [0],[1] 死ぬまでに残っているいのち。「―いくばくもない」余生 0
徐に おもむろ-に [0] 動作がものものしくゆっくりしているさま。「―口を開く」 0
益者三友 エキシャサンユウ [1] 交際して有益な三種類の友人のこと。「三友」は正直な人・誠実な人・博識な人。〈『論語』〉参考略して「益友」ともいう。損者三友 0
南京黄櫨 なんきんはぜ トウダイグサ科の落葉高木。中国原産。暖地で栽培。葉はひし形で、紅葉が美しい。種子からとった脂肪は、せっけん・ろうそくの原料。根皮は利尿剤にする。表記「烏臼」とも書く。 1
双手 ソウシュ [0] 「双手(もろて)」に同じ。 0
既の事に すんでのこと-に もう少しのところで。「―助かった」「―火事を出すところだった」 0
喫茶 キッサ [0] ①茶を飲むこと。「社内に―コーナーができた」 ②「喫茶店」の略。「ジャズ―」参考①「キッチャ」とも読む。 0
要点 ヨウテン [3] 事柄の大切な箇所。骨子。ポイント。「―をかいつまんで話す」要所 0
光栄 コウエイ [0] 輝かしいほまれ。名誉。「身に余る―」光輝 0
声紋 セイモン [0] 人の音声を周波数分析することによって個人ごとに得られる特徴。犯罪捜査などに活用される。 0
結く す-く 糸や縄を編んでつなげる。「魚をとる網を―く」 0
株式 かぶシキ [2] ①株式会社の資本を構成する単位。 ②会社に対する出資者である株主がもつ、権利と義務。株主権。 ③株式会社が発行する有価証券で、売買や譲渡ができるもの。株券。 0
流人 ルニン [0] 流刑に処せられた人。流罪人。参考「リュウジン」とも読む。 0
姥目樫 うばめがし [3] ブナ科の常緑高木。暖地の海岸近くに自生。高さは約一〇(メートル)に達する。葉は長楕円(ダエン)形でかたい。初夏、黄褐色の小花が咲く。材は備長炭(ビンチョウタン)の原料。実は食用。参考「うまめがし」とも読む。 0
軟球 ナンキュウ [0] 軟式の野球・テニスなどで使用するやわらかいボール。硬球 0
緑内障 リョクナイショウ [0],[3] 眼球の圧力が異常に高くなり、目が痛み視力が減退する病気。ひとみが緑色をおび、失明することもある。あおそこひ。 0
鶴九皐(キュウコウ)に鳴き声天に聞こゆ つるキュウコウになきこえテンにきこゆ すぐれた人物は、隠れていてもその名声が遠くまで知れ渡ることのたとえ。ツルは奥深い沼沢にいても、その気品のある声は天にまで届く意から。「九皐」は奥深いところにある沼沢。〈『詩経』〉 0
晨旦 シンタン あさ。あした。早朝。朝早く。晨朝(シンチョウ)。 参考「晨」も「旦」も、あさ・早朝の意。 0
一斑 イッパン [0],[3] 物事の一部分。「組織の―を知り得たにすぎない」参考ヒョウの毛皮にあるまだらの一つの意。 0
菜豆 いんげんまめ マメ科のつる性一年草。 隠元豆(インゲンまめ) 1
目から鱗が落ちる めからうろこがおちる 思いがけないことがきっかけとなって迷いや悩みから解放され、急に周囲の事態がよく見えるようになること。由来 『新約聖書』(使徒行伝・九)の「直ちに彼の目より鱗のごときもの落ちて見ることを得」から。 0
肉袒牽羊 ニクタンケンヨウ 降伏の意思を表すこと。肌脱ぎして謝罪し、ヒツジを引いて料理人として仕えようとする意から。〈『春秋左氏伝』〉肉袒負荊(ニクタンフケイ) 0
区区 まちまち [2],[0] 物事や見解などがそれぞれ異なること。「意見が―で収拾がつかない」参考「クク」とも読む。 1
柔和 ニュウワ [0] 性格や印象などが優しくおとなしいさま。ものやわらかなさま。「象の―な目元」 0
叩頭 コウトウ [0] 地面に頭をすりつけて、お辞儀をすること。「―して謝す」 0
盗む ぬす-む [2] ①他人の金品をひそかにとる。 ②人に気づかれないように何かをする。「深夜、家族の目を―んで出かける」 ③ひそかにまねて自分のものとする。「親方の技を―む」 ④忙しいなかでわずかな時間をやりくりする。「暇を―んでは書いた小説です」 0
玉杯 ギョクハイ [0] ①玉で作った美しい杯。 ②杯の美称。玉卮(ギョクシ) 0
狷介孤高 ケンカイココウ 自分の意志をかたくなに守り、他人と和合しないさま。「孤高」は孤独で世間に超然としたさま。頑迷固陋・風岸孤峭(フウガンコショウ) 0
京鹿の子 キョウがのこ ①京都で染めたかのこ絞り。 ②和菓子の一つ。紅色の餡(アン)で包んだ餅(もち)に白インゲンをつけたもの。かのこ餅。 ③バラ科の多年草。シモツケソウに似る。夏、多くの赤い小花をつける。観賞用。夏 0
快哉 カイサイ [0] 痛快この上もないこと。「―を叫ぶ」参考「快なる哉(かな)」の意。 0
窃鈇の疑い セップのうたがい 疑いの心で見れば、すべてが疑わしく見えるたとえ。「窃鈇」は斧(おの)をぬすむこと。〈『列子』〉 0
漏れる も-れる [2] ①液体や光線がすき間からこぼれ出る。「雨水が―れる」 ②秘密などが外に知られる。ばれる。 ③抜け落ちる。脱落する。「名簿から一人分―れる」 0
杉菜 すぎな [0] トクサ科のシダ植物。原野に自生。葉は退化して節ごとに枝が輪生する。早春に生える胞子茎を「つくし」といい、食用にする。 春 表記「接続草・筆頭菜・問荊」とも書く。 0
助動詞 ジョドウシ [2] 付属語のうち、活用があるもの。用言や他の活用語について意味を補ったり、話し手の判断を表したりする。「見た・見たい・見ない」の「た・たい・ない」など。 0
世運隆替 セウンリュウタイ 世の中が盛んになったり、乱れたり、衰えたりすること。 栄枯盛衰 参考「世運」は「セイウン」とも読む。 0
柏槙 ビャクシン [3],[2] イブキの別称。 伊吹(イぶき) 0
角盥 つのだらい 左右に二本ずつ、つののような柄(え)のついた盥。多くは漆塗りの日用具。手や顔を洗ったり、口すすぎなどに用いた。 0
覧る み-る ①よくみる。観察する。 ②ひととおり目を通す。見渡す。眺める。 0
空 から [1] ①なかに何もないこと。「―の箱」 ②中身がないさま。値打ちがないさま。見せかけであるさま。「―元気」「―威張り」 0
優 わざおぎ [1] ①神や人を楽しませるために、こっけいな芸をすること。また、その人。 ②役者。芸人。表記「俳優」とも書く。 0
波止場・波戸場 はとば 陸から海中に突き出た構築物。波をよけて船を泊め、乗客の乗り降りや荷物の上げ下ろしをしたりする場所。船着き場。埠頭(フトウ) 1
黙る だま-る [2] ①何も言わない。また、泣くことや言うことをやめる。「―って音楽を聞く」「泣く子も―るほどの恐怖」「うるさい。―れ」 ②何もはたらきかけをしない。「ひどいやり方に―っていられない」 0
仏籬祖室 ブツリソシツ 仏教の教え。仏の家の垣根と禅宗の祖の部屋の意から。 0
不同 フドウ [0] 同じでないこと。また、そろっていないこと。「順―」 0
面相 メンソウ [1] 人の顔つき。顔かたち。「ひどいご―だ」「百―」人相 0
肪 あぶら 動物の体内の油質の固まったもの。重要なエネルギー源となる。脂肪。 0
単価 タンカ [1] 商品の、一単位あたりの価格。また、品物一つの値段。 0
自己流 ジコリュウ [0] 他人に教わったのでない、また一般とはちがう自分だけのやり方。我流。 0
さかずき 古代中国で儀式に用いられた酒器。ラッパ形の青銅器。 0
垂範 スイハン [0] 模範を示すこと。手本を見せること。「率先―」 0
不心得 フこころえ [2] 心がけのよくないこと。「―者」「日頃(ひごろ)の―を反省する」 0
器質 キシツ 細胞により構成される、器官の形状的な性質。 0
吐息 トいき [0] ため息。思わずほっとつく息や、落胆したときにはく大きな息。「青息―」「観衆の中から―がもれた」 0
月経 ゲッケイ [0] 成熟した女性の子宮から周期的に出血する生理現象。メンス。 0
大勢 タイセイ [3],[0] ①おおよその形勢。「選挙の―は決した」 ②世の中のなりゆき。「天下の―に逆らう」参考「おおゼイ・タイゼイ」と読めば別の意になる。 0
霊水 レイスイ [0] 神仏の力により、不思議な効能のある水。霊験(レイゲン)あらたかな水。 0
甘蕉 バナナ バショウ科の多年草。熱帯で栽培。葉は大きく楕円(ダエン)形。果実は黄色く熟し、香りがよくあまい。食用。夏 1
苔桃 こけもも [0] ツツジ科の常緑小低木。高山に自生。初夏、紅色を帯びた白色の釣鐘形の花をつけ、赤い球形の実を結ぶ。実は食用。また、果実酒をつくる。表記「越橘」とも書く。 0
全滅 ゼンメツ [0] 残らずほろびること。すべてほろぼすこと。「敵が―した」 0
祓殿 はらえどの [0] 神社で、はらいを行う殿舎。 0
一労永逸 イチロウエイイツ 長く安楽な生活は、その前にたいへんな苦労を重ねなければ得られないということ。故事 中国、後漢の憲(トウケン)が難敵を破り、班固(ハンコ)に自分の功績をたたえる銘を作らせた。班固はその中で「このたびの遠征は、一度苦労して長い安逸を得、しばらく心身を費やして、長く安楽にいられるものである」と言った故事から。〈班固(ハンコ)の文〉一労久逸・暫労永逸(ザンロウエイイツ) 0
背 せ [1] ①背中。腹 ②うしろ。背部。「お城を―にして並ぶ」 ③山の尾根。「山の―」 ④身長。せたけ。「―が高い」参考④「せい」とも読む。 0
帰嫁 キカ よめ入りすること。とつぐこと。「他家へ―する」 0
被髪文身 ヒハツブンシン 髪を結ばず、体に入れ墨をする異民族の野蛮な風俗のこと。「文身」は体に入れ墨をする意。〈『礼記(ライキ)』〉被髪左袵(ヒハツサジン) 0
戦乱 センラン [0] 戦争によって世の中が乱れること。また、戦争。 兵乱 0
慣例 カンレイ [0] いつもそうすることになっている事柄。ならわし。「―にしたがって、最年長者が乾杯の音頭をとる」「―化した行事」先例・慣習・慣行 0
征つ う-つ 敵を攻めてこらしめる。武力で平定する。 0
逍遥 ショウヨウ [0] 気ままに歩くこと。そぞろ歩き。「川べりを―する」 散策・漫歩 0
帰依 キエ [1] 神仏を信仰して、その教えにしたがいすがること。「仏道に―する」 0
口説く クど-く [2] ①自分の思いどおりにしようとあれこれ言う。特に、異性に対してしきりに迫る。「ついに―きおとした」 ②同じことをくどくど言う。うるさくぐちを言う。「酒を飲むと―く癖がある」 0
臣民 シンミン [3] ①君主国における国民。 ②明治憲法下の日本で、天皇・皇族以外の人民。一般国民。 参考君主の臣下である人民の意から。 0
木鳥 つくとり ミミズクの別称。 木(みみずく) 1
死口 しにくち 口寄せの一つ。死霊が巫女(みこ)に乗り移って、ものを言うこと。また、その言葉。 生口(いきくち) 0
和光同塵 ワコウドウジン [1] 才能や徳を隠し、世間に目立たないように暮らすこと。「和光」は才知の輝きをやわらげ、目立たなくすること。「同塵」は、俗世間にまじりあう意。「塵」は、ちり。転じて俗世間。〈『老子』〉参考仏教では、仏や菩薩(ボサツ)が衆生(シュジョウ)を救うために、本来の姿を隠して俗世に現れることをいう。和光垂迹(ワコウスイジャク)・内清外濁 0
理髪 リハツ [0] 髪を切り整えること。調髪。散髪。「―師」理容 0
最善 サイゼン [0] ①いちばんすぐれていること。いちばんよいこと。「―の選択」 最上・最良・最高 最悪 ②できる限りのこと。全力。ベスト。「引き受けたからには―を尽くす」 0
順守 ジュンシュ [1] 教えや法律・規則などにしたがい、これを守ること。「師の教えを―する」 遵奉 表記「遵守」とも書く。 0
密造 ミツゾウ [0] 法律をおかして、こっそりと物をつくること。「―酒」「銃の―」 0
蚊母樹 いすのき マンサク科の常緑高木。暖地の山に自生し、高さは約二〇(メートル)になる。葉は厚く長い楕円(ダエン)形で、春に深紅色の小花をつける。材は堅く家具などに利用。 由来「蚊母樹」は漢名から。 1
制空権 セイクウケン [3] 権益確保のために、軍事上の目的で、ある地域の空域を航空兵力で支配する力。「―をにぎる」 制海権 0
仕儀 シギ [1] 事の成り行き。思わしくない事態・結果。「このような―に立ち至った」 0
鼓 つづみ [3],[0] 中央のくびれた木製の胴の両端に革を張り、手で打ち鳴らす楽器。「さえた―の音が響きわたる」 0
成蹊 セイケイ 徳のある人のもとには自然に人が慕って集まることのたとえ。 故事「桃李(トウリ)言(ものい)わざれども、下自(おのずか)ら蹊を成す」〈『史記』〉から出た言葉。前漢の将軍・李広の人徳をたたえた文に引用されたことわざ。 0
加特力 カトリック [3] キリスト教の一派。カトリック教会。また、その信仰や信者。 1
鹿爪らしい しかつめらしい 緊張してまじめそうなようす。もっともらしい。「―い態度」 参考「鹿爪」は当て字。 0
衣帯中賛 イタイチュウサン 中国、南宋(ナンソウ)の忠臣文天祥(ブンテンショウ)が獄中で死に臨み、帯の中に書き残した辞世の言葉。故事 元軍に敗れた文天祥は、獄中三年、ついに降伏せず処刑された。忠節を守り通した文天祥が死に際し、「孔子や孟子(モウシ)など聖賢の教えは、つまるところ仁義の道である。この教えをはずかしめないように願う」と、その真情を記したという故事から。〈『宋史』〉参考語構成は「衣帯中」+「賛」。 0
嚇怒 カクド かっとなって怒ること。激怒すること。表記「赫怒」とも書く。 0
側杖 そばづえ [0],[3] そばにいたために、直接関係ないのに災いや迷惑を受けること。まきぞえ。「―をくう」 表記「傍杖」とも書く。 0
法制 ホウセイ [0] ①法律と制度。「―を改める」 ②法律上、定められた制度。「税の―」 0
人を以(もっ)て鑑(かがみ)と為(な)す ひとをもってかがみとなす 他人の態度や行為を見て、自分の言行を正すこと。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
死守 シシュ [1] 命がけで守ること。必死に守ること。「ホームベースを―する」 0
克服 コクフク [0] 頑張って困難に打ちかつこと。「多くの困難を―した」 0
診断 シンダン [0] ①医者が診察して健康状態などを判断すること。「健康―を受ける」 ②物事の欠陥の有無を調べて判断すること。「企業―」 0
炒る い-る [1] 食品を容器に入れて火にかけ、動かしながら熱して水分をとばす。「胡麻(ゴマ)を―る」 0
子規 ほととぎす [3] ホトトギス科の鳥。 由来「子規」は漢名から。 参考正岡子規(まさおかしき)は、吐血で苦しむ自分を、口の中が赤いホトトギスにたとえて「子規」と号した。 杜鵑(ほととぎす) 1
精妙 セイミョウ [0] きわめて細かく巧みなこと。「―な工芸品」 0
知力 チリョク [1] 知的な能力。知恵のはたらき。「―にすぐれた人」知能・知性体力表記「智力」とも書く。 0
平文 ヒョウモン [0] 奈良時代に唐から伝来した漆工芸の技法の一つ。金銀の薄い板を模様に切って漆の面に貼(は)り、さらに漆を塗って研ぎ出し、平らにしたもの。参考「ひらモン」とも読む。 0
糸瓜 へちま [0] ウリ科のつる性一年草。熱帯アジア原産。夏、黄色い花をつけ、筒形の大きな果実を結ぶ。 秋 由来「糸瓜」は漢名から。 表記「天糸瓜」とも書く。 参考茎を切って薬用・化粧用のへちま水をとる。果実の繊維は浴用あかすりに用いる。 1
弐臣 ジシン 二心ある家臣。また、二君に仕えた臣。 0
中華 チュウカ [1] 中国で、漢民族が自国や自民族を呼ぶ美称。参考自らを世界の中心と考え、文化的にすぐれているという意。 0
野太い のぶと-い [3] ①ずぶとい。大胆なさま。「―い奴」 ②声や音が太い。低音で、声量や音量が大きい。「―い音が響く」 0
暮れ泥む くれなず-む [4] 日が暮れそうでなかなか暮れないでいる。「―む弥生(やよい)の空」 0
貿易 ボウエキ [0] 外国と商品の取引をすること。また、その取引。「―摩擦の解消を目指す」「自由―」 0
蛇の目 ジャのめ [0] ①二本の太い輪が、同心円状に描かれた模様。ヘビの目の形を表す。 ②「蛇の目傘(がさ)」の略。広げると蛇の目の模様が現れるからかさ。 0
宝篋印塔 ホウキョウイントウ [5] 供養塔、また墓碑塔。もとは宝篋印陀羅尼(ダラニ)の経文を納めた塔。石づくりの方形が多い。 0
所為 ショイ [1] ①行い。振る舞い。しわざ。「悪魔の―」 行為・所業 ②行為のわけ。ゆえ。 理由・原因 参考②「せい」とも読む。 0
栄耀の餅(もち)の皮 エイヨウのもちのかわ 度を越したぜいたくのこと。ぜいたくに慣れ、餅を食べるのにも皮をむく意から。参考「栄耀に餅の皮を剝(む)く」ともいう。「エヨウのもちのかわ」とも読む。 0
渺漫 ビョウマン 「渺渺」に同じ。参考「渺」「漫」ともに広い意。 0
月不見月 つきみずづき 陰暦五月の異名。夏 由来五月雨(さみだれ)で、めったに月が見えないことから。 1
中潜り なかくぐり 茶室の庭に設けられた小さな門。くぐり。中門(チュウモン)。由来くぐって出入りするように造られていることから。 0
蒐り かり 春に行う狩猟。 参考一説には、秋の狩猟ともいう。 0
肥やし こやし [3] ①農作物を育てるため、田畑に施す栄養分。こえ。肥料 ②成長を助け、のちに効きめを現すもののたとえ。「読書は知恵の―だ」 0
簞笥 タンス 引き出しや開き戸のついた箱形の家具。衣類の収納用。「洋服―」参考「簞」「笥」ともに、竹で編んだ入れ物の意。 0
性 たち [1] ①人の性質や体質。「せっかちな―だ」「すぐ風邪を引く―だ」 ②物事の性質や傾向。「―の悪い噂(うわさ)」 0
常 つね [1] ①いつも変わらないこと。 ②ふだん。日ごろ。「―の出勤時間」 ③きまり。ならわし。「人の世の―」 ④ふつう。平凡。「―の人」 0
上顎 ジョウガク [0] 上のあご。 下顎(カガク) 参考「うわあご」とも読む。 0
征矢・征箭 そや 昔、戦争に用いた鋭い矢尻(やじり)をつけた矢。 1
鞍上人無く鞍下馬無し アンジョウひとなくアンカうまなし 鞍(くら)の上の乗り手がすぐれた乗馬の技で、鞍の下のウマと一体となって見えるように疾走するさま。また、乗馬に限らず巧みな操作ぶりをたたえるのにも用いる。 0
千古 センコ [1] ①遠い昔。大昔。太古。 ②永遠。永久。「―不変」 ①②万古(バンコ) 0
臓 はらわた [1] 内臓。特に、心臓・肺・肝臓・腎臓(ジンゾウ)・脾臓(ヒゾウ)の五臓。 参考「腑(はらわた)」と書けば、胃や腸など六腑の意。 0
仙風道骨 センプウドウコツ 仙人や道士のような、世俗を超越した風采(フウサイ)と容貌(ヨウボウ)。 0
濡れ衣 ぬれぎぬ [0] ①ぬれた衣服。 ②身におぼえのない罪や根も葉もない評判。特に、無実の罪。また、それらを受けること。「―で信用を失う」 冤罪(エンザイ) 0
樵歌 ショウカ きこりのうたう歌。 0
接客 セッキャク [0] 客を接待すること。客への応対。「―態度が身についている」 0
八岐大蛇 やまたのおろち [5] 記紀神話にあらわれる大蛇(ダイジャ)。頭と尾がそれぞれ八つずつあり、酒を好んだという。 1
掛替え かけがえ 予備のために備えておく同種のもの。かわり。ひかえ。「人間の命は―のないものだ」 0
顕す あらわ-す [3] 広く世間に知らせる。「碑を建て、その善行を―す」 0
鈍器 ドンキ [1] ①よく切れない刃物。利器 ②こん棒やかなづちなど、刃のついていない重くてかたい道具。凶器として使われるもの。 0
辛くも から-くも [1] ようやく。かろうじて。やっとのことで。「―災難を逃れた」 0
巡邏 ジュンラ [1],[0] ①巡回して警備すること。また、その役の人。パトロール。 警邏・巡察 ②江戸時代、市中をまわり、警備した役人。 0
悔いる く-いる [2] 自分のしたことを反省し心を痛める。後悔する。くやむ。「今となっては―いるばかりだ」 0
途絶 トゼツ [0] とだえること。ふさがり絶えること。「外部との通信が―した」 「杜絶」の書きかえ字。 0
文章絶唱 ブンショウゼッショウ 文章や詩歌の、最もすぐれたもののこと。〈『鶴林玉露(カクリンギョクロ)』〉 0
魂 たま [1] 霊魂。「御(み)―祭り」参考「たましい」とも読む。 0
半畳 ハンジョウ [3],[0],[1] ①たたみ一畳の半分。「―ほどの広さの花壇」 ②昔の芝居小屋で、見物人が敷いた小さいござ。 0
古跡 コセキ [0],[1] 歴史上の事件や建物などがあった場所。旧跡・遺跡・古址(コシ) 「古蹟」の書きかえ字。 0
浦 うら [2] ①海や湖などが陸地に入りこんだ所。浦曲(うらわ)。入り江。「小舟のつながれた―」「田子の―」 ②海辺。浜辺。「―の苫屋(とまや)」 0
蛭蓆 ひるむしろ [3] ヒルムシロ科の多年草。沼や水田に自生。水面に浮かぶ葉は長楕円(ダエン)形。夏、水面に黄緑色の花穂をつける。ヒルモ。 夏 由来水田に群生するさまを、ヒルの座るむしろに見立てたことから。 表記「眼子菜」とも書く。 0
自省 ジセイ [0] 自分で自分の言動を反省すること。「深く―する」 0
誤謬 ゴビュウ [0] 論理や知識などのあやまり。「―を訂正する」参考「誤」も「謬」もともにあやまる意。 0
巡察 ジュンサツ [0] 見てまわって調べること。視察してまわること。 巡視・巡閲・巡回 0
濛雨 モウウ たちこめる霧雨(きりさめ)・小雨(こさめ)。そぼふる雨。ぬかあめ。 0
日光 ニッコウ [1] ①太陽の光。「―をあびる」 ②「日光菩薩(ボサツ)」の略。 0
弁別 ベンベツ [0] 物事のちがいを見分けること。区別すること。「物事の善悪を―する」識別 0
義勇 ギユウ [1] ①正義を守ろうとする心・勇気。「―軍」 ②忠義と勇気。 0
芋の煮えたもご存じない いものにえたもごゾンじない 世間知らずのおっとりした者をあざけったり、からかったりしていう言葉。芋が煮えたかどうかの区別もつかないようなお坊ちゃん育ち・お嬢さん育ちの意から。 0
燐寸 マッチ [1] 軸木の先につけてある発火剤をこすって火を出す用具。 1
脂汗 あぶらあせ [4],[3] 精神的・肉体的に苦しいときににじみ出る、脂肪分のまじったねばっこい汗。「額に―がにじむ」 0
孔 あな [2] 突き抜けたあな。なかがからっぽのすきま。「鍋(なべ)に―があく」「障子に―をあける」「―を穿(うが)つ」 0
東男に京女 あずまおとこにキョウおんな 男は、たくましくて気っぷのいい江戸の男がよく、女は、しとやかで情のある京都の女がよいということ。越前男に加賀女・京男に伊勢(いせ)女・讃岐(さぬき)男に阿波(あわ)女 0
長考 チョウコウ [0] 長い時間考えこむこと。「―を続ける」参考特に、囲碁や将棋などの対局でいう。 0
一存 イチゾン [0] 一人だけの考え・判断。「私の―で決めてもよいものかどうか」独断 0
下克上 ゲコクジョウ [3] 身分の下の者が上の者をおしのけ、地位や権力を手にすること。参考「下、上に剋(か)つ」の意。南北朝末期から戦国時代にかけて、下級階層が台頭した実力主義の風潮をいった語。 「下剋上」の書きかえ字。 0
捕縄 ホジョウ [0] 警官が、犯人などをとらえてしばる縄。とりなわ。 0
予行 ヨコウ [0] 儀式や行事などがうまくいくように、前もって本番のとおりに行っておくこと。「運動会の―演習」 0
開鑿 カイサク [0] 開削 0
七福神 シチフクジン [4] 福徳の神として信仰される七神。大黒天・恵比須(エビス)・毘沙門(ビシャモン)天・弁財天・福禄寿(フクロクジュ)・寿老人・布袋(ホテイ)。 0
房室 ボウシツ [0] ①へや。特に、夫婦の寝室。 ②植物の子房の内腔(ナイコウ)。胞。 0
傲慢 ゴウマン [0],[1] いばって人を見下すさま。「―無礼」表記「敖慢・慠慢」とも書く。 0
八方塞がり ハッポウふさがり [5] どの方面にも障害があって手の打ちようがなく、頼れる人もいなくて途方に暮れること。由来陰陽道(オンヨウドウ)で、どの方角も不吉なため、何もできないことから。 0
所得 ショトク [0] ①その人の物になること。また、その物。 取得 ②一定期間内に得た収入・利益。給料・利子・家賃など。「不労―」 0
一升の餅に五升の取り粉 イッショウのもちにゴショウのとりこ 主となる事柄よりも、それに関連することのほうが多くなるたとえ。一升の餅をつくのに、五升の取り粉が必要になる意から。 0
透百合 すかしゆり ユリ科の多年草。海岸の岩場に自生。夏、黄赤色の花を上向きにつける。由来花弁のつけねが細く、花弁と花弁の間にすきまがあることから。 1
威力 イリョク [1] 相手をおそれさせ、服従させる強い力。すばらしい性能。「巨大資本の―」「新型エンジンの―を見せつける」 0
晩い おそ-い [0] ①夜が更けている。 ②時代や時期があとである。 0
翁 おきな [0],[1] ①年をとった男性。また、その敬称。「竹取(たけとり)の―」媼(おうな) ②能楽で使用する老人の面。また、その面をつけて舞うめでたい能楽の演目。参考②正式の能会では、最初に演じられる。 0
年子 としご [2] 同じ母親から生まれた一歳ちがいの兄弟姉妹。「―の兄妹」 0
千村万落 センソンバンラク 多くの村落。「千」「万」は数が多いことを示す。〈杜甫(トホ)の詩〉 0
月明 ゲツメイ [0] 月の光が明るいこと。月あかり。また、明るい月光。秋 0
音頭 オンド [1] ①多人数で歌うとき、先に歌って調子をとること。また、その人。 ②歌につれて大勢で踊る民族舞踊の一つ。また、その歌。 ③人の先に立ち大勢をあとに続かせることのたとえ。「部長の―で乾杯をする」由来「音頭(オンドウ)(雅楽の合奏で管楽器類の主席奏者)」の転じた語。 0
精査 セイサ [1] 細かい点にいたるまで詳しく調べること。 0
州崎 すさき 砂州が、海や河川の中まで長くつき出て、みさきとなった所。 表記「洲崎」とも書く。 0
槽 おけ [1] ①家畜のえさを入れる容器。かいばおけ。 ②水や酒などを入れる方形の容器。ふね。 0
機鋒 キホウ [0] ①刀剣などの切っ先。ほこさき。 ②鋭い攻撃の勢い。「―をかわす」 0
既済 キサイ [0] ①必要な手続きなどを、すでにすませたこと。処理のすんだこと。「―の書類」既決 ②金品などの借りをすでに返してあること。「借金の―分」未済 0
幕僚 バクリョウ [0] ①将軍や君主などの参謀。 ②軍隊で、司令官などに直属して作戦を補佐する将校。 0
課程 カテイ [0] ある期間に割り当ててさせる学業・作業の内容や順序。「高校の―を修了する」「教育―」 0
匙加減 さじカゲン [3] 薬の調合具合。転じて、心くばりの度合い。手加減。「―で良くも悪くもなる」 0
聯珠 レンジュ [0],[1] 連珠 0
卓絶 タクゼツ [0] 他と比較できないほどすぐれていること。卓越・卓抜 0
弟 おとうと [1] ①同じ親から生まれた子どものうち、年下の男性。年下の男兄弟。 ②配偶者の年下の兄弟。また、妹の夫。 ①②兄 0
枕席 チンセキ [0] ①枕(まくら)と敷物の意から、寝床。 ②寝室。また、男女が同じふとんで寝ること。表記②「枕藉」とも書く。 0
唱歌 ショウカ [1] ①歌をうたうこと。また、その歌。 唱曲 ②旧制小学校の教科の一つ。また、その歌曲。現在の音楽。「児童―」 0
直腸 チョクチョウ [0],[3] 肛門(コウモン)に続く、大腸の最後の部分。 0
自慢 ジマン [0] 自分や自分に関することを、得意げに話したり示したりすること。「お国―」「―の料理」 自負・自賛 0
御出座し おでまし [0] 他人の外出や出席、また出てくることを敬っていう語。「会長が―になる」 0
脱字 ダツジ [0] 文章で書き落としたり、印刷の際に抜け落ちたりした文字。「誤字―」衍字(エンジ) 0
巌しい けわ-しい 岩が高くがけのように切り立っているさま。「―しい岩肌が美しい景観を生み出している」 0
云為 ウンイ [1] 言うことと、すること。言行。しわざ。「動静―」 0
狆 ちん [1] 犬の一品種。小形で、顔は平たくしゃくれ、目は丸くて大きい。愛玩(アイガン)用。 0
暖衣飽食 ダンイホウショク [1] 暖かい衣服を身につけ、飽きるほど食べること。衣食に事欠かない安楽な暮らしのたとえ。表記「煖衣飽食」とも書く。参考「飽食暖衣」ともいう。金衣玉食粗衣粗食 0
尻重 しりおも [0] 動作が遅くて、物事をなかなか始めようとしないこと。 尻軽 0
隔日 カクジツ [0] 一日おき。なか一日をへだてること。「―に出勤する」 0
亜細亜 アジア 六大州の一つ。東半球の北部を占め、ヨーロッパとともにユーラシア大陸をつくる。 1
悠長 ユウチョウ [1] 落ち着いてあわてないこと。気の長いこと。「―な話」「―なことを言ってはいられない」 0
毛骨悚然 モウコツショウゼン ひどく恐れおののくことの形容。毛髪や骨の中にまで恐れを感じるということ。「悚然」は、恐れてすくむさま。表記「悚然」は「竦然」とも書く。 0
睨め付ける ねめつ-ける [4],[0] にらみつける。「物も言わずに―けてしかる」 0
急遽 キュウキョ [1] 大急ぎで。あわただしく。突然に物事をするようす。「―予定を変更する」参考「遽」はあわただしい意。 0
寔に まこと-に [0] ほんとうに。まさしく。 0
地声 ジごえ [0] その人の生まれつきの声。また、意識しないで自然に発声する声。作り声・裏声 0
沃饒 ヨクジョウ 地味が肥えて作物が豊かに実ること。「何年もかけて―な土地にした」参考「饒」は豊かな意。 0
隙 キンゲキ [0] 物事のすきま。また、不和。仲たがい。 0
孩提 ガイテイ 乳児。また、二、三歳の幼児。参考「提」は抱かれる意。 0
庖 くりや ①台所。調理場。庖厨(ホウチュウ)。 ②料理人。くりやびと。 0
汗水漬 あせみずく [3],[0] 汗でびっしょりぬれたさま。汗みどろ。「―になって働く」 夏 0
付言 フゲン [0] つけ加えて言うこと。また、その言葉。付語表記「附言」とも書く。 0
輪舞 リンブ [1] 大勢の人が輪になって踊ること。また、その踊り。ロンド。「―曲」 0
枷 かせ [1] ①刑具の一種。首や手足につけて自由を奪うもの。「―をはめる」 ②行動を束縛するもの。「子が―となる」 ①②桎梏(シッコク) 0
妹 いもうと [4] ①年下の女のきょうだい。姉 ②古くは男性からみての女のきょうだい。姉にも用いた。兄人(せうと) 0
遭逢 ソウホウ 思いがけなく、あうこと。巡りあうこと。 遭遇 0
遑遑 コウコウ うろうろと落ち着かないさま。あわただしく忙しいさま。 0
妖気 ヨウキ [1] 不吉なことが起こりそうな気配(ケハイ)。あやしい気配。「占い師の周りには不思議な―がたちこめていた」 0
黄鳳蝶・黄揚羽 きあげは アゲハチョウ科のチョウ。はねは黄色の地に複雑な黒色などの模様がある。 1
赤麻・赤苧 あかそ イラクサ科の多年草。山地に自生。茎と葉柄は赤みをおびる。古くは茎から繊維をとった。 由来「赤麻」は漢名から。 1
沸 にえ 刀の焼きによって、刀身の地肌と刃との境目にできる、銀砂をまいたような輝くもの。「日本刀の―」表記「錵」とも書く。 0
富貴は驕奢を生ず フウキはキョウシャをショウず 財産をつくり、地位が高くなると、心がおごりぜいたくになる。 0
趾 あし あしの、くるぶしから下の部分。あしくび。「―高く気傲(ゴウ)なり」 0
援用 エンヨウ [0] 自分の説を証明するために、他の文献などを引用すること。「最新の学説を―する」援引 0
早世 ソウセイ [0] 年若くして死ぬこと。はやじに。 夭折(ヨウセツ)・夭逝 0
晩学 バンガク [0] 年をとってから学問を学び始めること。 0
弁護士 ベンゴシ [3] 民事・刑事の訴訟などで、被告や原告の代理としてその権利や利益を守ることを職務とする人。「若手の―」 0
突起 トッキ [0] 一部分が突き出ること。また、突き出たもの。でっぱり。「―物」 0
早鐘 はやがね [0] ①火事などの緊急事態を知らせるために、激しく打ち鳴らす鐘。また、その音。 ②不安や心配事のために、心臓の鼓動が激しくなること。激しい動悸(ドウキ)。「緊張のあまり、胸が―を打つ」 0
副え木 そえぎ ①植物などが傾いたり倒れたりしないように、支えにする木。 ②骨折した部分を固定するためにあてがう板。副木(フクボク)。表記「添え木」とも書く。 0
断裁 ダンサイ [0] 紙や布などをたち切ること。「製本所の―機」 0
乱雑 ランザツ [0] 秩序だっておらず、ばらばらに散らかっているさま。入りまじって整理されていないこと。だらしのないさま。「部屋が―だ」「書類を―に置く」 0
船舶 センパク [1] 人や財貨をのせて水上を走る乗り物。ふね。商法上では、商行為のために航行する、櫓櫂(ロかい)船以外の大形の船。 0
琵琶 ビワ [1] 木製のしゃもじ形の胴に、弦を四、五本を張る。東洋の弦楽器。ばちをはじいて音を出す。「―を抱いて演奏する」 0
拙者 セッシャ [0] 昔、武士などが用いた、自分を謙遜(ケンソン)していう語。それがし。 0
噴水 フンスイ [0] ①ふき出る水。 ②水が高くふき出るようにした装置。また、その水。ふき上げ。「公園の―」 夏 0
母后 ボコウ [1] 天皇の母。先代の天皇の皇后。皇太后。参考「ははきさき」とも読む。 0
豪強・豪彊 ゴウキョウ 勢力が盛んで力強いこと。また、その人。 0
熱熱 あつあつ [0] ①非常に熱いさま。「―のグラタン」 ②男女がたいそう愛し合っているさま。「あの夫婦は新婚でもないのに―だ」 0
創作 ソウサク [0] ①新しいものを作りだすこと。 ②新しい発想で芸術作品などを生みだすこと。また、その作品。「―活動」「文芸作品を―する」 ③作り話。つくりごと。うそ。「そんな言い訳は彼の―だ」 0
匝る めぐ-る ぐるりとまわる。また、周囲をぐるりと取り巻く。 0
常套手段 ジョウトウシュダン [5] いつもと同じやり口のこと。「まず相手を威嚇する、それが彼の―だ」 0
従容として義に就(つ)く ショウヨウとしてギにつく ゆったりと落ち着いて、恐れることなく正義のために身を投げ出すこと。「義に就く」は、命を捨てても正義にしたがう意。〈『程子遺書(テイシイショ)』〉 0
到底 トウテイ [0] どうしても。とても。「―納得できない」「―不可能な願いである」参考打ち消しの語を伴う。本来は「結局は・つまり」の意。 0
閭門 リョモン [1] 村里への出入り口の門。里門。 0
嗽ぐ くちすす-ぐ [4],[0] 水を含んで口中を清める。うがいをする。 表記「漱ぐ」とも書く。 0
公廨 クガイ ①役所。また、その建物。 ②政府の所有物。役所の費用・物品・田地など。「―田」参考「クゲ」とも読む。 0
手術 シュジュツ [1] ①医師が治療のために患部の切開・切断や移植などの処置を施すこと。 ②物事の状況を根本的に改めること。「会社再建には大―が必要だ」 0
誘う いざな-う [0] さそう。勧めて連れ出す。「出不精の夫を旅に―う」「空想の世界へ―う物語」 0
葦毛 あしげ [0],[3] ウマの毛色で、白い毛のなかに黒色や茶色の毛がまじっているもの。 0
踞る うずくま-る [4],[0] ひざを曲げ、体をかがめてしゃがむ。「石畳の上に―る」「急な腹痛でその場に―る」 0
駿逸 シュンイツ ①足の速いウマ。 ②すぐれた才能の人。 表記②「俊逸」とも書く。 0
心尽し こころづくし [4] 気をくばり、心をこめてまわりのためにはかること。心のこもっていること。「―の手料理」 0
子安貝 こやすがい [3] タカラガイ科の巻貝の俗称。卵形で美しいつやがあり、古くから安産のお守りにされた。 春 0
愧じる は-じる [2] 自分の見苦しい行いなどをはずかしく思う。 0
媒介 バイカイ [0] 両方の間に立って取り持つこと。仲立ち。「感染症を―する害虫だ」 0
曲玉 まがたま [0] 古代の装身具の一種。一端がふくらんだ巴形(ともえがた)で、めのう・ひすい・水晶などでできている。表記「勾玉」とも書く。 0
坊主丸儲(もう)け ボウズまるもうけ 元手や経費なしで利益を得ること。僧は、費用も使わず、なんの元手もなしに収入を得る意から。 0
唱う うた-う 節をつけて長くうたう。声を高く張り上げてうたう。 0
狩猟 シュリョウ [0] 野生の鳥獣を、鉄砲や網などを用いて捕らえること。「―解禁」「―免許」 冬 0
牙床 くれどこ 古代、中国の胡床(コショウ)という腰掛けをまねして作った椅子(イス)。表記「呉床」とも書く。 1
致す いた-す [2] ①「する」「行う」の謙譲語。「私が―します」 ②「する」の丁寧語。「感謝―します」 ③力や精根を尽くす。 ④ある結果をもたらす。招く。「不徳の―すところです」 ⑤及ぼす。「故国に思いを―す」 0
聖地 セイチ [1] ①宗教的に神聖な土地。 ②キリスト教の発祥地、パレスチナ。「―巡礼の旅に出た」 0
軍人 グンジン [0] 戦争に従事することを職業とする人。また、軍籍のある人の総称。 0
吉丁虫 たまむし [2] タマムシ科の甲虫。本州以南に分布。体は長楕円(ダエン)形。緑色の地に紅紫色のたてじまがある。金属光沢があり、美しいことから装飾に用いる。夏表記「玉虫」とも書く。 1
乳母 めのと [2],[1] 「乳母(うば)」に同じ。 1
朞年 キネン 満一か年。一周年。表記「期年」とも書く。 0
総監 ソウカン [0] 軍隊などの大きい組織で、全体の仕事や人員を統率・監督する役。また、その役の人。「警視―に就任した」 0
高麗卓 コウライジョク 小棚の一種。香炉や花器を置き、茶事にも用いる。高麗台子(ダイス) 0
区区 クク [2],[0] ①それぞれがばらばらで、まとまりがないさま。「見解が―に分かれる」「評価は―として定まらない」個個・別別 ②小さくて取るにたりないさま。「―たる日々の問題」参考①「まちまち」とも読む。 0
船端 ふなばた [0] 船のふち。ふなべり。舷側(ゲンソク)。 表記「舷」とも書く。 0
形而上 ケイジジョウ [0] ①形のないもの。抽象的や観念的なもの。 ②哲学で、時間・空間を超越して、感覚では存在を知り得ないもの。「―学」形而下 0
銭占 ぜにうら 三個の銭を投げて、表・裏の出た数によって吉凶を占うもの。八卦(ハッケ)説に準じて行われた。表を吉とする。 1
雑多 ザッタ [0] さまざまな種類のものが入りまじっていること。「―な品物を扱う」 0
幸便 コウビン [0] ①都合のよいたより。ちょうどよいついで。「―に託す」 ②人に頼んで渡してもらう手紙のわきに添える語。 0
初める そ-める [2] …しはじめる。はじめて…する。「しらじらと夜が明け―める」 0
佳話 カワ [1] 心の温まるよい話。美談。「キツネにまつわる―」 0
他 ほか [0] ①別の場所。よそ。「―へ行こう」 ②別のこと。それ以外。「―に方法はない」 0
食い意地 くいイジ [0] むさぼりたべようとする欲望。「―が張っている」 0
庭園 テイエン [0] 手を入れた庭。樹木を植え、築山や泉水などを造り、眺めて楽しむ庭。 0
佯狂 ヨウキョウ [0] 発狂したふりをすること。また、その人。表記「陽狂」とも書く。 0
歩武 ホブ [1] 足どり。あゆみ。「―堂々と進む」歩調参考「武」は半歩の意。 0
座長 ザチョウ [0] ①劇団を率いるかしら。一座の長。座頭(ザがしら)。 ②座談会などで、話を進行させ、まとめる人。 議長 0
石伏魚 ごり カジカ・ヨシノボリ・チチブなど小形の淡水魚の別称。 表記「鮴」とも書く。 1
勃勃 ボツボツ [0] 物事が、盛んにわき起こるようす。「―たる野望はとめられない」「雄心―」 0
鼻下長 ビカチョウ [2] 女性に甘く、だらしないこと。また、そういう男性。女好き。由来鼻の下が長い意から。 0
大謀網 ダイボウあみ 垣網と袋網を組み合わせた大形の定置網の一種。数隻の漁船で魚を追いこんで捕獲する。 0
靺鞨 マッカツ 中国古代、東北地区の異民族。ツングース族の一種族。 0
大部 タイブ [0] ①まとまりになっている書物の巻数やページ数が多いこと。大冊。「―の全集を買った」 ②大部分。 0
豚 ぶた [0] イノシシ科の哺乳(ホニュウ)動物。イノシシを改良して家畜としたもの。食用・皮革用。表記「家猪」とも書く。 0
独眼竜 ドクガンリュウ ①片目の英雄や豪傑。 ②江戸時代初期の武将、伊達政宗(だてまさむね)のこと。独眼竜政宗。由来①中国、唐の群雄の一人として活躍した片目の英傑・李克用(リコクヨウ)(後唐(コウトウ)の太祖(タイソ))の異名から。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
紐帯 チュウタイ [0] ①二つのものを結びつけるもの。「加盟国の―となる条約」 ②社会を構成している地縁・血縁。「社会―」参考「ひもとおび」の意。「ジュウタイ」とも読む。 0
歩む あゆ-む [2] ①足で進む。あるく。「木曽路(きそじ)を―む」 ②さまざまな経験などを経る。また、進行する。「彼は苦難の人生を―んで来た」「交渉決裂の道を―む」 0
陰暦 インレキ [0] 月の満ち欠けを基準として作った暦。太陰暦。旧暦。陽暦 0
太鼓持ち タイコもち [3] ①酒席で客の機嫌をとり、その席のとりもちをする男。幫間(ホウカン)。 ②おせじを言って人にへつらう者。 0
月琴 ゲッキン [0] 中国から伝わった弦楽器。円形の胴に短い棹(さお)がつき、弦が四本、琴柱(ことじ)が八つで、琵琶(ビワ)に似ている。 0
理不尽 リフジン [2] 物事の筋道がとおらないこと。道理に合わないことを無理に押しとおそうとすること。また、そのさま。「―な要求を突きつけられた」不合理 0
季節 キセツ [2],[1] 一年を天候の推移によって分けたもの。春夏秋冬の四季や、雨季・乾季など。シーズン。「新緑の―」時節・時候 0
軍紀・軍規 グンキ 軍隊を統制するための風紀や規則。「―を乱す行動はするな」軍律 0
雨蛙 あまがえる [3] アマガエル科のカエル。体長約四(センチメートル)。四肢に吸盤があり木にのぼる。緑色の背は環境により茶褐色に変化する。夏由来雨が降る前によく鳴くことから。 0
垂れ柳 しだれやなぎ [4] ヤナギ科の落葉高木。 枝垂(シだ)れ柳 0
辰宿 シンシュク 星座。星の宿り。天球を二八の星座(二十八宿)に分類したもの。 0
茫然 ボウゼン [0] ①ぼんやりとして、とりとめがないようす。 ②気が抜けて、ぼんやりしているようす。表記②「呆然・惘然」とも書く。 0
赫怒 カクド [1] かっとなって怒ること。激怒すること。「口が過ぎて友を―させた」表記「嚇怒」とも書く。 0
賭する ト-する [2] ①かけごとをする。②何かのために大事なものを犠牲にする。また、そのような覚悟で事をする。「生命を―して闘う」 0
海牙 ハーグ オランダ南西部の都市。王宮・政府機関の所在地で、実質上の首都。国際司法裁判所がある。 1
枯びる から-びる ①水分がなくなる。干からびる。 ②古びて趣が増す。人柄や芸に深みが出る。 0
違反・違叛 イハン 法律・協定・約束などにしたがわないこと。「交通法規に―する」違背・背反 0
葉巻 はまき [0] 「葉巻煙草(タバコ)」の略。タバコの葉をきざまないで、そのまま巻いて作った高級なタバコ。シガー。 0
準える なぞら-える [4] ①他のものと比べて考える。 ②標準にする。ならう。まねをする。 表記「准える」とも書く。 0
憲る のっと-る 手本、または基準としてしたがう。規範とする。 0
朶 えだ ①花のついた枝。垂れ下がった枝。 ②花や雲のかたまりになったもの。 0
各般 カクハン [0],[1] いろいろ。さまざま。それぞれの方面。諸般。「―の事情」 0
宛行 あてがい 与える側が一方的に割りあてて与えること。また、そのもの。表記「充行」とも書く。 1
回避 カイヒ [1] 身をかわして逃れること。直面を避けること。まぬかれること。「戦争―の努力をする」忌避・逃避 0
逸脱 イツダツ [0] ①本筋から外れること。「人は常道を―してはならない」 ②まちがえて抜かすこと。 0
群軽折軸 グンケイセツジク 小さな力も数を集めれば大きな力となるたとえ。軽いものでも数多く積めば重くなって車軸が折れてしまうことから。〈『史記』〉参考「叢軽折軸(ソウケイセツジク)」ともいう。積羽沈舟・積土成山 0
呪禁 ジュゴン [0] まじないをして災いなどをはらうこと。「―博士(昔、宮中で呪禁を教授した人)」 0
追善 ツイゼン [0] 死者の冥福(メイフク)を祈るため、仏事・善事・興行などを行うこと。「―供養」「役者の―興行」追福 0
浬 かいり [0] 海上の距離を表す単位。一浬は一八五二(メートル)。表記「海里」とも書く。 0
麴 こうじ 米・麦・豆などを蒸して、こうじ菌を入れて増殖させたもの。醬油(ショウユ)・味噌(ミソ)・酒などをつくるのに用いる。「―漬をつくる」表記「糀」とも書く。 0
心許ない こころもと-ない [6] 頼りなく不安だ。また、ぼんやりして心配だ。「このお金で足りるか―ない」「彼女を一人で行かせるのは―ない」 0
陶土 トウド [1] 陶磁器の原料となる粘土。白色の純良な粘土。白土。陶石 0
禾本科 カホンカ [0] イネ科の旧称。イネ・ムギ・タケなどを含む。 0
蛍蛆 つちぼたる [3] ホタルの幼虫。または、はねの退化した雄の成虫。水辺にすみ、尾部から光を発する。表記「地蛍」とも書く。 1
養う やしな-う [3],[0] ①育てる。扶養する。「女手一つで二人の子を―う」 ②動物を飼う。世話する。「牛馬を―う」 ③体力や精神力などをだんだんと鍛錬してつくり上げる。「規則正しい習慣を―う」 ④養生する。体力や気力などを回復する。「長期休暇で英気を―う」 0
切れる き-れる [2] ①切った状態になる。「糸が―れる」「目の縁が―れた」「連絡が―れる」 ②尽きる。なくなる。「醬油(ショウユ)が―れる」「期限が―れる」 ③切れ味が鋭い。「よく―れるナイフ」 ④頭がよく働く。「―れる男」 ⑤向きが変わる。「道は右に―れたところで行き止まりになる」 ⑥我慢の限界を越える。「彼はついに―れた」
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漢字の豆知識 頭のよさをほめる表現…「頭がキレる」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
現前 ゲンゼン [0] 現在、目の前に現れていること。「―たる事実」 0
世知辛い・世智辛い セチがら-い ①打算的で心にゆとりがないさま。計算高い。「―い商売をする」 ②こせこせとして暮らしにくい。住みにくい。「―い世の中」 0
讙しい かまびす-しい やかましい。そうぞうしい。さわがしい。 0
悪所 アクショ [1],[0] ①山道などで、険しく危険が多いところ。難所 ②遊郭。 0
不器用 ブキヨウ [2] ①器用でないこと。ぶきっちょ。「手先が―だ」 ②要領が悪いこと。対処のしかたが下手なこと。「―な生き方」 ①②器用表記「無器用」とも書く。 0
仲 なか [1] 人と人との間柄。人間関係。「―を直す」「二人の―を裂く」 0
特級 トッキュウ [0] 一級より上の等級。最高級。また、そのもの。「―品」 0
不具 フグ [1] ①体の一部に障害があること。 ②手紙の終わりに書く結びの語。不一(フイツ)。 0
皮茸 こうたけ イボタケ科のキノコ。 革茸(こうたけ) 1
発表 ハッピョウ [0] 表向きに知らせること。「婚約―」「ピアノの―会」「研究―」 0
筈 はず [0] ①弓の両端にある弦(つる)をかける部分。弓筈(ゆはず)。 ②「筈(やはず)①」に同じ。 ③当然そうあるべきこと。道理。「そんな―はない」参考③弓の弦は合うのが当然であることから。 0
薫蕕 クンユウ ①香気のある草と、悪臭のする草。 ②善人と悪人。君子と小人。また、善悪のたとえ。 0
躪る にじ-る ①座ったまま、ひざを地に押しつけて進む。「座敷に―って入る」「―り寄る」 ②押しつけてすり動かす。じりじりと押しつぶす。「煙草(タバコ)の吸い殻を踏み―る」 0
放つ はな-つ [2] ①自由にさせる。「鳥を空に―つ」 ②遠ざける。追放する。「罪人を南の島に―つ」 ③射る。うつ。「矢を―つ」 ④発する。「作品は異彩を―っている」「刺激臭を―つ」 ⑤火をつける。「城に火を―つ」 ⑥送りこむ。「敵陣に間者を―つ」 0
健全 ケンゼン [0] ①心身がすこやかなさま。「―な魂」健康 ②物事が適切な状態で活動・運営されているさま。「―な経営」 0
皁 くろ 黒い色。 参考「皁」はトチやクヌギなどの木の実で、黒色の染料の原料として用いた。 0
活着 カッチャク さし木や移植をした植物が根づいて生長すること。 0
縦割り たてわり [0] ①垂直面で割ること。 ②ある組織の上下関係に基づいて組織編成されていること。「―行政」 ①②横割り 0
敝衣蓬髪 ヘイイホウハツ ぼろぼろの衣服に伸び放題に乱れた頭髪で、なりふりにかまわないたとえ。蓬頭垢面(ホウトウコウメン)・弊衣破袴(ヘイイハコ)
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四字熟語根掘り葉掘り63:「蓬頭垢面」に納得できなかった話
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
自刎 ジフン [0] 自分で自分の首をはねて死ぬこと。 自剄(ジケイ) 0
護摩の灰 ゴマのはい [0] 旅人をだまして金品を奪う者。胡麻(ゴマ)の蠅(はえ)由来ただの灰を、ありがたい護摩を焚(た)いた灰として旅人に高く売りつけた者がいたことから。 0
草木皆兵 ソウモクカイヘイ ひどく恐れおののき、おびえるさま。恐れるあまり、草や木もすべて敵兵に見えてしまう意から。〈『晋書(シンジョ)』〉 疑心暗鬼・風声鶴(フウセイカクレイ) 0
経帷子 キョウかたびら [3],[4] 仏式の葬儀で、死者に着せる白い着物。麻などで作り縫い目の糸は留めずにおく。経衣(キョウエ)・寿衣(ジュイ) 1
漏斗 じょうご [1],[0] 液体を口の小さい容器に入れるときに用いるラッパ形の道具。由来上戸(ジョウゴ)(酒飲み)の意からという。参考「ロウト」とも読む。 1
爬羅剔抉 ハラテッケツ ①人材を探し出すこと。 ②人の欠点を暴き出すこと。かき集めえぐり出す意から。「爬」はつめでかき寄せる、「羅」は網で鳥を残らず捕る、「剔抉」はそぎ取る意。〈韓愈(カンユ)の文〉参考「ハラテキケツ」とも読む。 0
牛宿 いなみぼし 二十八宿(古代中国で、天球を黄道に沿って二八区に分けた星座)の一つ。山羊(やぎ)座の西部に位置する。表記「稲見星」とも書く。参考「ギュウシュク」とも読む。 1
酒は百薬の長 さけはヒャクヤクのチョウ 酒は、節度を考え適量を飲むなら、どんな薬よりも体にいいということ。〈『漢書(カンジョ)』〉 酒は天の美禄 0
粘液 ネンエキ [1],[0] ねばり気のある液。「―を分泌して虫を溶かす植物」漿液(ショウエキ) 0
細則 サイソク [0] 法律などで、総則や主となる条文に述べられている以外の、細かい事柄について定めた規則。 総則 0
研究 ケンキュウ [0] 物事や問題をよく調べ考えて真理をつきつめること。また、その結論。「―の成果を発表する」 0
挺する テイ-する [3] 他より先んじて進む。先頭に立つ。「身を―して守りたたかう」 0
婆 ばば [2] ①年取った女性。老女 ②両親の母。祖母。 ①②爺(じじ) ③乳母。 ④トランプのジョーカー。 0
新約聖書 シンヤクセイショ [5] キリスト教の聖書のうち、おもにキリストとその弟子たちの事績を記したもの。 参考「旧約聖書」はキリスト出現以前の、ユダヤ教の教えなどをまとめた書。 0
坐骨 ザコツ [0] 骨盤にあり、すわったときに体を支える骨。 表記「座骨」とも書く。 0
以毒制毒 イドクセイドク 逆効果をねらって、悪を制するために悪を用いるたとえ。毒を消すのに他の毒を用いる意から。〈『普灯録』〉参考「毒を以(もっ)て毒を制す」ともいう。以毒攻毒・以夷制夷(イイセイイ) 0
浜芹 はまぜり [2] セリ科の二年草。浜辺に自生。夏、白い小花を密に咲かせ、楕円(ダエン)形の実を結ぶ。実は煎(セン)じて薬用とする。ハマニンジン。表記「蛇牀」とも書く。 0
亜硫酸 アリュウサン [0],[2] 亜硫酸ガスを水で溶いたもの。漂白剤・殺菌剤として使われる。 0
座棺 ザカン 死者を、すわった姿勢で入れるように作った棺。 寝棺(ねカン) 0
寒柝 カンタク 冬の夜に打ち鳴らす拍子木。また、その音。冬 0
太一・太乙 タイイツ ①中国の古代思想で、天地創造のときの万物の根元。宇宙の本体。太初 ②道教で、宇宙を支配する神。太一神。 ③陰陽道(オンヨウドウ)で、星の名。太一星。 0
思う事言わねば腹脹(ふく)る おもうこといわねばはらふくる 思っていることを言わないと思いが内にこもり、気分が晴れないこと。 表記「脹る」は「膨る」とも書く。 0
庶務 ショム [1] こまごまとした事務。「会社の―課で仕事をする」 雑務 0
馬酔木 あせび [0] ツツジ科の常緑低木。山地に自生。早春、つぼ形の白い小花を総状につける。葉や枝は有毒。葉は殺虫剤に用いる。春由来ウマが葉を食べると酔って動けなくなることから。参考「あしび」とも読む。 1
先聖先師 センセイセンシ 過去のすぐれた聖人や師たちのこと。〈『礼記(ライキ)』〉 参考「先聖」は昔の聖人、「先師」は聖人の教えを広く伝えた人。昔の中国では、学校を建てると必ず先聖と先師をまつった。その場合の先聖と先師は、時代によって異なる。 0
吸飲み・吸吞み すいのみ 長い吸い口のついた、急須(キュウス)の形の容器。病人が寝たままで水や薬などを飲むときに使う。 0
総桐 ソウぎり [0] キリだけを使って全体が作られていること。「―の和簞笥(ワダンス)」 0
態勢 タイセイ [0] 物事に対処する構えや状態。「準備―を整えて待つ」「―は万全だ」 0
裏 うち [2] ①なか。内部。 ②心のなか。「複雑な胸の―をあかす」 0
陰鬱 インウツ [0] 空模様や気分などがはればれしないこと。陰気でうっとうしいこと。暗鬱・憂鬱 0
握力 アクリョク [2] 手で物をにぎりしめる力。「速球投手は―が強い」 0
図版 ズハン [0] 書籍や雑誌などに印刷してのせられた図。 0
又候 またぞろ [0] またまた。またしても。またもや。同じようなことが、繰り返されるさま。「―子どもたちが騒ぎだした」 0
満員 マンイン [0] ①定員数に達すること。「―御礼の垂れ幕が下がった」 ②人がいっぱいに詰まること。「―電車」 0
郁しい かぐわ-しい 盛んに香るさま。香気のつよいさま。「―い菊の香り」 0
怨憎会苦 オンゾウエク [5] うらみ憎む者とも会わなければならない苦しみのこと。仏教でいう「八苦」の一つ。参考語構成は「怨憎会」+「苦」。
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・漢字の豆知識 四苦八苦はどんな苦しみ? ~いろんな苦しみが入っています~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
研学 ケンガク [0] 学問を深く修め、みがきをかけること。「―に励み合格した」 0
読書三余 ドクショサンヨ [1] 読書するのに都合がよい三つの余暇。冬・夜・長雨をいう。三余。由来 中国、三国時代、魏(ギ)の董遇(トウグウ)が、弟子に語った勉強法から。〈『三国志』〉 0
丸い まる-い [0],[2] 球形または円形をしているさま。「―いボール」「背中が―い」 0
連敗 レンパイ [0] 続けて負けること。負け続けること。「痛い―を喫する」連勝 0
鶴髪童顔 カクハツドウガン 年寄りが元気なこと。白髪頭の老人が、幼子のように血色がいい意から。「鶴髪」はツルのように白い髪の毛。参考「童顔鶴髪」ともいう。 0
奏する ソウ-する [3] ①天子・天皇に申し上げる。 ②演奏する。かなでる。「舞楽を―する」 ③なし遂げる。「作戦が功を―する」 0
兄 あに [1] ①同じ親から生まれた、年上の男。実兄。 ②配偶者の、年上の男兄弟。また、姉の夫。義兄。 ①②弟 0
業腹 ゴウはら [0] 非常にくやしくて腹の立つこと。怒りにたえないこと。いまいましいこと。「弟に負けるなんて―だ」 0
霊魂不滅 レイコンフメツ 人間のたましいは、肉体の死後も滅びずに存在し続けるという考え方。霊魂不死 0
所柄 ところがら [0] その場所の性質やようす。「―をわきまえない言動」 場所柄 0
分相応に風が吹く ブンソウソウにかぜがふく 生活程度に応じて、いろいろな出来事があり出費もあるということ。 0
鯤鵬 コンホウ 果てしなく大きいもののたとえ。参考「鯤」は伝説上の大魚、「鵬」は伝説上の大鳥の意。 0
範例 ハンレイ [0] 模範または手本となる例。「歴史は後生の教訓かつ―である」 0
金粟蘭 ちゃらん センリョウ科の常緑小低木。中国原産。葉はチャに似る。初夏、粟粒(あわつぶ)ほどの黄色い小花を穂状につける。花は香りがよく、茶の香りづけに用いる。 由来「金粟蘭」は漢名から。表記「茶蘭」とも書く。 1
空空寂寂 クウクウジャクジャク [0],[3] 空虚で静寂なさま。煩悩などがなく、無心で執着しないさま。無我の境地。「空寂」を強調した語。もと仏教の語。 0
縁談 エンダン [0] 縁組みの相談。特に、結婚の縁組みをすすめるための相談。「姉の―がまとまりそうだ」 0
禁輸 キンユ [0] 輸入や輸出を禁止すること。輸出入禁止。「―品」 0
世渡り よわたり [2] 世の中で暮らしていくこと。渡世(トセイ)。処世。「―がへただ」 世過ぎ 0
黄な粉 きなこ [1] 大豆を煎(い)ってひいた粉。砂糖を混ぜ、餅(もち)・団子などにまぶす。 由来「黄なる粉」の意から。 0
諸説 ショセツ [1] 一つのことに対するさまざまな説や意見。「語源は―ある」 0
弊習 ヘイシュウ [0] よくない習慣。悪い風習やしきたり。「旧来の―を改める」「―を絶つ」弊風・悪習 0
漫ろに そぞ-ろに なんとなく。意識せずに。あてもなく。「湖畔の道を―歩く」 0
梨の礫 なしのつぶて [4],[0] こちらから便りを送っても、相手から一向に返事のこないこと。「礫」は、投げられた小石の意。小石を投げても返ってこないことから。「梨」を「無し」に掛けた語。 0
見目 みめ [1],[2] ①見たようす。見た目。 ②人の容貌(ヨウボウ)や器量。「―うるわしい」 ③体裁。面目。「―を気遣う」 ②③眉目(ビモク) 0
詰る なじ-る [2] 責める。問いつめて、とがめる。「親友の裏切りを―る」 0
白板の天子 ハクハンのテンシ 正当な手続きをせずに即位した天子のこと。由来中国、晋(シン)は、北方の異民族に押されて南へ遷都し、東晋を立てたが、天子の象徴である国璽(コクジ)(国家を表す印)をもたずに即位したので、北人がこの天子をあざけって呼んだ語。「白板」は何も書いていない板の意。〈『南斉書(ナンセイショ)』〉 0
続編・続篇 ゾクヘン 書物や映画・ドラマなどで、本編や正編に引き続き作られる編。 後編 正編・本編 0
則天去私 ソクテンキョシ [5] 私心を捨てて、自然の道理にしたがって生きること。「―の境地に至る」 参考夏目漱石(なつめそうせき)の晩年の人生観。 0
器械 キカイ [2] ①道具。器具。「―体操」 ②簡単なつくりの機械。「測定―」「工作―」 0
察察 サツサツ ①けがれのないさま。潔白なさま。 ②わずらわしいほど細かなさま。 0
聖教 ショウギョウ [0] 釈迦(シャカ)の教え。または、それを記した経典。 0
尾籠 ビロウ [0] けがらわしいさま。きたないさま。「―な話で恐縮です」由来「おこ」の当て字の音読から。参考もとは無礼の意で、転じて人前で口にすることがはばかられる意になった。 0
念願 ネンガン [0] いつも実現するように願っていること。願い。「―かなって合格した」 0
切削 セッサク [0] 金属材料を、工具で切ったりけずったりすること。「―加工の実技指導を受けた」 0
評価 ヒョウカ [1] ①人の価値や品物の値段を決めること。「実力を正しく―する」「―額」 ②物事の成果を判定すること。また、善悪・優劣などの価値を定めること。「諸君の頑張りを―する」 0
麻を荷って金を捨てる あさをになってかねをすてる 目の前の利益に目がくらみ、取るに足りないものを大事にして、より大切なものを失うことへの戒め。ほしかったアサを手に入れてうれしくなり、それを運ぶために、もっていた金がじゃまになって捨ててしまう意から。〈『諺苑(ゲンエン)』〉 0
精神統一 セイシントウイツ 心のはたらきや気力を一点に集中すること。「試験の前に深呼吸をして―をする」 0
三舎を避く サンシャをさく 相手にかなわないと思って遠慮したり、恐れ避けたりすること。「舎」は軍隊の一日の行程。一舎は三〇里(当時の中国で、一里は四〇五(メートル)。三〇里は約一二(キロメートル))。もとは、敵から三日分の行程を立ち退(の)いて、相手を避ける意。〈『春秋左氏伝』〉 三舎退避 0
養護 ヨウゴ [1] 養育と保護。身体の不自由な人や老人・子どもなどを、適切な保護のもとでやしなうこと。「母は―学校の教諭をしている」 0
啓迪 ケイテキ [0] 教え導くこと。啓発すること。参考「啓」も「迪」も教え導く意。 0
街 まち [2] 商店などが立ち並んだ、にぎやかな地域。市街。「―の灯(あか)り」 0
声楽 セイガク [0] 人間の音声による音楽。特に、合唱・オペラなど。「―家」 器楽 0
独り合点 ひとりガテン [4] 自分ひとりだけで勝手に考えて、分かったつもりになること。「それは君の―だ」参考「ひとりガッテン」とも読む。 0
煮麺 にゅうメン [1] そうめんを具とともに煮こんだ料理。 表記「入麺」とも書く。 参考「煮麺(にメン)」の変化したもの。 0
瓶爾小草 はなやすり ハナヤスリ科のシダ植物。 花鑢(はなやすり) 1
堡塁 ホウルイ [0] 「堡(とりで)」に同じ。参考「ホルイ」とも読む。 0
夾纈 キョウケチ 古代の染色法の一つ。模様を彫った二枚の板木に、布を挟んで締めつけ染めたもの。板締め染め。 0
血道 ちみち [0] 血の通う道。「―を上げる(異性や道楽に入れこむ)」血管・血脈 0
晴らす は-らす [2] 心のなかの不満や疑い、不信などを取り除いてさっぱりする。「無念を―す」「憂さを―す」 0
大発会 ダイハッカイ [3] 取引所で、新年最初の立会(たちあい)日。初立会。大納会 0
踝 くるぶし [2],[0] 足首の内・外両側にある骨の突起。くろぶし。つぶぶし。つぶなぎ。「転倒して―を強く打った」 0
禅る ゆず-る 天子がその位をゆずる。譲位する。 0
丕業 ヒギョウ 大きな事業。大業(タイギョウ)。 0
達弁 タツベン [0] よどみのない話しぶり。達者な弁舌。能弁。「―を振るう」雄弁訥弁(トツベン) 0
茶茶 チャチャ [1] ①妨害、冷やかし。「人の話に―を入れる」 ②京阪地方の方言で、お茶。 0
版下 ハンした [0] ①版木を彫るために、はりつける書画の下書き。 ②製版用に清書した絵・図・表などの原稿。 0
絶叫 ゼッキョウ [0] ありったけの声を出して叫ぶこと。また、その声。「恐ろしさのあまり―した」 0
指示 シジ [1] ①さししめすこと。「方向を―する」 ②指図すること。また、その指図。「―をあおぐ」 0
週刊誌 シュウカンシ [3] 一週に一回、定期的に発行する雑誌。 参考「週刊紙」と書けば、そのような新聞の意になる。 0
推論 スイロン [0] すでに知っている事柄から、おしはかって論じること。推理して結論を導くこと。「少ない資料から―を下す」 0
優良 ユウリョウ [0] 成績や品質などが、すぐれていてよいさま。「小学生のころは健康―児だった」「―商品」劣悪 0
五倫五常 ゴリンゴジョウ 人として守らなければならない道徳のこと。儒教の教え。「五倫」は父子の親・君臣の義・夫婦の別・長幼の序・朋友(ホウユウ)の信、「五常」は仁・義・礼・智(チ)・信をいう。 0
供出 キョウシュツ [0] ①国の要請に応じて個人の物資などをさし出すこと。 ②農作物などを政府に法定価格で売り渡すこと。 0
農事 ノウジ [1] 農業の仕事や農業に関する事柄。「―試験場」 0
砥礪 シレイ ①といし。 ②とぎみがくこと。 ③学問・修養につとめること。「苦しい―の日が続いた」 参考「砥」は目が細かいといし、「礪」は粗いといしの意。 0
炬燵で河豚汁(ふぐじる) コタツでふぐじる 安全を心がけながら一方で危険なことをするたとえ。のんびりしながら、毒にあたる危険のあるフグを食べることから。 1
血筋 ちすじ [0] ①親子・兄弟などの血のつながり。「芸術家の―を引く」血統・血縁 ②体内をめぐる血液の通る道筋。血管。 0
垂涎の的 スイゼンのまと だれもがほしくてたまらないもの。「利休の茶入れといえば、茶人の―である」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 うらやましい気持ちを表現しよう「ものすごく欲しいもののことは…『スイゼンの的』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
断章 ダンショウ [0] ①文章の断片。 ②「断章取義」に同じ。 0
外貨 ガイカ [1] ①外国の貨幣。「―準備高」邦貨 ②外国からの輸入品・貨物。 0
氷壁 ヒョウヘキ [0] 壁のように切り立った氷の崖(がけ)。こおった岩壁。「ピッケルを使って―をよじ登る」 0
窃視 セッシ ぬすみ見ること。ひそかにのぞき見ること。 0
無間地獄 ムケンジゴク [4] 大悪を犯した者が、絶えることなく責め苦を受ける地獄。八大地獄の一つ。参考「無間」は「ムゲン」とも読み、絶え間のないこと。無間奈落(ムゲンナラク) 0
体臭 タイシュウ [0] ①体のにおい。 ②作品などに表れた、その人独特の気分や個性。 0
成算 セイサン [0] 成功の見通し。なし遂げる見込み。「勝利の―がある」 0
繭糸 ケンシ [1] ①まゆと糸。また、まゆからとった糸。 ②特に、絹糸。 0
洞簫 ドウショウ [0] 中国の管楽器。竹製で、長さは六〇(センチメートル)くらいの縦笛。指孔は前面に五つ、背面に一つある。尺八に似ている。 0
長押 なげし [0],[3] 日本建築で、柱と柱の間に水平に取り付けた材木。 1
添乗 テンジョウ [0] 団体旅行などで、旅行社の社員などが旅行者の世話をするためにつきそって行くこと。「―員付きの海外旅行」 0
啓蒙 ケイモウ [0] 無知な人に正しい知識をあたえて、教え導くこと。「―思想」「民主主義を―する」参考「蒙」は無知の意。 0
屋宇 オクウ いえ。家屋。すまい。 0
煮炊き にたき [1] 煮たり炊いたりして食べ物を調理すること。炊事。「だいぶ―が上手になった」 0
流れを汲みて源を知る ながれをくみてみなもとをしる 物事の末を見て、その根源を推察して知るたとえ。行いを見て、その人の心の善悪をおしはかり知ること。〈『摩訶止観(マカシカン)』〉 0
剽賊 ヒョウゾク ①「剽窃」に同じ。また、その人。 ②「剽盗」に同じ。 0
応じる オウ-じる [0],[3] ①こたえる。受け入れる。「注文に―じる」 ②適合する。当てはまる。「年齢に―じた服装」 0
産土 うぶすな ①生まれた土地。生地。 ②「産土神(うぶすながみ)」の略。 1
野衲 ヤノウ ①田舎の僧。 ②僧侶(ソウリョ)が自分を謙遜(ケンソン)していう語。拙僧。 ①②野僧参考「衲」は僧の衣、転じて僧の意。 0
臆測 オクソク [0] 憶測 0
兌換 ダカン [0] 紙幣を正貨と取り替えること。「―紙幣を発行する」 0
鴨跖草 つゆくさ ツユクサ科の一年草。道端に自生。夏、青色の小さい一日花をつける。カマツカ。ボウシバナ。秋由来「鴨跖草」は漢名より。花の色がカモ(鴨)の頭に似ていることから。表記「露草」とも書く。 1
繁劇 ハンゲキ [0] 仕事がこまごましていて、非常に忙しいこと。また、そのさま。「―の任に就く」繁忙 0
弾 たま [2] 銃砲で撃ちだすたま。弾丸。「ピストルから―を抜き取る」 0
式典 シキテン [0] 儀式。式。「祝賀記念の―が盛大に開催される」 0
辞典 ジテン [0] 「辞書」に同じ。 参考事典と区別するために、字典も含み「ことばテン」ということもある。
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
調べたいときは「辞典」「事典」「字典」のどれを引く?(公財)日本漢字能力検定協会 0
対人 タイジン [0] 他人に対してのこと。他人とのかかわり。「―関係」「―担保」 0
直径 チョッケイ [0] 円や球の中心をとおり、円周や球面上に両端を接する直線。さしわたし。「丸太の―を測る」 0
思潮 シチョウ [0] ある時代の、一般に広まっている思想の傾向。 0
旧年 ふるとし [0] ①「旧年(キュウネン)」に同じ。 ②新年・立春に対し、暮れていく年。年内。 0
山簡倒載 サンカントウサイ 天下争乱のなか、身に迫る危険もかえりみず、悠々として大酒を飲むこと。「倒載」は車に載せて行った酒食を傾け尽くす意。一説に、ウマに後ろ向きに乗って景色を惜しみながら帰る意。 故事中国、晋(シン)の将軍だった山簡は酒をこよなく愛し、高陽池のほとりで持参した酒を飲み尽くしてご機嫌で帰っていった故事から。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉 0
淹滞 エンタイ ①物事が順調に進まず、とどこおること。 ②能力のある者が、いつまでも下の地位にとどまっていること。 0
中秋 チュウシュウ [0] ①陰暦八月一五日の異名。この日に月見をする。「―の名月」 ②陰暦八月の異名。秋の半ば。 ①②秋参考「チュウジュウ」とも読む。 0
濤 なみ 水の大きなうねり。水が風などによって大きくうねるもの。 0
三方 サンポウ [3] ①三つの方向。三つの面。 ②神仏や貴人に供物(クモツ)を奉ったり、儀式で物を載せたりする台。前・左・右の三面に穴がある。古くは、食事の膳(ゼン)に用いた。 参考「サンボウ」とも読む。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 冠婚葬祭ってどんな意味? (公財)日本漢字能力検定協会 0
胆戦心驚 タンセンシンキョウ 恐怖で震えおののくこと。「胆」はきも、「心」は心臓のこと。〈『西遊記』〉 0
杜ぐ ふさ-ぐ 閉じる。ふたをする。目や口を手でおおう。「口を―ぐ」 0
播植・播殖 ハショク 種をまき、苗を植えること。 0
公館 コウカン [0] 官庁の建物。特に、大使館・公使館・領事館など。 0
匡弼 キョウヒツ 誤りをただし、欠けたところを補い助けること。また、その人。「弼」もただす・助ける意。匡輔(キョウホ) 0
鹿 しか [0] シカ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。森林や草原などに広くすむ。草食性で、雄には枝分かれした角がある。 秋 0
些事 サジ [1] つまらないこと。わずかなこと。「日常の―」 表記「瑣事」とも書く。 0
多幸 タコウ [0] 幸福が多いこと。幸せに恵まれること。「ご―を祈ります」多福薄幸 0
葬礼 ソウレイ [0] 「葬式」に同じ。 0
菌褶 キンシュウ キノコの傘の裏側についているひだの部分。 0
疏明 ソメイ 疎明 0
微視的 ビシテキ [0] ①人間の感覚では識別できないほど、対象が小さいさま。「―生物」 ②個別にとらえ、細かに観察・分析するさま。ミクロ的。「―な研究」 ①②巨視的 0
薬石効無し ヤクセキコウなし いろいろな治療を施しても効果がないこと。人の病死をいう。〈唐の宣宗の文〉 0
驚喜 キョウキ [1] 予想外の出来事に、驚きよろこぶこと。思いがけない結果に、非常によろこぶこと。「合格の報に―する」 0
老いては子に従え おいてはこにしたがえ 年老いてからは何事も子にまかせて、それにしたがうのがよいという教え。 0
死闘 シトウ [0] 死にものぐるいで戦うこと。また、その戦い。「―を繰り広げる」 0
農は政の本為り ノウはまつりごとのもとたり 農業は国政の根本である。国家の維持には食糧の充足が必要不可欠であることから。〈『帝範』〉 0
不渡り フわたり [2] 手形や小切手の持ち主が期限になっても支払いを受けられないこと。また、その手形や小切手。 0
刮目 カツモク [0] 目をこすってよく見ること。注意してよく見ること。注目すること。「―に値(あたい)する仕事」 0
越南 ベトナム インドシナ半島の東部にある社会主義共和国。主産業は農業で、特に米づくりが盛ん。首都はハノイ。 1
併発 ヘイハツ [0] 同じ時期に起こること。一つの物事に、もう一つの物事が重なること。「風邪をこじらせて、気管支炎を―する」参考多く、事件や病気などにいう。 0
鞍掛け馬の稽古 くらかけうまのケイコ 実際には役に立たない無駄な修行のたとえ。「鞍掛け馬」は木馬のこと。木馬で乗馬の練習をしても、実際の役には立たないことから。畳の上の水練 0
鞅掌 オウショウ [0] 休みをとれないほど忙しく働くこと。 0
慄れる おそ-れる こわがってぞっとする。こわがって身をすくめる。 0
代人 ダイニン [0] 本人の代わりの人。代理人。「―を立てる」名代(ミョウダイ) 0
松茸 まつたけ [0],[3] キシメジ科のキノコ。おもにアカマツの林に自生。香りが良く美味で、食用として珍重される。 秋 0
強制 キョウセイ [0] 権力や腕力で無理に行わせること。「―的に参加させられる」「―収用」強要 0
偽瓢虫 てんとうむしだまし [7] ①テントウムシダマシ科の昆虫の総称。テントウムシに似る。体は半球形で、赤黄色の地に黒い斑点(ハンテン)がある。夏 ②ニジュウヤホシテントウの別称。ナス・ジャガイモ・トマトなどの害虫。 1
寛舒 カンジョ 心がゆるやかで、のびのびしていること。心が大きいこと。 0
魔王 マオウ [2] ①人間を惑わして、仏道の妨げをする天魔の王。六欲天の第六天。 ②魔界の王。悪魔の王。 0
骨抜き ほねぬき [0],[4] ①魚や鳥の料理で骨を除くこと。また、その料理。 ②人を信念や気骨のない状態にすること。また、計画などから大事な部分を取り去ること。「法案を―にされる」 0
暑中 ショチュウ [0] 夏の最も暑い時期。特に、夏の土用のころ。「恩師に―見舞いを書く」 寒中 0
隷下 レイカ [1] 部下として従属する者。手下。部下。配下 0
納屋 ナや [1] 農家などの屋外にある物置き小屋。「農機具は―にしまっている」 0
乾煎り からいり 水や油を入れないで材料を煎ること。また、その料理。「おからの―」 1
翹楚 ギョウソ 大勢のなかの、特に優秀な人材。 0
委曲 イキョク [0] 詳しいこと。こまかい事柄。「―を尽くす」委細参考「つばら」とも読む。 0
明ける あ-ける [0] ①朝になる。「夜が―けたら、すぐに出発する」 ②新しい年になる。「年が―ける」 ①②暮れる ③期間が終わる。「連休が―ける」「休暇が―ける」
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漢字の豆知識 「開ける」と「明ける」は何が違う? ~似た漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
適従 テキジュウ 頼りにしてつきしたがうこと。おもむいて頼ること。 0
空洞 クウドウ [0] ①穴があき、からっぽになった所。ほらあな。 ②医学で、体の組織の一部が死んでなくなったためにできた穴。 0
許多 あまた たくさん。数が多いこと。「引く手―」表記「数多」とも書く。 1
禍根 カコン [0] わざわいの起こるもと。「―を残す」禍因・禍源 0
影 かげ [1] ①太陽・月・灯火の光。「月―」 ②物体に光を当てたとき、光源の反対側に現れる黒い形。「水面に―を落とす」 ③姿。おもかげ。「湖面に富士の―が広がる」 ④不安な兆し。「しのび寄る病魔の―」 0
後事 コウジ [1] 将来のこと。また、死後のこと。「―を子どもに託す」 0
棘皮動物 キョクヒドウブツ [4] 体の表面に石灰質のとげ、またはかたい殻をもつ海にすむ動物。ウニやヒトデなど。 0
濠 ほり [2] 城の周りを掘って、水をたたえた所。表記「壕」とも書く。 0
説明 セツメイ [0] 事柄の内容・理由・意義などを、分かりやすく述べること。「事情を―する」 解説 0
毛蝨 けじらみ ヒトジラミ科のシラミ。体長は二(ミリメートル)弱。人の陰毛や腋毛(わきげ)などに寄生し、血を吸う。 0
兵馬俑 ヘイバヨウ [3] 副葬品として兵士・馬・人をかたどったもの。殉死者の代わりに埋葬したことから始まった。中国、秦(シン)の始皇帝陵からのものが有名。「―坑(コウ)を見学する」参考「俑」は、死者を埋葬するときに一緒に埋める人形。 0
梅に鶯(うぐいす) うめにうぐいす 組み合わせとしてよいもののたとえ。竹に虎(とら)・波に千鳥 0
膿 うみ [2] ①傷やできものの化膿(カノウ)したところから出る、黄白色の不透明な液。 ②排除しなければならない弊害のたとえ。「早急に会社内の―を出すべきだ」 0
鼓豆虫・鼓虫 みずすまし ミズスマシ科の甲虫。川や沼にすむ。楕円(ダエン)形で黒く光沢がある。水面をくるくると泳ぎ回る。夏由来「鼓虫」は漢名から。表記「水澄」とも書く。 1
零細 レイサイ [0] ①非常に細かいさま。ごくわずかなさま。微細 ②規模が非常に小さいさま。「―企業の多い町だ」 0
肥育 ヒイク [0] 食用の家畜の肉量を増やすため、良質の飼料を多く与え運動を制限して短期間に太らせること。 0
親子丼 おやこどんぶり [4] 鶏肉を煮て卵でとじたものをどんぶりに入れたご飯にのせた料理。 参考鶏と卵が親子関係であることからいう。「おやこどん」とも読む。 0
奸臣 カンシン [0] 心がねじけて悪がしこい家臣。腹黒い家臣。表記「姦臣」とも書く。 0
提子・提 ひさげ 銀や錫(すず)などでつくった、つると注ぎ口のある鍋(なべ)形の銚子(チョウシ)。 1
青雲の志(こころざし) セイウンのこころざし 学問をみがいてりっぱな人物になろうという心構え。立身出世を願う気持ち。「―を抱いて都に上る」 0
本質 ホンシツ [0] そのものが存在するのに、大切で欠かせない性質や要素。固有の性質。 0
銀河 ギンガ [1] 夜空に光の川のように見える星の集まり。あまのがわ。銀漢 秋 0
勉強 ベンキョウ [0] ①学問や仕事などで、知識や技能の習得に励むこと。「もっと―して成績を上げたい」 ②将来に役立つ貴重な経験。「今回の旅行はよい―になった」 ③安い値段で商品を売ること。「―して半額にします」
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漢字の豆知識 汽車が自動車になる?「日本と中国で意味が異なる漢字1」(公財)日本漢字能力検定協会 0
食客 ショッカク [0] ①客として待遇され、生活している人。 ②他人の家で食べさせてもらっている者。居候(いそうろう)。 参考「ショッキャク」とも読む。 0
根号 コンゴウ [3] 数学で、ある数の累乗(ルイジョウ)根を表す記号。ルート。 0
原型 ゲンケイ [0] ①彫像や鋳物をつくるときのもとになる型。 ②洋裁で型紙のもとになる製図の型。 0
絎縫い くけぬい [0] 縫い方の一種。長い糸目を布のなかに入れて、表に縫い目が見えないように縫う方法。 0
訓話 クンワ [0] おしえさとす話。教訓となる話。「朝礼で校長の―があった」 0
質草・質種 シチぐさ 金を借りる代わりに、質に置く物品。質物(シチモツ)。「―になるようなものもない」 0
顰みに効(なら)う ひそみにならう ①事の善悪も考えず、むやみに人まねをすること。 ②人の言行を見習い、同じようなことをするのを謙遜(ケンソン)していう言葉。「孔子の―」故事 中国、春秋時代、越の絶世の美女、西施(セイシ)が胸を患い、故郷へ帰った。西施が咳(せき)こんで顔をしかめるのを、村の女たちが美しいと思い、早速まねたところ、村人に気味悪がられ、敬遠された故事から。〈『荘子(ソウジ)』〉表記「効う」は「倣う」とも書く。 0
地図 チズ [1] 地形や土地の様子を、一定の縮尺を用いて記号や文字で平面上に表した図。 0
燥く かわ-く 水分がまったくなくなる。乾燥しきる。 参考「乾く」より乾燥の度合いが強い。 0
烏有 ウユウ [0] 何もないこと。皆無参考烏(いずく)んぞ有らんや(どうしてあるだろうか)の意。 0
中腹 チュウフク [0] 山頂と、麓(ふもと)との中間。山腹。「山の―」頂上・麓 0
広遠 コウエン [0] 物事の規模が大きく、はかり知れないこと。「―な宇宙」表記「宏遠」とも書く。 0
温暖 オンダン [0] 気候があたたかいこと。「―前線」「地球の―化が進む」寒冷 0
劈く つんざ-く [3] 手や爪(つめ)で強くやぶる。転じて、激しい勢いでひきさく。「耳を―く轟音(ゴウオン)」参考「つみさく」の転。 0
帰去来 キキョライ [2] 官職をやめて故郷に戻るために、その地を去ること。 由来中国の詩人、陶潜(トウセン)の「帰去来辞」から。参考「かえりなん、いざ」と訓読する。 0
時期 ジキ [1] 物事を行う時。おり。ころ。また、それを行う期間や季節。「まだ行動をおこす―ではない」「大学入試の―になる」 0
錚然 ソウゼン 金属のぶつかり合う音の形容。また、楽器の澄んだ音の形容。 錚錚 0
鼬・鼬鼠 いたち イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。また、その一種。日本特産。体は茶褐色。夜間、ネズミやニワトリなどを捕食。敵におそわれると悪臭を放って逃げる。冬由来「鼬鼠」は漢名から。 1
緑林白波 リョクリンハクハ 泥棒や盗賊のこと。由来 中国で、前漢のあとの新代に緑林山を拠点にして無頼の徒が強盗をはたらき、また、後漢の時代に黄巾(コウキン)の賊が白波谷を拠点として乱を起こしたことから。 0
緑地 リョクチ [0] 草木の茂っている土地。「街の―化を計画する」 0
病勢 ビョウセイ [0] 病気の進み具合。病気の勢い・様子。「―は一進一退を繰り返す」 0
感興 カンキョウ [0] 興味が起こること。おもしろみを感じること。また、その気持ち。「雑音に―を殺(そ)がれる」「―がわく」 0
頭陀袋 ズダぶくろ [3] ①頭陀行を行う僧が経文などの携帯品を入れ、首に掛ける袋。 ②何でも入れられる、簡単なつくりの布袋。 0
聡察 ソウサツ かしこくて物事をよく見ぬくこと。物事に明るいこと。 0
若気 わかゲ [0],[2] 年若いころのはやる気持ち。また、無分別。「―の至り」「―の過(あやま)ち」 0
脂気 あぶらケ [0] あぶらを多く含んでいること。あぶらっけ。「―が多くつやつやしている」 表記「油気」とも書く。 0
週番 シュウバン [0] 一週間交代でつとめる仕事。また、それをしている人。 0
勃発 ボッパツ [0] 急に起こること。事件などが、突然発生すること。「第二次世界大戦が―する」 0
函迫 はこせこ 懐(ふところ)にはさみもつ装身具の一種。江戸時代、奥女中や中流以上の女性が紙入れとして使用。現在でも礼装のときなどに使われる。表記「筥迫・筥狭子」とも書く。 0
野面 のもせ [0] 野のおもて。野原一面。野原いっぱい。参考「のづら」とも読む。 1
当事者 トウジシャ [3] そのことに、直接関係している人。「―から事情を聞く」関係者第三者 0
狗 いぬ [2] ①イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物。愛玩(アイガン)用の小さいイヌ。 ②いやしいものや手先となってつかわれるもののたとえ。 0
当落 トウラク [1] 当選と落選。「わが党は―すれすれの候補者が多い」 0
私 わたくし [1] ①自分に関する個人的なこと。 公(おおやけ) ②その人だけの秘密。「事故を―にすます」 ③自分の利益だけを考えること。「―をはかる(私利私欲をはかる)」 ④自分を指す語。 貴方(あなた) 参考④「わたし」より、やや改まった言い方。 0
万感 バンカン [0] さまざまな思い。心に浮かぶいろいろな感情。「―胸に迫る」 0
据え膳食わぬは男の恥 すえゼンくわぬはおとこのはじ 女性からの積極的な誘いに応(こた)えないのは、男性として恥であるということ。 0
心地 ここち [1] 物事に接したときや何かを行ったときの気分。気持ち。「高原の朝風が―好(よ)い」 1
青息吐息 あおいきトいき [3],[0],[1],[5] 困ったときや苦労しているときに吐く、ため息。「不況で経営者は―だ」 0
頑健 ガンケン [0] 体型ががっしりとして丈夫なさま。「―な体の持ち主だ」 0
払暁 フツギョウ [0] 夜明け方。あかつき。「災害救助のため―に出発した」 0
斜子 ななこ ①彫金技法の一つ。金属面に魚の卵のような小さな粒を刻んだもの。 ②「斜子織り」の略。 表記「魚子」とも書く。 0
寡婦・寡 やもめ 夫を亡くした女性。未亡人。後家(ゴケ)寡男(やもお)・鰥夫(やもお)表記「孀」とも書く。参考「寡婦」は「カフ」とも読む。また、「やもめ」という表現は男性にも使うが、その場合は「鰥・鰥夫」と書く。 1
具合 グあい [0] ①物事の状態や調子。また、健康の状態。「機械の―がよい」 ②やり方。方法。「こんな―に進めよう」 ③体裁。都合。「その格好では―が悪い」表記「工合」とも書く。 0
俗悪 ゾクアク [0] 低級で卑しいこと。下品なこと。また、そのさま。「―なビデオ」 0
静 しず [1] 静かなさま、落ち着いたさまを表す語。 参考多くは名詞の上について、修飾する。 0
恩師 オンシ [1] かつて教えを受け、恩のある先生。世話になった先生。 0
濃淡 ノウタン [0],[3] 色や味の濃さと薄さ。「―の配色が美しい絵画だ」 0
習得 シュウトク [0] 技術などをならって覚え、身につけること。「英会話を―する」「パソコンを―する」 0
瀕する ヒン-する [3] 重大な事態がさし迫る。直面する。「倒産の危機に―する」 0
尿筒 しとづつ 竹筒の便器。昔、儀式の際に貴人が束帯を着用した時などに用いた。便筒(ベントウ) 0
一心一徳 イッシンイットク 大勢の人が、共通の利益のために心を一つにして団結すること。「徳」は、「利益」の意。参考「一徳一心」ともいう。一心一計・一致団結・同心合力 0
臣下 シンカ [1] 主君に仕える者。けらい。家臣。 君主 0
爵 さかずき [1] 祭礼などに用いるスズメの形をした酒杯。また、酒を入れる容器の総称。 0
吹き曝し ふきさらし [0] さえぎるものがなくて、風のあたるままになっていること。また、その所。「―のプラットホーム」 0
着痩せ きやせ [0] 実際の体格より、衣服を着るとやせて見えること。「―するたち」着太り 0
能文 ノウブン [0] 文章が上手なこと。また、その人。「父は―家で有名だ」 0
衝羽根草 つくばねソウ [0] ユリ科の多年草。山地に自生。初夏、淡黄緑色の花を一つつけ、黒い実を結ぶ。 由来四枚の輪生葉の中央に黒い実のつくさまが、つくばねに似ることから。 0
吹く ふ-く [1],[2] ①口から息を出す。「ほこりを―く」 ②息を出して音を出す。「笛を―く」 ③風がおこる。「風が―く」 ④大きなことを言う。「ほらを―く」 ⑤表面に出てくる。「草木が芽を―く」「乾燥芋が粉を―く」 0
遠きを知りて近きを知らず とおきをしりてちかきをしらず 他人のことはよく分かるが、自分のことについてはあまり分からないということ。また、遠大な物事にはりっぱな見識をもっているが、身近な物事にはうといこと。〈『淮南子(エナンジ)』〉灯台下(もと)暗し 0
掘削 クッサク [0] 土や岩などを掘って穴をあけること。また、土砂などを掘り取ること。 「掘鑿」の書きかえ字。 0
問話 モンナ 禅寺での説法の際、客が説法者にする問い。 0
屯田兵 トンデンヘイ [3] 明治時代、北海道の開拓と警備にあたった兵。 0
鳳仙花 ホウセンカ [3] ツリフネソウ科の一年草。東南アジア原産。夏、紅色・桃色・白色などの花が咲く。実は熟すと種子をはじき出す。ツマベニ。ツマグレ。秋表記「染指草」とも書く。 0
血戦 ケッセン [0] 血まみれになるほど、激しく戦うこと。また、その戦い。激戦・死闘 0
次第 シダイ [0] ①順序。「式―」 ②由来。なりゆき。「事の―を話す」 ③…によって決まる。「地獄の沙汰(サタ)も金―」 ④なりゆきにまかせること。なるがまま。「言いなり―になる」 ⑤…するとすぐ。「帰り―伝えます」 0
剣が峰 ケンがみね [3] ①噴火口の周囲。 ②相撲で、土俵のたわらのところ。 ③物事の成否が決する境目。せとぎわ。「会社存亡の―に立たされる」 0
神子 みこ [1],[0] 神に仕える未婚の女性。 表記「巫女」とも書く。 1
柳は緑花は紅(くれない) やなぎはみどりはなはくれない 春のはなやかで美しい景色の形容。また、人の手を加えていない自然のままの美しさのこと。参考「柳緑花紅(リュウリョクカコウ)」ともいう。 0
芸は身の仇 ゲイはみのあだ 習い覚えた芸事が、かえって身を誤まる原因になるという戒め。芸は身を助ける 0
頼み難きは人心 たのみがたきはひとごころ 人の心は移り変わりやすく、あてにならないものだということ。 0
嗤笑 シショウ [0] あざけりわらうこと。あざわらい。 嘲笑(チョウショウ) 0
総記 ソウキ [1] ①全体をまとめた記述。 ②図書分類法の分類名の一つ。百科事典や新聞・雑誌など、分野が特定できないものが入る。 0
暈 くま [1] 光や色彩の濃い部分と薄い部分とが接するあたり。ぼかし。また、色の濃い部分を指す場合もある。表記「隈」とも書く。 0
瓜蠅 うりばえ [2] ウリハムシの別称。ハムシ科の甲虫。ウリ類の害虫で、幼虫は根を、成虫は葉を食べる。夏表記「守瓜」とも書く。 0
錦衣玉食 キンイギョクショク ぜいたくな生活。また、富貴な身分。きらびやかな衣服と上等な料理の意。〈『宋史(ソウシ)』〉 0
静静 しずしず [1] しずかに、ゆっくりと動作をするさま。「葬列が―と進む」 0
密封 ミップウ [0] 厳重に封をすること。「重要書類を―して届ける」厳封 0
瑟瑟 シツシツ ①風が冷たく寂しげに吹くさま。 ②波の立つさま。 0
水羊羹 みずヨウカン [3] 和菓子の一つで、寒天を煮てとかした中に、小豆こしあんを混ぜて固めたもの。水分の多いようかん。冷やして食べる。 夏 0
面倒 メンドウ [3] ①手間がかかってわずらわしいこと。やっかい。「後片づけが―だ」 ②世話。「子の―を見る」 0
繻子蘭 シュスラン ラン科の多年草。山林に自生。根茎は地をはい、葉は長楕円(ダエン)形で下部に互生し、葉面にビロードのようなつやがある。夏に淡褐色の小花を総状につける。ビロードラン。 0
勇退 ユウタイ [0] 後進に道を譲るため、潔く自分から地位を退くこと。「社長が―を決意した」「―の潮時」 0
奥手 おくて [0],[3] ①おそく実るイネの品種。早稲(わせ) 秋 ②開花や成熟がおそい草木や野菜・果物。 ③心身の成熟がおそい人。「彼は―だ」 ②③早生(わせ)表記①「晩稲」 ②③「晩生」とも書く。 0
抱える かか-える [0] ①両手や腕で囲むように持つ。また、わきに挟んで持つ。「本を―えて運ぶ」「荷物を―えて歩く」「難問続出に頭を―える」 ②負担や責任を引き受ける。「難しい仕事を―えている」 ③雇う。「七人の社員を―える」 0
正味 ショウミ [1] ①余分なものを取り払った本来の部分・中身。また、その実質的な重さなどの数量。「一箱―一五(キログラム)」「三日で―三〇時間の労働」 ②「正味値段」の略。仕入れ値段。もとね。 0
師事 シジ [1] ある人を先生として、その教えを受けること。 0
畜う か-う 鳥・動物などを囲って飼育する。 0
詩歌管弦 シイカカンゲン 詩歌を吟じ、楽器を奏でること。また、風雅な文学と音楽。「管弦」は管楽器と弦楽器。広く音楽のこと。 表記「管弦」は「管絃」とも書く。 0
正否 セイヒ [1] 正しいことと正しくないこと。「事の―を見きわめる」 是非・正邪 0
水甘草 ちょうじそう キョウチクトウ科の多年草。河原などに自生。初夏、茎の上部に横から見ると丁字形の青紫色の花をつける。 夏 由来「水甘草」は漢名からの誤用。 表記「丁子草」とも書く。 1
斉紫敗素 セイシハイソ 失敗を成功に、災いを福に転じることのたとえ。珍重される斉の国の紫の布は、粗悪な白絹を染め直して作ることから。「敗」は悪い、「素」は白絹の意。〈『戦国策』〉 0
筆頭 ヒットウ [0] ①ふでの先。転じて、文章。 ②連名の一番目。また、一番にあげられる人や物。「前頭(まえがしら)―」「優勝候補の―に挙げられる」 0
雁皮紙 ガンピシ [3] ガンピの樹皮の繊維を原料とした和紙。薄く丈夫で防湿性にもすぐれる。 0
格す ただ-す 道理や法則に合うように、行いを正しくする。あやまちを改める。 0
不気味 ブキミ [0],[1] 正体がわからず、気味が悪いこと。「―なほどの静けさ」表記「無気味」とも書く。 0
標的 ヒョウテキ [0] ①弓や鉄砲のまと。目じるし。また、めあて。「―に命中する」「―射撃」目標 ②ねらっている相手やもの。「責任追及の―にされる」 0
怠ける なま-ける [3] するべきことを一所懸命に行わない。まじめに仕事や勉強などをしない。おこたる。「課外作業を―ける」 0
抜本塞源 バッポンソクゲン [0] 災いの原因となるものを徹底的に取り除くたとえ。木の根を抜き取り、水源を塞(ふさ)ぐ意から。〈『春秋左氏伝』〉 0
襠 まち [1],[2] 衣服や袋物で、幅や厚みの不足するところを補う布。「―を入れる」 0
衵袴 あこめばかま 宮廷に奉仕した女性が、略装でつける袴。 0
祁山 キザン 中国、甘粛(カンシュク)省西和県の西北にある山。参考中国、三国時代、蜀(ショク)の諸葛亮(ショカツリョウ)が魏(ギ)と激戦をくりひろげた古戦場として有名。 0
面に唾せば自ら乾く メンにダせばおのずからかわく 他人に侮辱されてもじっと耐えて、不満を示さない忍耐力が大切であることのたとえ。故事 中国、唐の役人で武将であった婁師徳(ロウシトク)が、役人になる弟に「相手につばを吐きかけられても、つばが乾くまでこらえよ」と忍耐について教え諭したという故事から。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
蛮声 バンセイ [0] 荒々しい大声。粗野な大声。どら声。「―を張り上げる」 0
生まれぬ先の襁褓(むつき)定め うまれぬさきのむつきさだめ あまりに準備が大げさで早すぎること。子どもが生まれないうちに、早くからおむつのことなどで大騒ぎする意から。「襁褓」はおむつのこと。 1
虎耳草 ゆきのした ユキノシタ科の多年草。湿地に自生。全体に細毛があり、葉は厚く腎臓形。初夏、白色の五弁花をつける。葉は腫物(はれもの)や火傷(やけど)などの民間薬となる。夏由来「虎耳草」は漢名から。表記「雪の下」とも書く。 1
兵術 ヘイジュツ [0] 戦争において、軍隊を運用する技術。戦術・兵法 0
大往生 ダイオウジョウ [3] 苦痛や悩みがなく、安らかに死ぬこと。また、りっぱな死に方。「眠るがごとき―を遂げた」 0
花筐 はながたみ [3] 花をつんで入れるかご。花かご。 0
過熱 カネツ [0] ①熱しすぎること。過冷 ②液体を沸騰させずに、沸騰点以上に熱すること。 ③度を超して、激しくなること。「―気味の応援合戦」 0
乳母日傘 おんばひがさ [5] 恵まれた環境で、大事に子どもが育てられるたとえ。うばをつけたり、日傘を差しかけられたりする意から。おんばひからかさ。 1
寛厳 カンゲン [0] ゆるやかなことと、きびしいこと。寛大と厳格。 0
敵手 テキシュ [1] ①敵方の支配下。敵の手。「―に落ちる」 ②競争相手。「好―」 0
詛う のろ-う [2] ①恨みのある人に災いがふりかかるように祈る。 ②ひどく恨む。「世の中の冷たさを―う」 0
申達 シンタツ [0] 上級の官庁から下級の官庁に、文書で指令を出すこと。 0
毒物 ドクブツ [2],[0] 毒性をもつ物質や薬物。「グラスから―が検出された」 0
有職 ユウソク [1],[0] 武家や公家の礼式・制度についての知識。また、それに詳しい人。「―家」参考古くは学識の深い人の意もあり、「有識」と書いた。また、「ユウシキ・ユウショク」とも読む。 0
驟雨 シュウウ [1] 突然降り出してすぐにやんでしまう雨。雷が鳴り、雷雨となるものが多い。夕立やにわか雨。 夏 0
痴人 チジン [0] おろかな人。ばかな人。たわけもの。「―夢を説く(話のつじつまが合わないたとえ)」 0
煥然 カンゼン あきらかなさま。光り輝くさま。 0
令閨 レイケイ [0] 「令室」に同じ。 0
嶮峻 ケンシュン [0] 山が高くけわしいこと。また、その場所。表記「険峻」とも書く。 0
心火 シンカ 心の底から燃え上がるような、はげしい感情。特に、怒りや憎しみなどの情にいう。「―を燃やす」 0
柝 き [1] 二つ打ち合わせて鳴らす直方体の木。芝居や相撲で使う拍子木。「―が入る」表記「木」とも書く。 0
入木道 ジュボクドウ 書道の別称。 入木三分参考「ニュウボクドウ」とも読む。(ニュウボクサンブ) 0
筮竹 ゼイチク [0] うらないに用いる、上は丸く下は四角の細い竹の棒。めどぎ。 0
軍資金 グンシキン [0],[3] ①軍事にかかる費用。 ②計画を実現するために必要な資金。もとで。「会社を起こすには―がいる」 0
露命 ロメイ [0] 露(つゆ)のようにすぐに消えてしまいそうな命。はかない命。「―を繫(つな)ぐ(かろうじて生計を立てる)」 0
兆候 チョウコウ [0] 何かが起こる前ぶれ。きざし。「大地震の―」前兆 0
夙夜夢寐 シュクヤムビ 朝早くから夜遅くまで。一日中。また、寝ても覚めても。一日中絶えず思い続けること。「夢寐」は寝て夢を見ること。また、眠っている間の意。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
繰り言 くりごと [0] 何度も同じことを、くどくどと言うこと。特に、愚痴などをくり返すこと。また、その言葉。「―は聞きあきた」 0
侘助 わびすけ ツバキの一品種。赤・白の一重の小花をつける。茶花として好まれる。冬由来一説に、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の朝鮮出兵に従軍した侘助という人が持ち帰ったことからという。 0
改装 カイソウ [0] ①飾りや設備などを変えること。模様がえ。「店内の―で売り上げを増やす」新装 ②荷造りをしなおすこと。 0
補箋 ホセン 本紙に補充のために付け加える紙片。付け紙。 0
件 くだり [1] ①文章の中の行・段落・章など記述の一部分。 ②前に述べた事柄。くだん。「その―は思い出すことができる」 0
生理 セイリ [1] ①生物が生きていくために起こる、さまざまな体のはたらきや機能。また、その原理。「発汗は―現象だ」 ②月経。「―不順」 0
蛇は寸にして人を吞(の)む へびはスンにしてひとをのむ 大蛇は小さなときから人をのむような気迫に満ちていることから、すぐれた人物は幼少から卓越した素質を示すたとえ。 栴檀(センダン)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し 0
慕う した-う [0],[2] ①あこがれて近づきたいと思う。恋しく思う。また、恋しく思ってあとを追う。「亡き母を―う」「だれからも―われる人になりたい」 ②懐かしく思う。懐かしく思って、そこへ行きたいと思う。「故国を―って手紙を書く」 ③他人の人格・学問などを敬って、それにならおうとする。「先学を―う」 0
斬新 ザンシン [0] それまでにない独創的な考え方であること。きわだって新しいさま。「―な色づかいの服」 陳腐 0
駐まる とど-まる [3] 行列・軍隊・ウマ・車などが一か所にしばらくとまる。 0
明媚 メイビ [1] 自然の風景が清らかで美しいこと。「風光―」 0
眇める すが-める [3] ①片目を細めて見る。 ②片目をつぶり、あるいは細めてねらいをつけて見る。 0
客実 まろうどざね 客の中で最も大事な人。主になる客。正客(ショウキャク)。主賓。表記「賓実」とも書く。 0
如何様 いかヨウ [0] どんなふう。どのよう。「―にも謝罪いたします」 参考「いかさま」と読めば、いんちきやペテンの意。 1
嚇す おど-す [2] どなる。どなってこわがらせる。威嚇(イカク)する。「大声で―す」 0
争名争利 ソウメイソウリ 名誉と利益を争って奪い合うこと。「名」は名誉、「利」は利益の意。〈『史記』〉「―の世の中」 参考「争名競利・争名奪利」ともいう。 0
真字・真名 まな ①漢字。 仮名 ②漢字の楷書(カイショ)。 真書 参考「正式な文字」の意。 0
悍婦 カンプ はなはだしく気性のあらい女。じゃじゃうま。 0
角屋敷 かどやしき 曲がりかどにあって、二面が道に面している屋敷。 0
果報は寝て待て カホウはねてまて あせらず自然に幸福な時機がやってくるのを待てということ。待てば海路の日和(ひより)あり 蒔(ま)かぬ種は生えぬ 0
攫取 カクシュ つかみとること。手に入れること。表記「獲取」とも書く。 0
漲る みなぎ-る [3] ①水の勢いが盛んになる。水が満ちてあふれる。「濁流が―る」 ②あふれるほどに満ち広がる。「土俵に緊張感が―る」 0
礎 いしずえ [0] ①家の柱の下に置く土台の石。柱石。礎石(ソセキ)。「寺の跡は―だけが現存する」 ②物事のもとをなす大切なもの。基礎。「大事業の―を築く」 参考「いしずえ」は石据えの意。 0
元兇 ゲンキョウ [0] 元凶 0
汚瀆 オトク ①けがれること。また、けがすこと。「神域を―する行為」 ②きたない溝。どぶ。参考「瀆」は溝の意、また、けがす意。 0
蛭子 えびす [0] 七福神の一人。漁業や商売繁盛の神。 表記「恵比須・恵比寿」とも書く。 1
占拠 センキョ [1] ①ある場所を占めて立てこもること。「建物を不法に―する」 ②他国を武力で制圧し、支配すること。 占領 0
工 たくみ [0],[1] ①細かいわざ。技術のいる手仕事。 ②細工や技術を身につけた人。特に、大工や木工職人。 0
赤裸裸 セキララ [0] ①まるはだか。全裸。 ②つつみかくしのないこと。ありのまま。「過去を―に告白する」 0
其処・其所 そこ ①相手のいる場所。また、その近く。 ②今、話題になっている事柄や場所。その点。「―が難しい」 1
精液 セイエキ [1],[0] 成人男子や動物の雄の生殖器から分泌される、精子を含んだ液体。 0
一生面 イチセイメン [3] 新しく切り開いた方向。新しく工夫や方法を編み出した方面。新機軸。「バイオテクノロジーに―を見いだす」 0
布巾 フキン [2] 食卓や食器などをふく布。「台―を漂白する」 0
義挙 ギキョ [1] 正義のために事を起こすこと。また、その行為や計画。美挙 0
挽歌 バンカ [1] ①死者を悲しみ悼む詩歌。 ②『万葉集』の三大部立ての一つ。相聞(ソウモン)・雑歌(ゾウカ)に並ぶ。人の死を追悼する歌。由来昔、中国の葬送でひつぎをのせた車をひく人がうたった歌をいったことから。表記「輓歌」とも書く。 0
床框 とこがまち 床の間の前につけてある化粧横木。床縁(とこぶち)。 0
民需 ミンジュ [1] 民間の需要。「―の拡大をはかる」官需 0
無尽蔵 ムジンゾウ [2] いくら取ってもなくならないこと。また、そのように多いさま。いくら取り出しても尽きることのない蔵(くら)の意。〈蘇軾(ソショク)の文〉「石油は―ではない」 0
暗算 アンザン [0] 計算器や筆記用具などを使わないで頭の中だけで計算すること。
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漢字の豆知識 汽車が自動車になる?「日本と中国で意味が異なる漢字1」(公財)日本漢字能力検定協会 0
儷ぶ なら-ぶ 二つそろう。同列にそろう。対(ツイ)になる。 0
鞋底魚 したびらめ ウシノシタ科の海魚。 由来形が鞋(くつ)の底に似ていることから。 舌鮃(したびらめ) 1
縊る くび-る [0],[2] ①ひもや手で首を絞めて殺す。 ②しばり首にする。絞首刑にする。 0
磯城 しき ①石で築いた砦(とりで)や城。 ②周囲を石で築いた祭場。表記「城」とも書く。 1
隔世 カクセイ [0] 時代や世代がへだたっていること。「昔を思うと―の感がある」 0
現の証拠 ゲンのショウコ [4] フウロソウ科の多年草。山野に自生。夏、白色や淡紅色の五弁花をつける。葉や茎は下痢止めに用いる。夏由来茎や葉を煎(セン)じて飲むと、すぐに効き目が現れることから。 0
施薬 セヤク [0] 貧しい人々に無料で薬を恵み与えること。また、その薬。「―院」 0
清暉・清輝 セイキ 清らかな日の光。「―空に満つ」 0
病理 ビョウリ [1] 病気についての理論。また、病気の原理。「―学」「―解剖」 0
檄を飛ばす ゲキをとばす 自分の主張や意見を急いで多数の人に知らせ、同調して行動するように促すこと。参考激励する意で使うのは誤り。
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・たるんだ空気に「喝!」を入れる ~似た意味の漢字と間違いやすい慣用句~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
哲理 テツリ [1] 哲学上の原理。人生や世界の本質にわたる、奥深い道理。 0
独裁 ドクサイ [0] ①ひとりの考えで物事を決定すること。「社長の―経営」 ②ある個人・団体が、全権力を握って思いのままに支配すること。「―政治」専制 0
総意 ソウイ [1] 全員の考え。全体の意向。「全員の―で決めよう」 0
魁偉 カイイ [1] 顔つきや体格がふつうの人より大きくてりっぱなさま。「容貌(ヨウボウ)―」 0
弼ける たす-ける 補佐する。道をはずれないよう付き添って補助する。 0
修理職 シュリシキ 平安時代以降、皇居などの修理・造営をつかさどった令外(リョウゲ)の官。すりしき。おさめつくるつかさ。 0
人文 ジンブン [0] 人間社会の文化。人類がつくった文化。「―地理学」 参考「ジンモン」とも読む。 0
濡滞 ジュタイ とどこおること。ぐずぐずすること。 遅滞 0
細細と こまごま-と ①細かく小さいさま。「―した材料を集める」 ②細かくていねいなさま。「―注意する」 0
銃後 ジュウゴ [1] 戦場となっていない国内。また、直接戦闘に参加しない一般の国民。「―の守り」 参考戦場の後方の意。 0
好物に祟(たた)り無し コウブツにたたりなし 好きな飲食物は少々食べ過ぎても、体に悪影響を及ぼさない。得食(えジキ)に毒なし 0
閣議 カクギ [1] 内閣が職務を行うために、内閣総理大臣が主宰する国務大臣の会議。「予算案が―決定され、衆議院に送られた」 0
賦課 フカ [2],[1] ある一定の税金や労働を割り当てて、負担させること。 0
地質 チシツ [0] 地殻を構成する岩石や地層の性質・状態。「―時代」「―調査」 0
事実 ジジツ [1] ①本当のこと。 真実・真相・現実 ②本当に。たしかに。副詞的に用いる。「―、私は見た」 0
清水 しみず [0] 地下からわき出る清らかに澄んだ水。 夏 参考「セイスイ」とも読む。 1
大恩は報ぜず タイオンはホウぜず 小さな恩は忘れずに恩返しができるものだが、大きな恩は、その大きさのためにかえって気づかず、報いることなく終わることが多い意。参考「報ぜず」は「報(むく)いず」ともいう。 0
内兜を見透かす うちかぶとをみすかす 相手の内部事情や弱点を見抜く。参考「内兜」は「内懐(うちぶところ)」ともいう。足下を見る 0
沈丁花 ジンチョウゲ [3] ジンチョウゲ科の常緑低木。中国原産。早春、紅紫色または白色の芳香の強い小花を球状につける。春由来花の香りが、香木の沈香(ジンコウ)と、花を香料とする丁字(チョウジ)の香りに似ることから。表記「瑞香」とも書く。参考「チンチョウゲ」とも読む。 0
精衛塡海 セイエイテンカイ 不可能なことのために無駄な努力をするたとえ。 由来海でおぼれ死んだ炎帝の娘が「精衛」という鳥に生まれ変わり、小枝と小石とを運んできてその海を埋めようとしたという寓話(グウワ)から。炎帝は中国古代の伝説上の皇帝。〈『山海経(センガイキョウ)』〉 0
聯邦 レンポウ [0] 連邦 0
老獪 ロウカイ [0] 長い経験から世間慣れして、ずる賢いこと。「―に立ち回る」 0
方式 ホウシキ [0] 物事の一定のやり方・形式・手続き。「予算の算定―」「総当たり―で大会を行う」 0
汗牛充棟 カンギュウジュウトウ [0] 蔵書が非常に多いことのたとえ。牛車に積んで運ぶとウシが汗だくになり、家に積むと棟木(むなぎ)まで届いてしまうほど本が多い意から。〈柳宗元の文〉載籍浩瀚(サイセキコウカン) 0
軽薄 ケイハク [0] 軽くて薄いこと。また、行動・態度などが軽はずみでうわついたようす。「―な言動を慎む」 0
操行 ソウコウ [0] 日ごろの行い。身持ち。「―が悪い」 品行・素行 0
溜め塗り ためぬり [0] 漆の塗り方の一つ。朱や青の漆などで下塗りをし、その上に透明な漆を塗って仕上げたもの。 0
偏衫 ヘンサン 僧衣の一種。上半身をおおう法衣(ホウエ)・(ホウイ)。表記「衫」とも書く。 0
上調子 うわチョウシ [3] 落ち着かないで、軽々しいこと。「―な議論」 参考「うわヂョウシ」と読めば、三味線の合奏で本調子より高く合わせた調子の意。 0
剛直 ゴウチョク [0] 気性がつよく、信念を曲げないさま。「―な性格の男」 0
蛞蝓に塩 なめくじにしお 苦手なものの前に出て縮みあがり、何もできなくなるたとえ。由来 ナメクジに塩をかけるとしぼみ縮むことから。蛭(ひる)に塩 1
兵戟 ヘイゲキ ①刀とほこ。武器。「戟」は枝刃のあるほこの意。②いくさ。戦争。 0
難い かた-い [2] むずかしい。なかなかできない。「言うは易(やす)く行うは―し」「想像に―くない」易い 0
啖う く-う むさぼるように食べる。大きく口をあけてくらう。 0
杠谷樹 ひいらぎ モクセイ科の常緑小高木。 由来「杠谷樹」は漢名から。 柊(ひいらぎ) 1
傍証 ボウショウ [0] 事実を証明するために、間接的に役立つ証拠。「事件の―を固めた」 0
歳末 サイマツ [0] 一年の終わり。年の暮れ。 年末・歳暮・歳晩 冬 0
抗告 コウコク [0] 下級裁判所の決定や命令に対し、上級裁判所に不服を申したてること。また、その手続き。「高等裁判所へ即時―をした」 0
黄体 オウタイ [0] 卵巣で、排卵後にできる黄色い組織。女性ホルモンの一種である黄体ホルモンを分泌する。 0
一韻到底 イチイントウテイ 漢詩の韻の踏み方の一法で、最初から最後まで同じ韻を用いること。 0
観測 カンソク [0] ①自然現象の推移や変化を観察・測定すること。「気象―」「天体の―」 ②事柄のなりゆきを推測すること。「希望的―」 0
香華・香花 コウゲ 仏前に供える香と花。「墓前に―をたむける」参考「コウばな」とも読む。 0
童 わらべ [2],[0] 「童(わらわ)」に同じ。「―歌を口ずさむ」参考「わらわべ」の転の「わらんべ」が、さらに転じたもの。 0
鼇頭 ゴウトウ ①書物の本文の上にある余白。また、そこにつけた注釈。 ②中国で、科挙に主席で合格した者。 0
冠蓋相望む カンガイあいのぞ-む 使者が次々に送り出されるさま。使者の冠と使者を乗せた車のおおいが順々に見える意。〈『戦国策』〉冠蓋相属(あいショク)す・冠蓋絶えず 0
播く ま-く [1] ①種を育てるため、土に散らしてうめる。「―かぬ種は生えぬ」 ②物事の原因をつくる。「自分が―いた種」 0
先手 センて [0] ①先んじて行うこと。機先を制すること。「―を打つ」 ②囲碁・将棋などで先に打つこと。また、その人。 先番 ①②後手 参考「さきて」と読めば、一番先に進む軍隊の意。 0
機運 キウン [1],[0] 時の巡り合わせ。物事を行うのにちょうどよいチャンス。「―が熟する」時機 0
証券 ショウケン [0],[1] 財産法上の権利・義務を示す文書。特に、株券・債券などの有価証券。 0
先行 センコウ [0] ①先に行くこと。 先発 ②先に行われること。「―試写会」 0
畝 うね [1] ①畑で作物を栽培する際、一定の間隔をおいて土を細長く盛り上げた所。「畑の―に種をまいた」 ②波や地形などで、線状に小高く連なっているところ。 0
集計 シュウケイ [0] 数値を集めて合計すること。また、その数。「売り上げの―」 0
債主 サイシュ [1] 債権の所有者。債権者。貸し主。 0
嚶嚶 オウオウ ①鳥が互いに鳴き合うさま。 ②友人どうしが声を出してはげまし合うこと。 0
通読 ツウドク [0] はじめから終わりまで一通り読みとおすこと。「―して批評する」 0
狎昵 コウジツ なれなれしくすること。なれ親しみ、遠慮がなくなること。 0
馬場 バば [1],[0] 乗馬の練習や競馬をする場所。「重(おも)―(雨や雪で水分を含んだ競馬の馬場)」 0
例祭 レイサイ [0] 神社で、毎年決まった月日に行う祭り。特に、年一回行われる最も重要な大祭。例大祭。 0
演義 エンギ [1] ①事実をわかりやすく説明すること。また、その記述。 ②中国、元・明代に盛んだった通俗的な歴史小説。「三国志―」 0
夏越 なごし 「夏越の祓(はらえ)」の略。表記「名越」とも書く。 0
仔 こ 動物の幼いもの。「―犬」「―牛」「―猫がじゃれあう」 0
邦家 ホウカ [1] くに。国家。特に、自分の国をいう。「―存亡の危機」 0
傘寿 サンジュ [1] 八〇歳。また、八〇歳の祝い。 由来傘の略字「仐」が「八十」と読めることから。
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漢字の豆知識 長寿を漢字でお祝いしよう! ~おめでたい年齢を表す漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
奏鳴曲 ソウメイキョク [3] 器楽曲の形式の一つ。三または四楽章からなる。ソナタ。 0
草生す・草産す くさむ-す 雑草が生える。草が生い茂る。「―した墓地」 0
虚霊不昧 キョレイフマイ 心にわだかまりがなく澄みきっていて、すべてが明らかにうつること。〈『大学』〉 0
膳・膳夫 かしわで 古代、宮中で食事の準備をした人。料理人。また、食膳を供えること。 由来昔、カシワの葉を食器に用いたことから。「で」は「手」で、人の意。 1
守り もり [1] ①守ること。また、その人。番人。「灯台―」 ②小さい子どもの世話をする人。子守。「赤ん坊の―をする」 0
引板 ひた 田畑に張り渡して、鳥などを追うしかけ。細い竹の管を板にぶらさげ、ひけば鳴るようにしたもの。鳴子。秋参考「ひきいた」が変化したもの。 0
放火 ホウカ [0] 火事を起こすために、火をつけること。つけ火。「―魔」 0
手を拱(こまぬ)く てをこまぬく 何もせずにただ傍観していること。もとは、儒教で両手を胸の前で組み、敬礼する意。 参考「拱く」は「こまねく」とも読む。 0
扮する フン-する [3] 他の人の身なりをする。特に、俳優が劇中の人物のある姿となる。「大石内蔵助(おおいしくらのすけ)に―する」 0
廃坑 ハイコウ [0] 炭鉱や鉱山を廃棄すること。また、その坑道。「―跡にできた石炭博物館」 0
火種 ひだね [0],[2] ①火をおこすもとにする火。 ②騒動のもとになるもの。「戦争の―」 0
印鈕 インチュウ 印章のつまみの部分。シシ・トラ・カメなど、動物の形が多い。 0
博労 バクロウ [0],[3] 牛馬の仲買人。由来中国古代のウマを見分ける名人「伯楽(ハクラク)」の転。表記「馬喰・伯楽」とも書く。 0
夏木立 なつこだち [3] 夏の、葉を青々と茂らせた木立。夏 0
啓発 ケイハツ [0] 一般の人の気づかない知識などを与え、よい方向に導くこと。「啓」「発」ともにひらく、ひらき導くの意。「後進を―する卓見」由来孔子の言葉から。〈『論語』〉啓蒙(ケイモウ) 0
陵虐 リョウギャク [0] しいたげて痛めつけること。はずかしめ、いじめること。表記「凌虐」とも書く。 0
綿津見 わたつみ [0] ①海の神。 ②海。表記「海神」とも書く。参考「わだつみ」とも読む。 0
脱臼 ダッキュウ [0] 骨の関節がはずれること。ほねちがい。「肘(ひじ)を―する」 0
柳条 リュウジョウ [0] ヤナギの木の枝。柳糸(リュウシ)。 0
益母草 めはじき シソ科の二年草。 由来「益母草」は漢名から。参考「ヤクモソウ」とも読む。 目弾(めはじき) 1
悋気 リンキ [1] 男女間のやきもち。嫉妬(シット)。「―は損気」悋惜 0
気運 キウン [1],[0] 物事が一定方向に向かっていく動き。時勢のなりゆき。「改革の―が高まる」「独立への―がみなぎる」 0
蝠も鳥のうち こうもりもとりのうち ちょっとしたかかわりがあるだけなのに、仲間のように振る舞うこと。また、取るに足りない者でも仲間に加えること。 1
遺書 イショ [1] ①死後のために書き残す文書。書き置き。遺言状 ②後世にのこされた著述や書物。遺著 0
特異 トクイ [0],[1] 特に他とちがっていること。また、特にすぐれていること。「―な才能の持ち主」「―体質で酒が飲めない」 0
追肥 ツイヒ [0] 作物の生育中にほどこす肥料。おいごえ。補肥元肥・基肥(もとごえ) 0
身内 みうち [0] ①全身。からだ全体。「―が引き締まる思い」 ②家族や関係の近い親類。「婚約者を―に紹介する」 ③博徒などで、同じ親分の下につく子分。 0
営倉 エイソウ [0] 旧日本軍で、隊の規律違反をして罰せられた兵士が留置されるところ。また、その罪に課せられる罰。「―入り」「重―」 0
地吹雪 ジふぶき [2] 地上に積もった雪が、強風で空中に巻き上げられて乱れ飛ぶ現象。雪あらし。冬 1
肖る あやか-る [3] 好ましい状態の人やめでたいものなどの影響を受けて、同じようになる。「長寿の祖母に―りたいものだ」 0
祥い さいわい めでたい姿。めでたいしるしの現れ。「この晴天は―のしるしだ」 0
溟濛 メイモウ 小雨が降ったり曇ったりして、うす暗くぼんやりしているさま。「―たる霧の林を歩く」 0
救う すく-う [0] ①力を貸して困難や危険な状況から助け出す。抜け出させる。「傷ついた小鳥を―う」「悪の道から―う」「福祉政策によって貧困者を―う」 ②苦しみをなくす。「人生相談で悩みから―われた」 0
金鵄 キンシ 日本の建国神話に登場する金色のトビ。参考神武天皇が長髄彦(ながすねひこ)と戦ったとき、弓にとまったという。 0
老爺 ロウヤ [1] 年をとった男性。老齢の男性。老翁。 0
無造作・無雑作 ムゾウサ 軽い気持ちで物事を行うこと。手軽にすること。また転じて、不用意に行うこと。「―に部屋を片付ける」「―に足を投げ出す」 0
資料 シリョウ [1] 研究・判断の基礎にする材料。「参考―」 0
強引 ゴウイン [0] 物事を無理やり行うこと。また、そのさま。「―な商法に批判が集中した」参考「キョウイン」と読めば強くひっぱる意。 0
死線 シセン [0] ①生きるか死ぬかの境。「―を越える」 ②牢獄(ロウゴク)などの周りに設けられ、越えると銃殺されるという限界の線。 0
同床異夢 ドウショウイム [5] 境遇が同じでも心は別々であること。同じことをしていても考えは異なっているたとえ。同じ床の中に寝ていても、見る夢は別々である意から。参考「同床各夢(ドウショウカクム)」ともいう。異榻同夢(イトウドウム) 0
睨む にら-む [2] ①鋭い目つきでじっと見つめる。下からや横目でにらみつける。「―むように天を見上げた」 ②監視する。「当局から―まれる」 ③見当をつける。「怪しいと―む」 0
寸楮 スンチョ 短い手紙。自分の手紙の謙譲語。 寸簡・寸書 参考「楮」は紙の意。 0
異議 イギ [1] ①ほかとちがった意見。反対意見。「だれも―を唱えなかった」異論・異存 ②法律上の処分に対する反対や不服の意思表示。「―の申し立てをする」 0
早める はや-める [3] 時間や時期などを早くする。「出発を―める」 0
胡麻 ゴマ [0] ゴマ科の一年草。エジプト原産とされる。夏、白色の花をつけ、多数の種子を含んだ果実を結ぶ。種子は品種によって白・黒・淡い茶色などがあり、食用・油の原料とする。秋 0
貞操 テイソウ [0] ①「貞節」に同じ。「―観念」 ②男女が互いに性的な純潔を守ること。「―義務」 0
万里 バンリ [1] 非常に遠く長い道のり。また、その距離。「―の長城を訪ねる」参考一里の万倍。「里」は道のりをはかる単位。 0
塗炭の苦しみ トタンのくるしみ [8] 非常な苦しみ、苦痛のたとえ。「塗」はどろ、「炭」はすみ火で、どろにまみれ、すみ火に焼かれる苦しみの意から。〈『書経』〉
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漢字の豆知識 苦しみを表すいろいろな表現 「ひどく苦しい思いをしているときは…『トタンの苦しみ』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
席題 セキダイ 短歌や俳句などの会で、その場で出される題。 即題 兼題 0
改印 カイイン [0] 印鑑を変えること。特に、役所・銀行・取引先などに届け出ている印鑑を新しいものに変えること。 0
捫着 モンチャク ①手でひねりまわすこと。 ②もつれること。もめごと。紛争。「ひと―あった」表記②「捫著・悶着・悶著」とも書く。参考「モンジャク」とも読む。 0
妄断 モウダン [0] 確実な証拠や根拠もなく、軽々しく判断すること。また、その判断。勝手な判断や判定。でたらめな判断。「―をつつしむ」参考「ボウダン」とも読む。 0
冠冕 カンベン ①かんむり。「冕」は礼装用のかんむりの意。②第一位。首位。「海内―」③地位の高い役人。高官。 0
銀杏 ギンナン [3] ①イチョウの別称。 ②イチョウの実。悪臭のある外皮を取り去り食用にする。秋 0
砂囊 サノウ ①砂を入れた袋。すなぶくろ。 ②鳥類の胃で、前胃の後ろ部分。筋肉が多く、胃壁は強く厚い。中にはのみこんだ砂や小石があり、食物を砕く。筋胃(キンイ)。すなぎも。 0
要る い-る [0] 必要である。なくてはならない。「入場には許可証が―ります」 0
恣 ほしいまま [2] 自分勝手にするさま。わがまま。「権力を―にする」 0
朝暾 チョウトン 朝日。朝陽・朝旭(チョウキョク)参考「暾」は日の出のまるい太陽の意。 0
校定 コウテイ [0] 書物の字句などをくらべ合わせて正しい本文を定めること。 0
暴言多罪 ボウゲンタザイ 乱暴で失礼な言葉を使って大変申し訳ない意で、手紙の末尾に書くおわびの言葉。妄言多謝 0
樵る こ-る 山林に入って木を切る。たきぎをとる。「木を―る」 参考「きこる」とも読む。 0
う うば-う 力ずくで横どりする。相手の領域に入って、うばいとる。「家臣が王位を―う」 0
各個 カッコ [1] 一つ一つ。一人一人。それぞれ。「―撃破(敵のおのおのを撃ち破ること)」 0
大御饗 おおみあえ ①天皇の食事。 ②宮中で臣下に賜る酒と食べ物。 0
捌け口 はけぐち [2] ①水などが流れ出る口。 ②商品などの売れ先。「品物の―を探す」 ③内にたまった感情などを発散させる機会・対象。「怒りの―」 0
忠実 まめ [0] ①まじめによく働くこと。「―な人」 ②おっくうがらずに体を動かして仕事をすること。「―に掃除をする」 ③健康なこと。「―に暮らす」参考「チュウジツ」と読めば別の意になる。 1
充足 ジュウソク [0] 不足分を十分にみたすこと。みち足りること。「仕事を終えて―感でいっぱいになる」 0
御慶 ギョケイ [1],[0] お祝い。およろこび。おめでとう。特に、新年を祝う語。「―帳」 新年 0
胡籙 やなぐい 矢を入れて携行する道具。参考「コロク」とも読む。 1
遅滞 チタイ [0] おくれ、とどこおること。期日におくれること。「―なく納入します」「工事は―なく進んだ」遅延・延滞 0
内法 うちのり [0] 容器などの内側ではかった寸法。外法(そとのり) 0
敞閑 ショウカン 広くてしずかなさま。 0
情夫 ジョウフ [1] 正式の夫以外の愛人。また、内縁関係にある男性。かくしおとこ。 0
片仮名 かたカな [3] 漢字の字画の一部から作った、かな文字。おもに外来語や動植物名などの表記に用いる。参考漢文に、音や訓などを書きこむかなとして発達した。 0
鋳山煮海 チュウサンシャカイ 大量の財貨を蓄えるたとえ。また、山海の資源や産物が豊富であることのたとえ。「鋳山」は山の銅を採掘し、それを鋳(い)て銭をつくる、「煮海」は海水を煮て塩をつくる意。〈『史記』〉参考「鋳山」は「チュウザン」とも読む。 0
直諫は一番槍より難し チョッカンはイチバンやりよりかたし 直諫は、戦場での一番槍よりも勇気がいるものだということ。「一番槍」は、戦場で一番に敵陣に突入して槍を突き入れること。また、その人。 0
武骨 ブコツ [0] ①ごつごつして骨張っていること。「―な手」 ②洗練されていないこと。また、無作法なこと。「―者」表記「無骨」とも書く。 0
不仲 フなか [1] 人と人との関係がよくないこと。仲が悪いこと。「あれ以来―になった」 0
朦朧 モウロウ [0] ①ぼんやりかすんで見えるさま。朧気(おぼろゲ)に見えるさま。 ②確かでないさま。「意識が―とする」 0
済し崩し なしくずし [0] 少しずつ片づけていくこと。特に、借金を少しずつ返すこと。「借入金を―に返済する」 0
何首烏 つるどくだみ タデ科のつる性多年草。中国原産。各地に野生化している。葉はハート形でドクダミに似る。根は塊状になる。 由来「何首烏」は漢名より。中国、唐代の何首烏(カシュウ)という人が、この草の根を煎(セン)じて飲み長生きをしたという伝説から。 1
昨今 サッコン [1] このごろ。きのうきょう。近頃(ちかごろ)。近い過去から現在までを漠然というときに用いる。「―の就職事情」 0
途次 トジ [1] 目的地へ行く途中。まだ到着しないうち。みちすがら。「出張の―に友人に会った」途上 0
不法 フホウ [0] 法や人の道にはずれること。「―侵入」「―滞在者が増えている」 0
石炭 セキタン [3] 太古の植物が地中に埋没・堆積(タイセキ)し、長い年月の間に地熱や地圧によって炭化してできたもの。燃料・化学工業用。 0
過保護 カホゴ [2] 必要以上に大切に面倒をみること。「一人っ子で―に育った」 0
近い ちか-い [2] ①時間・距離のへだたりが少ない。「―い将来引っ越すことになった」「職場に―い店」 ②血筋が濃い。「―い親戚(シンセキ)」 ③親しい。密接な関係である。「―い仲」 ④ほとんど同じである。「三日月に―い形」「百人に―い参加者」 ⑤近視である。「目が―い」 0
超伝導・超電導 チョウデンドウ 特定の温度以下になると、一部の金属の電気抵抗がなくなる現象。 0
慰撫 イブ [1] やさしくなぐさめて、人の心をやわらげること。 0
行行子 ギョウギョウシ [3] ヨシキリの別称。夏由来鳴き声がやかましく、「ギョウギョウシ」と聞えることから。表記「仰仰子」とも書く。 葦雀(よしきり) 0
映像 エイゾウ [0] ①光線にうつし出された物体の姿形。「悲惨な―が目に飛びこんできた」 ②画面にうつし出されたものや人。「宇宙から地球へ―を送る」 ③頭の中に浮かべたもの。イメージ。「幼い時の―」 0
冥土・冥途 メイド 死者の魂が行く世界。あの世。黄泉(よみ)。「―へ旅立つ」冥界 0
登記 トウキ [1] 民法上の権利などを公示するため、一定の事項を登記簿に記載すること。「購入した土地の―を済ませる」 0
保護 ホゴ [1] 安全を保つように守ること。かばうこと。「迷子の児童を無事―する」「野生動物の―を訴える」擁護・庇護(ヒゴ) 0
弥栄 いやさか [0],[2] 今までよりますます栄えること。「御両家の―を祈って乾杯」 0
金花虫 はむし [0] ハムシ科の昆虫の総称。体は楕円(ダエン)形、または円形。体色は黒・赤・黄色などで金属光沢がある。植物の葉を食害する。ウリハムシ・サルハムシなど。表記「葉虫」とも書く。 1
出で立ち いでたち [0] ①「出立(シュッたつ)」に同じ。 ②身じたく。装い。「派手な―でパーティーに現れた」 0
風騒 フウソウ ①詩文を作ること。 ②自然や詩歌に親しみ風流を楽しむこと。風雅由来「風」は「詩経」の国風、「騒」は「楚辞(ソジ)」の離騒のことで、ともに詩文の模範とされたことから。 0
特命 トクメイ [0] 特別の命令。また、特別の任命。「―を受けて出発する」「―全権大使」 0
怨みに報ゆるに徳を以てす うらみにむくゆるにトクをもってす ひどい仕打ちをされ、うらまずにはいられない相手にも博愛の心で恩恵を施すこと。〈『老子』〉 0
一瞬 イッシュン [0] まばたきをするくらいのわずかな時間。瞬間。「―にして光が消えた」 0
珊瑚礁 サンゴショウ [3] サンゴの分泌物や死骸(シガイ)が堆積(タイセキ)してできた石灰質の岩礁。 0
粗糲 ソレイ ①精白していない玄米。 ②そまつな食べ物。 参考「糲」は、精白していない米の意。 0
笈 おい [1] 書物・衣類などを入れて背負う脚付きの箱。修験者や行脚(アンギャ)僧などが用いるおいばこ。「修験者が―を背負う」参考「キュウ」とも読む。 0
香具師 やし [1] 祭礼や縁日など人出の多い場所で見世物をしたり、物を売ったりする人。てきや。 由来一説に香料などを売ったことからという。表記「野師・弥四」とも書く。 1
鼈 すっぽん [0] ①スッポン科のカメ。沼や川など淡水にすむ。甲羅はほぼ円形で、中央部がかたい。あごが強く、物によくかみつく。肉は美味。ドロガメ。「月と―(差異が大きいこと)」 ②歌舞伎(カブキ)劇場の花道にある切り穴。役者の登退場に使う。 0
共済 キョウサイ [0] 組織などを作り、互いに助け合うこと。また、その組織。「―年金をかけている」互助 0
砂 すな [0] 岩石などの非常に細かい粒。まさご。いさご。すなご。「―を嚙(か)む思い(あじけない思い)」 表記「沙」とも書く。 0
盗汗 ねあせ [0] 病気による発熱や過労などが原因で、寝ているときにかく汗。「―をかく」表記「寝汗」とも書く。参考「トウカン」とも読む。 1
裨益 ヒエキ [0] おぎなって利益を与えること。助けとなること。役に立つこと。「弱者を―する」補益表記「俾益」とも書く。 0
襦袢 ジュバン [0] 和服用の下着。肌着。肌襦袢・長襦袢など。ジバン。 参考「ジュバン」はポルトガル語から。 1
孵る かえ-る [1] 卵が、ひなや幼虫になる。「卵から雛(ひな)が―る」 0
女 おんな [1] ①女性。人間の性別で、子を生む器官と生理を備えているほう。「―湯」 ②成人した女性。婦人。 ③女性的な気質や容貌(ヨウボウ)。「いい―」 ④情婦。愛人の女性。「新しい―ができる」 0
継粉 ままこ [0] 粉を水でこねるときによく混じらず、粉がかたまりになっている部分。だま。「―ができないように気をつける」 0
柏舟の操 ハクシュウのみさお 夫が死んだのちも、妻が貞操を守ること。故事 中国、周代、衛(エイ)の太子共伯の妻の共姜(キョウキョウ)が、夫の死後、再婚を勧められたが、それを断り、誓いの歌「柏舟」を詠(よ)んだという故事から。〈『詩経』〉 0
言語道断 ゴンゴドウダン [1] 言葉で言い表せないほどあまりにひどいこと。もってのほか。「道断」は言うすべがない意。「―の振る舞い」参考本来は仏教語で、仏教の究極の真理は言葉では説明できない意。 0
海中より盃中に溺死する者多し カイチュウよりハイチュウにデキシするものおおし 海中で溺(おぼ)れて死ぬ者よりも、酒に溺れて死ぬ者のほうが多いということ。 0
更紗 サラサ [1],[0] 人物・鳥獣・草花・幾何学模様などを手描きや型染めした綿や絹の布。室町時代に南アジアの国々から伝えられた。参考「サラサ」はポルトガル語から。 1
截つ た-つ [1] 「截(き)る」に同じ。「ラシャばさみで厚い布地を―つ」 0
鷲鼻 わしばな [0] ワシのくちばしのように、鼻すじが高くつき出て、先が下向きにとがっている鼻。かぎばな。わしっぱな。 0
週間 シュウカン [0] ①日曜から土曜までの一週間。また、七日を一単位にして日数を数える語。「試験が二―後に迫る」 ②特別の行事をする七日間。「交通安全―」 0
奮発 フンパツ [0] ①気力をふるい起こすこと。「敗勢に―して逆転をはかる」 ②思い切って多くの金品を出すこと。「祝儀を―する」 0
頒布 ハンプ [1],[0] 多くの人々に配り分けること。配布。分配。「産直野菜の―会」 0
間の手 あいのて [3],[4] ①邦楽で、唄(うた)の間に入れる三味線などの演奏部分。 ②唄や踊りの間に入れる掛け声や手拍子。 ③会話などに他の者がはさむ言葉や掛け声。「―を入れる」表記「合いの手・相の手」とも書く。 0
鋭意 エイイ [1] 一生懸命に励むこと。気を集中して努めること。「河川の復旧作業に―努力する」 0
櫂 かい [1] 水をかき、舟を進ませる木製の棒。先の部分は平たくなっている。オール。 0
平癒 ヘイユ [1],[0] 病気が治ること。「無事に―して退院の運びとなる」平復・全快 0
必須 ヒッス [0] 必ず要(い)ること。なくてはならないこと。「―アミノ酸」必需参考必要性の度合いは「必要」よりも強い。 0
御蔭 おかげ [0] ①神仏の加護。 ②人から受けた恩恵や影響。「先生の―で無事に合格できた」 0
再び ふたた-び [0] かさねて。さらに、また。もう一度。再度。「甲子園に―挑戦する」 0
空中楼閣 クウチュウロウカク [5] 根拠のないこと。現実性に欠けること。また、蜃気楼(シンキロウ)のこと。
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四字熟語根掘り葉掘り47:神秘的な学者と「空中楼閣」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
折衷・折中 セッチュウ 二つ以上の異なるものから、都合のよいところを取り入れて、ほどよく調和させること。「和洋―の家」「両者の考えを―した」「―案」 0
癢い かゆ-い 皮膚がむずむずとして、搔(か)きたい感じである。「虫に刺されて―い」表記「痒い」とも書く。 0
踏査 トウサ [1] 実際に出かけて行って、調査すること。「離島で実地―をする」 0
喫飯 キッパン [0] 食事をすること。また、生活をすること。表記「吃飯」とも書く。 0
穿孔 センコウ [0] 穴をあけること。また、その穴。「胃壁に―が発見された」 0
水樹 いぼたのき モクセイ科の半落葉低木。山野に自生。初夏、白色で芳香のある筒状の小花を密につける。秋、紫黒色で楕円(ダエン)形の実をつける。樹皮にイボタロウムシが寄生する。 由来「水樹」は漢名からの誤用。 表記「肬取木」とも書く。 1
宥す ゆる-す 大目に見て責めずにおく。また、手心を加えて罪を軽くする。「罪を―す」 0
一本槍 イッポンやり [3] ①槍一本で敵に勝つこと。 ②一つの考えや手段で押し通すこと。「技術力―では限界がある」一点張り 0
糊口 ココウ [0] 生計を立てること。「―を凌(しの)ぐ(どうにか暮らす)」由来かゆをすする意から。表記「餬口」とも書く。 0
教理 キョウリ [1] 「教義」に同じ。 0
強迫観念 キョウハクカンネン [5] いくら忘れようとしても、本人の意志に反して心に浮かぶ不快・不安な気持ち。 0
鰆 さわら [0] サバ科の海魚。各地の沿岸に分布し、特に瀬戸内海に多くすむ。形は細長く、体長約一(メートル)。背は淡灰青色で腹は銀灰色。冬から春に美味。 春 表記「馬鮫魚」とも書く。 0
冷土荒堆 レイドコウタイ 墓のこと。また、荒れ果てた墓のこと。「堆」は、土をうずたかく盛った所の意。〈『長生殿』〉 0
南京 ナンキン ①中国、長江下流にある工業都市で交通の要地。 ②中国または東南アジア方面から渡来したものを表す語。「―豆」 ③カボチャの別称。 0
無知 ムチ [1] 知識がないこと。また、知恵がなく愚かなこと。「―につけこむ」 「無智」の書きかえ字。 0
嶮路 ケンロ [1] 地形が切り立っていて、けわしい道。「箱根の―を越える」表記「険路」とも書く。 0
干支 えと [1] 十干と十二支を組み合わせたもの。甲子(きのえね)・乙丑(きのとうし)・丙寅(ひのえとら)など六〇種の組み合わせがある。年月・時刻・方角などに用いる。 由来「兄(え)」と「弟(おと)」の意から。参考「カンシ」とも読む。 1
選り好み えりごのみ [0] 自分の好きなものだけを選ぶこと。えりぎらい。「―の激しい人」 参考「よりごのみ」とも読む。 0
大欲 タイヨク [0] ①大きな望みや欲望。 ②非常に欲の深いこと。また、その人。強欲(ゴウヨク)①②小欲参考「ダイヨク」とも読む。 「大慾」の書きかえ字。 0
洗脳 センノウ [0] 新しい思想を繰り返し教えこむことで、その人の思想や信条などをすっかり改造してしまうこと。「捕虜を―する」 0
感光 カンコウ [0] 物質が、光の作用により化学変化を起こすこと。「写真フィルムが―する」「―紙」 0
断腸 ダンチョウ [0] はらわたがちぎれるほどの、非常な悲しみや苦しみ。 0
烹鮮 ホウセン ①生魚をにること。 ②国を治めるのにあせって余計な策を施すと、かえって効果の上がらないたとえ。小魚をにるとき、手を加えすぎると崩れてしまうことから。「鮮」は生魚の意。〈『老子』〉 0
敬礼 ケイレイ [0] 敬意を表し、礼をすること。特に、軍隊式の礼をいう。「国旗に―する」 0
地謡 ジうたい [2] 謡曲で地の文をうたうこと。また、その謡やそれをうたう人々。地方(ジかた)参考能楽では、役者以外の演者たちが舞台の片隅に列座してうたう。 0
勃如 ボツジョ むっとして怒るようす。怒りのために顔色を変えるようす。「―として気色ばむ」勃然 0
慶賀 ケイガ [1] めでたい事柄をよろこび祝うこと。「―の至り」慶祝・祝賀 0
猗頓の富 イトンのとみ 巨万の富、莫大(バクダイ)な財産のこと。 由来中国、春秋時代、魯(ロ)の頓という男が陶朱(トウシュ)公の教えを受け、猗氏という土地でウシやヒツジを飼って大いに財をなしたという故事から。〈『史記』〉 0
浮腫 むくみ [3],[0] 病気や疲労などにより、皮下組織にリンパ液や組織液などが多量にたまる症状。水腫(スイシュ)参考「フシュ」とも読む。 1
本坊 ホンボウ ①所属する末寺からいう本寺。本院。 ②住職が居住するところ。 0
領域 リョウイキ [0] ①領有している区域。特に、領土・領海・領空など国際法上、国家主権の及ぶ区域。 ②関係や勢力の及ぶ範囲。特に、学問・研究の専門分野。「研究の―をさらに広げた」 0
溢決 イッケツ 川などの水があふれ、堤が切れること。 0
蠹害 トガイ ①虫が本や衣服などを食って害をなすこと。また、その害。 ②物事をむしばみそこなうこと。 ①②蠹毒 0
脱藩 ダッパン [0] 江戸時代、武士が藩を抜けでて浪人になること。藩籍を捨てること。 0
錦繡 キンシュウ ①錦(にしき)と、刺繡(シシュウ)を施した見事な着物。 ②美しく、豪華な衣服。 ③美しい紅葉やすぐれた詩文のたとえ。「―の山々を巡る」 0
日常茶飯 ニチジョウサハン [5] きわめて平凡でありきたりなこと。ひごろの食事の意から。家常茶飯 0
信認 シンニン [0] 信頼し認めること。「専門家として―すべき学者に聞く」 0
禁酒 キンシュ [0] ①酒を飲むことを禁止すること。「二十歳未満は―禁煙」 ②飲酒の習慣のある人が飲酒の習慣をやめること。酒断ち。「体調が悪く―している」 0
藤八拳 とうはちケン [4],[0] 二人が対座し、身振りによってキツネ・庄屋(ショウや)・鉄砲の形をして、勝負を競う遊び。狐拳(きつねケン)。由来江戸時代の藤八五文薬(ゴモンぐすり)の売り声からとも、吉原の幫間(ホウカン)藤八からともいう。 0
回顧 カイコ [1] 過ぎ去ったことを思い返すこと。「―録を出版する」 0
摩擦 マサツ [0] ①こすること。 ②二つの物体が接触している面で相対的に運動しようとするとき、一方の運動を妨げようとする状態。また、その力。 ③折り合いが悪いこと。不和。「貿易―解消のため首脳会談を行う」軋轢(アツレキ) 0
陰陽道 オンヨウドウ [3] 古代中国から伝わった陰陽五行説に基づく学問。天文や暦・占いなどを研究し、吉凶を占う。参考「オンミョウドウ」とも読む。 0
聯盟 レンメイ [0] 連盟 0
閑 ひま [0] なにもすることがない時間。用事がなくのんびりしていること。また、休暇。休み。「―をつぶす」 0
舌舐めずり したなめずり [3],[4] ①物を食べたいと思ったときや食べ終わったあとなどに、舌でくちびるをなめ回すこと。「ごちそうを食べて―する」 ②獲物などをしきりに待ちかまえること。「―して待つ」 0
菲い うす-い 手軽で粗末なさま。品質や程度があまり良くない。 0
著羅絹 チョロケン 近世、オランダまたは中国から渡来した絹織物。由来インドのチャウル産の絹織物の意から。 1
万代 バンダイ [3] いつまでも続く世。永久。永遠。よろずよ。万世 0
上表 ジョウヒョウ [0] ①君主に意見書を差し出すこと。また、その文書。 ②辞表を提出すること。 0
重任 ジュウニン [0] ①責任の重い仕事。重要な任務。大任。 ②任期満了後も引き続き同じ任務につくこと。再任。 0
伸暢 シンチョウ [0] 伸長 0
気性 キショウ [0] 生まれもった性質。気だて。気象。「おだやかな―の人だ」気質 0
嬶天下 かかあデンカ [4] 妻が夫よりも権力をもち、いばっていること。妻が家庭の実権を握っていること。「上州名物―に空っ風」亭主関白表記「嚊天下」とも書く。 0
滑翔 カッショウ ①鳥が羽ばたきをしないで空を飛ぶこと。 ②上昇気流に乗って、すべるように飛ぶこと。 0
痛い いた-い [2] ①体に傷を受けたり病気があったりして苦しい。「骨折した足が―い」 ②精神的な打撃を受けて苦しい。困る。つらい。「問題点が見つかり頭が―い」 0
物怪 モッケ [0],[3] 思いがけないさま。意外なこと。「―の幸い」表記「勿怪」とも書く。 0
点ける つ-ける [2] ①あかりをともす。 ②火を燃やす。「ストーブを―ける」 ③電気製品のスイッチを入れる。「テレビを―ける」 0
予言 ヨゲン [0] 未来を予測して言うこと。また、その言葉。「学者が大地震を―する」参考「預言」と書けば神の言葉を人々に告げる意。 0
判る わか-る [2] はっきりさせる。また、明らかになる。判明する。「真相が―った」 0
印刷 インサツ [0] 文字・絵などの版面にインクをつけ、紙・布などに刷ること。また、その技術。「年賀状をまとめて―する」 0
容認 ヨウニン [0] よいと許容して認めること。認容。「―できない行為」 0
南五味子 さねかずら モクレン科のつる性常緑低木。 由来「南五味子」は漢名からの誤用。 真葛(さねかずら) 1
彫心鏤骨 チョウシンルコツ [0],[5] 非常な苦労をすること。また、非常な苦心をして詩文を練ること。「彫心」は心にきざみこむ、「鏤骨」は骨にきざみつける意。参考「鏤骨」は「ロウコツ」とも読む。刻骨銘肌(コクコツメイキ)・粉骨砕身(フンコツサイシン)
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四字熟語根掘り葉掘り94:「彫心鏤骨」を生んだ豪華なリレー
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
尨大 ボウダイ [0] 非常に大きいさま。規模がふくれあがって大きいさま。表記「厖大」とも書く。 0
黄金 オウゴン [0],[1] ①きん。また、きん色。「―の冠」「―の優勝杯」 ②金銭。金貨。 ③価値のあるもののたとえ。「優勝選手の―の足」参考「こがね」とも読む。 0
留める とど-める [0] ①ひきとめる。 ②あとに残す。「名を後世に―める」 0
公判 コウハン [0] 裁判所が公開の法廷で刑事事件を裁くこと。また、公訴から訴訟手続きが終わるまでの手続きのすべて。 0
元本 ガンポン [1] ①利子や配当などを含まない元の金銭。「―割れ」元金 ②業務上、利益や収入などを生み出すもととなる財産。 0
悲恋 ヒレン [0],[1] 悲しい結末に終わる恋。悲劇的な恋。「―を主題にした映画」 0
攀縁 ハンエン [0] ①「攀援」に同じ。 ②俗事に心をひかれてかかわりあうこと。 ③怒ること。憤怒。 0
殉職 ジュンショク [0] 職責を果たすために、命を失うこと。職務の遂行中に死ぬこと。「多くの警察官が―した」 0
半間 ハンま [0],[3] ①そろっていないさま。はんぱなさま。 ②気がきかないこと。間がぬけていること。また、そういう人。まぬけ。 0
焼失 ショウシツ [0] 焼けてなくなること。焼いてなくすこと。「火事で家屋を―した」 0
施す ほどこ-す [3],[0] ①めぐみ与える。「金品を―す」 ②必要な処置をとる。つけ加える。「対策を―す」「手の―しようがない」 ③広くしめす。「面目を―す」 0
風穴 かざあな [0] ①空気を通すための穴。通風口。 ②風の出入りする、すき間や、やぶれ穴。「障子にあいた―」 ③山腹などにある風の吹き出す奥深い穴。参考③「フウケツ」とも読む。 0
衆議一決 シュウギイッケツ 多くの人の議論や相談の結果、意見が一つにまとまること。「夜半近くまで議論し、ようやく―した」 衆口一致 0
予定 ヨテイ [0] 前もって決めたり見込みを立てたりすること。また、その決めた事柄や見込み。スケジュール。「―どおりに進行する」「多忙で―が立たない」 0
廃虚・廃墟 ハイキョ 建物・城郭・街などの荒れ果てた跡。「戦争によって街が―と化す」廃址(ハイシ) 0
死ぬ し-ぬ [0] ①生命がおわる。 ②生気がない。「―んだ目をしている」 ③役に立たなくなる。「―んでいるお金」 ④勝負事で、相手にとられたりアウトになったりする。 0
米食 ベイショク [0] 米を食べること。特に、米を主食とすること。「日本人は―民族である」「パン食より―を好む」 0
山茶花 さざんか [2] ツバキ科の常緑小高木。暖地の山地に自生。晩秋から冬、白や紅色の花をつける。花びらはばらばらに散る。種子から油をとる。 冬 由来「山茶花」は漢名から。 表記「茶梅」とも書く。
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漢字の豆知識 「ふんいき」で読み方が変わる? ~音位転換を知っておこう!~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
甲鉢 かぶとバチ ①かぶとの頭をおおう部分。 ②①に似た大きなどんぶり鉢。表記「兜鉢」とも書く。 0
一昨日 おととい [3] きのうの前の日。おとつい。参考「イッサクジツ」とも読む。 1
会衆 カイシュウ [0] 会合に集まった大勢の人。参会者。参考「エシュ」と読めば仏教語で、説法・法会(ホウエ)に集まった人々の意。 0
鴾毛 つきげ [0] ウマの毛色の一種。葦毛(あしげ)の赤みをおびたもの。また、その毛色のウマ。表記「月毛」とも書く。 1
災厄 サイヤク [0] 思いがけない不幸なできごと。わざわい。 災難 0
隅 すみ [1] ①かたすみ。中央ではないところ。「都会の―にひっそりと生きる」「―に置けない(あなどれない)」 ②囲まれた部分のかど。「部屋の四―」「重箱の―をほじくるような意見」 0
青底翳 あおそこひ [3] 緑内障の俗称。 1
勾留 コウリュウ [0] 裁判所が、逃亡や証拠隠滅などを防ぐために容疑者や被告人を一定の場所にとどめ置くこと。「未決―」参考「拘留」と書けば、刑罰としてとどめ置く意になる。 0
宝鑑 ホウカン [0] ①宝とするりっぱな鏡。 ②手本となることが書いてある書物。「書道―」宝典 0
酸 す [1] 酢酸(サクサン)を含む酸味のある液体。 0
甦生 ソセイ [0] よみがえること。息を吹き返すこと。「奇跡的に―した」 表記「蘇生」とも書く。参考「コウセイ」は慣用読み。 0
自堕落 ジダラク [2],[0] 身をもちくずして、だらしのないさま。ふしだら。「毎日昼過ぎに起きるような―な生活」 0
時評 ジヒョウ [0] ①当時の評判。 ②その時々の社会の出来事に対する批評・評論。「文芸―」 0
校讐 コウシュウ 二人で書物を比較し、誤りを正すこと。参考「讐」はかたきの意。向かい合わせの作業のさまが、かたき同士に見えることから。 0
雖も いえど-も [2] たとえ…であっても。…といっても。「中(あ)たらずと―遠からず」 0
辛党 からトウ [0] ①からい味が好きな人。 ②酒が好きな人。酒飲み。 左党 ①②甘党 0
片田舎 かたいなか [3] 都会から遠く離れた村里。へんぴな村里。「―に住んでいる」辺地・僻地(ヘキチ) 1
干乾し ひぼし [3],[0] 食べる物がなく、飢えてやせること。「このままでは―になる」 0
質す ただ-す [2] 質問する。問いただして明らかにする。「係の者に―した」 0
木工・木匠 こだくみ 材木を使って建具や家屋をつくる人。大工・番匠 0
復籍 フクセキ [0] 婚姻や養子縁組によって戸籍を離れた者が、元の籍にもどること。帰籍 0
才子多病 サイシタビョウ [1] 才能のある者は、とかく体が弱く病気がちだということ。 佳人薄命(カジンハクメイ) 0
髪 かみ [2] ①頭の毛。髪の毛。 ②頭髪をゆった形。髪形。「日本―」 0
償金 ショウキン [0] 損害の賠償として支払う金。賠償金。 0
姉御 あねゴ [0] ①あねの敬称。 ②やくざの女親分。また、親分や兄貴分の妻。あねさん。 表記②「姐御」とも書く。 0
陳勝呉広 チンショウゴコウ 物事の先駆けをなす人のこと。また、反乱の指導者のたとえ。参考中国、楚(ソ)の人「陳勝」と「呉広」を組み合わせた語。二人は、ともに秦(シン)末に反乱の火ぶたを切った指導者で、敗れはしたが、これが口火となって、やがて秦は滅亡した。〈『史記』〉 0
画脂鏤氷 ガシロウヒョウ 苦労や努力をしても無駄なことのたとえ。また、力を無用なところに用いること。「画脂」はあぶらに絵をかく、「鏤氷」は氷に彫刻する意。〈『塩鉄論』〉参考「画脂」は「カクシ」とも読む。氷画脂(チョウヒョウガシ) 0
敷く し-く [0] ①平らに広げる。また、広く散りばめる。「自分でふとんを―きなさい」「庭に小石を―く」 ②物の下に置く。また、下にして押さえつける。「コップの下にコースターを―く」「亭主を尻(しり)に―く」 ③設置・配置する。「線路を―く」 ④広く行き渡らせる。「戒厳令を―く」表記①④「布く」とも書く。 0
悔恨 カイコン [0] 後悔して残念に思うこと。「―の涙を流す」「深い―の情にさいなまれる」悔悟 0
澪標 みおつくし [0] 船に航路を知らせるために立てた杭(くい)。由来水脈(みお)つ(の)串(くし)の意からともいう。 1
昆布 コンブ [1] 褐藻類コンブ科の海藻。北海道や東北の沿岸に生える。食用やヨードの原料などになる。夏参考「コブ」とも読む。 0
変乱 ヘンラン [0] 事変によって、世の中が乱れること。事変による社会の混乱。騒乱 0
大将 タイショウ [1] ①全軍を指揮・統率する者。 ②軍隊で、将官の最上位。 ③一群のかしら。「お山の―」 ④人を親しみを込め、また、からかって呼ぶ語。 ⑤柔道や剣道の団体戦で主将として最後に出る選手のこと。 0
文身 いれずみ [0] ①肌に針や刃物で傷をつけて色素を入れ、文字・模様・絵などを彫りつけること。彫り物。仕事師や遊び人などの間で行われた。 ②顔や腕に墨汁を刺し入れて、前科者の印としたもの。表記①「刺青・入れ墨」とも書く。②本来「黥」と書く。参考「ブンシン」とも読む。 1
凝集・凝聚 ギョウシュウ 液体などがこり固まってあつまること。 0
膺懲 ヨウチョウ [0] 外敵を征伐すること。討ちこらしめること。「敵を―する」 0
藉田 セキデン 古代中国で、天子や諸侯が祖先に供える穀物を自ら農耕した田。また、その儀式。日本でも行われた。 表記「籍田」とも書く。 0
傾覆 ケイフク [0] かたむいてひっくりかえること。参考国家や家について用いる。 0
早期 ソウキ [1] 早い時期。初めのころ。「―発見―治療」 初期 0
哦う うた-う 口ずさむ。吟ずる。 0
涼気 リョウキ [1] すずしい空気。すずしさを感じさせる気配。「―が流れこむ」 夏 0
教える おし-える [0] ①知識や技術などを伝えて、身につくように導く。「運転を―える」 ②自分の知っていることを知らせる。「電話番号を―える」 ③さとす。いましめる。「人の道を―える」表記③「訓える」とも書く。 0
棉 わた アオイ科の一年草。 綿(わた) 0
側 そば [0] ①近くのところ。付近。「大学の―の喫茶店」 ②「側(はた)」に同じ。「―から口をはさむ」 ③動詞の下について、時間のあまり経過していないようす。「聞いた―から忘れていく」 0
隗より始めよ カイよりはじめよ 言い出した者から始めよ。また、物事を手近なところから始めるたとえ。故事 中国、戦国時代、燕(エン)の昭王が賢人を招く方法を郭隗(カクカイ)に相談したところ、隗が「まず私を登用してください。それを知って私よりすぐれた人物が多く集まってくるでしょう」と答えたという故事から。〈『戦国策』〉 0
総力 ソウリョク [1],[0] 全体がもっているすべての力。各方面から結集した力。総体の力。「―を挙げて取り組む」「―戦」 0
深爪 ふかづめ [0] 肉のすぐそばまで、つめを深く切りすぎること。 0
袈裟 ケサ [2],[0] 僧侶(ソウリョ)が左肩から右脇(みぎわき)にかけて、衣の上にまとう長方形の布。いくつかの布をつなぎ合わせてつくる。 0
秋味 あきあじ [2] 秋、産卵のために川を上ってくるサケ。 由来アイヌ語の「アキアンチ(秋の魚)」の転という。 0
曠世 コウセイ [0] 世にまたとないこと。非常にまれなこと。希代。「―の傑作となった絵巻物」「―の才」 0
供米 クマイ [0] 神仏にそなえる米。参考「キョウマイ」と読めば別の意になる。 0
鹿威し ししおどし [3] ①田畑を荒らす鳥や獣を追い払うしかけ。 ②中央を支点にした竹筒の一方に水を流し、たまった水の重みで傾いたとき水をこぼす反動ではね上がり、他方が石をたたいて音を出す装置。添水(そうず)。 0
嚮かう む-かう 目標の方向におもむく。目指す方向にむく。さしむかう。面する。表記「向かう」とも書く。 0
土竜 もぐら [3] モグラ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。体は黒褐色。地中にすむため目は退化。前足はシャベル形で土を掘るのに適す。由来「土竜」は漢名でミミズ。ミミズを好むことからの誤用。和名は、古名の「もぐらもち」からで、地にもぐって土をもち上げることから。表記「鼴鼠」とも書く。 1
形態 ケイタイ [0] ①物事を外から見た形や姿。ありさまやようす。「会社の―がととのう」 ②哲学・心理学用語で、統一体としての機能的構造をもった枠組み。ゲシュタルト。 0
傍若無人 ボウジャクブジン [0] まわりの人を無視して勝手気ままに振る舞うこと。また、そのさま。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉「―な態度に非難が集中した」
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漢字の豆知識 難しい漢字が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会
四字熟語根掘り葉掘り36:「傍若無人」と芸術家肌の暗殺者
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
省察 セイサツ [0] 自らを振り返り、反省して考えること。 自省・反省 参考「ショウサツ」とも読む。 0
高高 たかだか [3],[2],[0] ①きわだって高いさま。「手を―とあげる」 ②やっと。せいぜい。「―一万円ぐらい」 ③声高にいうさま。「―と宣言する」 0
兎 うさぎ [0] ウサギ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。一般に耳は長く、尾が短い。後ろあしが前あしより長く、よくとびはねる。草食性でおとなしいことから家畜化され、愛玩用にもされる。冬 0
高等 コウトウ [0] 等級・程度などが高いこと。「―数学」「―専門学校」高級・高度初等・下等 0
幽門 ユウモン [0] 胃の末端の十二指腸に連なる部分。 0
目合 まぐわい ①目を見つめて愛情を通わせること。めくばせ。 ②男女の情交。 1
拈る ひね-る [2] ①指先でつまんでねじる。 ②趣向をこらす。「―った問題を作る」表記「捻る」とも書く。 0
樗蒲一 チョボイチ ①中国から伝わった賭博(トバク)の一種。一つのサイコロで出る目を一つ予測し、当たれば賭(か)け金の四倍が戻るもの。 ②人をごまかすようなこと。いんちき。由来「樗(ごんずい)」と「蒲(かわやなぎ)」の実をサイコロとして用いたことから。参考「チョボ」ともいう。 0
鐘も撞木の当たりがら かねもシュモクのあたりがら 人は、こちらの接し方によって態度が違ってくるということのたとえ。また、人は連れ添う相手によって、よくも悪くもなるということのたとえ。鐘の音は、撞木の当たり方によって左右されるという意から。「撞木」は鐘などを打ち鳴らす棒のこと。 0
核融合 カクユウゴウ [3] 複数の軽い原子核が融合し、一つの重い原子核になる反応。大きなエネルギーを放出する。核分裂 0
精密 セイミツ [0] ①細かいところまで巧みにつくられているさま。「―機械」 精巧 ②細かい点にまで注意が払われているさま。「―検査をする」 精緻(セイチ)・緻密(チミツ) 0
隠微 インビ [1] はっきりと外に現れず、かすかでわかりにくいこと。 0
宮室 キュウシツ [0] ①天子・天皇のいる宮殿。 ②天子・天皇。天皇の一族。皇族。皇室 0
生地 セイチ [1] 生まれた土地。出生地。「―に墓を建てる」 参考「きジ」と読めば別の意になる。 0
要旨 ヨウシ [1] 長い文章や談話などの重要な部分。また、それをまとめたもの。「論文の―をまとめる」 0
隣保 リンポ [1] ①となり近所の人々。 ②近所の人々が互いに助け合うための組織。となり組。「―制」参考「保」は、責任を引き受け合う意。 0
特許 トッキョ [1] ①特定の人のために、特定の権利を設定すること。 ②新しい発明・商標・意匠などの独占使用を、当事者もしくは当事者の認めた者のみに許すこと。また、その権利そのもの。「商標登録を―庁に申請した」 0
漏刻 ロウコク [0] 時刻をはかる水時計。また、その目盛り。参考「ルコク」とも読む。 0
労来 ロウライ ねぎらい、励ますこと。 0
倉廩実(み)ちて礼節を知る ソウリンみちてレイセツをしる 人は生活が安定し、ゆとりができてはじめて礼儀や節度をわきまえるようになる。〈『管子』〉 衣食足りて礼節を知る 0
互い たがい [0] かかわりあう両者。双方。それぞれ。「―の利益」「―に手を握りあった」 0
心材 シンザイ [0] 木の幹の、年を経て赤く、また黒くなった中心部分。かたく、くさりにくい。赤身。 辺材 0
煙る けむ-る [0] ①煙が立ちこめる。 ②かすんで見える。「雨に―る山なみ」 0
撒き餌 まきえ [2],[0] 鳥や魚を寄せ集めるために、えさをまき散らして与えること。また、そのえさ。 0
憎体 にくテイ 人の態度・言動が、にくにくしいこと。また、そのさま。「―な口をきく」 参考「にくタイ」とも読む。 0
俳号 ハイゴウ [0] 俳句作者が俳句をつくるときに用いる名。雅号。俳名 0
距てる へだ-てる [3] 物と物や人と人の間をはなす。遠ざける。 0
一半 イッパン [3],[0] 二つに分けたものの一つ。半分。なかば。「あなたにも―の責任はある」 0
乙 おと [2] ①同性の年下のきょうだい。また、末子。兄(え) ②幼いさま。若くて美しいさまを表す語。「―女」 ③狂言面の一つ。若い醜女の面。おかめ。おたふく。表記①「弟」とも書く。 0
赭土 そおに [1] 色のあかい土。古代、顔料などに用いた。 参考「そほに・そぼに」とも読む。 1
自意識 ジイシキ [2] 自我の意識。自分自身についての意識。自己意識。「―過剰」 0
小刀 こがたな [0] ①細工などに使う小形の刃物。ナイフ。「―で竹ひごを削る」 ②脇差(わきざし)の鞘(さや)の外側に差しこんである小さい刀。こづか。 参考「ちいさがたな」と読めば、室町時代以来、登城の際に持つ短刀の意。 0
静観 セイカン [0] 落ち着いて事のなりゆきを静かに見守ること。「事態を―するのが賢い」 0
著しい いちじる-しい [5] はっきり目立つさま。程度がはなはだしい。「効果が―い」「進歩の跡が―い」 0
下男 ゲナン [1] 雑用などをする下働きの男性。下僕・下部(しもべ)下女 0
専心 センシン [0] 集中して心を一つのことにかたむけること。「一意―」 専一・専念 0
陽極 ヨウキョク [0] 電池など電流を発生する装置で、相対する二極のうち電位の高いほうの極。正極。プラス。陰極 0
驥尾に付(フ)す キビにフす すぐれた人にしたがって物事を成しとげること。また、愚者も賢者にしたがっていれば思いのほか志をとげることができるたとえ。多く、自分の行動をへりくだっていう言葉。〈『史記』〉表記「付」は「附」とも書く。参考「付す」は「付(つ)く」ともいう。 0
欣喜雀躍 キンキジャクヤク [1] 小躍りするように大よろこびする形容。「雀躍」はスズメが飛びはねることで、小躍りしてよろこぶさま。歓喜雀躍・欣喜踊躍(キンキヨウヤク)
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四字熟語根掘り葉掘り64:「欣喜雀躍」の秘められたユーモア
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根深い ねぶか-い [3] ①根が土中に深く張っている。 ②原因が深いところにあり、簡単に取り除けない。「二人の確執は―い」 0
氾愛兼利 ハンアイケンリ あらゆる人をわけへだてなく愛し、広く利益をともにすること。由来墨子(ボクシ)が人間愛と非戦を述べた言葉から。〈『荘子(ソウジ)』〉兼愛交利 0
接見 セッケン [0] ①高貴な人が公に客人と会うこと。 引見 ②弁護士が拘束中の被告人・被疑者などに面会すること。「―交通権」 0
実践 ジッセン [0] 理論や理念などを実際の行動に移すこと。「議論より―が大切だ」 理論 0
天神地祇 テンジンチギ [5] 天と地のすべての神々のこと。「地祇」は地の神の意。天地神明(テンチシンメイ) 0
現出 ゲンシュツ [0] 物事や状態が実際に現れ出ること。また、現し出すこと。「サッカー黄金時代を―する」出現 0
辺幅修飾 ヘンプクシュウショク 見えるところだけを飾ること。転じて、うわべを飾り体裁をつくろうこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「修飾辺幅」ともいう。 0
阨狭 アイキョウ 山などがせまって土地が狭くなっていること。狭苦しいさま。「渓谷を進むこと―百里なり」 0
香料 コウリョウ [3],[1] ①よいかおりを出すための原料。食品・化粧品・薬品用。 ②「香典」に同じ。「ご―を包む」 0
非常 ヒジョウ [0] ①程度がはなはだしいさま。「―な寒さ」 ②思いがけない異常なこと。普通でないこと。「―の事態」通常 0
煉炭 レンタン [1] 練炭 0
蕎麦の花見て蜜を取れ そばのはなみてミツをとれ なにごとも、時機を見て行えということのたとえ。ソバの花が咲いたあとが、蜂蜜(はちミツ)を取るのにちょうどよいときであるという意から。 1
賢所 かしこどころ [1] ①宮中にある神殿。三種の神器の一つ、八咫鏡(やたのかがみ)を安置する温明殿の別称。内侍所(ナイシどころ) ②八咫鏡の別称。参考「ケンショ」とも読む。 0
山梗葉 さわぎきょう キキョウ科の多年草。 由来「山梗葉」は漢名からの誤用。 沢桔梗(さわギキョウ) 1
茶席 チャセキ [0] 茶をたてる座席。茶室。また、茶の湯の会。茶室 0
煮干し にぼし [0] マイワシやカタクチイワシなどの稚魚を蒸して、干したもの。おもに、だしをとるのに使う。 参考関西では「いりこ(熬り子)」と呼ぶ。 0
囃子・囃 はやし 歌の伴奏をする笛や太鼓などの鳴り物。また、その音曲。多く、歌舞伎(カブキ)や能・民俗芸能などで用いる。「―方」「祭りの―に合わせて踊る」 1
浮標 フヒョウ [0] ①航路・暗礁・漁網などの位置を知らせるために、水上に浮かべる標識。ブイ。 ②漁網などにつけるうき。 0
薏苡明珠 ヨクイメイシュ 無実の疑いをかけられること。「薏苡」はハトムギで、実(み)は白くて食用・薬用。「明珠」は宝玉のこと。故事中国、後漢の馬援(バエン)が交趾(コウシ)(今のベトナム)に遠征し、薬用に「薏苡」を車に積んで持ち帰ったところ、都の人々は南方の珍しいものだと思い、宝玉だと天子に讒言(ザンゲン)する者もあり、天子の怒りに触れたという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
故老 コロウ [0] 老人。老成の人。としより。特に、昔のことにくわしい老人。表記「古老」とも書く。 0
利己 リコ [1] 他人のことを考えず、自分だけの利益をはかること。「自分のことしか考えない―的な人」利他 0
二期作 ニキサク [2] 同じ耕地で同じ作物を、一年に二度作って収穫する方法。参考ふつう、水稲栽培についていう。 0
一族郎党 イチゾクロウトウ [2] 血縁関係にある同族とその家来。また、有力者とその取り巻きなどについてもいう。「―を引き連れて参加した」表記「郎党」は「郎等」とも書く。参考「郎党」は「ロウドウ」とも読む。一家眷族(イッカケンゾク) 0
銷夏 ショウカ [0] 消夏 0
結露 ケツロ [1] 空気中の水分が、冷えた壁やガラスなどの表面に水滴となってつくこと。「―したビール瓶」 0
一斑を見て全豹を卜す イッパンをみてゼンピョウをボクす 物事のごく一部分からその全体を推し量るたとえ。ヒョウの毛皮の一つのまだら模様を見ただけで、そのヒョウの毛皮全体を推察する意から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
守衛 シュエイ [0] 官庁・会社・学校などの建物や入り口の警護にあたる職務。また、その人。 0
泰山北斗 タイザンホクト [1] その分野の権威者、大家として最も仰ぎ尊ばれる人のたとえ。第一人者。泰斗(タイト)。「北斗」は北斗七星のことで、泰山とともにだれもが仰ぎ見る存在であることから。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
蔦紅葉 つたもみじ [3] ①紅葉したツタの葉。秋 ②イタヤカエデの別称。カエデ科の落葉高木。葉はてのひら状に浅く裂け、秋に黄葉する。 1
無恥 ムチ [1] 恥を恥とも思わないこと。恥知らずなこと。「厚顔―の男」 0
御佩刀 みはかし 貴人の腰に帯びた刀を敬っていう語。参考「みはかせ」とも読む。 1
嚥下 エンカ [1],[0] のみこむこと。「丸薬を―する」 表記「咽下」とも書く。参考「エンゲ」とも読む。
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漢字の豆知識 書けそうで書けない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
勘気 カンキ [1] 悪事や失敗を犯し、君主や親などからとがめを受けること。また、そのとがめ。「皇帝の―をこうむる」 0
勧業 カンギョウ [0] 産業を発展させるよう奨励すること。「―博覧会」 0
擬態語 ギタイゴ [0] 物事のようすや状態を感覚的にそれらしく表した言葉。「にこにこ」「ぎっしり」「そわそわ」など。 0
山蘿蔔 まつむしそう マツムシソウ科の二年草。高原の草地に自生。葉は羽状。秋、紫色の頭花をつける。 秋 由来「山蘿蔔」は漢名から。 表記「松虫草」とも書く。 1
思う壺 おもうつぼ [2] 思ったとおりになること。期待どおり。「―にはまる」「それでは敵の―だ」
コラム
「思うツボって、どんなツボ?? 語源を探れば面白い!」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 0
煩慮 ハンリョ 思いわずらうこと。また、わずらわしい思い。 0
藕糸 グウシ ハスの茎や根の繊維。ハスの茎や根を折ったときに出る糸。「―の孔(あな)(きわめて小さいもののたとえ)」 0
重患 ジュウカン [0] 重い病気。重病。また、重病の患者。重病人。 0
袴褶 コシュウ 中国、南朝の時代に広まった騎馬用のはかま。騎服。 0
糒 ほしいい [2] 貯蔵用に米を蒸して乾燥させたもの。湯水に浸して食べる。餉(かれいい) 夏表記「干飯・乾飯」とも書く。参考「ほしい」とも読む。 0
得たりや応 えたりやオウ 承知したり、うまくいったりしたときに発する語。しめた。うまくいった。「―と立つ」 0
貶黜 ヘンチュツ 官位を下げ、しりぞけること。貶退・貶斥参考「ヘンチツ」は慣用読み。 0
殺気 サッキ [0] ①人を殺しそうな緊迫した気配。敵意のみなぎった空気。「―を感じる」 ②草木をも枯らす冷え冷えとした寒気。 0
猛然 モウゼン [0] 勢いのはげしいようす。「強敵を前に―と立ち向かう」 0
窄む つぼ-む [0] せまく小さくなる。すぼむ。「開いた花が―む」 0
米 メートル [0] ①メートル法の長さの単位。国際単位系の基本単位。「―原器」「―尺」 ②電気・ガス・水道・タクシーなどの使用量をはかる自動計量器。メーター。「―を上げる(酒を飲んで気炎を吐く)」由来①フランスの長さの単位を音訳した「米突」から。 0
図星 ズぼし [0],[1] 核心の部分。物事の急所。「―をさす」 由来的(まと)の中心の黒い点の意から。 0
竹光 たけみつ [0],[2] ①竹を削って刀身に見せかけた刀。 ②切れない刀をあざけっていう語。参考刀工の名に「光」が多くつくことからの造語。 0
蓑虫 みのむし [2] ミノガ科のガの幼虫。口から糸を吐き、小枝や葉をつづり合わせて巣を作る。雌は成虫になってもはねがなく、幼虫と同じように巣の中にすむ。 秋 0
生糸 きいと [1] 蚕の繭(まゆ)からとったあと、まだ手を加えていない糸。 練糸 0
霄壌 ショウジョウ [0] 天と地。また、天と地のように非常に隔たりのあるたとえ。「―の差」 雲泥 0
祝勝・祝捷 シュクショウ 勝利を祝うこと。「全国大会初優勝の―会を催す」 0
警句 ケイク [0],[1] 巧みに真理や奇抜な考えを述べる短い言葉。アフォリズム。 0
随喜渇仰 ズイキカツゴウ 心から仏道に帰依(キエ)し、仏を信仰すること。 0
参列 サンレツ [0] 式などに出席すること。「開会式に―する」 列席 0
漁撈 ギョロウ [0] 漁労 0
丞相 ジョウショウ [0] ①昔、中国で天子をたすけて国政を行った最高位の官。 宰相 ②日本で、律令(リツリョウ)制における大臣の別称。 参考「ショウジョウ」とも読む。「丞」「相」ともに、たすける意。 0
相姦 ソウカン [0] 血のつながりのある者など、世間一般で関係を結ぶことを禁じられている男女が肉体関係を結ぶこと。「近親―」 0
地黄 ジオウ ゴマノハグサ科の多年草。中国原産。初夏、紫がかった紅色の花を数個横向きにつける。根茎は薬用。サホヒメ。 0
河鵜 かわう [0] ウ科の鳥。 川鵜(かわう) 0
相伴 ショウバン [0] 客の相手をして、一緒に接待を受けること。また、その人。転じて、他に付き合ってその利益を受けること。「お―にあずかる」 0
烈婦 レップ [1] 「烈女」に同じ。 0
明日 ミョウニチ [1] 「明日(あす)」に同じ。 0
明白 あからさま [0] ありのままに表すさま。露骨なさま。参考「メイハク」と読めば別の意になる。 1
骨肉相(あい)食(は)む コツニクあいはむ 親子・兄弟などの血縁関係にある者同士が激しく争うこと。参考「食む」は「争う」ともいう。兄弟(ケイテイ)牆(かき)に鬩(せめ)ぐ 0
鰹 かつお [0] サバ科の海魚。黒潮に乗って群泳する。背は青黒く、腹は銀白色で特徴的な縦じまがある。生食、または、かつお節などの加工食品にする。夏表記「堅魚・松魚」とも書く。 由来昔は干したもの(のちのかつお節)を食用にしたので、堅い魚であったことから「かたうお」の転じたもの。 0
埠頭 フトウ [0] 港で、船をつなぎとめ、船客の乗降や荷物の積み降ろしをする場所。船着き場。「―で豪華客船を見た」 0
歩行虫 おさむし [2] オサムシ科の甲虫の総称。由来「歩行虫」は漢名より。はねが退化して飛べないが、敏速に歩行することから。 筬虫(おさむし) 1
乱鴉 ランア 乱れ飛んでいるカラス。 0
鬼も十八、番茶も出花(でばな) おにもジュウハチバンチャもでばな 女の子は少々器量が悪くても年ごろになれば娘らしくなり、それなりに魅力も出てくるものだというたとえ。醜い鬼でも年ごろにはそれなりに美しくなり、番茶でも入れたてならよい香りがする意から。
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「鬼」にまつわることわざを探してみよう
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一驚 イッキョウ [0] おどろき。びっくりすること。「ずばぬけたセンスに―を喫した」 0
鳩合 キュウゴウ [0] 一つに寄せ集めること。また、集まること。「同志を―する」表記「糾合」とも書く。 0
幣殿 ヘイデン [0] 神社で、参拝者が幣帛(ヘイハク)を奉る建物。本殿と拝殿との間にある。 0
雑踏 ザットウ [0] 多くの人数で混み合うこと。人ごみ。「盛り場の―を抜け出した」 「雑沓」の書きかえ字。 0
儼存 ゲンソン はっきりと確かにあること。表記「厳存」とも書く。 0
盲亀浮木 モウキフボク 出会うことが非常に難しいたとえ。人として生まれること、また、仏法に会うことの難しさのたとえ。由来大海にすみ、一〇〇年に一度だけ水面に浮かび上がる盲目のカメが、たまたま漂流してきた浮木のたった一つの穴に出会うというきわめて確率の低いことを表す寓話(グウワ)から。〈『雑阿含経(ゾウアゴンキョウ)』〉千載一遇 0
何方 どなた [1] ①どちら様。 ②方向を問う語。どちら。「―からお越しですか」参考①「だれ」のていねいな言い方。 1
賢愚 ケング [1] かしこさとおろかさ。利口とばか。かしこい人とおろかな人。「精進の前に―なし」 0
太藺 ふとい [2] カヤツリグサ科の多年草。池沼に自生。茎は高さ約一・五(メートル)、円柱形で太く、中空。夏、黄褐色の花穂をつける。茎で花むしろを作る。マルスゲ。オオイ。夏 0
分秒 フンビョウ [0] 一分一秒。きわめて短い時間。「結論は―を争う(一刻もぐずぐずしていられない)」 0
麦秀黍離 バクシュウショリ 亡国の嘆き。 麦秀の嘆(バクシュウのタン) 黍離の嘆(ショリのタン) 0
橋頭堡 キョウトウホ [3] ①橋を守るため橋のたもとに築く陣地。 ②川や海から敵地に上陸するとき、そこを作戦・攻撃の拠点とする対岸の陣地。 ③勢力拡大のよりどころ。足場。「堡」は、とりでの意。 0
欧州 オウシュウ [1] 「欧羅巴(ヨーロッパ)州」の略。「―各国を訪ねる」 0
境 さかい [2] ①土地などのくぎり目。 ②物事の分かれ目。「生死の―をさまよう」 0
検眼 ケンガン [0] 視力を検査すること。「―をして視力の低下を防ぐ」 0
団い まる-い 円形をしている。まるく囲んでいる。「焚(た)き火を囲んで―くなる」 0
作為 サクイ [1] ①つくること。特に、わざと手を加えること。つくりごと。「―の跡が感じられる」 無為 ②法律で、自分の意志にもとづいた積極的な行為・動作。 不作為 0
化石 カセキ [0] ①地質時代の動植物の死体・遺跡が地層中の岩石に残ったもの。「工事現場から―が発見された」 ②進歩・発展・変化がなく、昔のままであることのたとえ。「生きた―」 0
猥本 ワイホン [0] 性について興味をかき立てるように扱った本。エロ本。猥書 0
余生 ヨセイ [1],[0] ①活躍の時期を過ぎたあとの人生。老後の生活。「―を楽しむ」残生 ②残りの生命。「わずかな―」余命 0
喩す さと-す よくわかるように言い聞かせる。疑問を解いて教えみちびく。「まちがいを―す」表記「諭す」とも書く。 0
干る ひ-る [1] ①水分が蒸発する。かわく。ひあがる。 ②潮がひいて海底が現れる。「潮の―るの待って渡る」 ③つきる。おわる。 0
阻隔 ソカク [0] じゃまをしてへだてること。また、遠くへだたっていること。「友好を―する諸問題」 0
知る者は言わず言う者は知らず しるものはいわずいうものはしらず 物事を本当によく知っている者は、その知識をひけらかしたりはしない。よく知らない者ほど、知ったかぶりをしてしゃべるものであるということ。〈『老子』〉言う者は知らず知る者は黙す 0
心願成就 シンガンジョウジュ 神仏に心から祈っていると、願いが達成されるということ。 0
淫ら みだ-ら [1],[0] 性に関してだらしのないようす。ふしだら。「―な心」 参考「淫(みだら)」とも。 0
石鏃 セキゾク [0] 石の矢じり。石で作った矢の根。石器時代、木や竹などの柄につけて狩りの道具や武器として用いた。 0
乱調 ランチョウ [0] ①調子が乱れること。「突然、投手が―となった」 ②相場などの上下に激しい変動があって、一定しないこと。乱高下 ③詩歌で、韻律の法則にしたがっていないこと。また、その詩歌。破調 0
孤立 コリツ [0] 他から離れただ一つ、また、一人だけであること。「群れから―した象」「―主義」 0
映日果 いちじく [2] クワ科の落葉小高木。 無花果(いちじく) 1
澗水 カンスイ 谷あいを流れる水。谷川の水。谷川の流れ。 0
密着 ミッチャク [0] ①ぴったりくっついていること。「―取材」 ②写真のネガをそのままの大きさで印画紙に重ねて焼きつけること。 0
祝意 シュクイ [2] 喜び祝う気持ち。「当選に―を表す」 賀意 0
髪冠を衝く ハツかんむりをつく 怒髪冠を衝く(ドハツかんむりをつく) 0
蓄音機 チクオンキ [3] レコードに録音した音を再生する機械。レコードプレーヤー。 0
黄蜀葵・黄葵 とろろあおい アオイ科の一年草。中国原産。根の粘液を製紙用ののりとするため、また、観賞用に栽培。夏、黄色で大形の五弁花をつける。根は薬用にも使われる。トロロ。夏由来「黄蜀葵・黄葵」は漢名から。 1
不滅 フメツ [0] 滅びないこと。のちの世までなくならないこと。「―の記録をもつ選手」 0
冕 コンベン [1] 天子の礼服と礼服を着たときにかぶる冠。 0
御中 おんチュウ [1] 郵便物などのあて先が企業や団体などのときに用いる敬称。参考「おなか」と読めば別の意になる。 0
帰路 キロ [1] 帰り道。また、戻る途中。「―、交通渋滞に遭う」帰途・復路往路 0
天守閣 テンシュカク [3] 城の本丸の中心に、高く築かれたやぐら。 0
慠慢 ゴウマン いばって人を見下すさま。表記「傲慢・敖慢」とも書く。 0
篦太い のぶと-い [3] ①ずぶとい。 ②声が太い。「―い男の声」表記「野太い」とも書く。 0
用意周到 ヨウイシュウトウ [1] 気配りが行き届いていて、準備に落ち度のないさま。「―な備え」 0
人情味 ニンジョウミ [3],[0] 人に対するあたたかみ。情味。「―にあふれた人」 0
六曜 ロクヨウ [0] 吉凶を定める基準となる六種の暦注。先勝・友引・先負(センブ)・仏滅・大安・赤口(シャック)をいう。六輝(ロッキ) 0
秘訣 ヒケツ [0] 人には知られていない、合理的・効果的なすぐれた方法。奥の手。奥義(オクギ)・(オウギ)。「勝利の―」 0
自由自在 ジユウジザイ [2] 何事も思いのままにすること。また、思う存分に振る舞うさま。「―にパソコンを操る」 縦横自在・縦横無尽 0
打擲 チョウチャク [0],[1] 人を打ちたたくこと。なぐること。「むやみに―される」殴打 0
黐の木 もちのき [1] モチノキ科の常緑小高木。山野に自生。春、黄緑色の小花を多数つけ、赤い実を結ぶ。樹皮からとりもちを作る。モチ。 0
語気 ゴキ [1] 言葉つき。「―を荒げて抗議する」語調・語勢 0
囂囂 ゴウゴウ [0] 人々が騒ぐさま。また、声や音がやかましいさま。「喧喧(ケンケン)―」 0
猿楽 さるガク [0] ①軽業(かるわざ)や滑稽(コッケイ)な物まねなどの中世の芸能。これを職業とする者が神社の祭礼などで興行し、座を結んだ。鎌倉時代に演劇化してのちに能と狂言となる。 ②能楽の旧称。表記「申楽・散楽」とも書く。 0
若しくは も-しくは [1] または。さもなければ。「郵送か―直接持参のこと」 0
鳩杖 キュウジョウ 頭部にハトの飾りのついた老人の箸(はし)・つえ。故事 ハトは飲食のときむせないということから、老人がむせないようにと、天子から功労のある老臣に箸を賜った故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「はとづえ」とも読む。 0
初心忘るべからず ショシンわするべからず 能楽で、習いたてのころの芸や経験を忘れないようにという戒め。また、何に対しても最初の真剣な気持ちや決意を忘れてはならないこと。 由来世阿弥(ぜあみ)の『花鏡(カキョウ)』にある言葉から。 0
目前 モクゼン [0] 目の前。すぐ近く。「敵が―に迫る」「勝利はもう―だ」眼前・目睫(モクショウ)参考空間的にも時間的にもいう。 0
失当 シットウ [0] 道理に合わないこと。適切でないこと。「―な判断」 不当 正当・至当 0
乳首 ちくび [2] ①乳房の先の突き出た部分。ちちくび。 ②乳児にくわえさせる①の形をしたゴム製品。 0
閑文字 カンモジ [3] 無駄な字句や文章。無益な言葉。「―を連ねただけの小説」参考「カンモンジ」とも読む。 0
海草 カイソウ [0] ①海中に生えている種子植物の総称。アマモ・タチアマモ・ウミヒルモなど。 ②「海藻」に同じ。 0
洒落 シャラク [0] さっぱりしていて物事にこだわらないこと。「―な人柄」 洒脱(シャダツ) 表記「灑落」とも書く。 参考「しゃれ」と読めば別の意になる。 0
開発 カイハツ [0] ①天然資源や土地などを使用可能にし、生活・産業に役立てること。「国土―」 ②新しい製品について研究し、実用化すること。「新商品の―」 ③スイスのペスタロッチが創始した教育法。問答法などによって児童・生徒に自発的に理解させるもの。「知能―」 0
碓 うす [1] 足や水力できねを動かし、米や麦などの穀物をつく道具。ふみうす。 0
疝気 センキ [0] 漢方で、下腹部や腰の筋肉が引きつり痛む病気の総称。「他人の―を頭痛に病む」「―筋(すじ)」 疝病 0
憤懣 フンマン [0] いきどおり、もだえること。心のなかにわだかまっている怒り。「夫の仕打ちに―やるかたない面持ち」憤悶(フンモン)表記「忿懣」とも書く。参考「憤」「懣」ともに、もだえいきどおる意。 0
岩魚 いわな [0] サケ科の淡水魚。渓流釣りの代表的な魚。暗緑色の地に赤みがかった斑点(ハンテン)がある。夏表記「嘉魚」とも書く。 1
再婚 サイコン [0] 配偶者を失った人が、もう一度結婚すること。 再縁・再嫁 初婚 0
啓く ひら-く [2] ①あけ開く。ひろげる。 ②物事を理解させる。教え導く。 0
噪ぐ さわ-ぐ さわがしくする。ざわざわとやかましくする。 0
韻律 インリツ [0] 詩歌の音楽的な調子。リズム。「―に富んだ詩」 0
果断 カダン [0] 思い切って実行すること。「―な行動をとる」英断 0
櫓 やぐら [0] ①展望するために高く造った建築物。物見やぐら。「火の見―」 ②相撲や盆踊りなどで、太鼓の演奏などのために木材を高く組んだ構造物。また、芝居や見世物などの興行場の入り口にある建造物。「―を上げる(座を構えて興行を始める)」 ③こたつの布団をかける木組みの台。こたつやぐら。 ④「櫓投げ」の略。 ⑤「櫓囲い」の略。将棋で、王将の守備陣形の一つ。表記「矢倉」とも書く。 0
単身 タンシン [0] ただ一人だけであること。身一つ。「―赴任」 0
柢 ね ①木のねもと。 ②物事のもと。根本。 0
模範 モハン [0] 見習うべき手本。「まず先生が―を示します」「―的な青年」規範 0
朴歯 ほおば [0],[1] ホオの木で作ったげたの歯。また、それを入れたげた。 0
復元・復原 フクゲン 元の位置や状態にかえること。また、かえすこと。「昔の仏像を―する」「当時の町の―図」 0
頑愚 ガング [1] かたくなで、おろかなこと。また、そのさま。わからずや。「人類の―なる歴史」 0
剰る あま-る 十分以上にある。ありあまる。「人手が―る」 0
嫩葉 ドンヨウ [1] 「嫩葉(わかば)」に同じ。 0
事切れる ことき-れる [4] 息が絶える。息をひきとる。死ぬ。「父は何か言いかけて―れた」 0
征戍 セイジュ 辺境の守備につくこと。また、その兵士。転じて、戦争。 0
全景 ゼンケイ [0] 見渡せる限り全体の景色。「街の―はすばらしい」 0
璞玉 ハクギョク [0] 鉱山から掘りだしたままで、みがいていない玉。あらたま。 0
宿雨 シュクウ ①連日降り続く雨。霖雨(リンウ)。ながあめ。 ②前夜から降っている雨。 0
達る とお-る ①滞ることなく進み、通じる。つらぬく。いたる。 ②遠くまで伝わり届く。行き渡る。 ③事柄や道理に通じている。 0
長亀 おさがめ [0] オサガメ科のカメ。熱帯や亜熱帯の海にすむ。カメの中で最大で、甲長二(メートル)に達する。表記「革亀」とも書く。 0
回議 カイギ [1] 担当者が議案を作って関係者にまわし、意見を聞いて承認を求めること。稟議(リンギ) 0
命名 メイメイ [0] 人や物に名をつけること。「ビルの―式」「長男誕生で―に頭をひねる」 0
割高 わりだか [0] 品質や分量のわりに値段が高いこと。「一個買いは―になる」割安 0
女人 ニョニン [0] 女性。婦人。おんな。「―結界(女性が入ることを禁じられた地域)」 0
迂叟 ウソウ [1] わたくし。老生参考世情にうとい老人の意。老年の男性が手紙などで自分のことをへりくだっていう語。 0
議題 ギダイ [0] 会議で話し合う題目・問題。「役員会の―」
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漢字の豆知識 「アジェンダ」を漢字で表すと?意味も漢字も知っておきたいカタカナ語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
長頸烏喙 チョウケイウカイ くびが長く、口先のとがった人相。残忍・強欲で、ともにいると労苦が多く、安楽にいられない人の相といわれる。由来中国、春秋時代、越(エツ)の范蠡(ハンレイ)が越を去ってのち、越王の勾践(コウセン)について述べた言葉から。〈『史記』〉 0
缶詰 カンづめ [3],[4] ①加工した食品などを金属容器に密封し、加熱・殺菌して長期間の保存を可能としたもの。「夕食の材料に―を買う」 ②仕事をするためや思いがけない事情のために、ある場所にとじこめられること。「作家をホテルに―にする」「車内に―になる」 0
諸共 もろとも [0] いっしょ。ともども。互いが共にするさま。「死なば―」 0
糟鮫 かすざめ [2],[0] カスザメ科の海魚。本州中部以南の海底の砂中にすむ。体長約二(メートル)。エイに似た形で、背は暗褐色。皮はやすり、肉はかまぼこの原料。 0
充塞 ジュウソク [0] みちていっぱいになり、ふさがること。また、いっぱいになるまで詰めこむこと。 0
盤石 バンジャク [0] ①どっしりと重たく、大きな岩。 ②事の安泰なこと。きわめて堅固なこと。「―の構え」表記「磐石」とも書く。 0
法治 ホウチ [1] 法律によって政治が行われること。また、その政治。「―国家」 0
自慰 ジイ [1] ①自分で自分をなぐさめること。 ②自分で自分の性器を刺激して、性的快感を味わうこと。手淫(シュイン)。オナニー。 0
布陣 フジン [0] ①戦争や試合などで、兵や選手を配置すること。また、その配置。「最強の―で臨んだ」 ②闘争や論争のために、組織を構成すること。参考「陣」は戦闘での隊列の配置の意。 0
節酒 セッシュ [0] 飲み過ぎないように、酒の量を減らすこと。 0
毛 け [1] ①動物の皮膚や植物の表面などに生える糸状のもの。「―並みのきれいな馬」 ②髪の毛。「―を赤く染める」 ③鳥のはね。羽毛。「鳥の―が抜け落ちる」 ④羊毛。ウール。「―のコート」 ⑤毛のようなもの。毛に似たもの。「筆の―先を整える」 0
按察使・按察 あぜち 奈良時代、地方行政を監察した官職。参考「按察使」は「アンサツシ」、「按察」は「アンサツ」とも読む。 1
紫電 シデン [0],[1] ①むらさき色の電光。 ②するどい眼光。 ③研ぎ澄ました刀剣の光。 0
垣根 かきね [2],[3] ①家や敷地の囲い。転じて、間を隔てるもの。「お隣と―越しに話す」「心の―を取り払って話し合う」 ②①の根もと。 0
滞る とどこお-る [0],[4] ①物事が順調に進まず、つかえたりたまったりする。「車が―る」「仕事が―って困る」 ②期限が過ぎても支払いが済まない。「家賃が―る」 0
芭蕉 バショウ [0] バショウ科の多年草。中国原産。高さ約五(メートル)で、葉は二(メートル)くらいの長い楕円(ダエン)形。夏から秋、淡黄色の花穂がつき、まれに結実する。葉から繊維をとる。観賞用。薬用。秋由来「芭蕉」は漢名から。 0
伯母 おば [1] 父母の姉。また、父母の兄の妻。伯父 1
六連星 むつらぼし 昴(すばる)の別称。牡牛(おうし)座にあるプレアデス星団の和名。二十八宿の一つ。 0
本望 ホンモウ [0],[1] ①長い間の望み。本懐。「やっと―を遂げた」 ②望みがかなって満足であること。「あこがれの人に会えて―だ」 0
番傘 バンがさ [0],[3] 和傘の一種。竹製の骨に丈夫な油紙をはった雨傘。 0
偏倚 ヘンイ ①一方にかたよること。 ②「偏差」に同じ。参考「倚」はよりかかる・かたよる意。 0
独学 ドクガク [0] 学校に行ったり先生についたりしないで、ひとりで学ぶこと。「―で英語をマスターする」独修・自修 0
素質 ソシツ [0] 生まれつきの性質。特に、将来発展するもととなる性質。多く、特殊な能力についていう。「画家の―がある」 資質 0
鉄梃 かなてこ [0] 鉄製のてこ。鉄梃棒。「―親父(おやじ)(がんこで強情な父親)」表記「金梃」とも書く。参考「テッテイ」とも読む。 0
恤民 ジュツミン 人民をあわれんで、金品を施すこと。民にめぐむこと。 0
頂上 チョウジョウ [3] ①山などのいただき。てっぺん。「山の―に立つ」麓(ふもと) ②これ以上ないこと。「その道の―を極める」「暑さも今が―だ」頂点・絶頂・最上 0
霎時 ショウジ ほんの少しの間。しばし。「―ののち両軍相(あい)見(まみ)えることとなる」 暫時 0
被災 ヒサイ [0] 天災・戦災などで、損害や危害を受けること。「地震の―地で救援活動を行う」罹災(リサイ) 0
司教 シキョウ [2],[1] カトリック教会の僧職の一つ。大司教に次ぐ地位で、教区の管理・監督をする。 0
攻玉 コウギョク 玉をみがくこと。転じて、知識をみがくこと。 0
萵 ちしゃ キク科の一年草、または二年草。原産地は地中海沿岸ほか諸説ある。野菜として栽培。結球するものをレタスといい、結球しないものをサラダナという。春参考「ちさ」とも読む。 1
閨房 ケイボウ [0] ①寝室。特に夫婦の寝所。 ②女性の居る部屋。 0
喀痰 カクタン [0] たんをはくこと。また、はき出したたん。「―検査」 0
通草 あけび [0] アケビ科のつる性落葉低木。 木通(あけび) 1
執権 シッケン [0] ①鎌倉幕府の職名。将軍を補佐して内外の政治の実権をにぎっていた最高職。 ②室町時代の「管領(カンレイ)」の別称。 参考政権を執(と)る意。 0
許可 キョカ [1] 願いを聞き入れて許すこと。「―証」承認・承諾・許諾 0
挙止進退 キョシシンタイ 日常の立ち居振る舞いや身の処し方。挙措進退・行住坐臥(ギョウジュウザガ) 0
初孫 ういまご [0] はじめての孫。 参考「はつまご」とも読む。 0
短信 タンシン [0] ①簡単な短い手紙。 ②新聞や雑誌などの短いニュース。「―欄」 0
こだま ①樹木に宿る精霊。木の精。 ②声や音が山・谷などに反響すること。やまびこ。「足音が―する」表記「木霊」とも書く。 0
結政所 かたなしどころ 律令(リツリョウ)制で、政務に関する書類を処理した役所。 1
個人 コジン [1] 社会や集団を構成する一人一人の人間。また、職業・組織などを離れた私人。一個人。「―主義」「試験結果に―差のあるのは当然だ」 0
唐松 からまつ [0],[2] マツ科の落葉高木。由来葉の出るようすが唐絵のマツに似ていることから。 落葉松(からまつ) 0
初潮 ショチョウ [0] はじめて月経(ゲッケイ)があること。最初の月経。 初経 0
淡彩 タンサイ [0] あっさりとした、うすい彩色。あわいいろどり。「―画を思わせる風景」 0
三寒四温 サンカンシオン [5] 冬季に寒い日が三日続くと、次に暖かい日が四日ほど続くという気象現象。これが繰り返されて、徐々に暖かい季節がくるという。「―で春が訪れる」 冬
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四字熟語根掘り葉掘り29:「三寒四温」の微妙なうつろい
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会
漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
廃物 ハイブツ [0] 「廃品」に同じ。「上手に―を利用する」 0
練武 レンブ 武道を練習すること。また、その練習。 0
初七日 ショなぬか [2] 人が死んで七日目の日。また、その日に行う法事。 一七日(ひとなぬか)・(ひとなのか) 参考「ショなのか・ショシチニチ」とも読む。 0
筴 めどぎ 占いに用いる細い竹の棒。筮竹(ゼイチク)。もとはメドハギ(マメ科の多年草)で作った。 0
失墜 シッツイ [0] 名誉や権威などがなくなること。また、なくすこと。「信用を―する」 0
零敗 レイハイ [0] ①試合で、一点もとれずに負けること。ゼロ敗。「―を喫する」 ②試合で、負けた回数がゼロであること。「日本シリーズを四勝―で制する」 0
敦厚 トンコウ [0] 誠実で人情にあついこと。篤実なこと。「―な人柄が慕われる」 0
口の端 くちのは [0] 口先。言葉の端々。また、評判。話題。くちは。「―に上(のぼ)る」 0
泉下 センカ [1] 死後に行く世界。あの世。冥土(メイド)。「―の客となる(亡くなる)」 参考黄泉(よみ)の下の意から。 0
脇差 わきざし [0] ①武士の差した大小の刀のうち小さい刀。 ②腰のわきに差した腰刀(こしがたな)。守刀(まもりがたな)。 ③近世、庶民が差した刀。道中刀。 0
歯石 シセキ [0] 歯の表面についた歯垢(シコウ)が石灰化したもの。歯塩。 0
不屈 フクツ [0] 困難に負けずに、最後まで意志を貫くこと。「多くの困難を―の精神で乗り越えた」「不撓(フトウ)―」 0
箴諫 シンカン 欠点を指摘していましめること。また、そのいましめ。 0
翻弄 ホンロウ [0] 思うままに、もてあそぶこと。「運命に―された一生」 0
脱俗 ダツゾク [0] 俗世間から離れて生活すること。名声や利益を求める、俗気を捨て去ること。超俗 0
有漏 ウロ 煩悩(ボンノウ)があって悟ることのできないこと。また、そのような俗人。無漏参考「漏」は仏教で煩悩の意。 0
白波・白浪 しらなみ ①波頭がくだけて白く見える波。 ②どろぼう。「―五人男」盗賊由来②昔、中国で黄巾(コウキン)の賊が白波谷(ハクハコク)にたてこもったことから。 0
人の己(おのれ)を知らざるを患(うれ)えず人を知らざるを患う ひとのおのれをしらざるをうれえずひとをしらざるをうれう 他人が自分を認めてくれないことを不満に思うよりも、自分が他人の長所を見つけることができないことを反省すべきであるということ。〈『論語』〉 0
支う か-う [1] ①つっかいにする。下や横から棒などを添えて物が動かないようにあてがう。「心張り棒を―う」 ②鍵(かぎ)やかんぬきをかける。「鍵を―う」 0
同僚 ドウリョウ [0] 同じ職場で働く人。特に、地位や役目が同じ人。朋輩(ホウハイ)。「職場の―と力を合わせる」同輩・同役 0
縞瑪瑙 しまメノウ [3] しま模様のはっきりした瑪瑙。 0
免状 メンジョウ [0],[3] ①免許や赦免のしるしとして与えられる証書。免許状・赦免状など。 ②「卒業証書」の俗称。 0
免れる まぬか-れる [4] ①好ましくない物事からのがれる。「危ういところで難を―れた」 ②やらなくてすむ。「掃除当番を―れた」参考「まぬがれる」とも読む。
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漢字の豆知識 読めないと恥ずかしい常用漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
晩婚 バンコン [0] ふつうよりも年をとってから結婚すること。早婚 0
彽徊 テイカイ 低回 0
特赦 トクシャ [1],[0] 恩赦の一つ。有罪判決を受けた特定の犯罪人に対し、刑の執行を免除すること。大赦 0
絶版 ゼッパン [0] 出版した書物の、以後の刊行を取りやめること。 0
交錯 コウサク [0] 入りまじること。入りくむこと。「期待と不安が―している」錯綜(サクソウ) 0
眼指・眼差 まなざし ものを見る目つき。視線。「優しい―」表記「目指・目差」とも書く。 1
城楼 ジョウロウ [0] 城の物見やぐら。 城閣 0
洋酒 ジン [0] オオムギ・ライムギなどを発酵させた液に、ネズの果実で香りをつけたアルコール度の高い蒸留酒。多く、カクテルの材料に用いる。 1
一臂 イッピ [1] ①片方のひじ。片腕。 ②わずかな手助け。「―の労をとる」 0
花壇 カダン [1] 土を盛り上げたり、柵(サク)をしたりして、草花を植える所。花畑 秋 0
諸氏 ショシ [1] みなさん。多くの人に対する敬称。「先輩―のおかげです」 諸君・諸賢 0
赤四手 あかシで [0] カバノキ科の落葉高木。山地に自生。新芽は赤い。材はかたく、器具の柄やシイタケ栽培に用いる。 表記「見風乾」とも書く。 0
点前 テまえ [0] 茶道で、茶をたてるときの茶の湯の作法や様式。「結構なお―」表記「手前」とも書く。 0
確保 カクホ [1] しっかり手に入れ、手もとにもっておくこと。「食料を―する」「地位を―する」 0
倣う なら-う [2] すでにあるものを手本または基準として、まねる。同じようにする。「前例に―って儀式を行う」「兄に―って早起きしよう」「諸外国に―う」 0
考慮 コウリョ [1] 判断するために、いろいろな要素や条件を考えること。「諸条件を―して決めた」 0
偃武 エンブ [1] 武器をしまい、使わないこと。戦争をやめること。 0
血判 ケッパン [0] 誓約にそむかないことを示すため、指先を切って出した血で署名の下に印を押すこと。また、その印。「―状」 0
衣錦の栄 イキンのエイ 成功して故郷に錦(にしき)を飾る栄誉。「―に輝く」〈欧陽脩(オウヨウシュウ)の文〉衣錦還郷 衣繡夜行(イシュウヤコウ) 0
論より証拠 ロンよりショウコ 議論を重ねるより、証拠によって物事は明らかになるということ。 0
兵衛佐 ヒョウエのすけ 兵衛府の次官。兵衛府は律令(リツリョウ)制において、皇居の守衛、行幸(ギョウコウ)の警備、都の巡視などをつかさどった役所で、六衛府の一つ。 0
犲狼 サイロウ ヤマイヌとオオカミ。転じて、欲深く無慈悲な人のたとえ。表記「豺狼」とも書く。 0
砥 と きめの細かいといし。 0
甲乙 コウオツ [1] ①ものの順序や優劣。「両者は―をつけがたい」 ②だれかれ。「―の区別なくかわいがる」参考「かるめる」と読めば別の意。 0
劃一的 カクイツテキ 全体が一様にそろっているさま。変化や特色のないさま。「―な考え方」表記「画一的」とも書く。 0
砂被り すなかぶり [3] 相撲で、土俵のすぐ下の観覧席。 由来土俵の砂がかかるほど近い意から。 0
授ける さず-ける [3] ①目上の人が目下の者に与える。「すぐれた作品に賞を―ける」 ②教え伝える。伝授する。「弟子に秘伝を―ける」 0
焼き入れ やきいれ [0] 金属の硬度を高めるために、高温に熱した金属を水や油の中に入れて急冷する操作。 0
血気 ケッキ [0],[1] ①激しい意気。盛んな勢い。ちのけ。「―にはやる若者」 ②血液と気力。生命維持力。 0
白書 ハクショ [1] 政府が外交・行政・経済・社会などの実情を発表し、将来の政策を述べる報告書。「農業―」由来イギリス政府が公式報告書に白い表紙を使ったことから。 0
欠ける か-ける [0] ①一部がこわれてなくなる。「歯が―ける」「カップのふちが―ける」 ②完全な形でなくなる。そろわなくなる。「メンバーが―ける」 ③足りない。「緻密(チミツ)さに―ける」 0
美容 ビヨウ [0] ①顔かたちを美しくすること。「―マッサージ」「―院」 ②美しい顔かたち。「野菜は―と健康に必要だ」美貌(ビボウ) 0
死相 シソウ [0] ①死に顔。 ②人相に死の近いことが現れていること。また、その人相。 0
霊知 レイチ [1] はかりしれないほどすぐれた神秘的な知恵。 0
黝い あおぐろ-い [4] 青みがかった黒色。黒みをおびた青色。 0
奇知・奇智 キチ 普通とちがう知恵。奇抜な才知。 0
温柔敦厚 オンジュウトンコウ おだやかでやさしく、人情深いこと。孔子が、儒教の基本的な古典といわれる『詩経』の教化の力を評した語。『詩経』の詩は古代の純朴な民情が素直に歌われており、これが人を感動させ、共感を呼ぶ力をもつと説いたもの。〈『礼記(ライキ)』〉温良篤厚 0
抑制 ヨクセイ [0] 盛んになろうとする勢いをおさえとどめること。「物価の上昇を―する」 0
負債 フサイ [0] 他から金銭を借りること。また、借りた金銭。債務。「膨大な―を抱える」 0
上洛 ジョウラク [0] 地方から、都の京都へ行くこと。 参考「洛」は京都の意。 0
酔余 スイヨ [1] 酒に酔ってからのこと。酒に酔ったあげく。「―の失敗」 0
顰める ひそ-める [3] 眉(まゆ)のあたりにしわを寄せる。顔をしかめる。「無礼な態度に眉を―める」表記「嚬める」とも書く。参考「しかめる」とも読む。 0
辻褄を合わせる つじつまをあわせる 話の前後がきちんと合い、筋道がとおるようにする。 0
苛酷・苛刻 カコク 思いやりがなく、きびしいこと。むごいようす。「―な刑罰」 0
巡査 ジュンサ [0],[1] 警察官の階級の一つで最下位のもの。一般に、警官。おまわりさんなどと呼ぶ。「―派出所」 0
自賛・自讃 ジサン ①自分の描いた絵に自分で賛を書くこと。また、その賛。 ②自分のことを自分でほめること。 参考①「賛・讃」は絵に添える詩文の意。ふつう他人に書いてもらう。 0
上気 ジョウキ [0],[1] のぼせて顔がほてること。「風呂(フロ)上がりの―した顔」 0
鯖の生き腐(ぐさ)り さばのいきぐさり 見かけは新鮮だが、なかは古くなっていて使いものにならないこと。サバは腐るのが早く、新しそうに見えても腐っていることがあるから。 0
狐 きつね [0] ①イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物。山野にすむ。体は茶褐色で、尾は長くて太い。小動物を捕食する。古来、稲荷(いなり)の神の使いとされる。「―につままれる(わけがわからずぼうぜんとする)」 冬 ②ずるがしこい人のたとえ。 0
面皮 メンピ [1] ①顔の皮。つらの皮。「鉄―(ずうずうしいさま)」 ②世人への面目。体面。「―を失う」 0
陳言 チンゲン ①言葉を述べること。 ②使い古された言葉。陳腐な言葉。 0
円月 エンゲツ ①まるい月。満月 ②琵琶(ビワ)の胴にある響孔。 0
会席 カイセキ [0] ①集会・会合の席。 ②連歌・俳諧(ハイカイ)の席。 ③「会席料理」の略。酒宴の席で出す、本膳(ホンゼン)料理を簡単にした料理。参考③「懐石料理」は茶席で茶を出す前の、簡単な料理。 0
腹は借り物 はらはかりもの 母親の腹は子が生まれるまでの借り物にすぎず、生まれた子に関することは父系に属し、母親にはなんの権利もないということ。参考父系の血筋を重んじた武家社会でいわれた。 0
直送 チョクソウ [0] 直接に相手へ送ること。「産地―のリンゴ」託送 0
見料 ケンリョウ [1],[3] ①手相や人相などを占ってもらうときの代金。 ②催し物などを見るための代金。見物料。 0
図を按じて駿を索む ズをアンじてシュンをもとむ なすべき努力をせずに、安易な方法で成功を求めることのたとえ。 由来名馬を見分けるのにすぐれていた伯楽の肖像画を見たというだけでウマを買いに行っても、名馬が手に入るわけがないことから。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
横流 オウリュウ [0] 水が定まった道筋以外にあふれ出して流れること。 0
頓狂 トンキョウ [1] だしぬけで調子はずれなこと。すっとんきょう。「―な声を出す」 0
叙景 ジョケイ [0] 風景を詩文に書き表すこと。「―詩」「―にすぐれた作品を読む」 0
忽忽 コツコツ ①なおざりにしてかえりみないさま。また、ぼんやりとするさま。 ②たちまち。すみやかに。 0
職事 シキジ ①蔵人頭(くろうどのかみ)と五・六位の蔵人の総称。 ②「職事官」の略。律令(リツリョウ)制において、一定の職務のある官。 散官・散位 参考「ショクジ」と読めば別の意になる。 0
不運 フウン [1] 運が悪いこと。「身の―を嘆く」非運幸運 0
柳筥 やないばこ ヤナギの枝を細く削って編んだ蓋(ふた)つきの四角い箱。文房具や装身具などを入れたが、のちに、蓋だけを用いて冠などを載せる台とした。 0
隈なく くま-なく [3],[2] すみずみまで徹底的に。残すところなく。「家じゅう―探した」「月が―道を照らす」 0
総領 ソウリョウ [0],[1] ①最初に生まれた子ども。 ②家督を継ぐ者。あととり。「―娘」 表記「惣領」とも書く。 0
専任 センニン [0] ある仕事・任務だけを、もっぱら受け持つこと。「―講師」 兼任 0
倭人 ワジン [0] 昔、中国で日本人を指した呼称。表記「和人」とも書く。 0
蜈蚣 むかで [0] ムカデ類の節足動物の総称。 由来「蜈蚣」は漢名から。 百足(むかで) 1
興行 コウギョウ [0] 映画・芝居・スポーツなど、観客から入場料を取って見せること。また、その催し。「―師」 0
旧観 キュウカン [0] 昔のありさま。以前の姿。「―に復する」 0
肉食妻帯 ニクジキサイタイ [0] 僧が戒律を破って肉食し、妻をもつこと。参考公式には禁止されていたが、日本では早くからこの原則が崩れ、特に親鸞(しんらん)は「非僧非俗(ヒソウヒゾク)」の立場から、これを公然と表明した。 0
観法 カンポウ [0] ①心に真理を思い浮かべ、念じる方法。観心(カンジン)・観想・観念など。 ②人相をみる法。参考①「カンボウ」とも読む。 0
下座 しもザ [0] ①下位の人がすわる席。末席 ②芝居などで、舞台に向かって左のほう。 ①②上座(かみザ)参考「ゲザ」とも読む。 0
検討 ケントウ [0] 物事を多方面から調べて、内容を判断すること。「問題を―する」 0
尸位素餐 シイソサン [1] しかるべき地位にいながら職責を果たさず、むだに俸禄(ホウロク)をもらうこと。「素餐」は何もせずにただ食らう意。〈『漢書(カンジョ)』〉 尸禄素餐・窃位素餐 0
安宅正路 アンタクセイロ 「仁」と「義」のこと。「安宅」は居心地のよい家のことで、安らかな身の置き場所の意から「仁」にたとえる。「正路」は正しい道のことで、人の歩むべき道の意から「義」にたとえる。〈『孟子(モウシ)』〉 0
蘇芳・蘇方・蘇枋 スオウ ①マメ科の落葉小高木。インド・マレーシア原産。葉は羽状複葉。春、黄色い花が咲き、赤いさやをつける。心材やさやを煎(セン)じた汁から赤色の染料をとる。 ②染め色の名。黒みを帯びた赤色。 0
贓吏 ゾウリ 賄賂(ワイロ)を受け取る役人。 参考「吏」は役人の意。 0
腺熱 センネツ [1] 全身のリンパ節の腫(は)れや発熱、筋肉・関節痛を起こす感染症。 0
渾る にご-る いろいろなものが混じり合って、きたなくなる。「川の水が―る」 0
樟 くすのき [2],[1] クスノキ科の常緑高木。暖地に自生。初夏、黄白色の小花を多数つけ、球形で黒色の実を結ぶ。材は堅く芳香があり、家具・細工物とするほか、幹・根・葉からは樟脳(ショウノウ)をとる。 表記「楠」とも書く。 参考「くす」とも読む。 0
厭悪 エンオ [1] 嫌い、憎むこと。ひどくいやがること。嫌悪(ケンオ) 0
痲疹 マシン はしか。幼児が多くかかる感染症の一種。一度かかると、一生の免疫を得る。表記「麻疹」とも書く。 0
濃絵 だみえ ①壁などの大きな画面に金銀や濃い原色を使って描いた絵。特に、桃山時代に隆盛した狩野派などの障壁画をいう。 ②濃い彩色をほどこした絵。表記「彩絵」とも書く。 1
有用 ユウヨウ [0] 役に立つこと。使いみちの多いこと。「―な研究」有益無用 0
広量 コウリョウ [0] 度量の広いこと。心が広く細事にこだわらないこと。「―な人物」狭量表記「宏量」とも書く。 0
威容 イヨウ [0] 威厳を感じさせるりっぱなようす。堂々とした姿。「エベレストの高峰が―を誇っている」 0
区域 クイキ [1] 区切りをつけた一定の範囲。「―を分担してパトロールする」「水泳禁止―」領域・地域 0
鯛の尾より鰯(いわし)の頭(かしら) たいのおよりいわしのかしら 大きな集団の末端にいるよりは、小さな集団でもその長になるほうがよいということのたとえ。鶏口(ケイコウ)と為(な)るも牛後(ギュウゴ)と為る無かれ 0
戴く いただ-く [0] ①頭の上にのせる。「雪を―いた山」 ②その人を長として敬い仕える。「会長に―く」 ③「もらう」の謙譲語。「おみやげを―く」「教えて―きたい」 ④「食べる」「飲む」の謙譲語。「食事は十分に―きました」 0
法統 ホウトウ 仏法の伝統。「ほぼ千年の―を受け継ぐ名刹(メイサツ)」 0
忌地 いやジ 同じ土地に同じ作物を毎年作ると、生育が悪くなり収穫が減ること。表記「厭地」とも書く。参考「いやチ」とも読む。 0
定本 テイホン [0] ①古典の異本などで、比較照合し最も原本に近い復元であると考えられる本。「―万葉集」 ②著者が加筆・訂正した決定版。 0
実弾 ジツダン [0] ①本物の弾丸。 実包 空包 ②選挙などで買収に用いる現金。 0
直諫 チョッカン [0] 遠慮せずに、率直に相手をいさめること。「主君に―する」 0
電力 デンリョク [1],[0] 電流が単位時間にする仕事の量。直流では電圧と電流の積で表す。単位はワット。記号はW。 0
日射 ニッシャ [0] 太陽の光が地上に照りつけること。ひざし。「―病で倒れた」日照 0
念書 ネンショ [0] 後日の証拠として、念のために相手にわたす文書。「―をとられる」 0
万頃 バンケイ [0] 地面または水面が広々としているさま。参考「バンキョウ」とも読む。「頃」は中国の面積の単位で、一頃は一町で、約一〇〇(アール)。 0
青 あお [1] ①晴れた日の空や海のような色。三原色の一つ。緑色・藍(あい)色・水色などをいうこともある。「―海原」「―信号」 ②「青毛」の略。青みがかった黒い毛色のウマ。 ③若くて未熟なこと。「―臭い議論」「―二才」 0
柔道 ジュウドウ [1] 日本独自の武術の一つ。武器は用いず、相手の動きを利用して防御や攻撃をおこなう。現在はスポーツとして国際的に受け入れられている。やわら。 柔術
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漢字の豆知識 「権利」や「芸術」は中国にはない?日本で生まれたオリジナルの漢字(公財)日本漢字能力検定協会 0
目録 モクロク [0] ①書物の題目を順に示したもの。目次 ②実物の代わりに渡す、贈り物の品名を記した文書。「優勝賞品の―」 ③師が弟子に与える奥義の名目などを記した文書。 ④所蔵品・在庫品などの品名や内容などを書き並べたリスト。カタログ。「図書―」「美術館の展示―」 0
恭順 キョウジュン [0] つつしんでしたがうこと。心から服従すること。「―の意を表す」 0
豊沃 ホウヨク [0] 土地が肥えて、農作物がよく実ること。「―な大地に恵まれる」肥沃・豊饒(ホウジョウ) 0
今 いま [1] ①この瞬間。この時。現在。「―午後一時だ」 ②この時代。現代。今日(こんにち)。「―の世の中」昔 ③近い過去。さっき。また、近い未来。もうすぐ。「―着いたばかりだ」「―行きます」 ④そのうえ。さらに。もう。「―少しお待ちください」 0
連衡 レンコウ [0] 中国の戦国時代に張儀が唱えた外交政策。秦(シン)が東方にある六国と個別に同盟を結ぼうとしたもの。合従(ガッショウ) 0
反る そ-る [1] ①平たいものが弓のように曲がる。「板が―る」 ②体がうしろへ曲がる。のけぞる。「背中を―らせる運動」 0
愚直 グチョク [0] おろかしいほど正直で、融通のきかないこと。ばか正直。「―さを買われての起用」 0
金春流 こんぱるリュウ 能楽の五流の一つで最古の流派。世阿弥(ぜあみ)の影響を受けた金春禅竹が中興の祖となった。 0
皮症 キョウヒショウ 指・手・顔の皮膚が硬化し、末梢(マッショウ)より体幹へ広がる全身性疾患。表記「強皮症」とも書く。 0
葬式 ソウシキ [0] 死者をほうむる儀式。とむらい。「友人の―に参列する」 葬儀・葬礼 0
酔態 スイタイ [0] 酒に酔った姿や様子。「飲み過ぎて路上で―をさらす」 0
王業 オウギョウ 王が行う国を治める事業。 0
勇敢・勇悍 ユウカン 勇気があり、自ら進んで困難に立ち向かうさま。「ただ一人―に立ち上がった」 0
食前方丈 ショクゼンホウジョウ 食べ物が目の前いっぱいに一丈(当時は約二・二五(メートル))四方も並ぶこと。きわめてぜいたくな食事。〈『孟子(モウシ)』〉 参考「侍妾(ジショウ)数百人」と続く。 0
論う あげつら-う [4] 物事の是非や善悪をあれこれ論じる。ささいなことを言い立てる。「ことさらに―う」
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漢字の豆知識 常用漢字もあなどれない ~意外に難しい常用漢字の読み~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
宰相 サイショウ [0] ①内閣総理大臣。首相。「平民―原敬(はらたかし)」 ②昔の中国で、天子をたすけて政治を行う人。丞相(ジョウショウ)。 ③参議(太政官(ダジョウカン)の職員)の唐名。 0
総浚い ソウざらい [3] ①それまで学習したことを、全部復習すること。「一学期分の英語を―する」 ②演劇や音楽などで、公演前に行う最終的なけいこ。また、公演前日の出演者全員そろっての総げいこ。 0
印す しる-す [2],[0] しるしをつける。形跡を残す。「足跡を―す」 0
上場 ジョウジョウ [0] ①証券や商品を取引所に登録して、売買の対象とすること。「東証一部―の企業」 ②演劇などを上演すること。 0
差し支える さしつか-える [0],[5] 物事を行う際に、妨げが起きる。都合の悪いことが生じる。差し障(さわ)りがある。「前夜の深酒は仕事に―える」 1
緇門 くろかど 仏門。 由来黒衣を着る家の意から。 0
玄武 ゲンブ [1] 青竜・白虎(ビャッコ)・朱雀(スザク)とともに天の四方をつかさどる四神の一つで、水の神。カメとヘビが一つになった姿で表され、北方を守る神。参考「ゲンム」とも読む。 0
乃公出でずんば蒼生を如何(いかん)せん ダイコウいでずんばソウセイをいかんせん この自分が出馬して行動しなければ、世の人民はどうなるであろうか。世に出ようとする者の気負いを表す言葉。「蒼生」は人民の意。 1
競争 キョウソウ [0] 互いに優劣や勝ち負けなどをきそい合うこと。「技術開発の―」 0
媼 おうな [1] 年をとった女性。老女。翁(おきな)表記「嫗」とも書く。 0
労咳 ロウガイ [0] 肺結核の昔の言い方。漢方での名。表記「癆咳」とも書く。 0
山原水鶏 やんばるくいな [5] クイナ科の鳥。沖縄島北部にすむ。全長約三〇(センチメートル)。背面は暗緑褐色、顔・のどは黒色。くちばしとあしが赤く、翼は退化しほとんど飛べない。一九八一(昭和五六)年に新種として発見された。天然記念物。 参考「やんばる」は沖縄島北部山地の通称。 1
肺魚類 ハイギョルイ えら呼吸のほか、浮囊(うきぶくろ)が肺のはたらきをして乾季には空気呼吸もする淡水魚類。古生代後期ころに栄え、オーストラリア・南アメリカ・アフリカに現存。 0
洪恩 コウオン 大きな恵み。大きな恩。「―に報いる」表記「鴻恩」とも書く。 0
桂林の一枝 ケイリンのイッシ 試験に合格したことをへりくだっていう語。また、人柄が高潔で世俗を超越しているたとえ。故事 中国、西晋(セイシン)の郤(ゲキシン)が、官吏の登用試験に抜群の成績で合格したことを、桂の一枝(ひとえだ)を得たにすぎないとたとえた故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
擬音 ギオン [0] 本物に似せて作った人工の音。特に、演劇や放送などの効果音。「―効果」 0
言い繕う いいつくろ-う [5] まちがいや欠点をうまく言ってごまかす。「―ってその場をやり過ごした」 0
七十路 ななそじ [2] ①七〇。 ②七〇歳。七〇年。「―の潮」 0
停電 テイデン [0] 電気の供給が一時とまること。また、そのために電気器具などが機能しなくなること。「落雷による―」 0
花魁 おいらん [0] ①遊郭で位の高い遊女。太夫(たゆう)。 ②遊女。女郎(ジョロウ)。 1
周波数 シュウハスウ [3] 交流電波や音波など周期波の一秒間にくり返す度数。波動の周期の数。振動数。単位はヘルツ。「―弁別器」 0
九天 キュウテン [0] ①天の高い所。九重(キュウチョウ)の天。 ②宮中。 ③古代中国で、天を中央と八方の九つに分けて呼んだもの。 ④仏教で地を中心に回る九つの天体。参考④「クテン」とも読む。 0
伸す の-す [1] ①地位が高くなる。勢力などが大きくなる。「アイデアで―してきた会社」 ②のばし広げる。「こねたうどん粉を麺棒(メンボウ)で―す」 ③アイロンなどでしわ・ちぢみなどをのばす。 ④なぐり倒す。「一発で―す」 0
享楽 キョウラク [0] 思いのままに快楽を味わうこと。存分に楽しみにふけること。「―に走る」「―的」 0
真正 シンセイ [0] 真実で正しいこと。また、まぎれもなく本当であること。正真正銘。 0
鴉葱 しらいとそう ユリ科の多年草。山地に自生。初夏、細長い花茎を直立させ、純白の小花を穂状につける。六片の花弁のうち、四片は長さ約一(センチメートル)の糸状となる。表記「白糸草」とも書く。 1
取扱い とりあつかい [0] ①使用したり処理したりすること。「―に注意」 ②処遇すること。待遇。「ひややかな―」 ③世話すること。「お―はこちらです」 0
好適 コウテキ [0] ちょうど適していること。また、そのさま。「山歩きに―な天候」 0
文 あや [1] ①物の表面の模様。また、織物の模様。「落ち葉が色とりどりの―をなす」 ②言葉や文章の飾りや言い回し。「言葉の―」 ③物事の筋道。しくみ。「事件の―を説き明かす」表記①「紋」とも書く。参考「綾」と書けば、線が斜めに交わった模様の意になる。 0
膝甲 はいだて 鎧(よろい)付属具の一つ。腰の前から左右に垂らして股(もも)と膝(ひざ)をまもるもの。 表記「脛楯・佩盾」とも書く。 1
歩幅 ホはば [0] 歩くときに、一歩で進む距離。一歩の幅。「―を一定に保って行進する」「―が広い」 0
嶮しい けわ-しい [3] 登るのが困難なほど、傾斜が急なさま。「地形が―い」表記「険しい」とも書く。 0
長唄 ながうた [0] ①江戸時代に、歌舞伎(カブキ)舞踊の伴奏音楽として発展した三味線唄。江戸長唄。 ②端唄・小唄より長く、やや古典的な三味線歌曲。上方(かみがた)長唄。 0
人を見たら泥棒と思え ひとをみたらどろボウとおもえ 他人に対しては、まず疑ってかかれということ。 0
替える か-える [0] あるものを別のものと取りかえる。入れかえる。「私服に着―える」 0
火砕流 カサイリュウ [2] 火山の噴火で、溶岩がくだけて高温のガスや火山灰と混じり合い、急速に斜面を流れ落ちる現象。毎時一〇〇(キロメートル)を超えることもある。 0
追叙 ツイジョ 死後に位階や勲等を授けること。 0
浣濯 カンタク あらいすすぐこと。洗濯表記「澣濯」とも書く。 0
今以て いまもっ-て [3] いまだに。今になっても。「その問題は―未解決だ」 0
成育 セイイク [0] 人や動物などが育つこと。生まれ育つこと。育って成熟すること。また、育てること。 参考「生育」と書けば、おもに植物についていう。 0
潮解 チョウカイ [0] 結晶が大気中の水分を吸収して、溶解すること。また、その化学現象。塩化カルシウムなどに見られる。 0
仏閣 ブッカク [0] 寺院。また、寺の建物や楼閣。「京都には神社―が多い」 0
入魂 ジッコン [0] 親しくつきあうこと。ねんごろ。懇意。表記「昵懇」とも書く。参考「ニュウコン」と読めば別の意になる。 0
塩基 エンキ [1],[0] 酸を中和して塩(エン)をつくる化合物。大部分は金属の水酸化物。苛性(カセイ)ソーダなど。 0
時節 ジセツ [1] ①季節。時候。「新緑の―」 ②よい機会。時機。「―到来」 ③時世(ときよ)。世の中の情勢。「―をわきまえる」 0
乙女 おとめ [2] ①年若いむすめ。少女(ショウジョ)。「―心は微妙に揺れる」 ②未婚のむすめ。処女表記「少女」とも書く。 1
白朮 ビャクジュツ オケラの根茎を乾燥させた生薬。芳香があり、利尿剤・健胃剤用。また、屠蘇散(トソサン)の材料。蒼朮(ソウジュツ)参考「おけら」と読めば植物の名前。 0
鹿薬 ゆきざさ ユリ科の多年草。山地の樹陰に自生。葉はササに似る。初夏、白い小花を円錐(エンスイ)状につける。若芽は食用。 由来「鹿薬」は漢名からの誤用。 表記「雪笹」とも書く。 1
庇蔭 ヒイン ①ひさしのかげ。 ②かばい助けること。 ③おかげ。たすけ。 0
贈呈 ゾウテイ [0] 人に物をおくること。「花束の―」 進呈・献呈 0
無言 ムゴン [0] ①しゃべらないでいること。ものを言わないこと。「―でうなずく」沈黙 ②「無言の行(ギョウ)」の略。無言でする修行。 0
噓から出た実 うそからでたまこと 噓のつもりでいたのが結果として本当のことになること。表記「実」は「誠」とも書く。 0
歓喜 カンキ [1] 心からよろこぶこと。大きなよろこび。「合格通知に―する」「―の歌声が響く」参考「カンギ」と読めば、仏法を聞いてよろこびを感じること。 0
銅版 ドウバン [0] 銅の板に彫刻をしたり、薬品で腐食させたりして、絵画・文字を描いた印刷原版。エッチング。 0
転成 テンセイ [0] ①性質のちがう別のものに変わること。 ②文法用語で、ある語が意味・用法を転じて別の品詞に変わること。「―語」 0
不全 フゼン [0] 発育や機能などに欠けるところがあること。不完全。不良。「発育―」「心―で亡くなる」 0
高廈 コウカ 高く大きい、りっぱな家。大廈参考「廈」は大きい家の意。 0
内分 ナイブン [0] ①表ざたにしないこと。世間に知られないようにすること。「―に済ませる」内密 ②数学で一つの線分をその上の一点を基準にして二つの部分に分けること。外分表記①「内聞」とも書く。 0
刀刃 トウジン [0] ①刀の刃。 ②はもの。 0
上申 ジョウシン [0] 上役や上の機関に、意見や事情を申し述べること。「―書の提出」 0
丁香・丁子・丁字 ちょうじ フトモモ科の常緑高木。モルッカ諸島原産で、熱帯地域で栽培。花は淡緑色から淡紅色になり芳香がある。つぼみを乾燥させ、香料や薬用にする。クローブ。 1
併合 ヘイゴウ [0] 二つ以上のものをあわせて一つにすること。「会社を一つに―する」合併(ガッペイ)・統合 0
無慙無愧 ムザンムキ まったく恥じることなく、平気で悪事を行うこと。「無愧」は、他人や世の法に照らして恥じるところがないこと。「―の極悪人」 0
見習 みならい [0] ①見て習い覚えること。 ②実地に業務や職務につき、仕事を覚えること。また、その人や身分。「板前の―期間中」 0
厳酷 ゲンコク [0] むごいほどに厳しいこと。また、そのさま。「―な処罰」 0
一般 イッパン [0] ①共通している条件が、広く社会にゆきわたっていること。多くの場合に当てはまること。普遍。「今年の米の作柄は―に悪い」特別・特殊 ②ありふれていること。ふつう。「―の参加者」 ③同様。似ていること。 0
開豁 カイカツ [0] ①広々とひらけて、眺めのよいようす。「天空―」 ②心が広く、さっぱりしているようす。「―な気性」 0
朽れる すた-れる 滅びる。おとろえる。役に立たなくなる。「―れることのない作品」「校舎が―れてきた」 0
酸模・酸葉 すいば タデ科の多年草。道端に自生。全体に赤紫色を帯びる。初夏、淡緑色の小花を多数つける。若い茎や葉は食用になる。スカンポ。 春 由来「酸模」は漢名より。茎や葉に酸味があることから。 1
惣暗 つつくら 何も見えないまっくらなやみ。真のやみ。 1
脱脂 ダッシ [0] 脂肪分を取り除くこと。「―乳」「―綿で傷口を消毒する」 0
危難 キナン [1] 命にかかわるようなあぶないこと。「思いがけず―に遭う」災難 0
継子 ケイシ [0] 配偶者の子で、血のつながりのない子。実子参考「ままこ」とも読む。 0
規正 キセイ [0] きまりによって不都合な点を正しく直すこと。「政治献金を―する」 0
慰問 イモン [0] 病人や被災者などを訪ねてなぐさめること。「老人ホームを―する」 0
続断 なべな マツムシソウ科の二年草。 由来「続断」は漢名からの誤用。 山芹菜(なべな) 1
異質 イシツ [0] 性質が他とちがっていること。「―の文化」同質 0
坐に そぞろ-に ①わけもなく。なんとなく。 ②落ち着かないようす。「気も―になる」 0
守瓜 うりばえ ウリハムシの別称。ハムシ科の甲虫。ウリ類の害虫で、幼虫は根を、成虫は葉を食べる。 夏 表記「瓜蠅」とも書く。 1
翻車魚 まんぼう [1] マンボウ科の海魚。暖海にすむ。全長約四(メートル)。卵形で縦に平たく、胴が途中で切れたような形をしている。食用。ウキギ。由来「翻車魚」は漢名から。 1
体操 タイソウ [0] ①健康の増進、体力の向上などを目的とした身体運動。「器械―」 ②教科の「体育」の古い言い方。 0
条例 ジョウレイ [0] ①地方公共団体が定める法規。「市議会の議決により―を制定する」 ②箇条書きにした法令。 表記②「条令」とも書く。 0
抱薪救火 ホウシンキュウカ 害を取り除きに行って、かえって害を広げてしまうたとえ。火を消すのに薪を抱えて行く意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉負薪救火 0
寄居虫 やどかり [0] ヤドカリ科・ホンヤドカリ科・オカヤドカリ科などの甲殻類の総称。浅海にすむ。巻貝の殻に入り、成長すると殻を取り替える。春表記「宿借り」とも書く。 1
受給 ジュキュウ [0] ①配給を受けること。「被災者全員が毛布を―した」 ②給与や年金を受けること。「年金―の資格を得た」 0
真打 シンうち [1],[0] 寄席(よせ)で最後に演じる、芸の巧みな出演者。また、落語家などの最高の資格。 表記「心打」とも書く。 0
右往左往 ウオウサオウ [4],[2] あわてふためいて、右へ行ったり左へ行ったりすること。秩序をなくして混乱するさま。「大きな揺れに皆―した」 参考「左往右往」ともいう。 周章狼狽(シュウショウロウバイ) 泰然自若(タイゼンジジャク) 0
暮れる く-れる [0] ①太陽が落ちて暗くなる。「日が―れるまで遊ぶ」 ②時節や歳月などが終わりを迎える。「今年も、もうすぐ―れる」「一日中、仕事で―れた」 ③一つのことにとらわれて、長い時を過ごす。「悲嘆の涙に―れていた」 ④迷って、どうしてよいかわからなくなる。「途方に―れる」「思案に―れる毎日」 0
汽船 キセン [0] 蒸気の力で走る船。蒸気船。また、機械力によって航行する大型の船の総称。帆船 0
諷刺 フウシ [0] 風刺 0
神去月 かみさりづき [4] 「神無月(かんなづき)」に同じ。 0
遺贈 イゾウ [0] その人の死後、遺言によって財産を他人に譲り渡すこと。「市に所蔵絵画を―する」贈与 0
黄八丈 きはちじょう [3],[2] 伊豆八丈島特産の絹織物の一種。黄色地に茶・黒色などで縦縞(たてじま)や格子縞を織り出したもの。 0
遷る うつ-る [2] 地位・官職や場所などが変わる。あらたまる。 0
殺風景 サップウケイ [3] ①景色や風景に趣のないこと。「―な町」 ②おもしろみがないこと。興ざめなこと。「―な飾りつけ」 0
獪い わるがしこ-い 悪いことによく考えがまわるようす。悪知恵がある。ずるい。表記「悪賢い」とも書く。 0
厚化粧 あつゲショウ [3] おしろいや口紅などを厚く塗った濃い化粧。薄化粧 0
長芋・長薯 ながいも ヤマノイモ科のつる性多年草。中国原産。塊根は長い棒状で、一(メートル)ほどになる。とろろ汁などにして食用にするほか、漢方薬に用いる。秋 0
鉤欄 コウラン 宮殿の廊下などの、端の折れ曲がった手すり。表記「勾欄」とも書く。 0
涵す うるお-す 水気を含ませる。水にひたして水分をしみこませる。 0
悠然 ユウゼン [0] ゆったりと落ち着いているさま。「―とした態度」「繁忙のなかでも―と過ごす」 0
趨る はし-る [2] 足早に行く。特に、貴人の前などを腰をかがめて小走りに通る。 0
鈞しい ひと-しい まんべんなく行き渡る。公平に行き渡る。均等である。表記「均しい」とも書く。 0
煢煢 ケイケイ 独りきりで頼るところのないさま。孤独なようす。 0
惜別 セキベツ [0] 別れを惜しむこと。名残おしく思うこと。「―の情を込めた詩を贈る」 0
箴 はり ①裁縫に用いる竹製のしつけばり。 ②漢方で、病気の治療に用いるはり。 0
旧址・旧趾 キュウシ 歴史上知られた出来事や建物などがあった所。旧跡・旧蹟(キュウセキ) 0
同体 ドウタイ [0] ①同じ体。「一心―」一体 ②相撲で、両者が同じ体勢で倒れたり土俵の外へ出たりして、勝敗を決めがたいこと。「―により取り直し」 0
大欲は無欲に似たり タイヨクはムヨクににたり ①大望をもつ者は、目先の小利にとらわれないために無欲に見える。 ②強欲な者は、欲に目がくらんで損をすることが多く、結果は無欲の者と変わらない。 0
清澄 セイチョウ [0] 清らかに澄みきっていること。「朝の―な大気」 澄明 0
逃走 トウソウ [0] 逃げ去ること。のがれること。「国外へ―した」 0
鏖 みなごろし [0] 一人も残さずに殺すこと。表記「皆殺し」とも書く。 0
封印 フウイン [0] 封じ目に印を押すこと。また、その証として押した印。「―を破る」 0
秕政 ヒセイ 悪い政治。「―を正す」 0
払拭 フッショク [0] はらいぬぐうように、すっかりなくすこと。一掃すること。「疑惑を―する」「因習を―する」参考「拭」はぬぐい去る意。「フッシキ」とも読む。 0
愚昧 グマイ [0] おろかで道理のわからないこと。また、その人。愚蒙(グモウ) 0
音通 オンツウ ①日本語で、ある語の音節が五十音図の同行・同段のほかの音とかわること。「さけだる」が「さかだる」に、「のく」が「どく」になるなど。 ②漢字で同音の字を共通の意として用いること。「讃」と「賛」など。 0
妨碍 ボウガイ [0] 妨害 0
権謀術数 ケンボウジュッスウ [0],[7] 人を巧みにあざむく策略。「権謀」は、その場に応じた策略。「術数」は、はかりごと。〈朱熹(シュキ)の文〉「―の限りを尽くす」「―を巡らす」権謀術策・奸智術数(カンチジュッスウ) 0
鍾馗 ショウキ [1] 中国で、魔を除くという神。日本ではその像を端午の節句に飾る。 故事唐の時代、玄宗皇帝の夢の中に終南山の進士(シンシ)鍾馗と名のる者が現れ、疫鬼を祓(はら)い、玄宗の病を癒(い)やしたという故事から厄除(ヤクよ)けの神とされる。〈『事物紀原』〉 0
加圧 カアツ [0] より高い圧力を加えること。減圧 0
疇昔 チュウセキ ①昨日。 ②先日。昔。参考「疇」は以前にの意。 0
空疎 クウソ [1] 形だけで内容が乏しいこと。「―な議論はやめよう」 0
銓衡 センコウ [0] 選考 0
宗門 シュウモン [0],[1] ①同じ宗教のなかでの分派。宗派。「―改め」 宗旨 ②僧侶(ソウリョ)。 0
恢弘・恢宏 カイコウ ひろくて大きいさま。また、ひろげて盛んにすること。制度・事業などに用いる。 0
仕る つかまつ-る [4] ①「する」「おこなう」の謙譲語。「お相手―ります」 ②…いたす。謙譲の意を表す語。「失礼―りました」 0
国 くに [0] ①独立した一つの統治機構をもった地域。国家。また、国土。 ②江戸時代までの行政区画の一つ。「備前の―」 ③地方。地域。「南の―」 ④郷里。ふるさと。「お―訛(なま)り」 0
山妻 サンサイ 自分の妻をへりくだっていう語。 愚妻・荊妻(ケイサイ) 0
悲憤慷慨 ヒフンコウガイ [1],[0] 世の不正や自分の運命などを悲しみ、いきどおり嘆くこと。「時世を憂えて―する」参考「慷慨悲憤」ともいう。 0
正鵠を射る セイコクをいる 物事の急所、核心をつく。「―た意見」 0
逃避 トウヒ [0],[1] 責任や困難などを避けてのがれること。また、世間から逃げ隠れること。「現実から―してはいけない」「―行」 0
洒う あら-う 水を流して汚れを落とす。すすぐ。 表記「洗う」とも書く。 0
此奴 こいつ [1],[0] ①「この人」をぞんざいにいう語。相手をののしるときや、身内をへりくだるとき、また、同輩以下の者に親しみをこめて用いる。 ②これ。この物。「―はいける」 参考「こやつ」とも読む。 1
艶麗 エンレイ [0] あでやかで美しいこと。なまめかしいさま。艶美(エンビ) 0
消沈 ショウチン [0] ①消え失(う)せること。 ②気力が衰えて、活気がなくなること。ふさぎこむこと。「意気―」 「銷沈」の書きかえ字。 0
腐る くさ-る [2] ①食べ物・木・金属などがいたんで、だめになる。「夏は食物が―りやすい」「柱が―る」 ②心根が悪くなる。堕落する。「根性まで―ってしまった」 ③やる気をなくす。「少々の失敗で―ることはない」 ④動作をする相手をさげすんでいう語。「何をし―る」参考④動詞の連用形につけて用いる。 0
待合 まちあい [0] ①待ち合わせること。また、その場所。 ②男女が密会すること。 ③茶道で、客が茶室に入る前に待ち合わせる所。 ④「待合茶屋」の略。客が芸者などを呼んで遊興する所。 0
湿潤 シツジュン [0] 湿気の多いこと。また、そのようす。「温暖―気候」 0
強禦 キョウギョ ①悪くて強く、善を受けつけないこと。 ②武勇・権力・勢力などが強いもの。 0
奉読 ホウドク [0] 謹んで読むこと。「詔書を―する」 0
逞しい たくま-しい [4] ①体ががっしりしている。「筋骨―い若者」 ②意志や勢いが盛んで力強い。「商魂―い」 0
厚板 あついた [0] ①厚い板。薄板 ②厚地の織物の総称。また、その生地を用いた男用の能装束。 由来②もと、中国から輸入した厚地の織物が厚い板を芯(シン)として織りこんでいたことから。 0
白水真人 ハクスイシンジン 中国の貨幣、銭の別称。また、後漢(ゴカン)王朝が興るという予言になった語。故事 中国、新(シン)の王(オウモウ)が用いた銭に「貨泉」と書いてあった。その文字を分解すると、「貨」は「人」と「眞(真)」、「泉」は「白」と「水」に分けられるので、「白水真人」と呼んだ。やがて白水郷(ハクスイキョウ)から光武帝(コウブテイ)が立って後漢を興したので、貨幣がその前兆であったといわれた故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
楽天家 ラクテンカ [0] 何事もよいほうに明るく考える人。オプティミスト。厭世(エンセイ)家 0
好い加減 いいカゲン [0] ①ちょうどよい度合い。適度。また、ほどほどにするさま。「―の燗(カン)酒」「―に止めておく」 ②ていねいでなく、おざなりなこと。「―な仕事の仕方だ」 ③かなり。相当。「―飽き飽きした」 0
前後不覚 ゼンゴフカク [1] 物事のあとさきも分からなくなるほど、正体を失うこと。「飲み過ぎて―になる」 0
葬祭 ソウサイ [0] 葬式と祖先の霊をまつる祭祀(サイシ)。「冠婚―」 0
命 いのち [1] ①生物が生きてゆくもととなる力。生命。「―を失う」 ②生きている間。寿命。「―が縮まる思いをした」 ③最も大切なもの。「この仕事はアイデアが―だ」 0
童話 ドウワ [0] 子どものために作られた物語。また、おとぎ話やイソップ物語などの寓話(グウワ)、伝説なども含まれる。 0
雑巾 ゾウキン [0] よごれた物や場所をふくための布。特に、板の間の清掃などに用いる。 0
劃一 カクイツ [0] 全体を一様に統一すること。「―化する」表記「画一」とも書く。 0
干害 カンガイ [0] ひでりのための水不足で起こる、農作物などの被害。「今年は―で不作だ」 「旱害」の書きかえ字。 0
蟷螂 かまきり [0] カマキリ科の昆虫の総称。本州以南の草むらにすむ。体は緑色または褐色で細長く、前あしは鎌(かま)の形に曲がる。他の昆虫などを捕食。イボジリ。イボムシリ。秋由来「蟷螂」は漢名から。車が近づいても逃げないことから當郞(当郎・当たり屋)の意。表記「螳螂・鎌切」とも書く。参考「トウロウ」とも読む。
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漢字の豆知識 秋をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
邸宅 テイタク [0] りっぱで大きな家。やしき。「豪華な―を構える」邸第 0
資ける たす-ける 元手を出してたすける。また、金品や条件を与えて援助する。 0
窓際 まどぎわ [0] まどのそば。まどの近く。「―でうとうとする」 0
蒼蠅驥尾 ソウヨウキビ 凡人でも、賢人についていけば功名を得ることができるというたとえ。「驥尾」は名馬のしっぽのこと。ハエは遠くまで飛んでいくことはできないが、名馬の尾についていれば遠くまで行くことができる意から。〈『史記』〉 0
塒 とや [0] ①鳥を飼う小屋。鳥小屋。 ②タカの羽が夏の末に抜けかわること。「―につく」 秋 由来②その間、タカが小屋ごもりすることからいう。 表記「鳥屋」とも書く。 0
白楊 はこやなぎ [3] ヤナギ科の落葉高木。山野に自生。葉は広卵形。早春、葉よりも先に赤褐色の花穂を垂れ下げる。材は軽くやわらかい。ヤマナラシ。由来「白楊」は漢名からの誤用。和名は、この木で箱をつくったことから。表記「箱柳」とも書く。 1
従 コショウ [2] 身分の高い人の供をすること。また、その人。おとも。「―の車が続く」随行・供奉(グブ)参考「コジュウ」とも読む。 0
曲尽 キョクジン 小さい事柄でも、もらさずにのべつくすこと。 0
配達 ハイタツ [0] 物をくばり届けること。また、その人。「新聞―」「郵便―」 0
巧者 コウシャ [1] たくみにこなすこと。また、その人。「試合―」 0
野山薬 やまのいも ヤマノイモ科のつる性多年草。由来「野山薬」は漢名から。 山の芋(やまのいも) 1
赤熊 シャぐま [0] ①ヤク(ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物)の尾の毛を赤く染めたもの。また、それに似た髪の毛。 ②ちぢれた毛で作った入れ毛。 表記「赭熊」とも書く。 0
忠告 チュウコク [0] 真心こめて説きいさめること。また、その言葉。「先輩の―を聞き入れる」忠言 0
転向 テンコウ [0] ①途中で方向・方針などを変えること。「愛煙家から嫌煙派に―する」 ②思想的立場を変えること。特に、弾圧などにより、左翼思想の持ち主が保守的な思想・主義に立場を変えること。「―作家」 0
七曜 シチヨウ [0] ①七つの星。日・月と火星・水星・木星・金星・土星の五星。 ②一週間の七日の各日に、①をあてはめたものの総称。日・月・火・水・木・金・土の各曜日。 参考①が原義で、②は①によってつけられた名称。 0
鎖国 サコク [0] 外国との交通・通商などを禁止すること。特に、江戸幕府が、オランダ・中国・朝鮮以外の国との通商や日本人の渡航を禁じた政策。 開国 0
変記号 ヘンキゴウ 楽譜で、音符の高さを本来の音より半音低める記号。フラット(♭)。嬰(エイ)記号 0
塒 とぐろ [0] ヘビなどが渦巻き状に体を巻くこと。「マムシが―を巻く」「若者が―を巻いている(用もないのに長時間ごろごろ居座っている)」表記「蜷局」とも書く。 0
戯れる たわむ-れる [4] ①遊び楽しむ。「子犬がまりに―れる」 ②ふざける。おどける。 ③みだらなことをする。
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漢字の豆知識 読めないと恥ずかしい常用漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
湍い はや-い 水の流れが急であるさま。水が激しく流れるさま。たぎるさま。 0
撃破 ゲキハ [1] 相手を攻撃してうち破ること。「敵の要塞(ヨウサイ)を―する」撃砕 0
前立腺 ゼンリツセン [0] 男性生殖器の一部。膀胱(ボウコウ)の下にあり、射精管と尿道を囲む腺。精子の運動を活発にする液を分泌する。 0
余裕綽綽 ヨユウシャクシャク [0] ゆったりと落ち着きはらっているさま。「綽綽」はゆったりとしたさま。〈『孟子(モウシ)』〉「猛練習のお陰で、本番でも―だった」「―たる態度」泰然自若 0
転んでもただでは起きぬ ころんでもただではおきぬ たとえ失敗しても、その失敗のなかから何かしら利益になるものを見つけ出すたとえ。また、欲が深く、どのような場合にも何かしら利益を得ようとする人のこと。転んでも、そこで何かを拾ってから起きる意から。 0
伸縮 シンシュク [0] のびることと縮むこと。のび縮み。「―自在」「―性にすぐれた靴下」 0
境地 キョウチ [1] ①到達した心の状態。「悟りの―に達する」心境 ②置かれている立場や状況。 0
見巧者 みゴウシャ [2] 芝居などの見物のしかたが上手なこと。また、その人。 0
離宮 リキュウ [0] 皇居や王宮以外の、別の場所に設けられた宮殿。「赤坂―」 0
馬鹿 バか [1] ①愚かなこと。また、その人。利口 ②無益でつまらないこと。「そんな―なことはするな」「―話」 ③度を超えていること。「―に暑い」「―正直」 ④効き目がなくなること。「ねじが―になる」 0
駐留 チュウリュウ [0] 軍隊が一定期間ある土地に滞在すること。「占領国に―する」駐屯 0
黄白 コウハク [1] ①黄色と白色。 ②金と銀。 ③金銭。「―を散じる(大金を使う)」 0
蟹は甲羅に似せて穴を掘る かにはこうらににせてあなをほる 人は、身分や力量などにふさわしい言動をするべきだということ。また、分相応な願望をもつべきだということのたとえ。 0
法益 ホウエキ [0] 法律で保護される、社会生活上の利益。 0
諸相 ショソウ [1] ある物事にあらわれるさまざまな姿・ようす。「現代社会の―」 0
真剣 シンケン [0] ①本物の刀剣。本当に刃のついた刀剣。 ②本気で物事にとりくむようす。「―な表情」 0
仙骨 センコツ [0],[1] 仙人のように人間離れした骨相。非凡な人相・風采。「―を帯びる」 0
逆境 ギャッキョウ [0] 不運で思うように行かず、苦労の多い身の上。不運な境遇。「―にもめげない強い精神」「―に耐える」順境 0
拗れる こじ-れる [3] ①物事が順調に運ばなくなる。「話が―れる」「せっかくの縁談が―れる」 ②無理などをしたために、病気やけががなおりにくくなる。「風邪が―れて肺炎になる」 ③ねじける。ひねくれる。「気持ちが―れて友人と疎遠になった」 0
境域 キョウイキ [0] ①土地などのさかい目。境界 ②ある物事の範囲の分野や内容。領域 0
美味しい おい-しい [0],[3] 飲食物の味がよい。美味である。うまい。不味(まず)い参考「美味(うま)い」よりていねいな語。 1
手 て [1] ①人間の両肩から指先までの部分。腕。特に、手首から先の部分。また、てのひら。 ②手段。方法。計略。「その―にはのらない」 ③腕前。技量。能力。「―が上がる」「お―のもの」 ④世話。手数。手間。工夫。「―がかかる」「―のこんだ作業」 ⑤筆跡。書体。「これは藤原行成(ふじわらのゆきなり)の―だ」 ⑥人手。働く人。「―が足りない」「猫の―も借りたい」 ⑦種類。「この―のもの」 ⑧関係。かかわりあい。「―をきる」 ⑨きず。負傷。「―を負う」 ⑩方向。向き。「山の―」「行く―をはばむ深い谷」
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漢字の豆知識「ハラハラドキドキするときは…『手にアセニギル』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
肋 あばら [1] 「肋骨(ロッコツ)」に同じ。参考「あばらぼね」の略。 0
朱 あか [1],[0] 深いあか色。混じり気のない赤色。「夕日を浴び雲が―に染まった」 参考現在は一般的に「朱(シュ)」は黄色みをおびた赤色を指す。「あけ」とも読む。 0
示達 ジタツ [0] 上の人から下の者へ、命令・指示・注意などを文書で通達すること。また、その文書。 参考「シタツ」とも読む。 0
本気 ホンキ [0] 遊びや冗談でない、本当の気持ち。まじめな気持ち。また、そのような気持ちであるさま。「―を出して勉強する」 0
子で子にならぬ杜鵑(ほととぎす) こでこにならぬほととぎす 愛情をそそぎ大切に育てたとしても、結局養い子は実子にはなりえないたとえ。 由来ホトトギスは自分の卵をウグイスの巣に生み落とし育ててもらうことから。 表記「杜鵑」は「時鳥」とも書く。 1
強張る こわば-る [3] 柔らかいものが硬くつっぱったようになる。「緊張感で顔が―る」表記「硬張る」とも書く。 0
嬰児 エイジ [3] ①「嬰児(みどりご)」に同じ。 ②生まれてから三歳くらいまでの子ども。幼児 0
疑獄 ギゴク [0] ①証拠などが明確でなく判決の出しにくい事件。 ②政治がらみの規模の大きな贈収賄事件。参考「獄」は裁判の意。 0
箇所 カショ [1] そのものが存在する所。場所。「故障―の点検」表記「個所」とも書く。 0
講習 コウシュウ [0] 一定期間、人を集めて学問や技能を指導すること。また、学びならうこと。「春期―」 0
起稿 キコウ [0] 原稿を書き始めること。「応募原稿をようやく―した」起草脱稿 0
商議 ショウギ [1] 会議などを開いて相談をすること。 評議・協議 参考「商」は物事をはかる意。 0
十年一剣 ジュウネンイッケン 長年、武芸の修養を積むこと。また、長く武芸を磨き力を発揮する機会を待つこと。「十年一剣を磨く」の略。〈賈島(カトウ)の詩〉 0
白星 しろぼし [2] ①中が白い丸形または星形のしるし。 ②相撲の星取り表で勝ちを表すことから、試合で勝つこと。勝ち星。また、手柄。成功。「―をあげる」 ①②黒星 0
碁笥 ゴけ [1] 碁石を入れる、木製で丸い形をしたふたつき容器。 0
共感 キョウカン [0] 人の考えや感じ方などに自分もそのとおりだと思うこと。「彼女の生き方に―を覚える」共鳴・同感 0
沢庵 たくあん [2] ①江戸時代初期に文人としても活躍した臨済宗の僧。 ②「沢庵漬」の略。生干しのダイコンを塩とぬかで漬けた漬物。たくわん。由来②①の発案からという。 0
空路 クウロ [1] ①飛行機の飛ぶルート。航空路。 ②飛行機を使って行くこと。「―アメリカに赴く」 0
特権 トッケン [0] 特別な権利。限られた身分・地位の人だけに許される権利。「若者の―」 0
挫傷 ザショウ [0] 打撲などで、皮膚の表面は傷つかず、内部の組織が損なわれること。また、その傷。打ち身。打撲傷。「脳―」 0
千羊の皮は一狐の腋に如かず センヨウのかわはイッコのエキにしかず 平凡な者がいくら大勢いても、一人のすぐれた者にはかなわないというたとえ。取るに足りないヒツジの皮が千枚あっても、一枚の貴重なキツネのわきの下の毛皮に及ばないの意から。〈『史記』〉 0
賢哲 ケンテツ [0] ①賢人と哲人。 ②才知がすぐれて、物事の道理に明らかな人。 0
疏い うと-い ①親しくない。「関係が―くなる」 ②事情に通じていない。「世事に―い」 表記「疎い」とも書く。 0
身嗜み みだしなみ [0] 衣服などを整えて、人に不快を感じさせないように、身のまわりをきちんとすること。「―を整える」 0
五節 ゴセチ [0],[1] 古代の宮中行事の一つ。少女の舞が行われた。「―の舞姫」由来楽曲の「遅・速・本・末・中」の五つの節の意から。 0
睛 ひとみ くろめ。瞳孔。また、澄みきったひとみ。「―に彼女の心があらわれていた」 0
遊行 ユギョウ [0] 僧が説教や修行のために各地をめぐり歩くこと。「―聖(ひじり)(各地を説教・修行して歩く僧)」行脚(アンギャ)表記「游行」とも書く。参考「ユウコウ」と読めば、遊んで歩き回る意になる。 0
蛙声 アセイ ①カエルの鳴く声。 ②みだらな音楽。 0
悶える もだ-える [3] ①心がふさがって、深く悩み苦しむ。「恋に―える」 ②苦しくてもがく。「―え死ぬ」「激痛に―える」 0
世評 セヒョウ [0] 世間での人々の評判・批評。「―にのぼった作品」 0
警護 ケイゴ [1] 非常事態に備えて、警戒し守ること。また、その人。「厳重な要人の―」 0
山桜桃 ゆすらうめ [3] バラ科の落葉低木。中国原産。春、ウメに似た白色や淡紅色の花をつけ、丸くて赤い実を結ぶ。食用。 表記「梅桃・英桃」とも書く。 1
蝌蚪 おたまじゃくし [1] カエルの幼生。卵からかえってカエルになるまでの間。足はなく、尾だけで泳ぐ。春表記「御玉杓子」とも書く。参考「カト」とも読む。 1
粘る ねば-る [2] ①やわらかでべとついて、よく物にくっつく。 ②根気強く何かをする。「要望を聞き入れてもらうよう―る」 0
安危 アンキ [1] 安全であるか危険になるかということ。「―をかけたプロジェクト」 0
燐酸 リンサン [0] 燐の酸化物と水とが結合してできる酸の総称。無色の柱状結晶で、吸湿性が強い。医薬・工業用。「―肥料」 0
烏合の衆 ウゴウのシュウ [5] まるでカラスの群れのように、統制も規律もなく寄り集まった群衆のこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉烏集の交わり 0
傍受 ボウジュ [1] 他人の間でやりとりされている無線通信を、故意あるいは偶然に受信すること。「外国からの電波を―する」 0
壊す こわ-す [2] ①物の本来の姿を損なう。力を加えて形を崩す。「危険な建物をとり―す」 ②組織や制度を崩す。 0
遁れる のが-れる [3] こっそり逃げる。逃げ隠れる。「都会を―れて山村に住む」 0
奔る はし-る [2] ①勢いよく駆けて行く。疾走する。「事故現場へ―る」 ②敗れて逃げる。敗走する。逃亡する。「敵陣に―る」 0
河豚は食いたし、命は惜しし ふぐはくいたしいのちはおしし おいしいフグは食べたいが命も惜しいこと。結果を恐れて、なかなか行動に移せないことのたとえ。 1
差額 サガク [0] ある額から別の額を差し引いた金額や数量。「売上げと経費の―」「―を支給する」 0
領地 リョウチ [1] ①江戸時代、大名や社寺などが所有した土地。「大名が―替えを命じられる」 ②「領土」に同じ。 0
例会 レイカイ [0] 日を決めて定期的に開く会。定例会。「毎月一〇日の―に出席する」常会 0
巻頭 カントウ [0] ①「巻首」に同じ。「―を飾る言葉」 ②物事の初め。 0
山鼠 やまね [0] ヤマネ科の哺乳(ホニュウ)動物。日本特産で、本州以南の山林にすむ。褐色で、背に一本の黒い縦線がある。形はネズミに似る。夜行性で冬眠する。 表記「冬眠鼠」とも書く。 1
抽斗・抽き出し ひきだし たんすや机などの、抜き差しができるようにつくられた箱。表記「引き出し」とも書く。 1
蜂蜜 はちミツ [0] ミツバチが花から集めて巣にたくわえたもの。また、それを精製した食品。栄養価が高く、食用・薬用。 0
四照花 やまぼうし ミズキ科の落葉高木。山地に自生。初夏、花弁状の白い苞(ホウ)を四枚つけ、中に花穂(カスイ)を出す。果実は赤く熟し食用になる。ヤマグワ。 夏 由来「四照花」は漢名から。 表記「山法師」とも書く。 1
自費 ジヒ [0],[1] 自分で支払う費用。かかった費用が自分もちであること。私費。「自叙伝を―出版する」 自腹・自前 0
総統 ソウトウ [0] 全体を一つにまとめて率いること。また、その役の人。 0
人後 ジンゴ [1] 他人の下位。「読書だけは―に落ちない(他人に劣らない)」 0
懲らしめる こ-らしめる [4] 罰を加えたりして、二度と悪事をしないように思い知らせる。「いたずらっ子を―める」 0
所信 ショシン [0] 信じるところ。「首相の―表明演説」 信念 0
混用 コンヨウ [0] 混ぜて使用すること。また、混同して使うこと。「漢数字と算用数字の―を避ける」 0
精鋭 セイエイ [0] えり抜きのすぐれた人材。また、特にすぐれた兵士。「―部隊」 精兵 0
巨擘 キョハク [0] ①親指。 ②集団の中で、特に目立ってすぐれた人。かしらの人。参考「擘」は親指、また、いちばんすぐれたものの意。 0
続行 ゾッコウ [0] 中止しないで、続けて行うこと。「雨になったが試合を―した」 中止 0
九拝 キュウハイ [0] ①敬意や謝意を表し、何度も頭を下げること。「三拝―する」 ②手紙の末尾に用い、敬意を表す語。 0
住居 ジュウキョ [1],[2] 人が住んでいるところ。すまい。「―変更」 住所 0
恩威並行 オンイヘイコウ 恩賞と刑罰とが、あわせて行われること。人を使う場合には、適切な賞罰が必要だということ。恩威並用・信賞必罰(シンショウヒツバツ) 0
梗塞 コウソク [0] ふさがって通じないこと。特に、動脈が血栓などでふさがって血が流れなくなること。「心筋―」 0
氷結 ヒョウケツ [0] 液体がこおること。寒さのために氷が張りつめること。「港が―する」凍結 0
円熟 エンジュク [0] 人格・知識・技芸などが十分に発達し、豊かさをもつこと。「演技に―味がでてきた」熟達・成熟 0
番屋 バンや [3],[0] ①番人の詰め所。江戸時代、放火や盗人の番をする者がいた小屋。 ②北海道でニシン漁などの漁師が泊まる小屋。 0
天道花 テントウばな 四月八日の灌仏会(カンブツエ)に竹ざおの先にかかげて供える花。西日本で行う。高花(たかばな)。八日花(ようかばな)。 0
櫓を押して櫂は持たれぬ ロをおしてかいはもたれぬ 二つのことは同時にできないたとえ。田の事すれば畑が荒れる 0
蘇鉄 ソテツ [0] ソテツ科の常緑低木。九州南部以南に自生。葉は大形の羽状複葉で幹の頂上に群がり出る。種子は食用・薬用。 由来枯れかかったとき、鉄くずを与えると生き返ることからという。 表記「鳳尾松・鉄蕉・鉄樹」とも書く。 0
松籟 ショウライ [0] マツのこずえを吹く風のひびき。松風の音。 松韻 参考「籟」は、風の通る音やひびきの意。 0
紫 むらさき [2] ①ムラサキ科の多年草。山野に自生。夏、小さな白い花を開く。根は乾くとむらさき色になり、古くから、染料とする。 夏 ②むらさき色。赤と青の中間色。 ③醬油(ショウユ)の別名。 0
一葦 イチイ [2] 小舟のたとえ。一艘(ソウ)の小舟。 由来「葦」は植物のアシで、一枚のアシの葉、またアシ一束の意から。 0
逸る はや-る [2] ①あせる。「心が―る」 ②勇み立つ。「血気に―る」 0
尚早 ショウソウ [0] 時期が早すぎること。時期がまだ来ていないこと。「その提案は時期―でしょう」 0
連鎖 レンサ [1] ①つながっているくさり。 ②互いにくさりのようにつながっていること。また、そのつながり。「―反応(一つのきっかけで、次々と物事が起こること)」 0
白毫 ビャクゴウ [0] 仏のまゆの間にあり、光明を放つといわれる長く白い巻き毛。参考「毫」は長い毛の意。 0
五濁悪世 ゴジョクアクセ 五濁(仏教でいう五つの悪い現象)のあらわれる、道徳のすたれた世の中。末世。 0
羊栖菜 ひじき [1] 褐藻類ホンダワラ科の海藻。 鹿尾菜(ひじき)
■漢字コラムを読んでさらに漢字を知ろう!
「ひじき」を漢字で書くと?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 1
朔望 サクボウ [0] 陰暦で、月の一日と一五日。新月と満月。「―潮」 0
火影 ほかげ [0],[2] ①火の、特に灯火の光。ともしび。 ②灯火にうつしだされた姿。表記「灯影」とも書く。 0
集録 シュウロク [0] いくつかの文章を集めてまとめ記録すること。また、そのもの。「故人の短歌を―する」 0
珊瑚樹 サンゴジュ [3] ①スイカズラ科の常緑高木。暖地の海岸に自生。葉は厚く光沢がある。夏、白い小花を多数つけ、サンゴのような赤い実を結ぶ。キサンゴ。 ②木の枝のように見えることから、サンゴの別称。 0
電灯 デントウ [0] 電気を流して、光源として光を出すこと。また、その装置。「白熱―の下では色がよく見える」 0
公僕 コウボク [0] 公衆に奉仕する人。一般国民に奉仕する公務員。「国民の―であれ」 0
仏生会 ブッショウエ [3] 陰暦四月八日に行う釈迦(シャカ)の誕生日の法会。釈迦の像に、ひしゃくで甘茶をかけて祝う行事。花祭り。灌仏会(カンブツエ) 春 0
太閤 タイコウ [1] 摂政(セッショウ)または太政(ダイジョウ)大臣の敬称。また、関白の地位を子に譲った人の称。特に、豊臣秀吉(とよとみひでよし)を指す。 0
対照 タイショウ [0] ①二つのものを照らし合わせること。「比較―する」 ②二つのもののちがいがはっきりしていること。そういう取り合わせ。コントラスト。「二人は―的な性格だ」 0
苦竹 まだけ [2] イネ科のタケ。古く中国から渡来し各地に野生。竹の子は食用。材は細工・建築用。 由来「苦竹」は漢名から。表記「真竹」とも書く。参考「にがたけ・クチク」とも読む。 1
係留 ケイリュウ [0] つなぎとめておくこと。「ヨットをマリーナに―する」 「繫留」の書きかえ字。 0
夜勤 ヤキン [0] 夜に勤務すること。また、その勤務。夜間勤務。「―の多い仕事」「―明け」日勤 0
大命 タイメイ [0] 君主の命令。また、旧憲法下での天皇の命令。勅命。「―がくだる」 0
椋鳥 むくどり [2] ①ムクドリ科の鳥。各地に大群ですむ。体は灰褐色で、顔と腰は白く、くちばしとあしは黄色。さわがしく鳴き、果実や昆虫を捕食。秋 ②都会にやって来た田舎の人をあざけっていう語。おのぼりさん。 0
坑内 コウナイ [1] 鉱坑・炭坑の内部。「坑夫が―に入る」坑外 0
極致 キョクチ [1] これ以上のものはない最高の状態。「美の―を示す作品」 0
泥鏝 デイマン [0] 左官職人が、壁を塗るときに用いるこて。 0
撮む つま-む [0] 指先でごく少量つかみとる。「菓子を―む」 0
酒に別腸あり さけにベッチョウあり 人には酒だけが入る腸がある。酒量は体の大小には必ずしも関係しないということ。〈『通俗編』〉 0
目翳 ひ 瞳(ひとみ)にくもりができて、物が見えなくなる病気。そこひ。参考「翳」はかげる意。 1
万引 マンびき [0] 商店で客をよそおい、すきを見て商品を盗むこと。また、その人。「―の常習犯」 0
羞める すす-める ごちそうを食べるようにうながす。相手にごちそうをすすめる。 0
部 べ [1] 上代に、朝廷や豪族に属して一定の職業についた世襲的な集団。「―民(べのたみ)」 0
恋敵・恋仇 こいがたき 同じ人を恋する人たち。恋の競争相手。「―が現れる」 0
家司 ケイシ [0] ①平安時代以降、親王・摂関・大臣など三位(サンミ)以上の家の事務を行った職員。 ②鎌倉・室町幕府の政所(まんどころ)・問注所・侍所(さむらいどころ)の職員の総称。参考「ケシ」の転じた語。 0
妝う よそお-う 身づくろいをする。化粧をしたり着飾ったりする。 表記「装う・粧う」とも書く。 0
甲 きのえ [0] 十干の第一番目。方角では東。五行では木。乙(きのと)参考「木の兄(え)」の意。 0
萱 かや [1] イネ科・カヤツリグサ科の植物の総称。チガヤ、ススキ、スゲなど。屋根をふくのに用いる。表記「茅」とも書く。 0
諷詠 フウエイ [0] 詩歌をよんだり、吟じたりすること。「花鳥―」吟詠 0
瞑目 メイモク [0] ①目をつむること。「―して思いめぐらす」 ②安らかに死ぬこと。 0
金糸桃 びようやなぎ オトギリソウ科の半落葉低木。 由来「金糸桃」は漢名から。 未央柳(ビヨウやなぎ) 1
月虹 ゲッコウ [0] 月の光によって見える、白い虹。白虹 0
別項 ベッコウ [0] 別の項目。ほかの条項。「―に記載する」 0
結社 ケッシャ [1] 目的を同じくする多くの人が集団をつくること。また、その団体。 0
熕 おおづつ 大きな弾丸を発射する火器。大砲。表記「大筒」とも書く。 0
一介 イッカイ [0] 取るに足りない者。つまらない一個。「―のサラリーマンにすぎない」参考「介」は「芥(カイ)(ちり)」と同意で、わずかの意。 0
物心 ブッシン [3] ものと、こころ。物質と精神。「―両面にわたる援助」参考「ものごころ」と読めば別の意になる。 0
庭先 にわさき [0] 庭の縁側に近い部分。「―で子どもが遊んでいる」 0
鱓 ごまめ カタクチイワシを干したもの。正月や祝儀の料理用。たづくり。「―の魚(とと)交じり(能力のない者が優秀な人々にまじることのたとえ)」 新年 0
忠義 チュウギ [1] 主人や君主に真心から仕えること。「主君に―を尽くす」忠節不忠 0
羊水 ヨウスイ [0] 子宮内の羊膜腔(ヨウマクコウ)をみたす液体。胎児を保護し、出産を容易にする。 0
側用人 そばヨウニン 江戸幕府で老中に次ぐ要職。将軍の命令を老中に伝え、老中などの上申を将軍に取り次ぐ譜代大名。 0
画期的 カッキテキ [0] 新しい時代を開くほど、すぐれているさま。画時代的。エポックメーキング。「―な発明」 「劃期的」の書きかえ字。 0
豊前 ぶぜん 旧国名の一つ。大半は現在の福岡県東部で、一部は大分県北部。豊州(ホウシュウ)。 1
廓寥 カクリョウ 広大でがらんとして、もの寂しいさま。 0
樸樹 むくのき [1] ニレ科の落葉高木。由来「樸樹」は漢名から。 椋の木(むくのき) 1
迎賓 ゲイヒン [0] 客を迎えること。特に、外国からの重要な客のもてなし。 0
禽 とり 鳥類。特に、網で捕らえる鳥。卵で生まれる温血動物で、羽をもつ。 0
運賃 ウンチン [1] 交通機関の利用に伴う料金。「鉄道―の改定があった」 0
装束 ショウゾク [1] 身仕度をすること。また、その衣服。特に、儀式の礼服など。古くは衣冠・束帯などを指した。「白(しろ)―」「晴れの―」 0
感覚 カンカク [0] ①目・鼻・耳・舌・皮膚などにより、外からの刺激を感じること。また、その刺激により生じる意識。「寒さで指先の―がなくなる」 ②物事を感じとる心のはたらき。センス。「新しい―の持ち主」 0
両頭 リョウトウ [0] ①一つの体に二つの頭がついていること。双頭 ②二人の支配者や権力者。「―政治」 0
結末 ケツマツ [0] 物事や物語の終わり。最後のしめくくり。「事件は意外な―を迎えた」 0
成形 セイケイ [0] かたちをつくること。かたちができること。 参考「整形」と書けばかたちを整える意。 0
故郷へ錦(にしき)を飾る コキョウへにしきをかざる 故郷を離れていた者が、成功や出世をして帰郷すること。参考「錦」は「花」ともいう。また、「錦を着て故郷へ帰る」ともいう。 0
贓贖司 あがないもののつかさ 律令(リツリョウ)制で、刑部(ギョウブ)省に属し、罪人の資財の没収や盗品の管理などをつかさどった役所。 1
澗泉 カンセン 谷あいからわき出るいずみ。谷あいの水。谷泉 0
然し しか-し [2] ①けれども。なのに。前述の言葉などに対立する事柄を話すときに使う。 ②それにしても。感嘆を込めた語。「―驚いた」 0
所望 ショモウ [0] 望むこと。また、その望み。「お茶を一杯―する」 0
熔冶 ヨウヤ 金属をとかして物を鋳造すること。表記「溶冶」とも書く。 0
愛迪生 エジソン アメリカの発明家。電信機・電話機・蓄音機・白熱灯・映写機などを次々に発明した。取得した特許は一三〇〇以上という。 1
帰途 キト [1],[2] 「帰路」に同じ。「会社からの―、立ち寄った店」 0
疚む や-む 病気になる。ながわずらいをする。「大病を―む」 0
日盛り ひざかり [0],[2] 一日のうちで、日ざしの最も強いころ。夏 0
参差錯落 シンシサクラク ふぞろいなものが入り混じっているさま。「参差」は形が不ぞろいのさま。「錯落」は入り混じるさま。 参差不斉 0
人の一生は重荷を負いて遠き道を行くが如(ごと)し ひとのいっしょうはおもにをおいてとおきみちをゆくがごとし 人の一生は、いろいろな苦労と、それに耐えることとの連続であるというたとえ。忍耐の大切さを説く。 由来徳川家康の遺訓から。 0
顕正 ケンショウ [0] 正しい仏の道を表し示すこと。「破邪―」参考「ケンセイ」とも読む。 0
泡沫 ホウマツ [0] 「泡沫(うたかた)」に同じ。 0
惆悵 チュウチョウ うらみ嘆くこと。残念がり悲しむこと。また、そのさま。参考「惆」「悵」ともに、うらむ意。 0
後宮 コウキュウ [0] 皇后や妃(きさき)たちが住む宮殿。奥御殿。転じて、その宮殿に住む皇后や妃たちの総称。 0
脂粉 シフン [0] 紅とおしろい。転じて、化粧。「―の香に惑わされる」 0
一徳一心 イットクイッシン 一心一徳(イッシンイットク) 0
弑する シイ-する 君主・親など目上の人を殺す。「主君を―する」 参考「シする」の慣用読み。 0
時論 ジロン [0] ①時事に関する議論。 ②その時代の世論。 公論・輿論(ヨロン) 0
点在 テンザイ [0] あちらこちらに散らばってあること。「民家が―する過疎地」散在 0
植木 うえき [0] 庭や鉢などに植えてある木。また、植えるための木。 0
旗印・旗標 はたじるし ①戦場で目じるしとして、はたにかいた文字や紋所。 ②行動の目標として掲げる主義・主張・理念。標語。「反戦の―のもとに」 0
謦 しわぶき ①せきばらい。 ②軽いせき。参考楽器の磬(ケイ)の音に似た甲高いせきの意。 0
両雄 リョウユウ [0] 二人の英雄。二人の偉大な人物。両虎(リョウコ) 0
即身成仏 ソクシンジョウブツ [5] 生きている体のまま仏になること。真言密教の根本的教義。即身菩提(ボダイ)。「即身」は生身のままの意。 即身是仏(ソクシンゼブツ)・即身即仏 0
貧しい まず-しい [3] ①貧乏なさま。金銭や物にとぼしい。「少年時代の生活は―かった」 ②とぼしい。貧弱である。また、劣っている。「心の―い人になるな」「想像力が―い」 0
鏘然 ソウゼン 玉・石・金属が高く音を立てるようす。 参考「ショウゼン」とも読む。 0
紐解く ひもと-く [3] ①衣服の紐、特に下紐をほどく。転じて、男女が同床する。下紐は着物の下に着けることから。 ②つぼみが開く。ほころびる。 ③書物をめくり返して読む。「郷土史を―く」表記③「繙く」とも書く。 0
昭然 ショウゼン [0] 物事のあきらかなようす。 0
摩西 モーセ 古代イスラエル民族の指導者。紀元前一四世紀ころ、苦役にあえぐ同胞を率いてエジプトを脱出、約束の地カナンに導いた。モーゼ。 1
裏書 うらがき [0] ①表記の事柄を証明・保証する事情や説明を裏に書くこと。また、その書かれたもの。 ②手形や小切手などの所持人がそれを他人に譲り渡すとき、その旨を裏面に書いて署名・捺印(ナツイン)すること。 ③ある物事が確実であることを、他の事柄で証明すること。「無罪を―する新証拠」 0
御神酒 おみき [0] ①神前に供える酒。 ②酒のことをしゃれていう語。表記「大御酒」とも書く。 1
勤評 キンピョウ 「勤務評定」の略。管理する上役が、組織などの職員の勤務状態や能力を評価すること。 0
御籠もり おこもり 神仏に祈願するため寺や神社にこもること。参籠(サンロウ) 0
亜ぐ つ-ぐ [0] 地位や順位がすぐ下である。二番目である。「東京に―ぐ大都会」 0
木犀 モクセイ [0],[3] モクセイ科の常緑小高木の総称。中国原産。秋、香りのよい白や黄色の小花が集まって咲く。キンモクセイ・ギンモクセイなど。観賞用。秋由来「木犀」は漢名から。 0
傾ぐ かし-ぐ [2] かたむく。斜めになる。かしがる。「軒が―いできた」「船が―ぐ」 0
逆上せる のぼ-せる [0] ①頭に血がのぼり、ぼうっとする。上気する。「風呂(フロ)で―せる」 ②理性を失い血迷う。「―せて事件を起こす」 ③他をかえりみないほど熱中する。夢中になる。「あんな男に―せてどうする」「人気アイドルに―せる」 ④思いあがる。「主任になったくらいで―せるな」 1
鉄刀木 たがやさん マメ科の常緑高木。インド・東南アジアに自生。花は鮮黄色で芳香があり、花後、大形のさやをつける。材は堅く黒色で、木目模様が美しい。家具や楽器などの用材。 1
来る きた-る [1] これからくる。次の。「―五日に幹事会を開きます」去る 0
東奔西走 トウホンセイソウ [0] 仕事や用事のため東へ西へと忙しく走り回ること。「奔」は勢いよく走る意。参考「東走西奔」ともいう。南船北馬 0
豺狼 サイロウ [0] ヤマイヌとオオカミ。転じて、欲深く無慈悲な人のたとえ。表記「犲狼」とも書く。 0
八つ やっつ [2],[1] ①数の名。はち。 ②八歳。参考「やつ」と読めば昔の時刻の名。現在の午前・午後の二時ころ。 0
摩納哥 モナコ フランス南東部、地中海に面した立憲君主制の公国。公設のカジノで有名。首都はモナコ。 1
穏便 オンビン [0] おだやかに、事を荒だてないようにするさま。「事件は―に解決された」 0
歯痒い はがゆ-い [3] 思いどおりにならなくて、いらだたしい。じれったい。もどかしい。「見ていて―い」「―い思いをする」 0
使命 シメイ [1] ①命じられた任務。「―を果たす」 ②やらなければならない務め。「現代に生きる者の―」 0
絹糸 ケンシ [1] ①きぬいと。 ②蚕の繭からとった繊維を精練し、より合わせて糸にしたもの。撚糸(よりいと)。 0
腋窩 エキカ [1] わきのしたのくぼみ。えきわ。 0
服膺 フクヨウ [0] 心にしっかりとどめて、片時も忘れないこと。「拳拳(ケンケン)―する」参考「膺」は胸の意。 0
八仙花 あじさい ユキノシタ科の落葉低木。由来「八仙花」は漢名から。 紫陽花(あじさい) 1
飯場 ハンば [0] 鉱山や土木工事の現場などで働く労働者の宿泊設備。 0
首謀 シュボウ [0] 中心になって悪事・陰謀を企てること。また、その人。張本人。 表記「主謀」とも書く。 0
破瓜病 ハカビョウ [0] 統合失調症の一つ。一〇代後半から二〇代前半に不眠や憂鬱(ユウウツ)症などを経て幻聴・妄想などを起こす。由来破瓜の時期(思春期)に起こることから。 0
我が輩 わがハイ [0] ①われ。自分。「彼は―の弟分だ」 ②われわれ。われら。参考古風で尊大な言い方。 0
懐旧 カイキュウ [0] 昔あったことをなつかしく思うこと。「―談に花が咲く」懐古 0
軟骨 ナンコツ [0] やわらかくて弾力のある骨。人では耳・鼻・関節のつなぎ目などにある。硬骨 0
歳徳神 としトクジン [4] 陰陽道(オンヨウドウ)で、その年の福徳をつかさどる神。この神のいる方角を恵方(エホウ)といい、万事に吉とする。 恵方神・歳神 新年 0
圧政 アッセイ [0] 権力で人民の自由をおさえつける政治。「圧制政治」の略。「暴君の―」 0
方塞がり かたふたがり [3] 陰陽道(オンヨウドウ)で、天一神や太白神(タイハクジン)がいる方角を凶として忌むこと。その方角に行くと災いがあるといわれる。参考「かたふさがり」とも読む。 0
卑金属 ヒキンゾク [2] 空気中の水分や二酸化炭素などで酸化されやすく、さびやすい金属。鉄・亜鉛など。貴金属 0
一抹 イチマツ [0] 絵筆のほんの一はけ。転じて、わずかなこと。ほんの少々。「―の寂しさを覚える」 0
側金盞花 ふくじゅそう キンポウゲ科の多年草。 由来「側金盞花」は漢名より。花がキンセンカ(金盞花)に似ていることから。 福寿草(フクジュソウ) 1
香しい かんば-しい [4] においがよい。「―い花」参考「かぐわしい」とも読む。 0
宛ら さなが-ら [0] まるで。ちょうど。あたかも。「―夢を見ているようだ」「実戦―の訓練が行われた」 0
弛緩 シカン [0] ゆるむこと。たるむこと。怠けること。「筋肉が―する」「神経が―する」 緊張 参考「チカン」は誤読による慣用読み。 0
衆議 シュウギ [1] 多くの人々で行う合議。多人数で相談すること。また、そのときの人々の意見。 0
垢も身の内 あかもみのうち あかといっても元は体の一部分であるから、むやみに洗い落とすものではない。風呂(フロ)にいつまでも入っている者をひやかす言葉。 0
悪筆 アクヒツ [0] ①字が下手なこと。また、下手な字。達筆・能筆 ②つくりのわるい筆。 0
後備 コウビ [1] うしろのほうで待機している部隊。あとぞなえ。「―役(エキ)」 0
刷る す-る [1] ①印刷する。「学級新聞を―って配る」 ②版木などにインク・絵の具などを塗って、紙を当ててこすり、字や絵を写し取る。「芋版で年賀状を―る」 0
服部・服織 はとり 機を織ること。また、それを職業とした人。織工。由来「はたおり」が転じた語。 1
煩雑 ハンザツ [0] 物事がこみ入っていて、わずらわしいさま。「―な事務を処理する」 0
十日戎・十日恵比須 とおかえびす 正月一〇日に行われる初恵比須の祭礼。種々の宝物を枝先につけた縁起物のササを売る。兵庫県西宮の蛭子(えびす)神社・京都建仁(ケンニン)寺などの祭が有名。 新年 0
険相 ケンソウ [1],[0],[3] 人相や顔つきがとげとげしく恐ろしいこと。また、そのようなさま。 0
澳 くま [0] 川や湖の水が陸地に奥深く入り込んだ所。また、その水際。 0
毛孔・毛穴 けあな 皮膚の表面にある毛のはえるあな。 0
厭気 いやケ もういやだと思う気持ち。気が進まないこと。「勉強に―がさす」表記「嫌気」とも書く。参考「いやキ」とも読む。 0
防衛 ボウエイ [0] 防ぎ守ること。「過剰―」「正当―」防御 0
卉 くさ 草の総称。 0
歓喜天 カンギテン [3] 仏教守護の神。象頭人身の像で、夫婦和合・安産・子宝・財宝の神。単身と双身とがある。 0
蟇子 ぶゆ ブユ科の昆虫の総称。 蜹(ぶゆ) 1
決める き-める [0] ①決定する。明確に定める。「方針を―める」 ②そうと思いこむ。判断する。「既婚者と―めてかかる」 ③覚悟する。「心を―める」 ④決着をつける。「勝負を―める」 0
撒く ま-く [1] ①あちこちにまき散らす。配る。「道に水を―く」「宣伝ビラを―く」 ②連れや尾行者を途中ではぐれさせる。「刑事を―く」 0
一節切 ひとよぎり 昔の管楽器で尺八の一種。 由来竹の節を一つだけ入れて作ったことから。 0
執行委任 シッコウイニン 法律で、債権者が執行官に、強制執行するよう申し立てること。 0
金仏 かなブツ [3] ①金属製の仏像。木仏・石仏 ②感情に動かされない人。冷淡な人。非情の人。「木仏―石仏(いしぼとけ)」参考「かなぼとけ」とも読む。 0
星条旗 セイジョウキ [3] アメリカ合衆国の国旗。独立時の一三州を表す一三本の赤・白の横じまと、現在の五〇州を表す青地に五〇個の白い星とからなる。 0
可惜 あたら [0] もったいないことに。残念なことに。「―多くの時間を無駄にした」参考「あったら」とも読む。漢字の意味に当てた語。 1
后 きさき [2],[0] ①天皇の妻。皇后。中宮。また、女御(ニョウゴ)などで天皇の母となった人。 ②王侯の妻。「王様とお―様」 ①②后妃 0
比丘尼 ビクニ [0],[1] 出家して仏門に入った女性。尼僧。あま。比丘 0
奇態・奇体 キタイ 変わっているさま。不思議なさま。「―な事件」奇妙・奇怪 0
余技 ヨギ [1] 専門以外のわざ。趣味としての技芸。「―の域を越える」 0
遣戸 やりど 左右に引いて、開けたり閉めたりする戸。引き戸開き戸 0
揉む も-む [0] ①両手の間に物をはさんでこする。「紙を―んで柔らかくする」 ②押し合いへし合いする。「ラッシュに―まれる」 ③相手をきたえる。「後輩を―んでやる」 ④つらい体験をする。「世の荒波に―まれる」 ⑤心配する。「気を―む」 0
縞 しま [2] 色糸を用いて、縦や横や斜めに筋状に模様を織りだした織物。また、そのような模様。縞柄。 由来南方諸島から渡来した布である「島物」に、筋模様が多かったことから。 0
酸素 サンソ [1] 空気の体積の約五分の一の無色・無味・無臭の気体。物質の燃焼や生物の呼吸に欠くことができない。「―吸入」 0
出家 シュッケ [0] 家や俗世を捨てて仏門に入ること。また、その人。僧侶(ソウリョ)。 在家 0
布団 フトン [0] 布を袋に縫い、綿などをつめたもの。寝るときや座るときに使う。「羽毛の掛け―」 冬表記「蒲団」と書けば、ガマの葉で作った円座の意もある。 0
柔能く剛を制す ジュウよくゴウをセイす 弾力のあるものが強固なものの力をそらして勝つ。弱いように見えるものがかえって強剛に勝つたとえ。〈『三略』〉 0
青味泥 あおミどろ [3] 緑藻類ホシミドロ科の淡水藻。 水綿(あおみどろ) 0
思慮 シリョ [1] 注意深く考えをめぐらすこと。また、その考え。「―深い人」 0
付与 フヨ [1] 権利・称号などをさずけ与えること。「交渉権を―する」表記「附与」とも書く。参考「賦与」と書けば、生まれつき天からさずかる意になる。 0
秋落ち あきおち [0] ①収穫前になって急にイネの生育が衰え、米の収穫量が予想よりも少なくなること。 ②豊作のため、秋に米の価格が下がること。秋下げ。「―相場」 秋高 0
堅甲利兵 ケンコウリヘイ 強力な軍勢。堅固なよろいと鋭利な兵器の意から。「甲」はよろい、「利」は鋭いこと。「兵」は武器の意。〈『孟子(モウシ)』〉堅甲利刃(ケンコウリジン) 0
山岨 やまそわ 山の険しい所。山のきりぎし。切り立ったがけ。 0
霜害 ソウガイ [0] 霜のおりる時期が早すぎたり、春先まで続いたりすることで、農作物や樹木の被る害。 0
箴める いまし-める ちくりと人の心を刺して、注意を与え、しかる。 0
一刹那 イッセツナ [3] 非常に短い時間。「目を離した―に事は起こった」一瞬劫(ゴウ) 0
肆意 シイ [1] その時々の気ままな思いつき。自分勝手な考え。「―的な解釈」 表記「恣意」とも書く。 0
鯉口 こいぐち [0],[2] ①刀の鞘(さや)と鍔(つば)とが合う楕円(ダエン)形の部分。「―を切る(すぐに刀が抜けるように鯉口をゆるめる)」 ②水仕事などをするとき、汚れを防ぐために着物の上に着る、袖口(そでぐち)をせばめた筒袖の衣服。 0
桟俵法師 さんだらぼっち 「桟俵(サンだわら)」の擬人名。 参考「さんだらボウシ」とも読む。 1
嚮に さき-に 以前に。まえに。さきごろ。むかし。表記「向に」とも書く。 0
垂死 スイシ [0] 今にも死にそうな状態。 瀕死・危篤 参考死に、なんなんとする意。 0
挑戦 チョウセン [0] ①戦いをしかけること。「世界チャンピオンに―する」②困難なことに立ち向かうこと。チャレンジ。「記録更新に―する」 0
発音 ハツオン [0] 言語の音声を出すこと。また、出した音声。「きれいな―」 0
木綿四手・木綿垂 ゆうシで 木綿を垂れること。また、垂れた木綿。木綿で作った四手(神前に供える玉串(たまぐし)や注連縄(しめなわ)などにつけて垂らすもの)。 1
登頂 トウチョウ [0] 山などの頂上にのぼること。「未登峰―を目指す登山隊」参考「トチョウ」とも読む。 0
強欲 ゴウヨク [0],[1] 非常に欲が深いこと。貪欲(ドンヨク)・胴欲 「強慾」の書きかえ字。 0
起り破風 むくりハフ 上面が凸形の曲線をなす破風。「破風」は、屋根の切妻にある飾りの板。反り破風(そりハフ) 0
白描 ハクビョウ [0] 日本画・東洋画で、墨一色で描く技法。また、その絵。「―画」 0
猴 さる 霊長目のうち、人を除いた哺乳(ホニュウ)動物の総称。 猿(さる) 0
略奪 リャクダツ [0] かすめ奪うこと。力によって無理に奪い取ること。「―婚」 「掠奪」の書きかえ字。 0
情勢 ジョウセイ [0] 物事が変化していくありさま。なりゆき。「世界―を見極める」 表記「状勢」とも書く。 0
無心 ムシン [0] ①心に欲や雑念などがないこと。無邪気なさま。「子どもが―に遊ぶ」成心 ②遠慮せずに金品をねだること。「親に―する」 ③「無心連歌」の略。洒落(しゃれ)や滑稽(コッケイ)さを求めたもの。 ④狂歌の別称。 ③④有心(ウシン) 0
兵士 ヘイシ [1] 軍隊において士官の指揮を受け、軍務に服する者。「出征―を見送る」兵卒・兵隊 0
卵生 ランセイ [0] 母体の外に卵の形で生み出され、発育して孵化(フカ)すること。鳥・魚・虫など。「―動物」胎生・卵胎生 0
留守 ルス [1] ①外出していて家にいないこと。「いとこを訪ねたが―だった」不在 ②主人や家人などの不在中、その家を守ること。また、その人。「―を頼まれる」「店の―を預かる」 ③ほかのことに気をとられ、不注意になること。「手元が―になる」 0
陶潜帰去 トウセンキキョ 中国、東晋(トウシン)の自然詩人、陶潜(字(あざな)は淵明(エンメイ))が彭沢(ホウタク)の県令に任命されたにもかかわらず、役人生活に嫌気がさして八〇日あまりで辞職し、「帰去来辞(キキョライのジ)」を作ったという故事をいう。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
咨詢 シジュン 参考として意見を求めること。相談すること。 表記「諮詢」とも書く。 0
閭巷 リョコウ ①村里。いなか。 ②ちまた。また、民間。 0
軽い かる-い [2] ①重量が少ない。 ②簡単な。手軽な。「―い朝食」 ③軽率な。「口が―い」 ④軽快な。「―いステップ」 ⑤身分が低い。「―い地位で動きやすい」 ⑥重要でない。「相手を―く見る」 0
祠堂 シドウ [0],[1] ①祖先の霊をまつってある所。おたまや。寺院では位牌堂など。 ②神仏をまつった小さい建物。ほこら。 0
和雑膾 カゾウなます 魚の刺身を数種混ぜ、酢であえた料理。 0
晴れ着 はれぎ [3],[0] 表立った場所に出るとき着る衣服。晴れ衣装。「成人式に―で行く」 盛装 普段着 0
水押 みよし 船の前部の、波をきる部分。船首。へさき。 艫(とも) 由来「みおし」の転じたもの。 表記「舳・船首」とも書く。 1
典麗 テンレイ [0] きちんと整っていて美しいさま。「―な文章」 0
燎火 リョウカ 「燎(かがりび)」に同じ。燎燭(リョウショク) 0
煮沸 シャフツ [0] 水などを煮たたせること。「医療器具を―消毒する」 0
禁煙 キンエン [0] ①たばこを吸うことを禁止すること。「駅の構内は―です」 ②喫煙の習慣を自分でやめること。「今年三回目の―」 0
雨久花 みずあおい [3] ミズアオイ科の一年草。沼地に自生。葉はハート形。夏から秋、花茎を立てて紫色の六弁花をつける。夏由来「雨久花」は漢名からの誤用。表記「水葵・浮薔」とも書く。 1
臭う にお-う [2] ①不快なにおいがする。 ②なんとなくよくない気配が感じられる。「事件の裏に権力の意図が―う」 参考「匂う」は、よい香りのするときに使う。 0
土偶 ドグウ [0] 縄文時代の遺跡から多く出土する土製の人形。土人形。 0
蛤鍋 はまなべ はまぐりのむき身を野菜・豆腐などと煮て食べる鍋料理。はまぐり鍋。春 0
撚る ひね-る [1] 指先でねじってよること。「紙を―って捨てる」 0
千姿万態 センシバンタイ [1] いろいろと異なった姿や形のこと。また、さまざまに姿や形を変えること。 参考「万態」は「百態」ともいう。 0
裂痔 きれジ 肛門(コウモン)の皮膚と粘膜の間が、ただれたり裂けたりする病気。表記「切痔」とも書く。 0
忘れ形見 わすれがたみ [4] ①わすれないための記念品。 ②死後に残された子ども。遺児・遺子。「夫の―」 0
接見応対 セッケンオウタイ 高貴な人が人を迎え入れて、直接受け答えすること。 0
大丈夫 ダイジョウブ [3] 危なげなく、しっかりしていること。また、そのさま。「彼に任せておけば―だ」参考「ダイジョウフ」と読めば、心身壮健な男子で、ますらおの意。 0
押収 オウシュウ [0] 裁判所や検察官などが、裁判の証拠となる物品を差し押さえて取りあげること。「証拠品を―する」 0
薄る せま-る 草木が間をあけず、びっしりと生える。すきまなくくっつく。 0
総花 ソウばな [0] ①料亭などで、客が使用人全員に与える祝儀。 ②関係者全員に利益を与えること。「―的人事」 0
釵子 サイシ 昔、朝廷で女性が正装するとき、頭髪につけた飾り。金属製の細長いU字形のかんざし。 0
八幡船 バハンセン ①室町時代ころ、中国や朝鮮の沿岸に出没した日本の海賊船。 ②江戸時代の密貿易船。 0
伸し餅 のしもち [2] 方形に薄くのばして作った餅。「―を切る」 丸餅 冬 0
老衰 ロウスイ [0] 年をとって、心身の機能が低下し衰えること。 0
呻吟 シンギン [0] 苦しんでうめくこと。なやみ苦しむこと。「病床で―する」「思うように描けず―する」 0
天火 テンぴ [1] 西洋料理用の加熱蒸し焼き器。オーブン。 0
洗う あら-う [0] ①汚れを落とす。「せっけんで手を―う」「足を―う(悪い所行をやめ、堅気になる)」 ②波が寄せ返す。「岸を―う波」 ③調べ上げる。「被害者の身辺を―う」 0
蹶然 ケツゼン [0] 驚いてはね起きるようす。あわただしいさま。「―と兵を挙げる」 0
御物 ギョブツ [1],[0] 皇室が所蔵する品物。「正倉院―」参考「ギョモツ・ゴモツ」とも読む。 0
愛煙家 アイエンカ [0] たばこを好む人。「近頃は―の肩身が狭い」 0
代作 ダイサク [0] 当人に代わって作品を作ること。また、その作品。 0
冠る かむ-る [2] 冠をつける。また、頭にかぶる。「王冠を―る」「烏帽子(えぼし)を―る」参考成人のしるしとして冠をつけたことから、成年になる意もある。 0
しい いや-しい [1] 場所や度量がせまく、せせこましい。また、身分が低い。 0
仏典 ブッテン [0] 仏教の教理を書いた書物。経典(キョウテン)・仏書・仏経(ブッキョウ) 0
団交 ダンコウ [0] 「団体交渉」の略。特に、労働組合の代表者と使用者の間で行う、労働条件の改善などについての交渉。 0
編曲 ヘンキョク [0] ある楽曲を、別の演奏形態用に組み替えること。「吹奏楽用に―する」 0
逸楽 イツラク [0] 気ままに遊び楽しむこと。また、その楽しみ。「―にふける」表記「佚楽」とも書く。 0
刀山剣樹 トウザンケンジュ つるぎの刃を上向きにして並べ、その上を渡らせる残酷な刑罰のこと。「刀山」はかたなの山、「剣樹」は逆さにしたつるぎを林のように並べたものの意。〈『宋史(ソウシ)』〉 0
蚕食 サンショク [0] 蚕がクワの葉を食べるように、次第に他の領域を侵していくこと。「領土を次第に―する」 0
内孫 うちまご [0] 自分の跡継ぎ夫婦の子ども。外孫 由来かつては同じ家に住んだことから。参考「ナイソン」とも読む。 0
一年 ひととせ [2] ①いちねん。一年間。 ②過去の中のある年。先年。 0
米食った犬が叩(たた)かれずに糠(ぬか)食った犬が叩かれる こめくったいぬがたたかれずにぬかくったいぬがたたかれる 大きな罪をおかした者が罰を逃れ、小さな罪をおかしたものが罰を受けること。また、首謀者が罰せられず、手先になった者が罰せられること。皿嘗(な)めた猫が科(とが)を負う 0
薬餌 ヤクジ [0],[1] ①薬と食べ物。また、薬になるような滋養物。「―療法」 ②薬。「―に親しむ日が続く(病気がちなこと)」 0
断髪文身 ダンパツブンシン 頭髪を短く切り詰め、いれずみをほどこした野蛮な風俗のこと。「文身」はいれずみのこと。参考古代中国の、呉越(ゴエツ)地方一帯の風習を表現したもの。〈『春秋左氏伝』〉 0
礪く みが-く 粗い砥石(といし)で刃物をとぐ。表記「厲く」とも書く。 0
旌旗巻舒 セイキケンジョ 戦いが続くことのたとえ。「巻舒」は巻くこととのばすこと。軍旗を巻いたり広げたりして戦いに明け暮れること。 0
明朗闊達 メイロウカッタツ 明るくほがらかで、細かな事にこだわらないさま。「闊達」は心が広く小さな事にこだわらない意。「―な好青年」表記「闊達」は「達」とも書く。明朗快活 0
妙策 ミョウサク [0] うまい考え。巧みなはかりごと。妙計 0
出征 シュッセイ [0] 兵士として戦場へ出ること。「―する部隊を見送る」 0
繕う つくろ-う [3] ①破れたり壊れたりしたところをなおす。「かぎざきを―う」 ②よそおう。うわべをととのえる。「身なりを―う」 ③体裁よく整える。その場を切り抜ける。とりつくろう。「急場を―って事なきを得た」 0
向風 キョウフウ ①風に向かうこと。 ②仰ぎ慕うこと。感化を受けること。参考「コウフウ」とも読む。 0
小網 さで [0] 三角形に交差させた竹に袋状に網を張り、魚をすくいとる漁具。さであみ。 表記「叉手」とも書く。 1
内戦 ナイセン [0] 同じ国の異なる勢力どうしが、国内でおこす戦争や武力衝突。内乱 0
縁は異なもの エンはイなもの 男と女の縁はどこでどう結びつくかわからない不思議なものだということ。参考「縁は異なもの味なもの・縁は味なもの」ともいう。 0
練達 レンタツ [0] 習熟して高い水準に達すること。「経済記事に―した記者」熟達 0
先蹤 センショウ 先人の行った事業の跡。 先例・前蹤 参考「蹤」はあしで踏む意。 0
靨 えくぼ [1] 笑うと頰(ほお)にできる小さいくぼみ。「かわいい―の少女」「あばたも―(好きになると欠点もよく思える)」表記「笑窪」とも書く。 0
円規 コンパス [1] 円などを描くのに用いる製図用具。ぶんまわし。 1
稀硫酸 キリュウサン [0],[2] 希硫酸 0
螳螂 トウロウ [0] カマキリの漢名。 0
須恵器 スエキ [2] 古墳時代後期から奈良・平安時代の素焼きの土器。ろくろを使い高温で焼いた。食器や貯蔵用の壺(つぼ)・甕(かめ)、また祭器などがある。 表記「陶器」とも書く。 0
行状 ギョウジョウ [0],[3] ①日常の行いや品行。「―を改める」行跡 ②死者の生涯の言行や業績を記したもの。行状記。 0
舘 やかた ①貴族・豪族などの住居。屋敷。②貴人や中世の大名の敬称。「お―さま」 0
縫合 ホウゴウ [0] ①縫い合わせること。 ②傷口や手術による切開のあとを縫い合わせること。「深い傷は―する」 0
渡渉 トショウ [0] 川や海の浅い所を歩いてわたること。徒渉。かちわたり。表記「徒渉」とも書く。参考「渉」はひざぐらいまで水のある所を、ひと足ひと足わたる意。 0
漸進 ゼンシン [0] だんだんに進むこと。徐々に進歩すること。「―的な解決方法」 急進 0
娼 あそびめ 歌や音曲で客をもてなす女性。遊女(ユウジョ)。うたいめ。 表記「倡」とも書く。 0
暖気 ノンキ [1] 性格がのんびりしていて、物事にこだわらないさま。表記「暢気・吞気」とも書く。参考「ダンキ」と読めば別の意になる。 0
落馬 ラクバ [0] 乗っている人がウマから落ちること。「名騎手も時には―する」 0
悪因悪果 アクインアッカ [5] わるい行為には必ずわるい報いや結果が生じるということ。悪因苦果(アクインクカ)善因善果(ゼンインゼンカ) 0
極限 キョクゲン [0],[3] ぎりぎりの地点。それ以上はない限度。「―状態」限界 0
星霜 セイソウ [0] 年月。歳月。「六〇年の―を経て再会した」 由来星は一年で天を一周し霜は毎年降りる、ということから。「星」を歳星(木星)とし、一二年で天を一周するため、という説もある。 0
過般 カハン [1] さきごろ。このあいだ。「―依頼の件」過日・先般今般 0
専門 センモン [0] 特定の学問や仕事にもっぱら従事すること。また、その学問や仕事。「―家に頼もう」「―外の物理の話になった」 0
醜聞 シュウブン [0] 耳にしたくないような悪い評判やうわさ。スキャンダル。「―が立つ」 0
美食 ビショク [0] ぜいたくな物やうまい物を、食べること。また、その食べ物。「―家」粗食 0
無形 ムケイ [0] 形に現れないこと。形のないこと。また、そのもの。「有形―の援助」有形 0
無稽 ムケイ [0] よりどころがなく、でたらめなこと。「荒唐―」不稽(フケイ)参考「稽」はくらべて考える意。 0
称誉 ショウヨ ①ほめたたえること。「大いに―に値する功績だ」 称美・称揚 ②名誉。ほまれ。 表記「賞誉」とも書く。 0
大姉 ダイシ [1] 女性の戒名(カイミョウ)に添える称号。居士(コジ) 0
金神 コンジン [0] 陰陽道(オンヨウドウ)で、その方角に対して事をなすことを忌む、方位の神。転じて、よくない方角。「―避(よ)け」 0
元締 もとじめ [0] ①金銭の勘定をしめくくる役目。また、その人。 ②団体や組織をまとめる人。特に、博徒などの親分をいう。 0
払う はら-う [2] ①じゃまな物や不要な物を取り去る。退ける。「机の上のほこりを―う」「群衆を―う」 ②棒状の物を、勢いよく横や斜めに動かす。「刀を―う」 ③金銭を支払う。納入する。「税を―う」 ④立ちのく。「下宿を―う」 ⑤心や力をそのものに傾ける。「かねてから敬意を―っている先輩」 ⑥不要な物を売りわたす。「古新聞を―う」 0
羨望 センボウ [0] うらやましいと思うこと。「―の的になる」「―の目で見る」 0
惨忍 ザンニン 無慈悲で、むごい行いを平気ですること。「―な行為」 残酷・残虐 表記「残忍」とも書く。 0
強固 キョウコ [1] しっかりしているさま。強くてかたいさま。「意志―な人」堅固・牢固(ロウコ) 「鞏固」の書きかえ字。 0
頻出 ヒンシュツ [0] 何度も同じものが出てくること。「―問題を重点的に解く」 0
庚 かのえ [1] 十干の第七番目。方角では西。五行では金。辛(かのと)参考「金(かね)の兄(え)」の意。 0
焼燬 ショウキ 焼きつくすこと。 参考「燬」は激しい火で焼きつくす意。 0
歇む や-む なくなって終わる。つきる。また、とだえる。ひとやすみする。 0
水屋 みずや [0] ①社寺で、参拝する人が手や口を洗い清める所。みたらし。 ②茶室のすみなどにあって茶器を置き、用意する所。 ③茶器・食器などを入れる戸棚。 0
画蛇添足 ガダテンソク 無用なものをつけ足すこと。「画蛇」は「ガジャ」とも読む。 蛇足(ダソク) 0
梁 はし [2] 川などの両岸に支柱をたて、その上に架けたはし。かけはし。橋梁(キョウリョウ) 0
槐棘 カイキョク ①エンジュといばら。 ②「槐門棘路」の略。 0
唯唯諾諾 イイダクダク [1] 物事のよしあしに関係なく、何事にも逆らわず、人にしたがうこと。相手の言いなりになり、おもねるさま。「唯」「諾」ともに、「はい」という応答の言葉。〈『韓非子(カンピシ)』〉百依百順 0
点滴 テンテキ [0] ①液体のしたたり。雨だれ。 ②「点滴注射」の略。時間をかけて静脈内に栄養分や薬品・血液を一滴ずつ注入する治療法。 0
斧鑿 フサク [0] ①おのと、のみ。また、それで細工をすること。 ②詩文や書画などに技巧をこらすこと。「―の痕」 0
吸収 キュウシュウ [0] 外部から吸いこみ取り入れること。また、取り入れて自分のものとすること。「―合併」「知識を―する」「腸で栄養分を―する」 0
襟懐 キンカイ [0] 心のなかで思っていること。胸のうち。考え。 0
誤解 ゴカイ [0] 意味をとりちがえて理解すること。思いちがい。「―を招くような発言」 0
意欲 イヨク [1] 自分から積極的に何かをしようとする気持ち。「強い―をもって仕事に取り組む」 0
閑却 カンキャク [0] いいかげんにして、放っておくこと。なおざりにすること。「この事実は―できない」「今や―を許さない事態だ」等閑 0
上糝粉・上新粉 ジョウシンこ 精白米を水洗いして乾かし、細かくひいたもの。料理や和菓子に用いる。 0
起請 キショウ [0] ①背信やいつわりのないことを神仏に誓うこと。また、その文書。特に、君臣や男女間でかわす固い約束。「―文(モン)」誓文・誓紙 ②物事を計画し、それを実行するために上級の官庁に願い出ること。またその文書。 0
賀表 ガヒョウ [0],[1] めでたいことがあったとき、祝いの気持ちを表して差し上げる文。 0
眠蔵 メンゾウ 禅宗で寝室。また、納戸(衣服や調度品をしまっておく部屋)のこと。 0
朝廷 チョウテイ [0] 天皇や天子が国の政治を執る所。また、政治について臣下にたずね聞く所。朝堂・廟堂(ビョウドウ) 0
主将 シュショウ [0] ①全軍の総大将。 ②チームを率いる選手のかしら。キャプテン。 表記①「首将」とも書く。 0
竜骨車 リュウコツシャ 水を汲(く)み上げ田に注ぐ揚水機。中国から伝来し、江戸時代の前期に近畿地方を中心に普及した。由来揚水機の形が竜骨に似ているところから。 0
頂点 チョウテン [1] ①最も高いところ。頂上底辺 ②物事の最も盛んなとき。ピーク。「興奮が―に達した」絶頂・極限 ③多角形で隣り合う二辺の交わる点や、多面体で三つ以上の平面の交わる点。 0
傭う やと-う [2] ①賃金を払って人を使う。「警護を―う」 ②料金を払って乗り物を専用に使う。「釣り船を―う」表記「雇う」とも書く。 0
桂庵 けいあん [1] 縁談の仲介者。また、奉公人の仲介を職業とする人。口入れ屋。 由来江戸時代の医者大和(やまと)桂庵が縁談や奉公の仲介を好んでしたことから。表記「慶庵・慶安」とも書く。 0
助成 ジョセイ [0] 事業・研究などが、完成するよう経済的に力を貸すこと。「私学―金」 0
賄い まかない [0],[3] ①きりもりすること。「店の―をする」 ②食事のしたく。また、食事のしたくをする人。「―つきの下宿に住む」 0
蕩ける とろ-ける [0],[3] ①固体がとけて液状になる。とけて形が崩れる。「高温で金属が―ける」 ②心のしまりがなくなる。うっとりする。「―けた表情になる」 0
観楓 カンプウ [0] もみじを観賞すること。もみじがり。秋 0
遺志 イシ [1] 故人が生前もっていたこころざし。また、果たせなかったこころざし。「父の―を継ぐ」 0
隣の白飯より内の粟飯 となりのしろめしよりうちのあわめし 他人の世話や恩を受けるのは、心苦しく気苦労が多いたとえ。となりの家で白米のご飯をご馳走(チソウ)になるよりも、たとえ粗末な粟飯でも自分の家で食べたほうが気楽だという意から。 0
番う つが-う [0] ①二つのものが組み合う。対になる。 ②動物の雌雄が交尾する。つるむ。 0
渋る しぶ-る [2] ①いやでためらう。ぐずぐずする。「銀行が融資を―る」「いつまでも返事を―る」 ②物事が順調に運ばない。「筆が―る」 0
官邸 カンテイ [0] 大臣・長官などの高級官吏に、その在任中、国が提供する住宅。「首相―で会議をする」公邸私邸 0
倫理 リンリ [1] ①人として守り、ふみ行うべきみち。道徳。「社会人としての―観に乏しい」徳義・道義 ②「倫理学」の略。人間の行為の規範や良心などについて研究する学問。 0
然 キョウゼン [1],[2] あしおとが響いてよく聞こえるさま。一説に、喜ぶさま。 0
隠すより現る かくすよりあらわる かくし事は、かくそうとすればするほど、かえって人に知れやすいということ。参考「隠すことは現る・隠せばいよいよ現る」ともいう。 0
愛弟子 まなデシ [0] 特にかわいがっている教え子。期待をよせてかわいがっている弟子。 0
惚惚 ほれぼれ 心を奪われるさま。うっとりするさま。「あまりの美しさに―する」 0
音律 オンリツ [0] ①音の高低やリズム。「―を整える」 ②①を一定の原理によって規定したもの。 0
海内 カイダイ [1] ①国内。海外 ②天下。「名を―にとどろかす」四海参考「カイナイ」とも読む。 0
穴蔵・穴倉 あなぐら ①地中に穴を掘り、食料や必要な物をたくわえておく場所。 ②地下に掘った居住用・作業用の部屋。表記「窖」とも書く。 0
煖房 ダンボウ [0] 暖房 0
容赦 ヨウシャ [1] ①失敗などをゆるすこと。とがめないこと。「微罪なので今回だけは―する」 ②手加減すること。「借金の返済を―なく迫る」表記②「用捨」とも書く。 0
駄弁る ダベ-る [2] 無駄話をする。とりとめのない話をする。由来「駄弁(ダベン)」が動詞化した俗な言い方。 0
臑 すね [2] ひざから足首までの部分。はぎ。「―に傷をもつ(後ろ暗いところがある)」 表記「脛」とも書く。 0
原 はら [1] 平らで広大な土地。また、人の手の加えられていない広い土地。はらっぱ。 0
短褐穿結 タンカツセンケツ 貧しい人や卑しい人の衣服。貧者の粗末な身なりのようす。「穿結」は、破れていたり、結び合わせていたりすること。〈陶潜の文〉短褐不完 0
枯山水 かれサンスイ [2] 水を用いずに地形を利用するなどして、石や砂で山や川を表現する庭園様式。涸山水(コセンスイ)。「―の石庭が有名な寺」参考「かれセンスイ」とも読む。 0
相即 ソウソク [0] 万物の本質は一つに溶け合って一体であるということ。 0
湿原 シツゲン [0] 低温・多湿の土地に発達した泥炭層にできる草原。「―の自然を守る」 0
上下天光 ショウカテンコウ 空も水も光り輝いていること。「上下」は天地、空と水をいう。〈『岳陽楼記』〉 0
闇夜 アンヤ [2] 暗夜 0
御祓 おはらい ①神社で行う厄よけの神事。特に、六月と一二月の晦日(みそか)に行う神事。 ②神社で出す厄よけのお札(ふだ)。 0
田作る道は農に問え たつくるみちはノウにとえ 何事もその道の専門家に教えをこうのが最善の方策であるたとえ。稲作の方法は農民に聞くのが一番よい意から。海の事は漁師に問え・餅(もち)は餅屋 0
い ひろ-い ①ひろびろしているようす。 ②度量が大きい。 0
口車 くちぐるま [3] 口先だけのうまい言いまわし。巧みなごまかし。「―に乗る」 0
温州 ウンシュウ 中国浙江(セッコウ)省南部の都市。絹織物などが特産で、茶やミカンの集散地。参考「オンシュウ」とも読む。 0
形容 ケイヨウ [0] ①事物の姿や形。ようす。 ②事物の状態や性質などを言葉で言い表すこと。「うまい―のしかただ」 0
油茅・油萱 あぶらがや カヤツリグサ科の多年草。湿地や水辺に自生。高さは一(メートル)以上になり、葉はススキに似る。秋、油のにおいがする茶褐色の穂をつける。 0
二重 ニジュウ [2] 同じことやものが重なったり、くりかえされたりすること。重複。「―構造」「―登録」参考「ふたえ」とも読む。 0
檀徒 ダント [1],[0] 一定の寺に属する信者。檀家の人々。 0
半獣神 ハンジュウシン [3] 上半身が人間で、下半身が獣の姿をした神のこと。特に、ギリシャ神話の牧神パンの呼称。 0
背面 そとも [0],[3] ①山の、日の当たる南に対して日の当たらない背面。山の北側。また、物の背面。影面(かげとも) ②後ろ。後方。正面参考「背(そ)つ面(おも)」の転じたもの。 1
国葬 コクソウ [0] 国家の儀式として国費で行う葬儀。「―に参列する外国の首脳」 0
野焼き のやき [0] 野の草がよく生えるように、早春に枯草を焼くこと。春 0
塵も積もれば山となる ちりもつもればやまとなる ごくわずかなものでも多量に集まれば、価値が生まれたり大きな力になったりするたとえ。〈『大智度論』〉 0
別辞 ベツジ [1],[0] 別れのあいさつ。送別の言葉。「―を述べる」 0
皇居 コウキョ [1] 天皇の平常の住まい。宮城(キュウジョウ)はその旧称。皇宮 0
評定所 ヒョウジョウショ ①鎌倉幕府の役所で、評定衆が事務を取り扱ったところ。 ②江戸幕府の置いた最高の裁判機関。老中・大目付・三奉行などが政治の合議を行った。 0
浮雲朝露 フウンチョウロ 不安定で当てにならないたとえ。物事のはかないたとえ。〈『周書』〉朝露夕電 0
鈴柴胡 すずサイコ ガガイモ科の多年草。草原に自生。葉は細長いササの葉形。夏、茎の上部に淡黄緑色の小花をつける。由来つぼみが鈴に、全体がセリ科のミシマサイコに似ていることから。 0
親愛 シンアイ [0] 人に対して親しみと愛情をもっていること。「―の情」「―なる皆様」 0
行狭 くだりせば 文章の行間が狭いこと。 1
重宝 チョウホウ [1] ①使い勝手がよく便利なこと。「これは―なガイドブックだ」 ②大切な宝物。 表記①「調法」とも書く。 参考②「ジュウホウ」とも読む。 0
藪蘇鉄 やぶソテツ オシダ科のシダ植物。山地や林野に自生。葉は羽状複葉で、羽片は楔(くさび)形。葉の裏に胞子嚢(ノウ)が散らばってつく。 表記「貫衆」とも書く。 0
常春 とこはる [0] 一年中春のような気候であること。「―の国はいつも花盛りだ」 0
白河夜船 しらかわよふね [5],[2] 知ったかぶり。また、熟睡して前後を知らないことのたとえ。「―の高いびき」由来京都を見てきたといつわる者が京都の白河(しらかわ)のことを聞かれて、川の名だと思い、船で夜通ったから知らないと答えた話から。表記「白河」は「白川」、「夜船」は「夜舟」とも書く。
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・四字熟語根掘り葉掘り33 「白河夜船」のウソと真実 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
重厚 ジュウコウ [0] 重々しくどっしりと落ち着いていること。また、そのさま。「―な文章」「―なセリフを聞かせる劇」 0
親の光は七光(ななひかり) おやのひかりはななひかり 親の名声や地位が有利にはたらいて、その子が世間から多大な恩恵を受けること。 親の光は七とこ照らす 0
海路 うなじ [1] 海上の船の通る道。航路。うみじ。陸路(くがじ)参考「カイロ」とも読む。 1
移入 イニュウ [0] ①移し入れること。「感情―」 ②国内のある所から他の所に、また、植民地から本国に貨物を入れること。移出参考②外国から入れる場合は「輸入」を用いる。 0
樸実 ボクジツ 飾り気がなく誠実なこと。質朴。「―な好青年」表記「朴実」とも書く。 0
雑学 ザツガク [0] 広くいろいろな分野や方面にわたる系統立っていない学問や知識。 0
住む す-む [1] そこに長くとどまり生活をする。「子どものころから団地に―む」 0
嫌い きら-い [0] ①きらうさま。いやだと思うさま。「セロリは―だ」「親しかった人を―になる」 ②よくない傾向。「安易な方に流れる―がある」 ③差別。区別。「身分の―なく」参考③「嫌いなく」の形で用いる。 0
惚れる ほ-れる [0] ①恋い慕う。「一目で―れる」 ②夢中になる。うっとりする。「聞き―れる」 0
族生 ゾクセイ [0] 草木が群がり生えること。 「簇生」の書きかえ字。 0
答弁 トウベン [1] 質問に答えて、弁明・説明をすること。また、その答え。「市議会での市長の―を傍聴する」 0
雉兎 チト キジとウサギ。また、それらを捕らえる猟師。 0
拳匪 ケンピ 「義和団」の別称。一九世紀末、中国の山東省で組織された結社。外国人の居留地をおそい、北京(ペキン)にあった各国公使館を包囲した。参考「団匪」ともいう。 0
交際 コウサイ [0] 人と行き来すること。つきあい。まじわり。「―家」 0
春霖 シュンリン [0] 春のなが雨。春の季節に降る梅雨のような雨。 春 0
慈姑 くわい [0] オモダカ科の多年草。中国原産。水田で栽培。葉はやじり形。地下の球茎に芽が出ていることから縁起をかついで正月などに食べる。 春 由来「慈姑」は漢名から。 1
学級 ガッキュウ [0] 学校で、授業のために、生徒を一定の人数に組分けしたもの。クラス。組。「―経営」「―新聞を発行する」 0
未申 ひつじさる [4] 十二支で表した方角の呼び方で、未と申の間。南西。表記「坤」とも書く。 0
相碁井目 あいゴセイモク 人の実力の差はさまざまで、何事にも力の差はあるということ。囲碁の腕前にたとえた語。「相碁」は、腕前が同じ者どうしで打つ碁の意。「井目」は、実力が劣るほうが前もって碁盤上に九つの碁石を置いて対戦すること。 0
兵戈 ヘイカ [1] ①ほこ。武器。「隣国と―を交える」 ②戦争。 ①②干戈(カンカ)・兵革・兵甲参考「戈」は、ほこの意。 0
生類 ショウルイ [1] いのちあるもの。動物。「―憐(あわれ)みの令」 0
三隣亡 サンリンボウ 陰陽道(オンヨウドウ)の九星の一つ。この日に建築を始めると火事などの災いが起こって、隣近所三軒をほろぼすという迷信がある。 0
諾威 ノルウェー ヨーロッパ北部、スカンジナビア半島西部にある立憲君主国。森林資源に恵まれ、木材やパルプを産出。水産業が盛ん。首都はオスロ。 1
蹴出し けだし 女性が着物を着るとき、腰巻が見えぬようにその上から着るもの。すそよけ。 0
人格 ジンカク [0] ①人が、一人の人間として価値をもち、独立するときに必要な精神的資格。 ②ひとがら。人の品性。 人品 ③複雑な精神現象を統一している人の全体的特性。「多重―」 ④法律上の行為をなしうる主体。 0
名は実の賓 なはジツのヒン 名目には実質が伴っていなければならないということ。「実」は内容や実質、「賓」は客の意で、名は実質の賓客のようなものである意から。由来 中国古代の伝説上の聖天子・尭帝(ギョウテイ)が高潔の士とされる許由(キョユウ)に帝位を譲ろうとしたときに、許由は「よく治まっている天下で自分が天子となっても、それは名目だけで、私は主人のいない客のようにむなしい存在になってしまう」と言って譲位を辞退した伝説から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
兜菊 かぶとギク トリカブトの別称。 鳥兜(とりかぶと) 0
積毀骨を銷す セッキほねをショウす 悪口も積み重なると、ついには硬い骨も溶かしてしまう。多くの人の言うことの恐ろしさをたとえたもの。「毀」はそしる、「銷」は溶かす意。衆口金を鑠(と)かす 0
格致日新 カクチニッシン 物事の本質を追究して知識を高め、日々向上していくこと。「格致」は「格物致知」の略。「日新」は日々向上すること。 格物致知(カクブツチチ) 0
本山 ホンザン [1] ①一宗一派の中心となって、末寺を統轄する寺。「大―永平寺」 ②この寺。当山。 ③中心になるもの。元締。「柔道の総―」 0
湿舌 シツゼツ [0] 水蒸気を多く含む気団の一つ。南方より日本列島へ流れこみ、豪雨の原因となる。天気図で、舌を出した形になる。 0
疎開 ソカイ [0] 戦災などの被害を少なくするため、都市部の建物や住民を地方に分散すること。「学童―」 疎散 表記「疏開」とも書く。 0
金的 キンテキ [0] ①円を描いた金色の的(まと)。 ②困難だが手にいれたいと願う目標。「―を射当てる(みんなのあこがれているものを、自分のものにする)」 0
首位 シュイ [1] 第一の位。一番。「―に並ぶ」 首席 末位 0
奉行 ブギョウ [1] ①主君の命令を受けて行うこと。また、その人。 ②鎌倉時代に始まり、江戸時代まで幕府の政務を受けもった武家の長官の職名。江戸幕府は寺社奉行・勘定奉行・町奉行など、全国に多くの奉行を設置した。 0
補欠 ホケツ [0] 欠けて不足した人や物を補うこと。また、そのために用意しておく予備の人や物。「―の選手」「衆議院議員の―選挙」 0
細細 ほそぼそ [3] ①きわめて細いさま。細くて弱いさま。「―とした声」「―と続く田舎道」 ②ある状態がやっと続いているさま。どうにかこうにか。「安月給で―と暮らす」 0
劈開 ヘキカイ [0] ①さき開くこと。ひびが入り、割れること。 ②長石などの結晶体が一定方向に割れること、また、その性質。 0
一時 イチジ [2] ①ある限られた時。しばらく。しばし。少しの間。「―中断する」 ②過去のある短い時。かつて。その当時。「―はどうなることかと気が重かった」 ③その場限り。その時だけ。臨時。「―しのぎに服の破れをかがる」 0
悲話 ヒワ [1] その人物や事柄にまつわる心が痛む話。悲しい物語。「タイタニック号の―を映画で見た」 0
異教 イキョウ [0] 自分の信仰しているものとはちがう宗教。特に、キリスト教で、他の宗教を指していう。「―の徒」異宗・邪教 0
翠華・翠花 スイカ 天子の旗。 由来昔、中国で、天子の旗をカワセミの羽で飾ったことから。「翠」はカワセミの意。 0
俊英 シュンエイ [0] 才知にすぐれ、ひいでていること。また、そのような人。「彼はクラスの―だ」 俊才・俊秀 0
劇震 ゲキシン [0] ひどく揺れるはげしい地震。家屋の倒壊や地割れ・山崩れが起きる。表記「激震」とも書く。 0
暗室 アンシツ [0] 写真の現像や生物・化学の実験などのために、外からの光が入らないようにしてある部屋。 0
下宿 ゲシュク [0] 部屋代や食費などを支払い、他人の家の部屋を借りて住むこと。また、その家。「―を探す」「―人」 0
虚言 そらごと [0] 本当ではない言葉。うそ。いつわり。表記「空言」とも書く。参考「キョゲン」とも読む。 1
対等 タイトウ [0] 双方に優劣・上下の差がないこと。「―に渡り合う」互角・同等・平等 0
減速 ゲンソク [0] 速度が落ちること。速度を遅くすること。加速 0
竹夫人 チクフジン 夏の夜、涼をとるために寝床で抱いたり手足を寄せかけたりする、円筒形の竹のかご。抱きかご。夏 0
苦心 クシン [2],[1] 物事を作り出したり解決したりしようと、心をくだいて努力し苦労すること。「―の末、完成した」 0
孤独 コドク [0] 頼るものがなく、ひとりぼっちであること。「―な都会生活」参考「孤」も「独」もひとりぼっちの意。 0
茫洋 ボウヨウ [0] 広く限りないようす。また、広すぎて目当てのつかないようす。「―たる荒地」「―とした人柄」表記「芒洋」とも書く。 0
願文 ガンモン [0],[1] ①仏や菩薩(ボサツ)の本願を書き表したもの。 ②神仏への願いごとを書きつけた文書。発願文。 0
雲 くも [1] ①空中に上昇した水蒸気が冷えて水滴や氷晶となり集まって浮かんでいるもの。 ②ひろがったりたなびいたりするもののたとえ。 ③とらえ所のないもの。「―をつかむような話」 ④晴れ晴れとしないさま。「心の―を吹き飛ばす」 ⑤高い地位。「―の上の人」 0
凍死 トウシ [0] 寒さのために、こごえ死ぬこと。こごえ死に。冬 0
起つ た-つ ①立ち上がる。身を起こす。 ②行動を起こす。「祖国のために―つ」 ③出発する。飛び立つ。「明日の朝―ちます」 0
木履 ボクリ [1],[0] ①木で作ったはきもの。げた・木靴など。 ②「木履(ポックリ)」に同じ。 0
寂寞・寂漠 ジャクマク 「寂寞(セキバク)」に同じ。 0
点額 テンガク ①額に字や画をかくこと。 ②試験に落第すること。「竜門―」由来②鯉(こい)が竜門を登れば竜となり、失敗すれば額に傷をつけて帰るという伝説から。 0
同心 ドウシン [0] ①心を同じにすること。「一味―」 ②中心が同じであるもの。「―円」 ③江戸時代の奉行所などの下級役人。与力の下で雑務・警察のことに従事した。 0
属吏 ゾクリ [1] ①下級の役人。 ②ある人の部下の役人。 ①②属官 0
剪滅 センメツ うち滅ぼすこと。「敵の軍隊を―する」 表記「翦滅」とも書く。 0
稲荷 いなり [1] ①五穀をつかさどる神。また、その神をまつる神社。 ②キツネの別称。 ③油揚げ。また、「いなり寿司」の略。由来②キツネを①の使いとする俗信から。 ③油揚げがキツネの好物とされることから。 1
除く のぞ-く [0] ①とり去る。「心配の種を―く」 ②別にする。はずす。「未成年者は会員から―く」 ③殺す。「じゃま者を―く」 0
金糸雀 カナリア [3] アトリ科の小鳥。大西洋カナリア諸島原産。ふつう黄色で、姿・声とも美しい。観賞用に飼育。 由来「金糸雀」は漢名から。参考「キンシジャク」とも読む。 1
梧桐 ゴトウ [0],[1] アオギリの別称。夏参考「ゴドウ」とも読む。 梧桐(あおぎり) 0
敬弔 ケイチョウ 死者を、つつしんでとむらうこと。「―の意を表す」 0
蹇む なや-む 足がなえて歩けずに、ゆきなやむ。物事が思うように進まずに苦しむ。 0
湾口 ワンコウ [0] 湾の入り口。「東京―」湾頭湾奥 0
楼 たかどの [1] 二階建て以上に造った高い建物。高層の建物。高楼(コウロウ)。 0
冷暗 レイアン 日光をさえぎり、暗くて温度の低いこと。「―所で保存してください」 0
角觝・角抵 カクテイ ①力をくらべること。 ②「角力(すもう)」に同じ。 0
一溜り ひとたまり 少しの間一か所にとどまること。しばらくもちこたえること。「―もない」 0
戯歌 ざれうた [2] ①滑稽(コッケイ)味のある和歌。ふざけて作った歌。俳諧(ハイカイ)歌。 ②狂歌。 0
蓖麻 ヒマ [1] トウゴマの別称。トウダイグサ科の一年草。アフリカ原産。ひまし油をとるために栽培。由来「蓖麻」は漢名から。 0
流用 リュウヨウ [0] 当初決めた目的以外のことに使うこと。「経費の―」 0
膾 なます [0],[3] 生の魚介類や野菜を細かく刻んで酢にひたした料理。「羹(あつもの)に懲(こ)りて―を吹く」表記「鱠」とも書く。参考もとは「膾」は鳥獣の肉、「鱠」は魚肉を細かく切ったものをいった。 0
好悪 コウオ [1] 好き嫌い。「―の感情が激しい」参考「悪」は、憎み嫌う意。 0
中務 なかつかさ 「中務卿(キョウ)」「中務省」の略。中務卿は、中務省の長官。中務省は、律令(リツリョウ)制で太政官八省の一つ。
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漢字の豆知識 「大連」は何をする人? ~読みの難しい役職名~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
喚問 カンモン [0] 議会や裁判所など公的な場所に呼び出して、問いただすこと。「証人として国会に―する」 0
華 はな [2] ①美しくはなやかなこと。また、そのもの。「あの人には―がある」「キャンパスの―」 ②最もよい時期。「あの忙しい時代が―だった」表記「花」とも書く。 0
平気 ヘイキ [0] ①心の状態が落ち着いて穏やかなこと。「彼女は―の様子だ」 ②物事に動じないこと。困難や悪いことがあっても、気にかけないこと。「―の平左(ヘイザ)」「少々の借金は―だ」 ①②平静 ③大丈夫であること。さしつかえのないこと。「失敗しても―だ」 0
珠鶏 ほろほろちょう [0] ホロホロチョウ科の鳥。アフリカ原産。体は丸く、黒地に細かい白斑(ハクハン)がある。顔や首は裸出し、頭上に赤い突起がある。食用。 1
唐人 トウジン [0],[3] ①中国人。 ②外国人。異国人。参考「からびと」とも読む。 0
其奴 そいつ [0],[1] そのやつ。それ。相手側の人や物をぞんざいにいう語。参考「そやつ」とも読む。 1
四海 シカイ [2] ①四方の海。 ②天下。世界。「―波静か(天下泰平であること)」 0
真っ向 まっコウ [3] 真正面。まむかい。ちょうど正面。「―から立ち向かう」 0
遺風 イフウ [0] ①古くから伝わる風習・習慣。 ②後世に伝えられる故人の教え。「あの店は先代の―を受け継いでいる」 0
戦慄く わなな-く [3] 恐れや怒り、寒さなどで体がふるえる。おののく。「恐怖に―く」 1
黄昏 コウコン [0] 「黄昏(たそがれ)」に同じ。 0
行列 ギョウレツ [0] 多くの人や物が列を作って並ぶこと。また、その列。「―のできる店」 0
性悪 ショウわる [0] 性質の悪いこと、また、そのような人。 悪性(アクショウ) 参考「セイアク」と読めば、人間の本性が悪である意になる。 0
蟄居 チッキョ [1] ①虫が地中にこもること。 ②家に閉じこもって外出しないこと。 ③江戸時代、武士以上に与えられた刑の一つで、閉門のうえ外出を禁止し、一室にこもって謹慎させること。 ①②蟄伏 0
廉い やす-い 質や量の割に品物の値段が低い。表記「安い」とも書く。 0
喉輪 のどわ [0] ①のどのあたりに付ける、よろいかぶとの付属具。 ②相撲で、相手のあごの下あたりにてのひらをあてて押す攻め技。 0
瘠地 セキチ 地味がやせていて、作物がよくできない土地。やせ地。 瘠土 0
要式 ヨウシキ [0] 一定の方式にのっとることを、必要とされていること。「―行為」 0
三三五五 サンサンゴゴ [5] ばらばらと、数人ずつかたまって人の行くさま。また、あちこちに家屋などが散らばっているさま。あちらに三、こちらに五という意。〈李白(リハク)の詩〉「子どもたちが―集まってくる」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
国府 コクフ [1] 律令(リツリョウ)制時代、国ごとに置かれた国司の役所。国衙(コクガ)・府中参考「コクブ・コフ」とも読む。 0
才知・才智 サイチ 才能と知恵。考えて物事に対処する能力。「―に長(た)ける」 0
羔 こひつじ [3],[2] 小さなヒツジ。また、ヒツジの子。表記「小羊」とも書く。 0
創る つく-る [2] はじめて事業などを興す。「独立して自分の会社を―った」 0
甲骨文字 コウコツモジ [5] 中国古代の象形文字。甲骨文。 由来カメの甲羅や獣の骨などに刻まれたことから。 0
蜩 せみ [0] セミ科の昆虫の総称。 蟬(せみ) 0
衣蛾 イガ [1] ヒロズコガ科のガ。成虫は約一・五(センチメートル)。幼虫は毛織物などを食害する。 0
肋膜 ロクマク [0] ①胸腔(キョウコウ)の内面に沿って、肺の表面を包んでいる薄い膜。胸膜 ②「肋膜炎」の略。おもに結核菌によって起こる肋膜の炎症。胸膜炎。 0
紫羅欄花 あらせいとう アブラナ科の多年草。南ヨーロッパ原産。春、白や紫紅色などの花を総状につける。観賞用。ストック。 春 由来「紫羅欄花」は漢名からの誤用。 1
鼠算 ねずみザン [3] ①和算の一つ。ネズミの繁殖力を例にとって、そのふえ方を数える問題。 ②ネズミが繁殖するように、数が急激にふえることのたとえ。「―式に増加する」 0
悉皆成仏 シッカイジョウブツ すべての生きとし生けるものは、すべて仏になるということ。 0
喙 くちばし [0] 鳥類などの口先の、角質のさやでおおわれ突き出た部分。突き出した口。「―が黄色い(経験が浅い人)」 0
胸臆 キョウオク [0] ①胸。胸部。 ②心。心中の思い。胸奥(キョウオウ)参考「胸」も「臆」もむねの意。古人は考えが胸から出るとしていた。 0
惚気 のろけ [0],[3] 配偶者や恋人のことを得意になって話すこと。また、その話。「―話は聞き飽きた」 1
下風 おろし [0] 山から吹き下ろす強い風。「赤城(あかぎ)―」表記「颪」とも書く。 1
槎 いかだ 木や竹を並べて縄などで結びつけ、水に浮かべたもの。河川の運輸・交通に用いる。「―で川を下る」 0
寝言 ねごと [0] 寝ているとき無意識に言う言葉。転じて、筋が通っていない言葉。たわごと。「くだらない―を言うな」 0
入荷 ニュウカ [0] 店や市場に商品が入ること。「―したばかりの品です」「取り寄せ品の―状況を確認する」出荷 0
貊 えびす 古代の中国で、北方に住んでいた異民族をさげすんでいった語。 0
創立 ソウリツ [0] 新たにつくり上げること。「学校の―記念日」 創設 0
和服 ワフク [0] 日本古来の衣服。着物。「―を着る機会が少なくなった」洋服 0
有益 ユウエキ [0] 利益のあること。ためになること。「―な体験をする」有効・有用・有利無益 0
惜春 セキシュン [0] ①過ぎ行く春を惜しむこと。 春 ②青春が過ぎ去るのを残念に思うこと。 0
実相 ジッソウ [0] ①実際のありさま。真実。「―を伝える」 ② この世のあらゆるものの真実の姿。不変の真理。 法性(ホッショウ)・真如(シンニョ) 0
倉皇 ソウコウ [0] あわてふためくさま。あわただしく急ぐさま。「―として逃げ去った」 「蒼惶」の書きかえ字。 0
査収 サシュウ [0] 金銭や品物や書類などを、調べて受け取ること。「製品を―する」 0
意地 イジ [2] ①自分が思ったことを通そうとする強い気持ち。「こればかりは―を通したい」 ②気立て。性格。「―が悪い」 ③物欲や食欲。「食い―が張る」「―きたない」 0
陶器 トウキ [1] ①原料の土をねって形をつくり、釉(うわぐすり)をかけて焼いた器。磁器土器 ②陶器・磁器類の総称。やきもの。せともの。 0
鎮痙剤 チンケイザイ [3],[0] けいれんやけいれん性の痛みをしずめる薬。 0
水分 みくまり [1] 山から流れでる水が分かれる所。分水嶺(ブンスイレイ)。 由来「水配り」の意から。 1
不用心 ブヨウジン [2] ①用心しないこと。警戒の足りないこと。「鍵(かぎ)をかけないのは―だ」 ②物騒なこと。「この街は―だ」表記「無用心」とも書く。 0
叢時雨 むらしぐれ [3] 初冬、ひとしきり降ってはやみ、やんでは降る小雨。 冬 表記「群時雨・村時雨」とも書く。 1
図鑑 ズカン [0] 同類のものの図や写真を集めて説明した本。「植物―で調べる」 図譜 0
謹厳 キンゲン [0] うわついたところがなく、非常にまじめなこと。「―な態度」 0
綸子 リンズ [0],[1] 精練した生糸で模様を織り出した、地が厚く光沢のある絹織物。表記「綾子」とも書く。 0
音叉 オンサ [1] U字形をした鋼鉄の棒に台や柄(え)をつけた道具。たたくと一定の振動数の単音が出る。楽器の調律や音の実験などに使用される。 0
膝栗毛 ひざくりげ 歩いて旅行すること。 参考膝を栗毛のウマの代わりにする意。「東海道中―」 0
樗蚕 しんじゅさん ヤママユガ科のガ。大形で褐色。幼虫はシンジュ・ニガキなどの葉を食べる。表記「神樹蚕」とも書く。 1
猿引・猿曳 さるひき サルに芸をさせて見物料をとる見世物。猿回し。新年 0
悪食 アクジキ [0] ①人がふつう食べないものを好んで食べること。 ②粗末な食事。粗食 参考「アクショク」とも読む。 0
起工 キコウ [0] 工事などを始めること。「―式」着工竣工(シュンコウ)・完工 0
驚異 キョウイ [1] ふつうでは考えられないほどの驚き。「―的な記録を出した」 0
緩急自在 カンキュウジザイ 状況に応じて早めたり、おくらせたりして、思うままにあやつること。一張一弛(イッチョウイッシ) 0
拝所 うがんじゅ 沖縄で、神を拝む場所。神がおりてきたとされる岬なども指す。 1
漫言 みだりごと [0] いいかげんな言葉。冗談。ざれごと。みだれごと。参考「マンゲン」と読めば別の意になる。 0
囿 その 垣根で囲まれた庭。かつてはその中で鳥獣を放し飼いにした。 0
報いる むく-いる [3] ①人から受けた物事に対して、こたえる。「親の苦労に―いたい」「善意に―いる」 ②仕返しをする。「一矢を―いる」 0
捏ね揚げ つくねあげ 鶏(とり)のひき肉や魚のすり身に片栗(かたくり)粉や卵をまぜてこね、丸めて油で揚げた料理。つくね。 0
秘匿 ヒトク [0] 第三者には、ひそかに隠しておくこと。「金塊を―している」「取材源を―する」隠匿 0
察言観色 サツゲンカンシキ 相手の言葉や顔つきから、その人の性質や考え方などを見抜くこと。「言」は言葉。「色」は顔色・顔つき。〈『論語』〉 0
容易い たやす-い [3],[0] やさしい。簡単である。「―い仕事」 1
一斉 イッセイ [0] 同時に同じ事をするさま。いちどき。「サイレンが―に鳴る」 0
殯 かりもがり 死者を葬る前に、しばらくの間、遺体を棺におさめて安置すること。もがり。あらき。 0
冬ざれ ふゆざれ 冬の草木が枯れてもの寂しいようす。また、そのころ。冬 0
懦弱 ダジャク [0] 気がよわいこと。意気地がないこと。柔弱(ニュウジャク) 0
燎原の火 リョウゲンのひ 物事が非常な勢いで広がり、とどめることのできないたとえ。野原を焼く火の意から。〈『春秋左氏伝』〉「反乱は―のように広がった」 0
聯繫 レンケイ 互いに深いかかわりをもち、つながっていること。また、そのつながり。表記「連係」とも書く。 0
郊外 コウガイ [1] 市街地周辺の、まだ田畑が残っている地域。「―の住宅地に住む」近郊 0
遺臭万載 イシュウバンサイ 悪名や悪評を後世までのこすこと。「遺」はのこす意、「臭」は悪臭のことで、悪い評判のたとえ。「万載」は万年のことで、いつまでもの意。〈『晋書(シンジョ)』〉垂名竹帛(スイメイチクハク) 0
青い あお-い [2] ①青色や緑色などをしている。「―い梅の実」 ②若くて未熟である。「そんなに怒るとはまだ―い奴だ」 ③病気や心配事などで顔色が悪いさま。「貧血で顔色が―い」 0
早晩 ソウバン [0] ①遅かれ早かれ。いつかは。いずれは。「このままでは―行き詰まるだろう」 ②早いことと遅いこと。 ③朝晩。朝夕。 0
君子は争う所無し クンシはあらそうところなし 君子は他人と争うようなことはしないということ。〈『論語』〉 0
粉 デシメートル [2] 長さの単位。一(メートル)の一〇分の一。一〇(センチメートル)。 0
肥担桶 こえたご [0] 肥料にする糞尿(フンニョウ)を運ぶおけ。肥桶。 1
支援 シエン [0] 力を貸して助けること。力添え。「交通遺児を―する」 援助・後援 0
眼孔 ガンコウ [0] ①眼球の入っているあな。眼窩(ガンカ) ②見識の範囲。 0
係わる かか-わる [3] つながりがある。関係する。かかる。「会社の設立に―る」「君の名誉に―る問題だ」 0
条理 ジョウリ [1] 物事の道理。物事のすじみち。「―にかなった言い分」「―を説く」「不―な社会」 0
実況 ジッキョウ [0] 物事の実際の状況。「野球の―放送」「事件の―見分」 0
売春 バイシュン [0] 女性が金品を得るため、不特定の男性と性交すること。「―防止法」売淫(バイイン)・売笑買春参考「春」は色欲の意。 0
千代紙 ちよがみ [2] いろいろな模様を色刷りにした紙。折紙で遊んだり、人形を作ったり、小箱に貼(は)ったりする。「―細工」 0
蹈襲 トウシュウ [0] 踏襲 0
野鄙 ヤヒ [1] 野卑 0
終生・終世 シュウセイ 命を終えるまでの間。一生。生涯。「彼の恩は―忘れない」 終身 0
文士 ブンシ [1] 詩文などをつくることをなりわいとする人。特に、小説家。「三文(サンモン)―」「―の端くれ」文人 0
路銀 ロギン [0] 昔の言葉で、旅の費用。旅費。「―が尽きる」路用・路費 0
雷霆 ライテイ [0] 激しいかみなり。夏参考「霆」は稲光・雷鳴の意。 0
奇術 キジュツ [1] ①手品。仕掛けや手さばきで人の目をくらまし、不思議なことが起こったように見せる芸。魔術 ②不思議なわざ。 0
具備 グビ [1] 必要なものが十分にそろっていること。「指導者の素質を―している」 0
効顰 コウヒン 善悪を区別することなく人の真似をすること。故事 中国古代、西施(セイシ)という美人が胸を病んで苦痛にまゆをひそめた姿が美しかったのを見て、同郷の醜い女がそのまねをしたところ、だれもが気味悪がったことから。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「顰(ひそ)みに効(なら)う」ともいう。 0
購買 コウバイ [0] 買うこと。買い入れること。「学校の―部」「―力が上がる」「―層を絞った商品開発」購入 0
粗目雪 ざらめゆき [3] ざらめ糖のように粒のあらい積雪。春の日中にとけた雪が夜間に再び凍り、それを繰り返すうちにできる。 冬 1
仲の良いで喧嘩する なかのよいでケンカする 仲がよければよいで、互いに遠慮や我慢がなくなり、かえってよく喧嘩をするものだということ。 0
標野 しめの 皇族や貴族が所有する野原で、一般の出入りを禁じた所。狩猟などの場とされた。禁野 0
修竹 シュウチク 長く生長したタケ。また、それが集まった竹林。竹やぶ。 表記「脩竹」とも書く。 0
合羽 カッパ [0] ①雨よけのマント。あまがっぱ。 ②雨よけに荷物にかける防水性の桐油紙(トウユがみ)。参考「カッパ」はポルトガル語から。 1
不妊 フニン [0] 妊娠しないこと。「―手術」 0
技官 ギカン [1] 特別な技芸や学術に関する知識や技能をもち、それらに関する仕事を受けもっている国家公務員。 0
辻斬り つじぎり [0] 腕試しや刀の切れ味をみるため、武士が夜、路上で通行人を斬(き)ること。また、そういう武士。 0
風雲児 フウウンジ [3] 社会の変動期などに乗じて、活躍する人。「政界の―」 0
皇太子 コウタイシ [3] 次の天皇の位を継承する皇子。東宮(トウグウ)。 0
楼観 ロウカン [0] たかどの。特に、物見台をいう。参考「楼」も「観」もたかどのの意。 0
挙行 キョコウ [0] 行事を正式にとり行うこと。「卒業式を―する」 0
承引 ショウイン [0] 納得して引き受けること。「依頼を―する」 承知・承諾 0
弱気 よわキ [0] ①気が弱いこと。消極的なさま。「―な性格」 内気・気弱 ②相場が下落すると予想すること。 ①②強気 0
好学 コウガク [0] 学問が好きなこと。熱意をもって学問にとりくむこと。「―の士」 0
爆米 はぜ もち米を煎(い)って膨らませた食品。江戸時代、年賀の客に出したり、雛(ひな)の節句の菓子とした。新年表記「葩煎」とも書く。 1
深間 ふかま [0],[3] ①川などの深み。「―にはまる」 ②男女の交情が非常に深いこと。 0
出廬 シュツロ [2] 引退していた人が再び世に出て活躍すること。 故事中国の三国時代、諸葛亮(ショカツリョウ)(孔明(コウメイ))が蜀(ショク)の劉備(リュウビ)の三顧の礼に感激して廬(いおり)を出て、蜀に仕えたという故事から。 0
熟視 ジュクシ [1] じっと見つめること。「相手の顔を―する」 凝視 0
巻き舌 まきじた [0] 舌の先をまくようにする、勢いのよい言い方。「―でまくしたてる」 0
化粧 ケショウ [2],[0] ①口紅やおしろいなどで顔を美しく飾ること。「うっすらと―する」 ②外観をきれいにすること。「壁を―する」表記「仮粧」とも書く。参考①「けわい」とも読む。 0
正業 セイギョウ [0] きちんとしたまともな職業。かたぎの仕事。「―につく」 0
阿附迎合 アフゲイゴウ 相手に気に入られようとして、へつらい、こびること。「阿附」は、人の機嫌をとり、へつらいしたがう、「迎合」は、人の気に入るように調子を合わせる意。表記「阿附」は「阿付」とも書く。阿追従(アユツイショウ)・阿便佞(アユベンネイ)・世辞追従(セジツイショウ) 0
花鑢 はなやすり ハナヤスリ科のシダ植物。原野に自生。葉は卵状長楕円(ダエン)形。 由来胞子穂の形がやすりに似ることから。表記「瓶爾小草」とも書く。 0
謹製 キンセイ [0] 製造元がへりくだって記す語。「つつしんでお作りしました」の意。 0
定式幕 ジョウシキマク 歌舞伎(カブキ)舞台で用いる正式の引き幕。黒・柿(かき)色・萌黄(もえぎ)色の三色の縦縞(たてじま)。 0
百部 ビャクブ ビャクブ科のつる性多年草。中国原産。江戸時代に渡来。夏、淡緑色の四弁花をつける。根は薬用。 0
高邁 コウマイ [0] 人格などがけだかくすぐれているようす。「―な精神」参考「邁」は他人よりすぐれている意。 0
官官接待 カンカンセッタイ [5] 公務員どうしが、公金を使ってもてなし合うこと。「官官」は役人どうしの意。 0
厚地 あつジ [0] 厚みのある織物の生地。「―のコートを着こむ」厚手薄地 0
韓紅 からくれない 深く美しい紅色。 由来韓から伝来した紅の意から。表記「唐紅」とも書く。 0
盗用 トウヨウ [0] 他人の発明や所有物を、許可なく使うこと。「アイデアを―する」 0
格納 カクノウ [0] 航空機などを一定の場所に納め入れること。倉庫などにしまい入れること。「―庫」 0
吟じる ギン-じる [3],[0] ①詩歌を声に出してうたう。口ずさむ。 ②詩歌などを作る。 0
血盟 ケツメイ [0] 互いに血判を押して、固く誓うこと。「―を交わして決起する」 0
土語 ドゴ [1] その土地で昔から使われている言葉。方言 0
殍 うえじに 食べる物がなくて死ぬこと。また、空腹で死んだ人。餓死 0
盗聴 トウチョウ [0] 他人の電話などをこっそり聞くこと。ぬすみ聞き。「―器を仕掛ける」 0
猿猴 エンコウ [0] ①サル類の総称。特に、テナガザルのこと。 ②河童(かっぱ)の別称。 0
妖星 ヨウセイ 凶事が起こる前兆として出現すると信じられた星。彗星(スイセイ)など。 0
妾宅 ショウタク [0] めかけを住まわせる家。 本宅「あの作家は―に入り浸りだ」 0
深層 シンソウ [0] 目に見えない物事の奥深く隠れたところ。 表層 0
臥所・臥処 ふしど 夜寝るところ。寝床(ねどこ)。寝室。 1
油紙 ユシ [1] 油をしみこませた防水用の薄い紙。参考「あぶらがみ」とも読む。 0
綸旨 リンジ [1] 昔、天皇の命を受けて蔵人(くろうど)が書いて出した文書。詔勅(ショウチョク)参考綸言の趣旨、綸言の内容の意。「リンシ」とも読む。 0
恪勤 カクゴン ①「恪勤者」の略。平安時代、親王や大臣に仕えた武士。また、鎌倉時代、宿直(とのい)をつとめた下級武士。 ②「恪勤(カッキン)」に同じ。参考「カクゴ」とも読む。 0
竹籤 たけひご [0] 竹を細かく割って削ったもの。竹細工などに用いる。竹のひご。「―で模型飛行機のつばさを作る」 0
内奏 ナイソウ [0] 内々に天皇に申し上げること。参考「奏」は天皇や君主に申し上げる意。 0
当該 トウガイ [0] ①前にのべたことに関係がある。その。「―事項」 ②その受け持ちであること。「―部署に問い合わせる」 0
放送 ホウソウ [0] 多くの人に伝えることを目的として電波を使い、音声や映像を送ること。また、その番組や情報。「テレビの深夜―」「ラジオ―局」「有線―」「館内―」 0
金盥 かなだらい [3] 金属でできた、たらいや洗面器。 0
膠柱 コウチュウ 物事や規則などにとらわれすぎて、融通のきかないこと。 由来「琴柱(ことじ)に膠(にかわ)す」から出た語。琴柱を膠で固定すると音調を変えることができなくなることから。 0
功伐・功閥 コウバツ 手柄。功績。参考「功」も「伐・閥」も手柄の意。 0
御影供 みエイク ①故人の絵像をかかげて供養する法会(ホウエ)。多く、弘法(こうぼう)大師の忌日の三月二一日の供養をさす。 ②柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)の絵像をかかげて和歌を詠む会。春参考「みエク」とも読む。 0
移民 イミン [0] よその国に移り住むこと。また、その人。移住 0
図らずも はか-らずも [3],[2] 思いもよらず。意外にも。「―代表に選ばれた」 0
榛の木 はんのき [1] カバノキ科の落葉高木。山野の湿地に自生。早春、葉よりも先に紫褐色の尾状の雄花穂と、紅紫色の楕円(ダエン)状の雌花穂をつける。実は松かさ状で染料に用いる。 0
絶妙 ゼツミョウ [0] このうえなくすぐれているようす。「―のタイミング」「投手の配球は―だった」 巧妙 0
瞑眩 メンゲン 目がくらむこと。めまい。特に、強い薬の反応で起こるめまい。参考「メンケン・メイゲン」とも読む。 0
柔らかい やわ-らかい [4] ①かたさやとげとげしさがない。しなやかなさま。ふんわりしているようす。「薄くて―い布地です」「―いパン」 ②おだやかなさま。「表情が―い」「―い口調で話す」 0
笑う わら-う [0] ①うれしさ・おかしさ・照れくささなどの表現として、顔の筋肉をやわらげたり声を出したりする。「楽しそうに―う」 ②ばかにする。あざける。「ライバルの失態を―う」 ③開く。ゆるむ。「ひざが―う(ひざががくがくする)」 0
禅杖 ゼンジョウ 座禅で眠気をもよおしたときに、修行僧がたたいて戒めるための、先にやわらかい球のついた竹の杖(つえ)。 0
芳恩 ホウオン [0] 相手から受けた恩情を敬っていう語。御恩。おかげ。 0
田吾作・田子作 たゴサク 農民や田舎の人をあざけっていう言葉。 0
鞠躬 キッキュウ 体をかがめて謹しみ、尊敬の気持を示すこと。参考「キクキュウ」とも読む。 0
潮汐 チョウセキ [0] 月と太陽の引力により、通常一日に二回ずつの満潮と干潮が起こる現象。満ちしおと引きしお。参考満ちしおを「潮」といい、引きしおを「汐」という。また、朝のしおを「潮」、夕方のしおを「汐」という。 0
順接 ジュンセツ [0] 二つの文または句が、意味上一方が成立すれば他方も当然に成立するという関係。「だから」「から」「ので」などで表される接続関係。 逆接 0
試聴 シチョウ [0] 音質などを調べるため、CDやレコードなどをためしに聞くこと。「―室」 0
定宿 ジョウやど [0] そこと決めて、いつも宿泊する宿。泊まりつけの宿。表記「常宿」とも書く。 0
要港 ヨウコウ [0] 軍事・交通・輸送などの面で、重要なみなと。 0
旧聞 キュウブン [0] 以前に聞いた話。古い話。「―に属する」 0
西欧 セイオウ [0] ①ヨーロッパの西部の地域。西ヨーロッパ。 ②明治時代では、東洋に対して西洋。欧州。ヨーロッパ。 0
兄部 このこうべ 中世、寺社・宮中・武家などで力仕事をした人々の長。 1
図体 ズウタイ [1] からだ。なり。「―だけでかい」 参考多く、大きいからだをいう。 0
兼行 ケンコウ [0] ①夜も休まず、二日の道のりを一日で行くこと。また、そのように急いで仕事をすること。「昼夜―で作業を進める」 ②同時に二つ以上のことをすること。 0
大黒 ダイコク [0],[4] ①「大黒天」の略。仏・法・僧の三宝の守護神。中国や日本では、食物の神として寺の台所にまつった。 ②七福神の一人。頭巾(ズキン)をかぶり、左肩に大きな袋を負い、右手に打ち出の小づちを持つ福徳の神。 ③僧の妻の俗称。 0
上枝 ほつえ [0] 木の上のほうの枝。はつえ。 下枝(しずえ) 由来「秀(ほ)つ枝」の意から。 1
鳳尾松 そてつ ソテツ科の常緑低木。由来「鳳尾松」は漢名から。 蘇鉄(ソテツ) 1
泣き寝入り なきねいり [0] ①泣きながら眠りこむこと。 ②不当なことに対して不満に思いながらも、がまんしてあきらめること。「仕方なく―する」 0
木叩 きたたき [2] ①キツツキの別称。 ②キツツキ科の鳥。東南アジア・朝鮮半島に分布。日本では、対馬(つしま)で天然記念物に指定されていたが絶滅。カラスぐらいの大きさで、胸・腹・翼の一部が白色以外は黒色。雄は頭頂と頰(ほお)が赤い。 0
雑務 ザツム [1] 「雑役(ザツエキ)」に同じ。 0
詰問 キツモン [0] 厳しく責めて問いただすこと。「遅刻の理由を―する」 0
乾声 ひごえ 声がしわがれて出ないこと。表記「失声」とも書く。 0
薄らぐ うす-らぐ [3],[0] ①次第に薄くなってゆく。「夕焼けが―いできた」 ②少なくなる。弱くなる。衰える。「立春を過ぎて寒さが―いだ」「日に日に痛みが―いできた」 0
太極拳 タイキョクケン [4] 中国古来の拳法。ゆるやかな動作を主体とし、現代は武術としてよりも健康法として普及している。 0
王政復古 オウセイフッコ [5] ①武家政治や共和政治などから、再びもとの君主政治に戻ること。 ②日本の明治維新。一八六八(慶応三)年一月三日、討幕派による王政復古の大号令によって江戸幕府が廃され、政権が朝廷に戻ったことをいう。 0
枠組み わくぐみ [0],[4] ①組み立てた枠。 ②物事のおおよその組み立て。だいたいの構成。「計画の―が出来上がる」 0
勁草 ケイソウ [0] 茎がしっかりしていて、強風にも折れない草。また、節操や意志の固い人のたとえ。「疾風に―を知る」 0
職権濫用 ショッケンランヨウ 職務にことよせて、権限を不当に使うこと。特に、公務員についていう。「―で罰せられる」 0
心地光明 シンチコウメイ 心境が澄みきっているさま。心の持ち方が公明正大であるさま。「心地」は心のなか、胸のうちの意。 参考「シンチコウミョウ」とも読む。 公正無私・大公無私 0
大略 タイリャク [0] ①おおよその内容。概要。「小説の―はこのとおりです」大要 ②遠大なはかりごと。また、すぐれた知識。 0
夢 ゆめ [2] ①眠っているときに、さまざまな物事を現実のように見聞きしたり感じたりする現象。「―を見る」「―にも思わない」 ②実現しそうにない空想。また、はかないこと。「すべてが―に終わる」 ③将来実現したいと思う希望。「いつまでも―をもち続ける」 ④現実を離れた甘く楽しい環境や状態。「太平の―」 0
明けの明星 あけのミョウジョウ [0] 夜明け方、東の空にひときわ明るく輝く金星のこと。あかぼし。参考夕方に輝く金星は「宵の明星」という。 0
誘因 ユウイン [0] ある状態や作用をひき起こす原因。「電気火花が―となって爆発した」起因 0
贍す た-す ①不足をおぎなう。 ②めぐみ助ける。めぐむ。 0
燐光 リンコウ [0] ①黄燐(オウリン)が空中で自然に発する青白い光。 ②光を受けた物質が、その光を取り去ったのちも、しばらくの間自ら発光し続ける現象。蛍光 0
競漕 キョウソウ [0] ボートなどで一定の距離をこぎ、その速さをきそう競技。春 0
宋儒 ソウジュ 中国、宋代の儒学者。朱子を代表とする学者たち。 0
緩和 カンワ [0] きびしさ・はげしさなどの程度がゆるやかになること。また、ゆるやかにすること。「規制が―される」 0
係数 ケイスウ [3] ①数学で、一個以上の変数の積にかけられる定数。代数式の項の中の文字に対して数字因数をいう。 ②物理で、ある現象の法則性を表す関係式において、その現象の固有の定数。率。「膨張―」 0
監る み-る ①上から下を見下ろす。 ②見張る。取り締まる。「敵の動向を―る」 0
鳶が鷹を生む とびがたかをうむ ごく平凡な親からすぐれた才能をもつ子が生まれるたとえ。蛙(かえる)の子は蛙 0
真東風 まこち 真東から吹いてくる風。 春 表記「正東風」とも書く。 1
啼く な-く [0] ①涙を流し、声をあげて泣き叫ぶ。 ②鳥や獣などが声を発する。 0
元手 もとで [0] 事業を始めるのに必要な資金。また、利益のもととなるもの。「体が―の職業」資本 0
目は毫毛を見るも睫を見ず めはゴウモウをみるもまつげをみず 他人の欠点は小さなことまで気がつくが、自分の欠点には気がつかないたとえ。目は細い毛まで見ることができるが、自分のまつげを見ることはできない意から。「毫毛」は細かい毛の意。〈『史記』〉 0
分派 ブンパ [1] 学問・芸術・政治などの世界で、中心勢力からわかれ出て一派を立てること。また、その一派。「―行動をとる」 0
規定 キテイ [0] ①物事を規則として定めること。また、その定め。「―の料金」 ②法令の条文として定めること。また、その個々の条文や条項。 0
旅の恥は搔き捨て たびのはじはかきすて 旅先では知っている人もなく、すぐにその場を去ってしまうために、ふだんはしないような恥ずかしいことを平気でするということ。また、そのような行いに対する戒め。 0
玩具 ガング [1] 子どもの遊び道具。「―店で働く」参考「おもちゃ」とも読む。 0
共益 キョウエキ [0] 共同の利益。「―費用」 0
連日 レンジツ [0] 何日も続くこと。毎日。「―酷暑が続いている」 0
熔鋳 ヨウチュウ ①金属をとかして鋳(い)ること。 ②物事をつくりあげること。 0
段落 ダンラク [0] ①長い文章の大きな切れ目。文章中の内容的なひとまとまり。段(ダン)。パラグラフ。「―に分ける」 ②物事の区切り。「仕事が一―する」 0
窶れる やつ-れる [3] ①やせおとろえる。「―れ果てた姿」 ②みすぼらしくなる。 0
湯熨・湯熨斗 ゆのし 布を湯気にあてたり湯でしめらせたりして、しわをのばすこと。 1
術 すべ [1],[2] すべき方法。手段。「なす―がない(どうにもしようがない)」 0
無明 ムミョウ [0],[1] 煩悩にとらわれて、根本の真理が理解できない状態。真実に無知なこと。「―の闇(やみ)に迷う」 0
辛労辛苦 シンロウシンク つらい苦しい目にあって非常に苦労すること。「―に耐える」 参考「辛苦辛労」ともいう。 0
精勤 セイキン [0] ①仕事や学業などに熱心に励むこと。 精励 ②学校や会社などに休まず通うこと。「―賞を受ける」 0
光波 コウハ [1] 光の波動。 0
葱青 ソウセイ ①草木の青々としているさま。 ②ネギの葉。 0
領国 リョウゴク [1] 領地として所有または支配している国。領土 0
抒情詩 ジョジョウシ [2] 作者の感動や情緒を主題としてのべた詩。 叙事詩・叙景詩 表記「叙情詩」とも書く。 0
膺 むね 人体の前面で首と腹の間の部分。 0
今年 ことし [1] 今過ごしている年。この年。本年。「―の運勢」 1
変異 ヘンイ [1] ①ふつうでない出来事。「地殻の―」異変 ②同種の生物間に見られる個体の形態や性質のちがい。また、そのちがいの生ずること。「突然―で現れた昆虫」参考①多く、自然界の変動にいう。 0
私邸 シテイ [0] 個人で所有しているやしき。「会長を―に訪ねた」 私宅 官邸・公邸 0
面繫・面懸 おもがい 馬具の一つ。ウマの頭の上からくつわにかけてつなぐ飾りひも。表記「羈」とも書く。 1
鉄槌・鉄鎚 テッツイ ①大形のかなづち。 ②厳しい制裁のたとえ。「汚職摘発の―が下された」 0
荒磯 ありそ [0] 波があらく岩石の多い海岸。参考「あらいそ」とも読む。 1
潰滅 カイメツ [0] 壊滅 0
女難 ジョナン [0] 男性が、女性との関係で受ける災い。「彼は―の相がある」 0
共催 キョウサイ [0] 複数の団体や組織が共同で催し物を行うこと。「テレビ局と新聞社の―講演」 0
下手 しもて [2] ①下のほう。特に川の下流。上手(うわて)・(かみて) ②芝居などで観客席から見て舞台の左側。上手(かみて)参考①「したて」とも読む。「へた」と読めば別の意になる。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識「同じ漢字でも、読み方で意味が変わる!」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
錦上に花を添える キンジョウにはなをそえる よいもの美しいものに、さらによいもの、美しいものを加えること。「錦」「花」とも善美なもののたとえ。〈王安石の詩〉 0
千変万化 センペンバンカ [5] いろいろと変化してきわまるところがないこと。また、そのさま。「―の様相を呈する」 千変万軫(センペンバンシン) 千篇一律(センペンイチリツ) 0
牧場 ボクジョウ [0] ウシ・ウマ・ヒツジなどの家畜を放し飼いにする所。放牧場。まき。「北海道には―が多い」「―経営」「御料―」参考「まきば」とも読む。 0
几下 キカ [1],[2] おそば。手紙のあて名の脇付(わきづけ)に書いて、相手への敬意を表す語。案下表記「机下」とも書く。 0
思念 シネン [1] いつも心にとめて思っていること。たえず思い考えていること。「―をめぐらす」 0
泰然自若 タイゼンジジャク [0] どっしりと落ち着いていて、少しも物事に動じないさま。意気自如(イキジジョ)・神色自若(シンショクジジャク)右往左往・周章狼狽(シュウショウロウバイ) 0
呉音 ゴオン [0],[1] 漢字の字音の一種。上代に中国南方の呉の地方から伝来したもの。金を「コン」と読むなど。漢音・唐音 0
座布団・座蒲団 ザブトン すわるとき下に敷く小さなふとん。「どうぞ―をお当てください」 0
錨地 ビョウチ [1] 船舶がいかりを下ろしてとまる所。停泊(テイハク)する場所。停泊地 0
素封家 ソホウカ [0] 代々続く財産家。大金持ち。「町の―として知られる」 資産家・富豪 参考「素」は何もない、「封」は領土の意で、位も領地もないが大名と同じくらい財産があることをいう。 0
減反 ゲンタン [0] 作物を耕作する面積を減らすこと。「国の―政策」増反参考「反」は田畑に用いる面積の単位。 0
呶しい かまびす-しい さわがしい。やかましい。かしましい。「―い宣伝カーが通る」 0
生漆 きうるし [2] 木から採取して、まだ精製していないうるし。 0
誰 た [1] だれ。たれ。「が」「そ」を伴って用いることが多い。「―がために鐘は鳴る」 0
枳枸・枳句 キコウ カラタチの曲がってこぶのようになった枝。また、カラタチ。 0
一巡 イチジュン [0] 一回まわること。ひとめぐりすること。「打者―の猛反撃」一周 0
鏃 やじり [0],[3] 矢の先の、射たときに突きささる尖(とが)った部分。矢の先。矢の根。 0
騒然 ソウゼン [0] がやがやとさわがしいさま。「停電で場内は―となった」 0
勧請 カンジョウ [0] ①神仏の出現を願うこと。「田の神を―する」 ②神仏の分霊を神社や寺に移し、迎えまつること。 0
万民 バンミン [0],[3] 多くの民。すべての人々。全国民。「―の幸福」万人 0
傾国 ケイコク [0] 美貌(ビボウ)で君主を惑わし、国をかたむけるほどの美人。絶世の美人。〈『漢書(カンジョ)』〉傾城(ケイセイ)・傾城傾国・一顧傾国 0
油蟬 あぶらぜみ セミ科の昆虫。最も一般的なセミで、体は黒く、はねは褐色で、油の染みついたような斑紋(ハンモン)がある。木の上で「ジージー」とやかましく鳴く。夏 0
狭隘 キョウアイ [0] ①土地などがせまくるしいさま。 ②度量がせまくて窮屈なさま。「―な心の持ち主」 0
御所 ゴショ [1] ①皇族が住んでいるところ。「東宮―(皇太子の居所)」皇居 ②①に住んでいる人。「―様」 0
櫛比 シッピ [1] くしの歯のようにすきまなく並んでいること。「人家が―する」 0
襁褓 おしめ [1],[0] 大小便を受けるために乳児などの股(また)に当てる布や紙。おむつ。参考「むつき」とも読む。「お」は接頭語。「しめ」は「湿(しめ)し」の略。 1
湯池鉄城 トウチテツジョウ 守りの固いたとえ。熱湯の濠(ほり)と鉄の城の意から。〈『漢書(カンジョ)』〉参考「金城湯池」ともいう。 0
外連 ケレン [0] ①芝居などで、受けをねらった宙乗りや早変わりなどの派手な演出・演技。 ②ごまかし。はったり。「何の―もない」 0
間歇 カンケツ [0] 間欠 0
奇特 キトク [0] 特にすぐれて感心なさま。「休日も仕事をする―な人だ」殊勝参考「キドク」とも読む。 0
涯際 ガイサイ 物事の行き止まりになる所。はて。きわまり。際涯 0
鋭利 エイリ [1] ①鋭く切れるさま。「―なナイフ」 ②頭の働きがよいさま。「才知ある―な頭脳」鋭敏 0
懺悔 ザンゲ [1],[3] 過去に犯した罪を後悔して、神や人に告白すること。 参考仏教では「サンゲ」という。 0
異臭 イシュウ [0] 変なにおい。いやなにおい。「―が漂う」悪臭 0
抽く ひ-く 手で引き出す。引き抜く。「くじを―く」 0
見栄 みエ [2] 他人に実際よりもよく見せようとうわべを飾ること。「―を張る」参考「見得」と書くのは当て字。 0
原点 ゲンテン [1],[0] ①測量などの基準となる点。 ②物事のもととなるところ。「もう一度―にもどる」 ③数学で、座標軸が交差する点。 0
糟 かす [1] 酒のもろみをこしたあとに残ったもの。酒かす。 表記「粕」とも書く。 0
利く き-く [0] ①ききめがある。効果が出る。「薬が―く」 ②機能がはたらく。「よく機転の―く人だ」「口を―く(話す。口添えする)」 ③可能である。「保存が―く」 ④通用する。「顔が―く」 0
希世 キセイ [0],[2] 世の中にめったに出現しないこと。希代・絶世表記「稀世」とも書く。 0
追河 おいかわ [0] コイ科の淡水魚。川の中流から上流にすむ。背は暗緑色、腹は銀白色。産卵期の雄は、体側に赤・青などの婚姻色が現れる。代表的な釣り魚。ハヤ。ハエ。夏 0
復啓 フクケイ [0] 返事の手紙で、最初に書くあいさつの言葉。拝復参考「副啓」と書けば「追伸」の意。「フッケイ」とも読む。 0
碼 ヤード [1] ヤード-ポンド法の長さの単位。一(ヤード)は三(フィート)で、約九一・四四(センチメートル)。ヤール。 0
鶏眼草 やはずそう マメ科の一年草。 由来「鶏眼草」は漢名から。 矢筈草(やはずソウ) 1
阿僧祇 アソウギ ①数えきれないほどの大きな数。 ②数の単位。一〇の五六乗。また、一〇の六四乗。 0
新造 シンゾウ [0] ①新しく作ること。また新しく作ったもの。「―の船」 ②他人の妻。特に、若妻。「ご―さん」 ③江戸時代では、武家や商家の妻女。また、若い遊女。 参考②③「シンゾ」とも読む。 0
居士衣 こじエ 羽織状の隠者や僧の着る道服(ドウブク)の一種。こじごろも。 1
佳日 カジツ [1] めでたい日。縁起のよい日。吉日・佳節・佳辰(カシン) 0
玉章・玉梓 たまずさ ①手紙。便り。消息。 ②使者。使い。 由来「たまあずさ」の転。昔、使者が梓(あずさ)の木に結びつけて便りを運んだことから。 1
斑鳩 いかる [0] アトリ科の鳥。低山にすむ。体は灰色で、頭・翼・尾羽は黒色。くちばしは太くて黄色。澄んだ声で鳴く。サンコウチョウ。夏由来「斑鳩」は漢名より。和名は、鳴き声が怒(いか)っているように聞こえることからという。表記「鵤」とも書く。参考「いかるが」とも読む。 1
至孝 シコウ [0] 最高の孝行。このうえない親孝行。「―の志」 0
垂柳 スイリュウ シダレヤナギの別称。 枝垂(シだ)れ柳 0
相剋 ソウコク [0] 相克 0
旌表 セイヒョウ 人の善行をほめたたえて世に広く表示すること。 旌顕(セイケン) 由来忠義を尽くした人の家門にはたを立てて、その人をほめたたえたことから。 0
失費 シッピ [0] 費用がかかること。また、そのかかった費用。「―がかさむわりに効果が少ない」 出費 0
有能 ユウノウ [0] すぐれた才能や能力をもっていること。「―な人材を求む」無能 0
蔗境 シャキョウ 談話や文章などのだんだんおもしろくなるところ。佳境。「―に入る」 由来サトウキビを食べると、根もとに近くなるほどだんだん甘くなることから。 0
背反 ハイハン [0] ①そむくこと。「命令に―する」違反・違背 ②互いに相いれないこと。「戦争は人道に―する」「二律―」矛盾・背馳(ハイチ) 0
索然 サクゼン [0] ①おもしろみや興味のなくなるさま。「興味―」 ②散らばるさま。 0
原罪 ゲンザイ [0] キリスト教で、人類が犯した最初の罪。アダムとイブが神に背(そむ)いて禁断の実を食べた結果、その子孫である人間は生まれながらにその罪を背負っているという。〈『旧約聖書』〉 0
俠客 キョウカク 義理・人情や俠気を表看板に、ばくちなどで世を渡る人。博徒の親分など。渡世人。おとこだて。 0
兼任 ケンニン [0] 「兼務」に同じ。「選手とコーチを―する」兼職専任 0
実行 ジッコウ [0] 実際に行うこと。「計画どおり―する」「不言―」 0
諫争・諫諍 カンソウ 面と向かって、主君をいさめること。争ってまでいさめること。 0
些少 サショウ [0] わずか。すこし。「―ですがお礼の気持ちです」 些些 0
焦心 ショウシン [0] 気をもむこと。心をいらだたせること。また、その心。 焦燥・焦慮 0
町歩 チョウブ [1] 田畑・山林の面積の単位。一町歩は約一(ヘクタール)。 0
叫喚 キョウカン [0] ①大声でわめき叫ぶこと。「阿鼻(アビ)―の巷(ちまた)となる」 ②「叫喚地獄」の略。 0
金鵄勲章 キンシクンショウ [4] 戦功のあった軍人に与えられた勲章。一九四七(昭和二二)年に廃止された。 0
潰し つぶし ①力を加えて押し崩すこと。 ②金属製品を溶かして地金(ジがね)にすること。「―が利(き)く(他のことをする能力がある)」 ③あいている時間を埋めること。「暇―」 0
特例 トクレイ [0] ①特別な例。「―は認めません」通例 ②特別な事例に適用される法規。 0
五徳 ゴトク [0] ①儒教で、人のそなえるべき「温・良・恭・倹・譲」の五つの徳。②炭火などの上に置いて鉄瓶などをのせる、鉄製などの三脚または四脚の輪。 0
戌亥 いぬい [0],[2] 昔の方角の名で、北西。戌と亥の中間。 表記「乾」とも書く。 0
不知 フチ [2],[1] ①知らないこと。 ②知恵がないこと。愚かなこと。 0
重箱で味噌(ミソ)を擂(す)る ジュウばこでミソをする 粗雑で細かい部分に気を配らないこと。四角い重箱ではうまく味噌がすれないことから。 重箱の隅(すみ)を楊枝(ヨウジ)でほじくる 0
主眼 シュガン [0] 最も重要な点。要点。かなめ。「文章の―をとらえる」 眼目 0
乾 ケン [0] 易の八卦(ハッケ)の一つ。天・剛健・帝王・男性・竜などを象徴し、北西の方向に配する。坤(コン) 0
鐘 かね [0] 上からつるし、ついて音を出す金属製のもの。つりがね。また、その音。「除夜の―が響いてくる」 0
仄声 ソクセイ [0] 漢字を平声(ヒョウショウ)・上声(ジョウショウ)・去声(キョショウ)・入声(ニッショウ)の四声(シセイ)(四種の声調)に分けたとき、平声以外の音。 仄韻(ソクイン) 平声 0
鐶 たまき [1] 古代の腕飾りの一種。玉や貝にひもを通し、輪にして腕にまいたもの。表記「環」とも書く。 0
弓箭 キュウセン [0] ①「弓矢(ゆみや)」に同じ。 ②弓矢をとる身。武士。「―の家に生まれる」参考「箭」は矢の意。 0
鰐 わに [1] ①ワニ目の爬虫(ハチュウ)類の総称。熱帯の川や湖にすむ。全身がかたいうろこ状の皮でおおわれ、あしは短く鋭い歯と強力な尾をもつ。肉食性。「―皮の財布」「沼地に大きな―が棲(す)んでいる」 ②サメ類の古名。 0
仏 ほとけ [0],[3] ①悟りを開いた人。仏陀(ブッダ)。 ②仏像。仏法。 ③死者の霊。「―になる」 ④慈悲深い人のたとえ。 0
警笛 ケイテキ [0] 危険などの注意を促すために鳴らす笛。また、その音。特に、車や船などについているものにいう。「―を鳴らす」 0
寧ろ むし-ろ [1] どちらかひとつ選ぶ意を示す語。どちらかといえば。いっそ。「―暑いくらいの天気だ」 0
教養 キョウヨウ [0] ①広く学問や芸術などから得る考え方や心の豊かさ。 ②専門的学問や知識の深いこと。 0
誤る あやま-る [3] うっかりやりそこなう。まちがえる。「操作を―る」「選択を―る」 ②あやまちを犯させる。悪いほうにみちびく。「甘い言葉に身を―った」 0
生姜・生薑 ショウキョウ 漢方で、ショウガの根茎を乾かした薬。鎮咳剤(チンガイザイ)や健胃剤などとする。 参考「しょうが」と読めば別の意になる。 0
好尚 コウショウ [0] ①好み。「上品な―」 ②はやり。流行。「時代の―に合わせる」 0
家猪 ぶた イノシシ科の哺乳(ホニュウ)動物。 由来「家猪」は漢名より。イノシシ(猪)を家畜にしたことから。 豚(ぶた) 1
蜆蝶 しじみチョウ シジミチョウ科のチョウの総称。小形で色彩が美しく、種類が多い。 由来シジミの貝殻の内側に似ていることからという。表記「小灰蝶」とも書く。 0
企む たくら-む [3] 計画する。もくろむ。くわだてる。おもに悪事や秘密などに用いる。「国王の暗殺を―む」「完全犯罪を―む」「よからぬことを―む」 0
壮者 ソウシャ [1] 意気さかんで働き盛りの人。壮年の人。 壮士 0
受精 ジュセイ [0] 雌雄の生殖細胞が合体する現象。動物では、精子と卵子が結合すること。 0
再再 サイサイ [0] いくども。たびたび。「―忠告する」 再三 0
君子に九思(キュウシ)有り クンシにキュウシあり 君子には熟考しなければならない九つのことがある。物をしっかりと見、正確に聞く、表情は穏やかに、姿勢はうやうやしく、言葉は誠実を心がけ、仕事は慎重に、疑問はためらわず質問し、怒るときはその後の困難な事態を思い、利得に対しては道義を考えよということ。〈『論語』〉 0
勇気凜凜 ユウキリンリン おそれず、また失敗や危険をかえりみず、勇ましく物事に立ち向かっていこうとするさま。「凜凜」は勇気の盛んなさま。「―たる武者振り」 0
義い よ-い 正しい。道徳や道理にかなっているさま。私利にとらわれず、筋道をたてるさま。また、忠義の心に厚い。 0
原則 ゲンソク [0] 特例を除き、大部分に当てはまる基本的な規則や法則。「―としてアルバイトは禁止されている」 0
空漠 クウバク [0] ①果てしなく広がるさま。「―とした荒野」 ②つかみどころがないさま。とりとめがないさま。「―たる人生」 0
倒壊 トウカイ [0] 建物などが、たおれてこわれること。 「倒潰」の書きかえ字。 0
立言 リツゲン [0] ①意見や提案を公表すること。また、その意見や提案。 ②後世の模範となるりっぱな言葉を残すこと。また、その言葉。 0
鷲摑み わしづかみ ワシが鋭い爪(つめ)で獲物を捕らえるように、乱暴に物をつかむこと。「賊は紙幣を―にして逃走した」 0
諧謔 カイギャク [0] ちょっとした冗談。おどけ。しゃれ。ユーモア。おどけた話や言葉。「―小説」詼諧(カイカイ) 0
矍鑠 カクシャク [0] 年をとっても心身ともに元気なさま。「―たる老夫婦」故事 中国、後漢の光武帝が、老臣の馬援(バエン)の元気盛んなことを評した故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
致死量 チシリョウ [2] それ以上の量を用いると、人や動物が死ぬという薬物の限界量。「―の睡眠薬を飲む」 0
杯水車薪 ハイスイシャシン 力量がとぼしく、役に立たないたとえ。たった一杯の水を、燃えている荷車一台分の薪(まき)に注ぐ意から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
断然 ダンゼン [0] ①押し切って物事を行うさま。きっぱりとした態度をとるさま。断固・決然 ②程度の差がはっきりしているさま。ずばぬけたさま。「実力において―先頭を行く」 0
富 とみ [1] ①多くの財産や財貨。「巨万の―を築く」 ②豊かな資源や物資。「山の―に恵まれる」 ③「富籤(とみくじ)」に同じ。 0
流涎 リュウゼン ①よだれを流すこと。 ②あるものを非常に食べたい、欲しいと思うことのたとえ。「―の思いだが、金がなくて買えない」 ①②垂涎 0
望蜀 ボウショク [0] 一つの望みを達すると、それ以上のことを望むこと。 隴を得て蜀を望む(ロウ) 0
赤蜻蛉 あかとんぼ [3] 小形で体が赤いトンボの俗称。アキアカネやナツアカネなど。 秋 1
直情 チョクジョウ [0] 偽りや飾りのない正直な気持ち。ありのままの感情。 0
轎夫 キョウフ かごを担ぐ人。かごかき。こしかき。輿丁(ヨテイ) 0
降雨 コウウ [1] 雨がふること。また、ふる雨。「年間―量を示したグラフ」 0
川柳 せんりゅう [1],[3] 江戸時代中期から流行した雑俳の一つ。五七五の一七音からなる短い詩。季語などの制約が少なく、世相の風刺・滑稽(コッケイ)などを交えて描写したもの。「―は俳句と同形式である」 由来俳諧(ハイカイ)などの優劣を決める点者、柄井川柳(からいせんりゅう)の名から。 0
武門 ブモン [1] 武士の家柄や血統。「―の誉(ほま)れ」「―の出」武家 0
籬下 リカ 垣根のそば。まがきのもと。「―に白い菊の花が咲く」 0
春秋に富む シュンジュウにとむ 年齢がまだ若いこと。将来が長いこと。〈『史記』〉「―む青年に期待する」 0
直販 チョクハン [0] 流通機関をとおさずに、生産者が消費者に直接販売すること。「ワインの―ルートを開拓する」直売 0
侍 さむらい [0] ①武士。帯刀し武術をもって主君に仕えた人。 ②高貴な人に仕え、身辺の警護などをした人。 ③気骨があって意思を貫くことができる人。「彼はなかなかの―だ」 参考①②動詞の「さぶらう」から転じた語で、「さぶらい」ともいう。 0
蔽う おお-う [0],[2] さえぎって隠す。包みこんで見えないようにする。「失政を―う」「両手で目を―う」 0
案出 アンシュツ [0] よい考えを編み出すこと。考え出すこと。 0
文武 ブンブ [1] 学問と武芸。文事と武事。「―二道をこなす」参考「ブンプ」とも読む。 0
倚る よ-る もたれる。よりかかる。体をもたせかける。「木の幹に―る」 0
身言書判 シンゲンショハン 中国、唐の役人を採用するときの四つの基準で、容姿・言語・文字・文章力のこと。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
好天 コウテン [0] 天気のよいこと。好天気。「―に恵まれる」悪天 0
酸塊 すぐり [1] ユキノシタ科の落葉低木。本州中部の山地に自生。初夏、白色の五弁花をつけ、球形の実を結ぶ。果実は熟すと赤褐色になり、酸味がある。食用。 1
薬剤 ヤクザイ [0],[2] 調合された薬。「害虫の駆除に―を使用する」薬品 0
青鞜 セイトウ [0] 婦人解放を主張する学識のある女性や女流の文学者。 由来一八世紀中ごろのイギリスで、女流文士の集まるサロンの出席者が青い靴下をはいていたことから。 0
探訪 タンボウ [0] 報道の材料を得るために実際に各地に出向いて、社会の実情や事件の真相をさぐること。「―記事」 0
乾酪 チーズ [0] ウシなどの乳を酵素で凝固させ、発酵させた食品。たんぱく質・脂肪などが豊富。参考「カンラク」とも読む。 1
磨揉遷革 マジュウセンカク 人をよい方向に教え導くこと。「磨揉」は、善をみがき短所を直す、「遷革」は、よいほうへ改める意。〈欧陽脩(オウヨウシュウ)の文〉 0
得物 えもの [0] ①手にする武器。得意とする武器。また、広く武器や道具のこと。「―を手に立ち上がる」 ②得意としているもの。 0
恥 はじ [2] きまり悪く思うこと。知られたり見られたりすることをはずかしく思う気持ち。「とんだ―を搔(か)く」 0
胴体 ドウタイ [1] 体の中心部。胴の部分。飛行機や船にもいう。「飛行場に―着陸した」 0
雨具 あまグ [2] 雨をよけるために使う用具や衣服の総称。傘やレインコート・雨ぐつなど。「ハイキングに―を持参する」 0
朗誦 ロウショウ [0] 声高に詩歌や文章などを読み上げること。朗唱。朗読 0
去嫌 さりきらい ①連歌・俳諧(ハイカイ)用語で、禁制の一つ。同季・同字や類似した語は一定の句を隔てて用い、変化させる。嫌物(きらいもの)。 ②好き嫌い。えりごのみ。 0
可否 カヒ [1] ①物事のよしあし。良いか悪いか。「―を論じ合う」是非 ②賛成と反対。「―を問う」賛否 ③できるかできないか。「参加の―を集計する」 0
調布 チョウフ 昔、みつぎ物として朝廷に納めた手織りの布。 0
記載 キサイ [0] 書物・書類などに書いてのせること。また、その文や内容。「―事項に誤りはない」掲載 0
小魚 いさな [2],[0] 小さな魚。こざかな。ざこ。 表記「細小魚」とも書く。 1
山脈 サンミャク [0] 多くの山が長く連なっているもの。 山系 参考「やまなみ」とも読む。 0
詰腹 つめばら [0] 強制されて切腹すること。転じて、強制的に辞職させられること。「不祥事による―を切らされた」 0
毬 まり [2] 球技などの球。また、球のように丸いもの。参考本来は、毛で包まれたまりの意。 0
買い被る かいかぶ-る [4] 人を実際以上に高く評価する。「経験者を―る」 0
快楽 カイラク [0],[1] 気持ちがよく楽しいこと。特に、官能的な欲望が満たされたときの満足感。「―主義」逸楽・悦楽・享楽参考「ケラク」と読めば仏教上の楽しみ・喜びの意になる。 0
埋ける い-ける [2] ①炭火が消えないように、灰にうずめる。 ②土の中にうめる。 0
寸をげて尺を伸ぶ スンをまげてシャクをのぶ 小さい利益を捨てて大きな利益を手に入れるたとえ。また、小事を犠牲にして大事をなし遂げるたとえ。一寸しりぞいて、一尺すすむの意から。「」は「屈」の意。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
急場 キュウば [0] 急いで対処しなければならない状況。「―しのぎ」危急 0
霖雨蒼生 リンウソウセイ 苦しむ者に恵みを与えること。また、民を苦しみから救う慈悲深い人のこと。「蒼生」は多くの人民の意。 0
雄材大略 ユウザイタイリャク すぐれた才能と大きなはかりごと。「材」は才能、「略」は計略の意。〈『漢書(カンジョ)』〉参考「雄材」は「ユウサイ」とも読む。 0
怪獣 カイジュウ [0] ①正体不明の不思議なけだもの。 ②恐竜などをモデルに創作された奇妙な巨大動物。映画・テレビ・漫画などで活躍。 0
妄語 モウゴ [1],[0] うそをつくこと。五戒・十悪の一つ。参考「ボウゴ」とも読む。 0
鼠蹊・鼠径 ソケイ もものつけねの内側の部分。「―部」 0
慌ただしい あわ-ただしい [5] ①せわしく落ち着かない。「―い年の瀬」 ②状況の変化がはげしい。「経済情勢の変化が―い」 0
頒価 ハンカ [1] 非売品などを頒布するときの値段。「会員名簿の―」 0
凡人 ボンジン [0] 平凡な人。世間並みの人。普通の人。「―には思いつかぬことだ」凡夫 0
祝歌 ほぎうた [3] 祝ってうたう歌。祝ってよむ歌。 表記「寿歌」とも書く。 1
妖異 ヨウイ [1] ①あやしいできごと。 ②不気味で不思議なもの。化け物。妖怪。 0
郷邑 キョウユウ [0] 村。むらざと。参考「郷」も「邑」も村・むらざとの意。 0
救護 キュウゴ [1] 負傷者や急病人を救助し、保護・看護すること。「けが人の―にあたる」救助・救援 0
智囊 チノウ 袋に物が詰まっているように、体のなかに知恵がいっぱい詰まっていること。また、その人。知恵に富んでいる人。知恵袋。「囊」は、大きな袋。故事 中国、戦国時代、秦(シン)の恵王の弟、樗里子(チョリシ)が非常に頭のよい武将だったので、秦の人々が「智囊」と呼んだという故事から。〈『史記』〉表記「知囊」とも書く。 0
月桂樹 ゲッケイジュ [3] クスノキ科の常緑高木。地中海地方原産。春、淡黄色の小花をつける。葉と実は香料として用いる。 0
元始 ゲンシ [1] 物事のはじめ。もと。起こり。原始 0
盈月 エイゲツ 十五夜の月。満月。虧月(キゲツ) 0
勇躍 ユウヤク [0] 勇んで奮い立つこと。「選手たちは―して遠征試合に出発した」 0
南天・南天燭 ナンテン メギ科の常緑低木。暖地に自生。庭木にもする。初夏に白い花が咲き、赤くて丸い実を結ぶ。 由来「南天燭」は漢名から。 1
妙辞 ミョウジ たいそうすぐれた文章や言葉。 0
遠心力 エンシンリョク [3] 円運動の際に中心から遠ざかろうとする力。 0
扱き帯 しごきおび ①着物をはしょるときに用いる女性用の腰帯。 ②並幅の布をそのまま使った帯。しごいてしめるところからついた名。 0
豪勢 ゴウセイ [1] ①非常にぜいたくなさま。「―な料理」 ②勢いが強く、盛んなさま。 0
安居 アンゴ [1] 夏の一定期間、僧が一か所にこもって修行に専念すること。 夏安居(ゲアンゴ)・夏籠(ゲご)もり 夏 参考「アンキョ」と読めば平穏に生活する意。 0
白刃 ハクジン [0] 鞘(さや)から抜いた刀。抜き身。「―を振りかざす」「―を踏む(危険を冒す)」参考「しらは」とも読む。 0
伐る き-る [1] 斧(おの)などで木をきる。刃物を使って二つに分ける。 0
浄玻璃 ジョウハリ [0] ①きよらかにすきとおった水晶やガラス。 ② 「浄玻璃の鏡」の略。地獄の閻魔(エンマ)がいる所にあり、死者の生前の行いを映しだす鏡。転じて、だますことのできない眼識。 0
根性 コンジョウ [1] ①人が生まれつきもっている気性。根本的な性質。「―を入れ替える」 ②困難や苦労にくじけない強い性質。「選手の―を鍛える」 0
雄峰 ユウホウ [0] 雄大な姿でそびえ立つ山。「アルプスの―」 0
薫り かおり [0] ①香草などのよいにおい。「蘭(ラン)の花は―が強い」 ②なんとなく感じられるよい雰囲気。「文化の―」 0
殊の外 ことのほか [0],[5] ①予想外に。思いのほか。「試験は―易しかった」 ②とりわけ。このうえなく。格別に。「今日は―暑い」 0
藪手毬 やぶでまり スイカズラ科の落葉低木。山中の湿地に自生。葉は縁にぎざぎざがある。初夏、小花を密につけ、周りを白い大形の装飾花が囲む。 表記「胡蝶樹」とも書く。 0
内親王 ナイシンノウ [5] 皇室典範で、嫡出の皇女、および嫡男系嫡出の皇孫中の女子。古くは、天皇の姉妹・皇女を指した。親王 0
蠍 さそり [0] サソリ目の節足動物の総称。熱帯や亜熱帯にすむ。頭部に一対のはさみ、胸部には四対のあしをもつ。腹部は後ろに行くほど細くなり、先端に毒針がある。夏表記「蝎・蠆」とも書く。 0
寮母 リョウボ [1] 寮や寄宿舎で、学生や職員など入寮者の世話をする女性。 0
罪障 ザイショウ [0],[3] 極楽往生をさまたげたり、仏道修行の障害となる悪い行い。 0
梃入れ てこいれ [0],[4] ①順調に進まないものに援助を与えて、活動を盛んにすること。「業績の―をはかる」 ②相場の変動、特に下落を人為的にくいとめること。 0
電光 デンコウ [0] ①いなびかり。いなずま。「―石火」 ②電灯の光。 0
肺肝 ハイカン [0] ①肺臓と肝臓。 ②心の奥底。「―を披(ひら)く(心中を打ち明ける)」 0
老頭児 ロートル [0] 年とった人。年寄り。老人。参考中国語から。 0
爵牀 きつねのまご キツネノマゴ科の一年草。山野に自生。夏から秋、淡紅色の唇形の小花を穂状につける。 由来「爵牀」は漢名から。 表記「狐の孫」とも書く。 1
片岨 かたソ 山の片方のがけ。断崖(ダンガイ)。「岨」は岩石のけわしく切り立った山の意。参考「かたそわ・かたそば」とも読む。 0
悩む なや-む [2] ①精神的な負担や苦痛を感じ、心を痛める。思い苦しむ。「恋愛が成就せず―む」「自分の将来に―む」 ②肉体的な痛みに苦しむ。病む。「頭痛に―まされる」「慢性的な腰痛に―む」 0
吸う す-う [0] ①気体や液体を、鼻や口から体内に引き入れる。「山の空気を―いこむ」 ②引きこむ。また、しみこませる。「汗を―った下着」「大地が水を―う」 0
黠鼠 カッソ ネズミ。参考ネズミの性格が悪賢いと思われたことから。 0
冬眠 トウミン [0] 動物が、土や穴の中などで眠ったような状態で冬を越すこと。 0
蕃茘枝 バンレイシ [3] バンレイシ科の常緑低木。熱帯アメリカ原産。いぼ状の突起でおおわれた果実は球形で黄緑色に熟し、ゼリー状で甘い。生食用。参考釈迦(シャカ)の頭に似るので、「仏頭果(ブットウカ)・釈迦頭(シャカトウ)」ともいう。 0
惣菜 ソウザイ [0] 総菜 0
原ねる たず-ねる 物事の根本を探求する。根本にさかのぼって考える。 0
五行相剋 ゴギョウソウコク 木(モク)・火(カ)・土(ド)・金(ゴン)・水(スイ)の五つが互いに力を減じあうこと。五行説の一つで、五行の徳を歴代の王朝に当てはめ、その変遷を理論づけたもの。水は火に、火は金に、金は木に、木は土に、土は水に勝ち、それぞれ取って代わる。「剋」は勝つ意。参考「五行相勝」ともいう。五行相生(ゴギョウソウショウ) 0
乱発 ランパツ [0] ①貨幣や法令などをむやみに出すこと。「手形の―」 ②鉄砲などをやたらに発射すること。乱射 ③ある言葉をむやみに発すること。「洒落(しゃれ)を―する」表記「濫発」とも書く。 0
亜寒帯 アカンタイ [0],[2] 寒帯と温帯の間にある気候帯。冬は長く低温だが短い夏にはかなり高温となる。およそ緯度四〇度から六六度の地域に分布する。 0
玉の輿 たまのこし [0] ①玉で飾ったりっぱな乗り物。 ②「玉の輿に乗る」の略。裕福な男性、または高貴な男性の嫁になること。 由来②嫁入りの際、輿に乗ったことから。参考「輿」は人を乗せてかつぐ昔の乗り物。 0
空身 からみ [0] からだ一つ。手ぶらで同行者もいないこと。「―の気楽な旅」 0
最果て サイはて [0],[4] いちばん端。特に、地理的な位置が文化の中心から遠く離れていること。「―の駅」 0
欠席 ケッセキ [0] ①出るべき場に出ないこと。 ②学校を休むこと。 ①②出席 0
姪孫 テッソン [0] 兄弟姉妹のまご。甥(おい)の子と姪(めい)の子。 0
利他 リタ [1] ①自分のことよりも、他人の利益や幸福をはかること。「―主義」利己 ②自己の善行の功徳(クドク)によって、他者を救済すること。自利 0
枯露柿 コロがき [2] 干し柿。 由来渋柿の皮をむいて干したのち、むしろなどの上に転がして乾燥させ、白い粉をふかせることから。表記「転柿」とも書く。 0
惻怛 ソクダツ 悲しみいたむこと。「怛」も悲しみいたむ意。「―の情」 0
伽陀 カダ 経文の中で、韻文の形で仏徳をたたえ教理を説いた詩句。偈(ゲ)。 0
忠孝一致 チュウコウイッチ 主君に忠義を尽くすことと、親に孝行を尽くすこととは同じであるということ。忠孝両全 0
乾繭 カンケン 保存のために乾燥させ、中の蛹(さなぎ)を殺したまゆ。生繭(セイケン)表記「干繭」とも書く。 0
破天荒 ハテンコウ [2] それまでだれもなし遂げたことのないことを初めて行うこと。天地がまだ分かれる前の混沌(コントン)とした状態を破り開く意から。故事 中国、唐の時代、毎年、荊州(ケイシュウ)から官吏登用試験を受ける者がいても、実際に合格する者はいなかった。そのことを「天荒」と呼んでいたが、劉蛻(リュウゼイ)という者が初めて合格し、天荒を破ったという故事から。〈『北夢瑣言(ホクボウサゲン)』〉 0
出生 シュッショウ [0] ①子どもが生まれること。「役所に―届を提出する」 ②その土地の生まれ。 参考「シュッセイ」とも読む。また、「スイサン」と読めば別の意になる。
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「誤読が認められるようになった漢字」 ウェブサイト漢字カフェ
漢字の豆知識 「慣用読み」ってなんだろう「誤読が認められるようになった漢字」(公財)日本漢字能力検定協会 0
筥 はこ [0] 米などを入れるのに用いる竹で編んだ円筒形のかご。 0
昇叙 ショウジョ [1] 上級の官位に任用されること。また、任用すること。 「陞叙」の書きかえ字。 0
墓穴 ボケツ [0] 死体を埋葬する穴。「自ら―を掘る(自分自身の行為により、破滅または敗北する)」参考「はかあな」とも読む。 0
叫ぶ さけ-ぶ [2] 大きな声でわめくこと。「山頂から大声で―んだ」絶叫 0
無情 ムジョウ [0] ①思いやりや情けがないこと。無慈悲。「―の雨」薄情 ②感情がないこと。「―の草花」非情 ①②有情(ウジョウ) 0
飛礫 つぶて [0],[3] 小石を投げること。また、その小石。「梨(なし)の―(返事のないこと)」表記「礫」とも書く。 1
人畜 ジンチク [0],[1] ①人間と家畜。 ②人情のない人をののしっていう語。 0
獺虎 らっこ [0],[1] イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。 猟虎(らっこ) 1
火 ひ [1] ①物質が酸素と化合して燃焼する現象。また、そのときに出る熱・光・ほのお。「ろうそくに―をつける」「鍋(なべ)を―に掛ける」 ②炭火。また、たき火。「―にあたる」 ③火事。火災。「―を出す」 ④火打ちの火。切り火。 ⑤わきあがる情熱。「胸の―は消えない」 0
桑蚕 くわご [0] カイコガ科のガ。蚕の原種といわれる。カイコガに似るが、幼虫は黄褐色で成虫は暗褐色。幼虫はクワの葉を食う害虫。 表記「野蚕」とも書く。 0
発願 ホツガン [0] ①神仏に祈り、願をかけること。 ②衆生(シュジョウ)を救おうと念願を起こすこと。 0
桂剝き かつらむき ダイコンなどの野菜のむき方の一つ。五(センチメートル)ほどに輪切りにしたあと、外側から中心に向かって巻紙状に薄くひとつながりにむく。 0
溜め息 ためいき [3] 失望・心配・感心などをしたときに出る大きな息。「―をつく」 0
不定 フテイ [0] 一定しないこと。決まっていないこと。「―形の封筒」「住所―」参考「フジョウ」と読めば、仏教で定めがない意。 0
河梁の別れ カリョウのわかれ 人と別れること。特に親しい人を見送るつらい別れ。「河梁」は河に架けられた橋。故事 匈奴(キョウド)に捕らわれていた漢の李陵(リリョウ)が、先に郷里に帰る蘇武(ソブ)に「手を携(たずさ)えて河梁に上る…」という惜別の詩を送ったことから。〈李陵の詩〉河梁の誼(よしみ) 0
圧巻 アッカン [0] 書物や映画、演劇などのなかで最もすばらしい部分。「ラストシーンが―だ」故事 昔、中国の官吏登用試験(科挙)で最も優秀な答案用紙(巻)を一番上に載せた故事から。〈『文章弁体』〉 0
円建て エンだて [0] ①外国為替相場で、外国通貨の一定単位を基準として、円貨の相当額を決める方式。 ②輸出入品の価格を、円貨で表示すること。 0
家壁蝨 いえだに [0] オオサシダニ科のダニ。体長は約〇・七(ミリメートル)で、ネズミに寄生するが、人体にも移行し血を吸う。夏 1
童貞 ドウテイ [0] ①男性が、まだ女性と性的な経験をしていないこと。また、その人。処女 ②カトリックの修道女。 0
草雲雀 くさひばり [3] クサヒバリ科の昆虫。本州以南に分布。コオロギに似るが、体長七(ミリメートル)と小さい。体は黄褐色で、黒斑(コクハン)がある。雄は「チリリリ」と美しく鳴く。 秋 1
性状 セイジョウ [0] ①物事の性質と状態。「磁石の―」 ②人の性質とおこない。「変わった―の持ち主」 0
変種 ヘンシュ [0] ①ふつうとは変わった種類。かわりだね。 ②同種の生物で形質の一部や分布地域が異なるもの。「この蝶(チョウ)は―が多い」 0
廃品 ハイヒン [0] 役に立たなくなった品物。使えなくなった品物。「―を再生利用する」「―回収」廃物 0
良辰 リョウシン よい日柄。良日。吉日。佳辰参考「辰」は、とき・日柄の意。 0
美男 ビナン [1] 顔かたちの美しい男性。美男子。好男子。男前。「―美女」参考「ビダン」とも読む。 0
揺籠・揺籃 ゆりかご 赤ん坊を入れ、ゆり動かして眠らせるかご。参考「揺籃」は「ヨウラン」とも読む。 0
唇 くちびる [0] 口のまわりを囲む、薄い皮で覆われた柔らかい部分。口唇(コウシン)。「悔しさに―を嚙(か)む」 0
包摂 ホウセツ [0] ある概念がより一般的な概念のなかに含まれること。また、その従属関係。 0
生禽・生擒 セイキン いけどること。生きたままつかまえること。 生獲 参考「生擒」は「いけどり」とも読む。 0
疎食 ソシ 粗末な食事。 粗食 表記「疏食・食」とも書く。 0
医者の不養生 イシャのフヨウジョウ 人にはりっぱなことを言いながら、自分では実行していないたとえ。人に養生を説く医者が、自分は案外不養生をしていることから。紺屋(コウや)の白袴(しろばかま) 0
己の頭の蠅(はえ)を追え おのれのあたまのはえをおえ 他人に余計な世話を焼くよりも、まず自分自身のことをきちんとせよということ。参考「己の頭」は「頭の上」ともいう。己(おの)が頭の蜂(はち)払え 0
記録 キロク [0] ①事実を残すために文章・映像としてとどめておくこと。また、そのもの。「戦争を―したフィルム」 ②競技などの成績。特に、その最高のもの。レコード。「世界新―」
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漢字の豆知識 「イノベーション」を漢字で表すと?意味も漢字も知っておきたいカタカナ語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
否む いな-む [2] ①承知しない。断る。 ②否定する。「時期尚早の感は―めない」 0
鉄鋼 テッコウ [0] ①鉄とはがね。 ②鉄が主成分の鋼鉄・銑鉄(センテツ)・鋳鉄の総称。 0
販女・販婦 ひさぎめ 行商して歩く女性。表記「鬻女」とも書く。 1
初日 はつひ [0] 元日の朝に出る太陽。「―の出を見に行く」 新年 0
桷 たるき [1] 屋根板を支えるために、棟から軒にわたす長い角材。表記「垂木」とも書く。 0
空耗 クウコウ 減って何もなくなること。費やしてからっぽになること。 0
痒い かゆ-い [2] 皮膚がむずむずとして、搔(か)きたいような感じである。「―いところに手が届く(心配りが細かいところにまで行き届く)」表記「癢い」とも書く。 0
空く す-く [0] ①ひまになる。手があく。「手が―く」 ②なかのものが少なくなる。「電車が―いている」「腹が―く」 ③つかえがとれる。さっぱりする。「胸が―く」 0
水引 みずひき [0] ①こよりにのりをつけて干し固め、中央から染め分けたもの。進物の包み紙を結ぶ。祝儀には紅白や金銀、不祝儀には黒白の色を用いる。 ②タデ科の多年草。林野に自生。秋、むちのような細長い花穂(カスイ)をつける。花弁はなく、四つのがくがあり、上の三つは赤く下の一つは白い。 由来②上から見ると赤く、下から見ると白く見える花穂を①に見たてたことから。 0
膿漏眼 ノウロウガン 多量にうみを伴う目やにが出る急性結膜炎。風眼。 0
力 ちから [1] ①筋肉のはたらき。また、体力。「腕の―が強い」「全身の―をふりしぼる」 ②作用。「電気の―」 ③能力。「―のある作家」 ④尽力。おかげ。「友の―を借りる」 ⑤気力。「―のある限り」 ⑥頼り。助け。「―を貸す」 ⑦効力。ききめ。「精神の―でなし遂げた」 ⑧元気。勢い。「―のこもった演説」 0
疾風迅雷 シップウジンライ [0] 行動や勢いがすばやく激しいさま。はやい風と激しい雷の意。〈『礼記(ライキ)』〉 迅速果敢・電光石火 0
総論 ソウロン [0] 全体をまとめて述べた論。「提案に―賛成、各論反対だ」 各論 0
拐帯 カイタイ [0] 預かった金銭・物品などを持ち逃げすること。「市の公金を―する」 0
岳 たけ [2] 高く大きな山。高大な山。高山。「谷川―に登る」 0
嘆息 タンソク [0] なげいて、ため息をつくこと。非常になげくこと。「天を仰いで―する」表記「歎息」とも書く。 0
有徳銭 ウトクセン 室町時代、武家や社寺が裕福な商人などから徴収した税金の一種。徳銭。 0
愛蘭 アイルランド ①イギリス本国グレート-ブリテン島の西にある島。 ②①の大部分を占める共和国。首都はダブリン。 1
断じて行えば鬼神も之を避く ダンじておこなえばキシンもこれをさく 物事は、断固として実行すれば、鬼神さえ恐れをなして道を避け、これを妨げないものだということ。〈『史記』〉 0
濁世 ジョクセ [0] 人の心がにごり汚れた世。末世。参考「ダクセ」とも読む。 0
未明 ミメイ [0] 夜がまだ、すっかり明けきらないころ。夜明け前。明け方。「本日―火事が起きた」 0
破局 ハキョク [0] 事がやぶれた局面。悲劇的な結末。「結婚生活が―を迎える」 0
霊前 レイゼン [0] 死者の霊がまつられている場所の前。また、そこに供えるもの。「―に花を手向ける」 0
服喪 フクも [0],[2] 身内に死者が出たとき一定期間、身を慎むこと。喪に服すこと。「家に籠(こ)もって―する」 0
正攻法 セイコウホウ [3],[0] 奇計やはかりごとを用いず、堂々と攻めるやり方。「―で敵をくだす」 0
薪水 シンスイ [0],[1] ①たきぎと水。 ②たきぎを拾い水をくむ。転じて、炊事のこと。 0
危害 キガイ [1] 生命や身体を損なうような危難と損害。「熊(くま)が登山者に―を加える」「人体に―を及ぼすウイルス」 0
醒悟 セイゴ 心の迷いから覚めて悟ること。 0
帰納 キノウ [0] 具体的事実から共通点を求めて、一般的な原理や法則を導き出すこと。「―法」演繹(エンエキ) 0
猥ら みだ-ら [1],[0] 男女関係がだらしないさま。性について品行が悪いさま。「―な関係を絶つ」表記「淫ら」とも書く。 0
不器量 ブキリョウ [2] ①顔かたちが醜いこと。不細工 ②才能や能力が乏しいこと。表記「無器量」とも書く。 0
穏当 オントウ [0] おだやかで道理にかなっているようす。「―な発言」「不―な行動が不信をまねく」至当・妥当 0
後腐れ あとくされ [0],[3] 事が終わったのちまでも、わずらわしい問題が残ること。あとぐされ。「―がないようにうまく話し合いたい」 0
一頻り ひとしき-り [2] しばらくの間、盛んに続くようす。「風が―強く吹く」「おしゃべりが―続いた」一時(イチジ)・(イッとき) 0
露払い つゆはらい [3] ①行列や貴人の先導をすること。また、その人。「行列の―をつとめる」 ②相撲で、横綱の土俵入りのときに先に歩く力士。 ③演芸などを最初に演じること。また、その人。前座。 0
壮行 ソウコウ [0] 旅立ちを祝い、励ますこと。「出発に際し盛大な―会を開いた」「―試合」 0
法堂 ハットウ [0] 禅寺で、住職が教えを説く建物。他宗では講堂にあたる。 0
小憩 ショウケイ [0] 少し休むこと。小休止。「途中で―する予定」 表記「少憩」とも書く。 0
彗 ほうき ちりやごみなどをはくための草や竹で作った掃除道具。 表記「箒」とも書く。 0
各・各各 おのおの めいめい。それぞれ。一人一人。「―の席に着く」
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漢字の豆知識 読めないと恥ずかしい常用漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
蛇苺 へびいちご [3] バラ科の多年草。道端に自生。茎は地上をはう。春、黄色の花が咲き、球形の赤い果実をつける。無毒だが、食用にはしない。ドクイチゴ。 夏 由来「蛇苺」は漢名から。 0
大成 タイセイ [0] ①りっぱになし遂げること。小成 ②ある方面ですぐれた人物になること。「学者として―する」 ③関連するものを広く集め、一つにまとめ上げること。集大成。 0
何方 どちら [1] ①方向を問う語。どっち。「南は―ですか」 ②場所を問う語。どこ。「―にお出かけですか」 ③どなた。だれ。「―様でしょうか」 ④どれ。いずれ。「―がよいですか」参考「どっち・どなた・いずかた」とも読む。 1
隊列 タイレツ [0] 隊になったものの列。隊の並び。「デモ隊が―を組む」隊伍(タイゴ) 0
増設 ゾウセツ [0] 設備などを、新たにふやし設けること。「新興住宅地に学校を―する」 0
知悉 チシツ [0] ある物事について、詳しく知り尽くすこと。「悉」は、ことごとく細かい点まですべての意。「互いに手の内を―している」「博学―の人」熟知・精通 0
曝露 バクロ [1] 暴露 0
薄暮 ハクボ [1] 夕暮れ。たそがれ。「延長戦は―ゲームとなった」 0
附子 ブシ [1] トリカブトの根を乾燥させた生薬。身体の機能の回復や興奮・鎮痛に用いる。アルカロイドを含む。猛毒がある。烏頭(ウズ)。表記「付子」とも書く。参考「ブス」とも読む。 0
手下 てした [3] 手先となって使われる者。配下。「親分の―」 0
庇 ひさし [0] 雨や日光を防ぐために、家の軒先に張り出した小さい屋根。 0
玉章 ギョクショウ [2] ①相手の手紙に対する敬称。「―拝受いたしました」玉書 ②すぐれて美しい詩文。 0
免訴 メンソ [1] 刑事裁判で、時効の成立などの一定の理由がある場合、有罪・無罪の判決を出さずに訴訟を打ち切ること。 0
粛粛 シュクシュク [0] ①おごそかなようす。「葬儀の列は―と進んだ」 厳粛 ②ひっそりと静かなさま。粛然。「鞭声(ベンセイ)―」 ③つつしみ敬うさま。うやうやしいさま。 0
鞍馬 アンバ [0] ウマの背をかたどった台に二個の取っ手をつけた体操用具。また、それを用いて行う体操競技。 由来鞍馬(鞍(くら)をおいたウマ)に形が似ていることから。参考「くらま」と読めば京都の地名・山名。 0
如かず し-かず [2],[0] ①およぶものはない。かなわない。「百聞は一見に―かず」 ②…に越したことはない。…が最もよい。「けんかは逃げるに―かず」 0
漏水 ロウスイ [0] 水がもれ出ること。また、その水。「水道管が破裂して―している」 0
伝説 デンセツ [0] ①昔から人々に語り伝えられてきた話。言い伝え。「浦島―」「羽衣―」 ②うわさ。風説。風聞。 0
親御 おやゴ [0] 他人の親を敬っていう語。「―さんはお達者ですか」 0
家徒四壁 カトシヘキ 非常に貧しいさま。「家(いえ)徒(ただ)四壁立つのみ」の略。家の中に何もなく、ただ四方の壁があるだけの意から。〈『史記』〉家徒壁立・環堵蕭然(カントショウゼン) 0
千秋万歳 センズマンザイ 中世、正月に家々を回り祝言を述べて歌い舞った芸能。三河万歳などの源流。 新年 参考「センシュウバンザイ」と読めば別の意になる。 0
往生 オウジョウ [1] ①死後、極楽浄土に生まれ変わること。 ②死ぬこと。「大―」 ③あきらめること。「いい加減に―しなさい」 ④処置に困ること。「子どもが泣いて―した」閉口・困却 0
正絹 ショウケン [0] まざりもののない絹や絹織物。純絹。本絹。「―のネクタイ」 人絹 0
来す きた-す [2],[0] 結果として招く。状態を引き起こす。「このままでは運営に支障を―す」参考おもに好ましくないことについていう。 0
証紙 ショウシ [1],[0] 代金を支払った証明や品質・数量などの証明の紙。書類や品物にはって用いる。 0
紫蘇 シソ [0] シソ科の一年草。中国原産。葉は卵形で、香気が強い。アオジソは生食のほか、香味料に用いる。アカジソは梅干しなど漬物の着色用。ちそ。 夏 由来「紫蘇」は漢名から。 0
令室 レイシツ [0] 他人の妻を敬っていう語。令夫人。令閨(レイケイ) 0
勒 くつわ ウマを制御するための、たづなをつける道具。口にかませる金具と、頭からまわす革ひも(おもがい)。参考「おもがい」の意から転じて「くつわ」の意に用いられたもの。 0
瓢の実 ヒョンのみ イスノキの葉にできた虫こぶ。虫が出たあとの空洞に口をあてて吹くと笛のように鳴る。秋 0
暗送秋波 アンソウシュウハ かげでこっそり取り入ること。また、こっそりと色目をつかうこと。「暗送」はひそかに送る意。「秋波」は色目・流し目のこと。 0
傍目八目 おかめハチモク [5] 当事者よりも第三者のほうが、物事を冷静に正しく判断できるたとえ。由来囲碁で、わきから見ている者のほうが、対局者よりもよく手が見えることから。表記「傍目」は「岡目」とも書く。 0
結晶 ケッショウ [0] ①物質の原子が一定の規則正しい配列をすること。また、その物質。「雪の―を観察する」 ②苦心・愛情などがよい結果となってあらわれるもの。「努力の―」 0
雅号 ガゴウ [1],[0] 文人・書家・画家などが、本名以外につける風流な別名。号。筆名 0
受章 ジュショウ [0] 勲章や褒章などを受けること。「文化勲章を―する」 授章 0
轢死 レキシ [0] 列車や自動車などにひかれて死ぬこと。 0
可愛い子には旅をさせよ カワイいこにはたびをさせよ 自分の子が本当にかわいいなら、世間に出して世の辛さ、厳しさを体験させたほうがよいということ。参考「可愛い子」は「思う子・いとしい子」ともいう。獅子(シシ)の子落とし甘い子に甘草(カンゾウ) 0
昵づく ちか-づく なれ親しむ。親密な間柄になる。なじむ。 0
新しい あたら-しい [4] ①できてから、また、始まったり変更したりしてから間もないさま。「―い住所を通知する」「―い制度」 ②とったばかりで生き生きしているさま。「―い野菜」 ③今までになく、初めてであるさま。「―い企画」 ④現代的・進歩的なさま。「―い感覚のデザイン」
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漢字の豆知識 「ふんいき」で読み方が変わる? ~音位転換を知っておこう!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
客寓 カクグウ ①客となって身を寄せること。また、その家。 ②旅先の仮住まい。参考「寓」は仮住まいの意。 0
鹿苑 ロクオン 「鹿野苑(ロクヤオン)」の略。釈迦(シャカ)が最初に説法をしたとされるインドの地名。鹿(しか)の園生(そのう)。 由来シカが多くすんでいたことから。 0
杏林 キョウリン [0] ①アンズの林。 ②医師。医院。故事 中国、三国時代、呉の名医の董奉(トウホウ)が、治療の謝礼を受けとらず、その代わりに患者にアンズの木を植えさせたところ、数年で見事な林になり、自らを董仙(トウセン)杏林と号したという故事から。〈『神仙伝』〉 0
刈萱 かるかや [2] イネ科の多年草。山野に群生。葉は細長く、秋に褐色の穂を出す。髭根(ひげね)から、たわしなどを作る。メガルカヤ。秋 0
帯刀 タイトウ [0] 刀を腰にさすこと。また、その刀。「名字―」佩刀(ハイトウ)・帯佩(タイハイ)参考「たちはき」とも読む。 0
無名 ムメイ [0] ①名前がないこと。 ②名前が記されていないこと。無記名。「―の投書」 ③名前がわからないこと。「―戦士の墓」 ④名前が世間に知られていないこと。「―の新人」 0
梅桃 ゆすらうめ [3] バラ科の落葉低木。 山桜桃(ゆすらうめ) 1
温む ぬる-む [2] ①冷たいものが、少しあたたかくなる。「水―む季節」 ②あたたかいものが、少し冷める。「茶が―む」 0
菱食 ひしくい [0],[3] カモ科の鳥。シベリアで繁殖し、日本には冬鳥として渡来する。全長は約八〇(センチメートル)。体は暗褐色で、くちばしは黒く先端がだいだい色。秋由来ヒシの実を好むことから。 0
自任 ジニン [0] ①自分の任務とすること。 ②自分自身それにふさわしい能力や資格をもつと思いこむこと。「世話役を―する」 0
征く ゆ-く 遠くに向かってまっすぐに進む。戦争や旅などに出る。「戦地へ―く」 0
獰悪 ドウアク [0] 性質が荒々しく凶悪なこと。また、そのさま。「―な殺人犯」 0
従容として迫らず ショウヨウとしてせまらず ゆったりと落ち着いて、あわてないさま。「迫らず」はあわてない意。 0
胛 かいがらぼね 肩胛骨(ケンコウコツ)の俗称。参考「かいがね」とも読む。 0
退学 タイガク [0] ①学生や生徒が、卒業する前に学校をやめること。「中途―」 ②規則などをおかした学生・生徒が、学校から除籍されること。放校。「―処分」退校 0
飯蛸 いいだこ [0],[1] マダコ科のタコ。内海にすむ。全長約二五(センチメートル)で、黄褐色または黒褐色。食用。春由来産卵期のものは、卵が飯粒(めしつぶ)状に詰まっていることから。表記「望潮魚」とも書く。 0
算入 サンニュウ [0] 計算に加えること。数に入れること。「乗り換えの時間を―する」 0
芳紀 ホウキ [1] 女性の美しさが現れる年ごろをいう語。「―まさに一八歳の乙女」参考「紀」は年の意。 0
拉ぐ ひし-ぐ [2] ①押しつぶす。「鬼も打ち―ぐ力」 ②勢いをくじく。「敵の気勢を―ぐ」 0
貴公 キコウ [2],[1] おてまえ。そこもと。きみ。男性が同輩または目下に対して用いる。参考もとは武士などが目上の人に対して用いた。 0
武火 ブカ 強く燃える火。激しい火。烈火文火 0
胸三寸 むねサンズン [3] 胸のうち。心のなかの考え。「―に納める」参考「胸先三寸」ともいう。 0
成否 セイヒ [1] 成功と失敗。事が成るか成らないか。「―をおそれず挑戦する」 0
凝っては思案に能(あた)わず こってはシアンにあたわず 物事に熱中しすぎると、かえってよい知恵が浮かばなくなること。 0
浄財 ジョウザイ [0] 寺社または社会事業などに寄付する金銭。「本堂修理の―を集める」 0
二杯酢 ニハイず [2] 酢に醬油(ショウユ)、または塩をまぜあわせた調味料。 0
童巫子・童巫女 わらわみこ 子どものみこ。特に、巫(かんなぎ)などをつとめる少女。 1
散漫 サンマン [0] 集中力を欠いて、気が散るさま。また、物事にまとまりのないさま。「春は注意が―になりやすい」 0
老海鼠 ほや [1] ホヤ類の原索(ゲンサク)動物の総称。 海鞘(ほや) 1
擲る なぐ-る [2] 拳(こぶし)などで力を込めて打ちたたく。なぐりつける。 0
仰仰子 ギョウギョウシ [3] ヨシキリの別称。夏由来鳴き声がやかましいことから。表記「行行子」とも書く。 葦雀(よしきり) 0
歴史 レキシ [0] ①人間社会の時代ごとの変遷。また、その記録。「―は繰り返される」 ②人や物事が現在に至るまでの移り変わり。また、その記録。「日本の―」 ③「歴史学」の略称。 0
外題 ゲダイ [0] ①書物や経巻(キョウカン)の表紙に記す題名。内題 ②歌舞伎(カブキ)・浄瑠璃(ジョウルリ)の題目。参考②おもに京都や大坂で使われ、江戸では「名題(なダイ)」といった。 0
咽喉 インコウ [0] 咽頭と喉頭。のど。転じて、大切な部分。急所。要地。「―を扼(ヤク)する(要所を押さえる)」参考「エンコウ」とも読む。 0
賑賑しい にぎにぎ-しい [5] 非常ににぎやかなさま。「―く御来場の程を」 0
大臣 ダイジン [1] ①内閣を構成する閣僚。各省の大臣および国務大臣。 ②律令(リツリョウ)制で、太政(ダイジョウ)大臣・左大臣・右大臣・内大臣の称。おとど。 0
海路 カイロ [1] ①海上で船舶の通る道。それを利用した海洋航路。「待てば―の日和あり」水路陸路・空路 ②船旅(ふなたび)。参考①「うなじ・うみじ」とも読む。 0
徴収 チョウシュウ [0] ①金を集めること。「会費を―する」 ②国や公共団体などが、法に基づいて税金や手数料などを取り立てること。「源泉―」 ①②納入 0
組紐 くみひも [2],[0] 糸をくんで作ったひも。帯締め・羽織のひもなど。 組緒(くみお) 0
帖紙 たとうがみ ①詩歌の下書きや鼻紙などに用いるため、懐(ふところ)に入れておく紙。 ②厚手の和紙に渋や漆を塗り、折り目をつけて、和服などを包むのに用いる紙。表記「畳紙」とも書く。 1
盛徳大業 セイトクタイギョウ すぐれた徳と大きな事業。〈『易経』〉 0
猫の魚辞退 ねこのうおジタイ 本当は欲しいのに、うわべだけ断ること。また、長続きしないことのたとえ。ネコが大好物の魚を断るという意から。参考「魚辞退」は「さかなジタイ」とも読む。 0
剣橋 ケンブリッジ イギリス、ロンドンから北へ約八〇(キロメートル)ほどの所にある学園都市。ケンブリッジ大学がある。 1
焼き鏝 やきごて [0] 熱した、こて。折り目をつけたり、紙や布のしわをのばしたりする。 0
複雑 フクザツ [0] いく種もの事情や関係が重なり合い、入り組んでいるさま。込み入ってめんどうなさま。「―なしくみの機械だ」単純 0
除夜 ジョヤ [1] 一年最後の一二月三一日の夜。大晦日(おおみそか)の夜。 冬 参考「除日(ジョジツ)(旧年をとり除く日)の夜」の意。 0
国造 くにのみやつこ [0] 古代の地方官。地方の豪族が世襲制で任命され、その地方を統治した。 由来国の御奴(みやつこ)(朝廷に仕える召使)の意から。 0
衒う てら-う [2],[0] 知識や才能などをひけらかす。えらそうに見せかける。「―った文章」「奇を―った言動」 0
星 ほし [0] ①太陽・月・地球を除いた天体。「夜空の―を見上げる」 ②①の輝きを表した形。「―印を付ける」 ③花形。スター。「プロ野球界の―」 ④犯人。または容疑者。 ⑤相撲で勝敗を表す白黒の丸。「―取り表」 ⑥目あて。目ぼし。「―をつける」 ⑦九星の中で生まれ年にあたる年。また、その年の運勢。「幸運の―の下に生まれた」 0
徳俵 トクだわら [3] 相撲の土俵で、東西南北の中央にあるたわら。たわらの幅だけ外側にずらしてある。 0
立身出世 リッシンシュッセ [1] 社会的に高い地位についたり成功したりして、名声を得ること。立身揚名 0
事態・事体 ジタイ 物事の様子。なりゆき。「―の好転を待つ」 形勢・局面 参考多く、よくないことに使う。 0
涼味 リョウミ [1] すずしい感じ。すずしさ。 「―あふれるガラスの皿」 夏 0
篦 の [1],[2] 矢の、竹で作られた棒の部分。矢篦(やの)。矢の柄(え)。矢柄(やがら)。 0
宗旨の争い釈迦(シャカ)の恥 シュウシのあらそいシャカのはじ 仏教の宗派の宗旨争いをあざけっていう言葉。仏教の宗派はすべて釈迦を開祖としているから、宗旨の争いをすれば釈迦の恥になることから。 釈迦に宗旨なし 0
磁場 ジば [1],[2] 「磁界」に同じ。 参考「ジジョウ」とも読む。 0
手際 てぎわ [0] ①物事を処理する方法。腕前。「仕事の―がいい」 ②仕上り。よいできばえ。「すばらしい―だ」 0
瞑する メイ-する [3] ①目を閉じる。 ②眠る。また、安らかに死ぬ。 0
陰核 へのこ [1] ①睾丸(コウガン)。 ②陰茎。 1
挺進 テイシン [0] 他の大勢より先に立って進むこと。「敵中深く―する」 0
酋 おさ 仲間や一族を束ねるかしら。部族の首領。酋長(シュウチョウ)。「盗賊の―」 0
縮砂 シュクシャ ショウガ科の多年草。南アジア原産で、江戸末期に渡来。芳香のある白い花をつける。鑑賞用。ジンジャー。 0
向学 コウガク 学問に励み心を向けること。学問を志すこと。「―心がある」 0
富士額 フジびたい [3] 額の髪の生えぎわが富士山の形に似ていること。昔、美女の条件とされた。「―の女性には日本髪が似合う」「―の舞妓(まいこ)」 0
濁酒 ダクシュ [3] 「濁酒(どぶろく)」に同じ。 0
元来 ガンライ [1] もとから。はじめから。「―気が弱いのが難点だ」 0
雄飛 ユウヒ [1] 意気盛んに活動すること。「海外―の計画を実現した」雌伏(シフク)由来おすの鳥が勢いよく飛び立つ意から。 0
出番 でバン [0],[2] ①仕事・舞台などに出る番。「楽屋で―を待つ」 ②活躍するチャンスが回ってくること。「今日の試合は―が多かった」 0
虚空 コクウ [0] ①無の空間。「―をつかんでのけぞる」 ②大空。 0
木挽 こびき 木をのこぎりでひいて、材木にすること。また、それを職業とする人。 0
日向 ひゅうが [0] 旧国名の一つ。現在の宮崎県と鹿児島県の一部。日州(ニツシュウ)。向州(コウシュウ)。 1
大根を正宗で切るよう ダイコンをまさむねできるよう おおげさなことのたとえ。また、才能のある人物に、つまらない仕事をさせるたとえ。「正宗」は鎌倉時代の刀工岡崎正宗(おかざきまさむね)が鍛えた刀で、代表的な名刀。 0
窯元 かまもと [0] 陶磁器の製造元。また、そこの主人。「清水焼(きよみずやき)の―を訪ねる」 0
石膏 セッコウ [0] 硫酸カルシウムと水を主成分とする天然の鉱物。白墨・セメントなどの原料。また、これを焼いた焼石膏は塑像などの材料となる。また、水分を加えると短時間で固まるので型どりなどに用いる。ギプス。「―で型をとる」 0
底翳 そこひ [0] 眼球内に異常が起こり、視力が低下する病気の総称。緑内障・白内障・黒内障など。表記「内障」とも書く。 1
三拝九拝 サンパイキュウハイ [0] ①何度も頭を下げて頼むこと。また、幾度も頭を下げて敬意や謝意を表すこと。 ②手紙の末尾に記し、相手への敬意を表す語。 三跪九叩(サンキキュウコウ)・三跪九拝・平身低頭 0
尊崇 ソンスウ [0] 神仏や偉大な力をもつものを、尊びあがめること。 参考「ソンソウ」とも読む。 0
死滅 シメツ [0] 死に絶えること。死んで滅びること。「恐竜は―した」「細菌を―させる」 絶滅 0
螻蛄・螻 けら ケラ科の昆虫。地中にすむ。体長は三(センチメートル)ほどで、黒褐色。前あしは大きく、土を掘るのに適す。おけら。「ジー」と鳴く。夏 1
送還 ソウカン [0] 人を送り返すこと。「密入国者は本国に―された」 0
逆旅 ゲキリョ [1] 宿屋。旅館。参考「逆」はむかえる、「旅」は旅人の意。 0
轡虫 くつわむし [3] キリギリス科の昆虫。日本特産で、関東以南の各地の草むらにすむ。触角が長い。雄は、「ガチャガチャ」とやかましく鳴く。ガチャガチャ。秋表記「聒聒児」とも書く。 0
湯葉・湯波 ゆば 豆乳を煮たとき、表面にできるうす皮をすくいとって作った食品。生と干したものとがある。うば。表記「豆腐皮・油皮」とも書く。 0
春泥 シュンデイ [0] 春先のぬかるみ。特に、雪解け・霜解けによるもの。 春 0
断編残簡 ダンペンザンカン 一部分だけが残った、不完全な文書や書物のこと。「断編」はきれぎれの文章、「簡」は書物の意。〈『宋史(ソウシ)』〉断簡零墨・断編零楮(ダンペンレイチョ) 0
成仏 ジョウブツ [1] ① 煩悩からはなれて悟りを開き、仏の世界に入ること。 ②死んで仏となること。死ぬこと。「安らかな―を願う」 0
狗盗 クトウ こそどろ。こぬすびと。「鶏鳴―(小策を弄(ロウ)する人)」由来イヌの忍び足のように忍びこむ盗人の意から。 0
橡 くぬぎ [1],[0] ブナ科の落葉高木。 櫟(くぬぎ) 0
霜天 ソウテン 大地に霜のおりた冬の朝の空。霜のおりた日の寒そうな空。霜空。「初冬の―」 霜晨(ソウシン) 0
対岸の火事 タイガンのカジ 自分には何の利害関係もなく、痛くもかゆくもない出来事のたとえ。川を隔てた火事は、こちらの岸へ燃え移る心配がないことから。参考「火事」は「火災」ともいう。 0
兄嫁 あによめ [2] 兄の配偶者。兄の妻。表記「」とも書く。 0
真珠 シンジュ [0] アコヤガイなどの体内にできる、丸い小さな玉。多くは乳白色で光沢があり、宝飾品として珍重される。パール。 0
下﨟 ゲロウ ①昔、僧家で修行の年数が少ない僧。 ②勤めてから年数が少なく、身分の低い者。 ①②上﨟・中﨟 ③身分の低い人。「―徳人(トクニン)(身分は低いが金持ちの人)」 0
偽善 ギゼン [0] 善人のように振る舞うこと。また、よい行いをしているように見せかけること。「彼はまったくの―者だ」偽悪 0
気骨 キコツ [0] たやすく曲げることのない気質。信念を曲げない強い気性。「亡父は―のある人だった」反骨・気概参考「キぼね」と読めば別の意になる。 0
歌集 カシュウ [0] ①和歌を集めた本。 ②歌謡曲・歌曲などを集めた本。「愛唱―」 0
体調 タイチョウ [0] 体の調子。健康状態。「―を崩して寝こむ」 0
端山 はやま [0] 人里に近い山。「―に霞(かすみ)がかかる」外山(とやま)深山(みやま)・奥山 0
進路 シンロ [1] 進んでいく方向。転じて、将来進みゆく先。「台風の―」「―相談」 退路 0
早苗饗 さなぶり 田植えが終わった祝いで、田の神を送る祭礼。 早上(さのぼ)り 夏 1
林間 リンカン [0] はやしの間。はやしの中。「―学校に参加する」「―コース」 0
純一無雑 ジュンイツムザツ まじり気がまったくなく純粋なこと。また、人の性質が素直で偽りや邪念がないさま。 0
数奇・数寄 スキ 風流を好むこと。特に、和歌・茶の湯を好むこと。「―三昧(ザンマイ)」 参考「好き」の当て字。「数奇」は、「スウキ」と読めば別の意になる。 0
和 コウワ [1] 講和 0
下下 ゲゲ [2] ①身分の低い人。「―の者」 ②著しく劣っていること。上上(ジョウジョウ)参考①「しもじも」とも読む。 0
酒祝・酒寿 さかほがい 酒宴を催して祝うこと。 参考古くは「さかほかい」といった。 1
瘢瘡・瘢創 ハンソウ 切り傷のあと。創痕。 0
熱湯 ネットウ [0] 煮えたぎっている湯。煮え湯。「布巾(フキン)の―消毒」 0
例規 レイキ [1] ①慣例と規則。 ②法令の解釈などで先例とする規則。 0
噴井 ふけい 水がたえず勢いよくふき出している井戸。ふき井戸。 夏表記「吹井」とも書く。参考「ふきい」とも読む。 0
銚釐 ちろり 酒を温める筒型容器。銅などで作られ、注ぎ口と取っ手がある。湯婆(タンポ)。由来「ちろり」と短時間に温まるところからという。 1
見晴かす・見霽かす みはる-かす 見はらす。遠くまで見渡す。「遠くの山を―す」 0
飛白 かすり [0],[3] かすったような模様をところどころに入れた織物や染物。また、その模様。表記「絣」とも書く。 1
乾拭き からぶき [0] つやを出すために、家具などを乾いた布でふくこと。つやぶき。「机の上を―する」 1
痳菌 リンキン [0] 淋病の病原体である双球菌。多く、性交により感染する。参考「淋菌」とも書く。 0
協調 キョウチョウ [0] 心を合わせて物事を行うこと。特に、利害の反する者同士が譲り合い力を合わせること。「―性のある人」 0
負かす ま-かす [0] 相手を負けさせる。相手をやぶる。「口で言い―かした」 0
失策・失錯 シッサク しくじり。失敗。エラー。「―を犯す」 0
咬筋 コウキン [0],[1] 咀嚼(ソシャク)筋の一つで、下あごの骨をおおうもの。下あごを引きあげて歯をかみ合わせる役目をする。 0
翔る かけ-る [2] 鳥などが空高くとぶ。とびめぐる。「飛行機が空を―る」 0
人の将(まさ)に死なんとする、その言(ゲン)や善し ひとのまさにしなんとするそのゲンやよし 人が臨終を迎えたときの言葉には真実がこもっており、純粋であるということ。また、誰でも死ぬ間際には本音を言うものだということ。〈『論語』〉 0
協商 キョウショウ [0] ①相談し、取りはからうこと。 ②二つ以上の国の間で、同盟関係にならない程度で相談し合って約束すること。「英仏露三国―」参考「商」は、おしはかる・相談する意。 0
心機一転 シンキイッテン [1] あることをきっかけに、よい方向へ気持ちをすっかり切り替えること。「―してまじめに働くようになった」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 熟語は意味や成り立ちから覚える!~うっかり間違いやすい四字熟語~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
書肆 ショシ [1] 書店。本屋。「古―」 書房 参考「肆」は店の意。 0
篤実 トクジツ [0] 人情にあつく、誠実なこと。まじめで思いやりがあること。「―な人柄が信頼を得る」「温厚―」 0
対える こた-える 相手からの問いかけに応じて言葉を返す。返答する。応じる。 0
木蓮子 いたび イヌビワの別称。クワ科の落葉低木。果実は食用。 1
友釣り ともづり [0] アユの釣り方の一種。アユは縄張り意識が強いため、その性質を利用し、おとりに生きたアユを泳がせ、攻撃してくるアユを釣りあげる方法。 0
桃紅柳緑 トウコウリュウリョク モモの花の紅色と、ヤナギの新芽の緑色。春の美しい景色をいう。〈王維(オウイ)の詩〉参考「柳緑桃紅」ともいう。柳暗花明 0
金谷の酒数 キンコクのシュスウ 詩を作れない者に罰として飲ます酒の量。「酒数」は酒を飲む杯の数の意。〈李白(リハク)の詩〉故事 中国、西晋(セイシン)の石崇(セキスウ)が洛陽(ラクヨウ)の別荘金谷園で酒宴をし、詩を作れなかった客に罰として酒三斗を飲ませたという故事から。 0
叔姪 シュクテツ おじと、姪(めい)または甥(おい)。 0
玉算 たまザン [2] そろばんを使ってする計算。珠算(シュザン) 0
禁獄 キンゴク [0] 囚人を獄中に閉じこめておくこと。囚人を牢獄(ロウゴク)に拘束しておくこと。「―中の政治犯」 0
雪打 ゆタ 仏塔などの本屋根の下の壁につけた、庇(ひさし)のような差しかけの屋根。法隆寺の金堂、薬師寺の塔などに見られる。 裳階(もこし) 表記「雨打」とも書く。 0
肩 かた [1] ①首のつけねから腕のつけねまでの体の上部。「―で風を切って歩く」 ②①を使う動作や、その能力。「―がよい投手」 ③物の上部や上部にある角(かど)。 0
唐変木 トウヘンボク [3] 気のきかない人、わからずやなどを、あざけっていう語。 0
耽美 タンビ [1] 美に最高の価値を求め、それにひたり熱中すること。「―的作風で知られた小説家」「―主義」 0
退色 タイショク [0] 色がさめること。 「褪色」の書きかえ字。 0
虚誕 キョタン [0] まったくのでたらめ。おおげさなつくりごと。「―の説」虚言 0
水簸 スイひ 土粒子の大きさによって水中での沈降速度が異なるのを利用して、陶土を細粉と粗粉とに分けたり、砂金から金を採集したりする方法。 参考「簸」はふるい分ける意。 0
礫岩 レキガン [2],[0] 小石が水底で、砂や粘土とともに固まった堆積岩(タイセキガン)。 0
乳脹 ちぶくら ①三味線の棹(さお)の上部で、糸倉(いとぐら)の下の左右に丸くふくれた所。乳袋(ちぶくろ)。 ②鼓の胴の両端のふくれた所。乳袋。 1
観月 カンゲツ [1],[0] 月を観賞すること。月見。「―の宴を楽しむ」 秋 0
赤朽葉 あかくちば ①襲(かさね)の色目。表地は紅、中重(なかえ)は赤みがかった黄、裏地は青。狩衣(かりぎぬ)や下襲(したがさね)に着る。 ②染色の名。茶色の赤みをおびたもの。 0
釈近謀遠 シャクキンボウエン 身近な物事や現在をおろそかにして、遠くの物事や将来のことばかりを考えること。「釈」は捨てる意。〈『三略』〉 舎近求遠 0
抄く す-く [0] 水に溶かした原料を簀(す)の上に薄く広げ、紙などを作る。「和紙を―く」 0
和裁 ワサイ [0] 和服の裁縫。着物の仕立て。「―を習って浴衣(ゆかた)を作る」洋裁 0
窒扶斯 チフス 細菌感染で起こる腸チフス・パラチフスなどの総称。特に、腸チフスのこと。 1
克明 コクメイ [0] 一つ一つ細かく入念にすること。また、細かいところまで明らかにすること。「内容を―に検討する」「事実を―に記録する」丹念 0
談義・談議 ダンギ ①自由に意見を交換し合うこと。議論。「憲法―に熱が入る」 ②ものの道理を説き聞かせること。「へたの長―」 ③説法。説教。 0
蜘蛛抱蛋 はらん ユリ科の多年草。由来「蜘蛛抱蛋」は漢名から。 葉蘭(はラン) 1
老来 ロウライ [0],[1] 年をとってから。年をとってこのかた。老いてこのかた。「師匠の芸は―、円熟味を増した」 0
強調 キョウチョウ [0] ①言葉や音などの調子を強めること。 ②強く主張すること。力説 0
積載 セキサイ [0] 船や車などに荷物をつみこむこと。「最大―量」 0
清冽 セイレツ [0] 水などが冷たく清らかに澄んでいるさま。「―な水が湧(わ)く泉」 参考「冽」は、厳しい冷たさの意。 0
逆睹 ギャクト あらかじめ見通しをつけること。「―しがたい結末」予測・予想参考「ゲキト」とも読む。「睹」は見る意。 0
布衣 ホイ [1] 官位をもたない人が着た無紋の狩衣(かりぎぬ)。また、それを着る身分の人。参考「ホウイ」とも読む。また、「フイ」と読めば、庶民が着る麻布の着物、転じて庶民の意。 0
畷 なわて [0] ①田の間の道。あぜ道。 ②まっすぐで細長い道。表記「縄手」とも書く。 0
料紙 リョウシ [1] 筆記に使用する紙。「手紙の―が季節にふさわしかった」用紙 0
挺出 テイシュツ 他に比べて、すぐれてぬきんでること。 0
仙毛欅 いぬぶな ブナ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は黒褐色。材は建築・農具、また、パルプの原料に用いる。クロブナ。 1
涼陰・涼蔭 リョウイン 日の当たらない場所。すずしい木かげ。すずしい日かげ。 0
童形 ドウギョウ 昔の、元服・結髪する前の子どもの姿。また、その子ども。稚児(チご)姿。 0
捜索 ソウサク [0] ①さがしもとめること。「遭難者を―する」 探索 ②犯罪の証拠品などを求め、関係箇所を強制的に調べること。「家宅―」 0
親不知 おやしらず [3] ①生みの親を知らないこと。また、その人。 ②第三大臼歯(ダイキュウシ)。最も遅くはえる四本の奥歯。「親不知歯」の略。 ③親子でもお互いを気づかう余裕がないほど波が荒く危険な海岸。「―子不知(こしらず)の難所」 1
秘史 ヒシ [1] 世間一般には知られていない歴史。隠されて表面に出ない歴史。 0
擒縦 キンショウ とらえることと自由に放つこと。転じて、自在に扱うこと。 0
故知・故智 コチ 昔の人のすぐれた知恵。「―にならう」 0
決勝 ケッショウ [0] 競技などで勝敗を最終的に決めること。また、その試合。「―戦」 0
六親眷属 ロクシンケンゾク [5] いっさいの血族と姻族。すべての親族と縁者。参考「六親」は最も身近な父・子・兄・弟・夫・妻、または父・母・兄・弟・妻・子。 0
無能 ムノウ [0] 才能や能力がないこと。また、役に立たないこと。「―を恥じる」「―な対応」有能 0
堂奥 ドウオウ [0] ①堂の内部の奥まった所。 ②学問・技芸の奥深いところ。奥義。 0
立后 リッコウ 正式に皇后を定めること。公式に皇后を立てること。 0
喜ぶ よろこ-ぶ [3] うれしく思う。楽しく思う。めでたいと思う。「検定試験の合格を―ぶ」「友人の婚約を―ぶ」 0
御三家 ゴサンケ [2] ①徳川将軍家の一族で、尾張(おわり)・紀伊(きい)・水戸の三家。特別な待遇を受けた。 ②その分野で、最も抜きんでた三者。「歌謡界の―」 0
鉄腸 テッチョウ 容易に揺るがない、強い精神や堅固な意志。鉄心。鉄石心。 0
六日の菖蒲十日の菊 むいかのあやめとおかのキク 物事が時期に遅れて用がなくなってしまうたとえ。五月五日の端午の節句にショウブを、九月九日の重陽(チョウヨウ)の節句にキクを飾るが、一日でも遅れたら意味のないことから。参考「十日の菊六日の菖蒲」ともいう。 1
異しい あや-しい 不思議なさま。ふつうとちがって変なさま。 0
世道 セドウ 人が世の中で生活するうえで、守るべき道義。社会道徳。 参考「セイドウ」とも読む。 0
勧善懲悪 カンゼンチョウアク [5],[0] 善行を奨励し悪行を懲らしめること。また、そのようにして悪い行いをしないように仕向けること。〈『漢書(カンジョ)』〉参考「善を勧め悪を懲らす」と訓読する。「懲悪勧善」ともいう。遏悪揚善(アツアクヨウゼン) 0
撰文 センブン 文章を作ること。また、その文章。 作文 0
白英 ひよどりじょうご ナス科のつる性多年草。由来「白英」は漢名から。 鵯上戸(ひよどりジョウゴ) 1
墓誌 ボシ [1] 死者の経歴や事績を、墓石に刻んだ文。また、石板や銅板などに刻み、墓中に納めた文。 0
宴楽 エンラク [0],[1] 酒宴を開いて遊び楽しむこと。また、その酒宴。 0
聯立 レンリツ [0] 連立 0
譬喩 ヒユ [1] 特徴がはっきりした他の似ているものを引き合いに出して、わかりやすく説明する表現方法。たとえ。たとえばなし。表記「比喩」とも書く。 0
洞庭春色 ドウテイシュンショク ミカンから造った酒の名。また、美酒のたとえ。〈『荊楚歳時記(ケイソサイジキ)』〉 0
心臓 シンゾウ [0] ①循環器のなかで中心的な臓器。血液を体内に送り出し、循環させる役目をもつ。「―麻痺(マヒ)」 ②物事の最も大切な中心の部分。「プロジェクトの―部」 0
力闘 リキトウ [0] 力いっぱいたたかうこと。力を尽くしてたたかうこと。力戦。「―むなしく敗れる」奮闘 0
転地 テンチ [0] 病気の療養などのために、住む土地を変えること。「―療養」 0
速報 ソクホウ [0] 情報をすばやく伝えること。また、その情報。「試合の―を伝える」 0
戦力 センリョク [1] ①たたかいをするのに必要な力のすべて。 ②事をなしうる能力。また、その能力ある働き手のたとえ。「―となる人物」 0
浸礼 シンレイ [0] キリスト教の信者になるとき、全身を水にひたすこと。洗礼の形式の一つ。バプテスマ。 0
磨く みが-く [0] ①こすって、つやを出す。「靴を―く」「肌を―く」 ②上達するように、物事に励み努める。「技を―く」 0
燮げる やわら-げる ほどよく調和させる。ほどよくととのえる。 0
苛政は虎よりも猛し カセイはとらよりもたけし むごい政治が人民を苦しめるのは、人食いトラよりも激しく恐ろしいということ。むごい政治を戒める語。故事 孔子が、家族を次々に人食いトラに殺された婦人に「どうしてここを去らないのか」と尋ねたところ、婦人は「ここには苛酷な政治がないから」と答えた故事から。〈『礼記(ライキ)』〉 0
百合 ゆり [0] ユリ科の多年草の総称。花はラッパ形のものが多く、芳香があり美しい。地下の鱗茎(リンケイ)は食用。夏由来「百合」は漢名より。鱗茎が多数重なり合っていることから。 1
剽軽 ヒョウキン [3] 明るく滑稽(コッケイ)なさま。また、その言動や人。「―な動作が笑いを誘う」「―玉(ヒョウキンだま)(ひょうきんなこと。ひょうきんな人)」参考「キン」は唐音。「ヒョウケイ」と読めば身軽ですばやいこと、軽率なことの意。 0
安物買いの銭失い やすものかいのぜにうしない 値段が安いからといって買うと、粗悪品だったり使いにくかったりして、結局は損をすることになるという戒め。 0
争う あらそ-う [3] ①他と張り合う。相手に勝とうとする。競う。「一位の座を―う」「議席を―う」 ②言い合う。けんかをする。「遺産をめぐって法廷で―う」 ③否認する。「血筋は―えない」 参考③おもに「…ない」の形で用い、否定しようにも否定できない意。 0
珪肺 ケイハイ [0] 珪酸を含む粉塵(フンジン)を長期間吸いこむために起こる慢性の肺の病気。鉱山労働者・ガラス工・陶磁器工などに多い職業病の一つ。よろけ。 0
穢れる けが-れる [3],[0] ごたごたしてよごれる。清いものがきたなくなる。 0
簡朴・簡樸 カンボク 手軽で素朴であること。簡潔で飾りがないこと。「―な石仏が野辺に佇(たたず)む」簡素 0
俚歌 リカ 世間に流行する卑俗な歌。俗謡。はやりうた。 0
歓待 カンタイ [0] よろこんで客をもてなすこと。「思わぬ―を受ける」歓迎表記「款待」とも書く。 0
与る あずか-る [3] ①物事に関係する。かかわる。参加する。「新商品開発に―らせていただいた」「私の―り知らない事です」 ②恩恵や好意などを受ける。いただく。「お褒めに―る」「ご招待に―る」 0
水楊 かわやなぎ ヤナギ科の落葉低木。水辺に自生。春、葉よりも先に銀白色の毛を密生させた花穂をつける。ネコヤナギ。 由来「水楊」は漢名からの誤用。 表記「川柳」とも書く。 1
麤略 ソリャク いいかげんなこと。ぞんざい。 表記「粗略・疎略」とも書く。 0
玩ぶ もてあそ-ぶ [4],[0] ①手の中でころがして遊ぶ。大切にして楽しむ。 ②なぐさみものにする。おもちゃにする。「人の心を―ぶ」 0
回鶻 ウイグル 中国の唐から元・宋にかけての時代にモンゴル高原などで活躍したトルコ系の民族。その後内乱などで四散し、現在は新疆(シンキョウ)ウイグル自治区の主要な構成民族。参考「カイコツ」とも読む。 1
愿む つつし-む 実直である。きまじめでつつしみ深い。 0
煖炉 ダンロ [1] 暖炉 0
讒 ザンユ 他の人のことを悪く言って、相手にとりいること。 讒佞(ザンネイ) 0
幽谷を出でて喬木に遷る ユウコクをいでてキョウボクにうつる 学問が進み知識を得て、人格が高まるたとえ。また、出世するたとえ。鳥が深い谷間から舞い上がって樹木に飛びうつる意から。〈『詩経』〉 0
胡椒 コショウ [2] コショウ科のつる性常緑半低木。インド原産。乾燥させた実は代表的な香辛料。 由来「胡椒」は漢名から。 0
真魚 まな ①魚。特に、食用にする魚。 ②「真魚の祝い」の略。小児に生後初めて魚肉を食べさせる儀式。 0
春画 シュンガ [0] 男女の性交のようすを描いた絵。 枕絵(まくらエ)・枕草紙・笑い絵 0
村荘 ソンソウ 田舎にある別荘。 村墅(ソンショ) 0
耳石 ジセキ [0],[1] 脊椎(セキツイ)動物の耳の前庭器官にある粒状の小片。炭酸カルシウムから成る。身体の平衡を保つはたらきをする。平衡石。聴石。 0
目映い まばゆ-い [3] ①光が強くて、はっきり見ることができない。まぶしい。「太陽が―い朝」 ②光り輝くほどに美しい。「―いばかりの花嫁」表記「眩い」とも書く。 0
斯かる か-かる [2] このような。こういう。「―情勢下では」 参考「かくある」の転。 0
天満宮 テンマングウ [3] 菅原道真(すがわらのみちざね)をまつる神社。学問の神として信仰されている。天満神社。てんまぐう。 0
潜入 センニュウ [0] ひそかに入りこむこと。「敵地に―して情報を集める」「―取材」 0
敝履 ヘイリ やぶれたはきもの。転じて、惜しげもなく捨てられるもの。「―のごとく捨てる」表記「弊履」とも書く。 0
饂飩 ウドン [3] 小麦粉をこねて薄くのばし、細く切ったものをゆでた食品。参考「ウドン」は「ウンドン」を略したもの。「ワンタン」と読めば別な食べ物。 0
清音 セイオン [1],[0] ①濁点・半濁点をつけないカ・サ・タ・ハ行のかなの表す音。「ガ」に対して「カ」「バ・パ」に対して「ハ」など。 濁音・半濁音 ②澄んだ音色(ねいろ)。 0
鰻登り・鰻上り うなぎのぼり 物事の程度や価値などが、見る見るうちに上がること。「新人歌手の人気は―だ」「物価が―に上がる」 0
同乗 ドウジョウ [0] 同じ乗り物に乗り合わせること。「友人の車に―する」 0
鞍 くら [2] 人や荷物を乗せるために牛馬の背につける道具。 0
熟慮 ジュクリョ [1] 十分に考えをめぐらすこと。 熟思・熟考 0
籌 はかりごと [0] よく考えて練った計画。策略。 0
相子 あいこ [3],[0] 互いに、勝ち負けや損得がないこと。引き分け。「これで、お―だ」「三勝三敗で―になる」 0
旬 シュン [1] ①魚・野菜など最も味のよい時期。出盛りの時期。「秋刀魚(さんま)が―だ」 ②物事を行うのに最も適した時期。 参考「ジュン」と読めば、一〇日間の意になる。 0
烏帽子 えぼし [0],[1] 昔、 元服した男子の用いた帽子の一種。現在では、神官の装束に見られる。「―を着せる(誇張して言う)」「亭主の好きな赤―」 参考「えぼし」は「えぼうし」のちぢまった形。 1
法度 ハット [1],[0] ①守るべき事柄。おきて。特に、武家時代の法令。「武家諸―」 ②禁止されている事柄。「この部屋では喫煙は御―です」禁制・禁令 0
暗転 アンテン [0] ①演劇などで幕をおろさずに舞台をくらくして次の場面を変えること。 ②物事や状況がよい状態から悪い状態に変わること。「事態が―する」 0
触媒 ショクバイ [0] それ自体は変化を受けないで、他のものの化学反応を促進させる働きをもつ物質。「―を使って化学反応をおこす」 0
鬼鍼草 せんだんぐさ キク科の一年草。暖地の湿地に自生。葉はセンダンに似て羽状複葉。秋、黄色い頭花をつける。種子には逆向きのとげがあり、衣服などにくっつく。 由来「鬼鍼草」は漢名から。表記「栴檀草」とも書く。 1
眩む くら-む [0] ①目が回る。めまいがする。「ライトで目が―む」 ②心をまどわされて判断がつかなくなる。「大金に目が―む」 0
博雅 ハクガ [0] 広く物事を知っていて、行いが正しいこと。また、その人。 0
床屋 とこや [0] 髪を切ったりひげをそったりする店。また、それを職業とする人。理容店・理髪店の俗称。 散髪屋 由来江戸時代、髪結(かみゆい)が床店(とこみせ)で仕事をしたことから。 0
放逸・放佚 ホウイツ 勝手気ままでしまりのないこと。「逸」「佚」はともに気ままの意。「―に暮らす」放恣(ホウシ)・放埒(ホウラツ) 0
請求 セイキュウ [0] 金銭や物品などを正当に要求すること。「代金を―する」 0
這う這うの体 ほうほうのテイ [6] あわてふためいて、やっとのことで逃げ出るさま。「―で逃げ帰る」 0
衰運 スイウン [0] おとろえていく運命や傾向。「―をたどる」 衰勢 盛運 0
害虫 ガイチュウ [0] 人間・家畜・農作物・樹木などに害を与える虫。ダニ・アブラムシ・ハエなど。益虫 0
治世 チセイ [1],[2] ①平和に治まっている時代。太平の世。 乱世 ②君主として世を治めること。また、その在位期間。「ルイ十四世の―」 統治 参考「ジセイ」とも読む。 0
通う かよ-う [0] ①定期的に行き来する。同じ所に頻繁に出かける。「野球場へ―う」「学校に―う」 ②伝わる。「友と気持ちが―う」 ③とおる。流れる。「電流が―う」 ④似る。「面影の―う人」 0
法論味噌 ホロミソ 焼き味噌を乾燥させ、ゴマ・クルミ・サンショウの実などを細かくきざんで混ぜた食品。「―売りの夕立(物を損なうことを恐れること)」 0
畚 ふご [0] ①「畚(もっこ)」に同じ。 ②釣った魚を入れる竹かご。びく。 0
蠱毒 コドク [0],[1] 毒を盛って、気づかれないように人を害すること。 0
言笑自若 ゲンショウジジャク どんなことがあっても平然としていることのたとえ。「言笑」は言葉と笑い声、談笑の意。「自若」は落ち着いたさま。故事 中国、三国時代、蜀(ショク)の猛将の関羽は以前の戦いでひじに流れ矢が当たり、毒が骨に入って苦しんでいた。諸将と宴会の最中に医者に切開させ、流れる血は盤器にあふれたが、関羽は平気で肉を引き裂いて食い、酒を引き寄せ、談笑していたという故事から。〈『三国志』〉 0
楽劇 ガクゲキ [0] ドイツのワグナーが提唱した、管弦楽・声楽・演劇を融合した音楽劇。 0
読後 ドクゴ [0],[1] 本などを読んだあと。「―感を語り合う」「―にコーヒーを飲む」 0
藩籬 ハンリ 「藩屛(ハンペイ)」に同じ。 0
好い よ-い [1] ①このましい。「感じの―い人」 ②姿や形がすぐれている。「器量が―い」 ③適当である。「ちょうど―いタイミング」 ④むつまじい。「仲が―い」 0
加加阿 カカオ アオギリ科の常緑高木。熱帯南アメリカの原産。幹に直接ウリ状の大きな実をつける。種子はココアやチョコレートの原料。 1
長百姓 おとなビャクショウ 中世から近世、村落で自治の中心になった有力な農民。表記「乙名百姓」とも書く。参考「おさビャクショウ」とも読む。 0
積厚流光 セキコウリュウコウ 先祖の功績が大きければ、それだけ子孫の受ける恩恵も大きいということ。〈『大戴礼(ダタイレイ)』〉 0
給う たま-う [2] ①お与えになる。くださる。「与える」「授ける」の尊敬語。 ②…なさる。お…になる。動作に対する敬意を表す語。「お召し―う」 ③男性が軽い命令をするときに用いる語。「帰り―え」参考「たもう」と発音することも多い。 0
牙音 ガオン 中国音韻学の用語。発音分類の一つで軟口蓋(ナンコウガイ)の破裂音と鼻音。 0
偏聴姦を生ず ヘンチョウカンをショウず 一方の言い分だけを聞いて物事を処理したり仲裁をしたりすると、悪い結果になるということ。「偏聴」は、一方の言い分だけを聞くこと。由来中国、前漢時代、同僚の中傷によって投獄された鄒陽(スウヨウ)が梁(リョウ)の孝王に無実を訴えた手紙の言葉から。〈『史記』〉 0
角逐 カクチク [0] 互いに競争すること。「業界での―は極めて激しい」参考「角」は競う、「逐」は追う意。 0
京染 キョウぞめ 京都で作られた染め物。また、京都風の染め物についていう。京友禅や京鹿の子(キョウがのこ)など。 0
習作 シュウサク [0] 芸術や文芸などの分野において、練習のために作った作品。エチュード。「無名時代の―」 0
棘 おどろ [2] ①植物が乱れ茂っていること。また、そういう所。 ②髪の毛が乱れてもつれるようす。「―の髪」 0
世紀 セイキ [1] ①西暦で、一〇〇年ごとに区切った年代。 ②「世紀の…」の形で、一〇〇年に一度しか起こらないほどの意。「―の大発見」 0
枉駕 オウガ 乗り物の進路を変えてわざわざ訪ねて来ること。相手の来訪を敬っていう語。御来駕。「―来臨」枉車・枉顧 0
迢迢 チョウチョウ はるかなさま。はるかに遠いさま。また、はるかに高いさま。 0
整える ととの-える [4],[3] きちんとそろえる。正しくそろえる。「来客であわてて部屋を―える」「立ち止まって息を―える」 0
資財 シザイ [1] 事業や生活の元手となる財産。「―を投入して会社を起こす」 0
這い蹲う はいつくば-う [5] はうようにひれふす。平伏する。はいつくばる。「―って謝罪する」 0
傴む かが-む 腰が曲がり、体が前に傾く。背をまるめる。かがまる。 0
肝胆相(あい)照らす カンタンあいてらす 互いに心から理解しあって深くつきあうこと。心の底を互いに照らし合う意。「彼と僕とは―仲だ」 0
冬 ニンドウ [2] スイカズラの別称。また、その葉の生薬名。 忍冬(すいかずら) 0
臨席 リンセキ [0] その席にのぞむこと。会合や式などに出席すること。「御―の皆様」臨場・列席 0
蔑む さげす-む [3] 相手を見下げる。軽蔑(ケイベツ)する。「流行ばかり追いかける人を―む」 0
器用 キヨウ [1] ①細かい仕事もうまくやりとげること。何事もうまくやりとげること。また、そのさま。「手先の―な人」 ②要領よく立ち回るさま。「―に世渡りする男」 0
民生 ミンセイ [0] 国民の生活・生計。「―の安定をはかることが急務だ」 0
咎人 とがニン [0] 罪を犯した人。罪人。表記「科人」とも書く。 0
軟体動物 ナンタイドウブツ [5] 貝類・タコ・イカなどのように、骨格や環節がなく、外套膜(ガイトウマク)で覆われた体のやわらかな動物。無脊椎(セキツイ)動物の一種。 0
標榜 ヒョウボウ [0] ①主義・主張を公然と掲げること。「ガンジーは非暴力・不服従を―した」 ②人の善行をほめ、それを札などに記して公衆に示すこと。 0
覚る さと-る [0],[2] はっきりと知る。また、はっと思いあたる。感づく。「自分の非を―る」 0
柔軟 ジュウナン [0] ①柔らかくしなやかなこと。「―な筋肉」「―体操」 ②考え方などを状況に応じて変えられること。「―な思考の持ち主」「―に対処する」 強硬 0
心悲しい うらがな-しい [5],[0] なんとなく悲しい。もの悲しい。 表記一般には「うら悲しい」と書く。 参考「うら」は表に見えない心のなかの意。 0
忙中閑あり ボウチュウカンあり いそがしいさなかにも、一息いれる時間がある。いそがしくても心の余裕を忘れないこと。 0
一葉 はらん [2] ユリ科の多年草。 由来「一葉」は漢名から。 葉蘭(はラン) 1
補充 ホジュウ [0] 不足した部分を補って、十分なものとすること。「商品を―する」補塡(ホテン)・補給 0
維納 ウィーン オーストリア共和国の首都。ドナウ川の南岸にあり、中部ヨーロッパの文化の中心。音楽の都として有名。 1
不帰 フキ [2],[1] 二度と帰らないこと。転じて、死ぬこと。「―の客となる(死ぬ)」 0
芳ばしい こう-ばしい [4],[0] よい香りがするさま。特に、こんがりと焼けたようなよい香りがするさま。「パンの焼けた―い香り」表記「香ばしい」とも書く。 0
遣らずの雨 やらずのあめ [5] 客の帰るのを引きとめるかのように、また行く人を行かせないかのように降り出す雨。 0
和羹塩梅 ワコウアンバイ 主君の施政を補佐して、天下をうまく治める大臣・宰相のこと。「和羹」は種々のものをうまく混合し、味を調和して作った吸い物。この料理が「塩梅」、すなわち塩と酸味をつける調味料の梅酢とのほどよい加減でできることから。〈『書経』〉参考「塩梅」は「エンバイ」とも読む。 0
大隅 おおすみ 旧国名の一つ。現在の鹿児島県の東部。隅州(グウシュウ)。 0
篤農 トクノウ [0] 農業に励み、その研究にも熱心な人。篤農家。「村一番の―です」 0
日延べ ひのべ [0] ①予定の期日を先へのばすこと。延期。「雨のため試合が―になった」 ②予定の期間より長くのばすこと。「―興行」 0
忌引 キびき [0] 近親者が死んだとき、勤めや学校を休んで喪(も)に服すること。また、その休暇。 0
繁吹 しぶき [3],[1] ①細かい粒状になって勢いよく飛び散る水。 ②強く吹きつける雨。表記「飛沫」とも書く。 1
彩色 サイシキ [0] 色をつけること。いろどること。また、いろどり。「鮮やかな―の壁画」 着色 参考「サイショク」とも読む。 0
土竈・土窯 ドがま 土で築いた炭を焼くかまで、木材が炭化したら、密閉して火を消すもの。「―炭は火つきがよい」 0
近所合壁 キンジョガッペキ [1] 近くの家々。「合壁」は壁一枚はさんだ隣の家の意。 0
怒る おこ-る [2] ①腹を立てる。いきどおる。 ②しかる。「子どもを―る」参考①「いかる」とも読む。 0
爬搔 ハソウ つめでかくこと。 0
騰る のぼ-る 跳ね上がる。勢いよく躍り上がる。高いところにのぼる。 0
閲歴 エツレキ [0] 人がそれまでに経験してきた学業や職業などの事柄。「豊富な―のある人物」経歴・履歴 0
団亀 ドンがめ スッポンの別称。由来「胴亀(ドウがめ)」の転じたもの。 鼈(すっぽん) 0
狼虎 ロウコ オオカミとトラ。冷酷で欲が深く、他を害するもののたとえ。「―の如(ごと)くむさぼる」虎狼 0
碌碌 ロクロク [0] ①能力がなく、役に立たないようす。「―として一生を終える」 ②十分に。碌に。打ち消しの語を伴う。「―見ないで判を押す」表記「陸陸」とも書く。 0
不快 フカイ [0] ①おもしろくないこと。不愉快。また、気持ちのよくないこと。「彼の言動には―感を覚える」 ②気分の悪いさま。病気。「―な症状を訴える」 0
生態 セイタイ [0] ①生物が自然界に生活している状態やありさま。「昆虫の―を観察する」 ②社会で生活しているもののありのままの姿。「今どきの高校生の―」 0
人事を尽くして天命を待つ ジンジをつくしてテンメイをまつ 人間としてできる限りの努力をして、あとは運にまかせること。 由来『読史管見』の「人事を尽くして天命に聴(まか)す」が転じた言葉。 0
遊牝む つる-む [2] 動物の雄と雌とが交尾する。表記「交尾む」とも書く。 1
擲 ホウテキ なげうつこと。ほうってしまうこと。うち捨てること。顧みないこと。「地位も名誉も―して隠遁(イントン)する」「陣地を―する」放棄 0
竦然 ショウゼン [0] 恐れてこわがるさま。「―として立ちすくむ」 慄然(リツゼン) 0
綱領 コウリョウ [3],[0] ①物事の要点。 ②政党や組合などの立場・主張・政策の根本方針の要約。「党の―を示す」「政策の―を改める」 0
侮辱 ブジョク [0] 相手をばかにして、はずかしめること。「公衆の面前で―された」参考「辱」は恥をかかせる意。 0
変装 ヘンソウ [0] 別人に見せるため、服装や髪形・顔つきなどに手を加えて変えること。また、その姿。「女に―して尾行する」仮装 0
寝惚ける ねぼ-ける [3] ①完全には目覚めていないで、ぼうっとしている。また、寝ているとき無意識に妙な言動をする。 ②わけのわからないことや見当ちがいのことを言う。 0
休刊 キュウカン [0] 新聞・雑誌などの発行を一時やめること。「―日(び)」「雑誌の―」 0
拠出 キョシュツ [0] なんらかの事業、寄付のために金品を出し合うこと。表記「醵出」とも書く。 0
漢才 からざえ [0] 漢学の才能。漢学に通じること。参考「カンサイ・カンザイ・カンざえ」とも読む。 0
矮星 ワイセイ [0] 絶対光度と直径の小さい恒星。太陽など、多くの恒星がこの区分に入る。小さい星。巨星 0
現実 ゲンジツ [0] 事実としていま、現にある事物。また、具体的・客観的に存在する状態。「―からの逃避」「厳しい―にぶつかる」実際・実在理想・空想 0
戦艦 センカン [0] 攻撃力と防御力がすぐれている大型の軍艦。主力艦。戦闘艦。「―大和(やまと)」 0
信心過ぎて極楽(ゴクラク)通り越す シンジンすぎてゴクラクとおりこす 信心もあまり度を越すと、かえって迷信や邪道に落ちこんで救われなくなり、害になる。信心もほどほどにせよということ。 0
彼岸 ヒガン [0],[2] ①向こう岸。 ②煩悩(ボンノウ)をなくして悟りを開いた世界。涅槃(ネハン)の境地。此岸(シガン) ③春分・秋分の日を中日(チュウニチ)とする前後各三日間。「暑さ寒さも―まで」 ④「彼岸会(エ)」の略。 ③に行われる法事。参考③秋は特に、秋彼岸という。 0
書面 ショメン [0],[1] ①手紙。文書。「合否は―で通知する」 書状・書簡 ②①に書かれた内容。 文面 0
形代 かたしろ [0],[2] ①祭りで、神体のかわりに据えるもの。 ②禊(みそぎ)・祓(はらえ)の際になでて罪や災いを移し、川に流す紙の人形(ひとがた)。 夏 ③身がわりにするもの。 0
殖える ふ-える [2] ①生みふえる。「子孫が―える」 ②茂り育つ。繁殖する。「細菌が―える」 ③多くなる。「財産が―える」 0
旋律 センリツ [0] 音が高低・長短の変化を重ね、リズムをもって連続する流れ。メロディー。「美しい―の曲を聴く」 0
調節 チョウセツ [0] 物事の調子をととのえて具合よくすること。つりあいをとること。「室内の温度を―する」調整 0
煤炭 バイタン 石炭の旧称。 0
塔主・塔司 タッス 禅宗で、塔頭(タッチュウ)をとりしまり監督する役。また、その役の僧。 0
石に裃(かみしも) いしにかみしも 謹厳で堅苦しい人や、きまじめで頑固な人のたとえ。 0
日蓮宗 にちれんシュウ [3] 鎌倉時代、日蓮が開いた仏教の一派。法華経(ホケキョウ)によるため、法華宗(ホッケシュウ)とも呼ばれる。 0
白話 ハクワ [1] 中国で、日常の話し言葉を基礎にした文章語。「―小説」文言(ブンゲン) 0
混血 コンケツ [0] 人種の異なる男女の間に生まれた子に、両方の特色が混じること。また、その子。純血 0
一堂 イチドウ [0],[3] ①一つの堂。一つの建物。 ②一つの場所。「昔の仲間が―に会した」 0
炸薬 サクヤク [0] 爆弾・砲弾・魚雷などの内部につめ、発射後に爆発させる火薬。 0
隣人 リンジン [0] となりの人。近所の人。また、身近にいる人。「―と仲よくしよう」「―と花見に行く」 0
蛇行 ダコウ [0] ヘビがうねるように、川や道などがS字状に曲がりくねって続くこと。「―して進む」「―運転」 0
診療 シンリョウ [0] 医者が患者の病状などを診断し、治療を施すこと。「休日も急患は―する」 0
漉餡 こしアン [0] 小豆をよく煮てすりつぶし、こして作ったあん。 0
生家 セイカ [1] ①生まれた家。「維新の英雄の―」 ②親・兄弟姉妹がいる家。実家。 婚家・養家 0
捉える とら-える [3] ①しっかりと押さえる。つかむ。「観客の心を―える」 ②自分のものとする。視野・知識などの範囲におさめる。「レーダーが台風の眼を―える」 0
眼光炯炯 ガンコウケイケイ 目が鋭く光るさま。すべてを見通しているようで人を圧倒する目。「炯炯」は鋭く光り輝くさま。双眸炯炯(ソウボウケイケイ) 0
床しい ゆか-しい [3] ①何となく懐かしく感じられる。慕わしい。「古式―い祭事」 ②上品ですぐれ、引きつけられる感じがする。「―い人」 0
力点 リキテン [3],[0] ①力の入れ場所。主眼とする点。重点 ②てこで力をかける点。支点 0
海市 カイシ 蜃気楼(シンキロウ)の古風な言い方。春由来海上の蜃気楼が、時に町並みを写し、海上に町があるように見えることから。日本では富山県魚津海岸のものが有名。 0
呉越同舟 ゴエツドウシュウ [1] 仲の悪い者どうし、敵どうしが同じ場所や境遇にいること。本来は、反目し合う仲でも利害が一致したり同じ災難に遭ったりすれば、互いに協力し合う意。故事 中国、春秋時代、敵対関係にあり国民どうしも憎しみ合っていた呉国と越国の人が同じ船に乗って川を渡り、大風に遭ったときは互いに助け合ったという故事から。〈『孫子』〉同舟共済 0
坐す ましま-す [1] おいでになる。おわす。「ある」「いる」の尊敬語。「天に―す神」 0
桂殿蘭宮 ケイデンランキュウ 非常に美しい宮殿のたとえ。「桂」は香木、「蘭」は香草の名。金殿玉楼 0
丸い卵も切りようで四角 まるいたまごもきりようでシカク 物事は扱い方・やり方・言い方で円満にもなり、角も立つたとえ。 0
狂瀾を既倒に廻(めぐ)らす キョウランをキトウにめぐらす どうしようもなく衰えた形勢を挽回(バンカイ)すること。荒れ狂う大波が倒れ伏したのをもとに押し返す意。「既倒」はすでに倒れたこと。〈韓愈(カンユ)の文〉参考「廻らす」は「反(かえ)す」ともいう。 0
兇刃 キョウジン [0] 凶刃 0
浪死 ロウシ 無駄に死ぬこと。犬死に。徒死 0
獄卒 ゴクソツ [0] 囚人を取り締まる下級役人。牢獄(ロウゴク)の番人。獄丁 0
漸く ようや-く [0] ①しだいに。だんだん。すこしずつ。「―春らしくなった」 ②とうとう。ついに。念願のかなうようす。「―合格した」 ③かろうじて。どうにか。「―間に合った」 0
生吞活剝 セイドンカッパク 他人の詩や文章を、そのまま自分のものとして使うこと。剽窃(ヒョウセツ)。「生呑」は生きたまま丸のみにすること。「活剝」は生きたまま皮を剝(は)ぐこと。〈『大唐新語』〉 参考「活剝生吞」ともいう。 0
眷顧 ケンコ [1] ①振り返って見ること。 ②目をかけること。引き立てること。ひいきにすること。愛顧 0
渾然一体 コンゼンイッタイ [0] 別々のものが溶け合って一つのものになっていること。 0
難色 ナンショク [0] 不賛成。また、不承知だという様子や態度。「提案に―を示す」 0
講和 コウワ [0] 交戦国が話し合いによって戦争をやめ、平和をとりもどすこと。「―会議」宣戦 「和」の書きかえ字。 0
偶偶・偶 たまたま ①思いがけなく。ふと。「―事故現場にいた」 ②ときおり。まれに。「―道で見かける人」表記「適」とも書く。 1
対座・対坐 タイザ 向かい合ってすわること。また、その席。「客と―する」 0
角 かど [2] ①物のすみ。また、端のとがった所。「教室の―」「机の―に足をぶつけた」 ②道の曲がりめ。曲がりかど。「―の本屋」 ③とげとげしい態度や性質。「―のある言い方」 0
様に依りて葫蘆を画く ヨウによりてコロをえがく 決まりきった形式や先例にしたがうのみで、工夫や独創性のないこと。手本どおりにひょうたんをかく意から。故事 宋(ソウ)の太祖が翰林(カンリン)学士陶穀(トウコク)の起草した詔書を「様による葫蘆」と評して軽んじたために、陶穀が自嘲(ジチョウ)の詩を詠(よ)んだ故事から。〈『東軒筆録』〉 0
吹螺 ほらがい [2] フジツガイ科の巻貝。 法螺貝(ホラがい) 1
剣突 ケンつく [1] ひどく𠮟りつけること。あらあらしい小言。「―を食わせる」 0
清風故人 セイフウコジン さわやかな秋風が、久し振りに懐かしい旧友に会うような気持ちにしてくれるということ。〈杜牧(トボク)の詩〉「―の季節」 0
囃す はや-す [2] ①声をかけたり手を打ったりして調子をとる。「―しながら御輿(みこし)をかつぐ」 ②囃子(はやし)を演奏する。「鳴り物入りで―す」 ③口をそろえてひやかしたりほめたりする。「カップルを―す」 0
眈む にら-む 鋭い目つきで見つめる。欲深そうにねらい見つめる。 0
年波 としなみ [0] 年をとることを、波が寄ることにたとえた語。「寄る―には勝てない」 0
片棒 かたボウ [0] 棒を用いて、二人で駕籠(かご)や重い物を担ぐときの一方の人。転じて一緒に物事を行う相手。「知らぬ間に悪事の―を担がされた」相棒 0
巫術 フジュツ [1] みこの行う呪術(ジュジュツ)など霊的なわざ。まじない。シャーマニズム。 0
射つ う-つ 目標に向けて、矢や弾丸を発射する。「ピストルを―つ」 0
擂り鉢 すりバチ [2],[0] ゴマや味噌(ミソ)などを入れて、すりこぎですりつぶすのに使うはち。ラッパ形の土焼製で、内側の面に縦に刻み目がある。参考商家では、「する」という言葉を忌んで「あたりバチ」という。 0
影向 ヨウゴウ 神仏が仮の姿となって、この世に現れること。 0
干潟 ひがた [0] 遠浅の海でひき潮のときに現れる浅瀬。「―に鳥が集まる」春 0
後世 ゴセ [1] 死後の世界。あの世。来世。後生(ゴショウ)参考「コウセイ」と読めば別の意になる。 0
秋の日は釣瓶(つるベ)落とし あきのひはつるべおとし 秋の夕日は、井戸のつるべが落ちるように急に沈むことから、秋の日のすぐに暮れるたとえ。 0
藐視 ビョウシ 軽んじて見ること。軽視すること。みくだすこと。 0
篠竹 すずたけ [2] イネ科の多年草。日本特産で、山地の斜面や林下に群生。夏、まれに小穂をつけるが、実を結んだあと枯れる。 参考「ささたけ・しのだけ」と読めば別の植物になる。 1
切断 セツダン [0] 断ち切ること。切って離すこと。 表記「截断」とも書く。 0
三日坊主 みっかボウズ [4] 何をしても飽きっぽくて長続きしないこと。また、その人。僧侶(ソウリョ)修行も三日と続かない意から。 三月庭訓(みつきテイキン) 0
根から ね-から [1] ①生まれつき。もとから。「彼は―の商売人だ」 ②否定や打ち消しの語を伴って、まったく。少しも。「―信じない」参考「ねっから」ともいう。 0
黴菌 バイキン [0] ①細菌のうち、人畜に有害なものの総称。 ②有害なもののたとえ。「社会の―」 0
苦肉の計 クニクのケイ 苦しまぎれの手段や方法のこと。「苦肉」は自分の身を傷つけ、苦しめること。敵をあざむくため自分の身をわざと傷つけたのち敵陣に逃亡し、敵の事情を探ろうとする計略の意。〈『三国志演義』〉参考「計」は「策」ともいう。 0
洞察 ドウサツ [0] 見抜くこと。見通すこと。「優れた―力の持ち主」洞見・明察 0
趣意 シュイ [1] ①物事をしようとするときの動機や目的。「ボランティア団体の設立―書」 ②文章などで言おうとしている考え。意見。「研究論文の―」 ①②趣旨 0
点景 テンケイ [0] 風景画や写真に、趣を出すために人物や動物を取り入れて点在させること。また、その人や動物。表記「添景」とも書く。 0
念う おも-う [2] いつも心にかけて考える。忘れないで心に深くおもっている。 0
女色 ジョショク [0] ①女性の性的魅力。色香(いろか)。「―に迷う」 ②女性との情事。いろごと。「―におぼれる」 参考「ニョショク」とも読む。 0
系図 ケイズ [0] ①先祖代々の人名と血縁・伝承関係を記した表。系譜 ②物事の流れ。来歴。「自然主義文学の―」 0
正道 セイドウ [0] 物事の正しい道理。人としての正しい行為。「―を歩む」 邪道 0
所謂 いわゆる [3],[2] 世間でよく言われる。俗に言う。「これが―天才の作品だ」 1
澆季 ギョウキ [1] 人情や道徳意識が薄れてこの世の終わりとも感じられるほど、乱れた世の中。末世。澆末 0
三柏・三槲 みつがしわ リンドウ科の多年草。山地の沼地に自生。カシワに似た葉三枚からなる複葉。夏、花茎の頂に白い花を総状につける。葉は薬用。ミズハンゲ。 表記「睡菜」とも書く。 0
精進料理 ショウジンリョウリ [5] 肉類を使わず、野菜や海草などを材料とした料理。油も植物性のものを使う。 生臭(なまぐさ)料理 0
晃晃 コウコウ [0] まぶしいほどに明るくかがやくさま。きらきらしているさま。「ネオンが―と光る」表記「煌煌」とも書く。 0
混声 コンセイ [0] 男声と女声の組み合わせで歌うこと。「―合唱団」 0
珍しい めずら-しい [4] ①めったにない。まれである。「今朝は―く早起きした」 ②変わっている。目新しい。「―い趣向のパーティー」 0
対象 タイショウ [0] ①はたらきかける目標。相手。「学生を―とした雑誌」 ②哲学で、主体が認識する相手となるもの。客観 0
薇 ぜんまい [0] ゼンマイ科の多年生シダ植物。山野に自生。葉は羽状複葉。早春に出る若芽はうず巻き状で、綿毛におおわれている。若芽は食用。春表記「紫萁」とも書く。 0
首都 シュト [1],[2] その国の中央政府がある都市。首府。「―機能移転論が急浮上した」 0
果無む・果敢無む はかな-む はかなく頼りないと思う。「世を―む」表記「儚む」とも書く。 1
逸物の鷹も放さねば捕らず イチモツのたかもはなさねばとらず どんなにすぐれたものでも、実際に活用しなければ何の役にも立たないということのたとえ。すぐれたタカでも、放たなければ獲物を捕らないという意から。百貫の鷹も放さねば知れぬ 0
接近 セッキン [0] 近づくこと。間近にあること。「台風が沖縄に―中」「実力が―する」 0
料理 リョウリ [1] ①材料に手を加えて調理すること。また、調理した食べ物。 ②物事をうまく処理すること。「強打者を三振に―する」 0
針鼠 はりねずみ [3] ハリネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。ユーラシア大陸にすむ。体は灰褐色で小さい。背面に生えた太くて短い針のような毛を立てて、敵から身を守る。 表記「彙・蝟」とも書く。 0
双生児 ソウセイジ [3] 同じ母から一度に生まれた二人の子。一卵性と二卵性がある。ふたご。 0
売名 バイメイ [0] 利益や見栄のために、世間に自分の名前を広めようとすること。「―行為は見苦しい」 0
烈烈 レツレツ [0] 勢いがはげしく盛んなさま。「―と燃える闘志」 0
威厳 イゲン [0] 堂々としていて、相手をおそれさせるさま。おごそかでりっぱなさま。「―のある態度」威光・威風 0
屋上屋を架す オクジョウオクをカす 屋根の上にさらに屋根をつくることで、無駄なこと、よけいなことをするたとえ。参考「屋下に屋を蓋(ガイ)す」ともいう。 0
疾 やまい 急に悪くなる病気。急性で悪性の病気。 0
御稜威・御厳 みいつ 神や天皇などの御威光。 1
野郎 ヤロウ [2],[0] ①若い男の俗称。「―ばかりが集まる」 ②男をののしる語。あいつ。「この―」「―が来なければいいのに」女郎(めロウ) 0
秒読み ビョウよみ [0] ①時間の経過を一秒ずつ数えること。特に、残っている時間を一秒ずつ読み上げて数えること。「スペースシャトル打ち上げの―が開始された」 ②事が起こる瞬間などが間近に迫った状態にあること。「犯人逮捕は―段階に入った」 0
甘い うま-い [2] ①おいしい。あまい。「―い料理」 ②こころよい。好ましい。「―い話に乗る」表記「旨い」とも書く。①「美味い」とも書く。 0
棄てる す-てる [0] 投げ出して用いない。見放す。しりぞける。 0
併置 ヘイチ [1],[0] 複数のものを同じ場所に設置すること。「公民館と図書館を―する」併設表記「並置」とも書く。 0
虎の威を仮る狐(きつね) とらのイをかるきつね 力のない者が、権力のある者の威勢を借りて威張ることのたとえ。故事トラがキツネを捕らえて食おうとすると、キツネは「私は天帝から百獣の長となるよう命じられているから食ってはいけない。信用できないなら私と一緒に来てみなさい」と言って、トラを後ろにしたがえて行くと、獣たちはトラを恐れて逃げたが、トラはてっきりキツネを恐れて逃げたものと思ったという故事から。〈『戦国策』〉表記「仮る」は「借る・藉る」とも書く。 0
眩暈 めまい [2] 目が回ること。目がくらんで倒れそうになること。参考「ゲンウン」とも読む。 1
頤 あご [0] ①口の上下にある器官。 ②下あご。おとがい。「―が外れる」 0
崩れる くず-れる [3] ①こわれて砕け落ちる。「―れた石垣を直す」 ②乱れる。状態が悪くなる。「週末には天気が―れそうだ」「列が―れる」「体調が―れる」 ③小銭になる。 ④相場が急に下落する。 0
良知良能 リョウチリョウノウ [1] 人間が生まれつき備えている知恵や才能。参考中国、戦国時代、孟子(モウシ)の性善説に基づく考え方で、後天的な知識や経験によらない生まれつきもつ正しい知能をいう。〈『孟子』〉生知安行(セイチアンコウ) 0
巣窟 ソウクツ [0] 悪人などが隠れ住む場所。根城(ねじろ)。「悪の―を一掃する」 0
精細 セイサイ [0] 細部にわたるまで詳しいこと。「―に書き記した文章」 詳細 0
待避 タイヒ [1],[0] 災難などをさけて、それが通り過ぎるのを待つこと。「―所」 0
正確 セイカク [0] 正しく確かなこと。まちがいのないこと。「―な時刻」 0
糲 くろごめ 精白していない米。表記「黒米・玄米」とも書く。 0
潸潸 サンサン ①涙がはらはらと流れるさま。 潸然 ②雨がぱらぱらと降るさま。 0
楮先生 チョセンセイ 紙の別称。参考紙がコウゾの樹皮から作られることから、その紙を擬人化していう。 0
沖虚 チュウキョ ①何もないこと。なかがからであること。空虚(クウキョ) ②雑念を去り、心をむなしくすること。我執の念がなく、心がさっぱりしていること。 0
紛失 フンシツ [0] 他のものにまぎれてなくなること。また、なくすこと。「旅行の途中で財布を―した」遺失 0
榾火 ほたび 木の切れはしや枯れ枝などを燃やす火。たき火。参考「ほだび」とも読む。 0
器用貧乏 キヨウビンボウ [4] 器用なために多方面に手を出し、どれも中途半端で大成しないこと。器用なため、他人から重宝がられて自分では大成しないこと。 0
比翼連理 ヒヨクレンリ [4],[1] 夫婦の情愛のきわめて深いことのたとえ。男女のちぎりの深いことのたとえ。「連理」は連理の枝のことで、根元は別々の二本の幹でも枝が一つに連なっている木。〈白居易の詩〉「―の仲」偕老同穴(カイロウドウケツ)
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「いい夫婦」に贈りたい四字熟語
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会
四字熟語根掘り葉掘り32:乾杯の歌と「比翼連理」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
副将 フクショウ [0] 主将の次の地位にあって、主将を補佐する者。 0
作る つく-る [2] ①物をこしらえる。特に、材料を使って小規模なものをつくるときに使う。「料理を―る」 ②新しいものを生みだす。「詩を―る」「組織を―る」 ③耕す。農作物を育てる。「畑を―る」「米を―る」 ④かたちづくる。用意する。「列を―る」「返済の金を―る」 ⑤いつわってこしらえる。「声を―る」 参考「造る」は船・ビルなど大規模なものや酒・味噌(ミソ)を工業的につくるときに使う。 0
典 のり [1] ①法則。守るべき事柄。おきて。 ②手本。模範。 0
上梓 ジョウシ [1] 書物を出版すること。「作品を集め―する」 由来木版印刷の版木に、多く梓(あずさ)の木を用いたことから。 0
善隣友好 ゼンリンユウコウ 隣国と友人のように仲良くすること。また、隣国と友好的な外交関係を結ぶこと。「常に―の努力を払うよう努める」 0
都合 ツゴウ [(名)0],[(副)1] ①ぐあい。折り合い。事情。「相手の―を聞く」 ②工面すること。やりくりすること。「―をつけて出席する」「金の―をつける」 ③すべて合わせること。合計すること。また、その合計。「―いくらですか」 0
皇后 コウゴウ [3] 天皇や皇帝の正妻。きさき。后宮・皇妃 0
読点 トウテン [1],[0] 文中の切れ目に打つ点。てん。句点参考「、」で表す。 0
私益 シエキ [0],[1] 個人の利益。自分のみの利益。 私利 公益 0
終の栖・終の住処 ついのすみか 死ぬまで住む所。また、最後に安住する所。死後に落ち着く所。「これがまあ―か雪五尺」〈小林一茶(こばやしいっさ)の句〉 1
贋作 ガンサク [0] すぐれた芸術作品などのにせものを作ること。また、そのにせもの。贋造・偽作 0
三枚 サンマイ [1],[0] ①一枚の三倍。 ②魚を調理するときに、頭を取り除き、中央の骨をさかいに両側の身を切り離し、骨と二つの身に分けること。「鯛(たい)を―におろす」 0
無愛想 ブアイソウ [2] 態度にかわいげのないこと。ぶっきらぼう。「―に返事をする」参考「ブアイソ」とも読む。 0
飛螻蛄 とびけら [0] トビケラ目の昆虫の総称。水辺にすむ。ガのように飛び、ケラ科のケラにやや似る。幼虫はいさごむし。 1
煎汁 いろり かつおぶしや大豆の煮出し汁。調味用。 表記「色利」とも書く。 1
飽満 ホウマン [0] ①飽きるほど腹いっぱい食べること。 ②十分に満ち足りること。 0
名論卓説 メイロンタクセツ 見識の高いすぐれた論説。高論卓説 0
青松落色 セイショウラクショク 人と人との交際に道義が衰えていくことのたとえ。変わらないはずの松葉の青が色あせるの意から。〈孟郊(モウコウ)の詩〉 0
幼児 ヨウジ [1] ①おさない子。 ②児童福祉法で、満一歳から小学校就学までの子。「―教育に携わる」小児(ショウニ) 0
煽動 センドウ [0] 扇動 0
金高 キンだか [0],[1] 金銭でどのくらいになるかを集計して示した数字。金額参考「かねだか」とも読む。 0
宏謨 コウボ 「宏図」に同じ。表記「洪謨・鴻謨」とも書く。 0
大原女 おはらめ [0] 京都郊外の大原の里から、花や薪などを頭にのせて市中に売りに来る女性。参考「おおはらめ」とも読む。 0
堰堤 エンテイ [0] 川の水や砂などをせきとめるために造った堤防。ダム。「―を築く」 0
閾値 イキチ [3] 反応を起こすための最小限の刺激値。限界値。参考「しきいチ」とも読む。 0
添加 テンカ [0],[1] ある物に別の物を加えること。別の物が加わること。「食品―物の検査」「香料を―する」 0
旧法 キュウホウ [0],[1] ①今は廃止されている古い法律・法令。 ②古い方法。 ①②新法 0
簾箔 レンパク すだれ。みす。参考「簾」も「箔」もすだれの意。 0
訟獄 ショウゴク 裁判ざたにする事柄。うったえ事。うったえ。 訴訟・獄訟 0
淫奔 インポン [0] 性的な関係にだらしのないさま。多く、女性についていう。淫乱・尻軽(しりがる)表記「婬奔」とも書く。 0
碑 いしぶみ [0] 事跡や業績を記念し、後世に伝えるために文章を刻んで建てた石。また、その文章。石碑。碑碣(ヒケツ)。表記「石文」とも書く。 0
烏木 こくたん [1] カキノキ科の常緑高木。 由来「烏木」は漢名から。 黒檀(コクタン) 1
来意 ライイ [1] ①客が訪ねてきた理由。来訪の趣意。「―を告げる」 ②手紙の用件。趣旨。「ご―は了解しました」 0
合議 ゴウギ [1] 複数の人が集まり相談すること。「―制裁判所」 0
八枚手 やひらで 神前への供物を盛る大形の器。参考「枚手」は柏(かしわ)の葉を数枚用いた器、のちにそのような形の器の意。 0
利口 リコウ [0] ①頭がよいこと。賢いこと。利発 ②口がうまく要領がよいこと。悪賢いこと。抜け目のないさま。「―に立ち回る」 ③特に、子どもが素直でものわかりのよいこと。「お―さん」 「悧口」の書きかえ字。 0
反吐 へど [1] 食べて胃に入った飲食物を嘔吐(オウト)すること。また、その物。げろ。「―が出る」 1
暗黒 アンコク [0] ①まっくらなこと。くらやみ。 ②精神や社会・時代などが乱れたり自由を束縛されたりして、希望がもてないこと。 0
山間 やまあい [0] 山と山との間。谷間。また、山に囲まれている所。やまかい。「―の村」 0
暴れる あば-れる [0] ①乱暴をする。荒れ狂う。「馬が驚いて―れだす」 ②思う存分に力をふるう。大胆に行動する。「試合で存分に―れる」 0
銓 はかり 物の重さをはかる道具。 0
臭い くさ-い [2] ①不快なにおいがする。「焦げ―い」「靴が―い」 ②怪しい。疑わしい。「なんとなくうさん―い」「―い仲」 ③わざとらしい。「―い演技」 ④上の語を強めて、その程度がひどい。「めんどう―い」 0
文理 ブンリ [1] ①筋目。あや。 ②文章の筋道。脈絡。「―を整然とさせる」文脈 ③文科と理科。「―学部」 0
解消 カイショウ [0] ①それまでの取り決めや関係などを取り消すこと。「婚約を―する」 ②それまでの状態がなくなること。「交通渋滞が―する」「不安の―」 0
屠る ほふ-る [2] ①鳥獣の体を切り裂く。「羊を―る」 ②みなごろしにする。 ③敵を打ち破る。「大関を―る」 0
内勤 ナイキン [0] 勤務先の建物の中で仕事をすること。また、その人。外勤 0
布帛 フハク [0] 木綿と絹。転じて、織物や布地。参考「布」は木綿、「帛」は絹の意。 0
御教書 みギョウショ ①三位以上の公卿の出す奉書形式の文書。もとは私的なものが、のちに公的になった。 ②鎌倉・室町幕府から出される文書。室町時代以降は将軍の直状(ジキジョウ)を御判御教書と称した。 0
案ずるより産むが易し アンずるよりうむがやすし 物事は実際にやってみると、事前にあれこれと心配していたよりも案外たやすくいくものだということ。お産は気がかりなものだが、心配していたよりも案外軽くすむ場合が多いことから。 0
丈六 ジョウロク ①一丈六尺、約五(メートル)の高さの仏像。「―の仏」 ②あぐらをかくこと。「―を組む」 由来①尊い釈迦(シャカ)は、人間の身長八尺の倍あったとする信仰から。 ②多く、仏像は足を組んでいることから。 0
送辞 ソウジ [0] 卒業や転任などで、別れて行く人を送る言葉。「在校生を代表して―を読む」 答辞 0
柄樽 えだる [0],[1] 祝儀などに用いる酒だる。角のように突き出た一対の柄がついている。角樽(つのだる) 0
肚 はら ①腹部。おなか。 ②心のなか。考え。 ③度量。胆力(タンリョク)。表記「腹」とも書く。 0
恩讐 オンシュウ [0] 恩恵と恨み。情けと仇(あだ)。「―を越えて手を握りあう」 0
僻む ひが-む [2] ①心がひねくれる。ねじける。特に、ひねくれて物事を悪く受け取り、自分だけが不当に扱われたと考える。「同期の出世を―む」「邪魔もの扱いにされて―む」 ②まげて受け取る。ゆがめて考える。 0
外連味 ケレンミ 受けねらいのはったりやごまかし。「―のない芸」 0
蘊藉 ウンシャ 気持ちが広くおだやかなさま。余裕のあるさま。表記「温藉」とも書く。 0
禁札 キンサツ [0] 禁止する事柄を記した立てふだ。制札 0
勇将 ユウショウ [0] 勇ましく強い将軍・大将。「祖国を勝利に導いた―」猛将 0
肝油 カンユ [0] タラなどの魚類の肝臓からとったあぶら。脂肪・ビタミンA・ビタミンDなどを豊富に含み、薬用とする。 0
師団 シダン [1] ①陸軍の部隊編制上最大の単位。司令部があり、独立して作戦行動ができる。 ②陸上自衛隊の一部隊。 0
漾漾 ヨウヨウ ①水がゆれ動くさま。「―ときらめく波」 ②水が満ちあふれるさま。水流が限りなく広がるさま。洋洋。「―として流れる大河」 0
帰結 キケツ [0] さまざまな考えや議論や行動などが最後に落ち着くこと。また、その結論や結果。「当然の―」帰着・結着 0
最も もっと-も [3] 程度がいちばんであるさま。このうえなく。最高に。「信濃(しなの)川は日本で―長い」 0
十徳 ジットク 近世、漢学者や絵師や医者などが着た素襖(スオウ)に似た羽織のような衣服。 0
衣擦れ きぬずれ [0] 着物や衣服が体の動きによって擦れ合うこと。また、その音。「かすかな―の音」 0
統御・統馭 トウギョ 全体を統一して率いること。全体を思い通りに動かすこと。「官僚組織を―する」 0
令尹 レイイン ①中国、周代、楚(ソ)国の最上位の官。転じて、宰相。 ②地方長官。由来②県の長官を「令」、府の長官を「尹」としたことから。 0
咽む の-む かたまりなど、つかえた物をのみくだす。ぐっとのみこむ。表記「嚥む」とも書く。 0
紐育 ニューヨーク アメリカ合衆国の北東部にある大西洋に面した州。また、その州にあるアメリカ最大の都市。国連本部があり、世界経済の中心地。 1
籠鳥檻猿 ロウチョウカンエン 思いどおりに生きることのできない、自由を奪われた境遇のたとえ。かごの中の鳥と、おりの中のサルの意から。〈白居易の文〉参考「檻猿籠鳥」ともいう。 0
洶湧・洶涌 キョウユウ 水が勢いよくわき出るさま。波がわき立つ音。また、そのさま。参考「キョウヨウ」とも読む。 0
賭場 トば [0],[2] 賭博(トバク)をする所。ばくち場。鉄火場(テッカば) 0
勧める すす-める [0] 繰り返しうながす。うながし励ます。「一層の精進を―める」「熱心に入会を―める」 0
雪駄・雪踏 セッタ 竹の草履の裏に革を張り、かかとに金具を打ちつけた履物。 由来千利休(せんのりきゅう)が雪中に履いたことからという。 参考古くは「セキダ」といい、「席駄」とも書いた。 1
茶話 サワ [1] 茶を飲みながらする話。茶飲み話。「―会」参考「チャワ」とも読む。 0
湫 くて 水草などが生えている低湿地帯。 参考「ぐて・くで」とも読む。 0
貼用 チョウヨウ はりつけて使うこと。「膏薬(コウヤク)を―する」 0
棘魚 とげうお [2] トゲウオ科の魚の総称。淡水にすむものと海に下るものとがある。背びれにとげをもち、雄が水草で巣を作る。イトヨ・トミヨなど。 0
棒暗記 ボウアンキ [3] 内容を理解しないで、機械的に覚えること。丸暗記。「日本史の年号を―する」 0
尻紮げ・尻絡げ しりからげ 着物の裾(すそ)を外側に折り上げて、その端を帯にはさむこと。しりっぱしょり。 0
弛張 シチョウ ①ゆるむこととゆるみのないこと。 ②寛大にすることと厳格にすること。 0
往路 オウロ [1] 行きの道。「―は車を使う」「母校が駅伝の―で優勝した」復路・帰路 0
戯文 ギブン [0] ①たわむれに書いた文章。 ②中国、南宋(ナンソウ)の戯曲。南曲。 0
鬼子 おにご [0],[2] ①親に似ていない子。おにっこ。 ②鬼に似てみにくい子。また、乱暴な子。 ③生まれたときから歯がはえている子。 0
俗解 ゾッカイ [0] 通俗的な解釈。世間一般にわかりやすい解釈。 諺解(ゲンカイ) 0
強強 ごわごわ 布・紙などが硬くこわばって、しなやかでないさま。「―の敷布」 0
雲鬢 ウンビン 女性の豊かな髪の美しさを雲にたとえた言葉。転じて、美しい女性。「―花顔(カガン)金歩揺(キンホヨウ)」〈白居易の詩〉 0
嫡男 チャクナン [2] 正妻から生まれた男子。特に、長男。跡取り。「徳川家の―」嫡嗣 0
髪際 こうぎわ 髪の生えぎわ。参考「かみぎわ」の転じたもの。 1
叩頭く ぬかず-く [3] ひたいを地にこすりつけて拝礼する。また、そのようにていねいに礼をする。「仏前に―く」表記「額突く・額衝く」とも書く。 1
蟬 せみ セミ科の昆虫の総称。はねは二対で透明なものが多い。針状の口で樹液を吸う。夏、雄は腹部の発音器により大声で鳴く。幼虫は木の根の養分を吸い、数年から十数年地中にすむ。地上に出た成虫は数週間以内と短命。 夏 0
着服 チャクフク [0] ①「着衣」に同じ。 ②金品をこっそり盗んで不当に自分のものとすること。「公金を―する」横領 0
樹芸 ジュゲイ [0] 草木や農作物をうえつけること。 種芸 参考「樹」も「芸」もうえる意。 0
名号 ミョウゴウ [3],[0] 仏や菩薩(ボサツ)の名。特に、阿弥陀仏(アミダブツ)の名。「弥陀の―を唱える」 0
謹慎 キンシン [0] ①行動を反省し、つつしむこと。「酒をやめて―しています」 ②出社や登校を禁止する罰。「自宅―」禁足 ③江戸時代、一定期間、公用以外の武士の外出を禁止した刑罰。 0
和諧 ワカイ ①やわらいで調和すること。むつみ合うこと。 ②離婚訴訟の当事者が話し合いによる解決に同意すること。参考「和」「諧」ともに、やわらぐ意。 0
亡者 モウジャ [1] ①死者。特に、死んだのち成仏できずに冥土(メイド)に迷っている者。 ②金銭・地位・権力などに強い執着をもつ人。「金の―」 0
配送 ハイソウ [0] ①配達と発送。 ②物を行き先ごとに、送り届けること。「―係」「―車」 0
祟り たたり [1] ①神仏や怨霊(オンリョウ)から受けるわざわい。「これは何かの―だ」 ②よくないことをして受ける、悪いむくい。「―目」 0
巻子本 カンスボン [0] 印刷した紙や書き写した紙などを横長についで、軸に巻いた書物。巻物参考綴(と)じた冊子本より古い装丁。 0
足す た-す [0] ①数量などを加え合わせる。 ②足りないのを補う。「鍋(なべ)に水を―す」 ③目的をすませる。「外出のついでに用を―す」 0
徳性涵養 トクセイカンヨウ じっくりと道徳心を養うこと。「涵養」は水がゆっくりしみこむように養い育てる意。参考「徳性滋養」ともいう。 0
鮮度 センド [1] 新鮮さの度合い。「―の高い野菜を消費者に届ける」 0
不貞腐れる フテくさ-れる [5] 不平や不満の気持ちをあらわにして、言うことをきかない。なげやりになる。ふてる。「服装を注意されて―れている」 0
款冬 ふき [2] キク科の多年草。 蕗(ふき) 1
深山 みやま [0] 奥山。人里はなれた奥深い山。 端山(はやま)・外山(とやま) 参考「シンザン」とも読む。 0
五月 さつき [0] ①陰暦五月の異名。 ②ツツジ科の常緑低木。 皐月(さつき) 1
清汁 すましじる [3] だし汁に醬油(ショウユ)と塩でうす味にしたてた透明な吸い物。おすまし。 表記「澄まし汁」とも書く。 1
快刀乱麻を断つ カイトウランマをたつ こじれたことを手際よく処理し、明快に解決すること。「快刀」は切れ味のいい刀、「乱麻」はもつれた麻の意。〈『北斉書』〉一刀両断
■もっと学べる!コラムを読んでみよう!
四字熟語根掘り葉掘り12:「快刀乱麻」の解決を求む! ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
言及 ゲンキュウ [0] 話があることにまで行きつくこと。言い及ぶこと。「核心に―する」「あえて―を避ける」 0
亟やか すみ-やか 手間取らずに急いで。あわただしく。すぐさま。 0
後志 しりべし 北海道の旧一一か国の一つ。現在の後志総合振興局の大半と檜山(ひやま)振興局の一部地域をいう。 1
機 はた [2] 布を織る道具。織機(おりキ)・(ショッキ)。「―織り」「―屋」「―を織る音が響く」 0
有無相生 ウムソウセイ 有と無が相対的関係で存在すること。この世のすべては、有があってこそ無があり、無があってこそ有があるという相対関係にあることをいう。「相生」は互いに生じ合う意。〈『老子』〉参考「有無相(あい)生ず」とも読む。長短相形 0
悲喜交交 ヒキこもごも [1],[2] 悲しみと喜びが入り交じっていること。また、悲しみと喜びをかわるがわる味わうこと。「―至る」悲喜交集 1
擬製 ギセイ [0] 本物に似せて作ること。また、そのもの。「―豆腐」模造・模作 0
勤王・勤皇 キンノウ 天皇に対して忠義忠誠をつくすこと。「―派の武士」尊王(ソンノウ)佐幕参考江戸時代末期に起きた幕府討伐、朝廷政権確立の運動が代表的なもの。 0
糊代 のりしろ [0],[2] 紙をはり合わせるために必要とする糊をつける部分。 0
唐揚げ からあげ [0],[4] 魚・肉などを衣をつけずに、または小麦粉やかたくり粉をまぶして油で揚げること。また、その揚げたもの。「鶏肉(とりニク)の―」表記「空揚げ」とも書く。
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新聞漢字あれこれ8「正しさ」と「分かりやすさ」のはざまで
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
干犯 カンパン [0] 干渉して、他の権利をおかすこと。「領空権を―する」侵犯 0
賜う たま-う お与えになる。くださる。「与える」の尊敬語。「お言葉を―う」 0
養子 ヨウシ [0] 養子縁組によって他家にはいり、その家の子となった人。「婿(むこ)―に入る」実子 0
歩く ある-く [2] ①足で進む。あゆむ。「川縁(かわべり)を―く」 ②過ごす。経る。「二〇年間、教育者の道を―いてきた」 ③方々をまわる。「名物を食べ―く」「景勝地を見て―く」 0
一罰百戒 イチバツヒャッカイ [2],[0] 罪を犯した者を一人罰して、他の人々が同じ罪を犯さないように戒めること。一つの罰で百人の戒めとする意から。 0
布哇 ハワイ アメリカ合衆国の州の一つ。太平洋上のハワイやマウイなどの火山島からなる世界的な観光地。州都はホノルル。 1
寛やか ゆる-やか ①厳しくなく、ゆったりしているさま。おおまかなさま。「監視の目が―になる」 ②のんびりしているさま。「―な気持ちで過ごす」 0
戦争 センソウ [0] ①武力で争うこと。特に、国家間の武力によるいくさ。 ②社会生活上の激しい混乱や競争のたとえ。「交通―」「受験―」 0
戯れる ざ-れる [4] たわむれる。ふざける。参考「じゃれる」とも読む。 0
真直し まんなおし 不漁のときに豊漁を願って開く酒宴。縁起直し。げん直し。 表記「間直し」とも書く。 0
済る わた-る 川や障害などを無事に通り切る。 0
欣求浄土 ゴングジョウド [4] 死後、極楽浄土に行けるように心から願うこと。「浄土」はきよらかな極楽の地。安楽浄土厭離穢土(オンリエド) 0
介護 カイゴ [1] 老人や病人などを介抱・看護し世話をすること。「―保険制度」「退職して老母の―に専念する」介助 0
好事 コウジ [1] ①よいこと。喜ばしいこと。めでたいこと。 ②よい行い。参考「コウズ」と読めば、変わったものを好む意になる。 0
有機 ユウキ [1] ①生活機能と生活力をもつ組織。動植物など。「―体」 ②炭素を主な成分とする物質。有機化合物。 ①②無機 0
棋譜 キフ [1],[0] 囲碁や将棋で、対局の手順を数字や符号で書きとめた記録。「―に残された名勝負」 0
思弁 シベン [0] ①よく考えて物事の道理を見分けること。 ②哲学用語で、実証・経験によらず、論理的に物事を考え組みたてること。 0
宸筆 シンピツ 天子の自筆。天子がみずから書いたもの。 宸翰(シンカン) 0
風の前の塵 かぜのまえのちり 物事のはかなく、もろいことのたとえ。風前の灯(ともしび) 0
沃野 ヨクヤ [1] 作物がよくとれる肥えた平野。地味が豊かな平地。 0
高齢 コウレイ [0] 年齢の高いこと。年をとっていること。「―化社会」高年・老齢弱齢 0
全盛 ゼンセイ [0],[1] 勢力や名声などが、もっとも盛んであること。「―期を迎える」 0
白日昇天 ハクジツショウテン 仙人になること。また、急に富貴になるたとえ。真昼に天に昇る意から。〈『魏書(ギショ)』〉 0
片隅 かたすみ [3],[0] 一方のすみ。真ん中ではない、目立たないところ。はしっこ。「部屋の―に押しやられた」「都会の―にひっそりと暮らす」 0
鱗雲 うろこぐも [4] 巻積雲(ケンセキウン)の通称。魚のうろこ状に白い雲が点々と広がる。いわしぐも。さばぐも。秋参考「リンウン」とも読む。 0
漸 やや [1] ①いくらか。すこし。「―小さめ」「―寒い」 ②すこし時間があるさま。しばらく。「―あって電話がきた」 ③ようやく。 表記「稍」とも書く。 0
気色 ケシキ [1] ①気配。きざし。「雨はやむ―もない」 ②態度や表情などに現れたようす。そぶり。「反省する―もない」参考②「キショク」とも読む。 0
山紫水明 サンシスイメイ [1] 自然の景観が清らかで美しいこと。日の光に照らされ山が紫にかすみ、川の流れがすきとおって美しく見える意。「―の地」 山清水秀・山明水秀
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四字熟語根掘り葉掘り8:「山紫水明」の「紫」の謎 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
積雪 セキセツ [0] 雪がつもること。降りつもった雪。 降雪 0
統治 トウチ [1] ①まとめておさめること。 ②主権者が国土や人民を支配すること。「―権を主張する」「一国を―する」「信託―」参考「トウジ」とも読む。 0
連邦 レンポウ [0] 自治権をもつ国家や州が、共通の意識のもとでまとまって成立する国の形態。連合国家。アメリカ・カナダ・スイスなど。 「聯邦」の書きかえ字。 0
老眼 ロウガン [0] 年をとることで目の焦点を合わせる機能が低下し、近くのものが見えにくくなること。また、その目。老視 0
専従 センジュウ [0] ある仕事や任務にのみ従事すること。また、その人。「農業―者」 0
木練 こねり 「木練柿(がき)」の略。木になったまま熟して甘くなったカキの実。甘柿。 0
嚆矢濫觴 コウシランショウ 物事の始まり、起こり。「濫觴」は、大河もその始まりは觴(さかずき)にあふれるほどの小さな流れであるという意。 0
鼈甲 ベッコウ [0] ①ウミガメ科のタイマイの甲羅を煮て作る装飾材料。黄褐色の地に褐色の斑紋(ハンモン)がある。くしやかんざし、また眼鏡の縁などに用いる。 ②カメ類の甲羅。特に、スッポンの甲羅。薬用。由来①江戸時代、タイマイの甲羅を装飾品として使うことが禁止され、スッポン(鼈)の甲羅と言いのがれたことから。 0
深甚 シンジン [0] 気持ちや意味などが非常に深いさま。「―なる謝意」 0
徒口 むだぐち 必要のないおしゃべり。つまらないおしゃべり。「さんざん―をたたく」表記「無駄口」とも書く。 0
上告 ジョウコク [0] ①上訴の一種。控訴審裁判の結果が不満なとき、上級の裁判所に不服を申し立てること。 ②上の人に申し上げること。 0
滓 かす [1] ①液体などの底にたまるもの。おり。 ②必要な部分を取り除いたあとに残った不用物。つまらないもの。「油をしぼった残り―」「人間の―」 屑(くず) 0
風味 フウミ [1],[3] その食物のもつ独特で趣のある味。「素材の―を生かす料理」 0
辺陬 ヘンスウ [0] 都会から遠く離れた地方。辺鄙(ヘンピ)・僻地(ヘキチ)参考「陬」はすみの意。 0
早退け・早引け はやびけ 学校や勤務先から、定時よりも早く帰ること。早退。 0
受難 ジュナン [0] ①苦難や災難にあうこと。 ②キリストが十字架にかけられた苦難。 0
名馬に癖あり メイバにくせあり 人並みはずれた才能をもつものは、強烈な個性をもつたとえ。また、個性のない平凡なものは傑出することのないたとえ。 0
朔北 サクホク ①北。北方。 ②中国の北方にある開けていない土地。 0
紅葉 もみじ [1] ①秋の終わりに草木の葉が黄色や赤色になること。また、その葉。秋 ②カエデの別称。また、その葉。 楓(かえで) 表記「黄葉」とも書く。 1
鞦 しりがい [2] 馬具の名前。ウマの尻(しり)から鞍(くら)にかけるひも。 表記「尻繫」とも書く。 0
論断 ロンダン [0] 論じてから判断すること。 0
刷子 サッシ [1],[0] 「刷毛(はけ)」に同じ。 0
終始 シュウシ [1] ①始めと終わり。 ②始めから終わりまですべて。ずっと。たえず。「―笑顔で通した」 0
彫刻 チョウコク [0] ①木や石・金属などを彫りきざんで立体的な形をつくること。また、その作品。彫鐫(チョウセン) ②木や石・金属などに模様を彫りきざむこと。また、その作品。「―家」彫塑(チョウソ) 0
孟買 ボンベイ ムンバイの旧称。インド西部にあるアラビア海に面した港湾都市。工業・商業の中心地。 1
灯す とも-す [2],[0] あかりをつける。火を燃やす。「ランプを―す」参考「とぼす」とも読む。 0
御強 おこわ [0] こわめし。赤飯。「―で子の門出(かどで)を祝う」 0
闌 てすり [0] 階段や橋などの端に、飾りとしたり、つかまって転落を防いだりするために渡した、木や金属の棒。闌干(ランカン)。 0
時事 ジジ [1] ①その時々の社会の出来事。 ②現代社会の出来事。現代の社会事象。「新聞で―解説をする」 0
千慮 センリョ [1] さまざまに考えをめぐらせること。多くの思慮。 0
一目十行 イチモクジュウギョウ [2],[1] 書物を読むことが非常に速いこと。一目見ただけで、すぐに一〇行の文字を読み取ることができる意。故事 中国、梁(リョウ)の簡文帝は、幼少より理解力にすぐれ、読書も一目で一〇行ずつ読んだという故事から。〈『梁書(リョウショ)』〉 0
節減 セツゲン [0] 使用量をきりつめて減らすこと。「経費―に努力する」 0
無限 ムゲン [0] 限りがないこと。終わりがないこと。「―に広がる宇宙」有限 0
猫被り ねこかぶり [3] 本性を隠しておとなしく見せかけること。また、その人。 0
光風霽月 コウフウセイゲツ 心が清らかでわだかまりがなく、さわやかなこと。日の光の中をさわやかに吹く風と、雨上がりの澄みきった空の月の意。「霽」は晴れる意。〈『宋史(ソウシ)』〉明鏡止水・虚心坦懐 0
賃銭 チンセン [1] ①「賃金(チンギン)」に同じ。 ②物などを借りた人が貸した人に支払う金銭。 0
密かに諫めて公にほめよ ひそかにいさめておおやけにほめよ 人の至らないところや欠点はこっそりと忠告し、人の美点は表立ってほめよという教え。 0
異数 イスウ [0],[2] ほかにほとんど例がないこと。「―の昇進を果たす」異例 0
田鼈 たがめ [0] タガメ科の昆虫。 水爬虫(たがめ) 0
惘れる あき-れる [0] ぼんやりする。あっけにとられる。 0
止める や-める [0] ①それまで続けてしていたことを中止する。終わりにする。「酒を―める」 ②予定をとりやめる。よす。「帰省するのを―める」 0
子午線 シゴセン [0],[2] ①天球の北極および南極と、観測点の天頂とを通る天球上の大円。 ②地球上では、北極と南極とを結ぶ大円。経線。 由来方角を十二支で表すと「子」は北、「午」は南であることから。 0
麋 おおじか [0] アカシカ・ワピチ・ヘラジカなど、大形のシカの別称。 0
不敵 フテキ [0] 敵を敵とも思わないこと。恐れを知らず大胆なこと。乱暴で無法なこと。また、そのさま。「大胆―な奴(やつ)」「―な面(つら)構え」 0
春 はる [1] ①四季の一つ。暦のうえでは立春から立夏までをいう。 ②新年。正月。 ③最盛期。「わが世の―」 ④青春期。「人生の―」 ⑤男女の色欲。色情。性的な行為。「―をひさぐ」「―のめざめ」 0
鋸屑 キョセツ [3] ①材木をのこぎりで引いたときに出るくず。おがくず。 ②言葉や文章がよどみなく出てくるたとえ。参考①「のこくず」とも読む。 0
吾が わ-が [1] ①自分の。わたしの。「―身」 ②自分たちの。われわれの。「―国」 0
術後 ジュツゴ [0],[1] 手術を行ったあと。「―の経過は良好だ」 0
盟う ちか-う [0],[2] かたい約束をかわす。「ともに戦うことを―う」参考いけにえを殺し、互いにその血をすすって神に誓いをたてる意。 0
無罪 ムザイ [1] ①罪のないこと。 ②法律で、犯罪が証明されないこと。また、その判決。「―放免」 ①②有罪 0
免じる メン-じる [3],[0] ①義務や責任を免除する。特に、周囲との関連や経歴などさまざまな点を考慮して許す。「親に―じて許す」 ②職務をやめさせる。「委員を―じる」 0
跡形 あとかた [0] 物事や行為のあったしるし。「橋は流されて―もない」 形跡・痕跡(コンセキ) 0
雑音 ザツオン [0] ①不快な感じを起こさせる音。騒音。 ②ラジオ・テレビ・電話の通信路に入って聞きにくくする音。ノイズ。 ③周りであれこれいう余計な意見や批判。「世間の―を気にするな」 ④やじ。差し出口。「わきから―を入れるな」 0
化俗 ケゾク 世俗の人々を教え導き、感化すること。 0
山脈・山並 やまなみ 山が並び連なっていること。また、その山々。 参考「山脈」は「サンミャク」とも読む。 1
一応・一往 イチオウ ①とりあえず。ひとまず。ひととおり。「書類は―預かっておこう」「被疑者の取り調べは―終わった」 ②一度。一回。参考昔は「一往」と書いたが、現在は「一応」が一般的。 0
一死七生 イッシシチショウ 天上界で一度死んで、七度この世に生まれ変わる意。転じて、何度も生まれ変わること。七死七生 0
沈黙は金、雄弁は銀 チンモクはキンユウベンはギン 沈黙を守るほうがさわやかな弁舌よりまさっているということ。しゃべり過ぎに対する戒め。由来 英語の Speech is silver, silence is golden. から。 0
微行 ビコウ [0] 身分の高い人が、姿や身分を隠して出歩くこと。おしのびあるき。 0
怖めず臆せず おめずオクせず [1],[3] 少しも気おくれしたりおそれたりしないで。堂々と。「―言いたいことを言う」 0
適さか たま-さか たまたま。ちょうど。偶然に。「―通りかかっただけだ」 0
楸 ひさぎ ①キササゲの古名。ノウゼンカズラ科の落葉高木。ササゲに似た実をつける。 ②アカメガシワの古名。トウダイグサ科の落葉高木。若芽が赤い。 0
猿の尻笑い さるのしりわらい 自分の欠点に気づかないで、他人の欠点をあざ笑う愚かさのたとえ。サルが他のサルの尻が赤いといって嘲笑(チョウショウ)する意から。目糞(くそ)鼻糞を笑う 0
坐視 ザシ [1] 座視 0
番紅花 サフラン アヤメ科の多年草。南ヨーロッパ原産。秋、線形の葉を出し、淡紫色の六弁花をつける。赤い三本の花柱を乾燥させ、薬用・香料・黄色染料とする。秋由来「番紅花」は漢名から。 1
慳吝 ケンリン 欲が深く、物惜しみをすること。けちんぼ。しみったれ。 0
眼睛 ガンセイ ①ひとみ。くろめ。 ②眼球。まなこ。また、目。 0
日、西山に薄(せま)る ひセイザンにせまる 老人の死期がせまっているたとえ。太陽が西の山に隠れようとしている意から。〈李密(リミツ)の文〉 0
夜気 ヤキ [1] ①夜の冷たい空気。「―は体に悪い」 ②夜の静かな気配。「―が迫る」 0
鬼哭 キコク [0] 浮かばれない死者の魂が恨めしげに泣くこと。また、その声。 0
畦道 あぜみち [2] 田と田の間のあぜが細い道になっているもの。「―を歩く」表記「畔道」とも書く。 0
温ねる たず-ねる 復習する。よみがえらせる。「故きを―ねて新しきを知る」(温故知新)(ふる) 0
荻花 テキカ オギの花。 0
諦めは心の養生 あきらめはこころのヨウジョウ 過去の失敗や不運をいつまでも引きずらず、きっぱりと思い切ることが心の健康によいということ。 0
官権 カンケン [0] 政府や官吏の権力。官庁などの権限。「―を濫用する」 0
保線 ホセン [0] 鉄道線路の安全を保つこと。「―区」「―工事」 0
朝駆け あさがけ [0] ①ウマを朝早く走らせること。早朝から出かけること。 ②朝早く不意をついて、敵に攻めこむこと。 ③新聞記者などが取材のため、朝早く要人の家などを訪れること。「―で得た特ダネ」 0
雅致 ガチ [1] 上品で風流なおもむき。「―に富む」雅趣・雅味 0
危機 キキ [1],[2] あぶない場面や状況・時期。ピンチ。「―を脱する」「―に直面する」 0
敗亡 ハイボウ [0] 戦いに負けて滅びること。戦いに負けて死ぬこと。敗死。「一族の―」 0
公式 コウシキ [0] ①おおやけに定められた方式・形式。「―行事」 ②数学で、一般法則を記号で書き表した式。 0
筐 はこ [0] 竹で作った、小さめの四角い容器。こばこ。笥(はこ) 0
御灯明・御灯 みあかし 神仏の前に供える灯火。とうみょう。 1
遠隔 エンカク [0] 遠く離れていること。「―地から通勤する人が多い」 0
管轄 カンカツ [0] 官庁・機関などが権限によって支配すること。また、その範囲。「ごみ収集の―が都から区に移った」所管・所轄 0
状箱 ジョウばこ ①手紙や書状を入れる箱。 ②昔、手紙を入れて使者に持たせた小箱。 ①②文箱(ふばこ) 0
教戒・教誡 キョウカイ 教えいましめること。教えさとすこと。教訓 「教戒」は「教誨」の書きかえ字。 0
意見と餅はつくほど練れる イケンともちはつくほどねれる 餅は、つけばつくほど練れて良質の餅になるように、人も他人の意見をよく聞けば聞くほど得るところが多くなるということ。人の言い条と餅はつくほどよし 0
鉄葉 ブリキ [0] 錫(すず)でめっきした薄い鉄板。「―のおもちゃ」表記「錻力」とも書く。 1
辺地 ヘンチ [1] 都会から遠く離れ、交通などの不便な土地。「教員として―に赴く」辺鄙(ヘンピ)・僻地(ヘキチ)参考「ヘンジ」と読めば、仏教で極楽浄土の辺境の地の意。 0
脇 わき [2] ①胸の両側面で腕のつけねの下側。また、衣類のその部分。わきのした。 ②何かの近く。かたわら。また、本筋からはずれた方向。「話が―にそれる」 ③中心になるものを補助するもの。特に能狂言の相手役。表記①「腋」とも書く。 0
老い耄れ おいぼれ [0] ①「老耄(ロウモウ)」に同じ。 ②老人自身が自分を卑下していう語。 ③老人を見下していう語。 0
端 はた [1] 物のはし。へり。ふち。「池の―に風流な茶店がある」 0
活力 カツリョク [2] 活動するためのもとになる力。活動力。バイタリティー。エネルギー。「―をたくわえる」精力 0
狂瀾怒濤 キョウランドトウ 物事がひどく荒れ乱れているさま。「怒濤」は荒れ狂う大波。多く世の中の状況についていう。「―の世」疾風怒濤 0
既倒 キトウ [0] すでに倒れていること。「狂瀾(キョウラン)を―に廻(めぐ)らす」〈韓愈(カンユ)の文〉 0
勅書 チョクショ [1] 勅命の書いてある文書。天皇の命令を伝える公の文書。 0
碩学 セキガク [0] 学識が広く充実していること。また、その人。大学者。「彼は古代史の―だ」 碩儒・碩師 0
朋友 ホウユウ [0] 友人。ともだち。参考「朋」は同門、「友」は同志の意。 0
衛星 エイセイ [0] ①惑星の周囲を公転する天体。地球を回る月など。「人工―」 ②中心になるものをとりまいて、密接な関係をもつもの。「―国」 0
積善 セキゼン [0] 長く続けてきた善行。つみ重ねられたよい行い。 積悪 参考「シャクゼン」とも読む。 0
芝草 シソウ [0] ①シバ。シバクサ。 ②長寿を得るというマンネンタケ(霊芝(レイシ))の別称。めでたいしるしとされる。 0
容疑 ヨウギ [1] 罪を犯した疑い。嫌疑。「被疑者が強盗の―を認めた」 0
稠い おお-い 人や物が多く密集しているさま。びっしりと詰まっているさま。 0
済度 サイド [1] 仏が迷い苦しんでいる衆生(シュジョウ)を救い、悟りの境地に導くこと。 参考「済」は救う、「度」は渡す意。 0
蹻げる あ-げる つま先で立つ。かかとをあげる。足を高くあげて歩く。 0
答礼 トウレイ [0] 相手の礼にこたえて礼をすること。また、その礼。「敬礼に―する」「―訪問」返礼 0
鞭声粛粛 ベンセイシュクシュク ひそかに攻撃を進めること。由来川中島の戦いで、上杉謙信が夜陰(ヤイン)に軍馬のむちの音を立てずにひっそりと川を渡り敵陣に迫る情景を詠じた、頼山陽(らいさんよう)の漢詩から。 0
細筆 サイヒツ [0] ①細い筆。ほそふで。「―を用いて書く」 ②細かい文字で書くこと。「―で入念に書き込む」 細書 0
愛欲 アイヨク [0] ①異性に対する強い欲望。「―に溺(おぼ)れる」情欲 ②心が現実の欲望に執着すること。妻子などを愛すること。 「愛慾」の書きかえ字。 0
谷懐 たにふところ [3] 山に囲まれた谷間。参考「懐」は物に囲まれた所の意。 0
裁許 サイキョ [1] 役所などが、可否を調べて許可すること。「申請を―する」 裁可 0
持つ も-つ [1] ①手のひらで保つ。手でつかむ。「筆を―つ」 ②たずさえる。「雨具を―って行く」 ③自分のものとする。所有する。「別荘を―つ身」 ④受けもつ。担当する。「新一年生を―つことになった」 ⑤考えや感情を心にいだく。「根に―つ性分」 ⑥長くその状態を保つ。「祖母は来年までは―つまい」 ⑦負担する。引き受ける。「送料はこちらで―ちます」 0
配備 ハイビ [1] 前もって配置して備えること。「警察官を―する」「戦闘機を―する」 0
湿湿 じめじめ ①湿気が多く不快なさま。 ②しめっぽく陰気なさま。「―した性格」 1
妓楽 ギガク 妓女の演奏する音楽。 0
雅やか みやび-やか [3] 上品で優美なさま。都ふうに洗練されたようす。「―な舞」風雅・優雅 0
礼拝 ライハイ [0] 合掌したりひざまずいたりして、敬い拝むこと。特に、仏教でいう語。参考「レイハイ」と読めば、キリスト教やイスラム教で使うことが多い。 0
一諾千金 イチダクセンキン [0] いったん承諾したことは必ず守らなければならないということ。故事 中国、楚(ソ)の季布(キフ)は、一度承諾したことは必ず実行し、人々から「黄金百斤を得るより、季布の一度の承諾を得るほうが価値がある」といわれた故事から。〈『史記』〉季布一諾軽諾寡信(ケイダクカシン) 0
賄う まかな-う [3] ①費用や物資・人手などを、限られた範囲で処理する。きりもりする。「事務所を―う」 ②食事のしたくをする。「大家族の食事を―う」 0
野人 ヤジン [0] ①田舎の人。「田夫(デンプ)―」 ②飾り気のない、ありのままの人。また、粗野な人。 ③官職につかない民間の人。在野の人。 0
贅六 ゼイロク [0] 昔、江戸の人の上方の人に対する蔑称(ベッショウ)。 由来「才六」が江戸風に訛(なま)った語から。 参考「ゼエロク」とも読む。 0
私利 シリ [1] 自分だけの利益。個人的な利益。「―を貪(むさぼ)る」 私益 公利 0
芳菲 ホウヒ 草花などがかぐわしいこと。また、かぐわしい草花。 0
財閥 ザイバツ [0] ①巨大な資本・企業を独占的または系列的に支配する資本家の一族・一団。「―解体」 ②金持ち。 0
皺 しわ [0] 皮膚や紙などの表面にできる細かい筋目。「額に―を寄せる」 0
標飾り しめかざり [3] 正月や祭りのとき、神前や神棚、門戸などにしめ縄を張って飾りにすること。また、その飾り縄。新年表記「注連飾り・七五三飾り」とも書く。 0
怒罵 ドバ いかり、ののしること。「罵」はののしる意。 0
両両 リョウリョウ [0] あれとこれと。二つとも。「―相俟(あいま)って(両方が互いに助け補い合って)」両方 0
惰る おこた-る ①だらける。なまける。 ②しまりがなくなる。だらしがなくなる。 0
番い つがい [0] ①二つそろって一組になること。また、そのもの。 ②雄と雌。「小鳥を―で飼う」 ③つなぎめ。また、関節。 0
口伝て くちづて [0] 人から人に言い伝えること。くちづたえ。「評判を―に聞く」 0
茶托 チャタク [0] 茶を出すときに、湯飲み茶碗(ヂャワン)をのせる小さな受け皿。 0
自害 ジガイ [1],[0] 自分で自分の身を刃物などで傷つけて、命を絶つこと。 自殺・自決・自尽 0
刻 とき [1] 時刻。また、一昼夜を区分した時間の単位。「―を告げる鐘の音」 0
占兆 センチョウ 占いに現れた吉凶などのきざし。また、それにより吉凶などを判断すること。 0
駒鳥 こまどり [2] ヒタキ科の小鳥。夏、中国南部より飛来。全体が赤褐色で、腹の中央は黒色。下部は白色。頭と胸は暗いオレンジ色。夏由来「ヒンカラカラ」と鳴く声がウマのいななきに似ていることから。表記「知更雀」とも書く。 0
燃やす も-やす [0] ①火をつけて焼く。 ②感情を高ぶらせる。「闘志を―す」 0
来歴 ライレキ [0] ①今までの経過。物事の由来。由緒。「故事―」 ②人の経歴。履歴。「半生の―を記す」 0
眠い ねむ-い [0],[2] 眠りたくてたまらない。眠気に襲われているさま。「疲れていてとても―い」 0
杲らか あき-らか 陽光が明るく満ちて辺りを照らしているさま。 0
策動 サクドウ [0] ひそかに計画を立て行動する。特に、こっそり悪事を計画すること。「反対勢力の―」 画策 0
接続 セツゾク [0] つづくこと。つながること。また、つなぐこと。つながり具合。「部品を―する」「列車の―が悪い」 0
妄誕 モウタン いつわり。でたらめ。うそ。参考「ボウタン」とも読む。「妄」「誕」ともに、いつわりの意。 0
易筮 エキゼイ 筮竹を使い易で吉凶を占うこと。易占 0
女女しい めめ-しい [3] ①男の振る舞いや感情が女性のようである。 ②いくじがない。柔弱である。未練がましい。 ①②男男しい・雄雄しい 0
糸葱 あさつき ユリ科の多年草。 由来「糸葱」は、漢名からの誤用。 浅葱(あさつき) 1
辺鄙 ヘンピ [1] 都会から遠く離れ、開けていない不便な土地。かたいなか。「―な所に引っ越す」辺地・辺土・辺陬(ヘンスウ) 0
虎穴 コケツ [0] ①トラのすむほらあな。 ②危険な場所のたとえ。 0
剄る くびき-る 刀剣で首をはねる。のどくびをかき切る。 0
入魂 ニュウコン [0] ①ある事に全精神をそそぎこむこと。「一球―」 ②ある物に魂を吹きこむこと。「仏像の―式」参考「ジッコン」と読めば別の意になる。 0
梵語 ボンゴ [0] 古代インドの文章語であるサンスクリット語。音訳されて仏教語として伝来した、中国・日本での呼称。 0
炭酸 タンサン [0] 二酸化炭素が水にとけてできる弱い酸。「―入りのジュース」 0
随従 ズイジュウ [0] ①身分の高い人に付きしたがうこと。また、その人。「社長に―する」 ②人の意見を聞いてそれにしたがうこと。 0
見所・見処 みどころ ①もっとも見ごたえのあるところ。山場。 ②見込み。将来性。「―のある若者」 0
大同小異 ダイドウショウイ [5] だいたいは同じで、細かい点に少しちがいがあること。似たりよったり。〈『荘子(ソウジ)』〉「両者の考えは―だ」同工異曲大異小同 0
謙る へりくだ-る [4],[0] 相手を敬い、自分を卑下(ヒゲ)する。けんそんする。「客には―った態度をくずさない」 0
佳饌 カセン すばらしい料理。ごちそう。表記「嘉饌」とも書く。 0
長命富貴 チョウメイフウキ 長寿で裕福で身分が高いこと。「富」は財産が多い、「貴」は身分が高い意。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 0
鷹揚 オウヨウ [0],[1] ゆったりとしていて、些細(ササイ)な事にこだわらないさま。大様(おおヨウ)。「いつも―に構えている」由来タカが空を飛ぶように、ゆったりと武勇をふるうさまから。 0
八頭身 ハットウシン [3] 身長が頭部の長さの八倍あること。現代女性の理想的なスタイルとされる。「―美人」 0
波路 なみじ [0] 船の通る道。「―はるかを進む船」航路・船路 0
破門 ハモン [0] ①師が弟子に対して師弟関係を絶ち、門人から外すこと。 ②宗門から信者を除名すること。 0
修正 シュウセイ [0] まちがっているところや不十分なところを直して正しくすること。「予算案を―する」「軌道―する」
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漢字の豆知識 「修正」と「修整」の違い 形も意味も読み方も似ている漢字を使い分ける! (公財)日本漢字能力検定協会 0
部類 ブルイ [0],[1] 種類によって分けたそれぞれの組。グループ。「この酒は極上の―だ」 0
頭巾 ズキン [2] 布製で、頭にかぶる袋状のもの。防寒・防災のために頭部をすっぽりとおおい、顔を隠すものもある。冬 0
入定 ニュウジョウ [0] ①精神を集中させて無心の境地に入ること。禅定(ゼンジョウ)に入ること。 ②「入滅・入寂」に同じ。 0
国璽 コクジ [1] 国家を表すしるしとして押す印。国書や親書などに用いる。 0
温雅 オンガ [1],[0] おだやかで上品なこと。おくゆかしいこと。 0
沈湎 チンメン 酒におぼれて、すさんだ不健康な生活をすること。参考「沈」「湎」ともにおぼれる意。 0
接点 セッテン [1] ①曲線や曲面に他の線や平面が接するとき、その接する点。 ②異なる物事が接する点、一致するところ。「両者の―をさぐる」 表記①「切点」とも書く。 0
同声異俗 ドウセイイゾク 人の本性はもともと同じであるが、成長する環境のちがいによって、善悪の差が生じるたとえ。生まれてくるときの泣き声はみな同じだが、成長するにしたがって習慣・教育などが異なってくる意から。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
神水 ジンズイ ①神にそなえる水。 ②霊験あらたかとされる神聖な水。 参考「シンスイ・ジンスイ」とも読む。 0
傾城 ケイセイ [0] 「傾国」に同じ。 0
番長 バンチョウ [1] ①非行少年少女集団のリーダー。 ②律令(リツリョウ)制で、兵衛(ヒョウエ)の上番ごとの頭。また、諸衛府の下級幹部。 0
行厨 コウチュウ 昔、木や竹のわりご(仕切りのある弁当箱)に入れた携帯用の食べ物。弁当。簞食(タンシ) 0
原理 ゲンリ [1] あらゆる事物や事象の根本にあり、それを成立させるうえでの基本的な法則。根本的な理論。「アルキメデスの―」 0
仮説 カセツ [0] ある事実・現象を統一的に説明できるよう、かりに立てた理論。「―なしに科学は進歩し得ない」 0
栖 すみか [1] 鳥のねぐら。転じて、すむところ。 表記「棲」とも書く。 0
痴鈍 チドン [0] おろかで、にぶいこと。また、その人。ばかでのろま。 0
水蠆 やご トンボ類の幼虫。田や池などにすみ、小動物を捕食。羽化まで一~三年かかる。 夏 参考「やまめ」とも読む。 1
矮性 ワイセイ [0] 生物が同種のもののなかで、きわめて小さいこと。また、その性質。「―の愛玩(アイガン)動物」 0
単独 タンドク [0] ただ一人、または、一つだけであること。「―で行動する」「―首位」 0
硬化 コウカ [1],[0] ①物がかたくなること。「動脈―」 ②態度や意見がかたくなになること。「相手は態度を―させた」 ①②軟化 0
趣 おもむき [0] ①おもしろみ。しみじみとした味わい。「―のある庭園を散歩した」 ②感じ。調子。ようす。「上品な―」 ③意図する内容。趣旨。事情。「話の―は理解できた」 参考「面向き」からできた語。 0
岳父 ガクフ [1] 妻の父親。しゅうと。「―の三回忌法要を行う」岳母 0
間 ま [0] ①時間的・空間的なあいだ。すきま。間隔。「知らぬ―に過ぎてしまった」「―をあける」 ②ころあい。おり。「―が悪い」「―をうかがう」 ③部屋。室。「応接―」「仏―」 ④演劇や音楽などで、せりふとせりふ、動作と動作、音と音の時間的間隔。「―の取り方がよい」 0
仰臥 ギョウガ [1] あおむけにねること。「けが人を―させ救急車を待った」伏臥 0
読み止し よみさし 本を読み始めて、途中でやめること。読みかけ。「―の本」 0
発煙筒 ハツエントウ [0] 危険を知らせたり連絡したりする信号用に、発煙剤をつめた筒。「―のお陰で事故が未然に防げた」 0
片頭痛 ヘンズツウ [3] 発作的に、頭の片側に起こる断片的な激しい頭痛。表記「偏頭痛」とも書く。参考「かたズツウ」とも読む。 0
逸民 イツミン [0] 俗世間を逃れて、気ままに暮らしている人。「太平の―」表記「佚民」とも書く。 0
輪伐 リンバツ [0] 森林の区画を毎年順番に伐採すること。最後を伐採したときには、最初の区画が再び資源として利用できるような伐採法。 0
死所・死処 シショ ①死にがいのある場所。「―を得る」 ②死んだ場所。「―さえ不明だ」 0
勾配 コウバイ [0] ①傾斜の度合い。傾斜。「急―の坂」 ②斜面。「―を滑りおりる」 0
雲心月性 ウンシンゲッセイ 名声や利益を求めず、超然としていること。雲や月のように清らかな心をもっている人のたとえ。無欲恬淡(ムヨクテンタン) 0
軽籠 かるこ なわを網の目に編み、四すみに綱をつけた、石や土を運ぶ道具。もっこ。 0
自滅 ジメツ [0] ①自分のしたことがもとで、自身を滅ぼすこと。「酒がもとで―した」 ②自然に滅びること。 0
兜虫 かぶとむし [3] コガネムシ科の甲虫。 甲虫(かぶとむし) 0
分乗 ブンジョウ [0] 一つの集団の人々が、二台以上の乗り物にわかれて乗ること。「バス一〇台に―して甲子園へ出発した」 0
居竦まる いすく-まる 恐怖や驚きのため、その場に座ったまま動けなくなる。いすくむ。参考「いずくまる」とも読む。 0
騏驎 キリン ①太平の世に現れるという中国の想像上の動物。 ②すぐれたウマ。表記 ①「麒麟」とも書く。 0
簞食壺漿 タンシコショウ 民衆が食べ物と飲み物を用意して、自分たちを救ってくれる軍隊を歓迎すること。「壺漿」は、つぼに入れた飲み物の意。故事 中国、戦国時代、魏(ギ)の梁恵(リョウケイ)王が燕(エン)を討ったとき、圧政に苦しんでいた燕の民衆が梁恵王の兵士に食料や水を差し出して歓迎した故事から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
乗務員 ジョウムイン [3] バスや電車などに乗りこみ、運転や乗客の世話をする人。 0
弟子 デシ [2] 師について教えを受ける人。「陶芸家に―入りする」門弟・門人師匠 0
退勢 タイセイ [0] 勢いが弱まり衰えていくさま。衰勢 「頽勢」の書きかえ字。 0
見蕩れる・見惚れる みと-れる うっとりして見入る。見ほれる。「あまりの美しさに―れてしまった」 1
瀞 とろ [1] 川が深くて、水の流れがゆっくりと静かなところ。 0
忍苦 ニンク [1] 苦しみをがまんして、こらえること。「―の日々」 0
漱 うがい [0] 水などを口に含み、口中やのどをすすぐこと。 表記「嗽」とも書く。 0
綵 あや さまざまな模様。いろどり。 表記「彩」とも書く。 参考「あやぎぬ」と読めば別の意になる。 0
下駄も阿弥陀も同じ木の切れ ゲタもアミダもおなじきのきれ 尊卑のちがいはあっても、根本は同じであることのたとえ。下駄も、ありがたい阿弥陀様の木仏も、もとをただせば同じ木であることにかわりはない意から。参考「阿弥陀」は「仏(ほとけ)」ともいう。 0
住持 ジュウジ [1] 「住職」に同じ。 0
貧窮 ヒンキュウ [0] まずしくて、生活が苦しいこと。「―に耐える」貧困富裕 0
六月雪 はくちょうげ アカネ科の常緑小低木。由来「六月雪」は漢名から。 白丁花(ハクチョウゲ) 1
特輯 トクシュウ [0] 特集 0
毎 つね [0],[1] つねに。いつも。そのたびに。事あるごとに。 0
荷役 にヤク [0] 船の貨物などの上げ下ろしをすること。また、その仕事に携わる人。 0
鑑査 カンサ [1] 芸術品などをよく調べて、評価をすること。「応募作を―する」「文化財―官」 0
寸陰 スンイン 「一寸の光陰」の略。わずかな時間。 寸時・寸刻 0
今次 コンジ [1] 今回。こんど。このたび。「―のオリンピック」 0
独房 ドクボウ [0] 刑務所で、受刑者をひとりだけ入れておく部屋。雑居房 0
守株待兎 シュシュタイト 株を守って兎を待つ(かぶ) 0
確り しっか-り [3] ①堅固なさま。簡単にゆるがないさま。「地盤が―している」 ②性質や考え方などが堅実で信頼できるさま。「―者」 ③気丈なさま。「気を―もて」 ④物事を十分に行うさま。「―勉強する」 ⑤市場に活気があり、相場が下落しないようす。 0
懇談 コンダン [0] 打ち解けあって親しく話すこと。「PTAのクラス―会」懇話・歓談 0
脇士・脇侍 キョウジ 仏の左右に侍して衆生(シュジョウ)教化を助けるもの。仏像では、本尊の両わきに安置され、または描かれるもの。釈迦(シャカ)像の文殊(モンジュ)と普賢(フゲン)あるいは迦葉(カショウ)と阿難(アナン)など。脇立(わきだち)表記「夾侍・挟侍」とも書く。参考「わきジ」とも読む。 0
砒石 ヒセキ 砒素・硫黄(いおう)・鉄などからなる鉱物。猛毒。防腐剤・医薬品の原料。 0
設計 セッケイ [0] ①建築・工事のときや機械など物を作るときに、構造や製作の計画を図面に表すこと。「―図」「―事務所」 ②計画を立てること。「人生―」 0
俗事 ゾクジ [1] 身の回りの雑多な用事。世間のわずらわしい事柄。「―に疎(うと)い令嬢」 0
野鶲 のびたき [2] ヒタキ科の小鳥。夏、日本に渡来して繁殖し、秋に東南アジアへ渡る。雄は頭・首・背が黒く、腹は白、胸は栗色。夏 0
鳴り物入り なりものいり [0] ①楽器を奏してにぎやかにすること。 ②前宣伝が華々しいことのたとえ。「―の新人」参考「鳴り物」は、歌舞伎(カブキ)で三味線以外の楽器。 0
扁桃腺 ヘントウセン [0] のどの奥にある、楕円(ダエン)形をした左右一対のリンパ組織。細菌の侵入を防ぐ。由来「扁桃」はアーモンドのことで、その核(さね)に形状が似ていることから。 0
聴診 チョウシン [0] 医師が患者の心音など体内の音をきいて診断材料とすること。「―器」視診・触診 0
手緩い てぬる-い [3],[0] 扱いなどが厳しくない。やり方が甘い。なまぬるい。「謹慎処分では―い」 0
疥 はたけ 皮膚病の一種。顔や首などに丸く白い粉をふいたような斑点(ハンテン)ができるもの。「顔に―ができた」 0
馬齢 バレイ [0] 自分の年齢の謙称。犬馬の齢(よわい)。「―を重ねる」由来ウマの歯が年齢につれて伸びることから。 0
訛る なま-る [2] 言葉や発音が、ある地域独特の言い方になる。共通語とちがう発音をする。「七をヒチと―る」 0
酔漢 スイカン [0] 酒に酔った男。よっぱらい。 酔客(スイキャク)・(スイカク) 0
棘 いばら [2] ①バラやカラタチなど、とげのある低木の総称。 ②植物のとげ。「―の道(苦難の多い人生のたとえ)」表記「茨・荊」とも書く。 0
退潮 タイチョウ [0] ①潮が引くこと。引き潮。 ②勢力が衰えること。「景気の―」退勢 0
僉議 センギ 多くの人で評議すること。多人数で相談すること。 衆議 0
捜査 おとりソウサ [1] 警察関係者がとなり、犯人を現行犯逮捕する捜査方法。「―を行った」 0
居候 いそうろう [4],[0] 他人の家においてもらい、衣食の面倒をみてもらうこと。また、その人。食客 0
太占・太兆 ふとまに シカの肩の骨を焼き、その割れ目の形で吉凶を占う古代の占い。 1
衣笠 きぬがさ ①絹を張った柄(え)の長いかさ。昔、貴人が外出の際、後方からさしかけたもの。 ②仏像の上にかざす天蓋(テンガイ)。表記「絹傘」とも書く。 0
丸干し まるぼし [0] そのままの形で干すこと。「イワシの―」 0
活惚 カッぽれ ①江戸時代末期から明治時代にかけて流行した俗謡と踊り。 ②歌舞伎(カブキ)舞踊の一つで、常磐津(ときわず)の曲。 由来「カッポレカッポレ甘茶でカッポレ」という囃子詞(はやしことば)から。参考「活惚」は当て字。 0
貰い泣き もらいなき [0] 他人が悲しんで泣いているのに同情し、つられて自分も泣くこと。「子を亡くした親が号泣するのを見て―する」 0
汽缶 キカン [2],[0] 蒸気を発生させるかま。ボイラー。 0
蕪菁・蕪 かぶら アブラナ科の二年草。古く中国から渡来し、野菜として栽培。根は平たい球形で、白色のほか、紅色・紫色もある。根・葉は食用。スズナ。冬由来「蕪菁」は漢名から。参考「かぶ」とも読む。 1
海鳴り うみなり [0] 海上から響いてくる遠雷のような音。台風や津波などで生じたうねりが海岸近くでくずれるときに出る。 0
点検 テンケン [0] 誤りや異常がないかどうかを、一つ一つ調べること。「機械を―する」 0
鞭打ち症 むちうちショウ [4],[0] 追突事故などで、首がむちを振ったときのように激しく前後に揺さぶられた結果、頸椎(ケイツイ)などの損傷により起こる痛みなどの症状。「―の後遺症に悩まされる」 0
勢子 セこ [1] 狩り場で、鳥獣を追いこんだり、他に逃げないようにする役の人。狩子(かりこ)。 冬 表記「列卒」とも書く。 0
肋肉 ばらニク [2],[0] ウシやブタなどの腹側の、あばら骨を包む肉。脂と赤身が層をなす。三枚肉。ばら。 0
蓬頭 ホウトウ [0] ヨモギのように、髪の乱れた頭。ぼさぼさ頭。蓬髪 0
運河 ウンガ [1] 水上交通・灌漑(カンガイ)・排水などの目的で、陸地を人工的に掘って造った水路。「スエズ―」 0
険難 ケンナン [0],[3] 地形がけわしく、進むのが困難なこと。転じて、つらく困難なさま。「―な人生を過ごす」表記「嶮難」とも書く。参考「ケンノン」と読めば別の意になる。 0
落飾 ラクショク [0] 貴人が髪を剃(そ)り落として仏門に入ること。出家すること。剃髪(テイハツ)。落髪復飾 0
火筒・火銃 ほづつ 「銃砲」の古い言い方。「―の響きが遠のく」 0
亮らか あき-らか はっきりしているさま。あかるいさま。 0
高説 コウセツ [0] ①すぐれた意見。 ②相手の意見を敬っていう語。「ご―を伺う」 ①②高見 0
清涼殿 セイリョウデン 平安京の御所宮殿の一つ。天皇が日常居住した御殿。 参考「セイロウデン」とも読む。 0
卓見 タッケン [0] すぐれた意見や考え。「―に富んだ論文である」卓識浅見 0
濃鼠 こいねず 濃いねずみ色。濃い灰色。参考「こねずみ」とも読む。 0
大兵肥満 ダイヒョウヒマン 体が大きく、太っていること。またそのような人。「大兵」は体が大きくたくましい意。参考「大兵」は「タイヒョウ」とも読む。 0
這子 ほうこ ①はっている幼児の姿に作った人形。幼児の厄除(ヤクよ)けのお守りに用いられた。あまがつ。はいはい人形。 ②はうことができるようになった乳児。 0
透析 トウセキ [0] ①半透膜などが高分子物質を通さない性質を用いて、コロイド溶液中の低分子物質を除く操作。コロイドなどを精製する方法。 ②「人工透析」の略。 0
頰擦り ほおずり 自分のほおを相手のほおに擦りつけること。愛情を表す動作。 0
鶏を割くに焉(いずく)んぞ牛刀を用いん にわとりをさくにいずくんぞギュウトウをもちいん 取るに足りないことを大げさな方法で処理する必要はないことのたとえ。ニワトリをさばくのにウシを切り裂く大きな刀を使う必要はない意から。〈『論語』〉 0
伽 アカ [1],[2] 仏前に供える水。また、それを入れる容器。 由来梵語(ボンゴ)の音訳から。 0
陽射し ひざし [0] 日光がさすこと。また、その光線。表記「日差し」とも書く。 0
社是 シャゼ [1] 会社経営の基本精神を表した方針や主張。 参考「是」は正しい方針の意。 0
民度 ミンド [1] 人民の生活や文化の水準。人民の文明の程度。「―が高い」 0
哥う うた-う 言葉に節をつけて声に出す。表記「歌う」とも書く。 0
中庸 チュウヨウ [0] ①極端に偏らないこと。②四書の一つ。もと『礼記(ライキ)』の一編。孔子の孫の子思(シシ)の作という。儒教を総合的に解明した書。 0
仙 セント [1] アメリカやカナダなどの補助通貨単位。一ドルの一〇〇分の一。 0
竜頭蛇尾 リュウトウダビ [5] 初めは勢いが盛んだが、終わりになると振るわなくなること。頭は竜のようにりっぱだが、しっぽはヘビのように貧相な意。〈『碧巌録(ヘキガンロク)』〉「壮大な計画も―に終わった」参考「竜頭」は「リョウトウ」とも読む。有終完美
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四字熟語根掘り葉掘り100:「竜頭蛇尾」では修行が足りない!
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
外見 ガイケン [0] 外から見たようす。みかけ。うわべ。「―を飾る」外観 0
入来 ニュウライ [0] 人が会場や家などを訪れ、なかに入ること。「お客さまがご―です」来訪参考「ジュライ」とも読む。 0
指針 シシン [0] ①計器類の針。 ②物事の進むべき方針。「福祉行政の―を示す」 0
灌頂 カンジョウ [0] ①密教で仏門に入るときや昇進するときなどに、香水(コウズイ)と呼ばれる水を頭上にそそぐ儀式。 ②邦楽や和歌の道で、極意や秘法を伝授すること。 0
拒絶 キョゼツ [0] 要求や希望などを受けつけないこと。「申し入れを―する」拒否 0
杵臼の交わり ショキュウのまじわり 身分や貧富を超えた交友。「杵臼」は、きねとうす。もみ米をつくのに使う。故事中国、後漢の公孫穆(コウソンボク)は学費がなかったので呉祐(ゴユウ)の家に雇われて米つきをしていたが、呉祐がその学識に驚いて親交を結んだという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「杵臼の交(コウ)」ともいう。 0
猖狂 ショウキョウ 激しくくるうこと。くるったように荒れた行動をとること。 0
汚吏 オリ [1] 不正を行う役人。汚職を行う官吏。「暴君―がのさばる」 0
亥 い [1],[0] ①十二支の一二番目。イノシシ。 ②昔の時刻で、現在の午後一〇時およびその前後二時間。「―の刻」 ③昔の方角の名。ほぼ北北西。 0
鄙 ヒロウ [1] 身分・行動・品性などがいやしいこと。下品なこと。表記「卑」とも書く。 0
鹵 ロモウ ①塩分を多く含んだ土地と草の茂った野原。転じて、土地が荒れ果てていること。 ②軽率で粗略なこと。 0
殿司・殿主 デンス 禅宗の寺で、掃除や灯燭(トウショク)、供え物などの仏殿に関わることを管理する役の僧。 0
俱舎 クシャ ①仏教のいっさいの教義を収めたもの。梵語(ボンゴ)の音訳で、包み収める意。 ②「俱舎宗」の略。日本の仏教八宗の一つで、仏典の俱舎論をもとにする小乗仏教。 0
粗壁 あらかべ [0] 下塗りをしただけの壁。 表記「荒壁」とも書く。 0
済済たる多士 セイセイたるタシ すぐれた人材が多くそろっているさま。〈『詩経』〉 参考「多士済済」ともいう。 0
潜る くぐ-る [2] ①物の下などを通り抜ける。「門を―る」 ②切り抜ける。すきを見て突破する。「非常線を―る」 ③水の中にもぐる。 0
邦文 ホウブン [0] 日本語の文字や文章。「―の海外新聞」和文欧文 0
間作 カンサク [0] ①作物の畝(うね)のあいだに他の作物を栽培すること。 ②次の作物を植えるまでに、短期間で収穫できる他の作物を栽培すること。また、その作物。参考「あいサク」とも読む。 0
謬説 ビュウセツ [0] まちがった意見。あやまった説。「―に反論する」表記「繆説」とも書く。 0
潮 しお [2] ①月と太陽の引力によって、海水が周期的に満ちたり引いたりする現象。また、その海の水。海流。うしお。「ここは―の流れの速い所だ」 ②「潮時」の略。 0
公職 コウショク [0] おおやけの職務。国や地方自治体の職務。議員・公務員など。 0
大禍時 おおまがとき [4] 夕暮れの薄暗くなったころのこと。逢魔(おうマ)が時。由来災厄の起こりやすい時の意から。 0
赤らめる あか-らめる [4] 顔などをぽっと赤色にする。赤める。「恥ずかしそうに顔を―めた」 0
明らむ あか-らむ [3] 夜があけてきて、空がだんだん明るくなる。「東の空が―む」 0
団子 ダンご [0] ①穀物の粉を水でこねて小さくまるめ、蒸したり焼いたりした食品。「花より―」「月見―」 ②ひとかたまりになっているさま。「―レース」 0
溜飲 リュウイン [0] 消化不良のため飲食物が胃の中にたまり、胸やけがしたり、すっぱい液が出たりすること。 0
挽茶 ひきチャ [0] 茶の新芽を蒸して乾燥させ、臼(うす)でひいて粉にした上等な茶。抹茶表記「碾茶」とも書く。 0
茵 しとね [0] すわったり寝たりするときに下に敷くもの。敷き物。ふとん・座ぶとんなど。「草の―」 0
護岸 ゴガン [0] 海岸や河岸などを人工的に整備・補強し、水害を防ぐこと。「―工事」 0
発散 ハッサン [0] ①内部にたまったものが外に飛び散ること。外に散り広がること。「思いきり泳いでストレスを―させた」 ②光線があらゆる方向に広がること。集束 ③数学で、級数・数列・関数の値などが定まらなくなること。収束 0
欣快 キンカイ [0] 非常にうれしくて気分のよいこと。「まことに―の至り」愉快 0
行啓 ギョウケイ [0] 皇太后・皇后・皇太子などの外出を敬っていう語。還啓 0
防寒 ボウカン [0] 寒さを防ぐこと。「―対策」「冬に備えて―具を買う」防暑 0
飯匙倩 はぶ [1] クサリヘビ科のヘビ。 波布(ハブ) 1
坦懐 タンカイ [0] 胸にわだかまりがなく、さっぱりとおおらかな気持ち。心がたいらかであること。「虚心―」 0
竹根蛇 ひばかり ナミヘビ科のヘビ。森林の水辺にすむ。全長約五〇(センチメートル)と小さく、暗褐色。無毒。由来有毒と思われ、かまれるとその日ばかりで命が終わると信じられていたことから。表記「日計」とも書く。 1
被覆 ヒフク [0] おおいかぶせること。かぶせ包むこと。また、そのもの。「電線を絶縁体で―する」「―用の塗料」 0
輪講 リンコウ [0] 書物などの一つのテーマについて調べたことを、数人が順々に講義すること。「大学のゼミは―なので下調べがたいへんだ」 0
専女 とうめ ①老いた女性。老女。 ②「伊賀専女(いがとうめ)」の略。老いたキツネの別称。 1
陰陽 インヨウ [0],[1] ①易学で、世の中のすべてのものの根元となる陰と陽の気。相反する性質をもつ。 ②電気・磁気の陰極と陽極。マイナスとプラス。参考①「オンヨウ・オンミョウ」とも読む。 0
猖獗・猖蹶 ショウケツ ①悪いものが激しい勢いではびこるさま。猛威をふるうこと。「黒死病が―をきわめた」 ②激しくくつがえること。荒れて失敗すること。 0
追想 ツイソウ [0] 昔のことを思い出してしのぶこと。追憶・追懐 0
反哺 ハンポ [1] 親に恩返しをすること。「―の孝」由来カラスの子は成長してから老いた親に食物を口移しして養うということから。参考「哺」は口にふくむ・はぐくむ意。 0
蕩産 トウサン 酒色におぼれるなどして、財産を使い果たすこと。破産 0
倍加 バイカ [0] ①二倍に増えること。また、増やすこと。倍増 ②非常に増加すること。「損害が―する」 0
蛇に嚙(か)まれて朽ち縄に怖(お)じる へびにかまれてくちなわにおじる 前の失敗にこりて、つまらないことに用心深くなること。 羮(あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹く 0
虎の子 とらのこ [0] 大切にして手元から離せないでいるもの。特に、金銭。「―の金を貯金する」由来トラはわが子を非常に大切に育てるといわれることから。 0
余程 ヨほど [0] ①相当。ずいぶん。「家出するなんて―辛かったのだろう」「倒れるなんて―の距離を走ったのだろう」 ②思い切って。よくよく。「―忠告しようと思ったがやめた」 0
瑞験 ズイケン めでたい種々の自然現象。ありがたい霊験(レイゲン)。 瑞応・瑞祥 参考「ズイゲン」とも読む。 0
追而書 おってがき [0] 手紙の本文のあとにつけ加えて書くこと。また、その文章。追伸。二伸。 1
卒去 ソッキョ [1] 身分の高い人が死ぬこと。特に、律令(リツリョウ)制では四位・五位の人の死。 参考「シュッキョ」とも読む。「ソッキョ」は慣用読み。 0
天の川・天の河 あまのがわ 銀河系に属する無数の恒星群が天球の大円に沿って川のように見える淡い光の帯。銀河。秋 0
知者 チシャ [1],[2] 物事の本質を知る人。また、知恵のある人。「―の教えを受ける」愚者表記「智者」とも書く。 0
遵守 ジュンシュ [1] 規則や道理などにしたがい、それを守ること。「法律は―すべきだ」 遵奉 表記「順守」とも書く。 0
渡り鳥 わたりどり [3] 毎年決まった季節に繁殖や越冬のために移動する鳥。カモやツバメなど。候鳥留鳥(リュウチョウ) 秋 0
綏遠 スイエン 遠い地方を鎮め、安らかにすること。 0
祖母 おおば [1] ①父母の母。おばあさん。 祖父(おおじ) ②年をとった女性。 由来「おおはは」の転。 参考「ソボ・ばあ・ばば」とも読む。 1
人は一代名は末代 ひとはイチダイなはマツダイ 人は死んでしまえばそれまでだが、その人の名誉や悪評は死後も続くということ。 虎(とら)は死して皮を留(とど)め人は死して名を残す 0
欠餅 かきもち [2] ①鏡餅を小さくくだいたもの。 ②餅を薄く切って干したもの。 0
正方形 セイホウケイ [3],[0] 四つの内角が直角で、四つの辺の長さが等しい四角形。 0
土筆 つくし [0] スギナの胞子茎。早春、茶褐色で筆形の穂をつける。食用。つくづくし。すぎなぼうず。春由来「澪標(みおつくし)(船が港に入る通路を示す杭(くい))」のように突き立って見えることから。表記「筆頭菜」とも書く。 1
確と しか-と [3] ①はっきりと。確かに。「―は見えなかった」 ②しっかりと。かたく。「―手を握りしめる」 0
復縁 フクエン [0] 離縁した人が、再びもとの関係にもどること。「元の夫が―を迫る」 0
晩成 バンセイ [0] ①通常よりも遅く出来上がること。 ②年をとってから人間が完成すること。また、成功すること。「大器―」 0
弾正台 ダンジョウダイ [0] 律令(リツリョウ)時代の警察機関。風俗や犯罪の取り締まりを行った役所。「弾正」はその役人のこと。参考「弾正」は罪を責めただす意。 0
砂漠 サバク [0] 降雨量が非常に少なく、植物がほとんど育たない砂や岩からなる広大な地域。 表記「沙漠」とも書く。 0
釣り竿 つりざお [0] 魚釣りに使う、竹やグラスファイバーなどで作ったさお。 0
挙世 キョセイ 世の中の人みんながこぞって。世をあげて。世界中。 0
澆漓 ギョウリ 人情が薄いこと。澆薄参考「澆」も「漓」も、うすい意。 0
縄 なわ [2] わらや麻などの植物繊維あるいは化学繊維をより合わせて作るひも。「―をなう」「―に掛かる(犯罪人がつかまる)」 0
周防 すおう 旧国名の一つ。現在の山口県の東部。防州(ボウシュウ)。 1
税吏 ゼイリ [1] 税務署に勤務して、税に関する事務を扱う役人。 0
便秘 ベンピ [0] 便通がとどこおること。「―に悩まされる」秘結 0
同舟相救(あいすく)う ドウシュウあいすくう 利害を同じくする立場になれば、ふだん仲の悪い者どうしでも助け合うたとえ。同じ舟で共に波をしのぐ立場になれば、見知らぬ者どうしでも皆協力する意から。〈『戦国策』〉呉越同舟同床異夢 0
情致 ジョウチ 味わいあるおもむき。 風情(フゼイ)・情趣 「―豊かな町並が続く」 0
死没 シボツ [0] 死ぬこと。 死亡・死去 「死歿」の書きかえ字。 0
転倒 テントウ [0] ①逆さになること。また、逆さにすること。「主客―」「本末―」 ②横倒しになること。ころんで倒れること。「樹木が―している」「―したが二位に入賞した」 ③びっくりしてうろたえること。「気が―する」 「顚倒」の書きかえ字。 0
大逵 タイキ 広く大きな四辻(よつつじ)。大通り。大路(おおじ)。参考「逵」は、さまざまな方向へ通じる道の意。 0
毛 ソモウ [1] ヒツジなど動物の毛をすいて長さをそろえ、縮れを伸ばして平行にそろえること。また、その毛。「―機」 参考「すきげ」と読めば別の意になる。 0
一身 イッシン [3] ①自分ひとりの体。自分自身。「会の運営を―に引き受ける」 ②全身。「両親の慈しみを―に受ける」 0
喋喋 チョウチョウ ぺらぺらと軽々しくしゃべること。また、そのさま。 0
綽然 シャクゼン 落ち着いていて、ゆったりとしたさま。 綽綽 0
聖 ひじり [0] ①天皇の尊称。 ②知恵・人格にすぐれ、行いがりっぱな人。 聖人 ③学芸の道などにすぐれた人。「歌の―」 ④徳の高い僧侶(ソウリョ)。「高野―」 参考「日知り(天文暦数を知る)」の意からともいう。 0
教権 キョウケン [0] ①教育上、教員が学生らに対して有する権力・権威。 ②宗教上の権力。特にカトリックで、教会や教皇の権力・権威。 0
悪漢 アッカン [0] 悪事をはたらく男。わるもの。「―をこらしめる」 0
微微 ビビ [1] かすかなさま。ささやかなさま。わずかなさま。「新事業は―としてふるわない」「昇給は―たるものだ」 0
徂来 ソライ 行き来すること。 去来・往来 表記「徂徠」とも書く。 0
斧を掲げて淵(ふち)に入(い)る おのをかかげてふちにいる 道具の用途をまちがえること。また、適材を適所に配しないこと。斧を持って川の深い所に入っても、なんの役にも立たない意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
枕 まくら [1] ①寝るとき、頭を乗せる寝具。「―を高くする(安心して寝る)」 ②長い物の下に置いて支えとするもの。「―木」 ③「枕詞(まくらことば)」の略。 ④話の前置き。「落語の―」 0
現像 ゲンゾウ [0] 撮影した写真乾板・フィルム・印画紙などを薬品処理して映像を現すこと。「写真を―する」 0
楔状 ケツジョウ [0] ①くさびの形。くさびがた。 ②「楔状骨」の略。頭蓋骨(ズガイコツ)の蝶形骨(チョウケイコツ)。 ③「楔状文字」の略。くさびがた文字。 0
外戚 ガイセキ [0] 母方の親類。内戚参考「ゲシャク」とも読む。 0
醢 ひしお [0] 肉を塩・麴(こうじ)・酒などで漬けて熟成した、塩辛(しおから)のような食品。肉びしお。参考「ししびしお」ともいう。 0
笹身 ささみ [0] ニワトリの胸部からとる、脂肪が少なく柔らかい肉。 由来ササの葉の形をしていることから。 0
泉石膏肓 センセキコウコウ 自然や山水の中で暮らしたいという気持ちが非常に強いこと。「泉石」は流水と石で、山水のたたずまい。「膏肓」は、ここに病気が入ったら治る見込みがない場所。俗世を離れて山水の中で暮らしたいという気持ちが、癒やしがたい病気のように切実であるということから。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 0
州浜 すはま [0] 州が海に向かって突き出てできた浜辺。 表記「洲浜」とも書く。 0
辻褄 つじつま [0] 物事の道理や筋道。はじめと終わり。「話の―が合う」 0
茶梅 さざんか ツバキ科の常緑小高木。由来「茶梅」は漢名から。 山茶花(さざんか) 1
旗色 はたいろ [0] 勝負や争いの形勢。優劣の状況」「―が悪い」由来戦場で軍旗のひるがえる勢いのようすから。 0
魂祭り たままつり [3] 先祖の霊を、家に迎えてまつる行事。特に、盂蘭盆会(ウラボンエ)の仏事。秋 0
粗薦 あらこも [0] マコモなどで編んだ、編み目のあらいむしろ。 粗莚(あらむしろ) 表記「荒薦」とも書く。 参考「あらごも」とも読む。 0
迫撃 ハクゲキ [0] 敵に迫って、近距離から攻撃すること。 0
香水 コウスイ [0],[1] 香料をアルコールなどに溶かした化粧品で、衣類や体につける。夏参考「コウズイ」と読めば、仏前に供える香の入った水のこと。 0
仮漆 ニス [0] ワニスの略。樹脂をアルコールなどで溶いた、光沢のある透明な塗料。 1
身上 シンショウ [0],[1] ①財産。また、暮らし向き。家計のやりくり。「一代で―を築く」 ②「身上(シンジョウ)」に同じ。 0
口癖 くちぐせ [0] ①何度も繰り返し言うこと。また、その言葉。「母のいつもの―が出た」 ②話し方の特徴。 0
更湯 さらゆ [0],[2] わかして、まだだれも入っていない風呂(フロ)の湯。あらゆ。仕舞湯(シまいゆ)表記「新湯」とも書く。 0
祝儀 シュウギ [1] ①祝いの儀式。祝賀式・結婚式など。 不祝儀 ②祝いの儀式のときに贈る金品。引出物。「結婚式のご―を包む」 ③心づけ。チップ。はな。「芸人へのご―」 0
老醜 ロウシュウ [0] 年をとって、みにくい容姿や心根になること。老いさらばえること。 0
靱帯 ジンタイ 骨と骨の間やそのまわりにあって、関節を保護したり、その運動を制御したりする、弾力性のある繊維性の組織。 0
謂う い-う [0] 相手に語りかける。告げる。述べる。批評する。 0
戸籍 コセキ [0] ①国民各人の氏名・生年月日・親族との続柄(つづきがら)・本籍地などを記した公文書。「―謄本(トウホン)」 ②戸数や人口を記した帳簿。 0
青鞜派 セイトウハ [0] ①一八世紀以後のイギリスで、婦人参政権運動を行った一派。 ②明治末、婦人解放を唱えた女性団体。平塚らいてう((らいちょう))を中心に青鞜社を結成した。 0
聿 ふで 軸の先に毛の束のついた、文字や絵をかくのに使う道具。 0
無二無三 ムニムサン [1] ただ一つだけで、ほかに類がないこと。転じて、わき目もふらずに物事を行うさま。由来 もとは仏教語で、仏になる道は二乗もなく三乗もなく、ただ一乗の教えだけであるという意から。参考「無三」は「ムザン」とも読む。唯一無二・遮二無二
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漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
認定 ニンテイ [0] 事実や資格などを調べ、一定の条件を満たすと判断し、認めること。 0
爪革・爪皮 つまかわ 下駄(ゲタ)や草履の先にかけて、泥などを防ぐおおい。つまがけ。 0
眩暈 ゲンウン [2] 「眩暈(めまい)」に同じ。「読者を―の彼方(かなた)へ誘いこむ」 0
音響 オンキョウ [0] 音のひびき。「―効果のよいコンサートホール」「―設備」 0
離散 リサン [0] 家族などが、離れ離れになること。ちりぢりになること。「―した一家が再会する」四散 0
関与 カンヨ [1] 物事に関係すること。たずさわること。「経営には―しない」関知・参与表記「干与」とも書く。 0
文人 ブンジン [0] 文学・芸術・学問に従事する人。また、文事にたずさわる風雅な心のある人。「彼のコレクションは―趣味だ」文士武人 0
内妻 ナイサイ [0] 正式な婚姻の届け出をしていない妻。内縁の妻。正妻・本妻 0
補佐 ホサ [1] 人の仕事に力添えして助けること。また、その役や人。「会長を―して会を運営する」「課長―」補弼(ホヒツ) 「輔佐」の書きかえ字。 0
晩景 バンケイ [0] ①夕方の風景。夕景色。 ②夕方のたたずまい。晩方。参考②「バンゲイ」とも読む。 0
翔ぶ と-ぶ [2],[0] 空をかけめぐる。「鷹(たか)が空高く―ぶ」「―ぶがごとく駆ける」 0
一理 イチリ [2] 一つの理屈。一応の道理。「相手方の言い分にも―ある」 0
瓦礫 ガレキ [0] ①かわらと小石。「―の中から再び起(た)つ」 ②値うちのない、つまらないもの。「―の山」 0
虜囚 リョシュウ [0] とらわれた人。捕虜。とりこ。「生きて―の辱(はずかし)めを受ける」俘囚(フシュウ) 0
我が身を抓って人の痛さを知れ わがみをつねってひとのいたさをしれ 自分のこととして他人のことを考えよ。人と同じ痛みを味わってはじめて、人の痛みを知り思いやることができるということ。 0
薄縁 うすべり [0] 畳表に、布のふちをつけた敷物。「板の間に―を敷く」 0
旁 つくり [3] 漢字を構成する右側の部分。「組」の「且」、「時」の「寺」など。偏表記「傍」とも書く。 0
蘚 こけ コケ植物の総称。古木・岩石・湿地などに群生。特に、葉と茎の区別があるコケ植物(蘚類(センルイ))を指す。 0
楢 なら [1] ブナ科の落葉高木、または常緑高木の総称。山野に自生。春、黄茶色の花をつける。実はどんぐり。材は家具・薪炭用。コナラ・ミズナラなど。秋表記「枹・柞」とも書く。 0
幽い くら-い 黒っぽくてはっきりしない。うすぐらい。ほのぐらい。また、奥深くてくらい。「森の中は―い」 0
出目 でたらめ [1] 発言や行動などがいい加減で筋がとおっていないこと。また、そのさま。めちゃくちゃ。「彼の言うことは―だ」 参考「出目」は当て字。 0
隆起 リュウキ [1],[0] 高く盛り上がること。特に、土地が基準よりも高く盛り上がること。「地震で海岸が―した」沈降 0
旬刊 ジュンカン [0] 新聞・雑誌などを、一〇日ごとに刊行すること。また、その刊行物。「―の情報誌を買った」 0
浴槽 ゆぶね [0] 入浴用の湯を入れる大きなおけ。「ゆったりとした―で手足を伸ばす」表記「湯船・湯槽」とも書く。参考「ヨクソウ」とも読む。 1
晩年 バンネン [0] 一生の終わりの時期。人が年をとった時期。「幸せな―を送る」「―の作品」晩節 0
進むを知りて退(しりぞ)くを知らず すすむをしりてしりぞくをしらず 前に進むことだけにとらわれて、ときには退くことも必要であることを知らないこと。〈『易経』〉 0
苦い にが-い [2] ①舌にいやな味を感じる。「―い薬」 ②不快であるさま。おもしろくない。「―い顔をする」 ③つらい。くるしい。「―い思い出」 0
迫り合い つばぜりあい ①打ち合った刀をつばで受け止め、互いに押し合うこと。 ②両者が激しく、勝負を争うこと。 0
速歩 はやあし [2],[0] ①普通よりはやく歩くこと。急ぎ足。 ②ウマの歩く速度で、一分間に二一〇(メートル)進むはやさ。 表記「早足」とも書く。 参考①「ソクホ」とも読む。 1
瓜 うり [1] ウリ科の植物の総称。また、その果実。シロウリ・マクワウリ・キュウリ・スイカ・カボチャなど。「―二つ(顔がそっくりなこと)」 夏 0
官僚 カンリョウ [0] 官庁で公務に従事する者。官吏。役人。特に、行政の中心となる上級の公務員。「―主導の事業」 0
念誦 ネンジュ [1] 心に仏をおもい、口に仏の名号や経文をとなえること。念仏誦経。参考「ネンズ」とも読む。 0
盲動 モウドウ [0] 是非をわきまえず、軽はずみな行動をとること。また、無分別な行為。「軽挙―」 「妄動」の書きかえ字。 0
顳顬 こめかみ 耳の上方、目じりのわきで、物をかむと動く部分。「怒りで―の血管が動く」 由来米をかむと動くところの意から。 表記「蟀谷」とも書く。 1
筆頭菜 つくし [3] スギナの胞子茎。由来「筆頭菜」は漢名より。筆のように見えることから。 土筆(つくし) 1
神嘗祭 かんなめサイ [3] 天皇がその年に収穫した米を伊勢神宮に供える祭り。一〇月一七日に行われる。 秋 参考「シンジョウサイ」とも読む。 0
相好 ソウゴウ [0] 顔つき。表情。「―を崩(くず)す(顔の表情が変わりにこにこする)」 由来仏の体のすぐれた特色を「三十二相八十種好」ということから。 0
作戦 サクセン [0] ①軍隊が計画に沿って、一定期間行う戦闘。また、その計画。「―を立てる」「上陸―」 ②試合などをうまく進めるうえでの方法。戦術。「―会議」 0
生き地獄 いきジゴク [3] ①この世のこととは思えない、非常にむごたらしいありさま。「事故現場は―のようだ」 ②生きたまま受けるひどい苦しみ。 0
無功用 ムクユウ 意識的な努力を何もしないで、自然のままであること。参考「功用」は、身・口・意の意識的作用のこと。 0
棺 ひつぎ [0] 遺体を納めて葬る箱。棺桶(カンおけ)。かん。表記「柩」とも書く。 0
本舗 ホンポ [1] ①営業の本拠となる店。本店 ②特定の商品の製造・販売元。 0
活性 カッセイ [0] ①物質が化学反応を起こしやすくなっている状態。「―炭(タン)で冷蔵庫を脱臭する」 ②いきいきして活発なありさま。「社会の―化をはかる」 0
必見 ヒッケン [0] 必ず見なければならないもの。また、見るべき価値のあるもの。「考古学ファン―の展覧会」 0
字育 ジイク 乳を飲ませ、はぐくむこと。いつくしみそだてること。 字養 0
発言 ハツゲン [0] 人前で意見を言うこと。また、その意見。「活発な―が相次いだ」 0
木天蓼 またたび [0],[2] マタタビ科のつる性落葉低木。山地に自生。夏、ウメに似た白い花を開く。果実は先のとがった長楕円(ダエン)形で、黄熟し食用・薬用。茎・葉・実ともネコが好む。ナツウメ。由来「木天蓼」は漢名より。和名は、食べると元気が回復して、また旅ができることからという。 1
眉宇 ビウ [1] まゆ。まゆのあたり。「才気が―に溢(あふ)れる」参考「宇」は家の軒の意で、まゆを家の軒に当てた。 0
婚家 コンカ [1] 嫁入りまたは婿入りした先の家。実家・生家 0
夙成 シュクセイ [0] 若いうちからよくできて、万事におとなびていること。早熟。早成。 0
達筆 タッピツ [0] 勢いのある上手な文字を書くこと。また、その文字。能筆。悪筆 0
読書三昧 ドクショザンマイ [4] 余念なくひたすらに書物を読むこと。「―の明け暮れ」参考「三昧」は仏教語で、すべての邪念をはらいのけて、心を平静に保つことをいう。 0
宝 たから [3] ①金銀や宝石のように珍しく貴重な品物。宝物。「―の山に分け入る」 ②かけがえのない大切な物や人。「子は国の―だ」 ③金銭。金。「お―」 0
蝸螺 にな 細長い巻貝の総称。カワニナ・ウミニナ・イソニナなど。食用・飼料用。春表記「蜷」とも書く。 1
弄舌 ロウゼツ やたらとしゃべること。おしゃべり。饒舌(ジョウゼツ)。 0
鶴の脛(はぎ)も切るべからず つるのはぎもきるべからず ものにはそれぞれ本来の性質があるもので、無理に人為を加えてはならないという戒め。ツルのはぎが長いからといって切ってしまえばツルは悲しむということから。「脛」はすねの意。〈『荘子(ソウジ)』〉
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四字熟語根掘り葉掘り72:原稿書きは「断鶴続鳧」?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
殊勝 シュショウ [0] ①けなげなさま。神妙なさま。「―な心がけに感心した」 ② 特にすぐれていること。 0
母系 ボケイ [0] ①母親の系統や血族。「―には背の高い者が多い」 ②母方の系統で家系が続いていること。「古代日本は―社会であったといわれる」 ①②父系 0
放る ひ-る [0] 体外に勢いよく出す。排泄(ハイセツ)する。「屁(へ)を―る」 0
末始終より今の三十 すえシジュウよりいまのサンジュウ さきざき得となるうまそうな話よりも、たとえ少なくても、当面の利益のほうがよいということ。参考「末始終」は末の末で、ずっと先の意。「始終」を「四十」に掛けた言葉。明日(あす)の百より今日(きょう)の五十 0
暖気 ダンキ [1] ①暖かい気候や空気。 ②暖かい気配。あたたかみ。参考「ノンキ」と読めば別の意になる。 0
漏斗 ロウト [1],[0] 「漏斗(じょうご)」に同じ。 0
老杉 ロウサン [0] 樹齢の多いスギ。長い年月を経たスギの木。 0
威勢 イセイ [0] ①人をおそれさせ、したがわせる力。「―に圧倒される」 ②元気で勢いがあること。「―のよい掛け声」 0
抽黄対白 チュウコウタイハク 美しい色を適切に配合すること。また、対句(ツイク)を用いて巧みに美しい文章を作ること。「抽黄」は黄色を抜き出すこと。「対白」は白に対する意。〈柳宗元の文〉 0
春日遅遅 シュンジツチチ [5] 春の日が長く、暮れるのが遅くてのどかなさま。「遅遅」は、日がゆっくりと進むさま。〈『詩経』〉「―として、うららかな春景色になった」 0
体裁 テイサイ [0] ①外から見た様子。外見。「―のよい包装」 ②自分の姿や状態について、世間の人が見たときの感じ。世間体。「―が悪い」「―を気にする」「大切なのは―よりも中身だ」 ③一定の形式。「企画書としての―をなさない」 ④人に気に入られるようにうわべを飾ること。「お―を言う」「―をつくろう」 0
誰彼 だれかれ [1] あの人やこの人。不特定の複数の人を指すときに用いる語。「―の別なしに」 0
融和 ユウワ [0] 気持ちがとけ合って、一つになること。うちとけて仲のよいこと。「民族間の―を図る」融合 0
酸茎菜 すぐきな アブラナ科の一年草。カブの一品種。京都で古くから栽培され、葉と根を食用にする。スイグキナ。 0
浄水 ジョウスイ [0] ①きれいな水。衛生上無害な水。「―装置」 ②神社で、参拝の前に手を洗ったり、口をすすいだりしてきよめる水。 0
炒める いた-める [3] 油をひいて熱したなべに材料を入れ、手早くかきまぜて火を通す。「肉と野菜を―める」 0
快闊 カイカツ [0] 快活 0
間者 カンジャ [0] ひそかに敵のようすを探る者。まわしもの。スパイ。間諜(カンチョウ)。 0
要談 ヨウダン [0] 大切な話し合い。重要な談話。「各国の首脳と―する」 0
怒張 ドチョウ [0] ①血管などがふくれあがること。 ②肩などをいからして張ること。 0
襞 ひだ [1] ①衣服につけた細長い折り目。また、そのように見えるもの。「スカートの―」「山―の残雪」 ②複雑で細やかな部分。「心の―」 0
殿 との [1] ①家来が主君を、また、妻が夫を呼ぶ古い敬称。 ②身分の高い人。特に、摂政・関白。③高貴な人の住む、大きくてりっぱな邸宅。御殿。 0
画廊 ガロウ [0] ①絵画などを陳列する所。ギャラリー。 ②画商の店。 0
四知 シチ 二人の間だけの秘密でも、天も知り、地も知り、我も知り、相手も知っているから、悪事は必ずいつかは人の知るところになるということ。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
硫化水素 リュウカスイソ [4] 硫黄(いおう)と水素の化合物で、無色の有毒気体。火山の噴出ガスや鉱泉中に含まれる。 0
激論 ゲキロン [0] 互いが自分の意見を主張し、はげしい議論をすること。また、その議論。「―を闘わす」 0
作況 サッキョウ [0] 農作物の生育・収穫などの状況。作柄。「―指数」 0
輸出 ユシュツ [0] 自国の生産物や製品、また、技術や文化などを外国に売ること。「―の増大」輸入 0
橙色 だいだいいろ [0] 赤みがかった黄色。オレンジ色。ダイダイの実の色。 0
天機 テンキ [1] ①神だけが知っている秘密。転じて、重大な機密。 ②生まれつきの性質や才能。 ③天子の機嫌。 天気 0
葛 かずら [1] つる性植物の総称。かずらぐさ。つる草。つづら。 0
引接・引摂 インジョウ 仏が衆生(シュジョウ)を救い極楽へ導くこと。参考「引接」は「インセツ」と読めば面会する意。 0
屋 や [1] ①いえ。建物。「空き―」「二階―」「―主」 ②商店や職業の名前につける語。また、それに従事する人。「すし―」「政治―」 0
心得 こころえ [3],[4] ①ある事柄について知っておかなくてはいけないこと。「―違い」 ②ある技能などを身につけ知っていること。たしなみ。「日舞の―がある」 ③組織で下級の役の人が一時的に上の役を代行する職名。「部長―」 0
老僕 ロウボク [0] 年をとった男の召使い。 0
湖畔 コハン [0] 湖のほとり。湖の水際。湖のあたり。「―を二人で散策する」 0
開封 カイフウ [0] ①封筒を開くこと。「手紙を―する」 ②封筒の一部を少し切り取って内部が見えるようにした郵便物。また、封をしていない郵便物。開き封。 0
御九日 おクニチ 九月九日のこと。また、その日に行われる祭礼。おくんち。参考「御供日・御宮日」と書けば、単に祭りの意として用いられる。 0
はりつけ 昔の刑罰で、罪人を柱にしばりつけ、槍(やり)で突き殺す刑。 0
叩門 コウモン 門をたたくこと。人の家を訪れること。 0
梟し首 さらしくび 昔の刑罰の一つ。打ち首にした罪人の首をさらして見せ物とすること。また、その首。梟首(キョウシュ)。表記「晒し首」とも書く。 0
迫真 ハクシン [0] 表現や表情などが真に迫り、本物のように見えること。「―の演技に感動した」 0
日中 ひなか [0] ①ひるま。にっちゅう。「昼―から酒を飲む」夜中 ②半日。「―仕事」 0
達者 タッシャ [0] ①丈夫で健康なさま。「―に暮らす」 ②熟達していて、巧みなさま。「―な腕前」「口が―だ」 0
匹夫匹婦 ヒップヒップ [1],[4] 身分の低い男と女。庶民の夫婦。教養がない者たちの意で、平凡なつまらぬ男女のこと。〈『論語』〉 0
内諾 ナイダク [0] 内々で承諾すること。「次期会長就任の―を得る」確約 0
櫓声 ロセイ 櫓をこぐ音。表記「艪声」とも書く。 0
靦然 テンゼン あつかましいさま。恥じる表情のないさま。恬然(テンゼン) 0
金屎 かなくそ [0] ①鉄のさび。 ②鉄を鍛える際に飛び散るくず。 ③鉱石を溶かした際に浮き上がるかす。鉱滓(コウシ)・(コウサイ) 0
炙る あぶ-る [2] ①火にあてて軽く焼く。「するめを―る」 ②火に近づけてあたためる。「かじかんだ手を火鉢で―る」 0
褒める ほ-める [2] たたえる。よい物や行いを称賛してすすめる。「子どもは―めるとやる気を起こす」 0
嶄然 ザンゼン 一段と高く抜きんでているさま。ひときわ目立つさま。「―として頭角を現す」 0
稿料 コウリョウ [1],[3] 「原稿料」の略。原稿を書いて得られる報酬。 0
現金 ゲンキン [3] ①現在もっている金銭。 ②流通している貨幣。キャッシュ。「―で支払う」 ③簿記で、貨幣・紙幣とすぐに現金化できる銀行券・小切手・手形などの総称。 ④目先の利害によって、態度を変えるさま。「―な人」 0
複線 フクセン [0] ①平行して二本以上並んだ線。 ②上りと下りの鉄道線路を平行して敷くこと。また、その線路。「―化工事をして輸送力を増強する」 ①②単線 0
蘆錐 ロスイ アシの若芽。蘆筍(ロジュン)。由来若芽の先が錐(きり)のようにとがっていることから。 0
亙る わた-る [0] 一方の端から他方の端までとどく。こちらからむこうまで動く。 0
儚む はかな-む [3] はかないと思う。「世を―んで出家した」 0
延会 エンカイ [0] ①会議・会合などの日取りを先のばしすること。 ②国会などで、予定されていた議事が終わらず、次回にもち越すこと。「議会の―を宣告する」 0
阿多福 おタフク [2] ①おかめ。 ②顔立ちの悪い女性。女性をののしっていう語。 0
蔓菜 つるな ツルナ科の多年草。海岸の砂地に自生。新芽や葉は食用となるので栽培もされる。茎・葉とも多肉質。春から秋、黄色の小花を開く。ハマヂシャ。ハマナ。夏 0
骨法 コッポウ [0] ①骨組み。骨格。 ②礼儀作法の基本。 ③物事を行ううえでの要領や基本。特に、芸道などの微妙なこつ。「―を会得する」 0
寡婦 カフ [0] 「寡婦(やもめ)」に同じ。 0
射干 ひおうぎ アヤメ科の多年草。 由来「射干」は漢名から。 檜扇(ひおうぎ) 1
堪忍袋の緒が切れる カンニンぶくろのおがきれる こみ上げる怒りを我慢できなくなって爆発させること。堪忍をしまった袋がふくらみ、袋の口をしばったひもが切れる意から。
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漢字の豆知識 怒りを表現するいろいろな言葉「もうガマンできない!…『カンニン袋のオが切れる』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
檀越 ダンオツ [0] 寺院や僧に金品を贈与する信者。檀那(ダンナ)・檀家参考「ダンエツ・ダンノツ」とも読む。 0
先負 センブ [0] 「先負日(センブニチ)」の略。陰陽道(オンヨウドウ)で、何事も午前を凶、午後を吉とする日。急用や公事(クジ)などを避け、平静を守るのがよいとされる。さきまけ。 先勝(センショウ) 参考「センまけ」とも読む。 0
表題 ヒョウダイ [0] ①書籍などの表紙に記された題名。外題(ゲダイ) ②演劇・演説・芸術作品などの題目。 0
火中 カチュウ [0],[1] ①火の中。 ②火の中に物を入れて焼くこと。 0
鉞 まさかり [0],[2] 大きなおの。木を切り倒す道具で、古代中国では武器のほかに帝王の権力を示す装飾品としても用いられた。表記「戉」とも書く。 0
隠滅 インメツ [0] あとかたもなくなくなること。また、なくしてしまうこと。「証拠の―をたくらむ」表記「滅・滅」とも書く。 0
旧套 キュウトウ [0] 昔ながらの古い形式・習慣。また、ありきたりの手段・形式。「―を固守する」旧態・旧習参考「套」は古くさい意。 0
信任 シンニン [0] 人格や適性などを信用して、物事を任せること。「―が厚い」 0
荼毒 トドク ①非常に苦しめること。また、苦しむこと。 ②害毒をなすこと。 0
内 うち [1] ①ものの内側。なか。特に家のなか。外 ②数量の一定限度内。 ③時間的なあいだ。「昼の―に出かける」 ④自分の属するところ。また、家族。「―の学校」「―の夫」 ⑤心のなか。「―に秘めた思い」 0
悪擦れ わるずれ [0] 世の中で人にもまれ、悪賢くなること。世間擦れ 0
初夜 ショヤ [1] ①最初の夜。特に、結婚してはじめての夜。 ②戌(いぬ)の刻。午後七時ころから九時ころ。 初更 中夜・後夜 ③ ②に行う勤行。 0
帰忌日 キコニチ 陰陽道(オンヨウドウ)で、縁起の悪い神が支配するとして遠出・帰宅・結婚などを嫌った日。 0
唐黍 もろこし [0] イネ科の一年草。 蜀黍(もろこし) 1
亡国 ボウコク [0] ①国をほろぼすこと。「―論がまかりとおる」 ②ほろびた国。また、ほろびようとする国。「―の民を救う」 ①②興国 0
保存 ホゾン [0] そのままの状態でとっておくこと。「資料を―する」「食品の―状態」 0
絢飾 ケンショク きらびやかに飾ること。美しく飾ること。 0
狭霧 さぎり [0] きり。秋参考「さ」は接頭語。 0
焦躁 ショウソウ [0] 焦燥 0
無声映画 ムセイエイガ [4] 音楽や音声など、音のしない映画。会話などは字幕で表された。サイレント。発声映画 0
権柄尽く ケンペイずく [0] 権力に任せて他をおさえつけるように振る舞うさま。 0
麺棒 メンボウ [1] うどんやそばなどを作るとき、こねた粉を平らにのばすために使う棒。麦押し。 0
早稲 わせ [1] 他のものより早く実るイネ。また、その品種。 晩稲(おくて) 秋 1
開帳 カイチョウ [0] ①寺院で、いつもは見せない秘仏などを収めた厨子(ズシ)を開いて、参拝者に拝ませること。「本尊―を目当ての参拝客でにぎわう」開龕(カイガン)・開扉 春 ②とばくの座を開くこと。表記②「開張」とも書く。 0
参賀 サンガ [1] 新年や宮中の行事などのときに、皇居に行って祝賀の気持ちを表すこと。「一般―」 新年 0
弥が上に いやがうえに [2] なおいっそう。「―も興味をそそられる」「芸達者の登場で宴会は―も盛り上がる」 0
貨物 カモツ [1] ①物資。特に、貨車・トラック・船などで運送する荷物。 ②「貨物列車」の略。貨物を運ぶために編成した列車。 0
総 ふさ [2] 多くの糸を、一つに束ねて垂らしたもの。「―のついた帽子」 0
式 のり [2],[1] ①きまり。おきて。 ②てほん。模範。 ③かた。規格。一定のやりかた。 0
分量 ブンリョウ [3] 目方・かさ・数などの量や程度。「入れる―をまちがえる」 0
皮革 ヒカク [0],[2] ①毛がわと、なめしがわ。 ②かわ。動物の加工されたかわ類の総称。 0
樹 き [1] 生えている木、また、立ち木の総称。「庭に―を植える」 0
脳膜 ノウマク [1],[0] 脳の表面をおおい包むうすい膜。脳脊髄(セキズイ)膜・髄膜。 0
幾分 いくブン [0] ①いくらか。ある程度。少し。「―涼しくなった」 ②一部分。 0
佩びる お-びる [2],[0] 腰や帯に下げる。身につける。佩(は)く。「刀を―びる」「玉を―びる」 0
衷情 チュウジョウ [0] 本心。誠心。まごころ。「―を披瀝(ヒレキ)する」衷心 0
長足 チョウソク [0] ①長い足。 ②はやあし。おおまた。速度の速いこと。「―の進歩」 0
一献 イッコン [0] ①一杯の酒。 ②杯に一回つぐこと。転じて酒をふるまうこと。「お礼に―さしあげたい」 0
真贋 シンガン [0] 本物とにせもの。「―論争」「―を見わける」 0
実包 ジッポウ [0] 銃の実弾。 空包 0
挟み箱 はさみばこ 昔、武家が外出のとき棒を通して従者にかつがせた、衣服・用具などを入れた箱。先箱・後箱・両掛(リョウがけ)など。 0
精しい くわ-しい [3] 細かく念入りなさま。細かい点まで完全ですぐれているさま。 0
監察 カンサツ [0] 行政・経営などの業務について不正がないよう、調べて取り締まること。「―官」「親会社の―をうける」 0
生動 セイドウ [0] 文字や絵画などが動き出しそうに生き生きとしているさま。「気韻(キイン)―」 0
瀦留・瀦溜 チョリュウ 水がたまること。水をためること。また、そのところ。貯水 0
馬尾毛 ばす ウマの尾の毛。織物や釣り糸などに使用する。 1
覇王 ハオウ [2] ①覇者と王者。武力で治める覇道と仁徳で治める王道。 ②武力や策略で諸侯をしたがえ、天下を治める者。「覇者の長、―」 0
熟知 ジュクチ [1] 十分に知っていること。「親は子どもを―している」 0
蝟 はりねずみ [3] ハリネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。 針鼠(はりねずみ) 0
竜蟠虎踞 リュウバンコキョ ①地勢の要害堅固なさま。 ②強大な勢力をもった者が、ある地域にとどまって、そこで威力を振るうこと。〈李白(リハク)の詩〉参考「竜蟠」は「リョウバン」とも読む。「蟠」はじっと居座ること、「踞」はうずくまること。竜がとぐろを巻き、トラがうずくまる意から。 0
工房 コウボウ [0] 工芸家や美術家などの仕事場。アトリエ。 0
乱取り ランどり [0],[4] 柔道で、二人ずつ組んで自由に技を出し合って行う練習。 0
月日に関守なし つきひにせきもりなし 年月がまたたく間に流れ行くことのたとえ。流れ行く月日を引きとどめる関所の番人はいないことから。参考「送る月日に関守なし」ともいう。光陰矢の如(ごと)し 0
悪女の深情け アクジョのふかなさけ 器量や性格のわるい女ほど愛情が深く、嫉妬心(シットシン)が強いものだということ。 0
嵩む かさ-む [0],[2] 物の数・量や金額などが大きくなる。「仕事が―む」「出費が―まぬようにする」 0
長上 チョウジョウ [0] ①年上の人。目上の人。「―の教えに従う」 ②上官。 0
老衲 ロウノウ 年をとった僧侶(ソウリョ)。また、その自称。参考「衲」は僧衣の意。 0
至当 シトウ [0] きわめて当然であるさま。ごくあたりまえなこと。「―な処置」 0
撥音 ハツオン [2] 国語の発音で、はねる音。「ン」「ん」で書かれる。参考「バチおと」と読めば、琵琶(ビワ)・三味線などばちでひき鳴らす楽器の音の意になる。 0
斎人 いわいびと 神をまつる人。神職。 表記「忌人」とも書く。 1
即応 ソクオウ [0] ①状況などにすぐ対応すること。「火急時の―態勢を整えよ」 ②状況や目的にぴったりと合うこと。「時代に―した考え方」 0
兇漢 キョウカン [0] 凶漢 0
眇然 ビョウゼン 遠くにあって小さく、かすかなさま。表記「渺然」とも書く。 0
悲しい かな-しい [0],[3] ①心が痛むさま。気持ちが沈むさま。「友人が転校して―い」 ②嘆かわしい。 0
拇印 ボイン [0] 親指の先に朱肉または墨をつけて指紋を押し、印鑑の代わりとするもの。爪印(つめイン)。「―を押す」 0
六国史 リッコクシ 奈良・平安時代の、六冊の漢文体による勅撰(チョクセン)歴史書。日本書紀・続日本紀(ショクニホンギ)・日本後紀・続日本後紀・文徳実録・三代実録。 0
布袴 ホウコ 指貫(さしぬき)の別称。指貫はすそにひもを通してくくった袴(はかま)。 0
佩帯 ハイタイ 刀剣などを身におびること。腰におびること。 0
狭衣 さごろも 衣服。着物。参考「さ」は接頭語。 0
名跡 ミョウセキ [0] 代々受けつがれる名字や家名。「一五代続いた―を継ぐ」跡目参考「メイセキ」と読めば別の意になる。 0
順礼 ジュンレイ [0] 各地の霊場や聖地を参拝してまわること。また、その人。 表記「巡礼」とも書く。 0
匪ず あら-ず …ではない。…しない。あとに続く語を否定する語。 0
韋編 イヘン [1] 書物。書籍。 由来「韋」は、なめしがわの意。古代中国で、文字を記した竹の札(竹簡)を革ひもで綴(と)じ合わせ書物としたことから。 0
嘔啞嘲哳 オウアチョウタツ やかましく騒ぎたてたり、さえずったりすること。調子はずれで聞き苦しい乱雑な音のこと。〈白居易の詩〉参考「嘲哳」は「トウタツ」とも読む。 0
題簽 ダイセン [0] 和漢書などで、題名を書いて表紙にはる細長い紙や布。また、その題字や題名。 0
娩む う-む 女性が子を体外に出す。うみ落とす。表記「産む」とも書く。 0
豊か ゆた-か [1] ①たっぷりとあるさま。豊富なさま。「―な経験」「―な資源」 ②財貨・物質に恵まれているさま。「―な暮らし」「―な家計」 ③心が満ち足りているさま。ゆとりのあるさま。「名曲は人の心を―にする」 ④ゆるやかなさま。ふっくらとしたさま。「―な胸」 0
柄 がら [2] ①布地などの模様。「派手な―の服」 ②人の体の大きさ。からだつき。「彼は―が小さい」「大―な人」体格 ③人の地位・品位・性質・能力などの様子。「人―は申し分ない」「―にもない態度」 ④そのものの性質や状況。「場所―、客の入りは見込めない」「商売―、ペンは手離せない」 0
窖窯 あながま 焼き物用のかまの一形式。斜面を掘り下げ、上部を土でおおったもの。表記「穴窯」とも書く。 0
突風 トップウ [0] 突然吹く強い風。急に吹く激しい風。「―で家が倒れた」 0
出石焼 いずしやき 兵庫県豊岡市出石町に産出する陶磁器。江戸時代に藩主の御用窯(がま)で有田の陶法を伝えた。白磁・染め付けなどが多い。 1
粉骨砕身 フンコツサイシン [0] 全力を尽くして働くこと。骨を粉にし、身を砕くほど努力する意。〈『禅林類纂(ゼンリンルイザン)』〉「―して社会のために尽くす」砕骨粉身・粉身砕骨 0
山椒魚 サンショウうお [3] サンショウウオ科・アンビストマ科・プレソドン科の両生類の総称。形はイモリに似て、沼地や谷川にすむ。古くから薬用とした。ハタケドジョウ。ハジカミウオ。 夏 表記「鯢」とも書く。 0
狂奔 キョウホン [0] ①狂ったように走り回ること。 ②ある目的のために夢中で動き回ること。「問題の解決に―する」 0
雪代 ゆきしろ [0] 暖かくなって積もった雪がとけ、水が川や海にどっと流れ出す、または野原にあふれ出ること。雪どけ水。雪代水。 春 0
脇ら かたわら 人や物のそば。わき。「森の―に泉がある」 0
蓐 しとね ①座るときや寝るときに敷く、柔らかい敷物。ふとん。 ②草を編んだ敷物。むしろ。 表記①「褥」とも書く。 0
偖 さて [1] ①話題を変えるときに用いる語。ところで。「―、話は変わりますが」 ②何かを始めるときに用いる語。さあ。「―、夕飯にしましょう」 表記「扠・扨」とも書く。 0
佞諂 ネイテン おもねりへつらうこと。「諂」もへつらう意。佞諛(ネイユ) 0
苦難 クナン [1],[0] 苦しみや困難。「独立への―を極めた歴史」 0
日本 ニホン [2] わが国の国号。参考「ニッポン」とも読む。
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
混在する「ニホン」と「ニッポン」~正式な読み方はどっち?~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
頼む たの-む [2] ①ある事柄を実現するように相手に願う。依頼する。「同僚に伝言を―む」「訴訟のことを弁護士に―む」 ②力あるものとして頼りにする。あてにする。「杖(つえ)とも柱とも―む人だった」「味方の数を―んで敵に当たる」 ③仕事や用事などをまかせる。ゆだねる。「校長が教頭に代行を―んで出張する」「隣家の人に留守を―む」 0
恩誼 オンギ [1] 恩義 0
遠い親戚より近くの他人 とおいシンセキよりちかくのタニン いざというときには、遠方に住んでいる親戚よりも、近くにいる他人のほうが頼りになるということ。 0
皆 みな [3] 残らず全部。すべて。みんな。一同。「食料は―尽きた」「―は元気か」参考副詞的にも代名詞的にも使う。 0
溶接 ヨウセツ [0] 二つの金属の接合部を高熱で加熱してとかし、結合すること。「―作業」 「熔接」の書きかえ字。 0
費える つい-える [3] ①乏しくなる。使われて減る。「長年の貯えが―えた」 ②無駄に時間が経過する。「月日が―える」 0
釣り つり [0] ①釣りばりにえさをつけて水中に垂らし、魚を捕ること。 ②「釣り銭」の略。「―はいらない」 0
途絶える とだ-える [3] ①行き来が絶える。「人通りが―えた街」 ②中途で絶える。とぎれる。「通信が―えた」表記「跡絶える・杜絶える」とも書く。 0
皙い しろ-い 人の肌の色が、くっきりと浮き出るようにしろいさま。 0
果樹 カジュ [1] くだものがなる木。特に、果実を収穫するために栽培する木。「―園」 0
一上一下 イチジョウイチゲ [6] その場に応じて適切に対応すること。上がり下がりする意から。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉 0
烏鳥の私情 ウチョウのシジョウ 子が親に養われて育った恩を忘れずに、孝養をつくす情愛のたとえ。 由来カラスは、生まれた子に母親が六〇日間口うつしに食物を与え、子は成長後六〇日間、親に口から食物を与えて養うという伝説から。〈李密(リミツ)の文〉 0
胸底 キョウテイ [0] 心のそこ。心中。心の思い。胸裏・胸中・胸奥 0
聖霊会 ショウリョウエ [3] ①聖徳太子の御忌(ギョキ)法会。もとは陰暦二月二二日に行われた。今も法隆寺・四天王寺などで、日を決めて行われている。お聖霊(ショウライ)。 ②陰暦七月一五日を中心に行われる先祖の霊をまつる仏事。盂蘭盆(ウラボン)。 表記②「精霊会」とも書く。 0
官報 カンポウ [1] ①法令・予算・人事など、国民に広く知らせるために政府が出す日刊の機関紙。 ②官公庁が発する公用の電報。 0
厳禁 ゲンキン [0] かたく禁止すること。厳重に禁止すること。「作業場は火気―」 0
彷徨 ホウコウ [0] あてもなくさまよい歩くこと。「夜の盛り場を―する」参考「彷」「徨」ともに、さまよう意。 0
殆うい あや-うい よくないことが起こりそうで、不安である。 0
苦闘 クトウ [0] ①相手の強さに、苦しみながら戦うこと。苦戦。「悪戦―しながらも勝利した」 ②困難に負けまいと必死に闘うこと。 0
慙汗 ザンカン はずかしくて汗が出ること。また、その汗。「―が背中をつたう」 0
活潑 カッパツ 活発 0
間然 カンゼン [0] 非難されるような欠点のあること。参考「間」はすきまの意。 0
挫折 ザセツ [0] 計画などが途中でだめになること。また、そのために気力を失うこと。「計画は資金面で―した」「―を味わう」 0
乱闘 ラントウ [0] 敵味方が入り乱れて格闘すること。また、その争い。「死球をきっかけに両軍総出の―になった」「―騒ぎ」 0
薬湯 ヤクトウ [0] ①煎(セン)じ薬。「―を飲む」 ②薬草や薬品を入れた風呂。「―に入る」参考「くすりゆ」とも読む。 0
沙魚 はぜ [1] ハゼ科の魚の総称。 鯊(はぜ) 1
開いた口へ牡丹餅(ボタもち) あいたくちへボタもち なんの苦労もなく思いがけない幸運を得ることのたとえ。参考「開けた口へ餅」ともいう。棚から牡丹餅 0
尾頭付き おかしらつき [0],[4] 尾も頭も切り離さないままの魚。一般に神事や祝い事に使う。「鯛(たい)の―」 0
卓袱台 ちゃぶダイ [0] 折りたたみのできる短い脚のついた食卓。
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漢字の豆知識 「ちゃぶだい」は「茶ぶ台」と書く? ~書けるつもりでいたら、本当は難しい漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
号外 ゴウガイ [0] 大事件などをすばやく報道するために、新聞社などが臨時に発行する印刷物。「―が出る」参考規定の号以外の意。 0
繫泊 ケイハク 船をつないで停泊すること。表記「係泊」とも書く。 0
清濁 セイダク [1],[0] ①清らかなことと濁っていること。 ②清音と濁音。 ③善と悪。また、善人と悪人。 0
人の一寸我が一尺 ひとのイッスンわがイッシャク 他人の欠点は小さくても目につくが、自分の欠点は、大きくても気づかないこと。 人に七癖(ななくせ)我が身に八癖(やくせ) 0
在庫 ザイコ [0] 品物が倉庫にあること。また、その品物。ストック。「―が豊富にある」 0
救世主 キュウセイシュ [3] ①人々を救済する人。すくい主。 ②組織や会社などをたて直したりすくったりするはたらきをした人。「チームの―」参考①キリスト教ではイエス-キリストをいう。 0
俑を作る ヨウをつくる 悪い前例を作ること。よくない例を残すこと。「俑」は死者とともに埋葬する人形のこと。故事 俑を作ることがのちに殉死という悪習を生んだため、孔子が俑の創始者を非難した言葉から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
懸魚 ゲギョ 切妻屋根の破風(ハフ)に取りつけ、棟木(むなぎ)や桁(けた)の先端をかくす装飾板。参考「ケンギョ」とも読む。 0
種姓 スジョウ [0] ①家柄や血筋。また、生まれ育った環境。「―の知れない人物」 ②由緒(ユイショ)。経歴。「―のわからない品物」 ③生まれつきの性質。 表記「素性・素姓・素生」とも書く。 参考「シュセイ」とも読む。 0
灼く や-く ①火をつけてあかあかと燃やす。 ②火であぶる。 0
成るは厭(いや)なり思うは成らず なるはいやなりおもうはならず 望まないことが実現し、ねがうことが実現しない。世の中のことは、なかなか思いどおりにいかないということ。 0
五官 ゴカン [0] 目・鼻・耳・舌・皮膚の五つの感覚器官。 0
半熟 ハンジュク [0] ①食べ物が半分煮えて半分生の状態であること。なまにえ。 ②「半熟卵」の略。 ③果実が、十分に熟していないこと。 ④技芸などが、十分に熟達していないようす。 0
園地 エンチ [0],[1] ①公園・庭園になっている土地。 ②律令(リツリョウ)制で、宅地に付属した畑地。 「苑地」の書きかえ字。 0
嘶く いなな-く [3],[0] ウマが声高く鳴く。「牛が―き馬が吼(ほ)える」 0
只今 ただいま [(名)2],[(感)4],[0] ①まさに今。現在。「―マイクのテスト中」 ②いますぐ。「―参ります」 ③ついさっき。「―戻りました」 ④外から帰ってきたときのあいさつの言葉。 0
情欲・情慾 ジョウヨク ①男女間の性的欲望。 愛欲・色欲 ② むさぼり、こだわる心。 0
膿血 ノウケツ うみしると血が混じったもの。ちうみ。参考「うみち」とも読む。 0
飛鳥尽きて良弓蔵めらる ヒチョウつきてリョウキュウおさめらる 役に立つときは使われるが、役に立たなくなると捨てられるたとえ。鳥を射落とし尽くすと、良い弓も無用となり、しまわれてしまう意から。〈『論衡』〉参考「蔵めらる」は「蔵(かく)る」ともいう。 0
力む リキ-む [2] ①息を詰めて力を入れる。「重い箱を―んで持ち上げる」 ②力があるように見せかける。気負う。「あまり―むなよ」 0
濾過 ロカ [1] 液体や気体をこして、固形の不純物を取り除くこと。「雨水を―する」 0
密事 みそかごと [1] ①秘密のこと。内緒。 ②男女がひそかに恋愛をすること。参考「ミツジ」とも読む。 0
飄零 ヒョウレイ ①木の葉がひらひらと落ちること。 ②おちぶれること。うらぶれること。零落表記「漂零」とも書く。 0
確然 カクゼン [0] 確かなさま。はっきりと定まっているさま。確固。「―たる事実」 0
烏竹 くろちく ハチクの変種。小形のタケで、観賞用・細工用に栽培。幹が細く、外皮が紫色を帯びた黒色。表記「黒竹」とも書く。 1
千辛万苦 センシンバンク [5] さまざまな困難や苦労を重ねること。 艱難辛苦(カンナンシンク) 0
美肴 ビコウ おいしい酒の肴(さかな)。おいしい料理。ごちそう。 0
胡盧鯛 コロだい イサキ科の海魚。日本南部の沿岸に分布。青色の地に黄褐色の斑点(ハンテン)がある。食用。 0
比類 ヒルイ [0] くらべることのできるもの。たぐい。「世界に―がない作品」 0
涅色 くりいろ 墨で染めたような色。黒い色。また、褐色を帯びた黒色。 1
器具 キグ [1] ①道具。 ②簡単な構造の機器。「電気―」 0
健児 ケンジ [1] 元気盛んな若者。参考「こんでい」と読めば別の意になる。 0
間竿・間棹 ケンざお ①検地などの測量に用いるため、一間ごとにしるしを付けた竿。 ②大工用の一間以上の長い物差し。尺杖(シャクづえ)。 0
外堀・外濠 そとぼり 城の外を囲むほり。また、二重になっているほりの外側のほり。「―を埋める(周囲の障害から順番に取りのぞいていく)」内堀 0
識別 シキベツ [0] 物事の性質や種類などを見分けること。「善悪の―」 0
馬 うま [2] ①ウマ科の哺乳(ホニュウ)動物。顔が長く、たてがみがある。あしは丈夫で、よく走る。乗用・運搬・耕作などに用いる。また、食用。 ②踏み台。脚立。 ③将棋の駒(こま)。成角(なりカク)。 ④「つけうま」の略。不払いの遊興費を取り立てるため、客の家までついて行く人。
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あつじ所長の漢字漫談14 天高く馬肥ゆる秋
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
人当たり ひとあたり [0] 人と接するときの態度。また、そのとき人に与える印象。 0
通常 ツウジョウ [0] 特別ではないこと。普通。なみ。あたりまえ。「―業務に戻る」 0
朱欒 ザボン ミカン科の常緑小高木。インドシナ半島原産。暖地で栽培。果皮は黄色で厚く、砂糖漬けにする。食用。ボンタン。ブンタン。ザンボア。 冬 由来「朱欒」は漢名から。 表記「香欒」とも書く。 1
礪 あらと 刃物をあらくとぐのに用いる質の粗い砥石(といし)。「まず―でとぐ」表記「粗砥・荒砥」とも書く。 0
管掌 カンショウ [0] 受けもった仕事を監督し、取り扱うこと。権限をもって仕事や事務をつかさどること。「財政事務を―する」「組合―健康保険」管理 0
文案 ブンアン [0] 文章の下書き。「挨拶(アイサツ)状の―を練る」草稿・草案 0
削る けず-る [2] ①刃物などで少しずつそぎ取る。「鉛筆を―る」「鰹節(かつおぶし)を―る」 ②減らす。「予算を大幅に―る」 ③一部分を取り去る。「論文の第三章を―る」 0
蹤 あと ①長く連なる人の足あと。 ②人の行為や物事のあと。「戦争の―」 0
尾羽打ち枯らす おはうちからす 羽振りのよかった者が、落ちぶれてみすぼらしい姿になるたとえ。由来 タカの尾羽は傷つくと、みすぼらしくなることから。 0
軋む きし-む [2] 物と物とが擦れあって音をたてる。「床が―む」「木戸が―む」 0
琴線 キンセン [0] ①琴の弦。 ②心の奥に秘められた、感動し共鳴する心情。「心の―に触れる美談」
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漢字の豆知識 心から感動した時の表現…「キンセンにフレル」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
備品 ビヒン [0] 建物や施設などに備え付けておく物品。つくえ・ロッカーなど。 0
邪念 ジャネン [0] ①みだらで不純な考え。よこしまな思い。「権力の座に―を抱く」 ②よけいな考え。雑念。「―に惑わされる」 0
天造草昧 テンゾウソウマイ 天地の開け始めで、まだ物事に秩序がなく混沌(コントン)としていること。「天造」は天が万物を創造すること。「草」は始め、「昧」は暗い意。〈『易経』〉 0
媚びる こ-びる [2] ①相手の気に入るように振る舞う。機嫌をとる。「客に―びる」諂(へつら)う ②女性が男性に対して、なまめかしい様子をして気を引く。色っぽくする。 0
凶事 キョウジ [1] 縁起の悪い不吉なこと。不幸なできごと。わざわい。吉事 0
潜か ひそ-か 人知れず。こっそり。人に隠れてするようす。 0
小篆 ショウテン [0] 漢字の書体の一つ。大篆(ダイテン)を簡略化したもので、印鑑などに使用。 参考中国、秦(シン)の始皇帝の時代、李斯(リシ)が作ったもの。 0
弁駁 ベンバク [0] 他人の説の誤りを論じ、攻撃すること。「相手の意見を鋭く―する」参考「ベンパク」とも読む。 0
禊萩 みそはぎ [0] ミソハギ科の多年草。湿地に自生。夏から秋、紅紫色の小花を穂状につける。盆花として仏前に供える。ボンバナ。秋表記「溝萩・千屈菜」とも書く。 1
鄙俚 ヒリ ①田舎。 ②言葉や風俗などが田舎びていること。あかぬけしないこと。鄙野(ヒヤ) 0
弥陀 ミダ [0] 「阿弥陀(アミダ)」の略。西方の極楽浄土にいて、いっさいの衆生(シュジョウ)を救うという仏。阿弥陀仏。阿弥陀如来。 0
悪酔強酒 アクスイキョウシュ 願っていることと実行することが相反すること。酒に酔うことをやめようと思いながらも、つい無理に酒を飲んでしまうことから。〈『孟子(モウシ)』〉 0
着手 チャクシュ [1] 物事に手をつけること。取りかかること。「計画に―する」完成 0
瑞瑞しい みずみず-しい [5] 新鮮で若々しい。生気が満ちて美しい。「―い感覚に満ちた詩」 0
厭倦 エンケン あきていやになること。参考「厭」も「倦」もいやになる意。 0
文苑 ブンエン [0] ①文学者の世界。文人の仲間。文壇 ②文集。 0
糜 かゆ 米を、砕けるまで軟らかく煮たもの。参考昔は、水を入れて米を炊いたもの。 0
荏胡麻 えゴマ [0],[1] シソ科の一年草。東南アジア原産。全体にシソに似る。種子から油をとる。また、ゴマの代用にする。 0
聯綿 レンメン 長く続いて絶えないさま。「涙―と泣く」表記「連綿」とも書く。 0
浜菅 はますげ [2] カヤツリグサ科の多年草。海岸などに自生。葉はかたく線形。地下の塊茎は薬用。夏表記「莎草・莎」とも書く。 0
棟梁の器(うつわ) トウリョウのうつわ 一国を支えるに足りる統治者。また、重い任務にたえうる人。屋根は棟(むね)と梁(はり)で支えられていることからいう。〈『南史』〉棟梁の材 0
哲人 テツジン [0] ①哲学者。大思想家。 ②知恵や学識が深く、道理に通じて賢明な人。「―の風格がある」 0
木履・木沓 きぐつ 木製のはきものの総称。木をくりぬいて作ったくつ。ぽっくりなど。 0
介する カイ-する [3] ①間に入れる。仲立ちとする。「人を―して頼む」 ②心にかける。気にする。「こまかいことは意に―しない」 0
作柄 サクがら [0] ①農作物の生育・収穫の状況。できぐあい。作況。「来年の―予想」 ②詩文・絵画など芸術作品のできばえ。 0
古手 ふるて [0] ①長い年月同じ職についている人。古顔・古株・古参(コサン) ②古くからある方法。 ①②新手(あらて) ③古くなった服や道具。 0
正身 そうじみ まさしくその人。本人。当人。 由来「ショウジン」の転じたもの。 1
翕如 キュウジョ 声調や楽器の音律がよく合うさま。 0
訓点 クンテン [0] 漢文を訓読するためにつけた、返り点や送り仮名などの総称。 0
古生代 コセイダイ [2] 地質時代の区分の一つ。今から約五億七〇〇〇万年前~約二億二五〇〇万年前の期間で、太古代(先カンブリア時代)に続く時代。 0
抑揚 ヨクヨウ [0] 音声や音楽・文章の調子などを、上げ下げすること。また、その調子。イントネーション。「―をつけて朗読した」「―のない話」 0
男 おとこ [1] ①人間の性別で、女でないほう。男性。男子。 ②身体的・精神的に成熟した男性。成人し、一人前と認められる男性。「―になる」 ③男としての体面や価値。「―が立たない」 ④愛人としての男性。情夫。「―をつくる」参考①②「おのこ」とも読む。 0
誑かす たぶら-かす [4] うまいことを言ったり、ごまかしたりしてだます。「子どもを―してはいけない」 0
午前 ゴゼン [1] ①夜の一二時から昼の一二時までの間。 ②日の出から昼の一二時までの間。 ①②午後 0
拝観 ハイカン [0] 神社や寺院、その宝物などを謹んで見ること。「見ること」の謙譲語。「国宝展の―料を払う」 0
遠縁 とおエン [0] 遠い血縁。また、その人。「―の人に世話になる」 0
榎 えのき [0] ニレ科の落葉高木。初夏に淡黄色の小花を多数つける。材は家具・まき用。江戸時代、街道の一里塚に植えた。 0
格別 カクベツ [0] ①普通とはちがっているさま。とりわけ。格段。「―変わったこともない」「ここからの眺めは―だ」 ②ともかくとして。別として。「雨の日は―だが、それ以外は自転車で通う」 0
万 よろず [1],[0] ①一〇〇〇の一〇倍。まん。 ②数の多いこと。たくさん。「―の神々」 ③すべて。「―引き受けます」 0
逾える こ-える ①通り過ぎて進む。間にある物などをまたいで、のりこえる。「山を―える」「塀を飛び―える」 ②期限や限度を過ぎる。まさる。「節度を―える」表記「踰える」とも書く。 0
幽愁暗恨 ユウシュウアンコン 人知れない深いうれいとうらみ。〈白居易の詩〉参考「幽」「暗」はともに人知れずの意。 0
特急 トッキュウ [0] ①特別に急ぐこと。「―で仕上げる」 ②「特別急行」の略。主要な駅のみに停車し、急行より高速で遠距離運行の列車・バス。「乗車券の他に―券が必要だ」 0
導く みちび-く [3] ①道案内をする。「客を茶室に―く」 ②指導をする。「生徒を―く」 ③仕向ける。「状況を有利に―く最善の方法だ」 ④結果や答えを出す。 0
蛙の子は蛙 かえるのこはかえる 子は親に似るものだということ。また、凡人の子は凡人であるというたとえ。瓜(うり)の蔓(つる)に茄子(なすび)はならぬ鳶(とび)が鷹(たか)を生む 0
櫱 ひこばえ 草木の切り株や根元から萌(も)え出る新芽。またばえ。「梅の―」 春 0
法被 ハッピ [0] ①職人などが着る、屋号や紋を染め抜いたしるしばんてん。 ②江戸時代、武家の中間(チュウゲン)が着た丈の短い上着。 ③禅宗で、高僧の椅子(イス)にかける金襴(キンラン)の布。表記「半被」とも書く。 0
梁塵 リョウジン ①梁(はり)の上に積もった塵(ちり)。②すぐれた歌手、また、音楽のたとえ。 0
優婆塞 ウバソク [2] 在家のまま仏門に入った男性。信士(シンジ)。近事男(ゴンジナン)。優婆夷(ウバイ)由来梵語(ボンゴ)の音訳から。 0
広まる ひろ-まる [3],[0] ①範囲が広くなる。 ②広く知られる。広く行われる。「噂(うわさ)が―る」「仏教の教えが―る」 0
雪隠金亀子 せんちこがね [4] センチコガネ科の昆虫。体は半球形。暗紫色で、金属光沢がある。 由来「雪隠(せんち)」は便所の意の「セッチン」がなまったもので、人や獣の糞(フン)を食べることから。 1
朋輩 ホウバイ [0],[1] 身分や年齢が同じくらいである仲間。友人。 同輩 0
奥付 おくづけ [0] 書物の最後に、発行年月日・編著者名・発行者名・印刷者名などを記したもの。または、そのページ。奥書 0
規格 キカク [0] 物事の標準となるきまり。特に、製品の形・寸法・品質などについて決められた標準。「日本工業―」「―に合った製品」「―外の商品」 0
齷齪 アクセク [1] 心にゆとりをもてず、目先のことだけに追われてせわしなく物事を行うさま。「二年間、終始―していた」表記「偓促」とも書く。参考「アクサク」とも読む。 0
美顔術 ビガンジュツ [2] 顔の美しさを保ち、あるいは増すための、皮膚(ヒフ)の生理機能を高める美容法。マッサージ・化粧法など。 0
現存 ゲンゾン [0] 現実に存在すること。また、現在あること。「―する最古の歌集」「―する人物」参考「ゲンソン」とも読む。 0
鎌 かま [1] 草刈りなどに用いる農具。柄(え)の先に三日月形の刃が付いていて、手前に引いて刈り切る。 0
公方 クボウ [1] ①朝廷。 ②幕府や将軍。将軍家。「―様」 0
遠交近攻 エンコウキンコウ [0] 遠い国と友好関係を結び、背後からけん制しながら近い国を攻める外交政策。中国、戦国時代の范雎(ハンショ)が秦(シン)の昭王に進言した戦略。昭王はこの方策で天下統一を実現した。〈『史記』〉 0
剣客 ケンカク [0] 剣さばきの巧みな人。剣術の達人。剣術つかい。剣士。剣豪参考「ケンキャク」とも読む。 0
施米 セマイ [0] ①托鉢(タクハツ)僧や貧しい人に米をほどこすこと。また、その米。 ②平安時代、毎年六月に朝廷が京都の貧しい僧に米や塩をほどこしたこと。 夏 0
高歌放吟 コウカホウギン 声高らかに歌をうたい吟ずること。参考「放歌高吟」ともいう。「放吟」は声を張り上げて詩歌などを歌うこと。 0
偉効 イコウ [0] ききめが著しいこと。すぐれた効果や効能。「―を奏する」 0
勾引 コウイン [0] 尋問のため、裁判所が被告人・容疑者・証人などを強制的に呼び出すこと。「―状」表記「拘引」とも書く。 0
黄昏 たそがれ [0] 夕暮れ。薄暗くなった夕方。「―時(どき)になった」由来薄暗くて人の見分けがつかず「誰(た)そ彼(かれ)」とたずねることから。参考「コウコン」とも読む。 1
塩 しお [2] ①塩化ナトリウムを主成分とする白色の結晶体。海水・岩塩からとる。 ②塩味。塩かげん。「―があまい」 0
一刀両断 イットウリョウダン [0] 物事をすみやかに処理すること。また、物事をずばりと決断すること。一太刀で物を真っ二つに断ち切る意から。〈『朱子語類』〉「難問を―に解決する」 0
物換星移 ブッカンセイイ 世の中が移り変わり、歳月が過ぎること。「星移」は歳月が過ぎる意。〈王勃(オウボツ)の詩〉 0
覚える おぼ-える [3] ①心にとどめる。記憶する。「よく名前を―えている」 ②学んで身につける。「仕事を―える」 ③感じる。意識する。「ドキュメンタリーに感動を―える」「痛みを―える」表記①「憶える」とも書く。 0
勘解由使 カゲユシ 平安時代、国司交替の処理のために置かれた令外(リョウゲ)の官。新任者が前任者から引き継いだことを証明する解由状の審査などを行った。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「大連」は何をする人? ~読みの難しい役職名~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
精力 セイリョク [1] ①心身の活動を支える力。「事業に―を注ぐ」 活力 ②性的な力。 0
作法 サホウ [1] ①物事を行う方法。やり方。「小説―」 ②儀式などでの立ち居振る舞いの正しい方法。「礼儀―」 行儀・礼法 参考①「サクホウ」とも読む。 0
推奨 スイショウ [0] 人や物のすぐれていることをほめて、人にすすめること。「成長株を―する」「当地の特産品として―する」 0
謀る たばか-る [2] 「謀(はか)る」に同じ。「た」は接頭語。 0
全集 ゼンシュウ [0] ①個人の著作をすべてそろえた書物。「夏目漱石(なつめそうせき)―」 ②同種類や一定の基準で、代表作品を集めた書物。「美術―」 0
鮪節 しびぶし マグロの身を煮て乾燥し、かつお節のように作った保存食品。まぐろぶし。 0
爪で拾って箕(み)で零(こぼ)す つめでひろってみでこぼす 苦労して少しずつ蓄えたものを、あっという間に使い果たしてしまうこと。爪の先で拾い集めて蓄えたものを、箕で一気にこぼしてしまう意から。「箕」は、穀物の殻・ごみなどをふるって取り除くために使われる、竹で編んだ農具。 0
百分 ヒャクブン ある数や量を一〇〇に分けること。また、分けたもの。「―率」 0
朝議 チョウギ [1] 朝廷における評議。「―を開く」廟議(ビョウギ) 0
悠久 ユウキュウ [0] はるかに長く続くこと。「古都で―の昔をしのぶ」永久・長久 0
慇懃 インギン [0] ①ねんごろなこと。礼儀正しくていねいなこと。「―に答える」「―無礼」 ②うれえいたむさま。 ③よしみ。特に、男女の思慕の情。「―を通ず」 0
紹述 ショウジュツ 先人の事業や制度を受け継ぎ、それにしたがって行うこと。 0
片才 かたかど 少しばかりの才能。わずかな才芸。「―を披露する」 0
排便 ハイベン [0] 大便を体外に出すこと。大便の排泄(ハイセツ)。脱糞(ダップン) 0
満身創痍 マンシンソウイ [5] 体中が傷だらけであるさま。また、他から非難されるなどして精神的にひどく痛めつけられているさま。「創痍」は傷のこと。「―の事故被害者」参考「満身傷痍(ショウイ)」ともいう。百孔千瘡(ヒャッコウセンソウ) 0
黄水仙 きズイセン [2] ヒガンバナ科の多年草。南ヨーロッパ原産。観賞用に栽培。早春、香りのよい黄色の花を横向きにつける。春表記「長寿花」とも書く。 0
家居 カキョ [1] ①家にこもっていること。籠居(ロウキョ) ②住居。参考①「いえい」とも読む。 0
看板 カンバン [0] ①宣伝や案内のために店名・社名・商品名などを、人目につくようにかかげる板。「―に傷がつく」 ②人目をひくもののたとえ。また、表向きの名目。「店の―娘」「日米友好を―とする」 ③その日の営業を終わらせること。閉店。「もう―の時間だ」 0
動議 ドウギ [1] 会議で、予定議案以外の議題を提出すること。また、その議題。「緊急―」 0
縦令 たとい かりに。もしも。よしんば。「―この身が滅ぼうとも約束は守る」 表記「仮令」とも書く。 参考「たとえ」とも読む。 1
矧ぐ は-ぐ [1] 竹の棒に羽根などをつけて矢を作る。「矢を―ぐ」 0
牧羊 ボクヨウ [0] ヒツジを飼うこと。また、そのヒツジ。「―神」「―犬」 0
自ら みずか-ら [1] ①自分から。自身で。「―命を絶つ」 ②自分自身。「―を省みる」 参考「おのずから」と読めば別の意になる。 0
姨 おば ①母の姉妹。母方の伯母(おば)・叔母(おば)。 ②妻の姉妹。特に、妻の妹。参考「姑(おば)」は父方の姉妹。 0
勇決 ユウケツ [0] 勇気をもって決めること。思いきりよく決断すること。勇断・果断 0
汗疹・汗肬 あせも 汗をかいたままにしたことで、皮膚にできる赤い小さな湿疹(シッシン)。あせぼ。夏参考「汗疹」は「カンシン」とも読む。 1
嶮難 ケンナン [0] ①けわしくて通りにくいこと。また、その場所。 ②苦しくつらいさま。表記「険難」とも書く。 0
老齢 ロウレイ [0] 年をとっていること。老年。「―に達する」高齢 0
黥 いれずみ [1] 昔の刑罰の一つ。罪人の顔や腕に墨を刺し入れて前科がわかるようにしたもの。参考「入れ墨・文身・刺青」と書けば、皮膚に針などで絵や文字を描き、墨や朱をすりこんだもの。近世、博打(ばくち)打ちや火消しの間に広まった。 0
異 こと [1] 他とちがっていること。別のこと。「考えを―にする」 0
公債 コウサイ [0] 国や地方自治体が、国民や外国から借り入れる金銭債務。また、その債務の証書。国債・地方債など。 0
寝癖 ねぐせ [0] ①寝ている間に髪についたくせ。「―がつく」 ②寝ている間に体を無意識に動かすくせ。「―が悪い」 0
繙読 ハンドク 書物をめくり返して読むこと。 0
鯱立ち しゃちほこだち [0] ①さかだち。 ②すべての力を出すこと。「―してもかなわない」 参考「しゃっちょこだち」とも読む。 0
和手 にこで やわらかな手。表記「柔手」とも書く。 1
廃れる すた-れる [0],[3] ①使われなくなる。はやらなくなる。「―れた言葉」 ②衰える。だめになる。「動物愛護の精神が―れる」 0
性相近し習い相遠し セイあいちかしならいあいとおし 人は生まれつきの性質はほとんど同じだが、後天的な修養や習慣によって大きい差が生じるから、教育や環境は大切であるということ。〈『論語』〉 0
択る よ-る [1] よいものを分けてえらびとる。「果実を―って出荷する」 0
一概に イチガイ-に [0],[2] ひとまとめに。一様に。おしなべて。ひっくるめて。「―そう決めつけてはいけない」「―悪いとばかり言えない」「―否定はできない」参考下に打ち消しの語をつけて使う場合が多い。 0
破綻 ハタン [0] 物事がだめになること。「会社の経営が―する」失敗・破局参考「綻」はほころびる意。 0
罪業消滅 ザイゴウショウメツ 現世での悪い行いも、仏道を修行することによって消し去ることができるということ。 0
綽約 シャクヤク ①弱々しいさま。しなやかなさま。 ②女性のたおやかで美しいさま。「―たる風姿」 0
妬む ねた-む [2] 他人の長所や幸福などをうらやみ憎む。また、嫉妬(シット)する。やきもちをやく。「二人の仲を―む」 0
裸眼 ラガン [0] 眼鏡やコンタクトレンズなどをつけていない目。また、その視力。「左目の視力は―で〇・五だ」参考「裸」は何もつけていないむきだしの状態の意。 0
破廉恥 ハレンチ [2] 恥を恥とも思わないさま。恥知らず。厚顔無恥。「―罪」 0
半ば なかば [3],[2] ①半分。半数。また、半分程度。「国際空港が―完成した」「―あきらめている」 ②まん中。中央。「九月―に帰国する」 ③最中。中途。「旅の―で病にふせる」 0
残業 ザンギョウ [0] 規定の勤務時間を過ぎても、残って仕事をすること。また、その仕事。超過勤務。「―して仕事を片づける」 0
四六 シロク ①四と六。また、四と六の積、二四。 ②書物の「四六判」の略。縦一八・八(センチメートル)、横一二・七(センチメートル)の大きさ。 0
真夏 まなつ [0] 夏の盛り。夏の真っ最中。 盛夏 真冬 0
敬遠 ケイエン [0] ①うやまうように見せて、実際は嫌い遠ざけること。 ②意図的に苦手な物事を避けること。 ③野球で投手が打者との勝負を避け、意識的に四球を与えること。 由来「敬して遠ざく」〈『論語』〉から。 0
光一 ぴかイチ [0],[2] 多くのなかでひときわすぐれているさま。また、そのもの。 由来花札の手役(てヤク)の一つで、多くのかす札の中に一枚だけ光物(ひかりもの)がある意から。 0
吐血 トケツ [0] 口から血をはくこと。消化器官からの出血をいう。参考「喀血(カッケツ)」といえば、肺などから出血して血をはくこと。 0
遺墨 イボク [0] 死後にのこした書や絵画。また、故人の筆跡。遺芳 0
緘する カン-する [3] ①手紙などに封をする。 ②口を閉じる。だまる。 0
毫も ゴウ-も [1] 少しも。ちっとも。まったく。「―詫(わ)びる気がない」参考打ち消しの語を伴って用いる。 0
殊勲 シュクン [2],[0] 特別によい成績。特にすぐれた手柄・功績。「―の一打を放つ」「期待に背かぬ―を立てる」 0
太上 タイジョウ ①最もすぐれたもの。最上・至上 ②天子。 0
褪める さ-める [2] 色が薄れる。あせる。「服の色が―める」 0
謡う うた-う [0] 言葉に節をつけて声に出す。特に、能楽の詞章に節をつけてとなえる。 0
憂患に生じて安楽に死す ユウカンにショウじてアンラクにしす 人間は悩みや苦痛があるときは、それを振り払おうと必死で生きるものであるが、安楽に過ぎると油断が生じて、かえって死を招きやすいということ。〈『孟子(モウシ)』〉 0
物臭道心 ものぐさドウシン 信仰心からではなく、生活の苦労がいやで出家した僧。また、広く怠け心をいう。「道心」は仏道に帰依する心、また、その修行者の意。 0
贈答 ゾウトウ [0] 物をおくったり、その返礼をしたりすること。「―歌」「―品」
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贈答を受けると何が問題? ~成り立ちから知る熟語の使い方~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
霑体塗足 テンタイトソク 体をぬらし、足を泥まみれにして農作業をする姿のこと。つらい労働の形容。「塗」は、どろ、どろにまみれる意。〈『国語』〉 0
豊頰 ホウキョウ 肉づきがよく、ふっくらと美しいほお。多く、美人の形容に用いる。 0
穴居 ケッキョ [1] ほら穴の中に住むこと。「古代人の―生活の跡」 0
終着 シュウチャク [0] ①その場所に最後に着くこと。「―列車」 ②列車・電車・バスなどの運転系統の終点であること。「―駅」 ①②始発 0
人士 ジンシ [1] 地位や教養のある人。「有能な―の出現をまつ」「風流な―」 0
鉱泉 コウセン [0] 鉱物質などを多く含むわき水。そのうち、セ氏二五度以下を冷泉、それ以上を温泉というが、冷泉だけを指す場合もある。 0
鳥なき里の蝠(こうもり) とりなきさとのこうもり すぐれた人のいないところでは、つまらぬ者が我が物顔に振る舞うことのたとえ。コウモリは、鳥がいない場所では鳥のような顔で飛び回る意から。貂(てん)なき森の鼬(いたち) 1
楽典 ガクテン [0] 楽譜を読み書きするための原理や規則。また、それを記した書物。 0
無明長夜 ムミョウジョウヤ 煩悩にとらわれ、いつまでも迷いから覚めきれないこと。「無明」を、明けることのない長い夜の闇(やみ)にたとえた語。 0
版権 ハンケン [0] 著作物を複製・発売・頒布(ハンプ)する権利。出版権。 0
造花 ゾウカ [0] 紙・布などで花に似せてつくったもの。つくりばな。 生花 0
取り沙汰 とりザタ [0] 世間のうわさ。評判。「何かと―される」「次期社長候補として名が―される」 風評 0
惨害 サンガイ [0] いたましくむごい被害・損害。すさまじい災害。「今世紀最大の台風は―をもたらした」 0
看破 カンパ [1] 見破ること。物事の真相などを見抜くこと。「事前に意図を―する」 0
頻発 ヒンパツ [0] 何度も起こること。たびたび起こること。「交通事故の―する交差点」 0
櫓櫂の立たぬ海もなし ロかいのたたぬうみもなし どのような困難においても、なんらかの方策はあることのたとえ。 0
作家 サッカ [0] ①詩歌・小説・戯曲・絵画などを創作する人。特に、小説家・劇作家。 文筆家・文士 ②芸術品の制作者。「陶芸―」 0
水薙鳥・水凪鳥 みずなぎどり ミズナギドリ科の鳥の総称。多くは南半球の孤島で繁殖。体は上面が暗褐色、腹部は白色のものが多い。 由来翼を張って海面を薙(な)ぐ(横にはらって切る)ように飛び、魚類を捕獲することから。 0
傍流 ボウリュウ [0] ①本流から分かれた流れ。支流。分流 ②主流に属さない流派や系統。傍系 0
花は折りたし梢は高し はなはおりたしこずえはたかし 欲しいものがあっても手に入りにくいたとえ。また、物事の思うようにならないたとえ。 0
至理名言 シリメイゲン きわめて道理にかなったすぐれた言葉。「至理」はこのうえなく正しい道理。 0
白馬は馬に非ず ハクバはうまにあらず まちがった理屈を、あたかも正しいもののように、強く言い張るたとえ。中国、周(シュウ)の公孫竜(コウソンリュウ)が概念を分析するために唱えた命題。論理的にいえば、ウマという抽象的概念と、白馬の毛が白いという具体的概念は区別されるべきであり、白馬はあくまでも白馬であって、ウマではないことをいったもの。 0
軍律 グンリツ [0] ①軍隊内の規律。軍紀。 ②軍人に用いる法律。軍法。 0
制える おさ-える 一定の範囲にとどまるようにくい止める。禁じる。 0
渡来 トライ [0] 海を越えて来ること。外国からもたらされること。「大陸から―した文明」「南蛮―の品」舶来 0
玉昆金友 ギョッコンキンユウ 才能や学問などにすぐれた兄弟。他人の兄弟を褒めていう語。「昆」は兄、「友」は弟。「玉」は宝玉、「金」は黄金の意で、すぐれているたとえ。〈『南史』〉参考「金友玉昆」ともいう。 0
天一神 なかがみ [2] 陰陽道(オンヨウドウ)で、常に八方をめぐり、人の吉凶禍福を決めるという神。表記「中神」とも書く。参考「テンイチジン」とも読む。 1
改良 カイリョウ [0] 欠点や不備な点をよくすること。手を加えてさらによいものを作り出すこと。「品種の―」改善 0
緑野 リョクヤ [1] 草や木が青々と茂った野原。「―をわたるさわやかな風」 0
索道 サクドウ [0] 空中に張った鋼鉄の綱に運搬器をつるして、人や貨物を運ぶ設備。空中ケーブル。ロープウエー。 0
商談 ショウダン [0] 商売の話し合い。取引上の相談。「―をまとめる」 0
水閘 スイコウ ①水を出し、またはふさぐ水門。ひのくち。 ②船舶を高低差の大きな水面で昇降させる門。閘門。 0
文通 ブンツウ [0] 手紙のやりとりをすること。「―相手を募集する」通信 0
隈取り くまどり [0],[4] ①日本画で濃淡をつけるために、絵の具をぼかして塗ること。また、その塗った部分。ぼかし。 ②歌舞伎(カブキ)や京劇で、役柄の性格や表情を誇張するために、顔に赤や青などの顔料を塗ったり、線を描いたりすること。また、その模様。 0
鰹節を猫に預ける かつおぶしをねこにあずける 災いの原因をつくったり、助長したりすること。泥棒に鍵(かぎ)を預ける 0
目利き めきき [3],[0] ①陶器などの器物・書画・刀剣などのよしあしや真贋(シンガン)を見分けること。また、その人。鑑定 ②人の才能などを見分ける能力がある人。 0
逸物 イチモツ [0] とび抜けてすぐれている人や物。「文武両道の―とうたわれる」参考「イチブツ・イツブツ」とも読む。 0
挟撃 キョウゲキ [0] はさみ撃ち。敵をはさんで両方から攻撃すること。「左右から―作戦をとる」表記「夾撃」とも書く。 0
飄風 ヒョウフウ 急に吹きあがる風。つむじ風。旋風表記「飆風」とも書く。 0
廻船問屋 カイセンどんや 江戸時代に、船主と荷主の間で荷物の取次をした業者。船主を兼ねる者もいた。回漕店参考「カイセンどいや」とも読む。 0
陳情 チンジョウ [0] 実情を述べること。特に、行政機関などに事情を説明し、対策を願うこと。「―書を提出する」 0
膝枕 ひざまくら [3] 他人の膝をまくらにして寝ること。 0
鱓の歯軋(はぎし)り ごまめのはぎしり 能力のない者がくやしがったり、いきりたったりしても、どうしようもないたとえ。 0
跣足・跣 はだし ①足に何もはいていないこと。また、その足。 素足(スあし) 夏 ②はだしで逃げる意から、かなわないこと。「くろうと―」 表記「裸足」とも書く。 参考①「跣足」は「センソク」とも読む。 1
禱る いの-る 神仏に訴えて念じる。神仏に加護を願う。 0
整地 セイチ [0],[1] 建築や耕作のために地ならしをすること。 0
銀貨 ギンカ [1] 銀を主成分として鋳造した貨幣。銀貨幣。 0
頽勢 タイセイ [0] 退勢 0
開山 カイサン [1] ①寺院を開創した僧。また、宗派の開祖。宗祖・祖師②物事の創始者。元祖由来①山を開いて堂宇を創建したことから。参考「日の下―」は、武芸の達人、また、相撲の横綱の別称。「カイザン」と読めば、山開きの意になる。 0
拘攣 コウレン 手足などの筋肉が収縮すること。痙攣(ケイレン)参考「攣」はひきつる意。 0
釐革 リカク 改めること。おさめ改めること。改革すること。 0
機知縦横 キチジュウオウ その場に応じた適切な策略を自在にはたらかせ用いること。機略縦横 0
披荊斬棘 ヒケイザンキョク 困難を克服して進むこと。「荊」も「棘」もいばらの意。とげのある草木の総称で、困難のたとえ。「披」は切り開く、「斬」は切る。いばらの道を切り開いて、前へ進むということ。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「荊を披(ひら)き棘を斬(き)る」ともいう。 0
胡 コゼン あごひげ。 由来胡人の風貌(フウボウ)に似ることから。 0
期末 キマツ [0] 定められたある期間や期限の終わり。「―テスト」期首参考「期」は、日時の一まわりの意。 0
年少 ネンショウ [0] 年齢が少ないこと。幼いこと。また、その人。「―組」年長 0
愚痴 グチ [0] ①言っても仕方ないことをくどくど言ってなげくこと。また、その言葉。泣き言。「今更―をこぼすな」 ②物の道理を理解する能力がないこと。 0
黔突 ケントツ すすけて黒くなった煙突。 0
傀儡師 カイライシ [3] ①人形つかい。江戸時代には正月に各戸の門口(かどぐち)で人形を操り、金品をもらって歩いた。くぐつまわし。新年 ②他人を陰で操る者。参考①「くぐつシ」とも読む。 0
九夏三伏 キュウカサンプク 夏の最も暑い土用のころのこと。また、夏。「九夏」は夏の九〇日間。「三伏」は初伏(夏至後の三番目の庚(かのえ)の日)・中伏(夏至後四番目の庚の日)・末伏(立秋後の最初の庚の日)。 0
栖む す-む [1] 鳥や獣などの動物が巣を作り、そこに居着く。「鳥が木の上に―む」 表記「棲む」とも書く。 0
知勇 チユウ [1],[0] 知恵と勇気。「―兼備」表記「智勇」とも書く。 0
睨み競 にらみくら にらみくらべ。にらめっこ。 0
白辛樹 あさがら エゴノキ科の落葉高木。西日本の山地に自生。初夏、白い花が多数垂れ下がる。実から油をとる。アサギ。表記「麻殻」とも書く。 1
太刀打ち たちうち [0] ①刀で斬(き)り合うこと。 ②張り合って勝負をすること。「とても―できない」 1
御破算 ゴハサン [0] ①そろばんで、珠(たま)を払って零の状態に戻すこと。「―で願いましては」 ②もとの状態に戻すこと。白紙にすること。「この話は―だ」 0
運命 ウンメイ [1] ①人間の意志ではどうすることもできないめぐりあわせ。運。「―的な出会い」宿命・天命 ②将来。これからのなりゆき・身の上。「―をかける」 0
小手先 こてさき [0] ①手の先。 ②手先でするような、ちょっとした細工や才知。「―でごまかす」 0
主税 ちから 律令(リツリョウ)制で、主税(シュゼイ)寮のこと。民部省に属し、諸国の田租や米倉の出納などをつかさどった役所。 参考「シュゼイ」とも読む。 1
駱駝 ラクダ [0] ①ラクダ科の哺乳(ホニュウ)動物。野生のものはほとんどなく、家畜として飼育。背中のこぶに脂肪を蓄え、それを分解して水にすることができるので、砂漠の生活に適している。乗用や運搬用。乳や肉は食用。毛は織物用。ダバ。 ②ラクダの毛で作った繊維。また、その織物。 0
憑る よ-る たよりとする。よりかかる。たのむ。表記「馮る」とも書く。 0
栓塞 センソク 血管やリンパ管に血栓や脂肪・細菌などがつまり、流れを止めること。つまった組織では壊死(エシ)を起こし、血栓症などになる。塞栓。 0
達する タッ-する [0],[3] ①至る。届く。「山頂に―した」 ②なし遂げる。「目的に―する」 ③深く通じる。「茶道に―する」 ④広く告げ知らせる。「趣旨を―する」 0
本務 ホンム [1] ①本来のつとめ。主となる任務。「―に専念する」 ②道徳上、当然なすべき義務。「学生の―を果たす」本分 0
寺院 ジイン [1] 「寺(てら)」に同じ。「ヒンズー教の―」 0
疾呼 シッコ [1] あわただしく早口に呼ぶこと。激しく叫び立てること。「部下の名を大声で―する」 0
微か かす-か [1] はっきりと認識しにくいさま。ほのか。「―に見える」 0
痴れる し-れる ある物事に心を奪われ、判断能力がはたらかなくなる。おろかになる。「酔い―れる」 0
憔悴 ショウスイ [0] 心痛や病気のため、やせておとろえること。やつれること。「―しきった顔」 0
然り しか-り [2] そのとおり。そのようである。 参考「しかあり」の略。 0
誂える あつら-える [4],[3] 自分の希望どおりに、頼んで作らせる。注文する。特に、衣服にいう。「洋服を―える」 0
諸手 もろて [0] 左右両方の手。「―を挙げて賛成する」 表記「両手・双手」とも書く。 0
花卉 カキ [1] ①花の咲く草。 ②観賞するために栽培する植物。「―園芸」参考「卉」は草の総称。 0
抱く いだ-く [0] ①腕でかかえる。「赤ん坊を―く」 ②心に思う。「希望を―く」 ③囲む。包む。「深い山に―かれた村里」 0
深溝高塁 シンコウコウルイ 防御が堅固なこと。「深溝」は深い堀、「高塁」は高い砦(とりで)。〈『六韜(リクトウ)』〉「―の堅城」 0
盈虚 エイキョ [1] 満ちることとからっぽのことから、繁栄と衰退。また、月の満ち欠け。 0
寸鉄人を殺す スンテツひとをころす 短い適切な言葉で真実を鋭くつくこと。〈『鶴林玉露(カクリンギョクロ)』〉 参考「殺す」は「刺す」ともいう。 0
汗手貫 あせてぬき 汗で、袖口(そでぐち)が汚れるのを防ぐもの。ウマの毛・クジラのひげなどで作る。僧などが用いる。 0
跨ぐ また-ぐ [2] 足をひろげて物を越える。「急流を―いで橋を架ける」 0
手勢 てゼイ [0] 直接率いる軍勢。配下の勢力。「―だけで攻め入る」 手兵(シュヘイ) 0
神籠石 こうごいし 古代の山城の遺跡。切り石が列になっており、門の跡が残るものもある。中国・四国・九州の遺跡がよく知られている。 0
冬夏青青 トウカセイセイ 変わらぬ節操をもち続ける人のたとえ。由来マツやカシワなどの常緑樹は、冬も夏もかわらずに青々と茂っていることから。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
腐蝕 フショク [0] 腐食 0
貴下 キカ [1],[2] 相手に対する敬称。あなた。男性が同輩または年下に対して、おもに手紙などで用いる。貴君 0
角材 カクザイ [0],[2] 断面が四角な木材。「―を組み合わせて椅子(イス)を作った」 0
乎 や 文末におき、詠嘆・疑問・反語を表す語。 0
常住坐臥 ジョウジュウザガ [5] ふだん。いつも。すわっているときも寝ているときもの意から。 参考「常住」と「行住坐臥」の「行住」との混同からできた語。 0
鎮圧 チンアツ [0] 反乱や暴動などを力でおさえしずめること。「反乱軍を―する」制圧 0
床子 ショウジ 平安時代に宮中で用いた、敷物を敷いて使う腰掛け。 参考「ソウジ」とも読む。 0
搔爬 ソウハ 体内の組織をけずり取ること。特に、人工妊娠中絶の手術。 0
籾摺り もみすり [3],[4],[0] 籾米から秕(しいな)を取り除き、玄米と籾殻に分けること。昔は、すり臼(うす)や唐箕(トウみ)、千石(センゴク)どおしなどの道具を用いた。現在は籾摺り機を用いる。秋 0
藪蝨 やぶじらみ セリ科の二年草。山野に自生。夏、白色の花を密生し、とげのある実を結ぶ。 秋 由来やぶに入ると、実がシラミのように衣服につくことから。 表記「窃衣」とも書く。 0
涕泗 テイシ 流れるなみだと、はなみず。涕洟(テイイ)参考「泗」は、泣くときに出るはなみずの意。 0
鹿火屋 かびや 夜、シカなどの獣が田畑を荒らさないように、火を燃やして見張りをする番小屋。 秋 参考「かひや」とも読む。 0
無定見 ムテイケン [2] 自分の意見や見解を、はっきりもっていないこと。「―な政策を憂う」 0
流布 ルフ [1] 世の中に広まること。広く行われること。「妙なうわさが世間に―している」 0
煉塀・煉屛 ねりベイ こねた土と瓦(かわら)を積み重ね、上に瓦をのせた土塀。表記「練塀」とも書く。 0
陰 かげ [1] ①日光のあたらない所。ひかげ。 ②物に隠れて直接見えない所。 ③人の目につかない所。「―ながら感謝している」 0
車蛍孫雪 シャケイソンセツ 苦学することのたとえ。 故事中国、晋(シン)代の車胤(シャイン)は若いとき貧乏で、夏の夜にはホタルを袋に入れてその光で読書した。また、孫康は冬の夜に雪に照り返された月明かりで読書したという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 蛍雪の功 0
類題 ルイダイ [0] ①和歌・俳句などを似かよった題によって集めたもの。「―歌集」 ②同じ種類の問題。似かよった問題。「前年の―が出たので簡単に解けた」 0
疑心 ギシン [0],[1] 疑いの気持ち。あやしく思う心。疑念・疑懐 0
素謡 スうたい 能楽の演奏形式の一つで、囃子(はやし)や舞なしで謡曲をうたうこと。 0
神饌 シンセン [0] 神にそなえる飲食物。イネ・酒・米や野菜・魚介類・塩や水など。御饌(みけ)。 供物
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漢字の豆知識 飲めるけど読めない「御神酒」冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
多寡 タカ [1] 数量の多いことと少ないこと。「寄付は金額の―を問わない」多少 0
眼 まなこ [1] ①黒目。ひとみ。 ②眼球。目玉。また、目。「寝ぼけ―で歩くな」 ③見通す力。眼力(ガンリキ)。 ④視野。視線。参考「め」とも読む。 0
老鶯 ロウオウ 「老い鶯(おいうぐいす)」に同じ。 0
駄目 ダめ [2] ①ききめのないこと。無益。無駄。「いくら言っても―だ」 ②してはいけないこと。「廊下を走っちゃ―だよ」 ③不可能なこと。「いくら頼まれても―なものは―」 ④役に立たないこと。「壊れて―になる」 ⑤囲碁で、黒石・白石のどちらの目にもならないところ。 ⑥演劇や映画の演技指導で、演出家が出す注文。「―を出す」 0
転移 テンイ [1] ①場所が移ること。場所を移すこと。移転 ②病原体や腫瘍(シュヨウ)細胞が、体の他の組織へ移り、そこでも初めの病巣と同じ症状を起こすこと。「癌(ガン)が―する」 0
近影 キンエイ [0] 最近写した、その人物の写真。「本の扉にある著者―」 0
馬脚を露す バキャクをあらわす 隠していた事柄や正体が露見することのたとえ。芝居でウマのあしの役をしていた人が、はずみで姿をあらわしてしまう意から。〈『元曲』〉尻尾(しっぽ)を出す・化けの皮がはがれる 0
纈染め ロウケツぞめ 筆にをつけて模様を描き、染液に浸したあと、熱でを溶かしての部分を染め抜く染色方法。ろうけつ。ろうけち。表記「臘纈染め」とも書く。 0
硝子 ガラス [0] 珪砂(ケイシャ)・石灰・炭酸ソ―ダなどを高温で溶かして冷却し、固めた物質。透明で硬いがもろい。建築・工芸・種々の容器など用途は広い。 参考「硝子」は当て字。 1
滌う あら-う 水で汚れをすすぐ。汚れた器や場所をぬぐい落とす。 0
攻究 コウキュウ [0] 学問や芸術などをおさめきわめること。研究 0
杳渺 ヨウビョウ 奥深くかすかなさま。はるかに遠いさま。 0
半知半解 ハンチハンカイ [1] 知識や理解が中途半端で、ものの役に立たないこと。一知半解 0
除外 ジョガイ [0] 取りのぞくこと。ある規定や範囲からはずすこと。「無回答は―する」「適用を―する」 0
篩 ふるい [0] 枠の底に網を張り、振り動かして、粉や粒を粗いものと細かいものとにより分ける道具。「砂を―に掛ける」 0
穆穆 ボクボク [0] ①穏やかで、うるわしいさま。 ②つつましく威儀正しいさま。 0
顔役 かおヤク [0] ある地域や団体で名前が知られ、支配力や影響力のある者。ボス。「その土地の―」実力者・有力者 0
愁色 シュウショク [0] 悲しみ心配そうな表情。「不幸な知らせに―を濃くする」 0
埋蔵 マイゾウ [0] ①地中にうずめ隠すこと。「宝物を―する」 ②地中にうもれていること。「―文化財の調査」 0
蕩然 トウゼン ①洗い流されてなにもないこと。跡かたもないさま。 ②ほしいままのさま。だらしのないさま。 0
学識 ガクシキ [0] ①学問と見識。 ②学問から得た見識。「―経験者」 0
縁者 エンジャ [1] 血縁や婚姻によって、縁のつながっている人。親戚(シンセキ)。 0
貸借 タイシャク [1] ①貸すことと借りること。かしかり。 ②複式簿記で、貸方と借方。 0
暦 こよみ [1] 月日・曜日・祝祭日や太陽の出入り、月の満ち欠け、あるいは年中行事などを日を追って記載したもの。カレンダー。「―のうえではもう夏になった」 0
古色蒼然 コショクソウゼン [1] 古びたさま。また、見るからに古めかしく趣のあるさま。「蒼然」は古めかしいさま。「―とした建物」古色古香 0
往生素懐 オウジョウソカイ 仏教に帰依し、死後は極楽浄土に生まれ変わりたいという平素からの願いのこと。往生本懐(オウジョウホンカイ) 0
長官 かみ [0] 律令(リツリョウ)制の四等官(シトウカン)の最上の官位。参考「かみ」は役所により「守」「督」など用字が異なる。 1
倔強 クッキョウ [0] ①たくましく力が強いこと。 ②強情で容易に人の言うとおりにならないさま。表記「屈強」とも書く。 0
通弊 ツウヘイ [0] 一般に共通して見られる悪い点。「社会の―を打破する」通患 0
魄 たましい [1] 人の体内に宿り、その活力のもとになると考えられるもの。精神・心を支配する「魂」に対して肉体を支配し、死後も地上をさまようとされる。 0
錆声 さびごえ 枯れて渋みのある声。 表記「寂声」とも書く。 0
中肉中背 チュウニクチュウぜい [0] ふつうの身長で、ほどよい肉づきのこと。標準的な体格。「犯人は―の男だった」
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四字熟語根掘り葉掘り83:隠れた人気?「中肉中背」の秘密
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南緯 ナンイ [1] 赤道以南の緯度。赤道を〇度とし、南極を九〇度として測る。北緯 0
寵愛 チョウアイ [0] 特別に目をかけてかわいがること。「王の―を受ける」 0
結局 ケッキョク [(名)4],[0],[(副)0] ①事柄の終わり。最後。結末 ②とどのつまり。「全力で走ったが―間に合わなかった」結句由来もとは、囲碁で一勝負(一局)を打ち終えることから。 0
窮屈 キュウクツ [1] ①狭いため、また小さいため自由に動けないさま。「―な座席」 ②雰囲気・考え方など、かたくるしくのびのびできないさま。「意地を通せばーだ」 ③金銭などが不足してゆとりのないようす。「―な財政」 0
辺り あたり [0],[3] ①付近。近くの場所。また、その周囲。「―一面の銀世界」「―をうかがう男」 ②時間・人物・場所など、だいたいの見当を表す語。「来週―、検査結果が出る」 0
忽布 ホップ クワ科のつる性多年草。ヨーロッパ原産。雌の花穂は淡い緑色で、多数の苞(ホウ)に包まれて松かさ状。苞のつけねから分泌されるホップ腺(セン)には苦みと芳香があり、ビールの香味に用いる。秋 1
擡頭 タイトウ [0] ①頭をもち上げること。 ②勢力を得てくること。「新人の―」 ③文章を書くとき、貴人の姓名などを文中で改行し、一字または二字分ほかの行よりも上に出して敬意を表す書式。一字上がるのが一字擡頭、二字上がるのが二字擡頭。表記「台頭」とも書く。 0
連呼 レンコ [1] 何度も繰り返して、大声で叫ぶこと。「候補者の名前を―する」 0
満たす み-たす [2] いっぱいにする。「プールに水を―す」 0
耗る へ-る 少しずつなくなる。すりへる。また、使って少なくする。「消しゴムが半分まで―った」 0
失明 シツメイ [0] 目が見えなくなること。視力を失うこと。「事故で―する」 0
橇 かんじき [1] 雪の上を歩くときに、足が埋まらないように木の枝などを楕円(ダエン)形にたわめて、はきものの下につける道具。冬 0
託送 タクソウ [0] 人にことづけて品物を送ること。「誕生日プレゼントを―する」 0
板庇 いたびさし 板でつくったひさし。板でふいたひさし。 0
宏大 コウダイ [0] 広大 0
出没 シュツボツ [0] 現れたり隠れたりすること。見え隠れすること。また、時々出てくること。「山が近くてタヌキが―する」 0
時鳥 ほととぎす [3] ホトトギス科の鳥。 杜鵑(ほととぎす) 1
残響 ザンキョウ [0] 音がやんだあともなお、残って聞こえる音の響き。 0
槐安の夢 カイアンのゆめ 南柯の夢(ナンカのゆめ) 0
饉える う-える ひどく空腹になる。凶作で食べ物がなく苦しむ。また、うえて死ぬ。 0
欧化 オウカ [0],[1] ヨーロッパ風になること。また、そのさま。「―思想」「―主義」西洋化 0
赤い あか-い [0] ①赤色をしている。「夕焼け空が―い」「熱で顔が―い」「情熱が―く燃えている」 ②共産主義者である。左翼的である。 0
祖考 ソコウ ①亡き祖父や父。 祖妣(ソヒ) ②祖先。 参考「考」は亡き父の意。 0
空 うろ [1] なかが空(から)になっているところ。空洞。ほら穴。「―のある老木」 0
債務 サイム [1] ①特定の人に対して、金銭・物品などを給付しなければならない法律上の義務。 ②借金を返すべき責任や義務。 ①②債権 0
最敬礼 サイケイレイ [3] 相手を敬って行う、最もていねいなお辞儀。「―で送る」 0
競う きお-う [2] 負けまいと張り合う。勢いこんであらそう。 0
当然 トウゼン [0] 道理上そうすべきこと。あたりまえ。「そうなるのは―の帰結だ」 0
筋交い・筋違い すじかい ①斜めに交差していること。斜めの位置にあること。はすかい。「道路を―に渡る」 ②建物の強度を増すために、柱と柱の間に斜めに入れる補強材。 0
傑出 ケッシュツ [0] 他のものに比べ、抜きんでてすぐれていること。「―した人物」 0
然迄 さまで [1],[2] そんなにまで。さほどには。「―難しくない」 参考あとに打ち消しの語を伴う。 1
瑞穂 みずほ みずみずしいイネの穂。生気があってよく実っているイネの穂。 0
短編 タンペン [0] 小説や映画などの短い作品。長編・中編 「短篇」の書きかえ字。 0
半風子 ハンプウシ シラミの別称。由来「虱(しらみ)」という字が「風」の字の半分であることから。 0
苦海 クカイ 苦しみの絶えないこの世。苦しみを海にたとえていう語。苦界(クガイ)。 0
名跡・名蹟・名迹 メイセキ ①有名な旧跡。 ②りっぱな業績。参考「名跡」は、「ミョウセキ」と読めば別の意になる。 0
高まる たか-まる [3] 高くなる。盛りあがる。「波が―る」「国民の関心が―る」「人気が一気に―る」 0
前身 ゼンシン [0] ①以前の身分・職業。「―を隠す」 前歴 ②組織・団体などの前の形態。 ③ この世に生まれる前のからだ。 ②③後身 0
禁句 キンク [0] ①和歌や俳諧(ハイカイ)で使ってはいけないと決められている語句。止め句。 ②相手を傷つけたりするため、言ってはいけない言葉。タブー。 0
暗翳 アンエイ [0] 暗影 0
絡う まと-う からむ。からまる。まつわる。巻きつく。 0
清楚 セイソ [1] 清らかで飾り気がなく、すっきりしていること。「―な身なりの少女」「―な花嫁衣装姿」 0
鬼の霍乱(カクラン) おにのカクラン ふだん丈夫な人が珍しく病気になることをひやかしていう語。「霍乱」は、日射病や急性腸炎など、夏に起こりがちな病気の古称。
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「鬼」にまつわることわざを探してみよう
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委譲 イジョウ [0] 権利などを他にまかせてゆずること。「行政の権限を―する」 0
争乱 ソウラン [0] 争い乱れること。また、争いによって秩序が乱れた状態。「―の世」 0
饑える う-える [2] 穀物が不作で、食べ物が足りず苦しむ。 0
計える かぞ-える 数・量の多少や出入りを調べる。「数を―える」 0
阿耨観音 アノクカンノン 三十三観音の一つ。海難にあったときに念じると無事に航海を続けられるという。岩にすわる姿をしている。 0
該博 ガイハク [0] 学問や知識が非常に広いさま。「―な知識を誇る」 0
烏賊 いか [0] 頭足類コウイカ目とツツイカ目の軟体動物の総称。近海に広く分布。あしが一〇本で円筒状。敵にあうと腹部から墨を出して逃げる。食用。夏由来イカが死んだふりをして海面に浮き、カラスがついばみに来ると巻きついて餌食(えジキ)にすることからという。表記「墨魚」とも書く。 1
重点 ジュウテン [3],[0] ①重要な箇所。特に大事な点。「デザインに―をおく」 ②てこで、動かそうとする物の重みがかかる点。作用点の旧称。 0
速達 ソクタツ [0] 「速達郵便」の略。特別料金を払い、普通郵便よりもはやく配達される郵便。「合格通知が―で届く」 0
手帖 てチョウ [0] 手帳 0
実家 ジッカ [0] ①自分の生まれた家。生家。「―に帰省する」 ②婚姻や養子縁組で他家の籍に入った人の実父母の家。 養家・婚家 0
啼泣 テイキュウ 声をあげて泣くこと。「接戦の末敗れて―した」 0
断面 ダンメン [3],[0] ①切り口の面。切断面。 ②物事をある観点から見たときの姿や状態。「社会の一―」 0
株主 かぶぬし [2],[0] 株式会社の出資者で、株式のもち主。所有する株数に応じて配当を受ける。「―総会を開催する」 0
己 つちのと [3] 十干の第六番目。方角では中央。五行では土。戊(つちのえ)参考「土の弟(と)」の意。 0
風月玄度 フウゲツゲンタク 友人と長い間会っていないたとえ。また、高潔な人のたとえ。故事 中国、晋(シン)の劉尹(リュウイン)が、清風名月の美しい夜になると、友人の玄度を思い出したという故事から。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉 0
相対 あいタイ [0] ①直接向き合うこと。さしむかい。「―で話をつける」 ②合意のうえで事を行うこと。「―ずくで値を決める」 参考「ソウタイ」と読めば別の意になる。 0
隠者 インジャ [1] 俗世間との関係を絶って、山奥などにかくれて暮らす人。「―の文学は中世に多い」隠士・隠遁者(イントンシャ) 0
眼光 ガンコウ [0] ①目のかがやき。目の光。「―の鋭い人」「―人を射る」 ②物事を見抜く力。観察力。洞察力。 0
鮨 すし [2],[1] ①酢・砂糖・塩で味つけした飯に、魚介類や野菜などをのせたり巻いたりした食べ物。にぎり鮨・ちらし鮨など。 ②魚介類を塩や酢につけ込み、自然発酵させたもの。なれずし。 参考「寿司」は当て字。 0
涸渇 コカツ [0] 枯渇 0
幾年 いくとせ [1] ①どれほどの年数。何年。「国を出てから―か」 ②多くの年数。参考「いくネン」とも読む。 0
歌留多 カルタ [1] 絵や文字を書いた長方形の札。また、それを使った遊び・ばくち。花札・いろはガルタ・トランプなど。新年表記「加留多・骨牌」とも書く。いずれも当て字。参考「カルタ」はポルトガル語から。 1
仮 かり [1] ①一時的な間に合わせ。「―住まい」 ②本物ではないこと。にせ。「―の姿」 0
一遍 イッペン [(名)3],[(副)0] ①一度。一回。「―遊びにきてください」 ②もっぱらそれだけであること。ひととおりの。「通り―(形だけ)の説明」 0
棟 むね [2] 屋根の最も高い所。屋根の二つの面が交わる所。また、そこにわたす棟木(むなぎ)。 0
崇敬 スウケイ [0] 心から尊敬すること。あがめうやまうこと。「生き仏として広く―された高僧」 0
出生 スイサン [0] 食事のとき、鬼神や餓鬼などに施すため、飯を少量取り分けて屋根などに置くこと。また、その飯。 生飯(さば) 参考「サン」は唐音。「シュッショウ」と読めば別の意になる。 0
博愛 ハクアイ [0] すべての人を平等に愛すること。「―主義」 0
戉 まさかり 大きな刃のついた古式の武器。大きなおの。表記「鉞」とも書く。 0
亢竜悔い有り コウリョウくいあり 物事は頂点を極めてしまうと必ず衰えるたとえ。いったん天高くまでのぼりつめた竜は、あとはくだるしかなく、やがて後悔することになる意から。〈『易経』〉 0
劇作 ゲキサク [0] 演劇の脚本を作ること。また、その脚本。「彼女は有名な―家だ」 0
落陽 ラクヨウ [0] 沈みかけている太陽。夕日。入り日。落日(ラクジツ)・落暉(ラッキ) 0
尋常一様 ジンジョウイチヨウ [0] どこにでもある、きわめてあたりまえのこと。「息子を―でなくかわいがる」 0
賢木 さかき [0] ツバキ科の常緑小高木。関東以西の山林に自生。葉は長い楕円(ダエン)形で厚く、光沢がある。神事に用いるため、神社に植えられる。表記「榊・楊桐」とも書く。 0
梵天 ボンテン [0] ①「梵天王」の略。バラモン教で万物創造の神、のちに仏教に取り入れられて仏法守護の神。 ②祭礼などに用いる一種の大きな御幣。 ③延縄(はえなわ)漁業で目じるしに用いる漁具。 0
白地 ハクチ [0] ①白い生地。 ②水がなく乾いた畑。また、何もない土地。白田 0
国辱 コクジョク [0] 国家の恥。国にとって不名誉なこと。国恥 0
青黛 セイタイ [0] ①濃い青色。 ②青いまゆずみ。また、それでかいた眉(まゆ)。 ③俳優が月代(さかやき)などを青く見せるのに用いる顔料。 0
発売 ハツバイ [0] 物を売り出すこと。売り出し。「全国一斉に―を開始する」 0
鑑識 カンシキ [0] ①善悪・良否・真偽などを見分けること。また、その力。 ②警察の犯罪捜査で指紋・血痕(ケッコン)・筆跡などを科学的に調べること。また、担当する部署や人。 0
建具 たてグ [2] 障子やふすま・戸など開閉して室内を仕切るもの。「―店」 0
松毬・松笠 まつかさ マツの実。多数のうろこ状の小片からなる。まつふぐり。 秋 参考「松毬」は「まつぼっくり」とも読む。 1
広小路 ひろこうじ [0],[3] 幅の広い街路。参考江戸時代に火よけ地としてつくられたのが始まり。 0
随行 ズイコウ [0] 目上の人に付きしたがっていくこと。供をすること。また、その人。「全権大使に―する」 随伴 0
得心 トクシン [0] 心から承知すること。深く納得すること。「―がいく」 0
危地 キチ [2],[1] あぶない場所。差し迫った場面や状況。「―に飛びこむ」危局・窮地 0
避妊 ヒニン [0] 妊娠しないように、人為的に予防措置を施すこと。 0
猛虎伏草 モウコフクソウ 英雄は、たとえ現在は身を隠していても、いつかは世に現れるたとえ。トラが草むらに隠れ伏している意から。〈李白(リハク)の詩〉臥竜鳳雛(ガリョウホウスウ) 0
低人 ひきひと 身長のきわめて低い人。ひきうど。表記「侏儒」とも書く。 0
澪 みお [0],[1] 海や川で、水が流れる道すじ。また、海や川の浅い場所の一部が少し深くなっていて、船の航行ができる水路。表記「水脈」とも書く。 0
悶死 モンシ [0] もだえ苦しんで死ぬこと。もだえ死に。 0
仮構 カコウ ①実際にはないことを、かりにあるとすること。フィクション。虚構 ②かりにこしらえた構造物。 0
殺意 サツイ [1] ある人を殺そうとする意志。「―をいだく」 0
消息 ショウソク [0] ①人やものの動静や事情。「経済界の―に明るい」 ②たより。連絡。音信。「―が絶えて久しい」 0
首罪 シュザイ ①その人の犯した一番重い罪。特に、首を切り落とされる罪。 ②主犯。 0
氷面鏡 ひもかがみ 鏡のように光る、氷の表面。冬 0
自他 ジタ [1] ①自分と他人。「―ともに認める仲」 ②自動詞と他動詞。 0
一挙一動 イッキョイチドウ [1] 一つ一つの動作や振る舞い。「―を見守る」 一挙手一投足
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漢字の豆知識 「一」が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
聡明叡智 ソウメイエイチ 聖人の四つの徳のこと。「聡」は、あらゆることを聞き分けること。「明」は、あらゆることを見分けること。「叡」は、あらゆることに通じること。「智」は、あらゆることを知っていること。〈『易経』〉 0
樹下石上 ジュゲセキジョウ 出家行脚(アンギャ)の境遇のたとえ。道端の木の下や石の上で野宿する意。「―の厳しい修行」 参考「石上樹下」ともいい、「樹下」は「ジュカ」とも読む。 0
廓然 カクゼン ①むなしいさま。 ②心が広くて、からりとしているさま。わだかまりのないさま。 0
大振り おおぶり [0] ①形がふつうより大きいこと。「―な皿に盛る」 ②大きく振ること。「―なバッター」 ①②小振り表記①「大風」とも書く。 0
語感 ゴカン [0] ①言葉がもつ感じ。言葉のひびき。「どこか暖かい―がある」 ②言葉から受け取る感覚。言葉に対する感覚。「詩を書く人は―が鋭い」 0
弔旗 チョウキ [1] とむらいの気持ちを表すときに掲げる旗。特に、国家の凶事に際して黒い布をつけたり、半旗にしたりして掲げる国旗。 0
耳下腺 ジカセン [0],[2] 両方の耳の下部の唾液腺(ダエキセン)。「―炎」 0
玉佩 ギョクハイ 天皇などが儀式のとき礼服につける装飾品。五色の玉を数珠(じゅず)状にひもにつけてたらすもの。 0
危険 キケン [0] あぶないこと。また、その恐れのあること。「少々の―は意に介さない」「彼は―人物だ」危殆(キタイ)安全 0
合金 ゴウキン [0] 二種類以上の金属または非金属を溶かし、融合させた金属。 0
随意 ズイイ [1],[0] 思うまま。なんの束縛もないさま。「―に帰宅させる」 任意・恣意(シイ) 0
外題学問 ゲダイガクモン うわべだけの学問。書名には通じているが、内容はよく知らないえせ学問のこと。本屋学問 0
立坪 リュウつぼ 土砂などの容積を量る単位。一立坪は六尺(約一・八(メートル))立方の容積。平坪(ひらつぼ)参考「たてつぼ」とも読む。 0
不動明王 フドウミョウオウ [6] 五大明王の一つ。大日如来の命により煩悩(ボンノウ)を滅ぼすために現れ、火炎のなかで怒りの姿を表す。右手に剣、左手に縄を持つ。不動尊。 0
整数 セイスウ [3] 一 二 三…のような自然数と、これにマイナスをつけた負数、および〇の総称。 0
悲喜劇 ヒキゲキ [2] ①悲劇と喜劇の要素が混ざっている劇。 ②悲しみと喜びとが重なり合った出来事。「人生の―」 0
至る いた-る [2] ①行き着く。とどく。達する。およぶ。「尾根道づたいで山頂に―る」「噴火の被害は麓(ふもと)の村にまで―った」 ②やってくる。「好機―る」 ③行き渡る。行き届く。「―れり尽くせり」「―らぬ者ですがよろしく」 0
瑞穂国 みずほのくに 日本の美称。 参考「みずみずしいイネの実る国」の意。 0
小国寡民 ショウコクカミン 国土が狭く人口が少ない、素朴で平和な国のこと。老子が唱えた国家の理想像。〈『老子』〉 参考「寡」は少ない意。 0
画工闘牛の尾を誤りて牧童に笑わる ガコウトウギュウのおをあやまりてボクドウにわらわる 無学な者でもそのことに精通している者であれば、たずねて教えを受けるべきだということのたとえ。また、専門家でも誤ることがあるたとえ。故事 蜀(ショク)の人、杜(ト)が大切にしていた絵を、たまたま牛飼いの子どもが見て、ウシは闘うとき尾を後ろ足の間に入れるのに、この絵では尾を振り上げていると笑われた故事から。〈蘇軾(ソショク)の文〉 0
死屍 シシ [1] しかばね。死体。 参考「屍」はしかばねの意。 0
擬宝珠 ぎぼうし [1],[0] ユリ科の多年草の総称。山地に自生。夏、淡紫色または白色のラッパ形の花をつける。夏由来花の形が欄干(ランカン)の擬宝珠(ぎぼうし)に似ているからとも、ネギの花に似ているので葱帽子(ぎぼうし)からともいう。参考「ぎぼし」とも読む。 1
船出 ふなで [0] 船が港を出発すること。 出航・出帆 参考就職や結婚など、新しい生活を始めることのたとえにも使われる。 0
戚える うれ-える 心を悩ます。心を痛め、心配する。思いわずらう。 0
蒟醬 キンマ ①コショウ科のつる性常緑低木。マレーシア原産。東南アジアなどで栽培され、この木の葉で石灰とビンロウジをくるみ、かんで口中の清涼剤とする。 ②「蒟醬塗」の略。 1
覚束ない おぼつか-ない [0],[5] ①疑わしい。確かでない。はっきりしない。「電車事故の復旧は―い」 ②心もとない。頼りない。「酔って足もとが―い」 0
情実 ジョウジツ [0] 私的な利害や感情がからみ、公正で客観的な判断ができないこと。「―にとらわれた人事」 0
溶ける と-ける [2] ①熱や薬品によって、固体が液状になる。「高熱で鉄も―けた」 ②液体の中に入れた他の物質が混ざり合う。「砂糖がコーヒーに―けていなかった」表記①金属の場合は「熔ける」とも書く。 0
誹毀 ヒキ [1] 他人の悪口を言い、名誉を傷つけること。そしること。誹謗(ヒボウ)表記「非毀」とも書く。参考「誹」も「毀」も悪口を言う意。 0
木琴 モッキン [0] 長さと厚みの異なる木片を音階順に並べ、丸い球のついた棒で打ち鳴らす打楽器。シロホン。 0
尺貫法 シャッカンホウ [0] 日本の昔の度量衡法。長さは「尺」、重さは「貫」、体積は「升(ショウ)」、面積は「坪(つぼ)」が基本単位。明治の中ごろからメートル法と併用された。一九五九(昭和三四)年に廃止され、現在はメートル法が使われる。 0
故郷・故里 ふるさと ①「故郷(コキョウ)」に同じ。 ②物事の発祥の地や生産地。また、よりどころのたとえ。「お茶の―」「心の―」表記「古里」とも書く。 0
兵刃 ヘイジン [0] 武器のやいば。しらは。「昔、―を交えた古戦場だ」 0
所説 ショセツ [0] 説明し述べるところ。また、その説。「師の―に異を唱える」 主張 0
評定 ヒョウテイ [0] ①一定の基準によって評価を定めること。「―価格」「勤務―」 ②多くの人が相談して決めること。評決参考②「ヒョウジョウ」とも読む。 0
旋網 まきあみ 網で魚群を取り巻いて、捕獲する漁法。また、その網。 表記「巻網」とも書く。 1
家伝 カデン [0],[1] その家に代々伝えられていること。また、そのもの。「―の妙薬」 0
人の短を道(い)う無かれ、己(おのれ)の長を説く無かれ ひとのタンをいうなかれおのれのチョウをとくなかれ 他人の短所を言ってはならない、自分の長所を自慢してはならないという戒め。 0
知者楽水 チシャラクスイ 知者は、とらわれた考え方をしないので、いつもよどみなく流れ、さまざまの変化を見せる水の姿を楽しむということ。〈『論語』〉仁者楽山・楽山楽水 0
朝来 チョウライ [1] 朝からずっと。朝以来。「―の雨」夜来 0
綢繆未雨 チュウビュウミウ 前もって備えをして災いを防ぐこと。「綢繆」は固めふさぐ、つくろう意。(小鳥が)雨が降る前に、巣の出入り口や隙間(すきま)をふさいでつくろうという意から。〈『詩経』〉綢繆牖戸(チュウビュウユウコ) 0
宛先 あてさき [0] 届け先。郵便物などの送り先の住所や氏名。 0
悼む いた-む [2] 死んだ人を思って悲しむ。死者をかわいそうに思う。「友の死を―み弔電を送る」 0
乗る の-る [0] ①乗物に身を置く。「車に―る」 ②のぼる。「猫がひざに―る」 ③調子があう。また、盛んになる。「気が―る」 ④運ばれる。「電波に―る」「風に―る」 ⑤加わる。「話に―る」「誘いに―る」 ⑥よくつく。なじむ。「あぶらが―る」 0
骨牌 カルタ [0] 遊びやばくちなどに用いる絵や文字が書かれた札。また、それを用いる遊び。「―取り」 新年表記「歌留多」とも書く。参考「コッパイ」とも読む。 1
目安 めやす [0],[1] ①目あて。目標。基準。「平均体重を―にしたダイエット」 ②箇条書きにした文書。特に訴状をいう。目安書(めやすがき)・目安状。「―箱」 0
面長 おもなが [1] 普通より長めの顔。「細い目の―な顔立ちの人」 0
戯曲 ギキョク [0] 演劇の上演のために書かれた台本や脚本。また、その様式で書かれた文学作品。 由来中国で、演劇は歌と音楽が中心であったことから。 0
壙穴 コウケツ 死体を埋めるあな。塚あな。墓あな。 0
拷問 ゴウモン [0] 肉体に苦痛を与え、自白させること。「―は法律で禁じられている」 0
蟄れる かく-れる 虫などが地中にかくれ、閉じこもる。 0
挙止 キョシ [1] 立ち居振る舞い。普段の動作。挙動・挙措・起居 0
甦生 コウセイ [0] 更生 0
雨覆い あまおおい [3] ①雨にぬれないようにかぶせる物。あまよけ。 ②刀のさやの峰側についている金具。 0
文無し モンなし [0] ①「一文無し」の略。所持金がまったくないこと。 ②大きさが一二文以上の、並はずれに大きい足袋(たび)。由来②それ以上の文数がないことから。 0
醇乎 ジュンコ [1] 純粋でまじり気のないこと。特に精神的な面にいう。 表記「純乎」とも書く。 0
枉法 オウホウ 都合よく法をまげて解釈すること。法律を悪用すること。 0
連立 レンリツ [0] 並び立つこと。独自の立場を保ちながら、一つのまとまりになること。「―政権」 「聯立」の書きかえ字。 0
肉声 ニクセイ [0] マイクや電話などの機械を通した声に対して、直接人の口から出る声。生の声。 0
効能 コウノウ [0] よい結果。薬などのききめやはたらき。「温泉の―書きを読む」効果・効用表記「功能」とも書く。 0
燃える も-える [0] ①火がついて炎を出す。 ②あることをしようという情熱や意欲がさかんに起こる。「勉強に―えています」 ③火がもえるように光る。「夕焼けで空が―えているようだ」 0
佞者 ネイシャ [1] 「佞人(ネイジン)」に同じ。 0
竹馬 たけうま [2],[1] ①二本の竹に足がかりをつけて乗り、その上部を両手で握って歩くもの。高足(たかあし)。 ②葉のついた竹竿(たけざお)をウマに見立て、子どもがまたがった格好をして遊ぶもの。 ①②冬参考「チクバ」とも読む。 0
石陰子 かせ ウニの別称。また、その殻。がぜ。 海栗(うに) 1
沃ぐ そそ-ぐ ①水を流しこむ。田畑を灌漑(カンガイ)する。 ②人を心から教え導く。参考本来、水をふりかけて、ものをやわらかくしたり豊かにしたりする意。 0
多士済済 タシセイセイ [1] すぐれた人物が多くそろうさま。「済済」は人物の多いさま。〈『詩経』〉参考「済済」は「サイサイ」とも読む。「済済多士」ともいう。人才済済 0
活潑潑地 カッパツハッチ 物事の勢いが非常に盛んなさま。「活潑潑」は魚がぴちぴちとはね上がるさま。〈『中庸章句』〉表記「潑潑」は「発発」とも書く。参考「カッパツパッチ・カツハツハッチ」とも読む。語構成は「活」+「潑潑」+「地」。 0
生け贄 いけにえ [0] ①祈願のために、動物や人などを生きたまま神に供えること。また、そのもの。 ②ある物事や人のために犠牲になること。 表記「犠牲・牲」とも書く。 0
角ぐむ つの-ぐむ アシやススキなどの草木がつののように芽を出す。 0
唐手 からて [0] 中国から伝来して沖縄に伝わった素手で身を守る武術。突き・蹴(け)り・受けの三方法が基本の拳法(ケンポウ)。表記「空手」とも書く。 0
決意 ケツイ [1] 意志をしっかりと決めること。また、その覚悟。決心。「―を新たにする」「引退の―を固める」 0
完全無欠 カンゼンムケツ [0],[5] どこから見ても欠点や不足がまったくないこと。完璧(カンペキ)なさま。「―の人間などいない」金甌無欠(キンオウムケツ)・十全十美 0
伝法 デンポウ [0] ①仏の教えを師から弟子へと伝えること。伝灯・付法 ②芝居小屋などに無料で押し入ること。 ③粗暴(ソボウ)な言動や振る舞いをすること。また、その人。 ④勇み肌であること。いなせ。由来②昔、浅草の伝法院の下男が、寺の威光をかさに着て乱暴な振る舞いをしたことから。参考「デンボウ」とも読む。 0
風邪 かぜ [1],[0] 咳(せき)・頭痛・発熱などを伴う呼吸器系の病気の総称。感冒。冬参考「フウジャ」とも読む。 1
凄まじい すさ-まじい [4] ①恐ろしいほど迫力があるさま。「―い気迫で襲いかかる」「―い形相」 ②程度がはなはだしいさま。ものすごい。また、とんでもなくひどい。「―い風が吹く」「―い人気の歌手」 0
御伽衆 おとぎシュウ 室町時代以後、主君のそばで話し相手などをした者。御咄衆(おはなしシュウ)。参考豊富な体験・博学・話術などを要請され、老熟の者が起用されることが多かった。江戸時代には、若殿の遊び相手として少年が起用された。 0
金覆輪 キンプクリン ふちを金色でめっきしたもの。刀のさや・鞍(くら)などに用いる。参考「キンブクリン」とも読む。 0
朱印 シュイン [0] ①朱肉で押した印。朱色の印。 ②「朱印状」の略。戦国大名や江戸時代の将軍が朱印を押した公文書。 0
字訓 ジクン [0] 漢字の意味が、日本語の発音と結びついて固定化したもの。「山」を「やま」と読む読み方の類。訓読み。 字音 0
済む す-む [1] ①物事が終わる。「宿題を―ませた」 ②物事が解決する。かたがつく。「電話で―む用件」 0
怪我の功名 ケガのコウミョウ まちがったり何気なくしたりしたことが、かえって好結果をもたらすこと。 0
面影 おもかげ [0],[3] ①記憶に残る姿やありさま。「往時の日本の―をしのぶ」 ②特定の人に似た顔つきや姿。「弟には亡き父の―がある」表記「俤」とも書く。 0
障る さわ-る [0] ①さまたげとなる。「この事件は事業の発展に―る」 ②不快になる。「音洩(も)れが耳に―る」 ③悪い影響をあたえる。害になる。「夜ふかしは体に―る」 表記②「触る」とも書く。 0
二束三文 ニソクサンモン [4] 数量を多くまとめても値打ちがなく、安いこと。「―で売り払う」表記「二束」は「二足」とも書く。
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漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
燕頷虎頸 エンガンコケイ 遠国の諸侯となる人相。ツバメのような頷(あご)とトラのような頸(くび)をもつ相のこと。故事 後漢の班超(ハンチョウ)は、ツバメのような頷とトラのような頸をしていた。占い師に遠方で諸侯になる相だといわれて戦いにむかった班超は、みごと戦功をあげ、遠方の定遠侯に封じられたという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉燕頷虎頭(エンガンコトウ) 0
一片氷心 イッペンヒョウシン 俗塵(ゾクジン)に染まっていない澄みきった心。清く美しい心のこと。ひとひらの氷のように清く澄んだ心の意から。〈王昌齢の詩〉表記「氷心」は「冰心」とも書く。 0
床店・床見世 とこみせ ①商品を売るだけで、人の寝泊まりしない簡単な店。 ②移動の可能な小さな店。屋台店。 0
贋造 ガンゾウ [0] 本物そっくりに似せてつくること。また、そのにせもの。偽造・変造・贋作(ガンサク) 0
蝗虫 コウチュウ [0] イナゴの別称。参考「バッタ」と読めば、バッタ科の昆虫の総称。 0
謝る あやま-る [3] 自分の過失や罪を認め、心からわびる。「失敗を涙ながらに―る」 0
雌滝 めだき [1] 近くにある二つの滝のうち、水の勢いが弱く小さい滝。 雄滝(おだき) 表記「女滝」とも書く。 0
焚く た-く [0] ①火を燃やす。また、火にくべて燃やす。「缶(かま)を―く」「風呂(フロ)をまきで―く」 ②香をくゆらせる。「香を―く」 0
蓮華躑躅 れんげつつじ [4],[5] ツツジ科の落葉低木。山地に自生。初夏、新芽とともに枝先に朱色や黄色などの花を輪状につける。花は有毒。春由来輪状につく花をハスの花(蓮華)に見立てたことから。 1
元め はじめ 物事の始まり。元祖。おおもと。 0
漏出 ロウシュツ [0] もれ出ること。また、もらし出すこと。「ガスの―を防ぐ」 0
男伊達 おとこだて [0] 男としての面目を立てるため、仁義を重んじ、弱者の味方をすること。男気(おとこギ)に富んだ人。 1
空ける あ-ける [3] ①隔てを取り除く。「板に穴を―ける」 ②あきをつくる。「席を―ける」「皿を―ける」 ③暇にする。「時間を―ける」 ④留守にする。「海外旅行で家を―ける」 0
痛言 ツウゲン [0] 手厳しく言うこと。また、その言葉。「―を浴びる」 0
遠国奉行 オンゴクブギョウ 江戸幕府の直轄する要地に置いた奉行の総称。京都・大坂・駿府(すんぷ)・伏見・長崎・浦賀などの諸奉行。伏見奉行は大名から、他は旗本から任ぜられた。 0
保障 ホショウ [0] ある状態や地位がおかされないように保護すること。特に、危険や災害をこうむらないように守ること。「安全―会議」「帰国後の身分を―する」 0
死体 シタイ [0] 死んだ人や動物の体。 死骸(シガイ) 生体 「屍体」の書きかえ字。 0
精虫 セイチュウ [0] 「精子」に同じ。 0
祭祀 サイシ [1] 神や祖先の霊をまつること。また、その儀式や祭り。「―料を賜る」 祭典・祭礼 0
手探り てさぐり [2] ①見えない所で、手先に触れる感じをたよりに、物や進路をさぐること。 ②見通しや方針がはっきり立たず、ようすを見ながら事を行うこと。模索。「新事業はまだ―の段階だ」 0
膿痂疹 ノウカシン 皮膚病の一つ。化膿菌によってできるかさぶたを伴う水疱(スイホウ)・膿疱など。のち破れて痂皮となる。 0
何処 いずこ [1] どこ。どちら。「―も同じ悩み」参考「いずく・どこ」とも読む。 1
花潜 はなむぐり [3] ①ハナムグリ科の昆虫の総称。 ②①の一種。背は緑色で小さい白斑(ハクハン)がある。花粉や蜜(ミツ)をえさにする。 1
人種 ジンシュ [0] ①人類を、骨格、皮膚の色、髪の色などの体質、体格上の特徴によって分けた種別。「―差別撤廃の運動を起こす」 ②人を、地位や環境、職業などで分けた種別。「政治家という―」 0
地衡風 チコウフウ 大気中で、等圧線に平行に吹く風。 0
拓本 タクホン [0] 石碑・器物などに刻まれた文字や文様を、その上に墨をのせて紙に写し取ったもの。石ずり。 0
駄作 ダサク [0] できの悪い作品。つまらない作品。愚作傑作・秀作 0
独り立ち ひとりだち [0] ①自分ひとりの力で世に立つこと。独立。自立。「修業を終えて―する」 ②ひとりで立てるようになること。 0
溶岩 ヨウガン [1],[0] 地下のマグマが、地表の噴火口から溶融状態で噴き出したもの。また、それが冷えて固まった火山岩。 「熔岩」の書きかえ字。 0
恵与 ケイヨ [1] ①恵み与えること。 ②人から物を与えられたことをいう尊敬語。「記念品のご―を賜った」恵贈・恵投 0
手触り てざわり [2] 手でさわったときの感じ。「絹のような―」 0
怒髪冠を衝く ドハツかんむりをつく 怒りのあまり、髪の毛が逆立ち、冠を突き上げる意で、憤怒(フンヌ)の形相(ギョウソウ)のたとえ。故事 中国、秦(シン)の昭王から秘宝の和氏(カシ)の璧(たま)と十五の城との交換を強要された趙(チョウ)は、やむを得ず藺相如(リンショウジョ)に璧を持参させたが、昭王には誠意がなく、璧を奪われる危険を感じた相如が言葉たくみに璧を取り戻したときの怒りの形相から。〈『史記』〉参考「冠」は「天」ともいう。 0
溺れ谷 おぼれだに 陸上にあった谷が地盤の沈下などによって、海面下に沈んでできた入り江。 0
爪先 つまさき [0] 足の指の先。足の先。「―で立つ」「―上がりの道」 0
自賠責保険 ジバイセキホケン [6] 「自動車損害賠償責任保険」の略。自動車事故の被害者を救済するために、自動車所有者に加入を義務づけた保険。 0
霍乱 カクラン [0],[2] 日射病。また、暑気あたりによって吐きくだしをする病気。「鬼の―」 0
茸 きのこ [0] 大形菌類の総称。胞子で繁殖し、木の下や木の皮などに生ずる。ふつう傘状。マツタケやシイタケのように食用になるものと、テングタケのように有毒なものがある。 秋 0
乾湿 カンシツ [0] 乾いていることと湿っていること。乾燥と湿気。「―計を用いて湿度を測定する」 0
約しい つま-しい 質素なさま。倹約しているようす。「―い暮らし」
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漢字の豆知識 「おざなり」と「なおざり」はどう違う?~似ているだけに、しっかり使い分けよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
広闊 コウカツ [0] 広々と開けているさま。「―な平野がどこまでも続く」参考「広」も「闊」もひろい意。 0
本分 ホンブン [1] 本来の果たすべき義務。「学生の―を尽くす」本務 0
贅言 ゼイゲン [0] 無駄な言葉。余計な言葉。また、それを言うこと。「―を費やす」 贅語・冗語 0
補則 ホソク [0] 法令の規定を補うために、末尾に付け加えた規則。 0
王座 オウザ [1] ①王のすわる席。また、その地位。玉座・王位 ②第一の地位。「世界―決定戦」首位 0
謀計 ボウケイ [0] 相手をおとしいれる計略。人をだます計画。 0
相模 さがみ 旧国名の一つ。現在の神奈川県の大部分。相州(ソウシュウ)。 1
枝尺蠖・枝尺取 えだしゃくとり シャクガ科のガの幼虫の総称。体は細長い円筒形。体を屈伸させて進むようすが、指で寸法をはかるのに似る。しゃくとりむし。おぎむし。 1
病没 ビョウボツ [0] 病気で死亡すること。病死 「病歿」の書きかえ字。 0
献血 ケンケツ [0] 輸血のための血液を無償で提供すること。 0
軍属 グンゾク [1],[0] 軍人以外で、軍隊に所属し勤める人の総称。 0
坐して食らえば山も空し ザしてくらえばやまもむなし 働かないで暮らしていれば、山のような財産もやがては食い尽くしてしまうということ。 0
航路 コウロ [1] 船舶や飛行機が通る定められた道。「南回り―」 0
水派 みなまた 水の流れが分かれる所。 由来水の叉(また)の意から。 1
長談義・長談議 ながダンギ 長たらしく話をすること。また、その話。ながばなし。 0
宦官 カンガン [0],[3] 昔、中国などで去勢されて後宮(コウキュウ)に仕えた男の役人。 0
音 ね [0] ①美しいおとや声。「笛の―」「虫の―」 ②泣き声。「―を上げる(弱音(よわね)をはく)」「―に泣く(声を立てて泣く)」 0
多い おお-い [1],[2] 数や量がたくさんある。物が豊富である。少ない 0
空想 クウソウ [0] 現実から離れて気ままに考え想像すること。また、その考えや想像。 0
薙髪 チハツ 髪の毛をそり落として仏門に入ること。剃髪(テイハツ) 0
覘望 テンボウ 遠くからようすをうかがうこと。 0
孔子も時に遇わず コウシもときにあわず いくら有能な人でも、世に受け入れられずに生涯を終えることのあるたとえ。孔子も不遇のうちに一生を終えたことから。 0
三椏・三叉 みつまた ジンチョウゲ科の落葉低木。中国原産。早春、黄色い筒形の小花を球状につける。樹皮の繊維は和紙の原料。 由来枝がすべて三つに分かれることから。 表記「黄瑞香」とも書く。 参考「三叉」は「サンサ」と読めば別の意になる。 1
曷ぞ なん-ぞ どうして。なんで。しばしば「…せざる」と反語的に用いる。 0
狭間 はざま [0] ①物と物の間のせまくなった所。 ②谷間。 ③城壁にあけた矢や鉄砲を発射するための穴。表記「迫間・間」とも書く。 1
検印 ケンイン [0] ①検査ずみであることを表すしるし。 ②書籍の発行部数を著者が確認したことを示すために、奥付(おくづけ)に押される印。 0
廉恥 レンチ [1] 心が清く、恥を知る心があること。「―の心をもつ人」「破―(人倫や道徳に欠けること)」 0
汪然 オウゼン [0] ①水が深く広いさま。 ②水や涙がしきりに流れるさま。 0
需用 ジュヨウ [0] 用途に応じて用いること。必要とすること。特に電力・ガスなどの需要。「夏場の電力―がピークを迎える」 0
牙城 ガジョウ [0] ①城内で、大将のいる所。本丸。本拠。「敵の―に迫る」 ②ある組織・勢力の中心。「保守の―を崩した」 0
先見 センケン [0] 物事が起こる前に見抜くこと。将来を見とおすこと。「―の明がある」 予見・予知 0
我が家楽の釜盥 わがいえラクのかまだらい 釜をたらいの代わりに使うような貧乏な生活でも、我が家がいちばん気楽であること。参考「釜盥」は「金盥(かなだらい)」ともいう。 0
緩頰 カンキョウ ①顔色を和らげること。また、顔色を和らげて婉曲(エンキョク)に話すこと。②「緩頰を煩わす」の略。自分のことを人に託して話してもらうこと。 0
帰巣性 キソウセイ [0] 動物が遠く離れていても、巣や生まれた場所に戻るという本能。帰家性・回帰性 0
網結 あみすき 網を作ること。また、それを職業とする人。「―針」 1
修験道 シュゲンドウ [2] 山野に修行し、霊験(レイゲン)を得ようとする宗教。開祖は役小角(えんのおづの)。日本古来の山岳信仰に、仏教や神道が習合してできたもの。 0
政敵 セイテキ [0] 政治上の主義・主張を争う相手。政治上対立している相手。「―と政策論争をする」 0
砌下 セイカ ①石の階段の下のあたり。 ②軒下の雨だれを受けるための敷石。 ③手紙の脇(わき)づけに用いて敬意を示す語。 足下(ソッカ) 0
要員 ヨウイン [0] 必要な人員。「会場に保安―を配置する」「―不足は否(いな)めない」 0
呉呉も くれぐれ-も [3],[2] さらにいっそう。かさねて。念を入れて頼むときに使う。「―よろしく」 0
摂取 セッシュ [1] ①外部から取り入れて自分のものとすること。「十分に栄養を―する」 ② 仏が慈愛で衆生(シュジョウ)を救うこと。 0
廃仏毀釈 ハイブツキシャク [5],[0] 仏教を廃止すること。わが国では明治政府が、伊勢(いせ)神宮を皇室の宗廟(ソウビョウ)とする国家神道政策を進めたとき、祭政一致で神仏分離をはかり、仏教を排斥した。「毀釈」は釈迦(シャカ)の教えを放棄する意。 0
極言 キョクゲン [0] 極端な言い方。極端な意見。「―すれば一円の価値もない」極論 0
間欠泉 カンケツセン [4],[0] 一定の時間をへだてて周期的に、熱湯やガスを噴き上げる温泉。宮城県の鬼首(おにこうべ)温泉などが有名。 0
鎰役 かぎヤク 江戸時代に、自在かぎ一個で一世帯を目安に、世帯を単位として課された税。竈役(かまどヤク)表記「鉤役」とも書く。 0
踏ん切り ふんぎり [0] きっぱり決断すること。決心。参考「踏み切り」の音便。 0
空穂 うつぼ [0] 矢を入れて腰や背につける筒形の道具。表記「靫」とも書く。 0
待命 タイメイ [0] ①命令が出るのを待つこと。 ②公務員などが職務や任地が決まらず、命令が出るまで待機すること。 0
物怖じ ものおじ [0] 物事に対し、恐れること。おじけること。「―しない子」 0
困惑 コンワク [0] どうしてよいか分からず困ること。「突然の難題に―している」困却・困窮 0
万事休す バンジキュウす もはやなすすべもなく、どうしようもない。すべてのことが終わる意。〈『宋史(ソウシ)』〉「これで甲子園への道は―だ」 0
奴婢 ヌヒ [1] ①召使い。下男・下女。 ②律令(リツリョウ)制で、人格が認められず、所有者の財産として扱われた者。参考①②「ドヒ」とも読む。 ②「奴」は男、「婢」は女を指す。 0
禁忌 キンキ [1],[0] ①縁起が悪いとして避けられている事柄。タブー。「―を犯す」 ②医学的や体質的に害があるとして避けている薬の組み合わせや治療法。 0
策定 サクテイ [0] 計画や政策などを考え決めること。「五か年計画を―する」 0
出資 シュッシ [0] 資金を出すこと。特に、会社などの共同事業に資本を出すこと。 0
炉辺 ロヘン [0] 「炉端(ロばた)」に同じ。 0
運算 ウンザン [0] 数式のとおりに計算して、値を出すこと。演算 0
杓子定規 シャクシジョウギ [4] かたくなに一つの規準ですべてを決めようとして、融通や応用のきかないこと。曲がった杓子の柄を無理やりまっすぐな定規のかわりにする意から。「―な考え方」 0
虚静恬淡 キョセイテンタン 心にわだかまりがなく静かで落ち着いているさま。「虚静」は心に先入観やわだかまりがないこと。「恬淡」はあっさりしていて私心のない意。〈『荘子(ソウジ)』〉虚無恬淡・無欲恬淡 0
万策 バンサク [0] あらゆる方法や手段。「もはや―尽きてしまった」 0
尽忠報国 ジンチュウホウコク [5] 君主のために忠誠をつくし、国の恩恵に報いること。〈『北史』〉 義勇奉公 0
強力 ゴウリキ [0],[4] ①力が強いこと。また、その人。「―無双」 ②登山者の荷を背負い、案内などする人。昔、修験者(シュゲンジャ)や山伏の荷物を運んだ従者から転じた語。 0
勤める つと-める [3] ①職場に行って仕事をする。「貿易会社に―める」 ②仏道に励む。勤行(ゴンギョウ)する。
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漢字の豆知識 一生懸命、つとめます ~努、勤、務、勉の使い分け~(公財)日本漢字能力検定協会 0
後ろ楯・後ろ盾 うしろだて ①陰や背後から援助すること。また、その人。後見。「強力な―がつく」 ②背後を防ぐもの。 0
藁半紙 わらバンシ [3] わらの繊維を混ぜて作った質の低い紙。ざらがみ。 0
赤 あか [1] ①色の名。三原色の一つで、血や火のような色。またそれに類した桃色・朱色・紅色などの色。 ②革命旗があかいことから、共産主義およびその思想を有する者。 ③「赤信号」の略。 ④校正や添削で訂正の赤字。「―を入れる」 0
姸しい うつく-しい 女性の容姿・表情などがなまめかしいさま。あでやかなさま。 0
左右 とかく [0] ①あれこれ。「―するうちに」 ②ややもすると。「―失敗しがちだ」 ③いずれにせよ。「―世間はうるさい」 表記「兎角」とも書く。 1
当たる あ-たる [0] ①ぶつかる。さわる。「小石に―る」 ②身にそそぎ受ける。「外で風に―る」 ③担当する。割り当てられる。「今期役員が―った」 ④的中する。「予測が―る」 ⑤直面する。対抗する。「送別に―って宴を設ける」「強豪に―る」 ⑥あてはまる。「彼女は私の叔母に―る」「中学校は街の東側に―る」 ⑦つらいめにあわせる。「部下に―る」 ⑧照らし合わせる。「辞書に―って調べる」 ⑨成功する。「企画が―った」 0
傴僂 せむし [0] 背骨が弓なりにまがって、前かがみになる病気。また、その病気の人。参考「くぐせ・ウル・ウロウ」とも読む。 1
閑日月 カンジツゲツ [3],[4] ①用事や仕事のないひまな時期。「―を送る」 ②あくせくせず、心に余裕のあること。「英雄―あり」 0
伸る の-る のびて長くなる。身体をのけぞるようにのばす。「―るか反(そ)るかの瀬戸際だ」 0
戦績 センセキ [0] 戦争や試合などでの成績や成果。「―は今のところ五分だ」 0
橘 たちばな [2] ①ミカン科の常緑小高木。初夏、白色の五弁花をつける。実は黄熟するが、酸味が強く、食用には適さない。 ②古来、食用にするミカン類の総称。 0
有志 ユウシ [1] 一緒に、物事を成しとげようとする志があること。また、その人。「町内の―を募って旅行に行く」 0
梅醬 うめびしお 梅干しの肉をつぶして砂糖を入れ、まぜ合わせたもの。参考「醬」は、なめもの(少しずつなめる副食物)の意。 0
造成 ゾウセイ [0] すぐ利用できるように、手を加えてつくり上げること。「宅地を―する」 0
開設 カイセツ [0] 施設や設備を新しくつくること。また、そこで仕事を始めること。「臨時の郵便局を―する」新設閉鎖 0
姪 めい [1] 自分の兄弟姉妹の娘。「叔父(おじ)と―の間柄」甥(おい) 0
司 つかさ [0],[2] ①役所。官庁。 ②役人。官吏。 ③職務や官職。 0
潔い いさぎよ-い [4] ①潔白である。清らかだ。「―い人生を送る」 ②思い切りがよい。未練がない。「―く部屋を出る」「敗北を―く認めた」 0
加療 カリョウ [0] 病気や傷の治療を施すこと。「三か月間―を続ける」 0
蝦蟇 ガマ [3] ヒキガエルの別称。夏 蟇蛙(ひきがえる) 0
来援 ライエン [0] やってきて助けること。助けにやってくること。「同盟軍の―を待つ」 0
石斛 セッコク ラン科の多年草。山中の老樹や岩に着生。夏、白または淡紅色の花をつける。煎(セン)じ薬・観賞用に栽培。 0
軟化 ナンカ [0] ①かたい物がやわらかくなること。また、やわらかくすること。 ②態度や意見が穏やかになること。また、穏やかにすること。「姉の結婚に反対している父が―してきた」 ①②硬化 0
箚記 サッキ 読書して得た感想や考えなどを、随時しるしたもの。随想録。 参考「トウキ」とも読む。 0
仕様 シヨウ [0] 物事を行う方法。やり方。「どうにも―がない」 手段 0
王侯 オウコウ [0] 王と諸侯。「―貴族」 0
熟思黙想 ジュクシモクソウ 黙ってじっくりと考えること。「黙想」は黙って心静かに思うこと。「―の末、おもむろに口を開いた」 沈思凝想・沈思黙考 0
嘲笑う あざわら-う [5] ばかにして笑う。せせら笑う。あざけり笑う。 0
沮喪 ソソウ [0] 阻喪 0
擽る くすぐ-る [0] ①皮膚を軽く刺激して、こそばゆい感じにさせる。「脇腹(わきばら)を―る」 ②人の感情を刺激する。感じやすい心にはたらきかけて快い気分にさせる。「文中、人の心を―るものがあった」「母性本能を―る」 ③人を笑わせようとして、こっけいなことを言う。 0
子種 こだね [0] ①子のもととなるもの。精子。 ②家系を継ぐべき子ども。子孫。 0
尺 さし [2] 物の長さを測る道具。ものさし。 0
墨痕淋漓 ボッコンリンリ [5] 筆で書いた文字が、黒々と、生き生きとしていること。「淋漓」は水や汗などが流れ落ちるさま。また、筆勢などの盛大なさま。 0
不手際 フてぎわ [2] 物事のやり方や出来ばえが悪いこと。手際がよくないこと。「主催者側の―でコンサートは中止になった」 0
検収 ケンシュウ [0] 送り届けられた品物を調べたうえで、受け取ること。 0
防御 ボウギョ [1] 防ぎ守ること。「―の姿勢」「―に徹する」防衛・防護・防備攻撃 「防禦」の書きかえ字。 0
磚子苗 いぬくぐ [1] カヤツリグサ科の多年草。日当たりのよい草地に自生。夏から秋、黄緑色の花穂を傘状につける。クグ。 1
中押し チュウおし [0] 囲碁で、対戦中に勝敗がはっきりしたときに、劣勢の側が負けを宣言して終わりにすること。投了参考「なかおし」とも読む。 0
蹴爪 けづめ [0] ①ニワトリやキジなどの鳥の足についている、爪のようなもの。 ②ウシやウマの足の後方にある小さなひづめ。 0
俗謡 ゾクヨウ [0] 民間の通俗的なはやり歌。流行歌・民謡・小唄(こうた)など。 0
反歩 タンブ [1] 田畑の面積を、反を単位として数えるときにつける語。「水田五―」表記「段歩」とも書く。 0
憎悪 ゾウオ [1] にくんで嫌うこと。「―の感情があふれる表情」 嫌悪 愛好 参考「憎」「悪」ともに、にくむ意。 0
恒星 コウセイ [0] 自ら光を放ち、天球上の位置をほとんど変えない星。太陽など。惑星 0
凍上 トウジョウ 寒さのために、土中の水分がこおって地面が盛り上がること。しみあがり。 0
利点 リテン [0] ある物事の有利・便利なところ。長所。とりえ。メリット。「インターネットの―を生かした販売戦略」 0
熱演 ネツエン [0] 芝居・講演・音楽などで、全力をかたむけて情熱的に演じること。「この映画はヒロインの―がみどころだ」 0
かんざし ①婦人の髪にさす装飾品。 ②冠が落ちないように髪にさす止め具。 参考「髪挿し」の転。 0
千篇一律 センペンイチリツ [0] 物事が単調で、変化がないこと。また、そのさま。 表記「千篇」は「千編」とも書く。 一本調子 千変万化 0
枌楡 フンユ ①ニレの木。 ②神聖な場所。神社。 ③郷里。「―同契(郷里が同じであること)」由来②③中国、漢の高祖が、郷里の神社にあったニレの木を、都に移して神としてまつったという故事から。 0
兜 かぶと [1] 合戦のとき、頭を守るためにかぶる鉄や革でできた武具。 0
上品 ジョウボン [0] 極楽(ゴクラク)浄土に往生(オウジョウ)する際の位を上・中・下に分けた最上位。 下品(ゲボン) 参考「ジョウヒン」と読めば別の意。 0
豪猪 やまあらし [3] ヤマアラシ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。南北アメリカにすむ。体と尾の上面にとげ状の硬い毛があり、敵から身を守る。 由来「豪猪」は漢名からで、気性の荒いブタの意。表記「山荒」とも書く。 1
大脳 ダイノウ [0],[1] 脊椎(セキツイ)動物の脳の最上位の部分。複雑な精神作用を営むため、高等動物ほど発達し、人間では脳の大部分を占める。 0
雪ぐ すす-ぐ [0] 不名誉や恥を除き清める。また、恨みなどをはらす。「積年の恥を―ぐ」 参考「そそぐ」とも読む。 0
鷹は飢えても穂をつまず たかはうえてもほをつまず 節操を守る者はどんな苦しい状況におかれても、道理に外れたことはしないこと。肉食動物のタカは、飢え死にしそうになっても稲穂はついばまないことから。渇しても盗泉の水を飲まず 0
七嘴八舌 シチシハチゼツ 意見が多いこと。また、あちこちから意見が出ること。七つの嘴(くちばし)と、八つの舌の意。 0
出来合い できあい [0] ①すでにできているもの。既製品。「―の料理を出す」 誂(あつら)え ②「出来合い夫婦」の略。正式な手順を経ないで夫婦になった男女。 0
黙止 モクシ [1] だまったままで、そのままにしておくこと。だまって、口をはさまないこと。無言のままでいること。「―できない暴挙」 0
沈魚落雁 チンギョラクガン [1],[0] 絶世の美人のこと。一目見て魚が水中に沈み、ガンが空から落ちるほど魅力あふれる美人のたとえ。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「落雁沈魚」ともいう。羞花閉月(シュウカヘイゲツ) 0
後悔先に立たず コウカイさきにたたず 済んでしまったことをあとから悔やんでも取り返しがつかない。何事もあとで悔やむことのないように、よく考えて行動せよという戒め。参考「後悔」は「後(のち)の悔い」ともいう。 0
為体 エタイ [3] 正体。本当の姿。「―が知れない」表記「得体」とも書く。 0
盈盈 エイエイ ①水がいっぱいに満ちるさま。 ②女性の姿のたおやかで美しいようす。 0
浦里 うらざと [2],[0] 海辺の村。海岸の近くにある村。漁村 0
懍れる おそ-れる 心身を引き締め、かしこまる。つつしむ。 0
漁夫・漁父 ギョフ 魚介類や海藻などの水産物をとる人。漁師。参考「漁父」は「むらぎみ」と読めば別の意になる。 0
固より もと-より [1] ①最初から。元来。 ②いうまでもなく。もちろん。 0
友誼 ユウギ [1] 友人に対する親しみの気持ち。また、友人との親しい交わり。「彼は―に厚い人だ」友情・友好 0
編著 ヘンチョ [1] ①編集と著作。「―者」 ②執筆して編集した書物。 0
両親 リョウシン [1] 父と母。ふたおや。 0
扁形動物 ヘンケイドウブツ [5] 体は平たくてやわらかく、体節がない無脊椎(ムセキツイ)動物。雌雄同体で口はあるが肛門(コウモン)がなく、寄生するものが多い。ジョウチュウ・ジストマなど。 0
写植 シャショク [0] 「写真植字」の略。専用の機械を使い、文字や記号などを一字ずつ印画紙や写真フィルムに印字して版下をつくること。 0
繁簡 ハンカン [0] こみ入ったことと簡単なこと。繁雑と簡略。 0
譫語 センゴ [1],[0] 「譫言(うわごと)」に同じ。 0
苧殻 おがら 皮をはいだアサの茎。盂蘭盆(ウラボン)の飾りや迎え火・送り火をたくのに用いる。あさがら。秋表記「麻幹」とも書く。
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漢字の豆知識 冠婚葬祭ってどんな意味? (公財)日本漢字能力検定協会 0
欣求 ゴング [1] 自らすすんで仏の道を求めること。積極的に願うこと。「―大宝(ダイホウ)(よろこんで仏教の真理を求めること)」 0
端本 はホン [0] 全集などひとそろいの書物のうち、何冊かが欠けているもの。零本完本 0
属望 ショクボウ [0] 人を見込んでその将来に望みをかけること。「将来を―される若者」 期待 表記「嘱望」とも書く。 0
行儀 ギョウギ [0] ①日常の行為や動作の作法。「―の悪い食べ方」 ②仏教の修行や実践に関する規則。また、仏教儀式。 0
画材 ガザイ [0] ①絵の題材。絵をえがく対象。 ②絵をえがく道具。絵の具・筆など。 0
復 また [0] ①再び。「いずれ―お伺いします」 ②いったい。「これは―どうしたことか」 0
厭世 エンセイ [0] 夢や希望を失い、この世がいやになること。楽天 0
千言万語 センゲンバンゴ [5] 非常に多くの言葉。「―を費やす」 一言半句 0
立て膝 たてひざ [2] 片方の膝を立てて座ること。また、その姿勢。 0
聯亙 レンコウ [0] つらなりわたること。長く続くこと。表記「連亘・連亙」とも書く。 0
単・単衣 ひとえ 裏地をつけない和服。ひとえもの。袷(あわせ) 夏 1
様相 ヨウソウ [0] ①物事の状態。ありさま。「学級崩壊が深刻な―を呈する」 ②哲学・論理学における事物のあり方と、その判断の分類方法。 0
応に まさ-に 「応に…べし」の形で、きっと…だろう。当然…すべきだ。「―あの男を罰すべきだ」 0
御幣担ぎ ゴヘイかつぎ [4] やたらに縁起をかつぐこと。迷信を気にすること。また、その人。 0
輦車 レンシャ [1] 「輦(てぐるま)」に同じ。 参考「レンジャ」とも読む。 0
蝴蝶 コチョウ [1] チョウの別称。春表記「胡蝶」とも書く。 0
黄金 こがね [0],[1] ①「黄金(オウゴン)」に同じ。 ②「黄金色」の略。金のように輝く黄色。 0
用人 ヨウニン [1],[0] 江戸時代の大名・旗本家で、主君のそばに仕えて実務・出納などを取り扱う職名。家老などに次ぐ重要な職。 0
気転 キテン [0] 時と場に応じたすばやい心のはたらき。「―の利(き)いた受け答え」表記「機転」とも書く。 0
明言 メイゲン [0] きっぱりと言い切ること。言明。「―を避ける」断言 0
螳螂 かまきり [0] カマキリ科の昆虫の総称。由来「螳螂」は漢名から。参考「トウロウ」とも読む。 蟷螂(かまきり) 1
挙証 キョショウ [0] 証拠をあげて示すこと。「―責任」立証 0
石斑魚 うぐい [0] コイ科の淡水魚。川や湖にすむが、海へ下るものもある。体は細長く、背は暗緑褐色で、腹は銀白色。繁殖期には腹部に三本の赤い縦じまが現れる。アカハラ。ハヤ。 表記「鯎・鯏」とも書く。 1
羊羹 ヨウカン [1] あんに砂糖や寒天を加えて、練ったり蒸したりして固めた菓子。 0
匐枝 フクシ 地上または地中を、水平にはう枝。匍匐茎(ホフクケイ)。 0
産業 サンギョウ [0] ①生産を目的とするさまざまな事業とそれにかかわるサービスなど、すべての経済活動。「―革命」 ②人が生活していくための仕事。生業(なりわい)。 0
著述 チョジュツ [0] 自分の考えなどを文章や書物に書きあらわすこと。また、その書物など。「―業」著作・述作 0
知足安分 チソクアンブン 身のほどをわきまえ、高望みをしないこと。「安分」は、自分の境遇に満足すること。安分守己・巣林一枝 0
実質 ジッシツ [0] 物事の実際の中身・性質。「形式は変わったが―は同じだ」「―を重んじる」 形式・名目 0
主知 シュチ 感情面よりも、知的な面を主とすること。知性を重んじること。「―主義」 主情 0
嵩 かさ [2] 容積や分量。「―が高い」「連日の雨で水―が増してきた」 0
徼幸 キョウコウ まぐれ当たりの幸福を求めること。また、その幸福。こぼれざいわい。「死を免れたのは―だった」参考「ギョウコウ」とも読む。 0
沙穀椰子 さごやし ヤシ科の常緑高木。マレーシアに自生。幹からとれるでんぷんは「沙穀(サゴ)」と呼ばれ、食用。 参考「サゴ」はマレー語から。 1
将門に将有り ショウモンにショウあり 将軍の家柄からは将軍が出る。りっぱな家柄からはすぐれた人材が出るということ。「将門」は代々将軍を輩出する家柄。〈『史記』〉 相門(ショウモン)に相(ショウ)有り 0
盆地 ボンチ [0] 四方を、山や高地に囲まれた平らな地域。「―霧」 0
星屑 ほしくず [0],[3] 夜空に小さく光る無数の星。夜空にたくさん散らばっている小さい星。 0
剣幕 ケンマク [1] 怒りや興奮でゆがんだ、ものすごい顔やはげしい態度。「父に恐ろしい―で𠮟(しか)られた」表記「見幕・権幕」とも書く。 0
躍如 ヤクジョ [1] いきいきと目の前に現れているようす。「面目―たるものがある」「走る馬が―として描かれている」躍然 0
延べ のべ [1],[2] ①同じものが重複していても、それぞれを一つの単位として数えた合計。「―一〇日の仕事」「―人数」 ②のばすこと。また、のばしたもの。「金の―板」 0
一眼 イチガン [0],[2] ①片方の目。一つの目。 ②片目。独眼・隻眼 0
止瀉薬 シシャヤク 下痢止めの薬。タンニンや生薬のゲンノショウコなどを原料とする。止痢剤(シリザイ)。 0
径 こみち [0] ①幅の狭い道。細道。 ②よこみち。近道。表記「小道」とも書く。 0
肘笠雨 ひじがさあめ にわか雨。参考ひじでしのげる程度の雨の意。 0
幫ける たす-ける 力を添える。手伝う。 0
嘱する ショク-する [3] ①たのむ。望みをかける。「将来を―されている少年」 ②ことづける。 表記①「属する」とも書く。 0
射倖心 シャコウシン [2] 射幸心 0
永代 エイタイ [1],[0] ながい年月。限りなく続いている世。「―供養」永世・永久参考「エイダイ」とも読む。 0
忠勇 チュウユウ [0],[1] 忠義と勇気。また、そのさま。「―な部下」 0
悲歌慷慨 ヒカコウガイ [1] 世の中やわが身を憤り、嘆いて、悲壮な心境を歌うこと。「悲歌」は悲しんで歌う、「慷慨」は憤り嘆く意。〈『史記』〉参考「慷慨悲歌」ともいう。 0
鞣す なめ-す [2] 動物の毛皮の毛と脂肪を取り除き、薬品で処理して柔らかくする。「熊(くま)の皮を―す」 0
七度尋ねて人を疑え ななたびたずねてひとをうたがえ 物がなくなったときはまず何度も探して、むやみに人を疑うなという戒め。 参考「尋ねて」は「探して」ともいう。 0
包丁 ホウチョウ [0] ①料理に用いる刃物。 ②料理をすること。料理。また、料理人。「―さばき」 「庖丁」の書きかえ字。 0
敬服 ケイフク [0] 心から感心して尊敬すること。「先生の熱心な指導に―している」 0
懐手 ふところで [0] ①両手を着物のふところに入れること。 ②人任せにして何もしないこと。「―で暮らす」 0
人生意気に感ず ジンセイイキにカンず 人というものは、相手の意気込みや積極性に感動して仕事をするので、利害や損得で動くものではないということ。〈魏徴(ギチョウ)の詩〉 0
出し袿 いだしうちぎ 「出し衣(ぎぬ)」に同じ。 0
地水火風空 チスイカフウクウ [5] 万物が生じるという五つの元素。五大。五輪。 0
唯 ただ [1] ①ひたすら。「―勉強するだけだ」 ②もっぱら。それだけ。「―一つだけ」 0
秀でる ひい-でる [3] 特にすぐれる。抜きんでる。「一芸に―でることは容易でない」 0
地主 ジぬし [0] 土地の所有者。参考「ジシュ」とも読む。 0
牛尾魚 こち [1] コチ科の海魚。暖海の砂底にすむ。上下に平たく、頭と口は大きく、尾は細い。食用。夏由来「牛尾魚」は漢名から。表記「鯒・鮲」とも書く。 1
有卦に入る ウケにいる 幸運がめぐってきて、当分続くこと。陰陽道(オンヨウドウ)で吉運の年回りに入ったという意から。「万事好調ですっかり―った」 0
玄孫 やしゃご [0] 孫の孫。ひまごの子。参考「ゲンソン」とも読む。 1
稟請 リンセイ [0] 申し上げて請求すること。申請参考「ヒンセイ」とも読む。「リンセイ」は慣用読み。 0
明白 メイハク [0] はっきりしていて、疑いのないこと。疑う余地がないほど、明らかなこと。また、そのさま。「―な事実」明晰(メイセキ)参考「あからさま」と読めば別の意になる。 0
軽慮浅謀 ケイリョセンボウ 浅はかな考えや計略。「軽慮」は軽はずみな考え。「浅謀」は浅はかな計略。短慮軽率深慮遠謀 0
商才 ショウサイ [0] 商売をするうえでの才能。商売のうでまえ。「彼は―に長(た)けている」 0
怯夫 キョウフ 臆病(オクビョウ)な男。臆病者。懦夫(ダフ) 0
引く ひ-く [0] ①ひっぱる。ひきよせる。ひきずる。 ②ひきのばす。ひろげる。長くする。「納豆が糸を―く」 ③ひっこむ。しりぞく。「身を―く」 ④引き入れる。みちびく。「水道を―く」 ⑤気持ちをひきつける。「注意を―く」 ⑥多くの中から選び出す。「くじを―く」 ⑦自分の身体に受け入れる。「風邪を―く」 ⑧線をえがく。 ⑨へらす。「五から三を―く」参考本来は弓をひく意。 0
学びて思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し まなびておもわざればすなわちくらし 教えを受けただけで自分で思索しなければ、学んだことの本当の意味は理解できないということ。〈『論語』〉 0
濡れ鼠 ぬれねずみ [3] 水につかったネズミのように、服を着たまま全身ずぶぬれになること。「激しい夕立にあい、―になった」 0
属国 ゾッコク [0] 他国の支配下にあって、独立していない国。従属国。 独立国 0
賛否 サンピ [1] 賛成と不賛成。また、賛成するかしないかということ。「―両論を記す」 0
徼める もと-める めったに実現できないようなことを願う。待ちうけてねらう。 0
無芸大食 ムゲイタイショク [1] これといった特技や才能もなく、ただ人並み以上に食べるだけのこと。また、その人。飲食の人・酒囊飯袋(シュノウハンタイ) 0
灯油 トウユ [0] 石油の原油からつくる燃料用の油。参考「ともしあぶら」と読めば別の意になる。 0
断髪 ダンパツ [0] 髪の毛を短く切ること。また、短く切った髪形。「引退力士の―式」 0
人柄 ひとがら [0] ①人物の品位、性格。「優しい―が人気の秘密だ」 ②品格や性質のすぐれているさま。「なかなかの―だ」 0
玫瑰 はまなす バラ科の落葉低木。はまなし。由来「玫瑰」は漢名からの誤用。 浜梨(はまなす) 1
駟の隙を過ぐるが若し シのゲキをすぐるがごとし 時間や月日の経過の速いことのたとえ。四頭立ての馬車が戸のすき間の向こうを一瞬のうちに過ぎ去ることから。〈『礼記(ライキ)』〉 0
水葱 なぎ ミズアオイの別称。 夏 表記「菜葱」とも書く。 雨久花(みずあおい) 1
宿弊 シュクヘイ [0] 以前からの弊害。昔からの悪い習慣。「積年の―が一掃された」 0
蒲鞭の罰 ホベンのバツ ガマの鞭(むち)で、罪人に恥を与えるだけの軽い罰。転じて、寛大な政治のこと。故事 中国、後漢(ゴカン)の太守の劉寛(リュウカン)は心がやさしく、部下が過ちを犯しても、ガマで作った鞭で打って恥をさとらせ、苦痛は与えなかった故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉蒲鞭の政 0
奄奄 エンエン [0] 息が今にも途絶えてしまいそうなようす。 「気息―」 0
予習 ヨシュウ [0] これから教わる事柄について、前もって勉強すること。復習 0
喰う く-う [1] ①物を口で食べる。「飯を―う」 ②好ましくないものを身に受ける。こうむる。「小言を―う」「締め出しを―う」「その手は―わない(そんな計略にはかからない)」 0
旧盆 キュウボン [0] 陰暦で行われる盂蘭盆(ウラボン)。八月一三日から一五日に先祖の供養をする。秋参考七月に行われる地域もある。 0
俗諦 ゾクタイ [0] 世間一般に信じられている真理。現世的真理。世間的知恵。 真諦 0
大切 タイセツ [0] ①価値が大きいこと。重要であること。「―な品物」 ②ていねいに扱うさま。「―にしまっておく」 ①②大事 ①②粗末 0
泰山鴻毛 タイザンコウモウ へだたりのはなはだしいこと。非常に重いものと、非常に軽いもの。「泰山」は重いもののたとえ。「鴻毛」は大形の水鳥の羽毛の意で、きわめて軽いもののたとえ。 0
貪着 トンジャク 物事に欲深く執着すること。むさぼり求めること。参考「頓着」と書けば、気にする意になる。 0
外孫 ガイソン [0] 嫁いだ娘が生んだ子。内孫参考「そとまご」とも読む。 0
夜討ち ようち [0],[3] 夜、敵を不意に攻撃すること。「―をかける」夜襲 0
悽然 セイゼン いたましく、ひどく悲しいさま。悲しみに沈むさま。 悽絶 0
聳り立つ そそりた-つ [4] 反り返るようにそびえ立つ。「―つ峰に登る」 0
朝真暮偽 チョウシンボギ 真実と虚偽の定めがたいことのたとえ。朝と夕方で真実と虚偽が入れかわる意から。〈白居易の詩〉参考無節操に変節する人々を風刺した言葉。 0
冒険 ボウケン [0] 危険なことや、成功するかどうかわからないことを行うこと。「―家」「少し―だがやってみよう」 0
尽善尽美 ジンゼンジンビ すべてにおいて完璧(カンペキ)であること。りっぱさと美しさを極めていること。〈『論語』〉 十善十美 0
鎮定 チンテイ [0] 反乱や暴動などをしずめておさめること。「反乱を―する」鎮圧・平定 0
最寄り もより [0] 最も近く。近辺。「―の駅で待つことにする」 1
手遊び てすさび [2] 退屈をまぎらすために手でもてあそぶこと。手なぐさみ。「―に描いた絵」 参考「てあそび」と読めば、ほかに、おもちゃ・博打(ばくち)の意もある。 0
哲い さと-い かしこい。理性があって、物事の正しい道筋をわきまえているさま。 0
要略 ヨウリャク [0] 不要な点を省略し、必要なところだけを取ってまとめること。また、そのもの。要約 0
過不及 カフキュウ [2] 多すぎたり少なすぎたりすること。「―なし(ちょうどよい)」過不足 0
晴好雨奇 セイコウウキ [5] 景色が、晴れた日はすばらしく、雨の日はまた特別な美しさがあるということ。〈蘇軾(ソショク)の詩〉「富士山の―の眺め」 参考「雨奇晴好」ともいう。 0
機巧 キコウ [0] ①上手なしかけ。たくみな細工。 ②いろいろ知恵や工夫を巡らすこと。「―を弄(ロウ)する」 0
土壇場 ドタンば [0] ①昔の死刑場。しおきば。 ②せっぱつまった場合。進退きわまった場面。「九回二死の―で逆転した」「話が―でひっくりかえった」由来昔、首切りの刑を執行するために築いた壇を「土壇」といったことから。 0
三叉路・三差路 サンサロ 道が三筋に分かれている所。「―で道に迷ってしまった」 0
上座 かみザ [0] ①身分・地位などの上の人がすわる座席。上席。「―に座る」 ②芝居などで、舞台に向かって右のほう。 ①②下座(しもザ) 0
成功 セイコウ [0] ①物事が思いどおりに行くこと。目的を達成すること。「一応の―をおさめる」 失敗 ②富・財産や社会的地位を得ること。「事業で―する」 0
依稀 イキ ①ぼんやりとして、はっきりしないさま。 ②よく似ているさま。 0
嫉妬 シット [0],[1] ①愛する者が他へ愛情をそそぐことを、うらみ憎むこと。やきもち。 ②自分よりすぐれていたり恵まれていたりする者を、うらやみねたむこと。「―は名声の伴侶(ハンリョ)である」 0
明目張胆 メイモクチョウタン 周囲に気を配り、思い切って事に当たること。「明目」は目を見張って注意する意。「張胆」はきもを張ることで、大胆に構える意。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
間近 まぢか [1],[0] 距離的・時間的にすぐそこに迫っているさま。「入試―」間遠 0
醪 もろみ [0] 醸造して、かすをしぼりとる前の酒や醬油(ショウユ)。表記「諸味」とも書く。 0
出処 シュッショ [0] ①「出所」に同じ。 ②自分の身の振り方。特に、官につくことと民間に入ること。 参考「処」はあるところにとどまる意。 ①「でどころ」とも読む。 0
謹勅・謹飭 キンチョク つつしみ深いこと。かしこまるさま。 0
日給 ニッキュウ [0] 一日いくらと決めた給料。日当。月給・年俸 0
団円 ダンエン ①まるいこと。 ②円満なこと。仲がよいこと。 ③完結すること。終わり。しまい。「大―を迎える」 0
減俸 ゲンポウ [0] 給料の額を減らすこと。「業績不振のため―となる」減給増俸 0
風鎮 フウチン [0] 掛け物が揺れ動かないように軸の両端に下げる、玉や石などの重し。 0
雀百まで踊り忘れず すずめヒャクまでおどりわすれず 幼いときに身につけた習慣や道楽ぐせなどは年をとっても抜けないものだということ。 由来スズメは死ぬまで踊るように飛び跳ねることから。 三つ子の魂百まで 0
通訳 ツウヤク [1] 言語のちがいなどにより、言葉が通じない人々の間で、両方の言葉を訳し伝えること。また、その人。「同時―」「―を目指して勉強する」 0
助命 ジョメイ [0] 命を助けること。「死刑囚の―嘆願書を出す」 救命 0
載籍浩瀚 サイセキコウカン 書物が非常に多いこと。「浩瀚」は書物の巻数が多いさま。汗牛充棟(カンギュウジュウトウ) 0
立食 リッショク [0] 立ったままの状態で食べること。特に、席を決めず、卓上に並べた飲食物を客が自由に取って食べ、歓談する洋式の宴会。「―パーティーを催す」 0
画仙紙・画箋紙 ガセンシ 白色大判で、縦長の書画用紙。もと、中国産。表記「雅仙紙」とも書く。 0
庄家 ショウカ ①庄園の事務を取り扱った建物。 ②庄園を管理する人。庄園領主。 表記「荘家」とも書く。 参考①「ショウケ」とも読む。 0
仏桑花 ブッソウゲ [3] アオイ科の常緑小低木。中国原産。夏から秋、赤・白・黄色などのラッパ形の大きな五弁花を開く。ハイビスカス。観賞用。夏表記「扶桑花」とも書く。 0
斎戒沐浴 サイカイモクヨク [0] 神仏に祈る前などに飲食や行動を慎み、身を洗い清めること。「斎戒」は心身の不浄を清めること。「沐浴」は髪や体を洗って身を清めること。 参考「沐浴斎戒」ともいう。 精進潔斎(ショウジンケッサイ) 0
腓骨 ヒコツ [0],[2] 脛骨(ケイコツ)の外側にある細い骨。ひざからくるぶしにかけての骨の一つ。 0
肺活量 ハイカツリョウ [4] 息を深く吸ってから、吐き出すときの空気の全量。「マラソン選手の―」 0
沽券 コケン [0] ①人の値打ち。体面。品位。「―が下がる」 ②土地や家などの売り渡しの証券。表記「估券」とも書く。 0
読者 ドクシャ [1] 書籍や新聞などを読む人。読み手。「―層が厚い」 0
中古 チュウコ [0] ①時代区分で、上古と近古との中間。日本文学史では、おもに平安時代。 ②一度使用したことのあるもの。または、やや古いもの。「―品を買う」参考②「チュウぶる」とも読む。 0
早耳 はやみみ [0] 他より早く聞きつけること。また、その人。「彼女は―だ」 0
小尉 こじょう 「小牛尉(こうじじょう)」に同じ。 0
散髪 サンパツ [0] ①髪を切って整えること。 理髪「毎月一回―をする」 ②結わずに乱れた髪。 乱髪 0
分水嶺 ブンスイレイ [3] 分水界(雨水が川に流れる方向をわける境界)となっている山の峰(みね)。「―を越える」 0
肉眼 ニクガン [0] 望遠鏡や顕微鏡、めがねを使わない本来の目。また、その視力。「―で見える星」裸眼 0
天金 テンキン [0] 製本で、書物の上部の小口だけに金箔(キンパク)をつけたもの。また、その金箔。由来書物の上部を「天」ということから。 0
珊珊 サンサン ①身につけた玉や鈴などの鳴るさま。 ②きらきらと美しく輝くさま。「陽光を浴びて―と流れおちる滝」 0
戦犯 センパン [0] 「戦争犯罪人」の略。「東京裁判によってA級―などが処刑された」 0
僧坊・僧房 ソウボウ 寺院の中にある僧の住居。「老師を―に訪ねる」 0
口承 コウショウ [0] 口から口へと語り伝えること。「―文学(伝説や民話など)」 0
英でる ひい-でる 才能が抜きんでている。他のものより特にすぐれている。「漢学に―でる」 0
弥縫策 ビホウサク [2] 一時のがれにとりつくろう計画。 0
莚 むしろ [3] ①わら・イグサなどを編んで作った敷物。 ②座席。「宴(うたげ)の―」 0
表裏 ヒョウリ [1] ①おもてと、うら。外と内。うわべと内心。②言葉や態度が内心とちがうこと。陰ひなた。「―者(外面と内心が異なる者)」 0
壱越調 いちこつチョウ [0] 雅楽の六調子の一つ。十二律の一番目、壱越を主音とする調子。 1
酔狂 スイキョウ [1] ①酒に酔って正常な判断力を失うこと。 ②ものずきなこと。また、その人。「伊達(だて)や―でしているのではない」 表記②「粋狂・酔興」とも書く。 0
恙無い つつがな-い [4] 病気がない。事故などの災難や心配事がない。「その後―くお過ごしですか」参考痛処(つつが)無いの意。 0
蟻通 ありどおし ①アカネ科の常緑小低木。山地に自生。葉と茎の間に長いとげがある。初夏に白色の小花をつける。 ②能の曲目の一つ。四番目物。世阿弥(ぜあみ)作。蟻通明神の怒りに触れた紀貫之(きのつらゆき)が献歌をしてその怒りを解く。 由来①アリを突き通すほど鋭いとげがあることから。表記①「虎刺」とも書く。 0
僻み根性 ひがみコンジョウ ひねくれた性質。ねじけた心。 0
斑 ふ [0] 「斑点(ハンテン)」に同じ。参考「ぶち・まだら」と読めば別の意になる。 0
疼く うず-く [2] ①傷などがずきずきと痛む。「虫歯が―く」 ②心が痛く感じる。「胸が―く」「良心が―く」 0
金柑・金橘 キンカン ミカン科の常緑低木。中国原産。夏、香りのよい白い小花をつけ、黄色の実を結ぶ。果実は食用・薬用。秋由来「金橘」は漢名から。 1
新装 シンソウ [0] 建物などで外観・内装や設備を新しくすること。「―開店」 0
写実 シャジツ [0] 物事の実際の状態を、ありのままに表すこと。「―的な表現」「―主義」 0
闘争 トウソウ [0] ①闘うこと。あらそい。「―本能」 ②自分たちの要求を通すために争うこと。「賃金―」 0
椿 つばき [1] ツバキ科の常緑高木。葉は楕円(ダエン)形で光沢がある。早春、赤・白・淡紅色などの五弁花をつけ、咲いた形のまま、ぽとりと散る。種子から油をとる。春表記「山茶・海石榴」とも書く。 0
厳選 ゲンセン [0] 厳しい基準によって取捨選択すること。「―された材料」 0
現物 ゲンブツ [0] ①現にある物品。現品 ②実際の品物。「―支給のボーナス」金銭 ③経済で、取引の対象となる商品・株券など。直物(ジキもの)先物(さきもの) 0
捺染 ナッセン [0] 染色方法の一つ。糊(のり)に染料をまぜて、布地に直接模様を染めつけるやり方。特に、型紙を用いた模様染めのこと。型染め。プリント。「―友禅」 0
明明白白 メイメイハクハク [0] はっきりとしていて疑う余地のまったくないこと。「彼が犯人なのは―だ」曖昧模糊(アイマイモコ)・渾渾沌沌(コンコントントン)参考「明白」を強めていう語。 0
喧しい やかま-しい [4] ①不快に感じるほど音が大きい。騒がしい。 ②面倒でわずらわしい。決まり事などがきびしい。「人づき合いに―い土地柄」 ③好みがむずかしい。「食べ物に―い人」 ④世間で話題になっている。 0
帥いる ひき-いる したがえる。導く。先立つ。特に、軍隊の指揮をとる。 表記「率いる」とも書く。 0
誹る そし-る [2] 人の非を指摘して悪く言う。非難する。けなす。「陰で―る」 0
佗しい わび-しい [3] ①頼りなく心細い。もの悲しい。「―い一人暮らし」 ②貧しくみすぼらしい。「―い住まい」 0
小竹 ささ [0] イネ科の多年生植物。小形で丈の低いタケ類。山野に群生し、種類が多い。葉・茎は細工用。 表記「笹」とも書く。 1
旦日 タンジツ ①あくる日。あした。また、明朝。 ②夜明けの太陽。 0
自発 ジハツ [0] ①自分から進んですること。「―的なあいさつ」「―呼吸」 ②動作などが自然に起こることを表す助動詞。「生まれる」の「れる」など。 0
一切 イッサイ [1] ①すべて。何もかも全部。「―の関係を断ち切る」 ②まったく。全然。あとに打ち消しの語を伴う。「―手出しはしない」 0
明達 メイタツ [0] かしこくて、物事の道理によく通じていること。「―の士」 0
客死 キャクシ [0] 旅先で死ぬこと。「フランスで―した」参考「カクシ」とも読む。 0
脂薬 あぶらぐすり [4] 動物のあぶらで練った、外用のぬり薬。膏薬(コウヤク)。 0
八洲・八州 やしま 「八洲国(やしまくに)」の略。多くの島の意で、「日本国」の別称。おおやしま。 0
華鬘草 ケマンソウ [0] ケシ科の多年草。中国原産。春、花茎の片側に淡紅色でうちわ形の花を数個垂れ下げる。タイツリソウ。春由来花の形が仏殿の装飾用の華鬘に似ていることから。表記「荷包牡丹」とも書く。 0
密計 ミッケイ [0] ひそかにめぐらすはかりごと。秘密の計略や策略。「―をめぐらす」 0
金雀児・金雀枝 エニシダ マメ科の落葉低木。ヨーロッパ原産。枝は緑色でしだれる。初夏、黄色の蝶(チョウ)形花を多数つける。夏参考「金雀児」は漢名から。 1
祁寒 キカン たいへん寒いこと。きびしい寒さ。酷寒 0
飾緒 ショクショ [1] 軍服の右肩から胸にたらしてかざるひも。 参考「ショクチョ」とも読む。「緒」は、ひもの意。 0
美 ビゼン [1] 美しい、みごとなほおひげ。「―をたくわえる」 0
空嘯く そらうそぶ-く [5] ①知らないふりをしてとぼける。しらばっくれる。空惚(とぼ)ける ②相手をばかにした態度をとる。 0
懐刀 ふところがたな [5] ①ふところに入れておく護身用の小さい刀。懐剣。「―を忍ばせる」 ②内密の相談などにあずかる、信頼のおける有能な部下。「社長の―」 0
合言葉 あいことば [3] ①仲間の確認ができるように、前もって決めておく言葉。 ②仲間うちの主張や目的を示す言葉・標語・モットー。「甲子園を―に勝ち進む」 0
匹 ひき [2] ①獣や虫・魚などを数える語。 ②反物の単位。一匹は二反。 ③昔の金銭の単位。一匹は一〇文。表記「疋」とも書く。参考①「ぴき・びき」とも読む。本来は家畜に用いた。一説に、ウマの尻(しり)が左右にわかれて一対となることから動物を数える語となったという。 0
窃かに ひそ-かに 人目を盗んでするようす。こっそりと。「―運び出す」 0
一毛不抜 イチモウフバツ きわめて物惜しみの強いこと。非常にけちで利己的な人のたとえ。自分のためにならなければ、毛一本すら抜こうとしない意から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
近似値 キンジチ [3] 数学で、真の値にきわめて近い値。測定値や円周率などで真の値の代わりに用いる。 0
儕輩 サイハイ [0] 同じ仲間。ともがら。同類。 同輩 参考「セイハイ」とも読む。 0
鳴く な-く [0] 鳥・獣・虫などが声や音を出す。「猫が―く」 0
探照灯 タンショウトウ [0] 夜、遠方まで照らし出せるようにした大型の照明装置。サーチライト。「―が敵機をとらえた」 0
衿帯 キンタイ ①えりと、おび。②山や川に囲まれた要害の地。山をえりに、川をおびに見立てて言ったもの。表記「襟帯」とも書く。 0
熱涙 ネツルイ [0] 感激して思わず流す涙。熱い涙。「―にむせぶ」感涙 0
天稟 テンピン [0] 天から与えられた生まれつきの性質・才能。「―に恵まれる」天性・天賦(テンプ)・天分参考「天から稟(う)ける」意。 0
異存 イゾン [0] 他とちがった意見。反対意見や不服。「―はない」異議・異論 0
帯魚 たちうお タチウオ科の海魚。由来「帯魚」は漢名からで、帯のように細長い魚の意。 太刀魚(たちうお) 1
一越縮緬 ひとこしちりめん 横糸に、右撚(よ)り糸と左撚り糸を交互に織りこんだ縮緬。表面に現れるしぼ(しわ)が普通より細かくなる。 1
受容 ジュヨウ [0] 受け入れて取り込むこと。「外来文化を―する」 0
轂 こしき [1],[0] 牛車(ギッシャ)などの車輪の中心で、車軸をおおい、車の輻(や)が差しこまれている部分。 0
金杯・金盃 キンパイ 金製または金めっきしたさかずき・カップ。 0
残 チョウザン [1] ①草木などがしぼみそこなわれること。 ②疲れ衰えること。「旧友の―した姿を見た」 0
下足 ゲソ [0] すし屋などでイカの足のこと。参考「下足(ゲソク)」の略。 0
回送 カイソウ [0] ①送られてきた手紙や荷物を他の場所に送りなおすこと。転送 ②自動車や電車などを空車のまま他へまわすこと。 「廻送」の書きかえ字。 0
入選 ニュウセン [0] 応募した作品が審査に合格すること。選に入ること。「油絵が日展に―した」落選 0
人聞き ひとぎき [0] 人に聞かれたときの評判。外聞。「―が悪い」 0
涓涓 ケンケン ちょろちょろとわずかに水が流れるようす。小川などにいう。 0
粗衣粗食 ソイソショク [1] 貧しい暮らし。質素な生活。そまつな衣服とそまつな食事の意から。「―に耐える」 節衣縮食 暖衣飽食 0
廟堂 ビョウドウ [0] ①「廟宇」に同じ。宗廟 ②天下の政治をつかさどるところ。朝廷。由来②昔、天子が①で政治のことを祖先の霊に告げ、群臣に相談したことから。 0
唯今 ただいま [(名)2],[(感)4],[0] ①まさに今。今現在。「―マイクのテスト中」 ②いますぐ。「―参ります」 ③ついさっき。たった今しがた。「―帰りました」 ④帰ってきたときのあいさつ。 0
国分寺 コクブンジ [0],[5] 奈良時代、聖武天皇の命により国家鎮護と五穀豊穣(ホウジョウ)を祈願して諸国に建てられた寺。 0
束帯 ソクタイ [0],[3] 平安時代ころから、天皇や貴人が朝廷の儀式などで着用した正式の服装。「衣冠―」 0
地磁気 チジキ [2] 地球がもっている磁気と、それによって生じる磁場の総称。地球が一つの大きな磁石のようになっていて、磁針が地球のほぼ南北を指す原因とされる。地球磁気。 0
下劣 ゲレツ [0] 性質・ものの考え方・行動がいやしく品のないさま。「やり口が―だ」
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漢字の豆知識 どっちを使うのがよりふさわしい? ~状況を正確に伝えるために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
解雇 カイコ [1] 雇い主が、雇っていた者を一方的にやめさせること。労働契約を破棄すること。「使用人を―する」馘首(カクシュ)・罷免(ヒメン)・免職雇用 0
唸る うな-る [2] ①苦しそうな声を出す。うめく。「激痛で―る」 ②機械が低く鈍い音を出す。「モーターが―る」 ③力を入れてのどをしぼり、長く声を出す。「浪曲を―る」 ④感嘆の声を出す。「大向こうを―らせる名演技」 ⑤力や物があり余っている。「金庫に現金が―るほど詰まっている」 0
才略 サイリャク [0],[1] 才知と謀略。才知によって巧みに仕組まれたはかりごと。「軍師の―にかかる」 知略 0
希代 キタイ [1],[2] ①「希世」に同じ。 ②非常に奇妙なこと。世にも不思議なこと。「―なことを言う」参考「キダイ」とも読む。 「稀代」の書きかえ字。 0
漢堡 ハンブルク ドイツ北部の工業都市。エルベ川下流にあり、貿易港としても有名。 1
雲海 ウンカイ [0] 飛行機や高山など高い所から見下ろすと、雲が一面に広がり海のように見えること。 0
渾名 あだな [0] 本名とは別に、親しみやからかいの気持ちを込めて、その人の特徴をとらえてつける名。ニックネーム。表記「綽名・諢名」とも書く。参考「コンメイ」とも読む。 1
人員 ジンイン [0] 集団や団体を構成する人々。また、その数。「募集―は若干名です」「警備の―を増やす」 0
豆 まめ [2] ①マメ科の植物で食用にするものの総称。また、その種子。五穀の一つ。ダイズ・アズキ・エンドウなど。 ②特に、ダイズのこと。表記「荳・菽」とも書く。 0
丘阜 キュウフ 「丘陵(キュウリョウ)」に同じ。参考「丘」「阜」ともに、おかの意。 0
議案 ギアン [0] 会議で話し合うために出す原案。「―を審議する」案件 0
条虫 さなだむし [0] ジョウチュウの別称。 表記「真田虫」とも書く。 絛虫(ジョウチュウ) 1
募金 ボキン [0] 寄付金などを広く集めること。「街頭での―活動」「歳末の―運動」 0
九つ ここのつ [2] ①一の九倍。八つより一つ多い数。 ②九歳。 ③昔の時刻の名で、午前と午後の一二時ころ。ここのつどき。 0
水漬く みづ-く [2] 水につかる。水にひたる。 0
糧餉 リョウショウ 食糧。特に、軍隊が行軍するときの食糧。糧食 0
天社蛾 しゃちほこが [4] シャチホコガ科のガ。鯱蛾(しゃちほこガ) 1
詣る まい-る [1] 神社・寺などを訪れ拝む。おまいりする。「正月は近くの神社に―った」 0
率先 ソッセン [0] 自分から先に立って物事を行うこと。模範になることを進んで行うこと。「―して挨拶(アイサツ)をする」 表記「帥先」とも書く。 0
両つ ふたつ 二個で対をなすもの。また、対をなしているもの。 0
献饌 ケンセン [0] 神前に供え物をすること。撤饌(テッセン)参考「饌」は供え物の意。 0
朝令暮改 チョウレイボカイ [0] 法令などがすぐに変更されて定まらず、あてにならないこと。朝出された命令が、夕方には改められる意から。〈『漢書(カンジョ)』〉朝改暮変・朝立暮廃
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漢字の豆知識 格言や知恵が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
漢織 あやはとり 雄略天皇の時代に、中国から渡来したといわれる機織りの技術者。 1
磯巾着 いそギンチャク [3] イソギンチャク目の腔腸(コウチョウ)動物の総称。浅海の岩に付着し、柔らかく円筒形。周囲に伸ばした花弁状の触手で獲物を体の中に包みこむ。春由来刺激によってしぼむ姿が、巾着をしぼった形に似ることから。表記「葵」とも書く。 0
手負い ておい [0] 傷を負うこと。また、傷を負った人や動物。「―の獣」 0
帷子 かたびら [0],[3] ①裏をつけない着物。ひとえもの。 ②麻・絹などで仕立てたひとえもの。夏 ③昔、几帳(キチョウ)などに使った薄い絹布。 ④経かたびら。参考「かたびら」は袷(あわせ)の片ひらの意。 1
遵養時晦 ジュンヨウジカイ 時世が悪いときには世に出ようとせず、道にしたがって志を養い、好機がおとずれるのを待つこと。「遵」はしたがう、「晦」は暗い・くらます意。〈『詩経』〉 遵時養晦 0
耀く かがや-く [3] ひかりかがやく。明るく照らす。表記「曜く・燿く」とも書く。 0
沿革 エンカク [0] 物事の移りかわり。変遷。「資料館で町の―を調べた」 0
驕傲 キョウゴウ [0] 「驕恣(キョウシ)」に同じ。 0
机下 キカ [1],[2] 手紙のあて名に添える脇付(わきづけ)の尊敬語。相手の机の下に差し出す意で、相手のあて名の左下に書く。案下・侍史表記「几下」とも書く。参考一般に男性が用いる。 0
蕭殺 ショウサツ もの寂しいさま。また、秋の風や雨が草木を枯らしたりしぼませたりするようす。 0
別名 ベツメイ [0] 別の名前。本名以外の呼び名。またの名。別称・異称・異名参考「ベツミョウ」とも読む。 0
台座 ダイザ [0] ①物をのせる台。 ②仏像を安置する台。ハスの花の形の蓮華(レンゲ)座など。 0
不急 フキュウ [0] 急いでする必要がないこと。差し当たり急がないこと。「不要―」
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四字熟語根掘り葉掘り60:「不要不急」の判断基準
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
著莪 シャガ [1] アヤメ科の多年草。 射干(シャガ) 0
伐木 バツボク [0] 木をきり倒すこと。また、その木。 0
楽しみ尽きて悲しみ来る たのしみつきてかなしみきたる 楽しみも極度に達するとかえって悲しみの情がわいてくること。また、楽しみは永遠には続かないこと。楽しみの後に悲しみがおそってくること。参考「悲しみ」は「憂え」ともいう。 0
自己嫌悪 ジコケンオ [3] 自分で自分がいやになること。「失敗続きで―におちいる」 0
地獄 ジゴク [0],[3] ①生前に罪を犯した者が、死後に責め苦を受けるとされているところ。六道の最下位にあたる世界。極楽 ②キリスト教で、神との対話を拒んだ者が落とされる滅びの世界。天国 ③つらい苦しみを受けること。「受験―」「生き―」 ④火山の噴煙や温泉地の熱湯などが、たえず噴き出している所。「―谷」 0
熨斗鮑・熨斗蚫 のしあわび アワビの肉を薄く細長くのばして干したもの。古く儀式用の肴(さかな)に用い、のち進物に添えた。うちあわび。あわびのし。 1
一両日 イチリョウジツ [3],[0] いちにちふつか。一日または二日。一、二日。「―中にうかがいます」 0
牢名主 ロウなぬし [3] 江戸時代、囚人のなかから任命されて、牢内の秩序維持などにあたった者。牢内で大きな権力をもっていた。 0
糞土の牆(ショウ)は(ぬ)るべからず フンドのショウはぬるべからず 怠惰で意欲のない者には、教えても無駄だというたとえ。ぼろぼろの土塀は、上塗りしても平らにすることができない意から。〈『論語』〉 0
其方 そちら [1],[2] ①相手のいる方向や場所。そこ。「―へ伺います」 ②相手の近くにあるもの。それ。「―を見せてください」 ③あなた。その人。「―様もお元気で」参考「そっち」とも読む。①③「そなた・そち」とも読む。 1
影響 エイキョウ [0] あるものが他にはたらきやつながりを及ぼすこと。また、それによる結果。「周囲に―を与える」「―力を発揮する」波及・余波 0
史観 シカン [0],[1] 歴史を解釈するうえで、そのもととなる考え方。歴史の見方。「唯物―」 0
損なう そこ-なう [3] ①物をこわす。傷つける。 ②状態を悪くする。「美観を―う」「健康を―う」 ③機会を失う。しそんじる。「宿題をし―った」 参考③動詞の下につけて用いる。 0
雷撃 ライゲキ [0] ①かみなりにうたれること。 ②魚雷で敵国の艦船を攻撃すること。「敵の空母を―する」 0
趨走 スウソウ ①速くはしること。 ②はしり使いをすること。また、その人。めしつかい。 0
欸 ああ 嘆くときに出る声。また、うらむ声。 0
砲火 ホウカ [1] 発砲のときに出る火。また、砲弾。「―を浴びる」「―を交える」 0
病む や-む [1] ①病気にかかる。「長く―んでいる」 ②ひどく気にかける。心配する。「成功するか否か気に―んでも仕方ない」 0
肩癖 ケンペキ ①肩こり。首・肩の筋がつること。 ②あんま術。表記「痃癖」とも書く。 0
成敗 セイバイ [1] ①裁くこと。裁判。 ②処罰すること。こらしめること。「喧嘩(ケンカ)両―」 ③昔、罪人などを打ち首にしたこと。 参考「セイハイ」と読めば別の意になる。 0
艫 とも [1],[2] 船の後部。船尾。船じり。舳(ヘ)・舳先(へさき) 0
二重人格 ニジュウジンカク [4] 一人の人間が二つのちがう人格をもっていること。また、そういう人。 0
真顔 まがお [0] まじめな顔。真剣な顔つき。「―で言う」 0
穏やか おだ-やか [2] ①やすらかで静かなさま。「海が―だ」 ②心が落ち着いているさま。「―な性格」 ③言動が穏当であるさま。「―でない発言」 0
比律賓 フィリピン 東南アジア、ルソン島・ミンダナオ島を中心とした多くの島からなる共和国。住民の大多数はカトリック教徒。首都はマニラ。 1
地辷・地滑 ジすべり ①地盤がゆるみ、土地の一部分がすべり落ちること。「―による家屋倒壊」 ②物事が急激に変動するたとえ。「革新勢力の―的な勝利」 0
煙火 エンカ [1] ①食物を煮炊きする煙。かまどの火。 ②のろし。烽火(ホウカ) ③花火。 0
蛭藻 ひるも ヒルムシロの別称。 蛭蓆(ひるむしろ) 0
先賢 センケン [0] 昔の賢者。「―の教えにならう」 前賢・先哲 0
乾鮭 からざけ [3] サケの腸(はらわた)を取り除き、陰干しした食品。冬 1
紅塵 コウジン [0] ①日に映えてあかみがかった塵(ちり)や土ぼこり。 ②世間のわずらわしい事柄。俗塵 0
副腎 フクジン [0] 左右両側の腎臓の上端にある、黄褐色の内分泌器官。皮質からは副腎皮質ホルモンを、髄質からはアドレナリンなどの副腎髄質ホルモンを分泌する。 0
漫言 マンゲン [0] とりとめのない言葉。深く考えずにいう言葉。そぞろごと。漫語参考「みだりごと」と読めば別の意になる。 0
矢作・矢矧 やはぎ 矢を作ること。また、矢を作る人。 1
溜飲が下がる リュウインがさがる 胸のつかえとなっていた不平や不満がなくなって、気持ちが晴れること。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 いやな思いが消えたときは…『リュウインが下がる』 (公財)日本漢字能力検定協会 0
瘡 くさ [2] ①皮膚病の総称。 ②乳児の頭や顔などにできる湿疹(シッシン)。 0
補導 ホドウ [0] 正しい方向へ教え導くこと。特に、少年少女の非行を防ぎ、指導することをいう。「夜の盛り場で少年を―する」教導・訓導・善導 「輔導」の書きかえ字。 0
独善 ドクゼン [0] 自分だけで正しいと思うこと。ひとりよがり。「―に陥る」 0
不穏当 フオントウ [2] さしさわりがあり、おだやかでないこと。不適切。「―なコメントを撤回する」 0
段段 ダンダン [(名)1],[(副)3],[0],[(感)3] ①階段状になっているもの。また、階段。「―畑」 ②一つ一つの事柄。「申入れの―、ご検討願います」 ③しだいに。おいおい。参考「ぎざぎざ」と読めば別の意になる。 0
平坦 ヘイタン [3],[0] ①土地が平らなこと。「ずっと―な道が続く」「―部の水田地帯」 ②物事に起伏がなく穏やかなこと。「―な口調で話す」「ここまで成功するには、―な道のりではなかった」 0
桑原 くわばら [(名)2],[(感)1] ①桑の畑。 ②落雷や不吉なことなどを避けたいときに唱えるまじないの言葉。ふつうは二度繰り返す。 0
外寇 ガイコウ 敵が外国から攻めこんでくること。また、その軍隊。 0
悪意 アクイ [1] ①わるい心。いじわるな気持ち。「―を抱く」善意 ②わるい意味。わるく解釈すること。「―にとる」 0
春眠暁(あかつき)を覚えず シュンミンあかつきをおぼえず 春の夜は短く、また眠るには心地よいので夜が明けたことにも気づかずに、寝過ごしてしまうこと。〈孟浩然(モウコウネン)の詩〉 0
濃染月 こぞめづき 陰暦八月の異名。秋 由来木々が色濃く染まる月の意から。表記「木染月」とも書く。 0
渺渺 ビョウビョウ [0] 水面や平原などが果てしなく広がっているさま。渺茫(ビョウボウ)表記「眇眇」とも書く。 0
硝子体 ショウシタイ [0] 眼球中の水晶体と網膜の間にあるゼリー状の物質。水分に富み、無色。ガラス体。 0
菜食 サイショク [0] 肉や魚を避け、野菜類と植物性の食品を常食にすること。「―主義」 肉食 0
廷臣 テイシン [0] 朝廷に仕える臣下。官に任命された役人。朝臣(あそん) 0
口伝 クデン [0] 秘伝などを師から弟子に口伝えで教え授けること。また、それを書き記したもの。口授(クジュ) 0
堅調 ケンチョウ [0] 相場が上昇ぎみのこと。硬調軟調 0
試用 シヨウ [0] ためしに使ってみること。「―期間を無事に終えて社員になる」 0
猛禽 モウキン [0] 大形で性質の荒い肉食の鳥。ワシ・タカ・フクロウ・ミミズクなど。「鳶(とび)、鷹(たか)は―類に属する」猛鳥 0
略儀 リャクギ [0],[1] 「略式」に同じ。 0
蝸角 カカク [0] ①カタツムリのつの。 ②狭い場所・境遇。 0
弁証法 ベンショウホウ [0] ①弁論の方法や技術。 ②哲学で、物事の対立や矛盾を克服して統一することにより、さらに高い次元での統合をはかるという考え方。「―的唯物論(ユイブツロン)」 0
門前雀羅を張る モンゼンジャクラをはる 訪問する人もなくさびれている家のたとえ。「雀羅」はスズメを捕らえる網。訪れる人がないため、門前にはスズメを捕らえる網が張れそうだという意。〈白居易の詩〉門前市(いち)を成す 0
延性 エンセイ [0] 物体が限界を超えても破壊されずに引きのばされる性質。展性参考針金などをのばすときにこの性質を用いる。金属板などをのばすときは「展性」を用いる。 0
忽然 コツゼン [0] たちまち。にわかに。突然。「―と消え失せる」忽焉(コツエン) 0
頭椎の大刀・頭槌の大刀 かぶつちのたち 古代の大刀の様式の一つ。滑り止めなどのため柄頭(つかがしら)が塊状をなしたもの。参考「くぶつちのたち」とも読む。 1
裁着・裁衣 たっつけ 袴(はかま)の一種。たっつけばかま。裾(すそ)を膝(ひざ)の下でくくりつけ、下部が脚絆(キャハン)仕立てになっている。江戸時代は旅装用、現在は相撲の呼び出しなどが用いる。 参考「裁(た)ち着(つ)け」の転じた語。 1
柳に風 やなぎにかぜ 相手に逆らわずに、穏やかに受け流してあしらうこと。 0
天佑・天祐 テンユウ 天のたすけ。天帝の加護。 0
対流 タイリュウ [0] 物理学で、流体の流れによって熱が伝えられる現象。気体・液体の熱せられた部分が上昇し、他の冷たい部分が下降する循環運動。 0
謎語 メイゴ なぞが含まれた言葉。また、意味のわかりにくい語。 0
志士仁人 シシジンジン 志のある人や仁徳のある人。「仁人」は徳のある人。〈『論語』〉 0
古今東西 ココントウザイ [1] 昔から今まで。いつでもどこでも。「―の歴史」 参考「東西古今」ともいう。 0
侮る あなど-る [3] 相手や物事を軽く見てばかにする。見下す。見くびる。「対戦相手は無名だが、決して―るな」 0
煩悩の犬は追えども去らず ボンノウのいぬはおえどもさらず 犬が人にまつわりついて離れないのと同じように、煩悩は人の心につきまとい、なかなか離れないものだということ。 0
驚嘆・驚歎 キョウタン すばらしいものに接し、驚いて感心すること。「演奏のすばらしさに―した」感嘆 0
脚韻 キャクイン [0] 詩歌で、句や行の最後に同じ音の語を使って韻をそろえること。また、その韻。「―を踏む」頭韻 0
拓殖・拓植 タクショク 未開の土地を切り開いて移り住むこと。「―事業に携わる」開拓 0
気稟 キヒン [0] 生まれながらの気質。天性 0
遑 いとま [0],[3] 用事のない時間。ゆとり。ひま。「枚挙に―がない(数えきれないほど多い)」 0
孰れ いず-れ [0] 二つ以上ある物・場所などから一つを選ぶときに使う語。どちら。どこ。 0
雨打 ゆた 昔の日本建築で、屋根の下につけた庇(ひさし)状のもの。裳階(もこし)。表記「雪打」とも書く。 1
改刪 カイサン 文字・語句などを削って直すこと。参考「刪」は削る意。 0
三界無安 サンガイムアン この世に生きることは、苦労が多くて少しも心が安まることがないこと。「無安」は苦しみの多いこと。〈『法華経(ホケキョウ)』〉 0
転回 テンカイ [0] ①ぐるぐる回ること。また、回すこと。回転 ②大きく回って向きを変えること。大きく向きが変わること。「コペルニクス的―」 0
苦寒 クカン [0] ①一年中で最も寒い季節。陰暦一二月の異名。 ②寒さに苦しむこと。 ③貧苦にあえぐこと。 0
嘴 はし [1] 鳥などのくちばし。「イスカの―のくいちがい」 表記「觜」とも書く。 0
思う おも-う [2] ①考える。想像する。推量する。「明日を―う」 ②心がひかれる。いつくしむ。心にかける。「子を―う親心」 ③心に決める。「絶対行こうと―う」 ④望む。「―うがまま」 ⑤感じる。「寂しく―う」 0
避雷針 ヒライシン [0],[2] 落雷による被害を防ぐために、建物などの頂に立てる金属の棒。電気を地下に埋めてある金属板に導いて放電する。 0
標注・標註 ヒョウチュウ 書物の本文の欄外につける注釈文。頭注や脚注。 0
躊躇う・躊う ためら-う 決心がつかなくて、迷ってぐずぐずする。躊躇(チュウチョ)する。「返事を―う」 1
水樋 スイトウ 屋根に流れる雨水を受けて地上に流すために、屋根の縁に付ける金属薄板の装置。とい。 参考「スイひ」とも読む。 0
椹 さわら [0] ヒノキ科の常緑高木。山地に自生。ヒノキに似るが、葉の先はがとがり、裏は白色。材は耐水性にすぐれ、おけや建具用。由来ヒノキに比べて材が「さわらか(やわらか)」であることから。表記「弱檜・花柏」とも書く。 0
大願成就 タイガンジョウジュ [5] かねてからの大きな願いごとがかない、実現すること。参考「大願」は「ダイガン」とも読む。 0
糸割符 いとわっプ 江戸時代、外国船がもたらした生糸売買の独占権を堺(さかい)・京都・長崎など特定の商人に与えた制度。また、この権利を示す証札。白糸割符。 0
笑尉 わらいじょう 能面の一つ。笑いをふくんだ表情の老人の面。 参考「尉」は老翁(年老いた男性)の能面の意。 0
駆け引き かけひき [2] 交渉などで自分が有利になるように、相手の出方や状況に応じて態度を変えること。「商売の―がうまい」由来戦場で、時機を見て兵を進めたり退かせたりすることに用いた言葉から。 0
山蘭 ひよどりばな キク科の多年草。 由来「山蘭」は漢名から。 鵯花(ひよどりばな) 1
夜 よ [1] よる。「―も日(ひ)も明けない(それなしには少しの間も過ごせない)」日 0
刀耕火種 トウコウカシュ 焼き畑農業のこと。山林を伐採し、山を焼き払って、そこに作物の種をまく意。〈『東斎記事』〉参考「刀耕火耨(トウコウカドウ)」ともいう。 0
胴欲 ドウヨク [0] とても欲が深くて、情け知らずなこと。また、そのさま。「―な高利貸し」参考「貪欲(ドンヨク)」が転じた語。 0
蒸かす ふ-かす [2] 湯気を当てて柔らかくする。「おやつに芋を―して食べる」 0
咳唾 ガイダ ①せきとつば。せきばらい。 ②目上の人の言葉を敬っていう語。 0
買収 バイシュウ [0] ①買い取ること。「会社の株を―する」 ②ひそかに利益を与えて味方に引き入れること。「反対派を―する」 0
制止 セイシ [0] 他人の言動などを押しとどめること。押さえつけること。「警官の―を振り切って車は暴走した」 0
言 こと [2] 口に出して言うこと。言葉。「ひとり―をつぶやく」 0
十手 ジッて [0],[3] 江戸時代、捕(と)り手が持っていた道具で、手元に鉤(かぎ)のある鉄や真鍮(シンチュウ)の棒。刀剣をたたき落としたり、相手を攻撃したりするのに用いた。手木(てぎ)。じってい。 0
生醬油 きジョウユ ①水で割ったり煮たりせず、また、他の調味料を加えていない醬油。 ②もろみからしぼり出したままで、熱処理などをしていない醬油。 0
大手 おおて [0] ①相場で、多額の売買をする人や会社。また、同業のなかで規模の特に大きな会社。大手筋。「―電機メーカー」 ②城の正面。「―門」 ③敵を正面から攻める部隊。 ②③追手(おうて) ②③搦手(からめて)参考「おおで」と読めば別の意。 0
疑懼 ギク [1] 疑いおそれること。疑怖参考「懼」はびくびくしておそれる意。 0
唐桟 トウザン たてじまの綿織物。桟留縞(サンとめじま)。桟留。由来インド南東岸のサントメから渡来したことから。参考もとは輸入物の桟留縞を指したが、後に日本でもつくられるようになり、すべて唐桟と呼ぶようになった。 0
営む いとな-む [3] ①生活のための仕事として行う。経営する。「印刷会社を―む」 ②計画どおり物事を行う。「三回忌の法事を―む」 0
抜け殻 ぬけがら [0] ①セミやヘビなどが脱皮したあとの殻。 ②心を奪われて、うつろな状態にあるさま。また、その人。「魂の―同然になる」 ③中身がなくなってあとに残ったもの。 0
着用 チャクヨウ [0] 衣服や装身具などを身につけること。「ネクタイ―のこと」 0
蜀犬日に吠ゆ ショッケンひにほゆ 知識の浅い人たちが、すぐれた人の言動を理解できずに、疑って非難し、騒ぎ立てること。 由来蜀の地方は山が高くて霧が多く、たまに太陽が出ると怪しんで、イヌが吠えることから。〈韓愈(カンユ)の文〉 吠日(ハイジツ)の怪 0
霊屋 たまや [2] ①霊魂をまつる建物。霊廟(レイビョウ) ②葬送の前に棺(ひつぎ)を納めておくところ。 ①②霊殿(たまどの)参考①「レイオク」とも読む。 0
目算 モクサン [0] ①目で見ただけのおおざっぱな見当。目分量で見積もること。「広さを―する」 ②およその見通し。計画。「―を立てる」 0
挌つ う-つ なぐり合う。つかみ合いなぐり合って戦う。 0
転生 テンセイ [0] 死んだものが、次の世で別の人や物に生まれ変わること。「輪廻(リンネ)―」参考仏教では「テンショウ」と読む。 0
墨守 ボクシュ [1] 自分のやり方や主張を固く守って改めないこと。「従来の方針を―する」故事 中国、戦国時代、楚(ソ)の公輸盤(コウシュハン)が宋(ソウ)を攻略するため雲梯(ウンテイ)という城攻め用のはしごを作った。これを知った非戦論者の墨子は、その攻撃をとめるべく公輸盤と論争の末、雲梯の模型を作って戦い、墨子が勝って、宋への攻撃をあきらめさせたという故事から。〈『墨子』〉 0
長ける た-ける [2] ①熟達する。すぐれる。「語学に―けている」 ②盛りになる。季節が深まる。「春が―ける」 ③盛りが過ぎる。末に近づく。「年―けた人」 0
用命 ヨウメイ [0] 用事をいいつけること。注文をすること。また、その用事や注文。「なんなりと、ご―ください」 0
窓 まど [1] ①室内に光や空気をとり入れるために、壁や屋根に設けられた開口部。「回転―」 ②外と内とをつなぐもののたとえ。「心の―を開く」「目は心の―」 0
鼈羹 ベツカン 禅宗の寺院で用いる菓子の一種。ヤマノイモをすって小麦粉や砂糖などと練り合わせ、蒸して亀甲(キッコウ)の形に切ったもの。 0
選る よ-る [1] 選び出す。「きれいな果実を―る」 参考「選(え)る」が転じたもの。 0
故い ふる-い 昔のことである。昔のものである。以前の。以前からの。「―い話」「―い手紙の束」表記「古い」とも書く。 0
霜枯れ しもがれ [0] ①霜のために、草木が枯れしぼむこと。また、その枯れた草木。「―の野原」 冬 ②「霜枯れ時」の略。草木が霜枯れする季節。または、商売の景気の悪い時節。「―三月(みつき)」 0
偶像 グウゾウ [0] ①木・石・金属などで作った像。 ②信仰の対象として、神仏などをかたどった像。「―崇拝」 ③伝統的または絶対的権威として、崇拝やあこがれの対象となるもの。「―視する」 0
旧約聖書 キュウヤクセイショ キリスト教聖典の一つ。もとユダヤ教の聖典で、キリスト(救世主)の出現を予言している。全三九巻。旧約全書。新約聖書参考「旧約」は、神の人間に対する以前からの契約の意。 0
消磨 ショウマ [1] ①すり減ること。また、すり減ってなくなること。「気力が―する」 磨滅②すり減らすこと。また、時間などを費やすこと。「趣味に歳月を―した」 表記「銷磨」とも書く。 0
実名 ジツメイ [0] 本当の名前。本名(ホンミョウ)。「―での報道を避ける」 仮名・偽名・筆名 0
甲乙 かるめる [1] 音の高低。かりめり。めりかり。 由来邦楽で、基本より上がる音を「かる」、下がる音を「める」ということから。表記「上下」とも書く。参考「コウオツ」と読めば別の意。 1
病歿 ビョウボツ [0] 病没 0
面瘡 おもくさ 顔にできるかさ。また、その跡。顔にできるはれものや、にきび・そばかすなど。 1
拿獲 ダカク 罪人などをとらえること。つかまえること。拿捕・捕獲 0
弱者 ジャクシャ [1] 力の弱い者。特に、社会的立場の弱い者。「―の立場で考える」 強者 0
生みの親より育ての親 うみのおやよりそだてのおや 生んでくれただけの親よりも、育ててくれた親のほうに、愛情も恩義も感じるものだということ。 0
犇く ひしめ-く [3] 多くのものが集まり、押し合って騒ぐ。「祭の見物客が―いている」 0
旧い ふる-い [2] ①昔の。以前からの。古びた。 ②もともとの。 0
筋力 キンリョク [1] 筋肉の力。「練習を長く休んで腕の―が落ちた」 0
等式 トウシキ [0] 二つまたはそれ以上の数または式を、等号で結び、それがひとしいことを示す恒等式と方程式。不等式 0
福茶 フクチャ [2] 黒豆・昆布・山椒(サンショウ)などを加えて、煎(セン)じ出した茶。正月・節分などに縁起物として飲む。新年 0
算出 サンシュツ [0] 計算で答えを出すこと。計算して数値を出すこと。「価格を―する」 0
燧火 スイカ ①火打ち石などを打ち合わせて発火させる火。うちび。きりび。 ②敵の来襲などを味方に合図する火。のろし。 烽火(ホウカ)・燧烽。 0
結石 ケッセキ [0] 内臓の分泌液の成分から形成される石のようなかたまり。胆石など。 0
甕 かめ [2] 水や酒などを入れる大きな器。「―に藤(ふじ)をさす」表記「瓮」とも書く。 0
飛瀑 ヒバク [0],[1] 高い所から勢いよく落ちる滝。飛泉 夏 0
焦がす こ-がす [2] ①物を焼いて黒くする。「うっかりして魚を―した」 ②切ない思いで心を苦しめる。悩ます。「身を―すような恋」 0
浅知恵 あさヂエ [0] あさはかでつまらない知恵。見えすいた考え。 浅才(センサイ) 0
寧馨児 ネイケイジ すぐれた子ども。神童。「寧馨」は、中国の晋(シン)・宋(ソウ)代の俗語で「このような」という意味。 0
懸念 ケネン [0],[1] ①危ぶみ心にかけること。気になって心配すること。「成り行きが―される」 ②ある対象に心を集中して考え続けること。 0
慢罵 マンバ 人をあなどり、ののしること。 0
沃度 ヨード [1] 「沃素(ヨウソ)」に同じ。参考「ヨード」はドイツ語から。 1
已然 イゼン すでにそうなっていること。もはや終わっていること。 0
生娘 きむすめ [2] まだ世間をよく知らない純真な娘。特に、男性との性的経験のない娘。処女。 0
発揮 ハッキ [0] もっている能力や特性をあらわし示すこと。「本領を―する」「実力が―できて満足だ」 0
訃告 フコク 「訃報」に同じ。 0
事実無根 ジジツムコン [1] 事実に基づいていないこと。根拠がなくいつわりであること。 0
一層 イッソウ [(名)1],[(副)0] ①層になっているものの一つ。 ②さらに勢いが強くなるさま。ますます。ひとしお。さらに。「成績が上がり―努力する」 0
怒濤 ドトウ [0] ①荒れ狂う大波。「―のごとく押し寄せる大軍」 ②移り変わりの激しいこと。「疾風―の時代」 0
下問 カモン [0] ①目下の者に物事をたずねること。下聞(カブン) ②他人から受けた質問をへりくだっていう語。「御(ゴ)―に答える」参考②「御」をつけて用いる。 0
逆様 さかさま [0] 順序や位置などが反対であること。また、そのさま。ぎゃく。さかさ。さかしま。「―に落ちる」 0
合作 ガッサク [0] ①共同で一つの物を作ること。また、その作品。「日米―映画」 ②共通の目的のために協力すること。「国共―」 0
部位 ブイ [1] 全体に対して、ある部分が占める位置。「損傷の―によって修理法が異なる」 0
凝然 ギョウゼン [0] じっとそのまま動かないさま。「―と立ちつくす」 0
抗弁 コウベン [1],[0] ①相手の意見に対抗して言いたてること。抗言・抗論 ②民事裁判で、相手の訴えを排斥するために別の主張をすること。「―権を行使する」 0
水晶 スイショウ [1] 六角柱の結晶となった石英。純粋なものは無色透明で、印材・装飾品・光学機器などに用いる。「―でできた置物」 0
希少 キショウ [0] 非常に少ないこと。めったにないこと。「―価値のある品」 「稀少」の書きかえ字。 0
奈何・奈 いかん ①事の次第。どうであるか。「理由の―は問わない」 ②どのように。「―せん仕方がない」表記「如何」とも書く。参考「いかに」の転じたもの。 1
徒刑囚 トケイシュウ 旧刑法で、重刑を科せられた囚人。男は島送り、女には内地での労役を課した。 0
沢桔梗 さわギキョウ [3] キキョウ科の多年草。山野の湿地に自生。葉はササの葉形。初秋、紫色の唇形の花を総状につける。秋表記「山梗葉」とも書く。 0
栄華 エイガ [1] 権力や財力をわがものとして、はなやかにさかえること。「ありし日の―をしのばせる」 0
四六時中 シロクジチュウ [0] 一日中。いつも。「四六時」は四掛ける六で二四時間。「―小言を言われる」 二六時中 0
創始 ソウシ [1] 新しく開始すること。また、そのはじまり。「赤十字の―者」 0
塗る ぬ-る [0] ①物の表面に液体や塗料などをのばしてつける。「ペンキを―る」「人の顔に泥を―る(名誉を傷つける)」 ②化粧する。「真っ白に―った顔」 0
羂索 ケンサク ①鳥獣を捕らえるわな。 ②仏や菩薩(ボサツ)が衆生(シュジョウ)を救うために用いる、五色の糸をより合わせて作った縄。 0
言行一致 ゲンコウイッチ [0] 口で言うことと実際の行動とが一致していること。言行相反・言行齟齬(ゲンコウソゴ) 0
蒼蠅 ソウヨウ [0] ①あおばえ。はえ。 ②陰で人を陥れようと中傷し、権力者にへつらうつまらない人のたとえ。 0
現役 ゲンエキ [0] ①現時点で、仕事またはある社会の中で活動をしていること。また、その人。 ②高校に在学中の大学受験生。浪人 ③旧軍隊で、軍事関係の仕事に在職中であること。また、その人。予備役・退役 0
鶯鳴かせたこともある うぐいすなかせたこともある 今は年老いてしまったが、若いころにはウメが枝にウグイスをとまらせて鳴かせるように、男性からもてはやされたこともあったということ。 0
事務 ジム [1] 会社・団体・商店などで、書類作成などおもに机上で処理する仕事。「―員」 0
夕星 ゆうずつ 夕方、西の空に見える金星。宵の明星(ミョウジョウ)。 表記「長庚」とも書く。 1
鍬初め くわはじめ 正月の吉日に恵方(エホウ)の畑にくわを入れ農事の始まりとし、豊作を願う行事。くわぞめ。くわいれ。 新年 0
厚皮香 もっこく ツバキ科の常緑高木。 由来「厚皮香」は漢名から。 木斛(モッコク) 1
惨怛 サンダツ いたましく哀れなさま。また、悲しみで心が痛むさま。 惨憺(サンタン) 0
任俠 ニンキョウ 弱い者を助け、強い者をくじくという気風。おとこ気。おとこだて。表記「仁俠」とも書く。 0
反骨 ハンコツ [0] 権力などに対して反抗する気概。「―精神」表記「叛骨」とも書く。 0
精強 セイキョウ [0] とりわけ強く、すぐれていること。「―を誇るチーム」 0
瘴気 ショウキ [1] 熱病を起こすという山川の毒気や悪気。 瘴毒 0
賤民 センミン [0],[3] 昔の制度上、社会の下層身分とされた人々。江戸時代では士農工商の身分階級の下に、えた・非人(ヒニン)が置かれ、厳酷な差別待遇をされた。 0
唐櫃 からびつ [0] 四本、または六本の脚のついた中国風の箱。衣類・調度品などを入れる。 0
釜殿 かなえどの 宮中や将軍家の大奥にあった、湯や膳(ゼン)を準備するための建物。また、そこに仕えた人。かないど。表記「鼎殿」とも書く。 1
陪臣 バイシン [0] ①臣下の家来。 ②江戸時代、諸藩の大名に仕えていた家臣。 ①②直参 0
三杯酢 サンバイず [3] 酢と醬油(ショウユ)とみりんまたは砂糖を適量に合わせた調味料。また、それで味付けした料理。 参考酢と醬油、また、酢と塩をまぜ合わせたものを「二杯酢」という。 0
左遷 サセン [0] 地位や役職を、それまでよりも低いものに格下げすること。また、遠隔地に転任させること。 由来昔の中国では右を尊んだことから「左」は下げる・くだす、「遷」は移す意。〈『史記』〉「地方支店に―される」 栄転 0
南山不落 ナンザンフラク 城などが堅固で容易には滅びないこと。終南山(シュウナンザン)のように永久に崩れない意から。金城鉄壁・金城湯池 0
可愛さ余って憎さが百倍 カワイさあまってにくさがヒャクバイ かわいいと思う心が強かっただけに、いったん憎いと思えば憎しみが何倍にも強くなるということ。 0
条達 ジョウタツ ①枝が伸びるように、四方に伸び通じること。 ②すじみちがはっきりしていること。 0
漏電 ロウデン [0] 機械や電線の絶縁不良や損傷によって、電気が外へもれること。 0
天の与うるを取らざれば反って其の咎めを受く テンのあたうるをとらざればかえってそのとがめをうく 天が与えてくれた好機をのがすと、逆に天から罰を受けることになるということ。好運・好機は、大切にして十分生かすべきであるという教え。故事 中国の秦(シン)末、項羽と劉邦(リュウホウ)が天下の覇(ハ)を争っていたとき、劉邦の重臣韓信(カンシン)に対し、通(カイトウ)が劉邦への謀反(ムホン)をすすめたときの言葉。これをしりぞけた韓信は、やがて天下統一を果たした劉邦に斬罪(ザンザイ)されてしまった。〈『史記』〉 0
文箱・文筥 ふばこ ①手紙などを入れて保管する手箱。 ②手紙などを入れ、相手に届けるための細長い箱。状箱 ③書物を入れ、背負って運ぶ箱。参考「ふみばこ」とも読む。 0
分相応 ブンソウオウ [1] 身分・地位・能力にふさわしいさま。応分。「―の身なり」 0
心霊 シンレイ [0] ①たましい。 ②科学では解明できない、霊魂が引き起こすと想像される不思議な事柄や現象。「―写真」 0
沸騰 フットウ [0] ①水が熱せられて、内部から気泡を生じて気化すること。煮えたぎること。 ②わき立つように盛んになること。騒ぎ立つこと。「議論が―する」 0
終業 シュウギョウ [0] ①その日の仕事が終わること。「工場で―のチャイムが流れる」 ②学校で、一定期間の授業が終わること。「二学期の―式」 ①②始業 0
延引 エンイン [0] 物事が予定より遅れ、長引くこと。「長雨で工事が―しそうだ」遅延・遅滞参考「エンニン」とも読む。 0
打成一片 ダジョウイッペン ①禅宗で、一切を忘れて座禅に没頭すること。座禅に徹することにより、自他の対立がまったくない境地に至ること。 ②すべてのことを忘れて物事に専心すること。〈『碧巌録(ヘキガンロク)』〉一意専心参考「打成」は「タジョウ」とも読む。 0
安穏無事 アンノンブジ 変わったこともなく、穏やかなさま。世の中や日日の暮らしが穏やかなさま。「ひたすら一家の―を願う」平穏無事 0
大赦 タイシャ [1] 国家の慶事の際、政令で定めた罪を赦免すること。恩赦の一種。「―が行われる」 0
検地 ケンチ [0],[1] 近世、田畑の境界・面積・等級・耕作者などを測量・調査したこと。「豊臣秀吉(とよとみひでよし)が行った太閤(タイコウ)―」 0
三人寄れば文殊の知恵 サンニンよればモンジュのチエ 特別に頭がよい者でなくても、三人集まって相談すればよい考えが出てくるものであるということ。「文殊」は知恵をつかさどるといわれる文殊菩薩(ボサツ)。 衆力功あり 0
恍然 コウゼン [0] 「恍惚(コウコツ)」に同じ。「―と美しい宝石を見つめ続けた」 0
経典 キョウテン [0] ①仏教の教えを記した書物。 ②宗教の根本の教義を記した書物。キリスト教では聖書、イスラム教ではコーランをさす。参考「ケイテン」と読めば、中国の聖人や賢人の教えを記した書物の意。 0
赧める あから-める 恥ずかしくて顔を赤くする。赤面する。 0
祖 おや [1] その家系の初代の人。始祖。また、先祖の人々。 0
婚星 よばいぼし 流れ星。秋表記「夜這星」とも書く。 1
戦利品 センリヒン [0] 戦争で敵から奪った物品。特に、戦場で、敵国の国有財産を押収して自国の所有にしたもの。 0
煩い うるさ-い [0] ①音や声が大きくてやかましい。「ジェット機の騒音が―い」 ②小さなことにまで口出しする。口やかましい。「母は―過ぎる」 ③しつこくてやりきれない。「―くつきまとう」 ④見識があり、批評をしたがる。「部長は料理に―い」 ⑤わずらわしい。面倒だ。「手続きが―い」 0
玉蟾 ギョクセン 月の異称。月に蟾(ヒキガエル)がすむという中国の伝説から。 0
憤慨 フンガイ [0] 非常に腹を立てて嘆くこと。ひどく怒ること。「発言を無視されて―する」慨嘆・慷慨(コウガイ) 0
御辞儀 おジギ [0] 頭を下げてする礼や挨拶(アイサツ)。 0
含羞 ガンシュウ [0] はずかしがること。はじらい。「―の風情」 0
乱入 ランニュウ [0] 乱暴にむりやり押し入ること。「暴漢の―」表記「濫入」とも書く。 0
穂 ほ [1] ①植物の花や実が、長い花軸のまわりにたくさんついたもの。イネ・ススキ・麦などに見られる。「―が出る」 ②とがったものの先。「筆の―を指先でそろえる」 0
手垢 てあか [3] ①手についたあか。 ②人の手が触れたことで、物についたよごれ。「―のついた本」 0
后 のち [2],[0] あと。うしろ。「議論をした―決定する」表記「後」とも書く。 0
翠微 スイビ ①山のほのかな青緑色のもや。 ②高山の八合目あたり。 0
覆車の戒め フクシャのいましめ 先人の失敗を見て、教訓とするたとえ。前の車の転覆は後続の車の戒めとなる意から。〈『晋書(シンジョ)』〉前者覆轍(ゼンシャフクテツ)・前覆後戒 0
摂氏 セッシ [1] 温度目盛りの一種。一気圧のもと、水の氷点を〇度、沸点を一〇〇度として、その間を一〇〇等分したもの。記号は℃を用いる。 由来提唱者とされるセルシウスの漢名「摂爾思」から。 表記「セ氏」とも書く。 0
挈げる ひっさ-げる 手にひっかけて持つ。「かばんを―げて歩く」 0
郭大 カクダイ 広げて大きくすること。また、広がって大きくなること。「勢力を―する」表記「拡大」とも書く。 「廓大」の書きかえ字。 0
兄弟牆に鬩げども外其の務りを禦ぐ ケイテイかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ 仲間どうしで内輪もめしていても、外敵がくると力を合わせてこれにあたること。兄弟についていう語だが、一般に仲間にもいう。「牆」はかきね。「鬩ぐ」は言い争う、仲たがいすること。「務り」は侮辱の意。〈『詩経』〉 0
陸続 リクゾク [0] 人や車などが絶え間なく続いているさま。「―と進む優勝記念パレード」 0
浅甕 さらけ 酒をつくるのに用いた底が浅いかめ。 参考「さらげ」とも読む。 1
国士無双 コクシムソウ [4],[1] 国内に比べる者がないほどすぐれた人物。「無双」は並ぶ者がない意。〈『史記』〉天下無双・古今無双 0
集注・集註 シッチュウ ①たくさんの物を一か所に集めること。 ②書物の注釈を集めて、一つにまとめたもの。 参考「シュウチュウ」とも読む。 0
甚句 ジンク [1] 七・七・七・五の四句からなる俗謡の一種。「米山―」 0
中立 チュウリツ [0],[4] ①両者の間に立ち、どちら側にも偏らないこと。 ②戦争をしている国に対して、どちらにも援助しないという立場をとる国の国際法上の地位。非同盟 0
対聯 ツイレン [0] 一対になっている掛け軸。参考「聯」は分けて書いた対句を掛けた飾りの意。 0
妊る みごも-る [3] 胎内に子を宿す。妊娠する。懐胎する。「初めての子を―る」 0
収量 シュウリョウ [3] 収穫の分量。「今年は天候に恵まれ米の―も多い」 0
扇枕温被 センチンオンピ 親に十分な孝養を尽くすこと。夏は枕(まくら)もとで扇をあおぎ、冬は布団を温めておく意から。「被」は布団のこと。〈『晋書(シンジョ)』〉 温凊定省(オンセイテイセイ) 0
大祓 おおはらえ [3] 罪やけがれをはらい清める神事。六月と一二月の末日に、宮中や神社で行う。参考「おおはらい」とも読む。 0
罫書き・罫描き ケがき 工作物の加工の際、必要な線や印を直接工作物につけること。 0
糾明 キュウメイ [0] 罪悪・不正などを問いただして明らかにすること。「汚職を―する」糾問・糾弾 「糺明」の書きかえ字。 0
抱懐 ホウカイ [0] 心にいだきもつこと。心に思うこと。また、その思い。「独立の意を―する」 0
樺太 からふと サハリンの日本語名。北海道の北にある南北に細長い島。かつては日本人も住んでいたが第二次世界大戦後はロシア連邦の領土。 1
遜る へりくだ-る [4],[0] 相手を敬い、自分を卑下する。謙遜(ケンソン)する。「―った言い方」 0
按摩 アンマ [0] 筋肉をもみほぐして血行をよくすることによって、疲労を回復したり病気を治したりする療法。またそれを職業とする人。「温泉で―を頼む」 0
走野老 はしりどころ [4] ナス科の多年草。山中の湿地に自生。春、暗紅紫色の釣鐘形の花をつける。全草有毒。 由来根がトコロ(野老)に似て太く、誤って食べると走り回って苦しむことから。 表記「虎茄」とも書く。 1
煮え湯を飲まされる にえゆをのまされる 自分が信じている人間に裏切られ、手ひどい目にあわされるたとえ。熱湯を飲まされる意から。「頼りにしていた兄に―れた」 0
孤注一擲 コチュウイッテキ 運命をかけてのるかそるかの大勝負をすること。「孤注」は、ばくちで有り金を全部かけて勝負する、「一擲」は、一度さいころを投げる意。乾坤一擲(ケンコンイッテキ) 0
嘱む たの-む ①まかせる。言葉をよせてゆだねる。 ②言いつける。 0
五蘊 ゴウン [0],[1] 人間を形成する五要素。色(シキ)(肉体)・受(感覚)・想(想像)・行(ギョウ)(意志)・識(判断)。 0
円陣 エンジン [0] ①円形の陣立て。 ②多くの人が集まり、まるく並ぶこと。「キックオフの前に―を組む」 0
黄檗料理 オウバクリョウリ 中国風の精進料理である普茶(フチャ)料理の別称。胡麻(ゴマ)豆腐や巻繊(ケンチン)などを含む。 由来京都、宇治の黄檗山万福寺の僧の料理が広まったことから。 0
順路 ジュンロ [1] 順序よく進んで行ける道筋。「展覧会場の―」 道順 0
万機 バンキ [1] 政治上の重要な多くの事柄。天下の政治。「―公論に決すべし(政治は世論のおもむくところにしたがって決定せよ)」 0
方人 かたうど ①歌合わせなどで、両方に分かれたときの一方の組の人。 ②味方。仲間。参考①「かたひと」とも読む。 1
子房 シボウ [0] 被子植物のめしべの下のふくらんだ部分。受精後、果実になる。実礎。 0
趣味 シュミ [1] ①職業や専門でなく、楽しみやたしなみとして好むもの。「―は音楽鑑賞です」 ②物のおもむきや美しさ・味わいなどを感じとる能力。「―のよい柄(がら)」 0
接触 セッショク [0] ①近づいて触れること。「車どうしの―事故」 ②他人や外界と交渉をもつこと。「相手国の高官と―した」 0
隼 はやぶさ [0] ハヤブサ科の鳥。断崖に巣をつくる。はやい速度で飛び、勇敢である。小鳥などを捕食。鷹(たか)狩りに使う。「―が獲物を狙(ねら)って急降下した」 冬 表記「鶻」とも書く。 0
続続 ゾクゾク [0],[1] 続いて絶えないさま。「閉店セールに客が―とつめかけた」 次次(つぎつぎ) 0
土倉 ドソウ [0] 室町時代の高利貸し。由来土倉を建てて質物や金品を保管したことから。参考「どくら・つちくら」とも読む。 0
慧敏 ケイビン [0] かしこくて、機転がきくこと。「その場の雰囲気を―に感じ取る」 0
退紅 あらぞめ [0] ①ベニバナで染めた薄い紅色。あらいぞめ。 ②薄紅色に染めた短い狩衣(かりぎぬ)で仕丁(ジチョウ)などが着用した。表記「桃花染・荒染」とも書く。参考「タイコウ」とも読む。 1
退去 タイキョ [1] ある場所から立ちのくこと。「―命令」 0
優婆夷 ウバイ [2] 在家のまま仏門に入った女性。信女(シンニョ)。近事女(ゴンジニョ)。優婆塞(ウバソク)由来梵語(ボンゴ)の音訳から。 0
音吐 オント [1] 声の出し方。また、その音声。こわね。「―朗朗」 0
遣わす つか-わす [0],[3] ①行かせる。さし向ける。派遣する。「特使を外国に―した」 ②身分の高い者が物を下げ与える。また、目下の者にしてやる。「刀を―す」「取り立てて―す」 0
駐車 チュウシャ [0] 自動車などを、一定時間以上とめておくこと。「駅の周辺は―禁止です」参考一時的にとめる「停車」とは区別される。 0
厳か おごそ-か [2] いかめしく、身が引きしまるほど重々しいさま。「式典が―に行われた」表記「儼か」とも書く。 0
蒸気・蒸汽 ジョウキ ①液体の蒸発、固体の昇華により生じる気体。 ②水蒸気。ゆげ。 ③「蒸気船」「蒸気機関」の略。ともに蒸気の力で動く。 0
謀 はかりごと [0] くわだて。計画。もくろみ。「念を入れて―をめぐらす」 0
嶮岨 ケンソ [1] 険阻 0
忍術 ニンジュツ [1] 武家時代に忍者が使った、人目につかずに行動する術。甲賀流・伊賀(イガ)流などが有名。しのびの術。 0
焜く かがや-く 火の光がほんのりとかがやく。ひかりかがやく。 0
山窩 サンカ [1] 住所を定めず山野や河原で野営しながらさすらいの生活をしていた人々。狩猟や竹細工などを業とした。 参考「サンワ」とも読む。 0
魔羅 マラ [2] ①仏道修行を妨げ、人の心を惑わすもの。 ②陰茎。参考②もと、僧の隠語から。 0
名声 メイセイ [0] 高い評価。よい評判。ほまれ。「世界的な―を博する」 0
満喫 マンキツ [0] ①十分に飲み食いすること。「山海の珍味を―する」 ②十分に味わい満足するほど楽しむこと。「高原の秋を―する」 0
検べる しら-べる 取りしらべる。しらべあらためる。参考本来、多くの証言を集めて詳しくしらべること。 0
意志薄弱 イシハクジャク [1] 意志が弱く、決断力や忍耐力が非常に乏しいこと。薄志弱行・優柔不断意志堅固 0
註文 チュウモン [0] 注文 0
総会 ソウカイ [0] 団体や機関の関係者全員による会議。「株主―」「臨時―を開く」 0
金満家 キンマンカ [0] 大金持ち。財産家。資産家。富豪。「町で有数の―」 0
撃砕・撃摧 ゲキサイ 物をうち砕くこと。また、敵を攻撃してうち破ること。撃破・撃滅 0
義務 ギム [1] 人として当然行うべきこと。また、法律上定められた、しなければならないこと。「納税の―」責務権利
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漢字の豆知識 「権利」や「芸術」は中国にはない?日本で生まれたオリジナルの漢字(公財)日本漢字能力検定協会 0
極点 キョクテン [3],[0] ①これより先に行きようがない最終地点。 ②南北の緯度九〇度の地点。北極点・南極点。 0
可憐 カレン [0] かわいらしいさま。愛らしくいじらしいさま。「―な少女」
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漢字の豆知識「日本と中国で意味が異なる漢字2」(公財)日本漢字能力検定協会 0
随想 ズイソウ [0] 思いつくまま、折にふれて感じたこと。また、それを記した文章。 随感・偶感 0
膃肭臍 おっとせい [3],[0] アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物。北太平洋にすむ。体は流線形で、あしはひれ状。毛皮や肉を利用する。 由来「膃肭」はアイヌ語「オンネウ」の中国での音訳、「臍」は陰茎を臍(ほぞ)(へそ)と呼んで、薬用にしたことから。表記「海狗」とも書く。 1
子養わんと欲すれど親待たず こやしなわんとほっすれどおやまたず 子どもが、育ててくれた恩を返すために親孝行しようと思っても、そのときにはすでに親は亡くなってしまっている。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉 0
泥臭い どろくさ-い [4] ①どろのようなにおいがする。「―い川魚は苦手だ」 ②服装や行動などがやぼったい。あかぬけしない。 0
宮中 キュウチュウ [1],[0] ①宮殿の中。皇居の中。禁中 ②神宮の境内。 0
獣 しし [1] けもの。特に、シカやイノシシのように狩でしとめて食用にする動物。 0
三行半 みくだりハン [5] 江戸時代、夫が妻に与えた離縁状。転じて、離縁すること。 由来離縁の理由などを簡略に三行半で書いたことから。 1
跌く つまず-く ①足先が物にあたって、ころびそうになる。「石に―く」 ②途中で失敗する。「人生に―く」 0
亀卜 キボク [1],[0] カメの甲羅を焼いてそのひび割れで吉凶を占うこと。また、その占い。「古代、―で吉凶を判じた」 0
暈取り くまどり ①日本画の手法で、遠近や凹凸を濃淡で表すもの。ぼかし。 ②歌舞伎(カブキ)などで、役柄を誇張するため顔に赤・青・黒の彩色を施すこと。また、その模様。くま。「顔に―をする」表記「隈取り」とも書く。 0
柳眉を逆立てる リュウビをさかだてる 美人がまゆをつりあげて、ひどく怒るさまのたとえ。参考「逆立てる」は「釣り上げる」ともいう。 0
拇 おやゆび ①ゆび。 ②親指。おおゆび。 0
皮膜 ヒマク [0],[1] ①皮膚と、粘膜。 ②皮のようなうすい膜。 ③区別がむずかしいごく微妙な違い。「虚実―の間」 0
纔か わず-か かろうじて。やっとのことで。ようやく。「水害で、この地区だけが―に難を逃れた」 0
同舟 ドウシュウ [0] 同じ舟に乗り合わせること。また、その人。「呉越―(仲が悪くても利害や目的が共通であれば、互いに協力すること)」 0
臨機応変 リンキオウヘン [1] 状況や事態の変化に応じて、柔軟にそれにふさわしい処置をすること。「応変」は変化に応じること。「混乱が生じれば―に対応する」随機応変・量体裁衣
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四字熟語根掘り葉掘り81:「臨機応変」はおとなになった証
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
不善 フゼン [0] よくないこと。人の道にはずれること。「小人(ショウジン)閑居して―を為(な)す(つまらない人間は、一人でいると暇なため、悪いことをしがちである)」 0
実用 ジツヨウ [0] 実際に使用すること。実際に用いて役に立つこと。「―化」「―的」 0
憊れる つか-れる 倒れるほどに弱る。力も尽きるほどにくたびれきる。 0
沫雪 あわゆき [2] あわのように軽くて消えやすい雪。春表記「泡雪」とも書く。
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漢字の豆知識 知っていますか?「六花」や「風花」 ~風情あふれる雪の呼び名~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
入る はい-る [1] ①外からなかへ移る。「玄関から―る」 ②団体や組織などの一員になる。「小学校に―る」「野球部に―る」 ③収容できる。「金庫に―った書類」 ④自分のものにする。「文法はもう頭に―った」 ⑤その時期になる。「スキーシーズンに―る」「梅雨に―る」 0
観光 カンコウ [0] 旅先で名所や旧跡などを見物してまわること。「―地」「―旅行」 0
香奠 コウデン [0] 香典 0
断悪修善 ダンアクシュゼン 悪い行いをたち、善い行いをすること。一切の煩悩(ボンノウ)をたとうとする誓い。参考「断悪」は「ダンナク・ダンマク」とも読む。止悪修善(シアクシュゼン) 0
卜占 ボクセン [0] うらなうこと。うらない。占卜 0
贅肉 ゼイニク [0] 体についた余分な肉や脂肪。転じて、余計なもののたとえ。「運動不足で―がつく」「文章の―をそぎ落とす」 0
撚る よ-る [1] 指でねじりからませる。二本以上のものをねじり合わせて一本にする。「紙を―ってこよりをつくる」 0
荒業 あらわざ [0] 力のいるはげしい仕事。荒仕事。また、荒かせぎできる仕事。 0
葛藤 つづらふじ [3] ツヅラフジ科のつる性落葉植物。山野に自生。夏に薄緑色の花が咲く。つるは強く長く、かごなどを編む。根・茎は鎮痛・消炎・利尿剤など薬用とする。参考「カットウ」と読めば別の意になる。 0
由来 ユライ [(名)0],[(副)1] ①物事の経てきた過程や道筋。いわれ。「植物の名前の―を調べる」「その地方の民話に―する祭り」来歴 ②もともと。「―子どもは遊ぶものだ」元来・本来参考「由(よ)って来るところ」の意。 0
狩襖 かりあお 「狩衣(かりぎぬ)」に同じ。 0
巧言令色鮮(すく)なし仁(ジン) コウゲンレイショクすくなしジン 口先がうまく愛想のよい人には、仁の徳は少ないものだということ。「令色」はよい顔色をとりつくろうこと。〈『論語』〉剛毅木訥(ゴウキボクトツ)仁に近し 0
乏少 ボクショウ 物がとぼしく少ないこと。参考「ボウショウ」とも読む。 0
豆を煮るに萁(まめがら)を然(や)く まめをにるにまめがらをやく 兄弟・仲間同士が互いに傷つけあうたとえ。「然」は燃やすの意。豆を煮るのに、その豆の殻を燃やす意から。故事 魏(ギ)の曹操(ソウソウ)の子、曹植(ソウチ)は、詩才にすぐれていた。それをねたんでいた兄の文帝から「七歩あるくうちに詩を作れ」と言われ、たちどころに兄弟の不和を嘆く詩を作ったという故事から。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉参考「煮豆然萁(シャトウネンキ)・煮豆燃萁(シャトウネンキ)」ともいう。七歩(シチホ)の才 0
結集 ケッシュウ [0] ちりぢりになっているものを、一つにまとめ集めること。また、まとめ集まること。「全党の総力を―する」参考「ケチジュウ」と読めば別の意になる。 0
香車 キョウシャ [0] 将棋の駒(こま)の一つ。前にのみいくつでも進める。「将棋では―を槍(やり)ともいう」香子(キョウス) 0
花朝月夕 カチョウゲッセキ 春秋の心地よい季節の形容。また、春秋の季節の楽しいひとときのこと。春の花咲く朝と秋の名月さえる夕べ。また、それを愛(め)でる意。のち陰暦二月一五日を花朝、八月一五日を月夕というようになった。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉花晨月夕(カシンゲッセキ)・花朝月夜(カチョウゲツヤ) 0
射石飲羽 セキセキインウ 精神を集中し、必死の思いで事にぶつかれば、どんな困難でも克服できるたとえ。 故事昔、中国の楚(ソ)の熊渠子(ユウキョシ)という人が、暗闇(くらやみ)で大きな石をトラと見誤り、力の限り弓で矢を射たところ、矢は羽根の部分まで石に突き刺さっていたという故事から。「羽」は矢の羽の部分。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉 参考「射石」は「シャセキ」とも読む。 一念岩をも通す 0
艱難汝(なんじ)を玉にす カンナンなんじをたまにす 人は困難や苦労を乗り越えてりっぱになっていくということ。 0
駿足 シュンソク [0] ①「駿馬(シュンメ)」に同じ。 ②走りが速いこと。 鈍足 ③すぐれた才能。また、その持ち主。 俊才 0
法身 ホッシン [0] ①「法身仏」の略。永遠の真理そのものとしての仏。色身 ②法体(出家の姿)となった身。僧侶(ソウリョ)の身。 0
壟断 ロウダン [0] ①切り立って高い丘。 ②利益をひとり占めにするたとえ。「利権を―する」故事 昔、中国で、商人が市場を高所から見渡して安い物を買い占め、それを高く売って利益を得たという故事から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
現状 ゲンジョウ [0] 現在の状態。いまの状況。「―認識が甘い」現況 0
私人 シジン [0] 社会的・公的な立場を離れた一個人。「―として発言する」 公人 0
吞舟の魚は枝流に游がず ドンシュウのうおはシリュウにおよがず 大人物は小者とは交わらない。高邁(コウマイ)な志をもつ者は小事にこだわらないことのたとえ。舟をのみこんでしまうような大魚は、小さな川にはすまない意から。〈『列子』〉大魚は小池に棲(す)まず 0
所持 ショジ [1] もっていること。携帯していること。「麻薬―で捕まる」 所有・携帯 0
鹵 しお 岩塩。海以外からとれる天然のしお。 0
小櫱 めぎ メギ科の落葉小低木。山野に自生。枝に鋭いとげがある。春、淡黄色の小花をつけ、赤い実を結ぶ。 由来「小櫱」は漢名より。和名は、枝葉を煎(セン)じて洗眼薬に用いたことから。 表記「目木」とも書く。 1
葵向 キコウ アオイの花が、日の光のほうに向くこと。転じて、君主や目上の人の徳を、あおぎ慕うこと。葵傾(キケイ)・葵傾向日 0
弁理 ベンリ [1] 物事のちがいを見きわめて、処理すること。 0
長広舌 チョウコウゼツ [3] ①ながながとしゃべること。また、その話。「―をふるう」長舌・多弁 ②大説法。参考「広長舌」から転じた語で、仏の三二相の一つで大きく長い舌の意。 0
爆撃 バクゲキ [0] 飛行機から爆弾などを落として敵を攻撃すること。「敵の基地を―する」 0
肢体 シタイ [0] 手と足。また、手足とからだ。「すらりとした―」 0
医食同源 イショクドウゲン [1] 医薬も食事も、ともに人の健康を維持するためのもので、その根源は同じであるとする考え方。ふだんの食事に注意することが、病気予防の最善の策であるということ。 0
粗忽 ソコツ [0] ①そそっかしいこと。軽はずみなこと。また、そのさま。「―者」 軽率 ②不注意によっておこす誤り・過失。「―をわびる」 粗相 0
弥漫 ビマン [0] 一面に広がること。転じて、風潮などが広がりはびこること。「拝金主義が―している」表記「瀰漫」とも書く。 0
坂東 バンドウ [1] 関東地方の古名。「―武者」由来箱根の坂より東の方の意から。 0
特殊 トクシュ [0] 普通とちがうこと。また、そのさま。「―技能」「―な例を示す」特別一般・普遍 0
夏越の月 なごしのつき 陰暦六月の異名。 由来陰暦六月三〇日に神社で夏越の祓(はらえ)が行われたことから。 0
喃語 ナンゴ [0] ①男女の仲むつまじいささやきあい。 ②赤ん坊が発する、まだ言葉にならない音。 0
岡 おか [0] ①小高くなっている所で、山より低いもの。 ②かたわら。「―惚(ぼ)れする」表記①「丘」、②「傍」とも書く。 0
真綿 まわた [0] くず繭を引き伸ばし、乾燥して作った綿。軽くて保温性に富む。絹綿。 0
魑魅魍魎 チミモウリョウ [1] さまざまな化け物の総称。また、私利私欲のために悪だくみをし、人に害を与える悪者のたとえ。「魍魎」は、河川の気から生じる水の化け物。〈『春秋左氏伝』〉百鬼夜行
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四字熟語根掘り葉掘り50:画数の多い四字熟語を求めて……
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
甘草 カンゾウ [0],[1] マメ科の多年草。中国原産。夏に蝶(チョウ)形で薄紫色の花が咲く。根は甘味(あまミ)があり、甘味(カンミ)料や漢方薬に利用。夏 0
丹 あか [1] あかい色。丹砂(タンシャ)(水銀と硫黄が化合してできた赤い砂)の色。朱色。 0
往亡日 オウモウニチ 凶日の一つ。陰陽道(オンヨウドウ)で外出・旅行・出陣などを忌み嫌う日。年に一二日ある。 0
岩棠子・岩梨 いわなし ツツジ科の常緑小低木。山地に自生。茎は地をはう。早春、淡紅色で鐘形の花をつけ、直径一(センチメートル)ほどの実を結ぶ。実は甘くナシに似る。夏由来「岩棠子」は漢名から。 1
三七日 サンシチニチ [2] 二一日の間。二一日目。特に、人の死後、二一日目。また、その日の法事。みなぬか。「―忌」 由来三七、二一の掛け算から。 0
促成 ソクセイ [0] 人手を加えて、作物を早く生長させること。「野菜の―栽培」 抑制 0
一衣帯水 イチイタイスイ [2],[0] わずかなへだたりのたとえ。一筋の帯のように細く長い川や海。転じて、二つのものが、その間に狭い隔てがあるだけで、きわめて近接していること。〈『南史』〉「日韓両国は―の間にある」参考語構成は「一」+「衣帯」+「水」。 0
降誕 コウタン [0] 神仏・聖人などがこの世に生まれること。「キリスト―祭を祝う」 0
賑やか にぎ-やか [2] ①人出があって騒がしく盛況なさま。「―な繁華街」 ②しゃべり声や音などが大きく陽気なさま。「―な女性」 0
寝耳へ水の果報 ねみみへみずのカホウ 降ってわいたような思いがけない幸せ。 0
刺青 いれずみ [0] ①皮膚に傷をつけて色素を入れ、模様や文字を描くこと。また、その模様や文字。 ②昔の刑罰の一つ。前科者のしるしとした。 表記①「文身・入墨」とも書く。 ②本来「黥」と書く。参考①「シセイ」とも読む。 1
青蝦 しばえび クルマエビ科のエビ。東京湾や伊勢湾などの浅い砂底にすむ。体は淡黄色に青緑色の小さな斑点(ハンテン)がたくさんある。食用。 表記「芝蝦」とも書く。 1
蛋白 タンパク [1] ①卵の白身。卵白 ②「蛋白質」の略。動植物のおもな成分である化合物。「大豆には―質が多く含まれる」 0
活劇 カツゲキ [0] ①格闘場面の多い映画や芝居。「―映画のスター」 ②乱闘。 0
蛭 ひる [1] ヒル類の環形動物の総称。池・沼・水田などにすむ。吸盤をもち、他の動物に吸いついて血を吸う。 夏 0
謫徙 タクシ 罪によって辺境の地に移されること。 0
徴す め-す [0],[2] 君主が臣下をめし出す。つのり集める。官命で呼び集める。 0
半身 ハンみ [0] ①相撲や剣道などで、相手に対し体を斜めにして構えること。また、その姿勢。「―に構える」 ②魚を二枚におろした時の片身。参考「ハンシン」と読めば体の半分の意。 0
不寝番 フシンバン [0],[2] 一晩中寝ないで見張り番をすること。寝ずの番。 0
永住 エイジュウ [0] 一つの土地に死ぬまで住むこと。「アメリカ―権を取得する」 0
白鼠 しろねずみ [3] ①白いネズミ。 ②ドブネズミの改良品種。全身白色で目は赤い。実験用。 ③主家に忠実な使用人や番頭。 ①が大黒天に仕えたということから。黒鼠 0
蛇牀 はまぜり セリ科の二年草。 由来「蛇牀」は漢名から。 浜芹(はまぜり) 1
嘉する よみ-する 神や上位の者が、人間や下位の者の言動を褒める。よしとする。「永い間の貢献を―する」 0
稔る みの-る [2] 穀物の実がはいる。実が熟す。「今年は稲がよく―った」 0
徴発 チョウハツ [0] ①戦時などに、国が人を強制的に集めること。「兵員を―する」 ②物品を強制的に取り立てること。「物資を民間から―する」 ①②徴用 0
朦朦 モウモウ [0] ①霧・もやなどがたちこめて、視界が悪くなるようす。 ②意識があいまいなようす。表記「濛濛」とも書く。 0
蹟 あと ①人などが行き過ぎたのちに残る痕跡(コンセキ)。あしあと。 ②人の功績。 ③物事の行われた場所。また、あとかた。 表記「跡」とも書く。 0
閻魔蟋蟀 えんまこおろぎ [4] コオロギの一種。体長約二・五(センチメートル)と大きく、黒褐色で光沢がある。晩夏、雄は「コロコロリ」と美声で鳴く。 1
鳴る な-る [0] ①音が出る。「鈴が―る」 ②広く世間に知れ渡る。「勇猛で―る戦士」 0
屑屑 セツセツ ①こせこせと小事にこだわるさま。「―たるつまらない奴だ」 ②忙しく働くさま。「―と家業に励む」 ③雨などが細かく降るさま。「―として梢(こずえ)を濡らす」 0
相応しい ふさわ-しい [4] 似合っているさま。つり合っているさま。「年齢に―い服装」 1
二人 ふたり [3] 二個の人。両人。二名。「―の将来を祝う」「―連れの客」参考「ニニン」とも読む。 1
屛居 ヘイキョ ①家の一室に引きこもっていること。 ②世の中からしりぞいて家にいること。隠居 0
玄米 ゲンマイ [1],[0] もみを取っただけで、精白していない米。くろごめ。「―は健康によい」白米 0
華甲 カコウ [1],[0] 数え年六一歳の呼称。還暦参考「華」の字は六つの十と一に分けられ、「甲」は十干の第一番目。 0
悪罵 アクバ [1] ひどく悪口を言うこと。相手を罵倒すること。 0
異観 イカン めずらしいながめ。ふつうとちがった情景。「―を呈する」 0
手頃 てごろ [0] ①手に持つのにちょうどよいさま。 ②希望や条件に合っているさま。「―な値段の家」 0
参画 サンカク [0] 政策や事業などの計画に加わること。「新事業の推進に―する」「男女共同―社会基本法」 0
代署 ダイショ [0] 本人に代わって、その氏名を書くこと。また、その署名。 0
妓楼 ギロウ [0],[1] 遊女をやとい、客の相手をさせた店。遊女屋。妓院・妓館・娼家(ショウカ) 0
僅か わず-か [1] ①数量・度合いや時間などがきわめて少ないこと。ほんの少し。 ②ようやく。かろうじて。「―に息をしている」 0
叶う かな-う [2] 望み通りになる。実現する。「―わぬ恋に悩む」 0
酵母 コウボ [1] 糖分をアルコールと炭酸ガスに分解する発酵作用をもつ菌類。パン・酒・醬油(ショウユ)などの製造に用いる。酵母菌。イースト。 0
囲障 イショウ [0] 法律用語で、隣接した建物の所有者が敷地の境界の上に設置する塀や柵(サク)。建物の所有者が協力しあって設置するのが原則。「―設置権」 0
ふくべ ①ウリ科のつる性一年草。ユウガオの一変種。果実からかんぴょうを作る。 ②ヒョウタンの別称。また、その果実で作った酒や水の容器。ひさご。秋表記「瓢・匏」とも書く。 0
勒魚 しいら シイラ科の海魚。 鬼頭魚(しいら) 1
直滑降 チョッカッコウ [3] スキーで、斜面をまっすぐに滑り降りること。 0
居留守 いルス [0],[2] 家にいるのに、いないふりをすること。「―を使う」 0
判ける わ-ける はっきりと見分ける。きちんと区別する。 0
捨てる す-てる [0] ①いらないものを手離す。「ごみ入れに紙くずを―てる」 ②見はなす。見限る。関係を絶つ。「世を―てる」 ③あきらめて投げ出す。「望みを―てずがんばる」 0
球技 キュウギ [1] ボールを使って行う競技の総称。野球・サッカー・テニスなど。「―大会」「得意な―はサッカーだ」 0
条件反射 ジョウケンハンシャ [5] 生物が、後天的に与えられた一定の条件に対して行うようになる反射。反射と無関係な刺激を与え続けると、無関係な刺激だけで反射が起こるようになること。 0
銹 さび 空気や水にふれて、金属の表面にできる酸化物。「はさみに―が浮く」 表記「錆」とも書く。 0
君子の過(あやま)ちは日月(ジツゲツ)の食の如(ごと)し クンシのあやまちはジツゲツのショクのごとし 君子は過ちを犯すことがあったとしても、それは日食や月食のように一時のことで、すぐにもとのすぐれた徳性に戻るものだということ。〈『論語』〉 0
う あ-う 出あう。道で互いに行きあう。表記「う」とも書く。 0
水底 みなそこ [0] 水の底。 0
食通 ショクツウ [0] 食べ物の味や料理法などに詳しいこと。また、その人。 0
内規 ナイキ [0],[1] ある組織の内部の人たちだけに適用する決まり。内部の規定。 0
経営 ケイエイ [0] ①組織を整えて目的達成のために物事を行うこと。特に、営利事業を営むこと。また、その仕組み。「会社―」 ②目的や方針を定めて組織を運営していくこと。「学級―」 0
竜章鳳姿 リュウショウホウシ すぐれて気高く威厳に満ちた容姿の形容。また、竜のように勇壮で鳳(おおとり)のように気品に満ちた風姿。「竜」「鳳」ともに、想像上のめでたい動物。「章」はあや模様。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
優曇華 ウドンゲ [0],[2] ①インドで、三〇〇〇年に一度花を開くという想像上の木。 ②きわめてまれなことのたとえ。「盲亀(モウキ)の浮木、―の花」 ③天井などにうみつけたクサカゲロウの卵。白い糸状の柄に卵がついて、花のように見える。吉兆とも凶兆ともいう。夏由来「優曇」は梵語(ボンゴ)の音訳から。②①の花が咲くことから。 0
入夫 ニュウフ [0] 旧民法で、戸主の女性と結婚してその夫になること。また、その夫。いりむこ。 0
黄鶲 きびたき [2] ヒタキ科の小鳥。山地の森林で繁殖し、冬は東南アジアへ渡る。雄の背は黒く腹は黄色、雌の背はオリーブ色を帯びた茶色。美しい声でよくさえずる。夏 0
容喙 ヨウカイ [0] 横合いから口を出すこと。さしでぐち。「他人事に―するものではない」参考「喙」はくちばしの意。 0
連発 レンパツ [0] ①続いて起こること。「放火事件が―する」 ②弾丸や言葉を続けざまに発すること。「駄洒落(ダじゃれ)を―する」 0
竿牘 カントク ①文書。書類。 ②書簡。てがみ。ふみ。表記「簡牘」とも書く。参考「カンドク」とも読む。 0
手軽 てがる [0] 手数のかからないさま。簡単なさま。また、たいしたことではないさま。「―な料金で楽しめる」 0
塊 つちくれ [0] 土のかたまり。「―と化した」表記「土塊」とも書く。 0
獅子身中の虫 シシシンチュウのむし [1],[0] 仏の教えを学びながら、仏教に害をなす者。転じて、味方でありながら味方を裏切ったり、恩を仇(あだ)で返す者のたとえ。獅子(ライオン)の体内に寄生し、ついには死に至らしめる虫の意から。〈『梵網経(ボンモウキョウ)』〉 0
和牛 ワギュウ [0] 日本古来のウシ。また、日本の在来種と明治以降輸入した外国種とをかけ合わせ、改良したウシ。現在は食肉用。 0
崇い たか-い 山が高くそびえているさま。転じて、気高いさま。 0
窮余の一策 キュウヨのイッサク 追いつめられて困り果て、苦しまぎれに思いついた手段や方法。窮策。「―で現状を打開した」苦肉の策 0
仄仄 ほのぼの [3] ①ほんのりと。かすかに。「―と夜が明ける」 ②心があたたまるようなさま。「―とした親子のふれあい」 0
実際 ジッサイ [0] ①現実のありさま。ありのままのようす。「難民生活の―を描く」 ②理論や想像ではなく、実地であること。「―には不可能だ」 ③本当に。「―驚いた」 0
唐土 トウド [0] 「唐土(もろこし)」に同じ。 0
旃 はた 無地の赤いはた。曲がった柄につけ、兵などの指揮や招集をする目印に用いた。 0
懇情 コンジョウ [0] 親切な心づかい。「ご―をたまわる」厚情・懇志 0
優待 ユウタイ [0] 他のもの以上に手厚くもてなすこと。特別に有利に扱うこと。「遠方からの客を―する」「―券プレゼント」優遇 0
帷幄の臣 イアクのシン 常に大将のそばにいて作戦計画を立てる部下のこと。参謀。 0
水脈・水尾 みお 遠浅の海や川などで、船が通行できるように深くした水路。 表記「澪」とも書く。 参考「水脈」は「スイミャク」とも読む。 1
末 すえ [1],[0] ①物の先。はし。「―広がりの扇」 ②将来。行く先。「―が楽しみな新人選手」 ③子孫。 ④末っ子。 ⑤ある期間の終わり。果て。「忙しい年の―」 ⑥重要でないこと。取るに足りないこと。「その問題は―の―だ」 ⑦和歌の下の句。 ⑧道義などがすたれること。末世。「世も―だ」 0
難民 ナンミン [0],[3] 天災や戦災、政治的迫害などで生活に困っている人々。特に、そのために住んでいた所を離れて避難している人々。避難民。 0
衄血 ジクケツ 「衄(はなぢ)」に同じ。 0
疑る うたぐ-る [0] 「疑う」に同じ。参考少し俗な言い方。 0
反目 ハンモク [0] 仲が悪いこと。対立してにらみ合うこと。「民族間の―が根深い地域」「相続をめぐって兄弟が―しあう」 0
刎頸 フンケイ [0] 首をはねること。首を切ること。斬首(ザンシュ)。 0
厳冬 ゲントウ [0] 寒さの厳しい冬。「―の贈り物、ダイヤモンドダスト(細氷)」 冬 0
自力 ジリキ [0] ①自分だけの力。「―で達成する」 独力 ② 自分自身が修行することで悟りを開こうとすること。 ①②他力 0
主殿 とのもり [1] ①律令(リツリョウ)制で、主殿(とのも)寮の下級役人。宮内省に属し宮中の灯火・掃除などをつかさどった。 ②宮中の雑役をした女官。 表記「殿守」とも書く。 参考「とのも」とも読む。 1
征服 セイフク [0] ①武力で敵を押さえ、服従させること。「世界―の野望を抱く」 ②困難なことをやりとげること。「ついに未登峰を―した」 0
寛容 カンヨウ [0] 心がひろく、よく人を受け入れること。他人のあやまちをとがめずに許すこと。「無理な要求を―に聞き入れる」寛大 0
運輸 ウンユ [1] 旅客や貨物を運ぶこと。輸送・運般・運送 0
足結 あゆい 古代の男性の服装で、動きやすいように袴(はかま)を膝(ひざ)下で結んだひも。玉などをつけて飾りとすることもあった。 表記「脚結」とも書く。 参考「あしゆい」とも読む。 1
採掘 サイクツ [0] 地中から有益な鉱物や化石などを掘り出すこと。 発掘・採鉱 0
板書 バンショ [0] 授業で、黒板に文字や絵などを書くこと。「化学式を―する」 0
軍縮 グンシュク [0] 「軍備縮小」の略。軍備の規模や数量を減らすこと。「―会議」軍拡 0
発足 ホッソク [0] ①新しく団体・組織が作られ、活動を始めること。「協議会が―した」 ②出発すること。参考「ハッソク」とも読む。 0
剰え あまつさ-え [1],[2] それだけでなく。そのうえに。多く、悪い事柄の場合に用いる。「雨が激しくなり―日も暮れてきた」 参考「剰(あま)りさえ」の転じた語。 0
午後・午后 ゴゴ ①昼の一二時から夜の一二時までの間。 ②昼の一二時から日没までの間。 ①②午前 0
阿片 アヘン [0],[1] ケシの実からとれる麻薬。主成分のモルヒネは鎮痛作用があるが、乱用すると有害。表記「鴉片」とも書く。 0
嗽 せき [0] 息を、急に反射的に吐きだすこと。風邪をひくなどして、のどや気管の粘膜が刺激されたときに出る。しわぶき。 冬 0
中絶 チュウゼツ [0] ①進行中の物事を途中でやめること。また、途中で絶えること。中止・中断継続 ②「人工妊娠中絶」の略。 0
地肌・地膚 ジはだ ①化粧をしていない肌。素肌 ②草木などのない大地の表面。「―がむき出しの山」 ③焼き物などの、生地(きジ)のままの表面。 0
妻帯 サイタイ [0] 妻をもつこと。結婚して妻がいること。「―者」 0
宝典 ホウテン [0] ①貴重な書物。 ②実際に役立つ知識を集めた便利な本。「医学―」「家庭―」宝鑑 0
脱糞 ダップン [0] 大便をすること。排便 0
右近 ウコン 「右近衛府(ウコンエフ)」の略。宮中の警護に当たった役所。「―の橘(たちばな)、左近の桜」左近 0
訪問 ホウモン [0] 人をたずねること。「友人の家を―する」「就職のための会社―」 0
一先ず ひとま-ず [2] まだ終わりではないが、一応。さしあたって。「―寝よう」 0
一向 ひたすら [0] そのことだけに心を向けるさま。「―努力する」表記「只管」とも書く。参考「イッコウ」と読めば別の意になる。 1
除ける よ-ける [2] ①前もって被害を防ぐ。「霜を―けるために菊におおいをする」「日ざしを―ける」 ②一部分だけ別にする。除外する。「検査して不良品を―ける」 0
藤 ふじ [0] マメ科のつる性落葉低木。山野に自生。初夏に紫色の小花が総状に垂れて咲く。つるは細工物などに利用。春 0
面従後言 メンジュウコウゲン [0] 面と向かっては、こびへつらってしたがい、陰ではあれこれと悪口を言うこと。「面従」は人の前ではへつらいしたがうこと。〈『書経』〉面従腹背・面従背毀(ハイキ) 0
天網恢恢疎にして漏らさず テンモウカイカイソにしてもらさず 天が張りめぐらした網は広く、目は粗(あら)いようだが、何一つ取りこぼすことはない。悪人は一人残らず捕らえるということ。悪事をはたらいた者には、必ずその報いがあるという戒め。「恢恢」は広大なさま。〈『老子』〉参考「天網恢恢疎にして失わず」ともいう。 0
丙午 ヘイゴ [1] 「丙午(ひのえうま)」に同じ。 0
おとり ①鳥獣をおびき寄せ、捕らえるためにつないでおく同類の鳥獣。 ②人を誘い出すために使う物や人。「―捜査で犯人を追いつめる」参考招鳥(おきとり)の意から。 0
鯨波 とき [2] ①昔、合戦のとき、戦闘開始を知らせるために全軍で発した合図の声。また、戦勝のときに発する喜びの声。 ②多くの人が一度に発する声。表記「鬨・時」とも書く。参考「ゲイハ」とも読む。 1
是是非非 ゼゼヒヒ [3] よいことはよい、悪いことは悪いこととして公正に判断し、態度を決めること。〈『荀子(ジュンシ)』〉「―の態度をとる」「―主義」 0
末法 マッポウ [0] ①釈迦(シャカ)入滅後、正法(ショウボウ)・像法(ゾウボウ)の次の一万年間。仏法が衰えすたれる時期をいう。 ②すえの世。 0
塊打ち くれうち すき起こした土のかたまりを砕くこと。 0
守勢 シュセイ [0] 相手の攻撃を防ぎ守る態勢。また、その軍勢。「―にまわる」 攻勢 0
業界 ギョウカイ [0] 同じ業種・商売に従事する人々の社会。同業者仲間。「―の情報を集める」「―紙」 0
桟 かけはし [1] 崖(がけ)など険しい場所に木や藤づるをかけ渡してつくった橋。 0
海内の奇士(キシ) カイダイのキシ この世で比べるものがないほどすぐれた人物。また、この世で類のない風変わりな人。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
夫 おとこ [1] 成人した男性。一人前の男子。 0
甲斐性 かいショウ [3],[0] 気力や才覚にあふれ、頼りになる性質。特に、経済力についていう。かいしょ。「―のない男」 1
石神 シャクジ [0],[2] 奇石や霊石を神体としてまつった、民間信仰の神。 参考「シャクジン・いしがみ」とも読む。 0
抓入 つみれ ①すった魚肉を小麦粉でこねて丸め、汁で煮た食品。 ②すった魚肉を半円月形にして蒸した食品。つみいれはんぺん。 表記「摘入」とも書く。 参考「つみいれ」の転。 0
雹 ひょう [1] 多く夏、雷雲から降る直径五(ミリメートル)以上の氷塊。夏 0
弁疏 ベンソ [1] 言い訳をすること。言い開き。弁解・弁明 0
雌雄を決する シユウをけっする どちらが強いか決めること。優劣や勝負を決めること。〈『史記』〉 0
抽薪止沸 チュウシンシフツ 問題を根本的に解決するたとえ。「抽薪」は燃えている薪(まき)をかまどから引き出すこと。「止沸」は煮え立っている湯を火を止めてさますこと。〈『三国志』〉削株掘根(サクシュクッコン)・断根枯葉 0
襲用 シュウヨウ [0] 今までのやり方などを受け継ぎ用いること。「古来の様式を―する」 0
折伏 シャクブク [0] 相手の悪を説き伏せ、真実の教えに帰依(キエ)させること。 参考「セップク」と読めば、相手の勢いを押さえてしたがわせること。 0
一世を風靡する イッセイをフウビする ある時代に広く流行し、大きな影響力をもつ。「―した名演奏家」
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
正しい読み方、できていますか?~「いっせ」か「いっせい」か~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
沿海 エンカイ [0] ①海にそった陸地。 ②陸地にそった海。「―漁業」 近海・①②沿岸遠海・遠洋 0
呵呵 カカ [1] からからと笑う声。また、大声で笑うさま。 0
解除 カイジョ [1] ①禁止や制限をやめて、もとの状態に戻すこと。「武装―」解禁 ②一度成立した契約などを破棄して、契約前と同じ状態にすること。解消 0
消夏 ショウカ [0] 夏の暑さをしのぐこと。「―法」 避暑 夏 「銷夏」の書きかえ字。 0
天眼鏡 テンガンキョウ [0] 柄(え)のついた大形の凸レンズ。手相見などが用いる。 0
女郎蜘蛛 じょろうぐも [4] コガネグモ科のクモ。樹間に三重の網を張る。雌は体長約二五(ミリメートル)と大きく、黄色の地に三本の緑青色の横帯があり、側面後方に紅色の斑点(ハンテン)がある。 夏 表記「絡新婦」とも書く。 1
听 ポンド ヤード-ポンド法の重量の単位。一(ポンド)は約四五三・六(グラム)。参考イギリス通貨のポンドは「磅」の漢字を当てる。 0
大盤石・大磐石 ダイバンジャク ①大きな岩。 ②基礎がしっかりしていてゆるぎないこと。「―の選挙陣営」 0
好漢 コウカン [0] 頼もしく、好ましい感じの男性。りっぱな男。快男児。 0
庸愚 ヨウグ [1] 平凡でおろかなこと。また、その人。「―な君主」 0
腕章 ワンショウ [0] 目印として洋服の腕の部分にまく布。 0
門前払い モンゼンばらい [5] ①面会を求めてやって来た人に会わず、追い返すこと。「取材を申しこんだが―を食った」 ②江戸時代、犯罪者などを奉行所の門前から追い払った軽い刑罰。 0
老次 おいなみ 老年期。年をとってからの時期。老境。 1
罷工 ヒコウ 「罷業」に同じ。 0
佚楽 イツラク [0] 気のむくままに遊び楽しむこと。表記「逸楽」とも書く。 0
云爾 ウンジ [1] 以上のとおりである。参考文の末尾に書き、その文章の内容を強調し、しめくくる語。漢文では「しかいう・しかり」と訓読みする。 0
強豪・強剛 キョウゴウ 勢いが強く手ごわいこと。また、その人。「敵は名立たる―」 0
散見 サンケン [0] あちらこちらに見えること。「彼の写真は多くの雑誌に―される」 0
変化 ヘンカ [1],[0] ①物事の性質や状態などが変わること。「状況が―する」「心境の―が著しい」変遷・変移 ②用法に対応して、単語の語形が変わること。語形変化。活用参考「ヘンゲ」と読めば別の意になる。 0
興亡 コウボウ [0] 盛んにおこることと、滅びること。「国家の―」「治乱―の歴史の跡」興廃・盛衰・栄枯 0
将校 ショウコウ [1] 軍隊で、戦闘の指揮をする士官。少尉以上の階級の武官。 由来「校」は軍営の柵(サク)の意で、古代中国の軍の指揮官が柵の中で号令を発したことから。 0
水没 スイボツ [0] 水面が上昇したために、その物が水中に隠れてしまうこと。「ダムができて生まれた村が―した」 0
六合 リクゴウ [0] 天地二方と、東西南北四方の六方角。転じて、宇宙全体。世界。 0
把 ワ [0] 束ねたものを数える語。「ほうれん草を二―買う」参考手でひと握りにする意。「バ・パ」とも読む。 0
艪櫂 ロかい [0],[1] 舟をこぐ道具の、艪と櫂。また、和船の両側の艪と櫂を扱う部分の総称。表記「櫓櫂」とも書く。 0
頰返し ほおがえし ①ほおばったものを反対のほおへ移してかむこと。 ②なすべき手段や方法。「―がつかない」 0
人事 ジンジ [0] ①人のなしうること。「―を尽くす」 ②人間社会で起こる出来事。人間関係。 ③個人の地位・能力・異動に関する事柄。「―考課」 参考「ひとごと」と読めば別の意になる。 0
討ち死に うちじに [0] 武士が、戦場で敵と戦って死ぬこと。戦死 0
霤 あまだれ 軒などから垂れ落ちる雨のしずく。表記「雨垂れ」とも書く。 0
選民 センミン [0] 神から選ばれ、他の民族を神に導く使命があるとする民族。ユダヤ民族が自らを名乗るなど。「―思想」 0
摩損 マソン [0] すれ合って減ること。「部品の―が激しい」表記「磨損」とも書く。 0
鑑戒 カンカイ いましめ。いましめとすること。表記「監戒」とも書く。 0
図譜 ズフ [1] 同類のものの図をかき、分類して説明した本。「服飾―」 画譜・図鑑 0
俯角 フカク [0],[1],[2] 目の高さより下を見るときに、その視線と水平面との角度。仰角 0
商売は草の種 ショウバイはくさのたね 商売の種類は草のたねのようにたくさんあって、尽きることがないということ。 0
信仰 シンコウ [0] 神仏などを心から信じ敬うこと。また、神仏などをかたく信じる心。「―が厚い」 信教・信心 0
悧口 リコウ 利口 0
偏執 ヘンシュウ [0] ある物事にきわめて強い執着を示すこと。一つのことに異常に強くこだわり、他人の意見を聞かないこと。「―狂(モノマニア)」参考「ヘンシツ」とも読む。 0
寵児 チョウジ [1] ①親に、特にかわいがられる子ども。 ②時流などに乗って、世の中からもてはやされている人。人気者。売れっ子。「彼はまさに時代の―だ」 0
別段 ベツダン [0] ①ほかとはちがうこと。常とは異なること。特別。「―の待遇を受ける」 ②とりわけ。特に。「―大事ない」 ①②格別 0
麗姿 レイシ [1] 美しくりっぱに整った姿。うるわしい姿。麗容 0
身中 シンチュウ [1],[0] 体のなか。「獅子(シシ)―の虫(内部にいて恩を仇(あだ)で返す者のたとえ)」 0
建白 ケンパク [0] 政府や官庁などに意見を申し述べること。また、その意見。建議・建言参考「白」は申す意。 0
出立 シュッたつ [0] 旅に出ること。出発すること。いでたち。「夜明けに―する」 門出(かどで) 0
柴門 サイモン ①しばでつくった門。 柴戸・柴扉 ②粗末な家。わび住まい。 0
陸釣り おかづり [0] ①沖など水上に出ず、海岸や川岸など陸上から魚を釣ること。 ②それとなく待ち伏せて人をつかまえること。特に、女性を誘惑すること。 0
適用 テキヨウ [0] 法律・規則・方法などを、物事にあてはめて使うこと。「少年法を―する」 0
処置 ショチ [1] ①とりさばいて始末すること。はからい。「適切な―のおかげで大事に至らなかった」 処理・措置 ②傷や病気の手当てをすること。「応急―を施す」 0
摯 にえ ①朝廷や神に奉る、その土地の産物。魚や鳥など。 ②あいさつの贈り物。 表記「贄」とも書く。 0
俘虜・俘 とりこ 戦争で敵に捕らえられた者。いけどりになった人。捕虜。参考「フリョ」とも読む。「俘」も「虜」もとりこの意。 1
嫁娶 カシュ よめに出すことと、よめをもらうこと。結婚すること。 0
鳥の将(まさ)に死せんとす、その鳴くや哀(かな)し とりのまさにしせんとすそのなくやかなし 鳥の鳴き声は、ふだんは楽しそうに聞こえるが、今まさに死のうとするときの声は、なんともうら悲しいものだということ。人でも鳥でも死ぬ間際には本音をもらすたとえ。〈『論語』〉 0
小生意気 こなまイキ [3],[1] いかにも生意気なようす。出過ぎたり、えらそうにしたりすること。「まったく―な口をきく男だ」 小癪(こシャク) 0
陸封 リクフウ [0] イワナやヒメマスなど川をさかのぼって産卵する習性の海の魚が、河川や湖などに閉じこめられて海に戻れなくなり、そのまま淡水にすみつくようになること。 0
真砂 まさご [0] 細かな砂。いさご。「浜の―」「―の数(かず)(数が限りなく多いこと)」 1
称える たた-える [3] ほめそやす。ほめあげる。称賛する。「相手の健闘を―える」 0
急派 キュウハ [1],[0] 急いで派遣すること。急いで使者などを送ること。「事故現場にカメラマンを―する」 0
調理 チョウリ [1] ①食物を料理すること。炊事 ②物事をととのえること。調整 0
生絹 きぎぬ [0] 生糸で織った絹織物。おもに裏地に用いられる。 練絹(ねりぎぬ) 参考「すずし・セイケン」とも読む。 0
胎内 タイナイ [1] 妊娠した母親の子宮の中。胎中。「―潜(くぐ)り(仏像の胎内や洞くつなどをくぐり抜けること)」 0
雰囲気 フンイキ [3] その場やそこにいる人から自然につくり出される気分。ある傾向をもつ感じ。ムード。「大会の―にのまれる」「華やいだ―の人」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「ふんいき」で読み方が変わる? ~音位転換を知っておこう!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
飢餓 キガ [1] 食べ物が少なくてうえること。「―に苦しむ国」「―で多くの人が死亡した」 「饑餓」の書きかえ字。 0
薬 くすり [1] ①病気や傷の治療・予防のために、飲んだり塗ったり注射したりするもの。「―を処方してもらう」 ②化学的な効果のある薬品。火薬・農薬・焼き物の釉(うわぐすり)など。「害虫を防ぐ―をまく」 ③体を害する薬物。「―を飲んで自殺する」 ④心や体に役立つ物事。「𠮟責(シッセキ)されてよい―になった」 0
異常 イジョウ [0] ふつうとはちがっていること。「性格が―な人物」「―な努力を傾注する」正常 0
紺碧 コンペキ [0] やや黒みがかった深みのある青色。「―の空と海」 0
甘言 カンゲン [0],[3] 相手の気を引くための巧みな言葉。「相手の―にだまされた」「―で誘う」苦言 0
始末 シマツ [1] ①はじめから終わりまで。成り行き。「事の―を話す」 顚末(テンマツ) ②悪い結末。「なんという―だ」 ③しめくくること。処理。「仕事の―をつける」 0
憩う いこ-う [2] 足を止めて、のんびりと休む。休息をとる。「日だまりの縁側で―う」 0
布袋葵 ホテイあおい [4] ミズアオイ科の多年草。南アメリカ原産で、暖地の池沼に野生化。葉柄が大きくふくらみ浮き袋の役割をして水面に浮く。夏に淡い青紫色の花が咲く。水槽などに入れて観賞用にする。ホテイソウ。夏 0
託宣 タクセン [0] ①神や仏のお告げ。神託 ②目上の人の指示などをちゃかしていう語。「社長のご―」 0
皆兵 カイヘイ [0] 国民すべてが、一定の年齢に達したとき兵役に服する義務をもつこと。「国民―」 0
法義 ホウギ 仏道の教義。仏法の教理。 0
阿弗利加 アフリカ 六大州の一つ。ヨーロッパの南に位置し、東はインド洋、西は大西洋に面する。密林や砂漠が多い。表記「亜弗利加」とも書く。 1
瑞枝 みずえ みずみずしく生気がある若い枝。 0
正貨 セイカ [1] その表示する価格と同じ価値をもつ貨幣。本位貨幣。金本位国の金貨や銀本位国の銀貨。 0
攘夷 ジョウイ [1] 異民族を追いはらうこと。特に、江戸末期の外国人排斥の主張。「尊皇―運動」 参考「夷」は異民族や外国人の意。 0
一汁一菜 イチジュウイッサイ [0],[5] きわめて質素な食事のたとえ。おかずも汁物も一品の意から。節衣縮食・粗衣粗食食前方丈・炊金饌玉(スイキンセンギョク)
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・四字熟語根掘り葉掘り31 「一汁一菜」は特別な食事 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
軽少 ケイショウ [0] 少しであること。わずか。いささか。軽微・僅少(キンショウ) 0
社会 シャカイ [1] ①人間が集まって営む共同生活の場。「―活動」 ②世の中。世間。「―に出る」 ③同類の集団。仲間。「職人の―」 0
排擠 ハイセイ 人を押しのけたり落とし入れたりすること。排斥・排陥参考「排」も「擠」も、押しのける意。 0
蓋棺 ガイカン 棺(ひつぎ)にふたをすること。人の死についていう。 0
冷評 レイヒョウ [0] 冷淡で皮肉まじりに批評すること。また、その批評。「―を浴びる」 0
妖艶・妖婉 ヨウエン 女性が、なまめかしく、美しいさま。あやしいまでに美しいさま。「―の美が漂っている」 0
直話 ジキワ [0] 直接話すこと。また、その話。直接聞いた話。「体験者の―」 0
利害得失 リガイトクシツ [1] 利益になることと損失になること。利益と損失。「―が相半ばする」利害得喪(トクソウ) 0
朦 おぼろ 月が雲などにおおわれて、ぼんやりかすんでいるさま。転じて、ぼんやりしてはっきりしないようす。「―月夜」「―な記憶」 0
加担 カタン [0] 味方になり助けること。力になること。表記「荷担」とも書く。 0
四角な座敷を丸く掃く シカクなザシキをまるくはく 細かいところまで注意せず、物事をおおざっぱに行うたとえ。また、粗雑な仕事のたとえ。 0
束 たば [2] 一つにまとめて、くくったもの。また、くくったものを数える助数詞。「社員全員―になって社長に抗議する」「ひと―一〇〇円の葱(ねぎ)」「花―」 0
海馬 とど [1] アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物。太平洋の北部にすみ、春、北海道付近まで現れる。アシカに似るが大きく、雄は体長約三(メートル)。体は褐色。 表記「胡」とも書く。 1
基金 キキン [2],[1] ①事業の経済的基盤となる資金。 ②目的のための積み立て金や準備金。ファンド。また、その運用機関。「国際通貨―」 0
黔首 ケンシュ [1] 中国、秦(シン)の時代の人民。 由来民衆が冠をかぶらず、黒い頭髪のままだったことから。また、黒い頭巾(ズキン)をかぶっていたことからともいう。のちに、人民の通称となる。 0
水明 スイメイ [0] 澄んだ水が、日光に反射して美しく輝くこと。「山紫―の地」 0
笊籬 いかき 竹で編んだかご。ざる。「―を持って山菜採りに行く」 1
軽軽 きょうきょう [0],[3] 「軽軽(ケイケイ)」に同じ。 1
態度 タイド [1] ①物事に対したときの、表に現れる動作や表情。そぶり。「真剣な―」 ②物事に対する身構え。心構え。「丁重な―をとる」 0
刎頸の交わり フンケイのまじわり 相手のためなら首を切られて死んでも後悔しないほどの親密な交際。故事 中国、春秋時代、武勇で鳴る趙(チョウ)の廉頗(レンパ)将軍は、藺相如(リンショウジョ)が弁舌だけで王の信頼を得ていると反発していた。しかし、藺相如は二人が争えば強国秦(シン)がすぐさま攻め入ってくるから個人的な争いを避けており、これを知った廉頗は藺相如に謝罪し、以後親密な交際をするようになったという故事から。〈『史記』〉管鮑(カンポウ)の交わり 0
儔侶 チュウリョ 仲間。ともがら。「侶」もともがらの意。 0
汚点 オテン [0] ①よごれがぽつんとついたところ。しみ。「シャツについた―」 ②不名誉なできごと。きず。「人生に―を残さない」 0
鳥栖・鳥座 とぐら 鳥のねぐら。鳥の巣。とや。表記「塒」とも書く。 1
黜陟 チュッチョク 功績のない者をしりぞけて、功績のある者を昇官させること。「ほしいままに大臣を―する」「―幽明」 0
凶日 キョウジツ [0] 物事をするのに縁起の悪い不吉な日。悪日(アクび)・(アクニチ)吉日(キチジツ)・(キチニチ) 0
秘色 ヒソク ①中国、浙江(セッコウ)省の越州窯(エッシュウヨウ)で焼かれたといわれる青磁。 ②「秘色色」の略。瑠璃(ルリ)色。 ③襲(かさね)の色の名。表が瑠璃色で、裏が薄色。あるいは縦糸が紫色、横糸が青色で、裏が薄色。 0
給食 キュウショク [0] 学校などで、全員に同じ食事を出すこと。また、その食事。「学校―」 0
激賞 ゲキショウ [0] 大いにほめること。「審査員に―される」絶賛・激賛 0
弾丸 ダンガン [0] ①銃砲で撃ちだすたま。 ②非常に速いもののたとえ。「―列車」 ③古代中国で、小鳥などを捕るのに用いた、はじき弓のたま。 0
零余 レイヨ わずかな残り。あまり。はした。残余 0
噬む か-む かみつく。勢いよく食らいつく。「臍(ほぞ)を―む(すでにどうにもならなくなったことを悔やむ)」 0
粥腹 かゆばら [0] 粥を食べただけの腹。力の入らない腹。「―では力仕事は無理だ」 0
預備 ヨビ ①前もって準備しておくこと。また、そのもの。 ②犯罪を実現するための下準備で、その実行の着手に至らないもの。表記「予備」とも書く。 0
般若心経 ハンニャシンギョウ [4] 大乗仏教の経典。一巻。日本では玄奘(ゲンジョウ)による訳が流布。「空(クウ)」の思想を説く。般若波羅蜜多(ハラミッタ)心経。摩訶(マカ)般若波羅蜜多心経。 0
威内斯 ベニス ベネチアの英語名。イタリア北東部にある港湾都市。「水の都」として有名。 1
傍 はた [0] わき。そば。近く。また、近くの人々。「自分の行いで、―が迷惑する」 0
蜻蛉 かげろう [0] ①カゲロウ目の昆虫の総称。 蜉蝣(かげろう) ②トンボの古名。 1
踵 くびす [0] 足の裏の後ろの部分。かかと。「―を返す(もとの方向へ引き返す)」「―を接する(物事がいくつも引き続いて起こる)」 参考「きびす」とも読む。 0
中﨟 チュウロウ ①平安時代、後宮に仕えた女官の一つ。 ②江戸時代、大奥などの女官の一つ。 0
猿人 エンジン [0] 人類最古の祖先と考えられる化石人類の総称。アウストラロピテクスなど。約四〇〇~一五〇万年前にいたとされる。 0
死人 シニン [0] 死んだ人。死者。しびと。「昔は飢饉(キキン)のたびに―がたくさん出た」 0
蚤 のみ [2] ノミ科の昆虫の総称。赤茶色で体は二、三(ミリメートル)と小さく、発達した後ろあしではねる。人畜の血を吸う。 夏 0
砥の粉 とのこ [0],[1] といしを切りだす際に出る粉。また、粘土を焼いて粉にしたもの。刀剣をみがいたり、白木の柱などの着色や漆器の下地、舞台化粧の材料などに用いる。 0
木舞搔 こまいかき 壁の下地に竹や細木を縦横に組むこと。また、その職人。 0
夷険一節 イケンイッセツ 順境にあるときも逆境にあるときも、けっして節操を変えないこと。「夷険」は土地の平らな所と険しい所の意で、転じて順境と逆境のこと。「節」は節操の意で節義を守ること。〈欧陽脩(オウヨウシュウ)の文〉 0
政客 セイカク [0] 政治にたずさわる人。政治家。 参考「セイキャク」とも読む。 0
卿雲 ケイウン [0] 慶事の前兆に見られるめでたい雲。太平の世に現れるという。瑞雲(ズイウン)表記「慶雲・景雲」とも書く。 0
子女 シジョ [1] ①息子と娘。子ども。「帰国―」 ②女の子。娘。「良家の―」 0
遅日 チジツ [0] 日が暮れるのがおそく感じられる春の日。日なが。春 0
開く ひら-く [2] ①閉じていたものやふさがっていたものがあく。また、あける。見通せるようになる。「戸が―く」「紙包みを―」 ②先がひろがる。ひらける。よくなる。「運を―く」 ③差が大きくなる。離れる。「点差が―く」 ④開拓する。きりひらく。「荒野を―く」 ⑤始まる。始める。開催する。「店を―く」「音楽会を―く」 ⑥花が咲く。 ⑦数学で、平方根・立方根などを求める。 ⑧体を引いて構える。「体を―く」 0
剝落 ハクラク はがれて落ちること。「樹脂加工の被膜が―する」 0
公聴会 コウチョウカイ [3] 議会や行政機関などで重要な法案や事項の審議の際、利害関係者、中立な立場の者、学識経験者などを集め、参考として意見を聴く会。 0
気障 きざ [1] 服装や言動などが不自然に気取っていて、嫌な感じを与えること。「―な仕草」「―な野郎だ」由来「気障(きざわ)り」の略という。 1
萃まる あつ-まる 人や物などが一つにまとまる。寄りつどう。 0
追体験 ツイタイケン [3] 他人の体験したことを、その作品などを通して自分も体得すること。 0
失語 シツゴ [0] ①言葉を忘れたり、正しく発音できなかったりすること。「―症」 ②言い間違いをすること。 0
電解質 デンカイシツ [3] 化合物を水に溶かしたときに電離してイオンを生じ、電流を通すことのできる物質。酸(サン)や塩(エン)など。 0
冬瓜 とうがん [3],[0] ウリ科のつる性一年草。ジャワ島原産。果実は大きな円柱形で、完熟すると白い粉が生じる。食用。トウガ。カモウリ。秋由来「冬瓜」は漢名から。保存性にすぐれ、冬になっても食べられるウリの意という。 1
乱流 ランリュウ [0] 大気や河川など運動している流体において、速度や圧力が不規則に変化する流れ。層流 0
今日日 きょうび [1] きょうこのごろ。今どき。「―うまい話はない」 1
霊刹 レイサツ 霊験(レイゲン)あらたかな仏をまつってある寺院。霊寺 0
弥立つ よだ-つ [2] 寒さや恐怖などで体の毛が立つ。「身の毛が―つ怪談話」 1
権瑞 ゴンズイ [0] ゴンズイ科の海魚。中部地方以南の沿岸にすむ。ナマズに似る。黒褐色の地に二筋の黄色い線があり、口ひげと毒のとげをもつ。食用。春 0
巨視的 キョシテキ [0] ①人間の感覚で見分けられる程度の大きさを対象とするさま。肉眼的。 ②全体的・総合的にとらえるさま。マクロ的。微視的 0
困憊 コンパイ [0] すっかり疲れきってしまうこと。「疲労―」 0
方済各 ザビエル 日本に初めてキリスト教を伝えた、スペイン生まれの宣教師。フランシスコ-ザビエル。 1
段平 ダンびら [4],[0] 「段平物」の略。刀の幅の広いこと。また、そのような刀。太刀。 0
煩悩 ボンノウ [0],[3] 人間の心身を悩ませ苦しめるいっさいの欲望。「―を断ち、悟りを開く」 0
如斯・如此 かくのごとし 前述のようである。このようである。「調査の結果は―である」 1
湊 みなと [0] 海や川などの水路のあつまってくる所。船があつまる所。船着き場。 0
骨肉 コツニク [0] ①骨と肉。 ②肉親。親子・兄弟・姉妹など血縁関係にある者。「―の争い」 0
十八番 ジュウハチバン [4] 「十八番(おはこ)」に同じ。 0
雄途 ユウト [1] 大事業・大計画を実現するための、おおしい出発。いさましい門出。「北極探検の―につく」壮途 0
洵 まこと いつわりのないこと。実(ジツ)のあること。「―の英雄」 0
氏子 うじこ [0] ①氏神の守る土地に住み、その氏神をまつる地元民。「―総代を務める」 ②氏神の子孫。 0
抜錨 バツビョウ [0] 船がいかりをあげて出帆すること。投錨 0
阿婆擦れ アバずれ [0] ういういしさがなくなり、自分勝手であつかましいこと。特に、そういう女性。 0
灯台 トウダイ [0] ①港口や岬などで、夜間に灯光を放つなどして船の安全を守る塔状の設備。「―守」②昔、灯火をとりつけた木製の台。灯明台。燭台(ショクダイ) 0
瑜伽 ユガ [1] 呼吸を整え、心を静める修行によって得る、主観と客観の融合した境地。また、その修行法。ヨガ。ヨーガ。参考梵語(ボンゴ)の音訳で「相応」の意。 0
命長ければ蓬萊を見る いのちながければホウライをみる 長生きをしていれば、思いがけない幸運に会うこともあるということ。「蓬萊」は蓬萊山の略。中国の伝説で、仙人が住み不老不死の地とされる東海の霊山。参考「蓬萊を見る」は「蓬萊に会う」ともいう。 0
県召 あがためし 「県召の除目(ジモク)」の略。平安時代に行われた、地方官を任命する儀式。 0
大悟徹底 タイゴテッテイ [1] 完全に悟りきり、少しの迷いもないこと。廓然大悟(カクネンタイゴ) 0
餅 もち [0] もちごめを蒸し、臼(うす)や機械でついた食品。多く、正月や祝い事のときに食べる。アワやキビなどでも作る。「年末に―を搗(つ)く」「絵に描いた―」 0
三尺去って師の影を踏まず サンジャクさってシのかげをふまず 弟子は師に随行するときに、三尺(約九〇(センチメートル))離れて後ろを歩き、影をも踏まないようにするという意で、弟子は師を敬い、いかなる時でも礼儀を失ってはならないという戒め。 参考「去って」は「下がって」、「三尺」は「七尺」ともいう。 0
烏鵲 ウジャク ①カササギ。 ②カササギとカラス。参考「ウシャク」とも読む。 0
野卑 ヤヒ [1] 下品で卑しいこと。洗練されておらず下品なこと。また、そのさま。「夫の―な冗談に困る」参考「卑」は、野暮ったいこと。見識が狭いことの意。 「野鄙」の書きかえ字。 0
荒れる あ-れる [0] ①勢いがはげしくなる。「海が―れる」 ②土地や家などがさびれる。「庭が―れる」 ③皮膚のうるおいがなくなる。「不規則な生活で肌が―れる」 ④態度などがすさむ。「生活が―れている」 ⑤勝負などが、予想外の展開になる。「試合が―れる」 0
筒袖 つつそで [0] 和服でたもとがなく、つつのような形をした細い袖。また、そのような袖の衣服。 0
子弟 シテイ [2],[1] ①保護を必要とする年少者。「―教育の重要性」 ②子や弟。 父兄 0
遠謀 エンボウ [0] 遠い先のことまで綿密に考えを及ぼすこと。また、そうしたはかりごと。「深慮―」 0
戦雲 センウン [0] 戦争が起こりそうなようす。また、戦争。「―急を告げる(今にも戦いが始まろうとする)」 0
窮地 キュウチ [1] 追いつめられた苦しい立場や状況。「どうにか―を脱する」「相手を―に追いこむ」窮境・苦境 0
更 さら [0] まだ使ってないこと。新しいこと。「―のスーツを着る」 0
秘か ひそ-か [2],[1] 人に知られないようにするさま。ないしょのさま。「―な恋心」 0
許否 キョヒ [1] 許すことと許さないこと。また、許すか許さないかということ。諾否 0
冥利 ミョウリ [1] ①知らないうちに神仏から与えられている恩恵。ご利益(リヤク)。冥加(ミョウガ) ②ある立場にいることで受ける恩恵。「男(おとこ)―」「役者―に尽きる大役です」 ③善い行いをした報いとして受ける、現在の幸福。 0
年強 としづよ [0] ①年長であること。また、その人。 ②数え年で年齢をいう場合に、その年の前半に生まれたこと。また、その人。年弱(としよわ) 0
神主 かんぬし [1] 神社につかえ、神事を行う人。 神官・神職 0
松濤 ショウトウ [0] 松に吹く風の音を、波の音にたとえた語。「旅枕(たびまくら)に―を聞く」 0
都邑 トユウ [1],[0] ①都会と村。 ②みやこ。都会。都府 0
世間体 セケンテイ [0] 世間の人々に対する体面や体裁。外聞。「―が悪い」 0
古す ふる-す [0],[2] 長期間使って古くする。よく使われて新鮮ではなくなる。「言い―されたセリフ」 0
着く つ-く [0] ①移動や運動の結果、ある場所に至る。達する。「列車は定刻に―いた」「足が床に―く」 ②荷物や郵便物などが送り先に届く。到着する。「手紙が―く」 ③位置を占める。身を置く。「座に―く」「仕事に―く」
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漢字の豆知識 「つく」はくっつき方で使い分ける ~似た漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
舂く つ-く [1],[2] 棒状の物で穀物などを打って押しつぶしたり、つきかためたりする。「正月の餅(もち)を―く」 0
分別 フンベツ [0] 世間の道理をよくわきまえ、物事を考え判断すること。また、その能力。「四〇過ぎて―がつかないのか」思慮参考「ブンベツ」と読めば別の意になる。 0
卦辞 カジ [1] 八卦(ハッケ)を組み合わせた、六四卦について説明した言葉。 0
肇国 チョウコク [0] はじめて国を建てること。国を興すこと。建国 0
冀望 キボウ [0] あることをかなえたいと願いのぞむこと。また、そののぞみ。表記「希望」とも書く。 0
仁術 ジンジュツ [1] 儒教の道徳である仁をほどこす方法や手段。「医は―である」 0
巽位 ソンイ 南東の方角。たつみの方位。 0
帯同 タイドウ [0] いっしょに連れて行くこと。「秘書を―して出張する」「家族―の海外赴任」同行 0
慣用 カンヨウ [0] 使いなれること。習慣として、広く一般に用いられること。「―句」「―されている方法で行う」 0
両極 リョウキョク [0] ①北極と南極。 ②陰極と陽極。 ③両極端。極度に対照的なこと。「彼と私の説は―にある」 0
天禄 テンロク [0] ①天から授かった幸福。 ②天子の位。 0
検問 ケンモン [0] 交通違反の取り締まりや犯罪捜査などのために通行者を止め、取り調べること。また、その場所。 0
面妖 メンヨウ [0] 不思議なこと。怪しいさま。「はて、―なことが起こるものだ」参考「面妖」は当て字。 0
剣難 ケンナン [0] 刃物で殺されたり傷つけられる災難。「―の相があらわれている」 0
天青地白 ちちこぐさ キク科の多年草。山野に自生。ハハコグサに似て白い綿毛が密生するが、やわらかみに欠ける。春、茶褐色の小さな頭花をつける。春由来「天青地白」は漢名から。表記「父子草」とも書く。 1
購読 コウドク [0] 新聞や雑誌などを買って読むこと。「―料」「毎月学術誌を―している」 0
貫禄 カンロク [0] 身にそなわった風格や重々しさ。「―のある人物」 0
片片 ヘンペン [0] ①断片的なさま。また、断片がひるがえるさま。「―たる小冊子」「落ち葉が―と舞い散る」 ②それほど重要でないさま。たいした価値もないさま。「―たる小事」 0
鈍痛 ドンツウ [0] にぶく重苦しい痛み。「胃の辺りに―がある」激痛 0
清爽 セイソウ [0] さわやかですがすがしいさま。さっぱりしていること。 0
権輿 ケンヨ 物事のはじめ。事柄の始まり。 由来中国で、はかりは「権」(おもり)から、車は「輿(こし)」(車台)からつくり始めたことから。〈『詩経』〉 0
遊覧 ユウラン [0] あちらこちらを見物して回ること。「―飛行」「―船」「九州―ツアー」表記「游覧」とも書く。 0
剔る えぐ-る [2] 刃物などを回し入れてくり抜く。ほじくり出す。「果物の芯(シン)を―る」 0
汀線 テイセン [0] 海や湖で、水と陸地が接する線。みぎわ線。海岸線。 0
親任 シンニン [0] 明治憲法下で、天皇が自ら官に任命すること。内閣や各省大臣など。 0
雲竜型 ウンリュウがた [0] 相撲で、横綱の土俵入りの型の一つ。せり上がるとき、左手を曲げ右手を横に伸ばす。不知火(しらぬい)型 0
王者 オウジャ [1] ①王である人。 ②仁徳(ジントク)をもって国を治める人。覇者 ③各分野で最も力のある人。「女子マラソンの―」参考古くは「オウシャ」とも読んだ。 0
胙 ひもろぎ [0] 供物として神に供える肉。祭りが終わると分配される。 0
天才 テンサイ [0] 生まれつき備わっている、抜群にすぐれた才能。また、それを備えた人。「数学の―」英才・奇才 0
印章 インショウ [0] 印。はんこ。印形(インギョウ)。印判。参考「章」は印に彫った文字の意。 0
合奏 ガッソウ [0] 一つの曲を二つ以上の楽器を用いて演奏すること。「家族全員で―を楽しんでいる」独奏 0
靱性 ジンセイ 材料のねばり強さ。材料のなかで亀裂が生じにくい性質。 脆性(ゼイセイ) 0
本願 ホンガン [0],[1] ①本来の願い。長い間の願い。「―を成就する」 ②仏や菩薩(ボサツ)が衆生すべてを救おうと立てた誓い。誓願。 0
韋編三絶 イヘンサンゼツ [1] 同じ書物を繰り返し読むこと。また、学問に熱心なたとえ。故事 孔子は晩年、『易経』を愛読し、何度も読み返したため、その本をつづったなめしがわのひもが何度も切れてしまったという故事から。「三」は数の多いことをいう。〈『史記』〉
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あつじ所長の漢字漫談48 韋編三絶
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妖術 ヨウジュツ [1],[0] 人をまどわすあやしい術。魔術。幻術。 0
命日 メイニチ [1] 毎年または毎月の、その人が死んだのと同じ日。忌日(キニチ)・(キジツ) 0
匂い松茸味湿地 においまつたけあじしめジ キノコの中で、香りで選ぶのならマツタケが一番よく、味で決めるのならシメジがよいということ。 0
料簡 リョウケン [1] ①推しはかり、考えを巡らすこと。思案。「―が狭い人」 ②許すこと。こらえること。堪忍。表記「了見・了簡」とも書く。 0
帰帆 キハン [0] ①帰っていく帆掛け船。 ②国や港に帰る船。 0
衾 ふすま [0],[3] 寝るときに体に掛ける夜具。かけぶとん。冬 0
出面・出頰 でづら ①顔出しすること。 ②日雇い労働者の日給。 参考②「出面」は「でメン」とも読む。 1
花鰹 はながつお [3] 薄く削ったかつおぶし。 0
徳操 トクソウ [0] かたく守って変わらないみさお。道徳をかたく守りとおす心。 0
諺 ことわざ [0] 昔から伝えられ、教訓や風刺などを表した短い言葉。「急がば回れ」「猿も木から落ちる」など。 0
大塊 タイカイ ①大きな土のかたまり。 ②大地。また、地球。参考「おおぐれ」と読めば別の意になる。 0
誹議 ヒギ [1] そしって、あれこれ言うこと。非難すること。表記「非議」とも書く。参考「誹」も「議」もそしる意。 0
洞 ほら [2],[1] 岩や崖(がけ)にできた、中が空っぽのあな。ほらあな。洞窟(ドウクツ)・洞穴参考「うろ」とも読む。 0
横転 オウテン [0] ①横に倒れること。「列車の―事故」 ②右または左に回転すること。 0
目弾 めはじき ①シソ科の二年草。原野に自生。夏から秋、淡紅色の唇形の花をつける。全草を婦人科などの漢方薬にする。秋 ②まばたき。目くばせ。由来②子どもが短く切った茎をまぶたの上下にはさみ、目を大きく開かせて遊んだことから。表記①「益母草」とも書く。 0
勅令 チョクレイ [0] 天皇の発した命令や法令。特に、旧憲法下で帝国議会を通さず、天皇の大権による命令。 0
優游涵泳 ユウユウカンエイ ゆったりとした気持ちで、じっくりと学問や技芸の深い境地にひたり、味わうこと。「優游」はゆったりしている、「涵泳」は水泳する意。〈『論語』〉「絵画の世界を―する」 0
混和 コンワ [0] よく混じること。よく混ぜ合わせること。「―剤」 0
弱り目に祟り目 よわりめにたたりめ 困っているときに、さらに不運が重なること。「失業中に交通事故にあい、―だ」 泣きっ面に蜂(はち) 0
公共 コウキョウ [0] 社会一般。国民一般を対象としていること。「―施設」 0
諒解 リョウカイ 了解 0
貴賤 キセン [0],[1] とうといことといやしいこと。身分の高い人と低い人。「老若―を問わず」「職業に―はない」 0
招集 ショウシュウ [0] 多くの人をまねき集めること。呼び寄せること。「役員に―をかける」「地方議会の―」 参考「召集」と書けば、人を召し集める意。 0
公験 クゲン 古代、私有地に関して郡司や国司が発行した文書。参考「おおやけの証験(しるし)」の意。 0
業報 ゴウホウ [0] 前世の善悪の業を原因として、受ける報い。特に、悪業による報い。業果。参考「ゴッポウ」とも読む。 0
四半 シハン ①四分の一。「―期」 ②「四半敷き」の略。正方形の石を斜めに敷き詰めた石畳。 ③正方形に切った布。 0
旋頭歌 セドウカ [2] 五七七五七七の六句からなる和歌の一形式。万葉集などにみられる。 0
絶品 ゼッピン [0] 非常にすぐれた品物・作品。「この一皿は―だ」 逸品 0
好転 コウテン [0] 状態や情勢などが好ましいほうに向かうこと。「状況が―する」 0
味漬 あまづけ ①塩気を薄くした甘塩のつけ物。 ②野菜を塩などで短期間つけた物。あさづけ。表記「淡漬」とも書く。 1
掃滅 ソウメツ [0] すっかりほろぼすこと。「敵を―する」 全滅・殲滅(センメツ) 「剿滅」の書きかえ字。 0
吟興 ギンキョウ 詩歌を作りたいと思う心が、次第に高まること。詩興 0
延滞 エンタイ [0] 支払い・納入などが、予定の期日よりも遅れてとどこおること。「期限までに支払い、―しません」 0
秀穎 シュウエイ ①イネなどの穂が勢いよく育って伸びていること。 ②才能がすぐれていること。また、そのような人。 0
大逆 タイギャク [0] 人道にそむく最悪の行い。特に、君主や親を殺すことなどをいう。参考「ダイギャク」とも読む。 0
弁識 ベンシキ 物事をわきまえて知ること。見分けること。「自己の技量を―する」 0
擢用 テキヨウ 多くの人材のなかから、選びだして取り立てること。参考「タクヨウ」とも読む。 0
陣屋 ジンや [3] ①軍隊の兵士の宿営所。 陣所 ②宮中の衛兵の詰め所。また、代官などの役所。 ③江戸時代、城のない小さな藩の大名が領地内にかまえた住まい。 0
端書 はがき [0] 郵便はがき。表記「葉書」とも書く。 0
馴れ合い なれあい [0] ①親しくしあうこと。 ②悪いことをするために、互いに示し合わせること。ぐるになること。「―売買は禁止されている」 0
四阿 あずまや [3] 四方の柱と屋根だけで壁のない小屋。庭園などの休憩所。 亭(チン) 表記「東屋」とも書く。 参考「阿」はひさし・棟(むね)の意。「シア」とも読む。 1
奇しくも く-しくも [1] 不思議にも。あやしくも。「旧友に―巡り会えた」 0
仮装 カソウ [0] ①かりに他のものの姿をすること。かりの扮装(フンソウ)。「―行列に参加する」 ②かりに装備すること。また、その装備。 0
静物 セイブツ [1],[0] ①止まったままで動かない物。 ②絵画の題材となる器物や花など。また、それを描いた絵。「セザンヌの―画」 0
勘亭流 カンテイリュウ [0] 書体の一種。筆太(ふでぶと)で丸みがある。歌舞伎(カブキ)の看板や相撲の番付を書くときに用いる。 由来江戸時代に中村座の岡崎屋勘六が始めたことから。勘亭は勘六の号。 0
八面玲瓏 ハチメンレイロウ [0],[2] ①どこから見ても透きとおって明らかに見えること。「玲瓏」は玉のように光り輝くさま。 ②人あたりがよく交際上手なこと。八方美人 ③心が晴れやかなこと。「―の心境」 0
梨 なし [2],[0] バラ科の落葉高木。古くから果樹として栽培。晩春、白色の五弁花をつける。果実は大きな球形で、食用。秋参考「無し」と通じるのを忌んで「有りの実」ともいう。 0
訓む よ-む [1] 漢字に日本語の訓を当ててよむ。漢字を訓読する。 0
歪み ひずみ [0],[3] ①形や性質などが正常な状態でないこと。ゆがみ。 ②外部からの力による、形や性質の変化。「地震で建物にわずかな―が生じた」 ③物事の結果として現れる悪い影響。「豊かな社会のもたらす―」 0
御母様 おたあさま [2] 母を敬っていう語。宮中や公家などで用いられた。おたたさま。御父様(おもうさま)由来母は、寝殿造の「対屋(たいのや)」に住んだことから。 1
勤惰 キンダ [1] 熱心に励むことと怠けること。勤勉と怠惰。勤怠 0
霄 そら 地上のはるか上のほうの空間。遠い天。「―を見上げる」 0
炊事 スイジ [0] 煮たきして食事を用意すること。「―当番」 調理 0
逃げ水 にげみず [2] 遠くに水があるように見えて、近づくとまた遠のく気象現象。草原や強い日差しの道路などで見られる。蜃気楼(シンキロウ)の一種。地鏡(ジかがみ)。 0
所轄 ショカツ [0] 権限で支配・管理すること。また、その範囲。「―の警察署」 所管・管轄 0
兀子 ゴシ 四角い四脚の腰掛け。宮廷の儀式などに用いた。参考「ゴッシ」とも読む。 0
感受性 カンジュセイ [0] 外からの刺激・印象によって、感動をよびさます能力。「―の豊かな人」 0
栩板 とちいた [0] 社殿や能舞台などの屋根を葺(ふ)くのに用いる板。 1
庵主 アンシュ [1] 庵室の主人。庵室に住む僧。特に尼僧をいうことが多い。参考「アンジュ」とも読む。 0
電磁石 デンジシャク [3] 軟鉄心に絶縁した銅線(コイル)を巻きつけ、電流を流して磁石にしたもの。電動機・発電機などに利用。 0
莫連 バクレン [0] さまざまな経験を経て、悪賢くなっている女。すれっからしの女。あばずれ。「―女にひっかかる」 0
訊問 ジンモン [0] 尋問 0
金声玉振 キンセイギョクシン 才知と人徳を十分に備えていること。また、偉大な人物として大成すること。故事 古代中国では、鐘を鳴らして音楽を始め、次に糸や竹の楽器をかなで、最後に磬(ケイ)(石製の打楽器)を打って締めくくった。「金」は鐘、「玉」は磬のこと。終始一貫乱れぬさまをいう。〈『孟子(モウシ)』〉 0
租庸調 ソヨウチョウ [2] 律令(リツリョウ)体制下での徴税法。租は田地からとれるイネの一部、庸は一定期間の労役またはそれに代わる絹などの布、調は特産物で納入する。中国唐代の税制をもとにして施行されたもの。 0
無事 ブジ [0] 病気や事故など、特に変わったことがないこと。「仕事を―に終える」「ご―でなによりです」平穏有事 0
昏い くら-い ①日が暮れて光がない。 ②道理にうとい。おろかである。 0
儀礼的 ギレイテキ [0] 形式だけで内実のないさま。「―なあいさつ」形式的 0
閑話休題 カンワキュウダイ [1] それはさておき。それた話題を戻すときに用いる。「休題」は話すのをやめる意。〈『水滸伝(スイコデン)』〉 0
何でも来いに名人なし なんでもこいにメイジンなし 器用に何でもこなす人は、一芸に秀でた名人にはなれないということ。多芸は無芸 0
木摺 きずり 「木摺貫(ぬき)」の略。漆喰(シッくい)塗りの壁などで下地に用いる、小さい間隔で取りつけた小幅の貫板(ぬきいた)。 0
命中 メイチュウ [0] 目標としたものに当たること。「矢が的(まと)に―する」的中 0
罵詈雑言 バリゾウゴン [1] 口ぎたなくののしり、悪たれ口をつくこと。また、その言葉。「雑言」は悪口や言いがかりの意。「―を浴びせる」悪口雑言・罵詈讒謗(バリザンボウ) 0
定評 テイヒョウ [0] 世間に広く認められた、動かない評判や評価。「―のある作品」 0
父母 かぞいろは [1] 父と母。両親。かぞいろ。参考「フボ」とも読む。 1
左舷 サゲン [0],[1] 船尾から船首に向かって左側の船べり。 右舷 0
摶める まる-める ①手で丸く固める。 ②散在したものを一つにまとめる。 0
誰何 スイカ [1] 「だれか」と声をかけて、名前や身分を問いただすこと。「警察官に―される」 0
手抄 シュショウ [0] 自分で抜き書きをすること。また、書き抜いたもの。 0
膏沃 コウヨク [0] 土地がよく肥えていて農作物を育てるのに適していること。膏腴(コウユ)・肥沃 0
隠す かく-す [2] ①人目に触れないようにする。しまいこむ。かくまう。 ②知られないようにする。「何事も―すことなく打ち明けよう」 0
神妙 シンミョウ [0] ①けなげで感心なようす。「―な心がけ」 ②おとなしく、すなおなさま。「―な面持ちで聞き入る」 0
麋鹿 ビロク ①大形のシカ(麋)とシカ(鹿)。 ②田舎びて野卑なこと。下品で卑しいたとえ。 0
吾兄 ゴケイ [1] 貴兄。あなた。男性が友人を親しんで呼ぶ語。特に、手紙文で用いる。 0
補習 ホシュウ [0] 正規の授業以外に、学力不足を補充するために学習すること。「夏休みに―授業がある」 0
鼓弓 コキュウ [0] 三味線に似た弦楽器。ウマの尾の毛を張った弓でこすって演奏する。表記「胡弓」とも書く。 0
鳩尾 キュウビ [0] ①「鳩尾(みぞおち)」に同じ。 ②「鳩尾の板」の略。 0
渋柿 しぶがき [2] 熟して赤くなっても渋味の強い種類のカキ。 秋 参考渋抜きをするか、干し柿にして食べる。 0
造営 ゾウエイ [0] 神社・仏閣や宮殿などの建物をつくること。 築造 0
殿方 とのがた [0],[2] 男性一般を指してていねいにいう語。「―はご遠慮ください」 0
測候所 ソッコウジョ [0],[5] 気象庁の地方出先機関。管区気象台の下部組織で、気象や地震・火山現象などの観測・調査を行い、一部では予報・警報なども発表する。 0
三つ巴 みつどもえ [0],[3] ①紋所の一つ。三つのともえの模様が円形になっているもの。 ②力量がほぼ同じくらいの三者がからみ合って争っていること。「優勝は―の争いとなった」 0
道 みち [0] ①道路。「舗装された―」 ②距離。「―が遠い」 ③途中。「公園への―すがら」 ④進路。「これが私の進むべき―だ」 ⑤道徳。「―ならぬ恋」 ⑥手段。方法。「これ以外助かる―はない」 ⑦分野。方面。「学問の―一筋」 0
檄文 ゲキブン [0] 檄が書かれた文章。檄書。 由来中国で昔、役所が木札に書いて出したおふれの文書から。 0
美挙 ビキョ [1] りっぱな行為。感心すべき行い。「―をたたえる」善行・義挙 0
喧しい かまびす-しい [4] やかましい。がやがやと騒がしいさま。「―い蟬(せみ)の声が全山をおおう」表記「諠しい」とも書く。 0
黄瓜菜 にがな [0] キク科の多年草。 由来「黄瓜菜」は漢名から。 苦菜(にがな) 1
削ぐ そ-ぐ [1] ①物の先端をとがらせるように薄く切る。「青竹を―ぐ」 ②髪の毛の端を間引くように切り落とす。 ③減らす。弱くする。「感興を―ぐ」 0
豊饒 ホウジョウ [0] ①農作物などがあり余るほどであること。 ②土地が肥えてゆたかであること。「―な田畑」豊沃(ホウヨク)参考「ホウニョウ」とも読む。 0
池 いけ [2] ①自然に土地のくぼみにできた大きな水たまり。また、人工的に掘って水をためたところ。 ②すずりの水をためるくぼんだ部分。 0
手綱 たづな [0] ①ウマをあやつるために、ウマのくつわにつけて持つ綱。 ②勝手なことをしないように監視するたとえ。「夫の―を握る」 0
水門 スイモン [0] 水の流れや水量を調節するために、貯水池や水路に設けてある門。 参考「みと」とも読む。 0
猿に木登り さるにきのぼり サルに木登りを教える意で、相手の知りつくしていることをわざわざ教えるという無駄をするたとえ。釈迦(シャカ)に説法・河童(かっぱ)に水練 0
揚子江 ヨウスコウ 中国大陸中央部を横断し、東シナ海に注ぐ中国最長の河川、長江の下流の呼び名。古来、流域は交通・産業・文化の中心。 0
破格 ハカク [0] 先例・決まりを破ること。なみはずれ。「―の待遇を受ける」「―の文章」 0
略伝 リャクデン [0] おもな経歴と、そのあらましを書いてまとめた伝記。簡略な伝記。 0
人生、字を識(し)るは憂患(ユウカン)の始め ジンセイジをしるはユウカンのはじめ 人間は、なまじ文字をおぼえ、学問をするから悩みをもったり苦労したりするようになるので、無学でいたほうが生きていくには気が楽だということ。〈蘇軾(ソショク)の詩〉 0
箸 はし [1] 食物などを挟みつかむための二本の細い棒。 0
如法暗夜 ニョホウアンヤ [4] まっくらやみ。暗黒の闇(やみ)、真の闇をいう。 参考「如法」はまったく、文字どおりの意。 0
楊 やなぎ [0] ヤナギ科の落葉低木。水辺に自生。葉はササの葉形で、枝はしだれない。早春、葉よりも先にネコの尾のような花穂をつける。カワヤナギ。ネコヤナギ。春由来「楊」は漢名から。参考「柳」と書けば、枝がしだれるものを指す。 0
蝨 しらみ [0] シラミ科の昆虫の総称。哺乳(ホニュウ)類・鳥類に寄生しその血を吸い、感染症を媒介する。 夏 参考シラミを「半風子」ともいうのは異体字の「虱」の字が「風」の半分であることから。 0
顕彰 ケンショウ [0] 業績や善行などを世間に知らせ、たたえること。「先人の偉業を―する碑を建立(コンリュウ)する」 0
京の着倒れ大阪の食い倒れ キョウのきだおれおおさかのくいだおれ 京都の人は着るものに、大阪の人は食べ物に破産するほどお金をかけ、ぜいたくをするということ。庶民の気風のちがいをいう言葉。参考「京は着て果て大阪は食うて果てる」ともいう。 0
増殖 ゾウショク [0] ①ふやすこと。ふえること。「核燃料の―炉」 ②生物が生殖や細胞分裂でふえること。「アメーバーの―」 0
残殺 ザンサツ 傷つけ殺すこと。残忍な手口で人を殺すこと。 0
問うに落ちず語るに落ちる とうにおちずかたるにおちる 人に聞かれたときには警戒して秘密を話さないが、自分から話すときには不用意につい口をすべらせて話してしまうこと。「落ちる」は問い詰められて白状する意。 0
麗句 レイク [0],[1] 美しく飾った語句。「―を連ねる」「美辞―が多過ぎる」 0
阻却 ソキャク [0] 進路などをはばみ、しりぞけること。また、はばまれ退却すること。「違法性を―する」 0
神格 シンカク [0] 神の格式・階級。また、神としての資格・地位。 0
往還 オウカン [0] ①人や車などが行き来すること。行き帰り。往復 ②通り道。街道。「鎌倉―」 ①②往来 0
山 やま [2] ①まわりよりも著しく高く地面が盛り上がった地形。「南アルプスの―」 ②高く積み重なっているもの。「本の―」「仕事の―」 ③ものの一部が高くなった所。「ねじ―」 ④物事の最も盛り上がったところ。絶頂。ピーク。「混雑も―を越した」 ⑤鉱山。「―を閉鎖する」 ⑥万一の成功をねらってすること。また、その対象物。「試験の―を当てる」 0
正義 セイギ [1] ①人として行うべき道義や正しい筋道。「―感が強い人だ」 ②正しい意味。正しい解釈。 0
真一文字 まイチモンジ [4] ①「一」の字のようにまっすぐなさま。「口を―に結ぶ」 ②わきめもふらず突き進むこと。「船は―に突き進む」 0
飛輪 ヒリン 太陽の別称。 0
頓と トン-と [2],[1] ①いっこうに。少しも。否定の語を伴って使う。「―思い出せない」 ②全く。すっかり。「彼とは―ご無沙汰(ブサタ)だ」 0
莠 はぐさ 水田に生え、イネを害する雑草。エノコログサなど。 0
堺 さかい ①土地のくぎり。しきり。さかいめ。 ②区域。 0
狗馬の心 クバのこころ 君主など上位の者への忠誠の心をへりくだっていう語。「狗馬」はイヌやウマのようにいやしい者の意。〈『漢書(カンジョ)』〉参考「狗馬」は「犬馬」ともいう。 0
蟬脱 センダツ 俗世間を超越すること。解脱。「―の境に入り迷いはない」 参考セミのぬけがらの意の「蟬蛻(センゼイ)」の誤読からできた語。 0
終わる お-わる [0] ①それまで続いていたものが完結する。また、しまいにする。「雑誌の連載が―る」「これで報告を―ります」 ②不本意な結果になる。「准教授で―る」「失敗に―る」 ③死ぬ。 0
拡げる ひろ-げる [0] 広くする。拡大する。おしひろげる。「活躍分野を―げる」 0
改築 カイチク [0] 建物の一部または全部を建て直すこと。「校舎の―」 0
硬質 コウシツ [0] ふつうの物より、質がかたいこと。かたい性質。「―な陶器」軟質 0
灼 あらたか 神仏の力や薬の効き目がはっきりしているさま。あらた。「霊験(レイゲン)―な神社」 0
猪突猛進 チョトツモウシン [1] 目標に向かって、がむしゃらに突き進むこと。「―する若武者」暴虎馮河(ボウコヒョウガ) 0
立つ鳥跡を濁さず たつとりあとをにごさず その場を立ち去るときは、あとが見苦しくないようにきれいに始末をせよという戒め。また、引き際のさっぱりと潔いたとえ。水鳥が飛び去ったあとの水辺の水は、濁ることなく澄んでいるといわれることから。後(あと)は野となれ山となれ参考「立つ鳥」は「飛ぶ鳥」ともいう。
■さらに学べる!漢字コラムを読もう!
漢字の豆知識 出る釘は打たれますか?~似ているけれども意味が通らない言い間違い~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
紙幅 シフク [1],[0] ①紙のはば。 ②定められた原稿の枚数。「与えられた―が尽きる」 0
追号 ツイゴウ [0],[3] 生前の功績をたたえ、死後に贈る称号。おくり名。諡号(シゴウ) 0
会葬 カイソウ [0] 葬式に参列すること。「葬儀場は―者の列がつらなっていた」「―御礼」 0
雄叫び おたけび [2],[0] 勇ましい叫び声。「―を上げて攻めこむ」 0
開巻有益 カイカンユウエキ 読書はたいへんためになるものだということ。「開巻」は書物を開くこと。転じて、読書。 0
滅金 メッキ [0] ①金属の表面に他の金属の薄い層をかぶせること。また、そのもの。 ②中身が悪いのを隠すため表面だけ飾るたとえ。「―がはげて本性が現れる」表記「鍍金」とも書く。 0
潤う うるお-う [3] ①湿る。「雨で庭の草木が―った」 ②利益をうけてゆとりができる。「小遣いでふところが―う」 ③気持ちが豊かになる。「励ましで心が―う」 0
四肢 シシ [1] 人間の両手両足。また、動物の前足と後ろ足。「―を伸ばす」 0
沈滞 チンタイ [0] ①沈みとどこおること。「経済の―が心配だ」停滞 ②活気がないこと。「―した空気を活気づかせる」高揚・昂揚(コウヨウ) 0
羅紗 ラシャ [1] 織り目の見えないように、起毛などの加工仕上げをほどこした厚地の毛織物。「―の服地」 0
住めば都 すめばみやこ 最初は慣れない不便な場所であっても、住んでいるうちに愛着がわき、住みやすくなること。 0
尊 みこと [0] 昔、神や貴人の名前につけた尊称。「日本武(やまとたけるの)―」 0
帷帳 イチョウ [0] ①垂れ幕。とばり。 ②戦場で、幕で囲み作戦計画を立てるところ。 ①②帷幄(イアク)・帷幕 0
山鷸 やましぎ [3] シギ科の鳥。山地の雑木林にすむ。黒や褐色などの斑紋(ハンモン)がある。長いくちばしで土中の虫などを捕食。ヤブシギ。 秋 0
掎止 キシ 後ろから引き止める。 0
剛愎 ゴウフク [0] 意地っ張りで人にしたがわないこと。強情なさま。 0
巻丹 おにゆり ユリ科の多年草。 由来「巻丹」は漢名から。 鬼百合(おにゆり) 1
木蔦 きづた [1] ウコギ科のつる性常緑低木。山野に自生。観葉植物として栽培もする。葉は先のとがった卵形で光沢がある。晩秋に黄緑色の小花を球状につける。フユヅタ。冬 0
二の句 ニのク [0] 次に言いだす言葉。あとの言葉。「あきれて―が継(つ)げない」 0
版木 ハンぎ [0],[3] 文字や図形などを彫って、版画や印刷のもととする板。形木(かたぎ)。表記「板木」とも書く。 0
図る はか-る [2] くわだてる。考える。実現にむけて検討する。「改善を―る」「便宜を―る」 0
寒垢離 カンゴリ [0],[3] 心身を清めるため、寒中に冷水を浴びて神仏に祈ること。寒行(カンギョウ)。冬 0
熟・熟熟 つくづく ①よくよく。念を入れて。つらつら。「花を―と眺めた」 ②身にしみて感じ入るさま。「―嫌になった」 1
昇任 ショウニン [0] 上の役職・官職・地位などにつくこと。また、つかせること。「―して、部長となる」 昇格・昇進 降任 0
創案 ソウアン [0] 最初に考えだすこと。また、そうして考えだされたもの。「彼の―になる新機種がヒットした」 0
慎む つつし-む [3] ①あやまちのないように控える。「言動を―む」 ②度を越さないようにする。「酒を―む」 参考「謹む」と書けば、神仏や目上の人に対してかしこまる意。 0
口腔 コウコウ [0] 口からのどまでの間のこと。参考医学では「コウクウ」という。 0
真面 まとも [0] ①まっすぐに向かい合うこと。「―に風を受ける」 ②正しく、きちんとしていること。まじめ。「―な意見」 表記「正面」とも書く。 1
訴追 ソツイ [0] ①刑事事件で、検察官が裁判を提起すること。 起訴 ②裁判官などの罷免(ヒメン)を申し立てること。 0
口から出れば世間 くちからでればセケン ひとたび口にしてしまった秘密は、またたくまに世間に知れ渡ってしまうこと。 0
円居 まどい [0],[2] ①人がまるく座ること。車座(くるまザ)。 ②人が親しく集まること。団欒(ダンラン)。表記「団居」とも書く。 0
籾殻 もみがら [0] イネの実の外皮。籾米の外皮。もみ。「籾摺(す)り機で―を取り除く」籾糠(もみぬか) 0
髫髪・髫 うない ①髪の毛をうなじで束ねて垂らした、昔の子どもの髪形。 ②女児の髪をうなじの辺りで切り下げたもの。また、そういう髪形の子ども。 1
軽裘肥馬 ケイキュウヒバ 富貴な人の外出の装いの形容。また、たいそう富貴なさま。「軽裘」は軽くて高級な皮ごろも。「肥馬」は肥えたウマの意。〈『論語』〉参考「肥馬軽裘」ともいう。 0
縵面 なめ 銭の裏側の、文字がなくてなめらかな面。形(かた) 1
井の中の蛙(かわず)大海を知らず いのなかのかわずタイカイをしらず 自分の住んでいる世界のほかに、さらに広い世界があることを知らず、知識や経験にとぼしいのに、得意になって振る舞うたとえ。井蛙(セイア)大海を知らず。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
床本 ゆかボン 浄瑠璃太夫(ジョウルリだゆう)が、床(高座)で語るときに用いる大形の浄瑠璃本。 参考「ゆかホン」とも読む。 0
珍事 チンジ [1] ①めったにない珍しい事柄。 ②思いがけない事件。一大事。表記②「椿事」とも書く。 0
蹄 ひづめ [0] ウマ・ウシ・ヒツジなどの、足の先にある角質の硬い爪(つめ)。 0
家財 カザイ [1] ①家にある道具類。家具・衣類など。「―道具」 ②一家の財産。身代(シンダイ) 0
巡航速度 ジュンコウソクド [5] 船や飛行機などが、最も経済的で安全な航行・飛行を行うときの速度。経済速力。 0
熱狂 ネッキョウ [0] ひどく興奮して狂うほど熱中すること。「―した若者であふれる」 0
裏声 うらごえ [0] 声帯をすぼめて発声する、通常の声域を超えた高い声。ファルセット。「ヨーデルを―で歌う」地声 0
蒲魚 かまとと わかっているのに、上品ぶってわからないふりをすること。うぶらしく振る舞うこと。また、その人。由来知らないふりをして、蒲鉾(かまぼこ)は魚(とと)から作るのかと聞いたことから。 1
裳裾・裳 もすそ 裳のすそ。転じて、衣服のすそ。 0
文教 ブンキョウ [0] 学問や教育によって人を教え導くこと。また、その指導や教化。特に、文部科学省の教育行政。「―地区(教育施設が集まっている地区)」「―政策の貧弱な国」 0
入り江 いりえ [0] 海や湖が陸地にはいりこんだ所。「波の静かな―に船が停泊する」入り海 0
鳴動 メイドウ [0] 大きな音を立てて揺れ動くこと。「大山―して鼠(ねずみ)一匹(大騒ぎした割に結果が小さいこと)」 0
義理 ギリ [2] ①物事の道理、正しい筋道。「―にはずれた行い」 ②人間関係や社会的な立場からしなければならないこと。「―を欠くのはよくない」「―で出席する」 ③血縁同様の関係をもつこと。「―の親子」 0
落花 ラッカ [1],[0] 花が散ること。また、散り落ちた花。「―枝にかえらず」 0
世過ぎ よすぎ [0],[3] 世の中を暮らしていくこと。渡世(トセイ)。生活。「身過ぎ―」 世渡り 0
居所 キョショ [1] ①身をおく所。 ②法律で、本拠ではないが、ある期間継続して住む場所。参考①「いどころ」とも読む。 0
同一 ドウイツ [0] ①同じこと。「―人物」 ②差がないこと。等しいこと。「大人と―に扱う」 0
累累 ルイルイ [0] ①付近一帯に数多くかさなり合っているさま。「死屍(シシ)―」 ②連なり続くようす。「―たる杉木立」 0
熱 ほとぼり [2] ①ほてり。余熱。 ②感情の余勢。「興奮の―がまだ残る」 ③事件が終わった後まで続く、世間の関心やうわさ。「―が冷めるまで姿を隠す」 0
直隠し ひたかくし [0],[3] ひたすら悟られないように努めること。ひたむきに隠すこと。「―に隠す」 0
黙考 モッコウ [0] 黙ってじっと考えること。「沈思―」黙想・黙思・黙念 0
胃酸 イサン [0] 胃液中に含まれる酸。おもに塩酸。「―過多症」 0
雉も鳴かずば撃(う)たれまい きじもなかずばうたれまい 無用のことを言ったばかりに、わざわざ禍(わざわ)いを招くたとえ。キジも鳴かないでいれば見つからず、人間に撃たれることもないのにという意から。口は禍(わざわ)いの門・鳴く虫は捕らえられる 0
郊祀 コウシ 中国古代、皇帝が都の郊外で天地をまつった儀式。のちに皇帝の威厳を誇示する祭祀(サイシ)となった。郊社 0
熱血漢 ネッケツカン [4],[3] 熱い情熱やはげしい意気のある男。熱血男児。 0
随喜 ズイキ [0],[1] ① 仏を信じて、その徳をありがたく感じること。また、他人の善行を見て、心に喜びを生じること。 ②非常に喜んで、ありがたく思うこと。「―の涙」 0
醋 す [1] 酢酸(サクサン)を含む液体調味料。料理などに酸味をつけたり、魚をしめたりするのに使う。 表記「酢」とも書く。 0
紲 きずな [0] ①牛馬などをつないでおくつな。 ②罪人や物をしばるなわ。 0
霜降 ソウコウ [0] 二十四節気の一つ。陽暦で一〇月二三日ころに朝夕の気温が下がり、霜がおり始めるという。 秋 0
觴詠 ショウエイ 酒を飲み、詩歌を詠(よ)むこと。「秋の夜長に―の集いを催す」 0
画く えが-く [1] 物の形を写して、絵画にする。物の形象を絵にあらわす。 0
癇癪 カンシャク [0],[4] 感情をおさえきれず、怒りやすい性質。また、その発作。癇癪玉。「―を起こす」癇癖(カンペキ) 0
追い遣る おいや-る [3] 追いたてる。追いはらう。追いこむ。「うるさい犬を―る」「激しい追及で辞職に―った」 0
討幕 トウバク [0] 幕府をせめうつこと。「尊王―」表記「倒幕」と書けば、幕府をたおすこと。 0
選択 センタク [0] 適当なものを選び取ること。「進学コースを―します」 参考「センジャク・センチャク」と読めば、仏教用語で善を取り悪を捨て去る意。 0
律義・律儀 リチギ 実直なこと。義理がたいこと。きまじめ。「約束を必ず守る―な人です」 0
互角 ゴカク [0] 優劣のない状態。「碁では父と―に戦える」五分五分・対等表記ウシの角の形は左右の差がないことから「牛角」とも書く。 0
墓 はか [2] 遺体や遺骨を葬る場所。おくつき。また、その上に立てる墓標。塚(つか) 0
視聴覚 シチョウカク [2] 視覚と聴覚。外からの光を刺激として生じる感覚と、外からの音を刺激として受ける感覚。「―教育」 0
騒つく ざわ-つく ①ざわざわする。ざわめく。 ②穏やかでなくなる。落ち着かなくなる。「胸が―く」 0
絡繹 ラクエキ [0] 人や車馬の往来が絶え間なく続くさま。表記「駱駅」とも書く。参考「絡」「繹」ともに、連なる・続く意。 0
真善美 シンゼンビ [3] 人間の最高の理想とされる、三つの価値概念である認識上の真、倫理・道徳上の善、芸術上の美。 0
思い半ばに過ぐ おもいなかばにすぐ よく考えてみると、思い当たることが多い。また、一部分を知れば、おおよそのことが分かる。〈『易経』〉 0
禄い さいわい 天からたまわる幸福。神からさずかる恵み。 0
転迷開悟 テンメイカイゴ 迷いから脱して悟りを開くこと。 0
刀豆 なたまめ [0] マメ科のつる性一年草。由来「刀豆」は漢名から。 鉈豆(なたまめ) 1
寸劇 スンゲキ [0] 短くまとまった軽い演劇。興を添える短い劇。 0
孤閨 コケイ 夫が不在のため、妻が独りで寝ること。また、その部屋。 0
鼻持ちならない はなもちならない ①いやなにおいがひどく、我慢できない。 ②相手の言動が不愉快で聞くに耐えない。「まったく―奴(やつ)だ」 0
九死に一生を得る キュウシにイッショウをうる ほとんど助かる見込みのない命が、かろうじて助かること。十のうち九までが死ぬ意。十死一生・万死九生 0
変法自強 ヘンポウジキョウ 法律や制度を変えて、国力を強くすること。由来中国、清(シン)朝末期に起こった改革運動のスローガン。 0
済民 サイミン [0] 人々を苦しみや難儀から救うこと。「経世―」 救民 参考「セイミン」とも読む。 0
示教 シキョウ [0] ためになる事柄を、具体的に示しながら教えること。 教示(キョウジ) 参考「ジキョウ」とも読む。 0
釈眼儒心 シャクガンジュシン 慈悲と仁愛の心をあわせもつことのたとえ。釈迦(シャカ)の目と孔子の心の意で、仏教の慈悲深い目で見、儒教の仁愛に満ちた心で接すること。 0
搔く か-く ①爪(つめ)などでこする。「背中を―く」 ②刃物で削ったり、切りとったりする。「氷を―く」「寝首を―く」 ③払いのけたり、寄せ集めたりする。「シャベルで屋根の雪を―く」 ④手や道具で水をおしのける。 ⑤外にあらわしだす。「汗を―く」 ⑥身に受ける。「恥を―く」 ⑦弦をはじく。 0
窮余 キュウヨ [1] 苦しんでそのあげくの果て。苦しまぎれ。 0
旋毛 つむじ [0] 頭髪がうず状に生えている部分。「―を曲げる(ひねくれる)」 参考「センモウ」と読めば別の意になる。 1
管見 カンケン [0] ①狭い見聞・見識。管(くだ)の穴を通して物を見る意から。 ②自分の見識を謙遜(ケンソン)していう言葉。「―によれば」管窺(カンキ) 0
大和撫子 やまとなでしこ [5] ①日本女性の美称。みかけは可憐(カレン)で弱々しいが心(シン)は強いという意。 ②ナデシコの別称。カラナデシコに対していう。 1
窮途末路 キュウトマツロ ぎりぎりまで追いつめられて、苦境から逃れようもない状態。また、苦境に陥って困り果てること。「窮途」は行き詰まりの道、「末路」は道の尽きるところの意。 0
景物 ケイブツ [0],[1] ①四季折々の情趣ある風物。「秋の―」 ②商品に添える品物。景品 0
危局 キキョク [2],[1] 危険の迫った場面・状況。「ある物事の―に直面する」危地 0
邪悪 ジャアク [0] 心がねじけているさま。不正で悪意のあること。「―な考えは捨てよ」 0
壊疽 エソ [1] 壊死した細胞が脱落したり、腐敗したりしたもの。脱疽(ダッソ) 0
不幸 フコウ [2] ①ふしあわせ。幸福でないこと。「―のどん底」幸福 ②身内の者の死去。「親戚に―があった」 0
詣る いた-る [1] ①行き着く。 ②学問などが深い境地まで到達する。 0
産す む-す [1] 生じる。はえる。「こけ―した岩」 0
商い三年 あきないサンネン 商売を始めて利益をあげるまでになるには、三年くらいはかかるものだから、三年は我慢せよという教え。 0
逆風 ギャクフウ [0] 進む方向から吹いてくる風。向かい風。転じて、不利な情勢のたとえ。「―のなかを出航する」「―をものともせず市長選に立候補する」順風 0
甘苦 カンク [1] ①あまいこととにがいこと。 ②楽しみと苦しみ。苦楽。「―をともにする」 0
同士 ドウシ [1] 関係・種類が同じであるもの。また、その人。「似た者―」「兄弟―」「―討ち」仲間 0
舞楽 ブガク [1] 雅楽の一つで、器楽合奏を伴奏として舞をまうもの。 0
拝跪 ハイキ ひざまずいておがむこと。参考「跪」はひざまずく意。 0
色恋 いろこい [2] 男女が愛し合うこと。「―沙汰(ザタ)」 恋愛 0
皇太后 コウタイゴウ [3],[5] 天皇の母で、先代の天皇の皇后。おおきさき。 0
柘植 つげ [0] ツゲ科の常緑低木。 黄楊(つげ) 1
雌伏雄飛 シフクユウヒ 将来を期して人に付きしたがい、やがて盛んに活躍すること。また、辛抱して低い地位に甘んじることと、おおしく活躍すること。「雄飛」は雄鳥がおおしく飛ぶように、大いに活躍すること。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
腿 もも [1] あしのつけねからくるぶしまでの部分。大腿(ダイタイ)部と脛(すね)の総称。 0
変成・変生 ヘンジョウ 仏の功徳(クドク)で成り変わること。特に、女子が男子に生まれ変わること。参考「変成」は「ヘンセイ」と読めば、形が変わって生じること、また、形を変えてつくる意。 0
侯爵 コウシャク [1] 旧華族制度で、五等に分けられた爵位の第二位。参考ほかに、公爵・伯爵・子爵・男爵がある。 0
羅宇 ラオ [2],[1] ①現在のラオス。インドシナ半島にある国。 ②ラオス産の竹で作った、キセルの雁首(ガンくび)と吸い口とをつなぐ管。参考「ラウ」とも読む。 1
紊れる みだ-れる [3] さまざまに入り混じって、秩序などがなくなる。入り組んで筋道が立たなくなる。「都市の風紀が―れる」「雑念で考えが―れる」「秩序が―れる」由来糸がもつれみだれる意から。 0
協会 キョウカイ [0] ある目的のために集まった会員たちが力を合わせ、維持・運営していく会。 0
檜皮葺き ひわだぶき [0] ヒノキの皮で屋根を葺くこと。また、その屋根。 1
頌める ほ-める 人の徳や功績を言葉にして表す。たたえる。 0
否応無し いやオウな-し 有無を言わせず、無理やり。「―に連れ戻す」参考「否」は不承知、「応」は承知。 0
蚊虻牛羊を走らす ブンボウギュウヨウをはしらす 弱小なものが強大なものを制すること。また、ささいなことが原因で大事件や災害を引き起こすこと。カやアブのような小虫でも多数集まって血を吸うと、それを嫌って大きなウシやヒツジも逃げる意から。〈『説苑(ゼイエン)』〉参考「蚊虻走牛」ともいう。 0
堂が歪んで経が読まれぬ ドウがゆがんでキョウがよまれぬ 自分の失敗を責任転嫁して言いわけするたとえ。また、もったいぶって理屈ばかり言い、実行が伴わないたとえ。仏堂がゆがんでいるので、落ち着いて経が読めないと不平を言う意から。参考「堂が歪んで」は「寺が曲がって」ともいう。地が傾いて舞が舞われぬ 0
白髪太郎 しらがたろう クスサンの幼虫。白髪のような長い毛が密生する。しなのたろう。くりけむし。 1
利子 リシ [1] 金銭を一定期間借りた人が、貸した人に対して一定の割合で支払う報酬としての金銭。利息元金 0
発動 ハツドウ [0] ①動き出すこと。活動を始めること。 ②特定の法的権限を行使すること。「指揮権を―する」 ③動力を起こすこと。「―機」 0
武弁 ブベン [0] 武士。武官。武家。参考「弁」は、武官がかぶった冠(かんむり)の意。 0
沐浴 モクヨク [0] 髪や体をあらってきれいにすること。湯浴(あ)み。「ガンジス川で―する」参考「浴」は、体をあらう意。 0
閻浮の塵 エンブのちり この世のちり。俗世におけるけがれた事物。「閻浮」は、「閻浮提(エンブダイ)」の略。 0
聞く き-く [0] ①音や声などを耳に感じる。また、話などが耳に入る。「鳥のさえずりを―く」「物音を―く」「悪いうわさを―く」 ②承知する。「忠告を―く」 ③問う。「道を―く」 ④においをかぐ。また、味や香りのよしあしを調べる。「茶の香りを―く」「―き酒」表記④「利く」とも書く。参考「聴く」と書けば、耳を傾けて詳しく聞き取り、また、聞き入れる意。 0
隔離 カクリ [1],[0] ①他からへだてて離しておくこと。へだたり。「世間から―されて育つ」 ②悪性の感染症患者を他の人から離して、一定の場所におくこと。「―病棟」 0
内堀・内濠 うちぼり 城の内部にあるほり。また、二重に巡らしたほりの内側のもの。外堀 0
玉兎 ギョクト [1] 月の異称。月にウサギがすむという中国の伝説から。 0
鳳字 ホウジ 「鳳」の字を分解すると「凡」「鳥」になることから、凡人をあざける語。 0
菜葱 なぎ ミズアオイの別称。 夏 雨久花(みずあおい) 0
棒 ボウだら [0] タラを三枚におろし、頭・背骨・内臓を取って日に干したもの。春 0
異例 イレイ [0] それまでに例のない、めずらしいこと。また、いつもとちがっていること。「―の出世をする」「―の措置」 0
彼方 あちら [1] ①相手や自分から離れた場所、また、方向や人。「―はどなたさまですか」 ②外国。特に、欧米をいう。「―にいたころ覚えた料理」参考「あっち・あなた・かなた」とも読む。「かなた」と読めば、より遠い意になる。 1
儀法 ギホウ きまり。規定。特に、礼法や儀式などのきまり。「―にしたがって厳粛に行われる式典」儀典 0
瀆 みぞ 耕地に用水を通す水路。 0
猥瑣 ワイサ こまかなつまらないこと。こまごまとしたくだらないこと。また、そのさま。「瑣」はこまかい意。「日常生活の―な雑事に追われる」 0
嘗て かつ-て [1] ①以前。むかし。「―はここにも緑があった」 ②今まで一度も。打ち消しを伴って用いる。「いまだ―敗北したことがない」 0
守る まも-る [2] ①保護する。守備する。防ぐ。また、番をする。「留守を―る」 ②大切にする。規則などに背かないようにする。「約束を―る」 0
噂 うわさ [0] ①確かでない物事やその場にいない人についてあれこれ話すこと。また、その話。噂話。「結婚の―がたつ」 ②世間でまことしやかに言われている、確証のない話。「根も葉もない―」 0
一網打尽 イチモウダジン [0] 犯人などを一度で全員捕らえること。一網であたりのすべての魚を捕まえる意から。「悪人一味は―に検挙された」一網無遺 0
飢える う-える [3],[0] ①食物が少なくひどく腹が減る。食べ物がなく苦しむ。「―える難民を救おう」 ②望むものが得られず苦しむ。激しく求める。「知識に―える」表記「饑える」とも書く。 0
対話 タイワ [0] 向かい合って話すこと。また、その話。「親子の―」対談 0
奸佞邪智 カンネイジャチ 心がねじけて、ずるがしこく立ちまわること。また、その人。「邪智」は悪知恵。参考「邪智奸佞」ともいう。奸佞邪心 0
角べる くら-べる 力くらべをする。力や技で競り合う。 0
黙禱 モクトウ 黙って心のなかで祈ること。「戦没者に―を捧(ささ)げる」 0
千振 センぶり [0] ①リンドウ科の二年草。山野に自生。茎は紫色。秋、紫色の線のある白い花をつける。茎・根は苦味があり胃腸薬用。イシャダオシ。 秋 ②センブリ科の昆虫の総称。体は黒色、はねは半透明で暗色。初夏、水辺を飛ぶ。 由来①湯の中で千回振り出してもまだ苦いことから。 表記①「当薬」とも書く。 0
連亘・連亙 レンコウ 長くつらなって続いていること。表記「聯亙」とも書く。 0
球 たま [2] ①丸い形状のもの。地球・電球など。 ②まり。ボール。「速い―を投げる」 0
発頭人 ホットウニン [0] 物事を最初にくわだてた人。首謀者。張本人。 0
希塩酸 キエンサン [0] 水で濃度を薄めた塩酸。無色透明で消化剤・殺菌剤などに使う。表記「稀塩酸」とも書く。 0
髻 たぶさ [0],[4] 「髻(もとどり)」に同じ。 0
良薬 リョウヤク [1],[0] よくきく薬。妙薬 0
僥倖 ギョウコウ [0] 思いがけない幸運。こぼれざいわい。「―にめぐまれ難をのがれた」「勝利は―というほかはない」 0
生一本 きイッポン [2] ①純粋で混じりけのないこと。「灘(なだ)の―」 ②心がまっすぐで、ひたむきに物事にうちこむこと。「―の職人」 一本気 0
地金 ジがね [0] ①製品に加工する前の金属素材。 ②めっきの下地となる金属。 ③ふだんはわからないその人本来の性質。本性。「とうとう―が出た」参考「ジキン」とも読む。 0
野暮天 ヤボテン [0] 非常に野暮なこと。また、その人。「あいつは―だ」 0
枝葉末節 シヨウマッセツ [1],[0] 本質からはずれたささいなこと。主要でない細かい物事。「末節」は木の末のほうの節(ふし)のことで、どうでもよい部分のたとえ。「―にとらわれない」 枝葉末端 0
無策 ムサク [0] 適切な対策や方策が何もないこと。「無為―」 0
尽く ことごと-く [1] すべて。一つ残らず。「―失敗におわる」 0
才能 サイノウ [0] 才知や能力。物事を巧みにやりとげる能力。「音楽の―を発揮する」 0
朝飯前 あさめしまえ [5] ①朝起きてから朝食をとる前。 ②たやすいこと。「このような問題は―だ」由来②朝食前にもできるという意から。 0
季 すえ [1] ①末の子。 ②四季それぞれの三か月の終わりの月。 ③世の終わり。末年。 0
合縁奇縁 あいエンキエン [5] 不思議な巡り合わせの縁。人と人との結びつきで、気心が合う合わないは因縁という不思議な力によるものだということ。縁は異なもの味なもの 0
紅白 コウハク [1] 赤色と白色。紅組と白組。多く、慶事を表す色。「―の水引」「―試合」 0
往事渺茫として都て夢に似たり オウジビョウボウとしてすべてゆめににたり 過ぎ去った昔のことは、もうかすかでとりとめもなく、すべて夢のようであるということ。「往事」は過ぎ去った昔のこと。「渺茫」は遠くかすかではっきりしないさま。〈白居易の詩〉 0
版 ふだ [1] 姓名や戸籍・土地区分などを書いた木のふだ。 0
天を指して魚を射る テンをさしてうおをいる 手段や方法をまちがえては、目的を達成することはできないというたとえ。また、かなえられるはずのない望みをいだくことのたとえ。魚を射るのに天に向かって銛(もり)を打つ意から。〈『説苑(ゼイエン)』〉木に縁(よ)りて魚を求む 0
本家 ホンケ [1] 一族・一門・一派のもととなる家筋。「―に養子に入る」宗家分家 0
男鰥 おとこやもめ [4] 妻に死別または生別して、再婚しないでいる男性。また、独身を通している男性。やもお。女寡(おんなやもめ) 0
刺青 シセイ [0] 「刺青(いれずみ)①」に同じ。 0
憤る むずか-る [3],[0] 乳幼児が機嫌を悪くして、泣いたりだだをこねたりする。「赤ん坊が眠くて―る」参考「むつかる」とも読む。 0
剝奪 ハクダツ はぎとること。無理に取り上げること。「公民権を―する」 0
小意気・小粋 こイキ ちょっと洗練されていること。どことなくしゃれているようす。「―な装い」 0
讒謗 ザンボウ [0] ありもしないことを言ってそしること。「罵詈(バリ)―」 誹謗(ヒボウ) 0
世の中は三日見ぬ間の桜かな よのなかはみっかみぬまのさくらかな サクラが三日も見ないうちに散ってしまうように、時世の変化が激しいことのたとえ。 0
雨露 ウロ [1] ①あめとつゆ。あめつゆ。「―をしのぐ」 ②大きな恵み。恩恵。「―の恩」 0
呆然 ボウゼン [0] ①驚いて、あっけにとられるさま。啞然(アゼン) ②気が抜けて、ぼんやりするさま。「―と空を見上げる」表記「惘然」、②「茫然」とも書く。 0
仕方 シかた [0] 方法。やり方。「車の運転の―を習う」「―がない」 手段 0
犬一代に狸(たぬき)一匹 いぬイチダイにたぬきイッピキ めったにめぐりあわないことや、珍しいことのたとえ。猟犬は一生に一度ぐらいしかタヌキのような大きな獲物を捕らえることができないことから。 0
滝 たき [0] 高い所から急激に落下する水流。また、それがある所。瀑布(バクフ)。夏 0
褥婦 ジョクフ [1] 産褥期の女性。出産後の一定期間、寝たり起きたりして体の回復に努める産婦。 0
天蚕 やままゆ [0] ヤママユガ科のガ。参考「テンサン」とも読む。 山繭(やままゆ) 1
発効 ハッコウ [0] 条約・法律などの効力が発生すること。「条約が―する」失効 0
出捐 シュツエン [0] 他人を助けるために、金や品物を寄付すること。 0
新生面 シンセイメン [3] 新しい分野や方面。多く芸術や学問、研究などにいう。「―をひらく」 0
専決 センケツ [0] その人だけの考えで、結論を出すこと。勝手にはからうこと。「独断―」 0
廃鉱 ハイコウ [0] 鉱石や石炭の採掘をやめること。また、その鉱山や炭鉱。 0
華やぐ はな-やぐ [3] はなやかになる。はなばなしくなる。「―いだ雰囲気に包まれる」表記「花やぐ」とも書く。 0
御忌詣 ギョキもうで 浄土宗の開祖法然(ほうねん)の年忌に参詣(サンケイ)すること。陰暦正月、現在は四月に七日間行われる京都の知恩院の法会(ホウエ)が有名。春 0
華足 ケソク ①華形の装飾のある机・台などの脚。 ②仏への供物を盛る器。また、その供物。表記「花足」とも書く。 0
僂麻質斯 リウマチ 関節や筋肉などが痛み、運動障害をおもな症状とする病気。リューマチ。ロイマチス。 1
闇夜の錦 やみよのにしき やっても無駄なこと、張り合いのないことのたとえ。闇夜に錦の着物を着ても見えないので、なんの意味もなく役にも立たないことから。参考「闇に錦・夜の錦」ともいう。 0
口外 コウガイ [0] 秘密などを他に話すこと。「けっして―してはならない」他言 0
間伐 カンバツ [0] 森林などで木の発育を助けるため、不要な木を伐採すること。すかしぎり。「―材」 0
禍殃 カオウ 思いがけないわざわい。災難・災禍・禍害 0
随筆 ズイヒツ [0] 見聞・体験や感想などを、気のむくまま筆にまかせて書いた文章。エッセイ。 随想・漫筆 0
希有 ケウ [1] きわめてまれなこと。たぐいなく珍しいさま。「―な出来事」希代・希世・希少表記「稀有」とも書く。 0
徹頭徹尾 テットウテツビ [5] 最初から最後まで。一貫して。とことんまで。「―反対する」 0
桂冠 ケイカン [0] 「月桂冠」の略。月桂樹の葉でつくった冠。「―詩人」参考古代ギリシャでは、アポロン神の霊木とされる月桂樹の葉で冠を作り、競技などの優勝者に与えた。 0
石花菜 てんぐさ 紅藻類テングサ科の海藻の総称。干潮線以下の岩に着生。平たい線形で、羽状に分枝する。ところてんや寒天の原料。 夏 由来「石花菜」は漢名から。和名は、「ところてんぐさ」の略。 表記「天草」とも書く。 1
畏友 イユウ [0] 尊敬する友人。「―の山田博士」参考友人を尊敬していう語。 0
区分 クブン [0],[1] ①区切って分けること。「土地を―する」 ②ある性質・種類などで分けること。分類。「テーマごとに―する」 0
槍 やり [0] ①長い柄の先に、とがった刃のついた武器。また、それを用いる武術。 ②①に似た陸上競技に用いる用具。「―投げ」 ③将棋で香車(キョウシャ)の別称。 表記「鎗」とも書く。 0
計略 ケイリャク [0] 計画を実現するためのはかりごと。特に、相手をだまそうとする計画。もくろみ。「―をめぐらす」策略・謀略 0
見据える みす-える [0],[3] ①目をすえてじっと見る。「敵を―えた」 ②冷静に見さだめる。「厳しい現実を―える」 0
兵営 ヘイエイ [0] 兵隊が宿営する場所。兵舎のある区域。兵舎 0
外の面 とのも 家の外側。戸外。「―に霞(かす)む山々を望む宿」 0
面の皮 つらのかわ 顔の表面の皮膚。「―が厚い(ずうずうしい)」 0
差す さ-す [1] ①光が当たる。さしこむ。「朝日が―す」 ②潮が満ちる。「潮が―す」 ③姿や気持ちがあらわれる。また、表情にあらわれる。「障子に松影が―す」「嫌気が―す」「ほおに赤みが―す」 ④液体などを入れる。「酒を杯に―す」 ⑤さしはさむ。「刀を―す」 ⑥高くかざす。「傘を―す」 0
諸兄 ショケイ [1] みなさん。多くの男性に対して用いる敬称。「同窓の―」 諸姉 0
胸椎 キョウツイ [1] 脊椎(セキツイ)の一部。頸椎(ケイツイ)と腰椎(ヨウツイ)の間にある。 0
容姿端麗 ヨウシタンレイ 顔だちや体つきが整っていて美しいこと。「―な女性が目にとまる」姿色端麗・眉目秀麗(ビモクシュウレイ)
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漢字の豆知識 美人をたたえる四字熟語~見た目も、頭脳も、歯もほめる!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
功徳兼隆 コウトクケンリュウ 成し遂げた事績と身にそなわっている人徳とが、きわめて盛大なこと。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
清潔 セイケツ [0] ①汚れのないこと。きれいであること。「身の回りを―にする」 ②行いや気持ちにごまかしがなく、純粋なこと。「―な人柄」 ①②不潔 参考「潔」はさっぱりして欲がない意。 0
拗れる ねじ-れる [3] ①ひねってねじまがる。 ②ひねくれる。心がねじける。 0
蟬蛻 センゼイ ①セミの抜け殻。うつせみ。 ②「蟬脱(センダツ)」に同じ。 0
不一・不乙 フイツ ①手紙の終わりに書く結びの語。まだ十分に気持ちを表していない意。不悉(フシツ)・不尽 ②そろっていないさま。一様でないこと。 0
渫う さら-う [0] 水底の土砂やごみなどを取り除く。「どぶを―う」 0
幔幕 マンマク [0],[1] 式場や会場などのまわりに張り巡らす幕。「錦の―を張る」 0
終末 シュウマツ [0] 物事の終わり。最後。「世界の―」「―思想」 終尾・結末 発端 0
墳丘 フンキュウ [0] 土・石などを小高く盛り上げたはか。「方形の―」 0
眼間 まなかい [0],[2] 目と目の間。目の先。目の前。表記「目交」とも書く。 1
水鶏 くいな [0],[1] クイナ科の鳥の総称。世界中に分布。日本にはヒクイナ・ヒメクイナ・ヤンバルクイナなどがいる。鳴き声を古来詩歌に「たたく」と形容されたのはヒクイナ。 夏 由来「水鶏」は漢名からで、水辺にすみ、ニワトリのように夜明けを知らせる鳥の意。 表記「秧鶏」とも書く。 1
采る と-る ①指でつみとる。「山菜を―る」 ②選んでとる。採用する。 表記「採る」とも書く。 0
落 チョウラク ①草花などがしおれ、枯れること。また、容色が衰えること。 ②勢いがなくなり落ちぶれること。「名門チームの―が著しい」零落 0
孜孜 シシ [1] 熱心にはげむさま。あきずに努めるさま。「―として研究に打ちこむ」 0
朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり あしたにみちをきかばゆうべにしすともカなり 朝、人の道(正しい道理)を聞いて、その真意を悟ることができたら、その日の夕方に死んでも悔いはないということ。道を知ることが人間にとっていかに重要であるかを力説した孔子の言葉。〈『論語』〉 0
島台 しまダイ [2] 州浜(すはま)の形をした台の上に松竹梅や鶴亀(つるかめ)などを配し、蓬萊山(ホウライサン)をかたどった置物。婚礼などに用いる。参考「蓬萊山」は仙人が住むという中国の伝説の霊山。 0
血祭り ちまつり [2] ①戦いのはじめに捕虜など敵方の者を殺すこと。 ②手始めに最初の相手を討ちとること。「―にあげる」由来昔中国で、出陣に際していけにえを軍神にささげ、勝利を祈ったことからいう。 0
動感 ドウカン 動きのある感じ。動いているような感じ。「―に満ちた絵」 0
飾る かざ-る [0] ①美しく、またりっぱに見えるようにする。「美談が紙面を―る」「有終の美を―る一戦にしたい」 ②表面だけ、よく見えるようにとりつくろう。「体裁を―る」「全く自分を―らない人です」 ③美しくりっぱに見えるように、物を置く。「おひな様を―る」 0
転柿 ころがき [2] 渋柿の皮をむいて干したあと、むしろの上にころがして白い粉を発生させた食品。秋表記「枯露柿」とも書く。 0
老残 ロウザン 年老いてなお生き残っていること。「―の身をさらす」 0
斎米 ときマイ 寺や僧侶(ソウリョ)にほどこす米。僧侶の食事にする米。 0
臥竜鳳雛 ガリョウホウスウ [0] 伏竜鳳雛(フクリョウホウスウ) 0
羊裘垂釣 ヨウキュウスイチョウ 隠者の姿のこと。ヒツジの皮ごろもを着て釣り糸を垂れる意から。「裘」は獣の毛皮で作った服のこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
鮓答・鮓荅 サトウ ウマ・ウシなどの胆石や腸内の結石。解毒剤として用いる。牛黄(ゴオウ)。 参考古代、モンゴル人が雨ごいの儀式に用いた。 0
薫風 クンプウ [0] さわやかに吹く初夏の快い風。若葉のかおりが漂ってくるような、初夏の風。「―が心地よく吹く」 夏 0
聞香 モンコウ [0] 香をかぐこと。また、香をかぎわけること。ききこう。かぎこう。参考「ブンコウ」とも読む。 0
怨む うら-む [2] 他人におさえられ、思うようにできなくて気が晴れない。残念で不満がつのる。 0
公益 コウエキ [0] 社会一般のためになる、公共の利益。「―法人」私益 0
無沙汰は無事の便り ブサタはブジのたより 何も連絡がないのは無事である証拠だから、心配することはないということ。 0
煩擾 ハンジョウ 物事がごたごたと入り組み、乱れていること。 0
乾柿 ほしがき [2] 渋柿の皮をむき、軒下につるすなどして乾燥させ、甘くしたもの。つるしがき。秋表記「干柿」とも書く。 0
観察 カンサツ [0] 物事の状態や変化のようすを詳しくみること。「毎日向日葵(ひまわり)を―する」「保護―処分」 0
平定 ヘイテイ [0] 武力で攻め滅ぼし、服従させること。乱がおさまり、世が安定すること。「反乱を―する」「天下―」鎮定・鎮圧 0
卒わる お-わる [0] しめくくる。つきる。「三年間の学業を―る」 0
火中の栗を拾う カチュウのくりをひろう 他者や全体の利益のために自分が危険をおかすたとえ。由来 もと、フランスのことわざ。サルがネコをおだてて囲炉裏の中のクリを拾わせ、ネコは大やけどを負ったというイソップの寓話(グウワ)から。 0
郭 くるわ [0] ①遊郭。遊里。「―通い」 ②城やとりでの外囲い。 ③囲まれた場所。一区画の地域。表記「廓・曲輪」とも書く。 0
至恭至順 シキョウシジュン このうえなく謙虚で従順なこと。 0
絃 いと [2],[1] 楽器に張る糸。「三味線の―を張り替える」参考「つる」とも読む。 0
吼える ほ-える [2] ①獣などが大声で鳴く。 ②大声で叫ぶ。わめきたてる。 0
交驩 コウカン [0] 交歓 0
称する ショウ-する [3] ①となえる。名付けて言う。呼ぶ。「神童と―する」 ②たたえる。ほめる。「功績を―する」 0
掃射 ソウシャ [1],[0] 機関銃などで、なぎ払うように射撃すること。「機銃―」 0
鱠残魚 しらうお シラウオ科の海魚。体長約一〇(センチメートル)で、うろこがなく半透明。春、河口をさかのぼって産卵する。ゆでると白くなる。食用。春由来「鱠残魚」は漢名より。表記「銀魚・白魚」とも書く。 1
利 エイリ [1] ありあまるほどのもうけ。利益・利得 0
柞 ははそ [1] クヌギ・コナラ・オオナラなどの総称。 秋 0
曩祖 ノウソ 先祖。祖先。 0
印度 インド ①アジア南部インド半島の大部分を占める共和国。首都はニューデリー。 ②インド半島一帯の地域名。参考古くは「天竺(テンジク)」と称した。 1
西域 セイイキ [0] 中国人が昔、西方諸国を呼んだ言葉。現在の中央アジアから中近東付近までを指した。唐代には、文化の交流など東西交通の要衝。 参考「サイイキ」とも読む。 0
機具 キグ [1] 機械と器具・道具の総称。「農―を手入れする」 0
棲遅 セイチ ①ゆっくりと休息すること。 ②官を退いて、また、官に仕えず世俗を離れてすむこと。また、その家。 閑居(カンキョ) 0
黄砂・黄沙 コウサ ①黄色い砂や土。黄土(オウド)・(コウド) ②中国大陸の北西部で、三月から五月ころに黄色い砂が空をおおって地上に降りる現象。日本にも飛んで来ることがある。黄塵(コウジン) 春 0
綯い交ぜ ないまぜ [0] 種類や性質の異なるものが、一つにまぜ合わさること。また、そのもの。ごちゃごちゃなもの。「事実と想像を―にして語る」参考種々の色糸を、一本の糸により合わせる意。 0
先祖 センゾ [1] ①家系で最初の人。初代。 初祖・始祖 ②その家で、今生きている人より前の人々。「―の墓参り」 父祖 子孫・後裔(コウエイ) 0
謗毀 ボウキ 人を悪く言うこと。そしること。そしり。毀謗参考「謗」「毀」ともにそしる意。 0
瘋癲 フウテン [0] ①定職をもたず、ぶらぶらしている人。 ②言行錯乱や感情激発など精神状態に異常が見られること。また、そういう症状の人。 0
列卒 せこ 狩りのとき、鳥や獣を追い出したり、他へ逃げるのを防いだりする人。冬表記「勢子」とも書く。 1
買うは貰(もら)うに勝る かうはもらうにまさる 物はもらえば費用はかからないが、借りができて引け目を感じてしまう。自分で買うほうが何にも束縛されないのでよいということ。只(ただ)より高い物は無い 0
柏 かしわ [0] ブナ科の落葉高木。山地に自生。春、黄褐色の花が咲く。樹皮はタンニンを含み染料用。材は建材・薪炭用。葉は大きく、食物を包むのに用いた。表記「槲」とも書く。 0
夜会 ヤカイ [0] 夜に行う宴会や会合。特に、西洋風の舞踏会など。「―服といえば、燕尾(エンビ)服とイブニングドレスだ」 0
結党 ケットウ [0] ①徒党を組むこと。仲間をつくること。 ②政党を組織すること。「―の理念に立ち返る」解党 0
全壊 ゼンカイ [0] 建造物などがすっかりこわれること。 「全潰」の書きかえ字。 0
牴れる ふ-れる 角が当たる。さわる。 0
穎悟 エイゴ [1] すぐれて賢いこと。さとりのはやいこと。また、そのさま。表記「英悟」とも書く。 0
隔週 カクシュウ [0] 一週間おき。「―土曜休業が原則です」 0
私怨 シエン [0] 個人的なうらみ。私恨。「―を抱く」「―をぶつける」 0
養嗣子 ヨウシシ [3] 民法の旧規定で、家督相続人となるべき養子。 0
生活 セイカツ [0] ①生きて活動していること。 ②世の中でくらしをたてること。また、その方法。なりわい。「不況で―が苦しくなる」 0
吸引 キュウイン [0] ①吸いこむこと。「―力の強い掃除機」 ②人の関心を引きつけること。「客の―をはかる」 0
正直は一生の宝 ショウジキはイッショウのたから 正直は、一生を通じて大切に守るべき宝であるということ。また、正直であることは、一生他人に誇ることができる宝であるということ。 0
閃電 センデン [0] 稲妻のひらめき。電光。また、きわめて速いことのたとえ。「―一撃」「霹靂(ヘキレキ)―」 0
勤倹尚武 キンケンショウブ よく働き生活を質素にし、武芸に励むこと。「尚」は尊ぶ意。武士の生活態度として重んじられた。 0
門戸開放 モンコカイホウ [1] 制限を廃し出入りを自由にすること。また、外国に対して関税などを撤廃し、市場を開放して貿易などを自由にさせること。「市場の―を求める」 0
僻地 ヘキチ [1] 都会や中央から遠く離れている土地。辺鄙(ヘンピ)な土地。「―の医療対策」僻陬(ヘキスウ)・辺地 0
棄権 キケン [0] 権利を捨てること。特に、選挙権のある人が投票しないこと。「選挙で―しないようにしよう」 0
一路平安 イチロヘイアン [2] 旅立つ人を見送るとき、道中の無事を祈っていう言葉。一路順風 0
黙過 モッカ [0] 気付かないふりをして、そのままにすること。黙って見逃すこと。「スピード違反を―する」 0
位置 イチ [1] ①物の場所。「机を並べる―」 ②人の地位。立場。「会社での―」 0
近時 キンジ [1] ちかごろ。最近。「―は凶悪犯罪がふえた」往時(オウジ) 0
頻度 ヒンド [1] 同じことが繰り返し行われる度数。また、繰り返し現れる度数。「使用―の高い車」 0
羇旅 キリョ たび。たびびと。表記「羈旅」とも書く。 0
路地 ロジ [1] ①建物と建物の間の狭い通路。「―裏」 ②門の内側や庭の中の通路。「―口」表記「露地」とも書く。 0
無念 ムネン [0],[1] ①無我の境地に入って、心に何事も思わないこと。 ②ひどく、くやしいこと。残念に思うこと。「―をはらす」「―の敗退」 0
独り法師 ひとりぼっち [4] ただひとりであること。孤独であること。由来「ひとりボウシ」が転じたもの。 1
労する ロウ-する [3] ①働く。骨を折る。苦労する。 ②わずらわせる。「あなたの手を―するほどではない」 0
身籠もる みご-もる 体内に子を宿す。妊娠する。 表記「妊る・孕る」とも書く。 0
兵役 ヘイエキ [0] 軍籍に編入され、軍務に服すること。「志願して―につく」軍役 0
誨える おし-える 言葉でていねいにおしえさとす。わからない人にわからせる。 0
帰命頂礼 キミョウチョウライ 頭を地につけて礼拝(ライハイ)し、心から仏に帰依(キエ)すること。「帰命」は仏の教えを信じ、命をささげて仏にしたがう厚い信心のこと。「頂礼」は頭を地につけて礼拝すること。南無三宝(ナムサンポウ) 0
疏る とお-る 水などの流れが通じる。ふさがりが分け離れ、通じるようになる。 0
合標 あいじるし [3] 裁縫や木工で、二枚の布や板を合わせるとき、ずれないよう合わせ目につけるしるし。 0
凡才 ボンサイ [0] 平凡な才能。また、その人。凡骨 0
大抵 タイテイ [0] ①ほとんど。大部分。「―の人はそう思っている」 ②おそらく。「―我慢できるだろう」 ③ひととおり。ふつう。あとに打ち消しの語を伴う。「並み―の努力ではできない」 ④ほどほど。「夜遊びも―にしろ」 0
魁首 カイシュ 集団のかしら。特に、悪者のかしら。首魁 0
遊蕩 ユウトウ [0] だらしなく遊びにふけること。特に、酒や女遊びにふけること。「―児」放蕩表記「游蕩」とも書く。参考「蕩」はだらしがないさま。 0
芳情 ホウジョウ [0] 他人の厚意に対する敬称。「ご―に感謝いたします」「―を賜る」芳志・芳意 0
振恤 シンジュツ ほどこして救うこと。 表記「賑恤」とも書く。 0
海馬 たつのおとしご [1] ヨウジウオ科の海魚。 由来「海馬」は漢名より。頭がウマに似ていることから。 竜の落とし子(たつのおとしご) 1
口耳四寸 コウジシスン 聞きかじりのあさはかな学問。口耳の学。口と耳の間がわずか四寸しかないように、耳で聞きすぐ口に出して人に伝える浅い学問の意。〈『荀子(ジュンシ)』〉口耳講説・道聴塗説 0
循る めぐ-る ぐるぐるまわる。あちこちまわって元へ戻る。 表記「巡る」とも書く。 0
疚しい やま-しい [3] 良心に恥じるところがあり、うしろめたい。気がとがめる。「心に―しいところがある人」 0
河豚 ふぐ [1] フグ科の海魚の総称。日本近海に約四〇種が分布。体は長い卵形で腹部が大きい。卵巣や肝臓に毒をもつものが多いが、肉は美味。冬由来「河豚」は漢名より。ブタ(豚)のように美味であることから。表記「鰒」とも書く。 1
傍系 ボウケイ [0] ①直系より分かれた系統。「家系は源氏の―に当たる」直系・正系 ②その世界で、主流からはずれた存在。「―の茶道の一派」傍流 0
若菰 わかごも 新芽を出して間もないマコモ。 春 0
神懸かり・神憑かり かみがかり ①神霊が人体にのりうつること。また、その状態になった人。「―のような力を出す」 ②科学や道理に合わないことを強く信じ行うこと。また、その人。 0
旅枕 たびまくら [3] 旅行先で寝ること。旅の宿り。旅寝。草枕(くさまくら) 0
墓参 ボサン [0] 墓に行っておがむこと。墓参り。特に、盂蘭盆(ウラボン)の墓参りをいう。秋 0
精錬 セイレン [0] 鉱石などから、金属の不純物を除いて純度を高めること。 参考「製錬」との混同から生じた語。 0
敵に塩を送る テキにしおをおくる 敵が苦境にあるとき、その弱みにつけこまずに、かえって援助をすること。由来戦国時代、上杉謙信(うえすぎけんしん)が、今川氏と北条(ほうじょう)氏による塩の封鎖に苦しんでいた宿敵の武田信玄(たけだしんげん)に塩を送って苦境を救ったことから。 0
帰臥 キガ [1] 官職を辞して故郷に帰り、静かに暮らすこと。 0
縁側 エンがわ [0] ①座敷の外側につくられた細長い板敷き。 ②カレイやヒラメのひれのつけねにある肉。 0
強幹弱枝 キョウカンジャクシ 地方の権限をおさえて中央の権力を強くすること。もとを強くし、末端を弱くする意から。「幹」は中央政府・帝室のたとえ。「枝」は地方の諸侯のたとえ。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
洗膾・洗魚 あらい 新鮮なコイやスズキなどを薄く切り、冷水で引きしめた料理。 夏 1
遠江 とおとうみ 旧国名の一つ。現在の静岡県西部。遠州(エンシュウ)。 由来京の都に近い琵琶(びわ)湖を「近江(おうみ)」というのに対して、都から遠い浜名湖を「遠江」といったことから。 1
目配せ めくばせ [2] 目つきで気持ちを知らせたり、合図を送ったりすること。目交(ま)ぜ。「意味ありげな―を送る」 0
新嘉坡 シンガポール マレー半島最南端のシンガポール島とその周辺の島からなる共和国。また、その首都。中継貿易が盛ん。 1
鶴の一声(ひとこえ) つるのひとこえ 多くの対立する者の発言を制することのできる有力者や権威のある人の一声。 0
朱唇・朱脣 シュシン 赤く美しいくちびる。特に、口紅を塗ったくちびる。 紅唇 0
南無 ナム [1] 仏・菩薩(ボサツ)をおがむときにまず唱える語。心からの帰依(キエ)を表す。 由来梵語(ボンゴ)の音訳から。 0
吃音 キツオン [0] 言語障害の一種。言葉がつかえてなめらかに話せない状態。どもること。また、その声。 0
麤い あら-い ①きめがあらい。 ②粗末なさま。粗雑なさま。おおまかなさま。 表記「粗い」とも書く。 0
枝を矯(た)めて花を散らす えだをためてはなをちらす 小さな欠点を直そうとして、かえって重要な部分や全体を損なってしまうこと。 角(つの)を矯めて牛を殺す 0
普賢菩薩 フゲンボサツ 釈迦(シャカ)の脇士(キョウジ)で、白象に乗って釈迦の右側にいる。真理や悟りのシンボル。文殊(モンジュ)菩薩
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ありがたいけれど、何と読む?~仏様の名前の基本を知ろう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
彊い つよ-い 力がある。がっちりしている。表記「強い」とも書く。 0
引艾 ひきよもぎ ゴマノハグサ科の半寄生一年草。 由来ヨモギによく寄生することから。 陰行草(ひきよもぎ) 0
畳紙 たとうがみ [2] ①折りたたんで懐(ふところ)に入れ、詩歌の下書きや鼻紙などに用いる紙。懐紙(カイシ)。 ②厚い和紙に渋や漆(うるし)などを塗り、折り目をつけて衣服を包むのに用いる紙。 表記「帖紙」とも書く。 参考「たたみがみ」の転じたもの。 1
梃・梃子 てこ ある点を支点にし、そこを中心に小さな力で大きな物を動かす方法。また、そのために用いる棒。 1
解題 カイダイ [0] ①問題を解くこと。 ②書物の成立年代・著者・内容などについて解説すること。「源氏物語の―」表記②「開題」とも書く。 0
逝去 セイキョ [1] 人の死を敬っていう語。「恩師が急病で―された」「ご―を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます」 0
長夜の飲 チョウヤのイン 夜明けまで続けられるぜいたくな酒宴のこと。故事 暴虐で名高い殷(イン)王朝最後の王の紂(チュウ)が、宮廷で酒池肉林の酒宴を夜通し続け、夜が明けてからも窓や戸を閉めて、さらに続けたという故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
引致 インチ [0],[1] 無理に連れていくこと。特に、容疑者・被告人などを強制的に裁判所・警察署などの機関へ出頭させること。勾引(コウイン) 0
強記 キョウキ [1] 記憶力がすぐれていること。物覚えがよいこと。「博覧―」 0
賜暇 シカ [1],[2] 昔、官吏に休暇を与えること。また、その休暇。 0
尚古 ショウコ [1] 古い時代の文化・思想などを重んじること。昔の時代にあこがれること。「―思想」「―趣味」 懐古 0
阿吽の呼吸 アウンのコキュウ [0] 二人以上で何かをするときに、互いの調子や気持ちが一致すること。「夫婦の―で難局を乗りきる」 0
逆行 ギャッコウ [0] ①反対の方向に進むこと。あと戻り。「時代の流れに―する」 ②地球から見て、惑星が天球上を東から西に動くこと。 ①②順行 0
不躾 ブしつけ [0],[2] 礼儀をわきまえないこと。無礼なこと。「―な態度をとる」不作法 0
綿菓子 わたガシ [3],[2] ざらめを熱して細い口から糸状に飛ばし、割りばしに絡みつけた綿のようにふわふわした菓子。綿あめ。 0
大納言 ダイナゴン [3] ①律令(リツリョウ)制で、太政官(ダイジョウカン)の次官。大臣に次ぐ高官で国政に参与した。 ②「大納言小豆(あずき)」の略。アズキの上質品種。大粒で色が濃く、美味。 0
易簀 エキサク [0] 賢者が死ぬこと。「易」は替える、「簀」は寝床の下に敷く竹のすのこの意。故事 孔子の弟子の曽子(ソウシ)が死ぬ間際、家老からもらったりっぱなすのこを、身分にふさわしくないといって替えさせ、息を引きとったという故事から。〈『礼記(ライキ)』〉 0
常 とこ [1] 永遠に変わらないこと。いつまでも変わらないこと。「―夏」 0
文雅 ブンガ [1] ①詩歌や文章をつくって味わう風雅の道。「―を尊ぶ」「―には縁がない」 ②みやびであるようす。「―な催し」優雅 0
飲至策勲 インシサックン 勝ち戦のあと、祖先の廟(ビョウ)の前で報告し、祝杯をあげ、戦功を竹の札(策)に書き記すこと。〈『春秋左氏伝』〉 0
巌壁 ガンペキ [0] 岩が壁のように、けわしく切り立った所。表記「岩壁」とも書く。 0
難問 ナンモン [0] むずかしい質問や問題。「―にぶつかる」「―山積」 0
多芸は無芸 タゲイはムゲイ 多芸の人は、奥深くきわめた専門の芸がないために、すべてが浅く、結局は芸がないのに等しいということ。何でも来いに名人なし 0
袋耳 ふくろみみ [3] ①一度聞いたら忘れないこと。また、そのような人。地獄耳。 ②織物の耳(へり)を袋織りにしたもの。 0
蝸牛 かたつむり [3] 腹足類の軟体動物で陸にすむ巻貝の総称。湿気の多い所を好み、草木の葉を食う。頭に二対の触角をもち、長いほうの先に目がある。デデムシ。夏由来「蝸牛」は漢名より。殻が渦(うず)を巻き、ウシのような角があることから。参考「カギュウ・でんでんむし」とも読む。 1
止す よ-す [1] やめる。今までしてきたことをしなくなる。「参加するのを―す」「悪口を言うのは―せ」 0
事勿れ主義 ことなかれシュギ [6] もめごとやいさかいがなく平穏無事であることを望む、消極的な考え方や態度。 0
理外 リガイ [1] 理屈や論理の外にあること。普通の道理では判断できないこと。「―の理(理屈では判断できない不思議な道理)」 0
先験的 センケンテキ [0] 経験に先立って認識するさま。カントが最初に用いた哲学用語。超越論的。アプリオリ。 0
敏捷 ビンショウ [0] 動作や反応がすばやいこと。すばしこいこと。「―に行動する子ども」敏速 0
総角 あげまき [1] 古代の少年の髪形。二つに分けた髪の毛を、耳の上の両側でつののように丸く輪に結んだもの。また、その髪形にするころの子ども。角髪(つのがみ)。表記「揚巻」とも書く。 参考「ソウカク」とも読む。 1
楹 はしら 丸くて太いはしら。家屋の床から天井までまっすぐに立てられた太いはしら。 0
諷諫 フウカン [0] それとなく忠告すること。遠回しにいさめること。また、その忠告やいさめの言葉。参考「諫」は、いさめる意。 0
研ぐ と-ぐ [1] ①刃物を石や革などでみがいて鋭くする。「刃物を鋭く―ぐ」 ②すりみがいて、つやを出す。「宝石を―ぐ」 ③水の中でこすり洗う。「米を―ぐ」 0
鰭小鯛 ひれこだい タイ科の海魚。南日本の海底にすむ。体形はチダイに似る。体色は美しい赤色。エビスダイ。食用。 0
這柏槙 はいビャクシン ヒノキ科の常緑低木。イブキの変種。壱岐(いき)・対馬(つしま)に自生。幹は地上を横にはって広がり、よく分枝する。葉は針状。 0
御宇 ギョウ [1] 天子の治める御代(みよ)。治世。「明治天皇の―」参考「宇」は天下の意。 0
付き纏う つきまと-う [4],[0] ついて離れないでいる。うるさくついてまわる。「いつも不安が―っている」 0
功利 コウリ [1] ①功績と利益。手柄を立てることと利益をあげること。「―に走る」 ②幸福と利益。「―主義」 0
季世 キセイ 末の世。道徳・風俗などの衰えた時代。末世(マッセイ)・(マッセ) 0
敏耳 とみみ すばやく聞きつける耳。はやみみ。 0
訪う おとな-う [1],[0] たずねる。おとずれる。文語的な表現。「師の庵(いおり)を―う」 0
芸える う-える 種をまく。また、草木の苗をうえつけ育てる。 0
精髄 セイズイ [0],[1] 物事の本質をなす、最も重要なところ。「日本文化の―」 神髄 0
楽車 だんじり [0],[4] 祭りのとき、飾りをつけて引き歩く車。特に、関西方面の言い方。だし。やま。表記「檀尻・山車」とも書く。 1
落ちる お-ちる [2] ①人や物が、自然の力によって上から下へ移る。落下する。 ②程度が下がる。劣った状態になる。「速度が―ちる」「質が―ちる」 ③付着していたものがとれる。「色が―ちる」 ④不合格になる。「入試に―ちる」 ⑤選にもれる。落選する。「選挙で―ちる」 ⑥いやしくなる。「品性が―ちる」 ⑦最終的な所属や結果が決まる。「人手に―ちる」 0
歌垣 うたがき [2] 古代、豊作を予祝して男女が集まり歌を掛け合いながら踊った遊び。求婚の行事でもあった。かがい。 0
機知機略 キチキリャク その場に応じて巧みにはたらく才知やはかりごと。 0
臨写 リンシャ [0] 手本や原本を見て、文字や絵をうつすこと。臨書 0
籠球 ロウキュウ [0] バスケットボール。五人ずつの二組に分かれ、相手のゴールのバスケットにボールを投げ入れて得点を争う競技。 0
杠秤 ちきり [3],[0] 一貫目(約三・七五(キログラム))以上の重い物をはかるのに用いたさおばかり。表記「扛秤」とも書く。参考「ちぎ・ちぎばかり・ちぎり」とも読む。 1
和紙 ワシ [1] 日本古来の作り方による、コウゾ・ミツマタなどを原料とする紙。半紙・奉書紙など。日本紙(がみ)。洋紙 0
観点 カンテン [1],[3] 物事を観察したり考察したりする場合の立場や見方。見地。「―を変えた意見」 0
粗品 ソしな [0],[1] そまつな品物。人に物を贈るときにへりくだっていう語。「―進呈」 参考「ソヒン」とも読む。 0
欄干・欄杆 ランカン 手すり。「橋の―から水面を見おろす」表記「闌干」とも書く。 0
天罰覿面 テンバツテキメン [1],[0] 悪事を行うと、たちどころに天罰が下されるという戒め。「覿面」は、まのあたりに見る、効果などがたちどころに現れる意。 0
親王 シンノウ [3] 嫡出である皇子・皇孫の男子の称号。古くは天皇の兄弟・皇子のこと。 参考嫡出の皇女など、女子の称号には「内親王」をつかう。 0
擬勢 ギセイ [0] ①見せかけの勢い。強がり。「―を張る」虚勢 ②動物が敵を威嚇するときにとる姿勢。 0
易い やす-い [2] たやすい。簡単である。手軽だ。やさしい。「―きに流れる」難(かた)い 0
会意 カイイ [1] 漢字の六書(リクショ)の一つ。二つ以上の字を合わせて一つの字形を作り、その意味を合成すること。「木」と「木」で「林」、「人」と「木」で「休」など。 0
起用 キヨウ [0] より重要な役目や地位に人を取り立てること。「若手を―する」登用 0
瑣末 サマツ [0] こまかいこと。取るに足りないこと。「―な事にこだわる」 些細(ササイ) 表記「些末」とも書く。 0
促す うなが-す [0],[3] ①せきたてる。「―されて立ち上がった」 ②仕向ける。「発言を―す」 ③促進する。「観光客を誘致して町の発展を―す」 0
鬢長 ビンなが [0] サバ科の海魚。小形のマグロ。温帯の外洋に分布。胸びれがきわめて長い。缶詰に加工する。参考「ビンチョウ」とも読む。 0
御門違い おかどちがい [4] 訪問する家をまちがえる意から、見当ちがい。「―もはなはだしい」 0
嚔 くしゃみ [2] 鼻の粘膜が刺激されて起こる反射運動で、発作的に激しく息を吐き出すこと。冬参考「くさめ」とも読む。 0
筆記 ヒッキ [0] 書き記すこと。書き取ること。また、書き記したもの。「口述―で遺言を作成する」「―試験」 0
劈頭 ヘキトウ [0] 物事の始まり。まっさき。冒頭。「開会―からもめる」 0
政教 セイキョウ [1],[0] ①政治と教育。 ②政治と宗教。「―分離」 祭政 0
鹿毛 かげ [1] シカの毛色のような茶褐色で、たてがみ・尾・足の下の部分が黒いウマの毛色の名。また、そういうウマ。 0
哨兵 ショウヘイ [0] 見張りの兵士。歩哨(ホショウ)。 番兵 0
史 ふみ [1] 社会の移り変わりの記録。出来事を書き記した文書。歴史書。 0
抄録 ショウロク [1] 原文から必要な部分を抜き書きすること。また、その抜き書き。「論文の―を提出する」 抜粋 表記「鈔録」とも書く。 0
類例 ルイレイ [0] 同じ種類の例。似かよった例。「世界に―のない珍しい習慣」 0
我が儘 わがまま [3],[4] 自分の思うようにすること。周囲の事情も考えないで勝手気ままにすること。身勝手。「―な行動」 0
改める あらた-める [4] ①新しいものにする。「規則を―める」 ②悪いところをよいものに変える。改善する。「良くない態度を―める」 ③きちんとした態度をとる。「言葉を―める」 0
稀代 キタイ [0],[1] 希代 0
荐りに しき-りに 重ね重ね。しばしば。「―催促されている」 0
妻戸 つまど [2] ①家の端のほうにある開き戸。 ②寝殿造(シンデンづくり)の建物の四隅に出入り口として設けた両開きの戸。 0
超人 チョウジン [0] 普通の人間とかけ離れた能力をもつ人。スーパーマン。 0
燕楽 エンラク [0],[1] 酒宴を開いて遊興すること。また、その酒宴。表記「宴楽」とも書く。 0
擁する ヨウ-する [3] ①かかえる。いだく。「親子相―して喜ぶ」 ②もつ。所有する。「独裁的な権力を―する」 ③率いる。部下にする。「大軍を―する」 ④助けもりたてる。「幼君を―する」 0
薄端 うすばた ①口が大きくひらいた金属製の花器。 ②さかずきなどの、口が広くて底の浅いもの。 0
馳名 チメイ 誉れをあげること。名をはせること。名声が広まること。 0
段 タン [1] ①田畑や山林の面積の単位。一段は三〇〇歩(ブ)で、約一〇(アール)。「―当たり一〇俵の収穫」 ②布の長さの単位。一段はふつう、並幅(約三六(センチメートル))で鯨尺(くじらジャク)二丈六尺(約九・八(メートル))または二丈八尺。成人一人分の着物に相当する分量。表記①②「反」、②「端」とも書く。 0
俗人 ゾクジン [0] ①世間一般の人。また、僧以外の人。 ②高尚なことに関心を示さず、風流を解さない人。 ③世俗的な利益や名声ばかり気にする卑しい人。 俗物 0
覆水盆に返らず フクスイボンにかえらず 一度した失敗はとり戻すことはできないたとえ。また、離婚した夫婦はもとには戻れないたとえ。〈『通俗編』〉反水(ハンスイ)収まらず
■さらに学べる!漢字コラムを読もう!
あつじ所長の漢字漫談3 かっこよくキメたい「真夏の夜の夢」ーー盆の巻
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
分割 ブンカツ [0] ①いくつかにわけて、別々にすること。「植民地を―統治する」「東西に―されていた国」 ②「分割払い」の略。代金を何回かにわけて払うこと。 0
跌宕・跌蕩 テットウ 細かい物事にこだわらず、のびのびしていること。また、雄大なさま。 0
和親 ワシン [1],[0] なごやかに親しむこと。親睦(シンボク)。「二国間で―条約を結ぶ」 0
北緯 ホクイ [1] 赤道から北極までを測った緯度。「東京は―三五度付近にある」南緯 0
御汁・御付 おつけ おつゆ。特に、味噌汁(ミソしる)。 由来本膳(ホンゼン)で飯に付け添える意から。 1
鶯語 オウゴ ウグイスの鳴き声。 0
血煙 ちけむり [2] 人を切ったときなどの、血が飛び散るようすをけむりにたとえた語。ちけぶり。「―を上げる」 0
最前線 サイゼンセン [3] ①戦場で、敵に最も近く直接向かい合う陣地。 ②職場などで、最も激しい競争や活動が行われているところ。第一線。「販売の―に立つ」 0
絶唱 ゼッショウ [0] ①非常にすぐれた詩歌。「古今の―」 ②精一杯感情を込めて歌うこと。「―するオペラ歌手」 熱唱 0
心意気 こころイキ [0],[4] 積極的に損得抜きで取り組もうとする気持ち。いさぎよい気前。「江戸っ子の―を示す」 0
設営 セツエイ [0] ①活動するために施設・建物などを事前にこしらえること。「キャンプ場でテントを―する」 ②会合などの準備をすること。「式典の会場―」 0
混線 コンセン [0] 電信・電話などで他の通信や通話が混じること。転じて、話の筋がもつれてわからなくなること。 0
御家人 ゴケニン [0] ①鎌倉・室町時代、将軍直属の臣。幕府より領地の承認を受けた。 ②江戸時代、将軍直属で、御目見得(おめみえ)以下の臣。旗本の次に位する。旗本 0
輯める あつ-める 材料などをあつめて整理する。 表記「集める」とも書く。 0
兎の毛 うのけ [1] ①ウサギの毛。 ②きわめて小さなこと。ほんのわずかなこと。 0
擽り くすぐり [0] ①皮膚の敏感な部分を軽く刺激して、むずむずさせること。くすぐること。 ②俳優や芸人が観客を笑わせようと、ことさらに行う動作や話術。 ③文章で、ことさら読者の笑いをそそろうとする試み。 0
無礼 ブレイ [1],[2] 礼儀作法をわきまえないこと。「―な振る舞い」失礼・無作法参考「なめ」とも読む。 0
万物 バンブツ [1] 宇宙に存在するすべてのもの。ありとあらゆるもの。「人間は―の霊長である」万象・万有 0
約束 ヤクソク [0] ①先のことについて、相手に対して誓うこと。また、互いに取り決めること。「再会の―を交わす」 ②決まりごと。ルール。「使用上の―を守る」「―手形」 ③運命的な因縁。運命により定まっていること。「前世の―により出会う」 0
誕生 タンジョウ [0] ①生まれること。出生。「娘の―日を祝う」生誕(セイタン) ②物事が新しくできあがること。「新政権の―」 0
副作用 フクサヨウ [3] 薬が治療を目的とする本来の作用とともに起こる、別の作用。おもに悪い作用をいう。 0
開放 カイホウ [0] ①戸や窓をあけはなしたままにすること。 ②制限などを設けないで、自由に出入りしたり利用したりすること。オープン。「一般市民への校庭―を実現する」 ①②閉鎖参考「解放」と書けば心身の束縛や制限を取り除いて自由にする意。 0
悖礼 ハイレイ 礼法にそむくこと。礼儀に反すること。また、その行い。 0
悪気 わるギ [0],[3] 憎しみやいじわるの心。悪意。「―があったわけではない」 0
豊満 ホウマン [0] ①ゆたかに満ちているさま。 ②肉づきのよいさま。多く、女性についていう。「―な容姿」 0
科 しな [1] 思わせぶりなしぐさ。なまめかしいようす。「―を作る」 0
快癒 カイユ [1] 病気やけががすっかりなおること。「難病がついに―した」全快・全治・完治・本復 0
合格 ゴウカク [0] ①条件や資格にかなうこと。「―品」 ②試験などに受かること。及第 0
悪銭 アクセン [0] ①品質のわるい貨幣。あくぜに。 ②不正な手段で手に入れた金銭。あぶくぜに。 0
挑発・挑撥 チョウハツ ①事をひき起こすようにしかけること。「相手の―に乗るな」 ②欲情を起こすようにしむけること。「―的な服装」 0
水疱 スイホウ [0] 表皮下に液がたまり、半球状にふくれあがる発疹(ハッシン)。水ぶくれ。 0
上昇 ジョウショウ [0] あがること。のぼること。「まず地価の―を抑える」 下降・低下 0
答辞 トウジ [0] 式場での返答の言葉。祝辞・送辞などに対して述べる言葉。「卒業生代表として―を読んだ」送辞 0
幸い さいわい [0] ①しあわせ。幸福。「不幸中の―」 ②しあわせなことに。幸運にも。「―にして合格」 0
擂る す-る [1] すりばちや石うすなどに入れ、細かく砕きつぶす。「胡麻(ゴマ)を―る(こびへつらう)」 0
席次 セキジ [0] ①座席の順序。席順。 ②地位や成績の順位。「―が下がる」 0
柑子 こうじ ①「柑子蜜柑(ミカン)」の略。酸味が強く実が小さい。秋 ②「柑子色」の略。赤みをおびた黄色。だいだい色。 1
遊興 ユウキョウ [0] 遊び楽しむこと。特に、酒場や料理屋で楽しむこと。「―にふける」「―費」表記「游興」とも書く。 0
胸郭・胸廓 キョウカク 胸椎(キョウツイ)や肋骨(ロッコツ)や胸骨で胸を囲む、かごのような形をした骨格。胸腔(キョウコウ) 0
裾 すそ [0] ①衣服の下のはし。「着物の―をからげる」 ②山などのふもと。また、川しも。「山―まで紅葉した」 ③頭髪の首筋に近い部分。「髪の毛の―を刈り上げる」 0
人工 ジンコウ [0] 人間が手を加えること。人間がつくり出すこと。「―授精」「―衛星」 人造 天然・自然 0
林野 リンヤ [1] はやしと野原。森林と原野。「国有林の管理などを行う―庁」 0
舞扇 まいおうぎ [3] 舞うときに用いる大形の扇。「菊を描いた―が美しい」 0
余白 ヨハク [0] 文字などが書かれた紙面の、何も書かれていない部分。スペース。「挿絵で―を埋める」「―に書きこみをする」 0
臨検 リンケン [0] ①現場に行って調べること。立ち入り検査。 ②行政機関の職員が、行政法規が実施されているか監視するために、営業所・工場などに立ち入って検査すること。 ③国際法上、船舶を捕獲するかどうか決定するために、船舶の国籍や海員などについての書類を検査すること。 0
加除 カジョ [1] 加えることと除くこと。加えたり除いたりすること。 0
坐ら いなが-ら ①すわったまま。即座に。 ②何もせずじっとして。出歩かずに家にいるままで。「―にして天下の情勢を知る」 0
釣り合わぬは不縁の基 つりあわぬはフエンのもと 育った境遇がちがいすぎる者どうしの結婚は、ものの考え方や価値観などが合わず、離婚することが多いということ。 0
淫風 インプウ [0] 性に関するみだらな風習・風潮。表記「婬風」とも書く。 0
酸性 サンセイ [0] 酸の性質。また、ある物質が酸の性質を示すこと。「―雨」 アルカリ性 0
廁 かわや 便所。「―に立つ」 由来川の上につくった「川屋」、また家の側(そば)につくった「側(かわ)屋」からとも。 0
鼎 かなえ [1] ①古代中国の、両手と三本脚のある鉄や銅の釜(かま)。食器または祭器として使われた。②王位や権威の象徴。 0
荷う にな-う [2] ①かつぐ。肩にかけて運ぶ。 ②自分の責任として引き受ける。「二十一世紀を―う若人」 0
髷 まげ [0] 頭頂で髪の毛を束ねて結わえたもの。「―を結う」参考「わげ」とも読む。 0
正麩 ショウフ 小麦粉を食塩水でこねて水洗いし、小麦蛋白質(タンパクシツ)と分離して沈殿させた澱粉(デンプン)。煮て、糊(のり)などにする。 0
枳殻・枳 からたち ミカン科の落葉低木。中国原産。とげが多く、生け垣にする。春、白色の五弁花をつけ、球形の実を結ぶ。実は芳香があり黄熟するが、食用にはならない。 由来「枳殻」は漢名から。和名は、唐(から)(中国の古称)から渡来したタチバナの意。表記「枸橘」とも書く。 1
合憲 ゴウケン [0] 憲法の規定や精神にかなっていること。違憲 0
勧懲 カンチョウ 「勧善懲悪」の略。 0
晦冥・晦暝 カイメイ くらいこと。まっくらになること。くらやみ。「天地―」 0
巾箱 キンソウ ①書物などをいれておく布張りの小さな箱。 ②「巾箱本(キンソウボン)」の略。携帯用の小さな本。 0
智利 チリ 南アメリカ南西部の共和国。太平洋に面した細長い国。漁業や林業が盛んで、鉱物資源も豊か。首都はサンティアゴ。 1
盛ん さか-ん [0] ①勢いがあるさま。また、活力があるさま。「雨粒が―に窓をたたく」「老いてますます―である」 ②繁盛しているさま。または、広く、盛大に行われているさま。「スポーツが―な高校」 ③積極的に何度も行われるさま。「―に手を振る」「みんなで―に応援する」 0
恐惶 キョウコウ ①おそれかしこまること。 ②手紙の末尾に用いる語。「―謹言」参考②「あなかしこ」とも読む。 0
嫁ぐ とつ-ぐ [2] よめに行く。縁づく。嫁(カ)する。「末の娘の―ぐ日が近い」 0
役所 ヤクショ [3] 役人が公務をする所。国や地方公共団体の行政事務をとり扱う所。「お―仕事(形式的で能率の悪い仕事ぶり)」官庁・役場参考「ヤクどころ」と読めば、与えられた役目の意。 0
雲霓 ウンゲイ 雲と虹(にじ)。また、虹。一説に、雲と虹はともに雨が降る前兆であることから、雨のことともいう。 0
夜更かし よふかし [3],[2] 夜遅くまで起きていること。「―は健康によくない」参考「夜更け」といえば、深夜・真夜中の意。 0
形而下 ケイジカ [3],[0] ①形のあるもの。物質的なもの。 ②哲学で、時間や空間のうちに形をそなえて現れるもの。その存在を感覚的に知ることのできるもの。形而上 0
勝手 かって [0] ①台所。「―口」 ②暮らし向き。「―に余裕がある」 生計・家計 ③ようす。事情。「―知ったる他人の家」 ④便利さ。「使い―が良い間取り」 ⑤わがまま。きまま。「なんて―な人だ」「自分―」 0
科役 カエキ 田畑などに課せられた租税(科)と公共の工事に労力を提供する夫役(ブヤク)(役)。科徭(カヨウ) 0
邦貨 ホウカ [1] 日本の国の貨幣。「外国製品の値段を―に換算する」外貨 0
吉凶禍福 キッキョウカフク 幸いと災い。めでたいことと縁起のよくないこと。参考「凶」「禍」ともに災いの意。 0
直向き ひたむ-き [0] 一つのことに熱中するさま。いちずなさま。「―な愛」 0
濾紙 ロシ [1] 液体をこして沈殿物や不純物を取り除くための紙。濾過紙。こしがみ。 0
賢母 ケンボ [1] かしこい母。落度のないりっぱな母親。「良妻―」 0
腑分け フわけ [0] 解剖。解体。「―する蘭学者(ランガクシャ)」参考江戸時代の医学用語。臓腑を分ける意。 0
酒乱 シュラン [0],[1] 酒に酔うと暴れる癖。また、そのような癖のある人。 酒狂 0
征討 セイトウ [0] 出兵して、そむく者やしたがわない者を討つこと。 征伐・討伐 0
踏切 ふみきり [0] ①鉄道線路と道路が交わる所。「―で車が渋滞する」 ②陸上競技や体操競技で、跳躍するときに足を強く踏むこと。また、その場所。 ③決断。ふんぎり。 0
死去 シキョ [1],[2] 人が死ぬこと。死んでこの世を去ること。死亡。「大統領―の報が飛びこんできた」 逝去 0
豊穣 ホウジョウ [0] 穀物などがゆたかに実ること。「五穀―を祈願する」豊作・豊熟 0
赤銅 シャクドウ [0],[2] ①銅に少量の金・銀を加えた合金。 ②①のような色。黄味がかった赤黒い色。「―色に日焼けした肌」 0
厭きる あ-きる [2] 十分過ぎていやになる。うんざりする。「小言は聞き―きた」 0
垢離 コリ [1] 神仏に祈るとき、水を浴びて心身を清めること。水ごり。 0
形骸 ケイガイ [0] ①生命を失った外見だけの体。実質を失った建物などの骨組み。「―を世にさらす」 ②実質的な内容が失われて形だけになったもの。「法の―化」 0
天汁 テンつゆ [0] てんぷらを食べるときにつけるつけじる。 0
請託 セイタク [0] 内々に特別なはからいを頼みこむこと。「―を受ける」 0
量才録用 リョウサイロクヨウ 人それぞれがもっている才能をよく考えて、ふさわしい地位に登用すること。「録用」は、あげ用いる意。〈蘇軾(ソショク)の文〉適材適所大材小用 0
拗ね者 すねもの [0] ①他人の言うことを受け入れずよくすねる人。つむじまがり。 ②世間の人と交わらない人。世をすねた人。 0
適く ゆ-く 目的地に向かってまっすぐ進む。おもむく。 0
剛勇 ゴウユウ [0] 意志がつよくいさましいこと。また、そのさま。表記「豪勇」とも書く。 0
桐一葉 きりひとは [4] 桐の葉が一枚散るのを見て、秋の訪れを知ること。また、衰亡のきざしのたとえ。秋 0
神仙・神 シンセン 神や仙人。俗世をはなれて不老長生の世界にすむ人。神通力をもつ人。仙人。 0
甓 かわら 土間などに敷き並べた平たい瓦(かわら)。敷き瓦。 0
己惚れる うぬぼ-れる 自分の能力などが実際以上にすぐれていると思いこみ、得意になる。表記「自惚れる」とも書く。 1
鼻息を窺(うかが)う はないきをうかがう 相手の意向や機嫌をさぐる。相手の気に入るように行動する。「―いながら話をする」 0
名主 なぬし [1],[0] 江戸時代に、村内の民政をつかさどった村の長(おさ)。参考西日本では「庄屋(ショウや)」、東北・北陸では「肝煎(きもいり)」といった。「ミョウシュ」と読めば、中世の荘園制下で、村落の中心となった農民の長のこと。 0
浪曲 ロウキョク [0] 三味線を伴奏にした、義理人情などを主題とする大衆的な語り物。浪花節(なにわぶし)。 0
羈軛 キヤク 牛馬をつなぎとめる道具。転じて、自由を制限すること。「旧社会の―を打破する」束縛 参考「軛」は牛馬のくびにあてて車を引かせる横木。くびき。 0
機雷 キライ [0] 「機械水雷」の略。水中で、敵の艦船が接触すると爆発するようにしかけた武器。 0
心腹の疾(やまい) シンプクのやまい 除くことがむずかしい敵や災いのたとえ。胸と腹にある病は、取り除くのが困難であることから。〈『春秋左氏伝』〉 参考「疾」は「シツ」とも読む。また、「疾」は「害(ガイ)」「患(うれい)」「病(やまい)」ともいうが、ほぼ同じ意味。 0
喪心・喪神 ソウシン ①気をうしなうこと。 失神・気絶 ②気が抜けて、ぼんやりすること。正気をうしなうこと。「―した表情を浮かべる」 放心 0
妾出 ショウシュツ [0] 正妻ではなく、めかけの子として生まれること。また、その生まれた人。 妾腹 0
斧 おの [1] 木を伐採したり割ったりするのに使う道具。刃のあるくさび形の鉄に柄(え)をつけたもの。よき。参考大形のものは「鉞(まさかり)」という。 0
席巻・席捲 セッケン 領土を占領すること。また激しい勢いで勢力の範囲を広げること。「席」はむしろ。むしろを巻き上げるように領土を占領していくという意。〈『戦国策』〉「全土を―する」 0
密夫・密男 まおとこ 夫のある女が他の男と関係をもつこと。また、その相手の男。表記「間男」とも書く。 1
学齢 ガクレイ [0] ①義務教育を受ける、満六歳から満一五歳までの期間。「―期の子をもつ親」 ②小学校に入学する年齢。「娘が―に達する」 0
貝寄風 かいよせ [0] 陰暦二月二〇日ころに吹く西風。春由来貝を海岸に吹き寄せる風の意から。 1
端物 はもの [0] ①全部そろっていないもの。欠けてはんぱなもの。 ②浄瑠璃(ジョウルリ)などで、長編の作品に対して短編の作品。段物 0
錆鮎 さびあゆ 秋、産卵のために川を下るアユ。落鮎(おちあゆ)。 秋 由来さびたように赤みを帯びることから。 表記「荒鮎・宿鮎」とも書く。 0
零砕 レイサイ [0] ①落ちてくだけること。また、そのもの。 ②非常に細かいこと。ささいなこと。 0
惰性 ダセイ [0] ①今まで続いてきた習慣。従来からのくせ。「―に流された生活を断ち切る」 ②物理で、物体が同じ状態を続けようとする性質。慣性 0
富士絹 フジぎぬ [0],[3] 羽二重(はぶたえ)に似た、くず繭から作った織物。 0
悪口雑言 アッコウゾウゴン [3] 口ぎたなくあれこれ悪口を言うこと。また、その言葉。さんざんにののしること。罵詈讒謗(バリザンボウ)・罵詈雑言 0
友軍 ユウグン [0] 味方の軍隊。「―機が近づく」「―部隊」敵軍 0
速度 ソクド [1] ①物事の進むはやさ。スピード。「制限―違反」 ②運動する物体の、単位時間当たりの位置の変化を表す量。 0
盗人の隙(ひま)はあれども守り手の隙はなし ぬすびとのひまはあれどもまもりてのひまはなし 盗難を防ぐのは困難であることのたとえ。盗人は、機会をねらって入るので、休もうと思えば休めるが、それに備えているほうは、いつ入るか分からない相手に油断することができないという意から。 0
訓示 クンジ [0] 上位の者が下位の者におしえ示すこと。また、その言葉。「大臣の―」 0
人面竹 ほていちく イネ科のタケ。マダケの変種。中国原産。観賞用に植える。茎の下部は節間が短く奇形にふくらむ。つえや釣りざおにする。竹の子は食用。ゴサンチク。ジンメンチク。 表記「布袋竹」とも書く。 1
節倹 セッケン [0] 無駄を省いて質素に暮らすこと。「―家」 節約・倹約 0
悪名 アクメイ [0] わるい評判。わるいうわさ。「―高い代官」美名参考「アクミョウ」とも読む。 0
寒梅 カンバイ [0] 冬のウメ。寒中に咲くウメ。早咲きのウメ。早梅(ソウバイ) 冬 0
居曲 いぐせ [0] 能で、地謡(じうたい)が曲を謡うときシテが舞わないで座ったままで演技をすること。舞曲(まいぐせ) 0
肘 ひじ [2] 上腕と前腕をつなぐ関節。また、その折れ曲がる外側の部分。「―で小突いて合図を送る」 0
奈辺 ナヘン [0] どのへん。どのあたり。どの点。どこ。表記「那辺」とも書く。 0
帯びる お-びる [2],[0] ①身につける。腰にさげる。「刀を―びる」 ②含みもつ。「酒気を―びる」 ③引き受ける。「任務を―びる」 0
累乗 ルイジョウ [0] 同じ数や文字を、何回か掛け合わせること。また、その積。冪(ベキ)。 0
芸域 ゲイイキ [0] 身につけた芸の深さや広さ。芸の領域。「―が広い」 0
讒佞 ザンネイ 他人を悪く言って、人にへつらうこと。また、その人。 讒諛(ザンユ) 0
赤螺 あかにし [2] ①アッキガイ科の巻貝。北海道以南の浅海の砂泥地にすむ。殻口は赤色。殻は細工用、肉は食用。 ②非常にけちな人をあざけっていう語。 由来②①がふたを閉じた形がしっかり物を握った手に似ていることから。 0
開催 カイサイ [0] 会合・式典・催し物を開き行うこと。「展覧会の―にこぎつける」 0
真筆 シンピツ [0] その人自身の書いたと認められる筆跡。 真跡 偽筆 0
錨 いかり [0] ①船を停泊(テイハク)させるため水中に沈める、鎖・綱などのついたつめのあるおもり。アンカー。「―を打つ」「―を下ろす」 ②水中のものをつりあげるための道具。 ①の形をしている。参考もと、石製を「碇」、鉄製を「錨」と使い分けた。 0
麻黄 マオウ マオウ科の常緑小低木。中国北部原産。高さ五〇(センチメートル)前後で、茎はトクサに似る。初夏、卵形の花穂をつける。漢方で茎を煎(セン)じて解熱やせき止めなどの薬とする。 0
明後日 ミョウゴニチ [3] 「明後日(あさって)」に同じ。 0
名声実(ジツ)に過ぐ メイセイジツにすぐ 実際よりも評判のほうが高いこと。 0
効力 コウリョク [1] ききめ。効果を及ぼすことのできる力・はたらき。「―を失った法律」 0
風前の灯 フウゼンのともしび [0],[8] 危険が迫って、今にも命が絶えようとしているたとえ。また、物事のはかなく弱いことのたとえ。風の前の塵(ちり)・轍鮒(テップ)の急 0
困知勉行 コンチベンコウ 才能に恵まれない者が苦しんで学び、努力して物事を実行すること。「困知」は苦しんだあげくに、やっと知ることができる意。「勉行」はひたすら努力を重ね実践すること。人倫の道に至る三つの道程の一つ。〈『中庸』〉参考三つの道程とは「学知利行・困知勉行・生知安行」のことで、どの道筋も方法がちがうだけで結果は同じであると説く。 0
杪 こずえ [0] 木の細い枝の先。 0
鍾める あつ-める 一か所にまとめて寄せる。かためる。「人々の同情を一身に―める」 参考抽象的なもののあつまりに用いる。 0
連袂 レンベイ 袂(たもと)をつらねる意から、行動をともにすること。複数の人が、同じ行動をすること。表記「聯袂」とも書く。 0
自説 ジセツ [0] 自分の考えや意見。「―を曲げない頑固な人」 0
尾行 ビコウ [0] 人のあとをつけること。特に、警察官が容疑者などを、気づかれないように付け、行動を監視すること。 0
駄文 ダブン [0] ①まずい文章。 ②自分の文章をへりくだっていう語。 ①②拙文 0
瓜の蔓に茄子はならぬ うりのつるになすびはならぬ 平凡な親から非凡な才能をもつ子は生まれないたとえ。また、子は親に似るものだということ。蛙(かえる)の子は蛙 鳶(とび)が鷹(たか)を生む 1
三味線 しゃみせん [0] 邦楽で用いる弦楽器。ネコなどの皮を張った胴に棹(さお)をつけ、三本の弦を張ったもの。撥(バチ)で弦をはじいて奏する。「―を弾く」 参考「サミセン」とも読む。 1
不整脈 フセイミャク [2] 脈拍が不規則になった状態。またそのような脈拍。「健康診断で―を指摘された」 0
鸞翔鳳集 ランショウホウシュウ 賢く才能のあるすぐれた人物が集まって来るたとえ。「鸞」や「鳳」が空を飛んで来て集まる意から。「鸞」は想像上の美しい鳥。「鳳」は鳳凰(ホウオウ)で、知徳のすぐれた天子の世に現れるという伝説上の霊鳥。〈傅咸(フカン)の文〉 0
基幹 キカン [0] 組織や体系の中心になるもの。おおもと。「わが国の―産業の発展に寄与」根幹 0
艶聞 エンブン [0] 男女関係のつやっぽいうわさ。浮き名。「―を流す」 0
謙虚 ケンキョ [1] 自分を誇らないで、へりくだること。飾らない素直な態度。「―な態度で臨む」謙譲・謙遜(ケンソン)傲慢(ゴウマン)・横柄 0
長揖 チョウユウ 中国の略式の敬礼。両手を組み合わせ、上から下におろす礼。 0
剛い つよ-い かたくてしっかりしている。たくましく、くじけない。ちょっとしたことには動じない。 0
鍍・鍍金 めっき ①金属や非金属の表面に、装飾やさびどめなどの目的で金・銀などの薄い膜をかぶせること。また、そのようにしたもの。 ②表面だけをよく見せること。また、そう見せかけたもの。「―がはげる(本性が表れてごまかしがきかなくなる)」表記「滅金」とも書く。参考「鍍金」は「トキン」とも読む。 1
人望 ジンボウ [0] 世間の多くの人々が寄せる信頼や尊敬。「―を集める」 0
向寒 コウカン [0] 寒い季節に向かうこと。だんだん寒くなること。手紙などで時候のあいさつに用いる。「―の折」向暑 0
滴下 テキカ [0] 水などがしずくとなって落ちること。しずくのように落とすこと。「スポイトで試薬を―する」 0
嵯嵯 ササ 山などの高くて険しいさま。「―としてそびえる岩山」 嵯峨(サガ) 0
円卓 エンタク [0] まるいテーブル。「―会議」「仲よく―を囲んで話そう」 0
閏月 うるうづき [1],[0] 陰暦で一二か月以外に加えた月。 参考「ジュンゲツ」とも読む。 0
強敵 キョウテキ [0] 強い敵。手ごわい相手。大敵・勁敵(ケイテキ)弱敵 0
鋳掛屋 いかけや [0] 鍋(なべ)や釜(かま)など金物にあいた穴や壊れた部分の修理を仕事とする人。鋳掛師。「―の天秤棒(テンビンボウ)(普通より長いので、出過ぎることのたとえ)」 0
瘰癧 ルイレキ [0] 頸部(ケイブ)リンパ節結核の古称。頸部などのリンパ腺(セン)が結核菌におかされて腫(は)れ、しこりができる病気。 0
抜き打ち・抜き撃ち ぬきうち ①刀を抜くやいなや切りつけること。また、ピストルを抜くと同時に撃つこと。 ②物事を予告なしに突然行うこと。「―検査」「―テスト」 0
密通 ミッツウ [0] ①ひそかに相手と連絡をとること。「敵と―して裏切る」 ②男女がひそかに情を通じること。「不義―」私通 0
遡上 ソジョウ [0] 流れに逆らってのぼること。「鮭(さけ)が―する季節となった」 0
疎林 ソリン [0] まばらに木の生えた林。 密林 表記「疏林」とも書く。 0
登録 トウロク [0] ①帳簿に記載すること。 ②一定の事項を公簿に記載すること。「住民―」 0
展べる の-べる 広げる。平面的に長くのばす。また、広く並べる。 0
変速 ヘンソク [0] 速力を変化させること。「自転車の―機」「―ギヤ」 0
尼僧 ニソウ [0],[1] 女性の僧。比丘尼(ビクニ)。あま。 0
俘虜 フリョ [1] 「俘虜(とりこ)」に同じ。 0
祐助 ユウジョ 天や神の助け。「天の―で危機を脱した」神助・天佑表記「佑助」とも書く。 0
中有 チュウウ [1] 生き物が死んでから生まれ変わるまでの間。期間は最低七日、最大四九日間。中陰。「―に迷う」 0
回向 エコウ [1] ①自分が修めた善行・功徳(クドク)を他人に施して、自分も極楽往生を願うこと。 ②死者のために布施(フセ)を行い、経を読み、その冥福(メイフク)を祈ること。「墓に参り―をする」供養表記「廻向」とも書く。 0
法律 ホウリツ [0] 国家が定めたきまり。特に、国会で制定された法規範。法規・公法・国法 0
発布 ハップ [0],[1] 新しい法律などを、世に広く知らせること。「憲法を―する」 0
豪放 ゴウホウ [0] 度量が大きく、小事にこだわらないこと。「太っ腹で―な男」豪胆 0
真っ平 まっぴら [3] ①絶対にいやであること。「争いは―だ」 ②ひらに。ひたすらに。 0
懸腕直筆 ケンワンチョクヒツ 書道で、筆を垂直に持ち、腕を机から上げ、ひじを脇(わき)から離して文字を書く方法。「懸」は、かかげる意。「直筆」は筆を垂直に立てて文字を書くこと。 0
女子 おなご [1] ①女の子。 ②女性。 ③下働きの女性。女中。「―衆」 0
吹奏 スイソウ [0] 笛などの管楽器で演奏すること。「兄は―楽部に入った」 0
願う ねが-う [2] ①望み求める。「平和を―う」 ②神仏に祈願する。「家内安全を―う」 ③役所などに申請する。請願する。「国の認可を―う」 0
延伸 エンシン [0] 時間・距離などをのばすこと。また、のびること。「ホームの―工事が終了した」 延長 0
足を万里の流れに濯う あしをバンリのながれにあらう 俗事にとらわれないことのたとえ。世俗に超然としたさま。ゆったりと流れる大河で世俗の汚れを洗い落とす意から。〈左思(サシ)の詩〉 0
純情 ジュンジョウ [0] 素直でけがれのない、ひたむきな心。「子どもの―な心」 清純・純真 0
前納 ゼンノウ [0] 支払うべきお金を前もって払うこと。「会費は―のこと」 0
順序 ジュンジョ [1] ①上下・大小などの、一定の決まりによった配列。「―不同」 順位・順番 ②手順。段取り。「―を踏む」 0
低調 テイチョウ [0] ①水準や程度が低いこと。「―な応募作品」「相場は―だ」 ②調子が出ず盛り上がらないこと。はかどらないこと。「―な記録に終わる」 0
小路 こうじ [1] 両側を家などに囲まれた、幅の狭い道。「袋―」 大路(おおじ) 参考「こみち」の転。 0
豚草 ぶたくさ [0] キク科の一年草。北アメリカ原産の帰化植物。荒地などに群生。夏から秋、淡緑色の小花が穂状に咲く。花粉が多く、風によって運ばれアレルギー性鼻炎などの花粉症を起こす。夏 0
聞いて極楽見て地獄 きいてゴクラクみてジゴク 話に聞くとまるで極楽のようによさそうだが、実際に自分の目で見てみると地獄のようにひどいこと。他人の話やうわさで聞くのと自分で実際に見るのとでは、大きな相違があるたとえ。聞いて千金見て一毛 0
鯉の滝登り こいのたきのぼり めざましい勢いで立身出世をするたとえ。由来 黄河上流にある流れの激しい竜門という滝を登ることのできたコイだけが、竜となって天に上るという中国の伝説から。 0
信実 シンジツ [1] 正直でうそいつわりのないこと。「―のある言葉」 0
日歩 ひブ [0] 元金一〇〇円に対する一日の利息。また、その利率。 0
称える とな-える [3] ①名付けて呼ぶ。呼称する。 ②公言する。「博愛主義を―える」 0
決済 ケッサイ [1] 代金を払うことで売買取引を終わりにすること。支払い。「取引の―日」 0
怱卒 ソウソツ [0] ①あわただしいこと。あわてること。 ②突然なこと。 表記「匆卒・倉卒・草卒」とも書く。 0
敢えて あ-えて [1] ①しいて。思い切って。困難や抵抗があるのに行うさま。「―苦しい道を選ぶ」 ②特別に。とりたてて。あとに打ち消しの語を伴う。「―言うまでもない」 0
吾妻・吾嬬 あずま ①箱根から東の地方。東国(トウゴク)。 ②京都から見て関東一帯。特に、鎌倉・江戸を指していった。表記「東」とも書く。 0
託孤寄命 タクコキメイ 幼い君主を助け、国政をつかさどることができる、信頼できる重臣のこと。「孤」は父を亡くした幼君、「寄命」は政治をゆだねる意。〈『論語』〉 0
月並・月次 つきなみ ①新鮮でなく、ありふれていること。「―な意見」 ②毎月決まって行うこと。月ごと。参考「月次」は「ゲツジ」とも読む。 1
海運 カイウン [0] 船で客や物資を海上輸送すること。水運陸運 0
大事の前の小事 ダイジのまえのショウジ ①大事をなし遂げるには、小事を犠牲にしてもやむを得ないということ。 ②大事をなし遂げるためには、小事にも油断してはならないという戒め。①大事の中の小事なし 0
永永無窮 エイエイムキュウ 永久に果てることなく続くさま。また、時の果てしなく長いことのたとえ。〈『史記』〉未来永劫(エイゴウ) 0
会得 エトク [0],[1] 物事の意味をよく理解して自分のものとすること。「パソコン操作を―する」知得 0
食餌 ショクジ [0] ①食べ物。食物。「―療法で病を治した」 ②餌(えさ)を食うこと。 0
関脇 せきわけ [0] 相撲の番付で、三役の一つ。大関の次、小結の上の位。また、その力士。 0
苛政 カセイ [0] 人民を苦しめるむごい政治。悪政・暴政・虐政・圧政 0
痞え つかえ [3],[2] 胸や心などがつまるようで苦しいこと。「胸の―がおりる」 0
慰安 イアン [0] 日ごろの苦労をいたわり、気晴らしをさせること。「会社の―旅行に参加する」慰労 0
特産 トクサン [0] 特に、その地で生産・産出されること。また、そのもの。「―品」 0
として ヘイ-として 光り輝いて。あきらかに。 0
龕灯 ガンドウ [0] ①仏壇のともしび。灯明(トウミョウ)。 ②「龕灯提灯(ヂョウチン)」の略。鉄・ブリキなどでつりがね形に作り、中に回転できるろうそく立てをつけ、前面だけを照らす提灯。表記②「強盗」とも書く。参考「ガントウ」とも読む。 0
排置 ハイチ 順序立てて並べおくこと。排列 0
岡阜 コウフ 小高いおか。「阜」もおか・つちやまの意。「城跡のある―に登る」 0
湯治場 トウジば [0] 病気やけがなどの療養をする温泉場。 0
肯う うべな-う もっともだと思って承知する。よいとしてうなずく。「快く―うことにした」 0
近代 キンダイ [1] ①現在に近い時代。「―稀(まれ)な出来事」 ②時代区分の一つ。日本では明治維新から第二次世界大戦終結までを、西洋ではルネサンス以後、おもに一九世紀末までを指す。 0
断章取義 ダンショウシュギ [5] 詩や文章を引用するときに、その一部分を取り出し、自分に都合がいいように解釈して用いること。〈『孟子(モウシ)』〉断章截句(ダンショウセック) 0
蠆 さそり サソリ目の節足動物の総称。 蠍(さそり) 0
肬蛙 いぼがえる ①ツチガエルの別称。 ②ヒキガエルの別称。由来からだの表面にいぼのような突起が多数あることから。 0
千歯扱き・千把扱き センばこき 江戸時代に考案されたイネなどの脱穀機。櫛(くし)の歯の形の鉄片に穂をひっかけ、籾(もみ)をしごき落とす。従来の扱き箸(ばし)よりも能率があがり、普及した。 0
端厳 タンゲン [0] 姿や態度が、きちんとしていておごそかなこと。端正厳格。 0
翻 ヘンポン [0],[3],[1] 旗などがひらひらと風にひるがえるさま。「青空の下、日章旗が―とひるがえる」 0
禿筆 トクヒツ ①先のすり切れた筆。ちびた筆。 ②自分の書いた文章や書の謙称。参考 ①「ちびふで」とも読む。 0
核酸 カクサン [0] 有機塩基・糖・燐酸(リンサン)からなる高分子化合物。生物体において遺伝や蛋白質(タンパクシツ)合成に重要な役割を果たす。 0
恥ずかしい は-ずかしい [4] ①失敗や欠点などに気がひけて、面目ないと思うさま。「―くて顔向けできない」「どこへ出しても―くない人物だ」 ②きまりが悪い。照れくさい。「人前で歌うのは―い」 0
地紋 ジモン [0] 布地に織り出したり染め出したりした模様。また、工芸品・印刷物などの地の模様。 0
金権 キンケン [0] 金銭などの富をもつことによって生じる権力。「―政治」 0
木耳 きくらげ [2] キクラゲ科のキノコ。クワやブナなどの枯木に群生。人の耳に似た形で、暗褐色。乾燥させたものを水で戻して食用にする。中国料理に多用。夏由来「木耳」は漢名から。 1
笑む え-む [1] ①にこにこする。わらう。「にっこりと―む」 ②花のつぼみが開く。ほころびる。「梅の蕾(つぼみ)が―む」 ③実が熟して外皮が割れる。「栗(くり)のいがが―む」 0
回想 カイソウ [0] 昔のことを思い起こすこと。「―にふける」「―録」追想・回顧 0
蓋う おお-う [0],[2] 上からふたをするように、おおいかぶせる。「球場を―う熱気」 0
再縁 サイエン [0] 別の人とふたたび結婚すること。おもに女性についていう。 再婚・再嫁 0
顎 あご [2] ①人や動物の口の上下にある、物をかんだり発声したりするのに使う器官。 ②下あご。おとがい。「―で使う(高慢な態度で人に命令する)」「―を外す(大いに笑う)」「―をなでる(得意なようす)」 0
綿密 メンミツ [0] 細かいところまで注意が行き届いていること。念入り。「被災地の―な調査をする」「―に打ち合わせた計画」緻密(チミツ) 0
適度 テキド [1] ちょうどよい程度。「―な運動を心がけている」 0
緋衣 あけごろも 五位の官人が着た緋色(ヒいろ)の礼服。転じて、五位のこと。参考大宝令では、深い緋(あか)は四位、浅い赤は五位であった。 0
側溝 ソッコウ [0] 排水のために道路・鉄道などに沿って設けられたみぞ。 0
会同 カイドウ [0] 会議などのために人が集まること。「―を開く」会合 0
市民 シミン [1] ①市の住民。「名誉―」 ②国政に参加できる権利・資格をもつ国民。公民。「―権」 ③市民階級の人。「―社会」 0
膠原病 コウゲンビョウ [0] 関節や皮膚など、人体の全身の組織に炎症と変性を起こす疾患群の総称。慢性関節リウマチなど。 0
鉄瓶 テツビン [0] 口とつるのある、鋳鉄製の湯沸かし器。「南部産の―は名高い」 0
薪を抱(いだ)きて火を救う たきぎをいだきてひをすくう 被害を食い止めようとして、かえって被害を大きくするたとえ。自滅するたとえ。「火を救う」は火を防ぐ意。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
臑嚙り すねかじり 親などから学費や生活費を出してもらっていること。また、その人。親がかり。 表記「脛嚙り」とも書く。 0
着茣蓙 きゴザ ござでつくった合羽(カッパ)。旅や登山に用いた。夏 0
下張り・下貼り したばり 上張りの下地として紙などをはること。また、その紙など。「ふすまの―」上張り 0
雪沓 ゆきぐつ [2],[0] 雪道を歩くときにはく、長ぐつのようなわらぐつ。 冬 0
恵む めぐ-む [0] ①情けをかける。温かく思いやる。恩恵を与える。 ②気の毒に思って金品を与える。ほどこす。 0
馳せ参じる はせサン-じる [5],[0],[1] 目上の人のところへ、走るようにして参上する。大急ぎでかけつける。 0
表記 ヒョウキ [1] ①表面に書き記すこと。おもて書き。「―の番号」 ②文字や記号で書き表すこと。「―法」「―のまちがい」 0
霜腫れ しもばれ 寒さのために、血の巡りが悪くなって起こる、軽い凍傷。手・足・耳などが赤くはれて痒(かゆ)みを生じる。凍瘡(トウソウ)。しもやけ。 冬 参考「しもはれ」とも読む。 0
醸成 ジョウセイ [0] ①酒・醬油(ショウユ)などをつくること。 醸造 ②雰囲気・状況などを、次第につくりだすこと。「改革への機運を―する」 0
伊達の薄着 だてのうすぎ 着ぶくれして不格好にならないように、寒いときでもやせがまんをして薄着でいること。「―で風邪をひく」 1
像る かたど-る 物の形を似せる。本物になぞらえて作る。 0
後室 コウシツ [0] ①家の中でうしろのほうにある部屋。 ②高貴な人の未亡人。 0
神道 シントウ [1] 天地の神々をまつる日本古来の民族信仰。また、祖先神などをまつる日本固有の民族宗教。かんながらの道。 0
公人朝夕人 クニンチョウジャクニン 室町幕府の下級役人。 0
創 きず 切りきず。刃物で切ったきず。「ナイフで浅い―を負った」 0
隔靴搔痒 カッカソウヨウ 思いどおりにいかず、はがゆく、もどかしいこと。靴をへだててかゆいところをかく意から。〈『景徳伝灯録』〉表記「搔痒」は「搔癢」とも書く。参考「靴を隔てて痒(かゆ)きを搔(か)く」と訓読する。掉棒打星(トウボウダセイ)麻姑搔痒(マコソウヨウ) 0
教示 キョウジ [0],[1] 教えしめすこと。「ご―ください」参考「キョウシ」とも読む。 0
玉代 ギョクダイ [0] 芸者や遊女などと遊ぶための代金。ぎょく。花代(はなダイ) 0
靄 もや [1] 空気中に細かい水滴などが立ちこめて遠くのものがかすんで見える現象。霧よりも見通しはよい。「―が立ちこめる」 0
畔 あぜ [0],[3] ①土を盛りあげて作った水田の仕切り。くろ。 ②敷居やかもいの溝と溝との間にある仕切り。表記「畦」とも書く。 0
汨羅 ベキラ 中国の湖南省北部を流れる川。戦国時代、楚(ソ)の屈原(クツゲン)が投身自殺をした川として有名。汨羅江(ベキラコウ)。汨水(ベキスイ)。 0
抑鬱 ヨクウツ [0] 心がふさいで、はればれしないこと。「―状態」 0
接収 セッシュウ [0] 国家など権力をもつ機関が、強制的に個人の所有物を取り上げること。「民間の土地が軍に―される」 0
膏沢 コウタク ①恵み。恩恵。恩沢。 ②肥えてうるおいのある土地。 0
金槌の川流れ かなづちのかわながれ いつも下積みで頭の上がらないたとえ。出世の見込みのないたとえ。由来 金槌は頭が重く、川底に沈んで浮かんでこないことから。 0
見世 みセ [2] 商品をならべて客に見せ、売る所。商店。また、商売。表記「店」とも書く。 0
汚穢 オワイ [0] ①よごれていること。けがれていること。 ②大小便。糞尿(フンニョウ)。参考「オアイ」とも読む。 0
同塵 ドウジン 俗世間と調子を合わせること。和光同塵 0
文壇 ブンダン [0] 作家や文芸批評家などの文学者たちが形成する社会。文学界。「―の重鎮」文苑 0
路加伝 ルカデン 『新約聖書』の四福音書(フクインショ)の第三番目の書。ルカ福音書。 1
簡抜 カンバツ [0] 必要な物や人をえらびぬくこと。選抜 0
棘蟹 いばらがに タラバガニ科のカニ。土佐湾から相模(さがみ)湾の海底にすむ。体の表面にとげがある。食用。 0
才色兼備 サイショクケンビ [5] すぐれた才能と美しい容姿の両方を備えていること。多く、女性にいう。「―の女流作家」 才貌両全(サイボウリョウゼン)
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漢字の豆知識 美人をたたえる四字熟語~見た目も、頭脳も、歯もほめる!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
誉れ ほまれ [0],[3] ほめられて光栄なこと。評判のよいこと。名誉。「名人の―高い刀鍛冶(かたなかじ)」「彼は母校の―だ」 0
猛者 もさ [1] 勇猛ですぐれた技をもち、精力的に活動する人。「柔道部の―として知られている」 1
累卵の危うき ルイランのあやうき 非常に不安定で危ういことのたとえ。積みかさねた卵がくずれてこわれやすいように、不安定で危ういこと。〈『韓非子(カンピシ)』〉危機一髪 0
平年 ヘイネン [0] ①平常の年。特に、農作物の収穫や天候の状況が平均的な年。「稲の作況(サッキョウ)は―並だ」「今年は―に比べて暖冬だ」例年 ②太陽暦で二月が二八日で、一年が三六五日の年。閏年(うるうどし)・(ジュンネン) 0
来客 ライキャク [0] 訪ねてくる客。訪問客。「―をもてなす」「不意の―」 0
篝 ふせご [0] 香炉や火鉢の上におおいかぶせるかご。その上で衣服を乾かしたり、なかに香炉を置いて香をたきしめたりする。 0
蒐める あつ-める 寄せ集める。捜し求めて一つにまとめる。 0
教誨 キョウカイ [0] 教戒 0
愕く おどろ-く [3] びっくりする。心があわてふためく。表記「咢く」とも書く。 0
教鞭 キョウベン [0] 教師が授業に使うむち。「―を執る(教師として教える)」 0
色欲 シキヨク [0] ①性的な欲望。 性欲・色情・情欲 ②色情と利欲。 「色慾」の書きかえ字。 0
定業 ジョウゴウ [0] やったことに対するむくいの結果として前世から定まっている行為。決定業。不定業 0
疏外 ソガイ のけものにすること。うとんじること。「―感」 表記「疎外」とも書く。 0
一寸丹心 イッスンのタンシン うそ偽りのない真心のこと。自分の真心を謙遜(ケンソン)していう言葉。〈杜甫(トホ)の詩〉参考「丹心一寸」ともいう。一寸赤心 0
凡そ およ-そ [0] ①だいたい。ほぼ。あらまし。「―の事態は把握できた」 ②一般に。総じて。「―人というものは」 ③まったく。下に打ち消しの語や否定的な表現を伴って使う。「そんなことは―考えられない」 0
凍て解け いてどけ [0] こおっていた地面がとけること。また、とけてぬかるみになること。春 0
詐欺 サギ [1] 人をだまして、損害を与えたり違法の利益を得たりすること。ぺてん。 0
馬には乗ってみよ、人には添うてみよ うまにはのってみよひとにはそうてみよ 何事も自分自身で直接経験して判断を下すべきであるという教え。ウマの良し悪しは実際に乗ってみなくては分からないし、人柄も結婚して一緒に暮らしてみなければ分からない意から。参考「人には添うてみよ、馬には乗ってみよ」ともいう。 0
一札 イッサツ [0],[4] 一通の証文。一枚のかきつけ。「―とる」「―入れる」 0
参酌 サンシャク [0] 比べあわせて、よいものをとり、悪いものを捨てること。「それぞれの条件を―して決める」 斟酌(シンシャク) 0
首枷 くびかせ [0],[4] ①首にはめて自由に動けなくする鉄・木製の刑具。 ②足手まといになって自由を妨げるもの。係累。「子は三界の―」 表記「頸枷」とも書く。 参考「くびかし」とも読む。 0
沐猴にして冠す モッコウにしてカンす 服装などがりっぱでも、実質は野卑で粗暴な人のたとえ。「沐猴」はサルのこと。サルがりっぱな冠をかぶる意から。故事 ある者が項羽(コウウ)をはじめとする楚(ソ)の人の無学・無教養さをあざけって、このことわざを引いて評した故事から。〈『史記』〉 0
屈服・屈伏 クップク 相手の力や権力などをおそれ、自分の意志を曲げて従うこと。負けて服従すること。屈従 0
有権者 ユウケンシャ [3] ①権利をもつ人。 ②選挙権のある人。 0
下策 ゲサク [0] まずい策略。へたなはかりごと。拙策上策 0
紅樹 おひるぎ [1] ヒルギ科の常緑高木。 由来「紅樹」は漢名から。 雄蛭木(おひるぎ) 1
手法 シュホウ [0] 物事のやり方。手段。特に、芸術作品の表現方法。「独自の―で描く」 0
重祚 チョウソ [1] 一度位からしりぞいた天皇が、再びその位につくこと。再祚。復祚。 参考「ジュウソ」とも読む。 0
我楽多 ガラクタ 使い道や値打ちのない品物・道具。表記「瓦落多」とも書く。ともに当て字。 0
忽焉 コツエン [0] たちまち。突然。にわかに。「―と姿を消す」忽然参考「焉」は状態を表す語。 0
混合酒 カクテル [3],[0] ウイスキー・ブランデーなど数種類の洋酒に、果汁・香料などを混ぜ合わせた飲み物。 1
笑裏蔵刀 ショウリゾウトウ 「笑中に刀あり」に同じ。〈『通俗編』〉 0
土左衛門 どざえもん [0] 溺死(デキシ)人の死体。水死体。由来江戸時代の力士、成瀬川土左衛門の太って肌の白い姿が、溺死者の体のようだといわれたことからという。 0
米を数えて炊ぐ こめをかぞえてかしぐ つまらないことに細かく気をつかうこと。また、物惜しみすることのたとえ。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
戦陣 センジン [0] ①たたかいのための陣立て。戦法。 ②たたかいの陣地。「―に赴く」 0
頽齢 タイレイ [0] 老いおとろえた年齢。老衰する年齢。年寄り。老齢・高齢 0
草廬 ソウロ ①草ぶきのいおり。 草庵 ②自分の家の謙称。 参考「廬」は粗末ないおりの意。 0
孝行のしたい時分(ジブン)に親は無し コウコウのしたいジブンにおやはなし 親孝行は親の元気なうちにするべきであるという教え。自分が親の苦労がわかる年ごろになり、親孝行をしようと思っても、そのときには親はすでに死んでしまっているものだ。風樹の嘆 0
猫糞 ねこばば [0] 落とし物を拾って自分の物にしてしまうこと。よくないことをして、知らん顔をしていること。「―を決めこむ」由来ネコが排便後に砂をかけて糞(フン)を隠すことから。 0
築港 チッコウ [0] 交通や運輸の便をはかるために、船舶を停泊させる港をきずくこと。「―工事が進んでいる」 0
兎唇 いぐち [0] 口唇の先天的破裂。上唇に多い。としん。みつくち。表記「欠唇」とも書く。 1
千歳飴 ちとせあめ [3] 子どもの成長を祈る七五三の祝いの飴。紅白に染めた棒状の飴を、松竹梅や鶴亀(つるかめ)などの絵がかいてある袋に入れた縁起物。 冬 0
従祖父 おおおじ [1] 祖父母の兄弟。両親のおじ。 従祖母(おおおば) 表記祖父母より年が上なら「大伯父」、下なら「大叔父」と書く。 1
光芒 コウボウ [0] 光の放射。光の筋。きらめく光。「―を放つ」光線参考「芒」は、イネなどの先端の意。 0
蜀葵 たちあおい アオイ科の二年草。 由来「蜀葵」は漢名から。 立葵(たちあおい) 1
昌ん さか-ん 明るく勢いのよいさま。さかえ輝いているさま。 0
竜攘虎搏 リュウジョウコハク [5] 二人の英雄が争い合うたとえ。竜とトラが格闘する意から。参考「竜攘」は「リョウジョウ」とも読む。竜騰虎闘(リュウトウコトウ) 0
暦年齢 レキネンレイ [3] こよみのうえの年月で数えた年齢。満年齢と数え年がある。生活年齢。 0
個室 コシツ [0] 一人用の部屋。また、個人用の部屋。「六畳の―」 0
帆 ほ [1] 船の帆柱にあげて風を受け、船を進める布製の船具。「―を張って外海に出て行く」 0
番号 バンゴウ [3] 物事を整理するために、順番につける数字や符号。ナンバー。 0
火事後の釘拾い カジあとのくぎひろい 大きな損や浪費をしたあとで、細かな倹約をしても無駄であるたとえ。 0
歌合わせ うたあわせ [3] 左右二組に分かれて詠(よ)んだ歌を、一組ずつ組み合わせて判者が優劣を決めて競った遊び。平安時代、貴族の間で流行した。 0
地団駄・地団太 ジダンダ 怒ったり悔しがったりして、足を何度も踏みならすこと。「悔しくて―を踏む」参考「地蹈鞴(ジたたら)」からの転。
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漢字の豆知識 地団駄ってなんだろう? 身近な言葉の語源を探る2 (公財)日本漢字能力検定協会 0
言わねば腹脹(ふく)る いわねばはらふくる 言いたいことを我慢して言わないでいると、不満がたまっていくということ。 0
時価 ジカ [1] その時の値段や相場。市価。「貝類の値段は―です」 0
勘定 カンジョウ [3] ①金額や数をかぞえること。 ②代金を払うこと。また、その代金。「―をすませて店を出る」 ③あらかじめ見積もること。「損得―」「欠席者を―に入れる」 ①③計算 ④簿記で、増加と減少を記入する借方・貸方の二つの欄をもった計算単位。「―科目」 0
人倫 ジンリン [0] ①人と人との間柄。また、その秩序関係。転じて人間として守るべき道。人道。「―にそむく行為」 ②人間。人類。 0
鳥目 とりめ [0] 暗い所では視力が低下し、ものが見えにくくなる病気。夜盲症。由来多くの鳥は、夜、目が見えないことから。参考「チョウモク」と読めば別の意になる。 0
声望 セイボウ [0] 人についての高い評判。名声と人望。「一身に―を集める」 0
黄丹 オウに [1] 染色の名。赤みの強い黄赤色。ベニバナとクチナシの実で染めた色。参考「オウタン・オウダン」とも読む。 0
点滴石をも穿(うが)つ テンテキいしをもうがつ 雨垂れ石を穿つ 0
絶勝 ゼッショウ [0] 景色がきわめてすぐれていること。また、その土地。 絶景 0
春眠 シュンミン [0] 春の夜の快い眠り。 春 0
過ぎる す-ぎる [2] ①通り越す。経由する。「川を―ぎて海へ行く」 ②時がたつ。過去になる。「約束の時間が―ぎる」 ③度を超す。まさる。「勝手が―ぎる」「身に―ぎた女房」 ④「…すぎる」の形で、限度を超える。「よくばり―ぎる」 0
酢漿草 かたばみ [0] カタバミ科の多年草。道端に自生。葉はハートを三個合わせたような複葉。春から秋、黄色の花が咲く。 夏 由来「酢漿草」は漢名より。かむと酸味があることから。 表記「酸漿草」とも書く。 1
肩書 かたがき [0] ①名刺などで、氏名の上や右上に書かれる役職・地位・称号。 ②その人の社会的な身分・地位。「退職して―がなくなる」 0
薄衣 うすぎぬ [0],[3] 地の薄い着物。「―をまとう」参考「うすごろも」とも読む。 0
尭鼓舜木 ギョウコシュンボク 人の忠告をよく聞き入れるたとえ。また、為政者は人の諫言(カンゲン)をよく聞くべきだというたとえ。故事 中国古代の伝説上の天子、尭帝は朝廷に太鼓を置いて自分を諫(いさ)めようとする人にこれを打たせ、舜帝は木の札を立てて諫めの言葉をこれに書かせた故事から。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 0
変移 ヘンイ [1] 他のものに移し変えること。また、移り変わること。変遷。「時代の―を実感する」 0
口耳 コウジ [1] 口と耳。「―の学(受け売りで底の浅い耳学問)」 0
首肯く うなず-く [3],[0] ①首をたてに動かす。 ②承知する。了解する。「うんうんと―く」 表記「頷く」とも書く。 1
雲壌月鼈 ウンジョウゲツベツ 二つのもののちがいやへだたりがあまりに大きいこと。天と地、月とすっぽんのようにちがいすぎる意から。「雲壌」は天地のこと。「月鼈」は月とすっぽんのこと。雲壌懸隔 0
論考 ロンコウ [0] 論じて考察すること。また、その論文。 0
川面 かわも [0] 川の水面。「―を渡るここちよい風」 0
被験者 ヒケンシャ [2] 実験や検査などの対象者。表記検査の場合は「被検者」とも書く。 0
唐鍬 トウぐわ 頭部が鉄製で、柄(え)が木製のくわ。開墾や木の根切りなどに用いる。 0
塡まる うず-まる ①物におおわれて、外から見えなくなる。「洪水で田んぼが土砂に―る」 ②場所が人や物でいっぱいになる。「会場が観客で―る」 0
抗拒 コウキョ [1] 抵抗して拒むこと。「職務執行には断じて―する」 0
検針 ケンシン [0] 電気・ガス・水道などの使用量を示すメーターの針を調べること。 0
荒漠 コウバク [0] 果てしなく荒れ広がったさま。「―たる砂漠」 0
季春 キシュン [0] ①春の末。春の三か月を三春といい、孟春(モウシュン)・仲春・季春に分けた一つ。晩春・暮春季夏・季秋・季冬 ②陰暦三月の異名。①②春 0
割印 わりイン [0] 二枚の書類が一連のものである証明に、両方にまたがって印を押すこと。また、その印。「契約書に―を押す」 0
鹹漬 からづけ ふつうよりしおからくつけた漬物。 0
自立 ジリツ [0] 他人の力を借りず、自分の力だけでやっていくこと。ひとりだち。 独立「経済的に―する」 0
女の髪の毛には大象(タイゾウ)も繫(つな)がる おんなのかみのけにはタイゾウもつながる どんなに謹厳な男性でも、女性の魅力にはかなわないたとえ。 0
鉱山 コウザン [1] 金・銅・鉄などの有用な鉱物資源を掘り出す設備のある山。 0
隣邦 リンポウ [0] 「隣国」に同じ。 0
鏝 こて [0] 壁などを塗るときに使う、鉄の平たい板に柄をつけた道具。 0
居る お-る [1] 「居(い)る」の古風な言い方。また、改まった言い方。「まだ家に―ります」 0
肝炎 カンエン [1] 肝臓の炎症。ウイルス性や中毒性などがある。多く、黄疸(オウダン)を伴う。 0
御伽 おとぎ [0],[2] ①慰めに話し相手をすること。 ②添い寝をすること。 ③死者の枕元(まくらもと)で通夜(ツヤ)をすること。 ④「御伽話」の略。参考「伽」は退屈を慰める意。 0
娘子 ジョウシ [1] ①むすめ。少女。 ②女性。母・妻など婦人の通称。「―軍」 0
曲水流觴 キョクスイリュウショウ 曲折した水の流れに杯を浮かべ、それが自分の前を流れ過ぎないうちに詩を作り、その杯を取り上げて酒を飲むという風雅な遊び。平安時代に朝廷で催された。「觴」は杯のこと。参考中国、東晋(トウシン)代に王羲之(オウギシ)が会稽(カイケイ)の蘭亭(ランテイ)で、文人を集めた宴が有名。曲水の宴 0
痂皮 カヒ [1] 傷が治るときにできるかたい皮。かさぶた。 0
光桃 つばいもも [3] モモの一品種。 椿桃(つばいもも) 1
闃然 ゲキゼン [0] 人けがなく、ひっそりと静かなさま。 0
執務 シツム [2],[1] 事務や業務につくこと。仕事をすること。「―中に倒れる」 0
舞良戸 まいらど 板戸の一種。舞良子(まいらこ)という細い桟を表面に狭い間隔で取りつけた引き戸。 0
上に交わりて諂(へつら)わず、下に交わりて驕(おご)らず うえにまじわりてへつらわずしたにまじわりておごらず 相手の地位や身分にとらわれず、だれに対しても公平な態度をとること。〈『揚子法言』〉 0
青天の霹靂 セイテンのヘキレキ [0] 思いがけない事件が起こるたとえ。よく晴れた空に、突然雷鳴がとどろく意から。「霹靂」は雷鳴の意。〈陸游(リクユウ)の詩〉 寝耳に水
0
等量斉視 トウリョウセイシ すべての人々を差別することなく、平等に扱うこと。ひとしくはかり、ひとしくみる意から。 0
剃刀 かみそり [3],[4] ①頭髪やひげなどをそる、薄く鋭い刃物。 ②考えなどの切れ味が鋭いことのたとえ。「―のように切れる人」 1
蕎麦搔き そばがき そば粉を熱湯でこねた餅(もち)状の食品。醬油(ショウユ)や削り節などをつけて食べる。そばねり。冬 1
流会 リュウカイ [0] 会合がとりやめになること。「総会が定足数に満たず―になる」 0
代物 しろもの [0] ①売買する品。商品。 ②ある評価を受ける人や物。「これはなかなか大変な―だ」 0
木強 ボッキョウ 性質が飾り気がなく一徹なこと。ぶこつ。生直(きすぐ)。 0
座敷 ザしき [3] 畳が敷きつめてある部屋。特に、客間。 由来家のなかが板敷きだった昔、人のすわる所だけ円座や畳を敷いたことから。 0
風樹の嘆 フウジュのタン 親孝行をしようとしても、すでに親は死んでしまって、それができない嘆き。樹木が静かになりたくても風がなかなかおさまらないように、孝行のままならないことをいう。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉 0
触り さわり [0] ①さわること。また、さわった感じ。感触。「―具合が柔らかい」 ②義太夫(ぎだゆう)節で、いちばんの聞かせどころ。転じて、曲中や物語などで、いちばん聞かせたいところ。「人気ドラマの―の部分」 0
螟虫 ずいむし [0] 昆虫類の幼虫で、草木・イネなどの茎や枝の中心を食い荒らす害虫の総称。特に、メイガ科のガの幼虫。表記「髄虫」とも書く。参考「メイチュウ」とも読む。 1
金字塔 ピラミッド [0] 石などで作られた大きな四角錐(スイ)の建造物。古代エジプトで国王や王妃の墓として造られた。 由来横から見ると「金」の字の形をしていることから。参考「キンジトウ」とも読む。 1
呪い まじない [0],[3] 神仏などの力によって災いを起こしたり、災いから逃れたりするように祈ること。また、その術や言葉。「―を唱える」 0
直歳 シッスイ 禅寺で、伽藍(ガラン)の修理や田畑などの管理をする僧。 0
傲岸不遜 ゴウガンフソン [0] おごりたかぶって人にしたがおうとしないさま。おごって人を見下すさま。参考「傲岸不屈」ともいう。傲慢不遜(ゴウマンフソン) 0
海市蜃楼 カイシシンロウ 蜃気楼(シンキロウ)のこと。また、現実性に乏しい考えや理論、実体や根拠のない物事のたとえ。「海市」「蜃楼」はともに蜃気楼のこと。由来 「蜃」はオオハマグリの意で、古代中国ではオオハマグリが吐き出す息で蜃気楼ができると思われていた。〈『隋唐遺事』〉参考「蜃楼海市」ともいう。空中楼台・砂上の楼閣 0
轅 ながえ [0] 牛車(ギッシャ)などの前に、長くさし出した二本の棒。その先に軛(くびき)(ウシやウマの首にあてる横木)を渡してウシなどに車を引かせた。 0
職能 ショクノウ [0],[2] ①職務上の能力。「―給」 ②その職業がもつ固有の機能。「―別組合」 ③そのもののはたらき。「議会の―」 0
不問 フモン [0] 取り立てて問題にしないこと。「―に付す」「この仕事は年齢―だ」 0
水洗 スイセン [0] 水で洗うこと。また、水で洗い流すこと。「―便所」 0
移転 イテン [0] ①場所や住所を変えること。引っ越し。「事務所を―する」 ②権利を他に移すこと。「所有権の―」 0
絶倫 ゼツリン [0] 飛び抜けてすぐれていること。また、そのさま。「精力―」 抜群 0
激化 ゲキカ [1],[0] 前よりもはげしくなるさま。ひどくなること。参考「ゲッカ」とも読む。 0
結紮 ケッサツ [0] 血管をしばって血液の流れを止めること。参考「紮」はくくる意。 0
増加 ゾウカ [0] 数量がふえること。ふやすこと。「入学定員を―する」 減少 0
俗語 ゾクゴ [0] ①くだけた言葉。または卑俗な言葉。「がめつい」「やばい」など。 隠語 ②日常生活で用いられる言葉。 口語 参考②詩歌や文章で用いる言葉の「雅語」に対していう。 0
図形 ズケイ [0] ①図の形や図式。グラフ。 ②立体や面・線・点などの集合。「立体―」 ③形をえがくこと。また、えがかれた形。 0
奮起 フンキ [1] ふるい立つこと。気力や勇気をふるい起こすこと。「選手の―をうながす」発奮 0
新参 シンザン [0] 新しく組織や仲間に加わること。またその人。「―者(もの)」 新顔 古参 0
因循 インジュン [0] ①古くからの慣習にしたがうだけで改めようとしないこと。 ②いつまでもぐずぐずして思い切りの悪いこと。「―な態度に業(ゴウ)を煮やす」 0
花合わせ はなあわせ [3] ①花ガルタで、持ち札と同じ花の札を合わせ取って得点を競う遊び。 ②平安時代の物合わせの一つ。左右二組に分かれてサクラの花を持ち寄り和歌を詠(よ)み、それらの優劣を競う。花くらべ。花いくさ。 0
明細 メイサイ [0] ①細かいところまで明らかで詳しいこと。「事の―を記す」「―な報告書」詳細 ②「明細書」の略。項目などを詳しく書いた書類。「給与―」 0
闖入 チンニュウ [0] 突然、無断で入りこんでくること。「見知らぬ者が―してきた」 0
不肖 フショウ [0] ①父親や師に似ず、愚かで劣っていること。「―の息子」 ②自分のことをへりくだっていうときに用いる語。「―私がその役を務めます」参考「肖」は似る意。 0
邦楽 ホウガク [0] ①日本に固有の伝統的な音楽。特に、琴・三味線・尺八などで演奏する近世の音楽。 ②広く日本の音楽全体。和楽。洋楽 0
路肩 ロかた [0] 道路の両側の有効幅の外側部分。特に、端のがけのようになった部分。「―が崩れる」参考「ロケン」とも読む。 0
水系 スイケイ [0] 河川を中心に、湖や沼などもふくむ流水の系統。「利根川―」 0
悍馬 カンバ [1] 気性があらく扱いにくいウマ。あばれウマ。あらウマ。表記「駻馬」とも書く。 0
陸屋根 ロクやね [0] 傾斜がゆるやかで、ほとんど平らな屋根。りくやね。 0
腹が減っては戦ができぬ はらがへってはいくさができぬ 空腹では仕事ができないということ。何をするにも、まず十分な準備をしてかかれというたとえ。 0
表示 ヒョウジ [0],[1] ①外部にはっきりと表し示すこと。「意思―をする」 ②図や表にして示すこと。「行き先を矢印で―する」参考「標示」と書けば、文字・記号・絵を目印にして示す意。 0
脛 すね [2] 膝(ひざ)から足首までの部分。「親の―をかじる(親の援助を受ける)」表記「臑」とも書く。参考「はぎ」とも読む。 0
牧師 ボクシ [1],[0] キリスト教のプロテスタントで、信者の指導や教区・教会の管理をする職。また、その人。「―の説教を聞く」参考カトリックでは神父という。 0
月夜の蟹 つきよのかに 見かけだおしで実質を伴わないことのたとえ。 由来カニは、月夜にはえさを探して食べることをしないために、月夜に獲れるカニは身が少ないといわれることから。 0
炉塞ぎ ロふさぎ [2] 茶の湯で、陰暦三月末日に炉の使用をやめてふさぐこと。翌日からは風炉(フロ)を使う。炉開き 春 0
定跡 ジョウセキ [0] 将棋で、最も有利とされる決まった駒(こま)の指し方。 0
寺銭 てらセン [0],[2] ばくちなどをするときに、場所の借り賃として、出来高に応じて貸元に支払う金銭。 0
大内裏 ダイダイリ [3] 古代、天皇の居住する内裏を中心に、諸官庁が置かれた区域の総称。参考「タイダイリ」とも読む。 0
仁恕 ジンジョ [1] ①情け深く、思いやりのあること。「―を施す」 ②あわれんで罪を許すこと。 参考「恕」は思いやって許す意。 0
紫香楽宮 しがらきのみや 奈良時代、聖武天皇が離宮として造営した都。現在の滋賀県甲賀市信楽町あたりにあった。 表記「信楽宮」とも書く。 1
属目 ショクモク [0] ①目をつけること。関心をもって見守ること。 注目 ②目にふれること。「―吟(目にふれたものを即興で詠(よ)む俳句)」 表記「嘱目」とも書く。 0
異性 イセイ [0],[1] ①男女・雌雄の異なること。 ②男性が女性を、女性が男性を指していう語。 ③性質のちがうこと。 ①~③同性 0
媚 こび [1],[2] ①相手に気に入られようとする動作や態度。「上司に―を売る」 ②女性が男性の気を引こうとする、なまめかしいしぐさや表情。 0
容姿 ヨウシ [1] 顔だちと、すがたかたち。「ひときわ目立つ―」 0
融資 ユウシ [1],[0] 資金を融通して貸すこと。または、その資金。「あの銀行の―は大分焦げついている」 0
定年 テイネン [0] 退官・退職するよう定められた年齢。「―退職」表記「停年」とも書く。 0
蠢蠢 シュンシュン 「蠢動」に同じ。 0
琴棋書画 キンキショガ 琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くこと。文人の風雅な楽しみ。参考「琴棋」は「キンギ」とも読む。琴棋詩酒 0
緬羊 メンヨウ [0] ヒツジの別称。表記「綿羊」とも書く。 羊(ひつじ) 0
浅酌 センシャク 酒を少し飲むこと。ほどよく静かに飲酒すること。 0
慴れる おそ-れる 危険などに直面してこわがり、おののく。びくびくする。「道をふさぐ熊(くま)を―れる」 表記「懾れる」とも書く。 0
冷酷 レイコク [0] 思いやりがなくてむごいこと。人情のないさま。無慈悲。「―な処罰」 0
午餐 ゴサン [0] 昼食。また、昼食をとること。「宮中での―会」 0
枕を扇ぎ衾を温む まくらをあおぎふすまをあたたむ 愛情を込めて親を養うたとえ。故事 中国、後漢時代、黄香(コウカ)は母を失ったのち、父に孝養を尽くし、暑いときには扇で父の枕元をあおぎ、寒いときには身をもって父の寝具をあたためたという故事から。〈『東観漢記』〉 0
繞る めぐ-る とりまく。まわりをぐるりと回る。 表記「遶る」とも書く。 0
気忙しい キぜわ-しい [4] ①気持ちがせかされて落ち着かない。「年末の―い時期」 ②せっかちなさま。「―い人だ」 0
文筆 ブンピツ [0] 文章、特に詩歌・小説・評論などを書くこと。「―業」 0
𠮟咤 シッタ ①大声でしかること。「―しても畏縮(イシュク)するだけだ」 ②しかるような大声を出して指導すること。 0
全知全能 ゼンチゼンノウ [1] あらゆる事を知り尽くし、あらゆる事をなしうる能力のこと。「―の神」 0
木強ければ則ち折る きつよければすなわちおる 気の強い人や強壮な人は、かえって粘りがなくもろいものだというたとえ。〈『老子』〉 0
悪評 アクヒョウ [0] 好ましくない批評。わるい評判。「―がたつ」不評好評 0
養老 ヨウロウ [0] ①老人を大切にし、いたわること。 ②老後を安楽に暮らすこと。「―年金をもらう」 0
軍荼利 グンダリ 五大明王(ミョウオウ)の一つ。南方を守り、煩悩を取り除くとされ、ヘビが体にからみついている。軍荼利明王。参考梵語(ボンゴ)に漢字を当てたもの。 0
海金砂 かにくさ カニクサ科のつる性シダ植物。 由来「海金砂」は漢名から。 蟹草(かにくさ) 1
常磐・常盤 ときわ ①永久に変わらないこと。 ②木の葉が一年中緑色であること。「―の松」 由来「とこいわ」の転じたもので、永久に形が変わらない岩の意から。 1
線路 センロ [1] 電車などを通す道筋。レール。軌道。「鉄道の―」「―の遮断機」 0
光彩奪目 コウサイダツモク 目を見張るばかりに、輝きや色どりが鮮やかで美しいさま。 0
逆子・逆児 さかご 母胎内の赤ん坊がふつうとは逆に足を下にしていること。また、その体勢のまま産まれる子。 0
翼ける たす-ける 力をそえて手伝う。かばい守る。「窮地にある子会社を―ける」 0
門前町 モンゼンまち [3] 中世以降、有力な社寺の門前に発達した町。「長野は善光寺の―として有名だ」参考「モンゼンチョウ」とも読む。 0
盻む にら-む 恨みや憎しみのこもった目で見る。 0
旁ら かたわ-ら ①そば。わき。「恋人の―に座る」 ②その一方では。…と同時に。「仕事をする―大学にも通う」表記「傍ら」とも書く。 0
麝香鹿 ジャコウじか [2] シカ科の哺乳(ホニュウ)動物。アジア大陸にすむ。小形で角はなく、雄は上あごに牙(きば)をもち、腹部に麝香を分泌する腺(セン)がある。 0
生魚 セイギョ [3] ①生きているさかな。 ②煮たり焼いたりしていない、生(なま)の新鮮なさかな。 鮮魚 0
苦悶 クモン [0] 苦しみもだえること。「急な腹痛に―の表情を浮かべる」 0
構の木 かじのき [1],[3] クワ科の落葉高木。東南アジア原産。葉は広卵形で三裂するものが多い。初夏、クワの実に似た実をつける。樹皮は和紙の原料。表記「梶の木」とも書く。 0
蹴込み床 けこみどこ 床の間の形式の一つ。床框(とこがまち)を用いない古風な床の間で、床板と寄敷(よせしき)との間に垂直に板や小壁をはめたもの。 0
志向 シコウ [0] ある一定の目的・目標に心が向くこと。「ボランティア―の学生が増えている」 0
強持て こわもて [0] 恐れられ、そのために大切に扱われること。「―のする人」 0
正常 セイジョウ [0] 正しくふつうであること。何も変わったところがないこと。ノーマル。「血圧は―だ」「国交が―化する」 異常 0
一式 イッシキ [0],[4] ひとそろい。必要なもの全部。「釣り道具―」 0
毒舌 ドクゼツ [0] ひどい悪口や辛辣(シンラツ)な皮肉。「―をふるう」毒言・毒口 0
約翰 ヨハネ キリスト教で、イエス-キリストの一二人の弟子の一人。「ヨハネ福音書」「ヨハネ黙示録」の著者と伝えられる。 1
肉弾 ニクダン [0] 自分の肉体を弾丸として、体ごと敵陣につっこむこと。「―戦」 0
悪戯 いたずら [0] ①人を困らせるようなふざけた行い。「甥(おい)の―に手をやく」 ②自分のしたことを謙遜(ケンソン)していう語。「ちょっと―して焼いたケーキです」 1
四苦八苦 シクハック [3] たいへん苦労すること。非常な苦しみ。 由来もとは仏教の語。「四苦」は生・老・病・死。「八苦」は四苦に愛別離苦(アイベツリク)・怨憎会苦(オンゾウエク)・求不得苦(グフトクク)・五陰盛苦(ゴオンジョウク)を加えたもので、あらゆる苦しみのこと。「子ども一人を育てるのに―している」
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・漢字の豆知識 四苦八苦はどんな苦しみ? ~いろんな苦しみが入っています~ (公財)日本漢字能力検定協会
四字熟語根掘り葉掘り57:足しても無意味な「四苦八苦」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
柴染め ふしぞめ クロモジの木から作った染料で染めた色。黒みのある淡紅色。 0
解決 カイケツ [0] 問題・事件などを、整理したり解いたりして決着がつくこと。かたづくこと。「未―の事件」 0
呂翁の枕 リョオウのまくら 邯鄲の夢(カンタンのゆめ) 0
矩 のり [1] 守るべき法則。おきて。「七十にして―を踰(こ)えず(道を外れない)」〈『論語』〉 0
撓る しわ-る [2] 重さや圧力などのためにしなう。たわむ。「雪で枝が―る」 0
仏縁 ブツエン [0] 仏道に入るきっかけ。また、仏の引き合わせ。 0
変節 ヘンセツ [0] それまで自分が守ってきた主義や主張を変えること。「―漢」「彼はよく―するから、信用できない」 0
和歌 ワカ [1] ①日本固有の五音と七音をもとにした定型詩。長歌・旋頭歌(セドウカ)・短歌など。やまとうた。 ②短歌。五七五七七の三一音による定型詩。うた。みそひともじ。「―を詠(よ)む」 0
基準 キジュン [0] もととなる標準。他と比べるときのよりどころ。「建築―を設ける」 0
好意 コウイ [1] ①好ましく思う気持ち。親しみの気持ち。「彼女に―をもつ」 ②親切な心。「友の―を受ける」「―に甘える」 0
煮る に-る [0] 食品を水などとともに火にかけて熱をとおす。「魚を―て食べる」 0
発句 ホック [0] ①連歌・連句の最初の句。五・七・五の一七文字からなる句。立て句。「―合わせ」 ②俳句。①の句が独立して詠まれるようになったもの。 0
電離 デンリ [0],[1] 「電気解離」の略。 ①酸(サン)・塩(エン)類の溶液中で、分子の一部が陰または陽のイオンに分かれること。 ②原子や分子が電子を放出したり吸収したりすること。「―層」 0
動態 ドウタイ [0] 動いて変化する状態。「人口の―調査」静態 0
色艶 いろつや [2] ①色とつや。特に、顔の色や皮膚のつや。「―のいい顔」 ②華やかさ。おもしろみ。「話に―を添える」 興趣 ③色気。「いまだ―が衰えない」 0
水獺 かわうそ イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。 由来「水獺」は漢名から。 獺(かわうそ) 1
背教 ハイキョウ [0] ①教えにそむくこと。 ②宗教の信者、特にキリスト教の信者が信仰を捨てたり他に改宗したりすること。「―の徒」 0
覗う うかが-う すきまからそっとのぞいて見る。ようすを探る。「戸のかげからようすを―う」 0
暴飲暴食 ボウインボウショク [0] 程度を超えて、多量に飲み食いすること。 0
鏘鏘 ソウソウ ①石や金属・鈴などが音を立てて鳴るさま。 ②物事が盛んなさま。 参考「ショウショウ」とも読む。 0
歪む ひず-む [0],[2] 形や状態がいびつになる。ゆがむ。「窓枠が―む」 0
葛餅 くずもち [2] 葛粉を材料とした餅菓子。きな粉や蜜(ミツ)をかけて食べる。夏 0
均等 キントウ [0] ひとしいこと。「教育の機会―」「―に分ける」平等・同等・均一 0
蝠 こうもり ①翼手目の哺乳(ホニュウ)動物の総称。顔はネズミに似る。前肢の指の間に飛膜があり、空中を飛ぶ。昼間は暗い所にぶら下がっていて、夜間に活動する。カワホリ。夏 ②「蝠傘」の略。 ③①が鳥か獣か区別しにくいことから、どっちつかずの態度をとる人のたとえ。由来「蝠」は漢名から。参考「蝠」が「福」に通じることから、中国では縁起のよい動物とされた。
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漢字の豆知識 虫ではないけれど虫の仲間?~昆虫以外を表す虫偏の漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
鵜の目鷹(たか)の目 うのめたかのめ ウやタカが獲物を探すときの目のように、人がしつこく物を探し出そうとするときの鋭い目つきのたとえ。 0
甲斐 かい [0] ①旧国名の一つ。現在の山梨県。甲州(コウシュウ)。 ②効果。ねうち。「苦労した―がある」表記②「効・詮」とも書く。 1
氷室 ひむろ [0] 天然の氷を夏までたくわえておくための部屋や穴。夏 0
慎始敬終 シンシケイシュウ 物事に取り組むのに、始めから終わりまで慎重を心がけること。つつしんで始め、つつしんで終わる意。〈『礼記(ライキ)』〉 0
無尽 ムジン [0] ①尽きることがないこと。「―蔵(ゾウ)」 ②「無尽講」の略。 0
馬鹿の一つ覚え バかのひとつおぼえ 同じことを何度も言ったり、同じやり方に固執して、他のことを理解しないこと。愚か者は何か一つのことを覚えると、得意になって何度も同じことを繰り返すことから。 0
存置 ソンチ [1] 現にある制度や機関・設備などを、そのまま残しておくこと。 廃止 0
子に過ぎたる宝無し こにすぎたるたからなし 子どもは人生において至上の宝であり、それ以上に貴重なものはない。 参考「過ぎたる」は「勝る」ともいう。 子宝千両 0
元服 ゲンプク [0] 昔、貴族や武士の男子が成人したしるしとして行った儀式。参考「元」は頭のことで、「頭に冠を服する」意。 0
築地・築牆 ついジ 板を芯(シン)にして土を塗り固め、瓦で屋根を葺(ふ)いた塀(ヘイ)。築地塀。築垣(ついがき)。由来「築泥(つきひじ)」の転。参考「築地」は「つきジ」と読めば別の意になる。 1
大官 タイカン [0] 地位の高い官職。また、その地位にある人。高官小官 0
明明後日 しあさって [3] あさっての次の日。やのあさって。参考あさっての翌々日をいう地方もある。 1
煎る い-る [1] 火にかけてあぶり、水気をとばす。「ごまめを―る」 0
褫う うば-う さっとはぎ取る。衣服をはぐように横から取り上げる。 0
兪り しか-り 承諾や同意を表す語。はい。そのとおりだ。「―り、君の言うとおりだ」参考「しかあり」の転。 0
門歯 モンシ [1] 哺乳(ホニュウ)動物のあごの前方上下にある歯。人では、口の前方の上下各四本の歯。前歯 0
博士 ハクシ [1] 学位の最高位。大学院の博士課程を修了、またはそれと同等の学力をもつと認められて学位論文の審査・試験に合格した者。ドクター。参考「はかせ」とも読む。 0
桜花爛漫 オウカランマン 満開になったサクラの花がみごとに咲き乱れているさま。
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四字熟語根掘り葉掘り58:「桜花爛漫」には親戚がいっぱい!
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
溶媒 ヨウバイ [0] 物質をとかして溶液を作るときに用いる液体。食塩水における水など。溶剤。溶質 0
茫漠 ボウバク [0] ①広く果てしないようす。「―たる荒野が広がる」 ②はっきりしないようす。「彼の話はどうも―としている」 0
大方 おおかた [0] ①大部分。大半。ほとんど。「工事は―済んだ」「客の―は女性だ」粗方(あらかた) ②一般の人々。「―の予想」 ③おそらく。たぶん。「―そんなところだろう」 0
弱る よわ-る [2] ①弱くなる。力がなくなる。「体が―る」 ②困る。閉口する。「英語で道を聞かれて―った」 0
衰微 スイビ [1] おとろえて弱まること。「国勢が―する」 衰退 0
河豚食う無分別、食わぬ無分別 ふぐくうムフンベツくわぬムフンベツ 毒があるのもかまわずフグを食うのも無分別だが、かといっておいしいフグを食わないのも無分別だという意。河豚汁を食わぬたわけに食うたわけ 1
定例 テイレイ [0] ①以前からのしきたりやならわし。さだめ。「―の会長挨拶(アイサツ)」 ②日時を定めて、定期的に行われるもの。「月一回の―会議」恒例臨時 0
尊属 ソンゾク [1] 親族関係で、父母と同列以上先の世代の血族。父母・祖父母などの直系尊属と、おじ・おばなどの傍系尊属に分かれる。 卑属 0
敷居 しきい [0] 戸・障子・ふすまなどを開閉するためにつくられた、みぞがある横木の下方側。「―が高い(不義理なことをして、その家に行きにくい)」鴨居(かもい) 0
気付 キづけ [0] 郵便物を相手の住所でなく立ち寄り先などに送るとき、あて先の下に書く語。参考「キつけ」とも読むが、この場合は、元気を取り戻させる意もある。 0
招来 ショウライ [0] ①まねきよせること。「技術者を―する」 招聘(ショウヘイ) ②ある状態をまねきよせること。「災いを―する」 0
肉刺 まめ [2] はげしい摩擦などで手足にできる豆状の水ぶくれ。
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漢字の豆知識 使うけど読めない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 1
法螺 ホラ [1],[2] ①「法螺貝」の略。 ②大げさなうそ。大げさに言うこと。 0
付属 フゾク [0] 主となるものに属していること。「別売りの―品」「大学の―病院」表記「附属」とも書く。 0
謡歌 わざうた 上代歌謡の一種。時事の風刺や異変を予言した民間のはやり歌。表記「童謡」とも書く。 0
緋鯉 ヒごい [0] コイの一変種。全身が緋色または赤黄色を帯びたコイ。黒や白の斑紋(ハンモン)のあるものもある。観賞用。夏 0
浸蝕 シンショク [0] 浸食 0
総総 ふさふさ [2],[1] たくさん集まって垂れ下がり、ふさをなしているさま。「―とした髪」 表記「房房」とも書く。 0
糧秣 リョウマツ [0] 軍隊で、兵士の食糧と軍馬のまぐさ。参考「秣」はまぐさの意。 0
在り来り ありきたり [0] 従来と同じで、新しさがないこと。ありふれていること。「―の決まり文句」 0
高襟 ハイカラ 物事が西洋風や都会風で、目新しいこと。西洋風をきどったり、目新しいものを好んだりすること。また、その人。「―な家」「―さん」由来明治時代、洋行帰りの人や西洋の文物を好む政治家・官吏が丈の高いカラー(えり)の洋服を着たことから。 1
霊長 レイチョウ [0] 神秘的な力をもち、万物の長(おさ)となるべきすぐれたもの。「哺乳(ホニュウ)類の―は人類である」 0
怨み骨髄に入る うらみコツズイにいる 心の底から相手を深くうらむこと。「骨髄」は骨のしんのこと。〈『史記』〉参考「入る」は「徹す」ともいう。 0
円頭方足 エントウホウソク 人間のこと。「円頭」はまるい頭、「方足」は四角い足の意。〈『淮南子(エナンジ)』〉円首方足・円顱方趾(エンロホウシ) 0
羲和 ギカ ①中国の古代伝説上の人物で、羲氏と和氏。暦法を定めたといわれる。 ②太陽を運行させる御者(ギョシャ)。転じて、太陽。日月。参考「ギワ」とも読む。 0
藜羹を食らう者は大牢の滋味を知らず レイコウをくらうものはタイロウのジミをしらず いやしい人間には、高尚で奥深いことは理解できないということのたとえ。粗末な食事ばかりしている者には、りっぱなごちそうの味はわからないという意から。「大牢」はりっぱなごちそう、最高の料理の意。 0
角界 カクカイ [0] 相撲の社会。参考「角」は角力(すもう)の意。「カッカイ」とも読む。 0
折檻 セッカン [1] 厳しくしかりつけること。特に、厳しく体罰を加えること。 故事中国、前漢の成帝を強くいさめて怒りをかった朱雲(シュウン)が、御殿からひきずり下ろされそうになり、しがみついていた欄干が折れてしまったという故事から。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
罷弊 ヒヘイ ①精神的・肉体的に疲れて弱ること。 ②経済的に困窮し活動力が鈍ること。表記「疲弊」とも書く。 0
陸橋 リッキョウ [0] 河川や水路以外の、道路や鉄道線路をまたぐようにしてかけられた橋。ガード。 0
欲張る ヨクば-る [3] 必要以上に物をほしがる。度を越えてあることをしたがる。ひどく欲をかく。「―ると逆に損をすることが多い」「あれもこれもと―る」 0
斑霧 むらぎり むらになって立つ霧。 1
山塊 サンカイ [0] 山々が一かたまりになってそびえているもの。また、断層で山脈から区切られた一群の山岳。 0
遭遇 ソウグウ [0] 予期しない事柄などに、思いがけず出あうこと。「事件現場に―した」 0
燧石 ひうちいし [3] 火打ち金(がね)と打ち合わせて、火花を出す石。石英の一種。 表記「火打ち石」とも書く。 参考「スイセキ」とも読む。 0
図表 ズヒョウ [0] 数量的な関係を線や数字などで見やすく表したもの。グラフ。 0
概況 ガイキョウ [0] だいたいのようす。あらまし。「天気―」「事件の―を伝える」 0
任地 ニンチ [1] 任務を行うために在住する土地。赴任地。「―におもむく」 0
三令五申 サンレイゴシン 何度も繰り返して言い聞かすこと。幾度も命ずること。三度命令し五度重ねて言う意。〈『史記』〉 耳提面命 0
気候 キコウ [0] ある一定の地域の気象の平均状態。温度・湿度・風速・晴雨などの長期間にわたる観測から総合したもの。「温暖な―」天候・天気 0
疎慢 ソマン [0] うとんじて、あなどること。いいかげんで、おろそかなこと。また、そのさま。 表記「疏慢」とも書く。 0
南中 ナンチュウ [0] 天体が子午線を通り過ぎること。このとき、天体の高度は最高となる。正中参考おもに太陽と月について用いる語で、太陽以外の恒星には「正中(セイチュウ)」を用いる。 0
騒騒しい ソウゾウ-しい [5] ①物音や人声が大きくて、やかましい。がやがやと、さわがしい。「―い、何事だ」 ②世の中が落ち着かず、不穏だ。「政界が―い」 0
碑文 ヒブン [0] 碑(いしぶみ)に刻んだ文章。「―は古代日本を知るよい資料だ」碑銘参考「ヒモン」とも読む。 0
大それた ダイ-それた [3] 道理や常識から大きくはずれた。とんでもない。「彼は―計画を思いついた」 0
事 こと [2] ①事柄。物事。また、行動や行為。「注意すべき―がある」「彼のやった―だ」 ②出来事。事情。問題。「―の真相をさぐる」 ③伝え聞いたこと。うわさ。「美人だという―だ」 ④経験。「会った―がある」 ⑤活用語の連体形について名詞化または副詞化する。「笑う―はいいことだ」「長い―歩く」 ⑥文末について命令・要求を表す。「早起きする―」 ⑦すなわち。同一人物であることを示す。「金さん―遠山金四郎」 0
捲る めく-る [0] おおっているものをはがしたり、ひっくりかえしたりして下のものをあらわにする。「トランプを―り運勢を占った」 0
教唆 キョウサ [1] ①他人をけしかけること。特に、悪事をそそのかすこと。「人を―してはならぬ」 ②他人をそそのかして犯意を起こさせること。法律で共犯の一形式。「殺人を―する」 0
中道 チュウドウ [2],[4] ①一方に偏らないこと。「―を歩む」中庸・中正 ②物事のなかほど。半途。中途 0
質感 シツカン [0] 物の材質などのちがいから受ける感じ。「木の―を生かした彫刻」 0
井 い [1] いど。地中を流れる地下水をくみ取るための設備。 0
死馬の骨を買う シバのほねをかう すぐれたものを手に入れるために、まずつまらないものを厚遇すること。 由来一〇〇〇里を走る名馬を求めていたある王に、家来は死んだウマの骨を五〇〇金で買ってきた。王は怒ったが家来は、「死んだウマにさえ金を出すということが広まれば、必ず名馬が集まるでしょう」と答え、一年もしないうちに名馬が手に入ったという寓話(グウワ)から。〈『戦国策』〉 0
編入 ヘンニュウ [0] ある団体や組織に、あとから組み入れること。「高校の―試験」「三年生に―する」 0
土塊 つちくれ [0] ①土のかたまり。 ②墳墓。表記「塊」とも書く。参考「ドカイ」とも読む。 1
練炭 レンタン [1] 石炭や木炭などの粉末をねり固めた燃料。太い円筒形で、燃焼効率を上げるため、縦に数個の穴があいている。 「煉炭」の書きかえ字。 0
前進 ゼンシン [0] 前に進むこと。また、改善・進歩すること。 後退・後進 0
面舵 おもかじ [0],[2] ①船を右に向けるときの舵の取り方。 ②船の右舷(ウゲン)。 ①②取り舵 0
猫に小判 ねこにこバン 価値の分からない者に高価なものを与えても、なんの役にも立たないたとえ。豚に真珠 0
窒息 チッソク [0] ①呼吸ができなくなること。のどに物がつまったり、空気中の酸素が欠乏したりして起こる。「―死」 ②まわりに圧迫されて、活動がはばまれること。「細かい規則ずくめで―しそうだ」 0
系譜 ケイフ [0] ①血縁・師弟関係などを順次記した表や記録。系図 ②さまざまな関係により結ばれたつながり。「キリスト教の―」系統 0
老蚌珠を生ず ロウボウたまをショウず 平凡な親がりっぱな子を生むことのたとえ。「老蚌」は年を経たドブガイ。または、カラスガイ。〈孔融の文〉鳶(とんび)が鷹(たか)を生む 0
報知 ホウチ [0],[1] 事件などを知らせること。また、その知らせ。「火災―器」報道・通報 0
妙齢 ミョウレイ [0] うら若い年ごろ。「―の女性」参考おもに女性に用いる。 0
無沙汰 ブサタ [0] 長い間、便りを出さず訪問もしないでいること。無音(ブイン) 0
拮据 キッキョ [1] 手や口を動かして、忙しく働くこと。参考「拮」も「据」も忙しく働く意。「ケッキョ」とも読む。 0
鉄床・鉄砧 かなとこ 「鉄敷(かなしき)」に同じ。 0
鋳鉄 チュウテツ [1],[0] 鋳物の材料にする鉄合金。硬度は高いがもろく、溶けやすい。 0
傍 そば [0] ①近くの所。すぐ横。「大学の―にある食堂」 ②…したすぐあと。「謝った―から同じことをする」 0
見せる み-せる [2] ①人の目に見えるようにする。「免許証を―せる」 ②ふりをする。つくろう。「元気に―せる」 ③診察してもらう。「医者に―せる」 ④補助動詞として、強い意志を示す。「きっと勝って―せる」 0
時季 ジキ [1] あることに適した季節。あることが盛んに行われる時候。シーズン。「花見には―はずれだ」「―の材料を使った料理」 0
公報 コウホウ [1],[0] ①官庁が国民に発表する公式の報告。地方公共団体が発行する官報に準じた文書。「衆議院の―」 ②官庁から国民個人への公式の通知。 0
嫗 おうな [1],[2] 年老いた女性。翁(おきな)表記「媼」とも書く。 0
要塞 ヨウサイ [0] 外敵を防ぎ攻撃するため、国境や海岸線などの戦略上重要な地点に築く堅固な建造物。とりで。「―地帯」 0
上がる あ-がる [0] ①下から上に移る。「屋根に―る」「煙が―る」 ②価値や程度などが高まる。「地位が―る」 ③完成する。終わる。「書類整理が―る」「雨が―る」 ④よい結果が生じる。「成果が―る」 ⑤のぼせる。「式場で―ってしまう」 ⑥「行く」「訪ねる」の謙譲語。「あいさつに―ります」 ⑦「食う」「飲む」の尊敬語。「何を―りますか」 0
羽二重 はぶたえ [1],[2] なめらかで光沢のある薄い絹織物。礼服や胴裏地などに用いる。 0
双手 もろて [0] 両方の手。「―を挙げて賛成する」 一手(ひとて) 表記「諸手・両手」とも書く。 参考「ソウシュ」とも読む。 0
叛心 ハンシン [0] 国や支配者に対して、むほんを起こそうとする心。むほんをくわだてる心。表記「反心」とも書く。 0
神馬藻 ほんだわら 褐藻類ホンダワラ科の海藻。 馬尾藻(ほんだわら) 1
胸膈 キョウカク ①胸と腹との間。また、胸部。 ②転じて、胸中。気持ち。 0
雌蕊 シズイ [1] 「雌蕊(めしべ)」に同じ。 0
高禄 コウロク [0] 多額の禄高(ロクだか)。高額な給与。「―を食(は)む」高給微禄 0
味わいを二せず あじわいをジせず 日々の食事のおかずを一品ですます。質素な食事のこと。故事 中国、春秋時代、呉王の闔廬(コウリョ)が質素倹約を実践した故事から。〈『春秋左氏伝』〉 0
小遣い こづかい [1] 「小遣い銭」の略。日常の細かい買い物や支払いなどにあてる金銭。ポケットマネー。 0
止す さ-す [1] 途中でやめる。…し残す。「読み―しの本」 0
水泡・水沫 みなわ ①水のあわ。 ②水のあわが消えやすいことから、はかないもののたとえ。「希望は―のように消えた」 参考「水泡」は「スイホウ」、「水沫」は「スイマツ」とも読む。 0
誣いる し-いる [2] 人を窮地に追いこむために、事実でないことを言う。偽って言う。「後生畏(おそ)るべし、来者―い難し」 0
拝火教 ハイカキョウ [0] 紀元前六世紀ころ、ペルシャのゾロアスターが始めた宗教。世界は善神と悪神の闘争の場であるとして、善神の象徴の火などを礼拝する。ゾロアスター教。 0
簫鼓 ショウコ ふえと太鼓。 0
薨去 コウキョ [1] 昔、皇族や三位(サンミ)以上の人が死ぬこと。薨逝参考四位・五位の貴人の死去には「卒去」を使う。 0
嫌疑 ケンギ [1] 犯罪などの悪事があったのではないかと疑うこと。疑わしいこと。「―が晴れる」「盗みの―をかけられる」被疑・容疑 0
生年 ショウネン [0] 生まれてから経過した年月。年齢。「―三五歳」 参考「セイネン」と読めば、生まれた年の意もある。 0
母屋 モや [1] ①家の中心になる部屋。寝殿造においては、庇(ひさし)のなかの中央の間(ま)。 ②住居として用いる中心となる建物。表記「身屋・身舎」とも書く。参考「おもや」とも読む。 0
兆す きざ-す [2],[0] 物事が起こりそうなしるしが現れる。前兆がある。 0
端緒 タンショ [1] 物事の始まりや手がかり。いとぐち。「問題解決の―をつかむ」参考「タンチョ」と読むのは慣用読み。 0
消長 ショウチョウ [0] 物事が衰えることと盛んになること。「次の総選挙に党の―をかける」 盛衰 0
鬼遣らい おにやらい 昔、宮中で大晦日(おおみそか)の夜に疫病(ヤクビョウ)の鬼を追い払うために行われた儀式。のちに民間で節分の行事となった。追儺(ツイナ)。冬 0
鬼神 キシン [0],[1] ①荒々しく恐ろしい神。 ②目に見えない神秘的な霊的存在。 ③死者や祖先の霊魂。参考「キジン」とも読む。 ①「おにがみ」とも読む。 0
地下茎 チカケイ [2] 地中にある植物のくき。根茎・塊茎・球茎・鱗茎(リンケイ)などがある。「れんこんは蓮(はす)の―だ」地上茎 0
損壊 ソンカイ [0] 傷つけこわすこと。また、害を受けてこわれること。「家屋―」 0
郭公 カッコウ [1] カッコウ科の鳥。渡り鳥で日本には五月ころ渡来。巣を作らず、他の鳥の巣に卵を生む。ハトより小形で、灰褐色。カンコドリ。夏由来呼び名は「カッコー」の鳴き声から。
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漢字の豆知識 夏をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
苔忍 こけしのぶ コケシノブ科のシダ植物。山地の岩や樹幹に着生。茎は糸状。葉は膜質で羽状に細かく分かれ、先端に胞子嚢(ノウ)がある。 0
公器 コウキ [1] 公共のために使うべき機関やもの。「新聞は社会の―」 0
手職 てショク [1],[0] 手先の技術でする仕事。 参考「てジョク」とも読む。 0
激務 ゲキム [1] 非常に忙しい仕事。「大統領は―に耐える体力が要求される」激職表記「劇務」とも書く。 0
執拗 シツヨウ [0] ①意地を張り、自分の考えをあくまで通そうとするさま。「―に論評を続ける」 ②しつこいさま。「―に追及する」 0
先取特権 さきどりトッケン [4] 法律に定める債権者が、債務者の財産から他の債権者に優先して、弁済を受けることができる担保物権。 参考「センシュトッケン」とも読む。 0
楠 くすのき [2],[1] クスノキ科の常緑高木。 樟(くすのき) 0
粛啓 シュクケイ [0] 手紙の初めに書くあいさつの語。つつしんで申し上げるの意。 謹啓・粛白 0
心当たり こころあたり [4] 思い当たるところ。また、思い当たること。見当。「全く―はない」「―を探してみる」 0
草草 ソウソウ [0] ①簡略なさま。てみじか。また、粗末なこと。「お―さまでした」 ②あわただしく忙しいさま。「―に切り上げた」 ③手紙の末尾に記すあいさつの語。多く、文頭の「前略」などに対応して用いる。 表記②③「匆匆・怱怱」とも書く。 0
菲才 ヒサイ [0] ①才能がないこと。 ②自分の才能をへりくだっていう語。「浅学―」不才表記「非才」とも書く。 0
磯 いそ [0] 海や湖などで、石や岩の多い波うちぎわ。「荒―(あらいそ)・(ありそ)」「―釣り」 0
詰襟 つめえり [0] 洋服で、襟の立っているもの。また、その襟。学生服など。「―の制服に制帽姿」折襟 0
徳行 トッコウ [0] 道徳にかなった正しい行為。「君子の―」善行 0
土豪 ドゴウ [0] その土地の豪族。その地方に勢力をもつ一族。 0
肥立ち ヒだち [0] ①出産や病気のあと、体調が日を追って回復すること。「産後の―がいい」 ②日一日と成長すること。 0
身寄り みより [0] 身を寄せるところ。親類縁者。「―のない老人」 身内 0
王胤 オウイン 王の子孫。 0
屯所 トンショ [1],[0] ①兵士などが詰めているところ。「新撰組(シンセンぐみ)の―」陣所・屯営 ②警察署の旧称。 0
書目 ショモク [1] ①書物の目録。 書誌 ②書物の題目。 書名 0
反落 ハンラク [0] 取引で、上昇していた相場が急に下落すること。反騰 0
軟弱 ナンジャク [0] ①やわらかく弱いこと。 ②意志や態度が弱々しくしっかりしていないこと。「―な精神を鍛え直す」強硬 0
近郊 キンコウ [0] 都市の周辺にある町・地域。「―農家の朝市は好評だ」遠郊 0
岐嶷 いこよか 姿や形が堂々としていてりっぱなさま。 1
所在 ショザイ [0] ①存在するところ。居場所。「責任の―」「犯人の―をつきとめる」 在所 ②行い。していること。「―ない(手持ちぶさたであるさま)」 参考「あらゆる」と読めば別の意になる。 0
一騎討ち・一騎打ち イッキうち ①敵と味方が一騎ずつで戦うこと。 ②一対一で勝負すること。「保守と革新―の選挙区」 0
無私無偏 ムシムヘン 利己心がなく公平なこと。「偏」は、かたよること。「―の立場を貫く」公平無私・無偏無党 0
徒卒 トソツ [0] 徒歩でたたかう兵隊。歩兵・歩卒 0
刑場 ケイジョウ [0] 死刑を行う場所。仕置場。「―の露と消える(刑に処せられ死ぬ)」 0
濃密 ノウミツ [0] ①すきまがなくて、こまやかなさま。「両者は―な関係にある」 ②色合い・味わいなどが濃くてこまやかなようす。「―な味わいのチーズ」 0
禁漁 キンリョウ [0] 一定の期間、特定の場所での魚介・海藻など水産物を捕ることを禁止すること。参考「キンギョ」とも読む。 0
血痕 ケッコン [0] 血液のついたあと。血のあと。「―が付着した凶器」 0
錯誤 サクゴ [1] ①事実に対するあやまり。まちがい。「試行―を繰り返す」 ②事実と観念が一致しないこと。「時代―の考え」 0
縦覧 ジュウラン [0] ある場所や物などを自由に見ること。「博物館で郷土資料を―した」 参考「縦」はほしいままの意。 0
奪衣婆 ダツエバ 三途(サンズ)の川の岸にいて死者の着物を奪い取り、樹木の上にいる懸衣翁(ケンエオウ)に渡すという老女の鬼。奪衣鬼。 0
急速 キュウソク [0] 動きや変化がすみやかなさま。すばやいさま。「科学技術の―な進歩」「視力が―に衰える」 0
瀬戸 せと [1] ①海が陸地にはさまれて、狭くなっている所。小さな海峡。「音戸(オンど)の―」 ②「瀬戸際」の略。 ③「瀬戸物」の略。 0
少輔 しょう 律令(リツリョウ)制で、八省の次官(すけ)。大輔(タイフ)の次の位。しょうゆう。 1
私腹 シフク [0] 自分の財産・利益。「―を肥やす(公の地位を利用して、自分の財産をふやす)」 私利 0
果汁 カジュウ [0] くだものをしぼった汁。ジュース。「―一〇〇(パーセント)のジュース」 0
桔梗 キキョウ [0] キキョウ科の多年草。山野に自生。初秋、青紫色または白色の釣鐘形の花をつける。秋の七草の一つ。秋由来「桔梗」は漢名から。 0
未成年 ミセイネン [2] まだ、成年に達しないこと。また、その人。二〇歳未満。未丁年成年 0
血清 ケッセイ [0] 血液が固まるときに上部に分離する黄色く透きとおった液体。「―療法」 0
二日 ふつか [0] ①二の日数。二日間。両日。 ②月の第二番目の日。 1
枯竭 コケツ 乾燥して水分がなくなること。表記「涸竭」とも書く。 0
尊台 ソンダイ [1],[0] あなたさま。目上の人を敬っていう語。手紙文などに用いる。「―のお手紙拝見致しました」 貴台 0
山神・山祇 やまつみ 山の神。山の精霊。 海神(わたつみ) 1
給金 キュウキン [1] 給料として支払われる金銭。給与・俸給 0
鬱積 ウッセキ [0] やり場のない不平不満が晴らされずに心にたまること。「不満が―する」 0
析出 セキシュツ [0] ①液体などから固体が分離して出てくること。また、化合物を分析してある物質を取り出すこと。「結晶の―」 ②分析して傾向などを導き出すこと。 0
計 はか [1] 仕事などの進み具合。「―が行く(作業などが順調に進む)」 0
鴨脚樹 いちょう イチョウ科の落葉高木。 由来「鴨脚」は漢名より。葉の形がカモ(鴨)のあしに似ていることから。 銀杏(いちょう) 1
熱し易きは冷め易し ネッしやすきはさめやすし 物事にすぐ熱中する人は、飽きるのも早いたとえ。 0
碧空 ヘキクウ [0] あおい空。「孤帆の遠影―に尽く」青空・碧天 0
延根 はいね ①生えのびた草木のね。 ②蓮根(レンコン)の別称。表記「這根」とも書く。 1
勍い つよ-い がっしりとして力づよい。たけだけしい。たけし。 0
身柄 みがら [0] ①その人自身。その人の身体。「―を拘束する」 ②その人の分(ブン)・身分。「―をわきまえる」 0
禄米 ロクマイ 封建時代、武士が給料として受けとった米。扶持米(フチマイ)。参考「ロクベイ」とも読む。 0
斯く か-く [1] このように。こう。「―いう私」「―なるうえは」 0
陶工 トウコウ [0] 陶磁器を作る職人。焼き物師。参考「すえつくり」とも読む。 0
陶枕 トウチン [0] 陶磁器製の中空のまくら。夏に用いる。夏 0
根強い ねづよ-い [3] 根が深くて強く、簡単に動かない。転じて、物事が容易に動じない。「ビル建設への―い抵抗」「―い人気がある」 0
能事 ノウジ [1] しなければならないこと。なすべきこと。 0
頓着 トンチャク [1] 深く心にかけること。気遣うこと。「服装に無―な人」「何事にも―しない」執着参考「トンジャク」とも読む。 0
根気の鉢巻(ハチまき) コンキのハチまき 根気に根気をつみ重ねて物事を行うこと。このうえなくねばり強く頑張ること。 0
銓る はか-る ①物の重さを計測する。 ②事の重要性や人物の才能などを調べる。 0
沙漠 サバク [0] 降雨量が非常に少なく、植物がほとんど育たない、砂と岩からなる広大な地域。 表記「砂漠」とも書く。 0
不埒 フラチ [1],[0] 人の道や法にはずれること。「―な奴(やつ)」不届き参考「埒」は囲い・柵(サク)の意。 0
肩肘張る かたひじはる 肩やひじをことさらに高く張る。威張ったさま、気負ったさまにいう。「―った態度」参考「肩肘怒(いか)らす」ともいう。 0
要目 ヨウモク [0] 重要な事柄。大切な項目。「―をメモしておく」 0
監寺 カンス [0],[1] 禅寺で、住職に代わって寺の事務を監督し、僧を統率する役職。 0
換骨奪胎 カンコツダッタイ [1],[0] 他人の詩文や着想・表現などをうまく使い、さらに工夫を凝らして自分独自のものを作ること。また、先人の作品に手を入れて作りかえ、新しい発想のもののように見せかけること。骨をとりかえ胎盤を奪い取って自分のものとする意から。〈『冷斎夜話(レイサイヤワ)』〉
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四字熟語根掘り葉掘り42:「換骨奪胎」は女性にしかできない?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
督戦 トクセン [0] 部下を励まして戦わせること。「兵を―する」 0
載録 サイロク [0] 書物など印刷物に書き載せること。また、そのもの。 0
白子 しらス [2] カタクチイワシ・アユ・ウナギなどの稚魚の呼称。食用。参考「しらこ」と読めば別の意になる。 0
大黒柱 ダイコクばしら [5] ①建物の中心になるいちばん太い柱。 ②一家や集団などの中心人物のたとえ。「父は我が家の―だ」 0
附加 フカ [2],[1] 今あるものにつけ加えること。表記「付加」とも書く。 0
亮闇・亮陰 リョウアン 天子や天皇が父母の喪に服する期間。ろうあん。表記「諒闇・諒陰」とも書く。 0
染みる し-みる [0] ①液体やにおいが物のなかに入る。「雨が上着に―みる」 ②強い刺激を感じる。「励ましの言葉が身に―みます」「鮮やかな紅葉が目に―みる」 ③影響を受ける。染まる。「悪習に―みる」 0
竦動 ショウドウ つつしみかしこまること。恐れて身がすくむこと。 0
単一 タンイツ [0] ①一つ。一人。「―行動」単独 ②一種だけで、他のものがまじっていないこと。「―民族」「―の音色」 0
秘める ひ-める [2] 隠して、人に知らせないでいる。表面に表さずに隠しもつ。「無限の可能性を―めている」「悲しみを胸に―める」 0
古諺 コゲン [0],[1] 古くから言い伝えられたことわざ。参考「諺」はことわざのこと。 0
餞 はなむけ [0] 門出や送別のときに金品や詩歌・言葉などを贈ること。また、そのもの。せんべつ。「卒業生に贈る―の言葉」 由来「ウマの鼻向け」の略。昔、旅立つ人の出発する方向にウマの鼻を向けて見送ったことから。 表記「贐」とも書く。 0
辮む あ-む 細長いものを組み合わせる。組む。参考糸を並べる意から。 0
締める し-める [2] ①細長い物をしっかり巻きつける。「ネクタイを―めた姿」 ②回し押さえて動かなくする。「ねじを―める」 ③倹約する。「家計を―める」 ④金銭などを合計する。「―めて一七万円です」 ⑤酢や塩で魚肉をひきしめる。 ⑥しめくくりを祝って、手打ちをする。 0
羞花閉月 シュウカヘイゲツ 非常に美しい女性のたとえ。あまりの美しさに花をはじらわせ、月も隠れてしまう意。 参考「羞月閉花・閉月羞花」ともいう。
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漢字の豆知識 美人をたたえる四字熟語~見た目も、頭脳も、歯もほめる!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
斎垣 いがき 神社など神聖な場所にめぐらした垣。いみがき。 1
爪繰る つまぐ-る [3],[0] 指先で物を順に送って動かす。「数珠(ジュズ)を―る」 0
観相 カンソウ [0] 人相や手相をみて、その人の性質や運勢を判断すること。「―学」 0
美濃紙 みのがみ [0] 紙質は厚くて強く、半紙より大形の和紙。文書の写しや障子紙などに用いる。由来美濃産のものが良質だったことから。 0
衆愚 シュウグ [1] 多くのおろかな人。「―政治(民主主義の政治をあざけっていう語)」 0
霽月 セイゲツ ①雨上がりに出る月。また、晴れ渡った空の月。 ②なんの曇り(心のわだかまり)もない、心境のたとえ。「光風―」 0
与知 ヨチ そのことに自分も関係して、知っていること。関知 0
奇異 キイ [1] 普通と変わっているさま。「―な感じを与える」奇妙・異様 0
呆気ない あっケ-ない [4] 予期に反して、簡単で物足りない。張り合いがない。「―い幕切れ」 0
補陀落 フダラク インドの南海岸にあり、観世音菩薩(カンゼオンボサツ)が住むという山。中国・チベット・日本では、観音の霊場に多くこの名を用いる。補陀落山(フダラクセン)。由来梵語(ボンゴ)の音訳。表記「普陀落」とも書く。 0
悟る さと-る [0],[2] ①心の迷いがさめる。気がつく。 ②理解する。「力の限界を―った」 0
仲買 なかがい [0],[2] 商品の売買の仲介をして、利益を得ること。また、それをする人。仲買業。「―人(ブローカー)」 0
利用 リヨウ [0] ①役に立つように、うまく使うこと。「休耕田の有効―を考える」 ②自分の利益のための手段として使うこと。「地位を―して私腹を肥やす」 0
偶然 グウゼン [0] ①起こる原因や因果関係などが予測できないこと。思いがけないこと。「―の一致」必然 ②思いがけなく。たまたま。「散歩中に―友人に出会った」 0
茶匙 チャさじ [0] ①小形のさじ。 ②抹茶をすくい取る小さな細長いさじ。茶杓(チャシャク)。 0
蠹魚 トギョ ①シミの別称。本や衣服などを食う虫。 ②いつも本を読むばかりで活用する才のない者。参考「しみ」とも読む。 0
溶剤 ヨウザイ [0] 物質をとかすときに用いる液体。アルコールやエーテルなど。溶媒。 0
涙 ロウルイ [1] 燭(ロウソク)のがとけて、流れたものを涙にたとえた語。 0
竟宴 キョウエン ①神事や祭事の終了後に開く宴。 ②平安時代、宮中で書物の講義や和歌集の編纂などが終わったときに催された宴会。 0
粗利益 あらリエキ [3] 売上代金から原価を差し引いただけの、おおまかな利益。売上総利益。粗利(あらリ)。 表記「荒利益」とも書く。 0
落零れ おちこぼれ ①こぼれ落ちて散らばったもの。特に、収穫時にこぼれ落ちた穀物など。 ②残ったもの。余り物。 ③組織や体制についていけない人。授業になじめない児童や生徒。 0
殞ちる お-ちる 高いところからおちる。また、穴におちる。 0
落英繽紛 ラクエイヒンプン 散る花びらがひらひらと乱れ舞い落ちるさま。「落英」は散る花びら。「繽紛」は乱れ混じる、また、乱れ散るさま。〈陶潜の文〉 0
禁門 キンモン ①厳重な警戒によって人の出入りができない門。 ②宮中の門。また、皇居。禁闕(キンケツ)・宮闕 0
天地玄黄 テンチゲンコウ [1],[0] 天は黒色、地は黄色であること。天地、また、宇宙のこと。中国、梁(リョウ)の周興嗣(シュウコウシ)がつくった「千字文(センジモン)」の第一句。〈『易経』〉参考「千字文」は古くから中国の習字の手本となり、日本にも伝わって漢字の学習書、また、習字の手本として愛用された。 0
香り かおり [0] よいにおい。「磯(いそ)の―」「松茸(まつたけ)の―がする」 0
歯車 はぐるま [2] ①機械の部品で、周りに歯を刻みつけた車。また、それをかみ合わせて一方から他方へと動力を伝える装置。ギア。 ②物事や組織を構成する各要員・要素。「部長とはいえ会社の―にすぎない」 0
磐石の安き バンジャクのやすき 非常に堅固で安定していること。どっしりとして、ゆるぎのないたとえ。〈『荀子(ジュンシ)』〉磐石の固(かた)め 0
生生 セイセイ [0] ①生き生きとしたさま。 ②万物がうまれ育つこと。ものがつぎつぎとうまれ変化していくさま。 0
猊下 ゲイカ [1] ①高僧の敬称。また、各宗派の管長の敬称。 ②僧への書状の脇付(わきづけ)に用いる語。 ③高僧のそば。 0
臆虫 おめむし ワラジムシの別称。ワラジムシ科の甲殻類。落ち葉やごみの下などにすむ。 1
仮寓 カグウ [0] 一時的に住むこと。また、その家。かりずまい。「知人の家に―する」 0
物価 ブッカ [0] 諸商品の市価。いろいろな商品の価格を総合的にいう語。「―高に苦しむ」「消費者―指数」 0
兵仗 ヘイジョウ [0] ①いくさに用いる道具。兵器・武器 ②武器を持って護衛する兵士。参考「ヒョウジョウ」とも読む。 0
編成 ヘンセイ [0] 多くの人や物をまとめて、一つの組織や体系をつくること。「五輪代表チームを―する」「列車運行表の―」 0
桁違い けたちがい [3] 程度や価値、規模などの差が非常に大きいようす。段ちがい。けたはずれ。 0
朮 おけら [0] キク科の多年草。山地に自生。夏から秋、白や淡紅色の頭花をつける。若芽は食用、根は薬用。「京都八坂神社の―祭」 表記「蒼朮・白朮」とも書く。 参考「うけら」とも読む。 0
餡蜜 アンミツ [0] 寒天・ゆでたエンドウマメ・果物などをまぜあわせて蜜をかけたみつまめに小豆(あずき)餡をのせたもの。 0
衝撃 ショウゲキ [0] ①物体に急激に加わる力。また、それによって受ける刺激。ショック。「爆風の―で建物が壊れる」 ②激しく感情を動かす刺激。ショック。「すばらしい演奏に強い―を受けた」 0
鮮やか あざ-やか [2] ①形や色などが、はっきりしているさま。「目にも―な色」 ②動作などが手際よいさま。「―なお手並みを拝見した」 0
古人の糟魄(ソウハク) コジンのソウハク 言葉や文章では、聖人や賢人の本質を伝えるのはとうてい不可能であるということ。今日伝わる昔の聖賢の言葉や書物は残りかすのようなものであるという意。「糟魄」は酒のしぼりかす。〈『荘子(ソウジ)』〉表記「糟魄」は「糟粕」とも書く。 0
急ぐ いそ-ぐ [2] 物事をはやくしようとする。また、はやく行こうとする。「駅へ―ぐ」 0
大鮃 おひょう [0] カレイ科の海魚。東北以北の北太平洋に分布。カレイに似るが、大形で雌は全長二・六(メートル)に及ぶ。両眼は体の右側にある。肝臓から良質の肝油がとれる。肉は美味。 1
戈 ほこ [1] 武器の一種。両刃の刀に長い柄をつけた、やりに似たもの。「―先が鈍る(攻撃の勢いが弱まる)」 0
窶す やつ-す [2] ①姿をみすぼらしく、また、目立たないように変える。「修行僧に身を―す」 ②やせるほど思い悩む。「恋に身を―す」 0
委しい くわ-しい [3] ことこまかなさま。つぶさなさま。すみずみまで行き届いているさま。「芸能に―い」 0
幫間 たいこもち ①宴席などに出て客の機嫌をとり、座をにぎわすことを職業とする男性。 ②人の機嫌をとって、うまく世渡りする人。人にへつらい、機嫌をとるのに懸命な人。「あいつは部長の―だ」表記「太鼓持ち」とも書く。参考①「ホウカン」とも読む。客の間を取りもち助ける意。 1
悶着 モンチャク [0],[1] もめごと。争い。「ひと―は避けられない」表記「悶著・捫着・捫著」とも書く。参考「モンジャク」とも読む。 0
間隙 カンゲキ [0] ①すきま。あいだ。「雨の―を縫って出かける」 ②仲たがい。へだたり。「二人の友情に―が生じる」 0
対抗 タイコウ [0] 相対して互いに張り合うこと。競い合うこと。「―意識を燃やす」「クラス―のバレーボール大会」 0
攢まる あつ-まる むらがりあつまる。多くの人が一か所に寄りあつまる。 0
鄙吝 ヒリン 心がいやしくて、物惜しみすること。けちなこと。 0
巧言乱徳 コウゲンラントク 口先だけのうまい言葉は人を惑わし、ついには徳をも乱すということ。 0
像 かたち [1] すがた。ようす。「仏の―を石に刻む」「故人の生前の―を絵に描く」 0
転載 テンサイ [0] 新聞・雑誌・書籍などに載った文章や写真を、他の印刷物にそのまま載せること。「記事の無断―を禁ずる」 0
聖堂 セイドウ [0] ①聖人、特に孔子をまつった建物。「湯島―」 聖廟(セイビョウ) ②キリスト教で、教会堂。礼拝堂。 0
肝胆 カンタン [0],[1] ①肝臓と胆囊(タンノウ)。 ②心のなか。心の底。また、真実の心。まごころ。「―を傾けて話し合う」 0
流失 リュウシツ [0] 洪水などで流れてなくなること。「―家屋が続出した」 0
忝い かたじけな-い [5] ①おそれ多い。もったいない。 ②身にしみてありがたい。「ご親切、―く存じます」 0
幽愁 ユウシュウ [0] 心の奥の深い悩みや心配事。また、物思いに深く沈むこと。 0
足場 あしば [3] ①高所で作業するときに足を乗せるため、工事現場などに築かれたもの。足掛かり。「丸太で―を組む」 ②歩いたり立ったりするところの足元の状態。「ぬかるんで―が悪い」 ③行動や主張などのよりどころ。立脚点。「党内で着実に―を築く」 ④交通手段。「駅から遠くて―が悪い」 0
褌 ふんどし [1] 男性の陰部をおおう細長い布。下帯。「―を締める」 0
非業 ヒギョウ [0] 平安時代、諸国の博士・医師のうち、試験に合格するなどの正当な手続きを経ずに任ぜられた者。受業(ジュギョウ)参考「ヒゴウ」と読めば別の意になる。 0
基本 キホン [0] 物事のよりどころになるもの。おおもと。「―に立ち返る」「―的人権」根本・基礎 0
清流 セイリュウ [0] ①きれいに澄んだ水の流れ。 濁流 ②高潔な人。清らかな人。 ③高貴な家柄やその出身者。 0
心労 シンロウ [0] あれこれ心を配って思い悩むこと。気苦労。また、心の疲れ。精神的な疲労。「―が重なる」 0
瑶林瓊樹 ヨウリンケイジュ 人品が高潔で、人並みすぐれていること。たまのように美しい木や林の意から。「瑶」「瓊」はともに美しいたまの意。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
慣習 カンシュウ [0] ある社会一般に通じる、古くから行われてきたしきたりやならわし。「―にしたがう」「―法」慣例・慣行 0
筆跡 ヒッセキ [0] ①書き残された文字。 ②個人の文字の書き癖や特徴。「―を鑑定する」手跡 「筆蹟」の書きかえ字。 0
一覧 イチラン [0] ①ひととおり目を通すこと。「解説書を―する」 ②全体を一目で分かるよう簡略にまとめたもの。一覧表。便覧 0
幹国の器 カンコクのうつわ 国を治める器量・才能。また、それをもつ人。「幹国」は国を治めること。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
常宿 ジョウやど [0] 毎回決まって宿泊する宿。泊まりつけの宿。「出張先の―」 表記「定宿」とも書く。 0
釘を刺す くぎをさす あとで問題が起きないように、前もって念を押したり、注意したりすること。由来日本の木造建築は伝統的に釘を使わずに、木材の切り込みや組み合わせによる高度な工法を用いてきたが、江戸時代中期から念のために釘を刺すようになり、この言葉が生まれたという。 0
真面目 まじめ [0] ①本気であること。真剣なさま。「―に勉強する」 不真面目・出鱈目(でたらめ) ②まごころがあること。誠実なさま。「―な人柄」 参考「シンメンモク」と読めば別の意になる。 1
犬馬の養い ケンバのやしない 親を養うのに、イヌやウマを飼うように、ただ食べさせるだけで敬う気持ちのないたとえ。〈『論語』〉 0
我褒め われぼめ [0] 自分で自分をほめること。「―が過ぎる」自慢・自画自賛 0
虎落笛 もがりぶえ [4] 冬のはげしい北風が竹垣や柵(サク)などに当たって発する笛のような音。冬 1
唯美派 ユイビハ 美の追究を最高の目的とした耽美(タンビ)主義を信奉する一派。特に、芸術上の官能的な美を追究する人々をいい、一九世紀後半のフランスやイギリスで起こった。「―の代表的な作家だ」耽美派 0
迥か はる-か 遠く離れているさま。距離が隔たり遠いさま。道程がはるかな意を表す。 0
世事 セジ [1] ①世間の出来事。俗事。「彼は―に疎い」 ②「世辞」に同じ。 参考「セイジ」とも読む。 0
実感 ジッカン [0] ①実物に接したとき受ける現実的な感じ。 ②物事を実際に経験して起こる感情。「母親になった喜びの―がわく」 0
山羊 やぎ [1] ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。家畜として飼育。ヒツジに似るが首が長い。多くは二本の角をもち、雄はあごひげがある。乳・肉を利用。 表記「野羊」とも書く。 1
駆る か-る [0],[1] ①獣などを追い立てる。 ②走らせる。「馬を―る」 ③多くは受身で用いて、せきたてられる。「不安に―られて眠れない」表記「駈る」とも書く。 0
黙視 モクシ [0],[1] 黙って見ていること。干渉しないで見ていること。「困っている人を―できない」 0
経つ た-つ [1] 時間が経過する。「月日が―つのは本当に早い」 0
竪つ た-つ 垂直にたつ。まっすぐにじっとたつ。しっかりとたつ。 0
解明 カイメイ [0] 不明な点を調べてはっきりさせること。「事故原因を―する」 0
情けは人の為(ため)ならず なさけはひとのためならず 他人に情けをかけることは、巡り巡ってやがて自分に帰ってくる。人に親切にしておけば、必ずよい報いがあるという教え。
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漢字の豆知識 その情けは、誰のため?「情けは人の為ならず」は自分のためのことわざ (公財)日本漢字能力検定協会 0
蟻の這(は)い出る隙(すき)もない ありのはいでるすきもない アリのような微小なものがはい出るすき間がないほど、少しのすきもなく警備などが厳重なたとえ。 0
儂 わし [0] おれ。自分。多く、年配の男性が下位の者に対して使う自称。 0
子 こ [0] ①親から生まれるもの。また、養子縁組をした養子。「かわいい―には旅をさせよ」 ②もとから分かれ出たもの。「―会社」 ①②親 ③まだ成長しきっていない幼い者。年少者。「となりの―」 0
満腔 マンコウ [0] 気持ちが体中に満ちていること。「―の謝意を表す」満身 0
元老 ゲンロウ [0] ①功労・名声があった政治家。 ②ある分野で功績をあげた年長者。「金融界の―」長老 0
追慕 ツイボ [1] 死者や去った人などを思い出して恋いしたうこと。追懐 0
抃躍 ベンヤク 手をうって喜び、おどり上がるさま。抃舞 0
暗剣殺 アンケンサツ [3] 九星の方位の一つ。子や召使に殺されるおそれのある最凶の方位。 0
頰被り・頰冠り ほおかぶり ①頭からあごにかけて手ぬぐいでおおい包むこと。 ②非難や忠告を知らないふりをすること。ほっかぶり。「―をきめこむ」参考「ほおかむり」とも読む。 0
古往今来 コオウコンライ [1] 昔から今に至るまで。昔から。「古往」は昔の意。参考「今来古往・往古来今」ともいう。「今来」は「キンライ」とも読む。 0
庭師 にわシ [2] 庭造りから庭の手入れや管理までを職業とする人。 0
奏でる かな-でる [3] 楽器を演奏する。「月光の下で琴を―でる」 0
返還 ヘンカン [0] 一時的に譲り受けた物や借りていた物をもとに戻すこと。「領土の―問題」「優勝旗の―」 0
経験 ケイケン [0] 実際に触れたり行ったり見たり聞いたりすること。また、それにより得た知識や技術。「自分の―を話す」体験 0
反論 ハンロン [0] 相手の主張や批判に対して、反対意見を述べること。また、その議論。「まだ―の余地がある」反駁(ハンバク) 0
夏安居 ゲアンゴ [2] 陰暦の四月一六日から三か月間、僧が一定の場所にこもって修行をすること。安居・夏籠(ゲご)もり・夏行 0
洋墨 インク 文字を書いたり印刷したりするときに用いる色のついた液体。インキ。 1
官能 カンノウ [0] ①感覚を起こす諸器官のはたらき。 ②性的な快さの感覚。「―的な女優」 0
手癖 てくせ [3],[1] ①習慣になった手の動き。 ②盗みなどの悪いくせ。「―が悪い」 0
才知は身の仇(あだ) サイチはみのあだ 自身の才能や知恵を過信しすぎると、身を誤るという戒め。また、自身の才能や知恵を表に出すのは賢明ではないということ。 0
飛兎竜文 ヒトリュウブン 才能にあふれた、すぐれた子ども。神童のこと。「飛兎」「竜文」はともに駿馬(シュンメ)の名。 0
日程 ニッテイ [0] 仕事や旅行などの毎日の予定。スケジュール。「海外旅行の―表を配る」 0
格式 カクシキ [0] ①身分・家柄などに基づくきまりや作法。また、身分や家柄。「―張った挨拶(アイサツ)」 ②「格式(キャクシキ)」に同じ。 0
黄葉 もみじ [1] ①「黄葉(コウヨウ)」に同じ。秋 ②カエデの別称。また、その葉。 楓(かえで) 1
宿 やど [1] ①住んでいる家。すみか。「埴生(はにゅう)の―」 ②旅先で泊まる所。 ③妻が自分の夫を指していう語。やどろく。 ④奉公人が自分の親元を指していう語。「―下がり」 0
瞻望咨嗟 センボウシサ はるかに仰ぎ見て、そのすばらしさにため息をつくこと。高貴な人を敬慕し、うらやむこと。「咨嗟」はため息をつく意。〈欧陽脩(オウヨウシュウ)の文〉 0
生鮮 セイセン [0] 魚や肉、野菜などが新しくて生き生きとしていること。「―食料品売場」 新鮮 0
大砌 おおみぎり 寝殿の雨やしずくを受ける、軒下の敷石や石畳のある所。 0
側ら かたわら [0],[4] そば。わき。「―から話に口をはさむ」「―に座る」 0
民権 ミンケン [0] 人民の権利。人民が政治に参与する権利。「自由―運動」 0
内柔外剛 ナイジュウガイゴウ [0] 気が弱いのに、うわべは強く見せること。〈『易経』〉参考「外剛内柔」ともいう。外柔内剛 0
代官 ダイカン [1],[0] ①室町時代、守護・地頭に代わってその職をつとめた者。 ②江戸時代、幕府の直轄地や諸藩で、年貢収納その他の民政をつかさどった地方官。 0
大夫 ダイブ [1] 律令(リツリョウ)制で、職(シキ)・坊の長官。参考「タイフ」と読めば一位から五位までの総称。また、特に五位の称。「たゆう」と読めば別の意になる。 0
画眉 ガビ [1] ①まゆずみでまゆをかくこと。また、かいたまゆ。まゆびき。 ②美人。 0
大義親を滅(メッ)す タイギシンをメッす 人として守るべき道義を貫くためには、私情を捨てて親子兄弟でさえ犠牲にすることがあるということ。故事 中国、春秋時代、衛(エイ)の国の石(セキサク)が、君主桓公を殺した州吁(シュウク)とともに、わが子石厚(セキコウ)をも反逆者として殺したという故事から。〈『春秋左氏伝』〉 0
贈収賄 ゾウシュウワイ [3] 賄賂(ワイロ)をおくることと、それを受け取ること。贈賄と収賄。「―事件が発覚した」 0
鍬 すき [0],[1] 土を掘ったりけずったりする金属製の道具。シャベル・スコップなど。 参考「くわ」と読めば別の意になる。 0
会友 カイユウ ①同じ会の仲間。会員 ②正式な会員ではないが、その会に深く関係する人。また、その人に与えられる資格・称号。 0
階梯 カイテイ [0] ①階段。はしご。 ②学問・芸術などを学ぶための順序。特に、初歩の段階。手引き。「花道―」 0
風が吹けば桶屋が儲かる かぜがふけばおけやがもうかる 大風が吹けば桶屋が喜ぶ 0
纏う まと-う [2] ①まきつく。からみつく。からまる。「幼児が母親に―いつく」 ②巻いて包むように、身に着ける。「コートを身に―う」 0
豈 あに [1] ①どうして。なんで。下に反語の助詞「や」を伴う。「―図(はか)らんや」 ②決して。下に打ち消しの語を伴う。「―よくもあらず」 0
跡切れる とぎ-れる [3] ①往来の人が絶える。 ②続いていたものが途中で切れる。とだえる。 表記「途切れる」とも書く。 0
附議 フギ [1] 会議にかけること。表記「付議」とも書く。 0
殺害 サツガイ [0] 人間を殺すこと。「要人を―する」 参考「セツガイ」とも読む。 0
充満 ジュウマン [0] ある空間に気体などがいっぱいにみちること。「部屋に煙が―する」 0
君公 クンコウ 自分が仕える主君に対する尊称。きみ。 0
叡覧 エイラン [0] 天子・天皇が見ること。「―に供する」天覧 0
繁文縟礼 ハンブンジョクレイ [0] 規則や礼式が細かくて、わずらわしいこと。「縟礼」は細かな礼式の意。繁縟。 0
屹屹 キツキツ 山が高くそびえるさま。けわしくそびえ立つさま。 0
擬古文 ギコブン [2] 古い時代の文体や表現などをまねて作った文。特に、江戸時代に平安時代の作品を模範として書かれた文章。 0
抔 など [1] 例を示す語。同じ種類の物があること。それに限らない気持ちを言外にこめる。「八百屋で大根―を買った」 0
党派 トウハ [1] ①主義や思想を同じくする人々の集まり。また、その党。「超―の議員による政策研究会」 ②党のなかの分派。「三つの―が総裁候補をかつぐ」 0
這う は-う [1] ①胴体をすりつけて進む。「ナメクジが―う」 ②手と足を地面につけて進む。「赤ん坊が―う」 ③面に沿って伝い伸びる。「ツタの―う窓辺」 0
雨天順延 ウテンジュンエン [1] 行事などの予定の日に雨が降ったら、晴れるまで日程を一日ずつ順にのばすこと。 0
大旱の雲霓を望むが若し タイカンのウンゲイをのぞむがごとし 好事の到来を熱望するたとえ。大日照りには、雨の降る前兆である雲や虹(にじ)が出るのを待ちこがれる意から。「大旱」はひどい日照り、「雲霓」は雲と虹のこと。故事 中国、戦国時代、孟子(モウシ)が斉(セイ)の宣王に、暴君から人民を救い、仁政を行った殷(イン)の湯王の例を引いて教えさとした言葉から。湯王がある地方へ出兵すると、他の地方の人民が自分たちのほうへ先に来てくれるように熱望したという。〈『孟子』〉 0
煖然 ダンゼン あたたかなさま。温度などがほどよく、心地よいさま。 0
鼕鼕 トウトウ [0] ①鼓や太鼓のとんとんと鳴りひびく音。また、そのさま。 ②波や水の流れが勢いよくたてる音。また、そのさま。 0
幽冥 ユウメイ [0] ①かすかにしか見えないほど暗いこと。また、そのような場所。 ②死後の世界。死んでから行くといわれているあの世。冥土(メイド)・冥界 0
沈沈 シンシン [0] ①ひっそりと静まりかえるさま。「―と夜が更ける」 ②寒さが身にしみるさま。「―と冷える」表記「深深」とも書く。参考①「チンチン」とも読む。 0
擬制 ギセイ [0] 法律用語で、性質の異なるものを同一のものとみなして、同じ扱いをすること。窃盗罪で電気を物とみなす類。参考本来は、なぞらえさだめる意。 0
黯然 アンゼン [0] ①悲しみでくらく沈んでいるさま。 ②くらいさま。表記「暗然・闇然」とも書く。 0
驍雄 ギョウユウ 強く勇ましいこと。また、その人。傑出した英雄。 0
徒労 トロウ [0] 骨を折ったことが無駄になること。無駄な苦労。「せっかくの努力も―に終わった」徒骨(むだぼね) 0
奥津城 おくつき [0],[2] 墓。墓所。「―所(どころ)」参考「つ」は「の」の意で、奥深く外部からさえぎられた霊域の意。「おきつき」とも読む。 0
粕汁 かすじる [3],[0] 根菜類や塩魚を具とし、酒粕を溶いて入れた汁物。冬 0
大きい薬缶は沸きが遅い おおきいヤカンはわきがおそい 大人物は、ふつうの人より大成するのに歳月を要するたとえ。大きい薬缶は容量が大きく役立つが、それだけに沸くのに時間がかかる意から。大器晩成小鍋(こなべ)はじきに熱くなる 0
緩慢 カンマン [0] ①動作・速度などがおそいさま。のろいさま。「―な動作」 ②てぬるいこと。また、そのさま。「政府の処置は―だ」 0
宥める なだ-める [3] 人の怒りや悲しみなどの感情をやわらげおちつかせる。また、機嫌をとる。「怒る相手を―める」 0
社債 シャサイ [0] 株式会社が一般の人々から資金を調達するために発行する債券。 0
展性 テンセイ [0] 打ったり圧力を加えたりして、薄くひきのばすことのできる金属の性質。「金・銀・銅などは―が大きい」 0
屯営 トンエイ [0] 兵士がたむろすること。また、そのところ。屯所・陣営・営所 0
夫唱婦随 フショウフズイ [0],[2] 夫が言い出し、妻がそれにしたがうこと。 0
斬罪 ザンザイ [0] 首をきる刑罰。うちくび。「―の刑に処せられた」 斬首 0
逆らう さか-らう [3] ①相手の言うことにそむく。反抗する。「生まれて初めて親に―う」 ②情勢や流れと逆の方向に進もうとする。「人の流れに―って歩く」 0
閉じる と-じる [2] ①開いていたものがしまる。ふさがる。また、しめる。ふさぐ。「幕が―じる」「蓋(ふた)を―じる」 ②終わる。また、終わりにする。「総会を―じる」「店を―じる」 0
在家 ザイケ [0],[1] 出家せず、世俗を離れないまま仏教に帰依(キエ)すること。 出家 0
柳暗花明 リュウアンカメイ [5],[0] 春の野が、緑や花に満ちてあふれること。美しい春景色の形容。「柳暗」はヤナギが茂って陰がほの暗くなる、「花明」は花が明るく咲く意。〈陸游(リクユウ)の詩〉鳥語花香・桃紅柳緑 0
経過 ケイカ [0] ①時間が過ぎていくこと。 ②時間をおって物事が移り変わっていくこと。なりゆき。「手術後の―を観察する」 0
西陣織 にしじんおり [0] 京都の西陣で作られる高級な絹織物の総称。「―の帯」 0
転炉 テンロ [1] 製鋼用または銅の精錬用に使うつぼ形の炉。前後に傾けながら回転させて精製した金属を取り出す。 0
口座 コウザ [0] ①会計帳簿で資産・負債・損益などを項目別に記入する箇所。勘定(カンジョウ)口座。 ②「振替口座」「預金口座」の略。 0
王水 オウスイ [0] 濃塩酸と濃硝酸を三対一の割合で混合した液。金や白金など、普通の酸では溶けない貴金属も溶かすことができる。 由来金属の王とされる金を溶かすことから。 0
亀毛兎角 キモウトカク [4] この世にあり得ない物事のたとえ。カメの甲羅に毛は生えないし、ウサギの頭には角は出ないことから。参考「兎角亀毛」ともいう。烏白馬角(ウハクバカク)・亀毛蛇足 0
鋳造 チュウゾウ [0] 金属を鋳型(いがた)に溶かし入れ、器物をつくること。「記念金貨を―する」鋳金鍛造 0
破落戸 ごろつき 一定の住所や職をもたず、ゆすりやたかりなどの悪事をはたらくならず者。無頼漢。無頼。
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・ビタ一文の「ビタ」はカタカナが正しい?~れっきとした漢字がある言葉~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
労務 ロウム [1] ①報酬を得るための労働勤務。 ②労働条件に関することや、労働のための教育、あるいは福利厚生に関する事務。「―課」 0
聳つ そばだ-つ 山や岩などがひときわ高く立つ。そびえる。「雲に―つ霊峰」 0
一挙両得 イッキョリョウトク [1] 一つのことをして、同時に二つの利益を得ること。また、少ない労力で多くの利益を得るたとえ。〈『晋書(シンジョ)』〉一挙両全・一石二鳥一挙両失 0
献金 ケンキン [0] 目的に共感して金銭を差し出すこと。また、その金銭。「政治―」寄付・醵金(キョキン) 0
些末 サマツ [0] 重要でないこと。取るに足りないこと。また、そのさま。「―な事柄にこだわる」 些細 表記「瑣末」とも書く。 0
言下 ゲンカ [1] 言い終わるか終わらないうちに。一言のもと。「―に否定する」 0
帰省 キセイ [0] 故郷に帰ること。「―列車はひどく混んでいた」 夏帰郷参考「省」には安否を問う意がある。 0
悪疫 アクエキ [0] 悪性の流行病。「―の発生をおさえる」 0
勅題 チョクダイ [0] ①天皇が出す詩歌の題。特に、新年恒例の歌会始の題。 ②天皇直筆の額。勅額 0
墳 はか 土を高く盛り上げ、死体や遺骨を葬ったはか。 0
禿鷹 はげたか [0],[2] ①ハゲワシの別称。 禿鷲(はげわし) ②コンドルの別称。コンドル科の大形の鳥で、頭部には羽毛がない。南米のアンデス山脈にすむ。 0
結膜炎 ケツマクエン [0],[4] 目の病気の一種。細菌などによる結膜の炎症で、目が赤くはれたりかゆくなったりする。 0
鳩に豆鉄砲 はとにまめでっぽう 突然のことでびっくりして目をぱちくりさせたり、きょとんとしたりするさま。参考「鳩が豆鉄砲を食らったよう」ともいう。 0
臍 ほぞ [1] 「臍(へそ)」に同じ。 0
油断 ユダン [0] 注意を怠ること。うっかり気をゆるめること。「―は怪我(ケガ)のもと(不注意は災害の原因となる)」由来油を入れた鉢をうっかり落とした者を、罰として生命を断つと戒めたことからという。〈『涅槃経(ネハンギョウ)』〉 0
誠意 セイイ [1] まごころ。私利私欲を交えず、正直な態度で物事に接しようとする気持ち。「相手に―を尽くす」 0
錘 つむ [1] 紡績機械の付属品。繊維を引き出して、よりをかけて巻き取る道具。紡錘(ボウスイ)。 参考「おもり」と読めば別の意になる。 0
戯ける たわ-ける [3] ばかげたことをする。ふざける。また、常識にはずれたことをする。「―けたことを言うな」 0
好日 コウジツ 平穏であったり天気がよかったりで、気持ちのよい日。「日々これ―」 0
別個・別箇 ベッコ ①他と切り離された一つ一つ。「―に調査する」 ②他と異なっていること。「―の意見をもつ」 0
契る ちぎ-る [2] ①固い約束を交(か)わす。特に夫婦の約束をする。「将来を―った間柄」 ②男女の交わりをする。 0
蚩蚩 シシ ①律儀で情にあついさま。②おろかなさま。③乱れそむくさま。 0
縦容 ショウヨウ のびのびとするさま。ゆったりと落ち着いているさま。 表記「従容」とも書く。 0
家書 カショ [1] ①自分の家族からの手紙。家信 ②自分の家の蔵書。 0
真蹟 シンセキ [0] 真跡 0
狂歌 キョウカ [1] 滑稽(コッケイ)や風刺を盛りこんだ短歌。江戸中期以降に流行した。戯歌(ざれうた)。 0
断絶 ダンゼツ [0] ①つながりや結びつきを切ること。また、切れること。「国交―」「親子の―」 ②とだえること。「家は―、身は切腹」 0
随う したが-う [0],[3] ①付きしたがう。他の者のあとについていく。「目上の人に―う」 ②なりゆきにまかせる。 0
破潰 ハカイ ①軍隊が、やぶれくずれること。また、やぶりくずすこと。 ②堤防や山などが、やぶれくずれること。 0
律令 リツリョウ [0] 奈良時代と平安時代の基本法典。律は刑法、令は行政法などに当たる。「―格式(キャクシキ)」参考「リツレイ」とも読む。 0
虎列剌 コレラ 感染症の一つ。コレラ菌によって引き起こされ、高熱・下痢・嘔吐(オウト)などを伴い、死に至ることもある。コロリ。夏 1
深沈 シンチン ①落ち着いて物事に動じないさま。「―とした態度」 ②夜が静かにふけてゆくさま。 深深 0
褒貶 ホウヘン [0] ほめることとけなすこと。「彼については毀誉(キヨ)―が激しい」「筆削―」 0
剣 つるぎ [3],[0] ①両刃の剣(ケン)。 ②太刀。刀剣。 0
聖躬 セイキュウ 天子の体。 玉体・聖体 0
降る くだ-る [1] ①高いところから低いところへ移る。地位が低くなる。「坂を―る」 ②時が流れる。年が過ぎゆく。「時代が―る」 ③降参する。「敵軍に―る」 0
侑める すす-める 相手のそばで、飲食物を差し出して食べるように誘う。「酒を―める」 0
河内 ハノイ ベトナム社会主義共和国の首都。ソンコイ川沿岸にあり、水陸交通の要地。 1
典例 テンレイ よりどころとなる先例。「―を古文書にもとめる」 0
矜る ほこ-る ①自分の力量を自負する。「己の才を―る」 ②他人を見下す。尊大にする。えらぶる。 0
坊ちゃん ボッちゃん [1] ①他人の男の子の敬称。また、男の子を親しんでいう呼称。「お宅の―」 ②大事に育てられて、世間知らずの男の子。「―育ち」 0
手古舞 てコまい 江戸時代、祭りに芸妓(ゲイギ)などが男装して鉄棒(かなボウ)をつき、神輿(みこし)や山車(だし)の前を歩きながら舞った舞。また、その舞い手。「―姿」 0
丱 あげまき 昔の子どもの髪形。髪を左右に分けて巻き上げ、耳の上で輪を作るもの。また、その髪型の子ども。表記「揚巻・総角」とも書く。 0
鑑賞 カンショウ [0] 芸術作品や文学作品をよく味わい理解すること。「室内楽を―する」 0
概数 ガイスウ [3] はんぱの数を省いた、おおよその数や量。 0
夜来 ヤライ [0],[1] ①ゆうべから。昨夜以来。「―の降雪」 ②数日前の夜から。数夜このかた。「―の暑さでへばりぎみだ」夜頃(よごろ) 0
参上 サンジョウ [0] 「訪ねること」「行くこと」の謙譲語。参ること。伺うこと。「お呼びにより、ただいま―」 参入 0
頭注・頭註 トウチュウ 書物の本文の上欄に記されている注釈。頭書脚注 0
人質 ひとジチ [0] ①自分の身の安全や要求実現のためなどに、手もとに拘束しておく相手側の人。「子どもを―にとる」 ②約束の保証として相手側にあずけた人。 参考「質」は約束の保証や借金の担保として預けるものの意。 0
妄言多謝 モウゲンタシャ [5] いいかげんな言葉を並べ立てたことを深くおわびしますの意。手紙の末尾に置く語。「多謝」は深くわびる意。暴言多罪 0
鎖す とざ-す [2],[0] ①門や戸などに錠をかける。「玄関を―す」 ②出入り口をふさいで、なかにとじこめる。「―された世界に新風を吹きこむ」 0
叢雨 むらさめ [0] ひとしきり激しく降り、すぐにやむ雨。にわかあめ。 驟雨(シュウウ) 表記「群雨・村雨」とも書く。 0
干潮 カンチョウ [0] 潮がひき、海面が最も低くなる状態。ひきしお。「―時の水位を記録した」満潮 0
汎用 ハンヨウ [0] 一つの物を広くいろいろな方面に用いること。また、そのもの。「―コンピューター」 0
陳ねる ひ-ねる [2] ①古くなる。年を経て古びる。 ②大人びる。ませる。「都会育ちの―ねた子ども」 0
犬も歩けば棒に当たる いぬもあるけばボウにあたる ①積極的に動き回ると災いに遭うことも多いというたとえ。 ②なんのとりえがない人でも、積極的に行動していれば思いもよらぬ幸運に出合うたとえ。参考本来は①の意味だが、今ではおもに②の意味で用いる。 0
情報 ジョウホウ [0] ①物事の内容や事情についての知らせ。「―が流れる」 ②判断や行動のために役立つ知識や資料。「―検索」 0
未設 ミセツ [0] まだ敷設や設置がされていないこと。既設 0
艦隊 カンタイ [0],[1] 二隻以上の軍艦で編制された海上部隊。船隊 0
呻く うめ-く [2] ①痛みや苦しみのあまり、うなり声をだす。「苦痛に―く」 ②感嘆してうなる。「作品のすばらしさに思わず―く」 ③苦心して詩歌を作る。苦吟する。 0
笑止 ショウシ [1] 笑わずにはいられないさま。ばかばかしくて笑ってしまいたいほどのこと。「―の極みだ」 0
霊威 レイイ [1] 神仏などの不思議な威力。人間の知恵で、はかりしれないものの威光。すぐれて不思議な力。「仏法の―」 0
蠢く うごめ-く [3] 虫がごそごそとはうように、全体が細かく動く。「柿(かき)の葉に毛虫が―いている」 参考「おごめく」とも読む。 0
暁天 ギョウテン [0] 明け方の空。少し明るくなってきた空。明け方。「―の星(非常に数が少ないことのたとえ)」 0
無慮 ムリョ [1] およそ。だいたい。おおまかに。「―数千人の人出」 0
命を知らざれば以て君子と為ること無し メイをしらざればもってクンシとなることなし 天命を知らない者は、君子の資格がない。君子は天命をわきまえているから、常に平静であるということ。〈『論語』〉 0
暴落 ボウラク [0] 物価や相場が、急に大きく下がること。「円の相場が―する」暴騰 0
下付 カフ [1] 政府・役所などが国民に書類や金品をわたすこと。「認可証を―する」 0
我 われ [1] ①自分自身。自我。「―を見失う」 ②自分のほう。 ③おのれ。わたくし。自称の人称代名詞。「―は海の子」 ④おまえ。おのれ。対称の人称代名詞。「―は何者だ」 0
多角 タカク [0] ①角が多いこと。「―形」 ②多くの方面にわたっていること。「―経営」 0
辱号 ゾクゴウ 恥辱を受けた名。はずかしめられた名。 0
周り まわ-り [0] そのものを囲んでいる外側のもの。周囲。周辺。「駅の―はすっかり変わった」「―の人が迷惑する」
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・漢字の豆知識 「周り」と「回り」を正しく使い分ける ~成り立ちからイメージする~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
大凡 おおよそ [0] ①あらまし。概略。「―の話は聞いている」 ②ほぼ。おおかた。「―見当はつく」表記「凡」とも書く。 1
湖 みずうみ [3] 陸に囲まれたくぼ地に水をたたえた所。池や沼よりも大きく深い。 0
協賛 キョウサン [0] 催しの趣旨に賛同して、その実行に協力すること。また、その組織や団体。賛助 0
網代 あじろ [0] ①冬、川に竹や木を網のように組み立てて魚をとる仕掛け。冬 ②竹・ヒノキなどを薄く削って、むしろのように編んだもの。 0
奪回 ダッカイ [0] 奪われていたものを奪い返すこと。「一か月ぶりに首位を―した」「政権の―を目指す」奪還奪取 0
筆禍 ヒッカ [0] 自分が書いて発表した文章が原因で、法律的・社会的に制裁や非難を受けること。また、その災難。「何気なく書いた文章が―を招いた」舌禍 0
旅は道連れ世は情け たびはみちづれよはなさけ 同行者がいると旅が心強く楽しいものになるように、世の中を渡るのにも、それぞれが互いに思いやりをもって助け合うことが大切であるという教え。旅は情け人は心 0
孼い わざわい 天(自然)が下すわざわい。不吉な事柄。また、害悪。 0
榴散弾・榴霰弾 リュウサンダン 爆発すると、小さな球形弾が飛び散る砲弾。ざくろだま。 0
水増し みずまし [0] ①水をまぜて量をふやすこと。「酒を―する」 ②見かけを実質や規定の数量以上にふやすこと。「入場者数を―して発表する」 0
人の七難より我が十難 ひとのシチナンよりわがジュウナン 他人の欠点は気がつきやすいが、自分の欠点は気がつきにくいものだということ。 参考「人の七難は見ゆれど我が十難は見えず」ともいう。 0
糝粉 シンこ ①白米を水にさらしたのち、日に乾かして粉にしたもの。 ②「糝粉餅(もち)」の略。 ①を水でこね、蒸してついた餅。 0
内福 ナイフク [0] 外見はそれほどでもないが、実際は裕福なこと。 0
屠者はを羹にす トシャはカクをあつものにす 物を作る人は、とかく自分で作った物を利用することがないたとえ。また、他人のためだけに苦労するたとえ。屠殺業者は、肉を食べずに豆の葉のあつものを食べる意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
極める きわ-める [3] 物事の最上点に達する。限界までいく。「栄華を―める」「富士山の頂上を―める」 0
恬安 テンアン 心がやすらかで、もの静かなさま。おだやかなさま。参考「恬」「安」ともに、やすらかの意。 0
啞啞 アア ①カラスなどの鳴く声。 ②幼児の話す片言。参考「アクアク」と読めば笑い声の意。 0
松羽目物 まつばめもの 歌舞伎(カブキ)舞踊劇の一種。能・狂言の題材で内容や様式をまねたもの。「勧進帳」など。 由来舞台の羽目(はめ)板に老松・若竹などが描かれ、「松羽目」と称されることから。 0
十薬 ジュウヤク [0] ドクダミの別称。ドクダミ科の多年草。葉はハート形で悪臭がある。 由来いろいろな効能があることから。 0
癒える い-える [2] ①病気や傷が治る。「病が―える」 ②心の苦しみや悲しみがおさまる。「失恋の痛みが―える」表記「愈える」とも書く。 0
似し ごと-し …のようである。断定しないで、似ていることを示す。 0
囊中の錐(きり) ノウチュウのきり 賢者が多くの人のなかから、その才能を現すことのたとえ。ふくろの中の錐は、その尖端(センタン)がふくろを破って突き出ることから。〈『史記』〉 0
水魚の交わり スイギョのまじわり [1],[0] お互いが信頼し合う親密な友情や交際。また、夫婦が愛し合うこと。 故事中国、三国時代、蜀(ショク)の劉備(リュウビ)が、新参の諸葛亮(ショカツリョウ)(孔明(コウメイ))を重用するので、古参の武将である関羽(カンウ)や張飛(チョウヒ)が快く思わず、不満をもらしたとき、劉備が「私が孔明を必要とするのは、魚が水を必要とするのと同じようなものだ」と言ってなだめたという故事から。〈『三国志』〉 管鮑(カンポウ)の交わり・刎頸(フンケイ)の交わり 0
醇正 ジュンセイ [0] まじり気のない本物であること。 表記「純正」とも書く。 0
骨董 コットウ [0] ①収集や鑑賞の対象となる古道具・古美術品。「―品の収集」「書画―」 ②なんの役にも立たない古くさいもの。「今や―的存在だ」 0
廃絶 ハイゼツ [0] ①すたれて絶えること。「名門の家も跡継ぎがなく―した」廃滅 ②廃止してなくすこと。「核兵器―会議」 0
殆ど ほとん-ど [2] ①もう少しのところで。「―死ぬところだった」 ②すべてといっていいほど。おおかた。大部分。「―完成している」「―雨の降らない土地だ」 0
歓天喜地 カンテンキチ [5] 非常によろこぶこと。「歓天」は天を仰いでよろこぶこと。「喜地」は地にうつむいてよろこぶこと。〈『水滸伝(スイコデン)』〉欣喜雀躍(キンキジャクヤク)・狂喜乱舞 0
呼応 コオウ [0] ①呼びかけに応じること。互いに通じ合うこと。「両者―して立ち上がった」 ②文中で、前と後ろの語句が一定のきまりで関係し合うこと。「決して…ない」など。 0
酔客 スイキャク [0] 酒に酔った人。よっぱらい。「千鳥足の―」 酔漢・酔人 参考「スイカク」とも読む。 0
影を搏つ かげをうつ 影法師を打っても何も得られないこと。また、いくら労力をついやしても、得るところのないたとえ。〈『管子』〉 0
密林 ミツリン [0] 樹木がうっそうと生い茂っている林。ジャングル。「熱帯の―」疎林 0
滅私奉公 メッシホウコウ [1] 自分の利益や欲望を捨てて、公のために尽くすこと。「滅私」は私利私欲を捨てる、「奉公」は国や社会、主君や主人などに尽くす意。奉公克己 0
柾目 まさめ [0] まっすぐ縦に平行にとおった木目。板目表記「正目」とも書く。 0
素足 スあし [1] ①くつ下などをはいていない、むき出しの足。「冬も―のままだ」 ②履物をはいていない足。「土の上を―で歩く」「―で外に飛び出す」 裸足(はだし)
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漢字の豆知識 「伯父」と「叔父」を使い分ける ~似たもの漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
白首窮経 ハクシュキュウケイ 老人になっても経書(ケイショ)を研究すること。「白首」は白髪頭、「窮経」は儒教の経書をきわめる意。〈蘇轍(ソテツ)の文〉 0
袒裼裸裎 タンセキラテイ 非常に無礼な振る舞いのこと。衣服を脱ぎ、はだかになる意から。「裸裎」は、はだかになる意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
壊滅 カイメツ [0] こわれてすっかりなくなること。「地震で町が―する」敗滅・全滅 「潰滅」の書きかえ字。 0
物権 ブッケン [0] 所有権・地上権・抵当権など、物を直接に支配し、その利益を受けることのできる権利。財産権の一つ。債権 0
窮乏 キュウボウ [0] ひどく貧乏で、生活に苦しむこと。窮迫 0
廻廊 カイロウ [0] 回廊 0
地峡 チキョウ [0] 二つの大陸を結ぶ、くびれて細長くなっている陸地。スエズ地峡・パナマ地峡など。海峡 0
理無い わりな-い ①分別がない。どうしようもない。 ②深い関係である。ねんごろなさま。「―い仲に陥る」 1
吐露 トロ [1] 自分の考えや心に思っていることをつつみ隠さずに述べること。「苦しい心境を―する」 0
遷宮 セングウ [3],[0] 神殿の造営や修理の際、神霊を仮殿や本殿にうつすこと。 0
三鈷 サンコ [1] 密教で用いる仏具で、金剛杵(コンゴウショ)の一種。鈷はもともと武器で、煩悩を破る意味がある。金属製で三つ叉(また)になっている。 0
廷吏 テイリ [1] 法廷の事務や雑務を担当する裁判所の職員。 0
貝 バイ [1] ①エゾバイ科の巻貝。北海道南部より南の浅海の砂地にすむ。肉は食用。貝殻は細工用。 ②①の殻の形に似せて作った鉄製のこま。貝独楽(ベイごま)。 0
廓清 カクセイ [0] これまでの不正を取り除き、清めること。「企業の腐敗を―する」表記「郭清」とも書く。 0
十目 ジュウモク [0] 多くの人の目。衆人の観察。衆目。「―の一致するところ」 0
護法 ゴホウ [0] ①法律を擁護すること。 ②仏法を守護すること。また、守護する鬼神。「―神」 ③化け物や病気などを追い払う法力(ホウリキ)。 0
覓める もと-める ないものを得ようと探す。「幻の逸品を―めて奔走する」 0
鉄条網 テツジョウモウ [3] 外敵などが入れないように、とげのある鉄線を網状に張りめぐらした柵(サク)。 0
翻訳 ホンヤク [0] ある国の言語で表された文章を、他の国の言語に直すこと。「三か国語に―する計画です」 0
四阿 シア [3] 「四阿(あずまや)」に同じ。 0
薄明 ハクメイ [0] 明け方や夕方に、空がぼんやり明るいこと。うすあかり。 0
領 えり [1] 衣服で首のまわりの部分。参考「うなじ」と読めば別の意。 0
隴 おか 中央の高く盛り上がった所。うね。 0
水豹 あざらし アザラシ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。 海豹(あざらし) 1
騒人墨客 ソウジンボッカク 詩人や書画を書く人。風流な人々。「騒人」は詩人、「墨客」は書画や文筆に巧みな人の意。〈『宣和画譜(センナガフ)』〉 詩人墨客・騒人詞客 0
金槌・金鎚 かなづち ①釘(くぎ)などを打ちつけるための道具。ハンマー。 ②金槌は重くて水に沈むことから、泳ぎがまったくできない人のたとえ。「―なので水泳の授業は苦手だ」表記「鉄鎚」とも書く。 0
新涼灯火 シンリョウトウカ 涼しくなって夜の長くなった初秋は、読書をするのにふさわしい時期だということ。「―の候を迎える」 灯火親しむべし 0
伯爵 ハクシャク [0] 明治憲法下で五等爵の第三位。五等爵は華族で、公・侯・伯・子・男爵。 0
此度 こたび [2] このたび。今回。「―の異動でこちらにまいりました」 1
掛詞 かけことば [3] 修辞法の一つ。同音を利用して、一つの言葉に二つの意味をもたせるもの。「秋の野に人まつ虫の…」の「まつ」は「人待つ」と「松虫」を兼ねるなど。和歌や謡曲などに多くみられる。表記「懸詞」とも書く。 0
金 かね [0] ①金属。特に、鉄。 ②金銭。おかね。「―を稼ぐ」貨幣 0
宮 みや [0] ①神社。「お―参りをする」 ②皇居。 ③皇族。特に、親王や親王家の尊称。「―様」 0
朧月 おぼろづき [3],[0] 春の夜の、うすぼんやりとかすんだ月。春参考「ロウゲツ」とも読む。 0
運ぶ はこ-ぶ [0] ①物を移し動かす。運搬する。「本を車で―んだ」 ②物事を推し進める。推進する。「議事を真剣に―ぶ」 ③何かを使って動作をする。「足を―ぶ」「筆を―ぶ」「箸(はし)を―ぶ」 ④はかどる。物事が進展する。「会は順調に―ぶ」「事がうまく―ぶ」 0
潮干狩り しおひがり [3] 干潮のときに海水の引いた干潟で、貝を採ること。春 0
虚空蔵菩薩 コクウゾウボサツ [6] 虚空のように無量の智慧(チエ)や功徳(クドク)を備えもつ菩薩。蓮華座(レンゲザ)に坐(ザ)して五智宝冠をいただき、右手に宝剣を左手に如意宝珠を持つ。虚空孕(コクウヨウ)菩薩。 0
白す もう-す 率直に言う。はっきりと告げる。隠さずに語る。 0
着工 チャッコウ [0] 工事に取り掛かること。起工竣工(シュンコウ)・完工 0
五衣 いつつぎぬ 女房装束の内衣(うちぎぬ)の一つ。袿(うちぎ)を五枚重ねて着ること。 0
卯槌 うづち モモの木などを長さ一〇(センチメートル)、幅三(センチメートル)ほどの直方体に切り、縦に穴をあけ、五色の組ひもを通して垂らした飾り物。平安時代、正月の初卯の日に、悪鬼・邪気よけとして宮中で用いられた。 0
怨霊 オンリョウ [0] うらみを抱いて死んだ人の霊。たたりをなす、死者の霊。 0
脅かす おびや-かす [4] ①おどし恐れさせる。 ②危うくする。「環境汚染は人類を―す」 0
鋼鉄 コウテツ [0] 「鋼(はがね)」に同じ。「―のような強い意志」 0
間道 カンドウ [0] 主要な道からはずれたわき道。抜け道。本道 0
根治 コンジ [1] 病気を根本からなおすこと。また、なおること。完治参考「コンチ」とも読む。 0
一殺多生 イッセツタショウ [0] 大きな利益のために小さな害をなすこと。多くの人を生かすためには、一人を殺すのもやむをえないという仏教的な考え方。参考「一殺」は「イッサツ」とも読む。 0
花の下より鼻の下 はなのしたよりはなのした 花の下で花を愛(め)でるより、鼻の下にある口に物を入れるほうが大切だということ。花より団子 0
仲秋 チュウシュウ [0] ①陰暦八月の異名。秋の三か月のなかの月。 ②秋の半ば。盛秋。①②秋参考「チュウジュウ」とも読む。 0
竹輪 チクわ [0] 魚肉をすりつぶした材料を、竹などの棒のまわりに塗りつけて、焼くか蒸すかしたのちに、棒を抜き取って作った食品。由来切り口がタケの輪に似ることから。
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新聞漢字あれこれ22 創作漢字に込めた意味
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
袙 あこめ [0] ①平安時代の男子の中着。束帯・直衣(のうし)の着用時、下襲(したがさね)と単衣(ひとえ)の間に着た衣服。 ②平安時代の婦人・童女の下着。表記「衵」とも書く。 0
電撃 デンゲキ [0] ①電流を体に通したときに受ける衝撃。「―療法」 ②稲妻のようにすばやく鋭い行動。突然のはげしい攻撃。「―作戦」 0
圧倒 アットウ [0] ①おしたおすこと。 ②きわめてすぐれた力量で相手を一方的に負かすこと。「―的多数で可決された」「口数で―する」 0
相違 ソウイ [0] 互いに異なること。同じでないこと。ちがい。「原本に―ない」 差異 0
浮世 うきよ [0] ①はかない世の中。 ②つらいことが多く、苦しい世の中。 ③この世。世の中。「―離れした生活」表記②本来は「憂き世」と書いた。参考①「フセイ」とも読む。 0
民草 たみくさ [0],[2] 人民。民衆。たみ。参考人民の数の多さを草にたとえた語。「たみぐさ」ともいう。 0
開け閉て あけたて [2] 戸・扉・障子などをあけたりしめたりすること。開閉。「襖(ふすま)の―にまで煩(うるさ)く言う」 0
補綴 ホテイ [0] ①破れやほころびなどを補いつづること。また、文章の不足を書き補うこと。「文中の不備を―する」補筆 ②古人の字句をつづり合わせ、詩文を作ること。「先人の字句を―する」参考「ホテツ」とも読む。 0
蜜柑 ミカン [1] ミカン科の常緑小高木の総称。また、その果実。暖地で栽培。初夏に白色の五弁花をつけ、黄色く丸い果実を結ぶ。ふつうウンシュウミカンを指す。食用。冬 0
負傷 フショウ [0] けがをすること。傷を負うこと。「事故で運転手が―する」 0
縦塗横抹 ジュウトオウマツ 乱雑に書きなぐること。「塗」はぬること。「抹」はぬり消すこと。「―の原稿」 0
適役 テキヤク [0] 芝居や仕事などで、その役にふさわしいこと。はまり役。「彼女にとって司会はまさに―だ」適任 0
碩師名人 セキシメイジン 高い徳をもった師や名声が高い人。「碩師」は大学者、「名人」は名望のある人のこと。 0
履修 リシュウ [0] 規定の学業の課程などを、定められた期間に学び修めること。「卒業に必要な単位を―する」 0
装飾 ソウショク [0] 美しく見えるように飾ること。また、その飾り。「壁に―を施す」 0
生半 なまなか [0] ①中途半端なさま。「―の努力では無理だ」 生半可 ②中途半端になるよりは。なまじっか。むしろ。いっそ。「―口出ししないほうがいい」 0
気儘 キまま [0] 自分の思うとおりに振る舞うこと。また、そのさま。気の向くまま。「―な一人旅」気随・勝手 0
直観 チョッカン [0] 哲学で、経験や推理などによらず、直接に本質をとらえること。また、その内容。「真相を―する」直覚 0
絶景 ゼッケイ [0] 非常にすばらしい景色。「―に言葉もない」 絶勝・絶佳 0
先導 センドウ [0] 先に立って導くこと。「マラソンの―車」 案内 0
聖徒 セイト [1] ①キリスト教会の会員である信徒。キリスト教徒。 ②カトリックで、徳をみとめられた信徒。 0
浸出 シンシュツ [0] 液体にひたされた物質からその成分が溶け出すこと。 0
久方振り ひさかたぶ-り [0],[6] ひさしぶり。しばらくぶり。「―の帰省」 0
徒事 あだごと [0] ①意味のない、むだなこと。つまらないこと。 ②はかないなぐさみごと。また、情事。 0
知略縦横 チリャクジュウオウ 才知をはたらかせて考えた計略を、思いのままに展開すること。機略縦横 0
高瀬舟 たかせぶね [4] 川の浅瀬でもこげるように作られた底が平らで浅い舟。参考「高瀬」は浅瀬の意。 0
引き攣る ひきつ-る [3] ①筋肉などがつる。けいれんする。 ②やけどなどのため、傷跡の皮膚が縮れたり、引っぱられたりする。 ③表情・声などが硬くこわばる。「恐怖で―った声」 0
御輿 みこし [0],[1] ①「輿」の尊敬語。 ②祭りのときに、神体や神霊を安置してかつぐ輿。おみこし。表記②「神輿」とも書く。 0
欲情 ヨクジョウ [0] ①あるものを強くほしいと思う感情。欲心。 ②異性に対する肉体的な欲望。愛欲の心。性欲。 0
茶簞笥 チャダンス 茶器や飲食器などを収納する和風の家具。 0
義太夫 ぎだゆう [0] 「義太夫節(ぶし)」の略。浄瑠璃(ジョウルリ)の一派。古浄瑠璃をもとに各種の音曲を取り入れて、竹本義太夫が始めたもの。「―語り」「娘―」 0
蕾む つぼ-む [0],[2] つぼみをもつ。つぼみになる。「そろそろ桜が―んできた」 0
寒蟬 カンセン 秋に鳴くセミ。ヒグラシなど。秋参考「カンぜみ」とも読む。 0
僻見 ヘキケン [0] かたよっている考え方や見方。「友人の―を正す」偏見 0
坐る すわ-る [0] ①ひざを折り曲げて腰をおろす。席につく。「床に―る」 ②地位・場所・位置につく。「社長の座に―る」 表記「座る」とも書く。 0
尊い とうと-い [3] 気高く徳にすぐれ、敬い重んじるべきである。「交通事故で―い命を失う」「仏の―い教え」 参考「たっとい」とも読む。また、「貴い」と書けばりっぱで価値がある意。 0
一本独鈷 イッポンドッコ 両端がとがり杵(きね)の形をした独鈷をかたどった模様を一筋に連ねた博多(はかた)織。また、その帯。 0
要約 ヨウヤク [0] 文章などの要点を短くまとめること。また、そのもの。「論文を―する」「共同声明の―」要略
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漢字の豆知識 「イノベーション」を漢字で表すと?意味も漢字も知っておきたいカタカナ語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
勧奨 カンショウ [0] そうするようにすすめ、励ますこと。積極的にすすめること。「転職を―する」「貯蓄を―する」奨励 0
十万億土 ジュウマンオクド [5] この世から西方の阿弥陀(アミダ)仏がいる極楽浄土に至るまでにあるという無数の仏の国。転じて、極楽浄土のこと。 寂光浄土・西方浄土 0
固体 コタイ [0] 一定の形や体積をもち、簡単に変形しない物体。気体・液体 0
菽 まめ [2] 豆類の総称。表記「豆・荳」とも書く。 0
大事は小事より起こる ダイジはショウジよりおこる どのような大事も、取るに足りない小さな事が原因で起こる。小事にも注意せよという戒め。大事の中の小事なし 0
気色ばむ ケシキ-ばむ [4] 怒りなどの感情を表情や態度に表す。「傲慢(ゴウマン)な態度に思わず―」 0
滑稽 コッケイ [0] ①おもしろおかしいさま。また、おどけたさま。「―なしぐさ」 ②ばかばかしく、くだらないさま。「―な話」 0
子建八斗 シケンハット 人の才能をほめそやす言葉。 由来中国、南北朝時代、宋(ソウ)の詩人謝霊運が、三国時代の曹植(ソウショク)の詩才を、天下全体を一石(イッコク)とすれば曹植は一人で八斗を有すると激賞した言葉から。「子建」は魏(ギ)の曹植の字(あざな)。「斗」は容量の単位。一〇斗で一石。〈『蒙求(モウギュウ)』〉 0
敲き たたき [3] ①たたくこと。また、その人。「太鼓―」 ②たたいたもの。「鰹(かつお)の―」 ③罪人をたたく江戸時代の刑罰。 ④石灰や砂利に、にがりをまぜて練りたたき固めた所。 0
煎じる セン-じる [3],[0] 薬草や茶などの成分をよく煮出す。 0
枯木死灰 コボクシカイ 欲も得もない心境のたとえ。また、人情を解さない人や風流心のない無趣味な人のたとえ。「死灰」は冷えきった灰の意。 0
張る は-る [0] ①伸び広がる。「木の根が―る」 ②伸ばし渡す。ぴんとひっぱる。「紅白の幕を―る」「気が―る(緊張を保つ)」 ③一面をおおい、はちきれそうになる。満たす。「池に氷が―る」「お腹が―る」 ④設ける。「花見の宴を―る」 ⑤筋肉がかたくなる。「肩が―る」 ⑥つき出る。つき出す。「誇りに胸を―る」「そんなに意地を―るな」 ⑦ふやす。盛んにする。「勢力を―る」 ⑧普通以上に多くなる。「値が―る」 ⑨対抗する。「向こうを―る」 0
貝母 バイモ [0],[1] ユリ科の多年草。中国原産。春につり鐘状の花をつける。観賞用。鱗茎(リンケイ)はせき止め剤。アミガサユリ。 0
鳥尽弓蔵 チョウジンキュウゾウ 目的を達すると、それまで重用されていた者が捨て去られるたとえ。鳥が射尽くされてしまうと、不要となった弓はしまわれてしまう意から。〈『史記』〉狡兎良狗(コウトリョウク)・得魚忘筌(トクギョボウセン) 0
排他 ハイタ [0] 仲間以外をしりぞけること。「―的な集団」排外 0
違う たが-う [0] ①くいちがう。一致していない。ちがう。 ②はずれる。そむく。「約束に―う行為」参考①「ちがう」よりも少し古風な使い方。 0
餓える かつ-える [3],[0] ①ひどく腹がへる。うえる。「食糧に―える」 ②欠乏を感じてひどく欲しがる。「愛情に―える」 0
烏 からす [1] カラス科の鳥の総称。体長約五〇(センチメートル)。全体に黒色。雑食性。人里近くに群れをつくってすむ。鳥類の中では知能が高い。鳴き声や色から不吉な鳥とされる。表記「鴉・慈鳥」とも書く。 0
死命 シメイ [1] 死と生命。また、死ぬか生きるかの重要な分かれ目。 0
七難 シチナン [2],[0] ① 火災・水災など、この世で受ける七種類の災難。 ②多くの欠点。 0
芙蓉峰 フヨウホウ [2] 富士山の美称。由来ハスの花の形に似た峰の意から。 0
衫 ヘンサン 僧衣の一種。上半身をおおう法衣(ホウエ)・(ホウイ)。表記「偏衫」とも書く。 0
点る とも-る [2],[0] あかりがつく。ともし火が燃える。「ネオン灯が―る」参考「とぼる」とも読む。 0
弱小 ジャクショウ [0] ①力が弱く小さいこと。「―チームを応援する」 強大 ②年が若いこと。年少。 弱年・弱輩 0
生息 セイソク [0] ①生物が生存すること。繁殖すること。「地球上に―する生き物たち」 ②動物や鳥などがすんでいること。「この湖に―する魚は五〇種以上だ」 ②「棲息・栖息」の書きかえ字。 0
行軍 コウグン [0] 軍隊が長い距離を隊列を組んで行くこと。「強―」 0
額面 ガクメン [0] ①書画を入れた額。掛け額。 ②「額面価格」の略。公債や証券などに書かれた金額。「―割れ」 ③表面上の意味。「話を―どおりに聞く」 0
菜種梅雨 なたねづゆ [4] 菜の花の咲く三月下旬から四月にかけて、いつまでも雨が降り続くこと。また、その長雨。 春霖(シュンリン) 春 1
一言一行 イチゲンイッコウ [0] 一つの言葉と一つの行い。ちょっとした言行のこと。〈『顔氏家訓』〉一挙一動 0
紅顔 コウガン [0] 若々しく血色のよい顔。「―の美少年」参考多く、少年にいう。 0
盲進 モウシン [0] 考えもなく、むやみに進むこと。「目標もなく―する」 0
一を識りて二を知らず イチをしりてニをしらず 見識が狭く、応用力がないことのたとえ。物事の一部だけを知っていて、そのほかのことは知らない意から。井の中の蛙(かわず)大海を知らず 0
法鼓 ホウク ①仏法を説くこと。 ②法堂(ハットウ)の北東の隅にある太鼓。由来①太鼓が鼓舞するように仏道に導く意から。参考「ホック」とも読む。 0
恨む うら-む [2] ①相手の仕打ちに対して不満や不快感をいつまでももち続ける。「人に―まれる覚えはない」 ②思いどおりにならないことを残念に思う。「自分の情けなさを―む」「わが身の不運を―む」 0
推量 スイリョウ [0] 人の考えや物事の事情などを、おしはかること。また、その内容。思いやること。察すること。「相手の胸のうちを―する」 推察・推測 0
高度 コウド [1] ①程度が高いさま。「―な技術」低度 ②海水面からはかった高さ。「飛行機が―を下げる」 0
天目茶碗 テンモクヂャワン 茶道で使う、浅いすりばち形の抹茶茶碗。由来中国、浙江(セッコウ)省の天目山の禅寺で用いられ、日本に伝わったことから。 0
着想 チャクソウ [0] 心に思い浮かんだ新しい工夫や思いつき。「―が奇抜だ」着意 0
梓人 シジン 大工の棟梁(トウリョウ)や家具職人。 由来中国、周代に工作をつかさどった官の名から。 0
暁星 ギョウセイ [0] ①夜明けの空に消え残っている星。 ②明けの明星(ミョウジョウ)。金星。 0
帰る かえ-る [1] もとの場所や状態に戻る。引き返す。「家に―る」「客が―る」 0
学課 ガッカ [0] 学校において学習すべき課程。学問の課程。 0
鵝毛 ガモウ [0] ①ガチョウの羽毛。 ②白くて非常に軽いもののたとえ。雪など。 0
八紘一宇 ハッコウイチウ [6] 全世界を統一して一つの家のような状態にすること。「宇」は家の意。第二次世界大戦中に、日本が海外進出の名分として用いたスローガンの一つ。『日本書紀』に基づく語。 0
配付 ハイフ [0],[1] せまい範囲の、めいめいにくばり渡すこと。「答案用紙を―する」交付
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漢字の豆知識 近いけど違う「配布」と「配付」 ~意味も似ている同音異義語の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
翳る かげ-る [2] ①光がさえぎられ暗くなる。かげになる。「雲が出て日が―る」 ②夕暮れに近づき太陽が西に傾く。「秋の日は―るのが早い」 ③表情がくもる。「詳しい話を聞き表情が―る」 0
入用 ニュウヨウ [0] 「入(い)り用」に同じ。不用 0
鉄中の錚錚 テッチュウのソウソウ 凡人のなかで、少しすぐれた者のたとえ。「錚錚」はもともと金属の発する澄んだ音色の意で、転じて、人物などがりっぱなさま。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
叉手 サス ①両手を組み合わせること。 ②手出しをしないこと。 ①②拱手(キョウシュ) ③切妻屋根で、材を合掌(ガッショウ)形に組んだもの。 表記③「扠首」とも書く。 参考「サシュ」とも読む。 0
靴 くつ [2] 履き物の一種。革・ゴム・布などで作った、足をつつむもの。 0
解散 カイサン [0] ①集まっていた人が別れ、ちりぢりになること。散会集合 ②衆議院や地方の議会で、任期終了前に全議員の資格を解くこと。 ③会社・団体などがその活動をやめること。「同好会を―する」 0
色事 いろごと [2],[0] ①男女間の恋愛。 情事 ②芝居で、男女間のなまめいたしぐさ。「―を演じる」 濡事(ぬれごと) 0
畛畦 シンケイ 田のあぜ。田と田のさかい。転じて、へだてがあること。そのへだて。「畛」も「畦」もあぜの意。「智愚(チグ)一視して―を設けず」 0
連覇 レンパ [1] 続けて優勝すること。「甲子園で春夏二―する」 0
温州蜜柑 ウンシュウミカン [5] ミカンの一品種。日本原産。一般にミカンと呼ばれているもの。酸味と種が少なく、美味。 由来ミカンの産地として有名な中国の都市「温州(ウンシュウ)」の名をとって命名されたといわれる。 0
御代・御世 みよ 天皇・皇帝・王などの治世。また、その在位期間。「先帝の―」 0
暦数 レキスウ [0],[3] ①太陽や月などの天体運行を測って、こよみを作る方法。 ②自然にめぐってくる運命。めぐりあわせ。命数 ③年数。年代。表記「歴数」とも書く。 0
輪生 リンセイ [0] 茎の一つの節に、茎を囲むように三枚以上の葉がつく状態。対生・互生 0
円匙 エンシ [1] 小型のシャベル。参考「エンピ」と誤読され、慣用化している。 0
定員 テイイン [0] 定められた人員。決められた人数。「電車の―」「―割れ」 0
筆耕硯田 ヒッコウケンデン 文筆を生業(なりわい)として暮らしを立てること。「硯」はすずりの意で、文筆家の硯を農民の田に見立て、耕に対応させた語。 0
隠れ蓑 かくれみの [4],[3] ①着ると体が見えなくなるという、想像上の、みの。 ②本来の姿や目的などを隠すための手段。「子どものためという―であちこち出歩く」 0
雪崩 なだれ [0] 傾斜地に積もった雪が、一時に大量に崩れ落ちる現象。 春 1
銭 ぜに [1] かね。貨幣・金銭の俗称。特に、金・銀・銅など金属製の貨幣。「安物買いの―失い」「小―を貯金箱に入れる」 0
鄙しい いや-しい ①田舎びている。 ②身分や地位などが低い。 ③趣味や品性が下劣である。 ④見識が浅く狭い。 0
館 たち [0] ①貴族や役人の宿舎または邸宅。 ②小さい城。「衣川(ころもがわ)の―」参考「たて」とも読む。 0
婉然 エンゼン [0] 女性がしとやかで美しいさま。「―と微笑(ほほえ)む」 0
章 しるし [1] ひとまとまりを他と区別して表す目じるしや模様。目立つしるし。「卒業生の―を胸につける」 0
朝夕 チョウセキ [1] ①朝と夕方。朝と晩。 ②ふだん。いつも。明け暮れ。 0
血書 ケッショ [1],[0] 強い意志を示すため、自分の血で文書を書くこと。また、その文字や書状。「―で誠意を伝える」 0
凡骨 ボンコツ [0] 平凡な素質。人並みの器量。また、その人。凡才 0
顱頂 ロチョウ 頭のてっぺん。かしらのいただき。頭頂。 0
物欲 ブツヨク [0] 金銭や品物をほしがる気持ち。「―にとらわれる」 「物慾」の書きかえ字。 0
猿に烏帽子 さるにえぼし 見かけだけで、中身が伴わないことのたとえ。サルに烏帽子をかぶせても、サルが貴人になれるわけではないということから。 1
普請 フシン [0],[2] 建築・土木の工事。「今年中に家を―する」参考もとは禅寺で衆徒を集めて、堂塔などの建築・修繕をすること。 0
牽牛子 ケンゴシ [3] アサガオの別称。また、アサガオの種子を乾燥させたもの。漢方で粉末を緩下剤などにする。 0
故国 ココク [1] ①自分の生まれた国。「―の土を踏む」祖国・母国 ②自分の生まれた土地。故郷「―を愛する」 0
金剛石 コンゴウセキ [3] 「金剛石(ダイヤモンド)」に同じ。 0
蛍雪 ケイセツ [0] ホタルの光と窓の雪。苦労して勉学に励むこと。苦学。蛍窓 0
渓 たに [2] 水のそそぎこむ谷間。また、その細くつながった流れ。表記「谿」とも書く。 0
奴国 なのくに 弥生(やよい)時代、九州北部にあった小国。参考「ナコク」とも読む。 1
白地 あからさま [0] 隠さずありのまま。はっきり。おおっぴら。「―な告白」 1
燠 おき [0] 火勢が盛んになり赤く熱した炭火。また、薪(まき)が炎を出して燃えたのち、赤くなっているもの。おきび。「―が赤く残る」 0
軽佻 ケイチョウ [0] 軽はずみなさま。考えが浅くうわついていること。軽薄・軽率表記「軽窕」とも書く。 0
改革 カイカク [0] 制度や習慣などの悪いところをあらため、よいものにすること。「税制の―に着手する時だ」変革 0
小槌 こづち [1] 小さいつち。物をたたく道具。「打ち出の―」 0
引け目 ひけめ [0] 自分が相手より劣った立場にあると感じること。また、その気持ち。劣等感。「―を感じる」 0
瞽女 ごぜ [1] 昔、三味線などの楽器をひき歌を歌って門付(かどづけ)(人家の門口で芸を見せて金銭や食物をもらうこと)をした盲目の女性。 1
武庫 ブコ [1] 武器などを納める倉庫。武器庫。兵庫(ヘイコ)。 0
蔓生 マンセイ [0] 茎がつるとなって生えること。つるが伸びて生長すること。つるだち。 0
沈溺 チンデキ [0] ①水におぼれること。 ②あることにとらわれて抜け出せないこと。耽溺(タンデキ)・惑溺 0
煥らか あき-らか 火の光がまわりに広がり輝くさま。 0
苦渋 クジュウ [0] にがく渋いこと。転じて、思いどおりにならず苦しみ悩むこと。「―に満ちた青春時代」 0
発見 ハッケン [0] それまで知られていなかった事物を、はじめて見つけ出すこと。「新しい彗星(スイセイ)を―する」 0
生 なま [1] ①煮たり焼いたり加工していないこと。「新鮮な―野菜」「―卵」 ②ありのままで、手を加えていないさま。「―の感想を聞く」 ③まだ十分に熟していないさま。未熟なこと。中途半端なこと。「―柿(がき)」「―煮え」「―返事」 ④録画や録音などではないこと。また、直接見たり聞いたりすること。「―放送」「演奏を―で聴く」 0
餓鬼の目に水見えず ガキのめにみずみえず 欲しいと望みすぎるあまり、求めるものが近くにあるのに気づかないたとえ。また、物事に夢中になりすぎると肝心なものを見失いがちであるたとえ。うえに苦しみ渇望する餓鬼は、そばに水があっても目に入らない意から。 0
殉教 ジュンキョウ [0] 信仰する宗教のために、命を捨てて尽くすこと。「―の徒」 0
座薬 ザヤク [0] 肛門(コウモン)や尿道などに差しこんで用いる薬。痔疾(ジシツ)・解熱などに使用。座剤。 0
縲絏・縲紲 ルイセツ 罪人として獄に入れられること。縄目にかかること。「―の辱(はずかし)め」参考「縲」は獄中で罪人をつなぐ黒い縄、「絏・紲」はつなぐ意。 0
高調 コウチョウ [0] ①高い調子の音。低調 ②感情が高まること。また、意見などを強く主張すること。強調 0
浮草・浮萍 うきくさ ①ウキクサ科の多年草。池沼などの水面に浮かぶ。三個の平らな葉状体の中央から数本のひげ根を出す。夏 ②水面に浮かんで生える草の総称。 ③不安定で落ち着かない生活のたとえ。「―稼業」表記「萍」とも書く。参考「浮萍」は「フヘイ」とも読む。 1
気位 キぐらい [2] 自分の品位を保とうとする心のもち方。「―の高い人」自尊心 0
引喩 インユ [0],[1] 修辞法の一つ。故事・ことわざ・古人の言葉などを引用して、自分の言いたいことを表現すること。 0
只管打坐 シカンタザ [4] 雑念をふり払い、ただひたすらに座禅をすること。特に、曹洞宗の語で、「只管」は、ひたすら・ただいちずにの意。「打坐」は座禅をすること。〈『正法眼蔵(ショウボウゲンゾウ)』〉 表記「只管」は「祗管」とも書く。 0
蟋蟀 こおろぎ [1] コオロギ科の昆虫の総称。体は黒褐色で、長い糸状の触角をもつ。雄は秋に美しい声で鳴く。古くはキリギリスといった。 秋 由来「蟋蟀」は漢名から。 1
鉄道 テツドウ [0] レールを敷いてその上に車両を走らせ、人や物を輸送する交通機関。 0
一日千秋 イチジツセンシュウ [0] 非常に待ち遠しく思うたとえ。一日が千年にも感じられるほど、人や物事が早く来て欲しいと待ち望む気持ちが強いこと。「娘の帰国を―の思いで待つ」参考「一日」は「イチニチ」とも読む。一日三秋・一刻千秋
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漢字の豆知識 待ち望む気持ちが強いときの表現 (公財)日本漢字能力検定協会
四字熟語根掘り葉掘り96:誇張ではない「一日千秋」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
兇徒 キョウト [1] 凶行をはたらく者。また、その仲間。表記「凶徒」とも書く。 0
弱肉強食 ジャクニクキョウショク [0] 弱い者が強い者に滅ぼされること。また、弱者の犠牲の上に強者が栄えること。〈韓愈(カンユ)の文〉「戦国時代はまさに―の時代だった」 参考「強食弱肉」ともいう。 優勝劣敗 0
家郷 カキョウ [1] ふるさと。故郷・郷里 0
酒宴 シュエン [0] 人々が集まり、酒を飲んで楽しむうたげ。さかもり。 0
花筏 はないかだ [3] ①花びらが散り、水に流れていくのを筏に見立てた語。 ②花の枝を折り添えた筏の模様。 ③ミズキ科の落葉低木。山地に自生。初夏、葉の中央に淡緑色の花が咲き、黒く球形の実を結ぶ。春 0
曽て かつ-て ①以前に。これまでに。「彼には―会っています」 ②今までまったく。これまで一度も。「―ない大惨事」 参考「かって」ともいう。 ②は否定の語を伴う。 0
襲 かさね [0] ①平安時代、礼服の袍(ホウ)の下に着た衣服。下襲(したがさね)。 ②上着と下着がそろった衣服。 ③衣服をかさねて着るときの色の組み合わせ。「―の色目」 0
瓢 ふくべ [0] ①ウリ科のつる性一年草。ユウガオの変種で、果実から干瓢(カンピョウ)を作り、果皮から盆や花器を作る。 ②ヒョウタンの別称。また、その果実で作った容器。 ①②秋表記①②「・匏」とも書く。参考②の容器は、「ひさご」とも読む。 0
紫参 はるとらのお タデ科の多年草。山地の木陰に自生。早春、白色の小花を穂状につける。イロハソウ。 由来「紫参」は漢名から。 表記「春虎尾」とも書く。 1
反省 ハンセイ [0] 自分の行動や言葉を顧みて、まちがっていなかったかどうか、よく考えてみること。 0
応分 オウブン [0] 身分や能力などにふさわしいこと。分相応なこと。「―の寄付」過分 0
安に居て危を思う アンにいてキをおもう 世の中が平和なときでも、危険や災難を想定して常に用心が必要であるという教え。〈『春秋左氏伝』〉治に居て乱を忘れず 0
薄志弱行 ハクシジャッコウ [1] 意志が弱く、実行力に欠けること。「弱行」は決断力や実行力が乏しい意。「―のやから」 0
劃定 カクテイ [0] 区切りをつけて、はっきりと定めること。「国境を―する」表記「画定」とも書く。 0
直線 チョクセン [0] ①まっすぐな線や方向。「トラックの―コースを走る」曲線 ②二点を結ぶ最短の線。 0
大和歌 やまとうた [3] 日本固有の歌。和歌。唐歌(からうた) 1
吐く は-く [1] ①口や鼻から体の外へ出す。「息を―く」 ②胃の中のものを口から出す。もどす。「車に酔って―く」 ③言う。心に思っていることを言葉に出す。「練習がきつくて弱音を―く」「泥を―く(白状する)」 ④内にあるものを外に出す。「汽車が煙を―いて走っていく」 0
団子隠そうより跡(あと)隠せ ダンごかくそうよりあとかくせ 隠し事は思わぬことで露見してしまうものだから、十分な注意が必要だというたとえ。人に隠れて団子を食べて見つかりそうになったとき、あわてて団子だけを隠しても、串(くし)などを残しておいてはすぐ分かってしまう意から。頭隠して尻(しり)隠さず 0
積極 セッキョク [0] 自ら進んで物事を行うこと。「―的に発言する」 消極 0
窮追 キュウツイ [0] ①どこまでも追いつめること。 ②問いつめること。つきつめて、たずねること。 0
立法 リッポウ [0] 法規を定めること。特に、国会が法律を制定すること。「暴力団対策の―化を急ぐ」行政・司法 0
感奮 カンプン [0] 深く感じて奮い立つこと。発奮・奮起 0
塩素 エンソ [1] 気体元素の一つ。刺激臭を発する黄緑色の有毒な気体。酸化力が強く、漂白・殺菌剤などに用いる。 0
憮然 ブゼン [0] 失望や不満でむなしい気持ちになるさま。がっかりしてぼんやりするさま。「―として立ちつくす」
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漢字の豆知識 「失笑」は、本当はどんな笑い? ~意味が変わっていく慣用句~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
脛巾 ケイキン [0] 「脛巾(はばき)」に同じ。 0
飛ぶ と-ぶ [0] ①空中を移動する。飛行する。「社用でアメリカへ―ぶ」 ②はね上がり、物を越える。「みぞを―ぶ」 ③世間に広がる。「デマが―ぶ」 ④急いで行く。「記者が現場へ―ぶ」 ⑤途中を抜かして先へ進む。「ページを―ばして読む」 ⑥消えてなくなる。「百万円が―ぶ」「アルコール分が―ぶ」 0
執行猶予 シッコウユウヨ [5] 有罪の刑の言い渡しをした人に対して、情状により一定の期間刑の執行を延期し、その期間を無事経過したときは、刑を科さないこととする制度。「―つきの有罪判決」 0
透過 トウカ [0],[1] ①すきとおること。 ②光や放射線などが物質をとおり抜けること。 0
出し衣 いだしぎぬ ①直衣(のうし)の下、指貫(さしぬき)の上に、下着の衵(あこめ)の裾先(すそさき)をのぞかせて着ること。いだしうちぎ。いだしづま。 ②装飾の目的で、寝殿の簾(みす)などの下から衣の裾先や袖口(そでぐち)をはみ出させておくこと。うちだし。 0
這般 シャハン これら。この辺。こういう。「―の情勢に緊急対応を図る」 0
篥 ヒチリキ 奈良時代に中国より伝来した、雅楽用の管楽器。竹製のたて笛で、表に七つ、裏に二つの指穴があり、縦に構えて吹く。音色は哀調を帯びて高い。 0
厭世観 エンセイカン [3] この世は不幸と不合理に満ちたもので、生きる価値がないという悲観的な人生観。ペシミズム。 0
勁敵 ケイテキ [0] つよい敵。強敵 0
搗く つ-く [1],[2] 蒸したもち米などをうすに入れ、杵(きね)や棒の先でこねるようにしてたたく。表記「擣く」とも書く。 0
惨烈 サンレツ [0] ①きわめてむごいさま。「―きわまりない」 ②非常に厳しいさま。「風雨―をきわめる」 0
驕る おご-る [0] 自分の地位や財産・才能などが、他人よりもすぐれていると思い上がる。増長して気ままに振る舞う。 0
中興 チュウコウ [0] いったん衰えたものを、再び盛んにすること。「―の祖」 0
茄子・茄 なす ナス科の一年草。インド原産。葉は楕円(ダエン)形で、夏から秋にかけて紫色の花が咲く。濃紫色の実は丸形や長楕円形など多様。食用。夏由来「茄子」は漢名から。参考「なすび」とも読む。 1
書画 ショガ [1] 書と絵画。「―骨董(コットウ)を集める」「―に秀でた人物」 0
昭らか あき-らか ①光がすみずみまで照らしだしているさま。「渚(なぎさ)を―に照らす太陽」 ②すみずみまではっきりしているさま。 0
良心 リョウシン [1] 善悪を判断し、悪をおさえる心のはたらき。「―がとがめる」 0
鏃礪括羽 ゾクレイカツウ 学識を磨いて、世に役立つ人材になることのたとえ。「鏃礪」は、矢の先につける鏃(やじり)を研ぐこと。「括羽」は、矢はずと羽のこと。研いだ鏃をつけ、矢はずと羽をつけて鋭い矢にする意から。〈『説苑(ゼイエン)』〉 0
甲所 カンどころ [0],[3] ①三味線などで、そこを押さえれば決まった音が出る弦の箇所。 ②物事の重要な部分。「仕事の―を押さえる」表記「勘所・肝所」とも書く。 0
広壮 コウソウ [0] 広くりっぱなさま。「―な屋敷」 「宏壮」の書きかえ字。 0
清む す-む [1] ①液体・気体などの濁りがなくなりきれいになる。曇りがなくなり、はっきり見える。「―んだ空」 ②清らかである。「―んだ目をしている」 ③音に濁りがなく、よく聞こえる。「よくとおる―んだ声」 ④心の邪念・迷いがなくなる。「心根の―んだ人」 0
鯨波 ゲイハ [2] ①大きな波。 ②「鯨波(とき)」に同じ。 0
提言 テイゲン [0] 自分の考えや意見を人々に示すこと。また、その考えや意見。「二一世紀への―を記す」 0
恒久 コウキュウ [0] いつまでも変わらないこと。「―の平和を願う」永久 0
人権 ジンケン [0] 人間が生まれながらにもっている、生命・自由・平等などに関する権利。「基本的―の保障」 0
複本 フクホン [0] ①一つの手形関係について作った、同じ内容の数通の手形証券。②文書などの原本の写し。副書表記②「副本」とも書く。 0
空目 そらめ [2] ①見まちがい。僻目(ひがめ) ②見て見ぬふりをすること。 ③目だけを上に向けること。上目(うわめ) 0
芟る か-る 刃物で草をかり取る。雑草を刃物でまとめて切り取る。 0
称美 ショウビ [1] 美しい、うまいなどと感じてほめたたえること。ほめそやすこと。「紅葉を―する」 称賛 表記「賞美」とも書く。 0
業病 ゴウビョウ [0] 前世の悪業の報いで現世でかかると考えられていた難病。 0
人事不省 ジンジフセイ [1] 意識がなくなること。「頭を打って―に陥った」 0
女傑 ジョケツ [0] 器量が大きく、知恵や勇気のすぐれた女性。男まさりの女性。女丈夫(ジョジョウフ)。「業界の―」 0
山査子 サンザシ [0] バラ科の落葉低木。中国原産。枝にはとげがある。春、ウメに似た白い花をつける。果実は球形で、漢方薬に用いる。 0
沈没 チンボツ [0] ①水中に沈むこと。特に、船が水中に沈むこと。「―船」浮上 ②酒に酔いつぶれたり眠ったりして、自分を失うこと。 0
鼓吹 コスイ [0] ①奮い立たせようと励ますこと。「士気を―する」鼓舞 ②自分の意見を盛んに主張し、宣伝すること。「人道主義を―する」由来太鼓をたたき、笛を吹き鳴らす意から。 0
咥える くわ-える [0],[3] 物を歯や唇で軽くはさみもつ。「パイプを―える」 0
呼集 コシュウ あちこちに散らばっている人を呼び集めること。 0
空手 からて [0] ①何も持たないこと。素手。手ぶら。 ②中国から沖縄へ伝わった武術の一種。素手で身を守る。表記②「唐手」とも書く。 0
伯楽 バクロウ [0],[3] ①「伯楽(ハクラク)」に同じ。 ②牛馬の売買やその仲介をする人。由来伯楽(ハクラク)が転じた語。伯楽は、中国周代の人で、ウマのよしあしを見分けるのが巧みであったことから。表記「博労・馬喰」とも書く。 0
讒諂面 ザンテンメンユ 他人の悪口を言って、別の人にこびへつらうこと。「讒諂」は悪口を言い、へつらうこと。「面諛」は相手の面前でへつらうこと。〈『孟子(モウシ)』〉 0
頂 いただき [0] 一番高いところ。頂上。てっぺん。「山の―に今も雪が残る」「―に白いものが目立つ(白髪になる)」 0
砂防 サボウ [0] 山地や河岸、海岸などの土砂くずれや流出を防ぐこと。また、その設備。「―ダム」「―林」 参考「シャボウ」とも読む。 0
足跡 ソクセキ [0] ①人の歩いたあと。「みちのくに芭蕉(ばしょう)の―をたどる」 ②人がなし遂げた仕事のあと。業績。「故人の―をしのぶ」 事績 参考「あしあと」とも読む。
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漢字の豆知識 「上手」の読み方は? 同じ漢字でも、読み方で意味が変わる! (公財)日本漢字能力検定協会 0
無配 ムハイ [0] 「無配当」の略。株式の配当がないこと。「業績不振で―に転落」有配 0
御来光 ゴライコウ [0] ①高山や聖地などで、尊崇を集める日の出。また、その日の出を拝むこと。 ②高山で霧が立ちこめた日の出や日の入りのとき、陽光を背にして立つと自分の影のまわりに光環が現れる現象。ブロッケン現象。御来迎(ゴライゴウ)。夏 0
短冊・短尺・短籍 タンザク ①字を書いたり、印として物に貼(は)ったり結びつけたりする、薄くて細長い紙。 ②和歌や俳句などを書く細長い厚紙。 ③「短冊形(がた)」の略。 ①のような細長い形。「雑煮の具を―に切る」参考「タンジャク」とも読む。 0
勲章 クンショウ [0] 国家や社会に功労があった人に、国が与える記章。「文化―」 0
専ら もっぱ-ら [0],[1] ①一つのことに集中するようす。ひたすら。いちずに。「―仕事に精を出す」 ②「…にする」の形で、ほしいままにする。ひとり占めする。「権勢を―にして久しい」
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漢字の豆知識 「汚れない天使」の読み方は? 読めないと恥ずかしい常用漢字2 (公財)日本漢字能力検定協会 0
本膳 ホンゼン [1] ①正式な日本料理の膳立てで、二の膳・三の膳に対して主になる膳。一の膳。 ②「本膳料理」の略。正式な膳立てで出される日本料理。 0
努努 ゆめゆめ [0],[2] けっしてけっして。必ず必ず。「―油断をするな」参考「努(ゆめ)」を重ねて強めた語。あとに禁止や打ち消しの語句を伴う。
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漢字の豆知識 常用漢字もあなどれない ~意外に難しい常用漢字の読み~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
我利 ガリ [1] 自分に都合がよいこと。また、自分だけの利益。私利。「―我欲」「―をむさぼる」 0
水火の争い スイカのあらそい 非常に仲の悪い者どうしの争いのたとえ。 0
善隣 ゼンリン [0] 隣国どうしや隣家どうしが仲良くすること。また、その隣国や隣家。「―外交政策をとる」 0
契む きざ-む 小刀などで文字や符号を彫りつける。しるしをつける。 0
一意専心 イチイセンシン [2],[0] ほかのことを考えず、ひたすら一つのことに心を集中すること。〈『新語』〉「―開発に取り組む」 参考「専心一意」ともいう。 一心不乱・専心専意・全心全意 0
煙霞 エンカ [1] ①もやとかすみ。 ②かすんで見える景色。山水の風景。 0
万斛 バンコク [0] きわめて多い分量。参考「斛」は容量の単位で、一斛は約一八(リットル)。 0
拝借 ハイシャク [0] 「借りること」の謙譲語。「お知恵を―したい」「―金」 0
責任転嫁 セキニンテンカ 責任を他におしつけること。「転嫁」は再び嫁に行く意から、他に移すこと。「担当大臣の答弁は―に終始した」
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漢字の豆知識 悪くないときは、責任を‘転換”する? 熟語は由来といっしょにおぼえる (公財)日本漢字能力検定協会 0
誓文払い セイモンばらい [5] ①近世以来、陰暦一〇月二〇日に、京都・大坂などの商人や遊女が、商売上うそをついた罪を払うために祈った行事。 冬 ②関西地方で、年末に商店が行う呉服の大安売り。転じて、安売り。 0
平声 ヒョウショウ [0] ①漢字の声調で、高低がなく平らに発音するもの。四声(シセイ)の一つ。仄声(ソクセイ) ②日本語のアクセントで、比較的低く平らな発音。参考「ヒョウセイ」とも読む。 0
偏愛 ヘンアイ [0] 特定の人や物だけを、かたよって愛すること。「父は妹を―している」 0
熟れる う-れる [2] 果実が熟して食べごろになる。「木で―れた果物はおいしい」 0
珥 みみだま 耳飾りについている玉。耳に飾る宝石。 0
大晦日 おおみそか [3] 一年の最後の日。一二月三一日。大晦(おおつごもり)。冬参考「みそか」は月の三〇日のこと。転じて、月の最終日の意。 1
賑わう にぎ-わう [3] ①にぎやかになる。盛況である。「祭りで町が―う」 ②繁盛する。 0
後世 コウセイ [1] のちの世。のちの時代。「―に名を残す偉業を成しとげた」参考「ゴセ」と読めば別の意になる。 0
文飾 ブンショク [0] ①文章や語句を飾ること。文章のあや。文彩。「―を施す」「―が過ぎた文」文藻(ブンソウ) ②いろどること。飾ること。また、そのいろどりや飾り。修辞。 0
清福 セイフク [0] ①精神的に清らかで幸せなこと。 ②手紙で相手の幸せを祝う言葉。「御(ご)―をお祈り申し上げます」 0
紙鳶 たこ [3] 細い竹を組んで紙を貼(は)り、糸をつけて空に揚げるおもちゃ。いかのぼり。 春 表記「凧」とも書く。 参考「シエン」とも読む。関西地方では「いか」ともいう。 1
軍者ひだるし、儒者寒し グンシャひだるしジュシャさむし 学者貧乏のこと。軍学者や儒学者は口ではりっぱなことをいうが生活は苦しいという意。「軍者」は兵法家。「ひだるい」はひもじいこと。「寒」もふところが寒いことで、貧乏の意。 0
九分九厘 クブクリン [3] ほとんど完全に近いようす。「―大丈夫だ」「―できあがった」由来十分(ジュウブ)に一厘足りないだけの意から。十中八九(ジッチュウハック) 0
零本 レイホン [0] 全集などで、一部分が欠けていてそろっていないもの。端本(ハホン)。「五冊欠けた―」完本 0
輸る おく-る 車や船などで物を運ぶ。物をほかの場所に移す。運搬する。「車で―る」 0
洽し あまね-し 全体に広々と行き渡っているようす。すみずみまで行き届くようす。「―く知れ渡る」 0
見地 ケンチ [1] 物事を観察したり、判断を下すときの立場。よりどころ。「教育的―に立って考える」観点 0
人間到(いた)る処(ところ)青山あり ニンゲンいたるところセイザンあり この世の中には、どこに行っても骨を埋める所はあるのだから、積極的に外へ出て行って活躍すべきだということ。「青山」は骨を埋める場所の意。〈釈月性(シャクゲッショウ)の詩〉 参考「人間」は「ジンカン」とも読む。 0
目抜き通り めぬきどおり [4] 市街で最も人通りの多い通り。中心街。繁華街。参考「目抜き」は最も目立つ意。 0
允に まこと-に 明らかに。本当に。いかにも。 0
位 サンイ [0] 臣下が君主の位をうばいとること。 奪 0
盧生の夢 ロセイのゆめ 邯鄲の夢(カンタン) 0
郡部 グンブ [1] 都道府県内の、郡に属する地域。市部 0
鬱血 ウッケツ [0] 体の組織や器官の一部分に、静脈血がたまること。 0
熟考 ジュッコウ [0] よくよく考えること。「発言の前には―するものだ」 熟思・熟慮 0
純潔 ジュンケツ [0] 身も心も清らかで、けがれがないこと。 無垢(ムク)・貞潔 0
一揖 イチユウ 軽くおじぎをすること。一礼すること。「帽子をとり―する」 0
欠字 ケツジ [0] ①あるべき文字が欠けていること。 ②昔、文章中で天皇や貴人の名などを書くとき、敬意を表すためにその上を一字か二字あけたこと。欠如。表記「闕字」とも書く。 0
冷汗 レイカン [0] 恥ずかしかったり恐ろしかったりするときに出るあせ。ひやあせ。 0
肩章 ケンショウ [0] 制服などの肩につける徽章(キショウ)。しるし。階級や役職などを表す。 0
善根 ゼンコン [0] よい結果を招くようなよい行為。「―を施す」 善業・善因 0
物件 ブッケン [0] 事務処理や契約などの対象としてのもの。物品。また、動産のほか土地・建物などの不動産。「事件の証拠―」「マンションの優良―」 0
創痍 ソウイ [1] ①刀で受けたきず。切りきず。「満身―」 創傷 ②手ひどく受けた痛手。こうむった損害。 0
純真無垢 ジュンシンムク [5] 心にけがれや偽りがなく、清らかで純粋なさま。また、自然のままで飾り気のないさま。「垢」は、あか・よごれ。 清浄無垢・純情可憐(ジュンジョウカレン) 0
千切る ちぎ-る [2] ①手で細かく切り裂く。「紙を―る」 ②もぎ取る。「枝から―る」 0
災難の先触れはない サイナンのさきぶれはない 災難にはいつどこで見舞われるかわからないので、日ごろの心がけが大切だという戒め。 0
世上 セジョウ [0] 世の中。世間。「―の噂(うわさ)を気にする」 巷間(コウカン) 0
紅葉 コウヨウ [1] 晩秋、落葉樹があかくなること。また、その葉。もみじ。秋 0
男耕女織 ダンコウジョショク 男女それぞれの天職のこと。男は田畑を耕し、女は機(はた)を織ることが、天から与えられた職分であるということ。〈薩都剌(サツトラ)の詩〉 0
違う ちが-う [0] ①比べる対象と同じでない。異なる。「二人の趣味はまったく―う」「―う道を探す」 ②合わない。正しくない。「鍵(かぎ)が―う」 0
照れる て-れる [2] 恥ずかしがって、きまり悪がる。はにかむ。「褒め言葉に―れる」「―て頭をかく」 0
際物 きわもの [0] ①ある時期だけ売り出す品物。門松・ひな人形・鯉(こい)のぼりなど。 ②一時的な流行や話題をあてこんで売り出す商品。 0
鴨居 かもい [0] 戸や障子・ふすまなどを立てるために溝を入れた横木のうち、上側のもの。「―に頭をぶつける」敷居(しきい) 0
自転 ジテン [0] ①自分で回転すること。 ②天体が、自身の直径の一つを軸として回転すること。 公転 0
矢倉 やぐら [0] ①見張りや矢の発射のため、城壁・要塞に設けられた高い建物。 ②遠くを見る高い台。「火の見―」 ③相撲・芝居などで太鼓を打ち鳴らす高い所。「盆踊りの―」 ④「炬燵(コタツ)矢倉」の略。炬燵でふとんをかけて使う木の枠。 ⑤「矢倉投げ」の略。相撲の技で投げの一つ。 ⑥「矢倉囲い」の略。将棋で、守りを固める構えの一つ。 表記「櫓」とも書く。 0
約定 ヤクジョウ [0] 約束して取り決めること。契約による定め。「―書」契約 0
肺癆 ハイロウ 肺結核の旧称。癆咳(ロウガイ)参考「癆」は、おとろえやせる意。 0
煩わしい わずら-わしい [5],[0] こみ入っていてやっかいだ。めんどうくさい。「人間関係が―い」「―い手続きを省略する」 0
脛巾・脛衣 はばき 昔、旅や作業をするとき、動きやすいようにすねに巻きつけたもの。後世の脚絆(キャハン)。表記「行纏」とも書く。参考「脛巾」は「ケイキン」とも読む。 1
葉盤・葉手 ひらで 神事のときに供え物を入れる容器。カシワの葉を重ね合わせて竹ひごでとじ、平らにつくったもの。葉椀(くぼて)表記「枚手」とも書く。 1
賭ける か-ける [2] ①勝った者がもらう約束で、金品を出し合って争う。「金を―けてまで勝負事をするな」 ②何かの犠牲や危険を覚悟して事にあたる。「社運を―けた大事業」 0
快晴 カイセイ [0] 空がすっきりとよく晴れていること。気象学では雲の量が〇から一の天気を指す。 0
木鐸 ボクタク [0] 世の中の人々に警告して、正しく導く人のこと。「社会の―でありたい」由来中国古代で法令を知らせるために、木鐸(木の舌をもつ鈴)を鳴らしたことから。〈『論語』〉 0
屠所の羊 トショのひつじ [1] 死が目前に迫っているもののたとえ。屠殺場に引かれて行くヒツジの意から。〈『涅槃経(ネハンギョウ)』〉生簀(いけす)の鯉(こい) 0
風防 フウボウ [0] 風を防ぐこと。また、そのしくみ。防風。かざよけ。「―ガラス」 0
独居 ドッキョ [1],[0] ひとりでいること。ひとりで暮らすこと。「―老人」 0
滄海変じて桑田と成る ソウカイヘンじてソウデンとなる 予測できないほど、世の中の移り変わりが激しいこと。また、時勢の大きな変遷のたとえ。大海原(おおうなばら)が桑畑に変わってしまう意から。〈『神仙伝』〉 参考「桑田変じて滄海と成る・滄海桑田・桑田滄海」ともいう。 桑田碧海(ソウデンヘキカイ) 0
誄詞 ルイシ 死者を弔い哀悼の意を表すために、故人の生前の功業を数え上げて述べた歌や言葉。しのびうた。誄歌 0
間鴨 あいがも [0] マガモとアオクビアヒルとの雑種。食用。表記「合鴨」とも書く。 0
儒家 ジュカ [1] 中国の孔子を祖とする政治や道徳の学問・儒教の学者。また、その家柄。「―神道」 0
典故 テンコ [1] よりどころとなる故事。典拠となる故事。典例故実。 0
魚鼈 ギョベツ 魚とスッポン。転じて、魚類全般をいう。「川淵(センエン)深くして―之(これ)に帰す」〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
直面 チョクメン [0],[2] 直接に対すること。面と向かうこと。「困難に―する」参考「ひたメン・ひたおもて」と読めば別の意になる。 0
剣術 ケンジュツ [0] 刀剣を用いた戦い方。剣を用いる武術。剣法 0
第宅 テイタク [0] 大きくてりっぱな家。やしき。表記「邸宅」とも書く。 0
代言人 ダイゲンニン [0] 弁護士の旧称。 0
到頭 トウトウ [1] ついに。結局。「―その日彼は来なかった」 0
紛い物 まがいもの [0] 本物によく似せてつくったもの。にせもの。「―のダイヤ」 0
無様 ブざま [1],[0] 格好の悪いこと。見苦しいこと。「―な姿をさらす」醜態表記「不様」とも書く。 0
軍閥 グンバツ [0] 軍部の上層部を中心とする政治勢力や派閥。「―政治」 0
遊休 ユウキュウ [0] 設備・資金などが、活用されないままにあること。「―地の活用を考える」「―資本」 0
造語 ゾウゴ [0] すでにある語を組み合わせ、新しい言葉をつくること。また、その言葉。「明治時代の―」「―力」 0
黄葉 コウヨウ [1] 晩秋、落葉樹の葉が黄色く色づくこと。また、その葉。秋参考「もみじ」とも読む。 0
選る え-る [1] よりわける。選出する。「―り抜きの出場者」 0
意馬心猿 イバシンエン [1] 煩悩や欲情などで心が乱れ、おさえがたいこと。ウマが走り回り、サルが騒ぎたてるのは制しがたいことから。「意」は心のこと。〈『参同契(サンドウケイ)』〉 参考「心猿意馬」ともいう。
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四字熟語根掘り葉掘り28:「意馬心猿」に救われた話
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
派出 ハシュツ [0] 任務のため、出向かせること。出張させること。「―所に勤務する」 0
詰める つ-める [2] ①ふさぐ。空きがないようにする。ゆとりなく満たす。間隔を縮める。「蜜柑(ミカン)を箱に―める」「席を―める」 ②絶え間なく続ける。「根(コン)を―めて仕事する」 ③尽きるところまで進む。追いこんで止まる。「地位をのぼり―める」 ④ある場所で待機する。「本部に―める」 ⑤倹約する。節約する。「暮らしを―」 0
範疇 ハンチュウ [0] ①範囲。部類。部門。領域。カテゴリー。 ②哲学で、実在や思惟(シイ)の根本的な形式。 0
腐朽 フキュウ [0] 木材や金属が腐って、だめになること。 0
嬾い ものう-い 心がはれやかでない。何をするのもおっくうで、気が進まない。憂鬱(ユウウツ)で、気が晴れない。「―い曇り日の昼下がり」表記「懶い」とも書く。 0
嗅ぐ か-ぐ [0] ①鼻でにおいを感じ取る。 ②知られにくいこと、隠されていることなどをさぐる。「事情を―ぎまわる」 0
筐 かたみ [0] 竹で編んだ目の細かい入れ物。かたま。「花―」 0
毫末 ゴウマツ [0] ①毛の先。また、筆の先。 ②非常に細かく、わずかであること。「―もゆるがせにできない」 0
理想 リソウ [0] ①理性によって想像できる最も完全な目標。「―の福祉社会を目指す」 ②そうありたいと思う最良の状態。「―の家庭」 ①②現実 0
万世一系 バンセイイッケイ [1] 同じ血統や系統が永久に続くこと。「一系」は同じ血筋。多く、皇統についていう。「―の天皇」 0
斉唱 セイショウ [0] ①大勢の人が声をそろえて同じ旋律を歌うこと。「校歌を―する」 ②同じ言葉を唱えること。「シュプレヒコールの―」 0
夏初月・夏端月 なつはづき 陰暦四月の異名。夏由来夏の初めの月の意から。 0
余情 ヨジョウ [0] ①あとまで残るしみじみとした味わい。 ②詩歌・文章などで、言外に込められた趣。「―あふれる詩」 ①②余韻 0
悔過 カイカ 過ちをくいること。参考仏教では「ケカ」と読み、過ちを懺悔(ザンゲ)する意になる。 0
法印 ホウイン ①「法印大和尚位(カショウイ)」の略。僧の最高の位。 ②中世以後、儒者・医師・絵師・連歌師などに与えた称号。 ③山伏などの俗称。 0
腋気 エキキ 「腋臭(わきが)」に同じ。 0
兜巾 トキン 修験者(シュゲンジャ)がかぶる黒い小さなずきん。山川の悪気を防ぐという。 0
英華発外 エイカハツガイ 内面に潜んでいたすぐれた才能や美しさなどが表面に現れ出ること。「英華」は美しい花・すぐれたものの意。「発外」は外に出ること。〈『礼記(ライキ)』〉 0
驚怖 キョウフ 驚きおそれること。 0
安産 アンザン [1] 母子ともに無事に出産を終えること。「―祈願」難産 0
陞叙 ショウジョ [1] 昇叙 0
宿縁 シュクエン [0] 前世からの因縁。 宿世(スクセ)・宿因 参考「スクエン」とも読む。 0
主人・主 あるじ ①家や店の主人。「旧家の―」 ②客を招いてもてなす人。 ③所有者。持ち主。「山荘の―」 参考①②「主人」は「シュジン」とも読む。 1
摘発 テキハツ [0] 悪事などをあばいて公表すること。「汚職を―する」 0
争訟 ソウショウ [0] 訴訟を起こして争うこと。裁判ざた。 0
蠹魚 しみ シミ科の昆虫の総称。由来「蠹魚」は漢名から。参考「トギョ」とも読む。 衣魚(しみ) 1
駕籠 かごかき [0] 駕籠をかつぐ人。かごや。 1
甚だ はなは-だ [0] 程度をひどく超えているさま。大いに。非常に。たいそう。 大変・至極 0
追徴 ツイチョウ [0] 足りない分をあとから取りたてること。追加して徴収すること。「税金の申告もれで、―金を払った」 0
読唇術 ドクシンジュツ [3] くちびるの動きを見て言葉を読みとり理解する技術。多く、聾者(ロウシャ)が用いる。読話 0
筧 かけい [0] 水を通すために掛け渡された竹や木の管。また、その装置。樋(とい)。「竹の―」表記「懸樋」とも書く。 0
美徳 ビトク [0] りっぱな徳。ほめるべきよい行い。「謙譲の―」悪徳 0
無理強い ムリじい [0],[3] 相手のいやがることを無理やりさせること。強要 0
顴骨 ケンコツ [1] 両ほおの上部、目の斜め下にある骨。頰骨(ほおぼね)・(キョウコツ)。参考「カンコツ」とも読む。 0
慣熟 カンジュク 物事になれて、上手になること。うまくこなせるようになること。「自動車の運転に―する」習熟未熟 0
補強 ホキョウ [0] 弱かったり不足していたりする部分を補って、全体として強いものとすること。「新戦力を―する」 0
俄然 ガゼン [0] 急なさま。にわかに。だしぬけに。「彼女の声援に―勇気がわいてきた」突然 0
余罪 ヨザイ [0] 問われている罪以外に犯した罪。主罪以外の罪。「―を追及する」 0
質疑応答 シツギオウトウ [2],[1] 不明な点を質問し、それに対して答えること。また、そのやりとり。「講演後に―の時間をとる」 0
了わる お-わる [0] 物事の結着がつく。済む。また、けりをつける。「失敗に―わる」 0
捨て石 すていし [0] ①趣を添えるために庭の所々に置く石。 ②囲碁で、作戦のためにわざと相手に取らせる石。 ③当面の役には立たないが、のちの利益のために行う行為や投資。 0
羈束 キソク [0] つなぎとめること。束縛すること。拘束表記「羇束」とも書く。 0
損料 ソンリョウ [1],[3] 物を借りたとき、その損耗のつぐないに支払う使用料。借用料。 0
季語 キゴ [1] 俳句や連歌などで季節を表すため、読みこむように定められた四季・新年の言葉。季題 0
尾根 おね [1],[2] 山頂と山頂を結んで続く、峰続き。稜線(リョウセン)。「頂上を目指して―伝いに登る」 0
議会 ギカイ [1] 公選された議員で構成され、法律の制度や国・地方自治体の政策を審議・決定する合議制の機関。「県―」「―制民主主義」 0
放恣・放肆 ホウシ 「放逸(ホウイツ)」に同じ。 0
精微 セイビ 細かくて詳しいこと。「―を尽くした研究」 精緻(セイチ)・精細 0
一夏 イチゲ [2] 僧侶(ソウリョ)が寺院にこもって修行する夏の期間。陰暦四月一六日から七月一五日の九○日間。「一夏九旬」の略。夏 0
雁皮 ガンピ [1] ①ジンチョウゲ科の落葉低木。暖地の山地に自生。夏に黄色い小花を多くつける。樹皮の繊維は上質の和紙の原料となる。 ②「雁皮紙」の略。 0
婀やか たお-やか 姿形がしなやかで美しいさま。また、動作が優美なさま。 0
露往霜来 ロオウソウライ 時の過ぎ去るのが早いたとえ。露(つゆ)の季節が過ぎ去り、あっという間に霜(しも)の季節になる意から。〈左思の文〉烏飛兎走(ウヒトソウ)・光陰如箭(コウインジョセン) 0
筮 めどぎ [0] うらないに用いる五〇本一組の細い竹の棒。筮竹(ゼイチク)。 由来メドハギの茎を用いたことから。 0
鯱 しゃちほこ [0] トラの頭に魚の体をもつ想像上の動物。また、それをかたどった城郭などの大棟(おおむね)の両端につける魔除(よ)け用の飾りがわら。 0
戒飭 カイチョク [0] 注意を与えて行いをつつしませること。また、自らをいましめつつしむこと。参考「飭」は、いましめる・ただす意。 0
筆陣 ヒツジン [0] ①文章による鋭い論戦をすること。また、そのような文章。「堂々たる―を張る」論陣 ②筆者の顔ぶれ。筆者の陣容。参考戦陣にたとえていう語。 0
空蟬 うつせみ ①セミの抜け殻。夏 ②セミの別称。 ③現世に生きる人。現世。表記③「現人・現身」とも書く。 0
震駭 シンガイ [0] おどろきふるえあがること。 参考「駭」はおどろく・おどろかす意。 0
細面 ほそおもて [3] ほっそりとした顔立ち。面長(おもなが)。「―の美人」 0
醵出 キョシュツ [0] なんらかの事業、また寄付などに金品を出し合うこと。表記「拠出」とも書く。 0
体元居正 タイゲンキョセイ 善徳を身につけて、正しい立場に身を置くこと。「体元」は、善徳を身につける意。〈『春秋左氏伝』〉 0
突堤 トッテイ [0] 岸から、海・川に突き出た細長い堤防。防波堤・防砂堤などとする。 0
腐臭 フシュウ [0] 腐った物が出すにおい。「生ゴミが―を発する」 0
蛮人 バンジン [0],[3] 乱暴で野蛮な人。 0
熟慮断行 ジュクリョダンコウ [1],[0] よく考えたうえで、思い切って実行に移すこと。「断行」は断固として実行すること。「―を要する時期にある」 0
墓標・墓表 ボヒョウ 墓のしるしとして立てる木の柱や石。 0
品彙 ヒンイ 種類分けしてまとめること。また、分類したもの。類(たぐい)。品類 0
慈善 ジゼン [0] あわれみ、情けをかけること。特に、不幸な人や貧困な人を援助すること。「―事業に参加する」 0
袍 わたいれ [1] 寒さを防ぐために綿を入れた、体をすっぽり包む着物。どてら。ぬのこ。表記「綿入れ」とも書く。 0
意中 イチュウ [0],[1] 心のうち。気持ち。考え。「―の人」「―を明かす」 0
懸命 ケンメイ [0] 命がけで物事にあたること。力を出し切って頑張ること。「―の努力」 0
夜警 ヤケイ [0] 夜間、建物や町を見回って火災や犯罪を警戒すること。また、それをする人。「ビルの―が彼の仕事だ」夜番(よバン)・(ヤバン) 0
懲役 チョウエキ [0] 裁判で刑を受けた者を刑務所に入れ、労役などに服させること。 0
究竟 クキョウ [0] ①最上の境地。無上。「―覚(最高最上の悟り)」 ②「究竟(クッキョウ)」に同じ。 0
痛惜 ツウセキ [0] ひどく惜しみ残念に思うこと。「友の急死は―に堪えない」痛恨 0
水無月 みなづき [2] 陰暦六月の異名。 夏 0
甘露 カンロ [1] ①あまくて味がよいこと。おいしいこと。「栗(くり)の―煮」 ②中国古来の伝説で、仁政が行われるしるしとして、天が降らすというあまい露。 0
没年 ボツネン [0] ①死んだときの年齢。享年。「―七二歳」行年(ギョウネン) ②死んだときの年次。生年表記「歿年」とも書く。 0
郭公 ほととぎす [1] ホトトギス科の鳥。 杜鵑(ほととぎす) 1
踏絵 ふみエ [0] ①江戸時代、キリスト教徒を調べ出すために踏ませた、銅板や木版に浮き彫りにしたキリストや聖母マリアの像。また、それを踏ませること。 ②人の思想・立場などを試す手段。 0
未済 ミサイ [0] まだ終わっていないこと。特に、金品の納入や返済がすんでいないこと。「借金の―分」既済 0
修飾 シュウショク [0] ①美しくなるように飾ること。 ②文法で、次にくる語句の意味を説明・限定すること。「副詞は動詞を―する」 0
款冬 やまぶき [2] バラ科の落葉低木。 由来フキの漢名「款冬」の誤用から。 山吹(やまぶき) 1
摺鉦 すりがね 祭礼などで、笛や太鼓とともに用いる金属製の打楽器。ばちでこするようにして音を出す。当たり鉦。 0
結託 ケッタク [0] ①心を合わせて助け合うこと。 ②悪事のために仲間をつくること。ぐるになること。「両者は―して襲撃を実行した」 0
掛矧ぎ・掛接ぎ かけはぎ 二枚の布の継ぎ目がわからないようにつなぎ合わせる縫い方。かけつぎ。 0
乾綱 ケンコウ ①天の法則。 ②君主の大権。参考「乾」は天・天子の意。 0
蜑 あま [1] 海などで魚介類をとって生活する人。漁民。漁師。表記「海人・海女」とも書く。 0
諦らか つまび-らか 細かく詳しいさま。はっきりと明らかなさま。 0
為る な-る [1] ①到達する。できあがる。「大人に―る」「新装―ったデパート」 ②他のものにかわる。「雨が雪に―る」 ③あるはたらきをする。「心の糧(かて)に―る」 0
沈降 チンコウ [0] ①沈み下がること。「―海岸」沈下 ②沈んで底にたまること。沈殿 0
図工 ズコウ [0] ①学科で、「図画工作」の略。 ②図をかく職人。製図工や画工。 0
練る ね-る [1] ①混ぜ合わせてこねる。「そば粉を―る」 ②よりよい状態にする。「さらに計画を―る」 ③経験や修養を積む。「人格を―る」 ④生糸や絹布を灰汁(あく)などで煮て柔らかくする。 ⑤ゆっくり進む。「祭りの山車(だし)が大通りを―る」参考①「煉る」と書けば、火にかけてこね固める意。 0
奉還 ホウカン [0] 謹んでお返し申し上げること。「大政―」 0
強腰 つよごし [0] 態度が強硬で、一歩も譲らないで事に臨むこと。強気弱腰 0
軽傷 ケイショウ [0] 軽いきず。軽いけが。かすりきず。重傷 0
三十日 みそか [0] 月の三〇番目の日。月の最後の日。つごもり。 一日・朔(ついたち) 表記「晦日」とも書く。 0
遅咲き おそざき [0] 同種の花よりも、開花の時期がおくれて咲くこと。また、そのような花。「庭の梅は―です」早咲き 0
材木 ザイモク [0] 建築・器具などの材料とするため、長さや厚さをそろえて切り整えた木。「―問屋」 木材 0
違憲 イケン [0] 憲法の規定に反すること。憲法違反。合憲 0
敗醬 おとこえし オミナエシ科の多年草。由来「敗醬」は漢名から。 男郎花(おとこえし) 1
櫛笥 くしげ [0],[2] くしなどの化粧道具を入れておく箱。 0
寵妾 チョウショウ 気に入りのめかけ。特別に愛情をかけているめかけ。愛妾 0
草分け くさわけ [0] ①草の茂った荒れ地を初めて切り開き、その土地の基礎をつくること。また、その人。 ②ある物事を最初に行って、その発展の基礎をつくること。また、その人。創始者。「日本野球界の―」 0
意気自如 イキジジョ 急な出来事にもあわてず、心が落ち着いていて平静なさま。「自如」は平気で動ずることがない意。〈『史記』〉意気自若(イキジジャク)・泰然自若 0
少額 ショウガク [0] 全体として少ない金額。「―だが寄付しよう」 低額 多額 参考「小額」と書けば、単位の小さな金額の意になる。
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・漢字の豆知識 「最小限」はあっても「最少限」はない? ~反対語とセットで考える~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
山鵲 サンジャク カラス科の鳥。中国大陸にすむ。尾羽が長い。色彩豊かで、顔から胸は黒く、翼・尾は青色、くちばしとあしは赤い。 0
窮猿投林 キュウエントウリン 困っているときは、あれこれとえり好みをしてなどいられないたとえ。林の中に追いつめられたサルは、どの木に登ろうかなどと考えている余裕がない意から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
践む ふ-む [0] ①小刻みに歩く。しっかりとふみつける。 ②決めたとおりに行う。実践する。ふまえる。 ③地位につく。「位を―む」 0
建坪 たてつぼ [2] 建築物の一階が占める土地の面積を坪数で表したもの。「―の広いゆったりした家」地坪(ジつぼ)・延べ坪 0
類い たぐい [0],[3] 同じ仲間のもの。似たもの。同じ種類。「蛇の―は大嫌い」「盗まれたのは時計や宝石の―だ」「―ない美人」参考「類(たぐい)」とも。 0
罅 ひび [2] ①陶磁器・ガラスなどの表面にできる細かい割れ目。 ②対人関係がそこなわれること。「二人の友情に―が入る」 0
総説 ソウセツ [0] 全体をまとめて説きあかすこと。また、その説。 各説 0
栞 しおり [0] ①読みかけの書物に目印としてはさむもの。「落ち葉を―にする」 ②物事についての案内書。手引き。「旅の―」由来「枝(シ)折り」の意から。 0
農業 ノウギョウ [1] 土地を利用して作物を作ったり家畜を飼ったりして、人間生活に必要な食品・嗜好(シコウ)品や工業資材を生産する産業。 0
正誤 セイゴ [1] ①正しいことと誤っていること。「―を判断する」 ②誤りを正すこと。「―表」 訂正 0
発砲 ハッポウ [0] 小銃・大砲などの弾丸・砲弾を発射すること。「―事件が発生した」 0
作物所 つくもどころ 平安時代、宮中の調度品の製造や修理を司(つかさど)った所。 1
櫨 はぜ [1] ハゼノキの別称。 黄櫨(はぜのき) 0
弑 サンシ 君主を殺害して、地位を横どりすること。 参考「サンシイ」とも読む。 0
免職 メンショク [0] 職をやめさせること。特に、公務員の身分を失わせること。「懲戒―の処分が下る」解職・罷免 0
高話 コウワ [3] 相手の話を敬っていう語。「ご―を拝聴する」高説 0
累なる かさ-なる つぎつぎにかさね加わる。物事が、つながって積みかさなる。「疲労が―なる」 0
馬克 マルク ドイツの旧通貨単位。一マルクは一〇〇ペニヒ。 1
減税 ゲンゼイ [0] 税金を軽くすること。「特別―措置」増税 0
月満つれば則(すなわ)ち虧(か)く つきみつればすなわちかく すべて物事は盛りをきわめると、必ず衰え始めるということ。栄華を誇り、おごりたかぶる者を戒める言葉。〈『史記』〉 0
減刑 ゲンケイ [0] 刑罰を軽くすること。「―を嘆願する」 0
扞格 カンカク 互いに相手をこばみ、受け入れないこと。「―を来す」表記「捍格」とも書く。参考「扞」「格」ともに、こばむ意。 0
分泌 ブンピ [0] 生物の腺(セン)や細胞が生体の維持に必要な液をつくり、血液中や体外などに出すこと。汗・消化液・ホルモンなど。「薬で胃酸の―抑制をする」参考「ブンピツ」とも読む。 0
絨毯・絨緞 ジュウタン 毛織物の一種で、床に敷く物。カーペット。 冬 0
鋒 ほこ [0],[4] 金属製で先がとがり、長い柄のついた武器。転じて、武器。「―を収める(攻撃を中止する)」表記「矛・鉾」とも書く。 0
奠茶 テンチャ 仏前や霊前に茶を供えること。また、その茶。奠湯 0
逗まる とど-まる 同じ場所から動かない。しばらく立ちどまる。滞在する。 0
速成 ソクセイ [0] 短期間に仕上がること。急いで仕上げること。「―チームで優勝した」 0
失望落胆 シツボウラクタン 希望を失い、非常にがっかりすること。 0
教頭 キョウトウ [0] 小・中・高等学校で、校長を補佐する首席教員。また、その管理職名。 0
農本主義 ノウホンシュギ [5] 農業を重んじ、農業を、国を建設していくうえでの産業の基本とする考え方。 0
魘される うな-される [0] 恐ろしい夢におびえて、眠ったまま苦しそうにうなる。「悪夢に―れる」 0
蓋 かさ [0] 上からかぶせるおおい。ふた。また、体や屋根などにかぶせる、草で編んだおおい。とま。 0
塊茎 カイケイ [0] 地下茎が養分をたくわえてかたまり状になったもの。ジャガイモ・サトイモなど。 0
教外別伝 キョウゲベツデン [1] 悟りは言葉や経典で伝えられるものではなく、心から心へと伝えるものだということ。禅宗の語。以心伝心・拈華微笑(ネンゲミショウ)・不立文字(フリュウモンジ) 0
霓裳 ゲイショウ にじのように美しいもすそ。「裳」は腰から下にまとう衣服。天人の衣。 0
嚆矢 コウシ [1] ①かぶら矢。鳴りひびく矢。 ②物事の最初。起源。おこり。「その学説の提唱は博士をもって―とする」由来②昔、中国で戦いの開始のしるしとして、かぶら矢を敵陣に射たことから。 0
霧 きり [0] ①水蒸気が、地表近くで細かい水滴となり煙のように浮かんだもの。「―が深い」 ②水や液体を細かくして空中に吹き飛ばしたもの。「―吹き」 0
語 ことば [1] はなし。ことわざ。たとえ。いいつたえ。かたられたことば。 0
黙する モク-する [3] 黙っている。何も話さない。沈黙する。「―して語らず」 0
甲虫 コウチュウ [0] 体がよろいのようなかたいものでおおわれた昆虫の総称。カブトムシやテントウムシなど。 0
芝生 しばふ [0] シバを一面に植えこんだ所。「―の手入れをする」 1
明解 メイカイ [0] はっきりとわかりやすく解釈すること。また、その解釈。「―に答弁する」 0
浮名 うきな [0],[1] ①男女の情事のうわさ。「―を流す」 ②よくない評判。ありもしない陰口。表記②「憂き名」とも書く。 0
霜降り しもふり [0] ①霜がおりること。 ②牛肉で、脂肪が白い斑点(ハンテン)状に細かく入りまじった上等の部分。 ③織物で、黒ずんだ布地に霜がおりたように白い斑点の見られるもの。 ④魚肉や鶏肉などを熱湯をくぐらせて白くし、醬油(ショウユ)をかけて食べるもの。 0
春分 シュンブン [0] 二十四節気の一つ。太陽が春分点を通過する時刻。陽暦三月二一日ころ。昼と夜の長さがほぼ等しくなる。 秋分 春 0
語り部 かたりべ [0] ①古代の口頭伝承にたずさわった集団。朝廷と諸国にいて、神話や伝説などを語り伝えることを職務とした。 ②自らの伝聞や体験を後世に語り伝える人。 0
礬水 どうさ [0],[1] 膠(にかわ)と明礬(ミョウバン)を水に溶かした液体。和紙や絹地の表面にひいて、墨や絵の具などがにじむのを防ぐ。表記「陶砂」とも書く。 1
美質 ビシツ [0] よい性質。すぐれた性質。「天性の―の持ち主」 0
着陸 チャクリク [0] 飛行機などが空から地上に降り着くこと。「無事に―する」着地離陸 0
文身 ブンシン [0] 「文身(いれずみ)」に同じ。 0
直進 チョクシン [0] まっすぐためらわずに進むこと。「目標に向かって―する」蛇行 0
蓄縮 きっしく ①物惜しみするさま。けちなさま。 ②堅苦しくて融通がきかないさま。律義なさま。 1
平等 ビョウドウ [0] すべてわけへだてがなく、等しいこと。「不―」「学生を―に扱う」 0
一文吝(おし)みの百知らず イチモンおしみのヒャクしらず 目先のわずかな損得にこだわり、あとで大損をする愚に気づかないたとえ。たった一文の銭を惜しんだために、あとで百文の損失を招くという意から。一文儲(もう)けの百失い・一文吝みの百損・安物買いの銭失い 0
兵燹 ヘイセン [0] 戦争により起こる火災。兵火・戦火参考「燹」は野火(のび)の意。 0
威霊仙 くがいそう ゴマノハグサ科の多年草。 由来「威霊仙」は漢名からの誤用。 九蓋草(クガイソウ) 1
千千 ちぢ [1] 数が非常に多いこと。さまざま。「心が―に乱れる」 0
威圧 イアツ [0] 強い力や権力によっておさえつけること。「軍事力で―する」 0
城邑 ジョウユウ 城壁で囲まれた町。都市。 参考「邑」はむら・都の意。 0
御仕置き おシおき [0],[2] ①悪いことをした子どもに罰を加えてこらしめること。 ②江戸時代、罪人を罰すること。刑罰。しおき。 0
緩やか ゆる-やか [2] ①しまっていないさま。 ②なだらかなさま。「―なカーブ」 ③ゆったりとしているさま。「落葉が川を―に流れていく」 ④くつろいださま。 0
梟雄 キョウユウ [0] 勇ましく強いが、残忍な人物。「乱世の―と称せられた」 0
望潮 しおまねき [3] スナガニ科のカニ。有明海に多くすむ。雄のはさみは片方がきわめて大きい。砕いて塩辛にする。春由来干潮時に大きなはさみを上下に動かすさまが、潮を招くように見えることから。表記「潮招き」とも書く。 1
粘膜 ネンマク [1] 消化管や口・鼻などの内面をおおうやわらかい膜。粘液を分泌する。 0
巻紙 まきがみ [0] ①半切(ハンセツ)紙を横長につなぎ合わせて巻いたもの。毛筆で手紙を書くときに使う。「―にしたためた書状」 ②物を巻き包む紙。「紙煙草(かみタバコ)の―」 0
遜位 ソンイ 天皇・天子が位をゆずり、しりぞくこと。 譲位 0
往年 オウネン [0] 過ぎ去った昔。一時代前。「―の名女優」「―の活躍」往歳・往時 0
蒟醬塗 キンマぬり タイ・ミャンマー産の漆器。タケで編んだ素地に数回漆を塗り、その上に模様を彫り、色漆を塗りこんで研ぎ出したもの。 1
和鳴 ワメイ 声を合わせて鳥が鳴くこと。鳥が鳴き交わす声。 0
端正 タンセイ [1] 動作や態度に乱れがなく、きちんとしているさま。「―な服装」「―な顔だちの武者人形」 0
起居 キキョ [2],[1] ①立つことと座ること。立居振る舞い。挙止・挙措 ②日々の生活。「―注(中国で、皇帝の起居や言行を記録した文書)」起臥(キガ)参考「たちい」とも読む。 0
直音 チョクオン [2] 日本語の一音節を仮名一字で書き表す音。拗音(ヨウオン)の「ゃ・ゅ・ょ」、促音の「っ」、撥音(ハツオン)の「ん」を除く音。 0
鄭声 テイセイ [0] 野卑でみだらな音楽。「声」は音楽の意。由来中国、春秋時代、鄭の国の音楽がみだらであったと伝えられることから。 0
寒稽古 カンゲイコ [3] 一年で最もさむい寒(カン)の時期に行う武道・芸事などの練習。冬 0
薺 なずな [0] アブラナ科の二年草。道端に自生。春、白い小さな四弁花をつけ、三味線のばちのような形の実を結ぶ。春の七草の一つ。ペンペングサ。 新年 0
豈弟 ガイテイ 楽しみやわらぐこと。参考「弟」はおだやかなさまの意。 0
魑・魑魅 すだま 山林や木石などの生気から生じるとされる精霊。また、怪物。表記「魅」とも書く。参考「魑魅」は「チミ」とも読む。 1
錯角 サッカク [0] 数学で、一つの直線が別の二つの直線と交わるとき、二直線の内側にできる四つの角のうち、斜めに向かい合う角。 0
板子一枚下は地獄 いたごイチマイしたはジゴク 船乗りの仕事は危険がつきものであることのたとえ。また、危険な仕事に従事するたとえ。和船の船底に敷く板の下は海で、いつ破れて沈むともかぎらない意から。一寸下は地獄 0
壟 うね 作物の植えつけのために、土を盛り上げた所。 0
紫衣 シイ 位の高い僧が着るむらさき色の衣服。昔は天皇の許しを得て着用した。 参考「シエ」とも読む。 0
黄門 コウモン ①中納言の唐名。 ②中納言であった徳川光圀(とくがわみつくに)の通称。「水戸―」 ③中国の宮中の門。黄色に塗られていたことから。また、その門をつかさどった官職名「黄門侍郎」の略。 0
鯏 あさり [0] マルスダレガイ科の二枚貝。 浅蜊(あさリ) 0
毬栗も内から割れる いがぐりもうちからわれる だれでも年ごろになれば、自然と色気づくことのたとえ。特に女性についていう。毬栗も時期がくれば自然と内側からはじけ割れる意から。 0
在留 ザイリュウ [0] ある場所に一時滞在すること。特に、外国にとどまって住むこと。「―邦人の安全を確保する」 0
読む よ-む [1] ①文字や文章を目で見て声に出す。「大きな声で教科書を―む」 ②文字や文章を見て意味を理解する。「説明書を―む」 ③察する。「彼の心を―む」 ④数える。「票を―む」 ⑤囲碁・将棋などで先の手を考える。「次の相手の手を―む」 0
辛気臭い シンキくさ-い [5] じれったくいらだたしいさま。また、思うにまかせず、心がくさくさすること。 参考「辛気」は心がはれないこと。 0
定見 テイケン [0] 一定の見識。しっかりした自分なりの考え。「無―」「―をもつ」 0
名流 メイリュウ [0] 名高い人々。特に、上流階級や伝統ある流派に属する人々。「東西―舞踊会」名士 0
寒参り・寒詣り カンまいり 寒中の三〇日間、神社や寺に毎夜参詣(サンケイ)すること。また、その人。かんもうで。冬 0
味噌 ミソ [1] ①大豆・麦などを蒸し、こうじと塩を混ぜて発酵させた調味料。 ②①に似たもの。「カニの―」 ③特に工夫をこらしたところ。重要な点。また、自慢な点。「この料理は弱火で煮るのが―だ」「手前―」 0
慓悍 ヒョウカン 動作がすばやく、気性がきつくて強いこと。「―な騎馬部隊」表記「剽悍」とも書く。 0
酷い むご-い [2] 情け容赦せず、ひどい。残虐であるさま。「―い仕打ち」 0
園 その [1] ①草花・野菜・果樹などを植えるひと囲いの土地。 ②ある限られた場所・世界。「学びの―」表記「苑」とも書く。 0
桑弧蓬矢 ソウコホウシ 男子が志を立てること。 由来「桑弧」はクワの木でつくった弓、「蓬矢」はヨモギの矢の意で、昔、中国で男の子が生まれたとき、この弓と矢で四方を射て、将来の活躍を祈願したことから。〈『礼記(ライキ)』〉 0
前で追従する者は陰で謗る まえでツイショウするものはかげでそしる 人の面前でこびへつらう者は、陰にまわると平気で悪口を言うものである。 0
外装 ガイソウ [0] ①品物の外側の包装。 ②建造物などの外側の設備・装飾。「レストランの―工事」内装 0
貰う もら-う [0] ①人から物品や恩恵を受け取る。また、人に頼むか許可を得て自分のものにする。「親に小遣いを―う」「会社に休みを―う」 ②嫁・婿・養子などを家に迎え入れる。 ③よくないものを自分の身に受ける。うつされる。「子どもがはしかを―った」 ④勝負事で勝利を得る。また、もめごとなどで間に入って引き受ける。「今度の試合はうちが―う」 0
震動 シンドウ [0] ふるえ動くこと。「大地が―する」 参考主として地震や火山活動について用いる。 0
土芋 ほど マメ科のつる性多年草。 塊芋(ほど) 1
弱冠 ジャッカン [0] 男子の数え年二〇歳。転じて、二〇歳前後の年齢。また、年が若いこと。「―一五歳のメダリスト」 由来古代中国で、男子が二〇歳になると、元服して冠をつける儀式を行ったことから。〈『礼記(ライキ)』〉
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新聞漢字あれこれ57 「弱冠」は何歳までを言うのか
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
拘束 コウソク [0] ①身柄をおさえ、束縛すること。 ②行動の自由を制限すること。「時間に―されるのはいやだ」 0
鶲 ひたき [0] ヒタキ科の小鳥の総称。キビタキ・オオルリ・ジョウビタキ・ルリビタキなど。飛びながら空中の昆虫を捕食する。秋表記「火焼」とも書く。 0
微温湯 ぬるまゆ [0] ①低い温度の湯。 ②刺激や緊張のない状態のたとえ。「―につかる」参考①「ビオントウ」とも読む。 1
正す ただ-す [2] 曲がっているものをまっすぐにする。まちがい・ゆがみ・乱れなどを直す。「姿勢を―す」「襟を―す」 0
喧然 ケンゼン [0] やかましく騒ぐさま。また、うるさくののしり合うさま。喧騒 0
窮迫 キュウハク [0] 追いつめられて、どうにもならないこと。困り果てること。特に、経済的なことをいう。困窮・窮困・窮乏 0
強諫 キョウカン 強くいさめること。「人道にもとる所行として殿を―した」 0
刳る く-る [0] 刃物などで穴をあける。また、丸くえぐる。「えりを大きく―った服」 0
鶴立企佇 カクリツキチョ 心から待ち望むこと。「企」はつまさき立つ、「佇」は待ち望む意。ツルの立ち姿のように、つまさき立って待ち望む意から。〈『三国志』〉参考「鶴企(カクキ)」ともいう。 0
高名 コウメイ [0] ①評判や名声の高いこと。「―な落語家」有名・著名 ②相手の名前を敬っていう語。参考①「コウミョウ」とも読む。 0
棹歌 トウカ 船頭が舟をこぐときにうたう歌。ふなうた。表記「櫂歌」とも書く。 0
秘奥 ヒオウ [0] 容易に知ることができない物事の奥底。特に、学問や技芸などの奥深い道理。「芸道の―を究める」 0
笊碁 ざるゴ 打ち方のへたな碁。へぼ碁。ざる。「いつまでも―で上達しない」 由来ざるの目のように打ち方が粗いことから。 0
生まれながらの長老なし うまれながらのチョウロウなし 生まれたときから人に尊敬される経験や学識をもっているものはいない。そうなるには長年にわたって修業を積み重ねることが必要だということ。 0
豪儀・豪気 ゴウギ ①強情で人に屈しないさま。 ②勢いが激しいこと。威勢のよいさま。 ③大胆で規模が大きいこと。表記「強気」とも書く。参考①「豪気」は「ゴウキ」とも読み、その場合「剛気」とも書く。 0
闇い くら-い ①光が少なくて物が見えにくい。 ②知識や知恵が乏しい。表記「暗い」とも書く。 0
蔽い おおい [0],[3] 物をさえぎって、人目・風雨・ほこりなどを避けるもの。カバー。「日除けの―」「幕を張って―にする」「積み荷にビニールの―をかける」 0
青山 セイザン [1] ①樹木が青々と茂っている山。 ②人が死んで骨を埋める場所。墓場。 0
鼎の沸くが如(ごと)し かなえのわくがごとし かなえの中で湯が沸き立つように、群衆が騒ぎ立てておさまりがつかなくなるたとえ。鼎沸(テイフツ)。 0
琉璃 ルリ [1] ①梵語(ボンゴ)の音訳の略で、美しい青色の宝石。七宝の一つ。 ②ガラスの古称。表記「瑠璃」とも書く。 0
用ある時の地蔵顔、用なき時の閻魔顔 ヨウあるときのジゾウがおヨウなきときのエンマがお 人に物事を頼むときは笑顔をつくり、用事がないときは不愛想な顔でいること。人間の勝手なことをいう。 0
縹緻 きりょう [1] 顔だち。みめ。容姿。「―がよい」表記「器量」とも書く。 1
密告 ミッコク [0] 本人に知られないように、関係者にこっそりと知らせること。内密の報告。「内部に―者がいる」 0
七五調 シチゴチョウ [0] 日本の詩歌や韻文などの音数律の一つ。七音節の句に五音節の句が続くものを一単位として、これを反復するもの。 五七調 0
臼歯 キュウシ [1] 哺乳(ホニュウ)動物の口の奥の上下にあり、臼(うす)のような形の平らな歯。奥歯。参考「うすば」とも読む。 0
席暖まるに暇(いとま)あらず せきあたたまるにいとまあらず 非常に忙しいことのたとえ。自分の席が暖まる間もないほど動き回っている意から。〈韓愈(カンユ)の文〉 0
最高潮 サイコウチョウ [3] 物事・雰囲気・感情などが、最も高まること。また、その状態や場面。クライマックス。「緊張が―に達する」 0
砂礫 サレキ [0] 砂と小石。 砂石 表記「沙礫」とも書く。 参考「シャレキ」とも読む。 0
能書筆を択ばず ノウショふでをえらばず 名人は道具を選ばない、道具のせいにしないことのたとえ。書の名人はどのような筆でもうまく書く意から。参考「弘法(こうぼう)筆を択ばず」ともいう。 0
字 あざな [1] ①本名のほかの名前。 ②あだな。 ③「字(あざ)」に同じ。 参考①もと中国で、元服の男子につけた実名のほかの名。一般の人は字で呼ぶのが礼儀。日本では学者・文人などがまねてつけた。 0
酒盞 シュサン さかずき。酒杯。「―を把(と)り一気に飲み干す」 0
人品 ジンピン [0],[1] その人の気品、品格。ひとがら。また、ふうさいや物腰。「―骨柄(コツがら)」 0
拐す かどわか-す 女性・子どもなどをだまして連れ去る。むりやり連れて行く。誘拐する。「幼児を―す」表記「勾引かす」とも書く。 0
空文 クウブン [0] 役に立たない文章。特に、現実に効力のない法律や規則などの条文。死文。「―化した条文」 0
吞舟の魚も水を失えば則ち螻蟻に制せらる ドンシュウのうおもみずをうしなえばすなわちロウギにセイせらる 大人物も、才能にふさわしい地位や役職を与えられなければ、その能力を存分に発揮できず、つまらぬ者に苦しめられることになるというたとえ。舟をのみこむほどの大魚でも、水から離れると、虫けらにもかなわないという意から。「螻蟻」はケラとアリのことで、小人物のたとえ。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「吞舟の魚も陸処(リクショ)すれば則ち螻蟻に制せらる」ともいう。 0
向拝 ゴハイ [0] 社殿のひさしの部分で、参詣(サンケイ)者が礼拝するところ。表記「御拝」とも書く。参考「コウハイ」とも読む。 0
想起 ソウキ [1] 以前にあったことを思い起こすこと。「当時を―させる古い写真だ」 0
椎間板 ツイカンバン [0],[3] 背骨を形づくる椎骨と椎骨とをつなぐ円板状の軟骨組織。クッションの働きをする。「―ヘルニア」 0
停車 テイシャ [0] 列車や車など車両がとまること。また、車両をとめること。「列車は事故のため―している」発車 0
拘留 コウリュウ [0] 刑罰の一つ。一日以上三〇日未満、拘留場に拘置すること。参考「勾留」と書けば、刑事被告人・被疑者を逃亡や証拠隠滅を防ぐために、一定の所にとどめておく強制処分の意になる。 0
祈る いの-る [2] ①神仏に願う。「母校の優勝を―る毎日」 ②心から望む。「ご健勝を―る」 0
天佑神助 テンユウシンジョ [5] 天のたすけと神の助け。また、偶然に恵まれて助かること。 0
探鉱 タンコウ [0] 鉱床・石炭層・石油層などを、さまざまな方法でさがし求めること。 0
即成 ソクセイ その場ですぐにでき上がること。「制服を着せれば、―ガードマン」 0
閑話 カンワ [0],[1] ①静かに語らうこと。また、その話。 ②無駄話。「―休題」 ①②閑談表記「間話」とも書く。 0
劇評 ゲキヒョウ [0] 上演された演劇に対する批評。「昨日の公演の―が新聞に載る」 0
停学 テイガク [0] 学校が、校規に違反した学生や生徒に対し、罰として一定期間登校を停止すること。「―を命じる」 0
早緑月 さみどりづき 陰暦一月の異名。 由来このころからしだいに、木や草の緑が増えてくることから。 0
打打 チョウチョウ 物を続けて打ちたたく音。表記「丁丁」とも書く。 0
格調 カクチョウ [0] 芸術作品などがもっている風格や調子。「―高い文章」 0
私用 シヨウ [0] ①個人的な用事。「―電話」 公用 ②公の物を個人のために使うこと。 0
皎月 コウゲツ 白く澄みきって輝く月。明るい月。参考「キョウゲツ」とも読む。 0
天知る地知る我知る子知る テンしるチしるわれしるシしる だれにも知られないと思っても、天も地も私(わたし)も君も知っているのだから、不正や悪事は必ず露見するものだということ。故事 中国、後漢の役人、楊震(ヨウシン)が太守(タイシュ)に赴任する途中、地方の役人王密(オウミツ)が賄賂(ワイロ)を差し出した。そのときに楊震がこの言葉を述べて断った故事から。〈『資治通鑑(シジツガン)』〉 0
若し ごと-し [1] …のようだ。…に似ている。 0
膿胸 ノウキョウ [0] 肺と胸膜との間の、胸膜腔(キョウマクコウ)にうみがたまる病気。多く、高熱・胸痛を起こす。化膿(カノウ)性胸膜炎。 0
仁慈 ジンジ [1] いつくしみめぐむこと。思いやり。 慈愛・仁愛・仁恵 0
妄評多罪 モウヒョウタザイ 見当はずれで無礼な批評を深くわびる意。他人の文章への批評の後に添える謙譲の語。「多罪」は無礼をわびる言葉。暴言多罪 0
保安 ホアン [0] 安全を保つこと。国や社会の秩序を保つこと。「―態勢をとる」「―林」 0
山胡椒・山香 やまこうばし クスノキ科の落葉低木。山地に自生。春、黄緑色の小花を密生し、球形で黒色の実を結ぶ。枝を折ると芳香がある。 由来「山胡椒」は漢名からの誤用。 1
合算 ガッサン [0] いくつかの数量を合わせて計算すること。加算・合計 0
不可侵条約 フカシンジョウヤク [5] 国と国が互いに侵略しないことを約束した条約。不侵略条約。 0
凡て すべ-て [1] ことごとく。おしなべて。全部。「―終わった」 0
人学ばざれば道を知らず ひとまなばざればみちをしらず 学問をしなければ、人間としての正しい生き方は分からないということ。〈『礼記(ライキ)』〉 0
造園 ゾウエン [0] 石や樹木などをうまく配置して、庭園や公園などをつくること。 0
迫る せま-る [1] ①間隔が狭くなる。せばまる。「川幅が―る」 ②近づく。差し迫る。「展覧会の期日が―る」「危機が刻々と―ってくる」「真に―った演技」 ③胸が苦しくなる。感情がこみあげる。「強く心に―るものがある」「息が―る」 ④せきたてる。強いる。「必要に―られてしたことです」「返答を強く―る」「交際を―る」 ⑤追いつめる。苦しめる。「暴力で―る」 0
摸擬 モギ [1] 他のものをかたどりまねる。本物に似せて作ったり、行ったりすること。表記「模擬」とも書く。 0
水害 スイガイ [0] 洪水や高潮などの出水による被害。 夏 水禍・水難 0
雛孫 スウソン 幼い孫。 0
富贍 フセン 財力や知識が富んで豊かなこと。参考「贍」は足りる意。 0
消化 ショウカ [0] ①体内に取り入れた食物を分解し、吸収しやすい状態に変えるはたらき。 ②読んだり聞いたりしたものを理解して、自分のものとすること。「講演の内容を―する」 ③物事を残さず処理すること。「今月のノルマは―した」 0
字引 ジびき [3] ①漢字を集め、分類・配列して、意味や音訓などを説明した書物。 字書・字典 ②言葉を集めて一定の順序に配列し、語釈や用法などを説明した書物。辞書。辞典。 0
風洞 フウドウ [0] 人工的に高速の気流を生じさせるトンネル型の装置。流体力学の実験や飛行機の設計などに使う。 0
介在 カイザイ [0] 両者の間に存在していること。「両者に―する壁を取り除く」 0
果物・果 くだもの 木や草にできる果実で食用となるもの。水菓子。「新鮮な―」表記「菓」とも書く。参考「木の(だ)物」の意。 1
匕首に鍔(つば) あいくちにつば 釣り合わないことや不調和なことのたとえ。匕首は本来鍔のない短刀なので、鍔をつけると似つかわしくないことから。小刀に鍔 1
紫斑 シハン [0] 内出血によって皮膚に現れるむらさき色の斑点。 0
苦る にが-る 不愉快な顔をする。にがにがしいようすになる。「エラー続出に―る監督」 0
上巳 ジョウシ [1] 五節句の一つで、桃の節句。陰暦三月の初めの巳(み)の日、のちに三月三日。ひな祭り。「宮中では―に曲水の宴を張った」 春 参考「ジョウみ」とも読む。 0
利かん気 きかんキ [0] 気が強く、人に負けたり人の言うなりになったりするのを嫌う性格。勝ち気。負けずぎらい。「―の坊や」 0
賞罰 ショウバツ [1] ほめることと罰すること。ほめられることと罰せられること。「過去に―なし」 0
大太鼓 ダダイコ [3] 舞楽に用いる大形の太鼓。面の直径は約二(メートル)。上部に火焔(カエン)の彫刻があり、左方に置かれるものは日輪、右方に置かれるものは月輪の模様をつける。左右で色彩も異なる。火焔太鼓。参考「おおダイコ」と読めば、大形の和太鼓や洋楽の大形ドラムの総称。 0
作風 サクフウ [0] 芸術・文芸作品に表れた、その時代や作者などの特徴的な傾向。 0
八卦 ハッケ [0] ①易で、陰と陽とを示す算木を組み合わせてできる八種類の形。 ②占い。易。「当たるも―、当たらぬも―」 0
堅牢 ケンロウ [0] かたくて頑丈なこと。「―な仕上げの家具」堅固参考「堅」「牢」ともにかたい意。 0
鈍鈍 のろのろ 動きがおそいさま。のろくさ。「―と前へ進む」「―運転をする電車」 0
石を抱(いだ)きて淵(ふち)に入(い)る いしをいだきてふちにいる 危険が大きいことのたとえ。また、あえて意味もない危険をおかすたとえ。石をかかえて水の深みに入る意から。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉 0
大吉は凶(キョウ)に還(かえ)る ダイキチはキョウにかえる 吉は幸運だが、大吉になるとかえって凶に近くなる。幸運もほどほどがよいということ。参考易から出た言葉で、陽の卦(ケ)が最上になると陰の卦になるとされている。 0
個所 カショ [1] そのものの、ある限られた場所。「治療―」表記「箇所」とも書く。 0
綾子 リンズ [0],[1] 生糸(きいと)で地紋を織り出した絹織物。厚く光沢があり、着物や帯などに使う。表記「綸子」とも書く。参考「リン」「ズ」はともに唐音。 0
修羅 シュラ [1] ① 「阿修羅(アシュラ)」の略。常に闘争を好んだインドの鬼神。 ②激しい争い。「―の巷(ちまた)(はげしい戦争や闘争の場所)」 ③「修羅車(ぐるま)」の略。大木や大石を運ぶ車。 0
変梃 ヘンてこ [0] 変なさま。奇妙なさま。へんてこりん。「―な形の帽子」「まったく―な話だ」参考「変梃」は当て字。 0
好事魔多し コウジマおおし よいことやめでたいことには、とかく邪魔が入りやすいたとえ。恋愛などには、とかく波乱や邪魔がつきものであることにも用いる。「魔」は邪魔・災難の意。〈『琵琶記(ビワキ)』〉寸善尺魔(スンゼンシャクマ) 0
隠棲・隠栖 インセイ 俗世間から離れて静かに生活すること。隠遁(イントン)・隠居 0
苗字 ミョウジ [1] 代々つながる血筋の名。姓。表記「名字」とも書く。 0
洒落 しゃれ [0] ①掛詞(かけことば)や機知に富んだこっけいな文句。「下手な―」 地口(ジぐち) ②美しい装いや、気の利(き)いた身なりをすること。「お―な娘」 参考「シャラク」と読めば別の意。 1
衣更着 きさらぎ [0] 陰暦二月の異名。春由来寒さのために衣を更に(重ねて)着ることから。表記「如月・更衣」とも書く。 0
背後 ハイゴ [1] ①後ろのほう。 ②物事の表面に出ない陰の部分。裏面。「事件の―関係を暴く」 0
特訓 トックン [0] 「特別訓練」の略。能力や技能の向上のために短時間に集中して行われる訓練。「水泳の―で泳げるようになった」 0
英断 エイダン [0] すぐれた決断。思い切りよく判断して物事を決めること。「両首脳の―によって和平が成立した」 0
光景 コウケイ [0],[1] 目に見えるありさま。景色。「見慣れた―である」 0
悪霊 アクリョウ [0] 人間にたたる霊魂。もののけ。「―にとりつかれる」怨霊(オンリョウ) 0
倅 せがれ [0] ①自分の息子を謙遜(ケンソン)していうときに用いる語。「家業を―に譲る」 ②他人の息子を乱暴に、また卑しめていう語。「小―が生意気な口をきくな」 0
帚木 ほうきぎ アカザ科の一年草。 箒木(ほうきぎ) 0
書帙 ショチツ ①和本を入れる布製の覆い。「冊子を―に収める」 書套(ショトウ) ②書物。 0
恩典 オンテン [0] 情けある処置・はからい。「―に浴する」由来「恩を施す式典」の意から。 0
健し たけ-し のびのびと元気で力強い。おおしくしっかりしているさま。 0
起こる お-こる [2] はじまる。発する。生じる。「電気が―る」「やる気が―る」 0
縡 こと ①布を織ったり縫ったりする女性の仕事。 ②息。生命。「―切れる(死ぬ)」 0
屁 へ [1] ①腸にたまった臭いガスが、肛門(コウモン)から出たもの。おなら。 ②取るに足りないもののたとえ。「―とも思わぬ」「―のカッパ」 0
蠡 ひさご ヒョウタンの果実の内部を取り去り、乾燥させて作った容器。表記「・瓢・匏」とも書く。参考「にな」と読めば別の意になる。 0
庭常 にわとこ [0] スイカズラ科の落葉低木。 接骨木(にわとこ) 0
羸弱 ルイジャク [0] 体が弱いこと。また、疲労で衰弱すること。 0
肄う なら-う 学ぶ。何度もくり返し練習する。 0
手水 ちょうず [1] ①顔や手を洗い清めること。また、その水。 ②便所。また、便所に行くこと。 参考「てみず」の転。 1
弔電 チョウデン [0] くやみのために打つ電信・電報。祝電 0
美麗 ビレイ [0] 美しくうるわしいこと。「きわめて―な表紙の本である」醜悪 0
陰惨 インサン [0] 陰気でむごたらしいこと。「今考えても―な事件だった」 0
連綿 レンメン [0] 長く続いていて絶えないさま。「―と続く伝統行事」「―体(草書や仮名の筆画を続けて書く書体)」 0
銀兎 ギント 月の異称。月にウサギがすむという中国の伝説から。 0
錦帯花 はこねうつぎ スイカズラ科の落葉低木。海岸近くに自生。葉は広い楕円(ダエン)形。初夏、ラッパ形の花をつける。色は初め白く、のちに紅色に変わる。夏由来「錦帯花」は漢名から。表記「箱根空木」とも書く。 1
至福 シフク [0] このうえもないしあわせ。きわめて幸福なこと。「至幸―」 0
苑地 エンチ [0],[1] 園地 0
残酷 ザンコク [0] 生き物を殺傷するなどのむごたらしいこと。「―な仕打ち」 残忍・残虐 表記「惨酷」とも書く。 0
正調 セイチョウ [0] 本来の正しい調子。特に、民謡で正統なうたい方をいう。「―黒田節」 0
間断 カンダン [0] 絶え間。切れ目。「―なく車の流れが続く」 0
登竜門 トウリュウモン [3] 立身出世への難しい関門のたとえ。中国の黄河上流にある竜門は、激しい急流で、ここを登りきった鯉(こい)は竜になるという伝説から生まれた言葉。故事 後漢の末期、乱れた政治を刷新した李膺(リヨウ)は人望がきわめて厚く、若手官僚の中で李膺に認められた者は、その将来が約束されたようなもので、人々から「竜門に登った」と言われた故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
立版古 たてバンコ [3] 厚紙を切り抜いて風景や芝居の一場面などを描き、立体的に組み立てた起こし絵。子どもの玩具(ガング)として用いられた。夏 0
羨む うらや-む [3] 他のすぐれたものを見て、自分もそうありたいと願う。「人も―む仲」 0
下手の横好き へたのよこずき 下手だがそのことをするのが好きで熱心なこと。おもに自分の趣味などを謙遜(ケンソン)していう語。 1
過少 カショウ [0] 少なすぎること。また、そのようす。過多 0
端 キンタン [1] 争いの糸口。不和のもと。仲たがいのはじまり。「―を啓(ひら)く」 0
詭謀 キボウ [0] 「詭計」に同じ。 0
黄枯茶・黄唐茶 きがらチャ 染色の名称で、薄い藍(あい)色がかった黄褐色。朽葉色(くちばいろ)。 0
旌旗 セイキ 色あざやかな鳥の羽をつけたはた。また、旗やのぼりの総称。 0
繧繝 ウンゲン [0] 同系統の色を濃いものからしだいに淡いものへ並べていく彩色法。また、そのような紋様の織物。 0
第一印象 ダイイチインショウ [5] 人や物事に接して、最初に受けた感じ。「お見合いは―が大切だ」 0
朔風 サクフウ [0] 北のほうから吹く風。北風。 冬 0
微小 ビショウ [0] 形などがきわめて小さいようす。「―な動物」微細巨大 0
抵触 テイショク [0] ①さしさわること。法律などにふれること。「規約に―する」「校則に―する行為」 ②ふれたりぶつかったりすること。 ③くいちがうこと。矛盾すること。 「牴触・觝触」の書きかえ字。 0
皓然 コウゼン [0] 明るく輝くさま。しろく光るさま。「秋月が―として浮かび出る」 0
学兄 ガッケイ [0] 学問上の友人を敬っていう語。参考手紙などで男性同士で使う。 0
燻蒸 クンジョウ [0] ①いぶし、蒸すこと。 ②害虫などを殺すため、薬剤などでいぶすこと。「―剤を用いて殺虫する」 0
良港 リョウコウ [0] 船の出入りや停泊などによい港。「天然の―」 0
土塀 ドベイ [0] 土を練り固めた塀。「城下町のおもかげが残る―が続く」築地(ついジ) 0
醬 ひしお 大豆と小麦でつくる麴(こうじ)に食塩水を加えた、なめみその一種。調味料として用いたり、漬物をつけたりする。 0
刳る えぐ-る [0] ①刃物などを差しこみ、半円形にまわしてくりぬく。えぐりとる。 ②大事な点などを鋭く指摘する。「核心を―る発言」表記「抉る」とも書く。 0
速写 ソクシャ [0] 写真などを、すばやく写すこと。「ポーズをとるモデルを―する」 0
絶縁 ゼツエン [0] ①縁を断ち切ること。「知人ヘ―状を送る」 ②電流・熱を伝えにくい物質を用い、その流れを断つこと。「ガラスやゴムなどの―体」 0
平価 ヘイカ [1] ①二国間の貨幣の交換比率。金・ドルなどとの比率で示される。「―切下げ」 ②有価証券の相場価格が、その証券の額面金額と同じであること。参考①一九七三(昭和四八)年、変動為替相場制に移行後は廃止状態にある。 0
左見右見 とみこうみ あっちを見たり、こっちを見たりすること。また、至る所に気を配ること。「いぶかしげに―する」 参考「と」「こう(「かく」の転)」はともに副詞で、そのように・このようにの意。 1
斐 あや あやのあるさま。縦糸と横糸で織り出した、美しい模様。 0
洞 うろ [2],[1] 「洞(ほら)」に同じ。 0
轟音 ゴウオン [0] 鳴り響きわたる大きな音。「―とともに落盤が起きた」 0
上京 ジョウキョウ [0] 地方から都へ出ること。地方から東京へ行くこと。「新幹線で―する」「―して五年になる」 参考江戸時代以前は、京都へ出ることをいった。 0
金鈴 キンレイ 金のすず。金色、または金属製のすず。 0
繧繝錦 ウンゲンにしき 繧繝彩色により、赤・黄・緑・紫などの色糸を用い、花菱(はなびし)形や菱形模様を縦位置、等間隔に織り出した錦。表記「暈繝錦」とも書く。 0
油粕・油糟 あぶらかす 大豆や菜種などから油をしぼったあとに残るかす。窒素(チッソ)を含み、肥料となる。「―や鶏糞(ケイフン)を元肥とする」 0
十八般 ジュウハッパン 昔の中国で、一八種の武芸。転じて、あらゆる武芸。 0
光陰に関守なし コウインにせきもりなし 月日に関守なし 0
垂領・垂頸 たりくび 和服の襟を肩から左右に垂れ下げ、引き合わせに着用すること。また、そのように作られた襟。 盤領(あげくび) 1
小半 こなから ①半分の半分。四分の一。おもに酒や米に用いて、一升の四分の一で二合五勺。 ②少量。「―の酒で食事を楽しむ」 表記「二合半」とも書く。 0
体験 タイケン [0] 自分が身をもって経験すること。「二度と味わえない―」 0
諱 いみな [0],[2] ①亡くなった人の生前の名。 ②死者を尊んでおくる名。諡(おくりな) ③身分の高い人の実名。 由来「忌み名」の意から。 0
五倍子 ふし [2] ヌルデの若芽などに寄生虫がついてできるこぶ状のもの。タンニンを多く含み、染料・インクなどに用いられる。昔は女性のお歯黒に用いた。秋表記「付子・附子」とも書く。参考「ゴバイシ」とも読む。 1
巌 いわお [0] 大きな岩石。地表に高く突き出た大きな岩。 0
甘茶 あまチャ [0] ①ユキノシタ科の落葉低木。山地に自生。六月ごろアジサイに似た花が咲く。 ②①やアマチャヅルの葉を蒸してもみ、それを乾かして作る茶。四月八日の灌仏会(カンブツエ)に釈迦(シャカ)の生誕像に注ぐ。また、功徳(クドク)があるとされ、家に持ち帰り飲用する。春表記①「土常山」とも書く。 0
障子 ショウジ [0] ①間仕切りや窓の内側にはめて用いる建具。格子(コウシ)に組んだ枠に和紙などを張ったもの。明かり障子。「―を張り替える」 冬 ②室内を仕切る建具の総称。衝立(ついたて)・襖(ふすま)・明かり障子など。 0
漢人 あやひと [0] 古代、中国から渡来した人々。また、その子孫。漢氏(あやうじ)。 1
梵砌 ボンゼイ 寺院の境内。参考「砌」は、階段の下の石だたみの意。 0
証言 ショウゲン [0],[3] ある事実を言葉により証明すること。事実を明らかにするために発言すること。また、その言葉。特に、証人の供述。「被告に有利な―をする」 0
後れ毛 おくれげ [0],[3] 女性の髪で、結い上げられずに襟足などに垂れ下がる毛。「―をかきあげる」 0
四十雀 しじゅうから [2] シジュウカラ科の小鳥。各地の山林にすむ。背は暗緑色、頭と首が黒色、ほおと腹が白色。 夏 1
腰弁 こしベン [0] ①腰に弁当を下げること。また、その弁当。 ②毎日腰に弁当下げて出勤するような安月給取り。参考「腰弁当」の略。 0
酔生夢死 スイセイムシ [5] 酒に酔い、夢を見ているように、ぼうっとして一生を送るたとえ。〈『程子遺書(テイシイショ)』〉 0
鱓魚・鱓 うつぼ ウツボ科の海魚。海底の岩の間にすむ。体は細長くウナギに似る。鋭い歯をもち凶暴。タコの天敵。皮はなめし革にする。食用。 由来「鱓魚」は漢名から。 1
拝復 ハイフク [0],[1] 返信の初めに用いるあいさつの言葉。「謹んでお答えする」意。復啓 0
汎愛 ハンアイ [0] すべてのものを差別することなく、平等に愛すること。博愛 0
耆婆扁鵲 ギバヘンジャク 名医のたとえ。 由来「耆婆」は古代インドの名医で、釈迦(シャカ)の弟子、「扁鵲」は古代中国の名医であったことから。 0
俳聖 ハイセイ [0] 俳句の名人。特に、松尾芭蕉(まつおばしょう)のこと。 0
議論百出 ギロンヒャクシュツ [1] さまざまな意見が出て、論議が行われること。「会議は―で混乱をきわめた」議論沸騰・議論紛紛・甲論乙駁(コウロンオツバク) 0
秦皮 とねりこ [0],[3] モクセイ科の落葉高木。山地に自生。春、淡緑色の小花をつけ、翼のある実を結ぶ。材は弾力に富み、家具・バットなどにする。 由来「秦皮」は漢名からの誤用。 1
競う きそ-う [2] 互いにあらそう。張り合う。競争する。「姸(ケン)を―う(美しさやあでやかさを張り合う)」「互いに―い合う仲」 0
用途 ヨウト [1] 物や金の使いみち。「―別に分類してある」「―を明らかにする」使途 0
常磐色 ときわいろ こい黄色がかった緑色。くすんだ緑色。 1
軌 わだち 車の通ったあとに残る車輪のあと。 0
朝賀 チョウガ [1] 元日に、天皇が大極殿で臣下から祝賀を受ける儀式。元日の拝賀。 0
馬蹄 バテイ [0] ウマのひづめ。「―形」参考「蹄」は牛馬などのひづめの意。 0
以ての外 もってのほか [3],[0] ①思いもよらないこと。 ②とんでもないこと。「責任を転嫁するとは―だ」 0
鞆音 ともね 弓を射るとき、弓の弦が鞆に触れて鳴る音。 0
鼠窮して猫を嚙み人貧しうして盗す ねずみキュウしてねこをかみひとまずしゅうしてトウす 追い詰められて窮地に立ったネズミがやむなくネコに嚙みつくように、人も貧困にあえぐと、たまりかねて盗みを働くようになるということ。 窮鼠(キュウソ)猫を嚙(か)む 0
異動 イドウ [0] 職場や地位、住所などが変わること。「人事―」「連絡先の―」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 意味が正しそうで、実は正しくない熟語 ~そのイワカンは、正解です~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
苛税 カゼイ [0] 重くきびしい税。重税 0
異彩 イサイ [0] ふつうとはちがい、特に目立つようす。「芸能界で―を放つ」 0
立件 リッケン [0] 必要な条件が備わっているとして、事件が裁判所や検察庁などに受理されること。「刑事事件として―する方針」 0
水先案内 みずさきアンナイ [5] 船が港に出入りするときなどに、船の進路を案内し導くこと。また、その人。パイロット。 0
多用 タヨウ [0] ①用事が多く忙しいこと。「ご―中のところ」多忙 ②ひんぱんに用いること。「漢語を―した文章」 0
定規・定木 ジョウギ ①正確に線や角度をかいたり紙などを裁(た)ったりするときにあてがう用具。「三角―」 ②物事を判断するときの基準や手本。「杓子(シャクシ)―な考え(融通がきかない考え)」 0
業者 ギョウシャ [1] ①企業者。商売人。「出入りの―」 ②同じ種類の商売や事業を行っている人。同業者。 0
陰陰 インイン [0] ①薄暗いようす。 ②もの寂しく陰気なようす。 0
瘡瘢 ソウハン きずあと。 瘡痕(ソウコン) 表記「創瘢」とも書く。 0
蝦蟇口 ガマぐち [0] 口金のついた小銭入れ。 由来開けたときの形がガマの口に似ていることから。 0
労作 ロウサク [0] ①骨を折って働くこと。労働。 ②苦労を重ね、全力を注いで仕上げた作品。力作 0
旁午 ボウゴ ①往来が激しいこと。縦横に行き交うこと。 ②込み入って煩雑なこと。表記「傍午」とも書く。 0
兵部 ヒョウブ 「兵部省」の略。 ①律令(リツリョウ)制で、太政官八省の一つ。武官の人事や軍事一般をつかさどる。 ②一八六九(明治二)年に置かれた六省の一つ。陸海軍・軍備・兵学校などに関することをつかさどり、一八七二(明治五)年に陸軍省・海軍省が設けられたのに伴い廃止。 0
塗布 トフ [1] ぬりつけること。一面にぬること。「患部に薬を―する」塗抹 0
怯える おび-える [0],[3] びくびくとこわがる。おじおじしてひるむ。おそれる。 0
詩囊 シノウ 詩人の作詩のもとになる思想や感情。詩想。「―を肥やす」 由来昔の中国で、詩の下書きを入れた袋から。 0
皆伝 カイデン [0] 芸道・武道などで、師から奥義(オウギ)をすべて伝えられること。また、その資格。奥許し。「免許―」奥伝(おくデン) 0
習熟 シュウジュク [0] 習ったことを十分に身につけていること。慣れて上手になっていること。「ゴルフに―する」 熟練・熟達 0
賞金 ショウキン [0] ほうびや賞として与える金銭。「入賞して―を得る」「―稼ぎ」 0
竜涎香 リュウゼンコウ [3] マッコウクジラの腸内からとれる芳香をもつ動物性香料。アンバーグリス。参考「リュウエンコウ」とも読む。 0
権萃 ゴンズイ [0] ミツバウツギ科の落葉小高木。山野に自生。初夏、黄緑色の小花を多数円錐(エンスイ)状につける。表記「野鴉椿」とも書く。 0
秘薬 ヒヤク [0],[1] 製法を秘密にした、すばらしい効能のある不思議な薬。「不老不死の―」妙薬 0
接する セッ-する [3],[0] ①応対する。「人に―する態度」 ②あう。でくわす。「訃報(フホウ)に―する」 ③物と物とが離れないで続く。隣り合う。「庭に―する畑」 ④ある曲線・直線、または曲面・平面が、他の曲線・曲面と一点だけで触れる。「円に―する直線」 0
爛柯 ランカ ①囲碁に興じているうちに時間がたつのを忘れること。また、囲碁の別称。 ②遊びや物事に夢中になって時間を忘れること。「柯」は斧(おの)の柄(え)の意。故事 中国、晋(シン)の時代、きこりの王質(オウシツ)が、子どもたちが囲碁を打っているのをナツメを食べながら見ているうちに、持っていた斧の柄が腐り、帰ってみるとすでに数十年たっていて、当時の人はだれもいなかったという故事から。〈『水経注(スイケイチュウ)』〉 0
半銭 きなか 一文(イチモン)の半分。半文。半銭(ハンセン)。転じて、ほんのわずかなこと。由来直径が一寸(いつき)の一文銭の半分の意から。表記「寸半」とも書く。 1
胴衣 ドウイ [1] 「胴着」に同じ。「救命―は座席の下にある」 0
沼縄 ぬなわ [0] ジュンサイの別称。 夏 表記「」とも書く。 菜(ジュンサイ) 0
不覚 フカク [0] ①意識や感覚のないこと。「前後―になって眠る」 ②思わずそうしてしまうこと。「―の涙がこぼれる」 ③油断をして失敗すること。「剣道の試合で―を取って負けた」 0
粛清 シュクセイ [0] 不正者・反対者を取り締まり、排除すること。「党内で反対派の―運動が展開される」 0
指南 シナン [1] 教え導くこと。「道場の―役」 由来古代中国の、常に南を指さす人形をのせた車、指南車から。 0
方形 ホウケイ [0] 四角。四角形。「正―の紙」「長―の箱」 0
長生不死 チョウセイフシ 長生きをして死なないこと。長生不老・不老長寿・不老不死 0
閉塞 ヘイソク [0] とじてふさぐこと。また、とざされてふさがること。「―した時代を迎える」「城門を―する」閉鎖 0
鋏虫 はさみむし [3] ハサミムシ科の昆虫。地中・石の下などにすむ。体は褐色や黒褐色が多く、尾の端ははさみ状になっている。夏 0
去来 キョライ [0] ①去ることと来ること。ゆきき。 ②心に思い浮かんだり、消えたりすること。「思い出が脳裏に―する」 0
固辞 コジ [1] かたく辞退すること。いくらすすめられても断り続けること。「会長就任の要請を―する」 0
家督 カトク [0] ①家を継ぐ人。あとつぎ。 ②家の跡目。「―を継ぐ」 ③旧民法で、戸主の地位。また、戸主の権利と義務。「―相続」 0
異土 イド 異国の地。外国。また、故郷以外の場所。異郷。 0
羽繕い はづくろい [2] 鳥が、くちばしで羽をきれいに整えること。 0
壮途 ソウト [1] 期待や希望にあふれた勇ましい門出。「―に就く」 0
血を歃(すす)って盟を為(な)す ちをすすってメイをなす 固く誓い合うこと。由来 昔、中国の諸侯が盟約を結ぶとき、いけにえの血をすすったことから。一説に、口に塗ったともいう。 0
羽撃く はばた-く [3] ①鳥が両方の翼を広げて上下に強く動かす。 ②人が社会へ出ていくことや活発に行動することのたとえ。「明日へ―く若者たち」 1
倡優 ショウユウ 芝居・演劇の役者。倡(わざおぎ)。 俳優 表記「娼優」とも書く。 0
一挙手一投足 イッキョシュイットウソク [3] ①手をあげたり足を動かしたりする一つ一つの動作。「―も見逃すまいとする真剣な目差(まなざし)」 ②少しばかりの労力。 0
無言 しじま [0] 口を閉じて何も言わないこと。沈黙。表記「黙」とも書く。参考「ムゴン」とも読む。また、「静寂」を当てれば、静まりかえっている意。 1
糞掃衣 フンゾウエ 僧の衣のこと。由来糞や塵(ちり)のように捨てられた布を洗ってつくろい、衣を作ったことから。 0
妻板 つまいた 建物の側面の壁板。また、戸袋・戸棚などの側面に張った板。 0
蟀谷 こめかみ [0] 耳の上、目じりのわきの、物をかむと動く部分。「―に青筋を立てる」 由来米をかむと動くことから。 表記「顳顬」とも書く。 1
生見玉・生御霊 いきみたま 盂蘭盆会(ウラボンエ)に、この一年間死者の出なかった家で健在の父母をもてなす儀式・行事。また、そのときの食べ物や贈り物。生き盆。いきたま。 秋 0
特種 トクシュ [0] 特別な種類。「―な生き物」参考「トクだね」と読めば別の意になる。 0
藪入り やぶいり 昔、奉公人が正月と盆の一六日ころに休暇をもらって実家に帰省すること。また、その日。 参考草深い田舎に入り帰る意。 0
実効 ジッコウ [0] 実際の効力。本当のききめ。「改革の―があがらない」 0
恍惚 コウコツ [0] ①うっとりして我を忘れるさま。「―感にひたる」恍然 ②頭のはたらきが鈍って判断力や理解力が劣るさま。特に、老年になってぼけた状態にいう。「年をとって―の域に入った」 0
審らか つまび-らか [3] あきらか。事細かで詳しいさま。「原因を―にする」 0
伏日 フクジツ 夏の最も暑い期間とされる、三伏(サンプク)の日。盛夏の日。猛暑の時節。 0
郁子 むべ [1] アケビ科のつる性常緑低木。暖地の山地に自生。実はアケビに似るが、完熟しても裂けない。食用。トキワアケビ。秋表記「野木瓜」とも書く。参考「うべ」とも読む。 1
鶴寿 カクジュ 長命。ながいき。由来ツルは千年生きるとされることから。 0
塗抹 トマツ [0] ①ぬりつけること。塗布 ②ぬりつぶすこと。ぬり消すこと。 ③物事をおおい隠したり除いたりすること。 0
鳶職 とびショク [2] ①土木・建築工事で高い所の仕事を専門にする人。とび。 ②江戸時代の火消し人足。 0
鳧脛短しといえども之をつがば則ち憂えん フケイみじかしといえどもこれをつがばすなわちうれえん 「鳧脛」は、カモの脛(はぎ)の意。カモの脚は短いけれど、これをつぎ足してのばしてやれば、カモは嫌がる。物には、それぞれにふさわしい自然の特徴があるから、いたずらに手を加えたりしないで自然のままに従うのがよいということ。〈『荘子(ソウジ)』〉
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四字熟語根掘り葉掘り72:原稿書きは「断鶴続鳧」?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
黄鶏 かしわ [0] ①羽毛が茶色のニワトリ。 ②①の肉。転じて、ニワトリの肉。「雑煮に―を入れる」 1
釣鉤 チョウコウ [0],[3] 魚を釣るときに用いる、はり。釣りばり。 0
血行 ケッコウ [0] 血液の循環。血のめぐり。「―をよくするために毎朝散歩する」 0
頃歳 ケイサイ ここ何年か。近年。頃年 0
贅沢三昧 ゼイタクザンマイ [5] ひたすら贅沢をすること。「―な暮らし」「―を尽くす」 参考「三昧」は、なにかに熱中する意。 活計歓楽 0
心算 つもり [0] ①前もってする考え。意図。「参加する―でいる」 ②前もってする計算。見積もり。 ③実際はそうでないのに、その気持ちになること。「旅行に行った―で貯金する」「いつまでも若い―でいる」 表記「積り」とも書く。 参考①「シンサン」とも読む。 1
卑属 ヒゾク [1] 戸籍上で親族系統に属し、本人より世代があとの者。子・孫・甥(おい)・姪(めい)など。尊属(ソンゾク) 0
鴃 もず モズ科の鳥。 百舌(もず) 0
外様 とざま [0] ①将軍の一族や代々仕えてきた家臣以外の大名または武士。特に江戸時代、関ヶ原の戦い以後に徳川家にしたがった大名。外様大名。親藩・譜代 ②直系でない人。傍系。「人事異動で初の―社長が誕生した」 0
河清を俟つ カセイをまつ 実現しそうもない望みをいだくたとえ。広大な黄河の濁った流れが澄んで清くなるのをまつ意から。〈『春秋左氏伝』〉 0
塵寰 ジンカン 俗世間。 塵界(ジンカイ) 0
穢土 エド [1] けがれた世界。この世。人間界。娑婆(シャバ)。「厭離(オンリ)―」浄土 0
旱魃 カンバツ [0] 長い期間雨が降らず、水がかれてしまうこと。ひでり。干天表記「干魃」とも書く。 0
牛鬼蛇神 ギュウキダシン きわめてみにくく、奇怪なもののたとえ。また、人柄がいやしく心がねじけている人のたとえ。「牛鬼」は頭がウシの形の鬼神。「蛇神」は顔が人で体がヘビの神。〈杜牧(トボク)の文〉 0
死歿 シボツ [0] 死没 0
君子は屋漏に愧(は)じず クンシはオクロウにはじず 君子は人目に触れない奥の部屋にいても、いつも慎み深くして心に恥じるようなことはしないということ。「屋漏」は部屋の西北の隅。部屋の最も奥まった暗い所。〈『詩経』〉 0
平均 ヘイキン [0] ①数・量・質などにふぞろいのないこと。また、そのようにならすこと。「品質の―化をはかる」 ②つりあいがとれていること。バランス。「―台」「―運動」平衡 ③多くの量や数の中間的な値。また、それを求める演算。「中間試験の―点を出す」「全体の―をとる」 0
阿 くま [2] 山や川の曲がって入りこんでいる所。表記「隈」とも書く。 0
一碧万頃 イッペキバンケイ 海や湖の水が、見渡すかぎり青々と広がっているさま。「頃」は面積の単位で、「万頃」はきわめて広いたとえ。〈『岳陽楼記』〉 0
臘日 ロウジツ 一年の最後の日。おおみそか。冬 0
爆破 バクハ [0],[1] 爆薬を用いて、建造物や岩石などを破壊すること。 0
擅権 センケン 権力をほしいままにすること。 表記「専権」とも書く。 0
錦絵 にしきエ [3] 多色刷りの浮世絵の木版画の総称。江戸絵 0
埋骨 マイコツ [0] 火葬にした死者の骨を墓に納めること。遺骨を埋葬すること。 0
惚ける ほう-ける [2] ①頭がぼんやりする。うっとりする。また、ぼける。 ②夢中になる。「遊び―ける」 0
騁せる は-せる ①ウマを走らせる。まっしぐらにウマを走らせる。 ②思いのままにする。ほしいままにする。 0
留める と-める [0] ①ひきとめる。「辞職を―める」 ②固定して離れないようにする。「帽子にブローチを―める」 ③あとに残す。「父の言葉を心に―める」 0
偏重 ヘンチョウ [0] 一方を、特に重んじること。「学歴―はなかなか是正されない」 0
欠航 ケッコウ [0] 悪天候や事故などにより、航空・航海の定期運行を取りやめること。 0
釣り合う つりあ-う [3] ①均衡がとれている。バランスがよい。「天秤(テンビン)が―う」 ②調和している。「海と空の色がよく―っている」 0
堕胎 ダタイ [0] 胎児を人工的に流産させること。人工妊娠中絶。 0
襷反り たすきぞり [0] 相撲の決まり手の一つ。一方の手で相手の差し手の肘(ひじ)をかかえこみ、他方の手で相手の攻め足を内側から取って後ろに反りながら投げる技。 0
純然 ジュンゼン [0] ①まじり気のないこと。「―たる水」 純粋 ②まったくそれにちがいないこと。「君がここにいることは―たる事実だ」 0
他律 タリツ [0] 自分の意志ではなく、他人の命令などによって行動すること。「―性」「―的」自律 0
揺籃 ヨウラン [0] ①「揺籠(ゆりかご)」に同じ。 ②物事が発展する最初の時期や場所。「文明の―期」 0
正真正銘 ショウシンショウメイ [0] まったくまちがいのない本物であること。うそいつわりのないこと。「この絵は―レンブラントの作品だ」 0
雨奇晴好 ウキセイコウ [1] 雨天でも晴天でも、それぞれ趣のあるすばらしい景色が見られるということ。〈蘇軾(ソショク)の詩〉参考「晴好雨奇」ともいう。
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四字熟語根掘り葉掘り40:「雨奇晴好」が生まれた場所?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
凭る よ-る ものを支えにして体重をかける。もたれかかる。「椅子(イス)に―りかかる」 0
上奏 ジョウソウ [0] 天皇に意見や事情を申し上げること。「―文」 奏上 0
独演 ドクエン [0] 演芸などをひとりで演じること。転じて、ひとりで話をすること。「落語の―会」「講演会で―する」共演 0
灰墨 はいずみ ごま油・菜種油などを燃やしたときの煙かす。にかわをまぜて墨を作る。また、眉墨(まゆずみ)・塗料・薬用としても用いる。参考「掃墨(はきずみ)」の当て字。 0
誤差 ゴサ [1] ①本来の値と計算や測定による値との差。「―の範囲」 ②くいちがい。くるい。「―が生じる」 0
塵埃 ジンアイ [0],[3] ①ちり。ほこり。土煙。 塵芥(ジンカイ) ②この世のけがれ。俗世間。よごれていてわずらわしいもの。「都会の―にまみれる」 0
御高祖頭巾 おコソズキン [4],[5] 江戸後期から明治にかけて女性が用いた防寒用の頭巾。目のまわりだけを出して、頭全体をすっぽりとくるむ。冬 0
我が物と思えば軽し笠の雪 わがものとおもえばかろしかさのゆき 自分の利益になることだと思えば苦労も負担に感じないということ。笠に積もった雪も自分のものと思えば軽いものだという意。〈其角(きかく)の句から〉 0
青鈍 あおにび [0] 布の染め色。青みがかった灰色。喪中の人や出家した人が用いる。 0
沈着 チンチャク [0] ①落ち着いていること。あわてないさま。「―な判断」 ②底などに残り、付着すること。「色素が―して染みになる」 0
勇士 ユウシ [1] 勇気のある人。また、勇敢な兵士。「歴戦の―をたたえる」「真田(さなだ)十―」勇者・勇夫 0
清純 セイジュン [0] 心が清らかで汚れのないこと。「―派女優」 純潔・純情 参考一般に、若い女性についていう。 0
祖師 ソシ [1] 宗派を開いた高僧。禅宗の達磨(ダルマ)、日蓮(にちれん)宗の日蓮など。 宗祖・開祖 0
硯洗い すずりあらい [4] 七夕の前夜、子どもがすずりを洗って手習いの上達などを祈る行事。秋 0
巧遅 コウチ [1] 仕事はみごとであるが時間がかかること。拙速 0
仕業 シわざ [0] したこと。「穴を開けたのはネズミの―らしい」 参考多く、よくない振る舞いをいう。 0
板葺き いたぶき [0] 板で屋根をふくこと。また、その屋根。 0
喧嘩 ケンカ [0] 言い争ったり、なぐり合ったりすること。「―を売る」表記「諠譁」とも書く。 0
余剰 ヨジョウ [0] 必要な分を差し引いたあまり。残り。「―物資を福祉団体に贈る」剰余・余分 0
優しい やさ-しい [0],[3] ①思いやりがあって情けが深い。「困っている人に―い子であってほしい」 ②おとなしく、素直である。「気だての―い娘」 ③おだやかで、上品である。「母親が―い声で本を読み聞かせる」 0
溢蚊 あぶれか 最盛期を過ぎて元気のなくなったカ。秋参考「残る蚊・後(おく)れ蚊」ともいう。 0
激流 ゲキリュウ [0] 水の勢いがきわめてはげしい流れ。急流・奔流 0
赴任 フニン [0] 任地へ行くこと。「近く外国へ単身―することになった」 0
流連荒亡 リュウレンコウボウ [0] 家にも帰らず酒色や遊興にふけり、仕事をせず無為な暮らしをすること。「流連」は遊びにふけって家に帰らない、「荒亡」は狩猟や酒色などの楽しみにふけって国や身を滅ぼす意。〈『孟子(モウシ)』〉放蕩無頼(ホウトウブライ) 0
敬称 ケイショウ [0] ①氏名のあとにつけて敬意を表す語。「様・殿」など。「―を省略する」 ②敬意を表して氏名や事物の代わりに用いる言い方。「教官・貴社」など。 0
三白草 はんげしょう ドクダミ科の多年草。 由来「三白草」は漢名より。花期に葉が三枚白くなることから。 半夏生(ハンゲショウ) 1
扁桃 アーモンド [0] バラ科の落葉高木。中央アジア原産。全体にモモに似る。果実は熟すと裂開する。核(さね)は平たく、食用や薬用。ハタンキョウ。由来「扁桃」は漢名から。 1
泉 いずみ [0] ①地中から水が自然にわき出る所。また、その水。 夏 ②事の起こるみなもと。「叡智(エイチ)の―」 参考「出水(いずみ)」の意。 0
昧爽 マイソウ 夜明けがた。早朝。あかつき。未明。昧旦(マイタン) 0
謳う うた-う [0] ①節をつけてうたう。 ②多くの人に知らせるよう強調して述べる。「憲法に―われている平和主義」 ③ほめたたえる。皆がもてはやす。「不世出と―われる名人」 0
空閑地 クウカンチ [3] 利用されていない土地。あき地。 0
熟田 ジュクデン よく手入れをして、耕作した田。こなた。 0
分列 ブンレツ [0] それぞれの列にわかれて並ぶこと。また、わけて並ぶこと。「参加者は三つのコースにわかれて―行進した」 0
待遇 タイグウ [0] ①客などをもてなすこと。あしらうこと。「―のよいホテル」 ②人を地位に準じて取り扱うこと。「国賓―」 ③職場での労働条件・給与などの取り扱い。「―の改善を求める」 0
袋 ふくろ [3] ①布や紙などで作った、中に物を入れるもの。 ②出口がなく行き詰まること。「とうとう―の中の鼠(ねずみ)になった」 ③ミカンなどの果肉を包んでいる薄い皮。 ④中に物が入るようになったもの。「手―」「胃―」 0
聖人 セイジン [0] 知徳にすぐれ、人々から尊ばれる人。 聖者 参考「ショウニン」と読めば別の意もある。 0
減量 ゲンリョウ [0] ①量が減ること。また、量を減らすこと。増量 ②体重を減らすこと。「ボクシング選手が―する」 0
生傷・生疵 なまきず できたばかりの新しいきず。また、治っていないきず。「―が絶えない」 古傷(ふるきず) 0
盥 たらい [0] ①顔や手足を洗う容器。②湯や水を入れて、行水や洗濯などに使用する丸く平たい容器。 由来「てあらい(手洗)」の変化したもの。 0
正文 セイブン [0] ①注釈や説明に対して本文の文章。 ②条約などを解釈する際、基準となる特定国の言語による文章。 参考②国連憲章では英語・中国語・ロシア語・フランス語・スペイン語の文章とされる。 0
錺職 かざりショク [3] 金属のかんざしや金具などの細かい細工をする職人。錺師。表記「飾職」とも書く。 0
大廈の材は一丘の木に非ず タイカのザイはイッキュウのきにあらず 天下に平和をもたらすことは大勢の人の力によるもので、決して少数の力ではできないということ。大きな建物を造るときの材木は、一つの丘の木だけではとても足りない意から。〈『四子講徳論』〉 0
門徒 モント [1] ①門下の弟子(デシ)。門下生。門人 ②同じ宗門に帰依(キエ)する信者。特に、浄土真宗の信者をいう。信徒 ③「門徒宗」の略。浄土真宗の俗称。 0
歪曲 ワイキョク [0] 事実などをわざとねじ曲げること。ゆがめて曲げること。「事実を―して伝える」 0
親は木綿着る、子は錦(にしき)着る おやはもめんきるこはにしききる 親はつましくして財産を作ったのに、その子は親の苦労を知らずに贅沢(ゼイタク)をして、財産を減らしてしまうこと。 1
主席 シュセキ [0] 国家・団体などの長。また、その地位。「国家―」 0
悽惨 セイサン [0] 目をそむけたくなるほどいたましいこと。目をおおうほど、むごたらしいさま。「―な事故現場」 陰惨 表記「凄惨」とも書く。 参考「悽」はいたましい、「惨」はむごい意。 0
婬風 インプウ みだらな風潮・風俗。表記「淫風」とも書く。 0
餌薬 ジヤク 療養するための薬。「―が欠かせない」 薬餌 0
一年草 イチネンソウ [0] 「一年生草本」の略。発芽したその年のうちに、生長・開花・結実して枯れる植物。イネやアサガオなど。多年草 0
巧拙 コウセツ [0] たくみなこと、つたないこと。上手と下手。「作の―は問いません」 0
河豚にも中たれば鯛にも中たる ふぐにもあたればたいにもあたる 安全だと思っていても思わぬ害をこうむることがあるたとえ。フグには毒があるといって恐れるが、時には毒のないタイで中毒することもある意。 1
護符 ゴフ [0] 神仏の加護がこもった、病気・災難除(よ)けなどの札。おまもり。「神社の―をいつも身につけている」表記「御符」とも書く。参考「ゴフウ」とも読む。 0
蟻塚・蟻冢 ギチョウ アリが巣を作るとき、運び出した土が山のように積み上げられたもの。また、木の葉や土で塚(つか)のように積み上げられたアリの巣。蟻の塔。蟻垤(ギテツ)参考「ありづか」とも読む。 0
三年・三歳 みとせ さんねん。三か年。「上京してはや―の月日が流れた」 0
横縞 よこじま [0] 横にはしった縞模様。縦縞参考多く、織物についていう。 0
祖父 おおじ [1] ①父母の父。おじいさん。 祖母(おおば) ②年をとった男性。 由来「おおちち」の転。 参考「ソフ・じい・じじ」とも読む。 1
深淵 シンエン [0] ①深いふち。川などの深み。 深(シンタン) ②物事の奥深いところ。「心の―を覗(のぞ)く」 0
逆髪 さかがみ ①さかだった髪。「風にあおられ―になる」 ②髪を乱した化け物。 0
瓦全 ガゼン [0] 何もしないで、身の安全だけを守り生きていること。玉砕由来かわらのようなつまらないものが保存される意から。 0
志有る者は事竟(つい)に成る こころざしあるものはことついになる どんな困難があろうと、しっかりとした志をもつ人は、いつか必ず事をなし遂げる。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
暴言 ボウゲン [0] 乱暴で無礼な言葉。「教師に―を吐く」 0
哀切 アイセツ [0] ひどくあわれでかなしげなこと。また、そのようす。「―な音色」 0
脂 あぶら [2] ①動物の脂肪。「―ぎった顔」 ②活動の原動力。活気。「ちょうど―がのった(調子が出る)年代だ」
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・油と脂はどう違う?音も意味も同じ漢字をきちんと使い分ける~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
先難後獲 センナンコウカク まず困難を解決することが先で、利益はその後に獲得できるということ。〈『論語』〉 0
見所 ケンジョ [0],[2] 見物席。また、見物人。参考「ケンショ」とも読む。 0
脱穀機 ダッコクキ [3],[4] イネや麦などの穀物の粒を穂から取り去る機械。 0
柝頭 きがしら 歌舞伎(カブキ)などで、幕切れや舞台転換のきっかけに打つ拍子木の最初の音。きのかしら。表記「木頭」とも書く。 0
過剰 カジョウ [0] 多すぎてあまること。必要以上であること。「―生産」余剰過少 0
叶わぬ時の神頼み かなわぬときのかみだのみ ふだんは信心のない者が、苦しいときやせっぱ詰まったときなどに神仏に祈ること。参考「叶わぬ時」は「苦しい時」ともいう。 0
傍目 はため [0] 当事者以外の人が見る目。よそめ。「―には幸せな家族だった」 0
色気 いろケ [3] ①色合い。「―のよいコート」 色調 ②性的関心・魅力。「―づく」「―のある女」 ③風情。愛想。おもしろみ。「―のない話」 ④意欲。野心。「新企画に―を示す」 0
灑泣 サイキュウ 涙を流す。 0
無縁 ムエン [0] ①縁のないこと。関係のないこと。「庶民には―の話だ」 ②死んだのち、とむらってくれる親類縁者がいないこと。「―仏(ぼとけ)」 ③前世において、仏や菩薩(ボサツ)と因縁を結んだことがないこと。 ①~③有縁(ウエン) 0
懸盤 かけバン 儀式用の、食器をのせる膳(ゼン)。古くは四脚の上に折敷(おしき)(角形の盆)をのせたが、のちに脚が作り付けになった。 0
万卒は得易く一将は得難し バンソツはえやすくイッショウはえがたし 数多くの兵士を集めることは簡単だが、一人のすぐれた将軍を求めることは難しい。世の中に平凡な人間はいくらでもいるが、すぐれた人物はめったにいるものではないということ。 0
五月闇 さつきやみ [0],[3] 五月雨(さみだれ)が降るころの夜が暗いこと。また、その暗やみ。夏
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漢字の豆知識 夏をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
乳 ち [2],[1] ①ちち。乳汁。「―離れ」 ②乳房。乳首。 ③旗・幕・羽織のえりやわらじのふちにつけて、ひもなどを通す小さい輪。 ④釣り鐘の表面にある突起。 0
馥郁 フクイク [0] 香りの高いさま。よい香りがたちこめるさま。「梅が―と香気を漂わせる」「―たる伽羅(キャラ)の香りが立ち籠(こ)める」参考「郁」はかぐわしい意。 0
募集 ボシュウ [0] 一般より広く求めて集めること。「アルバイトを―する」「火災予防運動の標語を―する」 0
扇影衣香 センエイイコウ 貴婦人たちの優雅な会合などのたとえ。扇の影と衣装の香りの意から。 0
新派 シンパ [1] ①新たな流派。 旧派 ②「新派劇」の略。明治時代、歌舞伎(カブキ)に対して起こった演劇運動。おもに世相や風俗を題材とした。 0
豪商 ゴウショウ [0] 大資本で手広く商売を営み、大きな利益をあげる商人。大商人。おおあきんど。 0
力学 リキガク [2],[0] 物理学の一部門。物体内にはたらく力と、これによる運動との関係を研究する学問。力の平衡を研究する静力学と、おもに運動を研究する動力学とがある。「量子―」 0
失笑噴飯 シッショウフンパン あまりにおかしくて、思わず吹きだしてしまうこと。おかしさを抑えきれず、食べている飯を吹きだし笑ってしまう意から。〈蘇軾(ソショク)の文〉 0
助長 ジョチョウ [0] ①成長・傾向などをより盛んにすること。「想像力を―する」 ②不要な力を添えて、かえって悪くすること。「混乱を―する結果になった」 由来②イネの生長を早めようと苗を引き伸ばしたら、逆に根は枯れてしまったという故事から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
疾く と-く [1] はやく。いそいで。「―まいれ」 0
呪う のろ-う [0],[3] ①特定の人に不幸がおそいかかるように祈る。 ②強く恨む。「世を―う」「身の不運を―う」 0
夫婦 めおと [0] 夫と妻。みょうと。「金婚式の旅行で―茶碗(ヂャワン)を買った」参考「フウフ」とも読む。 1
謁見 エッケン [0] 身分の高い人に会うこと。「法王に―する」 0
芭蕉布 バショウフ バショウの葉の繊維で織った布。蚊帳(かや)や着物などに用いる。沖縄の名産。夏 0
塹 ほり 敵の侵入を防ぐために、城や集落の周りを深く掘ったもの。 0
転変 テンペン [0] 物事の状態が次々と移り変わること。「有為(ウイ)―」 0
斯 きりぎりす ①キリギリス科の昆虫。草地にすむ。体は緑色または褐色。長い糸状の触角をもつ。夏から秋、雄は「チョンギース」と鳴く。ハタオリ。ギッチョ。ギス。 秋 ②コオロギの古名。 由来「斯」は漢名から。 表記「蟋蟀」とも書く。 1
鰥寡孤独 カンカコドク [1] 身よりのない人々のこと。「孤」はみなしご、「独」は子のない老人のこと。いずれも身よりのない寂しい人の意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
弄ぶ もてあそ-ぶ [4],[0] ①手の中に入れてまさぐる。また、なぐさみものにする。 ②好きに扱う。思いのままに操る。「運命が人を―ぶ」 0
上期 かみキ [2] 「上半期」の略。会計年度などで、一年を二期に分けたときの前半分。前半期。 下期(しもキ) 0
試みる こころ-みる [4] ためしてみる。実際にやってみる。「ダイエットを―みる」 0
夜話 ヤワ [2] ①夜にする話。また、それを記した書物。夜語(よがた)り。 ②くだけた話やそれを集めた書物。 ③禅寺で夜に行う、修行のための訓話。参考①「よばなし」とも読む。 0
腰抜けの居計らい こしぬけのいばからい いざというときに、臆病(オクビョウ)者が動けなくなって、後ろのほうであれこれと思案ばかりしていること。「居計らい」は同じ場所にいたまま考える意。 0
酪漿 ラクショウ [0] ウシ・ヒツジ・ヤギなどの乳汁(ニュウジュウ)・(ちちしる)。参考「漿」は、しるの意。 0
桃栗(くり)三年柿(かき)八年 ももくりサンネンかきハチネン 何事をなし遂げるにも、相応の年数が必要であることのたとえ。モモやクリは芽が出てから実になるまで三年かかり、カキは八年かかる意から。 0
長 おさ [1] 多数の人の上に立つ人物。かしら。「村の―」参考「チョウ」とも読む。 0
引見 インケン [0] 身分・地位の高い人が、下の者を呼びだして会うこと。引接・接見 0
好下物 コウカブツ [3] よい酒の肴(さかな)。佳肴(カコウ)。参考「下物」は、酒の肴の意。 0
片木 ヘぎ ①「片木板」の略。ヒノキ・スギなどを薄くはいだ板。また、食物を包むために、片木板をさらに薄くはいだもの。 ②①を折り曲げて作った折敷(おしき)(供物用の角形盆)や折り箱。表記「折ぎ」とも書く。 0
守成 シュセイ [0] 創業者のあとを受けついで、その事業をしっかりとかため守ること。
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四字熟語根掘り葉掘り69:「創業守成」が台なしになった話
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誠 まこと [0] ①うそ・いつわりのないこと。真実。事実。「うそから出た―」 ②人に対して正直なこと。「―を尽くして説得する」 ③ほんとうに。じつに。そのとおりであるさま。「―にうれしい話です」 0
素麺で首くくる ソウメンでくびくくる ありえないこと、できるはずがないことのたとえ。 0
対症下薬 タイショウカヤク 問題点を具体的に確認して、それに対する有効な方策を講じるたとえ。医者は病状に応じて薬を処方する意から。〈『朱子語類』〉因機説法・応機接物・応病与薬 0
矯めるなら若木のうち ためるならわかぎのうち 悪い性質や習慣などを直すには、若いうちがよいというたとえ。鉄は熱いうちに打て 0
目を掩いて雀を捕らう めをおおいてすずめをとらう つまらない策を用いて自らを欺くたとえ。事実を直視しないたとえ。転じて、人に対して自分を欺かず誠実であれという戒め。故事 中国、後漢の霊帝の時代、霊帝の後継者をめぐって争いが起きたとき、勢力家の何進(カシン)を部下の陳琳(チンリン)がいさめて言った言葉から。何進は陳琳の諫言(カンゲン)を無視して宦官(カンガン)を誅殺(チュウサツ)しようとし、かえって宦官に殺された。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉耳を掩いて鐘を盗む 0
脳膿瘍 ノウノウヨウ 脳のなかに細菌や病原体などが運ばれて、うみがたまる病気。 0
自家撞着 ジカドウチャク [3],[1] 言動や文章などが前と後ろで矛盾していること。「撞着」は突き当たること、つじつまが合わないこと。〈『禅林類聚(ゼンリンルイジュウ)』〉表記「撞着」は「撞著」とも書く。 0
泰西 タイセイ [0] 西洋諸国。「―のすばらしい名画」泰東由来「泰」は極のことで、西の果ての意。 0
脱する ダッ-する [0],[3] ①まぬがれる。抜けでる。「危機を―する」 ②程度や段階をこえる。「しろうとの域を―する」 ③抜けだす。 ④団体や仲間をやめる。「組合を―する」 0
関白 カンパク [1] ①天皇を補佐して政務を執り行う令外(リョウゲ)の官。八八七(仁和(ニンナ)三)年藤原基経(ふじわらのもとつね)をこの任にあて、以後藤原一族がその地位を独占した。例外は豊臣秀吉(とよとみひでよし)・秀次(ひでつぐ)のみ。 ②権力・威力が強く、いばっているもののたとえ。「亭主―」 0
有史 ユウシ [1] 文献などに記録された歴史があること。「―以来の出来事」先史 0
蹴球 シュウキュウ [0] サッカーやラグビー・アメリカンフットボールなど、ボールを足でけって行う球技。ふつうはサッカーを指す。 0
継 まま 血のつながりのない間柄。「―母」 0
短気 タンキ [1] 我慢が足りなくて、すぐにいらついたり怒ったりすること。また、そのさま。きみじか。「―を起こす」 0
莎草 かやつりぐさ [0] カヤツリグサ科の一年草。 由来「莎草」は漢名から。 蚊帳吊草(かやつりぐさ) 1
能筆 ノウヒツ [0] 「能書」に同じ。 0
斉東野語 セイトウヤゴ 信じられないような下品で、でたらめな話。 由来中国、斉の国の東部地方に住む人々は、信じ難いほど粗野で愚かな話をするといわれていたことから。〈『孟子(モウシ)』〉 0
仆れる たお-れる [3] 立っている状態から、ぱったりと前に伸び伏せる。 0
実費 ジッピ [0] 実際にかかる費用。「修理の―を請求する」 0
雲漢 ウンカン あまのがわ。銀河。「―はるかなり」天漢・天河 0
胸算用 むなザンヨウ [3] 頭の中でざっと見積もること。むなづもり。「夏の賞与を―する」心算 0
堅牢堅固 ケンロウケンゴ かたくて丈夫なこと。丈夫で簡単に動いたり破られたりしないこと。堅固不抜(ケンゴフバツ) 0
洽覧深識 コウランシンシキ 見聞が非常に広く、知識が深いこと。「洽覧」は、多くの書物を読む意。博聞多識・博覧強識 0
精神一到、何事か成らざらん セイシンイットウなにごとかならざらん 精神を集中して事を行えば、どのような困難なことでもなし遂げられないことはない。〈『朱子語類(シュシゴルイ)』〉 0
速効 ソッコウ [0] ききめが短時間にあらわれること。「―性肥料」 遅効 0
瓦落 ガラ 取引相場が急に落ちること。暴落。「―落ち」 0
乾涸びる・乾枯びる ひから-びる ①水分がすっかりなくなる。「蜜柑(ミカン)が―びる」 ②うるおいや生気が失われる。「―びた肌」表記「干涸びる・干枯びる」とも書く。 0
赴く おもむ-く [3] ある場所や状態に向かって急いで行く。「父は単身で任地に―いた」「病状が快方に―く」表記「趣く」とも書く。 0
嶺雲 レイウン みねの上にかかる雲。 0
雨露霜雪 ウロソウセツ 気象がさまざまに変化すること。また、人生におけるさまざまな困難のたとえ。「―に耐え抜く」艱難辛苦(カンナンシンク)・櫛風沐雨(シップウモクウ) 0
退ける の-ける [0] ①その場所から他へ移す。どける。 ②見事になし遂げる。あえて物事をする。「やって―ける」 0
度数 ドスウ [2] ①回数。また、度合。 ②温度・角度などを表す数値。 0
増える ふ-える [2] 数量や程度などが多くなる。「体重が―える」「苦情が―える」 0
白金 しろがね [0] ①銀(ギン)のこと。「―造りの刀」 ②銀色。また、そのように白く光る色。 ③銀貨。表記「銀」とも書く。 0
還元 カンゲン [0] ①もとの状態に戻すこと。また、戻ること。「利益を消費者に―する」②化学で、酸化された物質から酸素を取り去り、もとへ戻すこと。あるいは物質が水素と化合する反応。酸化 0
所見 ショケン [0] ①見たところ。見た事柄。「医師の診察―」 ②考え。意見。 見解 0
年功 ネンコウ [0] ①長年の功労や功績。「―に報いる」 ②長年の熟練。「―を積んだ技」 0
悽惻 セイソク 心がひどくいたみ、悲しむこと。 参考「悽」も「惻」もいたむ意。 0
空木 うつぎ [0] ユキノシタ科の落葉低木。山野に自生。初夏、鐘形の白い五弁花を多数つける。材はかたく、木釘(きくぎ)や楊枝(ヨウジ)にする。ウノハナ。カキミグサ。 由来幹のなかが空(から)であることから。表記「卯木・楊櫨木」とも書く。 0
発色 ハッショク [0] カラー写真や染め物などの色が出ること。また、その色の仕上がり具合。「―剤」 0
鬱病 ウツビョウ [0] 悲しい気分に陥り、気がふさいで不安な精神状態になる精神障害。躁鬱病(ソウウツビョウ)の鬱の状態。躁病 0
丸丸 まるまる [0],[3] ①すっかり。すべて。まるごと。「賞金を―手にした」 ②よく太っているようす。「―とした子ども」 0
傍白 ボウハク [0] 演劇で、他の役者には聞こえないで観客にだけ聞こえることにして言うせりふ。わきぜりふ。 0
野次馬 ヤジうま [0] 自分には関係ないのに、周りで騒いだりはやし立てたりする人。また、事件や事故の現場に集まった群衆。「―根性」表記「弥次馬」とも書く。 0
豪勇 ゴウユウ [0] 強くて勇ましいこと。また、その人。剛勇。「―無双」勇猛 0
頓宮 トングウ 昔、天皇の旅行のときなどに設けられた仮の御所。かりみや。行宮(アングウ) 0
活かす い-かす [2] ①命を助ける。生きさせる。 ②生きかえらせる。 ③役立てる。有効に使う。「持ち味を―す」 0
王侯将相寧んぞ種有らんや オウコウショウショウいずくんぞシュあらんや 王・諸侯・将軍・宰相になるのに、どうして血筋や家柄の別があるのだろうか、いや、そのようなものはない。各自の才能や努力で決まるのだということ。〈『史記』〉 0
武人 ブジン [0] 軍事にたずさわることを職業としている人。武士・軍人文人 0
蜀魂 ショッコン [3] ホトトギスの別称。 蜀魂(ほととぎす) 0
初中後 しょっちゅう いつも。絶えず。始終。「授業中に―欠伸(あくび)している」 1
伶人 レイジン [0] 音楽を演奏する人。特に、雅楽を演奏する人。楽人(ガクニン)・楽師 0
金襖子 かじかがえる [4] アオガエル科のカエル。渓流の岩間にすむ。体は灰褐色で暗褐色の模様があり、指先に吸盤がある。初夏、雄は美しい声で鳴く。カジカ。夏表記「河鹿蛙」とも書く。 1
剝製 ハクセイ 動物の内臓などを取り除いて綿などをつめ、縫い合わせて生きているように作ったもの。「―の標本」 0
談藪・談叢 ダンソウ ①話題が豊富なこと。 ②いろいろな興味ある話を集めた本。叢談参考「藪」「叢」は、物事の集まるところの意。 0
外面似菩薩内心如夜叉 ゲメンジボサツナイシンニョヤシャ 外見は菩薩のように柔和でやさしいが、内面は夜叉のように残忍であること。「夜叉」は人を害する悪鬼。参考「似菩薩」は「如菩薩(ニョボサツ)」ともいう。 0
催馬楽 サイバラ [0],[1] 古代の民謡を、平安時代に雅楽に取り入れてできた歌謡。笛・笙(ショウ)・箏(ソウ)・琵琶(ビワ)・和琴(ワゴン)などで伴奏した。 0
本業 ホンギョウ [0] 主とする職業。本職。「―をおろそかにする」副業 0
本意無い ホイな-い [3] 不本意である。思うようにならない。「―い結末」 0
薄める うす-める [0],[3] 色や味などの濃さを減らし、薄くする。「水で二倍に―める」 0
慙愧 ザンキ [1] 反省して心からはじいること。「―にたえない」 0
主筆 シュヒツ [0] 新聞社・雑誌社などの首席記者で、重要な記事や論説などを書く人。「機関誌の―」 0
太白 タイハク [0] ①「太白星」の略。金星の別称。②「太白糸」の略。太くて白い絹糸。③精製した白い砂糖。④「太白飴(あめ)」の略。③で作ったあめ。 0
小芥子 こケシ [0] 東北地方特産の郷土人形。ろくろで木地(きジ)をひいた円筒形の胴に、丸い頭をつけて彩色したもの。 0
武張る ブば-る [2] 強く、勇ましい振る舞いをする。また、いかめしい様子をする。 0
田舟 たぶね 泥深い水田で、苗や肥料などを運ぶ底の浅い小ぶね。苗ぶね。 0
即行 ソッコウ [0] すぐに実行すること。「災害対策を―する」 0
充溢 ジュウイツ [0] みちあふれること。「気力が―している」 0
高木は風に嫉まる コウボクはかぜにねたまる 名声や地位の高い人は、他人の嫉妬(シット)や批判を受けやすいたとえ。大木は高いがゆえに風害を受けやすいことから。参考「高木は風に折らる」「高木風に憎まる」ともいう。出る杭(くい)は打たれる 0
御曹司・御曹子 おんゾウシ 名門や資産家の子息。令息。 由来「曹司」は独立前の貴族の子弟が住む部屋で、その住人の意の「曹司住み」の略から。 0
叩く たた-く [2] ①続けて打つ。「机を―いて悔しがる」 ②ぶつ。「頰(ほお)を―く」 ③物を打って音を出す。「大きく手を―いた」 ④打診する。「専門家の意見を―く」 ⑤非難する。「マスコミに―かれる」 ⑥値段を下げさせる。「売り急ぐと値を―かれる」参考①~③「はたく」とも読む。 0
百面相 ヒャクメンソウ [0] ①さまざまな表情をすること。また、その顔。 ②寄席演芸の一つ。簡単な衣装で変装し、さまざまな表情をしてみせる芸。 0
悪阻 つわり [0] 妊娠初期に起こる、吐き気や食欲不振などの症状。参考「オソ」とも読む。 1
親密 シンミツ [0] 非常に親しく仲のよいこと。非常に近しい間柄であること。「―の度合いを増す」 疎遠 0
飆飆 ヒョウヒョウ 風がはげしく吹くさま。風が強く吹き上がるさま。 0
縷述 ルジュツ こまごまと述べること。詳しく述べること。縷陳・詳述 0
五大州・五大洲 ゴダイシュウ 世界の五つの大陸。アジア・ヨーロッパ・アフリカ・アメリカ・オーストラリア。五大陸参考アメリカを南北に分け、オーストラリアを除くこともある。 0
技巧 ギコウ [0] ①技術の上手なこと。たくみなわざ。「―派の投手」 ②芸術作品などの制作や表現に用いる特別な手法。テクニック。「―をこらした文章」 0
繰糸 ソウシ 繭から生糸をたぐりとる作業。糸をくること。糸くり。 0
痩せ我慢 やせガマン [3] 無理に我慢して、平気そうなふりをすること。「痛い注射を―する」 0
謝絶 シャゼツ [0] 申し出などを断ること。こばむこと。「面会―」 0
反撥 ハンパツ [0] 反発 0
汞和金 コウワキン 水銀と他の金属との合金。歯科治療などに用いる。アマルガム。 0
持薬 ジヤク [0] ふだん飲んでいる薬。また、用心のために持ち歩いている薬。 0
択捉 えとろふ 北海道の東方沖にある、千島(ちしま)列島の最大の島。江戸時代から知られ、日露和親条約により日本領。第二次大戦後、ロシア連邦の統治下にある。 1
藻屑 もくず [0] 海草などのくず。「海の―となる(水の中で死ぬ)」 0
貴酬 キシュウ [0] 返信の手紙の脇付(わきづけ)で、相手への敬意を表す語。ご返事。貴答 0
曩に さき-に [0] 以前に。かつて。「―訪ねたときは一人で住んでいた」 0
合間 あいま [0],[3] 物と物とのすきま。続いていたことの途切れた短い時間。ひま。「勉強の―に日記をつける」 0
小舌 ひこ 口の奥の中央に垂れ下がった突起。のどびこ。口蓋垂(コウガイスイ)。 1
謝礼 シャレイ [0] 感謝の気持ちを表す言葉や金品。お礼。「―に花束を贈る」 0
入会 いりあい [0] 一定地域の住民が、慣習的な権利で特定の山林・原野・漁場を共同で使用し、利益を得ること。 0
小姑 こじゅうと [0],[2] 配偶者の姉妹。 小舅(こじゅうと) 参考「こじゅうとめ」が本来の読み方だが、多く「め」を略して用いられる。 0
辺邑 ヘンユウ 国境の村。また、片田舎の村。 0
無味乾燥 ムミカンソウ [1] 内容に乏しく、味わいや潤いがないこと。「―な話ばかりが続いた」 0
自治体 ジチタイ [0] 一定の住民をもち、自治行政の権能を国家から与えられた公の団体。都・道・府・県・市・町・村など。地方公共団体。 0
腹膜 フクマク [0] ①腹壁や腹部内臓の表面を覆う薄い膜。 ②「腹膜炎」の略。 0
包子 パオズ [1] 肉・野菜・あんなどを入れた中国風のまんじゅう。参考中国語から。 0
気胸 キキョウ [0] ①胸膜腔(キョウマクコウ)に空気・ガスがたまる状態。肺が押し縮められ、呼吸困難になる。 ②「気胸療法」の略。肺結核の治療法の一つ。胸膜腔に空気を送りこんで回復を早める。 0
鷸 しぎ [1] シギ科とその近縁の科の鳥の総称。水辺にすむ。日本では渡りの途中の春と秋にみられる。くちばしとあしが長い。秋表記「鴫」とも書く。 0
流感 リュウカン [0] 「流行性感冒」の略。インフルエンザ。「―で学級閉鎖が続く」 冬 0
百家争鳴 ヒャッカソウメイ [1] 多くの学者や専門家が、自由に議論を戦わせること。「百家」は大勢の学者・専門家のこと。「争鳴」は自由に論争すること。由来「百花斉放」とともに中国共産党が掲げたスローガン。議論百出・百花繚乱(ヒャッカリョウラン) 0
国司 コクシ [1] 律令(リツリョウ)制時代、中央から派遣された地方官。くにのつかさ。 0
池溝 うなて 田に水を引くためのみぞ。表記「溝」とも書く。 1
火事 カジ [1] 建物・山林・船舶などが焼ける災害。火災・火難 冬 0
自由 ジユウ [2] ①他から干渉や束縛を受けない状態。「言論の―」 ②思いのままであるさま。「―に遊ぶ」 0
判然 ハンゼン [0] はっきりとよくわかるさま。明らかなさま。「―としない理由」 0
封じ手 フウじて [0],[3] ①囲碁や将棋で、その日に勝負がつかないとき、次の手の順番の人が最後の手を打たず(指さず)に、紙に書いて密封しておくこと。また、その手。 ②相撲などで、使うことを禁じられている技。 禁じ手 0
送付・送附 ソウフ 品物・書類などを相手に送り届けること。「招待状を―する」 0
怪訝 ケゲン [0] 理由・事情がわからず合点がいかないこと。あやしみ、いぶかしく思うこと。「―な面持ち」「―な顔をする」怪疑・不審参考「カイガ」とも読む。 0
八面六臂 ハチメンロッピ [5] 多方面で大活躍すること。また、一人で数人分の働きをするたとえ。もとは仏像のつくりなどで、八つの顔と六つのひじを備えていること。「臂」はひじの意。「―の大活躍」 0
大死一番 ダイシイチバン [1],[2] 死ぬ覚悟で事にあたること。死んだつもりで奮起する意。〈『碧巌録(ヘキガンロク)』〉参考もと仏教語で、おのれを捨て去って仏道を修行する意。「大死」は「タイシ」とも読む。 0
秋桜 コスモス [3] キク科の一年草。メキシコ原産。葉は細かく羽状に裂ける。秋、白・淡紅・深紅などの頭花をつける。観賞用。 秋
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漢字の豆知識 当て読みってなんだろう「誤読が認められるようになった漢字2」(公財)日本漢字能力検定協会 1
俗臭 ゾクシュウ [0] 富や名誉にこだわる下品な気風。卑しい趣。俗っぽさ。「―芬々(フンプン)たる僧」 0
送迎 ソウゲイ [0] 人を送ったり迎えたりすること。送り迎え。「―バスで通う」 0
聴視 チョウシ [1] きくことと見ること。「―者参加番組」視聴 0
食指 ショクシ [1],[0] 人差し指。
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・漢字の豆知識 食指は伸ばさず動かします ~慣用句どうしが混ざらないように~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
一丁 イッチョウ [1] 豆腐や料理、また、刃物・ろうそく・駕籠(かご)など細長いものの一つ。 「一挺」の書きかえ字。 0
童 わらわ [2],[0] ①一〇歳前後の元服前の子ども。わらべ。 ②子どもの召使い。童男(わらわお)・童女(わらわめ)。①②童子 0
滴る したた-る [3] 水などがしずくとなって落ちる。「けがをした手から血が―った」由来「下(した)垂(た)る」の意から。
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架橋 カキョウ [0] 橋をかけること。また、その橋。「―結合」 0
共有 キョウユウ [0] 一つのものを複数の人や団体・組織が共同して所有すること。専有・独占 0
漁労 ギョロウ [0] 魚介類や海藻類をとる仕事。「―長」 「漁撈」の書きかえ字。 0
鋤 すき [0] 柄(え)に幅広い櫂(かい)状の刃をつけ、土を掘り起こす農具の一種。「畑地を―と鍬(くわ)でたがやす」 参考「犂」と書けば、牛馬に引かせて土を掘り起こす農具になる。 0
屯する たむろ-する [3] 大勢の人が一か所に寄り集まる。「―していた学生たちが動き出した」
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直談判 じかダンパン [3] 直接相手と交渉すること。直談(ジキダン)。「社長に―する」「―に応じる」 0
利剣 リケン [0],[1] ①切れ味の鋭い刀剣。 ②煩悩(ボンノウ)や悪魔を断ち切る仏法の力のたとえ。 0
自己暗示 ジコアンジ [3] 自分自身にある特定の意識や想念を繰り返し抱くように仕向けること。自分に暗示をかけること。「―をかける」 0
逆浪 ギャクロウ [0] 逆風によって起こる大波。参考「さかなみ」とも読む。また、「ゲキロウ」と読めば、世の中が混乱する意もある。 0
孔席暖まらず、墨突黔まず コウセキあたたまらずボクトツくろまず 世間のために東奔西走することのたとえ。故事 孔子は座った席が暖かくなるまで、墨子は滞在した家の煙突が黒くなるまで一か所にとどまることなく、世を救うために諸国を周遊していたことから。〈班固(ハンコ)の文〉孔子に黔突(ケントツ)無く墨子に暖席無し 0
触れ書き ふれがき [0] 人々に広く告げ知らせる文書。おふれ。 触状(ふれジョウ) 0
致仕・致事 チシ ①官職を辞任すること。 ②七〇歳の異称。由来②昔、中国では七〇歳で官職を辞任したことから。参考「チジ」とも読む。 0
咄 はなし [3] ①昔話。物語。「おとぎ―」 ②落語。落とし話。「人情―が得意な―家」表記②「噺」とも書く。 0
成文化 セイブンカ [0] 慣習として行われていたことや話し合いで決められていたことを、文章に書き表すこと。 0
荒くれる あら-くれる あらっぽい態度をとる。あらあらしい感じがする。「―れた連中」 0
不本意 フホンイ [2] 自分の本当の気持ちや希望ではないこと。「―な成績」 0
祭神 サイジン [0] その神社にまつってある神。 参考「サイシン」とも読む。 0
沖積世 チュウセキセイ [4] 地質年代の区分で、新生代第四紀に属す、洪積世(更新世)の次の時代。約一万年前から現在までに及ぶ。由来多くの沖積平野が形成された時代であったことからできた呼称。参考地質学では、現在は「完新世」の呼称が用いられている。 0
音信不通 オンシンフツウ [0] 便りや連絡がまったくないこと。消息がつかめないこと。 0
抽く ぬ-く ①引き出す。 ②抽出する。「エキスだけを―く」 0
廃刊 ハイカン [0] 定期刊行物の発行をやめること。「雑誌が―になる」休刊発刊・創刊 0
曙 あけぼの [0] ①夜が明け始めるころ。明け方。 ②物事の始まりのころ。「近代文化の―」 0
青は藍(あい)より出(い)でて藍よりも青し あおはあいよりいでてあいよりもあおし 教えを受けた者が、教えた者よりもすぐれることのたとえ。青色は、その染料のもとになった藍の葉よりも青い意から。〈『荀子(ジュンシ)』〉 参考「藍より出でて藍より青し」ともいう。 出藍(シュツラン)の誉れ 0
令外官 リョウゲのカン 古代日本の律令(リツリョウ)制で、令(リョウ)に規定された以外の官職や官庁。内大臣・参議・中納言・征夷(セイイ)大将軍など。参考「令」は「律」とともに国家制度全般についての基本法典。 0
手交 シュコウ [0] 公式文書などを手渡しすること。「要望書を―する」 0
善導 ゼンドウ [0] 教えによってよい方向に導くこと。「先生に―されて更生した」 0
玉音 ギョクオン [0] ①天皇の言葉の敬称。「―放送」 ②澄んだ清らかな音。参考「ギョクイン」とも読む。 0
胡孫眼 さるのこしかけ [1] サルノコシカケ科のキノコの総称。木の幹に水平に寄生する。半円形で、乾くと非常にかたい。細工用・薬用。秋由来「胡孫眼」は漢名から。表記「猿の腰掛」とも書く。 1
脚光 キャッコウ [0] 舞台の前の下方から出演者に当てる照明。フットライト。「歌手として―を浴びる(大勢の人に注目される)」 0
信天翁 あほうどり [2] アホウドリ科の鳥。乱獲で減り、伊豆諸島の鳥島でのみ繁殖。翼を広げると二(メートル)をこす。全体に白色で、翼と尾羽の先端は黒褐色。特別天然記念物。国際保護鳥。 由来「信天翁」は漢名からで、天に信(まか)せて一日中同じ場所で魚が来るのを待っている翁(おきな)(老人)のような白い鳥の意。 表記「阿房鳥」とも書く。 1
娑婆気 シャバケ [0] 現世の名誉や利益に執着する心。俗念。しゃばっけ。「なかなか―が抜けない」 参考「シャバキ」とも読む。 0
銀鉱 ギンコウ [0] ①銀を含む鉱石。 ②銀の出る鉱山。銀山・銀脈 0
碧落一洗 ヘキラクイッセン 空がからりと晴れ渡ること。大空を雨でひと洗いする意から。 0
却行 キャッコウ あとずさりすること。じりじり後退すること。 0
店晒し たなざらし [0],[3] ①商品が売れないで、店の棚にいつまでも置かれていること。売れ残り。 ②懸案の問題が、未解決のまま放置されていること。「―の案件を論議する」 0
藍 あい [1] ①タデ科の一年草。インドシナ原産で、古く中国から渡来。葉や茎から青色の染料をとる。 ②①からとった染料。 ③濃い青色。 0
柚子・柚 ユズ ミカン科の常緑低木。中国原産。枝に長いとげがあり、葉は長卵形。夏、白色の小花をつける。果実は表面がでこぼこで、淡黄色に熟し、強い香気がある。果汁は酸味が強い。香味料用。ユウ。秋由来「柚」は漢名から。 0
瞞す だま-す [2] 本当のことを隠す。あざむく。ごまかす。たぶらかす。 0
詮索 センサク [0] 細かいことまで調べ求めること。「余計な―はするな」 0
実 さね [0] ①果実・木の実の中心にある種などの堅い部分。核(カク)。 ②板と板をはぎ合わすとき、片方の板の側面につくる細長い突起。 0
扼える おさ-える ①力を加えて動けないようにする。強く手でしめつける。「相手の腕を―える」 ②要所を占拠して守る。 0
眼撥 めバチ サバ科の海魚。マグロの一種で全長約二(メートル)。体は太く、目が大きい。肉は淡い紅色で、春と秋が美味。若魚は「ダルマ」と呼ぶ。 0
頑強 ガンキョウ [0] ①意志が強く、簡単には屈しないさま。「―に自説を主張する」 ②体ががっしりとして力強いさま。「トレーニングで鍛えた―な体型」 0
相思相愛 ソウシソウアイ [1],[0] 男女が互いに慕い合い、愛し合っていること。「―の二人」
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四字熟語根掘り葉掘り84:悲劇の夫婦の「相思相愛」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
島流し しまながし [3] ①昔、罪人を遠くの島や遠方の地へ送った刑罰。遠島・流刑(ルケイ) ②遠方の不便な地へ転勤すること。左遷(サセン)。 0
婬ら みだ-ら 男女間の関係が、乱れているようす。性的節度をわきまえないさま。 0
要求 ヨウキュウ [0] ①当然であるとして、それを強くもとめること。「賃金値上げの―」 ②必要とすること。「時代の―」 0
空爆 クウバク [0] 飛行機により、空中から爆撃すること。「―で一般市民が犠牲になる」 0
衣裳 イショウ [1] 衣装 0
干す ほ-す [1] ①日光・風・熱などに当ててかわかす。「小魚を天日に―す」 ②液体を残らずなくす。「貯水槽の水を―す」「水を飲み―す」 ③仕事などを与えない。「あの役者は―されている」 0
物 もの [2],[0] ①触ったり見たりできる形を備えた対象。物体や物質。また、その品質。「この器は―がいい」 ②動作の対象を漠然という語。「―思う季節」 ③取り立てていう価値のある対象。「危険を―ともしない」 ④神仏・鬼・悪霊など、超人間的な存在。「―につかれる」 ⑤道理。「―が分かる」 0
苔 こけ [2] コケ植物の総称。湿地・古木・岩石などに群生。特に、葉と茎の区別がないコケ植物(苔類(タイルイ))を指す。 0
膏 あぶら [0] 人間や動物の体からにじみ出てくる液体。脂肪。 0
影印 エイイン [0] 書籍を写真に撮り、それを製版・印刷すること。「芭蕉(ばしょう)真筆の―本」 0
鴨舌草 こなぎ ミズアオイ科の一年草。 由来「鴨舌草」は漢名からの誤用。 小水葱(こなぎ) 1
四顧 シコ [1],[2] ①四方を見まわすこと。「林に座して―する」 ②周囲。あたり。 0
堪航能力 タンコウノウリョク [5] 船舶が安全な航海にたえられる能力。船舶の種類・構造・設備、ほかに航海の長短や季節などにより異なる。 0
競売 キョウバイ [0] 多数の買い手に値段をつけさせ、最高値の人に売ること。せり売り。オークション。参考「ケイバイ」と読めば、法律上差し押さえた物件を入札などで売る意になる。
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漢字の豆知識 兄弟は「ケイテイ」と読む?ちょっと読み方が違う専門用語【法律編】 (公財)日本漢字能力検定協会 0
妄榧 もみ マツ科の常緑高木。 樅(もみ) 1
体型 タイケイ [0] 体格の型。人の体つきを特徴で分けたもの。やせ型・肥満型など。 0
落穽下石 ラクセイカセキ 人の弱味につけこんで、さらに痛めつけるたとえ。落とし穴に落ちた人に向けて、さらに上から石を落とす意から。「穽」は落とし穴。〈韓愈(カンユ)の文〉表記「落穽」は「落井」とも書く。下井落石 0
木槿 むくげ [0] アオイ科の落葉低木。もくげ。由来「木槿」は漢名から。 槿(むくげ) 1
皺襞 シュウヘキ [0] しわと、ひだ。衣服のしわ、山肌に刻まれたひだなど。 表記「褶襞」とも書く。 0
九 ここの [1] ①ここのつ。ここのたび。数の名。九回。 ②いくつも。多数。「―重」参考①数字を数えるとき、「この」とも読む。 0
暑気中たり ショキあたり 夏の暑さにまけて、下痢や食欲不振などで体をこわすこと。あつさまけ。あつさあたり。「―で食欲がない」 夏 0
頭巾雲 ズキンぐも 頭巾のような薄い雲。積乱雲や積雲の上部に現れる。 0
受胎告知 ジュタイコクチ [4] 天使ガブリエルが聖母マリアを訪れ、聖霊により身ごもったことを告げたという聖書の伝説。キリスト教美術の題材の一つ。 0
慈鳥 からす [0],[1] カラス科の鳥の総称。 由来「慈鳥」は漢名より。成長すると親にえさを運んでいつくしむことから。 1
鉉 つる [2],[1] ①なべやどびんの弓形の取っ手。 ②枡(ます)の上に斜めに張り渡した鉄線。枡に入れた物を平らにならすのに用いる。 0
上る のぼ-る [0] ①高いところに進む。物の上に乗る。「壇上に―る」 ②都や貴人のところへ行く。「京へ―る」 ③程度・段階が上になる。「死者は百人に―った」「費用は巨額に―る」 ④取りあげられる。「事件が話題に―る」 0
模倣 モホウ [0] すでにあるものをまねること。似せること。「いつまでも―の域を脱しない」創造表記「摸倣」とも書く。 0
不徳 フトク [0] ①人の道にはずれること。不道徳。背徳 ②徳が足りないこと。「私の―の致すところです」 0
物資 ブッシ [1] 人の活動や生活を支えるのに必要な物。特に、食料や衣料など。「被災者に救援―が届いた」「軍事―の輸送」 0
感応 カンノウ [0] ①心が物事に感じて反応すること。 ②神仏信仰の心が通じて、そのしるしが現れること。 ③電気・磁気が、その電界・磁界内に入った物体に及ぼす作用。誘導 0
互助 ゴジョ [1] 「相互扶助」の略。互いに助け合うこと。「―会」共済 0
徒刑 トケイ [0] 罪人を労役につかせる刑罰。中国古代に行われた五刑の一つ。 0
知母 はなすげ ユリ科の多年草。由来「知母」は漢名から。 花菅(はなすげ) 1
槊杖 サクジョウ 小銃の銃身内部を掃除するのに使う、鉄製の細長い棒。 0
慶事 ケイジ [1] よろこびごと。めでたいこと。祝いごと。結婚や出産など。 0
零墨 レイボク 書き物の切れ端。古人の墨跡が断片として残っているもの。「断簡―」 0
閑か しず-か [1] ひまで、のんびりしているさま。ひっそりとして落ちついているさま。 0
劇職 ゲキショク [0] 休む暇もないほど忙しい職務。劇務閑職表記「激職」とも書く。 0
絮 わた ①まわた。繭を水にひたして作った柔らかいわた。 ②古いわた。古いまわた。 参考②「綿」と書けば、新しいわたの意になる。 0
虫垂炎 チュウスイエン [3] 虫垂に発生する炎症。俗にいう盲腸炎。 0
競輪 ケイリン [0] 職業選手による自転車競走。多く、公認の賭(か)け事の対象となる。 0
於ける お-ける [2],[0] ①場所・時間を示す。…での。…の場合の。「議会に―発言が注目される」「災害時に―対応」 ②関係分野・範囲を示す。…に関しての。…に対する。「情操教育に―音楽の効用」 0
恢い ひろ-い 中があいていて大きい。志が大きい。また、心がひろい。 0
蚊遣り かやり [0] カを追い払うため、煙をくゆらせること。古くから香料・木片などをたいた。かいぶし。「―香」 夏 0
竜吐水 リュウドスイ ①昔の消火器で、水槽の上に設置した押し上げポンプで放水するもの。 ②水鉄砲。 0
解凍 カイトウ [0] 保存のため冷凍しておいたものをもとの状態に戻すこと。冷凍 0
骨 ほね [2] ①骨格を形作って体を支え、運動を助け、臓器を保護する組織。 ②物事にたえる気力。気骨。「―のある人物」 ③むずかしいこと。苦労が多いこと。「彼を納得させるのは―だ」「―の折れる仕事」 0
狩人罠(わな)にかかる かりゅうどわなにかかる 人を陥れようとたくらんだ本人が、逆にわなにかかり災難にあうこと。 策士策に溺(おぼ)れる・自縄自縛(ジジョウジバク) 1
合理 ゴウリ [1] 道理にかなうこと。論理にかなうこと。「―的な考えの持ち主」 0
浜 はま [2] ①海や湖に沿った水辺の平地。浜辺。「―づたいに散歩する」海岸 ②囲碁で、囲んで取った相手の石。上げ石。あげはま。 ③「横浜」の略称。「―っ子」 0
繹ねる たず-ねる 物事のいわれを探りたずねる。一つずつ引き出して吟味する。 0
暴挙 ボウキョ [1] ①乱暴な行い。無謀な振る舞い。「軍隊が―に出た」 ②不法な行動や一揆(イッキ)を起こすこと。暴動 0
寓話 グウワ [0] 教訓的な内容を動植物などの擬人化などで表した、たとえ話。イソップ童話など。 0
才覚 サイカク [0] ①すばやい頭のはたらき。物事にすばやく対応する能力。機転。「彼の―で窮地を切り抜けた」 ②苦心して金品を調達すること。「運転資金を―する」 工面(クメン) 0
常道 ジョウドウ [0] ①人が常に守るべき道。 ②ふつうのやり方。 常軌 0
正価 セイカ [1] 掛け値なしの値段。「―販売」 正札(ショウふだ) 0
氷雨 ひさめ [0] ①ひょう。夏 ②みぞれ。みぞれのような冷たい雨。あられ。冬 0
惑わす まど-わす [3] ①迷わせる。心を乱れさせる。「甘い言葉で人を―す」 ②人をあざむく。だます。「誇大広告で大衆を―す」 0
最高値 サイたかね [4],[3] 取引で、ある株の相場が一定期間の中で最も高い値をつけること。また、その値段。 0
若 なんじ [1] あなた。おまえ。きみ。同等かそれ以下の相手に対して用いる語。 0
対馬 つしま 旧国名の一つ。九州と朝鮮半島との間にある島で、現在は長崎県に属す。対州(タイシュウ)。 1
洩れる も-れる [2] ①水分が少しずつしみ出る。「尿が―れる」 ②情報や光・音・ガスなどが外部に流れ出る。「秘密が―れる」 0
丹塗り にぬり [0] 赤色の塗料で塗ること。また、その塗ったもの。 0
深長 シンチョウ [0] 意味などが奥深く含みの多いさま。「意味―」 0
継続 ケイゾク [0] それまでの状態が続くこと。また、続けること。「話し合いを―する」「永年の―的な研究が実る」 0
桜肉 さくらニク [3] 馬肉の別称。 由来桜色をしていることから。 0
直後 チョクゴ [1],[0] すぐあと。すぐうしろ。「父は戦争―に生まれた」直前 0
暈 かさ [1] 太陽や月の周りに現れる光の輪。ウン。光環 0
天恵 テンケイ [0] 天子の恩恵。神の助け・慈悲。また、天のめぐみ。天恩・天眷(テンケン) 0
肉親 ニクシン [0] 親子や兄弟など血縁の近い人々。また、その関係。 0
遊牧 ユウボク [0] 牧草や水を求めて、移住しながら牧畜をすること。「―生活」「―民族」表記「游牧」とも書く。 0
弟月 おとづき 陰暦一二月の異名。参考「おとうづき・おととづき」とも読む。 0
太鼓判 タイコバン [0] ①大きな判。 ②まちがいないという保証。「―を押す(確かだと保証する)」 0
瑕瑾 カキン [0] きず。欠点。短所。参考「瑾」は美しい玉の意で、きずの意に用いるのは誤用。本来は「瑕」と書く。 0
社会保障 シャカイホショウ [4] 失業・疾病・老齢などによる生活上の難儀を国家が救済し、国民の生活を保障する制度。社会保険・公的扶助・社会福祉事業など。 0
赤貧 セキヒン [0] 非常に貧乏であること。「―にあえぐ」 極貧 0
炬燭 キョショク 「炬火(キョカ)」に同じ。 0
機才 キサイ [0] 機敏な才気。すばやく働く才気。「―が利く」 0
細心 サイシン [0] ①細かいところまで、気を配ること。また、そのさま。「―の注意を払う」 綿密 ②気の小さいこと。また、そのさま。 小心 0
牽連 ケンレン [0] 関連があること。関係が引き続くこと。「―事件」 0
瘠せる や-せる [0] ①体の肉が落ちて細る。 ②土地に養分などが少なくなり、作物を育てる力がとぼしくなる。 0
澎湃 ホウハイ [0] ①水の勢いが盛んなさま。「―たる大河の流れ」 ②物事が盛んに起こるさま。「―として新しい気運が起こる」表記①「滂湃」とも書く。 0
牛津 オックスフォード イギリスのロンドンの北西、テムズ川に面した都市。オックスフォード大学がある。 1
恍ける とぼ-ける [3] ①知らないふりをする。しらばくれる。 ②こっけいな言動をする。「―けたことを言う」 ③頭がはたらかなくなる。ぼける。 0
度徳量力 タクトクリョウリキ 自分の人望と力量を推しはかったうえで、事にあたること。身のほどを知ること。「度」「量」はともに、はかる・計算する意。〈『春秋左氏伝』〉 0
隠匿 イントク [0] ことさらにかくすこと。秘密にすること。「品物は倉庫に―されていた」隠蔽(インペイ)・蔵匿 0
油断大敵 ユダンタイテキ [0] 注意を怠れば必ず失敗を招くから、十分に注意せよという戒め。「―、決して気をゆるめるな」 0
元の鞘(さや)に収まる もとのさやにおさまる 仲たがいしていた者同士が、もう一度以前のよい関係に戻ること。 0
大絃急なれば小絃絶ゆ タイゲンキュウなればショウゲンたゆ 国を治めるには寛容が大切で、過酷な政治を続けると民を疲れさせ国を滅ぼすもとになるという戒め。琴や琵琶(ビワ)などの弦を張るのに、大絃を強くすれば小絃は切れてしまう意から。「大絃」は琴や琵琶などの太い弦、「小絃」は細い弦、「急」は強く張ること。〈『説苑(ゼイエン)』〉 0
証明 ショウメイ [0] ①ある事柄が真実であることを明らかにすること。「身分―書」 ②数学や論理学で、ある命題や判断の正否を根本原理から導き出すこと。「定理を―する」 論証 0
把持 ハジ [1] しっかりと手に持つこと。また、権力などを独占的に握ること。 0
半首・半頭 はつぶり 平安末期から鎌倉時代にかけて用いられた、額から頰(ほお)にかけての部分を守る武具。参考「はつむり」とも読む。 1
声価 セイカ [1] 人や物事に対する世の中の評判や評価。名声。「実業家としての―を高めた」 評判 0
聳立 ショウリツ [0] 山などがひときわ高くそびえること。 聳峙(ショウジ)・屹立(キツリツ) 0
凍鮒 こごりぶな フナを煮て、煮汁をかたまらせた料理。冬表記「凝鮒」とも書く。 0
一銭一厘 イッセンイチリン ごくわずかな金銭、きわめてわずかなことのたとえ。「一銭」は一円の一〇〇分の一、「一厘」は一銭の一〇分の一。一文半銭 0
駅馬 はゆま [1] 昔、役人が公用で旅をするとき、乗り継ぎのために各駅に用意された早馬(はやうま)。 1
未蘭 ミラノ イタリア北部の商工業都市。オペラの殿堂のスカラ座やミラノ聖堂などで有名。 1
梅雨 バイウ [1] 「梅雨(つゆ)」に同じ。 0
羽織 はおり [0] 和装で、着物の上に着る丈の短い衣服。「―袴(はかま)で出迎える」 0
使う つか-う [0] ①人を働かせる。「人をこき―う」 ②役立たせる。手段として利用する。「電話を―う」「卵を―った料理」「仮病を―う」 ③金銭や時間などを費やす。「エネルギーを―う」「趣味に休日を―う」 0
撓める いた-める [3] 牛皮を膠(にかわ)の溶液に浸し、金づちなどで打ち固める。 0
仏頼んで地獄へ堕ちる ほとけたのんでジゴクへおちる 物事が期待と反対の結果になるたとえ。願いが不本意な結果となるたとえ。 0
繁縷 はこべ [0] ナデシコ科の二年草。道端に自生。春から夏、白い小さな五弁花をつける。春の七草の一つ。春由来「繁縷」は漢名から。参考「はこべら」とも読む。 1
盞 さかずき [0],[4] 酒を飲むのに用いる小さなうつわ。さかずきのなかでも浅く小さいもの。 0
信号 シンゴウ [0] ①色・音・光・電波など言葉でない符号で意思を伝達する方法。また、その符号。「モールス―」 ②道路などにある交通規制のための機械。「―を渡る」 0
茶代 チャダイ [0] ①茶店で休んだときに払う、茶や席料などの代金。 ②旅館・飲食店などで払う、宿泊・飲食料以外の心づけの金。チップ。 0
抽象的 チュウショウテキ [0] ①個々のものから、共通の性質を抜き出して一般化するさま。概念的。「―な思考力」 ②現実を離れ、物事を頭のなかだけで考えて、分かりにくいさま。観念的。「発言が―すぎる」「―な議論」 ①②具象的・具体的 0
紐革饂飩 ひもかわウドン [5] 革のひものように平たく打ったうどん。きしめん。 0
楽府 ガフ 漢詩の古体詩の一つ。定型詩と異なり、長短の句を交えて自由に抑揚や変化をつけたもの。 由来もとは中国漢代の音楽をつかさどる役所の意で、そこで採集された詩。 0
猛虎 モウコ [1] 性質の荒々しいトラ。転じて、勢いが盛んで強いことのたとえ。「―となって戦う」 0
案 つくえ [0] 読んだり書いたりするときに使う台。表記「机」とも書く。 0
頸骨 ケイコツ [1] くびの骨。頸椎(ケイツイ)。 0
被る こうむ-る [3] ①恩恵や被害などを受ける。「おかげを―る」「迷惑を―る」 ②お許しいただく。おことわりする。「ご免を―る」 0
牙 は [1] ①犬歯。糸切り歯。 ②歯の総称。 0
春霰 シュンサン [0] 春に降るあられ。ひょうの小粒のもので、木の芽や若葉・苗などに被害が出ることもある。 春 0
兄事 ケイジ [1] 兄のように尊敬して接すること。「先輩に―する」 0
新たに沐(モク)する者は必ず冠を弾(はじ)く あらたにモクするものはかならずかんむりをはじく 清潔な人ほど、不正を遠ざけようとするものだということ。髪を洗ったばかりの人は、冠の汚れを手で払ってからかぶる意から。「弾く」は指などではねのける意。〈『楚辞(ソジ)』〉 0
蕭牆の憂え ショウショウのうれえ 身近な心配事。内輪の争い。また、内乱のこと。「蕭牆」は門の内側にある垣。転じて、内部のこと。〈『論語』〉 0
手当 てあて [1] ①病気やけがなどの処置。治療。「応急―」 ②事前に用意しておくこと。準備。また、適切な手段・処置をとること。「欠員の―をする」 ③労働の報酬。給料。また、基本給以外に支給される金。「残業―」
■もっと学べる!コラムを読んでみよう!
新聞漢字あれこれ86 「手当て」と「手当」で大違い
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
肘鉄砲 ひじデッポウ [3] ①ひじの先で突きのけること。 ②誘いや申し込みを断ること。特に、女性が男性の誘いをはねつけること。「―をくわせる」参考「肘鉄(ひじテツ)」ともいう。 0
濁醪 ダクロウ [0] 「濁酒(どぶろく)」に同じ。 0
気脈 キミャク [0] 互いの気持ちや意思のつながり。「―を通じる(ひそかに意思を通じ合う)」由来「血液の通る筋道」の意から。 0
喉仏 のどぼとけ [3] のどのなかほどにある突出した甲状軟骨。成人男子に見られる。喉骨(のどぼね) 0
稀元素 キゲンソ [2] 希元素 0
昊天 コウテン ①広く大きい空。大空。天。 ②夏の空。 0
雲合霧集 ウンゴウムシュウ 多くのものが一時に群がり集まること。雲や霧が急激に立ちこめる意から。〈『史記』〉「―する仲間」雲屯霧集(ウントンムシュウ)雲散霧消 0
特有 トクユウ [0] そのものだけが特にもっているもの。また、そのさま。「チーズ―のにおい」独特・独自共有・通有 0
当否 トウヒ [1] ①当たることと、はずれること。当たりはずれ。 ②道理に合うことと、合わないこと。当不当。「―の判断をする」正否 0
阿羅漢 アラカン [2] すべての煩悩を絶ち、悟りの境地に達した人。小乗仏教では最高の地位とされる。 0
沙弥から長老にはなれぬ シャミからチョウロウにはなれぬ 物事には順序や段階があり、それを順に踏んでいかなければ上位に上がれないということ。「長老」は学徳のすぐれた高僧の意。禅宗では、住職の称に用いる。 参考「長老なるも沙弥を経(ヘ)る」ともいう。 0
時世 ジセイ [1],[0] 移り変わる世の中。時代。「嫌な―になったものだ」 参考「ときよ」と読めば、その時代の風潮の意もある。 0
窮理 キュウリ [1] 物事の道理をきわめること。表記「究理」とも書く。 0
美しい うつく-しい [4] ①形・色・音などがこころよく感じられる。きれいなさま。「―い大自然」 ②行動や性質などが心を打つさま。感心だ。「―い親子愛」 0
有り体 ありテイ [0] ①ありのまま。「―に言えば、有り難迷惑です」 ②ありふれたさま。「―な作法」 0
依然 イゼン [0] もとのままで変わらないさま。「旧態―とした考え方」 0
嘖嘖 サクサク 人々が口々に言いはやすさま。しきりに言うさま。「好評―」 0
二人三脚 ニニンサンキャク [4] ①二人が並んで隣り合った足首をひもでくくり、三本足の状態で走る競技。 ②二人で力を合わせて一つのことをすることのたとえ。「夫婦―で家業を営む」同心協力 0
収奪 シュウダツ [0] 強制的に取り上げること。「土地も家屋も―された」 0
雷同 ライドウ [0] 自分の考えをもたず、他人の意見に安易に同調すること。「付和―」由来かみなりが鳴り響くと、万物がその響きに応じることから。〈『礼記(ライキ)』〉 0
驕奢 キョウシャ [1] 財力や権勢などをたのんで贅沢(ゼイタク)を尽くすこと。「―な趣味」「富貴なれば―を生ず」驕侈(キョウシ) 0
天外 テンガイ [0],[1] ①はるかな空のすみ。非常に遠いところや高いところ。 ②想像を絶する場所。「奇想―」 0
先妻 センサイ [0] 前の妻。離婚または死別した妻。 前妻 後妻 0
落手 ラクシュ [1],[0] ①手紙や品物などを受け取ること。「本日お手紙を―いたしました」落掌 ②碁や将棋で、やりそこなった手。悪手(アクシュ) 0
覇道 ハドウ [1] 武力や策略によって天下を治める方法。「―を争う」王道 0
窘しむ くる-しむ 追いつめられ、非常に困った状態になる。行きづまって動きがとれなくなる。参考「窘」は、穴に閉じこめられてくるしむ意。 0
前厄 まえヤク [0] 厄年の前年。厄年に次いで、忌み慎むべき年とされる。 後厄(あとヤク) 0
諒承 リョウショウ 了承 0
脆い もろ-い [2] ①壊れやすい。「―い鉱物」 ②心が感じやすい。「情に―い人」 0
右翼 ウヨク [1] ①右側のつばさ。 ②隊列を組んだり左右に広がったりしている物の右側。 ③保守的・国粋的なものを重んじる思想傾向。 ④野球で、本塁から見て右側の外野。また、そこを守る選手。 ①~④左翼 由来③フランス革命後の国民議会で、保守派が議長席からみて右側に座ったことから。 0
郷 さと [0] ①むらざと。いなか。 ②ふるさと。「―に帰る」 ③ところ。場所。「民芸の―」 0
鴇 とき [1] トキ科の鳥。東アジアに分布。水田や湿地にすむ。全身白色で、翼と尾羽が淡紅色。顔とあしが赤く、頭に冠羽がある。くちばしは黒くて長く、下に曲がる。特別天然記念物。国際保護鳥。日本では野生のものは絶滅。秋表記「朱鷺・桃花鳥・鴾・鵇」とも書く。 0
木から落ちた猿 きからおちたさる 頼みにするものを失って、途方に暮れている状態のたとえ。木の上では自由自在に動けるサルでも、地上では勝手がちがい動けなくなることから。〈『説苑(ゼイエン)』〉陸(おか)に上がった河童(かっぱ) 0
金気 かなケ [0] ①水分中にとけて含まれている鉄分。また、その味。 ②新しい鍋(なべ)などで湯を沸かしたときに浮かび上がる赤黒いかす。表記「鉄気」とも書く。 0
荒事 あらごと [0],[2] 歌舞伎(カブキ)で武士や鬼神などを主役として、あらあらしさを誇張して演じる芝居。和事(ワごと) 0
天 そら [1] 地上の高方に広がる空間。上空をおおう空間。地(つち)参考「テン」とも読む。 0
左提右挈 サテイユウケツ 互いに手をとりあって助けあうこと。左にさげ、右にたずさえる意から。〈『漢書(カンジョ)』〉 参考「左提右携(ユウケイ)」ともいう。 0
采邑 サイユウ 諸侯が租税を取り立てる地。領地。知行所。 采地 0
隣家 リンカ [1] となりの家。「―から楽しそうな笑い声が聞こえる」「―の犬がうるさい」 0
芝蘭 シラン 「芝」はマンネンタケでめでたいもの、「蘭」はフジバカマで香気の高い草。転じて、道徳や才能のすぐれた人のたとえ。「―の化」 0
勦滅 ソウメツ すっかりほろぼすこと。勦絶。 表記「掃滅」とも書く。 0
潰走 カイソウ [0] 戦いに敗れて秩序なくばらばらに逃げること。軍の陣形をくずして逃げること。敗走・潰散表記「壊走」とも書く。 0
火屋 ほや [1] ①香炉・手あぶりなどの上を覆う網状のふた。 ②ランプ・ガス灯などの火を覆うガラス製の筒。 ③「火葬場」の別称。参考③「ひや」とも読む。 0
殴打 オウダ [1] ひどくなぐること。「頭を―する」「顔面を―された」 0
畝目返し うのめがえし 布地を堅固にするために表裏を合わせて、耕地の畝(うね)のように間をおいて幾筋にも刺し縫いすること。また、その縫い方。うのめ。 0
着色 チャクショク [0] 色をつけること。また、その色。「人工―料」脱色 0
内在 ナイザイ [0] ある原因や問題点がそのものの内部に存在すること。外在 0
約言 ヤクゲン [0] ①要点をかいつまんでいうこと。「―して言うと」 ②語中に並んだ二つ以上の音節の、一つが省略されること。「さしあぐ」が「ささぐ」となる類。約音延言 ③約束の言葉。 0
殷富 インプ [1] 栄えて豊かなこと。「―なること窮(きわ)まりなし」 0
窖 あなぐら [0] ものをたくわえるために地下に掘ったあな。 0
急度 きっと [0],[1] ①必ず。確かに。「彼は―来る」 ②表情や態度がきびしいさま。「悪人を―にらみつける」表記「屹度」とも書く。 1
醜悪 シュウアク [0] 容姿や心がみにくいさま。行いがみにくく、さもしいさま。 美麗 0
岐路 キロ [1] 分かれ道。その選択により、大きく変わるような場面・状況。「人生の―に立っている」参考「えだみち」と読めば別の意になる。 0
埴生 はにゅう [0] 粘土のある土地。また、埴土。「―の宿(粗末な小さい家)」 1
魚雁 ギョガン ①魚とガン。 ②手紙。たより。雁帛(ガンパク)由来②「魚」はその腹中に入れて、「雁」はそのあしに結んで手紙を届けたという宋无(ソウム)の詩から。 0
十哲 ジッテツ [0] 思想家や芸術家の門下で、特にすぐれた一〇人。「芭蕉(ばしょう)門下の―」 参考「哲」はかしこい意。 0
難しい むずか-しい [4],[0] ①理解したり解決したりするのが困難なさま。「問題が―い」 ②複雑なさま。解決や処理に手間がかかるさま。「―い入国手続きを済ませた」「―い事情がある」「とても―い病気だ」 ③機嫌が悪い。また、気むずかしい。参考「むつかしい」とも読む。 0
極光 キョッコウ [0] 「極光(オーロラ)」に同じ。 0
贍りる た-りる ①十分にある。 ②財がゆたかにある。 0
鮠 はや [1] コイ科の淡水魚。おもに関東ではウグイ、関西ではオイカワの別称に用いる。 春参考「はえ」とも読む。 0
集大成 シュウタイセイ [3] 多くのものをまとめて一つの完全なものにすること。また、そのもの。「研究の成果を―する」 由来孟子(モウシ)が、孔子をすべての徳を集め大成した聖人であると評した言葉から。〈『孟子』〉 0
朝菌は晦朔を知らず チョウキンはカイサクをしらず 短命であることのたとえ。また、いのちのはかないことのたとえ。朝生えて夕方には枯れてしまうキノコ(朝菌)は、ひと月の晦(みそか)も、朔(ついたち)も知らないという意から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
瓊筵 ケイエン 玉のように美しい敷物。転じて、美しく華やかな宴席。 0
弱輩 ジャクハイ [0] ①年の若い者。年少者。「―ですがよろしくご指導ください」 弱年 ②未熟で経験が浅い者。青二才。「―のくせに生意気だ」 表記「若輩」とも書く。 0
醋酸 サクサン [0],[3] 酢酸 0
半時 ハンとき [4] ①昔の一時(イッとき)の半分。今の約一時間。 ②少しの時間。わずかな時間。 0
灯籠 トウロウ [0] 戸外に据えたり軒先につるしたりする灯火用具。石・木・金属などで火舎(ほや)を作り、中にあかりをともす。 0
蟻も軍勢 ありもグンゼイ つまらない人でもたくさんいたほうがよいということ。餓鬼も人数(ニンズ)・枯れ木も山の賑(にぎ)わい 0
恰も あたか-も [1] ①まるで。さながら。「―鬼のごとき形相」 ②ちょうど。まさに。「時―良し」 0
凍餓 トウガ 寒さでこごえて、飢えること。また、非常に衣食に窮すること。 0
釉・釉薬 うわぐすり 素焼の陶磁器の表面に塗り、焼いてつやを出すガラス質の珪酸(ケイサン)塩化化合物を主成分とするもの。つやぐすり。 1
前車の覆(くつがえ)るは後車の戒め ゼンシャのくつがえるはコウシャのいましめ 先人の失敗は、後人の戒めになるたとえ。前の車がひっくり返るのを見て、後ろの車が気をつける意から。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
憚る はばか-る [3] ①差し障りがあるとしてひかえる。遠慮する。「恩師の前を―らず反対論を唱える」 ②幅をきかす。のさばる。「憎まれっ子世に―る」 0
貽謀 イボウ 子孫のためによい計画を残すこと。また、その計画。 0
氏素性・氏素姓 うじスジョウ 家柄や家筋。生まれや家系・経歴。「―の知れない人」 0
寸評 スンピョウ [0] 簡単な批評。短くまとめた批評。「新刊本の―を書く」 短評 0
灼灼 シャクシャク ①光り輝くさま。「―たる日光」 ②花が盛んに美しく咲くさま。 0
縁 ふち [1],[0] 物のへり。はし。「めがねの―」「赤い―どり」参考「へり」とも読む。 0
板山葵 いたわさ 板つきかまぼこを薄く切って、すりおろした山葵(わさび)を添えた料理。 1
深まる ふか-まる [3] 物事の程度が深くなること。「友情が―る」「秋が―る」 0
桴 いかだ [2] 木材や竹をつるなどでつないで、水上に浮かべるもの。「―に乗って川に浮かぶ」参考「筏」と書けば大きないかだの意になる。 0
麗ら うら-ら 空が晴れてのどかなさま。うららか。「春の―の隅田川」 0
終に つい-に [1] ①とうとう。最後に。結局。「―実験が成功した」 ②ずっと。最後まで。ついぞ。多く、打ち消しの語を伴う。「―勝てなかった」 0
演説・演舌 エンゼツ 多くの人の前で、自分の意見や主張を述べること。また、その話。「立候補者の―を聞く」講演・講話・弁論 0
最中 サイチュウ [1] 「最中(サなか)」に同じ。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 最中を食べている最中です ~読み方で意味の変わる漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
排除 ハイジョ [1] いらないものや邪魔になるものを取り除くこと。「路上の障害物を―する」除去 0
玩弄 ガンロウ [0] もてあそぶこと。ばかにしたり、なぐさみものにしたりすること。「―物」愚弄表記「翫弄」とも書く。 0
本則 ホンソク [0] ①根本の法則。原則。 ②法令の本体である部分。付則 0
陳列 チンレツ [0] 人に見せるために品物を並べること。「展示品を―する」展覧 0
朸 おうご 荷物に通して肩にかつぐのに用いる棒。てんびん棒。 0
鰾 ふえ [0] 「鰾(うきぶくろ)」に同じ。 0
手引 てびき [1] ①案内すること。導くこと。手ほどき。「犯人は内部の者の―で侵入した」 ②手ほどきの書物。入門書。「インターネットの―」 ③つて。縁故。 0
名答 メイトウ [0] うまく言い当てた、みごとな答え。的確な答え。「ご―です」 0
在世 ザイセイ [0] この世に生きていること。また、その間。「父の―中は、大変お世話になりました」 存命 参考「ザイセ」とも読む。 0
用材 ヨウザイ [0] ①燃料以外に使う材木。建築・家具などに使う材木。 ②材料として用いるもの。「学習―」 0
迅い はや-い 目にも止まらぬほどはやい。飛ぶような速度である。迅速だ。 0
書く か-く [1] ①文字・記号などをしるす。「紙に―く」 ②文章を作る。「本を―く」 0
規矩 キク [1],[2] 規準となる規則。手本。参考「規」は円形を描くコンパス、「矩」は方形を描くかぎ型の定規。 0
家中 カチュウ [1] ①家の中。「―くまなく捜す」 ②家族全員。 ③昔の大名の家来。家臣。「藩の―の者」 0
策 ふだ [1] 紙がなかった時代に、文字を記した竹片。竹簡。 表記「冊」とも書く。 0
遏絶 アツゼツ ①おしとどめて物事をさせないこと。遏止 ②たちきること。一族を絶滅させること。 0
遠山 エンザン [0] 遠くの山。遠くに見える山。「―の眉(まゆ)(美人の眉のたとえ)」 0
蜀魂・蜀魄 ほととぎす ホトトギス科の鳥。 由来蜀の望帝の魂がホトトギスになったという伝説に基づく。「蜀魂・蜀魄」は漢名から。 杜鵑(ほととぎす) 1
天職 テンショク [1] ①天から授かった職。生まれながらの才能や性質にふさわしい職業。「教師を―とする」 ②神聖な職務。特に、天子が国を治める務め。 0
下火 したび [0] ①火の勢いが弱くなること。「山火事が―になる」 ②盛んだった勢いが衰えること。「ブームが―になる」 ③下からあてる火。「―でするめを焼く」 ④茶道の炭手前(すみてまえ)で、前もって風炉(フロ)や炉に入れておく火。参考「アコ」と読めば別の意になる。 0
公開 コウカイ [0] 利用や見聞ができるように、一般の人々に開放すること。「国宝の―」 0
楽屋 ガクや [0] ①劇場などで、出演者が準備や休憩をする部屋。「―入り」 ②物事の内幕。内情。楽屋裏。「―話」 0
扛秤 ちきり [3],[0] 一貫目(三・七五(キログラム))以上の重い物を量るのに用いたさおばかり。表記「杠秤」とも書く。参考「ちぎ・ちぎり・ちぎばかり」とも読む。 1
屈輪 グリ 文様の一種。渦巻き文様を連続させたもので、寺院の建築などに用いる。ぐりん。ぐりぐり。 0
睡る ねむ-る [0] まぶたが垂れてきて、ねむる。いねむりをする。 0
視聴言動 シチョウゲンドウ 見ること、聞くこと、言うこと、行うこと。また、この四つを慎むこと。 故事孔子が顔回の仁についての問いに答えて、「礼に基づかないものは、見ても、聞いても、言っても、行ってもいけない」と言った故事から。〈『論語』〉 0
鉄 くろがね [0] てつの古称。「―の城(きわめて防備の固い城のたとえ)」 0
鯔背銀杏 いなせいちょう 江戸時代、江戸の日本橋魚河岸(うおがし)の粋(いき)な若者が好んで結った髪形。鯔(いな)の背の形に似せて結った髷(まげ)。 1
馴れる な-れる [2] 鳥獣が人に次第になつき、従順になる。「犬が飼い主に―れる」 0
召し捕る めしと-る [3],[0] 罪人をつかまえる。逮捕する。「曲者(くせもの)を―る」 0
神授 シンジュ [1] 神から授けられること。天授。「王権―説」 天与 0
寛大 カンダイ [0] 心がひろく、ゆったりしていること。他人に厳しくせず、度量の大きいさま。「―な処置をお願いします」寛容・寛仁 0
三幅対 サンプクツイ [4],[3] ①三つで一揃(そろ)いとなる掛け物。 ②三つで一組になる物。 0
激語 ゲキゴ [1],[2] はげしい口調でものを言うこと。また、その言葉。「興奮して―を放つ」 0
重職 ジュウショク [0] ある団体や分野などで、果たす役割や責任の大きい重要な役職。「会長の―に就く」 要職 0
君臣 クンシン [0],[1] 君主と臣下。主君と家来。「―水魚(君臣の関係が、水と魚の関係のように親密なことをたとえた言葉)」 0
南都北嶺 ナントホクレイ 奈良興福寺と比叡(ひえい)山延暦(エンリャク)寺のこと。昔、奈良は京都の南にあるので、南都といい、そこの旧勢力の寺院を代表する興福寺と、北方の比叡山にある、新興宗派である天台宗の延暦寺を対比した語。 0
寸白 スバク ①条虫などの人体の寄生虫。また、それによって起こる病気。 ②婦人病。 参考②①によると思われていたことから。 0
綜合 ソウゴウ [0] 総合 0
生口 いきくち 口寄せで、巫女(みこ)などが神がかりになって生きている人の霊魂を呼び寄せ、その言葉を伝えること。 死口(しにくち) 0
手詰め てづめ [0],[3] 厳しく詰め寄ること。「―の談判で認めさせる」 0
法 のり [0] ①守るべき事柄。おきて。「―を守って暮らす」 ②手本。模範。「後世に―を示す」 ③仏の教え。「―を聞く」 ④寸法。さしわたし。「内―を測る」 0
悔悛 カイシュン [0] キリスト教で、自分が過去に犯した罪を神に告げ、わびて許しを得ること。 0
南呂 ナンリョ [1] ①中国の音の名称。十二律の一つ。日本では盤渉(バンシキ)に当たる。 ②陰暦八月の異名。 0
自棄 ジキ [1] 自分で自分を見捨てること。自分の身を顧みずにすてばちになること。「自暴―」 参考「やけ」とも読む。 0
氷海 ヒョウカイ [0] 一面に氷の張った海。冬 0
咽ぶ むせ-ぶ [0],[2] ①飲食物や煙などで息がつまりそうになる。 ②感情がこみ上げて声がつまる。「あまりの嬉(うれ)しさに涙に―ぶ」 ③風や水の音が激しく泣くように聞こえる。 0
乖異・乖違 カイイ 意見・態度などが互いに食い違うこと。気が合わないこと。 0
遺族 イゾク [1] 人が死亡したあとにのこされたその親族。遺家族 0
鈍重 ドンジュウ [0] 動作がのろくて反応がにぶいさま。「―な動物だ」 0
特売 トクバイ [0] ①特別に安く売ること。「―日」 ②特定の人に売ること。 0
同格 ドウカク [0] ①身分・格式・資格などが同じであること。「部長と―」 ②文中で二つ以上の語句が同じ関係であること。「首都東京」の「首都」と「東京」の類。 0
優柔不断 ユウジュウフダン [0],[5] ぐずぐずして、決断ができないこと。思い切りの悪いこと。「―で周囲をいらいらさせる」優柔寡断・薄志弱行剛毅果断(ゴウキカダン)・勇猛果敢
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・四字熟語根掘り葉掘り30:「優柔不断」ってだれのこと? ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
筆舌 ヒツゼツ [0] ふでと舌。文章と話し言葉。「終戦直後の生活は―に尽くしがたい」 0
柾 まさき [0] ニシキギ科の常緑低木。海岸近くの山地に自生。葉は楕円(ダエン)形で厚くつやがある。初夏、緑白色の小花が咲き、赤い実を結ぶ。表記「正木」とも書く。 0
代価 ダイカ [1],[0] ①品物の値段。代金 ②あることを実現するために避けられない犠牲や損害。代償 0
荒砥 あらと [0] 刃物をざっと研ぐときに用いる、きめのあらい砥石(といし)。真砥(まと)表記「粗砥」とも書く。 0
毛布 ケット [1] 「ブランケット」の略。毛布。ケットン。「タオル―」 1
勇俠 ユウキョウ 勇気があって、義俠に富む気性。また、そのさま。俠勇 0
眠る ねむ-る [0] ①心身の活動がにぶくなり、目を閉じて無意識の状態になる。「何日も―れない夜が続いた」 ②死ぬ。永眠する。「父母の―る墓」 ③活用されないままである。「倉庫に―っている器材を活用する」 0
専管 センカン [0] 一手に管理・支配すること。「―水域」 0
海扇 ほたてがい [3] イタヤガイ科の二枚貝。海底の砂地にすむ。養殖も盛ん。殻は大きく扇形をしている。食用で、特に貝柱が大きく美味。夏表記「帆立貝」とも書く。 1
浄い きよ-い [2] 澄んでいる。また、けがれや汚れがなく、きよらかなさま。 0
武名 ブメイ [1] 武人としての名声や評判。武勇の誉(ほま)れ。「一躍―を馳(は)せる」 0
未だ ま-だ [1] ①一定の段階や時期にまで至っていない。「目的地に―着かない」「―疲れていない」 ②今でもなお。いまだに。「―子どもだ」 ③さらに。もっと。「問題は―ある」 ④どちらかといえば。「これは―ましなほうだ」 0
悲喜 ヒキ [1],[2] 悲しみと、喜び。哀歓参考悲しみと喜びが、一つのことに同時に存在するときに使う。 0
等し並み ひとしなみ 区別なく、等しいこと。「全員を―に扱う」同等・同列 0
転送 テンソウ [0] 送られてきた物を、さらに他の場所に送ること。「郵便を転居先へ―する」回送 0
鱸 すずき [0] スズキ科の海魚。日本から中国の沿岸に分布。全長約一(メートル)。春から夏にかけて海水の混じった河川にも入る。出世魚で稚魚をコッパ、幼魚をセイゴ、やや成長したものをフッコという。食用で、夏に美味。秋 0
渡世 トセイ [1] ①よわたり。暮らし。 ②生業。なりわい。「板前を―とする」 0
腕捻り かいなひねり [4] 相撲の技の一つ。両手で相手の腕をとり、ひねり倒すもの。 0
頂相 チンゾウ 禅宗で、高僧の肖像画。中国、北宋(ホクソウ)時代に興盛。日本では、鎌倉時代にすぐれた作品が多い。参考「チン」は唐音。「チンソウ」とも読む。 0
賛助 サンジョ [1] 行いや事業の趣旨に賛同し、力を貸してたすけること。「―会員」 0
茨 いばら [0] ①とげのある低木の総称。バラ・カラタチなど。「―の道(困難の多い前途)」 夏 ②植物のとげ・はり。 0
落語 ラクゴ [0] 大衆芸能の一つで、一人でこっけいを主とした話を語り、最後に落ちをつける話芸。おとしばなし。 0
酌む く-む [0] ①酒を器につぎ入れる。また、酒をついで飲む。「遠来の友と酒を―み交わす」 ②人の気持ちをおしはかる。「先方の意向を―んで再考する」 0
用和為貴 ヨウワイキ 和を以(もっ)て貴しと為(な)す 0
挟む さしはさ-む [2] ①間に入れる。割りこませる。 ②ある考えをひそかに心にいだく。「当局の発表に疑いを―む」 0
冥冥 メイメイ [0] ①暗くてよく見えないさま。 ②はっきりしないさま。「―のうちに(知らぬまに)」表記「瞑瞑」とも書く。 0
敢然 カンゼン [0] 困難や抵抗を恐れずに、思い切って向かっていくさま。「悪に対して―と立ち向かう」決然 0
一家眷族 イッカケンゾク 家族と血族関係にある親族。「眷族」は血縁の者。一族とその従者や部下をいうこともある。一族郎党・妻子眷族 0
節 なぎぶし [1] 投節(なげぶし)の古称。江戸初期に流行した三味線伴奏の小歌。 0
牒状 チョウジョウ ①まわしぶみ。回文 ②訴状。告発文。 0
定石 ジョウセキ [0] ①囲碁で、最も有利とされている決まった石の打ち方。 ②物事を処理する一定のやり方。「―どおりの行動」 0
探鳥 タンチョウ [0] 自然の中で生きている鳥の生態を観察したり、観賞したりすること。バードウォッチング。 0
凄凄 セイセイ ①わびしく痛ましいさま。 ②冷たく寒いさま。寒さがきびしいさま。 0
治乱興亡 チランコウボウ [1] 国がよく治まって発展することと、乱れて滅びること。また、その変転がきわまりないこと。〈欧陽脩(オウヨウシュウ)の文〉 治乱興廃 0
卓抜 タクバツ [0] 他よりも大きく抜きんでていること。卓越・卓絶 0
臣妾 シンショウ 主君に服従する者。また、召使いの男女。 僕婢(ボクヒ) 参考「臣」は男の、「妾」は女の召使いの意。 0
泰い やす-い 平穏無事である。ゆったりと落ち着いている。やすらかなさま。 0
険要 ケンヨウ 地勢がけわしくて、敵から攻められにくく守りやすいさま。また、そういう土地。要害 0
就る な-る 物事をなし遂げる。できあがる。成功する。 0
漢文 カンブン [0] ①中国の文章・文学。特に、古い時代のもの。 ②日本で①にならって書いた漢字だけの文章。 ①②和文 0
釘 くぎ [0] 板を打ちつけたり、物を掛けたりするために鉄や木・竹でつくった、先のとがった棒状のもの。「糠(ぬか)に―」 0
原板 ゲンバン [0] 写真で焼き付けをするときのもとになる、現像したフィルムや乾板。陰画。ネガ。参考「ゲンパン」とも読む。 0
罪悪 ザイアク [1] 道徳・宗教などにそむく悪い行い。「―感におそわれる」 0
抃舞 ベンブ 手をうって喜び、舞いおどるさま。 0
生死肉骨 セイシニクコツ とても逃れられない窮状から救ってもらうこと。また、大きな恩を受けること。 由来死者をよみがえらせ、白骨に肉をつける意から。〈『春秋左氏伝』〉 0
瓊音 ぬなと 玉が触れ合う音。参考「ぬ」は「玉」、「な」は助詞の「の」の意。 1
薄謝 ハクシャ [1],[0] わずかばかりの謝礼。「―進呈いたします」寸志・薄志参考謝礼をへりくだっていう語。 0
繭紬 ケンチュウ [1] サクサンというガのまゆからとった糸で織った薄地の織物。表記「絹紬」とも書く。 0
肘腋 チュウエキ ①胸の両横で、腕のついている部分。わき。 ②ひじと、わき。転じて、非常に近いところ。 0
咳 せき [2] のどや気管が刺激されて起こる、短く強い呼気。しわぶき。「―ばらい」 冬 0
魚鱗 ギョリン [0] ①魚のうろこ。また、魚類。 ②昔の兵法の陣形で、中央部を敵の方面に突き出し、うろこ状に陣を構えること。「―鶴翼(カクヨク)」 0
材幹 サイカン 物事をうまく処理する能力。うでまえ。「―のある男」 表記「才幹」とも書く。 参考「ザイカン」と読めば、材木の意になる。 0
戸袋 とぶくろ [2],[0] あけた雨戸などをしまっておく、敷居の端に設けてある囲い。 0
案ずる アン-ずる [0],[3] ①あれこれと考えをめぐらす。工夫をこらす。「一計を―ずる」 ②心配する。気にする。「そんなに―ずることはない」 0
贄 にえ [2] ①朝廷や神に奉る、その土地の産物。魚や鳥など。 ②あいさつの贈り物。 表記「摯」とも書く。 0
真っ青 まっさお [3] ①非常に青いさま。「―な空」 ②血の気が引き、顔色が青いさま。「受験票を忘れて―になる」 1
款識 カンシ 鐘や鼎(かなえ)に刻んだ文字。凹字(陰刻)を款、凸字(陽刻)を識という。 0
仲裁 チュウサイ [0] 争いの間に入って、双方を和解させること。「喧嘩(ケンカ)の―に入る」仲介・調停 0
白眉 ハクビ [1] 多くの人の中で最もすぐれた人のたとえ。由来中国、三国時代、蜀(ショク)の馬氏(バシ)の五人の兄弟はいずれも秀才のほまれが高かったが、中でも馬良(バリョウ)が最もすぐれていた。彼の眉毛(まゆげ)には白い毛がまじっていたので、人々は特に白眉がよいと評した故事から。〈『三国志』〉 0
桜府 サクラメント アメリカ合衆国カリフォルニア州の州都。農業・畜産が盛ん。 1
演繹 エンエキ [0] ①一つのことから他のことへおし広げて述べること。 ②一般的な原理から特殊な原理を論理によって導き出すこと。「―法で理論を組み立てる」 ①②帰納 0
蝸牛管 カギュウカン 聴覚の中心器官で、内耳の一部。カタツムリの殻に似たらせん状の器官。管内はリンパ液で満たされている。かたつむり管。 0
地異 チイ [1] 地震・台風・洪水など、地上で起こる自然の異変。地変天変 0
余寒 ヨカン [0] 立春が過ぎたのちまで残る寒さ。残暑 春 0
牢死 ロウシ [0] 牢獄の中で死亡すること。獄死。 0
遺址 イシ [1] 昔、城や建物などがあったあと。「礎石ばかりの草深い―に立つ」遺跡・旧跡・古跡・古址 0
母衣 ほろ [1] 昔、鎧(よろい)の背につけて流れ矢を防いだ袋状のもの。また、飾りや目印としても用いた。 1
羅漢松 いぬまき マキ科の常緑高木。暖地に自生。葉は線形で先がとがる。秋、球形で白緑色の果実をつける。果実の下には球形の花床が赤紫色に熟し、食べられる。由来「羅漢松」は漢名から。表記「犬槙」とも書く。 1
法王 ホウオウ [3] ①カトリック教会の最高位の聖職。教皇 ②釈迦如来(シャカニョライ)。 0
吹毛の求 スイモウのキュウ 毛を吹いて疵を求む(きず) 0
悒鬱 ユウウツ [0] 心配事などで気が沈み、心の晴れないこと。また、そのさま。表記「憂鬱・幽鬱」とも書く。 0
悪怯れる わるび-れる [4] 自信がなくておどおどする。気おくれしてはにかむ。「―れたところが少しもない」 0
手結・手番 てつがい ①物事の手順。段取り。 ②平安時代、騎射(うまゆみ)・射礼(ジャライ)・賭弓(のりゆみ)などで、射手を組み合わせて競わせた行事。 1
前菜 ゼンサイ [0] 本格的な料理の前に出される軽い食べ物。オードブル。 0
秘鑰 ヒヤク 秘密を明らかにする手がかり。「宇宙の神秘を解き明かす―」参考「鑰」は戸締まりする鍵の意。 0
鯣烏賊 するめいか [3] イカの一種。日本近海に分布。胴長は三〇(センチメートル)ほどで、胴の先にひし形のひれがある。刺身やするめ・塩辛などにする。 1
乱離骨灰 ラリコッぱい [3],[1] めちゃくちゃになること。また、そのさま。さんざん。表記「乱離」は「羅利」とも書く。参考「ラリコはい」とも読む。乱離拡散(ランリカクサン) 0
輩 ともがら [0] 仲間。同輩(ドウハイ)。同類の人たち。参考「やから」とも読む。 0
赫灼 カクシャク あかあかと盛んに光り輝くさま。「―たる太陽」 0
鉄床雲 かなとこぐも [5] 積乱雲の上方で水平に広がった雲。由来形が鉄床に似ることから。 0
銃眼 ジュウガン [0] 敵を監視したり銃撃したりするために城などの防護壁にあけた穴。 0
大八洲 おおやしま [3] 日本の古い呼び方。また、美称。由来多くの島からなっている国の意から。 0
地誌 チシ [1] ある地方の自然・地理、また社会・文化などの特質について記した書物。「郷土の―を編む」 0
情状酌量 ジョウジョウシャクリョウ [0] 同情すべき事情を考慮して、刑や罰を軽くすること。刑事裁判で使う法律用語。「―して執行猶予をつける」 0
敗走 ハイソウ [0] 戦いに負けて逃げること。「―する敵軍を追う」敗北 0
不死身 フジみ [0] ①どんな打撃を受けても決して弱らない、強い体。「あの事故で怪我(ケガ)一つしないとは―だ」 ②どんな困難にあってもくじけないこと。 0
鐫録 センロク 心に深く刻んで記憶すること。 0
領事 リョウジ [1] 外国に駐在し、自国の通商の保護・促進や、その国に在留する自国民の保護・監督などにあたる官職。「―館」 0
猛毒 モウドク [0] 体にはげしく作用して危険な毒。猛烈な毒。劇薬 0
御子 みこ [1] ①天皇の子。 ②神の子。特にイエス-キリスト。 0
博学篤志 ハクガクトクシ 広く学んで熱心に志して努力すること。学問をする者の心構えを述べた言葉。〈『論語』〉 0
掘っ建て小屋 ほったてごや [0] 土台を築かずに、柱を直接地面に埋めこんで建てたそまつな建物。参考「ほりたて」から転じた語。 0
行者葫 ギョウジャにんにく [4] ユリ科の多年草。山奥に自生。ニンニクに似たにおいがする。食用。 由来行者が食べることから。 0
鎮護 チンゴ [1] 反乱や災害をしずめて国を守護すること。「―国家」 0
地頭 ジトウ [0] ①平安時代、荘園(ショウエン)を管理していた荘官。 ②荘園・公領の管理と租税の徴収などを行った、鎌倉幕府の職名。「泣く子と―には勝てぬ」 0
木綿鬘 ゆうかずら ①木綿で作ったかつら。物忌みのしるしとして頭部につけた。 ②明け方の雲のたとえ。 1
委託・委托 イタク ゆだねてまかせること。「研究を大学に―する」委嘱受託
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漢字の豆知識 「アジェンダ」を漢字で表すと?意味も漢字も知っておきたいカタカナ語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
重曹 ジュウソウ [0] 「重炭酸曹達(ソーダ)」の略。炭酸水素ナトリウム。白い粉末で、料理でふくらし粉として用いられる。 0
乾飯 ほしいい [2] 保存用に、米をむしてかわかしたもの。水にひたし、柔らかくして食べる。表記「干飯・糒」とも書く。参考「かれいい・かれい」とも読む。 0
博施済衆 ハクシサイシュウ 広く民衆に恩恵を施し、苦しみから救うこと。参考「済」は不足を補い、すくう意。〈『論語』〉 0
俸給 ホウキュウ [0] 官公庁の職員や会社の社員が、労働に対して定期に受け取る報酬。サラリー。給料・給与 0
頽廃 タイハイ [0] 退廃 0
熱心 ネッシン [1],[3] 深く物事に心を打ちこむこと。「研究―な精鋭を集める」 0
燼余 ジンヨ ①燃え尽きたあとに残ったもの。もえさし。もえのこり。 ②生き残り。戦争や災害から助かり残った人。「―の民」 0
違犯 イハン [0] 法律に反して罪をおかすこと。参考「イボン」とも読む。 0
凄凄切切 セイセイセツセツ 非常に寂しく悲しいさま。「山から吹く晩秋の風は―としている」 0
邪教 ジャキョウ [0] 人心をまどわしたり、誤った教義をもつ宗教。世に害毒をながす宗教。 邪宗 正教 0
内つ臣 うちつおみ 古代、天皇の側近の官職。大化の改新で中臣鎌足(なかとみのかまたり)が任ぜられた。参考「内臣(ナイシン)」ともいう。 0
奔南狩北 ホンナンシュホク 天子が難を避けて、南に北に逃げること。「奔」は逃げる意。〈鄭思肖(テイシショウ)の詩〉参考「狩」はかりの意だが、天子が逃げまわることをはばかっていう。 0
自嘲 ジチョウ [0] 自分で自分のことをあざけること。「―するように笑う」 0
援軍 エングン [0] ①応援の軍勢。「―を待つ間に敗れる」 ②加勢の仲間。「大売り出しの期間中―を頼む」 0
施行 シコウ [0] ①実際に行うこと。実施すること。 ②公布された法令が、実際に適用されること。「憲法を―する」 参考①「シギョウ」、②「セコウ・セギョウ」とも読む。また、「セギョウ」と読めば別の意もある。 0
独唱 ドクショウ [0] ひとりで歌うこと。ソロ。「オペラのアリアを―する」合唱 0
殉国 ジュンコク [0] 国難のために、命を捨てて尽くすこと。「兵士が―するのは本望か」 0
撲る は-る [2] 平手で強く打つ。「頰(ほお)を―る」 0
起きて半畳(ハンジョウ)寝て一畳 おきてハンジョウねてイチジョウ 必要以上の富貴を望まない、また望んであくせくすべきではないというたとえ。起きているときは畳(たたみ)半畳で十分生活でき、寝るときも一畳あれば十分であるという意。参考「起きて三尺寝て六尺」ともいう。 0
苦しむ くる-しむ [3] ①肉体に痛みを感じる。「持病に―む」 ②思い悩む。つらい思いをする。「重税に―む」 ③困る。窮する。「理解に―む」 0
阿茶羅漬 アチャラづけ ダイコン・レンコン・カブなどの野菜をきざみ、唐辛子・甘酢で漬けたもの。 由来「アチャラ」はポルトガル語の料理名で、ポルトガル人が伝えたことから。 1
欲深 ヨクふか [0] 欲が強いこと。欲張りであること。「―な商人」 0
尊大 ソンダイ [0] 偉そうに大きな態度をとること。おごりたかぶること。「―な態度でにらむ」 傲慢(ゴウマン)・横柄 卑下 0
方底円蓋 ホウテイエンガイ 物事がうまく合わないたとえ。底を四角にして、ふたを円くする意から。〈『顔氏家訓(ガンシカクン)』〉 0
新嘗祭 にいなめサイ [3],[4] 宮中の行事の一つ。天皇がその年に新たに収穫した新米を神に供え、自分もその米を食して収穫を感謝する祭り。 冬 参考「シンジョウサイ」とも読む。昔は陰暦一一月のなかの卯(う)の日に行われた。現代では一一月二三日の勤労感謝の日に当たる。 0
嵐の前の静けさ あらしのまえのしずけさ 大きな異変や重大事が起こる直前の、それを予感させるような気味の悪いほど平穏な状態。暴風雨の来る前などに、一時的に物音が静まることからいう。 0
竣成 シュンセイ [0] 建築物などが完成すること。 落成・竣工 0
凶漢 キョウカン [0] 危害を及ぼす残忍な男。悪漢・暴漢・凶徒参考「漢」はおとこの意。 「兇漢」の書きかえ字。 0
遠志 オンジ ヒメハギ科の多年草イトヒメハギの漢名。中国原産。根は薬用。 0
怨言 エンゲン [0] うらみの言葉。うらみごと。「―を浴びせる」怨語 0
三宝 サンボウ [0] ①仏教徒が尊ぶべき三種類の宝で、仏・法・僧。 ②仏の別称。 0
邁往 マイオウ 勇み立ってひたすら進むこと。邁進・勇往 0
湾曲 ワンキョク [0] 弓なりに曲がること。「背骨が―する」「―した海岸線」 「彎曲」の書きかえ字。 0
腕扱き うでこき [4],[3] 腕前や能力がすぐれていること。また、その人。うできき。うでっこき。「―の刑事」 0
祭政一致 サイセイイッチ [0] 宗教上の祭事と政治が一体であるという考え。また、そのような政治形態。 政教一致 祭政分離・政教分離 0
寄人 よりゅうど ①平安時代以後、朝廷の記録所や和歌所などの職員。 ②鎌倉・室町幕府の政所(まんどころ)・問注所・侍所(さむらいどころ)などの職員。参考「よりうど」とも読む。 1
手沢 シュタク [0] ①手の脂がしみこむなどして、持ち物についたつや。 ②生前大切にしていたもの。故人の愛用品。「―本」 0
時弊 ジヘイ [0] その時代の弊害や悪い風習。「―の改革」 0
別口 ベツくち [0] ①別の種類。また、別の方面・経路。「それとこれとは―の話だ」「―から情報を仕入れる」 ②別取引や入り口。「―の口座に預金する」 0
滄溟 ソウメイ [0] 「滄海(ソウカイ)」に同じ。 0
途中 トチュウ [0] ①目的地に到着しないうち。道中。途上 ②物事のまだ終わらないうち。中途・半途 0
流転 ルテン [0] ①生死因果が絶えず、巡り続けること。輪廻(リンネ) ②物事がとどまらず移り変わること。「―の人生」参考「リュウテン」とも読む。 0
激湍 ゲキタン 岩などにはげしくあたって流れる谷川の急流。 0
天、二物を与えず テンニブツをあたえず 天は一人の人間に多くのすぐれた才能や資質を与えることはしない。人はすぐれた面と劣った面とを、あわせもっているものだということ。 0
自衛 ジエイ [0] 他からの攻撃などに対して、自分の力で自分の身を守ること。「―手段をとる」 0
萌える も-える [0] 草木の芽が出る。芽生える。「若芽が―える季節になった」 0
先知先覚 センチセンガク ふつうの人より早く道理を知り、理解できること。また、それができる人のこと。〈『孟子(モウシ)』〉 0
藪沢 ソウタク ①草木が生い茂る沼沢。 ②多くの物事が集まった場所。 0
吹影鏤塵 スイエイロウジン とりとめのないこと。無駄な努力。影を吹いて動かそうとしたり、塵(ちり)に彫刻しようとする意から。〈『関尹子(カンインシ)』〉 0
踰年 ユネン その年をこして翌年にわたること。翌年になること。表記「逾年」とも書く。 0
如月 きさらぎ [1] 陰暦二月の異名。 春 表記「衣更着・更衣」とも書く。 1
死中に活を求める シチュウにカツをもとめる 絶望的な窮地にいながらも、なお生きるための道を求めて努力をすること。また、難局を打開するためにあえて危険に足を踏み入れること。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
讐 あだ [2] かたき。 表記「仇」とも書く。 0
酢橘 すだち [0],[3] ミカン科の常緑低木。徳島県の特産。果実は小さく球形。果肉は酸味が強く独特の芳香があり、料理用。 秋 表記「酸橘」とも書く。 0
周忌 シュウキ [1] 人の死後、毎年回ってくるその命日。また、その回数を表す語。回忌。年忌。 0
奉祀 ホウシ [1] 神仏や祖先などを、謹んでおまつりすること。「祖先の墓を―する」 0
修祓 シュウフツ [0] 神道で、神職が行う清めの儀式。また、みそぎを行うこと。 参考「シュウバツ・シュバツ」とも読む。 0
入牢 ジュロウ [0] 牢に入ること。また、牢に入れられること。出牢参考「ニュウロウ」とも読む。 0
莞爾 カンジ [1] にっこりとほほえむさま。にこやかに笑うさま。「―として笑いながら立ち去った」莞然 0
液冷 エキレイ 水などの液体を使って冷却する方式。「―式エンジン」 0
蟹行 カイコウ ①カニのように横ばいに歩くこと。 ②「蟹行文字」の略。左から右へ横書きに書く欧米などの文字。横文字。 0
反攻 ハンコウ [0] 守勢にあった者が、逆に攻撃に転じること。反撃 0
宿怨 シュクエン [0] 以前から抱いているうらみ。「―を晴らす」 宿恨 0
曼陀羅・曼荼羅 マンダラ ①諸仏の悟りの境地を絵図にしたもの。また、仏や菩薩(ボサツ)を一定の方式で配置して宇宙の真理を表した絵図。胎蔵界(タイゾウカイ)曼陀羅・金剛界曼陀羅・四種曼陀羅などがある。 ②転じて、浄土の世界を描いたものなどにもいう。参考①梵語(ボンゴ)の音訳で、本質を有するものの意。 0
蕩尽 トウジン [0] 財産などを使い果たし、すっかりなくしてしまうこと。 0
常駐 ジョウチュウ [0] いつも一定の場所に駐在していること。「管理人が―している」 0
芥子繡い ケシぬい 日本刺繡(シシュウ)の刺し方の一つ。表地に細かい点のような針目を出す。 0
投薬 トウヤク [0] 医師が薬を処方して、患者に与えること。投与。 0
汀 なぎさ [0] 波の打ち寄せる所。波打ちぎわ。みぎわ。表記「渚」とも書く。 0
蠅頭 ヨウトウ ハエの頭の意から、きわめて小さいもののたとえ。小さな文字やわずかな利益など。 0
徹宵 テッショウ [0] 「徹夜」に同じ。 0
征税 セイゼイ 税を強制的に取りたてること。また、その税。 征賦 0
襟足 えりあし [0] 頭の後ろ、えりくび付近の髪の生えぎわ。「―の美しい人」 0
御内儀・御上 おかみ 他人の妻の敬称。参考本来、「内儀(ナイギ)」は身分のある人の妻をいう。また、「御上」は天皇・政府・役所などの意にもなる。 1
公文 クモン [0] ①律令(リツリョウ)制時代の公文書の総称。諸国の国司から中央に出された租庸調などに関わる文書。 ②荘園の領主が、荘園に下す文書。 ③官の一つ。公文職。 ④ある決まった禅寺の住職などを任命する幕府の辞令。参考「コウブン」と読めば、公文書の意。 0
霹靂 かみとき [0] 雷が落ちること。落雷。由来雷(かみ)解きの意から。参考「かみとけ・ヘキレキ」とも読む。 1
面折廷諍 メンセツテイソウ 主君の面前で臆(オク)することなくいさめること。「面折」は面と向かって責めること。「廷諍」は朝廷で争いいさめること。〈『史記』〉表記「廷諍」は「廷争」とも書く。参考「廷諍面折」ともいう。 0
柱 はしら [3],[0] ①土台の上に直立して屋根などを支える材。 ②直立して物を支えるもの。 ③頼りとなる人。また、中心として全体を支えるもの。「チームの―となる選手」 0
鯨飲馬食 ゲイインバショク [0] 一度にたくさん飲み食いすること。まるでクジラが水を飲むようにたくさん酒を飲み、ウマのようにたくさん食べる意。「―は慎むべきだ」牛飲馬食・暴飲暴食・痛飲大食 0
権原 ケンゲン [3] 権利の原因となるもの。法律上、ある行為を正当化する原因となるもの。 0
逆上 ギャクジョウ [0] 激しい怒りや悲しみなどで頭に血がのぼること。興奮して理性や分別がつかなくなること。「―して殴りかかる」 0
両虎相闘う リョウコあいたたかう 互いに優劣のない二人の勇者・英雄が争い、たたかうたとえ。「両虎」は二頭のトラ。転じて、二人の英雄。竜虎(リュウコ)相搏(う)つ 0
廉廉 かどかど [1] それぞれの部分。ふしぶし。「申し立ての―」 0
跋 バッコ [1] 権威をほしいままにして、のさばり、はびこること。また、思うがままに振る舞うこと。由来「」はタケで作った梁(やな)、「跋」は飛び越える意で、大きな魚は梁を飛び越えて逃げてしまうことから。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
謹賀新年 キンガシンネン [4] つつしんで新年を祝う挨拶(アイサツ)の語。参考年賀状などに用いる。 0
早計 ソウケイ [0] はやまった考えや計画。深く考えないで行動すること。 0
発議 ハツギ [1] ①議論や意見を言い出すこと。 ②議員が議案を提出すること。発案参考「ホツギ」とも読む。 0
い おくぶか-い ①土地や場所が深く遠い。 ②学問や道理が深く精密である。 0
重ねる かさ-ねる [0] ①物の上にさらに物をのせる。「本を―ねる」 ②ある事に同じ事を加える。同じ行為を繰り返す。「得点を―ねる」「犯行を―ねる」 0
余輩 ヨハイ [0] われら。わたしたち。自称の代名詞。参考多く文章に用いる。 0
樹える う-える 成長した木を、しっかりとうえ立てる。 0
一虚一盈 イッキョイチエイ あるときは空になり、あるときは満ちること。常に変化して予測がしにくいことのたとえ。〈『晋書(シンジョ)』〉一虚一実 0
似非・似而非 えせ 似ているが本物でないこと。にせ。「―学者」 由来「似て非なる」の意から。 1
点す とも-す [2],[0] あかりをつける。点灯する。参考「とぼす」とも読む。 0
奉賀 ホウガ [1],[0] お祝い申し上げること。賀し奉ること。「―新年」謹賀 0
余得 ヨトク [0] 余分の利益。余分のもうけ。「―にあずかる」余禄 0
手形 てがた [0] ①一定の金額を一定の日時・場所で支払うことを約束、または依頼する有価証券。為替(かわせ)手形と約束手形とがある。 ②手に墨や朱を塗って紙に押しつけたもの。また、それを押した証拠文書。 ③江戸時代、関所を通るための身分証明書。往来手形。 0
仇怨 キュウエン うらみ。また、あだ。「永年の―の思いをはらす」怨恨 0
在在所所 ザイザイショショ あちこち。また、至る所。 参考「所所在在」ともいう。 処処方方(ショショホウボウ) 0
地獄の釜の蓋も開く ジゴクのかまのふたもあく 正月一六日と盆の七月一六日は、地獄の鬼も罪人を責めるのをやめて休むとされることから、この世でもこの日だけは仕事を休めということ。参考昔は、この両日を「藪(やぶ)入り」といって、商家では使用人を休ませた。 0
須つ ま-つ ①条件を満たすものを待ちのぞむ。 ②相手の動きを待ちうける。 0
生霊・生魑魅 いきすだま 生きている人の怨霊(オンリョウ)。他人にとりつき、たたりをするもの。 参考「生霊」は「いきりょう・セイレイ」とも読む。 1
黄泉の路上老少無し コウセンのロジョウロウショウなし 死は、年齢に関係なくおとずれるということのたとえ。あの世への道を行く者には、老いも若きもないという意から。「老少」は老人と若者のこと。 0
透かす す-かす [0] ①すきまを作る。間隔をあける。また、間引(まび)く。「庭の樹木の枝を―す」 ②すきとおらせる。物をとおして向こう側を見る。「コップを―して見ると水は濁っていた」 0
臍下丹田 セイカタンデン [1] へそのすぐ下の腹部。ここに力を入れると健康と勇気を得るといわれる。 0
無事息災 ブジソクサイ 病気や心配事・災いがなく、平穏に暮らしていること。「息」はやめる・しずめる、「息災」は災厄(サイヤク)を防ぎ止める意。「家族全員―に暮らしている」参考「息災無事」ともいう。平穏無事・無病息災 0
怖れる おそ-れる [3] 恐怖にびくびくする。おののく。「暗がりを―れる」 0
超える こ-える [0] ①数量がある程度以上になる。限界や一定の範囲をはみだす。「予想を―える参加者」 ②抜けでる。まさる。「想像を―えた能力」 0
溶明 ヨウメイ 映画やテレビなどの技法で、暗い画面をだんだんと明るくしたり、音を大きくしたりすること。フェードイン。溶暗 0
信越 シンエツ [0] 信濃(しなの)と越後(えちご)。ほぼ長野県と新潟県の両地方。 0
文色 あいろ 物事の様子。区別。「暗くて物の―も見えない」文目(あやめ)由来「あやいろ」の転。 0
狩人 かりゅうど [1],[2] 鳥獣をとることを職業としている人。猟師。 冬 参考「かりびと」の転。「かりうど」とも読む。 1
伍する ゴ-する [2] 仲間に加わる。同じ位置に並ぶ。肩を並べる。「古豪に―して戦う」「彼に―する者はいない」 0
灯芯で鐘を撞く トウシンでかねをつく 不可能なことや効果のないたとえ。柔らかい灯芯で鐘をつくことはできない意から。灯芯で竹の根を掘る 0
有言実行 ユウゲンジッコウ [0] 言ったことは必ず実行すること。不言実行参考「不言実行」をもじった語。 0
矜育 キョウイク 子どもなどをあわれんで育てる。 0
守旧 シュキュウ [0] 古くからの風習を守ること。保守。 墨守「―派の反対で改革案は否決された」 0
下問を恥じず カモンをはじず 目下の者に教えてもらうことを恥ずかしがらないこと。〈『論語』〉 0
彎曲 ワンキョク [0] 湾曲 0
観世流 カンゼリュウ 能楽シテ方の五流派の一つ。観阿弥(かんあみ)を祖とし、代々足利(あしかが)将軍の保護を受け、以来、上方を中心として全国に広まった。 0
石磴 セキトウ 石の階段。石段。また、石敷きや石段の続く坂道。 0
糾問 キュウモン [0] 罪悪・不正を問いただすこと。「犯人を―する」糾明・糾弾 表記「糺問」とも書く。 0
棕櫚・棕梠 シュロ ヤシ科の常緑高木。枝はなく、幹の頂上に長い柄を持ち深く裂けた大きな葉を放射状につける。初夏、黄色の小花を多数つけ、球形の実を結ぶ。幹は建材に、幹の毛で縄やほうきなどを作る。 由来「棕櫚」は漢名から。 0
徙る うつ-る ①場所・立場を変える。たちのく。「都が―る」 ②過ぎる。動いていく。「季節が―る」 参考一歩ずつ足を進める意。 0
借りる時の地蔵顔済(な)す時の閻魔(エンマ)顔 かりるときのジゾウがおなすときのエンマがお 人に借金をするときにはおだやかな表情で対応するが、返済するときには険しい表情をするたとえ。「済す」は返却する意。 0
後塵 コウジン [0] ①車やウマが通ったあとにたつ土や砂のほこり。 ②人に先を越され、あとにしたがうこと。「―を拝す」 0
弁巧 ベンコウ 言い回しの巧みなこと。話しぶりの巧みなこと。口先のうまいこと。「―にのせられる」 0
大差 タイサ [1] 大きなちがい。非常な隔たり。「両者の力に―はない」「―がつく」小差 0
停泊 テイハク [0] 船が碇(いかり)を下ろしてとまること。「客船が港に―している」 「碇泊」の書きかえ字。 0
吝い しわ-い [2] けちである。しみったれている。ものおしみする性質である。 0
春嵐 シュンラン [0] ①春に吹く強風。春のあらし。 ②春のもや。 ①②春 0
卵を見て時夜を求む たまごをみてジヤをもとむ 順序を考えずに、結果ばかりを急いで期待するたとえ。あまりにも、せっかちなことのたとえ。「時夜」は、ニワトリが鳴いて夜明けを告げること。まだニワトリになっていない卵を見て、夜明けの時を告げることを待ち望む意から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
更に さら-に [1] ①そのうえに。いっそう。重ねて。「―努力する」 ②少しも。まったく。 0
秀才 シュウサイ [0] ①学業におけるすぐれた才能。また、それをもっている人。「彼は幼少期から―の誉れが高かった」 英才・俊才 鈍才 ②昔、中国の役人採用試験である科挙の科目の一つ。また、その合格者。 0
痛論 ツウロン [0] 批判をこめて、激しく議論すること。また、その議論。「―を交わす」 0
戦 いくさ [3],[0] たたかい。戦争。「勝ち―」 参考「軍」と書けば、たたかうための軍隊の意。 0
烏盞 ウサン 黒色の釉(うわぐすり)をかけた天目茶碗(テンモクヂャワン)の一種。献茶用。表記「胡盞」とも書く。 0
余暇 ヨカ [1] 自分が自由に使える時間。仕事から解放された時間。ひま。「家族そろって―を楽しむ」「―の過ごし方」 0
化育 カイク [1],[0] 天地自然が、万物をつくり育てること。「生生(セイセイ)―」 0
巴爾幹 バルカン ヨーロッパ南東部、バルカン半島一帯の称。 1
曲がる ま-がる [0] ①まっすぐの状態でなくなる。弓形・くの字形・S字形などにゆがむ。 ②折れかがまる。しなう。「腰が―る」 ③方向を右か左に変える。「道は左に―る」 ④正しい方向・道理からはずれる。「―った根性をたたき直す」 0
納棺 ノウカン [0] 遺体を棺のなかに入れること。 0
籠居 ロウキョ [1] 家に閉じこもって、外に出ないでいること。 0
小筒 ささえ 昔、酒を入れて携帯した竹の筒。 表記「竹筒」とも書く。 1
茶釜 チャがま [0],[3] 茶の湯に使う湯をわかすかま。口が狭く、つばがついている。茶鐺(チャトウ) 0
増援 ゾウエン [0] 人をふやして手助けすること。「―部隊が到着した」 加勢 0
舞妓・舞子 まいこ 宴席で舞を見せ、興をそえることを職業としている少女。「京都祇園(ギオン)の―」参考「舞妓」は「ブギ」とも読む。 0
優か ゆた-か ①物事が十分にあるさま。満ち足りて不足がないさま。「財政―な自治体は少ない」 ②心や体が、のびのびとしたさま。「この映画を観て―な気持ちになった」 0
防腐 ボウフ [0] くさるのを防ぐこと。「―剤」「―処理」 0
梯子・梯 はしご ①高い所に登るための道具。二本の長い材に横木を何本も取り付けたもの。寄せかけたりつるしたりして使う。「―を外される(味方の裏切りで孤立する)」 ②段ばしご。階段。 ③「梯子酒」の略。次々と店を変えて酒を飲み歩くこと。はしごのみ。「忘年会のあと二軒―した」
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漢字の豆知識 身近な道具の成り立ちを漢字から知ろう ~ヤカンもカイロも漢字がある~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
風光 フウコウ [0],[1] 自然の美しい景色や眺め。「―に恵まれた地」 0
釈放 シャクホウ [0] 拘束されている者を許して自由にすること。特に、法により収監されている者の拘束を解くこと。「人質を―せよ」「証拠不十分で―する」
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漢字の豆知識 どっちを使うのがよりふさわしい? ~状況を正確に伝えるために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
肇造 チョウゾウ はじめてつくること。「国家を―する」創造 0
砌 みぎり [0],[3] ①おり。時節。手紙文などで用いる。「暑さの―お変わりありませんか」 ②軒下や階段の下の石だたみ。敷石。 0
物色 ブッショク [0] ①多くのなかから適当な人物や事物を探すこと。「最適な人材を―する」 ②物の色や形。 0
遼東の豕 リョウトウのいのこ [6],[1] 狭い世界で育ち、世間をよく知らないで自分だけが得意になっていること。ひとりよがり。故事 昔、中国の遼東地方の人が、白い頭のブタが生まれたので珍しいと思い、天子に献上しようと河東(山西省)まで行ったところ、白い頭のブタの群れに出あい、恥ずかしくなって引き返したという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉井底(セイテイ)の蛙(ア)・夜郎自大(ヤロウジダイ) 0
槌 つち [2] 柄がついて、物をたたくのに用いる木製の工具。木づち。表記「椎」とも書く。 0
十風五雨 ジップウゴウ 世の中が平穏なことのたとえ。また、気候が順調なこと。農作にちょうどよい天候のこと。一〇日ごとに風が吹き、五日ごとに雨が降る意。〈陸游(リクユウ)の詩〉 参考「五風十雨」ともいう。 0
恪む つつし-む 物事をまじめにする。きちょうめんに物事を行う。 0
追懐 ツイカイ [0] 昔のことをなつかしく思い出すこと。追憶・追想 0
閣下 カッカ [1] 地位の高い人を敬っていう語。「大統領―」参考閣(たかどの)の下の意。 0
年寄の言う事と牛の鞦(しりがい)は外れない としよりのいうこととうしのしりがいははずれない 経験を積んできた老人の意見は、尊重すべきだということ。「鞦」はウシと牛車をつなぐひもで、老人の言葉と鞦は決して外れることのないことから。 0
箝口令 カンコウレイ [3] ある事柄について発言を禁止すること。また、その命令。「―が敷かれる」表記「鉗口令」とも書く。 0
巡錫 ジュンシャク [0] 僧侶(ソウリョ)が、各地をめぐり歩いて教えを広めること。 参考錫杖(シャクジョウ)を持って巡行する意。 0
謙遜 ケンソン [0] へりくだること。へりくだって控え目にすること。謙譲・謙虚参考「謙」も「遜」もへりくだる意。 0
典座 テンゾ [1] 禅寺で、僧の食事などをつかさどる役の僧。参考「ゾ」は唐音。「テンザ」とも読む。 0
悍然 カンゼン あらあらしく、たけだけしいさま。強く、手ごわいさま。「馬賊の一団が―として襲来する」 0
乱伐 ランバツ [0] 無計画に山林の樹木を伐採すること。「―による生態系の破壊が懸念される」表記「濫伐」とも書く。 0
鬼火 おにび [2],[0] 墓地や湿地で闇夜(やみよ)などに燃えて浮いている青白い光。狐火(きつねび)。人骨などのリンが自然発火して光る。燐火(リンカ) 0
流行 リュウコウ [0] ①社会に一時的に広く行われること。また、そのもの。「―を追う若者たち」 ②病気などが一時的に広がること。「風邪の―」参考「はやり」とも読む。 0
苦口婆心 クコウバシン 相手を気づかって幾度も繰り返して教えさとすこと。「苦口」は、いさめの言葉。「婆心」は老婆のような慈愛に満ちた心。 0
薨ずる コウ-ずる [0],[3] 昔、皇族や三位(サンミ)以上の人が死ぬ。薨去する。「死ぬ」の尊敬語。 0
応諾 オウダク [0] 人からの頼みや申し込みを受け入れること。「迷わず―する」承諾 0
急坂 キュウハン [0] 傾斜の急な坂。「―を上がった所に灯台がある」峻坂(シュンパン) 0
朝種暮穫 チョウシュボカク 方針が一定しないたとえ。また、物事があわただしいさま。朝に作物を植えて、夕方には収穫する意から。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
砂嘴 サシ [1] 潮流・風などの作用で、砂地が湾の一方の端から海中に細長く堆積(タイセキ)して堤状になったもの。駿河(するが)湾の三保の松原が有名。 参考「嘴」はくちばしの意。 0
焜炉 コンロ [1] ①持ち運び可能な土や金属製の炊事用加熱器具。「ガス―」 ②七輪。 0
使者 シシャ [1] 命令や依頼を受けて使いをする者。「―をさしむける」 0
強気 つよキ [0] ①積極的な態度で事を運ぶこと。「―な発言を繰り返す」 ②将来、相場が値上がりすると予想すること。「市況が―を取り戻す」 ①②弱気 0
保つ たも-つ [2] ①ある状態が長く続く。「あれでは一時間と―てまい」 ②一定の状態を長くもち続ける。また、維持する。守り支える。「常時二〇度を―つ」「名声を―つ」「健康を―つ」参考「もつ」とも読む。 0
旧事紀 クジキ 神代から推古天皇までの事跡を記した一〇巻からなる歴史書。序には蘇我馬子(そがのうまこ)らの撰(セン)とあるが、平安時代ごろの成立と推定されている。先代旧事本紀(センダイクジホンギ)。旧事本紀。 0
猿臂 エンピ [1] サルの臂(ひじ)の意から、長く伸ばした腕。「―をのばす」 0
忸じる は-じる ひけめを感じていじける。「意気地のなさを―じる」 0
五十日 いか [2] ①ごじゅうにち。 ②「五十日(いか)の祝(いわい)・五十日の餅(もちい)」の略。生後五〇日のお祝いと、その席で食べる餅(もち)。 1
網無くして淵をのぞくな あみなくしてふちをのぞくな 十分な準備や努力なしに、成功は得られないという戒め。また、努力や準備をせずに他人の成功をうらやんではいけないという戒め。網を持たずに川の淵へ行っても魚は捕れない意から。〈『抱朴子(ホウボクシ)』〉 0
推薦 スイセン [0] 人や物をすぐれたものとしてすすめること。「―入試を受ける」「先生の―された辞書を購入した」 推挙 0
悪魔 アクマ [1] ①人心をまどわし、悪の道に誘う魔物。 ②人間とは思えないような悪事をする人。冷酷で凶悪な人。 0
澳門 マカオ 中国広東省の南部にある港湾都市。一八八七年から一九九九年までポルトガルの植民地。 1
匱乏 キボウ 衣食などの足りないこと。欠乏すること。 由来物を入れるひつのなかが乏しい意から。 0
焙じる ホウ-じる [0],[3] あぶって湿り気を取り去る。炒(い)る。「薬草を―じる」 0
抵抗 テイコウ [0] ①外部から加わる力に対して、押し戻そうとすること。特に、外部圧力や権力に逆らうこと。「体に―力をつける」「不当な要求に―した」 ②精神的に反発すること。「彼の言い方に―を感じる」 ③ある作用に対して、反対の方向にはたらく力。特に「電気抵抗」の略。「流線形は空気の―が少ない」 0
天災 テンサイ [0] 地震や暴風、洪水など、自然の力によって起こる災害。自然災害。人災 0
蜒蜒 エンエン うねうねと長く続くようす。表記「蜿蜒・蜿蜿」とも書く。 0
美濃 みの 旧国名の一つ。現在の岐阜県南部。濃州(ノウシュウ)。 0
背筋力 ハイキンリョク [3] 背中にある筋肉の力や強さ。「―を強くする」 0
独酌 ドクシャク [0] ①自分で酌をして酒を飲むこと。手酌 ②ひとりで酒を飲むこと。 0
寄贈 キゾウ [0] 物品を相手におくり与えること。「母校に桜の木を―する」贈呈・贈与・寄付受贈参考「キソウ」とも読む。 0
温帯 オンタイ [0] 地球上の、寒帯と熱帯との間の温暖な地帯。緯度による区分では、緯度二三・二七度(回帰線)から六六・三三度(極圏)までの地域。「―低気圧」 0
火足・火脚 ひあし 火が燃え広がる速さ。火のまわり。「風が強いので―が速い」 0
減退 ゲンタイ [0] 意欲や体力が衰え弱まること。「食欲が―する」増進 0
向背 コウハイ [0] ①したがうこととそむくこと。 ②物事のなりゆき。「事の―を見守る」動静参考①「キョウハイ」とも読む。 0
茄子紺 なすコン ナスの実の色に似た、濃い紫がかった紺色。 1
顕露 ケンロ [1] 隠していたものが、はっきりとあらわになること。秘密がばれること。露見 0
片言 かたこと [0],[3] ①言葉の一部分。ちょっとした言葉。「通りすがりに―を交わす」 ②たどたどしく不完全な言葉。また、その話し方。「幼児が―で話す」 ③一方のみの言い分。片口参考①「ヘンゲン」とも読む。 0
試射 シシャ [1],[2] 鉄砲やロケットなどを、ためしに発射してみること。 0
檣楼 ショウロウ [0] 艦船の帆柱の上部につけられたものみやぐら。 0
泥塗れ どろまみれ [3] どろだらけになること。「―の靴を履く」 0
流行眼・流行目 はやりめ 流行性の目の病気。急性結膜炎など。 1
竿頭 カントウ [0] さおの先。さおの先端。「百尺―一歩を進む」 0
虚堂懸鏡 キョドウケンキョウ 心をむなしくして公平、また無心にものを見るたとえ。何もない部屋に鏡をかける意から。〈『宋史(ソウシ)』〉公平無私 0
幹部 カンブ [1] 会社や団体などで重要な地位につき、活動の中心となる人。「党の―」首脳・中枢 0
優遇 ユウグウ [0] 来客などを厚くもてなすこと。また、使用人などに、報酬などの待遇を手厚くすること。「経験者を―する会社」「―措置」厚遇冷遇 0
試作 シサク [0] ためしに作ってみること。また、そのもの。「―品」 0
夜襲 ヤシュウ [0] 夜の暗闇(くらやみ)を利用して、敵を不意に襲うこと。「―をかける」夜討ち 0
莫い な-い 打ち消しを表す語。「君仁なれば仁ならざるは―し」〈『孟子(モウシ)』〉参考おもに漢文訓読に用いる。 0
巨細 コサイ [0] ①大きいことと小さいこと。また、大きいことから小さいことまですべて。一部始終。いっさい。「―もらさずチェック」細大 ②こまかく詳しいこと。詳細。 ①②委細参考「キョサイ」とも読む。 0
直心 ひたごころ 一つの目的に向かって熱心に進む心。ひたむきな心。いちずな心。 0
用法 ヨウホウ [0] 使用の方法。用い方。使い方。「薬の―を誤らないようにしなさい」「―を覚える」 0
洋銀 ヨウギン [0] ①銅・ニッケル・亜鉛からなる合金。銀白色でさびにくく、食器・装飾品・医療機器などに使用。「―のさじ」 ②幕末に日本に入ってきた西洋の銀貨。 0
連載 レンサイ [0] 雑誌や新聞などに、続きものの作品をのせること。「―小説」「旅行記を―する」 0
夏枯れ なつがれ [0] 夏に商店・興行場などで、売れ行きや客数が減ること。冬枯れ 0
遠くて近きは男女の仲 とおくてちかきはダンジョのなか 男と女の仲は、まったく縁がないように見えても、意外に結ばれやすいものだということ。 0
非道い ヒド-い [2] ①見ていられないほど残酷だ。むごい。「年寄りをだますとは―い」 ②程度がはなはだしい。激しい。「―い寒さだ」表記「酷い」とも書く。 0
者 もの [2] 人を指していう語。自分を謙遜(ケンソン)するときや、目下の人を指すときの語。「私のような―でよろしいでしょうか」「他の―にさせる」 0
乙子 おとご 最後に生まれた子。すえっ子。表記「弟子」とも書く。 0
節季 セッキ [1] ①年末。歳末。 冬 ②商業上の用語で、特に盆と暮れの商店の決算期。「―仕舞い」 0
毀つ こぼ-つ [2] ①こわす。やぶる。 ②そりとる。けずる。 0
稗官 ハイカン [0] ①昔の中国の官職名。民間の説話・風評など細かい話を集めて記録することを任務としていた。 ②①が集めた民間伝承や物語。小説。 0
奴 やつ [0] ①人をいやしめたり、目下の者などを親しみを込めて呼ぶ語。「―の仕業にちがいない」「かわいい―だ」 ②物などをぞんざいにいう語。「もっと大きい―をくれ」 0
勝因 ショウイン [0] 勝利の原因。「今日の試合の―を探る」 敗因 0
標本 ヒョウホン [0] ①見本。雛形(ひながた)。典型的なもの。「あの住職は俗人の―だ」 ②教育用・研究用に、動植物や鉱物などを実物のまま保存したもの。「めずらしい蝶(チョウ)の―」「―採集」 ③統計調査で全体の集団から抜き出したそれぞれの要素。サンプル。「―を抽出する」 0
痺れ鰻 しびれうなぎ [4] デンキウナギの別称。デンキウナギ科の淡水魚。南アメリカのアマゾン川などにすむ。発電力が魚類中で最大。放電されて動けなくなった小魚を捕食する。 0
実益 ジツエキ [0] 実際の利益。「趣味と―を両立させる」 実利・純益 実害 0
狎れる な-れる [2] 親しくなりすぎて相手を軽んじる。なれなれしくする。「―れて挨拶(アイサツ)を欠く」 0
談合 ダンゴウ [0] ①話し合うこと。「―柱(頼りになる相談相手)」相談 ②競争入札の前に複数の業者が話し合い、価格などを決めておくこと。談合行為。「―請負」 0
完本 カンポン [0] 二冊以上に分かれている書物で、欠本がなくすべてそろっているもの。丸本(まるホン)。「『夏目漱石(なつめそうせき)全集』の―を手に入れる」欠本・端本(はホン) 0
麟子鳳雛 リンシホウスウ 将来希望がもてる子どものたとえ。麒麟(キリン)の子と鳳凰(ホウオウ)のひなの意。麒麟も鳳凰も想像上の動物で、これらが現れると、めでたい兆しとされた。〈『易林』〉竜駒鳳雛(リュウクホウスウ)・飛兎竜文(ヒトリュウブン)・伏竜鳳雛 0
贅疣・贅肬 ゼイユウ ①こぶと、いぼ。無用な肉。贅肉。 ②余分なもの。無駄なもの。 0
会頭 カイトウ [0] 大きな組織の代表。ふつう、会議所などの長をいう。会長 0
叛旗 ハンキ [1] 反旗 0
三寸の轄 サンズンのくさび 物事のかなめをたとえていう言葉。「轄」は車輪が車軸から外れないように車軸に差しこみとめておくもの。短いものだが、これがなければ車は走らないことから。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
暴走 ボウソウ [0] ①規則などを無視して、乱暴に走ること。「―族」 ②運転手がいないか、運転者の制御を離れて乗り物がひとりでに走ること。 ③周囲の状況や他人の思惑を考えずに、物事を勝手に行うこと。 ④野球で、無茶な走塁をすること。 0
職人 ショクニン [0] 身につけた手先の技術で物をつくる仕事をする人。大工・左官など。「―芸」「―気質(かたぎ)」 0
薬味 ヤクミ [3],[0] ①薬の種類。特に、漢方薬の薬材。 ②風味が増すよう、料理に入れたり添えたりする野菜や香辛料。胡椒(コショウ)・唐辛子など。「―を利(き)かせる」 0
冷たい つめ-たい [0],[3] ①温度が低く、触れた感触がひやりとする。「―い水をひと息に飲む」 ②人情が薄い。冷淡である。「最近彼女は―くなった」「―い態度をとる」「―くあしらう」 0
頭角を見す トウカクをあらわす 才能や学問・技芸が、他人よりひときわすぐれて目立つようになる。「頭角」は頭の先の意。〈韓愈(カンユ)の文〉表記「見す」は「露す・現す」とも書く。一頭地を抜く 0
勃起 ボッキ [0] ①急に力強く起こり立つこと。 ②陰茎が硬化し起こり立つこと。 0
襲名 シュウメイ [0] 親の名や師匠の芸名などを継ぐこと。「歌舞伎(カブキ)の―披露」 0
掬する キク-する [3] ①両手ですくいあげる。 ②心情や意図・情趣などを察する。「温情を―する」 0
堆朱 ツイシュ [0] 朱の漆を何重にも塗り重ね、模様を浮き彫りにした漆器。「―の椀を揃(そろ)えた」参考「タイシュ」とも読む。 0
頤 おとがい [0] あご。特に、下あご。「―が落ちる(おいしいたとえ)」「―を叩(たた)く(おしゃべりを非難した言い方)」参考少し古風な言い方。 0
資金 シキン [2],[1] ①事業を始めるのに必要な金銭。「―繰り」 資本・元手 ②決まった目的に使う金銭。「住宅―」 0
狸から上前(うわまえ) たぬきからうわまえ 悪賢い知恵がはたらくたとえ。人をだますタヌキから金品をだまし取る意から。 0
常住不断 ジョウジュウフダン [0] 絶えることなくずっと続いていること。「常住」は仏教語で、生滅することなく永遠に存在すること。 0
駟馬も追う能わず シバもおうあたわず 「駟(シ)も舌に及ばず」に同じ。〈『説苑(ゼイエン)』〉 0
中馬 チュウま 江戸時代の半ばから明治初年にかけて、信州地方で物資を運んだウマ。また、その運送業。多く、宿場問屋を介さずに直接荷主と契約したものをいう。 0
芳名 ホウメイ [0] ①よい評判。ほまれ。令名・名声・芳声 ②他人の名前に対する敬称。「―帳」「―録にご署名ください」 0
楽髪 ラクがみ [2] 安楽にしていると、頭髪の伸びが早いということ。「苦爪(クづめ)―(苦労すると爪の伸びが早く、楽をすると髪の伸びが早い)」 0
爬行 ハコウ [0] 地面をはって行くこと。 0
黒曜石 コクヨウセキ [3] 火山岩の一つ。黒色・灰色で半透明、光沢がある。装飾・印材用。参考先史時代には斧(おの)や矢尻(やじり)などの石器に利用された。 0
薄ら氷 うすらひ 薄く張った氷。うすごおり。薄氷(ハクヒョウ)。春 0
電流 デンリュウ [0] 電気が導体内を流れる現象。単位はアンペア。記号はA。 0
苳 ふき [0] キク科の多年草。 蕗(ふき) 0
犬 いぬ [2] ①イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物。嗅覚(キュウカク)・聴覚が鋭敏で、またよく人になつくため、古くから狩猟用・番犬用・愛玩(アイガン)用などに飼われた。 ②つまらないもの、いやしいもののたとえ。「―侍」 ③手先。まわしもの。「権力の―」 0
強靱 キョウジン しなやかで粘り強いさま。「―な精神、―な肉体」 0
専有 センユウ [0] 自分だけで所有すること。ひとりじめすること。「―物」 共有 0
回診 カイシン [0] 病院で、医師が病室の入院患者を診察してまわること。「院長の―日」 0
脱出 ダッシュツ [0] 逃れでること。抜けだすこと。「国外へ―する」「―速度」 0
麺麭 パン [0] ①小麦粉に水とイーストを加えてこね、発酵させて焼いた食品。 ②生活の糧(かて)のたとえ。 1
山襞 やまひだ [0] 山の、尾根と谷とが入りくんでひだのようになっているところ。「朝の光が―を際立たせる」 0
皓い しろ-い 色がしろい。しろく輝いているさま。雪や月などに用いる。 0
四時 シジ [1] ①春・夏・秋・冬の、一年のうち四つの季節。四季。「―の風物」 ②旦(タン)(朝)・昼・暮(ボ)(夕方)・夜の、一日のうち四つの時。 参考「シイジ」とも読む。 0
指事 シジ [1] 漢字の六書(リクショ)の一つ。数・位置などの抽象的概念を、ある約束で示す漢字の作り方。一・二、上・下など。 0
大口袴 おおくちばかま ①平安時代ごろから束帯の際、表袴(うえのはかま)の下に着用した裾口(すそぐち)が広い袴。 ②武家の者が、直垂(ひたたれ)・水干(スイカン)の下に着用した袴下。 ③能装束で、腰を大きく左右に張った袴。 0
拒ぐ ふせ-ぐ [2] こばみとどめる。そばに寄せつけないようにする。「守りを固めて敵の侵入を―ぐ」 0
音楽 オンガク [1] 表現したいことを音の組み合わせで表す芸術。器楽や声楽など。 0
坪庭 つぼにわ [0] 敷地の中で、建物や塀に囲まれた中庭。「―の花が美しい」内庭表記「壺庭」とも書く。 0
懶眠 ランミン なまけて眠ること。怠惰なねむけ。「―をむさぼる」惰眠 0
出馬 シュツバ [0] ①ウマに乗って出かけること。特に、戦場へ出ること。 ②自分から進んである場所へ出ること。特に、選挙に立候補すること。「選挙の―表明演説」 0
一隅 イチグウ [0] 一つのすみ。片すみ。「古都の―に居を構える」 0
生き馬の目を抜く いきうまのめをぬく ずるくてすばやく、抜け目がないこと。ぼんやりとしていたり油断したりしていては、だまされたり出し抜かれたりするということ。「―世の中」 0
付す フ-す [1],[2] ①添える。つけ加える。「巻末に年表を―した」 ②相手や他のものにまかせる。託す。「総会の決議に―す」「失敗は不問に―された」 ③交付する。わたす。「推薦状を―す」表記「附す」とも書く。参考「付する」ともいう。 0
鵬 おおとり [1] 古代中国で、想像上の巨大な鳥。大きさは三千里、一度に九万里を飛ぶという。 0
零落れる おちぶ-れる [0],[4] 以前よりも地位が下がったり貧乏になったりして、みじめな状態になる。零落(レイラク)する。「―れた姿」表記「落魄れる」とも書く。 1
艙口 ソウコウ [0] 船倉(ふなぐら)に荷物を出し入れするため、甲板(カンパン)にあけた四角い穴。ハッチ。 0
怖気 おじけ [0] こわがる気持ち。恐怖に震える心。「お化け屋敷の入り口で―づく」参考「おぞけ」とも読む。 1
寨 とりで [0] 木の柵や石垣でつくった敵を防ぐための建造物。 表記「砦・塞」とも書く。 0
山椒 サンショウ [0] ミカン科の落葉低木。山地に自生。葉は羽状複葉で、枝にはとげがある。若葉は「木の芽」と呼ばれ、食用。実は香辛料・薬用。ハジカミ。 表記「蜀椒」とも書く。 参考「サンショ」とも読む。 0
私服 シフク [0] ①定められたものではない、個人の衣服。 制服 ②①を着ている刑事。 0
英 はなぶさ [1] 小さな花が集まって房状に垂れさがって咲くもの。「藤(ふじ)の花が―長く咲いている」表記「花房」とも書く。 0
灌木 カンボク [0] 低木の旧称。ふつう、人の身長以下の高さの樹木。喬木(キョウボク) 0
一旗 ひとはた [2] 一本の旗。「―揚げる(事業を起こして成功する)」 0
男茎 おはせ 男性の生殖器の一部。陰茎。男根(ダンコン)。ペニス。 1
蓮根 レンコン [0] ハスの地下茎。食用とする。ハス。参考「はすね」とも読む。 0
搭載 トウサイ [0] ①人員・物品などを、車両や船舶などに積みこむこと。「飛行機に―して運ぶ」積載 ②兵器などを装備すること。「核兵器―の可能性がある」 ③機器や車などに、ある機能・装備を組み込むこと。「ターボエンジン―の軽自動車」 0
瞼 まぶた [1] 眼球を上下からおおう皮膚。「―の母(思い出に浮かぶ母の面影)」表記「目蓋」とも書く。参考「目(ま)のふた」の意。 0
清拭き きよぶき 濡れた布でふいた後に、仕上げとして乾いた布でふくこと。 0
清書 セイショ [0] 下書きされた原稿や習字などを、改めてきれいにていねいに書き写すこと。また、そのもの。 浄書 0
羈 おもがい [0],[2] ウマの頭部からくつわにかけてつけるひも。鞦(しりがい)表記「面繫・羇」とも書く。 0
上納 ジョウノウ [0] ①政府機関や上部団体などに金品をおさめること。 ②年貢米。年貢。 0
蟻集・蟻聚 ギシュウ アリが群がるように集まること。 0
渺然 ビョウゼン 果てしなく広がっているさま。はるかに遠く、かすんでいるさま。表記「眇然」とも書く。 0
色調 シキチョウ [0] 衣服や絵画などの、色彩の強弱や濃淡の調子。色合い。「暖色を―にした派手なワンピース」 0
蝦蟇腫 ガマシュ [2] 唾液腺(ダエキセン)がつまり、分泌液がたまってできる舌の下の腫(は)れ物。 由来重症になると、あごの下まではれて、ガマ(蝦蟇)の腹のように見えることからといわれる。 0
火炙り・火焙り ひあぶり ①火にあぶって焼くこと。 ②昔、罪人を柱にしばり焼き殺した刑罰。火刑 0
陶犬瓦鶏 トウケンガケイ 見かけだけはりっぱだが、実際の役に立たない物のたとえ。焼き物のイヌと素焼きのニワトリの意から。〈『金楼子(キンロウシ)』〉参考「瓦鶏陶犬」ともいう。 0
返す かえ-す [1] ①もとの状態に戻す。「友人に本を―す」 ②もとの状態に戻る。「波が寄せては―す」 ③受けた行為に応じてはたらきかける。報いる。「酒杯を―す」「なぐり―す」 ④向きを変える。ひっくりかえす。また、掘りおこす。たがやす。「手のひらを―す」「魚を―して両面を焼く」「畑の土を―す」 ⑤同じ動作をする。「教科書を何度も読み―す」表記「反す」とも書く。 0
私宅 シタク [0] ①個人で所有している住宅。「週末は―に行く」 私邸 ②自宅。 参考①官舎・社宅などに対していう。 0
活気 カッキ [0] 活動のもとになる気力。いきいきとしたようす。元気。「歳末で市場が―づく」「―のある町」生気 0
育てる そだ-てる [3] ①小さいものが成長して大きくなるように世話をする。「ひよこを―てる」 ②才能や資質を伸ばすよう教え導く。「子ども会のリーダーを―てる」 0
翻然 ホンゼン [0] ①旗などが、ひるがえるようす。「国連旗が―とはためく」 ②心を急に改めるようす。「己の罪を―として悟る」 0
熱論 ネツロン 熱をおびた議論。熱心に議論すること。また、その論議。「友人と―を闘わせる」 0
俯仰 フギョウ [0],[1] うつむくこととあおむくこと。転じて、立ち居振る舞い。 0
鶩 あひる [0] カモ科の鳥。 家鴨(あひる) 0
一別以来 イチベツイライ [5] 別れてからこのかた。この前会って以来。参考「一別来」ともいう。 0
少量 ショウリョウ [3],[0] 少しの分量・数量。「―の水」 大量・多量 表記「小量」とも書く。 0
瞬発力 シュンパツリョク [4] 瞬間的にばねがはじけるようにはたらく筋肉の力。「―のある選挙」 持続力 0
犬枇杷 いぬビワ [2],[3] クワ科の落葉低木。暖地の海岸に多く見られ、秋にイチジクに似た実が熟す。夏表記「天仙果」とも書く。 0
散逸・散佚 サンイツ まとまっていた物が、ちりぢりになってなくなること。「史料の一部が―した」 散失 0
召還 ショウカン [0] 派遣した人を呼び返すこと。「大使は本国に―された」 派遣 0
穹廬 キュウロ 梁(はり)が弓なりのモンゴル族のテント状の移動式住宅。ゲル。 0
親子の仲でも金銭は他人 おやこのなかでもキンセンはタニン たとえ親子でも、金銭についてはきちんとしなければならないという戒め。また、金銭がからむと肉親の情愛などなくなるということ。 0
砒酸 ヒサン [0] 亜砒酸を濃硝酸で熱し、酸化させたもの。無色の結晶で猛毒。染料や殺虫剤などの原料。 0
火の見櫓 ひのみやぐら [4] 火事を発見するために設けたやぐら。火の見。 0
平ら たい-ら [0] ①高低や傾斜のないさま。ひらたいさま。「穴を埋めて―にする」「―な道が続く」 ②穏やかなさま。「―な気持ちで過ごす」 ③足を崩し、あぐらなどの楽な姿勢でいること。「どうぞお―に」 ④山あいの平地。多く、地名の後ろにつけていう。 0
後方 しりえ [0] うしろのほう。うしろ。参考「コウホウ」とも読む。 1
荒武者 あらムシャ [0] ①勇ましくあらあらしい武士。 ②乱暴なほど意気盛んな者。 0
得 エイトク [0] 利益を得ること。獲得すること。もうけ。 0
頑癬 たむし [0] 白癬(ハクセン)の一種で、糸状菌の寄生により起こる皮膚病。青年男子に多く、陰部や内股(うちまた)にでき、かゆみが激しい。表記「田虫」とも書く。参考「ガンセン」とも読む。 1
未踏 ミトウ [0] まだ、だれも足をふみ入れたことのないこと。「人跡―の地を探検する」
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漢字の豆知識 前人「未踏」か「未到」か ~似ている漢字に置き換わった四字熟語~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
肌 はだえ [0],[3] ①はだ。皮膚。「雪のような―」 ②刀剣の表面。「―の輝き」表記「膚」とも書く。 0
衆人環視 シュウジンカンシ [0],[5] 多くの人が取り囲んで成り行きを見ていること。「環視」は取り囲み見ること。「―の中で恥をかく」 0
泡 あわ [2] 液体が気体を包んでできる小さな玉。「―のようにはかない命だった」「冗談とは知らず―を食った(驚きあわてた)」泡沫(ホウマツ)・(うたかた)参考「あぶく」とも読む。
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漢字の豆知識 何を食うかで状況が変わります ~冷や飯や蓼、割り、泡などいろいろ食べます~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
簡約 カンヤク [0] 要点をおさえて簡単にすること。手短にまとめること。「演説内容を―に記述する」 0
馬鮫魚 さわら サバ科の海魚。由来「馬鮫魚」は漢名から。 鰆(さわら) 1
啄木鳥 きつつき [0],[4] キツツキ科の鳥の総称。鋭い爪(つめ)のついた指が前後に二本ずつあり、木の幹に垂直にとまる。非常にかたいくちばしで木の幹に穴をあけ、長い舌で虫を引きだして食べる。タクボク。秋由来「啄木鳥」は漢名から。木を啄(ついば)む鳥の意。参考「けら・けらつつき」とも読む。 1
壊頽 カイタイ 整っていたものがこわれ、崩れること。「綱紀の―」崩壊 0
腐食 フショク [0] 金属などが錆(さ)びたり腐ったりして、形がくずれること。また、薬品を使って金属・ガラスなどを変質させること。「鉄骨の―で倒壊した」 「―銅板」「腐蝕」の書きかえ字。 0
陸奥 みちのく 陸前(リクゼン)・陸中・陸奥(むつ)・磐城(いわき)・岩代(いわしろ)の奥州五国の旧称。参考「みちのおく」の「お」が略されたもの。「むつ」とも読む。 1
甲高 コウだか [0] ①手足の甲が高く張り出していること。 ②甲を高く作った足袋(たび)や靴。 0
美濃判 みのバン 約縦二七・横三九(センチメートル)の美濃紙の大きさ。美濃紙判。 0
埃氛 アイフン ほこりっぽい空気。また、俗世間のよごれた空気。「氛」は気・空気の意。 0
祥月 ショウつき [0],[1] 故人のなくなった月と同じ月。特に、一周忌以降にいう。 0
棗 なつめ [0] ①クロウメモドキ科の落葉小高木。中国原産。夏、黄緑色の小花をつけ、楕円(ダエン)形の果実を結ぶ。果実は食用や薬用。 ②抹茶を入れる茶入れ。形が①の果実に似る。 由来①初夏に芽を出す「夏芽」の意から。
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漢字の豆知識 「無花果」も「棗」も木の実の名前 ~漢字で書きたい木の実~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
隈 くま [2] ①奥まって陰になったところ。物のすみっこ。 ②色の黒ずんだところ。「寝不足で目に―ができる」 ③色の濃淡の境目。 ④「隈取り」の略。 0
汎論 ハンロン [0] ①広く全体にわたって論じること。また、その議論。通論 ②全体を概括した論。概論表記「泛論」とも書く。 0
筋腫 キンシュ [0],[1] 筋肉組織にできる良性のはれもの。「子宮―」 0
脹れる ふく-れる [0] ①内から外に盛り上がって大きくなる。ふくらむ。「腹が―れる」 ②頰(ほお)をふくらませて不平や不満を顔に出す。むくれる。「しかられて―れる」 0
騎虎 キコ [1],[2] トラの背中にまたがって乗ること。 0
狐丘の戒め コキュウのいましめ 人は、地位や収入が高くなればそれだけ他人から恨みをかうので身を慎むようにという戒め。故事 中国、春秋時代、狐丘の地の長老が楚(ソ)の孫叔敖(ソンシュクゴウ)に「人には三つの恨みがある」と教え、孫叔敖は「位が高くなったらますますへりくだり、職権が増せばますます他への気配りを細かにし、収入が増えれば他への恵みを厚くします」と答えた故事から。〈『列子』〉表記「戒め」は「誡め」とも書く。 0
家内 カナイ [1] ①家の中。 ②家族。「―安全」 ③他人に自分の妻をいう語。女房 0
絶する ゼッ-する [0],[3] ①はるかにこえている。かけはなれる。「言語に―するすばらしさ」「想像を―する痛み」 ②関係を断つ。なくする。つきる。「音信を―する」 0
文様 モンヨウ [0] 衣服・調度類などに飾りとして施す、いろいろな図案や色の組み合わせ。模様。あや。表記「紋様」とも書く。 0
痛し痒し いたしかゆし [4],[1] どうしたらよいか迷うことのたとえ。かくと痛いし、かかなければかゆいの意から。「強すぎるのも―だ」 0
叛逆 ハンギャク [0] 反逆 0
綱要 コウヨウ [0] 物事の基本となる大切なところ。また、それをまとめたもの。要点。「国文法―」要綱参考多く、書名に用いられる。 0
流光 リュウコウ ①光陰(歳月)の経過すること。月日のたつこと。 ②水の流れに映る月の光。 0
不可解 フカカイ [2] 複雑すぎてわけがわからないこと。理解できないこと。「世の中には―なことが多い」 0
旧居 キュウキョ [1] もと住んでいた家。以前のすまい。旧宅新居 0
不況 フキョウ [0] 景気が悪いこと。「―のために会社が倒産した」「―にあえぐ」不景気好況 0
星座 セイザ [0] 天球上の恒星を見かけの位置で結びつけ、その形を動物・神話の人物や器物などに見立てて区分し呼称したもの。八八の星座がある。 星宿・星辰(セイシン) 0
自生 ジセイ [0] 植物が自然に生え育つこと。野生。「ミズバショウが―している湿地帯」 0
五節句・五節供 ゴセック 一年間の季節を折り目とした、五つの節句。人日(ジンジツ)(正月七日)・上巳(ジョウシ)(三月三日)・端午(タンゴ)(五月五日)・七夕(シチセキ)・(たなばた)(七月七日)・重陽(チョウヨウ)(九月九日)。 0
仮標 かりしめ 草刈り場を占有したしるしに立てる板や棒。表記「刈標」とも書く。 0
丕きい おお-きい 盛大なさま。おおいにふくらんでりっぱなさま。 0
内海 うちうみ [0] ①島などの陸地にはさまれた海。入り海。外海 ②湖。参考①「ナイカイ」とも読む。 0
夜行 ヤコウ [0] ①夜に活動すること。「百鬼―」「―性動物」 ②「夜行列車」の略。また、夜に走行すること。「―に乗る」「―バス」参考①「ヤギョウ」とも読む。 0
壺 つぼ [0] ①口が狭く胴がふくらんだ容器。「―に水を入れる」 ②深くくぼんだ所。「滝―」 ③物事の要点。急所。「―をこころえる」 ④灸(キュウ)や指圧などで効き目のあるところ。 ⑤宮殿の部屋。または中庭。「桐(きり)―」 0
磚茶 タンチャ [0],[1] 中国やチベット、モンゴルなどで飲まれている茶。緑茶や紅茶を蒸してかわら(磚)のように圧して固めたもの。 参考「ダンチャ」とも読む。中国語から。 0
笑み割れる えみわ-れる [4] 果実やクリのいがなどが熟して割れる。 0
秘伝 ヒデン [0] 容易には一般の人に伝授しない秘密の方法や技術。武道や芸道の奥義(オウギ)。「特別に―を授かる」 0
賈う あきな-う 売り買いをする。商売する。とりひきする。参考もとは、「賈う」は店をもつ商人、「商う」は行商人と区別があった。 0
屛障 ヘイショウ さえぎり隔てること。また、隔てる仕切り。屛風(ビョウブ)・衝立(ついたて)・障子(ショウジ)など。 0
齏粉 セイフン こなみじんになること。転じて、身を粉にして働くこと。粉骨砕身。 0
即刻 ソッコク [0] すぐその時。ただちに。「特使に―帰国せよと命じた」 即時 0
遨ぶ あそ-ぶ 気ままに好きなことをして楽しむ。気ままにあそびに行く。表記「敖ぶ」とも書く。 0
足代 あしダイ [0] 交通費。乗り物の代金。「―は自己負担だ」 車代(くるまダイ) 0
不潔 フケツ [0] ①よごれていてきたないこと。「―な食堂」 ②精神的にけがらわしいこと。「賄賂(ワイロ)を贈るなんて―だ」 ①②清潔 0
溝 みぞ [0] ①地面を細長く掘って水を流す所。「大雨で―があふれる」 ②細長いくぼみ。「敷居の―」 ③人間関係における気持ちのへだたり。「二人の間に―ができる」 0
垣衣 しのぶぐさ ①シノブ・ノキシノブなどシダ植物の別称。 ②ワスレグサの別称。表記「忍草」とも書く。 1
暗い くら-い [0] ①光が少なくて物がよく見えない。「スタンドをつけないと―い」 ②黒っぽい。黒ずんでいる。 ③陰気である。「性格が―い」 ④希望がもてない。「見通しが―い」 ⑤知識が乏しい。「社会情勢に―い」 0
合成 ゴウセイ [0] ①二つ以上の物を合わせて一つの物をつくること。「―写真」 ②元素から化合物をつくること。また、簡単な化合物から複雑な化合物をつくること。「―アルコール」 0
吾子 あこ [1] わが子。自分の子。参考「わこ」とも読む。 0
醍醐味 ダイゴミ [3],[0] ①最上の味。 ②そのもののもつ、真のあじわい。「スポーツの―を味わう」 ③釈迦(シャカ)の最上の真実の教え。由来①「醍醐」は、牛乳・羊乳を精製した甘く濃厚な液汁で、最高の美味とされたことから。 0
授産 ジュサン [0] 失業者・貧困者に仕事を与え、生活を助けること。「―所」 0
要訣 ヨウケツ [0] 物事をやりとげるために欠くことのできない大切な点。奥義。秘訣。 0
如実 ニョジツ [0] ①事実のままであること。ありのまま。「努力の成果が―に表れた」 ② 万物の本質。不変の真理。 真如 0
喋る しゃべ-る [2] 言う。話す。口数多く話をする。「余計なことを―り過ぎる」 0
沙門 シャモン [1],[0] 出家して仏門に入り、修行する人。僧。 参考「サモン」とも読む。 0
朧月夜 おぼろづきよ [5],[4] 朧月の出ている夜。朧夜(おぼろよ)。おぼろづくよ。春 0
可愛い カワイ-い [3] ①小さくて愛くるしい。「―い小鳥」 ②深く愛して大切に思うさま。「―い初孫」 0
鴟梟 シキョウ ①フクロウの別称。 梟(ふくろう) ②心がねじまがっていて悪い人のたとえ。 0
独り善がり ひとりよがり [4] 「独善(ドクゼン)」に同じ。 0
割礼 カツレイ [0] 性器の包皮などの一部を切除する風習。宗教儀礼や通過儀礼として世界各地で行われる。 0
付贅懸疣 フゼイケンユウ 無用のもののたとえ。「付贅」はくっついているこぶ、「懸疣」は引っかかっているいぼの意。表記「付贅」は「附贅」、「懸疣」は「懸肬」とも書く。 0
伐採 バッサイ [0] 樹木をきり倒して運び出すこと。「森林―による自然破壊が心配だ」 0
速記 ソッキ [0] ①すばやく書き記すこと。 ②人の話を特殊な記号ですばやく記録し、それを普通の文章に書きなおす技術。速記術。 0
再開 サイカイ [0] 一度やめていたことを、ふたたび始めること。また、始まること。「雨がやんだので試合を―する」 0
黒文字 くろモジ [0],[2] ①クスノキ科の落葉低木。樹皮には黒斑(コクハン)がある。材は芳香があり、つまようじを作る。 ②①で作ったことから、つまようじの別称。 由来①黒斑が文字のように見えることから。表記①「烏樟・鉤樟」とも書く。 0
蒙る こうむ-る [3] 身に受ける。また、かぶる。「災いを―る」「恩恵を―る」 0
止まる と-まる [0] ①動いていたものが動かなくなる。「事故のため交通が―った」 ②続いていたものが終わる。「電気が―る」「笑いが―らない」 ③鳥や虫などが、物につかまって休む。 0
簾戸 すど [1] 細く割った竹やアシを編んで作った戸。夏表記「簀戸」とも書く。 0
甸服 デンプク 中国、古代の五服(五つの地域)の一つ。王城の周囲、各五〇〇里以内の天子に直属した地。畿内(キナイ)。 0
不眠 フミン [0] 眠らないこと。また、眠れないこと。「―症に悩まされる」 0
甘藍 カンラン [0],[1] ①キャベツの別称。アブラナ科の一年草または二年草。葉は重なり合って球状になり、食用。タマナ。夏 ②ハボタンの別称。アブラナ科の二年草。キャベツの変種で葉は波状にちぢれ、冬には白・黄・紫に変色する。観賞用。 0
伝来 デンライ [0] ①外国から伝わってくること。「仏教の―」渡来②先祖から代々受け継いできたもの。「父祖―の土地」 0
地力 チリョク [1] 土地の作物を生産する能力。参考「ジリキ」と読めば別の意になる。 0
後先 あとさき [1],[2] ①前とうしろ。前後。また、周囲。「―を見回す」 ②最初から最後まで。全部。また、その結果起きること。「―を考えずに行動する」 ③順序。また、順序が逆になること。「仕事の―を考える」「話が―になる」 0
好評嘖嘖 コウヒョウサクサク 非常に評判がよく、人々からほめそやされるさま。「嘖嘖」は口々にほめそやすさま。非難囂囂(ヒナンゴウゴウ) 0
奴豆腐 やっこドウフ [4] 四角に切った豆腐に薬味を添え、醬油(ショウユ)をつけて食べる料理。やっこ。 0
投じる トウ-じる [0],[3] ①つけいる。乗じる。「この機に―じる」 ②投降する。屈服する。「敵軍に―じる」 ③泊まる。「海辺の宿に―じる」 ④うまく合う。一致する。「意気相―じる」 ⑤なげかける。なげ入れる。「世論に一石を―じる」「変化球を―じる」「福祉に身を―じる」 ⑥与える。「小鳥に餌(え)を―じる」 0
江浦草 つくも フトイの別称。表記「九十九」とも書く。 太藺(ふとい) 1
奕世 エキセイ [0] 代々。よよ。世を重ねること。奕葉・累世・累代 0
弾く ひ-く [0] 弦楽器や鍵盤(ケンバン)楽器を演奏する。かなでる。「琴を―く」「ピアノを―く」 0
嗟嘆・嗟歎 サタン ①なげくこと。「我が身の不幸を―する」 ②感心してほめること。 0
馬面剝 うまづらはぎ カワハギ科の海魚。日本各地の沿岸にすむ。体は楕円(ダエン)形でカワハギより細長い。食用。ウマヅラ。ハゲ。由来目と口の間がウマのように長いことから。 0
年次 ネンジ [1] ①毎年。年間。「―休暇」 ②年度。「卒業―」 ③年の順序。「―計画」参考 ①「としなみ」とも読む。 0
解く と-く [2] ①ばらばらにする。ほどく。「結び目を―く」「宿舎で荷物を―く」「髪を―く」 ②取り除く。自由にする。「交通規制を―く」「契約を―く」 ③気持ちをしずめる。「緊張を―く」「怒りを―く」 ④答えを出す。明らかにする。「疑惑を―く」「怒りを―く」 ⑤職をやめさせる。「任を―く」 0
高燥 コウソウ [0] 土地の標高が高く、空気が乾燥していること。低湿 0
一絡げ ひとからげ たくさんのものを一つにたばねたり、まとめたりすること。また、その一つ。「十把(ジッパ)―」 0
危ない橋を渡る あぶないはしをわたる 危険な方法や手段をとる。特に、法律や規則などに触れるおそれのある行為をする。また、身の危険をおかして物事を行う。石橋を叩(たた)いて渡る 0
鳥屋 とや [0] ①鳥を飼う小屋。特に、タカを飼う小屋。「―に就く(タカなどが羽のぬけかわる時期に巣にこもる)」 ②鳥の羽が季節によってぬけかわること。 ③小鳥を捕らえるため、山中に建てた小屋。表記「塒」とも書く。 0
座右 ザユウ [0],[1] ①座席の右側。転じて、すぐそば。かたわら。 ②手紙などで、相手を尊敬し直接指すのを避けていう語。また、敬意を表す脇付(わきづけ)の語。 参考「ザウ」とも読む。 0
狛犬 こまいぬ [0] 神社の社頭や社殿の前に、向かい合わせに置かれた一対の獅子(シシ)に似た獣の像。高麗(こま)から伝来したといわれ、魔除(よ)けとされる。こま。「拝殿の左右には―が鎮座している」 0
宅地 タクチ [0] 住宅を建てるための敷地。また、建物の敷地として登録・登記された土地。「―造成を行う」 0
卜兆 うらかた カメの甲やシカの骨を焼いてうらないをしたときに現れる形。うらないの結果。表記「占形・占象」とも書く。 1
非議 ヒギ [1] そしり論じること。あれこれ非難すること。表記「誹議」とも書く。 0
元肥 もとごえ 作物を植えたり、種をまいたりする前に、その田畑にまいておく肥料。原肥(ゲンピ)追肥(おいごえ) 0
講義 コウギ [3] 学問や書物の意味を説き明かすこと。また、大学の授業やその内容。「あの先生の―はおもしろい」 0
悦楽 エツラク [0] よろこび楽しむこと。心から満足できる楽しさに浸ること。「目を閉じて―に酔う」歓楽・享楽 0
希 まれ [0],[2] 非常に少ないさま。めったになく珍しいこと。表記「稀」とも書く。 0
空欄 クウラン [0] 何も書いてない空白の部分。記入するようにあけてある場所。「―に必要事項を記入せよ」 0
夢現 ゆめうつつ [0],[2] ①夢と現実。 ②意識が定かでなく、夢なのか現実なのかはっきりとわからない状態。「合格の知らせを―のうちに聞いた」 0
痞える つか-える [4],[3] 胸やのどなどがふさがるような感じになる。「胃が―える」 0
躍起 ヤッキ [0] 必死に、またむきになって物事を行うさま。「―になって弁解した」 0
不承不承 フショウブショウ [4] 不本意ながら。いやいや。「―相手の命令にしたがう」表記「不請不請」とも書く。 0
肋骨 ロッコツ [0] 胸部を囲み、内臓を保護している左右一二対の骨。呼吸運動を営む。あばら。参考「あばらぼね」とも読む。 0
真魚板 まないた [0],[3] 食べ物を包丁で切って料理するときにのせる板。 表記「俎・俎板」とも書く。 参考「真魚」を料理する板の意から。
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漢字の豆知識 身近な道具の成り立ちを漢字から知ろう ~ヤカンもカイロも漢字がある~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
悔悟 カイゴ [1] 過去の過ちをくい改めること。「良心の声を聞き―の念にかられる」悔悛(カイシュン)・悔恨 0
研修 ケンシュウ [0] ①学問や技術を修め、みがくこと。 ②仕事の執務能力を養成すること。「新人―で合宿した」 0
廃棄 ハイキ [1],[0] ①不用なものとして捨てること。「―物の処理」「産業―物」 ②条約の効力を当事国の一方の意思でなくすること。「不可侵条約を―する」 0
暢月 チョウゲツ 陰暦の一一月の異名。 0
邦舞 ホウブ 日本舞踊。日舞。日本のおどり。洋舞 0
名残 なごり [3],[0] ①物事が過ぎ去ったあとに残る気分や気配。「昔の―」余波・余韻 ②別れるときの心残り。「行く年の―を惜しむ」 ③「名残の折」の略。連歌や俳諧(ハイカイ)で、句を書き連ねる最後の紙。 1
議論 ギロン [1] 意見や批評を述べ合うこと。また、その意見や批評。討論・論議 0
緒 いとぐち [1] ①糸の先端。 ②はじめ。手がかり。「話の―をつかむ」「解決の―を模索する」 端緒(タンショ)・発端 表記「糸口」とも書く。 0
伝令 デンレイ [0] 軍隊などで命令や報告を伝えること。また、その役の兵士。 0
比定 ヒテイ [0] ある事物を、既に確定された他の類似の事物と比較して、成立年代や形式などを推定すること。 0
切る き-る [1] ①刃物などでひと続きのものを離れ離れにする。「ひもを―る」「大根を―る」 ②傷つける。壊す。「指を―る」「堰(せき)を―る」 ③中を分けて進む。「風を―って走る」 ④継続を中断する。結びつきを絶つ。「縁を―る」 ⑤余分な水分などを除く。「野菜の水を―る」 ⑥カードゲームで札を混ぜ合わせる。また、切り札などを出す。 ⑦時間などを区切る。「期限を―る」 ⑧向きを変える。また、テニス・卓球などで球の回転を変えて打つ。「ハンドルを左に―る」 ⑨物事に区切りをつける。また、はっきりした行為をする。「思い―る」「たんかを―る」 ⑩数量などが下回る。「一〇〇を―る」 0
妖怪変化 ヨウカイヘンゲ [5] 人間の力でははかり知れないあやしい化け物。参考「妖怪」も「変化」も化け物の意。 0
牛刀 ギュウトウ [0] ウシを切り裂くのに使う大きな刀。「割鶏―(とるに足りないことを大げさな方法で処理することへの戒め)」 0
裂 きれ ①織物の切れ端。 ②織物。布地。表記①②「切れ」、②「布」とも書く。 0
方便 ホウベン [1] 目的を達成するための、便宜的な手段。「うそも―」由来もと仏教用語で、衆生(シュジョウ)を救い真実に導くための仮の方法から。 0
首魁 シュカイ [0] ①さきがけ。先駆者。 ②集団の統率者。特に、騒動・内乱など悪事の首謀者。 参考「首」「魁」ともに、かしらの意。 0
実務 ジツム [1] 実際の事務・業務。実地に扱う仕事。「―に携わる」 0
賞める ほ-める [2] 功績や善行を、ほうびを与えてたたえる。 0
魁 かしら [0] 集団の統率者。首領。首魁(シュカイ)・巨魁表記「頭」とも書く。 0
立米 リュウベイ [1] 立方メートル。平米(ヘイベイ) 0
蒸籠 せいろう [0],[3] 底に簀(す)を敷き、釜(かま)の上にのせて食品に蒸気を当てる道具。まんじゅうなどを蒸すのに用いる。せいろ。
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漢字の豆知識 料理にでてくる?「でじる」「はいじる」~食べるより読むほうが難しい料理の言葉 (公財)日本漢字能力検定協会 1
初一念 ショイチネン [3] 最初に思い立った決心。 初心(ショシン)・初志 0
雪合戦 ゆきガッセン [3] 二組に分かれ、雪をまるめてぶつけあう遊び。雪投げ。雪打ち。 冬 0
杓 ひしゃく [1] 水などをくむ、長い柄(え)のついた容器。 表記「柄杓」とも書く。 0
亢奮 コウフン 興奮 0
勝って兜(かぶと)の緒を締めよ かってかぶとのおをしめよ 勝負に勝ったからといって油断してはならない。成功しても安心せず、さらに用心して行動せよという戒め。 0
十二雀 じゅうにから コガラの別称。 小雀(こがら) 1
船首 みよし [1] 船の先端の波を切る部分。へさき。 表記「水押・舳」とも書く。 参考「センシュ」とも読む。 1
曠らか あき-らか さえぎる物がなく、光が照らしているようす。表記「晃らか」とも書く。 0
被写体 ヒシャタイ [0] 写真に写し撮られる人や物。「孫は格好の―だ」 0
茸茸 ジョウジョウ 草が盛んに茂るさま。「夏草が―と生い茂る」 0
辱 はじ [2] 名誉や面目を失うこと。自信がくじかれ、がっかりする気持ち。はずかしめ。「―を忍ぶ」 0
緋縅 ヒおどし ①鎧(よろい)のおどしで、革や糸を緋色に染めたもの。 ②緋色の革や糸で札(さね)をつづり合わせた鎧。 0
大家 おおや [1] ①貸家・アパートなどの持ち主。家主。店子(たなこ) ②家人が住居にしている建物。おもや。表記①「大屋」とも書く。参考「タイカ」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識 「上手」の読み方は? 同じ漢字でも、読み方で意味が変わる! (公財)日本漢字能力検定協会 0
算木 サンぎ [1],[3] ①和算で計算に用いる小さな角棒。 ②易で占いに使う六本の四角い棒。 0
吹溜り ふきだまり ①雪や木の葉などが風に吹き寄せられて、たまったところ。 ②他に行き場のない人や落ちぶれた人などが、集まるところのたとえ。「社会の―」 0
直様 すぐさま 時を移さずすぐに。即刻。直ちに。「―飛び出した」 0
掃部 かもん 律令(リツリョウ)制において、宮中の清掃や儀式の設営などをつかさどった掃部寮の役人の称。 参考「かもり」とも読む。 1
堪える た-える [2] ①我慢する。「聞くに―えないうわさ」 ②もちこたえる。「会社は倒産の危機に―えた」 ③値する。それだけの価値がある。「横綱の地位に―える実績を残す」 0
圧迫 アッパク [0] ①強い力でおさえつけること。「腹部を―される」 ②相手に威圧感を与えること。「少数民族を―して奥地へ追いやる」 ③おびやかすこと。「家計を―する」 0
袱紗・袱 フクサ ①絹などの小形のふろしき。進物などの上に掛ける。 ②茶の湯で、茶器をふいたり茶碗(チャワン)を受けたりするのに使う絹布。表記「服紗・帛紗」とも書く。
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漢字の豆知識 飲めるけど読めない「御神酒」冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
内閣 ナイカク [1] 内閣総理大臣と国務大臣で組織する国の最高行政機関。政府。「―の改造が行われた」 0
盥回し たらいまわし [4] ①物事や人を、次々に他の場所や人に送り渡すこと。「案件を―にする」 ②仰向けになって足を上げ、足の裏を使ってたらいを回す曲芸。 0
果敢 カカン [0] 勇敢なさま。思い切りがいいようす。「勇猛―」「―に敵を攻撃する」 0
保証 ホショウ [0] 物事が確かで、まちがいやうそいつわりがないことを請け合うこと。「友人の身元を―する」「借金の―人を頼まれる」 0
漆掻き うるしかき ①ウルシの樹皮を傷つけ、流れ出る生漆を採集すること。 夏 ②生漆をかきまぜ、塗料の漆を作ること。 0
荒籬・荒垣 あらがき 目のあらい垣根。特に、神社などの外側にめぐらせた目のあらい垣根をいう。 0
帰順 キジュン [0] 反抗をやめて、おとなしくしたがうこと。「武器を捨てて―する」帰服 0
立ち居 たちい [2],[1] 立つことと座ること。日常の動作。「年を取って―が不自由になった」「物静かな―振る舞い」 0
営業 エイギョウ [0] 利益を得るよう事業をいとなむこと。また、その事業・いとなみ。「―案内」商売 0
虜 とりこ [3],[0] ①「虜囚(リョシュウ)」に同じ。 ②あるものに熱中したり心を奪われたりして、そこからのがれられなくなることのたとえ。また、その人。「恋の―となる」 0
優先 ユウセン [0] 他のものをさしおいて、先に扱うこと。「―順位にしたがって仕事をする」「関係者の―席」 0
近郷 キンゴウ [0] 近くの村。また、都市近郊の村里。「―の漁村で朝市を開催する」 0
稠林 チュウリン ①密生した森林。 ②煩悩が多いことのたとえ。 0
泡吹虫 あわふきむし [4] アワフキムシ科の昆虫の総称。成虫は五~一五(ミリメートル)で、形はセミに似る。幼虫は草木の葉や枝に白い泡を分泌し、その中で植物の液を吸って成長する。 0
耐用 タイヨウ [0] 長期の使用にたえること。「建物には―年数がある」 0
命懸け いのちがけ [0],[5] 生死をかえりみずに物事を行うこと。死ぬ覚悟ですること。「―で守り抜いた」「―の冒険」 0
上手 うわて [3] ①川の上流や、風の吹いてくる方角。上の方向。 ②すぐれていること。また、そういう態度をとること。「一枚―だ」 ③相撲で、相手の腕の外側からまわしをとること。また、その手。 参考①「かみて」とも読む。また、「じょうず」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識 「上手」の読み方は? 同じ漢字でも、読み方で意味が変わる! (公財)日本漢字能力検定協会 0
御館 みたち 国府の庁・領主の役所などを敬っていう語。また、その君主や領主。 0
酬いる むく-いる [3] ①相手からのはたらきかけに応じて何かをする。お返しをする。「好意に―いる」 ②客からさされた杯を客に返して、酒をつぐ。 0
三拍子揃う サンビョウシそろう 大事な条件をすべて備えもつこと。 由来能楽で、小鼓(こつづみ)・大鼓(おおかわ)・太鼓(または笛)の三つの楽器でとる拍子がそろうことから。 0
此方 こちら [1] ①自分に近い場所。「―におかけください」「―は梅が咲きました」 ②自分。「―から伺います」 ③自分の近くにいる人。「―が会長です」 1
伝聞 デンブン [0] 他の人から伝え聞くこと。人づてに聞いたこと。またぎき。「―するに病状はよくないらしい」 0
抜染 バッセン [0] 無地に染めた布の一部分の色を抜いて模様を出すこと。ぬきぞめ。 0
容子 ヨウス [0] ①外からうかがった状態。見た目のありさま。 ②容姿。みなり。 ③事情。わけ。 ④気配。きざし。 ⑤そぶり。表記「様子」とも書く。 0
形跡・形迹 ケイセキ 物事が行われたあと。跡形(あとかた)。「人が住んでいた―がある」痕跡(コンセキ) 0
清風明月 セイフウメイゲツ さわやかな風と明るい月の夜。秋のすがすがしい情趣の形容。 参考「清風朗月」ともいう。 0
枳棘は鸞鳳(ランポウ)の棲(す)む所に非(あら)ず キキョクはランポウのすむところにあらず りっぱな人は自分の居場所を選ぶたとえ。また、すぐれた人は低い地位に甘んじるべきではないことのたとえ。とげのある枳棘のなかには、鸞鳥(ランチョウ)や鳳凰(ホウオウ)のような鳥はすまない意から、「枳棘」は悪い場所や低い地位のたとえ。「鸞鳳」は鸞鳥と鳳凰で、ともに神鳥。転じて、すぐれた人のたとえ。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
人こそ人の鏡なれ ひとこそひとのかがみなれ 他人の言動は、自分の言動を見直す手本であるということ。 人の振り見て我が振り直せ 0
練乳 レンニュウ [0] 牛乳を煮詰めて濃縮したもの。無糖をエバミルク、加糖をコンデンスミルクという。 「煉乳」の書きかえ字。 0
中食 チュウジキ [0] 昼の食事。ひるめし。由来昔は朝と夕の一日二食で、間の昼ころに軽い食事をとったことから。表記「昼食」とも書く。参考「チュウショク」と読めば別の意になる。 0
老媼 ロウオウ [3],[0] 年をとった女性。老女。おうな。「杖(つえ)を曳(ひ)く―に会う」 0
捷い はや-い [4] ものの動きがすばやい。敏捷(ビンショウ)である。「彼の身のこなしは実に―い」 0
金縷梅 まんさく マンサク科の落葉小高木。山地に自生。早春、葉より先に黄色いひも状の花が咲く。春由来「金縷梅」は漢名からの誤用。表記「満作」とも書く。 1
破砕 ハサイ [0] 破れくだけること。くだくこと。こなごなにすること。「鉱石を―する」 「破摧」の書きかえ字。 0
身を以(もっ)て利に殉(ジュン)ず みをもってリにジュンず 少しばかりの利益のために、自分を犠牲にしてしまうこと。利益のために身を滅ぼす愚かしさへの戒め。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
門出 かどで [0],[3] ①旅や戦いで家を出発すること。旅立ち。出立(シュッたつ) ②人生において新しいことを始めること。「新会社の―を祝福する」参考「かどいで」とも読む。 0
座下 ザカ ①座席の側。身近な所。 ②手紙のあて名の左わきに記して敬意を表す語。机下(キカ)。足下(ソッカ)。 0
落着 ラクチャク [0] 物事のけりがつくこと。決着がつくこと。事件のおさまりがつくこと。「難航した交渉が―した」「一件―」 0
下愚 カグ [1] きわめておろかなこと。また、そういう人。至愚(シグ)上知(ジョウチ) 0
子は父の為(ため)に隠す こはちちのためにかくす 父は子の為に隠し、子は父の為に隠す 0
松魚 かつお [1] サバ科の海魚。 由来鰹節(かつおぶし)が松の節に似ていることからという。 鰹(かつお)
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クイズ番組で話題の難読漢字にチャレンジ!その1
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 1
冷凍 レイトウ [0] 食料品などを保存・運搬するためにこおらせること。「魚を―して保存する」「―庫」「―車で魚を運ぶ」解凍 0
乃 なんじ [1] おまえ。そち。目上の人が目下の者にいう語。 0
密売 ミツバイ [0] 法律で売買が禁じられている物をひそかに売ること。「麻薬の―組織」 0
忿懣 フンマン [0] いきどおり、心中にわだかまること。腹立たしく、もだえること。「―やる方ない」表記「憤懣」とも書く。 0
不随意筋 フズイイキン [0],[4] 意識的に動かすことのできない筋肉。心臓の筋肉など。随意筋 0
期する キ-する [2] ①期限・時期を決める。「来春を―して実行」 ②期待する。「再会を―して別れる」 ③決心する。「深く心に―する」 0
生 うぶ [1] ①初々しくてすれていないこと。世慣れていないこと。純情なさま。「―な娘」 ②生まれたまま。自然のまま。 表記①「初」とも書く。 0
首尾一貫 シュビイッカン [1] 方針や態度が、はじめから終わりまで変わらないこと。「この問題に対する態度が―している」 終始一貫・徹頭徹尾 0
嘔吐 オウト [1] 胃の中に入っているものを口からはいてもどすこと。 0
雄勁 ユウケイ [0] おおしく力強いこと。特に、書画・詩文などの書き方や筆勢についていう。「―な筆致」雄渾(ユウコン) 0
点画 テンカク [1] 漢字の形を構成する点と線。「―を正しく書く」 0
物好き・物数奇 ものずき ①特殊で風変わりな物事を好む性質。また、その人。 ②物事にさまざまな趣向をこらすこと。ものごのみ。 0
油照り あぶらでり [0] 薄曇りで風がなく、じりじりと照りつけて蒸し暑い天気。「うだるような―」夏 0
益子焼 ましこやき 栃木県益子町で生産される陶器。土瓶・茶器・皿など、日常品が中心。近年は民芸品としても有名。 0
鷺 さぎ [0] サギ科の鳥の総称。世界各地に分布。ツルに似るがやや小さい。水辺にすみ、細く長いくちばしで魚や昆虫を捕食。首を縮めて飛ぶ。アオサギ・シラサギ・ゴイサギなど。「闇夜(やみよ)に烏(からす)雪に―(見分けがつかないことのたとえ)」 0
識見 シキケン [0] 物事を正しく見極める力。見識。 参考「シッケン」とも読む。 0
富貴天にあり フウキテンにあり 富むことや高い身分になることは、人の力ではなく、天から与えられるものである。〈『論語』〉 0
邪淫・邪婬 ジャイン ①不正でみだらなこと。不道徳。 ② 五悪の一つ。男女の不正な性的関係。 0
流寓 リュウグウ 放浪して他郷や他国に住むこと。また、その住居。「―の客」 0
剪む はさ-む [2] はさみで切断する。はさみきる。「枝を―む」 0
公儀 コウギ [1] ①おもてむき。おおやけのこと。 ②朝廷や幕府。「―隠密(オンミツ)」 0
根性に似せて家(いえ)を作る コンジョウににせていえをつくる 人はそれぞれの才能や力量に見合った暮らしをするものだということ。蟹(かに)は甲羅(コウラ)に似せて穴を掘る 0
馮河 ヒョウガ 無謀な行動のたとえ。「暴虎(ボウコ)―」由来徒歩で大きな川を渡る意から。〈『論語』〉 0
牢籠 ロウロウ ①人前に出るのを拒み、引きこもること。 ②ことば巧みに言いくるめること。術中にはめること。 ③苦境に立つこと。行きづまり悩むこと。 0
急流勇退 キュウリュウユウタイ いさぎよく官職などを辞めること。急流を勇敢に徒歩で渡る意で、仕事などが順調なうちに機を見て官職などをきっぱりと辞し去ること。〈『名臣言行録』〉参考「勇退」だけで使われることが多い。 0
腰痛 ヨウツウ [0] 腰部に感じる痛み。「寒くなると―に悩まされる」 0
汚名 オメイ [0] 不名誉な評判。「―を返上する」「―を着せられる」悪名・悪評 0
過ちを文る あやまちをかざる 過失を犯したとき、その場をとりつくろってごまかすこと。〈『論語』〉 0
和草 にこぐさ 生えたてのやわらかい草。 1
蕁麻疹 ジンマシン [3] 皮膚がかゆくなり、一時的に赤くはれあがる急性の皮膚病。アレルギーが原因で起こる。 由来イラクサ(蕁麻)のとげに刺されたような皮疹ができることから。 0
気象 キショウ [0] ①晴雨・気温・気圧・風など大気中に起こる現象。「―情報」天気 ②「気性」に同じ。 0
悉皆 シッカイ [3],[0] すべて。残らず。ことごとく。「―調査でお願いする」 0
付随 フズイ [0] ある事柄につきしたがうこと。連動すること。「事業拡大に―する問題」表記「附随」とも書く。 0
斑葉 いさは ①葉緑素の欠乏などで、白や黄などのまだらが混じった葉。斑(ふ)入り。 ②白髪まじりの頭のたとえ。 1
兄弟は他人の始まり キョウダイはタニンのはじまり 肉親関係の兄弟でも互いに結婚したり家庭をもったりすると、情愛も薄れて疎遠になるということ。 0
恒河沙 ゴウガシャ [3] 数が非常に多いことのたとえ。恒沙。 由来「恒河」は梵語(ボンゴ)の音訳でガンジス川のこと。ガンジス川にある砂の意から。 0
推計 スイケイ [0] 統計などをもとに、おしはかって計算すること。「二一世紀の世界の人口を―する」 推算 0
無理算段 ムリサンダン [1],[3] きわめて苦しい状況の中で、物事をおさめたり、金のやりくりをつけること。「息子の学費を―して送り続けた」 0
持説 ジセツ [0] 前々から変わらずに主張している意見。 持論 0
雨を冒し韮を剪る あめをおかしにらをきる 友人の来訪を喜び、誠心誠意もてなすこと。故事中国、後漢の郭林宗(カクリンソウ)の家へ、ある夜、雨のなかを友人が訪ねて来た。林宗は雨にぬれながら畑へ行きニラを切り、餅(もち)を作って友人にご馳走(チソウ)したという故事から。〈『郭林宗別伝』〉 0
庄園 ショウエン [0] ①奈良時代から室町時代にかけて全国にあった、貴族や社寺の私有地。大規模な開墾と寄進によって増大し、平安時代に全盛をきわめた。 ②中国やヨーロッパにおける、国王・貴族・教会などの所有地。また、その土地の所有形態。中国では唐代から、ヨーロッパでは中世に実施された。 表記「荘園」とも書く。 0
瀉腹 くだりばら [0] はげしい便通。下痢。 表記「下り腹」とも書く。 1
対向 タイコウ [0] ①互いに向き合うこと。「―ページ」 ②互いに向かい合って、走ること。「―車線」 0
消去 ショウキョ [1],[0] 消し去ること。消えてなくなること。「録画した画像を―する」「―法で解答を出す」 0
獲る え-る [1] ①漁や狩りで獲物をつかまえる。 ②戦ってうばいとる。手に入れる。 0
反体制 ハンタイセイ [3] 既存の政治体制や社会体制を否定し、これを打破しようとすること。また、その立場。 0
石盤・石板 セキバン ①粘板岩の薄い板。石筆で文字や絵をかくのに使う。 ②屋根葺(ふ)きなどの材料とするスレート。 0
零雨 レイウ 静かに降る雨。しとしと降る雨。こさめ。こぬかあめ。微雨 0
草稿 ソウコウ [0] 原稿の下書き。「筆が進まず、まだ―の段階だ」 草案・草本 0
狭める せば-める [3] せまくする。「言論の自由を―めてはならない」 0
傍観 ボウカン [0] 関係がないという態度で、そばからただ見ていること。「何もせず―するのはよくない」 0
呉の藍 くれのあい ベニバナの別称。 由来中国の呉(ゴ)から伝わった藍の意。参考「紅(くれない)」は「呉の藍」の転じた語。 0
撓う しな-う [2] 弾力があって、折れずに曲がる。しなやかにたわむ。「竹が―う」「よく―うからだ」 0
授業 ジュギョウ [1] 学問・技術などを教え、授けること。「―中の私語は慎むべきだ」 0
胚子 ハイシ [1] 受精後発生し始めた卵細胞または幼生物。動物では養分を母体や卵黄から吸収する過程。植物では種子の中にある小さな芽。胚。 0
胴間声 ドウまごえ [4] 調子はずれの下品な濁った太い声。胴声。参考「ドウまんごえ」とも読む。 0
勘える かんが-える [4],[3] つきあわせて調べる。かんがえ合わせて、よく取り調べる。 0
宗家 ソウケ [1] 家系や芸道の流派で、もととなる家。一門の中心となる家。「華道の―」 本家・家元 参考「ソウカ」とも読む。 0
錫蘭 セイロン インド半島の南東、インド洋にある島。一九四八年、イギリスから独立、一九七二年、スリランカと改称し、共和国になった。紅茶の生産で知られる。 1
禁令 キンレイ [0] ある行為の禁止を定めた法令。法度(ハット)。「―をしく」禁制 0
村八分 むらハチブ [4] ①村のおきてに違反したとき、その者やその家との交際・取引を、村民全部が絶つ制裁。 ②仲間はずれにすること。 由来葬式と火災の二つ以外は絶交することから。 0
貫入 カンニュウ [0] ①つらぬき入ること。 ②マグマが地層などに入ること。 ③陶磁器の表面に出る細かいひび。「一面に―の入った陶器の壺(つぼ)」表記③「貫乳」とも書く。 0
伊曽保・伊蘇普 イソップ 紀元前六世紀ころの古代ギリシャの寓話(グウワ)作家。『イソップ物語』の作者といわれる。
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漢字の豆知識 タイトルを読める?書ける? ~近現代文学の難読書名~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
尚 なお [1] ①そのうえに。かつ。「それならば、―悪い」 ②やはり。まだ。「今―ご健在です」 ③…でさえも。「昼―暗い森のなか」 0
双方 ソウホウ [1] 両方。両者。あちらとこちら。「労使―の譲歩」「―の言い分をよく聞く」 0
手芸 シュゲイ [0],[1] 編み物や刺繡(シシュウ)など、特に手先を使う技芸。 0
奉る たてまつ-る [0],[2] ①献上する。神仏や身分の高い人に差し上げる。「上奏文を―る」「神前に供物を―る」 ②形式的に高い地位に置く。「名誉職に―る」 ③申し上げる。謙譲の意を表す語。「新春を賀し―ります」 0
覬覦 キユ 身分不相応のことをのぞみねがうこと。また、そのようなのぞみやもくろみ。参考「覬」「覦」ともに身分不相応なことをねがう意。 0
邸 やしき [3] 広い敷地に建てた、りっぱで大きな住宅。参考「屋敷」とも書く。 0
諸味 もろミ [0] 醸造したあと、かすをこしていない醬油(ショウユ)や酒。 秋 表記「醪」とも書く。 0
帳 とばり [0] 空間を隔てるために垂れ下げる布。たれぎぬ。「―の後ろに隠れた」「夜の―がおりる(すっかり夜になって暗くなる)」表記「帷」とも書く。 0
胴着・胴衣 ドウぎ ①上着と肌着の間につける、袖(そで)のない防寒用の衣類。チョッキ。 ②剣道の用具で、胴を保護するもの。参考「胴衣」は「ドウイ」とも読む。 0
大約 タイヤク おおよそ。あらまし。「経緯の―は下記のとおり」大略 0
妻敵 めがたき 自分の妻と密通した男。姦夫(カンプ)。間男(まおとこ)。「―討ち」 表記「女敵」とも書く。 1
欠乏 ケツボウ [0] 必要なものが不足すること。「ビタミンが―している」 0
被ける かず-ける [3] ①責任を負わせる。 ②かこつける。「病気に―けて欠席する」 ③頭にかぶらせる。また、ご祝儀や褒美(ホウビ)として衣類を肩に掛ける。 0
売れる う-れる [0] ①買われる。「福袋がよく―れる」 ②世間に知られる。評判になる。「少しずつ名が―れてきた」 0
雅 つね [1],[0] 平素から。つねづね。もともと。かねがね。「―と変わらず」 0
王瓜 からすうり ウリ科のつる性多年草。山野に自生。夏の夕方、白いレース状の花をつけ、卵形の赤い実を結ぶ。秋由来「王瓜」は漢名からの誤用。表記「烏瓜・老鴉瓜」とも書く。 1
扠 さて [1] ところで。続けてきた話の話題を変えるときに用いる語。「―、話は変わりますが」 表記「扨・偖」とも書く。 0
制約 セイヤク [0] 物事に条件をつけて、活動などを制限すること。「社会にはさまざまな―がある」 束縛(ソクバク) 0
仰領 のけくび 襟を後ろに引いて、襟足が出るように和服を着ること。抜衣紋(ぬきエモン)・抜襟 1
乾海鼠 ほしこ ナマコの腸(はらわた)を取り除き、ゆでて干した食品。いりこ。表記「干海鼠」とも書く。 1
尭い たか-い ①山などの丈が長い。 ②けだかい。崇高である。 0
苦悩 クノウ [0],[1] 精神的に苦しみ悩むこと。「―に満ちた人生」 0
頭痛 ズツウ [0] ①頭が痛むこと。また、その痛み。「―がやっとおさまった」 ②心配事。悩み。苦労。「―の種」 0
従前 ジュウゼン [0] 以前。今まで。従来。「テストは―のとおり行います」 0
固唾 かたず [0] 緊張して息をこらすとき、口の中にたまる唾(つば)。「―を吞(の)む」
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漢字の豆知識 大事な一瞬を見守るときの表現「緊張して成り行きを見守るときは…『カタズをのむ』」 (公財)日本漢字能力検定協会 1
勢威 セイイ [1] 権勢と威力。「関東に―を振るう大名」 0
脚絆・脚半 キャハン 昔、旅行や作業のとき、あしを守り動きやすくするためにすねに当てたり巻きつけたりした布。ゲートル。 0
寒煙 カンエン [0] もの寂しく立つけむり。さむざむとしたもや。 0
怒りを遷さず いかりをうつさず 八つ当たりをしないこと。腹の立つことがあっても、それを関係のない人に向けてはならないという戒め。故事 中国、魯(ロ)の哀公に、門人のなかで一番の学問好きはだれかと尋ねられた孔子は、即座に顔回(ガンカイ)の名を挙げ、顔回は腹を立てても八つ当たりをしないし、同じ過ちを二度と繰り返さないから、と答えた故事から。〈『論語』〉 0
矮子看戯 ワイシカンギ 背の低い人が背の高い人の後ろで芝居を見て、よく見えないままに周囲に合わせて拍手をすること。転じて、前人の批評や意見を聞き、よく考えずに同調すること。見識のないことのたとえ。「矮子」は背の低い人のこと。「戯」は芝居の意。〈『朱子語類』〉参考「矮子」は「矮人(ワイジン)」ともいう。矮人観場 0
鎗烏賊 やりいか ジンドウイカ科のイカ。 槍烏賊(やりいか) 1
山峡 サンキョウ [0] 山と山の間。やまあい。「―を縫って走る列車」 参考「やまかい」とも読む。 0
赤縄 セキジョウ ①赤い縄。 ②夫婦の縁を結ぶ赤い縄。転じて、夫婦の縁。 由来赤い縄を持った老人が、それで男女の足を結べば夫婦となることができると予言したという故事から。 0
破摧 ハサイ [0] 破砕 0
風靡 フウビ [1] 草木が風になびくように、大勢の人をなびきしたがわせること。「一世を―した歌」参考「靡」は、なびく意。 0
養鶏 ヨウケイ [0] ニワトリを食肉・採卵用に飼育すること。「叔父が経営する―場」 0
死装束 しにショウゾク ①死者に着せる白い衣装。 ②切腹をするときの白色の装束。 0
浅見 センケン [0] ①あさはかな意見や考え。 短見 ②自分の意見や考えの謙称。 0
水松 みる [1] 緑藻類ミル科の海藻。 海松(みる) 1
開架 カイカ [0],[1] 図書館の閲覧形式の一つ。書棚を閲覧者に開放し、自由に本を取り出して利用できるようにしたもの。接架閉架 0
烝す む-す 湯気を当てて熱する。ふかす。 表記「蒸す」とも書く。 0
大形・大行 おおギョウ ①おおげさで、わざとらしいこと。「―に顔をしかめる」 ②おおがかりなこと。大規模なこと。「―な舞台に客席がどよめいた」表記①「大仰・大業」とも書く。 0
緻かい こま-かい ぴったりとすき間なく、きめがつんでいるさま。緻密(チミツ)なさま。 0
直披 ジキヒ [1] 手紙の脇付(わきづけ)の一つ。あて名の本人が直接開いてください、という意。親展参考「チョクヒ」とも読む。 0
総社 ソウジャ 参拝の便宜のために、その地域の数社の祭神を一か所に総合してまつる神社。 参考「ソウシャ」とも読む。 0
果てしない は-てしない [4] きりがない。終わりがなく続くさま。「―い大空」「―い宇宙の謎(なぞ)」 0
直路 ひたみち [1] ①まっすぐなひと筋の道。また、ひと筋。 ②いちずなこと。ひたすらなさま。 0
消散 ショウサン [0] 消えてなくなること。消え去ること。また、消してなくすこと。「雪が―した」「臭気を―する」 0
怱忙 ソウボウ いそがしいこと。 表記「匆忙」とも書く。 0
瓜呂根 カロコン キカラスウリの根からとった白色の粉。解熱・利尿など薬用。天花粉。 0
馬楝・馬連 バレン 木版刷りの用具。平らな円形の芯(シン)を竹皮で包んだもので、版木にのせた紙の上をこする。 0
軽視 ケイシ [1],[0] 軽く見ること。軽んじること。みくびること。重視 0
収穫 シュウカク [0] ①農作物を取り入れること。また、その作物。「―祭」 ②有益な結果。成果。「旅行で大きな―があった」 0
麦藁 むぎわら [0] 実を取ったあとの麦の茎。むぎから。「―細工を楽しむ」「―籠(かご)」「―帽子」 夏 0
県営 ケンエイ [0] 県が経営、または設置・管理していること。「―の野球場」 0
遊惰 ユウダ [1] 遊びなまけること。また、そのさま。「―な気風は染まりやすい」怠惰表記「游惰」とも書く。 0
類聚 ルイジュウ [0] 同じ種類の事柄を集めること。種類ごとに集めること。また、その集めたもの。「―国史」「―名義抄」類集・類纂(ルイサン)参考「ルイジュ」とも読む。 0
屑 くず [1] ①必要なものを取り去った残り。無用な切れ端。また、やぶれたりくだけたりして不用になったもの。「野菜の―を土に埋める」「パン―」「紙―」 ②役にたたないもの。用をなさないもの。「人間の―」 0
薑黄 キョウオウ ショウガ科の多年草。インド原産。ウコンに似るが、葉の裏に短い毛が密生する。春、赤みを帯びた白色の花をつける。根茎は薬用、また黄色の染料になる。ハルウコン。 0
日進月歩 ニッシンゲッポ [5] 日々、絶えず進歩すること。「技術は―で向上している」旧態依然 0
天資 テンシ [1] 生まれつき備わっている性質や資質。「―英明」天性・天賦(テンプ)・天質 0
出船によい風は入り船に悪い でふねによいかぜはいりふねにわるい 一方にとって良いことは、もう一方にとって悪いことである。両方にとって都合がいいことはそうないこと。出港する船にとっての追い風は、入港する船にとって向かい風になるの意から。 0
地溝 チコウ [0] ほぼ平行な二つの断層間の地盤が、陥落して生じた細長い低地。「―帯」 0
蟹足腫 ケロイド やけどや切り傷のあとにできる赤みがかった皮膚のひきつれ。参考「カイソクシュ」とも読む。 1
磊磊落落 ライライラクラク [0] 心が広くて大きく、小さなことにこだわらないさま。参考「磊」「落」をそれぞれ重ねて意味を強めた語。豪放磊落(ゴウホウライラク) 0
購入 コウニュウ [0] 買い入れること。「共同―」「図書を―する」購買 0
種牡馬 シュボバ [2] 繁殖用の雄馬。たねうま。しゅば。「引退して―となる」 種牝馬(シュヒンバ) 0
議員 ギイン [1] 国会や地方自治体の議会の構成員で、住民や国民の意志を代表して議決に加わる権利をもつ人。「国会―」 0
詳報 ショウホウ [0] くわしい知らせ。詳細な報告。「現地からの―を待って発表します」 0
頭垢 ふけ [2],[0] 頭皮の角質細胞に分泌物が混じって乾燥し、うろこ状にはがれ落ちた白いもの。「―性」表記「雲脂」とも書く。 1
債鬼 サイキ [1] きびしく返済をせまる人。借金取り。「―に責められる」 0
確約 カクヤク [0] はっきりと約束すること。また、確かな約束。「―はできない」「―を得る」 0
短歌 タンカ [3] 和歌で五・七・五・七・七の五句三一音からなる歌体。みそひともじ。長歌 0
俗曲 ゾッキョク [0] 酒席・寄席などで、三味線に合わせてうたう通俗的な歌曲。端唄(はうた)など。 俗謡・俗歌 雅曲 0
辺幅 ヘンプク [0] 布地などのふち。転じて、外観。うわべ。見栄(みえ)。「―を飾る」 0
求刑 キュウケイ [0] 裁判で検察官が、被告に一定の刑罰を科するよう裁判官に請求すること。「―どおりの判決」 0
視察 シサツ [0] 実際にその場所に出向いて、ようすを見ること。「海外―」 0
寂静 ジャクジョウ [0] ①ひっそりとしてもの静かなこと。 ② 煩悩を離れ、心が平静なこと。涅槃(ネハン)の境地。 0
育苗 イクビョウ [0] 苗床(なえどこ)で、農作物や草花の苗や苗木を育てること。 0
露宿 ロシュク [0] 戸外で寝ること。野外に泊まること。野宿。露臥(ロガ) 0
病院 ビョウイン [0] 病人やけが人を収容し、医師が治療する施設。医院・診療所 0
観音 カンノン [0] 観世音菩薩(カンゼオンボサツ)の略称。大慈大悲(ダイジダイヒ)の徳をそなえ、人々の悩みを救う菩薩で、阿弥陀仏(アミダブツ)の左脇(ひだりわき)に立つ。 0
連木 レンぎ すりこぎ。すり鉢ですりつぶすのに使う棒。 0
綽綽 シャクシャク ゆったりと落ち着いたさま。こせつかないでゆとりのあるさま。「余裕―」 0
脇目 わきめ [3],[2] ①ほかの物事に注意を向けること。わきみ。「―も振らず」 ②わきから見ること。当事者以外の位置から見ること。おかめ。 0
剪除 センジョ [1] 切って取り除くこと。 表記「翦除」とも書く。 0
一途 イチズ [1] ひとつのことに身も心も打ちこむさま。ひたすら。ひたむき。「ひとりの人を―に思い続ける」 0
藕 はす スイレン科の多年草。 蓮(はす) 0
遥か はる-か [1] ①距離や時間がへだたっているさま。「―向こうに家がある」「―昔の出来事」 ②程度が非常にちがうさま。「身長は弟のほうが―に高い」 0
令法 リョウブ [1] リョウブ科の落葉小高木。山地に自生。庭植えもする。樹皮ははがれやすく、幹は滑らか。葉は長楕円(ダエン)形で輪状につく。夏、枝先に白い小花を穂状に多数つける。若葉は食用。美しい幹は床柱に利用。ハタツモリ。春由来「令法」は漢名から。 0
発情 ハツジョウ [0] 情欲を起こすこと。特に、繁殖期の動物が性的な興奮状態を起こすこと。「―期」 0
幣 みてぐら [1] 「幣帛(ヘイハク)」に同じ。 0
旧誼 キュウギ [1] ふるいよしみ。昔のなじみ。「竹馬(チクバ)の友が―を頼って上京してきた」旧好 0
級数 キュウスウ [3] 数学で、法則にしたがって一定の順に並べた数を和の記号(加法記号)で順に結んだもの。等差級数・等比級数など。 0
別世界 ベッセカイ [3] ①世間とちがった世界。別天地。「山小屋の暮らしは―だ」 ②自分のいる所とは、まったくちがった社会や境遇。「彼女はわれわれとは―に育った」 0
代役 ダイヤク [0] 本来するべき人に代わって、その役をつとめること。また、その人。 0
掛軸 かけジク [2] 装飾・鑑賞用に床(とこ)の間などにかける軸に表装した書画。掛け物。 0
主婦 シュフ [1] 結婚して家庭生活を維持管理する女性。女あるじ。「専業―」 0
単語 タンゴ [0] 特定の意味や機能をもち、文を組み立てている最小の言語単位。 0
険峻 ケンシュン [0] 山などが高くてけわしいこと。表記「嶮峻」とも書く。 0
棣鄂の情 テイガクのジョウ 仲むつまじい兄弟の情愛。「棣鄂」は、ニワウメの花。兄弟にたとえる。〈『詩経』〉 0
橈骨 トウコツ [1],[0] ひじから手首までの前腕の親指側にある長い骨。尺骨と平行する。 0
宵衣旰食 ショウイカンショク 天子が早朝から深夜まで政務にいそしむこと。「宵衣」は夜明け前から衣服を着る、「旰食」は日が暮れてから食事をとる意。〈『新唐書(シントウジョ)』〉参考「旰食宵衣」ともいう。 0
刀光剣影 トウコウケンエイ 刀を抜き合って、殺気がみなぎる険悪な状況のたとえ。刀が光り、剣の影がちらつく意から。 0
木訥 ボクトツ [0] 口数が少なく、飾り気のないこと。表記「朴訥」とも書く。 0
孕る みごも-る [3] 妊娠する。はらむ。「双子を―った」表記「身籠る」とも書く。 0
手刀 てがたな [2] 指をそろえてまっすぐに伸ばし、手のひらの側面で物を切るようにすること。「―を切る」 参考相撲で、勝ち力士が懸賞金を受け取るときの作法。 0
無名指 ななしゆび [2] 小指と中指の間の指。薬指(くすりゆび)。表記「名無し指」とも書く。参考「ムメイシ」とも読む。 1
紆余曲折 ウヨキョクセツ [1] ①道が曲がりくねっていること。 ②事情が込み入っていて複雑なこと。「―の末、解決した」曲折浮沈・盤根錯節・複雑多岐 0
包容 ホウヨウ [0] 中につつみ入れること。また、人を寛大に受け入れること。「―力のある上司の下で働きたい」 0
免官 メンカン [0] 官職をやめさせること。「依願―」罷免 0
贔屭・贔負 ヒイキ 気に入ったものに特別に目をかけて、力添えをすること。好意を寄せて、後援すること。また、その後援者。「知人の店を―にする」
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あつじ所長の漢字漫談13 「贔屓」の語源は?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
殊塗同帰 シュトドウキ そこに至る道は異なるが、帰着するのは同じところであること。「殊」は異にする意。「塗」は道。〈『易経』〉 表記「殊塗」は「殊途」とも書く。 参考「同帰殊塗」ともいう。 異路同帰 0
崛つ そばだ-つ 山が高くそびえ立つ。山が高く抜きんでる。 0
包む つつ-む [2] ①物をなかに入れ、外側からおおう。「土産を風呂敷(フロしき)に―む」 ②あたりを囲む。一面をおおう。「山の頂上が霧に―まれた」「親の愛情に―まれて暮らす」 ③心のなかにもつ。秘める。「―みきれない喜び」 0
小額 ショウガク [0] 単位が小さな金額。「―紙幣」 高額 参考「少額」と書けば、合計として少ない金額の意。
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・漢字の豆知識 「最小限」はあっても「最少限」はない? ~反対語とセットで考える~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
慌てる蟹(かに)は穴へ這(は)入れぬ あわてるかにはあなへはいれぬ 何事も慌てると失敗するたとえ。急(せ)いては事を仕損じる 0
越境 エッキョウ [0] 国境をこえること。また、定められた境界をこえること。「―入学」 0
史実 シジツ [1],[0] 歴史上の事件・事実。「―をもとにした映画」 0
家屋 カオク [1] 人の住む建物。「地震で多くの―が倒壊した」 0
ぶ およ-ぶ ある場所や時点まで至る。また、達する。 0
連子 レンジ [0] 窓や欄間(ランま)などに、一定の間隔で取りつけた格子。れにし。「―窓」表記「櫺子・櫺」とも書く。 0
交渉 コウショウ [0] ①相手にかけあうこと。「価格の―」「外国との―にあたる」 ②かかわり合うこと。「彼とはこのところ没―です」 0
周章てる あわ-てる [0] ①思いがけないことに出くわしてまごつく。うろたえる。「突然の反論に―てる」 ②びっくりして急ぐ。「―てて出発する」 表記「慌てる」とも書く。 1
名門 メイモン [0] 名を知られた由緒ある家柄。名家。学校などにもいう。「―の出」「―校」 0
探る さぐ-る [0],[2] ①手足で触れて物をさがし求める。「手で―り当てた」 ②未知の事柄や事情などをさがし求める。探究する。「解決の方法を―る」 ③相手の思惑や様子をこっそり調べる。「敵の様子を―る」 ④美しい景色や知られていない土地などをたずね求める。「秘境の温泉を―る」 0
招致 ショウチ [1] まねいて、来てもらうこと。「オリンピックの―合戦」 0
乳酸菌 ニュウサンキン [0] 糖分を分解して、乳酸に変えるバクテリア。ヨーグルトやチーズなどの製造に利用される。 0
売店 バイテン [0] 学校・駅・病院・劇場などに設置した物を売る小規模な店。 0
催花雨 サイカウ 春の雨。はるさめ。 由来花の咲くのをうながすように降る雨の意から。 0
投錨 トウビョウ [0] 船のいかりをおろすこと。「港に―する」抜錨(バツビョウ) 0
上げ歌 あげうた 上代の歌謡で、声を高くあげた調子でうたう歌。 表記「挙げ歌」とも書く。 0
平地 ヘイチ [0] 起伏がなく、平らな地面。平坦地。「―の多い地域」山地参考「ひらチ」とも読む。 0
塒 ねぐら [0] ①ニワトリのねどこ。転じて、鳥の寝る所。巣。 ②人の泊まる所。「きょうの―」 0
藍菊 えぞぎく キク科の一年草。 蝦夷菊(えぞぎく) 1
姥捨山 うばすてやま 年をとってあまり働けなくなった人が配属される部局や地位のたとえ。姨捨山(おばすてやま) 0
拗音 ヨウオン [1] 国語で、一音節でありながら「や」「ゆ」「よ」などのかなを小さくそえて、他のかなの右下に書き表す音。「きゃ」「じゅ」「ちょ」など。 0
徒手 トシュ [1] 手だけ。手に何も持たないこと。素手。「―で闘う」素手 0
前車の轍(テツ)を踏む ゼンシャのテツをふむ 前の人がした失敗と同じ失敗を繰り返すたとえ。「轍」は車が通ったあとの車輪の跡。 0
向日性 コウジツセイ [0] 植物が光の方向へ曲がって伸びる性質。向光性背日性 0
自足 ジソク [0] ①自分で自分の必要とするものを都合すること。自分の食料を生産してまかなうこと。「自給―」 ②おかれた状態に自分で満足すること。「今の生活に―する」 0
連座 レンザ [1],[0] ①同席すること。 ②他人の犯罪にかかわり、連帯責任を負って罰せられること。「公職選挙法違反に―する」塁坐(ルイザ) 「連坐」の書きかえ字。 0
選別 センベツ [0] ある基準でよりわけること。「ミカンを―して出荷する」 0
擬古 ギコ [1] 昔のやり方や風習などをまねて取り入れること。「―的な方法」「―詩」 0
部首 ブシュ [1] 漢字を分類・配列するときに、共通する構成要素となる字。漢和辞典では各部の最初に配列される。「刀」「水」など。 0
手足を措く所なし シュソクをおくところなし 落ち着いて生活できる場所がないこと。手足を伸ばすこともできない意から。〈『論語』〉 0
金巾 カナキン [2],[0] 細い糸を使った平織りの綿織物。肌着などに用いられる。カネキン。参考「カナキン」はポルトガル語から。 1
投獄 トウゴク [0] 罪人を牢(ロウ)・監獄に入れること。「政治犯を―する」収監 0
婢 はしため [1] 召使いの女性。下働きをする身分の低い女性。下女。 0
大志 タイシ [1] 大きなこころざしや望み。「―を抱いて上京する」 0
租界 ソカイ [0] 中国にあった外国人の居留地。第二次世界大戦終了まで海港都市に設けられていた。主権は中国がもち、行政・警察権はその外国が握っていた。 0
錯乱 サクラン [0] 考えや心が入り乱れて混乱すること。「―状態に陥る」 0
複眼 フクガン [0] ①トンボなど節足動物の目で、多数の小さな目が集まって、一つの大きな目のように見えるもの。単眼 ②物事をいろいろな立場や位置から見ることのたとえ。 0
河童の屁(へ) かっぱのへ たやすくできることのたとえ。また、取るに足りないことのたとえ。へのかっぱ。水中でするかっぱの屁は勢いがないからとも、「木端(こっぱ)の火」からの転ともいう。 1
玄 くろ つやのないくろい色。赤みをおびたくろ色。また、くろい色をしたもの。 0
禿びる ち-びる [2],[0] 先がすり切れて減る。すれて短くなる。「―びた鉛筆ではうまく書けない」 0
威稜 イリョウ 天子のすぐれた御威光。みいつ。稜威。 0
懇望 コンボウ [0] 心から切に望むこと。「会長の出席を―する」懇願・熱望参考「コンモウ」とも読む。 0
試問 シモン [0] 学力などの試験をすること。特に、質問形式で行う試験。「口頭―」 0
海蛆 ふなむし フナムシ科の甲殻類の総称。海辺に群れをなしてすむ。体は褐色で小判形。夏表記「船虫」とも書く。 1
良風 リョウフウ [0] よい風習や風俗。淳風(ジュンプウ)・美風悪風 0
透明 トウメイ [0] ①光をよくとおし、向こうがすきとおって見えること。また、そのさま。「あの湖の―度は高い」 ②濁りや曇りなどのないこと。澄んでいること。「―な心」 0
鍛える きた-える [3] ①金属を何度も熱し、打って強くする。「名工の―えた刀」②修練を重ね、体や精神を強くする。「運動で体を―える」 0
外傷 ガイショウ [0] 外からの力によって体に受けた傷。切り傷・打撲傷・やけどなど。参考骨折や内臓破裂などにもいう。 0
憲 のり ①おきて。守るべき事柄。 ②手本。模範・規範。 0
知命 チメイ [0] ①天命を知ること。 ②五〇歳の異称。由来『論語』の「五十にして天命を知る」から。
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
・志学、而立は何歳のこと?~年齢を『論語』で表現する~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
遊芸 ユウゲイ [0],[1] 趣味で楽しむ芸能。茶の湯・生け花・舞踊・三味線・謡曲など。 0
和解 ワカイ [1] ①仲直りすること。「けんかをした友人と―した」 ②訴訟の当事者が譲り合って、争いをやめること。「裁判は―した」決裂 0
隠逸 インイツ [0] 俗世間を逃れてかくれ住むこと。隠遁(イントン) 0
波風 なみかぜ [2] ①波と風。風によって波が立つこと。「―が強まる」 ②苦労の多いたとえ。また、もめごとのたとえ。「浮世の―」「平和な家庭に―が立つ」 0
海闊天空 カイカツテンクウ 海や空がはてしなく広がっているさま。また、気性がさっぱりとして心がからっと広いこと。参考「天空海闊」ともいう。 0
噺家 はなしカ [0] 落語や人情話などを話すことを職業とする人。落語家。表記「咄家」とも書く。 0
首途 シュト [2],[1] 「首途(かどで)」に同じ。 0
鼠の嫁入り ねずみのよめいり あれこれ考え選んでみても、結局は変わりばえのしないところに落ち着くことのたとえ。 由来ネズミの夫婦が娘に天下一の婿(むこ)をとろうと、太陽だの雲だのといろいろな相手に申し出てみるが、結局、ネズミの婿がいちばんよいと分かって、仲間のネズミを選んだという昔話から。 参考「嫁入り」は「婿取り」ともいう。 0
稚魚 チギョ [1] 卵からかえって間もない魚。「―を川に放流した」成魚 0
一助 イチジョ [2] わずかな助け。少しの足し前。「理解を得るための―とする」 0
境に入(い)りては禁を問う さかいにいりてはキンをとう 他国や地方に入ったら、まずそこで禁止されていることをたずねることが大切であるということ。他の土地に行ったら、そこの慣習にしたがうべきであることをいう。〈『礼記(ライキ)』〉郷(ゴウ)に入(い)っては郷に従え 0
担当 タントウ [0] 仕事などを割り当てられて、受け持つこと。「―者の意見を聞く」 0
改元 カイゲン [0] 元号を改めて新しくすること。「昭和から平成への―」改号 0
褶 ひだ 衣料品などをたたんだときにできる折り目。また、そのようなもの。 0
博学多才 ハクガクタサイ [0] 学識が広く、才能が豊かな人のこと。博識多才浅学菲才 0
用字 ヨウジ [0] 文字を使用すること。文字の使い方。また、その文字。「最新の―用語の辞典を買った」 0
鑑別 カンベツ [0] 鑑定して見分けること。目利(き)き。鑑定・識別 0
十五夜 ジュウゴヤ [0] ①陰暦の毎月一五日の夜。満月の夜。望(もち)。 ②陰暦の八月一五日の夜。また、その夜の月。中秋の名月。昔から、団子・芋や酒などを供え、ススキなどを飾って月見を行う。芋名月。 秋 0
帷幕 イバク [1],[0] ①垂らした仕切り布。とばり。幕。引き幕。 ②作戦計画を立てるところ。 ①②帷幄(イアク)・帷帳 ③婦人の居室。参考「イマク」とも読む。 0
下情 カジョウ [0] 一般庶民の実情。しもじものようす。民情・世情 0
相互 ソウゴ [1] ①双方の側から相手にはたらきかけること。たがい。「―作用」「両者の―理解が前提です」 ②かわるがわる。「役割を―に担当する」 交互
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四字熟語根掘り葉掘り38:「相互扶助」は100年前の記憶
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
転出 テンシュツ [0] ①他の土地へ住所を移すこと。「市外へ―する」転入 ②他の職場へ移って行くこと。「地方の支店へ―する」 0
甜言蜜語 テンゲンミツゴ 蜜のようにあまく、聞いて心地よく感じる言葉。人にへつらうような話や勧誘の言葉にいう。〈『宵光剣伝奇(ショウコウケンデンキ)』〉「―にだまされる」 0
衆望 シュウボウ [0] たくさんの人から受ける信望。「―を担って出馬する」 0
勢い いきおい [3] ①運動にともなって生じる力や速度。「こまが―よく回る」「川の水の―が増す」 ②ほかを圧する力。権勢。権力。「破竹の―で他を圧倒する」 ③活気。威勢。元気。「―のある字」「ますます―づく」 ④もののはずみ。なりゆき。「酔った―で約束する」 ⑤自然のなりゆきで。はずみで。「大歓声を受けて―演技に力が入る」 0
覆刻 フッコク [0] 写本・木版本・初版本などを、原本の体裁や内容のとおりに新たな版を作って出版すること。「待望の―本が出る」表記「復刻」とも書く。 0
力感 リキカン [0] 力強い感じ。「―みなぎる作品」「―にあふれた彫刻」 0
生薬 ショウヤク [1] 動植物など天然のものからとった原料をそのまま、あるいは簡単に加工して使う薬。根茎・木皮・果実、または犀角(サイカク)・麝香(ジャコウ)などがある。 参考「きぐすり」とも読む。 0
取り柄・取り得 とりえ 役に立つ点。長所。よいところ。「まじめだけが―です」 0
作成 サクセイ [0] 書類や計画などをつくりあげること。「計画の試案を―する」
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漢字の豆知識 「何を作ったのか」で違います ~既成と既製を使い分ける~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
答拝 タッパイ ①盛大な饗宴(キョウエン)のときに主人が堂を降りて迎え、互いに行う拝礼。丁重なあいさつ。 ②丁重なもてなし。参考「トウハイ」とも読む。 0
金子 キンス [0],[1] おかねの昔の言い方。金銭・貨幣。「―五百両」 0
鋏 はさみ [0] ①二枚の刃で物をはさみ切る道具。 ②切符などに穴をあける道具。 ③じゃんけんで二本の指をのばしてはさみの形を作るもの。ちょき。紙・石 0
貪汚 タンオ [1] 欲が深く、心がきたないこと。「―の吏」 0
仏の顔も三度 ほとけのかおもサンド どんなに温厚な人でも、道理にはずれた乱暴なことを再三されれば腹を立てる。たび重なる侮辱は我慢できないたとえ。 0
拓く ひら-く [2] ①荒地を開拓して、道や田畑などを新たにつくる。「原野を―く」 ②新たな方向に物事を広げる。開発する。「新市場を―く」 0
早急 サッキュウ [0] 非常に急ぐこと。また、そのさま。「危険箇所の修理を―に行う」 至急 参考「ソウキュウ」とも読む。
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「誤読が認められるようになった漢字」 ウェブサイト漢字カフェ
漢字の豆知識 「慣用読み」ってなんだろう「誤読が認められるようになった漢字」(公財)日本漢字能力検定協会 0
数珠 じゅず [2] 仏などを拝むとき手にかける、小さな玉を糸でつないだ輪。念珠(ネンジュ)。「手に―をかけ冥福(メイフク)を祈る」 参考「ズズ」とも読む。 1
詩歌 シイカ [1],[2] ①漢詩と和歌。 ②詩や短歌・俳句などの総称。 参考「シカ」とも読む。 0
晴嵐 セイラン [0] ①晴れた日に山にかかる霞(かすみ)。 ②青々とした山の気。 参考「嵐」は山気の意。 0
左義長 サギチョウ [0] 小正月中心に宮中で行われる厄除(ヤクよ)けの火祭り。民間では、門松やしめかざり・書き初めなどを集めて焼く。どんど焼き。どんど。 新年 表記「三毬杖」とも書く。 0
身から出た錆(さび) みからでたさび 自分がやったことの報いとして自分に返って来る損害のこと。 参考「身から出た錆は研(と)ぐに砥(と)がない(とごうとしても砥石がない)」と続けてもいう。 自業自得(ジゴウジトク)・平家を滅ぼすは平家 0
浅瀬 あさせ [0] 川や海の水の浅い所。「―を渡って対岸に行く」 0
越冬 エットウ [0] 冬をこすこと。冬をすごすこと。「南極―隊」 0
木を見て森を見ず きをみてもりをみず 細かいことに気を取られて、物事の全体や本質をとらえられないことのたとえ。 0
的中 テキチュウ [0] ①まとや目標にあたること。「矢が的に―する」命中 ②ぴったりとあてはまること。「予想問題が―した」「占いが―した」表記②「適中」とも書く。 0
助数詞 ジョスウシ [2] 数を表す語につけ、ものの種類を表す接尾語。「一匹」「一〇〇本」の「匹」「本」など。 0
年来 ネンライ [1],[0] 何年も前から。長年。「―の友人と海外に遊ぶ」 0
潮溜り しおだまり [0],[3] 海岸の岩場で、潮がひいたあとも海水が残っている所。 0
珈琲 コーヒー コーヒーノキの種子を煎(い)った粉。また、それを熱湯で抽出した飲み物。
■参考リンク
「「珈琲」という漢字を最初に考案したすごい人!」ウェブサイト「漢字カフェ」 掲載 1
内線 ナイセン [0] 屋内の電線。特に会社・官庁などの内部連絡用の電話線。「担当者の―につなぐ」外線 0
書評 ショヒョウ [0] 新聞・雑誌などで、おもに、新刊の書物の内容を紹介して批評すること。また、その批評。 0
物腰 ものごし [0],[2] 人に接するときの言葉づかいや態度。「―の柔らかい人だ」 0
詭道 キドウ [0] 人をだます手段。いつわりの方法。 0
破顔一笑 ハガンイッショウ [1],[0] 顔をほころばせて、にっこりと笑うこと。参考「破顔」はまじめな顔をほころばせる意。 0
反転 ハンテン [0] ①ひっくり返ること。ひっくり返すこと。また、ころぶこと。ころばせること。「体を―させる」 ②位置・方向などが反対に変わること。また、反対に変えること。「図形を―させる」 ③写真で、陰画のフィルムを陽画にすること。参考「くるべき」と読めば別の意になる。 0
簣 あじか 土を運ぶのに使う竹製のかご。参考「もっこ」とも読む。 0
離れる はな-れる [3] ①ついていた物が別々になる。「魚の身が骨から―れる」 ②ある所から遠ざかる。距離ができる。「話が本筋から―れた」「船が島を―れる」 ③関係が解かれる。「子どもから親の手が―れる(手がかからなくなる)」 0
関守 せきもり [2] 昔、関所をまもった役人。関所の番人。 0
乞丐 キッカイ [0] 物ごいをすること。また、その人。こじき。参考「丐」は、こう・物をねだる意。 0
重重 ジュウジュウ [0],[3] かさねがさね。十分に。よくよく。「―承知しております」 0
年限 ネンゲン [3] 一年を単位として定めた期限。年期。「修業―」 0
内容 ナイヨウ [0] ①なかに含まれているもの。中身。「セットの―」 ②表現されているものの実質や意味。「―のないおしゃべり」「―の濃い番組」形式 0
省略 ショウリャク [0] 簡潔にするため一部を省くこと。「時候の挨拶(アイサツ)を―した」 0
馬牛襟裾 バギュウキンキョ 学問・知識のない人のたとえ。「襟裾」は衣服の意で、教養のない人はウマやウシが衣服を着ているにすぎないという意から。由来中国、唐(トウ)の文豪韓愈(カンユ)が、わが子の符(フ)に、学問の大切なことをさとした詩句から。 0
天眷 テンケン ①天のめぐみ。天恵 ②天子のめぐみ。参考「眷」は目をかける意。 0
土手 ドて [0] ①風・水害を防ぐために土を小高く積んだ所。堤防。つつみ。 ②マグロやブリなどの背側の大きな切り身。 0
灯火親しむべし トウカしたしむべし 秋の夜は涼しく長いので、灯火のもとで読書するのに最適であるということ。〈韓愈(カンユ)の詩〉 0
蜂腰 ホウヨウ ハチのようにくびれた女性の腰。柳腰(リュウヨウ)・(やなぎごし) 0
侍女・侍婢 まかたち 「侍女(ジジョ)」に同じ。 参考「まかだち」とも読む。 1
介党 すけトウだら タラ科の海魚。北太平洋や日本海に分布。タラより細長い。卵巣を塩漬けしたものは「たらこ」と呼ばれる。食用。メンタイ。スケソウダラ。冬 0
滞言滞句 タイゲンタイク 言葉にばかりこだわって、ほんとうの道理が理解できないこと。「滞」はこだわる意。尋言逐語(ジンゴンチクゴ)・尋章摘句(ジンショウテキク) 0
柳 やなぎ [0] ①ヤナギ科の樹木の総称。 ②ヤナギ科の落葉高木。中国原産。枝は細長くしだれる。早春、葉に先だち尾状の花穂をつけ、冠毛のある種子を散らす。材は器具・薪炭用。シダレヤナギ。 ①②春参考「楊」と書けば、枝のしだれないカワヤナギを指す。 0
低頭傾首 テイトウケイシュ うなだれること。謹慎すること。「傾首」は頭を傾ける意。〈『北史』〉「―の日々」 0
大篆 ダイテン [0] 漢字の書体の一つ。中国、周の宣王の時代に、史籒(シチュウ)が作ったといわれる。籒書。籒文。 0
余滴 ヨテキ [0] ①筆の先や酒の杯などに残ったしずく。また、雨のあとのしずく。残滴・余瀝(ヨレキ) ②何かしたあとに残された事柄。「研究―」 0
某国 ボウコク [1] ある国。特定できなかったり、ぼかしていうときに用いる。「―首相」「―大使館」 0
弁える わきま-える [4],[3] ①正しく判断して見きわめる。判別する。「場所柄を―えて行動する」 ②物事を十分に理解している。心得る。「道理を―える」 0
林相 リンソウ 森林の形態や様相。樹木の種類や状態・樹齢など。 0
老巧 ロウコウ [0] 数多くの経験を積んでいて、物事に手慣れ巧みなこと。老練 0
膏腴 コウユ [0] 地味が豊かで肥えていること。また、その土地。膏沃(コウヨク)・肥沃参考「膏」も「腴」も肥える意。 0
刻下 コッカ [1] ただいま。現時点。「―の急務に全力を注ぐ」現下・目下 0
剽盗 ヒョウトウ [0] 通行人などをおどして衣服や持ち物を奪い取ること。おいはぎ。剽賊・剽掠(ヒョウリャク) 0
三界 サンガイ [0],[1] ①すべての衆生(シュジョウ)が輪廻(リンネ)を繰り返す三つの世界。欲界・色界・無色界のこと。 ②「三千大千世界」の略。全世界。 ③過去・現在・未来の三世(サンゼ)のこと。 0
辞書 ジショ [1] 言葉を集めて一定の順序に並べ、その読み・意味・用法などを説明した書物。辞典。 表記漢和辞書の場合は「字書」とも書く。 0
鈴 すず [1] 細長い割れ目をつけた金属製や陶製の中空の球形の中に、小さな玉や石を入れて振り鳴らすもの。「―を振る」「―をころがすような声(澄んでよく通る美しい声)」 0
憂世 うきよ [0] 苦しいことや心配事の多い世の中。「―を嘆く」参考「浮世」と書けば、現世の意になる。 0
散在 サンザイ [0] あちらこちらにちらばってあること。 点在 密集 0
銀 しろがね [0] ①銀(ギン)。銅(あかがね)・鉄(くろがね)・黄金(こがね) ②銀貨(ギンカ)。 ③「銀色(しろがねいろ)」の略。銀色。参考白色の金属の意。 0
簸る ひ-る 箕(み)で穀物をふるって、ちり・ぬかを除く。 0
筆画 ヒッカク [0] 漢字を構成している点や線。文字の画。字画 0
一顧 イッコ [1] ちょっと心に留めて見ること。また、ちょっと振り返って見ること。「―だにしていない」 0
大詰め おおづめ [0] ①芝居で、最後の幕。また、その場面。 ②物事の終わり。終局。 0
悃誠 コンセイ 真心がこもっていること。表記「懇誠」とも書く。 0
雲竜井蛙 ウンリュウセイア 地位や賢愚の差がはなはだしいことのたとえ。雲かける竜と井戸の中のカエルの意から。参考「雲竜」は「ウンリョウ」とも読む。雲壌月鼈(ウンジョウゲツベツ)・雲壌懸隔 0
結語 ケツゴ [0] 文章や話などをしめくくる、結びの言葉。 0
報謝 ホウシャ [1] ①恩にむくいること。特に、お礼の品を贈って感謝すること。 ②仏の恩にむくいるため、僧や巡礼に金品を施すこと。「巡礼に御―ください」 0
仮す か-す [0] ①かりに与える。 ②見逃す。許す。 0
顕官 ケンカン 地位の高い官職。また、その職についている人。「貴臣―」高官 卑官・微官 0
私行 シコウ [0] 個人としての行為。私生活上の行為。「―を暴(あば)く」 0
弘法 グホウ [0],[1] 仏法を世に広めること。布教すること。参考「コウボウ」と読めば別の意になる。 0
端 は [1] ①へり。ふち。「月が山の―にかかる」「人々の口の―に上る」 ②はした。はんぱであること。「―数」 0
黐竿 もちざお [0] 鳥などを捕らえるための、先にとりもちを塗りつけたさお。 0
争議 ソウギ [1] 互いに意見を主張し合い、争い論じること。「労働―の調停」 0
鑑札 カンサツ [0] 営業や行為などを許可し、警察・役場・同業組合などが発行する証票。免許証・許可証など。「―のついた書画」 0
緊緊 ぴしぴし [1],[2] ①枝などをはげしく折る音。 ②鞭(むち)などで強く打つ音。 ③手加減しないできびしく行うさま。「―と鍛える」表記「犇犇」とも書く。参考②③「びしびし」とも読む。 1
香盤 コウバン ①円盤状の香炉。香印 ②劇場で場面ごとにすべての出演者の名前と役割を書いた表。 ③劇場の客席の座席表。 0
古蹟 コセキ [0],[1] 古跡 0
物質 ブッシツ [0] ①見たりさわったりでき、質量によって物体を構成している実質。 ②金銭や品物など。物品。「―的な援助が望まれる」 0
欣幸 キンコウ 幸せであることをよろこぶこと。よろこんで幸せだと感じること。「―の至り」 0
矯正 キョウセイ [0] 欠点や悪いところを直して正しくすること。「歯並びを―する」 0
暴を以て暴に易う ボウをもってボウにかう 暴力に対しては暴力で対抗する。また、暴力を取り除くのに別の暴力を使うと、結局は改善にならず、暴力を取り除いたことにならないこと。〈『史記』〉 0
野放図・野放途 のホウズ ①勝手気ままに振る舞うこと。また、気ままで横柄なこと。また、そのさま。「―に暮らす」「―な態度」 ②際限のないこと。また、そのさま。「噂(うわさ)が―に広がる」 0
惨澹・惨憺 サンタン ①あれこれと心を悩ますさま。「苦心―してようやく入手した」 ②いたましく悲しいさま。「―たる結果に終わる」 0
泥土 デイド [1] ①水分を含んで、どろどろになった土。 ②つまらない、とるに足りないもののたとえ。 0
社団法人 シャダンホウジン [4] 一定の目的のためにつくられ、法律によって権利・義務の主体であることを認められた団体組織。一般社団法人、公益社団法人、営利社団法人とに分かれる。 0
辛勝 シンショウ [0] 試合などで、苦戦しながらやっと勝つこと。「一点差で―する」 大勝・楽勝・圧勝 0
閲読 エツドク [0] 書物や文書などを調べながら注意深く読むこと。「文献を―する」閲覧 0
反発 ハンパツ [0] ①はねかえすこと。 ②反抗すること。「先生に―する」 ③下がっていた株式相場が、急に上がること。「株価が急―する」反落 「反撥」の書きかえ字。 0
悪縁 アクエン [0] ①わるい関係。わるい因縁。「―を断つ」 ②離れようとしても離れられない男女の関係。腐れ縁。 0
観想 カンソウ [0] ①観法の一つ。精神を集中して、思いを凝らすこと。 ②静かに眺めること。「人生を―する」 0
覇気 ハキ [1] ①進んでしようとする意気込み。「若者らしい―に満ちている」 ②他に勝ち抜こうという意気込み。野心・野望 0
髪形・髪型 かみがた ゆった髪の形。調髪した髪のかっこう。 0
君子は豹変(ヒョウヘン)す クンシはヒョウヘンす 君子は時の推移にしたがって自己変革を遂げ、ヒョウの毛が抜け変わるように鮮やかに面目を一新すること。転じて、節操なく考えや態度をすぐに変えること。〈『易経』〉大人虎変(タイジンコヘン) 0
混戦 コンセン [0] 敵と味方が入り乱れて戦うこと。また、勝負の行方がわからない戦い。「―を制する」 0
福重ねて至らず フクかさねていたらず 幸福はいくつも重なってくることはないが、悪いことは続いてくるものである。〈『説苑(ゼイエン)』〉 0
瀾 なみ 波頭を連ねたなみ。また、大波。 0
親補 シンポ 明治憲法下で、天皇が自ら特定の官を任命したこと。参謀総長や軍司令官など。 0
生身 なまみ [2],[0] 生きている体。生き身。「―の人間だから風邪もひく」 0
祝福 シュクフク [0] ①幸いを祝い祈ること。「関係者から多大の―を受ける」 ②キリスト教で、神から幸福を与えられること。神の恵み。「神の―を受ける」 0
紙縒・紙撚・紙捻 こより 細長く切った和紙をよってひも状にしたもの。かんぜより。「書道の作品を―でとじる」 由来「かみより」の転じた「こうより」がさらに転じたもの。 1
破談 ハダン [0] ①一度決めた約束や相談事などを取り消すこと。「契約交渉を―にする」 ②縁談をとりやめること。破婚 0
狃れる な-れる 身をすりよせて親しくする。なれなれしくする。 0
摂行 セッコウ ①代わって職務などを行うこと。 代行 ②職務などを兼ねて行うこと。 0
列なる つら-なる [3] ①並び続く。一筋に並ぶ。「車が長く―る」 ②集団や組織の一員となる。また、会などに出席する。「常任理事国の名が―る」参考「列」は順序を正して並べる、「連」はあるものを一つずつ結び続ける意。 0
菩提樹 ボダイジュ [2] ①クワ科の常緑高木。インド原産。葉は卵円形で、先が長く伸びる。花と果実はイチジクに似る。釈迦(シャカ)がこの下で悟りを開いたとされる。テンジクボダイジュ。 ②シナノキ科の落葉高木。中国原産。夏に香りのよい黄褐色の五弁花が咲き、丸い実を結ぶ。 0
小説 ショウセツ [0] 文学の形式の一つ。作者が想像力・構想力を用いて人間や社会のすがたを表現する散文体の作品。「短編―」 0
無二 ムニ [1] 二つとないこと。かけがえのないこと。「―の親友」無比・無双 0
緑啄木鳥 あおげら [0] キツツキ科の鳥。日本特産で、本州以南の森林にすむ。背は緑色で、腹は白地に暗褐色の斑点(ハンテン)がある。雄は頭頂部全体、雌は後頭部が赤い。 1
翠煙 スイエン ①青緑色の煙。 ②遠くの青緑色の樹木などにかかっているもや。 0
本木に勝る末木なし もときにまさるうらきなし 最初に伸びる幹以上にりっぱな枝はないということから、いろいろ取り換えてみたが、やはり最初の相手が一番いいというたとえ。多く、男女の関係についていう。「本木」は木の幹、「末木」は枝やこずえの意。 0
争点 ソウテン [1],[0] 訴訟や論争など、争いの中心となる点。「―がぼやける」 0
聚合 シュウゴウ あつまりかたまること。あつめかためること。また、そのもの。 表記「集合」とも書く。 0
薦める すす-める [0] 人や物のよい点を挙げ、採用してもらうようにはたらきかける。「彼を会長に―める」「先生に―められた本」 0
到る いた-る [2] ①ある場所・時点に着く。達する。「五時間で山頂に―る」「双方合意に―った」 ②やってくる。到来する。「実力を発揮すべき時―る」 ③ある状態・段階になる。「事情を知るに―る」 ④およぶ。ゆきとどく。「老人から子どもに―るまで」 0
東遷 トウセン [0] 都などが、東のほうや東国へ移動すること。 0
凰 おおとり [0] 鳳凰(ホウオウ)の雌。中国の想像上の霊鳥で、徳の高い天子が現れ、天下が平安なときに出現するという。鵬(ホウ) 0
惣太鰹 ソウダがつお [4] サバ科の海魚ヒラソウダとマルソウダの総称。 宗太鰹(ソウダがつお) 0
配管 ハイカン [0] ガス・水道などを通すための管を取りつけること。「―工事」 0
事例 ジレイ [0] ①前例となる事実。「―に照らす」 ②個々の場合に応じた実例。「研究―」 0
公案 コウアン [0] ①役所の調書。「―文書」 ②禅宗で悟りをひらかせるため、修行者に与えて考えさせる問題。 0
順風満帆 ジュンプウマンパン [0] 物事が順調に進んでいくことのたとえ。帆いっぱいの追い風を受けて船が順調に進む意から。「―の人生」 0
片靨 かたえくぼ 片側の頰(ほお)にだけできるえくぼ。参考「靨」は笑ったとき、頰にできる小さなくぼみ。 0
歴戦 レキセン [0] 戦闘や試合を何度も経験したこと。「―の勇士」 0
百川帰海 ヒャクセンキカイ 人はそれぞれ生まれや育ちが異なっているが、結局は考え方や気持ちが一つに集約されること。多くの川が別な源に発していずれも海に注ぐ意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
偉容 イヨウ [0] 堂々としてりっぱなようす。「高層ビルが―を誇っている」 0
俊爽 シュンソウ ①人の容姿・品性・才知などが抜きんでていること。 ②風物などがすぐれていること。 0
余録 ヨロク [0] ①正式の記録からもれた記録。こぼれ話。余話・余聞 ②主要な記事以外の細かい記事。 0
地層 チソウ [0] 地殻を形づくる層。砂岩・泥岩・礫岩(レキガン)などが積もってできる層。「―の年代を調査する」 0
庖人 ホウジン 料理人。くりやびと。庖宰・庖丁 0
公娼 コウショウ [0] 昔、国が営業を認めていた売春婦。一九四六(昭和二一)年に廃止された。私娼 0
大儀 タイギ [1] ①骨のおれること。面倒でくたびれること。「家まで歩くのは―だ」 ②病気や疲れで何をするのもおっくうなさま。「口をきくのも―だ」 ③ご苦労。目下の者の労をねぎらうときの語。 ④重要な儀式。 0
翻刻 ホンコク [0] 写本や刊本などを、そのままの内容で製版・印刷して出版すること。「江戸時代の古文書を―する」 0
千里の行も足下より始まる センリのコウもソッカよりはじまる どんなことも一歩一歩着実に積み重ねていかなければ、完成しないという教え。〈『老子』〉 高きに登るは卑(ひく)きよりす 0
採光 サイコウ [0] 室内に日光・照明をとり入れること。また、それによって明るくすること。「部屋の―を考えて設計する」 0
大意 タイイ [1] 長い文章などの要点をまとめた、だいたいの意味。「文章の―をつかむ」 0
極め きめ [0] きまり。約束事。とりきめ。「月―の駐車場」 0
王佐 オウサ 王の政務をたすけること。王の補佐。「―の臣」 0
金蔓 かねづる [0] 金銭を手に入れるための手段。また、金銭を継続して出してくれる人。「あいつはいい―だ」 0
刑部 ギョウブ 「刑部省」の略。参考「ケイブ」と読めば中国の官庁名。 0
末成り・末生り うらなり ①時季が過ぎて、ウリなどのつるの先のほうに実がなること。また、その実。本(もと)成り ②顔色が青白く、健康そうでない、弱々しい人のたとえ。 0
紕繆 ヒビュウ あやまり。まちがい。誤謬(ゴビュウ) 0
洋式 ヨウシキ [0] 西洋の様式にしたがうこと。西洋式。洋風。ヨーロッパ風。「―トイレ」和式・日本式 0
秋扇 シュウセン [0] 秋になって使われなくなった扇。転じて、時季が合わず役に立たないもののたとえ。 秋の扇 0
奉献 ホウケン [0] 謹んで物を差し上げること。献上すること。「神仏に財物を―する」奉納・奉呈 0
榑木 くれき 「榑」に同じ。 0
彫塑 チョウソ [1] ①彫刻と塑像(ソゾウ)。 ②彫刻の原型となる塑像をつくること。 0
籠手 こて [0],[2] ①剣道で、手先からひじの辺りまでをおおう防具。また、その部分を打つ技。 ②弓道で、左の手首につける革製のおおい。ゆごて。 ③鎧(よろい)の付属品で、腕をおおう武具。表記①②「小手」とも書く。 0
要領 ヨウリョウ [3] ①事柄の主要なところ。要点をまとめたもの。「入学試験実施の―」「事業拡大推進―」 ②物事をうまく処理する方法。こつ。「パソコン操作の―をすぐ飲み込む」「―がいい(うまく立ち回る)」 0
雄蕊 おしべ [1] 種子植物の雄性生殖器官。多くは長い柄(花糸(カシ))と花粉のはいった袋((ヤク))からなる。雌蕊参考「ユウズイ」とも読む。 0
迫間 はざま ①物と物などの間の狭いところ。「生死の―をさまよう」 ②谷間。 ③矢や鉄砲などを発射するため城壁にあけた穴。表記「狭間・間」とも書く。 1
檜皮色 ひわだいろ [0] ①黒みがかった赤紫の染め色。 ②縦糸は浅葱(あさぎ)色、横糸には赤色を用いた織り色。 1
竹篦返し しっぺがえし [4] すぐに仕返しをすること。「手痛い―を受ける」参考「しっぺいがえし」とも読む。 1
灯台木 みずき ミズキ科の落葉高木。由来「灯台木」は漢名から。 水木(みずき) 1
躡足附耳 ジョウソクフジ 人に注意するときには相手の立場を考え、相手を傷つけない配慮が必要であるということ。また、他に悟られないように、そっと相手に教えること。「躡足」は足を踏むこと。「附耳」は耳に口をつけてそっと言うこと。参考「足を躡(ふ)み耳に附(つ)く」ともいう。
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四字熟語根掘り葉掘り39:英雄への助言は「躡足附耳」で!
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面の皮の千枚張り つらのかわのセンマイばり あまりにもずうずうしく、恥知らずなことのたとえ。 0
粗煮 あらに [0] 魚類の頭や骨などのあらを醬油(ショウユ)で甘辛く煮つけた料理。「鯛(たい)の―」 0
吐故納新 トコノウシン 道家の健康修練法の一つで、口から古い気を吐き出し、鼻から新しい気を入れること。深呼吸。「吐故」は古い物を吐き出すこと。「納新」は新しい物を入れる意。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「吐納」ともいう。除旧更新・新旧交替旧套墨守(キュウトウボクシュ) 0
物忌み ものいみ [4],[0] ①神をまつるとき、一定期間、飲食や行いなどを慎み、心身を清めて家にこもること。 ②不吉として、ある種の物事を避けること。縁起かつぎ。 0
水道 スイドウ [0] ①水源から飲み水などを引いて供給する施設。上水道。また、下水道。 ②海や湖が陸地にはさまれて狭くなっている所。 ③海峡。特に、航路の集まる海峡。船の通るみち。 0
鞘走りより口走り さやばしりよりくちばしり 刀が鞘から抜け出るよりも、口から失言が出るほうが危険であるということ。失言への戒め。 0
論外 ロンガイ [0],[1] ①議論の範囲にないこと。「その件はしばらく―に置く」 ②問題にする価値のないこと。もってのほか。「無断で欠勤するなんて―だ」 0
学派 ガクハ [1],[0] 学問上の流派。「ユング―」「新しい―を興す」 0
転化 テンカ [0],[1] ①ある状態から別の状態に変わること。「意味が―してできた言葉」変化 ②物質の変換。蔗糖(ショトウ)を加水分解してぶどう糖と果糖に変えることなど。「―糖」 0
繁文 ハンブン ①こまごまとしてわずらわしい飾り。また、装飾の多い文章。 ②規則などが非常に煩雑なこと。 0
入相 いりあい [0] ①夕暮れ。日がくれるころ。 ②「入相の鐘」の略。夕方、寺でつく鐘。 0
雄鳥 おんどり [0] ①おすの鳥。②ニワトリのおす。「―が時を告げる」雌鳥(めんどり) 表記②多く「雄鶏」と書く。 0
如く し-く [0] およぶ。匹敵する。下に打ち消しや反語を伴う。「これに―くものはなし」 0
弓張り月 ゆみはりづき [4] 弓の形をした月。上弦と下弦がある。弦月 秋
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漢字の豆知識 望月はどんなお月さま? ~優雅な月の呼び方~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
護身 ゴシン [0] 危険・危害から自分の身をまもること。「―術に合気道を習う」 0
辛口 からくち [0] ①口当たりがからいこと。塩気が強いこと。「―のカレーを注文する」 ②からい味の好きなこと。また、その人。 辛党 甘党 ③手厳しいこと。「―の評論」 ①③甘口 0
智勇 チユウ [1],[0] 知恵と勇気。「―兼備」表記「知勇」とも書く。 0
薫育 クンイク [0] 徳をもって導き育てること。徳によって感化し育てること。 0
沼 ぬま [2] くぼ地に水がたまった場所。比較的浅く泥深いもの。透明度が低い。「ハスの花は―に咲く」「底無し―」 0
内臓 ナイゾウ [0] 動物の体の胴体内部にある消化器・呼吸器などの諸器官の総称。
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漢字の豆知識 CDドライブが内臓?~うっかり変換ミスしがちな熟語~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
禾黍 カショ イネとキビ。「―油油(ユウユウ)(イネやキビがつややかに生長しているさま)」 0
宥和 ユウワ [0] 相手を大目に見て仲よくすること。「―政策をとる」 0
渡る世間に鬼はない わたるセケンにおにはない 世間には鬼のような恐ろしい人ばかりでなく、心優しく思いやりのある人も必ずいるものだということ。人を見たら泥棒と思え 0
緑茶 リョクチャ [0] チャの若葉を蒸してもみ、緑色を失わないように作った茶。煎茶(センチャ)・抹茶など。日本茶。 0
扶養 フヨウ [0] 生活上の世話をし、養うこと。「年老いた両親を―する」「―家族」 0
家守 やもり [1] ヤモリ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。 守宮(やもり) 0
苦諫 クカン 目上の人を、苦言をもっていさめること。目上の人に対して、言いにくいことをはっきり言っていさめること。 0
祭壇 サイダン [0] 祭事を行う高い壇。神霊をまつり、供え物をささげる高い壇。 0
俗流 ゾクリュウ [0] 俗人の仲間。俗っぽい連中。俗物たち。「―に交じらないでいる」 0
猫車 ねこぐるま [3] 箱の前部に車輪がついた一輪車。後部の柄(え)を押して土などを運ぶ。 0
種芸 シュゲイ [0] 草木や作物を植えつけること。栽培。 参考「種」「芸」ともに、植える意。 0
艦 いくさぶね [1] 軍隊がもつ、戦闘力を備えた船。昔は、石や矢を防ぐため四方を板で囲って造った。軍艦・軍船・兵船 0
目星 めぼし [1],[0] ①おおまかな見当。おおよそのめあて。「―をつける」 ②眼球にできる白い小さな点。参考「星」はめあての意。 0
攣る つ-る [0] 筋肉が収縮してひっぱられる。ひきつる。「水泳で足が―る」 0
華厳宗 ケゴンシュウ [2] 華厳経に基づいた大乗仏教の一宗派。日本での総本山は奈良の東大寺。 0
乳 ちち [2],[1] ①乳房。 ②乳房から出る白色の液。 0
歳歳 サイサイ [0] 毎年。年年。としどし。「―年年人同じからず」 0
焚き火 たきび [0] ①落ち葉や木片などを集めて燃やすこと。また、その火。冬 ②かまどや炉でたく火。 ③かがり火。燎火(リョウカ)。 0
雨垂れ石を穿つ あまだれいしをうがつ どんなに小さな力でも、根気よく続ければ、いつかは必ず成功するというたとえ。雨垂れも長い間同じ所に落ち続ければ、石に穴をあけてしまう意から。参考「雨垂れ」は「点滴」ともいう。牛の歩みも千里 0
槍術 ソウジュツ [1],[0] 槍(やり)を武器として使う武術。槍法。「―の達人」 0
刊本 カンポン [0] 刊行された本。印刷して出版された書物。 0
本葬 ホンソウ [0] 本式の葬儀。仮葬参考ほかに、内々で行う葬儀を密葬という。 0
読書三到 ドクショサントウ [1] 読書するときに大切な三つの心得。心を集中する(心到)、目を集中する(眼到)、口に出して読む(口到)。由来 南宋(ナンソウ)の朱熹(シュキ)の言葉から。〈『訓学斎規(クンガクサイキ)』〉参考「三到」ともいう。 0
精気 セイキ [1] ①万物生成の根源となる気や力。「大地の―」 霊気 ②生命・活動の根源となる力。生き生きした気力。「心身に―がみなぎる」「―あふれる活動」 0
恣行 シコウ 勝手気ままに行うこと。わがままな行動。 0
公家 クゲ [0] ①朝廷。天皇。 ②朝廷に仕える貴族。武家 0
懸鉤子 きいちご [2] バラ科の落葉小低木の総称。 由来「懸鉤子」は漢名から。 木苺(きいちご)
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クイズ番組で話題の難読漢字にチャレンジ!その1
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彫師 ほりシ [2] 木や石・金属などに彫刻することを仕事とする人。また、入れ墨を彫ることを仕事とする人。彫り物師。 0
換金 カンキン [0] 物品や証券などを売って現金にかえること。「金券を―する」「―作物」換物 0
余念 ヨネン [0] 当面していることとは関係のない考え。「研究に―がない」「―を捨てる」他念・雑念 0
丘 おか [0] 土地の小高くなった所。小高い山。「―の上に白い家が見える」 0
群雨 むらさめ [0] 局地的に激しく降ってすぐにやむ雨。にわか雨。表記「叢雨・村雨」とも書く。 0
観る み-る ①広く見渡す。「瀬戸の夕映えを―る」 ②見物する。「文楽を―る」 ③念を入れてみる。 0
和事 ワごと 歌舞伎(カブキ)で、男女の恋愛などを演じる場面。また、そういう演出や演目。「―師」参考「和事」のほか、演出や内容により「荒事(あらごと)・実事(ジツごと)」に分類される。 0
新陳代謝 シンチンタイシャ [5] ①組織などで、古いものと新しいものが入れ替わること。「政党には―が必要だ」 ②生体内で、生活を続けるために必要な物が取り入れられ、老廃したものが排泄(ハイセツ)されること。物質代謝。 0
電器 デンキ [1] 「電気器具」の略。電気を利用した、おもに家庭用の器具。「家庭用―の普及で家事が楽になった」 0
推轂 スイコク ①人の事業を助成すること。 ②人を推薦すること。 由来車の轂(こしき)を押して手助けをする意から。 0
内儀・内義 ナイギ ①他人の妻を呼ぶ敬称。特に、町人の妻にいう。 ②内々のこと。内密・内証 0
寮 つかさ [1] ①役人たちが仕事をするところ。役所。官庁。 ②役人。官吏。つかさびと。 0
薄利多売 ハクリタバイ [1] 商品一点当たりの利益を少なくして売り値を安くし、大量に販売することによって、全体として利益が上がるようにすること。 0
硝煙弾雨 ショウエンダンウ [5] 火薬の煙が立ちこめ、弾丸が雨のように飛び交うさま。激しい戦闘のさま。「―をものともせず向かっていく」 砲煙弾雨 0
俸禄 ホウロク [0] 武士が仕える主人から支給される米、または金銭。俸と禄。扶持(フチ) 0
偏袒扼腕 ヘンタンヤクワン 興奮して激しく怒ったり、悔しがったりすること。「偏袒」は片肌を脱いで力む、「扼腕」は片手でもう一方の腕を強くつかむ意。〈『戦国策』〉切歯(セッシ)扼腕 0
冠履を貴(とうと)んで頭足(トウソク)を忘る カンリをとうとんでトウソクをわする 根本を忘れて末節のことにこだわること。冠は頭あってのもの、靴は足あってのものなのに、頭足を忘れて冠や靴を重んじることから。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
斗折蛇行 トセツダコウ 道や川などが、くねくねと折れ曲がって続いていくさま。「斗折」は、北斗七星のように折れ曲がる意。〈柳宗元(リュウソウゲン)の文〉羊腸小径 0
継嗣 ケイシ [1] あとつぎ。あととり。相続人。後継者。「名家の―」 0
闔 とびら [0] 出入り口などの両開きの戸。両側から合う門のとびら。 0
奇妙 キミョウ [1] ①普通では考えられない不思議なこと。「―な宇宙現象」「―な事件に遭う」 ②変わっているさま。「―な発想」 0
普遍 フヘン [0] 広くまんべんなく行き渡ること。また、すべてに共通すること。「時代を越えた―性がある」一般特殊 0
商陸 やまごぼう ヤマゴボウ科の多年草。中国原産。野生化している。夏、白い花穂を立て、黒紫色の実を結ぶ。ゴボウに似た根は有毒だが、漢方で利尿薬にする。若葉は食用。 由来「商陸」は漢名から。 表記「山牛蒡」とも書く。 1
高閣 コウカク [0] ①高くりっぱな建物。高楼 ②高いところに作った棚。 0
後妻 ゴサイ [0] 死別・離婚などにより妻と別れた男性が、その後結婚した妻。のちぞい。先妻参考「うわなり」と読めば別の意もある。 0
窒がる ふさ-がる ①行き詰まって動きがとれない。「予定が―る」「部屋が―っている」 ②道が閉ざされる。行き止まりになる。「道路が土砂で―る」 0
放生会 ホウジョウエ [3] 供養のため、捕らえた生き物をはなす儀式。陰暦八月一五日に行う。秋 0
忌明け いみあけ [0] 一定期間の喪(も)が終わること。いみあき。参考「キあけ」とも読む。 0
畏まる かしこ-まる [4] ①おそれいって、つつしんだ態度をとる。特に、正座する。「新入社員が―って座る」 ②つつしんで承知する。「―りました」 0
刺殺 シサツ [0] ①刃物などで、刺し殺すこと。 ②野球で、守備側の選手が相手の打者や走者を直接アウトにすること。 0
雛形 ひながた [0],[2] ①実物を小さくしてかたどったもの。模型。 ②書類などを制作する際、その手本となるもの。書式・様式。 0
過大 カダイ [0] 大きすぎること。「―な期待をかけられる」過分過小 0
示す しめ-す [2] ①わかるように、人前に出して見せる。「パスポートを―す」 ②ある気持ちを表して見せる。「関心を―す」 ③指差して教える。「方向を―す」 ④ある信号や記号が特定の物事を表す。意味する。「赤信号は止まれを―す」 0
場蟹 たらばがに タラバガニ科の甲殻類。北海道以北の近海にすむ。形はカニに似ているがヤドカリの仲間。暗紫色でとげがあり、大形。肉は食用。 冬 由来タラのとれる漁場にいることから。 表記「多羅波蟹」とも書く。 0
乾性 カンセイ [0] 空気中ですぐ乾く性質。また、水分の含有量が少ない性質。湿性 0
真綿に針を包む まわたにはりをつつむ うわべはやさしく見えて、内心には悪意をいだいているたとえ。 笑中に刀あり 0
代理 ダイリ [0] 当人に代わって、物事にあたること。また、その人。「首相―」代行 0
磯の鮑(あわび)の片思い いそのあわびのかたおもい 自分が思い慕うだけで相手はその気がない恋のたとえ。由来 アワビは巻貝の一種だが、二枚貝の片側だけのように見えることから。参考「鮑の片思い」ともいう。 0
隠退 インタイ [0] 社会活動から退いて静かに生活をすること。「郷里に―する」隠居 0
連合 レンゴウ [0] 二つ以上のもの、あるいは組織が結びついて一つになること。「―政権」 「聯合」の書きかえ字。 0
悪木盗泉 アクボクトウセン [0] 清廉潔白(セイレンケッパク)な人は、わずかな悪にもけっして身を近づけないということ。故事 中国、北周の寇儁(コウシュン)は高潔な人物で、どんなに疲れていてもわるい木の木陰で休んだり、どんなにのどが渇いていても、盗泉というわるい名がついた泉の水を飲んではならないと家人を戒めた故事から。〈『周書』〉 0
魔性 マショウ [0] 悪魔のような、人をたぶらかし惑わす性質。「―の女を演じる」 0
契情 ケイセイ ①絶世の美人。傾国。 ②遊女。表記「傾城」とも書く。 0
点鬼簿 テンキボ 死者の姓名を記した帳面。過去帳。参考「点」はしるす、「鬼」は死者の意。 0
情念 ジョウネン [1] 心にわき起こる、抑えきれない強い感情や思い。「―にとらわれる」「―がわき上がる」 0
路用 ロヨウ [0] 「路銀」に同じ。 0
襖 ふすま [0],[3] 木で骨組みを作り、その裏表に紙や布などをはった和室用の建具(たてグ)。襖障子。唐紙(からかみ) 冬 0
尾鰭 おひれ [1],[0] ①魚の本体ではない尾とひれ。②本体以外に付け加わったもの。「話に―が付く」参考「おびれ」と読めば別語。 0
容貌魁偉 ヨウボウカイイ [5] 顔立ちや体つきが堂々としてたくましくりっぱなさま。「魁偉」は壮大でりっぱなこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
上蔟 ジョウゾク [0] 成長した蚕に繭を作らせるため、わらなどで作った蔟(まぶし)にあげること。 夏 参考蔟は蚕が繭の糸を引きやすいようにした養蚕の道具。 0
榑 くれ ①木材で、まだ皮がついた状態のもの。「節―立った手(ごつごつとした手)」 ②丸太から柱などを作るときに出る薄いそぎ板。へきいた。 ③板材。榑木。 0
統帥 トウスイ [0] 軍隊を統率し指揮すること。また、その人。「陸軍を―する」 0
滂沱 ボウダ [1] ①涙がとめどなく流れるさま。「涙―として流る」 ②雨が激しく降るさま。「雨が―と降る」 0
形貌・形姿 なりかたち すがたかたち。すがたや格好。なりふり。身なり。 1
甃石 しきいし [0] 通路・庭・玄関先などに敷き並べた平たい石。 表記「敷石・舗石」とも書く。 1
男は度胸女は愛嬌 おとこはドキョウおんなはアイキョウ この世に生きていくうえで、男は度胸、女は愛嬌がまず第一で、何よりも大切だということ。表記「愛嬌」は「愛敬」とも書く。 0
牛首を懸けて馬肉を売る ギュウシュをかけてバニクをうる 見せかけはりっぱでも実質が伴わないたとえ。また、言行が一致しないたとえ。看板として牛頭を掲げながら実際は馬肉を売る意から。〈『晏子春秋(アンシシュンジュウ)』〉羊頭を懸けて狗肉(クニク)を売る 0
磨る す-る [1] こする。参考「磨」は細かく砕く意から石臼(うす)の意。 0
邪気 ジャキ [1] ①病気などを起こす原因となる悪い気。「―を払う」 ②悪意。わるぎ。「―のない人」「無―な子ども」 ③風邪(かぜ)。 0
紙幣 シヘイ [1] 紙でできた貨幣。さつ。「―を両替する」 硬貨 0
唯唯 イイ [1] 他人の言われるままに従順になるさま。「―として逆らわない」由来「はいはい」とかしこまって答える返事の言葉から。 0
心情 シンジョウ [0] 心のなかの思い。気持ち。「手紙に―を綴(つづ)る」 0
二兎を追う者は一兎をも得ず ニトをおうものはイットをもえず 欲張って一度に二つの成功を得ようとすると、かえってどちらも成功しないたとえ。虻蜂(あぶはち)取らず一石二鳥 0
発送 ハッソウ [0] 郵便物や荷物を送り出すこと。「荷物を―する」 0
判断 ハンダン [1] ①物事の是非や善悪などを考え、決めること。「―を下す」 ②うらない。「姓名―に凝っている」 0
欲求 ヨッキュウ [0] ほしがり求めること。ねがい求めること。また、その気持ち。「―不満に陥る」「―が満たされず、ストレスがたまる一方だ」欲望 0
為手 して [0],[3] 何かを行う人。何かを上手にする人。やりて。「相談の―がない」 表記「仕手」とも書く。 1
掠れる かす-れる [3],[0] ①声がしわがれる。 ②墨やインクなどが十分につかなくて、字などが切れ切れになって白い部分を残す。 ③わずかに触れて通る。 0
賢明 ケンメイ [0] かしこくて、物の道理に通じていること。すぐれた判断力があること。「登頂の中止は―だった」利口 0
率直 ソッチョク [0] 飾ったり隠したりしないで、正直なさま。素直で、ありのままであるさま。「―な人柄」 0
土俗 ドゾク [1] その土地に固有の風俗や習慣。「―学(民俗学・民族学の旧称)」民俗 0
犢 こうし [0] ウシの子。「―に車を引かせる」 0
絶巧棄利 ゼッコウキリ 技巧で作られたものを捨て去り、利益を求めることをやめて、素朴な生活をすること。〈『老子』〉 0
帆走 ハンソウ [0] 船が帆をかけて走ること。「風を受けて外洋を―する」 0
山珊瑚 つちあけび ラン科の多年草。 由来「山珊瑚」は漢名から。 土木通(つちあけび) 1
縋る すが-る [0],[2] ①つかまって支えにする。しがみつく。「ロープに―る」「母に―って泣く」 ②助けを求める。頼りとする。「友の情けに―って生きる」「最後の希望に―る」 0
即く つ-く [1],[2] ①すぐそばに接する。ぴったりつく。 ②ある位置や地位に身を置く。 0
鈞 ろくろ 円形の陶器を作るのに回転させて用いる台。木製の円盤で下に軸がある。表記「轆轤」とも書く。 0
起案 キアン [0] もとになる案や文を作ること。原案を作ること。「―者」発案・起草 0
献体 ケンタイ [0] 本人の遺志により、遺体を研究用などに無償で提供すること。 0
甘言蜜語 カンゲンミツゴ 相手の気を引いて取り入るためのあまい言葉。おせじ。「蜜語」は蜜のようにあまい言葉。甘言美語 0
資産 シサン [1],[0] ①土地・建物・金銭などの財産。身代(シンダイ)。「―家」 ②債務の担保や資本にすることができる財産。「固定―税」 資財 0
喝食 カッシキ [0] ①「喝食行者(アンジャ)」の略。大衆に声で食事を知らせる役僧。 ②「喝食姿」の略。もとどりを結んで垂らし、肩のあたりで切った童子の髪形。 ③能面の一つ。半僧半俗の若者の男面。前髪のイチョウの形が特徴。 ④歌舞伎(カブキ)の女形のかつらの一つ。もとどりを結んで後ろに垂らした髪形。 0
唾液 ダエキ [0] 口中の唾液腺(セン)から分泌される液。食物の消化を助ける。つば。つばき。 0
采女 うねめ [0],[1] 昔、宮中で天皇や皇后の食事の世話などをした女官。 0
背囊 ハイノウ 兵士などが背中に背負う、皮・布製のかばん。参考「囊」は袋の意。 0
翫弄 ガンロウ もてあそぶこと。なぐさみものにすること。表記「玩弄」とも書く。 0
屈強 クッキョウ [0] ①たくましく力が強いこと。「―な若者」 ②強情で容易に人の言うとおりにならないさま。表記①「究竟」とも書く。 ①②「倔強」とも書く。 0
高材疾足 コウザイシッソク すぐれた才能と手腕のあること。また、それをもつ者のたとえ。「高材」はすぐれた才能。「疾足」は足が速いこと。〈『史記』〉表記「高材」は「高才」とも書く。参考「高材」は「コウサイ」とも読む。 0
健康 ケンコウ [0] ①体の調子。「―状態をしらべる」 ②心身がすこやかなこと。「―が自慢です」丈夫 0
真菰・真薦 まこも イネ科の多年草。沼沢の周囲に群生する。初秋、上部に雌、下部に雄の花穂をつける。 夏 由来葉でこも(むしろ)を編むことから。 表記「蔣」とも書く。 0
飛沫 しぶき [0] 細かい粒状になって、勢いよく飛び散る水。「水―をあげる」「―を浴びる」表記「繁吹」とも書く。参考「ヒマツ」とも読む。 1
宗主国 ソウシュコク [3] 従属国を支配し、管理する権力をもつ国。宗国。 従属国 0
心満意足 シンマンイソク 心から満足すること。「心満」「意足」は、ともに心が満ち足りる意。 欲求不満 0
旱害 カンガイ [0] 干害 0
道捗・道果 みちはか 道を歩く進み具合。転じて、旅の進み具合。「歩いても、歩いても―がゆかない」 0
驀然 バクゼン にわかに起こるさま。不意に。だしぬけに。たちまちのうちに。 0
湯湯婆 ゆタンポ [2] 金属や陶器で作った容器の中に湯を入れ、寝床や足などを温める道具。たんぽ。冬 0
口利き くちきき [0],[4] ①交渉事などの間を取りもつこと。紹介や斡旋(アッセン)。「叔父の―で縁談がまとまる」 ②交渉や談判のうまい人。 0
搬送 ハンソウ [0] 荷物などを遠くまで運び送ること。「至急商品を―します」運送 0
撫で斬り・撫で切り なでぎり ①なでるように刃物を動かしてきること。 ②人を次から次へと、残らず斬(き)り捨てること。転じて、敵やライバルをかたっぱしから負かすこと。「時代劇で、敵を―にする」「優勝候補を―にして、栄冠を勝ち取る」 0
君命 クンメイ [0],[1] 主君の命令。「―にしたがって動く」「―を辱(はずかし)めず」 0
麴院 キクイン 酒をつくる所。酒坊。 0
悲境 ヒキョウ [0] 悲しい境遇。不幸な身の上。「―に泣く」逆境 0
立身 リッシン [1] 社会的に認められ、高い地位につくこと。栄達。「彼は―出世を目指すタイプだ」 0
逢引 あいびき [0] 恋をしている男女がひそかにあうこと。密会。表記「曳」とも書く。 0
如意宝珠 ニョイホウジュ すべての望みをかなえてくれるといわれる珠(たま)。衆生(シュジョウ)を利益(リヤク)することから、仏や仏の教えの象徴とされる。摩尼(マニ)宝珠。 0
阿修羅 アシュラ [1],[0] ①インド古代の鬼神の名。戦いを好む。②八部衆の一つ。仏教の守護神。参考「アスラ」とも読む。 0
擦り寄る すりよ-る [3],[0] ①すれ合うほど近寄る。 ②座ったまま、にじり寄る。「病床の祖母の枕元へ―る」 0
廃除 ハイジョ [1] ①やめのぞくこと。 ②「廃嫡」に同じ。 0
制馭・制禦 セイギョ 制御 0
翫賞 ガンショウ 美術品・文学作品などを味わい楽しむこと。観賞。賞翫。 0
紅葉卸し もみじおろし [4] ダイコンにアカトウガラシを差しこんで一緒にすりおろしたもの。また、ダイコンとニンジンをすりおろして混ぜ合わせたもの。 1
城柵 ジョウサク 城のまわりにめぐらす囲い。とりで。 0
守宮 やもり [1] ヤモリ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。また、その一種。人家近くにすむ。体は灰褐色で、形はトカゲに似る。夜行性で、昆虫などを捕食する。 夏 表記「家守・壁虎」とも書く。 1
牛鼎鶏を烹る ギュウテイにわとりをにる 大きな才能をもつ人には、小さな仕事は適さないたとえ。ウシを煮るほどの大きななべは、ニワトリを煮るのに適さない意から。〈『史記』〉 0
圧力 アツリョク [2] ①物質をおしつける力。 ②他人の意志をおさえつける強い力。「権力にものを言わせて―をかけてきた」 0
黎明 レイメイ [0] ①夜明け。明け方。 ②夜明けにあたる、物事が始まる時期のたとえ。また、新しい時代や文化・芸術などの始まり。「近代芸術の―を告げる作品」 0
流罪 ルザイ [0] 昔、罪人を遠方へ追放する刑。流(ル)。流刑 0
隔意 カクイ [1],[2] へだてがあってうちとけない心。「―のない仲」隔心 0
拝趨 ハイスウ [0] うかがうこと。「出掛けて行くこと」の謙譲語。参上参考「趨」はおもむく意。 0
白玉楼中 ハクギョクロウチュウ 文人の死のたとえ。「白玉楼」は文人が死後に行くという、天上にある御殿。故事 中国、唐の詩人である李賀(リガ)の臨終のとき、天帝の使いが現れて「白玉楼ができたので、君を召して記を作ることになった。天上は地上よりも楽しく、苦しいことはない」と告げられたという故事から。〈『唐詩紀事』〉 0
落胤 ラクイン [0] 身分の高い男性が、正妻以外の女性に生ませた子。おとしだね。 0
小閑 ショウカン [0] わずかなひま。「―を得る」 寸暇 表記「少閑」とも書く。 0
観念 カンネン [1] ①物事についての考え。「固定―」「時間の―のない人」 ②哲学で事物を意識した場合、そこにあらわれる意識内容。理念。イデア。 ③心を集中して仏法の真理について考えること。 ④あきらめること。覚悟。「もう―した」 0
擦る こす-る [2],[0] 物を他の物に押しつけて動かす。みがいて汚れを落とす。「目がかゆいので―った」「布で体を―る」 0
製材 セイザイ [0] 山から切り出した木を、一定寸法の角材や板材にすること。「―所」 0
凄い すご-い [2] ①ぞっとするほど恐ろしい。「―い列車事故」 ②程度がはなはだしい。「―い暑さ」 ③並外れてすぐれている。すばらしい。「―い腕前」 0
錏 しころ [0] 兜(かぶと)や頭巾(ズキン)の左右・後方に垂れて首を保護している部分。表記「鐚」とも書く。 0
軽軽 かるがる [0],[3] 重さを感じさせないさま。たやすそうなさま。「―と持ち上げる」「難局を―と乗り切る」参考「ケイケイ・きょうきょう」と読めば別の意になる。 0
其 それ [0] ①聞き手に近い事物を指す語。「―を取ってください」 ②前に述べたことを指す語。「―については知っている」 ③その時。その事。「―以来」 0
堂塔伽藍 ドウトウガラン 塔・金堂(コンドウ)・講堂・僧房・経蔵・鐘楼・食堂などが一定の方式で配置される、仏教寺院の建造物。 0
浄海坊 ジョウカイボン ジョウカイボン科の甲虫の総称。体は細長くカミキリムシに似るが、小さい。体色は黄・赤・黒など。 0
凍傷 トウショウ [0] 強い寒気によって体の一部や全身に起こる損傷。凍瘡(トウソウ) 冬 0
催告 サイコク [0] ①相手方に一定の行為を請求すること。特に、債務の履行をうながすこと。また、その通知。 ②催促する旨を知らせること。 0
芳志 ホウシ [1] 相手の心づかいや贈り物に対して、敬っていう語。「ご―に感謝いたします」「恩師の―を賜った」芳情・芳意 0
大角豆 ささげ [0] マメ科の一年草。中央アフリカ原産。夏、淡紫色の蝶(チョウ)形の花が咲き、長いさやをつける。種子と若いさやは食用。秋参考「ささぎ」とも読む。 1
崇高 スウコウ [0] 気高く尊いこと。また、そのさま。「世界平和という―な理想」 0
虹鱒 にじます [0] サケ科の淡水魚。北アメリカ原産。日本各地で養殖される。体の側面に紅色をした帯状のまだら模様がある。食用。夏 0
充ちる み-ちる [2] 中身がいっぱいになる。予定の枠がいっぱいになる。「室内に花の香が―ちる」 0
箱枕 はこまくら [3] 箱形の台の上にくくり枕をのせたもの。日本髪を結ったときなどに使う。 0
清遊・清游 セイユウ ①世俗を離れて自然を楽しむこと。風流な遊び。「日光に―する」 ②書簡で、相手の旅行や遊びなどを敬っていう言葉。 0
紀要 キヨウ [0] 大学や研究所などで定期的に出す、学術研究論文の刊行物。参考要点を記録する意。 0
閑静 カンセイ [1] 静かでひっそりとしたさま。「―な住宅街が続く」 0
苦虫 にがむし [2] かめばにがいだろうと思われる虫。「―を嚙(か)みつぶしたような顔(不愉快な、にがにがしい表情)」 0
忌中 キチュウ [0] 家族が死んで喪(も)に服している間。ふつう死後四九日間慎んでいる期間をいう。喪中 0
上聞 ジョウブン [0] 天皇や君主に申し上げること。また、天皇や主君の耳に入ること。「―に達す」 上聴 0
胆大心小 タンダイシンショウ [0] 大胆でいて、しかも細心の注意を払うこと。「胆」は度胸、「心」は気配りのこと。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉参考「胆大心細」ともいう。 0
花林糖 カリントウ [0] 菓子の一種。小麦粉に砂糖などを混ぜて練り、油で揚げて黒砂糖などをまぶしたもの。 0
骨牌 コッパイ [0] ①「骨牌(カルタ)」に同じ。 ②動物の牙(きば)や骨で作った麻雀(マージャン)用のふだ。牌。 0
衆口 シュウコウ たくさんの人が言うこと。多くの人の評判。「―の一致するところ」 0
日輪 ニチリン [0] 太陽。「―を拝する」 0
望郷 ボウキョウ [0] 故郷をなつかしく思うこと。「―の念は断ちがたい」懐郷 0
制度 セイド [1] ①国家や団体などを運営していくための法規則。「新しい―を導入する」「医療保険―」 ②社会的に認められている不文律。社会のしくみ。「徒弟―」「世襲―」 0
黎い くろ-い くろがね色のように、青ぐろい。浅ぐろい。また、薄暗い。 0
墨 すみ [2] ①質の良い油煙をにかわで練り、香料などを加えて固めたもの。また、それを硯(すずり)ですった汁。 ②黒色。「―一色」 ③「墨糸」「墨縄」の略。墨壺についている糸で、木材や石材などに直線を引くのに使う。「―を打つ」 ④イカやタコが吐く黒い汁。 ⑤煙や炎のなかに含まれる黒い粉。すす。 0
刳舟 くりふね [0] 一本の丸太をくりぬいてつくった舟。丸木舟。えぐりぶね。 0
鶴 つる [1] ツル科の鳥の総称。日本では、留鳥のタンチョウのほか、渡来するマナヅル・ナベヅルが見られる。大形で、くちばし・首・あしが長い。湿地に飛来し、小魚や貝類を食べる。古くから長寿の象徴とされる。冬 0
養親 ヨウシン [0] ①養子縁組による親。養父母。 ②親代わりとなって育ててくれた人。やしない親。 0
合本 ガッポン [0] ①二冊以上の本をとじ合わせて、一冊にすること。合冊 ②二冊以上の本を一冊にして、出版すること。「全集の―」 0
無一物 ムイチモツ [3] 価値のあるものを何ももっていないこと。参考「ムイチブツ」ともいう。 0
告知 コクチ [1],[0] 告げ知らせること。「病名を本人に―する」通知・通告 0
井然 セイゼン ①秩序正しく整っているさま。 ②区画がきちんとしているさま。 表記①「整然」とも書く。 0
同腹 ドウフク [0] ①同じ母親から生まれたこと。また、その人。「―の兄弟」異腹 ②同じ考えであること。また、その人。「―の志」同志 0
覚者 カクシャ [1] 自ら真理をさとっていて、他者をもさとらせる者。 0
官許 カンキョ [1] 政府が出す許可。「―を請願する」公許・勅許 0
身柱 ちりけ ①灸点(キュウテン)の一つ。えりくびの下で両肩の中央部分。 ②頭に血がのぼる幼児の病気。疳(カン)。 表記「天柱」とも書く。 1
血合 ちあい [0] ブリ・カツオなどに見られる魚肉の血を含んだ黒ずんだ部分。 0
船渠 センキョ [1] 船の建造や修理をするために、水辺につくられる建物。ドック。 0
愛娘 まなむすめ [3] かわいがっている娘。大切にしている娘。「―が嫁ぐ」 0
毒婦 ドクフ [1] 悪い心をもち、人に害を与える女。奸婦(カンプ) 0
稜稜 リョウリョウ ①威厳があって鋭いさま。強く厳しいさま。「―たる気骨(たやすく人にはしたがわない意気)」 ②寒さの厳しいさま。「月影―」 0
梵妻 ボンサイ [0] 僧の妻。大黒。 0
過ごす す-ごす [2] ①時間を費やす。「楽しい夜を―す」 ②暮らす。「この家で二年―した」 ③適度を超える。「酒を―す」 ④「…すごす」の形で、そのままにしておく。また、程度を超える。「見―す」「やり―す」 0
温凊定省 オンセイテイセイ 親に孝養を尽くす心がけを説いたもの。冬は暖かく夏は涼しく過ごせるように気を配り、夜には寝床を整え、朝にはご機嫌をうかがう意。〈『礼記(ライキ)』〉参考「定省温凊」ともいう。扇枕温衾(センチンオンキン)・冬温夏凊(トウオンカセイ) 0
土台 ドダイ [0] ①建築物の基礎となって、上部を支える部分。「家の―」 ②物事の基礎。基本。「―を固める」 ③もともと。根本から。「―まちがっていたことだ」 0
蝸牛 カギュウ [3] 「蝸牛(かたつむり)」に同じ。 0
概算 ガイサン [0] 大まかに計算をすること。おおよその計算。「予算の―要求」 0
幻想 ゲンソウ [0] 根拠のないことをあれこれと想像すること。現実にないことをあるように感じること。「―的な曲」「―を抱く」空想 0
鑑みる かんが-みる [4] 先例や実例に、照らしあわせて考える。「前例に―みて決めた」「時局に―みる」 0
西暦 セイレキ [0] キリストが生誕したとされる年を元年とした年代の数え方。西洋暦。西洋紀元。 0
影身 かげみ [1] かげが離れることのないように、いつも付き添っていて離れないこと。「―に寄り添う」「―になって助ける」 0
徒手空拳 トシュクウケン [1] 手に何も持っていないこと。また、物事を行おうとするときに、ほかに頼るものがないこと。「徒手」「空拳」は、ともに素手の意。赤手空拳 0
捨てる神あれば拾う神あり すてるかみあればひろうかみあり 世の中は広いもので、一方で見捨てられても、もう一方では助けてくれる人もいる。たとえ人に見放されても、気に病むことはないというたとえ。 0
鬱散 ウッサン 気分を晴らすこと。気晴らし。うさばらし。 0
冽冽 レツレツ [0] 寒さが厳しいさま。また、冷たい風が激しく吹くさま。 0
鵲 かささぎ [0] カラス科の鳥。中国・朝鮮に多く、日本では北九州にすむ。天然記念物。カラスよりやや小形で尾が長い。肩と腹は白色、他は光沢のある黒色。チョウセンガラス。 秋 0
強襲 キョウシュウ [0] 激しい勢いで襲いかかること。強引に攻めること。「―安打」強攻 0
百千 ももち [0] ①一〇〇と一〇〇〇。 ②数の多いことをいう語。「―度(たび)(何度も)」 0
因習 インシュウ [0] 古くから伝わるならわし・しきたり。多く、悪い場合についていう。因襲・旧習・旧慣 0
和ぐ な-ぐ やわらかになる。なごむ。静かになる。「気持ちが―ぐ」 0
箱梯子 はこばしご 下部の空間を利用して、戸棚や引き出しなどを設けた階段。はこばし。 1
合歓木・合歓 ねむのき マメ科の落葉高木。山野に自生。葉は羽状複葉。夏、枝先に頭花をつけ、紅色の雄しべが美しい。ネム。ネブ。 由来「合歓」は漢名より。和名は、夜になると葉が閉じることから。 1
霄漢 ショウカン [0] そら。天。おおぞら。高いそら。虚空。 蒼穹(ソウキュウ)・蒼空 0
諳んじる そら-んじる [4] 何も見ないで言えるように覚える。そらで覚える。暗記する。表記「暗んじる」とも書く。 0
吟誦 ギンショウ [0] 吟唱 0
弔辞 チョウジ [0] とむらいの気持ちを記した言葉や文章。くやみの言葉。葬儀の席で述べることが多い。「友人を代表して―を読む」弔詞・弔文・悼辞(トウジ)祝辞 0
槊 ほこ 長い柄に両刃(もろは)の剣をつけた武器。 参考特に、柄の長いものを指す。 0
内省 ナイセイ [0] ①自分の行動や考え方を反省すること。「今日一日の自分を―する」 ②自分の内面を見つめること。内観。 0
世俗 セゾク [0],[1] 世の中の風俗、ならわし。また、俗世間、世間の人々。「―を離れて暮らす」 0
鳴子 なるこ [0] 田畑を荒らす鳥獣をおどして追い払う道具。小さな板に竹筒を並べてぶら下げたものを縄にかけ連ね、遠くから縄を引いて鳴らすもの。引き板。秋 0
修辞 シュウジ [0] 言葉を効果的に使うことで、対象をより美しく巧みに表現すること。また、その技術。レトリック。「―学」 0
蹇蹇匪躬 ケンケンヒキュウ 我が身をかえりみず、主人や他人に尽くすさま。「蹇蹇」は身を苦しめ忠義を尽くすさま。「匪躬」は自分のことは考えない意。〈『易経』〉 0
坩堝 るつぼ [1],[0] ①金属などを入れて溶かす耐熱性の容器。 ②大勢の人が熱狂した状態のたとえ。「会場は興奮の―と化した」 ③種々のものが入り混じる状態のたとえ。「人種の―」参考「カンカ」とも読む。 1
気質 かたぎ [0] 同じ身分・職業・環境・年齢などに共通して現れる、特有の性質や気風。「職人―」「昔―」参考「キシツ」とも読む。 1
新進気鋭 シンシンキエイ [0] その分野で新しく認められ、注目される、意気込み盛んな人のこと。「―の若手指揮者」 少壮気鋭
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四字熟語根掘り葉掘り93:「新進気鋭」の政治家の思惑
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
劇毒 ゲキドク [0] はげしく作用する毒。きわめて強い毒。猛毒 0
目茶 めチャ [1] ①道理に合わないさま。むちゃ。「―なことをするな」 ②並はずれているさま。程度のひどいこと。「―な重さ」「―にたいへんだ」 ③混乱したり壊れたりした状態。多く「目茶目茶」と重ねて用いる。「書類が――だ」表記「滅茶」とも書く。参考「目茶」は当て字。 0
篠 しの [1],[2] ①茎が細く、群がり生えるタケの総称。ササタケ。シノダケ。シノザサ。 ②「篠笛」の略。 ①で作る横笛。指穴は七つ。里神楽(さとかぐら)・獅子舞(シシまい)などに使う。 0
創傷 ソウショウ [0] 刃物などによる表面にひらいているきず。「背中に―を受ける」 0
理財 リザイ [0],[1] ①金銭や財物を有効に用いること。財産をうまく運用して利益をあげること。「―に長(た)けた経営者」 ②経済の旧称。 0
階 きざはし [2],[0] 上り降りするためにつくった段。階段。だんだん。きだはし。「石の―を上り湖を眺める」表記「段階」とも書く。 0
安寧秩序 アンネイチツジョ [6],[5] 世の中の秩序が保たれあまり不安がなく、落ち着いていること。「―を乱す事件」 0
る ほとばし-る 激しい勢いで飛び散る。「鮮血が―る」「手紙に真情が―る」 0
栄辱 エイジョク [0] ほまれとはずかしめ。名誉と恥辱。「衣食足りて―を知る」 0
白票 ハクヒョウ [0] ①国会で、無記名投票の場合に賛成を表す議員が投じる票。青票 ②投票で、記入すべきところを白紙のままで出された票。「あえて―を投じる」 0
伝播 デンパ [0] ①次々と伝わり広まること。「多くの文化が中国から―した」 ②波動が媒質の中を広がって伝わっていくこと。 0
組閣 ソカク [0] 内閣を組織すること。「未明まで―作業が続いた」 倒閣 0
蘊蓄 ウンチク [0] 深く研究し、身にたくわえた知識。「―を傾ける」表記「薀蓄」とも書く。 0
廃人 ハイジン [0] 体や精神に障害が生じ、仕事などふつうの生活ができなくなった人。表記「癈人」とも書く。 0
仕種・仕草 シぐさ ①あることをするときの仕方。動作や表情。「子どもらしい―がかわいい」 ②演技中の俳優の動作や表情。身振り。「女形(おやま)の―に色気がある」 0
凶変 キョウヘン [0] 悪い出来事。不吉な変事。「身内に―が続く」 「兇変」の書きかえ字。 0
涼亭 リョウテイ [0] 庭園などに造った、涼しさを得るためのあずまや。 0
盛夏 セイカ [1] 夏がまっさかりの時期。夏でも一番暑いころ。真夏。 厳冬 夏 0
幻聴 ゲンチョウ [0] 現実にはあり得ないのに、あたかも聞こえるように感じること。「幻視―」 0
寤める さ-める 目がさめる。目がさめて意識がはっきりする。 0
勇む いさ-む [2] 勇気がわいてきて張り切る。心が奮い立つ。「喜び―んで出ていく」 0
恩人 オンジン [0],[3] 助けてくれた人。恩をかけてくれた人。「一生の―」 0
認証 ニンショウ [0] ①ある行為や文書の成立、内容が正式な手続、方法で行われたことを公的機関で証明すること。 ②天皇の国事行為。特定公務員の任免などを天皇が証明すること。 0
湿地 シッチ [0],[1] 日当たりが悪くて、湿気が多く、じめじめした土地。 参考「しめジ」と読めば別の意になる。 0
小波 さざなみ [0] 水面に立つ小さい波。さざれなみ。 表記「漣・細波」とも書く。 1
短手 しのびで 神道の葬儀で、音を出さないように打つ柏手(かしわで)。表記「忍び手」とも書く。参考「しのびて」とも読む。 1
曹白魚 ひら ニシン科の海魚。南日本の近海に分布。体長約五〇(センチメートル)で、ニシンに似る。背は暗青色、腹は銀白色。食用。 1
商量 ショウリョウ [0] さまざまな条件・状況などを、比べて考えること。するかしないか、損か得かなどを、はかり考えること。「比較―」「古今の因縁を―する」 考量 0
掎角 キカク ①前後から敵を攻撃すること。 ②両雄が相対して争うこと。 由来シカを捕獲するとき、後ろからあしを引くのを「掎」、前からつのをつかむのを「角」ということから。〈『春秋左氏伝』〉 0
血管 ケッカン [0] 血液を体内にめぐらせるための管。動脈・静脈・毛細血管など。血脈 0
白白しい しらじら-しい [5] ①見えすいているさま。「―いお世辞」「―いうそをつく」 ②知っていて知らないふりをするさま。しらばくれるさま。「―い態度」 ③興ざめするさま。「―い思い」 0
負うた子を三年探す おうたこをサンネンさがす すぐ身近にある物に気づかずに、あちこち探し回ること。 0
口実 コウジツ [0] 自分を正当化する言いわけ。その場を言いのがれるための言葉。「遅刻の―を作る」 0
渉外 ショウガイ [0] 外部や外国と連絡・交渉すること。また、その職務。「商社の―部」 0
書見 ショケン [0] 本を読むこと。「―台」 読書 0
心血 シンケツ [1],[0] 出せる限りすべての精神と肉体の力。全精力。「―を注ぐ」 0
鎮撫使 チンブシ 奈良時代の官職の一つ。国司の上に置かれ、治安維持や兵馬の動員、国司・郡司の監督を担当。また、明治維新のときにも置かれた。 0
煢然 ケイゼン [0] ①孤独でたよりないさま。独りでさびしいさま。 ②憂えるさま。 0
粟とも稗とも知らず あわともひえともしらず アワとヒエの区別もつかないほどの、高い身分や金持ちの生活をいった言葉。 0
檠灯 ケイトウ 燭台(ショクダイ)にともされたともしび。灯火。 0
望 もち [1] ①「望月」の略。満月。 ②陰暦で、月の一五日。「―の日」 0
黒酒 くろき [0] 新嘗祭(にいなめサイ)・大嘗祭(ダイジョウサイ)で神前に供えた、黒く色づけした酒。黒御酒(くろみき)。白酒(しろき) 0
常套 ジョウトウ [0] きまりきったこと。ありふれたこと。「―文句」 参考「套」はありきたりの意。 0
撒爾沙・撒児沙 サルサ ユリ科のつる性落葉低木。熱帯アメリカ原産。根を乾燥させ、利尿・梅毒・皮膚病などの薬にする。 1
明徴 メイチョウ [0] はっきりと証明すること。また、その証拠。「国体―」 0
羅馬 ローマ ①イタリア共和国の首都。ローマ市。 ②古代、イタリア半島にあった、ラテン系の人によってつくられた都市国家。ローマ帝国。 1
昼行灯 ひるアンドン [3] ぼんやりとした人や、いても役に立たない人をあざけっていう語。日中にともっている行灯の意から。 0
先学 センガク [0] その人と同じ分野の学問を、その人よりも先に開拓・研究した人。学問上の先輩。 先覚 後学 0
倭文 しず 古代の織物の一つ。カジノキやアサを青や赤に染め、縞(しま)を織り出したもの。しずり。しずはた。あやぬの。 1
津津浦浦 つつうらうら [1],[2] 国中どこでも。全国のすみずみ。「この話は―に広まっている」 参考「津津」は「つづ」とも読む。 0
美の成るは久しきに在り ビのなるはひさしきにあり よい物事は短い時日でなし遂げることはできない。長い時間をかけて完成するものである。由来孔子が楚(ソ)の沈諸梁(シンショリョウ)に説いた、使者の心得の言葉から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
迂闊 ウカツ [0] 注意力が足りずに、うっかりしているさま。「―な行動をとる」 0
盲目 モウモク [0] ①目が見えないこと。めしい。 ②理性を失って分別がつかないことのたとえ。「恋は―」「―的に信用する」 0
徒 ただ [1] ふつう。取り立てて何もないこと。「そんなことをすれば―ではすまない」「有名人も引退すれば―の人だ」 0
噴煙 フンエン [0] 火山などの火口からふき出す煙。「火山の―が立ちこめる」 0
痿える な-える 力が抜ける。気力や体力を失って弱る。「気力が―えてしまう」 0
焦げる こ-げる [2] 物が焼けて黒くなる。「煙草(タバコ)の火で畳が―げてしまった」 0
酸いも甘いも嚙(か)み分ける すいもあまいもかみわける 人生経験を積み、世間の事情や人情の機微によく通じること。 酸いも甘いも知り抜く 0
音程 オンテイ [0] 二つの音の高低のへだたり。「―を合わせる」「―が狂う」 0
泡沫夢幻 ホウマツムゲン [0] 消えやすく、はかないもののたとえ。「夢幻」はゆめとまぼろし。参考「夢幻泡沫」ともいう。夢幻泡影(ムゲンホウヨウ) 0
鳴子百合 なるこゆり [3] ユリ科の多年草。山野に自生。茎は弓状に曲がる。初夏、ササの葉形の葉のつけねに白い筒形の花が数個ずつ垂れ下がる。由来花の垂れ下がるさまが鳥獣を追い払う鳴子に似ていることから。表記「黄精」とも書く。 1
圧さえる お-さえる 上から力を加えて動かないようにする。 0
山雨 サンウ 山のほうから降り始めてくる雨。また、山中で降られる雨。 0
炭塵 タンジン [0] 炭坑内の空気中にただよう、細かい石炭の粉末。 0
よしみ 互いにいつくしむこと。親しくつきあうこと。また、夫婦の交わり。参考「誼」と書けば、交情や縁故の意になる。 0
台無し ダイなし [0] 物事がひどくいたんだり汚れたりすること。めちゃくちゃになること。「これまでの苦労が―だ」 0
粘稠 ネンチュウ [0] ねばり気があって密度や濃度の濃いこと。また、そのさま。「―剤」 0
眉目秀麗 ビモクシュウレイ [1] 顔かたちがすぐれ、美しいさま。男性を形容する語。「―な青年」眉目清秀
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漢字の豆知識 格言や知恵が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
這う這う ほうほう ①はうようにして歩くさま。かろうじて歩くさま。 ②あわてふためくさま。 0
訓辞 クンジ [0] おしえ戒める言葉。「社長の―を社員全員で聞く」 0
面映ゆい おもは-ゆい [4] はずかしい。てれくさい。「皆にほめられて―い思いをする」参考顔を合わせるのがまぶしい意。 0
蛟 みずち 想像上の動物。竜の一種でヘビのような体、四本の足をもつ。水中にすみ、大水をおこすという。 0
羽・羽根 はね ①鳥の翼。「―を広げる」 ②昆虫やコウモリなどの飛ぶための器官。 ③鳥の羽毛。 ④矢につける鳥のはね。矢羽根。 ⑤機械などにつく翼状のもの。 ⑥「羽子(はね)」に同じ。表記②「翅」とも書く。 0
雀の涙 すずめのなみだ [5] あるかないかわからないぐらい少量のもののたとえ。「―ほどの賠償金」 姑(しゅうとめ)の涙汁 0
木口 きぐち [1] ①建築用木材の性質や等級。木質。 ②横切りにした木材の切り口。 ③手提げ袋などの口に取り付けた、木の取っ手。参考②「こぐち」とも読む。 0
杓う しゃく-う すくう。液体をくみとる。しゃくる。「ひしゃくでお湯を―う」「泉の水を―う」 0
自己満足 ジコマンゾク [3] 客観的評価に関係なく、自分自身や自分の行動に自分一人で満足すること。 0
幣物 ヘイモツ [0] 「幣帛(ヘイハク)」に同じ。参考「ヘイブツ」とも読む。 0
陶冶 トウヤ [1] ①陶器を焼くことと鋳物(いもの)を作ること。 ②才能・素質を引き出し、人材を育てること。「人格を―する」薫陶(クントウ) 0
人件費 ジンケンヒ [3] 諸経費のうち、人の労働に対して支払う経費。給料・手当・旅費など、人事に要する費用。 物件費 0
鐙靼 みずお 馬具の一つ。鐙(あぶみ)をつる革ひも。表記「水緒」とも書く。 1
心悸 シンキ 心臓の鼓動。「―亢進(コウシン)」 動悸 0
道饗の祭 みちあえのまつり 昔、都に妖怪などが入るのを防ぐため、陰暦六月と一二月に京都の四隅に神をまつった祭り。参考「ちあえのまつり」とも読む。 0
友垣 ともがき [2] ともだち。友人。「いかにいます父母、恙(つつが)なきや―」「昔の―が集まる会」由来交わりを結ぶことを、垣を結ぶことになぞらえたことから。 0
舐める な-める [2] ①舌の先で触れる。「指を―める」 ②かまないで舌で味わう。「飴(あめ)を―める」 ③甘くみる。「敵を―める」 ④経験する。苦しい体験をする。「苦汁を―める」 0
極端 キョクタン [3] ①物のいちばん端(はし)。先端 ②行動や言動などがひどくかたよっていること。「―な結論が出た」 ③程度のはなはだしいこと。「―に緊張する」極度 0
組曲 くみキョク [2] 器楽曲の形式の一つ。小曲を組み合わせて一曲を構成するもの。 0
別れる わか-れる [3] 離れ離れになる。特に、離縁・死別する。「友と明日の約束をして―れた」「親と―れて一人で暮らす」参考「分かれる」と書けば、一つのものがいくつかになる意。 0
此処・此所・此 ここ ①自分のいるまわりの場所。「―でお待ちします」 ②現在を中心にした時間。「―数日忙しい」 ③話題にしている事柄。「―が重要だ」 1
超然 チョウゼン [0] 物事にこだわらないで、ゆうゆうとしているようす。俗世間から離れているようす。「時流に―とする」 0
転じる テン-じる [0],[3] ①移る。移す。「窓の外へ視線を―じる」 ②方向・状態などが変わる。また、変える。「反論に―じる」 0
当意即妙 トウイソクミョウ [1] その場その場に応じて、すばやく巧みに機転をきかすこと。「―の名答弁」 0
入 しお [0] 布を染料にひたして染める、度数を表す語。 0
子は親を映(うつ)す鏡 こはおやをうつすかがみ 子どもの行動を見ればその親の生き方がわかること。 0
蹈常襲故 トウジョウシュウコ 従来の習慣やきまりを守ること。常道にしたがい古いしきたりを守る意から。〈蘇軾(ソショク)の文〉 0
馬匹 バヒツ [0] ウマ。一匹(ぴき)二匹(ひき)とウマを数えることからの言葉。 0
植樹 ショクジュ [0] 樹木を植えつけること。「卒業記念に―する」 0
浮遊・浮游 フユウ ①水面や空中に浮かびただようこと。「水中に―する生物」「空中―と題する出し物」 ②ふらふらと遊び歩くこと。 0
停留 テイリュウ [0] とまりとどまること。また、とどめること。「―所でバスを待つ」 0
扣く たた-く 手で軽く打つ。こつこつ打つ。表記「叩く」とも書く。 0
梅雨 つゆ [1] 六月(陰暦では五月)ころ、長く降り続く雨。また、その季節。五月雨(さみだれ)。夏梅霖(バイリン) 由来ウメの実が熟すころに降る長雨の意から。表記「黴雨」とも書く。参考「バイウ」とも読む。 1
杳乎 ヨウコ ①深くて広いさま。 ②はるかなさま。遠いさま。 0
痾 やまい こじらせてしまった病気。 0
憑坐 よりまし [0] 祈禱(キトウ)師が一時的に神霊をのりうつらせ、お告げを言わせる子どもや人形。表記「尸童」とも書く。 1
紊乱 ブンラン [0] 秩序・規律・道徳などがみだれること。また、みだすこと。「風紀の―が顕著だ」参考「ビンラン」と読むのは慣用読み。 0
胸腔 キョウコウ [0] 胸郭の内側の空間。心臓・肺などの重要な臓器がある。参考「キョウクウ」とも読む。 0
捕らえる と-らえる [3] 逃げるものを、追いかけてとりおさえる。しっかりとつかまえる。「犯人を―える」「真相を―える」 0
天地 あめつち [1] ①天と地。全世界。 ②天の神と地の神。参考①「テンチ」とも読む。 0
英邁 エイマイ [0] 才能・知識が非常にすぐれていること。「―な君主」英明 0
下手の道具調べ へたのドウグしらべ 仕事のできない者に限って、道具にこだわるものだということ。参考「下手の道具立て」ともいう。下手の伊達(だて)道具 弘法(こうぼう)筆を択(えら)ばず 1
令達 レイタツ 命令を伝えること。また、その命令。「全員に―する」 0
軍役 グンエキ [0] ①軍人として軍務に服すること。 ②戦争。戦役 0
浄机・浄几 ジョウキ ちりや汚れなどがついていない、きれいなつくえ。また、書斎などの整っているようす。「明窓―(落ちついて勉強のできる、清潔な書斎)」 0
腰抜け こしぬけ [0] ①意気地がなく、臆病(オクビョウ)なこと。また、その人。「決して―と言われたくない」 ②腰に力がはいらずに立てないこと。 0
泥梨・泥犂 ないり 地獄。奈落(ナラク)。 由来梵語(ボンゴ)の音訳から。 1
自然 シゼン [0] ①人の手を加えない、そのままの状態。「―環境」 人工 ②人や物の本性・本質。「―体」 ③宇宙・山・川など天地間の万物。「―を守ろう」 ④わざとらしくないさま。「―なしぐさ」 ⑤ひとりでに。「―と笑いがこみあげてくる」 参考「ジネン」とも読む。 0
展墓 テンボ [1],[0] 墓参り。墓参。参考「展」は参詣(サンケイ)する意。 0
雨滴 ウテキ [1],[0] あまだれ。あまつぶ。雨のしずく。「単調な―の音が聞こえる」 0
電熱 デンネツ [0] 電流が電気抵抗を起こすところを流れるときに生じる熱。「―器」 0
俄雨 にわかあめ [4],[3] 急に降りだして、すぐにやむ雨。夕立・驟雨(シュウウ) 0
必需 ヒツジュ [0] 必ず入り用になること。欠くことのできないこと。「辞書は学生の―品である」必須 0
無季 ムキ [1] 「無季俳句」の略。一句の中に季語が入っていないこと。 0
確い かた-い しっかりしていて動かないさま。しっかりと固まっているさま。「当選は―い」 0
蜂窩 ホウカ [1] ハチの巣。多く、多数の穴があき、球状。「窩」は深い穴の意。 0
重手・重傷 おもで 「重傷(ジュウショウ)」に同じ。 1
笑納 ショウノウ [0] 他人に贈り物をするとき、謙遜(ケンソン)して用いる語。「御―ください」 参考「つまらない物ですが、笑ってお納めください」の意。 0
犂鋤 リジョ ①からすきと、すき。 ②すきで耕作すること。参考「犂」はウシに引かせるすき、「鋤」は人が使うすきの意。 0
心根 こころね [0] 心の奥底。人の本性・性質。「―のやさしい人」 0
沙げる よな-げる 細かいものを水に入れてより分け、必要のないものや悪いものを取り除く。 0
無頓着 ムトンチャク [2] 物事をまったく気にかけないこと。「服装に―だ」参考「ムトンジャク」とも読む。 0
雪上に霜を加う セツジョウにしもをくわう 災いや悩みごとが重なるたとえ。また、無用を重ねるたとえ。〈『景徳伝灯録』〉 泣き面に蜂(はち)・屋上屋(オク)を架す 0
群れる む-れる [2] 多くの生物が一か所に集まっている。群れをなしている。群(むら)がる。「池の小島に鳥が―れている」「駅頭に人が―れる」 0
金糸魚・金線魚 いとよりだい イトヨリダイ科の海魚。 由来泳ぐと糸状の尾びれが金糸を縒(よ)るように見えることから。 糸縒鯛(いとよりだい) 1
襯衣 シャツ [1] ①上半身に着る洋風の肌着。 ②中着や上着として着る衣服。ふつうワイシャツをいうが、ポロシャツなどもいう。 1
庫 くら [2] 家財や商品などをしまっておく建物。倉庫。「文―(ふみぐら)」参考もと、兵器や車をしまう建物。 0
郷党 キョウトウ [0] その人の郷里。また、そこに住む人々。 0
擲つ なげう-つ [3],[0] ①目標などになげつける。 ②惜しげもなく、なげ捨てる。「財産を―つ」表記「つ」とも書く。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「ちゃぶだい」は「茶ぶ台」と書く? ~書けるつもりでいたら、本当は難しい漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
愧死 キシ [1] はずかしさのあまり死ぬこと。また、死にたくなるほどはずかしいこと。慙死(ザンシ) 0
欠食 ケッショク [0] 貧困などにより食事を満足にとれないこと。「―児童」 0
直結 チョッケツ [0] 直接結びついていること。また、結びつけること。「消費者―の行政」 0
口唱 クソウ 阿弥陀(アミダ)の名をとなえること。口称(クショウ) 0
野に遺賢無し ヤにイケンなし すぐれた人物はすべて朝廷に登用されていて、民間に残っている者はいない。正しい政治によって国家が安定しているたとえ。「野」は、民間の意。「遺賢」は世に認められないでいる賢人のこと。〈『書経』〉 0
沢瀉 おもだか [0] オモダカ科の多年草。水田や池沼に自生。葉はやじり形で長い柄がある。夏、白色の三弁花をつける。塊茎は薬用。ハナグワイ。夏由来「沢瀉」は漢名から。表記「面高」とも書く。 1
奇し く-し ①めずらしい。 ②すぐれたさま。 ③不思議な。思いもよらない。 0
循行 ジュンコウ [0] ①順路に沿ってめぐり歩くこと。 ②命令にしたがって行うこと。 表記①「巡行」とも書く。 0
素っ破抜く スっパぬ-く [4] 人の秘密などを出し抜けにあばいて、知れわたるようにする。「内情を―く」 0
霊棚 たまだな 盂蘭盆会(ウラボンエ)に、祖先の霊を迎えるため、位牌(イハイ)を安置し供え物をのせる棚。精霊棚(ショウリョウだな) 秋 0
諸向 もろむき ①あちらこちらへ向かい寄ること。どちらの方向へも向くこと。一説に、すべてが同じ方向へ向くこと。 ②中国・九州地方ではウラジロの別称。正月の飾りに用いるシダ植物。 新年 0
引導を渡す インドウをわたす 最終的な宣告をして相手にあきらめさせること。由来 死者を葬るとき、導師の僧が経を唱え、死者の霊を悟りの道へ導く儀式から。 0
懦夫 ダフ 気のよわい男性。臆病(オクビョウ)で意気地のない男性。 0
介助 カイジョ [1] 老人・病人・身体障害者などの、身の回りの世話をすること。介護 0
鍛冶 かじ [1] 金属を熱し、打ちきたえて器具などをつくること。また、その職人。かじや。「刀―」参考「タンヤ」とも読む。 1
馬子 まご [1] ウマに人や荷物を乗せて運ぶ仕事をする人。馬引き。馬方(うまかた)・馬丁(バテイ) 0
悪貨 アッカ [1] 地金の品質が劣っている貨幣。良貨 0
糖蜜 トウミツ [0] ①砂糖の製造工程で、糖液を蒸発させて結晶糖を分離した残りの液。 ②砂糖をとかした液体。みつ。シロップ。 0
凡百 ボンピャク [0] いろいろのものや人。かずかず。「―の論も、彼のものにはかなわない」参考「ボンビャク・ハンピャク」とも読む。 0
健駄羅 ガンダーラ 古代インドの地名。現在のパキスタン北東部ペシャワール付近。二、三世紀ころギリシャ文化の影響を受けた仏教芸術が栄えた。表記「乾陀羅」とも書く。 1
縊死 イシ [1] 首をくくって死ぬこと。首つり。「死因は―らしい」 0
折れる お-れる [2] ①曲がる。曲がって重なる。 ②曲がって切り離れる。「箸(はし)が―れる」「日程の調整に骨が―れる(苦労する)」 ③進む方向を変える。道などを曲がる。「交差点を右に―れる」 ④自分の考えを変え、相手にしたがう。譲歩する。「仕方なく―れて相手の言うとおりにした」 0
長幼の序(ジョ) チョウヨウのジョ 年上と年下の間にある社会慣習上の順序や席次。年齢による規律。 0
盈ちる み-ちる [2] しだいにいっぱいになる。みちあふれる。たっぷりとある。 0
天叢雲剣 あまのむらくものつるぎ 三種の神器の一つ。日本神話で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したとき、尾から出たという剣。草薙(くさなぎ)の剣(つるぎ)。 0
絵画 カイガ [1] 造形美術の一種。ものの形や印象を点・線・面・色などで描いたもの。絵。画。「―を鑑賞する」図画 0
迦陵頻伽 カリョウビンガ 声が美しいもののたとえ。美声のたとえ。 由来もと極楽浄土にすみ、比類なき美声で鳴くという鳥の名といわれるが、諸説ある。仏教の語で梵語(ボンゴ)を音写したもの。 0
鳥 とり [0] ①鳥類の総称。 ②ニワトリ。また、その肉。表記②「鶏」とも書く。 0
頰白 ほおじろ ホオジロ科の鳥。低地の林にすむ。背は褐色で縦に黒い点が並び、ほおに白いすじが目立つ。鳴き声が美しい。夏 0
港湾 コウワン [0] 船が停泊し、乗客の乗り降りや荷物のあげおろしの設備がある海域。 0
別件 ベッケン [0] 別の事件や用件。ほかの事柄。「―で逮捕する」 0
日がな一日 ひがなイチニチ [1] 一日じゅう。朝から晩まで。「―将棋に打ち興じた」終日(ひねもす)終夜(よもすがら) 0
手跡 シュセキ [0] 書き残された文字。筆跡。 「手蹟」の書きかえ字。 0
下総 しもうさ 旧国名の一つ。現在の千葉県北部と茨城県南部。参考「しもふさ・しもつふさ」とも読む。 1
霊峰 レイホウ [0] 神仏をまつってある神聖な山やそのいただき。また、信仰の対象となる荘厳な姿の山。「―富士」霊山 0
都市 トシ [1] 人口が多く、その地方の政治・経済・文化の中心になっている大きなまち。「工業―」「研究学園―」都会 0
贈る おく-る [0] 金品や位などを人に与える。「舞台で出演者に花束を―る」「卒業生に―る言葉」「名誉博士の称号を―る」 0
狩り かり [1] ①鳥獣を追って捕らえること。猟(リョウ)。「―に行って鳥をしとめた」 冬 ②行楽目的で、魚介類をとったり、動植物の採集・観察をしたりすること。「潮干―」「紅葉―」「蛍―」 0
粛白 シュクハク [0] 手紙の初めに書くあいさつの語。つつしんで申し上げるの意。 謹啓・粛啓 0
幸福 コウフク [0] 心の満ち足りたさま。しあわせ。さいわい。「子どもの―を願う」不幸 0
方位 ホウイ [1] ①東西南北を基準にして決定し、表した方向。方角 ②陰陽道(オンヨウドウ)などで、方向の吉凶。「―を見る(占う)」 0
幃 とばり まわりを囲んだり、空間を仕切ったりする幕。 0
苦言 クゲン [0] 厳しい忠告の言葉。耳が痛いが、ためになる忠言。「―を呈する」甘言 0
仰角 ギョウカク [0],[1] 目よりも上にある目標物と目を結ぶ線と、目の高さの水平面で作る角。俯角(フカク) 0
下層 カソウ [0] ①いくつも重なっているもののうち、下のほう。「マンションの―階に住む」 ②社会や組織の中で、地位や生活水準が低い階級。「―社会」 ①②上層 0
回遊 カイユウ [0] ①あちこちを旅してまわること。 ②魚が季節の移りかわりや産卵などのために、群れをなして遠距離移動をすること。表記②「回游」とも書く。 0
繁茂 ハンモ [1] 草や木が生い茂ること。「庭一面に雑草が―する」 0
朽ちる く-ちる [2] ①古くなり、腐って役に立たなくなる。「―ちかかった橋」 ②勢いや名声などが衰える。 ③世に知られないまま死ぬ。「異郷で―ちる」 0
実証 ジッショウ [0] 事実によって証明すること。また、その確実な証拠。「実験により―された」 確証 0
三尺の秋水 サンジャクのシュウスイ [1],[0] よく磨かれた剣のこと。「三尺」は剣の標準的な長さ。「秋水」は秋の冷たく澄みきった水。白くさえわたった光を放つ剣のたとえ。 秋霜三尺 0
一揆 イッキ [1] ①心を一つにすること。団結すること。 ②室町時代から江戸時代にかけて、領主や代官など支配者の圧政に対し、武装して一斉に立ち上がった農民や一向宗徒たちの集団。また、その行為。「土―」「百姓―」 0
議事 ギジ [1] 会議を開いて話し合うこと。また、その内容や事柄。「―録」「国会―堂」 0
母型 ボケイ [0] 活字を鋳造するもとになる、金属の鋳型(いがた)。字母。 0
優等 ユウトウ [0] 成績・技能などが、他よりもすぐれていること。「―生」劣等 0
複製 フクセイ [0] 美術品・著作物などで、原作とそっくりの物を別に作ること。また、その物。「ピカソの―画」 0
寥落 リョウラク ①少なくてまばらなさま。 ②おちぶれたさま。 ③荒れ果ててさびしいさま。 0
鉄渋 かなしぶ [0] 鉄などの金属のさびが水に混じったもの。表記「金渋」とも書く。 0
切歯腐心 セッシフシン はげしく怒り、痛切に悩むこと。「切歯」は歯ぎしりすること。「腐心」は悩み心を痛めること。〈『史記』〉 切歯扼腕(セッシヤクワン) 0
漢土 カンド [1] 昔の中国の称。多く、他国から呼ぶ場合に用いる。唐土(もろこし)。 0
狂惑 キョウワク 心が迷って道理がわからなくなること。 0
英雄欺人 エイユウギジン 英雄は才知にもたけているので、ふつうの人が思いもよらない手段や行動をとるものであるということ。〈『唐詩選』〉「―のはかりごと」 0
散る ち-る [0] ①花や葉が枝から離れ、はらはらと落ちる。「桜が―る」 ②わかれてばらばらになる。四方に広がる。分散する。「仲間も各地に―っていった」「噂(うわさ)が世間に―る」 ③いさぎよく死ぬ。「戦場に―る」 0
蔦葛 つたかずら [3] つる草の総称。秋 0
注ぐ そそ-ぐ [0] ①液体が流れこむ。液体をつぎ入れる。「海に川の水が―ぐ」「カップに紅茶を―ぐ」 ②集中する。向ける。「日の光が―ぐ」「目をテレビの画面に―ぐ」 0
賢い かしこ-い [3] ①知識や知恵がすぐれている。分別がある。「―い少年」「それも―い選択だ」 ②やることに抜け目がない。利口である。要領がいい。「―く立ち回る」 0
兇変 キョウヘン [0] 凶変 0
光沢 コウタク [0] 物の表面のつややかさ。つやつやした輝き。つや。「―のある髪」 0
寞しい さび-しい 静かなさま。人影も音もなくひっそりとしているさま。 0
修了 シュウリョウ [0] 決められた課程をおさめ終えること。「大学院博士課程を―する」 0
対立 タイリツ [0] 二つのものが互いに張り合って譲らないこと。「意見が―する」「両派の―が激化する」 0
両生類・両棲類 リョウセイルイ 脊椎(セキツイ)動物の一種。幼時は水中にすんでえら呼吸をし、成長すると肺呼吸をして陸上にすむ。カエル・イモリなど。 0
庵室 アンシツ [0] 出家者や世捨て人の住む質素なすまい。いおり。参考「アンジツ・アンジチ」とも読む。 0
郁李 にわうめ バラ科の落葉小低木。中国原産。春、淡紅色の花を多数つける。果実は球形で赤く熟し食用。コウメ。春由来「郁李」は漢名から。表記「庭梅」とも書く。 1
総括 ソウカツ [0],[1] ①全体を一つにまとめて扱うこと。「工事現場の―責任者」 統括 ②個々の活動などを反省し、評価をまとめること。「今年の活動を―する」 0
不信 フシン [0] ①信用できないこと。また、信じないこと。「政治への―感がつのる」 ②約束を守らないこと。不実。「彼は―を働いた」 ③信仰心がないこと。不信心。 0
越橘 こけもも ツツジ科の常緑小低木。 由来「越橘」は漢名からの誤用。 苔桃(こけもも) 1
繫ぎ馬に鞭を打つ つなぎうまにむちをうつ しても無駄なこと、しようとしても無理なことのたとえ。つながれたウマに鞭を打っても、走れるわけのないことから。 0
参籠 サンロウ [0] 一定期間、神社・寺院に昼夜こもって祈願すること。おこもり。「本堂に―する」「―修行」 0
径路 ケイロ [1] ①細い道。こみち。 ②通ってきた道筋。いきさつ。「感染―」「入手―をたどる」表記②「経路」とも書く。 0
私権 シケン [0] 法律で、私法上の権利。財産権・知的所有権・人格権など。 公権 0
坡 つつみ 土を盛った、どて。表記「陂」とも書く。 0
明窓浄机 メイソウジョウキ [5] 明るくきれいに整頓された書斎のこと。〈欧陽脩(オウヨウシュウ)の文〉表記「浄机」は「浄几」とも書く。 0
宣託 センタク 神のお告げ。 神託・託宣 0
台本 ダイホン [0] 芝居などの脚本。出演者のせりふや動作が書かれている。シナリオ。 0
厚手 あつで [0] 紙・布・陶器などで、地の厚みがあること。「―の湯吞(の)み」「防寒用の―の上着」薄手 0
見聞 ケンブン [0] 見たり聞いたりすること。実際に体験して得た知識や経験。「―を広める」「東方―録」参考「ケンモン」とも読む。 0
天懸地隔 テンケンチカク 天と地のように、へだたりがはなはだしいこと。「懸」「隔」は、ともにへだたる意。〈『南斉書(ナンセイショ)』〉雲泥の差・天壌懸隔(テンジョウケンカク) 0
反噬 ハンゼイ [0] 動物が恩を忘れ、飼い主にかみつくこと。転じて、恩を受けた人にはむかうこと。恩を仇(あだ)で返すこと。参考「噬」は嚙(か)みつく意。 0
四荒八極 シコウハッキョク 世界中のあらゆる地域まで。世界のすみずみまで。 由来「四荒」は北方の竹(コチク)、南方の北戸、西方の西王母、東方の日下(ジッカ)の四方のはてのえびすの国。「八極」は八方の果ての地。〈白居易の詩〉 0
雇う やと-う [2] ①賃金を払って人を使う。「現地で通訳を―う」 ②料金を払って乗り物を借りる。「釣り舟を―う」表記「傭う」とも書く。 0
宿根草 シュッコンソウ [0] 多年草のうち、地上部はその年に枯れるが、地下茎または根が残って、翌年再び芽を出す草。宿草。 参考「シュクコンソウ」とも読む。 0
家来 ケライ [1] ①主君に仕える人。特に、武家の臣。家臣 ②召使い。従者。表記古くは「家礼・家頼」とも書いた。 0
崇める あが-める [3] 高くそびえるものをたっとぶ。尊敬する。「神仏を―める」 0
武士は食わねど高楊枝 ブシはくわねどたかヨウジ 志の高い者は、どんなに貧しくても誇りを失わないたとえ。武士たる者はたとえ貧しくて食事がとれなくても、十分に食べたようなふりをして楊枝を使うものだという意から。「高楊枝」は、食後さも満腹したように楊枝を使う意。 0
水樹虫 いぼたろうむし イボタロウカタカイガラムシの俗称。イボタノキやネズミモチなどに寄生し、雄は白い(ロウ)を分泌する。これを「いぼたろう」といい、燭(ロウソク)や化粧品などに用いる。 1
幾ど ほとん-ど あと少しのところで。もう少しで。「歩いた距離は―二十(キロ)になる」「―成功するかにみえた」 0
属く つ-く つきしたがう。また、くっつく。従属する。「大国の動向に―かない国」 0
御披露目 おヒロめ [0] 結婚や襲名などを広く知らせること。 由来動詞の「ひろめる」から。参考「披露目」は当て字。 0
教練 キョウレン [1] ①教えきたえること。 ②軍隊で、兵を訓練すること。 ③「軍事教練」の略。かつて学校で正科として行われた軍事訓練。 0
爨ぐ かし-ぐ [2] 飯をたく。かまどに火をおこして米をたく。 0
老熟 ロウジュク [0] 長年にわたって経験を積み、物事に熟達していること。 0
方向 ホウコウ [0] ①向き。進んでゆく向き。「北の―に歩く」方角 ②進む目当てや目標。「卒業後の―を決める」方針 0
口は禍(わざわ)いの門(モン) くちはわざわいのモン 不用意な発言はわざわいをもたらすもとであるということ。口は言葉を出入りさせる門のようなものであることから。参考「門」は「かど」とも読む。口は災いの元 0
丸吞み まるのみ ①かまないで飲みこむこと。 ②理解しないで覚えること。うのみ。「先生の教えを―する」 ③そっくり受け入れること。「要求を―する」 0
矢柄 やがら [0] ①矢の細長くまっすぐな部分。矢の幹。 ②染め物などの矢の模様。 0
奄ち たちま-ち にわかに。またたく間に。 0
流離 リュウリ [1] 故郷を離れて、他郷にさすらうこと。さすらい。放浪・流浪 0
膂力 リョリョク [1] 背骨の力。筋肉の力。また、体力。腕力 0
厚顔 コウガン [0] あつかましく無遠慮なこと。また、そのさま。面の皮が厚いこと。 0
逆恨み さかうらみ [0],[3] ①恨みに思っている人から逆に恨まれること。 ②人の好意を悪く解して、逆に恨むこと。「忠告に対して―する」 0
甲兵 コウヘイ [0] ①よろいと武器。転じて、戦争。 ②よろいをつけて武装した兵士。 0
佶屈 キックツ ①物や体の一部が折れ曲がって伸びないこと。 ②文字や文章が、堅苦しくてわかりにくいこと。表記「詰屈」とも書く。 0
人見知り ひとみしり [0],[3] 子どもなどが見知らぬ人に対して、恥ずかしがったり、いやがったりすること。 0
亥の子 いのこ [0],[1],[2] ①「亥の子の祝い」の略。陰暦の一〇月の亥の日の亥の刻に、餅(もち)を食べて祝う行事。無病息災や子孫繁栄を祈ったともいう。 ②「亥の子餅」の略。亥の子の祝いに食べる、その年の新米で作った餅。 0
佗びる わ-びる [2],[0] ①ひっそりと静かな生活を楽しむ。 ②それをし続けながらつらく思う。あぐねる。「待ち―びる」 0
才槌頭 サイづちあたま [5] 額(ひたい)と後頭部が突き出た頭。 由来形が、物をたたく才槌に似ていることから。 0
勢車 はずみぐるま [4] 機械などの回転軸に取りつけて、回転をなめらかにする重い車。フライホイール。 表記「弾み車」とも書く。 1
栄螺 さざえ [1] リュウテンサザエ科の巻貝。日本近海の岩礁にすむ。こぶし状で、太いとげのような突起をもつものが多い。食用。春表記「拳螺」とも書く。 1
桔 キッコウ 横木の端につけた重りを利用して他方の端のつるべをはね上げ、井戸水をくみ上げる装置。はねつるべ。参考「ケッコウ」とも読む。 0
福禄 フクロク ①幸福と封禄。しあわせ。 ②「福禄寿」の略。 0
耶蘇会 ヤソカイ カトリック教を伝道し、その発展をはかるために一五四〇年にローマ教皇の公認を受けたキリスト教の教団。日本にも、修道士フランシスコ-ザビエルらが渡来し教義を説いた。イエズス会。ジェズイット派。参考「耶蘇」は、イエスを音訳した中国語を音読みしたもの。 0
富饒 フジョウ [0] 財力に富んでいてたくさんの物があること。参考「フウジョウ・フニョウ」とも読む。 0
担う にな-う [2] ①肩で物を支え持つ。かつぐ。 ②仕事や責任を身に引き受ける。「重責を―う」「次代を―う若者に期待する」 0
迎撃 ゲイゲキ [0] 敵が攻めてくるのを迎え撃つこと。邀撃(ヨウゲキ) 0
湯水 ゆみず [1] ①湯と水。 ②たくさんあるもののたとえ。「金を―のように遣う(金を惜しげもなく遣う)」 0
一矢 イッシ [1] 一本の矢。「―を報いる(反撃する)」一箭(イッセン) 0
粗野 ソヤ [1] 性質や言動があらあらしく、品のないこと。また、そのさま。「会議では―な言葉を慎んでほしい」 粗暴 優雅 0
指揮・指麾 シキ 人々に指図すること。特に、音楽で楽団員に指図して演奏全体をまとめること。「合唱の―者」「自ら陣頭―に当たる」 0
篦台 へらダイ 裁縫で布をのせる台。へらで布にしるしをつけるときに用いる。 0
導水 ドウスイ [0] 水を導いて流すこと。「―管」「―橋」 0
蓬戸 ホウコ ヨモギで編んだ戸。粗末な家。あばらや。蓬屋 0
顧問 コモン [1] 会社や団体などで相談を受けて助言をする役。また、その人。「大企業の―弁護士を引き受ける」 0
撞く つ-く [1],[2] ①棒でつきあてる。打つ。「鐘を―く」 ②つきとおす。刺す。「―いて壊す」 0
警戒 ケイカイ [0] 好ましくないことが起こらないように用心すること。「厳しい―」 0
慶祝 ケイシュク [0] よろこび祝うこと。「―行事」「―の式典に出る」祝賀・慶賀 0
無辺際 ムヘンサイ [2] 広々と限りのないこと。また、そのさま。「広大―な大空」無限参考「ムヘンザイ」とも読む。 0
公権 コウケン [0] 法律で決められた国家の個人に対する権利と、個人の国家に対する権利。前者は納税義務や刑罰を科する権利など。後者は参政権や裁判を受ける権利など。私権 0
蔦 つた [0],[2] ブドウ科のつる性落葉植物。山野に自生。吸盤のある巻きひげで、木や岩に固着する。夏、黄緑色の小花をつけ、黒紫色の実を結ぶ。秋、美しく紅葉する。秋表記「地錦」とも書く。 0
騙詐 ヘンサ だましていつわること。巧みな口調で騙(かた)ること。参考「騙」「詐」ともに、いつわりあざむく意。 0
簷滴 エンテキ のきからしたたり落ちる雨だれ。表記「檐滴」とも書く。 0
後悔 コウカイ [1] すでに行った行為について、あとになって悔やむこと。「今さら―しても始まらない」 0
摂関 セッカン [1] 摂政と関白。「平安時代中期の藤原(ふじわら)氏による―政治」 0
援ける たす-ける [3] 困っている人に力を添えて手伝う。すくう。 0
田畑 デンぱた [1] 田と畑。たはた。「先祖代々の田地―を人手に渡す」 0
剝がす は-がす ①はぎとる。「シールを―がす」 ②明らかにする。「ベールを―がす」 0
緑青 ロクショウ [3] ①銅や銅合金の表面にできる青緑色のさび。 ②青緑色の顔料。 0
片口 かたくち [0] ①一方のみの言い分。片一方の発言。一方口(イッポウぐち)。「―を信じて行動してはならない」片言(かたこと) ②一方だけに注ぎ口のある鉢や銚子(チョウシ)。 0
心耳 シンニ [1] 「心耳(シンジ)」に同じ。 0
宿禰 スクネ [0] ①上代、貴人を親しんで呼んだ敬称。 ②古代の姓(かばね)の一つ。 0
片手で錐は揉めぬ かたてできりはもめぬ 物事を行うには協力が大切であることのたとえ。 0
父祖 フソ [2],[1] 父や祖父。転じて、祖先や先祖。「―の代からの田畑」 0
燦爛 サンラン [0] 光り輝いて美しいさま。きらびやかなさま。あざやかで美しいさま。 表記「粲爛」とも書く。 0
省沽油 みつばうつぎ ミツバウツギ科の落葉低木。山地に自生。葉はミツバに似る。春、ウツギに似た白い五弁花を多数つける。若葉は食用になる。コメノキ。 由来「省沽油」は漢名から。 表記「三葉空木」とも書く。 1
刀背打ち みねうち [0] 相手を斬(き)らずに打撃を与えるため、刀の峰(背)で打つこと。むねうち。「―で気絶させる」表記「峰打ち」とも書く。 1
三弦 サンゲン [0] ①三本の弦を張った東洋の弦楽器。日本では特に三味線を指す。 ②雅楽の演奏に用いる三種の弦楽器。琵琶(ビワ)・和琴(ワゴン)・箏(ソウ)。 「三絃」の書きかえ字。 0
夏籠もり ゲごもり 「夏安居(ゲアンゴ)」に同じ。 0
陳腐 チンプ [1] ありふれて古くさく、つまらないこと。また、そのさま。「―でおもしろみのない文章」陳套(チントウ)新奇・斬新(ザンシン) 0
野干玉 ぬばたま [0] ヒオウギの種子。 射干玉(ぬばたま) 1
強い つよ-い [2] ①力や能力がすぐれている。「腕力が―い」「数字に―い」 ②程度が激しい。「度の―い眼鏡」「風が―い」 ③丈夫でしっかりしている。「意志が―い」表記「彊い」とも書く。 0
度僧 ドソウ ①官から身分を公認された僧侶(ソウリョ)。 ②出家剃髪(テイハツ)して、僧籍に入った者。 0
輩出 ハイシュツ [0] 才能のある人物が次々と世に出ること。「すぐれた人材が―する」 0
溝渠 コウキョ [1] 給水や排水のために掘ったみぞ。参考「溝」も「渠」も、みぞの意。 0
定式 テイシキ [0] 一定の方式・形式、また儀式。「―化する」参考「ジョウシキ」とも読む。 0
熱弁 ネツベン [0] 熱のこもった話し方。熱く語ること。「―をふるう」 0
綿 わた [2] ①アオイ科の一年草。熱帯・温帯で広く栽培。秋に白・紅・黄色の花を開く。種子をおおう白く長い繊維は、糸などの原料となる。種子から油をとる。 冬 ②真綿やもめん綿などの総称。軽くて柔らかく、ふとんや衣類に用いる。「―のように疲れる」表記「棉」とも書く。 0
翠帳紅閨 スイチョウコウケイ 貴婦人の寝室。青緑色のとばりと紅(くれない)色に飾った寝室の意から。 0
根城 ねじろ [0],[3] ①大将がいて本拠となる城。居城・本城出城(でじろ) ②活動の根拠となる所。「山賊どもの―」 0
適法 テキホウ [0] 法律や規則にかなっていること。合法違法 0
伯剌西爾 ブラジル 南アメリカ東部の連邦共和国。複雑な人種構成をなし、日系人も多い。首都はブラジリア。 1
長歌 チョウカ [0] 和歌の形式の一つ。五音と七音の句を三回以上重ね、最後に七音を加えて結ぶ。ふつうは、あとに反歌を添える。短歌 0
乾布 カンプ [1] 乾いている布。「健康のため、毎朝―摩擦をする」 0
姦計 カンケイ [0] わるだくみ。人を陥れる悪いはかりごと。「―をめぐらす」悪計・奸策表記「奸計」とも書く。 0
地盤 ジバン [0] ①地の表層。地殻(チカク)。「―沈下を防ぐ」 ②建築物などを支える土台となる土地。「―を固める」 ③活動を行う根拠地。また、勢力範囲。「選挙の―」 0
伽羅蕗 キャラぶき [0],[2] フキの茎を、醬油(ショウユ)で黒に近い茶色の伽羅色になるまで煮詰めた食品。 0
促音便 ソクオンビン [3] おもに、活用語の連用形語尾の母音が脱落して促音になる音便の変化。「打ちて」が「打って」、「売りた」が「売った」など。 0
可成 なるべく [1] できるだけ。なるたけ。「―欠席のないように」表記「成る可く」とも書く。 1
低利 テイリ [1] 安い利子。金利の低いこと。「―で借金する」高利 0
鉄拳 テッケン [0] かたくにぎったこぶし。げんこつ。「―制裁」 0
白銀 ハクギン [0] ①銀。しろがね。 ②降り積もった雪の形容。「―の世界」 ③江戸時代の貨幣で、銀を長さ一〇(センチメートル)ほどの楕円(ダエン)形に造ったもの。贈答用に用いた。 0
五目 ゴモク [0] ①いろいろの物が混じっていること。 ②「五目そば」「五目鮨(ずし)」「五目飯」などの略。種々の具が入った料理。 ③「五目並べ」の略。碁石を一定の法則によって並べていくゲーム。 0
隠れる かく-れる [3] ①外から見えなくなる。 ②人目につかないようにする。 ③官職につかず民間にいる。「―れた人材を発掘する」 ④身分の高い人が死ぬ。 0
艶陽 エンヨウ ①はなやかな晩春のころ。 ②若々しく美しいこと。 0
版籍 ハンセキ [0],[1] ①土地台帳と戸籍簿。 ②領地と人民。 0
岑岑 シンシン ひどく痛むさま。ずきずきと痛むさま。「頭が―と痛む」 0
堂堂巡り・堂堂回り ドウドウめぐり ①祈願のため、社寺の堂の周りを何度も回ること。 ②物事が同じところをぐるぐる回って、進展しないこと。「―の議論」 ③国会で議案を採決するとき、議員が順番に投票箱の置いてある演壇を投票するためにめぐること。 ④手をつなぎ、円陣を作って一か所を回る子どもの遊び。 0
檋 かんじき 山に登るときなどに履き物の下につける、木や鉄の突起のある滑りどめ。現在のアイゼンのようなもの。「―を履く」 0
千日の萱を一日 センニチのかやをイチニチ 長い時間をかけて積み上げた成果を、一時に失ってしまうたとえ。千日もかけて刈りためたかやを一日で焼いてしまう意から。 千日の巧妙一時に滅ぶ 0
雪垂 ゆきしずり 木の枝などに積もった雪がすべり落ちること。また、その雪。 1
疑う うたが-う [0] ①信じない。不審に思う。あやしく思う。うたぐる。「彼を犯人だと―う」「聞いた話を―う」 ②あやぶむ。不安に思う。「成功を―う」 0
僕 やつがれ [0] わたくしめ。一人称の代名詞。自分の謙称。「それは―がしたことでございます」「―にお申しつけください」 0
運斤成風 ウンキンセイフウ 神業(かみわざ)のようなすばらしい技術。また、それをもつ職人。「運斤」は斧(おの)を振るうこと。「成風」は風を起こす意。故事 鼻の先にしっくいをつけてしまった左官屋が、大工の石(セキ)に取ってくれるよう頼んだ。石は手斧(ちょうな)を自由に振るい、鼻を傷つけることなく、しっくいをきれいに削り落としたという故事から。〈『荘子(ソウジ)』〉匠石運斤・神工鬼斧(シンコウキフ) 0
提灯持ちは先に立て チョウチンもちはさきにたて 指導的立場にある者は自ら先頭に立って範を示さなくてはいけないという戒め。提灯を持っている者が後ろにいたのでは、役に立たないことから。 0
無花果 いちじく [2] クワ科の落葉小高木。西アジア原産。葉は大きく、てのひら形。初夏、つぼ状の袋の中に多数の花をつける。果実は食用。秋由来「無花果」は漢名より。花が外からは見えないことから。表記「映日果」とも書く。
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漢字の豆知識 「無花果」も「棗」も木の実の名前 ~漢字で書きたい木の実~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
猿真似 さるまね [0] 深く考えることなく、うわべだけ他人のまねをすること。 1
強い こわ-い [2] ①強情だ。抵抗力がつよい。「情の―い人」 ②固く、ごわごわしている。「のりが―い」 0
蛮勇 バンユウ [0] 理非を十分に考えずに突進する勇気。無鉄砲な勇気。向こう見ずの勇気。「―を振るって断行する」 0
休職 キュウショク [0] 職業をもつ人が、身分をそのままにして一定期間仕事を休むこと。「出産のため―する」 0
開陳 カイチン [0] 大勢の前で自分の意見や考えを述べること。「見解を―する」 0
探査 タンサ [1] 様子をさぐり調べること。「地下資源の―を開始する」「火星―機」 0
雑役 ザツエキ [0] 主業務以外のこまごまとした雑多な仕事。 雑務 0
諠譁 ケンカ [0] ①言い争うこと。また、腕力で争うこと。 ②やかましく騒ぐこと。表記「喧嘩」とも書く。 0
困しむ くる-しむ 行き詰まって悩む。動きがとれずに悩む。苦労する。 0
安価 アンカ [1] ①値段が安いこと。廉価高価 ②程度が低いこと。安っぽいこと。「―な正義感で事を起こすな」 0
吞み行為 のみコウイ ①証券業者が取引所を通さずに株の売買をし、不当な利益を得ようとする違法行為。 ②競輪・競馬などで、私設の馬券や車券の売買をし、不当な利益を得ようとする違法行為。 0
回禄の災い カイロクのわざわい 火災にあうこと。「回禄」は火の神、また、火事の意。 0
燧烽 スイホウ 「燧火」に同じ。 0
生老病死 ショウロウビョウシ [5] 生まれること、年老いること、病気になること、死ぬこと。人間が避けられない四つの苦しみの意。 四苦八苦
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・漢字の豆知識 四苦八苦はどんな苦しみ? ~いろんな苦しみが入っています~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
蒼氓 ソウボウ [0] 「蒼生」に同じ。 参考「氓」は庶民・人民の意。 0
諸彦 ショゲン [1] 多くのすぐれた人。おもに男性が、多数の男性に対して敬意をこめていう語。皆様。あなたがた。 諸賢 参考「彦」はすぐれた男性の意。 0
枷 からさお [1] 刈り取った豆類・穀類などをたたいて、その実やもみをとる道具。表記「殻竿・唐棹・連枷」とも書く。 0
掌を反(かえ)す たなごころをかえす 手のひらを裏返すように、物事が簡単にできること。また、態度や気持ちが簡単に変わること。〈『漢書(カンジョ)』〉「―すような仕打ち」 0
任用 ニンヨウ [0] 職務や役目をあたえて使うこと。「民間人を大使に―する」 0
秀抜 シュウバツ [0] 他のものよりきわめてすぐれ、ひいでているさま。「―な表現力が評価された」 抜群 0
封鎖 フウサ [0] 出入りのできないよう、通行や出入り口などを閉ざすこと。「高速道路の一部―が解かれた」「海上―」 0
複ねる かさ-ねる あるものの上に、同じ種類のものを加える。二重にする。 0
付ける つ-ける [2] ①あるものに別のものを密着させる。「技術を身に―ける」「ハンドクリームを―ける」 ②あるものを加える。また、新たな状態を起こさせる。「粗品を―けます」「電気を―ける」 ③それ以前の状態を終わらせる。決着する。決める。「話を―ける」「値段を―ける」 ④人のそばにいさせる。また、見失わないようにあとを追う。「家庭教師を―ける」「容疑者を―ける」 ⑤感覚器官で感じ取って、注意を向ける。「有力選手に目を―ける」「自動車に気を―ける」表記「附ける」とも書く。 0
紀 のり [1] きまり。おきて。法 0
赤樫 あかがし [0],[2] ブナ科の常緑高木。暖地の山中に自生。材は赤みをおびてかたく、建築や船具など用途が広い。オオガシ。 0
忍の一字は衆妙の門 ニンのイチジはシュウミョウのモン 忍耐こそが何事をも可能にする決め手であるということ。「衆妙の門」は老子の言葉で、万物を生み出す根源の意。〈呂本中(リョホンチュウ)の文〉 0
蕃南瓜 とうなす カボチャの別称。秋表記「唐茄子」とも書く。 1
吟行 ギンコウ ①詩歌を口ずさみながら歩くこと。 ②和歌・俳句を作るために、景観のよい名所などに出かけること。「―に参加する」 0
紙漉 かみすき 和紙をすくこと。また、それを職業とする人。 冬 0
立地 リッチ [0] 地勢・気候などの自然条件と人口・交通などの社会条件を考えて、産業活動を行う土地を決めること。「―条件がよい」 0
主義 シュギ [1] ①その人が常にもっていて、行動の方向を決める際の基準にする主張や考え。「彼女は自然食―を守っている」 ②政治的・社会的に人間の行動を規定する理論体系。「社会民主―をかかげた政党」 0
蒲焼 かばやき [0] ウナギ・ハモ・アナゴなどを開いて骨を取り、適当な長さに切って串(くし)に刺し、たれをつけて焼いた料理。由来もと、ウナギを丸のまま縦に串刺しして焼いた形と色がガマの穂に似ていたことから。 0
香る かお-る [0] よいにおいがする。香気がただよう。「バラの―る庭園」 0
小事 ショウジ [1] たいして重要ではない事柄。ささいなこと。「―は大事」 大事 0
極意 ゴクイ [1] 武術や芸術などで、最高の技術を得るための最も大切な事柄。「剣の―を極める」「師より―を授かる」奥義(オウギ) 0
給付 キュウフ [1],[0] 金品を与えたり渡したりすること。特に、国や団体などが支給・交付するもの。「医療補助の現金―」 0
秋の鹿(しか)は笛に寄る あきのしかはふえによる 恋に身を滅ぼすたとえ。また、弱みにつけ込まれやすいことのたとえ。秋に発情期を迎える雄鹿は、雌鹿の鳴き声に似せた鹿笛にさえ近寄ってきて、人に捕らえられることから。 妻恋う鹿は笛に寄る 0
吞気 のんキ ①心配や苦労がなく気楽なこと。「―に暮らす」 ②のんびりと気の長いこと。「―な人だ」表記「暢気・暖気」とも書く。 0
炭取・炭斗 すみとり 炭を小出しにしておく容器。すみいれ。冬 0
繁吹く しぶ-く [2] ①雨のまじった風が吹きつける。はげしい雨が降りしきる。「台風の雨が―く」 ②しぶきが飛び散る。表記「重吹く」とも書く。 1
照射 ショウシャ [2],[0],[3] ①日光が照りつけること。 ②光線・放射線などを照らし当てること。「治療のため、放射線を―する」 0
馨香 ケイコウ [0] かぐわしい香り。よいにおい。また、徳化の遠方にまで及ぶことのたとえ。 0
生意気 なまイキ [0] 未熟であったり、それにふさわしい立場にない者が、出すぎた言動やえらそうな態度をすること。「―を言うな」 猪口才(チョコザイ)・小癪(コシャク) 0
蒼惶 ソウコウ [0] 倉皇 0
套ねる かさ-ねる 外からおおう。かぶせてつつむ。「毛皮のコートを―ねる」 0
湿気る シケ-る [3] しめり気を帯びる。しめる。「焼き海苔(のり)が―る」 0
異装 イソウ [0] ふつうの人とはちがった服装。また、規則に反する服装。 0
形鋼 かたコウ 断面が一定の形をした棒状鋼材の総称。断面の形状から山形鋼・I形鋼・溝形鋼・T形鋼などと呼ばれる。 0
扁爪 ひらづめ [0] 霊長類がもつ平たいつめ。表記「平爪」とも書く。 1
喀く は-く のどにつかえたものを、口から外に出す。「胸の病が高じて、血を―くようになった」 0
編む あ-む [1] ①糸・竹・髪など細長いものを互いちがいに組む。「縄を―む」「毛糸でセーターを―む」 ②種々の材料を集めて書物や計画表などを作る。「論文集を―む」「新しい企画を―み出す」表記①「辮む」とも書く。 0
曳 あいびき 愛し合う男女がひそかに会うこと。ランデブー。密会表記「逢引」とも書く。 1
雷名 ライメイ [0] ①世間に広く知られている名声や評判。「―天下にとどろく名監督」 ②上に「ご」をつけて、他人の名声に対する敬称。「ご―はかねがね承っております」 0
徴用 チョウヨウ [0] ①国家が国民を強制的に動員して、兵役以外の仕事をさせること。「軍需工場に―される」②徴収して用いること。①②徴発 0
待望 タイボウ [0] ある事柄が起こるのを待ち望むこと。「―の子どもが生まれる」 0
暴騰 ボウトウ [0] 物価や相場が、急に大きく上がること。「物価の―」暴落 0
伝習 デンシュウ [0] 伝えられて習うこと。特に、学問・技術などを先生から教えられて学ぶこと。 0
主水 もんど 「主水司(もんどのつかさ)・(もいとりのつかさ)」の略。律令(リツリョウ)制で宮内省に属し、宮中の水・氷室(ひむろ)・粥(かゆ)をつかさどった役人。 1
公論 コウロン [0] ①世間一般が支持する議論。「万機―に決すべし」世論 ②公平な議論。 0
声門 セイモン [0] 左右の声帯ひだの間にある、息の通る部分。発声のときは緊張して狭くなる。声門裂。「―音」 0
柩車 キュウシャ [1] 「霊柩車」の略。死体を納めるひつぎを乗せて運ぶ車。 0
義烈 ギレツ [0],[1] 正義や忠義の気持ちが強いこと。「―の士」 0
七縦七擒 シチショウシチキン 敵を、とらえたり逃がしてやったりして心服させ、味方につけること。「縦」ははなつ、「擒」はとらえる意。故事中国、三国時代の蜀(ショク)の諸葛亮(ショカツリョウ)(孔明(コウメイ))は、敵将の孟獲(モウカク)を七回擒(とりこ)にし、また、七回縦(はな)ったところ、敬服してついに背かなくなったという故事から。〈『三国志』〉 0
進出 シンシュツ [0] 新しい分野や場所などに進み出ること。「銀行が隣町に―した」「海外に―する企業」 0
聞達 ブンタツ 世間に名高くなること。有名になること。名聞栄達。「―を求めず」 0
信書 シンショ [1] 個人と個人の間で意思などを通ずる文書。書状。手紙。書簡。 0
厳寒 ゲンカン [0] 非常に厳しい寒さ。極寒・酷寒厳暑・猛暑 冬 0
凶徒 キョウト [1] ①凶悪な者。凶漢・凶賊 ②暴動・騒乱などを起こす仲間。暴徒表記「兇徒」とも書く。 0
君臨 クンリン [0] ①君主として支配すること。 ②ある分野で、他の者を圧倒する地位に立って勢力を示すこと。「業界に―する」 0
干天 カンテン [0],[3] ひでりが続く空。 夏 「旱天」の書きかえ字。 0
華華しい はなばな-しい [5] たいへんはなやかであるようす。見事で人目を引くようす。「―いデビューを飾る」「近年―く活躍している」表記「花花しい」とも書く。 0
東 ひがし [0] ①日が昇る方角。 ②東から吹く風。東風(こち)。 ③京都から見た鎌倉、また関東。 ④相撲の番付表の東方(ひがしかた)、土俵正面から見た左側。「―の横綱」 ①~④西 0
綿上・綿嚙 わたがみ ①鎧(よろい)の肩に当たる部分の名称。背面から前の胸板にかけて、鎧の胴をつる。 ②うしろ髪。表記「肩上」とも書く。 0
褌祝 へこいわい [3] 九州地方の成年式。一三歳前後に、男の子は褌(ふんどし)を、女の子は腰巻きを初めて着けて祝う。 1
繙閲 ハンエツ 書物を開いて、読み調べること。 0
骨身 ほねみ [3],[2] 骨と肉。転じて、からだ全体。「寒さが―にこたえる」「―惜しまず働く」 0
旅舎 リョシャ 旅先で泊まる宿。旅館 0
卑近 ヒキン [0] 身近なこと。日常ありふれたこと。「―な例で説明する」通俗 0
拳万 ゲンマン [0] 約束を守るしるしに、小指をからませること。指切り。 由来「拳固(ゲンコ)万回」の略からという。 0
企図 キト [1],[2] くわだてはかること。事を行うためのくわだて。もくろみ。「海外進出を―する」計画 0
衝心 ショウシン [0] 「脚気(カッケ)衝心」の略。脚気の病状が進むにつれて心臓に障害が起こり、呼吸困難などの症状を引き起こすこと。 0
疾言 シツゲン 早口に話すこと。また、その言葉。「―遽色(キョショク)(おちつかない態度)」 0
延べる の-べる [2] ①物をうすく平らに広げる。また、長くする。 ②期間や時間を長引かせる。「予定を繰り―べる」 ③水などを加えてうすめる。 ④布団などを広げて敷く。「床(とこ)を―べる」 0
攪乱 カクラン [0] かき乱すこと。かきまわして騒ぎを起こすこと。参考「コウラン」の慣用読み。 0
敢闘 カントウ [0] 恐れず勇ましく戦うこと。「両者の―をたたえる」 0
他意 タイ [1] ①隠している別の考え。「―はない」 ②裏切りの心。ふたごころ。「―を抱く」異心 0
暦年 レキネン [0] ①こよみのうえで定められた一年間。陽暦で、平年は三六五日、閏年(うるうどし)は三六六日。 ②年月。歳月。 0
枯れる か-れる [0] ①草木の水気がなくなりしなびる。「庭の木が―れる」 冬 ②勢力が衰える。力がなくなる。「痩(や)せても―れても」 ③修練などにより、人柄や芸に深みが出る。「人間が―れて味わいが出てきた」 0
病軀 ビョウク 病気にかかっている体。「―をおして仕事をする」病身 0
余栄 ヨエイ [0] ①死後まで残る名誉。「死して―あり」 ②祖先が残したおかげ。余光 0
活計 カッケイ [3],[1] 生活すること。また、そのための手段や方法。生活の糧(かて)。暮らしむき。家計。生計。「―を立てる」参考「たつき」とも読む。 0
売約 バイヤク [0] 売り渡しの約束をすること。また、その約束。「―済みの商品」 0
体言 タイゲン [1] 文法で、活用がなく単独で用いられ、主語になることができる語。名詞・代名詞など。用言 0
寛仁大度 カンジンタイド [5] 心がひろくて慈悲深く、度量が大きいこと。また、その人。「大度」は度量の大きいこと。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
題字 ダイジ [0] 書物や画幅、石碑などの上に題として記す文字。 0
点竄 テンザン 文章の字句を訂正すること。「竄」は改める意。 0
復仇 フッキュウ [0] 敵討ちをすること。あだうち。「―を遂げる」復讐(フクシュウ) 0
寸田尺宅 スンデンシャクタク 狭い田と小さな家の意で、わずかな財産のこと。また、自分の財産をへりくだっていう言葉。〈蘇軾(ソショク)の詩〉 0
慌てる あわ-てる [0] ①落ち着きを失う。「不意の出来事に―てる」 ②驚いて急ぐ。「事故の急報に―てて飛び出した」 0
妹背・妹兄 いもせ ①愛し合う男女。夫婦。 ②兄と妹。まれに、姉と弟のこともいう。 1
代田 しろた 代搔(しろか)きを終えて、田植えの準備の整った田。田植え前の田。夏 0
押印 オウイン [0] はんこを押すこと。「書類に―した」捺印(ナツイン) 0
瀝瀝 レキレキ ①水などのしたたるさま。また、その音。 ②風が音をたてるさま。また、その音。 0
陣営 ジンエイ [0] ①戦線で、軍隊が攻撃・守備の態勢をとるために設営するところ。陣所。陣。「―を設ける」 陣地・軍営 ②反対勢力に対して結束している階級・党派などの集まり。「我が―に引きこむ」 0
試論 シロン [0] ①試みに述べた論説。「―が学会の反響を呼んだ」 ②形式にとらわれない文学的な小論。 0
衆口一致 シュウコウイッチ 多くの人の言うことがぴたりと合うこと。 衆議一決 議論百出・甲論乙駁(コウロンオツバク) 0
街衢 ガイク [1] 人家などの立ち並ぶ土地。まち。ちまた。「整然とした―」参考「衢」は四方に通じる道の意。 0
復職 フクショク [0] 退職・停職・休職にあった者が、元の職にかえること。「産休明けの教師が―する」 0
仲人 なこうど [2] 結婚する男女の仲を取り持つ人。媒酌人(バイシャクニン)。「―をつとめる」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
閻魔帳 エンマチョウ [0] ①死者の生前の善悪が書いてあり、閻魔大王がそれを見て審判を下すという帳面。 ②教師が受け持ちの生徒の成績・品行などを記しておく帳面。 ③警察官がもっている手帳。 0
襲う おそ-う [0],[2] ①いきなり攻める。急に危害を加える。「寝込みを―う」「台風に―われる」 ②不意に人の家に寄る。 ③不意にある感情に支配される。「急に不安に―われた」 ④地位や家系などを受けつぐ。「父のあとを―って華道の家元を継ぐ」 0
鼓舞激励 コブゲキレイ 盛んに励まして奮い立たせること。𠮟咤激励(シッタゲキレイ) 0
皎い しろ-い けがれなくしろい。白く光っている。おもに、月光や雪の白さに用いる。 0
故人 コジン [1] 亡くなった人。「―をしのぶ」 ②古くからの友人。「西のかた陽関を出(い)でなば―無からん」〈王維の詩〉旧友・旧知 0
月卿雲客 ゲッケイウンカク 公卿(クギョウ)や殿上人(テンジョウびと)のこと。また、高貴な人のこと。「月卿」は天子を日、臣下を月になぞらえたときの公卿の別称。「雲客」は雲上人・殿上人の意。卿相雲客(ケイショウウンカク) 0
優劣 ユウレツ [1],[0] まさることと、おとること。「―つけがたい」「―を競う」長短 0
人盛んにして神祟(たた)らず ひとさかんにしてかみたたらず 人の運勢が強いときには、不正なことをしても神といえどもさまたげることはできないということ。 0
反 タン [1] ①土地面積の単位。一町の一〇分の一で、三〇〇坪。一反は約一〇(アール)(九九二平方(メートル))。 ②布の長さの単位。一反は約一〇(メートル)。表記①②「段」とも書く。 ②「端」とも書く。参考もとは距離や和船の帆の幅の単位。 0
挙尾虫 しりあげむし [4] シリアゲムシ科の昆虫の総称。山林にすむ。はねは細長く、美しい斑紋(ハンモン)をもつ種類が多い。雄の尾の先にはさみ状の突起があり、サソリのように上に曲げている。 由来「挙尾虫」は漢名から。 1
余桃の罪 ヨトウのつみ 君主の気まぐれな寵愛(チョウアイ)によって、ほめられたり思わぬ罪をきせられたりするたとえ。故事 中国、衛の弥子瑕(ビシカ)という少年が、主君の寵愛を受けていたときには食べかけのモモを献上してもほめられたのに、寵愛が薄れると、主君に食べかけのモモを食べさせたと言われて罰せられた故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
内障 そこひ [0] 眼球内の病気の総称。白内障・緑内障・黒内障など。上翳(うわひ)表記「底翳」とも書く。 1
臨模・臨摸 リンモ 書画などの手本を見ながら、実物そっくりに書き写すこと。また、手本を透き写しすること。参考「リンボ」とも読む。 0
敝れる やぶ-れる ①ぼろぼろになる。こわれる。「―れた障子」 ②疲れて負ける。衰える。表記「弊れる」とも書く。 0
嘴子 シシ 筒口。管先。筒状で先端の細い孔から、液体や気体を噴出する。ノズル。 0
銹びる さ-びる 金属の表面に酸化物ができて浮き上がる。「包丁が―びる」 0
得体 えタイ [0] 真実の姿。本性。「―が知れない」正体・実体 0
寄越す よこ-す [2] ①こちらに送ってくる。こちらに渡す。「手紙を―す」 ②こちらに何かを仕向けてくる。「言って―す」 0
嘉日 カジツ [1] めでたい日。よい日。「―の挙式」吉日表記「佳日」とも書く。 0
勇者は懼れず ユウシャはおそれず 道理にかなった勇気をもつ者はやましいところがないので、どんな困難をも恐れることはないということ。〈『論語』〉 0
寿考 ジュコウ 長生き。長命。 参考「考」は老いる意。 0
屎尿 シニョウ [0] 大便と小便。糞尿(フンニョウ)。「昔は―を汲(く)んで肥やしとした」 0
遊吟 ユウギン [0] あちこちを歩きまわりながら、詩歌などをよむこと。散策しながら詩歌を作り、また吟ずること。吟行。吟遊 0
紗 シャ [0] 生糸をからみ織りした織物。縦糸二本が横糸一本ごとにからみ合い、織り目が粗く、薄くて軽い。夏物の布地。うすぎぬ。紗織り。 夏 0
禁猟 キンリョウ [0] 一定の期間、特定の場所での鳥や獣の猟を禁止すること。「―区域に指定される」 0
四十八手 シジュウハッて [4] ①相撲で、相手を負かす四八種類の技。 ②あることをするための、種々のかけひきや手段。 参考①現在では、八二の決まり手が定められている。 0
芒 すすき [0],[1] イネ科の多年草。 薄(すすき) 0
前途有望 ゼントユウボウ 将来に大いに見込みがあるさま。「―な若者」 前程万里・前途洋洋 0
仏手柑 ブシュカン [0],[3] ミカン科の常緑低木。インド東部原産。初夏、白い五弁花をつける。果実は楕円(ダエン)形で先が指のように裂けている。観賞用。冬由来「仏手柑」は漢名から。 0
団結 ダンケツ [0] 人々が心を合わせ、目的に向かって行動を一つにすること。「全員が一致―して学園祭開催にこぎつけた」 0
黍離の嘆 ショリのタン 国の滅亡を嘆き悲しむこと。故事中国、東周の大夫(タイフ)が西周の王宮の跡がキビ畑となって荒れ果てているのを見て、詠嘆の詩を作った故事から。〈『詩経』〉 0
薪 たきぎ [0] 燃料用に細い枝を切ったり、丸太を割ったりしたもの。まき。「―拾い」 参考「たく木」からできた語。 0
急逝 キュウセイ [0] 突然死ぬこと。「―の悲報に驚く」急死 0
篋 はこ 竹でできた長方形の入れ物。書物や衣服を入れるのに用いる。 0
日輪草 ニチリンソウ [0] ヒマワリの別称。 向日葵(ひまわり) 0
潜水 センスイ [0] 水の中にもぐること。「―艦による海底調査を行う」 0
紛紜 フンウン 物事が入り乱れるさま。また、もめ事。ごたごた。参考「紛」「紜」ともに、入り乱れる意。 0
巷談 コウダン [0] 「巷説」に同じ。 0
衵 あこめ [0] 昔、宮廷に仕える男女が用いた丈の短い中着。 0
昂奮 コウフン 興奮 0
銑 ずく [1] 「銑鉄(センテツ)」の俗称。 0
月下氷人 ゲッカヒョウジン [1],[4] 男女の縁を取りもつ人。仲人(なこうど)。媒酌人(バイシャクニン)。 由来ともに縁結びの神といわれる「月下老(人)」と「氷上人」を組み合わせた言葉。
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漢字の豆知識 冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
攣縮 レンシュク [0] 刺激を受けた筋肉が、いったん収縮してすぐに戻ること。単収縮 0
急所 キュウショ [1] ①体の中で、打撃を受けると命にかかわる大事な所。「弾丸は―をはずれた」 ②物事の大切な部分。「問題の―をつかんだ」要所・要点 0
無粋 ブスイ [0] 人情や男女間の情の微妙さなど、粋(いき)を理解できないこと。風流でないこと。「お祝いの席で―な話をもち出すな」野暮 0
素見す ひやか-す 買う気がないのに、商品を見たり値段を聞いたりする。「夜店を―して歩く」 表記「冷やかす」とも書く。 1
運気 ウンキ [1] ①自然現象に現れるという人間の運勢。「―は根気(運がよいか悪いかは根気による)」 ②陰陽道(オンヨウドウ)や漢方で、天地・人体をつらぬいて存在するという五運と六気。 0
没む しず-む 物の下に隠れて見えなくなる。「海中に―む」「月が山の端に―む」 0
尺土 セキド 「尺地(セキチ)」に同じ。 0
奔出 ホンシュツ [0] 激しくほとばしり出ること。「間欠泉が―する」 0
旺ん さか-ん 勢いに満ち満ちているようす。 0
禾偏 のぎヘン [0] 漢字の部首の一つ。「秋」「稲」などの「禾」の称。由来「禾」を「ノ」「木」と書くことから。 0
蔕 へた [0],[2] ナスやカキなどの実についている萼(ガク)。実が枝や茎につく部分。「―をとる」 0
間縄 ケンなわ 種まきや植えつけなどの間隔を整えるため、一間ごとにしるしをつけた縄。間尺 0
款談 カンダン うちとけて楽しく話し合うこと。また、その話し合い。「しばらく御―ください」表記「歓談」とも書く。 0
救恤 キュウジュツ 困っている人たちに物品などを恵み助けること。「―金(義捐(ギエン)金)」「被災者を―する」救援参考「恤」は、あわれみ金品を与えて助ける意。 0
方眼 ホウガン 規則正しく区切られた真四角なます目。「―紙」 0
飆 つむじかぜ 渦を巻きながら、はげしく舞い上がる風。局地的な空気の渦巻き。大風。表記「飄・旋風」とも書く。 0
潜函 センカン [0] 土木・建築工事などで用いる鉄筋コンクリートの箱。深い地下で基礎工事をする際、圧縮空気を送ってわき水を防ぎながら、この箱の中で作業をする。ケーソン。「―工法」 0
玉柏 まんねんすぎ ヒカゲノカズラ科の多年生シダ植物。深山の樹下に自生。よく分枝し、スギに似たうろこ状の小さい葉を密生。 由来「玉柏」は漢名から。表記「万年杉」とも書く。 1
個個 ココ [1] 一つ一つ。おのおの。めいめい。「―の事例」「―の家庭に配布する」表記「箇箇」とも書く。 0
灑掃応対 サイソウオウタイ 日常生活に必要な仕事や作法のこと。掃除や、人との受け答え。 0
降任 コウニン [0] 現在より下級の地位・役職に下がること。また、下げること。降格・降職昇任 0
沙汰 サタ [2],[1] ①知らせ。消息。「ご無―しております」 ②さばき。処置。「地獄の―も金次第」 ③おこない。事件。「正気の―とは思えない」「色恋―」 ④うわさ。評判。「世間の―」 ⑤指図。命令。「追って―する」 0
耆儒 キジュ 年取った儒学者。学徳の備わった老学者。 0
皚皚 ガイガイ 雪や霜などで、あたり一面が白く見えるさま。「白(ハク)―たる銀世界」 0
猿轡 さるぐつわ [3] 声を立てさせないために、口に押しこんだりかませたりする布や手ぬぐい。 0
機知 キチ [1],[2] 時と状況に応じてすばやくはたらく才知。ウイット。「―に富む」機転・頓智(トンチ) 「機智」の書きかえ字。 0
分身 ブンシン [0] ①一つの身体や物が、その形や性質などを受け継いでわかれ出たもの。「子は親の―」 ②衆生(シュジョウ)を救うため、仏が種々の姿でこの世に現れること。また、その現れたもの。 0
泌尿器 ヒニョウキ [2] 尿を生成し、体外に排泄(ハイセツ)するための器官。腎臓(ジンゾウ)・尿管・膀胱(ボウコウ)・尿道などの総称。参考「ヒツニョウキ」とも読む。 0
霊場 レイジョウ [0] 神仏をまつった神聖な場所。霊験(レイゲン)あらたかな場所。神社・寺院や墓地など。霊地 0
可し べ-し ①当然するはずのことを示す語。…しなければならない。…するものだ。「親切は進んです―し」 ②意志を表す語。…するつもりだ。…しよう。「浮動票を獲得す―く奔走する」 ③命令を表す語。…しなさい。「すぐに取りかかる―し」 ④(「べからず」の形で)禁止を表す語。…するな。「ゴミを捨てる―からず」 ⑤可能を表す語。…できる。…できそうだ。「勝利は望む―くもない」 ⑥確実な推量・予定を表す語。きっと…するだろう。…するようだ。「上空は好天なる―し」 0
鞴祭り ふいごまつり [4] 鍛冶(かじ)屋や鋳物師などが旧暦一一月八日にふいごを清めて行う祭事。たたら祭り。冬 0
紅蜀葵・紅葉葵 もみじあおい アオイ科の多年草。北アメリカ原産。葉はてのひら形に深く切れこみ、カエデに似る。夏、あかい大きな五弁花をつける。夏由来「紅蜀葵」は漢名から。 1
自由闊達 ジユウカッタツ [2] 心がおおらかで物事にこだわらないさま。「闊達」は心が広くてこだわらないこと。「―な人柄」「―な文章」 表記「闊達」は「豁達」とも書く。 参考「闊達自由」ともいう。 天空海闊 0
移籍 イセキ [0] 所属・本籍を他へ移すこと。「プロ野球選手が新球団へ―する」転籍 0
験 しるし [0] ①ききめ。効能。効果。「薬の―が表れた」 ②神仏などの御利益。「お祈りの―を得る」 0
禳う はら-う 神仏をまつって祈り、災厄や罪などを除く。 0
黄蓮・黄連 オウレン キンポウゲ科の多年草。山地の樹下に自生。早春、白い小花をつける。根茎は、薬用・染料用。 0
貧する ヒン-する [3] びんぼうになる。びんぼうをする。 0
革新 カクシン [0] これまでの組織・制度・慣習などをあらためて新しくすること。改新。「―的」「保守派と―派が対立する」保守
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漢字の豆知識 「イノベーション」を漢字で表すと?意味も漢字も知っておきたいカタカナ語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
我武者羅 ガムシャラ [0] 向こう見ずに、ひたすら突き進むこと。また、血気にはやること。「―に仕事をする」由来「我武者」だけでも同じ意。「我貪(ガむさぼり)」から転化した当て字といわれる。 0
腎盂 ジンウ [1] 腎臓内の、尿を集めて膀胱(ボウコウ)へ送る袋状の器官。「―炎」 0
朽木 くちき [0] ①枯れて腐った木。 ②世に知られずに、不遇のまま一生を終わる人のたとえ。「―で果てる」埋もれ木 0
痩せる や-せる [0] ①人や動物の体の肉が落ちて細くなる。 ②土地に植物を生長させるための養分が乏しくなる。「―せた土地」 0
古刹 コサツ [0] 古い由緒ある寺。古寺。参考「刹」は寺の意。 0
狼煙 のろし [0] ①昔、急な出来事を知らせる合図に火を燃やして上げた煙。 ②大きな事を起こす合図。「復活の―を上げる」由来オオカミの糞(フン)を入れると煙がまっすぐに上がることからという。表記「烽・烽火」とも書く。 1
改定 カイテイ [0] これまでのきまりを新しくすること。「料金の―」 0
棚機月 たなばたづき 陰暦七月の異名。表記「七夕月」とも書く。参考「棚機」は五節句の一つ。 0
衣紋 エモン [0],[2] ①衣服・衣装を作法どおりにきちんと着ること。また、衣装。身なり。 ②和服の襟の合わせ目あたり。「―を繕う」参考「イモン」とも読む。 0
脇付 わきづけ [0] 手紙のあて名の左下に書き添えて、敬意を表す語。机下(キカ)・案下(アンカ)など。参考「侍史(ジシ)」などはていねいなときに、女性は多く「御(おん)もとに」などを使う。 0
家給人足 カキュウジンソク 生活が豊かで安定していること。どの家もどの人も満ち足りている意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
罹る かか-る [2] 病気になる。いやな目にあう。被害をこうむる。「インフルエンザに―る」「盗難に―る」 0
邂逅 カイコウ [0] 思いがけず出あうこと。運命的な出あい。めぐりあい。「親子は二十年ぶりに―した」 0
仲居 なかい [0] ①料理屋などで、客の接待をする女性。 ②殿中などの奥向きに仕える女性が控えていた部屋。また、そこの女性。表記「中居」とも書く。 0
三蹟・三跡 サンセキ 平安時代のすぐれた三人の書家。小野道風(おののとうふう)・藤原佐理(ふじわらのすけまさ)・藤原行成(ふじわらのゆきなり)。 0
加冠 カカン [0] 昔、男子が元服して初めて冠をかぶること。ういこうぶり。また、元服の人に冠をかぶらせる役の人。 0
背理 ハイリ [1] 論理に合わないこと。道理にそむくこと。「―の議論」 0
動転・動顚 ドウテン 非常に驚くこと。「気が―する」仰天 0
町 まち [2] ①人家が多く、にぎやかなところ。「―に出て働く」都市・都会・市街 ②地方自治体の一つ。村よりも大きく、町制をしく。「―役場」 ③市や区などを分けた小区画。参考②③「チョウ」とも読む。 0
不壊 フエ [1] こわれないこと。堅固なこと。「金剛―(簡単にはこわれないことのたとえ)」「―の白珠(しらたま)」 0
光参 きんこ キンコ科の棘皮(キョクヒ)動物であるキンコを煮て干したもの。中国料理に用いる。 1
落胆 ラクタン [0] がっかりして気力を失うこと。気落ち。力落とし。「彼の―ぶりは目をおおうばかりだ」 0
智巧 チコウ 物事を進める才知にすぐれていること。表記「知巧」とも書く。 0
脱ぐ ぬ-ぐ [1] 体につけていたものを、取り去る。「玄関先でコートを―ぐ」「一肌―ぐ(本気で助力する)」 0
爛れる ただ-れる [0] ①皮膚や肉の組織が、破れくずれる。「火傷をして手が―れる」 ②物事におぼれる。荒れる。すさむ。「―れた生活」 0
六体 リクタイ [0] 漢字の六種の書体で、大篆(ダイテン)・小篆・八分(ハップン)・隷書・行書(ギョウショ)・草書。六書(リクショ)。参考「ロクタイ」とも読む。 0
科料 カリョウ [0] 軽い犯罪を犯した者に金銭を出させる刑罰。罰金より軽い。参考「過料」と区別するために「とがリョウ」とも読む。 0
面疔 メンチョウ [1] 顔面にできる悪性のはれもの。毛穴に細菌が入って炎症を起こす。 0
羽觴 ウショウ スズメが羽を広げた形のさかずき。酒杯。「―を飛ばす(酒盛りをする)」羽爵(ウシャク)参考「觴」はさかずきの意。 0
等閑 トウカン [0] 「等閑(なおざり)」に同じ。「問題を―に付することは許せない」 0
木の股から生まれる きのまたからうまれる 人情に通ぜず、人間味に乏しいことのたとえ。また、男女の情が分からない人のたとえ。 0
蚓 みみず 貧毛類の環形動物の総称。 蚯蚓(みみず) 0
上見ぬ鷲(わし) うえみぬわし 自分以上のものがいないので、ゆうゆうとしていること。また、傲慢(ゴウマン)に振る舞うたとえ。最強の鳥であるワシは、上のほうから襲われる心配がないので上を気にせずに飛んでいる意から。 0
持子 もつご [0] コイ科の淡水魚。湖沼や河川の細流にすむ。全長約八(センチメートル)。モロコに似るが口ひげがない。体は黄褐色で、腹面は銀白色。食用。ハヤ。クチボソ。 0
携帯 ケイタイ [0] 身につけて持ち歩くこと。「―電話が普及している」携行 0
四衢八街 シクハチガイ 道路が四方八方に通じている大きな市街。交通の便がよく、にぎやかな町の形容。「衢」は四方に通じる広い道。 0
野生 ヤセイ [(名)0],[(代)1] ①動植物が山野で自然に生育すること。「―動物の楽園」「谷間に咲く―のユリ」 ②男性が自分を謙遜(ケンソン)していう語。小生 0
詭妄 キモウ いつわり。でたらめ。参考「キボウ」とも読む。 0
伝導 デンドウ [0] 熱や電気が、ある物体内または物体間を移り伝わっていく現象。「金属は石よりも早く熱を―する」 0
弾劾 ダンガイ [0] 公の責任のある人の罪をあばいて責任を追及すること。「―裁判所」 0
各員 カクイン [1] 集団の中の一人一人。おのおの。「―の一層の努力を望む」 0
星羅棋布 セイラキフ 多くのものが並んだり、散らばったりしているさま。「星羅」は星のように連なる、「棋布」は碁石のように並ぶ意。 参考「星羅雲布(ウンプ)」ともいう。 0
王道 オウドウ [0] ①王者の仁徳をもとに人民を治める政治の方法。覇道 ②王が通るような楽な道。近道。安易な方法。「学問に―なし」参考①儒家が理想とした政治思想で、孟子(モウシ)によって説かれた。 0
柏手 かしわで [1] 神を拝むとき、両方のてのひらを打ち合わせて鳴らすこと。「―を打つ」表記「拍手」とも書く。参考「柏」は「拍」の誤りからともいう。 0
寺啄 てらつつき キツツキの別称。 秋 啄木鳥(きつつき) 0
窩主買 けいずかい 盗品と知りながら売買すること。また、その人。故買(コバイ)。表記「系図買」とも書く。 1
反面 ハンメン [3],[0] ①反対側の面。裏面。 ②他の面から見た場合。他面。「陽気な―、さびしがり屋でもある」 0
舳艫千里 ジクロセンリ 多くの船が、長く連なって進むさま。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
客歳 カクサイ 「客年」に同じ。参考「キャクサイ」とも読む。 0
綴 ヘントツ [3],[0] 江戸時代に医師などが着た羽織。衫(ヘンサン)と直綴(ジキトツ)(腰から下にひだのある僧衣)とを折衷してつくった衣。参考「ヘンテツ」とも読む。 0
所用 ショヨウ [0] ①用事。用向き。「―で出かける」 用件 ②用いること。「―があって一時借りる」 入用 0
牡牛 おうし [0],[1] おすのウシ。「―座」牝牛(めうし)表記「雄牛」とも書く。 0
鮑 あわび [1] ミミガイ科の巻貝の総称。殻は口がきわめて大きく、二枚貝の片側だけに見える。内側は光沢があり美しい。肉は食用で美味。殻は細工・ボタン用。「磯の―の片思い(片思いの恋のたとえ)」 夏表記「鰒・蚫・石決明」とも書く。 0
皇嗣 コウシ [1] 皇位継承の第一順位者。天皇の世継ぎ。皇儲(コウチョ) 0
冢 つか [2] 土を高く盛って築いた墓。「―穴」表記「塚」とも書く。 0
風信子 ヒヤシンス [3] ユリ科の多年草。地中海沿岸原産。葉は鱗茎(リンケイ)から出て広線形。春、香りのよい赤・青・紫・白色などのラッパ形の花を総状につける。ニシキユリ。春 1
名簿・名符 ミョウブ 古代・中世に、主従関係を結ぶときなどに下の者から上の者に証明として送った、官位・姓名・年月日などを記した名札。なぶみ。参考「名簿」は「メイボ」と読めば別の意になる。 0
紹興酒 ショウコウシュ [3] 中国の醸造酒の一種。中国浙江(セッコウ)省の紹興の産。 0
憐憫・憐愍 レンビン あわれむこと。かわいそうに思うこと。「―の情をもよおす」参考「レンミン」とも読む。 0
御免 ゴメン [0] ①訪問・別れのときや軽い謝罪を表すときのあいさつの言葉。 ②婉曲(エンキョク)に拒否の意を表す言葉。「交際はもう―だ」 ③許されること。「天下―」 0
法規 ホウキ [1] 国民の権利や義務などに影響を及ぼす法律上の規則。「交通―」 0
狐日和 きつねびより [4] 日が照ったり雨が降ったりして定まらない天気。 1
淡い うす-い [2] ①色や味などがうすい。あっさりしている。 ②刺激がない。 0
戸 と [0] 建物の出入り口や窓に取り付け、枠をつけて開閉できるようにしたもの。 0
禁じる キン-じる [0],[3] 禁止する。してはいけないと差し止める。「喫煙を―じる」 0
鹹い しおから-い [4] 塩分が強い。しょっぱい。からい。「―い味付けを好む」甘い表記「塩辛い」とも書く。 0
水源 スイゲン [0],[3] 川や地下水などの水が流れでるもと。みなもと。「―地」 0
不可避 フカヒ [2] どうしても避けられないこと。必ず起こること。「会談の決裂はついに―となった」 0
瞞着 マンチャク [0] あざむくこと。だますこと。ごまかすこと。「世人を―する」表記「瞞著」とも書く。 0
猫背 ねこぜ [2] ネコのように背中が丸く曲がり、首がやや前に出ている姿勢。また、そのような人。「―にならぬよう姿勢を正しなさい」 0
庄司 ショウジ 昔、庄園領主の命を受けて、その庄園の管理にあたった役職。荘官。荘長。 表記「荘司」とも書く。 0
憐察 レンサツ かわいそうだと思いやること。あわれみ思いやること。同情して察すること。「どうか事情をご―ください」 0
譬える たと-える [3] 身近にある他の似ているものを引き合いに出して説明する。 0
疲労困憊 ヒロウコンパイ [0] 疲れきって苦しむこと。「困憊」は苦しみ疲れる意。「―して寝込む」精疲力尽 0
胴忘れ ドウわすれ [3] 知っている物事を、ふと忘れてしまい、思い出せないこと。度忘れ。「友の名を―する」 0
輒然 チョウゼン ①直立して身動きしないさま。 ②にわかなさま。突然。忽然(コツゼン) 0
聖域 セイイキ [0] ①神聖な場所。 ②侵してはならないとされる地域・分野。「野鳥の―」 0
在天 ザイテン [0] 神や霊魂などが天上にあること。「―の霊(死者の魂)」 0
人熱れ ひといきれ [0],[3] 人が大勢集まったために、体熱や呼吸で、熱気がこもること。「特売場は―でむんむんしている」 0
合意 ゴウイ [1],[0] 互いの意見が一致すること。また、その意見。「―に達する」 0
産霊神 むすびのかみ ①自然界におけるすべてのものを生みだす神。むすひのかみ。 ②縁結びの神。 1
正規 セイキ [1] 正式に決められた規則。また、それにかなっていること。「―の手続き」 0
垂とする なんなん-とする まさにそうなろうとする。もう少しでなろうとしている。「百歳に―する老人」「観客は五万に―する」 参考「なりなんとする」の転じたもの。 0
炷く た-く 香や線香に火をともして、くゆらせる。灯心をともす。「香を―く」 0
泣いて馬謖(バショク)を斬(き)る ないてバショクをきる 全体の規律のためには私情をはさまず、規則に従って信頼する者や大切な者を処分すること。転じて、天下の法は私情で曲げられないたとえ。多く、心ならずも信頼する部下に対し処分を下すときに用いる。故事 中国の三国時代に諸葛亮(ショカツリョウ)が、信頼する部下の馬謖が命令にそむいて戦いに敗れたとき、私情を捨てて処刑した故事から。〈『三国志』〉参考「泣いて」は「涙を揮(ふる)って」ともいう。 0
国会 コッカイ [0] 国の唯一の立法機関。国民から選挙によって選ばれた議員による組織。日本では衆議院・参議院から成る。 0
振興 シンコウ [0] 物事に力を注いで盛んにすること。また、物事が盛んになること。「産業の―を図る」 振起・振作 0
黒死病 コクシビョウ [0] 「黒死病(ペスト)」に同じ。 0
黒参 ごまのはぐさ ゴマノハグサ科の多年草。 玄参(ごまのはぐさ) 1
手込め・手籠め てごめ ①暴力で他人に危害を加えること。暴行。 ②女性に乱暴をはたらくこと。「―にする」 0
黛 まゆずみ [2] 化粧品の一つ。まゆを描くための墨。また、まゆずみで描いたまゆ。 0
堤防 テイボウ [0] 海や湖・河川の水があふれ出ないように、土石やコンクリートなどで築いた構造物。土手。「―を越えて水が流れこむ」 0
帰依三宝 キエサンボウ 仏門に入りその教えにしたがうこと。「三宝」は尊ぶべき三つの宝の意で、仏(釈迦(シャカ))・法(仏の教え)・僧(教えを広める僧侶(ソウリョ))のこと。 0
別号 ベツゴウ [0] 別につけた呼称。ほかの呼び名。参考「号」は名称の意。 0
帖試 ジョウシ ①中国、唐の科挙の試験方法。試帖(シチョウ) ②律令(リツリョウ)制時代の試験方法。古典文中の字句を隠し、その字句を答えさせるもの。 0
握髪吐哺 アクハツトホ [5] すぐれた人材を求めるのに熱心なこと。また、賢人の助言を求めるのに熱心なことのたとえ。故事 古代中国の周公旦(シュウコウタン)は、賢人の訪問を受けると、洗髪中ならば洗っている髪を握って、食事中ならば食べ物を吐き出して、待たせないですぐに面会したという故事から。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉参考「吐哺握髪(トホアクハツ)」ともいう。一饋十起(イッキジッキ) 0
過程 カテイ [0] 物事が進行・発展していく段階。経過の道すじ。プロセス。「研究―」 0
訴える うった-える [4],[3] ①もめごとの裁きを申し出る。「裁判所に―える」 ②主張・不満・苦痛などを人に告げる。「政策を―える」「無責任な行為をやめるよう―える」「空腹を―える」 ③解決や目的のために手段をとる。「武力に―える」 ④感覚や感情にはたらきかける。「心に―える絵を描く」 表記①②「愬える」とも書く。 0
屠腹 トフク [0] 腹を切って自殺すること。切腹。割腹(カップク)。 0
胡座・胡坐 コザ 「胡座(あぐら)」に同じ。 0
辞任 ジニン [0] 自分から任務をやめること。「―を余儀なくされる」 辞職・退任 就任 0
即戦力 ソクセンリョク [3] 訓練を受けなくても、すぐに戦える能力。また、その能力がある人。「この会社は―となる人材を求めている」 0
象徴 ショウチョウ [0] 抽象的なものを、具象的なもので端的に表すこと。また、その表したもの。シンボル。「ペンは勉学の―だ」 表徴 0
増血 ゾウケツ [0] 体内にある血液の量をふやすこと。また、血液量がふえること。 0
割烹着 カッポウぎ [3] 料理をするときに上に着るうわっぱり。また、家事をするときにつける袖(そで)のついた前かけ。 0
直伝 ジキデン [0] 師から弟子に、直接その道の秘伝などを伝えること。「師匠―の技」 0
履霜の戒め リソウのいましめ 小さな前兆を見て、やがてくる大きな災難に備えて用心せよという戒め。「履霜」は霜をふむ意。霜をふむ時季になれば、やがて氷が張る季節になることから。〈『新唐書(シントウジョ)』〉履霜堅氷(リソウケンピョウ) 0
空事 そらごと いつわりの事柄。つくりごと。「絵―を並べる」 0
固持 コジ [1] 自分の考えなどを、かたくもち続けて変えないこと。固執 0
真理 シンリ [1] ①正しい道理。物事の正しい筋道。「不変の―だ」 ②普遍的で妥当な知識・認識・判断。「それも一つの―だ」 0
百鬼夜行 ヒャッキヤコウ [1] いろいろな化け物が、夜中に列をつくって歩き回ること。転じて、多くの悪人どもがのさばって、勝手気ままに振る舞うこと。参考「夜行」は「ヤギョウ」とも読む。 0
麴塵 キクジン ①こうじに生えるちりのようなかび。 ②こうじのかびのような色。薄い緑を帯びた黄色。山鳩(やまばと)色。天皇の袍(ホウ)の色で禁色とされた。 0
非ず あら-ず [1] ①…ではない。「…に―」の形で用いて否定を表す。「富貴は吾が願いに―ず」 ②いいえ。そうではない。前に述べた事柄を強く打ち消す語。 0
黒白 コクビャク [0] ①黒と白。 ②ものの善(よ)し悪(あ)し。正邪。善悪。是非。「―をつける」「―を争う」 0
舎宅 シャタク [0] 家屋。いえ。 参考「社宅」と書けば、会社が社員の住居として用意した家の意になる。 0
三つ子の魂百まで みつごのたましいヒャクまで 幼いときの性質や性格は一生変わらないということ。 雀(すずめ)百まで踊り忘れぬ 0
毛を見て馬を相す けをみてうまをソウす 外見だけで物事の価値を判断しようとするたとえ。毛並みだけを見てウマのよしあしを見きわめる意から。〈『塩鉄論』〉参考「見て」は「以(もっ)て」ともいう。 0
威儀 イギ [1] おごそかでいかめしい容姿や振る舞い。「―を正して式典に臨む」威容 0
千秋楽 センシュウラク [3] 演劇や相撲などの興行期間の最後の日。らく。 由来「千秋楽」は雅楽曲で、いつも法会(ホウエ)の最後に奏したことから。 表記「千龝楽」と書くこともある。 0
題材 ダイザイ [0] 芸術作品や学問研究などの主題や内容のもととなる材料。「聖書に―をとった絵画」 0
可汗 カカン [1] 突厥(トックツ)・回鶻(ウイグル)・鮮卑(ゼンピ)などの北方遊牧民族で君主をいう語。ハン。参考「コクカン」とも読む。 0
瓢虫 てんとうむし [3] テントウムシ科の甲虫の総称。体長約七(ミリメートル)で、半球形。黄または赤の地に黒い斑点(ハンテン)のあるものが多い。夏表記「天道虫・紅娘」とも書く。 1
問題 モンダイ [0] ①解答を必要とする問い。「練習―」「試験―」 ②解決すべき事柄。また、やっかいな事柄や争いの原因になるような事件。「国際―に発展する」「女性―を起こす」 ③人の注目を集めていること。論争やうわさを引き起こしている事柄。「―の人物が沈黙を続ける」話題 0
戎器 ジュウキ 戦争で用いる道具。武器や兵器。 0
立ち籠める・立ち込める たちこ-める 煙や霧などがあたり一面にこもる。一面をおおう。「タバコの煙が部屋中に―める」 0
黎庶 レイショ 「黎民」に同じ。 0
収録 シュウロク [0] ①新聞・雑誌・書物などに取り入れて掲載すること。「―記事」 ②録音・録画すること。「スタジオで―する」 0
進士 シンシ [1] ①昔の中国で、科挙の科目の一つ。また、その合格者。 ②律令(リツリョウ)制で、式部省が課した官吏登用試験。また、それに及第した人。文章生(モンジョウショウ)。「秀才―」 参考「シンジ」とも読む。 0
孤立無援 コリツムエン [0] ひとりぼっちで頼るものがないこと。
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漢字の豆知識 どっちを使うのがよりふさわしい? ~状況を正確に伝えるために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
徒花 あだばな [0] ①咲いても実を結ばない花。転じて、うわべは華やかでも実質の伴わない物事。「繁栄の陰に咲いた―」 ②はかなく散る花。「―に終わった恋」参考「むだばな」とも読む。 ①②無駄花 0
大人 おとな [0] ①一人前に成長した人。成人。子供 ②考えや態度が一人前であるさま。分別があるさま。「年の若いわりには―だ」参考「うし」と読めば別の意になる。①は「タイジン・ダイニン」とも読む。 1
岩田帯 いわたおび [4] 妊娠した女性が腹に巻く白い布。参考五か月目の戌(いぬ)の日から巻く風習がある。 0
矢庭に やにわ-に [0] ①即座に。その場ですぐに。「顔を見て―用件を切り出す」 ②いきなり。突然。「―泣き出す」 参考「矢庭」は、矢を射る場所の意。 0
審訊・審尋 シンジン 詳しく問いただすこと。 審問 0
蜜豆 ミツまめ [0] さいの目に切った寒天に、塩ゆでしたえんどう豆や果物などを混ぜ合わせて蜜をかけた食べ物。夏 0
烏文木 ウブンボク [2] コクタンの別称。 黒檀(コクタン) 0
早産 ソウザン [1] 予定日より早く出産すること。特に、妊娠三七週未満で出産すること。 0
鳩に三枝の礼あり烏(からす)に反哺(ハンポ)の孝あり はとにサンシのレイありからすにハンポのコウあり 親に対して礼儀と孝行を尽くすこと。ハトは親と同じ木に止まるときに三本下の枝にとまり、カラスは育ててくれた親の恩に報いるために、えさを運んで口移しにして老いた親に食べさせて養う意。「反哺」は食物を口移しに食べさせる意。 0
猿 ましら [0],[1] サルの古い呼び方。 0
偸安 トウアン [0] 将来のことを考えず目前の安楽をむさぼること。一時逃れ。「―の夢」 0
撤退 テッタイ [0] 軍隊が、陣地などを取り払って退却すること。撤収「前線基地の―を命じる」 0
微軀 ビク いやしい体。つまらぬ身。自分を謙遜(ケンソン)していう語。 0
発生 ハッセイ [0] 新たに生じること。生まれること。また、物事が始まること。「新たな難問が―した」「冷害の―が危ぶまれる」 0
肉袒負荊 ニクタンフケイ 謝罪の意思を表すこと。肌脱ぎして上半身を現し、刑罰に用いるいばらの杖(つえ)を背負う意から。〈『史記』〉肉袒牽羊(ニクタンケンヨウ)・肉袒面縛 0
百下百全 ヒャッカヒャクゼン まったく完全であること。一〇〇のうち一つも欠けることがない意から。〈『漢書(カンジョ)』〉完全無欠(ムケツ) 0
遺留 イリュウ [0] ①持ち物を置き忘れること。「―品」 ②財産などを死後にのこすこと。「―分を算定する」 0
苺 いちご [0],[1] バラ科の落葉小低木または多年草の総称。実は赤または黄色で、表面に種子がある。キイチゴ・ノイチゴ・ヘビイチゴなどがあるが、ふつう食用に栽培するオランダイチゴを指す。夏表記「覆盆子」とも書く。参考実が乳首に似ていることから「母」の漢字が用いられた。 0
薦被り こもかぶり [3] ①こもで包んだ四斗(約七二(リットル))入りの酒樽(さかだる)。「祝いに―の鏡開きをした」 ②こもをかぶっていたことから、乞食(コジキ)のこと。 0
立場 たちば [3],[1] ①立っているところ。立脚点。 ②その人が置かれている境遇。その人の面目や立つ瀬。「それではわたしの―はどうなるのですか」 ③ものの見方や考え方の基礎。観点。「いろいろな―で考える」 0
切腹 セップク [0] ①自分で腹を切って死ぬこと。はらきり。 割腹 ②江戸時代、武士に科した死刑の一種。斬首(ザンシュ)よりも体面を保つやり方とされた。 0
間諜 カンチョウ [0] ひそかに敵のようすを探る者。スパイ。間者。 0
蜊 あさり マルスダレガイ科の二枚貝。 浅蜊(あさリ) 0
縁 よすが [1],[0] ①たよりや助けとなるもの。手がかり。「亡き父をしのぶ―とする」 ②たよりとする人。「身を寄せる―とする」 0
襟帯 キンタイ ①えりと、おび。②山や川に囲まれた要害の地。山をえりに、川をおびに見立てて言ったもの。「山河―」表記「衿帯」とも書く。 0
受注 ジュチュウ [0] 注文を受けること。「―が生産を上まわる」 発注 0
例外 レイガイ [0] 通常の規定からはずれること。原則にあてはまらないこと。また、そのようなもの。「―として認める」「―的処置」 0
上げ金 あげキン 江戸時代、幕府や大名におさめた上納金や献金。 0
痩ける こ-ける [2] 肉が落ちて、やせ細る。「疲労からだいぶ頰(ほお)が―けてきた」 0
倩 つらつら [1] つくづく。よくよく念を入れて。「―考えるに」 0
慈母敗子 ジボハイシ 母親の愛情が強すぎて甘やかすだけだと、かえってその子は親不孝な道楽者になるということ。教育には時には厳しさが必要なたとえ。〈『史記』〉 参考「慈母に敗子有り」ともいう。 0
屈従 クツジュウ [0] 自分の意志を曲げて権力や力の強い者のなすがまましたがうこと。「恥をしのんで―する」屈服 0
礫 つぶて [0],[3] 小石を投げること。また、その小石。礫石(レキセキ)。「なしの―(返事のないこと)」「―文字(一文字ずつ放ち書きした文字)」「闇夜(やみよ)の―(当たらないこと。目標の定まらないこと)」表記「飛礫」とも書く。参考古くは「たぶて」といった。 0
構文 コウブン [0] 文の構成・組み立て。「この英文の―はおかしい」 0
瑕 カキン [0] ①きず。あやまち。過失。 ②人に対するうらみ。仲たがい。参考「」は物のこわれた割れ目などの意。 0
流氓 リュウボウ [0] 「流民」に同じ。 0
行く ゆ-く [0] ①他の場所へ移動する。進む。「町へ―く」「山道を―く」 ②過ぎ去る。「―く春を惜しむ」「歳月が―く」 ③物事が進行する。「万事うまく―く」「はかが―く」 ④「…て行く」の形で、状態・動作をして出かける。「着物を着て―く」「窓を閉めて―く」 0
劇甚 ゲキジン [0] きわめてはなはだしいこと。「地震の被害は―だ」表記「激甚」とも書く。 0
毒薬 ドクヤク [0] わずかな量でも体内に入ると生命を奪う危険のある薬品。青酸カリなど。 0
告愬 コクソ 事情を申し述べ、訴えを出すこと。参考「愬」は訴える意。 0
当所 あてど [1] めあてとするところ。目的。「―なく街をさまよう」 1
佳作 カサク [0] ①できばえのすぐれた作品。佳品 ②入選には及ばないが、次にすぐれた作品。「選外―に選ばれた」 0
足労 ソクロウ [0] 足をわずらわせること。「ご―おかけしました」 参考多く、「ご」をつけて相手にわざわざ来てもらったことへの敬意を表す。 0
比熱 ヒネツ [0] ある物質一(グラム)の温度を、セ氏一度上げるのに要する熱量。 0
自画自賛 ジガジサン [1] 自分のことを自分でほめること。 由来自分の描いた絵に自分で賛を書く意から。「賛」は絵画などに書き添える詩文のことで、ふつうは他人に書いてもらうもの。 表記「自賛」は「自讃」とも書く。 手前味噌(てまえミソ)・一分自慢 0
暴利 ボウリ [1] 不当な利益。法外な利益。「消費者の無知につけこみ―をむさぼる」 0
無音 ブイン [0] 長い間、便りをしないこと。長く連絡のないこと。「久しく―に打ち過ぎました」無沙汰(ブサタ) 0
俊秀 シュンシュウ [0] 才知にすぐれ、ひいでていること。また、そのような人。「幾多の―を輩出した」 俊英・俊才 0
加持祈禱 カジキトウ 病気や災難などを除くために神仏に祈ること。「加持」は災難を除くよう、仏の加護を祈ること。「祈禱」は神仏に祈ること。 0
角度 カクド [1] ①角の大きさ。角の度数。 ②物事を見る方向。観点。「―を変えて見る」 0
知らざるを知らずと為(な)せ是(これ)知るなり しらざるをしらずとなせこれしるなり 知らないことは知らないとすることが、真に知ることにつながるということ。故事 孔子が早のみこみで慎重さに欠ける門人の子路(シロ)をさとした言葉。〈『論語』〉 0
陪食 バイショク [0] 身分の高い人や目上の人と一緒に食事をすること。「御―を賜る」 0
厭飫 エンヨ ①食べ飽きる。また、十分に満足する。②愛想を尽かす。うんざりする。 0
山師 やまシ [2] ①山をまわり歩き、鉱脈の発見や採掘、立ち木の売買などを職業とする人。 ②投機的な事業でひともうけしようとたくらむ人。 ③詐欺(サギ)師。 0
妻 つま [1] 夫婦のうち女性のほう。夫の配偶者。「糟糠(ソウコウ)の―(貧苦を共にした妻)」 夫 0
閏 うるう [2] 暦で、ふつうの年より日数や月数が多いこと。暦と天体の運行のずれを調節するもの。陽暦で四年に一度の二月二九日など。「―日(び)」 0
撥ね釣瓶 はねつるべ [3] 柱に渡した横木の一端に重石(おもし)をつけ、他の端につけたつるべを石の重みではね上げて井戸水をくみ上げるようにした装置。ふりつるべ。 0
肬鯛 いぼだい イボダイ科の海魚。本州北部以南にすむ。体は楕円(ダエン)形で、色は淡灰青色。食用で美味。エボダイ。 0
浴びる あ-びる [0] ①水や湯などをかぶる。入浴する。「冷水を―びて身を清める」 ②光・煙・ほこりなどを体に受ける。「月光を―びながら帰路を急いだ」 ③言葉や視線をたくさん受ける。こうむる。「注目を―びる」 0
第三者 ダイサンシャ [1] その事件や事柄に、直接関係のない人。当事者以外の人。「―に仲裁を頼む」当事者 0
冠履倒易 カンリトウエキ 前後の順序が乱れること。上下の地位や立場が逆であるさま。「倒易」はさかさまになる意。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉冠履顚倒(カンリテントウ)・本末転倒 0
金泥 コンデイ [0] 金ぱくの粉をにかわでといた、絵画や工芸の材料。参考「キンデイ」とも読む。 0
言明 ゲンメイ [0] はっきりと言うこと。また、断言すること。「―を避ける」「公の場で―する」明言 0
陰囊 ふぐり ①睾丸(コウガン)。きんたま。 ②松かさ。松ふぐり。 参考①「インノウ」とも読む。 1
面晤 メンゴ [1] 面会すること。また、面会して話すこと。 0
乳酪 ニュウラク [0] ウシやヤギの乳から作った食品。バターやクリームなど。 0
誑す たら-す [2] ①甘い言葉で誘惑してだます。「女性を―しこむ」 ②すかしなだめて機嫌をとる。 0
貶謫 ヘンタク 官位を下げ、遠方へ流すこと。貶竄(ヘンザン)・貶流(ヘンリュウ) 0
一宿一飯 イッシュクイッパン [0] 旅先などで、ほんの少し世話になること。一泊させてもらい、一食を振る舞われる意。「―の恩義」一飯の恩・一飯の報い
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漢字の豆知識 「一」が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
古雅 コガ [1] 古風で趣があるさま。上品で風流なさま。 0
自在 ジザイ [0] ①束縛や支障がなく、思いのままであるさま。「自由―」 随意 ②「自在鉤(かぎ)」の略。 0
匿名 トクメイ [0] 本名を隠すこと。また、本名を隠し、別の名前を使うこと。「新聞に―で投書した」 0
止宿 シシュク [0] 宿をとること。旅館などに泊まること。また、下宿すること。 0
雨波貝 ウバがい [2] バカガイ科の二枚貝。 姥貝(うばがい) 0
足恭 スウキョウ 度が過ぎるほど、うやうやしいこと。おもねりへつらうこと。〈『論語』〉 参考「スキョウ・シュキョウ」とも読む。 0
倉廩 ソウリン [0] 穀物を入れておく、くら。米ぐら。 参考「廩」は米ぐらの意。 0
頑 かたくな [0] ①がんこで、自分の考えや意見・態度などをなかなか変えようとしないさま。「―に断り続ける」 ②ぎこちなく偏屈なさま。「―に心を閉ざす」 0
孫 まご [2] ①子の子。 ②もとのものから一つ隔てた関係であること。「―弟子にあたる人」 0
先決 センケツ [0] 先に決めること。また、決めるべきこと。「―問題」 0
年歯 ネンシ [1] 年齢。よわい。参考「歯」は年の意。 0
遠雷 エンライ [0] 遠くのほうで鳴る雷(かみなり)。「―を聞いて雨じまいをする」 夏 0
旗幟鮮明 キシセンメイ [1] 主義主張や態度などがはっきりしていること。はたじるしが鮮明なことからいう。 0
俠気 おとこぎ 男らしい気質。損得を考えず弱い人に力を貸すような気性。「―を見せる」女気(おんなギ)表記「男気」とも書く。参考「キョウキ」とも読む。
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四字熟語根掘り葉掘り86:和菓子の袋と「一点素心」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 1
錠剤 ジョウザイ [0] 医薬品を飲みやすい形に固めたもの。タブレット。「―の胃薬を買う」 0
瞠る みは-る [0] 目を大きく開いてよく見る。目を見開いてまともに見る。「見事な出来ばえに目を―る」 0
異物 イブツ [0],[1] ①ふつうとはちがうもの。 ②外から体内に入ったものや、体内で自然にできたもので体の組織となじまないもの。誤って飲みこんだものや結石など。 0
刻一刻 コクイッコク [1] 次第に時間が経過するさま。時間がたつにつれて。刻々。「―と発車の時間が近づく」 0
鶯遷 オウセン ①ウグイスが深い谷から出て、高い木に移ること。 ②試験の合格・出世・転居などを祝う語。「友の―を祝う」 0
成らぬ堪忍(カンニン)するが堪忍 ならぬカンニンするがカンニン 我慢できないことをじっとこらえる我慢こそ、本当の我慢であるということ。 0
臆面 オクメン [0] 気おくれしたようす。「―もなく(遠慮したり恥ずかしがったりすることなく)話す」 0
遍照 ヘンジョウ [0] 仏の光明が、世界をあまねく照らすこと。「―如来」参考「ヘンショウ」とも読む。 0
赤子 セキシ [1] ①「赤子(あかご)」に同じ。 ②天子・国王からみて、人民をその子にたとえていう語。国民。 0
大蛇 ダイジャ [1] 大きなヘビ。うわばみ。参考「おろち」とも読む。 0
斜 はす [0] 「斜め」に同じ。「大根を―に切る」 0
類推 ルイスイ [0] 類似点に基づいて、他のことをおしはかること。アナロジー。「新聞記事から事件の背景を―する」類比 0
雇傭 コヨウ [0] 雇用 0
哥倫比亜 コロンビア 南アメリカ北西部にある共和国。農業が盛んでコーヒーの産地。首都ボゴタ。 1
結願 ケチガン [0] 日数を定めて行う法会・祈願などが期限に達すること。満願参考「ケツガン」とも読む。 0
御影石 みかげいし [3] 花崗岩(カコウガン)。黒御影・白御影・赤御影がある。 由来兵庫県神戸市の御影から多く産出されたことから。 0
舗装 ホソウ [0] 道路の表面をコンクリートやアスファルトなどで固めて整えること。「―道路」 「鋪装」の書きかえ字。 0
纏る まつ-る [3] 着物の裾(すそ)などがほつれないように布の端を裏へ折りこんで、その折り山と、表側の布とを交互にすくって縫いつける。まつりぐけをする。「袴(はかま)の裾を―る」 0
体様 タイヨウ [0] ありさま。ようす。表記「態様」とも書く。 0
尨然 ボウゼン むくむくと盛り上がるように大きなさま。表記「厖然」とも書く。 0
秋楡 あきにれ [2],[0] ニレ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。葉は楕円(ダエン)形で、縁に切れ込みがある。秋に淡黄色の小花を多数つける。イシケヤキ。 表記「榔楡」とも書く。 0
潜移暗化 センイアンカ まわりの影響で、自分の気質や考え方が自覚なしに変化していること。〈『顔氏家訓』〉 潜移黙化(センイモクカ) 0
漁り いさり [0],[4] 魚介類をとること。漁(リョウ)をすること。すなどり。あさり。「―船」 0
思しい おぼ-しい [3] そのように思われる。「犯人と―い者」 0
重体・重態 ジュウタイ 病気やけがの症状が重く、生命が危険な状態。 0
是 これ [1] 話し手に近い物事を指す語。また、直前に述べたことやこれから述べることを指す語。 0
昂進 コウシン [0] 脈拍や感情などのたかぶりが進むこと。「心悸(シンキ)―」表記「高進・亢進」とも書く。 0
怪死 カイシ [0] 原因のわからない死。また、その死に方。「―事件を糾明(キュウメイ)する」変死 0
設定 セッテイ [0] ①物事をつくり定めること。もうけ定めること。「舞台の―をロンドンの下町にする」 ②法律の上で、新たに権利を発生させること。「抵当権を―する」 0
敬白 ケイハク [0],[1] つつしんで申し上げること。多く、手紙の最後に添える語。敬具。「店主―」参考「白」は申す意。「ケイビャク」とも読む。 0
塔婆 トウバ [1],[0] ①仏舎利(仏骨)を安置するために建てる塔。 ②「卒塔婆(ソトウバ)」の略。死者の供養のために墓の後ろに立てる、上部を塔形にした薄くて細長い板。板塔婆。 0
猿も木から落ちる さるもきからおちる その道に熟達した者でも、ときには失敗することもあるというたとえ。木登りが上手なサルも、ときには誤って木から落ちることがある意から。河童(かっぱ)の川流れ・弘法(こうぼう)にも筆の誤り 0
初物 はつもの [0] ①その季節で最初にとれた果物や野菜。 初生(な)り ②その季節にはじめて食べるもの。 ③だれも手をつけていないもの。 0
欸乃 アイダイ ①船頭のかけ声。また、櫓(ろ)のきしむ音。②舟歌。③きこりの歌。参考「アイナイ」とも読む。 0
老女 おうな [1] 年をとった女性。老媼(ロウオウ)。参考「ロウジョ」とも読む。 1
表現 ヒョウゲン [3] 精神的なものを、表情・身振り・言語・文字・色・音・形などで表すこと。また、表されたもの。「ペンを―の武器とする」「感情を具体的に―する」表出 0
人目 ひとめ [0] 世間の人々の目。他人が見る目。「―を引く(目立つ)」「―を忍ぶ(他人に見られないようにする)」「―を気にする」 0
企てる くわだ-てる [4] 物事を計画する。思い立って準備する。もくろむ。「新事業を―てている」「密航を―てる」 0
鈍 にび [1] 「鈍色(にびいろ)」の略。 0
侘住い わびずまい [3] ①世間からのがれた、ひっそりと静かな暮らし。また、その住居。「山里の―」閑居 ②貧しくみすぼらしい暮らし。また、その住居。 0
箏 こと [1] 中国や日本の弦楽器の一つ。古くは五弦または一二弦。唐代以降に一三弦。日本では桐(きり)の胴に一三弦を張ったもの。 参考古くは「そうのこと」、近世以後「こと」という。 0
九年母 クネンボ ミカン科の常緑低木。インドシナ原産。暖地で栽培。夏、香りの高い白色の花をつけ、香気と甘味のある黄色の果実を結ぶ。食用。 冬表記「香橘」とも書く。 0
泯びる ほろ-びる 尽きてなくなる。つきはてる。滅亡する。 0
知らぬが仏(ほとけ) しらぬがほとけ 知れば腹が立つことでも、知らずにいれば腹を立てることもなく、仏のように穏やかな気持ちでいられるということ。また、当人だけが知らずに、のほほんとしているのをあざ笑っていう言葉。 0
社説 シャセツ [0] 新聞や雑誌で、その社の主張として掲載する論説。 0
投棄 トウキ [1] 不用なものとして投げ捨てること。「廃材を不法―する」 0
喉笛 のどぶえ [0],[3] のどを通っている気管。息の通るところ。 0
物情騒然 ブツジョウソウゼン [0] 世の中が騒がしくなり、人心が不安な状態になること。「物情」は世の中の様子。「騒然」は騒がしいさま。「―とした昨今」物議騒然
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四字熟語根掘り葉掘り19:なんだかきな臭い「物情騒然」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
粗砥 あらと [0] 刃物などをざっと研(と)ぐのに用いる、きめのあらい砥石。 真砥(まと) 表記「荒砥」とも書く。 0
天竺牡丹 テンジクボタン [5] ダリアの別称。キク科の多年草。メキシコ原産。古くから観賞用に栽培。夏から秋、紅・白・黄色などの大きな頭花をつける。夏 0
行使 コウシ [1] 権力や権利を実際に使うこと。「武力―にふみきる」 0
鄙諺 ヒゲン [0],[1] 世間で言われていることわざ。俚諺(リゲン) 0
蠕動 ゼンドウ [0] ①うごめくこと。虫が動くこと。 蠢動(シュンドウ) ②筋肉が収縮してできる波が徐々に動いていく運動。消化器官などに見られる。蠕動運動。「ミミズは―運動によって移動する」 0
政談 セイダン [0] ①政治に関する話や議論。「―演説会」 ②政治や裁判などを題材とした講談。「大岡(おおおか)―」 0
昨夜 サクヤ [3] 昨日の夜。「―からの雨が今朝あがった」 昨晩 参考「ゆうべ」とも読む。 0
瀬を踏んで淵を知る せをふんでふちをしる あらかじめ実地調査をして、危険な所を知っておく。 0
検知 ケンチ [0],[1] 機器などを使って検査をし、故障などを知ること。「―器」 0
堅苦しい かたくる-しい [5] うちとけず、窮屈であるさま。「―い挨拶(アイサツ)は抜きにしよう」「形式的で―い話」 0
潮路 しおじ [0],[2] ①潮の干満の通りみち。 ②海上の通路。海路。船路。「はるかな―」参考①「しおみち」とも読む。 0
弾道 ダンドウ [0] 発射された弾丸が空中を飛ぶ道筋。「―ミサイル」 0
舟 ふね [1] 海や川などに浮かべ、人や荷物を運ぶもの。「急いで―をこぎ出す」 参考一般に「船」よりも小型のものを指す。 0
中次ぎ・中継ぎ なかつぎ ①仕事などを他の人が、中途でひきつぐこと。「―投手」 ②ある物と他の物とを中途でつなぎ合わせること。 ③竿(さお)・尺八などで、つなぎ合わせるようにしたもの。また、そのつぎ目。 0
分度器 ブンドキ [3] 角度を測るための器具。半円形や円形の薄い板の周囲に目盛りをつけたもの。 0
高卑 コウヒ 身分や地位が高いことといやしいこと。貴賤(キセン)・尊卑 0
請訓 セイクン [0] 外国に駐在する外交官などが、本国政府に指示を求めること。 回訓 0
連歌 レンガ [1] 二人以上で、和歌の上の句と下の句を詠みつらねる詩歌の一種。つらねた句の数により、三六句は歌仙、一〇〇句は百韻などという形式がある。中世に流行。 0
司る つかさど-る [4] ①職務として行う。担当する。 ②支配・管理する。とりしきる。「法を―る」 0
継起 ケイキ [1] 物事が相ついで起こること。あとに続いて起こること。「凶悪犯罪の―を懸念する」 0
官庁 カンチョウ [1] 国家の政務を取り扱う機関や役所。各省庁・都道府県庁など。「霞が関(かすみがせき)の―街」官署 0
儲君 チョクン ①君主の世継ぎ。皇太子。もうけのきみ。 ②貴族の世継ぎ。 0
筐笥 キョウシ 手近な所に置いて用いる、四角い竹のかごやはこ。 0
満帆 マンパン ①帆が風をいっぱいにはらむこと。「事業は順風―だ」 ②帆をいっぱいに張ること。また、その帆。 0
分類 ブンルイ [0] 種類や性質などで別々にわけること。「動物学上の―」類別 0
潜行 センコウ [0] ①水中をもぐっていくこと。 ②人目を避けて秘密に活動すること。「地下に―する犯罪組織」 0
誘発 ユウハツ [0] あることが原因となって、他のことをさそい起こすこと。「事故を―する危険がある」 0
内覧 ナイラン [0] 公開の前に特定の人たちが内々に見ること。「新製品の―会」内見 0
散人 サンジン ①世間のわずらわしさを離れて、気楽に暮らす人。散士。 ②文学者などが雅号にそえる語。「荷風(かふう)―」 0
茶人 チャジン [0] ①茶道に通じ、茶の湯を好む人。 ②風流な人。また、一風変わった物好きな人。 0
臭木・臭牡丹樹 くさぎ クマツヅラ科の落葉小高木。山野に自生。葉はキリに似るが、悪臭がある。初秋、がくの部分が赤い、白色の花を多数つけ、青色の実を結ぶ。 由来「臭牡丹樹」は漢名から。 表記「海州常山」とも書く。 1
専修 センシュウ [0] ある事柄のみを専門的に学ぶこと。「服飾の―学校に通う」 0
三三九度 サンサンクド [5] 日本風の結婚式で行う約束固めの儀式。夫婦になる男女が、三つの杯を用い、一つの杯で三度ずつ、合計九度飲み合う。三三九献(サンサンクコン)。 参考三はめでたいとされる数。 0
大権 タイケン [0] 国を統治する権利。明治憲法において定められていた、天皇の統治権。 0
熊葛 くまつづら [3] クマツヅラ科の多年草。山野に自生。葉はヨモギに似る。初夏、淡紫色の花穂をつける。表記「馬鞭草」とも書く。 0
僕 しもべ [0] ①身分の低い者。 ②雑事に使われる者。召使い。表記「下部」とも書く。 0
万骨 バンコツ [1],[0] 多くの人々の骨。多くの犠牲。「一将功成りて―枯る」 0
弛む たゆ-む [2] 気がゆるむ。怠ける。多く、あとに否定の語を伴う。「―まず努力する」 0
吞舟 ドンシュウ 舟をまるのみにすること。「―の魚(大人物のたとえ)」 0
微意 ビイ [1] ほんの少しの心づかい。寸志。自分の意思の謙称。「―を表す」微志 0
枡で量って箕でこぼす ますではかってみでこぼす 苦労してためたものを無駄なことに一度に使ってしまうたとえ。ますできちんと量るように苦労してためたものを、箕に移して一度にこぼしてしまう意から。「箕」は、竹などで編んだ目の粗いふるい。表記「枡」は「升」とも書く。参考「枡で量って」は、「爪(つめ)で拾って」ともいう。 0
増訂 ゾウテイ [0] 「増補訂正」の略。書物の足りないところをつけ加えたり、誤りを正したりすること。「―版」 補訂・改訂 0
矜恤 キョウジュツ あわれんで恵むこと。憐恤(レンジュツ)参考「恤」は、あわれむ意。 0
嘆賞・嘆称 タンショウ 感心してほめたたえること。感心してほめそやすこと。「作品の見事なできばえに皆―した」表記「歎賞・歎称」とも書く。 0
靉靉 アイアイ ①雲が盛んにたなびくさま。 ②樹木が盛んに茂って、色濃く暗いさま。 0
尺璧宝に非ず、寸陰是競う セキヘキたからにあらずスンインこれきそう 大きな宝玉よりも、時間のほうが貴重であるという戒め。「尺璧」は直径が一尺もあるような宝玉、「寸陰」はわずかな時間の意。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
老成 ロウセイ [0] ①おとなびていること。ませていること。「あの小学生はやけに―している」 ②経験や努力を積み重ねて円熟すること。「―した文章」参考①「ひね」とも読む。 0
妙薬 ミョウヤク [1],[0] 不思議なほど、きわめてよくきく薬。 0
嫉視 シッシ [1],[0] ねたましく思って見ること。そねみ見ること。「―を浴びる」 0
苞苴・苞 つと ①食品を、わらなどを束ねて包んだもの。わらづと。あらまき。「―納豆」 ②携えていく土産(みやげ)。参考「苞苴」は「ホウショ」と読めば別の意もある。 1
麕至 クンシ むらがってやって来ること。むらがり集まること。 0
除斥 ジョセキ [0] ①のぞきしりぞけること。 ②裁判官などが特定の事件に関係が深いとき、裁判の公正をはかるために担当からはずすこと。 0
経路 ケイロ [1] ①通り道。「通学―」 ②たどってきた道筋。また、行く筋道。「入手―を探る」表記「径路」とも書き、特に小道を指す。 0
娯楽 ゴラク [0] 仕事や勉強などの余暇に、心を慰めたのしむこと。「―映画」 0
穣穣 ジョウジョウ 穀物が豊かに実るさま。「稲穂が―とした水田」 0
長官 チョウカン [0] 官庁で、事務を取り締まる最高の官職。また、その官僚。「官房―」「最高裁―」 0
中天 チュウテン [0] 天の真ん中。空のなかほど。中空・天心 0
笑壺 えつぼ 笑い興じること。「―に入(い)る(思いどおりに事が運んで満足する)」 0
国患 コッカン 国家の災難。国の心配事。国難・国憂参考「患」は心配事や災難の意。 0
赤楝蛇 やまかがし ヤマカガシ科のヘビ。水辺や水田の周辺に多くすむ。背は褐色に黒斑(コクハン)が散在し、側面には紅色の斑点がある。有毒。 夏 表記「山楝蛇」とも書く。 1
人の牛蒡(ゴボウ)で法事する ひとのゴボウでホウジする 他人に便乗して調子よく自分の務めを果たすこと。 人の褌(ふんどし)で相撲を取る 0
豪壮 ゴウソウ [0] ①勢いが強く、盛んなさま。 ②建物などの構えが大きくりっぱなこと。「―な邸宅」 0
土足 ドソク [0] ①はき物をはいたままの足。「―厳禁」 ②泥のついたままの足。 0
金襴 キンラン [0],[1] 錦(にしき)の地に金の糸を織りこんで模様とした豪華な絹織物。織金(おりキン) 0
白昼 ハクチュウ [0] 日中。まひる。ひるひなか。「―夢」「―堂々と強盗に入る」白日
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四字熟語根掘り葉掘り17:意外と盲点?「白昼堂々」の話 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
雲気 ウンキ [1] 雲や霧の移り動くようす。また、空中にただようとされた一種の気。参考昔、天文家や兵法家が天候や吉凶を知る材料とした。 0
門衛 モンエイ [0] 門のわきにいて、人の出入りや門の開閉を取り締まる人。「―を立てる」門番・守衛 0
天狗 テング [0] ①鼻が異常に高く顔が赤い、人の姿に似た想像上の怪物。深山に住み、神通力で空中を飛ぶという。 ②うぬぼれ、自慢すること。また、その人。「ほめられて―になる」由来②自信たっぷりな表情を「鼻が高い」ということから、 ①の特徴が連想されたもの。
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漢字の豆知識 得意げな人をいましめる表現 いい気になって自慢する人のことは…「テングになる」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
一周忌 イッシュウキ [3] 人が死んで一年めの命日。また、その日に行う法要。「―の法要を営む」参考「一年忌・一回忌」ともいう。 0
看護 カンゴ [1] 病人やけが人の世話や手当てをすること。「手厚い―を受ける」「―師」看病・介抱 0
被綿 きせわた ①物の上に綿をかぶせること。また、その綿。 ②重陽(チョウヨウ)の節句(陰暦九月九日)の前夜、キクの花にかぶせた綿。露や香りを移した綿で、体をふくと長寿を保つといわれた。菊の被綿。秋表記「着せ綿」とも書く。 1
雑駁 ザッパク [0] 物事が入りまじってまとまりのないさま。「考えが―だ」 0
削る はつ-る [2] ①金属や材木などの表面を少しずつけずって取る。「柱の面を―る」 ②皮をはぐ。 0
信じる シン-じる [3] ①物事に対する言明や判断が確実なことと思う。信頼する。信用する。「霊魂の不滅を―じる」「彼を―じて疑わない」 ②信仰する。信心する。「神を―じる」 0
領髪 えりがみ ①首の後ろの部分の髪。 ②首の後ろの部分。えりくび。 0
争友 ソウユウ 不善をいさめ、忠告や意見をしてくれる友人。 0
圜繞 カンジョウ ぐるりと取り囲む。 0
遺臣 イシン [1] ①先代の君主から仕えている家来。 ②王朝や主家が滅びたあとにのこった家臣。 0
水産業 スイサンギョウ [3] 水産物の捕獲や養殖・加工などをする職業や産業。 0
哨舎 ショウシャ [1] 軍隊などの見張り小屋。 由来警戒や見回り役の兵隊である歩哨(ホショウ)が詰めることから。 0
飛耳長目 ヒジチョウモク [1] 物事の観察が鋭く世情にも精通していること。「飛耳」は、遠くのことを聞くことができる耳。「長目」は、遠方まで見通せる目。〈『管子』〉参考「長目飛耳」ともいう。 0
譟ぐ さわ-ぐ がやがやと、やかましく声や音をたてる。 0
布教 フキョウ [0] その宗教を広めること。「―活動に回る」 0
自余 ジヨ [1] それ以外。このほか。「―は想像にまかせる」 表記「爾余」とも書く。 0
恋路 こいじ [0],[1] 恋の道。恋する気持ちが相手に届くまでを、道にたとえていう語。「―の闇(やみ)(恋のために、分別を失うこと)」「人の―のじゃまをする」 0
樸直 ボクチョク [0] 飾り気がなく、正直であること。実直で素直なこと。また、そのさま。「―の校風」樸実表記「朴直」とも書く。 0
安居楽業 アンキョラクギョウ 地位や住居など、置かれた環境に心安らかに順応し、自分の仕事を楽しんですること。転じて、善政が行われていることのたとえ。〈『漢書(カンジョ)』〉安家楽業・安土楽業 0
一己 イッコ [1] 自分ひとり。自分自身だけ。「私―の判断ではどうにもならない」 0
撫でる な-でる [2] ①手のひら、指先でやさしく触れ、動かす。なぜる。「頭を―でてほめた」「胸を―で下ろす(安心する)」 ②髪をくしでとかす。撫でつける。 0
葭簀 よしず [0] アシの茎で編んだすだれ。日除(ひよ)けなどに使う。よしすだれ。「―を張る」表記「葭簀」とも書く。 0
衙門 ガモン [0] ①役所。官庁。 ②役所・兵営の門。 0
眼前 ガンゼン [0],[3] 目(ま)のあたり。目の前。「―を横切る」目前 0
包蔵 ホウゾウ [0] 内部につつみもっていること。「問題点を―している」 0
文才 ブンサイ [0] すぐれた文章や文学作品をつくる才能。「彼は―が豊かである」 0
端 はし [1] ①細長い物の先のほう。先端。「ひもの―を結ぶ」 ②中央から最も遠い所。周辺の部分。へり。ふち。「道路の―を歩く」 ③切り離した部分。切れはし。「木の―」 ④物事の重要でない一部分。「言葉の―をとらえる」 0
獲物 えもの [0] ①漁や狩りでとる魚や鳥獣。また、とったもの。「逃した―は大きい」 ②戦いや勝負事などでえた物。 0
代用 ダイヨウ [0] ある物の代わりとして用いること。「―品」 0
偉大 イダイ [0] すぐれてりっぱなさま。「彼は―な政治家だ」 0
散華 サンゲ [1] ① 花をまいて仏を供養すること。特に、法会の儀式で、ハスの花びらをかたどった紙をまくこと。 ②いさぎよい戦死。 0
南面 ナンメン [0] ①南に向いていること。南向き。北面 ②帝位につくこと。天子として国を治めること。 由来②中国では、天子は南に向いて座についたことから。 0
蘇婆訶 ソワカ 密教で、願いがかなうよう祈りをこめて呪文の最後につける語。 表記「薩婆訶」とも書く。 参考元来は仏への感嘆や呼びかけの語。 0
有徳 ウトク [0] ①徳のあること。また、徳が備わって人望のある人。 ②裕福なこと。金持ち。「―人」参考「ユウトク」とも読む。 0
山慈姑 あまな ユリ科の多年草。原野に自生。葉はニラに似る。春、白地に紫色の筋が入った六弁花を一つつける。地下の鱗茎(リンケイ)は甘く食用。 由来「山慈姑」は漢名から。 表記「甘菜」とも書く。 1
躊躇逡巡 チュウチョシュンジュン なかなか決心がつかず、ためらってぐずぐずすること。参考「躊躇」も「逡巡」もためらう意。同意の熟語を重ねて意味を強めた言葉。 0
観葉植物 カンヨウショクブツ [6] 葉の形や色を観賞の対象とする植物。ポトス・オリヅルラン・ハゲイトウなど。 0
文章 ブンショウ [1] いくつかの文を連ね、まとまりのある思想や感情を表したもの。ふつうは、韻文に対する散文をいう。「―を推敲(スイコウ)する」 0
獄死 ゴクシ [0] 監獄で死ぬこと。獄中死。「再審なかばに―する」牢死(ロウシ) 0
若狭 わかさ 旧国名の一つ。現在の福井県南西部。若州(ジャクシュウ)。 0
連判状 レンパンジョウ [0] 同じ主義や志をもつ者が、同一書面に署名して判を押したもの。盟約の文書や嘆願書などに見られる。「赤穂(あこう)浪士の―」 0
糠袋 ぬかぶくろ [3] ぬかを入れた布の小袋。昔、入浴時に肌をこすったり、板張りのつや出しに使ったりした。 0
渾沌 コントン [0] ①この世の初め、天と地が入り混じっていた状態。 ②入り混じって区別がはっきりしないさま。表記「混沌」とも書く。 0
身体髪膚之を父母に受く シンタイハップこれをフボにうく 人は体も髪の毛も皮膚も、すべて父と母からいただいたものだから、傷つけたり損なったりしないように努めるのが孝行の第一であるということ。〈『孝経』〉 参考「敢(あ)えて毀傷(キショウ)せざるは孝の始めなり」と続く。 0
習うより慣れよ ならうよりなれよ 物事は、人に教えてもらうより自分で実際に経験して慣れたほうが身につくということ。 0
敏活 ビンカツ [0] 頭のはたらきや動作がすばやく、利口なこと。「―に対応する」 0
勇略 ユウリャク ①勇気と知略。 ②勇気があって、計略に富むこと。また、そのさま。 0
俗物 ゾクブツ [0] 世俗的な名声や利益ばかり求める、卑しい人。風流や高尚なことを解さない、つまらない人。「―根性の持ち主」 俗人 0
枝折 シおり [0] ①山道などで、帰路の目印として木の枝を折っておくこと。道しるべ。 ②「枝折戸」の略。 0
盗人 ぬすびと [0] 他人の金品を盗み取る者。どろぼう。参考「ぬすっと・ぬすと」とも読む。 0
胡蜂 すずめばち [3] スズメバチ科のハチ。大形で黒く、腹には黄色のしま模様がある。土中や樹木の空洞に大きな巣をつくる。毒針をもち、ときに人畜を襲う。クマンバチ。春由来「胡蜂」は漢名から。表記「雀蜂」とも書く。 1
群落 グンラク [0],[1] ①多くの村落。 ②同一地域内に、同じ生育条件を好む植物が群がって生えること。「湿性植物の―」 0
明太子 メンタイこ [0],[3] スケトウダラの卵巣を塩漬けにし、唐辛子などで調味した食品。参考「明太(メンタイ)」はスケトウダラの朝鮮半島での呼び名。 0
狂喜 キョウキ [1] 気が狂ったかのようにひどく喜ぶこと。「―しておどり上がる」欣喜(キンキ)・歓喜 0
薄 すすき [0] イネ科の多年草。山野に群生。秋、黄褐色の花穂(カスイ)をつける。花穂は「オバナ」といい、秋の七草の一つ。葉・茎は屋根をふくのに用いた。カヤ。秋表記「芒」とも書く。 0
破傷風 ハショウフウ [0] 破傷風菌が傷口から体内に入って、中枢神経をおかす急性の病気。症状は高熱・硬直・けいれんなど。重症の場合は一日以内に死亡することもある。 0
久離 キュウリ 江戸時代、連帯責任から逃れるため、親族に迷惑をかけるような素行の悪い子弟の縁を切ったこと。勘当。「―を切る」表記「旧離」とも書く。 0
痘瘡 トウソウ [0] 感染症の一つ。高熱・発疹(ホッシン)を生じ、あばたを残す。天然痘。疱瘡(ホウソウ)。参考「もがさ」とも読む。 0
川 かわ [0] 地表の水が集まってくぼ地に沿って流れ、一つの水流となったもの。 0
放物線 ホウブツセン [0] ①物を斜め上に投げたとき、空中に描く曲線。 ②定点と定直線それぞれからの距離が等しい点をつないだ曲線。 「物線」の書きかえ字。 0
全裸 ゼンラ [1],[0] 何も身につけていないこと。まるはだか。 0
総攬 ソウラン [0] 全体を一手に握り、おさめること。「教育行政を―する」 0
粗目 ざらめ [0] 「粗目糖」の略。結晶のあらい、ざらざらした砂糖。 1
堅実 ケンジツ [0] てがたいこと。確実であぶなげないさま。「―な経営を受け継ぐ」「―な生活設計」着実 0
荒地引 あれチひき 江戸時代、天災で耕作できなくなった田畑の年貢を免除したこと。 0
慳しむ お-しむ 物惜しみする。けちけちする。金銭や物品などを出ししぶる。 0
韋駄天・韋陀天 イダテン ①仏法や寺院の守護神。足が非常に速いといわれる。 ②足の非常に速い人のたとえ。 0
沁み沁み しみじみ 心の底から深く感じるようす。しんみり。「―と語る」 0
赫然 カクゼン [0] ①かっと怒るさま。 ②輝きが盛んなさま。 ③物事が盛んなさま。 0
腥風 セイフウ なまぐさい風。血なまぐさいにおい。殺伐とした気配。 0
会話 カイワ [0] 相手と話をすること。また、その話。「―文」会談・対話独話 0
増強 ゾウキョウ [0] 人・設備・能力などを、ふやして強化すること。「軍備―」「体力―」 0
標記 ヒョウキ [1] ①符号をつけて目じるしにすること。また、その符号や文字。 ②標題を書くこと。見出しをつけること。また、その書いた事柄。「―の会議を本日行います」参考「表記」と書けば、文字や文章で書き表す意。 0
熱気 ネッキ [3] ①熱い空気。高温の気体。「―消毒」冷気 ②高まった意気。「コンサート会場はファンの―につつまれた」 ③高い体温。 0
女夫 めおと 婚姻関係にある男女。夫婦。妻と夫。 表記「夫婦・妻夫」とも書く。 参考「みょうと」とも読む。 0
公 おおやけ [1] ①国。政府。「―の機関」 ②社会。世間。公共。「―の施設」 ③会社・団体など、組織に属している者としての立場。「―の発言」 ②③私(わたくし) ④表立つこと。公然。「まだ―には発表しない」 0
渋い しぶ-い [2] ①にがく刺激のある味がする。「―いお茶で眠気をさます」 ②地味で落ち着いた感じがする。「―い柄の着物がよく似合う」 ③表情が不愉快そうなさま。「社長が―い顔をする」 ④けちである。「金払いが―い」 0
癒着 ユチャク [0] ①炎症が起こり、本来離れているべき体の組織がくっついてしまうこと。 ②不正な関係で結びついていること。「政財界の―を一掃する」 0
簓 ささら [0] ①田楽などに用いる民俗楽器の一種。竹を細かく裂いて束ねたもので、棒とすり合わせて音を出す。 ②竹を裂いて束ねた、洗い用具。「―を使って鍋(なべ)を洗う」 由来「さらさら」と音のすることから。 表記②「筅」とも書く。 0
打毬 ダキュウ ①まりけりの遊戯。けまり。 ②二組の騎馬に分かれ、つえでまりを打って勝負を争う競技。中国の唐から伝わり、平安時代に宮廷で盛んに行われた。 0
司令 シレイ [0] 軍隊や艦隊などをひきいて指揮・統率すること。また、その人。「軍―部」「チームの―塔」 0
白日 ハクジツ [0] ①明るく輝く太陽。「青天―」「―の下にさらされる(すべて明らかになる)」 ②「白昼」に同じ。「―夢」 0
返杯 ヘンパイ [0] つがれた酒を飲みほして、相手に杯を返すこと。また、その杯。 0
資格 シカク [0] ある事を行うのに必要な地位・身分。また、それを得るために必要な条件。「参加―がない」「調理師の―をとる」 0
純正 ジュンセイ [0] ①まじり気がなく本物であること。「―食品」 ②理論を主として、応用・実用面は二義的とする学問の立場。「―化学」 表記①「醇正」とも書く。 0
気短 キみじか [0] 怒りっぽいこと。せっかち。「―な人」短気・性急気長 0
比来 ヒライ このごろ。ちかごろ。近来。 0
啓白 ケイビャク ①つつしんで申し上げること。特に、神仏の前で申し述べること。また、その文。 ②経文の一部だけを読むこと。参考「ケイハク」とも読む。 0
能ある鷹は爪を隠す ノウあるたかはつめをかくす よく獲物をとるタカは、その鋭い爪をふだんは見せないようにしている。すぐれた才能の持ち主ほど謙虚で、それをひけらかしたりしないものだということのたとえ。 逸物(イチモツ)の猫は爪を隠す 能なし犬の高吠(たかぼ)え 0
傾蓋の知己 ケイガイのチキ 少し語り合っただけなのに、古くからの友人のように打ち解けて親しくなるたとえ。また、そのような仲。「傾蓋」は車につけられたかさをかたむける意で車を止めることをいう。「知己」は自分の真価を知ってくれる親しい友人。故事 孔子が偶然出会った程子(テイシ)と道端で車を止め、親しく語り合った故事から。〈『孔子家語(コウシケゴ)』〉 0
家作 カサク [0] ①家をつくること。また、つくった家。家作(やづく)り。 ②他人に貸すためにつくった家。貸家。 0
麒麟 キリン [0] ①中国古代の想像上の動物。聖人が現れ善政が行われる前兆として出現するという。体はシカ、尾はウシ、ひづめはウマに似る。 ②キリン科の哺乳(ホニュウ)動物。アフリカの草原に群れですむ。首とあしが非常に長い。草食。表記①「騏驎」とも書く。 0
化野 あだしの ①京都市の小倉山のふもとにある野。平安時代に、火葬場があった。 ②火葬場・墓場。表記「徒野・仇野」とも書く。 1
漢心・漢意 からごころ 漢籍を読み、中国の文化・思想に心酔した心。近世の国学者が用いた語。大和心(やまとごころ) 0
祀典 シテン ①神をまつる儀式。 ②祭祀について記した書物。 0
器皿 キベイ 食べ物を盛る皿や小鉢。食器。「陳列されていた―を収納する」 0
仰向け あおむけ [0] 顔や胸、また物のおもてが上を向いている状態。俯(うつむ)け 0
恐慌 キョウコウ [0] ①おそれあわてること。 ②景気が急激に後退し、需要低下・商品の過剰・企業倒産・銀行とりつけなど、経済活動が麻痺(マヒ)すること。パニック。「世界的な大―になった」 0
方面 ホウメン [3] ①その方向にあたる地域。「関東―へ行きました」 ②分野。領域。「彼は法律の―に明るい」 0
日月に私照無し ジツゲツにシショウなし 自然の恵みはすべて平等であること。太陽や月は特定の人だけを照らすのではなく、世の中全体を公平に照らすという意から。〈『礼記(ライキ)』〉天に私覆(シフ)無し 0
溜まる た-まる [0] ①積もり増える。「洗濯物が―る」 ②仕事などが処理されないで、とどこおる。「宿題が―る」 0
一刻千金 イッコクセンキン [0] 楽しい時や大切な時が過ぎやすいのを惜しんでいうたとえ。わずかな時間でも千金の値打ちがあるという意から。〈蘇軾(ソショク)の詩〉参考「千金一刻」ともいう。 0
撫で肩 なでがた [0] なだらかに下がっている肩。「彼女は―で和服がよく似合う」怒(いか)り肩 0
合祀 ゴウシ [1],[0] 複数の神や霊を、一つの神社に一緒にまつること。 0
貢ぐ みつ-ぐ [2] ①金品をおくる。また、そのようにして生活を助ける。「女に―ぐ」 ②君主・権力者に金品をさし出す。「国王に財物を―ぐ」 0
銃撃 ジュウゲキ [0] 銃で相手を攻撃すること。「敵と―戦となる」 0
妙法 ミョウホウ [0] ①うまい方法。 ②きわめてすぐれた仏法。 ③「妙法蓮華経(ミョウホウレンゲキョウ)」の略。法華経(ホケキョウ)。 0
閻魔虫 エンマむし エンマムシ科の甲虫の総称。動物の死体や糞(フン)に集まる。体は黒色で丸く、触角の先端はひしゃく状。ハエの幼虫などを捕食。 0
徒し心 あだしごころ 誠意のない移り気な心。変わりやすい心。浮気心。 0
垂髪 すべらかし [2] 昔の女性の髪形で、前髪の左右を大きく膨らませ、後ろで結び、背に長くたれ下げたもの。おすべらかし。さげがみ。 1
終南捷径 シュウナンショウケイ 正規の手続きを経ずに官職につく方法。終南山には仕官の近道がある意。「終南」は中国の長安の南にある山の名。「捷径」は近道。 由来終南山に隠居して隠者のふりをすると、名を世に知られ仕官の道が得やすいといわれたことから。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 参考「南山捷径」ともいう。 0
指向 シコウ [0] ある方向・目的をめざして進むこと。「―性アンテナ」 0
劣悪 レツアク [0] 程度が低く質がよくないこと。「―な環境」優良 0
舷舷 ゲンゲン ふなべりとふなべり。「―相摩(あいマ)す(水上の激しい戦いのようす)」 0
代襲相続 ダイシュウソウゾク 法定相続人が、相続の開始以前に死亡などにより相続権を失った場合、その者の直系卑属(子・孫・曽孫(ソウソン)など)が、代わって相続順位により相続すること。 0
占う うらな-う [3] ①自然や物に現れたきざしなどにより、運勢・吉凶などを判断する。「今年の運勢を―った」 ②予測する。「今場所の優勝力士を―う」 0
有る時払いの催促無し あるときばらいのサイソクなし 金の都合がついたときに返済すればよく、催促もされない借金。また、そういう返済条件。 0
泣く子と地頭(ジトウ)には勝てぬ なくことジトウにはかてぬ 道理の通じない相手には何を言ってもしかたないというたとえ。聞き分けなく泣く子どもと、強引に税を取りたてる地頭にはしたがうしかない意。「地頭」は、鎌倉幕府で荘園の管理と税の徴収に当たった職。参考「勝てぬ」は「勝たれぬ」ともいう。 0
解析 カイセキ [0] ①物事を細かく解き分け、論理的に明らかにすること。「レーダーによる雨量の―」 ②数学の「解析学」の略。関数について研究する学問。 0
鱏 えい エイ目の軟骨魚の総称。 海鷂魚(えい) 0
着丈 きたけ [0] 身長に合わせた着物の襟から裾(すそ)までの寸法。身丈(みたけ)参考「きだけ」とも読む。 0
係属 ケイゾク [0] ①つながること。つながりをつけること。 ②「訴訟係属」の略。訴訟事件が裁判所で取り扱い中であること。「―中の事件」 「繫属」の書きかえ字。 0
鉱石 コウセキ [0] 有用な金属を多量に含んだ鉱物。また、そのかたまり。「礦石(コウセキ)」の書きかえ字。 0
一匹・一疋 イッぴき ①獣・魚・虫などの一つ。 ②人間ひとりを強めていう語。「男―名がすたる」 ③昔の貨幣単位で、銭(ぜに)一〇文。 ④反物二反。「絹―」 0
速い はや-い [2] ①速度がすみやかである。動作などにかかる時間が少ない。「足が―い」「彼は社内で一番仕事が―い」 ②動きや変化が急である。「―いテンポの曲が好きです」「環境破壊の進みかたが―い」 0
渇望 カツボウ [0] のどがかわいて水を欲しがるように、強くのぞむこと。「平和を―する」 0
蟪蛄は春秋を知らず ケイコはシュンジュウをしらず 人生のはかないこと、命の短いことのたとえ。また、見識や経験の狭いたとえ。「蟪蛄」は、夏ゼミの一種で、夏期の短い間しか生きていないため春秋を知らない意。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
録画 ロクガ [0] 映像をビデオテープ・ディスクなどに記録すること。あとで再生できる。「好きな音楽番組を―する」 0
通事・通辞・通詞 ツウジ ①通訳。特に江戸時代、通訳や貿易事務に携わった幕府の役人。「オランダ―」 ②間に立って取り次ぐこと。また、その人。 0
大食 タイショク [0] たくさん食べること。おおぐい。「無芸―」小食・少食 0
造畢 ゾウヒツ 建設しおえること。特に、神社仏閣などにいう。「―供養」 参考「畢」はおわる意。 0
詬罵 コウバ ののしり、はずかしめること。罵倒 0
悖徳 ハイトク [0] 背徳 0
沁み渡る しみわた-る すみずみまでしみて広がる。「むなしさが全身に―る」「酒が五臓六腑(ロップ)に―る」 0
決闘 ケットウ [0] 争いなどを解決するため、日時や方法を約束して戦うこと。果たし合い。「一対一の―で決着をつける」 0
指 ゆび [2] 手足の先の、五本に分かれた部分。「―一本差させない(非難されるようなことはない)」「―をくわえる(ただ見ているだけである)」 0
狛笛 こまぶえ [3] 雅楽に用いる横笛の一種。指穴が六つあり、音色が高い。細笛。由来高麗(こま)(朝鮮半島)から渡来したことから。表記「高麗笛」とも書く。 0
佚遊 イツユウ 気ままに遊ぶこと。好きなことをして遊び怠けること。「―の日を重ねる」表記「逸遊」とも書く。 0
魅入る ミい-る [2],[0] 悪霊などがとりつく。たたる。「悪魔に―られる」 0
起債 キサイ [0] ①国・公共団体・企業などが、資金集めのために債券を発行すること。 ②負債をおこすこと。借金をすること。 0
五戒 ゴカイ [0] 在家の信者が守るべき五つのいましめ。殺生(セッショウ)・偸盗(チュウトウ)・邪淫(ジャイン)・妄語・飲酒(オンジュ)の五悪をしてはならないこと。 0
荊 いばら [0] ①バラ・カラタチなどとげのある低木の総称。 ②植物のとげ。 ③苦しみの多いことのたとえ。「―の道」表記「棘・茨」とも書く。 0
成績 セイセキ [0] 仕事や学業などでなし遂げた結果を評価したもの。できばえ。「―表」「営業―を伸ばす」 0
煩忙 ハンボウ [0] 用事が多く、忙しいこと。また、そのさま。「―な業務」多忙表記「繁忙」とも書く。 0
非職 ヒショク [0] ①職務についていないこと。また、その人。 ②公務員などが地位はそのままで、職務を免ぜられていること。また、その人。休職。 0
頽唐 タイトウ [0] ①くずれ落ちること。 ②勢力がおとろえること。 ③道徳が乱れること。退廃 0
冷厳 レイゲン [0] ①非常にきびしく、感情が入りこむ余地のないさま。沈着でおごそかなさま。「死という―な現実」 ②冷静で厳格なさま。「―な判決が下った」厳粛 0
微醺 ビクン [0] 少し酒に酔うこと。ほろよい。「―を帯びる」微酔 0
鉱毒 コウドク [0] 鉱物の採掘や精錬の過程で、廃棄物から出る毒物やその害毒。「―事件」 0
精一杯 セイイッパイ [3],[1] その人が出せる、力の全部。力のかぎり。できるかぎり。「―努力する」 力一杯 0
衒学 ゲンガク [0] 学問や知識のあることをひけらかすこと。「―的な人」 0
安楽浄土 アンラクジョウド 極楽浄土のこと。阿弥陀(アミダ)仏のいるという安楽の世界。また、すべてに満ち足りていることのたとえ。安養浄土(アンニョウジョウド) 0
諂笑 テンショウ おせじ笑いをすること。作り笑いをして人にへつらうこと。 0
雅楽頭 うたのかみ 律令(リツリョウ)制で宮廷音楽を担当した雅楽寮(うたリョウ)の長官。 1
背日性 ハイジツセイ [0] 植物の根などが、光と反対の方向に生長する性質。背光性向日性 0
翼下 ヨッカ [1] ①飛行機などのつばさの下。 ②ある組織や団体などの支配力の及ぶ範囲内。保護のもと。「大企業の―にある下請け」傘下参考「ヨクカ」とも読む。 0
繊弱 センジャク [0] 小さく弱々しいこと。きゃしゃなこと。 0
妻子 サイシ [1] 妻と子ども。「―を養う」 妻児・妻孥(サイド) 参考「めこ・つまこ」とも読む。 0
切願 セツガン [0] 切実に願うこと。心から願うこと。「合格を―する」 切望・懇願 0
九腸寸断 キュウチョウスンダン 非常につらくて悲しいことの形容。 断腸 0
拙速 セッソク [0] 下手であるが出来がはやいこと。仕事ははやいが出来の悪いこと。「―を避けて慎重にする」 巧遅 0
霊園・霊苑 レイエン 公園風に造成された共同墓地。寺院には付属していない墓地。墓苑 0
娼楼 ショウロウ [0] 「娼家」に同じ。 表記「倡楼」とも書く。 0
先妣 センピ [1] 亡(な)き母。 先考 参考「妣」は、母あるいは亡き母の意。 0
窮める きわ-める [3] 最後まで行きつめる。このうえないところまで達する。「真理を―めたい」表記「究める」とも書く。 0
順境 ジュンキョウ [0] すべてが都合良く運ぶ、めぐまれた環境や境遇であること。「―に育つ」 逆境 0
広汎 コウハン [0] 広範 0
歴代 レキダイ [0],[2] 歴史が始まって今までの間。代々。「―の総理大臣」 0
動作 ドウサ [1] 体の動き。立ち居振る舞い。「すばやい―」挙動・所作 0
教壇 キョウダン [0] 教師が授業をする際に立つ壇。転じて、教育の場。「―に立つ(教職につく)」 0
兼ねる か-ねる [2] ①二つ以上の働きや役割を一つのものやひとりの人が合わせもつ。行う。「町内会の役員も―ねる」「視察を―ねた旅行」 ②できない。難しい。「見分け―ねる」参考②「…兼ねる」という場合、「そうしたいがそうすることができない」の意。 0
永世 エイセイ [0] 限りなく続く年月。限りない世。「将棋の―名人」「スイスは―中立国」永代・永久 0
回帰 カイキ [1] ひとめぐりして、もとに戻ること。「永劫(エイゴウ)―」「北―線」 0
染色 センショク [0] 布や糸を、染料や色素で色をつけること。また、染めつけられた色。 0
小啄木鳥 こげら [0],[1] キツツキ科の鳥。低山にすみ、樹幹に穴をあけて産卵する。キツツキ類の中では最小で、スズメくらい。背と翼は黒地に白斑(ハクハン)の細かい横じまがある。 1
忘憂 ボウユウ ①憂いをわすれること。 ②①の意から、酒の別称。 ③カンゾウの別称。萱草(カンゾウ) 0
脚色 キャクショク [0] ①小説や実話などを映画・演劇などに上演できる形に書き直すこと。劇化 ②事実を誇張したり、作り話を入れたりしておもしろくすること。「彼の話は―が多い」 0
高句麗・高勾麗 コウクリ 古代、朝鮮にあった国の名称。中国東北地方の南東部から朝鮮半島北部あたりにあった。新羅(しらぎ)・百済(くだら)と並ぶ三国の一つ。六六八年、唐と新羅の連合軍に滅ぼされた。高麗(こま)。 0
溜める た-める [0] ①せきとめて、たたえる。「池に水を―める」 ②たくわえる。「金を―める」 ③片づけないでおく。とどこおらせる。「仕事を―める」 0
汁粉 しるこ [0],[3] 小豆(あずき)を甘く煮たあんを溶かした汁に、餅(もち)や白玉を入れた食べ物。こしあんのものとつぶあんのものとがある。「懐中―」「御膳(ゴゼン)―」 0
生花 セイカ [1] ①自然の生きた花。 造花 ②「生花(いけばな)」に同じ。 0
小鮒草 こぶなぐさ イネ科の一年草。道端に自生。秋、ススキに似た淡緑色または赤紫色の花穂をつける。黄八丈の染料に用いる。カリヤス。 由来ササに似た葉を小さなフナに見立てたことから。 0
阿頼耶識 アラヤシキ [3] 人間の心の奥深くにある意識。すべての心のはたらきのもとになるもの。種子識(シュウジシキ)。参考「阿頼耶」は梵語(ボンゴ)で住居・休む場所の意で、個性や自我に愛着することを表すともいう。 0
船倉 センソウ [0] 船内で荷物を積んでおく所。 参考「ふなぐら」とも読む。 「船艙」の書きかえ字。 0
槍投げ やりなげ [0] 陸上競技の一種目。助走をして槍を投げ、その飛んだ距離を争う競技。 0
茶室 チャシツ [0] 茶の湯の会に用いる部屋や建物。茶席・茶寮 0
切切 セツセツ [0] ①思いが強く胸に迫るさま。「―と湧(わ)く悲しみ」 ②相手を感動させるほど真心をこめてするさま。「―と語る」 0
性質 セイシツ [0] ①人や生物がもって生まれた気質。天性。「おだやかな―」 ②物事がもっている固有の特徴。「お客相手の仕事の―から言葉づかいに気をつかう」 0
抱瓶 だちびん [0] 沖縄で用いられる携帯用の酒びん。陶製で、腰につけやすいように横断面が三日月形をしている。 1
利息 リソク [0] 「利子」に同じ。 0
磯蚯蚓・磯目 いそめ イソメ科の環形動物の総称。海岸の砂泥地にすむ。ミミズに似るが、短いあしをたくさんもつ。釣りのえさに用いる。 由来磯にすむミミズ(蚯蚓)の意。 1
奸悪 カンアク [0] 心がねじまがっていて性悪なさま。また、そのような人。表記「姦悪」とも書く。 0
柱頭 チュウトウ [0] ①柱の頭部。特に西洋建築などで、柱の上端の彫刻をほどこしてある部分。 ②被子植物のめしべの先端にある花粉のつく部分。 0
荒麻 あらそ アサの繊維で、表皮のついたままのもの。 1
寒灯 カントウ ①さむそうに感じられる冬の夜のともしび。 ②光の寂しげな灯火。薄暗い明かり。 ①②冬 0
破鏡重円 ハキョウジュウエン 生き別れた夫婦がまた一緒になること。故事 中国、南朝、陳(チン)の徐徳言(ジョトクゲン)と楽昌公主(ガクショウコウシュ)の夫婦が、戦乱のために別れ別れになるとき、鏡を破って半分に分け、再会のときの証(あかし)としたという故事から。〈『太平広記(タイヘイコウキ)』〉 0
身近 みぢか [0] ①自分のすぐそば。身辺。「危険が―に迫る」 ②自分に関係の深い物事。「―な話題」 0
偸盗 チュウトウ [0] ①五戒の一つで、人の物をぬすむこと。ぬすみ。 ②ぬす人。参考「トウトウ」の慣用読み。 0
柔順 ジュウジュン [0] おだやかでおとなしいこと。素直なさま。「―な性格」「母の考え方は―そのものだ」 温順 0
鬼子母神 キシモジン [3] 安産と幼児保護の女神。鬼神の妻で人の子を奪って食べていたが、釈迦(シャカ)の戒めで仏教に帰依(キエ)し子育ての神になったという。参考「キシボジン」とも読む。 0
後年 コウネン [0] 数年経ったのち。また、のちの世。将来。 0
広蓋 ひろぶた ①衣服の箱のふた。昔、貴人が衣服を人に与えるとき、これにのせた。 ②①に似せて作られた縁のついた大きな盆。 0
損傷 ソンショウ [0] 物や人体などをそこない傷つけること。「車のドアを―する」 0
催合 もやい 共同して物事を行うこと。また、共同で所有すること。「―で商売を始める」 表記「最合」とも書く。 1
夷講 えびすコウ [0] 夷を祭って商売繁盛を祈る行事。陰暦一〇月二〇日に行うことが多いが、地方によって異なる。冬 0
外延 ガイエン [0] 論理学で、ある概念にあてはまる事物の範囲。「昆虫の―はチョウ、トンボ、カブトムシ、セミ、ハチなどである」内包 0
微力 ビリョク [0] ①力の少ないこと。力が足りないこと。 ②自分の力量の謙称。「―ながらがんばるつもりです」非力 0
巧詐 コウサ 言葉たくみに人をあざむくこと。ごまかし。巧偽 0
鉄鉱 テッコウ [0] 鉄の原料となる鉱石。赤鉄鉱・磁鉄鉱など。 0
木目 モクめ [0],[3] 木材の切り口に現れる年輪の線や模様。柾目(まさめ)と板目がある。肌理(キリ)。木理(モクリ)参考「きめ」とも読む。 0
心底 シンテイ [0],[1] 心の奥底。心の本心。「―を見抜く」 心奥 参考「シンそこ」とも読む。 表記「真底」とも書く。 0
厚顔無恥 コウガンムチ [5] あつかましくて、恥知らずなさま。「無恥」は恥を知らない意。参考「無恥厚顔」ともいう。寡廉鮮恥(カレンセンチ)
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漢字の豆知識 格言や知恵が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
細分 サイブン [0] 細かく分けること。「資産を―する」 細別 0
春菊 シュンギク [1],[0] キク科の一年草または二年草。地中海沿岸原産。野菜として栽培。夏に黄色・白色の頭花が咲く。独特の香気がある。 春 0
故轍 コテツ 先人の行ったやり方。昔ながらの方法。「―を踏む」由来前に通った車の車輪の跡の意から。 0
先物 さきもの [0] ①将来のある時期に受け渡す条件で、売買契約を結ぶ商品。「―取引」 現物 ②その将来が期待されるもの。「―買い」 ③期限を決めて行う清算取引で、目的物の受け渡し期日が最もあとの月のもの。 先限(さきぎり) 0
居敬窮理 キョケイキュウリ 心を専一にして振る舞いを慎み、物事の道理をきわめて、正確な知識を得ること。朱子学における修養の目標をいう。「居敬」は慎み深い態度で身を保つ内的な修養、「窮理」は物事の道理をきわめ、正しい知識を身につける外的な修養の意。〈『朱子語類』〉 0
生花 いけばな [1] 草木の枝・葉・花などを切り取り、形よく花器にさすこと。華道。 表記「活花」とも書く。 参考「セイカ」とも読む。 0
芥虫 ごみむし ゴミムシ科の甲虫の総称。 塵芥虫(ごみむし) 1
蔓荊 はまごう [2] クマツヅラ科の落葉低木。海岸の砂地に自生。茎は砂の上をはう。葉は卵形で、裏に白い毛が密生。夏、紫色の唇形の花を多数つける。由来「蔓荊」は漢名から。 1
玉を以(もっ)て鳥を抵(う)つ たまをもってとりをうつ 貴重なものでも、たくさんあれば価値がなくなるたとえ。「抵」はなげうつ意。由来 中国の崑崙(コンロン)山では多くの宝玉が産出するので、鳥をうち落とすのにも玉を使ったことから。〈『劉子新論(リュウシシンロン)』〉 0
臨界 リンカイ [0] ①さかい。境界。特に、物質がある状態から別の状態へ変化を始めるさかい目。 ②原子炉で、核分裂が継続的に進行し始めるさかい目。「―事故」参考「界」はさかいの意。 0
烏豆 くろまめ ダイズの一種。豆の皮が黒いもの。正月料理などに用いる。秋表記「黒豆」とも書く。 1
恋慕 レンボ [1] 相手を恋い慕うこと。「―の情は増すばかり」「横―」 0
奇蹟 キセキ [0],[2] 奇跡 0
諭す さと-す [2],[0] わかるように話して理解させる。疑問をとり除いて教え導く。言いきかせる。「子どもに優しく―して聞かせた」「非を―す」表記「喩す」とも書く。 0
服罪 フクザイ [0] 罪を犯した者が刑に服すること。表記「伏罪」とも書く。 0
浮萍 フヘイ 「浮萍(うきくさ)」に同じ。 0
姦 みだら [1] 男女関係が乱れているさま。ふしだらなさま。猥褻(ワイセツ)。淫猥(インワイ)。「―な行為」 0
受戒 ジュカイ [0] 信者または僧になるために、守るべき仏の定めた戒律を受けること。 0
繁忙 ハンボウ [0] 用事が多く、忙しいさま。「―を極める毎日を送っている」多忙・繁劇表記「煩忙」とも書く。 0
息衝く いきづ-く [3] ①呼吸する。確実に生きている。「伝統が―く古典芸能」 ②苦しそうに息をする。あえぐ。「―きながら山を登る」 ③ため息をつく。 0
魚腹 ギョフク [0] 魚の腹の部分。また、魚の腹の中。 0
栄転 エイテン [0] 今よりも上の地位を得て、転任すること。「支社長に―した」栄進・栄達・昇進左遷 0
週る めぐ-る 周りをまわる。ひとまわりする。 表記「周る」とも書く。 0
党同伐異 トウドウバツイ 事の是非・善悪に関係なく、常に仲間に味方し、対立する相手を攻撃すること。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「伐異党同」ともいう。 0
基軸 キジク [0] 物事の基幹や中心となるもの。「米ドルは国際的な―通貨だ」 0
麦粒腫 バクリュウシュ [3] まつ毛の根もとの脂腺(シセン)にできる化膿(カノウ)性炎症。まぶたが赤く腫(は)れて、痛む。ものもらい。 0
誇示 コジ [1] 誇らしげに見せびらかすこと。「狩人は獲物を―し合った」 0
興趣 キョウシュ [1] 味わいの深いおもしろみ。おもむき。「一段と―が増す」興味・興致 0
歩行虫 ごみむし [2] ゴミムシ科の甲虫の総称。塵芥虫(ごみむし) 1
時化 しけ [2] ①風雨が強く海が荒れること。 凪(なぎ) ②海が荒れて魚がとれないこと。 ③興業などで客の入りが悪いこと。不景気。 1
有職故実 ユウソクコジツ [5] 朝廷や武家に古くから伝わる行事の法や儀式、風俗や習慣。また、それらを研究する学問。
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漢字の豆知識 スピーチで使える四字熟語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
膏粱子弟 コウリョウシテイ 裕福な家に生まれた者のたとえ。「膏」はあぶらののったうまい肉、「粱」は味のよい穀物。転じて、美食のこと。〈『天香楼偶得』〉 0
寝具 シング [1] 寝るときに用いる道具の総称。ふとん、まくらなど。 夜具 0
主権 シュケン [0] 国家のもつ、最高・独立・絶対の権力。国家の政治を最終的に決める権利。国家の統治権。「―在民」 0
煥発 カンパツ [0] 火が燃えるように、輝き現れること。「才気―」 0
失う うしな-う [0] ①なくす。「財布を―う」「気を―う」「祖父を―う」 ②取り逃がす。しそこなう。「逆転のチャンスを―う」 0
夏至 ゲシ [0],[2] 二十四節気の一つ。陽暦では六月二二日ころ。太陽が最も北に寄り、北半球では昼の時間が最も長い。冬至 0
闇夜に鉄砲 やみよにテッポウ 物事をあてずっぽうにやること。また、やっても意味がないことのたとえ。くらやみの中で鉄砲を撃つことから。闇夜の礫(つぶて) 0
韻鏡十年 インキョウジュウネン 理解することが非常に難しいことのたとえ。「韻鏡」は唐代末の漢字の音韻を研究した書物。その内容は難解をきわめ、理解するのに一〇年はかかるという意から。 0
苦戦 クセン [0],[2] 不利な状態で、苦しみながら戦うこと。また、その戦い。「試合は序盤から―を強いられた」 0
閲兵 エッペイ [0] 元首や司令官などが、軍隊を整列させて検閲すること。「―式」観兵 0
温い ぬく-い [2] 心地よくあたたかい。ぬくもりを感じる。「水が―い」 春 0
発語 ハツゴ [0] ①言い出すこと。発言すること。 ②文章や談話のはじめに用いる語。「さて」「そもそも」など。 ③語調を整えたり軽い意味を添えたりする、接頭語の別名。「か弱い」「さ霧」の「か」「さ」など。参考「ホツゴ」とも読む。 0
吉日 キチジツ [0] めでたい日。物事をするのに縁起のよい日。「大安―」吉辰(キッシン)・佳日・吉旦(キッタン)凶日参考「キチニチ・キツジツ」とも読む。 0
黄中内潤 コウチュウナイジュン 徳と才能を深く内に秘めて外面にあらわさないこと。〈『魏書(ギショ)』〉 0
雲霞 ウンカ [1] 雲と霞(かすみ)。雲や霞のように人がたくさん集まることのたとえ。「―のごとき群集」 0
清灑・清洒 セイシャ 華美なところがなく、さっぱりしていること。飾り気がなく、すっきりとしていること。また、そのさま。「―な山小屋」 0
惶れる おそ-れる おそれいっておどおどする。かしこまる。 0
上達部 かんだちめ [4],[3] 昔、宮中に仕えた大臣・大中納言・参議と三位(さんみ)以上の人の総称。 参考「かんだちべ」とも読む。 1
美人薄命 ビジンハクメイ [0] 佳人薄命(カジンハクメイ) 0
叡聞 エイブン 天子・天皇がきくこと。「―に達する」叡聴・天聴 0
篇什 ヘンジュウ 詩歌を集めたもの。また、その詩歌。由来『詩経』の雅(ガ)や頌(ショウ)の一〇篇ずつを什ということから。 0
叙する ジョ-する [2] ①歌や文章にしてのべる。叙述する。 ②位階・勲等などを授ける。「勲一等に―する」 0
小米 こごめ [0] 精白するときに砕けた米。砕け米。 表記「粉米」とも書く。
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漢字の豆知識 知っていますか?「六花」や「風花」 ~風情あふれる雪の呼び名~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
矜持・矜恃 キョウジ 自分の才能や学問・力量などを信じてもつ誇り。プライド。「四番打者としての―」自負・自尊参考「キンジ」は慣用読み。 0
威風堂堂 イフウドウドウ [1] 威厳に満ちあふれてりっぱなさま。「堂堂」は雄大でりっぱなさま。威風凜凜(イフウリンリン)・威武堂堂・耀武揚威(ヨウブヨウイ)
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産出 サンシュツ [0] 産物がとれること。また、物をつくりだすこと。「石炭を―する」 0
値 ね [0] ①売買の金額。値段。あたい。「ブランド品は―が張る」「―を一割引にしてもらった」 ②物事の評価。ねうち。「この作品で彼も―を上げた」 0
芸妓 ゲイギ [0] 「芸者」に同じ。 0
拳玉 ケンだま [0] 木製の玩具(ガング)。表記「剣玉」とも書く。 0
忍ぶ しの-ぶ [2],[0] ①人の目をさけてこっそり行動する。また、隠れる。「人目を―んで会った」 ②がまんする。こらえる。「悲しさを―ぶ」 0
清祥 セイショウ [0] 書簡で、相手が幸せに暮らしていることを祝うあいさつの言葉。「ご―のことと存じます」 0
数珠玉 じゅずだま [0] ①糸を通して数珠にする玉。水晶・珊瑚(サンゴ)などを用いる。 ②イネ科の多年草。初秋、穂状に花をつけ、灰色でつぼ形のかたい実を結ぶ。ズズダマ。 秋 由来②実で数珠を作ったことから。 1
父の恩は山より高く、母の恩は海より深し ちちのオンはやまよりたかくははのオンはうみよりふかし 父母の恩はこのうえなく高く、はかり知れないほど深いということ。〈『童子教(ドウジキョウ)』〉 0
修身斉家治国平天下 シュウシンセイカチコクヘイテンカ まず身を修め、それを家庭に及ぼして家をととのえ、その後に国を治めて天下を平和に保つこと。「斉」はととのえる意。儒教で、政治家の理念を説いた語。〈『大学』〉 修己治人(シュウコチジン) 0
改組 カイソ [1] 団体などの組織をくみ変えること。編成がえ。「学部を―する」 0
形式 ケイシキ [0] ①外から見た形。外形。 ②内容が伴わない、うわべだけのこと。「―に流れる」「―にとらわれる」 ①②内容 ③定まった型。また、一定の手続きややり方。「―を重んじる」 0
提案 テイアン [0] 議案や考えを提出すること。また、その議案や考え。「計画を―する」 0
皮膚の見 ヒフのケン うわべだけを見て、その本質を見ようとしないこと。浅はかな見解のこと。皮相の見 0
飯 いい [2] 「飯(めし)」に同じ。「干し―」 0
挫く くじ-く [2] ①手や足の関節をひねっていためる。捻挫(ネンザ)する。「転んで足首を―く」 ②勢いを弱くする。頓挫(トンザ)させる。「強きを―き弱きを助ける」「出端(でばな)を―く」 0
信濃 しなの 旧国名の一つ。現在の長野県。信州(シンシュウ)。「―路」 1
悲報 ヒホウ [0] ①悲しい知らせ。「交通事故の―が届いた」凶報朗報 ②人の死の知らせ。「恩師の―に接する」訃報(フホウ) 0
蒲柳 ホリュウ [0] ①カワヤナギの別称。 水楊(かわやなぎ) ②カワヤナギの弱々しい性質から、体質が弱いこと。虚弱 0
庫裏・庫裡 クリ ①寺の台所。「―で精進料理を作る」 ②寺の住職やその家族の住む所。 0
本意 ホンイ [1] ①本来の意志。本心。「不―な結果に終わる」真意 ②本来の望み。本懐。 ③本来の意味。本義。参考「ホイ」とも読む。 0
鹿杖 かせづえ ①先端がふたまたになった、つえ。 ②握りの部分がT字をした形の撞木(シュモク)づえ。 ③シカの角を握りの部分につけたつえ。 1
肥料 ヒリョウ [1] 植物の生長を促すために、土壌に与える栄養分。窒素・燐酸(リンサン)・カリウムなど。「―を施す」 0
罪過 ザイカ [1] 法などをおかす、してはならない行い。あやまち。 0
期首 キシュ [1] 定められたある期間や期限の初め。期末 0
趣致 シュチ おもむき。風情(フゼイ)。味わい。「―に富む風景」 0
刺身 さしみ [3] 生の魚肉などを一口大に薄く切って、わさびや醬油(ショウユ)などをつけて食べる料理。 0
革 かわ [0] 動物の皮をなめしたもの。なめしがわ。「―の財布」「電車のつり―」 0
希望 キボウ [0] ①こうあってほしいと願い求めること。のぞみ。「―をかなえる」願望・期待 ②将来への見通し。「―がもてる業界」表記「冀望」とも書く。 0
臨終 リンジュウ [0] 人の生命の尽きようとするとき。いまわのきわ。また、死ぬこと。「ご―です」末期(マツゴ)・最期 0
落花狼藉 ラッカロウゼキ [1] 物が散乱しているさま。また、女性に乱暴をはたらくこと。花びらが地面に散り乱れている意から。「狼藉」は、オオカミが寝る草のしとね(ふとん)の意で、オオカミが寝たあとは、草が乱れていることをいう。乱暴狼藉 0
果毅 カキ 決断力があり、意志が強いこと。 0
甘い物に蟻(あり)が付く あまいものにありがつく 利益になりそうな物事には人がむらがるたとえ。 0
愛称 アイショウ [0] 本当の名前とは別に、親しみをこめて言う呼び名。ニックネーム。「列車は―で呼ばれることがある」 0
小牛尉 こうじじょう 品のある小ぶりな老人の能面。小尉(こじょう)。 由来最初にこれをつくった面打ちの名を小牛(こうじ)といったことから。 参考「尉」は、能の老翁の意。 0
宜候 ようそろ ①船が航行中、まっすぐに進めという号令の言葉。 ②「よろしい」の意で、船乗りが用いるかけ声。また、はやし言葉。表記「良候」とも書く。 由来「よろしくそうろう」の転じたもの。 1
皇族 コウゾク [0] 天皇の一族。天皇を除く皇系の男子とその配偶者、および皇系女子。 0
空観 クウガン 事物はすべて仮のもので、実体をもつものではないという考え方。 0
黄鶺鴒 きセキレイ [2] セキレイ科の鳥。水辺にすむ。全長約二〇(センチメートル)。背は灰色、腹と胸は黄色。長い尾を上下に振りながら歩く。秋 0
対角線 タイカクセン [0],[4] 多角形の、隣り合っていない二つの頂点を結ぶ直線。多面体では、同一面の上にない二つの頂点を結ぶ直線。 0
宗主 ソウシュ [1] ①おおもととして仰がれる首長。 ②封建時代に、諸侯の上で権力をもっていた盟主。 0
鼬魚 いたちうお [3] アシロ科の海魚。南日本の浅海にすむ。全長約六〇(センチメートル)。背びれと尾びれがつながり、ナマズに似る。色はイタチに似た茶褐色。口に六対のひげがある。食用。ウミナマズ。 0
渋 しぶ [2] ①味覚の一つ。渋柿(しぶがき)などを食べたときに感じる、しぶい味。 ②カキのしぶ。「柿の―をとる」 ③茶などから染み出た赤黒い液。また、水あかなど。「茶碗(チャワン)についた―」 0
真行草 シンギョウソウ 漢字書体の三書。真書(楷書(カイショ))体・行書体・草書体。 0
多情多感 タジョウタカン [0] 感情が豊かで、物事に感じやすいこと。また、そのさま。「思春期はだれもが―な年ごろだ」参考「多感多情」ともいう。 0
名存実亡 メイソンジツボウ 名前だけが残って、実質が失われること。物事が見かけだけになり、内実が失われること。〈韓愈(カンユ)の文〉有名無実名実一体 0
場 ば [0] ①場所。居所。「生活の―」「話し合いの―をもつ」 ②場合。段階。「―に挑む」 ③演劇などの場面。「第二幕第三―」 0
新機軸 シンキジク [3] 今までにない新たな工夫や計画。「―を盛りこんだ試案」 0
楔形文字 くさびがたモジ [5] くさびの形をした文字。古代メソポタミアを中心に用いられ、多く、粘土板に角のとがった用具で刻んだ。 参考「楔形」は「セッケイ・ケッケイ」とも読む。 0
虫媒花 チュウバイカ [3] 昆虫によって花粉を運ばれ、受粉する花。花が美しく蜜(ミツ)や芳香がある。サクラ・リンゴ・アブラナなど。 0
饑餓 キガ [1] 飢餓 0
滑らか なめ-らか [2] ①すべすべしたさま。つるつるしたさま。「―な肌触り」 ②すらすらと、とどこおりのないさま。「―な英語で外国人と話す」 0
象嵌 ゾウガン [0] 象眼 0
羇愁 キシュウ 旅で感じるわびしさ。旅のうれい。旅愁・羈思・客思・客愁(カクシュウ)表記「羈愁」とも書く。 0
縛る しば-る [2] ①縄やひもなどで結びつけ、離れないようにする。ゆわえる。「泥棒を―る」「古紙を―る」 ②自由な行動ができないようにする。束縛する。「時間に―られる」 0
太牢 タイロウ ①昔、中国で、天子・諸侯が神をまつるときに供物としたウシ・ヒツジ・ブタのいけにえ。 ②りっぱなごちそう。 ③江戸時代、戸籍をもつ庶民の犯罪者を入れた牢屋。表記「大牢」とも書く。 0
花見 はなみ [3] 花、特にサクラの花を見て遊び楽しむこと。桜狩り 春 0
桟敷 さじき [0] 祭りや芝居、相撲など、興行物の見物のために土間や地面より一段と高くつくった席。「―で芝居を見物する」 1
眉相 まみあい ①まゆ。 ②まゆとまゆとの間。眉間(ミケン)。 1
縫う ぬ-う [1] ①糸を通した針で、布などを刺しつづる。「衣服のほころびを―ってもらう」「傷口を―う」 ②ぬい取りをする。刺繡(シシュウ)をする。「布地に模様を―う」 ③物と物との間などを通り抜ける。「人混みを―って走る」 0
代参 ダイサン [0] 当人に代わって神社や寺に参拝すること。また、その人。「―講」 0
丈夫 ジョウブ [0] ①健康であること。「―に育つ」 ②しっかりしていて壊れにくいこと。「―な作りの器」 頑丈 参考「ジョウフ・ますらお」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識「日本と中国で意味が異なる漢字2」(公財)日本漢字能力検定協会 0
類人猿 ルイジンエン [3] ショウジョウ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。ヒトに最も近く、知能が発達したサル類。ゴリラ・チンパンジー・オランウータン・テナガザルの四種。ヒトニザル。 0
鑿壁偸光 サクヘキトウコウ 苦学することのたとえ。壁に穴をあけて隣家の光を盗む意。故事中国、前漢の匡衡(キョウコウ)は若いときに貧乏で灯火の油が買えず、壁に穴をあけて隣家の灯火の光で書物を読んで学問をし、のち大学者になったという故事から。〈『西京雑記(セイケイザッキ)』〉参考「壁を鑿(うが)ちて光を偸(ぬす)む」ともいう。 0
麦 むぎ [1] イネ科のオオムギ・コムギ・ハダカムギ・ライムギ・エンバクの総称。温帯で栽培。秋に種子をまき、冬を越し、初夏に収穫する。五穀の一つ。食用や飼料用。夏 0
勾引かす かどわ-かす [4] 人をだまして連れ去る。誘拐する。「子どもを―す」表記「拐す」とも書く。 1
来場 ライジョウ [0] その場所に来ること。会場に来ること。「各界の名士が―する」 0
内乱 ナイラン [0] 国内の騒乱。特に、政府と反政府勢力との武力による戦い。内戦 0
寝耳に水 ねみみにみず 寝ているときに、耳に水を注がれたらびっくりする。そのような思いがけない知らせや出来事のこと。 0
歴任 レキニン [0] 次々とさまざまな役職を務めてきたこと。「各国の大使を―する」 0
賀筵・賀宴 ガエン 祝賀の宴会の席。祝宴。「盛大な―を開く」 0
拒む こば-む [2] ①ことわる。拒否する。「返答を―む」 ②はばむ。ふせぐ。「大自然は一行の進入を―んだ」 0
悖る もと-る [2] 道にそむく。道理にさからう。「人の道に―る行為」 0
落磐 ラクバン [0] 落盤 0
刃傷沙汰 ニンジョウザタ [0] 刃物で人を傷つける事件。刃物を振り回す行為。「―に及ぶ」 0
賽銭 サイセン [0] 神社や寺に参拝したときに奉納する金銭。「―箱」 参考もとは、祈願成就のお礼にしたもの。 0
精進落とし ショウジンおとし [5] 精進の期間が終わって普段の食事にもどるときに、飲酒、肉食をすること。 精進明け 0
鑷 けぬき 毛・ひげ・とげなどをはさんで抜きとる道具。 表記「毛抜き」とも書く。 0
邯鄲師 カンタンシ [3] 客が眠っている間にその金品を盗む者。枕(まくら)さがし。 由来「邯鄲の夢」から。 0
瀰漫 ビマン [0] 風潮などが広がりはびこること。「退廃的気分が―する」表記「弥漫」とも書く。 0
補筆 ホヒツ [0] 文章の不足しているところを書き加えること。加筆 0
遺骸 イガイ [0] 死んだ人の体。なきがら。遺体・死体・死骸 0
膏薬 コウヤク [0] あぶらに薬品を混ぜて練り合わせた外用薬。紙や布に塗って患部にはる。「痛めた腰に―をはる」参考「あぶらぐすり」とも読む。 0
知小謀大 チショウボウダイ 自分の力もかえりみず、むやみに大きなことを企てること。「知小」は知力がとぼしい、「謀大」ははかりごとが大きい意。〈『易経』〉「―の批判を受けた」知小言大 0
雛妓 スウギ [1] まだ一人前にならない芸妓(ゲイギ)。半玉(ハンギョク)。おしゃく。 0
形見 かたみ [0] ①死んだ人や別れた人が残したもので、見るたびにその人を思い出す品物。「泣く泣くも良い方を取る―分け」 ②思い出のもととなるもの。記念。「青春の―」 0
革める あらた-める [4] 古いものを思いきって新しくする。「制度を―めるのは反対だ」参考皮から毛を取り除いてすっきりと変わる意。 0
鳩摩羅什 クマラジュウ 中国、南北朝時代初期、長安で多くの仏典を漢訳した西域のクチャ国の僧。『妙法蓮華経』『維摩(ユイマ)経』などを漢訳した。 0
気吹戸 いぶきど 神が罪やけがれを吹き払う所。 1
適当 テキトウ [0] ①その能力・性質・目的などにぴったりとあてはまること。「党首に―な人がいない」 ②分量や程度などが、ほどよいこと。「―な温度にする」 ③いい加減なこと。「―にあしらう」 0
疲れる つか-れる [3] ①精力や体力を消耗して、体や神経が弱る。元気がなくなる。「遊びすぎて―れる」 ②使いすぎて、本来ある能力や性質が低下する。「―れたエンジン」 0
直筆 チョクヒツ [0] ①事実ありのままを書くこと。曲筆 ②筆を直角に立てて書くこと。参考「ジキヒツ」と読めば別の意になる。 0
心酔 シンスイ [0] ①ある物事に心を奪われ夢中になること。 ②ある人の人柄や能力・作品などにひかれ、心から尊敬して慕うこと。「西欧文明に―する」 0
制定 セイテイ [0] 法律など、公のきまりを定めること。「憲法を―する」 0
山の芋鰻(うなぎ)になる やまのいもうなぎになる 物事が突然に思いもよらないような変化をするたとえ。また、地位の低い者が突然に出世するたとえ。 0
鴻臚館 コウロカン 古代、北九州の筑紫(つくし)や平安京などに設けた、外国使節を応接する施設。 由来「鴻臚」は中国の官名で、外国の賓客を接待するところから。 0
青蠅 きんばえ [0] クロバエ科のハエ。体は青緑または黄緑色で金属光沢がある。汚物などを好み、感染症を媒介することもある。 夏 表記「金蠅」とも書く。 1
緑藻類 リョクソウルイ 緑色をした藻類の総称。葉緑素をもち、光合成を行う。淡水に見られるのはヒビミドロ・クラミドモナスなど、海水ではミル・アオノリなど。緑藻植物。 0
煤払い すすはらい [3] 家の中のすすやほこりを掃除すること。多く、年末に行う。煤掃き 冬 0
尺寸 シャクスン [0] 少しばかりの長さや広さ。ほんのわずかばかり。「―の土地も譲らない」 由来「一尺一寸」の意から。 参考「セキスン」とも読む。 0
遮る さえぎ-る [3] ①進行をさまたげる。「見物人が通路を―る」「発言を―る」 ②じゃまをして見えなくする。「濃霧が視界を―る」 0
御霊代 みたましろ [3],[0] 神霊のかわりにまつるもの。御神体。 0
何等 なんら [1],[0] 少しも。全然。「―関係ない」参考「なにら」の音便。下に打ち消しの語を伴う。 0
検定 ケンテイ [0] 一定の基準を設けて検査し、合否・等級・資格などを定めること。「漢字能力―」「―教科書」 0
疑団 ギダン [0] 心中にわだかまって解けない疑念。胸につかえている疑いのしこり。「胸中の―が氷解する」 0
物盛んなれば則ち衰う ものさかんなればすなわちおとろう すべて物事はいつまでも盛んなままでいられるものはない、必ず衰えるときが来るということ。〈『戦国策』〉 0
楔 くさび [0] ①V字形の木片や金属片。木や石を割ったり、重いものを押し上げたり、ゆるまないようにすきまに差しこんだりするのに用いる。「車の心棒の端に―を差し、車輪のはずれるのを防ぐ」「―を打ちこむ(他の勢力のなかに割りこむ)」 ②ものとものとをつなぎ合わせるもの。きずな。「心をつなぐ―」 0
煦煦 クク ①日の光などが、ぽかぽか暖かいさま。 ②穏やかで恵み深いさま。恵みをかけるさま。 0
灯火・灯 ともしび ともした火。ともしたあかり。「風前の―」参考「灯火」は「トウカ」とも読む。 0
裙蔕菜 わかめ [1],[2] 褐草類コンブ科の海藻。 若布(わかめ) 1
脱兎 ダット [0],[1] 逃げ去るウサギ。非常にすばやい動きのたとえ。「―のごとく駆けだす」「―の勢い」 0
池魚の殃い チギョのわざわい 思いがけない災難にあうこと。まきぞえをくうこと。また、火事で類焼にあうこと。故事 中国、春秋時代、罪を犯して逃げた者が池に投げこんだという珠玉を探すため、宋(ソウ)の景公が臣下に命じて池の水をさらわせたところ、魚が死んでしまったという故事から。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉 0
裳 も [0] 腰から下につける衣服。特に平安時代以降、女房などが正装するときに、袿(うちぎ)の上からつけた後方のみの衣服。 0
湯帷子 ゆかたびら [2] 昔、入浴の時に身につけた単衣(ひとえ)の着物。のちに入浴後も水気を取るために着るようになった。ゆかた。湯具・湯巻 夏 1
筋肉 キンニク [1] 伸び縮みして動物の体を動かす器官。「手足の―をきたえる」
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四字熟語根掘り葉掘り48:「筋骨隆々」は理屈に合わない?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
繁殖 ハンショク [0] 生物がさかんに生まれ、ふえること。ふえはびこること。「弱い生物ほど―力が強い」 「蕃殖」の書きかえ字。 0
尊厳 ソンゲン [0],[3] 尊くおごそかなこと。尊くおかしがたいこと。また、そのさま。「生命の―を守る」「―死」 0
長駆 チョウク [1] ①一気に長い距離を走ること。「―本塁をつく」 ②ウマに乗って遠くまで走ること。遠乗り。遠駆け。 0
実 まこと [0] ①内容にいつわりのないこと。真実。本当。「噓(うそ)から出た―」 ②誠実。まごころ。「―を尽くす」 ③本当に。実に。「―に申し訳ない」 0
黛色 タイショク ①まゆずみの色。 ②「黛青(タイセイ)」に同じ。 0
手斧 ちょうな [0] 木材を荒削りするための柄(え)の曲がった大工道具。 参考「ておの」の転の「ちょうの」がさらに転じたもの。 1
応病与薬 オウビョウヨヤク 人の個性や理解力など、それぞれの状況に応じて適切な指導をすること。病気の程度に合わせて、それに適した薬を与える意から。〈『維摩経(ユイマギョウ)』〉因機説法・応機接物(オウキセツモツ)・善巧方便(ゼンギョウホウベン) 0
半鐘 ハンショウ [0],[3] 火の見やぐらの上に取りつけた、火事などの警報用の釣り鐘。 0
情緒 ジョウショ [1] ①物事に接して起こるさまざまな感情。また、その対象のもつ雰囲気。「江戸下町の―を今も伝える」 ②「情動」に同じ。「―不安定」 参考「ジョウチョ」は慣用読み。 0
気重 キおも [0] ①気分が引き立たないこと。気分が晴れないこと。気が沈むこと。「―な旅行」 ②相場が引き立たず、株式の取引が活発でないこと。 0
蹂む ふ-む 足でふみつける。ふみにじる。 0
鶍の嘴 いすかのはし 物事がくいちがって、思いどおりにならないたとえ。「―の食い違い」「する事なす事―」由来イスカ(鶍)は、嘴(くちばし)が上下湾曲していて、ぴったり合わないことから。 0
騒騒 さいさい 物が揺れ動いてふれあい、さわさわと鳴るさま。 参考「さえさえ・ざわざわ」とも読む。 1
牲 いけにえ ①祈願のために生き物を生きたまま神に供えること。また、そのもの。 ②ある人・目的のために犠牲になること。「権力闘争の―になる」 表記「生贄・犠牲」とも書く。 0
永続 エイゾク [0] いつまでもながく続くこと。ながつづき。持続・存続 0
傍注・傍註 ボウチュウ 本文のわきに添えた注釈。表記「旁注・旁註」とも書く。 0
金線草 みずひき タデ科の多年草。 由来「金線草」は漢名から。 水引(みずひき) 1
層雲 ソウウン [0] 下層雲の一つ。霧のように低くただよう層状の雲。低い空に現れ、霧雨を降らせる。霧雲(きりぐも)。 0
学位 ガクイ [1] 一定の学術を修め、それについての論文が認められた人に与えられる称号。学士・修士・博士がある。「―論文」 0
憲章 ケンショウ [0] ①国家などが、ある理想にそって定めた基本原則。重要なおきて。「児童―を尊重しよう」 ②憲法の典章。 0
矢張り野(の)に置け蓮華草(レンゲソウ) やはりのにおけレンゲソウ 人が手を加えず、あるがままの自然な姿がいちばんだということ。 由来「手に取るな矢張り野に置け蓮華草」〈瓢水(ひょうすい)の句〉から。 0
主計頭 かずえのかみ 律令(リツリョウ)制で、主計寮(シュケイリョウ)の長官。民部省に属し、国家の財政をつかさどった。 1
粘着 ネンチャク [0] ねばりつくこと。「―テープ」「非常に―力が強い」 0
噴気 フンキ [1] 火山などで、蒸気やガスをふき出すこと。また、その蒸気やガス。「―孔に異常がある」 0
暢茂 チョウモ 草木が生長して生い茂ること。 0
法式 ホウシキ [0] 儀式などの定められたやり方。おきて。作法。「茶会の―」 0
符合 フゴウ [0] 話の内容などがぴったりと合致すること。「事実と―する証言を得た」 0
適応 テキオウ [0] ①状況や境遇などによく合うこと。「社会の変化に―する」 ②生物の構造や特質が、外界の変化に応じて変化すること。 0
顕微鏡 ケンビキョウ [0] ごく小さな物体をレンズで拡大して見る機械。 0
手傷・手疵 てきず 戦いのなかで受けた傷。「乱戦で―を負う」 0
極印 ゴクイン [0] ①江戸時代、金銀の貨幣に押した印。 ②消えない証拠。永久に消せないしるし。「欠陥商品の―を押される」刻印・烙印(ラクイン) 0
不当 フトウ [0] 正しくないこと。道理にはずれていること。「―な処分」「―表示」不正正当 0
薬殺 ヤクサツ [0] 毒薬で殺すこと。「病気の広がりを防ぐために鶏を―処分する」毒殺 0
奏効 ソウコウ [0] 効き目が現れること。効果をあげること。 効験 0
弥の明後日 やのあさって ①あさっての次の日。しあさって。 ②東京近辺の一部では、しあさっての次の日。 1
老鴉瓜 からすうり ウリ科のつる性多年草。由来「老鴉瓜」は漢名から。 王瓜(からすうり) 1
貞しい ただ-しい ①心がまっすぐで人の道を曲げないさま。 ②節操のあるさま。 0
茂る しげ-る [2] 草木の枝葉が盛んに生長する。また、重なり合ってこんもりとしている。「夏には草木がよく―る」 0
切迫 セッパク [0] ①期限などが差し迫ること。「締め切り日が―している」 ②今にも事が起こりそうな緊張した状態。「―した空気がみなぎる」 0
冱える さ-える [2] ①冷え冷えとする。 ②光・音・色などが氷のように澄みわたる。「―えた音色の笛」 ③頭のはたらきや技術などがあざやかである。「朝は特に頭が―えている」表記「冴える」とも書く。 0
見場 みば [2] 外から見た感じ。外見。外観。みてくれ。「―がいい」 0
両刃 もろは [0] 刀剣などの両側に刃がついているもの。「―の剣(つるぎ)(一方では利点もあるが、もう一方では危険をはらんでいることのたとえ)」片刃表記「諸刃」とも書く。 1
戒厳令 カイゲンレイ [3] 戦争・事変など非常事態の際、軍隊に治安維持のため立法・行政・司法の三権全部または一部の行使をゆだねることを布告する命令。「―をしく」 0
舌疾 したど 早口なこと。物言いのはやいさま。 口速(くちばや)・舌速(したばや) 0
激昂・激高 ゲキコウ ひどく興奮すること。いきり立つこと。「彼の―を買う」参考「ゲッコウ」とも読む。 0
石破天驚 セキハテンキョウ 詩や文章が多くの人を驚かせるほど巧みで素晴らしいことのたとえ。石がくだけ、天が驚くの意で、本来は素晴らしい音楽の形容。〈李賀(リガ)の詩〉 0
端居 はしい [0] 縁側など、家屋のはし近くに出てすわっていること。夏 0
五分五分 ゴブゴブ [0] 二つの物事に優劣のない状態。ほぼ同じであること。「―の戦い」互角 0
瑕疵 カシ [1] ①きず。欠点。「―のある商品だ」 ②法的に欠陥や欠点があり、完全な条件を備えていない状態。
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漢字の豆知識 見慣れない専門用語【法律編】 (公財)日本漢字能力検定協会 0
黄身時雨 きみしぐれ [3] 白あんに卵黄と砂糖を加え、糯米(もちごめ)の粉を混ぜて蒸した和菓子。 1
安定 アンテイ [0] ①はなはだしい変動もなく落ち着いていること。「収入が―する」 ②物理や化学で、物質に外的変化を加えたとき、もとの状態に戻ろうとすること。 0
口論 コウロン [1],[0] 言い争うこと。言い合い。口げんか。「話し合いから―になった」舌戦 0
米寿 ベイジュ [1] 八八歳。また、八八歳の祝い。米(よね)の祝い。由来「米」の字を分解すると「八」「十」「八」になることから。
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漢字の豆知識 長寿を漢字でお祝いしよう! ~おめでたい年齢を表す漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
技能 ギノウ [1] 技術的な腕前。技術上の能力。「―検定」技量・力量・手腕 0
葵 いそぎんちゃく [0] イソギンチャク目の腔腸(コウチョウ)動物の総称。 磯巾着(いそギンチャク) 1
人材 ジンザイ [0] 働きのある、役に立つ人物。有能な人物。人才。「―を発掘する」
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新聞漢字あれこれ127 人材の「材」が表すもの
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
苧・苧麻 からむし イラクサ科の多年草。原野に自生。夏、淡緑色の小花を穂状につける。茎から繊維をとる。木綿以前の代表的な繊維。チョマ。マオ。夏 1
飼養 シヨウ [0] 動物を飼い育てること。飼育。 畜養 0
種える う-える 植物の苗や種を地中に埋める。種をまく。「春の花を―える」 0
遮莫 さもあらばあれ それはそれでしかたがない。どうにでもなれ。 表記「然もあらばあれ」とも書く。 1
蕩揺 トウヨウ 揺れ動くこと。また、揺り動かすこと。動揺。揺蕩 0
旅券 リョケン [0] 外国へ旅行する者に対し、国が発行する身分証明書。パスポート。 0
俛せる ふ-せる かがめる。また、うつむく。「はずかしくて顔を―せる」表記「俯せる」とも書く。 0
火牛の計 カギュウのケイ ウシの角に剣を、尾には油に浸したアシの束を結んで火をつけ、それを敵陣に放って相手がひるむすきに敵陣に兵を進める戦術。 由来中国、戦国時代、斉(セイ)の田単(デンタン)が燕(エン)の軍に対して用いた戦術から。〈『史記』〉参考木曽義仲(きそよしなか)も同様の戦術で平氏の軍を破った。 0
撰ぶ えら-ぶ [2] 適当なものをより分けて書物を作る。編集する。「歌集を―ぶ」 0
年頃 としごろ [0] ①だいたいの年齢。ちょうどそのことにふさわしい年齢。「遊びたい―」 ②一人前の年齢。特に女性の結婚適齢期。「―の娘」 0
金鉱 キンコウ [0] ①金を含んでいる鉱石。 ②金の取れる鉱脈。また、金を採掘する鉱山。 0
城楼棚 セイロウだな ①茶席に用いる棚物の一種。袋棚を半分にしたもの。半切棚。 ②違い棚の一種。棚板の中央を一段高くしたもの。書院造の正式な棚。 表記「西楼棚」とも書く。 0
応用 オウヨウ [0] 理論・知識などを、必要に合わせて実際に用いること。「―を利かせる」「―力学」 0
湯の辞儀は水になる ゆのジギはみずになる 遠慮も、時と場合によるということのたとえ。風呂(フロ)をすすめられて遠慮をしていると、せっかくわいた湯も冷めて水になってしまうという意から。「辞儀」は遠慮する意。 0
出願 シュツガン [0] 役所などに願いを出すこと。願書を提出すること。「特許を―する」「大学受験の―手続き」 申請 0
喉元過ぎれば熱さを忘れる のどもとすぎればあつさをわすれる 苦しいことも、過ぎてしまえば簡単に忘れてしまうたとえ。また、苦しいときに受けた恩も、楽になったときにはすっかり忘れてしまうたとえ。熱いものでも飲みこんでしまえば、その苦しみを忘れてしまう意から。雨晴れて笠(かさ)を忘れる 0
好物 コウブツ [1] 好みの食べ物や飲み物。また、広く好きなものや事柄。 0
過ちて改めざる是を過ちと謂う あやまちてあらためざるこれをあやまちという 過失を犯して改めないのが本当のあやまちであるということ。あやまちを犯したらすぐに改めよという戒め。〈『論語』〉 0
弦 つる [2],[1] ①弓に張ってある糸。ゆみづる。「―を離れた矢のよう」 ②三味線や琴などの弦楽器に張る糸。参考②「ゲン」とも読む。 0
頸動脈 ケイドウミャク [3] のどの両側を通り、頭部に血液を送る太い動脈。 0
陵 おか [0] 大きなおか。大きな土山。盛り上がった山。 0
時報 ジホウ [0] ①特定の分野の出来事などを報道する新聞や雑誌。また、その報道。「経済―」 ②ラジオやテレビなどで標準の時刻を人々に知らせること。また、その音。 0
言う い-う [0] ①心に思うことを言葉で表す。しゃべる。語る。述べる。 ②呼ぶ。名づける。「日本と―う国では」 ③音を立てる。鳴る。「雨戸がガタガタ―う」 0
粒 つぶ [1] ①丸くて小さいもの。「微細な―が集まっている」 ②集合体を構成する個々の人や物。「―をそろえる」 ③そろばんの玉。 0
回付 カイフ [1],[0] 書類などを他にまわして渡すこと。また、送り届けること。「原稿を―する」回送・送達表記「廻附」とも書く。 0
鎮める しず-める [0],[3] ①騒ぎなどをおさえる。落ち着かせる。「薬で痛みを―める」「騒乱を―めた功績は大きい」 ②神の霊をとどめる。「神のみたまを―める」 0
示準化石 シジュンカセキ 地層の地質年代を決める指標となる化石。古生代の三葉虫、中生代のアンモナイト、新生代の哺乳(ホニュウ)類など。標準化石。 0
苦痛 クツウ [0] 肉体や精神で感じる、苦しみや痛み。「人前でスピーチするのは―だ」 0
兜率天 トソツテン [3] 欲界の六天のうち第四位の天。内院と外院があり、内院には弥勒菩薩(ミロクボサツ)がすみ、外院には天人がすむとされる。知足天由来「兜率」は梵語(ボンゴ)の音訳語。 0
手代 てダイ [0] ①主人の代理。 ②昔、商家で番頭と丁稚(でっち)の間に位置する使用人。 0
再考 サイコウ [0] 考えなおすこと。もう一度考えること。「計画を―する」 再思 0
経 キョウ [0] 仏の教えを記した書物。経文。「山内に―を読む声が響く」 0
疵 きず [0] ①皮膚や肉のそこなわれた部分。切りきず。「ころんで―を負う」 ②物が壊れいたんだところ。「車の―」 ③精神的苦痛。「心の―をいやす」 ④不完全なところ。欠点。不名誉。「プライドに―がつく」 表記「傷」とも書く。 0
玩味 ガンミ [1] ①食物をよくかんで十分味わうこと。「―して食べる」 ②物事をよく考えること。特に、芸術作品や文章の意味を深く考え味わうこと。「熟読―」表記「翫味」とも書く。②「含味」とも書く。 0
腹背 フクハイ [0] ①腹と背中。前と後ろ。「―に敵が迫ってくる」 ②心のなかで逆らうこと。「面従―」 0
快適 カイテキ [0] 心地よく感じること。とても気持ちのよいさま。「―な生活に満足する」「―なスピードで走る」 0
喃喃 ナンナン つまらないことを、ぺちゃくちゃしゃべり続けること。また、ひそひそとよく話すさま。「喋喋(チョウチョウ)―」 0
挙手 キョシュ [1] 意志表示などのために片手をあげること。「賛成の―」「―の礼」 0
肯に中(あ)たる コウケイにあたる 意見や批判が、物事の核心をとらえていること。急所をつくたとえ。〈『元史』〉 0
鳩 はと [1] ハト科の鳥の総称。目は丸く、胸がふくらむ。野生種のキジバトや飼育もされるドバトなど種類が多い。平和の象徴とされる。飛ぶ力と帰巣性が強く、伝書鳩としても用いられる。 0
資稟 シヒン 生まれつきもっているもの。 資質・資性 参考「稟」はさずかる意。 0
浪費 ロウヒ [0],[1] 金銭・時間・労力などを無駄につかってなくすこと。無駄づかい。「まず―をなくすことから始める」徒費節約 0
特約 トクヤク [0] 特別の条件や利益を付けて交わす約束や契約。「―店」 0
波瀾 ハラン [0] ①もめごと。ごたごた。「ひと―ありそうだ」 ②物事に変化・起伏があること。「―の幕開け」参考「瀾」は、大波の意。「波乱」で代用することもある。 0
事上磨錬 ジジョウマレン 実際の行動や実践の中で知識や精神をみがき修養すること。中国、明(ミン)の王陽明が学問修行について述べた語。「事上」は実際の行動や業務を遂行しながらの意。「磨錬」はねりみがくこと。〈『伝習録』〉 0
玉什 ギョクジュウ ①すぐれた詩歌。 ②他人の詩歌の美称。玉詠参考「什」は詩歌の意。 0
劫掠・劫略 キョウリャク おびやかして奪い取ること。劫奪参考「ゴウリャク」とも読む。 0
準用 ジュンヨウ [0] ある法律・規則などを、類似する他の事項に適用すること。 0
窪 くぼ [0],[1] くぼんだところ。穴状にへこんだところ。くぼみ。表記「凹」とも書く。 0
高騰 コウトウ [0] 物の値段が急にあがること。「物価は次第に―している」騰貴低落・下落 「昂騰」の書きかえ字。 0
周辺 シュウヘン [0] 中心をめぐるまわりのこと。「都市―の住宅地」「コンピューターの―機器」 周囲・周縁 0
効う なら-う まねる。のっとる。まなぶ。手本とする。表記「傚う」とも書く。 0
飽かす あ-かす [2] ①飽きさせる。「話題が豊富で人を―さない」 ②ふんだんに使う。「金に―して贅沢三昧(ゼイタクザンマイ)をする」 0
更正 コウセイ [0] 税の申告や登記・判決などの誤りを正しくあらためること。「所得税の―決定」 0
右文左武 ユウブンサブ 学問と武術を尊ぶこと。文武両道をかね備えること。「―の気風」左文右武 0
慙 はじ 面目を失って、心にきりこみを入れられた思いがすること。 0
付設 フセツ [0] 付属させて設けること。「体育館にシャワー室を―する」表記「附設」とも書く。 0
罷免 ヒメン [0] 公務員の職務を辞めさせること。免職にすること。「汚職が発覚して、大臣が―された」 0
糯粟 もちあわ [0] 粟餅(あわもち)を作るのに用いる、ねばり気のあるアワ。粳粟(うるあわ) 1
垂れる しだ-れる [2] 木の枝などがたれ下がる。「川面(かわも)に―れる柳」 表記「枝垂れる」とも書く。 0
御端折り おはしょり ①女性が活動しやすいように和服の裾(すそ)をはしょって帯などに挟むこと。 ②丈長に仕立てた女性の和服を、着丈に合わせて腰の部分で折ってひもでしめること。また、その部分。 0
棟瓦 むねがわら [3] 屋根のむねに用いられる瓦。参考「むながわら」とも読む。 0
白頭翁 ハクトウオウ [3] ①白髪の老人。 ②オキナグサの根を乾燥したもの。漢方で下痢止めに用いる。 ③ムクドリの別称。 椋鳥(むくどり) 0
擡げる もた-げる [0],[3] もち上げる。「不信の念が頭を―げてきた」 0
著明 チョメイ [0] はっきりしていて明らかなこと。だれもが知っていること。「歴史上―な人物」 0
様式 ヨウシキ [0] ①長い間に自然に出来上がった型。一定のやり方・形式。「古代とはずいぶん生活―が違う」 ②ある時代・民族・個人などの芸術作品などを特徴づけている表現形態。「バロック―の建築物」 0
佞言 ネイゲン こびへつらう言葉。おべっか。「―は忠に似たり(へつらいの言葉は忠義のように聞こえるから、警戒せよ)」 0
鴻図 コウト 国家の太平をめざすような大きな計画。大きなはかりごと。鴻猷(コウユウ)表記「洪図」とも書く。 0
解毒剤 ゲドクザイ [3],[0] 体内にある毒を消したり弱めたりする薬。どくけし。 0
轟く とどろ-く [3] ①音が大きく響きわたる。「雷鳴が―く」 ②名前などが世間に知れわたる。「名声が世界に―く」 0
変態 ヘンタイ [0] ①形を変えること。また、その形。 ②正常ではない状態。 ③「変態性欲」の略。異常な形態の性欲。また、その傾向のある者。 ④動物が発育の過程で形態を変えること。カエルや昆虫などに見られる。「不完全―」「幼虫から蛹(さなぎ)に―する」 0
生生流転 セイセイルテン [0] すべてのものはつぎつぎに生まれては変わり、流れ移っていくこと。「―のこの世の中」 参考「生生」は「ショウジョウ」とも読む。 生生世世(ショウジョウセゼ)・生死流転(ショウジルテン) 0
貴嬢 キジョウ 未婚の女性に対する敬称。あなた。おもに手紙で用いる。 0
衰勢 スイセイ [0] おとろえていく勢い。また、勢いがおとろえたさま。「―を挽回(バンカイ)する」 衰運・退勢 0
千里眼 センリガン [0],[3] 遠方や将来のことを見とおす力。他人の心中などを感知できる力。また、それらの力をもった人。 0
喫煙 キツエン [0] タバコを吸うこと。「―室」「今日は―を控えている」禁煙 0
琳閣倫 リンカーン アメリカ合衆国第一六代大統領。奴隷解放宣言を発布し、「人民の人民による人民のための政治」という民主主義の原理を説いた。 1
流儀 リュウギ [3],[1] ①物事の独特のやり方。しきたり。「自分の―でやります」 ②家や流派などに古くから伝えられている特有の型や方法。 0
商魂 ショウコン [0] 商売を繁盛させようとする意欲・気構え。「たくましい―を発揮する」「見上げた―」 0
暗躍 アンヤク [0] 世間に知られないようにひそかに策略をたてて行動すること。「暗中飛躍」の略。「企業の買収に―する」 0
根雪 ねゆき [0] 豪雪地方で、降り積もってかたくなり、春まで解けない雪。冬 0
術無い ジュツな-い ①なすべき手段や方法がない。しかたがない。 ②とてもつらい。非常に切ない。 0
深憂 シンユウ [0] 深い憂い。深く心配すること。 0
身売り みうり [0] ①前借り金をもらい、約束の期間奉公すること。「飢饉(キキン)の年は―する娘が多かった」 ②会社などを経営難のため、売りに出すこと。「本社ビルを―した」 0
定義 テイギ [1],[3] 概念や言葉の意味・内容を正確に限定すること。また、それを述べたもの。「文学とはなにかを―づける」 0
落日 ラクジツ [0] ①沈みかけた太陽。入り日。落陽・落暉(ラッキ) ②物事が衰退するたとえ。「大帝国の―」 0
振救 シンキュウ 金品をほどこして救うこと。 振済 表記「賑救」とも書く。 0
褐炭 カッタン [0],[1] 質のよくない暗褐色の石炭。燃やすとすすが多く出る。 0
謀る はか-る [2] ①計画を思案する。くわだてる。「暗殺を―る」 ②たぶらかす。だます。「まんまと敵に―られた」表記②「計る」とも書く。 0
許容 キョヨウ [0] 大目に見て、受け入れること。「カードの―限度額を超える」「―範囲」承認・容認・黙認 0
饗筵 キョウエン 供応のためのむしろ。もてなしの席。 0
啀む いが-む ①イヌが歯をむき出して、かみ合う。 ②激しい口調でくってかかる。「兄弟で―み合う」 0
百般 ヒャッパン [0] あらゆる方面。種々さまざま。「武芸―に通ずる」万般(バンパン) 0
椎輪 ツイリン ①丸太を輪切りにした質素な古代の車。 ②物事のはじめの段階。転じて、素朴で飾り気のないもののたとえ。 0
悪婆 アクバ [1] ①歌舞伎(カブキ)の役柄の名。中年で性悪な女性の役。 ②意地悪な老女。 0
嗣子 シシ [1] 跡取りの子。跡継ぎ。「―の問題でお家騒動が起こる」 0
提宇子 ダイウス キリスト教の神。天帝。天主。デウス。表記「大宇須・大臼」とも書く。参考デウスの漢字表記を音読みしたもの。 0
斯くして か-くして [1] このようにして。こうして。「―事件は決着した」 0
袖珍 シュウチン 「袖珍本」の略。袖(そで)の中に入るくらいの小さな本。 0
側 がわ [0] ①相対するものの一方。また、物事の一面や一方の立場。「会社―と交渉する」 ②かたわら。わき。また、わきにいる人。「本人より―が心配した」 ③外のふち。周りをつつんでいる部分。「箱の外―に宛先を書く」 参考「かわ」とも読む。 0
竟日 キョウジツ 一日中。終日。 0
通人 ツウジン [0] ①ある物事に非常に詳しい人。もの知り。「食の―」 ②世情や人情に通じてもの分かりのよい人。特に、花柳界の事情に明るい人。粋人(スイジン) 0
運る めぐ-る ぐるぐる回る。回りながら進んでいく。動き移る。「時は―り、春になる」 0
至情 シジョウ [0] ①まごころ。「―を尽くす」 至誠・誠心 ②ごく自然な人情。 0
芋茎・芋苗 ずいき サトイモの葉柄。干したものがいもがらで、食用にする。秋 1
妬心 トシン [0],[1] ねたむ気持ち。やきもち。嫉妬心(シットシン)。 0
無芸 ムゲイ [1] 他人に見せられるほどの芸をもっていないこと。多芸 0
撫育 ブイク [1],[0] かわいがって養うこと。いつくしんで育てること。「心を尽くして―する」撫養 0
有耶無耶 ウヤムヤ [0] 物事がはっきりしないさま。また、態度がいいかげんなさま。あるかないかわからない意から。「耶」は疑問の助字。「有りや無しや」と読む原文を音読みしたもの。「事件は―のまま忘れられた」曖昧模糊(アイマイモコ) 0
曜く かがや-く ひかりかがやく。明るく照らす。表記「耀く・燿く」とも書く。 0
頂戴 チョウダイ [3] ①「もらうこと」の謙譲語。「ありがたく―する」下賜(カシ)・献上 ②ください。物を欲しがって、催促する語。「お茶を―」 ③…してください。「窓を閉めて―」 0
妨げる さまた-げる [4] じゃまをする。妨害する。「騒音に安眠を―げられた」「再任を―げるものではない」 0
黒鍵 コッケン [0] ピアノやオルガンの黒い鍵盤(ケンバン)。半音の音程を構成する。 0
見得 みえ [2] 芝居で、役者が感情や動作の頂点に達したことを誇示するため、ことさら目立つポーズをとること。「―を切る」参考「見栄」と書くのは当て字。 0
紆余 ウヨ [1] ①川や丘などがくねりながら続くようす。 ②才気があるうえに、落ち着きのあるさま。 0
留袖 とめそで [0] ①婦人用の和服で、ふつうの長さに仕立てた袖。また、その和服。 ②既婚女性の礼装用で、ふつうの長さの袖に裾(すそ)模様のある紋付きの和服。 0
行う おこな-う [0] 物事をする。実施する。「開会式を―う」参考古くは仏道の修行をする意も含まれた。 0
否運 ヒウン [1],[0] 巡り合わせが悪いこと。不運(フウン)幸運(コウウン)表記「非運」とも書く。 0
邏卒 ラソツ [0] ①見回りの兵士。 ②明治時代の巡査の呼称。 0
慙恚 ザンイ [1] はじて怒ること。 慙憤 0
蔣 まこも イネ科の多年草。 真菰(まこも) 0
咆哮 ホウコウ [0] 猛獣などが、たけりほえること。また、その声。参考「咆」「哮」ともに、獣がほえる意。 0
借銀 シャクギン 銀子(ギンス)(金銭)を借りること。また、借りた金銭。 0
天使 テンシ [1] ①キリスト教で、神が人間界につかわした使者。神意を人に伝え、人の祈りを神に伝える。エンゼル。 ②清らかで愛情深い人のたとえ。「白衣の―(女性看護師)」 0
帯出 タイシュツ [0] 書類や備品などを一定の場所から持ち出すこと。「図書館は、禁―の本は館外貸し出ししない」 0
銘文 メイブン [0] 銘として、金石や器物などに刻んだ文章。参考「メイモン」とも読む。 0
選外 センガイ [0],[1] 選からもれること。入選しないこと。「惜しくも―という結果に終わる」 0
手を翻(ひるがえ)せば雲となり手を覆(くつがえ)せば雨となる てをひるがえせばくもとなりてをくつがえせばあめとなる 人情が軽薄で変わりやすいことのたとえ。手のひらを上に向ければ雲になり、下に向ければ雨となる意から。〈杜甫(トホ)の詩〉 0
寿齢 ジュレイ [0] 長い命。長寿。ながいき。 0
崔嵬 サイカイ ①岩石がごつごつした険しい山。 ②山や建物が、高くそびえるさま。大きくりっぱなさま。 0
農芸 ノウゲイ [0] ①農業と園芸。 ②農作物を育て作ること。また、農業に関する技術。 0
髻華 うず 古代、草木の花・葉・枝、また造花などを髪や冠にさして飾りとしたもの。かざし。 1
伏籠 ふせご ①香炉や火鉢の上に伏せておくかご。衣類に香をたきしめたり、衣類を乾かしたりするのに用いる。 ②伏せてニワトリなどを入れておくかご。 0
過敏 カビン [0] 感受性が強すぎるようす。敏感すぎるようす。「神経―」 0
戦慄 センリツ [0] 恐れでふるえること。ふるえおののくこと。「―が走る」 0
寵辱 チョウジョク ①もてはやされることと、そしられてはずかしめられること。栄辱 ②繁栄することと、落ちぶれること。 0
一利一害 イチリイチガイ [2],[0] よいこともあるが、悪いこともあること。利益もあるが、損害もあること。〈『元史』〉一長一短・一得一失 0
九十九 つくも ①「九十九髪(がみ)」の略。 ②フトイの別称。カヤツリグサ科の多年草。池沼に生える。表記「江浦草」とも書く。 1
觜 くちばし [1] 鳥類の口先で上下がつき出た角質部分。「―が黄色い(若くて未熟なこと)」「―を挟む(他人のすることに口出しをする。干渉する)」 由来口の端の意から。 表記「嘴」とも書く。 0
図案 ズアン [0] 美術品や工芸品をつくるとき、色や形などの組み合わせや配置を考えて図に表したもの。デザイン。 意匠(イショウ) 0
地震 ジシン [1] 急激な地殻の変動、火山の爆発などで、地面が広範囲に揺れること。 0
灰 はい [0] 物が燃えつきたあとに残る粉末状のもの。「火事ですべてが―になった」 0
怨敵 オンテキ [1],[0] うらみを抱いている敵。かたき。仇敵(キュウテキ) 0
橙 だいだい [3] ミカン科の常緑小高木。 回青橙(だいだい) 0
局地 キョクチ [1] 限られた土地や地域。「―的な大雨に見舞われた」 0
義俠 ギキョウ 強いものをくじき、弱いものを助けること。男だて。「―心」 0
影青 インチン 白色の生地(きジ)に青みがかった透明の釉(うわぐすり)をかけた中国の磁器。参考「インチン」は中国語から。 0
明哲保身 メイテツホシン [5],[0] 聡明でよく道理に通じた人は、危険を避けて身を安全に保つこと。また、賢く世に処して自分の地位を守ること。「明哲」は聡明で道理に詳しいこと。〈『詩経』〉「―の姿勢を貫く」参考「保身」は本来悪い意味はないが誤解されて、自分の身の安全のみを考える処世術をいう場合もある。 0
櫛 すきぐし [2] 髪をすくのに使う、歯の細かいくし。 0
五月雨 さみだれ [0] 陰暦五月ころに降り続く長雨。梅雨(つゆ)・(バイウ)。「―を集めて早し最上(もがみ)川」 夏参考「さつきあめ」とも読む。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 夏をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
探湯 くかたち [0] 古代の裁きの方法。神に誓って、熱湯に手を入れさせ、火傷(やけど)をしたものは邪、火傷をしなかったものは正とした。表記「盟神探湯・誓湯」とも書く。参考「くがたち・くがだち」とも読む。 1
革質 カクシツ [0] 革のように堅い性質。植物の表皮などについていう。「―の果皮」 0
突端 トッタン [0] 突き出た先。「岬の―に立つ灯台」先端参考「トッぱな」とも読む。 0
元素 ゲンソ [1] 化学的方法で、それ以上に分解できない物質の基本的成分。化学元素。「―記号」 0
出自 シュツジ [2],[0] でどころ。生まれ。「―に疑問を抱く」 0
名刺 メイシ [0] 氏名・住所・勤務先・身分などを記した、小形の厚紙。「―を交換する」 0
啐啄同時 ソッタクドウジ 見逃すことのできない好機。禅宗で、まさに悟りを得ようとする弟子に対して、師家(シケ)がすかさず教示を与えて悟りの境地に導くこと。「啐啄」は、師家と修行者の呼吸がぴたりと合うこと。参考「啐」は雛(ひな)が孵化(フカ)するときの殻中の鳴き声。「啄」は母鳥が外から殻をつつくこと。 0
狭心症 キョウシンショウ [0],[3] 冠状動脈の硬化や狭窄(キョウサク)などの原因で心筋への血流が妨げられることにより、急に心臓に激痛のはしる病気。 0
胸突き八丁 むなつきハッチョウ [5] ①山の頂上に近い、勾配(コウバイ)が急になるところ。 ②目標に達する直前の一番苦しい時期。 由来もと、富士山の頂上に至る八丁(約八七二(メートル))の険しい坂道をいった語から。 0
晋む すす-む のびすすむ。前にすすむ。 表記「進む」とも書く。 0
護る まも-る [2] 助ける。防ぐ。かばいまもる。「攻められないように国を―る」 0
神業 かみわざ [0] 神のしわざ。また、人間の力ではできないような、すぐれた技術・行為。 神技(シンギ) 0
探偵 タンテイ [0] 他人の行動や事情をひそかにさぐり調べること。また、それを職業とする人。「私立―」 0
手裏剣 シュリケン [0] 手の中に持って、的に投げつける小型の剣。 0
面談 メンダン [0] 直接会って話をすること。「個人―」「委細は―の上でお話しします」 0
脊 せ [1] ①せぼね。せなか。転じて、せぼねのように真ん中が高くなったもの。「山の―」 ②せたけ。せい。「―が高い」 0
足高 たしだか 江戸幕府の八代将軍吉宗のとき、人材登用のために家禄(カロク)以上の役高の職に就いた場合は、その在職中に限って不足額を補給した職俸制度。 0
怡然 イゼン [0] ①なごやかに喜び楽しむさま。にこにこするようす。 ②すなおなさま。 0
軌轍 キテツ ①「軌跡」に同じ。 ②法則。手本。 0
公廨稲 クガイトウ 律令(リツリョウ)制時代、地方財政用にあてた官有のイネ。参考「クゲトウ」とも読む。 0
蒙古斑 モウコハン [3] 黄色人種の子どもに多く見られる、尻(しり)などの青い斑紋。成長すると消える。児斑 0
眉目 ビモク [1] まゆと目。また、顔かたち。容貌(ヨウボウ)。 0
狎客 コウカク ①なじみの客。昔から親しくしている人。 ②たいこもち。 0
仏法僧 ブッポウソウ [3] ①仏教で最も重要な、仏と法(仏道)と僧の三宝。 ②ブッポウソウ科の鳥。夏鳥として渡来し、林にすむ。体は青緑色で、「ゲッゲッ」と鳴く。参考②「ブッポーソー」と鳴くと思われついた名だが、実際にそのように鳴くのはコノハズクだと分かり、「姿の仏法僧」と呼ぶ。 0
焙る あぶ-る [2] 火にかざして熱する。こげ目がつく程度に焼く。「魚の干物を―る」 0
掾 じょう ①律令(リツリョウ)制の官職の一つ。 ②江戸時代以降、浄瑠璃(ジョウルリ)の太夫(たゆう)に国名とともに与えられた称号。「豊竹越前―」 0
焼酎 ショウチュウ [3] 米・麦・イモなどから造る蒸留酒。アルコール度が高い。 夏 0
騙る かた-る [0] ①金品をだまし取る。 ②うその肩書きや名称などをいう。いつわる。「他人の名を―る」 0
投与 トウヨ [1] 医師が薬を処方して、患者に与えること。投薬。「鎮痛剤を―する」 0
痴れ者 しれもの [0] ①おろか者。ばか者。 ②乱暴者。無頼漢(ブライカン)。 ③一つのことにすっかり心を奪われている人。その道のしたたか者。「風流の―」 0
理事 リジ [1] ①法人の事務や権利を執行し、法人を代表する機関。 ②団体で、担当事務を執行する人の役職。参考①株式会社や有限会社では取締役という。 0
寺の隣にも鬼が棲(す)む てらのとなりにもおにがすむ 世の中には善人と悪人が混じり合って存在しているたとえ。 仏の前に鬼が棲む 渡る世間に鬼はない 0
溺死 デキシ [0] 水におぼれて死ぬこと。「増水した川で―する」水死 0
後の雁(かり)が先になる あとのかりがさきになる 学業や地位などで、後輩やあとからきた者が、先輩など先を進むものを追い越したり、しのいだりすること。また、若い者が先に死んだときにも用いる。列をつくって飛ぶガン(雁)の後ろのものが前に出るさまから。 0
懐う おも-う [2] 心にとどめておもい慕う。なつかしむ。「故郷を―う」 0
非才 ヒサイ [0] ①才能がないこと。非材。鈍才 ②自分の才能を謙遜(ケンソン)していう語。「浅学―」表記「菲才」とも書く。 0
慥か たし-か [1] おそらく。たぶん。まちがいなく。 0
掏る す-る [1] 人が身につけている金品を、手探りでかすめ取る。「財布を―る」 0
立て籠もる たてこ-もる ①城や陣地にこもって戦う。籠城(ロウジョウ)する。 ②目的があって家や部屋から出ないでいる。とじこもる。「ホテルに―って執筆する」 0
佩刀 ハイトウ [0] 刀を腰につけること。また、その刀。佩剣 0
行器 ほかい 昔、食物を入れて運ぶのに用いた容器。木製で形は丸く、蓋(ふた)と三本の脚がついている。表記「外居」とも書く。 1
密議 ミツギ [1] 秘密の相談や評議。「地下室で―をこらす」 0
酔う よ-う [1] ①酒を飲み、運動や知覚がにぶくなる。 ②乗り物のゆれや人いきれのせいで、気分が悪くなる。 ③ある雰囲気や物事にひたり、心を奪われてうっとりする。「プロの演奏に―う」 0
核兵器 カクヘイキ [3] 核分裂や核融合により放出される大きなエネルギーを利用して開発された兵器。原子爆弾・水素爆弾など。 0
恣意 シイ [1] 自分勝手な考え。気ままな思いつき。「―的な決断」 表記「肆意」とも書く。 0
辞世 ジセイ [0],[1] ①この世を去ること。死ぬこと。 ②死にぎわに作る和歌・俳句などの作品。「―の句」 0
腸 はらわた [2] ①内臓。大腸・小腸など。わた。「酒が―にしみわたる」 ②ウリなどの内部の種がまじった柔らかな部分。 ③心。性根(ショウね)。精神。「―が腐ったような人物」 0
夷守 ひなもり 古代、九州など辺境の要地を守ること。また、その人。 1
山に躓(つまず)かずして垤(テツ)に躓く やまにつまずかずしてテツにつまずく 大事には注意を払うため失敗しないが、小事には油断をして失敗することが多いたとえ。「垤」は蟻塚(ありづか)や小高い丘のこと。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
逓送 テイソウ [0] 荷物や郵便を人の手から手、宿駅から宿駅へと順々に送ること。逓伝 0
霜を履んで堅氷至る しもをふんでケンピョウいたる 物事が起きるには前兆があり、前兆が見えたらそれに対する準備を怠るなという戒め。霜を踏んで歩くようになると、ほどなく堅い氷の張る厳しい冬がやってくる意から。〈『易経』〉 0
完うする まっと-うする 完全にやりとげる。完全に果たす。「職務を―する」「天寿を―する」 0
紅藻類 コウソウルイ 紅色や紫色の海藻。テングサ・フノリなどで、緑藻・褐藻よりも海の深い所に生える。紅藻植物。 0
白朮祭 おけらまつり 京都の八坂神社で大晦日(おおみそか)から元日にかけて行われる祭り。オケラを加えたかがり火を焚(た)き、参拝者はその火を火縄に受けて帰り、雑煮などを煮る。新年表記「朮祭」とも書く。 1
舟楫 シュウシュウ ①舟とかじ。転じて舟。 ②舟で荷物を運搬すること。 舟運 0
伎芸 ギゲイ [1] 歌舞や音曲などの芸能。また、そのわざ。 0
葱鮪 ねぎま [0],[3] ネギとマグロを一つの鍋(なべ)で煮て食べる料理。 冬 0
引かれ者の小唄 ひかれもののこうた 絶体絶命の状況に追いこまれた者が、あえて負け惜しみや強がりをいうことのたとえ。「引かれ者」は、裸馬(はだかうま)に乗せられ、刑場へ引かれて行く重罪人のこと。 由来江戸時代、刑場へ引かれて行く罪人が、強がりを見せて小唄などを口ずさんだことから。 0
鑿井 サクセイ [0] ①井戸を掘ること。 ②石油や温泉などを得るため、地中に深い穴を掘ること。ボーリング。 0
耐火 タイカ [0] 火や熱に強くたえること。燃えにくいこと。「―建築」 0
裾捌き すそさばき 和服をはじめ丈の長い衣服のすそを上手に扱うこと。また、その身のこなし。「美しい―」 0
鎰 かぎ ①戸締まりの道具。 ②なべ・やかんなどをかける自在かぎ。参考①「鑰(ヤク)」の誤用とされる。 0
湯煎 ゆセン [0],[1] 容器を二重にして間に湯を入れ、間接的に中身を熱すること。「(ロウ)を―して溶かす」 0
貂裘 チョウキュウ テンの毛皮で作った高貴な人の着る衣服。 0
当機立断 トウキリツダン 機会をとらえ、速やかに決断して処理すること。参考「応機立断」ともいう。 0
魚子 ななこ 彫金技法の一つ。金属盤に魚の卵のように細かい粒を浮き出させたもの。地紋に用いる。表記「斜子・七子」とも書く。 1
鎮守 チンジュ [0] ①その土地や住民を守る神。また、そのやしろ。「―の森」 ②軍隊を駐留させて、その土地を守ること。 0
編年体 ヘンネンタイ [0] 年代順に事実を記した、歴史書の記述形式。「―で書く」参考歴史書の記述形式にはほかに、人物を中心とした「紀伝体」、事件を中心とした「紀事本末体」などがある。 0
将棋 ショウギ [0] 二人で縦横九ますずつの盤面に王将・金・銀など二〇枚ずつの駒(こま)を並べ、一定の規則にしたがって交互に動かし、相手の王将をせめる遊戯。 0
破滅 ハメツ [0] 破綻(ハタン)を生じて滅亡すること。すっかりだめになること。「身の―」 0
旅愁 リョシュウ [0] 旅先で感じるもの寂しい思い。旅のうれいやわびしさ。「最果ての地に来て―にひたる」客愁(カクシュウ)・羇愁(キシュウ) 0
頃 ころ [0] ①だいたいの時。時分。時節。「十月―」「若かりし―」 ②適当な時期。機会。「―を見計らう」「食べ―」 0
柄 つか [2] ①刀剣などの手で握る部分。 ②筆の軸。参考①刀剣の場合、刀身より握る部分が短ければ「つか」、刀身が短ければ「え」ということが多い。「刀の柄(つか)」「槍(やり)の柄(え)」など。 0
艾 もぐさ [0] ①ヨモギの葉を干してもみ、綿状にしたもの。灸(キュウ)に使う。「―に火をつける」 ②ヨモギの別称。 0
飛箭 ヒセン 飛んでくる矢。「箭」は矢の意。 0
東宮 トウグウ [3] 皇太子の住む宮殿。また、皇太子。由来昔、皇太子の宮殿が皇居の東にあったことから。表記「春宮」とも書く。 0
慷慨 コウガイ [0] ①世の中の不正などをいきどおり嘆くこと。「国を憂えて悲憤―する」 ②意気盛んなこと。 0
感奮興起 カンプンコウキ 深く心を揺り動かされて奮い立つこと。感奮激厲(ゲキレイ) 0
軟鉄 ナンテツ [0] 炭素の含有量が非常に少ない鉄。展性・延性に富んでいるので、鉄板や鉄線などの材料に用いる。 0
叢書 ソウショ [0],[1] ①同じ種類・形式で、続けて編集・刊行される一連の書物。シリーズ。「現代文学―」 ②多くの本を集めてまとめた書物。 表記①「双書」とも書く。 0
艶美 エンビ [1] あでやかで美しいこと。また、そのさま。艶麗(エンレイ) 0
甜瓜 まくわうり ウリ科のつる性一年草。由来「甜瓜」は漢名より。真桑瓜(まくわうり) 1
久しい ひさ-しい [3] ①時間が長い間続くさま。ずっと変わらないさま。また、古くからのようす。「幾―く栄える」 ②ひさしぶりであるさま。しばらくたっている。「会わなくなって―い」 0
快い こころよ-い [4] ①気持ちがよい。「―く承諾する」「川を渡る風は―い」 ②楽しい。愉快である。「―い一時(ひととき)を過ごす」 0
先んずれば即ち人を制す さきんずればすなわちひとをせいす 物事は人より先に仕掛ければ、必ず相手より有利な立場を占めることができる。早いが勝ち。〈『史記』〉 先手必勝 0
楓 かえで [1] カエデ科の落葉高木の総称。葉は、カエルのてのひらに似た形で、秋に美しく紅葉するものが多い。観賞用。材は細工用。モミジ。秋由来葉の形をカエルの手(かえるで)に見立てたことから。表記「槭樹・蛙手・鶏冠木」とも書く。 0
藪蚊 やぶか カ科の昆虫の総称。竹やぶなどにすむ。黒色で、体やあしに白いまだらがある。シマカ。 夏 表記「豹脚蚊」とも書く。 0
窮策 キュウサク [0] 「窮余の一策」に同じ。 0
先入主となる センニュウシュとなる 先に聞いた話や意見で考えを固定してしまうと、公正な判断や自由な考え方ができなくなるということ。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
象鼻虫・象虫 ぞうむし ゾウムシ科の甲虫の総称。全世界にすむ。口先がゾウの鼻のように長く突き出ている。植物の害虫。 由来「象鼻虫」は漢名から。 1
儘 まま [3] ①事を終えた時の状態を保っているさま。「校舎は昔の―だった」「机に向かった―居眠りする」 ②そのとおりなりゆきにまかせるさま。「言う―になる」「あるが―」 ③思いどおり。「何事も―にならない世の中」 0
文人墨客 ブンジンボッカク [0] 詩文や書画などにすぐれ、風雅を楽しむ人たちのこと。参考「墨客」は「ボッキャク」とも読む。 0
事理 ジリ [1] ①物事の道理や筋道。「―を明らかにする」 ② 相対的な差別の現象(事)と絶対的な平等の真理(理)。 0
前門の虎後門の狼 ゼンモンのとらコウモンのおおかみ 一つの災難から逃れたと思ったら、すぐまた別の災難にあうたとえ。表門でトラを防いでいるうちに裏門からオオカミが進入してくる意。〈『評史』〉 一難去ってまた一難 0
非行 ヒコウ [0] 社会の規範や道徳に反した行為。「―に走る」 0
背負う せお-う [2] ①背にのせる。「赤ん坊を―う」「リュックを―う」 ②引き受ける。全責任をもつ。「苦しい仕事を―う」「借金を―う」参考「しょう」とも読む。 0
電源 デンゲン [0],[3] ①電気を起こし、電力を供給するみなもと。「―開発」 ②電流をとるもと。電気コードの差しこみ口。「―を切る」 0
刮る けず-る 刃物などで少しずつそぎ取る。えぐるようにこそげる。 0
髣髴 ホウフツ [0] ①よく似ていること。ありありと思い出すこと。「往時を―とさせる」 ②ぼんやりと見えること。「水天―」表記「彷彿」とも書く。 0
罅割れる ひびわ-れる [4],[0] ひびが入って裂ける。「花瓶が―れる」 0
兵馬倥偬 ヘイバコウソウ 戦争のあわただしいなかに生活すること。また、苦労の多い軍人の生活のこと。「倥偬」は忙しいさま。また、苦労の多いさま。参考「兵馬」は「戎馬(ジュウバ)」ともいう。 0
廊下 ロウカ [0] 室内の細長い通路。また、建物をつなぐ屋根のある細長い通路。「―を挟んで部屋が並んでいる」 0
相ける たす-ける そばで補佐する。目下の者が相談にのって手助けする。 0
界繫 カイケ 迷いの世界である、欲界・色界・無色界の三界(サンガイ)のいずれかに束縛され、自由にならないこと。 0
還礼 ワンレイ 禅家で、礼を返すこと。参考「ワン」は唐音。 0
鈍色 ドンジキ [0] ①濃い灰色。また、にごった青色や紅色。 ②法衣の一種。袍(ホウ)と袴(はかま)がひとつになった単衣(ひとえ)状のもの。多くは白色。参考①「にびいろ」とも読む。 0
詢う と-う 意見を聞く。相談する。また、一部始終をたずねる。 0
濡れ羽色 ぬればいろ [0] 水にぬれたカラスのはねのような、しっとりとつやのある黒色。「髪は烏(からす)の―」 0
大八車 ダイハチぐるま [5] 木製の大きな荷物運搬用二輪車。由来八人分の仕事をこなすことから。表記「代八車」とも書く。 0
忌日 キニチ [0],[1] 人が死んだ日と同じ日付の毎年毎月の日。命日・忌辰(キシン)参考「キジツ」とも読む。 0
鬼哭啾啾 キコクシュウシュウ [0] 非業の死を遂げて浮かばれない亡霊の泣き声が、恨めしげに響くさま。また、鬼気迫るものすごい気配が襲い来るさま。「啾啾」はしくしくと泣く形容。 0
回路 カイロ [1] ①電流・磁気の流れる道筋。「集積―」 ②生体内の物質・エネルギーの循環経路。サイクル。 0
眼下 ガンカ [1] 高い所から見た目の下。「―に広がる景色」 0
爰に ここ-に ①この場合に。この時に。 ②話題転換を示す。さて。それで。 0
夜 よる [1] 日没から日の出までの暗い間。昼参考「よ」とも読む。 0
嚬み ひそみ 眉(まゆ)を寄せて顔をしかめること。表記「顰み」とも書く。 0
読了 ドクリョウ [0] すべて読み終えること。「一気に―した」読破 0
机辺 キヘン [0] 机のそば。机のあたり。「―に書物を置く」 0
排泄 ハイセツ [0] 生物が、老廃物や栄養を取った残りかすなどの、不用または有害な物質を体外に出すこと。「―物」排出摂取 0
奮励 フンレイ [0] 気力をふるい立たせ、一生懸命はげむこと。「あと一歩―するしかない」 0
雲水 ウンスイ [1] ①雲と水。 ②修行のため諸国をめぐり歩く僧。雲や水のように一か所にとどまらないことから。行脚(アンギャ)僧。参考多く禅宗の僧についていう。 0
躬ら みずか-ら 自分で。自分自身で。「天は―助くる者を助く」 0
物物交換 ブツブツコウカン [5] 貨幣を使わないで、物と物とを直接とりかえ合うこと。バーター。 0
字義 ジギ [1] 漢字の文字のもっている意味。「―を調べる」 0
蘭草 ふじばかま キク科の多年草。由来「蘭草」は漢名から。 藤袴(ふじばかま) 1
蓄電池 チクデンチ [3] 電気エネルギーを化学エネルギーに変えてたくわえ、必要に応じて電気エネルギーとして取り出す装置。充電して繰り返し使用できる。バッテリー。 0
放言 ホウゲン [0],[3] 勝手気ままに言うこと。無責任な発言。「大臣による―が繰り返される」暴言 0
姫鱒 ひめます [0],[2] ベニザケの陸封型。湖沼で養殖されたもの。食用。夏 0
己に如(し)かざる者を友とするなかれ おのれにしかざるものをともとするなかれ 自分より劣った者は、自らの身を修め向上する助けとならないので友としないほうがよいという教え。〈『論語』〉 0
独身 ドクシン [0] 結婚していないこと。また、その人。ひとり者。ひとり身。「―貴族が増加している」既婚 0
影絵・影画 かげエ ①紙を切り抜いたり、手を組み合わせたりして、背後から光を当て、できた形を楽しむ遊び。 ②白地に黒一色で、かげの形に描いた絵。 0
安臥 アンガ [1] 楽な姿勢をとって横たわること。ゆったりとして横になること。 0
足裏 あしうら [0] 足の地面にあたる部分。足のうら。「―にまめができた」 0
妹 いも [4] 古くは男性が、妻や恋人などを親しんで呼んだ語。兄(せ) 0
密陀 ミツダ 一酸化鉛(イッサンカなまり)の別称。密陀僧。黄色の粉末で、鉛ガラスや顔料などの原料。 0
鼯鼠 ももんが リス科の哺乳(ホニュウ)動物。ムササビに似るがやや小形で目が大きい。腹面は白く四肢や体側によく発達した飛膜があり、木から木へと滑空する。夜行性。バンドリ。モモンガア。冬 1
麈尾 シュビ [1] 獣毛などを束ねて柄をつけた仏具。払子(ホッス)。 由来「麈」は大鹿。大鹿は、主となるものの尾の動きに他の群れのものがしたがうことから、教徒が教主にしたがう意を表して大鹿の尾の毛で作ったことから。 0
櫟 いちい [0] イチイ科の常緑高木。深山に自生。高さ約三〇(メートル)。葉は針形で羽状に密生。実は赤く熟し食用になる。材はかたく、農耕具の柄や建築材・家具などに用いる。アララギ。由来笏(しゃく)の材料としたことから「いちい(位階の一位)」の名が与えられた。表記「赤檮・一位」とも書く。 0
鷽鳩大鵬を笑う ガクキュウタイホウをわらう つまらない者には大人物の志がわからないたとえ。小さいハトが、おおとりが天高く舞い上がるのを笑う意。「鷽鳩」は小さいハト。一説にイカル。「大鵬」は、おおとり。伝説上の霊鳥で、九万里も舞い上がるという。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
飼育 シイク [0] 家畜などの動物を飼い育てること。飼養。「牛を―する」 野生 0
北溟・北冥 ホクメイ 北方にある大海。 0
梅花皮 かいらぎ ①ウメの花形の粒状の突起がある魚の皮。刀の柄(つか)や鞘(さや)の装飾用。 ②表面が①のような陶磁器。表記「鰄」とも書く。 1
臀部 デンブ [1] 体のしりの部分。 0
瘴癘 ショウレイ [0] 湿度の高い熱帯などの気候や風土で起こるマラリアなどの熱病。 瘴疫 0
賈船 コセン 商品を積んで売ってまわる船。商船。「諸国の―が港にならぶ」 0
兵戈搶攘 ヘイカソウジョウ 敵味方が入り乱れる激しい戦闘の形容。「搶攘」は乱れるさま。〈『金史』〉表記「搶攘」は「槍攘」とも書く。 0
下緒 さげお [0],[2] 刀の鞘(さや)につける組みひも。刀を帯に結びつけるためのもの。さげ。 0
遡源 ソゲン [0] ①水源にさかのぼること。 ②物事の本質や根本をきわめること。 0
悪阻 オソ [0] 「悪阻(つわり)」に同じ。 0
婚姻 コンイン [0] ①結婚すること。夫婦になること。男女が縁組みをすること。結婚 ②男女が法律上、正式に結婚すること。「役所に―届を出す」「―適齢」 0
恩賞 オンショウ [0] てがらのあった者に対し、金品・地位・領土などの褒美を与えること。また、その褒美。 0
国宝 コクホウ [0] ①国家の宝。 ②重要文化財のうち、特に価値が高いとして文部科学大臣が指定し、特別に保護・管理を行う建造物・美術品・工芸品・古文書など。 0
実葛 さねかずら [3] モクレン科のつる性常緑低木。 真葛(さねかずら) 0
種族・種属 シュゾク ①生物で、同じ部類に属するもの。 ②同じ人種で、共通の言語・文化をもつ社会集団。 部族 0
南船北馬 ナンセンホクバ [5] あちらこちらを忙しく駆け回ること。参考中国では南は河川が多いので船を用い、北は山野が多いのでウマを用いるという交通手段の便宜をいう原意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉東奔西走・南行北走 0
効 かい [1] ききめ。しるし。表記「甲斐・詮」とも書く。参考「効」は、もとは無理にまねさせる意。 0
発想 ハッソウ [0] ①思いつき。アイデア。「斬新(ザンシン)な―」 ②思想・感情などを文章や詩歌などで表現すること。 ③音楽で、楽曲の気分を演奏の強弱・緩急などで表現すること。 0
即座 ソクザ [1] その場ですぐ。ただちに。「難問を―に処理する」「―に返答する」 即刻・即時 0
奥義 オウギ [1] 学術・武術・芸術などの最も奥深くに秘められた大事な事柄。「剣の―を窮める」極意・神髄・秘伝参考「おくギ」とも読む。 0
孝養 コウヨウ [0] ①真心を尽くして親の世話をすること。孝行 ②亡き父母を弔うこと。供養参考②「キョウヨウ」とも読む。 0
疎闊 ソカツ 長く会わないこと。 疎遠・久闊(キュウカツ) 表記「疏闊」とも書く。 参考「闊」は間があいている、また、うとい意。 0
瑞祥・瑞象 ズイショウ めでたいことの起こるきざし。「勝利の―が現れる」 瑞兆・吉兆・瑞相 0
葛 つづら [1] ツヅラフジなど山野に自生するつる性の植物の総称。かずら。つる草。 0
懸隔 ケンカク [0] はるかにへだたっていること。二つの事物がかけ離れていること。「実際と―する」懸絶 0
進駐 シンチュウ [0] 他国の領土に軍隊を進め、そこでとどまること。「―軍」 0
好例 コウレイ [0] ちょうどよい事例。あてはまるよい例。適例 0
標 しるべ [0],[3] 進むべき方向を指し示すもの。道案内となるもの。「北極星を―に進む」「道―」 0
持て栄やす もては-やす ほめそやす。引き立ててほめる。「時の人としてマスコミに―される」 0
皮相浅薄 ヒソウセンパク 物事がうわべだけで内容に乏しいこと。「浅薄」は浅はかで薄っぺらなさま。「―な文芸批評」 参考「浅薄皮相」ともいう。 0
犠牲 ギセイ [0] ①「犠牲(いけにえ)」に同じ。 ②戦争や災難などで命を奪われたり大きな被害を受けたりすること。「洪水の―になる」「―者」 0
唱和 ショウワ [0],[1] ①ひとりの声に合わせて、大勢がとなえること。「大会のスローガンを―する」 ②相手の詩歌にこたえて、詩歌を詠(よ)むこと。 表記①「倡和」とも書く。 0
配る くば-る [2] ①割り当てて渡す。分配する。「映画の割引券を―る」「飴(あめ)を一個ずつ―る」 ②配達する。「郵便を―る」 ③注意を行き渡らせる。「心を―る」 ④配置する。「人を適所に―る」 0
反歌 ハンカ [1] 長歌のあとに詠(よ)み添える短歌。長歌の大意を要約したり、補足したりした歌。返し歌。 0
闇値 やみね [2],[0] 闇取引の値段。闇相場。「終戦直後は―で食糧を手に入れた」 0
蝦夷 えみし [1] 「蝦夷(えぞ) ②」に同じ。 1
権利 ケンリ [1] ①権力と利益。 ②法によって、一定の利益を主張し、それを得ることを認められた資格。「―の剝奪(ハクダツ)」 ③ある物事をする、しないを自分の意志によって決定できる資格。「仕事を選ぶ―」義務
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漢字の豆知識 「権利」や「芸術」は中国にはない?日本で生まれたオリジナルの漢字(公財)日本漢字能力検定協会 0
三十にして立つ サンジュウにしてたつ 三〇歳で自分の立場を確立し、独り立ちする。 参考孔子が自らの生涯を回想して述べた言葉で、「三十而立(ジリツ)」から三〇歳を「而立」という。〈『論語』〉 0
文字 モジ [1] ①言葉を表す記号。字。「彼女はきれいな―を書く」 ②文章や語句。また、読み書きや学問。「―を理解しない(読み書きができない)」参考「モンジ」とも読む。 0
名代 なダイ [0] 世間に広く名が知られていること。名高いこと。参考「ミョウダイ」と読めば別の意になる。 0
天賦 テンプ [1] 生まれつきの才能。もちまえ。「新記録は―の素質と努力とによって生まれる」天性・天稟(テンピン)・天質 0
迅速果断 ジンソクカダン 思い切りよく決断して、すみやかに行うこと。「―な行動」 迅速果敢 0
策応 サクオウ [0] 互いにはかりごとをめぐらして、しめし合わせて行動すること。 0
来復 ライフク [0] いったんその場を去って、再びもどってくること。「一陽―(悪いことが続いたあとに、良いことが巡ってくること)」 0
酢 す [1] 酢酸(サクサン)を含む液体調味料。料理などに酸味をつけたり魚をしめたりするのに使う。 表記「醋」とも書く。 0
堤 つつみ [3],[0] ①川などの水があふれないよう、岸に土や石を高く積み上げたもの。土手。堤防。「大雨で―が切れる」 ②水をためた池。貯水池。 0
甚六 ジンロク [0],[4] おっとりしていてお人好(ひとよ)しの人。「総領の―(長男がぼんやり育つたとえ)」 0
競艇 キョウテイ [0] 職業選手によるモーターボート競走。多く、公認の賭(か)け事の対象となる。 0
猪突 チョトツ [1],[0] イノシシのように、向こう見ずにまっすぐ突進すること。 0
詳察 ショウサツ [0] 細かく観察すること。よく調べて考察すること。「―を加える」「野鳥の生態を―する」 0
船頭 センドウ [3] ①小さな舟のこぎ手。かこ。 ②和船の長。ふなおさ。 0
拗ける ねじ-ける [3] ①心や性質が素直でなくなる。ひねくれる。「彼は性格が―けている」 ②物などの形がねじまがる。 0
高麗縁 コウライべり 畳の縁の一種。白地の綾(あや)に雲や菊などの模様を黒く織りだしたもの。 0
減価償却 ゲンカショウキャク [4] 年数の経過で価値が減少する土地以外の固定資産のその減少額を、決算期ごとに割り当てて利益から差し引く会計上の手続き。「―の終わった備品を処分する」 0
恵贈 ケイゾウ [0] 人から物を贈られることをいう尊敬語。手紙などで使う。「ご―にあずかりまして」恵与・恵投 0
見出す みいだ-す [0],[2] 見つけだす。さがしだす。発見する。「解決の糸口を―す」 0
水捌け みずはけ [0] 雨水などが流れたり地中にしみこんだりしてひいていく具合。みずはき。「―のいいグラウンド」 0
夜尿 よばり 眠っているうちに無意識に小便をしてしまうこと。寝小便。参考「ヤニョウ」とも読む。 1
溷濁 コンダク [0] ①入り混じってにごること。 ②乱れること。混乱すること。表記「混濁」とも書く。 0
鐙 あぶみ [0] 馬具の一つ。くらの両脇に垂らして、ウマに乗るときに足をのせる金具。「―を踏ん張り立ち上がる」参考「足(あ)踏み」の意。 0
切開 セッカイ [1],[0] 切り開くこと。特に、治療のために体の一部をメスなどで切り開くこと。 0
紫紺 シコン [0] むらさき色をおびた紺色。「―の優勝旗」 0
愛護 アイゴ [1] かわいがって大切に保護すること。「動物―運動」 0
透垣 すいがい 竹や板などで、間を少しずつ透かして作った垣根。由来「すきがき」の転じたもの。参考「すいがき」とも読む。 0
捜査 ソウサ [1] ①さがして調査すること。 ②警察や検察が、犯罪者や犯罪の証拠をさぐり調べること。「事件の―は難航している」「怪しい人物が―線上に浮かぶ」 0
原資 ゲンシ [1] ①もとで。資金源。 ②国の財政投融資政策のもとになる資金源。 0
日暮らし ひぐらし [0] 朝から晩まで。一日じゅう。終日。「―テレビを見て過ごす」 0
衣衣 きぬぎぬ [2],[0] 男女が一夜を共にし、迎えた朝。また、その朝の別れ。表記「後朝」とも書く。参考もとは、それぞれの衣服の意。 0
労役 ロウエキ [0],[1] 肉体労働に服すること。また、その仕事。 0
先鞭を著ける センベンをつける 他の人よりも先に着手すること。人より先にウマに鞭(むち)をあてて抜け駆けし、手柄を立てる意から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
来者 ライシャ [1] ①自分よりあとに生まれてくる人。後生(コウセイ)。 ②将来。今後。 ①②往者 ③訪ねてくる人。 0
老いる お-いる [2] 年をとり、心身のはたらきが衰える。また、古くなる。「―いては子に従え」 0
千万 ちよろず [0] 数が限りなく多いこと。「―の神」 八百万(やおよろず) 参考「センマン」とも読む。また、「センバン」と読めば別の意になる。 0
判子 ハンこ [3] 印・印判・印鑑。参考「版行(ハンコウ)」が転じたもの。 0
累犯 ルイハン [0] ①何度も罪を犯すこと。 ②懲役に処せられた者が、前回の刑の執行の終了または免除の日から五年以内に、再び罪を犯して有期懲役に処せられること。 0
配所 ハイショ [0],[1] 罪をおかして流された土地。流罪の地。「―の月」 0
紀綱 キコウ 国を治める制度。おきて。また、取り締まること。綱紀参考「紀」は小づな、「綱」は大づなの意。 0
酒席 シュセキ [0] 酒宴の席。酒を飲む席。「―での発言とはいえ、聞き捨てならない」 宴席 0
後架 コウカ [1] 禅寺で、僧堂の後方に設けた洗面所。転じて、便所。参考「ゴカ」とも読む。 0
深い ふか-い [2] ①表面や外から底や奥までの距離が長いさま。「―い湖」「問題の根が―い」 ②程度がひととおりでなく大きいさま。「欲が―い」 ③色、濃度などが濃いさま。「霧が―い」「―い緑色」 ④物事の奥まで理解し、十分なさま。「―い知識」 ⑤密に生えている。「雑草が―い」 ⑥特別に親交のあること。「―い仲」 ⑦時がたけなわなこと。「秋も―い」 0
上意下達 ジョウイカタツ [1] 上に立つ人の考えや命令を、下の者に伝えること。 下意上達
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漢字の豆知識 知ってる漢字も油断大敵! ~うっかり間違えると恥ずかしい慣用句~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
寝る子は育つ ねるこはそだつ よく寝る子どもは、健康で大きく育つということ。 0
舟歌・舟唄 ふなうた 船乗りが櫂(かい)をこぎながらうたう歌。 棹歌(トウカ) 表記「船歌」とも書く。 0
普段 フダン [1] 日ごろ。いつも。「―から準備している」表記「不断」とも書く。 0
外報 ガイホウ [0] 外国からの通信や電報。「新聞社の―部」 0
太歳神 タイサイジン 陰陽道(オンヨウドウ)の八将神の一つで、木曜星の精。その年の干支(えと)と同じ方角にあって年中の事柄を統率する。この方角に向かって木を切るのを忌む。 0
蔭位 オンイ 律令(リツリョウ)制で、父祖の位階によってその子孫も自動的に位階を授けられる制度。また、その位階。三位(サンミ)以上の者および親王・諸王の子と孫、五位以上の者の子は、二一歳になると一定の位階を賜った。いんい。参考父祖のお蔭(かげ)で子孫が位を賜う意。 0
交友 コウユウ [0] 友と交際すること。また、その友人。「―関係」「―が多い」 0
戸主 コシュ [1] ①一家の主人。家長。 ②旧民法で家を支配・統率する者。 0
翠黛 スイタイ [0] ①青緑色のまゆずみ。転じて、美人のまゆ。また、美人の形容。 翠眉(スイビ) ②遠くかすんで見える、青緑色の山。 0
見果てぬ夢 みはてぬゆめ ①最後まで見ないで終わる夢。 ②果たそうと願い、実現しない理想や計画。「一生―を追う」 0
猟奇 リョウキ [1] 怪異なものや異様なものを好んで求めること。「―趣味」 0
音韻 オンイン [0] ①漢字の頭の子音(シイン)(音)とそれ以外の母音(ボイン)(韻)。 ②言語を構成する音声。「―変化」 0
士魂商才 シコンショウサイ [2] 武士の精神と商人としての才能とをあわせもっていること。「士魂」は武士の精神。「商才」は商売の才能・才覚。「和魂漢才」をもじった語。 0
花鳥諷詠 カチョウフウエイ [1] 自然とそれにまつわる人事をそのまま客観的に詠ずるべきとする俳句理論。「諷詠」は詩歌を作ること。参考俳人の高浜虚子が提唱し、ホトトギス派の基本理念となった語。 0
算盤 そろばん [0] ①中国や日本で用いられる計算道具。枠に並べられた串(くし)刺し状の玉を上下させて計算する。 ②損得の計算。「―が合わない」 表記「十露盤」とも書く。 1
墨名儒行 ボクメイジュコウ 表向きの主義や主張と実際の行動とがちがっているたとえ。表面では墨家といいながら、実際は儒家の行動をしている意。参考墨家と儒家は、中国、戦国時代に激しく対立した思想学派。〈韓愈(カンユ)の文〉儒名墨行 0
水利 スイリ [1] ①船で人や荷物を運ぶ便利。 ②水の利用。水を飲料・灌漑(カンガイ)・消火などに使うこと。「―権」 0
鄭重 テイチョウ [0] 丁重 0
畛 あぜ 田と田の間に土を盛り上げて境としたところ。 0
首脳 シュノウ [0] 政府・団体などの中心となって組織運営にあたる人。「各国―会談」 0
八入 やしお 染料液に何度もひたし、濃く染めあげること。また、そのもの。 0
導 しるべ [0],[3] ①手引き。みちびき。「師の教えを―とする」 ②道の案内をすること。また、その人や物。「地図を―に進む」 0
硝煙 ショウエン [0] 銃砲の発射や爆弾の炸裂(サクレツ)など火薬の発火によって出る煙。「―が漂う」「―反応がある」 0
僧綱 ソウコウ [0] 僧や尼を統率し、寺を管理する職。 参考「綱」はかなめの意。 0
単文孤証 タンブンコショウ 学問などで、証拠不足であること。わずか一つの文章と一つの証拠の意から。博引旁証(ハクインボウショウ) 0
知らぬ顔の半兵衛(はんべえ) しらぬかおのはんべえ よく知っているのに、とぼけて知らないふりをきめこみ、すましていること。そしらぬふりをすること。 0
彩雲 サイウン [0] 縁などが美しくいろどられた雲。雲粒による日光の回析が原因で、高積雲などに見られ、吉兆とされた。紫雲。瑞雲(ズイウン)。 0
弦歌 ゲンカ [1] 三味線の音色と歌声。三味線をひいたり、歌ったりすること。 「絃歌」の書きかえ字。 0
面詰 メンキツ [0] 面と向かって相手を問い詰めること。「契約違反を―する」面責 0
認可 ニンカ [1],[0] ①適当と認めて許すこと。認容 ②法律で、行為の実行に許可を与えて効力を生じさせる行政処分。「新規事業の―が下りた」「―営業」 0
水泡 スイホウ [0] 「水泡(みなわ)」に同じ。 0
耆宿 キシュク 経験豊かで学徳の備わった老人。「歌舞伎(カブキ)界の―」宿老 0
遺業 イギョウ [0] 故人がのこした事業や仕事。「―を継ぐ」「先人の―をたたえる」 0
法話 ホウワ [0] 仏法の話。仏の教えをわかりやすく説く話。説教・説法・法談 0
平穏無事 ヘイオンブジ [0] 穏やかで、何事も起きないこと。「両親は田舎で―に暮らしている」無事安穏多事多難 0
喪主 もシュ [1] 葬儀をとり行う当主。「―の挨拶(アイサツ)が終わる」「―を務める」 参考「ソウシュ」とも読む。 0
幽居 ユウキョ [1] 世間を避けてひきこもり、静かに暮らすこと。また、その住まい。「深山に―する」閑居・幽棲(ユウセイ) 0
大役 タイヤク [0] ①大きな役目。「―を果たす」大任 ②映画や演劇などの配役で、重要な役。「―に抜擢(バッテキ)される」 ①②主役端役(はヤク) 0
零す こぼ-す [2] ①容器を傾けて中にある液状や粒状の物を外にあふれ出させる。「コップの水を―す」 ②もらしおとす。「愚痴を―す」 0
舞踏・舞蹈 ブトウ 舞い踊ること。特に、西洋風の踊り。また、前衛的な踊り。ダンス。「鹿鳴館(ロクメイカン)で催された―会」舞踊参考「踏・蹈」は、足ぶみをする意。 0
府庫 フコ [1] 文書や財貨・器物などを収容・貯蔵しておく建物。くら。 0
服する フク-する [3] ①他がもたらした事柄を受け入れて、したがう。服す。「刑に―する」「兵役に―する」 ②薬や茶などを飲む。服用する。 ③衣服を着る。 0
望む のぞ-む [0],[2] ①遠くを眺める。「はるかに富士を―む」 ②希望する。願う。「娘の幸福を―む」 ③仰ぐ。慕う。「師の徳を―む」 0
愆ち あやまち 心得ちがい。やりそこない。しくじり。とが。 0
明快 メイカイ [0] きちんと順序立てができていて、わかりやすいこと。「単純―な話だ」「―な解説」 0
麻 あさ [1] ①クワ科の一年草。中央アジア原産。熱帯から温帯にかけて栽培。茎は直立し、一~三(メートル)になる。茎の皮から繊維をとり、麻糸にする。種子からは油をとる。タイマ。夏 ②麻糸。また、それで織った布。「―の布地は汗をよく吸い取る」 0
袖手傍観 シュウシュボウカン [1] 手をこまぬいて、何もせずにそばでながめていること。〈韓愈(カンユ)の文〉 拱手傍観(キョウシュボウカン)
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四字熟語根掘り葉掘り15:思い込んだら「拱手傍観」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会
四字熟語根掘り葉掘り67:「袖手傍観」と同情のまなざし ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
従兄弟 いとこ [3] 父母の兄弟・姉妹の子ども。特に、男性を指す。おじ・おばの息子。 表記自分より年が上なら「従兄」、下なら「従弟」と書く。 参考「ジュウケイテイ」とも読む。 1
堂宇 ドウウ [1] 堂の軒。堂の建物。殿堂。「寺の―を改修する」参考「宇」は、のきの意。 0
有厚無厚 ユウコウムコウ 詭弁(キベン)のたとえ。ほんとうに厚いものは、そのものが厚いとか薄いとかいうことができず、もともと厚さという概念などはないという詭弁。〈『荀子(ジュンシ)』〉堅白同異・白馬非馬 0
導火線 ドウカセン [0] ①口火をつける線。「ダイナマイトの―」 ②事件が起きる原因のたとえ。「大統領暗殺が内戦の―となった」 0
大衍暦 タイエンレキ 中国から渡来した太陰太陽暦。唐の一行(イチギョウ)が作ったもので、日本では奈良時代に採択して用いた。 0
黄燐 オウリン [0] 燐の一種。淡黄色でろう状の半透明な固体。暗やみで青白い燐光(リンコウ)を放つ。セ氏六〇度で発火し、猛毒。 0
鵠 まと 弓の練習をするとき、矢を当てる目標とするもの。特に、その中心にある黒星。 0
起訴 キソ [2],[1] 裁判所に訴えをおこすこと。特に、刑事事件で検察官が公訴を提起すること。「―猶予」「検察官が―状を朗読した」 0
俗称 ゾクショウ [0] ①世間で用いられている通り名。 通称 ②生前の名。 ③出家前の名。 ①~③俗名(ゾクミョウ) ②③戒名(カイミョウ) 0
貞節 テイセツ [0] 女性のみさおが正しいこと。「―を守る」貞操 0
辻占 つじうら [0] ①昔、辻に立って通行人の言葉を聞き吉凶を判断したこと。②小紙に吉凶を占った文句を書いたもの。また、それを売る人。「恋の―」③偶然の出来事から吉凶を占うこと。 0
救援 キュウエン [0] 困ったり苦しんだりしている状態からすくい助けること。「被災者に―の手をさしのべる」「遭難者の―」援助・救助 0
敵討ち かたきうち [3] ①主君や親などを殺された者が、仕返しに相手を討ち倒すこと。あだうち。 ②相手に仕返しをすること。雪辱。「前回の試合の―だ」 0
伏す ふ-す [1],[2] ①うつむく。また、顔を下に向けて、体を地面などにつける姿勢をする。「―してお願いします」 ②横になる。腹ばいになる。「ベンチに―す」 ③隠れる。ひそむ。「物陰に―して様子をうかがう」 0
風袋 フウタイ [1],[0] ①はかりで重さをはかるときの、その品物の容器・箱・包装紙など。また、その重量。「―込みの目方」 ②うわべや外観のたとえ。「―はいいが、中身が伴わない」 0
思索生知 シサクセイチ 筋道や道理をたどって物事をよく考えることで、知恵が生まれるということ。〈『管子』〉 参考「生知」は「ショウチ」とも読む。 0
民を貴しと為し社稷之に次ぐ たみをたっとしとなしシャショクこれにつぐ 人民が国家の根本で最も大切であり、国家のことはこれに次ぐものであるということ。「社稷」は国家の意。参考中国戦国時代、民本思想を展開した孟子(モウシ)の言葉。 0
尽れる すが-れる [0] 盛りを過ぎて勢いが衰え始める。「菊が―れる」 表記「末枯れる」とも書く。 0
乾鰯 ほしか 脂肪をしぼったイワシを干した肥料。表記「干鰯」とも書く。 1
災難 サイナン [3] 不意に起こる不幸なできごと。わざわい。「―が身に降りかかる」「とんだ―だ」 災厄 0
京畿 ケイキ ①皇居周辺の地域。 ②昔、京都周辺の国々。畿内。「―八道」 0
全書 ゼンショ [1],[0] ある方面について、文献や事項などをすべて集めた書物。「六法―」 0
光合成 コウゴウセイ [3] 緑色植物が光のエネルギーを利用して、炭酸ガスと水から酸素と炭水化物をつくること。 0
書斎 ショサイ [0] 家庭で、書き物をしたり本を読んだりする部屋。「―で執筆をする」 参考「斎」は読書や物忌(い)みのためにこもる部屋の意。 0
講師 コウシ [1] ①講演をする人。また、講習で講義や指導をする人。 ②学校で、専任の教師ではなく、外部から来て講義や指導をする人。 ③大学で准教授の下位にあたる教育職。「専任―」参考「コウジ」と読めば、仏典を講義する人や宮中の歌会で歌を朗詠する人などの意になる。 0
番鳥 つがいどり 雄と雌が一対になった鳥。また、雌雄がいつも一緒にいる鳥。 0
病治りて医師忘る やまいなおりてイシわする 人はとかく、楽になると、苦しいときに助けてくれた人の恩をすっかり忘れてしまうたとえ。病気が治ると、助けてくれた医者のありがたさを忘れてしまう意から。雨晴れて笠(かさ)を忘る 0
時分 ジブン [1],[0] ①およその時。当時。ころ。「学生の―はよく遊んだ」 ②適当な時機。ころあい。「―を見はからう」 0
排外 ハイガイ [0] 外国人や外国の文物・様式・思想などを排斥すること。「―運動」排他拝外 0
白子干し・白子乾し しらスぼし カタクチイワシ・マイワシなどの稚魚を生で、またはゆでて干したもの。食用。春 0
木 みみずく [1] フクロウ科の鳥のうち、頭に耳状の羽毛をもつものの総称。ふつう、オオコノハズクを指す。夜間活動し、小動物を捕食。ツクトリ。冬由来木にすむウサギ()の耳のような羽をもつ鳥の意。表記「角鴟」とも書く。参考「ずく」とも読む。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 冬をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
苞苴 ホウショ [1] ①「苞苴(つと)」に同じ。 ②わいろ。まいない。参考①「あらまき」とも読む。 0
裸出 ラシュツ [0] おおう物がなく、中身がむき出しになっていること。「―した岩肌」露出 0
乱視 ランシ [0] 目の角膜や水晶体のゆがみのために、光が網膜上の一点に集まらず、物の形がぼやけて見えること。また、その目。 0
着膨れ・着脹れ きぶくれ たくさん重ね着をして体がふくれること。着太り。「―ラッシュ」 冬 0
屛風絵 ビョウブエ 屛風に描かれた絵。「尾形光琳(おがたこうりん)のみごとな―」 0
凱歌 ガイカ [1] 勝ちいくさを祝ってうたう歌。かちどき。「―を奏する」 0
停止 チョウジ [0] 差しとめること。特に、皇室などで凶事のときに歌舞音曲を差しとめること。参考「テイシ」と読めば別の意になる。 0
鳥語花香 チョウゴカコウ のどかな春の風景のこと。鳥の鳴き声と花の香りの意から。〈呂本中(リョホンチュウ)の詩〉桃紅柳緑 0
電信 デンシン [0] 電流や電波を利用した通信。通信機を用いて、文字や写真などの情報を電気信号に変えて送る。 0
口では大阪の城も建つ くちではおおさかのしろもたつ 口先だけならどんなにりっぱなことでも言えるというたとえ。口自慢の仕事下手・口叩(たた)きの手足らず・能なしの口叩き 0
希硫酸 キリュウサン [0],[2] 水で濃度を薄めた硫酸。濃硫酸 「稀硫酸」の書きかえ字。 0
刳り貫く くりぬ-く [3],[0] 刃物などを回し入れて穴をあける。中身をえぐり出す。「リンゴの芯(シン)を―く」 0
齶 はぐき [2] 歯の根もとを包んでいる肉の部分。歯肉・歯齦(シギン)表記「歯茎」とも書く。 0
靖い やす-い やすらかなさま。国などが静かに治まっているさま。 0
万物斉同 バンブツセイドウ 人間の知恵は相対の対立概念で成り立つが、それらを超越した絶対の無の境地に立てば是非・善悪などの一切の対立と差別は消滅し、すべてのものは同じであるとする説。人間の相対的な知を否定した荘子の学説。万物一馬・天地一指 0
類比 ルイヒ [1] ①比較すること。くらべ合わせること。 ②「類推」に同じ。 0
剣山 ケンザン [1] 鉛などの台に櫛(くし)状に太い針を植えつけたもの。生け花で、花を挿すのに用いる。 0
防護 ボウゴ [1] 防ぎ守ること。「敵の攻撃に対する―壁を築く」防御・防備 0
衆生 シュジョウ [0] この世で生を受けているすべてのもの。特に、人間。 有情(ウジョウ) 0
存亡 ソンボウ [0] 引き続き存在するか、滅びるか。「国の―を賭(か)けた戦い」「危急―の秋(とき)(存続するか滅びるかのあぶないとき)」 興廃 0
眼光紙背(シハイ)に徹(テッ)す ガンコウシハイにテッす 読書力・洞察力の高いこと。目の光が紙の裏まで貫くかのように、書物の真意を鋭くくみ取る意から。 0
福引 フクびき [0] 商店の客寄せなどのために、くじ引きで景品を与えること。また、そのくじ。新年由来昔、正月に二人で一つの餅(もち)を引き合い、取り分の多少で年の吉凶を占ったことから。 0
踏む ふ-む [0] ①足で物の上に乗る。足を動かして体重をかける。「薄氷を―む思い」 ②その地や場に立つ。「故郷の土を―む」 ③経験する。「初舞台を―む」「場数を―む」 ④規範にしたがって行う。「順序を―む」 ⑤見当をつける。評価をする。「ざっと―んでも一億円は下らない美術品だ」 0
巓 いただき ①山の頂上。みね。 ②あたま。かしら。 0
挿し木 さしき [0],[3] 植物の茎や枝などを切り取って地中にさし入れ、根づかせて新株を作る方法。 春 0
他界 タカイ [0] ①人が死ぬこと。「祖母は昨年―した」死去・永眠・逝去 ②十界のうち、人間界以外の世界。「―観」 0
定形 テイケイ [0] 一定の形。また、形が決められていること。「不―」「―郵便物」 0
現身 うつしみ この世に存在している身。生き身。現人(うつせみ) 1
忻然 キンゼン [0] よろこんでするさま。よろこぶようす。「―として出発する」表記「欣然」とも書く。 0
狎近 コウキン なれて近づく。近づき親しむ。 0
初東雲 はつしののめ ①元日の明け方やあけぼの・あかつき。 ②元日の明け方に東の空にたなびく雲。 新年 1
紫陽花 あじさい [0],[2] ユキノシタ科の落葉低木。日本でガクアジサイを品種改良したもの。初夏、小花が半球状に集まって咲く。花の色は淡青色・青紫色・淡紅色と変わる。シチヘンゲ。ヨヒラ。 夏 由来「紫陽花」は漢名からの誤用。 表記「八仙花」とも書く。 1
急激・急劇 キュウゲキ 変化や動きが突然ではげしいさま。「山の天候は―に変化する」「容態が―に悪くなる」 0
不評 フヒョウ [0] 評判が悪いこと。不評判。「―を買う(悪い評価を受ける)」好評 0
彼此 ヒシ [1] 「彼是(あれこれ)」に同じ。 0
発泡 ハッポウ [0] あわが発生すること。「―剤」「―飲料」「―スチロール」 0
多弁 タベン [0] 口数が多いこと。おしゃべり。多言・饒舌(ジョウゼツ)寡黙 0
実話 ジツワ [0] 創作などでなく実際にあった話。事実の話。 0
鑿と言えば槌(つち) のみといえばつち すべてのことに気が利くたとえ。鑿が必要だといえば、一緒に使うことになる槌も差し出すことから。 0
伴奏 バンソウ [0] 声楽や器楽の演奏に合わせ、他の楽器で補助的に演奏すること。また、その演奏。 0
共食い ともぐい [0] ①同じ種類の動物が互いに食い合うこと。 ②同類や同業の者が利益を争い、互いに損をすること。 0
寒忌竹 カンキチク タデ科の多年草。南太平洋ソロモン諸島原産。茎は平らな帯状でサボテンに似る。夏、節々に緑白色の花をつける。観賞用。 0
羅甸 ラテン ①ラテン語。 ②ラテン系の。ラテン民族の。「―音楽」 ③ラテン系の人。フランス・イタリア・スペイン・ポルトガルなどの人。表記「拉丁」とも書く。 1
何故 なぜ [0] わけや疑問を問う語。どうして。なにゆえ。「―泣くのか」「―毎日遅刻するのですか」 1
粗食 ソショク [0] そまつな食事をすること。また、その食事。「粗衣―に甘んじる」 疎餐(ソサン)・粗飯 美食 参考「ソジキ」とも読む。 0
酣酔 カンスイ 酒を飲み、気持ちよく酔うこと。また、すっかり酒に酔うこと。 0
老莱斑衣 ロウライハンイ 親孝行のたとえ。親に孝養の限りを尽くすことのたとえ。故事「老莱」は老莱子(ロウライシ)のこと。中国、周代の楚(ソ)の賢人で、七十歳になっても親の前で斑衣(子どもが着る派手な服)を着てたわむれ、親に年をとったことを忘れさせようとしたという故事から。〈『蒙求(モウギュウ)』〉 0
体罰 タイバツ [0],[1] 直接、身体に苦痛を加えること。また、その懲罰。「―を加える」 0
政争 セイソウ [0] 主義・主張などをめぐる政治上の争い。または、政権の奪い合い。「―に明け暮れる政界」 0
孩 ちのみご 赤子。乳を飲んでいる子。赤ん坊。表記「乳飲み子」とも書く。 0
鯔 いな [0] ボラの幼魚。全長二〇(センチメートル)ほどのものをいう。 秋 0
勝敗 ショウハイ [0] 勝つことと負けること。勝ち負け。「―のゆくえ」 勝負 0
地銭 ぜにごけ ゼニゴケ科のコケ植物。各地の陰湿地、特に人家付近に群生。濃緑色の葉状体。表記「銭苔」とも書く。 1
楚 すわえ [3],[0] 枝や幹からまっすぐ細く伸びた若い枝。また、それで作ったむち。 0
後継 コウケイ [0] あとをつぐこと。また、その人。跡継ぎ。「伝統工芸の―者」 0
埋もれ木 うもれぎ [0],[3] ①長い歳月、土の中などにうずもれて炭化が進み、堅くなった木。良質のものは細工物に利用される。 ②世間からかえりみられない人。また、その境遇。 0
孤児 コジ [3],[0] 「孤児(みなしご)」に同じ。 0
没頭 ボットウ [0] 他のことを忘れ、一つのことに熱中すること。「彼はバイクの趣味に―している」没入 0
寵姫 チョウキ [1] 君主に、特に愛されている女性。お気に入りの女性。愛妾(アイショウ) 0
枡席 ますセキ [0] 芝居小屋や相撲興行場などで、四角に仕切った見物席。ます。「―で相撲を観戦する」表記「升席」とも書く。 0
瑞西 スイス ヨーロッパ中部にある連邦共和国。アルプス山脈が南部を走る。永世中立国で国際機関の本部が多い。首都はベルン。 1
牀机 ショウギ 長方形のわく二つを筋交いに組み合わせて布を張った、折り畳みの腰掛け。 表記「床几・床机」とも書く。 0
蕭蕭 ショウショウ [0] ①もの寂しいさま。「―と去る」 ②風雨の音がもの寂しいようす。「―と雨が降る」 0
保守 ホシュ [1] ①機械や施設などの正常な状態を保つこと。「器具の―点検作業」 ②これまでの制度や伝統を尊重し、守ること。また、そういう姿勢や立場。「―政党」「彼は―的だ」革新 0
旧交 キュウコウ [0] 昔からの交際。古くからのつきあい。「―を温める」 0
氷る こお-る [0] 水分などが冷えて固まる。「冷凍庫に入れたジュースが―った」 冬参考「凍る」と書けば、氷が広い範囲に張る意。 0
敗訴 ハイソ [1] 民事訴訟などの当事者の一方が、自分に不利益な判決を下されること。訴訟に負けること。「一審は被告の―」勝訴 0
後手 ゴて [0],[1] ①相手に先を越されて、受け身になること。「救援対策が―に回る」 ②碁や将棋で相手のあとに打ったり指したりすること。 ①②先手 0
読書尚友 ドクショショウユウ [1],[0] 書物を読んで、昔の賢者を友とすること。「尚友」は古代の賢者を友とする意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
総務 ソウム [1] 会社などで、組織全体にかかわる事務を処理すること。また、その役目。 0
屛く しりぞ-く 遠ざかる。また、遠ざける。人を近くに寄せつけない。「密談のため人を―く」「誘いを―く」参考現代では、多く「しりぞける」という。 0
履む ふ-む [0] ①足でふむ。「薄氷を―む」 ②実際にやってみる。経験する。「場数を―む」「初舞台を―む」 ③順序にしたがって物事を行う。履行する。「手続きを―む」 0
跏坐 カザ 「跏趺(カフ)」に同じ。 0
積乱雲 セキランウン [3] 夏、巨大な峰状をなして立ちのぼり、雷雨や雹(ひょう)を伴う雲。急激な上昇気流により、積雲が発達したもの。入道雲。夕立雲。 夏 0
生首 なまくび [2],[0] 切り落としたばかりの首。「刑場に―をさらす」 0
活殺自在 カッサツジザイ [0],[5] 他を自分の思うとおりに扱うこと。生かすも殺すも意のままであること。生殺与奪 0
寿 ことぶき [2] めでたいこと。祝い。また、祝いの言葉。特に、長寿や結婚など。 由来「ことほぐ」の名詞「ことほぎ」の変化した語。 0
逆説 ギャクセツ [0] 真理に反しているようで、実は真理を言い当てている表現。パラドックス。「負けるが勝ち」の類。「―的な表現」 0
出目金 でめキン [0] 金魚の一種で、目が飛び出ているもの。 夏 0
内匠 たくみ 昔、宮廷で建物や細工物をつくった職人。 1
韋駄天走り イダテンばしり 韋駄天のように、ものすごい速さで走ること。 0
達し・達示 タッし 官庁から国民または下級官庁への通達。「お―によると」参考「達示」は当て字。 0
鯔 ぼら [0] ボラ科の海魚。世界の温・熱帯の沿岸にすみ、幼魚期は内湾や淡水で過ごす。背は灰青色で腹は銀白色。卵巣から「からすみ」を作る。出世魚で、成長にしたがい名称が変わる。オボコ・スバシリ・イナ・ボラ、またきわめて大きいものをトドという。食用。 秋 0
卒然 ソツゼン [0] にわかなさま。「―として逝く」 突然 表記「率然」とも書く。 0
遺命 イメイ [0],[1] 故人の言いのこした命令。故人の指示したこと。遺令参考「ユイメイ」とも読む。 0
毛髪 モウハツ [0] 人体の毛。特に、髪の毛。「―湿度計」頭髪 0
公文書 コウブンショ [5],[3] 官庁や公共団体が発行した正式の文書。「―偽造罪の容疑がかかる」私文書 0
寄付・寄附 キフ 公共団体や社寺の事業・活動などに役立てるために、金品を贈ること。寄贈・寄進 0
灯心 とうすみ [0] 行灯(アンドン)やランプなどに使う火をともす芯(シン)。参考「とうしみ・トウシン」とも読む。 1
銀魚 しらうお シラウオ科の海魚。 由来「銀魚」は漢名から。 鱠残魚(しらうお) 1
贖う あがな-う [3] ①罪をつぐなう。「死をもって罪を―う」 ②罪やけがれをまぬがれるために金品を出す。 0
銀世界 ギンセカイ [3] 一面雪におおわれて、白一色になった景色。冬 0
夾鐘 キョウショウ [0] ①陰暦二月の異名。 ②中国の音名の一つ。十二律の第四の音。日本の音名の勝絶(ショウゼツ)に当たる。 0
斬首 ザンシュ [1],[0] 刑罰で、刀やギロチンで首をきり落とすこと。また、その刑罰。うちくび。 斬罪 0
無論 ムロン [0] 論じるまでもなく。もちろん。「―私も出席する」 0
真の闇より無闇が怖い シンのやみよりムやみがこわい 真っ暗やみよりも、常識や分別を欠いた者のほうが恐ろしい。 0
三業 サンゴウ [0] のちの報いのもとになる、身業(シンゴウ)(身体の行為)・口業(クゴウ)(言語の表現)・意業(イゴウ)(心のはたらき)の総称。 参考「サンギョウ」と読めば、料理屋・待合(まちあい)茶屋・芸者屋の三種の営業の意になる。 0
背美鯨 せミくじら [3] セミクジラ科の哺乳(ホニュウ)動物。体長は約一五~二〇(メートル)。全身黒色。頭部が大きく、背びれがない。セビクジラ。 0
巨万 キョマン [0],[2] 数量が非常に多いこと。おもに、金銭や財産などにいう。「―の富を築く」 0
精悍 セイカン [0] 動作や目つき・顔つきなどが、鋭くたくましいこと。「―な面構え」 0
蔚然 ウツゼン ①草木の生い茂るさま。「―とした大樹」鬱蒼(ウッソウ) ②雲や光・物事などの多く盛んなこと。表記「鬱然」とも書く。 0
抹消 マッショウ [0] 消して除くこと。また、塗り消すこと。「登録を―する」削除・塗抹 0
証文 ショウモン [0] ある事実を証明する文書。特に、訴訟において証拠として裁判所に提出される文書。 証書 0
黒潮 くろしお [0] 日本の太平洋岸を南から北に流れる暖流。日本海流。親潮 0
見る み-る [1] ①目にうつる。みえる。「テレビを見る」 ②目でとらえる。調べる。「機械の具合を見る」「味を見る」 ③考える。判断する。「まだ子どもと見る」「晴れと見て出発する」 ④見てまわる。「奈良の寺を見る」 ⑤世話をする。「乳児を見る」 ⑥ある状況に出合う。「馬鹿(バか)を見る」 0
掖 わき [2] わきのした。腕のつけねの下側の部分。表記「腋」とも書く。 0
虚ろ うつ-ろ [0] 中がからなさま。転じて、精気が抜けてぼんやりしているようす。「―な目つき」表記「空ろ」とも書く。 0
黄 き [1],[0] 色の名称。三原色の一つ。菜の花やタンポポの花のような色。きいろ。 0
予告 ヨコク [0] ①前もって告げ知らせること。「―なしの来訪者」 ②発行や封切の前に宣伝すること。「次号―」「新作映画の―編」 0
寒晒し カンざらし [0],[3] ①寒中、布や食品を水や空気にさらすこと。また、さらしたもの。「―の蕎麦(そば)」 ②「寒晒し粉」の略。寒中にもち米を水に浸し、陰干しにして粉にしたもの。白玉粉。①②冬 0
突然変異 トツゼンヘンイ [5] 遺伝子の性質が変化して、親の系統にない形態や性質が突然に現れ、それが遺伝すること。 0
赧顔 タンガン [0] 恥ずかしくて顔をあからめること。赧面・赤面 0
外洋 ガイヨウ [0] 陸地から離れた広々として大きい海。そとうみ。外海(ガイカイ)内洋 0
馬印・馬標 うまじるし 昔、戦場で大将のウマのそばに立てた目印。馬幟(うまのぼり) 0
採算 サイサン [0] 利益があるかどうかから見た、収入と支出のつりあい。「この計画は―が合わない」 0
新禧 シンキ 新年の喜び。 参考「禧」は、さいわい・よろこびの意。年賀状などに用いる。「恭賀―」 0
官憲 カンケン [0] ①役所。官庁。 ②役人。官吏。特に、警察官。「―の追及を逃れる」 0
鍬 くわ [0],[1] 平らな一枚の鉄板に柄(え)をつけた農具。田畑の耕作に用いる。 参考「すき」と読めば別の意になる。 0
因む ちな-む [2] ある物事との関係をもとに他の物事をする。関連する。由来する。「夏に―んだ行事を催す」 0
各人各様 カクジンカクヨウ [1] 人それぞれにやり方などがちがうこと。 0
擾擾 ジョウジョウ ごたごたと乱れるさま。 紛紛 0
巻藁 まきわら [0] 巻き束ねたわらで、弓の的など武術の練習に使うもの。 0
招提 ショウダイ 寺院の別称。僧が四方より集まり来る所。 由来梵語(ボンゴ)の音訳で、四方の意から。 0
要所 ヨウショ [0],[1] ①大切な箇所。「―をおさえた説明」要点 ②重要な地点・場所。「―を固めて犯人を追いつめる」 0
屠竜の技 トリョウのギ 習得しても実際には役立たない技術のたとえ。由来朱泙漫(シュヒョウマン)という男が竜を屠殺する技術を支離益(シリエキ)という者に大金を払って学び、三年かかって習得した。しかし、せっかくの技術も、竜が実在しないので役立てることはできなかったという寓話(グウワ)から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
華美 カビ [1] はなやかで美しいようす。また、ぜいたくで派手なさま。「―な服装」 0
皮質 ヒシツ [0],[1] 外層と内層をもつ器官の、外層の組織。副腎(フクジン)・腎臓などの表層部分。「大脳―」「副腎―」髄質 0
主犯 シュハン [0] 犯罪の中心となった人物。「事件の―を逮捕する」 正犯 0
緩い ゆる-い [2] ①規則などがきびしくない。「管理が―い」 ②しまっていない。「ズボンが―い」 ③急でない。「―い坂」 ④おそい。のろい。「流れの―い川」 0
粗茶 ソチャ [1] 上等でないそまつなお茶。人にお茶を出すときにへりくだっていう語。「―を一服差し上げます」 0
内縁 ナイエン [0] 正式な婚姻の届け出をしていない夫婦関係。「―の妻」 0
大徳 ダイトク [0] ①仏のこと。 ②徳の高い僧。また広く、僧。 ③富裕な人。金持ち。参考「ダイトコ」とも読む。 0
心身 シンシン [1] 心と、からだ。精神と肉体。「―ともに健康」 身心 0
丹念 タンネン [1] 細かいところまで念を入れてするさま。「―に作品を仕上げる」入念 0
飛翔 ヒショウ [0] 空中を飛びかけること。「大空を―する」飛行 0
朝駆けの駄賃 あさがけのダチン 物事がたやすくできるたとえ。朝のうちはウマも元気で、重い荷物を背負わせても平気なことから。参考「行き掛けの駄賃」をもじった言葉。 0
法界悋気 ホウカイリンキ [5] かかわりのない他人のことに嫉妬(シット)すること。特に、他人の恋愛にやきもちを焼くこと。「法界」は縁のない他人、「悋気」は嫉妬心の意。 0
一手 イッて [2] ①碁や将棋などで、石や駒(こま)を一回動かすこと。ひと手。 ②他人にまかせず自分ひとりだけですること。独占して行うこと。「―販売の権利を得る」 ③ただ一つの方法・手段。「押しの―で契約に成功する」 0
深海 シンカイ [0] ①深い海。海の深いところ。 ②水深二〇〇(メートル)以上の深い海。「―魚」「―探査船」 ①②浅海 0
開明 カイメイ [0] 人々の知識が進んで文化も進歩すること。世の中が開けること。「―思想」文明開化。 0
大納会 ダイノウカイ [3] 取引所で、一年の最終の立会(たちあい)日。大発会(ダイハッカイ) 0
盗人にも三分の理 ぬすびとにもサンブのリ 何事にもこじつければ理屈はつけられるたとえ。盗んだことを正当化しようと思えば、なんらかの理由はつけられるということから。参考「盗人にも五分の理」ともいう。 0
巨利 キョリ [1] きわめて多額な利益。大きな儲(もう)け。「相場で―をつかむ」巨益・大利 0
天寿 テンジュ [1] 天から授かった寿命。自然に定まっている命の長さ。「―を全うする」定命(ジョウミョウ)・天命 0
起源・起原 キゲン 物事の始まり。起こり。みなもと。「人類の―を探る」始原・淵源(エンゲン) 0
輪 わ [1] ①円形のもの。曲げてまるくしたもの。「―になって踊る」「―投げ」「葬式に花―を送る」 ②車の軸のまわりを回転して、車を進める円形のもの。車輪。 ③たが。「おけの―がはずれる」 0
割注・割註 わりチュウ 本文中に、注を二行に小さく割り書きすること。また、その注。 0
画 え [1] ①物の姿や形をえがいたもの。絵画。 ②映画・テレビなどの画像。 0
大曲 おおわだ 川や湖などが陸地に大きく入りこんだ所。入り江。参考「おおまがり」と読めば、秋田県大仙市の地名。 1
覚醒 カクセイ [0] ①目がさめること。目をさますこと。 ②迷いからさめて自分の非に気がつくこと。 0
看守 カンシュ [0],[1] ①見守ること。見張ること。また、その役目にあたる人。 ②刑務所などで、囚人の監督や所内の警備などに従事する役。また、その人。刑務官。 0
起承転結 キショウテンケツ [2] 文章などの構成法。また、物事の展開の仕方や順序のこと。参考本来は漢詩の四句からなる絶句の構成法。起句(第一句)で歌い起こし、承句(第二句)でこれを承(う)け、転句(第三句)で視点を転じ趣を変え、結句(第四句)で詩意全体をおさめ結ぶ。起承転合 0
身辺 シンペン [1] 身のまわり。「―整理」「―多忙をきわめる」 0
髪菜 いぎす 紅藻類イギス科の海藻。 海髪(いぎす) 1
揚州の夢 ヨウシュウのゆめ 過ぎ去った日々の歓楽の思い出。由来唐の詩人杜牧(トボク)が、交通の要所として栄えた揚州で豪遊した日々を追憶して詠(よ)んだ詩から。〈杜牧の詩〉 0
人を以(もっ)て言(ゲン)を廃せず ひとをもってゲンをハイせず 人によって、その言葉の重みを判断してはいけないという戒め。「廃せず」は無視しない意。〈『論語』〉 0
枯槁 ココウ ①草木の水気がなくなり干からびること。 ②やせおとろえること。また、おちぶれること。 0
蟬時雨 せみしぐれ たくさんのセミがしきりに鳴きたてる声が、時雨の降る音のように聞こえること。 夏 1
陽炎 かげろう [0] 春や夏、日光に熱せられた地面から空気が炎のようにゆらゆらと立ちのぼる現象。糸遊(いとユウ)・遊糸(ユウシ) 春参考「かぎろい・ヨウエン」とも読む。 1
師走 しわす [0] 陰暦一二月の異名。 冬 参考太陽暦の一二月についてもいう。
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新聞漢字あれこれ33 師走の「し」は風の意味
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 1
矢 や [1] ①武具・狩猟具の一つ。細い棒の一端に羽をつけ、もう一端にやじりをつけて弓の弦(つる)にかけて射るもの。 ②かたい木や石などを割るときに打ちこむくさび。 0
亢竜 コウリョウ [0],[1] 天高くのぼりつめた竜。参考「コウリュウ」とも読む。 0
忍冬 ニンドウ [3] スイカズラの別称。また、その葉の生薬名。 忍冬(すいかずら) 0
温存 オンゾン [0] ①使わずに大事に残しておくこと。「力を―する」 ②よくない状態を改めないままにしておくこと。「悪習を―する」 0
北上 ホクジョウ [0] 北方へ向かって進んでいくこと。北進。「台風が―する」南下 0
瞑坐・瞑座 メイザ 目を閉じ、心静かに座ること。 0
廃退・廃頽 ハイタイ ①すたれくずれること。衰えすたれること。 ②道徳などがすたれること。「―した社会」 ①②退廃・頽廃 0
狢 むじな [0] ①アナグマの別称。 ②タヌキの別称。「一つ穴の―(悪事をたくらむ同類)」 ①②冬表記「貉」とも書く。参考②アナグマとタヌキを混同しての呼称。 0
走行 ソウコウ [0] 自動車などが走ること。「悪路を―する」「―距離」 0
尺牘 セキトク [0] 文書。手紙。書状。「―文」 参考「シャクドク」とも読む。「牘」は、文字を記す木の札。 0
風琴 フウキン [0] ①オルガン。 ②「手風琴」の略。アコーディオン。
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基本的にはすべて「琴」? ~楽器の名前を漢字で書いてみよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
輸地子田 ユジシデン 律令(リツリョウ)制で、収穫物の二割程度の使用料をとって耕作させた田。 0
首肯 シュコウ [0] 承知してうなずくこと。「その説には絶対に―できない」 肯定 0
馬力 バリキ [0] ①仕事率(動力)の単位。一秒間に七六(キログラム)の重量を一(メートル)動かし七四六(ワット)に相当する一英馬力と、七五(キログラム)の重量を動かし七三六(ワット)に相当する一仏馬力がある。 ②精力的な力。体力。活力。「やみくもに―をかける」 ③明治時代、荷馬車の別称。 0
選科 センカ [1] 規定の学科から、一科または数科を選択して学習する課程。「―学生」 0
胡粉 ゴフン [0] 貝殻を焼いて作った白い粉。日本画の顔料や塗料に用いる。 0
池魚籠鳥 チギョロウチョウ 池の中の魚、また、かごの中の鳥のように、不自由な身の上のたとえ。特に、宮仕えに束縛されていることをいう。〈潘岳(ハンガク)の文〉 0
敏い さと-い [2] かしこい。頭の回転がはやい。ものわかりが早い。また、感覚が鋭い。「耳が―い」「利に―い」 0
瞭らか あき-らか はっきりとよく見えるさま。はっきりしているさま。 0
豪物 えらブツ [0] 実力のある人。すぐれた人物。また、手腕にたけた人。やり手。 0
篤学 トクガク [0] 学問に熱心に励むこと。また、その人。「―の若者」 0
修好・修交 シュウコウ 国と国がなかよく交流すること。「―条約」 0
記号 キゴウ [0] ある事柄や意味を表すしるし。広くは文字・言語・身振りなど、物事の意味を伝えるすべてのもの。狭くは文字以外の符号類。「元素―」 0
寒露 カンロ [1] ①二十四節気の一つ。秋分のあとで陽暦の一〇月八日ころ。 ②晩秋から初冬のころの露。秋 0
弾奏 ダンソウ [0] ①弦楽器を演奏すること。 ②罪をあばいて、上奏すること。 0
硬い かた-い [0],[2] ①材質が密で強い。「―い球」 ②ひきしまってきつい。「緊張して表情が―くなった」
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頭がカタくて大変です~固、硬、堅を使い分ける~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
香油 コウユ [0] 髪や体につける香料入りの油。「足を―でマッサージしてもらった」 0
迷惑 メイワク [1] 他人の行動で、困ったりいやな思いをしたりすること。「人に―をかけない」「演奏中の私語は―です」 0
割 わり [0] ①割ること。「スイカ―」 ②「割合」に同じ。 ③損得の度合い。「―が悪い」「―に合う」 ④割り当てること。「部屋―」 ⑤一〇分の一を表す単位。「打率が三―のバッター」 0
鴫焼 しぎやき ナスを縦に二つ切りか輪切りにして油をぬって焼き、味付け味噌(ミソ)をつけた料理。 夏 0
怒鳴る ドな-る [2] ①大声で叫ぶ。大声で呼ぶ。「遠くの人に―ったが、聞こえなかった」 ②声高にしかる。「ミスをして上司に―られた」 0
旧 もと [1] むかし。以前。以前の状態。 0
水運 スイウン [0] 水路による交通や運送。船で人や荷物を運ぶこと。「―の便」 陸運・空輸 0
吞む の-む ①口に入れたものをかまずに胃に送る。特に、酒をのむ。 ②要求などを受け入れる。収める。「野党の出した条件を―む」 ③こらえようとする。おさえる。「涙を―む」 ④相手を軽く見る。相手を圧倒する。「敵を―んでかかる」 ⑤水流などがとりこむ。「濁流が家を―みこんだ」 0
切歯扼腕 セッシヤクワン [1] 非常に悔しがること。「切歯」は歯ぎしりすること。「扼腕」は一方の手で他方の腕を締めつけることで、いずれも悔しいときにする動作。〈『史記』〉 表記「扼腕」は「搤腕」とも書く。 0
故園 コエン ふるさと。故郷。「―の山なみを懐かしむ」 0
炭団 タドン [0] ①炭の粉をこねて球状に固めた燃料。冬 ②相撲で、黒星の俗称。 0
楯 たて [1] 弓矢・槍(やり)・刀などを防ぐ武具。 表記「盾」とも書く。 0
暖炉 ダンロ [1] 火をたいて室内を暖める装置。特に、壁に設けた暖房用の炉。「―のある居間」 冬 「煖炉」の書きかえ字。 0
年賀 ネンガ [1] 新年の祝い。年始の祝賀。新年「お―の品」「友人に―状を出す」 0
養生 ヨウジョウ [3],[1] ①体を大切にして、健康の維持・増進に努めること。摂生。「医者の不―」「―法」「―訓」 ②病気が治るように努め、病後の体力の回復をはかること。保養。「転地して―に励んでいる」 0
静寂 セイジャク [0] 静かでしんとしていること。静かでひっそりとしていること。「夜の―を破る雷鳴」 喧騒(ケンソウ) 参考「しじま」とも読む。 0
厚生 コウセイ [0] 人々の暮らしを、健康で豊かなものにすること。「会社の―施設」 0
許 もと [2] ①あたり。…のところ。「旗の―に集まれ」 ②支配や影響力の及ぶ範囲。「親の―から離れる」「勇将の―に馳(は)せ参じる」 0
為す な-す [1] ①行う。する。「相手の―すがまま」 ②思う。みなす。 0
瑞兆 ズイチョウ [0] 「瑞祥(ズイショウ)」に同じ。 0
茜色 あかねいろ [0] 暗赤色。アカネの根で染めた色。「夕空が―に染まっている」 0
貫 ぬき [0] 建物の柱と柱を横につらぬいてとめる木材。「柱から柱へ―を渡す」 0
難癖 ナンくせ [0] 非難すべき点。欠点。「―をつける(あら探しをする)」 0
恟然 キョウゼン [0] おそれて心がさわぐさま。びくびくするさま。恟恟 0
即興 ソッキョウ [0] ①その場の出来事などに感じて、わき起こる興味。 座興 ②その場の感興で詩歌・楽曲などを作ること。「―演奏」 0
環る めぐ-る ①ぐるりととりまく。かこむ。「山が町のまわりをぐるりと―っている」 ②ぐるりとまわる。「大阪を―る環状線」 0
現状維持 ゲンジョウイジ [5] 現在の状態がそのままで変化しないこと。また、現在の状態をそのまま保つこと。現状保持 0
曲庇 キョクヒ [1] 道理や規則を曲げて人をかばうこと。 0
寓居 グウキョ [1] ①仮の住まい。仮寓(カグウ)・僑居(キョウキョ) ②自分の住居の謙称。「ぜひ―にお立ち寄りください」 0
関知 カンチ [1] 物事に関係すること。あずかり知ること。「そのことには一切―しない」 0
逆賊 ギャクゾク [0] 国家や主君などにそむく悪人。反逆者。逆徒 0
鼎の軽重を問う かなえのケイチョウをとう 権力者の実力を疑うこと。また、統治者を軽んじ、代わって天下を取ろうとするたとえ。古代中国、夏(カ)の禹(ウ)王が黄金で鋳造させたといわれる「九鼎(キュウテイ)」は、帝位と権威の象徴であった。故事 中国、春秋時代に周王朝が衰えたころ、楚(ソ)の荘王(ソウオウ)が周の使者に、周の宝器「九鼎」の大小や軽重を尋ねた。しかし、それはかなえの譲渡、すなわち王位の譲渡を意味するので、無礼な振る舞いであったことから。〈『春秋左氏伝』〉
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漢字の豆知識 目上の人に疑いを示す表現 「人の能力を疑うことは…『カナエのケイチョウを問う』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
齲蝕症 ウショクショウ 齲(むしば)の別称。 0
絳 あか 深いあか。濃いあか。深紅。もと、絹の染色で黒みを帯びたあか色。 0
鑽る き-る [1] ①きりもみして穴をあけたり火をおこしたりする。 ②あしきりの刑に処する。 0
樊 まがき 木の囲い。竹や柴(しば)などを粗く編んで作った垣根。 0
童画 ドウガ [0] ①子ども向けの絵。 ②子どもが描いた絵。児童画。 0
若干 ジャッカン [0] いくらか。わずか。少々。「まだ―の余裕がある」 参考「そこばく」とも読む。 0
情人 ジョウニン [0] 配偶者以外の愛人。情交関係にある人。いろ。 参考「ジョウジン」とも読む。 0
婪る むさぼ-る 満足することなく、欲しがる。欲深く求める。飽きることなく、し続ける。「本を―り読む」 0
鱗甲 リンコウ ①うろこと甲羅(コウラ)。転じて、魚類と貝類。②鎧(よろい)の小札(こざね)。由来②鉄や革の小さな板が、うろこ状になっていることから。 0
里 さと [1] ①人家が小集落をなしている所。村里。 ②いなか。在(ザイ)。「―に引きこもる」 ③妻・養子・雇い人の実家。「藪(やぶ)入りで―帰りする」 ④子どもを預けて養ってもらう家。「―子に出す」 ⑤育ち。素性。「お―が知れる(生まれや育ちの善し悪しがわかる)」表記①②「郷」とも書く。 0
幹線 カンセン [0] 道路・鉄道・通信などで主要地点を結び、中心となる線。「―道路」本線支線 0
離間 リカン [0] 親しい関係を裂くこと。仲たがいをさせること。「両親に恋人との関係を―させられる」 0
安息 アンソク [0] 苦労や心配事もなく、心安らかに体を休めること。 0
銀子 インツウ 中国から渡来した金銀。転じて、かね。金銭。表記「員子」とも書く。参考「ギンス」と読めば銀の貨幣の意もある。 0
三更 サンコウ [0] 昔の時刻の呼び名。一夜を五つに分けた五更の第三番目。今の午後一一時ころから午前一時ころまで。三鼓。丙夜。 0
忤う さから-う そむく。くいちがう。逆の方向に進む。表記「牾らう」とも書く。 0
斜視 シャシ [1] 眼筋の障害などにより、ものを見るとき、片方の視線が目標に正しく向かない状態。やぶにらみ。 0
一目瞭然 イチモクリョウゼン [0],[2] ひとめ見ただけで、はっきりと分かること。「二人の差は―だ」 表記「瞭然」は「了然」とも書く。 一目即了 0
橄欖 カンラン [0],[1] ①カンラン科の常緑高木。中国南部原産。花は黄白色、実は楕円(ダエン)形で蜜(ミツ)づけや塩づけにして食べる。ウオノホネヌキ。 ②オリ―ブの誤訳。「―油」 0
豆田・豆生 まめふ 豆を植えている畑。まめばたけ。 1
感性 カンセイ [1] ①物を感じ取る直観的能力。「彼女の絵画に対する―はすぐれている」理性・悟性 ②感受性。「豊かな―」 0
晦日・晦 つごもり 「晦日(みそか)」に同じ。 由来月の隠れる「月隠(つきごも)り」の意から。参考一二月三一日を大晦日(おおつごもり)という。 1
伶俐 レイリ [1] 頭のはたらきがすぐれていて、賢いこと。利口なこと。「―な少年」聡明(ソウメイ)表記「怜悧」とも書く。 0
独修 ドクシュウ [0] 先生につかず一人で修得すること。「洋裁の技術を―で身につけた」独学・自修 0
前駆 ゼンク [1] ウマに乗って先導すること。さきがけ。さきのり。 先駆 0
襯衫 シンサン 下着。肌着。「衫」も下着の意。 0
如才 ジョサイ [0] てぬかり。疎略。多く、否定を伴う。「―ない」 由来もとは、気を使わず、いいかげんにする意の「如在(ジョサイ)」を、誤って書いたことからという。 0
誑惑 キョウワク 人を欺(あざむ)いてまどわすこと。うそを言ってまどわすこと。 0
真紅 シンク [1] 濃い赤色。まっか。 表記「深紅」とも書く。 参考「シンコウ」とも読む。 0
氷州 アイスランド 大西洋北極圏付近の共和国。氷河・火山・温泉が多い。首都はレイキャビク。 1
曲技 キョクギ [1] ふつうの人にはまねのできないはなれわざ。かるわざ。曲芸 0
梅毒 バイドク [1],[0] 性病の一種。スピロヘータパリダ菌によって起こる感染症。瘡(かさ)。瘡毒(ソウドク)表記「黴毒」とも書く。 0
粥 かゆ [0] 米を多めの水でやわらかく煮た食べ物。「七草―」 0
胞衣 えな [1] 出産直後に母体から排出される、胎児を包んでいた膜や胎盤などの総称。後産(あとザン)。 1
実状 ジツジョウ [0] 実際のありさま。現実の状況。「災害の―を映像で伝える」 参考物事の実際のありさまを「実状」は外面的に見たもの。「実情」は内面的に見たもの。 0
趣向 シュコウ [0] おもむきを出すための工夫。おもしろみ。「―をこらした仮装が多い」 0
斡る めぐ-る くるりとまわる。円を描いてまわる。 0
恤れむ あわ-れむ 情けをかける。同情する。「孤児を―み引き取った」 0
盂蘭盆 ウラボン [0],[2] 七月または八月の一三日から一五日にかけて、先祖の霊を迎え供養する行事。盆。精霊会(ショウリョウエ) 0
紺青 コンジョウ [0] 鮮やかな藍(あい)色。またその色の顔料。「―の海が眼下に広がる」 0
雑貨 ザッカ [0] ①種々の細かい日用品。「―屋」 ②さまざまな貨物や商品。 0
建盞 ケンサン 天目茶碗(テンモクヂャワン)の一つ。茶の湯に用いられ、中国福建省産が有名。 0
洞ヶ峠 ほらがとうげ 形勢を傍観して、有利なほうにつこうとする日和見(ひよりみ)的な態度。「―をきめこむ」由来明智光秀(あけちみつひで)と豊臣秀吉(とよとみひでよし)が天下を争った山崎の戦いで、筒井順慶が洞ヶ峠に陣を止めて形勢を見守り、有利なほうにつこうとしたことから。 0
憎らしい にく-らしい [4] にくいと思わせるさま。気にくわず、腹立たしく感じる。かわいげがない。「子どもも時には生意気で―い」 0
潤香 うるか アユのはらわたを塩漬けにした食べ物。苦味があり、酒の肴(さかな)に珍重される。あゆうるか。 秋 0
債券 サイケン [0] 国家・公共団体・銀行・会社などが、資金を借り入れるために法律にもとづいて発行する有価証券。国債・社債など。 0
有理 ユウリ [1] 道理のあること。理由があること。「造反―」無理 0
賠償 バイショウ [0] 他に与えた損害の埋め合わせをすること。「損害の―に応じる」弁償・補償 0
鱶 ふか [0] ①サメ類の大形のもの。ひれは中国料理で珍重される。シュモクザメ・ホオジロザメなど。「―ひれスープ」 ②よく眠る人のたとえ。 0
玄参 ごまのはぐさ ゴマノハグサ科の多年草。草原に自生。葉はゴマに似て長楕円(ダエン)形。夏、黄緑色の小花を総状につける。 由来「玄参」は漢名から。表記「黒参・胡麻の葉草」とも書く。 1
植える う-える [0] ①植物を育てるため、根や種子を土のなかに埋める。 ②はめこむ。また、入れこんで定着させる。「活字を―える」「人間平等の思想を―える」 ③細菌や皮膚などを他から移し、育てるようにする。「菌を―える」 0
銷魂 ショウコン はなはだしい悲しみや驚きなどのために、魂を抜かれたようになること。また、夢中になって我を忘れること。 表記「消魂」とも書く。 0
栄える さか-える [2] 盛んになる。繁盛する。繁栄する。「国が―える」 0
肬 いぼ ①皮膚の角質層が、部分的に増殖してできる小さな突起物。 ②物の表面の突起したもの。 0
老い鶯 おいうぐいす 春が過ぎ、夏になっても鳴いているウグイス。老鶯(ロウオウ)。残鶯・晩鶯 夏 0
補給 ホキュウ [0] 不足している分を補うこと。「燃料を―する」「―基地」補充 0
忿る いか-る いきどおる。かっとなっておこる。かんしゃくを起こす。 0
浅見短慮 センケンタンリョ 見識や考え方があさはかなこと。自分の見識をへりくだってもいう。 浅学寡聞 0
鎌鼬 かまいたち [3] 覚えもないのに、鎌で切ったような裂傷ができる現象。風で空気中に真空が生じ、それが人体に触れると起こるという。厳寒時などに多い。鎌風。冬由来昔は目に見えないイタチのしわざと考えられていた。 0
摺衣 すりぎぬ 草木からとった汁をすりつけて模様を染めた衣。すりごろも。 0
褒章 ホウショウ [0] 社会・文化に貢献した専門の活動を表彰して、国家が授ける記章。紅綬(コウジュ)・緑綬・藍綬(ランジュ)・紺綬・黄綬・紫綬の六種。「紫綬―を受けた俳優」 0
納戸 ナンど [0],[3] 衣服や調度品をしまっておく部屋。物置き部屋。 0
無くて七癖 なくてななくせ 人はだれでも、多かれ少なかれ癖をもっているということ。人は、どんなに少ない人でも七つの癖をもっている意から。参考「無くて七癖、有って四十八癖」ともいう。 0
二毛作 ニモウサク [2] 同じ耕地に一年に二回、ちがう作物を植えつけること。一毛作 0
遺影 イエイ [0] 故人の生前の写真や肖像画。「―を自室に飾る」 0
上方 かみがた [0] 京阪地方。また、広く関西地方。 参考明治維新以前は京都に皇居があったことから。 0
仰天 ギョウテン [0] 予想外のことにたいへん驚くこと。「彼の入賞には本当にびっくり―した」 0
休戦 キュウセン [0] 話し合いの上、戦争を一時中止すること。「―協定」停戦 0
劫奪 キョウダツ おどかして奪い取ること。「夜道で金を―された」劫掠(キョウリャク)参考「コウダツ」とも読む。 0
勘定合って銭(ぜに)足らず カンジョウあってぜにたらず 理屈と実際が一致しないたとえ。計算は合っているが、実際のお金が不足する意から。 0
城閣 ジョウカク 城の物見やぐら。「りっぱな―を構えた城」 城楼 0
俄長者は俄乞食 にわかチョウジャはにわかコジキ 急に金持ちになった者は、大損して貧乏になるのも早いということ。 0
口達者 くちダッシャ [3] よくしゃべること。話す言葉がたくみなこと。また、その人。口上手。 0
肝斑 カンパン [0] 皮膚病の一種。皮膚に褐色のしみが出る。婦人の顔面に多い。 0
坐礁 ザショウ [0] 座礁 0
漁色 ギョショク [0] 次々と女性を追い求めること。「―家」猟色参考「リョウショク」とも読む。 0
牝鶏 ヒンケイ [0] めすのニワトリ。めんどり。「―牡鳴(ボメイ)(めんどりがおんどりの鳴きまねをするように、女性が権力を握り、中心になって物事を行う)」 0
尾能 きりのう 一日の番組の最後に演ずる能。五番目物。表記「切能」とも書く。 1
雨後の筍 ウゴのたけのこ 同じような物事が、次から次へ続いて起こることのたとえ。雨が降ったあとは、たけのこが次々に生えてくることから。 0
講壇 コウダン [0] 講義や講演をするときに登る壇。「―に立つ」演壇 0
科白 せりふ [0] ①役者が劇の中で話す言葉。 ②言い方。ものいい。また、決まり文句。「彼の得意の―が出た」表記「台詞」とも書く。 1
甚助 ジンすけ 多情で嫉妬(シット)深い性質。またそういう男性。「―を起こす(嫉妬する)」 0
悋か やぶさ-か ①ものおしみするさま。 ②ためらうさま。 ③「…に―でない」の形で、…する努力をおしまない、快く…する。「引退するに―ではない」表記「吝か」とも書く。 0
酷評 コクヒョウ [0] 手きびしく批評すること。また、その評価。「―された公演」 0
栲 たえ [1] カジノキなどの木の皮からとった繊維。また、その繊維で織った布。 0
対案 タイアン [0] 相手の案に対して、別に提示する案。「―を出す」 0
釜 かま [0] 飯をたいたり湯をわかしたりする金属製の器。鍋(なべ)よりも底が深く、周囲につばがある。炊事や茶席で使う。 0
睡蓮 ひつじぐさ [1] スイレン科の多年草。池沼に自生。葉は水面に浮き、円形で基部が深く切れこむ。夏の午前中、ハスに似た白色の花を開き、夜閉じる。 夏 由来「睡蓮」は漢名より。和名は、未(ひつじ)の刻(午後二時)ころに花が開くと思われたことから。 表記「未草」とも書く。 1
文事ある者は必ず武備あり ブンジあるものはかならずブビあり 平時でも戦時でも、文武は必ず両方を備えなければならないということ。〈『史記』〉参考「武事ある者は必ず文備あり」と続く。 0
脚気 カッケ [3] ビタミンB1の欠乏が原因で起こる病気。倦怠(ケンタイ)感や手足のしびれ、むくみなどを伴う。夏 0
四捨五入 シシャゴニュウ [1] 計算で、求める位のすぐ下の位の数が四以下なら切り捨て、五以上なら切り上げて求める位に一を加える方法。 0
昴宿 ボウシュク [0] 「昴(すばる)」に同じ。 0
工程 コウテイ [0] 作業を進行する順序・段階。また、その進行程度。「製造―」 0
曲突徙薪 キョクトツシシン 未然に災難を防ぐたとえ。故事 ある家の煙突がまっすぐになっていて、そばに薪(たきぎ)が積んであるのを見た人が、煙突を曲げて薪を他の場所に移したほうがよいと忠告したが、主人が放っておいたために火事になってしまった故事から。「徙」は移す意。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
皇神 すめがみ ①皇室の先祖にあたる神の尊称。 ②神の尊称。参考「すべがみ・すべらがみ」とも読む。 1
採用 サイヨウ [0] ①意見や方法などを、適当なものとしてとり上げて用いること。「企画を―する」 ②人を雇うこと。「―通知」 登用・雇用 0
良貨 リョウカ [1] 地金の品質のよい貨幣。地金の価値と法定価格との差の少ない貨幣。「悪貨は―を駆逐する」悪貨 0
責任 セキニン [0] ①役目また義務としてしなければならない務め。「役員の―を果たす」 ②結果について、負わなければならない責め。「不祥事の―をとる」「子どものしたことは親の―だ」 0
頼む木陰に雨が漏る たのむこかげにあめがもる 頼みにしていたあてがはずれること。雨宿りしようと入った木陰に雨が漏ってくる意から。 0
市販 シハン [0] ふつうの小売店で売ること。「―品」「―の薬」 0
口幅ったい くちはば-ったい [6],[0] 身に過ぎたことを言うさま。実力以上に大きなことを言うさま。「―いことを申しますが」 0
折鶴蘭 おりづるラン [4] ユリ科の多年草。南アフリカ原産。細長い葉が根から群がって出る。茎先の子株の形が折鶴に似ている。観賞用。 0
領主 リョウシュ [1] ①中世ヨーロッパで、荘園(ショウエン)などを所有・支配した者。「―権」 ②平安時代以後、荘園の所有者。 ③江戸時代、城をもたずに領内を治めた小大名や旗本。 0
綏撫 スイブ [1] なだめて、安らかにすること。安んじいたわること。 参考「撫」は、なでる意。 0
傍焼き おかやき [0] 自分には直接関係がない男女の仲がいいのを、はたでねたむこと。「―半分にひやかす」表記「岡焼き」とも書く。 0
移動 イドウ [0] 動いて位置を変えること。移し動かすこと。「車を―する」 0
伴 とも [2],[1] 「伴侶(ハンリョ)」に同じ。 0
髭根 ひげね 茎の下から主根と側根の区別なしに生じる糸状の根。イネ・ムギなど単子葉植物に多い特殊な根。 0
薊馬 あざみうま [3] アザミウマ目の小形の昆虫の総称。はねは細長く周縁に長いふさ毛をもつ。はねがないものもいる。 0
齢 よわい [1] とし。年齢。年ごろ。「―を重ねる(年をとる)」 0
打 ダース 一二個を一組とする数え方の単位。「えんぴつを一―買う」 0
溢水 イッスイ [0] 水が外にあふれ出ること。水をあふれさせること。「河川が―して被害が出た」 0
薄茶 うすチャ [0] ①抹茶の量を少なくし、うすくたてた茶。おうす。濃茶(こいチャ) ②薄い茶色。 0
生臭い なまぐさ-い [4] ①生の魚や獣の肉のにおい、またはそれらの血のにおいがする。 ②うさんくさい。俗っぽい利害が関係している。「金にからんだ―い話」 0
地の利は人の和に如かず チのリはひとのワにしかず 敵を防ぐ場合、どんなに地理的条件が有利でも、一致団結した人の和の力には及ばないということ。〈『孟子(モウシ)』〉 0
拈華 ネンゲ 花をひねって取ること。ふつう「拈華微笑(ネンゲミショウ)」の故事にもとづいて用いられる。 0
熄む や-む 火が消えるように滅びてなくなる。消え入るように終わる。 0
痴愚 チグ [1] おろかなこと。ばか。「―の極み」 0
旗 はた [2] 布や紙などで作り、主として竿(さお)につけて掲げるもの。文字や図案などを描き、団体や国などの象徴として、または祝い・飾り・目印などとして用いる。のぼり。「―を揚げる(事業などを起こす)」 0
悪運 アクウン [0] ①わるい運命。めぐりあわせがわるいこと。不運。「―が続く」幸運 ②わるいことをしてもその報いを受けずにすむ強い運勢。「―が強い」 0
来臨 ライリン [0] 身分の高い人が出席することを敬っていう語。「枉駕(オウガ)―」「ご―を賜る」 0
身も蓋(ふた)もない みもふたもない はっきりし過ぎている。あからさまである。あまりに直接的で、含みも情味もない。入れ物もふたもなく、中身だけがむきだしになっている意から。「身」は蓋物の中身を入れる部分。「そこまで言っては―い」 0
枢密院 スウミツイン [4] 明治憲法下で、天皇の最高諮問機関。新憲法で廃止。 0
七夕 たなばた [0] 陰暦七月七日の夜、牽牛(ケンギュウ)星と織女(ショクジョ)星が天の川をわたって年に一度会うという伝説にもとづく祭り。女性が裁縫の上達などを祈る。五節句の一つ。 秋 表記「棚機」とも書く。 1
殄きる つ-きる 滅びる。滅び絶える。 0
海蛍 うみほたる ウミホタル科の甲殻類。体長は約三(ミリメートル)で、楕円(ダエン)形の灰白色。青色の発光物質を分泌する。 0
秋霜烈日 シュウソウレツジツ [0] 刑罰や権威、意志などがきわめて厳しいさま。秋の厳しく冷たい霜と、夏の強烈に照りつける太陽の意から。「―の気魄(キハク)」 春風駘蕩(シュンプウタイトウ) 0
鬼面仏心 キメンブッシン 見た目は恐ろしそうだが心はとてもやさしいこと。また、そのような人。人面獣心 0
且且 かつがつ ①かろうじて。やっと。ともかくも。 ②不十分ながら。とりあえず。 0
殿軍 デングン [0] 軍隊が退却するとき、最後部で敵の追撃を防ぐ部隊。しんがりの部隊。 0
扞ぐ ふせ-ぐ 攻撃をさえぎる。盾をつき出してふせぎ守る。 0
馬喰 ばくろう [0],[3] ①ウマのよしあしを見分ける人。 ②牛馬の売買やその仲介をする人。表記「博労・伯楽」とも書く。 1
正面 まとも [0] ①まっすぐ向かい合うこと。ましょうめん。「―に陽光を浴びる」 ②きちんとして正常なこと。まじめ。「―な職業につく」 表記「真面」とも書く。 1
箴言 シンゲン [0] いましめの言葉。教訓となる格言。「―集」 0
心焉(ここ)に在(あ)らざれば視(み)れども見えず こころここにあらざればみれどもみえず 精神の集中がなければ、見えるものも見えないということ。〈『大学』〉 参考「聴けども聞こえず、食らえどもその味わいを知らず」と続く。 0
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い ボウズにくけりゃケサまでにくい その人を憎いと思うと、その人にかかわるすべてが憎らしくなるということ。「袈裟」は、僧が衣の上に左肩から右わき下にかけてかける布のこと。 0
曽孫 ソウソン [0] 「曽孫(ひまご)」に同じ。 0
鐘鼓 ショウコ かねと太鼓。 0
孝は百行の本 コウはヒャッコウのもと 親孝行は他のあらゆる善行の基本となるものであること。〈『百虎通(ビャッコツウ)』〉参考「孝は万善(マンゼン)の本」「孝は百行の首(はじめ)」ともいう。 0
礦石 コウセキ 鉱石 0
浮薄 フハク [0] 態度や行動が軽々しいこと。あさはかなこと。「軽佻(ケイチョウ)―」 0
習俗 シュウゾク [1] ある時代や地域などで、社会的に行われている習慣や風俗。「津軽地方の―を研究する」 慣習・風習 0
船艙 センソウ [0] 船倉 0
尿素 ニョウソ [1] 尿中のたんぱく質が体内で分解した、最終の生成物。無色の柱状結晶で、二酸化炭素とアンモニアから合成され、肥料・医薬品・尿素樹脂などの原料となる。 0
総理 ソウリ [1] ①事務全体を統一管理すること。また、その役。 ②「内閣総理大臣」の略。 0
清搔 すががき ①和琴(ワゴン)の奏法の一つ。 ②琴・三味線で歌のない曲。 ③遊女が店先で客を待つときに弾いた三味線の曲。 表記「菅掻・菅垣」とも書く。 1
径庭 ケイテイ [0] 大きなへだたり。差異。「―がない」表記「逕庭」とも書く。参考「径」は狭い道、「庭」は広場の意で、そのちがいから。 0
大葉子 おおばこ [0] オオバコ科の多年草。 車前(おおばこ) 0
城塁 ジョウルイ [0] ①城の周囲に土で作った垣。 ②城。とりで。 0
善は急げ ゼンはいそげ よいと思ったらためらうことなく、すぐ実行に移すべきだということ。 思い立ったが吉日 悪は延べよ 0
全い まった-い ①完全無欠であるさま。「―い形」 ②安全であるさま。無事であるさま。 0
大雑把 おおザッパ [3] ①細かなことに注意が行かず、雑なさま。粗雑。「―な性格」 ②全体を大づかみにとらえること。おおまか。 0
塵労 ジンロウ ①俗世間のわずらわしい苦労。 ② 煩悩。 0
繭玉 まゆだま [0] 木の枝にまゆの形にした餅(もち)やだんご・千両箱・小判などの縁起物をつるした正月の飾り物。「かつては新年に―を飾って繭の多産を祈った」 新年 0
暗中模索 アンチュウモサク [0],[5] くらやみの中で手探りで探し求めること。転じて、手がかりがなにもないままいろいろなことをやってみること。〈『隋唐嘉話(ズイトウカワ)』〉「―の状態」表記「模索」は「摸索」とも書く。五里霧中 0
不将不迎 フショウフゲイ 去るままに去らせ、来るままに受け入れ、心を動かしたりこだわったりしないこと。「将」は送る意。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
重大 ジュウダイ [0] 軽々しく扱えないほど、大事なさま。普通でないさま。「事件の証言を―視する」「―ニュースを発表する」 0
連係 レンケイ [0] 他と密接につながること。また、そのつながり。「―プレー」表記「聯繫」とも書く。 「連繫」の書きかえ字。 0
浩然の気を養う コウゼンのキをやしなう ひろく豊かで、のびのびとした心持ちになるたとえ。「浩然の気」は、道義にかなった行いをしていれば自然と心に生じる何ものにも屈しない道徳的勇気のこと。転じて、物事にとらわれない、ゆったりとした心境。〈『孟子(モウシ)』〉 0
翼 つばさ [1] ①鳥が飛ぶための器官で、前肢の変形したもの。はね。 ②飛行機の翼(ヨク)。 0
麾扇 キセン 軍配(グンバイ)うちわ。大将が軍隊の指揮に用いたうちわ形の道具。軍扇 0
共同 キョウドウ [0] ①複数の人が同じ物事を一緒に行うこと。「―経営の会社」 ②複数の人があるものについて、同じ立場や条件でつながること。「町内の―井戸」 ①②単独 0
円盤 エンバン [0] ①平たくてまるい形のもの。 ②円盤投げに用いる木製の運動用具。 ③レコード盤。 0
時宜 ジギ [1] 物事を行う時が適当であること。時機にかなうこと。ちょうどよいころあい。「今回の措置は―にかなっている」 0
銅鉾・銅矛 ドウほこ 弥生(やよい)時代に大陸から伝わった青銅製のほこ。祭儀用とされる。 0
虎威 コイ トラが他の動物を恐れさせる威力。転じて、強大な武力・権勢。 0
狂狷 キョウケン 中庸の道に合わない行い。「狂」は理想は高いが、実行が伴わないこと。「狷」は悪を犯さぬよう意志は固いが、心が狭く世間と折り合わないこと。〈『論語』〉 0
澣濯 カンタク 衣服などをすすぎあらうこと。表記「浣濯」とも書く。 0
太刀風 たちかぜ ①刀を振る勢いで起こる風。 ②刀で鋭く切りこむ勢いのたとえ。 1
乗輿 ジョウヨ ①天皇の乗り物。 ②行幸(ギョウコウ)中の天皇を敬っていう語。 参考「輿」はこしの意。 0
棒ほど願って針ほど叶う ボウほどねがってはりほどかなう 神仏に祈願したり、人に頼み事をするときは大きな望みをかけるものだが、実際にかなうことは少ない。望みを大きくもつのはいいが、すべてがかなうと思ってはいけないというたとえ。 0
母さん かあさん [1] 子どもが母親を呼ぶときに使う語。「お母さん」よりもややくだけた言い方。父さん 1
日常坐臥 ニチジョウザガ ふだんの行動。ひごろの生活。「坐臥」は、すわったり寝たりする意。常住坐臥 0
鉈を貸して山を伐(き)られる なたをかしてやまをきられる 人のためを思ってしたことが、かえって自分の損害を招くたとえ。 0
自家 ジカ [1] ①自分の家。「―製のジャム」 ②自分自身。「―中毒」 0
明らか あき-らか [2] ①はっきりして疑いがないさま。「責任を―にしよう」 ②光が満ちて明るいさま。「―な満月」 0
収攬 シュウラン [0] うまく自分の手に集めて、にぎること。「人心を―する」 参考「攬」は手にとる意。 0
拝殿 ハイデン [0] 神社の本殿の前にあり、礼拝をする建物。「―にぬかずく」 0
薄命 ハクメイ [0] ①寿命が短いこと。短命。「佳人―」 ②ふしあわせなこと。不運。薄幸 0
発端 ホッタン [0] 物事の始まり。いとぐち。「事件の―を調べる」終末 0
運営 ウンエイ [0] 機構・組織などを動かしていくこと。「会の―を任せる」「―方針を発表する」 経営 0
居間 いま [2] 家の中で、家族が常時くつろぐ部屋。居室 0
好調 コウチョウ [0] 物事が調子よくいくこと。「映画の入りは―である」快調不調 0
体格 タイカク [0] 身長や体重・骨格や筋肉・栄養状態などで示される、外から見た体の状態。体のかっこう。体つき。「戦後、児童の―は向上した」 0
良縁 リョウエン [0] ①よい因縁。 ②よい縁組。「―に恵まれる」 0
擣衣 トウイ 布をしなやかにし、つやを出すために砧(きぬた)をうつこと。表記「搗衣」とも書く。 0
荒技 あらわざ [0] 武道や相撲などのスポーツで、思い切ったはげしい技。「―を得意とするレスラー」大技 0
不用意 フヨウイ [2] ①用意していないこと。 ②うっかりして用心や気くばりが足りないこと。「―な発言で物議をかもす」 0
駆ける か-ける [2] ①ウマに乗って走る。「大草原を馬が―ける」 ②速く走る。「子どもが全速力で校庭を―ける」表記「駈ける」とも書く。 0
権力 ケンリョク [1] 人を支配する力。強制し、服従させる力。「―をにぎる」 0
高貴 コウキ [1] ①身分が高くとうといこと。「―な人らしい品位にあふれている」 ②ねうちのあること。高価なもの。「―な品」 0
柴扉 サイヒ ①しばで作ったとびら。しばの戸。柴戸・柴門②粗末な家。わび住まい。 0
鳶尾 いちはつ [0] アヤメ科の多年草。中国原産。葉は剣形。晩春、紫色や白色のアヤメのような花をつける。夏由来「鳶尾」は漢名から。表記「一八」とも書く。参考葉が剣形のため火災を防ぐという俗信から、わら屋根に植えた。 1
不如意 フニョイ [2] 思いどおりにならないこと。特に、家計が苦しいこと。金銭の都合がつかないこと。「手元―」 0
没後 ボツゴ [1],[0] 人が死んだのち。死後。「―百年を記念して著書を復刻する」没前表記「歿後」とも書く。 0
胡枝子・胡枝花 はぎ マメ科の落葉低木の総称。 由来「胡枝子・胡枝花」は漢名から。萩(はぎ) 1
注視 チュウシ [1],[0] じっと見つめること。「全員―のなかで判決が下った」注目 0
魚狗・魚虎 かわせみ カワセミ科の鳥。 由来「魚狗・魚虎」は漢名から。 翡翠(かわせみ) 1
才気煥発 サイキカンパツ [1] 機転が利(き)き、才能があふれ出ること。「煥発」は光り輝き表面に表れるさま。 才気横溢(サイキオウイツ) 0
石 コク [1] ①尺貫法で穀物や液体の容積の単位。一石は一〇斗、約一八〇(リットル)。 ②和船の積載量、材木などの体積量の単位。一石は一〇立方尺。 ③大名・武家の知行高(チギョウだか)を表したもの。米一石を単位とする。「加賀百万―」 0
知足 チソク 身のほどをわきまえて、欲張らないこと。足ることを知る意。〈『老子』〉 0
密室 ミッシツ [0] ①閉めきって、外から入れないようにした部屋。「―殺人事件」 ②人に知られないようにつくった秘密の部屋。「地下の―」 0
本音 ホンね [0] ①楽器などの本当の音。 ②本心から出た言葉。口に出さないで隠している考え。「―を吐露する」「―と建前(たてまえ)」 0
猟夫・猟男 さつお 「猟人(かりゅうど)」に同じ。 1
高踏 コウトウ [0] 俗世間を超越し、自分を清くけだかく保つこと。「―的生活」 0
見当 ケントウ [3] ①予想。見込み。「さっぱり―がつかない」 ②大まかな方向。位置。 ③数詞の下につけておおよその数を表す。「千人―の収容力がある」 0
辛夷 こぶし [0],[1] モクレン科の落葉高木。山野に自生。早春、葉より先に芳香のある大きな白色の六弁花が咲く。ヤマアララギ。 春 由来「辛夷」は漢名からの誤用。和名は、つぼみが子どもの握りこぶしに似ていることから。 表記「拳」とも書く。 参考「シンイ」とも読む。 1
一指 イッシ [1] 一本のゆび。「―を染める(少しだけかかわりをもつ)」「―だに触れず」 0
嗜眠 シミン [0] 高熱や高度の衰弱などで病的な睡眠状態にあること。強い刺激を与えないと目覚めない。 0
選る すぐ-る [1] 多くのなかから優秀なものを選び出す。「精鋭を―る」 0
追録 ツイロク [0] あとから書いたり録音したりして加えること。また、加えたもの。 0
笛吹けども踊らず ふえふけどもおどらず あることをさせる目的で準備を整え、さかんに誘っても、だれひとりそれに応じる者がいないたとえ。踊らせようと思ってどんなに笛を吹いても、だれも踊り出さない意から。〈『新約聖書・マタイ伝』〉 0
百姓 ヒャクショウ [0] 農業従事者。農民。農家。「―一揆(イッキ)」参考「ヒャクセイ」と読めば、一般の人民・万民の意になる。 0
典籍 テンセキ [0],[1] 書物。書籍。「漢和の―」参考「テンジャク」とも読む。 0
酣 たけなわ [0] 酒宴が最高潮のとき。転じて、物事の勢いが最も盛んなとき。まっさかり。まっさいちゅう。「宴も―になった」「春―」 0
薄弱 ハクジャク [0] ①精神力や体力などが弱いこと。また、そのさま。「意志―」強固 ②頼りないこと。また、そのさま。確かでないさま。「根拠が―で、信じがたい」 0
燻革 ふすべがわ 煙でいぶし、地を黒く染めた革。参考「くすべがわ」とも読む。 0
伯楽の一顧 ハクラクのイッコ 不遇だった者が有力者によって引き立てられるたとえ。故事 良馬を売ろうとして市に出た者が、いっこうに売れないので、ウマの鑑定の名人、伯楽に頼んで、通りすがりにそのウマを一度振り返って見てもらうと、たちまち一〇倍の値がついたという故事から。〈『戦国策』〉 0
武略 ブリャク [1],[0] 軍事上の策略や計略。戦術。戦略。いくさのかけひき。軍略 0
明衣 あかは 神事や儀式に用いる白い礼服。浄衣(ジョウエ)。もとは、天皇が沐浴(モクヨク)の後に用いる衣服。参考「あかはとり・メイイ・ミョウイ」とも読む。 1
軽侮 ケイブ [1] 軽んじあなどること。「―の目で見る」 0
蛤で海をかえる はまぐりでうみをかえる とうてい達成できないこと。また、いくら努力しても無駄なこと。ハマグリの殻で海の水を汲(く)みだしても、入れ替えるのは不可能な意から。貝殻で海を測(はか)る 0
成吉思汗 チンギスハン モンゴル帝国の創始者。一二〇六年、全モンゴルを統一してハン(遊牧民の長の称号)の位についた。 参考「ジンギスカン」とも読む。 1
覬む のぞ-む 過分なことをねがい求める。また、ひそかに身分不相応なことをもくろみ、うかがう。 0
白鷺 しらさぎ [1] サギ科の鳥のうち、全身純白のものの総称。アマサギ・チュウサギ・コサギなど。夏参考「ハクロ」とも読む。 0
余談 ヨダン [0] 本筋以外の話。本筋をそれた雑談。「―はさておき」余聞 0
宮仕え みやづかえ [3] ①宮中に仕えること。 ②貴人に仕えること。 ③役所や会社に勤めること。「すまじきものは―」 0
冷雨 レイウ [1] つめたい雨。氷雨(ひさめ) 0
鳳輦 ホウレン [0] ①屋根に金色の鳳凰(ホウオウ)をつけた御輿(みこし)。天皇即位の大嘗祭(ダイジョウサイ)などに用いる。鸞輿(ランヨ)・鳳輿 ②天皇の乗り物の美称。 ③古代中国で、天子の乗る車。 0
称讃 ショウサン 称賛 0
験者 ゲンジャ [1] 山中で、霊験(レイゲン)を得るため修験道(シュゲンドウ)を修行する者。修験者。山伏(やまぶし)参考「ゲンザ」とも読む。 0
得手に帆を揚(あ)げる えてにほをあげる 得意なことを実行に移す好機の到来を、のがさずに利用するたとえ。参考「揚げる」は「掛ける」ともいう。追風(おいて)に帆を上げる 0
政令 セイレイ [0] 政治上の命令・法令。憲法や法律を執行するために内閣が出す命令。 0
真章魚・真蛸 まだこ マダコ科のタコ。沿岸の岩場にすむ。八本の腕は長さがほぼ同じ。体色は紫褐色であるが、周囲の色によって変わる。食用。 1
金剛杵 コンゴウショ [3] 密教で、煩悩をくだき、悟りを表す道具。真ん中がくびれて細長く、金属製。独鈷(トツコ)・三鈷・五鈷の類。 0
伯耆 ほうき 旧国名の一つ。現在の鳥取県西部。伯州(ハクシュウ)。 1
聚楽第 ジュラクダイ 一五八七(天正一五)年、豊臣秀吉(とよとみひでよし)が京都に建てた豪華な建物。 参考「ジュラクテイ」とも読む。 0
鉈豆 なたまめ [0] マメ科のつる性一年草。熱帯アジア原産。さやは長さ三〇(センチメートル)、幅五(センチメートル)ほどの平たい弓形で、鉈に似る。種子は食用。若いさやは福神漬などに用いる。 秋 表記「刀豆」とも書く。 0
当主 トウシュ [1] その家の現在の主人。「父は一五代続く茶道の家の―だ」当代先代 0
高談雄弁 コウダンユウベン 大いに議論すること。声高に話すこと。〈杜甫(トホ)の詩〉高談放論 0
声明 ショウミョウ [0] 仏の徳をたたえる声楽。法要・仏会に唱えられる。 梵唄(ボンバイ) 参考「セイメイ」と読めば別の意になる。 0
小忌衣 おみごろも 神事のときに官人(カンニン)が心身を清めて着る白地の服。おみ。 1
花器 カキ [1] 花を生ける容器。花生け。花入れ。「花瓶は―の一つの形」 0
傷跡・傷痕 きずあと ①傷のついたあと。傷の治ったあと。「―が残る」 ②損傷・災害などを受けた影響。「大地震の―」 参考「傷痕」は「ショウコン」とも読む。 0
星火燎原 セイカリョウゲン はじめは取るに足りないことでも、放っておくと手におえなくなるたとえ。星ほどの小さい火でもやがて野原を焼くまでになるということから、反乱や悪事の勢いが盛んになるたとえ。「燎原」は火が野原を焼く意。〈毛沢東の文〉 0
漾う ただよ-う 波がゆれ動く。水に浮かんで流れる。「笹舟(ささぶね)が小川を―う」「波間を―う千鳥」 0
当たるも八卦当たらぬも八卦 あたるもハッケあたらぬもハッケ 占いは当たるときも当たらないときもあるのだから、その結果を気にすることはないということ。合うも不思議合わぬも不思議 0
蛮族 バンゾク [1] 未開の地にすむ民族。粗野な民族。 「蕃族」の書きかえ字。 0
助柱 すけ 塀や建物が傾かないようにたてる支えの柱。すけばしら。添えばしら。 1
熾火 おきび [0] 「熾」に同じ。 表記「燠火」とも書く。 0
併行 ヘイコウ ①並んで行くこと。「線路と道路が―している」 ②同時に行うこと。「二つの論文を―して書く」表記②「平行」、①②「並行」とも書く。 0
波枕 なみまくら [3] ①船中に寝ること。船の旅。 ②波の音が枕元に聞こえてくる旅寝のこと。 0
言い勝ち功名 いいがちコウミョウ 多少筋が通っていなくても、言葉をまくしたてて話した者が勝つということ。また、黙っていてはよい意見も周囲の人に通じないということ。「功名」は手柄を立てて名をあげる意。表記「功名」は「高名」とも書く。 0
鎬を削る しのぎをけずる はげしく争うことのたとえ。鎬が削り取られるほど、はげしく斬(き)り合うことから。
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漢字の豆知識 争う時は何を削る? ~激しく争い合う様子は…「シノギを削る」~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
兇行 キョウコウ [0] 凶行 0
轄 くさび [0] 車軸の先端に差しこみ、車輪がはずれないようにしたもの。「―を刺す(まちがいが起こらないよう、あらかじめ念を押す)」 0
飛泉 ヒセン [0],[2],[1] ①高い所から勢いよく落ちる水。滝。瀑布(バクフ)。飛瀑 ②ふき出る泉。 0
当為 トウイ [1] そうあるべきこと。当然なすべきこと。参考哲学用語で、現実にあることと、必然的にあらざるを得ないことに対していう。独語 Sollen の訳語。 0
過重 カジュウ [0] 重量や負担が限度を超えて重すぎること。「―な期待」過度 0
篇章 ヘンショウ [0] 詩文の篇と章。転じて、文章や詩文。また、書物。表記「編章」とも書く。参考句の連なったものを章といい、章の連なったものを篇という。 0
浮動 フドウ [0] 浮き漂って動くこと。固定していないこと。「―票の獲得に乗り出す」 0
逼迫 ヒッパク [0] ①危険や災難など、事態が身にさしせまること。「国際情勢が―している」切迫 ②行き詰まること。困窮すること。特に、金銭面でいう。「生活が―する」逼塞(ヒッソク) 0
笙歌 ショウカ [1] 笙にあわせて歌うこと。また、その歌。笙は管楽器の一種。 0
御手玉 おてだま [2] ①少女のおもちゃの一つ。小さい布袋に小豆などを入れて作り、それを投げては受けて遊ぶ。 ②野球で、ボールを受けるとき、グラブでしっかりつかめないで一、二度はじくこと。 0
石工 いしク [0] 石を切り出したり、加工したりする職人。石屋。 0
鬱結 ウッケツ 気分がふさぎ、心が晴れないこと。鬱屈 0
揮毫 キゴウ [0] 毛筆で書画をかくこと。「色紙に―する」参考「揮」はふるう、「毫」は毛筆の意。 0
目覚ましい めざ-ましい [4] 目が覚めるほどすばらしい。「経済発展の―い地域だ」「大会で―しく活躍した選手」 0
銀杏返し いちょうがえし [4] 江戸時代末期から大正時代に流行した女性の髪形。束ねた髪を左右二つに分けて輪をつくり、イチョウの葉の形に結ったもの。 1
抄掠・抄略 ショウリャク かすめとること。奪い取ること。略奪。 表記「鈔掠・鈔略」とも書く。 0
猟り かり 野生の鳥や獣を追い立ててとらえること。狩猟。冬 0
裁つ た-つ [1] 衣服などに仕立てるために布を切る。裁断する。「型紙に沿ってはさみで布地を―つ」 0
駿馬痴漢(チカン)を乗せて走る シュンメチカンをのせてはしる それ相応の相手にめぐまれないこと。世の中はちぐはぐでうまくつりあいがとれないことのたとえ。名馬がおろかな男を乗せて走る意から。「痴漢」はつまらない男。〈『五雑俎(ゴザッソ)』〉 表記「乗せて」は「駄せて」とも書く。 0
濡れそぼつ ぬ-れそぼつ [4] 雨などにぬれてびっしょりとなる。 参考「そぼつ」もぬれる意。 0
主因 シュイン [0] いくつかのうちの、おもな原因。主要な原因。 0
伊吹 イぶき [1] ヒノキ科の常緑小高木。山地に自生。生け垣や盆栽にも用い、多くの品種がある。材は鉛筆や器具材などに広く用いられる。ビャクシン。 0
拘泥 コウデイ [0] こだわること。固執して融通のきかないこと。「勝負の結果に―する」 0
掖廷 エキテイ 宮中正殿わきにある御殿。天子のきさきのすまい。後宮。 0
仲呂 チュウリョ [1] ①中国音楽の十二律の一つ。 ②陰暦四月の異名。 0
四つん這い よつんばい [0] 両手・両ひざをついた姿勢。また、その姿勢で進むこと。匍匐(ホフク)。四つ這い。 0
定席 テイセキ [0] ①決まった座席。 ②なじみの家。 ③常設の寄席(よせ)。参考「ジョウセキ」とも読む。 0
狂言 キョウゲン [3] ①道理にはずれた言葉や行為。たわごと。 ②能楽の間に演じられる滑稽(コッケイ)な芝居。 ③歌舞伎(カブキ)の演目。「当たり―」「顔見世―」 ④人をだますために仕組むたくらみ。「―強盗」「―誘拐」 0
趣旨 シュシ [1] ①物事をしようとするときのおもな理由・目的。「同窓会の―を起草した」 ②文章などで、筆者が言おうとしている中心的な内容や事柄。 ①②趣意 0
霽れる は-れる [2] ①雨や雪がやむ。雲や霧がなくなる。 ②わだかまりがとける。 0
蝌蚪 カト [1] ①「蝌蚪(おたまじゃくし)」に同じ。 ②「蝌蚪文字(カトモジ)」の略。中国の古代文字の一種。書体がおたまじゃくしに似ている。表記②「科斗」とも書く。 0
点綴 テンテイ [0] ①物がほどよく散らばっていること。 ②散らばっていたものを、うまくつづり合わせること。参考「テンテツ」とも読む。「テンセツ」は慣用読み。 0
奏上 ソウジョウ [0] 天皇に申し上げること。 上奏・奏聞(ソウモン) 0
婦女 フジョ [1] 女性。成人した女性。「―子(シ)」「―暴行の罪」婦人 0
諒 まこと [1] 言葉や行為にうそやいつわりのないこと。明白な真実。誠実。 0
狩衣 かりぎぬ [3],[0] 昔、貴族が狩りのときに着た着物。軽快さから公家(クゲ)・武家の平常服、中世以降は礼服となった。狩襖(かりあお)。 0
帝釈天 タイシャクテン [3],[4] 梵天(ボンテン)とともに仏法を守る神。十二天の一つ。
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ありがたいけれど、何と読む?~仏様の名前の基本を知ろう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
蝕む むしば-む [3] ①虫が食ってだめにする。 ②虫が食うように、少しずつ体や心がおかされる。「病が身体を―む」 表記「虫食む」とも書く。 0
胎盤 タイバン [0] 妊娠中、母体と胎児をつなぐ器官。胎児への栄養供給や呼吸、排出などのはたらきをする。 0
納骨 ノウコツ [0] 火葬した遺骨を骨つぼや墓などに納めること。「―堂」 0
数数・数 しばしば 何度も。たびたび。 表記「屢屢」とも書く。 1
菊戴 キクいただき [3] ヒタキ科の小鳥。亜高山帯の針葉樹林にすみ、冬は平地に移動。背面は暗緑色。雄の頭上に、キクの花に似た黄色の羽毛がある。秋表記「鶎」とも書く。 0
無根 ムコン [0] 根拠がまったくないこと。「事実―のうわさ」 0
帰属 キゾク [0] ①つきしたがい、属すること。「―意識が薄い」 ②財産や権利などが、特定の国・団体や人のものになること。「領土の―問題」 0
藷 いも [2] イモ類の総称。特に、サツマイモをいう。 秋 表記「薯」とも書く。 0
謫落 タクラク 罪によってその官職を追われ、辺境の地へ左遷されること。 0
書類 ショルイ [0] いろいろな文書。書きつけ。「重要―」 参考「通」「札(サツ)」をつけて数える。 0
茸狩り たけがり [0] 林や森・山などに入り、食用のきのこを採集すること。きのこ採り。きのこ狩り。 秋 0
塁 とりで [1] 土や石をかさねてつくった臨時の小さな城。参考「ルイ」と読めば、野球のベースの意。 0
相当 ソウトウ [0] ①程度などに応じていること。つり合うこと。見合うこと。「それ―の処置を施す」「高収入に―する働き」 相応 ②あてはまること。「ジュニアハイスクールは日本の中学校に―する」 該当 ③かなり。「―ひどい傷」「―の覚悟が必要だ」 0
弥増す いやま-す [0],[3] いよいよ多くなる。「逢(あ)いたい気持ちが―す」 0
痃癖 ケンペキ 首から肩にかけての筋が引きつること。肩凝り。「―で腕が上がらない」表記「肩癖」とも書く。 0
傾聴 ケイチョウ [0] 耳をすまして熱心に聞くこと。「―に値する意見だ」 0
中軸 チュウジク [0] ①物の中心をつらぬく軸。 ②活動の中心となる人。「チームの―」 0
宛然 エンゼン [0] そっくりそのままであるさま。まさにそのもの自身であるさま。 0
一昨昨日 さきおととい [5] 一昨日(おととい)の前の日。いっさくさくじつ。さきおとつい。三日前の日。 1
一具 イチグ [2] ①道具類・衣類・甲冑(カッチュウ)などのひとそろい。一式。「武将の甲冑―」 ②雅楽の一形式。序・破・急の楽章を備えた曲。 0
綰物 わげもの [0] ヒノキやスギなどを薄く削りとり、円形に曲げた容器。表記「曲物」とも書く。 0
鳩尾 みぞおち [0] 胸の中央、胸骨の下のくぼんだ部分。急所の一つ。心窩(シンカ)参考「みずおち・キュウビ」とも読む。 1
桟道 サンドウ [0] 山の険しい場所に、木材で棚のように張り出してつくった道。 0
突貫 トッカン [0] ①突き進むこと。一気に仕上げること。「目下―工事中」 ②鬨(とき)の声をあげて敵陣に突撃すること。表記②「吶喊」とも書く。 0
奮う ふる-う [0] 気力をわき立たせる。「勇気を―うことが大切だ」「―ってご参加ください」参考「奮」は鳥が羽ばたく意。 0
談話 ダンワ [0] ①話を交わすこと。「―室」会話 ②形式ばらずに見解などを述べること。「炉辺―(炉ばたのよもやま話)」 0
一栄一辱 イチエイイチジョク 人は種々の要因から、栄誉に輝くこともあれば恥辱にまみれることもあるということ。栄枯盛衰 0
竈 かまど [0] ①土やレンガなどで作られ、鍋(なべ)や釜(かま)をのせて下から火で煮炊きする設備。へっつい。 ②独立の生計を立てる所帯。世帯。一家。「―を分ける(別の所帯をもつ)」 0
往訪 オウホウ [0] 訪ねていくこと。訪ねること。「―の折にご報告します」訪問来訪 0
能弁 ノウベン [0] 話し方が上手なこと。また、その人。「君は―でうらやましい」訥弁(トツベン) 0
出世 シュッセ [0] ①よい地位や身分を手に入れること。「―のために人を騙(だま)す」 ②この世に生まれてくること。出生。 ③ 仏がこの世に現れること。 ④ 「出世間(ケン)」の略。俗世を捨てて仏門に入ること。 出家 0
盛年重ねて来(きた)らず セイネンかさねてきたらず 若いさかりの年ごろは、いつの間にか過ぎて二度と戻ってこない。その時期を大切にせよという戒め。〈陶潜の詩〉 0
統覚 トウカク [0] ①哲学で、自我が経験や感覚を総合し統一する作用。 ②心理学で、注意作用の結果、知覚内容がはっきりすることをいう。 0
女形 おんながた [0] 「女形(おやま)」に同じ。 男形 0
気配 ケハイ [1],[2] ①状況などから感じられる雰囲気。それらしいようす。「後ろに人の―がする」「春の―がする」 ②株式市場の景気や相場。「売り―」参考 ①「ケワイ」とも読む。 0
充塡 ジュウテン 空いたところに物をみたすこと。「弾丸を―する」 参考「充」「塡」ともにみたす意。 0
滑滑 ぬめぬめ [1] なめらかで、湿ってつやのあるようす。「―としたカタツムリ」 0
豹紋蝶 ヒョウモンチョウ タテハチョウ科のチョウ。本州の山地や北海道にすむ。だいだい色のはねに黒斑(コクハン)がある。 0
唐土・唐 もろこし ①昔、日本から中国を呼んだ名称。 ②昔、中国から伝来したものにつけた語。「―歌(漢詩)」参考「唐土」は「トウド」とも読む。 1
十重二十重 とえはたえ [1],[2] 同じものが多く重なること。いくえにも取りまくこと。「敵を―に取りかこむ」 1
揆る はか-る はかり考える。やり方や方法を考える。 0
会する カイ-する [3] ①集まる。また、集める。「一堂に―する」 ②一つになる。「分かれた川が再び―する」 ③会う。「旧友に―する」 0
一策 イッサク [0],[4] 一つのはかりごと。もくろみ。「窮余の―」一計 0
収斂剤 シュウレンザイ [3],[0] 皮膚や粘膜の蛋白(タンパク)質を沈殿させて被膜を作り、細胞膜の透過性を減少する薬物の総称。下痢・止血用。タンニン酸など。 0
醸造 ジョウゾウ [0] 穀物・果物などを発酵させて、酒や醬油(ショウユ)などをつくること。「酒の―法を伝授する」 醸成 0
杓文字 シャモジ [1] 飯や汁をすくう道具。特に、飯を盛る道具。 参考「杓子(シャクシ)」の女房詞(ことば)。
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漢字の豆知識 料理にでてくる?「でじる」「はいじる」~食べるより読むほうが難しい料理の言葉 (公財)日本漢字能力検定協会 0
末法末世 マッポウマッセ 時代が下り、仏教が衰えて道徳が乱れたすえの世のこと。 0
聖人君子 セイジンクンシ [5] 徳が高く品行方正で、知識豊かな理想的人物のこと。 0
基址・基趾 キシ 土台。いしずえ。もとい。基礎 0
轢き逃げ ひきにげ [0] 自動車などで人をひき、そのままにして逃げること。 0
備えあれば患いなし そなえあればうれいなし ふだんから万一に備えて準備をしておけば、いざというときにもあわてたり、心配したりしないですむという教え。〈『書経』〉 0
犬黄楊 いぬつげ [2],[0] モチノキ科の常緑低木。山地に自生。観賞用に庭木や盆栽にする。よく分枝し、小形で革質の葉が密生。 由来「犬」は劣るものの意で、ツゲに似るがツゲより劣ることから。 1
嬌名 キョウメイ [0] 芸者などのなまめかしいうわさや評判。「―を馳(は)せる」 0
起き上がり小法師 おきあがりこボシ [6] 底に重りをつけた、だるまの形をしたおもちゃ。倒してもすぐに起き上がる。不倒翁(フトウオウ)。参考「おきあがりこボウシ」とも読む。 0
覧古考新 ランココウシン 古い事柄をかえりみて、新しい事柄を考察すること。〈『漢書(カンジョ)』〉温故知新 0
伎芸天 ギゲイテン 福徳をつかさどる天女。美しく、伎芸にすぐれるという。 0
嚮日 キョウジツ ①さきごろ。先日。往日。 ②太陽のほうに向くこと。 0
不断 フダン [(名;形動)0],[1],[(名)1] ①絶えることがなく続くこと。「―の努力で目的を達成する」②決断力や決定力に欠けること。「優柔―な態度」③いつも。日ごろ。「―の行い」参考③「普段」と書くことが多い。 0
聡慧 ソウケイ 非常に聡明なこと。きわめて才知のあること。 聡明 0
尊称 ソンショウ [0] ①敬意をこめた呼び名。 敬称 卑称 ②特定の個人をたたえる呼称。徳川家康を「権現様」という類。 0
夜目 よめ [1] 夜、暗いところでものを見ること。また、夜見るときの目。「―が利(き)く」「―にも明らか」 0
帯鉤 タイコウ 昔の中国で使われた、革帯の両端をかけ合わせて締めるための金具。 0
写す うつ-す [2] ①もとの姿・形をそのとおりに、または似せて表す。「黒板の図をノートに―す」 ②見聞きしたことを言葉や絵などで表す。描写する。「当時の世相を―し出す」 ③写真をとる。撮影する。
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漢字の豆知識 お皿に“うつして”、写真に“うつす”~似た漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
定足数 テイソクスウ [4],[3] 議会など合議制の機関が、会議の開催または議決をするのに必要な最小限度の出席者数。「―に達する」参考国会では全議員の三分の一以上。 0
枴 つえ 体をもたせかけるような、木でできた老人のつえ。 0
鉱滓 コウシ [1] 金属を精錬する際に溶けた金属から分離して浮かぶ、かす。セメントの材料などに用いる。スラグ。参考「コウサイ」とも読む。 0
瞑い くら-い 目をおおう意から、目を閉じて何も見えないさま。 0
幸運 コウウン [0] 幸福な運命。運がよいこと。よいめぐりあわせ。不運・非運表記「好運」とも書く。 0
細説 サイセツ [0] ①詳しく説明すること。また、その説明。「要点を以下に―する」 詳述・詳説 ②凡人の言葉。取るに足りない説。 0
白酒 しろき [3] 大嘗祭(ダイジョウサイ)などの際、神前に供える白色の酒。参考白酒に黒ゴマの粉を入れたものを黒酒(くろき)といい、ともに供えた。また、「しろざけ」と読めば、ひな祭りなどに供える白くて甘い酒の意。 0
嫋嫋 ジョウジョウ ①しなやかなさま。「―とした乙女」 ②風がそよそよと吹くようす。「―たる微風」 ③音声が細く長く続くさま。「―とした余韻」 0
次妻 うわなり ①あとにめとった妻。もとは本妻以外の妻をいい、のちに再婚の妻をもいう。 嫡妻(こなみ)・前妻(こなみ) ②ねたみ。 表記「後妻」とも書く。 1
値千金 あたいセンキン 非常にねうちの高いこと。由来「春宵一刻直(あたい)千金」〈蘇軾(ソショク)の詩〉から。表記「価千金・直千金」とも書く。 0
竹林の七賢(シチケン) チクリンのシチケン 中国、晋(シン)のころ、俗界を離れた竹林の中で、酒を酌(く)み交わし、もっぱら清談にふけったとされる七人の文人、阮籍(ゲンセキ)・嵆康(ケイコウ)・山濤(サントウ)・劉伶(リュウレイ)・阮咸(ゲンカン)・向秀(ショウシュウ)・王戎(オウジュウ)のこと。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉 0
豊凶 ホウキョウ [0] 豊作と凶作。豊年と凶年。農作物の実りが多いときと少ないとき。 0
戦う たたか-う [0] ①武力で争う。「敵国と―う」 ②勝負を争う。「名人戦を―う」 0
剪紙 センシ 紙を切ってつくった絵。切り紙細工。 0
哂う わら-う ①にっこりとほほえむ。微笑する。 ②そしりわらう。あざわらう。 0
槧本 ザンポン 版木を使って印刷した書物。 版本・刻本 0
多大 タダイ [0] きわめて大きいこと。非常に多いこと。「―の損害を与えた」莫大(バクダイ) 0
展望 テンボウ [0] ①遠くまで見渡すこと。見晴らし。「この山からは市内が―できる」 ②社会の出来事や将来などを広く見通すこと。「将来への―が開ける」 0
紅蓮地獄 グレンジゴク 八寒地獄の一つ。由来 寒さのために皮膚が裂けて、流れた血があかいハスの花に似るということから。 0
宴安 エンアン くつろいで、気ままに遊び楽しむこと。宴居 0
渦巻く うずま-く [3] ①水などがうずになって回る。「濁流が―く」 ②感情などが入り乱れる。「賛否両論が―いた」 0
前者 ゼンシャ [1] 並べて述べた二つのものの前のほう。 後者 0
善行は轍迹無し ゼンコウはテッセキなし 真の善行は、人に目立たないものであることのたとえ。人が歩けば足跡が残り、車ではわだちが残るが、本当に上手に行く人は、わだちや足跡を残さないという意から。〈『老子』〉 0
横死 オウシ [0] 思いもよらない災難にあって死ぬこと。不慮の死。「―を遂げる」 0
篤信 トクシン [0] 信仰する気持ちが強いこと。信仰心があついこと。「―家」 0
莫斯科 モスクワ ロシア連邦の首都。同国最大の工業都市で、政治・経済・文化の中心地。 1
黙示 モクシ [0] ①黙ったまま、意見や考えを示すこと。 ②キリスト教などで、神が人に真理を示すこと。「―録」啓示・天啓参考「モクジ」とも読む。 0
佃 つくだ ①開墾によって作られた耕作地。 ②荘園(ショウエン)制度下の領主・地頭などの直営地。それを農民が小作した。由来「作り田」が変化してできた語という。 0
鞭毛 ベンモウ [0] 生物の細胞に見られる細長いむち状のもの。運動器官で、付着・捕食・感覚などのはたらきをする。 0
希釈 キシャク [0] 溶液に水などの溶媒を加えて濃度を薄めること。 「稀釈」の書きかえ字。参考「釈」はとかす・うすめる意。 0
八十八夜の別れ霜(じも) ハチジュウハチヤのわかれじも 八十八夜を過ぎると霜が降りないことをいう。参考農作で立春から八八日目ころの晩霜(バンソウ)を境に、種まきの目安とした。 0
糸巻鱏 いとまきえい イトマキエイ科の海魚。南日本以南に分布。全長約二・五(メートル)、体重約五〇〇(キログラム)。体は青灰色、耳のようなひれが一対ある。尾はむち状で長い。マンタ。 0
搭乗 トウジョウ [0] 艦船や飛行機などに乗りこむこと。「―手続き」 0
脱漏 ダツロウ [0] 必要なものが書きもれること。抜けること。もれること。「名簿の一部に―がある」「調査の―を防ぐ」遺漏 0
週日 シュウジツ [0] ①一週間の日。七日間。 ②一週間のうち日曜以外の日。平日。ウイークデー。 参考②土曜をも除いていう場合もある。 0
唯物 ユイブツ [0] 物質だけが真の存在で、精神のはたらきも含めた外界の事象はすべて物質の作用に基づくとする考え方。「マルクスの弁証法的―論」唯心 0
蛤仔 あさり [0] マルスダレガイ科の二枚貝。 浅蜊(あさリ) 1
外廓 ガイカク [0] 外郭 0
等質 トウシツ [0] 全体にわたって、性質や成分などがひとしいこと。均質。同質 0
就く つ-く [1],[2] ある場所や地位・役目などに身をおく。「疲れたので早めに床に―く」「会長の任に―く」
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漢字の豆知識 「つく」はくっつき方で使い分ける ~似た漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
紺屋 コウや [0] 染め物屋。また、染め物を職業とする人。参考「コウ」は「コン」の転。「コンや」とも読む。 0
健気 けなゲ [1],[0] かいがいしく努力するさま。殊勝なさま。特に、年少者や弱者にいう。 0
篠突く しのつ-く [3] 雨が激しく降る。「―く雨」 参考シノダケをたばねて下へ激しく下ろすような音がすることから。 0
思い内に在れば色外に現る おもいうちにあればいろそとにあらわる 心のなかに何か思うことがあると、それが自然と顔の表情や態度など外面に現れるということ。〈『大学』〉 0
打毀し うちこわし ①たたきこわすこと。とりこわし。 ②江戸時代に起こった暴動。農民や町人が群がって集まり、豪農・米穀商・高利貸の家屋や家財などを破壊した。一七世紀末以降、幕末まで多く見られた。 0
周密 シュウミツ [0] 注意や意識が細かいところにまで払われているさま。「―な調査」 周到・綿密 0
女木 めぎ [1] ①雌雄異株の植物で、雌花だけをつける木。雌株。 ②木材を接合する場合、凹状のくぼみのあるほうの材。また、上下二段に重ねた下側の材。 ①②男木(おぎ) 表記「雌木」とも書く。 0
端 はした [1] ①不足または余分があって、数や量がそろわないこと。数量がある単位以下であること。端数(はスウ)。はんぱ。「―が出る」 ②「端金」の略。わずかの金。 ③中途はんぱなこと。 0
忿怨 フンエン 激しくいかりうらむこと。忿恨表記「憤怨」とも書く。 0
瀰散 ビサン 広がりちること。拡散 0
関税 カンゼイ [0] 外国と輸出入する貨物に対してかけられる税金。日本では輸入税を指す。「―自主権」 0
朝靄 あさもや [0] 朝に立ちこめるもや。「―につつまれた山々」夕靄 0
奮い立つ・奮い起つ ふるいた-つ 心が勇み立つ。 元気づく。「大声援で選手が―つ」 0
目論見 モクロみ [0],[4] 計画。くわだて。「―が見事にはずれる」 0
水口 みなくち [0] 川から田へ、水を引き入れる口。水の手。「―を開く」 参考「みずぐち」とも読む。 0
昏絶 コンゼツ 目がくらんで気を失うこと。目まいがして意識を失うこと。気絶 0
一天万乗 イッテンバンジョウ [0] 天下を治める天子、または天皇のこと。「一天万乗の君」の略。 0
蝦夷 えぞ [1] ①北海道の古称。 ②古代、東北地方から北海道にかけて住み、朝廷に服従しなかった民族。参考②「えみし」とも読む。 1
犬の陰囊 いぬのふぐり ゴマノハグサ科の二年草。道端に自生。春、淡紅紫色の小花をつける。実は腎臓(ジンゾウ)形。春由来実の形がイヌの陰囊(インノウ)に似ることから。 1
近視 キンシ [0] 遠方の物が網膜の前方で像を結ぶため、はっきりと見えない状態。また、そのような目。近眼遠視 0
蚊遣火 かやりび カを追い払うためにたく火。蚊火。「―の煙をくゆらす」 0
刊る けず-る 訂正する箇所をこそげる。けずりとる。「版木の誤字を―って修正する」 0
仏陀 ブッダ [1] 仏。特に、釈迦牟尼(シャカムニ)。また、煩悩(ボンノウ)を超越し、真理を悟った人。参考梵語(ボンゴ)の音訳で、悟りに至った人の意。 0
時差 ジサ [1] ①世界各地での標準時が示す時刻の差。「東京とロンドンとの―」 ②時刻に差をつけること。「―出勤」 0
弥・弥弥 いよいよ ますます。いちだんと。 1
牛皮凍 へくそかずら アカネ科のつる性多年草。 由来「牛皮凍」は漢名から。 屁糞葛(へくそかずら) 1
墳墓の地 フンボのチ ①先祖代々の墓のある土地。 ②故郷。 0
賦役 フエキ [1] 国などに納めなければならない年貢・租税や労働力。地租と夫役(ブヤク)。 0
室家 シッカ ①家。住居。 ②家族。家庭。 ③夫婦。 ④他人の妻に対する尊敬語。 0
磐座 いわくら 神が住むところ。神の御座所。表記「岩座」とも書く。 1
地震雷火事親父(おやじ) ジシンかみなりカジおやじ 世の中で特に人が恐ろしく思っているものを、その順に並べた言葉。 1
玉座 ギョクザ [0],[1] 天皇・皇帝などの座る場所。「―につく」 0
外居 ほかい 食物などを入れて、戸外へ運ぶ容器。円筒形の塗物で三本の脚は反っているものが多い。旅に出るときは必需品を収める。表記「行器」とも書く。 0
驥足を展(の)ばす キソクをのばす すぐれた人がその才能や能力を十分に発揮すること。参考「展ばす」は「展ぶ」ともいう。 0
基因 キイン [0] 物事の起こる根本の原因。もともとの起こり。表記「起因」とも書く。 0
鈴生り すずなり [0] ①鈴をたくさんつけている神楽鈴(かぐらすず)のように、果実などがたくさん連なってなっていること。 ②多くの人が一か所に群がっていること。「―の野次馬」 0
鬼畜 キチク [0] 鬼と畜生。無慈悲で恥知らずな者のたとえ。「―にも劣る行為」 0
癜 なまず [0] 皮膚病の一種。肌に灰白色または紫褐色の斑点(ハンテン)ができる。糸状菌の一種が寄生して起こる。 0
忻ぶ よろこ-ぶ 心をうきうきとはずませる。笑いよろこぶ。表記「欣ぶ」とも書く。 0
獣医 ジュウイ [1] 家畜やペットの病気を診断し治療する医師。 0
抗言 コウゲン [0] 相手にさからって言うこと。また、その言葉。抗弁 0
手絡 てがら 飾りとして日本髪の根元にかける色染めの布。 0
連署 レンショ [1],[0] 同一の書類に、二人以上が並べて署名すること。また、その署名。連判 0
頼母子講 たのモシコウ [0],[4] 互いに掛け金を出し合って、一定の期日に順次、抽選や入札で一定の金額の金を融通し合う団体。無尽(ムジン)。たのもし。 0
嗜好 シコウ [0] たしなみ好むこと。各自の好み。特に飲食物についていう。「―品」 0
華胄 カチュウ 貴い家柄。名門。参考「胄」は世継ぎ・血筋の意。 0
存する ソン-する [3] ①ある。存在する。「問題が―する」 ②生きながらえる。生存する。「人類が―する限り」 ③残る。保存する。「記憶に―する」 ④保つ。残しとどめる。「旧習を―する」 0
自壊 ジカイ [0] ひとりでに内部からこわれること。「政党の内部分裂による―」 0
伊部焼 いんべやき 岡山県で産する備前焼のうち、特に伊部地方の焼物。黒褐色で釉(うわぐすり)を用いない。また、広く備前焼をもいう。 0
蠅 はえ [0] イエバエ科また近縁の昆虫の総称。体長は約一(センチメートル)。幼虫は、うじ。汚物や食物にたかり、感染症を媒介するものが多い。夏 0
下肢 カシ [1] 人のあし。脚部。また、動物の後ろあし。上肢 0
弘通 グズウ [0] 仏法が広く世に広まること。参考「グツウ」とも読む。 0
社交 シャコウ [0] 人と人とのつきあい。社会上の交際。「彼は―的なタイプだ」「―界」 0
妃嬪 ヒヒン ①天子のそばに付き添う女性。 ②身分の高い女官。 0
天牛 かみきりむし [4] カミキリムシ科の甲虫の総称。体は細長く、触角はきわめて長い。頑丈な大あごがあり、枝などをかみ切る。夏由来「天牛」は漢名から。表記「髪切虫」とも書く。参考「テンギュウ」とも読む。 1
人災 ジンサイ [0] 人間の不注意や怠慢などが大きな原因となって起こる災害や災難。 天災 0
流刑 リュウケイ [0] 罪人を遠い土地や離れ島に追放する昔の刑罰。流罪参考「ルケイ」とも読む。 0
激職 ゲキショク [0] 非常に忙しい職務。激務閑職表記「劇職」とも書く。 0
徳政 トクセイ [0] ①恵み深い政治。仁政 ②「徳政令」の略。鎌倉・室町時代、一定期間内の負債を無効にするという法令。 0
耕耘機・耕運機 コウウンキ 農作物の栽培を目的として、田畑をたがやすための農業機械。 0
民俗 ミンゾク [1] 庶民の間に古くから伝えられている風俗や習慣。「村の伝承を―調査する」「―学」 0
売却 バイキャク [0] 売り払うこと。「不動産を―する」「―損が生じた」 0
権官 ゴンカン [0] 律令(リツリョウ)制で、定められた正官以外に仮に任じられた官。参考「ケンカン」と読めば権力のある官職、また、その人の意。 0
積弊 セキヘイ [0] 長い間につみ重なった弊害。長年の悪い習慣。 0
血栓 ケッセン [0] 血管の中で血液が固まったもの。「脳―」 0
最中 もなか [1] 米の粉を薄くのばして焼いた皮に、あんをつめた和菓子。 由来もとは形が円形で、「最中の月(満月)」に似ていたことから。 参考「サイチュウ・サなか」と読めば別の意。
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漢字の豆知識 最中を食べている最中です ~読み方で意味の変わる漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
半臂 ハンピ [1] 平安時代、束帯を身につけるときに着る袖(そで)なしの胴着。腰をひもで結び、忘れ緒(お)(かざりのひも)をたらす。 0
真言 シンゴン [0] ①仏や菩薩(ボサツ)などの、いつわりのない真実の言葉。陀羅尼(ダラニ)。 ②「真言宗」の略。平安時代、空海が唐から密教を伝えて開いた宗派。 0
限界 ゲンカイ [0] これ以上、またはこれ以下ではあり得ないという目一杯の境目。限り。「体力の―に挑戦する」 0
改鋳 カイチュウ [0] あらためて鋳造すること。鋳(い)直し。「貨幣を―する」 0
仇 あだ [3] ①「仇(かたき)」に同じ。 ②ひどい仕打ち。悪意。「恩を―で返す」 0
針小棒大 シンショウボウダイ [0] 小さな物事をおおげさに言うたとえ。針ほどの小さなものを棒のように大きく言う意から。「―な報道」 0
噫気 アイキ 胃にたまったガスが口から出たもの。げっぷ。表記「噯気」とも書く。参考「おくび」とも読む。 0
扇情 センジョウ [0] 感情や情欲をかきたてること。「―的なまなざし」 「煽情」の書きかえ字。 0
財団 ザイダン [0] ①一定の目的に使用するために提供され、法律上一つの物権と見なされる財産の集合体。 ②「財団法人」の略。 0
断腸の思い ダンチョウのおもい はらわたがちぎれるほど、つらく苦しく悲しいこと。故事 中国、晋(シン)の武将桓温(カンオン)が舟で長江を渡ったとき、部下が子猿を捕らえた。その母猿が悲しそうに鳴きながら岸づたいに子猿のあとを追い、舟に飛び移ることができたが、そのまま息絶えた。母猿の腹を割いてみると、悲しみのあまりはらわたがずたずたになっていたという故事から。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉
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漢字の豆知識 悲しみを表すいろいろな表現「つらく悲しいときには…『ダンチョウの思い』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
同輩 ドウハイ [0] 年齢・経歴などが同じである仲間。「学校の―」同僚先輩・後輩 0
目の上の瘤 めのうえのこぶ 自分よりも地位や能力があって、邪魔になるものや目障りに感じるもののたとえ。参考「瘤」は「たん瘤」ともいう。 0
八拍子 やつビョウシ 能の音楽(謡と囃子(はやし))の基本単位。一単位は八拍(パク)。能の句や旋律・舞の型などの基本。地拍子 0
今宵 こよい [0] きょうの夜。また、この夜。「月影さやかな―」今夜・今晩 1
蓐月 ジョクゲツ 胎児が出産される予定の月。うみづき。 臨月 表記「褥月」とも書く。 0
慈父 ジフ [1] ①子に深い愛情を抱いている父親。 ②父親の敬称。 慈母 0
口籠もる くちご-もる [4] もぐもぐ言う。また、はっきり言わない。「自信のない―った言い方」 0
販ぐ ひさ-ぐ [0],[2] 売る。あきなう。「雑貨を―いで暮らす」 0
合服 あいフク [0] 夏服と冬服の間に着る服。間着。夏服・冬服表記「間服」とも書く。 0
攀援 ハンエン [0] ①よじのぼること。 ②頼りにすること。表記①「攀縁」とも書く。 0
穿る ほじ-る [2] つつくように掘り、なかのものを出す。「カラスが種を―る」 参考「ほじくる」と読めば、隠された秘密などを探り、あばきたてる意も含む。 0
供奉 グブ [1] 天皇や上皇などのおともの行列に加わること。また、その人。 0
進取果敢 シンシュカカン 積極的で決断力と行動力に富むこと。「―な人物」 勇猛果敢 優柔不断 0
待宵 まつよい [1] ①陰暦一四日。特に、八月一四日の夜。秋 ②来る人を待つ夕方。参考①翌日の満月を待つ夜の意。 0
煩多 ハンタ [1] 面倒なことが非常に多くてわずらわしいこと。また、そのさま。「仕事が―でなかなか進まない」 0
純粋 ジュンスイ [0] ①まじり気のないこと。「―の酒」 生っ粋(きっスイ) ②利害やかけひきがなく、ひたむきなこと。「―な心を大切にする」 純一 0
言文一致 ゲンブンイッチ [0] 日常の話し言葉で文章を書くこと。また、明治時代の口語文体確立運動。言論界では福沢諭吉、文学界では二葉亭四迷、山田美妙らが主導した。 0
褐寛博 カツカンパク ①粗末なだぶだぶの衣服。 ②身分の低い卑しい人。無頼漢。参考「褐」は粗末な服、「寛博」はひろくゆるやかなことの意。 0
前代未聞 ゼンダイミモン [1] これまでに一度も聞いたことがない変わったこと、珍しいこと。「―の出来事」 0
送信 ソウシン [0] 無線電信や電話などで、通信を送ること。「―機」 受信 0
粗 ほぼ [1] おおかた。あらまし。だいたい。「―全員が集まる」 表記「略」とも書く。 0
面差し おもざし [0] 顔のようす。顔つき。顔立ち。「親によく似た―」面立ち 0
整流 セイリュウ [0] ①電気で、交流を直流に変えること。「―器」 ②流体の流れの乱れを、ととのえること。「―板」 0
過労 カロウ [0] 働きすぎて疲れがたまること。「―死が問題になっている」 0
貧賤 ヒンセン [0] まずしくて身分が低いこと。「―なれども豊かな心」富貴 0
急難 キュウナン [0] 急にふりかかった災難。差し迫った困難。「―を逃れる」 0
名折れ なおれ [3],[0] 名誉に傷がつくこと。不名誉。「一族の―だ」 0
新墾・新治 にいばり 新しく開墾すること。また、その田畑や道。 参考「にいはり」とも読む。 1
虎鶫 とらつぐみ [3] ヒタキ科の鳥。森林にすみ、冬は暖地に移る。ツグミよりやや大形。全体に黄褐色で黒色のうろこ模様がある。夜間に「ヒーヒョー」と鳴く。ヌエ。夏 0
菱餅 ひしもち [2] ①ひし形に切った餅。紅・白・緑の三枚を重ね、雛祭(ひなまつ)りに供える。春 ②ヒシの実を粉にして作った餅。 0
禍 まが [0] よこしまなこと。よくないこと。わざわい。禍事(まがごと)。 0
倭訓 ワクン [0] 漢字に、その意味の和語を当てて読むこと。訓。訓読み。表記「和訓」とも書く。 0
輸血 ユケツ [0] 血液型の適合している健康な人の血液や血液成分を、患者の静脈内に注入すること。「出血多量で―する」 0
菩薩 ボサツ [1],[0] ①仏陀(ブッダ)の次に置かれ、慈悲の心をもって衆生(シュジョウ)を導く修行者。 ②昔、朝廷から徳の高い僧に与えられた称号。 ③神仏習合思想により、仏になぞらえて日本の神へ贈られた称号。「八幡(ハチマン)大―」由来梵語(ボンゴ)の音訳から。
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
ありがたいけれど、何と読む?~仏様の名前の基本を知ろう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
普魯西 プロシア プロイセンの英語名。もとドイツ連邦の中心的王国。第二次大戦後、東ドイツ・ポーランド・ソ連(現在のロシア連邦)に分割された。 1
矢継ぎ早 やつぎばや [0] 矢を次々と射るように、時をおかず次から次へと物事を行うさま。「―に質問を浴びせる」 0
蟬噪蛙鳴 センソウアメイ 蛙鳴蟬噪(アメイセンソウ) 0
蘭摧玉折 ランサイギョクセツ 賢人や美人などが死ぬたとえ。美しいランの花が手折られ、玉が砕け割れる意から。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉「彼女の死はまさに―だ」参考「摧」はくだける意。蕭敷艾栄(ショウフガイエイ) 0
案文 アンブン [0] もとになる文章。下書き文。「報告書の―を練る」 0
別荘 ベッソウ [3] 休養などの目的で、本宅以外に設けた家。「貸し―」別墅(ベッショ) 0
万年青 おもと [3] ユリ科の多年草。暖地の山林に自生。観賞用に栽培もする。葉は根茎から出て、革質で光沢がある。夏、淡黄色の花穂をつけ、赤い実を結ぶ。秋由来「万年青」は漢名より。 1
千軍万馬 セングンバンバ [5] 社会経験が豊富で場慣れしているたとえ。多くの戦争を体験した強い軍隊の意。 百戦錬磨・海千山千 0
発明 ハツメイ [(名)0],[(形動)2] ①今まで世になかった物を、新しく作り出すこと。「自動車を―する」 ②かしこいさま。利発。「―な子ども」 0
処方箋 ショホウセン [0] 医者が患者の症状に応じた薬の名称・用量・用法などを記して薬剤師に出す調剤の指定書。 0
国帑 コクド 国家の財貨。参考「帑」はかねぐらの意。 0
然程 さほど [0] それほど。そんなに。たいして。「―悪くない」 参考あとに打ち消しの語を伴う。 1
関鑰 カンヤク ①かんぬきと錠。門戸の戸締まり。関鍵(カンケン) ②出入りの要所。 0
格好 カッコウ [0] ①姿や形。「―を気にする」 ②体裁。「失敗して―が悪い」 ③ちょうど合っているさま。ころあい。「キャンプに―の場所だ」表記「恰好」とも書く。 0
手拭い てぬぐい [0] 手・顔・体などをふく、薄手で地の粗い木綿の布。 0
臙脂 エンジ [0] ①黒みを帯びた濃い赤色。エンジ色。紅。 「―色の上着がよく似合う」 ②ベニバナを原料とした赤色顔料。表記「燕脂」とも書く。 0
惴れる おそ-れる こわがってびくびくする。また、胸がどきどきする。 0
河原 かわら [0] 川辺の、水が流れていない小石や砂の多い所。表記「川原」とも書く。参考「かわはら」の転。 1
通好・通交 ツウコウ よしみを通じること。特に、国家間で交わりを結ぶこと。仲良くすること。 0
寿ければ則ち辱多し いのちながければすなわちはじおおし 長生きをするということは、それだけ恥をかくことも多くなるということ。「寿」は長生きをすること。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
銘菓 メイカ [1] 特別の名をもつ有名な菓子。名を知られている上等な菓子。 0
綸 いと ①絹糸をより合わせた太い糸。 ②釣り糸。また、弦楽器の糸。 0
三枚目 サンマイめ [5] ①演劇などで、こっけいな役を演じる俳優。また、その役。 ②こっけいなことをしたり、言ったりする人。「忘年会ですっかり―になってしまった」 ①②二枚目 由来①もと歌舞伎(カブキ)番付で、三番目にしるされた役者がこっけいな役を演じたことから。 0
垢穢 クエ あかでよごれていること。参考「穢」はけがれたものの意。 0
婆娑羅 バサラ [0] 派手に飾りたてたり、奔放にふるまったりすること。室町時代に流行した風潮。「―絵」由来仏教語の「跋折羅(バサラ)」からという。参考「バシャラ」とも読む。 0
躬 み からだ。身体。特に、折りまげたりかがまったりした体。 0
拙劣 セツレツ [0] 下手で劣っていること。「―な守備で試合を落とす」 拙悪 巧妙 0
充実 ジュウジツ [0] 内容が豊富で、十分に備わっていること。「―したキャンパスライフ」「メニューの―した店」 0
辞 ことば [1] 言語。文章。単語をつらねた文によって表現されたもの。「お別れの―」 0
千鳥 ちどり [1] チドリ科の鳥の総称。海岸や水辺にすむ。多くは渡り鳥。足の指は三本で、左右に交差させるように歩く。 冬 由来数多く群れをなして飛ぶことから。 表記「鵆」とも書く。 0
失火 シッカ [0] 過失から火災を起こすこと。また、その火災。「―で全焼する」 放火 0
胡蘿蔔 にんじん [0] セリ科の二年草。 由来「胡蘿蔔」は漢名から。人参(ニンジン) 1
更訂 コウテイ [0] 書物や文章の内容などを見直し、あらためること。改訂 0
下文 くだしぶみ [0] 上位者から下位者にくだした公文書。院宮(イングウ)・検非違使(ケビイシ)庁・幕府・寺社などが出した。 0
変哲 ヘンテツ [0] 変わったこと。また、変わっているところ。「一見したところ、何の―もない」参考一般に、打ち消しの語を伴って用いる。 0
出無精・出不精 でブショウ 外出したがらないこと。また、そのような人。 0
草蝦 てながえび [3] テナガエビ科のエビ。川や湖にすむ。体長は約九(センチメートル)で、緑褐色。食用。ツエツキエビ。 夏 表記「手長蝦」とも書く。 参考「くさえび」とも読む。 1
泣く な-く [0] ①涙を流す。「映画に感動して―く」 ②嘆き苦しむ。「身の不幸を―く」 ③やむをえず承知する。「ここはひとつ―いてもらいたい」参考「泣」は目から出る水の粒の涙で、もとは声を立てずになく意。 0
怠る おこた-る [0],[3] しなければならないことを、しないままでいる。なまける。「注意を―らないようにせよ」 0
違和感 イワカン [2] ①周囲としっくりせずに、ちぐはぐな感じがすること。「最近の流行に―を覚える」 ②心や体の調子が正常ではなく、どこか変なこと。「腰に―がある」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 意味が正しそうで、実は正しくない熟語 ~そのイワカンは、正解です~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
舗く し-く 一面にしきつめる。また、整然と並べる。「境内に玉砂利を―く」 0
嘆美 タンビ [1] 感心または感動してほめること。「―の声をあげる」嘆賞表記「歎美」とも書く。 0
出稼ぎ でかせぎ [0] 家や故郷を離れ、一時他の土地へ行って働くこと。また、その人。 冬 「毎年、父は東京へ―に行く」 0
土鳩 ドばと [0] ハト科の鳥。 鴿(どばと) 0
天罰 テンバツ [1] 悪い行いに対して天がくだす罰。自然に受ける悪事の報い。「洪水は乱開発の―だ」神罰 0
目安箱 めやすばこ [3] 訴状を入れる箱。江戸時代、徳川吉宗が享保(キョウホウ)の改革の際に設置し、庶民の要求などの投書を受けつけた。 0
嘱託尋問 ショクタクジンモン 裁判所間の嘱託によって証人尋問を行うこと。証人が外国にいる場合などは、その国の裁判所に嘱託されることもある。 0
蟠る わだかま-る [4],[0] ①複雑な感情が心のなかに残ってさっぱりしない。気が晴れない。「胸の奥に深く―る」 ②輪のようにうずまく。曲がりくねってとぐろをまく。 0
草書 ソウショ [0] 漢字の書体の一つ。行書よりさらにくずした書き方。くずし字。 草体 0
独自 ドクジ [1],[0] ①自分ひとり。「―に調査する」 ②そのものだけに特有なこと。「―の文化を育む」「―性を発揮する」独特・特有 0
足袋 たび [1] 和服のとき、防寒や礼装のため足にはく物。つま先が親指と他の四指を入れる二股(ふたまた)の袋状で、鼻緒のある履物がはけるようになっている。 冬 表記「単皮」とも書く。 1
水注ぎ みずつぎ [0],[4] ①他の器につぐための水を、入れておく器。みずさし。 ②茶道で、釜(かま)に補給する水や、茶碗(チャワン)・茶筅(チャセン)などをすすぐ水をたくわえておく器。 0
塩蔵 エンゾウ [0] 塩漬けにして保存すること。また、そうして作った食品。 0
長篇 チョウヘン [0] 長編 0
僻陬 ヘキスウ [0] 「僻地」に同じ。参考「陬」はすみっこの意。 0
新地 さらチ [0],[1] ①手を加えていない土地。何の用途にも当てられていない土地。 ②建物などが建っていない宅地。「―に家を建てる」 表記「更地」とも書く。 0
酉 とり [0] ①十二支の一〇番目。 ②昔の時刻で、現在の午後六時ころ。また、その前後二時間。 ③昔の方角の名。西。参考動物のニワトリに当てる。 0
準縄 ジュンジョウ [0] 規則。手本。おきて。 参考「準」は水盛り(水平をはかる器具)、「縄」は墨なわ(材木に線を引く墨のついたなわ)の意。 0
先義後利 センギコウリ 道義を第一に考え、利害損得は次のこととすること。〈『孟子(モウシ)』〉 0
孟浪 モウロウ とりとめのないこと。でたらめなこと。また、そのようす。参考「マンラン」とも読む。 0
波状 ハジョウ [0] ①波のようにうねった形。 ②波のように、一定の間隔をおいて繰り返すこと。「―攻撃」 0
同性 ドウセイ [0] ①性が同じであること。異性 ②性質が同じであること。 0
櫓臍 ロべそ [0] 櫓をはめこんで、こぐときの支点とする突起物。櫓杭(ロぐい)表記「艪臍」とも書く。 0
憶断 オクダン [0] 確かな根拠もないのに勝手に判断すること。表記「臆断」とも書く。 0
窃衣 やぶじらみ セリ科の二年草。 由来「窃衣」は漢名から。 藪蝨(やぶじらみ) 1
左手 ゆんで [0] ①弓を持つ手。左の手。 ②左の方向。 ①②馬手(めて)・右手(めて) 由来弓を左の手で持つことから。 表記「弓手」とも書く。 1
禹行舜趨 ウコウシュンスウ うわべをまねるだけで実質が伴っていないこと。見かけだけ禹のように歩き、舜のように走っても、聖人の徳は備えていないたとえ。「禹」「舜」は、中国古代の伝説上の聖天子。「趨」は、走ること。〈『荀子(ジュンシ)』〉参考「禹歩舜趨」ともいう。 0
弩弓 ドキュウ 「弩(いしゆみ)」に同じ。 0
畚 もっこ [0] 土砂や農産物などを運ぶ道具。縄などで編んだ正方形の網の四隅に綱をつけ、棒でつって使う。参考「ふご」とも読む。 0
同業 ドウギョウ [0] 職業や業種が同じであること。また、その人。「―者」 0
候文 そうろうブン [3],[0] 文末が「候」で終わる文語体の文章。「昔は手紙を―で書いた」 0
嬌笑 キョウショウ [0] 女性が色っぽくはなやかに笑うこと。なまめかしい笑い。 0
田鼠化(カ)して鶉(うずら)となる デンソカしてうずらとなる 陰暦三月のこと。ウズラが麦畑などでしきりに鳴くのどかな春の季節感を表した言葉。由来 モグラがウズラになるという中国古代の民間伝承から。〈『礼記(ライキ)』〉 0
敵娼 あいかた 遊里で、客の相手の遊女。表記「相方」とも書く。 1
併読 ヘイドク [0] 同じ時期に、二種類以上のものを並行して読むこと。「ベストセラーと古典を―する」「中央紙と地方紙を―している」 0
無念無想 ムネンムソウ [0],[1] 一切の邪念から離れ、無我の境地に入った状態。「―で試合に臨む」千思万考・多情多恨 0
粱 あわ イネ科の一年草。穀物の一種のアワ(粟)のうち、粒の大きな良質のもの。 0
出動 シュツドウ [0] 隊をなすものが出て行って活動すること。「―命令を待つ」「自衛隊が被災地へ―する」 0
真鶴・真名鶴 まなづる ツル科の鳥。アジアの北東部で繁殖し、冬に鹿児島県に飛来する。体は大形で灰色。頭や首は白く、額やほおは赤い。 冬 0
簡単 カンタン [0] ①こみいっていないさま。難しくないさま。「試験は―だった」「問題は―に解決した」複雑 ②時間や手数がかからないさま。手軽。「―な解説」表記②「簡短」とも書く。 0
稼ぐに追いつく貧乏なし かせぐにおいつくビンボウなし しっかり働いていれば、貧乏することはないということ。稼ぐに追い抜く貧乏神 0
火熨斗 ひのし [3] 中に炭火を入れ、その熱によって衣服のしわをのばし、形を整えるひしゃく形の金属製器具。 1
斗酒隻鶏 トシュセキケイ 一斗の酒と一羽のニワトリ。亡き友を哀悼(アイトウ)するたとえ。故事 中国、魏(ギ)の曹操(ソウソウ)は親友の橋玄(キョウゲン)と、互いの死後、酒とニワトリで墓をまつることはやめようと約束したが、橋玄の死後この言葉の奥に深い友情を感じて、その墓にもうでたという故事から。曹操が思い出を述べた文の言葉。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
哺乳 ホニュウ [0] 母乳を飲ませること。また、母乳を飲ませて子を育てること。「クジラは―類である」「―瓶(ビン)」 0
晴耕雨読 セイコウウドク [5],[0] 晴れれば田畑を耕し、雨が降れば読書で過ごすこと。悠々自適の田園生活をすること。「最近は―の生活です」 0
倍旧 バイキュウ [0] 前よりもさらに程度を増すこと。「―のお引き立てを願う」 0
知略 チリャク [1] 知恵をしぼったはかりごと。「―に富む」知謀・才略表記「智略」とも書く。 0
宝珠 ホウシュ [0] ①宝のたま。宝玉 ②「宝珠の玉」の略。上方がとがって炎の形をした、さまざまな願いをかなえる力があるという玉。摩尼参考「ホウジュ」とも読む。 0
圉 ひとや 罪人を入れておく所。ろうや。表記「圄」とも書く。 0
御俠 おきゃん 活発で少し軽率な若い女性。おてんば。「―な娘」 0
戊申詔書 ボシンショウショ 一九〇八(明治四一)年、戊申の年に日露戦争後の国民道徳の強化を目的として発布された詔書。 0
妖姫 ヨウキ 人をまどわすような妖艶な女性。あやしい雰囲気をもつ美女。 0
所産 ショサン [0] 生み出されたもの。つくり出されたもの。「調査の―だ」 産物 0
糾合 キュウゴウ [0] 寄せ集めて一つにまとめること。表記「鳩合」とも書く。 0
一伍一什 イチゴイチジュウ 物事の始めから終わりまで。全部。一から十までという意から。一部始終 0
余禄 ヨロク [0] 正規以外に得られる余分な収入。余分の所得。余得 0
箕帚・箕箒 キソウ ちりとりと、ほうき。また、掃除すること。参考「キシュウ」とも読む。 0
在籍 ザイセキ [0] 学校・団体などに所属し、籍があること。「―者名簿を作成する」 0
抃つ う-つ 手をうつ。特に、喜んで手をたたく。手をたたいて喜びの気持ちを表す。 0
蝦踊れども川を出でず えびおどれどもかわをいでず 人にはそれぞれ天分が定まっていることのたとえ。川にすむエビはどんなにはねても、川から出ることができない意。表記「蝦」は「海老」、「踊れども」は「跳れども」とも書く。参考「川」は「斗(ト)」ともいう。 0
壅ぐ ふさ-ぐ [0] 外からの侵入をさえぎって通じなくする。 0
膵臓 スイゾウ [0] 胃の後ろにある消化腺(セン)。膵液とホルモンを分泌し、消化と代謝に大きく関与する。 0
貧賤の知は忘るべからず ヒンセンのともはわするべからず どんなに裕福になっても、まずしい時代に苦楽をともにした友人を忘れることなく、交友を大切にしなくてはならないということ。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 参考あとに、「糟糠(ソウコウ)の妻は堂より下さず」と続く。「知」は「交わり」ともいう。 0
寂光浄土 ジャッコウジョウド [5] 仏の悟りである真理が具現している世界。寂光土。「寂」は煩悩を離れた静かな境地、「光」は真理を知る光明の意。 常寂光土・極楽浄土 0
擱座・擱坐 カクザ ①船が浅瀬に乗りあげること。座礁。「船が暗礁に―した」 ②戦車などがこわれて動けなくなること。 0
長恨歌 チョウゴンカ 中国、唐の白居易が作った長編叙事詩。七言、一二〇句からなる。唐の玄宗皇帝が楊貴妃(ヨウキヒ)を亡くした悲しみをうたったもの。 0
補弼 ホヒツ 君主が政治を行うのを助けること。また、その役や人。「―の大任を負う」補佐表記「輔弼」とも書く。 0
政権 セイケン [0] ①国の政治を行う権力。「―交代」 ②政府。「傀儡(カイライ)―」 0
迎え鐘 むかえがね 御霊(みたま)を迎えるために鳴らす鐘。盂蘭盆(ウラボン)の精霊(ショウリョウ)祭りのときに鳴らされる。秋 0
帰趨 キスウ [0] 帰着すること。行き着くところ。「勝敗の―は予断を許さない」帰結参考「趨」はおもむく意。 0
斜め なな-め [2] ①基準となる面や方向に対してずれているさま。傾いているさま。はす。はすかい。「スクランブル交差点を―に渡った」 ②ふつうでないさま。「ご機嫌―」 0
灼然 シャクゼン [0] ①光り輝くさま。 ②明らかなさま。いちじるしいさま。 0
要撃 ヨウゲキ [0] 待ちぶせして敵を攻撃すること。「ひそかに―の準備をする」 0
擬宝珠 ぎぼし [1],[0] ①橋の欄干(ランカン)の柱の上などにつける、丸くて先のとがったネギの花のような形の飾り。 ②ネギの花。ねぎぼうず。 由来宝珠(ホウジュ)(上がとがり炎の形をした玉)擬(もどき)である意の擬宝珠(ギボウジュ)が転じたもの。参考「ぎぼうし」とも読む。 1
陪賓 バイヒン 主客とともに招待される客。相伴(ショウバン)する客。陪客 0
潤沢 ジュンタク [0] ①うるおい。つや。 ②うるおい豊かなこと。「―な資金の会社」 0
検閲 ケンエツ [0] ①規程に沿っているかどうか内容を調べること。 ②国が、取り締まりを目的に、新聞雑誌・出版物・映画・郵便などの内容を強制的に調べること。現憲法では禁止されている。 0
出荷 シュッカ [0] ①荷物を出すこと。 ②商品を市場に出すこと。「天候の影響で―が遅れた」 入荷 0
怒れる拳笑面に当たらず いかれるこぶしショウメンにあたらず 強い態度で出てきた相手には、優しい態度で応じたほうが効果的だということ。怒ってこぶしを振り上げても、相手が笑顔では気勢をそがれてしまうということから。〈『五灯会元(ゴトウエゲン)』〉 0
布衫 フサン 単衣(ひとえ)の襦袢(ジュバン)。和服の肌着。参考昔、麻などで作ったもの。 0
珪酸 ケイサン [0] ①珪素・酸素・水素の化合物。 ②二酸化珪素の通称。珪素の酸化物。粉末にして硬質ガラスなどの原料や乾燥剤などとする。表記「硅酸」とも書く。 0
反魂 ハンゴン [0] 死んだ人の魂をこの世に呼び戻すこと。 0
俄成金 にわかなりキン [4] 急に大金持ちになること。また、その人。俄大尽・俄長者・俄分限 0
西戎東夷 セイジュウトウイ 昔、漢民族が異民族をさげすんで呼んだ語。「戎」は西方の、「夷」は東方の異民族のこと。 0
便箋 ビンセン [0] 手紙を書くために用いる紙。書簡箋。レターペーパー。 0
所期 ショキ [1] 前もって期待するところ。また、その事柄。「―の目的を達する」 0
旅客 リョカク [0] 旅行客。特に、列車や飛行機などの交通機関を利用して、旅行をする人。「添乗員が―の便をはかる」乗客参考「リョキャク」とも読む。 0
怒髪 ドハツ 激しい怒りのために、逆立った髪の毛。 0
貞淑 テイシュク [0] 女性のみさおがかたく、しとやかなこと。「劇で―な妻の役を演じた」 0
寸寸 ずたずた [0] 細かくきれぎれになるようす。「地震で鉄道網が―になる」「シャツを―に引き裂く」 1
山蒜 のびる ユリ科の多年草。 由来「山蒜」は漢名から。 野蒜(のびる) 1
御手塩 おてしょ [2] 浅く小さい皿。手塩皿。おもに女性語。 由来食膳(ショクゼン)の不浄を清めるため、小皿に塩を盛った慣習から。 0
名の無い星は宵から出る なのないほしはよいからでる よいものは、初めのうちに出てくるもののなかにはないたとえ。また、待ってもいない人が早くから現れて、待っている人がなかなか来ないたとえ。 0
諱忌 キキ いみきらうこと。おそれ避けること。また、その事柄。忌諱 0
昆弟 コンテイ あにと、おとうと。兄弟。 0
壮士 ソウシ [1] ①壮年の男性。意気さかんな男。 壮者 ②明治時代、自由民権運動の闘士。「―芝居」 ③定職につかないで、頼まれて脅迫や談判をする無頼の者。 0
跡地 あとチ [0],[2] 建物などを壊したり撤去したりしたあとの土地。「生家の―に立つ」「工場―の再開発が進む」 0
月次 ゲツジ [0] 毎月。月ごと。つきづき。「―報告」「―計画」年次参考「つきなみ」とも読む。 0
括る くび-る [0] 物体の中ほどを細くしめる。ひきしめる。 0
弔い合戦 とむらいガッセン [5] 死者のかたきを討って、死者の霊を慰めようとするいくさ。 0
拝眉 ハイビ [1] 「拝顔」に同じ。 0
外様大名 とざまダイミョウ [4] 一六〇〇(慶長五)年の関ヶ原の戦い以後、徳川家の臣下になった大名。譜代大名 0
農奴 ノウド [1] 中世ヨ―ロッパ封建社会の農民。領主に隷属し、与えられた土地を耕作して、賦役などを納めた。奴隷と異なり人格は認められていたが、移転などの自由はなく束縛されていた。 0
天球 テンキュウ [0] 地球上の観測者を中心として、天体の座標を球面に描いた仮想の球体。「―儀」 0
引く手 ひくて [0] ①誘ってくれる人。「―あまた(誘い手が多い)」 ②舞いの手振りで手を引く所作。差す手 0
禍難 カナン 「禍災」に同じ。 0
節税 セツゼイ [0] 合法的・合理的に、税金の負担を軽くすること。不必要な税金を払わなくてもすむように、心がけること。 0
従来 ジュウライ [1] 今まで。前からこれまで。「―の方針を堅持する」 0
羯鼓 カッコ [1],[0] ①雅楽に使う両面太鼓。台にのせ、両手にばちを持ってたたく。 ②能・狂言・歌舞伎(カブキ)で使う小太鼓。胸や腰につけて、ばちで打ちながら舞う。 由来中国の山西省の異民族、五胡(ゴコ)の一つである羯(ケツ)が用いた鼓の意から。 0
登攀 トウハン [0] 高山や岩崖などをよじのぼること。「アイガー北壁を―する」 0
新生 シンセイ [0] ①新しく生まれること。「―児」 ②信仰などにより、生まれ変わった心持ちで新たな生活を始めること。「―の門出」 0
巻 まき [1],[0] ①巻くこと。また、その程度。「ネジの―が強すぎる」 ②巻物や書物。また、その内容の区分。「『源氏物語』夕霧の―」 ③巻物・書物を数える語。参考③「カン」とも読む。 0
山白竹 くまざさ イネ科の多年草。 由来「山白竹」は漢名から。 隈笹(くまざさ) 1
弦巻 つるまき [2],[4] 張り替え用の弓弦(ゆづる)を巻きつけた籐(トウ)製の輪。弦袋(つるぶくろ)。 0
花 はな [2] ①種子植物の枝や茎の先端にある生殖器官。ふつう、萼(ガク)・花冠・おしべ・めしべからなる。 ②サクラの花。春 ③盛んではなやかなこと。また、その時。「―の顔(かんばせ)」「青春時代は人生の―だ」 ④よい評判を得ること。また、得たもの。「―をもたせる」 ⑤「生け花」の略。 ⑥芸人への祝儀(シュウギ)。芸者の揚げ代。花代。表記③~⑥「華」とも書く。 由来⑥花の枝につけて渡したことから。 0
全一 ゼンイツ 完全に一体であるさま。統一しているようす。 0
要害堅固 ヨウガイケンゴ [5] 地形が有利で、敵に対する備えがかたいこと。「―な山城」 0
統轄 トウカツ [0] 多くの人や組織を統一して取り締まること。「総理大臣は政務を―する」 0
栖息 セイソク [0] 生息 0
逆襲 ギャクシュウ [0] 攻められていた者が、逆に攻撃すること。「―に転じる」 0
慢る あなど-る ばかにする。いいかげんにあしらう。表記「謾る」とも書く。 0
愚痴る グチ-る [2] ぐちをこぼす。泣きごとを言う。「―っても仕方がない」 0
観閲 カンエツ [0] みて調べること。特に、軍隊などで高官が部隊を検閲すること。「―式」 0
多生の縁 タショウのエン 多くの生を経る間に結ばれた因縁(インネン)。「袖(そで)摺(す)り合うも―」参考「他生の縁」とも書くが、本来は誤り。 0
鬼胎 キタイ [0] ①恐れ。心配。「―を抱く」 ②胎児をおおう膜が異常に発育する病気。胞状(ホウジョウ)鬼胎。表記②「奇胎」とも書く。 0
掃苔 ソウタイ 墓参すること。特に、盂蘭盆(ウラボン)の墓参りをいう。 秋 参考墓石のコケをはき清める意。 0
目睫 モクショウ 目とまつげ。転じて、きわめて接近した状態。間近(まぢか)。「大学入試が―の間(カン)に迫る」眼前・目前参考空間的にも時間的にもいう。 0
烏樟 くろもじ クスノキ科の落葉低木。 由来「烏樟」は漢名から。 黒文字(くろモジ) 1
発蒙・発矇 ハツモウ ①道理に暗い人を導いて、物事が分かるようにすること。「蒙・矇」は暗い・愚かの意。 ②覆っているものを取り除くこと。きわめてたやすいことのたとえ。 0
境内 ケイダイ [1] 神社・寺院の敷地の中。「寺の―の木々が色づく」 0
痴情 チジョウ [0] 理性を失い、男女間の色情にまどう心。「―のもつれ」 0
去る さ-る [1] ①ある場所や立場から離れる。「官界を―る」 ②空間的・時間的にへだたる。「今を―ること七年前」 ③消えてなくなる。「老衰でこの世を―る」 0
吐瀉 トシャ [1] 食物をはいたり下したりすること。はきくだし。「―物に血が混じる」 0
手折る たお-る [2] ①花などを手で折りとる。 ②転じて、女性を自分のものにする。 0
叛意 ハンイ [1] 主君などにそむこうとする気持ち。反逆の意志。「主君に―を抱く」 0
防ぐ ふせ-ぐ [2] ①せき止める。防止する。「インフルエンザの流行を―ぐ」 ②外からの害などをさえぎる。くい止める。「外敵の侵入を―ぐ」 0
河太郎 ガタロ [2] 河童(かっぱ)の別称。西日本でいう。表記「川太郎」とも書く。参考「かわタロウ」とも読む。 0
訳知り・訳識り わけしり ①男女の間の機微や遊里の事情に通じていること。また、その人。粋人(スイジン)。 ②物事の事情に通じていること。通(ツウ)。「―顔で話す」 0
自恃 ジジ 自分自身をたのみとすること。自負。「―の心」 0
何分 なにブン [1] ①なんらか。いくらか。「―のご協力をお願いします」 ②何といっても。どうも。「―体調がすぐれない」 ③どうぞ。なにとぞ。「―よろしく」 0
大風呂敷 おおブロしき [3] ①大きなふろしき。 ②大げさに誇張して話すこと。また、その話や話す人。「―を広げる」 0
連作 レンサク [0] ①毎年、同じ農耕地に同じ作物を続けて植えること。輪作 ②文芸や美術など、同じテーマで一連の作品を作ること。また、その作品。複数の人で行うこともある。 0
梃摺る てこず-る [3] もてあます。処置に困る。「宿題に―る」「問題解決に―る」表記「手子摺る・手古摺る」とも書く。 0
志望 シボウ [0] こうなりたいと望むこと。希望すること。こころざし。「情報処理技術者を―する」「―大学に合格する」 0
蔓柾 つるまさき ニシキギ科のつる性常緑低木。山地に自生。葉はマサキに似る。夏、黄緑色の小花を開く。実は秋に熟し、黄赤色の種子を現す。秋 0
海月 くらげ [0] 腔腸(コウチョウ)動物のうち浮遊生活をするものの一群の総称。 水母(くらげ) 1
珍妙 チンミョウ [0],[1] 変わっていて不思議なこと。また、おかしいこと。「―な格好」珍奇・奇妙 0
臆断 オクダン [0] 確かな根拠もなく憶測で判断すること。また、その判断。「―を下す」表記「憶断」とも書く。 0
囲む かこ-む [0] ①まわりをとりまく。「野次馬が―む」 ②囲碁・将棋・マージャンなどをする。「一局―む」 0
倉敷料 くらしきリョウ [4] 倉庫に物を保管する料金。敷料。保管料。 0
歯に衣(きぬ)着せぬ はにきぬきせぬ ためらわずに思ったことをそのまま言う形容。相手にとって不快なことや厳しいことでも率直に言うこと。「―批評」 奥歯に物が挟まる 0
縦断 ジュウダン [0] ①縦の方向に断ち切ること。 ②縦、または南北に通り抜けること。「自転車で日本―をした」 縦貫 ①②横断 0
巴旦杏 ハタンキョウ [0] ①アーモンドの別称。 扁桃(アーモンド) ②スモモの一品種。果実は肉が厚く、熟すと甘い。夏 0
休眠 キュウミン [0] ①動植物が一定期間、発育や活動を休むこと。冬眠など。 ②一時活動を停止すること。「―状態の団体」 0
天水 テンスイ [0] ①空と水。 ②天から降った水。雨水。 ③「天水桶(おけ)」の略。防火用に雨水をためておく桶。 0
曠日弥久 コウジツビキュウ 長い間無駄に過ごすこと。また、無駄に日を費やし、事を長引かせること。「曠日」は月日を無駄に過ごす。「弥久」は久しきにわたる意。〈『戦国策』〉曠日持久 0
黜ける しりぞ-ける 地位や官職からはずす。官位を罷免する。 0
著者 チョシャ [1] 書物を書いた人。著作物の作者。「―の序文」筆者 0
蓮 はす [0] スイレン科の多年草。インド原産。池や沼、水田などで栽培。葉は円形で、水面に浮く。夏、白色または紅色の花が咲く。地下茎は蓮根(レンコン)といい、食用。ハチス。「泥中(デイチュウ)の―(悪い境遇に染まらず清純を保つことのたとえ)」 夏由来果実の入った花托(カタク)がハチの巣に似ていることから「はちす」の略。表記「荷・藕」とも書く。 0
切処・切れっ戸 きれっと 山の尾根がV字形に深く切れこんで低くなった所。きれと。「八峰(はちみね)―」 1
畳語 ジョウゴ [0] 同じ単語を重ねてつくった語。「くにぐに」「ひとびと」「さきざき」「かえすがえす」など。 0
根茎 コンケイ [0] ①根と茎。 ②地下茎の一種で、地中や地表を根のように横にはう茎。タケやハスなどに見られる。 0
仕損じる シソン-じる [4] しくじる。やりそこなう。失敗する。「急(せ)いては事を―じる」 表記「為損じる」とも書く。 0
肖似 ショウジ 非常によく似ていること。そっくりなこと。 相似・酷似 0
精華 セイカ [1] ①物事において最もすぐれていて、真価となるべきところ。「東山文化の―」 ②すぐれて華やかなこと。「―を競う」 0
数の子 かずのこ [0] ニシンの卵を塩漬け、または乾燥させた食品。 由来「鰊(かど)(ニシン)の子」の意から。 参考卵の数が多いことから、子孫繁栄として新年・婚礼などに用いる。 0
鬱然 ウツゼン [0] ①草木が生い茂ったさま。鬱蒼(ウッソウ) ②物事の盛んなこと。 ③心が晴れないさま。鬱鬱・鬱怏(ウツオウ)・鬱屈表記①②「蔚然」とも書く。 0
摘記 テッキ [1],[0] 「摘要」に同じ。参考「テキキ」とも読む。 0
不備 フビ [1] ①備えが十分でないこと。整っていないこと。「書類の―で手続きができない」 ②手紙の終わりに書く結びの語。不一(フイツ)。 0
改姓 カイセイ [0] 姓を変えること。また変えた姓。「結婚により―した」 0
踉蹌 ロウソウ よろめくさま。ふらつきながら行くさま。蹌踉 0
水蚤 みじんこ ミジンコ科の甲殻類。 微塵子(ミジンこ) 1
御神火 ゴジンカ [2] 火山の噴火・噴煙。参考火山を神聖視していう。 0
る あま-る 必要以上に残る。財貨がありあまる。もうけが残る。 0
若布 わかめ [1],[2] 褐藻類コンブ科の海藻。近海の岩に生え、養殖もする。葉はやわらかく羽状。食用。 春 表記「和布・稚海藻・裙蔕菜」とも書く。 1
只管 ひたすら [0] そのことだけに専心するさま。いちずに。「―旧物を廃止し新を求む」「―無事を祈る」 表記「一向」とも書く。 1
懐香 くれのおも ウイキョウの古名。表記「呉母」とも書く。 茴香(ウイキョウ) 1
小量 ショウリョウ [3],[0] ①わずかの分量・数量。「片栗粉(かたくりこ)に―の水を加える」 多量 ②心が狭いこと。度量の小さいこと。 狭量 広量・①②大量 表記①「少量」とも書く。 0
醇化 ジュンカ [1],[0] ①まじり気がなく純粋にすること。 ②手厚く教化すること。「時を経て人心を―する」 表記①「純化」とも書く。 ②「淳化」とも書く。 0
公害 コウガイ [0] 工場や交通機関などの活動を原因として発生する、大気汚染・水質汚濁・地盤沈下・騒音など人々の生活や健康に与える害。「―問題についての対策協議」 0
版本 ハンポン [0],[1] 文字などを彫った版木で印刷した本。表記「板本」とも書く。 0
聖職 セイショク [0] ①人を教え導く神聖な職務や職業。神官や僧侶(ソウリョ)、教師についていう。「―に生涯を捧げる」 ②キリスト教で司祭や宣教師などの職。 0
土下座 ドゲザ [0],[2] 地面や床にひざまずいて礼をすること。「―して謝る」参考昔、大名などの通行の際に町人などが行った。 0
慣用手段 カンヨウシュダン 習慣として広く用いられる手立て。 0
泥む なず-む [2] ①動作や状態がなかなか進行しないで停滞する。「暮れ―む空」 ②なじんだものにこだわる。執着する。「古い慣習に―む」 0
裕福 ユウフク [1],[0] 収入や財産が多く、生活が豊かなこと。「―な暮らし」富裕貧乏 0
終幕 シュウマク [0] ①演劇などの最後の幕。 ②演劇が終わること。閉幕。 終演 開幕 ③物事が最後を迎えること。 ①③序幕 0
讒謗律 ザンボウリツ 一八七五(明治八)年に制定された言論規制法令。著作類によって人をあしざまに言う者を罰するという名目で、同日公布の新聞紙条例とともに政府批判に弾圧を加えたもの。 0
掃う はら-う 勢いよく除き去る。はく。「棚のほこりを―う」 0
怡悦 イエツ [0] 楽しみ喜ぶこと。喜んで満足すること。 0
幼い おさな-い [3] ①年齢が少ない。幼少だ。「―い頃(ころ)の記憶が残っている」 ②考えなどが未熟である。幼稚である。「考えが―い」 0
透写 トウシャ [0] 薄紙をのせて下の字などを写し取ること。敷写し。トレース。「図面を―する」参考「すきうつし」とも読む。 0
干す おか-す [1] 障害を越えて突き進む。他の領域を害する。押し掛けて求めかかわる。 0
四壁 シヘキ ①四方の壁。 ②壁があるだけで家具一つない貧しい家。 0
邏る めぐ-る 警戒のために見回る。巡回する。 0
水素 スイソ [1] 物質中最も軽い無色・無臭・無味の気体。酸素と化合して水になる。酸化物の還元などに利用。「―爆弾」 0
愛し子 いとしご [3] かわいがって大切にしている子ども。 0
督責 トクセキ ただし責めること。職務を果たすように取り締まること。 0
攻略 コウリャク [0] ①敵陣・敵地を攻めてうばい取ること。「敵の城を―する」 ②勝負で相手を攻めてうち負かすこと。「四番打者を―する」 0
慰める なぐさ-める [4] ①苦しみや悲しみなどを忘れさせ、心をなごやかにさせる。 ②いたわる。なだめる。「傷心の友を―める」 0
人国記 ジンコッキ [3] ①都道府県別や国別に、その地方出身の有名な人物についてあらわした書物。 ②各地の地理・人情・風俗などについて書いた書物。 0
確実 カクジツ [0] 確かでまちがいのないこと。しっかり信用できること。「当選―」「―かどうかは分からない」 0
簾 す [0] 「簾(すだれ)」に同じ。 0
放課後 ホウカゴ [0] 学校で、一日の授業の終わったあと。 0
牛後 ギュウゴ [1] ウシのしり。転じて、強大なもののあとに付きしたがうこと。「鶏口と為(な)るも―と為(な)る無かれ」〈『史記』〉 0
真田紐 さなだひも [3] 木綿の太い糸で厚く平らに編んだひも。 由来戦国時代の武将、真田昌幸(さなだまさゆき)が刀の柄(つか)に巻いて用いたことから。 1
牛筋草 おひしば イネ科の一年草。 由来「牛筋草」は漢名から。 雄日芝(おひしば) 1
宣布 センプ [1] ①政府などが、広く一般に知らせること。 公布 ②広く行き渡らせること。 流布(ルフ) 0
瓦経 ガキョウ 表面に経文を刻んだかわら。平安末期、仏法を永く伝えるために地中に埋めた。参考「かわらギョウ」とも読む。 0
蓮台 レンダイ [0] ①「蓮(はす)の台(うてな)」に同じ。 ②昔、川を渡る客を乗せて担いだ台。表記②「輦台」とも書く。 0
出 ヘイシュツ [0],[1] ほとばしり出ること。勢いよくわき出ること。「間欠泉が―する」発参考「ホウシュツ」とも読む。 0
因果を含める インガをふくめる やむを得ない事情を十分に説明して納得させ、心を決めさせること。原因と結果の道理を説いて言い含める意から。「―めて家業を継がせる」 0
夏 なつ [2] 四季の一つ。一年で最も日が長く気温も高くなる季節。わが国では一般的に六月から八月までを指し、暦上では五月六日ころの立夏から八月七、八日ころの立秋前日まで。冬 夏 0
雨降って地固まる あめふってジかたまる 雨が降ったあとは、地面が固く締まるように、もめごとなどのあとは、かえって物事が落ち着いてよい結果が生まれるというたとえ。 0
万乗 バンジョウ [0] 天子。また、その位。由来中国、周代、天子は戦時に兵車一万台を出したことから。 0
居宅 キョタク [0] ①日常住んでいる家。すまい。 ②家にいること。在宅。 0
大和魂 やまとだましい [4] 日本民族固有の勇敢で潔い精神。やまとごころ。 1
狸 たぬき [1] ①イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物。東アジアに分布。山に穴を掘ってすむ。夜行性で雑食。毛は筆用。毛皮は防寒用。冬 ②人のよいふりをして他人をだます、ずるい人。「あいつは―だ」 0
国権 コッケン [0] 国家の権力。国家の統治権や支配権。「―の最高機関」 0
制帽 セイボウ [0] 会社や学校などの集団に属する人が、かぶるように定められた帽子。 0
段幕 ダンマク [1],[0] 紅白・黒白などの布を、横に交互に幾段も縫い合わせて作った幕。 0
他人事 ひとごと [0] 自分に関係のないこと。「―でない(やがては自分の身にもふりかかってくるかもしれない)」表記「人事」とも書く。参考「タニンごと」とも読む。 1
銷金 ショウキン ①金属をとかすこと。また、とかした金属。 ②金箔(キンパク)を散らして飾ること。 ③金銭を浪費すること。 0
千人の諾諾は一士の諤諤に如かず センニンのダクダクはイッシのガクガクにしかず 何事にも反対しないで言われるままになる多くの人たちよりも、正論をはっきりと言う一人のほうが大切であるということ。「諾諾」は人の言いなりになること。「諤諤」は正しいと思うことをはばからずに言うこと。〈『史記』〉 0
水 みず [0] ①水素と酸素から成る化合物。無色透明の液体。泉・川・海・雨などの形で、自然に存在する。 ②液状のもの。また、水分を多く含むもの。特に、飲料水。「飲み―」「―菓子」 ③相撲で、勝負が長引いたとき、力士をしばらく休ませること。「―が入る」 0
終了 シュウリョウ [0] 物事が終わること。終えること。「作業が―する」 終止 開始 0
地蛍 つちぼたる [3] ホタルの幼虫、または、はねの退化した雄の成虫。水辺にすみ、尾部から光を発する。表記「蛍蛆」とも書く。 0
遥遥 はるばる [3],[2] ①距離や時間が非常にへだたっているさま。「―と道は続く」 ②遠くから来るさま。また、遠くまで行くさま。「大陸から―渡ってきた白鳥」 0
発く あば-く 土を掘りおこし、埋めた物を取り出す。外にさらけ出す。「墓を―く」 0
跳る おど-る [3],[0] はねる。はね上がる。とび上がる。おどり上がる。 0
犂耕 リコウ ウシにすきを引かせて田畑を耕すこと。すきを用いた耕作や農業。 0
紫萁 ぜんまい ゼンマイ科の多年生シダ植物。 由来「紫萁」は漢名から。 薇(ぜんまい) 1
私淑 シシュク [0] ひそかにある人を先生として尊敬し、その言行を慕い学ぶこと。「宮沢賢治に―している」 0
一件落着 イッケンラクチャク 一つの事柄や事件が解決すること。決着すること。「犯人の自首によって―した」 0
掠奪 リャクダツ [0] 略奪 0
木螺子・木捻子 モクねじ 胴に螺旋(ラセン)状の筋が刻んである釘(くぎ)。ねじ回しでねじこみ、木材を固定させる。 1
忽諸 コッショ ①たちまち。 ②なおざりにすること。おろそかにすること。忽略 0
闇に提灯曇りに笠 やみにチョウチンくもりにかさ 何事にも先を見越し、前もって用心をすることが大切だということ。帰りが夜になりそうなら提灯を持ち、空が曇っていたら笠を用意せよの意から。 0
行跡・行迹 ギョウセキ 日常の行い。身持ち。「―をつつしむ」「―が悪い」行状 0
復権 フッケン [0] ①刑や破産の宣告によって失った権利や資格を、回復すること。 ②衰えたものが、権力を取りもどすこと。「民主主義の―」 0
蕃殖 ハンショク [0] 繁殖 0
虚弱 キョジャク [0] 体がひよわで病気がちなこと。「―体質」脆弱(ゼイジャク)・羸弱(ルイジャク) 0
練墨 こねずみ 眉(まゆ)をかくのに用いる、練った墨。まゆずみ。 1
生兵法は大怪我(おおケガ)の基(もと) なまビョウホウはおおケガのもと 未熟な技や中途半端な知識は、むしろ大きな失敗につながるという戒め。 参考「大怪我」は「大疵(おおきず)」ともいう。 0
役得 ヤクトク [0] その役目についているために得られる、特別な利益。「―の多い仕事」 0
不羈 フキ [1],[2] ①束縛されず自由にふるまうこと。「奔放―な行動」 ②すばらしい才知の持ち主で、常識の範囲では扱い切れないこと。「―の才」参考「羈」はつなぎとめる意。 0
断雲 ちぎれぐも ちぎれたように離れて浮かぶ雲。表記「千切れ雲」とも書く。参考「ダンウン」とも読む。 1
寸切り ズンぎり ①筒形の物を横にまっすぐに切ること。また、その物。輪切り。筒切り。寸胴切(ズンドぎ)り。「―鞘(ざや)」 ②タケの頭部を横にまっすぐに切った、筒形の茶入れや花器。 ①②寸胴 表記②「頭切り」とも書く。 0
冀う こいねが-う [1],[4] こうあってほしいと強く望む。切に願う。 0
飄客 ヒョウカク 遊里にうかれ遊ぶ男性。「花街の―」遊客表記「嫖客」とも書く。 0
供覧 キョウラン [0] 多くの人に見せること。観覧に供すること。公開・展覧 0
角鴟 みみずく [2] フクロウ科の鳥のうち、頭部に耳状の羽毛をもつものの総称。 木(みみずく) 1
間居 カンキョ ①静かな住居。 ②することが何もなく暇なこと。「小人―して不善をなす」 ③俗世を離れ、心静かに暮らすこと。表記「閑居」とも書く。 0
痛罵 ツウバ [1] ひどくののしること。「―を浴びる」悪罵 0
移り香 うつりが [3],[0] 他の人や物から移り残ったかおり。残り香参考「うつりか」とも読む。 0
心緒 シンショ [1] 心の糸口。心もち。思いのはし。 参考「シンチョ」とも読む。 0
一切衆生 イッサイシュジョウ [5] この世に生を受けたすべてのもの。生きとし生けるもの。一切有情(イッサイウジョウ) 0
特集 トクシュウ [0] 新聞・雑誌・テレビなどで、特定の問題を中心に編集・放送すること。「―記事」 「特輯」の書きかえ字。 0
遅遅 チチ [1],[2] ①ゆっくりとしていて、進み方がおそいさま。「仕事が―としてはかどらない」 ②日が暮れるのがゆっくりとしていて、のどかなさま。「春日(シュンジツ)―」 0
児女 ジジョ [1] ①女性や子ども。「―の手なぐさみ」 ②男の子と女の子。また、特に女の子。 子女 0
人の噂(うわさ)も七十五日 ひとのうわさもシチジュウゴにち 世間のうわさは一時的なもので、しばらくすれば消えてしまうということ。 0
確立 カクリツ [0] 簡単には動かないように、しっかりとうち立てること。また、しっかり定まって動かないこと。「制度を―する」「自我の―」 0
炭水化物 タンスイカブツ [5] 炭素・水素・酸素の三元素からなる化合物で、糖類・でんぷん・セルロースなどの総称。動物の主要な栄養素の一つ。含水炭素。 0
変易 ヘンエキ 変わること。また、変えること。変改。「容易に―することはない」 0
餅は餅屋 もちはもちや 物事はそれぞれの専門の者に任せるのが一番よいということ。同じ餅でも、餅屋がついた餅が一番うまいという意から。船は船頭に任せよ・蛇(ジャ)の道は蛇(へび) 0
蕩児 トウジ [1] 酒や女遊びにふける者。素行が悪く、身持ちのよくない者。放蕩息子。道楽者。蕩子 0
競泳 キョウエイ [0] 一定の距離をきめられた泳法で泳いで、その速さをきそう競技。水泳の競争。夏 0
小綬鶏 こジュケイ [2],[0] キジ科の鳥。中国原産。猟鳥として放鳥されたものが、日本各地の山林にすむ。ウズラに似ているがやや大きい。背は褐色にこげ茶色の斑紋(ハンモン)があり、腹は黄褐色。 春 0
鉄火 テッカ [0] ①真っ赤に焼いた鉄。やきがね。 ②刀剣と鉄砲。「―の間(戦場。修羅場)」 ③気性が激しく威勢のよいこと。 ④「鉄火巻」「鉄火丼(どんぶり)」の略。マグロの刺身を使った料理。 ⑤「鉄火打ち」の略。ばくち打ち。「―場(ば)」 0
行き交う ゆきか-う [3] 人や物が行ったり来たりする。往来する。「大通りを車が―う」 0
雌鳥 めんどり [0] ①めすの鳥。 ②ニワトリのめす。牝鶏(ヒンケイ)。 ①②雄鳥(おんどり) 表記②「雌鶏」とも書く。 0
故に ことさら-に [2] わざと。故意に。「―悪口を言いふらす」表記「殊更に」とも書く。 0
臑当 すねあて ①野球やホッケーの選手が、すねを保護するためにつける用具。レガーズ。 ②鎧(よろい)の付属品の一つ。すねにつけて足を守るための武具。 表記「脛当」とも書く。 0
栃 とち [1],[3] トチノキ科の落葉高木。山地に自生。葉は大きな五~七枚の小葉からなる複葉で、てのひら形。実は食用。トチノキ。表記「橡・七葉樹」とも書く。 0
苦しい時の神頼み くるしいときのかみだのみ 日ごろ神仏を信仰していない者が、苦境に立つと神仏の加護を願うこと。 0
爾余 ジヨ [1] そのほか。このほか。「―の問題は無視する」 0
毎次 マイジ [0],[1] 事がおこるそのたびごと。そのつど。「―大会記録を更新する」毎回・毎度 0
死屍累累 シシルイルイ 多くの死体が重なり合ってむごたらしいさま。「累累」は積み重なっているさま。 0
里子 さとご [0] 自分の子を、他家に預けて養ってもらうこと。また、その子。里親 0
遣り繰り算段 やりくりサンダン [5] 十分でないものを工夫して間に合わせること。特に、金銭にいう。遣り繰り。 0
快気 カイキ [1] ①病気が治ること。「―祝いをする」 ②気分がよいこと。 0
信心 シンジン [3],[1] 神仏の力を信じて敬うこと。また、その信仰心。「―深い人」 0
虞犯少年 グハンショウネン [4] 性格・環境・行状などから考え、将来犯罪をおかして刑法に触れるおそれのある未成年者。 0
手弱女 たおやめ [0],[3] しなやかで美しい女性。かよわい女性。たわやめ。 1
摘果 テキカ [0],[1] 品質をよくしたり大きさをそろえたりするため、枝になり過ぎた果実を適当な数だけ残して、つみ取ること。 0
業物 わざもの [0],[2] ①名工が鍛えた、切れ味の鋭い刀剣。 ②能楽で、なすべきわざの多い、難しい曲。 0
化する カ-する [2] ①形や性質が変わってほかのものになる。変わる。また、変える。「廃墟(ハイキョ)と―する」 ②教え導かれて変わる。また、感化する。「徳をもって人を―する」 0
土 つち [1] ①岩石が細かい粉末状になったもの。土壌(ドジョウ)。「―にまみれる」「稲作によい―だ」 ②地面。大地。「故郷の―を踏む」 0
防犯 ボウハン [0] 犯罪の発生を防ぐこと。「―組織」「―ベルを鳴らす」 0
貸す か-す [0] ①一時的に、金品を他人に渡したり使わせたりする。「金を―す」「部屋を―す」 ②知恵・能力を他人に与えて助ける。「手を―す」借りる 0
錬成 レンセイ [0] 技や心身を鍛え上げること。錬磨育成すること。「青少年を―する」「―道場」表記「練成」とも書く。 0
多情仏心 タジョウブッシン [0] 多情で移り気だが、薄情なことのできない性質のこと。 0
検める あらた-める [4] 調べて、まちがいがないか確かめる。点検する。「本物かどうかを―める」 0
破水 ハスイ [0] 出産のとき、子宮内で胎児を包み保護する羊膜が破れて、中の羊水が体外に流れ出ること。また、その羊水。 0
白頭翁 おきなぐさ [3] キンポウゲ科の多年草。由来「白頭翁」は漢名から。 翁草(おきなぐさ) 1
監修 カンシュウ [0] 書籍の著述・編集などを責任をもって監督すること。また、その人。「辞書の―に当たる」 0
鉛 なまり [0] 金属元素の一つ。灰青色でやわらかく、重い。融点が低く、酸・アルカリに強いため、用途が広い。有毒。 0
時候 ジコウ [0] 四季それぞれの移り変わる気候。四季の気象状態。「―のあいさつ」 0
軍旅 グンリョ [1] ①軍隊。特に、戦場の軍隊。「数万の―が全滅した」 ②戦争。 0
埋め草 うめくさ [0] 雑誌や新聞などで、余白をうめるための短い文章。 由来敵の城を攻めるとき、堀をうめるのに用いた草の意から。 0
借用 シャクヨウ [0] 金銭や物品を借りて使うこと。自分が使うために借りること。「―証書」「自転車を―する」 0
曝す さら-す [0] ①日光や風雨に当たるままにする。 ②危険な状態のままにする。「危険に身を―す」 ③かくさずに、広く人々の目にふれるようにする。さらけだす。「恥を―す」表記「暴す」とも書く。 0
高祖 コウソ [1] ①遠い祖先。特に、四代前の祖先。 ②中国で、王朝を始めた初代の皇帝。「漢の―劉邦(リュウホウ)」 ③一宗派を開いた高僧。開祖 0
荘重 ソウチョウ [0] おごそかで重々しいこと。「―な口調で語る」 0
同窓 ドウソウ [0] 同じ学校・先生に学んだこと。また、その人。「―会」 0
法廷 ホウテイ [0] 裁判官が審理や裁判を行う所。裁判所。「―で争う」公廷 0
周回 シュウカイ [0] ①まわること。めぐること。「都市を―する道路」 ②物のまわり。 0
脚下照顧 キャッカショウコ [1] 身近なことに気をつけること。自分のことをよく反省すること。自分の足元をよくよく見る意から。もと禅家の語で、他に向かって悟りを求めず、まず自分の本性をよく見よということ。参考「照顧脚下」ともいう。 0
斬奸 ザンカン 悪人をきり殺すこと。「―趣意書を懐にしのばせる」 0
斎食・斎 とき ①寺で午前中にとる食事。戒律で、午後は食事を禁じられている。 非時(ヒジ) ②寺で出される食事。 ③精進(ショウジン)料理。 参考「斎食」は「サイジキ」とも読む。 1
乾漆 カンシツ ①うるしの液を長い間貯蔵し、乾いてかたまりとなったもの。漢方薬の一種。 ②奈良時代に中国から伝わった工芸技術の一つ。うるしで麻布をはり合わせて固め、上塗りをして仕上げる。仏像の製作などに用いられた。「本尊は―の観音像である」 0
湯女 ゆな [1] ①温泉宿で客の接待をする女。 ②江戸時代、湯屋にいた遊女。 1
崇拝 スウハイ [0] ①尊いものとあがめうやまうこと。「―する人物はだれですか」 ②神仏などをあつく信仰すること。「太陽―の信仰がある」「偶像―」 0
糠星 ぬかぼし 夜空に散らばって見えるたくさんの小さな星。 0
枇杷 ビワ [1] バラ科の常緑高木。西日本の一部に自生。冬に白い花を開き、初夏にだいだい色で卵形の実を結ぶ。果実は食用。葉と種子は薬用。夏由来「枇杷」は漢名から。 0
退化 タイカ [1],[0] ①進歩が止まり、以前の状態に戻ること。退行 ②生物の器官や組織が衰え、縮小したり消失したりすること。進化 0
堅塩 きたし 精製していない固形の塩。参考「かたしお」とも読む。 1
乞骸 キツガイ 辞職を願い出ること。「―の書を置く」由来自分の身は君主に捧げ、その遺骸を賜り故郷に帰って埋葬する意から。 0
秋 とき [1] 大切な時期。「危急存亡の―」 由来秋は穀物の収穫があり、大切な時期であることから。 0
石子・石投 いしなご 昔の女児の遊び。石を一つ投げ上げ、それが落ちる前に、下にまいた石を拾って、ともにつかみ取る遊び。いしなどり。石投げ。手石。 1
静脈瘤 ジョウミャクリュウ [4] 血行障害などのために、静脈が部分的に拡張したもの。 参考「瘤」は、こぶ・しこりの意。 0
余光 ヨコウ [0] ①日没後でも、空に残っている光。余映。残光。「―が雲を染める」 ②先人の死後にまで受けるおかげ。「親の―をこうむる」余徳・余栄 0
凧糸 たこいと たこを揚げるために使う丈夫な糸。 0
蜿蜒・蜿蜿 エンエン ①ヘビなどがうねり進むようす。 ②うねうねと長く続くようす。表記「蜒蜒」とも書く。 0
整頓 セイトン [0] 乱れたものをきちんと片付け、ととのえること。「整理―」 乱雑 参考「整」「頓」ともに、ととのえる意。 0
怪腕 カイワン [0] 人並みはずれた腕前・腕力。すごうで。「―を振るう」 0
棠梨 ずみ [1] バラ科の落葉小高木。山地に自生。全体にとげがある。春、白い五弁花をつけ、黄色または紅色の丸い実を結ぶ。樹皮は黄色の染料となる。ヒメカイドウ。コリンゴ。由来「棠梨」は漢名から。表記「酸実・桷」とも書く。 1
縁 ゆかり [1],[0] つながりや関係があること。また、そのつながりや関係。縁故。「先祖―の土地」表記「所縁」とも書く。 0
牢乎 ロウコ [1] ゆるぎないさま。しっかりとして動かないこと。「―とした決意」 0
出力 シュツリョク [2] ①機械が外部にあらわすことができる力。エネルギーや動力など。 ②電子計算機がデータを処理して結果を出すこと。また、その結果。アウトプット。 ①②入力 0
面 つら [1] ①顔。「―を貸せ」「泣き―に蜂(はち)(悪いことの上にさらに悪いことが起こること)」 ②物の表面。「上っ―だけの言葉だ」 ③面目。「―汚し」参考①よい意味では使わないことが多い。 0
青酸 セイサン [0] シアン化水素。酸性・無色の液体。揮発しやすく猛毒。 0
丑紅 うしべに 寒中の丑の日に買う紅。口の荒れなどに効くとされた。寒紅(カンべに)。 冬 0
寒天 カンテン [3],[0] ①冬のさむそうな空。寒空(さむぞら)。「―に月がさえわたる」冬天 ②テングサを煮て、汁を凍らせて乾かしたもの。食用・工業用・医学研究用に用いる。 0
造る いた-る [2] とどく。だんだん進み行きつく。あるところに達する。 0
仮名 かな [0] 漢字から生まれた日本固有の表音文字。真名(まな)参考一字で一音節。一般的にかたかなとひらがなをいう。「かりな」の転じた「かんな」の「ん」が無表記となりできた語。「カメイ」と読めば、本名を伏してつけた、かりの名の意。また、「ケミョウ」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識 最中を食べている最中です ~読み方で意味の変わる漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
対句 ツイク [0] 詩文で、語形や意味の類似した二つの句を対応するように並べた表現形式。「漢詩には―表現が多い」 0
行路 コウロ [2] 道を行くこと。「―の人」 ②人として生きていく道。世渡り。「人生―」 0
楮鈔 チョショウ 「楮幣(チョヘイ)」に同じ。 0
凜乎 リンコ 態度などが、ひきしまって威厳のあるさま。きりっとして勇ましいようす。りりしいようす。「―たる号令」凜然・凜凜 0
阿呆陀羅経 アホダラキョウ [0] 江戸時代に起こった俗謡。経文をまねて時事を風刺し、木魚をたたいてうたい歩いた。 0
寝入り端 ねいりばな [0] 眠りについてすぐ。「電話に―を起こされた」 0
櫺子・櫺 れんじ 窓や欄間(ランま)などに一定の間隔で取りつけた格子。表記「連子」とも書く。 1
皇子・皇女 みこ 天皇の子の尊称。「皇子」は男子、「皇女」は女子。参考「皇子」は「オウジ」、「皇女」は「コウジョ」「オウジョ」とも読む。 1
尽力 ジンリョク [1],[0] もてる力をふりしぼって努力すること。「震災の復興に―する」 0
郵袋 ユウタイ [0] 郵便物を入れて、郵便局から郵便局へ送るための袋。参考もと、「行囊(コウノウ)」といった。 0
既往は咎めず キオウはとがめず 過ぎたこと、終わったことはとがめないということ。これから先の言行を慎むよう戒める言葉。〈『論語』〉 0
植民地 ショクミンチ [3] 本国が統治権をもつ国外の地域。本国からの移住者に経済的に開発され、政治的に支配された地域。 表記「殖民地」とも書く。 0
煮込む にこ-む [2] ①いろいろな材料をまぜて煮る。「―みうどんを作る」 ②時間をかけてよく煮る。「牛肉をじっくり―む」 0
澳 おき [0] ①海や湖の岸から遠く離れている水上。「―行く舟」 ②人里から遠い田畑や原野の辺り。 0
広がる ひろ-がる [0] ①大きく開かれる。「傘が―る」 ②大きい面積・範囲になる。「雨雲が―る」 ③規模が大きくなる。「事業が―る」 0
善く善く よくよ-く [0] ①念には念を入れて。十分に。「―考えてのこと」 ②非常に。きわめて。「―困ることがあるのだろう」 ③ほんとうにやむをえないさま。よほど。「母があんなに怒るのは―のことだ」 0
天皇 テンノウ [3] ①日本の天子。すめらぎ。みかど。旧憲法では元首、新憲法では日本国および日本国民の統合の象徴。 ②その世界で絶対的な権力をもつ人のたとえ。「財界の―」 0
焚く や-く [0] 火をつけて燃やす。参考林野に火を放つ意から。 0
村醸 ソンジョウ 田舎で作る酒。田舎酒。 村酒 0
胡蝶花 しゃが アヤメ科の多年草。 由来「胡蝶花」は漢名から。射干(シャガ) 1
白兵 ハクヘイ [0] 抜き身の刀・槍(やり)など。接近戦で、敵を切ったり突いたりする武器。白刃 0
起因 キイン [0] ある事柄を起こす直接の原因となること。また、その原因。起こり。表記「基因」とも書く。 0
日暮れて途(みち)遠し ひくれてみちとおし 年老いても、いまだ人生の目的が達せられないたとえ。また、期限が迫っていながら仕事がはかどらないたとえ。〈『史記』〉 0
浜豌豆 はまエンドウ マメ科の多年草。海岸の砂地に自生。エンドウに似るがやや小さく、夏、紅紫色の花が咲く。夏 0
発火 ハッカ [0] ①火を出すこと。燃え始めること。「自然―による山火事」 ②鉄砲に火薬だけをつめ、空砲をうつこと。 ③火打ち石の火を移しとる火口(ほくち)。 0
侵害 シンガイ [0] 他の権利や利益などを不当に奪ったり損なったりすること。「人権―」 0
孟め はじめ ①物事の最初。 ②四季におけるそれぞれの最初の月。 0
奴隷 ドレイ [0] ①昔、人間としての自由や権利が認められず、他人に所有されて労働に服したり、売買されたりした人。「―制度」 ②ある物事に心を奪われ、それにしばられている人。「まるで、金の―だ」 0
翹てる つまだ-てる かかとをあげてつま先で立つ。表記「爪立てる」とも書く。 0
詳述 ショウジュツ [0] くわしく細かに述べること。「事件の経過を―する」 略述 0
欠米 かんマイ 近世、年貢米の輸送時に足りなくなった米を補充するために徴収された米。 由来「かけマイ」の変化したもの。 0
要諦 ヨウテイ [0] 物事の大切な点。肝心なところ。「―を会得する」「経営の―」参考「ヨウタイ」とも読む。 0
綺羅 キラ [1] ①あやぎぬと、薄ぎぬ。転じて、美しい衣服。また、それを身につけた人。「―をまとう」 ②華やかに着飾るさま。また、栄華をきわめるさま。
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漢字の豆知識 「キラキラ星」じゃない「綺羅星」 ~正しく切って覚えたい慣用句 (公財)日本漢字能力検定協会 0
草満囹圄 ソウマンレイゴ 善政で国がよく治まっていること。「草満」は草が生い茂ること。「囹圄」は牢獄(ロウゴク)のこと。由来獄舎に罪人がいないため、草が生い茂っているということから。〈『隋書(ズイショ)』〉 参考「草(くさ)囹圄に満つ」ともいう。「囹圄」は「レイギョ」とも読む。 0
荒削り あらけずり [0],[3] ①あらくけずり、細かい仕上げをしないこと。また、そのけずった物。「―の板」 ②仕上げがおおざっぱで洗練されていないこと。粗野なこと。「―だが魅力がある役者」「―な文章」表記「粗削り」とも書く。 0
陣門 ジンモン [0] 陣屋の出入り口。軍門。「―の備えを固める」 0
冬至 トウジ [0] 二十四節気の一つ。北半球では昼が一番短くなり、南半球では昼が一番長くなる日。一二月二二日ころ。夏至(ゲシ) 0
事項 ジコウ [1] 大きな事柄のなかの一つ一つの項目。条項。「注意―」 箇条 0
小暑 ショウショ [1] 二十四節気の一つ。夏至から一五日目ころで、本格的に暑くなる時期。陽暦で七月七日ころ。 大暑(タイショ) 夏 0
老練 ロウレン [0] 長年にわたって経験を積み、物事に巧みであること。老巧 0
三遷の教え サンセンのおしえ 孟母三遷(モウボサンセン) 0
惟神 かんながら [0],[3] 神のみこころのままに。神のおぼしめしのままに。表記「随神」とも書く。 1
滾る たぎ-る [2] ①水しぶきがあがり、勢いよく流れる。 ②沸騰し、わき立つ。「やかんの湯が―る」 ③感情などがわきあがる。「血が―る」 0
肥 こえ [2] 農地の収穫を増やすため、田畑に施す肥料。こやし。しもごえ。 0
駟も舌に及ばず シもしたにおよばず 一度口にしたことは取り返しがつかないものであり、口は慎むべきであるというたとえ。いったん口から出た言葉には四頭立ての馬車でも追いつかないということ。〈『論語』〉 駟馬も追う能(あた)わず 0
青柳 あおやぎ [0] ①葉が青々と茂るヤナギ。 ②バカガイのむき身。 ①②春 0
偉才 イサイ [0] 非常にすぐれた才能。また、その持ち主。英才・俊才 0
闊い ひろ-い ①ひろびろとしている。 ②こせこせしないで大らかである。 0
着衣始 きそはじめ 江戸時代、正月三が日中に日を選んで新しい衣服を着始めること。また、その儀式。新年 1
語義 ゴギ [1] 言葉のもつ意味。「辞書で―を調べる」語意 0
所 ところ [0] ①場所・位置。また、住所。「わたしの―においで下さい」 ②その土地。郷土。「民話を―の人に聞く」 ③地位。「ふさわしい―を得る」 ④部分。箇所。「問題の―を訂正する」 ⑤場合。状態。状況。「―をわきまえる」 0
蹴板 けいた 開き戸の框(かまち)に靴などによる損傷や汚れを防ぐために取りつけた金属板。けりいた。 0
夏の小袖 なつのこそで 季節はずれで役に立たない物のたとえ。「小袖」は絹の綿入れのこと。 0
漠然 バクゼン [0] とりとめがなく、はっきりしないさま。ぼんやりしたさま。漠としたさま。「―とした説明でよく理解できない」 0
白紙 ハクシ [0] ①白い紙。 ②何も書かれていない紙。「―の答案」 ③先入観のないこと。「交渉に―で臨む」 ④何もなかった状態。「契約を―に戻す」「計画の―撤回を求める」 0
憂い う-い [3],[2] 心が重苦しくてつらい。気分が晴れずやりきれない。「もの―い気がする」 0
頭取 トウどり [0] ①頭(かしら)立つ人。トップ。 ②銀行などの取締役の代表者。 ③劇場の楽屋内を取り締まり、興行を統轄する人。 0
逆縁 ギャクエン [0] ①悪事がかえって仏道に入る縁となること。 ②親が子の、年長者が年少者の、また生前敵対した相手の弔いや供養をすること。「―ほど親不孝なことはない」 ①②順縁 ③無縁の者が死者の供養をすること。 0
慈雨 ジウ [1] 草木や作物の生育に、ほどよく降る雨。恵みの雨。「干天の―」 甘雨 0
締ぶ むす-ぶ ①解けないように、かたくしめる。 ②約束などを取りかわす。 0
造血 ゾウケツ [0] 生理的なはたらきによって、体内で血液をつくりだすこと。「―機能」 0
麦秋 バクシュウ [2] 麦の実る初夏のころ。むぎあき。夏 0
単純明快 タンジュンメイカイ 非常にはっきりしていて、分かりやすいさま。話や文章がこみいっていないで、内容や筋道がよく分かること。「―な説明」簡単明瞭(カンタンメイリョウ)・直截簡明(チョクセツカンメイ)複雑怪奇 0
通じる ツウ-じる [0] ①一方から他方につながる。とおる。達する。かよう。「道が―じる」 ②理解される。伝わる。また、通用する。行き渡る。「英語が―じる」「世の中に―じる芸だ」 ③詳しく知っている。たくみである。「国際政治に―じている」 0
後便 コウビン [0] あとで出す便り。次の便り。次便。「詳細は―にてお知らせいたします」後信先便・前便 0
挿頭す かざ-す ①草木の枝や花を、髪の毛や冠にさす。「黒髪に野菊を―す」 ②物の上に飾りつける。 由来「髪(かみ)挿(さ)す」の転じたもの。 1
意想外 イソウガイ [2] 思いもよらないこと。「―の出来事」予想外・意外 0
受賞 ジュショウ [0] 賞状・賞杯・賞金を受けること。「ノーベル平和賞を―する」「芥川(あくたがわ)賞―作品」 授賞
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漢字の豆知識 「伯父」と「叔父」を使い分ける ~似たもの漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
街頭 ガイトウ [0] まちの路上。まちかど。「雨の中で―演説を聞く」「―募金」 0
可決 カケツ [0] 提出された議案を、よいと認めて決定すること。「法案を―する」否決 0
鬼灯 ほおずき [0] ナス科の多年草。 由来「鬼灯」は漢名から。 酸漿(ほおずき) 1
引導 インドウ [3] ①仏道に導くこと。 ②葬儀の際、死者が成仏できるように、僧が法語を唱えること。 0
延延 エンエン [0] 物事が途切れることなく長く続くようす。 0
単位 タンイ [1] ①ものをはかるときの基準となる量。長さのメートルや重さのグラムなど。 ②全体を構成する基本となる、ひとまとまり。「クラス―で参加する」 ③学習量をはかるときの基準。「規定の―を修得する」 0
歳費 サイヒ [1] ①一年間に使う公共の費用。 ②国会議員に給付される一年間の手当。 0
施政 シセイ [0] 政治を行うこと。また、その政治。「―方針演説」 0
欠番 ケツバン [0] ある番号にあたる箇所が脱落していること。また、その番号。「永久―」 0
起臥 キガ [1] 起きることと寝ること。日々の生活。起き伏し。「―を共にした友」起居 0
認知 ニンチ [1],[0] ①物事をはっきり認識すること。 ②法律で嫡出ではない子を、父または母が自分の子であると認めること。 0
商業 ショウギョウ [1] 商品を売り買いする事業。あきない。「―を営む」 商売 0
寝る ね-る [0] ①体を横たえる。また眠る。 ②病気で床につく。「風邪をひいて―ている」 ③男女が肉体関係をもつ。 ④商品や資金などが動かない状態になる。「倉庫で―ていた商品」 ⑤麴(こうじ)などが熟成する。 0
雄偉 ユウイ [1] 雄壮でたくましいこと。また、そのさま。「―な体格をもつ人物」 0
狡兎死して良狗(リョウク)烹(に)らる コウトシしてリョウクにらる 役に立つ間は大切にされ、不要になると捨てられてしまうたとえ。獲物であるすばしこいウサギがいなくなれば猟犬は邪魔となり、煮て食われる意から。〈『史記』〉参考「良狗」は「走狗」ともいう。 0
斜頸 シャケイ [0] くびの筋・神経・関節などの異常によりくびが一方に傾く病状。先天性のものが多い。 0
些し すこ-し わずか。いささか。「これには―驚いた」 0
自刃 ジジン [0] 刃物を使って自分の命を絶つこと。「―して果てた」 0
神通力 ジンズウリキ [3] 何事も思うままにできる不思議な力。 参考「ジンツウリキ」とも読む。 0
生かす い-かす [2] ①生きかえらせる。蘇生(ソセイ)する。「死者を―す呪文(ジュモン)」 ②生き長らえさせる。「―さず殺さず」 ③能力や特長などを発揮させる。有効に活用する。「資格を仕事に―す」「素材を―したデザイン」 表記③「活かす」とも書く。 0
伎癢に堪(た)えず ギヨウにたえず 技能のすぐれた者が、腕前を見せたくてむずむずすること。「伎癢」は腕が鳴る意。〈『通俗編』〉表記「伎癢」は「技癢」とも書く。 0
多神教 タシンキョウ [0] 同時に多くの神をみとめて、崇拝・信仰する宗教。それぞれの神が活動領域をもつ古代の原始的な諸宗教など。一神教 0
莫逆の友 バクギャクのとも [6] 意気投合して、何にでも気が合う親友。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
斜子織り ななこおり 平織りの絹織物の一種。織り目が細かくななめに並び魚の卵のように粒だったもの。ななこ。 表記「魚子織り」とも書く。 0
小豆餡 あずきアン 小豆を煮てすりつぶし、砂糖や塩などで味をつけたもの。こしあん・つぶしあんなど。 1
傲る おご-る [0] 思い上がって自分勝手に振る舞う。人を見下してえらぶる。表記「敖る」とも書く。 0
緑 みどり [1] ①青と黄の中間色で、光の三原色の一つ。草木の葉の色。 ②濃い藍(あい)色。「―の海」 ③草木。特に、新芽や若葉。「公園の―がまぶしい」「―したたる山々」 夏 0
茎 くき [2] 植物体を支える主要器官で、根と葉を連結して花をつける。根から吸収した水分や養分の通路。地上茎と地下茎がある。 0
断定 ダンテイ [0] はっきりと判断を下すこと。「まだ犯人と―したわけではない」 0
介ける たす-ける 人の間に入って世話をする。介添えする。介助する。 0
檳榔樹 ビンロウジュ [3] ヤシ科の常緑高木。マレーシア原産。高さ一〇~二五(メートル)。葉は羽状複葉で、幹の頂に集まってつく。卵形の果実は檳榔子(ビンロウジ)といい、薬用や染料にする。 0
附録 フロク [0] ①本文に、補足や参考のためにつけ加えること。また、そのつけ加えたもの。「巻末の―」 ②雑誌などに添えられた冊子や物。おまけ。「―欲しさに雑誌を買う」「別冊―」表記「付録」とも書く。 0
総見 ソウケン [0] 相撲や演劇などを、ある団体の全員がそろって見ること。総見物。「横綱審議会の稽古(ケイコ)―」 0
培養 バイヨウ [0] ①草木、または物事の基礎を養い育てること。 ②微生物・動植物などを、人工的に増殖させること。「試験管の中で―する」「純粋―」 0
呶呶 ドド くどくど言うこと。やかましく言うこと。また、そのさま。「―を要しない」参考「ドウドウ」の慣用読み。 0
両刀 リョウトウ [0] ①武士が腰に差した大小二本の刀。太刀と脇差(わきざし)。 ②「両刀遣い」の略。両手に大小二本の刀を持って戦う剣法。 0
心裏・心裡 シンリ 心のうち。心の底。心中。「―を窺(うかが)う」 0
雪達磨 ゆきダルマ [3] 雪を転がして大小二つの玉を作り、それを重ねてダルマのような形にしたもの。 冬 1
幡 はた [1] 仏や菩薩(ボサツ)を供養するため、また、その威徳を示すための飾りの道具。大法要などのとき、寺院の境内に立てた。ばん。 0
奇しい めずら-しい 普通とは異なるさま。変わっているさま。 0
茶目 チャめ [1] 子どもっぽいいたずらをすること。また、その人。「お―な仕草」「―っけのある人」 0
役者 ヤクシャ [0] ①劇などを演じる人。俳優。「能―の家系」「大根―」「―がそろう(必要な人物がそろう)」 ②世間を知っていて、弁舌やかけひきにすぐれた人。「彼女のほうが―が一枚上だ」 0
極力 キョクリョク [2],[0] 精一杯力を尽くすこと。できる限り。「―控えます」 0
璞 あらたま [0] 掘りだしたままで、みがいていない玉。表記「粗玉・新玉」とも書く。 0
札止め・札留め ふだどめ ①興行などで、満員のため入場券の販売をやめること。「満員―の盛況」 ②札を立てて、立ち入りや通行を禁止すること。「川が増水して―となった」 0
石鹼 セッケン 洗剤の一種。動植物の脂肪に水酸化ナトリウムを加えて熱し、食塩を溶かし入れるなどして作る。「―の泡が光る」 0
坎日 カンニチ 陰陽道(オンヨウドウ)で、諸事を凶とする日。外出などを控えるとされる。 0
一服 イップク [0],[4] ①粉薬のひとつつみ。また特に、毒薬ひとつつみ。「一回―服用」「―盛る(毒を入れる)」 ②茶やたばこを一回飲むこと。「食後の―」 ③ひとやすみ。「そろそろ―しよう」 0
邪魔 ジャマ [0] ①妨害すること。また、使わないでさまたげになるもの。「通行の―になる」「―な箱を捨てる」 ②「訪問する」の謙譲語。「今度お―します」 ③ 修行をさまたげる悪魔。 0
幻覚 ゲンカク [0] 現実にはあり得ないのに、あたかも存在するように感じる知覚。幻視や幻聴など。「―症状」 0
馬の耳に念仏 うまのみみにネンブツ どんなに有益な忠告をしても、聞き流すだけで効果のないことのたとえ。ウマに念仏を聞かせてもありがたさが分からない意から。馬耳東風 0
増徴 ゾウチョウ [0] 税金などを、これまでより多く徴収すること。 0
至宝 シホウ [0] ①このうえなく大切な宝。非常に価値の高い宝。 ②宝のように貴重な人物。「歌舞伎(カブキ)界の―」 0
圧制 アッセイ [0] 権力や暴力などで人の言動を束縛すること。「―政治が人民を苦しめる」 0
謹直 キンチョク [0] つつしみ深く、正直でまじめなこと。きまじめ。 0
演算 エンザン [0] 計算すること。「コンピューターの―スピードが高まる」運算 0
源流 ゲンリュウ [0] ①川の始まりである源(みなもと)。水源。「荒川の―を歩く」 ②物事の起こり。起源。「天平(テンピョウ)文化の―をたどる」 0
栲領巾 たくひれ コウゾなどの繊維で作った白い飾り布。古代、身分の高い女性が肩からたらした細長い布製の飾り。 1
火器 カキ [1] ①火ばちなど、火を入れる道具。 ②火薬を用いて弾丸を発射する鉄砲などの武器の総称。「―弾薬」 0
推測 スイソク [0] すでに知っている事柄をもとにおしはかること。また、その内容。「―の域を出ない」「単なる―に過ぎない」 推定・推量 0
衣 きぬ [0] 衣類。着物。「歯に―を着せぬもの言い(思うことをはっきりと言う言い方)」 0
旭光 キョッコウ [0] 朝日の光。旭暉(キョッキ) 参考「キョクコウ」とも読む。 0
信念 シンネン [1] かたく信じて疑わないこと。また、その心。自信の念。「―に基づいて行動する」 信条 0
売られた喧嘩は買わねばならぬ うられたケンカはかわねばならぬ 自分に害が及びそうなときは、いやおうなく防がなければならないたとえ。降りかかる火の粉は払わねばならぬ 0
雌 め [2] 生物の雌性。めす。「―花だけ咲く木がある」 雄(お) 0
擦過傷 サッカショウ [3],[0] すりきず。かすりきず。「転んで―を負う」 0
野狐禅 ヤコゼン [2] 禅修行で、まだ悟りきっていないのに悟ったと思いこんでうぬぼれること。また、そのような人。生禅(なまゼン) 0
業苦 ゴウク [1] 前世に行った悪業の報いとして、現世で受ける苦しみ。「―にさいなまれる」 0
怨讐 オンシュウ うらんで仇(あだ)とすること。 参考「エンシュウ」とも読む。 0
腫瘤 シュリュウ [0] はれもの。こぶ。「―摘出」 0
木瓜 マルメロ [0],[1] バラ科の落葉高木。西アジア原産。春、白色または淡紅色の五弁花をつける。秋、ヨウナシ形の香りのよい果実を結び、砂糖漬けや缶詰にする。セイヨウカリン。秋参考「きゅうり・ぼけ」と読めば別の植物。 1
音物 インモツ [0] ①贈り物。進物 ②わいろ。参考「インブツ」とも読む。 0
機関 キカン [1],[2] ①電力・火力などのエネルギーを動力に変える装置。原動機。発動機。「蒸気―」 ②ある目的・仕事を達成するために作られた組織や団体。「報道―」参考「からくり」と読めば別の意になる。 0
堅人 かたジン [0] 「堅物(かたブツ)」に同じ。 0
院外団 インガイダン [3] 国会議員以外の政党員で構成され、議会外で活動を行う集団。 0
末寺 マツジ [1],[0] 本山の支配下にある寺。本寺に付属する寺。本寺 0
嵌まり役 はまりヤク [0] その人にぴったりあった役。適役。 0
内外 うちと [1] ①内と外。 ②「内外の宮」の略。伊勢(いせ)神宮の内宮(ナイクウ)と外宮(ゲクウ)。 ③仏教と儒教。「―の典(ふみ)(仏教の書と儒教の書)」参考①「ナイガイ」とも読む。 0
額突く・額衝く ぬかず-く 額(ひたい)を地面につけておがむ。また、そのようにおじぎをする。「神前に―く」表記「叩頭く」とも書く。 0
低める ひく-める [3] 低くする。下げる。「頭を―める」「音量を―める」 0
陳者 のぶれば 申し上げますが。さて。候文(そうろうブン)の手紙で挨拶(アイサツ)のあと、本文に入るときに用いる語。 1
流石 さすが [0] ①予想どおり。世間の評判どおり。「―に金メダリストの演技はみごとだ」 ②そうはいってもやはり。「―に泥棒はできない」 ③あれほどの。さしもの。「―の彼も力が尽きたようだ」 1
投扇興 トウセンキョウ 扇を投げて台の上に立てた的を落とす、江戸時代後期に流行した遊戯。投扇(トウセン)・(なげおうぎ)。新年 0
梵刹 ボンセツ [0] 寺。寺院。参考「ボンサツ」とも読む。 0
恭敬 キョウケイ [0] つつしみうやまうこと。参考「クギョウ」とも読む。 0
画策 カクサク [0] はかりごとを立てること。たくらむこと。「裏で―する」 0
良人 おっと [0] 夫婦のうちの男性のほう。妻の配偶者。亭主。表記「夫」とも書く。 1
追う お-う [0] ①先に行くものや目標に達しようとして進む。「白球を―う」「理想を―う」 ②あとにしたがう。「回を―う」 ③しりぞける。「社長の地位を―われる」 ④せきたてる。「牛を―う」 0
咽頭 イントウ [0] 鼻腔(ビコウ)・口腔(コウコウ)と食道・気管の間のじょうご状の部分。口の奥、のどの上部にあたる。 0
人為 ジンイ [1] ①人間の力ですること。 ②自然の状態・変化に人間が手を加えること。「この害は―的災害と言える」 人工 0
邀える むか-える [0] 相手の攻撃を待ち受けて、さえぎり止める。 0
為着せ しきせ ①季節ごとに使用人に衣服を与えること。また、その衣服。 ②一方的に与えられる事柄。会社や上司から与えられるきまりきった仕事など。表記「仕着せ・四季施」とも書く。参考「お」をつけて用いることが多い。 1
現下 ゲンカ [1] 現在。ただいま。「緊迫した―の国際情勢」目下(モッカ) 0
一郭・一廓 イッカク ①一つの囲いの中。 ②同じものが集まっている地域。「この町の魚市場となっている―」 0
設ける もう-ける [3] ①準備する。事前にととのえる。「会う機会を―ける」「口実を―ける」 ②機関や規則・建物などをつくり置く。「審議会を―ける」「事務所を一階に―けた」 0
大口魚 たら [1] タラ科の海魚の総称。由来「大口魚」は漢名から。口が大きい魚の意。 (たら) 1
危座・危坐 キザ 正しくかしこまってすわること。正座・端座 0
感嘆・感歎 カンタン 感心して、ほめたたえること。非常に感心すること。「あまりの美しさに―する」賞嘆 0
家 うち [1] ①自分の家。家庭。「―に帰る」 ②家屋。「古い―が一軒建っている」 0
傍迷惑 はたメイワク [3] 周囲の人が迷惑すること。また、その迷惑。「―な話」 0
壁 かべ [1] ①建築物の外周部分や、内部の仕切り。 ②物事の進行を妨げる障害物や困難な事態。「予算の―にぶつかって、研究が進展しない」「記録の―を打ち破る」 ③直立した岸壁。「厚い雪の―を登る」 0
押送 オウソウ [0] 刑事被告人や受刑者を、監視をつけてほかの場所に移すこと。護送 0
入居 ニュウキョ [0] 家に新たに入って住むこと。「新築した家に―する」 0
憂き目 うきめ [0],[1] 悲しくつらい経験。悲しい目。苦しい目。「大学不合格の―に遭う」「落選の―を見る」 0
里謡 リヨウ [0] 昔から、民間で歌われてきた歌。地方の民衆の間で歌われる歌。鄙歌(ひなうた)。さとうた。「祖母に―を教わる」 「俚謡」の書きかえ字。 0
鬚 ひげ [0] 人間や動物の口のまわりにはえる毛。また、特にあごひげ。「山羊(やぎ)―」 0
翰林 カンリン [0] ①学者・文人の仲間。 ②「翰林院」の略。参考文書が集まっているところの意から。 0
紙芝居 かみしばい [3] 物語の場面を何枚かの紙に描き、話しながら順にめくって見せるもの。 0
母国 ボコク [1] 自分の生まれ育った国。祖国・故国・本国異国 0
加わる くわ-わる [0],[3] ①程度・数量がさらに増す。増える。「速度が―る」 ②つけたされる。重なる。「新たな仕事が―る」 ③仲間に入る。参加する。「野球チームに―る」 0
食頃 ショッケイ [0],[3] 食事をするほどの、わずかな時間。わずかのあいだ。 0
亮然 リョウゼン [0] はっきりしているさま。あきらかなさま。朗らかなさま。 0
商売は道に依(よ)って賢し ショウバイはみちによってかしこし 商売をする人はその分野によく通じていて、専門知識をもっているということ。 餅(もち)は餅屋 0
教条主義 キョウジョウシュギ [5] ①権威者の教義や思想、特に、マルクス-レーニン主義を絶対的なものと考えて現実を無視し、これを機械的に適用しようとする立場。 ②原理・原則をふりかざす公式主義。ドグマティズム。 0
筥迫・筥狭子 はこせこ 和服礼装のときに、女性がふところに挟んで用いる装身具。もとは、布で作ったはこ形の懐紙入れ。表記「函迫」とも書く。 0
初穂 はつお [0] 「初穂(はつほ)」に同じ。 0
勘当 カンドウ [0] 素行や品行が悪いなどの理由で、主人・親・師匠などが、家来・子・弟子などの縁を切って追い出すこと。「思い切って息子を―する」義絶 0
噴射 フンシャ [0] 圧力を加えて気体や液体などを勢いよくふき出すこと。「霧状に―する消火器」 0
曰わく のたま-わく おっしゃるよう。おっしゃることには。「孔子―」参考「いわく」の尊敬語。 0
温厚篤実 オンコウトクジツ [0] 人柄がおだやかでやさしく、誠実で親切なこと。参考「篤実温厚」ともいう。温柔敦厚(オンジュウトンコウ) 0
優艶・優婉 ユウエン 上品で美しいさま。やさしくあでやかなさま。「和服姿の―な女性」 0
本 もと [2],[0] ①草木の根や幹。「―が枯れる」 ②物事の根幹。基本。「生活の―を正す」末(すえ) ③本性。 ④もとで。 0
飛行 ヒコウ [0] 空中を飛んで進むこと。「宇宙空間を―する」飛翔(ヒショウ) 0
政策 セイサク [0] ①政府・政党・政治家などの政治上の方針。「各党で―論争を戦わす」 ②目的を達成するための手段となる方針や方法。「新年度の営業―」 0
維綱 イコウ ①おおづな。 ②おおづなでつなぐこと。 ③おおもとになるもの。人の守るべき法則。おきて。 0
擬物 まがいもの 本物に似せてある物。にせもの。「―と鑑定された」表記「紛い物」とも書く。 0
見頃 みごろ [0],[3] 見るのにもっともふさわしい時期。「紅葉が―です」 0
劫初 ゴウショ この世のはじめ。劫末 0
苛斂 カレン [0],[1] 税金・年貢などを、きびしく取り立てること。苛求 0
汎神論 ハンシンロン [3] 宇宙の万物が神であり、神の現れ方が万物であるという、宗教的・哲学的立場。万有神論。 0
殿上人 テンジョウびと [3] 昔、清涼殿の殿上の間にのぼることを許された、四位・五位以上の人の一部および六位の蔵人(くろうど)。雲上人(ウンジョウびと)地下人(ジゲニン) 0
三人 みたり [1] さんにん。 1
有髪 ウハツ [0] ①「有髪僧」の略。僧や尼僧が髪をそらずにいること。また、その僧や尼僧。 ②俗人で仏道修行をしている者。 0
下りる お-りる [2] ①上のほうから下のほうへ移動する。「階段を―りる」「幕が―りる」 ②役所などから、許可や支給品が与えられる。「免許が―りる」「助成金が―りる」 ③錠がかかる。「錠前が―りる」 ④体の外へ出る。「寄生虫が―りる」 0
謹呈 キンテイ [0] 物を贈るときに用いる語。「つつしんで差し上げます」の意。「著書を恩師に―した」 0
国破れて山河在(あ)り くにやぶれてサンガあり 戦乱によって国は滅びてしまっても、山や川などの自然は昔のままの姿を残している。常にかわることのない自然にひきかえ、人の世の変転の激しさをなげいた詩句。〈杜甫(トホ)の詩〉 0
既達 キタツ 公文書などですでに通知したこと。「―の件」 0
更迭 コウテツ [0] ある地位や役職の人がかわること。また、かえること。「閣僚の―」 0
洛外 ラクガイ [2] 都の外。京都の市外。京都の郊外。「―のいおり」洛中・洛内 0
婦人 フジン [0] 成人した女性。女性。「―雑誌」「―用の腕時計」 0
三枝 さきくさ 茎が三つに分かれる草木。吉兆の草木とされ、ミツマタ・フクジュソウ・ジンチョウゲなど、諸説がある。 由来「幸草(さきくさ)」の意から。 参考「さいぐさ」とも読む。 1
力行 リッコウ [0] 力の限り努力して行うこと。「苦学―」参考「リキコウ」とも読む。 0
手捏ね てづくね ①ろくろや型などを用いずに、手で粘土をこねて陶器を形作ること。また、そうして作られた器物。手びねり。 ②自分の手でこしらえること。手作り。 0
烈しい はげ-しい [3] ①火の勢いが強い。「―い炎」 ②厳しい。あらあらしい。威勢がよい。「気性が―い」 0
虚礼 キョレイ [0] 形式的なうわべだけの礼儀。「―廃止運動」 0
軟着陸 ナンチャクリク [3] 宇宙飛行体などが、衝撃をやわらげるようにゆっくりと着陸すること。ソフトランディング。 0
意到筆随 イトウヒツズイ 詩や文を作るとき、自分の思うままに筆が進むこと。参考「意到心随」ともいう。 0
喉頸 のどくび ①首の前面の、のどのあたり。「―をつかむ」 ②急所。大事な部分。「―を扼(ヤク)す」 0
無道 ムドウ [1] 道理にはずれた行いをすること。「悪逆(アクギャク)―」非道参考「ブドウ」とも読む。 0
矢張り やは-り [2] ①以前と同じように。もとのとおり。また、ほかと同様に。「今年も―暖冬だ」 ②思ったとおり。案の定。「―失敗した」 ③結局は。何といっても。「―これがいちばんよい」 0
蒼生 ソウセイ [0] 人民。庶民。 蒼氓(ソウボウ) 参考草木があおあおと茂っている意から、多くの人民にたとえていう。 0
隣室 リンシツ [0] となりの部屋。「―の物音が気になって眠れない」 0
天花粉・天瓜粉 テンカフン キカラスウリの根から採ったでんぷんを精製した白い粉。あせもやただれの薬として用いる。夏 0
大法小廉 タイホウショウレン 上下の臣がすべて忠良であること。大臣は法を守り、小臣は清く正しく国家に忠節を尽くす意から。〈『礼記(ライキ)』〉 0
素敵・素的 ステキ 非常にすぐれていて、心引かれるさま。すばらしいこと。「―なドレス」 参考「素敵」は当て字。 0
昂がる あ-がる ①ものや値段などが高くあがる。 ②気分がたかぶる。興奮する。「意気が―る」 ③頭が上を向く。あおむく。 0
薬師如来 ヤクシニョライ [4] 「薬師瑠璃光(ルリコウ)如来」の略。衆生(シュジョウ)の病気を治し、災いを防いでくれるという仏。
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
ありがたいけれど、何と読む?~仏様の名前の基本を知ろう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
鯣 するめ [0] イカの胴を縦に開いて内臓を取り去り、広げた形で天日干しにしたもの。「酒の肴(さかな)に―をあぶる」「―を嚙(か)む」 0
無闇 ムやみ [1] ①深く考えないで行うこと。「―な行動を避ける」 ②度を超していること。「―に電話する」 0
虚事 そらごと 本当ではないこと。つくりごと。「絵―」表記「空事」とも書く。 1
月暈 ゲツウン [3] 「月暈(つきがさ)」に同じ。 0
鉈彫 なたぼり 丸鑿(まるのみ)の目のあとを表面に残した木彫(モクチョウ)で、鉈で彫ったような力強さを特徴とする仏像彫刻の一様式。鎌倉時代初期に、多く作られた。 0
拍板 びんざさら [3] 短冊状の薄い木片を数十枚つづり合わせた打楽器。両端の取っ手を持ち動かすと、板が打ち合い音を出す。田楽(デンガク)などに使う。ささら。ささらぎ。表記「編木」とも書く。 1
叙述 ジョジュツ [0] 物事のありさまなどを、順を追ってのべること。また、のべたもの。「自らの過去を―する」 0
益虫 エキチュウ [0] 人間生活に役立つ昆虫の総称。害虫の天敵となったり、受粉の媒介をしたりする。害虫 0
正当 セイトウ [0] 正しいこと。道理に合っていること。「―性を訴える」 不当 0
程合い ほどあい [3],[0] ちょうどよい程度。ころあい。「―を見計らって挨拶(アイサツ)をする」「―の甘みの和菓子」 0
心神 シンシン [0],[1] こころ。「―喪失」 参考「神」は、心・精神の意。 0
弧状 コジョウ [0] 半円形に曲がっていること。またその形。弓なり。 0
墨壺 すみつぼ ①墨汁を入れる器。墨斗(すみつも)。 ②木材や石材などに直線を引くのに使う道具。墨汁を含ませた糸を張り、指ではじいて線を付ける。 0
穴場 あなば [0] ①一般に知られていないよい場所。「―の温泉」 ②競馬・競輪などで、券の売り場。 0
貨幣 カヘイ [1] 商品交換の仲立ちとして社会に流通するもの。硬貨・紙幣など。おかね。「―価値」 0
付き添う つきそ-う [3],[0] そばについて世話をする。また、身分の高い人にかしずく。「病人に―って泊まりこむ」「入学式に保護者が―う」「花嫁に―う」 0
歎美 タンビ [1] 感心してほめること。感動してほめること。表記「嘆美」とも書く。 0
歓談 カンダン [0] 人とうちとけて楽しく話すこと。また、その話。「旧友と―する」「食後の―を楽しむ」表記「款談」とも書く。 0
昏睡 コンスイ [0] ①非常に深く眠ること。 ②意識を失い、刺激を与えても目覚めないさま。「―状態に陥る」 0
業績 ギョウセキ [0] 学術研究や事業でなし遂げた実績。りっぱな成果。「輝かしい―を残す」 0
服装 フクソウ [0] 衣服や装身具などをつけたようす。よそおい。身なり。「改まった―で外出する」 0
馬蹄螺 バテイラ [2] ニシキウズガイ科の巻貝。房総半島以南に分布。潮間帯の岩礁にすむ。殻は円錐(エンスイ)形で黒褐色。食用。 0
囈語・囈 うわごと ①熱に浮かされるなどして無意識に発する言葉。 ②筋道の立たないとりとめのない言葉。たわごと。表記「譫言」とも書く。参考「囈語」は「ゲイゴ」とも読む。 1
追捕 ツイブ [1] 賊などを追いかけて捕らえること。参考「ツイホ」とも読む。 0
蝦夷菫 えぞすみれ エイザンスミレの別称。スミレ科の多年草。山地に自生。葉は細かく切れ込む。表記「胡菫菜」とも書く。 1
馬歯徒増 バシトゾウ 役に立つことは何もせず、いたずらに年ばかりとったということ。「馬歯」は自分の年齢を謙遜(ケンソン)していう語。馬歯日増・馬歯加長 0
恨事 コンジ [1] きわめて残念な事柄。うらめしい出来事。痛恨事。 0
愛顧 アイコ [1] 目をかけてひきたてること。ひいきにすること。「日ごろのご―に報いるつもりです」 0
客気 カッキ [1] 一時的に勇んではやる気持ち。「―にかられて殴りつけた」血気参考「カクキ・キャッキ」とも読む。 0
改悪 カイアク [0] 改めた結果、かえって前よりも悪くすること。また、悪くなること。「憲法―が危ぶまれる」改善参考漢文では悪いことを改める意もある。 0
陰画 インガ [0] 写真で、現像したフィルムに現れた画像。印画をつくる原版。明暗・白黒が実物とは逆になっている。ネガ。陽画 0
漬物 つけもの [0] 野菜を、塩・糠味噌(ぬかミソ)・酒粕(さけかす)などに漬けた食品。香のもの。 0
採択 サイタク [0] いくつかある同種類のもののなかから、適当なものとして選びとること。「教科書を―する」 0
荒神 コウジン [1],[0] 仏・法・僧を守護する「三宝荒神(サンボウコウジン)」の略。かまどを守る神。 0
套言 トウゲン きまり文句。ありふれた言葉。常套句。套語 0
屁糞葛・屁屎葛 へくそかずら アカネ科のつる性多年草。山野に自生。夏、ラッパ形で外が白色、中が紅紫色の小花をつけ、黄褐色の丸い実を結ぶ。ヤイトバナ。夏由来全体に悪臭があることから。表記「牛皮凍・女青」とも書く。 0
独立 ドクリツ [0] ①他から離れて一つだけ存在すること。「一戸だけ―して建つ家」 ②他の援助・支配を受けないで、自力でやっていくこと。ひとりだち。「―運動」「―国家」隷属 0
翳む かす-む [0] 物がぼやけて見えにくくなる。「目が―んで遠くがよく見えない」 0
依託 イタク [0] ①まかせて頼むこと。「―販売」 ②もたせかけること。「―射撃」表記①「委託」とも書く。 0
遊客 ユウカク [0] ①定まった職をもたず、遊んで暮らしている人。遊び人。遊民 ②遊覧客。 ③遊郭の客。遊女を相手に遊ぶ客。嫖客(ヒョウカク)表記「游客」とも書く。 0
寛厚 カンコウ [0] 心がひろく、おだやかなこと。寛大と温厚。「彼は人柄が―で、人望がある」 0
幸せ しあわせ [0] ①めぐりあわせ。運命。「ありがたき―」 ②幸福。満足な状態。「―な生活」表記①「仕合わせ」、 ②「倖せ」とも書く。 0
黍団子 きびダンご [3] キビの粉で作っただんご。 秋 0
過激 カゲキ [0] 度を超して、はげしいようす。「―な運動はかえって健康によくない」激烈・酷烈穏健 0
清談 セイダン [0] 世俗を離れた、学問・芸術などに関する高尚な談話。 由来中国の魏(ギ)・晋(シン)の時代に流行した、老荘思想にもとづく哲学的な議論から。「竹林の七賢」は特に有名。 0
枉顧 オウコ 貴人が乗り物の方向を変えて自分を顧みる意から、人の来訪を敬っていう語。枉駕(オウガ) 0
未完 ミカン [0] まだ完成していないこと。未完成。「―の大器」「作者の急死でその作品は―に終わった」 0
実るほど頭(あたま)の下がる稲穂かな みのるほどあたまのさがるいなほかな 実が熟すほど先が重く垂れ下がる稲穂のように、人間も学問や徳を積むほど他人に対して謙虚になるたとえ。 実る稲田は頭(あたま)垂る 0
白檜曽 しらびソ マツ科の常緑高木。高山に自生。樹皮は灰白色で、実はまつかさに似る。材はパルプ・建材用。シラベ。 0
敵視 テキシ [1],[0] 相手を敵とみなして憎むこと。「隣村の住民を―する」 0
暮夜 ボヤ [1] よる。夜分。夜中(ヤチュウ)。「―、ひそかに家をしのび出る」 0
黙礼 モクレイ [0] 黙っておじぎをすること。また、無言の敬礼。「―を交わす」 0
放電 ホウデン [0] ①蓄電池などに貯えた電気を放出すること。充電 ②気体などの絶縁体を通して、離れた電極の間に電流が流れること。「空中に―する」 0
行楽 コウラク [0] 郊外や山野へ出かけて楽しむこと。「―日和(びより)」 0
徴憑 チョウヒョウ ①証明のしるし。よりどころ。あかし。徴証 ②犯罪などに関する事実を間接的に証明する材料。 0
耆旧 キキュウ 年寄り。特に、慕われている老人。参考「耆」は六〇歳のこと。 0
温藉 オンシャ 心が広く包容力があること。参考「ウンシャ」とも読む。 0
嚬める ひそ-める 眉(まゆ)のあたりにしわを寄せる。顔をしかめる。表記「顰める」とも書く。 0
売買 バイバイ [1] 売ったり買ったりすること。うりかい。「―契約を結ぶ」 0
渡御 トギョ [1] ①神輿(みこし)が進むこと。夏 ②天皇・皇后などのおでまし。 0
競取 せどり 同業者の中間に立ち、売買の取次などをして口銭を取ること。また、その人。表記「糶取・糴取」とも書く。 0
頌詞 ショウシ [1],[0] 人の功績や徳などをたたえる言葉。 頌辞 0
昧死 マイシ 死を覚悟で君主などに真実を直言すること。参考中国で、君主に上奏する文に用いた語。 0
俊髦 シュンボウ 才能や人徳が人並以上にすぐれた人。 参考「髦」は、髪のなかの太くて長い毛の意。 0
凶手 キョウシュ [1] 凶行をする者。下手人。また、そのしわざ。「暴徒の―にかかる」表記「兇手」とも書く。 0
袴着 はかまぎ [3] 昔、男児に初めてはかまを着せること。また、その儀式。多くは三歳、のちに五歳や七歳に行った。着袴(チャッコ)。冬 0
性根 ショウね [0],[3] ①行動や言葉などの基になる根本的な心のもち方。こころね。「―がすわっている」 ②しっかりした心。正気。 ③物事の根本のところ。核心。 参考「ショウコン」と読めば別の意になる。 0
怡ぶ よろこ-ぶ 心がなごみ、にこやかな顔つきで楽しむ。気持ちが和らぐ。 0
民話 ミンワ [0] 民間で語り継がれている説話。昔話や伝説など。「日本の―」民譚(ミンダン) 0
聊か いささ-か [0],[2] ①わずかに。すこし。「―疑問を感じる」 ②しばらく。とりあえず。
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漢字の豆知識 「聊か」読めない漢字 さらりと書けるとかっこいい日常語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
悪巧み わるだくみ [3] わるい計略。人を窮地に追いこむようなたくらみ。「―に引っかかるな」 0
挿げ替える すげか-える [0],[4],[3] ①別の新しいものにつけかえる。 ②役職にある人をその職からはずして、代わりの人をつける。更迭する。「監督を―える」 0
万劫 マンゴウ [0] きわめて長い年月。まごう。「―末代」永久・永劫(エイゴウ) 0
同病相憐(あいあわれ)む ドウビョウあいあわれむ 同じ悩みをもつ者どうしは、とかく慰め助け合うものだということ。同じ病気の者は、互いにその苦しみが分かるので、同情しあうという意から。〈『呉越春秋(ゴエツシュンジュウ)』〉 0
葱頭 たまねぎ [3] ユリ科の多年草。 玉葱(たまねぎ) 1
拭く ふ-く [0] 汚れや水分などをぬぐい取る。「タオルで顔を―く」「指で涙を―く」 0
紛糾 フンキュウ [0] 物事が乱れもつれること。「審議が―する」紛乱 0
塵手水 ちりちょうず [3] ①手を清める水のないとき、空中のちりをひねって、手を洗うまねをすること。 ②相撲の作法の一つ。土俵で力士が取組の前に徳俵(トクだわら)で蹲踞(ソンキョ)し、手を二回すり合わせて拍手を一回したのち両手を左右に広げててのひらを返す所作。 1
勾欄 てすり [0] 人がつかまるように、橋や階段などの縁に、腰の高さに渡した横木。欄干。表記「手摺り」とも書く。参考「コウラン」と読めば別の意になる。 1
静態 セイタイ [0] 本来動きのあるものが、しずかにとどまっている状態。また、仮にある時点で静止したと考えたときの状態。 動態 0
大国を治むるは小鮮を烹るが若くす タイコクをおさむるはショウセンをにるがごとくす 小魚は形が崩れやすいので、煮るときはかき回さないようにするが、大国を治める場合も、あまり人心をかき乱すようなことをせず、寛大な政治を行うほうがよいという教え。「小鮮」は小魚のこと。〈『老子』〉 0
妄想 モウソウ [0] ①根拠のないことを想像して事実と思いこむこと。「被害―」「―を逞(たくま)しくする」 ②正しくない考え。邪念。「―を断ち切る」参考②「モウゾウ」とも読む。 0
母屋・母家 おもや ①ひさしや廊下などに対して、建物の中央の部分。 ②離れや物置などに対して、住居に用いる建物。本屋。おおや。 ③分家や支店に対して、本家や本店。参考「母屋」は「モや」とも読む。 1
椽 たるき [0] 棟から軒に渡し、屋根板を支える材木。参考「垂木」とも書く。 0
論点 ロンテン [3],[0] 議論の中心点。議論の要点となる事柄。「―からはずれた意見」 0
湯屋 ゆや [2] ①銭湯。風呂屋(フロや)。 ②風呂場。 0
稲熱病 いもちビョウ [0] いもち病菌の寄生によるイネの病害の一つ。葉・茎に褐色の小さな斑点(ハンテン)ができて種子がつかなくなる。参考「トウネツビョウ」とも読む。 1
一如 イチニョ [2],[1] ①真理はどのような現れ方をしても一つであること。 ②一つのもので、分けられないこと。一体であること。「身心―の境地」「物心―」 0
倦怠 ケンタイ [0] ①あきていやになること。「夫婦の―期」 ②疲れてけだるいこと。「連日残業で―を覚える」 0
連山 レンザン [1] 峰がつらなった山々。「―の眉(まゆ)(長く引いた美しい眉)」連峰 0
砧杵 チンショ 砧(きぬた)とそれを打つ木づち。また、砧を打つ音。 0
都度 ツド [1] 毎回。そのたびごと。「その―精算する」 0
葉椀 くぼて 神などに供える物を入れる容器。カシワの葉を重ね合わせて竹ひごでとじ、中をくぼませたもの。葉盤(ひらで)表記「窪手」とも書く。 1
強烈 キョウレツ [0] 刺激や作用が、強く激しいさま。「―な印象をうけた」。猛烈・激烈 0
右ける たす-ける 手だすけをする。かばう。特に、神や仏がすくいたすける。 0
鼓腹撃壌 コフクゲキジョウ [1] 太平の世の形容。善政が行われて、人々が平和な生活をすること。故事 中国古代、伝説上の聖天子尭(ギョウ)のとき、市井の老人が腹鼓(はらつづみ)をうち、足で大地をたたいてリズムをとりながら、太平の世を謳歌(オウカ)する歌をうたったという故事から。〈『十八史略』〉参考「撃壌鼓腹」ともいう。一説に、「撃壌」は中国古代の遊戯の一種。また、土製の楽器を打ち鳴らすことともいう。 0
退散 タイサン [0] ①集まった人が、その場を引き揚げること。「宴会を早目に―する」 ②逃げ去ること。「敵軍が―した」退却 0
跳梁 チョウリョウ [0] ①おどり上がり、はね回ること。 ②思うまま自由に振る舞うこと。「無法者が―する」横行・跋(バッコ) 0
名望 メイボウ [0] 名声が高く人望も厚いこと。「―を集める」「郷土で―のある政治家」 0
複雑多岐 フクザツタキ 内容が入り組んでいて、しかも多方面に分かれていること。「問題は―にわたる」複雑多様 0
内面 ナイメン [0],[3] ①表からは見えない、そのものの内側。内部に向いている面。表面 ②人間の精神・心理のはたらく面。心のうち。「知識人の―を描いた小説」外面参考「うちづら」と読めば別の意になる。 0
築山 つきやま [0] 庭園などに、土砂を小高く盛り上げて山をかたどったもの。 1
慍る いか-る 心中に不満がつもりつもって、むっとする。 0
自決 ジケツ [0] ①自分で自分のことを決めること。「民族―」 ②自分の決意によって命を絶つこと。自殺。自害。 0
風流 フウリュウ [1] ①上品で趣のあるさま。「―な庭」風雅 ②世俗を離れて自然に親しみ、詩歌・茶の湯・書画などをたしなむこと。「―を解する」「―人」 0
行幸 ギョウコウ [0] 天皇の外出を敬っていう語。巡幸還幸参考「みゆき」とも読む。 0
武断 ブダン [0] ①武力でおさえて政治を強行すること。「―政治」文治(ブンチ) ②武力によって処置すること。 0
勝報 ショウホウ [0] 戦いや試合に勝った知らせ。「試合の―が届く」 敗報 0
窺見 キケン うかがい見ること。のぞき見ること。 0
課題 カダイ [0] ①問題を課すること。また、その問題。「夏休みの―」 ②解決しなくてはならない問題。「政治上の―」 ③任務。 0
誡告 カイコク [0] 戒告 0
度忘れ ドわすれ [2] よく知っているはずの事柄をふと忘れてしまって、思い出せないこと。「旧友の名前を―してしまった」 0
抜かる ぬ-かる [0] 油断をしたり、うっかりしたりして失敗する。「相手は手ごわいぞ、―るな」 0
昨夜 ゆうべ [3] 昨日の夕方、または夜。昨晩。 参考「サクヤ」とも読む。 1
残忍酷薄 ザンニンコクハク 思いやりがなく、むごたらしいこと。「酷薄」は、むごくて人情に薄いさま。 残酷非道・残虐非道 0
目癈 めしい 目が見えないこと。また、その人。盲人。表記「盲」とも書く。 1
胸懐 キョウカイ [0] 心の思い。胸のうち。胸襟 0
就業 シュウギョウ [0] ①業務につくこと。「―規則」「会社の―時間は八時間です」 従業 ②特定の職業についていること。「―人口」 失業 0
扱き下ろす こきお-ろす [4],[0] ①悪いところをとりあげてさんざんにけなす。ひどく悪く言う。 ②しごきおとす。 0
草の根 くさのね [4] ①草のねっこ。 ②草の根は隠れて見えないことから、社会一般の無名の人々。庶民。民衆。「―民主主義」「―運動」 0
逆立ち さかだち [0] ①両手を地について、両足を上に伸ばして立つこと。倒立。「どう―しても(どんなに無理をして頑張っても)」 ②上下の位置が反対になっていること。「本が―している」 ①②鯱(しゃちほこ)立ち 0
天鵝絨 ビロード [3] 毛を立たせた毛羽(けば)などで表面を覆った、柔らかくなめらかな織物。ベルベット。 1
猟人 かりゅうど [0] 鳥や獣をとることを職業にしている人。猟師。さつお。 冬表記「狩人」とも書く。参考「かりうど」とも読む。 1
藤袴 ふじばかま [3] キク科の多年草。山野や川岸に自生。葉は三つに深く切れこむ。初秋、淡紅紫色の頭花を密生する。秋の七草の一つ。秋表記「蘭草」とも書く。 0
興起 コウキ [1] ①勢いが盛んになること。「国勢―」興隆 ②心が奮い立つこと。 0
珍客 チンキャク [0] めったに訪れない客。思いがけない客。「―到来」参考「チンカク」とも読む。 0
炯炯 ケイケイ [0],[3] 目つきが鋭いさま。目が光るさま。「眼光は―として人を射る」 0
白茅 ちがや [1] イネ科の多年草。 茅萱(ちがや) 1
等 など [1] ①それ以外の類するものの存在を示す語。「花―を祝いに贈る」 ②謙遜(ケンソン)や強意の意を表す語。「私―にはできません」「気落ち―していません」 ③表現をやわらげていう語。「菓子―いかが」参考②多く否定や反語の表現に用いる。 0
検診 ケンシン [0] 健康状態を調べるために診察すること。「年に一回の定期―」 0
賊なう そこ-なう 凶器で傷つける。殺傷、また乱暴する。害を与える。 0
出涸らし でがらし [0] 茶などを何回も入れたり煎(セン)じたりして、味や香りが薄くなってしまうこと。また、そのもの。 0
五十 いそ [2] ①ごじゅう。いそじ。 ②数の多いこと。 1
偃鼠 エンソ モグラの別称。表記「鼴鼠」とも書く。 土竜(もぐら) 0
参詣 サンケイ [0] 神社や寺院に出向いてお参りすること。 参拝 0
弥撒 ミサ ①ローマ-カトリック教会で、神をたたえ、罪のつぐないと神のめぐみを祈る儀式。 ②「ミサ曲」の略。①のときに歌われる賛美歌。 1
大敵と見て懼るべからず、小敵と見て侮らず タイテキとみておそるべからずショウテキとみてあなどらず 相手がどんなに強そうに見えてもむやみに恐れてはならない、また、弱そうに見えても決して侮ってはならないという戒め。 0
割烹 カッポウ [0] ①食べ物を調理すること。また、料理。「―着」 ②日本風の料理を出す飲食店。「大衆―」参考「烹」は煮る意。 0
参拝 サンパイ [0] 神社や寺院に行き神仏を拝むこと。 参詣(サンケイ) 0
戈壁 ゴビ モンゴルから中国北部に広がる高原の大砂漠。ゴビ砂漠。 1
無私 ムシ [1] 利己心のないこと。「公平―」「―の奉仕精神」 0
旅団 リョダン [1] 二、三個連隊からなる陸軍部隊の編制単位。 0
観感興起 カンカンコウキ 目にみ、心に感動して奮い立つこと。 0
系 すじ [1] 血縁・組織関係などのひと続き。血筋や世代の続きなど。 0
手近 てぢか [0] ①すぐ手が届くほど近いこと。「―にあるもので間に合わせる」 ②身近で日常的なこと。「―な例」 卑近 0
賢者ひだるし伊達(だて)寒し ケンジャひだるしだてさむし 俗世間に妥協しないで生きる人は、つらい目にあうということ。賢者は清貧に甘んじているのでひもじく、伊達者は粋(いき)がって薄着でいるので寒い思いをする意から。「ひだるし」はひもじいさま。「伊達」は「伊達の薄着」のこと。 1
河貝子 かわにな カワニナ科の巻貝。 川蜷(かわにな) 1
梏 てかせ [1] 手首にはめて自由を奪う刑具。転じて、人の行動を束縛するもののたとえ。 0
斬組 きりくみ ①能で、きり合いを見せる場面。 ②建築工事で、柱・梁(はり)などを定められた寸法や形に加工して組むこと。 表記②「切組」とも書く。 0
図柄 ズがら [0] 図案の構図や模様。「新しい―をデザインする」 0
鈍い にぶ-い [2] ①刃物がよく切れないさま。「刀が―くなる」 ②光や音が弱くてはっきりしないさま。「街灯の―い光」「車が―い音を立てて止まる」 ③動きや反応がおそいさま。「緊急事態だが、対応が―い」 0
双肩 ソウケン [0] ①左右の肩。 両肩 ②責任や負担を担うもののたとえ。「未来は若者の―にかかっている」 0
冷淡 レイタン [3] ①物事に不熱心なこと。「環境問題に―な行政」 ②同情心のないこと。人間的な思いやりのないこと。「―な扱いを受ける」 0
与太 よた [1] ①「与太郎」の略。おろか者。 ②「与太者」の略。ならず者。なまけ者。 ③ふざけた言葉。でたらめ。「―を飛ばす」「―話」 0
真 ま [0] ①本当。真実。「―に受ける(本当だと思う)」 ②正確な。まさに。本当の。「―四角」「―っ最中」「―正直」 ③まじり気がなく純粋なさま。「―っ白」 0
妙法一乗 ミョウホウイチジョウ 法華経(ホケキョウ)に説かれる一乗の教え。「妙法」は法華経の意。「一乗」は悟りを得る唯一の道、真実の教えのこと。 0
鶴林 カクリン ①沙羅双樹(サラソウジュ)の林の別称。 ②釈迦(シャカ)の死。由来釈迦の死んだ場所に生えていた沙羅双樹が、その死を悲しみ、ツルの羽のように白く変わって枯れたという伝説から。 0
材質 ザイシツ [0] ①木材の性質。「欅(けやき)は―がかたい」 ②材料の性質。 0
姓 かばね [1] 古代日本で、大和(やまと)政権の官職名や家柄を表した称号。臣(おみ)、連(むらじ)など。「氏(うじ)―」 0
哀矜懲創 アイキョウチョウソウ 人に懲罰を与えるには、相手を思いやる心が必要であるということ。「哀矜」はかなしみ哀れむこと。「懲創」はこらしめること。〈蘇軾(ソショク)の文〉 0
中身・中味 なかみ なかに入っているもの。内容。「―の濃いドラマ」「箱の―」 0
道標 ドウヒョウ [3] 道行く人のために、方向・距離などを記した道端の立て札。道案内。参考「みちしるべ」とも読む。 0
総毛立つ ソウけだ-つ [4] 恐ろしさのために、鳥肌がたつほどぞっとする。恐ろしくて身の毛がよだつ。 0
小心翼翼 ショウシンヨクヨク [0] 気が小さく、びくびくしているさま。〈『詩経』〉 参考本来は、細かいことにも気を配り、慎み深いさまをいう。 細心翼翼 豪放磊落(ゴウホウライラク) 0
勁い つよ-い 芯(シン)がしっかりして張りつめているさま。まっすぐで力強い。 0
頒行 ハンコウ [0] 広く世間に配布すること。 0
持碁 ジゴ [1] 終局まで勝負が決まらずに、引き分けとなった碁。 0
深謀遠慮 シンボウエンリョ [5] よく考えて先のことまでも見通した念入りな計画を立てること。〈賈誼(カギ)の文〉「―をめぐらす」 遠謀深慮 短慮軽率 0
計らう はか-らう [3] ①適切な処置をする。さばく。「注意深く取り―う」「よきに―え」 ②相談する。打ち合わせる。「皆と―う」 ③手加減をする。 0
定時 テイジ [1] ①一定の時刻。「―発車」定刻 ②一定の時期。「―総会」定期 0
計上 ケイジョウ [0] 物事を全体の計算に組み入れること。「予算に接待費を―する」 0
炭 すみ [2] ①木材をむし焼きにして作った燃料。木炭。「炬燵(コタツ)に―を入れる」 ②木が燃え残って黒くなったもの。冬 0
得得 トクトク [0] いかにも得意そうなさま。「手柄を―と語る」 0
立ち往生 たちオウジョウ [3] 行き詰まって動きがとれないこと。「大雪で列車が―する」参考もとは、立ったまま死ぬ意。 0
四散 シサン [0] あちこちに散らばること。ちりぢりになること。「器が割れて―する」 分散 0
眼窩 ガンカ [1] 頭骨前面にある、眼球が入っているくぼみ。 0
強要 キョウヨウ [0] 無理な要求をすること。むりじい。強制 0
洗礼 センレイ [0] ①キリスト教で、信者になるために行われる儀式。「教会で―を受ける」 ②特異な経験をすること。また、避けられない試練。「砲弾の―を受ける」 0
中和 チュウワ [0] ①極端に偏らず、穏やかに調和していること。「民族対立を―する政策」 ②酸とアルカリの溶液とが反応して塩(エン)と水とを生じること。転じて、異なった性質のものが融合して、それぞれの特性を失うこと。 0
雛霰 ひなあられ [3] 三月三日の桃の節句に、ひな人形に供える紅白のあられ。 0
火焼 ひたき [0] ヒタキ科の小鳥の総称。 由来「ヒッヒッ」という鳴き声が火打ち石を打つ音に似ていることから。 鶲(ひたき) 0
埴 はに きめの細かい、黄赤色の粘土。かわら・陶器などを作るのに用いる。昔、衣にすりつけて模様にした。はにつち。ねばつち。 0
所化 ショケ ① 教化(キョウケ)されること。また、教化される衆生(シュジョウ)。 ②僧侶(ソウリョ)の弟子。寺で修行中の僧。 ①②能化(ノウケ) ③変化(ヘンゲ)。ばけもの。 0
不例 フレイ [0] 貴人や天皇の病気。「御―」の形で用いる。不予 0
兼職 ケンショク [0] 本職以外に、別の職にもつくこと。また、その兼ねている職。兼任・兼務・兼帯本職 0
和泉 いずみ 旧国名の一つ。現在の大阪府の南部にあたる。泉州(センシュウ)。 1
指摘 シテキ [0] 物事の重要な点や悪い点を取り上げて、具体的に示すこと。「過ちを―する」「的を射た―」 0
搾菜 ザーサイ [0] 中国の漬物。カラシナの変種の球茎を、塩と香辛料で漬けたもの。 参考「ザーサイ」は中国語から。 1
懿徳 イトク 非常にすぐれた徳。特に、女性のすぐれた品性・人格。 0
揉める も-める [0] ①争いが起きてごたごたする。「会議が―める」 ②心配になる。「気が―める」 0
腑抜け フぬけ [0],[3] 意気地がないこと。また、その人。腰抜け。由来内臓を抜き取られた人間のようであることから。 0
麦穂両岐 バクスイリョウキ 豊年のきざし。また、国がよく治まるたとえ。麦の穂が一本の茎から二またになってたわわに実る意から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉両岐麦秀 0
騎兵 キヘイ [0] ウマに乗った兵士。ウマにまたがって戦う兵隊。「―隊」 0
閑職 カンショク [0] 仕事が少なく、ひまな職務。重要でない役職。「―にある」激職 0
長講 チョウコウ [0] 長時間にわたって講演や講談をすること。 0
蝎 さそり サソリ目の節足動物の総称。 蠍(さそり) 0
死物 シブツ [0],[1] ①役に立たないもの。「―と化す」 ②生命をおえたもの。 0
純血 ジュンケツ [0] 動物の血統が、異種の血が混じらず純粋なこと。「―種」 混血 0
斯学 シガク [1] この学問。この分野の学問。「―の権威」 0
大御所 おおゴショ [3],[0] ①大きな影響力をもっている、その道の第一人者。「文壇の―」大立者 ②隠居した親王・将軍などの居所。また、その人の尊称。 0
御亭 ゴテ 主人。夫。参考「ゴテイ」とも読む。 0
乱気流 ランキリュウ [3] 大気中に発生する上昇気流と下降気流が入りまじった変化の激しい気流。航空機事故の原因となる。 0
掌 たなごころ [2],[1] 手のひら。「―にする(思いどおりに支配する)」「―の中(うち)(物事が自由になること)」 参考「手(た)の心」の意。 0
埋炭 いけずみ 火力をながく保たせるため、灰にうずめた炭火。表記「活炭」とも書く。 0
槙 まき [1] ①イヌマキ・コウヤマキの別称。 ②「よい木」の意で、スギやヒノキのこと。 表記「真木」とも書く。 0
初学 ショガク 学問などをはじめて学ぶこと。また、その人。「―者」 0
魅力 ミリョク [0] 人の心を引きつけ、夢中にさせる不思議な力。「―のある話」「―のある文章に引きこまれる」 0
彼 かの [1] あの。例の。相手もよく知っているはずの。「―有名な小説家」 0
蒸暑 ジョウショ むし暑いこと。「―厳しく勉学の気も失(う)せる」 溽暑(ジョクショ) 0
賞状 ショウジョウ [0],[3] 学業や業績のすぐれた人や功労のあった人に、それをほめたたえる言葉を記して与える書状。「―授与式」 0
狠る もと-る 強情を張ってさからう。ひねくれてさからう。表記「很る」とも書く。 0
抉じる こ-じる [2] すき間や穴などに物を差しこみ強くねじる。「戸を―って開ける」 0
労農 ロウノウ [0] 労働者と農民。 0
弥生 やよい [0] 陰暦三月の異名。春 1
鷦鷯 みそさざい [3] ミソサザイ科の小鳥。渓流沿いにすむ。日本の鳥の中で最小で、全長約七(センチメートル)。全体に濃い茶色。短い尾を立てて飛び、クモなどを捕食。 冬 由来「鷦鷯」は漢名から。 表記「溝三歳・巧婦鳥」とも書く。 1
昴星 ボウセイ [0] 「昴(すばる)」に同じ。 0
豺虎 サイコ ヤマイヌとトラ。転じて、残酷で無慈悲な人のたとえ。 0
暴虐 ボウギャク [0] 乱暴なひどいやり方で、人を苦しめること。「―の限りを尽くす」 0
薫灼 クンシャク ①いぶして焼くこと。炎を出さず、けむらせて焼くこと。 ②勢いの盛んなたとえ。表記「燻灼」とも書く。 0
私闘 シトウ [0] 個人的な恨みが原因となって起こる争い。 0
金鼓 コンク 僧が打ち鳴らす、金属性のまるくて平たい仏具。鰐口(わにぐち)・鉦(かね)の類。参考「コング」とも読む。 0
中心 チュウシン [2],[0] ①真ん中。中央。「地球の―にはマグマがある」 ②物事が集中し、最も重要なはたらきをする場所や位置。また、そこにあるもの。かなめ。「若手が改革の―となる」 ③円周上または球面上の、すべての点から等距離にある点。 0
油煙 ユエン [0] ①油や樹脂が燃えてできる、黒く細かい炭素の粉。 ②「油煙墨」の略。 ①をにかわで固めて作った墨。 0
若気る にやけ-る 男が女のようにめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。「―た男」 1
蕁麻 いらくさ [1] イラクサ科の多年草。 由来「蕁麻」は漢名から。 刺草(いらくさ) 1
鉄石 テッセキ [0] ①鉄と石。②「鉄心石腸」に同じ。「―心(きわめてかたい決意のたとえ)」 0
用いる もち-いる [3],[0] ①役立てて使う。使用する。「薬を―いる」 ②ある職につかせて働かせる。任用する。「課長に―いる」 ③採用する。「君の意見を―いる」 0
挿む はさ-む [2] 間にさし入れる。はさみこむ。「本にしおりを―む」 0
殿下 デンカ [1] ①昔、皇族や摂政・関白・将軍などの敬称。 ②天皇・皇后・皇太后・太皇太后以外の、皇族の敬称。 0
後胤 コウイン [0] 子孫。「主人公は源氏の―にあたる」後裔(コウエイ)参考「胤」は血筋を継ぐ者の意。 0
峭しい けわ-しい 山が高くそそり立つさま。けずりとられたような断崖(ダンガイ)で登るのが困難なさま。「―い山が行く手をはばむ」 0
漂浪 ヒョウロウ [0] ①さすらい歩くこと。放浪 ②波にただようこと。また、ただよう波。漂流・①②漂泊 0
休まる やす-まる [3] 心身が落ち着き、楽になる。疲労がとれる。「事件が解決して心が―った」 0
善因善果 ゼンインゼンカ [5] よい行いには必ずよい果報があるということ。「―を信じて生きる」 因果応報 悪因悪果 0
銀嶺 ギンレイ [0] 雪が積もって、銀色に照り輝く山のみね。 0
致死 チシ [1] 死に至らせること。死なせてしまうこと。「過失―罪」 0
丁年 テイネン [0] 一人前の人間として認められる年齢。満二〇歳以上。成年。 0
一張羅・一帳羅 イッチョウラ ①たった一枚きりの晴れ着。もっているなかで最も上等の着物。 ②一枚しかもっていない、着替えのない着物。 0
夜業・夜鍋 よなべ 夜、仕事をすること。夜(よ)仕事。秋由来夜、鍋をかけて夜食をとりながら仕事をしたことから。参考「夜業」は「ヤギョウ」とも読む。 1
大山蓮華 おおやまレンゲ モクレン科の落葉低木。関東以西の山地に自生。観賞用に庭に植える。初夏、芳香のある白い大形の花が下向きに咲く。ミヤマレンゲ。夏 0
銜える くわ-える [0],[3] 口または歯で軽くはさんで支え保つ。「煙草(タバコ)を―える」「指を―えて見つめる」 0
霓 にじ [0] 色の薄いにじ。雌のにじ。参考中国では、古くはにじを竜の一種と考え、色の鮮明なものを雄として「虹(コウ)」、色の淡いものを雌として「霓(ゲイ)」と称した。 0
牧畜 ボクチク [0] ウシ・ヒツジ・ブタなどの家畜を飼って繁殖させること。また、その仕事や産業。「―の盛んな国を訪ねた」 0
倹約 ケンヤク [0] 金や物を無駄に使わないこと。きりつめて、質素にすること。「小遣いを―して本を買う」節約 0
股関節 コカンセツ [2] またのつけねの関節。「―脱臼(ダッキュウ)」 0
瞳 ひとみ [0] 「瞳孔(ドウコウ)」に同じ。「つぶらな―」 0
図会 ズエ [1] ある種類の図や絵を集めた本。図解した本。「京都名所―」 0
娼家 ショウカ [1] 娼婦をおき、客を遊ばせる家。娼楼。女郎屋。遊女屋。 表記「倡家」とも書く。 0
不要 フヨウ [0] 必要でないこと。いらないこと。「―な物まで買ってしまった」
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四字熟語根掘り葉掘り60:「不要不急」の判断基準
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
紅花・紅藍花 べにばな キク科の二年草。エジプト原産。夏、アザミに似た頭花をつけ、初め黄色で赤色に変わる。花から染料を、種子から油をとる。クレノアイ。スエツムハナ。夏由来「紅藍花」は漢名から。 1
罌 もたい 胴がふくらみ、口のすぼまったまるいかめ。缶(ほとぎ) 0
案下 アンカ [1] 手紙のわきづけの一種。あて名に書き添えて相手への敬意を表す語。机下参考もとはつくえの下・つくえのそばの意。 0
津波 つなみ [0] 地震や海底で起きた陥没などのために、急に海岸に押し寄せて陸地をひたす高い波。「―警報」 0
狡猾・狡黠 コウカツ ずるがしこくて悪知恵がはたらくさま。「―な手段」狡獪(コウカイ)参考「猾」も「黠」もわるがしこい意。 0
尾翼 ビヨク [0] 飛行機の胴体の後部についているつばさ。飛行中の機体を安定させる、水平尾翼・垂直尾翼など。 0
若い時の苦労は買うてもせよ わかいときのくろうはこうてもせよ 若いときにした苦労は将来役立つものであるから、金を払ってでもしておくべきだということ。 0
森羅万象 シンラバンショウ [1] 天地の間に存在するすべてのもののこと。「森羅」は多くのものが集まり連なる、「万象」はすべての形や現象の意。〈『法句経(ホックキョウ)』〉 参考「万象」は「バンゾウ」とも読む。 有象無象(ウゾウムゾウ) 0
記事 キジ [1] 事実をしるすこと。特に、新聞や雑誌などに、事実を伝える目的で書きしるすこと。また、その文章。「三面―」 0
会堂 カイドウ [0] ①集会のため、おもに公共団体が建てた建造物。 ②キリスト教の教会堂。教会・礼拝堂 0
酷薄 コクハク [0] むごくて人情のないこと。表記「刻薄」とも書く。 0
聖観音 ショウカンノン [3] 「聖観世音」の略。諸観音のうちで最もふつうの観音。千手観音・馬頭観音など。 0
財貨 ザイカ [1] ①財産となる品物や金銭。 財物 ②人間の欲望を満たし、経済的生活に価値をもつ物品の総称。財。 0
看做す みな-す [0],[2] みて、そうときめる。それと判定したり仮定したりする。「起立しない者は反対と―す」表記「見做す」とも書く。
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漢字の豆知識 見慣れない専門用語【法律編】 (公財)日本漢字能力検定協会 0
掛ける か-ける [2] ①つるしたり、置いたりする。「絵を壁に―ける」「鍋(なべ)を火に―ける」 ②かぶせる。「毛布を―ける」 ③高く上げる。「帆を―けて走る」 ④閉ざす。「かぎを―ける」 ⑤はかる。「てんびんに―ける」 ⑥ゆだねる。「医者に―ける」「会議に―ける」 ⑦気にする。「心に―ける」 ⑧かけ算をする。 ⑨かけ値をする。 ⑩作用を及ぼす。「誘いを―ける」 ⑪…し始める。…しそうになる。「書き―ける」「倒れ―ける」 0
白装束 しろショウゾク [3] 白ずくめの服装。また、それを着ること。神事や弔事に着用する。 0
多面 タメン [0] ①多くの平面。「―体」 ②いろいろの方面。「―にわたる活躍」一面 0
首足処を異にす シュソクところをことにす 腰斬(ヨウザン)の刑を受けて、頭と足とがばらばらになること。 故事中国、魯(ロ)の定公に仕えていた孔子が、定公をはずかしめようとした斉(セイ)の景公の道化役者たちを処刑するように進言した故事から。〈『史記』〉 0
称名 ショウミョウ [0] 仏の名号(ミョウゴウ)をとなえること。「南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)」などと、となえること。 念仏 表記「唱名」とも書く。 0
顔色 かおいろ [1] ①顔の色つや。血色。 ②心の動きが現れた顔のようす。表情。「急に―が変わる」 0
店頭 テントウ [0] 店さき。店の、表に面した部分。「―で販売する」 0
蜜月 ミツゲツ [0],[2] 結婚したばかりのころ。新婚の時期。ハネムーン。「―旅行」 0
鴻学 コウガク 学問に深く通じていること。また、その人。「―の士」碩学(セキガク) 0
詆る そし-る 人を悪く言う。けなしてはずかしめる。非難する。 0
油脂 ユシ [1] 油と脂肪。動植物から採取した油。食用や石鹼(セッケン)の原料用。「多くの動植物は―を含む」 0
通謀 ツウボウ [0] 示し合わせて悪事をたくらむこと。共謀 0
尻馬 しりうま [0] 人の乗っているウマの後ろに乗ること。 0
田鳧・田計里 たげり チドリ科の鳥。ユーラシア大陸の北部に分布。日本へは冬に渡来し、水田や湿地にすむ。頭の後ろに黒くて長い冠羽をもつ。冬 0
漆器 シッキ [0] 漆を塗って仕上げた器物。塗り物。「この菓子器は―です」 0
紅裙 コウクン 美人。また、芸者。 由来紅色の着物のすその意から。 0
月代・月額 さかやき ①平安時代、成人男子が冠の当たる額ぎわの頭髪を半月形にそり落としたこと。また、その部分。つきしろ。②江戸時代、成人男子が額から頭の中央にかけて髪をそり落としたこと。また、その部分。 1
絹漉し きぬごし [0] ①絹布で物をこすこと。また、絹布でこされた物。 ②「絹漉し豆腐」の略。「―はきめが細かい」 0
袖 そで [0] ①衣服の腕をおおう部分。また、和服のたもと。「―を絞る(ひどく泣く)」 ②垣根や門の両わき。 ③机のわきの引き出し。 ④舞台の両わきの部分。「―にさがる」 0
野鶏 ヤケイ [0] キジの別称。 雉(きじ) 0
冷戦 レイセン [0] 国家間で、軍事行動には至らないが、互いに敵視し合って、経済・外交などで対立している状態。つめたい戦争。特に、第二次世界大戦後の、アメリカなどの陣営とソ連などの陣営の関係をいった。由来英語の訳語から。 0
皓皓 コウコウ [0] しろく明るいさま。しろく光り輝くさま。「―とした満月」 0
毛氈 モウセン [3],[0] 獣毛に熱や圧力を加えて、繊維を織物のように仕上げたもの。フェルト状で、敷物用。「野点(のだて)の席に紅の―を敷く」参考「氈」は毛の敷物の意。 0
梵字 ボンジ [0] 梵語を書き表す文字。字体は種々あるが、日本ではおもに悉曇(シッタン)文字。 0
挙国一致 キョコクイッチ [1] 国中の者が心を一つにして団結すること。「―内閣」 0
聯隊 レンタイ [0] 軍隊の部隊編成単位。旧日本陸軍では、二個ないし三個大隊で組織した。表記「連隊」とも書く。 0
人面桃花 ジンメントウカ 美人の顔と桃の花。また会えると期待した美しい女性に同じ場所で会えないこと。 故事中国、唐の詩人・崔護(サイゴ)が忘れられない美女に再会できず、「人面桃花相映じて紅なり…」の詩を残して去ったことから。〈『本事詩』〉 0
皆勤 カイキン [0] 一定の期間中、休日以外一日も休まずに出席または出勤すること。「三年間―で表彰される」 0
分野 ブンヤ [1] 物事の領域や範囲。「新しい勢力―の開拓」「自然科学の各―」 0
覘く のぞ-く [0] ひそかにうかがい見る。かいま見る。すきまからぬすみ見る。 0
学殖 ガクショク [0] 学問をして身につけた知識や素養。「豊かな―」 0
百古不磨 ヒャッコフマ のちの世まで、滅びずに残ること。「百古」は非常に長い年月のこと。「不磨」は永久に磨滅しない意。百世不磨(ヒャクセイフマ) 0
魚 うお [0] 魚類の総称。「水清ければ―棲(す)まず」参考「さかな」とも読む。 0
島田髷 しまだまげ [3] 代表的な日本髪で、おもに未婚の女性や花嫁が結う。参考「しまだわげ」とも読む。 0
開化 カイカ [1] 人々の知識が高まり文化が進み、社会が進歩すること。「文明―」開明 0
文楽 ブンラク [1] 義太夫節(ぎだゆうぶし)の語りに合わせて演じるあやつり人形の芝居。人形浄瑠璃(ジョウルリ)の一種。由来人形浄瑠璃小屋の文楽座から。 0
魔法 マホウ [0] ふつうの人間にはできそうもない不思議な術。魔術。「―使い」 0
闕掖 ケツエキ 御所。宮中。参考「掖」は、御所などで正門の左右にある小門の意。 0
達意 タツイ [1] 言いたいことが相手に伝わるように述べること。人に伝わるように、考えを十分に表現すること。「―の文章」 0
愛憐 アイレン [0] いつくしみかわいがること。あわれんで情けをかけること。 0
顰蹙 ヒンシュク [0] 顔をしかめて不快感を表すこと。「―を買う(相手にいやがられる)」参考「顰」も「蹙」も額にしわを寄せる意。 0
困苦欠乏 コンクケツボウ 生活に必要なものが不足して、非常に困り苦しむこと。「―に耐える」 0
英絢 エイケン 美しさが抜きんでていること。きらびやかで美しいこと。 0
双曲線 ソウキョクセン [0],[4] 平面上の二定点からの距離の差が、一定である点を連ねた曲線。 0
古文書 コモンジョ [0],[2] 昔の証文や手紙など、史料となる古い文書や記録。 0
小知・小智 ショウチ つまらなく、ささいな知識や才知。うわべだけの浅い知恵。 大知 0
才筆 サイヒツ [0] ①すぐれた文章。また、それを書く能力。 文才 ②すぐれた筆跡。 0
防塞 ボウサイ [0] 外敵を防ぐとりで。防塁。「―を築く」 0
狼狽える うろた-える [0],[4] 突然の出来事にあわてて、まごまごする。「ささいなことに―えるな」 1
対談 タイダン [0] 二人が向かい合って話をすること。対話 0
悃願 コンガン 心から望み願うこと。表記「懇願」とも書く。 0
短慮 タンリョ [1] ①考えのあさはかなさま。思慮の足りないさま。浅慮 ②きみじか。せっかち。短気 0
実業 ジツギョウ [0] 農業・工業・商業などのような、原料や商品の生産や売買をする事業。「―家」 参考「ジツゴウ」と読めば別の意になる。 0
厄除け ヤクよけ [0] 氏神に参詣(サンケイ)したりして、災難を払いのけること。また、その方法。「―のお守り」厄払い 0
停止 テイシ [0] ①動きなどが途中でとまること。また、とめること。「信号で―する」 ②禁止すること。一時差しとめること。「発行―」「出場―」参考「チョウジ」と読めば別の意になる。 0
空・空闊 クウカツ 広々として開けているさま。 0
独り歩き ひとりあるき [4] ①ひとりだけで歩くこと。「夜道の―」 ②助けを借りないで自分の力で歩くこと。また、独力で行うこと。ひとりだち。「子どもも―を始めた」 ③本来の意図や性質などから離れて進むこと。「噂(うわさ)の―」 0
張り はり [0] ①張ること。開いて伸ばした状態。転じて、ひきしまったようす。「声に―がある」「気持ちの―が失せる」「仕事に―がある」 ②ひっぱること。また、その力の程度。「釣り糸の―が強い」 ③弓・提灯(チョウチン)・幕・テントなどを数える語。「ひと―の弓が敵を倒した」「テントが五〇―張れるキャンプ場」 0
木遣り きやり [0] ①大木や大石などを、大勢で音頭をとりながら運ぶこと。 ②「木遣り歌」の略。 ①でうたわれる歌。また、地突き・祭礼・祝賀のときにも歌われる。 0
塵紙 ちりがみ [0] ①鼻紙やトイレットペーパーに使う紙。 ②コウゾの外皮のくずなどでつくった粗末な紙。 参考「ちりシ」とも読む。 0
糟漬 かすづけ [0] 野菜や魚などを酒かすにつけたもの。 表記「粕漬」とも書く。 0
斧斤 フキン [0] おのやまさかり。木を伐採する道具。 0
掘鑿 クッサク [0] 掘削 0
軽石 かるいし [0] 軽く水に浮く石。溶岩が急に冷えてかたまるとき、ガスが抜けて穴が多くできた石。かかとなどをこするのに使う。 0
小童 こわっぱ [0] 子どもや年少者をののしっていう語。「―のくせに生意気だ」 参考「こわらは」の転じたもの。 1
人 ひと [0] ①人間。人類。立って歩き、脳が発達し、言葉・火・道具を使うホモサピエンス。 ②おとな。成人。「―となる」 ③立場が異なる人間や他人。「―には分からない苦労」 ④世間。世人。「―の口にのぼる」 ⑤あることに関係する特別な人間。「私のいい―」 ⑥しかるべき人。すぐれた人。「―を得る」 ⑦ひとがら。人物。「―がいい」 参考他の動物と区別していう場合は、多く「ヒト」「人類」を使う。 0
岩乗 ガンジョウ [0] ①すぐれて強健なウマ。 ②人や物が丈夫で強いこと。表記②「頑丈」とも書く。 0
起立 キリツ [0] 立ち上がること。座った状態から立つこと。「―、礼」着席 0
結界 ケッカイ [1] 仏道修行のために、地域を区切って衣食住などに制限をもうけること。「女人(ニョニン)―」 0
巡拝 ジュンパイ [0] 各地の社寺を順に訪れ、参拝してまわること。「―の旅に出る」 0
礼賛・礼讃 ライサン ①ありがたい、すばらしいと思ってほめること。「日本の伝統美を―する」賞賛 ②仏を礼拝して、その功徳(クドク)をほめたたえること。「―舞」 0
日賦 ひブ 借金などを毎日一定額ずつ返すこと。日済(ひな)し。 0
鞠問 キクモン [0] 罪を問いただすこと。「捕らえて―する」訊問(ジンモン)・鞠訊 0
拈古 ネンコ 禅宗で、古人の言行などを取り上げて批評すること。拈則・拈提 0
実情 ジツジョウ [0] ①実際の状況・事情。物事のありさまを内面的に見たもの。「内部の苦しい―を訴える」 ②真実の心。真情。 0
分析 ブンセキ [0] ①複雑な事物をいくつかの要素や成分にわけて、構造を明らかにすること。「事態を―して対応する」総合 ②化学的・物理的方法を用い、物質の組成を明らかにすること。 0
学割 ガクわり [0] 「学生割引」の略。学生や生徒に限り、運賃や入場料などを割り引くこと。 0
星目 セイモク [0] ①囲碁の碁盤上にしるされた、九つの黒い点。 ②囲碁で実力差のある対局の場合、下手(したて)があらかじめ黒石を①の上に置いて対局すること。 表記「井目」とも書く。 0
佳辰 カシン [0] よい日がら。めでたいことを行う日。吉日表記「嘉辰」とも書く。 0
部門 ブモン [1],[0] 全体をいくつかに区分した一つ一つ。「コンテストの成人―と学生―」「吹奏楽―」 0
曠野 あらの [1] 荒れ果てている野。人気のないさびしい野。表記「荒野」とも書く。参考「コウヤ」と読めば、広々とした野の意になる。 1
董督 トウトク 人々や軍隊を取り締まること。監督すること。 0
簡略 カンリャク [0] 細かい点をはぶき、簡単にすること。「手順を―にする」簡潔・簡便 0
軽薄短小 ケイハクタンショウ 物が軽くて薄く、短く小さいこと。「―の商品が増えている」参考流通の世界などで、こういった特徴の品物が人気を集めるという意で用いる産業用語。重厚長大 0
黷れる けが-れる よごれる。名誉や誇りを傷つけられる。表記「瀆れる」とも書く。 0
銀幕 ギンマク [0] ①白い映写用の幕。スクリ―ン。 ②映画。映画界。「―の女王」 0
丁度 チョウド [0] ①折よく。タイミングよく。「待っていた人が―来た」 ②きっちり。ぴったり。「さじ加減が―よい」「―一二時になる」 ③まるで。まさに。「―絵に描いたような景色」「形は―富士山のようだ」 0
内室 ナイシツ [0] 他人の妻の敬称。特に、身分の高い人の妻にいう。令夫人。「御―」令室 0
天候 テンコウ [0] 天気の状態。空模様。「―不順の日が続く」 0
竄入 ザンニュウ ①逃げこむこと。 ②誤ってまぎれこむこと。特に、文章のなかに原文にない字句がまぎれこむこと。「初版には不要の文字が―していた」 0
甲板 カンパン [0] 船の上部の広くて平らな床部分。デッキ。「―に出て涼む」参考「コウハン」とも読む。 0
想到 ソウトウ [0] さまざま考えた末に思い至ること。「ミスの原因に―する」 0
盲導犬 モウドウケン [0] 目の見えない人の歩行や動作を安全に助け導くように訓練された犬。 0
謁える まみ-える おめにかかる。許可を得て身分の高い人に会う。「国王に―え親書を手渡した」 0
依怙贔屭 エコヒイキ 特定の者だけに肩入れし、公平でないこと。「贔屭」は気に入った者を特にかわいがること。 0
新盆 にいボン [0],[1] 故人の死後、初めて迎える盂蘭盆(ウラボン)。初盆(はつボン)。 秋 参考「あらボン」とも読む。 0
逆取順守 ギャクシュジュンシュ 道理にはずれた方法で目的を達成したあと、道理にしたがって守ること。 由来中国古代、殷(イン)の湯王(トウオウ)と周の武王が道理にそむいて、武力により天下を取ったが、天子になってからは道にしたがってよい政治を行ったことから。〈『史記』〉 0
負ける ま-ける [0] ①力や技能が相手に及ばずにやぶれる。また、相手より劣る。「練習試合で―ける」 ②欲求や欲望に抵抗できずに、楽なほうに流される。「食欲に―けて間食をした」 ③肌がかぶれる。「漆に―けやすい体質」 ④大目にみる。また、店側が値段を安くしたり、おまけをしたりする。「大根一本―けてあげる」表記①「敗ける」とも書く。 0
不味い まず-い [2] ①味が悪い。おいしくない。「―くて食べられない料理」 ②できばえや技術がへたである。「―い芝居」「―い試合運びで負けた」 ③都合が悪い。「―いところで出会った」「話を聞かれると―い」 ④顔形が悪い。醜い。表記②「拙い」とも書く。 1
福神漬 フクジンづけ 漬物の一種。ダイコン・ナス・ナタマメなど七福神になぞらえた七種の野菜を細かく刻んで塩づけし、醬油(ショウユ)やみりんで煮つめたもの。 0
生う お-う 植物などがはえる。生長する。「夏草が―い茂る」 0
聡敏 ソウビン [0] かしこくて物事の理解が早いこと。ものわかりがよいこと。 0
凶会日 クエニチ 陰陽道(オンヨウドウ)ですべてに凶であるとする日。 0
去る者は日に疎(うと)し さるものはひにうとし 親しかった人も、離れてしまうとしだいに疎遠になっていくたとえ。また、死んだ人は時とともに忘れられていくたとえ。〈『文選(モンゼン)』古詩十九首〉参考「日」は「日日(ヒビ)」ともいう。 0
眼帯 ガンタイ [0] 眼病の人が目の保護のためにあてるガーゼなどの布。 0
影供 エイグ 神仏、また故人の絵や像に供物(クモツ)をそなえてまつること。みえいく。みえく。「―歌合」 0
註記 チュウキ [1],[0] ①注釈をつけること。また、その注釈。 ②物事を記録すること。表記「注記」とも書く。 0
田長鳥 たおさどり [3] ホトトギスの別称。夏由来農夫のかしらである田長に、田植えをうながすように鳴くことからという。 杜鵑(ほととぎす) 0
泳ぐ およ-ぐ [2] ①手足やひれなどを動かして、水面や水中を進む。「クロールで―ぐ」 ②およいでいるような動作をする。「からだが―ぐ」 ③障害などをかきわけてたくみに進む。「群衆の間を―ぐ」「世の荒波を―ぐ」 0
曩日 ノウジツ さきの日。さきごろ。以前。曩時・曩昔 0
巷 ロウコウ [0] せま苦しく、きたない街。「―に身を沈める」 0
今夕 コンセキ [0] きょうの夕方。こよい。今晩・今夜参考「コンユウ」とも読む。 0
鳥目 チョウモク [0] 穴のあいた銭。また、金銭。由来昔の銭で、中央にあいた穴が鳥の目に似ていたことから。参考「とりめ」と読めば別の意になる。 0
繫かる か-かる ①ぶらさがる。 ②関係する。関わる。参考②「係る」とも書く。 0
蛇足 ダソク [0] あっても意味のない余分なもの、また無益でよけいな行為のたとえ。「最後のシーンは―だ」「―ながら申し上げます」 故事昔、早くヘビを描き上げた者が酒を飲めるという賭(か)けで、最初に仕上げた者が余った時間でヘビにないあしまで描いたために酒を飲み損ねたという故事から。〈『戦国策』〉 0
拝む おが-む [2] ①手を合わせて祈る。「日の出を―む」 ②体をかがめておじぎをする。また、頼み込む。「伏し―む」「―み倒して承諾をもらう」 ③拝見する。拝顔する。「見る」の謙譲語。「国宝の仏像を―ませていただいた」 0
麦門冬 バクモンドウ ジャノヒゲの漢名。また、その根を天日で乾燥させた生薬。漢方で鎮咳(チンガイ)・強壮などに用いる。 蛇の鬚(ジャのひげ) 0
上下一心 ショウカイッシン 治める者と人民とが、心を一つにすること。上の者と下の者が心を合わせること。〈『淮南子(エナンジ)』〉 一致団結 0
波瀾万丈 ハランバンジョウ [1] 物事の変化が激しく、劇的であるさま。「万丈」はきわめて高いこと、深いこと。「―の生涯」 0
無理往生 ムリオウジョウ [3] 無理やり押しつけてしたがわせること。「往生」はもと「圧状」と書き、人をおどして無理に書かせた文書のこと。無理無体 0
削除 サクジョ [1] 文章などの一部を取り去ること。「発言を記録から―する」 抹消 0
成長 セイチョウ [0] ①人間や動物などが育って成熟すること。「子どもの―記録をつける」 ②物事が発展し、規模が大きくなること。「会社が―する」 参考「生長」と書けば、植物などにいう。 0
端午 タンゴ [1] 五節句の一つ。五月五日の男子の節句。武者人形を飾り、鯉(こい)のぼりを立てて成長を祝う。重五(チョウゴ)。夏由来「端」ははじめの意、「午」は五に通じ、五月初めの五日の意から。 0
粗暴 ソボウ [0] 性質や動作などが、あらあらしく乱暴なこと。また、そのさま。「―な振る舞い」「性質が―で人間味に乏しい」 粗野 温和 0
扼腕 ヤクワン 自分の腕をおさえて、悔しがったり意気込んだりすること。「切歯―」表記「搤腕」とも書く。 0
永字八法 エイジハッポウ [4] 「永」の一字に、漢字の筆づかいの基本となる八通りの筆法が含まれているという書の教え。 0
堕涙 ダルイ 涙をこぼすこと。落涙 0
大団円 ダイダンエン [3] 演劇や小説などで、めでたく解決して終わる最後の場面。「―で幕が下りる」参考「団円」は結末の意。 0
照準 ショウジュン [0] ①目標に命中するように鉄砲などのねらいを定めること。 ②目標を定めて物事を進めること。「全国大会に―をあわせて調整する」 0
紋服 モンプク [0] 家の定紋(ジョウモン)のついた和服。儀式のときなどに着る。「―姿で結婚式に出席する」紋付 0
良禽は木を択ぶ リョウキンはきをえらぶ すぐれた人物は自分の主君をよく選んで仕えるたとえ。「禽」は鳥。賢い鳥は木を選んで、そこにすみつく意から。由来中国、春秋時代、衛の孔文子が大叔疾(タイシュクシツ)を攻めることを孔子に相談したときに、孔文子のもとを去ろうとした孔子が言い残した言葉から。〈『春秋左氏伝』〉 0
難所 ナンショ [3] けわしくて通行の困難な場所。「バスが―にさしかかる」 0
無茶苦茶 ムチャクチャ [0] 筋道が立たないさま。また、物事のやり方などが度を超してひどいさま。「あまりに―な考えだ」滅茶苦茶(メチャクチャ)参考「無茶」を強めていう語で、当て字。 0
裁縫 サイホウ [0] 布を寸法に合わせて裁(た)ち、衣服などに縫い上げること。針仕事。縫い物。仕立て。 0
困窮 コンキュウ [0] ①困りきってしまうこと。困却・困窘(コンキン) ②ひどく貧乏で苦しむこと。貧窮・貧困・困苦 0
鉤鼻 かぎばな [0] 鼻柱がかぎのように曲がっている鼻。わしばな。 0
足軽 あしがる [0] ふだんは雑役に従事し、戦時には歩兵となった者。江戸時代の武士の最下位。 雑兵(ゾウヒョウ) 0
粒子 リュウシ [1] 物質を構成している、最も細かいつぶ。「写真の―が粗くなった」「砂の―」「素―」 0
組織 ソシキ [1],[0] ①組み立てること。また、そのもの。 構成・体系 ②ある目的のために構成される秩序のある集団。「国連には民間―も協力している」 ③生物体を構成する単位の一つで、同じ形と機能をもつ細胞の集合体。「―検査」 0
内定 ナイテイ [0] 正式に発表されていないが、内々に決まっていること。また、決めること。「就職が―する」確定 0
林藪 リンソウ ①はやしとやぶ。 ②草深い田舎。 ③物が多く集まるところ。 0
見世物 みセもの [3],[4] ①入場料をとって曲芸や奇術、珍しいものなどを見せること。「―小屋」 ②たくさんの人に好奇や興味の対象として見られること。「―扱いされる」 0
廉節 レンセツ 清く正しい節操。清廉でまっすぐな節操。潔白な信念。「―の士」 0
憶説 オクセツ [0] 事実に基づかない、推測や仮定に基づく意見。「素人の―だ」仮説 「臆説(オクセツ)」の書きかえ字。 0
肘掛け ひじかけ [0],[4] ①いすなどにある、ひじをのせて寄りかかり、楽な姿勢をとるための部分。 ②和室で座ったとき、ひじをかけ体をもたせかけて楽にする道具。脇息(キョウソク)。 0
疾うに と-うに [1] ずっと前に。とっくに。「―帰られましたよ」 参考「とくに」の転。
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漢字の豆知識 知ってる?「表外読み」 ~読めない常用漢字に注意!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
有為転変 ウイテンペン [1] この世のすべての存在や現象は常に移り変わり、少しの間もとどまっていないこと。また、この世は変わりやすく、はかないこと。もと仏教の言葉。「有為」はさまざまな因縁から生じる現象、「転変」はめぐる変化の意。「―は世のならい」参考「ウイテンベン」とも読む。有為無常・諸行無常 0
承諾 ショウダク [0] 他人の願いや要求などを引き受けること。聞き入れること。「組合側の要求を―する」「事後―」 承引・承知 0
懶い ものう-い [4] なんとなくおっくうで、気が進まない。心が疲れて憂鬱(ユウウツ)なさま。「―い物腰で立ち上がる」表記「嬾い」とも書く。 0
至芸 シゲイ [0],[1] 非常にすぐれた技芸。最高の芸。芸の極致。 0
亜聖 アセイ [1] 聖人につぐ徳のあるりっぱな人。一般に、孔子につぐ孟子(モウシ)または顔回(ガンカイ)を指す。 0
乳飲み子・乳吞み子 ちのみご まだ母乳を飲んでいるくらいの幼児。乳児。赤子。 0
摘む つ-む [0] ①指先ではさんでちぎり取る。「春の七草を―む」 ②はさみなどで先を切り取る。「植木職人が枝を―んでいる」 0
荒縄 あらなわ [0] わらで作った太い縄。「―で馬をつないでおく」 0
殺到 サットウ [0] 多くの人や物が、一つの場所にいっぺんに押し寄せること。「応募が―した」「人気グループのライブにファンが―する」 0
大豆粕 まめかす [4] ダイズから油をしぼりとった残りのかす。肥料や飼料に用いる。表記「豆粕」とも書く。 1
秋期 シュウキ [1] 秋の期間。「―公開講座を受講する」 0
屁っ放り腰 へっぴりごし [4],[0] ①体をかがめて尻を後ろにつき出した不安定な姿勢。 ②自信がなくおっかなびっくりなさま。およびごし。「―の答弁」 0
味醂 ミリン [0] 焼酎(ショウチュウ)に蒸したもちごめやこうじなどを混ぜて醸造し、かすを絞りとった酒。甘味があり、おもに調味料に用いる。参考「醂」は、しぶをぬく・さわす意。
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漢字の豆知識 料理にでてくる?「でじる」「はいじる」~食べるより読むほうが難しい料理の言葉 (公財)日本漢字能力検定協会 0
歯牙 シガ [1] ①歯ときば。 ②歯。 ③口さき。言論。「―にもかけない(問題にしない)」
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常用漢字表改定から10年、追加字はどう浸透した?~令和元年度「国語に関する世論調査」結果より~
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
内懐 うちぶところ [3] ①和服のえりを合わせたとき一番奥のはだに近いところ。下懐外懐 ②相撲でかまえたときの胸のあたり。 ③心の内。内情。内心。「―を見透かされる」 0
集荷 シュウカ [0],[1] 商品などの荷物を一か所に集めること。また、その荷物。「キャベツの―場」 「蒐荷」の書きかえ字。 0
貞女は二夫に見(まみ)えず テイジョはニフにまみえず 貞淑な女性は夫にみさおを立て、夫が死んでも生涯、再婚はしないということ。由来 もとは『史記』の「貞女は二夫を更(か)えず」から。参考「二夫」は「両夫」ともいう。 0
草本 ソウホン [0] 植物の茎が柔らかくて、木質化しないもの。くさ。「―帯(草木植物だけが生える高山地帯)」 木本(モクホン) 0
面魂 つらだましい [3] 強い性格や意志が表れた顔。「一歩も退(ひ)きそうにない―」 0
私 わたし [1] 自分を指す語。 参考「わたくし」より少しくだけた言い方。 0
賢しら さか-しら [0] 利口ぶった態度。こざかしく鼻につくようす。「―に振る舞う」「―な物言い」 0
夢魔 ムマ [1] ①夢に現れる恐ろしい悪魔。 ②不安や恐怖を感じる夢。「―にさいなまれる」 0
煙い けむ-い [0],[2] 煙が立ちこめて、涙が出たり息苦しくなったりするさま。 0
洪積世 コウセキセイ [4] 地質年代の一つ。新生代第四紀の大部分で、約一八〇万年前から一万年前の氷河時代。最古の人類が出現した時期。参考地質学では、現在は「更新世」の呼称が用いられている。 0
怪奇 カイキ [1] 不思議であやしいこと。「―な事件が多発する」怪異・奇怪 0
空理空論 クウリクウロン [1] 実情からかけ離れていて、実際には役に立たない理論や考え。 0
門 かど [1] ①家の出入り口や門(モン)。また、門の前。家の前。「―口に立つ」 ②家。一族。家族。「笑う―には福来る」参考「モン」とも読む。本来は、両開きの出入り口を指した。 0
破棄 ハキ [1] ①破り捨てること。「不要な書類を―した」 ②取り決めや約束を取り消すこと。「婚約を―する」締結 ③上級裁判所で、原判決を取り消すこと。「一審を―する」 「破毀」の書きかえ字。 0
黄連花 くされだま サクラソウ科の多年草。 由来「黄連花」は漢名から。 草連玉(くされだま) 1
唐子 からこ [0] ①中国風の装いをした子ども。 ②江戸時代の幼児の髪形で、頭の上や左右に髪を残して他を剃(そ)るもの。 ③「唐子人形」の略。 ①の姿をした人形。 0
竈馬 かまどうま [3] カマドウマ科の昆虫。台所や縁の下など暗い所にすむ。キリギリスやコオロギに近いが、はねがなく鳴かない。後ろあしが強く、よく跳ねる。オカマコオロギ。 秋 0
浅慮 センリョ [1] 考えの浅いこと。思慮の乏しいこと。「―を恥じる」 深慮 0
蛭巻 ひるまき 槍(やり)・太刀の柄などを、鉄や金銅の類でらせん状に巻いたもの。 由来ヒルが巻きつくようであるところから。 0
棘心 キョクシン ①イバラの木のしん。②育てるのに苦労する子どもを、生長しにくいイバラの木にたとえていう言葉。「凱風(ガイフウ)南よりして彼(か)の―を吹く」〈『詩経』〉 0
歿年 ボツネン 死んだときの年齢。また、その年次。生年表記「没年」とも書く。 0
絹本 ケンポン [0] 書画をかくための絹の布。また、絹の布にかかれた書画。「―着色の不動明王像」紙本(シホン) 0
艶冶 エンヤ なまめかしく美しいこと。あでやかなさま。「―な舞い姿」 0
乙張り めりはり [0],[2] ①楽器の音や声の調子を上げ下げすること。抑揚(ヨクヨウ)・乙甲(めりかり) ②ゆるめることと張ること。強弱をつけること。「―の利いた文章に仕上げる」「生活に―をつける」表記「減り張り」とも書く。 1
多罪 タザイ ①罪の多いこと。 ②手紙文で、相手に対し無礼をわびるときに使う語。「乱筆―」多謝 0
愛唱 アイショウ [0] 好きな歌を折にふれて歌うこと。好んで歌うこと。「母の―歌を合唱する」 0
巒壑 ランガク 山と谷。 0
潑墨 ハツボク 中国、唐の時代に起こった水墨画の技法の一つ。画面に墨を落とし、そのかたまりをぼかしながら描く方法。 0
五加・五加木 うこぎ ウコギ科の落葉低木。中国原産。幹には鋭いとげがある。初夏、黄緑色の小花を半球状につける。根皮は漢方で強壮薬。春由来「五加」は漢名から。 1
其方退け そっちの-け [0] かまわず放っておくこと。問題にしないこと。「勉強を―にして遊ぶ」 1
痛烈 ツウレツ [0] 非常に激しいこと。また、そのさま。「―な批評」 0
蕪雑 ブザツ [0] 乱れていて、整っていないこと。雑然としていること。「―に書き連ねる」「―な文章」 0
円貨 エンカ [1] 日本の貨幣。円単位の貨幣。「―手形を発行する」 0
向後 キョウコウ [1] 今後。今からのち。これからさき。向来(キョウライ)表記「嚮後」とも書く。参考「キョウゴ・コウゴ」とも読む。 0
陥れる おとしい-れる [5] ①だまして苦しい立場に追いこむ。「人を―れるような行為」 ②城などを攻め落とす。「大坂城を―れる」 ③落として入れる。 0
降格 コウカク [0] 地位や階級が下がること。また、下げること。格下げ。「―人事」昇格 0
細君 サイクン [1] ①親しい人に、自分の妻を謙遜(ケンソン)していう語。女房。 ②同輩・目下の人の妻をいう語。 表記「妻君」とも書く。 0
嫩草 わかくさ わかわかしく、やわらかい草。春表記「若草」とも書く。参考「ドンソウ」とも読む。 0
鰈 かれい [1] カレイ科の海魚の総称。海底の砂地にすむ。体は平たく、両眼とも体の右側にある。食用。表記「王余魚」とも書く。 0
脣歯輔車 シンシホシャ 互いに密接な関係にあり、助け合ってはじめてなりたつ間柄のたとえ。唇歯輔車(シンシホシャ) 0
検証 ケンショウ [0] ①物事を実際に調べ、証明すること。「仮説の正否を―する」 ②裁判官が直接に現場に臨んで、証拠資料を調査すること。「殺人事件の現場―」 0
鍬形 くわがた [0] ①かぶとの前立ての一種。二本の角に似た飾りで、金属や革で作る。 ②太刀の頭やこじりを①の形に作ったもの。 ③「鍬形虫」の略。クワガタムシ科の甲虫の総称。雄のあごは長く、①に似ている。クヌギなどの樹液を好む。 夏 0
対する タイ-する [3] ①向かい合う。「テーブルをはさんで両者が―する」 ②相手にする。応対する。「客に―する態度が悪い」 ③対抗する。「暴力には言論で―する」「強豪チームに―する」 ④対照される。くらべる。「輸入に―して輸出が多い」 ⑤かかわる。「所信表明に―する代表質問」 0
厚い あつ-い [0] ①一方の面から反対の面までの距離が大きい。厚みがあるさま。「ぶ―い百科事典」 ②気持ちが深くこもっているさま。「人情に―い」 0
未央柳 ビヨウやなぎ [4] オトギリソウ科の半落葉低木。中国原産。観賞用に栽培。夏、多数の長い雄しべが目立つ黄色い五弁花をつける。夏由来「未央柳」は漢名より。和名は、花が美しく、葉がヤナギに似ることからという。表記「金糸桃・美容柳」とも書く。 0
忌服 キブク [0],[1] 近親者が死んだことで一定の期間、喪(も)に服すこと。「―が明ける」服喪・服忌(ブッキ) 0
曠曠 コウコウ [0] 広々したさま。広くはるかなさま。表記「広広」とも書く。 0
香港 ホンコン 中国の特別行政区。広東(カントン)省の南にある九竜(カオルン)半島と対岸の香港島などからなる。貿易・金融・観光業が盛ん。一九世紀半ば以降イギリスの直轄植民地だったが一九九七(平成九)年、中国に返還された。 1
当面 トウメン [0] ①解決や対処しなければならない問題・事態などにぶつかること。現在直面すること。「難局に―する」 ②いまのところ。さしあたり。「―この分量で間にあう」当座 0
古稀 コキ [1] 古希
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 長寿を漢字でお祝いしよう! ~おめでたい年齢を表す漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
黒鯛 くろだい [0] タイ科の海魚。日本各地の沿岸に分布。背は青黒く光沢がある。食用で、釣り魚として珍重される。チヌ。夏 0
陥穽 カンセイ [0] ①落とし穴。わな。 ②人を陥れる計略。「詐欺師の仕掛けた―にはまる」参考「穽」は、獣を生け捕る落とし穴の意。 0
伸びる の-びる [2] ①曲がったものや縮んだものがまっすぐになる。平らになる。 ②生長し、高くなる。「背が―びる」 ③技量・能力や業績・勢力などが増し発展する。「会社の業績が―びる」 ④ぐったりする。動けなくなる。「殴られて―びた」 0
深慮 シンリョ [1] 深く考えること。また深い思慮。「―をめぐらす」「―遠謀」 浅慮 0
仙人掌 サボテン [0] サボテン科の植物の総称。アメリカ大陸原産。葉は針状。茎は多肉質で、球形・円柱形などさまざま。ラッパ形の美しい花をつけるものが多い。シャボテン。カクタス。 夏 表記「覇王樹」とも書く。 1
煙幕 エンマク [1] ①敵から味方の行動を隠すためにめぐらす煙。 ②真意を隠すための行動。「―を張る」 0
被服 ヒフク [1],[0] 体をおおうもの。着物。衣服。「―費がかさむ」 0
身命 シンメイ [0],[1] 体と命。「―を投げうつ」 参考「シンミョウ」とも読む。 0
幹竹 からたけ [2],[0] ハチク・マダケの別称。「―割り(たてに勢いよく切りさくこと)」 0
簡潔 カンケツ [0] 簡単で要領よくまとまっていること。また、そのさま。「―な案内書」「内容を―にまとめる」簡明 0
異分子 イブンシ [2] 仲間と思想や行動などがちがっていて集団になじまない者。「―の活動を封じる」 0
哺育 ホイク [0] 保育 0
金粉 キンプン [0] 金のこな。金色のこな。蒔絵(まきエ)などの工芸や絵画に使用。金砂(キンシャ) 参考「キンこ」とも読む。 0
偽者 にせもの [0] ある人に見せかけた別人。他人になりすましている人。また、身分・職業をいつわっている人。表記「贋者」とも書く。 0
揮発 キハツ [0] 常温で液体が気体になること。「―性薬品」「―油で汚れをふく」 0
唐草模様 からくさモヨウ [5] つる草のつるや葉がからみあうようすを、図案化した模様。絵画や染物、織物などに用いられる。 0
浅酌低唱 センシャクテイショウ [0] ほどよく酒を飲みながら、詩歌を小声で口ずさむこと。 参考「低唱浅酌」ともいう。 浅斟低唱(センシンテイショウ)
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四字熟語根掘り葉掘り20:風流天子の「浅酌低唱」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
一言半句 イチゴンハンク [5] ほんのわずかな言葉。ちょっとした短い言葉。参考「一言」は「イチゲン」とも読む。片言隻句・片言隻語千言万語(センゲンバンゴ) 0
使役 シエキ [0] ①人を使ってある事をさせること。 ②文法で、他に動作をさせる意を表す語法。「―の助動詞」 0
墨子兼愛 ボクシケンアイ だれに対しても同じように愛するという墨子の思想のこと。墨子は中国、戦国時代の思想家。「兼愛」は博愛の意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
杳然 ヨウゼン 奥深くはるかなさま。遠いさま。「―として天高し」 0
浸入 シンニュウ [0] 水が入ってくること。「大雨で道路の水が家のなかに―した」 浸水 0
他殺 タサツ [0] 他人に殺されること。「自殺と―の両面から捜査する」自殺 0
陌上 ハクジョウ ①あぜ道のほとり。田畑。 ②街路の上。路上。道ばた。 0
聊爾 リョウジ ①かりそめ。 ②ぶしつけで失礼なさま。「―ながら」 0
胡散 ウサン [0] あやしげで疑わしいさま。「―な風貌(フウボウ)」胡乱(ウロン) 0
人類 ジンルイ [1] 人間。「―学」 参考人間を他の動物と区別していう場合に使われる。 0
供花 キョウカ [1] 「供花(クゲ)」に同じ。 0
大事 ダイジ [(名)1],[3],[(形動)0],[3] ①大きな事業。だいそれた企て。「天下の―」 ②たいへんな事件。容易ならぬ事態。「―に至らずに済む」 ①②小事 ③ていねいに扱うこと。「お体、お―に」 ④重要なこと。「―な用件」
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漢字の豆知識 つまらないときは「すぶり」をする? ~読み方で変わる漢字の意味~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
線 すじ [1] 点と点を結んだ、糸のように細長いもの。 参考「セン」とも読む。 0
原動力 ゲンドウリョク [3] 活動を起こさせるもとになる力。「電圧を―とする機械」「団結が成功の―となった」 0
都て すべ-て [1] みんな。何もかも。ことごとく。 0
剃度 テイド 髪をそり落として仏門に入ること。得度。 0
民 たみ [1] ①国家や社会を形成している人々。人民。国民。 ②君主に支配される臣民。 0
而して しか-して [2] そうして。そして。 参考「しこうして」ともいう。 0
七竈 ななかまど [3] バラ科の落葉小高木。山地に自生。葉は羽状複葉。秋、赤い小球形の実を多数つけ、紅葉とともに美しい。 秋 由来燃えにくく、七度かまどに入れても燃えないことからという。 表記「花楸樹」とも書く。 0
難破船 ナンパセン [0] 暴風雨などでこわれたり、転覆したりした船。 0
女神 めがみ [1] 女の神。「勝利の―に見はなされた」「平和の―の像です」 男神(おがみ) 0
頓珍漢 トンチンカン [3] 言動・行動などがちぐはぐで、つじつまの合わないこと。また、そういう人。「―な受け答え」由来鍛冶(かじ)屋の相槌(あいづち)は交互に打つため、音がそろわないことから。その音に漢字を当てた語。 0
然様なら さようなら 別れるときのあいさつ語。 由来「さようならば(それならば)別れましょう」の意から。 表記「左様なら」とも書く。
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漢字の豆知識 挨拶を漢字で書くと意味がわかる (公財)日本漢字能力検定協会 1
毀傷 キショウ [0] いためきずつけること。「身体を―する」 0
轆轤 ロクロ [0],[1],[3] ①「轆轤台」の略。木製の回転する台で、陶器を作るのに用いる。 ②物を引き寄せたり、つるし上げたりするのに使う滑車。井戸水のくみ上げなどに用いる。 ③傘の柄の上部にある、骨の集まった開閉の装置。 0
御名算・御明算 ゴメイサン 珠算の読み上げ算などで、正解のときに使うほめ言葉。 0
歎傷 タンショウ なげきいたむこと。なげき悲しむこと。表記「嘆傷」とも書く。 0
誹謗 ヒボウ [0] 根拠のない悪口や陰口を言うこと。そしること。「仲間を―する」誹毀(ヒキ) 0
蒼海 ソウカイ [0] ひろびろと大きくあおい海。あおうなばら。 表記「滄海」とも書く。 0
門鑑 モンカン [0] 門の出入りに必要な通行許可証。参考「鑑」は見分ける意。 0
仄く かたむ-く 片側に寄る。また、そのさま。「日が西の山に―く(沈みかける)」 0
訥訥 トツトツ [0] 口が重いさま。口ごもりながら話をするさま。「―と語る」表記「吶吶」とも書く。 0
剪刀 セントウ [3],[2] はさみ。特に外科手術用のはさみ。 表記「翦刀」とも書く。 0
栽培 サイバイ [0] 食用・薬用・観賞用に、植物をうえて育てること。「野菜を促成―する」 自生・野生 参考魚介類の養殖を指すこともある。 0
瓔珞 ヨウラク 宝石を連ねて仏像の頭・首・胸などを飾るもの。寺院内の天蓋(テンガイ)の装飾にも用いる。 0
淡雪 あわゆき [2] うっすらと積もった、消えやすい雪。「春の―」 春参考「泡雪・沫雪」と書けば、あわのようにとけやすい雪の意になる。 0
蔓延る はびこ-る [3] ①草木が伸びて広がる。広がり茂る。「雑草が―る」 ②よくないものが盛んになって幅をきかす。横行する。「悪が―る世を正そう」 1
俗論 ゾクロン [0] 俗世間の人々の見識の狭い議論や意見。くだらない議論。低級な意見。 0
逸る はし-る [2] 逃げる。逃げていなくなる。また、取り逃がす。 0
真偽 シンギ [1] 真実といつわり。本当のこととうそ。「本当かうそか、―を確かめる」 0
礑と はた-と ①強く打つようす。「―膝(ひざ)を打った」 ②険しくにらむさま。「―にらみつける」 ③胸にこたえたさま。「―思い当たる」参考「はったと」とも読む。 0
寇 あだ 外部から侵入して害をなすこと。また、その敵。 0
膝下 シッカ [0] ①膝(ひざ)のそば。 ②養育してくれる人のそば。親もと。「―を離れた」 ③父母などへの手紙の脇付(わきづけ)に書く語。「母上様―」 参考①②「ひざもと」とも読む。 0
緝ぐ つむ-ぐ 繭などから繊維を取り出し、よって糸をつくること。 0
眼鏡 めがね [1] ①視力を整えたり、目を保護したりするための器具。「―の度を合わせる」 ②物を見分ける力。「―が狂う」「―にかなう」参考①「ガンキョウ」とも読む。
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漢字の豆知識 目上の人に気に入られたら… ~かけてなくても「眼鏡に適う」~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
親ら みずか-ら 自分で直接に。自分から。特に、天子が直接行うときに用いる。 0
肩身 かたみ [1] ①肩と胴体。 ②体面。面目。世間体。「―が狭い」 0
小豆粥 あずきがゆ [3],[0] 小豆を入れたかゆ。粥柱(かゆばしら)(餅(もち))を入れることが多い。一年の邪気を除くといわれ、一月一五日の朝に食べる。 新年 1
冬枯れ ふゆがれ [0] ①冬、草木の葉が枯れること。また、その寂しいながめ。冬 ②冬、特に二月に商売の景気が悪くなること。夏枯れ 0
侶 とも 「侶伴(リョハン)」に同じ。 0
是非曲直 ゼヒキョクチョク [1] 物事の正しいことと正しくないこと。まがったことと、まっすぐなこと。「―を明らかにする」 参考「理非曲直」ともいう。 0
獺祭魚 ダッサイギョ ①カワウソが捕らえた魚を岸に並べること。人が物を供えて先祖をまつるのに似る。 ②詩文を作るとき、①のように多くの参考書を周囲に並べ広げること。 0
経緯 いきさつ [1] 物事の込みいった事情や経過。なりゆき。「事件の―を語る」参考「ケイイ」とも読む。 1
物産 ブッサン [0] その土地で産出する品物。産物。「北海道―展は黒山の人だかりだ」 0
体感温度 タイカンオンド [5] 人間の体が感じる寒暖の度合い。気温のほか、湿度や風速なども関係する。 0
睫・睫毛 まつげ まぶたのふちに並んで生えている毛。目に強い光やごみが入るのを防ぐ。 1
瞑色 メイショク [0] 夕暮れのような、薄暗い色合い。暮色表記「冥色」とも書く。 0
統監 トウカン [0] 政治や軍事の全体を、まとめて監督すること。また、その人や職務。 0
情愛 ジョウアイ [0] 互いに愛し合う気持ち。いつくしみ。 愛情 0
稽古 ケイコ [1] 武芸や芸事を習うこと。また、その練習。「ピアノの―」参考本来は、昔のことをかんがえ調べる意。 0
面目躍如 メンモクヤクジョ [5] 世間の評価にふさわしい活躍をして、りっぱであるさま。「躍如」は生き生きとしたさま。「―の大躍進をする」 0
適者生存 テキシャセイゾン [1] 生物は、最も環境に適応したものだけが生き残るということ。由来イギリスの哲学者ハーバード-スペンサーによって提唱された生物進化論から。 0
門前の小僧習わぬ経を読む モンゼンのこゾウならわぬキョウをよむ 日ごろ身近に接していれば、特に学ばなくとも自然に習熟するということ。また、人が環境から受ける影響の大きいことのたとえ。 0
詳解 ショウカイ [0] くわしく解釈すること。また、その解釈。「万葉集―」 精解 0
擣く つ-く うすでつく。杵(きね)や棒の先でこねるようにしてたたく。「餅(もち)を―く」表記「搗く」とも書く。 0
近什 キンジュウ 最近作った詩歌や文章。近作参考「什」は詩歌の意。 0
飲料 インリョウ [2] 飲むためのもの。飲み物。「清涼―水」「―タンク」 0
失敗は成功の基(もと) シッパイはセイコウのもと 失敗をしても、その反省を次に生かせば成功に近づくことができるということ。失敗は次の段階における成功の素地になる意。 参考「基」は「母」ともいう。 0
靫負 ゆげい ①古代、矢を入れる靫(ゆぎ)を背負い宮廷を守った武力集団。 ②衛門府(エモンフ)とその武官の別称。 参考「靫負ひ」の転。 1
集会 シュエ [0] ①多くの人が集まること。また、その集まり。 ②衆徒が会合すること。 表記「衆会」とも書く。 参考「シュウエ」とも読む。 ①「シュウカイ」とも読む。 0
看経 カンキン [0] ①声を出さずに、経文を読むこと。 ②声を出して経を読むこと。読経(ドキョウ)・誦経(ズキョウ) 0
蟬は雪を知らず せみはゆきをしらず セミの寿命が短いことから、短命なこと。また、経験が少なく知識がせまいこと。〈『塩鉄論』〉 0
為 ため [2] ①利益になること。役立つこと。「君の―に忠告する」 ②目的を表す。「将来の―に勉強する」 ③…のせいで。原因・理由を表す。「風邪の―欠席する」 0
云云 しかじか [0] 長い語句を省略するとき、かわりに用いる語。「かくかく―」表記「然然」とも書く。参考「ウンヌン」とも読む。 1
黄道 コウドウ [0] ①地球から見て、太陽が地球を中心にまわって描くように見える円形の軌道。 ②「黄道吉日」の略。参考①「オウドウ」とも読む。 0
泥中の蓮 デイチュウのはす 周囲の汚れに染まらず、心の清らかさや美しさを保って正しく生きるたとえ。泥沼の中で清らかに咲くハスの花の意から。〈周敦頤(シュウトンイ)の文〉 0
聴許 チョウキョ [1] きき入れて許すこと。きき届けること。聴容 0
旬報 ジュンポウ [0],[1] ①一〇日ごとに出す報告。 ②一〇日ごとに出る雑誌・新聞などの刊行物。「金融―」 0
昇格 ショウカク [0] 階級・地位などが上がること。また、上げること。「将棋で三段から四段に―する」「―試験を受ける」「―人事」 昇任・昇進 降格・降等 0
悪寒 オカン [0] 熱が出たときに感じるぞくぞくした寒気。「―を覚える」「風邪をひいたのか―がする」 0
仕分ける シわ-ける [3] 物事を分類・整理する。区分する。それぞれに分ける。「山のような書類を―ける」 0
無駄死に ムダじに [0] 死んだことがなんの役にも立たないこと。無益な死。犬死に。表記「徒死に」とも書く。 0
円満 エンマン [0] ①不満がなく、満ち足りているさま。「紛争を―に解決する」 ②人柄が穏やかなさま。温厚 0
難易 ナンイ [1] むずかしいこととやさしいこと。むずかしさ。「仕事の―は問わない」 0
姦佞 カンネイ 心がねじけて悪賢く、人にこびること。また、そのような人。「―の徒」奸悪表記「奸佞」とも書く。参考「佞」は、へつらうこと・よこしまなことの意。 0
称呼 ショウコ [1] ①呼び名。となえ。 ②名を呼ぶこと。 呼称 0
丈夫 ますらお [0] 「丈夫(ジョウフ)」に同じ。 表記「益荒男」とも書く。 参考「ジョウブ」と読めば別の意になる。 1
紅絹・紅 もみ 紅色に染めた無地の絹布。女性の着物の裏地に用いる。ほんもみ。白絹(しろぎぬ)由来ベニバナをもんで染めたことから。 1
指樽 さしだる 箱形の酒だる。上に注ぎ口がある。全体を黒漆塗り、口を朱漆塗りにし、家紋などをつけたものが多い。儀式用。 0
洋才 ヨウサイ 西洋の学問や技術に関する知識や能力。「和魂―」参考「漢才」を模して作られた語。 0
明かり あかり [0] ①光。光線。「―がさしこむ部屋」「月―」 ②ともしび。「―をともす」 0
気分 キブン [1] ①心持ち。心の状態。「―がいい」機嫌 ②全体に漂う感じ。おもむき。「お祭り―」雰囲気 0
脂燭 シソク マツの枝や紙・布のこよりを利用した昔の照明具。夜の儀式などに用いた。 表記「紙燭」とも書く。 参考「シショク」とも読む。 0
集輯 シュウシュウ [0] 取り集めて編集すること。「各地の民話を―する」 0
皆既蝕 カイキショク [3] 皆既食 0
咄家 はなしカ [0] 落語・人情話などを話すことを職業とする人。落語家。表記「噺家」とも書く。 0
常夏 とこなつ [0] 一年中、夏のような気候であること。「―の島でバカンスを楽しむ」 0
誠実 セイジツ [0] まじめで偽りがなく、真心がこもっていること。「―な人柄が好かれる」 0
二言 ニゴン [2],[4],[0] ①二度ものを言うこと。 ②前に言ったことを取り消して、自分に都合のよいことを言うこと。「武士に―はない」二枚舌参考「ニゲン」とも読む。 0
冠履 カンリ ①冠とはきもの。 ②上位と下位。「―顚倒(テントウ)」 0
満了 マンリョウ [0] 決められた期間がすっかり終わること。「任期―」完了 0
金鳳花 キンポウゲ [3] ウマノアシガタの別称。本来は八重咲きの栽培品種をいうが、一般には一重の野生種を指す。春表記「毛」とも書く。 0
胎動 タイドウ [0] ①母胎内で胎児が動くこと。 ②新しい物事が起こり始めようとしていること。「新時代の―を感じる」 0
擯斥 ヒンセキ [0] しりぞけてのけものにすること。排斥 0
至高 シコウ [0] このうえなくすぐれていること。最高。「―の域に達する」 0
蒔く ま-く [1] ①発芽・生育させるために、種子を地にうめる。 ②蒔絵(まきエ)を作る。 0
立待月 たちまちづき 陰暦一七日の夜の月。特に、陰暦八月一七日の夜の月。たちまちのつき。秋参考夕方から立って待つくらいの、少しの間に出る月の意。
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漢字の豆知識 望月はどんなお月さま? ~優雅な月の呼び方~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
捕らぬ狸の皮算用 とらぬたぬきのかわザンヨウ まだとりかかっていない計画の成功を、楽天的に予期すること。まだタヌキをとらえてもいないのに、その毛皮が高価に売れると計算することから。 0
白眼 さめ [0] 毛の白いウシやウマ。また、両眼の縁が白いウシやウマともいう。 1
杞憂 キユウ [0] 心配しなくてもいいことを、むやみに憂え心配すること。「心配は―に終わった」故事 古代中国、杞の国に天地が崩れて身の置き所がなくなったらどうしようかと、寝食も忘れるほど憂えた者があった故事から。〈『列子』〉
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四字熟語根掘り葉掘り55:「杞人天憂」への批判と共感
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模糊 モコ [1] ぼんやりして、はっきりしないこと。「曖昧(アイマイ)―」 0
穀潰し ゴクつぶし [3] 食べることは一人前だが、なんの役にも立たない人をののしっていう語。 0
世間の口に戸は立てられぬ セケンのくちにとはたてられぬ いったん人の口にのぼった噂(うわさ)は、止めることができないということ。 参考「世間の口」は「人の口」ともいう。 0
貫穿 カンセン つらぬきとおすこと。学問などを深くきわめること。参考「貫」も「穿」も穴をあける・つらぬく意。 0
堡砦・堡塞 ホウサイ 「堡(とりで)」に同じ。参考「ホサイ」とも読む。 0
澡う あら-う あらいきよめる。こまめに、あらいすすぐ。 0
留 ルーブル 旧ソ連圏およびロシアの貨幣単位。ルーブリ。 0
深ける ふ-ける [2] その時や季節になってから、だいぶ時が過ぎる。たけなわになる。「夜が―ける」 表記「更ける」とも書く。 0
三才 サンサイ [0] ①天と地と人。 三極・三元 ②宇宙に存在する万物。「―図会(ズエ)」 ③人相を見るうえで、額(天)・鼻(人)・あご(地)の称。 0
烏んぞ いずく-んぞ どうして。なんで。「―有らんや」参考漢文を訓読みにした語で、「いずくにぞ」の転。下に推量の語をつけて反語の意を表す。 0
投身 トウシン [0] 自殺するために、水中へ、また高所から下へ身を投げること。身投げ。 0
脅える おび-える [0],[3] こわがる。びくびくする。不安な気持ちになる。「借金の取り立てに―える」 0
良民 リョウミン [0] ①善良な人民。一般の国民。 ②律令(リツリョウ)制で戸籍に編入された賤民(センミン)以外の人民。 0
錬金術 レンキンジュツ [3] 鉄・鉛などの卑金属から、金・銀などの貴金属を製造しようとした技術。古代エジプトに起こり、ヨーロッパに伝わる。失敗に終わったが、化学の発達を促した。 0
蚕豆 そらまめ [2] マメ科の二年草。世界各地で栽培。春、白色または紫色の蝶(チョウ)形花が咲き、長楕円(ダエン)形で大きなさやをつける。種子は食用。 夏 由来「蚕豆」は漢名より。和名は、さやが空を向いてつくことから。 表記「空豆」とも書く。 1
講談 コウダン [0] 軍記・武勇伝・敵討ちなどを独特の節をつけておもしろく語り聞かせる演芸。「―師」参考江戸時代には「講釈」と呼んだ。 0
稲穂 いなほ [0] イネの穂。「―が重そうに垂れている」 秋 0
辞退 ジタイ [1] 遠慮して身を引くこと。「出場を―する」 0
琳琅 リンロウ ①美しい玉。宝石。 ②美しい詩文などのたとえ。 ③玉が触れあって鳴る音の形容。 0
暖簾に腕押し ノレンにうでおし どうやっても、まるで相手に反応が見られず、張り合いがないたとえ。のれんを押しても、全く手ごたえがないことから。糠(ぬか)に釘(くぎ)・豆腐に鎹(かすがい) 0
除去 ジョキョ [1] のぞきさること。不要なものを取りさること。「路上の障害物を―する」 0
寸秒 スンビョウ [0] 非常に短い時間。「―を争う」 寸刻・寸時 0
中耳炎 チュウジエン [3] 鼓膜と内耳との中間の部分に起こる炎症。耳痛・耳鳴りや発熱などがあり、聴力も障害を受ける。 0
看取 カンシュ [1] みてとること。物事の事情などを見抜くこと。「悪事のたくらみを―する」表記「観取」とも書く。 0
呪師 ズシ ①密教などで、祈禱(キトウ)を行う僧。呪術(ジュジュツ)師。 ②「呪師猿楽(さるガク)」の略。 ①の呪法の内容をわかりやすく演技で示す芸能。のろんじ。 参考「ジュシ・シュシ」とも読む。 0
不順 フジュン [0] ①順調でないこと。「今年は気候が―だ」 ②道理にもとること。 0
溢ちる み-ちる あふれるほどいっぱいになる。空間にものがつまる。 0
姥百合 うばゆり ユリ科の多年草。林の樹陰などに自生。茎の中ほどに楕円(ダエン)形の葉をつける。夏、ユリに似た緑白色の花が咲く。由来開花期に根元の葉(歯)が枯れてなくなることから。表記「蕎麦葉貝母」とも書く。 1
花鳥風月 カチョウフウゲツ [1],[4] 自然の風景・風物。自然の美しさの形容。また、自然を題材とした詩歌をたしなむ風流にもたとえる。春花秋月・雪月風花 0
十有五にして学に志す ジュウユウゴにしてガクにこころざす 一五歳のときに学問の道を志す。 由来孔子が自分を回想した言葉。〈『論語』〉 0
水門・水戸 みと ①河口付近にある海水の出入り口。みなと。 ②「水門(スイモン)」に同じ。 0
上物 ジョウもの [0] 上等の品物。質のよい品。「家具に―を揃(そろ)える」 0
憫然 ビンゼン [0] あわれで痛ましいさま。かわいそうなさま。「―たる様相を呈していた」表記「閔然・愍然」とも書く。 0
重播 しきまき 古代の不法な行為の一つ。他人が穀物の種を播いた上にまた種を播き、穀物の生長を妨げること。 表記「頻播」とも書く。 1
能書 ノウショ [0] 特に毛筆で文字を上手に書くこと。また、その人。能筆。「―家」 0
山羊鬚 やぎひげ ヤギのひげのように、あごの下に生やした長いひげ。 1
逸れる そ-れる [3] 道筋や目標からはずれる。「話がわき道に―れる」 0
湧く わ-く [0] ①水などが地中から吹き出てくる。「温泉が―く」 ②感情や考えなどが生じる。起こる。「勇気が―く」 ③発生する。「ウジが―く」表記「涌く」とも書く。 0
長持ち ながもち [3],[4],[0] ①長い期間にわたって使用できること。よい状態を長く保つこと。「冷凍食品は―する」 ②衣類などを入れる、ふたのついた長方形の箱。 0
比肩 ヒケン [0] 肩を並べること。また、匹敵すること。「他に―するもののない実力」 0
大御灯 おおみあかし 神前や仏前に供える灯明(トウミョウ)。 0
氷柱 つらら [0] 水滴が次々にこおって垂れ下がり、棒状になったもの。垂氷(たるひ)。冬参考「ヒョウチュウ」とも読む。 1
審美 シンビ [1] 美しいものと醜いものを見分けること。「確かな―眼を持つ」 0
馳騁 チテイ ①ウマを速く走らせること。ウマでかけ回ること。また、狩猟をすること。 ②あるものを支配すること。 0
靫 ゆぎ [1] 矢を入れ、腰につけて持ち運ぶ用具。木または革で作られ、箱形。後世の(えびら)・胡籙(やなぐい)の類。 参考「うつぼ」と読めば、形状が異なる。 0
液汁 エキジュウ [0] 草木の茎や葉・果実などから出るしる。つゆ。 0
早花咲月 さはなさづき 陰暦三月の異名。弥生(やよい)。 春 0
徽 しるし はたじるし。また、組みひもなどの小さいしるし。全体を代表する、小さいしるし。 由来糸やひもを小さく結んでしるしとしたことから。 0
排尿 ハイニョウ [0] 尿を体外に出すこと。小便をすること。尿の排泄(ハイセツ)。 0
井守 いもり [1] イモリ科の両生類。日本特産で、池や井戸にすむ。形はトカゲに似る。体は黒褐色で腹は赤い。アカハラ。 夏 由来井戸のなかにすむことから。 表記「蠑螈」とも書く。 0
判じ物 ハンじもの [0] 絵や文字などにある意味を隠しておいて、それを人に当てさせるもの。なぞなぞの一種。 0
匠気 ショウキ [1] 役者・芸術家などが技巧をこらし、好評を得ようとする気持ち。「―の見えすいた作品」 0
立憲 リッケン [0] 憲法を制定すること。「―政体(法治主義のもとに、国民を立法に参加させる政治形態)」 0
頑として ガン-として [1],[0] 強く自分の考えを主張して、他の意見を聞き入れないさま。「―承知しない」 0
凍解氷釈 トウカイヒョウシャク 疑問や問題が、氷が解けていくように解決すること。〈『朱子全書』〉 0
浮華 フカ [1],[2] うわべははなやかに見えるが、実質が伴わないこと。 0
糞味噌 くそミソ [0] ①価値のあるものとないものとを、区別なしに扱うさま。「宝石もガラス玉も―に扱う」 ②相手をひどくやりこめるさま。ぼろくそ。めちゃくちゃ。「―にけなす」参考「味噌糞」ともいう。 0
匡正 キョウセイ [0] ただすこと。なおすこと。「道徳の堕落を―する」 0
大喪の礼 タイソウのレイ 天皇の葬儀。皇室典範に基づき、内閣が国葬として行う。 0
精粗・精疎・精麤 セイソ 細かいことと粗いこと。詳しいことと大雑把(おおザッパ)なこと。 0
過渡期 カトキ [2] 新しい状態に移って行く途中の時期。まだ新しいものが確立していない状態。「子どもから大人への―」 0
鮲 こち コチ科の海魚。 牛尾魚(こち) 0
移送 イソウ [0] 人や物を他の場所へ移し送ること。「犯人を管轄の警察署へ―する」 0
不祥事 フショウジ [2] よくない事件。まずい事柄。「前代未聞の―が起きた」参考「不祥」は不吉で縁起の悪いことの意。 0
九鼎大呂 キュウテイタイリョ 貴重なもの、重要な地位や名声などのたとえ。「九鼎」は、中国古代、夏(カ)の禹王(ウオウ)が九州(中国全土)から銅を献上させて作った鼎(かなえ)で、天子の象徴でもある。「大呂」は、周王朝の大廟(タイビョウ)に供えた大つり鐘。いずれも非常に貴重なもの。〈『史記』〉一言九鼎(イチゲンキュウテイ) 0
交叉 コウサ [1],[0] 交差 0
闌干 ランカン [0] ①「闌(てすり)」に同じ。 ②涙が、とめどなく流れ落ちるさま。 ③星や月の光が、きらめくさま。表記①「欄干」とも書く。 0
逡巡・逡遁 シュンジュン 決断をためらって、ぐずぐずすること。しりごみすること。「即断できずにいつまでも―する」 躊躇(チュウチョ) 0
簡ぶ えら-ぶ 善し悪しをより分ける。すぐれてよいほうを取る。えりぬく。 0
志願 シガン [1] 自ら進んで願い出ること。「医学系の大学を―する」 志望 0
感傷 カンショウ [0] 物事に感じやすいこと。特に、寂しさや悲しさを強く感じること。「昔を思い―にひたる」 0
洗滌 センジョウ [0] 洗浄 0
薩摩芋 さつまいも [0] ヒルガオ科のつる性多年草。中南米原産。茎はつる状で、葉はハート形。塊根は甘く食用にするほか、澱粉(デンプン)やアルコールなどの原料となる。カライモ。カンショ。 秋 由来一七世紀前半に日本に伝来し、薩摩地方(現在の鹿児島県の一部)でよく栽培されたことから。 表記「甘藷」とも書く。 0
那由他・那由多 ナユタ ①きわめて大きな数。 ②数の単位で一〇の六〇乗。また、一〇の七二乗という説もある。参考梵語(ボンゴ)を音訳した語。 0
冶金 ヤキン [0] 溶かした鉱石から金属を取り出し、精製すること。また、合金にしたり加工したりすること。「―学」 0
完封 カンプウ [0] ①完全に相手の活動を封じこめること。 ②球技で、相手のチームに一点も与えずに勝つこと。シャットアウト。「―勝利」 0
推進 スイシン [0] おしすすめ進展させること。「合理化を―する」 0
侍座 ジザ 高貴な人のそば近くに座ること。 0
茲 ここ ①話し手がいる場所。「―に来てください」 ②話題としている場所・事柄。「―が肝心です」 ③現在を中心にした近い時間。「―数日眠れない」 0
仙人 センニン [3] ①道教で、理想とされる人物。俗界を離れて山中に住み、不老不死の術を究め、神通力をもつといわれる。 神仙 ②無欲で世間離れした人。 0
凜凜 リンリン ①厳しい寒さで身がひきしまるさま。「―たる寒気」 ②勇ましく勢いがあるさま。「勇気―」凜乎 ③声などが鋭く響くさま。「美声が―と冴(さ)えわたる」 0
意気地 いくじ [1],[0] 自分の考えをつらぬこうとする気力。「―がない」 1
夭夭 ヨウヨウ わかく美しいさま。わかく生き生きとしたさま。「―たる桃花」 0
蘊奥 ウンオウ [0] 学問・知識、また、技芸などの奥深いところ。「書道の―を究める」極意・奥義参考「ウンノウ」とも読む。 0
闔国 コウコク 全国。国全体。国じゅう。 0
収容 シュウヨウ [0] 人や物品を一定の場所・施設へ集めて入れること。「負傷者を病院に―する」 0
寒月 カンゲツ [1] 冷え冷えとした光を放つ冬の月。さえた冬の月。冬 0
一事 イチジ [2] 一つの事柄。一つの物事。「問題はこの―に尽きる」「忘れ得ぬ―」 0
打撃 ダゲキ [0] ①物を強く打ちたたくこと。 ②相手の攻撃や思いがけない出来事による損害や精神的な痛手。ショック。「災害で―を受ける」 ③野球で、打者が投手の投げた球を打つこと。バッティング。 0
減り込む めりこ-む [3],[0] 重みなどで深く入りこむ。「ぬかるみに―む」 0
内弟子 うちデシ [0] 師匠の家に住み込み、家事などを手伝いながら芸を習う弟子。 0
長編 チョウヘン [0] 詩・小説・映画などで長い作品。長編物。短編・中編 「長篇」の書きかえ字。 0
瞭然 リョウゼン [0] はっきりしているさま。「両者の力の差は一目(イチモク)―だ」歴然 0
射る い-る [1] ①矢を放つ。「矢で標的を―落とす」 ②目的のものに向け、まっすぐに強くあてる。「的を―た質問」「鋭い眼光が人を―るようだ」 参考「的をえる」は誤り。 0
褥 しとね [0] 寝たり座ったりするときに用いる、柔らかい敷物。また、ふとん。 表記「蓐」とも書く。 0
株を守って兎を待つ かぶをまもってうさぎをまつ 古いしきたりにとらわれて融通のきかないたとえ。また、偶然の幸運をあてにするたとえ。故事 中国、春秋時代、宋(ソウ)の農夫が偶然にウサギが切り株にぶつかって死んだのを見て、同じ事が起こるものと仕事もせず切り株を見張って過ごしたため、田畑が荒れ果てた故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉 参考「守株待兎(シュシュタイト)」ともいう。 0
山鶏 サンケイ キジの一種。台湾特産で、山地や山林にすむ。 0
饗 あえ [1] 人々が集まって宴会をすること。また、ごちそう。もてなし。饗応(キョウオウ)。 0
肝煎り きもいり [0],[4] ①間に立って世話をすること。また、その人。取りもち。「有志の―で同期会を開く」 ②江戸時代の村の長である、庄屋(ショウや)と名主(なぬし)。庄屋は関西で、名主は関東で使われた称。 0
便り たよ-り [1] 様子を知らせること。音信。手紙。「しばらく―が途絶えている」「風の―に聞く」「花の―が届く」 0
森林 シンリン [0] 樹木が広い範囲で密生しているところ。もり。「―浴」 0
臆する オク-する [3] 気おくれする。おじける。「人前で―せず話す」「暴力に―することなく立ち向かう」 0
自活 ジカツ [0] 他人からの援助を受けないで、自分の力で生活すること。「仕事がなければ―できない」 自立 0
山顚・山巓 サンテン 山のいただき。てっぺん。頂上。山頂。 0
初穂 はつほ [0] ①その年最初に実りをつけた稲穂。 ②穀物・果物など、その年最初の収穫物。 ③神仏に奉る、その年の収穫物やそれに代わる金銭。 参考「はつお」とも読む。 0
遷都 セント [1] 首都を他の場所にうつすこと。みやこうつり。「平安―」 0
激暑 ゲキショ [1] はげしい暑さ。酷暑・猛暑表記「劇暑」とも書く。 0
横恣・横肆 オウシ わがままなこと。気ままなこと。 0
矢来 やライ [0] 竹や木を縦横に粗く組んだ一時的な囲い。「菱(ひし)―」 0
疑惑 ギワク [0] 疑いあやしむこと。また、その疑い。「―の人物が浮上する」「―を招く」疑念・疑心 0
奉賛・奉讃 ホウサン 社寺の仕事に謹んで協賛すること。「―金」 0
連銭葦毛 レンゼンあしげ [5] ウマの毛色で、葦毛に銭のような形をした丸い灰色の斑点(ハンテン)があるもの。参考「レンセンあしげ」とも読む。 0
鳩笛 はとぶえ ハトの鳴き声に似た音を出す、ハトの形をした土製の笛。 0
貨財 カザイ [1] 貨幣と財物。金銭と価値のあるもの。財産・財貨 0
隕ちる お-ちる 高いところからまっすぐおちる。また、転がりおちる。 0
暴虐非道 ボウギャクヒドウ 荒々しくむごい、人道にはずれた行為をすること。また、そのさま。「―に年貢を取り立てる」 0
瘡 かさ [2] ①皮膚にできる、吹き出物や腫(は)れ物。また、かさぶた。 ②梅毒の俗称。 0
品題 ホンダイ [0],[1] 経の内容を章や編に分けたもの。経の題目。 0
白馬 ハクバ [1] ①毛色の白いウマ。 ②「白馬(あおうま)」に同じ。 0
操短 ソウタン [0] 「操業短縮」の略。過剰生産などによる価格の下落を調整するため、作業日時を減らしたり、動かす機械を一部休止したりして生産を減らすこと。 0
得策 トクサク [0] うまい方法。有利なやり方。「反対するのは―ではない」愚策・下策 0
保持 ホジ [1] 保ち続けること。「健康を―する」「会員権を―する」維持・持続 0
強者 つわもの [0] ①非常に強い兵士。勇士。 ②ある方面で非常にすぐれている人。猛者。「―ぞろいの柔道部」表記「兵」とも書く。 1
新鋭 シンエイ [0] ある分野に新しく現れ出て、勢いがあり盛んなこと。また、そのものや人。新進気鋭。「名人戦に―が挑む」 古豪 0
正気 セイキ [1] ①正しい気風。 ②天地間に存在する万物の根本である気。 参考「ショウキ」と読めば別の意になる。 0
託児所 タクジショ [0],[4] 保護者が業務などについている間、その乳幼児を預かり世話をする施設。保育所 0
侯伯 コウハ [1],[0] 諸侯の旗がしら。諸侯の覇者。参考「伯」は、覇の意。「コウハク」と読めば、侯爵と伯爵のこと、または諸侯のこと。 0
許す ゆる-す [2] ①願いを聞き入れ認める。承知する。「入学を―す」 ②罪や過失をとがめるのをやめる。「絶対に―されない行為」 ③相手の自由にさせる。「肌を―す」 ④ゆるめる。「気を―す」 0
柞蚕 サクサン ヤママユガ科のガ。褐色で大形。繭から絹糸をとる目的で飼育される。 0
囈語 ゲイゴ [1] 「囈語(うわごと)」に同じ。 0
凍瘡 トウソウ [0] 寒さのために手足などが血行不良となり、赤くはれ、かゆみを伴う症状。しもやけ。凍傷 冬 0
襟首 えりくび [2] 首の後ろの部分。うなじ。くびすじ。「―をつかまれる」 0
雪は豊年の瑞(しるし) ゆきはホウネンのしるし 雪が多く降る年は豊作になるという言い伝え。 0
唾 つば [3] 「唾液(ダエキ)」に同じ。「事前に―をつける(他人に取られないように、自分のものであることを示す)」参考「つばき」とも読む。 0
手強い てごわ-い [3] 相手として手に余るほど強い。「彼は―い相手だ」「この問題は―い」 0
闔じる と-じる とびらをあわせてしめる。とざす。 0
地獄の沙汰(サタ)も金(かね)次第 ジゴクのサタもかねシダイ この世のことは、金さえあれば思うままにどうにでもなるというたとえ。厳しい地獄の裁きも金の力で自由になるという意から。参考「金」は「銭(ぜに)」ともいう。人間万事金の世の中・阿弥陀(アミダ)の光も金次第 0
載舟覆舟 サイシュウフクシュウ 君主は人民によって支えられ、また人民によって滅ぼされるたとえ。また、人は味方になってくれることもあれば、敵に回ることもあるたとえ。君主を舟、人民を水にたとえて、水は舟を浮かべるものでもあるが、舟を覆(くつがえ)すものでもある意。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
芸術 ゲイジュツ [0] 美を表現しようとする創作活動。また、その作品。文学・絵画・彫刻・舞踊など。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「権利」や「芸術」は中国にはない?日本で生まれたオリジナルの漢字(公財)日本漢字能力検定協会 0
紋付 モンつき [1] 紋章がついていること。また、そのもの。特に、紋のついた、礼装とされる和服。「―袴(はかま)の正装」 0
三種の神器 サンシュのジンギ [5] ①皇位のしるしとして伝えられた三つの宝物。天孫降臨のとき天照大神(あまてらすおおみかみ)から授けられたといわれる、八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)・天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)。 ②三つの代表的な必要なもの。 0
駑馬に鞭(むち)打つ ドバにむちうつ 能力以上のことを無理に強要するたとえ。駑馬に鞭打って無理に速く走らせようとする意から。また、自分の努力をへりくだっていう言葉。 0
只より高い物は無い ただよりたかいものはない 無償で物をもらうと返礼にお金がかかったり、無理な依頼を受けなければならなかったりして、代償が高くつくということ。 0
可及的 カキュウテキ [0] できるだけ。なるべく。「―すみやかに処理する」 0
伯楽 ハクラク [0],[3] ①よいウマを見分けることがうまい人。 ②有望な新人を見つけて成功させることがうまい人。「芸能界の―」由来中国、周代のウマの鑑定名人の名から。〈『戦国策』〉参考①「バクロウ」とも読む。 0
切節 きりよ 切ったタケのふしとふしとの間。 0
帆桁 ほげた [0],[1] 帆を張るために、帆柱に水平にわたした横木。 0
同朋衆 ドウボウシュウ 室町時代、足利(あしかが)将軍や大名に仕え、芸能や茶事・雑役を行った僧侶(ソウリョ)の姿をした者。 0
将 はた [1] ①あるいは。それとも。「夢か、―幻か」 ②そのうえにまた。「野越え、山越え、―海を越え」 0
熨す の-す 熱を加えて布地のしわをのばしたり折り目をつけたりする。「アイロンでしわを―す」 0
眷属・眷族 ケンゾク ①血のつながりがある者。身内。一族。親族。 ②目をかけている者。家来。手下。「夜叉(ヤシャ)王が―をしたがえてやってくる」 0
鋸歯 キョシ [4] ①のこぎり状の歯。 ②植物で葉のふちが、のこぎり状に細かく切れこみとがっていること。ケヤキ・ヤマザクラなど。 0
阿 アユ [2] 相手に気に入られるよう機嫌をとること。へつらうこと。おべっか。 0
関鍵 カンケン [0] ①かんぬきとかぎ。 ②門や玄関の戸締まり。 ③物事の大切な部分。要点。急所。 0
片食 かたけ ①朝夕どちらか一回の食事。②食事の回数を数える助数詞。由来江戸時代、朝夕二回の食事が一般的であったことから。 0
祝融の災い シュクユウのわざわい 火事。火災。 参考「祝融」は、中国古代の伝説上の帝王。また、火をつかさどる神の名。 0
大福 ダイフク [0] ①「大福餅(もち)」の略。薄くのばした餅の中にあんを包みこんだ菓子。 ②大きな幸運。富裕で福運のよいこと。 0
蒹葭 ケンカ ①水辺にはえるオギとアシ。「蒹」はオギ、「葭」はアシ。 ②アシの生長しきらないもの。ヒメヨシ。 0
僅僅 キンキン [0] 数量が非常に少ないさま。ほんのわずか。 0
賛歌 サンカ [1] ①ほめたたえる歌。「青春―」 ②賛美歌。 表記「讃歌」とも書く。 0
脳震盪 ノウシントウ [3] 頭を強く打つなどして脳が衝撃を受け、一時的に起こる意識障害。 0
銀 なげがね [0] 江戸初期、豪商が朱印船貿易や外国船貿易の商人を相手に行った金融。表記「投銀」とも書く。 1
欠配 ケッパイ [0] 配給・給料・配当などが止まること。また、止めること。「年末のボーナスは予想では―だ」 0
廉売 レンバイ [0] 物を安く売ること。安売り。「冬物処分の大―」 0
固定 コテイ [0] ①ひとところに定まって動かないこと。また、動かないようにすること。「―資産」 ②変化しないこと。「―したメンバー」 0
代案 ダイアン [0] 代わりの案。代わりの考え。「―の検討を願い出る」 0
華鬘 ケマン [0] ①仏堂の欄間などを飾る装飾具。花鳥などを透かし彫りにした、うちわ形の金銅製・革製のもの。 ②古代インドで、生花をつなぎ、首や体にかけて装飾としたもの。表記「花鬘」とも書く。 0
排日 ハイニチ [0] 外国で、日本人や日本の文化・製品などを排斥すること。「―感情」親日 0
風塵 フウジン [0] ①風で舞い上がるちり。砂塵 ②わずらわしい俗世間や俗事のたとえ。 ③非常に小さく軽いもののたとえ。「身を―よりも軽んずる」 ④乱世。戦乱。 0
波及 ハキュウ [0] 波が伝わるように、物事の影響がだんだんに周囲におよぶこと。「世界中に―する問題だ」 0
民兵 ミンペイ [1],[0] 民間人で結成された軍隊。また、その兵士。 0
手記 シュキ [1],[2] 自分の体験や感想などを書き記すこと。また、書き記したもの。「闘病体験を―にまとめる」 0
下品 ゲボン [2] ①極楽往生するときの九つの階級のうち最下位の三つ。下品上生・下品中生・下品下生をいう。 ②下等の階級。参考「ゲヒン」と読めば別の意になる。 0
斑気 むらき [0] 気が変わりやすいこと。移り気なこと。心の定まらぬこと。気まぐれ。また、一方に偏る心。「―な少女」参考「むらぎ」とも読む。 1
秉燭 ヘイショク 灯(ともしび)を手に持つこと。転じて、灯をともすころ。宵(よい)。夕方。「―夜遊(好機を逃さずに行楽すること)」〈李白(リハク)の文〉 0
酒手 さかて [0] ①酒の代金。 ②使用人や職人などに賃金以外に与える金。心づけ。チップ。「―をはずむ」 ①②酒代(さかしろ)・(さかダイ) 0
菅 すげ [0] カヤツリグサ科の多年草。湿地や水辺に自生。葉は細長く先がとがり、花は穂状。葉を笠(かさ)・蓑(みの)などの材料にする。 0
連弾 レンダン [0] 一台の楽器で、一つの曲を二人同時に弾くこと。また、その曲。「ピアノの―」表記「聯弾」とも書く。 0
還俗 ゲンゾク [0] 出家した僧や尼が、再び世俗の人間にかえること。 0
訪客 ホウキャク [0] やって来る客。訪問客。「―の声がする」参考「ホウカク」とも読む。 0
般若湯 ハンニャトウ [0] 僧侶(ソウリョ)の隠語で、酒。参考梵語(ボンゴ)で、知恵の湯の意。 0
老成円熟 ロウセイエンジュク 経験が豊富で、人格・知識・技能などがきわめてすぐれていること。 0
池春草 チトウシュンソウ 学問の道を志した少年時代の大きく楽しい夢が、老いの身にとってはまことにはかないことのたとえ。少年のころ、春の日に池の堤の若草の上でまどろんだときの夢のこと。由来 「少年老(お)い易く学(ガク)成り難(がた)し」に続く、「未(いま)だ覚めず池春草の夢」の句から。〈朱熹(シュキ)の詩〉 0
不料簡 フリョウケン [2] よくない考え。あやまった考え。「―を起こす」 0
絶無 ゼツム [1] 全くないこと。一つもないこと。「そのような例は―だ」 皆無 0
爺嬢・爺娘 ヤジョウ 父母の俗称。「―妻子走りてあい送り、塵埃(ジンアイ)に見えず咸陽(カンヨウ)橋」〈杜甫(トホ)の詩〉 0
呉服 ゴフク [0] ①和服用織物の総称。反物。また、特に絹織物。「―屋で訪問着を新調した」 ②「呉服(くれはとり)」に同じ。 0
生む う-む [0] ①母の胎内から卵や子を出す。 ②新しくつくりだす。生じる。「作品を―む」「利益を―む」 0
金色 コンジキ [0] 金のような輝きをもった色。光沢のある黄色。山吹色参考「キンいろ・こがねいろ」とも読む。 0
幽囚 ユウシュウ [0] 捕らえられて牢屋(ロウや)に閉じこめられること。また、その人。 0
掃海 ソウカイ [0] 海中で、機雷などの危険物を除去すること。「―艇」 0
返上 ヘンジョウ [0] 受け取らないこと。戻すこと。また、「返す」の謙譲語で、お返しすること。「休日―で仕事をする」「汚名を―する」「退職金を―する」 0
美し国 うましくに よい国。すばらしい国。美しい国。 1
晩節 バンセツ [0] ①「晩年」に同じ。 ②時代や季節などの終わりの時期。 ③晩年の節操。「―を全うする」 0
乳房 ちぶさ [0] 哺乳(ホニュウ)類の雌の胸や腹にある、乳汁を出す器官。おっぱい。参考「ニュウボウ」とも読む。 0
控訴 コウソ [1] 裁判で、第一審の判決に不服があるとき、判決の取り消し・変更を上級裁判所に求めること。「―棄却」 0
頓服 トンプク [0],[1] 薬を日に何度と分けるのではなく、必要なときに一回だけ飲むこと。また、その薬。「―薬」 0
阻喪 ソソウ [0] 気力がくじけ、元気をなくすこと。気落ち。「最初の失敗で意気―する」 「沮喪」の書きかえ字。 0
贖児 あがちご 陰暦六月と一二月の大祓(おおはらえ)に用いた人形(ひとがた)。 由来人に代わり罪を贖(あがな)う稚児(ちご)の意から。 1
十姉妹 じゅうしまつ [3] カエデチョウ科の小鳥。中国から輸入したコシジロキンバラを日本で改良したという飼い鳥。白地に褐色などのまだらのものが多い。 由来「十姉妹」は漢名より。姉妹のように仲がよいことから。 1
仙翁 センノウ [3] ナデシコ科の多年草。中国原産。全体に細毛を密生。夏、ナデシコに似た紅色の五弁花をつける。観賞用。センノウゲ。 秋 表記「剪秋羅」とも書く。 0
聴納 チョウノウ 他人の進言や願いなどをきき入れること。 0
了見・了簡 リョウケン ①考え。「―が狭い」 ②許すこと。「悪気はないので―してほしい」表記「料簡」とも書く。 0
辛苦 シンク [1] つらく苦しいこと。ひどい苦しみ。「艱難(カンナン)―」 辛酸 0
竭きる つ-きる [2] なくなる。力や水が出つくす。つきはてる。 0
互文 ゴブン 対の形になった二つの文章の中で、一方で述べてあることを他方で省き、互いに補いあって意味を完全にする表現法。天地が長久であることを「天長地久」とする類。 0
譜牒 フチョウ 血縁関係などを図式化したもの。系図。参考「牒」は木の札の意。 0
具体 グタイ [0] 確かめられる姿や形をそなえていること。具象。「―的な考え」抽象 0
潰瘍 カイヨウ [0] 皮膚や粘膜の組織の一部が深部まで崩れてただれること。また、その状態。「胃―」 0
鑷子 ジョウシ [1] 小さいものをはさむ金属製の器具。ピンセット。 参考「セッシ」とも読む。 0
負荊 フケイ 自分の罪を深くわびること。参考「荊」といういばらのむちを、自ら背負って処罰を請うことから。 0
訓告 クンコク [0] ①上の者が下の者におしえ告げること。戒め告げること。 ②公務員の懲戒処分の一つ。 0
臆見 オッケン [0] 憶測による考えや意見。当て推量の意見。参考「オクケン」とも読む。 0
師曠の聡 シコウのソウ 耳が鋭敏なこと。音楽を聞き分けられる人のこと。師曠は中国、春秋時代、晋(シン)の平公に仕えた盲人の楽師。〈『孟子(モウシ)』〉 0
雄 おす [2] ①動物で、精巣があり精子をつくるもの。 ②植物で雄蕊(おしべ)をつける株。 ①②雌(めす)参考「お・おん」とも読む。 0
作用 サヨウ [1] ①他の物にはたらきかけること。また、そのはたらき。「薬の副―」 ②力学において、二つの物体間で力がはたらくとき、一方にはたらく力。 反作用 0
垂線 スイセン [1] 数学で、ある一つの直線・平面に直角に交わる直線。垂直線。 0
股間 コカン [0] またの間。またぐら。表記「胯間」とも書く。 0
上がり框 あがりかまち [4] 家の上がり口に渡してある横木。「―に腰を下ろす」 0
多湿 タシツ [0] 湿度が高いこと。しめり気が多いこと。「高温―の土地柄です」 0
童女 ドウジョ [1] 女の子。幼女。少女。参考「ドウニョ」とも読む。また、「わらわめ」と読めば召使いの女の子の意も含む。 0
窮民 キュウミン [0] 貧しく生活に苦しんでいる人々。貧民 0
善哉 ゼンザイ [3],[1] ①関西ではつぶしあんの入った汁粉(しるこ)、関東では粟(あわ)や白玉の餅(もち)の上に濃いあんをかけたもの。 ②「善哉(よいかな)」に同じ。 0
流麗 リュウレイ [0] 詩・文章や音楽などが、のびやかで美しいこと。また、そのさま。「―な文章に感嘆する」 0
火伏せ・火防 ひぶせ 火災をふせぐこと。特に、火災をふせぐ神仏の力。ひよけ。 0
孟母三遷 モウボサンセン 子どもの教育には良い環境を選ぶことが大切であるというたとえ。故事 孟子(モウシ)の母は悪い環境の影響が子に及ぶのを避けるため、墓地の近くから市場の近くに、そして学校の近くへと住居を三度移した故事から。「三遷」は三度転居する意。〈『列女伝』〉 0
箕 み [1] 穀物をふるって、もみ殻やごみなどをより分ける道具。「籾(もみ)を―でふる」 0
関門 カンモン [0] ①関所の門。また、関所。 ②通過するのが難しい所。また、必ず通らなければならない所。「入試という―を突破する」 0
魚虎 はりせんぼん ハリセンボン科の海魚。温・熱帯の海に分布。体は卵形で、体表に長いとげが密生。危険が迫ると体をふくらませてとげを立てる。ハリフグ。イガフグ。スズメフグ。 由来頭がトラに似ているからとも、とげで他の魚を害する恐ろしい魚だからともいう。表記「針千本」とも書く。 1
卮 さかずき [0],[4] 酒が四升(約七・二(リットル))も入る大杯。 0
米作 ベイサク [0] 米を栽培して収穫すること。米づくり。また、イネの実りぐあい。「―農家と畑作農家」稲作(いなサク) 0
三十輻一轂を共にす サンジップクイッコクをともにす 車の三十本の輻(や)は轂(こしき)の空虚な部分に集まっているが、この空虚な部分があってはじめて、車が回転して役に立つということ。由来無の効用を説いた『老子』の言葉から。参考「其(そ)の無なるに当たりて車の用あり」と続く。 0
恨み辛み うらみつらみ [6],[0] さまざまなうらみ。いろいろなうらみごと。「今までの―をぶちまける」 0
材料 ザイリョウ [3] ①物をつくり出すもとになる物。「料理の―を吟味する」 ②研究・調査などの助けとして使われるもの。資料。「通説をくつがえす―が見つかる」「判断―」 ③芸術作品などのもとになる題材。 0
宝刀 ホウトウ [0] 宝物として大切にしている刀。「伝家の―を抜く」宝剣 0
清穆 セイボク [0] ①清らかでおだやかなこと。 ②手紙で相手の幸せを祝う言葉。 0
通達 ツウタツ [0] ①告げ知らせること。特に、上位官庁が下の機関に出す知らせ。「政府―」 ②深く通じていること。「三か国語に―する」熟達参考①古くは「通牒(ツウチョウ)」が用いられた。 0
晦渋 カイジュウ [0] 文章や語句などが難しくてわかりにくいこと。「―な表現に戸惑う」難解 0
嗜み たしなみ [0],[4] ①好み。芸事などに対する心得。「茶道の―がある」 ②ふだんからの心がけ・用意。「彼は―のよい人だ」 ③つつしみ。「―のない態度をとる」 0
石蒜 ひがんばな ヒガンバナ科の多年草。中国原産。あぜや土手に群生。秋の彼岸のころ、真っ赤な花を花火のようにつける。鱗茎(リンケイ)は有毒だが、昔は凶作のとき水にさらして食用にした。マンジュシャゲ。 秋 由来「石蒜」は漢名から。 表記「彼岸花」とも書く。 1
木枯らし こがらし [2] 晩秋から初冬にかけて強く吹く、冷たい風。「―の吹きすさぶ夜」 冬表記「凩」とも書く。参考木を吹き枯らす意。 0
渦中 カチュウ [0],[1] ①うずの中。 ②もめごとや混乱した事件のまっただなか。「―の人物に取材が殺到した」 0
巨星 キョセイ [0] ①恒星の中で、ひときわ形や光度の大きいもの。矮星(ワイセイ) ②ひときわ輝く偉大な人物。 0
毛槍 けやり 鳥の羽毛を、さやの先に飾った槍。大名行列で、先頭を行く槍持ちが振って歩く。 0
篇目 ヘンモク 書物の篇や章につけた題目。表記「編目」とも書く。 0
考究 コウキュウ [0] 物事を深く考えて、研究すること。深いところまで考えきわめること。「宗教倫理を―する」 0
李 すもも [0] バラ科の落葉小高木。中国原産。古くに渡来し、果樹として栽培される。春に白い花を開く。果実は赤く、甘酸っぱい。生食やジャムなどにする。夏表記「酸桃」とも書く。 0
屋漏に愧じず オクロウにはじず 人の見ていない所でも、良心に恥じるような行いはしないこと。「屋漏」は、部屋の西北の隅で、一番奥まった人目につかない所の意。〈『詩経』〉 0
朱鷺 とき [1] トキ科の鳥。 鴇(とき) 1
法外 ホウガイ [0],[1] 道理や常識からはずれ、妥当な限度を超えること。「―な要求をされる」 0
諾諾 ダクダク [0] 逆らわずに、人の言うままになるさま。「唯唯(イイ)―としてしたがう」 0
復讐 フクシュウ [0] 仇(あだ)をかえすこと。仕返し。「―の機会を狙う」報復 0
学舎 まなびや [0],[3] みんなで勉強をする場所。学校。校舎。「思い出の―を訪ねる」参考「ガクシャ」とも読む。 1
老軀 ロウク 年をとった身体。老人になり、衰えた体。老体。「―をおして働く」 0
鼠輩 ソハイ [0],[1] ねずみども。取るに足りない連中。人をののしっていう語。 0
空元気 からゲンキ [3] 見せかけの元気。表面だけ元気があるように見せること。「彼の明るさは―にすぎない」 0
帰一 キイツ [0],[1] 多くの物事が一つになること。「結局はこの一点に―する」帰着 0
倖い さいわい 思いがけないしあわせ。こぼれざいわい。参考「幸い」と区別し、難を危うくのがれての幸運の意。 0
老驥・老騏 ロウキ 年老いた駿馬(シュンメ)。年老いた英傑のたとえ。 0
断交 ダンコウ [0] ①交際をやめること。絶交 ②国家間の公式の関係をたつこと。 0
確答 カクトウ [0] はっきりした返事をすること。また、その返事。「―を得る」「―を避ける」「―を迫る」 0
蓮 はちす [0] ①ハスの別称。 ②ムクゲの別称。 槿(むくげ) 0
悠悠自適 ユウユウジテキ [0],[3] 世間の雑事にわずらわされることなく、のんびりと暮らすこと。「自適」は自分の思うままに楽しむこと。「―の生活」悠然自得 0
学歴 ガクレキ [0] 学業に関しての経歴。「―偏重(ヘンチョウ)の社会」 0
璽符 ジフ [1] ①天子の印。 ②皇位の印。特に、三種の神器のうちの八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)。 0
環視 カンシ [1],[0] 多くの人がまわりを取り囲んで見ていること。多数の人が注目していること。「衆人―の中で演説をする」 0
好逑 コウキュウ [0] よい配偶者。よきつれあい。参考「逑」はつれあいの意。 0
勤怠 キンタイ [0] 「勤惰」に同じ。 0
取組 とりくみ [0] ①とりかかること。「仕事の―が早い」 ②相撲などの組み合わせ。「好―の一番」 0
摂理 セツリ [1] ①万物をおさめている法則。自然界の理法。「自然の―には驚かされる」 ②キリスト教で、創造主である神の、この世に対する配慮や意志。 0
直系 チョッケイ [0] ①血筋が、祖先からずっと親子の関係でつながっている系統。 ②直接系統を受け継ぐこと。また、その人や組織。師弟・派閥など。「―の会社」 ①②傍系 0
厚遇 コウグウ [0] 手厚く待遇すること。「技術者は会社で―されている」優遇冷遇 0
造 みやつこ 古代の姓(かばね)の一つ。世襲で朝廷などの部民(ベミン)を統率した氏族である伴造(とものみやつこ)に多く与えられた。 0
結縄 ケツジョウ [0] 文字がなかったころ、縄の結び目によって記憶したり、意思の伝達をするのに役立てたこと。 0
薙ぐ な-ぐ [1] 刃物などで、横に切り払う。「鎌(かま)で草を―ぎながら進む」 0
厨房 チュウボウ [0] 調理場。台所。勝手。くりや。キッチン。 0
呆れる あき-れる [0] ①物事の意外さに驚く。あっけにとられる。「横綱は―れるほどの強さを見せた」 ②ひどいようすに愛想をつかす。「政治家の醜態に―れる」 0
阿呆・阿房 アホウ 愚かなこと。またそのようなさま。愚か者。ばか。あほ。 0
暮靄 ボアイ 夕暮れのもや。夕方に立つもや。晩靄 0
内通 ナイツウ [0] ①ひそかに敵に通じていること。「味方のなかに―者がいる」 ②ひそかに男女関係を結ぶこと。密通 0
尺蠖の屈するは以て信びんことを求むるなり セッカクのクッするはもってのびんことをもとむるなり 将来大きく成功するためには、しばらく忍耐して時機を待つことも必要であるたとえ。尺取虫が身を曲げるのは次に身を伸ばして前進しようとするためである意から。「尺蠖」はしゃくとりむし。「信」は「伸」に同じ。〈『易経』〉 参考「尺蠖」は「セキカク・シャッカク」とも読む。 0
偈 ゲ [0],[1] 韻文体の経文。また、仏教の教えを詩の形式で表したもの。偈頌(ゲジュ)。 0
表層 ヒョウソウ [0] 表面の層。上側。「―雪崩(なだれ)は新雪が降ったあとに起きやすい」 0
縞馬 しまうま [0] ウマ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。アフリカの草原に群れをなしてすむ。体全体に黒と白のしま模様がある。ゼブラ。表記「斑馬」とも書く。 0
高手小手 たかてこて [0] 両手を後ろに回し、首からひじ・手首に縄をかけてきつくしばりあげること。参考「高手」はひじから肩までの間で、「小手」は手首とひじの間。 0
装丁 ソウテイ [0] 書物をとじて表紙をつけ、一冊の本として整えること。また、書物の表紙などのデザイン。「本の―を画家に依頼する」 装本 「装釘・装幀」の書きかえ字。 0
対極 タイキョク [0] 反対の極。対立する極。「―に位置する考え方」 0
祇園祭 ギオンまつり [4] 京都の八坂神社の祭礼。七月一七日から二四日まで行われる。山鉾(やまぼこ)の巡行で有名。平安時代、疫病の流行を鎮めるために行われたのが最初という。祇園会(ギオンエ)。夏 0
余瀝 ヨレキ [0] ①杯などに、残ったしずく。余滴 ②人から受けるめぐみ。 0
限定 ゲンテイ [0] 範囲や数量・適正などを限ること。「千部だけの―版」「応募資格を四〇歳以下に―する」 0
刀 かたな [1] ①刀剣類・片刃のはものなどの総称。 ②脇差(わきざ)しとともに腰にさす大刀(たち)。 0
荘厳 ソウゴン [0] 重々しくりっぱなこと。おごそかなこと。「―な音楽が鳴り響く」 森厳 参考「ショウゴン」とも読む。 0
充てる あ-てる [0] 欠けたところをうめてみたす。あてはめてみたす。「余暇を読書に―てる」「不足分には予備費を―てる」
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漢字の豆知識 読めないと恥ずかしい常用漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
痲痹 マヒ ①神経や筋肉の機能が停止したり低下したりすること。「心臓―」 ②本来のはたらきができなくなること。「良心が―する」表記「麻痺」とも書く。 0
評議 ヒョウギ [0] 多くの人が意見を交換して相談すること。「―会を開く」 0
割安 わりやす [0] 品質や分量のわりには値段が安いこと。割高 0
糠喜び ぬかよろこび [3] 喜んだのに、あてがはずれてがっかりすること。無駄な喜び。「―に終わった」 0
粟 あわ [1] イネ科の一年草。秋、小花が穂状につく。実は小粒で黄色。五穀の一つ。 秋 0
鳥籠 とりかご [0] 鳥を中に入れて飼うかご。竹や針金などで作る。 0
竭尽 ケツジン 使いつくすこと。つきてなくなること。 0
乖戻 カイレイ 道理に逆らい、そむくこと。背戻 0
巫蠱 フコ みこやまじない師。また、神に祈ったり、まじないをしたりして人をのろうこと。参考「蠱」はまじないで人をのろう者の意。 0
拱手傍観 キョウシュボウカン [1] 何もせず手をこまねいて、ただ傍らで見ていること。袖手傍観(シュウシュボウカン)・垂拱傍観・隔岸観火
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四字熟語根掘り葉掘り15:思い込んだら「拱手傍観」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
猛攻 モウコウ [0] はげしく攻撃すること。「敵の―を受けて崩れる」猛撃 0
橇 そり [1] 人や荷物を載せる台の下に二本の細長い板をつけてある乗り物。多く、ウマ・イヌ・トナカイなどに引かせて、氷雪の上をすべらせる。冬 0
髪文字 かモジ [0] 女性がまげをゆうときに加える髪。入れ髪。添え髪。表記「髢」とも書く。 0
惚れた欲目 ほれたヨクめ 好きな相手は実際以上によく見えてしまうこと。痘痕(あばた)も靨(えくぼ) 0
土用 ドヨウ [0] 陰暦で、立春・立夏・立秋・立冬の前のそれぞれ一八日間。現在では、特に立秋前の夏の土用をいう。夏 0
尖鋭 センエイ [0] 先鋭 0
融解 ユウカイ [0] ①とけること。とかすこと。 ②固体が熱によって液状になること。「―点」「氷はセ氏零度で―する」溶融凝固 0
恋 こい [1] 思い慕う気持ち。特に、異性にあこがれ、思いを寄せること。「―の病」 0
瑞香 じんちょうげ ジンチョウゲ科の常緑低木。 由来「瑞香」は漢名から。 参考「ズイコウ」とも読む。 沈丁花(ジンチョウゲ) 1
天譴 テンケン [0] 天のとがめ。神のおしかり。天から下される罰。天罰 0
棚引く たなび-く [3] 煙や霞(かすみ)などが、横に長く引くようにゆっくりと動く。「山頂に雲が―いている」 0
知情意 チジョウイ [2] 人間の精神活動の、三つの基本的なはたらき。知性・感情・意志。 0
堂塔 ドウトウ [0] 寺院の堂と塔。「山の中腹に寺院の―が見える」 0
慎しい つつま-しい ①遠慮深くて控え目なさま。 ②質素である。つましい。「―い暮らしぶり」
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漢字の豆知識 「おざなり」と「なおざり」はどう違う?~似ているだけに、しっかり使い分けよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
不協和音 フキョウワオン [4] ①複数の音を同時に出したとき、調和しないで聞き苦しい感じを与える音。協和音 ②考え方や主張などが一致せず、まとまらないことのたとえ。「両国間に―が高まる」 0
放逐 ホウチク [0] 追い払うこと。「裏切者を―する」追放 0
官舎 カンシャ [1] 政府や地方自治体が造った公務員用の住宅。公務員住宅。公舎 0
波動 ハドウ [0] ①波の動き。波のうねり。 ②波のような動き。波のように周期的な高低の変化。「景気の―」 0
水揚げ みずあげ [0] ①船の荷を陸へあげること。陸揚げ。「積み荷を―する」 ②漁獲高。 ③タクシーや水商売などの売上高。「師走は―が多い」 ④芸者や遊女が初めて客をとること。「―料」 ⑤生け花で、生けた草木が水をよく吸いあげて、長もちすること。 0
糧 かて [1] ①生きていくための食べ物。「その日の―にも困るような状態だった」 ②精神や生活の支えとなるもの。「読書は心の―になる」参考もとは旅行などに携帯した食糧の意。 0
豪毅 ゴウキ [1] 意志が強く、何事にも屈しないこと。参考「剛毅」とも書く。 0
移風易俗 イフウエキゾク 風俗や習慣を改め、よいほうへ移し変えること。「易」は移し変える意。〈『孝経』〉 0
転落 テンラク [0] ①ころがり落ちること。「車ごと崖(がけ)から―する」 ②落ちぶれる。堕落する。「―の人生」表記「顚落」とも書く。 0
昼夜兼行 チュウヤケンコウ [1] 昼夜の別なく、休まずに仕事をすること。また、昼も夜も休まず、道を急ぐこと。故事 中国、三国時代、呉の呂蒙(リョモウ)が蜀(ショク)の将軍の関羽(カンウ)の留守をねらって長江を船で渡り、昼夜を分かたず急行して、敵を襲撃した故事から。〈『三国志』〉不眠不休 0
華奢 カシャ [0] 派手でぜいたくなこと。はなやかにおごること。参考「キャシャ」と読めば別の意になる。 0
祭司 サイシ [1] ①宗教上の儀式・典礼を執行する神官。 ②ユダヤ教で、エルサレムの神殿に奉仕して宗教上の職務を専門に司る人。 0
先鋭 センエイ [0] ①先が鋭くとがっているようす。 ②思想・行動などが急進的なこと。「―分子」 「尖鋭」の書きかえ字。 0
蜀椒 さんしょう ミカン科の落葉低木。 由来「蜀椒」は漢名から。 山椒(サンショウ) 1
千六本 センロッポン [3] 大根などを細長く刻むこと。また、刻んだもの。 千切り 表記「繊六本」とも書く。 参考「繊蘿蔔(センロフ)」の中国字音「センロウポ」の転。「蘿蔔(ロフ)」は大根のこと。 0
親衛 シンエイ [0] 国家元首や要人を護衛すること。「―隊」 0
圧す お-す [2],[0] ①上から下へ、また、中心にむかって力を加える。 ②相手を圧倒する。他をしのぐ。「―されっぱなしの試合だった」 0
宙返り チュウがえり [3] ①体を空中で回転させること。とんぼがえり。「二回半―」 ②飛行機が、空中で機首を上または下に向けて回転して飛ぶこと。「―で反転する」 0
冠前絶後 カンゼンゼツゴ 群を抜いてすぐれている、また非常に珍しいことの形容。これまでで最高であり、これからもないであろうの意。空前絶後 0
雪裏清香 セツリセイコウ ウメの別称。雪のなかで清らかな香りを漂わせていることから。「雪裏」は雪の積もっているなかの意。 雪香氷艶(セッコウヒョウエン) 0
宗教 シュウキョウ [1] 人間がやすらぎや心の支えを得るために、神や仏など人間を超えた絶対的なものを信仰すること。また、その教え。 0
俳優 わざおぎ [0] おかしい動作で歌い舞い、神や人を楽しませること。また、その人。わざびと。参考「ハイユウ」と読めば別の意になる。 1
担税 タンゼイ 税金を負担すること。「―能力のある大会社」 0
容体・容態 ヨウダイ ①人のありさま。ようす。 ②病気のありさま。病状。「―が悪化する」参考「ヨウタイ」とも読む。 0
潮 うしお [2] ①「潮(しお)」に同じ。 ②「潮汁」の略。 ③「潮煮」の略。魚介類を塩味で煮たもの。 0
孩児 ガイジ ①幼児。みどりご。孩子。 ②幼児の戒名につける語。 0
新風 シンプウ [0] これまでとちがった新しいやり方や考え方。新しい風潮。「政界に―を吹き込む」 由来新鮮な風の意から。 0
宇内 ウダイ [1] あめのした。天下。世界。「―万国広しといえども」 0
折 おり [2] ①折ること。折ったもの。また、折り目。「三つ―にする」 ②「折り箱」「折り詰め」の略。「菓子―を持参する」 ③季節。時節。「残暑の―」 ④場合。そのとき。機会。「又の―にお目にかかりましょう」 0
宏遠 コウエン [0] 物事の規模が、ひろく大きいさま。「―な思想」表記「広遠」とも書く。 0
世論 セロン [1] 世間一般の意見。標準的な考え。「―に訴える」 参考「セイロン・よロン」とも読む。
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漢字の豆知識 当て読みってなんだろう「誤読が認められるようになった漢字2」(公財)日本漢字能力検定協会 0
金甌無欠 キンオウムケツ [5],[0] 完全で欠点のないたとえ。特に、他国から侵略されたことのない堅固な国家のたとえ。「金甌」は黄金の瓶(かめ)、「無欠」は少しの傷もない意。〈『南史』〉完全無欠 0
一時 イッとき [2] ①ある時期。その時。「―は回復も危ぶまれた」 ②しばらくの間。ちょっとの間。「ほんの―の辛抱だ」「―雨が降った」 ③昔の時間の単位。現在の二時間。参考①②「ひととき・イチジ」とも読む。 0
季刊 キカン [0] 雑誌などを年に春夏秋冬の四回刊行すること。また、その刊行物。「―誌」 0
禁則 キンソク [0] 禁止事項を定めた規則。「ワープロの―処理」 0
錚錚 ソウソウ [0] ①「錚然」に同じ。 ②人物がすぐれてりっぱなさま。「―たる顔ぶれが集まった」 0
義絶 ギゼツ [0] 肉親・君臣などの縁を断ち切ること。義断・勘当 0
開眼供養 カイゲンクヨウ [5] 新たにつくった仏像に目を入れて仏の魂を迎える儀式。 0
仕置 シおき [0] ①江戸時代、人を刑罰に処すること。特に、死刑にすること。「―場(ば)」 ②「お―」の形で、いたずらなどをした子どもをこらしめること。 参考「処置」する意。 0
誇張 コチョウ [0] 実際より大げさに表現すること。「話が―されて伝わる」 0
輔佐 ホサ [1] 補佐 0
海布 め 食用にする海藻の総称。ワカメやアラメなど。 1
基礎 キソ [1],[2] ①建築物の土台。いしずえ。「―工事」基址(キシ) ②物事の成立するもととなるもの。「―的なことを大事にしたい」「生活の―を固める」基本 0
悸れる おそ-れる おそれ驚き、胸がどきどきする。胸騒ぎがする。 0
無作法 ブサホウ [2] 礼儀を心得ないこと。作法にはずれていること。また、そのさま。「―をお許しください」無礼・失礼表記「不作法」とも書く。 0
白地図 ハクチズ [3],[0] 地形の輪郭だけを記した地図。地名などの記入がなく、地理の学習や分布図の作成などに使われる。白図。参考「しろチズ」とも読む。 0
叙べる の-べる ①順序立てて陳述する。「構想を―べる」 ②ありのままにのべる。 表記②「抒べる」とも書く。 0
推賞・推称 スイショウ ある物や人などのすぐれた点をとりあげて、他の人に向かってほめたたえること。「選考委員がそろって―した作品」 0
勅使 チョクシ [0],[1] 勅命の使者。天皇の命令を伝えるための使者。 0
年中 ネンジュウ [0],[1] ①一年の間。「―無休」 ②いつも。たえず。あけくれ。「―小言を言う」参考①「ネンチュウ」とも読む。 0
認識 ニンシキ [0] ①物事を十分知り、その本質を理解し、判断すること。また、その心のはたらき。「―を新たにした」 ②哲学で、ある対象を知る作用とそれによって記憶する作用。 0
改易 カイエキ [0] 江戸時代、官職や身分を取り上げた刑罰。武士の身分を除籍し屋敷・領地を没収した。切腹より軽く、蟄居(チッキョ)より重い。 0
裘葛 キュウカツ 冬に着る毛皮の衣と、夏に着る葛(くず)の繊維で織ったひとえの着物。転じて、冬から夏まで。一年の意。「―を易(か)う」 0
持参 ジサン [0] 必要なものとして、もって行くこと。もって来ること。「契約には印鑑をご―ください」 0
外侮 ガイブ 外国や外部の人から見下げられ、ばかにされること。「このような―はたまらない」 0
訂正 テイセイ [0] 言葉や字句の誤りを、正確になおすこと。「誤植を次号で―する」 0
文選 モンゼン [0] 中国の書名。もと三〇巻。のちに六〇巻。周から梁(リョウ)まで約一〇〇〇年間にわたる詩文の中から選定し、編集したもの。日本では平安時代、知識人の必読書として多く読まれた。参考「ブンセン」と読めば別の意になる。 0
苦しい くる-しい [3] ①心や体が疲れたり痛んだりしてつらい。「―い胸の内」 ②無理があるさま。困窮しているようす。「―い返答」「財政が―い」 ③…しにくい。…するのがつらい。「見―い」「寝―い」 0
刺客 シキャク [0] 人をつけねらって殺す者。暗殺者。「―をはなつ」 参考「セッカク・シカク」とも読む。 0
大様 おおヨウ [0],[1] 性格や動作などがおっとりして、落ち着きのあること。おおらか。また、寛大で、細かいことにこだわらないこと。「―に構える」表記「鷹揚」とも書く。 0
午睡 ゴスイ [0] 昼寝をすること。昼寝。「木陰で―する」 夏 0
尊ぶ とうと-ぶ [3] 尊敬に値するもの、または価値があるものとして敬い大切にする。「平和を―ぶ」 参考「たっとぶ」とも読む。 0
介 すけ 律令(リツリョウ)制で四等官第二位。地方の長官である国司を補佐する次官。 0
舞踊 ブヨウ [0] 音楽に合わせるなどして、手足や体を動かすこと。「日本―の師匠」「高名な―家の公演会」参考「踊」は、本来はとび上がる・はね回る意。 0
内済 ナイサイ [0] 事柄を表ざたにしないで内々で解決すること。 0
緊める し-める きつくひきしめる。「褌(ふんどし)を―める(気持ちをひきしめる)」 0
随伴 ズイハン [0] ①供として付きしたがっていくこと。「首相の外遊に―する」 随行 ②ある物事にともなって起こること。「これに―する諸問題」 付随 0
水平 スイヘイ [0] ①静止した水面のように平らなさま。「両腕を―に伸ばす」 ②地球の重力の方向と直角に交わる方向。「―線」 垂直 0
湿疹 シッシン [0] 皮膚の表面の炎症。急性と慢性があり、かゆみをともなうことが多い。 0
遺髪 イハツ [0] 死んだ人の頭髪。特に、かたみにする頭髪をいう。 0
奥方 おくがた [0],[2] 身分の高い人の妻に対する敬称。夫人・令室・令閨(レイケイ) 0
手相 てソウ [2] 手のひらの筋や肉づきなどに表れるという運勢の相。「長寿の―」 0
薪水の労 シンスイのロウ 炊事仕事の苦労。また、労を惜しまずに人に仕えて働くこと。〈『南史』〉 0
散乱 サンラン [0] ①あちこちに散らばること。「空き缶が―する」 ②波動や粒子線などが、物体に当たって進む方向を変え散らばること。 0
隔心 カクシン うちとけない心。へだて心。「―をいだく」隔意 0
睡菜 みつがしわ リンドウ科の多年草。 由来「睡菜」は漢名から。 三柏(みつがしわ) 1
両断 リョウダン [0] 二つに断ち切ること。「一刀―にする」 0
甦る よみがえ-る [3],[4] 生き返る。失われたものがもとに戻る。 由来黄泉(よみ)(死者の行く所)から帰る意から。 表記「蘇る」とも書く。 0
蜆 しじみ [0] シジミ科の二枚貝の総称。湖沼や河川など淡水の砂地にすむ。アサリより小さく、殻は黒褐色。食用。「―汁」 春 0
寐語 ビゴ [1] ねごと。転じて、とるに足りない言葉。たわごと。 0
粒揃い つぶぞろい [3] ①すぐれた人がそろっていて、見劣りするものが混じっていないこと。「―の選手たち」 ②粒の大きさなどがそろっていること。「―の蜜柑(ミカン)」 0
淫靡 インビ [1] 男女の関係や風俗などが乱れているさま。 0
雨避け・雨除け あまよけ ①物が雨でぬれるのを防ぐための、おおい。また、そのための屋根や庇(ひさし)。あまおおい。 ②雨でぬれないようにしばらく待つこと。あまやどり。 0
洋風 ヨウフウ [0] 西洋風。洋式。「家族で―料理を食べに行く」和風 0
酒徒 シュト [2],[1] ①酒飲み仲間。「―が集まる酒場」 ②酒好きの人。酒ばかり飲んでいる人。「根っからの―」 0
趨炎附熱 スウエンフネツ 権勢の盛んな人に近づいて、機嫌をとること。〈『宋史(ソウシ)』〉 参考「附熱」は「付熱」とも書く。 趨炎附勢(スウエンフセイ) 0
金殿玉楼 キンデンギョクロウ [0] 豪華できらびやかな建物のたとえ。 0
月夜に提灯夏火鉢 つきよにチョウチンなつひバチ 必要のないもの、役に立たないもののたとえ。明るい月の出た夜に提灯を使い、暑い夏に火鉢を使う意から。夏炉冬扇 0
鴨頭 コウトウ 吸い物に入れるユズの皮などの種々の薬味。表記「香頭」とも書く。参考「鴨」は誤読による当て字。 0
実利 ジツリ [1] 実際の利益・効用。「―的な行動に出る」 実益 実害・実損 0
冒す おか-す [2],[0] ①危険なことをあえて行う。「強風を―して出発した」 ②神聖なものをけがす。 ③体などをむしばまれる。「病魔に―される」 ④他人の姓を勝手に名のる。 0
理由 リユウ [0] ある結果が生じた原因。わけ。参考哲学においては論理的理由と実在的理由とがあり、前者は前提と、後者は原因と同義。 0
樟蚕 くすサン ヤママユガ科のガ。はねは黄褐色で、眼状紋がある。秋、灯火に集まる。幼虫はシラガタロウと呼ばれ、長い毛をもち、その絹糸腺(ケンシセン)から釣り糸の天蚕糸(てぐす)をとる。 0
抓む つ-む [0] ①指先でつまむ。強くはさむ。はさみとる。 ②爪(つめ)の先でつねる。 0
親父・親爺・親仁 おやじ ①自分の父親を親しんでいう語。 御袋(おふくろ) ②中年以上の男性を親しんで、または、さげすんでいう語。 ③店の主人や職場の長などを親しんでいう語。 0
掌中の珠(たま) ショウチュウのたま 手のなかの宝玉の意から、非常に大切にしているもの。最愛の妻や子など。〈傅玄(フゲン)の詩〉「―を失う」 0
穢身 エシン けがれた身。煩悩(ボンノウ)に迷い、悟りを開けない凡人。 0
潺湲 センカン ①水がさらさらと流れるさま。また、その音。 ②涙の流れるさま。さめざめ。 参考「センエン」とも読む。 0
復調 フクチョウ [0] 体や物事の調子が元のよい状態にもどること。「スランプから―する」「日本経済が―傾向にある」 0
唯心 ユイシン [0] ①すべての事象は心の表れにすぎず、心だけがただ一つの実在であるという考え方。唯識 ②哲学で、すべての事柄は精神の作用によるもので、精神を離れた存在はないとする考え方。唯物 0
博覧強記 ハクランキョウキ [5] 「博聞強記」に同じ。 0
青眼 セイガン [0] 喜んで人を応対する心を表した目つき。好意をもった目つき。 白眼 故事中国、晋(シン)の阮籍(ゲンセキ)が、好きな人には青眼で、嫌いな人には白眼で迎えたという故事から。 0
砂鉄 サテツ [0] 岩石中の磁鉄鉱が、風化・浸食などにより流れ出し、河底や海底に堆積(タイセキ)したもの。 参考「シャテツ」とも読む。 0
納采 ノウサイ [0] 皇族が結納(ゆいノウ)を取りかわすこと。「―の儀」 0
気質 キシツ [0] ①気性。気だて。心だて。「おだやかな―」 ②人の性格を特徴づけるような感情的傾向。神経質・多血質など。 ①②性質 ③「気質(かたぎ)」に同じ。 0
科目 カモク [0] ①小さく区分した個々の項目。「勘定―」 ②学科・教科の区分。「選択―」表記②「課目」とも書く。 0
蟹眼 カイガン ①カニの目。 ②湯が沸き始めたときに出る小さな泡。また、その状態の沸き具合。 由来②カニの目に似ていることから。参考②大きい泡は「魚眼」という。 0
先史 センシ [1] 文献による史料のない時代。有史以前。「―時代」 前史 0
遠い とお-い [0] ①距離のへだたりが大きい。「―くの町」 ②時間のへだたりが大きい。「―い昔」 ③関係がうすい。「―い親戚」 ④性質・内容が似ていない。「プロにはほど―い」 ⑤目や耳のはたらきがにぶい。「耳が―い」 0
揣摩臆測 シマオクソク [1] 物事を自分だけで勝手に推測すること。「揣摩」は相手の意などを推し量ること。「臆測」は、いいかげんに推測すること。 参考「揣摩」は「スイマ」とも読む。 0
諡 おくりな [0],[3] 生前の偉業をたたえ、死後につける称号。諡号(シゴウ)。空海を「弘法(こうぼう)大師」という類。 表記「贈り名」とも書く。 0
夜直 よたた [0] 夜から朝まで。夜どおし。一晩中。終夜。参考「よただ」とも読む。 0
添水 そうず [0] なかほどに支点を置いた竹筒の、斜めに切り落とした一方に水を落とし入れると重みで下がり、水が流れ出た反動でもう一方が石の上に落ちて音を立てる装置。ししおどし。秋表記「僧都」とも書く。 0
松明 たいまつ [1],[0] マツの樹脂の多い部分にタケ、アシなどを束ね、火をつけて屋外用の照明具としたもの。まつ。 由来「たきまつ(焚松)」の転じた語から。 表記「炬」とも書く。 1
帆船 ハンセン [0] 帆をかけて風の力で走る船。ほかけぶね。帆前船。参考「ほぶね」とも読む。 0
目的 モクテキ [0] 達成しようと目指すもの。目指すところ。「―に叶(かな)った内容」目標・目途参考目指すものを弓矢の的(まと)にたとえた語。 0
匹婦 ヒップ [1] 身分の低い女。また、道理を解せず教養もない、ただの女。匹夫 0
案山子 かかし [0] ①農作物を荒らす鳥獣をおどすため田畑に立てるタケや藁(わら)で作った人形。秋 ②見かけだけで役に立たない人のたとえ。表記「鹿驚」とも書く。参考「かがし」とも読む。
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漢字の豆知識 秋をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
赭 あかつち 鉄分を含んだ赤褐色の粘土。赤土。 0
允許 インキョ [1] 許すこと。許可。「―を得てただちに帰国した」允可 0
貧すれば鈍する ヒンすればドンする まずしくなると、生活の苦労に圧迫されて頭のはたらきがにぶり、心もさもしくなりやすい。 0
撚糸 ネンシ [1] 糸を二本以上合わせ、よりをかけたもの。参考「よりいと」とも読む。 0
域 さかい [1] ①土地の区切り。境界。 ②区切られた場所。区切られた中。 0
基盤 キバン [0] 物事の成立するもとをなしているもの。「生活の―」土台・基礎・基本 0
柿 かき [0] カキノキ科の落葉高木。初夏に淡黄色の花を開く。果実は黄赤色で食用。秋 0
拯う すく-う 引き上げてたすける。落ちこんだ所から引き上げてやる。 0
節気 セッキ [0],[1] 陰暦の季節区分。立春から大寒まで二四気ある。中国から伝来した。 0
回天 カイテン [0],[1] 世の中のありさまをすっかり変えること。衰えた勢いを盛り返すこと。「―の事業」由来天を回転させる意から。表記「廻天」とも書く。 0
参入 サンニュウ [0] ①高貴なところへ参ること。 参上 ②新たに仲間や一員として加わること。「通信事業に―する」 参加 0
虎穴に入(い)らずんば虎子(コジ)を得ず コケツにいらずんばコジをえず 何事もたいへんな危険を冒さなければ、大きな成果や功名は得られない。トラのすんでいる穴にはいらなければ、トラの子は捕らえられない意から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉
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・危険には、飛びこむべきか?避けるべきか?~矛盾する故事成語、ことわざ~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
懐く なつ-く [2] 子どもや動物などがなれて親しくなる。なずく。「犬が人に―く」 0
突拍子 トッピョウシ 途方もないこと。度はずれなこと。「そんな―もない話は信じられない」「―もない声を出す」参考「―もない」の形で用いる。 0
喪亡 ソウボウ なくなること。うしなうこと。また、滅亡すること。 0
衰頽 スイタイ [0] 衰退 0
名勝 メイショウ [0] すばらしい景色の土地。「―を訪れる」名所・景勝 0
短篇 タンペン [0] 短編 0
孟仲叔季 モウチュウシュクキ 兄弟姉妹の長幼の順序。長子・次子・三子・四子の称。参考「伯仲叔季」は男兄弟のみの場合に用いる。 0
泰山は土壌を譲らず タイザンはドジョウをゆずらず 大事業をなし遂げる人は、度量が広く、どんな人の意見もよく取り入れるものだというたとえ。泰山は、どんな土くれでもえり好みせずにすべてを受け入れているので、あのような名山になったという意から。〈『文選(モンゼン)』〉河海は細流を択(えら)ばず 0
弾性 ダンセイ [0] 外力で変形した物体が、その力が除かれたときに元の形に戻る性質。 0
雑菌 ザッキン [0] ①種々雑多な細菌や病原菌。「傷口から―が入る」 ②特定の菌以外の菌。「―が入らないように培養する」 0
捷径 ショウケイ [0] ①近道。早道。 ②目的に達するための便宜的で手近な方法。「正解への―」 0
同居 ドウキョ [0] ①同じ家に住むこと。特に、夫婦・親子の居住。「両親と―する」同棲(ドウセイ)別居 ②家族以外の人が一緒に住むこと。雑居 0
調薬 チョウヤク [0] 「調剤」に同じ。 0
水爬虫 たがめ [0] タガメ科の昆虫。水田や池沼にすむ。長卵形で平たく、淡褐色。強大な前あしでイモリ・魚・昆虫などを捕まえ、体液を吸う。 夏 表記「田鼈」とも書く。 1
狷介固 ケンカイコロウ 自分の意志をかたくなに守り、世俗を受け入れないさま。また、自我を通して頑固なさま。「固陋」は視野が狭く、かたくななこと。狷介孤高・頑迷固陋 0
塡足 テンソク 足りないところを補って満たす。補足・充足 0
醜男 しこお [2] ①「醜男(ぶおとこ)」に同じ。 ②強くたくましい男。荒々しい男。 0
梁材 リョウザイ 家のはりや船の主材になるような大きな材木。 0
狗鼠 クソ ①イヌとネズミ。②いやしい人間、つまらない人間のたとえ。 0
集団 シュウダン [0] 多くの人や物の集まり。特に、人々が同じ目的のもとに集まってできた団体。「―で登校する」「政治―」 0
腹拵え はらごしらえ [3] 食事をすること。何かを始める前に、食事をしておくこと。「―して畑仕事にかかる」 0
西遊 サイユウ [0] 西方、特に西洋に旅行すること。 参考「セイユウ」とも読む。 0
浜鷸 はましぎ シギ科の鳥。日本には旅鳥としてユーラシア大陸北部から渡来し、干潟などで群れをなす。くちばしが長く首は短い。背は褐色で夏は赤っぽく、冬は灰色がかる。 0
薫蕕は器を同じくせず クンユウはうつわをおなじくせず 善人と悪人、また、君子と小人とは、同じ場所にいることができないということのたとえ。香りのよい草と悪臭のする草は、同じうつわには入れないという意から。〈『孔子家語(コウシケゴ)』〉 0
彬彬 ヒンピン 外形と内容がそろって整い、調和がとれているさま。特に、文章についていう。「文質―」表記「斌斌」とも書く。 0
福禄寿 フクロクジュ [3] 七福神の一人。幸福と寿命の神。背が低く頭が長い。ひげが長く、経巻(キョウカン)を結んだ杖(つえ)を持ち、ツルを伴う。福禄人。 0
服務 フクム [2] 職務に就いて、仕事をすること。「―規程に違反する」勤務 0
里心 さとごころ [3] 他家やよその土地に出ている者が両親や故郷などを恋しがる気持ち。ホームシック。「―がつく」 0
爪に火を点(とも)す つめにひをともす 非常にけちなたとえ。また、せっせと倹約するたとえ。油やろうそくの代わりに、爪に火をつけて明かりとする意から。「―す暮らし」 0
駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人 かごにのるひとかつぐひとそのまたわらじをつくるひと 世間には多くの職種・階級があり、その境遇もさまざまであること。また、この世はもちつもたれつであるたとえ。 1
弓手 ゆんで [0],[1] 左の手。左のほう。馬手(めて)・右手(めて)由来弓を左手で持ったことから。表記「左手」とも書く。 0
情状 ジョウジョウ [0] ①実際の事情。ありさま。 ②刑罰の決定などに際し、考慮される一切の事情。 0
籒書 チュウショ 漢字の書体の一つ。大篆(ダイテン)。籒文由来中国、周の宣王のとき、史籒(シチュウ)がつくったとされることから。 0
楽園 ラクエン [0] 悩みや苦しみのない、平和で楽しみに満ちた所。パラダイス。「この世の―」楽土・極楽 0
耆老 キロウ ①老人。 ②年老いて徳の高い人。参考「耆」は六〇歳、「老」は七〇歳の意。 0
流流 リュウリュウ [0],[3] 流派や流儀で、それぞれちがったやり方があること。「細工は―」 0
白和え・白齏え しらあえ 豆腐と白味噌(ミソ)と白ゴマをすり混ぜ、魚肉・野菜などをあえた料理。「ゴボウの―」 0
乞食 コツジキ [0] ①僧侶(ソウリョ)が修行のために人家の門前で経文を唱え、施しを受けること。また、その僧侶。 ②こじき。 0
終結 シュウケツ [0] ①物事が終わりになること。終わり。「ようやく戦争が―した」 発生 ②論理学や数学で、仮設から推論される結論。 帰結 仮設 0
数奇屋・数寄屋 すきや ①茶の湯をするための母屋(おもや)から独立した小さな建物。茶席や水屋(みずや)や勝手などの整った一棟の建物。 ②茶室風の建物。 1
校注・校註 コウチュウ 校訂したものに注釈を加えること。また、その注釈。 0
単刀直入 タントウチョクニュウ [0] 話や文章で、前置きなしに、いきなり本題に入ること。「―に質問する」由来一本の刀を持ち、単身で敵陣に切りこむ意から。〈『景徳伝灯録』〉
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漢字の豆知識 格言や知恵が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
王制 オウセイ [0] 王が国を治める政治制度。王政・君主制 0
助 すけ [0],[2] ①手伝うこと。また、その人。 ②寄席などで、応援出演をする芸人。代演。 ③さまざまな語について人名化する語。「飲み―」 0
俊傑 シュンケツ [0] 才知などが、多くの人よりもはるかにすぐれた人。英傑。 0
莟 つぼみ [3],[0] ①花が咲く前のふくらんだ状態。「桜の―」 ②前途有望だが、まだ一人前にならない年ごろ。また、その人。「あたら―を散らす」表記「蕾」とも書く。 0
芳気 ホウキ [1] よい香り。かんばしい香り。「あたりを―が包む」香気 0
要衝 ヨウショウ [0] 軍事・交通・商業などの重要な地点や場所。「通商の―を封鎖する」 0
横恋慕 よこレンボ [3] 配偶者や恋人がいる人に、横合いから恋をすること。 0
溲瓶 シビン [0] 病人などが寝たままで排尿できるようにした容器。尿器。尿瓶。 参考「シュビン」が転じたもの。 0
鹹水 カンスイ [0] 塩分を含んでいる水。海水。「サロマ湖は―湖である」淡水 0
狼戻 ロウレイ ①心がねじけていること。 ②乱れて散らかっていること。狼藉(ロウゼキ) 0
諷言 そえこと 他のことになぞらえるなどの技巧を用いて、それとなくいう言葉。参考「そえごと・フウゲン」とも読む。 1
款待 カンタイ [0] 客を心から親切にもてなすこと。「手厚い―を受ける」表記「歓待」とも書く。 0
物の哀れ もののあわれ [4] ①平安時代の文学や貴族生活の中心的理念。外界(もの)と感情(あわれ)とが一致するところに生じた、調和的な情趣の世界。 ②物事に触れて起こるしみじみとした情緒や哀感。参考①本居宣長(もとおりのりなが)の説では、その最高の達成が『源氏物語』であるとした。 0
鉦叩き かねたたき ①念仏の際にかねをたたくこと。 ②かねをたたき経文を唱えて、金品をもらい歩く僧。 ③カネタタキ科の昆虫。関東以西にすむ。雄は前ばねが黒褐色で後ろばねがない。雌ははねがない。秋、雄は「チンチン」とかねをたたくように鳴く。 秋 0
和琴 ワゴン [0] 日本古来の、桐(きり)製で六本の弦を張った琴。大和琴(やまとごと)。東琴(あずまごと)。 0
衣被 きぬかつぎ サトイモの子いもを皮つきのままゆでた食べ物。秋 1
含嗽・含漱 ガンソウ 水などで口の中をすすぐこと。うがい。 0
群生 グンセイ [0] 同種の植物がある地域に群れて生えること。「山腹に―する高山植物」 0
一筆 イッピツ [2] ①墨を継ぎ足さないで一気に書くこと。ひとふで。 ②同じ人の筆跡。同筆。 ③ちょっとしたためること。また、その文。「―啓上」 ④土地登記簿上の一区画の土地。 0
典拠 テンキョ [1] 正しいよりどころ。確かな根拠。出典参考おもに、古典などの記録を根拠とする場合にいう。 0
巴奈馬 パナマ 中央アメリカ最南端の共和国。パナマ運河が横断している。首都はパナマ。 1
一心不乱 イッシンフラン [3] 一つのことに心を集中し、他のことに心を乱されないこと。「―に勉強する」一意専心 0
優美 ユウビ [1] 姿形や動作などが、やさしく美しいさま。上品でみやびやかなさま。「―な仕草」 0
謔れる たわむ-れる 冗談を言う。ふざける。おどける。 0
飴細工 あめザイク [3] ①あめで動物などの形を作ったもの。 ②見かけはりっぱだが、内容の伴わないもののたとえ。 0
飯櫃 いびつ [0],[2] ①ゆがんだ形であるさま。 ②物事の状態が正常でないさま。 ③「飯櫃(めしびつ)」に同じ。 ④楕円(ダエン)形。長円形。いびつなり。表記「歪」とも書く。参考「いいびつ」の転。 0
自給自足 ジキュウジソク [0] 必要なものを他から求めずに自分でまかなうこと。自分で自分に供給し、自分を満たすこと。「島で―の生活をする」 0
曹洞宗 ソウトウシュウ [3] 鎌倉時代に、道元が宋(ソウ)から帰り伝えた禅宗の一派。 0
湿布 シップ [0] 炎症をおさえるため、湯・水・薬剤などでしめらせた布を患部にあてる治療方法。また、その布。「―を貼(は)っておく」 0
主 ぬし [2] ①一家のあるじ。また、所有者。持ち主。「世帯―」「忘れ物の―」 ②行為者。「落とし―」「声の―」「話題の―」 ③古くからそこにいる人・動物など。「職場の―」「池の―といわれる金色の鯉(こい)」 ④あなた。おまえ。相手に親しみを表す呼称。「お―、なかなかやるな」 0
秀逸 シュウイツ [0] 他のものよりもすぐれ、抜きんでていること。また、そのもの。「彼の作文は―だ」 秀抜 0
游弋 ユウヨク ①艦船が海上をあちこち見回って警戒すること。②鳥をとる遊猟。表記「遊弋」とも書く。参考「弋」(いぐるみ)は、鳥をとる道具。 0
素湯 さゆ [1] 水を沸かしただけで何も入れていない、飲むための湯。 表記「白湯」とも書く。 1
人集り ひとだかり [0],[3] 大勢の人が寄り集まること。また、その人たち。「デパートの前は黒山の―だ」 0
擬議 ギギ ①あれこれとよく考えること。 ②ためらうこと。躊躇(チュウチョ) 0
潮汁 うしおじる [3] 塩で味つけした魚介類の吸い物。魚や貝のすましじる。うしお。 0
殉じる ジュン-じる [0],[3] ①殉死する。「主君に―じる」 ②価値あると思うもののために死ぬ。「愛に―じる」 0
擬蠍 かにむし [2] カニムシ目の節足動物の総称。落ち葉の下などにすむ。サソリに似るが尾はなく、カニのようなはさみをもつ。アトジサリ。表記「蟹虫」とも書く。 1
世帯 しょたい [2],[1] ①一家を構えて独立して生計を営む単位のこと。「―持ち」 ②住居と生計を一つにする生活体。「―数」 表記「所帯」とも書く。 参考公的な用語としては、多く「セタイ」と読む。 1
提琴 バイオリン [0] 小型の弦楽器。四本の弦を、ウマの尾の毛を張った弓でこすって音を出す。参考「テイキン」とも読む。
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基本的にはすべて「琴」? ~楽器の名前を漢字で書いてみよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
特定 トクテイ [0] ①特に指定すること。「犯人を―する」 ②特に決められていること。「許可を得た―の人」 ①②不特定・包括 0
嫋やか たお-やか [2] なよなよとして美しいさま。「―な柳の枝」 0
風土記 フドキ [2] ①奈良時代の地誌。朝廷が諸国に命じて編纂(ヘンサン)させた。郡郷名の由来や産物・伝承などを記載。「出雲(いずも)―」 ②地方別に、風土や文化などを記したもの。 0
誘引 ユウイン [0] 興味や注意などを引いて、さそいこむこと。さそい入れること。「仲間を―する」 0
管弦楽 カンゲンガク [3] 管楽器・弦楽器・打楽器による大規模な演奏。また、それによる音楽。オーケストラ。「―団による演奏を聴く」 「管絃楽」の書きかえ字。 0
金員 キンイン [0] 金額。金高。合計金額。「多額の―を要する話」参考「員」は数の意。 0
和煦 ワク 春の日の、のどかで暖かなこと。参考「煦」は、暖かい光の意。 0
年寄の冷や水 としよりのひやみず 老人が、年に不相応な無理をするたとえ。老人らしからぬ元気な振る舞いをひやかしていう。年寄が若者のように、冷たい水を飲んだり浴びたりする意から。老いの木登り・年寄の力自慢 0
迅速 ジンソク [0] 行動や動作などが非常に速いさま。「急病人に―な処置を施す」「―な対応が大切だ」 敏速・敏捷(ビンショウ) 0
競技 キョウギ [1] 互いに力や技術の優劣をきそうこと。特に、スポーツの試合をいう。 0
既遂 キスイ [0] ①すでに成しとげたこと。 ②刑法上の犯罪が完全に行われること。 ①②未遂 0
昇給 ショウキュウ [0] 給料が上がること。「定期―」 0
大綱 タイコウ [0] ①根本にある事柄。「条約の―を決める」 ②おおよその内容。あらまし。「新規事業の―を発表する」大要細目 0
概ね おおむ-ね [0] だいたい。おおよそ。あらまし。「天気は―良好」 0
下衆の後知恵 ゲスのあとヂエ 愚かな者の知恵は事が済んでから浮かぶので役に立たないこと。参考「下衆の知恵は後から」「下衆の後思案(あとジアン)」ともいう。虚仮(コケ)の後思案 0
豪華絢爛 ゴウカケンラン [1] きらびやかで美しく、はなやかでぜいたくなさま。「絢爛」は目がくらむほど美しい意。参考「絢爛豪華」ともいう。絢爛華麗・錦繡綾羅(キンシュウリョウラ)
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意味を重ねてさらに強調する~言葉は「百鍛千練」の心がけで~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
多毛作 タモウサク [2] 同じ田畑に年三回以上別の作物を植えつけ、収穫すること。参考年一回が一毛作、年二回が二毛作。 0
金線蛙 とのさまがえる アカガエル科のカエル。中形で、背面は緑色または暗褐色に黒色のまだらがある。背の中央部に黄色の線が走る。表記「殿様蛙」とも書く。 1
脹脛 ふくらはぎ [3],[0] 足の脛(すね)の後ろのふくらんだ部分。こむら。こぶら。 0
航る わた-る 船で川や海をこえる。船で移動する。参考今日では飛行機で移動することにも用いる。 0
讖緯 シンイ 未来の吉凶・禍福を予言した讖書と神秘的な事柄を説いた緯書。漢代に学問として流行した。 0
止揚 シヨウ [0] 哲学で、二つの対立・矛盾する概念を統合して、より高い概念を得ること。アウフヘーベン。 揚棄 0
噓 うそ ①事実でないこと。いつわり。そらごと。「―も方便」「―八百を言う」 ②正しくないこと。あやまり。まちがい。「―字を書く」 0
樸 あらき 切り出したまま、加工していない木。「―の弓」表記「荒木・粗木」とも書く。 0
泥裏・泥裡 デイリ どろの中。「―に土塊を洗う(無駄な骨折り)」 0
電極 デンキョク [0] 電池や発電機などで電流が出入りする部分。電流が流れ出るほう、電位の高いほうを陽極(+)、流れ入るほう、電位の低いほうを陰極(-)という。 0
教皇 キョウコウ [3] ローマ-カトリック教会の最高位の僧。法王。参考「キョウオウ」とも読む。 0
紅蓮 グレン [0],[1] ①真っ赤なハスの花。 ②燃え立つ炎の色の形容。「―の炎」 0
麝香腺 ジャコウセン [0] ジャコウジカやジャコウネコなどの生殖腺の近くにある麝香を分泌する器官。 0
待たぬ月日は経ち易い またぬつきひはたちやすい 月日というものは、何かを心待ちにしているときはなかなかたたないが、漫然と過ごしているとまたたく間に過ぎ去ってしまうものだということ。 0
起算 キサン [0] ある点を初めとして数え始めること。「四月一日から―する」 0
創瘢 ソウハン 「創痕(ソウコン)」に同じ。 表記「瘡瘢」とも書く。 0
粉微塵 こなミジン [2] 固形物が細かく砕けること。こなごなになること。「大切なガラス細工が―になる」木っ端微塵(こっぱミジン) 0
斥候 うかみ [0] 「斥候(セッコウ)」に同じ。 由来窺(うかが)い見る意からという。 表記「窺見」とも書く。 1
虚名 キョメイ [0] ①実力の伴わない名声や評判。「―に踊らされる」虚聞 ②いつわりの名。実名 0
方正 ホウセイ [0] 心や行いが正しく、誤りのないこと。「品行―」 0
隧道 ズイドウ [0] 山腹・海底・地下を掘り抜いた道。トンネル。 参考「スイドウ」と読めば、棺を埋めるために斜めに掘り下げた墓への通路。 0
発信 ハッシン [0] 電信・電波・情報・郵便などを送り出すこと。受信・着信 0
心気 シンキ [1] 心もち。気分。「―を病む(心がくさくさしてゆううつである)」 0
万象 バンショウ [0] すべての形あるもの。さまざまな現象。「森羅―」万物 0
共犯 キョウハン [0] 複数の人が結託して犯罪を行うこと。また、その人々。 0
白無垢 しろムク [0] 上着も下着も白ずくめの着物。「―の花嫁衣装」「―姿の行者」 0
和人 シャモ [0] アイヌの人々が日本人を指していった語。シサム。 1
阜 おか [0] 土が大きく盛りあがってずんぐりと小高くなったところ。 0
満艦飾 マンカンショク [3] ①祝祭日などに、停泊中の軍艦が、艦全体を信号旗や照明などで飾ること。 ②派手に着飾ること。 ③洗濯物をいっぱいに広げて干すこと。また、そのさま。 0
昇華 ショウカ [0] ①固体が液体を経ずに、直接気体になること。また、その逆の現象。 ②心理学で、社会的に認められない欲求や性的衝動などを、芸術や宗教活動など社会的に認められる形に置き換えること。 ③物事がより純化され、高められること。「趣味を次第に職業へと―する」 0
茶腹も一時 チャばらもイッとき 本来必要とするものでなく、代わりのものでも、一時しのぎにはなるたとえ。由来茶を飲めば、とりあえずしばらくは空腹をしのげることから。 0
諮る はか-る [2] 地位の高い人が下の者に相談をもちかける。自分の意見を検討してもらう。「文化審議会に―る」 表記「咨る」とも書く。 0
梭貝 ひがい ウミウサギガイ科の巻貝。中部以南の太平洋岸に分布。殻の長さは約一〇(センチメートル)。淡桃色の光沢がある。 由来形が機織りの梭に似て、前後に長い突起があることから。 0
焼き鈍し やきなまし [0] 内部のひずみを取り除くなどの目的で、加熱した金属やガラスを徐々に冷却する方法。焼鈍(ショウドン)。 0
小雨 こさめ [1] 小降りの雨。細かく降る雨。「―に煙る街灯」 大雨 0
高朗 コウロウ 気品があってほがらかなこと。また、高くすきとおったようす。 0
呆気 あっケ [0],[3] 意外なことに驚いてぼんやりとした気分。「わけもわからず怒鳴られて―にとられる」 0
権勢 ケンセイ [1],[0] 権力をにぎり、勢力をふるうこと。権力と威勢。 0
風清弊絶 フウセイヘイゼツ 社会の風習が改まり、悪行や弊害がなくなること。「風」は風習や気風、「弊絶」は悪事が絶える意。〈周敦頤(シュウトンイ)の詩〉参考「弊絶風清」ともいう。 0
妖怪 ヨウカイ [0] 不思議な力をもった化け物。妖異。「狐狸(コリ)―」 0
焼け木杭・焼け棒杭 やけボッくい 焼けこげた杭。燃え残った切り株。
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漢字の豆知識 別れた後、また付き合うときは何に火がつく? 愛情が再燃するときの表現 (公財)日本漢字能力検定協会 0
烏兎匆匆 ウトソウソウ [0] 月日があわただしく過ぎ去るさま。「匆匆」は急ぐさま。あわただしいさま。烏飛兎走・兎走烏飛・露往霜来 0
脈動 ミャクドウ [0] 脈搏(ミャクハク)のように、周期的にとぎれずに動いていること。また、その動き。「―する世界情勢」 0
価値 カチ [1] ①ある物事がどれほど役に立つか、また重要かの度合い。ものの値打ち。「―が高い」「―観の相違」 ②経済学で、財貨がもつ値打ち。使用の目的に役立つものを使用価値、交換に役立つものを交換価値という。 ③哲学で、客観的によいと評価されるもの。特に真・善・美など普遍的な絶対的価値。 0
朝衣朝冠 チョウイチョウカン 朝廷に出仕するときに着る、衣服や冠(かんむり)のこと。礼装。〈『孟子(モウシ)』〉 0
浅葱 あさつき [2],[0] ユリ科の多年草。山野に自生。野菜として栽培もする。葉は筒状の淡緑色でネギに似る。センボンワケギ。 春 表記「糸葱」とも書く。 参考「あさぎ」と読めば別の意。 1
円価 エンカ [1] 国際市場における、円の貨幣価値。外国貨幣と日本円との交換価値。 0
一問一答 イチモンイットウ [0],[2] 一つの問いに対して、一つの答えをする会話。また、質問と答えを繰り返すこと。〈『春秋左氏伝』〉 0
旧套墨守 キュウトウボクシュ 古いしきたりやその形式・方法などを固く守り続けること。また、そのために融通のきかないこと。「墨守」は固く守ること。因循守旧吐故納新(トコノウシン) 0
内応 ナイオウ [0] 内部の者がひそかに敵に通じること。内通 0
瞻仰 センギョウ ①仰ぎ見ること。見上げること。 ②仰ぎ尊ぶこと。慕い敬うこと。 参考「センゴウ」とも読む。 0
喩える たと-える [3] わかっていない人に、たとえをひいてわからせる。たとえていさめる。表記「諭える」とも書く。 0
紫萼 ぎぼうし ユリ科の多年草の総称。 由来「紫萼」は漢名から。 擬宝珠(ぎぼうし) 1
清か さや-か [1] ①はっきりと澄んでいるさま。明るくよく見えるさま。「月影―」 ②音・声が澄んでいてはっきりと聞こえるさま。「―に笛の音が聞こえる」 0
五里霧中 ゴリムチュウ [1] 物事の手がかりがつかめず、見込みや方針が立たずにとまどっているさま。何かをするとき手探りで進む意にも用いる。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考語構成は「五里霧」+「中」。暗中模索
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漢字の豆知識 昔からある単位を理解しよう ~意外に身近な寸、尺、里 (公財)日本漢字能力検定協会 0
親方 おやかた [3],[4] ①職人や奉公人などのかしら。 子方 ②相撲で、年寄りの敬称。 0
頑固 ガンコ [1] ①周囲を無視して、自分の考えや態度を守ろうとすること。かたくな。「―に拒絶する」強情 ②病気などが、しつこくいつまでも続くさま。「―な風邪」 0
帙 ふまき [2],[1] 和本を保護するためのおおい。書帙(ショチツ)。「―をひもとく」表記「文巻」とも書く。参考「チツ」とも読む。 0
構成 コウセイ [0] いくつかの要素が集まって、一つのものを組み立てること。また、組み立てたもの。「家族―」 0
歔欷 キョキ [1] すすり泣くこと。むせび泣き。表記「噓唏」とも書く。参考「歔」も「欷」もともに、すすり泣く意。
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禍災 カサイ 災難。災害。災禍。わざわい。禍難・禍殃(カオウ) 0
四十路 よそじ [0],[1] ①四〇。よそ。 ②四〇歳。四〇年。 0
高鼾 たかいびき [3] いびきの音が大きいこと。また、大いびきをかくほど安心してよく眠ること。「大の字で―をかきだした」 0
可能 カノウ [0] 実現・実行できること。ありうること。「―な限り出席したい」「―性にかける」不可能 0
移出 イシュツ [0] 国内の他の土地に、また本国から植民地に貨物を送ること。移入参考外国に送る場合は「輸出」を用いる。 0
喧伝 ケンデン [0] やかましく世間に言いふらすこと。 0
戦没 センボツ [0] 戦争で死ぬこと。「―者名簿」 戦死 「戦歿」の書きかえ字。 0
一得一失 イットクイッシツ [0] 一方で利益があると他の一方で損失があること。利益と損失がともにあることのたとえ。参考「一失一得」ともいう。一利一害・一長一短
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漢字の豆知識 「一」が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
背水の陣 ハイスイのジン [6] 決死の覚悟で勝負に挑むこと。川・湖・海などを背にして、逃げ場をなくして構える陣の意から。「―を敷く」故事 中国、漢の韓信(カンシン)が趙(チョウ)王の歇(ケツ)と戦ったとき、背後は川という陣立てを敷き、兵士に決死の覚悟で戦わせて敵を破った故事から。〈『史記』〉破釜沈船(ハフチンセン) 0
礼砲 レイホウ [0] 軍隊の礼式の一つで、敬意・祝意・弔意などのしるしとして放つ空砲。 0
蹉く つまず-く ①足の運びがくいちがったり物にぶつかったりして、よろける。 ②思いどおりにいかず失敗する。「人生に―く」 0
惑溺 ワクデキ [0] よくないことに夢中になり、正気の判断を失うこと。 0
繊麗 センレイ ほっそりと美しいこと。しなやかでうるわしいさま。 0
外す はず-す [0] ①動かして離す。とりさる。「メガネを―す」「ドアのロックを―す」 ②とおざける。除外する。「メンバーから―す」 ③とらえそこなう。逸する。「機会を―す」「矢が的(まと)を―す」 ④その場所から離れる。「席を―す」 0
随一 ズイイチ [1] 多くのもののなかで最もすぐれていること。また、そのもの。第一。「当代―の名優」 0
艶やか つや-やか [2] 潤(うるお)いがあって、美しいさま。光沢があって、美しいさま。「―な黒髪」 0
初っ切り ショっきり [0] ①花相撲や巡業で、最初に余興として行う滑稽(コッケイ)な取り組み。 ②物事のはじめ。 0
出で湯 いでゆ [0] 温泉。「―の里をおとずれる」 0
変換 ヘンカン [0] ①別のものに変わること。また、変えること。「ワープロで平仮名を漢字に―する」「風力を電気に―する」 ②数学で、ある点・数式・図形・座標などを別の形に変えて表すこと。「数式の―」 0
澣衣 カンイ 衣服をすすぎあらうこと。また、その衣服。表記「浣衣」とも書く。 0
鵺 ぬえ [1],[2] ①伝説上の怪獣。頭はサル、手足はトラ、体はタヌキ、尾はヘビ、声はトラツグミに似るという。「源頼政(みなもとのよりまさ)の―退治」 ②得体の知れない人物やはっきりしない態度。「―的人物」 ③トラツグミの別称。 虎鶫(とらつぐみ) 0
絶対 ゼッタイ [0] ①何も比較・対立するものがないこと。「―の真理」 ②何の制限や条件もないこと。「社長命令は―だ」 ①②相対 ③すべての現象を超越していること。「唯一―である神」 ④まちがいなく。「―合格する」 ⑤決して。あとに打ち消しの語を伴う。「―行かない」 0
汚水 オスイ [0] よごれたきたない水。下水など。「―処理場」浄水 0
独活の大木 うどのタイボク 姿かたちばかりが大きくて、なんの役にもたたず、取り柄のない人のたとえ。由来 ウドの茎は高く伸びると食用にならなくなり、また、柔らかいので材木にもならず、使いみちがないことから。 1
定植 テイショク [0] 苗床で育った植物を、田畑に本格的に植えつけること。「トマトの苗を―する」仮植 0
感知 カンチ [1] 感じ取って知ること。気づくこと。「危機を―する」察知 0
優諚 ユウジョウ [0] 天子のめぐみ深いお言葉。参考「諚」は身分の高い人の命令の意。 0
繊維 センイ [1] ①細い糸状のもの。織物や紙などの材料。「熱にも強い―を開発する」 ②生物体を構成する細い糸状の筋。「植物性―」 0
模索 モサク [0] あれこれ試みながら、物事をさぐること。手さぐりで探すこと。「暗中―」 「摸索」の書きかえ字。 0
打つも撫(な)でるも親の恩 うつもなでるもおやのオン 子をしかるために打ったり、ほめてなでたりするのも、みな親の愛情の表れであるということ。 0
伐つ う-つ 武器を使って敵や悪者などを攻めうつ。攻めほろぼす。 0
憐れむ あわ-れむ [3] ①気の毒に思う。同情する。 ②いとしく思う。 0
夢幻 ムゲン [0],[2] ①夢とまぼろし。「―の境地」 ②はかないこと。参考「ゆめまぼろし」とも読む。 0
燿く かがや-く [3] ひかりかがやく。明るく照らす。表記「曜く・耀く」とも書く。 0
関数 カンスウ [3] ある数yが他の数xの変化に対応して法則的に変化するとき、xに対するyのこと。また、その関係。表記「函数」とも書く。 0
良妻賢母 リョウサイケンボ [5] 夫には良い妻であり、子には賢い母であること。また、そのような女性。 0
道行 みちゆき [0] ①「道行文」の略。旅の道々の光景や心情などを述べた文章。 ②芝居で、道中を演じる場面。男女の駆け落ちや情死などの場が多い。 ③女物の和装コート。 0
舌頭 ゼットウ [0] 「舌尖(ゼッセン)」に同じ。 0
葡萄 ブドウ [0] ブドウ科のつる性落葉低木。夏から秋、暗紫色や淡緑色の球形の果実を房状につける。生食のほか、干しぶどうやワイン・ジュースなどの原料にする。エビ。秋由来「葡萄」は漢名から。 0
自浄 ジジョウ [0] 自らのはたらきで、汚れたものをきれいにすること。「河川の―作用に期待する」 0
驀地 まっしぐら [3] 勢いよく目的に向かって進むさま。「―に突進する」 1
加熱 カネツ [0] 熱を加えて温度を高くすること。「殺菌のため、―処理する」 0
口惜しい くや-しい [3] はずかしめを受けたり、試合や戦いなどで他人に負けたりして、腹立たしい。残念でならない。「自分の失敗が―しい」表記「悔しい」とも書く。参考「くちおしい」とも読む。 1
朽廃・朽敗 キュウハイ 腐って役に立たないこと。「―した建物」 0
生前 セイゼン [0] 在世中。存命中。人が生きていたとき。「―の思い出」 死後 0
青史汗簡 セイシカンカン 歴史書。「青史」は歴史のこと。「汗簡」は昔、あぶって汗(油)抜きをして文字を書くのに用いた青竹で、文書・書物のこと。 0
糾す ただ-す あやまちや罪などを問いただす。取り調べる。「賄賂(ワイロ)の実態を―す」表記「糺す」とも書く。 0
沈吟 チンギン [0] ①小さい声で口ずさむこと。「漢詩を―する」 ②深く考えこむこと。 0
恩赦 オンシャ [1] 情けあるはからいにより、刑罰を免除・軽減すること。大赦・特赦・減刑など五種。「―で釈放される」参考内閣が決定し天皇が認証して行われる。 0
水翻 みずこぼし 茶道で、茶碗(チャワン)のすすぎ湯を捨てる容器。 建水(ケンスイ) 1
万古長青 バンコチョウセイ 永久に変わらないこと。よい関係がいつまでも続くこと。「長青」は、松の葉がいつまでも色あせないで青々としていること。万古長春・万古不易 0
里芋 さといも [0] サトイモ科の多年草。熱帯アジア原産。野菜として栽培される。葉は大きな卵形で太い葉柄がある。球茎と葉柄は食用。ヤツガシラ・アカメイモなど品種が多い。秋 0
阿利布・阿利襪 オリーブ モクセイ科の常緑小高木。地中海沿岸原産。日本では小豆島(しょうどしま)で栽培。初夏、淡黄色で香りのよい花をつける。果実からオリーブ油をとる。 1
門外 モンガイ [1] ①門の外。「―不出の家宝として大切にする」門内 ②専門外。物事の範囲外。「―のことはわからない」「先生もその分野は―だ」 0
誰某 たれがし [1] 名をはっきり示さずに人を指す語。なにがし。参考「だれそれ」とも読む。 1
掛かり かかり [1] ①最初の部分。ひっかかり。「エンジンの―が悪い」「魚の―がいい」 ②必要な費用・経費。「―がかさむ」 ③建物などのつくり。構造。「舞台の橋―」 ④関係すること。かかわり。「―切りになる」 0
両雄並び立たず リョウユウならびたたず 同じくらいの力のある強者が同時に出現すると必ず争いが起こり、どちらか一方が倒れるということ。〈『史記』〉 0
破竹 ハチク [0] ①タケを割ること。 ②「破竹の勢い」の略。「―の一〇連勝」参考②タケは最初の端に亀裂(キレツ)が入ればあとは容易に割れることから。 0
伝授 デンジュ [1] 教え授けること。特にその分野の奥義や秘伝などを、師匠から弟子に教え授けること。「古今―」 0
実技 ジツギ [1] 実際に行う技術や演技。「―試験を受ける」 0
慶雲 ケイウン [0] 太平の世に現れる雲。よいことの前兆の雲。瑞雲(ズイウン)表記「景雲・卿雲」とも書く。 0
怪漢 カイカン [0] 動作・行動のあやしい男。怪人参考「快漢」と書けば、気持ちのさっぱりした男らしい男の意になる。 0
淋疾 リンシツ [0] 「淋病」に同じ。表記「痳疾」とも書く。 0
共闘 キョウトウ [0] 「共同闘争」の略。二つ以上の組織が、共通の目的で力を合わせて闘争すること。 0
将棋倒し ショウギだおし [4] ①将棋の駒(こま)を立ててならべ、一方の端の駒を倒すと次々に倒れる遊び。 ②次々に重なって倒れること。「満員電車で乗客が―になる」 0
綴字 テイジ [0] 言語を表音文字でつづり表すこと。また、そのつづった文字。つづり字。参考「テツジ」とも読む。 0
覗機関 のぞきからくり [4],[5] 昔、箱の中に入れた数枚の絵を順次ひもで入れかえ、凸レンズをつけた穴からのぞかせた装置。からくりめがね。のぞきめがね。 1
兵糧 ヒョウロウ [0] 軍隊の食糧。また、活動を支えるのに十分な食糧。「―攻め(敵の食糧供給の道を妨害し、戦力を弱めさせる戦い方)」「とうとう―が尽きた」 0
淬ぐ にら-ぐ 焼いた刀をさっと水に入れて、きたえる。焼きを入れる。 表記「焠ぐ」とも書く。 0
秘宝 ヒホウ [0] めったに人に見せない大切な宝。一般に公開しない宝。 0
選定 センテイ [0] 選び定めること。「―基準をあきらかにする」 0
同列 ドウレツ [0] ①同じ並び。「友人と―に並ぶ」 ②地位・程度などが同じであること。「―に論じられない」 ③同じ仲間。 0
黒猩猩 くろショウジョウ [3] チンパンジーの別称。 0
名家 メイカ [1] ①古くから続いているりっぱな家柄。名門 ②その道にすぐれている有名な人。名士 0
配給 ハイキュウ [0] 割り当ててくばること。また、国が支給すること。「被災者にパンを―する」「映画の―会社」 0
震撼 シンカン [0] ふるえ動くこと。また、ショックを与えること。「世界を―させた事件」 0
音調 オンチョウ [0] ①音の高低の調子。 ②音楽のふしや調子。 ③話す声の高低・アクセント・イントネーション。「温かみのある―」 ④詩歌の調子・リズム。 0
愚図つく グズ-つく [0] ①態度や状態などがはっきり定まらない。「ここ二、三日天気が―いている」 ②赤ん坊や幼児などが不機嫌で泣いたり、だだをこねたりする。愚図る。 0
神髄 シンズイ [0],[1] 物事のもっとも重要なところ。物事の本質。その分野の奥義。「剣の―をきわめる」 精随 表記「真髄」とも書く。 0
綢繆 チュウビュウ [0] ①巻きつくこと。もつれ合うこと。 ②結びしばること。 0
開闢 カイビャク [0] ①天地が開いた始まり。この世の始まり。創世 ②物事の始まり。「―以来の出来事」 0
本懐 ホンカイ [0],[1] 本来の望み。もとからの願い。本意。「積年の―を遂げる」 0
偉観 イカン [0] すばらしいながめ。「山頂から見る日の出は実に―だ」壮観 0
遠見 とおみ [0] ①遠くまでみわたすこと。遠くからみること。遠目。 ②高い所から、遠くの敵の動きをうかがいみはること。 ③演劇などの背景画で、遠景を描いたもの。 0
碩儒 セキジュ [1] 「碩学」に同じ。「―の話に聞き入る」 大儒 0
胎毒 タイドク [1] 乳幼児の顔や頭にできる皮膚病。由来母胎内で受けた毒が原因だといわれたことから。 0
微塵 ミジン [0] ①細かいちりや、ほこり。 ②微細なもの。「木っ端―に砕け散った」 ③ごくわずかな分量や程度。「反省のそぶりは―もない」 ④「微塵切り」の略。 0
屹度 キット [0],[1] ①必ず。確かに。「―うまくいくだろう」「―来てくださいね」 ②きびしく。きっぱりと。表情に強い感情を表すさま。「―にらみつける」表記「急度」とも書く。 0
八十八夜 ハチジュウハチヤ [6] 立春から数えて八八日めの日。五月一、二日ころ。「夏も近づく―」 春 0
巨歩 キョホ [1] ①大股(おおまた)に歩くこと。 ②大きな功績。「歴史に―を残す」 0
蓬頭垢面 ホウトウコウメン [0] 身なりにかまわず、外見を気にしないたとえ。ヨモギのように髪の毛が乱れた頭と、垢(あか)だらけの顔の意から。故事 北魏(ホクギ)の封軌(ホウキ)が、あなたは学者なのに、なんでそんなに身なりを飾るのかと聞かれ、『論語』を引用しながら、君子は衣冠を整えることが大切で、身なりを粗末にするのは愚かなことだと答えた故事から。〈『北史』〉弊衣破帽(ヘイイハボウ)
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四字熟語根掘り葉掘り63:「蓬頭垢面」に納得できなかった話
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些か いささ-か [0],[2] すこしばかり。わずか。「―言い過ぎたようだ」 0
波羅蜜 ハラミツ [2] ①生死にとらわれている世界、此岸(シガン)を脱して、彼岸(ヒガン)に達すること。永遠の悟りを開くこと。また、そのための修行。波羅蜜多(ハラミッタ)。 ②クワ科の常緑高木。インド原産。葉は楕円(ダエン)形で黄色。果実は円筒形で、淡黄色に熟す。実は食用、材は建築・器具用。参考「パラミツ」とも読む。 0
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず ネンネンサイサイはなあいにたりサイサイネンネンひとおなじからず 人の世のはかなさのたとえ。毎年、時季が来れば、花は同じように咲くが、人は、時の流れとともに生まれたり死んだりして顔ぶれが変わる意から。〈劉希夷(リュウキイ)の詩〉 0
偸む ぬす-む [2] 人に知られないよう、手に入れる。中の物をこっそり抜き取る。 0
素懐 ソカイ [0] 以前から抱いている願い。特に仏教で、出家や極楽往生の願い。素願。「―を果たす」 宿願・宿望・素志 0
禍神 まがかみ わざわいを起こす神。わざわいをなす神。悪神・邪神 0
新仏 あらぼとけ [3] 死後初めてのお盆にまつられる霊魂。 新精霊(あらショウリョウ)・新霊(あらみたま) 参考「シンぼとけ・にいぼとけ」とも読む。 0
渋渋 しぶしぶ [1],[0] 内心では反対で、いやいやながら賛成するさま。「―参加費を払う」 0
枳実 キジツ カラタチの実(み)。黄色に熟し、芳香がある。薬用となる。 0
賦 みつぎ [1] 金や年貢などを役所に献上すること。また、その金や品物。 0
早生まれ はやうまれ [3] 一月一日から四月一日までの間に生まれること。また、その人。 遅生まれ 参考同年の四月二日以降に生まれた人よりも小学校への入学が一年早くなる。 0
真っ只中・真っ直中 まっただなか ①まさにその最中であること。 真っ最中 ②そのものの中央。まんなか。「群衆の―に飛びこむ」 0
供宴 キョウエン [0] 客をもてなすための酒宴。供応表記「饗宴」とも書く。 0
口数 くちかず [3] ①言葉かず。「―の少ない人」 ②人数。頭かず。「子どもができて―が増えた」 ③件数。申し込み単位のかず。 0
副読本 フクドクホン [3] 学校で、教科書の補助として使う学習用の本。「歴史の―として古文書(コモンジョ)を読ませる」 0
一寸逃れ イッスンのがれ [5] その場だけをうまくつくろって、困難な状況を切り抜けること。いっときのがれ。「―の言い訳」 一時凌(しの)ぎ 0
決壊 ケッカイ [0] 堤防などが破れてくずれること。また、切りくずすこと。 「決潰」の書きかえ字。 0
拙宅 セッタク [0] 自宅を謙遜(ケンソン)していう語。「―へ一度お出かけ下さい」 0
先ず ま-ず [1] ①まっさきに。一番最初に。「―やるべきこと」 ②さしあたり。ともかく。「―一安心」 ③おおよそ。たぶん。「これで―大丈夫」 0
紅殻 ベンガラ [0] さびどめやガラスの研磨剤または着色剤などに使う酸化鉄系の赤色顔料。 由来インドのベンガル地方に産したことから。表記「弁柄」とも書く。参考「べにがら」とも読む。 1
夙起 シュクキ 朝早くから起きること。早起き。 夙興・晨起(シンキ) 0
霜夜 しもよ [2],[0] 霜がおりる寒い夜。 冬 0
茶鐺 チャトウ 「茶釜(チャがま)」に同じ。 0
歳下食 サイゲジキ 歴注の一つ。天狗(テンコウ)星の精が、人間の食を求めて下界に下るという凶の日。下食日。 0
富魚 とみよ [0] トゲウオ科の淡水魚。北日本の水の澄んだ池などにすむ。全長約五(センチメートル)。灰黄色で、背びれに九本前後のとげがある。 0
徳化 トッカ [0] 人々を徳により感化し、よくすること。徳による教化。「民衆を―する」「―を及ぼす」 0
各位 カクイ [1] 大勢の人に対して、その一人一人を敬っていう語。みなさま。みなさまがた。「読者―」 0
職権 ショッケン [0] 職務上与えられている権力・権限。「―を濫用する」 0
薬理 ヤクリ [1] 薬品によって体に起こる効用や副作用などの生理的変化。「―作用」 0
二の次 ニのつぎ [4] 二番め。そのつぎ。あとまわし。「勉強が―では困る」 0
溶かす と-かす [2] ①熱や薬品によって、固体を液状にする。融解する。「バターを―す」 ②液体の中に他の物質を入れて混ぜ合わせ均一にする。とく。「絵の具を水で―す」表記①金属の場合は「熔かす」とも書く。 0
有為 ユウイ [1] 才能があり、何かりっぱな事業をなすこと。将来世の中の役に立つこと。「前途―な若者を募る」参考「ウイ」と読めば、仏教で移り変わりやすくはかないこの世の意になる。 0
繡仏 シュウブツ 布地に刺繡で、仏の像を刺し縫いして表したもの。ぬいぼとけ。 0
席亭 セキテイ 常設の演芸場。寄席(よせ)。また、その経営者。 0
際涯 サイガイ [0] 大地などの果て。限り。きわ。「―なく広がる海」 0
嵐影湖光 ランエイココウ もやに包まれた山の姿と光る湖面の景色。山と湖の調和した美しい風景の形容。「嵐」は山の気・山の風の意。山紫水明 0
醜名 しこな [0] 相撲の力士の呼び名。双葉山(ふたばやま)や大鵬(たいほう)など。 表記「四股名」とも書く。 参考「シュウメイ」と読めば、悪い評判・汚名の意になる。 0
捧読 ホウドク 手にささげ持って、謹んで読むこと。「宣命を―する」 0
清粋 セイスイ [0] 清らかでまじりけのないこと。心に私欲や邪念がないこと。 0
粗笨 ソホン [0] おおまかで、細かい点まで行き届いていないこと。また、そのさま。「―な計画」 粗雑 表記「麤笨」とも書く。 参考「粗」「笨」ともにあらい意。 0
焦らす じ-らす [2] 相手の期待していることを待たせたり、からかったりしていらだたせる。じれったがらせる。「わざと遅れて―す」 0
弓折れ箭(や)尽く ゆみおれやつく 戦いに敗れること。また、力尽きてどうにもならないこと。表記「箭」は「矢」とも書く。 0
構造 コウゾウ [0] 機械や組織の全体を形づくっている各部分の仕組み。組み立て。「耐震―の建物」構成・機構 0
亮 すけ 律令(リツリョウ)制の四等官の第二位で、長官(かみ)を補佐する次官。役所により官名の文字は異なり、輔・助・佐・介などとも書く。 0
悚然 ショウゼン [0] おそれてぞっとするさま。びくびくして身がすくむさま。「―として身の毛がよだつ」 悚悚・慄然(リツゼン) 0
歯垢 シコウ [0] 歯の表面にこびりついたよごれ。多くは、食物のかすを栄養にする微生物からなる。虫歯の原因になり、歯石の母体ともなる。歯くそ。 0
存廃 ソンパイ そのまま残して置くことと、やめてしまうこと。存続と廃止。「委員会の―が話題になる」 存否 0
諂 テンユ こびへつらうこと。おもねりへつらうこと。阿諛(アユ) 0
蛙の面に水 かえるのつらにみず どんなことをされてもまったく平気でいるさま。カエルの顔に水をかけても平気でいることから。「彼には何を言っても―だ」石に灸(キュウ)・馬の耳に念仏・牛の角を蜂(はち)が刺す 0
預言 ヨゲン [0] ユダヤ教・キリスト教で、神の霊感を受けたとする人が、神の言葉を人々に告げること。また、その言葉。「―者」参考「予言」と書けば、未来を予測して言う意。 0
苧 お [2],[0] ①アサの古名。 ②アサやカラムシの繊維をつむいでできた糸。 0
奇想曲 キソウキョク [2] 形式にこだわらず、自由な気分で作られた器楽曲。カプリッチオ。狂想曲表記「綺想曲」とも書く。 0
慨世 ガイセイ [0] 世の中のありさまをなげき、心配すること。「―の念に駆られる」 0
杓子菜 シャクシな タイサイの別称。アブラナ科の二年草。葉が杓子形で、漬物などにする。 0
渺茫 ビョウボウ [0] ①水面や平原などが果てしなく広いさま。「―たる砂漠」渺渺・渺漫 ②遠くかすんでいるさま。 0
拈香 ネンコウ 香を指先でつまんでたくこと。焼香。表記「捻香」とも書く。 0
単行本 タンコウボン [0] 叢書(ソウショ)・全集の一冊としてでなく、単独に刊行された本。 0
競り せり [2] ①せりあい。きそい合い。 ②「競り売り」の略。競売。「古道具を―に出す」参考②「糶」とも書く。 0
鳳 おおとり [1] 古代中国で、聖王の世に現れるという想像上のめでたい鳥。特に、その雄。 0
興信所 コウシンジョ [0],[5] 人物や会社などの内部事情や信用状況などを、依頼に応じて秘密に調査・報告する民間の機関。 0
天成 テンセイ [1],[0] ①物事が自然にできあがること。「―の要害に布陣する」 ②「天性」に同じ。「―の美声」 0
臥薪嘗胆 ガシンショウタン [1],[0] 目的達成のため機会を待ち、苦労を耐え忍ぶこと。故事 中国、春秋時代、呉王夫差(フサ)が父の仇(かたき)である越王勾践(コウセン)を討つため、薪(たきぎ)の上に寝て復讐(フクシュウ)心をかき立ててのちにこれを破り、敗れた勾践は苦い胆(きも)を嘗(な)めて敗戦の恥を忘れず、のちに呉を滅ぼした故事から。参考『史記』『呉越春秋』などの記述から「臥薪」と「嘗胆」を組み合わせた語。「臥薪」を勾践のこととする説もある。〈『十八史略』〉坐薪懸胆(ザシンケンタン) 0
開拓 カイタク [0] ①荒地や山野を切り開いて耕地・道路などをつくること。「山麓(サンロク)の―事業」開墾 ②新しい分野・進路を切り開くこと。「新しい研究分野を―する」 0
血路 ケツロ [1] ①敵の囲みを破って逃れる道。「―を求める」 ②困難なことを切り抜ける方法。「―を見いだす」 ①②活路 0
毫毛斧柯 ゴウモウフカ 災いは小さいうちに取り除いておくべきだということ。芽生えたばかりの小さなものでも、抜かずに放っておくと、倒すのに斧(おの)が必要なほどの大木になってしまうという意から。「毫毛」は細い毛のことで、草木の芽生えのたとえ。「斧柯」は斧の柄(え)、また斧のこと。〈『戦国策』〉 0
迫る せ-る [1] じりじりと上や前に移動する。また、間隔を少しずつせばめる。「―り上がる」「―り出す」「―って勝つ」 0
座業 ザギョウ [0] すわったままでする仕事。また、その職業。 居職(いジョク) 0
裲襠 うちかけ [0] 江戸時代、武家の女性の礼服。帯を締めた上からかけるように着る、丈の長い小袖(こそで)。現在も花嫁衣装として用いる。表記「打掛」とも書く。 1
尊公 ソンコウ [1] あなた。男性が相手の男性を敬っていう語。 貴公・尊君・貴君 0
蜩 ひぐらし [0] セミ科の昆虫。体は中形で黄褐色、頭部は緑色。はねは透明で、黄色の脈がある。初秋の早朝や夕方、「カナカナ」と澄んだ声で鳴く。カナカナゼミ。秋表記「茅蜩」とも書く。 0
狗母魚 えそ [1] エソ科の海魚の総称。ふつうエソを指す。南日本の浅海に分布。体は細長く、鋭い歯がある。背面は黄褐色。上等なかまぼこの原料。夏由来「狗母魚」は漢名から。表記「鱛」とも書く。 1
早早 ソウソウ [3] ①急いでするさま。「―に立ち去る」 ②すぐに。するやいなや。「帰ってくる―また出かけた」 参考①「はやばや」とも読む。 0
公告 コウコク [0] 国や公共団体が、広告や掲示などで広く世間に告げ知らせること。また、そのもの。「官報に―する」 0
周る めぐ-る ぐるりと一周する。「湖を―る遊歩道」 0
文意 ブンイ [1] 文章に表現された内容や意味。「―が把握できない悪文」文義 0
赤魚鯛 あこうだい [2] フサカサゴ科の海魚。深海にすむ。タイに似るが、鮮やかな紅色。冬に美味。 表記「阿候鯛」とも書く。 1
桑田変じて滄海と成る ソウデンヘンじてソウカイとなる 滄海変じて桑田と成る 0
薄鈍 うすのろ [0] 動作や反応がにぶいこと。また、そういう人をあざける語。 0
更待月 ふけまちづき 陰暦八月二〇日の夜の月。秋
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漢字の豆知識 望月はどんなお月さま? ~優雅な月の呼び方~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
軍部 グンブ [1] 陸・海・空軍の総称。軍当局。政府や民間に対していう。 0
発現 ハツゲン [0] はっきりとあらわれ出ること。また、あらわすこと。「愛国心の―」 0
嘉禎 カテイ めでたいこと。さいわい。幸せ。吉禎 0
斎子 いむこ 神に奉仕する少女。大嘗祭(ダイジョウサイ)や賀茂(かも)の斎院などに仕える。 表記「忌子」とも書く。 参考「いみこ」とも読む。 1
薄力粉 ハクリキこ [4] ねばり気が少ない小麦粉。菓子・天ぷら用に適している。強力粉(キョウリキこ) 0
斎場・斎庭 ゆにわ 神をまつるために清められた場所。 参考「斎場」は「サイジョウ」とも読む。 1
稍 やや [1] 少しばかり。いくらか。「熱が―高い」「日が―西に傾く」 0
元値 もとね [0] 商品を仕入れたときの値段。「―を割る」原価 0
尋常 ジンジョウ [0] ①ふつう。あたりまえ。人並み。「―な手段では解決しそうにない」 正常 ②いさぎよいさま。「―に勝負せよ」 0
斫る き-る 斧(おの)などの刃物でたたききる。きって落とす。 0
誰 だれ [1] ①名や正体のわからない人を指すときに用いる語。「―がこの絵を描いたのか」 ②任意の人や不明の人を指すときに用いる語。「希望者は―か」「―か助けて」 ③すべての人。「―もが平和を望んでいる」参考「たれ」とも読む。 0
洋上 ヨウジョウ [0] 陸から遠く離れた海の上。大海の上。「―会談」 0
融通 ユウズウ [1] ①お互いの間で金銭・物品のつごうをつけて貸し借りすること。「余ったら少々―してください」 ②臨機応変に物事の処理をすること。「―が利(き)かない人」 0
補修 ホシュウ [0] 足りない部分を補ったり、破損した部分をつくろったりすること。「道路の―工事」修繕・修理 0
人参 ニンジン [0] ①セリ科の二年草。ヨーロッパから西アジア原産。野菜として栽培。葉は根生し、羽状。長円錐(エンスイ)形の根を食用にする。カロチンに富む。 冬 ②チョウセンニンジンの略。 表記「胡蘿蔔」とも書く。 0
爨 かまど 土・レンガなどで築いた、火をたいて煮炊きする設備。「―を一つにする(一緒に暮らす)」 参考釜(かま)をかける所の意。 0
甚三紅 じんざもみ 植物のアカネで染めた紅梅色の絹布。 由来江戸時代に、京都の桔梗屋甚三郎(ききょうやじんざぶろう)が始めたことから。 0
朗らか ほが-らか [2] ①心がはればれとして快活なさま。わだかまりがなく、明るいさま。「―な性格で皆に好かれる」 ②雲もなく、空が晴れているさま。「―な初夏の空」 0
眼高手低 ガンコウシュテイ [0] 目は肥え知識も豊富であれこれ批評するが、実際にはそれをこなす能力や実力がないこと。また、理想は高いが実力が伴わないこと。「眼高」は見る力がある、目が肥える、「手低」は技量などの実力がない意。志大才疎 0
雲梯 ウンテイ [0] ①昔、中国で城を攻めるのに使った長いはしご。 ②体育遊具の一つ。金属製で、はしご状のものが水平に、高さ二(メートル)ほどの支柱で固定されている。両腕で懸垂してはしごを渡る。 0
祈願 キガン [1] 神仏に祈り願うこと。「娘の合格を―する」祈念・誓願 0
獅子の子落とし シシのこおとし 子どもにあえて困難な道を歩ませることで、その能力を伸ばし一人前に育てるたとえ。獅子(ライオン)は子を生まれてすぐ谷に落とし、はい上がってきた子だけを育てるという俗説から。 参考「子落とし」は「子育て」ともいう。 0
纂述 サンジュツ 資料をあつめて文章にあらわすこと。「校史を―する」 0
史料 シリョウ [1] 歴史の研究・編纂(ヘンサン)に使われる文献や遺物。 0
寿光木 さわぐるみ クルミ科の落葉高木。 由来「寿光木」は漢名から。 沢胡桃(さわぐるみ) 1
北狄 ホクテキ [0] 昔、中国人が北方の異民族をさげすんでいった呼称。参考異民族の住む方角により、それぞれ南蛮・東夷(トウイ)・西戎(セイジュウ)と呼ばれた。 0
異なる こと-なる [3] ちがっている。同じでない。「各人が―る考えをもつ」 0
訛語 カゴ [1] 共通語と比べて、発音にちがいのある言葉。なまった言葉。訛言(カゲン) 0
為人 ひととなり [0] 生まれつきそなわっている性質。天性。人柄。「―をうかがわせる態度」 1
号哭 ゴウコク 大声で泣きさけぶこと。号泣参考「哭」は声をあげて泣く意。 0
民謡 ミンヨウ [0] 民衆の間で生まれ伝えられてきた、その土地の生活や感情をうたった素朴で郷土色の濃い歌。「公民館で―大会を開く」 0
法師 ホウシ [1] ①僧。 ②男の子。昔、男の子は髪をそったことからいう。 ③他の語について、人の意を表す語。多く、「ボウシ」と発音。「やせ―」「影―」 0
彝器 イキ 宗廟(ソウビョウ)(祖先のみたまや)に常に供えてある儀式用の器物。 0
放る ほう-る [0] ①投げる。「石を―る」 ②途中でやめる。「試験勉強を―り出す」 ③放置する。「現状のまま―っておく」 0
討伐 トウバツ [0],[1] 兵を派遣して、したがわない者を攻めうつこと。征伐 0
股 もも [1] 足のつけねからひざまでの部分。大腿(ダイタイ)。「―を高く上げて走る」 0
喉舌 コウゼツ ①のどと、した。転じて、大切なところのたとえ。 ②君主の言葉などを伝える重臣。「―の官(中国で宰相、日本で大納言)」 0
日暈 ひがさ 「日暈(ニチウン)」に同じ。参考「暈」は太陽や月の周りの光の輪の意。 0
附置 フチ 付属させて設置すること。付設。表記「付置」とも書く。 0
水中たり みずあたり 生水(なまみず)が原因で、腹痛や下痢を起こすこと。 夏 0
涕涙 テイルイ なみだを流すこと。また、そのなみだ。「―、ほおをぬらす」参考「涕」「涙」ともになみだの意。 0
契約 ケイヤク [0] ①とりきめ。約束。 ②二人以上の意思の合致で成立し、法律上の効果をもつ行為。「部屋を借りる―をした」 0
読破 ドクハ [1] 難しい本や分量の多い本を、すべて読み通すこと。「全集を―する」 0
性向 セイコウ [0] ①人の性質の傾向。気立て。「内気な―の少年」 ②物事の傾向。「消費―」 0
肋木 ロクボク [0] 並べ立てた数本の柱の間に、多数の丸棒を横に通した体操用具。横木につかまり懸垂などをする。 0
才子佳人 サイシカジン [1] 非常にすぐれた男女。好一対の男女をたとえていう。頭のはたらきがよくてすぐれた知恵をもつ男と、非常に美しい女。 参考「佳人才子」ともいう。 0
小股 こまた [0] ①両足を小さく広げること。歩幅の狭いこと。「―に歩く」 大股 ②また。「―をすくう」 参考②「こ」は接頭語。 0
朱雀 スザク [1],[0] ①玄武・青竜・白虎(ビャッコ)とともに天の四方をつかさどる四神の一つで、南方の神。 ②「朱雀門」の略。平城京・平安京の大内裏の南面中央にある門。 参考「スジャク・シュジャク」とも読む。 0
米利堅 メリケン ①アメリカ。アメリカ人。「―波止場」「―粉」 ②げんこつでなぐること。また、そのげんこつ。「―を食う」参考「アメリカン」の転じたもの。 1
雪消月 ゆきぎえづき [4] 陰暦二月の異名。 0
蹣跚縞 よろけじま たて、またはよこ糸を湾曲させて織り出した波状の縞模様。また、その織物。 1
隠処・隠れ家 かくれが ①世間から逃れてかくれ住む家・場所。 ②陰になって見えない所。 1
心棒 シンボウ [1] ①車輪やこまなど回転する物の中心となる棒状のもの。 ②活動などの中心となるもの。 0
賛嘆・賛歎 サンタン 深く感心してほめたたえること。「―して止(や)まない」「―の声をもらす」 感嘆 「賛嘆」は「讃嘆」の書きかえ字。 0
余熱 ヨネツ [0] さめきらずに残っている熱。ほとぼり。「ごみ焼却炉の―を利用した温水プール」 0
液化 エキカ [0] 気体が圧縮や冷却によって液体に変化すること。「―天然ガス」参考固体が融解して液体になる場合にも使うことがある。 0
牙行 ガコウ 中国で、商取引の仲買業者。また、その組合。商業の発展に伴って、宋・明・清代に発達した。 0
謀略 ボウリャク [0] 人をだまして、おとしいれるはかりごと。「相手の―を見抜いた」 0
塗料 トリョウ [1] 着色・防腐・保護などの目的で、木材・金属などの表面にぬる流動性の物質。ペンキ・漆・ラッカーなどの類。「―がはがれる」「水性―」 0
漁獲 ギョカク [0] 魚介類や海藻などの水産物をとること。また、とれたもの。「年間―量」 0
犀利 サイリ [1] ①武器などがかたく鋭いこと。 ②文章の勢いや頭のはたらきが鋭いさま。「―な論理を展開する」 0
曜日 ヨウび [0] 七曜にあてた、一週間の各日の名称。日・月・火・水・木・金・土曜日。 0
刀創 トウソウ 刀で斬(き)られた傷あと。かたなきず。刀痕(トウコン)・刀瘢(トウハン) 0
筏 なぎいかだ [0] ユリ科の常緑小低木。ヨーロッパ原産。葉は鱗片(リンペン)状に退化し、枝が卵形の葉のように見える。春、葉状の枝の中央に白い小花をつけ、球形の赤い実を結ぶ。観賞用。 0
菓 くだもの 食用となる植物の実。水菓子。フルーツ。果実表記「果物」とも書く。 0
序奏 ジョソウ [0] あとの楽曲を導くために演奏される部分。イントロダクション。 前奏 0
通気 ツウキ [0] 内と外の間に空気を通わせること。「この部屋は―がよい」通風・換気 0
滑る すべ-る [2] ①物の上をなめらかに動く。「氷の上を―る」 ②つるつるして足元が不安定になり、バランスをくずす。「雨の日に―って転ぶ」 ③すべすべしてつかみそこなう。「手が―って皿を落とす」 ④うっかりしゃべる。「口が―る」 ⑤試験に落ちる。 0
蹈鞴 たたら [0] 足で踏み、風を送る大きなふいご。砂鉄の製錬や鋳物製造などに用いる。「―を踏む(勢いがあまってよろめく)」表記「踏鞴」とも書く。 1
愛しむ お-しむ [2] もったいなくて大切に思う。手放しがたくていとおしむ。「花を摘みとるのを―む」 0
軒輊 ケンチ [1] 上がり下がり。軽重。高低。優劣。「ものの―を論ずる」参考昔の中国の車で、「軒」は前部が軽く上にあがり、「輊」は重く下にさがっていたことから。 0
鉄敷 かなしき [0] 金属を打ち鍛える作業のときに使う鉄製の台。鉄床(かなとこ)。表記「金敷」とも書く。 0
領分 リョウブン [1] ①人や国が領有する土地。領地内。 ②勢力範囲。なわばり。「人の―に口を出すな」 ①②領域 0
江戸の敵を長崎で討つ えどのかたきをながさきでうつ 意外なところで、または、まったく筋ちがいのことで以前の恨みを晴らすたとえ。また、執念深いたとえ。 0
当用 トウヨウ [0] ふだん用いること。さしあたっての用事。「―日記」 0
毒手 ドクシュ [0],[1] ①殺しの手段。殺害方法。 ②「毒牙(ドクガ)」に同じ。 0
钁丁 くわよぼろ 古代、朝廷の田畑を耕すために集められた成年男子。表記「鍬丁」とも書く。参考「くわよほろ」とも読む。 0
怠慢 タイマン [0] なまけて、するべきことをしないこと。また、そのさま。「職務―」 0
拓地 タクチ 荒地や山林など未開の土地を切り開くこと。開墾・開拓 0
赤手空拳 セキシュクウケン 他からの援助が一切なく、自分の力だけで物事を行うこと。「赤手」は素手の意。 徒手空拳 0
主計 シュケイ [0] 会計事務をつかさどること。また、その係。 0
教書 キョウショ [1] ①ローマ法王が公式に出す訓告の文書。 ②アメリカの大統領や州知事が、議会に提出する政治上の意見や勧告を記した文書。「一般―」 0
自信 ジシン [0] 自分の価値や能力や正しさなどを信じて疑わないこと。「計算の速さには―がある」
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四字熟語根掘り葉掘り7:母は強くて「自信満々」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
呉下の阿蒙 ゴカのアモウ いつまでも進歩がない昔のままの人間であるたとえ。また、無学な者のたとえ。「呉下」は呉国にいるということ。「阿」は親しんで呼びかける際に名前の上につける語。呉国にいたころの蒙さんの意。故事 中国、三国時代、無学だった呉の呂蒙(リョモウ)は主君孫権のすすめで学問に励んだ。久しぶりに会った魯粛(ロシュク)が「もはや呉にいたころの蒙さんではない」と言って感服した故事から。〈『三国志』〉参考「旧阿蒙」ともいう。 0
楽士 ガクシ [1] 音楽を演奏することを職業とする人。楽師。 0
淡泊・淡白 タンパク ①味や色があっさりしていること。「―な味の料理だ」濃厚 ②欲がなく、さっぱりしていること。「金や地位に―な人」表記②「澹泊」とも書く。 0
地縛 ジしばり [2] キク科の多年草。道端に自生。茎は地上をはう。春から夏、タンポポに似た黄色の頭花が咲く。 0
長途 チョウト [1] 長い道のり。長い旅程。「―の旅」 0
艶事 つやごと [0] 男女間の情事に関する事柄。色事。「―には言及しない」 0
引率 インソツ [0] 引き連れて行くこと。率いること。「生徒を―して遠足に行く」 0
輓く ひ-く 車やふねなどを、そろそろと前にひき進める。 0
天下泰平 テンカタイヘイ [1] 世の中が平穏無事であること。また、なんの心配ごともなく、のんびりしているさま。〈『礼記(ライキ)』〉「―の高いびき」表記「泰平」は「太平」とも書く。泰平無事 0
塩干魚・塩乾魚 エンカンギョ 塩漬けにして乾燥させた魚。 0
直売 チョクバイ [0] 販売業者をとおさずに、生産者から消費者に直接売ること。じかうり。「生産者―の野菜」直販 0
淪落 リンラク [0] 身をもちくずすこと。おちぶれること。「―の淵に沈む」淪没・零落 0
鐃 どら 軍隊や陣中で使う小さなかね。じんがね。 0
侘茶 わびチャ 桃山時代に流行した茶の湯の一形態。道具・調度の豪奢(ゴウシャ)を排して、簡素静寂の境地を重んじるもの。村田珠光が興し、千利休(せんのりきゅう)が完成させた。 0
縊れる くび-れる 首をくくって死ぬ。首つり自殺をする。「―れて死ぬ」 0
放伐 ホウバツ ①敵を討ち滅ぼすこと。 ②中国で昔、悪政を行う天子を帝位から追放すること。 0
芬芬 フンプン [0] ①かんばしいさま。よいかおりがするさま。 ②においが強く感じられるさま。「悪臭―たるごみ捨て場」参考本来はよいかおりについていった語。 0
饐える す-える [2] 食物が腐ってすっぱくなる。「―えた臭い」「暑さのため飯が―える」 0
鹵簿 ロボ [1] 儀礼用の武器や武具を備えた兵を伴った、行幸・行啓の行列。 0
芸当 ゲイトウ [1] ①演芸。特に、特殊な能力・訓練を必要とする演技。曲芸 ②危ない仕事や行為。はなれわざ。 0
乙鳥 つばめ ツバメ科の鳥。 由来「乙鳥」は漢名から。 燕(つばめ) 1
叔父 おじ [2] 父母の弟。また、父母の妹の夫。 参考「シュクフ」とも読む。「伯父」と書けば、父母の兄。また、父母の姉の夫の意。
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漢字の豆知識 「伯父」と「叔父」を使い分ける ~似たもの漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
野木瓜 むべ [1] アケビ科のつる性常緑低木。由来「野木瓜」は漢名から。 郁子(むべ) 1
和やか なご-やか [2] なごんで、親しみのあるさま。和気あいあいとしたさま。「―な雰囲気の会合」 0
扼殺 ヤクサツ [0] のどをおさえてしめ殺すこと。表記「搤殺」とも書く。 0
楝 おうち [0] ①センダンの古名。 栴檀(センダン) ②襲(かさね)の色目。表が薄紫で裏が青。表記「樗」とも書く。 0
平凡 ヘイボン [0] ありふれているさま。特に、すぐれたり変わったりするところのないこと。「毎日―な生活を送っている」「―な選手」凡庸(ボンヨウ)非凡 0
三鞭酒 シャンパン 炭酸の入った白ブドウ酒。祝い事などに飲む。シャンペン。 由来フランスのシャンパーニュ地方で産出されることから。 1
芻蕘 スウジョウ 草を刈る人ときこり。転じて、低い身分の人。庶民。「―に詢(はか)る」〈『詩経』〉 参考「スウギョウ」とも読む。 0
蔀 しとみ [0],[2] 昔の建具の一つ。格子組みの裏に板を張り、上下二枚からなる戸。日光をさえぎり、風雨を防いだ。蔀戸(しとみど)。「―を上げて月を見る」 0
治産 チサン [0] ①生計の道をたてること。 ②自分の財産を管理・処分すること。「禁―者」 0
割稽古 わりゲイコ 茶道の稽古で、手順の基本部分を分けて行うこと。袱紗(フクサ)の所作では、たたみ方・付け方・さばき方など。 0
万緑叢中紅一点 バンリョクソウチュウコウイッテン 多くの男性のなかに、女性がただ一人いることのたとえ。また、多くのもののなかに、一つだけすぐれたものが存在するたとえ。あたり一面の緑の草むらのなかに、一輪の赤い花がある意から。〈王安石の詩〉 0
回船 カイセン [0] 旅客や貨物を沿岸輸送してまわる船。特に江戸時代に発達した菱垣(ひがき)廻船・樽(たる)廻船など。表記「廻船」とも書く。 0
道に遺(お)ちたるを拾わず みちにおちたるをひろわず 政治が正しく行われていて、世の中が泰平で景気がよいこと。また、刑罰が厳正で、人々が法律を犯さないこと。人々が道に落ちている物を拾おうともしないほど、満ち足りている意から。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
辰 たつ [0] ①十二支の五番目。 ②昔の時刻で、現在の午前八時ころ。また、その前後二時間。「―の刻」 ③昔の方角の名。東南東。 0
卑 ヒロウ 身分・品性・行動などがいやしいこと。下品なこと。下劣 0
闕下 ケッカ ①宮中の門の下。 ②朝廷。天子。天皇。また、天子の御前。 0
懸河の弁 ケンガのベン よどみない弁舌。勢いがよくすらすらと流れるような話しぶり。〈『隋書(ズイショ)』〉 0
意気消沈 イキショウチン [1],[0] 元気をなくし、しょげかえること。「消沈」は気力がなくなること。「連敗して―する」表記「消沈」は「銷沈」とも書く。意気阻喪・垂頭喪気(スイトウソウキ)意気軒昂(イキケンコウ)・意気衝天
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四字熟語根掘り葉掘り37:時は流れて「意気消沈」
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右 みぎ [0] 人が北を向いたとき、東にあたる側。「―を見て左を見てから渡る」左 0
微賤 ビセン [0] 身分・地位が低くて、卑しいこと。また、その人。「―の輩(やから)」卑賤 0
堂頭 ドウチョウ 禅寺で、住職の居所。また、その住職。どうとう。方丈 0
放縦 ホウジュウ [0] 勝手気ままなこと。わがままなこと。「―な生活を改める」放埒(ホウラツ)参考「ホウショウ」の慣用読み。 0
巨匠 キョショウ [0] 芸術など専門の分野で非常にすぐれている人。「横山大観は日本画の―である」大家(タイカ)・泰斗(タイト) 0
蒲 がま [1] ガマ科の多年草。水辺に自生。茎は直立し、葉は線形で厚い。夏、円柱形の花穂をつける。花粉は薬用。葉は干してむしろやすだれを編むのに用いる。夏表記「香蒲」とも書く。 0
竹皺 たけしぼ 竹を並べたような、縦にしわの入った織物。 0
沸沸 フツフツ [2],[1] ①湯などが煮えたぎるさま。「鉄瓶が―と湯気を立てている」 ②泉などがわき出るさま。また、わき出るように感情が高ぶるさま。「―と恋心がわく」 0
嬋媛 おそよか あでやかで美しいさま。うるわしいさま。つややか。 1
鯉 こい [1] コイ科の淡水魚。湖沼や河川にすむ。ふつう全長約六〇(センチメートル)。大形のうろこでおおわれ、口に二対のひげがある。野生種は暗灰色だが、人工飼育で、ニシキゴイやヒゴイなど色彩の美しい品種もつくられた。観賞用。食用。 0
嫩緑 ドンリョク 芽生えたばかりの若葉の緑。新緑 0
漿果 ショウカ [1] 水分の多いやわらかな果肉をもつ果実。カキやブドウの類。液果。 0
狂想曲 キョウソウキョク [3] 形式にこだわらず自由な気分で作られた、快活で機知に富む楽曲。カプリッチオ。奇想曲 0
髻 もとどり [0],[4] 髪の毛を集めて束ねた部分。「―を切る」参考「たぶさ」とも読む。 0
三里 サンリ 灸(キュウ)のつぼの一つ。ひざがしらの下の、外側のくぼんだ所。ここに灸をすると万病にきくという。 0
大老 タイロウ [0] 江戸幕府で最上位の職名。必要に応じて老中の上に置かれ、将軍を補佐した。 0
談判 ダンパン [1] 物事の決着をつけたり取り決めをしたりするため、相手方と話し合うこと。かけあい。「ひざづめ―」交渉 0
錫杖 シャクジョウ [0] 僧・修験者の持つつえ。錫(すず)で作られた頭部の環(わ)に、数個の小さな環がついている。 0
伽羅 キャラ [1],[0] ①ジンコウの別称。 沈香(ジンコウ) ②①からとった香料。最高の沈香とされる。「―枕(まくら)に香を仕込む」参考「伽羅」は梵語(ボンゴ)で、黒沈香を指す「多伽羅」の略。 0
貸方 かしかた [0] ①金品を貸す側の人。貸手。 ②貸す方法。 ③複式簿記で、負債・資本の増加などを記入する右側の欄。 ①~③借方 0
応対 オウタイ [0],[1] 相手をして受け答えや対処をすること。「受付の―がよい」応接 0
月と鼈(すっぽん) つきとすっぽん 二つのもののちがいが、比較にならないほどかけ離れているたとえ。月もスッポンも外形はともに丸いが、その実質はまったくちがっていることから。 0
遊子 ユウシ [1] 旅人。旅行者。家を離れて旅をする人。「浮雲―」表記「游子」とも書く。 0
檗 きはだ ミカン科の落葉高木。 黄檗(きはだ) 0
無産 ムサン [0] 財産や資産をもっていないこと。「―階級」有産 0
無給 ムキュウ [0] 給料が支払われないこと。「―で働く」有給 0
秋高く馬肥ゆ あきたかくうまこゆ 空が澄んださわやかな秋の季節のたとえ。秋空が高く澄みわたり、ウマも食欲が盛んでよく肥える意。〈『漢書(カンジョ)』〉 参考「秋」は「天」ともいう。 0
桃仁 トウニン モモの種子を乾燥させてつくる薬。鎮痛剤・消炎剤などに用いる。「―酒」 0
鉛華 エンカ おしろい。鉛白由来昔、おしろいの原料に鉛を用いたことから。 0
始める はじ-める [0] ①新しく物事を起こす。「商売を―める」 ②動作や物事をやりだす。「試験を―める」「歩き―める」 0
鷺苔 さぎごけ [0] ゴマノハグサ科の多年草。道端や田のあぜ道に自生。春、薄紫色の花をつける。ムラサキサギゴケ。 0
赤秀 あこう クワ科の常緑高木。暖地の海辺に自生。幹や枝から気根を出す。春、いっせいに落葉し、すぐに新しい葉をつける。果実はイチジクに似る。 表記「雀榕」とも書く。 1
不知案内 フチアンナイ 実情や様子を知らないこと。不案内。 0
酒仙 シュセン [0] ①世間の俗事を気にせず、ただ深く酒を愛して飲む人。「―と呼ばれる詩人」 ②大酒飲み。酒豪。 0
砂糖 サトウ [2] 蔗糖(ショトウ)の通称。炭水化物の一つ。水に溶けやすい白色の結晶をして、甘味が強く調味料に用いる。サトウキビやサトウダイコンなどからとる。 0
砂金 サキン [0] 砂や小石の中に粒状にある自然の金。金鉱脈の風化・浸食によって川床や海岸に流出し、沈積したもの。 表記「沙金」とも書く。 参考「シャキン・すながね」とも読む。 0
諳記 アンキ [0] 何も見なくても言えるように、そらで覚えこむこと。表記「暗記」とも書く。 0
遺跡 イセキ [0] 人類の生活や文化、事件のあった場所などのあと。「古代の―を発掘する」遺址(イシ)・古址・旧址・史跡 「遺蹟」の書きかえ字。 0
切麻・切幣 きりぬさ アサまたは紙とサカキの葉を細かく切り、米と混ぜてまきちらすもの。神前を清めるために用いた。小幣(こぬさ)。 1
反乱 ハンラン [0] 政府や支配者などにそむいて、乱を起こすこと。 「叛乱」の書きかえ字。 0
碧海 ヘキカイ あおい海。青々と広がる海。青海原(あおうなばら)・蒼海(ソウカイ) 0
腐敗堕落 フハイダラク 健全さを失い身をもちくずすこと。社会や組織の規律が失われ、不健全な好ましくない状態に陥ること。「上流階級の―が国の滅亡を招く」 0
艶かしい なまめ-かしい [5] あでやかで美しい。色っぽい。「夕涼みの浴衣姿が―い」参考多く女性についていう。 0
苦手 にがて [0],[3] ①扱いにくいさま。また、その相手。「―な人」 ②得意でないさま。また、その物事。不得手(フえて)。「―な分野」不得意 0
顧慮 コリョ [1] あれこれ考えて心づかいをすること。気にかけること。「他人を―するゆとりがない」 0
脊黄青鸚哥 せきせいいんこ [5] インコ科の鳥。オーストラリア原産。野生種の羽は緑色だが、白・黄・青色などに品種改良されている。愛玩(アイガン)用。 1
蜻蜓 やんま ①大形のトンボの総称。ギンヤンマ・オニヤンマなど。 秋 ②トンボの別称。 参考①「セイテイ」とも読む。 1
剪刀 はさみ [3],[2] 二枚の刃で物をはさんで切る道具。 表記「鋏」とも書く。 参考「セントウ」とも読む。 1
水面 みのも [0] 水の表面。「―にうつる山影も美しい」 参考「みなも・スイメン」とも読む。 0
非常時 ヒジョウジ [2] ①平常とは異なる重大な出来事が起きたとき。常時 ②戦争や内乱など、国際的・国家的な重大な危機に直面したとき。戦時 ①②平時 0
命旦夕にあり メイタンセキにあり その日の命が危ないこと。今にも死にそうなこと。「旦夕」は朝と夕方の意。参考「旦夕」は「朝夕(チョウセキ)」ともいう。 0
歓楽極(きわ)まりて哀情(アイジョウ)多し カンラクきわまりてアイジョウおおし 楽しみがきわまったときには、かえって悲しみの情がわき上がってくること。〈漢武帝の文〉 0
品格 ヒンカク [0] ①人に備わっている品位や気品。ひとがら。「―のあるりっぱな人物だ」 ②「品質」に同じ。 0
告示 コクジ [0] 公共の機関が広く一般に知らせること。また、その文書。「投票日を―する」告知・通知・通告 0
衣食足りて礼節を知る イショクたりてレイセツをしる 人は生活にゆとりができて、はじめて礼儀や節操をわきまえることができるようになるということ。〈『管子』〉参考「礼節」は「栄辱」ともいう。 0
信憑 シンピョウ [0] 信頼してよりどころとすること。「―性が高い」 参考「憑」はよりどころの意。 0
迷悟一如 メイゴイチニョ 迷いも悟りも、たどりつくところは一つであるから、迷いとか悟りとかにとらわれる必要はないということ。「一如」は一体である意。迷悟一途(イット)・迷悟不二(フニ) 0
衣 ころも [0] ①体に着るもの。衣類。特に上着。 ②僧・尼の着る衣服。法衣(ホウエ)。僧衣。 ③揚げものや菓子などの外側の皮。 0
分袂 ブンベイ [0] たもとをわかつ意から、人と別れること。決別 0
祝言 シュウゲン [1] ①婚礼。結婚式。「―を挙げる」 ②祝いの言葉。 祝詞・祝辞 0
滅茶 メチャ [1] ①道理に合わないこと。むちゃ。「―を言う」 ②並はずれて法外なこと。程度のひどいさま。「――に安い」 ③ひどく混乱すること。「―苦茶(クチャ)になる」表記「目茶」とも書く。参考「滅茶」は当て字。 0
愁嘆場・愁歎場 シュウタンば 芝居や演劇で、登場人物が嘆き悲しむ場面。転じて、実生活での悲劇的な場面にもいう。「―を演じる」 0
平常 ヘイジョウ [0] 特別な事柄がない状態。ふだん。「―どおり電車を運行する」「―心を保つ」平生(ヘイゼイ)・平素 0
別法 ベッポウ [0] 別の方法。ほかのしかた。「行き詰まって、―を講ずる」 0
宥恕 ユウジョ [1] 寛大な心でゆるすこと。大目に見ること。「罪の―を乞(こ)う」宥免参考「恕」はゆるす意。 0
誅める せ-める 責任や罪を数え立ててとがめる。懲罰する。 0
鮹 たこ [1] 頭足類八腕目の軟体動物の総称。 蛸(たこ) 0
涼風 リョウフウ [0],[3] 「涼風(すずかぜ)」に同じ。 0
戦戦兢兢 センセンキョウキョウ [0] 戦戦恐恐
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漢字の豆知識 非常に恐れているときの表現 (公財)日本漢字能力検定協会 0
護持 ゴジ [1] 大切にまもり保つこと。尊んで守護すること。「古来の仏法を―している寺」「―会の会則」 0
血縁 ケツエン [0] ①親子・兄弟などの血のつながり。血脈・血筋 ②血のつながった人々。血族地縁 0
大隠は朝市に隠る タイインはチョウシにかくる 真に悟りきった隠者は、山野などに隠れ住まず、市中の俗世のなかで超然と暮らしているということ。「大隠」はすっかり悟りを開いた隠者の意。〈王康琚(オウコウキョ)の詩〉 0
溜 ため ①ためておくこと。また、そのところ。「ごみ―」 ②糞尿(フンニョウ)や汚水をためておくところ。こえだめ。 0
一塩 ひとしお [2] 魚などに薄く塩をふること。また、塩をふったもの。「―のサンマ」 薄塩・甘塩 0
豪宕 ゴウトウ 豪快で、小さなことにこだわらないこと。また、そのさま。豪放。「―な気性で知られる」 0
山岳 サンガク [0] 連なっている高く険しい山々。「―地帯の厳しい冬」 0
手摩乳・手名椎 てなずち 記紀神話に登場する神。出雲(いずも)の国つ神であった脚摩乳(あしなずち)の妻で、奇稲田姫(くしなだひめ)の母。 1
屑米 くずマイ [0] 精米のときにくだけた米。また、虫食いの米。 0
奪 サンダツ 君主を滅ぼして地位や権力を手に入れること。 位 0
潜在 センザイ [0] 表には現れず、ひそかに内在すること。「―能力をひきだす」 顕在 0
酋長 シュウチョウ [1] 首領。おさ。かしら。特に、未開の部族のかしら。 0
駄菓子 ダガシ [2],[0] 安い材料で作る安価で大衆的な菓子。 0
人怖じ ひとおじ [0] 子どもなどが、見慣れぬ人を見ておそれること。 0
便乗 ビンジョウ [0] ①他の目的の乗り物に、ついでに乗せてもらうこと。「知人の車に―して会場へ向かう」 ②都合のよい機会を、巧みに利用すること。「戦後の混乱に―して財産を築く」「―値上げ」 0
岩室 いわむろ [0] 岩をくり抜いたり、積み重ねたりしてつくった住居。岩屋表記「石室」とも書く。 0
葉緑素 ヨウリョクソ [3],[4] 植物の細胞の葉緑体に含まれている緑色の色素。光合成に必要な物質。口臭や体臭を防ぐ効果がある。クロロフィル。 0
脱水 ダッスイ [0] ①水分を取り去ること。 ②化合物から、水分子に相当する酸素と水素を取り去ること。 ③体内の水分が異常に少なくなること。「―症状をおこす」 0
遯世 トンセイ [0] ①俗世間を捨てて仏門に入ること。出家・遁俗 ②世間を離れて隠居すること。隠遁(イントン)表記「遁世」とも書く。 0
処分 ショブン [1] ①処理すること。 ②いらないものを始末すること。 ③罰すること。「減給―を受ける」 処罰・制裁 0
転用 テンヨウ [0] 本来の目的以外の用途で使うこと。「農地を宅地に―する」 0
関東炊き カントウだき [0] 関東の煮込みおでんのことを関西でいう語。関東煮。冬 0
類焼 ルイショウ [0] 他から出た火事が燃え移って焼けること。「―をまぬかれた」類火 0
端子 タンシ [1] 電気回路や電気機器などの接続のために、電流の出入り口に取りつける金具。ターミナル。 0
古びる ふる-びる [3] 年月がたち、古くなる。古くさくなる。「―びた学校」 0
別れ霜 わかれじも [3] 春の終わりの霜。八十八夜のころにおりて、チャの新芽などの害となる。忘れ霜。「八十八夜の―」 春 0
中枢 チュウスウ [0] 物事の中心。主要部分。「―神経が冒される」「経営の―を担う」 0
全潰 ゼンカイ [0] 全壊 0
成竹、胸に在り セイチクむねにあり 十分に成功の見通しがあること。また、その計画ができていること。タケを描こうとするとき、完成したそのタケの絵がすでに心のなかにできあがっているという意から。〈蘇軾(ソショク)の文〉 0
拮抗 キッコウ [0] 力や勢力がほぼ同じで、互いに張り合うこと。表記「頡頏」とも書く。参考「ケッコウ」の慣用読み。 0
晩春 バンシュン [0] ①春の末。早春 春 ②陰暦三月の異名。 ①②暮春 0
回復 カイフク [0] ①失ったり悪くなったりした状態がもとどおりになること。「天候の―を待って山頂に向かった」 ②病気がよくなること。表記②「快復」とも書く。 「恢復」の書きかえ字。
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新聞漢字あれこれ85 今年はカイフクしますように
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
耳障り みみざわり [3] 聞いて気にさわること。耳に不快に感じること。「―な批評」「―な雑音」 0
檀香 びゃくだん ビャクダン科の半寄生常緑高木。由来「檀香」は漢名から。 白檀(ビャクダン) 1
胸板 むないた [0] ①胸の平らな部分。 ②鎧(よろい)の胴の前面で、胸をおおう鉄板。 0
連玉 レダマ マメ科の落葉低木。地中海沿岸原産。エニシダに似る。枝は細長く、葉は線形。夏から秋、黄色い蝶(チョウ)形の花が総状に咲き、細長いさやをつける。観賞用。 1
亢進 コウシン [0] 精神や神経がたかぶり、病状などが進行すること。「心悸(シンキ)―」表記「高進・昂進」とも書く。 0
乎 かな 文末におき、感嘆や詠嘆を表す語。 0
配偶 ハイグウ [0] 「配偶者」の略。夫婦の一方から他方をいう言葉。つれあい。 0
峻拒 シュンキョ [1] 強く断ること。厳しくはねつけること。「申し出を―する」 拒絶 0
文化 ブンカ [1] ①人間がつくりだして伝達し、共有しあう有形・無形の活動。また、その活動の成果。「―遺産」「―功労者」自然 ②世の中が進歩して、生活が物心両面で高まること。文明開化。「―的な生活を営む」文明参考①狭義には、芸術・宗教・学問・道徳などの精神的な活動を指す。 0
知る辺 しるべ [0],[3] 知り合い。知人。ゆかりのある人。「―をたよりに旅をする」 0
鯖折り さばおり [0] 相撲の決まり手の一つ。両手で相手のまわしを強く引きつけ、自分の上背と体重をかけて相手の両膝(リョウひざ)をつかせる技。 0
名数 メイスウ [3] ①同類をまとめ、数字をつけて表す呼び方。「四天王」「三景」「三筆」など。 ②数学で、単位の名や助数詞をつけた数。「五(グラム)」「八本」など。無名数 0
奴原・奴儕 やつばら やつら。やつども。参考「ばら」は複数を表す語。「奴原」は当て字。「儕」は仲間の意。 0
時偶 ときたま [0] ときおり。ときどき。たまに。「友人が―たずねてくる」 0
類縁 ルイエン [0] ①血のつながった縁者。一族。身内。親類 ②生物の形状・性質などが似かよっていて、近い関係にあること。「―関係」 0
時下 ジカ [1] このごろ。目下。「―ますますご清祥の段」 参考多く、手紙文の最初に使う。 0
無頼 ブライ [0] 定職をもたず、道徳にはずれた行いをすること。また、その人。「―の徒」参考「ごろつき」とも読む。 0
複雑怪奇 フクザツカイキ [5] 事情が入り組んで、あやしく不思議なこと。「事件は―を極めている」単純明快 0
躋る のぼ-る 高いところにのぼる。 0
不惜身命 フシャクシンミョウ [0] 衆生(シュジョウ)を救うために自分の体や命を惜しまないこと。〈『法華経(ホケキョウ)』〉可惜(あたら)身命 0
渝わる か-わる 変化する。変質する。改まる。前とは中身が入れかわるようになる。「清水を引いたら沼の水が―った」 0
薫く た-く [0] 炎を出さず、くすべる。いぶす。香などをくゆらせる。「香を―く」 0
爛発 ランパツ ①盛んに起こること。 ②あざやかに現れること。また、そのさま。 0
口頭 コウトウ [0] 口で述べること。また、口先。「―で説明する」 0
隆準 リュウセツ たかい鼻。盛り上がっている鼻筋。参考「準」は鼻柱の意。 0
課目 カモク [0] 課せられた項目。特に、学校などで学ぶ個々の学科。「今日の一時間目の―は数学だ」 0
蚊雷 ブンライ 多くのカが集まって鳴く大きな音。蚊鳴(かな)り。 0
変造 ヘンゾウ [0] 物の形や内容に変更を加えること。特に、文書や紙幣・貨幣にいう。「文書に―された痕(あと)がある」「―硬貨が出回る」 0
試供品 シキョウヒン [0] ためしに使ってもらう薬品や化粧品などの宣伝用見本。 0
角番 かどバン [0] ①囲碁や将棋などで、負けが決まる最後の対局。 ②相撲で、負け越すとその地位を失う場所。 0
俳画 ハイガ [0] 日本画の一つ。俳句の趣のある、簡略な墨画・淡彩画。多く、俳句を記す。俳諧(ハイカイ)画。 0
陬遠 スウエン 都会から遠く離れた土地。片田舎。「―の地」 0
別掲 ベッケイ 別にかかげること。別に示すこと。「詳細は―の表に譲る」 0
戒名 カイミョウ [1] ①仏門に入った者が師から与えられる名。 ②死者につける名。 ①②法名・法号 ①②俗名 0
刃 やいば [1],[0] ①刀剣類の総称。はもの。「氷の―」 ②刀身の刃についている波形の模様。 参考「焼き刃(ば)」の転。「は」と読めば別の意になる。 0
跋む ふ-む ふみつける。ふみにじる。乱暴に振る舞う。 0
峻烈 シュンレツ [0] 人に対しての行動や態度などが、厳しくはげしいこと。「―な非難をあびる」 苛烈(カレツ) 0
顎振り三年 あごふりサンネン 尺八で、あごを振って音を調節できるまでに三年かかるということ。尺八の修業の厳しさをいう語。参考「首振り三年」ともいう。 0
朝顔 あさがお [2] ①ヒルガオ科のつる性一年草。熱帯アジア原産。薬草として中国から渡来。夏の朝、ラッパ形の花をつけ、昼前にはしぼむ。種子は漢方で下剤に用いる。秋 ②キキョウ・ムクゲの古名。 ③形が似ていることから、男性用小便器。表記①「牽牛花」とも書く。 0
勇断 ユウダン [0] 思いきりよく決断すること。「―をくだす」果断・勇決 0
均しい ひと-しい [3] かたよりがなく一様である。平等に行き渡っている。そろっている。「どの子も―い扱いを受ける」 0
無病息災 ムビョウソクサイ [1] 病気をしないで、健康であること。「息災」は仏の力で災いや病気を防ぐ意。転じて、健康で無事なさま。「仏前で―を祈る」無事息災 0
所作 ショサ [1] ①行い。振る舞い。 ②身のこなし。しぐさ。「―が美しい」 動作 ③「所作事」の略。歌舞伎(カブキ)で、おもに長唄(ながうた)を伴奏にする舞踊・舞踊劇。 0
頓に とみ-に [1] 急に。にわかに。また、しきりに。めっきり。「近ごろ―小じわが増えた」「―力をつけた新人」 0
濯ぐ すす-ぐ [0] ①水で汚れをあらい落とす。ゆすぐ。 ②恥や不名誉などを除き去る。そそぐ。「汚名を―ぐ」 0
支弁 シベン [0] 金銭を支払うこと。「日当を―する」 支給 0
善政 ゼンセイ [0] 人民のことを考えたよい政治。正しい政治。 悪政・苛政(カセイ) 0
冬青 そよご モチノキ科の常緑低木。山地に自生。葉は楕円(ダエン)形で厚い。初夏、白色の四弁花をつけ、球形の赤い実を結ぶ。材はそろばんの珠(たま)などにする。葉は染料用。フクラシバ。 1
入滅 ニュウメツ [0] 涅槃(ネハン)に入ること。聖者や僧が死ぬこと。入寂。入定(ニュウジョウ)。 0
員外 インガイ [0],[1] 定められた数に入らないこと。定員以外。定数以外。員数外。員内参考「インゲ」とも読む。 0
首座 シュソ [1] 禅宗の寺で、修行僧の中の第一位の人。 参考「ソ」は唐音。 0
気化 キカ [1],[2] 液体の蒸発・沸騰や、固体の昇華によって気体になること。「―熱」液化 0
翡翠 ヒスイ [0],[1] ①カワセミの別称。 翡翠(かわせみ)②カワセミの羽に似た鮮やかな青緑色で半透明な宝石。硬玉の一種。古くから装飾品に用いられる。「―のブローチ」 0
飽経風霜 ホウケイフウソウ 世の中の困難や苦労を十分経験し、したたかなこと。「飽経」はあきるほど経験する意。「風霜」は困難や苦労のたとえ。海千山千(うみセンやまセン) 0
薑 はじかみ [0] ショウガの別称。秋 生姜(しょうが) 0
格差 カクサ [1] 資格・等級・価格などの差。「―をつける」「賃金―」 0
笛 ふえ [0] ①竹・木・金属などの管に穴をあけ、吹き口から息を吹きこみ、指で穴をふさいで音を出す楽器。 ②呼び子やホイッスルなど、合図のために鳴らす道具。 0
醵金 キョキン [0] なんらかの目的で必要な金銭を出し合うこと。また、その金銭。表記「拠金」とも書く。 0
飯米 ハンマイ [0] 飯に炊いて食用にあてる米。食用米。 0
恥じる は-じる [2] ①はずかしく思う。欠点や過ちなどに気がついて面目なく思う。「良心に―じる気配もない」「不明を―じる」 ②ひけをとる。劣る。「名に―じない態度」参考②多く、打ち消しの語を伴う。 0
紙魚 しみ [0] シミ科の昆虫の総称。 衣魚(しみ) 1
劫末 ゴウマツ この世の終わり。劫初 0
末枯れる すが-れる [0] ①草木やこずえが盛りの季節を過ぎて枯れ始める。 ②人などの盛りが過ぎて衰えてゆく。表記「尽れる」とも書く。参考「うらがれる」と読めば別の意。 0
落命 ラクメイ [0] 不慮の災難などで命を落とすこと。死ぬこと。「事故であえなく―する」 0
蘆笛 ロテキ アシの葉を巻いて作った笛。胡笳(コカ)参考「あしぶえ」とも読む。 0
辺涯 ヘンガイ 遠く離れたはて。地のはて。はるかかなた。辺際・際涯 0
辞意 ジイ [1] 辞職や辞退したいという意思。「―を表明する」 0
蜷局 とぐろ [3],[0] ヘビなどが、渦巻き状に体を巻くこと。また、その巻いた状態。「ヘビが―を巻く」「店で―を巻いている」表記「塒」とも書く。参考「ケンキョク」と読めば別の意になる。 1
相殺 ソウサイ [0] 差し引きゼロにすること。差し引いて互いに損得がないこと。「失態で過去の実績が―された」 0
山稜 サンリョウ [0] 山の頂上と頂上を結ぶ峰すじ。 尾根 0
社会資本 シャカイシホン [4] 国や地方公共団体の財政支出で蓄積された社会的共有財産。道路・公営住宅・上下水道など。 0
逵 おおじ ①幅の広い道。大通り。目抜き通り。 ②四方八方に通じる道。表記「大路」とも書く。 0
跟随 コンズイ 人を頼り、後ろについていくこと。また、従者。追随 0
素面 しらふ [1],[0] 酒を飲んでいない平常なさま。また、そのときの状態や顔。素顔。「―で話し合おう」 表記「白面」とも書く。 参考「スメン」とも読む。 1
標高 ヒョウコウ [0] 平均海面から垂直にはかった土地の高さ。海抜 0
普天率土 フテンソット 全世界のこと。空がおおっているすべて、地の続くかぎり。参考「普天の下(もと)、率土の浜(ヒン)」の略。 0
金持ち喧嘩せず かねもちケンカせず 金持ちはゆとりがあって利にさとく、喧嘩をすれば損になることを知っているから、他人と争わないということ。 0
瘧草 えやみぐさ ①リンドウの古名。 ②オケラの別称。 由来①葉を瘧(おこり)の薬としたことから。表記「疫病草」とも書く。 1
怨嗟 エンサ [1] うらんでなげき悲しむこと。「会場は―の声につつまれた」 0
視覚 シカク [0] 五感の一つ。目で物を見るときの感覚。「―中枢」 0
反復 ハンプク [0] 何度もくり返すこと。同じことをたびたびすること。「―練習することが大切だ」 0
犬兎の争い ケントのあらそい 無益な争い、また無益な争いをして第三者に利益をもっていかれるたとえ。故事 イヌがウサギを追い、ともに走り疲れて死んだのを農夫が拾った故事から。〈『戦国策』〉鷸蚌(イツボウ)の争い・漁夫の利 0
用例 ヨウレイ [0] 実際に使われている例。使い方の例。「的確な―」引例 0
此岸 シガン [1] この世。悩みや迷いの多い現世。 此土(シド) 彼岸 0
掛絡・掛落・掛羅 から ①禅僧が肩に掛けて前に垂れるようにつける略式の袈裟(ケサ)。 ②根付け。また、根付けのついた印籠(インロウ)など。 由来①掛けて身に絡(まと)う意から。 1
火急 カキュウ [0] 差し迫っていて、急がなければならないこと。切迫していること。「―の用」至急 0
す けが-す 血でよごす。転じて、はずかしめる。「刃傷沙汰(ニンジョウザタ)で殿中を―した」 0
新鬼故鬼 シンキコキ 最近死んだ者の霊魂と、それ以前に死んだ者の霊魂のこと。〈『春秋左氏伝』〉 0
輸入 ユニュウ [0] 外国から生産物や製品、技術や文化・労力などを買い入れること。「―した食料」輸出 0
硬水 コウスイ [0] マグネシウム塩やカルシウム塩などが多く含まれている天然水。石鹼(セッケン)は溶けにくい。軟水 0
竟に つい-に [1] 最後には。結局。とうとう。「苦労を重ねて―成功した」 0
失態・失体 シッタイ やりそこなって面目を失うこと。失敗。「飲み過ぎて―を演じる」 醜態 0
習い性と成る ならいセイとなる 習慣が生まれつきの性質と同じように身について、離れないものになる。〈『書経』〉 習慣は第二の天性なり 0
奨学 ショウガク [0] 学業や学問研究を奨励し、その継続を助けること。「―金制度」 0
新郎 シンロウ [0] 結婚したての男性。はなむこ。 新婦 参考おもに、結婚式や披露宴での呼称。「―の友人代表として祝辞をのべた」 0
委付 イフ [1] 仕事をゆだねてまかせること。まかせて引き渡すこと。 0
垂簾 スイレン ①すだれをたらすこと。また、たらしたすだれ。 ②「垂簾の政(まつりごと)」の略。皇后や皇太后が幼帝に代わって行う政治。 0
丸損 まるゾン [0] すべて損してしまうこと。利益がまったくないこと。「見込みが外れて―だ」丸儲(もう)け 0
路頭 ロトウ [0] 道のほとり。道端。「―に迷う(生活の手段を失って困窮する)」路傍 0
氷 ひ [0] ①こおり。水がこおったもの。 ②ひょう。あられ。また、氷雨(ひさめ)。 0
手漉き てすき [0],[3] 機械でなく、人の手で紙をすくこと。また、その紙。「―の和紙」 0
臨 ヒリン 客が訪れてくることの敬称。お越し。光臨 0
山石榴 のぼたん ノボタン科の常緑低木。暖地に自生し、また観賞用に栽培もする。全体に淡褐色の毛を密生。夏、淡紫色の五弁花をつける。果実は球形で、ザクロ(石榴)のように割れ、食べられる。 夏 由来「山石榴」は漢名から。 表記「野牡丹」とも書く。 1
一流 イチリュウ [0] ①一つの分野で第一等の地位。他より抜きんでてすぐれていること。「―のホテル」 ②他に類のない独特な流儀。「あの人―の考え方」 ③学問・芸術・武道などの一つの流派。「国学の―を究める」 0
摸写 モシャ [1],[0] 本物そっくりに写しとること。表記「模写」とも書く。 0
春光 シュンコウ [0] ①のどかな春の景色。 春色 ②うららかな春の日ざし。 ①②春 0
繡 ぬいとり 布地に色糸・金糸で、模様や文字を刺し縫いして表すこと。また、その模様や文字。刺繡(シシュウ)。ぬいさし。「ハンカチにイニシアルの―がある」 表記「縫取り」とも書く。 0
寂寥 セキリョウ [0] ものさびしくひっそりしたさま。「―とした村里」 0
梅花空木 バイカうつぎ [4] ユキノシタ科の落葉低木。ウツギの一種。山地に自生。初夏、ウメに似た白い四弁花が咲く。 0
浄土 ジョウド [1] ① 仏がいる苦しみのない安楽の世界。極楽浄土。西方浄土。 穢土(エド) ②「浄土宗」の略。念仏をとなえることで極楽浄土への往生を願う宗派。 0
沸点 フッテン [1],[0] 沸騰する際の液体の温度。気圧により異なり、水の沸点は一気圧の下で約セ氏一〇〇度。沸騰点。 0
萎える な-える [2] ①気力や体力がなくなる。「気持ちが―える」 ②草花などがしおれる。 ③衣服などがよれよれになる。 0
干戈 カンカ [1] ①たてとほこ。また、武器。 ②戦争。「―を交える(戦争をする)」 0
犂 すき [0] ウシやウマに引かせて田畑の土を掘り起こす農具。からすき。参考「鋤」と書けば、人が使うすきの意になる。 0
髪結い かみゆい [0],[3] 髪をゆうこと。また、それを職業とする人。 0
奇譚 キタン [0] めずらしい不思議な話。おもしろい言い伝えや物語。「譚」は話・物語の意。「異聞―を収集する」奇談 0
生節 なまりぶし [0] 蒸したカツオの身を生干しにした食品。 参考「なまぶし」とも読む。 夏 1
灰心喪気 カイシンソウキ 失意のあまり元気をなくすこと。「灰心」は火の消えた灰のように元気のない心。「喪気」は元気をなくす意。参考「灰心喪意」ともいう。意気阻喪意気軒昂(イキケンコウ)・意気衝天 0
皹 ひび [2] 寒さのため、手足などの皮膚が荒れて生じる小さな裂け目。ひびわれ。「かかとに―が切れる」 冬 0
足手纏い あしでまとい [4] 仕事や行動のじゃまになること。また、じゃまになるもの。「やる気のない社員は―だ」 参考手足にまとわりつくものの意。「あしてまとい」とも読む。 0
揺るぐ ゆ-るぐ [2],[0] ①ゆれ動く。ゆらぐ。「家の土台が―ぐ」 ②動揺する。気が変わる。「―ぎない地歩を占めている」 0
体質 タイシツ [0] ①生まれながらの体の性質。「虚弱―」 ②その組織・機構などに特有の性質。「保守的な―」 0
摂る と-る [1] ①体に取りこむ。食べる。「朝食を―る」「栄養を―る」 ②手に持つ。そろえて持つ。からげて持つ。「着物の裾(すそ)を―る」 ③とり行う。とりしきる。統べる。「指揮を―る」 0
政局 セイキョク [0] ある時点での政治・政界の情勢や動き。政治局面。「―が急転回する」 政情 0
細枝 しもと [0] ①枝のよく茂った若い木立。 ②細長く伸びた若い枝。すわえ。 1
縷言 ルゲン こまごまと詳しく言うこと。また、その言葉。縷述・縷説 0
痴漢 チカン [0] ①おろか者。 ②女性に性的ないたずらをする男。参考「漢」は男の意。 0
蝸牛が日和を知る ででむしがひよりをしる 自分の身分や立場をわきまえないで振る舞うことのたとえ。カタツムリが、できない天気の予測をする意から。 1
鯖 さば [0] サバ科の海魚。ふつうマサバとゴマサバをさす。各地の沿岸に分布。背は青緑色で黒い波形のしま模様があり、腹は銀白色。食用。 夏 表記「青魚・青花魚」とも書く。 0
黄紫茸 きむらたけ オニクの別称。ハマウツボ科の一年草。 1
来襲 ライシュウ [0] 襲ってくること。攻めこんでくること。襲来。「敵機―」 0
乾留 カンリュウ [0] 空気をさえぎって固体を高温で熱し、その後冷却して分解した成分を回収すること。 「乾溜」の書きかえ字。 0
俗界 ゾッカイ [0] 俗人の住む世の中。わずらわしく、卑しい俗世間。俗世。 俗境 天界 0
辞する ジ-する [2] ①辞職する。「大臣の職を―する」 ②辞退する。「受賞を―する」 ③退出して帰る。「先生のお宅を―する」 0
氏神 うじがみ [0],[3] ①土地の守り神。鎮守の神。産土神(うぶすながみ)。 ②祖先としてまつる神。 0
惇 まこと まごころ。いつわりのない心。誠実。穏やかな人柄。「―の人物」 0
濃漿 こくショウ [1] 濃い味噌(ミソ)で魚などを煮込んだ汁。鯉(こい)こくなど。参考「こんず」と読めば別の意になる。 0
唯一無二 ユイイツムニ [1] ただそれ一つきりで、他に同類のものがないこと。唯一を強調した言い方。唯一不二(ユイイツフジ)
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漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
富貴草 フッキソウ ツゲ科の多年草。山地の林に自生。葉は常緑で、断続的に群がって生える。夏、黄緑色の小花を穂状につける。キチジソウ。夏 0
貪瞋痴 トンジンチ [3] 貪欲(トンヨク)・瞋恚(シンイ)・愚痴の、三つの根本的な煩悩。三毒。「貪欲」は欲が深いこと、「瞋恚」は怒り、「愚痴」は理非を見失うおろかさの意。 0
戚む いた-む 深く悲しむ。うれえる。「ひたすら悲しみ―むばかりだ」 0
討議 トウギ [1] おおぜいで意見をたたかわせること。ディスカッション。討論 0
峭寒 ショウカン 身を切られるようなきびしい寒さ。非常な寒さ。厳寒。「―に耐え、ひたすら春を待つ」 酷寒 0
店仕舞い みせジまい [3] ①店を閉めて、その日の営業を終えること。閉店。「大雨だから早々に―だ」 ②商売を廃業すること。「不景気のため―した」 ①②店開き 0
土砂 ドシャ [1] 土と砂。「大量の―で道路がふさがれた」 0
涙ぐむ なみだ-ぐむ [4] 涙がこぼれそうになる。目に涙をためる。「友人からの励ましの手紙に思わず―む」 0
胡籙 コロク 「胡籙(やなぐい)」に同じ。 0
茅渟鯛 ちぬだい [2] クロダイの別称。特に、関西以西でいう。チヌ。夏由来「茅渟」は、大阪府南部の旧国名和泉(いずみ)の古称から。 1
軒 のき [0] 建物の屋根の下端で、壁よりも外に張り出している部分。「―の風鈴がたえなる音を奏でる」 0
後衛 コウエイ [0] ①軍隊などの後方の守り。また、そこを守る人。 ②スポーツで、後方の守備範囲を守る選手。 ①②前衛 0
氷炭 ヒョウタン [0],[1] ①こおりと、すみ。 ②まったく相反するものどうしであること。 0
等温 トウオン [0] 温度がひとしいこと。同じ温度。「―線(天気図上で同一気温の地点を結んだ線)」 0
一天四海 イッテンシカイ [5],[3],[1] 全世界のこと。「一天」は天下のすべて、「四海」は四方の海の意から。〈『平家物語』〉 0
大層 タイソウ [1] ①物事の程度がはなはだしいさま。非常に。「―寒い」 ②言動・様子などがおおげさであるさま。「ご―なセリフ」 0
賛成 サンセイ [0] 他人の意見や提案などに同意すること。「友達のプランに―する」「―多数で可決する」 反対 0
尖端 センタン [0] 先端 0
塊 かたまり [0] ①かたまったもの。かたまること。「雪の―を投げる」 ②ある程度のまとまり。「肉の―」 ③性質・傾向などが異常に強いこと。「あの人は欲の―だ」 0
乏しい とぼ-しい [3] ①足りない。不足している。「―い資源を大切にしよう」「判断力に―い」 ②貧しい。「懐中が―くなった」 0
歩兵 ホヘイ [0] ①昔、徒歩で戦った兵士。雑兵(ゾウヒョウ)。足軽(あしがる)。 ②旧陸軍で小銃や機関銃などを装備し、徒歩で接近して戦った兵隊。参考「フヒョウ」と読めば、将棋の駒(こま)の一つ。 0
侵犯 シンパン [0] 不法に他の領土や権利などをおかすこと。「領空―」 0
悪縁契り深し アクエンちぎりふかし わるい縁ほど結びつきが強く、なかなか断ち切れないものだということ。悪女の深情け・腐れ縁は離れず 0
離州・離洲 リす 州に乗り上げていた船が、そこから離れて浮かぶこと。 0
休暇 キュウカ [0] 休日以外の公認されている休み。「有給―で旅行した」「冬季―」 0
口軽 くちがる [0] ①軽率にしゃべること。 ②すらすらしゃべるさま。 ①②口重(くちおも) 0
髑髏 されこうべ [1] 風雨にさらされて白骨だけになった頭蓋骨(ズガイコツ)。由来「曝(さ)れ頭(こうべ)」の意から。参考「しゃれこうべ・ドクロ」とも読む。 1
甲 かぶと [0] 頭を守るためにかぶる鉄製などの武具。 0
鶴髪 カクハツ 真っ白な髪の毛。しらが。由来ツルの羽毛が白いことから。 0
屈託 クッタク [0] ①何かを気にしてくよくよすること。「―のない性格が人に好かれる」 ②疲れてあきること。「―の色が表れる」 0
破線 ハセン [0] 等間隔に切れ目の入った線。点線実線 0
霞初月 かすみそめづき 陰暦正月の異名。 0
魔術 マジュツ [1] ①人の心を迷わす不思議な術。 ②大がかりな手品。「―ショー」 0
員数 インズウ [3] 人や物の数。ある枠内の一定の数。参考「インズ」とも読む。 0
予期 ヨキ [1] 前もって期待すること。前もってそうなると推測すること。「総選挙は―に反した結果となった」 0
生馬 いけま [0] ガガイモ科のつる性多年草。山地に自生。葉はハート形。夏、白色の小花をつける。実は裂けて白毛の種子を飛散させる。根は薬用。 表記「牛皮消」とも書く。 0
航跡 コウセキ [0] 船舶が通ったあと、水面に残る白いあわや波。 0
夜行くに繡を被る よるいくにシュウをきる 功名を立てても、故郷へ帰らなければだれも認めてくれないたとえ。夜中に刺繡(シシュウ)をほどこしたりっぱな衣服を着て歩いても、だれも見てくれないの意から。〈『史記』〉 0
題詠 ダイエイ [0] 与えられた題から詩歌・俳句をよむこと。また、その詩歌・俳句。雑詠 0
温突 オンドル [0] 朝鮮半島や中国東北部で用いられる暖房装置。家の床下につくったみぞに、燃やした火の煙を通して部屋を暖めるもの。冬参考朝鮮語から。 0
太刀 たち [1] 長大な刀の総称。短小の「かたな」に対していう。表記現在、奈良時代以前の刀剣を「大刀」、平安時代以後の儀式や戦闘で用いた長い刀を「太刀」と書き分ける。 1
棚上げ たなあげ [0] ①問題の解決や処理に手をつけず、先へ延ばすこと。「提出された議案を―にする」 ②需給関係の調節のため、商品を一時たくわえて市場に出さないこと。 ③表面的には敬意を払いながら、遠ざけて関係の薄い立場に追いやること。「名誉顧問に―する」 0
堅物 かたブツ [0] まじめで律儀な人。融通のきかない人。堅人。「あの人は―で困る」 0
欠礼 ケツレイ [0] 礼儀を欠くこと。あいさつをしないこと。「年賀の―をわびる」失礼 0
白南風 しらはえ 九州地方などで、梅雨の明けるころに吹く南風。夏参考「しろはえ」とも読む。 1
徽章 キショウ [0] 記章 0
沈香も焚(た)かず屁(へ)もひらず じんこうもたかずへもひらず 可もなく不可もなく平々凡々であることのたとえ。香をたいて良い香りを出すのでもなく、臭いおならをするのでもないという意から。参考「沈香」は「線香」ともいう。 0
吉祥 キッショウ [0] めでたいきざし。よいしるし。瑞祥(ズイショウ)・吉兆参考「キチジョウ」とも読む。 0
初志貫徹 ショシカンテツ 最初に立てた志を最後まで貫き通すこと。「―して、漫画家になる夢を実現した」 0
殿 しんがり [1] ①軍隊が退却するとき、最後部で敵の追撃を防ぐこと。また、その部隊。 ②列・順番などの最後。「登山隊の―をつとめる」 0
筍 たけのこ [0] タケの地下茎から出てくる若芽。食用。「雨後の―(同じようなものが次々に出ること)」 夏 表記「竹の子」とも書く。 0
牛耳る ギュウジ-る [3] 組織や団体の中心となり主導権を握る。 由来「牛耳を執る」から生じた語。 0
起龕 キガン [1] 禅宗の葬儀で、棺(ひつぎ)を送り出すこと。また、その儀式。参考「龕」は棺の意で、ほかに入龕・移龕・鎖龕・転龕などに用いる。 0
頌徳 ショウトク [0] 人の功績や徳をほめたたえること。「―碑」 0
誘う さそ-う [0] ①ある行為をするように、すすめる。また、一緒に行くことや同じことをすることをすすめる。「会への参加を―う」「春風に―われて旅に出る」 ②そそのかす。誘惑する。「悪事に―う」 ③うながす。引き出す。「眠りを―う音楽会だった」 0
論拠 ロンキョ [1] 議論のよりどころ。意見の根拠。「―を提出して下さい」 0
愆る あやま-る あるべきさまから外れ、くいちがう。しくじる。やりそこなう。 0
発行 ハッコウ [0] ①図書・新聞・雑誌などを作って世に出すこと。刊行 ②紙幣・債券・証明書などを作って通用させること。 0
所詮 ショセン [1] 結局。つまるところ。「―君の負けだ」「―かなわぬ夢だ」 参考「詮ずる(あれこれと考える)所」の意。 0
巡業 ジュンギョウ [0] 各地を興行してまわること。「大相撲が地方―する」 巡演 0
苦杯 クハイ [0] にがい酒を入れたさかずきの意から、にがい体験。苦しい経験。「新人戦は初戦で―を嘗(な)めた」 0
一敗 イッパイ [0] 一回負けること。「三勝―で予選を通過した」 0
穎哲 エイテツ 人並み以上にすぐれて賢いこと、また、その人。 0
半ら なから ①なかば。半分。 ②真ん中あたり。 ③途中。なかほど。 0
念珠 ネンジュ [1] 念仏をとなえるときに使うじゅず。参考「ネンズ」とも読む。 0
大家 タイカ [1] ①ある分野で特にすぐれ、名声の高い人。巨匠 ②大きな家。金持ちの家。 ③家柄のりっぱな家。参考②③は「タイケ」とも読む。また、「おおや」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識 「上手」の読み方は? 同じ漢字でも、読み方で意味が変わる! (公財)日本漢字能力検定協会 0
寝巻・寝間着 ねまき 寝るときに着る衣服。 0
奇声 キセイ [0] 奇妙な声。聞きなれない調子はずれの声。「―を発する」 0
短縮 タンシュク [0] 時間や距離を短くちぢめること。「自己記録を二秒も―する」延長 0
広場 ひろば [1] ①広くあいている所。「駅前―」 ②人々が集まることのできる共通の場。「話の―」 0
一団和気 イチダンのワキ 和やかな雰囲気のこと。また、親しみやすい態度をいう。〈『伊洛淵源録(イラクエンゲンロク)』〉一堂和気 0
蟇股 かえるまた [0] 日本建築で、梁(はり)の上に置いて上の重みを支える受け木。多く、装飾も兼ねる。表記「蛙股」とも書く。 1
棟別銭 むねベツセン 中世に将軍や領主などが臨時費用調達のため、家屋の一棟ごとに課した税金。戦国時代には租税に組みこまれるようになった。棟分銭(むねわけぜに)。参考「むなベツセン・むねベチセン」とも読む。 0
山中暦日無し サンチュウレキジツなし 俗世を離れて自然のなかで悠々と暮らすこと。人里離れた山中で暮らせば月日のたつのも忘れる意から。「暦日」は暦で定まった月日。〈太上隠者(タイジョウインジャ)の詩〉 0
校訂 コウテイ [0] 本文の字句などを他の伝本とくらべ合わせ、正しい本文を示すこと。特に、古書などにいう。 0
干葉 ひば [1] ①枯れて乾燥した葉。 ②ダイコンの葉や茎をほして、食用としたもの。表記「乾葉」とも書く。 0
長閑 のどか [1] ①静かでのんびりしたさま。「―な田園生活」②天候がよく、おだやかなさま。「―な春の日」
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漢字の豆知識 春をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
個展 コテン [0] 一個人の作品を集めた展覧会。「有名写真家の―を見に行く」 0
年金 ネンキン [0] 毎年定期的に支払われる一定の金。厚生年金や国民年金などの公的年金と、企業年金や個人年金などの私的年金がある。 0
包囲 ホウイ [1] まわりをとりかこむこと。「犯人の立てこもったビルを―する」 0
用事 ヨウジ [0] しなければならない事柄。所用。用。「買い物の―を頼む」「今日は―がある」用件 0
太公望 タイコウボウ [3] ①中国、周の賢臣、呂尚(リョショウ)の尊称。 ②釣り好きの人。「休日は―をきめこむ」故事 中国、周の文王が狩りの途中、渭水(イスイ)の岸で釣りを楽しんでいた呂尚に出会い、ともに語り合った。そして、この人こそ「太公(文王の父)が待ち望んでいた人物だ」と言って重用したという故事から。〈『史記』〉 0
美辞麗句 ビジレイク [1] うわべだけを巧みに飾った、内容の乏しい言葉。「―の宣伝には注意」 0
勢力伯仲 セイリョクハクチュウ [1] 力や技能が接近していて、優劣の差がないこと。「伯仲」は兄と弟、長兄と次兄のこと。 伯仲の間・兄(ケイ)たり難く弟(テイ)たり難し 0
残る のこ-る [2] ①その場にとどまる。状態が続く。「学校に―る」「昼まで雨が―る」 ②後世に伝わる。「名が―る」 ③余る。「お金が―る」 ④相撲で、踏みとどまる。こらえる。 0
塞 とりで 地勢のけわしい要所に設けた小城や堀など。また、外敵から守るため辺境・国境などにつくった建物。要塞。 表記「砦・寨」とも書く。 0
月給 ゲッキュウ [0] 月ごとに定められた給与。月俸。サラリー。「初―で母に贈物を買う」 0
肥大 ヒダイ [0] ①太って大きくなること。 ②組織が、異常に大きくなること。 0
乳濁 ニュウダク 乳汁のように白くにごること。「―質(液体の小滴がコロイド粒子大の乳濁液)」 0
綾 あや [2] ①模様を美しく織り出した絹織物。あやぎぬ。 ②「綾織り」に同じ。 ③文や言葉の飾り。言い回し。「言葉の―」 ④入り組んだしくみ。「人生の―」 0
煙管 キセル [0] ①きざみタバコをつめ、火をつけて吸う道具。 ②鉄道で、途中の一部の区間をただ乗りする不正乗車。 由来②キセルは両端だけに金具を使い、中間が竹でできていることから。 1
囲繞 イニョウ [0] まわりをとりかこむこと。かこいめぐらすこと。「釈尊を弟子たちが―する」参考「イジョウ」とも読む。 0
爾今 ジコン [1] いまからのち。こののち。今後。「―以後」 爾後 0
宿花 よみはな 花の季節が過ぎてから再び花を咲かせること。返り花。二度咲き。 1
覚弥 カクや 細かく刻んだ漬物。塩や醬油(ショウユ)をかけて食べた。 由来江戸時代の料理人の岩下覚弥が始めたとも、また高野山で隔夜堂を守る歯の弱い老僧のためのものともいう。 0
褐色 カッショク [0] 黒みがかった茶色。「日焼けした―の肌」参考「カチいろ」と読めば別の意になる。 0
定礎 テイソ [1] 建築工事の初めに、土台石を据えること。建築工事を始めること。「―式」 0
束縛 ソクバク [0] 自由を制限すること。行動の自由を奪うこと。「親の―のない生活」 参考たばねてしばる意。 0
情炎 ジョウエン [0] 炎のようにもえあがった激しい欲情。「―に身を焼かれる」 0
対蹠的 タイショテキ [0] 二つのものが正反対であるさま。「―な立場」対照的由来「蹠」は足の裏の意で、足の裏と向かい合わせる意から。参考「タイショ」は「タイセキ」の慣用読み。 0
匙 さじ [2],[1] 液体や粉をすくい取りやすいようにくぼませた道具。スプーン。 0
伸子 シンシ 布の洗い張りや染色で、布がたゆまないように、布の両側に弓形にわたして張る竹製の棒。「―張り」 表記「籡」とも書く。 0
催涙 サイルイ [0] 薬品などで涙腺(ルイセン)を刺激し、涙を出させること。「―ガス」 0
占地 しめジ [0],[1] シメジ科のキノコ。 湿地(しめジ) 0
有料 ユウリョウ [0] 料金が必要なこと。「―駐車場」無料 0
冑 よろい [1] 合戦のとき、身を守るために着用した武具。表記「甲」とも書く。参考本来は「かぶと」の意。「甲冑(カッチュウ)」の訓を取りちがえたため、「よろい」にも用いられるようになった。 0
箜篌 コウコウ [1] 弦楽器の一つ。琴に似た横に置くものと、ハープに似た竪(たて)のものとがあり、ともに両手でかき鳴らす。奈良時代に百済(くだら)を経て伝来した。正倉院に残る。参考「クゴ・くだらごと」とも読む。 0
彗星 ほうきぼし [0] 「彗星(スイセイ)」に同じ。 表記「箒星」とも書く。 0
名言 メイゲン [0] たくみに物事や人生の本質をついた短い言葉。有名な言葉。「古今の―」「けだし―だ」 0
当路 トウロ [1] 重要な地位にいること。また、その人。「―者」由来交通の要路にあたる意から。 0
災難なら畳の上でも死ぬ サイナンならたたみのうえでもしぬ 災難は安全と思われる畳の上にいても降りかかってくるものだ。災難に遭(あ)うのは仕方がないということ。 0
断続 ダンゾク [0] とぎれとぎれに続くこと。切れたり続いたりすること。「―的に降る雨」 0
幟 のぼり [0] ①「幟旗(のぼりばた)」の略。目じるしのために、細長い布の端に輪をつけて竿(さお)に通して立てる旗。「―を立てて人を呼ぶ」 ②鯉(こい)のぼり。端午の節句に男児の成長を祝って立てる。 夏 0
磁土 ジド [1] 陶磁器をつくる原料にする土や粘土。陶土。 0
全然 ゼンゼン [0] ①まったく。あとに否定の語を伴う。「―終わりそうにない」「―話が通じない」 ②非常に。とても。「―大丈夫です」 参考②は俗な言い方。 0
進攻 シンコウ [0] 積極的に軍隊をすすめて攻撃をしかけること。 進撃 退却・撤退 0
用地 ヨウチ [1] ある目的のために使用する土地。「ホテルの建設―を買収する」 0
胡麻擂り ゴマすり [0],[4] 自分の利益を図るため、他人にへつらうこと。また、その人。 0
男心と秋の空 おとこごころとあきのそら 秋の天候が変わりやすいように、男の心も移ろいやすく、女に対する愛情も変わりやすいものだということ。参考逆に、「女心と秋の空」ともいう。「秋」は「飽き」に通じる。 0
齣 こま [1] ①映画のフィルムの一画面を数える単位。 ②小説・戯曲・漫画の一区切り。一場面。「歴史の一(ひと)―」 ③授業などの一区切りの単位。 0
寒暄 カンケン さむさとあたたかさ。「―を叙す(時候のあいさつをする)」寒暖参考「暄」はあたたかい意。 0
大簇 タイソウ [0] ①中国音楽で十二律の一つ。下から三番目の音。 ②陰暦一月の異名。表記「太簇」とも書く。 0
落髪 ラクハツ [0] 髪を剃(そ)り落として仏門に入ること。剃髪(テイハツ)。落飾 0
陽気 ヨウキ [0],[1] ①天気。気候。「―がいい」 ②性格や雰囲気が快活で、明るいさま。にぎやかなさま。「明るく―な性格だ」「―に盛り上がる」 ③万物を活動させる力。 ②③陰気 0
秉彝 ヘイイ 人が、天から与えられた正しい道を守ること。参考「彝」は、きまりの意。 0
惚ける ぼ-ける [2] 頭がぼんやりとした状態になる。もうろくする。「年をとって―けたようだ」 0
享有 キョウユウ [0] 権利や能力・才能など無形のものを、天からうけたものとして生まれながらにもっていること。「生存権の―」 0
果無い・果敢無い はかな-い 頼りなく、消えてなくなりやすい。もろくて長続きしない。「―い夢」「希望が―く消えた」表記「儚い」とも書く。 1
岡惚れ おかぼれ [0] ①他人の恋人をわきから好きになること。横恋慕(よこレンボ)。 ②相手の心がわからないのに恋すること。片思い。表記「傍惚れ」とも書く。 0
仮称 カショウ [0] かりにつけた名称。また、かりに名付けること。 0
愛妾 アイショウ [0] 気に入り、かわいがっているめかけ。 0
功罪 コウザイ [0] 手柄と罪(つみ)。一つの物事のよい面と悪い面。「―相半(あいなか)ばする」 0
観望 カンボウ [0] ①風景などを遠くまで見渡すこと。「阿蘇(あそ)の大―」 ②事のなりゆきをうかがうこと。「政治情勢を―する」 0
奢侈 シャシ [1] 身分不相応なぜいたく。度を超えて金をつかうこと。「―な生活」「―に流れる」 0
椰子・椰 ヤシ ヤシ科の植物の総称。熱帯地方に多く自生。果実は食用。また、せっけん・ろうそくなどを作るやし油の原料。ふつうココヤシを指す。「―の実」 0
九曜 クヨウ 「九曜星」の略。日月火水木金土の七曜星に計都(ケイト)など二星を加えた九つの星。陰陽(オンヨウ)家が運命を占うのに用いた。 0
山漆草 サンシチソウ キク科の多年草。中国原産。庭木用・薬用に栽培。葉は大きく羽状に深く切れこむ。秋、黄色の頭花をつける。 表記「三七草」とも書く。 0
脱帽 ダツボウ [0] ①帽子をぬぐこと。着帽 ②相手に敬服すること。「彼の熱意には―するばかりだ」「叔父の博識には―した」 0
疋 ひき [2] ①動物などを数える語。 ②反物(タンもの)の単位。一疋は布二反。「絹一〇―」 ③昔の金銭の単位。一疋は銭一〇文。表記「匹」とも書く。 0
仁愛 ジンアイ [0] 思いやりや慈しみをもって、人を愛すること。また、その心。 慈愛・仁慈 0
爾来 ジライ [1] それ以来。以後。爾後。「―音信がない」 0
気孔 キコウ [0] 植物の葉の裏などの表皮にある、無数のごく小さな穴。呼吸作用や炭酸同化作用などのために空気や水蒸気が通る。「植物は葉の―で呼吸する」 0
稲麻竹葦 トウマチクイ 多くの人や物が入り乱れているさま。また、周囲を幾重にも取り囲んでいるさま。イネ・アサ・タケ・アシが群がって生えている意から。〈『法華経(ホケキョウ)』〉 0
付焼刃 つけやきば [3] その場しのぎで知識や技術などを身につけること。また、その見せかけの知識など。「忘年会で―の落語を披露する」由来鈍い刀に鋼(はがね)の刃だけを焼き付けたものをいい、見かけはよいがもろいことのたとえ。 0
血糊 ちのり [0] のりのようにねばねばした血。また、物にねばりついた血。「―が付いた凶器」 0
蔭 かげ [1] ①草木におおわれて日光のあたらない所。こかげ。 ②他人の助け。「あなたのお―で助かった」 0
陰影 インエイ [0] ①光の当たらない部分。かげ。 ②物事の微妙な変化や趣。ニュアンス。 「陰翳」の書きかえ字。 0
鴻毛 コウモウ 大形の水鳥の羽毛。非常に軽いもののたとえ。「死は泰山より重き有り、或(ある)いは―よりも軽し」 0
寸陰を惜しむ スンインをおしむ ほんのわずかな時間でも大切にすること。時間を無駄にしないこと。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
重症 ジュウショウ [0] 病気やけがの症状が重いこと。 軽症 0
断決 ダンケツ 物事を判断して決定すること。とりさばくこと。裁断決定。決断 0
緒総 おぶさ ①佩物(おびもの)(身に帯びる物)の下に垂らす飾りの紐(ひも)。 ②虹(にじ)をたとえていう語。 0
午 うま [2] ①十二支の七番目。 ②昔の時刻で、現在の正午ころ。また、その前後二時間。 ③昔の方角の名。南。 0
希う こいねが-う [1],[4] 強く望む。こうあってほしいと切望する。 0
奴僕 ヌボク [0] 召使いの男。下男。やっこ。参考「ドボク」とも読む。 0
満身 マンシン [0] 体中。全身。「―の力をこめてぶつかる」 0
立論 リツロン [0] 議論の筋道を組み立てること。また、その議論。「―の根拠」 0
舌戦 ゼッセン [0] 言い争うこと。「―の火ぶたが切って落とされた」 口論・論戦 筆戦 0
代赭 タイシャ [0] ①赤鉄鉱を粉末にした顔料。「―で絵付けをする」 ②茶色を帯びただいだい色。代赭色。 0
後門の狼 コウモンのおおかみ 前門の虎後門の狼(とら) 0
生体 セイタイ [0] ①生きているもの。生物。 ②生きているからだ。「―反応」 生身(なまみ) 死体 0
紳士 シンシ [1] 気品と教養があり、礼儀正しい人。ジェントルマン。また成人男性の敬称。「―服」 淑女 0
空席 クウセキ [0] ①あいた座席。「会場の―が目立つ」 ②欠員になっている地位や職。「教授のポストが―だ」 0
局面 キョクメン [0],[3] ①物事の状況。一場面。なりゆき。「事態は重大な―を迎える」 ②囲碁・将棋などの盤の表面。また、その勝負の状況・形勢。 0
曖昧 アイマイ [0] はっきりしないさま。確かでないさま。「―な返事」 0
摘む つま-む [0] ①指先などではさみ持つ。「鼻を―む」 ②指で取って食べる。「菓子を―む」 ③重要部分を取り出す。かいつまむ。「要点を―んで話す」 0
処暑 ショショ [1] 二十四節気の一つ。現在の八月二三日ごろ。暑さも終わる時期とされる。 秋 0
大豆 ダイズ [0] マメ科の一年草。夏、白や紫色の花をつける。種子は食用のほか、油をとったり、味噌(ミソ)や醬油(ショウユ)などの原料とする。秋 0
強める つよ-める [3] 力や勢いを増すようにする。より強くする。「火力を―める」「語気を―める」弱める 0
紡績 ボウセキ [0] ①糸をつむぐこと。また、織物産業。 ②「紡績糸」の略。繊維類を加工して作った糸。 0
糸 いと [1] ①繊維をひきのばしてより合わせたもの。また、そのような形のもの。「クモの―」「―を引く(裏であやつる。また、長く残る)」 ②弦楽器の弦。特に、琴や三味線の弦。 ③釣り糸。 0
生き身は死に身 いきみはしにみ 生きているものは必ず死ぬということ。 0
親の恩は子でおくる おやのオンはこでおくる 親から受けた恩は、自分が子を育てることによって報われる。親への恩返しが、つぎつぎと果たされていくということ。「おくる」は報いる意。 親の恩は次第送り 0
短絡 タンラク [0] ①電気回路がショートすること。 ②物事を、論理を無視して単純に結びつけて結論とすること。「―した考えでは困る」 0
初耳 はつみみ [0] はじめて聞くこと。また、その話。「その話は―だ」 0
射す さ-す [1] 光があたる。「雲の切れ目から夕日が―す」 0
粗漏 ソロウ [0] やり方がおおざっぱで、いいかげんなこと。また、そのさま。手ぬかり。「万事―のないように計らう」 遺漏 万全・厳密 表記「疎漏」とも書く。 0
頸枷 くびかせ ①罪人のくびにかけて、体の自由をうばう木や鉄で作った道具。②自由をうばうもののたとえ。「子は三界の―」表記「首枷」とも書く。 0
白濁 ハクダク [0] 白っぽくにごること。「入浴剤でお湯が―する」 0
俗信 ゾクシン [0] 宗教的な慣行やまじない・うらないなど、世間で信じられている迷信的な信仰。また、幽霊・つき物などの存在を信じる迷信。 0
悴れる やつ-れる 疲れて体がやせ、気力が衰える。「心労が重なって―れる」「入院生活ですっかり―れた」 0
鼻息 はないき [0],[1] ①鼻でする息。 ②人の意気込み。「―が荒い(意気込みが激しい)」参考「ビソク」とも読む。 0
奪還 ダッカン [0] 奪われていたものを取り返すこと。「名人位の―」奪回奪取 0
一考 イッコウ [0] 少し考えてみること。一度考えてみること。「―の価値がある」 0
爆竹 バクチク [0] ①中国などで、竹筒や紙筒に火薬をつめ、点火して大きな音を立てるもの。祝祭などに使われる。 ②正月一五日に門松・しめなわなどを燃やす左義長の行事にたく火。新年由来①中国で、青竹を焼いて音を立て、鬼を追い払った正月行事が始まり。 0
歯嚙み はがみ ①歯を強くかみ合わせること。 ②残念がること。はぎしり。「相手の卑劣なやり方に―する」 0
北叟笑む ホクソえ-む [4] 物事が思いどおりにうまくいったとき、満足してひそかに笑う。にやにやする。ほくそわらう。「独りひそかに―んだ」故事 「人間万事塞翁(サイオウ)が馬」の主人公である北叟(ホクソウ)が喜憂に対して少し笑ったという故事から。 0
幾許・幾何 いくばく ①どのくらい。どれほど。「―かのお金(少しばかりのお金)」 ②「―もない」の形で、いくらもない。「余命―もない」参考「幾何」は「キカ」と読めば別の意になる。 1
攀じ登る・攀じ上る よじのぼ-る 物にすがりつきながらのぼる。「険しい崖(がけ)を―る」「大木に―る」 0
満目荒涼 マンモクコウリョウ 見渡す限り荒れ果てて寂しいさま。「荒涼」は、荒れ果ててもの寂しいさま。〈王維(オウイ)の詩〉「―たる原野」満目荒寥(マンモクコウリョウ)・満目蕭条(マンモクショウジョウ) 0
仰仰しい ギョウギョウ-しい [5] 表現や動作が大げさである。必要以上にものものしい。「―く言いたてる」 0
縁辺 エンペン [0] ①物のまわり。 ②婚姻による親族。縁故のある人。 0
後続 コウゾク [0] あとに続くこと。また、続く人。「―部隊」 0
陰部 インブ [1] 体表面にあらわれている、男女の生殖器。かくしどころ。 0
東漸 トウゼン [0] 文明や勢力が、しだいに東のほうへ移り進むこと。「仏教の―」西漸 0
瞿れる おそ-れる 驚きおそれ、ぎょっとする。表記「懼れる」とも書く。 0
白内障 ハクナイショウ [0],[3] 目の水晶体が白く濁る病気。視力が落ち、失明することもある。白底翳(しろそこひ)。 0
諷喩 フウユ [1],[0] 遠回しにそれとなくさとすこと。たとえだけを示して、本当の意味を推察させたりすること。「―を用いる」表記「風諭」とも書く。 0
搏撃 ハクゲキ ①手でうつこと。なぐりつけること。 ②攻めること。攻撃して押さえつけること。 0
髀肉 ヒニク [0],[1] 股(もも)の部分の肉。表記「脾肉」とも書く。 0
伝馬船 てんません [4] 荷物を運ぶ手こぎの小舟。はしけ。てんまぶね。 1
月桂冠 ゲッケイカン [3] ①月桂樹の枝葉を輪にした冠。古代ギリシャにおいて競技の勝者に与えられた。 ②栄光。勝利の象徴。最高に名誉ある地位。 0
綰ねる わが-ねる [3] 輪の形に曲げて結ぶ。「針金を―ねて細工物をつくる」 0
雄弁 ユウベン [0] よどみなく堂々と話すこと。また、そのような弁舌。「―は銀、沈黙は金」「事実が―に物語っている」訥弁(トツベン) 0
寡黙 カモク [0] 口数の少ないこと。寡言。「彼は―だが、誠実な男だ」 0
量感 リョウカン [0] ①重量や分量のある感じ。ボリューム。「―のある料理」 ②絵画や彫刻などで、表現されたものの立体感や重量感。 0
決算 ケッサン [1] 一定期間における金銭の最終的な勘定。利益・損失の総計算。「株主に―報告する」「粉飾―」 0
吋 インチ [0],[1] ヤード-ポンド法の長さの単位。一(インチ)は、約二・五四(センチメートル)。 0
亡八 ボウハチ [0],[4] ①遊女を買うこと。 ②遊女屋。また、その主人。由来仁義礼智(チ)忠信孝悌(テイ)の八徳を失った者、また、八徳を忘れさせるほどおもしろい所の意から。表記「忘八」とも書く。 0
一新紀元 イチシンキゲン [5] 新しい時代が始まる最初の年。古い物事がすべて改まり、新鮮な時代が始まること。参考語構成は「一」+「新紀元」。 0
精げる しら-げる [3] ①玄米をついて白くする。精米にする。 ②細工物などを磨いて仕上げる。 0
報せる しら-せる [0] 他の人が知るように告げる。通知する。「訃報(フホウ)を―せる」 0
機材 キザイ [1] 機械材料。また、機械と材料。「必要な―をそろえる」 0
肝胆を披(ひら)く カンタンをひらく 心の底まで打ち明けること。親しい仲の形容。「―いて話す」 0
一簣 イッキ 石や土を運ぶための竹やわらで編んだかご一つ。また、それに一杯分のわずかな土。「簣」は、もっこ・あじかの意。「―の功(仕事を完成する最後の努力)」 0
巍巍 ギギ 山などが高く大きいさま。「―としてそびえるアルプス」表記「魏魏」とも書く。 0
厩 うまや [0] 「厩舎(キュウシャ)」に同じ。表記「馬屋」とも書く。 0
人口 ジンコウ [0] ①一国、または一定地域に住んでいる人の数。「―調査」 ②人の口。世間のうわさ。「―にのぼる」 0
算術 サンジュツ [0] ①計算の方法。 ②初歩の数学。また、算数の旧称。 0
退く ひ-く [0] ①後ろにさがる。ひきさがる。また、もとの状態に戻る。「意地でもあとへは―かない」「潮が―く」「熱が―く」 ②その地位・職業から去る。引退する。「政界から身を―く」 0
凶弾 キョウダン [0] 暗殺者や暴漢が撃った銃弾。「暴力団員の―に倒れる」表記「兇弾」とも書く。 0
子 ボウシ [0] 刀剣のきっさきの焼き刃。つくられた時代や刀工の流派の特徴を示す。 0
坑 あな [1] 地を掘り、深くえぐり取った所。ほらあなのような坑道など。 0
痙攣 ケイレン [0] 筋肉が急激に収縮し、ひきつること。ひきつり。
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漢字の豆知識 書けそうで書けない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
分裂 ブンレツ [0] ①一つのものがわかれて、いくつかになること。「政党が三派に―した」分離統一・統合 ②生物体の細胞や核が、わかれて増殖すること。「細胞―」 0
嘲笑 チョウショウ [0] あざけり笑うこと。ばかにして笑うこと。「世間の―を買う」冷笑称賛・賛嘆 0
時速 ジソク [0],[1] 速さを表す方法の一つ。一時間に進む距離。「―一〇〇キロ」 0
苦患 クゲン [1],[2] 苦しい悩み。また、苦しみと悩み。苦悩。 0
愉しむ たの-しむ 心からたのしく感じる。また、よろこぶ。心がやわらぐ。「子どもの成長を―む」「友との語り合いを―む」 0
海桐花 とべら トベラ科の常緑低木。暖地の海岸に自生。葉はかたくて光沢がある。初夏、白色の花をつける。悪臭があるため、節分にこの木の枝を扉に挟んで魔除(よ)けとした。 由来「海桐花」は漢名からの誤用。 1
蟄虫 チッチュウ 地中で冬ごもりをする虫。 0
物言えば唇寒し秋の風 ものいえばくちびるさむしあきのかぜ 余計なことを言えば、そのためにかえって災いを招くということ。由来 松尾芭蕉(まつおばしょう)の句で、他人の欠点を言ったり、自分の長所を自慢したあとは、むなしい気持ちになるという句意から。口は禍いの門 0
大炊 おおい 天皇の食事。また、それを作ること。由来「大飯(おおいい)」の転じたもの。 1
櫛風沐雨 シップウモクウ [5] 非常に苦労することのたとえ。風雨にもめげず仕事に奔走するたとえ。「櫛風」は風が髪をくしけずる、「沐雨」は雨が体を洗う意。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
畜生にも菩提心 チクショウにもボダイシン どんな生き物にも、悟りを求め成仏したいという気持ちがあるのだから、おろそかにしてはならないという教え。〈『梵網経(ボンモウキョウ)』〉 0
山肌・山膚 やまはだ 山の表面。山の地面。「乱伐で―があらわになる」 0
満腹 マンプク [0] 腹がいっぱいになること。「―で動けない」空腹 0
親思う心にまさる親心 おやおもうこころにまさるおやごころ 子が親のことを思う心よりも、親が子のことを思う心のほうが、より深いということ。 由来吉田松陰の辞世の歌「親思ふこころにまさる親ごころけふの音づれ何ときくらん」から。 0
雁木 ガンぎ [0],[3] ①桟橋(サンばし)や土手などの階段。 ②雪の多い地方で、民家の軒からひさしを張り出して下を通路としたもの。冬参考ガンの列のように、斜めにぎざぎざした形から。 0
孔穴 コウケツ あな。すきま。参考「穴」はくぼんでいるあなの意。 0
気勢 キセイ [0] 元気のよい勢い。はりきった気持ち。意気込み。「選手が―を揚げた」「先制攻撃を受け、―をそがれた」威勢 0
類纂 ルイサン [0] 同種類の文献・資料を集めて編纂すること。また、その書物。類従・類聚(ルイジュウ) 0
鈕 ボタン [1] 衣服などについていて、合わせ目をとめる物。表記「釦」とも書く。 0
桃花 トウカ [1] モモの花。「―の節(セツ)(三月三日の桃の節句)」 春 0
越訴 オッソ [1] 正規の手続きをふまないで、直接役所などに訴えること。江戸時代の直訴(ジキソ)など。 0
丹心 タンシン [0] いつわりのないこころ。まごころ。赤心・丹誠 0
略 トウリャク [2],[1] 「六三略(リクトウサンリャク)」の略。中国の兵法書。「六」は周の太公望の著、「三略」は秦(シン)の黄石公の撰(セン)といわれる。 0
宿世 スクセ [2],[0] ①前の世。前世。 ②前世からの因縁。 宿縁・宿因 参考「シュクセ」とも読む。 0
旁引 ボウイン 広く調べだすこと。あまねく引きだすこと。博引 0
人木石(ボクセキ)に非(あら)ず ひとボクセキにあらず 人には木や石とはちがって喜怒哀楽の情がある、それは当然だということ。〈白居易の詩〉 0
神輿 みこし [0],[1] 祭礼のときにかつぎ回る神霊をのせた輿(こし)。おみこし。 夏 参考「シンヨ」とも読む。 1
入洛 ニュウラク [1] 京都に入ること。上洛参考「ジュラク」とも読む。 0
鋺 かなまり 金属製のわん。酒や水などを盛る器。表記「金鋺」とも書く。 0
径 みち [0] まっすぐな道路。ちかみち。また、てっとり早い方法。 0
道祖神 ドウソジン [3] 「道祖神(さえのかみ)」に同じ。 0
薬研 ヤゲン [0] 薬の材料を粉砕するための舟形の器具。金属性でおもに漢方で用いる。薬おろし。 0
撫子 なでしこ [2] ナデシコ科の多年草。山野に自生。葉は先のとがった広線形。夏から秋、縁が細かく切れこんだ淡紅色の花をつける。秋の七草の一つ。夏表記「瞿麦」とも書く。 0
帝王 テイオウ [3] ①君主国の元首。皇帝 ②ある分野や社会において、絶対的な力で支配するもののたとえ。「無冠の―」 0
蒔絵 まきエ [0] 漆で模様を描いた漆器の表面に金粉・銀粉などを散らし、みがいて仕上げる日本独特の工芸美術。また、その技法。 0
親筆 シンピツ [0] 自らが書いた筆跡。多く身分の高い人が書いたものにいう。 0
飄然 ヒョウゼン [0] ①一か所にとどまらず、さすらうさま。「―と旅に出る」 ②世の中の物事を気にしないで、のんきでいるさま。「―とした暮らしを楽しむ」超然 0
奄然 エンゼン ①ぴったり合うさま。 ②おおわれて、暗いさま。 ③にわかに。たちまち。 ④息もたえだえなさま。奄奄 0
片付く かたづ-く [3] ①整理される。きちんとした状態になる。「部屋が―く」 ②解決する。終了する。片がつく。「事件が―いた」 ③嫁に行く。「先日三女が―いた」 0
飽食 ホウショク [0] 飽きるほど食べること。食物に不足のないこと。また、暮らしに不自由のないたとえ。「―の時代」「―暖衣」 0
精読 セイドク [0] 細かい点まで注意深く、ていねいに読むこと。 熟読 速読・乱読 0
奔車の上に仲尼無く、覆舟の下に伯夷無し ホンシャのうえにチュウジなくフクシュウのしたにハクイなし 聖人や賢者は、あやうい国家のもとに身は置かないということのたとえ。狂奔する車には孔子(コウシ)もおとなしく乗っていられず、転覆した舟の下からは伯夷でものがれようとする意から。「仲尼」は、孔子の字(あざな)。「伯夷」は、中国の殷(イン)末周初の賢者。「奔車」「覆舟」は、ともにあやうい国家のたとえ。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
重箱の隅(すみ)を楊枝(ヨウジ)でほじくる ジュウばこのすみをヨウジでほじくる 取るに足りないささいなことまで取り上げて、詮索(センサク)したり口出ししたりするたとえ。 重箱で味噌(ミソ)を擂(す)る 0
圭復 ケイフク もらった手紙を繰り返し読むこと。故事 孔子の門人の南容(ナンヨウ)が、『詩経』にある白圭(ハッケイ)の詩句を何度も繰り返し読んだ故事から。〈『論語』〉 0
擠排 セイハイ おしのけること。おしだすこと。また、おしひらくこと。 0
型式 かたシキ [0] 自動車や機械などで、構造や外形などが他と区別できる特徴のある型。「新しい―の車」 0
反収 タンシュウ [0] 田畑の耕作面積一反(約一〇(アール))当たりの農作物の収穫高。表記「段収」とも書く。 0
花冷え はなびえ [0] 春、サクラの花の咲くころに戻ってくる寒さ。 0
嫁 よめ [0] ①息子の妻。「―姑(しゅうとめ)の仲」 ②結婚相手の女性。 ①②婿(むこ) 0
血潮・血汐 ちしお ①流れ出る血。 ②熱情。「若い―がたぎる」 0
通俗 ツウゾク [0] ①ありふれたこと。世間並み。 ②わかりやすいこと。 ③低俗なこと。興味本位であること。「―的な雑誌」高尚 0
通暁 ツウギョウ [0] ①夜明かしすること。夜通し。徹夜 ②詳しく知り抜いていること。「流通業界に―している」精通 0
腕捲り うでまくり [3] 袖口(そでぐち)をまくって腕を出すこと。転じて、気負ったようすのたとえ。「その日の来るのを―して待っていた」 0
装塡 ソウテン 内部につめて備えること。「銃に弾を―する」「フィルムを―する」 0
真諦 シンタイ [0] 絶対不変な究極の真理。平等無差別の理。 真如 俗諦 参考「シンテイ」とも読む。 0
怠い だる-い [2],[0] 体を動かすのがおっくうである。疲れていて力がない。「足が―い」 0
治水 チスイ [0] 河川に堤防を築くなどして水の流れを管理し、水害を防いだり用水の便をはかること。「―工事」 0
隣 となり [0] 並んで接していること。また、その場所や家。「たまたま友人が―に着席した」「―にもおすそ分けしよう」 0
芳を後世に流す ホウをコウセイにながす 名声を後世まで伝え残すこと。故事 中国、晋(シン)の権臣で、帝位をうかがった野心家の桓温(カンオン)が、同輩に向かって「後世に汚名も残せないようでは、美名も残せないだろう」となじった故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
芽 め [1] ①植物の葉・枝・花に生長する部分。 ②卵の黄身のひなになる部分。胚(ハイ)。 ③発展する可能性をもつもののたとえ。「悪の―をつむ」 0
尾鰭 おびれ [1],[0] 魚類などの後ろ端にあるひれ。参考「おひれ」と読めば別語。 0
邪揄 ヤユ からかうこと。あざけること。「演説を―する」「世相を―した漫画」 表記「揶揄」とも書く。 0
飆風 ヒョウフウ つむじ風。はやて。また、暴風。表記「飄風」とも書く。 0
一纏め ひとまとめ [2],[3] 一つにまとめること。「ごみを―にして捨てる」 0
胡蝶樹 やぶでまり スイカズラ科の落葉低木。 藪手毬(やぶでまり) 1
克つ か-つ [1] 困難や欲望を努力しておさえつける。力を尽くしてたえぬく。「数えきれない誘惑に―って見事に合格した」「己(おのれ)に―つ」表記「剋つ」とも書く。 0
面食らう・面喰らう メンく-らう 突然のことにあわてる。不意のことにうろたえる。「思いがけない質問に―う」 0
朋 とも [1] ①友人。ともだち。「生涯の―」 ②同門の学友。相弟子。 ③仲間。 0
進境 シンキョウ [0] 進歩して至った境地。また進歩や上達の程度。「著しい―を示す」 0
傾斜 ケイシャ [0] 傾いてななめになること。かたむき具合。「―が急な坂道」 0
芳しい かんば-しい [4] ①よいにおいがする。香りが高い。こうばしい。「一輪の花が―い香りを放つ」「―い焙(ホウ)じ茶」 ②おもわしい。りっぱである。「―い成果は得られなかった」参考②多く、下に打ち消しの言葉を伴う。 0
聞知 ブンチ [1] 聞き知ること。以前から聞き及んでいること。「私の―しないことです」 0
喜寿 キジュ [1] 七七歳のこと。また、その祝い。喜の字の祝い。 由来「喜」の草書体「」が七十七に見えるところから。参考同様に、八八歳を「米寿」、九〇歳を「卒(卆)寿」、九九歳を「白寿」という。
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漢字の豆知識 長寿を漢字でお祝いしよう! ~おめでたい年齢を表す漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
環堵蕭然 カントショウゼン 家が狭く、ものさびしいさま。みすぼらしいさま。「環堵」は家のまわりの垣根(かきね)の意から、狭い家の意。「蕭然」はものさびしいさま。〈陶潜の文〉家徒四壁 0
枕戈待旦 チンカタイタン 戦いの準備を、常に怠らないたとえ。戈(ほこ)を枕(まくら)にして寝て、朝を待つ意から。〈『晋書(シンジョ)』〉枕戈寝甲 0
省力 ショウリョク [0] 機械などの導入によって、人間の労力を軽減すること。 0
権威 ケンイ [1] ①人を服従させる絶対的な力。「―を振りかざす」 ②ある分野で最高の水準にあると認められ、信頼性が高い人やもの。「―ある雑誌」泰斗・大家(タイカ) 0
白痴 ハクチ [0] 脳の障害などにより、知能の発達がいちじるしく遅れていること。また、その人。 0
臨終正念 リンジュウショウネン [5] 死に面しても、心が安らかで乱れないこと。また、死にのぞんで心静かに阿弥陀仏(アミダブツ)を念じ、極楽往生を信じて疑わないこと。「凡人は―の域にはなかなか達せない」 0
乾葉 ひば [1] ①枯れて乾燥した葉。 ②ダイコンの葉や茎を干して、食用としたもの。冬表記「干葉」とも書く。 0
権柄 ケンペイ [0] ①政治上の実権。 ②権力で他を自分の思うままに支配すること。おさえつけること。参考「柄」はおのの柄(え)の意。 0
甕菜 ヨウサイ [0] ヒルガオ科のつる性多年草。熱帯アジア原産。秋、白または紅色の花が咲く。茎・葉は食用で、特に中国料理に用いる。 0
歎願 タンガン [0] 嘆願 0
麻薬 マヤク [0] 麻酔・鎮痛・幻覚作用をもち、常用すると依存性のある薬物。モルヒネ・コカイン・アヘン・大麻など。 0
退行 タイコウ [0] ①あとにさがること。後退 ②進化や発達の過程で、もとの状態や初期の状態に戻ること。退化 ③惑星が天球上を東から西に運行すること。逆行 0
正嫡 セイチャク [0] ①本妻が生んだ子。 嫡子(チャクシ) ②本妻。正妻。 参考「セイテキ」とも読む。 0
自殺 ジサツ [0] 自分で自分の命を絶つこと。「―行為」 自害・自決 他殺 0
古い ふる-い [2] ①昔からの。昔の。「―い屋敷」「―い友人」 ②古びている。旧式な。時代遅れである。「―い考え」 0
支出 シシュツ [0] 金銭や物品を支払うこと。また、その金銭や物品。支払い額。 収入 0
孟春 モウシュン [0] ①春のはじめ。初春 ②陰暦の正月。春のはじめの月。 0
文尼 ムニ [1] ①仏教で、修行する者の呼称。聖人 ②釈迦(シャカ)。「釈迦―」由来梵語(ボンゴ)の音訳から。表記「牟尼」とも書く。 0
碍げる さまた-げる じゃまをする。じゃまをしてとめる。さえぎる。 0
失恋 シツレン [0] 恋する思いがとげられないこと。恋に破れること。「―の痛手」 0
達成 タッセイ [0] 目的をなし遂げること。「ついに長年の夢を―した」成就 0
玉黍 たまきび トウモロコシの別称。 玉蜀黍(とうもろこし) 0
油凪 あぶらなぎ 海面が、油を流したように波がなく平らになった状態。べたなぎ。 0
半蔀 ハじとみ 上部を外側へつりあげるようにし、下部をはめこみにしてある、格子組の裏に板を張った戸。 0
広言 コウゲン [0],[3] まわりをはばからず大きなことを言うこと。また、その言葉。おおぐち。「―を吐(は)く」大言・放言 0
雉・雉子 きじ キジ科の鳥。林や草原にすむ。雄は尾が長く、全体に暗緑色を主体とした美しい羽をもつ。雌は全体に褐色。雄は「ケンケーン」と鋭く鳴く。雑食性で、植物の種子や芽、昆虫などを食べる。日本特産で、国鳥。春参考「きぎす・きぎし」とも読む。 1
吸血鬼 キュウケツキ [4],[3] ①夜、人の生き血を吸うという魔物。バンパイア。 ②血を絞るように、人を苦しめる者のたとえ。 0
屠所 トショ [1] ウシ・ブタなどの食用にする家畜を殺して解体処理する所。屠場・屠殺場 0
一計 イッケイ [0] 一つのはかりごと。くわだて。「―を案ずる」一策 0
針土竜 はりもぐら [3] ハリモグラ科の哺乳(ホニュウ)動物。オーストラリアやニューギニアにすむ。全身が針のような毛でおおわれている。細長い口と舌でアリなどをなめとる。 1
消炎 ショウエン 患部の炎症を抑え、とり去ること。「打撲した箇所に―剤を塗った」 0
甘煮 うまに [0],[3] 肉・魚・野菜を砂糖・醬油(ショウユ)・みりん・だし汁などであまく濃いめに煮た料理。表記「旨煮」とも書く。 0
烏鵲の智 ウジャクのチ 遠い先のことばかり心配して身近な危険を考えないこと。カササギが強風を避けて低い枝に巣を作るのはよいとしても、そのためにひなや卵が危険にさらされることを忘れていることから。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
併吞 ヘイドン 他の勢力をしたがえて支配下に置くこと。「清濁(セイダク)―」「小国が大国に―される」表記「幷吞」とも書く。参考あわせのみこむ意から。 0
痛感 ツウカン [0] 心に強く感じること。身にしみて感じること。「実力不足を―する」 0
居住まい いずまい [2],[3] 座ったときの姿勢。「―を正す」 0
漣 さざなみ [0] ①細かい波。さざれ波。「静かな湖面に―がたつ」 ②小さなもめ事。「心に不安の―が広がる」表記「細波・小波」とも書く。 0
提示 テイジ [1],[0] かかげて見せること。「条件額を―する」「問題点の―」参考「呈示」と書けば、よく見えるようにさし出して示す意。 0
合弁 ゴウベン [0] 資本を出し合って共同で事業を経営すること。「―会社(外国資本と共同で経営する会社)」 0
日雀 ひがら [0] シジュウカラ科の小鳥。山地の森林にすむ。シジュウカラに似るが、小形。背は青灰色で、頭は黒く、ほおと腹は白色。頭に冠状の羽がある。夏 1
秕 しいな [0] ①殻ばかりで中身のない、もみ。 ②実らないまましなびた、草木の実。 0
憶測 オクソク [0] 根拠もなく、いいかげんに推測をすること。また、その推測。「さまざまな―を呼んでいる」「―でものを言ってはいけない」 「臆測(オクソク)」の書きかえ字。 0
総て すべ-て [1] 全部。みな。何もかも合わせて。「―うまくいった」 0
胚乳 ハイニュウ [0] 種子の中にあって胚を包んでいる組織。胚が発芽・生長するために養分を供給する。 0
蒸し返す むしかえ-す [3],[0] ①蒸した物をもう一度蒸す。 ②結論が出た問題をもう一度問題にする。「決まった話を―すな」 0
風化 フウカ [0] ①地表の岩石が水・風・熱などの作用により、しだいに崩れて砂や土になる現象。 ②記憶や印象がしだいに薄れることのたとえ。「戦争体験が―する」 ③結晶水を含んだ結晶が空気中で水分を失い、粉のようになること。風解。 0
版籍奉還 ハンセキホウカン [0] 一八六九(明治二)年に、徳川幕府の諸大名が、領地や人民を朝廷に返還したこと。 0
百合鷗 ゆりかもめ カモメ科の鳥。体は白くくちばしとあしが赤い。古く歌に詠まれた「都鳥(みやこどり)」はこの鳥を指す。冬 1
聖餐 セイサン [1] 教会で信者たちが、分けられたパンとぶどう酒を飲食する儀式。 故事キリストが刑死前夜の最後の晩餐で、弟子たちにパンを自らの肉として、ぶどう酒を自らの血として与えた故事から。 0
仄めく ほの-めく [3] ①かすかに見える。「池に白いボートが―く」 ②態度や言葉などにそれとなく現れる。かすかに示す。「インタビューには引退の意志が―いた」 0
陟る のぼ-る ①高い所に歩いて上がる。 ②高い位につく。 0
情痴 ジョウチ [1] 色情に迷い理性を失うこと。「―の限りを尽くす」 0
大音声 ダイオンジョウ [3] 遠くまで響き渡る大声。「―で名乗りを上げる」 0
全般 ゼンパン [0] 物事の全体。「会則を―的に見直す」「家事―を得意とする」 総体 0
主上 シュジョウ [0] 天皇の尊称。みかど。おかみ。 0
逐鹿 チクロク 権力の座や地位などを求め、争うこと。由来中国の故事に、帝位をシカにたとえたことから。〈『史記』〉 中原に鹿(しか)を逐(お)う 0
雨蛙が鳴くと雨 あまがえるがなくとあめ アマガエルがにぎやかに鳴く翌日は雨が降るという、天候に関する俗説。 0
勘問 カンモン 取り調べて罪を問いただすこと。責め問うこと。 0
見境 みさかい [0] 物事に対する見分け。判別。識別。「善悪の―がつかない」 0
凍みる し-みる [0] 温度が低く、こおるように冷たい。また、こおる。「夜道が―みる」 0
端月 タンゲツ [1] 陰暦正月の異名。由来中国、秦(シン)の始皇帝の名の「政」と「正」が同じ音であるのをはばかって「端」といったことから。 0
名案 メイアン [0] すぐれた考え。よい思いつき。「―を思いつく」妙案 0
冬 ふゆ [2] 四季の一つ。一二月から二月までの一年のうちで、最も気温の低い季節。参考陰暦では一〇月から一二月をいう。 0
鸛 こうのとり [3],[1] ①コウノトリ科の鳥。羽毛は白く翼の大部分は黒色。形はツルに似る。アジア東部にすむ。日本では特別天然記念物に指定されたが絶滅。コウヅル。 ②ベニハシコウノトリの略。くちばしが紅色の西洋のコウノトリのこと。「―は赤ん坊を運んでくる」 0
呈する テイ-する [3] ①差し出す。差し上げる。進呈する。「苦言を―する」 ②あらわす。見せる。示す。「活気を―する」 0
塊芋 ほど マメ科のつる性多年草。山野に自生。夏、黄緑色の花を多数つける。根は地中をはい、球形のかたまりをつくる。根は食用。ホドイモ。表記「土芋」とも書く。 1
降参 コウサン [0] ①戦いや争いに負けて相手に服従すること。降伏 ②手のほどこしようがなく困りきること。お手あげ。「この渋滞には―だ」 0
対峙 タイジ [1],[0] ①山などが競い合うようにそびえ立っていること。 ②対立する二つの勢力が、にらみ合っていること。「両軍が川をはさんで―している」 0
凌辱 リョウジョク [0] ①他人をはずかしめること。無礼をはたらくこと。 ②女性を暴力で犯すこと。表記「陵辱」とも書く。 0
焦燥 ショウソウ [0] あせって気をもむこと。いらいらすること。「心の底に不満と―がうずまく」「―の色を隠せない」 焦心・焦慮 「焦躁」の書きかえ字。 0
白滝 しらたき [0],[2] ①落ちていく水が、白い布のように見える滝。 ②糸のように細いこんにゃく。すき焼きやなべ料理などに使う。 0
訃報 フホウ [0] 人が死んだ知らせ。訃音(フイン)。訃告。「―を聞いて駆けつける」 0
尸所 かばねどころ ①死骸を埋めるところ。墓場。 ②死に場所。 0
蹌踉めく よろ-めく [3] ①体が不安定でよろよろと倒れそうになる。 ②誘惑にのる。また、浮気をする。 1
至言 シゲン [0] 物事をとてもうまく言い表した言葉。的確に表現した語。 0
誇負 コフ 自分自身を誇りとし自慢すること。「独自の主張を貫いたと―している」 0
朱墨 シュボク [0] ①朱色の墨。 ②朱筆と墨筆。 参考①「シュずみ」とも読む。 0
特典 トクテン [0] 特別の待遇。特別に与えられる恩典。「会員には割引の―がある」 0
恙虫 つつがむし [3] ツツガムシ科のダニの総称。幼虫は野ネズミに寄生するが、ときに人間にも寄生して、恙虫病を媒介する。 0
名誉欲 メイヨヨク 名誉を得たいと望む心。「―にかられる」 「名誉慾」の書きかえ字。 0
夏蚕 なつご [0],[2] 夏季に孵化(フカ)し、飼育されるかいこ。夏 0
龠 ふえ 吹いて音を出す竹製の楽器の一つ。表記「籥」とも書く。参考多く、穴が三つまたは六つで、いろいろな楽器の調音に用いるものをいう。 0
二階から目薬 ニカイからめぐすり 思うようにいかず、じれったいたとえ。また、回りくどくて効果のないたとえ。二階から下にいる人に目薬を差してやっても思うようにいかない意から。参考「二階」は「天井」ともいう。二階から尻(しり)あぶる 0
延長 エンチョウ [0] ①長さや時間などを、のばすこと。また、のびること。「―戦にもつれこんだ」短縮 ②鉄道などの全体の長さ。「―三〇(キロメートル)のローカル線」 ③形はちがっても内容的に続いていること。「修学旅行は授業の―だ」
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漢字の豆知識 雨天の場合は来週に順延です ~似ているけど使い分けたい「延期」と「順延」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
方略 ホウリャク [0],[1] ある目的を達成するための計画。はかりごと。「―を練る」計略 0
徐行 ジョコウ [0] 車などが速度を落とし、ゆっくりと進むこと。「―運転」 0
歴日 レキジツ [0] 日数がたつこと。日が経過すること。月日の経過。 0
漣漣 レンレン 涙がとめどなく流れ落ちるさま。漣如 0
伎倆 ギリョウ [1],[0] 技量 0
凶作 キョウサク [0] 農作物がひどい不作で収穫が少ないこと。特に米穀についていう。「―で食糧が不足する」凶荒・凶饉(キョウキン) 豊作 0
直截簡明 チョクセツカンメイ まわりくどくなく、簡潔でわかりやすいこと。単純明快婉曲迂遠(エンキョクウエン) 0
彼方此方 あちこち [1],[4] ①いろいろな場所や方向。あちらこちら。「―探し回る」 ②物事の順序などが食いちがうこと。あべこべ。「話が―になる」 1
果たす は-たす [2] ①なしとげる。「目的を―す」 ②殺す。しとめる。「一命を―す」 ③すっかり…してしまう。…し尽くす。動詞の連用形について用いる。「財産を使い―す」 0
術中 ジュッチュウ [0] 計略のなか。謀略のうち。「相手の―にはまる」 0
截断 セツダン [0] 断ち切ること。切り落とすこと。 表記「切断」とも書く。 参考「サイダン」は慣用読み。 0
俠骨 キョウコツ 義俠心のある性質。おとこぎにあふれる気性。おとこだて。「―で鳴らした男」 0
鼎立 テイリツ [0] かなえの三本脚のように、三つのものが並び立ち、対立すること。「魏(ギ)・呉・蜀(ショク)の三国が―する」鼎峙(テイジ) 0
濃漿 こんず [1] ①米を煮た汁。おもゆ。 ②酒。 ③濃い汗。 由来「こみず(濃水)」の転じたもの。参考「こくショウ」と読めば別の意になる。 1
樺色 かばいろ [0] 赤みを帯びた黄色。ガマの穂の色。表記「蒲色」とも書く。参考「樺色」は当て字。 0
蓁蓁 シンシン 草木の葉が盛んに生い茂るさま。「―と生い茂った杉木立」 表記「榛榛」とも書く。 0
翠 みどり [1] 青緑色。カワセミの羽の色。また、山・草木など、よごれのない青緑色のもの。 0
参道 サンドウ [0] 神社・寺院に参詣(サンケイ)する人のためにつくられた道。 0
学ぶに暇(いとま)あらずと謂(い)う者は暇ありと雖(いえど)も亦(また)学ぶ能(あた)わず まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず 学問をする時間がないという者は、たとえ時間があっても学ぶことはできない。時間がないことを口実に学問をしようとしない者を戒める言葉。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
怯懦 キョウダ [1] 「怯弱」に同じ。参考「懦」は、気が弱い意。 0
万灯 マンドウ [1] ①神仏にともす多くのともしび。数多くの灯明(トウミョウ)。 ②木の枠に紙を張って箱形につくり、中に火をともし、長い柄を取りつけてささげ持つ行灯(アンドン)。 0
愛着 アイチャク [0] 心がひかれて離れがたいこと。「住みなれた家に―を感じる」参考「アイジャク」と読めば別の意になる。 0
晩鐘 バンショウ [0] 夕方に鳴らす寺院や教会の鐘。入相(いりあい)の鐘。夕暮れの鐘の音。「寺の―の音が響く」暁鐘 0
吉凶は糾(あざな)える縄の如(ごと)し キッキョウはあざなえるなわのごとし 禍福は糾える縄の如し 0
横綱 よこづな [0] ①相撲で、力士の最上の地位。 ②白麻で編み、四手(シで)を垂らした太いしめ縄。土俵入りのとき、①の力士が化粧回しの上に付ける。 ③同類中で、最もすぐれた人や物。「地酒の―」 0
撲る なぐ-る [2] 手で打つ。たたく。「力を入れて―る」 0
不正 フセイ [0] 正しくないこと。よこしまなこと。「試験で―が明らかになった」 0
真風 まじ [1] 南または南西の風。まぜ。 夏 参考西日本の太平洋岸や瀬戸内で使われる語。 1
篋底 キョウテイ [0] 箱の底。表記「筐底(キョウテイ)」とも書く。 0
茶羽織 チャばおり 丈が腰のあたりまでの短い羽織。参考もと、茶人がほこりよけに着た羽織。 0
海州常山 くさぎ クマツヅラ科の落葉小高木。 由来「海州常山」は漢名から。 臭木(くさぎ) 1
密生 ミッセイ [0] 草木や毛などが、すきまなく生えること。「葦(あし)が―している河原」 0
達 たち 人や動物を示す語について、複数を表す語。「私―は同級生です」参考昔は神や高貴な人に用い、敬意を表した。 0
御伽話 おとぎばなし [4] 子どもに語り聞かせる空想的な童話・昔話。「―の中の国のようだ」 0
利鎌 とがま よく切れるかま。鋭利なかま。 0
木偶の坊 でくのぼう [3] 「木偶(でく)」に同じ。 1
殊更 ことさら [0] ①わざわざ。わざと。故意に。「―問題にするほどのことではない」 ②特に。とりわけ。「今年の冬は―寒かった」 0
敵対 テキタイ [0] 敵意をもって対抗すること。手向かうこと。「―する二国の関係」 0
所与 ショヨ [1] 与えられること。特に、問題解決の条件としてのもの。「―の条件からいかなる結果が導き出せるか」 0
匠人 ショウジン 物を作る職人。たくみ。特に、大工。 工匠 0
真実 シンジツ [1] ①本当のこと。うそいつわりのないこと。「―をうちあける」 虚偽 ②本当に。まったく。まことに。「―すまなかった」 0
異人 イジン [0] ①外国人。特に、西洋人を指す。「―館」 ②ちがう人。別人。「同名―」 0
丸薬 ガンヤク [0] 練り合わせて小さくまるめた薬。球状の薬。 0
粟散辺地 ゾクサンヘンジ 世界の片隅にあって、アワつぶをまき散らしたような小さな国。また、日本。 参考「ソクサンヘンジ」とも読む。「辺地粟散」ともいう。 粟散辺州・粟散辺土 0
苦汁 クジュウ [0],[3] にがい汁。「―を嘗(な)める(つらく苦しい経験をする)」参考「にがり」と読めば別の意になる。 0
祭る まつ-る [0] ①神や先祖の霊に供え物をして、なぐさめるための儀式を行う。 ②神としてあがめて、一定の場所に安置する。 0
取舵 とりかじ [0],[2] ①船首を左に向けること。また、そのときのかじのとり方。 ②船の左舷(サゲン)。 ①②面舵(おもかじ) 0
飛竜頭 ヒリュウズ [2] ①粳米(うるちマイ)と糯米(もちごめ)を混ぜて水で練り、形を整えて油で揚げた食品。 ②がんもどきの別称。参考「ヒリョウズ」とも読む。 0
濠州 ゴウシュウ [1] オーストラリアの略称。表記「豪州」とも書く。 0
偕行 カイコウ ①ともに行うこと。 ②一緒に行くこと。 0
鉈 なた [0] 刃が厚くて幅が広く、短い柄(え)のついた刃物。木を割るのに用いる。「大―を振るう(思いきった処置をとる)」 0
男前 おとこまえ [0] 男としての器量や顔立ち。男ぶり。また、特に顔立ちのよいこと。好男子。美男子。「彼はなかなかの―だ」 0
査察 ササツ [0] 行政などが規定どおりに行われているか、実際に出向いて調べること。「現場を―する」 0
青山一髪 セイザンイッパツ はるか海のかなたに、青い山々が一筋の髪の毛のようにかすかに見えること。〈蘇軾(ソショク)の詩〉 0
起居 たちい [2],[1] 立ったり座ったりすること。ふだんの動作。「―振る舞い」表記「立居」とも書く。参考「キキョ」とも読む。 0
死生 シセイ [1] 生き死に。死ぬか生きるか。「―の間をさまよう」 生死 0
脱税 ダツゼイ [0] 不正な方法で、税金を納めないで済ますこと。「―が発覚する」 0
明眸 メイボウ [0] 澄んだ美しいひとみ。目もとがはっきりとした美人の形容。 0
中原 チュウゲン [0] ①広い野原の中央。 ②中国の黄河中流地域で、漢民族の起こった地。 ③国の中央部。転じて、政権争いの場。 0
磐 いわ [2] 大きなどっしりとした石。いわお。 0
着尺 きジャク [0] 大人の和服一枚分の反物の長さと幅。また、その反物。羽尺(はジャク) 0
大食漢 タイショクカン [4],[3] 食べ物をたくさん食べる人。大食する人。 0
斑斑 ハンパン まだらなさま。また、いろいろな色やもようが複雑にまじりあっているさま。 0
馬糞 バフン [0] ウマのくそ。参考「まぐそ」とも読む。 0
如是我聞 ニョゼガモン [1] 仏典のはじめに置かれる語。仏の教えであることを示す。私はこのように伝え聞いたという意。 0
香 しいたけ [1] シメジ科のキノコ。 由来「香」は漢名から。かおり(香)のあるキノコの意。 椎茸(しいたけ) 1
質朴・質樸 シツボク 飾り気がなく誠実なこと。素朴。純朴。「―とした若者」 質実・実直 0
丁稚 でっち [0] 昔、商家や職人の家などに奉公し、雑役をした少年。小僧。「―帽子(鳥打帽子)」 1
天倫 テンリン ①父子・兄弟のように、自然に成り立っている人の秩序。 ②自然の道理。天理 0
涸沢の蛇 コタクのへび 互いに相手を利用して、ともに利益を得るたとえ。故事 水のかれた沢にすむヘビが他に移ろうとしたとき、小さなヘビが大きなヘビに、互いの口に相手の尾を含みあい大きなヘビが小さなヘビを乗せて行けば、人はこれを神の化身と思い殺されることはないだろうと言い、そのとおりにしたところ、果たして無事に移動できたという寓話(グウワ)から。「涸沢」は水のかれた湖沼のこと。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
勁健 ケイケン つよくてすこやかなこと。つよくて丈夫なこと。 0
携える たずさ-える [4],[3] ①手に提げたり、身につけたりして持つ。「雨傘を―える」②連れて行く。 ③共に行動する。「手を―えて歩いて行く」 0
憚り はばかり [0] ①おそれつつしむこと。遠慮。「―ながらこれでも学者です」 ②便所。 0
立脚 リッキャク [0] そのものの拠(よ)り所や立場を定めること。根拠とすること。「現状に―して意見を述べる」 0
干魃 カンバツ [0] 長い間、雨が降らないこと。水がれ。ひでり。「―に見舞われる」表記「旱魃」とも書く。 0
地合 ジあい ①布地の品質。織り地。「着物の―」 ②取引市場の人気など、相場の状態。「―が弱い」 ③囲碁で、白と黒の石の占める地の大きさの比較。「―が悪い」 0
六道輪廻 ロクドウリンネ [5] 衆生(シュジョウ)が、六道の世界に生死を繰り返して迷い続けること。「輪廻」は、霊魂は不滅でさまざまな異体に生まれ変わるという考え方。 0
虚実皮膜 キョジツヒマク [1] 芸術は事実と虚構との微妙な境界に成立するものであること。「皮膜」は皮膚と粘膜、転じて区別できないほどの微妙なちがいの意。江戸時代の近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)の唱えた芸術論。参考「皮膜」は「ヒニク」とも読む。 0
挿画 ソウガ [0] 「挿絵(さしエ)」に同じ。 0
胃癌 イガン [0],[1] 胃の組織に生じる悪性腫瘍(シュヨウ)。「―の早期発見率が高まる」 0
最中 サなか [1] 物事のまっさかり。たけなわ。「決勝戦の―に負傷する」 参考「サイチュウ」とも読む。「もなか」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識 最中を食べている最中です ~読み方で意味の変わる漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
頒ける わ-ける 全体をいくつかに割って、おおぜいにわけ与える。 0
薤 らっきょう [0] ユリ科の多年草。参考「おおにら」とも読む。 辣韮(ラッキョウ) 0
貶斥 ヘンセキ 官位を下げてしりぞけること。また、官位を下げたり免職にしたりすること。貶退 0
副う そ-う [0],[1] そばにつきしたがう。かたわらについて助ける。 0
丈 たけ [2] ①高さ。身長。「―の高い塀」「身の―」 ②長さ。「衣服の―」 ③ある限り。すべて。「友人に思いの―を打ち明けた」 0
文化人 ブンカジン [3] 教養の高い社会人。特に、学者や芸術家などをいう。 0
功成り名遂げて身退くは天の道なり コウなりなとげてみしりぞくはテンのみちなり 業績をあげ名声を得たのちには、その地位から身を引くのが大自然の法則にかなった生き方である。〈『老子』〉 0
創業 ソウギョウ [0] 事業を新たに開始すること。「―以来百年の老舗(しにせ)」
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四字熟語根掘り葉掘り69:「創業守成」が台なしになった話
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
松囃子・松囃 まつばやし 昔、正月に行われた謡初(うたいぞ)め。着飾って歌や舞を演じたもの。 新年 1
勅語 チョクゴ [0] 天皇の言葉。みことのり。特に、旧憲法下で天皇が発表した意思表示。「教育―」 0
思索 シサク [0] 筋道をたてて考えを深めること。「人生について―する」 0
険隘 ケンアイ 土地がけわしく狭いこと。また、その場所。表記「嶮隘」とも書く。 0
梅 うめ [0] バラ科の落葉高木。中国原産。早春、葉より先に紅や白色の香りのよい花をつける。果実は球形で、初夏に熟し、食用。春 0
劇場 ゲキジョウ [0] 映画・演劇・舞踊などを見せるための建物。「―は客で満員であった」 0
従容 ショウヨウ [0] 落ち着いてゆうゆうとしているさま。「―として危険地帯に赴(おもむ)く」 表記「縦容」とも書く。 0
羈ぐ つな-ぐ つなぎとめる。自由を拘束する。 0
狷介 ケンカイ [0] かたくなに自分の考えを守り、人と妥協(ダキョウ)しないさま。 0
鶏口と為るも牛後と為る無かれ ケイコウとなるもギュウゴとなるなかれ 大きな組織に隷属するよりは、小さい組織でも人の上に立つほうがよいたとえ。「鶏口」は小さな組織の長、「牛後」は大きな組織の末端の意。故事 中国、戦国時代、蘇秦(ソシン)が韓(カン)の王に「小国とはいえ一国の王であれ。大国の秦に屈して臣下に成り下がってはならぬ」と説き、六国の合従(ガッショウ)(連合)をすすめた故事から。〈『史記』〉 合従連衡(ガッショウレンコウ)
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・危険には、飛びこむべきか?避けるべきか?~矛盾する故事成語、ことわざ~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
行年 コウネン [0] 生きてきた年数や年齢。享年参考「ギョウネン」とも読む。 0
天神 テンジン [0] ①天の神。あまつかみ。地神 ②菅原道真(すがわらのみちざね)を祭った神社。天満宮。また、菅原道真。「―様」参考①「テンシン」とも読む。 0
転ける こ-ける [0] ころぶ。倒れてころがる。転倒する。「石につまずいて―ける」 0
招く まね-く [2] ①合図をして、人を呼びよせる。「子どもを手で―く」 ②客として来るように誘う。「誕生日に友人を―く」 ③ある地位に就いてもらうために、頼んで来てもらう。「監督として―く」 ④ひきおこす。特に、好ましくない結果を生む。「森林伐採が水害を―く」「説明不足で誤解を―く」 0
遮光 シャコウ [0] 光が外にもれたり、逆に中に入ったりしないようにさえぎること。「黒いカーテンで―する」 0
後足・後脚 あとあし 四つ足動物のうしろ二本のあし。うしろあし。 前足 0
腹掛け はらがけ [0] ①胸から腹を覆い、前面にどんぶりという物入れのある、職人用の腹当て。 ②子どもの寝冷えを防ぐために着ける、首からつるして腹を覆う布。夏 0
露天 ロテン [0] 屋根のないところ。「新緑が映える―風呂(ブロ)」野天(のテン) 0
金塊 キンカイ [0] おもに、精錬された金のかたまり。「―は船とともに海底に沈んだ」 0
総称 ソウショウ [0] 共通点をもつ個々のものを全体でひとまとめにし、一つの呼び名でいうこと。またその名前。「ワニやトカゲなどを―して爬虫(ハチュウ)類という」 0
多難 タナン [0],[1] 困難や災難の多いこと。「前途―」「―な人生」 0
這えば立て、立てば歩めの親心 はえばたてたてばあゆめのおやごころ 子どもの一日でも早い成長を待ち願う親心のたとえ。 0
燼滅 ジンメツ ①燃えて無くなること。 ②ほろび尽きること。「麻薬を―する運動」 0
恋着 レンチャク [0] 異性を深く恋い慕って、忘れられないこと。「―の情」 0
闡く ひら-く 大きくあけひろげる。あけすけにする。 0
権衡 ケンコウ [0] ①おもりとさお。転じて、はかり。 ②事物を評価する基準。 ③物事のつりあい。「勢力の―を保つ」参考①「からばかり」とも読む。 0
洋洋 ヨウヨウ [0] ①水があふれんばかりに豊かで、果てしなく広がっているさま。「―たる大河が流れている」 ②前途がひらけて、将来が希望に満ちているさま。「前途―の若者たち」 0
秘事 ヒジ [1] 秘密の事柄。ひめごと。「一身にかかわる―を明かす」 0
餽る おく-る 物品をおくり供える。特に、食物をおくる。表記「饋る」とも書く。 0
安楽死 アンラクシ [4],[3] 死に直面していて助かる見込みのない患者の苦痛を和らげ、楽に死なせること。 0
疎む うと-む [2] 嫌い遠ざける。うとんじる。「自分勝手なのでいつも―まれている」 表記「疏む」とも書く。 0
痛風 ツウフウ [0] 関節などに炎症を起こし、はれて痛む病気。尿酸塩が体内にたまるのが原因。「―の発作に苦しむ」 0
掘る ほ-る [1] ①地面に穴をあける。「庭に井戸を―る」 ②地面に穴をあけ、地中にあるものを取り出す。「芋を―る」 0
三十路 みそじ [0],[1] ①三〇。 ②三〇歳。「―の坂を越える」 0
雑誌 ザッシ [0] 号を追って定期的に刊行される出版物。週刊誌・月刊誌・季刊誌など。マガジン。「―を定期講読する」 0
遏める とど-める おしとどめる。押さえて防ぎとめる。 0
駆動 クドウ [0] 動力を与えて機械を動かすこと。「四輪―の車で林道を登った」 0
素麺 ソウメン [1] 小麦粉を塩水でこね、植物油を塗って細くのばし、切って乾燥させた食品。ゆでて食べる。「―流し」 表記「索麺」とも書く。 0
糶 せり ①多くの買い手に値段をつけさせ、最高値の人に品物を売る方法。せり売り。競売。「―に掛ける」 ②競争すること。せり合いをすること。表記「競り」とも書く。 0
道形 みちなり 途中の角で曲がらずに、道のまま。道沿い。「このまま―に行くと駅前に出る」 0
親善 シンゼン [0] 国家や団体が互いに親しくつき合い、仲良くすること。「―大使」 0
無益 ムエキ [1] 役に立たず、無駄なこと。「―な争いは止めなさい」無用有益参考「ムヤク」とも読む。 0
義兄弟 ギキョウダイ [2] ①血縁はないが、兄弟の約束を交わした間柄。「―の契りを結ぶ」 ②配偶者の兄弟。また、自分の姉妹の夫。 0
間一髪 カンイッパツ [1] 物事が非常に差し迫っていること。髪の毛一本ほどのわずかなすきまの意。「―のところで救われる」 0
甚雨 ひさめ 激しく降る雨。おおあめ。 表記「大雨」とも書く。 1
廉 かど [1] 取り上げて数えるべき事項や理由。「不審の―で調べる」「一(ひと)―の人物」 0
家憲 カケン [0] その家の家族・子孫が守るべきおきて。家訓・庭訓(テイキン) 0
戒告 カイコク [0] ①教えいさめること。 ②行政上の義務を果たすよう要求する通知。催告 ③公務員などに対する懲戒処分の一つ。職務違反のとき、本人に直接言い渡しをすること。譴責(ケンセキ) 「誡告」の書きかえ字。 0
木乃伊 ミイラ 死体が、腐らず原形に近い形を保って乾燥し固まったもの。天然のものと人工のものとがある。 1
鉄杵を磨く テッショをみがく 根気よく一つの事に励むたとえ。「鉄杵」は鉄製のきねのこと。故事 中国、唐の詩人李白(リハク)が少年時代、学業をやめて故郷へ帰ろうとした道すがら、老婆が鉄のきねを磨いて針を作ろうと汗しているのを見て感じ入り、引き返して再び学問に励んだという故事から。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
紅型 びんがた [0] 沖縄の伝統的な型染め。一枚の型紙で多彩な模様を染め出すもの。 0
渥い あつ-い 恩恵が行き渡っている。手あつい。 0
重視 ジュウシ [1],[0] 重く見ること。大切なこととして注意して見ること。「面接では人柄を―する」 軽視 0
乾瓢 カンピョウ [0],[3] ユウガオの果肉をひものように薄くむいて、乾燥させた食品。水でもどして使う。表記「干瓢」とも書く。 0
十能 ジュウノウ [3],[0] 炭火を運ぶスコップに似た道具。先は金属製で取っ手は木製。 冬 0
哈爾賓・哈爾浜 ハルビン 中国、黒竜江省の省都。松花江の南岸にある工業都市で、水陸交通の要地。 1
勿れ なか-れ [2],[1] 動作の禁止を表す語。…するな。…してはいけない。「人をうらむ―」「ゆめゆめ死ぬこと―」参考文語の形容詞「なし」の命令形から出た語。 0
顋門 ひよめき [0] 乳児の頭蓋骨(ズガイコツ)が、まだ接合していない部分。泉門(センモン)。おどりこ。 由来脈を打つたびにひよひよと動くことから。 1
一期 イチゴ [1] 生まれてから死ぬまでの間。一生涯。参考仏教語から出た言葉。 0
雁瘡 ガンがさ 慢性湿疹(シッシン)の一種。非常にかゆく治りにくい。 由来ガンの渡来するころ発病し、去るころに治ることから。参考「ガンソウ」とも読む。 0
存じる ゾン-じる [3],[0] ①「思う」「考える」の謙譲語。「以上のように―じております」 ②「知る」「承知する」の謙譲語。「お顔はよく―じております」 0
飯店 ハンテン [0],[1] 中国料理店につけられる名称。参考本来の中国語は、ホテルの意。 0
公転 コウテン [0] 天体が他の天体のまわりを周期的にまわる運動。自転 0
蠡 にな ①巻貝の一群の総称。カワニナ・ウミニナ・イソニナなど。 ②カワニナの別称。 春 川蜷(かわにな) 表記「蝸螺・蜷」とも書く。参考「ひさご」と読めば別の意になる。 0
基 もと [2] ①基礎。土台。「国の―を築いた人」 ②根本。根源。根拠。「実績を―に推論する」参考「もとい」とも読む。 0
竹麦魚 ほうぼう [0],[3] ホウボウ科の海魚。沿岸の砂底にすむ。体は赤紫色。胸びれの変化した三本の指状のもので海底をはい、浮き袋で音を出す。食用で美味。冬 表記「魴」とも書く。 1
精算 セイサン [0] ①金額などを細かく計算すること。 概算 ②最終的に計算すること。「乗り越し運賃を―する」
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漢字の豆知識 お金も人生もセイサンする ~「精算」と「清算」の違い~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
罔 あみ 鳥獣などをとらえる道具。糸や針金などを粗く編んだもの。「小魚が―にかかる」表記「網」とも書く。 0
量子 リョウシ [1] ある物理量が、ある単位量の整数倍のとき、その最小単位量。エネルギー量子・光量子など。「―力学」 0
業態 ギョウタイ [0] ①会社などの事業や営業の状態・実状。「―査察」 ②会社など事業体の組織の形態。 0
蘇格蘭 スコットランド イギリス、グレートブリテン島北部にあり、ヘブリディーズ諸島やオークニー諸島を含めた地域。古名はカレドニア。中心都市はエディンバラ。 1
区画 クカク [0] 土地などにしきりをつけて分けること。また、その場所。「―整理」 「行政―」「区劃(クカク)」の書きかえ字。 0
哀訴 アイソ [1] 相手の同情をひくように切々と訴えること。 0
雫 しずく [3] 水のしたたり。したたり落ちる水滴。「傘から―が垂れる」「ひと―の涙が頬(ほお)を伝う」「雨の―」 0
雋れる すぐ-れる 抜きんでている。 表記「俊れる・儁れる」とも書く。 0
目礼 モクレイ [0] 目であいさつをすること。目だけで会釈すること。「―を交わす」 0
秋色 シュウショク [0] 秋の気配。また、秋の景色。「一段と―が深まる」 秋 0
実害 ジツガイ [0] 実際の損害。実質的な損害。「大雨による―はない」 実益 0
擾乱 ジョウラン [0] みだれ騒ぐこと。入りみだれること。「激しい戦火により―する」 0
検痰 ケンタン [0] たんの検査。結核菌など病原菌の有無を調べる。 0
急患 キュウカン [0] 病気や事故で、すぐに手当てをしなければならない患者。 0
袈裟懸け ケサがけ [0] ①一方の肩からもう一方の脇(わき)の下へななめに物をつけること。 ②肩からななめに切り下げること。けさぎり。「―に斬(き)られた」由来①袈裟のように見えることから。 0
駑馬も十駕 ドバもジュウガ 才能に恵まれない者でも、たゆまぬ努力を続ければ、すぐれた者に追いつくことができるということ。あしの遅いウマでも一〇日走れば、名馬の一日分に追いつくことができる意から。「十駕」は一〇日間続けてウマを走らせること。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
移管 イカン [0] 管理や管轄を他へ移すこと。「権限を県から市に―する」 0
残喘 ザンゼン [0] 残り少ない余命。余生。「―を保つ」 残生 参考「喘」は呼吸の意。 0
天高く馬肥ゆ テンたかくうまこゆ さわやかで快適な秋の好時節をいう言葉。秋は空が高く澄み渡り、ウマも草をよく食べ肥える意から。参考「天」は「秋」ともいう。
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あつじ所長の漢字漫談14 天高く馬肥ゆる秋
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
就労 シュウロウ [0] 労働につくこと。仕事を始めること。「一日八時間―する」 0
匹夫の勇 ヒップのユウ 深い考えもなく、ただ血気にはやるだけの勇気。〈『孟子(モウシ)』〉 0
薯蕷饅頭 ショヨマンジュウ ヤマノイモの根をすって少量のでんぷんを加えて皮とし、あんを包んで蒸したまんじゅう。上用まんじゅう。 参考「ジョウヨマンジュウ」とも読む。 0
免許 メンキョ [1] ①公の機関が許可を与えること。また、その許可。「自動車―」 ②師が弟子にその道の奥義(オウギ)を伝えること。また、その修了したときに授かる証書。 0
歩行 ホコウ [0] 歩くこと。あゆむこと。「―者」「―困難」「二足―のロボット」 0
航海 コウカイ [1] 船で海の上を行くこと。船で海をわたること。「―日誌」「長い―から帰ってきた」渡航 0
牛車 ギッシャ [1] 昔、ウシに引かせた乗用の車。おもに平安時代、貴族の間で使われた。 0
美果 ビカ ①味がよい果物。 ②よい結果。「勝利の―を手中にする」 0
晦朔 カイサク [0] ①月の最終日と月の第一日。みそかとついたち。また、一か月間。 ②朝と晩。 0
伝・伝手 つて ①てづる。縁故。「就職の―を同窓の先輩に求める」「―を頼って上京する」 ②ことづて。人づて。 ③ついで。便宜。 1
微酔 ほろよい 酒に少し酔うこと。また、その気分のよい状態。「―機嫌」 1
先手必勝 センてヒッショウ [0] 物事は先に仕掛けたほうが有利だということ。 先んずれば人を制す 0
茅膏菜 いしもちそう モウセンゴケ科の多年草。 石持草(いしもちソウ) 1
恥部 チブ [1] ①人に見られたり知られたりしたくない部分。はじとなる部分。「組織内の―を隠す」 ②陰部。 0
略譜 リャクフ [0] ①五線紙を使わず、算用数字で音階を示した楽譜。数字譜。本譜 ②簡単に記した系図。 0
愛誦 アイショウ [0] 詩歌や文章を好んで口ずさんだり、節をつけて吟じたりすること。「漢詩を―する」 0
豊後 ぶんご 旧国名の一つ。現在の大分県の大部分。豊州(ホウシュウ)。 1
併し しか-し [2] けれども。そうではあるが。「今回の危機は乗り越えた。―今後が大変だ」 0
適齢 テキレイ [0] あることをするのに適した年齢。ふさわしい年齢。「結婚―期」 0
雲華焼 ウンゲやき 焼くときの操作で器の表面に、雲がかかったようなぼやけた黒斑(コクハン)のむらを出す焼き方。また、その手法で焼いた陶器。 0
浦風 うらかぜ [2] 海辺を吹く風。海岸沿いの村や入り江を吹く風。 0
忠言耳に逆らう チュウゲンみみにさからう 真心のこもった忠告は、とかく耳が痛く、素直に聞き入れにくいものだが、したがうべきだという戒め。〈『孔子家語』〉参考「忠言」は「諫言(カンゲン)」ともいう。良薬は口に苦し 0
大海を手で塞ぐ タイカイをてでふさぐ 全く不可能なことをしようとするたとえ。竿竹(さおだけ)で星を打つ 0
米の飯と天道様は何処へ行っても付いて回る こめのめしとテントウさまはどこへいってもついてまわる 実生活に対し、きわめて楽天的なたとえ。どこへ行っても、生きていくことぐらいはできるということ。「天道様」は太陽のこと。 1
本能 ホンノウ [1],[0] 動物が、生まれながらにもっている性質や能力。「母性―」「帰巣―」 0
五指 ゴシ [1] ①五本の指。親指・人さし指・中指・薬指・小指。 ②五つ。特に、すぐれたものを選び出して数えるときに使う。「―に余る」 0
生来 セイライ [1] ①生まれつき。「―肌の色が白い」 ②生まれてこのかた。「―うそをついたことがない」 参考「ショウライ」とも読む。 0
竜跳虎臥 リュウチョウコガ 書の筆勢が縦横自在ですばらしいたとえ。竜が天に向かって躍り上がったり、トラが大地に臥(ふ)したりする意で、筆勢の緩急をたとえる。由来中国、梁(リョウ)の武帝が王羲之(オウギシ)の書を評した言葉から。 0
赤古里 チョゴリ 朝鮮の民族衣装で、丈の短い上着。 表記「襦」とも書く。 1
主旨 シュシ [1] 文書や話のなかで、言おうとしている中心の意味。おもな意味。趣旨。「この会設立の―を説明する」 0
立蔀 たてじとみ 細い木を格子に組み、裏に板を張ったもの。屋外の塀や屋内の衝立(ついたて)に用いる。 0
夫夫 それぞれ おのおの。めいめい。「―の分野に進む」表記「其其」とも書く。 0
骸骨を乞(こ)う ガイコツをこう 辞職を願い出ること。故事 中国、春秋時代、斉の晏嬰(アンエイ)は、東阿(トウア)地方で善政をしていたが、主君の斉公に悪政であると責められ、失望のあげく、「主君に差し出した自分の体の骸骨だけでも返して欲しい」と願い出たという故事から。〈『晏子春秋(アンシシュンジュウ)』〉表記「乞う」は「請う」とも書く。 0
熱帯 ネッタイ [0] 気候区分の一つで、赤道を中心に南北の緯度二三度二七分以内の地帯。一年中暑い地帯。寒帯 0
巴里 パリ フランス共和国の首都。セーヌ川中流域を同心円状に西欧の主要な文化・政治・経済都市として発展。美術品・衣装類の生産が盛ん。 1
以為 おもえらく 思うことには。参考漢文訓読に用いる語。 1
寸進尺退 スンシンシャクタイ [0] わずかに進んで大きく退くこと。得るものが少なく、失うものが大きいことのたとえ。また、はかばかしく物事が進まないことのたとえ。〈『老子』〉 0
安静 アンセイ [0] 病気療養などのため、体を休めて静かに寝ていること。「手術直後は絶対―だ」 0
放牧 ホウボク [0] 牛馬などの家畜を放し飼いにすること。「―地」遊牧 0
御利益 ゴリヤク [2] 神仏を信じることで受ける恩恵。神仏のめぐみ。霊験(レイゲン) 0
新興 シンコウ [0] 従来のものに対し、新たにおこること。「―宗教」「―住宅地」 0
利回り リまわり [2] 利益配当。また、利息の投資元金に対する割合。「―がよいというふれこみの債券」 0
勝鬨 かちどき [0],[4],[2] 勝利して一斉にあげる喜びの声。「―を上げる」 凱歌(ガイカ) 0
苫 とま [1] 菅(すげ)・茅(かや)などで編み、家や小舟などを覆い風雨を防ぐもの。 0
合 コウゴウ [1] 男女が交わること。性交すること。交接 0
枯薄 かれすすき 冬枯れのススキ。冬 0
天長地久 テンチョウチキュウ [0] 天地は永遠の存在で尽きることがないこと。また、天地が永久に変わらないように、物事がいつまでも続くたとえ。〈『老子』〉天壌無窮(テンジョウムキュウ)・天地無窮(テンチムキュウ) 0
呉れる く-れる [0] ①相手が自分に対して物を与える。よこす。「手紙を―れる」「送別会で部下が花束を―れた」 ②多く見下した意を含んで、相手に物を与える。やる。「釣り銭は―れてやる」 ③相手が自分に対してある行為を行う。「本を読んで―れる」「映画に連れて行って―れた兄」 ④相手に対し不利益となるような行為を行う。「こらしめて―れる」 0
百日の説法屁一つ ヒャクニチのセッポウへひとつ 長い間の苦心が、わずかなしくじりで、まったく無駄になってしまうことのたとえ。由来一〇〇日間も仏の教えを説き、信者からあがめられていた坊さんが、うっかりおならをもらしたために、説法のありがたみを台無しにしてしまったという意から。 0
岩盤 ガンバン [0] 岩石でできた地中にある硬い地盤。「―を掘削(クッサク)する」 0
縮小 シュクショウ [0] ちぢまって小さくなること。また、ちぢめて小さくすること。「書類を―コピーした」 拡大 0
冥想 メイソウ [0] 目をとじて雑念をはらい、静かに深く考えること。沈思黙想。表記「瞑想」とも書く。 0
昇る のぼ-る [0] その物全体が上に移動する。勢いよく上がる。「地平から太陽が―る」「天にも―る思いだった」 表記「升る」とも書く。 0
三原色 サンゲンショク [3] 適当な割合で混ぜるとあらゆる色を表すことができる、三つの基本的な色。絵の具では、赤・青・黄、光では、赤・青・緑。 0
雑用 ザツヨウ [0] 「雑事」に同じ。 参考「ゾウヨウ」と読めば、さまざまな細かい費用の意もある。 0
当薬 せんぶり [0] リンドウ科の二年草。参考「トウヤク」とも読む。 千振(センぶり) 1
筆墨 ヒツボク [0] ふでと墨。また、それで書き記したもの。「―に親しむ」 0
不服 フフク [0] ①満足できないこと。納得できないこと。「裁判の―申し立て」 ②したがわないこと。不服従。 0
綽名 あだな [0] 本名とは別にその人の特徴をとらえ、親しみや軽蔑(ケイベツ)の気持ちから他人がつける名。ニックネーム。 表記「渾名・諢名」とも書く。 1
貶む さげす-む [3] 能力や人格などが、劣っているとして見下す。軽蔑(ケイベツ)する。「人を―むような目で見る」 0
長安日辺 チョウアンニッペン 遠い場所のたとえ。また、才知に富んでいることのたとえ。「長安」は、多くの王朝の都となった中国の都市。「日辺」は太陽のあるあたりの意。故事 中国、晋(シン)の元帝が幼い太子(のちの明帝)に「太陽と長安はどちらが遠いか」と尋ねたところ、太子は「長安のほうが近い。太陽から来た人には会ったことがない」と答えた。翌日、群臣の前で同じ質問を受けた太子は、逆に「太陽のほうが近い」と言い、「太陽は見えるが、長安は見えないから」と答えたという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
各戸 カッコ [1] 一つ一つの家。それぞれの家。一軒一軒。「―に配る」 0
死文 シブン [0] ①条文はあるが、実際には役に立たない法令や規則。 空文 ②きわめて内容に乏しい粗雑な文章。 0
解放 カイホウ [0] 束縛を解いて自由にすること。「民族―運動」束縛参考「開放」と書けば、制限などを設けずに自由にできるようにする意になる。 0
侮罵 ブバ 相手をばかにして、ののしること。参考「罵」はののしる意。 0
石榴 ざくろ [0] ザクロ科の落葉小高木。西アジア原産。初夏、鮮紅色の花をつけ、球形の果実を結ぶ。果実は熟すと不規則に裂ける。種皮は食用。 秋 由来「石榴」は漢名から。 表記「柘榴・安石榴」とも書く。
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漢字の豆知識 「無花果」も「棗」も木の実の名前 ~漢字で書きたい木の実~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
貞実 テイジツ 女性がみさおを守り、誠実であること。 0
彼是・彼此 あれこれ あれと、これ。あれやこれや。さまざま。「―忠告してみたが無駄だった」参考「彼此」は「ヒシ」とも読む。また、「かれこれ」と読めば別の意もある。 1
例証 レイショウ [0] 実例をあげて証明すること。また、証拠としてあげる例。「わが社の防災対策を―する」「効果をあげた―を示す」 0
酸い す-い [1] すっぱい。酢のような味である。「―い味のする果実」 0
遣り水 やりみず [0],[2] ①庭園に水を引き入れて、池に水がそそぐように作った小川。 ②植木鉢や植え込みに水をやること。水やり。 0
薄紙 うすがみ [0] 厚みの少ない紙。「―を剝(は)ぐ(病気が少しずつよくなるたとえ)」厚紙 0
錯落 サクラク [0] たくさんのものが、ごたごたと入り混じるさま。 0
強奪 ゴウダツ [0] 強引に物をうばうこと。力ずくでうばい取ること。「現金を―する」参考「キョウダツ」とも読む。 0
哨吶 チャルメラ [0] 表に穴が七つある、ラッパに似た木管楽器。屋台のラーメン屋などが吹く。唐人笛。 表記「太平簫」とも書く。 参考「チャルメラ」はポルトガル語から。 1
凱 かちどき 戦いに勝ったとき、一斉にあげる喜びの叫び声。鬨(とき)の声。「大いに―を上げる」表記「勝鬨」とも書く。 0
光背 コウハイ [0] 仏像の背後につける火炎や光をかたどった飾り。仏の威光や光明を表す。後光 0
財団法人 ザイダンホウジン [5] 一定の目的のために提供された財産を基礎とし運営することを、法律で認められて設立された法人。一般財団法人と公益財団法人がある。 0
修士 シュウシ [1] 大学院に二年以上在学し、きめられた課程を修了したことを認められた者に与えられる学位。マスター。 博士(ハクシ) 0
稿 わら [1] 穀物の茎を干したもの。表記「藁」とも書く。 0
方円 ホウエン [0] 方形と円形。四角と丸。「水は―の器に随(したが)う」 0
退却 タイキャク [0] 戦争や競技で形勢が不利になり、今までいた位置からしりぞくこと。逃げ去ること。「敵軍に圧倒されて―した」後退進撃 0
舵 かじ [1] 船の後部につけて船の進行方向を定める道具。「―を取る(物事の方向を誤らぬよううまく誘導する)」 0
徴集 チョウシュウ [0] ①人や物・金などを召し集めること。徴募 ②兵役として国家が強制的に人を集めること。徴兵・召集 0
禅譲放伐 ゼンジョウホウバツ 古代中国で、王朝が交代するときの二つの手段のこと。一つは天子が徳のある者におだやかに位をゆずる「禅譲」で、「放伐」は、悪虐な君主を徳のある者が武力で討伐し、新王朝を建てること。 参考「禅譲」は『書経』に、「放伐」は『孟子(モウシ)』にある言葉。 0
漏洩・漏泄 ロウエイ 秘密などがもれること。また、もらすこと。「軍の重要機密が―する」参考「ロウセツ」とも読む。「ロウエイ」は慣用読み。 0
重畳 チョウジョウ [0] ①何重にも積み重なっていること。「―たる山並」 ②よいことが重なり、たいそう満足なこと。「―の至り」 0
宮廷 キュウテイ [0] 天皇や国王などの住む所。また、その社会。「―詩人」宮中 0
気合 キあい [0] ①精神を集中して勢いよく事にあたること。また、そのときの気力や掛け声。「―を入れる」「―を掛ける」 ②事を行うときの呼吸。いき。「―が合う」 0
砲熕 ホウコウ 大砲。おおづつ。参考「砲」「熕」ともに、おおづつの意。 0
啻に ただ-に [1] 単に。…だけ。多く、あとに「のみならず」などの言葉をともなう。「なんぞ―走るのみならんや」 0
暗誦 アンショウ [0] 暗唱 0
惣領 ソウリョウ [0],[1] ①家名を受け継ぐ者。あとつぎ。 ②最初に生まれた子。長男または長女で、特に長男をいう。「―の甚六(大事に育てられることの多い長子は、弟妹にくらべおひとよしだということ)」 表記「総領」とも書く。 0
囊底 ノウテイ ふくろの底。特に、さいふの底。 0
閲覧 エツラン [0] 書物や新聞などを調べながら見ること。「図書館の―室で本を読んでいる」閲読 0
喜怒哀楽 キドアイラク [1] 人のもつさまざまな感情で、喜び・怒り・哀しみ・楽しみ。「―がすぐ顔に出る」 0
神楽 かぐら [1] ①神を祭るために神前で奏する舞楽。「拝殿で―を舞う」 冬 ②歌舞伎(カブキ)や芝居の囃子(はやし)の一つ。 1
訪う と-う [1],[0] 「訪(たず)ねる」に同じ。「旧友を―う」「病床の恩師を―う」 0
可笑しい おか-しい [3] ①おもしろい。笑いたくなる。「彼の話は―くてつい吹き出してしまう」 ②変だ。あやしい。「あの人は―いから注意したほうがいい」 1
髱 たぼ [1] ①日本髪で、後ろに張り出している部分。つと。たぼがみ。 ②若い女性の俗称。「肴(さかな)は気取り、酌は―」 0
牛頭 ゴズ ウシの頭をもち、体は人間の形をした地獄の番人。 0
斌斌 ヒンピン ①外面の形と内面の質がともに備わるさま。「―たる人柄を偲(しの)ばせる」 ②文化が隆盛するさま。表記「彬彬」とも書く。 0
休閑地 キュウカンチ [3] ①土地を休ませるために、しばらく耕作をやめている田畑。 ②空き地。 0
元金 ガンキン [0] ①金銭の貸し借りで、利息を含まないもとの金額。元本利息・利子 ②事業などを行うための資金。資本金。参考「もとキン」とも読む。 0
亡げる に-げる のがれて姿を隠す。「敵の罠(わな)から―げる」 0
消日 ショウジツ たいしたこともせず、その日を過ごすこと。「無為に―する」 消光 0
民情 ミンジョウ [0] ①国民の生活事情。「―を視察する」 ②国民の心情。民心 0
剛球 ゴウキュウ [0] 野球で、投手の投げる球が速くて重いこと。「あの投手の―は打てない」表記「強球・豪球」とも書く。 0
校勘 コウカン 数種類の異本をくらべ合わせて、異同などを調べて研究すること。「源氏物語の―」校異参考「勘」は詳しく調べ考える意。 0
王不留行 どうかんそう ナデシコ科の一年草。 由来「王不留行」は漢名から。 道灌草(どうかんソウ) 1
髭籠 ひげこ 竹などで編み、編み残した端がひげのようになっている籠(かご)。どじょうかご。 0
錯覚 サッカク [0] ①事物を実際の形・色・音などと異なったものとして知覚すること。「目の―」 ②実際とはちがうように感じること。思いちがい。勘ちがい。「夢のなかの話を現実と―する」 0
生っ粋 きっスイ 出身・素姓などに、まったく混じりけがなく純粋なこと。「―の江戸っ子」 参考「きスイ」の転じたもの。 0
次善 ジゼン [0] 最善のものについでよいもの。二番目によいもの。「―策をとる」 0
忠言 チュウゲン [0] 真心をこめて忠告し、いさめること。また、その忠告やいさめの言葉。 0
食牛の気 ショクギュウのキ 幼いころから気持ちが壮大であることのたとえ。トラやヒョウは子どものときから、すでに大きなウシを食おうとする気力があることから。〈『太平御覧(タイヘイギョラン)』〉 0
頭蓋骨 ズガイコツ [3] 頭蓋を形成している骨の総称。多数の骨で構成され、外部の衝撃などから脳を保護する。頭骨。参考「トウガイコツ」とも読む。 0
蛻 ぬけがら [0] セミやヘビなどが脱皮したあとに残す殻。 参考「もぬけ」とも読む。 0
青票 セイヒョウ [0] 国会で記名投票になるとき、反対の意を表す議員が投じる青色の札。 白票 参考「あおヒョウ」とも読む。 0
分ける わ-ける [2] ①まとまったものを、離して別々にする。「根を―けて、移し植える」 ②雑多なものを分類する。 ③全体をいくつかに割って分配する。「財産を―ける」 ④障害となるものを左右に押しわける。「人ごみを―ける」 ⑤筋道を立てる。「話を―けて説明する」 ⑥争っている者を引き離す。また、引きわけにする。「水入りで行司が両力士を―ける」 0
礼典 レイテン [0] ①礼に関するきまり。また、それを書き記した書物。礼法 ②礼法にのっとった儀式。 0
追伸・追申 ツイシン 手紙などで、本文を書き終えたあとにつけ加える文。また、その書き出しに記す語。二伸。追啓・追白 0
胥吏 ショリ ①役所の小役人。 ②中国、宋(ソウ)代以降、役所の長によって採用された下役人。 0
下戸の建てた蔵は無い ゲコのたてたくらはない 酒の飲めない者は酒代がかからないから財産を残しそうなものだが、そのような話も聞かない。酒飲みが自己弁護にいう言葉。表記「蔵」は「倉」とも書く。 0
鈴蘭 すずラン [2] ユリ科の多年草。高原の草地に自生。葉は広い楕円(ダエン)形。初夏に釣鐘形の白い小花を総状につける。有毒だが、全草を強心剤・利尿剤にする。キミカゲソウ。夏 0
惚れて通えば千里も一里 ほれてかよえばセンリもイチリ 恋しい人のところに行くならば、遠くても苦にならないたとえ。参考「思うて通えば千里が一里」ともいう。 0
階級 カイキュウ [0] ①地位・身分などの等級・段階。 ②社会における家柄・身分・財産などが同じ集団。「労働者―」階層 0
六十六部 ロクジュウロクブ [6] ①法華経(ホケキョウ)を六六部書写し、日本六六か所の霊所を巡礼して、一部ずつ奉納する行脚僧(アンギャソウ)。 ②江戸時代、冥福(メイフク)を祈る経文を唱え、鉦(かね)をたたき鈴をならして物ごいをした巡礼。 0
二世 ニセイ [1] ①移民した先で生まれた子で、その国の市民権をもつ者。「日系―」 ②同じ名で、その家や地位をついだ二代目。 ③その人の子。特に、息子。「―誕生」参考「ニセ」と読めば別の意になる。 0
支障 シショウ [0] さしつかえ。さしさわり。「万事―なく進んでいる」 0
一家言 イッカゲン [3] ①その人だけの独特な主張や意見。 ②ひとかどの見識を備えた意見。「日本料理について―もつ人」由来中国、前漢の司馬遷(シバセン)が『史記』の序文の中で、本文に書きもらした事柄などをおぎなって、独自の見識を示したと述べた言葉から。参考一家を成した人の言葉の意。 0
稀疎 キソ まれなこと。まばらなこと。また、そのさま。表記「希疎」とも書く。 0
社交辞令 シャコウジレイ [4] つきあい上の愛想のよい応対の言葉。外交辞令。「―を真に受けて恥をかく」 0
夏炉冬扇 カロトウセン [1] 季節はずれで役に立たない物のたとえ。また、無用な事物、役に立たない言動のたとえ。夏の火鉢と冬の扇の意。〈『論衡』〉表記「夏炉」は「夏鑪」とも書く。参考「冬扇夏炉」ともいう。六菖十菊(リクショウジュウギク)
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四字熟語根掘り葉掘り53:恋と理屈と「夏炉冬扇」
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零時 レイジ [1] ①一日の始まる瞬間の時刻。午前〇時(午後一二時)。 ②正午。午後〇時(午前一二時)。 0
下賜 カシ [1] 身分の高い人が下の者に金品を与えること。「お見舞い金が―された」献上 0
知歯 チシ [1] 口の中で一番奥にある第三大臼歯(ダイキュウシ)の俗称。親知らず。知恵歯(チエば)。表記「智歯」とも書く。 0
彼 かれ [1] ①話し手と話し相手以外の、男性を指す語。あの男性。 ②恋人などの男性。 ①②彼氏 ①②彼女 ③あれ。 0
槐位 カイイ 中国、周代の最も高い三公の地位。槐鼎(カイテイ)・三槐由来周代、朝廷にエンジュを三本植え、その正面が三公の席であったことから。参考「三公」とは太師・太傅(タイフ)・太保または司馬・司徒・司空の三つの官位。 0
菊の被綿 キクのきせわた 重陽(チョウヨウ)の節句(陰暦九月九日)の前日にキクの花に綿をかぶせ、キクの香りや露をしみこませたもの。菊の綿。着せ綿。秋参考重陽の節句にこの綿で体をなでると長生きするとされた。 1
芥蔕 カイタイ ①とてもわずかなこと。 ②ほんのすこしのわだかまり。 由来「あくた」と「へた」、または、「からし粒」と「小さなとげ」の意から。 0
五彩 ゴサイ [0] ①赤・青・黄・白・黒の五色。五色(ゴシキ)。 ②いろいろな色。 ③赤を中心に種々の上絵具で模様を描いた中国の陶磁器。日本では赤絵・色絵・錦手(にしきで)という。 0
九十九折 つづらおり [0] 幾重にも折れ曲がって続く坂道。「―の山道の奥深くまで分け入る」由来ツヅラフジのつるのように幾重にも曲がりくねっていることから。表記「葛折」とも書く。 1
毒刃 ドクジン [0] 人に危害を加えるために用いるやいば。「―に倒れる」凶刃 0
一日の計は朝にあり イチニチのケイはあしたにあり 一日の計画は、朝のうちに立てるべきだということ。何事も初めが大切であり、しっかりした計画を立てて行動すべきだという教え。参考「一日」は「イチジツ」とも読む。 0
甲冑 カッチュウ [0],[3] よろいとかぶと。武具で、武士が戦いのとき体につけるかたい防具。 0
大樹 タイジュ [1] 大きな樹木。大木。「寄らば―の陰(頼るなら、力のある者がいい)」 0
遅い おそ-い [0],[2] ①通常よりも時間があとである。「きょうは父の帰りが―い」 ②夜がふけている。「―いから帰ったほうがいい」 ③タイミングを逃して間に合わない。「今からではもう―い」①~③早い ④速度がゆっくりである。のろい。「仕事が―い」速い 0
賞杯・賞盃 ショウハイ 賞として与えるさかずき。カップ。「―争奪戦」 0
薯蕷羹 ショヨカン ヤマノイモの根をすって葛粉(くずこ)や道明寺粉をまぜ、砂糖を加えて蒸した菓子。かるかん。 0
虻蜂取らず あぶはちとらず [5] 欲を深くすると失敗するたとえ。あれもこれもとねらうと、どれも手に入らないこと。虻蜂取らず鷹(たか)の餌食(えジキ)・二兎(ニト)を追うものは一兎をも得ず 0
排気 ハイキ [0] ①内部の空気を外へ出すこと。「―孔」 ②エンジンなどから吐き出されるガス・蒸気。「―ガス」吸気 0
博覧 ハクラン [0] ①広く書物を読み、多くのことを知っていること。博識 ②広く一般の人が見ること。 0
和林・和寧 カラコルム 一三世紀中ごろのモンゴル帝国の首都。オルホン河岸に遺跡がある。表記「哈剌和林」とも書く。 1
酒気 シュキ [1],[2] ①酒の香り。酒臭さ。 ②酒を飲んだけはい。酒に酔っているようす。「―を帯びる」 0
遒る せま-る 近づいてくる。また、近づいていく。近づく。 0
傘下 サンカ [1] 大きな勢力をもつ人物・団体などの支配・指導を受ける立場にあること。「大企業の―に入る」 翼下・配下 0
暖かい あたた-かい [4] 気候や気温がほどよく快い。「日増しに―くなる」表記「煖かい」とも書く。 0
沢胡桃 さわぐるみ [3] クルミ科の落葉高木。山地の谷間に自生。葉は羽状複葉。春、淡黄緑色の花穂を垂らし、翼のある果実を結ぶ。材は光沢があり、家具などに利用。秋表記「寿光木」とも書く。 1
名状 メイジョウ [0] 状況を言葉で言い表すこと。「―しがたい気持ち」 0
陰性 インセイ [0] ①消極的で陰気なこと。 ②医療の検査で、病原体などが存在する反応がないこと。 ①②陽性 0
桑果 ソウカ 一本の花軸の上に多数の花がつき、結実して多肉で多汁の果実の集まりになったもの。クワ・パイナップルなど。 0
夫役 ブヤク [1] 人民を強制的に公の労働につかせること。また、その労役。表記「賦役」とも書く。参考「ブエキ」とも読む。 0
萊草 しば 荒れ地や道端に生える雑草の総称。由来「萊草」は漢名から。 1
猟師 リョウシ [1] 「猟人(かりゅうど)」に同じ。「鹿(しか)を逐(お)う―は山を見ず」 0
黴黒 バイコク 色が黒い。あかがついて黒い。 0
懇到切至 コントウセッシ 真心から親切を尽くすこと。また、真心を尽くして言い聞かせたり忠告したりすること。「懇到」も「切至」も、親切で十分に行き届く意。〈『言志録(ゲンシロク)』〉懇切周到・懇切丁寧 0
常習 ジョウシュウ [0] いつものくせ・習慣。特に、悪い事柄にいう。「遅刻の―犯」 0
瓶 かめ [1] ①水や酒などを入れておく、底が深い陶磁器。「―に水を張る」 ②壺(つぼ)の形の花器。花瓶(カビン)。 ③酒を注ぐための徳利。参考②③「ビン」とも読む。 0
投票 トウヒョウ [0] 選挙や採決で、選出したい人の名前や賛否などを書いて、規定の箱などに入れること。 0
布袋 ホテイ [0] 七福神の一人。太って腹が出ていて、大きな袋をかついだ僧。参考中国、後梁(リョウ)の禅僧契此(カイシ)がモデルという。 0
軟膏 ナンコウ [0] 脂肪・ろう・ワセリン・グリセリンなどを練りまぜてやわらかくつくったぬり薬。硬膏 0
灰酒 あくざけ 酸化を防ぐために灰汁(あく)を入れてつくる酒。糖分を多く含み、赤くてみりんに似る。飲料・調味料として用いる。熊本特産。赤酒(あかざけ)。 1
高雅 コウガ [1] けだかく上品なさま。優雅なさま。「―な趣味をもつ」 0
緞子 ドンス [0],[1] 練り糸で織った、厚地で光沢のある絹織物。帯や羽織の裏地用。 0
虚言 キョゲン [0] 「虚言(そらごと)」に同じ。「―癖」 0
果てる は-てる [2] ①終わる。きわまる。「宴が―てる」 ②死ぬ。「戦場で―てる」 ③すっかり…する。…し終わる。動詞の連用形について用いる。「精も根もつき―てる」「疲れ―てる」 0
肝吸い きもすい [2],[0] ウナギの肝を入れた吸い物。「―つきの鰻重(うなジュウ)」 0
地楡 われもこう バラ科の多年草。由来「地楡」は漢名から。 吾亦紅(われもこう) 1
優に ユウ-に [1] その数量・程度に達してなお、余裕のあるさま。十分に。「観衆は―三万人をこえた」 0
訶る しか-る 大声でどなりつけてとがめる。表記「呵る」とも書く。 0
密閉 ミッペイ [0] まったくすきまがないように完全に閉じること。「―された容器」 0
情趣 ジョウシュ [1] しみじみとした気分や味わい。おもむき。「―に富んだ風景」 風情(フゼイ)・情致・情味 0
感冒 カンボウ [0] おもにウイルスによって起こる呼吸器系の炎症の総称。また、特にインフルエンザ。発熱・頭痛・悪寒・のどの痛みなどの症状を伴う。「流行性の―に気をつけよう」
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漢字の豆知識 書けそうで書けない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
鼎峙 テイジ 「鼎立(テイリツ)」に同じ。参考「峙」は、並んでそびえ立つ意。 0
駆除 クジョ [1] 害虫などを殺したり追い払ったりして、取り除くこと。「シロアリの―」 0
仮病 ケビョウ [0] 病気にかかっているふりをすること。「―を使って欠席した」 0
先般 センパン [1] さきごろ。このあいだ。過日。「―お話しした件」 先日 今般 0
人擦れ ひとずれ [0] 人にもまれて、悪く世慣れしていること。「―した態度」 0
第一線 ダイイッセン [1] ①戦場で、敵に最も近い前線。最前線。「精鋭部隊を―に投入する」 ②ある方面の重要なことが活発に行われているところ。「ファッション界の―で活躍する」「―を退く」 0
巫 かんなぎ 神に仕えることを職務とする女性。みこ。かみなぎ。こうなぎ。 0
軼事 イツジ 世にあまり知られていない、隠れた事実。表記「逸事」とも書く。 0
貶する ヘン-する ①けなす。そしる。悪口を言う。 ②地位や身分を下げる。官位を下げる。「失策により、閑職に―する」 0
形単影隻 ケイタンエイセキ 独り身で孤独なこと。体一つ影一つの意から。「形」は体。「隻」は一つ。〈韓愈(カンユ)の文〉参考「影隻形単」ともいう。 0
猫は三年飼っても三日で恩を忘れる ねこはサンネンかってもみっかでオンをわすれる ネコは飼われた恩をすぐに忘れてしまう。犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ 0
大角 はらのふえ 古代、戦場で小角(くだのふえ)とともに用いた、獣の角に似た形の笛。参考「はら」とも読む。 1
楼門 ロウモン [0] 二階造りになっている門。やぐらのある門。 0
恩地 オンチ 鎌倉・室町時代、家臣のてがらに対する恩賞として与えた土地。恩賞地・恩領 0
改悟 カイゴ [1] 自分の非をさとり、改めること。「―の情が著しい」改心 0
寓目 グウモク [0] 目をつけること。注意して見ること。「―に値する」 0
換言 カンゲン [0] ほかの言葉でいいかえること。「実用的とは―すれば使いやすいことだ」別言 0
絃歌 ゲンカ [1] 弦歌 0
巴 ともえ [0] ①鞆(とも)に描いた紋様。水の渦巻とも、ヘビをかたどったともいわれる。 ②紋所の名。 ③円形を描くように一方向に回るようす。「決勝戦は三つ―だ(三者が入り乱れて争うこと)」 0
花洛 カラク 花の都。特に、京都をいう。表記「華洛」とも書く。参考「洛」は中国の古都、洛陽の意。 0
比う たぐ-う 同じ程度のものとして並ぶ。匹敵する。「その美貌(ビボウ)は―うものなし」 0
稚児 ちご [2] ①祭や法会(ホウエ)などに、美しく着飾って参加する子ども。「京都祇園(ギオン)祭のお―さん」「―行列」 ②ちのみご。あかご。また、子ども。小児。 ③昔、公家(クゲ)・武家・寺院などで雑用などに従事した少年。 1
稲置 いなぎ [0] 大和朝廷時代の地方官。イネなどの穀物の収納をとりあつかった役。 0
速める はや-める [3] 速度をはやくする。「約束の時間に遅れないよう足を―めた」 0
開けて悔しき玉手箱 あけてくやしきたまてばこ 予想や期待などがはずれてがっかりするたとえ。 由来浦島太郎が竜宮からもらってきた玉手箱を開けたところ、ただ白い煙が出ただけだったことから。参考「玉手箱」は「浦島の子」ともいう。 0
葎 むぐら [0] ヤエムグラやカナムグラなどのつる草の総称。とげがあり、生い茂る。「―の宿(荒れた家や貧しいすまい)」 夏 0
浮上 フジョウ [0] ①水上に浮かびあがること。「潜水艦が―する」 ②順位などがあがって、よい状態になってくること。また、表面化すること。「最下位から―する」「株価が急―する」「急に―してきた発想だ」 0
橡 とち [1],[0] トチノキ科の落葉高木。 栃(とち) 0
真宗 シンシュウ [0],[1] 「浄土真宗」の略。鎌倉時代、親鸞(しんらん)が開いた仏教の一宗派。「一向宗」「門徒宗」ともいう。 0
浹洽 ショウコウ ①すみずみまで、広くゆきわたること。 ②互いにうちとけること。やわらいでむつまじい状態になること。 0
丁丁 チョウチョウ [1],[0] 物を続けて強く打ちたたく音を表す語。表記「打打」とも書く。 0
海辺 うみべ [0] 海のほとり。海に近い所。海岸・海浜・海際山辺(やまべ)参考「カイヘン」とも読む。 0
口臭 コウシュウ [0] 口から出る悪臭。口のいやなにおい。 0
磨ぐ と-ぐ [1] 砥石(といし)・やすりなどですって、切れるようにする。「包丁を―ぐ」 0
蛇・ うわばみ ①巨大なヘビの俗称。大蛇。おろち。 ②大蛇は物を多量にのみこむことから、大酒飲みのたとえ。「―のように飲む」 1
画餅に帰す ガベイにキす 思案したことが、実際には行われなかったり失敗に終わったりして無駄になること。 0
尼寺 あまでら [2] ①尼の住む寺。住職が尼僧の寺。 ②キリスト教の女子の修道院。 0
控える ひか-える [3],[2] ①進まずにとどまって待つ。「別室に―える」 ②忘れないように書きとめる。「要点を手帳に―える」 ③度を超さないように少なめにする。見合わせる。「糖分を―える」「外出を―える」「発言を―える」 ④近くにある。そばにかまえている。「試験を明日に―える」「後ろに山を―える」 0
剛強・剛彊 ゴウキョウ つよく勇猛なこと。また、そのさま。「―な体力と気力」 0
接尾語 セツビゴ [0],[3] 独立しては使われず、語の下について意味を添えたり他の品詞に変えたりする語。「白さ」の「さ」、「春めく」の「めく」など。 接頭語 0
場数 ばかず [0] ①場所の数。 ②経験の数。「―を踏む(多数の経験を積む)」 0
間遠 まどお [0] 時間的・空間的にへだたっているさま。間近 0
草雌黄 くさシオウ 東南アジア原産のオトギリソウ科の植物からとった黄色の樹脂。絵の具などに用いる。藤黄(トウオウ)。ガンボージ。 0
楽勝 ラクショウ [0] 楽に勝つこと。「―ムードを覆(くつがえ)された」大勝辛勝 0
行水 ギョウズイ [0] ①湯や水を入れたたらいのなかで、体を洗うこと。「烏(からす)の―(入浴時間の短いたとえ)」 夏 ②清水(しみず)で心身の汚れを洗い清めること。みそぎ。 0
選出 センシュツ [0] 多くのなかから選び出すこと。「代表者を―する」 0
家族 カゾク [1] 血縁や婚姻関係で構成され、生計を共にする人々。夫婦・親子など。「核―化が進む」 0
強弁 キョウベン [0] 道理に合わないことを、屁理屈(へリクツ)をつけて言いはること。「そんな―は通らない」 0
蟻の熊野(くまの)参り ありのくまのまいり アリが行列して行くことを、熊野に参拝する多くの人の行列にたとえたもの。転じて、多くの人が列をなして往来すること。「熊野」は和歌山県にある熊野三社。 0
不軌 フキ [1],[2] ①規則や習慣を守らないこと。法にそむくこと。「―の輩(やから)」 ②謀反(ムホン)をたくらむこと。反逆。「―の臣」 0
胸糞 むなくそ [0],[4] 「胸」を強め、卑しめていう語。「―が悪い(いまいましくて不愉快だ)」参考「むねくそ」とも読む。 0
一陽来復 イチヨウライフク [0] ①冬が終わり、春が来ること。また、新年。「―を寿(ことほ)ぐ」 ②悪いことが続いたあと、幸運に向かうこと。 ③陰暦一一月。また、冬至のこと。〈『易経』〉
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四字熟語根掘り葉掘り52:「一陽来復」と諸葛孔明の智謀
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
浚渫 シュンセツ [0] 水底の泥をさらって深くすること。「―船が川砂利を運ぶ」 0
勃牙利 ブルガリア バルカン半島の南東部にある共和国。首都はソフィア。 1
噂話 うわさばなし [4] 「噂(うわさ)」に同じ。「―に花が咲く」 0
冠不全 カンフゼン [3] 心臓の冠状動脈の血行が妨げられ、十分な酸素が供給されない状態。狭心症や心筋梗塞(コウソク)の原因となる。 0
一寸 ちょっと [1],[0] ①時間・分量などが少し。「―お待ちください」「塩を―入れる」 ②こころみに。「―調べてみる」 ③かなり。ある程度。「―うるさい人」「―飲める口」 ④簡単に。「―できない」表記「鳥渡」とも書く。 1
艀 はしけ [3] 「艀船(はしけぶね)」の略。本船と陸との間を往来して、船客や荷物などを運ぶ小舟。 0
一斤染め イッコンぞめ [0] 紅花一斤(キン)(六〇〇(グラム))で絹二反(タン)を染めること。また、そうして染めたもの。 0
店屋物 テンやもの [0] 飲食店から取り寄せる食べ物。 0
生る な-る [1] 植物の実ができる。実を結ぶ。「畑にリンゴが―る」 0
函丈 カンジョウ 先生に対する敬称。先生や目上の人への手紙で宛名(あてな)の下に添えて用いる。 由来『礼記(ライキ)』に見える「座間(ザカン)に丈を函(い)れる」の師と弟子の席の間に一丈(約三(メートル))の距離をおく意から。 0
馭者 ギョシャ [1],[0] 御者 0
相生結び あいおいむすび [5] ひもの飾り結びの一種。女結びの一端を、さらにその結び目に通したもの。 0
嚼む か-む [1] 歯で細かくする。かみくだく。 0
政府 セイフ [1] 国家を統治する機関。日本では、内閣と、内閣が統轄する全行政機関。「―の見解」「―筋」 0
綺語 キゴ ①小説や詩文などの美しい言葉。また、表面だけを飾った言葉。「狂言―(物語や小説などを卑しめていう語)」 ②十悪の一つ。巧みに飾ったいつわりの言葉。参考「キギョ」とも読む。 0
芳醇 ホウジュン [0] 酒などの香りが高く、味わい深いこと。「―なワイン」参考「醇」はこくがある意。 0
那落 ナラク [0] ①地獄。 ②劇場の舞台や花道の床下の地下室。 ③どん底。どんづまり。表記「奈落」とも書く。 0
御託 ゴタク [0] 「御託宣」の略。「―を並べる」 0
撰定 センテイ ①よい詩歌や文章をえらび定めること。 ②書物を編纂(ヘンサン)すること。 0
雨 あめ [1] ①上昇した水蒸気が空中で冷却され、水滴となって地上に降ってくるもの。 ②①の降る天候。雨天。「天気予報は―だ」 ③絶え間なく落ちてくるもの。「弾丸の―」「涙の―」 0
糠蚊 ぬかか [2] ヌカカ科の昆虫の総称。水辺にすむ。体長は約二(ミリメートル)で、黄褐色。刺されるとかゆい。夏 0
連隊 レンタイ [0] 陸軍の部隊編成単位。通常は、二個ないし三個大隊で組織する。「―長」表記「聯隊」とも書く。 0
声帯 セイタイ [0] のどの中央にある発声器官。弾力性のある左右のひだを振動させて発声する。「―を痛めたので声が出ない」 0
詩伯 シハク すぐれた詩人。特に漢詩の大家。 詩宗(シソウ)・詩豪 0
別条 ベツジョウ [0] ふつうとちがった事柄。ほかとは異なった事柄。「―なく暮らす」参考「別状」と書けば、ふつうとちがった状態や様子の意になる。 0
柩 ひつぎ [0] 死体を納めて葬る箱。棺桶(カンおけ)。おかん。表記「棺」とも書く。 0
流動 リュウドウ [0] ①流れ動くこと。 ②移り変わること。「人口の―」 0
用心 ヨウジン [1] 悪いことが起こらないように、前もって気をつけること。注意して警戒すること。「火の―」「台風に備えて―する」表記「要心」とも書く。 0
随宜所説 ズイギショセツ 相手の性格や境遇、あるいは心の状態にしたがって説かれた教え。 随宜説法・随類応同 0
粉黛 フンタイ ①おしろいとまゆずみ。また、化粧。「―を施す」 ②化粧をした美人。 0
佩く は-く [0] 「佩(お)びる」に同じ。「長い太刀を―いて決闘に臨む」 0
隻語 セキゴ [1] わずかな言葉。短いひとこと。 隻句・隻言 0
全人 まとうど [0] ①正直な人。素直な律儀者。 ②愚直なさま。ばかなさま。とんま。 由来「全(まった)き人(完全な人)」の意から。 参考「ゼンジン」と読めば別の意になる。 1
晋山 シンザン [0],[1] 僧がはじめて寺の住職になること。「―式」 0
家僕 カボク [0],[1] 雑用をしてもらうために雇う人。下男。しもべ。従僕・下僕 0
觥 つのさかずき スイギュウに似た一角獣の、牛(ジギュウ)の角で作った大きなさかずき。 0
茶瓶 チャビン [0] ①茶を煎(セン)じる釜(かま)や土瓶。 ②「茶瓶頭(あたま)」の略。はげあたま。 0
辞儀・辞宜 ジギ ①「お―」の形で、頭を下げ、腰をかがめてする礼。挨拶(アイサツ)。会釈(エシャク)。「お―をして受け取る」 ②遠慮。辞退。「―には及ばない」 0
縮緬雑魚 ちりめんじゃこ [5] カタクチイワシなどの稚魚を煮て干した食品。しらすぼし。 春 参考「ちりめんざこ」とも読む。 1
本命星 ホンミョウショウ 生まれた年の九星のうち、その人の生まれた年に当たる星。 0
徒爾 トジ [1] 無駄なさま。無益なさま。「―に終わる」 0
諸法無我 ショホウムガ あらゆる存在も不変の本質を有しないという仏教の思想。宇宙間に存在するすべての事物や現象には永遠不滅の本性である我はないということ。 0
諒闇・諒陰 リョウアン 天子が父母の喪に服するときの部屋。また、その期間。表記「亮闇・亮陰」とも書く。 0
扁額 ヘンガク [0] 室内や門戸にかける横に長い額。「―を掲げる」 0
不毛 フモウ [0] ①気候が厳しかったり、土地が肥えていなかったりするため、作物や草木が育たないこと。「―地帯」 ②よい結果がおさめられないこと。何も発展しないことのたとえ。「―な議論が続く」 0
所管 ショカン [0] 仕事などを管理・管轄すること。また、その範囲。「―する官庁」 所轄 0
物騒 ブッソウ [3] ①悪いことが起こりそうで、世間が穏やかでないさま。「―きわまる世の中だ」 ②乱暴をはたらきそうで、危ないさま。「刃物など持って―だ」 0
笑覧 ショウラン [0] 自分のものを人に見てもらうときに謙遜(ケンソン)していう語。「拙作をご―ください」 参考「つまらないものだと笑って見てください」の意。 0
窮極 キュウキョク [0] 物事をつきつめて、最後に行き着くところ。結局のところ。終極表記「究極」とも書く。 0
恩沢 オンタク [0] 恵み。「―を施す」恩恵参考「沢」はうるおいの意。 0
渣滓 サシ 液体の底に沈んでいるかす。沈殿物。おり。 0
る もじ-る ①風刺などのため、他の形や表現・調子をまねて表現する。「百人一首を―った狂歌」 ②ねじる。よじる。 0
友好 ユウコウ [0] 友だちとして親しく交わること。「両国の間で―条約を結ぶ」「―的な態度をとる」友誼(ユウギ)敵対 0
匙笥 かいげ 風呂(フロ)場などで湯や水を汲(く)む小さいおけ。また、特に片手のもの。 表記「搔笥」とも書く。 1
斑点 ハンテン [3],[0] ぽつぽつとまばらに散らばる点。ふ。「皮膚に赤い―ができる」 0
気随気儘 キズイキまま [0] 思いのままに振る舞うこと。また、そのさま。「―な生活」 0
党規 トウキ [1] 党の規則・規約。党の内規。党則。「―違反で除名される」 0
書林 ショリン [0] ①書物のたくさんある所。 ②書店。本屋。 書肆(ショシ) 0
欠本 ケッポン [0] 全集などで巻が抜けていること。また、その欠けた本。端本・零本完本表記「闕本」とも書く。 0
俎上 ソジョウ [0] まないたの上。「―に載せる(対象として取り上げる)」 0
普く あまね-く [3] 全体に行き渡っているさま。ひろく。「世界に―知られている」
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漢字の豆知識 知ってる?「表外読み」 ~読めない常用漢字に注意!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
胸叩き むねたたき 年の暮れに、胸を手でたたきながら米・銭を乞(こ)う物乞いのこと。参考「せきぞろ、そうろう」と言って歩くことから「節季候(セキぞろ)」ともいう。 0
眼識 ガンシキ [0] 物事の価値を見きわめる能力。識見。めきき。「絵画を鑑定する―がある」「―のある経営者」 0
糟汁 かすじる [3],[0] 酒かすを加え、魚や野菜などを具にしたこくのある味噌(ミソ)汁。 冬 表記「粕汁」とも書く。 0
流線形・流線型 リュウセンケイ 空気や水などの抵抗を少なくするような曲線で作られたかたち。流体の中を運動するときに、流体から受ける抵抗が小さい物体のかたち。 0
此の こ-の [0] ①自分に近い事物・場所・人。「―先行き止まり」 ②今話題としている事柄に関係すること。「―ことは知っていた」 ③現在に近い時間。最近。「旅行は―金曜日からだ」 0
懶い ものぐさ-い [4] ①物事をするのが、なんとなく気が進まない。わずらわしく、おっくうである。「寒くて何をするのも―い」 ②体がだるく、気分がすぐれない。 0
千五百秋 ちいほあき 限りない年月。 参考「千五百」は「ちいお」とも読み、非常に多い数のこと。 1
虚 キョ [1] ①実がないこと。から。 ②油断。すき。「相手の―に乗じる」 ③邪念・私欲のないこと。 ④事実でないこと。うそ。 0
勿怪の幸い モッケのさいわい 思いがけずに訪れた幸運。「―と、その仕事を請けた」 0
慧眼 エゲン [0] 五眼の一つで、仏の知恵の目。この世の真理を見抜く心の目。参考「ケイガン」と読めば別の意になる。 0
射干 シャガ アヤメ科の多年草。林下に自生。葉は剣形。晩春、淡紫色で黄色い斑点(ハンテン)のある花をつける。 夏 表記「著莪・胡蝶花」とも書く。 由来同じアヤメ科のヒオウギの漢名「射干(シャカン)」が転じたもの。 0
郡 こおり [1] 郡(グン)の古称。国(現在の県)を小分けしたもの。郷・村などを含む。 0
輿論 ヨロン [1] 世間一般の意見。大多数の人の見解。公論。「―にしたがう」「―に訴える」参考現在はふつう「世論」と書き、「セロン」とも読む。 0
妾腹 ショウフク [0] めかけから生まれること。また、その子。 妾出 参考「めかけばら」とも読む。 0
好一対 コウイッツイ [1] よく調和し、似合っている組み合わせ。「―のカップル」 0
流説 ルセツ [0] ①世間に広まった説。 ②世間に広まった根拠のないうわさ。流言(リュウゲン)・(ルゲン)参考②「リュウセツ」とも読む。 0
蓮荷 レンカ ハスの別称。参考「蓮」も「荷」もハスの意。 0
太政官 ダイジョウカン [2] ①律令(リツリョウ)制で国政を総括した最高機関。 ②一八六八(慶応四)年に設置された明治政府の最高官庁。一八八五(明治一八)年に廃止された。参考①と②を区別して、②は慣習的に「ダジョウカン」とも読む。 0
金属 キンゾク [1] 光沢をもち、電気や熱をよく伝え、展性(たたくとのびる性質)や延性(ひっぱるとのびる性質)に富む物質の総称。金・銀・銅・鉄など。 0
俗字 ゾクジ [0] 世間で用いられている、正式の漢字(正字)ではない字。「卒」「恥」に対して、「卆」「耻」など。 正字 0
反古・反故 ほご ①書きそこなったりしていらなくなった紙。 ②役に立たないもの。無駄なもの。 ③取り消し。破棄。「約束を―にする(無効にする)」参考①「ほうご・ほうぐ・ほぐ」とも読む。 1
罕に まれ-に めったにないさま。ごく珍しいさま。「子は―利を言う」 0
草枕 くさまくら [3] 旅寝(たびね)。また、旅行。 由来昔、旅で草を束ねて枕にしたことから。 0
鈍る にぶ-る [2] ①にぶくなる。鋭さがなくなる。「切れ味が―る」「感覚が―る」 ②力や勢い・はたらきなどが弱まる。「往年の腕が―る」 0
痴 おこ [1] ばかげていること。愚かなこと。また、その人。「―の沙汰(サタ)」表記「烏滸・尾籠」とも書く。 0
悪し様 あしざま [0] わるいよう。わるいふう。また、実際よりもわるく言ったり解釈したりするさま。「人を―に言う」 0
苦界 クガイ [0],[1] ①苦しみの絶えないこの世。人間界。現世。苦海。 ②遊女の境遇。「―に身を落とす」 0
火災 カサイ [0] 火事。また、火事による災害。火難「―予防月間」 0
月毛 つきげ [0] ウマの毛色の一つ。赤みをおびた葦毛(あしげ)のウマ。表記「鴾毛」とも書く。 0
文致 ブンチ 文章の趣。書きぶり。 0
千思万考 センシバンコウ [1] あれこれと思い巡らし、いろいろと考えること。 千思万想・千方百計 0
徳義 トクギ [1] 道徳上守らねばならないこと。「―心」 0
解す ほぐ-す [2] ①かたまりや結んだものをばらばらにする。とく。「焼き魚の身を―す」 ②固くなったものを柔らかくする。「気分を―す」「肩凝りを―す」 0
熊谷草 くまがいそう ラン科の多年草。林などに自生。葉は扇形。春、唇弁が袋状にふくらんだ淡紅色の花をつける。ホテイソウ。春由来花の形を鎌倉時代の武将、熊谷直実(くまがいなおざね)が背負った母衣(ほろ)に見立てたことから。 1
倉 くら [2] ①穀物を入れておく建物。 ②物を安全に保存しておく建物。 表記②「蔵」とも書く。 参考本来「倉」は穀物や青草をしまい、「蔵」は物をしまっておく建物を指した。 0
憫笑 ビンショウ [0] あわれだとさげすんで笑うこと。また、その笑い。「―を買う」表記「愍笑」とも書く。 0
濡れ手で粟 ぬれてであわ なんの苦労もなく多くの利益を得ること。ぬれた手で粟をつかむと、つかんだ粟以外にも粟つぶがくっついてくることから。「商才に長(た)け、―の荒稼ぎをした」 参考「濡れ手に粟」ともいう。 0
吶吶 トツトツ 口ごもりながら話すさま。「―と語る」表記「訥訥」とも書く。 0
得意満面 トクイマンメン [0],[2] 思いどおりに事が運び、誇らしい表情が顔全体に浮かぶさま。 0
味わう あじ-わう [3],[0] ①飲食物を口に入れ、舌で味をみる。味を楽しむ。「土地の名産をゆっくり―う」 ②よさを十分に理解する。鑑賞する。「音楽を―う」 ③経験して感じとる。体験する。「幸せを―う」 0
妄言 モウゲン [0] ①でまかせの言葉。でたらめな言葉。また、いつわりの言葉。うそ。「―をはく」 ②自分の言った言葉を謙遜(ケンソン)する語。参考「ボウゲン」とも読む。 0
意う おも-う あれとこれと自分の心中でおもいをめぐらす。おしはかる。憶測する。 0
半可通 ハンカツウ [3],[0] よく知りもしないのに、通をきどって知ったかぶりをすること。また、その人。 0
紅一点 コウイッテン [1] 大勢の男性の中に一人だけ女性がいること。また、その女性。 由来王安石の詩句「万緑叢中(バンリョクソウチュウ)紅一点(緑の草むらの中の一輪の紅色の花)」から。 0
梵鐘 ボンショウ [0] 寺院で用いるつりがね。おもに青銅でつくられている。 0
瀬戸際 せとぎわ [0] 物事の重大な分かれ目。成功か失敗か、安全か危険か、生きるか死ぬかなど、運命の分かれ目。せと。「生死の―に立つ」「勝つか負けるかの―」 0
悋嗇 リンショク [0],[1] 必要以上にものおしみすること。けち。「彼はひどい―家だ」表記「吝嗇」とも書く。 0
漸増 ゼンゾウ [0] しだいに増えること。少しずつ増やすこと。「福祉予算を―する」 逓増(テイゾウ) 漸減 0
横行闊歩 オウコウカッポ [5] 勝手気ままに歩き回ること。また、思うままに振る舞うさま。跳梁跋(チョウリョウバッコ) 0
恩恵 オンケイ [0] 与えられて幸福や利益となる恵み。情け。「自然の―を受ける」「―に浴する」 恩沢 0
飯櫃 めしびつ [0],[2] 飯を入れる蓋(ふた)のついた木製の器。おひつ。おはち。いびつ。 0
攫む つか-む [2] わしづかみにする。つかみとる。「一度で千金を―む」 0
農閑期 ノウカンキ [3] 一年のうち、季節的に農作業のひまな時期。農繁期 0
服薬 フクヤク [0] 「服用」に同じ。 0
滞納 タイノウ [0] 納めるべき金銭や物品を、期限を過ぎても納めないでいること。「税金を―する」 0
妙 たえ [1] 不思議なくらい美しく、すぐれているさま。「―なる笛の音が響く」 0
声無きに聴き形無きに視(み)る こえなきにききかたちなきにみる 子は親が声を出して言わないうちに、また、何かをしようとする前に、その気持ちを察して孝養をつくす心がけが大切だということ。転じて、注意がゆきとどくこと。〈『礼記(ライキ)』〉 0
大体 ダイタイ [(副)0],[(名)0],[3] ①おおよそ。あらまし。大部分。「準備は―整った」 ②もとはと言えば。そもそも。「―先に暴力をふるったほうが悪い」 0
気丈 キジョウ [0] 困難や悲惨な目にあっても、気持ちがしっかりしていること。気が強いこと。「―な祖母」「母親の葬儀で―に振る舞う」気丈夫・心丈夫 0
取材 シュザイ [0] 作品・記事などの材料を集めること。「事件を―する」 0
二年草 ニネンソウ [0] 「二年生草本」の略。植物が発芽して開花・結実し、枯れるまでの期間が二年にわたる植物。ダイコン・ニンジン・アブラナなど。越年草 0
揺する ゆ-する [0] ゆり動かす。ゆさぶる。「音楽にあわせて体を―る」 0
奠稲 くましね 神仏に供える、洗い清めた米。あらいよね。かしよね。おくま。 1
腹鼓 はらつづみ [3] ①腹を、つづみのようにたたくこと。「狸(たぬき)の―」 ②十分に食べて満足することのたとえ。参考「はらづつみ」とも読む。 0
出汁・出し だし ①かつお節や昆布などで煮出したうま味のある汁。また、それをとるためのかつお節や昆布など。だしじる。 ②自分の利益などのために利用する人やもの。「友人を―に使う」
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漢字の豆知識 料理にでてくる?「でじる」「はいじる」~食べるより読むほうが難しい料理の言葉 (公財)日本漢字能力検定協会 1
承平 ショウヘイ [0] 平和な世が長く続くこと。 0
錐 きり [1] 木材などに小さな穴をあける大工道具。多くは、先の鋭くとがった細い鉄の角棒に木の柄をつけたもの。 0
話柄 ワヘイ [0] 話す事柄や材料。話題。「―を転じる」「豊富な―」 0
伽羅の仏に箔を置く キャラのほとけにハクをおく よいものを、いっそうよくすることのたとえ。名木の伽羅で作った仏像を、さらに箔で飾り立てるという意から。「箔」は金・銀などの金属をたたいて薄くのばしたもの。 0
冕 ベンリュウ [1] 冕冠(ベンカン)の上の冕板に垂らす、珠玉を通した糸縄(シジョウ)。参考支配者の目が利きすぎると、臣下の欠点が気にかかり寛大さを失うので、適度に目をおおうためという。 0
網膜 モウマク [0],[1] 眼球の最も内部の膜。視細胞が多数あり、視神経が分布している部分。 0
半襟 ハンえり [0] 襦袢(ジュバン)の襟の上に重ねてかける汚れ防止や飾り用の襟布。 0
悪党 アクトウ [3] 悪人。わるもの。また、その集団。「―をこらしめる」 0
言い止す いいさ-す [3] 言いかけて話を途中でやめる。 0
華道 カドウ [1] 草木の花や枝を整えて花器に生け、美を表現する技術・作法。いけばな。表記「花道」とも書く。 0
姥貝 うばがい [2] バカガイ科の二枚貝。鹿島灘(かしまなだ)以北に分布し、浅い海の砂底にすむ。殻は卵形で、長さは約一〇(センチメートル)。肉は美味。ホッキガイ。表記「雨波貝」とも書く。 0
倒行逆施 トウコウギャクシ 正しい道理に逆らって物事を行うこと。また、通常とは逆のやり方をすること。〈『史記』〉参考「逆施倒行」ともいう。 0
分化 ブンカ [1],[0] ①等質のものから異質な部分がわかれること。「学問の―」 ②生物の発生の過程で、組織や器官が特殊に発達して形態・機能を変えていく現象。 0
細波 さざなみ [0] ①水面に細かく立つ波。連なって立つ小さい波。 ②小さな心の動揺のたとえ。 表記「小波・漣」とも書く。 0
固まる かた-まる [0] ①かたい状態になる。「紙粘土が―る」「雨降って地(ジ)―る」 ②寄り集まる。「仲間同士が―る」 ③しっかりした状態になる。「企画が―る」 0
凹版 オウハン [0] インクがついて印刷される部分がへこんでいる印刷版。グラビア版。凸版参考地図や紙幣・証券類の印刷に用いる。 0
渡線橋 トセンキョウ 鉄道線路の上を横切って架けた橋。跨線橋(コセンキョウ)。 0
例解 レイカイ [0] 例をあげて解釈や説明をすること。また、その解釈や説明。「英文法―」 0
牽牛花 あさがお ヒルガオ科のつる性一年草。 由来「牽牛花」は漢名より。大切な牛を牽(ひ)いて行き薬草のアサガオと交換したという故事から。 朝顔(あさがお) 1
覚道 カクドウ 仏法の真理をさとる道。さとりへの道。悟道 0
波浪 ハロウ [0] なみ。大波小波。「―が洗う岩場」「―注意報が発令された」参考「浪」は大波の意。 0
上上 ジョウジョウ [0],[3] このうえもなくよいこと。また、そのさま。「首尾は―」 0
点描 テンビョウ [0] ①点の集まりだけで線を使わずに描く絵画の技法。「―画」 ②人物や事物の特徴的部分を取り出して描写すること。「人物を―したエッセイ」 0
粗肴 ソコウ そまつな酒のさかな。客などに料理をすすめるときにへりくだっていう語。「―ではございますが」 0
手底 たなそこ 手のひら。たなごころ。 0
猾い わるがしこ-い 悪い面に知恵が働くようす。ずるい。「あの子供は―いところがある」表記「悪賢い」とも書く。 0
失速 シッソク [0] ①飛行機が、飛行に必要な速度や浮力を失うこと。 ②勢いが急に衰えること。「景気が―する」 0
雑居 ザッキョ [0] ①さまざまな人が一か所に入りまじって居住すること。「―ビル」 ②複数の民族が一か所にまじって住むこと。 0
機甲 キコウ [0] 近代兵器や機械化された装備で武装すること。兵器の機械化と車両の装甲。「―部隊」 0
螟虫 メイチュウ [0] 「螟虫(ずいむし)」に同じ。 0
一視同仁 イッシドウジン [1] すべての人を差別せず平等に愛すること。〈韓愈(カンユ)の文〉参考「同仁一視」ともいう。一視の仁・兼愛無私 0
陳弁 チンベン [0] 弁解すること。申し開きすること。いいわけ。「百方―する」弁明 0
認否 ニンピ [1] 認めることと、認めないこと。認めるか、認めないか。「罪状の―を問う」 0
行灯 アンドン [0] 木や竹などで組んだ枠に紙をはり、中に油皿を置いて火をともす照明器具。参考「アンドウ」とも読む。 0
擁護 ヨウゴ [1] 大切にかばいまもること。「人権―の立場から主張する」 0
玉砕・玉摧 ギョクサイ 名誉や忠義などを守っていさぎよく死ぬこと。玉のごとく砕け散る意から。〈『北斉書』〉散華(サンゲ)瓦全(ガゼン) 0
烏喙 ウカイ ①カラスのくちばし。 ②①に似た突き出た口つき。欲深い人相のたとえ。 0
守秘 シュヒ 秘密を守ること。「医師には―義務がある」 0
和戦 ワセン [1] ①戦争をやめて、仲直りすること。 ②平和と戦争。 0
嵩高 かさだか [0] ①容積や分量などの大きいこと。かさばるさま。 ②相手を見下し、威圧するような態度をとるさま。「―な物言い」 0
棒手振り ボてふり [0] 天秤(テンビン)棒で魚や野菜などをかついで、声を出しながら売り歩くこと。また、その人。振り売り・棒手担ぎ参考「ボウてふり」とも読む。 0
雇員 コイン [0],[1] 官庁などで職員の仕事を補佐するために臨時に雇われた人。「―として採用する」 0
嗟く なげ-く 感嘆する。また、ためいきをついて悲しむ。 0
異路同帰 イロドウキ 方法や手段がちがっていても、同じ結果になるたとえ。道筋はそれぞれ異なっていても、行き着く先は同じである意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉殊塗同帰(シュトドウキ) 0
使っている鍬(くわ)は光る つかっているくわはひかる たえず努力している者は、まわりの者と違って自然と輝いて見えることのたとえ。 0
添い寝 そいね [0] 寝ている人のそばに寄り添って、寝ること。そいぶし。「母親が赤ん坊に―する」 0
山火口 やまぼくち キク科の多年草。山地に自生。葉の裏に綿毛が密生する。秋、アザミに似た紫色の頭花をつける。 由来葉の綿毛を火口(ほくち)に用いたことから。 0
贓物 ゾウブツ 窃盗・詐欺などで不法に侵害して手に入れた他人の財物。盗品など。「―罪」 贓品 参考「ゾウモツ」とも読む。 0
失点 シッテン [0] ①ゲームや競技などで相手にとられた点数。 得点 ②落ち度。失敗。「―続きで気がめいる」 0
罰金 バッキン [0] ①刑罰の一種で、罪人から取り立てる金銭。 ②こらしめのために罰として出させる金銭。 0
偕楽 カイラク [0] ともに楽しむこと。多くの人と一緒に楽しむこと。 0
聞道・聞説 きくならく 聞いたことには。聞くところによると。 1
神渡し かみわたし 陰暦一〇月に吹く西風。 由来出雲(いずも)大社に集まる神々を送る風の意から。 冬 0
頌歌 ショウカ [1] 神の栄光や仏の徳、人の功績などをほめたたえる歌。 0
哀話 アイワ [0],[1] かなしくあわれな物語。かわいそうな話。 0
尿 しと [0] 「尿(いばり)」に同じ。「蚤(のみ)蝨(しらみ)馬の―する枕(まくら)もと」〈松尾芭蕉(まつおばしょう)の句〉 0
水攻め みずぜめ [0] ①敵の給水路を断ち切って、苦しめること。 ②堰(せき)を設けて河川をせき止め、敵の城へ流して水びたしにすること。 0
内情 ナイジョウ [0] 内輪のようす。内部の事情。内実。「―に詳しい者の犯行」外情 0
麗質 レイシツ [0] 生まれつき容姿や性質が美しいこと。「天の成せる―」 0
四季施 シキセ [0] ①主人が使用人に、その季節に応じた衣服を与えること。また、その衣服。盆と暮れの二度が普通。お仕着せ。 ②江戸時代、幕府が諸役人に時服(ジフク)を与えること。「―代」 0
汗馬の労(ロウ) カンバのロウ 物事を成功させるために奔走する苦労。また、物を遠くに運ぶ労苦。もとは、ウマを駆けて戦場で奔走する労苦の意。〈『韓非子(カンピシ)』〉参考「汗馬の功」ともいう。 0
正史 セイシ [1] ①国家や政府が編纂(ヘンサン)した歴史。または、その書物。 野史・外史 ②中国の紀伝体による歴史書。 稗史(ハイシ) 0
底本 テイホン [0] 翻訳・校訂・校合(キョウゴウ)などの基礎になる本。参考「定本」と区別して「そこホン・そこボン」ともいう。 0
剪秋羅 せんのう ナデシコ科の多年草。 由来「剪秋羅」は漢名からの誤用。 仙翁(センノウ) 1
自己矛盾 ジコムジュン [3] 同一人物の考えや行動にくいちがいが生じて、つじつまが合わなくなること。 0
乃米 のうマイ 昔、官府に米を納入すること。年貢米。表記「納米」とも書く。 0
力量 リキリョウ [0] 物事をなし遂げる力の程度。能力の程度。腕前。「―が試される」 0
其の子を知らざれば其の友を視(み)よ そのこをしらざればそのともをみよ その人のことを知りたければ、その友人を見ると人柄がよくわかるということ。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
舳先・舳 へさき 船の前部。船首。「―を東に向ける」 参考「舳」は「とも」と読めば別の意になる。 1
寄宿 キシュク [0] ①他人の家に一時的に住むこと。寄寓(キグウ) ②学校・会社などの宿舎で生活すること。「―生活」「―舎」 0
統領 トウリョウ [0],[1] 集団をまとめておさめること。また、その人。かしら。首領 0
耕作 コウサク [0] 田畑をたがやして農作物を栽培すること。農作業。 0
映る うつ-る [2] ①光が反射して、鏡・水面・壁などの上に姿や形が現れる。「水面に月が―る」 ②色彩が調和している。似合う。「セーター姿にあのスカーフがよく―る」 ③スクリーンやテレビ画面に画像が現れる。
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漢字の豆知識 お皿に“うつして”、写真に“うつす”~似た漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
流眄 リュウベン 横目で見ること。ながし目。参考「リュウメン」とも読む。 0
襖絵 ふすまエ [0],[3] ふすまに描いた絵。「狩野(かのう)派の―」参考平安時代には障子絵(ショウジエ)といった。 0
不貞 フテイ [0] みさおを守らないこと。貞節でないこと。「―をはたらく」 0
一糸 イッシ [1] 一本のいと。ごくわずかなもののたとえ。「―乱れず整然と行進が続いた」「―まとわぬ赤裸」 0
雑種 ザッシュ [0] ①さまざまに入りまじった種類。 ②動植物において、異なる種族・品種の雌雄間に生まれたもの。 0
旧蹟 キュウセキ [0] 旧跡 0
俗縁 ゾクエン [0] ①俗人としてのつながり。世間の人と人とのかかわり合い。 ②僧や尼が出家する前の、親類や縁者。「―を絶つ」 0
腹積もり はらづもり [3] 心のなかにあるだいたいの予定や計画。腹案。心積もり。 0
峡 はざま [0],[1] 谷あい。谷間。「鋭い刃物で割ったような―でのキャンプ」 0
四大 シダイ [0] ①地・水・火・風。万物の根源と考えられている四つの元素。 ②人間の身体。 ①から成るといわれる。 0
訴状 ソジョウ [0] 民事訴訟などで、訴えの内容を記載して裁判所に提出する書類。 0
溜め池 ためいけ [0] 防火や灌漑(カンガイ)のための用水をためておく池。用水池。 0
世 よ [1],[0] ①人と人とが互いにかかわりあい、構成する生活の場。社会。世間。 ②時代。また、時勢。時代の風潮。 ③人の一生。 ④一王朝の支配する期間。 ⑤ 現在・過去・未来のそれぞれ。前世・現世・来世の三世(サンゼ)。 0
座す いま-す [1] いらっしゃる。おわす。「ある」「いる」の尊敬語。 0
霾る つちふ-る 黄砂(コウサ)が降る。春表記「土降る」とも書く。参考黄砂は、中国大陸の黄土地帯から吹きあげられた砂のこと。 0
一握り ひとにぎり [2],[3] 片手を握っただけの分量。転じて、ごくわずかの分量。「エリートはほんの―の人たちだけだ」 0
軽重 ケイチョウ [0] ①軽いことと重いこと。重さの度合。 ②つまらないことと大切なこと。価値などの度合。参考「ケイジュウ」とも読む。 0
世継・世嗣 よつぎ ①家督を相続すること。また、その人。あとつぎ。 ②天皇の位をつぐこと。 ③天皇の事績を語りつたえること。また、それを記した書物。『大鏡』など。 参考「世嗣」は「セイシ」とも読む。 0
冶る い-る 金属や鉱石を溶かして細工や加工をする。参考「鋳る」と書けば、金属を溶かして型に入れて器物をつくる意になる。 0
郢書燕説 エイショエンセツ こじつけて、もっともらしく言うこと。「郢」は楚(ソ)の国の都。「燕」は国名。故事昔中国で、郢の人が燕の大臣に手紙を書いたとき、暗いので灯火を持つ者に「燭(ショク)を挙げよ」と言ったのを、誤ってそのまま書いてしまった。手紙を受け取った燕の大臣はそれを見て、これは「賢人を登用せよ」という意味であるとこじつけ、その通り実行したところ国がよく治まったという故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
白木 しらき [0] ①塗料を塗っていない、木地のままの木材。「―のタンス」 ②トウダイグサ科の落葉小高木。初夏、黄色い花が穂状に咲く。材は白く、細工物用。種子の油は塗料・髪油用。 0
宛て字 あてジ [0] 単語を漢字で表すときに、漢字本来の意味とは無関係に、その音訓だけを借りて示すこと。また、その漢字。「素寒貧(スカンピン)」「美事(みごと)」など。表記「宛字・当て字」とも書く。 0
静養 セイヨウ [0] 健康の回復のために心身を静かに休めること。「温泉で―する」 0
食指が動く ショクシがうごく うまいものを食べることができる前兆。食欲が起こること。また、物事に興味を抱いて、それを求めたい気持ちになること。「新型車に―く」 故事中国、春秋時代、鄭(テイ)の公子宋(ソウ)が霊公に会いに行く途中、自分の人差し指がぴくぴく動くのを見て、ごちそうになる前ぶれだと言ったという故事から。〈『春秋左氏伝』〉 参考「食指を動かす」ともいう。
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・漢字の豆知識 食指は伸ばさず動かします ~慣用句どうしが混ざらないように~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
広大 コウダイ [0] 広く大きいさま。広々と開けたさま。「―な草原」狭小 「宏大」の書きかえ字。 0
連れる つ-れる [0] ①一緒に行く。伴う。「犬を―れて散歩をする」 ②変化に応じる。「年をとるに―れて体力が衰える」 0
鉤裂き かぎざき [0] 衣服などを引っかけてかぎ形に裂くこと。また、その裂け目。 0
人体 ニンテイ [1] 人のようす。風体。人品。「怪しげな―」 参考「ジンタイ」と読めば、人間の体の意。 0
方途 ホウト [1] 目指すべき方向。なすべき方法。進むべき道。「将来の―を定める」方針 0
標示 ヒョウジ [0],[1] 交通道路で、目じるしをつけてかかげ、示すこと。「道路―」標識参考「表示」と書けば、外部に表し示す意。 0
小器用 こキヨウ ちょっと器用でなんでもこなすこと。また、先を読んで、うまく仕事などをこなすこと。「―に立ち回る人」 参考「こギヨウ」とも読む。 0
陽画 ヨウガ [0] 陰画をとおして感光紙に焼き付けた写真。被写体と明暗や色彩などがそのまま現れる。ポジティブ。ポジ。陰画 0
向かう む-かう [0] ①面する。対する。「客に―い座る」 ②その方向に進む。おもむく。「病状は快方に―う」 ③傾く。近づく。「気持ちがこちらに―う」表記①②「嚮かう」とも書く。 0
妥当 ダトウ [0] 判断や処理のしかたに無理がなく、実情によくあてはまっていること。「―な結論だった」適切 0
篠垂 しのだれ 武具の装飾の一つ。かぶとの正面や前後左右にある細長い金属製のかざり。しなだり。しなだれ。 表記「鎬垂」とも書く。 0
深 シンスイ [0] ①山や谷、また建物などが奥深くて静かなさま。 ②考えや知識などが深いさま。「―な学問の道」 参考「」は奥深い・深遠な意。 0
白髪 しらが [0] 白くなった毛髪。「―まじりの頭」参考「ハクハツ」とも読む。 1
弁済 ベンサイ [0] 債務を履行して、債権を消滅させること。借りた物を返すこと。「債務の―が終わる」 0
荒鮎 さびあゆ 秋、産卵のために川を下るアユ。落鮎(おちあゆ)。秋表記「錆鮎・宿鮎」とも書く。 1
羞じる は-じる [2] はずかしくて肩身の狭い思いをする。はじらう。 0
闊葉樹 カツヨウジュ [3] 広葉樹の旧称。広く平たい葉をつける樹木。針葉樹 0
撓垂れる しなだ-れる [0],[4] ①人にこびたり甘えたりして寄りかかる。しなだれかかる。「甘えん坊が母親に―れる」 ②枝などがしなって垂れ下がる。 0
簡牘 カントク ①文書。書類。 ②書簡。手紙。簡札表記「竿牘」とも書く。参考「簡」は文字を記す竹のふだ、「牘」は木のふだの意。「カンドク」とも読む。 0
五味 ゴミ [1] 辛(からい)・甘(あまい)・鹹(カン)(しおからい)・酸(すっぱい)・苦(にがい)の五種類の味。 0
履物 はきもの [0] 足の保護などのため、足をおおって歩くものの総称。げた・ぞうり・くつなど。「―をそろえて出す」 0
山茱萸 サンシュユ [0],[3] ミズキ科の落葉小高木。朝鮮半島・中国原産。薬用・庭木用に栽培。早春、葉よりも先に黄色の小花を多数つけ、秋に楕円(ダエン)形の赤い実を結ぶ。実は漢方で強壮剤とする。ハルコガネバナ。アカサンゴ。 春 0
失業 シツギョウ [0] 職を失うこと。失職。また、働く能力と意思があるのに職が得られないでいること。「この不景気で―率が高い」 離職 就業・就職 0
考課 コウカ [1] ①仕事ぶりや成績をしらべて評価すること。「人事―」 ②律令(リツリョウ)制で、官吏の勤務評定。 0
繡を衣て夜行く シュウをきてよるゆく 功名をあげたり立身出世したりしても、故郷に錦(にしき)を飾らなければだれも知る者がないたとえ。暗い夜に華やかな刺繡をした服を着て歩く意。 由来中国、秦(シン)末、楚(ソ)の項羽が秦の都を攻略したときに言った言葉。〈『史記』〉 参考「繡」は「錦(にしき)」ともいう。 0
導師 ドウシ [1] ①仏道に導く師。仏・菩薩(ボサツ)など。 ②法会・葬儀のとき、中心になって儀式を執り行う僧。 0
二合半 こなから 半分の半分。四分の一。また、特に一升の四分の一、二合五勺(シャク)をいう。「―徳利に酒を入れる」表記「小半」とも書く。 1
剛毅果断 ゴウキカダン 意志がつよく決断力があること。「果断」は思い切りがよく、決断力のあること。参考「剛毅果敢」ともいう。 優柔不断 0
格安 カクやす [0] 品質のわりに価格が安いこと。価格が特に安いこと。「―物件」 0
原生林 ゲンセイリン [3] 大昔から人の手の加わっていない、自然のままの森林。原始林・処女林 0
詳しい くわ-しい [3] ①非常に細かいところまで明らかなさま。「―い地図」「―い事情はわからない」 ②細かいところまで精通しているさま。「この辺りの地理に―い」 0
一連 ひとつら [0] ①一続きに並ぶもの。ひとつらなり。 ②程度が同じさま。同列。 ③ひたむきなこと。一途(イチズ)。 0
朶頤 ダイ ①あごを下げ動かして、物を食べようとするさま。 ②物欲しげなさま。 0
雀海に入(い)って蛤(はまぐり)となる すずめうみにいってはまぐりとなる 物事が変化しやすいことのたとえ。 由来スズメが晩秋に海辺で騒ぐことから、スズメはハマグリになるという古代中国の俗信に基づく。〈『国語』〉 0
落盤 ラクバン [0] 鉱山などの坑内で、天井や側面の岩盤が崩れ落ちてくること。「―事故に遭う」 「落磐」の書きかえ字。 0
権妻 ゴンサイ [0] 正妻以外の妻。めかけ。「伊藤(いとう)公の―」参考「権」はかりそめの意。明治初期の流行語。 0
耳目 ジモク [1] ①耳と目。 ②聞くことと見ること。見聞。視聴。「―を広める」 ③人々の注意や関心。「―を集める」 注目 0
苟も いやしく-も [3],[2] ①かりにも。かりそめにも。「―手を抜こうなどと思うな」 ②いいかげんに。おろそかに。「…しない」「…せず」の形で使う。「一点一画―せず」 0
超弩級 チョウドキュウ [0] 大きさや強さが、同類の物よりずば抜けていること。「―の国際企業」「―のホームラン」由来イギリスの戦艦ドレッドノート型よりすぐれた戦艦を指す「超弩級艦」から出た語。「弩」はドレッドノートの頭文字「ド」の当て字。 0
蔽遮 ヘイシャ おおいをして、さえぎること。くい止めること。また、くい止めるもの。「放射線を―する」遮蔽 0
穏健 オンケン [0] 言動などが極端にならず、おだやかで健全なようす。「―な思想」「―派が支持を集める」 過激 0
葱坊主 ねぎボウズ [3] ネギの花。 春 由来小花が球状に集まって咲くさまを坊主頭に見立てたことから。 0
租借 ソシャク [0] 他国の領土の一部を、一定期間借りて治めること。「―地」 0
沈香 ジンコウ [1] ①ジンチョウゲ科の常緑高木。熱帯アジアに自生。香木として珍重される。②①の材を土中で腐敗させてとる香料。良質のものを伽羅(キャラ)という。沈。沈水香。表記 ①「樒」とも書く。参考「チンコウ」とも読む。 0
莎草・莎 はますげ カヤツリグサ科の多年草。 夏 由来「莎草」は漢名から。 浜菅(はますげ) 1
風炉 フウロ [2],[1] ①茶の湯で、釜(かま)を掛けて湯をわかす土製・鉄製の炉。 ②自然通風を利用する金属溶解用の小さいるつぼ。参考①「フロ」とも読む。 0
良弓は張り難し リョウキュウははりがたし すぐれた人材はあつかいが難しいが、うまく使いこなせば大きな成果を得られるということ。良い弓は弦を張るのが難しいが、いったん張ってしまえば、すばらしいはたらきをする意から。〈『墨子』〉 0
被堅執鋭 ヒケンシツエイ 堅固なよろいを身に着け、鋭利な武器を持って戦うこと。完全武装すること。〈『戦国策』〉 0
宋音 ソウオン [1] 漢字音の一つ。中国、宋代より元代初めの音を、禅僧らが日本に伝えたもの。「行」を「アン」、「請」を「シン」と読むなど。唐音・唐宋音ともいう。 0
伏在 フクザイ [0] 内にひそみかくれて存在すること。「内心に―する悔恨」潜在 0
多言は数窮す タゲンはしばしばキュウす 口数が多すぎると、無用なことやまちがったことを言って、窮地におちいることが多いものだということ。〈『老子』〉 0
匈奴 キョウド [1] 中国、古代の遊牧騎馬民族。紀元前三世紀から紀元後五世紀にかけてモンゴル高原一帯に活躍して、たびたび中国をおびやかした。 0
皐月 さつき [0] ①陰暦五月の異名。夏 ②ツツジ科の常緑低木。暖地の川岸の岩などに自生。初夏、ラッパ形で紅紫色の花をつける。サツキツツジ。夏表記「五月」とも書く。 1
摑む つか-む ①手で物をしっかりにぎって持つ。「腕を―む」 ②手に入れる。「大金を―む」「チャンスを―む」 0
横溢 オウイツ [0] ①水などが満ちあふれること。 ②満ちあふれるほど盛んなこと。「元気―」表記「汪溢」とも書く。 0
既存 キソン [0] すでに存在していること。「―の設備を利用する」「―のデータ」参考「キゾン」ともいう。 0
強力犯 ゴウリキハン [4] 暴行・脅迫を手段とする犯罪。殺人・強盗など。実力犯知能犯 0
交配 コウハイ [0] ちがう性質や形態をもつ生物間で、人工的に受粉・受精を行うこと。かけ合わせ。品種改良などに用いる。「バラの花は―種が多い」交雑 0
多分 タブン [(名;形動)0],[(副)1] ①数量や程度が多いこと。たくさん。「―の寄付」 ②おそらく。「―間に合うだろう」 ③たくさんの例。「ご―にもれず」 0
一風 イップウ [0],[3] 独自のもち味。ほかのものとちがった趣。「―変わった人」 0
含哺鼓腹 ガンポコフク 人々が豊かで平和な世を楽しむこと。「含哺」は食物を口にふくむ、「鼓腹」は食に飽きて腹つづみを打つ意。〈『十八史略』〉鼓腹撃壌 0
纏 まとい ①昔、戦陣で大将のそばに立てた目印。さおの先に、さまざまな飾りをつけたもの。②江戸時代以後、火事場で使った火消しの組の目印。 0
綾織り あやおり [0] ①斜めの筋を織り出した布。また、糸を斜めに交わらせて筋の模様を表す織り方。あや。 ②綾を織る人。 0
惨敗 ザンパイ [0] さんざんに負けること。みじめな結果に終わること。「―を喫する」 完敗 圧勝・快勝 参考「サンパイ」とも読む。 0
蟹 かに [0] 十脚目の短尾亜目に属する甲殻類の総称。硬い甲羅をもち横幅が広い。五対のあしの一対ははさみ状であとは歩脚。多くは横に歩き、海底・海浜・清流などにすむ。種類が多く、食用になるものも多い。夏参考タラバガニ・ヤシガニなどはヤドカリの仲間。 0
宣下 センゲ [1] 昔、天皇が臣下に対して言葉を述べること。また、宣旨(センジ)(天皇の言葉を書いた文書)がくだること。 0
被疑者 ヒギシャ [2] 犯罪の疑いを受けて捜査の対象とされているが、まだ起訴されていない人。容疑者。 0
専一 センイツ [0] ①心を一つのことに集中すること。「研究―に過ごす」 専心 ②それを第一とすること。「ご自愛―に」「養生―」 参考「センイチ」とも読む。 0
嗾ける けしか-ける [4],[0] ①人をそそのかしたりあおったりして、自分に都合のよいように行動させる。 ②動物が相手に向かって攻撃するように仕向ける。「犬を―ける」 0
啓示 ケイジ [0] さとし、しめすこと。特に、人間の力ではわからないことを神が教えしめすこと。黙示。「天の―を受けたと信じている」 0
組成 ソセイ [0] いくつかの成分や要素で組み立てること。また、そのもの。「空気の―を調べる」 構成・構造 0
作物 サクモツ [2] 田畑に作る植物の総称。農作物など。 参考「サクブツ」と読めば、多く芸術作品などの意になる。 0
飼料 シリョウ [1] 家畜の食料。えさ。「牛の―は春まである」 0
謗り そしり [3] 悪口を言うこと。非難すること。また、その言葉。「人の―を受ける」「軽率の―を免れない」 0
超脱 チョウダツ [0] 俗世間をこえて、一段高い境地に抜け出ること。「俗世を―する」脱俗・超俗 0
叡断 エイダン 天子・天皇の決断。「―を仰ぐ」「―が下る」 0
品性 ヒンセイ [1] 人の品格や性質。人柄。特に、道徳的価値からみた人柄をいう語。「―を疑う」「―下劣なやつだ」人格・人品(ジンピン) 0
尊父 ソンプ [1] 相手の父を敬っていう語。多く、手紙などに用いる。 0
蓮府 レンプ 大臣の屋敷。また、大臣。故事 中国、晋(シン)の大臣王倹が、家の池にハスを植えて愛したという故事から。〈『南史』〉 0
濫用 ランヨウ [0] 本来の用途以外のことに使うこと。また、考えもなくむやみに使うこと。「職権―」表記「乱用」とも書く。 0
殷殷 インイン [0] 鐘・雷・鉄砲などの音がとどろくさま。「―たる砲声」 0
持する ジ-する [2] ①ある状態を維持する。たもつ。「首席を―する」 ②まもる。「自説を―する」 0
柄杓 ひしゃく [0] 湯や水などをくみ取る道具。木・竹・金属などでつくった、わん形の容器に柄(え)のついたもの。 1
軋轢 アツレキ [0] 関係が悪くなること。仲がこじれること。不和。「名コンビの二人に―が生じた」 0
黄金分割 オウゴンブンカツ [5] 一つの線分を、一対一・六一八の比に分けること。長方形の縦と横の長さがこの比になると、最も調和がとれて美しいという。外中比 0
手酌 てジャク [0] 自分で酌をして酒を飲むこと。「―でやろう」 独酌 0
印税 インゼイ [0] 発行物の定価・部数などに応じて、発行者が著者や作曲者などに一定の割合で払う報酬金。 0
勃然 ボツゼン [0] ①急に起こり立つようす。「―と鬨(とき)の声が上がる」「―と席を立つ」 ②顔色を変えて怒るようす。むっとするさま。「―と色をなす」勃如 0
煙塵 エンジン [0] ①煙とちり。特に、煙突から出る煙に含まれているちりやすす。 ②兵馬が往来するために起こる砂煙。転じて、戦乱。 0
身頃 みごろ [1],[0] 衣服の袖(そで)と襟を除く、胴体をくるむ部分。「前―と後ろ―」 0
水杯・水盃 みずさかずき 再び会えそうにない別れの時などに、酒のかわりに水をさかずきに入れあって飲むこと。「―を交わす」 0
温床 オンショウ [0] ①生長を早めるため、人工的に温度を高めた苗床(なえどこ)。冷床 ②よくない物事や風潮が発生しやすい環境。「悪の―」 0
分譲 ブンジョウ [0] 広い土地や大きい建物などを、いくつかにわけて売り渡すこと。「―マンションが売り出された」 0
虚虚実実 キョキョジツジツ [1],[0] 互いに策略を尽くして必死に戦うこと。また、うそやまことを織りまぜて互いに腹を読み合うこと。「虚」「実」を重ねて強調した語。「―のかけひき」 0
額 ひたい [0] まゆと髪の生えぎわとの間。おでこ。「―に汗して働く」「―を集めて相談する」「猫の―ほどの庭」 0
一義的 イチギテキ [0] ①一つだけの意味や解釈であること。多義的 ②第一番に重要であること。根本的。 0
値遇 チグウ [0] ①出会うこと。めぐりあうこと。また、仏の縁によって現世で出会うこと。「―の縁」 ②人から認められ、手厚くもてなされること。表記②「知遇」とも書く。参考①「チグ」とも読む。 0
見様見真似 みヨウみまね [2] 人のやるようすを見て、それをまねること。見ているうちに自然にできるようになること。「―で覚えた仕事」 0
梯姑 デイコ [0] マメ科の落葉高木。インド原産。沖縄などで観賞用に栽培。枝にはとげがある。初夏、鮮やかな赤色の蝶(チョウ)形花が集まって咲く。参考「デイゴ」とも読む。 0
天道虫 テントウむし [3] テントウムシ科の甲虫の総称。 瓢虫(てんとうむし) 0
手焙り てあぶり [2] 手をあたためる小形の火鉢。 冬 0
老若男女 ロウニャクナンニョ [5] 老いも若きも男も女も。年齢や性別を超えたあらゆる人々。 0
山気 やまケ [3],[0] 偶然の幸運をあてにして、思い切ったことをしたがる気持ち。「―を起こす」 参考「やまキ・やまッケ」とも読む。「サンキ」と読めば別の意になる。 0
非番 ヒバン [0] 交代制の仕事で、当番などに当たっていないこと。また、その人。当番 0
主馬 シュメ [1] 「主馬署(シュメショ)」の略。また、その役人。律令(リツリョウ)制で、東宮の乗馬のことをつかさどる役所。 0
犬猿の仲 ケンエンのなか 顔を合わせただけで争いを始めるような、非常に仲の悪い間柄のたとえ。イヌとサルは非常に仲が悪いとされることから。「二人は―で会えばけんかだ」参考「犬と猿」ともいう。 0
水準 スイジュン [0] ①品質・価値・程度などの一定の標準。レベル。「技術が―を越える」 ②「水準(みずばかり)」に同じ。 0
紫雲 シウン [0],[1] むらさき色の雲。 瑞雲(ズイウン) 参考この雲に乗り、仏が現れる吉兆とされている。 0
海索麺 うみぞうめん ①軟体動物のアメフラシ・ウミウシなどの卵の俗称。 ②紅藻類ベニモズク科の海藻。塩漬けまたは乾燥したものを三杯酢で食べる。 1
詫びる わ-びる [0] 許しを求める。あやまる。「不始末を―びる」「泣いて―びる」 0
乖背 カイハイ 道理にそむくこと。背馳(ハイチ) 0
千紫万紅 センシバンコウ [1] いろいろな花の色。また、花が色とりどりに咲き乱れているさま。「―の花壇」 百花繚乱(ヒャッカリョウラン)
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四字熟語根掘り葉掘り46:「百面億態」はどこから来たか?
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防已 つづらふじ [3] ツヅラフジ科のつる性落葉植物。由来「防已」は漢名から。 △葛藤(つづらふじ) 1
柔柔 やわやわ ①いかにも柔らかなさま。 ②物腰の柔らかなさま。たおやかなさま。 ③女房詞(ことば)で、ぼたもち。また、吉野紙。 0
年星・年三 ねそう 陰陽道(オンヨウドウ)で、生まれた年の星をまつって開運を祈ること。また、正月・五月・九月の三回、精進をすること。参考「ねんそう」の転。 1
花輪・花環 はなわ 造花・生花を輪のように並べて作ったもの。慶弔の意を表すためなどに用いる。 0
循環 ジュンカン [0] ひとまわりして元へ戻ることを繰り返すこと。「市内―バス」「悪―を絶つ」 0
党首 トウシュ [1] 党の首領。党の最高責任者。「―会談を開く」 0
退出 タイシュツ [0] 改まった場所から引き下がって帰ること。出て行くこと。「来賓から先に―する」 0
怨女 エンジョ 独り身でいる自分を哀れに思ってなげく女性。 0
後ろ うしろ [0] ①正面の反対側。背後。「―を向く」 ②並んでいるものの後方。「列の―」 ①②前 ③背中。背面。「敵に―を見せる」 ④見えない所。かげ。「木の―に隠れる」 0
蕘 たきぎ 燃料用のしば(柴)。細いたきぎ。また、干し草。 0
中弛み なかだるみ [0] ①途中で緊張や勢いがゆるみ、だらけること。「長い芝居で―した」 ②なかほどがゆるんでたるむこと。「横断幕が―している」 0
奎宿 ケイシュク [3] 「奎宿(とかきぼし)」に同じ。 0
懸吊 ケンチョウ [0] ひっかけてつるすこと。「ランプを柱に―する」 0
小雀 こがら [0],[1] シジュウカラ科の小鳥。本州の山林にすむ。スズメより小形。背は灰褐色、頭とのどが黒く、腹とほおが白い。ジュウニカラ。 夏 1
頻繁 ヒンパン [0] ひっきりなしであるさま。たびたび起こるさま。「トラックが―に出入りする」「電話が―にかかってくる」 0
怪しい あや-しい [0],[3] ①実体がわからず気味が悪い。「―い人物を見かけた」 ②いつもとちがう感じがして変だ。異様である。「―い空気が流れている」 ③信用できず疑わしい。また、不十分でおぼつかない。「彼の言うことは―い」「その計算は―い」 ④望まない状態になりそうだ。「なんだか雲行きが―い」 0
鮑魚 ホウギョ [1] 塩づけにした魚。また、干した魚。 0
積算 セキサン [0] ①次々に数を加えて計算すること。また、その合計。「各支店の売上高を―する」 累計 ②必要な費用を計算すること。見つもり。 0
愛逢月 めであいづき 陰暦七月の異名。 由来七夕の牽牛(ケンギュウ)星と織女星が互いに愛して逢(あ)う月の意から。 0
司直 シチョク [0] ①法に基づいて物事の正邪をさばく人。裁判官。「―の手にゆだねる」 ②検察庁。検察官。「―の手がのびる」 0
鶴脛 つるはぎ 着物の丈が短く、すねが長く現れ出ていること。 参考「カクケイ」と読めば、ツルの脛(はぎ)の意。 0
温顔 オンガン [0] あたたかみのある、おだやかな顔。温容 0
急落 キュウラク [0] 値段や価値が急に下がること。「株価が―した」暴落急騰(キュウトウ) 0
初歩 ショホ [1] 習いはじめ。てはじめ。「まだ―の段階だ」「―的なミス」 初学・入門 0
名乗・名告 なのり ①名を名乗ること。特に、武士が戦場で戦う前に自分の名や素性を大声で叫んだこと。 ②昔、公家および武家の男子が元服後につけた実名。 1
弁才 ベンサイ [0] 弁舌の才能。特に、巧みな話術で人をごまかす才能。「彼は―に長(た)けている」口才 0
智謀 チボウ [0] 知謀 0
失笑 シッショウ [0] 思わず笑ってしまうこと。吹きだすこと。「―を買う」 噴飯
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検非違使 ケビイシ [2] 平安時代、都の治安・検察・裁判などを担当した役人。令外(リョウゲ)の官の一つ。参考「ケンビイシ」とも読む。
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奄う おお-う 上からかぶせて隠す。表記「掩う」とも書く。 0
親に似ぬ子は鬼子(おにご) おやににぬこはおにご 両親に似ない悪い子どもをいさめるときに言う言葉。親に似ない乱暴な子は、人の子ではなく鬼の子であるという意から。 参考「鬼子」は「島流し・芋の子」ともいう。 0
操る と-る [3] ①手にしっかりと持つ。 ②志を変えずに守る。正しく守る。 0
窯 かま [0] 物を高温で焼いたり、溶かしたりするための設備。陶磁器やガラスなどの製造に用いる。多く煉瓦(レンガ)などで築く。「登り―で皿を焼く」 0
樽俎 ソンソ [1] ①酒樽(さかだる)と料理をのせる台。 ②宴会の席。 表記「尊俎」とも書く。 0
胆石 タンセキ [1],[0] 胆汁の成分が結晶または沈殿して、胆囊(タンノウ)や胆管内に生じる石。「―ができ腹痛を起こした」 0
告別 コクベツ [0] 別れの言葉を述べること。別れを告げること。「―の辞」 0
極度 キョクド [1] これ以上はあり得ないという程度。「―の疲労」極端 0
艮 うしとら [1] 昔の方角の名。丑(うし)と寅(とら)の中間の方角。北東。鬼門にあたる。「都の―の方角」表記「丑寅」とも書く。 0
警鐘 ケイショウ [0] ①危険を知らせ、警戒をうながすために鳴らす鐘。 ②警告のたとえ。いましめ。「現代社会に対する―を鳴らす」 0
乳腺 ニュウセン [0] 哺乳(ホニュウ)類の雌に発達し、出産すると乳汁を出す腺(セン)。 0
回訓 カイクン [0] 外国駐在の大使・領事などの問い合わせに本国政府が回答として出す訓令。また、その訓令を発すること。請訓 0
暖簾 ノレン [0] ①商家で、屋号などを染め抜き、日よけのために店先に垂らす布。また、部屋の仕切り用に垂らす布。②店の格式や信用。「―にかかわる」参考昔は「ノンレン・ノウレン」ともいった。「ノン」は唐音、「ノウ」はその音便。 0
御髪 おぐし [0] 他人の頭髪の敬称。参考「みぐし」とも読む。 1
熱願冷諦 ネツガンレイテイ 熱心に願うことと、冷静に物事の本質を見きわめること。「諦」は観察して明らかにする意。 0
吉事 キチジ [1],[2] めでたい事柄。縁起のよいこと。慶事凶事参考「キツジ・よごと」とも読む。 0
店舗 テンポ [1] 商品を売るための建物。みせ。「目抜き通りに―を構える」「―を売りに出す」商店 0
伍長 ゴチョウ [1] 陸軍の階級の一つ。下士官の最下級で、軍曹の下。 0
寮歌 リョウカ [1] 学生寮などで、入寮者たちが一緒に歌うように作られた歌。 0
満満 マンマン [0] 満ちあふれているさま。「―と水をたたえた湖」「自信―の表情」
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恟れる おそ-れる おそろしくてびくびくする。恐れ心配する。 0
奇聞 キブン [0] めずらしい話。変わったうわさ。「珍聞―」奇談・珍談 0
釜中の魚 フチュウのうお のがれられない死が目前に迫っているたとえ。かまの中で煮られる直前の魚の意から。〈『資治通鑑(シジツガン)』〉釜底游魚(フテイユウギョ) 0
備える そな-える [3] ①前もって用意する。「台風に―える」 ②整えておく。設備する。「電話を―えた部屋」 ③生まれつきもっている。「良い素質を―えている」 0
要項 ヨウコウ [0] 重要事項。必要な項目。また、それをまとめたもの。「入学試験の―が発表された」 0
毬栗 いがぐり [2],[0] ①いがのついたままのクリの実。秋 ②「毬栗頭(あたま)」の略。頭髪を短く刈った頭。 0
警策 キョウサク [0] 禅宗で座禅のとき、気のゆるみなどを戒めるために打つ細長い板。参考「策」はむちの意。「ケイサク」とも読む。 0
強暴 キョウボウ [0] ①強く乱暴なこと。 ②強迫して、暴行を加えること。 0
醴水の交わり レイスイのまじわり 甘酒のような交わりと、水のような交わり。君子の交わりは水のように淡白であるがいつまでも変わることがなく、小人の交わりは甘酒のように甘く濃厚であるがすぐ飽きてしまうということ。「醴」は甘酒。〈『礼記(ライキ)』〉 0
大風子 ダイフウシ イイギリ科の落葉高木。東南アジア原産。果実は直径約一〇(センチメートル)の球形で、外皮は褐色。中に数十個の種子があり、油をとる。「―油」 0
印象 インショウ [0] 対象物が人の心に与える感じや影響。「―に残る」「第一―」 0
双六 すごろく [0] ①紙に「振り出し」から「上がり」までのいくつかの区画を描き、振ったさいころの目の数だけ進んで、上がりを競う遊び。 新年 ②盤の上に白と黒の駒(こま)を並べ、振ったさいころの目の数だけ駒を動かし、早く敵地に駒を入れたほうが勝ちになる遊び。 1
容易 ヨウイ [0] 簡単なこと。「―に解決できる問題ではない」 0
絶滅 ゼツメツ [0] ①滅びてなくなること。「―寸前の鳥も多い」「―の危機にさらされる」 ②滅ぼしなくすこと。根絶やしにすること。「犯罪を―する」「害虫の―を図る」 0
雛 ひな [0] ①生まれて間もない鳥の子。ひなどり。「鶏の―」 ②衣服を着せて女の子の玩具(ガング)とした人形。のちに、ひな祭りに飾る人形となった。雛人形。 春 参考①「ひよこ」とも読む。 0
浄界 ジョウカイ [0] ①寺社などのきよらかな場所。 ② 浄土。 0
否 いな [1] ①不同意。不承知。「賛成か―か」 ②「否(いや)」に同じ。 0
生爪 なまづめ [0],[2] 指に生えているままの爪。「―を剝(は)がす(残酷なことのたとえ)」 0
艶書 エンショ [1],[0] 恋慕の気持ちを書きつづった手紙。恋文。ラブレター。 0
訛は国の手形 なまりはくにのてがた 話す言葉のなまりで、その人の故郷がわかるということ。 0
坑儒 コウジュ [1] 古代中国、秦(シン)の始皇帝が儒学者をあなに埋めたこと。思想弾圧の一つ。「焚書(フンショ)―」 0
片肌・片膚 かたはだ 上半身の片方の肌。また、片方の肩。「―脱ぐ(手を貸して助ける)」諸肌(もろはだ) 0
鸚鵡貝 オウムがい [3] オウムガイ科の軟体動物。熱帯海域にすむ。巻貝のような殻をもち、その中に体を収める。 由来形がオウムのくちばしに似ていることから。 0
改善 カイゼン [0] 悪い点を改めて、よくすること。「生活態度を―する」改良改悪 0
潤びる ほと-びる [3] 水気をおびてふくれる。ふやける。「指先が―びる」 0
覆轍 フクテツ 後に続く者の教訓となる、失敗した前例のこと。ひっくり返った前車のわだちの意。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
膝組み ひざぐみ ①あぐらをかくこと。 ②膝をつき合わせて対座すること。 0
召致 ショウチ [1] 上位の人が下位の者を呼びよせること。目上の人が目下の者を召しよせること。「部下を―する」 0
回虫 カイチュウ [0] カイチュウ科の線虫で、寄生虫。卵が生の野菜などについて人や家畜の体内に入り、胃や腸でひも状の成虫となる。 「蛔虫」の書きかえ字。 0
鑽り火 きりび [0],[2] ①堅い板に堅い棒をきりもみして、摩擦熱で起こした火。古代からの発火法の一つ。 ②火打ち石で打ちかける清めの火。「―を打つ」 表記「切り火」とも書く。 0
凡例 ハンレイ [0] 書物や地図のはじめに、編集方針・読み方・利用法などを箇条書きに記したもの。例言。「最初に辞書の―を読む」
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「凡」は「ぼん」と読むから、「凡例」は「ぼんれい」? ~よく知っている漢字の特殊読みに注意!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
旋花 ひるがお ヒルガオ科のつる性多年草。道端に自生。夏の日中、アサガオに似た淡紅色の花が咲き、夕方しぼむ。 夏 由来「旋花」は漢名から。 表記「昼顔・鼓子花」とも書く。 1
藤波・藤浪 ふじなみ フジの花房が波のように揺れ動くさま。春 0
爪牙 ソウガ [1] ①つめときば。転じて、相手を攻撃する武器・手段。「熊(くま)の―は危険だ」「―にかかる」 ②君主の手足となって働く家臣。「―の臣」 0
聯袂辞職 レンベイジショク 連袂辞職 0
我意 ガイ [1] 自分の考えどおりにしようとする気持ち。わがまま。我(ガ)。「―を捨てる」 0
仮名 ケミョウ [0] 本名のほかにかりにつけた名。特に、元服のときにつける名。参考「かな・カメイ」と読めば別の意。
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漢字の豆知識 最中を食べている最中です ~読み方で意味の変わる漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
書蠹 ショト ①書物の紙を食い荒らす虫。しみ。 ②読書ばかりして書物の内容をうのみにするだけで、その活用を知らない人。 0
難治 ナンジ [0],[1] ①病気やけががなおりにくいこと。 ②人民を治めるのが困難であること。参考「ナンチ」とも読む。 0
余殃 ヨオウ [0],[1] 祖先の悪事のむくいとして、子孫にまで残る災禍。「積悪の家に―あり」余慶参考「殃」は災難・わざわいの意。 0
覚り さとり [0] 理解すること。気がつくこと。「彼は―がはやい」 0
都都逸・都都一 どどいつ 江戸時代末期に始まった俗曲の一つ。七・七・七・五の四句二六文字で男女の情愛などを口語で歌う。由来江戸の芸人・都都逸坊扇歌(どどいつぼうせんか)が節回しを完成させたことから。 0
漢詩 カンシ [0] 中国の詩。また、それをまねて作った詩。多く五言または七言で、平仄(ヒョウソク)・押韻(オウイン)などの規則がある。絶句・律詩・古詩など。唐歌(からうた)大和歌(やまとうた) 0
読経 どきょう [0] 声を出して経文を読み上げること。「本堂から―の声が聞こえる」読誦(ドクジュ)看経(カンキン)参考「ドッキョウ」とも読む。 1
命婦 ミョウブ [1] ①律令(リツリョウ)制で女官の呼称。五位以上を内命婦(ナイミョウブ)、五位以上の役人の妻を外命婦(ゲミョウブ)という。 ②平安時代、宮中に仕えた中﨟(チュウロウ)の女房。 0
敏速 ビンソク [0] 行動がすばやいこと。「危機にあたって―に対処する」緩慢 0
絞る しぼ-る [2] ①強くねじって水分を取り除く。「雑巾(ゾウキン)を―る」 ②広がっているものを小さくする。「捜査範囲を―る」 ③出ないものを出させる。「ない知恵を―る」 ④厳しく鍛える。「部員を―る」 0
安んじる やす-んじる [4] ①安心する。また、安心させる。「―じて仕事を任せる」「人心を―じる」 ②不平や不満をもたない。満足する。「置かれた立場に―じる」 0
進む すす-む [0] ①前に行く。前に出る。 ②はかどる。進行する。「会議が―む」 ③上の段階に上がる。また、進歩する。「全国大会に―む」「改善が―む」 ④盛んになる。「食が―む」 ⑤程度がひどくなる。「病状が―む」 ⑥積極的に行う。「―んで仕事をする」 ⑦時計の表示が標準時刻より早くなる。 0
壮大 ソウダイ [0] 規模が大きくりっぱなこと。また、そのさま。「―な大自然」 遠大 0
沖仲仕 おきなかシ [4],[3] はしけを使って、港湾に停泊する本船から荷物の積み降ろしをする労働者。 0
芋茎祭 ずいきまつり 京都の北野天満宮で一○月一日~四日に行われる神事。ずいきで屋根をふき、野菜・米・麦などで飾った神輿(みこし)を担いで回る。表記「瑞饋祭」とも書く。 1
詭計 キケイ [0] 人をだます計略。ペテン。「―を巡らす」詭策・詭謀・偽計 0
竿 さお [2] ①かけざお。枝葉を取り去ったタケの棒。「物干し―」 ②たんす・のぼり・ようかんなど、細長いものを数える語。 0
腱鞘炎 ケンショウエン [3] 筋肉を骨に結合させている腱を包んでいる腱鞘に起こる炎症。腫(は)れ・痛みなどを伴う。 0
万力 マンリキ [0] 工作材料をはさんで固定させる工具。バイス。 0
忌瓮 いわいべ 神に供えるための神酒(みき)を入れる神聖な容器。表記「斎瓮」とも書く。 1
符丁 フチョウ [0] ①商品の値段を示す目印の記号。 ②他の人にはわからない仲間うちの合図。「―で会話する」 ③何らかの意味を示す文字や記号。符号。 「符牒」の書きかえ字。 0
名月 メイゲツ [1] 陰暦で八月一五日、また九月一三日の夜の月。前者を中秋の名月・芋名月、後者を後(のち)の月・栗(くり)名月・豆名月という。秋 0
采色 サイショク ①美しいいろどり。 ②容姿と顔色。 表記①「彩色」とも書く。 0
羽子 はね [2] 羽子板(はごいた)でついて遊ぶはね。はご。「―つき」 新年表記「羽・羽根」とも書く。参考ムクロジの実の種に鳥の羽をつけて作る。 0
荘司 ショウジ [1] 領主の代理として、荘園における年貢の徴収や管理などの任務を行う官職。また、その役人。 荘官・庄官 表記「庄司」とも書く。 0
廈門 アモイ 中国福建省南東部にある港湾商工業都市。古くは海賊や密貿易の拠点。一八四二年、南京(ナンキン)条約で五港の一つとして開港。 1
広範 コウハン [0] 範囲の広いこと。「―な研究を手がける」 「広汎」の書きかえ字。 0
武士は戦略坊主は方便 ぶしはセンリャクボウズはホウベン うそはうそでも、使う人とその時の状況によって言い方がちがってくること。人間は所詮(ショセン)うそをつくものであることをいう。同じうそをさむらいは戦略と言い、僧は方便だという意から。 0
薬圃 ヤクホ 薬草を栽培する畑。薬園参考「薬舗・薬鋪」と書けば、薬屋の意。 0
投降 トウコウ [0] 自ら武器を捨てて敵軍に降参すること。「白旗をかかげて―する」降伏 0
甎全 センゼン 世に尽くすこともなく、いたずらに生き長らえること。 瓦全(ガゼン) 0
緇徒 シト 墨染めの衣服を着た人々。転じて、僧侶(ソウリョ)。 緇流(シリュウ) 0
清明 セイメイ [0] ①清らかで曇りがなく、はっきりとしていること。「―な月影」 ②二十四節気の一つ。陰暦の三月。春分から一五日目で、今の四月五、六日にあたる。 春 0
暗合 アンゴウ [0] 思いがけなく一致すること。偶然の一致。 0
姦しい かしま-しい [4] やかましい。さわがしい。うるさい。「娘たちが―い」 0
自営 ジエイ [0] 自分の力で事業を経営すること。「―業」 0
罰俸 バッポウ [0] 官公吏の懲戒処分の一つで、一定期間の給料を減らすこと。 0
餉 かれいい 米を炊いて乾燥させた飯。水にひたせばすぐに食べられるため、旅行や田畑で働くときなどに携行した。かれい。 糒(ほしいい) 表記「乾飯」とも書く。 0
渇する カッ-する [0],[3] ①のどがかわく。 ②水がかれる。 ③欠乏し、はげしく欲しがる。「肉親の愛情に―する」 0
秀麗 シュウレイ [0] すぐれていて美しいさま。「眉目(ビモク)―(顔形が整って美しいこと)」 0
闘士 トウシ [1] ①戦闘にたずさわる人。戦士 ②闘争心に満ちている人。特に、主義・主張のために闘う人。「学生運動の―」 0
見目好い みめよ-い 顔立ちがよい。器量がよい。美貌(ビボウ)である。「本当に―い姉妹だ」 0
忌む い-む [1] ①不吉なことやけがれたことを嫌い避ける。「結婚式は仏滅の日を―む」 ②憎み嫌う。憎み遠ざける。「不正を―み嫌う」 0
解れる ほつ-れる [3] 結び目・縫い目などがほどける。「着物の裾(すそ)が―れる」 0
木漏れ日・木洩れ日 こもれび 茂った木々の葉の間から差してくる日光。 0
冗句 ジョウク [1] ①不必要な文句。余分な語句。 ②ふざけて言う言葉。 参考②英語の「ジョーク」に当てた語。 0
石蚕 いさごむし [0] トビケラの幼虫。淡水中に小石などをつづり合わせた筒状の巣をつくる。 表記「沙虫」とも書く。 1
輝く かがや-く [3] ①まぶしい光を放つ。「太陽が―く」 ②生き生きする。ひかる。「目が―く」 ③名声や名誉があって華々しく見える。「文化功労者の栄誉に―く」「連続優勝に―く」表記「暉く」とも書く。 0
深閑 シンカン [0] ひっそりと静まりかえっているさま。静寂。 表記「森閑」とも書く。 0
乖く そむ-く 道理に反する。本来の道からそれる。逆らう。「人の道に―く」 0
堅固 ケンゴ [1] ①建物や守りがしっかりしていること。「―な城に拠(よ)る」堅牢(ケンロウ) ②意志がかたく、簡単には動かないこと。「意志―な人」③体が丈夫なこと。 ①~③脆弱(ゼイジャク) 0
乾田 カンデン [0] 排水がよく、乾燥させて畑としても使える水田。湿田 0
減殺 ゲンサイ [0] 減らし少なくすること。参考「殺」はそぐ、へらす意。 0
旆 はた 黒地にさまざまな色の絹のふち飾りがつき、末端をツバメの尾のように二つに裂いた旗。旗あし。大将の旗の先につける。 0
鮃 ひらめ [0] ヒラメ科の海魚。近海の砂底にすむ。体は平たくカレイに似るが、両眼とも左側にある。周囲に合わせて体の上面の色を変える。食用で美味。冬表記「比目魚・平目」とも書く。 0
等身大 トウシンダイ [0] ①肖像・彫像などが、人間の身長と同じくらいの高さであること。「―のポスター」 ②現実的で、身近に感じられること。「―のヒーロー像」 0
筐筥 キョウキョ [1] 竹で編んだ四角いかごと丸いかご。参考「筥」は丸いかごの意。 0
恤える うれ-える 気を配る。心配する。「あとのことを―えるひまはないはずだ」 0
下僕 ゲボク [0] 下働きをする召使の男性。下男・下部(しもべ) 0
微細 ビサイ [0] 非常に細かいこと。「貝殻の―な破片」「心理の動きを―に観察する」 0
悩乱 ノウラン [0] 悩み苦しむあまり、心が乱れること。心が狂いそうなほど、悩むこと。 0
曲曲しい まがまが-しい [5] 不吉である。縁起が悪い。「―い出来事」表記「禍禍しい」とも書く。 0
聾啞 ロウア 耳が聞こえず、言葉が不自由なこと。「―者」 0
籃輿 ランヨ 人の座る部分を木や竹で編んで作り、棒につるして前後で担ぐ乗り物。あじろかご。 0
童男 おぐな [0] 男の子。少年。おのわらわ。 1
偏る かたよ-る [3] 一方に寄り、全体の均衡を欠く。また、不公平になる。「人口が大都市に―る」「―った裁定に不満を述べる」表記「片寄る」とも書く。 0
疾い はや-い 矢のようにすばやい。宙を飛ぶようにはやい。 0
禿 かむろ [1] ①昔の子どもの髪形の一つ。垂らした髪を短く切りそろえたもの。また、その子ども。「―髪の童女」 ②遊女の身の回りを世話する見習いの少女。参考「かぶろ」の転。 0
塡ぐ ふさ-ぐ ①すきまや穴などをつめる。うずめる。「壁の穴を土で―ぐ」 ②おおい閉ざす。ふたをする。「耳を―ぐ」 0
逆鱗 ゲキリン [0] 天子の怒り。また、目上の人の激しい怒り。 由来竜のあごの下に一枚だけ逆さに生えたウロコがあり、それに人が触れると、竜が怒ってその人を殺すという中国古代の伝説から。天子を竜にたとえていう。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
昔の剣(つるぎ)今の菜刀(ながたな) むかしのつるぎいまのながたな いくらすぐれた人でも老いれば役に立たなくなるというたとえ。また、むかし価値のあったものよりも、いま役に立つもののほうがよいということ。 0
符牒 フチョウ [0] 符丁 0
搏戦 ハクセン 組みうちして戦うこと。格闘。搏闘 0
嘔吐く えず-く [2] 一度食べた物を口から出す。はく。もどす。 1
朱 あけ [1],[0] 「朱(あか)」に同じ。 0
堪忍は一生の宝 カンニンはイッショウのたから じっと我慢して辛いことにも耐えることは一生を通じての宝になること。短気は損気 0
暴く あば-く [2] ①他人の秘密や悪事などを、探り出して言いたてる。「業界の現状を―く」「黒幕の正体を―く」 ②土中に埋められた物を掘り出す。「墓を―く」 0
下手 したて [2] ①下のほう。特に川の下流。上手(うわて)・(かみて) ②へりくだること。「―に出る」 ③地位がより低いこと。能力の劣ること。 ④相撲で、組んだとき相手の差し手の下からまわしを取る技。「―投げ」 ③④上手(うわて)参考①「しもて」とも読む。「へた」と読めば別の意になる。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識「同じ漢字でも、読み方で意味が変わる!」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
手文庫 てブンコ [2] 手元に置いて、文具や手紙などを納めておく小箱。 0
水中に火を求む スイチュウにひをもとむ 絶対あるはずのないものを求めること。 木に縁(よ)りて魚を求む 0
友達 ともだち [0] 親しくつきあっている人。友人。友。「―と一緒に買物に行く」 1
鬣 たてがみ [0],[2] ライオンの雄やウマなどの、首筋に生えている長い毛。 0
毀誉褒貶 キヨホウヘン [1] ほめたりけなしたりすること。また、賞賛したり非難したりする世間の評判。「褒」はほめる、「貶」はけなす意。 0
息災 ソクサイ [0],[3] ① 仏の力でわざわいを除くこと。 ②健康で無事なこと。「無病―」 0
油油 ユウユウ ①水や雲などがゆったりと流れるさま。「大河の水が―と流れる」 ②ゆったりと落ち着いたさま。 ③つやつやとしているさま。「―とした長い黒髪」 0
激発 ゲキハツ [0] ①つぎつぎとはげしく起こること。「事故が―する」 ②奮い立たせること。「選手を―する」 0
活ける い-ける [2] 草木の花や枝などを、形を整えて花器にさす。「花を―ける」表記「生ける」とも書く。 0
和氏の璧 カシのヘキ 中国古代の名高い宝玉の名。故事 中国、春秋時代、楚(ソ)の卞和(ベンカ)が山中で宝石の原石を見つけ、厲王(レイオウ)に献上したところ、ただの石と鑑定され罰に左足を切られた。のち武王に献じたが、やはり石ころと鑑定され右足を切られた。その後、文王のとき、今度は献上せず玉を抱いて涙を流していたところを文王に下問され、文王が鑑定させたところ、果たして天下の宝玉であったという故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉参考その後、宝玉は趙(チョウ)の恵文王が得た。連城の璧 0
伝家 デンカ [1] その家に代々伝わること。先祖伝来。「―の宝刀」 0
即位 ソクイ [1] 天皇・君主が位につくこと。「皇帝に―する」 退位 0
寸胴 ズンドウ [0] ①「寸切(ズンぎ)り」に同じ。 ②上から下まで太さが変わらないこと。また、そのさま。「―の鍋(なべ)でシチューを煮る」 0
指物師 さしものシ 木の板を組み合わせて簞笥(タンス)や箱などを作る職人。 0
大蒜 にんにく [0] ユリ科の多年草。西アジア原産。全体に強烈な臭気がある。地下の鱗茎(リンケイ)は食用や薬用。ガーリック。春参考「おおびる」と読めばニンニクの古称。 1
勝る まさ-る [2],[0] 能力や程度などが上である。すぐれる。「兄に―るとも劣らない力持ちだ」「友情に―るものはない」 0
漠漠 バクバク [0] ①ぼんやりとして、とらえどころのないさま。 ②広くて果てしないさま。「―たる荒野」 0
相撲 すもう [0] 二人の男が土俵内で組み合い、相手を倒すか土俵外に出すかで勝負を決める競技。裸に褌(ふんどし)だけつけて行う。日本の国技とされる。「人の褌で―を取る(他人の物を借りて自分の利益をはかる)」 秋 表記「角力」とも書く。 1
寒空 さむぞら [3] さむそうな冬の空。また、冬のさむい気候。冬空(ふゆぞら) 。「―に雪がちらつく」 冬参考「カンクウ」とも読む。 0
和む なご-む [2] なごやかになる。おだやかになる。「緊張した空気が一瞬―んだ」 0
海食・海蝕 カイショク 潮流・海流・波などが海岸の陸地を削り、変化させること。「―作用」 0
崩壊 ホウカイ [0] ①くずれこわれること。「軍事政権はついに―した」「大雪で山小屋が―した」瓦解(ガカイ)・倒壊 ②放射性元素が、放射線を出して他の元素に変わる現象。「原子核―」 「崩潰」の書きかえ字。 0
我等 われら [1] ①私たち。われわれ。自称の人称代名詞。「我」の複数。「―の誇り」 ②おまえたち。おまえら。対称の人称代名詞。 0
雁字搦め ガンジがらめ [4] ①縄・ひもなどを、左右天地から何重にも巻きからめること。「―に縛りあげる」 ②たくさんの精神的束縛を受けて、身動きがとれないこと。 0
納入 ノウニュウ [0] 金品を納め入れること。「大学の学費を―する」納付徴収 0
豪傑・豪 ゴウケツ ①武勇と胆力にとびぬけてすぐれている人。「戦国の―」 ②大胆で細かいことにこだわらない人。 0
書翰 ショカン [0] 書簡 0
忌憚 キタン [0] いみはばかること。遠慮すること。「―のない意見を求める」参考多く、「…ない」「…なく」の形で用いる。 0
蕃瓜樹 パパイア パパイア科の常緑高木。熱帯アメリカ原産。熱帯地方で栽培。果実は円柱形で、黄熟し香りがよい。生食のほか、ジャムや砂糖づけなどにする。夏 1
有害 ユウガイ [0] 害のあること。また、不利益をこうむること。「―図書の追放」無害 0
肉離れ ニクばなれ [3] 急激な運動などの衝撃で、筋肉や筋繊維が切れること。「サッカーの試合中に―を起こす」 0
茶立虫・茶柱虫 チャたてむし チャタテムシ科の昆虫の総称。体長数(ミリメートル)と小さく、軟弱。アズキアライ。秋由来障子などに止まり、茶をたてるような「サッサッサ」という微音を出すことから。 0
干満 カンマン [0] 潮のみちひき。干潮と満潮。みちひ。「潮の―を観測する」 0
口琴 びやぼん [0] 江戸時代の玩具(ガング)として流行した楽器。細長い鋼鉄をかんざし状に二股(ふたまた)にし、間に針のような鉄をつけたもの。根元を口にくわえ、鉄の先を指で弾いて吹き鳴らす。きやこん。口びわ。表記「琵琶笛」とも書く。 1
幻日 ゲンジツ [0] 太陽の両側にできる光点。光の屈折による暈(かさ)の一種。 0
閏年 うるうどし [0] 平年でなく、閏日・閏月がある年。 参考「ジュンネン」とも読む。 0
小人 ショウジン [0] ①子ども。「―の入浴料」 大人(ダイニン)・(タイジン) ②身分の低い人。 ③度量の狭い人。小人物。 ②③大人(タイジン) 参考①「ショウニン」とも読む。 0
囂しい かまびす-しい [5] やかましい。うるさい。「井戸端会議の―い声」 0
欷歔 キキョ 「欷泣」に同じ。歔欷・噓唏(キョキ) 0
珠簾 シュレン ①珠玉で飾ったすだれ。玉で飾ったすだれ。 ②すだれの美称。 参考「たますだれ」とも読む。 0
怠け者の節供働き なまけもののセックばたらき 日ごろ怠けている者は、世間の人が休んでいるときに限って、わざと働くものだということ。怠け者が忙しそうに働く姿をあざけっていう言葉。表記「節供」は「節句」とも書く。 0
葬斂 ソウレン 死者を棺(ひつぎ)におさめ、ほうむること。また、その儀式。 参考「斂」はおさめる意。 0
馬刀貝・馬蛤貝 まてがい マテガイ科の二枚貝。 蟶貝(まてがい) 1
円錐 エンスイ [0] 円周上のすべての点と、この円と同一平面上にない一定点とを結んでできる立体。底が円で、先がとがった立体。 0
問鼎軽重 モンテイケイチョウ その人の権威や実力を疑うこと。鼎の軽重を問う(かなえ) 0
抜く ぬ-く [0] ①取り出す。引き出す。「とげを―く」 ②除き去る。「肩の力を―く」 ③選び出す。「クラスのなかから三人を―く」 ④つらぬく。突き通す。「ニンジンを花形に―く」「底を―く」 ⑤すり取る。「掏摸(すり)に財布を―かれた」 ⑥省略する。「主語を―いた文」 ⑦追い越す。「前の車を―く」 ⑧攻め落とす。「敵の城を―く」 0
慰労 イロウ [0] 苦労をなぐさめ、いたわること。「ボランティアの人々を―する」「―会」慰安 0
衣帯不解 イタイフカイ 一つのことに不眠不休で専念すること。衣服の着替えもしないで、仕事に熱中すること。〈『漢書(カンジョ)』〉昼夜兼行・不眠不休 0
飛散 ヒサン [0] 飛び散ること。細かくなって散乱すること。 0
槁木死灰 コウボクシカイ 身はかれ木のように、心は冷たくなった灰のように生気のないさま。無心で無欲なさま。また、衰え果てて生気のない形容。「死灰」は火が絶えて冷たくなった灰。〈『荘子(ソウジ)』〉枯木冷灰(コボクレイカイ) 0
物洗貝 ものあらがい [4] モノアラガイ科の巻貝。各地の池沼や小川の水草に付着。殻は卵形で半透明。殻口が広い。 0
粘葉装 でっちょうそう 和本のとじの一つ。紙を二つ折りにし、折り目をそろえて重ね、折り目の外側を糊(のり)で貼(は)りつけて表紙をつけたもの。参考本を開くとチョウがはねを広げたように見えることから、「胡蝶(コチョウ)装」ともいう。 1
屯蹇 チュンケン 行き詰まってなやむ。うまく行かずになやみ苦しむ。「蹇」もなやむ意。屯険(チュンケン)・屯困(チュンコン)・屯難(チュンナン) 0
ふち 川や沼・湖などの、水がよどんで深くなった所。瀬 0
法令 ホウレイ [0] ①国のきまり。おきて。 ②法律と命令。「―用語」 0
蛙手 かえで カエデ科の落葉高木の総称。 由来葉がカエル(蛙)の手を広げた形に似ていることから。 楓(かえで) 1
遠来 エンライ [0] 遠くからやって来ること。「―の客をもてなす」 0
激越 ゲキエツ [0] 感情が高ぶって声がはげしく高いさま。荒々しいようす。激烈 0
機智 キチ [1],[2] 機知 0
借りる か-りる [0] ①返すことを前提にして、他人のものを一時使う。「ノートを―りる」 ②他者の助けを受ける。「先輩の知恵を―りる」 0
体積 タイセキ [1] 立体が空間のなかで占める大きさ。立体のかさ。「球の―を求める」容積面積 0
寝釈迦 ねシャカ 死に臨んで横たわっている釈迦。また、その絵や像。涅槃(ネハン)像。 春 0
塗擦 トサツ [0] 薬などをぬってすり込むこと。「すりむいた傷口に―剤をつける」 0
元号 ゲンゴウ [3],[0] 昭和・平成などという年号。古くは天災や政変などによって改められたが、現在は皇位継承があった場合のみ改められる。中国では漢代、武帝のときの「建元」、日本では六四五年の「大化」が最古とされる。 0
故買 コバイ [0] 盗品と知りながら買ったり交換したりすること。「―屋」「―品」 0
胸に一物(イチモツ) むねにイチモツ 心のなかに何かたくらみを抱いていること。 0
胆斗の如し タントのごとし きもったまがすわっていて、ものに動じないさま。故事 中国、蜀(ショク)の豪胆な武将として知られていた姜維(キョウイ)のきもが一斗ますのように大きかったという故事から。当時の一斗は約二(リットル)。〈『三国志』〉 0
性能 セイノウ [0] 性質と能力。多く機械についていう。「今度買った車は―がいい」 0
叢起 ソウキ むらがり起こること。「我が胸裏には万感―せり」 0
六尺の孤 リクセキのコ 君主の父を失った幼君。「六尺」は年齢で一五歳のこと。一尺は二歳半という。また一説に、身長で四尺八寸のこと。周代の一尺は今の八寸。〈『論語』〉 0
同じ釜(かま)の飯を食う おなじかまのめしをくう 一緒に生活して苦楽をわかち合う、非常に親しい仲のたとえ。「―った仲」 0
花発きて風雨多し はなひらきてフウウおおし 花の咲く時節には、とかく風や雨が多いということ。転じて、好機には邪魔が入りやすく、世の中はとかく思うようにならないものであるたとえ。〈于武陵(ウブリョウ)の詩〉月に叢雲(むらくも)花に風・花に嵐(あらし) 0
違背 イハイ [0] 規則・約束・命令などに背くこと。違反・背反 0
麦秀の嘆 バクシュウのタン 国の滅亡を嘆き悲しむこと。「麦秀」は麦の穂がのびていること。故事 中国、殷(イン)の滅亡後、殷の王族だった箕子(キシ)が旧都を通り、栄華をきわめた宮殿跡が畑になり、麦が育っているのを見て、詠嘆の詩を作った故事から。〈『史記』〉 0
貌には恭を思う ボウにはキョウをおもう 表情や態度には、常に慎みが表れるように心掛けよという戒め。由来孔子が君子の心掛けについて述べた言葉から。〈『論語』〉 0
蛸配当 たこハイトウ [3] 株式会社が株主に配当をするだけの利益が出ていないのに、無理に配当をすること。蛸配。 由来タコは空腹のときに自分の足を食べることがあるように、自分の財産を食う意から。 0
乾っ風 からっかぜ [2],[5] 冬、雨や雪を伴わないで強く吹く乾いた風。関東地方に多い。「上州名物―」 冬表記「空っ風」とも書く。 1
河岸 かし [0] ①舟から人や物をあげおろしする川の岸。 ②川岸にたつ市場。特に、魚市場。「魚―」 ③物事をする場所。特に、飲食などをする所。「―を変えて飲む」参考「かわぎし」と読めば、川の岸の意になる。 1
囊中 ノウチュウ ①ふくろの中。「―の錐(きり)」 ②さいふの中。所持金。「―が少しあたたかくなった」 0
簡勁 カンケイ 言葉や文章が簡潔で力強いこと。また、そのさま。「彼の文章は―ですぐれている」 0
色香 いろか [2] ①色と香り。 ②男心をくすぐる女性の色気。美しい容姿。「―に迷う」 0
人夫 ニンプ [1] 土木作業や荷物運搬などの力仕事にたずさわる労働者。 人足 0
諸差し もろざし [0] 相撲で、両腕を相手の両脇(リョウわき)に差し入れること。また、その技。「―から一気に寄り切る」 表記「両差し」とも書く。 0
腐す くさ-す [0],[2] 悪口を言ったり非難したりする。こきおろす。けなす。「ライバルの作品をさんざんに―す」 0
看過 カンカ [1] ①あやまちや不正などを大目にみて、見逃すこと。「不正を―してはならない」 ②気づかずに見落とすこと。「まちがいを―する」 0
二枚舌 ニマイじた [2] 前とちがうことを言うこと。また、うそを言うこと。心にないことを言うこと。「―を使う」 0
概評 ガイヒョウ [0] 全体の内容を大まかに批評すること。また、その批評。「審査会の―」 0
凡庸 ボンヨウ [0] 平凡なこと。すぐれたところがないこと。また、その人。凡人。「一見―な人物にみえる」参考「庸」は、常または並みの意。 0
枷鎖 カサ 罪人につける刑具で、くびかせとくさり。 0
能吏 ノウリ [1] 有能な役人。事務処理能力の高い役人。「経理にすぐれた―である」 0
違約 イヤク [0] 契約・約束を破ること。「―のないよう念を押す」 0
無敵 ムテキ [0],[1] 相手になる者がいないほど強いこと。「天下―」「―の強さを誇る」 0
寄与 キヨ [1] 国家や社会に対して役に立つこと。「文化に―した功績」「世界平和に―する活動」貢献参考贈りあたえる意。 0
本初 ホンショ [1] 物事のはじめ。もと。「―子午線」参考「ホンジョ」とも読む。 0
六朝 リクチョウ [0] 中国で、後漢滅亡から隋の統一まで建業(現在の南京(ナンキン))を都とした呉・東晋(トウシン)・宋(ソウ)・斉・梁(リョウ)・陳の六国の総称。 0
悉曇 シッタン [0] ①完全になし遂げること。梵語(ボンゴ)の音訳で、成就・吉祥の意。 ②梵語の文字。 ③梵語の音声に関する学問の総称。 0
噴飯 フンパン [0] 口の中に入れた食物をふき出す意から、おかしくてふき出して笑うこと。「あの誤りは―ものだ」 0
難い にく-い [2] …するのが困難である。むずかしい。…しづらい。「読み―い字」「言い―い話」易(やす)い 0
果報 カホウ [1],[0] ①前世での行いによって受けるむくい。冥加(ミョウガ)・冥利 ②運に恵まれていること。しあわせ。「―者」幸運 0
風流韻事 フウリュウインジ [5] 詩文や書画などの趣味のこと。また、自然を相手として詩文などを作ること。「韻事」は、詩歌や書画などの意。風流三昧(フウリュウザンマイ) 0
結氷 ケッピョウ [0] 氷がはること。また、その氷。「オホーツク海が―した」 冬 0
蕃茄 トマト [1] ナス科の一年草。南アメリカのアンデス高地原産。夏、黄色の花をつけ、赤い球形の実を結ぶ。生食のほか、ジュースやケチャップにする。アカナス。夏由来「蕃茄」は漢名から。 1
山姥 やまうば [2] 「山姥(やまんば)」に同じ。 0
圏外 ケンガイ [1] ある事柄の及ぶ範囲の外。「合格―の成績」圏内 0
綴じる と-じる [2] ①重ねて一つにつづり合わせる。「和本を―じる」 ②溶き卵やかたくり粉などで、料理の具をまとめる。 0
事跡・事蹟 ジセキ 物事や事件・出来事のあと。「歴史上の―を調べる」 0
遠近法 エンキンホウ [0] 絵画で、肉眼で見るのと同じように距離感を描きだす技法。透視図法。パースペクティブ。 0
西浄 セイチン 禅宗で便所。 由来西序(法要の際、仏殿の西側に並ぶ学徳に長じた僧)が用いることから。 参考「セイジン・セイジョウ」とも読む。「チン」は唐音。 0
揚水 ヨウスイ [0] 水を高所にくみあげること。また、くみあげた水。 0
竜王 リュウオウ [3] ①竜の姿をし、仏法を守護する八部衆の一つ。また、水の神。竜神。 ②将棋で、飛車が成ったもの。成り飛車。 0
君主 クンシュ [1] 世襲による国家の統治者。皇帝。天子。「専制―」 0
ゼンゼン ①だんだん行き進んでうつりかわるようす。徐々にひたしていくさま。 ②しなやかでやわらかなようす。 0
低落 テイラク [0] ①安くなること。「株価が―する」下落高騰 ②悪くなること。「人気が―する」凋落(チョウラク) 0
人力車 ジンリキシャ [4],[3] 人を乗せて人がひっぱって走る二輪車。近距離の旅客運送用。明治・大正時代によく使われた。 0
非金属 ヒキンゾク [2] ①金属の性質をもたない物質。 ②「非金属元素」の略。金属以外のすべての元素の総称。酸素・水素・硫黄(いおう)など。 0
食欲 ショクヨク [0],[2] 食べたいという欲望。食い気。「―をそそる」「盛んな―だ」 食思 「食慾」の書きかえ字。 0
密集 ミッシュウ [0] すきまがないほど、ぎっしりと集まっていること。「ビルの―地域」 0
一葉 イチヨウ [2] ①一枚の葉。 ②紙や写真のように薄い材質のものの一枚。「手紙に写真が―添えてあった」 ③一艘(ソウ)の小舟。 0
貯える たくわ-える [4],[3] 物を一か所に集めてとっておく。「お金を―える」「水を―えるダム」表記「儲える」とも書く。 0
狂う くる-う [2] ①精神状態がふつうでなくなる。発狂する。 ②物事に熱中する。おぼれる。「踊り―う」 ③正常な状態でなくなる。「時計が―う」「予定が―う」 0
修行 シュギョウ [0] ① 仏の教えを身をもって実践し、仏道に励むこと。 ②みずからの精神や技芸をきたえること。「こんな失敗をするようでは―が足りない」 0
家訓 カクン [0] その家に代々伝わる教え・戒め。「わが家の―」家憲・庭訓(テイキン)参考「カキン」とも読む。 0
藪柑子 やぶこうじ [3],[0] ヤブコウジ科の常緑小低木。山林に自生。葉は長楕円(ダエン)形で厚い。夏、白い小花をつけ、赤い球形の実を結ぶ。 冬 由来やぶに生え、葉がコウジミカンに似ていることから。 表記「紫金牛」とも書く。 1
網 あみ [1] ①糸や針金などで目を粗く編んで作った鳥獣や魚をとる道具。「舟から―を投げて魚をとる」 ②取り締まりや逮捕などのためにはりめぐらすもののたとえ。「法の―をくぐる」表記「罔」とも書く。 0
恭しい うやうや-しい [5] 敬いつつしんで丁重なさま。「―く頭を下げる」「目上の人に―くふるまう」 0
斗組 ますぐみ [0] ①障子や襖(ふすま)などの骨組みを方形に組むこと。また、そのもの。 ②寺院建築などで、柱の上の軒を支える部分。表記「枡組」とも書く。 0
僻事 ひがごと [2],[0] 事実や道理に合わない事柄。心得ちがいの事柄。正しくないこと。「―を言うな」参考「ヘキジ」とも読む。 0
剝離 ハクリ はがれ、離れること。「網膜―の手術」「仏壇の塗りが―してきた」 0
笹搔き ささがき ゴボウなどをササの葉のように薄くそぎ切りにすること。また、そのもの。 0
框 かまち [2] ①床(とこ)の間やゆかの端に渡す横木。かざりのはたらきもしている。「上がり―」 ②戸・障子などの周りの枠。 0
目眩く めくるめ-く [4] 目がくらむ。目まいがする。「―く光を浴びる」参考「眩く」は、くるくる回る、目が回る意。 0
延いては ひ-いては [1] それから引き続いて。それが原因となって。意味を押し広げていうと。 0
獅子 シシ [1] ①ライオン。 ②ライオンに似た想像上の動物。唐獅子。「―に牡丹(ボタン)」 ③「獅子舞」の略。 0
圜い まる-い 円形・球形であるさま。表記「円い」とも書く。参考「圜」には、大地をまるく取り巻く天空の意もある。 0
狙猴 ソコウ サルの別称。 参考「狙」「猴」ともにサルの意。 0
不眠不休 フミンフキュウ [0] 眠りもせず休みもとらずに、ひたすら事に当たること。「被災者救助に―の活動をした」 0
通運 ツウウン [0],[1] 荷物を運ぶこと。「―事業」運送・運搬 0
頤を解く おとがいをとく あごがはずれるほど大笑いすること。「解く」は、はずすの意。 0
分け隔て わけへだて [0],[1],[3] 相手により、対応の仕方やもてなし方を変えること。差別待遇。「だれとも―なくつき合う」 0
信頼 シンライ [0] 信じて頼りにすること。「―の置ける人物」「―に応える」 信用 0
尻籠 しこ ツヅラフジのつるや竹で編んだ、矢を入れる容器。 表記「矢壺・矢籠」とも書く。 1
巻耳 おなもみ [0],[2] キク科の一年草。道端に自生。葉は広三角形で縁はのこぎり状。実は楕円(ダエン)形でとげがあり、他のものにくっつく。漢方では実を解熱・鎮痛薬とする。秋参考「みみなぐさ」と読めば別の植物になる。 1
立田姫 たつたひめ 秋をつかさどる女神。秋佐保姫(さおひめ)由来竜田山が奈良から見ると西にあり、西は五行説で秋に当たることから。表記「竜田姫」とも書く。 0
尨犬 むくいぬ [0] 長い毛がふさふさと生えているイヌ。むく毛のイヌ。むく。 1
戦渦 センカ [1] 戦争によって起こる混乱。「―に巻きこまれる」 参考「渦」はうずの意。 0
法曹 ホウソウ [0] 法律に関係する仕事に従事する人。裁判官・検事・弁護士など。「―界をめざす」参考「曹」は、役人・役所の意。 0
審理 シンリ [1] ①事実や筋道を詳しく調べてはっきりさせること。 ②裁判所が事件の事実関係や法律関係などを取り調べて、明らかにすること。 0
粗略 ソリャク [0] やり方などがいいかげんなこと。おろそか。ぞんざい。「客を―に扱う」「形見の品を―にはできない」 粗末 表記「疎略・麤略」とも書く。 0
粉飾 フンショク [0] ①よく見せようとして、うわべを装い飾ること。「事実を―して報告する」 ②「粉飾決算」の略。参考「扮飾」と書けば、身なりを飾る意になる。 0
尊王・尊皇 ソンノウ 天子や天皇・皇室をあがめ尊ぶこと。「―の志士」「―論」勤王(キンノウ) 0
奇禍 キカ 思いがけない災難。思わぬ不幸。「旅先で旅館の火事という―に遭う」 0
飄揺 ヒョウヨウ 風にひるがえること。ひらひらと動いて定まらないこと。 0
泡糖 カルメラ ざらめ糖と水を煮つめて泡立たせ、重曹を加えてふくらませて固まらせた菓子。カルメ焼。カルメル。表記「浮石糖」とも書く。 1
神父 シンプ [1] キリスト教のカトリックで、信者を導き説教する職務の人の敬称。司祭。 参考プロテスタントでは、「牧師」という。 0
山水 サンスイ [2] ①山や川・湖などのある景色。自然の風景。 ②「山水画」の略。 ①を描いた絵。 ③築山(つきやま)と池のある庭園。 0
無欲 ムヨク [1] 欲がないこと。欲を出さないこと。「―の勝利」貪欲(ドンヨク) 「無慾」の書きかえ字。 0
脳卒中 ノウソッチュウ [3] 脳の血管障害による症状。急に意識を失って倒れ、多く、運動・言語機能に障害を起こす。脳出血などによる。 0
痛切 ツウセツ [0] 身にしみるほど、強く感じること。「父を亡くして、その存在の大きさを―に感じる」 0
鯰髭 なまずひげ [3] ①ナマズのひげに似た細長い口ひげ。また、それをはやしている人。 ②①の人が多かったので、明治初期に官吏をののしっていう語。 0
河童の川流れ かっぱのかわながれ どんな達人でも時には失敗することもあるたとえ。泳ぎの達者なかっぱでも、時には流れに押し流されることもある意。弘法(こうぼう)も筆の誤り・猿も木から落ちる 1
檳榔毛 ビロウげ 「檳榔毛の車」の略。白くさらしたビロウの葉を、細かく裂いて車箱(くるまばこ)に貼(は)りつけた牛車(ギッシャ)。上皇・親王・大臣・高僧などが乗ったもの。檳榔車。 0
地平天成 チヘイテンセイ 世の中が無事平穏で、万物が栄えること。「地平」は世の中が平穏に治まること。「天成」は天の運行が順調で万物が栄えること。〈『書経』〉参考「内平外成」とともに、年号の「平成」の出典とされる語。天下泰平(テンカタイヘイ)天災地変 0
埋葬虫 しでむし [2] シデムシ科の甲虫の総称。世界中に分布。体は平たく長い楕円(ダエン)形のものが多い。動物の死体に群がって食う。由来「埋葬虫」は、動物の死体を土の中にうめる習性があることから。 1
窮年累世 キュウネンルイセイ 自分の生涯から子々孫々まで。「窮年」は一生涯、「累世」は代々の意。 0
料亭 リョウテイ [0] 日本料理を出す高級な料理屋。「―での宴会」 0
地番 チバン [0] 土地登記簿に登記するため、土地ごとにつけられた番号。 0
占める し-める [2] ある物・場所・地位などを、自分のものとする。「過半数を―める」「権力の座を―める」「わが校の選手が上位を―める」 0
鮮麗 センレイ [0] あざやかでうるわしいようす。「―な色彩」 0
出水 でみず [0] 大雨で、河川の水量が非常に増えること。また、あふれること。大水。洪水(コウズイ)。「―で橋が流される」 夏 参考「シュッスイ」とも読む。 0
蚰蜒 げじ [0],[3] ゲジ目の節足動物の総称。暗い湿った所にすむ。ムカデに似るが、あしが長く、とれやすい。家屋内の小さな害虫を捕食する益虫。ゲジゲジ。夏 1
某氏 ボウシ [1] ある人。名前がわからなかったり、ぼかしていうときに用いる。「―の言によると」 0
掌中 ショウチュウ [0],[1] ①手のなか。 ②自分が思いどおりにできる範囲。「権力を―に収める」 ①②手中 0
駅舎 エキシャ [1] ①鉄道で、駅の建物。「―は昔と変わらなかった」 ②「駅亭」に同じ。 0
捨て台詞 すてぜりふ [3] ①舞台で役者が即興的に言う、台本にない言葉。アドリブ。 ②立ち去るときに一方的に言い放つ、悪意のこもった言葉。 1
宝鐸 ホウチャク ①仏堂や塔の四方の軒につるす大きな鈴。風鐸(フウタク) ②銅鐸(ドウタク)の美称。参考「ホウタク」とも読む。 0
信奉 シンポウ [0] ある主義や思想などをかたく信じて、それにしたがうこと。「平和主義を―する」 0
重 しげどう [1] 弓の、手でにぎる部分を黒漆で塗り、その上を(トウ)でぎっしり巻いたもの。 表記「滋」とも書く。 1
二律背反 ニリツハイハン [1],[0] 二つの命題が、ともに論理的に正しいと思われ、しかも相互に対立矛盾していること。 0
岡っ引き おかっぴき [0] 江戸時代、町奉行所の同心などの配下となって、犯人の探索や逮捕にあたった人。めあかし。「―根性(やたらと人を疑う性質)」 0
日食 ニッショク [0] 月が太陽と地球の間に入り、太陽をおおい隠す現象。月食参考太陽の全部をおおい隠すのを皆既食、部分的におおい隠すのを部分食、中心部が隠されて月のまわりに太陽が環状に見えるのを金環食という。 「日蝕」の書きかえ字。
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あつじ所長の漢字漫談7 皆既日食と即席ラーメン
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
眼底 ガンテイ [0] 眼球の内側の後ろの部分。「―出血」「―検査」 0
肱 ひじ [2] ①上腕と前腕をつなぎ、腕を曲げたとき外側に突き出る部分。「―を張って歩く」 ②①を曲げたときの形のもの。「椅子(イス)の―」表記「肘・臂」とも書く。 0
謹告 キンコク [0] 広告などの冒頭におく語。「つつしんでお知らせします」の意。 0
逢着 ホウチャク [0] 出あうこと。でくわすこと。「災難に―する」遭遇表記「逢著」とも書く。 0
号音 ゴウオン [0] 信号や合図のために鳴らす音。「出発の―が鳴りひびく」 0
貼る は-る [0] のりなどでつける。はりつける。「切手を―る」 0
高遠 コウエン [0] すぐれており、高尚なこと。「―な理想を掲げる」 0
屈背 くぐせ 背骨が曲がり、前かがみになる病気。表記「傴僂」とも書く。 0
仕舞 シまい [0] ①やめること。終わりにすること。また、終わりになること。「遊びはもう―だ」「これが成功しなければもうお―だ」 ②最後。「―にはいやになる」「―湯」 0
聯絡 レンラク [0] 連絡 0
牛頭馬頭 ゴズメズ [0] 地獄の獄卒のこと。頭がウシやウマで、体は人間という地獄の鬼。 0
天麩羅 テンプラ [0] ①魚介類や野菜などに小麦粉のころもをつけ油で揚げた食べ物。②めっきしたもの。「―の時計」③見せ掛けだけで中身のないもののたとえ。にせ。えせ。「―学生」 0
柑 みかん ミカン科の常緑小高木。初夏に白い花が咲く。初冬に黄赤色で球形の果実をつける。果実は食用、果皮は香味・薬用。冬表記「蜜柑」とも書く。 0
掛売り かけうり [0] 即金ではなく、代金をあとで受け取る約束で品物を売ること。貸売り掛買い 0
大摑み おおづかみ ①手いっぱいに握ること。また、そのさま。「菓子を―にとる」 ②物事をおおざっぱにとらえること。あらましを理解すること。「―に説明する」 0
脊髄癆 セキズイロウ [3] 梅毒に感染して数年後に発生する中枢神経系統の疾患。下肢の激痛や瞳孔(ドウコウ)障害などが現れ、さらに進むと運動失調や知覚障害を起こす。 0
堅白同異の弁 ケンパクドウイのベン こじつけや詭弁(キベン)のたとえ。故事 中国、戦国時代、趙(チョウ)の公孫竜が「かたくて白い石を目で見ると、色が白いことはわかるがかたさはわからない。手でさわると、かたさはわかるが色はわからない。だから、かたい石と白い石とは同時には成立しない」という論法で、物事の同異を説いた故事から。〈『公孫竜子』〉白馬非馬 0
武力 ブリョク [1] 武器や軍隊によって他をおさえる力。軍事力。「国境付近で―衝突が起こる」「―行使に及ぶ」兵力 0
四通八達 シツウハッタツ [2],[0] 道が四方八方に通じていて、交通の便が非常によいこと。〈『晋書(シンジョ)』〉 四通五達 0
李白一斗詩百篇 リハクイットシヒャッペン 人並みはずれたすぐれた詩の才能をもち、酒豪であること。酒好きで天才詩人の李白なら、一斗(一〇升)の酒を飲めば、たちどころに詩を百くらいは作ってしまう意。由来唐の詩人李白の詩の才能と酒豪ぶりを、同時代の詩人杜甫(トホ)が詩に詠(よ)んだことから。〈杜甫の詩〉 0
賦与 フヨ [1] 配り分け与えること。特に、神が分け与えること。もって生まれること。「天から―された文才の持ち主だ」 0
捧げる ささ-げる [0] ①両手で目のあたりまで上げて持つ。「優勝旗を―げ持つ」 ②献上する。「墓前に花を―げる」 ③真心・愛情などを差し出す。「研究に命を―げる」表記「奉げる」とも書く。 0
逋税 ホゼイ 税からのがれること。また、滞納している税。脱税 0
親友 シンユウ [0] 心からうちとけた、親しい友人。「二人は無二の―だ」 0
白頭新の如く、傾蓋故の如し ハクトウシンのごとくケイガイコのごとし 交友の深さは付き合った年月の長さによらず、互いの心を知る深さによるたとえ。ともに白髪になるまで長い間付き合っても、新しい友人のように心が通わないこともあるが、ちょっと車を止めて車の蓋(かさ)を傾けて話しただけでも、意気投合して昔からの親友のようになれる意から。〈『史記』〉 0
天体 テンタイ [0] 太陽・月・星など、宇宙空間に存在する物体の総称。「―を観測する」 0
袖垣 そでがき [2],[0] 門などの両わきに連ねてつくった低いかきね。 0
叙勲 ジョクン [0] 勲等を授け、それに応じた勲章を与えること。「功労者として―の対象となる」 0
無雑 ムザツ [0] 混じり気がないこと。純粋なこと。また、そのさま。 0
差し金 さしがね [0] ①大工の使う、直角に曲がった金属製の定規。曲尺(かねジャク)。 ②芝居の小道具の一つ。観客にわからないように、作り物のチョウや小鳥などを操る針金。 ③かげで人をそそのかし操ること。「余計な―」 表記①「矩」とも書く。 0
戯言 ざれごと [0] ふざけていう言葉。たわむれに口にする言葉。冗談。参考「ギゲン」とも読む。 0
金海鼠 きんこ キンコ科の棘皮(キョクヒ)動物。茨城県以北の浅海にすむ。長楕円(ダエン)形で多くは灰褐色。煮て干したものを中国料理に用いる。フジコ。冬 1
瞳睛 ドウセイ 「瞳孔」に同じ。 0
勅撰 チョクセン [0] ①天皇の命令により、詩歌などをえらび編集すること。また、編集したもの。「―集」私撰 ②天皇がみずから詩歌や文章を選定すること。 0
先客 センキャク [0] すでに来ている客。先に来ている客。「―があったので少し待った」 0
縄張 なわばり [0] ①なわを張って境界や位置を決めること。 ②特定の動物が他の動物の侵入を許さない一定の占有地域。また、博徒や暴力団の勢力範囲。「―争い」 ③よく知っていてくわしい場所や事柄。専門領域。 0
褒詞 ホウシ ほめ言葉。賛辞。「―を賜る」賞詞・褒辞 0
不適 フテキ [0] 適当でないこと。適さないこと。不向き。「ドライブには―な天候」 0
躑躅 テキチョク [0],[2] ①足踏みすること。ためらうこと。躊躇(チュウチョ) ②ツツジの漢名。 0
取得 シュトク [3] 手に入れること。自分の所有にすること。「旅券を―する」「卒業単位の―」「宅地を―する」 0
埴輪 はにわ [0] 古墳の周囲に並べた素焼きの土器。円筒埴輪と人・馬・器物などをかたどった形象埴輪がある。 0
一難去って又一難 イチナンさってまたイチナン 一つの災難をなんとか切り抜けたとたんに、また別の災難がやってくること。前門の虎(とら)後門の狼(おおかみ) 0
再来年 サライネン [0] 次の次の年。明後年。 0
悪戦苦闘 アクセンクトウ [0] 強敵相手の死にものぐるいの苦しい戦い。転じて、困難を乗り切るために必死に努力すること。「―の結果やっと成功した」千辛万苦(センシンバンク) 0
三角州 サンカクす [4],[3] 河川が運んだ土砂が河口付近に積もってできた、低くて平らな三角形の砂地。デルタ。 0
御厨 みくりや ①神に供える食物を調える所。 ②神に供える食物を調進するための神社の領地。参考「みくり」とも読む。 0
豹脚蚊 やぶか [0] カ科の昆虫の総称。由来あしにヒョウのような斑紋(ハンモン)があることから。 藪蚊(やぶか) 1
禁中 キンチュウ [1] 宮中の門の内側。宮中。御所。禁裏・禁廷 0
執る と-る [1] ①手に持つ。扱う。「ハンドルを―る」「筆を―る」 ②処理する。特定の職務を引き受ける。「会社で事務を―る」 0
緻密 チミツ [0] ①きめのこまかいさま。「―な作業」 ②細部まで手落ちがないこと。「―な計画」 0
高楊枝 たかヨウジ [3] 食後にゆっくりと長いようじを使うこと。満腹したさま。「武士は食わねど―(気位の高いこと)」 0
家信 カシン [0] 「家書①」に同じ。 0
絵言葉・絵詞 エことば ①絵や絵巻物の内容の説明文。 ②絵巻物の詞書(ことばがき)。また、詞書のある絵巻物。 0
弩 いしゆみ [0] 古代中国の武器で、ばね仕掛けで大矢や石を発射する強い弓。弩弓(ドキュウ)。参考「おおゆみ」とも読む。 0
草萊 ソウライ ①雑草の生い茂った草むら。荒れ果てた土地。 ②地方。いなか。 参考「萊」は草の生えた荒地の意。 0
虎魚 おこぜ [2] オニオコゼ科とハオコゼ科の海魚の総称。 鰧(おこぜ) 1
類別 ルイベツ [0] 種類ごとに分けること。「図書館は蔵書をうまく―してある」分類 0
走る はし-る [2] ①人や動物などがかけて行く。また、乗り物などが運行する。「車が―る」 ②速く流れる。直線的に速く動く。「水が―る」「光線が―る」 ③感覚や感情が急にはたらく。「腕に痛みが―る」 ④ある事柄のために移動する。また、逃げて行く。「金策に―る」「恋人のもとに―る」 ⑤ある方向にかたむく。「感情に―る」「悪事に―る」 ⑥ある方向に通じる。「道が東西に―る」 ⑦すらすらと動く。「筆が―る」 0
搔取 かいどり ①着物の褄(つま)や裾(すそ)を手でつまんで持ち上げること。 ②女性の礼服。帯の上に羽織のようにして着る長い小袖(こそで)。うちかけ。「―前」 参考昔、武家の婦人が着たが、今は結婚式などに女性が着る。 0
醇風美俗 ジュンプウビゾク [5] 人情があつく好ましい風俗や習慣。「醇風」は素直な人情味のある気風の意。 表記「醇風」は「淳風」とも書く。 良風美俗 0
嫡 よつぎ 正妻の生んだ家を継ぐ子。嫡嗣(チャクシ)。跡取り。参考多く、長子をいう。 0
残生 ザンセイ [0] 老人の残り少ない人生。「社会奉仕に―を捧げる」 余生・残年 0
日光を見ずして結構と言うな にっこうをみずしてケッコウというな 日光東照宮(トウショウグウ)のすばらしさを称賛した言葉。「日光」と「結構」の語呂(ゴロ)を合わせたもの。参考日光東照宮は、栃木県日光市にある徳川家康の霊廟(レイビョウ)。一七世紀中ころに造営された江戸時代の代表的な霊廟建築。 0
瑞雲 ズイウン [0] めでたいことが起こるきざしとして現れる、紫色や五色の雲。「―がたなびく」 紫雲・祥雲 0
儘く ことごと-く すべて。一つ残らず。「予想が―外れる」 0
淀舟 よどぶね 大阪平野を流れる淀川を往来し貨物や客を運んだ舟。 0
混在 コンザイ [0] 何種かのものが入り混じって存在すること。「新旧―の文化」 0
木通 あけび [0] アケビ科のつる性落葉低木。山地に自生。春、薄紫色の小花をつけ、楕円(ダエン)形の果実を結ぶ。果実は熟すと縦に割れる。果肉は甘く、食用。つるは細工物用。秋由来「木通」は漢名から。表記「通草・丁翁・山女」とも書く。
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漢字の豆知識 「無花果」も「棗」も木の実の名前 ~漢字で書きたい木の実~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
着任 チャクニン [0] 新しい任地に到着すること。新しい任務につくこと。赴任離任 0
御真影 ゴシンエイ [0] ①高貴な人の肖像・写真。 ②天皇・皇后の写真。教育勅語発布前後より、宮内省から学校などに交付された。 0
開票 カイヒョウ [0] 投票箱をあけて、投票結果を集計すること。「即日―なので夜半には選挙の結果が判明する」 0
隠遁 イントン [0] 俗世間を逃れてひそやかに暮らすこと。隠棲(インセイ)・隠逸・隠居 0
猛暑 モウショ [1] 暑さがはげしいこと。また、その日。「―でクーラーが飛ぶように売れた」酷暑・激暑 夏 0
言責 ゲンセキ [0] 自分の言葉や発言に対する責任。「約束した―を果たす」 0
悪衣悪食 アクイアクショク 粗末な衣服や食べ物。参考「悪食」は「アクジキ」とも読み、粗末な食べ物という意味のほかに、いかもの食い(ふつうの人の食べない物を食べること)の意味がある。〈『論語』〉節衣縮食・粗衣糲食(ソイレイショク)暖衣飽食 0
虧ける か-ける なくなる。そこない失われる。こわれて少なくなる。 0
戦火 センカ [1] ①戦争で引き起こされる火災。「―を免れた古都」 兵火 ②鉄砲などの火器を用いた戦争。「―を交える」 0
精彩 セイサイ [0] ①生き生きとして活気があること。「彼女の絵は―を放つ」 ②つやがあり、美しい色彩であること。 表記「生彩」とも書く。 0
手榴弾 シュリュウダン [2] 手で投げる小型の爆弾。手投げ弾。 参考「てリュウダン」とも読む。 0
馳驟 チシュウ ウマや馬車に乗って、かけ回ること。 0
死せる孔明、生ける仲達を走らす シせるコウメイいけるチュウタツをはしらす 偉大な人物は死後も威名をとどろかすたとえ。 故事中国、三国時代、蜀(ショク)の諸葛亮(ショカツリョウ)(孔明(コウメイ))は魏(ギ)の司馬仲達との交戦中に病死したが、部下たちがその死を隠して攻撃をしかけたことで、仲達は孔明の死は策略ではないかと疑い、軍を退却させた故事から。〈『三国志』〉 0
日日是好日 ニチニチこれコウジツ 毎日毎日が楽しくすばらしい。決して同じ一日はないという反省をもって、かけがえのない今を受けとめよという教え。〈『碧巌録(ヘキガンロク)』〉参考「日日」は「ひび」とも読む。 0
祓う はら-う [2] 神に祈って、罪・けがれ・災いなどを除き清める。「厄を―う」「土俵を―い清める」 0
魁梧 カイゴ 体が大きくりっぱなこと。魁偉 0
御新造 ゴシンゾウ [2] ①新婦。 ②他人の妻。大正時代ごろまで、主として中流社会で使われた。「―様」参考「ゴシンゾ」とも読む。 0
番茶 バンチャ [0] 摘み残りのかたい葉などで作った下等の茶。「鬼も十八―も出花(でばな)(年ごろになればそれ相応に美しくなる)」 0
葬儀 ソウギ [1] 「葬式」に同じ。 0
脇楯 わいだて 大鎧(おおよろい)の胴の右わきにつけ、すき間をふさぐもの。「わきだて」の転。 0
訓戒 クンカイ [0] 物事の善悪をおしえさとし、戒めること。また、その戒め。「部下に―を垂れる」 「訓誡」の書きかえ字。 0
樹液 ジュエキ [0] ①樹木に含まれる養分。 ②樹木の表皮などから分泌される液体。 0
後・後彫 コウチョウ 堪えて固く節操を守ること。 由来「しぼむのに後れる」意で、マツやカシワの木が他の木がしぼんだ後まで青々としていることから。 0
名手 メイシュ [1] ①すぐれた技術をもつ人。「琴の―」名人・達人 ②囲碁・将棋などで、うまい手。「―を打つ」妙手 0
丈夫 ジョウフ [0] 一人前の男子。りっぱな男。「偉―」 由来中国の周代に、一丈を男子の身長としたことから。 参考「ますらお」とも読む。また、「ジョウブ」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識「日本と中国で意味が異なる漢字2」(公財)日本漢字能力検定協会
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「父」 権力の象徴?年配の男性?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
鉛槧 エンザン [0] 詩や文章を書くこと。 由来古代中国で、槧(木の札)に鉛粉で文字を書いたことから。 0
雕琢 チョウタク ①宝石などを刻んで磨きあげること。 ②詩文を推敲(スイコウ)し、練り上げること。 0
冷徹 レイテツ [0] 物事を、冷静に根本まで鋭く見通していること。また、そのさま。「―な目」「―に状況を見通す」 0
刀俎 トウソ 包丁とまないた。 0
歳首 サイシュ 一年のはじめ。「―に誓いを立てる」 年首・年頭・年始 0
衛兵 エイヘイ [0] 警備や監視を任務とした兵士。番兵・衛卒 0
厳父 ゲンプ [1] ①厳しい父親。 ②他人の父親に対する敬称。 0
竹叢 たかむら [2] タケが群生している所。竹林。竹藪(たけやぶ)。表記「篁」とも書く。 0
肉袒 ニクタン 上衣を脱いで肉体の一部を現すこと。昔、中国で謝罪の意を表すために行い、打たれる覚悟を示したもの。肌脱ぎ。 0
外交 ガイコウ [0] ①外国との交際。外国との交渉。「―を再開する」「―政策」内政 ②会社で、外部に出て営業の交渉や販売をすること。「生命保険の―員」 0
拝聴 ハイチョウ [0] 「聞くこと」の謙譲語。「あなたのご意見を―したい」拝承 0
他人の飯を食う タニンのめしをくう 親元を離れ、他人の家で世話になって暮らすこと。転じて、世間の荒波にもまれ、厳しい実社会の経験を積むたとえ。 0
血 ち [0] ①体内を流れる血液。「―のにじむような努力」 ②同じ祖先への血筋。血統。「―を分けた兄弟」 ③血気。情熱。「―が騒ぐ」 0
窮すれば通ず キュウすればツウず どうにもならないところまで行き詰まれば、意外に活路が開けるものであるということ。〈『易経』〉 0
内地 ナイチ [1] ①植民地に対する本土・本国。 ②国外に対する国内。 ①②外地 ③北海道や沖縄の人が、本州を指していう語。 ④海岸から遠く入った内部の地方。内陸 0
雑録 ザツロク [0] さまざまな事柄を系統立てずに記録すること。また、その記録。 0
鬱勃 ウツボツ [0] 意気盛んなさま。元気なようす。「―たる闘志」 0
陰極 インキョク [0] 一対の電極のうち、電位が低く電流が流れこむほうの極。マイナス。陽極 0
悄然 ショウゼン [0] ①憂えて元気のないさま。しょんぼりしたさま。「―として嘆息する」 ②静かでもの寂しいさま。 ①②悄悄 0
祝賀 シュクガ [0],[2] 祝い喜ぶこと。「結婚の―パーティーを開く」 哀悼 0
入梅 ニュウバイ [0] 梅雨の季節に入ること。また、梅雨の季節。つゆ入り。夏参考「ついり」とも読む。 0
新鮮 シンセン [0] ①肉、魚や野菜などが新しくいきいきとしていること。 ②汚れてなく、すがすがしいこと。「―な空気」 ③今までにない新しい感覚があること。「―な曲目」 0
祭典 サイテン [0] ①神霊をまつる儀式。祭礼。 祭祀(サイシ)・祭儀 ②大がかりで華やかな行事。フェスティバル。「音楽の―」 0
庶幾う こいねが-う [1],[4] ぜひこれはと、願い望む。強く願う。切望する。「世界の平和を―う」 1
固い かた-い [0],[2] ①しっかりしていて丈夫である。きっちりしていて緩みがない。「地盤が―い」「雑巾(ゾウキン)を―くしぼる」 ②厳重である。「守りが―い」 ③きまじめだ。信用できる。「―い職業」 ④がんこで、融通がきかない。「頭が―い」
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頭がカタくて大変です~固、硬、堅を使い分ける~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
下風 カフウ [0] ①かざしも。 ②他の者より低い地位にあること。「―に立つ(人におくれをとる)」 0
君子は器(キ)ならず クンシはキならず 君子は一つのことにしか役立たぬ器のようではなく、何事においても通用する才能をもつということ。〈『論語』〉 0
証憑 ショウヒョウ [0] ある事実を証明するよりどころ。根拠。「―書類」 証拠・証左 0
輦台 レンダイ 江戸時代、川を渡る際に旅客を乗せて担ぐ台。渡し船が禁じられた大井川などで使われた。表記「蓮台」とも書く。 0
鳳雛 ホウスウ [0],[3] 鳳凰のひな。転じて、将来、英雄となるようなすぐれた少年のたとえ。〈『晋書(シンジョ)』〉「伏竜(フクリョウ)―」麒麟児(キリンジ) 0
若狭塗 わかさぬり 福井県小浜地方で産する漆器。卵殻(ランカク)の粉末や籾殻(もみがら)を応用して色漆をぬり、金銀箔(キンギンハク)をほどこしてとぎ出したもの。 0
撚り より [2] ねじって、からみあわせること。よること。よったもの。「―を戻す(もとの関係にかえる)」 0
羊駝 ラマ ラクダ科の哺乳(ホニュウ)動物。南米のアンデス山地で家畜として飼育。背にこぶはなく、体高は一・二(メートル)ほど。荷物の運搬に用いる。肉は食用。アメリカラクダ。リャマ。 1
卒読 ソツドク ①読みおわること。読了。 ②急いでざっと読むこと。 熟読・精読 0
追随 ツイズイ [0] ①人のあとにつきしたがうこと。「他の―を許さない成績」追従(ツイジュウ) ②まねをすること。「他人の意見には―しない」 0
三歳の翁、百歳の童子 サンサイのおきなヒャクサイのドウジ 年が若くてもしっかりとした考えや判断力がある者もいれば、年をとっても無知で分別のない者もいるということ。 0
白花菜 ふうちょうそう フウチョウソウ科の一年草。西インド諸島原産。夏、雄しべの長い白色の花を総状につける。夏由来「白花菜」は漢名から。表記「風蝶草」とも書く。 1
荘か おごそ-か 大きくいかめしいさま。りっぱで重々しいさま。「―な建物」 0
反閉・反陪 へんばい ①昔、貴人が外出するとき、陰陽師(オンヨウジ)が行った呪法(ジュホウ)で、千鳥足のように歩くこと。禹歩(ウホ)。 ②能や神楽などに見られる特殊な足づかい。 1
郡衙 グンガ 古代の郡を取り締まるための役所。参考律令(リツリョウ)制のもとで、各国に国府、その下に郡が置かれた。 0
木槌 きづち [1] 柄の先に円柱形の金属または木をとりつけた、木製のつち。 0
生死事大 ショウジジダイ 禅家の言葉で、人間の生き死には厳粛な一大事であるということ。 0
肉感 ニクカン [0] ①肉体上に起こる感覚。 ②性欲をそそる感じ。「―的な魅力」 0
猫撫で声 ねこなでごえ [5] ネコが体をなでられるときに出すような、やさしそうで人にこびる声。「―ですり寄る」参考一説に、ネコをなでる人が出す甘ったるい声ともいう。 0
私曲 シキョク [0] よこしまで正しくないこと。自身の利益だけをはかろうとすること。「―を排除する」 0
溺愛 デキアイ [0] 愛情におぼれること。度を過ぎてかわいがること。「娘を―する」 0
強行軍 キョウコウグン [3] ①行程を増やしたり休息を減らしたりして、無理をとおして行う行軍。 ②時間的に無理な計画で仕事などをすること。「―で工事を仕上げる」 0
雛 ひよこ [0] ①鳥の子。特に、ニワトリの子をいう。 ②未熟で、まだ一人前でない人。ひよっこ。 参考①「ひな」とも読む。 0
寒い さむ-い [2] ①気温が低い。また、気温が低く感じられ、快くない。ひえる。暑い ②とぼしい。「懐(ふところ)が―い」暖かい ③恐ろしさなどで、ぞっとする。「現状のひどさに背筋が―くなる」 0
同盟罷業 ドウメイヒギョウ [5] 労働者が労働条件の向上などの目的を実現するため、集団で仕事を停止すること。ストライキ。同盟罷工 0
魔境 マキョウ [0] 悪魔のすむ、神秘的で恐ろしい地域。魔界 0
足掛け あしかけ [0] ①足をかけ、支えるもの。足掛かり。 ②年月を数えるとき、初めと終わりの端数も一とする数え方。一年一か月を「足掛け二年」というなど。 ③柔道などで、自分の足を相手の足にかけて倒す技。あしがけ。 0
薙刀 なぎなた [0],[3] 長い柄の先に、反り返った長い刃をつけた武器。江戸時代以後は、おもに女性が用いた。表記「長刀」とも書く。 1
出物腫(は)れ物所嫌わず でものはれものところきらわず おならやおできは時や場所などを選ばずに出てくること。また、急に産気づいたり、尿意をもよおしたりすること。 0
潤色 ジュンショク [0] 文章や話の表面をおもしろく飾ること。「―された逸話」 脚色 参考つやを出し色をつける意から。 0
居た堪れない いたたま-れない [5],[0] その場に我慢していられない。「―くなって席を立つ」 0
簇がる むら-がる [3] むらがり生える。群生する。たくさん集まる。 0
逐語 チクゴ [0] 翻訳や解釈などで、一語一語を原文に忠実に進めること。「―訳でなく、意訳をする」 0
屈する クッ-する [0],[3] ①体が前に折れ曲がる。かがむ。「殴られて思わず―した」 ②気力が弱まる。くじける。 ③従う。また、負ける。「相手の説得に―した」「敵の攻撃に―した」 0
警固 ケイゴ [1] 「警護(ケイゴ)」に同じ。参考「警護」の古い言い方。 0
謙譲 ケンジョウ [0] 相手を敬って、ゆずること。「―の美徳を尊ぶ」謙遜(ケンソン) 0
振る ふ-る [1] ①支える部分を中心にゆり動かす。物の一端を持ってふり動かす。また、全体をふり動かす。「手を―る」「バットを―」 ②巻き散らす。また、ゆすって下に落とす。「魚に塩を―る」「さいころを―る」 ③相手にせず、はねつける。「彼女に―られた」「客を―る」 ④むだにする。失う。「チャンスを棒に―る」 0
懸軍万里 ケングンバンリ 軍隊が本隊と遠く離れ、敵地の奥深くまで進軍すること。また、本隊と連絡の途絶えたまま奥深く進軍すること。「懸」は、かけ離れる、よりどころがない意。「万里」は遠くの意。 0
鎗 やり [0] 長い柄の先に刃をつけて、相手を突く武器。 表記「槍」とも書く。 0
乱打 ランダ [1] ①太鼓などを、むやみに続けて打ちたたくこと。 ②野球で、打者が相手投手の球を続けて打ちこむこと。 ③テニスなどで、練習のために次々と球を打つこと。 0
序言 ジョゲン [0] 書物の序の言葉。本のまえがき。 序文・緒言 0
訪れる おとず-れる [4] ①ある場所や人をたずねる。訪問する。「久しぶりに母校を―れた」 ②やって来る。季節・状態などにもいう。「実力を発揮する好機が―れた」「秋の―れるのが早かった」 0
数奇 スウキ [2] ①不運。ふしあわせ。また、そのさま。「―な運命をたどる」 ②運命がさまざまに変化すること。「―な人生」 参考「数」は運命、「奇」は不遇の意。「スキ」と読めば別の意になる。 0
祖述 ソジュツ [0] 先人の道を受け継いで述べること。「師の説を―する」 0
刀禰 トネ ①律令(リツリョウ)制で、主典(さかん)以上の官人の総称。 ②平安時代、行政や警衛をになった役人。 ③古代、地方の有力者。 0
果菜類 カサイルイ [2] 果実の部分を食用とする野菜類。ナス・トマト・カボチャなど。葉菜類・根菜類 0
震度 シンド [1] 地震の強さの程度。「―三の地震」 参考気象庁により、一九九六(平成八)年以降は、震度〇から四、五弱、五強、六弱、六強、七の一〇段階に分けられる。 0
箝口 カンコウ [0] ①口をつぐんで、ものを言わないこと。 ②何も言わせないこと。表記「鉗口・拑口」とも書く。①「緘口」とも書く。参考「ケンコウ」の慣用読み。 0
水煙 スイエン [3] ①みずけむり。みずしぶき。 ② 仏塔の頂上の九輪(クリン)の上にある、火炎状の装飾。 参考②火災を防ぐ祈りをこめている。 0
寅 とら [0] ①十二支の三番目。 ②昔の時刻で、現在の午前四時ころ。また、その前後二時間。「―の刻」 ③昔の方角の名。東北東。 0
死屍に鞭(むち)打つ シシにむちうつ 亡くなった人の言動に対して非難や攻撃を加えること。 故事中国、楚(ソ)の平王に父と兄を殺された伍子胥(ゴシショ)は呉に身を寄せ、楚を討つよう説いた。その後、呉が楚を攻めたとき、伍子胥はすでに亡い平王の墓をあばき、その屍(しかばね)を三〇〇回むちうって恨みをはらした故事から。〈『史記』〉 0
晢らか あき-らか あかるく、くっきりとしているさま。 0
饗膳 キョウゼン 客に出すごちそう。もてなしの料理。 0
向股 むかもも 両方のもも。 由来左右の股(また)が向かい合うことから。 0
立 サンリツ 臣下が君主を滅ぼしてその位を手に入れること。 0
非る そし-る 人の欠点を指摘して、見下げて悪くいう。非難する。責める。表記「誹る」とも書く。 0
忖度 ソンタク [1],[0] 他人の心をおしはかること。「友の心情を―する」 推察 参考「度」ははかる意。 0
議席 ギセキ [0] 議場内に定められている議員の席。転じて、議員としての資格。「衆議院の―を獲得する」 0
大義 タイギ [1] ①人としてなすべき大切な道義。特に、国家・君主に対して臣民の守るべき道。「―に生きる」 ②重要な意義。 0
信望 シンボウ [0] 他の人から寄せられる信用と人望。「―を集める」 0
撞木 シュモク [0] ①仏具の一つ。鉦(たたきがね)・磬(ケイ)などを打ち鳴らすT字形の棒。かねたたき。 ②つり鐘をつく棒。参考「シモク」とも読む。 0
卜書 うらぶみ うらないの結果を記した文書。表記「占文」とも書く。 1
大人は虎変(コヘン)す タイジンはコヘンす 徳の高い大人物が革命をなし遂げたときは、トラの毛が秋に生え変わって模様が色鮮やかに輝きだすように、古い制度が面目一新されるものだ。「虎変」は、トラの毛が抜け変わり模様がきわだつように変化すること。〈『易経』〉 0
転ばぬ先の杖(つえ) ころばぬさきのつえ 何事も失敗しないようにするには、事前に十分な準備をしておくことが大切だということ。つまずいてころぶ前に、あらかじめ杖をついて用心する意から。濡(ぬ)れぬ先の傘火事後の火の用心 0
気後れ・気遅れ キおくれ 心がひるむこと。おじけづくこと。「相手の勢いに―した」「恐ろしさで―する」 0
垣間見る かいまみ-る [4] 物のすき間からこっそり見る。ちらっと見る。 0
操 みさお [0] ①意志を固く守って変えないこと。節操。「信徒としての―を守る」 ②貞操(テイソウ)。 0
愛児 アイジ [1] 慈(いつく)しみ、大切に育てている子ども。いとしご。「―を失った悲しみ」 0
動脈瘤 ドウミャクリュウ [4] 動脈の一部分が瘤(こぶ)のように拡張する疾患。原因は外傷や動脈硬化症などによる。 0
織元 おりもと [0],[4] おりものの製造元。機屋(はたや)。 0
攘う はら-う じゃまなものをはらいのける。はらい除く。「外敵を―う」 0
粲粲 サンサン [0] ①装飾や色彩が多く、あざやかで美しいさま。 ②あざやかで、はっきりとしたさま。 表記「燦燦」とも書く。 0
圧状 オウジョウ 強制して書かせた文書。人に圧力をかけて書かせた書状。 0
飯事 ままごと [0],[2] 料理や家庭生活のまねをする、子どもの遊び。 0
木彫 きぼり [0] 木を彫刻して作ること。また、その彫刻。「展覧会には―の作品が多かった」参考「モクチョウ」とも読む。 0
湯文字 ゆモジ [0],[1] ①女性の腰巻き。湯巻 ②昔、入浴の際に着た衣。ゆかたびら。 ①②湯具 0
薪炭 シンタン [0] たきぎと、すみ。燃料。「寒冷地では―手当がついた」 0
濫伐 ランバツ [0] 無計画に山林の樹木を伐採すること。表記「乱伐」とも書く。 0
近くて見えぬは睫(まつげ) ちかくてみえぬはまつげ 他人の事はよく分かるが、自分の事はよく分からないたとえ。目は、遠くは見えるが近くのまつげは見えない意から。 0
文学 ブンガク [1] ①感情・思想などを言語や文字によって表現する芸術。小説・詩歌・戯曲・随筆・評論など。「若いころは―青年だった」文芸 ②①を研究する学問。 ③文芸学・哲学・歴史学・言語学・社会学などの総称。「大学の―部に通う」人文科学 0
用度 ヨウド [1] ①必要とする費用。入費。「―金が足りない」 ②会社などで必要な物品を供給すること。「―担当者」「―課」 0
饅 ぬた 魚介類や野菜などを酢みそであえた料理。ぬたあえ。ぬたなます。 0
同封 ドウフウ [0] 封筒の中に手紙と一緒に入れて送ること。「写真を―する」 0
樽柿 たるがき [0],[2] あいた酒樽に渋柿をつめて密閉し、残っている酒気で渋をぬいて甘くしたもの。たるぬき。 秋 0
愛する アイ-する [3] ①愛情をそそぎ、かわいがる。いつくしみ、大切にする。「幼子を―する」「祖国を―する」 ②異性に対して愛情を抱く。心がひかれ、慕わしく思う。 ③価値を認めてその存在を好む。「モーツァルトを―してやまない」 0
浮腫む むく-む [2],[0] むくみを生じ、体の一部や全体がはれたようになる。「今朝は顔が―んでいる」 1
大の月 ダイのつき [1] 陽暦で、日数が三一日ある月。一・三・五・七・八・一〇・一二の各月。小の月 0
禁圧 キンアツ [0] 権力や圧力によって発言や行動を禁止すること。「言論を―する」弾圧 0
怛む いた-む 心をいため、なげき悲しむ。うれえ悲しむ。 0
薨る みまか-る 「薨(コウ)ずる」に同じ。「関白は病に臥(ふ)して―った」参考身が現世からあの世へまかり去る意。 0
不平 フヘイ [0] 満足や納得ができず、穏やかでない気持ち。不満。「―を並べたてる」 0
狐火 きつねび [3] 暗い夜に燐(リン)が燃えて青白い火のように見える現象。狐の提灯(チョウチン)。鬼火 冬 0
日切り ひぎり [0] 「日限(ニチゲン)」に同じ。 0
基点 キテン [0] 距離の測定や作図のときの、もととなる点や場所。 0
地平線 チヘイセン [0] 大地または海が、空と接するように見える線。 0
泥棒・泥坊 どろボウ 他人の物を盗むこと。また、その人。盗人 0
純毛 ジュンモウ [0] 化学繊維を混ぜないで、動物の毛だけで作った毛糸。また、その糸で織った織物。「―のセーター」 0
密密 ひそひそ [0] 他人に聞かれないように小声で話すさま。「―話」 0
嫌う きら-う [0] 好まない。いやがる。「日焼けを―う」「知ったかぶりをして―われる」「湿気を―う食品」 0
率先躬行 ソッセンキュウコウ [0] 人の先に立って、自ら実践すること。 実践躬行・率先垂範・率先励行 0
万恒河沙 マンゴウガシャ 無限・無数のたとえ。参考「恒河沙」はガンジス河の沙(すな)の意。 0
翁媼 オウオウ おじいさんとおばあさん。 0
進歩 シンポ [1] 物事がよい方向に進んでいくこと。だんだんと発達すること。「科学技術の―」「―のあとが見られる」 退歩 0
並行 ヘイコウ [0] ①並んで行くこと。「高速道路と線路が―している」 ②同時期に行われること。「決算報告と予算報告が―して行われた」表記②「平行」、①②「併行」とも書く。
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漢字の豆知識 漢字が多くて「へいこう」する ~意味と熟語を一緒に覚えよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
親書 シンショ [1] ①自分で手紙を書くこと。またその手紙。 ②国の元首・首相などの手紙。「大統領より―を賜る」 0
変死 ヘンシ [0] ふつうではない死に方。また、不自然に死ぬこと。自殺・他殺・災害死・事故死など。横死(オウシ) 0
腎臓 ジンゾウ [0] 脊柱(セキチュウ)の両側に一対あり、尿の排泄(ハイセツ)をつかさどる内臓器官。 0
蒼茫 ソウボウ [0] 果てしなくあおあおとしているさま。「―たる大西洋」 0
芝翫茶 シカンチャ 染色の一つ。赤みをおびた茶色。 由来江戸時代、大坂の歌舞伎(カブキ)役者三代目中村歌右衛門(なかむらうたえもん)(芝翫)が、好んで用いた色から。 0
格子 コウシ [0] ①細い角材を、縦横に間をあけて方形に組み合わせたもの。「古風な―窓」 ②「格子戸」の略。 ③「格子縞(じま)」の略。 0
山容水態 サンヨウスイタイ [0] 自然の美しい山や川の姿。自然の風景。 山容水色・山光水色 0
礼節 レイセツ [0] 社会生活の秩序を保つために必要とされる行儀や作法。礼儀と節度。「―を重んじる」 0
生存 セイゾン [0] この世に生きていること。また、生き残ること。「―競争」「遭難者の―を確認する」 存命 0
土煙 つちけむり [3] 土や砂が風で舞い上がって、煙のように見えるもの。参考「つちけぶり」とも読む。 0
堪忍 カンニン [1] ①こらえしのぶこと。我慢すること。「ここが―のしどころだ」忍耐 ②怒りをおさえて、他人のあやまちなどを許すこと。「これ以上―できない」勘弁 0
上達 ジョウタツ [0] ①学問・技芸などがうまくなること。 ②下の者の意見や事情が上の人に通じること。「下意―」 下達(カタツ) 0
幼稚 ヨウチ [0] ①年端(としは)がゆかないこと。おさないこと。「―園児」幼少 ②考えや行動などが未熟で劣っているさま。「―なうそはすぐばれる」 0
苟合 コウゴウ むやみに迎合すること。よく考えずに相手に合わせること。 0
温かい あたた-かい [4] ①物の温度がほどよい高さである。「―いお湯」 ②愛情が満ちていて情け深い。 ①②冷たい ③金銭が満足できるほどにある。「ふところが―い」寒い 0
沈静 チンセイ [0] 落ち着いて静かなこと。静まること。また、気勢が上がらないこと。「ブームも―化に向かっている」興奮・高進 0
巨きい おお-きい ①端から端までの隔たりがはなはだしい。大きさや数量がきわめて大きい。 ②偉大ですぐれている。 0
枢 とぼそ [0] 開き戸を開閉するために、梁(はり)と敷居にあけた軸受け穴。 0
初めて はじ-めて [2] 新たに。最初に。「今―知りました」 0
未然 ミゼン [0] まだそうなっていない状態。まだ、事が起こらない状態。「事故を―に防ぐ」「―に予知する」 0
親炙 シンシャ [1] その人に親しく接して影響を受け、感化されること。「炙」は、教化・感化する意。〈『孟子(モウシ)』〉 参考「シンセキ」とも読む。 0
揺曳 ヨウエイ [0] ①ゆらゆらとたなびくこと。「はるか遠くまで―する汽船の煙」 ②音や感情があとあとまで長く残ること。「感動の―が体中に残る」 0
防諜 ボウチョウ [0] スパイの侵入や活動を防ぐこと。「―機関」 0
如去 ニョコ 如来(ニョライ)の別称。 0
煩瑣 ハンサ [1] こまごまとしていて、わずらわしいさま。「―な手続き」 0
盗作 トウサク [0] 他人の作品やアイデアを無断で使用し、自分の作品として発表すること。また、その作品。「デザインを―する」剽窃(ヒョウセツ) 0
錙銖 シシュ わずか。きわめて少ないこと。 参考「錙」「銖」は、中国、周代の重さの単位。一両約一六(グラム)に対して、一銖はその二四分の一、一錙は六銖。 0
想う おも-う [2] 思い巡らす。特定の対象を思いやる。思い浮かべる。 0
酉の市 とりのいち [4],[3] 一一月の酉の日に行われる鷲(おおとり)神社の祭礼に立つ市。おとりさま。冬 0
尻尾を出す しっぽをだす 包み隠していた悪事や本性などが明らかになるたとえ。しっぽを出してしまい、化けていたキツネやタヌキの正体が見破られることから。 1
木陰・木蔭 こかげ 樹木のかげ。「―で休む」 0
人脈 ジンミャク [0] 親族関係や出身地、出身校、仕事などを背景とした、人と人との社会的なつながり。「―をたよって就職する」 0
聾する ロウ-する [3] 聞こえなくなる。また、聞こえなくする。「耳を―するばかりの雷鳴だった」 0
毒を食らわば皿まで ドクをくらわばさらまで 一度悪事に手を染めたからには、悪の限りを尽くしてしまえというたとえ。毒を食ってしまった以上は、皿までなめ尽くす意から。 0
嗄れる しわが-れる [0],[4] 声がかすれる。しゃがれる。「―れた声で語る」 0
随分 ズイブン [1] ①たいそう。ふつうの程度を超しているさま。「―暑くなった」 ②ひどいさま。相手を非難して言う。「―な言い方だ」 ③せいぜい。くれぐれも。「―お大事に」 参考③別れのあいさつなどの古風な言い回し。 0
補整 ホセイ [0] 補って整えること。「計器を―する」「精密時計の―振り子」 0
心耳 シンジ [1] ①心と耳。また、心の耳で聞くこと。物事の是非善悪を聞き分ける心の働きをいう。 ②心臓の上半部の一部分。または心房。 参考①「シンニ」とも読む。 0
茶菓 サカ [1] 茶と菓子。「―のもてなしを受ける」参考「チャカ」とも読む。 0
風趣 フウシュ [1] 趣。風情(フゼイ)のある味わい。「―に富んだ水郷」風韻・風致 0
下座 ゲザ [0] ①末席。末座 上座(ジョウザ) ②芝居などで、舞台に向かって左のほう。 ③芝居・寄席などで、囃子方(はやしかた)の控える場所。 ④昔、貴人に対し、座を下がって平伏して行った敬礼。参考①②「しもザ」とも読む。 0
江湖 コウコ [1] 世の中。世間。社会。「―の評判を得た」参考もとは、中国の長江と洞庭湖の意。 0
公民 コウミン [0] ①国や地方公共団体の政治に参加する権利・義務のある国民。「―権」 ②律令(リツリョウ)制で天皇に属する民。 0
礼法 レイホウ [0] 礼儀の法式。礼儀作法。「―にもとる」礼式 0
冊 ふみ [0] 書き記したもの。書物・手紙・文書など。 由来「冊」は、文字を書いた竹簡・木簡をひもで綴(と)じた書物の原形を意味したことから。 0
小数 ショウスウ [3] ①小さい数。 ②数学で、絶対値が一より小さい実数で、小数点を用いて十進法で表したもの。 整数
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・漢字の豆知識 「最小限」はあっても「最少限」はない? ~反対語とセットで考える~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
心外 シンガイ [0] 相手の言動や物事の結果などが予想外なこと。また、思いもよらないことで、残念で裏切られたように思うさま。「そんなに非難されるとは―だ」 意外・慮外 0
迂愚 ウグ [1] 世事にうとく、おろかなこと。「大人になっても―な者は多い」 0
諺語 ゲンゴ [1] ①古くから言い伝えられたことわざ。格言。 ②俗語。 0
姿 すがた [1] ①人や物の全体の形・格好。ようす。ありさま。「山の美しい―」「現代日本の―」 ②みなり。ふうさい。「さっそうとした―」 ③からだ。身。「―が見えない」 0
灯下 トウカ [1] ともしびのもと。あかりのそば。「―に書をひもとく」 0
恢恢 カイカイ 大きくてひろいようす。また、ゆったりしているさま。「天網―疎にして漏らさず」〈『魏書(ギショ)』〉 0
儀典 ギテン [0] 儀式に関してのきまり。「式は―にのっとって粛々と進行した」典例 0
勤勉 キンベン [0] 仕事や勉学に一生懸命取りくむこと。怠惰 0
絡む から-む [2] ①まとわりつく。巻きつく。「犬の足にロープが―む」 ②相手のいやがることを、しつこく言ったりしたりする。「酔っ払いに―まれる」 ③密接に結びつく。関係する。「いろいろな事情が―み合っている」 0
精霊棚 ショウリョウだな 盂蘭盆(ウラボン)に、精霊を迎えるために設けるまつり棚。位牌(イハイ)や仏具を並べ供え物をする。盆棚。 秋
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漢字の豆知識 冠婚葬祭ってどんな意味? (公財)日本漢字能力検定協会 0
鯨 くじら [0] ①クジラ目の哺乳(ホニュウ)動物の総称。魚に似た形で海にすむ。シロナガスクジラなど、種類は多い。冬 ②「鯨尺」の略。
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鯨(くじら)はなぜ魚偏に京と書くの?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
訣れる わか-れる ①思いきって別れを告げる。いとまごいする。 ②死別する。 0
一枚岩 イチマイいわ [3] ①一枚の板のように大きく広い岩。 ②結束が強く、容易にゆるぎそうにない組織・集団。「―の団結が急成長の原動力となった」 0
羯磨 カツマ ①作業。働き。 ②儀式や作法。特に、修行者の受戒や懺悔(ザンゲ)。 ③「羯磨金剛」の略。三鈷(サンコ)を十字形に組み合わせた密教の法具。 0
偽 にせ [0] 本物のように見せかけて作ること。また、そのもの。「―の小切手をつかまされた」「―学者」似非(えせ)表記「贋」とも書く。 0
編修 ヘンシュウ [0] 資料を集め整理して、書物にまとめあげること。特に、史書や研究書などにいう。「国史を―する」 0
水爆 スイバク [0] 「水素爆弾」の略。水素の原子核が核融合したときに発する高熱と、中性子による多量の放射能とを利用した爆弾。 0
煩う わずら-う [0],[3] ①思い悩む。心がいらいらする。「人は時に悩み―う」 ②病気になる。 0
帰郷 キキョウ [0] 故郷に戻ること。「正月の―は久しぶりだ」帰国・帰省出郷(シュッキョウ) 0
子孫 シソン [1] ①子や孫。まごこ。 ②血筋をひいて生まれる人々。また、後の世代の人々。 後裔(コウエイ)・末裔(マツエイ) 先祖・祖先・父祖 0
狼藉 ロウゼキ [0] ①取り散らかって乱雑なこと。狼戻 ②乱暴で無法な行い。「―者を処罰する」由来オオカミが草を藉(し)いて寝たあとの乱れたようすから。 0
疱疹 ホウシン [0] 皮膚に小水疱・小膿疱(ノウホウ)が集まってできた状態。ヘルペス。 0
負けるが勝ち まけるがかち 相手に勝ちをゆずって、しいて争わないことが結局は勝利をもたらすということ。逃げるが勝ち 0
嘗める な-める [2] ①舌で味わう。「あめを―める」 ②経験する。「長年、世の辛酸を―めてきた」 ③甘くみる。あなどる。「相手を―める」 表記①「舐める」とも書く。 0
木末 こぬれ [0] 木の若い枝先。木の末。こずえ。 1
因果応報 インガオウホウ [1],[0] 人の行為の善悪に応じて、その報いが必ず現れること。よい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。悪因悪果・善因善果 0
抱く だ-く [0] 腕にかかえ持つ。いだく。また、動物が卵を温める。「子どもを―く」「雄が卵を―く習性の鳥もある」 0
邑 くに [0],[1] 昔、天子や王が直轄で治めた地。また、諸侯や豪族などの領地。 0
白丁花 ハクチョウゲ アカネ科の常緑小低木。中国原産。よく枝分かれするので、生け垣などに用いる。初夏、白色または淡紫色の先が五裂したラッパ形の小花をつける。夏表記「満天星・六月雪」とも書く。 0
真鍮 シンチュウ [0] 銅と亜鉛の合金。「―の盥(たらい)」 黄銅(オウドウ)・(コウドウ) 0
矜羯羅 コンガラ 不動明王の脇士(キョウジ)の八大童子の第七。制多迦(セイタカ)童子と対。表記「金伽羅」とも書く。 0
穿つ うが-つ [2] ①穴をあける。掘る。「水滴が石を―つ」 ②物事の本質や人情の機微などを言い当てる。「―った見方をする」 ③ズボンやはかまなどをはく。 0
十六六指・十六武蔵 ジュウロクむさし 将棋などの盤上で行うゲームの一種。 新年 1
脳漿 ノウショウ [0] ①脳の外側や脳室内にある液。髄液。 ②知恵や頭脳。「―を絞る(もっている知恵を出し尽くす)」 0
沈の箱 ジンのはこ ①沈香で作った箱。 ②沈香を収める箱。沈箱。 0
夫妻 フサイ [1],[2] 夫婦。自分や身内以外の夫と妻をいう。「媒酌人ご―」 0
塵土 ジンド ①ちりとつち。ごみつち。 ②つまらないもの。 ③けがれた世。 0
七五三 シチゴサン [0],[3] ①子どもの成長を祈る祝い。男子は三歳と五歳、女子は三歳と七歳の一一月一五日に氏神に参拝する。 冬 ②祝い事に使うめでたい数。 ③「七五三膳(ゼン)」の略。本膳に七菜、二の膳に五菜、三の膳に三菜をつけた、りっぱな祝宴。 ④しめなわ。 0
内的 ナイテキ [0] ①物事の内部に関するようす。内部的。 ②精神・心に関するようす。内面的。「―生活を充実させたい」 ①②外的 0
似る に-る [0] 形や性質などが同じように思われる。そっくりである。「姉は母親に―て色白の美人だ」 0
腐葉土 フヨウド [2] 落ち葉が腐ってできた土。養分に富み、園芸に用いる。「花壇に―を入れる」 0
平 ひら [1] ①平らなこと。ひらたいこと。また、でこぼこがないところ。「手の―に載せる」「―屋に引っ越す」 ②普通であること。特に、会社組織などで役職についていないこと。また、その人。「うだつの上がらぬ―社員」 ③「平碗(ひらワン)」の略。底の浅くてひらたい形の碗。御平(おひら)。 ④「平織り」の略。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を一本ずつ交差させる基本的な織り方の織物。「―絹(ひらぎぬ)の反物」「仙台―の袴(はかま)」 0
知己朋友 チキホウユウ 自分の心や人柄をよく知ってくれている友人のこと。「知己」は己(おのれ)を知る、「朋友」は友だちの意。 0
惨状 サンジョウ [0] むごたらしいありさま。見るも無残なさま。「事故現場の―には思わず目を覆う」 0
梵唄 ボンバイ [0] ①「声明(ショウミョウ)」の別称。 ②①のうち、梵語を漢字音訳した歌詞による唄(うた)。法会の始まりに僧が独唱する経文。 0
陥没 カンボツ [0] 物の一部がくぼむこと。表面にくぼみができること。「大地震で地盤が―する」「頭蓋(ズガイ)骨の―」陥落・陥入 0
肌理 きめ [2] ①皮膚や物の表面の細かいあや。「―の粗い肌」 ②心くばりの行き届く度合。「―細やかな配慮」 ③もくめ。表記③「木目」とも書く。 1
特恵 トッケイ [0] 特別な恩恵やはからい。特別待遇。「―関税」 0
憑子 たのもし [0] 掛け金を出し合い、くじや入札で決めた順序で金を融通し、全員に融通した時点で解散する組合。たのもし講。表記「頼母子」とも書く。 1
虚蟬 うつせみ セミの抜け殻。また、セミ。夏表記「空蟬」とも書く。 0
碧血丹心 ヘキケツタンシン きわめて強い忠誠心のこと。「碧」は青、「丹心」は真心の意。故事 中国、周の楽官、萇弘(チョウコウ)は、主君をいさめて追放され、郷里の蜀(ショク)に戻ったのち、自刃した。蜀の人々が哀れに思い、その血を器に入れておいたところ、三年後、それが美しい碧玉になったという故事から。〈『荘子(ソウジ)』〉丹石の心 0
万世不刊 バンセイフカン 長く伝わり、いつまでも滅びないこと。永遠に残ること。「不刊」は滅びない、「刊」は削り取る意。昔は竹や木に漆で文字を書き、不要な部分などは削り取ったことから。〈揚雄の文〉参考「万世」は「万代」ともいう。万世不滅 0
巨魁 キョカイ [0] 悪い集団のかしら。頭目・首領表記「渠魁」とも書く。 0
反転 くるべき [0] 糸を繰る道具。参考「ハンテン」と読めば別の意になる。 1
貫徹 カンテツ [0] つらぬきとおすこと。やりとおすこと。「あくまで初志を―する」 0
気負う キお-う [2] 意気込む。勇み立つ。「勝とうと―う」「あまり―いすぎるな」 0
瑇玻盞・瑇皮盞 タイヒサン 昔、中国江西省の吉州窯(キッシュウヨウ)で作られていた茶碗(チャワン)。「瑇玻」は瑇瑁(タイマイ)(カメの一種)の皮の意。由来釉(うわぐすり)をかけると、鼈甲(ベッコウ)のような文様が現れたことから。 0
能う あた-う [1] できる。なし得る。「―う限りの努力」参考古くは打ち消し語を伴ったが、現在では肯定の形でも用いる。 0
萌葱糸縅 もえぎいとおどし 鎧(よろい)の縅の一種。萌葱色の糸で札(さね)をつづること。萌葱縅。 0
名称 メイショウ [0] 名前。呼び名。「漢字の部首の―を調べる」「会社の正式―」 0
数理 スウリ [1] ①数学の理論。 ②計算。また、その方法。「―に明るい」 0
茶坊主 チャボウズ [2] ①昔、剃髪(テイハツ)で武家に仕えて接待や茶道などをつかさどった下級の職名。また、その人。 ②権力者にこびへつらう者をあざけり、ののしっていう語。 0
嬢はん いとはん おじょうさん。いとさん。 参考関西地方でいう。 0
審問 シンモン [0] ①事情を詳しく問いただすこと。 ②審理のため、裁判所が当事者や利害関係のある者に問いただすこと。 審訊(シンジン) 0
照らす て-らす [0],[2] ①光を当てて明るくする。「スポットライトが舞台を―す」「月明かりが夜道を―す」 ②見比べて調べる。「規約に―して処罰する」「原稿と―し合わせる」 0
遉 さすが ①予想や評判どおり。やはり。思っていたとおり。「横綱は―に強い」②そうはいうものの、やはり。「図々しい彼も―に遠慮した」③いくら…でも、やはり。あれほどの。「―の彼も、入賞するのがやっとだった」表記「流石」とも書く。 0
姸姸 ケンケン あでやかでうつくしいさま。なまめかしく色っぽいさま。 0
剝く む-く ①表面をはぎとる。「果物の皮を―く」 ②あらわにする。「目を―いて怒る」「牙(きば)を―く(敵意を示す)」 0
奔湍 ホンタン 勢いの激しい流れ。また、流れのはやい川。早瀬。急流。奔流 0
燦らか あき-らか 明るくあざやかなさま。美しく輝くさま。 0
縄文 ジョウモン [0] ひもやなわで土器の表面につけた文様(モンヨウ)。「―土器」「―時代」 0
凌雲の志 リョウウンのこころざし 俗世間を高く超越したいと願う高い志。また、志気盛んに大いに立身出世しようとする志。〈『漢書(カンジョ)』〉青雲の志・凌霄(リョウショウ)の志 0
黒枠・黒框 くろわく ①黒いわく。 ②死亡通知状や死亡広告を囲む黒いふち取りの線。
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漢字の豆知識 「身罷る」前に備えておこう 冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
帰宅 キタク [0] 自分の家に戻ること。帰館 0
蘇る よみがえ-る [3],[4] ①生き返る。「死者が―る」 ②一度消えたものが、再び勢いを盛り返す。「鮮やかに記憶が―る」「枯れかけた木を―らせた」 表記「甦る」とも書く。 0
水郭 スイカク 河川や湖沼のほとりの町や村。水辺にある町や村。 水郷 0
出し鮫 だしざめ 刀の柄(つか)の外装。サメ皮を巻いたままで糸を巻いていない。近世、短刀に多く用いた。 0
屁理屈 ヘリクツ [2] つまらないこじつけがましい理由づけ。筋のとおらない理屈。「―をこねる」 0
政商 セイショウ [0] 政府や政治家と結んで、特権的な利益を得る商人。 0
塡詞 テンシ 中国、宋(ソウ)代に流行した漢詩の形体。楽府(ガフ)から変化した歌曲の一種で、譜面に合わせて文字をうずめて作る。 0
牙婆 すあい 物品の売買の仲介をする人。また、その手数料。仲介料。才取(サイとり)表記「数間」とも書く。 1
権化 ゴンゲ [1] ①仏や菩薩(ボサツ)が、人間や一切の生き物を救うために、仮の姿でこの世に現れること。また、そのような化身(ケシン)。権現 ②ある性質が、具体的な形になって、人や物に現れていること。また、その人や物。「欲望の―」 0
惨め みじ-め [1] 見るにしのびなく、あわれでいたましいさま。屈辱的なさま。「―な結果に終わった」「―な生活」 0
船 ふね [1] 人や物をのせて水上を行く交通機関。 参考ふつう、小型のものを舟、比較的大型のものを船という。 0
鰍 かじか [0] カジカ科の淡水魚。 杜父魚(かじか) 0
既定 キテイ [0] すでに決まっていること。「―の手順にしたがう」未定 0
間際 まぎわ [1] 物事が起こる直前。「出発―」表記「真際」とも書く。 0
封戸 フコ 律令(リツリョウ)制で、食封(ジキフ)の対象となった戸。皇族や高官などの位階・勲功などに応じて支給した。その戸から租の半分と庸・調の全部が被支給者の収入となった。また、食封の制度。参考「ホウコ」とも読む。 0
大樹の下(もと)に美草なし タイジュのもとにビソウなし 大人物のいるところからは、その威光に頭を押さえられて、すぐれた人物が出にくい。大木の陰になっている場所によい草は生えない意から。〈『説苑(ゼイエン)』〉 0
後釜 あとがま [0] 前の人の代わりにその地位に就くこと。また、その人。後任。また、特に後妻。「―をねらう」 0
康衢 コウク にぎやかな大通り。参考「康」は五方、「衢」は四方に通じる道路の意。 0
汗腺 カンセン [0] 皮膚の中にあり、汗を出して体温調節をする管状の腺。 0
節目 ふしめ [3] ①木材などの節のある部分。 ②物事の区切り。変わり目。「人生の―を迎える」「期末テストはひとつの―だ」 0
灰燼 カイジン [0] 灰と燃えかす。「―に帰(キ)す(すべてあとかたもなくなる)」 0
歌う うた-う [0] ①節をつけて声に出す。「歌を―う」 ②和歌や詩などを作る。「人生を―う」 ③さえずる。「小鳥が―う」表記①「唄う・謡う」 ②「詠う」とも書く。 0
愍れむ あわ-れむ 人の不幸を思いやる。不憫(フビン)に思って同情する。表記「閔れむ・憫れむ」とも書く。 0
浩蕩 コウトウ 広大なようす。転じて、志の奔放なさま。参考「蕩」はゆったりとただよう意。 0
施主 セシュ [1] ①寺や僧に金品をほどこす人。 ②葬式や法事などの主催者。 ③建築の依頼主。「―の要望で設計を変更する」 0
星宿 セイシュク [0] 昔、中国で星を二八宿に分類したもの。星座。ほしのやどり。 星辰(セイシン) 0
陵遅 リョウチ ①丘陵がしだいに低く平らになること。 ②物事がしだいに衰えすたれること。陵夷(リョウイ) 0
鵬図 ホウト 大事業や壮大な志。大きなもくろみ。壮図・雄図参考鵬(おおとり)が北から南へ一挙に飛んでいこうとする、大きなくわだての意から。 0
活眼 カツガン [0] 物事の真相を見抜く鋭い眼力。道理を正しく理解する見識。「―を開いて相手を見抜く」 0
常用 ジョウヨウ [0] 日常いつも使っていること。また、毎日続けて使うこと。「―漢字」「胃薬を―する」 0
賢察 ケンサツ [0] 他人の推察を敬っていう語。御推察。「苦しい胸中をご―ください」 0
奇遇 キグウ [0] 思いがけなく出会うこと。思いもよらない不思議な巡り合わせ。「ここで会うとは―だ」 0
老体 ロウタイ [0],[1] ①年をとった人。また、老人の身体。 ②老人を敬っていう語。「御―」 0
仙姿玉質 センシギョクシツ 気高く美しい容姿と、なめらかな白い肌をもった女性。絶世の美女の形容。 参考「質」は体の意。 仙姿玉色・天香国色
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漢字の豆知識 美人をたたえる四字熟語~見た目も、頭脳も、歯もほめる!~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
暖色 ダンショク [0] 赤・だいだい・黄色など、暖かい感じを受ける色。「―のカーテン」温色寒色 0
憂苦 ユウク [1] うれえ苦しむこと。心配して悩むこと。心配事と苦しみ。「酒で浮世の―を忘れる」 0
生新 セイシン [0] 生き生きとして、新鮮なさま。生気があふれて、新しいさま。「―な気分」 生鮮 0
滾滾 コンコン [0] 水などが尽きずにあふれでるさま。「―と泉が湧く」表記「渾渾」とも書く。 0
還流 カンリュウ [0] ①水や空気の流れがもとの方向へ戻ること。 ②蒸留で発生した蒸気が冷やされて凝縮し、再びもとに戻ること。また、その液。表記①「環流」とも書く。 0
熟瓜 ほぞち よく熟したマクワウリ。 由来よく熟すとへた(ほぞ)がとれることから。 1
木に竹を接ぐ きにたけをつぐ とってつけたようで前後の調和がとれないさま。また、筋がとおらないことのたとえ。「それは―いだような話だ」由来 木に性質のちがうタケを接ぎ木しようとしても、うまくいかないことから。 0
酣春 カンシュン 春まっさかり。春たけなわ。春の盛り。 0
行方 ゆくえ [0] ①進んでいく場所・方向。行く手 ②行った先。「―不明」 ③これから先。将来。「勝敗の―」行く末 1
乳癌 ニュウガン [1] 乳腺(ニュウセン)にできるがん。 0
翦る き-る はさみできりそろえる。 表記「剪る」とも書く。 0
適確 テキカク [0] 本質をついてまちがいのないさま。「―な措置をとる」表記「的確」とも書く。参考「テッカク」とも読む。 0
危うく あや-うく [0] ①やっとのことで。「―助かった」「―難をのがれる」 ②もう少しで。「―車にはねられるところだった」 0
拝芝 ハイシ 「拝顔」に同じ。 0
銜む ふく-む [2] ①口にくわえる。「遠山を―み長江を吞(の)む」 ②お受けする。 ③心に留める。根にもつ。 0
枕詞 まくらことば [4] ①和歌の修辞で、意味とは無関係に、特定の語句に冠して句調を整える語。「ちはやぶる(↓神など)」「ひさかたの(↓光など)」など。冠辞・発語 ②前置きの言葉。 0
満ちる み-ちる [2] ①いっぱいになる。「人で―ちる」 ②広く行き渡る。「花の香りが室内に―ちる」 ③欠けたところがなく完全になる。「月が―ちる」 ④期限になる。「任期が―ちる」 ⑤潮がさしてくる。 0
罟 あみ 上からかぶせて魚や動物を捕らえる大きなしかけあみ。 0
仄韻 ソクイン 漢字の四声(シセイ)のうち、仄声(ソクセイ)の韻。 平韻(ヒョウイン) 0
低迷 テイメイ [0] ①低くさまようこと。「暗雲が―する」 ②悪い状態が長く続き、抜け出せないでいること。「景気が―する」 0
即効 ソッコウ [0] 用いると、すぐに効果があらわれること。「―性のある新薬だ」 0
素っ頓狂 スっトンキョウ [3] 突然ひどく調子はずれの言動をすること。間の抜けたさま。「―な声をあげる」 0
聴く き-く [0] ①神経を集中して音を感じる。詳しくきき取る。「静かに古典音楽を―く」 ②きき入れる。「願いを―く」 0
代替 ダイタイ [0] 他のもので代えること。だいがえ。「―輸送」 0
曝し さらし 江戸時代、罪人をしばり世間の目にさらした刑罰。また、さらし首。表記「暴し」とも書く。 0
矢 やたら [1] 物事に規律・秩序のないさま。むやみ。みだり。「むやみ―と歩き回る」「―と笑う人」 参考「矢」は当て字。 0
珠算 シュザン [2] そろばんを使ってする計算。 参考「たまざん」とも読む。 0
芸 わざ [1] ①修得した技能。 ②遊びに関する技術。遊芸。 ③学問。芸術。参考「芸」は、草木をうえて育てる意から、自然のものに手を加える「技術」や「才能」の意を表すようになった。 0
免租 メンソ [1] 法定の事由があるとき、租税の一部または全部を免除すること。 0
一行 ひとくだり [0] ①文章のいちぎょう。 ②文章や話の、ある一部分。 1
定小屋 ジョウごや ①常設の興行場。 ②特定の俳優・劇団などが、定期的に出演する興行場。 0
鍾寵 ショウチョウ 非常にかわいがること。 鍾愛・寵愛 0
歌 うた [2] ①節をつけてうたうもの。歌詞のついた音楽。 ②和歌。短歌。「―を詠(よ)む」表記①「唄」とも書く。
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・油と脂はどう違う?音も意味も同じ漢字をきちんと使い分ける~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
庭燎 テイリョウ [0] 昔、宮中へ夜中に参内する諸臣のために、庭でたいたかがり火。 0
猶太 ユダヤ 現在のパレスチナにあった古代ユダ王国の地。また、王国滅亡後、世界に離散したユダヤ教徒。 1
雄図 ユウト [1] 雄大な計画。いさましいはかりごと。「―むなしく撤退する」壮図(ソウト) 0
郵券 ユウケン [0] 郵便切手。 0
旨煮 うまに [0],[3] 肉や魚・野菜などを、醬油(ショウユ)を使って甘く濃い味に煮しめた料理。 表記「甘煮」とも書く。 0
鉦 かね [1] 撞木(シュモク)でたたいて鳴らす金属製の仏具。たたきがね。 0
宮司 グウジ [1] 神社で最も位の高い神官。一般神社の主管者。 0
卓越 タクエツ [0] 他より抜きんでてすぐれていること。また、そのさま。「―した技能の持ち主」卓絶・卓抜 0
萌やし もやし [3],[0] 光に当てないで、豆や麦などの種子を発芽させたもの。食用。「―っ子(ひょろひょろとひ弱な子どもの形容)」表記「」とも書く。 0
偽物 にせもの [0] 本物に見せかけて作った物。まがい物。偽造品。「―をつかまされる」表記「贋物」とも書く。 0
瑠璃は脆し ルリはもろし すぐれたもの、美しいものは、傷み壊れやすいたとえ。由来 唐の詩人白居易が「簡簡吟(カンカンギン)」のなかで、薄命の美少女、簡簡を歌った詩句から。美人薄命・佳人薄命 0
頡頏 ケッコウ [0] ①鳥が飛び上がり、また飛び降りること。 ②張り合うこと。人に屈しないこと。「勢力が―する」拮抗(キッコウ)参考「キッコウ」とも読む。 0
雁書 ガンショ [1] 手紙。故事 中国、漢代、匈奴(キョウド)に捕らえられ死んだと伝えられた蘇武(ソブ)を釈放させるため、漢王朝は使者を送り「ガンを射落としたところ、その足に手紙が結ばれていて、蘇武の居場所が書いてあった」といわせた故事から。〈『漢書』〉雁信・雁札・雁帛(ガンパク) 0
子故(ゆえ)の闇(やみ)に迷う こゆえのやみにまよう 子どもをかわいいと思うあまり、親が思慮分別を失ってしまうこと。 参考「子に迷う闇」「子を思う心の闇」ともいう。 0
昆虫 コンチュウ [0] 昆虫類に属する節足動物の総称。体は頭・胸・腹の三つに分かれ、頭部には口と一対の触角と複眼、胸部には節のある三対のあしと、多く二対のはねがある。チョウ・トンボ・アリなど。 0
暁る さと-る わからなかったことが、はっきりとわかる。真理などを明白に知る。 0
老嬢 ロウジョウ [0],[1] 年をとった独身女性。 0
多蔵厚亡 タゾウコウボウ あまりに欲深いと人間関係を損ない、やがては財物ばかりでなく、すべてを失ってしまうということ。「多蔵」は物を多く貯蔵する、「厚亡」は大きく失う意。〈『老子』〉 0
痘痕 あばた [0] 天然痘の治ったのち、皮膚に残る小さなくぼみ。また、それに似たもの。 1
規模 キボ [1] 物事の構えや仕組みの大きさ。スケール。「大―農場を営む」「―を縮小する」 0
観桜 カンオウ [0] サクラの花をみて楽しむこと。花見。「―に趣向を凝らす」 春 0
今更 いまさら [0],[1] 今になって。今あらためて。「―どうしようもない」 0
候鳥 コウチョウ [0] 季節によってすむ土地を変える鳥。渡り鳥。秋留鳥 0
徴募 チョウボ [1] 召し集めること。つのり集めること。徴集 0
賞美 ショウビ [1] 美しさなどをほめたたえること。大いにほめて味わい楽しむこと。 表記「称美」とも書く。 0
先輩 センパイ [0] ①年齢・地位・学問などが上であること。また、その人。「人生の―」 ②同じ学校・職場などに先に入った人。「母校の―」 ①②後輩
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漢字の豆知識「日本と中国で意味が異なる漢字2」(公財)日本漢字能力検定協会 0
小事に拘(こだわ)りて大事を忘るな ショウジにこだわりてダイジをわするな ささいなことにこだわって大事なことを忘れてはならない。つまらないことのために本来の目的を忘れるなということ。 大事の中の小事なし 0
獺 かわうそ [1] イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。水辺にすむ。体は流線形で褐色。四肢は短いが、長い尾をもつ。指の間に水かきがあり、巧みに泳いで魚や小動物を捕食する。日本ではかつて、四国の一部に少数残存していたが、二〇一二(平成二四)年に環境省のレッドリスト上で絶滅に分類された。表記「川獺・水獺」とも書く。参考「おそ」とも読む。 0
偉丈夫 イジョウフ [2] 体格がりっぱでたのもしそうな男。参考「イジョウブ」とも読む。 0
征夷 セイイ [1] 辺境や未開の民、特に蝦夷(えぞ)を討伐すること。「―大将軍」 0
主従 シュジュウ [1] ①主であるものと従であるもの。 ②主人と従者。「―関係」 0
蛍烏賊 ほたるいか [3] ホタルイカモドキ科のイカ。富山湾で多くとれる。胴長は六(センチメートル)ほど。全身に多数の発光器をもち、光を発する。食用。マツイカ。春 1
馬柵・馬塞 うませ ウマを追いこんで囲っておく柵(サク)。うまふせぎ。 1
水疱瘡 みずボウソウ [3] 発熱とともに、皮膚または粘膜に生じた丸い赤い発疹(ハッシン)が水疱(スイホウ)となる。小児に多い。水痘。 0
鞴 ふいご [0] 金属の精錬に用いる、火をおこす送風器。とってを押したり引いたりして風を出す。初期は革袋状のものが使われたが、しだいに改良されて、箱状のものや、アコーディオン状のものなどがある。ふきがわ。参考「ふいごう」とも読む。 0
鮪 しび [0] マグロの別称。特に、クロマグロの大形のものをいう。 0
褐色 カチいろ [0] 黒く見えるほど濃い藍(あい)色。参考「勝ち色」に通じるので、縁起をかつぎ武具などを染めるのに用いられた。「カチ」は呉音。「カッショク」と読めば別の意になる。 0
稲妻 いなずま [0] 雷雨のとき、空中での放電によって起こる電光。稲光。秋由来イネの実る時期に多いため、その光によってイネが実ると考えられたことから。表記「電」とも書く。 0
苦況 クキョウ [0] 事業・仕事などの、苦しい状況。「―を脱する」 0
灌漑 カンガイ [0] 農地に人工的に水を引いて、土地をうるおすこと。「―用水」 0
山梔子 くちなし [0] アカネ科の常緑低木。 梔子(くちなし) 1
休診 キュウシン [0] 病院や医院が診療を休むこと。「本日―」 0
良風美俗 リョウフウビゾク 善良で美しい風俗や習慣。「―を損ねる行為」淳風美俗(ジュンプウビゾク) 0
依存 イソン [0] たよること。ほかに寄り掛かっていること。「原料を外国に―する」「親に―せずに自立する」参考「イゾン」ともいう。
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漢字の豆知識 当て読みってなんだろう「誤読が認められるようになった漢字2」(公財)日本漢字能力検定協会 0
甘藷 さつまいも [0] ヒルガオ科のつる性多年草。中南米原産。葉はハート形。肥大した塊状の根はでんぷんに富み、あまく食用。リュウキュウイモ。カライモ。秋由来「甘藷」は漢名から。表記「薩摩芋」とも書く。参考「カンショ」とも読む。 1
独語 ドクゴ [0] ①ひとりごとをいうこと。また、そのひとりごと。独言・独話対話・会話 ②ドイツ(独逸)語。 0
矮鹿 まめじか [2] マメジカ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。アフリカ・インド・東南アジアに四種がすむ。体長五〇~八〇(センチメートル)と小形で、角はない。表記「豆鹿」とも書く。 1
幺麼 ヨウマ 小さいこと。取るに足りないこと。また、そのような人。「幺」も「麼」も小さい意。 0
損せぬ人に儲けなし ソンせぬひとにもうけなし 損失を恐れては、大きな利益を上げることはできないということ。商売でもうけるためには、ある程度の損は覚悟しなければならない意。 損して得取れ 0
原盤 ゲンバン [0] ①レコードを複製するときの鋳型(いがた)となるもの。 ②レコードを復刻するときの、もとになったレコード。 0
撓める たわ-める [3] 折らずにしんなりと曲げる。しならせる。「枝を―める」 0
端舟 タンシュウ 帆や動力を使用しない舟。はしけ。ボート。端艇(タンテイ) 0
心中 シンジュウ [1],[0] ①恋愛関係の男女が合意のもとでともに死ぬこと。 情死 ②複数の人がいっしょに死ぬこと。「親子―」 ③ある物事や団体などと運命をともにすること。「会社と―する」 参考「シンチュウ」と読めば別の意になる。 0
口 ク [0] ①器具・刃のある武器などを数える語。 ②くち。また、くちから発せられた言葉。 0
椎茸 しいたけ [1] シメジ科のキノコ。シイ・カシ・クヌギなどの枯れた木に生え、人工栽培もする。柄が短く笠(かさ)は黒褐色。食用。秋表記「香」とも書く。 0
拍つ う-つ 手のひらでたたく。手のひらを打ち合わせる。「手を―つ」 0
連枷 からざお [0] イネ・麦・豆類を脱穀する農具。長い柄の先につけた打ち棒を回転させながら、打ち下ろして殻を取る。表記「殻竿」とも書く。参考「からさお・レンカ」とも読む。 1
録す しる-す 記録する。記載・記帳してあとにとどめ残す。 0
薄志 ハクシ [1],[0] ①意志が弱いこと。 ②わずかばかりの謝礼。「―を包む」寸志・薄謝参考 ②謝礼をへりくだっていう語。 0
粥ぐ ひさ-ぐ 物を売って商売をする。「駄菓子やおもちゃを―ぐ店」 0
先陣 センジン [0] ①本陣の前方に置かれた陣。さきて。 先鋒(センポウ) ②一番乗り。戦いで、先頭を切って敵陣に切りこむこと。さきがけ。「―争い」 ①②後陣 0
舌禍 ゼッカ [1],[0] ①自分の発言で自らが受ける災い。「―をまねく」 ②他人からの悪口・中傷によって受ける災い。 0
傾注 ケイチュウ [0] ①一つのことに心を集中すること。「事業に全力を―する」 ②容器をかたむけて液体を流しこむこと。 0
露 あらわ [1] ①はっきりと目に見えるさま。むき出しであること。「肌も―に」 ②無遠慮なさま。露骨なさま。「嫉妬(シット)心を―にする」 ③表だったさま。公然となるさま。表記「顕」とも書く。 0
貫流 カンリュウ [0] 川などがつらぬいて流れること。「平野の中央を―する川」 0
前兆 ゼンチョウ [0] 前に現れるきざし。事の起こる前ぶれ。「地震の―」 0
故郷忘(ボウ)じ難(がた)し コキョウボウじがたし 異郷の地で思う故郷はいつまでたっても懐かしく、わずかな間も忘れることができないということ。 0
樽 たる [0] 木の板を円筒形に並べて周囲を箍(たが)で固定し、蓋(ふた)と底をつけた容器。酒や醬油(ショウユ)・味噌(ミソ)などを入れるのに用いる。 0
弱法師 よろぼうし よろよろしながら歩く僧。 参考「よろぼし」とも読む。 1
肌脱ぎ はだぬぎ [0],[4] 和服の帯から上を脱いで腕を出し、上半身のはだをあらわにすること。「―になる」 夏 0
克己復礼 コッキフクレイ [1],[0] 私情・私欲をおさえて、社会の規範や礼儀にかなった行動をすること。「復礼」は礼の道に立ち返りしたがう意。〈『論語』〉 0
松柏 ショウハク [1] ①マツの木とカシワの木。また、常緑樹の総称。 ②志や操を守って変えないことのたとえ。 0
兵 つわもの [1] 武士。兵士。軍人。特に、勇ましく強い武人。参考「強者」と書けば、勇者・猛者(もさ)の意になる。 0
気韻生動 キインセイドウ [4] 絵画や文章などに生き生きとした気品や情趣があふれていること。由来 中国、六朝(リクチョウ)時代、斉の画家謝赫(シャカク)が画を論じた書の中で、六つの規範である六法の第一に挙げたと伝えられる語。〈『輟耕録(テッコウロク)』〉
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四字熟語根掘り葉掘り44:「気韻生動」とその仲間たち
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
伊予柑 いよカン [0] ミカンの一種。果実は多汁で、独特の香りと甘みがある。濃いだいだい色で大きく、表面は光沢があり、でこぼこしている。春由来山口県で発見されたが、伊予(愛媛県)で栽培されたことから。 0
納付 ノウフ [0],[1] 官庁などに金品を納めわたすこと。「手数料を印紙で―する」納入 0
人肌・人膚 ひとはだ ①人のはだ。 ②人間のはだと同じくらいの温度。「―程度のぬるま湯」 0
氷山の一角 ヒョウザンのイッカク 表面に現れているのは、物事のごくわずかな部分にすぎないことのたとえ。「氷山」は海に浮かぶ氷の塊(かたまり)で、海面上に出ているのは全体の七分の一程度であることから。「摘発された不正は―にすぎない」 0
杜撰 ズサン [0] 詩や文章などにまちがいが多いこと。また、仕事に手抜かりや誤りが多く、ぞんざいでいいかげんなこと。「―な仕事をして信用を失う」由来中国、北宋(ホクソウ)の詩人、杜黙(トモク)の詩は、作詩上のきまりからはずれているものが多かったことから。「杜撰」は、杜黙の作品の意。〈『野客叢書(ヤカクソウショ)』〉 0
雑沓 ザットウ [0] 雑踏 0
制令 セイレイ [0] 制度と法令。法度(ハット)。おきて。 0
半濁音 ハンダクオン [4],[3] ハ行の仮名の右肩に、半濁音符「。」をつけて表す。パ・ピ・プ・ペ・ポの五つ。清音・濁音 0
招聘 ショウヘイ [0] 礼をつくして、丁重にまねくこと。「研究員としてアメリカに―される」 招請 0
媒染 バイセン [0] 染料がよく染まるよう、薬品などを使って染料を繊維に吸収・固着させる染色法。また、その薬品。「―液に布を浸す」 0
吏道 リドウ [1] 役人が守り行うべき心得。 0
御名 ギョメイ [2],[0] 天皇の名前。おおみな。 0
葷羶 クンセン ニラ・ニンニクなどくさいにおいの野菜と、なまぐさい肉。 0
健啖 ケンタン [0] たくさん食べるさま。大食。「―家」参考「啖」は口に入れて食べる意。 0
耄耄 モウモウ おいぼれたさま。よぼよぼのようす。耄碌(モウロク) 0
青二才 あおニサイ [3] 年が若くて経験の乏しい未熟な男。 参考相手を軽蔑(ケイベツ)したり、自分を謙遜(ケンソン)したりしていうときに用いる。「青」は未熟の意。「二才」は、ボラの幼魚をたとえたものともいう。 0
才幹 サイカン [0] 物事をすみやかに処理する才能。うでまえ。「彼の―が頼りだ」 表記「材幹」とも書く。 0
泰運 タイウン 安らかになる気運。平和で心やすらぐ風潮。 0
孺子 ジュシ [1] ①おさなご。子ども。 ②人を軽蔑(ケイベツ)していう語。小僧。青二才。 表記「竪子」とも書く。 0
朗唱 ロウショウ [0] ①声高らかにうたうこと。 ②「朗誦(ロウショウ)」に同じ。 0
明神 ミョウジン [0] 神の尊称。神をうやまっていう語。「―様」「稲荷(いなり)大―」 0
後裔 コウエイ [0] 子孫。後胤(コウイン)参考「裔」はあとつぎの意。 0
黄肌鮪 きはだまぐろ [4] サバ科の海魚。暖海にすむ。体長は約二(メートル)。第二背びれとしりびれが黄色。肉はピンク色で美味。キハダ。 0
光来 コウライ [0] 人が来訪することを敬っていう語。おいで。光臨。「御―を喜ぶ」 0
寝惚け眼 ねぼけまなこ [4] ねぼけてぼんやりした目つき。起きたばかりで、まだ眠っているような目つき。「―をこする」 0
勖める つと-める はげむ。苦労をいとわず、まめに働く。 0
痛哭 ツウコク [0] 激しく声を上げて泣くこと。ひどく嘆き悲しむこと。「母の死を―する」痛嘆 0
格段 カクダン [0] 程度の差が非常に大きいさま。「両者の技量には―の差がある」 0
選集 センシュウ [0] ある人の、または多くの人の著作のなかから、目的によりいくつかの著作を選んで編集すること。また、その書物。「世界童話―」 0
嘆願 タンガン [0] 事情を訴えて、心からお願いすること。「助命―書」 「歎願」の書きかえ字。 0
万巻 マンガン [0] 非常に多くの書物。また、多くの巻物。「―の書」 0
瑶 たま 真っ白で美しいたま。美しい石。 0
虹橋 コウキョウ にじの橋。また、美しい橋をにじにたとえていう言葉。 0
特選 トクセン [0] ①特別に選び抜くこと。また、そのもの。「産地―の品」 ②展覧会などで、優秀であると認められること。「―に入賞する」 0
長所 チョウショ [1] すぐれているところ。得意な点。とりえ。美点。短所 0
舵手 ダシュ [1] 船のかじをとる人。かじとり。操舵手。 0
大饗 タイキョウ [0] ①盛大な宴会。 ②昔、宮中で催された、定例または臨時の大きな宴会。参考「ダイキョウ・おおあえ」とも読む。 0
繊毛 センモウ [0] ①非常に細く短い毛。 ②原生動物や下等な藻類などの細胞表面にある、非常に細く小さな毛に似た突起。運動性をもつ。 0
社運 シャウン [0] 会社の運命。「―をかけて新製品を売り出す」 0
顔厚忸怩 ガンコウジクジ 非常に恥じ入ること。恥ずかしくて堪えられないさま。厚かましい者の顔にさえ、恥じる色が出ている意から。「忸怩」は心に恥じて身をちぢめること。〈『書経』〉 0
鮓 すし [2],[1] ①酢に漬けた魚。また、それに飯を漬けこみ発酵させたもの。なれずし。 ②酢と調味料をまぜた飯に、魚介類などをのせた食べ物。にぎりずし・ちらしずしなど。 表記「鮨」とも書く。 0
名義 メイギ [3],[1] ①表面上や形式上の名前。「―上の所有者」「―変更」 ②名に応じて守る義理。名分。「―が立たぬ」 0
もやし 米、麦、大豆などを水に浸し、光に当てないで発芽させたもの。食用。大麦のもやしはビール・飴(あめ)などの原料。「豆―」「―を炒め、主菜に添える」表記「萌やし」とも書く。 0
肝胆を砕(くだ)く カンタンをくだく 心を尽くすこと。物事を懸命に行うこと。 0
五墓日 ゴムニチ 暦注の一つ。すべてに凶とされる悪日(アクニチ)。 0
約める つづ-める [0],[3] ①短くする。要約する。「話を―める」 ②節約する。質素にする。「生活を―める」 0
骨相 コッソウ [0],[3] 骨組みのようす。またそれに現れた人の性格や運命。「―を占う」「―を見る」「―学」 0
儼か おごそ-か いかめしくおもおもしいさま。がっしりと構えたようす。「―な表情」表記「厳か」とも書く。 0
蹴躓く けつまず-く [4],[0] ①足を何かに引っかけて倒れそうになる。 ②順調に進んでいた物事が途切れる。しくじる。 0
近着 キンチャク [0] 最近到着したこと。また、近々到着すること。「―の荷物」 0
岫 くき 山にあるほら穴。いわあな。「山の―に巣をつくる」 0
游ぶ あそ-ぶ ①歩いて回る。また、旅をする。「野山に―ぶ」「日光に一泊―んできた」 ②楽しむ。「しりとりをして―ぶ」 ③学問や仕官のために他国に行く。「西域の国に―ぶ」 ④なまける。「―び暮らす」 ⑤人とつき合う。「日曜日は友人と―ぶ」表記「遊ぶ」とも書く。 0
五位鷺 ゴイさぎ [0],[2] サギ科の鳥。水辺にすむ。くちばしが強大で尾が短く、後頭部に白い飾り羽を二~三本もつ。 由来醍醐(だいご)天皇の命で捕らえようとすると素直にしたがったので、五位を授けられたという。 0
白衣 ハクイ [1],[2] 白色の衣服。白い上っ張り。多く、医療関係者や科学技術の実験者などが着る。「―の天使(女性看護師の美称)」参考「ビャクエ・ビャクイ」とも読む。 0
柳葉菜 あかばな アカバナ科の多年草。山野の湿地に自生。葉は長楕円(ダエン)形。夏、淡紅紫色の小さな四弁花をつける。種子には長い白毛があり、風に乗り飛び散る。由来「柳葉菜」は漢名からの誤用。表記「赤花」とも書く。 1
才走る サイばし-る [4] ①才気が満ちあふれる。 ②抜け目がない。利口すぎる。「―った発言」 参考悪い意味に用いることが多い。 0
美作 みまさか 旧国名の一つ。現在の岡山県の北東部。作州(サクシュウ)。 1
涼む すず-む [2] すずしい風にあたって暑さを避ける。「日ざしを避けて木陰で―む」 夏 0
乱世 ランセイ [1] 秩序がなく、乱れきった世の中。戦乱の世。「―の雄」治世参考「ランセ」とも読む。 0
一期一会 イチゴイチエ [2] 一生にただ一度だけ会うこと。また、生涯に一回限りであること。由来 もと茶道の心構えを表した言葉で、どの茶会でも一生に一度のものと心得て、主客ともに誠をつくすべきであるという意から。〈『茶湯一会集』〉
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漢字の豆知識 「一」が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
先天 センテン [0] 生まれつきある性質・体質を身にそなえていること。「―的に音楽の才能がある」 後天 0
霊感 レイカン [0] ①人間の祈りなどに対して神仏が表す不思議な反応。霊応 ②霊的な暗示を心に感じること。神秘的な感応。インスピレーション。「―がよくはたらく」 0
麟鳳亀竜 リンホウキリュウ 麒麟(キリン)・鳳凰(ホウオウ)・亀(かめ)・竜の四種の霊獣・霊鳥。亀以外は想像上の動物。めでたいことの前兆として現れるという。四霊。〈『礼記(ライキ)』〉参考「亀竜」は「キリョウ」とも読む。 0
柚味噌 ユミソ [2] ユズの皮をすりおろして練り味噌にまぜたもの。秋参考「ゆずミソ」とも読む。 0
量産 リョウサン [0] 同一の品質・規格の品を大量に生産すること。大量生産。 0
洗い浚い あらいざら-い [4],[0] 残らずすべて。なにもかも全部。「―打ち明ける」「―調べ上げる」 0
嫌う うたが-う [0] 考えが悪いほうへ向かう。気をまわしすぎて悪いことばかり連想する。 0
女誑し おんなたらし [4] 多くの女性をたくみに誘惑し、もてあそぶこと。また、その男。 色魔(シキマ) 0
竄伏 ザンプク 「竄匿」に同じ。 0
兎を見て犬を呼ぶ うさぎをみていぬをよぶ ①状況をよく見きわめてから対策を講じても遅くないということ。また、手遅れだと早合点してあきらめてはいけないということ。 ②手遅れになるたとえ。ウサギを見つけてから猟犬を放つ意から。〈『新序』〉 0
中止 チュウシ [0] 進行途中でやめること。また、計画していたことを取りやめること。「運動会は雨天―」中断続行・持続 0
鴉片 アヘン [0],[1] ケシの実からとれる麻薬。表記「阿片」とも書く。 0
条約 ジョウヤク [0] 国家間で互いの権利や義務を決めた約束。また、その文書。「安全保障―の締結」「二国間―を結ぶ」 0
ける ひら-ける ①からっと開けている。 ②通じている。 0
咽 のど [1] ①食道と気道に通じるところ。咽喉(インコウ) ②物事の重要なところ。急所。 0
濡れ事 ぬれごと [0] ①情事。いろごと。つやごと。 ②芝居で男女が情事を演じること。また、その演技や場面。濡れ場。 0
楷書 カイショ [0] 漢字の書体の一つ。点や画を崩さない最も標準的な書き方。隷書から転化したもの。「―体」真書・正書行書・草書 0
励行 レイコウ [0] ①努力して行うこと。「早朝マラソンを―する」 ②決めたことや規則などを必ず実行すること。「一列―をお願いします」表記「厲行」とも書く。 0
疇 うね 耕作地。特に、アサを植える畑。 0
点点 テンテン [(名)0],[3],[(副)0],[0] ①点を打ったように、あちらこちらに散らばっているさま。「家々の灯が―と見える」 ②しずくなどがしたたり落ちるさま。参考「ちょぼちょぼ」と読めば、別の意になる。 0
搾る しぼ-る [2] ①強く押し縮めて水分や油分などを取る。「オリーブから油を―る」 ②むりやりにとる。とりたてる。「税金を―り取る」 ③厳しくしかったり鍛えたりする。「選手を―る」 0
腹案 フクアン [0] 心の中に考えていて、まだ発表していない案。「長編小説の―を練る」 0
吐魯蕃 トルファン 中国、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区、天山山脈南麓(ナンロク)の地域。また、そこにあるオアシス都市。シルクロードに沿う東西貿易の要所。 1
干上がる ひあ-がる [3],[0] ①完全に乾く。「田が―る」 ②貧しくて生活に困る。「顎(あご)が―る」表記「乾上がる」とも書く。 0
奏功 ソウコウ [0] なし遂げること。物事が成就すること。功を奏すること。「忍耐強い説得が―した」 参考もと、功績を天子に申し上げる意。 0
一元 イチゲン [0] ①物事の根本は一つであること。「―論では説明できない」「機構を―化する」多元 ②一つの年号。「一世―」 ③数学で、未知数が一個であること。「―二次方程式」多元 0
縁起 エンギ [0] ①物事が起こる前のきざし。「―が悪い」「―をかつぐ」前兆 ②社寺・宝物などの起源や由来を記したもの。 0
悟道 ゴドウ [1],[0] 修行して悟りを得ること。悟りの道。「ついに―の域に達した」 0
綾取り あやとり [3] 輪にしたヒモを左右の指や手首にかけていろいろな形を作ったり、それを取り合って別の形にしたりする遊び。 0
一見 イッケン [0] ①一度見ること。「あの風景は―の価値がある」 ②ちらっと見ること。ちょっと見たところ。「―紳士のようだ」参考「イチゲン」と読めば別の意になる。 0
昧い くら-い ①ほの暗くて、物がかすかにしか見えない。 ②愚か。道理にうとい。 0
頓悟 トンゴ [1] 修行の段階を通らずに突然悟りを開くこと。漸悟 0
枯死 コシ [1] 草木が枯れ果てること。「桜の古木が―した」 0
夏虫疑氷 カチュウギヒョウ 見識の狭い者が自分の狭い知識以外のものを信じようとしないたとえ。夏の虫は他の季節を知らず、冬の氷を信じないことから。〈『荘子(ソウジ)』〉井蛙(セイア)の見(ケン)・井底(セイテイ)の蛙(ア)・尺沢(セキタク)の鯢(ゲイ) 0
徇える とな-える 命令などを広く触れ知らせる。命令を告げてまわる。 0
連翹 レンギョウ [1],[0] モクセイ科の落葉低木。中国原産。枝は細く、長くのびてやや垂れる。早春、葉よりも先に黄色の花をつける。春 0
要望 ヨウボウ [0] 実現に向け強く希望・期待すること。「―に応(こた)える」 0
虚 うろ [1] 中が空洞になっているところ。あな。「木の―」表記「空・洞」とも書く。 0
与奪 ヨダツ [0] ①与えることと奪うこと。自由に人に与えたり、人から奪ったりすること。 ②思うままに支配すること。「生殺(セイサツ)―の権」表記「予奪」とも書く。 0
鯢 さんしょううお サンショウウオ科・アンビストマ科・プレソドン科の両生類の総称。 山椒魚(サンショウうお) 0
要害 ヨウガイ [0] ①地勢がけわしく、敵の攻撃から味方を守るのによい場所。「―の地に城がある」 ②とりで。「天然の―」 0
緒 お [1] ①ひもや糸など細長いもの。「勝ってかぶとの―をしめよ」「勘忍袋の―が切れる」 ②楽器や弓などに張る弦(ゲン)。「琴の―」 ③長く続くもの。「息の―」 0
出会す・出交す でくわ-す 偶然に出会う。「幼友達と町でばったり―す」 1
上げる あ-げる [0] ①下から上に移す。上向きにする。「荷を―げる」「顔を―げる」 ②価値や程度などを高める。「料理の腕を―げる」 ③完成させる。終える。「一晩で書き―げる」 ④供える。「灯明を―げる」 ⑤「与える」「やる」の丁寧語。 ⑥「申す」「願う」「差す」などについて謙譲を表す。「申し―げる」「差し―げる」 ⑦「…てやる」の謙譲を表す。動詞について用いる。「書いて―げる」 0
又貸し またがし [0] 借りたものを、さらに他の人に貸すこと。「雑誌を―する」転貸し又借り 0
量 かさ [1] ①ますめ。容積。 ②人間としての大きさ。力量。 0
蓋し けだ-し [1] おそらく。思うに。「―名言である」参考推定する気持ちを表す語。 0
斤 おの [1] 木を切ったり削ったりする、刃がついて柄(え)の曲がった道具。手おの。 0
薄物細故 ハクブツサイコ ささいな物事。役に立たないもの。「薄物」「細故」ともに、取るに足りないもののこと。〈『史記』〉 0
謝恩 シャオン [0] 受けた恩に対して感謝すること。「卒業式後に―会が催された」 0
菴 いおり [0] 草や木などで作った粗末な家。いお。表記「庵」とも書く。 0
規準 キジュン [0] 判断や行動の手本となる標準。したがうべき規則。参考「規」は円を描くコンパス、「準」は傾斜を測る水準器をさす。 0
井に坐(ザ)して天を観(み)る いにザしてテンをみる 井戸の中から大空を仰ぎ見る。世の中を見る視野が狭く、見識が低いこと。〈韓愈(カンユ)の文〉 0
痘瘡 もがさ [0] 「痘瘡(トウソウ)」に同じ。 1
受諾 ジュダク [0] 引き受けること。承諾。「相手方の要求を―する」 拒絶・拒否 0
流星 リュウセイ [0] 天体の破片が地球の引力に引き寄せられ大気中に突入し、空気との摩擦で高温となり発光したもの。ながれぼし。秋 0
准行 ジュンコウ 他の物事を基準としておこなうこと。 表記「準行」とも書く。 0
凍土 トウド [1] こおった土。また、その土地や地層。凍野・凍原 0
外面 そとづら [0] ①ものの表面。見せかけ。「―だけきれいにしておく」 ②外部の人に見せる顔つきや態度。「―がいい人」内面(うちづら)参考①「ガイメン・ゲメン」とも読む。 0
卿 きみ [1] ①天子・諸侯の臣で、国政をつかさどる最高の官。 ②特定の官庁の長官。 0
使途 シト [1],[2] 金銭や物資の使いみち。「税金の―に不明な部分がある」 0
弄花 ロウカ [1] ①花をもてあそぶこと。 ②花札で遊ぶこと。 0
短波 タンパ [1] 波長の短い電波。波長一〇~一〇〇(メートル)、周波数三~三〇(メガヘルツ)の電磁波。遠距離通信用。「海外向けの―放送」中波・長波 0
手中 シュチュウ [0] ①手のうち。手の中。「―に収める(自分のものにする)」 ②勢力範囲。「敵はわが―にある」 0
御虎子 おまる [0],[2] 幼児などが室内で用いる持ち運び可能な便器。おかわ。 1
先頭 セントウ [0] 一番先。はじめ。トップ。 最前・陣頭・先鋒(センポウ) 後尾 0
見賢思斉 ケンケンシセイ 徳の高い賢人を見て、自分もそのようなりっぱな人と同じになりたいと思うこと。「斉」は等しい意。〈『論語』〉 0
指袴・指子 さしコ 裾(すそ)をくくらない、足首までの長さの袴(はかま)。近世の公家(クゲ)が指貫(さしぬき)の代わりに用いた。 参考指貫の小袴の意。 0
可い よ-い ①おおむねよい。さしつかえない。よしとする。 ②適当である。ほどよい。 0
簷 のき [0] 屋根の下の端の、建物より外に突出している部分。表記「檐」とも書く。 0
蟄竜 チツリョウ 蟄伏している竜。風雲の機を得ないで活躍の機会をじっと待っている英雄をたとえていう。 0
埴土 ショクド 粘土を多く含んだ粘り気のある土。水はけや通気性が悪く、農耕・栽培に適さない。 参考「はにつち」とも読む。 0
歌沢 うたざわ [0] 「歌沢節」の略。江戸末期に流行した歌謡の一つ。端唄(はうた)をもとにしてできた三味線音楽。表記「哥沢」とも書く。 0
唐獅子 からジシ [3] ①外国のしし。ライオン。②①を装飾化したもの。参考日本のイノシシ・シカを「しし」というのに対していう語。 0
私案 シアン [0] 個人としての考え。「計画書を―として提出する」 0
内弁慶の外地蔵 うちべんけいのそとジゾウ 「内弁慶」に同じ。 0
粒粒辛苦 リュウリュウシンク [5] 物事をなし遂げるために、細かな努力や苦労を着実に重ねること。米の一粒一粒は、つらくて苦しい農民の苦労と努力によってできる意から。〈李紳(リシン)の詩〉「―の末、栄冠をかちとった」艱難辛苦(カンナンシンク)・千辛万苦 0
商号 ショウゴウ [0],[3] 商人が営業上、自己を表示するために用いる名称。屋号の類。「―専用権」 0
鳳凰 ホウオウ [3] 古代中国で、めでたいとされた想像上の鳥。「鳳」は雄、「凰」は雌。徳のすぐれた天子の世に現れるという。 0
立像 リツゾウ [0] 立っている姿勢の像。「観世音の―を拝む」座像 0
早苗 さなえ [0] 苗代(なわしろ)から田に植え替えるイネの若い苗。「―が風にそよぐ」「―取り」「―月(陰暦五月の異名)」 夏 1
主税 シュゼイ 「主税(ちから)」に同じ。 0
鹿茸 ロクジョウ シカの生え始めたばかりの角。皮をかぶったやわらかいもの。陰干しにして、薬用にする。 夏 参考「ふくろづの」とも読む。 0
争論 ソウロン [1],[0] 言い争うこと。また、議論を戦わすこと。 論争 0
竄れる のが-れる 逃げかくれる。穴にもぐりこみ逃げる。 0
鬼才 キサイ [0] 人間ばなれした、すぐれた才能。また、その持ち主。参考もとは、中唐の詩人、李賀(リガ)を評した語。 0
間語 カンゴ ①静かに話すこと。 ②むだ話。表記「閑語」とも書く。 0
順次 ジュンジ [1] 順を追ってすること。「日程を―繰り下げます」 順繰り・順順 0
海鰻 あなご [3] アナゴ科の海魚の総称。ウナギに似て、鱗(うろこ)・腹びれがなく円柱状。食用。夏表記「穴子」とも書く。 1
霊雨 レイウ 人々が望んだときに降る恵みの雨。慈雨 0
主宰 シュサイ [0] 中心となって人々をとりまとめ、物事を行うこと。また、その人。「同人雑誌を―する」 0
斑雪 はだれゆき [3] うっすらと降り積もった雪。また、まだらに残った雪。はだれ。春参考「はだらゆき」とも読む。 1
荏 ジンゼン ①歳月がいたずらに過ぎていくさま。「―と日を送る」 ②物事がはかどらず延び延びになるさま。 0
弱卒 ジャクソツ [0] 弱い兵隊や部下。「勇将の下(もと)に―なし」 弱兵 0
部領 ことり ①一部族の長。集団を統率する者。 ②古代、春宮(とうぐう)坊の帯刀(たちはき)の官。皇太子の護衛をし、陣の事務を執った。 1
甕天 オウテン かめの中の天地。転じて狭い世間の意で、見識の狭いことのたとえ。 0
治聾酒 ジロウシュ 春の社日(シャニチ)(春分・秋分に最も近い戊(つちのえ)の日)に飲む酒。 春 由来この日に酒を飲むと、耳の遠いのが治るという俗信から。 0
次ぐ つ-ぐ [0] ①すぐそのあとに続く。「冷害に―ぐ冷害」 ②すぐ下に位する。「入賞に―ぐ順位」 0
大使 タイシ [1] 「特命全権大使」の略。国家を代表して他国に派遣される、最上位の外交使節。また、その外交官。「駐日フランス―」 0
労働 ロウドウ [0] 体力や知力を使って働くこと。「―時間」「肉体―」 0
邇来 ジライ ①近ごろ。最近。 ②その後。その時以来。 0
仲仕 なかシ [2] 荷物運びをする労働者。また、土木業を手伝う労働者。中衆。「沖―」 0
根絶やし ねだやし [0],[2] ①植物を根から取り去り、もう生えないようにすること。 ②根本まで除き去り、絶やすこと。根絶すること。「悪弊を―にする」 0
劣敗 レッパイ [0] 劣っているものが、すぐれているものに負けること。「優勝―」 0
備後表 びんごおもて [4] 広島県の尾道・福山付近で産出する上質の畳表(たたみおもて)。 1
念力岩をも徹(とお)す ネンリキいわをもとおす 何事も心をこめて行えば、できないことのないたとえ。 0
究竟 クッキョウ [0] ①物事をきわめて尽くすこと。つまるところ。結局。畢竟(ヒッキョウ) ②もっともすぐれているさま。 ③非常に都合のよいこと。「―の隠れ家(ガ)」参考「クキョウ」とも読む。①「キュウキョウ」とも読む。 0
野駆け・野掛け のがけ ①春や秋、おだやかな日に山野に出かけて遊ぶこと。花見や紅葉狩りなど。野遊び ②野外で行う茶の湯。野点(のだて) 0
報賽・報祭 ホウサイ 祈願成就のお礼に神仏に参拝すること。お礼参り。 0
種別 シュベツ [0],[1] 種類により区別すること。また、その区別。 類別・分類 0
苦棟樹・苦木 にがき ニガキ科の落葉小高木。山地に自生。枝や葉はにがく、その樹液を駆虫薬や健胃薬にする。クボク。 由来「苦棟樹」は漢名から。 1
胤 たね [1] 血統を受け継ぐ子孫。また、先祖代々つながる血筋。 0
木蘭 モクラン [1],[2] ①「木蓮(モクレン)」に同じ。 ②「木蘭色(ジキ)」の略。黄・紅・赤の混じった染色の名。 ③「木蘭地」の略。縦糸が黒、横糸が黄の織色の、狩衣・直垂(ひたたれ)などの地の名。 0
実検 ジッケン [0] ある事柄が本当かどうかを調べ、吟味すること。「首―」 0
曳光弾 エイコウダン [3],[0] 弾道や着弾点がよくわかるように、明るい光を発しながら飛ぶ弾丸。 0
銅駝荊棘 ドウダケイキョク 国の滅亡を嘆くたとえ。故事 中国、晋(シン)の索靖(サクセイ)が、天下が乱れるのを察知して、洛陽(ラクヨウ)の宮門にある銅の駱駝(ラクダ)の像も、やがていばらのなかに埋もれることだろうと嘆いたという故事による。〈『晋書(シンジョ)』〉参考「荊棘銅駝」ともいう。 0
御許 おもと [0] ①貴人のそば。 ②女性が手紙のあて名に書き添える語。「―に」参考②「みもと」とも読む。 0
吟遊詩人 ギンユウシジン [5] 中世のヨーロッパで、フランスを中心に各地をめぐり歩き、自作の詩を吟唱・朗読した叙情詩人。 0
傑物 ケツブツ [0] 飛び抜けてすぐれた人物。「創業者は―と言われる人だった」傑士・傑人 0
喨喨 リョウリョウ [0] 澄みきった音が響き渡るさま。「―たるラッパの音」 0
恐悦 キョウエツ [0] つつしんで喜ぶこと。特に、目上の人に自分の喜びをいう語。「―至極(シゴク)に存じます」表記「恭悦」とも書く。 0
解せない ゲ-せない [2] どうしてもわからない。理解できない。納得できない。「どうにも―せない問題だ」 0
貴殿 キデン [1] 相手に対する敬称。あなた。男性が同輩またはやや先輩に対して、おもに手紙などで用いる。貴兄 0
一長一短 イッチョウイッタン [0] 人や物事について、長所もあり、短所もあるということ。参考「一短一長」ともいう。一利一害・一得一失 0
死に水 しにみず [0] 死にぎわに唇をぬらしてやる水。末期(マツゴ)の水。 「―を取る」 0
芝蘭の室に入(い)るが如(ごと)し シランのシツにいるがごとし 徳のある人とつきあううちに自然と感化されるたとえ。芝蘭の香の満ちた部屋に長くいると、やがてその香が身にしみつくから。〈『孔子家語(コウシケゴ)』〉 参考「芝蘭の化(カ)」ともいう。 朱に交われば赤くなる 0
流血 リュウケツ [0] ①流れる血。 ②血を流すこと。殺傷が行われること。「―の惨事が起こった」 0
多勢 タゼイ [0] 人数の多いこと。おおぜい。「―の強み」無勢(ブゼイ) 0
槿 むくげ [0] アオイ科の落葉低木。インド・中国原産。夏から秋に淡紫や白色の美しい五弁花をつけ、一日でしぼむ。花と幹皮は薬用。もくげ。秋表記「木槿」とも書く。 0
空論 クウロン [0] 実際には役に立たない理論や論説。「机上の―」 0
貪吝・貪悋 タンリン 欲が深くけちなこと。参考「吝」「悋」ともに、けちである意。「ドンリン」とも読む。 0
流言蜚語 リュウゲンヒゴ [5] 根拠のない、いいかげんなうわさ。事実と異なるうわさ。「蜚」は飛ぶ意。「―に惑わされるな」流言流説・流言飛文・蜚流の言表記「蜚語」は「飛語」とも書く。 0
勁捷 ケイショウ [0] つよくて動作がすばやいこと。勁疾 0
譎詐 ケッサ [1] いつわりあざむくこと。「暴力及び―の排斥を訴える」参考「キッサ」とも読む。 0
渾然 コンゼン [0] 異なったものが一つに溶け合っているさま。表記「混然」とも書く。 0
花曇り はなぐもり [0],[3] サクラの花の咲くころに多い天候で、薄曇りの状態。春 0
遠忌 オンキ [1] ①一般に、一三回忌以上の二五年忌・五〇年忌などの遠い年忌。遠関日。 ②宗祖などの遺徳をたたえるため、五〇年忌以後五〇年ごとに行う年忌法会(ホウエ)。参考宗派によっては「エンキ」ともいう。 0
陰に居て枝を折る かげにいてえだをおる 世話になった人を傷つけるような仕打ちをするたとえ。木陰で涼んでいた者が、陰をつくってくれた木の枝を折ってしまう意から。恩を仇(あだ)で返す 0
首長 シュチョウ [2],[0] ①集団を統率するかしら。 ②地方自治体の長および内閣総理大臣。 0
喜喜 キキ 非常によろこぶさま。とても楽しげなさま。「―として戯れる」表記「嬉嬉」とも書く。 0
歩趨 ホスウ ①歩くことと小走りに走ること。②物事の進み具合。 0
払い下げる はらいさ-げる [5],[0] 国や官公庁の所有物を民間に売り渡す。「国有地を―げる」 0
不易 フエキ [1],[0] 長い間、変わらないこと。「万古―」不変流行 0
兇弾 キョウダン [0] 暗殺者や凶徒が撃った銃弾。表記「凶弾」とも書く。 0
版築 ハンチク 土を打ち固めて城壁や土塀を築く土木工事。また、その方法。 0
哭泣 コッキュウ 大声でなき叫ぶこと。涙を流して大声でなくこと。 0
熨斗・熨 のし ①「火熨斗(ひのし)」の略。炭火の熱でしわをのばす器具。 ②「熨斗鮑(のしあわび)」の略。 ③②の形式化したもの。紅白の色紙を折り、熨斗鮑に模した黄色い紙を入れて進物に添える。印刷したものや「のし」と書いて代用するものもある。「菓子折に―を添える」由来③中に熨斗鮑を小さく切ってはさんだことからという。
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漢字の豆知識 冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
養鱒 ヨウソン 食用のために、マスを飼って繁殖させること。 0
孟浪 マンラン 「孟浪(モウロウ)」に同じ。参考「マン」「ラン」はともに唐音。 0
秋冷 シュウレイ [0] 秋になって感じられる冷気。「―の候」 秋涼 秋 0
相部屋 あいべや [0] 旅館や寮などで、他の人と同じ部屋になること。「学生寮の―どうし」 1
諸悪 ショアク [1] いろいろな悪事・悪行。多くの悪いこと。「―の根源は君だ」 0
頓知・頓智 トンチ とっさの知恵。ウイット。「―がはたらく人」機知・頓才 0
真似 まね [0] ①他人のしたことと同じことをすること。模倣。 ②ふるまい。おこない。「ばかな―はするな」 1
猫 ねこ [0] ネコ科の哺乳(ホニュウ)動物。体はしなやかで、足の裏に肉球がある。愛玩(アイガン)用やネズミの駆除用に飼う。「―の額(非常に狭いたとえ)」 0
釈根灌枝 シャクコンカンシ 物事の大切でない部分に力をそそぎ、根本を忘れるたとえ。水を木の根にやらないで枝にそそぎかける意。「釈」は捨てる意。「灌」は水をそそぐ意。〈『淮南子(エナンジ)』〉 舎本逐末・本末転倒 0
昇汞 ショウコウ [1] 塩化第二水銀の別称。無色透明で針状の結晶。猛毒。染色・消毒・写真材料などに用いる。「―水は消毒に使う」 0
断金 ダンキン [0] 金属をたち切ること。また、友情のきわめて固いことのたとえ。 0
蒸民 ジョウミン [0] 多くの人民。民衆。庶民。万民。 表記「烝民」とも書く。 参考「蒸」は多い意。 0
衡 はかり [0] 物の重さをはかる器具。棒ばかりのさお。「―にかける」 0
生物 セイブツ [2] 動物と植物のこと。生命を持って活動し、繁殖するもの。 無生物 0
鬱悒 ウツユウ 心にかかることがあり気がふさぐこと。鬱鬱・鬱怏(ウツオウ)・鬱屈 0
清聖濁賢 セイセイダクケン 酒の異称。 清酒と濁酒のこと。故事中国、魏(ギ)の曹操(ソウソウ)が禁酒令を出したときに、酒好きの者たちが、清酒を聖人、濁酒を賢人と称してひそかに飲んでいたことから。〈『三国志』〉 麦曲の英・百薬の長 0
左袵 サジン 衣服の右襟を上にして着ること。左前(ひだりまえ)。 参考中国では、右前を漢民族の習俗、左前を蛮族(バンゾク)の習俗とした。 0
茶会 チャカイ [0] 客を招き、作法にしたがって茶を供する集まり。茶の湯の会。茶事(チャジ)参考「サカイ」とも読む。 0
篤厚 トッコウ 人情にあつく、だれに対しても親切なこと。「―の士」 0
不敏 フビン [0] ①動作がきびきびしていないこと。 ②才能や才知が少ないこと。多く自分のことを謙遜(ケンソン)していう語。参考「敏」は敏捷(ビンショウ)なさま・さとい意。 0
奇怪 キカイ [3],[0] ①不思議であやしいこと。変わっていて気味の悪いこと。また、そのさま。「―な事件が続発している」 ②けしからぬこと。不都合なこと。「―な言い草」 0
村雨 むらさめ [0] 局地的にひとしきり降ってやむ雨。にわか雨。 表記「叢雨」とも書く。 0
孚む はぐく-む 親鳥が羽で卵を抱いてかえす。また、育てる。 0
肴 さかな [0] ①酒を飲むときに添えられる食べ物。 ②酒の席に興を添える歌や踊り、また、話題など。「旅の話を―に酒を飲む」由来①「さか」は酒、「な」は菜(おかず)の意から。 0
投書 トウショ [0] ①意見や苦情を書いて当局者やマスコミに送ること。「視聴者がテレビ局へ―する」 ②新聞・雑誌などに投稿すること。また、その原稿。 0
八宗兼学 ハッシュウケンガク ①仏教八宗(倶舎(グシャ)・天台・真言など)の教義を、広く学ぶこと。特に東大寺で、華厳(ケゴン)を宗として他の諸宗をもあわせて学ぶこと。 ②広く物事に通じること。博識。 0
瑞 しるし [0] ①諸侯・将軍などの身分を証明する玉。 ②めでたいきざし。瑞兆(ズイチョウ)。瑞祥(ズイショウ)。 0
麝香鼠 ジャコウねずみ [4] トガリネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。北アフリカなどに分布し、日本では鹿児島や沖縄などにすむ。ドブネズミに似るが顔がとがっている。昆虫・ミミズなどを捕食し、体から悪臭を出す。 0
觴 さかずき [0],[4] 酒を飲むときの小さな器の総称。 0
格物致知 カクブツチチ [5] 物事の本質をつきつめて理解し、知識や学問を深めること。〈『大学』〉参考解釈をめぐり諸説がある。「格致・致知格物」ともいう。 0
食害 ショクガイ [0] 害虫や鳥類が植物を食いあらすこと。 表記「蝕害」とも書く。 0
客観的 キャッカンテキ [0] 個人の考え(主観)にとらわれず、だれが見ても妥当(ダトウ)と見えるようす。「―に判断しても彼女に非がある」主観的 0
保合 もちあい 取引市場で、相場にあまり変動がないこと。「相場は―状態が続く」表記「持合」とも書く。 1
思想 シソウ [0] ①人生や社会などについてのまとまりのある見解。特に、社会や政治に対する考え方や見方。「社会主義―」 ②考え。考えつくこと。意見。 ③哲学で、直観的な内容に論理的な反省を加えて体系的にまとめた思考内容。 0
高名 コウミョウ [0] ①手柄。特に、戦場であげた手柄。 ②「高名(コウメイ)」に同じ。表記①「功名」とも書く。 0
耿耿 コウコウ ①明るくひかるさま。明るいさま。 「―と照る月」 ②思うことがあって、うれえるさま。 0
福祉 フクシ [2],[0] 社会の構成員に等しくもたらされるべき幸福。特に、生活環境を安定させるもの。「老齢―年金」参考「福」「祉」ともにしあわせの意。 0
茶筅・茶筌 チャセン ①抹茶に湯を注ぎ、かき回して茶をたてる竹製の道具。 ②「茶筅髪」の略。後ろに束ねてひもで結び、先を茶筅のようにした髪の結い方。男子は中世から、女子は江戸時代に普及した。 0
白膠木 ぬるで [0] ウルシ科の落葉小高木。山野に自生。ウルシに似る。夏、黄白色の小花を円錐(エンスイ)状につける。紅葉が美しい。フシノキ。秋由来「白膠木」は漢名より。木から白い膠(にかわ)状の液をとり、塗料にすることから。 1
錦秋 キンシュウ [0] 木々の紅葉が錦(にしき)のように美しい秋。
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常用漢字表改定から10年、追加字はどう浸透した?~令和元年度「国語に関する世論調査」結果より~
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
巡礼 ジュンレイ [0] その宗教に固有の霊場や聖地を参拝してまわること。また、その人。「―歌」 表記「順礼」とも書く。 0
質疑 シツギ [2],[1] 疑問点を問いただすこと。質問。「―を打ち切る」 応答 0
粘土 ネンド [1] 岩石や鉱石が風化・分解してできた、細かい粒子の土。水を吸収するとねばり気がでて、陶器・瓦・セメントなどの原料となる。また、ねばり気のある土の総称。参考「ねばつち・へなつち」とも読む。 0
腎虚 ジンキョ 漢方医学で、男性の精力減退など心身の衰弱症状。 0
緊張 キンチョウ [0] ①心や行動がぴんと張りつめていること。「―感あふれる一瞬」弛緩(シカン) ②関係が悪くなり、今にも争いになろうとしている状態。「両国の―が続いている」 0
適量 テキリョウ [0] ちょうどよい分量。適当な量。「―の酒は、むしろ体によい」 0
兵強ければ則ち滅ぶ ヘイつよければすなわちほろぶ 勢力が強いと、それに慢心して、かえって失敗するという戒め。兵力が強大だと、おごりや油断が生まれ、滅ぶことになる意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
天測 テンソク [0] 経度と緯度を知るために、六分儀などで天体を観測すること。船の位置を知るためなどに行う。 0
角錐 カクスイ [0] 多角形の底面と、同一の頂点をもつ二等辺三角形の側面とでつくられた立体。三角錐・四角錐など。 0
親族 うから [1] 血縁関係にある人々。 参考上代は「うがら」といった。「から」は血族集団の意。「シンゾク」とも読む。 1
絵姿 エすがた [2] 絵に描かれている人の姿。肖像。絵像・画像 0
末期 マッキ [1] 終わりの時期。物事の終わりごろ。「―的症状」末葉初期参考「マツゴ」と読めば別の意になる。 0
余喘 ヨゼン [0] 今にも絶えそうなかすかな息。虫の息。「―を保つ(絶えそうな命をかろうじて長らえる)」参考「喘」はあえぐ意。 0
河骨 こうほね [0] スイレン科の多年草。沼や小川に自生。夏、茎の先に黄色い花を一つつける。夏由来川に生え、太くて白い根が骨のように見えることから。表記「川骨」とも書く。 1
便法 ベンポウ [0] ①便利な方法。「学問に―はない」 ②便宜上の方法。都合に応じてとる一時的な手段。「―を講じて、急場をしのぐ」 0
斉える ととの-える [4],[3] きちんとそろえる。おさめととのえる。 0
戛然 カツゼン [0] 金石など硬い物が触れ合うときの高く鋭い音。また、そのようす。 0
保留 ホリュウ [0] そのままの状態でとどめて保つこと。すぐには決めずに、先にのばすこと。「態度を―する」留保 0
欺罔 ギモウ [0] 人の目をくらまし、あざむくこと。「世を―する」参考「キモウ・ギボウ」とも読む。 0
冷涼 レイリョウ [0] ひんやりとして涼しいこと。「高原の―な空気」 0
驥、塩車に服す キエンシャにフクす すぐれた人物がしかるべき地位を与えられず、つまらない仕事をさせられるたとえ。才能ある者が世に認められないたとえ。一日に千里走る名馬が塩を運ぶ車を引かされている意から。〈『戦国策』〉大器小用・大材小用 0
地場 ジば [2] ①その地方や地域。「―産業」地元 ②その土地の株式取引所。その取引員・会員や出入りする常連の総称。 0
鵜飼 うかい [0] 飼いならしたウを巧みに操り、アユなどの川魚を捕らせる漁。また、その漁師。夏 0
流露 リュウロ [1] 感情をありのままに表すこと。また、表れること。発露 0
綺羅星 キラぼし [2] ①きらきらと輝くたくさんの美しい星。 ②すぐれた人が連なっているさま。「園遊会では各界の名士が―のごとく並ぶ」由来「綺羅、星のごとく」を誤って続けて読んだことから。
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漢字の豆知識 「キラキラ星」じゃない「綺羅星」 ~正しく切って覚えたい慣用句 (公財)日本漢字能力検定協会 0
漸入佳境 ゼンニュウカキョウ 話や状況などがしだいに興味深い箇所にさしかかって行くこと。 故事中国、晋(シン)の画家顧愷之(コガイシ)は、サトウキビを食べるとき、必ず先のまずい部分から食べ始めて根元のおいしい部分を最後にかじった。人がその理由を尋ねると、「だんだん佳境に入るから」と答えたという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 参考「漸入」は「漸至」とも書く。 0
学究 ガッキュウ [0] 学問研究に専念すること。また、その人。「―肌」「―の徒」 0
漕艇 ソウテイ [0] 数人が力を合わせて、競技用のボートをこぐこと。また、その競技。 0
香ばしい コウ-ばしい [4],[0] 食べ物のよいかおりがするようす。特に、ほんのりとこげたようなにおいがするさま。「―く焼けた餅(もち)」 0
贈諡 ゾウシ 死者に称号(諡(おくりな))をおくること。また、その称号。 0
塔頭・塔中 タッチュウ ①禅宗で高僧の死後、弟子がその遺徳をしたい、墓塔のそばや敷地内に建てた小院。 ②大寺の山内にある小寺院や別坊。寺中(ジチュウ)。子院。参考「塔」は墳墓、「頭」はほとりの意。 0
烏滸 オコ [1] 愚かなこと。ばかげたさま。「―な話」表記「尾籠・痴」とも書く。 0
空空漠漠 クウクウバクバク [0],[3] 果てしなく広いさま。また、とりとめなくぼんやりしたさま。「空漠」を強調した語。「漠漠」は広々としてはるかなさま。 0
変位 ヘンイ [1] 物体が位置を変えること。また、その移動した変化の量。 0
慊りる あきた-りる [0] 満足する。十分であると思う。また、こころよく思う。「現状には―りない」 0
恩情 オンジョウ [0] 情けある心。いつくしみの心。「―で許してもらう」「―をかける」 0
逋れる のが-れる 悪事をはたらいて逃げ隠れする。また、税金や借金が払えないで、逃げてゆくえをくらます。「税金を―れる」 0
枚挙 マイキョ [1] 一つ一つ数えあげること。「すべての理由を―する」列挙 0
招魂 ショウコン [0] 肉体から離れた霊魂を呼びもどして鎮めること。死者の霊をまねいてまつること。「―の儀」 0
麾鉞 キエツ 大将のさしず旗と、まさかり。 0
懇ろ ねんご-ろ [0] ①真心を尽くすさま。人に親切でていねいなさま。「客を―にもてなす」 ②親しみ合うさま。また、男女がとてもむつまじいさま。「―な仲になる」 0
怪士 あやかし 男の亡霊や怨霊(オンリョウ)などを表す能面。 1
旧知 キュウチ [1] 古くからの知り合い。昔なじみ。「―の仲」旧友 0
措く お-く [0] ①やめる。そのままにしておく。さしおく。 ②すえつける。しかるべくはからう。 0
下手な鉄砲も数撃てば当たる へたなテッポウもかずうてばあたる 下手でも何度もやっていれば、まぐれでうまくいくこともあるたとえ。下手な鍛冶屋(かじや)も一度は名剣 1
暗んじる そら-んじる 何も見ないで言えるようにする。そらで覚える。暗記する。「漢詩を―じる」「円周率を―じる」 表記「諳んじる」とも書く。 0
発つ はな-つ [1] 矢を射たり鉄砲を撃ったりする。発射させる。「矢を―つ」 0
帽子 ボウシ [0] ①悪い気象条件や危険から身を守るために、また、装身具として頭にかぶるもの。「登山には―をかぶったほうがよい」 ②物の上部にかぶせるもの。参考「モウス」と読めば別の意になる。 0
金烏玉兎 キンウギョクト [1] 「金烏」は太陽、「玉兎」は月の異称。日と月のこと。転じて、歳月の意。由来太陽には三本足のカラスが、月にはウサギがすんでいるという中国の伝説から。参考略して「烏兎(ウト)」ともいう。 0
出る で-る [1] ①中から外へと移る。おもてに現れる。「つい癖が―る」 ②勢いなどがさらに加わる。「スピードが―る」 ③生まれる。発生する。「温泉が―る」 ④出発する。「バイクで旅に―る」 ⑤発行する。公になる。「記念切手が―る」 ⑥離れる。「一人暮らしのために家を―る」 ⑦代表になる。参加する。「リレーに―る」 ⑧ある態度を示す。「下手(したて)に―る」 0
蓆 むしろ [3] わらなどを編んで作った敷物の総称。ござ。「針の―に居るようだ」 0
仁者は憂えず ジンシャはうれえず 仁徳を備えた人は、ものの道理を心得ているから、心配事はなにもない。〈『論語』〉 0
懐かしい なつ-かしい [4] 昔が思い出されて恋しい。しみじみと心がひかれるさま。「子どものころが―い」「―い人」 0
補塡 ホテン 不足分を補って埋めること。「損失―」「赤字を―する」補充 0
釣瓶 つるベ [0] 縄や竿(さお)の先につけて、井戸の水をくみ上げるおけ。「秋の日は―落とし(はやく暮れることのたとえ)」 0
山芹菜 なべな マツムシソウ科の二年草。山地に自生。茎や葉にとげのような毛がある。夏から秋、紅紫色の球形の頭花をつける。 表記「続断」とも書く。 1
一途 イット [1] ①一つの方針・手段・原則。 ②一方向に進むこと。「株価は下落の―をたどる」参考「イチズ」と読めば別の意になる。 0
等号 トウゴウ [0] 二つの数や式などの間にはさんで、両方が等しいことを表す記号。イコール。不等号 0
重厚長大 ジュウコウチョウダイ どっしりしていて大きいさま。人や物の性格についていう。「―な人物」 参考もとは鉄鋼や造船などの重工業を指した産業用語。 軽薄短小 0
哉 かな [0] …だなあ。感動・詠嘆を表す終助詞。多くは古語。 0
曹達水 ソーダスイ 水に炭酸ガスを入れ、甘味料などを加えた清涼飲料水。ソーダ。 夏 1
草屋 ソウオク [0] 草ぶきの家。転じて、粗末な家。 参考自分の家の謙称にも用いる。 0
重見天日 チョウケンテンジツ 苦しい状況から解放され、もとの明るい状態に戻ること。「重見」は重ねて見る、再び見る意。「天日」は太陽のこと。「経済界に―の兆(きざ)しが見えてきた」 撥雲見天(ハツウンケンテン) 0
悪用 アクヨウ [0] 本来の用途や目的に反して、わるいことに利用すること。「議員の立場を―する」善用 0
喃 のう ①呼びかけの語。もしもし。 ②同意を求める語。なあ。ねえ。「みごとだ―」 0
山高きが故に貴(たっと)からず やまたかきがゆえにたっとからず 外見よりも実質のすぐれたもののほうが尊重されるたとえ。「樹(き)あるを以(もっ)て貴しとなす」と続き、山は高いから貴ばれるのではなく、樹木が生い茂っていて利用価値が高いので尊重される意から。 0
原形 ゲンケイ [0] 物のはじめの形。もとの形。「事故車は―を留(とど)めていない」 0
選抜 センバツ [0] よいものを選び出すこと。「―チーム」 0
加答児 カタル [1] 粘膜が細菌などによって赤くただれたりして、多量の粘液を分泌する症状。「大腸―」由来「カタル」はオランダ語から。 1
斡旋 アッセン [0] 交渉事などで、両者がうまくいくようにとりもつこと。「―の労をとる」周旋 0
他生 タショウ [0] 過去および未来の生。前世と来世。今生(コンジョウ)参考「他生の縁」は、正しくは「多生の縁」と書くが慣用化している。 0
疾駆 シック [1] ウマや車をはやく走らせること。また、はやく走ること。疾走。 0
禍福倚伏 カフクイフク わざわいと幸いは、かわるがわるやってくるものだということ。「倚伏」はわざわいの中に福、福の中にわざわいがひそむという意。〈『老子』〉禍福相倚(カフクソウイ) 0
勉める つと-める [3] 精を出して励む。頑張る。「たゆみなく学問に―める」
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漢字の豆知識 一生懸命、つとめます ~努、勤、務、勉の使い分け~(公財)日本漢字能力検定協会 0
明星 あかぼし [0] 「明けの明星(ミョウジョウ)」に同じ。表記「赤星」とも書く。参考「ミョウジョウ」と読めば、その世界で輝く人の意もある。 0
因子 インシ [1] ①ある結果を成り立たせるもとになる要素。要因。ファクター。 ②数学で、一つの項をいくつかの整数や整式の積で表したときの一つ一つの整数や式。因数。 0
一粲 イッサン 白い歯を見せてひと笑いすること。「―を博す(自作の詩文などを贈るときのへりくだった言い方。どうぞお笑いくださいの意)」一笑 0
蠅取草 はえとりぐさ [0] ハエジゴクの別称。モウセンゴケ科の多年草。 0
浪速・浪花・浪華 なにわ 大阪市およびその付近一帯の古称。表記「難波」とも書く。 1
孀 やもめ [0] 夫と死別した妻。未亡人。また、ひとりで暮らす女性。孀婦(ソウフ)。 鰥(やもお) 0
連銭草 かきどおし シソ科のつる性多年草。由来「連銭草」は漢名からの誤用。 馬蹄草(かきどおし) 1
前車 ゼンシャ [1] 前を走っている車。また、前に通過した車。 後車 0
特設 トクセツ [0] 特別に設けること。「会場に―のコーナーをオープンする」 0
鈍化 ドンカ [1],[0] にぶくなること。「伸び率が―する」激化 0
白 ハクゼン [1] 白いほおひげ。「」はほおひげの意。「―の翁(おきな)」 0
応護 オウゴ 仏や菩薩(ボサツ)が祈願にこたえて衆生(シュジョウ)を守ること。加護表記「擁護」とも書く。 0
触る さわ-る [0] ①ふれる。あたる。「品物に―ってみる」 ②感情を害する。「友人の言葉が神経に―る」 ③かかわる。「その件には―らないでおこう」 0
一樹の蔭一河の流れも他生の縁 イチジュのかげイチガのながれもタショウのエン ともに同じ木陰で雨宿りをし、ともに同じ川の水を飲むのも、すべて前世からの因縁があるのだから、出会いは大事にしなければならないということ。表記「他生」は「多生」とも書く。袖(そで)振り合うも多生の縁 0
天 あめ [1] ①てん。そら。「―が下(空の下。地上)」地(つち) ②天上界。参考「あま」とも読む。「天の川」「天の原」など。 0
藜杖 レイジョウ アカザの茎を乾燥させて作った軽い杖(つえ)。 0
羊蹄 ぎしぎし [0] タデ科の多年草。原野に自生。夏、淡黄緑色の花を節ごとにつける。春由来「羊蹄」は漢名から。和名は、茎と茎をすり合わせるとギシギシ鳴ることから。 1
天衣無縫 テンイムホウ [1] ①詩文などに技巧の跡がなく、自然のままに美しく完成していること。 ②人柄が無邪気なこと。「―の性格」由来天女の衣には縫い目がなく、人工的なものが加わっていないことから。〈『霊怪録』〉参考「無縫天衣」ともいう。②純真無垢(ジュンシンムク)・天真爛漫(テンシンランマン) 0
活躍 カツヤク [0] 盛んに活動すること。目ざましい働きをすること。「野球大会で―した」 0
乱数表 ランスウヒョウ [0] 0から9までの数字を無作為・無秩序に並べた表。統計の標本抽出や暗号などに使う。 0
爛漫 ランマン [0] ①花が咲きほこっているさま。花の咲き乱れているさま。「春、―の桜花」 ②ありのまま明らかに現れるさま。「天真―(純真で無邪気なさま)」 0
神譴 シンケン 神のとがめ。 参考「譴」は、とがめる意。 0
寝食 シンショク [1] 寝ることと食べること。また、日常の生活。「―を忘れて仕事する」 0
倒錯 トウサク [0] ①さかさまになること。逆になること。 ②正常とされる状態とは反対の行動をとること。「性の―」 0
償還 ショウカン [0] 借りたものを返すこと。特に、債務などを返済すること。「十年間で負債を―する」 0
才媛 サイエン [0] すぐれた才能や学問のある女性。「二か国語に堪能(タンノウ)な―」 才女 0
売り言葉に買い言葉 うりことばにかいことば 相手の暴言に対して、暴言で言い返すこと。 0
一字三礼 イチジサンライ 写経は敬虔(ケイケン)な態度で行われるべきだということ。 由来写経するとき、一字書写するたびに、三度仏に向かって礼拝したことから。一刀三礼 0
湿す しめ-す [0],[2] ぬらす。しめらせる。水気を含ませる。「土を―す」 0
素袷 スあわせ [2] 襦袢(ジュバン)(和服用の下着)を着ないで、素肌にあわせの着物を着ること。 夏 0
益無し ような-し 無益である。無駄である。つまらない。参考「ヤクなし」とも読む。 1
神速 シンソク [0] 人間わざとは思われないほど非常に速いさま。また、その速さ。 0
疎い うと-い [2] ①親しくない。「関係が―い」「去る者は日々に―し」 ②事情に通じていない。「世事に―い」 表記「疏い」とも書く。
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漢字の豆知識 読めないと恥ずかしい常用漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
鮫 さめ [0] サメ目の海魚の総称。肉食で鋭い歯をもち、人間を襲うものもいる。肉はかまぼこなどの原料。ひれは中国料理の材料。ざらざらとした表皮は研磨用。「七皿食うて―臭い(さんざん食べたうえで、文句をいう)」冬参考関西では「フカ」、山陰では「ワニ」ともいう。 0
精選 セイセン [0] 多くのなかから、特にすぐれたものを選び抜くこと。「―された作品から金賞を選ぶ」 0
反撃 ハンゲキ [0] 攻めてくる敵に対して反対に攻撃を加えること。「―に転じる」反攻 0
錯綜 サクソウ [0] 物事が複雑に入り乱れること。入りくむこと。「情報が―する」「―した人間関係」 錯雑 0
一円 イチエン [0],[2] その付近一帯。全域。「北関東―を豪雨が襲った」 0
肉筆 ニクヒツ [0] 印刷や複製したものではなく、自分で書いた文字や絵。自筆・真筆 0
気鋭 キエイ [0] 意気込みや気力がするどいこと。意気盛んなこと。「新進―の作家」 0
満は損を招く マンはソンをまねく 満ち足りておごり高ぶる者は、やがては損失をこうむるということ。〈『書経』〉参考このあとに、「謙(ケン)は益を受く」と続く。満つれば虧(か)ける 0
老酒 ラオチュー [1] 中国産の醸造酒の総称。もちごめ・アワ・キビなどを原料につくる。由来古くなるほど風味が出る酒の意から。参考中国語から。 0
金毘羅・金比羅 コンピラ インドの鬼神。日本では香川県琴平(ことひら)にまつられ、航海の神とされる。参考ワニの意の梵語(ボンゴ)に漢字を当てた語。 0
使用 シヨウ [0] 何かの目的で人や物などを使うこと。「―人を雇う」「年々水の―量が増えている」 0
弦音 つるおと [0],[4] 矢を放ったときに鳴る、弓のつるの音。「矢は―を響かせた」 0
虎を描きて狗(いぬ)に類す とらをえがきていぬにルイす 才能のない者がすぐれた者のまねをしても、かえって自分の浅はかさや拙(つたな)さをあらわしてしまったり、物笑いになったりするたとえ。才能のない者がトラを描いてもイヌに似た絵になってしまう意。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
尉面 じょうメン 老翁を表す能面の総称。三光尉、笑(わらい)尉、朝倉尉などがある。 0
胯 また [2] 足のつけねの内側。両ももの間。またぐら。表記「股」とも書く。 0
乱吹く ふぶ-く [2] ①風が激しく吹き荒れる。 ②降る雪が激しい風に吹き飛ばされる。冬表記②「吹雪く」とも書く。 1
欅 けやき [0] ニレ科の落葉高木。山地に自生。防風林や庭木、また街路樹などにも植栽。高さは二〇(メートル)以上になる。よく枝分かれして樹形が美しい。材は堅く木目も美しいので建材や家具などに広く用いる。 0
沈澱 チンデン [0] 沈殿 0
解読 カイドク [0] わかりにくい文字・文章や難解な暗号などを解いて読むこと。「古代の文字を―する」判読 0
特進 トクシン [0] 特別に進級・昇進すること。「二階級―」 0
凄腕 すごうで [0] ふつうの人ではできないようなことをやってのけるすぐれた腕前。また、その人。「―の刑事」 敏腕(ビンワン)・辣腕(ラツワン) 0
参議 サンギ [1] ①国家の政治に関する議事に参与すること。また、その人。 ②律令(リツリョウ)制の令外官(リョウゲのカン)の一つで、大・中納言に次ぐ要職。 ③明治初期、太政官の左・右大臣に次ぐ官職。 0
鮮少 センショウ [0] 非常に少ないこと。また、そのようす。「―な事例と心得る」 表記「尠少」とも書く。 0
措定 ソテイ [0] ①あるものを対象、または存在として肯定し、その内容を規定すること。 ②哲学で、自明なもの、また、仮定として肯定的に主張すること。 0
宣言 センゲン [3] 個人または団体が、意見や方針などを公に表明すること。また、その言葉。「独立―」「開幕を―する大会長の言葉」 0
三百代言 サンビャクダイゲン [5] 詭弁(キベン)を弄(ロウ)すること。また、その人。いいかげんな弁護士をののしっていう語。 由来本来は明治時代初頭、資格もないのに訴訟・談判などを扱った、もぐりの代言人のこと。「三百」は銭三〇〇文で、価値が低いこと。「代言」は「代言人」の略で、弁護士の旧称。 0
新月 シンゲツ [1] ①陰暦で月の第一日。朔(サク)。 ②陰暦で、月の初めに出る細い月。 ③東の空に出る月。 0
賞牌 ショウハイ [0] 優勝や功績などをたたえて与える記章や盾。メダル。 0
将に まさ-に [1] これから。今にも。きっと。近い将来を表す語。 0
芳芬 ホウフン ①花の香気。かんばしい香り。 ②ほまれの高いこと。名声。芳名 0
叉倉 あぜくら 柱を使わず、三角形などの材木を井桁(いげた)状に組み上げて壁にした倉。 表記「校倉」とも書く。 1
禁裏・禁裡 キンリ 宮中。皇居。「―様(天皇)」禁中由来「裏・裡」は中のことで、勝手な立ち入りを禁止する意から。 0
標章 ヒョウショウ [0] しるしとする記号・符号。また、目じるしとしてつけるバッジ・記章。「大会の―を胸につけて入場する」 0
改悛 カイシュン [0] 今までの悪行を悔いて、心を入れかえること。「―の情が顕著である」悔悟 0
保税 ホゼイ [0] 輸入品に対して関税の賦課が猶予されている状態。「―倉庫」「―貨物」 0
善意 ゼンイ [1] ①人のためを思う心。親切な心。「―の寄付が集まる」 ②よい意味。よい面の見方。「―の行為と受け取る」 ①②好意 ③法律上の事情を知らずにすること。「―の第三者」 ①~③悪意 0
盾 たて [1] ①戦闘で、槍(やり)や弓矢・刀などから身を守るための板状の武器。 ②自分の立場を守る手段。「法律を―にして自説を曲げない」 表記「楯」とも書く。 0
漫りに みだ-りに むやみに。わけもなく。考えもなく。とりとめもなく。「貴重な時間を―過ごす」 0
管 くだ [1] ①細長い筒。パイプ。 ②機(はた)を織るとき、横糸を巻いて杼(ひ)に入れる芯(シン)。 ③糸車の錘(つむ)にさして、引き出した糸を巻きつける軸。 0
召す め-す [1] ①「呼び寄せる」「取り寄せる」などの尊敬語。「神に―される(死ぬ)」 ②「食う」「飲む」「着る」「乗る」などの尊敬語。「すてきな洋服をお―しですね」 ③「気にいる」「年をとる」「かぜをひく」などの尊敬語。「お気に―すように努力する」「お年を―した方です」 0
大人 タイジン [0] ①体の大きな人。巨人。 ②おとな。成人。 ③徳のある人。人格者。 ①~③小人(ショウジン) ④官位の高い人。 ⑤師・学者・父の敬称。参考②「ダイニン・おとな」とも読む。 ⑤「うし」とも読む。 0
明くる あ-くる [0] 明けての。次の。翌。「―日の出来事」「―年」「―朝」 0
陳べる の-べる [2] 自分の考えを申し立てる。意見を展開して説き示す。 0
作興 サッコウ [0] ふるい立たせること。また、ふるい立つこと。 0
艾年 ガイネン 五〇歳。頭髪がヨモギ(艾)の葉のように白くなる年であることから。 0
胴上げ ドウあげ [0],[4] 大勢で、一人の体を横にして何度か宙にほうり上げること。多くは祝福の意を表すために行う。「―をして喜ぶ」 0
托する タク-する [3] ①用件や品物などを人に頼んでまかせる。ことづける。預ける。「後事を―する」「手紙を―する」 ②他のものや方法にかこつける。口実にする。「思いを歌に―する」表記「託する」とも書く。 0
定収 テイシュウ 「定収入」の略。決まって入ってくる収入。固定収入。 0
躋攀 セイハン よじのぼること。「攀」はよじのぼる意。攀躋(ハンセイ) 0
乱脈 ランミャク [0] 秩序が乱れて筋道が立たないこと。めちゃくちゃなさま。「―を極めた経理」 0
忌忌しい ゆゆ-しい [5] ①放っておけないほど重大である。「それは―き問題だ」 ②不吉である。表記「由由しい」とも書く。 1
渡航 トコウ [0] 航空機や船で海を越えて外国へ行くこと。「海外―の手続きをとった」 0
大所高所 タイショコウショ [1] 細かいことにはとらわれないで、全体を見渡す大きな観点。広い視野。「大所」は大きな立場。 0
懊む なや-む 心の奥でうれえもだえる。ひそかに心を痛めて苦しむ。 0
苗 なえ [1] ①種子から生えたばかりの植物。なえぎ。なえくさ。「桜の―を庭に植える」 ②田に植える前の、芽生えてまもないイネ。「―床をつくる」 0
覚める さ-める [2] ①眠っている状態から意識のある状態になる。起きる。「怖い夢で目が―めた」 ②正気に返る。「失敗して目が―めた」 0
遊ぶ あそ-ぶ [0] ①旅をする。また、外国に行って勉強する。「友人と京都に―ぶ」「研究のため中国に―んだ」 ②仕事や学業をなまける。また、酒色・ばくちなどにふける。「会社を辞めて以来―んでいる」「―び暮らす」 ③楽しむ。「人形で―ぶ」 ④交際する。「友達と―ぶ」 ⑤場所や道具などが使われないである。「広い庭が―んでいる」表記「游ぶ」とも書く。 0
沙塵 サジン すなぼこり。すなけむり。「車は―を巻き起こして消えた」 表記「砂塵」とも書く。 0
編席 あむしろ 竹やアシで編んだ目の粗いむしろ。竹席 0
花道 はなみち [2] ①劇場で、舞台の延長として客席に設けられた細長い通路。 ②相撲で、力士が土俵に入・退場する通路。 ③人に惜しまれて引退する場面。「―を飾る」参考「カドウ」と読めば、別の意になる。 0
積日累久 セキジツルイキュウ 多くの日数を重ねること。役人などが年功をつむこと。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
田鶴 たず [1] ツルの別称。参考ふつう歌語として用いる。 1
部分 ブブン [1] 全体を小分けにしたものの一つ。「―的に訂正する」 0
三半規管 サンハンキカン [6],[5] 脊椎(セキツイ)動物の、円口類以外の内耳にある三つの半円形の器官。平衡感覚をつかさどる。 0
体位 タイイ [1] ①体格や健康などの状態。「―の向上」 ②体の位置や姿勢。 0
遣る瀬ない やるせ-ない [4] 思いを晴らす手段がなく、つらい。どうにも術(すべ)がなくて切ない。「―い思い」 0
吉辰 キッシン めでたい日。よい日。吉日・佳辰参考「辰」は日・時節の意。 0
虹 にじ [0] 雨上がりなどに、太陽の反対方向の空中に弧を描く七色の帯。太陽光が大気中の水滴によって反射、屈折してできるもので、赤・橙(だいだい)・黄・緑・青・藍(あい)・紫の七色からなるとされる。夏 0
挿秧 ソウオウ イネの苗を植えつけること。また、その苗。田植え。 0
后の宮 きさいのみや ①皇后の住居。また、その宮殿。 ②皇后・中宮の敬称。参考「きさきのみや」とも読む。 0
撃壌 ゲキジョウ [0] 民衆が太平を楽しむたとえ。 鼓腹撃壌 0
錆びる さ-びる [2] ①金属の表面にさびが出る。「―た自転車」 ②声が落ち着き、渋みが出る。「―た声」 0
高麗 コウライ [1] ①九一八年~一三九二年にあった朝鮮の王朝の名。王建が建国し、朝鮮半島を統一した。仏教を尊び栄えた。 ②日本で、もと朝鮮の別称。参考②「こま」とも読む。 0
旗鼓堂堂 キコドウドウ 軍隊などの隊列が整然として威厳があるさま。旌旗堂堂(セイキドウドウ) 0
清晨 セイシン 清らかですがすがしい朝。きれいに晴れた朝。 0
薄氷を履む ハクヒョウをふむ 非常に危険な事態に臨むたとえ。薄い氷の上を歩く意から。〈『詩経』〉「―む思い」虎(とら)の尾を踏む 0
雪中の松柏 セッチュウのショウハク 志や節操を固く守るたとえ。マツやカシワは雪のなかでも葉の緑色を変えないことから。〈謝枋得(シャボウトク)の詩〉 歳寒松柏・志操堅固 0
雪庇 セッピ [3] 山の尾根の風下となるほうに、ひさしのように積もった雪。 参考「ゆきびさし」とも読む。 0
動向 ドウコウ [0] 人の心や行動などの動いていく方向。なりゆき。「政界の―を探る」 0
虎斑 とらふ [0] トラの毛皮のような黄褐色と黒のしま模様。虎毛 0
推移 スイイ [1] 時がたつにつれて、状態が変わること。移り変わり。「時代の―をつくづく感じる」 0
慈母 ジボ [1] ①子に深い愛情を抱いている母親。 ②母親の敬称。 慈父 0
無難 ブナン [0] ①欠点のないこと。また、特別によくも悪くもないこと。「仕事は―にこなす人だ」 ②災難や危険のないこと。「―な航海だった」無事 0
術策 ジュッサク [0] はかりごと。たくらみ。わな。「敵の―にかかる」 計略・策略 0
直方体 チョクホウタイ [0] 六つの長方形、または二つの正方形と四つの長方形で囲まれた平行六面体。直六面体。 0
但馬 たじま 旧国名の一つ。現在の兵庫県北部。但州(タンシュウ)。 1
顕れる あらわ-れる [4] 見えてくる。本性などが露見する。「悪事が―れる」 0
博徒 バクト [1] ばくちを打つ者。ばくちうち。 0
懐中 カイチュウ [0] ふところの中。また、ふところに入れること。「―が寂しい」「―電灯」 0
澣う あら-う 水を流して衣服や体をあらう。すすぐ。表記「浣う」とも書く。 0
一隻眼 イッセキガン [4] ①片方だけの目。隻眼。 ②物事を見抜くすぐれた観察眼。ひとかどの見識。「抜群の―をそなえる」 0
准胝観音 ジュンデイカンノン 六観音または、七観音の一つ。三眼で一八本の手の像が多い。除災や治病などの願をかなえるという。 参考「准胝」は清浄の意。 0
大処着墨 タイショチャクボク 大切なポイントをつかんで物事を行うたとえ。絵や文章を書くとき、最も大事なところを押さえたうえで墨をつける意から。 0
選任 センニン [0] 選んで任命すること。「的確な人を会長に―する」 0
型録 カタログ [0] 商品などの目録や説明書。参考「型録」は当て字。 1
文明開化 ブンメイカイカ [5] 世の中が開けて、生活が便利になること。特に、明治初年、日本が西洋文明の流入により急速に近代化したことをいう。 0
貸与 タイヨ [1] 貸し与えること。「会社の制服を―する」借用 0
涙痕 ルイコン 涙の跡。涙の流れた跡。「頰(ほお)に残る―」 0
藪睨み やぶにらみ [0] ①両目の瞳(ひとみ)が、見る対象にまっすぐ向かわないこと。斜視。 ②見当はずれの考え。「―の評論」 0
裾除け すそよけ [0] 女性の和服の下着で、もとは腰巻の上に重ねて着物の裾から腰巻がのぞくのを防ぐために着ける。蹴(け)出し。 0
勘違い カンちがい [3] まちがって思いこむこと。かんがえちがい。思いちがい。「うっかり―をした」 0
印紙 インシ [0] ①手数料・税金などを納めた証明となる証票。多く、収入印紙を指す。 ②郵便切手の俗称。 0
就寝 シュウシン [0] 床につき、眠ること。「十時に―と決める」 就床・就眠 起床 0
愚か おろ-か [1] 才知のはたらきが鈍いさま。考えが足りないさま。ばかげていること。「―な失敗を繰り返すな」 0
余憤 ヨフン [0] 心に残っていて晴れない怒り・いきどおり。「―をもらした」 0
牙保 ガホ [1] ①仲買人。 ②盗品の仲介をすること。「―罪」 0
粗栲 あらたえ 織り目のあらい粗末な布。和栲(にきたえ)・和妙(にきたえ) 表記「荒妙」とも書く。 0
住人 ジュウニン [0] その家や土地に住んでいる人。そこで生活をしている人。 0
薬より養生 くすりよりヨウジョウ 健康のためには、薬を飲むよりも日ごろから健康に気を配り、規則正しい生活を送ることが大切であるということ。 0
蓼 たで [0] タデ科の一年草の総称。イヌタデ・ハナタデなど。特に、葉に辛味が強く香辛料とするヤナギタデを指す。夏
■もっと学べる!コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 何を食うかで状況が変わります ~冷や飯や蓼、割り、泡などいろいろ食べます~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
判事 ハンジ [1] 高等裁判所・地方裁判所・家庭裁判所で、裁判事務を行う裁判官の官名。参考「ハンス」と読めば、抹茶茶碗(ヂャワン)の一種になる。 0
頭髪上指 トウハツジョウシ 激しく怒るさま。怒りと緊張で、髪の毛が上方を指して逆立つこと。〈『史記』〉怒髪衝天(ドハツショウテン)・怒髪衝冠 0
列伍 レツゴ 列を組んで並ぶこと。また、その列。「―に加わる」隊伍 0
低能 テイノウ [0] 知能の発育が不十分で、はたらきが一般より劣ること。知能が低いこと。 0
淅淅 セキセキ かすかに音のするさま。風・水の流れ・鈴の音など。 0
鉢叩き ハチたたき 念仏信仰の一つ。空也(クウヤ)を祖とし、かねなどをたたき念仏をとなえて勧進(カンジン)したもの。空也念仏。冬 0
枉げる ま-げる [0] ①ゆがめる。無理に変える。「法を―げるなどとんでもない」 ②無理におさえる。「本心を―げて従う」 0
闇 やみ [2] ①光がささず暗い状態や場所。 ②深い考えのないこと。道理をわきまえないこと。 ③将来に見通しがつかず希望がもてないこと。「一寸先は―」 ④秘密裏。人に知られない状態。「―に葬(ほうむ)る」 ⑤正規の手続きを経ない取引。「―で手に入れた品物」 0
悶絶躄地 モンゼツビャクジ もだえ苦しみ、地べたをころげ回ること。非常な苦しみのたとえ。「躄地」は地面をはいずり回る意。 0
徒輩 トハイ [0],[1] 仲間の者。やから。ともがら。やつら。連中。 0
魚目燕石 ギョモクエンセキ 本物と似ているが内実はまったくちがう無価値なもののたとえ。本物とまぎらわしい偽物。また、本物と偽物がまぎらわしいたとえ。 由来「魚目」は魚の目玉。「燕石」は燕山(河北省の山名)の石。どちらも宝石に似ているが、宝石ではないことから。魚目混珠 0
日蝕 ニッショク [0] 日食 0
僧籍 ソウセキ [0] 僧や尼としての身分。「出家して―に入った」 0
択ぶ えら-ぶ [2] 並んだもののなかから条件に合ったものを抜きだす。えりすぐる。より分ける。「きれいな花だけ―ぶ」 0
後難 コウナン [0] あとでふりかかる災難。「―を恐れる」 0
下心 したごころ [3] ①表面には出さずに、心中で思っていること。おもに、悪いことにいう。「―が見え見えだ」 ②ことわざ・格言などの裏の意味。寓意(グウイ) ③漢字の部首名の一つ。「恭」「慕」などの脚の部分や、「思」「恩」などの下部をいう。 0
血相 ケッソウ [3] 顔いろ。顔つき。おもに、怒り・驚きなどの表情。「―を変えて逃げる」 0
録音 ロクオン [0] 音をテープ・レコード・CDなどに、機械を使って記録すること。また、その記録された音。「会議の発言を―した」 0
副次的 フクジテキ [0] 主となるものに付随した位置にあるさま。他のものに従属した関係にあるさま。二次的。「植林は治水という―な効果をもたらす」 0
長汀曲浦 チョウテイキョクホ [5] 曲がりくねって長く続いている海辺。海岸線がはるかに続いているさま。 0
駐在 チュウザイ [0] ①公務員や社員などが職務のために派遣され、所定の任地にとどまること。「社命で一年間パリに―する」「―武官」駐箚(チュウサツ) ②「駐在所」の略。また、駐在所の巡査の俗称。「村の―さん」 0
儼然 ゲンゼン [0] 厳然 0
浅薄 センパク [0] 学問や見識などが薄っぺらであさはかなこと。「―な知識を振り回す」 0
拭浄 ショクジョウ ぬぐい清めること。悪習などをなくすこと。 0
当たり障り あたりさわり [0] 他に悪い影響を及ぼす事柄。さしさわり。「―のない話題」 0
入声 ニッショウ [0] 漢字の四声の一つ。語尾がk・p・tなどの子音で終わる短い発音。入声の字は日本ではク・キ・チ・ツ・フで表す。参考「ニッセイ・ニュウショウ」とも読む。 0
相場 ソウば [0] ①市場での商品取引における値段。時価。「米の―」 ②株券などの現物取引でなく、市価の変動によって利益を得る投機的取引。「―に手を出す」 ③世間一般の考え。「噓(うそ)はばれると―が決まっている」 0
排列 ハイレツ [0] 並べつらねること。また、その並び方。「値段の高い順に―する」表記「配列」とも書く。 0
閉鎖 ヘイサ [0] ①出入り口などをとじること。また、とざすこと。社会や心をとざすことにもいう。「午後五時には入り口を―します」「―経済」「―的な集団」開放 ②活動や機能を停止すること。「鉱山を―する」「学級―」 0
末筆 マッピツ [0] 手紙などの終わりにつけ加える文句。「―ながらご自愛を祈ります」 0
本紀 ホンギ 紀伝体(人物の伝記を集めた書き方)の歴史書で、帝王や君主の一代の事業や功績を記したもの。列伝 0
書生 ショセイ [0] ①学生の古称。「―気質(かたぎ)」 ②他人の家に住みこみ、家事などを手伝いながら勉強する人。 0
勧進 カンジン [0] ①仏教を説き、信仰をすすめること。 ②寺院・仏像の建立(コンリュウ)や修理のために寄付を募ること。また、募る人。 ①②勧化(カンゲ) 0
意図 イト [1] 何かをしようと考えること。おもわく。ねらい。「結果は―とは異なる」「―をさぐる」企画・計画 0
瞋る いか-る [2] 怒って目をかっとみはる。相手をにらみつける。 0
枕藉・枕籍 チンセキ ①互いを枕(まくら)にして寄りかかり、重なり合うように寝ること。 ②「枕席(チンセキ)」に同じ。 ③書物がうずたかく積んであること。また、書物を枕にすること。参考「チンシャ」とも読む。 0
万世 バンセイ [1] 永遠。永久。限りなく長い年月。「―不易」万代 0
雄 おん [2] おす。お。雌(めん) 0
診察 シンサツ [0] 医者が患者に質問したり体を調べたりして、病状などを判断すること。 0
大半 タイハン [0],[3] 半分以上。過半。おおかた。大部分。「―の人は賛成だ」 0
菁莪 セイガ [1] 人材を育成すること。また、それを楽しむこと。「菁」は青く茂るさま、「莪」はヨモギの類の草の総称。 由来『詩経』菁菁者莪(セイセイシャガ)の序に、「材を育(イク)するを楽しむなり」とあることから。 0
人に一癖(ひとくせ) ひとにひとくせ だれにでも癖はあるもので、少々の癖など気にしないことだということ。 無くて七癖 0
散会 サンカイ [0] 会合が終わって、人々が別々に帰ること。「ひとまず―といたします」 0
奴 やっこ [0] ①人に使役される身分の低い者。下男。 ②江戸時代の武家の下僕。中間(チュウゲン)。 ③江戸時代の男伊達(おとこだて)。「旗本―」 ④目下の者などを軽んじて、また親しんでいう語。「―さんのお出ましだ」 ⑤「奴凧(やっこだこ)」「奴豆腐」などの略。由来「家つ子」の意から。 0
近江 おうみ 旧国名の一つ。現在の滋賀県。江州(ゴウシュウ)。 由来淡水湖を表す「淡海(あわうみ)」の転じた語。都(京都)から遠い浜名湖を「遠(とお)つ淡海(おうみ)」と呼んだのに対して、琵琶(びわ)湖を「近(ちか)つ淡海」と呼んだことから。 1
感情 カンジョウ [0] 物事に感じて引き起こされる、喜怒哀楽などの心の動き。「―を害する」「―的になる」 0
雑念 ザツネン [0] 精神の集中を乱すさまざまな思い。気を散らすよけいな考え。「―を払う」 雑慮・余念 0
白面の書生 ハクメンのショセイ 書物ばかり読んでいて経験の乏しい若い学者のこと。青二才。〈『宋書(ソウショ)』〉 0
食積 くいつみ 正月用の重詰めにしたお節料理。蓬萊(ホウライ)飾り。 新年 0
温い ぬる-い [2] ①適度な温度から少し低い。「お茶が―い」 ②対処がゆるやかだ。手ぬるい。「処分が―い」 0
初午 はつうま [0] 二月の最初の午の日。また、その日に行われる稲荷(いなり)神社の祭り。 春 0
掌 てのひら [2],[1] 手を握ったとき内側にくる面。たなごころ。「墓前で―をあわせる」 参考「手の平」の意。 0
往古 オウコ [1] 遠く過ぎ去った昔。大昔。いにしえ。往昔(オウセキ)・往時 0
噴火 フンカ [0] 火山が爆発して、火口から火山灰や溶岩などをふき出すこと。「―口」「―予知」 0
神学 シンガク [0] 特定の宗教を信仰する立場から、その宗教の教理などを研究する学問。特に、キリスト教についていう。「―校」 0
菅畳 すがだたみ スゲの葉を編んで作った畳。 0
開祖 カイソ [1] ①学問・武道・芸道などで、一流派を開いた人。 ②宗教の一宗派の創始者。「真言宗の―」教祖・開山・祖師・宗祖 0
亡い な-い [1] 生存しない。この世にいない。「すでに父母は―い」「―き友をしのぶ」 0
賛同 サンドウ [0] 他人の主張や提案に同意すること。「候補者の意見に―する」「―を求める」 賛成 0
公演 コウエン [0] 演劇・舞踊・音楽などを、観客の前で上演すること。また、その催し。「劇団の地方―」 0
抽んでる ぬき-んでる [4] ①伸びて抜き出る。 ②多くのもののなかで飛び抜けてすぐれる。 0
幽霊の正体見たり枯れ尾花 ユウレイのショウタイみたりかれおばな 疑心をもって物事を見ると、なんでもないものまでが恐ろしいものに見えてしまうということ。物事は実体を確かめて、その正体がわかると、案外つまらないものであることのたとえ。「枯れ尾花」は枯れたススキの穂。 0
痛嘆・痛歎 ツウタン ひどく悲しみなげくこと。「友人の死を―する」痛哭(ツウコク) 0
衍義 エンギ 意味をおし広めて詳しく説明すること。また、その説明されたもの。 0
道教 ドウキョウ [3] 中国の不老長寿を求める宗教。無為自然を説く老子や荘子の思想を基に、陰陽(オンヨウ)五行説・神仙思想・仏教などが混合して成立したもの。 0
元寇 ゲンコウ [0] 一二七四(文永一一)年と一二八一(弘安四)年に、中国の元軍が日本に侵攻してきた事件。文永・弘安の役。参考「寇」は外部から侵攻してくる賊の意。 0
鑿岩機 サクガンキ [3] 鉱山や土木工事で、岩盤に深い穴をあける機械。きりをねじこむ回転式、打撃を与えるハンマー式などがあり、圧縮空気や電気で動かす。 0
士族 シゾク [1] ①武士の家柄。 ②明治維新後、もと武士階級だった者に与えられた身分の名称。華族の下、平民の上。 0
子飼い こがい [0] ①動物を子のときから育てること。 ②子どものときから引き取って養育すること。また、そのように育てられた人。 ③未熟な段階から、教育、指導して一人前にすること。また、その人。「―の部下」 0
非力 ヒリキ [0],[1] ①腕力が弱いこと。 ②実力が不足していること。微力(ビリョク) ①②強力 0
歳刑神 サイギョウシン 陰陽家(オンヨウケ)のまつる地の守護神。毎年の干支(えと)をもとにしてその方角を決め、これに当たる土地の耕作を忌むという。 参考「サイキョウシン」とも読む。 0
注入 チュウニュウ [0] ①液体を注ぎ入れること。「栄養剤を鼻から―する」 ②人や事物などをつぎこむこと。「資本を―する」「知識を―する」 0
多岐 タキ [1] 物事が多方面にかかわり複雑なさま。「―にわたる問題を集約しよう」由来道が幾筋にも分かれる意から。 0
熱鬧 ネットウ 多数の人で混雑し、騒がしいこと。参考「ネツドウ」とも読む。 0
間語り あいがたり 能楽で、狂言方が受け持つ間狂言(あいキョウゲン)の語り。間(あい)。 0
春告鳥 はるつげどり ウグイスの別称。 春 由来早春、人里に来て春を告げるかのように美しい声で鳴くことから。 0
寛い ひろ-い [2] ①こせこせしないで、ゆとりがある。大らかである。「―い心の持ち主」 ②スペースがゆったりしているさま。「―い部屋」 0
土蔵 ドゾウ [0] 土やしっくいなどで四面を塗り固めた倉庫。「―破り」参考「つちぐら」とも読む。 0
推理 スイリ [1] すでにわかっている事実をもとに、まだわからない事柄をおしはかること。「―をはたらかせる」「―小説」 推考 0
惚れた腫(は)れたは当座の内 ほれたはれたはトウザのうち 恋愛感情は一時的なもので、すぐに飽きがくるたとえ。ほれた、ほれられたといって夢中になるのは初めのうちだけで、すぐに現実の厳しさに直面するということ。 0
為ん方無い せんかたな-い [5] なすべき方法がない。仕方がない。「今さら悔やんでも―いことだ」表記「詮方無い」とも書く。 0
遷化 センゲ [1] この世からあの世へうつる意で、高僧や隠者などが死ぬこと。 参考「センカ」と読めば、うつりかわる意になる。 0
利鞘 リざや [0] 取引で、買値と売値との差額から生じる利益金。「―を稼ぐ」 0
灸師 キュウシ もぐさなどの熱刺激による漢方療法を行う人。 0
古巣 ふるす [0] ①以前に住んでいたり、仕事をしたりしていたところ。「―の部署に戻る」 ②古い巣。巣立ったあとの巣。もとの巣。春 0
悲愁 ヒシュウ [0] 悲しみと、うれい。悲しみのあまり、うれえること。 0
女房と鍋釜(なべかま)は古いほどよい ニョウボウとなべかまはふるいほどよい 鍋釜は使い慣れたもののほうが良いように、長年連れ添った女房は家事にもたけ、ありがたい。 参考「鍋釜」は「味噌(ミソ)」ともいう。 0
雪見灯籠 ゆきみドウロウ [4] たけが低く笠(かさ)が大きく、三脚から六脚のあしが広がった石どうろう。庭園用。 0
仏の座 ほとけのザ [0] ①タビラコの別称。春の七草の一つで、黄色い花をつける。新年 ②シソ科の二年草。道端に自生。春、紅紫色の唇形花が輪状に咲く。春由来②半円形の葉が対生するさまが仏像の台座に似ることから。表記②「元宝草・宝蓋草」とも書く。 0
迷路 メイロ [1] ①入りこむとなかなか出られない道。迷いやすい道。また、わざとそのようにつくった道。「―から抜けだせない」 ②内耳の別称。 0
良二千石 リョウニセンセキ [4] 人民のための善政を行う地方長官のこと。由来中国、漢代の郡の太守の年俸が二千石であったことから。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
凄味 すごミ [3],[0] ぞっとするような恐ろしさ、気味悪さ。すごいさま。また、すごい言葉。おどし文句。「―を利かせる」 0
紛擾 フンジョウ [0] 乱れもつれること。もめ事。争い事。「国際的な―に発展した」紛争参考「紛」「擾」ともに入り乱れる意。 0
綱麻 つなそ [0] シナノキ科の一年草。インド原産。夏から秋に黄色い小花が咲く。茎の繊維をジュートと呼び、農作物を入れる麻袋を作る。表記「黄麻」とも書く。 1
居抜き いぬき [0] 住宅や商店・工場などを、設備や家具などそのまま残した状態で売ったり貸したりすること。「この店を―で売る」 0
危急存亡(ソンボウ)の秋(とき) キキュウソンボウのとき 危険が迫っていて、生き残るか滅びるかがかかった重要な時期のこと。「存亡」は、存在することと、滅亡すること。「秋」は収穫の季節であることから、大事な時期の意。〈諸葛亮(ショカツリョウ)『前出師表(ゼンスイシのヒョウ)』〉 0
会稽の恥 カイケイのはじ 他人から受けた忘れがたい屈辱。故事 中国、春秋時代、越王勾践(コウセン)は会稽山の戦闘で呉王夫差(フサ)に敗れ、さまざまな屈辱を味わったという故事から。「会稽」は中国の浙江(セッコウ)省にある山。〈『史記』〉 参考それを晴らすことを「会稽の恥を雪(すす)ぐ」という。 臥薪嘗胆(ガシンショウタン) 0
聞風喪胆 ブンプウソウタン 自分についての悪いうわさや他人についての悪評を聞いて、非常に驚くこと。「風」は風の音でうわさ、「喪胆」は胆(きも)を失うことで、びっくりする意。 0
回光反照 カイコウヘンショウ 人が死ぬ間際に一時もちなおすこと。また、物事が滅びる直前に一瞬勢いを回復すること。 0
秘境 ヒキョウ [0] 人が足を踏み入れたことがほとんどなく、事情がよく知られていない地域。「アマゾンの―を探検する」 0
家貧しければ良妻を思い、国乱るれば良相を思う いえまずしければリョウサイをおもいくにみだるればリョウショウをおもう 困難なことが起こると人はそれを救ってくれる者の出現を望むものであるということ。貧乏なときは内助の功を発揮する賢い妻を望み、国が乱れれば、危急を救う賢い宰相の出現を望む意。〈『史記』〉 0
歳寒三友 サイカンサンユウ 冬に友とすべき三つの植物。マツとタケとウメ、あるいはウメとスイセンとタケ。また、乱世に友とすべき山水・松竹・琴酒。「歳寒」は冬の寒い季節。また、逆境・乱世のたとえ。 雪中四友 0
浣熊 あらいぐま [2] アライグマ科の哺乳(ホニュウ)動物。北アメリカにすみ、雑食性でタヌキに似る。 由来食物を水であらって食べる習性から。表記「洗い熊」とも書く。 0
計測 ケイソク [0] ものさしや器械を使って重さ・長さ・容積などをはかること。「スピードガンで球速を―する」計量 0
除幕 ジョマク [0] 銅像・記念碑が完成したとき、おおいの幕をはずすこと。「銅像の―式」 0
助惣・助宗 すけソウだら スケトウダラの別称。 介党(すけトウだら) 0
百両金 からたちばな ヤブコウジ科の常緑低木。由来「百両金」は漢名からの誤用。 唐橘(からたちばな) 1
一昨昨年 さきおととし [4] 一昨年(おととし)の前の年。いっさくさくねん。三年前の年。 1
間色 カンショク [0] 原色を混合してできる色。中間色。「―系のブラウス」 0
華盛頓・華府 ワシントン アメリカ合衆国の首都。州に入らず、コロンビア特別区をつくる。国会議事堂・ホワイトハウスなどがある。 1
銅貨 ドウカ [1],[0] 硬貨の一種。銅を主原料として造った貨幣。「一〇円―」 0
三韓 サンカン [3],[0] ①古代、朝鮮半島南部にあった馬韓・辰韓(シンカン)・弁韓の部族国家。 ②その後、朝鮮半島で覇を競った新羅(しらぎ)・百済(くだら)・高句麗(コウクリ)の三国。 0
朧 おぼろ [0] ①ぼんやりとかすんでいること。はっきりしないさま。おぼろげ。「―な記憶をたどる」 ②白身魚の肉をほぐして味付けした食品。田麩(デンブ)。そぼろ。 0
一揃い・一具 ひとそろい 一組そろうこと。一式。 0
乾溜 カンリュウ [0] 乾留 0
起死回生 キシカイセイ [1],[2] 絶望的な状況を、一気によい方向へ立て直すこと。「起死」「回生」ともに瀕死(ヒンシ)の病人を生き返らせる意。「―のホームラン」 0
親しむ した-しむ [3] ①仲良くすること。むつまじく交わること。「学友に―む」 ②いつも接してなじむこと。「土に―む」 0
類火 ルイカ [0] 他から燃え移ってきた火事。もらい火。類焼自火 0
七重の膝(ひざ)を八重(やえ)に折る ななえのひざをやえにおる 非常にていねいな態度のうえに、重ねてていねいにする意で、謝ったり頼み事をするさま。 参考「膝」は「襞(ひだ)」ともいう。 0
汰げる よな-げる ①細かい物をざるなどに入れ、水中でゆすって不要なものを流し去る。 ②より分けて悪いものを除く。淘汰(トウタ)する。 0
周期 シュウキ [1] 同じ運動や現象が一定の時間ごとに繰り返される場合の、その一定時間。「一定の―でまわる」 0
川鵜 かわう [0] ウ科の鳥。森の樹上に集団で営巣する。全体に黒色で、くちばしは長く先が鋭く曲がる。水かきが発達していて泳ぎがうまく、潜水して魚を捕食。 表記「河鵜」とも書く。 0
允 じょう 律令(リツリョウ)制で主殿寮(とのもづかさ)などの判官。次官(すけ)の下で、公文書の審査などをつかさどった。 0
誡める いまし-める [4] ①悪い点を言葉で注意する。教えさとす。 ②自分の行動を反省する。表記「戒める」とも書く。 0
哀糸豪竹 アイシゴウチク うらがなしい音を出す琴と力強い音を出す竹笛。この二つの楽器が織りなし奏(かな)でる音色が人の心にしみ渡るさま。「糸」は琴、「竹」は竹笛の意。〈杜甫(トホ)の詩〉 0
梱 こり [1] ①荷造りした荷物。また、それを数える単位。「綿花三―」 ②竹やヤナギの枝で編み、衣類などを入れる入れ物。行李(コウリ)。参考「こうり」とも読む。 0
面壁九年 メンペキクネン [0] 長い間一つのことに忍耐強く専心して成し遂げるたとえ。長い間あることに苦しみ、専心するたとえ。故事 中国南北朝時代、達磨(ダルマ)大師が嵩山(スウザン)の少林寺で九年間、壁に向かって座禅を組み続け、ついに悟りを開いたという故事から。〈『景徳伝灯録』〉参考「九年面壁」ともいう。 0
須弥山 シュミセン [2] 世界の中心にそびえるという高い山。海上にあり、頂上には帝釈天(タイシャクテン)、中腹には四天王が住む。 参考「スミセン」とも読む。 0
盤台 バンダイ [0] 魚屋が魚を入れて運ぶときに使う、底の浅い大きな楕円(ダエン)形のたらい。参考「ハンダイ」とも読む。 0
走馬看花 ソウバカンカ 物事のうわべだけをおおざっぱに見て、その本質を理解しないこと。 由来中国の科挙(官吏登用試験)に合格した者が、都をウマで走り花見をして回る意で、楽しく得意なさまをいった言葉。〈孟郊(モウコウ)の詩〉 0
健脚 ケンキャク [0] 足が丈夫で達者に歩くさま。「―を誇る」「―ぶりを発揮した」 0
容貌 ヨウボウ [0] 顔かたち。顔つき。みめ。「可憐(カレン)な―」 0
撃滅 ゲキメツ [0] 攻撃してうち滅ぼすこと。「敵の艦隊を―する」殲滅(センメツ) 0
身を以(もっ)て物に役(エキ)せられず みをもってものにエキせられず 物欲にまどわされないこと。自分自身が物に使われない意から。「役」は使役の意。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
細石 さざれいし [3] 小さな石。細かい石。小石。 1
甘党 あまトウ [0] 甘味を好む人。特に、酒類よりもあまいものが好きな人。辛党 0
論調 ロンチョウ [0] 議論の傾向や調子。「激しい―で事件の責任を追及する記事」 0
上長 ジョウチョウ [0] 年上の人。また、自分より上位の人。目上の人。「―の命令」 長上 0
眼旗魚・眼梶木 めかじき メカジキ科の海魚。暖海に分布。大形で全長三(メートル)ほどになる。目が大きく、体は紡錘形。上あごが剣状に突き出ている。食用。 1
森厳 シンゲン [0] いかめしくおごそかなさま。「聖堂内は―とした空気に包まれていた」 0
爾 なんじ [1],[0] おまえ。そち。「―自身を知れ」 参考同等以下の相手を指す語。 0
獅嚙 シがみ 獅子(シシ)の顔面を模様化した装飾。火鉢の脚などに用いる。 0
末摘花 すえつむはな ベニバナの別称。夏由来茎の末のほうから順次花を摘み取ることから。 紅花(べにばな) 0
的然 テキゼン 明らかなさま。はっきりとして確かなさま。 0
暗記 アンキ [0] 何も見なくても言えるように、そらで覚えこむこと。ひたすら記憶すること。「お祝いの挨拶(アイサツ)を―する」 0
困難 コンナン [1] やりとげるのが苦しく難しいこと。「―な問題」困苦・難儀 0
異邦 イホウ [0] 外国。異国。「近年―人が多くなった」異土・異国 0
庸劣 ヨウレツ 平凡で才知の劣ること。また、その人。 0
切口上 きりコウジョウ 一語一語をはっきり区切っていう言葉の調子。形式張った、堅苦しい話し方。また、無愛想で突き放したような話し方。「―の挨拶(アイサツ)」 0
簧 した [2] 楽器につけて空気を吹きつけ、振動させて音を出す薄い板。竹や金属で作る。ふえのした。リード。 0
禾穎 カエイ イネの穂。いなほ。「秋風に―がそよぐ」 0
羈 たづな [0],[2] ウマをあやつるために、くつわにつけたひも。表記「手綱」とも書く。 0
切実 セツジツ [0] ①深く関係していて、おろそかにできないこと。「私にとっては―な問題だ」 ②痛切なこと。身にしみて感じること。「戦争の終結を―に願う」 0
模 かた [0] ①手本。 ②同形のものをつくる原型。鋳型(いがた)・ひながたなど。 ③かたち。 0
埠 はとば 船着き場。海中に土石を盛り、船を着けてつなぎとめる岸をつくった場所。表記「波止場」とも書く。 0
忍摺り しのぶずり シノブの葉や茎の色素でねじれたような模様を布にすりつけたもの。しのぶもじずり。表記「信夫摺り」とも書く。 0
肉付き ししつき [0] 体の肉のつきぐあい。ししおき。参考「ニクづき」とも読む。 0
乾物 ひもの [3],[2] 魚や貝などを干した食品。「アジの―」表記「干物」とも書く。 0
在る あ-る [1] ①物事が存在する。位置する。「彼は責任者の立場に―る」 ②生きている。生存する。「―りし日の父をしのぶ」 0
故事来歴 コジライレキ [1] 古くから伝わっている物事の由来や歴史。また、物事がそういう結果になった理由やいきさつ。「来歴」は由緒やいきさつ。 0
煌く かがや-く [3] まばゆいほどきらきら光る。きらめく。 0
糠蝦 あみ [2] アミ科の甲殻類の総称。 醬蝦(あみ) 1
野阜 のづかさ 小高い所。野原の中にある丘。参考「阜」は大きな土盛り、おかの意。 1
増す ま-す [0] 数量や程度などが多くなる。また、多くする。「台風の勢いが―す」 0
頑迷固 ガンメイコロウ 視野が狭く頑固で柔軟性に欠け、正しい判断ができないこと。また、頭が古くかたくなであること。冥頑不霊(メイガンフレイ)・狷介固陋(ケンカイコロウ) 0
瀉血 シャケツ [0] 治療の目的で、患者の静脈から血液を抜き取ること。 0
所属 ショゾク [0] ある組織や団体に属していること。「野球サークルに―している」 0
借上 かしあげ 鎌倉時代から室町時代初期にかけての高利貸。かりあげ。 0
墅 しもやしき 保養のためなどに普段の家以外に設けた建物。別荘。 0
不撓不屈 フトウフクツ [0] どのような困難にもくじけないこと。〈『漢書(カンジョ)』〉「―の精神」参考「不屈不撓」ともいう。百折不撓 0
総合 ソウゴウ [0] ①個々のものを一つに合わせること。「―得点で上回る」 分離 ②個々の概念を一つにまとめること。 分析 「綜合」の書きかえ字。 0
屈む かが-む [0] ①からだの一部分が折れ曲がる。「腰が―む」 ②からだを曲げて姿勢を低くする。しゃがむ。「―んで草むしりをする」 0
渇愛 カツアイ [0] ひどく好むこと。また、激しい愛着をもつこと。 0
万人 バンニン [0],[1] 多くの人。すべての人。衆人参考「バンジン・マンニン」とも読む。 0
酒面雁 さかつらガン カモ科の鳥。中国産のガチョウの原種。シベリアから冬鳥として日本に渡来。体は白色、顔の色は他のガンより赤みが強い。 秋 0
戴冠 タイカン [0] 国王や皇帝が、即位後はじめて王冠を頭にのせること。「女王の―式」 0
評点 ヒョウテン [0] ①評語と批点。批評の言葉や批評・訂正のために原文に加えた点。 ②評価してつけた成績などの点数。「新任の先生は―が厳しい」 0
並 なみ [0] ①よくも悪くもないこと。中くらい。あたりまえ。「―の選手」「―の出来ばえ」 ②並んでいること。ならび。列。つづき。「山―が連なる」 ③同程度であるさま。たぐい。「仕事を人―にこなす」「世間―の暮らし」 0
車轍 シャテツ 車輪の通り過ぎた跡。わだち。「―を残し車は走り去った」 0
脹満 チョウマン [1] 腸管内に液体やガスがたまり、腹がふくれる症状。腹膜炎・腸閉塞などによる。鼓脹・鼓腸表記「腸満」とも書く。 0
陸稲 おかぼ [0] 畑で栽培するイネ。「―の取り入れ」水稲(スイトウ) 秋参考「リクトウ」とも読む。 1
真摯 シンシ [1] まじめでひたむきなさま。また、まごころから物事をするさま。「―な態度」 真剣 参考「摯」は、手厚く心が細やかな意。 0
後金 あとキン [0],[2] ①品物を先に受け取り、あとで代金を支払うこと。また、その金銭。前金 ②一部を先に支払った、払い残りの代金。残金。「商品が届いてから―を支払う」 0
高みの見物 たかみのケンブツ 直接の関係をもたない安全な立場で物事の成り行きを興味本位に眺めるたとえ。騒ぎを安全な高い場所から眺めることから。「―をきめこむ」山門から喧嘩(ケンカ)見る・対岸の火事
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・上から見るから「高見の見物」?~「~み」と「~見」の使い方に要注意~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
逮夜 タイヤ [1],[0] 葬儀の前夜。また、命日・忌日の前夜。「―経(ギョウ)」宿忌参考葬儀におよぶ前夜の意。 0
素襖・素袍 スオウ 直垂(ひたたれ)の変化した衣服。麻地に家紋を染め出したもの。室町時代に庶民が平服として常用したものが、武士も着るようになり、江戸時代には下級武士の礼服となった。 0
淳朴 ジュンボク [0] 人情があつく、飾り気のないこと。 表記「純朴・醇朴」とも書く。 0
柊 ひいらぎ [1] モクセイ科の常緑小高木。山地に自生。葉はかたく、縁は鋭いのこぎり状。秋に香りのよい白い花をつける。クリスマスや節分に使う。 冬 表記「疼木・枸榾・杠谷樹」とも書く。 0
芥 あくた [2] ちり。くず。細かいごみ。「ちり―のように扱う」 0
公社 コウシャ [1] ①国が全額出資する公共企業体。民営化前の日本国有鉄道・日本専売公社など。 ②地方公共団体などから財政援助を受けて設立された公共事業を行う法人。地方公社。 0
蕭索 ショウサク [0] もの寂しいさま。「―たる風景」 蕭条 0
摸る さぐ-る 手でなでて探す。また、探し回す。手さぐりする。 0
一押し二金三男 イチおしニかねサンおとこ 女心をとらえるには、押しの強いことが第一で、金の力や男っぷりのよさは、二の次三の次であるということ。
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創世 ソウセイ [0] 神が世界をはじめてつくること。また、世界のできたはじめ。 0
竿竹で星を打つ さおだけでほしをうつ ①不可能なことをする愚かさのたとえ。②思うようにいかないもどかしさのたとえ。参考「打つ」は「搗(か)つ」ともいう。 0
粉乳 フンニュウ [0] 濃縮して乾燥させ、粉状にした牛乳。粉ミルク。ドライミルク。「―で育てる」「脱脂―」 0
垓下 ガイカ 地名。今の中国安徽(アンキ)省霊璧(レイヘキ)県の南東。楚(ソ)の項羽が漢の劉邦(リュウホウ)の軍勢に囲まれ、最期の運命の迫ったことを悟った所。 0
解剖 カイボウ [0] ①生体の形態や構造・死因などを調べるため、体を切り開くこと。「死体を―する」解体・腑分(フわけ) ②物事を細かく分析して調べること。「心理―」 0
軌を一にす キをイツにす ①行き方・やり方・立場などが同じであること。 ②天下が統一され、世の中の秩序がととのっていること。 由来①前に通った車の轍(わだち)と同じ所を通る意から。〈韓愈(カンユ)の詩〉 ②車の両輪の間隔が同じであることから。〈『北史』〉 0
面罵 メンバ [1] 面と向かって相手をののしること。「衆人のなかで―される」 0
猜忌 サイキ 人の才能などをねたみ、きらうこと。また、その気持ち。 0
丸太ん棒 まるタんボウ [0] ①「丸太」に同じ。 ②役に立たない者をののしっていう語。 0
糸 ねなしかずら [1] ヒルガオ科の一年生寄生植物。根はなく、茎はつる状で、吸盤で他の植物の栄養を吸収する。夏から秋に黄白色の小花を穂状につける。参考「根無葛」とも書く。 1
総代 ソウダイ [0] 関係者全員を代表すること。また、その人。「卒業生―で答辞を読む」 0
敗残 ハイザン [0] ①戦いにやぶれて生き残ること。「―兵」 ②心身が損なわれ、落ちぶれること。「人生の―者」表記②「廃残」とも書く。 0
京洛 ケイラク [1] 中国、古代のみやこ洛陽のこと。転じて、日本では京都。参考「キョウラク」とも読む。 0
釵 かんざし 女性の頭髪にさす装飾品。種類が多い。 参考「かんざし」は、もとは女性の髪を飾る装飾品を「釵」、冠が落ちないように髻(もとどり)を貫く付属品を「簪」と使い分けた。 0
翰苑 カンエン ①手紙や文書。 ②「翰林院(カンリンイン)」に同じ。参考「苑」は物事の集まる場所の意。 0
老舗 しにせ [1] 先祖代々の家業を守り続け、信用のある店。 1
前任 ゼンニン [0] 前に任務についていたこと。また、その人。「―より引き継ぐ」 後任 0
閉門 ヘイモン [0] ①門をとじること。門をしめること。「―時間」開門 ②江戸時代、武士や僧に対する刑罰の一つ。住居の門を固くとざし、一定期間出入りを禁じた。 0
菅垣・菅搔 すががき ①和琴(ワゴン)、または雅楽の箏(ソウ)の奏法の一つ。 ②三味線の奏法の一つ。 ③江戸時代、吉原の遊女が客待ちに弾いた三味線の曲。転じて、遊里の場面の下座(ゲザ)音楽。表記「清搔」とも書く。 0
老翁 ロウオウ [3],[0] 年をとった男性。おきな。「昔話の上手な―だった」 0
多生 タショウ [0] ①何回も生まれ変わること。 ②多くのものを生かすこと。「一殺―(一つの命を奪うことにより多数の命を救うこと)」 0
暦日 レキジツ [0] ①年月。月日。また、月日がたつこと。 ②こよみ。 ③こよみのうえでの一日。午前零時からの二四時間。 0
如何に いか-に [2] ①どのように。「―人生を生きるか」 ②どんなに。どれほど。「―すぐれた学者でもこの難問は解けまい」 1
煽情 センジョウ [0] 扇情 0
鬱金香 チューリップ [0] ユリ科の多年草。小アジア原産。春、花茎の先に赤・白・黄色などのつりがね形の花をつける。春由来「鬱金香」は漢名からの誤用。参考「ウッコンコウ」とも読む。 1
抑える おさ-える [3],[2] ①感情や動きなどの勢いをとどめる。「悲しみを―える遺族」「インフレを―える政策」 ②自由に活動させないように相手を封じる。「警官がデモ隊を―える行動に出た」 0
膀胱 ボウコウ [0] 脊椎(セキツイ)動物の排泄(ハイセツ)器官。腎臓(ジンゾウ)より送られてくる尿を、一時的にためておく臓器。 0
奇怪千万 キカイセンバン [4],[2] ふつうでは考えられないほど不思議なこと。また、非常にけしからぬこと。「千万」は程度がはなはだしい意。奇奇怪怪 0
精緻 セイチ [1] 非常に細かくて詳しいこと。「―をきわめる調査」 精細・精密・緻密 0
早まる はや-まる [3] ①時間や時期が早くなる。「予定が―まる」 ②よく考えないで軽率に行動する。「―まったことはするな」 0
供花・供華 クゲ 仏前や死者に花をそなえること。また、そなえる花。参考「キョウカ・クウゲ」とも読む。 0
血痰 ケッタン [0] 血のまじったたん。肺に起こる病気の症状として見られる。 0
脳出血 ノウシュッケツ [3] 脳の血管が破れて脳組織内に出血する病気。脳内出血。脳溢血(ノウイッケツ)。 0
手甲 てっコウ [3] 布や革製の手の甲をおおうもの。武具や農作業などに用いる。 参考「てコウ」とも読む。 0
沓 くつ [2] 足を入れるのに用いるはきもの。「―脱ぎの平たい石」 0
塩瀬 しおぜ 絹織物の一種。厚地の羽二重。多く帯地に用いる。 0
土に灸(キュウ) つちにキュウ いくら努力しても効果がないこと。無駄なことのたとえ。糠(ぬか)に釘(くぎ) 0
歎息 タンソク [0] 非常になげくこと。ため息。表記「嘆息」とも書く。 0
遺骨 イコツ [0] 死んだ人の骨。おこつ。「―が郷里に帰る」 0
具現 グゲン [0] 具体的に、また、実際に表すこと。また、現れること。「計画を―する」 0
箱書 はこがき 書画・器物などを収めた箱に、その中身の名称を書いたもの。また、作者や鑑定人などが、その品が本物であることを証明して署名・押印したもの。 0
牴触 テイショク [0] 抵触 0
形勝 ケイショウ [0] ①地形や風景がすぐれていること。また、その土地。景勝。 ②城をきずいたり敵を防いだりするのに、地形が適していること。また、そういう土地。「―要害の地」 0
明瞭 メイリョウ [0] はっきり明らかなさま。「簡単―」「―に発音する」明白曖昧(アイマイ)表記「明亮」とも書く。 0
竈食い へぐい かまどで煮炊きした物を食べること。 1
饕る むさぼ-る 財貨・飲食などむやみに欲しがる。「財宝を―り集めた」 0
断崖 ダンガイ [0] 垂直に切り立った、険しいがけ。きりぎし。 0
寒色 カンショク [0] さむい感じを与える色。青または青系統の色。「―系のカーテンで室内を涼しく見せる」暖色・温色 0
百日咳 ヒャクニチぜき [4] 百日咳菌による、幼児に多い呼吸器の感染症。痙攣(ケイレン)性の特徴ある咳が出る。 0
払底 フッテイ [0] 必要なものが欠乏して供給できなくなること。すっかりなくなること。「政界に人材が―している」「食糧物資が―する」 0
秒速 ビョウソク [0] 運動するものの速度を、一秒あたりに進む距離で表したもの。一秒間に進む速さ。 0
苟安 コウアン 当座の心配事から一時の安楽にのがれること。偸安(トウアン) 0
漏壺 ロウコ 水時計に用いられる、底に穴のあいたつぼ。転じて、水時計。 0
敷島 しきしま [0] やまとの国。日本国の別称。「―の道(和歌、歌の道)」由来崇神(すじん)天皇・欽明(きんめい)天皇の宮があった奈良県の地名から。 0
過誤 カゴ [1] あやまり。あやまち。「―を犯す」過失・失策 0
強談威迫 ゴウダンイハク 要求にしたがわせようと、強引におどしつけて話をつけようとすること。「強談」は、強い調子や態度で話をつけること。 0
誤審 ゴシン [0] ①スポーツで、審判が判定をまちがえること。また、その判定。 ②裁判であやまった審理が行われること。 0
業 ゴウ [2] ①善悪の報いを引き起こす行為。 ②前世の悪行により、現世で受ける報い。「―が深い」 0
表裏一体 ヒョウリイッタイ [1] 二つのものの関係が、おもてとうらのように密接で、切り離せないこと。 0
自弁 ジベン [0] 自分で自分の費用を負担すること。自分もち。「交通費は―です」 自費・自前 0
主導 シュドウ [0] 中心となってひっぱっていくこと。「―権を握る」 0
鷹の爪 たかのつめ [0] ①ウコギ科の落葉小高木。山地に自生。夏、黄緑色の小花を多数つける。冬芽はタカの爪に似る。材は柔らかく、箸(はし)や下駄(ゲタ)などを作る。イモノキ。 ②トウガラシの一品種。果実は円筒形で先がとがり、赤く熟す。香辛料用。アカトウガラシ。 0
諳誦 アンショウ 記憶している物事をそらで言うこと。表記「暗唱」とも書く。参考「アンジュ」とも読む。 0
竜 コンリョウ [1] 竜が縫い取られた天子の礼服。「―の袖(そで)に隠れる(天子の権威の陰で勝手に振る舞う)」 0
夷回し えびすまわし 夷人形を操ってタイを釣り上げる所作などをして見せた芸人。兵庫県西宮市の恵比寿神社を本拠地とした。新年参考「夷舁(か)き」ともいう。 0
怨望 エンボウ うらみに思うこと。うらみ。「その処遇を―する者が無きにしも非(あら)ず」 0
三位一体 サンミイッタイ [1] ①父なる創造主(神)と、子なるキリストと、聖霊は、ただ一つの神が三つの姿になって現れたものであるとするキリスト教の説。 ②別々の三つのものが、一つのように緊密に結びつくこと。また、三者が心を合わせること。
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四字熟語根掘り葉掘り11:「三位一体」に苦労した話 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
網羅 モウラ [1] 残らず集めて収めること。余すことなく及ぶこと。「新語を―した辞書だ」由来魚をとる「網」と鳥をとる「羅(あみ)」から。 0
勉励 ベンレイ [0] つとめ励むこと。「刻苦―して、学問を修める」奮励 0
竜宮 リュウグウ [3] 深い海の底にあって、竜神や乙姫(おとひめ)がすむという想像上の宮殿。竜宮城。たつのみや。 0
脊柱 セキチュウ [0] 脊椎(セキツイ)動物の体の中央を縦に走り、体の中心をなす骨格。背骨。 0
鉄骨 テッコツ [0] 建築物の骨組みにする鉄材。おもに構造用圧延鋼材を使う。 0
触れる ふ-れる [0] ①さわる。「手と手が―れる」「この物質は空気に―れると変色する」 ②規則や法律などに反する。「法に―れる」 ③接する。出あう。「怒りに―れる」「折に―れて言い聞かす」 ④感じる。知覚する。「心に―れる素晴らしい話だ」 ⑤言及する。 ⑥広く知らせる。「―れてまわる」 0
之 これ [1] ①直接に近くにある事物や人を指す語。「―が資料です」「―はあなたの本ですか」 ②現在の場所・時間を指す語。「―までの苦労」 ③前に述べた内容を指す語。「学問の自由は、―を保障する」 ④語調を強めたり整えたりするときに使う語。「―まさに天の時」 0
銀鱗 ギンリン [0] ①銀色のうろこ。 ②波間に光って見える魚。「渓流に躍る―」 0
医師 イシ [1] けがや病気の診察・治療を職業とする人。医者。 0
一角・一廉 イッかど 「一角(ひとかど)」に同じ。 0
食尽 ショクジン [0] 日食や月食で、太陽や月が最も大きく欠けること。また、その時刻。 「蝕甚」の書きかえ字。 0
狂瀾 キョウラン [0] ①荒れ狂う大波。 ②ひどく乱れて手のほどこしようもない情勢。 0
船は船頭に任せよ ふねはセンドウにまかせよ 何事でも、その道の専門家に任せたほうがうまくいくたとえ。 餅(もち)は餅屋 0
零れる こぼ-れる [3] ①容器から液状や粒状の物があふれて流れ出る。 ②自然にあらわれる。「笑顔が―れる」 0
謂 いい [1],[0] わけ。いわれ。…ということ。「文学は人生の―だという」参考「…の謂」という使い方が多い。 0
燭光 ショッコウ [0] ①ともしびの光。あかり。 灯光 ②光度の単位。燭。「一―はおよそ一(カンデラ)にあたる」 参考②現在は、使われていない。 0
考える かんが-える [4],[3] ①筋道をたてて頭をはたらかせる。「答えを―える」 ②物事を比較し判断する。「事の正否を―える」 ③考案する。「図案を―える」 ④心配する。「環境汚染を―える」 0
辰砂 シンシャ [1] ①水銀と硫黄の化合物で、色は朱色。水銀製造や絵の具に用いる。 朱砂(スサ)・丹砂(タンサ) ②紅色のうわぐすり。また、その色。 0
触らぬ神に祟(たた)りなし さわらぬかみにたたりなし 物事にかかわらなければ、損をしたり傷ついたりすることはない。余計な手出しをせず、安全な場所に身を置くたとえ。 触らぬ蜂(はち)は刺さぬ 0
疾疫 シツエキ 悪性の流行病。疫病。はやりやまい。「―で生命をおとす」 0
前座 ゼンザ [0] ①コンサートや落語などで、主な演者や真打ちの前に出演すること。また、その人。 ②落語家の格付けの最下位。 0
良薬は口に苦し リョウヤクはくちににがし よい薬は苦くて飲みにくいが、すぐれた効き目があること。参考「忠言は耳に逆らう」と続く。〈『孔子家語』〉 0
嬋娟・嬋姸 センケン あでやかで美しいさま。なよなよとして美しいさま。「容姿―とした女性である」 0
湧昇 ユウショウ 海洋深部の冷水が水面までわき上がる現象。水温が周りより低くなり好漁場となることが多い。カリフォルニア沖やペルー沖などに見られる。「―流」 0
環境 カンキョウ [0] ①人間や他の生物の周囲にあり、影響を与える外界や状況。「市民の力で自然―を守る」「経済的に恵まれた―で育つ」 ②コンピューターが作動するためのシステムに必要な種々の条件。「―を設定する」 0
識者 シキシャ [2] 知識が深く、物事を正しく判断できる人。有識者。「―に意見を求める」 0
剪定 センテイ [0] 果樹などの発育や結実を助けたり庭木の形を整えるために、余分な枝を切ること。「松の木を―する」「―鋏(ばさみ)」 春 表記「翦定」とも書く。 0
石碑 セキヒ [0] ①石に事跡や記念の言葉などを刻んで建てたもの。いしぶみ。「鎮魂の―を建てる」 ②墓石。 墓碑(ボヒ) 0
寡作 カサク [0] 作家・芸術家などが少ししか作品を作らないこと。「―で知られる作家」多作 0
檀紙 ダンシ 厚手でちりめんじわのある和紙。包装・表具用。みちのく紙。由来檀(まゆみ)の樹皮を材料としたことから。 0
道化 ドウケ [0],[3] ①おどけた言葉や動作で、人を笑わせること。また、その人。「―役に徹する」 ②「道化方(がた)」の略。歌舞伎(カブキ)で人を笑わせる役。三枚目。 0
鉄漿 おはぐろ [0] 歯を黒く染めること。また、それに使う液。奈良時代に上流の女性の間で始まり、平安後期には貴族の男性も行った。江戸時代には既婚の女性のしるしとなった。かねつけ。表記「御歯黒」とも書く。参考用いる液は「かね」とも読む。 1
深雪 みゆき [0] ①深く降り積もった雪。 冬 ②雪の美称。 0
親分 おやブン [1],[2] ①仲間や集団の中心になるかしら。特に俠客(キョウカク)などの間でいうかしら。「―肌」 子分・手下 ②仮親として頼りにする人。 0
い せま-い 場所が小さい。また、心や見識にゆとりがない。 0
出でては将、入りては相 いでてはショウいりてはショウ 文武の才を兼備した人物のたとえ。戦時には朝廷から出て将軍として軍を指揮し、朝廷の中にいれば宰相として力を発揮する意から。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 0
牧舎 ボクシャ [1] 牧場で、ウシやウマなどの家畜を入れておく建物。 0
口蓋垂 コウガイスイ [3] のどの後部の軟口蓋の中央からたれ下がる突起。懸壅垂(ケンヨウスイ)。のどひこ。のどちんこ。 0
御不浄 ゴフジョウ [0] 「便所」の丁寧語。トイレ。 0
灯台躑躅 どうだんつつじ ツツジ科の落葉低木。暖地に自生。よく分枝する。春、白い壺(つぼ)形の小花を多数下向きにつける。紅葉が美しい。春由来「とうだい(灯台)つつじ」が転じたもので、分枝する形が灯明台に似ることから。表記「満天星」とも書く。 1
抓る つね-る [2] 指先または爪(つめ)の先ではさんでひねる。「夢かと思い頰(ほお)を―る」 参考「つめる」の転。 0
章程 ショウテイ [0] 規則・法度(ハット)を集めた箇条書き。おきて。のり。 参考「章」は法律、「程」はきまりの意。 0
伝統 デントウ [0] ある民族や社会集団のなかで、昔から受け伝えてきた風習や様式、考え方など。「輝かしい―を守る」「―産業」「―芸術」 0
示威 ジイ [1] 威力や勢力を相手に示すこと。「―行動をとる」 0
隠見・隠顕 インケン 見えかくれすること。「波間に―する」参考「インゲン」とも読む。 0
親睦 シンボク [0] 互いにむつみあい、仲良くすること。「相互交流と―を図る」 0
壮烈 ソウレツ [0] 勇ましくはげしいこと。また、そのさま。「―な最期」 壮絶・勇壮 0
牝鶏晨(あした)す ヒンケイあしたす 女性が権勢を振るうたとえ。また、それが家庭や国を滅ぼすもととなるたとえ。「牝鶏」はめんどり。「晨す」は夜明けを告げる意。由来 夜明けの時を告げるのはおんどりで、めんどりが代わってするのは秩序の乱れであり、家や国の滅亡の前兆とされたことから。〈『書経』〉 0
白髪 ハクハツ [0] 白い毛髪。「―の老人」参考「しらが」とも読む。 0
下乗 ゲジョウ [0] ①神社・寺の境内への車やウマの乗り入れを禁じること。 ②貴人への礼儀として、ウマからおりること。 ①②下馬 0
風船 フウセン [0] ①空気や水素などを入れてふくらまし、手でついたり飛ばしたりする紙製・ゴム製のおもちゃ。 ②軽気球。バルーン。 0
掃き溜め はきだめ [0] ごみ捨て場。ごみため。転じて、なんの役にも立たない雑多な人や物の集められている場所。 0
先進 センシン [0] 文化・学問・技術などが他より進んでいること。「―国」 後進 0
好事門を出(い)でず、悪事千里を行く コウジモンをいでずアクジセンリをゆく よいことは世間に知られにくいが、悪いことはすぐに広まってしまう。〈『北夢瑣言(ホクボウサゲン)』〉 0
炊飯 スイハン [0] ごはんをたくこと。「新しく―器を買い求めた」 0
時刻 ジコク [1] ①時の流れのなかのある瞬間。「現在の―」「出発の―」 時間 ②何かをするのにちょうどよい時。「―到来」 時機 0
瞋恚 シンイ [0] ①はげしく怒ること。「―の炎」 瞋怒 ② 貪欲(トンヨク)・愚痴とともに三毒の一つ。自分の心に反するものをはげしく怒り、恨むこと。 参考「シンニ」とも読む。 0
鬱ぐ ふさ-ぐ [0] 気がめいる。心が沈んで憂鬱(ユウウツ)になる。「長雨で気が―ぐばかりだ」 0
取り木 とりき [0],[3] 枝に傷をつけ、曲げて土にうめたりミズゴケを巻いたりして、根が生じたあとに切り取って、新しい苗木をつくること。取り枝。 春 0
朝に夕べを謀(はか)らず あしたにゆうべをはからず 朝、その日の夕方のことまで考える余裕がないこと。それほど切迫した状態のたとえ。〈『戦国策』〉 0
皮癬 ヒゼン [0] 感染性の皮膚病。かゆみがひどい皮膚の病気。疥癬(カイセン)。 0
粳 うるち [0] 粘り気の少ない、ふつうに炊いて食べる米。うるちの米。うるちまい。うるしね。糯(もち) 秋 0
憂いも辛(つら)いも食うての上 ういもつらいもくうてのうえ 気が晴れないとかつらいなどというのは生きていればこそのことで、食べるにも困るようなことになれば、不平や不満など言っていられないということ。 0
日置流 へきリュウ 弓術の一派。室町時代、日置弾正正次が創始した。 1
博捜 ハクソウ [0] 広く探し求めること。「文献を―する」 0
根刮ぎ ねこそぎ [0],[2] ①根のついたまま抜き取ること。根こぎ。 ②残らず。全部。「―奪われる」 0
吐綬鶏 しちめんちょう シチメンチョウ科の鳥。アメリカ大陸原産。頭から首にかけて皮膚が裸出。のどの下に肉だれがある。食用。由来「吐綬鶏」は漢名より。のどの肉だれが綬(ジュ)(飾りひも)を吐いているように見えることから。和名は、皮膚の裸出した部分が赤・青・紫色などに変わることから。表記「七面鳥」とも書く。 1
熱る ほて-る 体や顔が熱くなる。また、そのように感じる。「恥ずかしさで体中が―る」 0
更年期 コウネンキ [3] 人体が成熟期から老年期に移る時期。特に、女性が閉経する前後の数年間。「―障害」 0
同朋 ドウボウ [0] ①友人。仲間。 ②「同朋衆」に同じ。 0
縦んば よし-んば [2] たとえそうだとしても。かりに。「―雨でも問題はない」 0
師匠 シショウ [1],[2] ①学問・技芸などを教える人。先生。「―の教えにしたがう」 師範 弟子・門弟 ②芸人に対する敬称。 0
旧悪 キュウアク [0],[1] 以前に犯した悪事。過去の悪い行い。「―が露見する」 0
拝顔 ハイガン [0] お目にかかること。「会うこと」の謙譲語。「―の栄に浴する」拝眉(ハイビ)・拝芝(ハイシ) 0
棒喝 ボウカツ 禅宗で、悟りを開かない弟子を導くとき、師が大声でしかって棒で打つ修行。 0
稟申 リンシン 申し上げること。稟白・上申参考「ヒンシン」とも読む。「リンシン」は慣用読み。 0
操業 ソウギョウ [0] 機械などを動かして仕事をすること。「―時間を短くした」「―短縮」「―停止」 休業 0
暫し しば-し [1] 少しの間。わずかの間。ちょっとの間。「―の別れ」「―足をとめる」 0
天涯比隣 テンガイヒリン たとえ天の果てのような遠い所に住んでいても、心はすぐ近くに住んでいるように通い合っているということ。「比隣」は隣近所の意。〈王勃(オウボツ)の詩〉千里比隣 0
刪る けず-る 書物の文字や文章の不要な部分をとりのぞく。 参考竹簡(チッカン)・木簡(モッカン)から刃物で文字をけずりとる意。 0
藩閥 ハンバツ [0] 明治時代に勢力の強かった藩の出身者で作られた政治的な派閥。 0
富貴浮雲 フウキフウン 財力や地位・名誉は浮雲のようにはかないもので、すぐに消え去ってしまうたとえ。〈『論語』〉 0
霊験 レイゲン [0] 熱心な祈りに対して神仏が示す感応。御利益(ゴリヤク)。「深山の―あらたかな水を飲む」参考「レイケン」とも読む。 0
遂行 スイコウ [0] 物事をなしとげること。「責任をもって任務を―する」 0
缶焚き かまたき 蒸気を発生させるかまをたくこと。また、それをする人。ボイラーマン。 0
怙恃 コジ ①たのみとすること。 ②父母。子がたのみとする者。 由来②「父無ければ何をか怙(たの)まん、母無ければ何をか恃(たの)まん」〈『詩経』〉による。 0
極刑 キョッケイ [0] いちばん重い刑罰。死刑。「―は免れない」 0
会合衆 エゴウシュウ 室町時代、市政自治組織を指導した特権的商人層。都市は合議制によって運営された。特に、堺(さかい)は有名。納屋衆・三六人衆 0
似非侍の刀弄り えせざむらいのかたないじり 実力が伴っていない者ほど虚勢を張って人を脅すたとえ。武士らしくない意気地のない武士に限って、人前で刀を振り回す意から。 1
富国強兵 フコクキョウヘイ [2],[1] 国の経済力を高くし、兵力を強くすること。 0
剝ぐ は-ぐ ①むき取る。取り去る。「皮を―ぐ」 ②取り上げる。「官を―ぐ」 0
腸線 ガット [0] ヒツジやブタなどの腸から作る糸。ラケットの網やバイオリン・ギターなどの弦に用いる。 1
附帯 フタイ [0] 主となるものに伴うこと。「法案の―決議案」表記「付帯」とも書く。 0
歩荷 ボッカ 山から山へ、または山小屋などへ重い荷物を背負って運んで行くこと。また、それを仕事とする人。 0
芒種 ボウシュ [1] 二十四節気の一つ。陰暦五月の節で、太陽暦では六月六日ころ。夏 0
殊遇 シュグウ [0] 特別の待遇。きわめて手厚いもてなし。「―を受ける」 0
技芸 ギゲイ [1],[0] わざ。技術。特に、美術や工芸などのわざ。 0
裁可 サイカ [1] 君主が、臣下の出した議案を許可すること。「―を仰ぐ」 裁許 0
未だ いま-だ [1] ①まだ。今になっても。「―現れない」「原因は―明らかではない」 ②今なお。ずっと。「―健在だ」参考①あとに打ち消しの語を伴う。 0
花鶏 あとり [0],[1] アトリ科の小鳥。シベリアなどで繁殖し、秋に日本に渡来する。スズメよりやや大きく、頭と背は黒色、腹は白色。秋 1
悪太郎 アクタロウ [3] いたずらな子どもや乱暴狼藉(ロウゼキ)をはたらく男をののしっていう語。参考人名ふうにいった語。 0
愛染明王 アイゼンミョウオウ [7],[5] 密教で、愛欲をつかさどる仏。全身赤色で、三つの目と六本の腕をもつ。怒りの顔つきをしている。 0
皴法 シュンポウ 東洋画の技法で、山や岩のひだを立体的に描く筆づかい。 0
傾倒 ケイトウ [0] ある物事に興味をもち、夢中になること。また、心から尊敬し、慕うこと。「フランス文学に―している」 0
髻 みずら [0],[4] 上代の男子の髪の結い方。髪を中央で左右に分けて両耳のあたりで輪に束ねる。後世の総角(あげまき)はその変形。びんずら。表記「鬟・角髪」とも書く。 0
岩菲 ガンピ [1] ナデシコ科の多年草。中国原産。葉はやや硬く長卵形。夏に黄赤色の五弁花が咲く。白色やしぼりもある。観賞用。夏 0
当今 トウコン [1] このごろ。この節。近ごろ。「―では珍しい風習」当節・現今 0
一辺倒 イッペントウ [3] 一つのもの、一つの方向にだけかたよること。「防御―の試合でははがゆい思いだ」由来中国の毛沢東の論文の語から。 0
公傷 コウショウ [0] 公務に従事する間に受けたけが。「プロ野球の―制度」私傷 0
駆逐 クチク [0] 敵の勢力などを追い払うこと。「悪貨は良貨を―する」 0
大欲非道 タイヨクヒドウ 非常に欲が深く、道理にはずれて非人情なこと。 0
回る まわ-る [0] ①物体が点や軸を中心に輪を描く。回転する。「扇風機が―る」 ②あちこち移動し、もとに戻る。ひとまわりする。「回覧板が―る」「諸国を―る」 ③遠まわりの道を行く。「急がば―れ」迂回(ウカイ)する ④場所・立場などを転ずる。「裏方に―る」「敵に―る」 ⑤すみずみまで行き届く。行き渡る。「知恵が―る」 ⑥機能が十分にはたらく。「よく舌が―る男だ」 ⑦時刻を過ぎる。「定刻を―る」表記「廻る」とも書く。
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・漢字の豆知識 「周り」と「回り」を正しく使い分ける ~成り立ちからイメージする~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
取捨選択 シュシャセンタク [1] 必要なものや良いものを取り、不必要なものや悪いものを捨てること。取るものと捨てるものを選択すること。 0
鴻鵠の志(こころざし) コウコクのこころざし 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(エンジャク) 0
酷熱 コクネツ [0] 非常に暑いこと。きびしい暑さ。酷暑・炎熱・極熱 0
邪佞 ジャネイ ねじけた心で人にこびへつらうこと。また、そのような人。 0
注文 チュウモン [0] ①品物をあつらえること。種類・数・寸法などを指定して作らせたり、送らせたりすること。「店頭にない本を―する」「そばを二人前―する」 ②依頼のとき、希望や条件を示すこと。また、その希望や条件。「―をつける」 「註文」の書きかえ字。 0
小春日和 こはるびより [4] 冬の初め、春のようにのどかで暖かい天気。小春日。 冬 参考「小春」は陰暦一〇月の異名。 1
舞舞 まいまい [3],[0] ①「舞舞虫」の略。ミズスマシの別称。 鼓豆虫(みずすまし) ②「舞舞螺(まいまいつぶり)」に同じ。 0
斎非時 ときヒジ 僧侶(ソウリョ)の食事。また、法事などで僧に供する食事。 由来出家者の食事は午前一回が原則だったため、「斎」は午前の正式な食事、「非時」は午後の食事の意から。 0
旋風 センプウ [3] ①「旋風(つむじかぜ)」に同じ。 ②突発的に社会に与える事件や動揺。「業界に―を巻き起こす」 0
仮眠 カミン [0] 少しの間眠ること。かりね。「―を取る」仮睡 0
忘れる わす-れる [0] ①思い出せなくなる。記憶がなくなる。「道順を―れる」 ②気がつかないで過ごす。また、うっかりして置いてくる。「寝食を―れて仕事に励む」「財布を―れる」 ③思い出さないようにする。「酒を飲んで、憂さを―れる」 0
警醒 ケイセイ [0] ①他人の眠りをさますこと。 ②警告して迷いをさまさせること。「世人を―する」 0
急いては事(こと)を仕損じる せいてはことをしソンじる 物事をあまり急いでやると配慮が行き届かず、失敗しやすいものだということ。急がば回れ 0
伝承 デンショウ [0] 昔からの風習・信仰などを受け継いで伝えること。また、その伝えられた事柄。「民間―」 0
上代 ジョウダイ [1] ①大昔。上古。 ②日本文学の時代区分の一つ。おもに、奈良時代にあたる。「―文学」 0
虚仮威し コケおどし [0],[3] ①見え透いたおどし。 ②実質がなく、見せかけだけりっぱなこと。 0
銘記 メイキ [1] 心に深く刻みつけて忘れないこと。「教訓を深く心に―する」 0
山処 やまと 山のあるあたり。山のところ。山。 参考「と」はところの意。 1
賛ける たす-ける わきから力添えをする。励まして力を添える。 0
擬 もどき [3] 名詞の下について、そのものによく似ているものの意を表す語。「がん―」「梅―」「芝居―のせりふ」 0
然然 しかじか [2],[0] 長い話を省略するときの語。かくかく。これこれ。うんぬん。 表記「云云」とも書く。 0
唐箕 トウみ [0],[1] 穀物の実と秕(しいな)・もみ殻などを選別して、吹き分ける農具。 0
後輩 コウハイ [0] ①年齢・地位・経験年数などが自分より少ない者。「柔道の技を―に伝えた」後進 ②同じ学校や職場で、自分よりあとに入った者。 ①②先輩 0
杜鵑・杜宇 ほととぎす ホトトギス科の鳥。初夏、日本に渡来し、初秋に東南アジアに渡る。背面は灰褐色、腹面は白地に黒の横斑(オウハン)がある。山林で繁殖するが、ウグイスなどの巣に托卵(タクラン)(他の鳥の巣に産卵して育ててもらうこと)する。「テッペンカケタカ」「トッキョキョカキョク」などと鳴く。古くから日本人に愛され、別表記・別称も多く、和歌などの文学にも数多く登場する。ウヅキドリ。サナエドリ。イモセドリ。タオサドリ。アヤメドリ。夏由来「杜鵑・杜宇」は漢名から。和名は鳴き声からという。表記「不如帰・子規・時鳥・郭公・蜀魂・霍公鳥・沓手鳥」とも書く。 1
羊腸 ヨウチョウ [0] 幾重にも曲がりくねっている山道のたとえ。つづら折り。ヒツジの腸の意から。「―の小径」 0
託ける かこつ-ける [4] 他のもののせいにする。口実にする。ことよせる。「渋滞に―けて遅刻する」
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漢字の豆知識 「おざなり」と「なおざり」はどう違う?~似ているだけに、しっかり使い分けよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
清音幽韻 セイオンユウイン 格調の高いすぐれた文章の形容。清らかな音色とほのかにただよう情趣の意から。〈王安石の文〉 0
伝える つた-える [0] ①広く言葉で知らせる。「ニュースを―える」 ②言葉や物などを時をへだてて受け渡す。「家訓を子孫に代々―える」 ③他から持ってきて広める。「海外から新技術を―える」 ④教え授ける。伝授する。「秘伝を―える」 ⑤取り次ぐ。伝言する。「よろしくお―えください」 ⑥他に作用を及ぼす。「空気が振動を―える」 0
狭小 キョウショウ [0] せまく小さいさま。狭隘(キョウアイ)広大 0
早春 ソウシュン [0] 春のはじめ。「―の山を歩く」 初春・浅春 晩春 春 0
紛然 フンゼン [0] 物事が雑然と入り混じっているさま。ごたごたと混じっているさま。「―たる様相」紛紛・混然 0
潤滑 ジュンカツ [0] 湿っていてなめらかなこと。「機械の―油」 0
断る ことわ-る [3] ①申し出や要求などを拒む。拒絶や辞退をする。「縁談を―り続けた」 ②前もって知らせて、了解を得る。「一言―っておく」 0
連峰 レンポウ [0] つらなり続く山のみね。みねがつらなる山々の一群。「北アルプスの―を眺める」連山 0
手腓 たこむら 腕の内側の肉のふくれた所。たくぶら。 0
八索九丘 ハッサクキュウキュウ 古代中国にあったとされる書物の名。「八索」は占いに関するもので、「九丘」は九つの州の地理に関するものであったという。〈『春秋左氏伝』〉三墳五典(サンプンゴテン) 0
揩鼓 カイコ 昔、雅楽に用いられた打楽器の一種。胴の両側に革をはり、ひもで締めたもの。こすったりはじいたりして音を出す。参考「すりつづみ」とも読む。 0
資本 シホン [0] ①事業をするもととなる金銭。 資金・元手 ②活動のもとになるもの。「体が―だ」 ③利子や利益を得るもととなる、過去の労働の生産物。 0
小寒 ショウカン [0] 二十四節気の一つ。冬至から一五日目ころで、寒さがきびしくなる時期。寒の入り。陽暦で一月六日ころ。 大寒 冬 0
鉤形・鉤状 かぎなり かぎのように折れ曲がった形。「―に破れる」 1
隔膜 カクマク [0] ①生物体における組織や器官などをへだてる膜状のしきり。 ②横隔膜。表記②「膈膜」とも書く。 0
具足 グソク [0] ①物事が十分にそなわっていること。「必要な条件を―している」 ②道具や器具の総称。特に、甲冑(カッチュウ)。 0
貯蔵 チョゾウ [0] 物をたくわえておくこと。「穀物を―する倉庫」 0
癈疾 ハイシツ [0] ①治らない病気。 ②律令(リツリョウ)制の規定で、身体に疾病や障害があり仕事ができないこと。また、その人。表記「廃疾」とも書く。 0
禄盗人 ロクぬすびと 才能がなく、まじめでもないのに給料をもらっている人をののしっていう語。月給泥棒。 0
瞑想 メイソウ [0] 目を閉じて、心静かに深く考えること。「―にふける」「―録」表記「冥想」とも書く。 0
兇悪 キョウアク [0] 凶悪 0
妻君 サイクン ①親しい人に、自分の妻を謙遜(ケンソン)していう語。 ②同輩・目下の人の妻をいう語。 表記「細君」とも書く。 0
鶯餅 うぐいすもち [4] 和菓子の一種。あんを餅で包み、表面に鶯色(灰色がかった黄緑色)のきな粉をまぶしたもの。 0
木っ端 こっぱ [1],[3] ①斧(おの)や鋸(のこぎり)で切った、木の切れはし。 ②取るに足りないつまらないもの。多く、名詞の上につけて使う。「―役人」 0
葷酒山門に入(い)るを許さず クンシュサンモンにいるをゆるさず 修行のさまたげとなるくさい野菜や酒を、寺の門内に持ちこんではならない。禅寺の門の脇(わき)にこの文を刻んだ石碑が見られる。 0
梱包 コンポウ [0] 包んだものに紐(ひも)や縄をかけて荷造りすること。また、その荷物。「配達商品を―する」 0
綢う まと-う ①すき間なく巻きつける。また、ひもを巻きつけてしばる。 ②まつわる。まつわりつく。 0
鵬程 ホウテイ [0] 鵬(おおとり)が飛ぶ道のように、遠くはるかな道のり。 0
真逆 まさか いくらなんでも。よもや。「―そんなことはあり得まい」
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新聞漢字あれこれ76 「真逆」を何と読みますか?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
気風 キフウ [0] 気性。気だて。特に、ある地域や集団に共通する気質。「山村の穏やかな―」「東北人のねばり強い―」気性 0
十日の菊六日の菖蒲 とおかのキクむいかのあやめ 物事の時期に遅れて間に合わないたとえ。 由来陰暦九月九日はキクの節句、五月五日は端午(タンゴ)の節句でショウブを飾るが、それぞれ一日遅れている意から。 1
蓼食う虫も好き好き たでくうむしもすきずき 人の好みはさまざまであることのたとえ。タデの葉は食べると辛いが、それを好んで食べる虫もあることから、人の嫌うものを好む者もいれば、人の好むものを嫌う者もいるということ。蓼虫(リョウチュウ)辛を忘る 0
運転 ウンテン [0] ①車両・船舶・機械などを動かすこと。また、動くこと。「安全第一で―する」 ②活用すること。運用すること。「会社の―資金」 ③歳月や季節が移りめぐること。回りめぐること。「天体の―」 0
烏羽色 からすばいろ [0] カラスのぬれた羽のような、真っ黒で青みを帯びたつややかな色。また、黒色。 0
吞吐 ドント のんだりはいたりすること。また、出たり入ったりすること。 0
甲走る カンばし-る [4] 声が鋭く、高く響く。「―った子どもの声」 0
血腥い ちなまぐさ-い [5] ①血のにおいがすること。 ②血を見るような残酷なようす。「―いニュース」 0
忠君愛国 チュウクンアイコク [5] 君主に真心をもって尽くし、自分の国を心から愛すること。「―の思想」 0
頸木 くびき [0] ①車の轅(ながえ)の先端につけ、牛馬のくびにあてる横木。 ②思考や行動の自由を束縛するもの。表記「軛・衡」とも書く。 0
南無三宝 ナムサンボウ [1] ①仏と仏の教えと僧の三宝に帰依(キエ)することを表す語。 ②大変だ。しまった。驚いたときや失敗したときに、三宝に助けを求める語。参考②「南無三」ともいう。 0
執念 シュウネン [1] 一つのことを深く思いこんで、動かない心。「詩作への―を燃やす」 0
惟 ただ [0] ただ…だけ。ほかのことではなく、ひたすらそのことだけ。限定の意に用いる。表記「唯」とも書く。 0
足 あし [1] ①体を支え、歩行などの機能をもつ器官。股のつけねから足先までの部分の総称。特に、足首から下の部分を指すこともある。 手 ②歩くこと。歩み。「―が速い少年」「商品の―が速い(売れゆきがよい)」 ③出かけて行くこと。やって来ること。「頻繁に―を運ぶ」「客―が遠のく」 ④交通手段。乗り物。「大雪で通勤の―が乱れた」 ⑤お金。「お―が逃げてゆく」 0
疾走 シッソウ [0] はやく走ること。「全力―で帰る」「自動車が―する」 0
燐火 リンカ [1] 墓地や沼地などで、自然に発生する青白い火。燐が燃える現象という。狐火(きつねび)。鬼火。ひだま。 0
熔笵 ヨウハン 鋳型の考古学上の呼称。 0
親しい した-しい [3] ①仲がいいさま。親密なさま。「―い友人」 ②血縁が濃いさま。 ③「親しく」の形で、自らするさま。おもに身分の高い人にいう。「―くお会いになる」 0
活きる い-きる [2] ①命を保つ。 ②暮らす。生活する。 ③効果・効力を発揮する。また、役立つ。「その一語で文章が―きる」 0
刮目して相待(あいま)つ カツモクしてあいまつ 人や物事が著しく進歩・成長するのを期待して待ち望むこと。また、今までとちがった見方で相手を見直すこと。故事 中国、三国時代、呉の呂蒙(リョモウ)が孫権の忠告で学問に励み、進歩のはやさで魯粛(ロシュク)を驚嘆させ、魯粛が「りっぱな男は三日見ないだけで、もう目を見開いて見なくてはならないものだ」と言ったという故事から。〈『三国志』〉 0
膚 はだえ [0],[3] ①はだ。皮膚。「寒風―を刺す」 ②刀剣の身の表面。 0
産屋 うぶや [0],[2] ①昔、出産のために新たに建てた家。また、出産に際して用いた別棟の家。 ②出産のために使う部屋。産室。 0
素晴らしい スば-らしい [4] ①感嘆するほど、非常にすぐれているさま。たいそうりっぱなさま。「―い出来ばえ」 ②程度がはなはだしいさま。「―く元気な老人」 0
挙げ句 あげク [0] 結局のところ。「悩んだ―告白した」由来連歌や俳諧(ハイカイ)で前半を発句というのに対して、後半を挙げ句といったことから。表記「揚げ句」とも書く。 0
滴滴 テキテキ [0] 水などのしずくがしたたるさま。ぽたぽた。「―と落ちる涙」 0
礫石 レキセキ 「礫(つぶて)」に同じ。参考「つばい」とも読む。 0
木簡 モッカン [0] 古代、文字を書き記した薄い長方形の木片。用途は、公文書の記録や貢進物の荷札など。 0
諸刃 もろは [0] 刀剣などで、両側に刃のあること。また、その刀剣。「―の剣」 片刃 表記「両刃」とも書く。 0
且に まさ-に 今にも。きっと。漢文訓読で「まさに…す」と再読し、近い将来を表す。 0
震う ふる-う [0] 体が小刻みに揺れる。大地などが震動する。「怒りに声を―わせる」 0
罷馬は鞭を畏れず ヒバはベンスイをおそれず 貧苦にあえぐ人々は、どんな厳罰をも恐れなくなるということ。疲れきった馬は、どんなに鞭(むち)で打たれても命令にしたがわない意から。〈『塩鉄論』〉 0
乾咳 からせき [0] 痰(タン)の出ないせき。参考「からぜき」とも読む。 1
洞窟 ドウクツ [0] 「洞(ほら)」に同じ。参考「洞」「窟」ともにほらあなの意。 0
虫酸・虫唾 むしず 胸やけしたときなどに、胃から口に逆流するすっぱい胃液。「―が走る(非常に忌み嫌うたとえ)」 1
摩洛哥 モロッコ アフリカ北西端、大西洋と地中海に面した王国。アトラス山脈を中心とする高原の国。首都はラバト。 1
問訊 モンジン ①問いただすこと。訊問 ②閉口すること。降参すること。 0
茶道 サドウ [1] ①茶をたてる作法を通じて精神修養をし、礼法を修める道。鎌倉時代、禅宗の寺院で始まり、千利休(せんのりきゅう)が大成した。茶の湯。 ②「茶道坊主」の略。茶の湯で仕える人。表記②「茶頭・茶堂」とも書く。参考「チャドウ」とも読む。 0
大呂 タイリョ [1] ①中国音楽の音名で、十二律の二番目の音。日本の十二律の断金(タンギン)にあたる。 ②陰暦一二月の異名。参考①②「タイロ」とも読む。 0
鵯 ひよどり [0],[2] ヒヨドリ科の鳥。低山にすむ。全体に暗灰色で、腹部は淡く、ほおは茶色。「ヒーヨヒーヨ」とやかましく鳴く。秋 0
校則 コウソク [0] 児童や生徒が守るべき学校の規則。「―にしたがって長い髪を結ぶ」 0
油団 ユトン [0],[1] 和紙をはり合わせ、桐油(トウユ)や漆をひいた敷き物。夏 0
暇乞い いとまごい [4],[0] ①別れを告げること。また、そのあいさつ。「―をして宿をあとにした」 ②休み・辞職などのいとまを願い出ること。 0
尸禄 シロク 官職につき、職責をはたさないで給料を取ること。 0
慙じる は-じる [2] 面目なく思う。他人の評価や好意に、もったいないとはじいる。 0
累坐 ルイザ 他人の罪に関連して、自分も罰せられること。連座 0
満目 マンモク [0] 見渡す限り。目の届く限り。「山を染める―の紅葉」 0
誘導 ユウドウ [0] ①人や物を、ある状態や場所にさそい導くこと。「客を会場へ―する」「―尋問」 ②電気・磁気がその電場内・磁場内の物体に及ぼす作用。感応。 0
嗚咽 オエツ [0] 息を詰まらせながら泣くこと。むせび泣き。「病室から―がもれる」 0
雪隠 セッチン [1] 便所。 参考もと禅宗の用語で、「セツイン」の転。「せんち」とも読む。 0
靫 うつぼ [1] 矢を入れて背や腰につけるかご状の用具。竹を編んだり革に漆を塗ったりして作った。表記「空穂」とも書く。 参考「ゆぎ」と読めば、形状が異なる。 0
反る かえ-る [1] ①表と裏とが逆になる。裏がえる。「和服の裾(すそ)が―る」 ②上と下とが逆になる。ひっくりかえる。くつがえる。「ボートが―る」「軍配が―る」 0
歓声 カンセイ [0] よろこびのあまりあげる大声。よろこびの声。「全員で勝利の―をあげる」歓呼 0
修繕 シュウゼン [0],[1] 悪くなったところやこわれた箇所を繕(つくろ)い直すこと。「こわれた壁を―する」 修理 0
化仏 ケブツ [0] ①「化身」に同じ。 ②光背(コウハイ)・天蓋(テンガイ)などに表現された小仏像。 0
物語 ものがたり [3] ①昔から語り伝えられている話。 ②平安時代から鎌倉時代にかけての、作者の見聞や想像を基にして人物や事件を叙述した散文作品の総称。「説話―」「軍記―」 ③何かを話すこと。また、その話。「寝―」 0
迹門 シャクモン [2],[0] 法華経二八品の中で、序品(ジョボン)から安楽行品までの前半の一四品のこと。 本門 0
幻 まぼろし [0] ①実際にはないのに、あたかもあるように見えるもの。 ②たちまち消えてしまう、はかないもの。「―のようにはかない望み」 0
無為自然 ムイシゼン [1] 何もしないであるがままにまかせること。人の手を加えず自然にまかせる意。人為的なものを否定し、自然にしたがうことを説く老子や荘子の思想。 0
護摩 ゴマ [0],[1] 密教の修法の一つ。本尊の前に壇を作り、ヌルデの木などをもやして、願主の願いが成就することを祈る。「―を焚(た)いて息災を祈念する」 0
直通 チョクツウ [0] 直接に通じていること。乗り換えや中継なしに、目的地や相手へ直接に通じること。「―電話」「―電車」 0
混然 コンゼン [0] 異質なものが混じり合って区別のつかないさま。「―一体となる」表記「渾然」とも書く。 0
理路整然 リロセイゼン [1] 話や考えなどがしっかりした論理で組み立てられていて、筋道がよくとおっていること。「―と主張を述べる」順理成章支離滅裂(シリメツレツ) 0
組綬 ソジュ 印を腰にさげたり勲章をつけたりするためのくみひも。 参考「組」「綬」ともにくみひもの意。 0
前提 ゼンテイ [0] ①事が成り立つもととなる条件。「結婚を―とした交際」 ②推論の基礎となる既知や仮定に関する判断。 0
凝視 ギョウシ [1],[0] 目標物をじっと見つめること。「一点を―して観察する」熟視 0
万歳 マンザイ [3] 正月、烏帽子(えぼし)・素襖(スオウ)姿で鼓を打ち、祝言を述べて舞う門付(かどづけ)芸。また、それをする芸人。新年参考「バンザイ・バンゼイ」と読めば別の意になる。 0
通行 ツウコウ [0] ①通ること。行き来すること。「この先―止め」 ②世間一般に広く行われること。「―の貨幣」 0
式辞 シキジ [0] 儀式で述べるあいさつの言葉。「卒業式で―を述べる」 0
便通 ベンツウ [0] 大便が出ること。通じ。「しばらく―がない」 0
処刑 ショケイ [0] 刑罰を下すこと。しおき。「罪人が民衆の前で―される」 処罰 0
土階三等 ドカイサントウ 質素な宮殿のたとえ。宮殿入り口の土の階段がわずか三段しかない意から。「等」は「階段」のこと。〈『史記』〉堂高三尺・尭階三尺(ギョウカイサンジャク) 0
厚志 コウシ [1] 手厚い心づかい。親切な心。「ご―を賜りました」厚情・厚意 0
盍ぞ なんぞ どうして…しないのか。…すればよいのに。 0
付け出し つけだし [0] ①売掛金を請求するために代金を書いたもの。勘定書。 ②相撲で、一番下の位である序の口から始めるのでなく、最初から実力が認められて番付に格付けされること。また、その力士。 0
蘭交 ランコウ ランの花の香りのように美しいつきあいのたとえ。心を許し合った交友にいう。蘭契 0
恩寵 オンチョウ [0] 神や主君などの恵み。いつくしみ。 0
対決 タイケツ [0] ①関係する両者が直接相対して、物事の決着をつけること。 ②困難な事柄や問題の解決に立ち向かうこと。 0
江籬 おごのり 紅藻類オゴノリ科の海藻。 由来「江籬」は漢名から。 海髪(おごのり) 1
浜梨・浜茄子 はまなす バラ科の落葉低木。北日本の海岸に自生。細かいとげがある。初夏、紅色の五弁花をつける。果実は赤く熟し、食用。夏由来果実をナシに見立てて「はまなし」と呼んだのが、東北でなまったもの。表記「玫瑰」とも書く。 1
𠮟正 シッセイ ①しかって正しく直すこと。「師の―を受ける」 ②詩文などの添削を受けるときに、謙遜(ケンソン)していう語。「ご―を仰ぐ」 0
勠せる あわ-せる 力を集合させる。「力を―せて敵を攻めた」 0
会心 カイシン [0] うまくいったと満足すること。「―の笑みを浮かべる」「―の作品」 0
口分田 クブンデン [2] 律令(リツリョウ)制時代に、国が人民に分け与え、収穫の一部を税として徴収した田地。 0
評語 ヒョウゴ [0] ①批評の言葉。評言 ②成績の等級を表す語。「優・良・可」など。 0
映える は-える [2] ①照りかがやく。「夕陽(ゆうひ)に―える雪の山々」 ②調和して美しい。あざやかに引き立つ。「美しい景色が湖面に―える」 0
痛棒 ツウボウ [0] ①座禅のとき、落ち着かない者を打つ棒。 ②厳しい非難や𠮟責(シッセキ)。手ひどい打撃。「師から―をくらった」 0
小姑一人(ひとり)は鬼千匹 こじゅうとひとりはおにセンびき たった一人の小姑でも、嫁にとっては鬼千匹に相当するほどやっかいで神経を使う相手であるということ。 参考「小姑」は「小舅」とも書き、配偶者の兄弟姉妹を指す。 0
腐心 フシン [0] 考えこんだり、悩んだりすること。心をいためること。苦心。「会社の再建に―する」 0
失望 シツボウ [0] ①望みをなくすこと。「将来に―する」 ②あてがはずれて、がっかりすること。「彼の不誠実さに―した」 ①②絶望 0
収拾 シュウシュウ [0] ①ひろい集めること。 ②混乱した事態をおさめまとめること。「事態を―して秩序を回復する」 0
瀬踏み せぶみ [0],[3] 物事を行う前に、軽く試みてようすを見ること。「相手の出方を―する」 由来川の瀬に足を踏み入れて深さを測ってみることから。 0
転注 テンチュウ [0] 漢字の六書(リクショ)の一つ。ある漢字を、本来の意味から他の意味に転じて用いること。「音楽」の「楽(ガク)」を「たのしむ」、「悪事」の「悪(アク)」を「にくむ」の意味に用いるなど。参考「転注」の解釈については諸説がある。 0
賑恤 シンジュツ 貧しい者や、災害にあった者にお布施すること。 表記「振恤」とも書く。 0
好好爺 コウコウヤ [3] 人がよく善良な心をもつおじいさん。 0
間怠っこい まだる-っこい [5] じれったい。もどかしい。「―い仕事ぶりだ」参考「まだるい」を強めた語。 0
白癜 しろなまず [3] 皮膚病の一つ。色素の欠乏で、皮膚に白い斑紋(ハンモン)ができる。 0
余所見 よそみ [2],[3] ①必要でない所を見ること。わき見。「運転中に―をするな」 ②他人から見る目。人目。「―に悪い」 1
川原 かわら [0] 川辺の、水がなくて石や砂の多い所。 表記「河原・磧」とも書く。 1
燥ぐ はしゃ-ぐ [0],[2] ①調子にのってさわぐ。うかれさわぐ。「子どもが―ぐ」 ②水分がなくなり、乾燥しきる。「盥(たらい)が―ぐ」 0
曲折 キョクセツ [0] ①折れ曲がっていること。 ②物事の進み方に複雑な変化があること。また、複雑な事情があること。「紆余(ウヨ)―を経(へ)て完成した作品」 0
栄蘭 たこのき タコノキ科の常緑小高木。 露兜樹(たこのき) 1
盛衰 セイスイ [0] 物事の勢いがさかんになることと、衰えること。「栄枯―」 0
落花生 ラッカセイ [3],[0] マメ科の一年草。南アメリカ原産。夏、黄色の花をつけ、受粉後、地中に繭の形のさやを作る。中の種子は食用。ナンキンマメ。ピーナッツ。秋 0
小倉餡 おぐらアン [0],[3] 小豆(あずき)のこしあんに、蜜(ミツ)煮にした小豆の粒を混ぜたもの。おぐら。 0
苦は楽の種 クはラクのたね 今の苦しさは、のちの楽しさのもとになるということ。参考「楽は苦の種、苦は楽の種」という。 0
蘇士 スエズ エジプト北東部の港湾都市。スエズ運河の南の入り口にあり、紅海に面する。 1
軋る きし-る [2] 物と物とがこすれあって摩擦音を出す。「急停車に車輪が―る」表記「轢る」とも書く。 0
愴愴 ソウソウ 「愴然(ソウゼン)」に同じ。 0
石蓴 あおさ [0] 緑藻類アオサ科の海藻。海岸の岩に着生。鮮緑色で平たい。アオノリに似て、縁にひだがある。食用や飼料用。 春 1
讒言 ザンゲン [3],[0] 人を陥れるために、あしざまに言うこと。また、その言葉。 讒口 0
断念 ダンネン [3] きっぱりとあきらめること。志をたち切ること。「立候補を―する」 0
兵は拙速を聞く ヘイはセッソクをきく 戦争では、多少やり方にまずいところがあっても、すばやく決着をつけることが大事だということ。〈『孫子』〉 0
辜 つみ 重いつみ。はりつけや八つ裂きにされるような重罪。 0
調教 チョウキョウ [0] ウマ・イヌ・猛獣などを慣らしたり、芸を仕こむなどの訓練をすること。「盲導犬を―する」 0
遠流 オンル [1] 流罪の中で最も重い刑。佐渡・伊豆(いず)など京都から遠い地に追放された。 0
脅威 キョウイ [1] 強い力や勢いで恐れさせること。また、それにより感じる恐ろしさ。「地震の―に日ごろから備えよ」恐怖 0
京間 キョウま [0] ①土地・建物に用いる尺度の単位の一つ。曲尺(かねジャク)の六尺五寸を一間とする。 ②江戸時代以後、畳の大きさを長辺は六尺三寸、短辺は三尺一寸五分とする関西風の家屋。江戸間・田舎間 0
猪 い [1] イノシシ・ブタ類の総称。特に、イノシシのこと。 0
凹凸 オウトツ [0] ①でっぱったりへこんだりしていること。でこぼこ。「―のはげしい坂道」 ②均等でないこと。 0
統一 トウイツ [0] 多くのものを一つにまとめること。また、まとまること。「秀吉は全国―を成しとげた」統合 0
疎外 ソガイ [0] うとんじ、のけものにすること。「―感」「自己―」 表記「疏外」とも書く。 0
顚末 テンマツ 物事の初めから終わりまでの事情。一部始終。事のいきさつ。「事件の―を報告する」経緯 0
船脚・船足 ふなあし ①船の進む速度。「―が落ちる」 ②船体の水につかっている部分。また、その深さ。 喫水 0
結合 ケツゴウ [0] 結びつくこと。複数の物が一つになること。「機械の―部分」 0
奇奇怪怪 キキカイカイ [1] 常識では考えられないほど不思議なこと。「奇」と「怪」をそれぞれ重ねて強調した語。参考「怪怪奇奇」ともいう。 0
百眼 ヒャクまなこ [3] ①厚紙に眉(まゆ)・目などの形を描いた、めがね状の仮面。ひもで耳に掛ける。目鬘(めかずら)。 ②①を掛けて目つきや表情を変化させ、小噺(こばなし)などをする寄席芸。 0
震天動地 シンテンドウチ [5] 異変や大事件が起こること。勢いや音などが、世の人々を驚かすほどに激しく大きいさま。天地を震動させる意から。 驚天動地 0
拝啓 ハイケイ [1] 手紙の初めに用いるあいさつの言葉。謹んで申し上げる意。謹啓 0
豪雨 ゴウウ [1] ひどく強く降る雨。短時間のうちに激しく大量に降る雨。「集中―」
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漢字の豆知識 雨降りじゃない「雨模様」 ~間違いやすい天気の表現~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
拙悪 セツアク [0] 粗悪なこと。技巧が下手で出来が悪いこと。「―な作品」「―な文章」 拙劣・劣悪 0
洒掃 サイソウ 水をまき、ほうきではくこと。掃除(ソウジ)。 表記「灑掃」とも書く。 0
器量 キリョウ [1] ①才能や人徳。「社長にふさわしい―のある人」「政治家としての―に欠ける」才量 ②顔だち。容貌(ヨウボウ)。おもに女性に用いる。「―のいい娘」容姿 0
蔵匿 ゾウトク [0] 人に知られないようかくすこと。 隠匿 参考「蔵」「匿」ともにかくす意。 0
御霊屋・御霊舎 みたまや 貴人や先祖の霊をまつってあるところ。霊廟(レイビョウ)参考「おたまや」とも読む。 0
懈怠 ケダイ [0] ①心がゆるんでおこたること。なまけること。「―の心を見破られる」懈惰(カイダ)・怠懈 ②仏教で修行をおこたること。精進参考「ケタイ」とも読む。①「カイタイ」とも読む。
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漢字の豆知識 兄弟は「ケイテイ」と読む?ちょっと読み方が違う専門用語【法律編】 (公財)日本漢字能力検定協会 0
甕 もたい [2] 「甕(かめ)」に同じ。 0
新星 シンセイ [0] ①新しく発見された星。 ②ある分野で新しく現れて、急に人気を集める人。新しいスター。「クラシック界の―」 ③突然明るく輝き始め、のちに少しずつ光を弱めて元の明るさにもどる恒星。 0
大暑 タイショ [1] ①厳しい暑さ。酷暑 ②二十四節気の一つ。一年中で最も暑い時期。陽暦で七月二三日ころ。夏 0
麦焦がし むぎこがし [3] オオムギの実を煎(い)って粉にしたもの。食用。また、菓子の材料。香煎(コウセン)。夏 0
勇気 ユウキ [1] 何物もおそれない強い心。勇ましい気力。「―をふるって主張する」「―ある行動」
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四字熟語根掘り葉掘り13:捨てがたかった「勇気百倍」 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
低劣 テイレツ [0] 程度が低く劣っていること。また、そのさま。「―な絵」愚劣・俗悪 0
採集 サイシュウ [0] 標本や資料などにするため、植物・動物・鉱物などをとり集めること。「昆虫―」 0
周囲 シュウイ [1] ①物のまわり。四囲。 ②そのものをとりまく人や事柄。また、環境。 0
香典 コウデン [0] 死者の霊前に香のかわりに供える金品など。「―返し」香料 「香奠」の書きかえ字。 0
礼盤 ライバン [0] 寺院で、導師が着座して読経(ドキョウ)する本尊の前の高い壇。 0
愛い う-い かわいい。殊勝な。心がけのよい。「―い奴(やつ)じゃ」参考古く、目下の者を褒めるときに用いた。 0
画然 カクゼン [0] 区別がはっきりしているようす。「―とした相違」 「劃然」の書きかえ字。 0
青頭菌 はつたけ ベニタケ科のキノコ。日本特産。秋、松林に生える。傘は中央がくぼみ、赤褐色で色の濃い円状の紋がある。傷をつけると青く変色する。食用。アイタケ。 秋 由来「青頭菌」は漢名から。 表記「初茸」とも書く。 1
疵物 きずもの [0] きずのついたもの。いたんだ品物。 表記「傷物」とも書く。 0
御諚 ゴジョウ 貴人からの命令。また、お言葉。「飽かぬは君の―(主君の命令はどんなこともいやと思わない)」 0
南蛮鴃舌 ナンバンゲキゼツ やかましいばかりで、意味の分からない言葉のたとえ。「南蛮」は南方の野蛮な人、「鴃舌」はモズの鳴き声の意。由来 孟子(モウシ)が、南方の楚(ソ)の人、許行(キョコウ)の話しぶりを評した言葉から。〈『孟子』〉 0
温柔 オンジュウ おだやかですなおなさま。「―な性格」温和柔順 0
善く游ぐ者は溺れ善く騎る者は堕つ よくおよぐものはおぼれよくのるものはおつ 人は得意分野で、自信過剰のあまり、油断から失敗することが多いことのたとえ。泳ぎの達者な人がおぼれ、乗馬の得意な人が落馬することがある意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
急募 キュウボ [1],[0] 急いで募集すること。「パートタイマーを―する」 0
持てる も-てる [2] 好感をもたれ、ちやほやされる。人気があって、ほめそやされる。「異性に―てるタイプ」 参考多く、かな書きにする。 0
理非曲直 リヒキョクチョク [1] 正しいことと、まちがっていること。「曲直」は、曲がったこととまっすぐなこと。物事の善悪や正不正。「―を正す勇気」是非善悪・是非曲直 0
降雹 コウひょう [0] ひょうが降ること。「―により農作物に被害が出た」 0
漏穴 くけあな こっそり逃げ出すためにつくった、秘密の穴。抜け穴。表記「匿穴」とも書く。 1
遊弋 ユウヨク [0] ①艦船が海上をあちこち見回って警戒すること。 ②鳥をとる遊猟。表記「游弋」とも書く。参考「弋」(いぐるみ)は鳥をとる道具の意。 0
紅鶸 べにひわ [0],[2] アトリ科の小鳥。秋、日本北部に渡来。スズメよりやや小さい。全身褐色で、頭頂と雄の胸は赤色。秋 0
日傘 ひがさ [2] 強い日光やその熱・紫外線をさけるためにさす傘。夏雨傘 0
毀謗 キボウ そしること。けなすこと。「匿名で―された」誹謗(ヒボウ) 0
愚挙 グキョ [1] 考えの足りない、ばかげた行いや企て。「―に出る」 0
水俣病 みなまたビョウ [0] 熊本県水俣地方で一九五三(昭和二八)年ころから、また新潟県阿賀野(あがの)川流域で一九六四(昭和三九)年ころから発生した公害病。工場廃液中の水銀化合物に汚染された魚介類を食べることによって神経系が冒され、重症者は死に至った。 0
七日 なぬか [0] ①月の第七日。特に、正月七日。また七月七日。 ②ななにち。七日間。 参考「なのか」とも読む。 0
帯解き おびとき 子どもが付けひもをやめ、初めて帯を締める祝いの儀式。昔から男児は五歳から九歳、女児は七歳の一一月の吉日に行った。帯直し。ひもとき。冬参考近年では、古来の髪置き・袴着(はかまぎ)などとまとめて一一月一五日(七五三)に多く行う。 0
経る へ-る [1] ①時がたつ。「五十年を―ての再会」 ②ある地点を通過する。「京都を―て東京へ向かう」 ③ある段階・過程をたどる。「幾多の困難を―て完成した」 0
匱 ひつ ①ふたのある大きい箱。 ②めしびつ。おひつ。おはち。表記「櫃」とも書く。 0
子癇 シカン [0] 妊娠中毒症の一つ。発作性の全身痙攣(ケイレン)や意識消失をおもな症状とする。多くは分娩(ブンベン)時に起こる。 0
恐ろしい おそ-ろしい [4] ①こわい。恐怖を感じる。不安である。心配である。「末―い」 ②非常に。ひどく。驚くほどである。程度のはなはだしいことを表す。「―い勢いで押し寄せる」 0
薄鈍 うすにび [0] 薄いネズミ色。また、その色をした衣服。喪服や僧衣など。 0
玉響 たまゆら [0] ほんの少しの間。一瞬。 由来玉が触れ合うかすかな音の意から。 1
黄瑞香 みつまた ジンチョウゲ科の落葉低木。 由来「黄瑞香」は漢名から。 三椏(みつまた) 1
立体 リッタイ [0] 空間の一部分を占め、高さ・長さ・奥行をもつもの。「―駐車場」平面 0
圧搾 アッサク [0] ①圧力をかけてしぼること。「大豆を―して油を採る」 ②物体や気体に圧力を加え、体積を小さくすること。「ポンプで―空気を送る」圧縮 0
下駄 ゲタ [0] ①厚手の板に二枚の歯と鼻緒をつけた履物(はきもの)。「―を預ける(他人に一切をまかせる)」 ②印刷物の校正刷りで、必要な活字がないときに入れる伏せ字。げたの歯形()をしている。 0
士気 シキ [2],[1] 兵士の、戦いへの意気込み。また、人々が団結して物事を行うときの意気込み。「―が上がる」 0
秉る と-る 手に持つ。しっかりつかんで守る。転じて、心に固く守る。「松明(たいまつ)を―る」 0
参観 サンカン [0] その場へ行って、実際に見ること。「授業―」 0
楽器 ガッキ [0] 音楽を演奏するための器具。管楽器、弦楽器、打楽器など。 0
覆没 フクボツ [0] ①船などがくつがえって、沈むこと。「―した貨物船」 ②戦いに敗れて、ほろびること。 0
履 くつ [2] 革・ゴム・木・布などで作り、足を入れて歩くはきもの。表記「靴・沓」とも書く。 0
毅し たけ-し 意志が固く、事に当たって動じないさま。くじけたりへこたれたりしないさま。つよい。 0
放浪 ホウロウ [0] あてもなくさまようこと。さすらい歩くこと。「世界を―する」流浪 0
骨折り損の草臥れ儲け ほねおりゾンのくたびれもうけ 労力ばかりかかってなんの利益もなく、ただくたびれただけである。労あって功無し・労多くして功少なし 1
硯滴 ケンテキ ①すずりに注ぐ水のしずく。 ②すずり用の水差し。 0
牡丹 ボタン [1] ①ボタン科の落葉低木。中国原産。観賞用・薬用に栽培。初夏、大形の紅・紫・白色などの美しい花をつける。夏 ②イノシシの肉。「―鍋(なべ)」 ③はなやかで、大きなもののたとえ。「―エビ」由来「牡丹」は漢名から。 0
記帳 キチョウ [0] 帳簿・帳面に記入すること。「売り上げを―する」「受付で―する」 0
女滝 めだき [1] 対になっている滝のうち、水勢が弱く小さいほうの滝。 男滝 表記「雌滝」とも書く。 0
風潮 フウチョウ [0] 時代とともに変わっていく、世の中の傾向。時勢。「社会の―を反映した作品」「金権万能の―を戒める」 0
原本 ゲンポン [1],[0] ①翻訳・写本・改訂・引用などをするものの、もとの書物や文献。 ②物事のおおもと。根本 0
邪険・邪慳 ジャケン 意地の悪いさま。無慈悲なさま。「受付で―にされる」 0
畢わる お-わる [0] 物事が尽きておしまいになる。すっかり済む。 0
弾く はじ-く [0] ①はねとばす。「指で―く」 ②はねかえして寄せつけない。「水を―く」 ③計算する。「そろばんを―く」 ④弦楽器をつまびく。 0
賓頭盧 ビンズル [1] 仏の弟子で十六羅漢の第一。日本では本堂の前に置き、これをなでて病気の回復を祈る。なでぼとけ。由来梵語(ボンゴ)から。 0
躱す かわ-す [0] ぶつからないようにすばやく動いて避ける。また、避けて隠れる。「危うく切っ先を―す」 0
並立 ヘイリツ [0] 二つ以上のものが並び立つこと。特に、対立する二つのものが並び立つこと。「二つの勢力が―する」参考三つのものがならび立つことは「鼎立(テイリツ)」という。 0
潔斎 ケッサイ [1] 神事や仏事の前に心身をきよめること。ものいみ。「精進―して汚(けが)れを祓(はら)う」 0
好 よしみ [1],[3] ①親しい交際。「隣国と―を結んだ」 ②いずれかの縁によるつながり。縁故。「同郷の―」表記「誼」とも書く。 0
洋傘 こうもり [3],[0] 金属性の細い骨に布やビニールを張り、持ち手をつけた雨傘。こうもりがさ。 1
朝霞 あさがすみ [3] ①朝に立つかすみ。春 ②物がはっきり見えないことから、「ほのか」などにかかる枕詞(まくらことば)。 0
狙撃 ソゲキ [0] ねらいうつこと。「物陰から銃で―する」 0
先憂後楽 センユウコウラク [0] 世の中の人々よりも先に世の中のことを心配し、人々が安楽な状態になったのちに、自分が楽しむということ。北宋(ホクソウ)の范仲淹(ハンチュウエン)が述べた為政者の心得。〈『岳陽楼記』〉
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無為無能 ムイムノウ 何もしないし、何もできないこと。意義のあることを行いもせず、なし遂げる力もないこと。自分をへりくだっていうときにもいう。無学無能・無芸無能 0
主砲 シュホウ [0] ①軍艦に装備された最大の威力をもつ大砲。 ②球技で、攻撃の中心となる強打者。「我がチームの―」 0
強突張り ゴウつくばり [0],[6] ①ひどく強情で人にしたがわないこと。 ②欲張りでがんこなさま。また、そういう人。表記「業突張り」とも書く。 0
戦戦恐恐 センセンキョウキョウ [0] 恐れてびくびくするさま。「―として結果を待つ」 参考「戦戦」は恐れおののくさま、「恐恐」はかしこまりつつしむさまの意。 「戦戦兢兢」の書きかえ字。
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漢字の豆知識 非常に恐れているときの表現 (公財)日本漢字能力検定協会 0
選評 センピョウ [0] よい作品を選んで批評すること。また、その批評。「審査委員長に―をお願いする」「―を加える」 0
菜箸 サイばし [3],[0] 調理や、副食物を取り分けるときに使う長いはし。とりばし。 0
匍匐茎 ホフクケイ [3],[0] つる状に伸びて地上をはい、節から葉や根を生じる茎。サツマイモ・オランダイチゴなど。ランナー。 0
子 たらこ [0] タラの卵巣。おもにスケトウダラの卵巣を塩漬けにした食品。 冬 0
盛者必衰 ジョウシャヒッスイ [1] 世は無情であるから、勢いのさかんな者もいつかは必ず衰え滅びるということ。「―は世の習い」 生者必滅 0
架ける か-ける [2] 物と物の間にかけ渡す。「橋を―ける」「ビルの間にはしごを―ける」 0
縷縷 ルル [1] ①糸のように、細く長く続くさま。「―として流れる川」 ②こまごまと詳しく述べるさま。「理由を―説明する」 0
老い木に花が咲く おいきにはながさく いったん衰えたものが再び栄えるたとえ。枯れ木に花が咲く 0
印 しるし [0] 押しあててつけためじるし。また、他のものと区別するための符号。「車に駐車違反の―をつけられた」 0
時好 ジコウ [0] その時代の流行。「―に投じる(時代の好みにうまく合う)」 時流 0
呂律 リョリツ [0] ①中国の音楽で陰の六呂(リクリョ)と陽の六律。それが、日本の雅楽にも取り入れられた。十二律や音階・調子など。 ②音楽理論や音楽。 ①②律呂参考「ロレツ」と読めば別の意。 0
喪う うしな-う [0] 自分から離れ、所有権をなくす。離れ去る。また、死んでいなくなる。 0
天宮 テンキュウ 天帝・天人の宮殿。転じて、大空。天空。参考「テングウ」とも読む。 0
勿来関 なこそのせき 古代の奥羽三関の一つ。現在の福島県いわき市勿来付近にあったといわれる。 1
孤苦零丁 コクレイテイ 身寄りがなく生活に苦しむこと。「孤苦」は孤独で生活に困窮すること。「零丁」は孤独で頼りのないさま。〈李密(リミツ)の文〉 0
捻る ひね-る [2] ①指先でねじる。 ②体の一部をねじって曲げる。また、ねじって痛める。「足を―った」 ③考えたり工夫したりする。「頭を―る」 ④歌や俳句を作る。「山道で句を―る」 ⑤簡単に負かす。「軽く―ってやった」表記①③④「拈る」とも書く。 0
正統 セイトウ [0] ①いくつかに分かれたうちの正しい血筋や系統。「華道家元の―な継承者」 ②始祖の教義や学説などを正しく受け継いでいること。「―派」 異端 0
杣人 そまびと 杣の樹木を切ったり運びだしたりする職業の人。きこり。 0
冬安居 トウアンゴ 僧の冬の修行。陰暦の一〇月一六日から翌年の一月一五日まで一室にこもって行う。雪安居夏(ゲ)安居 冬参考「ふゆアンゴ」とも読む。 0
濫觴 ランショウ [0] 物事の最初。起こり。起源。由来長江(チョウコウ)のような大河でも、初めは觴(さかずき)からあふれるくらいの小さな水流から始まるという意から。〈『荀子(ジュンシ)』〉参考「濫」は、水があふれる意。 0
剽窃 ヒョウセツ [0] 他人の詩歌や文章などをぬすんで、自分のものとして発表すること。「―が判明して入選を取り消された」盗作・剽賊参考「剽」も「窃」もぬすむ意。 0
埋もれ木に花咲く うもれぎにはなさく 世間から忘れられ、恵まれなかった人が再び世に出ることのたとえ。〈『平家物語』〉 0
憤怒 フンヌ [1] 激しくいきどおること。「―にかられた形相」表記「忿怒」とも書く。参考「フンド」とも読む。 0
搗ち合う かちあ-う [0],[3] ①ぶつかり合う。衝突する。「頭と頭が―う」 ②重なる。「予定が―う」 0
善男善女 ゼンナンゼンニョ [5] 仏法に帰依(キエ)した男女。信心深い人々のこと。また、広く一般の善良な人々。 0
即ち すなわ-ち [2] 言いかえれば。とりもなおさず。「国の主権者―国民」 0
競る せ-る [1] ①互いに、相手に勝とうとしてあらそう。「ゴール前で―る」 ②せりうりで買い手があらそって値をつり上げる。 ③行商する。 0
雨域 ウイキ [1] 雨が降る地域。また、降っている地域。「―が広がる」 0
大鋸屑 おがくず [3] のこぎりで木材を切ったときに出る粉状のくず。参考「大鋸(おが)」は、大きなのこぎりの意。 1
括約筋 カツヤクキン [0],[4] 拡大・収縮する輪状の筋肉。肛門(コウモン)・尿道など体外に開く端にあり、内容物の通過調節をする。 0
常磐木 ときわぎ [0],[3] 「常緑樹」に同じ。 1
内面 うちづら [0],[3] 家族や内部の人に対する顔つきや態度。「父は―が悪い」外面(そとづら)参考「ナイメン」と読めば別の意になる。 0
拈華微笑 ネンゲミショウ [1] 花をつまんで、ほほえむこと。禅宗の公案の一つ。故事 釈迦(シャカ)が霊鷲山(リョウジュセン)で、一本の花を手にとって示したところ、みな意味を理解できず黙っていたが、摩訶迦葉(マカカショウ)だけが納得してほほえんだので、釈迦は、摩訶迦葉に仏法の真理が伝わったと告げたという故事による。以心伝心 0
濺ぐ そそ-ぐ 水しぶきなどをふりかける。水などがふりそそぐ。 0
時は金(かね)なり ときはかねなり 時間は金と同じくらい貴重であり、無駄に費やしてはならないという戒め。 由来英語の格言 Time is money. から。 0
告白 コクハク [0] ありのままに打ち明けて話すこと。「愛の―」「秘密の―」白状 0
痺れる しび-れる [3] ①正常の感覚がなくなって、運動の自由がなくなる。「長時間の正座で足が―れる」 ②電気などの強い刺激を受けて、びりびりする。「感電して手が―れる」 ③ひどく興奮する。快感を覚えてうっとりする。「オペラ歌手の美声に―れる」 0
注疏 チュウソ [1] 詳しく説明すること。また、その説明。「疏」は、注にさらに詳しい説明を加えたもの。表記「註疏」とも書く。 0
高加索 コーカサス 黒海とカスピ海の間にあり、中央にカフカス山脈が走る地方。アルメニア・アゼルバイジャン・グルジアの三つの共和国がある。カフカス。 1
孤高 ココウ [0] 一人かけ離れて高い理想をいだいているさま。誇り高いさま。「―の志士」「―を守る」 0
撞木鮫 シュモクざめ [3] シュモクザメ科の海魚の総称。太平洋や大西洋の温帯に分布し、日本近海にもすむ。頭部が左右に張り出してT字形をし、その両端に目がある。性質は獰猛(ドウモウ)。由来頭部が仏具の撞木に似ていることから。 0
交わる まじ-わる [3] ①入り乱れる。「理非が―る」 ②交差する。「二直線が―る」 ③つきあう。交際する。「友と―る」「朱に―れば赤くなる」 ④性交・交尾する。 0
応接に暇あらず オウセツにいとまあらず 来客に追われどおしで、ゆっくり応対するひまもないこと。また、物事が次から次へと起こり、非常に多忙であること。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉 0
北嶺 ホクレイ [0] ①高野山を南山というのに対し、比叡(ひえい)山の別称。 ②奈良の興福寺を南都というのに対し、比叡山延暦(エンリャク)寺の別称。 0
置炬燵 おきゴタツ [3] 移動させることのできるこたつ。掘炬燵 冬 0
朝臣 あそん [0] ①平安時代、五位以上の貴族につけた敬称。 ②古代の姓(かばね)の一つ。あそみ。 1
竭くす つ-くす ある限りを出す。出しつくす。「力を―す」 0
中座 チュウザ [0] 会合などの途中で、その場から席をはずすこと。 0
魚眼 ギョガン [0] ①魚の目。 ②「魚眼レンズ」の略。広角レンズの一種で、写角が一八〇度以上の凸レンズ。天文や気象の観測などに用いる。全天レンズ。 由来②魚の目が一八〇度近い視野であることから。 0
臆病 オクビョウ [3] 少しのことでもこわがること。また、そういう性格。「―者」「―風に吹かれる」小心 0
一戦 イッセン [0] 一回のたたかい。一回のいくさ。ひと勝負。「宿敵と―を交える」 0
事後承諾 ジゴショウダク [3] 結論が出たり、事が済んだりしたあとで、それについて承諾を受けること。「連絡がとれず―になった」 0
拶双魚 さっぱ [0] ニシン科の海魚。各地の沿岸に分布。イワシに似るが体高が大きい。食用。ママカリ。 秋 1
値段 ねダン [0] 売買する物に定められた代価。あたい。価格 0
四君子 シクンシ [2] 中国画・日本画の画題で、ラン・キク・ウメ・タケのこと。いずれも気品があるので、四人の君子にたとえる。 0
点火 とぼし [3],[0] 火をつけて闇(やみ)を照らす道具。松明(たいまつ)など。ともし。表記「灯」とも書く。参考「テンカ」と読めば別の意になる。 1
丼 どんぶり [0] ①厚みのある深い陶製の鉢。どんぶり鉢。 ②どんぶり鉢に盛った飯に、具をのせた料理。どんぶり物。どん。「親子―」 ③職人などの腹がけの前につけてある物入れ。由来井戸の中に物(丶)を投げ入れたときの音から。 0
飭める いまし-める 命令してきちんとさせる。緊張を維持するようにひきしめる。 0
独占 ドクセン [0] ①ひとりじめにすること。「部屋を―する」 ②ある特定の資本が、市場を支配していること。「―禁止法」 0
特価 トッカ [1],[0] 特に割り引いて、安くした値段。「休日―品」定価 0
説破 セッパ [1] 議論をして相手の説をうちやぶること。「論敵を―する」 論破 0
櫂は三年櫓(ロ)は三月(みつき) かいはサンネンロはみつき 何事も一人前になるのは容易でないたとえ。櫓は三月で使えるようになるが、櫂を使いこなすまでには三年かかるという意から。参考「櫂」は「棹(さお)」ともいう。 0
独逸 ドイツ ヨーロッパ中部にある連邦共和国。第二次世界大戦後東西に分裂したが、一九九〇年に統一された。首都はベルリン。 1
見逃す みのが-す [0],[3] ①見る機会を失う。見そこなう。「評判の映画を―した」 ②見ていて気がつかない。見落とす。「印刷物の誤植を―す」 ③大目にみる。見過ごす。「違反者を―す」 0
遊刃余地有り ユウジンヨチあり 物事を余裕をもって巧妙に処理することができるたとえ。「遊刃」は上手に包丁を使う意。故事 中国、戦国時代、丁(テイ)という料理名人が魏(ギ)の文恵君に、私は肉と骨の間を自由に包丁を走らせることができるので、刃こぼれすることなく余裕をもって牛を解体できると語ったという故事から。〈『荘子(ソウジ)』〉表記「遊刃」は「游刃」とも書く。 0
鑰匙 ヤクシ かぎ。錠の穴に差しこんで錠を開閉する金具。参考門のかんぬきと錠の意。 0
儀表 ギヒョウ [0] 手本。模範。「人の―となる」参考「表」も手本の意。 0
磨滅 マメツ [0] 摩滅 0
添削 テンサク [0] 他人の文章や答案、詩歌などに、文字を書き加えたり取り除いたりして悪い部分を直すこと。「作文を―する」 0
刷新 サッシン [0] 悪い点をすべて取りのぞいて、新しくすること。「人事を―する」「制度の―を図る」
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漢字の豆知識 「アジェンダ」を漢字で表すと?意味も漢字も知っておきたいカタカナ語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
癇癪玉 カンシャクだま [0] ①「癇癪」に同じ。 ②子どものおもちゃで、砂を混ぜた火薬を紙に包んだもの。地面に投げつけると大きな音をたてる。 0
装備 ソウビ [1] 必要な用具・付属品などを準備すること。また、その身仕度や機材。「冬山登山の―をする」「ハイテク―の戦闘機」 0
昔 むかし [0] ①ずっと前。遠い過去。以前。 今 ②過ぎ去った一〇年を単位として数える語。「一〇年ひと―」 0
明日は明日の風が吹く あしたはあしたのかぜがふく 明日はどんなことが起こるかわからないのだから、くよくよ心配しても始まらないということ。明日のことを先取りして心配しても仕方がないということ。 1
欲の熊鷹、股裂くる ヨクのくまたかまたさくる あまりに欲が深いと、そのために災いを招くたとえ。由来クマタカが二頭のイノシシに両足でつかみかかったが、それぞれ反対方向に逃げ出したイノシシを離さなかったために、股が裂けて死んだという昔話から。 0
交情 コウジョウ [0] ①親しいつきあいの気持ち。「ほのぼのとした―」交誼(コウギ) ②男女が情をかわすこと。情交。 0
訛伝 カデン [0] まちがって伝えること。また、その言い伝え。誤伝 0
結核 ケッカク [0] 結核菌によって起こる慢性の病気。特に、肺に多い。「肺―で療養生活を送る」 0
海人 あま [1] 海で魚介類をとることなどを仕事にしている人。漁師。表記「蜑」とも書く。 1
籠絡 ロウラク [0] たくみに言いくるめて、他人を自分の思いどおりにすること。故事 中国、宋(ソウ)の蔡京(サイケイ)が徽宗(キソウ)に仕えて、周囲の人々を言いくるめて行政に腕を振るったという故事から。〈『宋史』〉 0
功徳 クドク [1] ①幸福をもたらすもととなる善行。「―を積んだ高僧」 ②神仏の恵み。ご利益(リヤク)。参考「コウトク」と読めば、功績と徳行の意。 0
潜血 センケツ 肉眼では確認できず、化学的検査によって便中に認められる微量の出血。多くは、消化器管内の微出血によるもの。潜出血。 0
挽臼・挽碓 ひきうす 穀物や豆類を粉にする道具。上下二個の平たい石の間に穀物などを上の穴から入れ、上の石を回してすりつぶすもの。表記「碾臼」とも書く。 0
煌煌 コウコウ [0] きらびやかにかがやくさま。きらきら光ること。「―とライトを浴びる」 0
朝 あさ [1] ①夜明けからしばらくの間。「さわやかな―」「―が早い」夕・晩 ②夜明けから正午まで。午前。「―のうちの仕事」 0
風雲月露 フウウンゲツロ いたずらに花鳥風月を詠じただけの詩。詩文が技巧に走り、社会や人心に何の益もないのをそしった語。「風」「雲」「月」「露」は、いずれも詩歌の題材。〈『隋書(ズイショ)』〉嘲風詠月(チョウフウエイゲツ) 0
竜の落とし子 たつのおとしご [0],[6] ヨウジウオ科の海魚。全体の姿は竜に、頭はウマに似る。体は骨板でおおわれ、直立して泳ぐ。雄は腹部に育囊(イクノウ)をもち、雌の産み入れた卵を孵化(フカ)まで保護する。表記「海馬」とも書く。 0
転入 テンニュウ [0] ①他の土地から移って来て、その土地の住民になること。「―届」転出 ②他の学校から転校して入ってくること。転入学。「―生」 0
杜翁 トルストイ ロシアの小説家・思想家。一八二八~一九一○年。小説は、一九世紀後半のロシア社会を描き、リアリズム文学の最高峰とされる。代表作『戦争と平和』『アンナ-カレーニナ』『復活』など。 1
む つつ-む [1] おおうようにしてなかにしまいこむ。おさめる。なかに隠す。 0
直行 チョッコウ [0] ①まっすぐに目的地に行くこと。「現場に―する」 ②思いどおりに行うこと。「直言―」 ③まっすぐな正しい行い。 0
役畜 エキチク [0] 農耕や運搬などの仕事に使う家畜。牛馬などをいう。「―農業」 0
懣える もだ-える 怒りのはけ口がなく、心のなかに詰まり苦しむ。いきどおる。 0
淡緑 うすみどり うすい緑色。浅緑。参考「タンリョク」とも読む。 0
不耕不織 フコウフショク ①生活のための仕事を何もしないこと。 ②武士。田畑を耕したり機(はた)を織ったりしない意から。 0
妊婦 ニンプ [1] 妊娠している女性。「―も軽い運動は必要だ」 0
些細 ササイ [1] 細かく小さいさま。取るに足りないさま。「―な用事ですがよろしく」 表記「瑣細」とも書く。 0
悲哀 ヒアイ [0],[1] 悲しく哀れなこと。また、その感情。「人生の―を感じる」 0
戒壇 カイダン [0] 僧尼に戒律を与える儀式を行うために設けた壇。 0
銛 もり [0] 棒の先に鋭くした金属をつけ、魚などを刺して捕る道具。「―を突き刺す」 0
綿帽子 わたボウシ [3] ①真綿で作った防寒用のかぶりもの。のちに、婚礼衣装で和装の花嫁がかぶる純白のかぶりもの。冬 ②樹木や山の上に①のように積もった雪。 0
鼻薬 はなぐすり [3] ①鼻の病気に使用する薬。 ②少額の賄賂(ワイロ)。「―を嗅(か)がせる(賄賂を贈る)」 ③子どもをなだめるために与える菓子の類。由来③子どもが鼻を鳴らして泣くのを、止める薬の意から。 0
子は三界(サンガイ)の首枷(くびかせ) こはサンガイのくびかせ 子どもを思う心が強くて、親は一生自分の自由を束縛されるたとえ。「三界」は過去・現在・未来の三世のこと。「首枷」は罪人の首にはめる拘束用の刑具。 参考「子」は「親子」ともいう。 子は浮き世のほだし 0
百錬成鋼 ヒャクレンセイコウ 心身を鍛えに鍛えて、はじめてりっぱな人物になるということ。「百錬」は何度も鍛えること。「成鋼」は鋼(はがね)になる意。 0
寸志 スンシ [1] わずかな気持ち。また、心ばかりの贈り物。自分の志(こころざし)の謙譲語。 0
父君 フクン [1],[2] 他人の父の敬称。参考「ちちぎみ」とも読む。 0
推服 スイフク [0] ある人を心から尊んで、その人にしたがうこと。心服。 敬服 0
里斯本 リスボン ポルトガル共和国の首都。テジョ川河口、大西洋に面した港湾都市。大航海時代には香料貿易で栄えた。旧王宮などがある。 1
僧形 ソウギョウ [0],[3] 僧の身なり。髪をそり、袈裟(ケサ)を身につけた僧の姿。「―の隠密(オンミツ)」 僧体 俗形 0
冱る こお-る 感覚がなくなるほど冷たく寒い。「―った月の光」 0
措置 ソチ [1] 解決するように取り計らうこと。「適切な―をとる」「入場制限などの―は当然だ」「緊急―」 処置 0
一文不通 イチモンフツウ 一つの文字も知らず、読み書きがまったくできないこと。一字不識 0
水仙 スイセン [0] ヒガンバナ科の多年草。地中海沿岸原産。葉は平たい線形。早春、長い茎の先に白や黄色の六弁花を下向きにつける。観賞用。 冬 由来「水仙」は漢名から。 0
法名 ホウミョウ [0],[1] ①仏門に入るとき、授けられる名。 ②死者につける名。 ①②法号・戒名(カイミョウ) ①②俗名(ゾクミョウ) 0
文物 ブンブツ [1] 学問・法律・芸術・宗教など、文化に関するもの。「中国の―を受け入れる」 0
贖罪 ショクザイ [0] ①金品を出して罪を免れること。 ②罪ほろぼしをすること。 ③キリスト教の教義の一つ。キリストが十字架にかかり、人々の罪をあがなったこと。 0
理容 リヨウ [0] 理髪と美容。髪を刈りこんだり顔を剃(そ)ったりして、容姿を整えること。 0
鼓子花 ひるがお ヒルガオ科のつる性多年草。 由来「鼓子花」は漢名から。 旋花(ひるがお) 1
捻る ねじ-る [2] ①物の両端または一部を持って逆の方向に回す。ひねり曲げる。 ②体の一部をひねる。また、ひねって痛める。 0
聖霊 セイレイ [0] キリスト教で、人間に宿り、神の啓示を感じさせるもの。父なる神、子なるキリストとともに三位一体をなすとされる。御霊(みたま)。 0
瓦斯 ガス [1] ①気体。「毒―」 ②プロパンガス・天然ガスなど燃料用の気体。 ③ガソリン。「―欠」 ④濃い霧。 ⑤おなら。 ⑥「瓦斯糸」「瓦斯織り」の略。 1
返戻 ヘンレイ [0] 一度受け取ったものを戻すこと。「書類不備のため―する」返却・返還
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漢字の豆知識 見慣れない専門用語【法律編】 (公財)日本漢字能力検定協会 0
吉祥天 キッショウテン [3] 福徳を与えるとされる女神。吉祥天女。鬼子母神(キシモジン)の子で、毘沙門天(ビシャモンテン)の妃とされる。参考「キチジョウテン」とも読む。
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ありがたいけれど、何と読む?~仏様の名前の基本を知ろう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
烏集の交わり ウシュウのまじわり 噓(うそ)が多く、自分の利益のためにすぐ争いを起こすような交際。また、相手を選ばずに結びついた交わり。〈『管子』〉 0
聴衆 チョウシュウ [0] 説教・演説・音楽などをききに集まった人々。多くのきき手。「―は深い感動を受けた」観衆・観客 0
残虐 ザンギャク [0] 人や動物に、無慈悲で残酷なこと。むごたらしいこと。また、そのさま。「―な行為」 残酷・残忍 0
超越 チョウエツ [0] ①程度や範囲などをはるかにこえること。 ②世俗的なことに煩わされないこと。「利害を―した行動」 0
鞭策 ベンサク ①ウマのむち。 ②むちで打つこと。 ③戒めること。また、むち打って励ますこと。 0
毒気 ドクケ [0],[3] ①有毒な成分を含む気体。「メタンガスの―に当たる」 ②人を害する気持ち。「―を含む言葉」悪意・害心参考「ドッキ・ドッケ」とも読む。 0
抽象 チュウショウ [0] 個々の事物や観念から、共通している要素を取り出して、一般的な概念をつくること。「―派の絵画」具象・具体 0
火の手 ひのて [1] ①燃え上がる火。また、その勢い。 ②物事のはげしい勢い。「攻撃の―が上がる」 0
登場 トウジョウ [0] 舞台や映画・小説などの場面に人物が現れること。「主人公が―して拍手がわいた」退場 0
転た うた-た ①ますます。程度が進んでいよいよ。「―今昔の感に堪えない」 ②ひどく。常とちがってはなはだしく。 0
膿む う-む [1] うみをもつ。化膿(カノウ)する。「傷口が―む」 0
幕間 マクあい [0] 芝居で、一幕が終わって次の幕があくまでの間。幕を引いている間の休憩時間。参考「マクま」は誤読。 0
損耗 ソンモウ [0] 使って減ること。また、使って減らすこと。「―がはげしい」 参考「ソンコウ」の慣用読み。 0
追及 ツイキュウ [0] ①逃げる相手を追いかけること。 ②追いつめて問いただすこと。「犯行を更に詳しく―する」 0
貧相 ヒンソウ [1] ①容貌(ヨウボウ)や姿などがみすぼらしいようす。「―な身なり」貧弱 ②びんぼうそうな顔つき。福相 0
経緯 ケイイ [1] ①織物の縦糸と横糸。転じて、縦と横。 ②地球の経線と緯線。経度と緯度。 ③「経緯(いきさつ)」に同じ。「これまでの―を説明する」参考①「たてぬき」とも読む。 0
対岸 タイガン [0] 川をはさんで向こう側の岸。「泳いで―にたどりついた」 0
彰れる あらわ-れる きわだって目につくようになる。はっきりと表に見えてくる。「彼の陰徳が―れて、窮地を救った」 0
弱虫 よわむし [2] 意気地のない人をののしる語。「そんな―では世間を渡れない」 0
眩い まばゆ-い [3] ①光が強くてまぶしい。「真夏の―い太陽」 ②まぶしいほど光り輝くように美しい。「―いばかりの美少女」表記「目映い」とも書く。 0
有平糖 アルヘイトウ [0] 砂糖と飴(あめ)を煮詰めて、棒状や花・鳥などに模した形にし、色をつけた砂糖菓子。室町末期に南蛮から伝えられた。由来「有平」は、砂糖菓子を表すポルトガル語への当て字。 1
撥乱反正 ハツランハンセイ 乱世を治めて、正しい平和な状態に戻すこと。〈『春秋公羊伝(シュンジュウクヨウデン)』〉 0
前非 ゼンピ [1] 過去におかしたあやまち。「―を悔いる」 先非 0
箍 たが [2] 桶(おけ)や樽(たる)の周りにはめる、竹や金属製の輪。「―がゆるむ(しまりがなくなる)」 0
潦水 ロウスイ ①「潦(にわたずみ)」に同じ。 ②大水。 0
題目 ダイモク [0] ①書物や文章などの題名。表題。タイトル。 ②研究や討論などにおける問題点。主題。テーマ。 ③日蓮(にちれん)宗で唱える「南無妙法蓮華経(ナムミョウホウレンゲキョウ)」の七字。おだいもく。 0
秧歌 オウカ 中国の農村で広く行われる、もと田植え歌の民間舞踊。参考中国語で「ヤンコ」という。伴奏に銅鑼(ドラ)と太鼓を用いる。 0
明文 メイブン [0] はっきりと文章に表すこと。また、その文章や条文。 0
連絡 レンラク [0] ①つながりがあること。また、つながりをつけること。「列車の時間にバスが―する」 ②関係者に情報を知らせること。「電話による―」「―を密にする」 「聯絡」の書きかえ字。 0
劬れる つか-れる 苦労してくたびれる。働きすぎてつかれる。 0
実物 ジツブツ [0] 実際の人や物。本物。現物。「―大の写真」 0
腰椎 ヨウツイ [0],[1] 脊柱(セキチュウ)を構成する骨の一部。腰の部分を支え、五個の骨から成る。 0
鎧草 よろいぐさ [3] セリ科の多年草。本州の山地に自生。葉は羽状複葉。夏に白色の五弁の小花をつける。根は薬用となる。 0
喘ぐ あえ-ぐ [2] ①息苦しそうに呼吸する。「長距離走を終えて―ぐ」 ②生活などに苦しむ。「不況に―ぐ」 0
一角・一廉 ひとかど ①他のものよりひときわすぐれていること。「あの店の主人は―の人物だ」 ②人や物が評価に恥じない能力や内容をもつこと。一人前。「―の働きをする」参考①「イッかど」とも読む。 0
屋 ロウオク [1] ①小さく、むさ苦しい家。陋居(ロウキョ) ②自分の家をへりくだっていう語。 0
夜郎自大 ヤロウジダイ [4] 自分の実力も知らずに、偉そうな顔をして威張っている者のたとえ。「自大」は威張って偉そうな態度をとること。故事 昔、中国西南部の小国、夜郎の王が漢の広大さを知らず、自分の国だけが大国だと思い、漢の使者に自分の国と漢の国の大小を問いかけた故事から。〈『史記』〉井蛙(セイア)の見・坎井(カンセイ)の蛙(ア) 0
中葉 チュウヨウ [0] ある時代のなかごろ。中期。「葉」は時代の意。「一九世紀―」 0
南画 ナンガ [0] 「南宗画(ナンシュウガ)」の略。中国から始まった絵画の流派。唐の王維を祖とし、多く、水墨または淡彩で山水を描いた。日本では江戸中期から盛んになり、谷文晁(たにぶんちょう)・渡辺崋山(わたなべかざん)が代表画家。文人画。北画 0
本末転倒 ホンマツテントウ [1] 物事の重要なところと、どうでもよいところとを取りちがえること。根幹になるところと枝葉の先とを逆さまにする意から。 0
夜半 よわ [1] よなか。よふけ。「―の嵐」参考「ヤハン」とも読む。 1
唐檜 トウひ [0] マツ科の常緑高木。深山に自生。葉は平らな線形で、裏面は灰白色。建築・土木・パルプなどに用いる。トラノオモミ。 0
芸は身を助ける ゲイはみをたすける 道楽で覚えたような技芸でも、何か事あるときには思わぬ役に立つものだということ。芸は身の仇(あだ) 0
打たれても親の杖 うたれてもおやのつえ たとえ厳しくしかられ、杖で打たれても、親の杖には深い愛情がこめられているから、ありがたいものであるという教え。 0
戸棚 とだな [0] 前面に戸をつけ中に棚を張った、物を入れる箱型の家具。「洗った食器を―にしまう」 0
大殿油 おおとなぶら 宮殿などでともす灯火用の油。また、その灯火。 1
梨子地 なしジ [0] ①蒔絵(まきエ)の技法の一種。漆を塗った上に、ナシの実の斑点(ハンテン)のように金銀の粉をまき、透明な漆でおおったもの。 ②織物の一種で、ナシの実の皮のざらざらした感じを出したもの。 1
官職 カンショク [0],[1] ①国家公務員としての職務と地位。「―を退く」 ②官と職。 ①②公職 0
不便 フベン [1] 便利でないこと。「交通が―な街」「左利(き)きにとって―な道具がある」便利 0
荊芥 ケイガイ シソ科の一年草。中国原産で、花は生薬として解熱などに用いる。 0
猿猴月を取る エンコウつきをとる 欲にかられ、身のほど知らずのことをして命までも落とすたとえ。また、無知で無謀な振る舞いのたとえ。故事 サルたちが、井戸の水に映った月を取ろうとしたところ、木の枝が折れてみな井戸に落ち、溺(おぼ)れ死んだという故事から。〈『僧祇律(ソウギリツ)』〉参考「猿猴捉月(エンコウソクゲツ)」ともいう。 0
台紙 ダイシ [0] 写真や絵などをはりつけるとき、土台とする厚紙。 0
麓 ふもと [3] 山の下のほうの長く連なる部分。山すそ。山麓(サンロク)。 0
失踪 シッソウ [0] 行方がわからなくなること。姿を隠すこと。行方不明になること。「―した犯人」 失跡 参考「踪」は、足あとの意。 0
鬼蓮 おにばす [2] スイレン科の一年草。暖地の池沼に自生。全体に鋭いとげが密生。葉は円形で直径二(メートル)以上になる。夏、水面に紫色の花を開く。種子は食用。 由来巨大な葉と鋭いとげを鬼に見立てたことから。 0
経木 キョウぎ [0],[3] ヒノキやスギなどを、紙のように薄く削ったもの。食品の包装に使用。 由来古く、経文を書くのに用いたことから。 0
皮蛋 ピータン [1] アヒルの卵を殻のまま、木炭・石炭・塩・泥などをこねて塗り付け発酵させた食品。中国料理の材料。参考中国語から。 0
敗北 ハイボク [0] ①戦いに負けて逃げること。「―を喫する」敗走 ②戦いや試合に負けること。「―主義(初めから敗北すると決めこんで、戦いを避ける傾向)」勝利参考「北」は、背を向けて逃げる意。 0
国際 コクサイ [0] ある国と他の国、またはある国民と他の国民に関係すること。世界的なこと。多く、他の語の上につけて用いる。「―問題」「―結婚」「―電話」 0
大盤振舞 おおバンぶるまい 人に気前よく食事や金品をふるまうこと。由来もとは「椀飯(オウバン)振舞」で、江戸時代、正月に一家の主人が親類などを招いて開いた宴会で椀(ワン)に盛った飯をふるまう意から。誤用の慣用化した言葉。
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四字熟語根掘り葉掘り79:今年は「大盤振舞」できるかな?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
鍵っ子 かぎっこ [0] 両親が働きに出て家にいないため、家の鍵を持ち歩いている子ども。「核家族化で―が増える」 0
打診 ダシン [0] ①医者が患者の胸や背を指先でたたき、その音で内臓の状態を診断すること。 ②相手に軽くはたらきかけ、それとなくようすをさぐること。「先方の意向を―する」 0
寝刃 ねたば [0] 切れ味のにぶった刃。「―を合わす(こっそり悪事をたくらむ)」 0
憂患 ユウカン [0] ひどく気づかってわずらうこと。心配して悩むこと。心痛。 0
卯月 うづき [1] 陰暦四月の異名。うのはな月。夏参考「ボウゲツ」と読めば陰暦二月の意になる。 0
負荷 フカ [1] ①荷物をかつぐこと。転じて、責任を負うこと。 ②機械を動かして実際に仕事をする量。「―率」 0
奎文 ケイブン 文学・文章のこと。 0
汚辱 オジョク [0] 恥をかかせること。恥。はずかしめ。「―を受ける」恥辱 0
規約 キヤク [0] 組織・団体などが相談して決めたきまり。「組合―」規則 0
鮫肌・鮫膚 さめはだ サメの皮のように、ざらざらしたはだ。 0
染料 センリョウ [3] 布や糸などを染める材料。合成染料と天然染料がある。 0
夜叉 ヤシャ [1] 顔形が恐ろしく、人を食う猛悪なインドの鬼神。のちに仏法に帰依し、守護神となる。「外面(ゲメン)似菩薩(ジボサツ)内心如(ニョ)―」参考梵語(ボンゴ)の音訳語。 0
多様 タヨウ [0] 種々さまざまで、変化に富んでいるさま。「生活の―化」多種一様 0
動もすれば やや-もすれば [1] どうかすると。ともすれば。物事がそうなりやすい傾向にある意を表す。「―気持ちがゆるむ」「―遅れがちになる」 0
雑談 ザツダン [0] 目的や話題を決めずにいろいろなことを気楽に話し合うこと。また、その話。とりとめのない会話。よもやま話。「―で暇をつぶす」「授業の間に―をする」 0
曠劫 コウゴウ 非常に長い時間であること。表記「広劫」とも書く。 0
器物 キブツ [1] うつわや道具などの総称。「―を破損する」 0
灯影 トウエイ [0] ともしびや電灯などの光。ほかげ。 0
都 みやこ [0] ①帝王の宮殿や皇居のある土地。「宮処(みやこ)」の意から。「奈良(なら)の―」 ②中央政府のある都市。首都。 ③人口の密集した、にぎやかなまち。都会。「―育ち」鄙(ひな) ④何らかの特徴をもち、人が集まる都会。また、楽しく暮らせる土地。「音楽の―」「杜(もり)の―」「住めば―」 0
鐘鼎文 ショウテイブン [0],[3] 青銅器のかねと鼎(かなえ)にきざまれた文章。 0
手金 てキン [0] 「手付金」の略。契約の際、実行の保証として渡す金。「―をうつ」 0
廉価 レンカ [1] 価格が低いこと。「思いがけない品が―で手に入った」安価高価 0
脂身 あぶらみ [3] 食肉の脂肪。また、脂肪の多い部分。「豚の―」 0
鶉豆 うずらまめ [3] マメ科の一年草。インゲンマメの一種。豆は薄茶色で、ウズラの羽の模様に似た茶褐色の斑点(ハンテン)がある。煮豆や甘納豆にする。 秋 0
背馳 ハイチ [0],[1] ちがうこと。理にそむくこと。「言葉と行動の―」「従来の規則に―しない」矛盾・背反参考背を向けて走る意。 0
揀ぶ えら-ぶ 数ある中から、よいものをえらんで抜きだす。 0
品目 ヒンモク [0] 品物の種類や種目。また、品物の目録。「輸入―」 0
舌先三寸 したさきサンズン [5] 言葉だけが巧みで、誠実さがないこと。「―の男で信用できない」
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漢字の豆知識 出る釘は打たれますか?~似ているけれども意味が通らない言い間違い~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
淳風美俗 ジュンプウビゾク [5] 醇風美俗(ジュンプウビゾク) 0
問屋 とんや [0] 生産者などから商品を買い、小売業者や仲買人に売ることを仕事とする人や店。卸売商(おろしうりショウ)。卸売業。 0
陵ぐ しの-ぐ ①おかす。 ②ふみこえる。 ③あなどる。表記「凌ぐ」とも書く。 0
開ける ひら-ける [3] ①しまっていたもの、ふさがっていたものがあく。よい方向に向かう。「運が―ける」 ②邪魔がなくなる。見晴らしがきくようになる。「視界が―ける」「進路が―ける」 ③文化・文明が進み近代化する。開花する。「社会が―ける」 ④世情・人情に通じ、物わかりがよい。「彼は―けた人だ」 0
熙熙 キキ なごやかに楽しみ合うさま。ゆったりと楽しげなさま。「衆人―として楽しむ」 0
不安 フアン [0] 心配であること。気にかかること。安心できないこと。「なぜか―に駆(か)られる」「―がよぎる」 0
家常茶飯 カジョウサハン [4] ごくありふれていること。ふだんの家庭の食事の意から。日常茶飯 0
破壊 ハカイ [0] こわすこと。こわれること。「復旧のため障害物を―した」破損・損傷建設参考「ハエ」とも読む。 0
御茶を碾く おチャをひく 水商売の者が客もなく暇でいる。転じて、商売などが暇である。 由来芸者や遊女は、客がないとき茶うすで葉茶をひいていたことから。表記「碾く」は「挽く」とも書く。 0
駑駘 ドタイ ①のろいウマ。鈍いウマ。 ②鈍才。劣った人。①②駑馬 0
白駒 ハック ①白い毛のウマ。白馬 ②つきひ。歳月のたとえ。 0
条規 ジョウキ [1] 条文の規定。条文に書かれている規則。 0
他人の疝気を頭痛に病む タニンのセンキをズツウにやむ 自分にとってまったく関係のないことで、無用の心配をすること。他人の腹痛を心配して悩み、頭痛になる意から。「疝気」は漢方で腹や腰の痛む病気。 0
鬼女 キジョ [1] ①女の姿をした鬼。 ②鬼のようにむごい女。無慈悲な女。 0
瑪瑙 メノウ [1],[0],[2] 石英(セキエイ)などの結晶の混合物。紅・緑・白などの美しいしま模様があり、装飾品などに用いられる。「―細工」 0
帽額 もこう 御簾(みす)や御帳(みチョウ)などの上部に装飾のために横に張る幕。額隠(ひたいかくし)。「―の簾(す)」 1
定刻 テイコク [0] 決められた時刻。「講演会は―に始まった」定時 0
蜻蛉・蜻蜓 とんぼ トンボ目の昆虫の総称。目は大きな複眼。胴は棒状で、二対のはねは膜質で網状。幼虫は水中にすみ、「やご」と呼ばれる。 秋 参考「蜻蛉」は「セイレイ・かげろう」とも読み、また、「蜻蜓」は「セイテイ・やんま」とも読む。 1
挽回 バンカイ [0] 失ったものなどを取り返すこと。元に引き戻すこと。「名誉を―する」回復失墜 0
恩給 オンキュウ [0] 旧法で、ある年数以上勤めて退職した公務員や旧軍人軍属に対し、また死亡後に遺族に対し、国家が支給した金。参考軍人恩給以外は共済年金に切り替えられた。 0
一新 イッシン [0] すべてを新しくすること。新しくなること。「面目を―する」 0
樅 もみ [1] マツ科の常緑高木。低山に自生。葉は線形でかたい。材は建築・器具・製紙原料などに用いる。円錐(エンスイ)形の美しい樹形をしているためクリスマスツリーに用いる。 表記「妄榧」とも書く。 0
華僑 カキョウ [1] 外国に定住している中国人。特に、中国商人。参考「僑」は仮住まいの意。 0
木 き [1] ①立ち木の総称。樹木。 ②建築や道具のための用材。材木。「―の椅子(イス)」 ③「拍子木」の略。「―を鳴らす」表記③「柝」とも書く。 0
安堵 アンド [1] ①安心すること。「―の胸をなでおろす」 ②鎌倉・室町時代、幕府や領主から土地の所有権を認められたこと。「本領―」 表記「案堵」とも書く。 0
杳として ヨウ-として [1] 暗くてはっきりしないさま。また、事情などが明らかでないさま。「―消息が分からない」 0
象箸 ゾウチョ ゾウの牙(きば)でつくったはし。ぜいたく品とされた。「―玉杯」 0
蓑 みの [1] 茅(かや)や菅(すげ)などを編んでつくった、体をおおうマントのような雨具。 0
白白 ハクハク [0] ①白いさま。 ②曇ったところがなく、はっきりしたさま。「明明―」参考①「しらじら」とも読む。「しらじら」には「夜がしだいに明けるさま」「興ざめのさま」の意もある。 0
馘首 カクシュ [1] 雇い主が雇っている人をやめさせること。首切り。解雇。免職。 0
音譜 オンプ [0] 曲を音符などの記号で書き表したもの。楽譜 0
鬨 とき [2] 戦場などで士気を高めるために、一斉にあげる声。「―の声が聞こえてくる」 0
靱皮 ジンピ [1] 樹木の外皮の内側で、形成層の外側にあるやわらかい繊維の部分。 0
奉幣 ホウヘイ [0] 神に幣帛(ヘイハク)をたてまつること。幣(ぬさ)をささげること。「―使」 0
再会 サイカイ [0] 久しく会わなかった人と、ふたたび会うこと。「旧友との―を喜ぶ」 0
大宰府 ダザイフ [2] 律令(リツリョウ)制で、筑前(ちくぜん)に置かれた役所。壱岐(いき)・対馬(つしま)と九州の行政・国防・外交をつかさどった。参考地名のときは「太宰府」と書く。 0
突出 トッシュツ [0] ①高く突き出ること。「ひときわ―したビル」 ②突き破って出ること。「工事中に岩盤からガスが―した」 ③他より特に目立つこと。「―した成績」 0
註解 チュウカイ [0] 注解 0
団栗の背競(くら)べ ドンぐりのせいくらべ どれもみな似たり寄ったりで、特にすぐれたものがないことのたとえ。団栗はみな同じような形をしており、大きさもほとんど差がないことから。表記「競べ」は「比べ」とも書く。 0
出身 シュッシン [0] その土地・学校・身分の出であること。「秋田の豪雪地帯の―」「―校の応援に行く」 0
曲学阿世 キョクガクアセイ [5] 学問の真理を曲げて権力者や時勢に迎合すること。また、そうした人。「阿世」は世におもねること。〈『史記』〉「―の徒」参考「阿世曲学」ともいう。 0
一将功成りて万骨枯る イッショウコウなりてバンコツかる 功名が上に立つ者だけに与えられ、その下で働く者の労苦が顧みられないことを嘆く言葉。一人の将軍が功名を立てたかげには、一万人もの兵士の犠牲があるのだという意から。〈曹松の詩〉 0
遊歴 ユウレキ [0] 各地をめぐり歩くこと。「東北地方を―する」遍歴・漫遊・遊行表記「游歴」とも書く。 0
烏有に帰す ウユウにキす 何もかもなくなってしまうこと。特に、火事で丸焼けになり、すべてを失うことにいう。参考「帰す」は「属す」ともいう。灰燼(カイジン)に帰す 0
樽酒 たるざけ [0],[2] 樽に入っている酒。 参考「ソンシュ」とも読む。 0
松蘿 さるおがせ サルオガセ科の地衣類の総称。深山のマツやモミなど針葉樹の枝や幹に着生。糸状で、よく分枝し垂れ下がる。サガリゴケ。 夏 由来「松蘿」は漢名から。 表記「猿麻桛」とも書く。 1
屈指 クッシ [0],[1] 多くのものの中で、特に指を折って数えあげるほどすぐれていること。ゆびおり。「球界―の大投手」 0
私物 シブツ [0] 会社などが貸与したものでなく、個人が所有する物。「―化する」 官物 0
没入 ボツニュウ [0] ①沈み入ること。「水中に―する」 ②一つのことに熱中すること。「教授は研究に―している」没頭 0
毛筆 モウヒツ [0] 穂の部分を獣の毛で作った筆。また、それで文字を書くこと。「―で書いた手紙」「―を習う」 0
溜り たまり [0] ①集まった人が控えているところ。 ②たまること。また、たまったところ。「水―」 ③味噌(ミソ)からしたたり落ちる液汁。 ④「溜り醬油(ジョウユ)」の略。大豆・塩・水だけを原料として発酵させ、その液汁をとったもの。ふつうの醬油より濃厚。 0
鮮明 センメイ [0] あざやかで明るくはっきりしていること。また、態度などが明確なこと。「映像がたいへん―である」「立場を―にする」 0
瓊脂 ところてん 海藻のテングサを煮て型に流しこんだ食品。酢醬油(すジョウユ)などで食べる。夏表記「心太」とも書く。 1
死語 シゴ [1] ①使われなくなった言葉。廃語。 活語 ②過去に使用された言語で、今では一般には使用されなくなったもの。古代ギリシャ語など。 0
孔雀蝶 クジャクチョウ [3] タテハチョウ科のチョウ。本州中部以北の山地と北海道にすむ。はねに、クジャクの羽のような円紋があり、美しい。春 0
温順 オンジュン [0] ①おとなしく素直なこと。「―な人柄」 ②気候がおだやかなこと。「―な風土」 0
奉公 ホウコウ [1] ①国家のために尽くすこと。「忠君愛国、滅私―」 ②封建時代、家臣が主君に対し軍役などで仕えること。「御恩と―」 ③住みこむなどして、使用人として仕えること。「丁稚(でっち)―に上がる」 0
来貢 ライコウ [0] 国王に献上する貢物(みつぎもの)を持って、外国から使者が来ること。入貢・朝貢 0
訓令 クンレイ [0] 上位の者が下位の者に職務上の命令をくだすこと。また、その命令。 0
雄志 ユウシ [1] おおしいこころざし。はりきった意気込み。「―を抱いて故郷を出る」壮志・雄心 0
接吻 セップン [0] 愛情・敬愛などを表すために、相手の唇・手などに唇をつけること。口づけ。キス。 0
栗毛 くりげ [0] ウマの毛の色で、体が黒茶色、たてがみと尾は赤茶色。また、そのウマ。 0
懸河 ケンガ 傾斜のはげしい土地を流れ下る川。急流。「―の弁」 0
晴眼 セイガン はっきり見える目。また、その人。 盲目 参考盲人の側からいう語。 0
送検 ソウケン [0] 犯罪者や被疑者、また捜査の書類などを検察庁へ送ること。「容疑者の身柄を―する」「書類―」 0
履行 リコウ [0] ①定められたことを、実際に行うこと。「契約を忠実に―する」「約束を―する」 ②債務者が債務の内容を実現すること。「債務の―を迫る」 0
衣錦尚絅 イキンショウケイ 才能や徳を、外にあらわに出さないこと。「絅」は薄いうちかけ、「尚」は加える意。にしきを着て、その上に薄絹をかけるという意から。〈『中庸』〉 0
魔手 マシュ [1] 人に害悪を与えるもののたとえ。「誘惑の―にかかる」毒牙(ドクガ) 0
文月 ふみづき [2] 陰暦七月の異名。文披月(ふみひろげづき)。参考「ふづき」とも読む。 0
覿面 テキメン [0] 効果や報いが、すぐに現れるさま。「天罰―」「この薬は―にきく」 0
倦きる あ-きる [2] 疲れていやになる。長く続けてぐったりし、うんざりする。 0
工作 コウサク [0] ①材料を加工してものを作ること。「―機械」 ②建築や土木の工事。 ③目的のために前もってはたらきかけること。「裏―」 0
無冠 ムカン [0] 位や肩書きが何もないこと。権威ある賞を取っていないこと。「生涯―に終わる」 0
赤飯 あかまんま [0],[3] イヌタデの別称。 犬蓼(いぬたで) 0
科挙 カキョ [1] 昔、中国で行われた官吏の登用試験。隋(ズイ)・唐代に制定、清(シン)朝末の廃止まで、約一三〇〇年間行われた。参考科目ごとに合格者をあげる意。 0
千両役者 センリョウヤクシャ [5] ①技芸と風格がともに備わった、人気のある役者。 ②技量にすぐれて世間のかっさいをあびる、非凡で魅力のある人物。「球界の―」 参考①一年の給金を千両もとる役者の意。 0
短気は損気 タンキはソンキ 短気を起こすと、人間関係をこわしたりして、結局は自分が損をするという戒め。腹は立て損喧嘩(ケンカ)は仕損 0
戍卒 ジュソツ [1] 国境を警固する兵士。城砦(ジョウサイ)を守備する兵卒。 戍兵 0
兵は詭道なり ヘイはキドウなり 戦争はただ敵に勝てばよいので、相手をあざむく方法にほかならない。「兵」は戦争、「詭」はいつわる意。〈『孫子』〉 0
点火 テンカ [3],[0] ①火をつけること。「聖火が―された」 ②機関などを始動させるために、発火の操作をすること。「原子炉に―する」参考「とぼし」と読めば別の意になる。 0
脇息 キョウソク [0] 座ったときにひじをおいて体をもたせかける道具。「―にもたれる」「部屋には―が用意してあった」 0
香橘 くねんぼ ミカン科の常緑低木。 由来「香橘」は漢名からの誤用。 九年母(クネンボ) 1
法螺と喇叭は大きく吹け ホラとラッパはおおきくふけ どうせ大うそをつくのならば、できるだけ大きなうそをつくのがよいということ。 0
南風 はえ [0],[3] 南から吹く風。夏参考おもに西日本で用いられる。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 夏をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
樵・樵夫 きこり 山林から木を切り出すことを職業とする人。「―の通る径(みち)」 1
五臓 ゴゾウ [0],[1] 心臓・肺臓・肝臓・腎臓(ジンゾウ)・脾臓(ヒゾウ)の五つの臓器。おもに東洋医学において用いられる用語。「―六腑(ロップ)」 0
歳 とし [2] ①としつき。つきひ。一年。 ②年齢。よわい。「―を重ねる」 0
金の光は阿弥陀(アミダ)ほど かねのひかりはアミダほど 金銭のもつ威力・効力は、阿弥陀(アミダ)の霊力ほど大きいということ。 0
蚕 かいこ [1] カイコガの幼虫。クワの葉を食べて脱皮を重ね、繭を作る。この繭から生糸(きいと)をとる。 春 由来「飼い蚕(こ)」の意から。 0
廂間 ひあわい たてこんだ家のひさしとひさしの間の、狭く日の当たらない所。「―から奥をのぞきこむ」 1
雌蝶 めチョウ ①めすのチョウ。 ②婚礼のときに銚子(チョウシ)や提(ひさげ)に飾る、めすのチョウをかたどった折紙。 ③婚礼の式で、三三九度の酌の役をする女の子。 ①~③雄蝶 0
宦遊 カンユウ ①役人になって他郷に行くこと。 ②仕官のため、郷里を遠く離れること。表記「官遊」とも書く。 0
宿志 シュクシ [2] 以前から抱いていたこころざし。 0
池魚、故淵を思う チギョコエンをおもう 旅人が、生まれ故郷を懐かしむたとえ。由来池に飼われている魚が、もとすんでいた川の淵(ふち)を懐かしむことから。〈陶潜の詩〉胡馬(コバ)は北風に依(よ)り、越鳥は南枝に巣くう 0
心の鬼が身を責める こころのおにがみをせめる 良心に責められて、苦しみ悩むこと。「心の鬼」は、良心のこと。 参考「身」は「己(おのれ)」ともいう。 0
合器蔓・合子草 ゴキづる ウリ科のつる性一年草。水辺に自生。秋に黄色の小花をつけ、卵形の実を結ぶ。 由来実が熟すと上下に割れて合器(ふたつきの器)に似ることから。「合子草」は漢名から。表記「御器蔓」とも書く。 1
筏 いかだ [0] 材木を綱(つな)などでつなぎ合わせ、水に浮かべるもの。木材の運搬や船の代用として用いる。 0
亭主 テイシュ [1] ①家の主人。特に、宿屋や茶店などのあるじ。 ②夫。 ③茶席で、客に茶をたてて接待する人。 0
隻脚 セッキャク 片足。一方の足。一本足。また、片足しかないこと。 0
敵塁 テキルイ [0] 敵のとりで。「戦車隊が―を突破して進軍した」 0
調べる しら-べる [3] ①調査・研究・点検などをする。「分布状況を―べる」 ②尋問する。問いただす。「容疑者を―べる」 ③音律を合わせととのえる。 ④演奏する。かなでる。「琴を―べる」 0
俯瞰 フカン [0] 高い所から見おろすこと。「―図」鳥瞰 0
簓桁 ささらげた 段板をのせて支えるための、階段の両側にあるのぼり桁。 由来階段の形にぎざぎざに刻みこまれていることから。 0
療養 リョウヨウ [0] 治療をしながら休養し、心身を回復させること。治療と養生。「温泉地で―生活を送る」「転地―する」 0
告別式 コクベツシキ [4] ①送別式。 ②死者に別れを告げる式。 0
設問 セツモン [0] 問題を作り出すこと。また、その問題。「―に答える」 0
陸生・陸棲 リクセイ 陸地にすむこと。「―動物」水生・水棲 0
掛錫 カシャク 僧が行脚(アンギャ)の途中で他の寺に滞在すること。転じて、僧堂に籍をおいて修行をすること。 由来錫杖(シャクジョウ)を僧堂の鉤(かぎ)に掛けておく意から。表記「挂錫」とも書く。参考「カ」は慣用音。 0
素読 ソドク [0] 文章の内容・意義などを考えず、ただ声に出して読むこと。「全員で『論語』の―を行う」 0
着脱 チャクダツ [0] ①つけたりはずしたりすること。「―可能なブラインド」 ②着たり脱いだりすること。「―式の帽子がついたコート」 0
刑事 ケイジ [1] ①刑法に基づいて処理される事柄や事件。「―責任を問われる」民事 ②「刑事巡査」の略。犯罪捜査や容疑者の逮捕などにあたる巡査。 0
奇策 キサク [0] だれも思いつかないような、巧みなはかりごと。人の意表をつく奇抜な策略。奇計 0
才腕 サイワン [0] 物事を巧みに処理するすぐれた腕前。「見事に―をふるう」 敏腕 0
磅 ポンド ①イギリスの貨幣単位。一〇〇(ペンス)が一(ポンド)。 ②ヤード-ポンド法における質量の単位。一(ポンド)は約四五三・六(グラム)。 0
文句 モンク [1] ①文章中の語句。「陳腐な決まり―」「挨拶(アイサツ)の―を考える」文言(モンゴン) ②言い分や苦情。「食事に―ばかり言う」「店の対応に―をつける」異議 0
文字詞 モジことば [3] 言葉の下部の音の代わりに「もじ」をつけていう語。昔、女官などが婉曲(エンキョク)表現のために用いた。かもじ(髪)・しゃもじ(杓子)・すもじ(寿司)などの類。女房詞(ことば) 0
万一 マンイチ [1] ①非常にまれにあること。万分の一。「―に備える」 ②もしも。万が一。「―失敗したら大変だ」参考「マンイツ」とも読む。 0
篦鮒 へらぶな ゲンゴロウブナを人工的に飼育し、溜池(ためいけ)養殖や釣り堀用などにしたもの。ヘラ。 0
塗籠 ぬりごめ [0] 寝殿造の母屋にある、周りを厚い壁で囲んだ部屋。寝室または納戸として用いた。 0
一本気 イッポンギ [3] 純粋でひたむきな性格。「―な好青年」 0
密宗 ミッシュウ 空海(くうかい)の広めた真言(シンゴン)宗の別称。密教 0
氷人 ヒョウジン [0] 男女の仲をとりもつ人。結婚の仲人(なこうど)。 月下氷人(ゲッカヒョウジン) 0
被布・被風 ヒフ 和服の上に羽織るコート風の衣服。外出・防寒用。冬参考江戸時代より、茶人や俳人などが好んで着用し、のちに女性や子どもが着用した。表記「披風」とも書く。 0
刺椿象・刺亀虫 さしがめ サシガメ科の昆虫の総称。体は平たく細長い。口先は湾曲してとがる。多くは昆虫を捕らえて吸血するが、人の血を吸う種類もある。 1
懾伏・懾服 ショウフク おそれしたがうこと。おそれひれ伏すこと。「宰相の威厳に―する」 表記「慴伏」とも書く。 0
潔白 ケッパク [0] 心や行いが正しく清らかで汚(けが)れがないこと。後ろ暗くないこと。「身の―を主張する」 0
白粉花 おしろいばな [3] オシロイバナ科の多年草。日本では一年草。ペルー原産。夏から秋の夕方、紅・白・黄色のラッパ形の花をつけ、翌朝しぼむ。観賞用。ユウゲショウ。秋由来種子の胚乳(ハイニュウ)が白粉(おしろい)状であることから。表記「紫茉莉」とも書く。 1
玉琢(みが)かざれば器(キ)を成さず たまみがかざればキをなさず すぐれた才能をもっていても学問や修養を怠れば、りっぱな人物になることはできないということ。美しい玉もみがいて細工しなければ、宝器とならない意から。〈『礼記(ライキ)』〉玉磨(みが)かざれば光なし 0
厭戦 エンセン [0] 戦争を嫌うこと。「国民に―気分が蔓延(マンエン)する」好戦 0
縦褌 たてみつ 相撲の力士がしめるまわしで、腹部から股間(コカン)を通って腰にまわっている部分のこと。相手の前の縦褌を取ることは禁じ手になる。 表記「立褌」とも書く。 0
焙烙 ホウロク [0] 平たい素焼きの土なべ。豆などを煎(い)ったり、魚・マツタケなどを蒸し焼きにするのに使う。「―千に槌(つち)一つ」表記「炮烙」とも書く。参考「ホウラク」とも読む。 0
高評 コウヒョウ [0] ①評判が高いこと。好評悪評・不評 ②相手の批評を敬っていう語。「ご―をいただく」高批 0
顔色無し ガンショクなし ①驚きや恐れ・恥じらいなどのために、顔が青ざめること。 ②圧倒されて元気を失うこと。「敵は―だ」由来中国、唐の玄宗と楊貴妃(ヨウキヒ)の恋愛を描いた白居易の「長恨歌(チョウゴンカ)」から。宮中の美女たちも、楊貴妃のこのうえない美しさの前では「顔色無し」とうたう。 0
易者 エキシャ [0] 算木・筮竹(ゼイチク)などを使い、易で占うことを職業とする人。「大道―」 八卦見(ハッケみ)・占い師・売卜者(バイボクシャ) 0
石決明 あわび [4] ミミガイ科の巻貝の総称。 鮑(あわび) 1
瑞垣・瑞籬 みずがき 神社や宮殿などの周りに設けられた垣根の美称。玉垣。 表記「水垣」とも書く。 0
極悪非道 ゴクアクヒドウ [0] このうえなく悪くて道理にはずれていること。悪逆無道・大逆無道 0
花瓶 カビン [2] ガラスや陶器でつくった、花を生けるつぼ形・筒形の器。「―に花をさす」 0
荒屋・荒家 あばらや ①荒れ果てた家。また、自分の家をへりくだっていう語。「―ですがおいで下さい」 ②四方のかこみのない休息所。亭(チン)。 1
明朝 ミンチョウ [1] ①中国の明(ミン)の朝廷。 ②「明朝活字」の略。縦線が太く、横線が細い。新聞や書籍の本文に最も一般的に用いられているもの。明朝体。 0
健勝 ケンショウ [0] 健康なこと。達者であること。「御―のことと存じます」参考多く、手紙の挨拶(アイサツ)に用いる。 0
処する ショ-する [2] ①処置する。とりさばく。 ②罰を決める。科する。「無期懲役に―する」 ③その場に身をおく。対処する。「どんな困難にも―する覚悟だ」 0
併記 ヘイキ [1],[0] 二つ以上の事柄を並べて書くこと。「両論―」 0
船は帆(ほ)でもつ帆は船でもつ ふねはほでもつほはふねでもつ 世の中はもちつもたれつ、お互いに助け合って成り立つものであるということ。帆掛け船は帆がなくては走れず、帆も船がなければ役に立たない意から。 0
絹雲 ケンウン [0] 上層雲の一種。上空、一万(メートル)前後の高さにできる薄い筋状の白雲。表記「巻雲」とも書く。 0
花嵐 はなあらし ①サクラが咲くころに吹いて花を散らす強い風。 ②サクラの花びらが盛んに散るさま。花吹雪 ①②春 0
筆勢 ヒッセイ [0] 書画に見るふでの勢いや趣。また、文章の勢い。「力強い―の書」筆致・筆力 0
年功序列 ネンコウジョレツ [0],[5] 年齢や勤続年数によって地位や賃金の上下がきまっていること。 0
目尻 めじり [1] 耳に近いほうの目の端。まなじり。「―を下げる(うれしくて表情がゆるむ)」目頭(めがしら) 0
三軍も帥を奪うべし サングンもスイをうばうべし 大軍といえども、総大将を奪い取ることはできる。「三軍」は全軍・大軍の意。 参考あとに「匹夫(ヒップ)も志を奪うべからず(たとえ一人の男でも、強い意志は奪い取れない)」と続く。〈『論語』〉 0
薬食い くすりぐい [0] 冬、滋養をつけるためにシカやイノシシ・クジラなどの肉を食べること。冬 0
跨 また 足のつけねの内側。またぐら。表記「胯」とも書く。 0
合戦 カッセン [0] 敵・味方の軍勢が出合って戦うこと。また、その戦い。「長篠(ながしの)の―」 0
蝶鮫 チョウざめ [1],[0] チョウザメ科の魚の総称。体は細長く、四本の口ひげがあり、かたいうろこが五列に並ぶ。春、産卵のため川をさかのぼる。卵の塩漬けはキャビアと呼ばれ珍重される。 0
盛典 セイテン [0] 盛大な儀式。 盛儀 0
氷炭相(あい)容(い)れず ヒョウタンあいいれず 氷を溶かす炭火と、炭火を消す氷が両立しないように、性質がまったくちがっていて、調和や協力をしない間柄のたとえ。〈『楚辞(ソジ)』〉水と油 0
口頭試問 コウトウシモン [5] 口頭で質問し、それを口頭でこたえさせて学力や人物などを考査する試験方法。面接試験・口述試験筆記試験 0
韻文 インブン [0] 韻律のある文章。韻を踏んでいる文。「―と散文を区別する」散文 0
固太り かたぶとり [0],[3] 筋肉質でひきしまった太り方。また、そのような人。 0
偏差 ヘンサ [1] 標準となる数値・方向・位置などから、かたよりずれること。また、その度合い。「標準―」「―値教育」偏倚(ヘンイ) 0
葉脈 ヨウミャク [0] 葉の中を走っている維管束。水分や養分の通路となる。 0
半眼 ハンガン [0] 目を半分ほど開くこと。また、その目。「まぶしくて―になる」 0
葦雀・葦切 よしきり ヒタキ科の鳥。アシの中にすみ、「ギョギョシ」とやかましく鳴く。ギョウギョウシ。ヨシワラスズメ。夏表記「葭切」とも書く。 1
窮する キュウ-する [3] ①行き詰まって困る。困り果てて苦しむ。「返答に―する」 ②金品がなくて、生活に苦しむ。 0
廬山の真面目 ロザンのシンメンモク 物事の真相や実際の姿のこと。「廬山」は中国江西省にある山、「真面目」は本当の姿の意。由来中国、北宋(ホクソウ)の文人蘇軾(ソショク)が見る場所によって山の形が変化する廬山をながめて、物事の全体の姿のとらえにくいことを詠んだ詩から。参考「真面目」は「真面」ともいう。 0
骨骼 コッカク [0] 骨格 0
結集 ケチジュウ [0] 釈迦(シャカ)の死後、弟子たちがその教説を編集したこと。参考「ケツジュウ」とも読む。また「ケッシュウ」と読めば別の意になる。 0
歯 は [1] ①動物の口の中に上下に並んではえ、食物をかみくだく器官。 ②①の形をしたもの。また、似たはたらきをするもの。「くしの―」 ③げたの裏にある垂直な二枚の板。「げたの―が折れる」 0
乃公 ダイコウ [1] ①おれさま。わが輩。「なんじの君」の意で、目上の人が目下の者に対していう自称。 ②「乃父(ダイフ)」に同じ。表記「迺公」とも書く。 0
信用 シンヨウ [0] ①まちがいないと信じること。信じ受け入れること。「他人を―する」 信頼 ②他からのよい評判。信頼されること。「―を失う」 ③信頼のもとに代金の決済などをあとに遅らせる取引関係をいう。「―取引」 0
讃辞 サンジ [1] 賛辞 0
抒べる の-べる 心中の思いを打ち明ける。 表記「叙べる」とも書く。 0
親身 シンみ [1] ①近い血縁の人。身内。 ②肉親のように親切に心配りをすること。「―になって相談にのる」 0
剣玉 ケンだま [0] 木製の玩具(ガング)。一端はとがり、それ以外の端は皿形にくぼんだ十字形の柄になっており、ひもで球をつないだもの。柄に球をさしたりのせたりして遊ぶ。表記「拳玉」とも書く。 0
墨子薄葬 ボクシハクソウ 中国、戦国時代、儒家が豪華な葬礼(厚葬)を主張したのに対し、墨子が葬礼を簡素にすること(薄葬)を主張したこと。〈『孟子(モウシ)』〉 0
崩潰 ホウカイ [0] 崩壊 0
拡張 カクチョウ [0] 範囲や規模などをおしひろげて大きくすること。「店舗を―する」 0
慣れる な-れる [2] ①習慣となる。「習うより―れよ」 ②繰り返して行い、うまくなる。「英会話に―れる」「旅―れた人」 0
世世 セゼ [1] 代々。多くの時代。「生生(ショウジョウ)―(生まれ変わり死に変わりの意で、いつまでも)」 参考「セセ・よよ」とも読む。 0
土匪 ドヒ [1] その地にいて乱を起こす民。土着の賊。参考「匪」は非行をなす者の意。 0
紮げる から-げる [3],[0] まとめてしばる。しばって束にする。「小包をひもで―る」 0
這入る はい-る [1] ①外から中に移る。「家に―る」 ②参加する。「部活に―る」 ③自分のものになる。「情報が―る」 ④その時期や状態に達する。「梅雨に―る」 ⑤加えられる。「他人の手が―る」 表記「入る」とも書く。 0
権限 ケンゲン [3] ①国や公共団体が法令などに基づいて、その職権を行使できる範囲。職権・権能 ②個人が行使できる権利の範囲。 0
近景 キンケイ [0] ①近い位置にある景色。 ②映像や写真などで手前の景色。 ①②遠景 0
書き割り かきわり [0] 大道具用語で、舞台背景の建物・風景などを描いたもの。 由来何枚かに分かれているところからともいう。 0
片鱗 ヘンリン [0] 一枚のうろこ。転じて、全体のごく一部分。きわめてわずかな部分。「大器の―を見せる」一端 0
洪牙利 ハンガリー ヨーロッパ中央部、ドナウ川中流の盆地にある共和国。首都はブダペスト。表記「匈牙利」とも書く。 1
独白 ドクハク [0] ①劇中、相手なしにひとりで語ること。また、そのせりふ。モノローグ。 ②ひとりごとをいうこと。 0
志す しる-す [4] ①書き留める。 ②記憶にとどめる。 表記「誌す」とも書く。 0
口調 クチョウ [0] 言葉の調子。言葉の言いまわし。「―を整える」「演説―」 0
脊髄 セキズイ [2],[0] 脊椎(セキツイ)動物の中枢神経系の器官。背骨のなかを通り脳の延髄に続くひも状のもので、刺激の伝達や反射機能をつかさどる。 0
中たる あ-たる [0] ①矢や予想などが、的中する。命中する。 ②毒や風などが体にさわる。中毒する。「生水に―る」 0
上覧 ジョウラン [0] 天子・君主などがご覧になること。「―相撲」 天覧 0
椴松 とどまつ [2],[0] マツ科の常緑高木。北海道以北に自生。松かさは直立してつく。材は建築・家具・製紙原料などに用いる。 0
霆 いかずち かみなりの激しいとどろき。いなずま。かみなり。夏由来「いかずち」は「厳(いか)つ霊(ち)」の転じたもの。 0
轡屋 くつわや 遊女屋。置屋。 0
姥桜 うばざくら [3] ①葉より先に花が開くサクラの通称。ヒガンザクラなど。 ②娘盛りを過ぎても、なまめかしさの残っている女性。由来①葉(歯)なしのサクラの意からという。 0
類似 ルイジ [0] 二つ以上のものの間に、似かよった点があること。「―品が出回り迷惑している」「―の事件」 0
碪 きぬた 木づちで布を打つときに用いた木や石の台。また、それを打つこと。表記「砧」とも書く。 0
郷に入(い)っては郷に従え ゴウにいってはゴウにしたがえ 新しい土地に来たらその土地の風俗や習慣にしたがうものだということ。境(さかい)に入(い)りては禁を問う 0
悪し あ-し [1] 「悪(わる)い」の古い言い方。現在では複合語などに多く用いる。「善し―し」「良かれ―しかれ」「―しき習慣」 0
連勝 レンショウ [0] ①続けて勝つこと。「連戦―」連敗 ②競馬や競輪などで、一着と二着を同時に当てること。「―複式」 0
坑道 コウドウ [0] 地下の通路。特に、鉱山などの坑内の通路。 0
地場産業 ジばサンギョウ [3] 地元の資本と地元の労働力や伝統的な技術が結びつき、その地域の特産品を製造している産業。 0
焼け木杭には火が付き易(やす)い やけボッくいにはひがつきやすい 一度とだえたことは戻りやすいたとえ。特に、男女の関係にいう。燃えさしの木片には火がつきやすいことから。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 別れた後、また付き合うときは何に火がつく? 愛情が再燃するときの表現 (公財)日本漢字能力検定協会 0
辞謝 ジシャ ことわること。辞退すること。「せっかくのご厚意ですが―いたします」 0
長 たけ [1] ①物の長さ。寸法。「スカートの―を短くする」 ②身長。せたけ。参考①特に、衣服についていう。 0
鋭い するど-い [3] ①物の先がとがっているさま。「―い槍(やり)先」 ②よく切れるさま。「―いナイフをにぎる」 ③はげしく迫るさま。つきささるような勢い。すばやい。「―い質問が続出した」「―い目つき」 ④頭脳の働きが活発で判断力がすぐれている。「―い洞察力を備える」 0
様子 ヨウス [0] ①見た目のありさま。状態。「隣の―がおかしい」 ②容姿。みなり。「みすぼらしい―の男」 ③事情。わけ。「―ありげな態度」 ④気配。きざし。「雨が降りそうな―」 ⑤そぶり。「悪びれた―もない」表記「容子」とも書く。 0
犢鼻褌 ふんどし [0] 男性が陰部をおおうのに用いる布。したおび。ふどし。表記「褌」とも書く。参考「たふさぎ・トクビコン」とも読む。 1
遯月 トンゲツ 陰暦六月の異名。由来易の六十四卦(ケ)で、遯の卦に配されることから。 0
食紅 ショクべに [0] 食品に紅色(べにいろ)をつけるために用いる色素。食用紅。 0
涙淵 ルイエン 涙があふれる状態を淵(ふち)にたとえた語。「―に沈む(ひどく悲しむ)」 0
猟犬 リョウケン [0] かりに使うイヌ。「―が獲物を追い立てる」 冬 0
大関 おおぜき [1] 相撲で力士の位の一つ。横綱に次ぐ地位で、三役の最上位。参考本来は力士の最高位で、その最優秀者を横綱と称した。 0
馬鞭草 くまつづら クマツヅラ科の多年草。由来「馬鞭草」は漢名から。 熊葛(くまつづら) 1
黒山 くろやま [0] 人が大勢集まっているさま。「―の人だかり」 0
確聞 カクブン [0] はっきりと聞くこと。信用できることを聞くこと。「―した所によれば」 0
大勇 タイユウ [0] 大事にあたって奮い起こす勇気。真の勇気。「―は闘わず」小勇 0
忽ち たちま-ち [0] あっという間に。にわかに。「―空が曇った」 0
穿山甲 センザンコウ [3] センザンコウ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。アジア・アフリカにすむ。歯がなく、細長い舌でアリを捕食。体に褐色のマツカサ状のうろこがあり、敵に襲われると丸くなって身を守る。 0
混ぜる ま-ぜる [2] 異なる種類のものを加えて一緒にする。「二種類の薬品を―ぜる」「黄に青を―ぜる」 0
尚歯 ショウシ 老人を尊敬すること。 敬老 参考「歯」は年齢の意。 0
小札 こざね [0] 鎧(よろい)の札(さね)の小さいもの。「―草摺(くさずり)」 参考「札」は鉄または革の小板で、これをうろこ状につないで鎧をつくる。 0
雲翳 ウンエイ くもり。空一面雲におおわれて暗くなること。 0
確固・確乎 カッコ しっかりしていて動かされないさま。しっかりと定まっているさま。「―たる信念」「―たる証拠」 0
嬰児 みどりご [3] 生まれて間もない子ども。ちのみご。あかんぼう。「―は母に抱かれて眠っている」乳児表記「緑児」とも書く。参考「エイジ」とも読む。 1
鬮 くじ [1] 吉凶を占ったり、物事を決めたりする方法。または、それに用いる紙片や木片。「―を引く」 0
流離う さすら-う [3] 目的もなくさまよい歩く。流浪する。放浪する。「風の向くままに―う」 1
杳か はる-か 遠く隔たってかすかに見えるさま。「―遠くにあかりが見える」 0
円い まる-い [0],[2] ①円形である。 ②角ばっていない。性格などが穏やかなさま。参考特に、平面的なものに用いる。 0
英姿 エイシ [1] すぐれた姿。勇ましくりっぱな姿。「雄々しい―」 0
怩じる は-じる ひけめを感じて心がいじける。きまり悪く思う。 参考「怩」は身が縮まる思いの意。 0
目盛 めもり [0],[3] 計数器・計量器などにつけた、分量や数値を示すしるし。「―を正しく読んで計る」 0
略歴 リャクレキ [0] だいたいの経歴。また、それを書いたもの。「―を紹介する」 0
簡易 カンイ [1],[0] 手軽で簡単なこと。たやすいようす。「―書留」「―な解説を施す」 0
首題 シュダイ [0] ①議案・文書などの最初の題目。 ② 経典のはじめに書いてある文句。 0
鳩舎 キュウシャ [1] ハトを飼う小屋。鳩(はと)小屋。 0
仮定 カテイ [0] ①事実とは関係なく、かりにそうと定めること。 ②現象などの説明のため、かりに想定すること。 ③数学・論理学などで、ある推理の出発点となる条件・命題。仮設 0
尚更 なおさら [0] そのうえ。ますます。以前にも増して。「―注意が必要だ」 0
迷子 まいご [1] 連れの大人にはぐれたり、道に迷ったりした子ども。まよいご。「遊園地で―になった」 1
情況 ジョウキョウ [0] 移り変わる物事のようす。「―判断」 表記「状況」とも書く。 0
仮寝 うたたね [0] 寝るつもりもないのに、ついうとうとと寝ること。表記「転た寝」とも書く。参考「かりね」とも読む。 1
訛 なまり [3] 標準語・共通語ではなく、地方独特の、発音や抑揚。「関西―」 0
稗史 ハイシ [1] ①昔の中国で、民間の細かい話などを歴史風に記録した書。「郷土の―を一読した」野史正史 ②小説風の歴史。小説。 0
大司教 ダイシキョウ [3] ローマ-カトリック教会の高位の聖職で、司教の上。 0
公海 コウカイ [0] どの国にも属さないで、世界各国が共通に使用できる海。領海 0
発刊 ハッカン [0] ①新聞・雑誌などの定期刊行物を新しく刊行すること。 ②書籍類を出版すること。 ①②刊行・発行廃刊・休刊 0
百代・百世 ももよ 多くの歳月。長い年月。「―草(ぐさ)」百歳(ももとせ) 0
土踏まず つちふまず [3] 足の裏の内側のくぼんだところ。土付かず。由来地面につかない部分であることから。 0
兵制 ヘイセイ [0] 軍事上の備えに関する制度。「―を改める」軍制 0
慈しむ いつく-しむ [4] 愛して大切にする。かわいがる。いとおしむ。「わが子を―み育てる」 0
面 おもて [1] ①顔。「―を上げる」 ②能面。仮面。「―をつける」 ③表面。「湖の―」 0
恕す ゆる-す 他人を思いやって、大目にみる。寛大に扱ってとがめない。「何事も―せる年齢になった」 0
疏水 ソスイ [0] 疎水 0
遊び すさび [0] 心の向くままにする物事。なぐさみ。あそび。「定年後の―に俳句を作る」「―事」「手―」 0
外聞 ガイブン [0] ①外部に知られること。世間のうわさ、評判。「―をはばかる」 ②世間に対する体裁。世間体。「恥も―もない」 0
筐底 キョウテイ [0] はこの底。はこの中。「―に秘す(他人の目に触れないように箱の奥深くしまう)」表記「篋底」とも書く。 0
大筋 おおすじ [0] 物事のだいたいの筋道。あらまし。「―で合意に達する」 0
岸辺 きしべ [0],[3] 岸の近く。岸のほとり。「湖の―で遊ぶ」 0
為る す-る [1] ①物事を行う。「仕事をする」 ②ある状態にならせる。「彼女を幸せにする」 ③役割をつとめる。「委員をする」 ④仮定して考える。みなす。「彼が合格だとすれば」 ⑤何かが感じられる。「寒けがする」「味がする」 ⑥その値段である。「十万円する時計」 ⑦時がたつ。「しばらくすると彼が来た」 0
物理 ブツリ [1] ①物事の道理。「―にしたがう」 ②「物理学」の略。物質の構造・性質・運動、熱・光・エネルギーなどの作用を研究する学問。化学 0
舌先 したさき [0],[4] ①舌の先。 ②口先。言葉。弁舌。また、うわべばかりの言葉。 0
意在言外 イザイゲンガイ 自分の思いや考えをはっきりいわずに、言外ににおわせること。また文章で、考えを直接表現せず、行間に含ませること。意味深長・微言大義(ビゲンタイギ) 0
終演 シュウエン [0] 芝居や映画などの上演が終わること。はね。「芝居の―時間を確かめる」 開演 0
蹉跌 サテツ [0] ①つまずくこと。 ②障害や失敗があって、行き詰まること。 挫折(ザセツ) 参考「蹉」も「跌」もつまずく意。 0
蹶起 ケッキ [1] 決起 0
予鈴 ヨレイ [0] 開演や操業などの合図の本鈴の少し前に、予告として鳴らすベルやチャイム。本鈴 0
戈法 カホウ 筆法の一つ。筆を斜め右下に運び、上にはねる。戈脚(カキャク)。 0
流出 リュウシュツ [0] ①外へ流れ出ること。「土砂の―」 ②多くの人や資本などが国や組織の外に出ていくこと。「頭脳の―」 ①②流入 0
一日 ついたち [2] 月の最初の日。晦日(みそか)・晦(つごもり)表記「朔日・朔」とも書く。 1
自炊 ジスイ [0] 自分で自分の食事を作ること。「―生活に慣れる」 0
糧道 リョウドウ [0] ①兵糧(ヒョウロウ)を運ぶ道。「敵軍の―を断つ」 ②生活のかてを得る方法。 0
碧眼 ヘキガン [0] あおい色をした目。転じて、西洋人。「金髪―」「―紅毛」 0
集落 シュウラク [0],[1] ①人家が集まり、人が生活している所。また、その集まり。都市や村落など。「海辺の―」 ②同種の細菌などが培養基につくる集団。コロニー。 「聚落」の書きかえ字。 0
屍骸 シガイ [0] 死んだ人や動物の体。死体。しかばね。「犬の―を庭に埋める」 表記「死骸」とも書く。 0
積怨 セキエン つもるうらみ。つみ重なったうらみ。「―をはらす」 宿怨 0
丹毒 タンドク [1] 皮膚の急性感染症。連鎖球菌が傷口から入って化膿(カノウ)し、赤くはれて高熱や激痛を伴う。 0
糾う あざな-う [3] 糸などをより合わせる。縄をなう。「禍福は―える縄のごとし」 0
吐月峰 トゲッポウ たばこ盆についている吸い殻や灰を落とし入れる竹筒。灰吹き。由来灰吹き竹の産地である、静岡県にある山の名から。 0
蠍座 さそりザ [0] 黄道(天球上の太陽の通り道)における第九の星座。夏、天の川の中に見える。首星はアンタレス。 0
十全 ジュウゼン [0] 完全なこと。十分に整って抜かりがないこと。「―の対策」 万全 0
日 ひ [0] ①太陽。また、その光や熱。「海の向こうに―が沈む」 ②日の出から日の入りまで。昼間。「―が長い」 ③ある特定の日。また、過去の一時代。「文化の―」「若き―の思い出」 ④日数。期限。表記①「陽」とも書く。 0
滅紫 メッシ 黒みがかった紫。紫のくすんだ色。参考「けしむらさき」とも読む。 0
当歳 トウサイ [1] ①ことし。当年 ②生まれたその年。また、その年の生まれ。「―の孫」「―馬」 0
明け易い あけやす-い 夏の夜が短くて、早くあけるさま。夏 0
櫓投げ やぐらなげ [0] 相撲で、立って組んだ体勢からさらに踏みこみ、相手の内股(うちまた)をはねあげるようにして投げる技。 0
真骨頂 シンコッチョウ [3] そのもののもつ本来の姿。「―を発揮する」 真面目(シンメンモク)・真価 0
紹介 ショウカイ [0] ①未知の人どうしをひきあわせること。「両親に同級生を―した」 ②知られていない物事を、広く世間に知らせること。「新しく出版された本を―する」 0
藍碧 ランペキ あいのような緑色。あおみどり。 0
厄難 ヤクナン [0],[2] わざわい。不幸な出来事。「―に遭う」災難・災厄 0
激情 ゲキジョウ [0] 突然起こったはげしい感情。「―にかられる」 0
篠の子 すずのこ 細い竹の子。特に、スズタケの子。入梅のころに生える。食用。ささのこ。 夏 1
目挑心招 モクチョウシンショウ 遊女などが流し目で客を誘うさま。「目挑」は目でいどむこと。「心招」は心で誘い招くこと。 0
在所 ザイショ [3],[0] ①故郷。郷里。国元。 ②都会から隔たった地方。いなか。在郷。「―育ち」 ③住んでいるところ。 参考「ありか」と読めば別の意になる。 0
冱寒 ゴカン こおりつくほどの厳しい寒さ。極寒。「深山幽谷にして―の地」 0
講釈 コウシャク [1],[4] ①文章や物事の意味を説き明かすこと。 ②もったいぶって説明すること。「―を並べる」 ③「講談」の江戸時代の呼称。 由来③軍学・兵書に通じた者が軍記物を講じたことから。 0
氷炭相愛す ヒョウタンあいアイす ①世の中にそのような例のないたとえ。氷と炭火とは性質がまったく反対であることから。 ②性質のまったくちがうものが、相手にない点を補ったり、助け合ったりするたとえ。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
沿う そ-う [0],[1] ①そばから離れないように進む。「川に―ってまっすぐ進む」 ②基準などに外れずしたがう。「方針に―う」 0
世故 セコ [1] 世の中の事柄。特に、風俗や習慣など。「―に長(た)ける(世の中のことをよく知り、世渡りがうまい)」 0
猥褻 ワイセツ [0] みだらなこと。性に関するいやらしいこと。「―な行為をはたらく」 0
艾 よもぎ [0] キク科の多年草。 蓬(よもぎ) 0
哀咽 アイエツ [0] むせび泣き。「病室から―の声がもれてきた」 0
諫言 カンゲン [0] 目上の人の過失や欠点を改めるように言うこと。また、その言葉。「上司に―する」 0
廻る めぐ-る [0] ①ぐるりとまわる。まわってもとに戻る。循環する。「血が―る」 ②まわりを取り囲む。「山裾(やますそ)を―る深い霧」表記「回る」とも書く。 0
海棠 カイドウ [1],[0] バラ科の落葉小高木。中国原産で庭木にする。春、長い花柄の先に淡紅色の美しい花が咲く。ハナカイドウ。春由来「海棠」は漢名から。表記「花仙」とも書く。 0
円滑 エンカツ [0] 物事がとどこおりなく進むさま。「会議は―に進められた」 0
負笈 フキュウ 本を入れたかごを背負うこと。転じて、遠い土地へ遊学すること。笈(おい)を負う。〈『抱朴子(ホウボクシ)』〉参考「笈」は旅の際に背に負って運ぶ竹製のかご。 0
有刺鉄線 ユウシテッセン [4] ねじりあわせた針金のところどころに、とがった針金のとげをつけたもの。「―を張り巡らす」 0
男郎花 おとこえし オミナエシ科の多年草。山野に自生。オミナエシに似るが毛が多く、葉が大きい。初秋、白色の小花を多数つける。オトコメシ。秋表記「敗醬」とも書く。 1
梅 ロウバイ [0] ロウバイ科の落葉低木。中国原産。早春、葉に先立ち芳香のある黄色の花をつける。観賞用。カラウメ。冬由来「梅」は漢名より。ウメと同じころに咲き、花の色が蜜(ミツロウ)に似ることから。表記「臘梅」とも書く。
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漢字の豆知識 冬をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
劣等感 レットウカン [3] 自分が他の人より劣っていると思いこむ意識。コンプレックス。「友に―を抱く」優越感 0
接骨 セッコツ [0] 折れたりはずれたりした体の骨をつなぎ、治療すること。ほねつぎ。「―医」 整骨 0
挂冠 ケイカン [0] 冠を脱いで柱などにかける意から、官を去り職を辞すること。故事 中国、後漢の逢萌(ホウボウ)が王(オウモウ)にわが子を殺され、冠を東都の城門にかけて国を去った故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉表記「掛冠」とも書く。参考「カイカン」の慣用読み。 0
原人 ゲンジン [0] 現在の人類(原生人類)より以前の化石人類。ジャワ原人・北京(ペキン)原人など。猿人に次ぐ人類で、旧人の前段階。 0
仙花紙 センカシ [3] ①コウゾですいた、厚くて丈夫な和紙。包装紙や合羽(カッパ)の地紙などに使用。 ②くず紙をすき返した粗悪な洋紙。 表記①「泉貨紙」とも書く。 由来①僧の泉貨が創製したことからという。 0
傑作 ケッサク [0] ①できばえのよい、すぐれた作品。「今世紀最大の―」 ②ひどくこっけいなさま。「なんとも―な話」 0
淡紅 タンコウ うすいべに色。うすくれない。桃色。「―色の花をつけている」 0
滄桑の変 ソウソウのヘン 「滄海変じて桑田と成る」に同じ。 0
高陽の酒徒 コウヨウのシュト 大酒飲みのこと。また、世俗を捨てた酒飲みだと自らをあざけっていう語。「高陽」は、中国河南(カナン)省にあった地名。〈『史記』〉 0
鹵獲 ロカク [0] 戦場で、敗北した敵から軍用品や兵器などを奪うこと。「―品」 0
誄文 ルイブン 故人の生前の功業をたたえる文章。「遺稿集に恩師の―を掲載する」 0
県主 あがたぬし 諸国にあった朝廷の領地の監督官。県を統治する地方長官。 0
南山の寿 ナンザンのジュ 南山が崩れないのと同じように、事業が末永く続くこと。転じて、長寿を祝う言葉。〈『詩経』〉参考「南山」は終南山(シュウナンザン)のこと。「泰山」ともいう。中国陝西(センセイ)省にある名山。大椿(ダイチン)の寿 0
治外法権 チガイホウケン [4] ①一定の外国人が、滞在国の統治権に支配されない国際法上の権利。特に、その国の裁判権に服さない権利。元首・外交官や駐留する軍隊などがもつ。 ②規制の及ばないところ。 0
遺児 イジ [1] 親が死んであとにのこされた子。わすれがたみ。遺子 0
蜹 ぶゆ ブユ科の昆虫の総称。ハエに似るが体長は二~三(ミリメートル)と小さい。雌は人畜の血を吸う。 夏 表記「蟇子」とも書く。 参考「ぶよ・ぶと」とも読む。 0
同文 ドウブン [0] ①同じ文章。「以下―」 ②同じ文字。特に日本と中国のように、異なる国家・民族間で使用する文字が共通していること。 0
濁す にご-す [2] ①にごるようにする。にごらせる。「泥水が川を―す」 ②言葉や態度をあいまいにする。「返答に窮して言葉を―す」 0
正直 ショウジキ [3],[4] ①うそやいつわりのないこと。素直で正しいこと。「見たことを―に話した」 ②本当のところ。「―言って信用できない」 0
嘔気 オウキ [1] はきけ。はきたい気分。「―をもよおす」 0
火焰菜 カエンサイ アカザ科の二年草。サトウダイコンの一種。葉柄は濃赤色。根は暗紅色でカブに似る。サラダやボルシチなどに使用。秋 0
名越 なごし 「名越の祓(はらえ)」の略。陰暦の六月末日に行われる大祓(おおはらえ)の神事。神社で、参詣(サンケイ)者は茅(ち)の輪をくぐり身を清めることなどをする。夏表記「夏越」とも書く。 0
仍孫 ジョウソン [0] 自分から数えて七代目の孫。 参考「仍」は重なる・重ねる意。 0
淋病 リンビョウ [0] 淋菌により感染し、尿道の粘膜に炎症が起こる性病。淋疾表記「痳病」とも書く。 0
内政干渉 ナイセイカンショウ [0],[5] ある国の政治に他国が口出しして、その主権を侵害すること。 0
述語 ジュツゴ [0] 文の成分の一つ。ある物事の動作や状態などをのべるもの。「何がどうする」という関係にあるとき、「どうする」にあたる語。 主語 0
鏖殺 オウサツ [0] みなごろしにすること。 0
芒洋 ボウヨウ [0] 広々と限りのないさま。また、広くて見当がつかないさま。「―たる大海原」「―とした人柄」表記「茫洋」とも書く。 0
丞 ジョウ 律令(リツリョウ)制の四等官の一つで、第三位。特に民部・式部など八省のものをいう。 0
失効 シッコウ [0] 法律や契約などが効力をなくすこと。「契約の期限が―する」 発効 0
威風 イフウ [1] 威勢のあるさま。いかめしくてりっぱなさま。「―あたりを払う」 0
親しき仲に礼儀あり したしきなかにレイギあり たとえ親しい間柄でも、節度をなくしてなれなれしさが過ぎると、仲が悪くなるから礼儀を守りなさいという戒め。 0
上行下効 ジョウコウカコウ 上の人がやってみせれば、下の者はそれをまねるものだということ。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 上為下効(ジョウイカコウ) 0
舁ぐ かつ-ぐ 二人以上で肩にのせて運ぶ。になう。「輿(こし)を―ぐ」 0
蒼古・蒼枯 ソウコ 古色を帯びて趣があること。また、コケなどが生えて古めかしいさま。 0
亜弗利加 アフリカ 六大州の一つ。ヨーロッパの南に位置し、東はインド洋、西は大西洋に面する。密林や砂漠が多い。表記「阿弗利加」とも書く。 1
公界 クガイ ①おおやけのこと。公的な場。表向き。 ②世間。「―知らず(世間知らず)」 ③遊女の境遇。表記③「苦界」とも書く。 0
濁る にご-る [2] ①まじりもので気体や液体の透明さがなくなる。「池の水が―る」 ②色や音が鮮明でなくなる。 ③濁音になる。 ④純粋さや正しさが失われる。けがれる。「―った世相を嘆く」 0
績む う-む [1] 麻などの繊維をより、つないで糸にする。つむぐ。「麻を―む」 0
調律 チョウリツ [0] 楽器の調子を、正しい音に合わせととのえること。「―師」調音 0
矯風 キョウフウ [0] 悪い風俗や習慣を正し直すこと。 0
家相 カソウ [0],[2] 住む人の運勢に吉凶を及ぼすとされる、家の位置・方角・構造などのあり方。「―が悪い」 0
正に まさ-に [1] ①確かに。まさしく。「―おっしゃるとおりです」 ②ちょうど今。「―発車寸前のところ飛び乗った」 0
南極 ナンキョク [0] ①地球の自転軸の南端の地点。南緯九〇度の地点。南極点。 ②南極大陸とその周辺の地域。南極圏。 ③磁石の南を指すほうの磁極。S極。 ①~③北極 0
団居 まどい ①人々がまるく並び座ること。車座(くるまザ) ②親しい人々が集まり楽しむこと。団欒(ダンラン)表記「円居」とも書く。 1
賢良方正 ケンリョウホウセイ 賢明で行いが正しいこと。また、中国の漢・唐以来の科挙(官吏登用試験)の科目名。「賢良」はかしこく善良なこと。「方正」は行いの正しいこと。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
木蠹虫・木食虫 きくいむし ①キクイムシ科の甲虫の総称。樹木に穴をあけてすむ、林業の害虫。夏②キクイムシ科の甲殻類。海にすみ、杭(くい)や木造船の船底を食害する。体は円筒形で黄白色。由来「木蠹」は漢名から。表記「蠹」とも書く。 1
宥免 ユウメン 心を広くして罪をゆるすこと。罪をみのがすこと。「御―にあずかり感謝いたします」宥恕(ユウジョ) 0
麕 のろ [1] シカ科の哺乳(ホニュウ)動物。中国や朝鮮半島にすむ。シカより小さく角が短い。夏毛は赤褐色、冬毛は灰褐色。ノロジカ。冬 0
磊磊 ライライ [0] ①多くの石が積み重なっているさま。 ②心が大きく、小事にこだわらないさま。度量が大きいさま。 0
噂をすれば影が差す うわさをすればかげがさす 人のうわさをしていると、そのうわさの当人がその場所に現れることが多いものだということ。「影が差す」は、その人が現れる意。 0
客種 キャクだね [0] 客の種類や人柄。「―が悪い店」客層・客筋(キャクすじ) 0
湯搔く ゆが-く 野菜などのあくをぬくために、熱湯にさっと入れること。「ほうれん草を―く」湯引く 0
一軒家・一軒屋 イッケンや ①人家のない所に一軒だけ建つ家。「野中の―」 ②独立家屋。一戸建て。 0
勇往邁進 ユウオウマイシン [0] 目的に向かってまっしぐらに突き進むこと。「邁進」は勇ましく突き進むこと。「目標に向かって―する」参考「勇往猛進」ともいう。直往邁進・猪突猛進(チョトツモウシン) 0
誦読 ショウドク 書物などを声を出し、節をつけてよむこと。 読誦(ドクジュ) 0
躄魚 いざりうお [3] イザリウオ科の海魚。日本の中部以南にすむ。体は黄褐色に黒斑(コクハン)がある。胸びれと腹びれで海底を移動し、アンコウと同じような突起で小魚をおびき寄せて捕食。 0
喉頭 コウトウ [0] 呼吸気道の一部。咽頭(イントウ)の前部で、気管と口腔(コウコウ)の境の部分。中に声帯がある。「―炎」 0
後身 コウシン [0] ①発展や改革を行い、組織や境遇が一変したもの。また、身分や境遇が一変した身の上。 ②生まれ変わった身。生まれ変わり。 ①②前身 0
適宜 テキギ [1] ①ほどよいさま。適当に。「情勢に応じて―対処する」 ②その時その場で各自の判断で行うさま。随意。「―解散してよし」 0
漂母 ヒョウボ 洗濯を仕事とする老婆。また、食事を恵む老婆。由来韓信(カンシン)が放浪していたとき、洗濯を仕事とする老婆に食事を恵まれたという故事から。〈『史記』〉 0
允可 インカ [1] 聞き入れて許すこと。許し。許可。允許 0
無い袖は振れぬ ないそではふれぬ ほんとうに無いものは、出したくても出せないということ。無い知恵は出せぬ 0
高潮 たかしお [0] 満潮と台風の通過が重なり、高い波が押し寄せること。風津波。秋 0
宜しい よろ-しい [3],[0] ①「よい」のていねいな言い方。「まことに―いお見立てと存じます」 ②さしつかえない。また、ふさわしい。適当である。「行っても―い」「具合が―い」 0
匯る めぐ-る 水が循環する。まわって集まる。 0
粕漬 かすづけ 魚や野菜を、酒粕などに漬けること。また、そのように漬けたもの。 0
活動 カツドウ [0] ①盛んに動いたり、働いたりすること。「地域の―家」「就職―」「火山―の休止」 ②「活動写真」の略。映画の旧称。 0
位牌 イハイ [0] 死者の戒名(カイミョウ)を書いて仏壇にまつる木の札。 0
友 とも [1] ①親しくつきあっている人や親しんでいるもの。友達。友人。「竹馬(チクバ)の―」「酒を人生の―とする」 ②行動や志を同じくする人。同志。仲間。「類は―を呼ぶ」 0
得用 トクヨウ 値段のわりに利益の多いこと。おとく。「―の洗剤を買う」割安表記「徳用」とも書く。 0
均分 キンブン [0] 平等に分けること。ひとしく分けること。「―相続」等分 0
跳鯊 とびはぜ [0] ハゼ科の海魚。本州中部以南の河口付近にすむ。体長は約一〇(センチメートル)。頭上にある大きい目を水面に出して空中を見る。胸びれで干潟を歩行・跳躍できる。 0
切り子・切り籠 きりこ 四角いものの角を切り落とした形。また、その形に作られた品物。「―ガラス」 0
春色 シュンショク [0] 春の景色。春の気配。 春情・春景・春光 0
口供 コウキョウ [0] ①意見などを、口頭で述べること。 ②裁判官の問いに、被告や証人などが答えること。また、その記録。供述 0
一日作さざれば一日食らわず イチジツなさざればイチジツくらわず 一日仕事をしなければ、その一日は食事をしないこと。仕事の大切さを説いた言葉。故事 中国、唐(トウ)の懐海禅師(エカイゼンジ)は、仕事をするときはだれよりも一生懸命にがんばった。あるとき、気の毒に思った主任が、仕事の道具を隠して休ませようとしたが、懐海は食事をとるのも忘れてその道具を探しまわったという故事から。〈『五灯会元(ゴトウエゲン)』〉 0
累加 ルイカ [0],[1] かさなり加わること。また、かさねて加えること。つぎつぎに加えること。累積 0
足搔く あが-く ①ウマなどが前足で地面をける。 ②手足を動かしてもがく。じたばたする。「縛られた紐(ひも)をほどこうとして―く」 ③気をもむ。あくせくする。「原稿の締切に間に合わせようと―く」 0
香欒 ザボン ミカン科の常緑小高木。 朱欒(ザボン) 1
幸菱 さいわいびし 有職文様(ユウソクモンヨウ)の一つ。四花菱(よつはなびし)を組み合わせて配列したもの。先剣菱(センケンびし) 0
突進 トッシン [0] 突き進むこと。一気に前へ進むこと。「ゴールに向かって―する」 0
極地 キョクチ [1] 中心からいちばん離れている土地。特に、北極や南極。「探検隊は―に向かった」極点 0
華胥の国に遊ぶ カショのくににあそぶ よい気持ちで昼寝をすること。 0
落城 ラクジョウ [0] ①城を敵に攻め落とされること。 ②口説かれて承知すること。 0
藪井竹庵 やぶいちくあん 藪医者(技術の劣る医者)を人の名のようにいった語。 0
碩きい おお-きい 内容がつまってすぐれている。また、がっちりとして太い。 0
先覚 センカク [0] ①物事の移り変わりを、人より先に悟ること。また、その人。 先駆 ②見識・学識のある学問上の先輩。 先学 後覚 0
脳髄 ノウズイ [1] 中枢神経系の主要な部分を占め、多数の神経細胞が集合している部分。脳味噌(ノウミソ)。脳。 0
瀉痢 シャリ 腹をくだすこと。下痢。 0
纏着 テンチャク まといつくこと。からまりつくこと。纏繞(テンジョウ) 0
無頼漢 ブライカン [0],[2] 無頼な男。素行の悪い人。ならず者。ごろつき。 0
飛鳥川の淵瀬 あすかがわのふちせ 世の中の変転きわまりないこと、また、人の世の無常なことのたとえ。由来「飛鳥川」は奈良盆地を流れる川。昔は流れの変化が激しく、淵(深い所)と瀬(浅い所)がよく変わったことから。参考「飛鳥川」は「明日(あす)」ともいう。 1
名君 メイクン [1],[0] すぐれた君主。りっぱな君主。「―のほまれが高い」 0
救荒 キュウコウ [0] 凶作や飢饉(キキン)で苦しむ人をすくうこと。「―作物」 0
不縁 フエン [1],[0] ①夫婦や養子などの縁組みを切ること。離縁 ②縁組みが成立しないこと。縁がないこと。「見合いは―に終わった」「釣り合わぬは―の基(もと)」 0
譚 はなし 内容や筋をもって語られたもの。談論。物語。 0
竹矢来 たけやライ [3] 竹を縦横に粗く組み、結び合わせてつくった囲い。 0
誇称 コショウ [0] 自慢して大げさに言うこと。「日本一とことさら―する」 0
確定 カクテイ [0] はっきりと決まること。また、決めること。「採用が―する」「―申告」 0
張り子の虎 はりこのとら [0] ①竹と紙でトラの形に作り、首が動くようにした玩具(ガング)。 ②見かけは強そうだが、実際は弱い人をさげすんでいう言葉。 0
説伏 セップク [0] 自分の意見にしたがわせるよう、相手をとき伏せること。「反対派を―する」 説得 0
愚見 グケン [0] ①おろかな意見。 ②自分の意見の謙称。「―を申し上げる」 0
焙炉 ホイロ [1] ①火にかざして茶などを焙(ホウ)じたり、物を熱したりするのに用いる容器。 ②製茶に用いる乾燥炉。春 0
巨頭鯨 ごんどうくじら [5] イルカ科の歯クジラの総称。マゴンドウ・ハナゴンドウなど。頭が大きく丸い。冬 1
海千山千 うみセンやまセン [0],[1] いろいろな経験を積んで、物事の裏表を知り尽くしていること。また、ずる賢くしたたかな人のたとえ。 由来海に千年、山に千年すんだヘビは竜になるという言い伝えから。海千河千・千軍万馬・百戦錬磨
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・「海千山千」はほめ言葉?~ほめたつもりが怒られないために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
玩物喪志 ガンブツソウシ [5] 珍しいものに心を奪われてもてあそび、大切な志や正しい心を忘れてしまうたとえ。〈『書経』〉参考「物を玩(もてあそ)べば志を喪(うしな)う」ともいう。この前に「人を玩(もてあそ)べば徳を喪(うしな)う」とある。 0
一頭 イットウ [1],[0] ①ウシ・ウマなど大形の動物の一つ。一匹。「ゾウ―、カバ―」 ②一つのあたま。あたま一つ。 0
正当防衛 セイトウボウエイ [5] 不当な暴力行為にたいし、防衛のためにとるやむを得ない行為。「―を立証する」 正当防御 過剰防衛 0
丘陵 キュウリョウ [0] 丘。小高い所。起伏のなだらかな小山。「その古墳は―地帯にある」丘阜(キュウフ) 0
鎮台 チンダイ [0] ①ある地方を守るために置かれた軍隊。 ②明治初期、各地に設置された陸軍軍団。 ③「鎮台兵」の略。 0
鼴鼠 もぐら モグラ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。 土竜(もぐら) 1
銘肌鏤骨 メイキルコツ 心に深く刻みこんで忘れないこと。「銘肌」は皮膚にきざみこむこと。「鏤骨」は骨にきざむこと。〈『顔氏家訓』〉参考「鏤骨」は「ロウコツ」とも読む。銘心鏤骨
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四字熟語根掘り葉掘り94:「彫心鏤骨」を生んだ豪華なリレー
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
血沈 ケッチン [0] 「赤血球沈降速度」の略。血液に固まるのを防ぐ薬品を加えて試験管に入れ、垂直に立てたときの赤血球が沈んでいく速度のこと。健康診断などに使用。赤沈 0
止処 とめど [0] とどまるところ。際限。「涙が―なく流れる」 表記「留処」とも書く。 0
来る く-る [1] ①こちらに近づく。達する。また、こちらを訪れる。「係の人が来る」「もうすぐ春が来る」「友人が遊びに来る」 ②ある原因からある事態が引き起こされる。「病気の大半はストレスから来る」 0
準備 ジュンビ [1] 物事を行うにあたって用意すること。したく。「出掛ける―をする」 0
弊社 ヘイシャ [1] 自分の会社をへりくだっていう語。「―の製品」小社 0
讃仰 サンギョウ 賛仰 0
減収 ゲンシュウ [0] 収入や収穫高が減ること。「今年は台風の影響で稲が一割―となった」増収 0
鶴首 カクシュ [1] ツルのように首を長くして、物事の到来を待ちわびること。「吉報を―して待つ」 0
情動 ジョウドウ [0] 一時的に起こる急激な感情。驚き・悲しみ・喜び・怒りなど。 情緒 0
串 くし [2] タケや鉄の細い棒の先をとがらせたもの。食べ物を突き刺し、あぶったり干したりするのに使う。 0
輪鼓・輪子 りゅうご ①鼓(つづみ)のように胴の中央がくびれた形の物。 ②平安時代の散楽の曲芸の一つ。 ①のくびれた部分に緒を巻き、回しながら投げ上げたり受け取ったりするもの。表記「立鼓」とも書く。 1
鷓鴣 シャコ [1] キジ科の鳥のうち、ウズラより大きくキジより小さいものの呼称。アフリカ・西南アジアなどにすむ。尾が短く、茶褐色の地に、白い斑点(ハンテン)がある。 由来「鷓鴣」は漢名から。 0
海豚 いるか [0] クジラ類のうち小形のハクジラの総称。体長は一~五(メートル)で口先がとがり、背は黒色、腹は白色。知能が高い。冬由来「海豚」は漢名より。 1
二親等 ニシントウ [2] 親等の一つ。本人および配偶者と、二世代をへだてた関係にある親族。また、その関係。本人と、その祖父母・孫・兄弟姉妹など。 0
黙読 モクドク [0] 声を出さずに読むこと。「文章を一通り―しなさい」音読 0
有税 ユウゼイ [0] 税金がかかること。無税 0
傾れ込む なだれこ-む [4],[0] なだれがくずれ落ちるように、多くの人が一時にどっと入りこむ。表記「雪崩れ込む」とも書く。 0
馴れ初め なれそめ [0] 親しくなり始めること。特に、恋愛関係のきっかけ。「二人の―をたずねる」 0
露出 ロシュツ [0] ①むき出しにすること。あらわになること。「山肌に鉱脈が―する」 ②写真撮影などで、光線をフィルムや印画紙にあてること。「カメラの―を合わせる」露光 0
角力 すもう [0] 裸でまわしをつけた二人が土俵の上で組み合う競技。日本の国技。秋表記「相撲」とも書く。 1
浸染 シンゼン [0] ①しみこんでそまること。ひたしてそめること。 ②徐々に感化されること。また、感化すること。 0
気宇仙 きゅうせん ベラ科の海魚。各地の沿岸に分布。雄は青みを帯びるのでアオベラ、雌は赤みを帯びるのでアカベラと呼ぶ。食用。表記「求仙・九仙」とも書く。 1
屠牛 トギュウ ウシを殺すこと。 0
分別 ブンベツ [0] 種類によって区別してわけること。「ゴミは―して出す」類別参考「フンベツ」と読めば別の意になる。 0
禾 いね ①イネ科の一年草。 稲(いね) ②穀物の総称。 0
赭 あか 赤色の一種で、赤土の色。 0
誼 よしみ [1],[3] ①親しいつきあい。交情。「―を結ぶ」 ②なんらかのつながり。ゆかり。縁故。「同郷の―で協力しよう」 0
嵩張る かさば-る [3] 容積が大きく、場所をとる。かさが増す。かさむ。「引っ越し荷物が―る」 0
陽光 ヨウコウ [0] 太陽の光線。日光。「初夏の―を浴びて散歩する」 0
渓谷 ケイコク [0] 谷間。山に挟まれた川が流れ、深く険しい側壁をもつ谷。「山の―には雪が残っている」表記「谿谷」とも書く。 0
幢幢 トウトウ 光が薄暗く、ゆらゆら揺れ動いて落ち着かないさま。 0
詰屈 キックツ ①かがんで伸びないこと。 ②文章や文字が、堅苦しくて読みにくいこと。表記「佶屈」とも書く。 0
伎楽面 ギガクメン 伎楽に用いる仮面。後頭部まで覆うように大きく作られている。 0
恵存 ケイゾン [0] 自分の著書などを贈るとき、相手の名に添える語。「お手元に置いてくだされば幸いです」の意。参考「ケイソン」とも読む。 0
蛙鳴蟬噪 アメイセンソウ ①騒々しいこと。カエルやセミが騒がしく鳴くことから。 ②無駄な議論や内容の乏しい文章。「噪」はやかましく鳴く意。〈蘇軾(ソショク)の詩〉 参考「蟬噪蛙鳴」ともいう。 蛙鳴雀噪(アメイジャクソウ)・驢鳴犬吠(ロメイケンバイ)
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四字熟語根掘り葉掘り43:「蛙鳴蟬噪」に耳を澄ませば……
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桜桃 さくらんぼう [3] サクラの果実の総称。特に、セイヨウミザクラの果実。食用。さくらんぼ。夏参考「オウトウ」とも読む。 1
板 いた [1] ①薄く平たい木材。②薄く平たくのばした金属・ガラス。 ③「俎板(まないた)」の略。 ④「板前」の略。「―さん」 ⑤「板つきかまぼこ」の略。 ⑥舞台。「―にのせる(上演する)」「―に付く(なじむ)」 0
爪蓮華 つめレンゲ ベンケイソウ科の多年草。関東以西の山地の岩に着生。葉は多肉質で、先が動物の爪のようにとがっている。秋、白色の小花を密につける。 0
立人 たちうど 田植えのとき、田で働く男性。たちど。たちおど。由来女性はかがんで働くのに対して、男性は立ち働きすることから。 1
石竜子 とかげ [0] トカゲ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。 蜥蜴(とかげ) 1
頑是ない ガンゼ-ない [4] 幼くて善悪や是非の区別がつかない。「まだ―い子どもだった」 0
添える そ-える [0],[2] ①そばにつける。つきそわせる。 ②つけ加える。「肉料理に野菜を―える」 ③補助として加える。「案内状に地図を―える」 0
破毀 ハキ [1] 破棄 0
鼻っ柱 はなっぱしら [0] 人と張り合う気持ち。負けん気。向こう気。はなっぱし。はなばしら。「相手の―を折ってやる」「―の強い奴(やつ)だ(気が強い)」 0
北枕 きたまくら [3] ①死者の頭を北にして寝かせること。 ②頭を北に向けて寝ること。一般には不吉だと忌む。由来釈迦(シャカ)の死んだときの姿から。 0
政体 セイタイ [0] ①国家の組織形態。 ②統治権の運用方式によって分けられる政治形態。立憲政体・専制政体など。 0
磐城 いわき 旧国名の一つ。現在の福島県東部と宮城県南東部。磐州(バンシュウ)。 0
繫駕 ケイガ ①車にウマをつなぐこと。 ②車にウマをつないだ競走。 0
貯金 チョキン [0] ①金銭をたくわえること。また、その金銭。「簞笥(タンス)―」 ②郵便局などに金銭を預けること。また、その預けた金銭。参考②銀行では一般に「預金」という。 0
元首 ゲンシュ [1] ①国家の首長。 ②諸外国に対して国家の代表者。君主国では君主、共和国では大統領。 0
什宝 ジュウホウ [0],[1] 宝としてたいせつにしまってある道具類。秘蔵の器物。 什物 0
煤竹色 すすたけいろ タケがすすけたような赤黒い色。 0
強壮 キョウソウ [0] 体がたくましく勢いのあるさま。強健・壮健参考中国で古く、三〇歳を壮、四〇歳を強といい、もと、三、四〇歳の心身盛んな年代の意。 0
鱗茎 リンケイ [0] 地下茎の一種。養分を貯えて厚く変形した葉が、地中の茎のまわりを取り巻き、球形になったもの。タマネギ・ユリなど。 0
超克 チョウコク [0] 苦しみや困難を乗りこえること。あるものに打ちかつこと。克服 0
芋粥 いもがゆ [0] ①ヤマノイモをアマズラの汁で煮たかゆ。 ②サツマイモを入れて煮たかゆ。「米が乏しくなり―でしのいだ」 冬参考「ウシュク」とも読む。 0
尻馬に乗る しりうまにのる 無批判に人の言説・行動につきしたがうたとえ。付和雷同するたとえ。 0
疏食 ソシ 粗末な食事。粗飯。粗食。 表記「疎食・蔬食」とも書く。 0
現れる あらわ-れる [4] ①隠れていたものが、見えるようになる。「雲間から月が―れる」 ②これまでなかったものが出現する。新たに出てくる。「大型新人が―れる」 0
合評 ガッピョウ [0] 複数の人が作品などについて批評し合うこと。また、その批評。 0
二乗 ニジョウ [0] 数学で同一の数・式を二度かけ合わせること。自乗・平方参考「ジジョウ」とも読む。 0
援助 エンジョ [1] 助けること。「発展途上国に人的・物的な―をする」援護・救援 0
通有 ツウユウ [0] 共通してもっていること。「日本人に―な考え」 0
阿漕が浦に引く網 あこぎがうらにひくあみ 人にかくれてすることも、たび重なると人に知れ渡ってしまうということのたとえ。 0
端近 はしぢか [0] 上がり口や縁側など、家のなかではしに近い所。あがりはな。 0
補注・補註 ホチュウ 前の注釈での不足を補うもの。 0
脈絡 ミャクラク [0] 物事のつながり。関連。すじみち。「前後の―がはっきりしない」「話に―がない」 0
波紋 ハモン [0] ①石などを水に投げたとき、水面に広がる波の模様。 ②周囲に、次々に及ぶ物事の影響。「事件の―が広がっていた」 0
浪 なみ [2] 水面におこる大きなうねり。大波。 0
山車 だし [3] 祭礼のとき、たくさんの飾りをつけて引き回す車。やま。ほこ。だんじり。 夏 表記「花車」とも書く。 1
峨眉山 ガビサン 中国四川省中部にある山。標高三〇九九(メートル)。天台山・五台山とともに中国仏教三代霊山の一つで、景勝の地。表記山の姿がガの触角の形をしたまゆに似ていることから「蛾眉山」とも書く。 0
甃 いしだたみ 石の板を敷きつめたもの。 表記「石畳」とも書く。 0
蔑ろ ないがし-ろ [0] あなどり軽んじるさま。無視すること。「教師を―にする」参考「無きが代(しろ)」の転で、無いも同然の意。 0
河口 カコウ [0] 川の流れが、海や湖に注ぐ所。川口。川尻(かわじり)参考「かわぐち」とも読む。 0
人事 ひとごと [0] 自分には関係のないこと。 表記「他人事」とも書く。 参考「ジンジ」と読めば別の意になる。 0
素戔嗚尊 すさのおのみこと 日本の神話で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子、天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟。粗暴で高天原(たかまがはら)から追放されたが、出雲国(いずものくに)で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し、その尾から天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を手に入れ、天照大神に献上したとされる。 表記「須佐之男命」とも書く。 1
貧乏 ビンボウ [1] 生活がまずしく、物や財産などがとぼしいこと。 0
袖摺(す)り合うも多生(タショウ)の縁 そですりあうもタショウのエン 見知らぬ人と道で袖が触れ合うことも、前世からの因縁によるものである。人のつながりはちょっとした事でも偶然ではなく、宿縁によるものであるということ。「多生」は何回も生まれ変わる意。 表記「多生」は「他生」と書くこともある。 参考「摺り合う」は「振り合う・触れ合う」ともいう。 0
逆鞘 ギャクざや [0] 買い値が売り値より高いなど、二つの価格の差が本来あるべき状態と逆転していること。精算取引や中央銀行の公定割引歩合などにいう。順鞘 0
残光 ザンコウ [0] 夕暮れ時の弱い光。夕日が沈んでもまだ、空に残っている光。 残照 0
櫃 ひつ [0] ①ふたのある大きい箱。おもに衣服や書物を入れる。 ②めしびつ。表記「匱」とも書く。 0
資源 シゲン [1] 産業などの原材料となる物資。「人的―」「―が豊富な土地」 参考鉱物など天然の物のほか、労働力などにもいう。 0
卵黄 ランオウ [0] 卵の中身の黄色い部分。きみ。「―は蛋白質(タンパクシツ)や脂肪を含む」卵白 0
遥遠 ヨウエン [0] はるかに遠いこと。 0
蝦 えび [0] エビ科の甲殻類の総称。 海老(えび) 0
舅 しゅうと [0] 夫あるいは妻の父。姑(しゅうとめ) 0
藹藹 アイアイ [0] ①なごやかなさま。「和気―」 ②草木が盛んに茂るさま。盛んなさま。表記 ①「靄靄」とも書く。 0
剛毅木訥 ゴウキボクトツ 意志がつよく飾り気のないさま。「木訥」は飾り気がないさま。無口で無骨なさま。〈『論語』〉表記「木訥」は「朴訥」とも書く。参考孔子が挙げている仁者(ジンシャ)の資質の一つ。巧言令色 0
煮え切らない にえき-らない [4] 態度や考えがどっちつかずで、はっきりしない。要領を得ない。「―い返事」 0
判官 じょう [1] 律令(リツリョウ)制で四等官の第三位。特に、検非違使(ケビイシ)の尉(じょう)。ほうがん。 1
自慢は知恵の行き止まり ジマンはチエのいきどまり 人間、自慢するようになっては、その状態に甘んじて向上心もわかず、知恵もそこで止まってしまうという戒めの言葉。 0
社 やしろ [1] 神をまつっている建物。神社。 参考神が降臨する仮の小屋を表す「屋代」が転じたもの。 0
一角 イッカク [0],[2] ①片隅(かたすみ)。一隅。 ②一つの角(かど)。「三角形の―」 ③一本のつの。 ④イッカク科の哺乳(ホニュウ)動物。北極海にすむ。二(メートル)に達する雄の牙(きば)は漢方で解熱剤とされる。ウニコール。 0
家 いえ [1] ①人の住む建物。 ②自分や家族が住む所。自宅。わがや。 ③家庭。「―をもつ」 ④先祖代々続いた血族の集団。家系。「―を継ぐ」 ⑤旧民法で、戸主とその家族の集団。 0
騰貴 トウキ [1] 物価や相場が高くなること。「地価の―が激しい」「凶作で米価が―する」高騰下落 0
天下 テンカ [1] ①天がおおっている全世界。「天上―(テンゲ)唯我独尊」 ②全国。国じゅう。また、国を支配する権力。「―をとる」 ③世の中。「―の笑い者」 ④江戸時代の将軍のこと。「お―様」 ⑤自分の思うままにふるまうこと。「かかあ―」参考「テンガ・テンゲ」とも読む。 0
三人行えば必ず我が師あり サンニンおこなえばかならずわがシあり 三人で事を行えば、それぞれのなかに見習うべき良い面と、それを見て自らの戒めとすべき悪い面があり、必ず師となる人物がいるということ。〈『論語』〉 0
波布 ハブ [1] クサリヘビ科のヘビ。沖縄や奄美(あまみ)諸島にすむ。体長一~二(メートル)、頭は三角形で大きい。背面は黄褐色で不規則な暗褐色の斑紋(ハンモン)がある。猛毒をもつ。夏表記「飯匙倩」とも書く。 0
蛇皮線 ジャビセン [0] 沖縄・奄美(あまみ)の三線(サンシン)の俗称。胴にヘビの皮をはった三弦の楽器。 参考中国の三弦が一六世紀に琉球(リュウキュウ)を経て渡来し、三味線のもとになったといわれる。 0
四天王 シテンノウ [4] ①帝釈(タイシャク)天に仕えて、仏教を守護する四神。持国天、増長(ゾウジョウ)天、広目天、多聞(タモン)天をいう。 ②ある部門や集団などで、最もすぐれた四人の呼称。 0
腕利き うできき [0],[4] 才能や力量のすぐれていること。また、その人。うでこき。「―の大工がそろっている」 0
膳部 ゼンブ [1] ①膳にのせるごちそう。料理。 膳羞(ゼンシュウ) ②料理をつかさどる人。料理人。調理人。 0
用足し・用達 ヨウたし ①用事をすませること。 ②大小便をすること。 ③官庁などに出入りして品物を納めること。また、その業者。「宮内庁御―」参考③「用達」は「ヨウダツ」とも読む。 0
気前 キまえ [0] ①気性。気だて。 ②金品を惜しげもなく使う心意気。「―よく振る舞う」 0
汚物 オブツ [0],[1] 大小便など、きたないもの。また、よごれたもの。 0
夕餉 ゆうげ [0] 夕方の食事。夕食。晩御飯。「―の支度に忙しい」 0
鳩首凝議 キュウシュギョウギ 人が寄り集まって熱心に相談する意。「鳩首」は人々が額を寄せる意。「凝議」は熱心に相談する意。参考「鳩首協議」ともいう。 0
輯睦 シュウボク おだやかでむつまじいさま。 0
鸚哥 インコ [1] オウム科の鳥のなかで、小形で羽の美しいものの総称。熱帯原産で、飼い鳥にされる。表記「音呼」とも書く。 0
詰責 キッセキ [0] とがめてせめること。なじってせめること。詰問 0
雑木 ゾウき [0] ①さまざまな種類の木。「―林」 ②良材にはならない雑多な木。まきや炭などにする。 参考「ザツボク・ゾウボク」とも読む。 0
十両 ジュウリョウ [3] 相撲で、力士の階級の一つ。幕内の下位で、幕下の上位。 由来昔、給金が一年一〇両であったことから。 0
海驢・海馬 あしか アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。太平洋に広く分布。足はひれ状で、オットセイに似る。一夫多妻で群れをなしてすむ。 由来「海驢」は漢名より。海にすむロバ(驢)の意。表記「葦鹿」とも書く。 1
海松貝 みるがい [2] ミルクイガイの別称。ミルクイバカガイ科の海産二枚貝。冬由来水管の先に海藻のミルが着生し、それがミルを食べているように見えることから。表記「水松貝」とも書く。 1
湛湛 タンタン ①水が満ちているさま。 ②重厚なさま。 ③露の多いさま。 0
助奏 ジョソウ 伴奏のある独奏・独唱に、さらに他の伴奏楽器で主旋律とは異なる伴奏をつけること。また、その伴奏。オブリガート。 0
別格 ベッカク [0] 定まった格式のほかであること。特別なこと。「―の扱いを受ける」 0
眼 め [1] ①物を見る器官。目玉。まなこ。「青い―」 ②目つき。「―で合図を送る」 ③見ること。見えること。また、そのさま。「よく―にする看板」「見た―がよい」 ④視力。「―が悪くなる」 ⑤監視。注目。「人の―が集まる」 ⑥視点。鑑識力。「骨董(コットウ)を見る―がある」 0
聖書 セイショ [1] ①キリスト教の教典。バイブル。『旧約聖書』と『新約聖書』とがある。「―考古学」 ②聖人の書いた書物。聖典。 0
有相無相 ウソウムソウ 有形(有相)・無形(無相)を問わず、世の中に存在するすべてのもの。有象無象 0
荘厳 ショウゴン [0] ① 仏像や仏堂を美しく飾ること。また、その飾り。 ②「荘厳(ソウゴン)」に同じ。 0
彊いる し-いる 無理やりさせる。表記「強いる」とも書く。 0
野太鼓・野幫間 のダイコ 芸のない素人(しろうと)で幫間(たいこもち)(宴席で座をにぎわすことを仕事とする男)をする人。転じて、幫間を卑しめる言い方。 1
幽玄 ユウゲン [0] ①奥深くはかりしれないこと。「―な自然の摂理」 ②深い趣があり余情豊かなこと。特に、中世日本文学の美的理念で、言外に奥深い情趣の感じられること。「能は―の世界だ」 0
雲隠れ くもがくれ [3] ①月などが雲に隠れること。 ②人の姿が見えなくなること。行方をくらますこと。「人ごみのなかに―した」 0
平静 ヘイセイ [0] 穏やかであるようす。人の心や態度などが落ち着きのあること。「街は―を取り戻した」「動揺を隠して―を装う」冷静 0
権兵衛が種蒔きゃ烏が穿る ごんべえがたねまきゃからすがほじくる 人が努力してなしとげたことを、すぐあとから他人が壊していくことのたとえ。また、無益な労力を費やすことのたとえ。 0
同人 ドウジン [0],[1] ①同一人物。その人。別人 ②同じ趣味・嗜好・志をもつ人。同好の士。「―誌」仲間参考「ドウニン」とも読む。 0
通算 ツウサン [0] 全体にわたって計算すること。また、そのように計算された結果。「―成績」通計 0
不思議 フシギ [0] 「不可思議」の略。考えても原因や理由がわからないこと。想像もできないこと。「―と力が湧(わ)いてくる」「世界の七―」「―な現象」 0
嘉辰令月 カシンレイゲツ めでたい日と月のこと。よい日とよい月の意。 0
活路 カツロ [1] 追いつめられた状態を切り開く方法。生きのびるみち。「―を見出す」 0
奴輩 ドハイ [0],[2] 人々をいやしめていう語。あいつら。奴原(やつばら)・奴等(やつら) 0
剣法 ケンポウ [1] 「剣術」に同じ。 0
経歴 ケイレキ [0] これまでに経てきた事柄。特に、学業・職業・地位など。「変わった―の持ち主」履歴 0
似た者夫婦 にたものフウフ [5] 夫婦になる男女は、性格・好みが互いに似ていたり、一緒に暮らしていることで似てくるということ。また、そのような夫婦の取り合わせ。 0
意匠 イショウ [1],[0] ①工夫をめぐらすこと。趣向。「―を凝らした作品が完成した」 ②物を美しくみせるための形・模様・色彩などの考案。デザイン。「新製品の―登録を申請する」 0
居合 いあい [0] 剣法の一つ。座った姿勢から、すばやく刀を抜いて相手を切りつけるわざ。居合抜き。 0
益体 ヤクタイ 役立つこと。整った状態にあること。「―もない話」「―もない事に首を突っこむ」参考多く「―もない」の形で使われ、つまらないこと、役に立たないことの意。 0
飄 つむじかぜ 渦を巻きながら、はげしく吹き上がる風。つじかぜ。つむじ。表記「飆・旋風」とも書く。 0
我が物顔 わがものがお [0] 自分のものであるというように振る舞うこと。遠慮のないようす。「―に歩き回る」 0
指嗾 シソウ [0] 人をそそのかすこと。けしかけること。「他人を―して騒動を起こす」 教唆(キョウサ) 表記「使嗾」とも書く。 0
蘭学 ランガク [0] 江戸時代の中期以降、オランダ語をとおして西洋の学術を研究しようとした学問。 0
徴兵 チョウヘイ [0] 国家が国民に兵役義務を課し、強制的に一定期間の兵役につかせること。「―制」募兵 0
動機 ドウキ [0] 意志や行動を決定させる直接の理由。きっかけ。「犯行の―を調べる」「―付け」結果 0
山椒藻 サンショウも [3] サンショウモ科の一年生シダ植物。水田・池沼の水面をおおう。葉の並ぶようすがサンショウに似る。ムカデモ。 表記「槐葉蘋」とも書く。 0
一丁字 イッテイジ [3] 一個の文字。一字。「目に―もない(文字を知らない)」参考「丁」は「个(カ)(箇)」の誤用という。 0
地味 チミ [1] 農作物を生産するための地質のよしあし。「―が肥えていて植物がよく育つ」参考「ジミ」と読めば別の意になる。 0
山津波 やまつなみ [3] 山崩れで起こる大規模な土石流。大量の土砂や岩を含んだ濁流が谷の斜面を押し削って流動するもの。豪雨のあとや大地震で起こりやすい。 0
久遠 クオン [0],[1] 時が果てしなく続くこと。「―の理想を求める」永遠・永久 0
書篋 ショキョウ 本を入れる箱。 本箱・書笥(ショシ) 参考「篋」は竹製の箱の意。 0
夢枕 ゆめまくら [3] ①「夢枕に立つ」の略。睡眠中に、神仏や故人が枕元に立って何かを告げること。「亡父が―でその死を伝えてきた」 ②夢を見ているときの枕元。夢のなか。 0
歠る すす-る 液状のものを吸い飲む。ずるずると連続して吸いこむ。 0
少彦名神・少名毘古那神 すくなびこなのかみ 日本神話の神。体が小さく、敏捷(ビンショウ)で忍耐力があり、大国主命(おおくにぬしのみこと)と国づくりに当たった。医薬などの神とされる。 0
語彙 ゴイ [1] ①ある範囲で用いる語全体。ボキャブラリー。「―が豊富なので会話が楽しい」 ②一定の種類に集録した言葉。語集。「基本―」参考単語・言葉の意に用いるのは誤り。
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常用漢字表改定から10年、追加字はどう浸透した?~令和元年度「国語に関する世論調査」結果より~
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感銘 カンメイ [0] 忘れられないほど、深く心に感じること。「多くの人に―を与えた」感激・感動表記「肝銘」とも書く。 0
佩物 おもの 貴人が身につける装飾品。特に、佩玉(ハイギョク)・(おびだま)のこと。参考「おびもの」とも読む。 0
願力 ガンリキ [1],[4] ①神仏に願をかけ、その加護によって得る力。また、その願。目的を遂げようとする精神力。念力。 ②浄土宗・浄土真宗で、人々を救済しようとする阿弥陀仏(アミダブツ)の誓いの力。本願の力。 0
作礼而去 サライニコ 説法に集まった聴衆が、終わるとともに、教えに感謝し、仏に一斉に礼をして立ち去ること。礼を作(な)して去る意。多くの経典の末尾にある句。 0
当日 トウジツ [0],[1] その日。そのことのある日。指定の日。「入学試験の―は大雪だった」 0
発育 ハツイク [0] 育って大きくなること。成長すること。「―のよい少年」「―不全」成育 0
花押 カオウ [0],[1] 古文書などで、自分の名をくずして図案化し、筆で書いた判。のちに自署の下に書くようになった。書き判。「末尾に―を記す」表記「華押」とも書く。 0
夕映え ゆうばえ [0] 夕日の光で山などが明るく照り輝くこと。また、夕焼け。 0
付記 フキ [1],[2] つけ加えて書きしるすこと。また、書きしるしたもの。「使用方法を―する」表記「附記」とも書く。 0
言わぬが花 いわぬがはな [6],[3] はっきりと口に出して言わないほうが、かえって趣や価値があるということ。また、余計なことを言わなければ、さしさわりもなくてよいということ。 0
洛中 ラクチュウ [0],[2] 都のなか。特に、京都の市中。「―を観光する」洛内洛外 0
富強 フキョウ [0] ①国が富んでいて勢力の強いこと。 ②「富国強兵」の略。 0
皇帝 コウテイ [0] 帝国の君主の称号。「秦(シン)の始―」「フランス―、ナポレオン一世」 0
密約 ミツヤク [0] こっそりと約束すること。秘密の約束や条約。「―を結ぶ」 0
見付 みつけ [0] 城の外門で見張りの兵士が置かれた場所。「江戸城の赤坂―」 0
断食 ダンジキ [0],[4] 祈願や修行、あるいは病気治療や抗議手段などとして、一定の期間、食物をとらないこと。「寺で―の修行をする」 0
興味 キョウミ [1] おもしろみ。また、強い関心。「―を抱く」「―深い結果が出た」 0
一入 ひとしお [0],[2] いっそう。ひときわ。「感動も―である」由来染め物を一度染め汁に入れることから。 0
苦汁・苦塩 にがり 海水から食塩をとった残りのにがい液。塩化マグネシウムを主成分とし、豆腐の凝固剤などに用いる。にがしお。表記「滷汁」とも書く。参考「苦汁」は「クジュウ」と読めば別の意になる。 1
天を仰いで唾す テンをあおいでつばきす 人に害を加えようとして、かえって自分がその害を受ける結果になることのたとえ。天に向かって唾(つば)を吐くと、その唾がそのまま自分の顔に落ちてくることから。〈『雲笈七籤(ウンキュウシチセン)』〉参考「天に唾(つば)する」ともいう。寝て吐く唾・お天道様に石 0
母倉日 ボソウニチ 暦注で、万事に大吉とされる日。 0
訃音 フイン [0] 人が死んだという知らせ。死亡の知らせ。死亡通知。訃報。「―に接する」参考「フオン」とも読む。 0
凭れる もた-れる [3] ①ものを支えにして体重をかける。よりかかる。「壁に―れる」「長い間―れ合って生きてきた」 ②食べた物がよく消化されず、胃がすっきりとしない。「胃が―れて困っている」 0
手薄 てうす [0] ①手持ちが少なくなること。「在庫が―になる」 ②人手や兵力が少なくて不十分なこと。「警備の―な所」 0
込藁 こみわら ①すきまをふさぐため、わらを詰めこむこと。 ②生け花で花材を留めるためにわらの束を用いること。また、そのわら。 0
批正 ヒセイ 物事を批評・批判し、訂正すること。「教授に修士論文の―を請う」 0
完工 カンコウ [0] 工事が完了すること。工事を完成させて終わること。竣工(シュンコウ)起工 0
法螺を吹く ホラをふく ①大きなことを言ったり、ありもしないことを言ったりすること。 ②法螺貝を吹き鳴らすこと。 0
了承 リョウショウ [0] 事情を理解して承知すること。 「諒承」の書きかえ字。 0
褐冠 カチかぶり 褐衣(カチエ)に冠をつけた装束。冠には細纓(ほそエイ)がつく。蔵人(くろうど)が着用。参考「カチ」は呉音。 0
沈痛 チンツウ [0] 深い悲しみや心配ごとで心を痛めるさま。「―な面持ち」 0
文弱 ブンジャク [0] 学問や芸術などにふけって、強さや勇ましさがなく弱々しいこと。「―の徒」「宋(ソウ)王朝は―に流れて滅んだ」 0
海綿 カイメン [0] ①「海綿動物」の略。水中の岩や石に固着して生活する下等な無脊椎(セキツイ)動物。 ②海綿動物の骨格。弾力があり、繊維状で水分をよく吸収するため、事務用品・化粧用・医療用などに使用。スポンジ。 0
鯊 はぜ [1] ハゼ科の魚の総称。淡水・海水の水底にすむ。目は頭上につき、腹は平たい。左右の腹びれが合わさり吸盤状となって、岩などに吸いつく。食用。 秋 表記「沙魚・蝦虎魚」とも書く。 0
游泳 ユウエイ [0] ①およぐこと。水泳 夏 ②世渡りのたとえ。処世表記「遊泳」とも書く。 0
件 くだん [1] 前に書いたり述べたりした文面や事柄。転じて「例の」の意。「依(よ)って―のごとし」「―の男」参考「くだり」の変化したもの。 0
不動 フドウ [0],[1] ①外部からの力に対し、肉体的にも精神的にも動かされないこと。「直立―」「―の信念でやりぬく」 ②「不動明王」の略。また、不動尊をまつった神社。「お―様の縁日」
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四字熟語根掘り葉掘り68:言われもしないのに「直立不動」
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一六銀行 イチロクギンコウ [5] 質屋。参考一と六を足すと七(しち)となり、「質」と同音になることから。 0
微少 ビショウ [0] 分量などがきわめて少ないようす。「台風による損害は―に留まった」僅少(キンショウ)多大 0
悵望 チョウボウ 悲しい気持ちで、うらめしげに遠くを眺めること。 0
和える あ-える [2] 野菜や魚介類などに、味噌(ミソ)・酢・胡麻(ゴマ)などを混ぜ合わせる。「自家製ドレッシングでサラダを―えた」 0
牡丹に唐獅子(からジシ)、竹に虎(とら) ボタンにからジシたけにとら 豪華できらびやかな図柄のたとえ。また、取り合わせのよいたとえ。 0
懃ろ ねんご-ろ 心を込めてつとめるさま。ていねいなさま。「―に挨拶(アイサツ)をする」 0
精通 セイツウ [0] ①ある事柄について非常に詳しく知っていること。「日本史に―している」 熟知・通暁 ②男子の初めての射精。思春期の男子に起こる。 0
白虎 ビャッコ [1] 青竜・玄武・朱雀(スザク)とともに四神の一つ。トラで表され、天上の西方を守る神。 0
胡鬼板 コギいた [2] 羽子板。新年由来はねつきのはねを「胡鬼の子」ともいうことから。 0
白駒の隙を過ぐるが若し ハックのゲキをすぐるがごとし 年月がたつのが驚くほど早いことのたとえ。人間の一生は、白馬が走りすぎるのをわずかな隙間(すきま)から一瞬見るようなものだという意から。〈『荘子(ソウジ)』〉表記「隙」は原文では「郤」。光陰矢の如(ごと)し 0
中性 チュウセイ [0] ①中間の性質。 ②化学物質で、酸性でもアルカリ性でもない性質。「―洗剤」 ③ドイツ語などで男性・女性以外の名詞の性。 0
農薬 ノウヤク [0] 農業用の薬品。殺虫・殺菌や除草などに使う。「無―野菜」 0
奉職 ホウショク [0] 官公庁や学校など、公の職場に勤めること。 0
踵 かかと [0] ①足の裏の後ろの部分。くびす。「―をそろえる」 ②履物の後ろ、また、裏の後ろの部分。「靴の―を踏むな」「―の高い靴」 0
毀棄 キキ [1],[2] やぶりすてること。こわして役に立たないようにすること。「―罪」 0
荷包牡丹 けまんそう ケシ科の多年草。 由来「荷包牡丹」は漢名から。 華鬘草(ケマンソウ) 1
明確 メイカク [0] はっきりしていて、まちがいのないこと。「―に記す」「―な答えを出す」 0
篦 へら [1],[2] 竹・木・金属などを、平たく細長く削った道具。布地に折り目をつけたり、物を練ったりする。「靴―(くつべら)」「―を使う(どちらつかずの曖昧(アイマイ)な口調で話す)」 0
卑見 ヒケン [0] つまらない意見。自分の意見を謙遜(ケンソン)した語。「―を申し述べる」表記「鄙見」とも書く。 0
嗅がし かがし 鳥獣が田畑を荒らすのを防ぎ、作物などを守るため、嫌うにおいをかがせるもの。おどし。参考転じて「案山子(かかし)・鹿驚(かかし)」と書いて、藁(わら)などで人の形を作り田畑に立てたものを表すようになった。 0
陸でなし ロクでなし [0] のらくらしていてしようのない、やくざ者。役に立たない者。のらくら。表記「碌でなし」とも書く。 0
厳存 ゲンソン [0] はっきりと確かに存在すること。「事実が―する」表記「儼存」とも書く。 0
如意 ニョイ [1] ①思うままになること。「孫悟空の―棒」 ② 読経(ドキョウ)や説法のとき、僧が持つ仏具。先端がワラビのように曲がっている棒。 0
和衷協同 ワチュウキョウドウ [1],[0] 心を同じくして、ともに力を合わせること。「和衷」は、心の底からやわらぎ合うこと。〈『書経』〉協心戮力(キョウシンリクリョク)・同心戮力 0
鏑矢・鏑 かぶらや 木やシカの角などで作った蕪(かぶら)(カブ)の形のものを、先端につけた矢。中が空洞で穴があいているため、射ると音が出る。戦いの合図や儀式などに用いた。鳴り鏑。 1
黴毒 バイドク [1],[0] 性病の一種。スピロヘータパリダ菌によって起こる感染症。表記「梅毒」とも書く。 0
浮薔 みずあおい ミズアオイ科の一年草。由来「浮薔」は漢名から。 雨久花(みずあおい) 1
和膚 にきはだ やわらかな肌。やわはだ。にこはだ。表記「柔膚」とも書く。 1
邪馬台国 ヤマタイコク 「魏志倭人伝(ギシワジンデン)(『魏書』東夷伝(トウイデン)の倭人に関する記述の通称)」に見える、三世紀ころの日本にあった最も強大で統合的な国。女王卑弥呼(ひみこ)が支配していた。位置については北九州と畿内(きない)の二説がある。 表記「耶馬台国」とも書く。参考「ヤバタイコク」とも読む。 0
屹つ そばだ-つ 山などが高くそびえ立つ。けわしくそそり立つ。 0
百折不挫 ヒャクセツフザ たび重なる困難にめげず、耐え抜くこと。意志が非常に固いことのたとえ。「百折」は何度も困難に遭う意。「不挫」はくじけない意。〈『近古史談』〉不撓不屈(フトウフクツ)・独立不撓 0
如何 いかが [1] ①どのように。「―いたしましょうか」 ②どうですか。どうぞ。「一杯―ですか」 参考「どう」とも読む。また、「いかん」と読めば別の意になる。 1
舷 ふなばた [0] 船の側面。ふなべり。「鵜匠(うショウ)の綱さばきに―をたたく」 0
嘆傷 タンショウ なげきいたむこと。なげき悲しむこと。表記「歎傷」とも書く。 0
矛 ほこ [1] ①長い柄の先に両刃の剣がついている武器。形はやりに似ている。「―を収める(戦いをやめる)」 ②「矛山車(だし)」の略。ほこの飾りがついた山車。表記「鉾」とも書く。 0
通用 ツウヨウ [0] ①一般に認められていること。「その考えは―しない」 ②広く用いられていること。「紙幣の―」 ③一般的に使用されること。いつも用いられること。「―口」 0
白夜 ビャクヤ [1] 北極・南極などに近い地方で、夏、夜になっても太陽の光の反映で空が薄明るいこと。また、その夜。参考「ハクヤ」とも読む。 0
虚往実帰 キョオウジッキ 大いなる感化や徳化を受けるたとえ。行くときは何も知らず虚心に出かけるが、帰りには大いに得るところがあり充実して帰る意から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
嘩しい かまびす-しい やかましく騒ぎたてるさま。やかましい。表記「譁しい」とも書く。 0
孤峰絶岸 コホウゼツガン 詩文などが他より格段にすぐれているたとえ。孤立してそびえ立つ峰と、高く切り立った岸壁の意から。 0
女史 ジョシ [1] ①社会的な地位・名声をもっている女性。また、その女性の氏名につける敬称。 ②昔、宮中の文書のことをつかさどった女官。 0
存る あ-る 実在する。また、生きている。「彼女は戦後も異国の地に―る」 0
繊毫 センゴウ ①細かな毛。 ②わずかなこと。非常にささいなこと。 0
棋局 キキョク [0],[1] ①碁盤、または将棋盤。 ②囲碁や将棋の局面。 0
肥胖 ヒハン 太っていること。また、そのさま。肥満。「―症」 0
義士 ギシ [1] ①正義を重んじる人。義人 ②「赤穂(あこう)義士(赤穂浪士)」の略。 0
閣 たかどの 高く造った御殿。楼閣・高楼表記「高殿」とも書く。 0
化生 ケショウ [0] ①四生(シショウ)の一つ。母胎や卵からでなく、超自然的に忽然(コツゼン)と生まれ出ること。また、神仏が形・姿を変えて現れること。化身。 ②ばけること。ばけもの。 変化(ヘンゲ) 参考「カセイ」と読めば、形を変えて新しく生まれる意。 0
日保ち・日持ち ひもち 食物が日数を経過しても腐ったりせずに食べられる状態にあること。「この菓子は―がする」「―が悪い」 0
顚 いただき 一番高いところ。頂上。てっぺん。 0
肥る ふと-る [2] ①体に肉や脂肪がついて体重が増える。こえる。 ②財産などが殖える。「身代が―る」表記「太る」とも書く。 0
器材 キザイ [1] 器具と材料。また、器具を作るための材料。「建設―」「観測用の―」 0
発酵 ハッコウ [0] 酵母類・細菌類などが、有機化合物を分解してアルコール類・有機酸類・二酸化炭素などを生成する現象。酒・味噌(ミソ)・醬油(ショウユ)などの製造に利用される。「葡萄(ブドウ)の果汁を―させてワインを造る」 「醱酵」の書きかえ字。 0
転機 テンキ [1] 生活や境遇などがある状態から別の状態へ変わるきっかけ。変わり目。「結婚が人生の―となった」 0
鏡花水月 キョウカスイゲツ [1] むなしくはかない幻のたとえ。また、感じ取ることはできても言葉で表現できない奥深い情趣や味わいのたとえ。詩歌などにいう。鏡に映る花と水面に映る月が目には見えても取ることができない意から。参考「水月鏡花」ともいう。水月鏡像 0
佞臣 ネイシン [0] 主君におもねる、心の不正な臣下。口先がうまく、こびへつらう腹黒い家来。奸臣(カンシン) 0
倹しい つま-しい [3] 無駄をせず質素なさま。「一人―く暮らす」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「おざなり」と「なおざり」はどう違う?~似ているだけに、しっかり使い分けよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
彎入 ワンニュウ [0] 湾入 0
片時 かたとき [1] ほんの少しの間。わずかの時間。「受けた恩は―も忘れてはいない」「―目を離したすきに見失った」寸刻・暫時(ザンジ)由来「一時」の半分の意から。参考「ヘンジ」とも読む。 0
都塵 トジン 都会のちり。都会のごみごみした騒々しい環境。都会の雑踏。「―にまみれる」 0
拶る せま-る すぐそばまで近づく。すり寄せる。ぎりぎりまでおし寄せる。 0
狗舌草 さわおぐるま キク科の多年草。山野の湿地に自生。葉はへら形。初夏、キクに似た黄色い頭花が咲く。 由来「狗舌草」は漢名からの誤用。表記「沢小車」とも書く。 1
旬間 ジュンカン [0] 一〇日間。特に、ある目的で特別に決めた一〇日間。「交通安全―」 旬日 参考「旬」は一か月を三等分した一〇日間の意。 0
宮家 みやケ [0],[2] ①皇族で宮号を賜って独立した家。 ②親王や諸王などの家。 0
征圧 セイアツ [0] 征服して押さえこむこと。「がんを―する新薬の開発が待たれる」 0
子細 シサイ [0],[1] ①細かいこと。詳細。「―に調べる」 ②詳しい事情。わけ。「―ありげなようす」 ③さしつかえとなる事柄。「―はない」 表記「仔細」とも書く。 0
弱点 ジャクテン [3] ①不完全なところ。「―を突く」 短所・欠点 ②うしろめたいところ。弱み。ウィークポイント。「―を握られる」 0
凄切 セイセツ 悲しさが身にしみること。もの寂しいさま。 0
胸中 キョウチュウ [1],[0] 胸のうち。心中。心の思い。考え。胸裏・胸底・胸奥 0
原因 ゲンイン [0] 物事が起こるもと。また、その事柄。「事故の―」結果 0
知客 シカ [1],[2] 禅寺で、客を接待する僧。参考「シ」「カ」ともに、唐音。 0
一喝 イッカツ [0] 大声で、ひと声しかりつけること。「しっかりしろと父に―された」 0
国情・国状 コクジョウ 一国の事情。国内の情勢。「―が不安定な国」 0
煙 けむり [0] ①物が焼けたり燃えたりするときに立ちのぼる気体。「―が目にしみる」 ②①のように見えるもの。「水―のあがる滝壺(たきつぼ)」 0
不義 フギ [1] ①義理や道理からはずれること。「―をはたらく」 ②男女が道にはずれた関係をもつこと。「―密通の罪」 0
当家 トウケ [1] この家。自分の家。「―の家訓」参考相手の家については「御当家」と敬意を添える。 0
延頸挙踵 エンケイキョショウ 人の来訪を待ちわびるさま。また、すぐれた人物の出現を待ち望むこと。首を伸ばし、つま先立って待ち望む意から。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉延頸鶴望(エンケイカクボウ)・鶴立企佇(カクリツキチョ) 0
土壌 ドジョウ [0] ①地球の表面の岩石が分解し、生物がくさってできた有機物とまじり合ったもの。つちくれ。「水田の―を改良する」 ②物事を生じさせる地盤・環境。「青少年を育てる―」参考「壌」は、まぜかえした柔らかい土の意。 0
反感 ハンカン [0] 相手に対して反発したり反抗したりする気持ち。相手に対する悪い感情。「―を抱く」「先生の―を買う」 0
軽妙洒脱 ケイミョウシャダツ [0] 洗練されて気がきいており、俗っぽくなくあっさりしていること。「洒脱」は俗気がなくさっぱりしているさま。「―な文章」滑稽洒脱(コッケイシャダツ) 0
烏薬 ウヤク クスノキ科の常緑低木。中国原産。暖地に野生化している。春、多数の淡黄色の小花をつける。根は連球状で香気があり、漢方で健胃薬などにする。テンダイウヤク。 0
食言 ショクゲン [0] 前言とちがうことを言うこと。うそをつくこと。〈『書経』〉 参考言った言葉を食べる意から、「言を食(は)む」ともいう。 0
薬煉 くすね 松脂(まつやに)と油を混ぜて加熱し練ったもの。粘着力が強いので、補強のために弓の弦などに塗った。表記「天鼠矢」とも書く。参考「くすねり」の転じた語。 0
幼馴染み おさななじみ [4] 子どものときから親しかった間柄。また、その人。「近所の―」 0
貞享暦 ジョウキョウレキ 渋川春海(しぶかわはるみ)が作り、七〇年間行われた、日本人による最初の暦法。由来一六八五(貞享二)年から行われたことから。 0
世話 セワ [2] ①あれこれと面倒を見ること。力をかすこと。「病人の―をする」 ②手間がかかること。「―をかける」 ③間に入って仲を取りもつこと。仲介。「嫁を―する」 斡旋(アッセン) ④世間でのうわさ。 ⑤「世話物」の略。 0
偃蹇 エンケン ①高くそびえるさま。 ②おごりたかぶるさま。 ③世俗を超越していること。 0
巧言 コウゲン [0],[3] 巧妙で実のない言葉。口さきだけの言葉。「―をあやつる」 0
世辞 セジ [0] 相手を喜ばせるための愛想のよい言葉。追従口(ツイショウぐち)。世事。「お―がうまい」 0
日陰者 ひかげもの [0] 表だっては世の中で生活することのできない人。日陰の身。日陰。 0
役務 エキム [1] 労働・技術などによる、課せられたつとめ。「―を果たす」「―賠償」 0
巧妙 コウミョウ [0] たくみで見事なこと。「相手は―な手口を考え出した」拙劣 0
甘酸 カンサン [0] ①あまいこととすっぱいこと。 ②楽しみと苦しみ。苦楽。「人生の―を味わう」 0
末広 すえひろ [0] ①末端のほうにいくにつれて広がっていること。 ②扇。扇子(センス)。夏 ③中啓(チュウケイ)(たたんでも先が少し開いた形の儀式用の扇)。 ④将来に向かってだんだんと栄えること。 0
猜む そね-む [2] 自分よりすぐれている人の才能や幸福を、うらやみ憎む。ねたむ。嫉妬(シット)する。「知人の成功を―む」 0
思慮分別 シリョフンベツ [1] 物事に対して深く考えをめぐらし判断すること。「―を働かせる」 軽率短慮・軽挙妄動(ケイキョモウドウ) 0
簾政 レンセイ 皇太后などが、幼い帝(みかど)にかわって政治を行うこと。垂簾(スイレン)の政(まつりごと)。由来臣下に接する際、すだれをたらしたことから。 0
脱稿 ダッコウ [0] 原稿を最後まで書き終えること。起稿 0
歯牙にも掛けない シガにもかけない 取り立てて言わないこと。相手にせず取り合わないこと。 由来「歯牙に掛くるに足らず」〈荻生徂徠(オギュウソライ)の文〉から。 歯牙の間に置くに足らず 0
符節 フセツ [0] 木などの札に文字を書き、印を押して割ったもので、のちに合わせて証明とするもの。わりふ。「―を合わせたよう(双方がぴったりと一致するさま)」符契 0
投杼 トウチョ いつわりの告げ口も、たび重なると人が信ずるようになるたとえ。「投杼」は機(はた)の杼(ひ)のこと。 曽参(ソウシン)人を殺す 0
石菖 セキショウ [3],[0] サトイモ科の多年草。水辺に自生。ショウブに似るが小形。夏、淡黄色の小花を穂状につける。セキショウブ。 夏 0
漫漫 マンマン [0] はてしなく広々としているさま。「―たる大海原」 0
卵を以て石に投ず たまごをもっていしにトウず 自分の力を省みずに、強い者に立ち向かって損害をこうむるたとえ。また、無駄なことをするたとえ。卵を石に投げつけても卵が割れるだけで、石はなんの損傷も受けないことから。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
授衣 ジュイ 陰暦九月の異名。 由来古代中国で、九月に冬着を授けたことから。 0
披瀝 ヒレキ [0] 心中を包み隠さず打ち明けること。忠誠を示すこと。「真情を―する」 0
獺祭忌 ダッサイキ 正岡子規の命日(メイニチ)。九月一九日。由来住まいを「獺祭書屋」と称したことから。 0
好況 コウキョウ [0] 経済活動が活発なこと。好景気。「―に転じる」不況 0
大望 タイモウ [0] 大きな望み。おもに、身に過ぎた望みをいう。「―を抱いて上京する」参考「タイボウ」とも読む。 0
梶棒 かじボウ [0],[2] 人力車やリヤカーなどで、ひっぱるための柄(え)。かじ。 0
彫金 チョウキン [0] 金属にたがねを用いて彫刻を施すこと。また、その技術。 0
内宮 ナイクウ [3],[0] 三重県伊勢(いせ)市にある、天照大神(あまてらすおおみかみ)をまつる伊勢神宮の皇大神宮(コウタイジングウ)。外宮(ゲクウ) 0
事典 ジテン [0] 事柄に関する語を集め、一定の順序に配列してその内容を説明した書物。「百科―」 参考辞典や字典と区別して「ことテン」ともいう。
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調べたいときは「辞典」「事典」「字典」のどれを引く?(公財)日本漢字能力検定協会 0
寄金 キキン [2],[1] お金を寄付すること。また、その金。寄付金。 0
悒える うれ-える うっとうしくて気が晴れない。心がふさいで楽しめない。 0
直感 チョッカン [0] 理性によらず、瞬間的に感じとること。また、その感覚。第六感。「危険を―して逃げる」「―をはたらかす」 0
野宿 のジュク [1] 夜、野外で寝ること。「テントで―する」露宿(ロシュク) 0
大道不器 タイドウフキ 聖人の行う大いなる道は、ごく限られた物しか盛ることができない器とはちがって、広く力を及ぼすことができるものだということ。「器」は道具で、一つの用にしか役立たないもののたとえ。〈『礼記(ライキ)』〉 0
摸造 モゾウ [0] 本物をまねてつくること。また、そのもの。表記「模造」とも書く。 0
縦横 ジュウオウ [1] ①たてと、よこ。 ②東西と南北。転じて、四方八方。「―に走る道路」 ③思いのまま。自由自在。「―に動き回る」 0
急がば回れ いそがばまわれ 急いでいるときには、危険がある近道や安易な方法を避け、遠回りでも安全な道や方法を選んだほうが、かえって得策であるということ。 0
緋水鶏・緋秧鶏 ひくいな クイナ科の鳥。日本には夏鳥として渡来し、水辺にすむ。背は緑褐色、顔から腹は赤褐色で、あしは赤色。夜「キョッキョッ」と鳴く。ナツクイナ。夏参考古来、単に「クイナ」と呼ばれることが多く、その声は「門の戸をたたく」と形容された。 1
八端 ハッタン [1] 「八端織り」の略。縦横に黄色と褐色のしま模様のある厚地の絹織物。ふとんなどに用いる。 0
羨門 センモン 墓道の門。横穴式墳墓の棺を納めた所に通じる入り口。羨道の入り口。 参考「エンモン」とも読む。 0
秋茄子は嫁に食わすな あきなすはよめにくわすな 秋に実るナスはおいしいので憎い嫁には食べさせるなの意で、姑(しゅうと)の嫁いびりをいう。また、秋ナスを食べると体が冷えるので大事な嫁に食べさせるなの意とも、秋ナスは種が少なく子種が少なくなるから嫁には食べさせるなの意ともいう。 1
人外 ジンガイ [0],[1] ①人の守るべき道に外れている人。ひとでなし。 ②俗世間の外。出家の境地。 参考①「ニンガイ」とも読む。 0
羅衣 ライ 薄い絹地で仕立てた着物。うすものの衣服。 0
苧環 おだまき [2] ①つむいだ麻糸を、中が空洞の玉のように巻いたもの。おだま。 ②キンポウゲ科の多年草。ミヤマオダマキの改良種。晩春、青紫色または白色の花を下向きにつける。イトクリソウ。由来②花の形が①に似ていることから。 0
勤労 キンロウ [0] 生活のために、精を出して働くこと。心身をつかって仕事に励むこと。「―感謝の日」労働 0
開心見誠 カイシンケンセイ 真心から人に接し、隠し立てをしないこと。「開心」は胸の中を開き真心を示す意。「見誠」は誠意を表すこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
霊魂 レイコン [1] ①肉体に宿り、その活動を支配すると考えられている精神的存在。多く、肉体が滅びたあとも残存すると考えられるもの。たましい。 ②未開宗教などで、動植物に宿ると考えられる目に見えない存在。 0
福利 フクリ [2],[1] 幸福と利益。福祉 0
結う ゆ-う [0],[1] ①糸やひもなど細いものでむすぶ。しばる。 ②髪を形よくたばねる。「日本髪を―う」 0
生簀の鯉(こい) いけすのこい いずれ殺される運命にあることのたとえ。また、自由のない束縛された生活のたとえ。 0
外電 ガイデン [0] 外国からのニュースを伝える電報や電信。「―が届く」 0
然大悟 カツゼンタイゴ 迷いや疑いがにわかに解けて真理を悟ること。「豁然」はからっと開けるさま。 0
簇簇 ソウソウ [0] 集まり群がるさま。 参考「ゾクゾク」とも読む。 0
極楽 ゴクラク [0],[4] ①「極楽浄土」の略。西方にあって阿弥陀(アミダ)如来がおり、苦しみのまったくないとされる世界。西方浄土 ②心配や不安の何もない、たいへん楽しい状態や場所。パラダイス。「聞いて―、見て地獄」天国 ①②地獄 0
乳狗人を搏ち伏鶏狸を搏つ ニュウクひとをうちフクケイリをうつ 弱い者でも子どものためなら奮い立つたとえ。「搏」は腕に力をこめて打つ意。子持ちのイヌは人間に打ってかかり、卵をあたためているニワトリはタヌキにも打ってかかる意から。〈『列女伝』〉 0
疎略 ソリャク [0] いいかげんなこと。おろそかなこと。ぞんざい。「品物を―に扱う」 表記「粗略・疏略・麤略」とも書く。 0
若朽 ジャッキュウ 働き盛りなのに、覇気がなく、役に立たないこと。また、その人。 参考「老朽」をもじった造語。 0
冗長 ジョウチョウ [0] 的を射ずに長たらしいこと。「―な文章で要点がつかめない」 0
照合 ショウゴウ [0] 照らし合わせて正否を調べること。「原文と訳文の―」「指紋―」 0
憑拠 ヒョウキョ [1] 証明のよりどころとすること。よりどころ。根拠 0
白血病 ハッケツビョウ [0] 血液中の白血球が異常に増える病気。貧血が起こり、全身が衰弱する。 0
至急 シキュウ [0] 非常に急ぐこと。大急ぎ。「大―」「―の用事」 火急・緊急・早急 0
黄菅 きすげ ユリ科の多年草。山地の草原に自生。夏の夕方、ユリに似た黄色い花をつける。ユウスゲ。夏 0
有袋類 ユウタイルイ [3] 有袋目の哺乳(ホニュウ)動物の総称。ニュージーランドや中南米・オーストラリアなどにすむ。雌の腹部には育児囊(イクジノウ)があり、その中で発育不完全な状態で生まれた子を育てる。カンガルー・コアラなど。 0
率塔婆 ソトバ [2],[0] 死者の供養(クヨウ)のために立てる塔。 表記「卒塔婆・卒都婆」とも書く。 0
単調 タンチョウ [0] 単純で変化が少ないさま。一本調子。「―な生活」 0
引金・引鉄 ひきがね ①ピストルなどで、指で引いて弾丸を発射させる金具。 ②物事を引き起こすきっかけ。「ささいな争いが大事件の―となった」 0
幣束 ヘイソク [0] 神へのささげ物で、裂いた麻や切った紙などを細長い木に挟んだもの。または、榊(さかき)に結びつけたもの。御幣(ゴヘイ)。 0
橋梁 キョウリョウ [0] 川や海や道路などの上に架け渡す大きな橋。かけはし。 0
甲高い カンだか-い [4] 声や音の調子が、高く鋭い。「―い声が響く」 0
目出し帽 めだしボウ [3] 頭からすっぽりかぶり、目の部分だけ穴のあいた帽子。めでぼう。 0
福い さいわい しあわせ。幸福。「―は眥(まなじり)に盈(み)たず、禍(わざわ)いは世に溢(あふ)る」〈班固(ハンコ)の文〉禍(わざわ)い 0
繭 まゆ [1] 昆虫が幼虫から蛹(さなぎ)になる際、休眠中の身を守るために糸を吐いて作る殻。特に、蚕のまゆ。白色で中央のややくびれた俵形をしている。「生糸は―から作られる」 夏 0
月旦評 ゲッタンヒョウ 人物批評のこと。故事 中国後漢代、許劭(キョショウ)が毎月ついたちにいとこの許靖(キョセイ)と郷里の人物の批評をしあった故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「許劭月旦」ともいう。 0
勇武 ユウブ [1] 武術にすぐれ、勇気があること。勇ましく強いこと。「―を誇る」武勇 0
内緒・内所・内証 ナイショ ①関係者以外には表向きにせず、内々に事を済ますこと。秘密。「―事」 ②内輪の財政状態。暮らし向き。「―(家計)が苦しい」参考「内証」は「ナイショウ」とも読む。 0
宿場 シュクば [0],[3] 宿駅の江戸時代の言い方。街道の要所にあり、宿泊やウマ・駕籠(かご)の乗り換えができた所。 0
滄浪 ソウロウ [0] あおあおと澄んだなみの色。 表記「蒼浪」とも書く。 0
帰服・帰伏 キフク つきしたがって支配下に入ること。降伏してしたがうこと。「王への―を誓う」降参・帰順 0
螺子・螺旋 ねじ ①物を締めつける、螺旋(ラセン)形のみぞのあるもの。雄ねじと雌ねじがある。 ②ぜんまいを巻く装置。表記「捻子・子」とも書く。参考「螺旋」は「ラセン」と読めば別の意もある。 1
板金 バンキン [0] ①金属を板のように薄く打ちのばしたもの。いたがね。 ②金属板を加工すること。「―工」表記「鈑金」とも書く。 0
湯桶 ゆトウ [0] 湯を入れるための注ぎ口と柄(え)のついた木製の器。蕎麦(そば)湯などに用いる。湯つぎ。 0
陸 おか [2],[0] ①陸地。陸上。「船乗りが―へ上がる」 ②硯(すずり)で墨をする部分。 ①②海 ③風呂(フロ)の流し場。「―湯」 0
血眼 ちまなこ [2] ①逆上によって、血走った目。 ②夢中になって走り回るさま。「―になって落とし物を探す」 0
挙る こぞ-る [2] 残らず一緒にする。一斉にそろう。皆でまとまる。「家族―ってサッカーファン」 0
歩哨 ホショウ [0] 陣地や兵営などの要所に立ち、警戒や見張りをする役。また、その兵士。「夜間―に立つ」 0
御河童 おかっぱ [0] 少女の髪形の一つ。前髪はまゆの上で、後ろ髪は耳の下あたりで切りそろえたもの。 由来河童の頭髪に似ていることから。 1
面面 メンメン [3] おのおの。めいめい。一人一人。「議員の―が到着する」 0
霰餅 あられもち [3] 餅をさいの目に切り、いったり揚げたりして味をつけたもの。あられ。 0
鉤 かぎ [1] ①先端の曲がった金具。その先端に物をかける。「自在―に鍋(なべ)をかける」 ②「鉤括弧(カッコ)」の略。文章で、会話や重点語句などを表す「 」 『 』などの記号。 0
翰藻 カンソウ 詩歌や文章。「中国古典文学の豊かな―」 0
池畔 チハン [0] 池のほとり。「―にたたずむ二人づれ」池辺・池頭 0
禾穀 カコク ①イネ。 ②イネ・ムギ・アワ・ヒエ・キビなどの穀物の総称。「―豊かな土地」 0
政略 セイリャク [0] ①政治上のかけひき。策略。「―結婚」 ②ある目的を達するためのかけひきやはかりごと。 0
明滅 メイメツ [0] 明かりがついたり消えたりすること。明るくなったり暗くなったりすること。「ネオンの―」点滅 0
点心 テンシン [0] ①簡単な食事をとること。また、その食事。禅家では特に、昼食。 ②茶うけの菓子。 ③中国料理の軽食や菓子。参考古く、「テンジン」ともいった。 0
燕尾服 エンビフク [3] 男性が公式の夜会などに着る洋装礼服の一種。 由来上着の後ろがツバメの尾に似ていることから。 0
退歩 タイホ [1] 物事が以前の状態より悪くなること。後退進歩 0
崑崙 コンロン ①中国西方の伝説上の霊山。仙女がすみ、美しい玉がとれたという。黄河の源とされた。崑山。 ②「崑崙山脈」の略。中国、チベット高原の北方を東西に走る大山脈。長江の源。クンルン山脈。 0
弊履 ヘイリ [1] いたんで、やぶれたはきもの。転じて、惜しみなく捨てるもの。「―のごとく捨てる」表記「敝履」とも書く。 0
細くても針は吞(の)めぬ ほそくてもはりはのめぬ 形が小さくてもあなどることができないもののたとえ。 0
強請る ねだ-る [0] ①相手の愛情などに、甘えて頼む。せがむ。「小遣いを母に―る」 ②無理を言って、金品を要求する。参考②「ゆする」とも読む。 1
無謀 ムボウ [0] よく考えずに行動すること。「あまりにも―な計画であった」無鉄砲 0
謙称 ケンショウ [0] 自分や自分の側の人や物をへりくだっていう呼び名。「小生」「愚息」「拙文」「陋屋(ロウオク)」など。敬称 0
梁の塵を動かす うつばりのちりをうごかす 歌声のすばらしいたとえ。また、音楽の巧みなたとえ。故事 中国、漢代の虞公(グコウ)という歌の名手が歌うと、その声が響き渡って梁の上の塵まで動いたという故事から。〈『劉向別録(リュウキョウベツロク)』〉参考「梁塵(リョウジン)を動かす」ともいう。 0
陳ねる つら-ねる [2] 列をそろえ、きちんと整えて並べる。また、平らに並べる。 0
粗飯 ソハン [0] 「粗餐(ソサン)」に同じ。 0
膝元・膝下 ひざもと ①膝のそば。 ②養育してくれる人のすぐ近く。 ③権力者のそば近く。おひざもと。 参考「膝下」は「シッカ」とも読む。 0
形声 ケイセイ [0] 漢字の六書(リクショ)の一つ。意味を表す部分と、発音を表す部分とを組みあわせて別の漢字を作る方法。また、その漢字。金属を表す「金」と、音のドウを表す「同」から「銅」を作るなど。諧声(カイセイ)。象声。「―文字」 0
合点 ガッテン [0],[2] 承知すること。納得してうなずくこと。「―が行かない(納得しない)」「―だ(承知した)」由来昔、和歌や連歌などを批評するとき、よいものにしるしの点をつけたことから。参考「ガテン」とも読む。 0
一顆 イッカ 丸くて小さいもの一つ。一粒(つぶ)。「あんず―」 0
腫脹 シュチョウ [0] 腫瘍(シュヨウ)・炎症などによって体の一部がはれあがること。はれ。 0
腹心 フクシン [0] ①心の奥底。真心。「―を友にうちあけた」 ②心から信頼していて、なんでも相談したりまかせたりすることのできる人。「ワンマン社長には―の部下がいない」参考同輩か自分よりも目下の人に使う。 0
千木 ちぎ [1] 神社建築などで、二本の木を屋根の棟の両端で交差させて突き出した装飾材。 0
大逆無道 タイギャクムドウ [5] はなはだしく人の道にそむき、道理を踏みはずすこと。また、その行い。参考「無道」は「ブドウ・ブトウ」とも読む。悪逆無道・極悪非道 0
透徹 トウテツ [0] ①はっきりとすみきっていること。「―した大気」 ②物事の筋道がとおって、一貫していること。「―した理論を展開する」 0
首 くび [0],[2] ①頭と胴の間の細い部分。頸部(ケイブ)。「―をしめる」 ②頭。かしら。「人形の―」 ③①に似た物のくびれている部分。「つぼの―」 ④職をやめさせられること。「会社を―になる」 解雇・免職 0
侵寇 シンコウ 他国の領土に攻めこんで害を及ぼすこと。 参考「寇」は、国外から攻めこみ害を及ぼすこと。 0
賓 まろうど [2] 訪問客。訪れ来た人。表記「客・客人」とも書く。 0
応募 オウボ [1],[0] 募集に対して応じること。「予想を上回る―があった」 0
厭味 いやミ [3],[0] ①相手に不快感を与えること。「―のないものごし」「二枚目ぶった―な奴」 ②いやがらせの言動。皮肉。あてこすり。また、それから受ける嫌悪感。「―を言う」表記「嫌味」とも書く。 0
病歴 ビョウレキ [0] 今までにかかった病気の経歴。 0
免許皆伝 メンキョカイデン [1] 師が武芸や技能などの奥義(オウギ)を、弟子にすべて残さずに伝えること。「免」「許」は、ともにゆるす意。「皆伝」は師から奥義を全部伝えられる奥伝の意。 0
戸惑う とまど-う [3] どうしてよいかわからず、まごまごする。「突然の出来事に―うばかりだ」 0
雲煙縹渺 ウンエンヒョウビョウ 雲やかすみが遠くにたなびくさま。表記「縹渺」は「縹緲・縹眇」とも書く。 0
狂乱 キョウラン [0] ①気が狂って言動がふつうでなくなること。 ②物事が異常な状態になることのたとえ。「―物価」 0
緑陰・緑蔭 リョクイン 青葉の茂った木のかげ。こかげ。夏 0
かせ ①つむいだ糸を巻き取る道具。かせ木。「紡いだ糸を―に巻き取る」 ②①からはずした糸。 ③一定の枠(わく)に一定の回数だけ糸を巻いて、束ねたもの。かせ糸。また、それを数える語。表記①「桛」とも書く。 0
下ろす お-ろす [2] ①下のほうへ移す。「腰を―す」「看板を―す」 ②錠をかける。「錠を―す」 ③神仏にささげた物をさげる。「お供えものを―す」 ④切りとる。「枝を―す」 ⑤そりおとす。「髪を―す」 ⑥体の外に出す。「回虫を―す」「子を―す」 ⑦魚を切り分ける。「三枚に―す」 ⑧おろし金でする。「大根を―す」 ⑨新品を使い始める。「仕立て―しの服」 ⑩引き出す。「預金を―す」 0
退役 タイエキ [0] 兵役をしりぞくこと。「―軍人」参考特に、士官以上にいう。 0
雁擬 ガンもどき 豆腐に刻んだニンジンや糸昆布などを混ぜて揚げた食品。ひりゅうず。参考ガンの肉に味を似せたものの意。 0
奨める すす-める [0] 引き立ててほめる。はげます。奨励する。「発明を―める」「進学を―める」 0
広告 コウコク [0] 世の中に広く知らせること。特に、種々のメディアを媒体に商品や興行などを知らせ、関心をひくこと。また、その文書や放送など。「新聞に一面―をうつ」 0
居心地 いごこち [0] ある場所や地位にいるときに感じる気分。そこにいるときの気持ち。「新しい家は―が良い」 1
業突張り ゴウつくばり [0],[6],[5],[4] 強情で人の言うことを聞かないこと。頑固でひどく欲深いこと。また、そういう人。表記「強突張り」とも書く。 0
短褐 タンカツ 麻や木綿でつくった丈の短い着物。身分の低い人や貧しい人が着た衣服。 0
稲叢 いなむら [0] 刈り取ったイネを積み重ねたもの。秋 0
鼬の無き間の貂誇り いたちのなきまのてんほこり 弱者が、自分より強い者やすぐれている者がいないところで大きい顔をするたとえ。また、そういう人をあざけっていう言葉。鳥無き里の蝠(こうもり) 0
衛る まも-る 周囲を囲んで外から害されないようにする。ふせぐ。 0
括弧 カッコ [1] 数式や文章などを囲んで、他との区別をつける記号。「 」( )[ ]など。「文章の会話部分を―でくくる」 0
補償 ホショウ [0] 与えた損害や損失などをつぐなうこと。「事故の被害者に―する」 0
謄写 トウシャ [0] ①書きうつすこと。「原本を―する」 ②謄写版で印刷すること。 0
煉る ね-る [1] ①火にかけ、金属を熔(と)かして精製する。 ②心をねり鍛える。表記①「錬る」とも書く。 0
愁眉を開く シュウビをひらく 心配がなくなり、ほっと安心する。「戦乱が治まり、人々は―いた」 0
云爾 しかいう [1] 文章の最後に用いて、上に述べたとおりであるという意味を表す。参考「ウンジ」とも読む。 1
載籍 サイセキ 書物に書いて載せること。また、そのもの。書物。書籍。 0
示唆 シサ [1] ①それとなくヒントを示し知らせること。「問題解決の方法を―する」「―に富む意見が多い」 暗示 ②そそのかすこと。 教唆 参考「ジサ」とも読む。 0
弓形 ゆみなり [0] 弦を張った弓のような形。「―に反(そ)る」参考「ゆみがた」とも読む。 0
大工 ダイク [1] おもに、木造家屋の建築や修理をする職人。きのたくみ。また、その仕事。「―の棟梁(トウリョウ)」 0
淑徳 シュクトク [0] 上品でしとやかな女性の美徳。 0
鈑金 バンキン [0] ①金属を薄く板のように打ちのばしてつくること。また、そのもの。いたがね。 ②金属板を加工すること。また、そのもの。表記「板金」とも書く。 0
洋琴 ピアノ [0] 鍵盤(ケンバン)楽器の一種。大きな箱の中に金属の弦をはり、鍵盤をたたくとハンマーが弦を打って音を出す楽器。
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基本的にはすべて「琴」? ~楽器の名前を漢字で書いてみよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
消える き-える [0] ①見えなくなったり聞こえなくなったりする。「停電でテレビが―える」「喧騒(ケンソウ)が―えた街」 ②目の前からいなくなる。「姿が―える」 ③感情がおさまる。「恨みが―える」 ④火が燃えなくなる。 0
仲見世・仲店 なかみセ 社寺の境内に並ぶ商店街。「浅草―」 0
歌劇 カゲキ [1] 歌唱を中心とし、管弦楽を伴った舞台劇。オペラ。 0
服役 フクエキ [0] 兵役や懲役に服すること。「殺人の罪で―する」服罪 0
奉書紙 ホウショがみ [0],[3] コウゾを原料にした上質の和紙。純白できめが細かい。由来「奉書」に用いたことから。 0
竜 たつ [1] 想像上の動物。体は巨大なヘビに似て、たてがみ・二本の角(つの)・四本のあしをもつ。水中にすみ、天にのぼって雲を呼び雨を降らせるという。参考「リュウ」とも読む。 0
理める おさ-める ①玉を磨く。 ②筋道を正して、善悪を整える。筋をとおす。 0
寸暇 スンカ [1] 非常にわずかなひま。「―を盗んで研究を続けている」「―をさいてボランティア活動に励む」 寸隙(スンゲキ) 0
散弾 サンダン [0] 発射すると、多数の細かい鉛のたまがあられのように飛び散るしかけの弾丸。近距離の敵、または鳥や小動物の狩猟に用いる。ばらだま。「―銃」 表記「霰弾」とも書く。 0
千金の子(こ)は坐(ザ)するに堂に垂(スイ)せず センキンのこはザするにドウにスイせず 金持ちの子は、自分の体を大切にしているので、転落をおそれて堂のはしにはすわらない。重要な地位にいる人は、生命の危険をおかしてはならないという戒め。〈『史記』〉 0
紅灯緑酒 コウトウリョクシュ 繁華街・歓楽街の華やかなさま。また、歓楽と飽食の生活のたとえ。「緑酒」は緑色に澄んだ美酒のこと。参考「緑酒紅灯」ともいう。灯紅酒緑
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四字熟語根掘り葉掘り26:「紅灯緑酒」と陶淵明の頭巾
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
伊豆 いず 旧国名の一つ。現在の静岡県伊豆半島と東京都の伊豆七島。豆州(ズシュウ)。 0
袂 たもと [3] ①和服の袖(そで)の下の、袋のような部分。また、衣服の袖。「―に縋(すが)る」「―を絞る(ひどく泣き悲しむ)」「―を分かつ(縁を切り別れる)」 ②山のすそ。ふもと。 ③すぐ近く。そば。きわ。「橋の―の堤防にすわる」参考「手本(たもと)」の意から。①「そで」とも読む。 0
浪人 ロウニン [0] ①「浪士」に同じ。 ②失業中のこと。また、その人。「就職―」 ③入学試験に不合格となり、翌年の受験の準備をすること。また、その人。「―生」表記①「牢人」とも書く。 0
靠る よ-る もたれかかる。依存する。頼りにする。「生活費は年金に―る」 0
退職 タイショク [0] 勤めている職をやめること。現在の職をしりぞくこと。「定年―」辞職就職 0
寒慄 カンリツ ①恐れおののくこと。ぞっとすること。「闇(やみ)の中でなんともいえぬ―を覚えた」 ②さむさで鳥肌がたつこと。 0
転居 テンキョ [1],[0] 住居を変えること。引っ越し。「友人から―通知が届いた」転宅・転住 0
多才 タサイ [0] いろいろな方面に才能があること。「―な人」「多芸―」無才・非才 0
帝政 テイセイ [0] 皇帝が統治する政治や政体。「―ロシア」 0
褞袍 どてら [0] 綿を入れた広袖(ひろそで)の着物。冬表記「縕袍」とも書く。 1
熊笹 くまざさ [2],[0] イネ科の多年草。 隈笹(くまざさ) 0
岐路亡羊 キロボウヨウ 亡羊(ボウヨウ)の嘆(タン)・多岐亡羊(タキボウヨウ) 0
乳液 ニュウエキ [1],[0] ①植物のなかに含まれている乳色の液体。 ②皮膚に油分や水分を与える、乳状の化粧用クリーム。 0
壊乱 カイラン [0] 組織や秩序などが、崩れ乱れること。「風俗―」 「潰乱」の書きかえ字。 0
賂う まいな-う 謝礼や依頼のために、金品を贈る。特に、賄賂(ワイロ)を贈る。 0
公卿 クギョウ [1] 摂政・関白・大臣の公(コウ)と大納言・中納言・参議・三位(サンミ)以上の卿(ケイ)の称。また、広く殿上人(テンジョウびと)の総称。参考「クゲ・コウケイ」とも読む。 0
花楸樹 ななかまど バラ科の落葉小高木。 由来「花楸樹」は漢名から。 七竈(ななかまど) 1
佚民 イツミン 世を逃れて隠れ住んでいる人。また、気ままな暮らしを楽しむ人。隠者(インジャ)。表記「逸民」とも書く。 0
指数 シスウ [2] ①数学で、ある数字・文字の右肩に記して、その累乗(ルイジョウ)を示す数字・文字。 ②賃金・物価など変動するものを、ある基準を一〇〇としてそれに対する比率で表す数字。「物価―」 0
身心一如 シンジンイチニョ 肉体と精神は一体のもので、切り離すことができないものだということ。 0
南風競わず ナンプウきそわず 南方の国、楚(ソ)の勢威が振るわないことのたとえ。「南風」は南の音楽の意。故事 中国、春秋時代、晋(シン)の音楽官・師曠(シコウ)が、晋に敵対していた南方の楚の音楽の調子がよわよわしいことをあげ、国力の衰えを予言した故事から。〈『春秋左氏伝』〉参考日本で、南北朝時代の南朝の不振にたとえる。 0
御戸代・御刀代 みとしろ 神に供えるイネを作るための田。神田。 0
壊死 エシ [1] 体の細胞や組織の一部が死んだ状態。局所の死。「歯骨の内側が―する」 0
業曝し・業晒し ゴウさらし ①前世の悪業により、この世で恥をさらすこと。また、その人。因果ざらし。 ②恥さらし。人をののしっていう語。「やい―め」 0
鬼出電入 キシュツデンニュウ 出入りが速くて出没が予測できないこと。鬼神のように奔放自在で、いなずまのように素早く出没する意。〈『淮南子(エナンジ)』〉神出鬼没 0
末梢 マッショウ [0] ①枝の先。こずえ。 ②物のはし。先端。また、ささいなこと。「―神経」「いつまでも―にこだわるな」 0
嚊 かかあ [2] 庶民の間で、妻を荒っぽくいう語。また、親しんで呼ぶ語。亭主 0
闕画 ケッカク 字画を省略して書くこと。特に、天子や貴人の名と同一文字を使用するとき、はばかってその字の一画をはぶくこと。闕筆(ケッピツ)表記「欠画」とも書く。 0
遮蔽 シャヘイ [0] 他から見えないように、おおい隠すこと。「―幕」 0
盛観 セイカン [0] 盛大でりっぱな見もの。すばらしいながめ。 壮観 0
諡号 シゴウ [0] 「諡(おくりな)」に同じ。 0
古の学者は己(おのれ)の為(ため)にし、今の学者は人の為にす いにしえのガクシャはおのれのためにしいまのガクシャはひとのためにす 昔の学者は自分の修養のために学問をしたが、今の学者は業績を上げて人に認めてもらうために学問をしている。〈『論語』〉 0
耽読 タンドク [0] 書物を夢中になって読みふけること。「学生時代に小説を―した」 0
人臣 ジンシン [0] 臣下。家来。「位―を極める(最高位の臣下になる)」 0
派生 ハセイ [0] 同じ源から分かれ生じること。また、そのもの。「予期せぬ問題が―した」 0
薄幸 ハッコウ [0] 幸せにめぐまれないさま。不幸。多幸 「薄倖」の書きかえ字。 0
郵税 ユウゼイ [0] 郵便物を送るのにかかる料金。郵便料金。郵送料。 0
終夜 よもすがら [0] 「終夜(シュウヤ)」に同じ。「―雨やまず」 参考「よすがら」とも読む。 終日(ひもすがら)・(ひねもす) 1
寐る ね-る 寝入る。ねむりこむ。ねむりのなかに入る。 0
波布茶 ハブチャ [2] マメ科のハブソウやエビスグサの種子を炒(い)って煎(セン)じた茶。薬用で、健胃・解毒に効能がある。 0
枌 そぎ 「枌板(そぎいた)」に同じ。 0
小さくとも針は吞(の)まれぬ ちいさくともはりはのまれぬ 小さいからといって軽視してはならないという戒め。 山椒(サンショウ)は小粒でもぴりりと辛い 0
高枕 たかまくら [3] ①警戒がとけて安心してよく眠ること。「やっと―で寝られそうだ」 ②日本髪が型くずれしないように、高く作った枕。 0
啞者 アシャ 言葉の不自由な人。言葉が話せない人。 0
良否 リョウヒ [1] よいことと悪いこと。よしあし。「―を問う」善悪 0
繊細 センサイ [0] ①ほっそりとしなやかなようす。「―な指」 ②感情が鋭く細やかなようす。デリケート。「―な感受性をもっている人」 0
残留 ザンリュウ [0] 残っていること。残り留まること。「―農薬の検出」 0
聖夜 セイヤ [1] クリスマス(イエス-キリストの誕生日を祝う日)の前夜。クリスマスイブ。一二月二四日の夜。 冬 0
総辞職 ソウジショク [3] ①ある役職にある関係者全員が、そろってその職をやめること。 ②内閣を構成する総理大臣と国務大臣の全員が、同時に辞職すること。「内閣が―する」 0
清閑 セイカン [0] 世俗のわずらわしさを離れて静かなこと。「―の地に遊ぶ」 0
海獺・海猟 らっこ イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。 由来「海獺」は漢名より。 猟虎(らっこ) 1
一花 ひとはな [2] 一つの花。花一輪。「―咲かせる(成功してひとしきり栄える)」 0
動悸 ドウキ [0] 心臓が普段より激しく鼓動すること。また、その鼓動。「胸の―」 0
垂迹 スイジャク [0] 仏・菩薩(ボサツ)が衆生(シュジョウ)を救うために、仮に神の姿になってこの世に出現すること。「本地―説」 0
圧縮 アッシュク [0] ①圧力を加えて、物体や気体をおしちぢめること。 ②文章などをちぢめて短くすること。「原文を半分に―する」 0
邑犬群吠 ユウケングンバイ つまらない者たちが集まって、あれこれと人の悪口を言ったり騒ぎ立てたりするさま。「邑」は村里。村里のイヌが群がって、ほえ立てる意から。〈『楚辞(ソジ)』〉参考「群吠」は「グンベイ」とも読む。 0
恣肆 シシ 自分の思い通りにすること。わがまま。「恣」も「肆」もほしいままの意。放縦 0
瀏瀏 リュウリュウ ①風の速く吹くさま。 ②清らかで明るいさま。 0
貞烈 テイレツ [0] 節操がかたく、精神が強いこと。特に、女性がみさおを厳しく守って行いが正しいこと。 0
朝 あした [1] ①あさ。夕べ ②あくる朝。翌朝。「希望の―」 0
葡萄茶 えびチャ [0] 黒みがかった赤茶色。「―の袴(はかま)」表記「海老茶」とも書く。 1
搨本 トウホン 石碑などの文字を、墨などで刷り写したもの。石ずり。また、それを集めた本。拓本 0
大宰帥 ダザイのソツ 律令(リツリョウ)制で、筑前(ちくぜん)の国(今の福岡県北西部)に置かれた大宰府の長官。九世紀以後は親王が任ぜられ、九州地方の行政・外交・国防に当たった。参考「ダザイのソチ」とも読む。 0
蚊母鳥 よたか [1] ヨタカ科の鳥。 怪鴟(よたか) 1
旧雨今雨 キュウウコンウ 古い友人と新しい友人。 由来「雨」と「友」の中国での漢字音が通じることから、しゃれていったもの。〈杜甫(トホ)の詩〉 0
兄さん にいさん [1] ①兄の敬称。 ②男性に呼びかける語。 1
聯想 レンソウ [0] 連想 0
実現 ジツゲン [0] 理想や計画などを現実のものとすること。また、現実になること。「夢を―する」 0
滲透 シントウ [0] 浸透 0
阿堵 アト ①あれ。これ。それ。このもの。中国、六朝(リクチョウ)・唐代の俗語。②「阿堵物(アトブツ)」の略。 0
誹諧 ハイカイ [0] ①「誹諧歌」「誹諧連歌」の略。 ②俳句・連句の総称。表記「俳諧」とも書く。参考もとは、おどけや滑稽(コッケイ)の意。 0
一弦琴・一絃琴 イチゲンキン 琴の一種。約一・一(メートル)の胴に一本の弦を張った琴。中国から伝来。独弦琴。須磨琴(すまごと)。 0
虫 むし [0] ①人類・獣類・鳥類・魚介類以外の小動物の総称。特に、昆虫。 ②スズムシなど、美しく鳴く昆虫。秋 ③回虫・ノミなど。「―くだしを飲む」「―に刺される」 ④人間のなかにひそみ、感情や考えなどを左右するもの。「―が好かない」 ⑤あることに熱中する人。「練習の―」「本の―」 ⑥そうした性質をもつ人。「泣き―」 0
断末魔・断末摩 ダンマツマ 死に際。また、その苦痛。由来「末魔」は梵語(ボンゴ)で、体にある急所。これに触れると激痛で死ぬといわれることから。〈『俱舎論(グシャロン)』〉 0
部下 ブカ [1] ある人の指示や監督を受け、それに従って行う人。手下(てした)。 0
屠蘇 トソ [1] ①屠蘇散。山椒(サンショウ)・肉桂皮(ニッケイヒ)などを調合して袋に入れたもの。 ②①を入れたみりん・酒。邪気を払い、長寿に効くとして正月に飲む。おとそ。新年 0
須臾 シュユ [1] しばらく。少しの間。寸刻。「―も忘れず」「―にして鳴りやむ」 参考「スユ」とも読む。 0
電報 デンポウ [0] 通信の一つ。電信で文字・符号を送ること。また、その文書。「入学試験の合格―を打つ」 0
馬草 まぐさ [0] 牛馬のえさにする干し草・わら。飼い葉。表記「秣」とも書く。 0
強訴 ゴウソ [1] 昔、集団で強引に不満や要求を訴え出たこと。「代官に―する」 0
蟇蛙・蟇 ひきがえる ヒキガエル科のカエル。大形で動作が鈍い。背は暗褐色でいぼがある。皮膚から分泌される毒液は「がまの油」といい、薬用。ガマガエル。イボガエル。夏表記「蟾蜍」とも書く。 1
脚本 キャクホン [0] 映画や演劇などのせりふや動作・舞台装置などを記した冊子。シナリオ。「新しい劇の―を書いた」台本 0
茎 なかご [2] 日本刀の柄(つか)の中に入っている部分。鑢目(やすりめ)をつけ、銘や刀工の名を刻む。こみ。表記「中子」とも書く。 0
赤信号 あかシンゴウ [3] ①道路・鉄道などの信号機で、停止・危険の意味を表す赤色の信号。 ②先に危険や不安があることを知らせるきざし・合図。「健康に―がともる」 0
委細 イサイ [1] ①詳しいこと。こまごまとしたこと。「―かまわず」「―面談」詳細・委曲 ②こまかいことすべて。万事。「―承知した」 0
恐れ多い おそれおお-い [4],[5] ①たいへん申し訳ない。「―いことですが…」 ②たいへんありがたくもったいない。 0
鈿 かんざし 金属や象牙(ゾウゲ)・竹などで作った女性の髪飾り。頭髪にさしてつける。 0
追従 ツイジュウ [0] 人につきしたがうこと。人の言うままに行うこと。追随参考「ツイショウ」と読めば別の意になる。 0
安房 あわ 旧国名の一つ。現在の千葉県南部にあたる。房州(ボウシュウ)。 1
熟寝 うまい 気持ちよくぐっすり眠ること。熟睡。 表記「旨寝・味寝」とも書く。 1
尾生の信 ビセイのシン ①約束を固く守るたとえ。 ②ばか正直すぎて融通がきかないたとえ。「信」は信義の意。故事 中国魯(ロ)の国の尾生という男が、女と橋の下で会う約束をした。折からの大雨で川の水かさが増し、それでも女を待ち続けた尾生は、ついにおぼれ死んだという故事から。〈『史記』〉 0
木賃宿 きチンやど [4],[2] ①昔、宿泊客が自炊し、その燃料の薪代(木賃)だけを払って泊まった宿。 ②粗末で、宿泊料の安い宿。 0
空即是色 クウソクゼシキ [1] 万物の真の姿は実体がなく空(クウ)であるが、それがそのままこの世に実在するものの姿でもあること。固定した実体がなく空であるからこそ、現象界の万物も成り立つということ。「空」は固定した実体のないこと。「色」はこの世の物質的存在。〈『般若心経(ハンニャシンギョウ)』〉 色即是空 0
波濤 ハトウ [0] 大波。「万里の―」参考「濤」は大きな波の意。 0
祝詞 シュクシ [0] ①祝いの言葉。「新年の―を申し上げます」 祝辞・祝言 ②「祝詞(のりと)」に同じ。 参考①「シュウシ・ほぎごと」とも読む。 0
与太郎 よたろう [0] 知恵の足りない人。まぬけ。おろか者。参考落語で、知恵の足りない、または無知な倅(せがれ)の名として用いたことから。 0
臭覚 シュウカク [0],[1] においを感知する感覚。嗅覚(キュウカク)。 0
髢 かもじ [0] 髪を結うとき、少ない部分に補う毛。入れ髪。「―を入れて結う」由来もとは「髪」を意味する女房詞(ことば)で、髪の「か」と「文字」とを合わせた「か文字」から。 0
身 み [0] ①体。「衣服を―に着ける」 ②自分自身。「―を賭(ト)して尽くす」 ③身分。立場。「―のほどを知れ」「相手の―になる」 ④誠意。「―を入れて話を聞く」 ⑤骨や皮に対して肉。「魚の―をほぐす」 0
跼む かが-む 足や背などを曲げ、体をちぢこませる。せぐくまる。 0
降魔 ゴウマ [1] 祈りによって悪魔を抑え倒すこと。特に、釈迦(シャカ)が悪魔の妨害を退け、悟りを完成したことをいう。降伏(ゴウブク) 0
毒味・毒見 ドクミ ①飲食物を人に出す前に、毒の有無を確かめること。 ②料理の味付けの加減をみること。味見(あじみ) 0
碧 あお [1] 濃いあお色。または、濃い緑色。あおみどり。「きれいな―色のトルコ石」参考もとは、あお色のきれいな石の意。「みどり」とも読む。 0
憤激 フンゲキ [0] ひどくいきどおること。はげしく怒ること。「―を買う(人をひどく怒らせる)」憤怒(フンド)・(フンヌ) 0
伎能 ギノウ [1] 物事を行う腕前。わざ。表記「技能」とも書く。 0
婚期 コンキ [1] 結婚する時期。また、結婚するのに適した年ごろ。 0
万両 マンリョウ [1] ヤブコウジ科の常緑小低木。暖地の山中に自生。夏、小さな白い花が咲き、赤い球形の実を結ぶ。冬由来センリョウよりも実が美しいことから。 0
情義 ジョウギ [1] 人情と義理。「―を欠く」 「情誼」の書きかえ字。 0
尸位 シイ 才能がないのに高い地位に就いて、何もしないでいること。 参考人がかたしろ(神霊の代わりの置き物)になって、神の祭られる場所につく意。 0
狭量 キョウリョウ [0] 度量がせまく小さいこと。「―な小人物だ」偏狭広量 0
呉桃 くるみ クルミ科の落葉高木の総称。 胡桃(くるみ) 1
槧 ふだ 紙のない時代に、文字を書いた大きな木の札。 0
端白 つまじろ ①ふちが白いこと。 ②動物の足先が白いこと。また、その動物。 1
謝金 シャキン [0] 謝礼のための金銭。礼金。 0
虎は死して皮を留(とど)め、人は死して名を残す とらはししてかわをとどめひとはししてなをのこす 死後に自分の名を汚さぬよう心がけて生涯を送らなければならないということ。トラは死後その毛皮が珍重され、人は死後その功績が語られることから。〈『十訓抄(ジッキンショウ)』〉 0
片言折獄 ヘンゲンセツゴク ただ一言でだれもが納得するような裁判の判決を下すこと。「折」は断じる、「獄」は訴訟の意。由来 孔子が、人々の信望が厚く、決断力に富んだ弟子の子路(シロ)をほめた言葉から。〈『論語』〉 0
虚実 キョジツ [1],[0] ①うそと真実。 ②あることとないこと。「歴史の―」 0
一毫 イチゴウ [0],[2] ほんの少し。わずか。「―のすきもない人物」参考「毫」は細い毛の意。一本の細い毛筋の意から。 0
生涯 ショウガイ [1] ①この世に生きている間。生まれてから死ぬまで。一生。「―忘れられない出来事だった」「輝かしい―を閉じられた」 終生 ②ある事に関係した特定の時期。「教育者としての―」 0
綴じ代 とじしろ [0],[2] 紙などをとじるための、端のゆとり分。「―を残して印刷する」 0
雌伏 シフク [0] 将来の活躍する機会をじっと待っていること。「―十年ようやく頭角を現した」 雄飛 由来雌鳥が雄鳥にしたがうことから。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
冠者 カンジャ [1] ①狂言で、大名の若い召使。従者。「太郎―」 ②昔、元服して冠をつけた少年。転じて若者。 ③昔、六位で官位のない人。参考「カジャ」とも読む。 0
免除 メンジョ [1] 義務や役目などを果たさなくてもよいという許しを与えること。「授業料を全額―する」 0
加護 カゴ [1] 神仏が守り助けること。「神のご―がありますように」 0
粗金 あらがね [0] 掘りだしたばかりで、精錬していない金属。特に、鉄を指す。なまがね。 表記「鉱」とも書く。 0
鹿砦 さかもぎ [0] 敵の侵入を防ぐために、とげのある木の枝や先端をとがらせた木の枝を、シカの角のように組んだ柵(サク)。 鹿垣(ししがき) 表記「逆茂木」とも書く。 参考「ロクサイ」とも読む。 1
反則 ハンソク [0] 法律・規則や競技のルールに違反すること。規則違反。「―技をかける」表記「犯則」とも書く。 0
皇位 コウイ [1] 天皇の位。「―継承の儀式が執り行われた」帝位 0
根拠 コンキョ [1] ①よりどころ。物事を成り立たせるもとになるもの。「まったく―のない話だ」 ②活動するための本拠。ねじろ。「―地」 0
気息奄奄 キソクエンエン [0],[2] 息も絶え絶えで今にも死にそうなさま。転じて、物事が今にも滅びそうなさま。「奄奄」は息絶え絶えのさま。 0
千緒万端 センショバンタン [1] 種々雑多な事柄のこと。「緒」は物事の糸口。「端」は物事の出発点のこと。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
聖林 ハリウッド アメリカ合衆国、カリフォルニア州ロサンゼルス市北西部の地区。世界的な映画の都として有名。 1
合切 ガッサイ [0],[1] なにもかも。すべて残らず。「一切―運び出す」「―袋(なんでも身の回りの物を入れる袋)」 0
修学 シュウガク [0] 学問を学び修得すること。「―旅行に出発する」 0
淫雨 インウ [1] いつまでも降り続く雨。作物に害を与える長雨。霖雨(リンウ) 0
劉覧 リュウラン ①すみずみまで目をとおすこと。通覧 ②他人が見ることの尊敬語。表記「瀏覧」とも書く。 0
二六時中 ニロクジチュウ [0] 一昼夜。一日中。四六時中 由来昔、一日を昼六時(ロクとき)と夜六時の一二の時に分けたことから。 0
魚心あれば水心 うおごころあればみずごころ 相手がこちらに対して好意をもてば、こちらも相応にそれに応えようと好意をもつことのたとえ。魚に水を思う気持ちがあれば、水も魚を思う気持ちをもつという意。参考もと「魚、心あれば、水、心あり」というのが、それぞれ一語化して「魚心」「水心」となったもの。 0
術 わざ [1],[2] ①学問。 ②技能。「―をみがく」 0
哩 マイル ヤード-ポンド法における長さの単位。一哩は約一・六(キロメートル)。 0
極上 ゴクジョウ [0] 品質や程度がきわめて上等なこと。「これは、―の品だ」「―のワイン」最上 0
緊褌一番 キンコンイチバン [6] 気持ちをひきしめて物事にのぞむこと。大勝負の前の心構えをいう語。「一番」はここ一番という大事なときの意。 0
決着 ケッチャク [0] 物事のきまりがつくこと。「長期化した紛争の―がつく」落着表記「結着」とも書く。 0
竪坑 たてコウ [0] 垂直に掘り下げた坑道。 0
適正 テキセイ [0] ふさわしくて正しいこと。「―価格の本」 0
金石の交わり キンセキのまじわり いつまでも変わらない固い友情のこと。〈『漢書(カンジョ)』〉断金の交わり・管鮑(カンポウ)の交わり・刎頸(フンケイ)の交わり 0
郷士 ゴウシ [1] 江戸時代、農村に居住している武士。また、農民で武士の待遇を受けている者。平時は農業に従事する。 0
棺桶 カンおけ [3] 死者を入れて葬るのに用いる木箱。ひつぎ。「―に片足を突っこむ(死期が近い)」 0
譲与 ジョウヨ [1] ゆずり与えること。「約束どおり全財産を―した」 譲渡 0
芋虫 いもむし [2] ①チョウやガの幼虫で、毛のないものの総称。特に、サツマイモとサトイモにつくスズメガ科の幼虫。葉を食害する。秋 ②張り子で作ったいもむし状のものに重りを入れ、割った竹の上をころがすおもちゃ。たわらがえり。 0
啜る すす-る [0] ①液状のものを吸いこむように食べる。吸い飲む。「みそ汁を―る」 ②鼻汁を吸いこむ。 0
瓢 ひさご [0] ①ユウガオ・ヒョウタン・トウガン・フクベなどの総称。秋 ②「瓢簞(ヒョウタン)」に同じ。表記「・匏」とも書く。参考②「ふくべ」とも読む。 0
茅 こうたけ [1] イボタケ科のキノコ。 革茸(こうたけ) 1
顫える ふる-える [0] 寒さや恐れによって手足が小刻みに動く。 0
譲る ゆず-る [0] ①人に与える。人に任せる。「本を友人に―る」「跡継ぎの座を弟に―る」 ②売る。「車を安く―る」 ③他の人を先にする。「老人に道を―る」 ④自分の意見を抑えて他の意見を受け入れる。へりくだる。「強情な性格で一歩も―らない」 ⑤あとまわしにする。「結論を次回に―る」 0
熟食 ジュクショク [0] 十分に煮たり焼いたりして、やわらかくなった食べ物。火食。 0
放胆小心 ホウタンショウシン 文章を書くには、最初は思うままを大胆に書き流し、熟達してきたら細心の注意を払い、規則を守って書くべきだという教え。「小心」は、細部に注意をはらって字句をよく練ること。〈『文章規範』〉 0
牙舎利 ゲシャリ 仏の遺骨である、舎利のうちの歯。 0
嚠喨 リュウリョウ [0] 楽器の音などがさえわたるさま。「―たる笛の音」表記「瀏亮」とも書く。 0
望潮魚 いいだこ マダコ科のタコ。 飯蛸(いいだこ) 1
文籍 モンジャク 書いた物。文書。書籍。参考「ブンセキ」とも読む。 0
半端 ハンぱ [0] ①全部はそろっていないさま。はした。 ②どっちともつかないさま。「中途―な練習」 ③一人前でないこと。気がきかないこと。また、そのさま。「―者(もの)」 0
獄 ひとや [0] 罪人を捕らえて閉じこめておく建物。牢屋(ロウや)表記「人屋・囚獄」とも書く。参考「ゴク」とも読む。 0
尸解 シカイ 道家の術の一つ。体をこの世に残し、魂だけが体外へ抜け出す仙術。 0
白熊 はぐま [0] チベットなどにすむヤクの尾の毛。白く光沢があり、払子(ホッス)や旗・槍(やり)・兜(かぶと)などの飾りとして用いる。 1
惨劇 サンゲキ [0] むごたらしい事件。いたましい出来事。「―の跡がなまなましい」 0
貴族 キゾク [1] ①家柄や身分が高く、国から特典を与えられている上流階級。また、その階級に属する人。 ②比喩(ヒユ)的にある特権をもつ人。「独身―」「労働―」 0
接続草 すぎな トクサ科のシダ植物。 由来「接続草」は漢名から。 杉菜(すぎな) 1
善玉 ゼンだま [0] 善人。 悪玉 由来江戸時代の草双紙などで、円形に描いた人の顔に「善」の字を書いて善人を表現したことから。 0
綵 あやぎぬ 美しい模様やいろどりを施した絹織物。 参考「あや」と読めば別の意になる。 0
諦観 テイカン [0] ①物事の本質を見きわめること。諦視 ②あきらめ悟ること。参考「タイカン」と読めば、仏教で悟りの境地の意。 0
来迎 ライゴウ [0] ①人が死ぬとき、仏が現れて極楽浄土に迎えにくること。 ②高山に登って、頂上で日の出を迎えること。ご来光。「富士山でご―を見る」 0
誣告 ブコク [0] 他人を陥れるため、故意に偽った事実を告げること。「―罪」 0
鰤 ぶり [1] アジ科の海魚。日本付近に分布し、各地の沿岸を回遊する。背は暗青色で腹は白色。体側中央に黄色い帯が縦にはしる。出世魚で成長にしたがい、関東ではワカシ・イナダ・ワラサ・ブリ、関西ではツバス・ハマチ・メジロ・ブリと名称が変わる。食用。 冬 0
歩測 ホソク [0] 一定の歩幅で歩き、その歩数で距離をはかること。 0
異体同心 イタイドウシン [0],[1] からだはそれぞれ別でも、心は一つであること。一心同体・形影一如(ケイエイイチニョ) 0
繖 きぬがさ 絹を張った長い柄のかさ。昔、貴人の外出のとき、後ろからさしかけて用いた。 表記「衣笠・絹傘」とも書く。 0
造反 ゾウハン [0] 組織の内部から、そのあり方を批判すること。反逆。むほん。「―者が続々と出る」 0
陸離 リクリ [1] 光線が入り乱れて、美しくきらめいているさま。「光彩―」 0
憑依妄想 ヒョウイモウソウ 神仏や悪魔、動物などの霊がのりうつって自分を支配しているという妄想。 0
劃然 カクゼン [0] 画然 0
外車 ガイシャ [0] 外国の会社が製造し、外国から輸入した自動車。 0
肌合い はだあい [0] ①はだざわり。 ②気質。気だて。「―のちがい」 0
厖然 ボウゼン 豊かで大きいさま。むっくりと大きいさま。表記「尨然」とも書く。 0
計数 ケイスウ [3] ①数をかぞえること。また、計算で得た数値。 ②経済や経理などに関すること。「―に詳しい」 0
特種 トクだね [0] 新聞・雑誌などの記事で、ある社だけが入手できた重要な情報。スクープ。「―合戦」参考「トクシュ」と読めば別の意になる。 0
器楽 キガク [1] 楽器だけで演奏する音楽。重奏や管弦楽など。声楽 0
騒ぐ さわ-ぐ [2] ①声や音をたててやかましくする。「音楽会で―ぐのは非常識だ」 ②あわてて落ち着きをなくす。また、乱れる。「警報が鳴り、全員が―ぎだした」「不吉な予感で胸が―ぐ」 ③不満や抗議などを訴える。「判定に観客が―ぎだした」 0
暁闇 あかつきやみ [0] 「暁闇(ギョウアン)」に同じ。「―に鳥の大群が舞いおりた」 0
回廊 カイロウ [0] ①建物を取り囲む長く折れ曲がった廊下。 ②建物と建物をつなぐ屋根つき通路。「寺院の―」 「廻廊」の書きかえ字。 0
原 もと [1] 物事のはじめ、起こり。みなもと。 0
遺徳 イトク [0] 死後になおのこっている人徳。故人の恩徳・めぐみ。「―をしのぶ」 0
恰幅 カップク [0] 体つき。特に、どっしりとした体格にいう。「あの紳士は―が良い」 0
炬火 キョカ [1] かがり火。たいまつ。炬燭(キョショク)参考「コカ」とも読む。 0
湧出 ユウシュツ [0] わき出ること。「石油の―で町が活気づく」表記「涌出」とも書く。参考「ヨウシュツ」とも読む。 0
糺す ただ-す [2] あやまちや罪などを問いただす。取り調べる。「事の真偽を―す」表記「糾す」とも書く。 0
話す はな-す [2] ①人と語りあう。会話をする。 ②人に言葉で伝える。口述する。 0
類える たぐ-える [3] 似たものを並べて比較する。なぞらえる。「その美しさは他に―えるものがない」 0
蚊帳吊草 かやつりぐさ [4] カヤツリグサ科の一年草。道端に自生。葉は線形で、茎は三角柱状。初夏、茎の先に黄褐色の穂を出す。夏由来茎を二人で両端から裂くと四辺形ができ、蚊帳を吊(つ)ったように見えることから。表記「莎草」とも書く。 1
真鴨 まがも [0] カモ科の鳥。アヒルの原種。日本の各地に冬鳥として飛来し、池や湖にすむ。雄は「あおくび」とも呼ばれ、頭部が緑色で、首に白い輪がある。 冬 0
余力 ヨリョク [0] あることに使っても、まだ残っている力。力のゆとり。「マラソンで―を残してゴールインする」 0
温める あたた-める [3] ①物の温度を適度な高さまで上げる。「手をお湯に入れて―める」冷ます・冷やす ②途絶えていたつきあいを回復する。「旧交を―める」 ③こっそりと自分のものにする。「拾った物を―める」 ④しばらく自分の手もとにおく。「計画を―めておく」 0
焼売 シューマイ [0] 豚のひき肉やネギ・ニンニクなどのみじん切りを混ぜ、小麦粉で作った皮に包み、蒸した中国料理。 参考中国語から。 0
曝書 バクショ [1] 書物を日光や風にさらして湿気をとばすこと。虫干し。夏 0
渉る わた-る [0] ①水のあるところを歩いて横切る。「川を―る」 ②各方面を広く見聞する。「農作物の生育状況を全県に―って調べる」 0
門に入らば笠を脱げ モンにいらばかさをぬげ 常に礼儀を守らなければならないということ。転じて、あいさつは機会を逃してはいけないということ。他家を訪れたときは門を入った所で笠を脱ぎ、あいさつするのが礼儀であるという意から。 0
生い立ち おいたち [0] ①成長すること。「子どもの―を見守る」 ②成長の過程や経歴。そだち。「作家の―に興味がある」 0
現職 ゲンショク [0] 現在の職業。また、現在その職業についていること。「―議員による汚職事件」前職 0
飛出 とびで 目が飛び出すように開き、口も大きく開いた能面。大飛出は神、小飛出は畜類などに用いる。 0
臂 ひじ [2] 肩と手首の間にあり、関節で折れ曲がる部分の外側。 0
執着 シュウチャク [0] 深く心がひかれてなかなか断ち切れないこと。「物事に―するたちだ」 執心 参考「シュウジャク」とも読む。 0
截る き-る [1] ①刃物で切断する。「布を―る」 ②さえぎり断つ。断ち切って止める。「進路を―る」 ①②截(た)つ 0
黄粱一炊の夢 コウリョウイッスイのゆめ 人生のはかないたとえ。「黄粱」は、アワの一種のオオアワ。参考「 黄粱一炊」ともいう。邯鄲の夢(カンタンのゆめ) 0
尾大なれば掉わず ビダイなればふるわず 上にある者の勢力よりも、下にある者の勢力が強いと、下を制御できなくなるたとえ。「尾大」は尾が大きい、「掉」は振り動かす意。〈『春秋左氏伝』〉 0
陣頭 ジントウ [0] ①軍陣や部隊の真っ先。陣列の先頭。最前線。「―指揮をとる」 ②仕事や活動の場の第一線。 0
同宿 ドウシュク [0] 同じ宿に泊まること。同じ下宿にいること。また、その人。 0
彼我 ヒガ [1] かれと、われ。相手方と自分方。「―の実力の差」「―の利害関係」 0
無我 ムガ [1] ①私心や私欲のないこと。「―の境地」 ②我(われ)を忘れること。「―夢中」 0
老朽 ロウキュウ [0] 古くなったり使い古したりして、役に立たなくなること。「校舎が―化したので改築する」 0
畔 ほとり [0],[3] ①川・池・湖などの水ぎわ。きしべ。ふち。 ②物のかたわら。そば。 0
知恵と力は重荷にならぬ チエとちからはおもににならぬ 知恵と力はどんなにたくさんあっても負担になるものではなく、あればあるほどよいということ。 0
干飯 ほしいい 貯蔵・携行用として、蒸した米をほしたもの。水にひたせばすぐに食べられた。ほしい。夏表記「乾飯・糒」とも書く。 0
浚う さら-う [0] ①溝などの底にある土砂をすっかりすくい取る。 ②他人の物を奪い取る。「人々の膏血(コウケツ)を―う」 表記①「濬う」とも書く。 0
誣言 フゲン [0] ありもしないことを偽って言うこと。また、その言葉。誣(し)い言(ごと)。参考「ブゲン」とも読む。 0
思春期 シシュンキ [2] 生理・生殖機能がほぼ完成し、異性に対する関心や自我意識が強くなる年ごろ。一二・三歳から一五・六歳の大人への移行期。 0
芒 のぎ [0],[1] イネ科の植物の実の殻につく、かたい毛のような突起。のげ。 0
天晴 あっぱれ [3],[1] ①みごとだ。りっぱだ。「敵ながら―な腕前だ」 ②えらい。でかした。人の行為をほめるときにいう。「よくできた、―」表記「遖」とも書く。 1
委任 イニン [0] ①ゆだねまかせること。「全権を―する」 ②法律上の行為や事務処理を相手方に委託し、相手が承知することで成立する契約。「―状」 0
御幸 みゆき [0] 上皇や法王、女院(ニョイン)の外出。表記天皇の場合は特に「行幸」と書く。参考「ゴコウ」とも読む。 1
流れる なが-れる [3] ①低いほうに移動する。「川が―れる」 ②垂れる。「涙が―れる」 ③ただよい動く。 ④通過する。 ⑤経過する。「月日が―れる」 ⑥伝わる。「情報が―れる」 ⑦さすらう。 ⑧それる。「矢が―れる」 ⑨姿勢がくずれる。 ⑩傾く。「怠惰に―れる」 ⑪質に入れたものなどの所有権がなくなる。 ⑫だめになる。中止する。「大事な会議が―れる」 ⑬流産する。 0
沖天 チュウテン [0] ①まっすぐ空高くのぼること。 ②天にとどくほど勢力をのばすこと。「―の勢い」 0
割符 さいふ [0] 鎌倉・室町時代における為替(かわせ)手形。切符(きっプ)。参考「わりフ・わっプ」とも読む。 1
狭 ヘンキョウ ①度量が狭いこと。「―な考えは捨てよ」狭量 ②土地などが狭いこと。 狭小表記「偏狭」とも書く。 0
何如・何若・何奈 いかん ①事の次第。「理由の―によらず」 ②どのようであるか。また、どのように。「―せん(どうしようもないことに)、火の回りが速すぎた」表記「如何・奈何」とも書く。 1
覆載 フウサイ ①万物をおおう天と、万物をのせる地。また、天が万物をおおい、地が万物をのせること。 ②天地。宇宙。乾坤(ケンコン)。 0
黄牛 あめうし 飴(あめ)色の毛をした牛。古くは上等な牛として尊ばれた。 1
口八丁 くちハッチョウ [3] しゃべることが達者なこと。口上手。「―手八丁」 0
天性 テンセイ [1] 生まれつきの性質。「―の楽天家」天資・天成 0
国手 コクシュ [1] ①医者の敬称。名医。〈『国語』〉 ②囲碁の名人。 由来国中で第一級のすぐれた腕前をもっている人の意から。 0
吃水 キッスイ [0] 喫水 0
梢 こずえ [0] 樹木の幹や枝の先端部分。「―に小鳥がとまる」 参考「こずえ」は木末の意。 0
失調 シッチョウ [0] 調和をなくすこと。バランスを崩すこと。「栄養―」 0
東 トウエイ [0] ①東のほうの海。東海。 ②日本。参考「」は大海の意。 0
決選 ケッセン [0] 「決定選挙」の略。当選者が決まらないとき高得点を集めた二名以上で選挙をし、最終的に決定すること。「―投票」 0
横暴 オウボウ [0] 勝手気ままを乱暴に押しとおすさま。「彼の―は許せない」 0
大きい おお-きい [3] ①形の面積・容積・長さ、または程度などが他より上回っている。また、数量が多い。「―い建物」「被害が―い」 ②規模や範囲がまさっている。「―い会社」 ③年齢が上である。「―くなったらパイロットになりたい」 ④おおげさである。偉ぶっている。「話が―い」 ⑤重要である。「こちらのほうが―い問題だ」 0
昼 ひる [2] ①朝から夕方までの、日が出ている間。昼間。「―日中(ひなか)」日中夜 ②正午。真昼。「―になる」「―休み」日中・白昼 ③昼食。「お―を食べる」 0
帰化 キカ [1],[2] ①他国へ移住し、国籍を得て、その国民となること。 ②生物が人間の媒介で他の地域に運ばれ、野生化して繁殖すること。「―植物」参考もとは君主の徳に感化されて服従する意。 0
殴殺 オウサツ [0] なぐり殺すこと。「―された死体が発見された」撲殺 0
哲学 テツガク [2],[0] ①人生や宇宙などの理想的なあり方や根本原理を、理性によって究明する学問。「大学で―を専攻する」 ②経験などから築いた人生観や世界観。「独自の経営―」由来ギリシャ語の philosophia(知への愛)の訳語で、西周(にしあまね)が最初「希哲学」と訳し、のちに「哲学」とした。 0
集める あつ-める [3] ばらばらに散らばっている人や物を一か所に寄せる。「ごみを―める」「注目を―める」 0
眼仁奈 めジナ [0] メジナ科の海魚。北海道以南の沿岸に分布。全長五○(センチメートル)ほどの楕円(ダエン)形で、青黒色。磯(いそ)釣りの対象魚。食用。グレ。 0
白雲孤飛 ハクウンコヒ 故郷を離れて親を思うたとえ。故事 中国、唐の狄仁傑(テキジンケツ)が幷州(ヘイシュウ)の法曹参軍の職に就き、太行山に登り、白雲の飛んで行くのを見て、親はあの下にいると言って涙した故事から。〈『大唐新語』〉 0
病癖 ビョウヘキ [0] 病的な悪い癖。なおりにくい悪癖。「盗みの―がある」 0
勅命 チョクメイ [0] 天皇の命令。みことのり。勅語・勅諚(チョクジョウ) 0
茶壺 チャつぼ [1],[0] 茶の葉をたくわえておく陶製のつぼ。葉茶壺。大壺。参考抹茶を入れるものは「茶入れ」、または「小壺」という。 0
黄塵 コウジン [0] ①黄色い土煙。 ②「黄砂②」に同じ。 0
過ちては則ち改むるに憚ること勿れ あやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ 過失を犯したとわかったら改めるのにためらってはならない。〈『論語』〉 0
複数 フクスウ [3] ①二つ以上の数。 ②その語の表す事物や人の数が、二つ以上であることを示す文法形式。「名詞の―形」 ①②単数 0
討論 トウロン [1] 意見を出して論じ合うこと。「会社再建について―が交わされた」討議 0
括る くく-る [0] ①しばる。たばねる。「袋の口を―る」「髪を―る」 ②ひとまとめにする。総括する。「括弧で―る」「話を―る」 0
税関 ゼイカン [0] 港・空港・国境などで関税の徴収や輸出入品の検査などをする役所。 0
障泥烏賊 あおりいか [3] ジンドウイカ科のイカ。胴の両側全体に広いひれがある。肉が厚く美味。ミズイカ。 由来ひれを動かすようすを馬具の障泥(あおり)に見立てたことから。 1
為出来す しでか-す [3] ふつうでは考えられないようなことをしてしまう。「とんでもないことを―した」 1
不予 フヨ [1] ①不快。不愉快。楽しくないこと。 ②天皇や貴人の病気。「御―」不例参考「予」はたのしむ意。 0
簿記 ボキ [1],[0] 金銭の出し入れ、財産の増減などを一定の形式で分類・記録・計算・整理して、その結果を明らかにする記帳法。「複式―」 0
磐石 バンジャク [0] ①大きなどっしりとした岩。いわお。「―の重み」 ②非常に堅固なこと。どっしりとして動じないたとえ。「―の構え」参考「盤石」とも書く。 0
註釈 チュウシャク [0] 注釈 0
花婿 はなむこ [3] 結婚したばかりの男性。また、近く結婚する男性。新郎花嫁 0
就褥 シュウジョク ①床をとって寝ること。 ②病床につくこと。病気で寝ること。 0
撃墜 ゲキツイ [0] 航空機などをうち落とすこと。「敵機を―する」 0
椋の木 むくのき [1] ニレ科の落葉高木。山地に自生。葉の表面はざらつき、物をみがくのに用いる。春に淡緑色の花が咲き、秋に黒紫色の小さな実をつけ、食用となる。材は器具用。ムク。表記「樸樹」とも書く。 0
単騎 タンキ [1] ただ一人でウマに乗っていくこと。また、その人。一騎 0
毬果 キュウカ [1] 球形や円錐(エンスイ)形の複果の一種。多数の木質の鱗片(リンペン)が重なり丸くなる。マツ・スギ・モミなど。 0
大徳は小怨を滅す タイトクはショウエンをメッす 大きな恩恵は小さなうらみなどおのずと消滅させてしまう。「大徳」は大きな恩恵の意。〈『春秋左氏伝』〉 0
保健 ホケン [0] 健康を保ち、また増進すること。「―所」「―体育の授業」 0
水団 スイトン 小麦粉を水でこねて団子状にし、野菜などを入れた汁で煮た食べ物。 0
非売品 ヒバイヒン [0] 一般の人に売らない製品。見本や特定の人に配るためのものなど。売品 0
毎事 マイジ ことごと。事あるたび。事件の発生するたびごと。 0
懐郷 カイキョウ [0] 故郷をなつかしむこと。「―の念にかられる」望郷・郷愁・里心(さとごころ) 0
瞰る み-る のぞくようにして、高い所から下方見下ろす。 0
微服 ビフク [0] 身分の高い者が身分を隠すため、目立たないように質素な服装をすること。身なりをやつすこと。しのびの姿。 0
馴鹿 ジュンロク [2] 「馴鹿(トナカイ)」に同じ。 0
十方 ジッポウ [3] ①四方(東・西・南・北)と四隅(南東・南西・北東・北西)、それに上下を合わせた一〇の方向のこと。 ②あらゆる方向。いたるところ。「―浄土」「―世界」 0
仕手 シて [0],[2] ①物事を行う人。「世話の―がない」 ②能や狂言の主役。 ③相場で投機的に大きな売買をする人。「―株」 表記「為手」とも書く。また、 ②はふつう「シテ」と書く。 0
危急 キキュウ [0] 危険や災難が目前に迫っていること。「―を救う」 0
営利 エイリ [1] 利益を得ること。また、利益を得るために活動すること。「―事業」 0
長生久視 チョウセイキュウシ 長生きをすること。「長生」は長命、「久視」はいつまでも見る意で、永遠の生命を保つこと。〈『老子』〉長生不老・不老長寿 0
同断 ドウダン [0] ほかと同じであること。前のとおりであること。また、そのさま。「以下―」同様・同然 0
皮肉 ヒニク [(名)1],[(名;形動)0] ①相手の欠点などを、遠回しに意地悪く非難すること。また、その言葉。あてこすり。「―を込めた話しぶり」 ②予期や希望に反した結果になるさま。あいにくなさま。「―な運命をたどる」 0
書式 ショシキ [0] 書類の定まった書き方。「―を整えて提出する」 0
牢固 ロウコ [1] しっかりとして丈夫なこと。堅固なこと。「―たる城郭を築く」 0
洒脱 シャダツ [0] さっぱりしていて俗気がないこと。「軽妙―」 洒落(シャラク) 表記「灑脱」とも書く。 0
潜航 センコウ [0] ①潜水艦などが水中をもぐって進むこと。 ②ひそかに航海すること。 0
明かす あ-かす [0],[2] ①隠されていたものをはっきり示す。「手品の種を―す」「秘密を―す」 ②眠らずに夜を過ごす。「まんじりともせずに夜を―す」 0
姻族 インゾク [1],[0] 結婚で親類となった者。婚姻によってできた親戚(シンセキ)。姻戚 0
往復 オウフク [0] ①行きと帰り。また、行ったり来たりすること。行き来。「―四〇キロの道のり」「学校と駅を―するバス」 ②交際。「長年親しく―する」 ③手紙のやりとり。「―書簡」 ④「往復切符」の略。 ①④片道 0
干与 カンヨ [1] 関係すること。たずさわること。「計画に―する」参考「関与」とも書く。 0
推察 スイサツ [0] 他人の事情や心中をおしはかって考えること。また、そのようにして得られた考え。「相手の気持ちを―する」「―に難くない」 推量・推考・想察 0
幽閉 ユウヘイ [0] 閉じこめて出られなくすること。「古城に―される」監禁 0
青銭万選 セイセンバンセン 非常にすぐれた文章のたとえ。科挙の試験にかならず合格するほどの文章のこと。 由来青銅でできた銭は粗悪な材料で作った銭にまぜても、一万回選んで一万回まちがいなく選び取ることができるということから。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
二の舞 ニのまい [0] 人のまねをすること。また、前の人と同じ失敗をくり返すこと。「兄の―を演じる」 由来舞楽で、安摩(アマ)の舞に続くそれをこっけいにまねた舞を指す語から。 0
大慾 タイヨク 大欲 0
善後策 ゼンゴサク [3] うまくあと始末をつけるための方策。「―を講ずる」
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漢字の豆知識 意味が正しそうで、実は正しくない熟語 ~そのイワカンは、正解です~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
整整 セイセイ きちんと正しくととのっているさま。「―の布陣」 整然 0
昂騰 コウトウ [0] 高騰 0
正直の頭(こうべ)に神宿る ショウジキのこうべにかみやどる 正直な人には、必ず神の助けがあるということ。 0
橋桁 はしげた [0] 橋ぐいの上に渡して、橋板を支える材。 0
才気 サイキ [1] 才知のすぐれたはたらき。鋭く活発な頭のはたらき。「―がみなぎる」「―走った言動」 0
猫の手も借りたい ねこのてもかりたい 非常に忙しくて働き手が足りず、どんな手伝いでもほしいたとえ。「―ほど忙しい」 0
捨て身 すてみ [0] 自分の命を落としてもかまわない、覚悟の行動。命がけで事を行うこと。また、その姿勢。「―の攻撃」 0
倍する バイ-する [3] ①二倍になる。二倍にする。 ②増す。加える。「旧に―するご声援を(以前にまさる声援を乞(こ)う)」 0
狂れる ふ-れる [0] 精神状態がふつうでなくなる。くるう。「気が―れる」 0
暮新月 くれシづき 陰暦一月の異名。暮古月(くれコづき) 0
柳絮 リュウジョ ①ヤナギの種子が、わたのように飛び散ること。また、その種子。ヤナギのわた。春 ②降る雪のたとえ。 0
集束 シュウソク [0] 光線のたばが一点に集まること。収斂(シュウレン)。「―レンズ」 発散 0
主神 かんざね [0] ①神の実体。神の正体。神体。 ②神事をつかさどる人。神主。 表記「神実」とも書く。 1
育む はぐく-む [3] ①親鳥が羽の中にひなを抱いて育てる。 ②大切に育てる。養育する。 ③物事が発展するように守り育てる。「夢を―む」由来ひなを羽でおおい包む意の「羽(は)包(くく)む」から。 0
飛鳥 あすか [0] 日本で、六世紀末から八世紀初めまで都があった所。現在の奈良県高市郡明日香村付近。古墳や古寺など史跡が多い。由来「あすか」にかかる枕詞(まくらことば)「飛ぶ鳥の」から。表記「明日香」とも書く。 1
防食・防蝕 ボウショク 金属表面が、さびてくさるのを防ぐこと。塗料などによる被覆やめっきなど。「―剤」 0
震災 シンサイ [0] 地震による被害・災害。「阪神・淡路大―」 0
付録 フロク [0] ①本文の補足や参考のためにつけ加えること。また、そのつけ加えた記事。 ②雑誌などに添えられた冊子や物。おまけ。「この雑誌にはたくさん―がついている」表記「附録」とも書く。 0
派手 ハで [2] はなやかで目立つこと。おおげさなこと。また、そのさま。「―な色」「―な身振り」地味 0
法灯 ホウトウ [0] ①迷いの闇(やみ)を照らす、仏法や釈迦(シャカ)の教えのたとえ。 ②仏祖。高徳の僧。 ③仏前の灯火。みあかし。灯明(トウミョウ) 0
染指草 ほうせんか ツリフネソウ科の一年草。 由来「染指草」は漢名より。花で指の爪(つめ)を染めたことから。 鳳仙花(ホウセンカ) 1
流産 リュウザン [1] ①妊娠二四週以内に、胎児が死んで母体外に出ること。 ②計画や事業などが中途でだめになること。 0
新妻 にいづま [0] 結婚して間もない妻。新婚の妻。「―の手料理をごちそうになる」 0
魯陽の戈 ロヨウのほこ 勢いの盛んなことのたとえ。故事 中国、戦国時代、楚(ソ)の魯陽公が韓(カン)との戦いで日暮れにさしかかったとき、戈を手に取って日を差し招くと夕日が逆戻りしたという故事から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
誚める せ-める 言葉でせめ、きずつける。とがめる。なじる。しかる。 0
水母 くらげ [1] ①腔腸(コウチョウ)動物のうち浮遊生活をするものの一群の総称。ほとんどは海にすむ。体は寒天質で骨格はなく、傘の形をしている。毒をもつものや、食用になるものもある。 夏 ②自分の考えをはっきりもたない人のたとえ。 由来「水母」は漢名から。 表記「海月」とも書く。 1
壮健 ソウケン [0] 体が丈夫で元気のあること。また、そのさま。「御―の由(よし)お喜び申し上げます」 健勝 0
逐次 チクジ [2],[1] 順をおって次々に。「氏名を―入力する」順次 0
冠水 カンスイ [0] 大水のため、田畑・作物などが水をかぶること。「台風で田畑が―した」 0
懇篤 コントク [0] 心がこもって行き届いているさま。ねんごろなさま。懇切・親切 0
潰える つい-える [3],[0] ①崩れる。こわれる。「堤防が―える」 ②つぶれる。だめになる。実現できなくなる。「永年の夢が―え去った」「計画が―える」 ③負ける。戦いに敗れる。 0
協力 キョウリョク [0] 同じ目的のためにともに力を合わせること。「青年海外―隊」協同 0
緘口 カンコウ [0] 口を閉じてものを言わないこと。表記「箝口・鉗口・拑口」とも書く。 0
黙然 モクネン [0] 何も言わずに黙っているようす。「―として心を落ちつける」参考「モクゼン」とも読む。 0
相称 ソウショウ [0] 互いにつり合っていること。一つの線または面の両側が同じ形をしている関係。「左右―」 対称 0
光年 コウネン [0] 光が一年間で達する距離のことで、天体間の距離を表す単位。「何億―もの彼方(かなた)にある惑星」 0
同然 ドウゼン [0] 同じであること。また、そのさま。「手に入れたも―だ」同様 0
梨花 リカ [1] ナシの花。春参考「―一枝春(はる)雨を帯ぶ」は、美人の楊貴妃(ヨウキヒ)が涙ぐんでいる姿の形容として名高い。〈白居易の詩〉 0
雪原 セツゲン [0] ①高山などで、積もった雪が溶けない広い地域。「万年―」 ②一面に雪の降り積もった広い所。雪野原。 0
阿母 アボ ①母を敬い親しんで呼ぶ語。おかあさん。阿父 ②乳母(うば)を親しんで呼ぶ語。 0
緘黙 カンモク [0] 口を閉じてしゃべらないこと。だまりこむこと。「―症」 0
旺盛 オウセイ [0] 気力・体力などに勢いがあり、さかんなさま。「元気―」「―な食欲」 0
蒼然 ソウゼン [0] ①色があおあおとしているさま。また、あおざめているさま。「顔色―」 ②夕方の薄暗いさま。「暮色―」 ③色あせて古びているさま。「古色―とした花瓶だ」 0
常しえ とこしえ [0] いつまでも変わることなく続くこと。とこしなえ。「―に眠る(死ぬ)」 表記「長しえ・永久」とも書く。 0
群雄割拠 グンユウカッキョ [5] 多くの英雄や実力者が各地に勢力を張って、互いに対立していること。また、その状態。「割拠」はそれぞれの根拠地を占有して勢力を張る意。
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日誌 ニッシ [0] 毎日の出来事などを記録した、公的な性格をもつ日記。「学級―」 0
推輓・推挽 スイバン 人を適任者として、ある地位につけるよう言葉を添えてすすめること。「会長に―する」 推薦・推挙 参考「推」は後ろから押すこと、「輓・挽」は前から引くこと。 0
虎狼の心 コロウのこころ トラやオオカミのような貪欲(ドンヨク)で残忍な心。 由来中国、戦国時代、大梁(タイリョウ)の人尉繚(ウツリョウ)が秦(シン)王(のちの始皇帝)を評した言葉から。〈『史記』〉 0
夙昔 シュクセキ 昔。以前。また、昔から。以前から。従来。 表記「宿昔」とも書く。 0
菟糸燕麦 トシエンバク 有名無実のたとえ。また、役に立たないもののたとえ。「菟糸」はネナシカズラ、「燕麦」はカラスムギ。「菟糸」は「糸」の字があっても織ることができず、「燕麦」は「麦」の字があっても食用にならないということから。〈『太平御覧(タイヘイギョラン)』〉 表記「菟糸」は「兎糸」とも書く。菟葵燕麦(トキエンバク)・南箕北斗(ナンキホクト) 0
絆す ほだ-す ①ウシやウマを綱などでつなぎ止める。 ②人間の自由を奪う。束縛する。 0
喪家の狗(いぬ) ソウカのいぬ 見る影もなくやせ衰えている人のたとえ。葬式のあった家では、イヌにえさを与えることも忘れるので、その家のイヌはやせ衰えることから。 故事孔子が流浪の旅をしていたとき、そのやつれ果てた姿を見た人が「まるで喪家のイヌのようだった」と評したという故事から。〈『史記』〉 参考「喪」をうしなう意とし、家のないイヌ、野良犬とする説もある。 0
俯仰の間 フギョウのカン わずかなあいだ。つかのま。〈王羲之(オウギシ)の文〉表記「俯仰」は「俛仰」とも書く。 0
首め はじめ ①物事の始まり。最初。かわきり。 ②一番目のもの。先頭。また、最上位。 0
延期 エンキ [0] 予定の日時・期限などをのばすこと。「雨のため遠足が―になる」
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漢字の豆知識 雨天の場合は来週に順延です ~似ているけど使い分けたい「延期」と「順延」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
朝に紅顔ありて夕べに白骨となる あしたにコウガンありてゆうべにハッコツとなる 人の生死の計り知れないこと、人生は無常であることをいう。朝には若々しい美少年であっても、夕方には白骨になっている意から。〈『和漢朗詠集』〉 0
産声 うぶごえ [0],[3] 生まれ出たときの泣き声。また、初めて世に出るたとえ。「力強い―」「民主国家として―をあげた」 0
羅漢 ラカン [1] 「阿羅漢(アラカン)」の略。小乗仏教の修行者の最高の地位の称号。また、すべての煩悩(ボンノウ)を断ち、悟りを開いた人。 0
炊ぐ かし-ぐ [2] 飯をたく。また、炊事をする。「米を―ぐ」 0
夜尿症 ヤニョウショウ [0],[2] 夜、睡眠中に無意識に尿をもらす症状。寝小便。遺尿症 0
手順 てジュン [0],[1] 物事を行うときの順序。段取り。「仕事の―を決める」 0
舶載 ハクサイ [0] ①船に積んで運ぶこと。 ②外国から船で運んでくること。舶来 0
睚眥 ガイサイ ちょっとにらむこと。憎らしそうににらむこと。「万目―」 0
関所 せきショ [3] ①昔、国境や交通の要所をさえぎって、通行者を改めたり税などをとったりした所。 ②通るのが困難な場所のたとえ。 0
荷担 カタン [0] ①仲間になり、力を貸して助けること。「悪事に―する」加勢・左袒(サタン) ②荷物をになうこと。荷をかつぐこと。表記①「加担」とも書く。 0
切支丹 きりシタン [3],[2] 室町時代末に日本に伝えられたカトリック系のキリスト教。また、その信者。 参考初めは「吉利支丹」、のち江戸幕府の将軍綱吉(つなよし)以降、「吉」の字を避けて「切支丹」を当てた。 0
女房の妬(や)くほど亭主もてもせず ニョウボウのやくほどテイシュもてもせず 妻は夫に対してやきもちをやくが、実際は妻が思うほど夫はもてないものだ。 0
残渣 ザンサ [1] 残りかす。濾過(ロカ)や溶解のあとに残る不溶物。 残滓(ザンシ) 0
興じる キョウ-じる [0],[3] ある物事を、夢中になって楽しむ。おもしろがる。「休日をゴルフに―じる」 0
犯意 ハンイ [1] 罪になると前もって知りながらそれを実行しようとする意思。悪事を行おうとする気持ち。 0
嶷い さと-い かしこい。子どもに知恵がついてかしこいさま。 0
益荒男 ますらお [0] 強く勇ましく、りっぱな男性。ますらおのこ。 手弱女(たおやめ)表記「丈夫・大夫」とも書く。 1
粉飾決算 フンショクケッサン [5] 企業会計で、会社の財政や経営の実態が赤字であるのに、黒字のように見せかける決算。「―が発覚した」 0
落葉樹 ラクヨウジュ [3] 秋に葉が落ちて冬を越し、春に新しい葉を出す木。サクラ・ケヤキ・カキなど。多くは広葉樹で、温帯に多い。落葉木。常緑樹 0
団欒 ダンラン [0] 集まって楽しく語り合うこと。親しい者どうしのなごやかな会合。「一家―のひとときを過ごす」団居(まどい) 0
服従 フクジュウ [0] 他人の意志や命令にしたがうこと。「絶対―」屈従反抗 0
鬱金 ウコン [0] ①ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産。葉は大きくバショウに似る。根茎は止血剤や黄色の染料となる。秋 ②①の根で染めた色。あざやかな黄色。 0
三平二満 サンペイジマン 十分とはいえないが、心が安らかで満足していること。「二」「三」は数の少ないことを示し、少しのものでも満足しているさま。また、額・鼻・下顎(したあご)の三つが平らかで、両方の頰(ほお)がふくらむ顔の意で、おかめ・おたふくのことともいう。〈黄庭堅(コウテイケン)の文〉 参考「二満」は「ニマン」とも読む。 0
競歩 キョウホ [1] 歩く速さをきそう陸上競技。常に片方のかかとが地面についていなければならない。 0
序数詞 ジョスウシ ものの順序を表す数詞。第一、二番目など。 基数詞 0
白粉 おしろい [0] 化粧に使う白い粉や液体。「粉(こな)―をはたく」 1
極秘 ゴクヒ [0] 関係者以外には絶対にもらしてはならない秘密。「―文書」厳秘 0
音声 オンジョウ [1] ①人の声。「大―で呼ばわる」 ②雅楽で、管弦の音。 参考①「オンセイ」とも読む。 0
捧腹 ホウフク 腹をかかえて大いに笑うこと。また、そのさま。「―大笑(タイショウ)」〈『史記』〉参考「抱腹」とも書くが、これは誤用が慣用化したもの。 0
干拓 カンタク [0] 遠浅の海や湖沼などに堤防・水門を造って排水し、その土地を農地や宅地などにすること。「―工事」 0
歳寒くして松柏の凋むに後るるを知る としさむくしてショウハクのしぼむにおくるるをしる 人は危難に遭遇してはじめて、節操のある人かどうか、その真価がわかるということのたとえ。〈『論語』〉歳寒(サイカン)の松柏(ショウハク) 0
光明 コウミョウ [0] ①明るく輝く光。 ②明るい希望。見通し。「一筋の―を見いだす」 ③仏の徳の光。 0
連破 レンパ [1] 相手を続けて負かすこと。「強敵を―する」 0
卍・卍字 まんじ ①仏の身に表れるという吉祥の相のこと。 ②地図などで、寺院の記号。 ③卍の形と、その紋所。参考「万字」の意。 0
瞑る つぶ-る [0] 目を閉じる。ふさぐ。また、見て見ぬふりをする。「失敗には目を―って何も言わない」参考「つむる」とも読む。 0
陽報 ヨウホウ [0] よい報いがはっきりと現れること。また、その報い。「陰徳あれば―あり(陰で善行を行う者は、必ずよい報いが現れる)」 0
鋺 まり 酒や水などを盛る円形の器。「―に酒を盛って飲む」 0
清清しい すがすが-しい [5] さっぱりして気持ちがよい。さわやかだ。 1
諦める あきら-める [4] 思い切る。見込みがないと断念する。「夢を―めるな」 0
颯颯 サッサツ [0] さっと風の吹き起こるさま。また、その風の音。「―と吹きわたる秋風」 颯然 0
急襲 キュウシュウ [0] 不意に敵をおそうこと。「敵を―する」奇襲 0
蜿蜒長蛇 エンエンチョウダ ヘビのように、うねうねと長く続いているさま。「―の列」紆余委蛇(ウヨイダ) 0
美名 ビメイ [0] ①聞こえのよい名目。「社会福祉という―に隠れて私利をはかる」 ②よい評判。りっぱな名声。「彼の行いは―を求めるためのものだ」悪名 0
除法 ジョホウ [0],[1] ある数が、他の数の何倍にあたるかを求める計算法。割り算。 除算 乗法 0
節理 セツリ [1] ①物事の筋道。 道理 ②岩石の規則正しい割れ目。板状・柱状・球状など。「柱状―」 0
虚心 キョシン [0] 心をからにして、ありのままを受け入れること。「先輩の忠告を―に聞く」無心 0
五つ いつつ [2] ①一の五倍。物を数えるときに使う。 ②五歳。五個。 ③昔の時刻の名。今の午前・午後の八時ごろ。五つどき。 0
敗色 ハイショク [0] 負けそうなようす。負けいろ。「―濃厚な試合」敗勢 0
談論風発 ダンロンフウハツ [0] 談話や議論がきわめて活発に行われること。「風発」は風が吹きまくるような盛んな勢いの意。「今日の会合は―で盛り上がった」議論百出・談論風生・百家争鳴(ヒャッカソウメイ) 0
大鷺 ダイさぎ [0] サギ科の鳥。日本では冬鳥として本州以南に渡来する亜種と、夏鳥として渡来して繁殖する亜種とがある。水辺にすむ。全身白色で、くちばしやあしが長い。モモジロ。 0
意志 イシ [1] 何かを積極的にしたいという気持ち。「―の強い人」意向・意図 0
消梨 みずなし ナシの一品種。果汁がきわめて多い。 表記「水梨」とも書く。 1
箇数 コスウ 一つ、二つと数えられる物のかず。「在庫の―をチェックする」表記「個数」とも書く。 0
水瓶・水甕 みずがめ ①水を入れておくかめ。 ②都市などに供給する水をたくわえておく貯水池やダム。 0
名匠 メイショウ [0] 学術や芸術の分野で、すぐれた腕前や業績をもつ人。 0
髭 ひげ [0] ①人の口のまわりに生える毛。くちひげ。「りっぱな―は明治の文人を思わせる」 ②動物の口のあたりの長い体毛や昆虫の触角。「ネコの―」「コオロギの―」 参考「」はほおひげ、「鬚」はあごひげの意。 0
絃楽器 ゲンガッキ [3] 張った糸をはじいたりこすったりして音を出す楽器。表記「弦楽器」とも書く。 0
超党派 チョウトウハ [3] 立場の異なる各政党が、それぞれの主張・政策の別をこえて意見や態度を一致させ、協力し合うこと。「―の日中友好議員連盟」 0
笊 ざる [2] ①細く裂いた竹ひごなどで編んだ器。 ②「笊碁(ざるゴ)」の略。 ③「笊蕎麦(ざるそば)」の略。 ④編んだ目からこぼれることから、抜けや落ちの多いたとえ。「あの法案は―法だ」 0
論策 ロンサク [0] 時事問題や時の政治について、意見や方策を述べた文章。参考昔の中国で、科挙(官吏登用試験)の課題であった。 0
蜂窩織炎 ホウカシキエン 皮下や内臓・筋肉などの組織の粗い部分にできる、急性の化膿(カノウ)性炎症。ブドウ球菌などによって起こり、腫(は)れて痛む。患部の広がる様子がハチの巣に似る。蜂窩炎。蜂巣炎。 0
仰け反る のけぞ-る [3] 胸が空を向くほど、そりかえる。「驚いて―る」 0
島影 しまかげ [0],[3] 島のすがた。海上にかすんで見える島のかたち。「船も―も見えない」 0
甘美 カンビ [1] ①舌がとろけるように、あまくて味がよいこと。 ②心をうっとりさせるほど、快いこと。「―なメロディーを聴く」 0
勇猛精進 ユウモウショウジン ①目標に向かい、恐れず積極的に努力し進むこと。 ②強い心で仏道の修行に専念すること。 0
狗尾続貂 クビゾクチョウ 劣った者がすぐれた者のあとを続けるたとえ。もとは官爵(カンシャク)を乱発することをののしる語。故事 中国、晋(シン)代、趙王倫(チョウオウリン)の一族がみな高位に登り、冠に飾りつける貂(てん)の尾が不足し、当時の人がこのままだとイヌの尾を飾りにつけるほかないとののしったことから。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
余蘊 ヨウン [0] ①あまっているたくわえ。 ②あまり。残り。「全力を尽くして―ない」参考「蘊」はたくわえの意。 0
醜態 シュウタイ [0] 行動や態度が見苦しいさま。「人前で―を演じる」 0
防塵 ボウジン [0] ちりやほこりを防ぐこと。「―マスク」 0
軍需 グンジュ [1] 軍事上必要とされること。また、その物資。「―産業」「―品」 0
痴絵 おこエ おどけた絵。こっけいな絵。戯画表記「烏滸絵」とも書く。 0
曽参人を殺す ソウシンひとをころす うそも度重ねて言われると、ついにはそれを信じるようになるというたとえ。 故事親孝行で名高い孔子の門人、曽参の母に、ある者が「曽参が人を殺した」と誤って伝えた。二人目までは信じなかった母親も、三人目が同じことを告げたときには、織りかけの機(はた)をほうりだして飛びだしたという故事から。〈『戦国策』〉 0
民族 ミンゾク [1] 文化・言語・歴史などを共有し、帰属意識を同じくする人間の集まり。「―意識が強い」「―衣装」「多―国家」 0
某 それがし [1] ①わたくし。一人称の代名詞。「―は存ぜぬ」 ②だれそれ。なにがし。名のはっきりしない人を指す代名詞。 0
鐚 びた 「鐚銭(びたセン)」に同じ。 0
消灯 ショウトウ [0] 電灯・ガス灯など、あかりを消すこと。「―時間が過ぎる」 点灯 0
生臭坊主 なまぐさボウズ [5] 戒律を守らず、俗気のある僧。品行の悪い僧。 由来戒律で禁じられているはずの魚や獣の肉を平気で食べることから。 0
膨れっ面 ふくれっつら [0] 不満や怒りで頰(ほお)をふくらませた顔つき。「―で口もきかない」表記「脹れっ面」とも書く。 0
仄聞 ソクブン [0] 風のたよりに聞くこと。ほのかに聞くこと。「―によると彼女は中国にいるらしい」 表記「側聞」とも書く。 0
搔い潜る かいくぐ-る ①狭いすきまをすばやく通り抜ける。「網を―る」 ②危険なところをうまく通り抜ける。「取り締まりの目を―る」「猛火を―る」 参考「かきくぐる」の転じた語。 0
餬 かゆ 穀物をたくさんの水で、やわらかく煮た食物。 0
英知 エイチ [1] すぐれた才や知恵。深い理性。「―あふれる人物」 「叡智」の書きかえ字。 0
沿岸 エンガン [0] ①海・川・湖にそった陸地。 ②陸地に近い海・川・湖。 0
支給 シキュウ [0] 金品などをあてがい渡すこと。特に、給与を払い渡すこと。「ボーナスを―する」 0
捍禦 カンギョ ふせぎ守ること。表記「扞禦」とも書く。 参考「禦」もふせぐ意。 0
戯作 ゲサク [0] ①たわむれに書いた作品。 ②江戸時代後期に書かれた通俗小説の総称。黄表紙(きビョウシ)・洒落本(しゃれボン)・談義本など。参考「ギサク」とも読む。 0
幸甚 コウジン [0] 非常なしあわせ。ありがたいこと。多く、手紙文に用いる。 0
石の上にも三年 いしのうえにもサンネン いくら辛くてもそれに耐えて我慢していれば、やがてよい結果が出るということ。「何事も―と言うではないか」 0
貯蓄 チョチク [0] 金銭などをたくわえること。また、そのたくわえたもの。「せっせと―に励む」表記「儲蓄」とも書く。 0
震盪・震蕩 シントウ ふるい動かすこと。また、激しくふるえ動くこと。「脳―を起こす」 表記「振盪」とも書く。 0
弔砲 チョウホウ [0] 身分の高い人や軍人などの死をとむらうために発する儀礼の空砲。 0
浪漫主義 ロウマンシュギ [4] 一八~一九世紀、ヨーロッパに興った文学・芸術上の思潮。それ以前の古典主義や合理主義に反し、個性や感情などを重んじた。文学ではゲーテやバイロンなどが代表的。日本では明治中期の文学界が大きな影響を受けた。ロマン主義。ロマンチシズム。 0
醸す かも-す [2] ①穀物などを発酵させて、酒・醬油(ショウユ)などをつくる。醸造する。 ②状況・雰囲気などを、こしらえる。「物議を―すような発言」「和やかな雰囲気を―し出す」 0
落選 ラクセン [0] ①選挙に落ちること。当選 ②選考にもれること。入選 0
棲息 セイソク [0] 生息 0
蒲鉾 かまぼこ [0] ①白身の魚肉をすりつぶして味をつけ、練って板に盛り、また簀巻(すま)きにして蒸したり焼いたりした食品。 ②宝石のついていない中高の指輪。由来①板蒲鉾が作られる前、竹の棒にすり身をつけて焼いたものの形と色が、ガマ(蒲)の穂に似ていたことから。
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あつじ所長の漢字漫談44 蒲
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
宏い ひろ-い [2] 規模や人物の器などが大きくて深い。参考もとは、外わくを大きくとった奥が深い建物の意。 0
画讃・画賛 ガサン 絵に書き添える詩句・文章。讃。 0
腋 わき [2] 「腋下(エキカ)」に同じ。表記「掖」とも書く。 0
不憫・不愍 フビン 気の毒なこと。あわれでかわいそうなようす。「その子どもの境遇を―に思う」 0
凶暴 キョウボウ [0] 残忍で荒々しいこと。「―性をもつ犯人」 「兇暴」の書きかえ字。 0
楓葉 フウヨウ [0] カエデの葉。特に、紅葉したカエデの葉。もみじば。 0
偈頌 ゲジュ 「偈(ゲ)」に同じ。参考「ゲショウ」とも読む。 0
横痃・横根 よこね 性病などにより、股(もも)のつけねのリンパ節が炎症を起こして腫(は)れたもの。参考「横痃」は「オウゲン」とも読む。 1
蛟竜 コウリョウ [0],[1] ①古代中国の想像上の動物。水中にすみ、雲や雨に乗じて天に昇りつめて竜となるとされる。 ②時を得ず、実力を発揮できない英雄・豪傑のたとえ。参考「コウリュウ」とも読む。 0
天南星 テンナンショウ [3] サトイモ科の多年草の総称。山地の林下に自生。葉は根生し、大きな鳥の足形。春、仏炎苞(ブツエンホウ)に包まれた花穂をつける。球茎は有毒だが、薬用になる。マムシグサ・ウラシマソウなど。由来「天南星」は漢名から。 0
乂安 ガイアン 世の中が治まって安らかなこと。表記「艾安」とも書く。 0
頑癬 ガンセン [0] 「頑癬(たむし)」に同じ。 0
刺虫 いらむし イラガの幼虫。 秋 1
萩の餅 はぎのもち [1] おはぎ。ぼたもち。 由来小豆(あずき)のあんを粒のまま餅にまぶすところが、ハギの花の咲き乱れるさまに似ることから。 0
印契 インゲイ [0] 指をいろいろな形に折り曲げて、宗教的理念を象徴的に表すもの。印相(インゾウ)。印(イン)。 0
末枯れる うらが-れる [0] 草木の枝の先や葉先が枯れる。「この寒さで庭の木々が―れてしまった」参考「すがれる」と読めば別の意になる。 0
賺す すか-す [0] ①機嫌をとってなだめる。「幼児をなだめ―す」 ②言葉でだます。たぶらかす。 0
生徒 セイト [1] ①学校や塾などで、教えを受ける人。 ②小学校の児童や大学の学生に対して、特に、中学校・高等学校に籍をおいて教育を受ける人。 児童・学生 0
綯う な-う [1] 数本の糸・わらなどをより合わせて一本にする。よる。あざなう。「泥棒を捕らえて縄を―う」 0
霏霏 ヒヒ [1] 雪や細かい雨がしきりに降り続くさま。「―として雪が降る」 0
外科 ゲカ [0] 手術などで体の外傷・できもの・内臓疾患などを治す、医学の一部門。「整形―」内科 0
蕭然 ショウゼン ひっそりとして、もの寂しいようす。「―として人影もない」 0
物乞い ものごい [0],[3] ①他人に、物を恵んでくれるように頼むこと。 ②こじき。 0
採訪 サイホウ 歴史学や民俗学などで、研究資料を得るために地方や社寺などをおとずれること。 0
貫木 かんぬき [3],[4] ①閉めた門や戸を開かないように固定させるための横木。 ②相撲の技の一つ。もろざしになった相手の両腕をかかえこんでしめるもの。表記「閂」とも書く。 1
沈下 チンカ [0],[1] ①沈み下がること。「地盤が―する」隆起 ②物を沈めること。浮上 0
実収 ジッシュウ [0] ①実際の収入。総収入から必要経費などを差し引いた手取りの収入。 ②推定高に対して、実際の収穫高。 0
溟 うみ 大海。海水の色が黒ずんだうす暗いおおうなばら。溟海(メイカイ)。 0
万難 バンナン [0] 多くの困難。さまざまな障害。「―を排して参加する」多難・万障 0
実の生(な)る木は花から知れる みのなるきははなからしれる 実がたくさんつく木は花の咲くときから分かるように、すぐれた人物は幼いときから常人とはどことなくちがうところがあるたとえ。 栴檀(センダン)は双葉より芳(かんば)し 0
垂氷 たるひ つらら。氷柱(ヒョウチュウ)。「庇(ひさし)から―が並んで下がる」 冬 0
黄橡 きつるばみ 染色の色の名称。灰色がかった黄赤色。木蘭色(モクランジキ)。 0
任那 みまな 四世紀から六世紀ころ朝鮮半島の南部にあった国。『日本書紀』によると、大和(やまと)朝廷が日本府を置き支配していたという。にんな。 1
忍者 ニンジャ [1] 敵方に忍び入り、様子をさぐるなどする者。しのびの者。間者。 0
湿田 シツデン [0] 水はけが悪く、水分の多すぎる水田。 乾田 0
塵垢 ジンコウ ①ちりとあか。 ②世俗のわずらわしさ。 参考「ジンク」とも読む。 0
脂下がる やにさ-がる [4],[0] 気取ってかまえる。いい気分になってにやにやする。「目尻(めじり)を下げて―る」 由来キセルを吸うとき、脂(やに)が吸い口のほうに下がるように、雁首(ガンくび)を上げて反り気味になる格好から。 0
燭 ロウソク [0],[3] こよりや糸などの芯(シン)のまわりをで固めた灯具。キャンドル。 0
飴坊 あめんボ [0] アメンボ科の昆虫の総称。 由来あめに似た甘い臭気を出すことから。 水黽(あめんぼ) 0
膠化 コウカ [1] にかわ状になること。半固形状態・ゼリー状になること。ゲル化。 0
首実検 くびジッケン [3] ①実際に会って、その人かどうか確かめること。 ②昔、討ち取った敵の首が本物かどうか調べたこと。 0
雲客 ウンカク ①「雲上人(ウンジョウびと)」に同じ。「卿相(ケイショウ)―」 ②雲の中の人。仙人。隠者。 0
眷眷 ケンケン ①気にかけて回想するさま。②思いをよせるさま。恋いしたうさま。 0
決死 ケッシ [0] 死ぬ覚悟で物事を行うこと。命がけ。「―隊をつのる」「―のレスキュー作業」必死 0
鉛管 エンカン [0] 鉛で作った管。おもに、水道管・ガス管に用いる。 0
狂暴 キョウボウ [0] ①気が狂ったようにあばれること。 ②常識をはずれて乱暴なこと。「―な性質の動物」表記②「凶暴」とも書く。 0
幽界 ユウカイ [0] 死後の世界。死んでから行くといわれているあの世。冥土(メイド)・冥界顕界(ゲンカイ) 0
誠心誠意 セイシンセイイ [5] 私欲のない真実の心。「―で介護に当たる」 0
十二単 ジュウニひとえ [5] 平安時代以降の宮中における女官の正装の、後世の俗称。 由来唐衣(からぎぬ)・裳(も)の下に何枚もの袿(うちぎ)を重ねて着たことから。 0
日課 ニッカ [0] 毎日決めてする物事。「父は―として毎朝ジョギングする」 0
失跡 シッセキ [0] 「失踪(シッソウ)」に同じ。 0
太政大臣 ダイジョウダイジン [4] ①律令(リツリョウ)制の最高官庁である太政官の長官。 ②明治維新政府の最高官職。天皇を補佐して国政全般を統轄した。参考②は慣習的に「ダジョウダイジン」とも読む。 0
京師 ケイシ [1] 天子の住むみやこ。帝都。京都。京邑(ケイユウ) 0
目途 モクト [1] ①「目的(モクテキ)」に同じ。 ②「目処(めど)」に同じ。「二年後のビル完成を―にする」参考②「めど」とも読む。 0
蔵元 くらもと [0] ①江戸時代、蔵屋敷(諸藩が江戸・大坂に物産などを貯蔵していたところ)に出入りして年貢米などの販売や、金銭の用をつとめた商人。 ②酒・醬油(ショウユ)などの醸造元。 0
免責 メンセキ [0] 負うべき責任を免除されること。責任を問われないこと。 0
塞く せ-く [1] ①川の流れなどをせき止める。 ②物事や人の動きを妨げる。隔てる。 0
疝痛 センツウ 腹部の臓器の病気によって、発作的に起こる腹部の激痛。 0
齎す もたら-す [3] ①持ってくる。また、持って行く。「母校に優勝旗を―す」 ②何かの原因で、ある結果や影響が出てくる。「いかなる結果を―すかは不明だ」 0
諸子百家 ショシヒャッカ [1] 中国、春秋末期から戦国時代にかけて活躍した多くの学者やその学派。また、その著書の総称。代表的な思想家は儒家の孔子・孟子(モウシ)、道家の老子・荘子、墨家の墨子(ボクシ)、法家の韓非(カンピ)など。「百家」は数多くの学者・学派のこと。〈『史記』〉 九流百家 0
市女笠 いちめがさ [4] 竹や菅(すげ)で編んで中央部を高くした笠。平安から江戸時代の女性の外出用。 由来もとは、市(いち)で商いをする市女が用いたことから。 0
弾機 ばね [1] ①鋼(はがね)などを、らせん状に巻いたりして弾力をつけたもの。 ②足腰の弾力性。「足の―が強い」表記「発条」とも書く。 1
大器小用 タイキショウヨウ 大人物につまらない小さな仕事をさせること。大きな器を小さなことに用いるということから。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉驥服塩車(キフクエンシャ)・大材小用適材適所 0
鯱蛾 しゃちほこガ [4] シャチホコガ科のガ。日本各地にすむ。はねは暗褐色で小さい黒白の斑紋(ハンモン)がある。カエデやサクラなどの葉を食べる。 由来幼虫が静止するとき、体の前後を上げて鯱のように反り返ることから。 表記「天社蛾」とも書く。 0
胯座 またぐら 両ももの間。また。表記「股座」とも書く。 1
紅葉狩り もみじがり [0] 山野に出かけて紅葉を観賞すること。もみじみ。観楓(カンプウ) 秋 1
升席 ますセキ [0] 芝居・相撲小屋で、升形の四角に区切った見物席。「―で相撲を観戦した」 表記「枡席」とも書く。 0
表決 ヒョウケツ [0] 議案に対して賛否の意思を表し示すこと。「拍手で―する」参考「票決」と書けば、賛否を投票で決定する意になる。 0
流行 はやり [0] その時々にもてはやされている物事。その時代の人々の好みや風潮。「今―の髪形」参考「リュウコウ」とも読む。 1
手奇麗・手綺麗 てギレイ 手際がよくて出来上りが美しいさま。「―な仕上り」 0
淡い あわ-い [2] ①味や色などがうすい。あっさりしている。「―い色の洋服を好む人だ」 ②ほのかに感じられる。かすかである。「―い期待をかける」表記「澹い」とも書く。 0
索引 サクイン [0] 書物のなかの語句などを一定の順序で並べ、ページなどを示して簡単に探せるように工夫した表。インデックス。「部首―」 0
完結 カンケツ [0] 一連の作業や続き物の作品などが、すべて終わること。「十回で―する連載小説」「連続ドラマの―編」 0
滑子 なめこ [3],[0] モエギタケ科のキノコ。ブナの朽ち木や切り株などに群生。食用に栽培もする。かさは茶褐色で、粘液におおわれる。「―汁」 冬 0
恋は思案の外 こいはシアンのほか 恋愛は、常識や理性で理解しようとしてもしきれないものだ。色は思案の外 0
海人草・海仁草 まくり 紅藻類フジマツモ科の海藻。珊瑚礁(サンゴショウ)などに生え、よく枝分かれして扇状に開く。回虫駆除薬となる。カイニンソウ。 1
宿曜 スクヨウ [0] ①インドの経典に由来する天文暦学。星の運行で人の運勢や吉凶を占う。平安時代に日本に渡来し、流行した。 ②「宿曜経(ギョウ)」の略。二十八宿・七曜などの関係と人の誕生日とによって運命を占い、日の吉凶を判断する方法を説く経典。 参考「シュクヨウ」とも読む。 0
鉄漿 かね [0] 鉄片を酢などにひたして作った、おはぐろに用いる液。参考「おはぐろ」とも読む。 1
聒聒児 くつわむし クツワムシ科の昆虫の総称。 由来「聒聒児」は漢名より。鳴き声が聒(かまびす)しいことから。 轡虫(くつわむし) 1
炎天 エンテン [0],[3] 焼けつくように暑い夏の空。また、その天気。「―下で白球を追う」 夏 0
瘁れる つか-れる やつれる。特に、体力が尽きて弱る。 0
混同 コンドウ [0] 本来異なる物事をひとつにしてしまうこと。また、区別をはっきりさせないこと。「公私―してはいけない」 0
歳旦 サイタン [0] ①一年のはじめの朝。 ②新年。元日。一月一日。 元旦 新年 0
球戯 キュウギ [1] ①ボールを用いてする遊び。 ②たまつき。ビリヤード。 0
卜する ボク-する [3] ①うらないをする。 ②うらなって決める。「居を―する」 0
葛湯 くずゆ [2] 葛粉に砂糖を加え、熱湯を注いでかきまぜた食べ物。冬 0
構う かま-う [2] ①かかわる。気にする。「小事に―うな」 ②相手にする。世話をする。「病人を―う」「子どもを―う」 ③からかう。「犬を―う」 0
栄典 エイテン [0] ①めでたい儀式。はえある式典。 ②国家に対する功労者の栄誉をたたえるため、国から与えられる位階や勲章。栄典の授与は、内閣責任による天皇の国事行為の一つ。 0
無法 ムホウ [0] ①法や秩序が無視されること。「―地帯」 ②乱暴なこと。「―者」 0
旧宅 キュウタク [0] もと住んでいた家。以前の住居。旧居新宅 0
流謫 ルタク [0] 罪によって遠方へ流されること。「東海の彼方(かなた)に―される」遠流(オンル)参考「リュウタク」とも読む。 0
恒に つね-に ①いつまでも。永久に。「―変わらぬ愛を誓う」 ②いつも。どんなときでも。「―ドナーカードを携帯する」 0
銚子 さしなべ [0] 弦(つる)と注ぎ口がついたなべ。つるして酒などを温めるのに用いた。参考「さすなべ」とも読む。「チョウシ」と読めば別の意になる。 1
幸先 さいさき [0] ①よいことが起こりそうな前ぶれ。吉兆。 ②物事を行うときの前兆。「―がよい」 1
算段 サンダン [1],[3] ①方法やてだてを考えだすこと。「―がつく」 ②金銭を工面すること。「やりくり―」 0
呉牛月に喘ぐ ゴギュウつきにあえぐ 思い込みや誤解で必要以上におびえるたとえ。また、思い過ごしから要らぬ苦労をするたとえ。「喘ぐ」は息苦しそうに呼吸する意。 由来暑い呉国では、ウシが暑さのあまり月を見ても太陽だと思いあえぐことから。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く 0
跳躍 チョウヤク [0] ①とび上がること。とびはねること。ジャンプ。「全身をばねにして―する」 ②「跳躍競技」の略。陸上競技での走り高跳び・走り幅跳び・三段跳び・棒高跳びなど。 0
蔦漆 つたうるし [3] ウルシ科のつる性落葉植物。山地に自生。他にからみつき、初夏に黄緑色の小花をつける。樹液は有毒で、触れるとかぶれる。秋の紅葉が美しい。 0
殺菌 サッキン [0] 煮沸や薬剤などで細菌・病原菌などを殺すこと。「―作用がある」 0
雷雲 ライウン [0] 稲光や雷鳴を生じ、雨を降らせる雲。多く、積乱雲。夏参考「かみなりぐも」とも読む。 0
曳航 エイコウ [0] 船が他の船を引いて航行すること。 「座礁した船が―されて行く」 0
今際 いまわ [0] 死にぎわ。臨終。「―の際(きわ)」由来「今は限り」の意から。 1
手心 てごころ [2] 状況に応じて適度に配慮すること。手加減。「―を加える」 0
戯評 ギヒョウ [0] 漫画・戯文などで、世の中を批評すること。 0
領納 リョウノウ ①了解すること。納得 ②受けおさめること。領収・受領 0
楽しむ たの-しむ [3] ①楽しいと感じ、心が満ち足りる。「人生を―む」 ②好きなことをして心を愉快にさせる。「釣りを―む」 ③期待して喜ぶ。「子供の成長を―む」 0
鶸色 ひわいろ ヒワの羽のような黄緑色。黄色の強い萌葱(もえぎ)色。 0
舒暢 ジョチョウ 心をゆるやかにすること。心をのびのびさせること。 0
所以 ゆえん [0] わけ。理由。いわれ。「駿足(シュンソク)のランナーと呼ばれる―は、ここにある」「それが退職の―だ」 1
圜る めぐ-る ①まわってもとの場所にかえる。循環する。 ②まわりを取り囲む。 0
億る おしはか-る 推測する。あれこれと思いめぐらす。 0
千入 ちしお [0] 染料にひたして、何度も染めること。 0
捕獲 ホカク [0] ①鳥・魚・獣などをいけどること。とりおさえること。 ②戦時に、国際法に基づいて敵の軍艦などをとらえること。 0
入梅 ついり [0] 「入梅(ニュウバイ)」に同じ。夏 由来「つゆいり」の転じたもの。 1
層積雲 ソウセキウン [3],[4] 下層雲の一つ。高度二〇〇〇(メートル)以下で、かたまり状や長いうねりで層をなす灰色の雲。うねぐも。 0
野老 ところ [1] ヤマノイモ科のつる性多年草。山野に自生。葉はハート形。夏、黄緑色の小花を穂状につける。多数のひげをもつ根茎は、苦味を抜けば食用になる。由来「野老」は根茎のひげを老人に見立てたことから。 1
実業 ジツゴウ [0] 実際に苦または楽の結果をもたらす、善悪の行為。 参考「ジツギョウ」と読めば別の意になる。 0
金口木舌 キンコウボクゼツ [0] すぐれた言論で社会を指導する人。木鐸(ボクタク)。 由来口が金属製で舌(振り子)が木製の鈴の意。古代中国で法律・制令を人民に布告するのにこれを鳴らしたことから。 0
回春 カイシュン [0] ①年があらたまり、春が再びめぐってくること。 ②若返ること。特に老人にいう。「―薬」 ③病気が治ること。回復 0
披見 ヒケン [0] 文書や手紙などを開いて見ること。「ご―のほどお願い申し上げます」 0
橋 はし [2] 川や海や道路などの上に架け、二つの地点を交通路としてつなぐ構築物。橋梁。 0
産気 サンケ [0] 子の生まれそうな気配。「―づく(陣痛が始まる)」 0
出来損ない できそこない [0] ①でき上がりに欠陥のあるもの。ふでき。「―の陶器」 ②性質や能力が劣っている人を、ののしっていう言葉。「この―め」 0
地窖 チコウ 地中のあなぐら。参考「窖」は土の中の深いあなの意。 0
屹然 キツゼン [0] ①山などが高くそびえ立つさま。 ②周囲に影響されることなく、孤高を保っているさま。毅然(キゼン) 0
柵 とりで [0] 木でできたさくをめぐらした規模の小さい城。 0
筆紙 ヒッシ [1],[0] ①ふでと紙。 ②文章に書き表すこと。「この思いは―に尽くしがたい」 0
増悪 ゾウアク 病状などが悪化すること。「病勢が―した」 0
桜前線 さくらゼンセン [4] 日本各地のサクラの開花日を地図に示し、同時期を線で結んだもの。気温の上昇につれて北上する。 0
割拠 カッキョ [1] 実力者たちが、それぞれの本拠地で勢力を張ること。「群雄―」 0
盛時 セイジ [1] ①勢いが強く栄えているとき。 ②若くて血気のさかんなとき。 0
埃及 エジプト アフリカ北東部の共和国。古代エジプト文明発祥の地で、ピラミッドやスフィンクスなどの遺跡が多い。首都はカイロ。 1
苛む さいな-む [3] ①きびしくとがめてしかる。きつくせめる。「良心に責め―まれる」 ②いじめて悩ます。苦しめる。「不安に―まれる」 0
無償 ムショウ [0] ①報償がないこと。お返しを求めないこと。「―の仕事」「発展途上国への―援助」 ②無料。「見本を―で配る」有償 0
生血 のり [3],[2] まだ乾かないねばりけのある血。血糊(ちのり)。 参考「なまち」とも読む。 1
含羞草 おじぎそう [0] マメ科の一年草または多年草。ブラジル原産。葉は夜になったり物に触れたりすると、閉じて垂れ下がる。ネムリグサ。夏由来「含羞草」は漢名からで、葉が垂れ下がるさまが、羞(は)じらっているように見えることから。表記「御辞儀草」とも書く。 1
押韻 オウイン [0] 詩歌、特に漢詩で、決まった位置に同一または類似の音を置くこと。韻を踏むこと。頭韻・脚韻などがある。「漢詩の―」 0
一超直入 イッチョウジキニュウ ひとたび迷いを超越できれば、ただちに悟りの境地に入ることができるということ。「直入」は、ただちに(悟りに)入る意。 0
礼物 レイモツ [0] 謝礼として贈る品。お礼の品物。 0
甘干 あまぼし ①渋柿(しぶがき)の皮をむいて干したもの。 ②魚の生干し。 0
言説 ゲンセツ [0] 言葉で述べられたもの。その意見。言葉。「根拠のない―を繰り返す」 0
丁寧 テイネイ [1] ①礼儀正しいさま。「―にお辞儀をする」丁重 ②細かいところまで気をつけているさま。念入りなさま。「字を―に書く」「―に準備する」入念・丹念 「叮嚀」の書きかえ字。 0
蛇の道は蛇 ジャのみちはへび 同類の者がすることは、同類の者がよく知っているということ。ヘビの通る道はヘビがよく知っている意。 0
余韻嫋嫋 ヨインジョウジョウ [0] 音が鳴りやんでもなお残る響きが、細く長く続くさま。詩文の表現の背後に感じられる趣や、事が終わったあとに残る風情などのたとえ。「嫋嫋」は音声の細く長く続くさま。「―たる名演奏」 0
光臨 コウリン [0] 他人の来訪を敬う語。光来。「御―を賜り光栄に存じます」 0
極まる きわ-まる [3] ①極限に達する。「無礼―る態度」「感―って涙を流す」 ②最もすぐれている。決定的である。「冬は鍋(なべ)料理に―る」 0
酒色 シュショク [0] 酒と女。飲酒と色事。「―におぼれる」 0
一寸の光陰軽んずべからず イッスンのコウインかろんずべからず たとえわずかな時間でも無駄に過ごしてはならないという戒め。「光陰」は時間の意。〈朱熹(シュキ)の詩〉 0
犬死に いぬじに [0] 何の役にも立たないような死に方。また、無駄に死ぬこと。徒死。 0
面持ち おももち [0],[3] 顔に表れた感情。表情。顔つき。「安堵(アンド)の―」 0
仁王 ニオウ [2],[1] 仏法の守護神として寺門の両脇などに安置する一対の金剛力士像。仁王尊。「―立ち」 0
建議 ケンギ [1] ①上位の者に意見を申し立てること。また、その意見。建白・建言 ②旧憲法で、議会が政府に意見を提出すること。 0
蕃書調所 バンショしらべショ 江戸時代末期、幕府がおいた洋学の研究施設。洋学の教育や外交文書の翻訳なども行った。 0
目端 めはし [1] 目のはし。転じて、物事を見て機転をはたらかせる力。目先。「あの人は―が利く(臨機応変に判断して動く)」 0
景天 べんけいそう ベンケイソウ科の多年草。山地に自生。葉は厚い。夏から秋、淡紅色の小花が密生する。秋由来「景天」は漢名からの誤用。和名は強くて枯れにくいことを武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)にたとえたもの。表記「弁慶草」とも書く。 1
帰する キ-する [2] ①結果として落ち着く。「努力も水の泡と―する」 ②他のせいにする。「過ちの責任を人に―する」 ③帰依(キエ)する。 0
生海布 なまめ 生のままの海藻。海にあるままの海藻。 1
分子 ブンシ [1] ①集団を構成する各個人。成員。「批判―」 ②ある物質がその化学的性質を失わずに、存在できる最小単位の粒子。「化学の―式が苦手だ」 ③分数や分数式で、横線の上に書かれる数または式。分母 0
本来の面目 ホンライのメンモク 自然のままで、少しの人為も加えないありのままの心性。「面目」は顔かたちのこと。 0
一角獣 ウニコール [4] ①西洋の想像上の動物。ユニコーン。 ②哺乳(ホニュウ)動物イッカクの別称。また、その牙(きば)から作った解毒(ゲドク)剤。 ③②の薬に、にせ物が多かったことから、うそ。 1
穂先 ほさき [0],[3] ①植物の穂の先端。「―を垂れる」 ②細長くとがっているものの先端。特に、刃物の先端。きっさき。 0
才子 サイシ [1] 頭がよく、人徳を備え、すぐれた才能のある人。転じて、よく気がまわり、抜け目のない人。 才人・才物 0
遜る ゆず-る [4],[0] 自分を差しおいて、他人を先にする。自分が後ろへ下がる。 0
人心地 ひとごこち [0] ①緊張がとけてくつろいだ気分。「やっと―がついた」 ②正常な意識。正気。人心(ひとごころ)。 1
造反無道 ゾウハンムドウ 体制にそむき、道理にはずれた行為をすること。「無道」は道理に合わない行いをする意。 造反有理 0
懋戒 ボウカイ つとめて身をつつしむこと。「戒」はつつしむ・注意する意。 0
斥候 セッコウ [0] 敵の内情や周辺の状勢をさぐること。またそれをする者。間諜(カンチョウ)。「偵察のため―を出す」 参考「うかみ」とも読む。 0
扶掖 フエキ 「扶助」に同じ。参考「扶」も「掖」もたすける意。 0
鋸 のこぎり [3],[4] 木材や金属などを引き切る道具。薄い鋼板に細かい歯がついている。参考「のこ」とも読む。 0
軀体 クタイ ①からだ。 ②建造物の骨組みなど、全体を支える部分。 0
極道 ゴクドウ [2] ①ばくち・酒色などの悪行にふけること。また、その人。 ②品行の悪い人をののしっていう語。「―息子に手をやく」 ①②放蕩(ホウトウ)表記「獄道」とも書く。 0
幽艶・幽婉 ユウエン 奥ゆかしくて美しいこと。「女性の―な姿」参考「艶」「婉」はともに美しい意。 0
檐 のき [0] 屋根の下の端の、外に張り出した部分。ひさし。表記「簷」とも書く。 0
間直し まんなおし ①不運を幸運に変えようとする行い。縁起直し。 ②不漁のとき、豊漁を願う酒宴などの行事。験(ゲン)直し。表記「真直し」とも書く。 0
知性 チセイ [1],[2] 物事を考えて判断する能力。特に、知覚をもとに新たに認識する精神のはたらき。「―豊かな人」 0
閑古鳥が鳴く カンコどりがなく 人の来訪がなく、ひっそりとしているさま。また、客がなく商売が繁盛しないこと。静かな山でカッコウが鳴く情景から。門前雀羅(モンゼンジャクラ)門前市を成す 0
噴雪花 ゆきやなぎ バラ科の落葉小低木。中国原産。たまに暖地の川辺に野生化している。葉はヤナギに似るが、小さく短い。春、白い小花を雪が積もったように多数つける。観賞用。コゴメバナ。春由来「噴雪花」は漢名から。表記「珍珠花・雪柳」とも書く。 1
班長 ハンチョウ [1] 班をまとめ指揮する人。班のかしら。班の統率者。 0
清酒 セイシュ [0] ①米からつくられる日本特有の酒。 ②こして濁りを除いた酒。 濁酒 0
祝詞 ほぎごと [0] 「祝詞(シュクシ)」に同じ。 表記「寿詞・寿言」とも書く。 参考「のりと」と読めば別の意になる。 1
探検・探険 タンケン 未知の地域に危険をおかして踏みこみ、実地に調査すること。「世界各国の秘境を―する」 0
同道 ドウドウ [0] 一緒に行くこと。また、その人。道づれ。「両親と―する」同行・同伴 0
鉄筋 テッキン [0] ①張力補強のため、コンクリート建築の芯(シン)に入れる鉄製の棒。 ②「鉄筋コンクリート」の略。「―三階建てのマンション」 0
過 とが [1] 失敗をすること。あやまち。やりそこない。つみ。 0
血は水よりも濃い ちはみずよりもこい 人間の性質は、環境よりも遺伝によって決まることが大きいということ。また、窮地におちいったときに頼りになるのは、他人よりも血をわけた肉親であるということ。 0
り鉢巻 ねじりハチまき ①手拭(てぬぐ)いをねじって、額に巻いて結んだもの。「―をした若い衆」 ②仕事などに熱心に取り組むさま。「深夜まで―で勉強する」参考「ねじはちまき」ともいう。 0
面壁 メンペキ [0] 壁に向かって座禅を組むこと。また、その座禅。 0
煙滅 エンメツ 煙が消えてなくなること。また、煙のようにあとかたもなく消えうせること。 由来「湮滅(インメツ)」の誤りから。 0
悪逆無道 アクギャクムドウ [0],[5] 人の道にはずれたひどい悪事。参考「無道」は「ブドウ・ブトウ」とも読む。悪逆非道(アクギャクヒドウ)・極悪非道(ゴクアクヒドウ)・大逆無道(タイギャクムドウ) 0
鎰取 かぎとり ①律令(リツリョウ)制で中務(なかつかさ)省に属し、朝廷の倉のかぎをつかさどった役。典鑰(テンヤク)。 ②神社のかぎを預かり、祭りをつかさどる家柄。 0
屋台骨 やタイぼね [0],[2] ①屋台の骨組み。 ②柱・梁(はり)などの家屋の骨組み。 ③一家を支える資力や中心になるもの。「―が傾く」「大店(おおだな)の―を支える」 0
鶴駕 カクガ ①皇太子の乗り物。 ②仙人の乗り物。故事 中国、周の霊王の太子である晋(シン)が仙人となり、白いツルに乗って立ち去ったという故事から。〈『列仙伝』〉 0
直航 チョッコウ [0] 船や飛行機がどこにも寄らず、直接目的地へ行くこと。「ニューヨーク―便」寄航 0
跟 くびす 足の裏の後部。かかと。「―を返して立ち去る」参考「きびす」とも読む。 0
葡萄 えび [0] ①ブドウの別称。 ②エビヅル・エビカズラの略。 ③「葡萄色(えびいろ)」の略。えび染の色。赤紫色。 1
残編断簡 ザンペンダンカン 書物や文書の切れ端。「残編」は散逸(サンイツ)した残りの本。「断簡」は切れぎれになった書き物。 断簡零墨 参考「断簡残編」ともいう。 0
合同 ゴウドウ [0] ①独立した二つ以上のものが一つになること。また、一つにすること。「二チームの―練習」 ②幾何学で、二つの図形を重ねるとぴたりと一致すること。 0
奉納 ホウノウ [0] 神仏にささげおさめること。「―相撲(境内などで行われる神仏にささげる相撲)」「絵馬を―する」奉献・奉奠(ホウテン) 0
車 くるま [0] ①自動車。 ②軸を中心として回転する仕組みの輪。車輪。 ③車輪が回転することによって動く仕組みのものの総称。 0
忍ばせる しの-ばせる [4],[0] ①他に知られないように、そっとする。「足音を―せる」 ②気づかれないように、隠しもつ。「短刀を―せる」 0
不得手 フえて [2],[1] ①得意でないこと。不得意。「―な科目」「数学は―だ」「得手―はだれにでもあるものだ」 ②好きでないこと。たしなまないこと。「どうも日本酒は―だ」 ①②苦手(にがて) ①②得手 0
夢遊病 ムユウビョウ [0] 睡眠中に急に起きあがって動作や歩行などをして、また、眠りにつくが、目が覚めてから少しもそのことを思いだせないという病気。夢中遊行症。夢遊症。離魂症 0
民譚 ミンダン 民間で語り継がれている説話。昔話。伝説。民話参考「ミンタン」とも読む。 0
変化 ヘンゲ [1],[0] ①神仏が、仮に人の姿になって現世に現れること。また、そのもの。化身(ケシン)・権化(ゴンゲ) ②動物などが、姿を変えて現れること。また、そのもの。化け物。「妖怪(ヨウカイ)―」参考「ヘンカ」と読めば別の意になる。 0
梁 うつばり [2] 屋根の重みを支えるために、棟(むね)と直角に渡した横木。参考「はり」とも読む。 0
蜥蜴 とかげ [0] トカゲ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。日本各地にすむ。体長は約二〇(センチメートル)。胴は細長くあしは短い。体は褐色に黒い縦じまがある。尾は切れやすいが再生する。昆虫やクモを捕食。 夏 表記「石竜子・蝘蜓」とも書く。
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漢字の豆知識 虫ではないけれど虫の仲間?~昆虫以外を表す虫偏の漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
無声無臭 ムセイムシュウ まったく人目につかないこと。事の影響がないこと。声もしなければ、においもしない意。〈『詩経』〉無味無臭 0
野鴉椿 ごんずい ミツバウツギ科の落葉小高木。由来「野鴉椿」は漢名から。 権萃(ゴンズイ) 1
七堂伽藍 シチドウガラン [5] 寺のおもな七つの建物。また、七つの堂のそろった寺。「七堂」は宗派により異なるが、禅宗では山門・仏殿・法堂(ハットウ)・庫裏(クリ)・僧堂・浴室・東司(トウス)(便所)。「伽藍」は寺の建物。寺院。 0
暗雲 アンウン [0] ①今にも雨が降ってきそうなくらい雲。 ②険悪な状況に陥りそうな気配。「―が漂う国際情勢」 0
恋情 レンジョウ [0] 相手を恋い慕う心。こいごころ。「ほのかな―」 0
心後れ こころおくれ [4] 自信がくじけてひるむこと。 気後れ 0
檀家 ダンカ [0] 一定の寺に墓地をもち、葬儀や法要などの仏事を依頼し、その寺に布施などの経済的援助を行う家や信徒。檀越(ダンオツ)・檀那(ダンナ) 0
汚職 オショク [0] 公職にある人が地位や職務を悪用し、不正に個人の利益を図ること。参考「瀆職(トクショク)」を言いかえた語。 0
祗候 シコウ ①つつしんで貴人のそば近く仕えること。また、その人。 ②つつしんでご機嫌うかがいに上がること。 表記「伺候」とも書く。 0
袋鼠 カンガルー [4] カンガルー科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。オーストラリアとニューギニアにすむ。草食。尾と後ろあしが長い。子は未発育で生まれ、雌の下腹部の袋で育てられる。由来「袋鼠」は漢名から。 1
陣痛 ジンツウ [0] ①出産時、子宮の収縮によって間隔をおいて起こる腹部の痛み。 ②物事を成し遂げるまでの苦難。生みの苦しみ。 0
反面教師 ハンメンキョウシ [5] 悪い面を示すことが、かえって悪を戒める教訓になるような人や事例のこと。参考中国の毛沢東の言葉。他山の石 0
自ら おのずか-ら [1] ひとりでに。しぜんに。おのずと。「時期がくれば―わかることだ」 参考「みずから」と読めば別の意になる。 0
他行 タギョウ [0],[1] よそへ行くこと。外出すること。参考「タコウ」とも読む。 0
旅次 リョジ [1] ①「旅寓(リョグウ)」に同じ。 ②旅の途中。道中 0
抄本 ショウホン [0] ①必要な一部分を抜き書きした本。 ②もとの書類から一部分を抜き書きしたもの。「戸籍―」 謄本 表記①「鈔本」とも書く。 0
敗柳残花 ハイリュウザンカ 美人の美しさが衰えるたとえ。枯れた柳と咲き残りの花の意から。〈『西廂記(セイショウキ)』〉 0
墾田 コンデン [0] 律令(リツリョウ)制で、新たに切り開いた田畑。はりた。「―永年私財法」 0
竪 たて [1] 上下・垂直の方向。また、左右に対して前後の方向。 0
前 まえ [1] ①顔の向いているほう。物の正面。「―を向いて座る」「店の―の道路」 ②物事の始め。先頭。「―のほうの席」 ③以前。過去。昔。「十年―」 ④一つ早いこと。「―の社長」 ⑤人数を表す語について分量を表す。「二人―のすし」 ⑥前科。
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「前」と「元」はどっちが新しい?~順番にかかわる表現を知る~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
叩けば埃(ほこり)が出る たたけばほこりがでる 表面上に現れていなくても、どんなものでも詳しく調べてみれば弱点や悪行などが見つかるたとえ。垢(あか)は擦(こす)るほど出る・粗(あら)は探すほど出る 0
台 うてな [1] ①見晴らしのよい高い建物。高殿(たかどの)。 ②物をのせる台。「蓮(はす)の―」 0
活字 カツジ [0] ①活版印刷に使う金属製の文字の型。「―を組む」 ②雑誌・書籍などの印刷された文字。「―ばなれ」 0
景勝 ケイショウ [0] 景色のすぐれていること。また、その土地。形勝。「―地を旅行する」 0
来駕 ライガ [1] 身分の高い人や目上の人が訪ねてくることを敬った言い方。おいでいただくこと。「ご―をお待ちいたします」 0
虐使 ギャクシ [1],[0] 思いやりなく、人をひどくこき使うこと。酷使 0
挺んでる ぬき-んでる ①人より先に進み出る。 ②他よりすぐれる。 0
掣肘 セイチュウ [0] そばから干渉して自由な活動を妨げること。「掣」は引き止めて自由を妨げること。「肘」は、ひじ。 故事孔子の弟子が、わざと魯公(ロコウ)の側近二人の肘(ひじ)を引っ張り、字の乱れをしかって、家来の仕事に逐一口を出す魯公を反省させた故事から。〈『孔子家語』〉 0
五経 ゴキョウ [0] 儒教で尊重する基本原理を記した経典。易経(エキキョウ)・書経・詩経・礼記(ライキ)・春秋。「四書―」 0
組 くみ [2] ①一そろいになるもの。「茶器一―」 ②共に行動する仲間。グループ。学校のクラスなど。「―対抗のリレー」 ③同じ部類に入る仲間。「怠け者―の一人」 ④活字を並べて印刷のための版を作ること。「―見本」 0
損金 ソンキン [0],[1] 損をして失った金銭。「経理上―に算入する」 益金 0
用箋 ヨウセン [0] 手紙などを書くために使用する専用の紙。便箋。「一筆―」「事務―」 0
気嵩 キがさ [0] ①負けん気な性質。勝ち気。 ②心の大きさ。参考「嵩」は容積の意。 0
散点 サンテン あちらこちらに散らばること。「民家が―する」 点在・散在 0
天は自ら助くる者を助く テンはみずからたすくるものをたすく 天は、人に頼らず自分の力だけで目標に向かって努力する人には援助の手を差しのべ、成功に導いてくれるということ。由来原文は英語で、ベンジャミン-フランクリンの『富にいたる道』から。 0
酸敗 サンパイ [0] 油脂が酸化したり食べ物が腐ったりして、すっぱくなること。「猛暑で牛乳が―した」 0
庵室 あぜち [0] ①江戸時代、奈良での一般寺院の呼称。奈良で寺というのは興福寺のことで、混乱を防ぐためにできた別称。 ②寺におかれていた手習所。 1
厄日 ヤクび [2] ①陰陽道(オンヨウドウ)で災難にあいやすいとされる日。②農家で天候による災難が多いとしている日。二百十日などをいう。秋 ③運の悪い日。悪い事が重なった日。「今日は―だった」 0
一転 イッテン [0] ①ひとまわりすること。一回転。 ②いっぺんに様変わりすること。がらりと変わること。「心機―」「話題が―する」一変 0
賃金・賃銀 チンギン 労働者が、その労働の報酬として受け取る金銭。「高い―を支払う」労賃・労銀参考「賃金」は「チンキン」と読めば、賃貸借の関係で借りた人が貸した人に支払う金銭の意。 0
鯡 はららご [1] 魚類の産卵前の卵のかたまり。また、それを塩漬けなどにした食品。腹子。秋 0
征伐 セイバツ [1] 兵力を用いて反逆者や悪人などを攻め討つこと。 征討・討伐 0
る よじ-る ひねって向きを変える。ひねって曲げる。ねじる。「身を―って笑う」 0
酒吞童子・酒顚童子 シュテンドウジ 丹波の大江山や近江(おうみ)の伊吹(いぶき)山に住んで、都に出ては婦女子や財宝を略奪した鬼の姿の盗賊。源頼光と四天王に退治された。絵巻・御伽草子(おとぎゾウシ)・謡曲・浄瑠璃(ジョウルリ)・歌舞伎(カブキ)の題材となった。 0
徳孤ならず必ず隣有り トクコならずかならずとなりあり 人徳のある人やその行為には、かならず共感し、理解して協力する者が現れるから、人格者は孤立することはないということ。〈『論語』〉 0
庶妹 ままいも 腹ちがいの妹。異母妹。 表記「継妹」とも書く。 参考「あらめいも」とも読む。 1
復興 フッコウ [0] 一度衰えたものが、元のように盛んになること。また、盛んにすること。「戦後の―は目ざましい」再興衰退 0
外遊 ガイユウ [0] 外国に旅行すること。「イギリスに―する」 0
金葎 かなむぐら [3] クワ科のつる性一年草。荒れ地に自生。葉と茎には小さいとげがある。夏から秋、淡緑色の小花を多数つける。ヤエムグラ。夏 0
賞讃 ショウサン [0] 賞賛 0
彼此 かれこれ [1] ①「彼是(あれこれ)」に同じ。 ②なにやかや。とやかく。「―口出しするな」 ③おおよそ。まもなく。「開店して―五年だ」参考 ①「ヒシ」とも読む。 0
交信 コウシン [0] 無線などで通信をかわすこと。「―が途絶える」 0
生兵法 なまビョウホウ [3] ①未熟な武術しか心得ていないこと。 ②生かじりの知識や至らない技術。 0
研鑽 ケンサン [0] 学問などを深くきわめること。地道に研究を続けること。「日々―を積んだ成果」 0
帖 ジョウ [1] ①紙や海苔(のり)などをひとまとめに数える語。「海苔は一〇枚で一―」 ②屏風(ビョウブ)や盾などを数える語。 0
半被 はっぴ [0] ①大工などの職人が着るしるしばんてん。 ②昔、武家で家の紋をつけて使用人などに着せたはんてん。表記「法被」とも書く。 1
天地 テンチ [1] ①天と地。 ②宇宙。世界。「新―を開拓する」 ③本や荷物などの上と下。「―無用」参考①②「あめつち」とも読む。 0
五十音 ゴジュウオン [2] 日本語の五〇個の音節をかな文字で表したもの。「―順に熟語を配列した辞典」参考母音により五種、子音により一〇種に分類し、五十音図と呼ばれる表に配列される。 0
逆戟・逆叉 さかまた シャチの別称。イルカ科の哺乳(ホニュウ)動物。背は黒色、腹は白色。背びれは直立する。 1
札 さね [0] 鉄または革でできた小さな板で、よろいやかぶとの材料となるもの。 0
巫祝 フシュク [0] 神に仕える者。かんなぎ。みこ。 0
演芸 エンゲイ [0] 演劇・音楽・舞踏・落語・手品などの大衆的な芸能。 0
大事 おおごと [(名)1],[3],[(形動)0],[3] 重大な出来事。大事件。「ほうっておくと―になりかねない」
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漢字の豆知識 つまらないときは「すぶり」をする? ~読み方で変わる漢字の意味~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
資質 シシツ [0] 生まれつきもっている才能や性質。天性。「―に恵まれる」 資性 0
反っ歯 そっぱ [1] 前歯が前方にそり出ていること。また、その歯。出っ歯。参考「そりは」の転。 0
滑る ぬめ-る [2] ぬるぬるする。粘液状ですべる。「里芋が―る」 0
宰領 サイリョウ [3],[1] 多くの人を管理・監督すること。特に、荷物の運送や団体旅行を世話すること。また、その人。「工事を―する」 0
一大事 イチダイジ [3] 重大な事態。放っておけないたいへんな出来事。 0
翌翌 ヨクヨク [0] 年月などの名詞の上につけて、次のまた次の意を表す語。「―週」「―日」 0
若鷺 わかさぎ [0],[2] キュウリウオ科の淡水魚。 公魚(わかさぎ) 0
基づく もと-づく [3] ①もとになって起こる。はじまる。「誤解に―く両者の対立」 ②よりどころとする。「経験に―いて実行する」 0
狐罠 きつねわな キツネをつかまえるための罠。冬 0
故実 コジツ [1] 儀式・法令・作法・服装などの古いしきたり。「有職(ユウソク)―」 0
梁簀 やなす 篠竹(しのだけ)を編んで作り、河川に張り立てた梁の空所に当てて魚をとる簀。 0
覚書 おぼえがき [0] ①忘れないように書いておくもの。メモ。 ②略式の外交文書。 0
旁・旁旁 かたがた ①ついでに。一方では。 ②…をかねて。…がてら。「散歩―立ち寄る」 1
住職 ジュウショク [1] 「住持職」の略称。寺の長である僧。 住持 0
適所 テキショ [1] ①その人にふさわしい地位や仕事。「適材―」 ②適した場所。 0
先口 センくち [0] 申し込みや約束などが、先であること。また、そのもの。「―を優先する」 先約 後口(あとくち) 0
受動 ジュドウ [0] 他からのはたらきかけを受けること。受け身。「―態」 能動 0
孫子 まごこ [2] ①孫と子。 ②子孫(シソン)。「―の代まで栄える」 0
夕顔 ゆうがお [0] ウリ科のつる性一年草。熱帯地方原産。夏の夕方、先が五裂したラッパ形の白い花をつけ、翌朝にはしぼむ。果実は大きな球形か円柱形。食用、または干瓢(カンピョウ)をつくる。タソガレグサ。 夏 0
狼瘡 ロウソウ [0] ①慢性潰瘍(カイヨウ)性の皮膚病で、皮膚にできる結核。特に、顔に見られる。 ②膠原(コウゲン)病の一種で、皮膚の紅斑(コウハン)を特徴とする疾患。エリテマトーデス。由来オオカミに食いちぎられたような皮膚のようすから。 0
霧散 ムサン [0] 霧が晴れるように散って、あとかたもなく消え去ること。「長年の疑問が―した」 0
粗い あら-い [0] ①粒やすき間が大きい。「豆を―くひく」「布目の―い服」 ②なめらかでない。「手ざわりが―い」 ③おおざっぱである。「経費を―く見積もる」 表記「麤い」とも書く。 0
煮染め にしめ [0] 肉や野菜などをよく煮て、しっかり味をしみこませた料理。「重箱に―を詰める」 0
声優 セイユウ [0] テレビなどのナレーション、アニメーションや外国映画の吹き替えなどで、声だけを担当する俳優。 0
壮麗 ソウレイ [0] 規模が大きく、美しいさま。「―な大聖堂に感動した」 0
海 エイカイ [1] 大きなうみ。おおうなばら。「―に舟を浮かべる」 0
劣情 レツジョウ [0] ①いやしい心。 ②欲情。男女の情欲をいやしいものとした語。 0
弁膜 ベンマク [0],[1] 心臓・静脈・リンパ管にあって、血液やリンパ液の逆流を防ぐ弁のはたらきをする膜。 0
菜 ソサイ [1] 野菜。あおもの。 0
枉屈 オウクツ ①体をかがめ、謙虚な態度で来訪すること。 ②道理をまげて抑えつけられ、屈すること。 0
正数 セイスウ [3] 零(ゼロ)より大きい実数。プラスの数。 負数 0
除服 ジョブク [0] 喪に服す期間が終わり、喪服を脱ぐこと。また、喪が明けること。忌み明け。 除喪(ジョソウ)・(ジョも) 参考「ジョフク」とも読む。 0
悋惜 リンセキ ①ものおしみすること。悋嗇(リンショク) ②嫉妬(シット)。悋気表記「吝惜」とも書く。参考「リンシャク・リンジャク」とも読む。 0
有数 ユウスウ [0] 数えるほどに限られていること。屈指。「日本―の名山」無数 0
希求 キキュウ [0] 強く願い望むこと。こい願うこと。「平和を―する」熱望・切望表記「冀求」とも書く。 0
漕運 ソウウン 船で荷物を運ぶこと。水上の運送。 運漕(ウンソウ) 0
後は野となれ山となれ あとはのとなれやまとなれ 当面のことがうまくいけば、あとはどうなってもかまわないという気持ちをいう言葉。また、直接自分に利害関係がないので勝手にしろというなげやりな気持ちをいう言葉。 0
岐路 えだみち [1] ①本通りから分かれた細い道。 ②物事の本筋を外れること。また、外れたところ。「議論が―にそれる」表記「枝道」とも書く。参考「キロ」と読めば別の意になる。 1
陰徳 イントク [0] 世間に知られずになされた、りっぱな行い。陽徳 0
追跡 ツイセキ [0] ①あとを追いかけること。「渡り鳥を電波で―する」追尾 ②その後の動向をたどること。「―調査」 0
伊弉冉尊・伊邪那美命 いざなみのみこと 記紀神話で伊弉諾尊(いざなぎのみこと)とともに国土や神々を生んだ女神。 1
陶 すえ 「陶物(すえもの)」に同じ。 0
反嘴鴫 そりはししぎ シギ科の鳥。アフリカ・ユーラシアなどに分布。春と秋、旅鳥として日本各地の海岸に渡来。背は灰色で腹は白い。くちばしは長く、上に反っている。 0
飯櫃形 いびつなり ①「飯櫃(いびつ)④」に同じ。 ②小判形の金貨・銀貨。表記「歪形」とも書く。 0
鶚 みさご [0] タカ科の鳥。 雎鳩(みさご) 0
戮力同心 リクリョクドウシン 物事を心を一つにして行うこと。物事を協力して行うこと。「戮力」は力を合わせる、「同心」は心を一つにする意。〈『国語』〉戮力協心・一致団結・上下一心(ショウカイッシン) 0
大杓鷸・大尺鷸 ダイシャクしぎ シギ科の鳥。春と秋に日本を通る。シギ類のなかでは最大。くちばしは長く下方に曲がり、干潟(ひがた)で、カニやシャコなどを捕食。背は黒褐色のまだらがある。 0
姦賊 カンゾク [0] 心のよこしまな悪人。悪者。「―を討つ」表記「奸賊」とも書く。 0
査閲 サエツ [0] ①実際に調査してみること。 ②軍事教育の成果を実地に調べること。 0
底 そこ [1] ①容器の下の部分。「鍋(なべ)の―」 ②一番下の部分。「川の―」 ③物事の限界。「絶望の―に沈む」 ④奥深いところ。「心の―をのぞかせる」「腹の―から笑う」 ⑤最も低い値をつけたところ。「―をうつ」 0
温容 オンヨウ [0] やさしくおだやかな顔。「―だが威厳もある」温顔 0
金城鉄壁 キンジョウテッペキ [0] 非常に堅固でつけ入るすきのないたとえ。金や鉄のように固くて堅牢(ケンロウ)な城壁の意。「―の守り」金城湯池・湯池鉄城・難攻不落 0
文金高島田 ブンキンたかしまだ 島田まげの根やまげの部分を高くした、女性の日本髪の結い方。花嫁が結う。文金。文金島田。由来男性のまげの「文金風」から。 0
渋皮 しぶかわ [0] 木の幹や果実の表皮の内側にある薄い皮。あまかわ。「―がむける(女性が洗練される)」 0
卓説 タクセツ [0] 抜きんでてすぐれた説。「名論―」卓論愚説 0
刀剣 トウケン [0] かたなとつるぎ。また、それらの総称。 0
垢衣 コウイ あかのついた衣服。よごれている衣服。 0
紋章 モンショウ [0] ①家や氏を表す特有の図案化したしるし。「王室の―」紋・紋所(モンどころ)・定紋(ジョウモン)・紋様 ②ある団体を表すための図案化したしるし。標章 0
二言目 ふたことめ [5] 口を開くと必ず言う言葉。口ぐせや決まり文句のようになって出てくる言葉。「実家に帰ると父は―には結婚しろと言う」 0
車輛 シャリョウ [0] 車両 0
端境期 はざかいキ [3] ①前年産の古米に代わって、新米が市場に出回る時期。九、一〇月ころ。また、季節のある野菜や果物が入れ替わる時期。 ②物事の新旧入れ替わりの時期。 0
退紅色 タイコウショク [3] 薄い紅色。うすもも色。表記「褪紅色」とも書く。 0
淆じる ま-じる 他のものと入りまじる。ごちゃごちゃに入りみだれる。 0
改頭換面 カイトウカンメン 表面上変わったようでも、内実は変わらないたとえ。古い顔が新しい顔に変わる意から。〈寒山の詩〉改頭換尾 0
溶解 ヨウカイ [0] ①とけること。とかすこと。 ②物質が他の液体中に均一に混じり合うこと。 ③固体、特に金属が熱によってとけて液状になること。 「熔解」の書きかえ字。 0
離合集散 リゴウシュウサン [0],[1] 離れたり集まったり、集まったり別れたりすること。また、協力したり反目したりすること。「政界の―が続いている」参考「集散離合」ともいう。分合集散・雲集霧散 0
養家 ヨウカ [1] 養子や養女として行った先の家。「―で健やかに育つ」実家・生家 0
直属 チョクゾク [0] 直接その下に所属すること。「―の部下」 0
勇名 ユウメイ [0] 勇敢であるという評判。勇者としての名声。「―を馳(は)せる」武名 0
蓖麻子油 ヒマシユ [3],[0] トウゴマ(ヒマ)の種子からとった油。下剤や潤滑油などの原料となる。 0
一巻 イッカン [2] ①巻物・書物・フィルムなどの一つ。「―の終わり(結末がつくこと)」 ②巻数が複数ある書物などの第一巻め。最初の一巻。 0
徒党 トトウ [0] 一緒に事を行うために集まる仲間や一味。「―を組む」参考多く悪事についていう。 0
助走 ジョソウ [0] 体操や陸上競技などで、勢いをつけるために一定の距離を走ること。 0
善美 ゼンビ [1] ①善と美。「真―」 ②りっぱで美しく技巧的なこと。「この町には―を尽くした建物が多い」 0
立太子 リッタイシ [3] 公式に皇太子を定めること。立儲(リッチョ)。「―礼」 0
舟中敵国 シュウチュウテキコク 君主が徳を修めなければ味方も敵になる。また、味方のなかにも敵がいるようになること。同じ舟に乗っている味方どうしでも、敵になりうる意から。〈『史記』〉 0
論に負けても理に勝つ ロンにまけてもリにかつ たとえ言い負かされても、道理では正しいこと。議論の勝ち負けは、道理とは別のものであるということ。 0
落筆点蠅 ラクヒツテンヨウ 過ちをうまくとりつくろって、逆に上手に仕上げるたとえ。「点」は描く意。故事 中国、三国時代、呉の画家、曹不興(ソウフコウ)が孫権の命令で屏風絵(ビョウブエ)を描いたとき、筆を落として汚れをつけてしまったが、うまくつくろってハエに描き変えてしまった故事から。〈『三国志』〉 0
喬木 キョウボク [0] 高くそびえる木。特に、丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明らかな樹木。スギ・ケヤキなどにいう。高木・大樹灌木(カンボク) 0
生 き [1] ①純粋で混じりけのないこと。「ウイスキーを―で飲む」 ②自然のまま。 0
不随 フズイ [0] 体が思うように動かず、不自由なこと。「事故にあって半身―になった」 0
日銭 ひぜに [0] ①毎日収入として入ってくる金。「―を稼ぐ」 ②毎日少しずつ返す約束で貸し借りする金。ひなしがね。 0
驟然 シュウゼン 雨などが突然降りだすさま。にわかであるさま。 0
論旨明快 ロンシメイカイ 筋道のとおった論旨でわかりやすいこと。「―な答弁」論旨不明 0
七輪・七厘 シチリン 土製のこんろ。 由来値段が七厘ほどのわずかな炭で煮物ができることから。 0
愴む いた-む 心の底からつらく悲しく思う。悲しみで心をいためる。 0
日面 ひおもて 日光の当たる所。ひなた。日陰 0
崑曲 コンキョク 中国古典劇の一つ。明(ミン)末から清(シン)代にかけて流行。京劇にも大きな影響を与えた。崑劇。 0
北辰 ホクシン [0] 北極星の別称。小熊座の首星。方位・緯度の指針となる。参考「北天の星辰」の意。 0
人語 ジンゴ [1] ①人間の言葉。言語。「―を理解する動物」 ②人の話し声。 0
風呂 フロ [2],[1] ①体を湯に浸したり蒸気に当てたりしてあたため、また、洗って清潔にする場所。浴槽や設備。また、その湯。「ひと―浴びる」 ②銭湯。風呂屋。 0
抜擢 バッテキ [0] 多くの人のなかからすぐれた人を選び出して要職につけること。「力量を認め―する」 0
煮やす に-やす [0],[2] ①腹が立っていらいらする。「業(ゴウ)を―す(思うようにいかずいら立つ)」 ②煮えた状態にする。 0
躁病 ソウビョウ [0] 躁鬱(ソウウツ)病の躁状態だけが現れるもの。異様に明るく多弁になり、興奮した症状が続く。 躁狂 0
弁解 ベンカイ [0] 言い訳をすること。申し開き。「―は許されない」「まったく―の余地はない」弁明 0
麤景 ソケイ 粗末な景品。商店などで出す景品を謙遜(ケンソン)していう語。 粗品 表記「粗景」とも書く。 0
半紙 ハンシ [1] 縦が約二五(センチメートル)、横が約三五(センチメートル)の大きさに漉(す)いた薄手の和紙。習字などに用いられる。由来もと、延紙(のべがみ)を半分に切って使ったことから。 0
苓 みみなぐさ ナデシコ科の二年草。 巻耳(みみなぐさ) 0
駄駄 ダダ [1] 子どもが甘えてわがままを言うこと。「いい年をして―をこねる」
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漢字の豆知識 地団駄ってなんだろう? 身近な言葉の語源を探る2 (公財)日本漢字能力検定協会 0
擣つ う-つ 棒でたたく。砧(きぬた)をうつ。 0
黄禍 コウカ [1] 黄色人種が勢力をのばすことで白色人種に禍(わざわ)いが及ぶこと。「―論」参考日清戦争のとき、日本の進出に対する反感からヨーロッパで言われた。 0
煙突 エントツ [0] 物体の燃焼を助ける筒形の装置。煙を外に出したり通風をよくしたりする。「昔の工場地帯は―が林立していた」 0
遍在 ヘンザイ [0] 広く行き渡って、存在すること。「広く世界に―している」偏在 0
螺尻 ばいじり 竹の皮で作った、巻貝のバイの殻を逆さにしたように上部がすぼまった笠(かさ)。魚釣りのときなどにかぶる。表記「貝尻」とも書く。 1
革茸 こうたけ イボタケ科のキノコ。秋、広葉樹林下などに群生する。黒褐色でラッパ形。乾くと特有の香りがあり、食用。カワタケ。シシタケ。表記「茅・香茸・皮茸」とも書く。 1
綴り方 つづりかた [4],[0] ①文章の作り方。また、昔の小学校の教科の一つ。作文。 ②文字を連ねて単語を書き表す方法。スペリング。「ローマ字の―」 0
清し女 すがしめ 清らかですがすがしい女性。美しい女性。 1
一触即発 イッショクソクハツ [0] 非常に緊迫した状態や状況のこと。ちょっと触れただけで、すぐ爆発しそうな状態の意から。「両者は―の関係だ」一髪千鈞(イッパツセンキン)・危機一髪・刀光剣影 0
神祇伯 ジンギハク [3] 律令(リツリョウ)制で、神祇官(天地の神々を祭り諸国の官社を管轄した官庁)の長官。 0
年魚 あゆ [1] アユ科の淡水魚。 由来「年魚」は寿命が一年であることから。 鮎(あゆ) 1
年輩・年配 ネンパイ ①年のころ。おおよその年齢。 ②世の中の経験のある年ごろ。中年。「―の紳士」 ③年上。「彼女は私より二つ―だ」 0
口語 コウゴ [0] ①話し言葉。口頭語。 ②現代語。「―体の文章」 ①②文語 0
賽子 さいころ [3],[4] 小さな立方体の各面に一から六までの目を記したもの。ゲームや賭博(トバク)などに用いる。さい。「―を振る」 表記「骰子」とも書く。 1
関の山 せきのやま [5] できる最大の限度。精いっぱい。「これくらいが―だ」 0
夢路 ゆめじ [0] 夢。また、夢を見ている状態。「―をたどる」 0
欽慕 キンボ [1] 相手を尊敬し、したうこと。「―の念を抱く」欽仰・仰慕 0
連動 レンドウ [0] ある部分が作動すると、関連する部分も動きだすこと。「非常ベルと―してカメラが作動する」 0
意気阻喪 イキソソウ [1] 意気込みがくじけ、元気を失うこと。「阻喪」は気力を失い、勢いがなくなること。表記「阻喪」は「沮喪」とも書く。意気消沈・垂頭喪気(スイトウソウキ)意気軒昂(イキケンコウ)・意気衝天 0
八握・八束 やつか 束(つか)(握った拳(こぶし)の小指から人差し指まで指四本分の長さ)八つ分の長さ。また、長いこと。 1
輪廻 リンネ [1] 肉体が死んだあとも霊魂は不滅で、転々と他の肉体に生まれ変わり死に変わりすること。衆生(シュジョウ)が迷いの世界で限りなく生死を繰り返すこと。流転 0
疲弊 ヒヘイ [0] ①精神的・肉体的に疲れ弱ること。 ②経済的に困窮し、疲れ弱ること。「国の財政が―する」 0
乙姫 おとひめ [2] ①妹の姫。また、若い姫。兄姫(えひめ) ②竜宮(リュウグウ)に住むという伝説の美しい姫。表記「弟姫」とも書く。 0
才徳兼備 サイトクケンビ 才知と人徳を兼ね備えていること。 0
満天星 はくちょうげ アカネ科の常緑小低木。由来「満天星」は漢名から。 白丁花(ハクチョウゲ) 1
租税 ソゼイ [1],[0] ①国・地方自治体が経費をまかなうため、住民や団体から強制的に徴収する金銭。税金。「―を納めるのは国民の義務である」 ②租と税。古代には、物納と労役があった。 0
限 きり [2] ①物事の区切り。「―のよいところでやめる」 ②かぎり。限度。「―もなく食べて腹をこわす」表記「切り」とも書く。 0
勇健 ユウケン [0] ①勇ましくて心身ともにたくましく健康なこと。 ②すこやかなこと。健康なこと。壮健参考②多く手紙文で用いる。 0
北堂 ホクドウ [0] ①古代中国で、主婦のいるところ。 ②母、また、他人の母の敬称。母堂。 0
澱 おり [0] ①液体の底のほうに沈んだかす・不純物。 ②心のなかにかすのようにたまって、離れないもの。 0
斎串 いぐし ①幣(ぬさ)をかけて神に供える榊(さかき)や竹の枝。玉串。いみぐし。 ②物を刺す竹の串。 1
摺 もじずり ネジバナの別称。 花(ねじばな) 0
蔑称 ベッショウ [0] 人や物をさげすんでいう呼称。「人を―で呼ぶな」卑称敬称 0
正覚坊 ショウガクボウ [4] ①アオウミガメの別称。 ②大酒のみ。 0
澗谷 カンコク 山と山の間のくぼんだ所。また、谷川。澗渓 0
行住坐臥 ギョウジュウザガ [5] 日常の立ち居振る舞いのこと。ふだん。「行住」は行くことと、止まること。「坐臥」は座ることと臥(ふ)すこと。仏教ではこれを四威儀(シイギ)という。常住坐臥・挙止進退 0
為替 かわせ [0] 現金の代わりに手形や証書などで送金する方法。また、その手形や証書などの総称。「郵便―で代金の支払いをする」「外国―市場」 1
疾っくに と-っくに [3] ずっと以前に。はやくに。とうに。「奥様は―ご存じですよ」 参考「とくに」の転じたもの。 0
平衡感覚 ヘイコウカンカク [5] ①重力に対し、全身の位置やつりあいを知る感覚。内耳の奥にある器官がつかさどる。平衡覚。「―に富んでいる」 ②バランスのとれた考え方や感じ方。「彼の評論は―にすぐれている」 0
孫引き まごびき [0] 他の本に引用してある文章などを、原典や原文を調べないでそのまま引用すること。引用の再引用。「資料を―する」 0
玉露 ギョクロ [1],[0] ①玉のように美しい露。 ②最上の煎茶(センチャ)。苦みが少なく甘みがある。 0
制圧 セイアツ [0] 力ずくで相手を押さえつけて自由を奪うこと。「街は戦車に―された」「反乱を―する」 0
接種 セッシュ [1],[0] 病気の予防・治療・診断などのために、病原菌・毒素などを体内に移し入れること。「インフルエンザの予防―」 0
疑念 ギネン [0] 本当かどうかと疑う心。「従来の方針に―を抱く」疑惑・疑心 0
月暈 つきがさ [3] 月のまわりに見える、円い光の輪。参考「暈」は日月や灯火のまわりにできる光の輪の意。「ゲツウン」とも読む。 0
赤痢 セキリ [1] 赤痢菌などによって起こる、激しい腹痛・下痢・血便などを伴う急性の大腸炎。感染症の一つ。 夏 0
疎隔 ソカク [0] うとんじて隔たりができること。親密でなく隔たりがあること。「感情の―が生じる」 表記「疏隔」とも書く。 0
角帯 カクおび [0] 二つ折りにして、芯(シン)を入れて堅く仕立てた幅の狭い男性用の帯。 0
測る はか-る [2] ①一定の器機・基準をもとに長さ・高さ・深さ・速さ・面積・温度などを調べる。「水深を―る」 ②おしはかる。思いはかる。予測・推測する。「相手の気持ちを―る」「敵の出方を―る」 参考「測」は本来、ものさしで水の深さをはかる意。 0
謂う勿れ今日学ばずとも来日ありと いうなかれコンニチまなばずともライジツありと 今日学ばなくても明日があるからなどといって怠けてはならない。学問は寸暇を惜しんでやるべきであるという戒め。〈朱熹(シュキ)の文〉 0
略 ほぼ [2],[1] およそ。あらまし。おおかた。「みんなの意見は―一致した」 0
溢美 イツビ 非常に美しいさま。また、ほめすぎること。過賞・過褒溢悪 0
静止 セイシ [0] じっとしていて動かないこと。その場にとどまり動かないこと。「振り子が―する」「―画像」 運動 0
蠅帳 はいチョウ [0] ハエなどが入るのを防ぎ、通風をよくするための目の細かい金網や紗(シャ)を張った食品用の戸棚。また、食卓の上をおおうほろがや状のもの。はえチョウ。夏 0
鼻濁音 ビダクオン [2],[3] 発声のとき、吐く息が鼻に抜けて柔らかく聞こえる濁音。東京などでは、文節の初め以外のガ行音に現れる。「大学」の「ガ」など。 0
茶杓 チャシャク [0] ①抹茶をすくう小さく細長い竹製などのさじ。 ②茶の湯で、茶がまの湯をくみ取るひしゃく。茶びしゃく。 0
天気 テンキ [1] ①空模様。気圧・風向・気温・降水などの気象状態。「―予報」「―がよい」 ②よい天候。晴れ。晴天。「きょうも―だ」 ③天子の機嫌。 天機 0
懸垂 ケンスイ [0] ①たれさがること。また、まっすぐにたれさげること。 ②器械体操の一種目。鉄棒などに両手でぶらさがったり、ぶらさがって両腕を屈伸させたりする運動。 0
後患 コウカン [0] 先にあった事件が原因で、後日に出てくる心配事。「―の根を断つ」 0
私見 シケン [0] 個人的な意見。一個人としての見方。「―を述べる」 私意 0
爍かす と-かす 金属を熱して液体とする。 表記「鑠かす」とも書く。 0
恭仁京 くにきょう 七四〇(天平(テンピョウ)一二)年平城京から京都付近に遷都した聖武(しょうむ)天皇の都。七四四年難波(なにわ)宮に遷都。参考「くにのみやこ」とも読む。 1
月謝 ゲッシャ [0] 月ごとに支払う授業の謝礼金。「塾の―を納める」 0
気迫・気魄 キハク 恐れずに立ち向かう強い精神力・意気込み。「全身に―が満ちている」気力・気概 0
忍耐 ニンタイ [1] 辛さ・怒りなどを辛抱強くがまんすること。じっとたえしのぶこと。「―を要する仕事」 0
絵空事 エそらごと [0],[3] 実際にはありもしないこと。うそいつわり。 由来画家が想像を加えて絵を描くことから。 0
直垂 ひたたれ 昔、袴(はかま)と合わせて着用した上衣。もとは庶民の平服であったが、鎌倉時代以降に武家の礼服になり、公家(クゲ)も用いた。方形の襟で、袖(そで)くくり、胸ひもがついている。 0
半済 ハンゼイ ①南北朝時代の年貢制度。戦費や恩賞のために、荘園の年貢の半分を守護を通じて武士に与えたもの。武士の荘園侵略を促した。 ②半分返済すること。参考②「ハンサイ」とも読む。 0
耐乏 タイボウ [0] 物がとぼしいのをたえ忍ぶこと。「難民は―生活を強いられている」 0
矮軀 ワイク 背丈が低いこと。また、その体つき。短軀 0
緞通 ダンツウ さまざまな模様を織りこんだ、厚地の敷物用織物。中近東原産。室町時代に伝来。冬由来中国語「毯子(タンツ)」の当て字から。表記「段通」とも書く。 0
速やか すみ-やか [2] 動作がすばやいさま。「―な対応が望まれる」 0
拳銃 ケンジュウ [0] 片手であつかえる、小型の銃。ピストル。短銃 0
苑 その [1] ①草花・野菜・果樹などを植えるためのひと囲いの土地。 ②ある限られた場所・世界。「神の―」表記「園」とも書く。 0
𠮟責 シッセキ しかりとがめること。「部下の過ちを―する」 0
中宮 チュウグウ [3] ①昔、皇后・皇太后・太皇太后の称。 ②昔、皇后と同格の天皇の妃(きさき)。 ③皇后。皇后の居所。 ④一つの神社で、複数の社殿が異なる高さの土地にあるとき、なかほどに建てられている社殿。上宮(ジョウグウ)・下宮(ゲグウ)参考①「なかのみや」とも読む。 0
徒然 トゼン [0] 「徒然(つれづれ)」に同じ。 0
無残・無惨 ムザン ①残酷なさま。むごいこと。「彼の夢は―にも打ち砕かれた」 ②むごい目にあって、見るのもかわいそうなこと。いたましいこと。「見るも―な姿」表記「無慙」とも書く。 0
全人 ゼンジン [0] 知識・感情・意志を調和してそなえた人格者。「―教育」 参考「まとうど」と読めば別の意になる。 0
弾痕 ダンコン [0] 弾丸や砲弾の当たったあと。「城壁に―が残る」 0
常夜灯 ジョウヤトウ [0] 一晩中つけているあかり。常灯。 終夜灯 0
閉ざす と-ざす [2],[0] ①戸や門などをぴったりしめる。「正門を―す」 ②出入り口をふさいで、通れなくする。外部との連絡や関係を絶つ。「港を―す」「出世の道を―す」 ③とじこめる。また、おおい包む。「積雪のために道が―された」参考「鎖す」と書けば、かぎをかける意になる。 0
漢方 カンポウ [1] 中国から日本へ伝わった医術。「―薬」和方参考現代中国語では、中国伝統の医術のことは「中医」と称する。 0
眥 まなじり [0],[2] めじり。「―を決する(目を大きく見開いて、気力を奮い立たせる)」 目眥(モクシ) 目頭 参考目の尻(しり)の意。 0
曖い くら-い 日が雲でおおわれ、光が少ないために物が見えにくい。はっきりしない。けじめがつかない。 0
浮く う-く [0] ①表面・水中・空中などにある。「水面に花びらが―く」「額に汗が―く」 ②何か違和感を生じる。周囲から孤立する。「社内で―いた存在」 ③うきうきする。陽気になる。「給料をもらって気分が―き立つ」 ④時間やお金などに余裕ができる。「電車代が―く」 0
仲介 チュウカイ [0] 両方の間に入って話をまとめたり、便宜をはかったりすること。なかだち。「―の労をとる」 0
一頓挫 イチトンザ 順調だった物事の進行や勢いが、中途でくじけること。「事故で工事が―するはめになった」 0
表方 おもてかた [0] 劇場などで、観客に関する業務を行う人。支配人・案内係・切符係など。裏方 0
郡奉行 こおりブギョウ 江戸時代、諸藩の職名。郡の代官を統轄し、政務を執行した。郡代。 0
仙境・仙郷 センキョウ ①仙人の住む場所。 ②俗世間を離れた清らかな場所。 ①②仙界 0
神鹿 シンロク [0],[1] 神社で飼われているシカ。シカは神の使いとされる。 0
窒素 チッソ [1] 無色・無味・無臭で、空気の体積の約八割を占める気体元素。肥料や火薬などの原料となる。 0
悪役 アクヤク [0] ①演劇などで悪人の役。またそれを演じる人。 ②人から憎まれる立場や役割。 0
兵馬 ヘイバ [1] ①兵器と軍馬。転じて、軍隊・軍備。「―の権(軍隊の統帥権)」 ②軍用に供される馬。軍馬 ③戦争。戦い。 0
同定 ドウテイ [0] ①同じであることを見さだめること。 ②生物の分類学上の所属を決めること。 0
宝の山に入りながら空しく帰る たからのやまにいりながらむなしくかえる せっかくの機会に巡り合いながら、何もできないで終わるたとえ。〈『正法念経』〉 0
杖に縋(すが)るとも人に縋るな つえにすがるともひとにすがるな どんなときにも自分自身の努力を忘れるなという戒め。安易に他人を当てにしてはいけないということ。 0
異腹 イフク [0] 父は同じで母がちがうこと。腹ちがい。同腹 0
あによめ 兄の妻。 表記「兄嫁」とも書く。 0
入籍 ニュウセキ [0] 結婚や養子縁組によって相手の戸籍に入ること。また、籍を入れること。「結婚式の一週間前に―した」 0
文 ふみ [1] ①物事を書き記したもの。文書。書物。 ②手紙。書状。「―をつける(恋文を渡す)」 ③学問。特に、漢学。 0
慰留 イリュウ [0] なだめて思いとどまらせること。「辞表を提出した社員を―する」 0
直隷 チョクレイ 直接に従属すること。特に、天子や中央政府に直接属していること。 0
夾撃 キョウゲキ 挟みうちにすること。「―作戦」表記「挟撃」とも書く。 0
効果覿面 コウカテキメン ききめや報いがその場ですぐにあらわれること。「覿面」は目(ま)の当たりにはっきり見ること。 0
多芸 タゲイ [0] 多くの技芸・技能を身につけているさま。「―多才」無芸 0
毛鉤 けばり 鳥の羽毛を巻きつけ、えさのように見せた釣り針。川魚などを釣るのに用いる。 0
伏兎 ぶト [1] 餅(もち)を油で揚げたもの。平安時代の食べ物。 0
並置 ヘイチ [0] 二つ以上のものを、同じ場所に設置すること。あわせ置くこと。「市役所に図書館を―する」表記「併置」とも書く。 0
電光石火 デンコウセッカ [5] 動作が非常にすばやいこと。また、きわめて短い時間のたとえ。稲妻の光や石を打ったときに出る火花の意から。「石火」は火打ち石を打つときに出る火花のこと。〈『五灯会元(ゴトウエゲン)』〉「―の早業」 0
霓裳羽衣 ゲイショウウイ 薄い絹などで作った女性の美しく軽やかな衣装。また、舞曲の名。天女を歌った西域伝来のものという。中国、唐の玄宗皇帝が愛した楊貴妃(ヨウキヒ)はこの舞を得意とした。「羽衣」は天の羽衣。鳥の羽で作り天女が着て空を飛ぶという。〈白居易の詩〉 0
蠹 きくいむし キクイムシ科の甲虫の総称。 木蠹虫(きくいむし) 0
踞座 キョザ うずくまること。しゃがむこと。「―の姿勢をとる」 0
殃禍 オウカ わざわい。災難。災厄。「―に見舞われる」災禍 0
体たらく テイ-たらく [3] みっともないありさま。「なんという―だ」表記「為体」とも書く。 0
孤島 コトウ [0] 海上に一つだけぽつんとある島。離れ小島。「―に赴任することになった」絶島 0
善知鳥 うとう ウミスズメ科の鳥。北日本の沿岸や小島にすむ。ハトぐらいの大きさ。背と胸は黒褐色、腹は白色。くちばしはだいだい色で、繁殖期には上部に突起ができる。 1
色紙 シキシ [0] 和歌・俳句・絵・書などを書く方形の厚い紙。「―に座右の銘を書く」 参考「いろがみ」と読めば、いろいろな色に染めた紙、または折り紙の意。
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漢字の豆知識 最中を食べている最中です ~読み方で意味の変わる漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
防備 ボウビ [1] 防ぎ守ること。また、その設備や準備。「厳重な―態勢を固める」防御・防護 0
售る う-る 物を流通させる。商いをする。 0
尊家 ソンカ [1] 相手の家や家族を敬っていう語。手紙文などに用いる。 貴家・尊宅 0
花蕊 カズイ [0] 花のしべ。おしべ・めしべの総称。花心(カシン)。 0
猿捕茨 さるとりいばら [5] ユリ科のつる性落葉低木。山野に自生。茎にとげ、葉柄に巻きひげがある。初夏、黄緑色の小花が咲き、晩秋、赤い実を結ぶ。サンキライ。カカラ。 0
快感 カイカン [0] 気持ちがよい感じ。「―にひたる」参考精神的にも肉体的にも用いる。 0
速攻 ソッコウ [0] すばやく攻めること。「守備の乱れをついて―を仕掛ける」 0
真っ赤 まっか [3] ①非常に赤いさま。「―なトマト」 ②まったく。まるっきり。まぎれもない。「―なうそ」 1
分家 ブンケ [0] 家族の一部がわかれ、別に一家を構えること。また、その一家。本家 0
胸倉・胸座 むなぐら 着物を着て左右の襟が重なるあたり。むながらみ。「―をつかむ」 1
音色 ねいろ [0] その音がもつ独特な感じ・性質。「ピアノの―」「哀(かな)しい―」参考「オンショク」とも読む。 0
猛犬 モウケン [0] 性質の荒いイヌ。特に、はげしく吠(ほ)えたり嚙(か)みついたりするイヌ。「―に襲われる」 0
稼働・稼動 カドウ ①かせぎ働くこと。「女性の―人口が急増している」就労・就働 ②機械を動かすこと。また、機械が動くこと。「―台数」 0
借問 シャモン [0] 試しに質問すること。ちょっと尋ねてみること。 参考「シャクモン」とも読む。 0
批判 ヒハン [0] ①物事の善悪を検討し、その価値や正当性などを判定すること。 ②他の誤りなどを論じて非難すること。「―を浴びる」参考本来の論理的・科学的な判定から、現在では否定的な意味に使われることが多い。 0
離別 リベツ [0] ①人が離れて別れること。「友人と―する」別離 ②夫婦関係を解消して別れること。離婚。離縁。 0
維摩経 ユイマギョウ 大乗経典の一つ。古代インドの長者、維摩が在家のまま大乗の立場や根本的精神を戯曲的手法で説いたもの。参考「ユイ」は呉音。 0
不俱戴天 フグタイテン 共存することは絶対に許さないほど相手を憎むこと。同じ天の下に生きてはいられない意から。〈『礼記(ライキ)』〉「―の敵」 0
順調・順潮 ジュンチョウ 物事が都合よく進むこと。また、そのさま。「―な出足」 好調 不調・逆潮 0
風除け かざよけ [0] 風を防ぐこと。また、そのためのもの。冬参考「かぜよけ」とも読む。 0
元勲 ゲンクン [0] 国家に尽くした大きな功績。また、その功績者。「維新の―」 0
人魂 ひとだま [0] 夜間淡く尾を引いて空中を飛ぶ青白い燐火(リンカ)。 参考死者のたましいが飛ぶものと考えられた。 0
堪える こた-える [2] たえる。こらえる。もちこたえる。「百年は―える造り」参考「こたえられない」の形で、我慢できないほどすばらしいの意に用いる。「おいしくて―えられない」など。 0
微光 ビコウ [0] かすかで弱い光。ほのかな光。「―を放つ」 0
倉卒 ソウソツ [0] あわただしいこと。急なこと。また、そのさま。「優劣は―に断言できない」 表記「草卒・怱卒・匆卒」とも書く。 0
判定 ハンテイ [0] 物事を見分けて、その是非や勝敗などを決定すること。また、その決定。「ボクシングの―勝ち」 0
臍を固める ほぞをかためる 固く決心すること。覚悟を決めること。 0
眉間 ミケン [0] 両まゆの間の部分。額(ひたい)の中央部。「―にしわをよせて考える」眉相(まみあい)参考「ビカン」とも読む。 0
互選 ゴセン [0] 特定の人々がそのなかから、互いに選び出すこと。また、その選挙。「審議会の委員長を―する」 0
代名詞 ダイメイシ [3] 品詞の一つ。名詞のうち、事物の名をいわないで人・事柄・場所などを指し示すのに用いる語。「わたし」「それ」「ここ」など。 0
修める おさ-める [3] ①学問や技芸などを学び、身につける。「将来、医学を―めるつもりです」 ②心や行いを正しくする。「身を―める」 0
異体 イタイ [0] ①ふつうとはちがった姿や形。異風 ②標準とちがう字体。俗字や略字など。「―字」正体(セイタイ) ③別のからだや個体。「雌雄―」同体参考①「イテイ」とも読む。 0
暮色 ボショク [0] 夕方の薄暗さ。また、その薄暗い様子や色合い。「ようやく―が迫る」 0
院政 インセイ [0] ①上皇や法皇が天皇に代わって自分の御所(院)で政治を行ったこと。一○八六(応徳三)年白河上皇にはじまる。 ②現役を退いた人が陰で実権を握り、実際の指示を出すこと。「相談役に退いて―を敷く」 0
橿 かし [1] ブナ科の常緑高木の総称。中部以南に自生。実は「どんぐり」と呼ばれる。材は堅く、弾力があり、建築材や器具材、炭などに用いる。表記「樫」とも書く。 0
原稿 ゲンコウ [0] ①印刷のもととなるもの。文章・書画・写真など。 ②公表する文章の下書き。「―用紙」「―を依頼する」草稿 0
要用 ヨウヨウ [0] ①大切な用事や用件。「取り急ぎ―のみ」 ②必要であること。 0
虎落 もがり [0],[3] ①竹をななめに組み、縄で結びつけた柵(サク)や垣根。 ②枝のついたタケを並べた物干し。特に、染め物屋で使われた。 由来「虎落」は漢名からで、トラをふせぐ柵の意。 1
享受 キョウジュ [1] 恩恵をうけ入れ、自分のものとして楽しむこと。「自由な田園生活を―する」 0
令名 レイメイ [0] よい評判。「―を馳(は)せる」「―が高い」名声・令聞 0
立役 たちヤク [0] ①歌舞伎(カブキ)で、女形(おやま)や子役以外の男役の総称。 ②老役(ふけヤク)・敵役(かたきヤク)以外の善人になる主役の男の役者。参考「たてヤク」と読めば別の意になる。 0
自力更生 ジリキコウセイ [4] 他人に頼らず、自分ひとりの力で生活を改めて立ち直ること。 0
着目 チャクモク [0] 目をつけること。特に、気をつけて見ること。「論文の、ある箇所に―する」着眼・注目 0
痴態 チタイ [0] ばかげた振る舞い。おろかな姿。「酒に乱れて―を演ずる」 0
必至 ヒッシ [0] ①必ずそうなるにちがいないこと。事態が避けられないこと。「解散は―の情勢である」必然 ②「必死」に同じ。 0
烈火 レッカ [1],[0] 勢いよく燃える火。「―のごとく怒る」猛火 0
現つ神 あきつかみ 人の姿で現れている神。天皇を敬っていう語。現人神(あらひとがみ)。 0
作務衣 サムエ [2] 僧などが日常の作業をするときに着る衣服。上衣は打ち合わせがあって筒袖(つつそで)、下衣はズボン状で、裾(すそ)がすぼまる。藍染めの木綿などで作る。 0
密輸 ミツユ [0] 「密輸出」「密輸入」の略。法をおかして、こっそり輸出や輸入をすること。「象牙(ゾウゲ)の―」 0
夜半 ヤハン [1] 夜中。特に、真夜中。「―過ぎに出発する」参考「よわ」とも読む。 0
幽寂 ユウジャク [0] 奥深く、ひっそりと静かなこと。「―の地」静寂・幽静 0
胚胎 ハイタイ [0] ①身ごもること。 ②物事の起こる原因が生じること。きざし。 0
雑穀 ザッコク [0] 米・麦以外の穀物の総称。アワ・ヒエ・ソバなど。 0
戦士 センシ [1] ①戦争でたたかう兵士。 ②第一線で活躍する人のたとえ。「企業―」 0
洋灯 ランプ [0] ①石油などに灯心をひたして燃やす照明器具。 ②電灯。あかりの総称。 1
詞書 ことばがき [0] ①和歌で、その歌を詠(よ)んだ場所や背景・事情などを記した前書き。題詞。 ②絵巻物で、絵の間にある説明の文章。絵詞(エことば)。 0
白面 しらふ [0] 酒を飲んでいない普段の状態。また、その顔つき。「―では言えない話」表記「素面」とも書く。参考「ハクメン」と読めば別の意になる。 1
票田 ヒョウデン [0] 選挙で、ある党や候補者の得票が大量に予想される地域を、田地にたとえていう語。「この地区は我が党の大―だ」 0
肉叢 ししむら [0] 肉のかたまり。また、体の肉。肉体。 0
盂 はち 飯など飲食物を盛る、中央がくぼんだ器。わん。表記「鉢」とも書く。 0
継ぎ接ぎ つぎはぎ [0] ①衣服の破れに別の布を当ててつくろうこと。また、その部分。 ②いろいろなものを寄せ集めて一つのものを作ること。「―だらけのレポート」 0
領める おさ-める 要点をおさえまとめる。由来えりを持って衣をたたむ意から。 0
紅茶 コウチャ [0] 茶の若葉を摘み、発酵および乾燥させたもの。湯で煮出して飲用する。 0
殷鑑遠からず インカンとおからず 戒めとすべき失敗の前例は、わざわざ遠くに求めなくてもすぐ身近なところにあるということ。「殷」は中国の古代王朝名。「鑑」はかがみ、手本の意。殷が鑑とすべき手本は、まさにすぐ前の王朝夏(カ)の暴政であったことから。〈『詩経』〉 0
躁がしい さわ-がしい 落ち着きがなく、じっとしていないさま。ざわつくさま。 0
目眩 めまい [2] 目がまわって倒れそうになること。表記「眩暈」とも書く。 1
地動説 チドウセツ [2] 地球は自転しながら他の惑星のように太陽の周囲を公転しているという説。コペルニクスらが唱えた。天動説 0
断じる ダン-じる [0],[3] ①きっぱり判断を下す。断定する。「実現不可能と―じる」 ②善悪や是非の裁きを下す。「同罪と―じる」 0
人足 ニンソク [0] 「人夫(ニンプ)」に同じ。 参考「ひとあし」と読めば、人々の行き来の意。 0
斫断 シャクダン たちきること。「人世の繫縛(ケイバク)を―する」切断 0
守株 シュシュ [1] 古い習慣にとらわれ、融通のきかないことのたとえ。 0
一字不説 イチジフセツ 仏の教えは言葉では表せないほど奥深く自ら体得することによってのみ悟ることができるということ。したがって釈迦(シャカ)も一字も説いていないという意から。〈『伽経(リョウガキョウ)』〉参考「不説一字」ともいう。不立文字 0
拗ねる す-ねる [2] ①ひねくれて人にしたがわず、逆らった態度をとる。「世を―ねて隠遁(イントン)生活に入る」 ②希望が認められずにだだをこねる。へそを曲げる。「兄と遊んでもらえず―ねる」「よく―ねる子」 0
剃髪落飾 テイハツラクショク 髪をそって出家すること。「落飾」は、身分の高い人が髪をそって仏門に入ること。 0
理屈と膏薬はどこにでもつく リクツとコウヤクはどこにでもつく 理屈はつけようと思えば、どのようなことにももっともらしくつけられるということ。べたつく膏薬は、どこにでもはりつく意から。 0
量刑 リョウケイ [0] 裁判所が、言いわたすべき刑罰の重さの程度を決めること。刑を量定すること。「不当な―」 0
適任 テキニン [0] ①その人の能力などにふさわしい任務。 ②その任務にふさわしい人材。 0
典礼 テンレイ [0] ①一定の儀式・儀礼。 ②儀式をつかさどる役職。 0
憂鬱 ユウウツ [0] 気が沈んで心の晴れないこと。「試験が近づくと―になる」表記「悒鬱・幽鬱」とも書く。 0
嬌声 キョウセイ [0] 女性のなまめかしい声。「―をあげる」 0
渇して井(い)を穿(うが)つ カッしていをうがつ 事が起こってから急に準備しても間に合わない、また、手遅れであることのたとえ。のどがかわいて急に井戸を掘る意から。盗人を見て縄を綯(な)う 0
獰猛 ドウモウ [0] 性質が荒っぽくたけだけしいこと。また、そのさま。残忍で凶暴なこと。「―な犬」 0
佞弁 ネイベン [0] よこしまで口先がうまく、人にこびへつらうこと。また、その言葉。 0
恟恟 キョウキョウ [0] おそろしくて生きた心地のしないさま。びくびくするさま。 0
寂声 さびごえ 枯れて渋みのある声。老熟して味わいのある声。 表記「錆声」とも書く。 0
逸する イッ-する [0],[3] ①のがす。失う。「好機を―することなかれ」 ②はずれる。「常軌を―する」 0
班ける わ-ける ①物を分配する。わけ与える。 ②群れを二つにわける。 0
武技 ブギ [1] 「武芸」に同じ。 0
七葉樹 とち トチノキ科の落葉高木。 由来「七葉樹」は漢名より。小葉が七枚ほどであることから。 栃(とち) 1
小間物 こまもの [0],[3] 化粧品や装身具など、こまごました品物。「―屋」 0
書冊 ショサツ [1] 本。書物。書籍。「―を繰る」 参考「書」「冊」ともに書物の意。 0
反俗 ハンゾク [0] 世間一般のやり方や価値観に逆らうこと。「―の姿勢を貫く」 0
未知 ミチ [1] まだ知らないこと。まだ知られていないこと。「―の世界」「―の生物」既知 0
大蛇 おろち [1] 大きなヘビ。うわばみ。「八岐(やまたの)―」参考「ダイジャ」とも読む。 1
陰謀 インボウ [0] ひそかにたくらむ悪い計画。わるだくみ。「首相失脚の―を企てる」表記「隠謀」とも書く。 0
滑空 カックウ [0] 発動機を使わず、気流に乗って空を飛ぶこと。空中滑走。「―機(グライダー)」 0
切問近思 セツモンキンシ 理解できないことを分かるまで質問し、どんなことでも身近な問題として考えること。「切問」は熱心にたずねる意。 由来孔子の弟子の子夏(シカ)の言葉で、修養の仕方を説く。孔子の言葉ともいわれる。〈『論語』〉 0
照り焼き てりやき [0] 魚の切り身などに醬油(ショウユ)とみりんをまぜた汁をつけて、つや(てり)が出るように焼いたもの。つけやき。 0
晦ます くら-ます [0],[3] ①見つからないようにする。人にわからないように隠す。「行方(ゆくえ)を―す」 ②あざむく。ごまかす。「天を―し地を動かす」「人目を―す」 0
窄い せま-い 中がせばまっているさま。窮屈でゆとりがないさま。 0
粗糖 ソトウ [0] 精製していない砂糖。 精糖 0
殖産 ショクサン [0] ①産業や生産を盛んにすること。「―興業」 ②財産を増やすこと。 殖財 0
上役 うわヤク [0] 組織のなかで自分より上の地位・職務にいる人。上司。 下役(したヤク) 0
夕闇 ゆうやみ [0] 日没後、まだ月が出ないためにあたりが暗くなること。また、その暗さ。夕方のうす暗さ。「―迫る」 宵闇(よいやみ) 0
日常 ニチジョウ [0] ふだん。つねひごろ。「―の出来事」平素・平常 0
庸いる もち-いる 人を職務につかせる。人をやとう。任用する。表記「用いる」とも書く。 0
城府 ジョウフ [1] ①都市。郡府。 ②都市の囲い。 ③仕切り。へだて。「―を設けず」 参考昔、中国の都市は城壁で囲まれていたことから。 0
糊する のり-する [2],[3] ①糊ではる。 ②やっと暮らしている。「口を―する」 0
醱酵 ハッコウ 発酵 0
紅 べに [1] ①紅色。あざやかな赤色。 ②ベニバナから採取した赤色の染料。 ③ほお紅。口紅。「―をさす」参考①「くれない」とも読む。 0
弛む ゆる-む [2] ①ゆるくなる。「バイオリンの弦が―む」 ②油断する。「気が―む」 ③厳しくなくなる。「春になれば寒さも―む」 0
返答 ヘントウ [3],[0] 問いかけや呼びかけに答えること。また、その答え。「―がすばやい」「―に困る難問」返事・応答 0
縁框 エンがまち 縁側の外側に取り付けた横木。 0
蹲踞・蹲 つくばい 茶室の庭先などに据える石の手洗いの鉢。手水鉢(ちょうずバチ)。 由来手を洗うときに、つくばうようになることから。 参考「蹲踞」は「ソンキョ」と読めば別の意になる。 1
公正 コウセイ [1] 公平で正しいこと。また、そのさま。「―な取引」「―な裁決が下る」 0
譜代・譜第 フダイ ①代々、臣下としてその主家に仕えること。 ②江戸時代、関ヶ原の合戦以前から徳川氏に仕えていた武士。外様(とざま) 0
消火 ショウカ [0] 火や火事を消すこと。「―栓」「火災の―にあたる」 鎮火(チンカ) 0
日章旗 ニッショウキ [3] 日の丸の旗。日本国旗。「―を掲げる」 0
豆腐 トウフ [0],[3] 大豆を加工した食品。水に浸した大豆をすりつぶして煮た汁をしぼり、かすを取り去ったものににがりを加え、固めたもの。 0
霙酒 みぞれざけ 清酒の中に麴(こうじ)をすこし入れ、麴が浮かんでいるようすをみぞれに見立てた酒。 0
根深 ねぶか [0] ネギの別称。冬 0
旅 たび [1] 自宅を離れて、一時よその土地へ行くこと。また、その道中。旅行。「あてのない―をする」 0
牧童 ボクドウ [0] ①牧場で、家畜の世話をする少年。 ②カウボーイ。牧人。牧者。 0
叫喚地獄 キョウカンジゴク 八大地獄の一つ。殺生(セッショウ)・窃盗・邪淫(ジャイン)などの罪を犯した者が落ちる地獄で、熱湯や猛火などの責め苦にあうとされる。 0
付議 フギ [1] 会議にかけること。新たに議題とすること。表記「附議」とも書く。 0
諾意 ダクイ 承諾する意志・意向。うけあう気持ち。「―を示す」 0
空板 からいた 講釈師の前座が、客寄せのためにむやみに扇で見台(ケンダイ)を打つこと。また、その前座の人。転じて、見台の別称。 0
若輩 ジャクハイ [0] ①「若年」に同じ。 ②未熟なこと。また、その者。「―者ですがよろしくお願いします」 表記「弱輩」とも書く。 0
訓蒙 クンモウ 子どもや初学者におしえさとすこと。また、その書物。参考「蒙」は知識や道理にくらい意。「キンモウ」とも読む。 0
禍福 カフク [1] わざわいと、しあわせ。「―をほしいままにする」 0
花代 はなダイ [0],[2] 芸者や遊女と遊ぶための代金。花(はな)。揚げ代・玉代(ギョクダイ) 0
耳を掩(おお)いて鐘を盗む みみをおおいてかねをぬすむ 自分の良心を欺いて悪事を行うたとえ。また、自分ではうまく罪を隠しているつもりでも、周りにはすっかり悪事が知れ渡っていること。 故事中国、春秋時代、ある男が鐘を盗み逃げようとしたが、鐘が大きすぎて果たせず、割ろうとして槌(つち)でたたいたが、大きな音がした。驚いた男は周囲に聞こえるのを恐れて、自分の耳をふさいで音が聞こえないようにしたという故事から。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉 0
樹立 ジュリツ [0] しっかりとできあがること。また、うちたてること。「新政権を―する」「大記録を―する」 確立 0
音痴 オンチ [1] ①音の正しい認識や発声ができないこと。特に、歌を正しく歌えないこと。また、その人。音聾(オンロウ) ②ある方面のことに感覚がにぶいこと。また、その人。「方向―」 0
贐 はなむけ [0] 旅立つ人に、別れを惜しみ、また、はげますために金品などを贈ること。また、その金品など。餞別(センベツ)。「―の言葉」 由来昔、旅立つ人の乗るウマの鼻を、目的地の方向へ向けて見送ったことから。 0
湛える たた-える [0],[3] ①器などを液体でいっぱいにする。水を満たす。「プールに水を―える」 ②感情を顔に出す。「満面に笑みを―える」 0
此く か-く このように。こう。「―あるべし」「その方策は―の如(ごと)し」 0
着心地 きごこち [0] 衣服を着た際の感じ。着ぐあい。「―がいいセーター」 1
雲行雨施 ウンコウウシ 天子の恩恵がすみずみまで広く行き渡るたとえ。雲が流れ動いて雨を降らせ、万物を潤(うるお)す意から。〈『易経』〉 0
猪口才 チョコザイ [3],[0] こざかしくて、生意気な人をののしる言葉。「―な奴」
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
・ビタ一文の「ビタ」はカタカナが正しい?~れっきとした漢字がある言葉~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
単数 タンスウ [3] ①数が一つであること。 ②一人の人または一つの事物を表す文法用語。「一人称―形」 ①②複数 0
魚腹に葬(ほうむ)らる ギョフクにほうむらる 水におぼれて死ぬこと。また、入水(ジュスイ)すること。魚に食われて魚の腹に入る意から。〈『楚辞(ソジ)』〉 0
衣鉢 イハツ [0] ①師の僧が弟子に与える袈裟(ケサ)と托鉢(タクハツ)の鉢。転じて宗義。奥義。 ②学問・芸術などで、師が弟子に伝える奥義。「師の―を継いで精進する」故事 達磨(ダルマ)大師が、教えを授けた弟子の慧可(エカ)に、釈迦(シャカ)から伝えられた袈裟を鉢とともに与えた故事から。〈『正宗記(ショウシュウキ)』〉参考「エハツ」とも読む。 0
誤植 ゴショク [0] 印刷で、まちがった文字や記号などを組みこむこと。また、印刷物の誤記。ミスプリント。 0
少頃 ショウケイ しばらくの間。しばらくして。 少時・暫時 0
足搦 あしがら [0] 柔道や相撲で、足を相手の足にからめて攻撃を防いだり倒したりすること。あしがらみ。 0
陣羽織 ジンばおり [3] 武士が陣中で鎧(よろい)や具足の上に着た、そでのない羽織。 0
砂州・砂洲 サす 風や潮流に運ばれた土砂が堆積(タイセキ)して、河口に近い海岸にできる砂の堤。また、中州。 0
埋まる うず-まる [0] ①物に覆われ、外から見えなくなる。「土砂に―る」 ②人や物で場所がいっぱいになる。「広場が人で―る」 0
補色 ホショク [0] 二つの色を混ぜて光では白色、絵の具では灰色になるとき、一方の色に対する他方の色のこと。赤と青緑、青と黄褐色、紫と黄緑など。余色 0
応需 オウジュ [1] 需要や要求に応じること。「病院から入院―の連絡があった」 0
喜捨 キシャ [1],[2] 寺社や貧しい人に、金品を進んで差し出すこと。寄進・施与 0
鍔 つば [1] ①刀の柄(つか)と刀身の間の、持つ手を保護する平たい金具。 ②帽子のひさし。「―の広い帽子」 ③釜(かま)の胴に薄く突き出て竈(かまど)にかけるようになった部分。表記「」とも書く。参考もとは刀の刃の意。 0
欠盈 ケツエイ 月が欠けることと満ちること。月のみちかけ。参考「盈」は満ちる意。 0
徒跣 かちはだし 履物をはかずに、はだしで歩くこと。はだし。表記「トセン」とも読む。 0
炯眼 ケイガン [0] ①きらきら光る目。鋭い目つき。 ②物事をはっきりと見抜く鋭い眼力。「首領の―に感服した」表記②「慧眼」とも書く。 0
舫船 もやいぶね ①岸につないである船。 ②互いにつなぎ合わせられている船。 0
痛飲 ツウイン [0] 大いに酒を飲むこと。「幼なじみに会い―する」 0
偽証 ギショウ [0] ①うその証明をすること。 ②法廷で、宣誓をした証人がうその証言をすること。「―罪に問われる」 0
相愛 ソウアイ [0] 互いに愛し合うこと。「二人は相思―の仲だ」 0
同日 ドウジツ [1],[0] ①同じ日。「衆院選と参院選が―に行われる」 ②その日。 0
濫入 ランニュウ [0] 許可なく、入りこむこと。また、乱暴に押し入ること。表記「乱入」とも書く。 0
拿捕 ダホ [1] とらえること。特に、軍艦などが領海を侵犯した外国の船舶をとらえること。「密航中の貨物船を―する」拿獲 0
蝗 いなご [0] イナゴ科の昆虫の総称。緑色の体に淡褐色のはねをもつ。イネの害虫。食用になる。「―の大群が発生した」 秋表記「稲子・」とも書く。 0
体系 タイケイ [0] 別々のものを一定の原理のもとに秩序づけたものの全体。システム。「給与―」「新しく学説の―を樹立する」 0
晴朗 セイロウ [0] 空がよく晴れわたって明るいさま。「天気―」 0
浩大 コウダイ ひろく大きいこと。多く、広大な場所に水がみなぎっているさま。 0
荘周の夢 ソウシュウのゆめ 胡蝶の夢(コチョウ) 0
抑止 ヨクシ [1],[0] 起こらないように、またはそれ以上に進行しないようにおさえとどめること。「戦争はなんとしても―せねばならぬ」抑制 0
禿頭病 トクトウビョウ [0] 頭髪の一部分、または全体が少しずつ抜けてなくなる疾患。脱毛症・禿髪症 0
陶芸 トウゲイ [0] 陶磁器の美術や工芸。「―家」「―教室に通う」 0
丁場 チョウば ①ある宿駅と次の宿駅との間の距離。ある区間の距離。「長(なが)―」 ②運送や道路工事などの夫役(ブヤク)で、割り当てられた受け持ち区域。持ち場。表記「町場」とも書く。 0
美味 ビミ [1] 味がよいこと。また、その食べ物。「旬(シュン)の松茸(まつたけ)は―だ」「山海の―を取りそろえる」 0
玄鳥 ゲンチョウ [0] ツバメの別称。 由来玄(くろ)い鳥の意から。 0
再生 サイセイ [0] ①死にかかったものが生き返ること。生気をとりもどすこと。 蘇生(ソセイ) ②心を入れかえて、正しい生活を始めること。「―を誓う」 更生 ③廃物をふたたび使えるようにすること。「古タイヤを―する」「―紙」 ④機器を使って記録した音声・映像をもとのまま出すこと。「ビデオを―する」 0
頻頻 ヒンピン [0] 物事がしきりに起こるさま。「事件が―と発生する」 0
おさ 機(はた)織りの道具。縦糸の位置をととのえるもの。 杼(ひ) 0
弁論 ベンロン [0] ①人々の前で、自己の意見を述べること。また、その意見。「―大会」演説 ②互いに論じ合うこと。また、その議論。 ③法廷において、訴訟の当事者の行う意見陳述。「最終―」 0
恐恐 こわごわ [0],[3] おそろしいと思いながら何かをするさま。おそるおそる。「―と犬に近づく」表記「怖怖」とも書く。 0
愧 はじ 自分の見苦しい行為などについての引け目。 0
昼餉・昼食 ひるげ ひるめし。昼にとる食事。参考「ひるけ」とも読む。また「昼食」は「チュウショク」とも読む。 1
陣太鼓 ジンダイコ [3] 昔、戦場などで進退の合図として打ち鳴らした太鼓。軍鼓。 0
雍らぐ やわ-らぐ ①やんわりと包む。 ②なごやかにむつみあう。 0
照り葉 てりは [0] 紅葉し、日光に照り輝く葉。てりもみじ。 秋 0
耽る ふけ-る [2] 度を超して熱中する。没頭する。「物思いに―る」 0
豪放磊落 ゴウホウライラク [0] 気持ちがおおらかで、さっぱりしていること。また、そのさま。「―な武将」参考「磊落」は「豪放」とほぼ同じ意。重ねて強調する語。天空海闊(テンクウカイカツ)小心翼翼 0
無為徒食 ムイトショク [1] 何もしないで、ただぶらぶらと日々を過ごすこと。「徒食」は働かずに遊び暮らす意。酔生夢死 0
竜田姫 たつたひめ [3] 秋をつかさどる竜田山の女神。佐保姫(さおひめ)由来竜田山は奈良のみやこの西にあたり、西は五行説で秋にあたることから。表記「立田姫」とも書く。 0
祝辞 シュクジ [0] 祝いの言葉。「市長として来賓の―をのべる」 祝詞 弔辞 0
等比 トウヒ [1] 二つの比がひとしいこと。「―数列(隣り合う二項の比が一定である数列)」 0
乱丁 ランチョウ [0] 書物のページの順序が、とじちがえられていること。また、そのページ。落丁 0
補助 ホジョ [1] 不足したり不十分だったりするものを、補って助けること。「アルバイトをして家計を―する」援助・補佐 0
一石 イッセキ [4],[0] ①石一つ。「―を投じて新たな波紋を起こす」 ②碁の一手。参考「イッコク」と読めば容量の単位で、一〇斗(ト)(約一八〇(リットル))。 0
糸底 いとぞこ [0] 陶磁器の底の、円形につき出た部分。糸切り。糸じり。 由来ろくろから糸で切りはなすことから。 0
自白 ジハク [0] ①自分から白状すること。 ②容疑者などが、自分に不利な事実を認め、自分の犯罪事実を肯定すること。 自供 0
仮想 カソウ [0] 実在しないことを、かりに想定すること。「―敵国のシミュレーション」 0
筒抜け つつぬけ [0] ①話し声などがそのまま他人に聞こえること。秘密などがそのまま他に伝わること。「営業戦略が先方へ―になる」 ②とまらずに素通りすること。「右から左へ―だ」 0
羚羊・羚 かもしか ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。 氈鹿(かもしか) 1
遷座 センザ [0],[1] 神体・仏像または天皇の座を他の場所へうつすこと。また、うつること。 0
濤声 トウセイ 水の大きなうねりの音。大波の音。 0
小道 こみち [0],[1] ①幅の細い道。 ②わき道。横道。 ③六町を一里とする里程。 大道(おおみち) 表記①②「小路」とも書く。 0
流涕 リュウテイ [0] 涙を流すこと。また、流れる涙。落涙 0
氷原 ヒョウゲン [0] 氷でおおわれている広い平原。こおりついた原野。 冬 0
虚報 キョホウ [0] いつわりの知らせ。まちがった情報。「―におどらされる」 0
裂帛 レッパク [0] 絹を引き裂くこと。また、その音。鋭い掛け声や女性のかん高い叫び声などの形容。「―の気合い」 0
貧寒 ヒンカン [0] まずしく、みすぼらしい生活をしていること。参考「貧」「寒」ともに物資や財産がとぼしく、まずしい意。 0
卯の花 うのはな [1],[2] ①ウツギの花。また、ウツギの別称。初夏、白い小花が群れ咲く。夏 ②①に似ることから、豆腐を作るときにできるしぼりかす。おから。きらず。 0
閃光 センコウ [0] ひらめく光。瞬間的な強い光。「―を放つ」「夜空に雷の―が走る」 0
異義 イギ [1] 他とちがった意味。また、意味がちがうこと。「同音―語」同義 0
態と わざ-と [1] 意図的にするようす。故意に。「―負ける」 0
優生 ユウセイ [0] 良質の遺伝形質を保存するようにすること。「―学」 0
薬効 ヤッコウ [0] 薬の効き目。薬の効能。「―期限を確かめる」 0
理屈 リクツ [0] ①物事の筋道や道理。もっともな論理。「―でやりこめる」 ②自分の言い分を通すためのもっともらしい論理。こじつけ。「屁(へ)―をこねる」 「理窟」の書きかえ字。 0
国政 コクセイ [0] 国の政治。「―を担うにふさわしい政治家」 0
定繫港 テイケイコウ その船舶が、おもに繫留する港。船籍港。 0
頓才 トンサイ [0] 機転がきくこと。臨機応変の才知。「―のある人」機知・頓知 0
大塊 おおぐれ 体格が大きいこと。大柄(おおがら)参考「塊」はかたまりの意。「タイカイ」と読めば別の意になる。 1
内疎外親 ナイソガイシン 内心ではうとましく思っているが、表面上、親しげに装うこと。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉 0
巣くう す-くう [2] ①鳥などが巣を作ってすむ。 ②たまり場にする。「悪人の―うネオン街」 ③好ましくないものがはびこる。「心の底に―う怨念(オンネン)」「胃に―うガン」 0
火を避けて水に陥る ひをさけてみずにおちいる 一つの災難をやっと逃れたと思ったら、次の災難に遭ってしまうたとえ。一難去ってまた一難・前門の虎(とら)、後門の狼(おおかみ) 0
上訴 ジョウソ [1] ①上の人に訴えること。 ②判決に不服な者が、上級の裁判所に訴えること。控訴・上告・抗告の三種がある。 0
銷沈 ショウチン [0] 消沈 0
包装 ホウソウ [0] ①物をつつむこと。また、物の上包み。「商品の―が簡素化された」 ②荷物をまとめてつつむこと。荷造り。パッキング。 0
多謝 タシャ [1] ①深く感謝すること。「御厚情を―する」 ②丁重にわびること。「妄評―」 ①②深謝 0
饌える そな-える 食べ物を取りそろえてごちそうする。ごちそうを並べすすめる。 0
峡間 キョウカン [0] 谷間。谷あい。はざま。「―に点在する村落」 0
宣教師 センキョウシ [3] 宗教の教えを広める人。特に、キリスト教を異教国に伝え広める人。 伝道師 0
後輪 しずわ [0] ウマの鞍橋(くらぼね)の一部分。後方の山形に高くなった所。あとわ。しりわ。前輪(まえわ) 1
金環 キンカン [0] ①金で作られた装飾用の輪。 ②古墳から発掘される古代の耳飾り。 0
十二支 ジュウニシ [3] 子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)のこと。 参考そのままでは時刻や方角を示し、十干(ジッカン)との組み合わせでは年や日を示した。 0
愛憎 アイゾウ [0] 愛することと憎むこと。「絶ちがたい―の念」 0
肝銘 カンメイ [0] 忘れられないほど、心に深く感じること。「深い―を受ける」「彼の話は多くの人に―を与えた」表記「感銘」とも書く。 0
転帰 テンキ 病状が進んで行きつく状態。病気の結果。「死の―をとる」 0
山雀 やまがら [0] シジュウカラ科の鳥。山林にすむ。背面は青灰色、のどと目の上が黒く、ほおは白い。人になれ、芸を覚えるので、神社でおみくじを引く鳥として親しまれた。 夏 1
暢達 チョウタツ [0] ①のびのびと育っていること。また、そのようす。 ②文体などがのびのびとしていること。「―な筆跡」 0
白檀 ビャクダン [2],[0] ビャクダン科の半寄生常緑高木。インド・東南アジア原産。材は淡黄色で堅く芳香があり、仏像や扇子をつくる。表記「檀香」とも書く。参考「栴檀(センダン)は双葉より芳(かんば)し」のセンダンは、このビャクダンのこと。 0
忠信 チュウシン [0],[1] 忠義と信実。誠実で、いつわりのないこと。 0
皿嘗めた猫が科を負う さらなめたねこがとがをおう 大きな罪を犯した者が捕まらず、小さな罪を犯した者が捕らえられて罰せられることのたとえ。魚を食べた猫は逃げ、あとで皿だけなめていた猫が罪を受ける意から。 0
半角 ハンカク [0] 正方形の活字一字の半分の大きさ。「数字は―にする」 0
短所 タンショ [1] 劣っているところ。「自分の―を自覚する」欠点長所 0
渚 みぎわ [0] 陸地と水の接する所。水ぎわ。「―の千鳥」 参考「なぎさ」とも読む。 0
定食 テイショク [0] 飲食店などで、あらかじめ料理の組み合わせが決めてある食事。一定の献立の食事。「日替わり―」 0
履く は-く [0] 足を保護するためのはきものをつける。「ぬれた靴下を―き替える」「地下足袋(ジカたび)を―く」 0
品質 ヒンシツ [0] 品物の性質。品物のよしあし。しながら。「最高―を誇る製品」「―の管理に万全を期す」品格 0
緊縛 キンバク [0] かたくしばること。きつくしっかりとしばること。 0
入唐 ニットウ [0] 奈良・平安時代、日本から僧や留学生が中国の唐へ行ったこと。 0
演出 エンシュツ [0] ①脚本に基づき、俳優の演技や舞台装置・効果などを指導し、映画や演劇などをつくること。「―家」 ②大会や行事などを計画どおり進行させること。「生徒の―による卒業式を挙行する」 0
義歯 ギシ [1] 抜けたり抜いたりした部分に入れる人工の歯。入れ歯。 0
丹書鉄契 タンショテッケイ 天子が功臣に与えた、鉄に朱書きの誓文(セイモン)のこと。「鉄契」は、天子が功臣に賜る鉄製の割符で、子孫まで罪を免ずる証拠としたもの。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
奴凧 やっこだこ [4] やっこ(江戸時代の武家の下僕)が両手を広げた姿に似せて作った紙だこ。 0
清教徒 セイキョウト [3] 一六世紀後半に、イギリス国教会に反抗して起こったキリスト教の新教徒の一派。質素・清純に生活することを主張した。ピューリタン。「―革命」 0
曲見 しゃくみ 能面の一つ。中年の女の面で、狂女物などに用いる。 由来顔の中央部がしゃくれて見えることから。 1
斃れる たお-れる [3] たおれて死ぬ。また、たおし殺す。「重い病に―れた」「暗殺者の凶弾に―れた」表記「敝れる」とも書く。 0
匹夫 ヒップ [1] 身分の低い男。また、道理を解せず教養もない、ただの男。「―下郎(身分の低い男)」匹婦 0
宣告 センコク [0] ①述べ告げること。言い渡すこと。「病名を―される」 ②裁判で、判決の申し渡し。「無罪の―をする」 0
連綴 レンテイ ①並べてとじること。 ②つらなり続くこと。表記「聯綴」とも書く。 0
校倉造 あぜくらづくり 断面を三角形にした木材を横に組み合わせて壁を作り、柱を使わずに造った建築様式。古代の倉庫に用いられ、東大寺の正倉院などが現存する。井楼(セイロウ)組。 0
寿宴 ジュエン 長寿を祝う酒宴。「祖父の白寿に―を催す」 0
公使 コウシ [1] 「特命全権公使」の略。大使の次位で、外国に駐在して外交事務を取り扱う外交官。 0
周縁 シュウエン [0] ふち。へり。まわり。「市街地の―」 周辺 0
蹌踉 ソウロウ [0] よろめくさま。足元がふらつくさま。 蹌蹌 0
十全十美 ジュウゼンジュウビ すべてが完全で整っているさま。欠けたところがなく完全なさま。 尽全尽美・完全無欠 0
略語 リャクゴ [0] 長い言葉の一部を省略して簡単にした言葉。「高等学校」を「高校」とする類。 0
左翼 サヨク [1] ①鳥や飛行機などの左のつばさ。 ②隊列など左右に広がっているものの左側。 ③急進的・革命的な思想。特に、社会主義・共産主義の立場の人や団体。「―陣営」 ④野球で、本塁から見て外野の左のほう。レフト。 ①~④右翼 由来③フランス革命後、議会で議長席から見て左側の席に急進派がいたことから。 0
樹木 ジュモク [1] 木。特に、立ち木。「台風で―が倒れる」 0
共謀 キョウボウ [0] 共同で悪事をたくらむこと。「―して会社を乗っ取る」 0
単作 タンサク [0] 一つの田畑に一年に一回、一種類の作物だけを作ること。一毛作。 0
蓬蓬 ホウホウ 風が強く吹くさま。また、煙などが盛んに立ち昇るさま。「―として天より吹き下る風」 0
駒繫ぎ こまつなぎ ①ウマをつなぐ石や杭(くい)。 ②マメ科の草状の低木。山野に自生。夏から秋、紅紫色の花をつける。夏 0
彼女 かのジョ [1] ①話し手と話し相手以外の、女性を指す語。あの女性。 ②恋人などの女性。 ①②彼・彼氏 0
教育 キョウイク [0] 社会で生活するための学問や知識を教え育てること。「社会―」 0
嗄声 サセイ [0] かすれた声。しわがれ声。しゃがれ声。 0
浮かれる う-かれる [0] 心がうきうきして落ち着かない。ふらふらして定まらない。また、興に乗ってはしゃぐ。「酒を飲んで―れ騒いだ」 0
縟礼 ジョクレイ [0] こまごまとわずらわしい礼儀作法。「繁文(ハンブン)―」 0
有色 ユウショク [0] 白以外の色がついていること。「―人種」無色 0
具申 グシン [0] 上の人に意見や事情などを詳しく申し述べること。上申・進言 0
協定 キョウテイ [0] ①互いの活動や利益を守るため、相談して取り決めること。また、その事柄。「報道―を結ぶ」 ②国際間に交わされる条約の一種。条約ほど厳格な形式をとらないもの。 0
難局 ナンキョク [0] 対応のむずかしい情勢や事態。困難な局面。「―を乗り切る」 0
舵取り かじとり [2],[3] ①船を操って方向を定める人。操舵(ソウダ)手。 ②目的や方針に合わせて進むように、団体・組織などを指導すること。また、その人。 0
妃 きさき [1] ①天皇の妻。皇后。中宮。また、皇太子や皇族の妻。 ②王族の妻。 0
道路 ドウロ [1] 人や車が通るために整備した通路。みち。「高速―」 0
帰館 キカン やかたに戻ること。また、わが家に戻ること。帰宅 0
玄圃梨 ケンポなし [3] クロウメモドキ科の落葉高木。山野に自生。夏、淡緑色の小花を多数つけ、球形の果実を結ぶ。果実は甘く食用となる。テンポナシ。秋 0
重い おも-い [0] ①目方が多い。「背中の荷物が―い」 ②程度がはなはだしい。ひどい。「―い病気」 ③大切である。重要である。「―い使命」 ④気分がうっとうしい。「心が―い」 ⑤動きがにぶい。「足取りが―い」 0
重箱 ジュウばこ [0] 積み重ねられるように作られた、料理を詰める四角い箱。 0
気球 キキュウ [0] 空気より軽い気体や熱した空気を入れ、空に高く揚げる球形の袋。宣伝・観測用など。「熱―」 0
沙羅双樹 サラソウジュ [3] 釈迦(シャカ)が入滅(ニュウメツ)のとき、病床の四方に二本ずつあったという沙羅の木。釈迦の入滅とともに、白く枯れたという。「沙羅」はフタバガキ科の常緑高木。インド原産で三〇(メートル)にも達する。 表記「娑羅双樹」とも書く。 参考「シャラソウジュ」とも読む。 0
修二会 シュニエ 寺院で、陰暦二月に行われる国家隆昌(リュウショウ)を祈る法会。特に、三月一日から一四日間、奈良東大寺の二月堂で行われる「お水取り」は有名。修二月会。 春 0
抱擁 ホウヨウ [0] 愛情をこめてだきかかえること。また、だき合い愛撫(アイブ)すること。「再会を喜んで―する」「熱い―を交わす」参考「抱」「擁」ともに、だきかかえる意。 0
深遠 シンエン [0] 内容や意味が奥深くてはかり知れないさま。「―な思想」 深奥・高遠 0
御居処 おいど お尻(しり)。参考もと、女房詞(ことば)。 0
猫に鰹節(かつおぶし) ねこにかつおぶし 過ちが起こりやすいことのたとえ。また、危険で油断がならないことのたとえ。ネコのそばに大好物の鰹節を置く意から。 0
破釜沈船 ハフチンセン 戦争に行くにあたって、生きて帰ろうと思わず、決死の覚悟をすること。出陣に際し、炊事用の釜(かま)を打ちこわし、軍船を沈める意から。〈『史記』〉背水の陣 0
備荒 ビコウ [0] 凶作や飢饉(キキン)に対して、ふだんから準備しておくこと。「―作物」 0
猫跨ぎ ねこまたぎ まずい魚の俗称。由来魚好きのネコでさえもまたいで通る意から。 0
堂堂 ドウドウ [0],[3] ①貫禄(カンロク)があり、りっぱなさま。「―たる体格」 ②包み隠しのないさま。「白昼―」公然 0
屛風 ビョウブ 室内に置いて風をさえぎったり、仕切りや装飾などに用いたりする道具。木の枠に絵や書がかいてある布や紙などを張って、折りたためるようにしたものが多い。「―絵」衝立(ついたて) 冬参考「ヘイフウ」とも読む。 0
結跏趺坐 ケッカフザ [4] 仏教の座法の一つ。左右の足の甲を反対の足の股のつけ根に引きつけて置き、両足の裏が上を向くように組む。「跏」は足の裏、「趺」は足の甲のこと。 0
泣き面に蜂 なきつらにはち 不運や不幸が重なること。「定期券を忘れたうえに財布を落とすなんて―だ」参考「泣き面」は、「泣きっ面」ともいう。 0
入信 ニュウシン [0] 信仰の道に入ること。「妹はキリスト教に―した」 0
貲布 さいみ 織り目の粗い麻布。蚊帳(かや)・穀物袋などに用いた。 表記「細布」とも書く。 1
靴を隔てて痒きを搔く くつをへだててかゆきをかく 隔靴搔痒(カッカソウヨウ) 0
安手 やすで [0] ①価格の低いほうのもの。「―の品」 ②安っぽいこと。低級なこと。 0
盛名 セイメイ [0] さかんな名声。よい評判。「―がとどろく」 高名 0
一部始終 イチブシジュウ [4] 物事の始めから終わりまで。その詳しい事柄のすべて。書物の最初から最後までの意から。「事件の―を語る」一伍一什(イチゴイチジュウ) 0
風刺 フウシ [0] それとなく皮肉ること。特に、社会や人物の欠点や罪悪などを、遠回しにおもしろく批評すること。「当世の政治を―した詩だ」 「諷刺」の書きかえ字。 0
鉄面皮 テツメンピ [3] 恥知らずで厚かましいこと。また、そのような人。厚顔。参考鉄のようにかたい面(つら)の皮の意から。 0
普化宗 フケシュウ [2] 禅宗の一派。江戸時代、虚無僧(コムソウ)と称して尺八を吹いて各地を歩いた。明治維新で廃宗された。由来中国、唐の普化を祖としたことから。 0
奉仕 ホウシ [1],[0] ①損得を考えずに、国家・社会・他人のために尽くすこと。「地域のために―活動をしている」「勤労―」 ②品物を安く売ること。サービス。「―価格」 ③謹んで仕えること。「神仏に―する」 0
抜来報往 バツライホウオウ 行き来が、非常に速やかなこと。速やかに来て、速やかに行く意から。〈『礼記(ライキ)』〉 0
吮う す-う 口をすぼめてすいとる。 0
指令 シレイ [0] 指図や命令。また、官庁などで上部からの通知・命令。「―が下る」 0
魔窟 マクツ [0] ①悪魔たちのすみか。 ②悪いことをする者が集まり住んでいる所。 0
水盤 スイバン [0] 生け花や盆栽に使う、底の平らな浅い容器。 水盆(スイボン) 夏 0
赤翡翠 あかしょうびん [3] カワセミ科の鳥。初夏、日本に渡来し、渓流近くの森林にすむ。全体に赤褐色。梅雨時に「キョロロ」と鳴く。アマコイドリ。ミズコイドリ。ミヤマショウビン。 夏 1
真綿で首を締(し)める まわたでくびをしめる いきなり核心に迫らず、じわじわと遠回しに責めたり苦しめたりするたとえ。 0
序品 ジョボン ①教典の序の部分。 ②特に、法華経(ホケキョウ)二十八品中の第一品。 0
陪塚・陪冢 バイチョウ 大きな古墳のすぐ近くにあり、従者・近親者を葬ったとされる小さな古墳。参考「バイづか」とも読む。 0
退っ引きならない のっぴ-きならない 引き下がることも、避けて通ることもできない。どうにもならない。「―い立場に追いこまれる」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 どこにも逃げ道がないときは? 「退っ引きならない」と「抜き差しならない」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
正目 まさめ [0] 縦にまっすぐ平行に通った木目。 板目 表記「柾目」とも書く。 0
戚然 セキゼン 心を痛め、くよくよとうれえ悲しむさま。 0
側妻・側女 そばめ 本妻以外の妻。側室。めかけ。 1
下下 しもじも [2] 身分の低い人々。また、一般庶民。「―の生活」 0
医やす い-やす 病気や傷、体の不調などを治す。「病を―やす」 0
亘る わた-る [3],[0] ある範囲や期間に広がり及ぶ。いきわたる。「内戦は三年に―った」 0
練習 レンシュウ [0] 学問や技芸が上達するように、繰り返し学習すること。稽古(ケイコ) 0
幹事 カンジ [1] ①組織の中心となり、事務の処理などに当たること。また、その人。②団体や会合などの世話人。「社内旅行の―を務める」 0
極彩色 ゴクサイシキ [3] あざやかな色を何色も使ったもの。また、けばけばしい彩(いろど)り。「―の絵」 0
逾 いよいよ ①ますます。さらにいっそう。「江碧(みどり)にして鳥―白し」〈杜甫(トホ)の詩〉 ②とうとう。ついに。表記「愈」とも書く。 0
種痘 シュトウ [0] 天然痘の予防接種。牛痘を人体に接種して免疫性をもたせる方法。うえぼうそう。 0
裼ぐ はだぬ-ぐ 上着を脱いで肩などを出す。上着をずらして肌をあらわにする。 0
大所帯・大世帯 おおジョタイ ①一家で、家族などの人数が多いこと。また、その家の暮らし向き。「―で家計が苦しい」 ②組織などの、構成員の数が多いこと。「―を抱える工場」 1
山積 サンセキ [0] 物などが山のように高く重なること。また、物事がたくさんたまること。山積み。「難しい問題が―している」 0
窟 いわや [0] ①岩にあるほら穴。 ②岩に穴を掘って作った住居。表記「岩屋」とも書く。 0
入れ質 いれジチ [0] 中世、物を担保に入れて米や金を借りること。 0
尋 ひろ [1] ①大人が両手を左右にのばしたときの、両方の指先の間の長さ。 ②水深や縄の長さをはかるときの単位。一尋は約一・八(メートル)。 0
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ ショウをいんとほっすればまずうまをいよ 目的を達成するためには、まず相手がよりどころとしているものを攻めるのがよい。馬上の将軍を射とめるには、まず乗っているウマを射るのがよいという意から。 0
西瓜 スイカ [0] ウリ科のつる性一年草。熱帯アフリカ原産。暖地で栽培。つるは地をはい、夏、球形や楕円(ダエン)形の大きな果実をつける。果実は水分に富み甘い。 秋 由来「西瓜」は漢名から。 表記「水瓜」とも書く。 参考「スイ」は唐音。 0
児手柏 このてがしわ ヒノキ科の常緑小高木。中国原産。枝は平らに分枝し、子どものてのひらを立てたように並ぶ。葉はうろこ状で表と裏の区別がない。庭木用。 表記「側柏」とも書く。 0
怪しむ あや-しむ [3] どこか変だと思う。不思議に思う。疑問に思う。「人を信じて―まない」 0
本位 ホンイ [1] ①もとの位置や地位。「―に返る」 ②考えなどの基準や中心となるもの。「金―制度」「実用―で道具を選ぶ」 0
暗然 アンゼン [0] ①悲しくて気が重く、心が晴れないさま。 ②暗いさま。表記「闇然・黯然」とも書く。 0
詣拝 ケイハイ 神社や仏閣にもうで、拝むこと。参詣・参拝 0
巡視 ジュンシ [0] 見まわって調べること。「夜も構内の―を続ける」 巡察・巡閲・巡回 0
戸口 ココウ [1],[0] 家の戸数と人口。「―調査」参考「とぐち」と読めば、家の入り口の意。 0
小休止 ショウキュウシ [3] 行動や仕事の合間の、しばらくの休憩。短い時間、ひと休みすること。また、その休み。「次のインターで―しよう」 小憩 0
諭旨 ユシ [1] 上の人が下の者へ趣旨や理由などをよく話して知らせること。言いきかせること。「―免職の処分を受けた」「―退学」表記「喩旨」とも書く。 0
賃貸借 チンタイシャク [3] 「賃貸借契約」の略。当事者の一方が所有物を相手に使用させ、相手が借り賃を支払う契約。賃貸契約。 0
純良 ジュンリョウ [0] まじり気がなく品質がよいこと。「―な乳製品」 0
風景 フウケイ [1] ①目に見える自然の様子。眺め。風光 ②その場の状態や様子。「教室からグラウンドの練習―が見える」 0
匆忙 ソウボウ いそがしいこと。せわしいこと。 表記「怱忙」とも書く。 0
不摂生 フセッセイ [2] 健康に気を配らないこと。健康によくないことをすること。「―がたたって肝臓を悪くした」不養生 0
野点 のだて [0] 野外で茶をたてること。また、野外で行う茶の湯。野駆け 0
束ねる つか-ねる [3] ①たばねる。ひとまとめにしてしばる。「麦わらを―ねる」 ②腕を組む。こまぬく。「手を―ねて傍観した」 0
腹痛 フクツウ [0] 腹が痛むこと。「―で欠席した」参考「はらいた」とも読む。 0
配流 ハイル [1],[0] 罪人を遠地に送ること。島流し。「江戸時代に罪人が―された土地」流刑・配謫(ハイタク)参考「ハイリュウ」とも読む。 0
座る すわ-る [0] ①ひざを折り曲げて腰をおろす。席につく。いすに腰かける。「正しい姿勢で―る」 ②ある地位につく。「会長の座に―る」 表記「坐る」とも書く。 0
兄鷹 しょう 雄のタカ。弟鷹(だい)由来タカは雄が雌より小さいので「小(ショウ)」の字音からという。 1
竟わる お-わる [0] 最後までやりとげる。最後の境界まで行きつく。 0
刺戟 シゲキ [0] 刺激 0
𠮟咤激励 シッタゲキレイ 大声で励まし、奮い立たせること。「コーチの―が飛ぶ」 鼓舞激励・𠮟咤督励 0
真跡 シンセキ [0] その人自身が書いたと確実に認められる筆跡。また、その書画。 真筆 偽筆 「真蹟」の書きかえ字。 0
保革伯仲 ホカクハクチュウ [1] 保守派と革新派との勢いが同じくらいであること。「伯仲」は、優劣がつけにくいこと。 0
人力 ジンリョク [0],[1] ①人の能力や力。 ②「人力車」の略。 参考②「ジンリキ」とも読む。 0
改心 カイシン [1] 過ちをさとって心を入れかえること。「―して出直す」改悟 0
安全 アンゼン [0] 危なくないこと。危害が加わるおそれのないこと。無事なこと。「交通―運動」「家内―」危険 0
高閣に束(つか)ぬ コウカクにつかぬ 人材や書物などを長い間使うことなく、そのままにしておくたとえ。「束ぬ」は、たばねること。たばねて高い棚の上にしまっておく意。〈『晋書(シンジョ)』〉参考「束(つか)ぬ」は「束(たば)ぬ」ともいう。 0
敗血症 ハイケツショウ [4],[0] 細菌が血管・リンパ管に入って起こる高熱を伴う病気。「―を併発する」 0
性欲 セイヨク [0],[1] 男女間・雌雄間で起こる性行為への欲望。 肉欲・色欲 「性慾」の書きかえ字。 0
宝石 ホウセキ [0] 鉱物で、産出量が少なく、硬質で色彩や光沢が美しく、装飾用として珍重されるもの。ダイヤモンド・エメラルドなど。 0
執事 シツジ [2],[1] ①寺社や貴人の家などで、事務や家事を担当する役目。また、その人。 ②貴人にあてた手紙の脇付(わきづけ)に使う言葉。 由来②執事に取りつぎを請うことから。 0
絡繰り からくり [0],[2] ①糸などであやつって動かす仕掛け。「―人形」 ②機械などの動く仕組み。 ③工夫をこらして仕組んだ計略。たくらみ。「―をあばく」表記①②「機関」とも書く。 0
停滞 テイタイ [0] 物事が同じ場所や状態にとどまり、進まないこと。はかどらないこと。「秋雨前線が―している」「作業が―する」 0
寝かす ね-かす [0] ①寝るようにする。「子どもを―す」 ②横向きにたおす。「石を―しておく」 ③利用しないで手元におく。「余分な資金を―す」「商品を―しておくのは無駄だ」 ④発酵させる。「麴(こうじ)を―す」 0
前以て まえもっ-て [3] あらかじめ。前から。かねてより。「―用意しておく」 0
通覧 ツウラン [0] 書物や文書などの全体にざっと目をとおすこと。ひととおり見ること。「目録を―する」熟覧 0
河魚の腹疾 カギョのフクシツ 国が腐敗して内部から崩壊するたとえ。「腹疾」は腹の病気で、魚の腐敗は腹中から起こることから。〈『春秋左氏伝』〉河魚の患(カン)・河魚の疾(シツ) 0
蚤寝晏起 ソウシンアンキ 夜はやく寝て、朝おそく起きること。「蚤」ははやい、「晏」はおそい意。〈『礼記(ライキ)』〉 0
玉卮 ギョクシ 玉のように美しくりっぱな杯。「千金の―」玉杯 0
陸運 リクウン [0] 貨物や旅客を陸上の輸送機関で運ぶこと。陸上運輸。海運・水運 0
玩読 ガンドク 意味をよく考えながら味わって読むこと。 0
蒼鷹 おおたか タカ科の鳥。低山の森林にすむ。背は灰褐色、腹は白地に黒い筋状のまだらが多数ある。雌は雄より大きい。鷹狩に用いられた。 冬 表記「大鷹」とも書く。 参考「ソウヨウ」と読めば別の意になる。 1
徹底 テッテイ [0] ①考え方や行動を中途半端でなく、どこまでも押しとおすこと。「―した倹約家」 ②あますところなく行きわたること。「通達を―する」 0
毒素 ドクソ [1] 生物体がつくり出す有毒な物質。動物体に中毒作用を起こさせる。 0
農繁期 ノウハンキ [3] 一年のうち、季節的に植えつけや収穫などで農事の最も忙しい時期。農閑期 0
藁沓・藁履 わらぐつ わらを編んで作ったくつ。昔、雪の多い地方で用いた。冬 0
鉄気 かなケ ①水中などに溶け出た鉄分。「包丁の―を嫌って手でちぎる」 ②鉄製の鍋(なべ)などを初めて火にかけるときに出る、赤黒いしぶ。表記「金気」とも書く。 0
電纜 デンラン [0] 絶縁体でおおった電線、またはそれを束にしたもの。ケーブル。 0
高論卓説 コウロンタクセツ すぐれた意見や議論。「高」は程度が高いこと、「卓」は他より抜きんでてすぐれている意。「―を拝聴し感服した」名論卓説 0
五十にして天命を知る ゴジュウにしてテンメイをしる 五〇歳になって、天から与えられた使命がどのようなものかわかるということ。孔子が自分の生涯を振り返って述べた言葉。五十知命(チメイ)。〈『論語』〉参考ここから五〇歳を「知命」「知命の年」という。 0
牖中に日を窺う ユウチュウにひをうかがう 視野の狭いたとえ。知識や見識の浅薄なことのたとえ。窓から太陽をうかがい見る意から。「牖」は明かりとりの窓の意。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉 0
概論 ガイロン [0] 全体の内容のあらましを論じること。また、その論説。「文学―」「―賛成、各論反対の多い政策」 0
一大決心 イチダイケッシン [5] 非常に重大な決意。「―をして会談に臨む」 0
黥面 ゲイメン 顔に入れ墨をすること。また、入れ墨をした顔。 0
坎 あな [1] ①地面に掘った、くぼんだ所。 ②おとし穴。表記②「陥」とも書く。 0
攻勢 コウセイ [0] 積極的に相手を攻めようとするかまえ。攻撃の態勢。「今こそ―に転じる好機だ」守勢 0
黒い くろ-い [2] ①黒色の。黒っぽい。 ②汚れている。「襟が―い」 ③心がきたない。よこしまである。「腹が―い」 ④日に焼けている。「―く焼けた肌」 ⑤悪事・不吉を感じさせる。「―い噂(うわさ)」 0
両用 リョウヨウ [0] 両方に用いられること。ふたとおりの使いみち。「水陸―の車」「和戦―の構えです」兼用 0
危峰 キホウ [0] 高くけわしいみね。そそりたつ山。危嶺(キレイ) 0
其限・其切 それきり ①それかぎり。それを最後にして。それっきり。「―連絡がない」 ②それで全部。それだけ。「所持金は―だ」参考「それぎり」とも読む。 0
権能 ケンノウ [0] 権利を行使する能力と、その力の及ぶ範囲。権限と能力。 0
荒い あら-い [0],[2] ①乱暴なさま。「気は―いが心の温かい人だ」 ②はげしいさま。「波が―い」 ③度を超している。「金づかいが―い人」 0
初生り はつなり [0] その年はじめて実った果物や野菜。 初物 0
両得 リョウトク [0] ①一度に二つの利益を得ること。「一挙―」一石二鳥 ②両方とも利益を得ること。 ①②両損 0
謄す うつ-す 原本のとおりに書きうつす。原本を敷いてうつす。 0
俳優 ハイユウ [0] 演劇や映画などに出演することを職業とする人。「幼いときから―を志していた」役者参考「俳」も「優」も役者の意。「わざおぎ」と読めば別の意になる。 0
即断 ソクダン [0] その場ですぐに判断し、決めること。「―できない問題を先送りする」 0
勃かに にわ-かに 急に。突然。「―別の問題が起こった」 0
帝 みかど [0] 天皇や天子の尊称。参考「御門」と書けば、皇居の門や皇居を指す。 0
傍聴 ボウチョウ [0] ①そばで聞くこと。 ②会議や公判などを、当事者でない人がかたわらで聞くこと。「―席」「国会の本会議を―した」 0
搭せる の-せる 上に物を積む。乗り物にのせる。「戦闘機を―せた航空母艦」 0
透る とお-る [1] ①すける。光などが、すきまをつきぬける。「血管まで―って見える」 ②遠くまでとどく。「声がよく―る」 0
桂玉の艱 ケイギョクのカン よそから物価の高いところに来て生活に苦しむこと。「艱」は悩む、苦しむ意。故事 中国戦国時代、遊説家の蘇秦(ソシン)が楚(ソ)国を訪れたとき、宝玉よりも高い食べ物、桂(かつら)よりも高い薪(たきぎ)の値段に悩まされた故事から。〈『戦国策』〉 0
鹿垣 ししがき [2] ①枝つきの木や竹などを組んで作った垣。田畑に獣が入るのを防いだ。 秋 ②「鹿砦(さかもぎ)」に同じ。 0
繊切り センぎり [0],[4] 野菜を細い線状に切る方法。また、切ったもの。千六本。繊。 表記「千切り」とも書く。 0
混じる ま-じる [2] 種類の異なるものが一緒になって区別がつかなくなる。まざる。「鉱石には不純物が―っている」 0
銷却 ショウキャク [0] 消却 0
仕舞屋 しもたや [0] ①もと商家で、その商売をやめた家。 ②商店街の中で、商家でない普通の家。 由来店を「仕舞った家」の意から。 参考「しもうたや」ともいう。 1
粛然 シュクゼン [0] ①静まりおごそかなようす。「式が―と進行する」 粛粛 ②つつしみかしこまるようす。「―と襟を正す」 0
座礁 ザショウ [0] 船が暗礁に乗り上げて、操船不能になること。「嵐(あらし)で漁船が―した」 「坐礁」の書きかえ字。 0
等高線 トウコウセン [0] 「等高曲線」の略。地図上で、高度や傾斜など、地形を表すために、標準海面からの高さがひとしい点を結んだ線。同高線。水平曲線。等深線 0
裏目 うらめ [0],[3] ①予想や期待と反対の結果。「親切が―に出る」 ②さいころの表面に出た面に対して、その裏側の面。 0
腐鼠の嚇 フソのカク いやしい心をもつ者が、その心で他をおしはかって威圧的な態度をとること。由来腐ったネズミを手に入れたフクロウが、鳳凰(ホウオウ)にそれを奪われるのではないかと威嚇したという寓話(グウワ)から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
積善の家には必ず余慶(ヨケイ)有り セキゼンのいえにはかならずヨケイあり 善行を重ねて来た家には、必ず子孫によいことがあるということ。〈『易経』〉 積悪の家には必ず余殃(ヨオウ)有り 0
隆昌 リュウショウ [0] 栄えること。盛んなこと。「文運―であれ」隆盛 0
戎狄 ジュウテキ 野蛮な国の人民。 参考「狄」は北方の異民族の意。 0
笑殺 ショウサツ [0] ①大笑いすること。 ②笑って取り合わないこと。一笑に付すること。「新人の意見は―された」 0
幄 とばり [0] ①屋根のように上からおおった幕。 ②比喩(ヒユ)的に用いて、ものを隔てたりおおい隠したりするもののたとえ。「夜の―がおりる」 0
蘭麝の室に入る者は自ら香ばし ランジャのシツにいるものはおのずからコウばし よい環境にいてよい友人と交われば、自然に感化されて自分の身も正しくなるということのたとえ。よい香りのする部屋に入る者は、自然によい香りが身につくという意から。芝蘭(シラン)の室に入(い)るが如(ごと)し・朱に交われば赤くなる 0
端書き はしがき [0] ①書物の初めに、執筆の事情などを述べる文。序文。 ②手紙のはしに書き添える文。追って書き。追伸。 ③和歌などの前に書き添える文。詞(ことば)書き 0
探究 タンキュウ [0] 物事の真の姿や本質などを深く調べ、明らかにすること。「真理を―する」 0
金紗 キンシャ [1] ①金糸を織りこんで作った薄い布。 ②「金紗縮緬(チリメン)」の略。経(たて)・緯(よこ)ともに細い生糸で織った縮緬。表記「錦紗」とも書く。 0
悖戻 ハイレイ 道理にそむくこと。参考「悖」も「戻」も、もとる意。 0
凝固 ギョウコ [1],[0] ①液体や気体が固体に変化する現象。たとえば水が氷になること。「―点の温度を計る」融解 ②こり固まること。 0
瘤 こぶ [2] ①皮膚に盛り上がってできたしこり。たんこぶ。 ②表面の一部が盛り上がったもの。「ラクダの―」 ③糸やひもなどの、かたく大きな結び目。 ④じゃまものや目ざわりなもののたとえ。「目の上の―」 0
辺疆 ヘンキョウ [0] 辺境 0
花弁・花片 はなびら 花冠の各片。がくの内側にあって、めしべ・おしべを保護する。参考「花弁」は「カベン」とも読む。
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漢字の豆知識 知っていますか?「六花」や「風花」 ~風情あふれる雪の呼び名~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
他人 タニン [0],[2] ①自分以外の人。「―の目を気にする」自分 ②家族・親族でない人。「赤の―」 ③そのことと関係のない人。局外者。「―の出る幕ではない」 0
釣忍 つりしのぶ シノブグサの根茎をたばねて軒先などにつるし、涼しい感じを出すもの。夏 0
沼沢 ショウタク [0] ぬまとさわ。くぼ地に水がたまり、草などが生い茂ったところ。「―地に棲(す)む生き物」 0
蚊燻し かいぶし 「蚊遣(かや)り」に同じ。 0
磨損 マソン [0] すれ合って減ること。表記「摩損」とも書く。 0
朧朧 ロウロウ ぼんやりとかすんださま。うす明るいさま。 0
実事求是 ジツジキュウゼ 事実の実証に基づいて物事の真理を追究すること。「実事」は本当のこと。真実。「求是」はまことや真実を求めること。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
無手勝流 ムてかつリュウ [0] ①相手と戦わずに、策をめぐらして勝つこと。また、その方法。 ②自分勝手なやり方。自己流。 0
掠める かす-める [0],[3] ①すばやく盗む。目立たないように奪い取る。「人の物を―める」 ②目をくらます。注意をそらしごまかす。「番人の目を―める」 ③すれすれに通る。かする。「車がそばを―めて通った」 ④一瞬脳裏をよぎる。「考えが頭を―める」 0
嚙る かじ-る ①少しずつ歯で削り取る。「リンゴを―る」 ②物事を少しだけ会得する。「フランス語を―る」 0
初め はじめ [0] ①時間的に早いこと。早い時期。以前。「年の―」 最初・当初 ②物事の一番先。発端。「―はたった一人だった」 0
遊閑地 ユウカンチ 何にも利用されていない土地。空いている土地。「駅前の―を活用する」休閑地 0
蛮習 バンシュウ [0] 未開の地の粗野な習慣。また、野蛮な風習。表記「蕃習」とも書く。 0
斉家 セイカ [1] 一家をきちんとととのえ、治めること。「修身―」 0
雑じる ま-じる [2] あるものの中に、別の種類のものが入りこむ。入り乱れる。「酒に水が―じる」 0
軍鶏 しゃも [1] ニワトリの一種。くちばしが鋭く、首が長い。あしは太く大きな蹴爪(けづめ)をもつ。闘鶏(トウケイ)用。食用にもする。 由来シャム(タイの古称)から渡来したことから。 1
待つ ま-つ [1] ①人・物などが来るのを望む。来るはずのものを迎えようとして時を過ごす。「返事を―つ」「駅で人を―つ」 ②行おうとする動作をいったんやめる。「明日まで―とう」 0
抜本 バッポン [0] 根本となる原因を取り除くこと。「汚職を根絶する―的対策」 0
大同 ダイドウ [0] ①だいたいにおいて同じであること。 ②多数の人が目的を一つにして合同すること。 0
畜える たくわ-える 手もとに集めてとっておく。表記「蓄える」とも書く。 0
正税 ショウゼイ 律令(リツリョウ)制下で、国・郡の倉庫に収納した租としてのイネ。毎年春に出挙(スイコ)(官稲(カントウ)を利息をつけて貸しつけること)して、利稲を国・郡の諸経費にあてた。大税(タイゼイ)・(おおちから)。 0
沮む はば-む [2] 相手のじゃまをする。防いで止める。「敵の行く手を―む」 表記「阻む」とも書く。 0
濫費 ランピ [0],[1] 金銭を無計画に費やすこと。無駄づかい。浪費参考「乱費」とも書く。 0
生成 セイセイ [0] 物が生じて、できあがること。また、つくりあげること。「新物質の―」「化合物を―する」 0
汎濫 ハンラン ①河川などの水が増し、あふれ出ること。 ②物があふれるほど多く出まわること。特に、好ましくないものにいう。 ③あいまいなこと。不確定なこと。「権利という―な名称」表記①②「氾濫」とも書く。 0
木肌 きはだ [0],[1] 樹木の外側の皮。樹皮。 0
休題 キュウダイ それまでの話題を一時やめること。話すことを一時休むこと。「閑話―(それはさておき)」 0
允す ゆる-す 相手の意見を聞き入れて認める。許可する。 0
吻合 フンゴウ [0] 物事がぴったり合うこと。「共犯者の供述を―する」由来上下のくちびるがぴったり合う意から。 0
匹夫も志を奪うべからず ヒップもこころざしをうばうべからず 身分が低い者でも、その志が固ければ、だれもその志を変えさせることはできないということ。人の志は尊重しなければならないたとえ。〈『論語』〉一寸の虫にも五分の魂 0
片羅 ペラ ①紙幣。札びら。 ②薄い一枚の紙。 ③二〇〇字詰めの原稿用紙の俗称。参考「半片羅」の略語。 0
内示 ナイジ [0] 公表する前に内々に示すこと。「課長昇進の―があった」公示 0
沈思 チンシ [1] じっくり深く考えこむこと。「―黙考」黙視・瞑想(メイソウ) 0
親切 シンセツ [1],[0] 心が温かくて人に対して思いやりがあり、情にあついこと。 薄情・冷淡 0
傷 きず [0] ①切ったり打ったりして皮膚・筋肉をそこなうこと。また、そのあと。けが。「指の―が痛い」 ②精神的な苦痛や打撃。「心の―を癒(い)やす」 ③物が壊れたりいたんだりした所。「車に―をつける」 ④不完全なところ。欠点。不名誉。「忘れっぽいのが玉に―」「名声に―がつく」 0
芳しい かぐわ-しい [4] ①上品な香りである。「花が―く香る」 ②うっとりするほどすばらしい。美しい。「―い姫君」 0
必定 ヒツジョウ [0] 必ずそうなると予測されること。そうなるのが確かであること。「ひとつまちがえば被害が出ることは―だ」「勝利は―、とくとご覧ください」必至 0
濠太剌利 オーストラリア 南半球にあるオーストラリア大陸とタスマニア島などを領土とする連邦共和国。大部分はイギリス系住民。首都はキャンベラ。濠州(ゴウシュウ)。 1
嗣君 シクン 世継ぎ・跡継ぎの敬称。 0
臨池 リンチ 習字。書道。故事 中国、後漢の張芝(チョウシ)が池のそばで熱心に書道を練習したために、墨で池の水が黒くなったという故事から。〈王羲之(オウギシ)の文〉 0
独行 ドッコウ [0] ①ひとりで行くこと。 ②自分ひとりの力で行うこと。「独立―」 ②独歩 0
膝頭 ひざがしら [3],[0] 膝関節の前面の出っ張ったところ。ひざこぞう。 0
美美しい ビビ-しい [3] はなやかなさま。みごとで美しいさま。きらびやかである。「―い衣装の王朝貴族」 0
囁く ささや-く [3],[0] ①小声でひそひそと話す。「耳元で―く声」 ②ひそかにうわさをする。「仲間割れが―かれている」 表記「聶く」とも書く。 0
檳榔 ビンロウ [0] ビンロウジュの別称。参考「ビロウ」と読めば別の植物。 0
莫逆 バクギャク [0] 非常によく気心が通じ、互いに争うことのないこと。「逆らうこと莫(な)し」の意から。「―の交わり」参考「バクゲキ」の慣用読み。 0
太だ はなは-だ 程度が大きく、激しいさま。ひどく。 0
謀議 ボウギ [1] はかりごとの相談をすること。特に、犯罪の相談。「共同―」「―をこらす」 0
非公式 ヒコウシキ [2] 表向きでないこと。また、そのさま。「―の首相談話」「―会談」公式 0
無品 ムホン 親王で、位階をもたないこと。「―親王」参考「ムボン」とも読む。「品」は、親王に与えた位の意。 0
算定 サンテイ [0] 数や費用などを計算して決定すること。見積もりを出すこと。 0
醂柿 さわしがき 焼酎(ショウチュウ)や湯などに漬けて渋をぬき、甘くなったカキ。 0
主賓 シュヒン [0] ①式典や会合などで中心となる重要な客。「―を囲んで懇談する」 正客(ショウキャク) ②主人と賓客。 0
署名 ショメイ [0] 自分の氏名を書くこと。また、書いた氏名。サイン。「覚書に―する」 記名 0
人垢は身に付かぬ ひとあかはみにつかぬ 他人のあかで汚れた湯に入っても、そのあかは自分にはつかないことから、他人から借りた物や奪った物は、いつまでたっても本当に自分の物とはならないということ。 0
疇 たぐい 同類。仲間。儔(ともがら) 0
北窓三友 ホクソウサンユウ 琴・詩・酒の三つをいう。〈白居易の詩〉 0
人を射るには先(ま)ず馬を射よ ひとをいるにはまずうまをいよ 相手を倒すには、まず相手が頼みにしているものから攻め落とすのが成功の早道であることのたとえ。〈杜甫(トホ)の詩〉 将を射んと欲すればまず馬を射よ 0
暑い あつ-い [2] 不快なほど気温が高い。「今年の夏はとても―い」 0
衆生済度 シュジョウサイド [4] 仏道によって、生きているものすべてを迷いのなかから救い、悟りの境地に導くこと。「済度」は仏道により救い出し、悟りの境地に導くこと。 0
検索 ケンサク [0] 必要な事柄を印刷物やパソコンなどで探し出すこと。「図書館で文献を―する」「インターネットで必要な情報を―する」 0
御身拭い おみぬぐい 京都市嵯峨の清涼寺釈迦(シャカ)堂の法会(ホウエ)。四月一九日に釈迦本尊を、香湯で浸した布でぬぐい清める行事。この布を頂いて死後の経帷子(キョウかたびら)にすると極楽往生できるといわれる。 0
大行は細謹を顧みず タイコウはサイキンをかえりみず 大事業をなし遂げるためには、小さな事柄や欠点にこだわらない。「大行」は大事業、「細謹」はささいなつつしみの意。故事 中国の天下を争っていた漢の劉邦(リュウホウ)と楚(ソ)の項羽(コウウ)が鴻門(コウモン)で会見した際、項羽の臣下が劉邦を殺そうとしたが、部下の機転で劉邦は命拾いをした。そのとき、劉邦は項羽に別れの挨拶(アイサツ)をしようとしたが、忠臣樊噲(ハンカイ)が、「大事の前に挨拶など無用です」と説得した故事から。〈『史記』〉大事の中の小事なし 0
結句 ケック [(名)0],[(副)1] ①詩歌の最後の句。特に漢詩で、五言・七言絶句の第四句。起句 ②ついに。とどのつまり。結局 0
後日 ゴジツ [1],[0] ①のちの日。今後。将来。他日 ②あることが起こったあと。「―談」参考「ゴニチ」とも読む。 0
痣 あざ [2] 内出血や色素の沈着などにより、皮膚にできる赤・青・紫などの変色部分。「ころんで―をつくる」 0
日照 ニッショウ [0] 太陽が地上を照らすこと。「―時間を計算する」日射 0
階前万里 カイゼンバンリ 遠くのことが手近にあるかのように分かること。天子が地方の政治状況を宮殿の階段の前にあるかのようによく知っていて、臣下は天子を欺くことができないこと。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
堂上 ドウジョウ [0] ①堂の上。 ②昔、昇殿を許された四位以上の者。殿上人(テンジョウびと)。公家(クゲ)。地下(ジゲ)参考「トウショウ・ドウショウ」とも読む。 0
造兵廠 ゾウヘイショウ [3] 旧日本陸海軍で兵器などを製造した工場や、それを管理した役所。「陸軍―」 0
筋 すじ [1] ①細長い線。「―を引く」 ②小説などの流れ。「―書き」 ③物事の道理。「―の通った話」 ④筋肉の繊維。「腕の―をいためる」 ⑤家系。血統。「血―」 ⑥素質。「将棋の―がよい」 ⑦関係する方面。「その―からの情報」 0
涼風 すずかぜ [0],[3] すずしい風。特に、夏の末に吹くすずしい風。「―が立つ」夏参考「リョウフウ」とも読む。 0
端麗 タンレイ [0] 姿や形が整っていて美しいさま。「容姿―な女性」端整 0
陶磁器 トウジキ [3] 釉(うわぐすり)をかけて焼いた陶器や磁器の総称。やきもの。 0
下手 へた [2] ①技術などが劣っていること。「妹は料理が―だ」「―の横好き」上手(じょうず) ②考えの足りないこと。「―に手を出しては危険だ」参考「したて・しもて」と読めば別の意。
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漢字の豆知識「同じ漢字でも、読み方で意味が変わる!」 (公財)日本漢字能力検定協会 1
扁平足 ヘンペイソク [3] 足の裏が平たく、土踏まずの部分がほとんどない足。 0
削減 サクゲン [0] 無駄や余分をはぶいて、少なくすること。「軍事費を大幅に―する」「国会議員の定数―」 0
尨毛 むくげ [0] 長くふさふさと垂れ下がった動物の毛。「―の犬」表記「毳」とも書く。 1
奇形 キケイ [0] ①普通とちがった形。めずらしい形。 ②動植物で、遺伝子や発育の異常から生じる正常でない形。 「畸形」の書きかえ字。 0
青菜 あおな [0],[2] 緑色の葉菜。ホウレンソウやコマツナなど。「―に塩(元気を失ってしおれるさま)」 0
春宮 とうぐう ①皇太子の住む宮殿。 ②皇太子。 由来皇太子の宮殿は皇居の東側にあり、東は五行説で春にあたることから。 表記「東宮」とも書く。 1
百年 ヒャクネン [2] ①一年の一〇〇倍。 ②長い年月。「―の計(遠い将来まで考えた計画)」 ③人の一生。「―の不作(一生の大失敗)」 0
脳塞栓 ノウソクセン 脳の血管が血栓などによってつまり、脳組織が出血や破壊を起こす疾患。心疾患などが原因で突発的に起こることが多く、麻痺(マヒ)を生じる。参考「脳栓塞」ともいう。 0
三段論法 サンダンロンポウ [5] 形式論理学で、三つの命題を三段に進めていく推論の方式。たとえば「日本人は人間だ」(大前提)と「私は日本人だ」(小前提)から、「私は人間だ」(結論)と推論する類。 0
割膝 わりひざ 左右の膝頭を少し開いてすわること。また、その膝。 0
海石榴 つばき ツバキ科の常緑高木。 由来「海石榴」は漢名から。椿(つばき) 1
宛も あたか-も [1] まるで。さながら。「―真夏のような暑さだ」 0
犯す おか-す [2],[0] ①法律や規則・道徳などに反する行為をする。「めずらしく過ちを―した」 ②女性を暴行する。 0
綸言汗の如し リンゲンあせのごとし 汗は体から出ると二度と戻せないように、一度君主の口から発せられた言葉は、取り消すことができないということ。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
衛生 エイセイ [0] 日常を清潔に保って健康に留意し、病気の予防・治療に努めること。「台所の―に気をつけよう」 0
公証 コウショウ [0] 法律関係や特定事実について、おおやけの証明を与える行政行為。登記や証明書の発行など。「―役場」「―人」 0
等しい ひと-しい [3] ①複数の物事で数量・性質などの同じであるさま。「長さが―い」 ②そろっているさま。一斉であるさま。「―く感嘆の声をあげた」 0
脱疽 ダッソ [1] 血管の末端まで血が行き届かないため、体の組織が局所的に腐り落ちてしまうこと。壊疽(エソ)。 0
歴歴 レキレキ [0] ①身分や家柄の高い人。また、その道ですぐれている人。「お―が居並ぶ」 ②明らかなさま。はっきりとしているさま。歴然 0
欷泣 キキュウ すすり泣くこと。むせび泣くこと。欷歔(キキョ) 0
脈脈 ミャクミャク [0] 長く続いて絶えることのないさま。「村人に―と受け継がれてきた郷土芸能」 0
熬海鼠 いりこ ナマコの腸(はらわた)を取り除き、塩水でゆでて干したもの。中国料理の材料などに用いる。表記「海参・煎海鼠」とも書く。 1
監房 カンボウ [0] 刑務所・拘置所で囚人を入れておく部屋。 0
労苦 ロウク [1] 骨折りの結果生じる、心身の疲れや苦しみ。苦労。「日ごろの―に報いる」 0
明君 メイクン [1],[0] 賢くすぐれた君主。明主。「―の誉れが高い」暗君 0
蒲葵 びろう [1] ヤシ科の常緑高木。由来「蒲葵」は漢名から。檳榔(ビロウ) 1
真因 シンイン [0] 本当の原因。「事件の―をつきとめる」 0
段段 ぎざぎざ [(名)1],[(副)3],[0],[(感)3] ①のこぎりの歯のようなきざみ目。また、それが並んでいるさま。「縁に―のある葉」 ②細かく切り刻むさま。ずたずた。「―に切り裂く」表記「刻刻」とも書く。参考「ダンダン」と読めば別の意になる。 1
黄檗 きはだ [0] ミカン科の落葉高木。山地に自生。樹皮の内側があざやかな黄色で、染料にするほか健胃薬などに用いる。キワダ。オウバク。表記「檗」とも書く。 1
片庇 かたびさし 片流れになっている屋根。また、そのような粗末な屋根。参考「庇」は、建物から外へ突き出た屋根のこと。 0
遺風残香 イフウザンコウ 昔のすぐれた人物や、良い風俗のなごり。遺風余香 0
浮揚 フヨウ [0] 水中や空中に浮かび上がること。また、浮かび上がらせること。転じて、よい方向へ上がっていくこと。「景気の―策を講じる」「―力」 0
草行露宿 ソウコウロシュク 非常につらく、苦しい旅をすること。草の生い茂った野原をかき分けて進み、野宿をしながら旅をする意から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
壬申 ジンシン [0] 干支(えと)の一つ。みずのえさる。 0
冊封 サクホウ 古代中国で、諸侯などに領地と爵位を授けること。 0
鹿の子 かのこ [1],[2] ①シカの子。 夏 ②「鹿の子斑(まだら)」の略。シカの毛のように、茶褐色で白い斑点(ハンテン)があるものをいう。 ③「鹿の子絞り」の略。白い斑点を隆起させて染め出した、絞り染め。 ④「鹿の子餅(もち)」の略。甘く煮た小豆などをあんで包んだ餅のまわりにつけた菓子。 0
仏頂面 ブッチョウづら [0] ふくれっつら。無愛想な顔つき。「納得がいかず―をする」由来釈迦(シャカ)の頭上に現れるという、仏頂尊のいかめしい相から。 0
擦る す-る [2],[0] 物と物を触れ合わせる。こする。さする。「車のバンパーを―った」 参考「擦る」は強く、「摩る」は軽く触れ合わせる意。 0
外山 とやま [1] 人里に近い低い山。ふもとに近い山。端山(はやま)。「―の霞(かすみ)」深山(みやま) 0
間尺 まシャク [0] ①建築物・工作物の寸法。間(ケン)と尺。 ②計算。割合。「―に合わない(損になる)」 0
水物 みずもの [0] ①飲み物や、水分を多く含む果物。「―を多くとりすぎると腹をこわす」 ②結果について予想のつかないもの。その時の条件によって変わりやすい物事。「選挙は―だ」 0
総選挙 ソウセンキョ [3] ①衆議院議員を全員選ぶこと。また、その選挙。 ②委員や議員などの全員をいっせいに選ぶこと。 0
谷渡り たにわたり ①谷から谷へ渡っていくこと。 ②ウグイスなどが谷から谷へ渡りながら鳴くこと。また、その声。春 0
樹静かならんと欲すれども風止(や)まず きしずかならんとほっすれどもかぜやまず 木が静かになりたくても風がやまなければどうにもならないように、子が親孝行したいと思ったときにはすでに親は亡くなっていてどうしようもないたとえ。親がいるうちに孝行せよという教え。また、人生は思いどおりにいかないものであるという教え。風樹の嘆。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉 皐魚(コウギョ)の泣(キュウ) 0
合歓 ゴウカン [1] ①喜びや楽しみをともにすること。 ②愛し合う男女がむつみあうこと。 ③ネムノキの別称。 合歓木(ねむのき) 0
音符 オンプ [0] ①音の高低・長短を形や楽譜上の位置で表す記号。 ②漢字・かなにつける補助記号。濁音符「゛」、半濁音符「。」、促音符「っ」、長音符「ー」、反復音符「々・ゝ」など。 ③漢字で字音を表す部分。「泳」や「詠」の「永(エイ)」など。声符 0
扞禦 カンギョ ふせぎ守ること。防御表記「捍禦」とも書く。参考「扞」「禦」ともに、ふせぐ意。 0
直播き じかまき 苗代を用いないで、種を直接田畑にまくこと。直播(チョクハン)。参考「ジキまき」とも読む。 0
当に まさ-に [1] 「―に…べし」の形で、それが当たりまえであるさま。当然。「―に勉励すべし」 0
閉てる た-てる [2] 戸・ふすま・とびらなどをしめる。とざす。「雨戸を―てる」「人の口に戸を―てることはできない」 0
呟く つぶや-く [3] 小さな声でひとりごとを言う。小声でぶつぶつと言う。 0
初産 ういザン [2] はじめての出産。「―は、ひどく難産だった」 0
卮子 くちなし アカネ科の常緑低木。 由来「卮子」は漢名から。 梔子(くちなし) 1
員 かず [1] 物のかず。人のかず。一定の枠に入る物や人のかず。 0
高飛車 たかビシャ [0] 相手の発言に耳を貸さず、自分の意見を一方的に押しつけるさま。「―な態度に出る」高圧的由来将棋で、飛車を自陣の前へ高く進める戦法から。 0
純化 ジュンカ [1],[0] ①まじり気がなく純粋なものにすること。 ②複雑なものを単純にすること。単純化。 表記①「醇化」とも書く。 0
素意 ソイ かねてからの意志。日ごろから抱いている考え。「―を達する」 素志 0
青麻・青苧 あおそ アサの粗皮(あらかわ)を水にさらし、薄く裂いて作った繊維。 由来青みを帯びた色をしていることから。 1
散らかす ち-らかす [0] 物を整頓せず、あちこちに乱雑においたままにする。「部屋を―す」 0
憂える うれ-える [3] ①悪い状態になるのではないかと、心配する。気づかう。「国の将来を―える」 ②結果やなりゆきを、心を痛めて嘆き悲しむ。「事件の続発を―える」 0
問責 モンセキ [0] ①問い責めること。「―決議にしたがい、国会に証人喚問する」責問・詰問 ②責任を問うこと。「担当者を―する」 0
斯様 かよう [0] このよう。このとおり。「―なわけで遅刻しました」 0
有望 ユウボウ [0] 将来の見込みや望みのあるさま。「前途―な若者」絶望 0
漸む すす-む 徐々に進行する。じりじりと増していく。 0
千里結言 センリケツゲン 遠方に住む友人との約束。「結言」は約束すること。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
乾菓子 ひガシ 水分の少ない和菓子。表記「干菓子」とも書く。 0
木阿弥 もくあみ 「元の木阿弥」の略。一度は良くなった状態が、再び元のつまらないものに戻ること。 元の木阿弥(もとのもくあみ) 0
十字路 ジュウジロ [3] 十文字に交差している道。四つつじ。四つかど。 0
芥子・芥 からし カラシナの種子を粉にしたもの。黄色くて辛い。香辛料として用いる。表記「辛子」とも書く。参考「ケシ」と読めば別の意になる。 1
風発 フウハツ ①風の吹き起こること。 ②①のように言葉などが勢いよく口をついて出ること。「談論―する」 0
則する ソク-する [3] ある規準にしたがう。あることを基準としてならう。のっとる。「法に―して処分する」 0
磁気 ジキ [1] 磁石が鉄を引きつけたり、磁石の同極どうしが反発したりする作用。「―嵐」「―カード」 0
凸版 トッパン [0] インクのつく文字や線画などの部分が盛り上がっている印刷版。また、その印刷法。活版・木版・写真版など。凹版 0
浴槽 ヨクソウ [0] 「浴槽(ゆぶね)」に同じ。 0
嗽咳 ソウガイ せき。しわぶき。 参考「嗽」「咳」ともにせきの意。 0
張扇 はりおうぎ 外側を紙で張った扇子。講談師などが、台を打って調子をとるのに用いる。 0
骨格 コッカク [0] 筋肉をつけて内臓を保護し、動物の体を形成し支える骨組み。また、からだつき。「たくましい―の青年」 「骨骼」の書きかえ字。 0
創設 ソウセツ [0] 新しくつくり設けること。「研究所の―」 創立 0
脚線美 キャクセンビ [3] すらりとしたあしの曲線の美しさ。多く、女性に用いる。 0
教程 キョウテイ [0] ①学術・技芸を教えるための順序や計画。カリキュラム。 ②教科書。 0
聳える そび-える [3] 山などがひときわ高く立つ。「高いビルが―える都市」 0
演習 エンシュウ [0] ①実際の状況を想定して行う、実地訓練。「運動会の予行―」 ②教師の指導のもとに、研究・討議する学習法。ゼミナール。 0
忍 しのぶ [1] シノブ科のシダ植物。山地の岩や樹木に着生。葉は三角形で羽状に深く裂ける。根や茎を丸めて忍玉(しのぶだま)をつくり、軒下につるして観賞する。シノブグサ。夏 由来土のない所でも耐え忍ぶことから。表記「」とも書く。 0
終始一貫 シュウシイッカン [1] 言動や態度などが、始めから終わりまで変わらないこと。「空港開設に―反対している」 首尾一貫・徹頭徹尾 0
直押し ひたおし 少しも力をゆるめず、ひたすら押し続けること。「―に攻める」 0
亜熱帯 アネッタイ [2] 熱帯と温帯の間にある気候帯。中国南部・ブラジル南部などが含まれる。およそ緯度ニ〇度から三〇度。 0
致命的 チメイテキ [0] ①生命にかかわるようなさま。「―な重傷を負う」 ②再起不能の原因となるようなさま。「新車の―な欠陥」「株の暴落で―な打撃を受ける」 0
土器 ドキ [1] ①「土器(かわらけ)」に同じ。 ②原始時代の土製の器物。「縄文―」 0
神機妙算 シンキミョウサン 人間の知恵では思いつかないような、すぐれたはかりごと。 神機妙道・神算鬼謀 0
情交 ジョウコウ [0] 親しい交わり。特に、男女の肉体的交わり。「―を結ぶ」 0
堕落 ダラク [0] ①品行が悪くなること。身をもちくずすこと。また、健全さを失い、悪い状態になること。「―した生活から立ち直った」 ②信心を失い、悪の道におちること。「―僧」 0
扠首 サス 切妻屋根の両端に、棟木(むなぎ)などを支えるために、合掌(ガッショウ)形に組んだ材。社寺などに見られる。 表記「叉手」とも書く。 0
胆囊 タンノウ 肝臓の下側にあり、胆汁を一時たくわえておく袋状の器官。 0
痛快 ツウカイ [0] 非常にこころよいこと。たいへん愉快なこと。「実に―な出来事だ」 0
首班 シュハン [0] 第一の席次。特に、内閣の首席にある総理大臣。「―指名」 0
雑事 ザツジ [1] さまざまな用事。特に、本来の仕事以外の細かい用事。「―に追われる毎日」 雑用 0
女人禁制 ニョニンキンセイ [0] 特定の寺院や霊場に、女性が入るのを禁じること。 参考「禁制」は「キンゼイ」とも読む。 0
引退 インタイ [0] 現役の地位や職業を退くこと。「政界を―する」勇退 0
証拠隠滅 ショウコインメツ 真実を証明するものをかくしたり、処分したりして、消してしまうこと。「容疑者が―をはかる」 0
河 かわ [1] 大きな川や水路。参考「河」は、もと黄河(コウガ)を表した。転じて大きな川に用いる。 0
狭軌 キョウキ [1] 鉄道で、レールの間隔がせまい軌道。国際基準で一・四三五(メートル)よりせまいもの。広軌 0
世紀末 セイキマツ [3] ①一九世紀末のヨーロッパで、それまでの信仰や権威が破れ、懐疑や享楽などの気分が社会を支配した時期。 ②ある社会に病的・退廃的な傾向の起こる時期。 0
即題 ソクダイ [0] ①その場で答えさせる問題。 宿題 ②その場で出される詩歌や文章の題。「―一つにつき一人二句を作る」 席題 兼題 0
志操 シソウ [0] 堅く守り続け、容易に変わることのない志や気持ち。 0
恥じらう は-じらう [3] はずかしがる。はにかむ。「花も―う年ごろ」 0
轟轟 ゴウゴウ [0],[1] 大きな音が、とどろくさま。「列車が―と鉄橋を渡る」 0
余震 ヨシン [0] 大きな地震のあとに引き続いて、何度も起こる小さな地震。揺り返し。 0
駕籠 かご [0] 昔の乗り物の一つ。竹・木などでつくった箱形のものに棒を通して前後でかつぎ、人を乗せて運ぶ。 1
山城・山背 やましろ 旧国名で、五畿内(キナイ)の一つ。現在の京都府の南東部。城州(ジョウシュウ)。 1
両面 ふたおもて [0] ①表面と裏面。 ②表と裏に激しいちがいがあること。二心(ふたごころ)のあること。表記「二面」とも書く。参考①「リョウメン」とも読む。 0
首っ丈 くびったけ [0] のめりこんで夢中になること。好きでたまらないこと。「彼女に―だ」 由来首まではまる意から。 参考「くびだけ」の転。 0
禄位 ロクイ 俸給と官位。 0
塵外 ジンガイ 俗世間のわずらわしさから離れた場所。「―の地に遊ぶ」 0
浮腫 フシュ [3],[0] 「浮腫(むくみ)」に同じ。 0
進撃 シンゲキ [0] 軍隊で、敵陣に向かって進み、攻撃すること。「破竹の―を開始した」 進攻 退却・撤退 0
富む と-む [1] ①たくさんの財産をもつ。金持ちになる。「―んだ暮らし」 ②豊富に含む。豊かである。「独創性に―んだ作品」「地下資源に―んだ国」 0
製錬 セイレン [0] 鉱石などの原料から金属を分離・抽出して精製したり、合金をつくったりする工程。冶金(ヤキン)。 0
疾病 シッペイ [0] 病気。「―でよく学校を休んでいる」 疾患 0
一人静 ひとりしずか センリョウ科の多年草。山野に自生。高さ二○から三○(センチメートル)。茎の上部に二対の葉が輪生のようにつき、早春その間から一本の花穂を出して白く小さい花をつける。糸状の雄しべが特徴。春 1
歯朶 シダ [1] シダ植物の総称。 羊歯(しだ) 0
鱒 ます [0],[2] サケ科で「マス」と名のつく魚の総称。海で成長し、川をさかのぼって産卵する。ベニマス・ニジマスなど。また、海へ下らないニジマスを指すこともある。食用。 春 0
合目的 ゴウモクテキ [3] ある物事や行動などが一定の目的にかなっていること。「―的な行為」 0
長月 ながつき [2] 陰暦の九月の異名。秋参考「ながづき」とも読む。 0
極左 キョクサ [1],[0] 極端に急進的で権力を否定する政治思想。また、その思想をもつ人。極右参考「左」は左翼の意。 0
民望 ミンボウ [0] ①世間の人望。世間の人気。「―のある政治家」衆望 ②人民の希望。「―をになう国づくり」 0
貴耳賤目 キジセンモク 耳を貴び目を賤しむ(たっと) 0
困苦 コンク [1] 物や金銭がなくて、生活に困り苦しむこと。困窮・貧窮 0
鍔競り合い・鍔迫り合い つばぜりあい ①互いに相手の刀を鍔で受けとめたまま押し合うこと。 ②互いに譲らず、激しく争うこと。「両者―を演じている」 0
鉱 あらがね [0] 掘り出したままで精錬していない、有用な金属を含んだ岩石のかたまり。鉱石。 0
紙背 シハイ [1],[0] ①紙の裏面。 ②文章の裏の意味。「眼光―に徹す(文面にない深い意味を読みとる)」 0
姸麗 ケンレイ あでやかでうつくしいこと。うつくしくてつややかなこと。 0
竹藪 たけやぶ [0] タケの多く生えている林。「―に矢を射るよう(無益なことのたとえ)」竹林 0
独往 ドクオウ [0] ひとりで行くこと。ひとりの力で進むこと。「自主―」独歩・独行 0
算える かぞ-える [3] ①そろえて勘定する。特に、そろばんでかぞえる。「入場者を―える」 ②仲間として扱う。とりあげる。列挙する。あたまかずに入れる。「偉大な学者に―えられる」 0
臥竜 ガリョウ [0] 世間に知られていない大人物。故事 中国、三国時代、蜀(ショク)の諸葛孔明(ショカツコウメイ)を、潜んでいる竜にたとえたことから。参考「ガリュウ」とも読む。 0
短夜 みじかよ [3] すぐ明ける夜。夏の短い夜。夏参考「タンヤ」とも読む。 0
曳く ひ-く [0] ①物をひきずる。後ろに長くひきずる。 ②ひっぱる。ひきよせる。「浜で地曳網を―く」 0
系列 ケイレツ [0] ①系統立てて並べられた一連のもの。「古典主義の―に属する」 ②資本や生産・販売などでの企業の結合。「―会社」 0
遺失 イシツ [0] 金品を落としたり、置き忘れたりしてなくすこと。「車内の―物が多い」紛失 0
我 ガ [1] 自分の考えや意志。わがまま。「―を通す」「いつまでも―を張るな」 0
芋蔓式 いもづるシキ [0] 芋のつるを引っ張ると芋がずるずると連なって出てくるように、次々と続いて関連するものが現れ出ること。「―に共犯者の名が明らかになった」 0
専擅 センセン 上の命令などを聞かず、自分の思うとおりに行うこと。 0
擬 まがい [3] 本物に似せて作られたもの。にせもの。「―品」 0
惻隠の心は仁の端なり ソクインのこころはジンのタンなり 人の不幸をあわれみいたむことは、仁のきざしである。〈『孟子(モウシ)』〉 参考「仁」は、儒教で最高の徳と説かれるもので、親愛の情を万人に及ぼすこと。 0
塡補 テンポ 不足や欠損をうめておぎなうこと。補塡 0
手枕 てまくら [2] 腕をまげて、枕にすること。腕枕。 参考「たまくら」とも読む。 0
丁男 テイダン 成人した男性。一人前の男。壮丁。参考「テイナン」とも読む。 0
帆影 ほかげ [0] 遠くに見える船の帆。帆だけが見える場合に用いる。 0
迂直の計 ウチョクのケイ 遠回りのようだが、実際には最も効果的な手段のこと。「迂」は遠回りすること、「直」は直行する意。 由来迂回して敵を安心させ敵の油断に乗じて一気に攻めこむ戦法から。〈『孫子』〉急がば回れ 0
企劃 キカク [0] 企画 0
警 ケイヒツ 天子・貴人の通行や神事の際、先払いが声を掛けて人々を静めること。また、その声。みさきおい。「―の声がかかる」 0
佐 すけ 律令(リツリョウ)制における四等官の第二位。長官(かみ)を補佐した。 参考役所によって「輔・介・助」などと書いた。 0
苛察 カサツ 細かい事柄まで、きびしく取り調べること。 0
潜在意識 センザイイシキ [5] 心の奥深くにひそみ、自覚がないままに行動や思考に影響を与える意識。 0
紺屋の白袴(しろばかま) コウやのしろばかま 他人のためにばかり忙しくて、自分のためには何もできないたとえ。由来 染め物が専門の紺屋が白い袴をはいていることから。医者の不養生・髪結い髪結わず 0
擬蟻 ありもどき 外見がアリに似た甲虫の総称。落ち葉の下などにすむ。マツにつく害虫を捕食するアリモドキカッコウムシやサツマイモを食害するアリモドキゾウムシなどがいる。表記「蟻擬」とも書く。 1
窺く のぞ-く 小さなすきまや穴などからそっと見る。中のようすをうかがう。 0
類型 ルイケイ [0] ①似た性質のものを集め、共通点を取り出してまとめあげた型。タイプ。「民話には幾つかの―がある」「―が異なる」 ②個性のない、ありふれたもの。「―的な商品」「作中人物の描写が―的だ」 0
詬める はずかし-める 悪口を言って、はじをかかせる。侮辱する。 0
甑 こしき [1] 米や豆などを蒸す道具で、土焼きのおけ。底に湯気の通る穴があり、釜(かま)にのせて使用。今のせいろ。「遺跡から―が発掘された」 0
持論 ジロン [0] 前々から主張し続けている意見。「―の披露」 持説 0
墓誌銘 ボシメイ [2] 墓誌の文章の末尾に加えられる韻文。 0
平滑流暢 ヘイカツリュウチョウ 言葉などがなめらかに、よどみなく流れ出るさま。 0
熱戦 ネッセン [0] 熱のこもった激しい試合や勝負。「高校野球で―をくりひろげる」 0
靄靄 アイアイ [0] ①もやや雲が集まり、たなびくさま。 ②打ちとけてなごやかな気分が満ちているさま。「和気―」表記②「藹藹」とも書く。 0
的 まと [0] ①矢や弾丸などをあてる標的。「矢で―を射る」 ②めあて。目標。「志望大学の―をしぼる」 ③攻撃や関心が集中する対象。「同世代の羨望(センボウ)の―となる」 0
姚しい うつく-しい ほっそりとして見た目にきれいである。みめよい。 0
先 さき [1] ①前の部分。先端。「筆の―」「さおの―」 ②位置が前であること。特に、一番前。「―に立つ」「―を歩く」 ③順が前であること。早いこと。「―に買物に行く」「―に発見する」 ④進んで行く方向。行き着く場所。「この―通行止め」「行く―を伝える」 ⑤相手。「―さまのご都合」 ⑥将来。「―が思いやられる」 ⑦以前。過去。「―に挙げたように」 0
貪る むさぼ-る [3] ①ひどく欲張る。際限なく欲しがる。「安逸を―る」「暴利を―る」 ②ある事を飽きることなくし続ける。「―るように本を読む」 0
潤筆 ジュンピツ 絵や書をかくこと。「―料」 揮毫(キゴウ) 参考筆をぬらす意。 0
防災 ボウサイ [0] 災害を防ぐこと。「―訓練」「―センター」 0
神佑・神祐 シンユウ 神の助け。「―天助」 神助 参考「佑」「祐」はともにたすける意。 0
煤 すす [1],[2] ①煙のなかに含まれる黒い炭素の粉。 ②煙とほこりが混ざって黒くかたまったもの。「大仏さまの―払い」 0
入費 ニュウヒ [0] 仕事やあることをするのにかかる費用。経費。かかり。 0
鞋 くつ [2] はきもの。短いくつ。わらじ。また、宮中ではく、くつ。 0
行くに径(こみち)に由(よ)らず ゆくにこみちによらず 物事に対して堂々と真正面から取り組むたとえ。裏道を通らず、常に大通りを通るなど行動の公正なこと。故事 孔子の弟子の子游(シユウ)が、孔子によい人物を得たか、と尋ねられたのに対して澹台滅明(タンダイメツメイ)という人物をあげて「彼は道を行くのに近道をせず、公事でない限り私の部屋にきません」と評した言葉から。〈『論語』〉 0
発車 ハッシャ [0] 止まっていた汽車・電車・自動車などが動き出すこと。停車 0
瞿麦 なでしこ [2] ナデシコ科の多年草。 由来「瞿麦」は漢名からの誤用。 撫子(なでしこ) 1
嘆く なげ-く [2] ①深く悲しむ。悲しみを口に出して言う。「親友の死を―く」 ②憤りなどを感じて憂える。「政治の腐敗を―く」表記「歎く」とも書く。 0
偉業 イギョウ [0] すぐれた仕事や業績。「世界的な―を達成する」 0
節婦 セップ [1] 貞操を堅く守る女性。「―は二夫に見(まみ)えず」 貞婦・貞女 0
阿嬌 アキョウ ①美しい女性。美人。 ②中国、漢の武帝の妻。 0
渓澗 ケイカン [0] 谷川。渓流。表記「谿澗」とも書く。参考「澗」は谷を流れる水の意。 0
不逞 フテイ [0] 勝手きままにずうずうしく行動すること。「―の輩(やから)は許さない」参考「逞」は無鉄砲に振る舞うさまをいう。 0
出任せ でまかせ [0] 考えもなしに口から出るまま、いい加減なことを言うこと。また、その言葉。出放題。「口から―を言う」 0
落葵 つるむらさき ツルムラサキ科のつる性一年草。熱帯アジア原産。観賞用・食用に栽培。全体に多肉質で、葉は広卵形。夏から秋、葉のわきに花穂をつけ、紫色の実を結ぶ。果汁から紫色の染料をとる。由来「落葵」は漢名から。表記「蔓紫」とも書く。 1
粗餐 ソサン [0] そまつな食事。また、人に出す食事をへりくだっていう語。「―を差し上げたい」 粗飯 0
密雲 ミツウン [0] すきまなく重なっている厚い雲。密集した雲。 0
分配 ブンパイ [0] ①わけて、くばること。配分。「補償金を該当者で―する」 ②労働者に対する賃金、出資者に対する配当、地主に対する地代というように、生産に参加した者がそのわけ前を受け取ること。 0
孤軍奮闘 コグンフントウ [1] 支援する者がなく、ただ一人で懸命に努力すること。 由来孤立した少数の軍勢が、敵軍と懸命に戦う意から。僑軍孤進(キョウグンコシン)
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四字熟語根掘り葉掘り92:「孤軍奮闘」に偲ぶ維新の英雄
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
三つ揃い みつぞろい [3],[0] ①三つそろって一組になるもの。 ②洋服で、上着・チョッキ・ズボンの三つがそろっているもの。特に、背広をいう。 0
兀立 コツリツ ①とびぬけて高くそびえ立つさま。 ②姿勢正しく立つさま。 0
雨曝し あまざらし [3] 戸外にほうっておき、雨にぬれるままにしておくこと。「―の材木」 野曝し 0
贔屭の引き倒し ヒイキのひきたおし 贔屭しすぎて、かえってその人をだめにしたり迷惑をかけたりすること。 0
却ける しりぞ-ける [4] ①押し戻す。つきかえす。断る。こばむ。「請願を―ける」 ②やめさせる。遠ざける。「要職から―ける」「秘書を―けて話をする」 0
徽い よ-い こまやかで美しい。小さくて美しい。りっぱで美しい。 0
蒸らす む-らす [2] むれるようにする。「最後にご飯を二〇分間―す」 0
配分 ハイブン [0] 割り当ててくばること。「利益の公正な―」分配 0
交誼 コウギ [1] 親しいつきあい。友だちのよしみ。「―を結ぶ」交情・友誼 0
祈狩り うけいがり 吉凶を獲物によって占うためにする狩り。 1
芸林 ゲイリン [0] 芸術家や文学者の仲間や社会。芸苑(ゲイエン) 0
未詳 ミショウ [0] 今のところ、くわしくわかっていないこと。まだ明らかでないこと。「古典には作者―の作品が多い」 0
零丁孤苦 レイテイコク おちぶれて助ける人もなく、ひとりで苦しむこと。「零丁」はおちぶれて、頼りのないさま。「孤苦」は助けもなく、ひとり苦しむ意。〈李密(リミツ)の文〉 0
平仄 ヒョウソク [0] ①漢字の四声(シセイ)を大きく二つに分けていう語。「平」は平声(ヒョウショウ)、「仄」は上声(ジョウショウ)・去声(キョショウ)・入声(ニッショウ)の三声。漢詩をつくるとき、この二種の声調の字の並べ方に細かい規則がある。 ②話の筋道。前後の脈絡。つじつま。「きみの話は―が合わない」 0
名字 ミョウジ [1] その家を表す名。家系の名。姓。氏(うじ)。「江戸時代、―帯刀(タイトウ)は武士の特権だった」表記「苗字」とも書く。 0
柳巷花街 リュウコウカガイ 遊里・色町のこと。「柳巷」は、ヤナギの植えてある街路。「花街」は、花の咲いている町。昔、色町にはヤナギが多く植えられていたことから。〈黄庭堅(コウテイケン)の詩〉柳陌花街(リュウハクカガイ)・花柳狭斜 0
嗽 うがい [0] 水などを口に含み、口中やのどをすすぐこと。すすいで吐き出すこと。「風邪防止に―をする」 表記「漱」とも書く。 0
群雲 むらくも [0] 群がり集まった雲。一群の雲。表記「叢雲・村雲」とも書く。 0
累計 ルイケイ [0] 小計をつぎつぎに加えて合計を出すこと。また、その合計。「選挙区ごとの得票数を―する」累算・総計 0
加盟 カメイ [0] 団体や同盟に加入すること。「―団体の増加」脱退 0
協奏曲 キョウソウキョク [3] 独奏楽器と管弦楽とが合奏するよう作曲された器楽曲。コンチェルト。「ピアノ―」 0
庇う かば-う [2] ①他から害を受けないように、おおいまもり、まもり助ける。「彼女を―って前へ出た」 ②身体に負った傷や痛みなどが、さらに悪くならないようにいたわること。「膝(ひざ)の痛みを―いながら走る」 0
萌む めぐ-む [2] 芽を出す。芽生える。芽吹く。春 「木々が―む候になった」 0
亨る とお-る 支障なく行われる。思いどおりに順調に運ぶ。 0
一唱三嘆 イッショウサンタン [0] すぐれた詩文を賞賛する言葉。詩文を一度詠(よ)み上げる間に、何度も感嘆する意から。〈『礼記(ライキ)』〉「―に値する名作」表記「一唱」は「一倡」、「三嘆」は「三歎」とも書く。一読三嘆 0
息遣い いきづかい [3] 息の調子。呼吸のようす。「―が荒い」 0
優勢 ユウセイ [0] 勢いや形勢が他よりまさっていること。「―な局面が崩れる」「―を保つ」劣勢 0
淵 ふち [2] ①川などで、水が深くよどんでいる所。瀬 ②簡単に抜け出せない困難な境遇。「絶望の―に立つ」 0
櫪 くぬぎ [0] ブナ科の落葉高木。 櫟(くぬぎ) 0
病弊 ビョウヘイ [0] 物事の内にひそむ害となる事柄。「組織の―を断つ」参考「弊」は、弊害の意。 0
美感 ビカン [0] 美しいと感じる気持ち。美に対しての感覚。「鋭い―」 0
別離 ベツリ [1] 離れ離れになること。わかれ。「親しい友人との―を悲しむ」離別 0
南征北伐 ナンセイホクバツ あちらこちらと戦争を繰り返して、平穏なときがないこと。「征」も「伐」も敵を攻めうつ意。 0
一念発起 イチネンホッキ [5] ①ある事を成し遂げようと決心すること。「―して猛練習に励む」 ②仏道に入り、悟りをひらこうと決意すること。〈『歎異抄(タンニショウ)』〉一念発心・一心発起・感奮興起 0
慧可断臂 エカダンピ 並々ならぬ決意を示すたとえ。故事 中国、魏(ギ)の高僧慧可は、当時嵩山(スウザン)にいたインドの高僧達磨(ダルマ)に教えを請うのに自分の左腕を切り落としてまでその決意のほどを示し、達磨も入門を許した故事から。「臂」は、肘(ひじ)・腕の意。 0
一幅 イップク [2] 書画の掛軸の一つ。「―の絵のような風景」 0
立春 リッシュン [0] 二十四節気の一つ。陽暦で節分の翌日、二月四日ころ。暦のうえで春が始まる日。春参考陽暦で、立夏は五月六日ころ、立秋は八月七日ころ、立冬は一一月八日ころ。 0
滅菌 メッキン [0] 熱や薬品などで細菌を死滅させること。「―されたガーゼ」殺菌 0
発疹 ハッシン [0] 皮膚に小さな吹き出物ができること。また、その吹き出物。皮疹。参考「ホッシン」とも読む。 0
共 とも [0],[1] ①一緒。全部。みな。「寝食を―にした仲」「―働き」 ②同種の。同じ。「ズボンの―ぎれ」「スーツと―のベスト」 0
詩情 シジョウ [0] ①詩のもっているような情緒。詩的な味わい。「―豊かな風景」 詩趣 ②詩を作りたい気分。「―をそそる春の雲」 詩興 0
放屁 ホウヒ [1],[0] 屁(へ)を放つこと。おならをすること。 0
福助 フクすけ [2] ①幸福を招くという男の人形。童顔で大きな頭にちょんまげを結い、裃(かみしも)を着て正座した人形。 ②①のように、頭がたいそう大きい人のたとえ。 0
あな ①出入りする、くぐりあな。 ②あなぐら。穀物をたくわえておく大きなあな。 0
飄飄 ヒョウヒョウ [0] ①俗世間にとらわれず、つかまえどころのないさま。「―とした人物」飄然 ②風に吹かれてひるがえるさま。「―と舞う落ち葉」 ③行き先や居場所が定まらないさま。「―踉踉(ロウロウ)(ふらふらと歩くこと)」 0
勤続 キンゾク [0] 同じ勤め先に続けて勤務すること。「―三十年の表彰」 0
陰行草 ひきよもぎ ゴマノハグサ科の半寄生一年草。山野に自生。茎は約五〇(センチメートル)。葉はヨモギに似て羽状。夏、上方の葉のわきに黄色い唇形の花をつける。 由来「陰行草」は漢名から。表記「引艾」とも書く。 1
鼻梁 ビリョウ [0] 鼻筋。鼻茎(ビケイ)。はなばしら。「―の目立つ顔」 0
尾を塗中に曳く おをトチュウにひく 役人の高官になって自由を束縛されるより、貧しくても自由で安らかな生活を送るほうがよいたとえ。カメは死んで占いに使われる神亀(シンキ)として祭られるよりも、泥のなかに尾を引きずってでも生きていたいものであるという意から。「塗中」は泥のなかの意。故事 中国、戦国時代、荘子が楚(ソ)王から宰相就任の要請を受けたときの断りの言葉から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
身に過ぎた果報は災いの基(もと) みにすぎたカホウはわざわいのもと 人間には身分相応ということがある。身分にふさわしくないほどの幸福は、とかくのちの災難の元になりがちだという教え。 0
服部 はとりべ 大化改新以前、機織りを業として大和朝廷に直属した世襲制の品部(しなべ)。 1
抗菌 コウキン [0] 細菌が繁殖するのを防ぐこと。「―加工がされたまな板」 0
忘却 ボウキャク [0] わすれ去ること。「―の彼方」参考「却」はしりぞける意。 0
荒御魂 あらみたま あらあらしい神霊。和御魂(にきみたま) 0
石灯籠 いしドウロウ [3] 石で作った灯籠。寺社や庭園などに置かれる。 0
淫する イン-する [3] 夢中になる。度が過ぎる。おぼれる。ふける。「酒に―する」 0
滞空 タイクウ [0] 飛行機などが空を飛び続けること。「―時間の新記録」 0
弁明 ベンメイ [0] ①説明して、物事を明らかにすること。「新しい物理法則を―する」 ②説明して、自分の言動を納得してもらうこと。「昨日の行動について―する」弁解 0
慧眼 ケイガン [0] 物事の本質を見抜く鋭い眼力や見識。洞察力。「―の士」表記「炯眼」とも書く。参考「エゲン」と読めば別の意になる。 0
他力本願 タリキホンガン [4] ①阿弥陀(アミダ)仏の本願の力にすがって、極楽往生すること。〈『教行信証(キョウギョウシンショウ)』〉悪人正機(アクニンショウキ) ②自分では努力せず、他人の助力をあてにすること。「―で自分の進路を決めてしまう」 0
万古千秋 バンコセンシュウ はるか過去から未来までずっと。永遠に。「千秋」は千年で、長い年月の意。 0
蕃族 バンゾク [1] 蛮族 0
華族 カゾク [1] 明治時代に、皇族の下、士族の上に置かれた身分の一つ。公・侯・伯・子・男の五爵位(シャクイ)をもつ人とその家族。一九四七(昭和二二)年に廃止。 0
上声 ジョウショウ [1],[0] 漢字の四声(シセイ)の一つ。最初は低く、しだいに最も高いところまで上げる音声。 0
母様 かかさま 母を親しみ敬っていう語。おかあさま。父様(ととさま) 1
嘔う うた-う ①節をつけてうたう。 ②ほめたたえてうたう。表記「謳う」とも書く。 0
平淡 ヘイタン [0] あっさりしていること。さっぱりしていること。「―なリズムの曲」「―な付き合い」 0
艱険 カンケン ①山道などの険しい所。難所。 ②悩みと苦しみ。困難。 0
徴候 チョウコウ [0] 物事の起こりがそれと分かるしるし。「回復の―が現れる」前兆 0
安物 やすもの [0] 値段の安い品物。安価で品質の悪いもの。 0
花紅柳緑 カコウリュウリョク 花はくれない、柳はみどり。春のきれいな景色の形容。転じて、色とりどりの装いの形容。また、人の手を加えていない自然のままの美しさの形容。参考「柳緑花紅」ともいう。 0
陥落 カンラク [0] ①穴などに落ちること。 ②土地の一部が落ちくぼむこと。陥没・陥入 ③攻め落とされること。「城が―した」 ④順位・地位などが下がること。「首位から―した」 0
蚊帳・蚊屋 かや カを防ぐために寝床の上をおおう、麻や木綿でつくった寝具。四隅をひもでつり下げて用いる。「―の外(仲間はずれにされること)」 夏参考「蚊帳」は「かチョウ・ブンチョウ」とも読む。 1
碧落 ヘキラク ①青空。大空。 ②世界の果て。果てしなく遠く離れた所。 0
束の間 つかのま [0] ほんの少しの間。わずかの間。「―の幸せをかみしめる」 由来「束(つか)」は指四本で握るほどの長さであることから。 0
徭 えだち 昔、国家が人民を徴用して公の土木工事などの労働に使うこと。徭役(ヨウエキ)。 0
体よく テイ-よく [3] 差しさわりのないように巧みに。もっともらしく。「―断る」 0
生蕎麦 きそば [0],[2] 小麦粉などを混ぜないで、そば粉だけで作ったそば。 1
鱗 うろこ [0] 魚類や爬虫(ハチュウ)類などの体の表面を、並んだようにおおっている薄い小片。 0
虎刺 ありどおし アカネ科の常緑小低木。 由来「虎刺」は漢名から。 蟻通(ありどおし) 1
裏腹 うらはら [0] あべこべ。反対。「努力とは―に成績が下がった」 0
簀巻 すまき [0] ①簀(す)で物を巻いて包むこと。 ②近世の私刑の一種。簀で人の体を巻いて水中に投げこむ。 0
千鈞 センキン [0] 非常に重いこと。「―の重みをもつ言葉」 万鈞 参考「鈞」は、重さの単位。一鈞は三〇斤。 0
歴遊 レキユウ [0] 各地を回って遊ぶこと。各地を旅すること。巡遊 0
発狂 ハッキョウ [0] 精神に異常をきたすこと。 0
紅霞 コウカ [1] 夕日であかく染まったかすみ。また、夕焼け雲。 0
避難 ヒナン [1] 災難をさけて、安全な別の場所へ移ること。「全員校庭に―した」「―訓練」「緊急―」 0
遊冶 ユウヤ 酒色(シュショク)にふけること。芸妓(ゲイギ)遊びをすること。表記「游冶」とも書く。参考「冶」はとかす意。 0
下 した [2] ①位置が低い所。低い方向。しも。「坂の―」 ②内側。「セーターの―のシャツ」 ③地位・等級などが低いこと。「人事異動であの人の―についた」 ④年が若いこと。「弟は三歳―です」 ⑤技術や能力で劣ること。「将棋の腕前は私が―だ」 ①~⑤上 ⑥すぐあと。直後。「笑う―からもう泣き出す」 ⑦心の奥底。「笑顔の―に野望を秘めている」 0
誘惑 ユウワク [0] 人の心を迷わせて、悪い状態へさそいこむこと。「夜の街は―が多い」 0
竜馬の躓き リュウメのつまずき どんなにすぐれた人物であっても、失敗はあることのたとえ。弘法(こうぼう)にも筆の誤り・猿も木から落ちる 0
羸れる つか-れる 力がなくなってぐったりする。力がなえて衰える。弱る。 0
公約 コウヤク [0] 政府や政治家などが、国民に対して政策を実行すると約束すること。また、その約束。「選挙―」 0
朗報 ロウホウ [0] よい知らせ。明るい知らせ。「合格の―が届く」吉報悲報 0
源 みなもと [0] ①川の流れ出る所。水源。 ②物事の始まり。根源。「悪の―を絶つ」 0
物の怪・物の気 もののケ 恨みをもち、祟(たた)るといわれる、死者または生きている人の霊魂。「―が憑(つ)く」「―のたたり」悪霊 0
片 ペンス [1] イギリスの貨幣単位。一〇〇ペンスで一ポンド。単数形ペニーの複数形。 0
転換 テンカン [0] 傾向や方針などが、それまでとまったく変わること。また、変えること。「散歩で気分―を図る」 0
首席 シュセキ [0] 第一位の席次。また、その人。「―で卒業する」 首位 0
所蔵 ショゾウ [0] 自分の物として所有し、しまっていること。また、その物。「高橋氏―の刀剣」「―品」 0
縞素 コウソ ①白い絹の喪服。②書画をかく白い絹。参考「縞」も「素」も白絹の意。 0
金翅雀 ひわ アトリ科の小鳥の総称。 由来「金翅雀」は漢名から。 鶸(ひわ) 1
梯形 テイケイ [0] 一組の向かい合った辺が、平行な四辺形。台形の旧称。 0
靴擦れ くつずれ [0],[4] 足に合わない靴と皮膚とがすれること。また、すれてできた傷。「山登りで―ができた」 0
底意地 そこイジ [0] 心の奥底に隠れている気性。「―が悪い」 0
彼も一時此も一時 かれもイチジこれもイチジ あれはあの時、これはこの時の意で、時とともに世の中は変わっていくものだから、あの時はあのやり方で、今はこのやり方でよいということ。〈『孟子(モウシ)』〉 0
改竄 カイザン [0] 公文書・証書などの文字や語句を都合のよいように書きかえること。「調書を―する」 0
鐺 こじり [0],[3] ①刀の鞘(さや)の先端。また、その飾りの金具。鞘尻(さやじり)。 ②垂木(たるき)などの末端。また、その飾り。参考「木尻」の意。 0
受付 うけつけ [0] ①書類などを受けつけること。「募集の―期間」 ②用件や来客などを取り次ぐ場所。また、その係。「会社の―」 0
創める はじ-める [0] 新しい事業や会社をつくりだす。「花屋を―める」 0
薄刃 うすば [0] 刃の薄いもの。特に、刃の薄い包丁をいう。 0
強将の下に弱兵なし キョウショウのもとにジャクヘイなし 強い大将の部下には、その感化によって弱い兵士はいない。〈蘇軾(ソショク)の文〉参考「強将」は「勇将」、「弱兵」は「弱卒」ともいう。 0
放下 ホウカ [0],[1] ①投げ捨てること。投げおろすこと。 ②中世・近世に行われた田楽から転化した民間芸能。手品・曲芸や小切子(こきりこ)を操って小歌をうたうなどの大道芸。「―僧」参考「ホウゲ」と読めば、仏教用語で悟りを開くために俗世の執着を投げ捨てる意。 0
盤秤 さらばかり [3] はかる物をのせる部分が皿の形になっているはかり。表記「皿秤」とも書く。 1
鬼門 キモン [0] ①陰陽道(オンヨウドウ)で、鬼が出入りするとして忌(い)み嫌う方角。丑寅(うしとら)、北東の方角。「―除(よ)け」 ②苦手な人や事柄。行くとよいことのない場所など。「あの家は―だ」 0
儀容 ギヨウ [0] 礼儀にかなった姿や態度。容儀・礼容 0
禁制 キンセイ [0] ①法規や命令で、ある行為を禁じること。また、その法規や命令。「女人(ニョニン)―」「―を解く」禁令 ②和歌・俳諧(ハイカイ)などで、禁じられている方式や言葉。参考「キンゼイ」とも読む。 0
世代 セダイ [1],[0] ①親・子・孫など、同じ血筋を引いたそれぞれの代。「三―住宅」 ②時をほぼ同じくして生まれたり、時代的経験などを共有したりしている一定の年齢層。ジェネレーション。「同―」 参考「セタイ・セイダイ」とも読む。 0
紐 ひも [0] ①物を束ねたりくくったり、しばりつけたりする細長いもの。糸より太く、綱より細いものをいう。「―で絡げる」 ②背後で操る人物や条件。「―つきの予算」 ③女性を働かせて、金品を貢がせる情夫を俗にいう語。 0
橙皮 トウヒ ダイダイの皮を乾燥させたもの。芳香・苦味があり、健胃剤・防臭剤として用いる。 0
大慶 タイケイ [0] 非常にめでたく、よろこばしいこと。「―至極(シゴク)に存じます」 0
馬車 バシャ [1] 人や荷物を乗せ、ウマに引かせる車。「幌(ほろ)―」「―馬のように働く」 0
酒坊・酒房 シュボウ 酒を売る店。酒屋。 0
配剤 ハイザイ [0] ①薬を調合すること。 ②ほどよく取り合わせること。「天の―」 0
留年 リュウネン [0] 学生が規定の学科単位不足などのため、進級または卒業できずにその学年にとどまること。 0
飯借り ままかり 瀬戸内地方でサッパの別称。また、その酢漬け。サッパはニシン科の海魚で、マイワシに似る。 0
地点 チテン [1],[0] 地上の、ある特定の場所や位置。「マラソンのスタート―」 0
皮切り かわきり [0],[4] ①物事の最初。手始め。「東京を―に全国各地でコンサートを開く」 ②最初に据えるときの一つの灸(キュウ)。「―の一灸(イッキュウ)(何事も最初は苦しいということのたとえ)」 0
紙漉槽 かみすきぶね 紙をすくときに、原料を溶かした水を入れておく水槽。かみぶね。 0
雑件 ザッケン [0] いろいろな種類のこまごまとした事件や用件。「―をかたづける」 0
砲音 つつおと [0] 鉄砲や大砲が弾丸を撃ちだすときの音。「―が響きわたる」 0
繽紛 ヒンプン [0] 多くのものが入り乱れるさま。また、花や雪などが乱れ散るさま。 0
病葉 わくらば [0],[3] 病気や害虫のために、変色したり枯れたりした葉。特に、夏のうちに赤や黄に色づいて縮まった葉。夏 1
宿痾 シュクア [2],[1] 以前からわずらっていて治らない病気。「―に苦しむ」 持病 0
南洽北暢 ナンコウホクチョウ 天子の威光と恩恵が、四方八方に広く行き渡ること。「洽」も「暢」も広く行き渡る意。 0
公認 コウニン [0] ①国・政党・団体などが正式に認めること。また、そのもの。「党―の候補者」「―会計士の試験に合格した」 ②一般の人が、公然と認めること。「親―のつきあい」 0
腸捻転 チョウネンテン [3] 腸がねじれる病気。激しい腹痛や嘔吐(オウト)などがあり、死に至ることもある。 0
駕御・駕馭 ガギョ ①ウマを自由に使いこなすこと。 ②思いのままに人を使うこと。 0
咳嗽 ガイソウ [0] 急にせきこむこと。せき。しわぶき。 0
貶とす お-とす ①低く評価する。「名声を地に―す」 ②官位を下げる。 0
漆 うるし [1] ①ウルシ科の落葉高木。中央アジア原産。古く日本に渡来し、各地で栽培。葉は羽状複葉で、秋に紅葉する。触れるとかぶれることもある。樹液から塗料を、果実からろうを作る。 ②①の樹液で作った塗料。「―塗りの家具」 0
連璧 レンペキ 才知のすぐれた二人をいう。二つそろったすぐれたもののたとえ。一対のすばらしい玉の意から。故事 中国、晋(シン)の潘岳(ハンガク)と夏侯湛(カコウタン)の二人は、少年時代から英才のほまれ高く、都へのぼってからも常に行動をともにしたので、人々が両人を「連璧」と呼んだ故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉双璧(ソウヘキ) 0
軍扇 グンセン [0] 昔、武将が軍隊を指図するために用いたおうぎ。多く、骨を鉄で作って漆紙を張り、表に日輪、裏に月の形をかいた。 0
鶴嘴 つるはし [2] かたい土砂などを掘り起こすのに使う道具。柄(え)の先に、両端がツルのくちばしのようにとがった鉄器をつけたもの。 0
名聞利養 ミョウモンリヨウ 名声を得ることと、財産を増やすこと。「利養」は財産を得て身を肥やすこと。五欲のなかの名誉欲と財欲。 0
一字千金 イチジセンキン [2] 非常にりっぱな文章や文字のこと。一字が千金もの価値がある意から。故事 中国、秦(シン)の呂不韋(リョフイ)が、『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』を著したとき、その自信のほどを示し「一字でも添削できた者には千金を与えよう」と言った故事から。〈『史記』〉 0
夕立は馬の背を分ける ゆうだちはうまのせをわける 夕立が、限られたごく狭い範囲に降ることのたとえ。夕立はウマの片側には降っても、もう一方の側には降らない意から。 0
良賈は深く蔵して虚しきが如し リョウコはふかくゾウしてむなしきがごとし 賢者はその学徳や才能を深く隠して、ひけらかすことはしないたとえ。「賈」は商人の意。よい商人は品物があっても店の奥にしまって店先に並べないために、何もないように見えることから。由来老子のもとを訪れ、「礼」についてたずねた孔子に対して老子が言った言葉から。〈『史記』〉 0
衝く つ-く 勢いよくぶつかる。つき当たる。つき上げる。「天を―く勢い」 0
動力 ドウリョク [1],[0] 機械を動かす力。電力・水力・風力・原子力など。「―計」 0
通暁暢達 ツウギョウチョウタツ 物事に深く通じていて、文章や言葉がのびやかなさま。「暢達」は、文体などがのびのびとしていて意味がよく通じるさま。 0
駑馬 ドバ [1] ①あしの遅いウマ。駄馬 ②才能のない人のたとえ。 ①②駑駘 0
弔慰 チョウイ [1] 死者をとむらい、遺族をなぐさめること。「―金」弔問祝賀 0
遍く あまね-く [3] 及ばないところがなく。広く。まんべんなく。「彼の腕前は―知れ渡っている」 0
緯・緯糸 よこいと 織物で横に織りこむ糸。ぬき糸。よこ。経(たていと)表記「横糸」とも書く。 1
家鴨 あひる [0] カモ科の鳥。マガモを家畜として改良したもの。翼が小さく飛ぶことはできないが泳ぎは巧み。卵と肉は食用。表記「鶩」とも書く。 1
矢先 やさき [0],[3] ①矢の先端。 矢尻(やじり) ②矢の飛んでくる正面。「―に立つ」 矢面(やおもて) ③物事を始めようとしたちょうどその時。また、始めたとたん。「注意した―に失敗する」 0
隠喩 インユ [0],[1] 「…のようだ」などの比喩を表す言葉を用いず、たとえだけをいう修辞法。「君の目は節穴(ふしあな)だ」の類。暗喩直喩 0
順風 ジュンプウ [0] 船や人の進む方向に吹く風。追い風。おいて。 逆風 0
厭離穢土 オンリエド [1] この世をけがれたものとして、嫌い、離れること。「穢土」はけがれた国土、現世の意。欣求浄土(ゴングジョウド)
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漢字の豆知識 キャッチコピーになった四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
百発百中 ヒャッパツヒャクチュウ [0] ①矢や銃弾がすべて的(まと)に命中すること。 ②予想や意図がすべて当たること。故事 中国、楚(ソ)の養由基(ヨウユウキ)という弓の名人は、一〇〇歩離れた場所から柳の葉を射たが、一〇〇本射て一〇〇本とも命中させたという故事から。〈『戦国策』〉
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四字熟語根掘り葉掘り21:「百発百中」を逆手に取ると…… ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
輔相 ホショウ ①天子をたすけて政治を行うこと。また、その人。 ②一八六八(明治一)年に置かれた政府の最高官職。翌年に廃止された。宰相 0
麋粥 ビシュク うすいかゆ。汁(しる)かゆ。 0
張三李四 チョウサンリシ [5] ごくありふれた一般人のたとえ。由来張氏の三男と李氏の四男の意で、中国では張氏と李氏が非常にありふれた姓であることから。〈『景徳伝灯録』〉張三呂四(チョウサンリョシ) 0
非情 ヒジョウ [0] ①喜怒哀楽がなく、人間味や思いやりがないこと。冷酷なこと。「―の仕打ち」 ②感情のないもの。木・石・草・水など。「―の虫けら」 ①②無情有情(ウジョウ) 0
野営 ヤエイ [0] ①軍隊が野外に陣営を張ること。また、その陣営。露営 ②野外にテントを張って泊まること。野宿・露宿 0
員子 インツウ 中国から伝わった金銀。転じて、金銭。ぜに。表記「銀子」とも書く。 0
鼈人を食わんとして却って人に食わる ベツひとをくわんとしてかえってひとにくわる おろかな者が他人に危害を加えようとして、かえって自分がひどい目に遭うということのたとえ。人をとって食おうとしたスッポンが、逆に、人につかまって食べられてしまうという意から。「鼈」は、スッポン。人捕る亀(かめ)が人に捕られる 0
空模様 そらモヨウ [3] ①天気のようす。「雨になりそうな―だ」 ②事柄のなりゆき。雲行き。「あやしい―」 0
黒南風 くろはえ [0] 梅雨の初めのころに吹く南風。夏 1
孕む はら-む [2] ①妊娠する。みごもる。 ②そのものの中に含みもつ。「争いの種を―む」「危険を―んだ行為」 ③布などが風を受け、片方にふくれる。「帆に風を―んで進む船」 ④植物の穂や芽が出ようとしてふくらむ。「イネが―む」 0
軽やか かろやか [2] 軽そうなさま。軽快な。「―な口調」「急な坂を―に登る」 0
恨めしい うら-めしい [4] ①うらみたい気持ちである。にくい。「そんなに―い顔をするな」 ②思いどおりにならなくて残念だ。「株価の下落が―い」 0
塗れる まみ-れる [3] 粉や液状の物が一面について汚れる。「汗に―れて働く」「埃(ほこり)に―れた顔」 0
野趣 ヤシュ [1] 自然のままの素朴なおもむき。ひなびた風情(フゼイ)。「―に富んだ料理」野情・野致 0
脱退 ダッタイ [0] 所属している集団などから抜けること。「連合会を―する」離脱・脱会加入・加盟 0
貌 かたち [0] ①顔つき。容姿。 ②外見。うわべ。「―ばかりを取り繕っても意味がない」 0
絞める し-める [2] ①ひもや腕などでしぼるように押さえつける。「自分の首を―めるようなものだ」 ②家畜などの首をひねって殺す。「鶏(にわとり)を―める」 0
香囲粉陣 コウイフンジン 大勢の美人にまわりをとりまかれる形容。よい香りの囲いと白粉(おしろい)の列の意から。 0
論陣 ロンジン [0] 議論の組み立て。また、論争の構えや陣立て。「堂々たる―を張る」 0
八十 やそ [1] ①八〇。 ②数の多いこと。「―島(しま)」 1
南燭 しゃしゃんぼ [2],[0] ツツジ科の常緑低木。暖地の山中に自生。初夏、白いつぼ形の小花をつける。果実は小球形で、黒く熟し、食用。 由来「南燭」は漢名から。表記「小小ん坊」とも書く。 1
于役 ウエキ 君命によって、使者として他国に行ったり、国境の警備などに行ったりすること。参考役にゆくの意。 0
起伏 キフク [0] ①地面が高くなったり低くなったりしていること。「―の激しい町」 ②勢いや感情などの揺れ動きや変化。「青年時代は感情の―が激しい」 0
平和 ヘイワ [0] ①戦争がなく、世の中が無事で穏やかなこと。「戦争と―」「紛争を―的に解決する」太平戦争 ②穏やかで安定していること。また、そのさま。「―な暮らしを送る」平穏 0
百済 くだら 四世紀から七世紀にかけて朝鮮半島にあった国。仏教文化などを日本に伝えた。参考「ヒャクサイ」とも読む。 1
根底 コンテイ [0] 物事が成りたつ土台となるもの。根拠。「彼の理論は―からくつがえされた」 「根柢」の書きかえ字。 0
両隣 リョウどなり [3],[0] 左右両方の隣。右隣と左隣。「向こう三軒―」 0
年号 ネンゴウ [3] 年につける呼び名。元号。参考中国では漢の武帝の時に制定された。日本では、六四五年の「大化」が最初とされる。 0
有終の美 ユウシュウのビ [6] 物事を最後まできちんとやりとげ、すばらしい結果を残すこと。「有終」は最後をまっとうすること。〈『詩経』〉「―を飾って引退した」有終完美 0
爪紅 つまぐれ ホウセンカの別称。由来花で爪(つめ)を赤く染めたことから。秋参考「つまくれない・つまべに」とも読む。 鳳仙花(ホウセンカ) 1
肆 みせ [1] 商品を並べて販売するみせ。店舗。市場。 0
玻璃 ハリ [1] ①七宝の一つ。水晶。梵語(ボンゴ)の音訳による語。「瑠璃(ルリ)も―も照らせば光る」 ②ガラスの別称。 0
畦から行くも田から行くも同じ あぜからいくもたからいくもおなじ 手段や方法はちがっても、目的とするところは同じであるたとえ。また、どんなやり方をしても結果は同じであるたとえ。 0
変身 ヘンシン [0] 姿を変えること。また、その姿。「彼は大学卒業を機に―した」「あまりの―ぶりに驚いた」 0
願望 ガンボウ [0] 実現するように、願いのぞむこと。また、その願い。希望・念願 0
洶洶 キョウキョウ ①水がわきあがるさま。波がわき立つさま。 ②たくさんの人が集まって、さわぎどよめくさま。 0
舐る ねぶ-る [2] 舌でなめる。しゃぶる。「飴(あめ)を―らせる」 0
屈まる くぐ-まる [3] 腰を曲げ手足を縮めて丸くなる。ちぢこまる。かがまる。参考「こごまる」とも読む。 0
拝金 ハイキン [0] 金銭をこのうえなく尊重すること。「―主義」 0
声調 セイチョウ [0] ①話し声や歌声の調子。ふしまわし。 ②詩歌の調子。「万葉の―」 0
提げる さ-げる [4] 手や肩などにつるして持つ。「かばんを肩から重そうに―げる」 0
恐惶 あなかしこ ①ああ、こわい。ああ、もったいない。 ②「恐惶(キョウコウ)」に同じ。 ③決して。ゆめゆめ。表記「穴賢」とも書く。 1
麻雀 マージャン [0],[1] 中国から伝わった室内遊戯。四人一組で、あらかじめ配られる一三個の牌(パイ)をもとに、場の牌を順ぐりに取捨して規定の組み合わせを作っていき、上がりを競う。参考中国語から。 0
一飯千金 イッパンセンキン わずかな恩でも、その恩を忘れず、十分な恩返しをするたとえ。一度受けた食事の恵みは、千金に値する恩があるという意。故事 中国、漢の韓信(カンシン)は、貧しかった若いころ、ある老婆に数十日間、食事の世話になった。のちに出世した韓信は、恩を忘れず、その老婆に千金を与えたという故事から。〈『史記』〉一飯の恩 0
声明 セイメイ [0] ある事柄についての意見や考えを公に発表すること。「日韓(ニッカン)共同―」 参考一般に、外交・政治上の意見についていう。「ショウミョウ」と読めば別の意になる。 0
拐引 カイイン [0] 言葉巧みに誘い、どこかに連れていくこと。かどわかすこと。誘拐 0
重石 おもし [0] ①物をおさえるのに使う重いもの。「漬物の―」 ②人をおさえる力。また、それのある人。貫禄(カンロク)。 ③はかりに使うおもり。 0
朝雲暮雨 チョウウンボウ [5] 男女の情交。男女のちぎりのこと。〈宋玉の文〉雲雨巫山 巫山の夢(ソウギョク) 0
叮嚀 テイネイ [1] 丁寧 0
廃立 ハイリツ 臣下が勝手に君主をやめさせて、別の君主を立てること。参考「ハイリュウ」とも読む。 0
集約 シュウヤク [0] 多くのものを集め、一つにまとめること。「社員の意見を―する」 0
酒は諸悪の基 さけはショアクのもと さまざまな悪事の根源は酒であるということ。 0
大葉藻 あまも ヒルムシロ科の多年草。浅い海底に群生。葉はひも状で長さ一(メートル)にもなる。昔、製塩に用いたことから「藻塩草(もしおぐさ)」ともいう。ウミヤナギ。アジモ。由来「大葉藻」は漢名から。表記「甘藻」とも書く。 1
検便 ケンベン [0] 大便を検査すること。寄生虫卵・病原菌・出血などを調べて、腸の健康状態を診断する。 0
金堂 コンドウ [0],[1] 寺院で本尊を安置している建物。本堂。 由来金色に装飾したことから。 0
筵席 エンセキ むしろ。敷物。座席。転じて、宴会の席。「―に加わる」 0
縁の切れ目は子で繫ぐ エンのきれめはこでつなぐ 夫婦仲が冷たくなり、別れそうになっても、子どもの存在が切れそうになった縁をつなぎとめてくれるということ。子は鎹(かすがい) 0
垢面 コウメン あかでよごれた顔。「蓬頭(ホウトウ)―」 0
調査 チョウサ [1] 物事の実態や事実を明確にするために調べること。「世論―」 0
岡焼き おかやき [0] 他の男女が仲がいいのをねたみ、焼きもちを焼くこと。おかやきもち。「二人で歩いていたら―半分で冷やかされた」 表記「傍焼き」とも書く。 0
外柔内剛 ガイジュウナイゴウ [0] 外見はものやわらかでおとなしそうだが、実際は意志が強いこと。参考「内剛外柔」ともいう。内柔外剛 0
美談 ビダン [1],[0] りっぱな行いについての話。聞く人を感心させる美しい話。「隠れた―を披露する」 0
高麗鼠 こまねずみ [3] ネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。中国産ハツカネズミの変種。体は小さく純白。くるくる回る性質がある。愛玩(アイガン)用。マイネズミ。「―のように働く(休みなく働く)」表記「独楽鼠」とも書く。 1
終夜 シュウヤ [0] 一晩中。夜通しずっと。「電車の―運転」 終日(シュウジツ) 参考「よもすがら・よすがら」とも読む。 0
延見 エンケン 呼び寄せて面会すること。引見・接見 0
闇雲 やみくも [0] 深く考えることもせずに物事を行うこと。あてもなく。むやみやたら。由来闇の中で雲をつかむ意から。 0
身欠き鰊 みがきにしん [4] ニシンの頭と尾を取って二つに裂いて干したもの。かきわり。 表記「鰊」は「鯡」とも書く。 参考「みかきにしん」とも読む。 0
艶種 つやだね [0] 男女間の情事に関する話題。「あの男の―には事欠かない」 0
必ず かなら-ず [0] 例外なく。まちがいなく。確実に。きっと。「―名前を書いてください」「来年は―合格してみせる」 0
顰める しか-める [3] 心配・不快・苦痛などのために、顔や額にしわを寄せる。「歯痛に顔を―める」参考「ひそめる」とも読む。 0
熟練 ジュクレン [0] 十分に慣れていて上手なこと。「航空機の操縦は―を要する」「―工」 熟達 0
豆腐皮 ゆば [1] 豆乳(トウニュウ)を煮立て、表面に張った薄い皮をすくい上げて作った食品。うば。表記「湯葉・湯波・油皮」とも書く。 1
武徳 ブトク [1] 武道や武事において、守らなければならない道徳・徳義。 0
竄定 ザンテイ 詩や文章などを直して、正しく改めること。 改定 0
蚌貝 からすがい イシガイ科の二枚貝。湖沼にすむ。殻の長さ約二〇(センチメートル)。卵形で、表面は黒色、内面は真珠光沢がある。肉は食用。殻は細工物やボタンの材料に用いる。春表記「烏貝」とも書く。 1
矢尻 やじり [0],[3] 矢の先端につけたとがったもの。矢の根。 矢先 表記「鏃」とも書く。 0
一言居士 イチゲンこじ [5] 何事にも自分の意見をひとこと言わないと気がすまない人。「伯父は―だ」 参考「一言」は「イチゴン」とも読む。 1
自粛自戒 ジシュクジカイ 自分から進んで言行や態度を戒め慎むこと。
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四字熟語根掘り葉掘り95:軍靴の響きと「自粛自戒」の苦労
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
凅る こお-る 液体が低温のために固まる。寒さで固くこおりつく。 0
峭絶 ショウゼツ 山などが高くそびえ立って、けわしいさま。 0
通話 ツウワ [0] ①電話で話をすること。「電話回線の故障で―が不可能になる」 ②電話で話をするときの、一定時間の長さの単位。「―料金」 0
実績 ジッセキ [0] 実際に現れた成果・功績。「生産の―をあげる」「―がものをいう」 0
肉芽 ニクガ [3],[2] ①ヤマイモなどの葉のつけねにできる球状の芽。零余子(むかご)。 ②皮膚の傷が治りかけたときに表面にもり上がってくる肉。 0
審査 シンサ [1] 人物・能力・物品などを詳しく調べ、優劣や適否などを決めること。「―結果の発表」「書類―」 0
阿吽 アウン [0] ①梵語(ボンゴ)の最初の開口音と最後の閉口音。すべての物事の始まりと終わりを指す。 ②吐く息と吸う息。「―の呼吸」 ③寺社の山門に置かれている一対の仁王像や狛犬(こまいぬ)の顔つき。一方は口を開き、他方は閉じている。 0
貼付・貼附 チョウフ 紙などをはりつけること。「証明書に写真を―する」参考「テンプ」は慣用読み。
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漢字の豆知識 「慣用読み」ってなんだろう「誤読が認められるようになった漢字」(公財)日本漢字能力検定協会 0
竜骨 リュウコツ [0] 船底の中心にまっすぐ通し、船首と船尾をつないで船体を支える鉄材あるいは木材。キール。 0
平方 ヘイホウ [0] ①同じ数や式を二つ掛けること。また、その数や式。二乗。 ②正方形をさす語。「五(メートル)―(一辺の長さが五(メートル)の正方形)の区画」四方 ③面積の単位を表す語。「床面積六〇―(メートル)」 0
俗気 ゾクケ [0],[3] 世間的な名声や富などに心引かれる気持ち。俗人の気風。「人一倍―が多い奴だ」 参考「ゾッケ・ゾッキ」とも読む。 0
分捕る ブンど-る [3] ①他人の物を奪いとる。「他人の土地を―る」 ②戦争で、敵の武器などを奪いとる。 0
渙発 カンパツ 詔勅(ショウチョク)を、天下に広く告げ知らせること。「大詔―」 0
巧遅は拙速に如(し)かず コウチはセッソクにしかず 仕事がたくみであるが遅いより、多少雑でも早いほうがよい。〈『孫子』〉 0
窺知 キチ [1] うかがい知ること。「敵の行動を―する」察知 0
製図 セイズ [0] 設計のために器具を使って図面を作ること。また、その図面。 0
事由 ジユウ [0] ①物事の理由。わけ。「欠席の―」 ②法律用語で、直接の理由・原因となっている事実。 0
几帳面 キチョウメン [4],[0] ①物事の細かいところまで気を配り、きちんとするさま。「―な性格」 ②器具や柱などの角を削り、両側に刻みを入れた面。 由来②の細工が几帳で多く用いられたことから。また、②が非常に念の入った細工であることから①の意になった。 0
漫評 マンピョウ [0] 思いつくままにする、とりとめのない気楽な批評。 0
施肥 セヒ [1],[0] 肥料を与えること。「農作物の生育に―はかかせない」 0
香炉 コウロ [1],[0] 香をたくのに用いる器。「床の間に―を置く」 0
窮境 キュウキョウ [0] 追いつめられて苦しい立場。どうにもならないような境遇。「―に立たされる」苦境・窮地 0
暴威 ボウイ [1] 乱暴な威力。荒々しい勢い。「台風が関東に―をふるった」猛威 0
火薬 カヤク [0] 熱・衝撃・摩擦などのわずかな刺激によって爆発する薬物。 0
掌侍 ないしのじょう 律令(リツリョウ)制下、内侍司(ないしのつかさ)(後宮で儀式などをつかさどった役所)で職員のとりしまりなどを行った判官(じょう)。 参考「ショウジ」とも読む。 1
甘井先ず竭く カンセイまずつく 才能のある者ほど先に憂き目にあうということのたとえ。うまい水の出る井戸には人が群れて、たちまちくみ尽くして水がかれてしまうということから。〈『荘子(ソウジ)』〉 参考「甘井先竭(カンセイセンケツ)」ともいう。 0
細胞 サイボウ [0] ①生物体を構成する基本単位。一個の核と細胞質から成り、細胞膜で包まれている。 ②組織的な活動の基本単位。特に、共産主義政党が、職場や地域などを単位につくる党員の末端組織。 0
土木 ドボク [1] 「土木工事」の略。土石・木材・鉄材などを使って、道路・建物・橋などを建設する工事。「―工学」 0
躑躅 つつじ [0],[2] ツツジ科の常緑または落葉低木の総称。山地に自生。観賞用に栽培もされ、園芸品種が多い。春、白・紅・紫色などのラッパ形の美しい花をつける。春由来「躑躅」は漢名から。参考「テキチョク」とも読む。 1
媒 なかだち [2] 両者の間に立って取り持つこと。また、その人。「知人の―で結婚式を挙げた」表記「仲立ち」とも書く。 0
好きこそ物の上手なれ すきこそもののじょうずなれ 何事でも好きなことは熱心にやるので上達するものであるということ。 1
擲果満車 テキカマンシャ 容姿の美しい者。特に、美少年のこと。「擲」は投げつける意。故事 中国、晋(シン)の詩人潘岳(ハンガク)は美男子だったので、洛陽(ラクヨウ)の町を行くと、彼を取り囲んだ女たちが投げ与える果物で、車がいっぱいになったという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
来訪 ライホウ [0] 人が訪ねてくること。「思わぬ人が―した」「―者」往訪 0
格闘 カクトウ [0] ①組み合ってたたかうこと。組み討ち。とっくみあい。「―技」 ②物事に必死になって取り組むこと。「数学の難問と―する」 「挌闘」の書きかえ字。 0
企画 キカク [0] 物事を行うための計画を立てること。また、その内容。もくろみ。「―会議を開く」 「企劃」の書きかえ字。
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あつじ所長の漢字漫談43 ペンギンたちの企画会議
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蔵書 ゾウショ [0],[1] 自分のものとしてもっている書籍。「あの人はかなりの―家だ」 蔵本 0
進展 シンテン [0] 物事や事態が進行し発展すること。「捜査は一向に―しなかった」 0
鉄は熱いうちに打て テツはあついうちにうて 人の教育は、心身ともに柔軟性に富む若いうちに施さなければならないたとえ。また、何事も時機を逃してはならないという戒め。由来鉄は赤く熱されている間なら、どのような形にもできるが、時間がたって冷めると形を変えられなくなることから。 0
矢面・矢表 やおもて ①矢が飛んでくる正面。 矢先 ②質問・非難・攻撃などを集中的にあびる立場。「―に立つ」 0
普通 フツウ [0] ①一般に。たいてい。いつもは。「―八時に出勤する」通常 ②これといって変わっておらず、ありふれていること。「―の感覚では理解できない」特別・特殊 0
怒気 ドキ [1] 腹が立っているようす。おこった気持ち。「―を帯びた顔つきだ」 0
沖積 チュウセキ [0] 氷河の流水によって運ばれた土砂が、しだいに積み重なること。「―平野」 0
杯盤狼藉 ハイバンロウゼキ [0] 酒席のあと卓上がさかずきや皿などで乱れたさま。また、口論などで酒席の乱れたさまにもいう。さかずきや皿が乱れ散らばっている意から。「狼藉」は物が散乱している意。〈『史記』〉浅酌低唱 0
羽交い締め はがいじめ [0] ①相手の背後から脇を通して両手をさしこみ、強くしめ上げて動けないようにすること。 ②両腕を背後に交差させ、鳥の羽を閉じたように縛ること。 0
庖丁 ホウチョウ [0] 包丁 0
袋叩き ふくろだたき [4] ①多数の人が取り囲んで、さんざんにたたくこと。「暴漢が住民に―にされた」 ②多数の人に非難や反対をされること。「世論の―に遭う」 0
感想 カンソウ [0] ある物事に対し、心に浮かんだ思い。「読書―文」所感 0
柚餅子 ユベシ [1] 小麦粉・米粉・砂糖・味噌(ミソ)・ユズの果汁などを混ぜ、こねて蒸した菓子。ゆびし。秋 0
賤 しず [1] いやしいこと。まずしいこと。また、その者。「―の男(お)」 0
逼塞 ヒッソク [0] ①八方ふさがりであること。どうにも動きがとれないこと。「経済の―状況を打ち破る」逼迫 ②落ちぶれて、世間をはなれてひっそりと暮らすこと。「山深い村に―する」 ③江戸時代の武士や僧侶(ソウリョ)に科した、昼間の外出を禁止する刑。 0
挽肉 ひきニク [0] 器械で細かくひいたウシ・ブタ・ニワトリなどの肉。ミンチ。 0
嬖臣 ヘイシン 主君に、特にかわいがられる臣下。気に入りの家来。 0
盤屈 バンクツ ①めぐり曲がること。屈曲 ②わだかまること。気が晴れないこと。表記「蟠屈」とも書く。 0
拱手 キョウシュ [1] ①手のひらを合わせて指を組んで曲げ、胸元で上下する中国古代の敬礼。 ②腕組みをする意から、事が起きているのに何もしないでただ見ていること。袖手(シュウシュ)。「―して黙視するのみ」 0
刑部省 ギョウブショウ [3] 律令(リツリョウ)制の八省の一つ。裁判や刑罰などをつかさどり、今の法務省にあたる役所。 0
沮止 ソシ [1] 阻止 0
君子は其(そ)の独(ひと)りを慎む クンシはそのひとりをつつしむ 君子は自分独りでいるときも、慎み深くするものである。〈『中庸(チュウヨウ)』〉 0
欠缺 ケンケツ [0] 法律の規定が欠けていること。 0
掲げる かか-げる [0] ①人目につくように高くさし上げる。「国旗を―げる」 ②おおやけにする。書き示す。「大きな理想を―げて進む」「社説に―げる」 0
艱難辛苦 カンナンシンク [5] 困難にあって非常に苦労すること。粒粒辛苦・千辛万苦・七難八苦 0
地久 チキュウ ①大地がいつまでも変わらずにあること。「天長―」 ②雅楽の一つ。高麗楽(こまガク)の準大曲。鼻高の赤い面をつけ、鳳凰(ホウオウ)を象(かたど)ったかぶとをかぶって六人で舞う。 0
貫衆 やぶそてつ オシダ科のシダ植物。 由来「貫衆」は漢名から。 藪蘇鉄(やぶソテツ) 1
曝涼 バクリョウ [0] 衣類や本類・道具類などを日に当てて、風を通すこと。虫干し。夏 0
失意 シツイ [2],[1] 思いどおりにいかず、がっかりすること。失望。「―のどん底」「―の晩年を送る」 得意 0
皆既食 カイキショク [3] 太陽の全面が月に隠される皆既日食と、月の全面が地球の影の中に入る皆既月食の総称。「十年ぶりの―」部分食 「皆既蝕」の書きかえ字。 0
抵当 テイトウ [0] 借金が返せない場合に、貸手が自由に処分することを認めて、借手が差し出す財産や権利。担保。かた。「店を―に入れる」 0
堅忍質直 ケンニンシッチョク 我慢強く堪え忍び、飾り気がなく、まっすぐな気性をしていること。「質直」は飾り気がなく正直なこと。〈『史記』〉 0
僕婢 ボクヒ [1] 召使い。下男下女。僕妾(ボクショウ)。参考「僕」は下男、「婢」は下女の意。 0
斎く いつ-く [2] 心身のけがれを清めて、神に仕える。あがめまつる。 0
閑暇 カンカ [1] 何もすることがない状態。ひま。てすき。 0
明徳 メイトク [0] ①りっぱな徳性。 ②天性のすぐれた本性(ホンショウ)。生まれつきの徳性。 0
軫念 シンネン [0],[1] ①憂え思うこと。心配すること。 ②天子が心を痛めること。天子の心。 0
浪浪 ロウロウ [0] ①あてもなく、さまよい歩くこと。流浪。 ②定職につかず、寄る辺のないこと。「―の身を嘆く」 0
寧謐 ネイヒツ 世の中が安らかで平穏に治まっていること。また、そのさま。 0
偏西風 ヘンセイフウ [0] 南北両半球の中緯度の上空を吹く強い西風。 0
水天一碧 スイテンイッペキ 水と空とがとけあって、ただ青一色に見えること。「―の海と空」 水天一色・水天髣髴(スイテンホウフツ) 0
形勢 ケイセイ [0] 移り変わっていく物事の、その時々のようす。成り行き。「―をうかがう」「―が不利になる」 0
誤魔化す ゴマカ-す [3] ①人の目を盗んで悪いことをする。「勘定を―す」 ②人にわからないように、その場をとりつくろう。「きまり悪さを―す」参考「誤魔化す」は当て字。 0
大喝 ダイカツ [0] 大声でどなりつけたり、しかりつけたりすること。また、その声。 0
営林 エイリン [0] 森林の保護・育成、木材の伐採や搬出など林業をいとなむこと。「―署」 0
嗜欲・嗜慾 シヨク 欲するままに好むことをしようとすること。また、その欲望。「―を遠ざける」 0
官僚的 カンリョウテキ [0] ①官僚にありがちな、権力や権威をふりかざして事を行うさま。官僚に特有の好ましくない性質・気風のあるさま。 ②万事に形式的で、高圧的なさま。「―な態度にがまんならない」 0
打打発止 チョウチョウハッシ 刀などで互いに打ちあうさま。丁丁発止(チョウチョウハッシ) 0
尭尭 ギョウギョウ [0] 山などがきわめて高いさま。 0
鯱張る しゃちほこば-る [5] ①鯱のようないかついようすをする。「羽織袴(はおりはかま)で―る」 ②緊張してかたくなる。しゃちこばる。しゃちょこばる。「見合いの席で―る」 0
幾何 キカ [1],[2] 「幾何学」の略。数学の一部門で、図形や空間の性質を研究する学問。解析幾何学・位相幾何学など。参考「いくばく」と読めば別の意になる。 0
唐鋤 からすき [0],[2] 農具の一つ。柄(え)が曲がっていて刃が広く、牛馬に引かせて田畑を耕すもの。表記「犂」とも書く。 0
煙霞の痼疾 エンカのコシツ 自然を愛する心が非常に強く、自然の美しさを求めて旅行にあけくれることのたとえ。「痼疾」は、なかなか治らない病のこと。〈『新唐書(シントウジョ)』〉参考「痼疾」は「癖(ヘキ)」ともいう。 0
偶発 グウハツ [0] 思いがけなく起こること。「これは―的な事故ではない」 0
神戸 かんべ [1] 神社を経済的に支えた民。 参考「ジンコ」とも読む。 0
法相宗 ホッソウシュウ [3] 仏教の一派で南都六宗の一つ。中国では、唐の玄奘(ゲンジョウ)が伝え、弟子の窺基(キキ)が大成した。日本へは入唐した道昭により伝わった。本山は奈良の興福寺・薬師寺。 0
膿疱 ノウホウ [0] 水疱が化膿し、中にうみがたまったもの。「―疹(とびひ)」 0
庚申塚 コウシンづか 青面金剛(ショウメンコンゴウ)をまつった塚。多く、道ばたの石塚。 0
毛を謹んで貌を失う けをつつしんでかたちをうしなう 小さなことにばかり注意を払って、物事の根本を忘れてしまうことのたとえ。絵を描くとき、毛髪を一本一本丹念に描きすぎると、全体の容貌(ヨウボウ)がちがってきてしまうことから。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
耳元・耳許 みみもと 耳のすぐそば。「―でささやく」 0
荒天 コウテン [0] 風雨の非常に強い荒れた天候。「―にもかかわらず出発した」 0
人面獣心 ジンメンジュウシン [0] 冷酷で非情な人のこと。人でなし。顔は人間だが、心は獣に等しい人の意から。〈『史記』〉
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願ったり叶(かな)ったり ねがったりかなったり すっかり思いどおりになること。希望どおりにいくこと。 0
近傍 キンボウ [0] そば近く。近くのあたり。付近・近所・近辺 0
卑劣 ヒレツ [0] 性質や言動などが、ずるくて下劣なこと。「―な手段を使う」卑怯(ヒキョウ)表記「鄙劣」とも書く。 0
収束 シュウソク [0] ①集めて束ねること。 ②おさまりがつくこと。また、おさまりをつけること。「事態が―に向かう」 ③数学で、変数の値がある一定の数に限りなく近づくこと。 収斂(シュウレン) 発散 0
奇談 キダン [1] 不思議でめずらしい話。おもしろく不思議な話。「山岳―」奇話・奇譚(キタン) 「綺談」の書きかえ字。 0
曇華 だんどく カンナ科の多年草。インド原産。観賞用に栽培。夏から秋、カンナに似た紅色の小花を総状につける。秋由来「曇華」は漢名から。表記「檀特」とも書く。 1
鴆酒 チンシュ 伝説上の毒鳥、鴆の羽を浸して作った毒酒。表記「酖酒」とも書く。 0
鎧 よろい [0] 昔、戦場で身を守るためにつけた金属製の武具。「―兜(かぶと)の勇ましい姿」参考一領・一着と数える。「甲」と書けば革製のよろいの意。 0
艱い かた-い 困難でつらい。やりにくく、むずかしい。 0
一見 イチゲン [0] 初めて会うこと。初対面。特に旅館・料亭で初めての客をいう。「―の客はことわられる」馴染(なじ)み参考「イッケン」と読めば別の意になる。 0
応答 オウトウ [0] 相手の問いかけに答えること。受け答え。「質疑―」 0
麻の中の蓬 あさのなかのよもぎ 悪人も善良な人と交われば、自然に感化されて善人になるたとえ。人は環境によって善くも悪くもなるたとえ。茎が曲がって伸びるヨモギも、まっすぐに伸びるアサの中で育つと、自然にまっすぐになることから。〈『荀子(ジュンシ)』〉蓬に交わる麻 0
刺繡 シシュウ 布地に色糸などで模様を縫いこむこと。縫い取り。 0
一統 イットウ [0] ①一つにまとめること。統一。 ②一つにまとまった全体。一同。「一門―」 0
根抵当 ねテイトウ 抵当権の一種。担保物が負担する最高限度額を設定し、債権をその限度額内で担保するもの。 0
湿気 シッケ [0] しめり気。「―が多い」 参考「シッキ」とも読む。 0
齟齬 ソゴ [1] 物事がくいちがうこと。行きちがい。「両者の感情に―をきたす」 0
飲水思源 インスイシゲン 物事の基本を忘れてはならないたとえ。また、人から受けた恩を忘れてはいけないという戒め。水を飲むとき、その水源のことを思う意から。飲水懐源得魚忘筌(トクギョボウセン) 0
肥痩 ヒソウ 肥えることと、やせること。体が太っていることと、やせていること。また、地味がよいことと悪いこと。肥瘠(ヒセキ) 0
米 よね [0] ①こめ。 ②八八歳の別称。米寿(ベイジュ)。「祖父の―の祝い」由来②「米」の字を分解すると「八」「十」「八」になることから。 0
内攻 ナイコウ [0] ①病気が外に現れないで内部器官をおかすこと。「病菌が臓器中に―している」 ②精神的な痛手や感情が内につもること。「不満が―する」 0
突っ支い棒 つっかいボウ [0] 戸が開いたり、物が倒れたりしないようにあてて支える棒。突っ張り。 0
塵点劫 ジンデンゴウ はかりきれないほどの非常に長い時間。塵劫(ジンコウ)。 永劫(エイゴウ) 参考「劫」は、きわめて長い時間の意。 0
婉娩聴従 エンベンチョウジュウ 心が穏やかで優しく、人の言うことに素直にしたがうさま。「婉娩」は穏やかで素直な意。〈『礼記(ライキ)』〉参考「婉娩」は「エンバン」とも読む。 0
余話 ヨワ 一般にはあまり知られていない話。こぼればなし。「政界―」余聞・余録 0
場当たり ばあたり [2],[0] ①演劇などで、その場の機転で喝采(カッサイ)を得ること。「―をねらった所作」 ②その場の思いつきで物事を行うこと。「―的な政策が批判される」 0
豚児 トンジ [1] 不出来な息子。自分の息子をへりくだっていう語。愚息 0
艶 つや [0] ①物の表面の光沢。「みがいて―を出す」 ②若い張りのある美しさ。「―のある声」 ③おもしろみや味わい。「―のある話」 ④男女の色事に関すること。「―種」 0
凊しい すず-しい さむい。冷たい。ひややかなさま。 0
官公庁 カンコウチョウ [3] 中央官庁と地方公共団体の役所。行政庁。 0
憫える うれ-える 人知れず心をいためる。あれこれと心配して気に病む。表記「閔える」とも書く。 0
墨西哥 メキシコ 北アメリカ大陸南部にある連邦共和国。古くはマヤ文明やアステカ文明が繁栄。一八二一年スペインから独立した。首都はメキシコシティ。 1
常備 ジョウビ [1] いつもそなえていること。また、そのもの。「―薬」 0
暈繝 ウンゲン [0] 同系色による彩色法。色の並びをだんだんと濃くしていく方法。表記「繧繝」とも書く。 0
軟調 ナンチョウ [0] ①やわらかな調子。 ②相場が下がり気味になること。堅調 ③写真の画面で明暗の差が少ないこと。「―プリントに仕上げる」硬調 0
目路 めじ 目で見える限りの範囲。眼界。「―の限り」表記「眼路」とも書く。 0
寒檠 カンケイ さむざむとした冬のともしび。寒灯。参考「檠」はともしびの意。 0
一脈 イチミャク [0] どこかつながりがあること。ひと筋。ひと続き。「―相通ずる」 0
周航 シュウコウ [0] あちこちをめぐって航海すること。「太平洋を―する」 0
槎牙 サガ 木や石が角ばって、突き出たりからんだりしているさま。 0
産する サン-する [3] ①生む。生まれる。また、生みだす。 ②産出する。「良質の金を―する」 0
再起 サイキ [1] 事故・病気などの悪い状態から、ふたたび正常な活動に戻ること。「大けがが治り、―を図る」 0
検疫 ケンエキ [0] 感染症の予防のため、他の地域から来た人や動植物を検査したり、診断・消毒などをすること。「入国者の―を行う」 0
岩曲 いわわだ 岩が水の流れに沿って曲がり、水がよどんでいる所。 1
繁栄 ハンエイ [0] 大いに栄え、発展すること。「国家の―をめざす」繁盛衰退 0
居 ロウキョ [1] 「陋屋」に同じ。 0
儲嗣 チョシ 天子・君主の世継ぎ。皇太子。儲君・儲弐(チョジ) 0
洗剤 センザイ [0] 食器や衣類などを洗うのに用いる薬品の総称。「合成―」 0
極東 キョクトウ [0] シベリア東部・日本・中国・朝鮮半島・インドシナ半島・フィリピンなどの総称。中東・近東由来ヨーロッパから見て東の果ての意からだが、明確な範囲は定まっていない。 0
尚武 ショウブ [1] 武道や軍事を重んじること。「―の気風」 0
飛揚 ヒヨウ [0] ①飛んで高く上がること。舞い上がること。飛翔(ヒショウ) ②高い地位につくこと。 0
竹帛の功 チクハクのコウ 歴史に名を残すような功績のこと。〈『漢書(カンジョ)』〉竹帛に著す・名を竹帛に垂(た)る 0
大功を成す者は衆に謀らず タイコウをなすものはシュウにはからず 大事業をなし遂げる人は、他人に相談したりせず、自分独自の判断力で事を行う。〈『戦国策』〉 0
魚蝦・魚鰕 ギョカ 魚とエビ。また、魚類一般のこと。 0
短刀 タントウ [3],[0] つばのない短い刀。あいくち。どす。短剣長刀 0
破れる わ-れる [0] くだける。こわれる。「ガラスが―れる」 0
軍 いくさ [1] ①たたかい。戦争。合戦(カッセン)。「腹が減っては―はできぬ」 ②兵士。軍隊。 0
隘路 アイロ [1] ①せまくて通行が困難な道。 ②物事を実行する上での妨げ。支障。さしさわり。「この制度が業界発展の―となった」 0
鼓笛 コテキ [0] 太鼓と笛。「―隊の行進でパレードが盛りあがる」 0
雲散霧消 ウンサンムショウ [0] 雲が散り、霧が消えるように、あとかたもなく消え去ること。「疑惑が―する」雲散鳥没・雲消雨散・煙消霧散雲合霧集 0
参政権 サンセイケン [3] 基本的人権の一つで、国民が国の政治にたずさわる権利。選挙権・被選挙権、公務員となる権利など。 0
下手の考え休むに似たり へたのかんがえやすむににたり よい考えも出ないのにいつまでも考えているのは時間の無駄で、まったく効果のないこと。 1
篦中 のなか 矢の柄(え)のなかほど。矢は、篦の一端に羽を、他端にやじりをつける。 0
大牢 タイロウ ①昔、中国で天子が神をまつるとき供物としたウシ・ヒツジ・ブタの三種のいけにえ。 ②すばらしい料理。 ③江戸時代、戸籍をもつ庶民の犯罪者を入れた牢屋。表記「太牢」とも書く。 0
澹乎 タンコ ①ゆるやかなさま。 ②静かで落ち着いたさま。澹然 0
去就 キョシュウ [0] ①去ることと留まること。 ②事にあたっての態度。行動のとり方。「今後の―が注目される」進退 0
耕す たがや-す [3] 作物を植えるために田畑の土を掘り返してやわらかくする。「汗を流して畑を―す」参考「田返す」の転じた語。 0
流域 リュウイキ [0] 川の流れにそった両岸の地域。流水区域。 0
縅 おどし [0] よろいの札(さね)(革板の小片)を糸や細い革ひもでつなぎ合わせること。また、そのもの。「唐綾(からあや)―」参考「緒通し」の意。「縅」は国字で、もとは相手をおどす意の「威」を当てた。 0
微笑 ビショウ [0] わずかに笑うこと。ほほえみ。「―をたたえた美しい顔」 0
名代 ミョウダイ [0] 目上の人の代理として公的な場所に出ること。また、その人。参考「なダイ」と読めば別の意になる。 0
狭い せま-い [2] ①空間が小さい。「―い庭」 ②範囲が小さい。「見聞が―い」 ③物の見方や考え方などにゆとりがない。「度量が―い」 0
科木 しなのき シナノキ科の落葉高木。日本特産で、山地に自生。初夏に黄白色の小花が咲く。花・実は薬用。材は器材用。皮は布・縄・紙などの原料となる。 0
巨億 キョオク [1] きわめて多くの数量や金額。「―の資産を残す」参考「巨万」よりもより多くの数量を表す。 0
鷹視狼歩 ヨウシロウホ 貪欲(ドンヨク)でたけだけしい、残忍な人物のたとえ。また、すきを与えない豪傑のたとえ。タカのように鋭い目つきと、オオカミの獲物をあさるような歩き方の意。〈『呉越春秋』〉 0
噓つきは泥棒の始まり うそつきはどろぼうのはじまり 噓を平気でつく人は、盗みも悪いことだと思わなくなり、やがては悪事をはたらくようになるという戒め。 0
名聞 ミョウモン [0] 世間での評判。ほまれ。名声参考「メイブン」とも読む。 0
前世 ゼンセ [1] 三世の一つ。この世に生まれる前にいた世。 現世・後世・来世 参考「ゼンセイ」と読めば、前の時代・昔の意。 0
絢 あや 織物の美しい模様。また、模様や色合いの美しいこと。 0
議定 ギテイ [0] 会議で決定すること。また、その事柄。「―書に調印する」 0
百官 ヒャッカン [0],[3] 多くの官。もろもろの役人。「文武―」 0
漆黒 シッコク [0] 漆を塗ったように、真っ黒でつやのあること。また、その色。「あたりは―の闇(やみ)につつまれた」 0
蓴羹鱸膾 ジュンコウロカイ 故郷をなつかしく思う気持ち。 故事中国、晋(シン)の張翰(チョウカン)は、故郷の料理であるジュンサイの羹(あつもの)(吸い物)とスズキの膾(なます)(切り身料理)のおいしさに引かれ、官を辞して故郷に帰ったという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉越鳥南枝(エッチョウナンシ)・胡馬北風(コバホクフウ) 0
同調 ドウチョウ [0] ①他の意見・態度などに調子を合わせること。「多数派に―する」共鳴 ②ラジオ受信機などで、回路の共振周波数を調節して、目的の周波数に合わせること。チューニング。「FM波に―させる」 0
見栄っ張り みエっぱり [4],[5] 人によく思われようと、うわべをつくろい飾ること。また、その人。 0
嚥む の-む つかえた物をのみくだす。のみこむ。表記「咽む」とも書く。 0
幽光 ユウコウ ①かすかな光。 ②人に備わった奥深い徳の輝き。 0
事績 ジセキ [0],[1] なし遂げた仕事。事業と功績。業績。「―を残す」 0
鵠 くぐい ハクチョウの古名。大形の水鳥。冬 0
目減り めべり [0] ①物品を扱う間に蒸発したりもれたりして分量などが減ること。 ②物の実質的な価値が減ること。「インフレで貯金が―する」 0
接待 セッタイ [1] 客などをもてなすこと。湯茶・食事などをふるまうこと。「会社の―費」 0
慍む うら-む 胸に不平不満がつかえ、怒りを感じて人をうらむ。 0
放映 ホウエイ [0] テレビで映像を放送すること。「名作映画を―する」 0
砲撃 ホウゲキ [0] 大砲で攻撃すること。「敵の―で多数の負傷者が出た」 0
火箸 ひばし [1] 炭火を挟む金属製のはし。 0
唾壺 ダコ ①つばを吐き入れるつぼ。たんつぼ。 ②たばこ盆の灰吹き。 0
意趣 イシュ [1] ①考え。意向。おもわく。 ②うらみ。「―返し」「―を晴らす」 0
蛇口 ジャぐち [0] 水道管の先に取りつけ、水流を調節する金属製の口。 0
懸崖 ケンガイ [0] ①高く切り立ったがけ。切り岸。絶壁 ②盆栽などで、幹や枝が根よりも下に垂れるように仕立てたもの。「―作り」 0
成語 セイゴ [0] ①昔から知られ、よく引用されてきたひとまとまりの語句。「故事―」 成句 ②二つ以上の語が結びついてできた語。熟語・複合語・合成語などをいう。 0
衣装櫃 イショウびつ 衣服を入れてしまっておくための、ふたのついた大形の箱。 0
岩漿 ガンショウ [0] 地底の深い所で、鉱物が地熱によりどろどろに溶けているもの。マグマ。 0
案分 アンブン [0] 基準となる数量に比例して物を分配すること。比例配分。 「按分」の書きかえ字。 0
藹然 アイゼン [0] ①勢いよく盛んなようす。 ②気持ちが穏やかなさま。 ③雲が集まるさま。 0
難詰 ナンキツ [0] 欠点をあげて非難し、問い詰めること。 0
晦 トウカイ [0] 才能・地位・形跡などをつつみ隠すこと。他人の目をくらまし、わからないようにすること。 0
乱読 ランドク [0] 系統立てずに手当りしだい、さまざまな本を読むこと。「父の博識は少年のころからの―によるものだ」精読表記「濫読」とも書く。 0
桎梏 シッコク [0] ①足かせと手かせ。 ②自由をさまたげるもの。「家庭が―となることもある」 束縛・拘束 0
雪礫 ゆきつぶて [3] 雪合戦で、雪をこぶし大ににぎり固めて作った雪のかたまり。「―を投げ合う風景」 冬 0
瑞 みず [0] ①みずみずしいこと。 ②他の語の上について、美しい、清らかな、などの意を表す。「―垣」「―穂国」 0
激動 ゲキドウ [0] はげしく揺れ動くこと。「―する世界情勢」激変 0
炒飯 チャーハン [1] 飯・豚肉・野菜などをいためて味をつけた中国料理。焼き飯。 参考「チャーハン」は中国語から。 1
豆粥 まめがゆ 豆をまぜて炊いたかゆ。参考「トウシュク」とも読む。 0
道士 ドウシ [1] ①道義を身につけた人。 ②仏教を修めた人。沙門(シャモン) ③道教を修めた人。道家 ④仙術を修めた人。 ③④道人・仙人 0
番台 バンダイ [0] 公衆浴場や見せ物小屋の入り口に、番をする者が乗る、高く作った見張り台。また、その係の人。 0
大芥菜 たかな アブラナ科の二年草。カラシナの一品種。暖地で栽培。葉は楕円(ダエン)形で大きい。辛味があり、漬物用。夏表記「高菜」とも書く。 1
抜苦与楽 バックヨラク [1] 仏や菩薩(ボサツ)が、衆生(シュジョウ)を苦しみから救い、福楽を与えること。仏の慈悲をいう。〈『秘蔵宝鑰(ヒゾウホウヤク)』〉 0
徳用 トクヨウ [0] 値段の割に、利益の多いこと。「―箱」表記「得用」とも書く。 0
内陸 ナイリク [0] 海岸より遠く、陸の奥まった地域。「―性気候」内地 0
逐年 チクネン [0] 年をおって。年々。一年たつごとに。「会の参加者は―増加している」 0
人心 ひとごころ [3] ①人の心。人情。 ②ふだんの心持ち。人ごこち。「―を取り戻す」 0
百年河清を俟(ま)つ ヒャクネンカセイをまつ どんなに待ち望んでも、けっして実現しないことのたとえ。また、あてにできないことを期待するたとえ。中国、黄河の水は常に黄土で濁っていて、一〇〇年たっても澄むことはないことから。〈『春秋左氏伝』〉 0
金襴緞子 キンランドンス [5] 金襴と緞子。非常に高価な織物のこと。「緞子」は練り糸で織った光沢のある絹織物。「―の花嫁衣装」 0
厭 いや [2] ①不愉快に思うようす。好まないさま。 ②これ以上したくない気持ち。「仕事が―になる」 0
昴 すばる [1] 牡牛(おうし)座にあるプレアデス星団の和名。肉眼では六つの星が確認できる。二十八宿の一つ。六連星(むつらぼし)。昴宿(ボウシュク)・昴星由来一つにまとまる意の「統(す)ばる」から。 0
磨礪 マレイ みがきとぐこと。といで鋭くすること。転じて、努め励むこと。 0
蟷螂の斧 トウロウのおの [0],[1] 弱い者が非力も顧みず、強い者に無鉄砲に立ち向かっても無理なことのたとえ。カマキリ(蟷螂)が前あしを上げて大きな車の進行を止めようとする意から。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉表記「蟷螂」は「螳螂」とも書く。 0
手に唾(つば)して決すべし てにつばしてケッすべし 簡単に勝敗がきまること。また、勇気を奮い起こして事にあたること。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
点者 テンジャ [1],[0] 連歌(レンガ)や俳諧(ハイカイ)、和歌などで、その優劣を決める評点をつける人。判者 0
永久 エイキュウ [1] 時が限りなく続くこと。いつまでも変わらないこと。「―の眠り」永遠・永劫(エイゴウ)・悠久参考「とわ・とこしえ」とも読む。 0
燦然 サンゼン [0] あざやかに光り輝くさま。きらめくようす。「シャンデリアが―と輝いている」 表記「粲然」とも書く。 0
血脈 ケチミャク [0] 師から弟子へ受けつがれる仏法の伝統。法統参考「ケツミャク」とも読む。血脈(ケツミャク) 0
憶念 オクネン [0] 心の中に深く思いこんで、いつまでも忘れない考え。執念表記「臆念」とも書く。 0
強いる し-いる [2] 無理やりさせる。押しつける。強制する。「酒を―いる」表記「彊いる」とも書く。 0
桂馬 ケイマ [0] ①将棋の駒(こま)の一つ。前方に一目飛び越し左右斜めに進む。桂(ケイ)。「―の高上がり(考えなしに飛び出して窮すること。また、身分不相応の高い地位に上がること)」 ②囲碁で一目または二目隔てて斜めに碁石を打つこと。 0
筆法 ヒッポウ [0] ①書や絵画のふでづかい。ふでの運び方。「三筆の―を手本とする」運筆・用筆・書法 ②文章の書き方。言いまわし。 ③物事のやり方や手段。「うまい―だ」 0
班田収授の法 ハンデンシュウジュのホウ 国家が一定年齢に達した公民に口分田(クブンデン)を与えて耕作させ、死後に返還させた土地制度。中国の唐代と日本の大化改新後に律令(リツリョウ)制の要(かなめ)として行われた。 0
坂 さか [2],[1] ①傾斜している道。「急な―を上る」 ②物事の区切りや境目のたとえ。「六〇の―にさしかかる」表記「阪」とも書く。 0
平衡 ヘイコウ [0] つりあいのとれていること。「生産と消費の―を保つ」「体の―を失う」
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漢字の豆知識 漢字が多くて「へいこう」する ~意味と熟語を一緒に覚えよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
扣除 コウジョ [1] 控除 0
悲鳴 ヒメイ [0] ①突然の恐怖感や驚いたときなどに発する叫び声。 ②自分の能力で、対応できないことへの泣き言。弱音(よわね)。「過重な業務に―をあげる」 0
顔料 ガンリョウ [3] ①物を着色する物質。水や油などに溶けないもので、塗料・インク・化粧品などの材料。 ②絵の具。染料。 0
文 モン [1] ①足袋(たび)や靴の大きさの単位。一文は約二・四(センチメートル)。「一二―の足袋」 ②昔の貸幣の単位。由来①一文銭を並べてはかったことから。 0
概説 ガイセツ [0] 全体の内容を大まかに説明すること。また、その説明。 0
古希 コキ [1] 数え年で七〇歳のこと。 由来「人生七十古来稀(まれ)なり」〈杜甫(トホ)の詩〉から。 「古稀」の書きかえ字。
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漢字の豆知識 長寿を漢字でお祝いしよう! ~おめでたい年齢を表す漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
辞職 ジショク [0] 自分から勤めをやめること。「―願(ねがい)を出す」「事故の責任を取って―する」 退職・辞任 0
勲功 クンコウ [0] ①国家や君主に尽くした手柄。功労。いさお。 ②手柄を立てた者へのほうび。恩賞。「―を賜る」 0
餓鬼 ガキ [2],[1] ①生前の罪の報いで餓鬼道に落ちた亡者(モウジャ)。 ②六道の一つで「餓鬼道」の略。現世で欲の深かった者が死後に行くといわれ、うえとかわきに苦しむ所。 ③子どもをののしる言葉。「なまいきな―だ」 0
柔らげる やわ-らげる ①おだやかにする。「心を―げる」 ②文章などをわかりやすくする。「子ども向けに表現を―げる」 0
掲揚 ケイヨウ [0] 高くかかげること。「祝日には国旗を―する」降納 0
捐館 エンカン 身分の高い人の死。 由来住んでいた館(やかた)をすてる意から。 0
帛 きぬ 精巧に織った絹織物。薄くなめらかで、つやのある絹織物。特に、白い絹布をいう。参考中国古代、紙が発明される以前に、書写材料としても用いられた。 0
輒ち すなわ-ち ①そのたびごとに。いつも。 ②たやすく。すぐに。 0
集う つど-う [2] 一か所に寄り合う。集合する。「全員が一堂に―う」「同じ趣味の者が―う」 0
自我 ジガ [1] ①自分に執着する意識。自己。「―が強い」 ②哲学上、認識・行動・意欲の主体として、他のものと区別しての自分。エゴ。 非我 0
回転 カイテン [0] ①くるくるまわること。「―鮨(ずし)」 ②物体が一つの線・点を軸として円運動をすること。 ③頭脳がすばやくはたらくこと。「頭の―がはやい」 ④商品を売った金銭で次の商品を作ったり仕入れたりすること。「―資金」 ⑤スキーの「回転競技」の略。 「廻転」の書きかえ字。 0
国士 コクシ [1] ①その国のすぐれた人物。「―無双」 ②国家のことを心配し、その身をささげる人。憂国の士。 0
肖者・肖物 あえもの 手本とするもの。あやかる対象のもの。 0
十日夜 とおかんヤ [3] 陰暦一〇月一〇日の夜、東日本で行われる農村行事。この日を、刈り入れが終わって田の神が山へ帰る日とし、案山子(かかし)上げをしたり、藁束(わらたば)で地面をたたいて回ったりする。西日本の亥子(いのこ)の行事に対応するもの。 冬
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漢字の豆知識 望月はどんなお月さま? ~優雅な月の呼び方~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
卦体 ケッタイ 奇妙なさま。変なさま。不思議なさま。特に関西で用いる語。「―な話」「―な人」参考「ケタイ」と読めば易の用語で、占いの結果の意。 0
全面講和 ゼンメンコウワ [5] 戦争に参加した全部の国が、戦争を終結して相手の国と条約を結ぶこと。また、ある国が交戦国と条約を結び、戦争を終結すること。 単独講和 0
売卜 バイボク [0] うらないを商売にすること。「―者」参考「卜」はうらなう意。 0
楽隊 ガクタイ [0] パレードや式典などで、さまざまな楽器で合奏する一団。音楽隊。 0
乱雑無章 ランザツムショウ めちゃめちゃで筋道がとおらないさま。秩序なくばらばらであるさま。「無章」は筋道がとおらず、秩序が立たないこと。〈韓愈(カンユ)の文〉支離滅裂理路整然 0
金肥 キンピ [1] 化学肥料のように金銭を支払って購入する肥料。堆肥(タイヒ)参考「かねごえ」とも読む。 0
仁誼 ジンギ 儒教でその教えの中心の道徳としている仁と義。 0
伴食 バンショク [0] ①主客のともをして、ご馳走(チソウ)になること。相伴(ショウバン)・陪食 ②ついている職や地位にふさわしい実権や実力が、伴わないこと。「―大臣」 0
丹唇 タンシン あかいくちびる。朱唇 0
丕基 ヒキ 天子が国を統治する大事業の土台。参考「丕」は大の意で、天子のことに関する接頭語として用いる。 0
貸費 タイヒ [0],[1] 費用を貸すこと。特に、学費などの費用を貸すこと。 0
終焉 シュウエン [0] ①死にぎわ。臨終。転じて、物事の終わり。「冷戦の―という事態に対応する」 ②身の落ち着く所。晩年を静かに過ごすこと。「故郷を―の地とする」 0
唾棄 ダキ [1] ①つばを吐き捨てるように、捨ててかえりみないこと。 ②忌(い)み嫌い、軽蔑(ケイベツ)すること。「―すべき人物」 0
校異 コウイ 複数の伝本で、文章の文字や語句の異同を照らし合わせて調べること。また、その結果。校勘 0
従祖母 おおおば 祖父母の姉妹。両親のおば。 従祖父(おおおじ) 表記祖父母より年が上なら「大伯母」、下なら「大叔母」と書く。 1
凝る こ-る [0],[2] ①一心になる。熱中する。「最近釣りに―っている」 ②細部にまで工夫をしたり気を配ったりする。「内装にも―っている」 ③血液の流れが悪くなって筋肉がかたくなる。「年齢のせいか肩が―る」 0
栂 つが [1] マツ科の常緑高木。山地に自生。幹は直立して、高さは三〇(メートル)にも及ぶ。葉は線形。材は建築・家具・パルプ用。樹皮からタンニンをとる。トガ。 0
黄心樹 おがたまのき [6] モクレン科の常緑高木。暖地に自生。葉は長い楕円(ダエン)形で厚く光沢がある。春、芳香のある白い花が咲く。 由来「黄心樹」は漢名から。表記「小賀玉木」とも書く。 1
鎮咳剤 チンガイザイ せきをしずめる薬。特に、激しいせきの発作をおさえる薬。鎮咳薬。せき止め。 0
濃霧 ノウム [1] 前方が見えないくらい深くたちこめた霧。「―にご注意ください」 秋 0
創意工夫 ソウイクフウ 新しいことを考えだして、それを実現するための方策を巡らすこと。「―に富んだ作品」 0
外債 ガイサイ [0] 「外国債」の略。国外で募集するその国の公債や社債。内債 0
彼処・彼所 あそこ ①相手・自分のどちらからも離れた所。あの所。 ②あの時点。あの場面。「―でヒットになっていれば」参考「彼処」は「かしこ」とも読む。 1
求愛 キュウアイ [0] 異性に愛情を求めること。「動物が―行動をとる」「―する」 0
人形 ひとがた [0] ①人間の形をしたもの。 ②祈禱(キトウ)などに用いる人形。形代(かたしろ)。 ③人相(ニンソウ)。また、人相書き。 参考①「ニンギョウ」とも読む。 0
溷る にご-る いろいろなものが入り混じってきたなくなる。 0
有事 ユウジ [1] 戦争などのさしせまった大事が起こること。「一朝―の際」 0
洟 はな [0] 鼻の中にある粘液。鼻汁。鼻水。「―も引っかけない(相手にしない)」 0
炎炎 エンエン [0] 火が盛んに燃え上がるさま。「―と燃え盛る」 0
悪化 アッカ [0] わるくなること。「景気がますます―する」好転 0
篤志 トクシ [0],[1] あついこころざし。特に、社会事業などに熱心に力を尽くすこと。「―家」 0
此君 シクン タケの別称。 故事中国、晋(シン)の王徽之(オウキシ)がタケをこよなく愛し、タケを指して「なんぞ一日も此君なかるべけんや」と言った故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 参考「このきみ」とも読む。 0
国威 コクイ [1] 国の威力。また、国家が他国に示す威光や威厳。「―の発揚」 0
鴛鴦の契り エンオウのちぎり 夫婦仲がきわめてむつまじいことのたとえ。オシドリは、いつも雌雄が一緒にいることから夫婦仲のよいたとえに用いられる。「―浅からず」 0
輻 や [1] 車輪の軸から、輪に向かって放射状に出ている細長い棒。スポーク。 0
深窓 シンソウ [0] 大きな家の奥まった部屋。「―の令嬢」 参考良家の娘などが世間と隔てられて、大切に育てられることを形容する語。 0
割勘 わりカン [0] 各自が等しい額を負担して勘定を支払うこと。また、各自が自分の代金を支払うこと。「割り前勘定」の略。 0
暫且 ザンショ [1] 「暫時」に同じ。 0
放言高論 ホウゲンコウロン 勝手な言い分や無責任な発言を、大声で言い立てること。「高論」は、大声で論じる意。〈蘇軾(ソショク)の文〉大言壮語 0
豪遊 ゴウユウ [0] 大金を使ってぜいたくに遊ぶこと。また、その遊び。 0
警邏 ケイラ [1] 非常事態に備えて見回りをすること。また、その人。パトロール。「歳末の繁華街を―する」 0
穏和 オンワ [0] おだやかで、やわらいでいること。「―な表現」 0
縮尺 シュクシャク [0] ①実物より縮小して書くこと。 ②図上の寸法と実物の寸法の比率。「地図の―は五万分の一です」 0
鳥瞰 チョウカン [0] 高い所や空中から地上を見下ろすこと。「―図」俯瞰(フカン) 0
聴聞 チョウモン [0] ①行政機関が重要な行政上の決定を行う場合に、広く利害関係者の意見をきくこと。「―会」 ②説教や説法、また演説などをきくこと。表記①「聴問」とも書く。 0
予防 ヨボウ [0] 病気や災害などを前もってふせぐこと。「―接種」「労災―月間」 0
流鏑馬 やぶさめ [0] ウマを走らせながら矢で的を射る競技。現在は神社で儀式として行う。「境内で―が奉納された」 夏 1
ココ 乳飲み子の泣く声。「北国の片田舎で―の声をあげた」 0
妊娠 ニンシン [0] 胎児を宿すこと。子をみごもること。懐妊。「―七か月です」表記「姙娠」とも書く。 0
迅雷 ジンライ [0] 激しく鳴るかみなり。また、急に鳴り出すかみなり。「疾風―の攻撃」 0
間服 あいふく [0] 「間着(あいぎ)」に同じ。表記「合服」とも書く。 0
座食 ザショク [0] 無職のまま、働かずに暮らすこと。居食(いぐ)い。「―の徒」 徒食 0
警乗 ケイジョウ [0] 警察官・公安官が、鉄道や船などに乗りこんで警戒すること。 0
檜皮 ひわだ [0] ①ヒノキの皮。 ②「檜皮葺(ぶ)き」の略。 ③襲(かさね)の色目の一つ。昔、衣服を重ねるときの色合いで表は黒ずんだ紅色、裏は淡い藍色(あいいろ)。 1
把手 ハシュ [1] 「把手(とって)」に同じ。 0
現業 ゲンギョウ [0] 工場や作業場などの現場の業務。「―員の労務管理」 0
適否 テキヒ [1] 適しているかいないか。適不適。「役員としての―を検討する」 0
街灯 ガイトウ [0] 道路のわきに設けた電灯。街路灯。「―がともる」 0
石韋 ひとつば ウラボシ科の多年生シダ植物。暖地の山中に自生。長さ約二〇(センチメートル)の革質の葉が根茎から一枚ずつ直立する。 夏 由来「石韋」は漢名から。 表記「一つ葉」とも書く。 1
道楽 ドウラク [2] ①本職ではなく、趣味として楽しむこと。また、その趣味。「食い―」 ②ばくち・酒・女などの遊びにのめり込むこと。「―息子」放蕩(ホウトウ)・遊蕩 0
上首尾 ジョウシュビ [3] 物事がうまくいくこと。物事がよい結果になること。「―に終わった」 不首尾 0
羨道 センドウ 横穴式墳墓で、棺を納めた所に通じる道。 参考「エンドウ」とも読む。 0
渉猟 ショウリョウ [0] ①広い範囲をさがし歩くこと。「終日山野を―したが獲物はなかった」 ②広く書物・文書などを読みあさること。「論文作成のため資料を―する」 0
禍福は糾える縄の如し カフクはあざなえるなわのごとし 幸福とわざわいは順繰りにやってくるということ。「糾える縄」は、よりあわせた縄。〈『漢書(カンジョ)』〉参考「禍福」は「吉凶」ともいう。塞翁(サイオウ)が馬 0
然も しか-も [2] ①そのうえ。さらに。「安くて―品質がよい」 ②それなのに。それにもかかわらず。「しかられて、―も反省しない」 0
藍綬褒章 ランジュホウショウ [4] 社会事業など公共の利益のために尽くした人に、国から与えられる褒章。あい色のリボンのついた記章。 0
斐然 ヒゼン [0] あやがあって、美しいさま。「―として章(あや)をなす」 0
武器 ブキ [1] ①戦闘において、攻撃と防御に使う道具や器具。兵器 ②その人の持つ有力な手段のたとえ。「勘の良さが彼の―だ」「ペンを―として世論に訴える」 0
故きを温(たず)ねて新しきを知る ふるきをたずねてあたらしきをしる 温故知新(オンコチシン) 0
蕊 しべ [1] 種子植物の花の実を結ぶための器官。花粉をもつ雄しべと、受精し実となる雌しべがある。 0
弔う とむら-う [3] 人の死をいたみ、冥福(メイフク)を祈る。法要を営み、死者の霊を慰める。「死者をねんごろに―う」参考「とぶらう」とも読む。 0
端末 タンマツ [0] ①はし。終わり。 ②「端末装置」の略。コンピューターシステムで、利用者の手元にある入出力のための機器。 0
常態 ジョウタイ [0] ふつうの状態。ふだんのようす。「勤務を年末態勢から―に戻す」 0
御用 ゴヨウ [2] ①「用事」「用件」などの敬称。 ②宮中や官庁の用務。 ③昔、官命で犯人を逮捕すること。また、そのときの掛け声。「―になる」 0
帰馬放牛 キバホウギュウ 牛を桃林の野に放つ 0
火炉 カロ [1] ①火の熱で暖をとるもの。いろり・火鉢・ストーブなど。 ②ボイラーの燃料を燃やす装置。 0
祈念 キネン [0],[1] 神仏に心をこめて祈ること。「平和を―して石像を建てる」祈願 0
口腹 コウフク [1],[0] ①口と腹。 ②飲食。食欲。「―を満たす」 ③口で言うことと腹で思っていること。「―のちがう人」 0
伏線 フクセン [0] ①あとに起こることを予想して、あらかじめひそかに準備しておくもの。 ②小説や劇などで、あとの筋の展開や主題に備えて、それとなく述べておくこと。「最初から犯人を特定する―が張られていた」 0
束風 たばかぜ 冬、おもに日本海側で、北西方向から吹く強風。豪雪をもたらす。 0
心行く こころゆ-く [0],[4] 心が十分満足する。気がすむ。「―くまでご堪能(タンノウ)ください」 0
法主 ホッス [0],[1] ①一宗派の長。浄土真宗では管長。 ②法会の主宰者。参考「ホッシュ・ホウシュ」とも読む。 0
真影 シンエイ [0] 実物をそのままに表した肖像画。また、そのような写真。「御―」 0
枉法徇私 オウホウジュンシ 法律を悪用して私利私欲に走ること。また、法をまげて解釈し、身勝手に振る舞うこと。「徇私」は私利にとらわれる意。 0
出前 でまえ [0] 料理を注文された家などへ届けること。また、その料理。仕出し。「急な来客で―を頼む」 0
往歳 オウサイ 過ぎ去った年。過去。昔。「―を顧みる」「―に盛んだった行事をしのぐ」往年 0
標準 ヒョウジュン [0] ①判断や比較のめあてとなるもの。手本。「―時」「―価格を設定する」基準 ②度合いが平均的なもの。普通であること。「―サイズ」「―語」 0
腕前 うでまえ [0],[3] 身につけた力量。技能。「見事な料理の―を見せる」 0
咬合 コウゴウ 上下の歯のかみ合わせ。「歯医者で―を診てもらう」 0
吉例 キチレイ [0] めでたいしきたり。「―初売り」嘉例参考「キツレイ」とも読む。 0
道具 ドウグ [3] ①物の製作や仕事に使う器具。「大工―」 ②一般の器具・家具。「家財―」 ③体に備わっているもの。特に、顔の部分のことをいう。 ④手段として利用するもの。「出世の―に使う」 ⑤芝居の大道具・小道具。 0
煮付ける につ-ける [3] 汁の味がよくしみこむようにじっくりと煮る。煮しめる。「里芋を―ける」 0
営為 エイイ [1] いとなむこと。仕事。目的をもった行為。 0
居据わる・居座る いす-わる ①座ったまま動かないでいる。 ②地位や位置などが変わらずにいる。「何年も役員の座に―る」 0
粋 いき [1] ①身なりや態度がすっきりとあかぬけしていること。「―な着こなし」 ②人情を解し、ものわかりがよいこと。「―なはからい」 ③花柳界の事情に通じていること。「―な客」 ①~③野暮 0
千里の野に虎を放つ センリののにとらをはなつ 将来の大きな災いの種になることが分かっていながら、危険なものを野放しにするたとえ。 0
羅刹 ラセツ [1] ①大力(ダイリキ)で足が速く、人を魅惑してその肉を食べるといわれる悪鬼。足疾鬼(ソクシツキ)。 ②「羅刹天」の略。①がのちに仏教の守護神となったもの。 0
突如 トツジョ [1] だしぬけに。急に。にわかに。「天候が―として変わった」突然 0
蕨 わらび [1] イノモトソウ科のシダ植物。日当りのよい山野に自生。若葉はこぶし状に巻いていて食用にする。根茎からでんぷん(わらび粉)をとる。春 0
磨硝子 すりガラス [3] 表面を金剛砂(コンゴウシャ)などでこすって凹凸をつけ、不透明にしたガラス。くもりガラス。つや消しガラス。 1
油土 ユド 彫刻や鋳金などの原形を作るときに使う材料で、不乾性の油で練った人工の粘土。 0
最期 サイゴ [1] 死の間際。命の終わり。「友人の―をみとる」 臨終 0
藪茗荷 やぶミョウガ [3] ツユクサ科の多年草。関東以西の山林に自生。葉は長楕円(ダエン)形でミョウガに似る。夏、白い小花を開き、のちに藍(あい)色で球形の実を結ぶ。 0
沁みる し-みる [0] ①水がすみずみまでしみこむ。 ②心に深く感じる。「情けが身に―みる」 表記①「滲みる」とも書く。 0
汚す よご-す [0] ①きたなくする。けがす。「着物を―した」 ②不正を行う。「手を―して得た金」 ③料理で、味噌(ミソ)や胡麻(ゴマ)などであえる。「胡麻で―したいんげん」
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漢字の豆知識 「汚れない天使」の読み方は? 読めないと恥ずかしい常用漢字2(公財)日本漢字能力検定協会 0
御神籤・御御籤 おみくじ 寺社で、参拝者が吉凶などを占うために引くくじ。 1
洋服 ヨウフク [0] 西洋風の衣服。和服 0
虫鰈 むしがれい [3] カレイ科の海魚。沿岸の砂底にすむ。目のある側は暗褐色で、黒い輪状の斑点(ハンテン)がある。干物にする。ミズカレイ。 0
並びに なら-びに [0] および。また。二つの事項を並べて示すのに用いる語。「氏名、住所―電話番号を明記して下さい」 0
喬木は風に折らる キョウボクはかぜにおらる 他に抜きんでる者はとかく人からねたみや恨みを受けて、非難や中傷をされやすいたとえ。また、人の上に立つ者は非難や中傷を受けやすいたとえ。高い木は風の影響を受けて折れやすいことから。参考「喬木」は「大木・高木」ともいう。出る杭(くい)は打たれる 0
諾否 ダクヒ [1] 承知するか、しないか。承諾することと、しないこと。「―を問う」 0
何時 いつ [0] はっきりしない時を表す語。どのとき。いつか。 1
湯 ゆ [1] ①水を沸かして熱くしたもの。「鍋(なべ)に―を沸かす」 ②銭湯。風呂(フロ)。「―に行く」「―につかる」 ③温泉。いでゆ。「子宝の―」 0
及落 キュウラク [1],[0] 及第と落第。合格と不合格。合否。「―を決定する会議」 0
覇権 ハケン [0] 力で他をしたがえる覇者の有する権力。また、競技などで優勝して得る名誉。「―を握る」「―争いを繰り広げる」 0
理 ことわり [1],[0] ①筋道。道理。「―を説く」 ②もっともなこと。当然。 ③わけ。理由。 0
毛羽 けば [0] ①紙や布などがこすれて、表面にできる毛のようなもの。けばけば。「画用紙が―立つ」 ②地図で、山の形や傾斜・高低を示すのに使う細い線。 ③蚕が繭(まゆ)を作るとき、最初に張る糸。表記「毳」とも書く。 0
成る な-る [1] ①仕上がる。でき上がる。「新社屋の工事が―る」 ②望んだとおりになる。「長年の夢が―る」。 ③構成されている。「一〇の短編から―る小説集」 ④将棋で、駒(こま)が敵陣に入ってはたらきが変わる。「歩(フ)がと金に―る」 0
守備 シュビ [1] 守りの備えをすること。相手の攻撃に対して味方の陣地を守ること。「―を固める」 攻撃 0
明澄 メイチョウ [0] 濁りや曇りがなく、澄みわたっているさま。「―な響き」 0
梟帥 たける 古代、ある地方で勢力があった勇猛な種族の長。表記「建」とも書く。 1
甚く いた-く [1] たいそう。非常に。ひどく。ふかく。「―感動した」 0
梟首 キョウシュ [1] 「梟(さら)し首」に同じ。 0
伏罪 フクザイ 罪を犯した者が刑に服すること。表記「服罪」とも書く。 0
御裾分け おすそわけ [0] もらったものや利益の一部を人に分け与えること。「頂き物の菓子を―する」 0
献替 ケンタイ 君主に、よいことはすすめ、悪いことはやめさせること。参考「献」は推奨する、「替」はやめさせる意。 0
耳殻 ジカク [0] 耳の穴の外にあり、音を集める役割をする貝殻(かいがら)状のもの。耳介(ジカイ)。 0
評論 ヒョウロン [0] 物事の価値や是非や優劣などを批評して論を述べること。また、その文章。「小説の―を発表する」 0
由緒 ユイショ [1] ①物事のいわれ・起こり。物事の経てきた筋道。「―正しい家柄」由来 ②筋道の正しいりっぱな来歴。また、名誉ある歴史。「―ある建物の多い町です」 0
冤罪 エンザイ [0] 無実の罪。ぬれぎぬ。「全くの―だ」「―を晴らす」冤枉(エンオウ) 0
殆 ほとほと [0],[3] 本当に。すっかり。まったくもう。いやな思いをしたり、困りきったときにいう。「あの子には―手をやいた」 0
庸言庸行 ヨウゲンヨウコウ ふだんの言行。「庸言」は平生の言葉、「庸行」は平生の行動のこと。孔子の言葉。〈『易経』〉 0
棚浚え たなざらえ [3] 商品の整理のため、在庫品を全部店頭に出して安売りすること。 0
人の疝気(センキ)を頭痛に病む ひとのセンキをズツウにやむ 人の腹痛を心配して自分が頭痛する意から、関係のないことに余計な心配をすること。「疝気」は腹痛や腰痛のこと。 参考「人の」は「隣の」ともいう。 0
炉 いろり [0] 床を四角く切り抜き、煮炊きや暖房用に火を燃やす所。冬表記「囲炉裏・鑪」とも書く。参考「ロ」とも読む。 0
連奏 レンソウ [0] 同じ種類の楽器を、二人以上で合奏すること。表記「聯奏」とも書く。 0
曲 くせ [2] 謡曲で、曲舞(くせまい)の節を取り入れた、一番の聴かせどころ。また、舞いどころ。 0
一点一画 イッテンイッカク [0],[4] 漢字の一つの点と一つの筆画のこと。「―もおろそかにしない」一措(イッソ)一画 0
捕縛 ホバク [0] つかまえてしばること。「逃走中の犯人を―する」 0
落涙 ラクルイ [0] 涙を流すこと。泣くこと。「悲しみをこらえきれずに―する」 0
淵叢・淵藪 エンソウ 物事の多く寄り集まるところ。活動の中心地。 由来「淵」は魚が、「叢・藪」は鳥獣が集まる所の意から。 0
千尋・千仞 センジン 山などが非常に高いこと。また、海や谷が非常に深いこと。「―の谷」 参考「千尋」は「ちひろ」とも読む。「尋」「仞」ともに、長さの単位。 0
愛敬・愛嬌 アイキョウ ①にこやかでかわいらしく、相手に好感を与える態度や表情。 ②相手を喜ばせようとしてするちょっとしたしぐさやにこやかな振る舞い。「ほんのご―」「―を振りまく」参考古くは「アイギョウ」と読み、慈愛に満ちた仏の相の意。中世以降、清音化するにつれて「嬌」の字も当てられるようになり、現在の意をもつようになった。 0
造化 ゾウカ [0],[1] ①万物をつくりだすこと。また、その神。造物主。 ②天地。宇宙。自然。森羅万象。「―の妙」 0
抹香 マッコウ [0],[3] シキミの葉や皮を粉にした香。参考仏前の焼香に用いる。 0
硯北 ケンポク 手紙のあて名の脇(わき)に添えて敬意を表す語。「おそば」の意。机下・座下由来南向きに机に座ると、人は机上のすずりの北に位置することから。表記「研北」とも書く。 0
勝率 ショウリツ [0] 試合などに勝った割合。「リーグで最高の―を誇る投手」「―が五割を切る」 0
詞 ことば [1] ①単語や語句。また、詩文。 ②小説・戯曲の会話の部分。 ③語り物などで、節のない語り部分。 0
用言 ヨウゲン [1],[3] 動作や状態・性質などを述べる語。活用があり、それだけで述語となる。動詞・形容詞・形容動詞の総称。体言 0
初音 はつね [0] ウグイスなど、その年はじめて鳴く声。 春 0
弓場 ゆば [0] 弓を練習する所。弓庭(ゆにわ)。参考「ゆみば」とも読む。 0
浮矢幹 うきやがら [3] カヤツリグサ科の多年草。沼地に自生。夏から秋に褐色の穂を数個つける。根は薬用。ミクリ。由来水に浮く枯れた茎が矢幹に似ていることから。 0
開示 カイジ [1] ①内容を明らかに見せること。「情報の―を進める」明示 ②公開の法廷で内容を示すこと。「拘留理由―請求」参考①「カイシ」とも読む。 0
封度・封 ポンド ヤード-ポンド法の重量の単位。一(ポンド)は約四五三・六(グラム)。表記「听・英斤」とも書く。参考英語の音訳語。 1
猶予 ユウヨ [1] ①日時を延ばすこと。「執行―の判決が下される」 ②ぐずぐずしてためらい、決断しないこと。「一刻の―も許されない」 0
邦訳 ホウヤク [0] 外国語を日本語に訳すこと。また、その訳したもの。日本語訳。和訳。 0
山嵐 やまあらし [3] ①山で吹く強い風。また、山から吹き下ろす強い風。 ②柔道の技の一つ。相手をつり上げながら足をかけて投げる技。 0
担保 タンポ [1] ①債権の安全保証をするために、債務者から債権者にあらかじめ提供されるもの。「自宅を―に借金をした」 ②抵当。しちぐさ。「無―」 0
乱痴気騒ぎ ランチキさわぎ [5] ①入り乱れて大騒ぎをすること。どんちゃんさわぎ。「祝賀会は深夜までの―となった」 ②男女間の嫉妬(シット)から起こるけんか。痴話(チワ)げんか。 0
早場米 はやばマイ [0] ①気候の関係で、植えつけや刈り取りの早い地方で産する米。 ②早く供出する、早稲(わせ)の米。また、一般の新米に先がけて収穫され出荷される米。 遅場米 0
人造 ジンゾウ [0] 天然の物に似せてつくること。また、つくった物。「―湖」 人工 天然 0
白血球 ハッケッキュウ [3] 血液中の血球の一つ。無色でアメーバ状に変形し、体内に入った病原菌を細胞内に取り入れて殺す。赤血球 0
旨い物は宵(よい)に食え うまいものはよいにくえ 都合がよいことは早くやったほうがよいということ。おいしいものは、まずくならないうちに食べてしまったほうがよいの意から。 0
肯 コウケイ 物事の急所。重要な点。 由来「肯」は骨のついた肉の意、「」は筋と骨とのつなぎ目の意で、肉を切り取るときに包丁を入れる要所であることから。 0
装身具 ソウシング [3] 首飾り・ブローチ・指輪など、体や衣服につけて身を飾るもの。アクセサリー。 0
馬氏の五常 バシのゴジョウ 才能豊かな兄弟のこと。由来中国、三国時代、蜀(ショク)の馬良(バリョウ)の兄弟五人はそろって字(あざな)に「常」の字を用い、それぞれ才人として有名であったことから。〈『三国志』〉 0
詮方無い センかたな-い [5] なすべき手段がない。しかたがない。「―くあきらめる」 表記「為ん方無い」とも書く。 0
混信 コンシン [0] 無線やラジオ・テレビなどで他局の電波が混じって受信されること。 0
元旦 ガンタン [0] 一月一日。また、一月一日の朝。元日 0
奇縁 キエン [0],[1] 不思議な巡り合わせ。思いがけないつながり。「合縁(あいエン)―」 0
養蚕 ヨウサン [0] 繭をとるために、かいこを飼育すること。「―業で栄えた町」 春 0
豆娘 いととんぼ イトトンボ科のトンボの総称。 糸蜻蛉(いととんぼ) 1
貴紳 キシン [1],[2],[0] 「貴顕紳士」の略。 0
黄絹幼婦 コウケンヨウフ 絶妙な文章のこと。 由来中国、後漢の蔡(サイユウ)が邯鄲淳(カンタンジュン)の書いた曹娥(ソウガ)碑文を賞賛したなぞかけの言葉。「黄絹」は色糸で、この二文字を組み合わせると「絶」、幼婦は少女で「妙」。全体で「絶妙」の意になる。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉 0
筏師 いかだシ いかだをあやつることを職業としている人。 0
黙認 モクニン [0] 気づかないふりをして黙って見逃すこと。また、暗に許すこと。「不正行為は―できない」黙許・黙諾・黙過 0
佳人 カジン [1],[0] 容貌(ヨウボウ)の美しい女性。美人。「才子―」 0
巌下の電 ガンカのデン 眼光が明るく輝いて鋭いさま。 由来中国、西晋(セイシン)の政治家王戎(オウジュウ)の眼光を、裴楷(ハイカイ)がいわおの下の暗がりできらめく稲妻のようだと評した言葉から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
隠元豆 インゲンまめ [3] マメ科のつる性一年草。夏、白や黄色の花をつける。未熟なさやと熟した種子を食用にする。秋由来中国、明(ミン)の僧、隠元によって伝えられたことからという。 0
訛言 カゲン [1],[0] ①「訛語」に同じ。 ②いつわりを言うこと。またその言葉。いつわりのうわさ。「―を伝布する」流言(リュウゲン)・(ルゲン) 0
昨日の淵(ふち)は今日の瀬 きのうのふちはきょうのせ 人の世の転変の激しいたとえ。 由来『古今和歌集』の歌「世中(よのなか)は何か常なる飛鳥(あすか)川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」〈よみ人しらず〉から。 1
千里同風 センリドウフウ [1] 天下太平のこと。広い地域にわたって同じ風が吹く意から。〈『論衡(ロンコウ)』〉 万里同風
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四字熟語根掘り葉掘り27:おめでたいのは「千里同風」
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軽度 ケイド [1] 程度の軽いこと。「―の発作」重度・強度 0
頰貫 つらぬき ①ふちの貫緒(ぬきお)を引きしめて足の甲で結ぶ毛皮製の浅沓(あさぐつ)。軍陣・乗馬用。 ②雨雪のときに用いる白い皮の沓。表記「貫」とも書く。 1
群青色 グンジョウいろ [0] あざやかな、濃い青色。藍(あい)に近い青色。「―の海」 0
兄矢 はや [1] 二本の矢を持って射るとき、先に射る矢。表記「甲矢・早矢」とも書く。 1
詠む よ-む [1] 和歌や俳句などを作る。「惜別の情を―んだ歌が多い」 0
大手 おおで [0] 肩から指の先まで。「―を左右に広げる」「―を振る(あたりをはばからない態度で堂々と物事を行う)」参考「おおて」と読めば別の意になる。 0
貝殻 かいがら [3],[0] 貝類の外側の硬い殻。貝の身を保護している。「海岸で―を拾う」「―細工」表記「介殻」とも書く。 0
梭魚・梭子魚 かます カマス科の海魚の総称。 由来「梭魚」は漢名からで、機織り機の梭(ひ)に似る魚の意。 魳(かます) 1
勤しむ いそ-しむ [3] 精を出す。心力を尽くす。つとめる。「勉強に―む」 0
悴 せがれ [0] ①自分の息子を謙遜(ケンソン)していう語。「世話のやける―」 ②他人の息子をいやしめていう語。「小―め」 0
秋唐松 あきからまつ [4] キンポウゲ科の多年草。山野に自生。葉は裏面が白色を帯びた羽状複葉で、カラマツに似る。夏の終わりころ、黄白色の小花を多数つける。 0
小皺 こじわ [0] 皮膚や衣服などにできる細かいしわ。「目元に―が寄る」 0
御の字 おんのジ [3] 十分にありがたいこと。感謝の気持ちがきわめて強いこと。参考「御」の字をつけたいほどのものの意。 0
新墾田 あらきだ 新しく開墾した田んぼ。新田(シンデン)。 1
盛年 セイネン [0] 若くて働きざかりの、元気な年ごろ。血気盛んな年ごろ。 0
鉛毒 エンドク [1],[0] ①鉛に含まれている毒素。 ②鉛の毒による中毒症。貧血や消化器・神経に異状をきたす。 0
落首 ラクシュ [0],[1] 作者の名を隠し、時世や人物を風刺したり批判したりした狂歌や狂句。 0
落後・落伍 ラクゴ ①仲間や隊列から離れて遅れること。また、その人。「一人の―者も出さずに登頂した」 ②力などが足りず、競争相手についていけなくて脱落すること。人後(ジンゴ)に落ちること。「ゴール目前で―する」 0
二十四節気 ニジュウシセッキ [1],[2] 陰暦で、太陽の黄道上の位置にしたがい、一年を二四等分した季節区分。立春、秋分など。二十四節。二十四気。 0
南殿 ナデン ①紫宸殿の別称。 紫宸殿(シシンデン) ②サクラの一種。サトザクラとチョウジザクラの雑種とされ、花は半八重咲き。葉の裏側に軟毛が密にある。春参考 ①「ナンデン」とも読む。 0
喬松 キョウショウ ①高くのびたマツ。 ②中国古代の不老不死の仙人、王子喬(オウシキョウ)と赤松子(セキショウシ)。「―の寿(長命長寿)」 0
倒す たお-す [2] ①立っているものを横にする。 ②ころがす。「ぶつかって前の人を―した」 ③くつがえす。滅ぼす。「政権を―す」 ④勝負して相手を負かす。「強豪チームを―す」 ⑤殺す。死なせる。「一発で野獣を―す」 0
頌栄 ショウエイ [0] 神をたたえる歌。キリスト教のプロテスタントで用いる語。 0
足枷 あしかせ [0] ①罪人の足にはめて行動の自由を奪った昔の刑具。 手枷 ②行動の自由を束縛するもの。足手まとい。「固定観念が発想の―となる」 0
蜜 ミツロウ [1] ミツバチが巣を作る際に分泌するろう。ミツバチの巣を加熱してしぼりとり、化粧品やろうそくなどの原料に用いる。 0
流金鑠石 リュウキンシャクセキ 厳しい暑さのたとえ。金属を溶かし流し、石を溶かすということ。「鑠」はとかす意。由来昔中国で十個の太陽が同時に昇り、金石などをみな照らし溶かしたという伝説から。〈『楚辞(ソジ)』〉流金焦土 0
宿六 やどロク [0] 妻が夫を親しみやさげすみの気持ちを込めていう語。「うちの―」 0
表敬 ヒョウケイ [0] 敬意を表すこと。「視察団が市庁舎を―訪問する」 0
疫病神 ヤクビョウがみ [3] ①疫病を流行させるという神。「―にとりつかれる」 ②その人が加わると必ず悪い結果をまねくと、皆から嫌われる人。「あいつは―だ」 0
雀躍 こおどり [0] うれしくておどり上がること。 由来スズメ(雀)がぴょんぴょん飛びはねるように喜ぶことから。 表記「小躍り」とも書く。 参考「ジャクヤク」とも読む。 1
寂滅 ジャクメツ [0] ①煩悩を離れて悟りの境地に入ること。涅槃(ネハン)。 ②死ぬこと。 0
設置 セッチ [0],[1] 施設・機材・機関などをつくりしつらえること。「協議会を―する」「待合室にテレビを―する」 0
水位 スイイ [1] 一定の基準面から測ったダム・川・海などの水面の高さ。「大雨で貯水池の―が上がる」 0
蟠踞 バンキョ [1] ①しっかりと根を張って動かないこと。 ②広く領地を占領して勢力をふるうこと。表記「盤踞」とも書く。 0
淘汰 トウタ [1] ①よりわけて不用のものを除くこと。 ②環境に適応する生物だけが生き残り、適応しないものは滅びること。「自然―」参考「汰」は水で洗ってよりわける意。 0
某 なにがし [1] はっきりしない人や物、また、ぼかしていう場合に用いる代名詞。「木村―」「入会には―かのお金が必要だろう」表記「何某」とも書く。 0
牝牡 ヒンボ 動物のめすとおす。雌雄(シユウ)。 0
竄れる かく-れる 穴に逃げかくれる。もぐりこんで見つからないようにする。 0
蟾蜍 センジョ [3] ①月にすむというヒキガエル。 ②月の異称。 由来中国古代の女仙人・西王母から不死の薬を盗み、月に逃げた女がヒキガエルに変化したという伝説から。 参考「ひきがえる」と読めば別の意になる。 0
砂糖黍 サトウきび [2] イネ科の多年草。東南アジア、またはインド原産といわれる。熱帯・亜熱帯で栽培。茎は高さ約三(メートル)で、上に円錐(エンスイ)状の穂をつける。茎のしぼり汁から砂糖を作る。しぼりかすはパルプの原料や飼料用。カンショ。 秋 表記「甘蔗」とも書く。 0
内偵 ナイテイ [0] こっそりとさぐること。内々に偵察すること。 0
不純 フジュン [0] 純粋、または純真でないこと。「動機が―だ」 0
受理 ジュリ [1] 書類などを受け取ること。「辞表を―する」 0
失格 シッカク [0] 資格を失うこと。また、その任にふさわしくないこと。「コースから外れて―となる」「父親―だ」 0
南郭濫吹 ナンカクランスイ 実力がない者が、才能のある者のなかに紛れこんでいること。故事 中国、斉(セイ)の宣王(センオウ)は、三〇〇人の竽(ウ)の名手を集めて合奏させていたが、そのなかに南郭という竽を吹けない者が、混じって高禄(コウロク)を得ていた。王(ビンオウ)の代になって、一人一人に竽を吹かせると南郭は逃げ去ったという故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉参考「南郭濫竽(ナンカクランウ)」ともいう。 0
如法 ニョホウ [0] ① 仏の教法にしたがって理にかなうこと。また、そのさま。 ②柔和なこと。温厚なこと。 ③もとより。まったく。 0
引き際 ひきぎわ ①身を引く時期。身の引き方。「人間―が肝心だ」 ②退社まぎわ。「―に仕事を言いつけられた」 0
攻防 コウボウ [0] 攻めることと防ぐこと。攻撃と防御。「激しい―戦を繰り広げる」攻守 0
金剛力士 コンゴウリキシ [5] 仏法を守護する、力のある二神。金剛神。仁王(ニオウ)。「南大門の―像」 0
柔弱 ニュウジャク [0] 意志や体力がひ弱なさま。「―な体を鍛え直す」 参考「ジュウジャク」とも読む。 0
休心・休神 キュウシン 安心すること。おもに手紙文で用いる。「ご―ください」安心・休意 0
哉 や [0] …か。疑問・反語を表す終助詞。多くは古語。 0
供える そな-える [3] 神仏や貴人の前に物をささげる。「仏前に花を―える」 0
投宿 トウシュク [0] 旅館に泊まること。宿をとること。「港の旅館に―する」宿泊参考「投」はとどまる意。 0
潔癖 ケッペキ [0] 不潔や不正をひどく嫌うこと。また、そのような性質。「責任感の強い―な人」「―すぎて部下に慕われない」 0
浸食 シンショク [0] ①水がしみこんで物がそこなわれること。 ②水や風などによって地表がすりへったり、崩れたりすること。「―作用」 「浸蝕」の書きかえ字。 0
白蟻 しろあり [0],[2] シロアリ目の昆虫の総称。形はアリに似るが別種で、体は白または淡黄色。木材の内部に巣を作り、家屋を害する。「―の駆除」夏 0
諸子 ショシ [0] ①同輩以下の者に呼びかける語。 諸君 ②「諸子百家」の略。 参考「もろこ」と読めば別の意になる。 0
宿命 シュクメイ [0] 人の力では変えようがない、前世から定まっている運命。「この出会いは―に違いない」 宿運 0
再燃 サイネン [0] ①消えていた火が、ふたたび燃えだすこと。 ②一時おさまっていたことが、ふたたび問題となること。「進退問題が―する」 0
羞恥 シュウチ [1] はずかしいと感じること。恥。「―心のない男」 羞愧(シュウキ) 0
襤衣 ランイ ぼろの着物。やぶれごろも。つづれ。弊衣 0
佇立 チョリツ [0] じっとその場にたたずむこと。しばらくの間立っていること。参考「チョリュウ」とも読む。 0
冠詞 カンシ [0] 西ヨーロッパ言語の品詞の一つ。名詞の前に置き、意味を限定する。数・性などにより語形変化するものもある。 0
渓流 ケイリュウ [0] 谷間を流れる川。また、その流れ。「―で釣りを楽しむ」表記「谿流」とも書く。 0
半寿 ハンジュ 八一歳の祝い。由来「半」の字が「八」「十」「一」に分けられることから。 0
海獣 カイジュウ [0] 海中にすむ哺乳(ホニュウ)動物の総称。クジラ・イルカ・アザラシなど。 0
一切合切 イッサイガッサイ [5] 何もかも残さずすべて。「災害で―失った」表記「合切」は「合財」とも書く。 0
衆庶 シュウショ [1] 世間の多くの人々。一般の民衆。庶民。 0
恐喝・恐愒 キョウカツ 相手の弱点や秘密につけこんで人をおどすこと。また、おどして金品をゆすりとること。恐嚇・脅嚇 0
扼喉 ヤクコウ ①のどをしめつけること。 ②急所をおさえて、相手の死命を制すること。表記「搤喉」とも書く。参考「喉」はのどの意。 0
悽愴 セイソウ [0] ①すさまじく、いたましいさま。「―な戦場」 ②身にしみるほどわびしいこと。 表記「凄愴」とも書く。 0
巻末 カンマツ [0] 書物や巻物などの終わりの部分。巻尾。「―付録」巻頭・巻首 0
慫慂 ショウヨウ [0] そばから誘いすすめること。また、すすめそそのかすこと。「―されて立候補する」 0
畦 うね [2],[1] ①畑で、作物を植えたり種をまいたりするために、土を長細く平行に盛り上げたもの。 ②①の形に似ているもの。山脈・波・織物などにいう。表記「畝」とも書く。 0
紛らわしい まぎ-らわしい [5] よく似ていて区別がつきにくい。まちがいやすい。「両社の商標はたいへん―い」「―い表現を避ける」 0
混合 コンゴウ [0] 二種類以上のものが混じり合うこと。また、混ぜ合わせること。「―物」 0
掩う おお-う [0],[2] 物をかくしたり保護したりするために、上からかぶせる。「耳を―う」 0
高堂 コウドウ [0] 高く構えたりっぱな建物。手紙文で、相手の家などを敬っていう語。貴家・尊宅 0
卑下も自慢のうち ヒゲもジマンのうち 表面では謙遜(ケンソン)しているようで、実はそのことを美徳として自慢していること。 0
怪火 カイカ [1],[0] ①不思議な火。火の玉・狐火(きつねび)・鬼火など正体不明の火。 ②原因不明の火事。不審火。 0
濫れる みだ-れる ①ある範囲を超える。度が過ぎる。 ②道理にそむく。あやまちをおかす。 0
正客 ショウキャク [0] ①客のなかでも一番中心となる人物。正座の客。 主賓 ②茶会で最も上位の客。上客。 0
なぎ マキ科の常緑高木。暖地に自生。葉はタケに似るが、厚くて光沢がある。樹皮はなめらかで紫褐色を帯びる。熊野神社では神木とされる。材は床柱・家具用。表記「竹柏」とも書く。 0
駝鳥 ダチョウ [0] ダチョウ科の鳥。アフリカの草原にすむ。現存の鳥類では最大。飛べないが、あしが強大で走るのが速い。 0
頓 ひたぶる [0] ひたすら。一途に。むやみに。「―に探し求める」表記「一向」とも書く。 0
煙火 はなび [1] 火薬を玉にしたり、紙によりこんだりして火をつけ、光や音を楽しむもの。夏表記「花火」とも書く。参考「エンカ」とも読む。 1
夭い わか-い 生まれてから年数がたっていない。しなやかでわかわかしい。 0
誤報 ゴホウ [0] まちがった内容やありもしないことを報道すること。また、その報道。「犯人逮捕のニュースは―だった」 0
韃靼 ダッタン モンゴル系の一部族。のち、モンゴル民族の総称。タタール。 0
看督長 かどのおさ 平安時代、罪人の逮捕や牢獄(ロウゴク)の看守をした役人。 1
経綸 ケイリン [0] 国家を治め整えること。また、その施策。「―の才」 0
隻紙断絹 セキシダンケン 文字を書き記したわずかな紙や絹布の切れはし。 断簡零墨(ダンカンレイボク) 0
沈殿 チンデン [0] ①液体に混じっている物質が底に沈むこと。「―物」浮遊 ②化学反応により、溶液から不溶性の物質が分離する現象。 「沈澱」の書きかえ字。 0
有り難い ありがた-い [4] ①感謝を表す語。かたじけない。「その気持ちが―い」 ②とうとい。もったいない。「―いお経」 ③ありそうになく、貴重だ。めったにない。「―い奇特な行為」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「ありがとう」の由来 ~挨拶を漢字で書くと意味がわかる2~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
霊肉 レイニク [1],[0] 精神と肉体。霊魂と肉体。「―一致」「プラトンの―二元論」 0
白文 ハクブン [0] ①句読点・訓点などをつけない漢文。 ②本文だけで注釈をつけない漢文。 0
悠揚 ユウヨウ [0] ①物事にこだわらずに、ゆったりと落ち着いているさま。「―として迫らず」 ②ゆるやかにあがってただようさま。 0
蓮の台 はすのうてな 極楽往生した人が座るというハスの花の形をした台座。仏や菩薩(ボサツ)の台座。れんげ座。蓮座(レンザ)。蓮台。 0
教案 キョウアン [0] 授業の教材・目的・方法・進行などを記した草案。学習指導案。 0
萎靡 イビ [1] なえてしおれること。元気がなくなること。「士気が―する」萎縮 0
老婆心切 ロウバシンセツ [4] 必要以上に他人の世話を焼きすぎること。老婆心。「切」は、思いがひたすらで強いさま。もと仏教語。〈『景徳伝灯録』〉参考語構成は「老婆心」+「切」。 0
関頭 カントウ [0] 物事の重大な分かれ目。せとぎわ。「生死の―に立つ」 0
搏景 ハクエイ 「物の影をうつ」ということで、捕らえることのできないことのたとえ。また、手ごたえのないことのたとえ。「景」は影。表記「搏影」とも書く。 0
房事 ボウジ [1] 男女の交わり。ねやごと。寝室の中のことの意。 0
顔馴染み かおなじみ [0],[3] 何度も会って、顔を見知っていること。「―の客」顔見知り 0
擬似 ギジ [1] 本物と区別がつかないほどよく似ていること。「宇宙旅行の―体験」表記「疑似」とも書く。 0
囂然 ゴウゼン ①人々の声が騒がしいさま。 ②人々が嘆き訴えるさま。 0
巻首 カンシュ [1] 巻物や書物の初めの部分。巻頭巻末・巻尾 0
鴇 のがん [1] ノガン科の鳥。シベリア・朝鮮半島などに分布。首は灰色で、背には黄褐色に黒褐色の斑紋(ハンモン)がある。繁殖期の雄には、のどの両側に白い飾り羽が生える。肉は食用で美味。表記「野雁」とも書く。 0
至極 シゴク [1] このうえもないこと。きわめて。「残念―」「―当然のことだ」
■もっと学べる!コラムを読んでみよう!
四字熟語根掘り葉掘り98:「笑止千万」は編集者を悩ませる
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
除湿 ジョシツ [0] 室内の湿気を取りのぞくこと。「梅雨は―器がよく売れる」 0
桑年 ソウネン 四八歳の別称。桑字年。 由来「桑」の俗字「桒」を字画に分解すると、十が四つと八になることから。 0
経度 ケイド [1] 地球上の位置を示す座標の一つ。ある経線とイギリスの旧グリニッジ天文台を通る経線である本初子午線が、赤道と交わる二点を地球の中心と結んでできる角度。本初子午線を零度として、東経・西経一八〇度まである。緯度 0
内蔵 ナイゾウ [0] そのもの自体の内部に含まれていること。「フラッシュ―のカメラ」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 CDドライブが内臓?~うっかり変換ミスしがちな熟語~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
気紛れ キまぐれ [0] ①一定の考えをもたず、気分しだいで心が変わりやすいこと。思いつきで動くこと。「―なやつ」 ②変わりやすく予測がしにくいこと。「―な天気」 0
匆しい いそが-しい 一つのことにかまっていられず、あわただしい。 0
介錯 カイシャク [1] ①付き添って世話をすること。後見・介添え ②切腹する人の後ろにいて首をはねること。また、その役の人。「―人」 0
位階 イカイ [1],[0] 国家に功績のあった人に与えられる栄典の一種。一位から八位まであり、それぞれに正と従がある。「従三位(ジュサンミ)の―を賜る」官位 0
滅法 メッポウ [3] ①非常に。はなはだしい。度を越しているさま。「今朝は―冷える」 ②一切の相を滅する法。因縁を離れた法。 0
小成 ショウセイ [0] 少しばかりの成功。「―に安んずる」 大成(タイセイ) 0
不調法 ブチョウホウ [2] ①配慮が足りないこと。行き届かないこと。転じて、しくじり。失敗。「―をしでかし申し訳ない」 ②酒やタバコがのめないこと、芸事ができないことを謙遜(ケンソン)していう語。「―でお酒は飲めません」表記「無調法」とも書く。 0
土盛り ドもり 建築工事などで、地面を高くするために土を運んできて盛り上げ、ならすこと。「敷地が低いので―をする」参考「つちもり」とも読む。 0
坦ら たい-ら ①道などが広くたいらなさま。 ②感情の起伏がない。心が穏やかなさま。 0
同志 ドウシ [1] 志や主義が同じであること。また、その人。「―を募る」「―諸君」仲間 0
三竦み サンすくみ [3],[0] 三者が互いに牽制(ケンセイ)しあって、だれも自由に行動できないこと。 由来ヘビはナメクジを恐れ、ナメクジはカエルを恐れ、カエルはヘビを恐れるため、三匹がそろうとどれも身がすくんで動けなくなることから。 0
侏離 シュリ 外国語の意味がわからないさま。 0
一敗地に塗れる イッパイチにまみれる 再起不能となるほど、徹底的に打ち負かされること。戦いで完全に敗北し、死者の遺体が泥まみれになる意から。〈『史記』〉 0
有限 ユウゲン [0] 数量・程度などに限りのあるさま。「人の命は―だ」「―会社」無限 0
憐情 レンジョウ [0] 人をあわれむ気持ち。あわれみの心。「―をもよおす」 0
冒う おお-う ①上にかぶる。 ②上からかぶせて隠す。 0
又聞き またぎき [0] 話を聞いた人から、さらに聞くこと。人づてに聞くこと。「―したうわさ話」「―では信用できない」 0
去る者は追わず さるものはおわず 自分から離れていこうとする者は無理には引き留めないということ。由来 もとは「往(ゆ)く者は追わず、来(きた)る者は拒(こば)まず」の句から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
催す もよお-す [3],[0] ①あることをしたい気持ちになる。ある状態が起こり始める。「眠気を―す」 ②行事や会合の計画を立て、準備して行う。開催する。「新入生歓迎会を―す」 0
昏昏 コンコン [0] ①暗いさま。また道理に暗くおろかなさま。 ②意識のないさま。また、深く眠るさま。「―と眠る」 0
酷烈 コクレツ [0] やり方や仕打ちが非常にきびしく、激しいさま。「―きわまる追及」 0
予予 かねがね [2],[3] 以前から。まえまえから。かねてから。「お話は―うかがっておりました」 0
退治 タイジ [1],[0] 害をなすものをうち滅ぼすこと。「薬を散布して害虫を―した」 0
触手 ショクシュ [0],[1] 下等動物の口の近くにあるひも状の突起。えさを捕らえたり、感覚を得る触角の役目をしたりする。「相手の領分にまで―をのばす(関係する)」
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
・漢字の豆知識 食指は伸ばさず動かします ~慣用句どうしが混ざらないように~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
唱道 ショウドウ [0] 意見などを人の先に立ってとなえること。「消費社会の見直しを―する」 表記「倡道」とも書く。 0
科人 とがニン [0] 法律上、罪を犯した人。「―が引き立てられる」罪人 0
哥薩克 コサック ロシア南東部に住むトルコ族とスラブ族の混血人種。騎兵として、帝政ロシアのシベリア征伐や辺境防備に活躍した。参考「コザック・カザーク」とも読む。 1
勤倹 キンケン [0] 仕事に励み、無駄づかいや贅沢(ゼイタク)をせずに倹約すること。勤勉と倹約。 0
干渉 カンショウ [0] ①他人のことに立ち入って口をはさむこと。「子どもへの過―はいけない」 ②一国が他国の内政・外交などに口出しすること。「内政―」 ③光波・音波などで二つの波が同一点で重なったとき、互いに強めあったり弱めあったりする現象。「光の―を観測する」 0
元の木阿弥(もくあみ) もとのもくあみ 一度よい状態になったものが、再び以前の悪い状態に戻ること。また、それまで積み重ねてきた努力や苦労が無駄になること。故事 戦国時代、筒井順昭が病死したときに子の順慶が幼少であったので、順昭の声に似ていた盲人木阿弥を影武者に立てた。順慶が成長してのちに順昭の死を公にし、木阿弥はもとの身分に戻ったという故事から。 0
竜舌蘭 リュウゼツラン [4] リュウゼツラン科の多年草。メキシコ原産。葉は厚く先がとがり、かたいとげがある。数年~十数年で夏に淡黄色の花をつけ、結実するとその株は枯れる。葉のしぼり汁からテキーラをつくる。夏 0
巳 み [0] ①十二支の六番目。ヘビ。 ②昔の時刻で、現在の午前一〇時ころ。また、その前後二時間。「―の刻」 ③昔の方角の名。南南東。 0
画餅 ガベイ [0] 絵にかいたもち。実際に役に立たないもののたとえ。無駄。参考「ガヘイ」とも読む。 0
話 はなし [3] ①話すこと。話す内容。「人の―を聞く」 ②物語。「子どもにお―を聞かせる」 ③相談事。「―をもちかける」 ④道理。筋のとおったこと。「―にならない」 ⑤うわさ。話題。 0
射手 いて [1] 矢を射る人。また、弓の名手。「三十三間堂の通し矢に―として参加する」 0
皓歯蛾眉 コウシガビ まっしろに輝く歯と魅惑的な三日月形のまゆ。絶世の美女の形容。明眸皓歯(メイボウコウシ)・朱唇皓歯 0
病原・病源 ビョウゲン 病気の原因。「―菌」「―体」病因・病根 0
空梅雨 からつゆ [0] 梅雨の時期にあまり雨が降らないこと。「今年は―で稲の生育が悪い」照り梅雨 夏 1
雉蓆 きじむしろ バラ科の多年草。山野に自生。春、イチゴに似た黄色い五弁花をつける。春由来放射状に葉を広げるさまを、キジの座る敷物に見立てたことから。 0
陳述 チンジュツ [0] ①口頭で述べること。また、その内容。 ②訴訟当事者が裁判所に対し、事件について口頭または書面で述べること。「弁護側の―」 ①②口述 0
竿灯 カントウ 秋田市の七夕祭。長い丸竹に横竹を張り、そこに提灯(チョウチン)を九段につり下げたもの。各町内で、太鼓の音に合わせ掛け声をかけながら練り歩き競う。 0
褥瘡 ジョクソウ [0] 病気などで衰弱した体で長く寝ているとき、床にあたる身体の部分が赤くただれて傷つき、痛むこと。床ずれ。 表記「蓐瘡」とも書く。 0
騁望 テイボウ 楽しんで見物すること。また、思う存分に眺めること。 0
底土 しはに [0] 地面の下のほうにある土。初土(はつに)参考「そこつち」とも読む。 1
勅 みことのり [0] 天皇の言葉。また、それを書いたもの。勅語・勅命・宣旨など。参考「勅」は通常の小事に用い、大事には「詔」を用いる。 0
直射 チョクシャ [0] ①光線がじかに照らしつけること。「―日光」 ②弾丸を直線に近い弾道で飛ぶように発射すること。「敵陣に向けて―する」「―砲」曲射 0
規則 キソク [2],[1] ①行為や手続きなどの規準となるきまり。ルール。「就業―を守る」「会の―を改める」規約・規律・規定 ②物事の秩序。 0
従順 ジュウジュン [0] 素直でおとなしく逆らわないこと。言われたとおりにつきしたがうこと。「―な部下」 0
幷吞 ヘイドン 他の勢力を支配下に置くこと。表記「併呑」とも書く。 0
哀毀骨立 アイキコツリツ あまりのかなしさに、身がやせ細り、骨ばかりになること。父母との死別などで非常にかなしむことのたとえ。「哀毀」はかなしみのためにやせ細る意。「骨立」は肉が落ちて骨と皮ばかりになる意。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉参考「哀毀」は「毀瘠(キセキ)・形銷(ケイショウ)・羸瘠(ルイセキ)」ともいう。 0
桶胴 おけドウ 日本の太鼓の一種で、囃子(はやし)や民俗芸能などに用いる。桶のように板を合わせた胴の両面に革を張り、ひもで締めたもの。 0
劣勢 レッセイ [0] 勢力や形勢が他に比べて劣っていること。「―をはね返す」優勢 0
非道 ヒドウ [0] ものの道理や人の道にはずれていること。また、その行為。「極悪―なやり方」非理 0
後味 あとあじ [0],[2] ①飲み食いをしたあとに口に残る味。後口(あとくち) ②物事が済んだあとに感じる気分。「―が悪い結末」 0
封土 ホウド [1] ①封建時代に、君主が家臣の大名に与えた領地。封地 ②土を高く盛り上げた祭壇。参考②「フウド」とも読む。 0
栗烈 リツレツ 皮膚がぴりぴりするほど寒さが厳しいこと。また、そのさま。凜烈(リンレツ)表記「慄烈」とも書く。 0
刺の無い薔薇(ばら)は無い とげのないばらはない うわべは美しいものでも、裏には恐ろしい一面が隠れていることのたとえ。 1
古豪 コゴウ [0] 経験を積んだ実力者。古兵(ふるつわもの)。ベテラン。「―チーム」「対戦相手は―ぞろいだ」新鋭 0
夾む はさ-む ①物を間に入れる。「しおりを―む」 ②両側から押さえる。「書類をクリップで―む」 0
杷 さらい [0] かきならす農具。木製などで、歯を粗く並べた横板に長い柄がつき、土をかきならしたり、ごみなどを集めたりするもの。 0
泡雪 あわゆき [2] ①泡のように軽くて溶けやすい雪。 ②「泡雪羹(あわゆきカン)」の略。卵白を泡立てて砂糖などを加え、寒天で固めた和菓子。参考①「沫雪」とも書く。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 知っていますか?「六花」や「風花」 ~風情あふれる雪の呼び名~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
掖む わきばさ-む わきのしたにはさんで持つ。たばさむ。「かばんを―む」 0
過る よぎ-る [2] ①通りすぎる。通過する。「不安が胸を―る」 ②横切る。「道を―る」 0
雑感 ザッカン [0] とりとめのない雑多な感想。「旅行の―をメモする」 0
人には添うて見よ馬には乗って見よ ひとにはそうてみようまにはのってみよ 物事は実際にやってみて、それから良い悪いを判断すべきだということ。先入観だけで判断してはいけないという戒め。 0
外道 ゲドウ [2] ①仏教以外の宗教。また、それを信じる人。内道 ②真理にはずれた道・説。また、それを説く人。邪道 ③人をののしっていう語。人でなし。 ④釣りで、目的とちがってとれた魚。 ⑤人に災難をもたらすもの。 0
褻衣 セツイ ①ふだん着。平服。けのころも。 褻服 ②肌着。ねまき。 参考「けごろも」とも読む。 0
練若 レンニャ 僧の修行に適した静かな場所。また、修行僧の住む粗末な家や寺院。阿蘭若(アランニャ) 0
小柴胡湯 ショウサイコトウ 漢方薬の一種。柴胡(サイコ)・甘草(カンゾウ)・生姜(ショウガ)などからなる。寒熱などのほかに広く効用がある。 0
圧す へ-す [2],[0] ①力を加える。強くおしつける。「押し合い―し合いして初詣(はつもうで)をすませた」 ②圧倒する。 0
繙く ひもと-く [3] 書物をめくり返して読む。「絵巻物を―く」「注釈書を―く」由来巻物や書物の帙(チツ)のひもを解く意味から。表記「紐解く」とも書く。 0
伏せ字 ふせじ [0] ①印刷物で、明記をはばかる言葉を○×などの符号で書くこと。また、その符号。 ②活版印刷で、該当する活字がない部分にありあわせの活字を裏にして仮に組み入れておくこと。また、その活字。げた。 0
基督 キリスト ①救世主。 ②キリスト教の教祖、イエス-キリストのこと。 1
硯箱 すずりばこ [3] 筆やすずりなど、書道の道具をまとめて入れる箱。 0
乞巧奠 キコウデン [3] 陰暦七月七日に牽牛(ケンギュウ)・織女星をまつって、女子の手芸などの上達を祈った行事。現在の七夕祭り。参考「奠」は供え物をしてまつる意。「キッコウデン」とも読む。 0
翰林院 カンリンイン [3] ①中国で唐代に設けられた官庁の一つ。初め学士院といい、学者・文人に詔勅などを作らせた。翰苑(カンエン) ②「アカデミー」の訳語。学問・芸術において指導的な役割をする人の団体。 0
告訴 コクソ [1] 犯罪の被害者が、被害事実を申告して捜査および犯人の処罰を求めること。告発 0
終身 シュウシン [1],[0] 死ぬまでの間。生涯。「―雇用制度が崩れる」「―刑を受ける」 終生 0
羅 あみ [1] 小鳥などを捕らえるあみ。とりあみ。かすみあみ。 0
令書 レイショ 官庁が私人に対し、行政上の命令を書き記した文書。「徴税―」令状 0
巌巌 ガンガン 山や岩などがけわしくそびえたつさま。 0
読会 ドッカイ [0] 議会での議案を審議する制度。現在日本の国会法にはない。由来印刷技術の未熟なころのイギリスの議会で、書記官に議案を三度朗読させたことに起源するといわれる。 0
看病 カンビョウ [1] 病人につきそい世話をすること。「病人の―をする」看護・介抱 0
伊達 だて [0] ①おとこぎを見せようとすること。「おとこ―」 ②派手に見栄(みエ)を張ること。「―や酔狂でやっているのではない」 1
生木 なまき [0] ①地に根をはって生きている樹木。「―を裂く」 ②切ったばかりで、まだ乾燥していない木。 0
土木通・土通草 つちあけび ラン科の多年草。山地の木陰に生える腐生植物。全体が黄褐色で、葉はない。初夏、淡黄色の花を総状につけ、形がアケビに似た赤い果実を結ぶ。表記「山珊瑚」とも書く。 1
海鼠子 このこ [2] ナマコの卵巣を干した食品。酒の肴(さかな)として珍重。 1
火照る ほて-る [2] 体や顔などが熱くなる。また、熱く感じる。「顔が―る」 0
樺 かば [1] ①カバノキ科の樹木の総称。特に、シラカバを指す。 ②「樺色」の略。 0
幾久しく いくひさ-しく [1],[4] いつまでも変わりなく。末長く。「―お幸せに」 0
剖判 ホウハン ①天地が分かれて開けること。開闢(カイビャク) ②区別すること。 0
訛音 カイン [1] なまった発音。なまり。参考「カオン」とも読む。 0
重要 ジュウヨウ [0] 物事の中心となる非常に大切なこと。 些細(ササイ)・瑣末(サマツ) 0
月食 ゲッショク [0] 地球が太陽と月の間に入り、地球が太陽光をさえぎって、月の一部あるいは全部が地上から見えなくなる現象。日食 「月蝕」の書きかえ字。 0
尾灯 ビトウ [0] 自動車などの後部についている赤やオレンジ色の標識のランプ。テールライト。前照灯 0
危篤 キトク [0] 病気やけがが重く、命があぶないこと。「―状態を脱した」「―に陥る」 0
皮裏の陽秋 ヒリのヨウシュウ 口には出さないが、心のなかで人の是非を判断し、ほめたりけなしたりすること。「皮裏」は皮膚の裏側のことで心の意。「陽秋」は孔子の著作といわれる『春秋』のことで、歴史の正邪をただした書。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
立葵 たちあおい [3] アオイ科の二年草。地中海沿岸原産。高さ約二(メートル)。葉はハート形で、てのひら状に浅く切れこむ。初夏、大形の紅色や白色の五弁花をつける。観賞用。カラアオイ。夏表記「蜀葵」とも書く。 0
現世 ゲンゼ [1],[0] 三世(サンゼ)の一つで、この世。生きている現在の世。前世・来世参考「ゲンセ」とも読む。 0
引剝ぎ ひはぎ 通行人をおどし、衣類・金品などをはぎとること。また、その人。追いはぎ。参考「ひきはぎ」が変化したもの。 0
廻転 カイテン [0] 回転 0
神明 シンメイ [0],[1] ①神。「天地―に誓う」 ②祭神としての、天照大神(あまてらすおおみかみ)。 0
用便 ヨウベン [3],[0] 大小便をすること。「―を促す」 0
懿しい うるわ-しい りっぱである。すぐれている。整っていてよい。 0
虚気平心 キョキヘイシン 心をむなしくして落ち着けること。また、その心境。無念無想 0
蘆 あし [1] イネ科の多年草。 葦(あし) 0
険難・険吞 ケンノン 不安なこと。あやういさま。「彼にまかせるのは―だ」表記「剣吞」とも書く。参考「険難」は「ケンナン」と読めば別の意になる。 0
芻 まぐさ 牛馬などの飼料とする草。かいば。 表記「秣」とも書く。 0
酒頰・酒面 さかつら 酒を飲んで赤くなった顔。また、酒を飲んだように赤い顔。 参考「さかづら」とも読む。 1
等分 トウブン [0] ①ひとしく分けること。同じ分量で分けること。また、その分量。「ケーキを六―する」均分 ②同じ程度。「子どもたちの顔を―にながめる」 0
抄訳 ショウヤク [0] 原文の一部分のみを翻訳すること。また、その訳文。 全訳・完訳 0
甘藷・甘薯 カンショ 「甘藷(さつまいも)」に同じ。 0
乱臣 ランシン [0] 主君に反逆を企て、国を乱す臣下。逆臣 0
努力 ドリョク [1] 力を尽くして行うこと。精を出すこと。「―がむくわれる」「前向きに―する」 0
大計 タイケイ [0] 大きなはかりごと。遠大な計画。「国家百年の―」 0
家並み やなみ [0] ①家が並んでいるようす。また、その並んだ家々。「古い―が続く町」 ②並んでいる家ごと。軒(のき)並み。参考「いえなみ」とも読む。 0
五月晴れ さつきばれ [0] ①五月の空の晴れわたること。「快い―の空」 夏 ②陰暦五月の梅雨のあいまの晴天。参考本来は②の意であったが、誤用されて現在は①の意で用いることが多い。
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漢字の豆知識 夏をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会
漢字の豆知識 雨降りじゃない「雨模様」 ~間違いやすい天気の表現~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
薬も過ぎれば毒となる くすりもすぎればどくとなる 薬を飲み過ぎると害になるように、どんなによいことでも、ゆき過ぎるとかえって害を及ぼすようになるということ。 0
好機逸(イッ)すべからず コウキイッすべからず またとないよい機会はとり逃がしてはいけない。 0
搔敷 かいしき 神への供物に敷くカシワやナンテンなどの木の葉や紙。 表記「皆敷」とも書く。 0
琢磨 タクマ [1] ①玉をとぎみがいて形を整えること。 ②学問や技芸などをいっそう励み修めること。「切磋(セッサ)―」 0
八十路 やそじ [0] ①八〇。 ②八〇歳。「元気に―を迎える」 1
濫吹 ランスイ 能力のない者が能力があるように装い、不当に高い地位にいること。本来はみだりに笛を吹く意。〈『韓非子(カンピシ)』〉故事 濫竽充数(ランウジュウスウ) 0
垂れ桜 しだれざくら [4] バラ科の落葉高木。ウバヒガンの一変種で、枝が細長くたれ下がるもの。春、淡紅色の小さい五弁花をつける。イトザクラ。 春 表記「枝垂れ桜」とも書く。 0
反作用 ハンサヨウ [3] ①物理学で、ある物体が他の物体に力を及ぼすとき、同時に同じ大きさの力を相手から受けること。また、その力。作用 ②ある動きや現象に対して、それとは逆の動きや現象が起こること。 0
来遊 ライユウ [0] ①遊びにくること。 ②他の土地などからやってくること。 0
機構 キコウ [0] ①機械の内部の構造。メカニズム。 ②組織を組み立てているしくみ。「行政―の改革」 ①②組織・構造・構成 0
水は方円の器(うつわ)に随(したが)う みずはホウエンのうつわにしたがう 人は友人のよしあしに影響されて変わるたとえ。水は容器がしかくいかまるいかで、その形を変えることから。「方円」はしかくとまるの意。〈『実語教』〉 0
納曽利・納蘇利 ナソリ 舞楽の一つ。紺色の竜の面をつけ、ばちを持って舞う二人舞。双竜舞。 0
厘毛 リンモウ [0] ごくわずかなこと。ほんの少し。「―の狂いもない」毫末(ゴウマツ)参考一厘や一毛の意。多く、打ち消しの語を伴う。 0
偽称 ギショウ [0] うその名前や身分を言うこと。また、その名前や身分。「弁護士と―する」詐称 0
衰亡 スイボウ [0] おとろえて、ほろびること。「ローマ帝国の―」 衰滅 興隆・勃興(ボッコウ) 0
艱難 カンナン [1],[0] 困難に出あい、悩み苦しむこと。難儀。「天歩―」「―に打ち勝つ」苦難 0
愁い うれい [3],[2] もの悲しい思い。わびしさ。「―に沈む」「―を含んだ目が印象的だ」 0
名目 メイモク [0] ①表向きの名前や呼び方。 ②表向きの理由。「研修の―で図書を買う」口実実質参考「ミョウモク」とも読む。 0
襁褓 むつき [1],[0] ①「襁褓(おしめ)」に同じ。 ②うぶぎ。 ③ふんどし。 1
溜込 たらしこみ 日本画の技法の一つ。色を塗ってまだ乾かないうちに他の色を垂らし、にじみの色彩効果を出すもの。宗達・光琳(こうりん)派が好んで用いた。 1
僻遠 ヘキエン [0] 文化や行政などの中心から、遠く離れていること。また、その場所。「―の地から上京する」辺鄙(ヘンピ) 0
地鎮祭 ジチンサイ [2] 土木・建築工事にとりかかる前に、その土地の神を祭って工事の安全や無事を祈る儀式。地祭り。 0
喪服 もフク [0] 葬儀や法事などに着る礼服。通例は、黒色の衣服。「粛々と―の列が続く」 参考「ソウフク」とも読む。 0
用兵 ヨウヘイ [0] 戦いで軍隊を指揮して動かすこと。また、その動かし方。「―術に長(た)けた司令官」 0
蛆 うじ [2] ハエやハチなどの幼虫。不潔な所にわくと信じられていた。うじむし。「男やもめに―がわく」 夏 0
君王 クンノウ 一国の君主。帝王。参考「クンオウ」の転じた語。 0
遨遊 ゴウユウ 気ままにあそび楽しむこと。出歩いて世間話などしたりして気ままに過ごすこと。表記「敖遊」とも書く。 0
忠貞 チュウテイ 忠節と貞節。忠実で正しいこと。まじめで行いがりっぱなこと。 0
悼詞 トウシ 人の死をいたみとむらう言葉や文。悼辞・弔辞 0
概念 ガイネン [1] ①個々の事物から共通点をとりだしてつくられた、一般性をもつ観念。 ②あるものに対して、頭に思い浮かべる本質的な内容やイメージ。「既成―」由来英語・フランス語の concept の訳語としてつくられた哲学用語。
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漢字の豆知識 「イノベーション」を漢字で表すと?意味も漢字も知っておきたいカタカナ語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
民間 ミンカン [0] ①一般庶民の社会。世間。「―伝承」「―療法」 ②公的機関に属していないこと。「―企業」 0
上品 ジョウヒン [0] ①気品のあるさま。「―なふるまい」 ②質の良い上等の品。 ①②下品(ゲヒン) 参考「ジョウボン」と読めば別の意になる。 0
銘銘皿 メイメイざら [3] 菓子や料理を一人一人に取り分けるための皿。 0
窮まる きわ-まる [3] ①追いつめられる。行き詰まる。極限まで行って動きがとれない。「進退―る」 ②果てる。尽きる。「宇宙は―りなく広大である」 0
酸茎 すぐき スグキナの葉と根の漬物。独特の酸味と香味があり、京都の名産。 冬 0
駁 まだら [1] 色が数種まじったり、色の濃淡があったりして単一でないこと。「溶け出した雪が―に残る道」 0
方舟 はこぶね [0],[3] ①方形の舟。 ②ノアの方舟。旧約聖書にある話で、神が悪に満ちた人類に怒って洪水を起こしたとき、神の恩恵でノアが一族とつがいの鳥獣を乗せて難を逃れたという方形の舟。表記「箱船」とも書く。 1
間間 まま [1],[0] ときどき。時として。時には。「人にはまちがいが―ある」 0
制動 セイドウ [0] 車軸の運動やその速力を止めること。ブレーキをかけること。「―機」 0
捷報 ショウホウ 戦争・試合などに勝ったという知らせ。「―を受け取る」 表記「勝報」とも書く。 0
烈風 レップウ [0] はげしく吹きつける強い風。樹木の幹を動かす程度。 0
矩計り かねばかり 建物の各部の高さを正しく示す断面図。 0
韃つ むちう-つ ①むちを打つ。むちで打つ。「競走馬に―つ」 ②励ます。「老骨に―って修行する」 0
錦紗 キンシャ [1] 金糸や絹の色糸を織りこんで作った薄い布。 0
剝き身 すきみ 魚肉などを、薄くそぎ切った切り身。参考「むきみ」と読めば別の意になる。 0
冥界 メイカイ [0] 「冥土(メイド)」に同じ。 0
廃寝忘食 ハイシンボウショク 少しの時間も無駄にしないで努力すること。寝ることをやめ、食事をとることも忘れる意から。〈『魏書(ギショ)』〉 0
職制 ショクセイ [0] ①職務の分担に関する制度。「―を明記する」 ②会社・工場などで役付きの職員。管理職。 0
裂き織り さきおり 古着を細長く裂いた布を横糸にし、木綿や麻糸を縦糸にして織った厚手の織物。仕事着用など。参考「さっこり」とも読む。 0
容れる い-れる [0] ①とりこむ。他人の意見などをきく。うけいれる。「忠告を―れて反省する」 ②包容する。許す。「人の失敗を―れる度量」 ③器に盛る。「料理を―れた食器」 0
鰊 にしん [1] ニシン科の海魚。寒流性の回遊魚で、北太平洋や北大西洋に分布。全長約三〇(センチメートル)。背は暗青色、腹は銀白色。卵は「数の子」という。食用。カド。カドイワシ。春表記「鯡」とも書く。 0
軌条 キジョウ [0] 線路。レール。「―の交換を行う」 0
懐紙 カイシ [0] ①ふところに入れておく和紙。ふところ紙。 ②和歌や連歌を正式に書き記す紙。 0
六経 リッケイ 儒教で尊ぶ六種の経典で、詩経・書経・易経(エキキョウ)・春秋・礼記(ライキ)・楽経(ガクケイ)(または周礼(シュライ))。六芸(リクゲイ)。六籍(リクセキ)。参考「リクケイ」とも読む。 0
寄らば大樹(タイジュ)の陰(かげ) よらばタイジュのかげ 人に頼るなら勢力のある人に頼ったほうが有利であるというたとえ。
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
・危険には、飛びこむべきか?避けるべきか?~矛盾する故事成語、ことわざ~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
下剋上 ゲコクジョウ [3] 下克上 0
寸草春暉 スンソウシュンキ 親の大きな恩恵に応えようとする、子のささやかな努力のこと。春の陽光を親からの恵みにたとえ、それを受けて伸びようとする小さな草を子にたとえていう。〈孟郊(モウコウ)の詩〉 0
垢膩 コウジ [1] あか・汗・あぶらのよごれ。参考「クニ」とも読む。「膩」はあぶらの意。 0
法螺貝 ホラがい [2] ①フジツガイ科の巻貝。暖海に分布。殻は円錐(エンスイ)形で大きく、殻の高さは約四〇(センチメートル)。肉は食用。 ②①の殻の先に吹き口をつけ、鳴らすようにしたもの。山伏が山中で猛獣を追い払うため、また、戦陣での合図などに用いた。表記「吹螺・梭尾螺」とも書く。 0
化成 カセイ [0] ①育て生長させること。また、生長すること。 ②形を変えて他の物になること。 ③化合して他の物質になること。「―肥料」 0
物憂い ものう-い [3],[0] おっくうで、何をするにも気がすすまない。何となくゆううつで、けだるい。「雨の日の外出はどうも―い」「―い春の一日」 0
団栗 ドンぐり [1],[0] カシ・クヌギ・ナラなどの、椀(ワン)形の殻に入っている果実の総称。秋 0
専念 センネン [0] 集中してそのことだけに励むこと。「家業に―する」 専心 0
明鏡止水 メイキョウシスイ [5] 邪念がなく、澄みきって落ち着いた心境。「明鏡」は一点の曇りもない鏡、「止水」は静止して澄みきった水の意。〈『荘子(ソウジ)』〉「―の心境である」光風霽月(コウフウセイゲツ)・虚心坦懐(キョシンタンカイ)
■もっと学べる!コラムを読んでみよう!
四字熟語根掘り葉掘り49:「明鏡止水」が辞任の原因
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
整骨 セイコツ [0] 折れた骨や痛めた関節などを治療すること。ほねつぎ。「―院」 接骨 0
野次 ヤジ [1] ①じゃまや妨害などの目的で、周りから非難したりからかったりすること。また、その言葉。「―を飛ばす」 ②「野次馬」の略。表記「弥次」とも書く。 0
遁逃 トントウ 逃げてのがれること。「多くの兵が―した」 0
駸駸 シンシン [0] ①ウマが速く走るさま。 ②時間や物事の進みが早いさま。 0
弥縫 ビホウ [0] ほころびを縫いつくろうこと。転じて、失敗や欠点を取りつくろうこと。「縫」は、縫い合わせる・とりつくろう意。「その場を―する」 0
研く みが-く [0] ①物をこすって表面をなめらかにし、つやを出す。「革靴を―く」 ②学問や技能の上達につとめる。「語学力を―く」「腕を―く」 0
発病 ハツビョウ [0] 病気になること。病気が起こること。また、症状があらわれること。 0
爆裂 バクレツ [0] 爆発し、破裂すること。「地雷が―する」 0
調 みつぎ [1] ①律令(リツリョウ)制の租税の一つ。穀物以外の現物納。 ②属国が支配国の君主に、服従のしるしとして献上する財物。みつぎ物。参考①「チョウ」とも読む。 0
稲魂 うかのみたま 食物、特にイネの神。また、五穀の神。稲荷(いなり)信仰の祭神。表記「倉稲魂」とも書く。 1
剣豪 ケンゴウ [0] 剣術の達人。強い剣士。「―で名高い宮本武蔵」剣客(ケンカク)・(ケンキャク) 0
夜伽 よとぎ [0],[3] ①夜どおし寝ないで付き添うこと。また、その人。「病人の―をする」 ②昔、女が男の意にしたがって寝所にはべること。 ③葬式の前夜、死者に付き添うこと。通夜(ツヤ)参考「伽」は、寝るまで話し相手をする、そばで看病するなどの意。 0
気散じ キサンじ [0] ①気をまぎらわすこと。気晴らし。「―に散歩する」 ②気楽なこと。のんき。「―な日々を送る」 0
磁界 ジカイ [0] 磁石や電流のまわりに生じる磁気の力が作用する範囲。 磁場 0
須要 シュヨウ [0] 最も必要なさま。不可欠なこと。「―な条件」 必須 参考「スヨウ」とも読む。 0
直訴 ジキソ [1] 正式の手続きをとらないで、直接に上訴すること。「幕府は―を認めなかった」直願 0
病無くして自ら灸す やまいなくしてみずからキュウす 不必要なことをして自分でつらい目を見るたとえ。病気でもないのに自分で灸をすえる意から。故事 中国、春秋時代、孔子が大盗賊の盗跖(トウセキ)を説教したがまったく聞く耳をもたず、逆におどかされて命からがら戻って来たときに孔子が引用した言葉。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
悪弊 アクヘイ [0] よくない風習。「社内の―除去が改革の第一歩だ」悪習 0
繡眼児 めじろ メジロ科の小鳥。山林にすみ、冬は都会にも飛来する。スズメよりやや小さく、背面は黄緑色で、目のまわりに白い縁取りがある。鳴き声が美しい。 夏 由来「繡眼児」は漢名から。 表記「目白」とも書く。 1
海浜 カイヒン [0] うみべ。はまべ。また、海のそばの土地。「―を散歩する」 0
鑿開 サッカイ 掘り広げること。切り開くこと。 0
永久 とわ [1] いつまでも変わらないこと。「―の誓い」「―の別れ」永遠参考「とこしえ・エイキュウ」とも読む。 1
来寇 ライコウ 外国から敵が攻めこんでくること。外敵の襲来。「元(ゲン)の―」 0
鰭酒 ひれざけ [2],[0] 焼いたフグなどのひれを入れた熱燗(あつかん)の日本酒。香味を楽しむ。冬 0
釜飯 かまめし [0] 一人分の小さな釜の中に鶏(とり)肉・魚介類・野菜などの具を米と一緒に入れ、味をつけて炊きこんだごはん。 0
角 つの [2] ①動物の頭部にあるかたい突起物。「トナカイの―」 ②物の上や表面に突き出ているもの。「金平糖(コンペイトウ)の―」 0
自首 ジシュ [0],[1] 犯人が、捜査などの前に自分から進んで自分の罪を警察に申し出ること。 参考「首」は申す意。 0
音読 オンドク [0] ①言葉や文章を声に出して読むこと。黙読 ②漢字を音読みすること。訓読 0
盈満 エイマン ①いっぱいになること。満ち足りていること。 ②富や権力がきわめて大きいこと。 0
鎮魂 チンコン [0] 死者の魂を慰めしずめて落ち着かせること。「―祭」「―の思いを込める」参考「たましずめ」とも読む。 0
狐其(そ)の尾を濡(ぬ)らす きつねそのおをぬらす 物事の最後で失敗するたとえ。また、物事の初めは簡単であるが、終わりが困難であることのたとえ。小さいキツネが川を渡るとき、初めは気をつけて尾を上げていたが、最後に疲れて尾をぬらしてしまい、無事に渡れない意から。〈『易経』〉 0
拘える とら-える つかまえる。かかえこんで自由をうばう。 0
大破 タイハ [1] ①修理できないほどひどく破損すること。「事故で―した車」 ②敵をひどく打ちやぶること。 0
既婚 キコン [0] すでに結婚していること。「―者」未婚 0
阿菊虫 おキクむし [3] アゲハチョウ類のさなぎの俗称。尾部を木の枝に固定し、胸部は枝にかけた一本の糸でつっている。 由来「播州(バンシュウ)皿屋敷」のお菊が後ろ手に縛られた姿に似ていることから。 0
健忘 ケンボウ [0] よくものを忘れること。忘れっぽいこと。「―症」 0
鵜の真似(まね)をする烏(からす) うのまねをするからす 自分の才能や実力をわきまえず、いたずらに人のまねをすると失敗するという戒め。カラスがウのまねをして魚を捕ろうとしても水におぼれる意から。 1
万朶 バンダ [1] 花の咲いた多くの枝。多くの垂れ下がった枝。「朶」は枝の意。「―の山桜に目を奪われる」 0
沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり しずむせあればうかぶせあり 人生にはいろいろなことがあり、良いときもあれば悪いときもある。今恵まれなくても、次には良運が待ち受けているかもしれないということ。人間万事塞翁(サイオウ)が馬・禍福は糾(あざな)える縄の如(ごと)し 0
同族 ドウゾク [0] 同じ血筋や家系などに属しているもの。「―会社」一族・一門 0
寿ぐ ことほ-ぐ [3] 祝いの言葉を述べる。「謹んで新年を―ぐ」 0
返礼 ヘンレイ [0] 他から受けた礼・恩・贈り物などに対して、礼や物品を返すこと。また、そのもの。「丁重に―する」「―の品を贈る」 0
忿恚 フンイ いかりいきどおること。憤怒。瞋恚(シンイ)表記「憤恚」とも書く。参考「忿」「恚」ともに、いかる意。 0
禍事 まがごと [0] 不吉なこと。縁起のよくないこと。凶事。善事(よごと) 0
正気 ショウキ [1] ①気が確かなこと。精神状態が正常なこと。「―の沙汰(サタ)とは思えない」「驚きのあまり―を失う」 本気 狂気 ②酒に酔っていないさま。しらふ。 参考「セイキ」と読めば別の意になる。 0
一文 イチモン [2] ①江戸時代に流通した銅の穴あき銭一枚分。一番価値の低い通貨。 ②わずかな金銭。また、安っぽい物事のたとえ。「鐚(びた)―たりとも出さない」 0
和気藹藹 ワキアイアイ [1] なごやかでのどかな気分が満ちあふれているさま。「藹藹」はおだやかなさま。「―のうちにお開きとなる」表記「藹藹」は「靄靄」とも書く。 0
鷗盟 オウメイ ①隠居すること。 ②世俗から離れた風流なつきあい。参考カモメを友とする意から。 0
小巾 こギン 半袖(ハンそで)か袖なしの丈の短い仕事着。 0
天蓋 テンガイ [0] ①仏像や棺(カン)などの上にかざす絹笠(きぬがさ)。 ②虚無僧(コムソウ)がかぶる編み笠。 0
開削 カイサク [0] 山野を切り開いて道路・トンネル・運河などを通すこと。「用水路の―工事」 「開鑿」の書きかえ字。 0
菊判 キクバン [0] ①印刷用紙の昔の規格寸法。縦九三・九(センチメートル)、横六三・六(センチメートル)。 ②書籍の判型の一つ。縦約二二(センチメートル)、横約一五(センチメートル)。 由来①輸入された当初、キクの花の商標がついていたことからという。 0
展開 テンカイ [0] ①視界に大きく広がること。「眼下に―する風景」 ②情況・場面などが、次々に発展し進行すること。「事件は思いがけぬ―を見せた」 ③軍隊で、密集した隊形から散らばった隊形になること。 ④立体を切り開いて、同一平面上に広げること。「―図」 0
年増 としま [0] 娘盛りをすぎ、少し年かさの増した女性。参考江戸時代では二〇歳すぎの女性、今では四〇歳をすぎた女性をいう。 0
手数入り でズいり [0] 横綱の土俵入り。 参考「手数」はわざの意。 0
降下 コウカ [1],[0] ①高いところから降りること。「飛行機の急―」下降上昇 ②位の高い人から命令がくだること。「大命―」 0
好角家 コウカクカ [0] 相撲を見るのが好きな人。相撲好き。 由来相撲を「角力」とも書くことから。 0
歴訪 レキホウ [0] 次々と人や土地を訪ねること。「東南アジア五か国を―する」 0
汗衫 かざみ [0] ①昔、汗とり用に着た麻の単(ひとえ)の短い衣。 ②平安時代以降、貴族の童女などが夏に着た正装用の上着。 1
得撫島 ウルップトウ 千島(ちしま)列島の中央部の島。一九四五(昭和二〇)年よりロシア領。オットセイの繁殖地。 1
大観 タイカン [0] ①広く全体を見渡すこと。全体を見通して大局から判断すること。「時勢を―する」 ②広大なながめ。 0
喧囂 ケンゴウ やかましいこと。参考「喧」「囂」とも、やかましい意。 0
船檣 センショウ [0] 船の帆(ほ)をあげる柱。ほばしら。また、船舶の中央に立て、見張り台を取りつけたり、信号旗を掲げたりする柱。マスト。 0
託する タク-する [3] ①用件や品物などを人の手にゆだねる。「子どもに夢を―する」「荷物を友人に―する」 ②口実にする。かこつける。表記「托する」とも書く。 0
堅気 かたギ [0] ①まじめで、うわついたところのないさま。そのような人柄。 ②地道でまじめな仕事をしていること。また、そのような人。「―の生活に戻る」 0
輪読 リンドク [0] 一冊の本を複数の人で分担して順番に読み、解釈や研究をすること。「仲間を集めて―会を開く」 0
分かる わ-かる [2] ①はっきりと明らかになる。見たり聞いたりして、知ることができる。「居場所が―る」 ②意味内容を理解できる。「妻はドイツ語が―る」 ③人の気持ちや物事の事情に理解がある。「話の―る父をもって幸せだ」 0
馴染む なじ-む [2] ①人や環境になれて親しむ。「新しい町に―む」 ②なれて調和する。とけ合う。「新しい靴が足に―む」 0
通観 ツウカン [0] 全体に目をとおすこと。また、そのもの。「政界の動きを―する」 0
松脂 まつやに [0] マツの幹から分泌される、ねばりけのある樹脂。印刷インキ・ニス・テレビン油などの原料。 0
海栗・海胆 うに ウニ類の棘皮(キョクヒ)動物の総称。海底の岩の間にすみ、クリ(栗)のいがのようなとげをもつ。卵巣は食用。春参考「雲丹(うに)」と書けば、卵巣を塩漬けにした食品。 1
書 ふみ [1] ①書物。本。 ②手紙。書簡。 ③書き記したもの。文書。 0
過多 カタ [1] 多すぎること。「情報―」「胃酸―」過剰過少 0
岩座 いわくら [0] ①神のお座りになる所。 ②山の中の大きな岩石。表記「磐座」とも書く。 1
直足袋 じかたび [0] 労働作業用に作られた、たびの形をしたゴム底で丈夫な履き物。はだしたび。由来直接地面を踏むたびの意から。表記「地下足袋」とも書く。 1
延年転寿 エンネンテンジュ ①年齢を重ね、ますます長生きをすること。 ②もと仏教語で、修行や仏の加護により、寿命をのばすこと。延年益寿 0
規範 キハン [0] ①物事の手本。模範 ②人が行動や判断・評価をするときの基準。「社会の―にしたがって行動する」表記「軌範」とも書く。 0
暈し ぼかし [3] ①ぼかすこと。 ②日本画などで、色合いを次第に薄くしていく技法。 0
乃至 ナイシ [1] ①…から…まで。数量などの上下の限界を定め、その間に含まれるすべての数量を示す語。「二五〇―五〇〇メートルの距離」 ②または。あるいは。「学校―家庭の問題」 0
筆忠実 ふでまめ [0] 手紙や文章を面倒がらずに書くこと。また、その人。「毎週両親に手紙を出すとは―な人だ」筆不精 1
若人 わこうど [2] 若い人。若者。「―の祭典」「―の時代」 由来「わかびと」の転。 1
罵倒 バトウ [0] ひどくののしること。徹底的に悪く言うこと。「―の言葉」 0
客土 キャクド [1] 土壌改良のために質のちがう土を入れること。また、その土。参考「カクド」とも読む。 0
竹簡 チクカン [0] 古代中国で、文字を書くために用いられた竹の札。また、それを編んだ書籍。参考「チッカン」とも読む。 0
家人 カジン [0],[1] 自分の家族。特に、主人以外の人。「―を紹介します」 0
襌 ひとえ 裏地をつけない着物。ひとえもの。袷(あわせ) 夏表記「単・単衣」とも書く。 0
冥い くら-い ①光が少なく、よく見えないさま。 ②道理がわからない。おろかなさま。 0
自然淘汰 シゼントウタ [4] 自然界において、生存するための条件や環境に適合する生物は生き残り、そうでないものは滅びること。転じて、時の推移とともに優良なものが生き残り、劣悪なものが自然と滅びていくこと。「淘汰」はよりわける・選び分けること。 0
種種 くさぐさ [1] いろいろ。さまざま。種類の多いさま。 参考「シュジュ」とも読む。 0
臆度 オクタク おしはかること。「これらは―の域を脱しない意見だ」憶測 0
筅 ささら 竹の先を細かく裂いて束ねた、鍋(なべ)などの洗い具。「―で釜(かま)を洗う」 参考「簓」とも書く。 0
追突 ツイトツ [0] 乗り物が、後ろから突き当たること。「―事故」 0
嫩葉 わかば [1] 芽生えたばかりのやわらかい葉。新葉。夏表記「若葉」とも書く。参考「ドンヨウ」とも読む。 0
搔巻 かいまき 綿の薄く入った袖(そで)つきの夜着(よぎ)。掛け布団の下にかける。 冬 0
藩主 ハンシュ [1] 藩の領主。藩侯。大名。「加賀百万石前田家の―」 0
拾得 シュウトク [0] 落ちている物を拾い取ること。「駅の―物」 0
作史三長 サクシサンチョウ 史書を著す史家に必要な三つの長所。才知・学問・識見。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
需給 ジュキュウ [0] 需要と供給。「―の調整に心を配る」 0
鮒膾 ふななます フナの身をうすくそぎ切りにして、辛子酢や酢味噌(すミソ)であえた料理。フナの卵をいり煮にして身にまぶすものもある。春 0
俗諺 ゾクゲン [0] 世間で通用していることわざ。「石の上にも三年」など。 俚諺(リゲン) 0
長刀 なぎなた [0],[3] 長い柄の先に、反った長い刃をつけた武器。江戸時代にはおもに女性が用いた。表記「薙刀」とも書く。 1
賞でる め-でる ほめ味わう。愛してそれを楽しむ。また、感心してほめる。「花を―でる」 0
大同団結 ダイドウダンケツ [0],[5] 多くの政党・団体などが、共通の目的のために、多少の意見の相違を越えて一つになること。「―して難局の打開にあたる」 0
頑迷 ガンメイ [0] 頑固で道理のわからないこと。かたくな。「―な父」頑蒙(ガンモウ) 0
故郷 コキョウ [2] 生まれて育った土地。「懐かしい―」郷里異郷参考「ふるさと」とも読む。 0
仕来り シきたり [0] ならわし。以前からしてきたこと。慣習。慣例。「村の―にしたがう」 表記「為来り」とも書く。 0
強姦 ゴウカン [0] 力ずくで女性をおかすこと。暴行。てごめ。「―罪」和姦 0
邦 くに [0] 一定の土地と住民からなり、統治上の組織をもった集団。また、その体制。国家。国土。参考もとは古代中国で、諸侯が天子から賜った領土の意。 0
風狂 フウキョウ [0],[1] ①狂気。狂人。 ②風流に徹すること。また、その人。 0
独吟 ドクギン [0] ①ひとりで詩歌・謡曲などを吟じること。「川のほとりで―する」連吟 ②ひとりで連歌・俳諧(ハイカイ)などを作ること。また、その歌や句。「―千句」 0
木の葉木 このはずく フクロウ科の鳥。北海道や本州の低山で繁殖し、冬は南へ移る。小形のミミズクで、頭に耳状の羽毛がある。夜間活動し、「ブッポーソー」と鳴くので「声の仏法僧」ともいう。 1
質量 シツリョウ [2] ①質と量。 ②物体が有する固有の量。単位はグラム、キログラム。「―保存の法則」 0
急告 キュウコク [0] 急いで知らせること。また、その知らせ。急報 0
左右 サユウ [0] ①ひだりと、みぎ。「船が―にゆれる」 ②そば。また、そば近くに仕える者。「―に質(ただ)す」 ③意見や態度をはっきりさせないこと。「言を―にする」 ④他に影響を与え、支配すること。「一生を―する出来事」 0
岳麓 ガクロク [0] 山のふもと。裾野(すその)。特に、富士山のふもと。 0
田ん圃 たんボ 田になっている土地。田。田圃(デンポ)。 0
行雲流水 コウウンリュウスイ [0] 空を行く雲や流れる水のように、物事に執着せず自然のなりゆきに任せて行動すること。〈『宋史(ソウシ)』〉参考「流水行雲」ともいう。雲遊萍寄(ウンユウヒョウキ) 0
縮緬 ちりめん [0] 絹織物の一種。縦糸によりのない生糸、横糸によりの強い生糸を使い平織りにした後、ソーダをまぜたせっけん液で煮沸し縮ませたもの。 1
絵に描いた餅 エにかいたもち 役に立たない物事のたとえ。また、実現しそうもない計画のたとえ。画餅(ガベイ) 0
集る たか-る [0] ①人が大勢寄り集まる。「特売場に人が―る」 ②虫が群がる。「ハエが―る」 ③人をおどして金品を奪う。また、知人や先輩などにおごらせる。「後輩に―られる」 0
恤兵 ジュッペイ 出征兵士の苦労をねぎらって金品を贈ること。「―金を募る」 0
帯状疱疹 タイジョウホウシン [5] 胸から背にかけて帯状にできる水疱(スイホウ)状の発疹(ホッシン)。ウイルスが原因で、かゆみや発熱などを伴う。ヘルペス。 0
阿波に吹く風は讃岐(さぬき)にも吹く あわにふくかぜはさぬきにもふく 風俗や流行はひとつの土地から他の土地へ、また、上の者から下の者へ移りやすいというたとえ。「讃岐」は今の香川県。 1
末期 マツゴ [1] 人の一生が終わるとき。死に際。臨終参考「マッキ」と読めば別の意になる。 0
往きがけの駄賃 ゆきがけのダチン ある仕事をするついでに別の仕事をして金品を得ること。 由来昔、馬子が荷物を受け取りに行くついでに、空馬(からうま)に別の荷物を積んで運び、駄賃をかせいだことから。 0
食傷 ショクショウ [0] ①同じ食べ物が続いて飽きること。転じて、同じ事柄がたび重なっていやになること。「少々―ぎみだ」 ②食あたり。 0
猟る か-る [0],[1] 野生の鳥や獣を追って、とらえる。かりをする。「イノシシを―る」 0
箝む はさ-む 物をはさみこんで、動かなくする。 0
小競り合い こぜりあい [2],[3] ①戦局全体には影響しない、小部隊同士の小さな戦い。 ②小さなもめ事。いさかい。 0
得票 トクヒョウ [0] 選挙で票を得ること。また、その票。「―数」 0
参禅 サンゼン [0] 禅道に入り、禅の修行をすること。また、座禅をすること。 0
情感 ジョウカン [0] 物事に接したときに起きる気持ちや心の動き。「―あふれる演奏」「―を込めて歌う」 感情 0
籠枕 かごまくら [3] 竹やトウで編んだ、夏に用いるまくら。夏 0
金環食・金環蝕 キンカンショク 日食の一種。月が太陽に完全に重なり、月の外周から太陽の光が金の輪のように見える現象。 0
側次 そばつぎ ①武家時代の袖(そで)なしの上着。武士の常服でもあり、軍陣では鎧(よろい)の上にもはおった。 ②小直衣(このうし)の別称。そばつづき。 表記「傍続」とも書く。 0
被る かぶ-る [3] ①頭や顔をおおう。「帽子を―る」 ②水やほこり・粉などを浴びる。「火の粉を―る」 ③責任や負担を背負いこむ。こうむる。「罪を―る」 0
使徒 シト [1],[2] ①キリストがその教えを伝えるために選んだ、ペテロ・ヨハネ・マタイなど一二人の弟子。十二使徒。 ②社会などのために心身をなげうって努める人。「平和の―」 0
入植 ニュウショク [0] 植民地や開拓地に移ってきて生活すること。 0
秋涼 シュウリョウ [0] ①秋の涼しい感じ。秋に吹く涼しい風。「―の候、お元気でお過ごしでしょうか」 秋冷 ②陰暦八月の異名。 ①②秋 0
閘門 コウモン [0] 運河・河川などで、水量や水面の高さを調節するための水門。 0
偽る いつわ-る [3] 本物ににせる。うわべをとりつくろって見せかける。うそを言う。「経歴を―る」 0
哀れむ あわ-れむ [3] かわいそうに思う。気の毒に思い同情する。「生き物を―む優しい心をもつ」 0
利害 リガイ [1] 利益と損害。得と損。「両者の―が一致する」「―関係」 0
穿刺 センシ [1] 検査や治療のために、血管や臓器などに中空の針を刺し入れること。骨髄液や腹水などを採取する。 0
妖しい あや-しい [0],[3] ①なまめかしい魅力があって、人をまどわすようである。「―い目色」 ②まともでなく、異様である。不気味なさま。 0
街角 まちかど [0] ①街路の曲がり角。 ②まちの通り。街頭。「―でタクシーを拾う」「―で布教に努める」表記「町角」とも書く。 0
越年 エツネン [0] 年をこして新しい年を迎えること。年越し。「山小屋で―する」参考古くは「オツネン」と読む。 0
持戒 ジカイ [0] 仏教の戒律をかたく守ること。 破戒 0
命令 メイレイ [0] ①上の人が下の者に言いつけること。また、その内容。「父の―を聞く」「上司の―に背く」 ②国の行政機関が出す法の形式。政令・省令・規則など。 0
淀む よど-む [2],[0] ①水や空気が流れずにたまり、滞る。 ②物事などがなめらかに進まず、滞る。「言葉が―むことなく、話を進めた」 ③物が底に沈んでたまる。沈殿する。「泥が底に―む」 ④沈んで活気を失う。表記「澱む」とも書く。 0
名工 メイコウ [0] すぐれた腕前をもつ職人。名高い工芸家。名匠 0
指呼 シコ [2],[1] ①指でさして呼ぶこと。「―していわく」 ②呼べばすぐに答えが返るほどの近い距離。「―の間(カン)」 0
律師 リッシ [1] ①戒律によく通じ、徳が高い僧。 ②僧の位で、僧正(ソウジョウ)・僧都(ソウズ)に次ぐ三番目の官位。 0
脅迫 キョウハク [0] ①他人にあることを行わせようと、おどしつけること。「暴力や―に屈しない」恐喝・恫喝(ドウカツ) ②刑法で、生命・名誉・財産などに危害を加えることを示しながら人をおどすこと。参考民法の「強迫」とは区別する。 0
残念 ザンネン [3] ①心残りするさま。未練のあるさま。「もうお別れなんて―です」「お会いできずに―です」 ②くやしいこと。「―な結果に終わる」 無念 0
残忍 ザンニン [0] 思いやりがなく、むごいことを平気で行うさま。「―な心をもつ」 残酷・残虐 0
蓋世 ガイセイ 世の中をおおいつくすほど、気力が盛んなこと。「抜山(バツザン)―」 0
罰 バチ [1] 人間の悪事に対する神仏のこらしめ。「―が当たる」「この―当たりめ」「―は目の前(悪事をすれば、すぐにそのむくいがある)」 0
聖母 セイボ [1] 聖人の母。多く、キリストの母であるマリアをいう。 0
士 さむらい [0] ①武士。 ②りっぱな人物。また、多少皮肉を込めて、たいしたやつ。豪傑。「あれはなかなかの―だ」 0
散策 サンサク [0] 特別の目的もなくぶらぶらと気ままに歩くこと。「川端を―する」 散歩・逍遥(ショウヨウ) 0
畜生 チクショウ [3] ①鳥・獣・虫・魚などの総称。けだもの。仏教では、前世に悪業の多い者が生まれかわると考えられている。 ②人をののしったり、悔しがったりするときに発する言葉。「―、覚えとけ」 0
鼠 ねずみ [0] ①ネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。種類が多く、繁殖は盛ん。体は灰色、または黒褐色。門歯は一生伸び続ける。農作物や食料品を食い荒らし、感染症の媒介をする。 ②「鼠色」の略。 ③ひそかに悪事をはたらく者のたとえ。 0
棄 ホウキ 放棄 0
丸坊主 まるボウズ [3] ①頭髪をすべて刈ってしまうこと。また、その頭。 ②山などの木がすべてなくなること。また、木が葉をすべて落としてしまうこと。「―の木」 0
珍珠菜 おかとらのお サクラソウ科の多年草。山野に自生。夏、白色の小花を多数尾状につける。トラノオ。夏由来「珍珠菜」は漢名からの誤用。和名は、花穂をトラの尾に見立てたことから。表記「岡虎尾」とも書く。 1
黄槿 はまぼう アオイ科の落葉低木。暖地の海岸近くに自生。初夏、ムクゲに似た淡黄色の美しい五弁花をつける。 由来「黄槿」は漢名からの誤用。 1
登坂 トウハン [0] 車両が坂道をのぼって走ること。「―車線」参考「トハン」とも読む。 0
太鼓 タイコ [0] 筒状の胴の両面に皮を張り、ばちや手で打ち鳴らす打楽器。 0
踰越 ユエツ ①のりこえること。 ②身分に過ぎたことをすること。また、本分をこえること。表記「逾越」とも書く。 0
忠勤 チュウキン [0] 君主や主人などに、忠実に勤め励むこと。「―を励む」 0
無垢 ムク [1] ①混じり気のないこと。純粋なこと。「金―」 ②表裏が無地で同色の衣服。特に、白色をいう。「白―の花嫁」 ③心にけがれのないさま。「純真―」 ④欲望・執着などの煩悩(ボンノウ)を離れた、けがれがないさま。 0
親征 シンセイ [0] 君主が自ら軍を率いて出向き、敵を討伐すること。 0
私企業 シキギョウ [2] 民間が出資し、経営する企業。 公企業 0
無線 ムセン [0] ①線を用いないこと。特に、電線を必要としないこと。「―綴(と)じの本」「―操縦」有線 ②「無線通信」「無線電話」などの略。「アマチュア―」 0
狂喜乱舞 キョウキランブ 思わずこおどりするように大喜びすること。歓天喜地・欣喜雀躍(キンキジャクヤク) 0
檣頭 ショウトウ 船の帆柱の先端部分。マストのてっぺんの部分。 0
鬢除・鬢枇・鬢曽木 びんそぎ 近世、女子が一六歳の六月一六日に、垂れ髪の鬢の毛を切りそろえた儀式。婚約者、または父兄が行った。男子の元服にあたる。 1
哲らか あき-らか 道理にあきらかなさま。物事のやり方や言い方が明快なさま。 0
足焙り あしあぶり ふたつきの鋳物製の器で、炭火を灰に埋めて足をあぶり、あたためる道具。足温め。 冬 0
曲筆 キョクヒツ [0] 都合のいいように事実を曲げて書くこと。また、書いた文章。「事件の真相を―した記事」「舞文(ブブン)―」直筆(チョクヒツ) 0
加薬飯 カヤクめし [3],[0] いろいろの材料を加えた五目飯。おもに関西でいう。 0
延袤 エンボウ 土地の広さや、長さ。「―万里に連なる長城」 参考「延」は東西、「袤」は南北の広がりの意。 0
満場一致 マンジョウイッチ [0] その場にいる全員が、同じ意見でまとまること。全員の異議のないこと。「提案を―で可決した」 0
夕月夜 ゆうづくよ [4],[3] 夕方に出ている月。また、月の出ている夜。 朝月夜(あさづくよ) 秋 参考「ゆうづきよ」とも読む。 0
居職 いジョク 自宅にいて仕事をする職業。裁縫師・印判師など。出職(でショク) 0
凶年 キョウネン [0] ①ひどい不作で収穫の悪い年。「今年は稲の―だった」凶歳豊年 ②大災害などのあった年。 0
曽孫 ひまご [0] 孫の子ども。 参考「ソウソン・ひいまご・ひこまご・ひこ」とも読む。 1
肖像 ショウゾウ [0] 人の顔や姿を絵・写真・彫刻などにうつしとったもの。「国王の―画」「―権の侵害」 0
凡愚 ボング [1] 平凡でおろかなこと。また、そのような人やそのようなさま。 0
葱 ねぎ [1] ユリ科の多年草。シベリア、アルタイ地方原産。野菜として栽培。葉は管状で細長い。初夏、「葱坊主(ねぎボウズ)」と呼ばれる白緑色の小花を球状につける。葉は食用。 冬 0
郭公花 ほととぎす ユリ科の多年草。 杜鵑草(ほととぎす) 1
遷客騒人 センカクソウジン 文人墨客のこと。「遷客」は罪を得て遠方に流された人の意で、憂い悲しむ人が多いところから詩人のこと。「騒人」も文人・詩人の意。 0
鐸鈴 タクレイ ①軒下につるす鈴。風鈴。 ②中国で昔、命令を発するときに振り鳴らした大きな鈴。 0
身形 みなり [1] 衣服をつけた姿。よそおい。服装。「パリッとした―で出かける」 0
憫諒 ビンリョウ [0] あわれみ思いやること。「―の念が募る」 0
弄瓦 ロウガ 女の子が生まれること。「―の喜び」弄璋(ロウショウ)由来昔、中国で女子が誕生すると、瓦(土製の糸巻)のおもちゃを与えたことから。 0
真率 シンソツ [0] ありのままで飾り気のないさま。多く、人柄についていう。 0
差配 サハイ [1],[0] ①とりしきって指導・指示すること。また、その人。「仕事を―する」 ②所有者の代理として貸地・貸家の管理をすること。また、その人。 0
安んぞ いずく-んぞ [3] どうして。…であろうか、そうではない。漢文調の文で、下に推量の語を伴い、疑問・反語を表す。「―知らん」表記「焉んぞ」とも書く。 0
喪章 もショウ [0] 弔意を表すため、腕や胸に着ける黒い布。腕章やリボンなど。 0
筆硯 ヒッケン ①ふでとすずり。 ②文章を書くこと。また、その文章や仕事。 ③手紙で、文筆家や書家などの日常生活をいう語。「―益々(ますます)ご清祥のこととお慶(よろこ)び申し上げます」 0
直接 チョクセツ [0] 間に何もなく、じかに接すること。じかにかかわること。ストレート。「本人から―聞く」間接 0
彫虫篆刻 チョウチュウテンコク 取るに足りない小細工。また、文章を作るのに字句ばかりを飾り立てること。虫の形や複雑な篆書の字を刻みつけるような、こまかな細工ということから。〈『揚子法言(ヨウシホウゲン)』〉表記「彫虫」は「雕虫」とも書く。 0
強慾 ゴウヨク [0],[1] 強欲 0
絶大 ゼツダイ [0] きわめて大きいようす。「―な権力」 甚大・莫大(バクダイ) 0
万万 バンバン [0],[3],[1] ①万が一にも。決して。「―異存はあるまい」 ②十分に。すべて。「―承知している」万事・万端 ③数量の多いさま。参考 ①あとに打ち消しの語を伴う。 0
常歩 なみあし [0] 馬術で、ウマの歩ませ方のなかでもっとも速度の遅いもの。 表記「並足」とも書く。 1
亡状 ムジョウ [0] ①これといった善行や手柄がないこと。 ②礼儀に欠けていること。また、そのさま。無礼。不作法。表記「無状」とも書く。参考「ブジョウ」とも読む。 0
血色 ケッショク [0] ①血の色。血のような赤色。 ②顔の色つや。「―のいい頰(ほお)」 0
内輪 うちわ [0] ①家族や仲間など、親しい者同士。身内。「―の集まり」 ②内部。また、内密。「―のことなので話せない」 ③ひかえめなこと。少なめなこと。「―に計算する」 0
民法 ミンポウ [1] 財産や身分など、国民の私権全般について規定した法律。 0
御下地 おしたジ [3],[0] 醬油(ショウユ)。 由来「下地」の丁寧語で、煮物や吸物の下地に用いるところから。 0
蕭条 ショウジョウ [0] もの静かで寂しいようす。ひっそりとしているさま。「―と風が吹く」 蕭然 0
一双 イッソウ [0],[1] 二つで一組になっているもの。「六曲―の屏風(ビョウブ)」一対 0
恒産無ければ恒心無し コウサンなければコウシンなし 一定の財産や職業のない者は、安定した良心をもつことはできない。「恒心」はかわらない心、道徳心の意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
朝盈夕虚 チョウエイセキキョ 人生のはかないことのたとえ。「盈」は満ちること、「虚」はからっぽのこと。朝に栄え夕べに滅びるという意。朝栄夕滅・諸行無常 0
座標 ザヒョウ [0] 直線・平面・空間のある一点について、基準の位置から距離や角度などの関係を表した数値。「―軸」 0
有閑 ユウカン [0] ①暇があること。 ②財産があって生活にゆとりがあり、働くこともせずのんびりと暮らすさま。「―マダムの集まるサロン」 0
桃源郷・桃源境 トウゲンキョウ 俗世間を離れた平和な別世界。理想郷。仙郷・仙境由来漁夫が桃林の奥に、戦乱から逃れた人々が平和に暮らす地を発見したという話から。〈『桃花源記』〉 0
占筮 センゼイ [0] 筮竹(ゼイチク)を用いて吉凶を占うこと。筮竹は五〇本の竹製の棒。 0
鍋が釜(かま)を黒いと言う なべがかまをくろいという 自分のことを棚に上げて他人をからかうたとえ。鍋が自身の黒いことを棚に上げて、釜が黒いのを笑うことから。目糞(めくそ)鼻糞を笑う 0
対かう む-かう 向き合う。対面する。また、相手になる。はり合う。 0
小字 こあざ [0] 町村の字(あざ)(町村内の区画)を、さらに細分した区域。 大字 参考「ショウジ」と読めば、ふつうより小さな仮名の文字の意。 0
紅い あか-い [0] 鮮明な赤色である。べに色・くれない色のさま。「―い唇」 0
枳棘 キキョク ①とげのあるカラタチといばら。 ②悪者・じゃまもののたとえ。参考「棘」はいばらの意。 0
訳注・訳註 ヤクチュウ ①翻訳と注釈。 ②翻訳者のつけた注釈。「―をつける」原注・原註 0
当番 トウバン [1] 交代で行う仕事などの番になること。また、番にあたる人。「掃除―」非番 0
優賞 ユウショウ 上に立つ人が下の者の功績をほめること。手厚く賞すること。また、その賞品や賞金。「―にあずかる」 0
鴻鵠 コウコク 大形の鳥。大きい鳥。転じて、大人物や英雄のたとえ。参考「鵠」は「くぐい」で、白鳥の古名。 0
泰山木 タイサンボク [3] モクレン科の常緑高木。北アメリカ原産。庭園などに植える。葉は大きな楕円(ダエン)形。初夏、芳香のある大きな白い花が咲く。表記「大山木・洋玉蘭」とも書く。 0
花蕨 はなわらび フユノハナワラビの別称。ハナヤスリ科の多年草。冬、花のような新芽を出す。表記「陰地蕨」とも書く。 0
環 たまき [1] 古代の腕飾りの一つ。玉・貝・鈴など、ひもを通して腕に巻きつけたもの。釧(くしろ)表記「鐶」とも書く。 0
似紫 にせむらさき ①江戸時代に流行した染め色の名。鈍い紫色。 ②二世をかけたえにし。夫婦の縁。 0
温度 オンド [1] あつさ・冷たさの度合いを数値で表したもの。 0
戛戛 カツカツ [1] 金石など硬い物の触れ合う音。「―と馬蹄(バテイ)の音が響く」 0
返照 ヘンショウ [0] ①光が照り返すこと。照り返し。 ②夕日の輝き。夕ばえ。「浜辺の―」夕照(セキショウ) 0
健常 ケンジョウ 心身に障害が何もないこと。「―者」 0
鳥威 とりおどし 農作物を荒らす鳥を追い払うために田畑に作っておくしかけ。鳴子(なるこ)・かかしなど。秋 0
篩う ふる-う [0] ①ふるいに掛けてより分ける。 ②選抜する。「試験で―う」 0
下賤 ゲセン [0] 身分が低く、いやしいこと。「―の身」卑賤・下衆(ゲス) 0
代講 ダイコウ [0] 当人に代わって講義や講演を行うこと。また、その人。 0
封殺 フウサツ [0] ①相手の言動や活動を封じこめること。 ②野球で、進塁しなければならない走者が次の塁に達する前に、ボールを送ってアウトにすること。フォースアウト。 0
余韻 ヨイン [0] ①物事の終わったあとに残る風情(フゼイ)。「感動の―に浸る」 ②詩文などの言外に感じられる趣。「―をもたせた表現」 ①②余情 ③鐘をついたときなどに、音が消えたあとまで残る響き。余音。 0
吉左右 キッソウ ①よい便り。喜ばしい知らせ。吉報 ②よいか悪いか、どちらかの便り。参考「左右」は知らせ・便りの意。 0
肝要 カンヨウ [0] 非常に大切なこと。「非常事態には落ち着きが―だ」「何事にも忍耐が―である」肝心・重要 0
雅味 ガミ [1] 上品で優美なおもむき・味わい。雅趣・雅致 0
悲愴 ヒソウ [0] 悲しくいたましいさま。「―な顔つき」悲傷 0
姫小松 ひめこまつ [3] ①小さいマツ。特に、正月の子(ね)の日に子どもたちが遊びで引くヒメマツ。新年 ②ゴヨウマツの別称。 0
一抱え ひとかかえ [2],[3] 周囲に両手をまわしてちょうど抱えられる大きさ。「―もある太い幹」 0
蹶く つまず-く 足を引っ掛けて、たおれそうになる。足をとられて前のめりになる。「暗がりで―く」 0
恥骨 チコツ [2],[0] 骨盤の前面下方にある骨。生殖器のすぐ上に位置する。 0
摩れ摩れ すれす-れ ①いまにも触れそうなほど近いさま。「道を車が―に行き交う」 ②ぎりぎりでやっと間に合うさま。「志望校に―で合格する」表記「擦れ擦れ」とも書く。 0
因縁 インネン [0] ①結果をもたらす因(原因)と縁(作用)。物事に定められた運命。運命的に結ばれた関係。「―浅からぬものを感じた」 ②由来。いわれ。 ③いいがかり。「―をつける」 0
背離 ハイリ [1] そむいて離れること。「大衆の意向に―する」背反・乖離(カイリ) 0
弁護 ベンゴ [1] その人に有利になるようなことを主張し、まもり助けること。「―士」「自己―をするな」 0
残欠・残闕 ザンケツ 一部分がかけているため完全でないこと。また、そのもの。 0
予算 ヨサン [0] ①ある目的のために必要な費用を前もって見積もること。また、その費用。「海外旅行の―を立てる」「乏しい―」 ②国や地方公共団体の、次の会計年度中の歳入・歳出の見積もり。「来年度―を編成する」「議会で―を審議する」 ①②決算 0
天敵 テンテキ [0] 自然界で、ある生き物を捕食したり寄生したりして殺す他の生き物。「ヘビはカエルの―である」 0
狙う ねら-う [0] ①目標を定める。「銃で―う」 ②機会をうかがう。「手に入れるすきを―う」 ③めざす。「チーム優勝を―う」 0
隆然 リュウゼン ①高く隆起しているさま。 ②強く盛り上がるさま。 0
耳漏れ みみだれ 「耳漏(ジロウ)」に同じ。 0
検算 ケンザン [0] 計算の結果を、やり直して確かめること。また、その計算。表記「験算」とも書く。 0
黴 かび [0] 菌類のうち、キノコを生じないものの総称。動植物・食物・衣類などに生える。アオカビ・クロカビなど。夏 0
普門品 フモンボン [2] 法華経の一つの、「観世音菩薩(ボサツ)普門品」の略称。観世音菩薩の功徳(クドク)を説く。参考「観音経(カンノンギョウ)」ともいう。 0
嬉戯 キギ [1] あそびたわむれること。たのしくあそびまわること。「―する童子の絵」遊戯 0
仙椎 センツイ [0] 椎骨(ツイコツ)のうち、腰椎より下方にある臀部(デンブ)の五つの骨。 0
視る み-る 意識して目をむける。注意深く目にする。しらべみる。観察する。 0
演劇 エンゲキ [0] 脚本と演出にしたがって、俳優が舞台の上で演技する芸術。芝居。「―部の舞台発表を見た」 0
捲る まく-る [0] ①巻いて上にあげる。「袖(そで)を―る」 ②めくる。 ③さかんな勢いで行う。「本を読み―る」 0
罷める や-める [0] ①続いていた動作や状態を中止する。 ②地位や職などからしりぞく。「都合で会社を―める」 0
字典 ジテン [0] 漢字とその熟語を集めて一定の順序に配列し、発音・意味・用法などを説明した書物。 字書・字引
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調べたいときは「辞典」「事典」「字典」のどれを引く?(公財)日本漢字能力検定協会 0
軍配 グンバイ [0] ①軍隊の配置や進退などの指揮をとること。転じて、指図すること。 ②「軍配団扇(うちわ)」の略。昔、大将が指揮をとるのに用いた。また、相撲の行司が手に持つ。「―を上げる」 0
三釜の養 サンプのヨウ 給与が少なく貧しいなかで、親に孝養をつくすこと。「釜」は中国、春秋戦国時代の容量の単位で、食米六斗四升のこと。転じて、薄給の意。 故事曽子(ソウシ)が、「わずか三釜の給料でも親に孝養を尽くすことができて楽しく暮らしたが、三〇〇〇鍾(ショウ)(一鍾は四釜)の給与をもらうようになったときには親が死んでしまっていて楽しくなかった」と言ったという故事による。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
悪相 アクソウ [3],[0] ①恐ろしい人相。凶悪な顔つき。 ②不吉な兆候。「―が現れる」 0
炭坑 タンコウ [0] 石炭を掘り出すために掘ったあな。石炭坑。「以前は―で働いていた」 0
実科 ジッカ [0] ①実際の技芸の訓練を主とする教科。工業科・商業科など。 ②実用性を主とする科目。音楽・図工など。 0
猩猩緋 ショウジョウヒ [3] 黒みを帯びたあざやかな紅色。また、その色に染めた舶来の毛織物をいう。 0
徒渉 トショウ [0] 歩いて川や海の浅い所を渡ること。かちわたり。表記「渡渉」とも書く。 0
桑 くわ [1] クワ科の落葉高木の総称。山野に自生するが、養蚕用に栽培もする。春、淡黄色の小花が咲く。実は紫色に熟し甘い。樹皮は紙の原料、材は家具用。葉は蚕の飼料として重要。 春 0
麺麻・麺媽 メンマ 中国産のマチク(麻竹)の竹の子をゆでて発酵させ、塩漬けまたは乾燥させた食品。しなちく。参考「メンマ」は中国語から。 0
気触れる カぶ-れる [0] ①薬品や漆などの刺激によって、皮膚がはれてかゆくなる。 ②影響を受けて夢中になる。感化される。「西洋の音楽に―れる」 0
人気 ひとケ [0] 人のいる気配。「―のない山奥」 参考「ニンキ」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識 「上手」の読み方は? 同じ漢字でも、読み方で意味が変わる! (公財)日本漢字能力検定協会 0
誓願 セイガン [0] ①神仏に誓いをたてて、事が成るように願うこと。 ② 仏や菩薩(ボサツ)が衆生(シュジョウ)を苦しみから救おうとする願い。 0
御無音 ゴブイン ごぶさた。「無音」の丁寧語。多く、手紙文で使う。「日ごろ―にうち過ぎ」 0
名は体を表す なはタイをあらわす 物や人の名は、その実体や性質を表していることが多いということ。名詮自性(ミョウセンジショウ) 0
万万千千 バンバンセンセン きわめて数の多いことの形容。幾千幾万 0
引責 インセキ [0] 責任を自分の身に引き受けること。「―辞任する」 0
瓢簞に釣り鐘 ヒョウタンにつりがね 比べものにならないもののたとえ。また、不釣り合いなもののたとえ。ヒョウタンと釣り鐘は、ぶら下がるという点では同じだが、大きさ、重さもまったくちがう意から。参考「瓢簞」は「提灯(チョウチン)」ともいう。月と鼈(すっぽん) 0
即席 ソクセキ [0] ①前もって準備せず、その場ですぐにすること。「―で祝賀会を開く」「―のスピーチ」 ②手間をかけずに、すぐ間に合うこと。「―ラーメン」 0
定理 テイリ [1] 公理や定義から、真実であると証明された一般的な命題。 0
混淆 コンコウ [0] 混交 0
隣の花は赤い となりのはなはあかい どんな物でも他人の物は自分の物よりもよく見え、うらやましく思えるたとえ。また、すぐに人の持っている変わった物を欲しがるたとえ。隣の芝生は青い・隣の糂粏味噌(ジンダミソ) 0
停職 テイショク [0] 一定の期間、職務につかせないこと。公務員などの職務違反に対する処分の一つで、その間の身分は保有されるが無給。 0
簾中 レンチュウ ①すだれの内側。 ②高貴な家の婦人。また、貴人の妻の敬称。 0
飲食 インショク [1],[0] 飲むことと食べること。また、食べ物と飲み物。参考仏教では「オンジキ」と読む。 0
斑猫 ハンミョウ [0] ハンミョウ科の昆虫。山道でよく見かける。光沢があり、赤・紫・緑などの斑紋(ハンモン)をもつ。夏参考山道で人が歩く前にとまっては飛んで逃げることから「ミチオシエ・ミチシルベ」の別称をもつ。 0
排球 ハイキュウ [0] コートの中央にネットを張り、六人または九人の二組に分かれ、ボールを手や腕で打ち合って相手のコート内に落とす競技。バレーボール。
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漢字の豆知識 排球部ってなにをする部活?部活を漢字で書いてみよう! (公財)日本漢字能力検定協会 0
櫛 くし [2] 髪をすいたり、髪飾りに使ったりする道具。「髪に―を入れる」 0
向上の機縁 コウジョウのキエン 昇天の機会。天に昇る機会。「機縁」は機会・おりの意。 0
死別 シベツ [0] 死に別れること。「両親とは―した」 生別 0
舎本逐末 シャホンチクマツ 物事の根幹をおろそかにし、つまらない末節に関心をもつこと。「舎」はすてる意。「逐末」は、重要ではない小さなことを追い求めること。 表記「舎本」は「捨本」とも書く。 釈根灌枝(シャクコンカンシ)・本末転倒 0
漉く す-く [0] 紙や海苔(のり)などの原料を水に溶かし、簾(す)などで薄く平らに広げる。「昔から和紙を―いている土地だ」表記「抄く」とも書く。 0
預託 ヨタク [0] ①財産などを、一時的にあずけまかせること。 ②政府や日本銀行の金を普通金融機関にあずけること。 0
女性 ニョショウ [0] おんな。婦人。 参考「ジョセイ」とも読む。 0
姑の十七見た者ない しゅうとめのジュウシチみたものない 真偽がはっきりしない、あてにならない話であるということ。若いころの自慢話をする姑の、当時の姿を見た者はいないことから。 0
茶番 チャバン [0] ①茶をたてて客に出す接待役。 ②「茶番狂言」の略。 ③「茶番劇」の略。見えすいた行為。たあいのない出来事。「とんだ―だ」 0
千秋万歳 センシュウバンザイ いつまでも健康であれということ。長寿を祈り、祝う言葉。「千秋」は千年、「万歳」は万年のこと。〈『韓非子(カンピシ)』〉 千秋万古・千秋万世 参考「センズマンザイ」と読めば別の意になる。 0
仰いで天に愧(は)じず あおいでテンにはじず 心に少しもやましいところがないこと。心にやましいことがなければ天に対して恥じることはない意から。〈『孟子(モウシ)』〉参考「天を仰いで愧じず」ともいう。 0
比例 ヒレイ [0] ①二つの数量の比が、他の二つの数量の比に等しいこと。正比例。 ②二つのものが一定の関係をもって、ともに変化すること。「成果は努力に―する」 ③例をあげて比較すること。 ④釣り合いがとれていること。 0
一掬 イッキク [0] ①両手で、水などを一回すくうこと。ひとすくい。 ②わずかなことのたとえ。「―の涙すらない」 0
見える み-える [2] ①目に入る。視野にとらえる。 ②見ることが可能である。 ③…のようだ。そのように判断できる。「知らなかったと―える」 ④「来る」の尊敬語。おいでになる。 0
索麺 そうめん [1] 小麦粉と塩水を合わせてこね、植物油を塗り、線状に細く伸ばして乾燥させた食品。 表記「素麺」とも書く。 1
仏事 ブツジ [1] 仏を供養する行事。法会(ホウエ)。法要。法事 0
吉相 キッソウ [0],[3] ①よいことのある前ぶれ。吉兆 ②よい人相。めでたい顔立ち。凶相 0
輿 こし [1] ①昔の貴人の乗り物の一つ。人を乗せた屋形を、下部にある二本の棒でかついだり、手に持って支えたりして運ぶ。 ②みこし。 0
藍鮫 あいざめ [0] ①ツノザメ科の海魚の総称。関東以南の深海にすむ。全長約一(メートル)。体は淡褐色。肉は練り製品の原料。 ②濃い青色をおびたさめ皮。刀の鞘(さや)を巻くのに用いる。 0
峭刻 ショウコク [0] きびしく残忍なこと。きびしくむごいこと。 苛酷(カコク) 0
千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず センリのうまはつねにあれどもハクラクはつねにはあらず 有能な人はいくらでもいるが、それを見いだして力を発揮させる人はなかなかいないというたとえ。「千里の馬」は一日に千里も走るすぐれたウマのことで、転じてすぐれた人の意。「伯楽」はウマの良否を見分ける名人。〈韓愈(カンユ)の文〉 0
戸板 といた [0] 昔、病人や物を運ぶのに用いた雨戸など板張りの戸。 0
縮縫 いせ 裁縫で、布を縫いちぢめて丸みやふくらみを出す技法。洋服の袖山(そでやま)などに用いる。かきこみ。ぬいしろ。 1
蟄伏 チップク [0] ①ヘビ・カエル・虫などが、冬の間地中にこもっていること。 ②人が隠れひそむこと。閉じこもっていること。「山中の庵(いおり)に―する」 ①②蟄居 0
雄日芝 おひしば [2] イネ科の一年草。道端に自生。高さ約四〇(センチメートル)。葉は線形。夏から秋、緑色の穂を数本傘状につける。チカラグサ。由来メヒシバ(雌日芝)より根が強く抜きにくいことから。表記「牛筋草」とも書く。 0
方 かた [1] ①方向。向き。方角。「西の―」 ②場所や位置。「道なき―」 ③漠然とした時間。とき。「来し―」 ④方法。手だて。「もはや、やる―なし」 ⑤人を敬っていう語。「ご臨席の―」 0
拡声器 カクセイキ [3] 音声を大きくし、遠くまで聞こえるようにする機器。ラウドスピーカー。 0
蛆虫 うじむし [2] ①「蛆」に同じ。 ②つまらない人間。人をののしる言葉。「この―どもめ」 0
命脈 メイミャク [0] 生命が続くこと。いのち。「細々と―を保つ」 0
発意 ハツイ [1],[2] 思いつくこと。意見・計画などを考え出すこと。発案参考「ホツイ」とも読む。その場合、「発心(ホッシン)」の意にもなる。 0
流氷 リュウヒョウ [0] 寒帯地方の海水が氷結してできた氷が割れ、海流や風によって運ばれてただよっているもの。春 0
香餌の下(もと)必ず死魚(シギョ)有り コウジのもとかならずシギョあり 人は利益を得るためには、命を落とすこともいとわないものだというたとえ。また、利益のかげには必ず危険がひそんでいるたとえ。〈『三略』〉 0
食うた餅(もち)より心持ち くうたもちよりこころもち 事柄そのものよりも、気遣ってくれる気持ちのほうが大事だということ。食べた餅よりも、その餅を用意してくれた心がうれしい意から。 参考「餅」と「持ち」を掛けたしゃれ。 0
半夏生 ハンゲショウ [3] ①ハンゲ(カラスビシャクの別称)が生えるころの意で、夏至から一一日め。陽暦では七月二日ころ。 ②ドクダミ科の多年草。水辺に自生。夏、白い花穂がつくころ、花の近くの葉が半分白くなる。カタシログサ。 ①②夏表記②「三白草」とも書く。
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漢字の豆知識 夏をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
木尺・木矩 きがね 表具師が模様のゆがみを調べるのに用いる木製の直角定規。 1
弊衣破帽 ヘイイハボウ [1] ぼろぼろの衣服とやぶれた帽子のこと。剛気で、衣服や身なりにこだわらないことのたとえ。特に、旧制高等学校生徒の蛮カラな服装。表記「弊衣」は「敝衣」とも書く。参考「破帽弊衣」ともいう。敝衣蓬髪(ヘイイホウハツ)・蓬頭垢面(ホウトウコウメン) 0
加工 カコウ [0] 原料・材料や他の製品に手を加え、新しい製品を作ること。「―食品」 0
猶子 ユウシ [1] ①兄弟姉妹の子。甥(おい)や姪(めい)。 ②他人の子または親族の子を自分の子としたもの。養子由来「猶(なお)子のごとし(本当の子のような者)」の意から。 0
敗れる やぶ-れる [3] 戦いや争いに負ける。失敗する。くじける。「決勝戦で―れる」 0
炎上 エンジョウ [0] 火が燃え上がること。特に、大きな建造物が燃えること。「寺院の金堂が―する」 0
尻臀 しりこぶた 尻の左右の肉の豊かな部分。しりたむら。しりたぶ。 1
室鰺 むろあじ [2] アジ科の海魚。本州中部以南の暖海にすむ。背は青く、腹は銀白色。多くは「くさや」などの干物にして食べる。 夏 表記「鰘」とも書く。 0
迷者不問 メイシャフモン 人が迷うのは賢人に尋ねて教えを受けないからで、分からないことは積極的に尋ねるべきであるという戒め。「迷える者は路(みち)を問わず」の略。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
駐箚 チュウサツ 派遣された公務員が任地に滞在すること。「中国―の大使」駐在 0
綜絖 ソウコウ [0] 織機の部品。縦糸を上下させて横糸の杼(ひ)を通すための器具。あぜ。 0
亀の年を鶴(つる)が羨(うらや)む かめのとしをつるがうらやむ 欲望の果てしないことのたとえ。千年の寿命を保つといわれるツルでさえ、万年生きるといわれるカメをうらやむ意から。 0
嘉肴有りと雖も食らわずんばその旨きを知らず カコウありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず 聖人のすぐれた道も学ばなければそのよさを知ることはできないたとえ。また、すぐれた人物も、用いてみなければその器量を知ることはできないたとえ。〈『礼記(ライキ)』〉 0
表彰 ヒョウショウ [0] 善行・功労・成績などをほめたたえ、世に広く知らせること。「全国大会で優勝し、―された」「―式」 0
陵夷 リョウイ 「陵遅」に同じ。参考「夷」は平らの意。 0
患部 カンブ [1] 病気や傷のある、体の部分。「―を切除する」 0
寧んぞ いずく-んぞ 反問を表す。どうして…であろうか。なんで…しようか。 0
悪平等 アクビョウドウ [3] それぞれの個性や特質を無視して一律に同じ扱いをするため、かえって不公平であること。形式だけの平等で、ほんとうは不平等になっていること。 0
長者三代 チョウジャサンダイ 長者の家は、親子三代までしか続かないということ。初代が築き上げた財産を、二代目はその苦労を知っているので保持するが、三代目はぜいたくになり、浪費して財産を食いつぶしてしまうことが多いことから。 0
闘病 トウビョウ [0] 病気と闘うこと。強い気持ちをもって治療に励むこと。「―生活」 0
面目一新 メンモクイッシン [0] これまでの評価がまったく改まり、高い評価を得ること。また、今までとは外見や内容がすっかり変わること。「―の大改装」名誉挽回(メイヨバンカイ) 0
暇日 カジツ ひまな日。用事のない日。仕事の休みの日。「―はごろ寝で過ごすに限る」 0
封筒 フウトウ [0] 手紙などを入れて郵送するための紙袋。状袋。「かわいい模様の―」 0
民選 ミンセン [0] 国民が選挙によって選び出すこと。官選 0
一生懸命 イッショウケンメイ [5] 命がけで物事にあたること。本気で物事に打ちこむさま。参考「一所懸命」から転じた言葉。
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漢字の豆知識 前人「未踏」か「未到」か ~似ている漢字に置き換わった四字熟語~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
膝行る いざ-る [2],[0] ①すわったまま進む。膝(ひざ)や尻(しり)を床などにつけて移動する。 ②物がもとの場所からずれ動く。 1
二進も三進も にっちもさっちも [1] どうにもこうにも。どう工夫しても。「―行かない」 由来そろばんの割り算から出た言葉。計算のやりくりの意から。
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『「にっちもさっちも」って何?漢字で書ける意外な言葉』ウェブサイト「漢字カフェ」掲載
漢字の豆知識 身動きが取れないときの表現 (公財)日本漢字能力検定協会
漢字の豆知識 地団駄ってなんだろう? 身近な言葉の語源を探る2 (公財)日本漢字能力検定協会 1
話術 ワジュツ [1] 話の技術。話のしかた。「巧みな―に引きこまれる」 0
俊れる すぐ-れる 才能などが他よりまさっている。ひいでている。 表記「儁れる・雋れる」とも書く。 0
復命 フクメイ [0] 命令を受けて実行したことの経過や結果を報告すること。「―書」復申 0
清い きよ-い [2] 汚れがなくきれいなさま。濁りがなく澄んでいるさま。「川の―い流れ」 0
重心 ジュウシン [0] 物体の各部分に作用する重力の中心点。「船の―がずれる」 0
山楝蛇 やまかがし ヤマカガシ科のヘビ。 赤楝蛇(やまかがし) 1
旗門 キモン [0] スキーの回転競技で、コースを示すために立てられた一対の旗。 0
逆茂木 さかモぎ [0] 敵の侵入を防ぐため、とげのある木の枝などを並べて垣根のようにしたもの。逆虎落(さかもがり)。鹿砦(ロクサイ) 0
婢妾 ヒショウ 下女やめかけ。召使いの女性。 0
茉莉 マツリ [1] 「茉莉花(マツリカ)」に同じ。由来「茉莉」は漢名から。 0
物凄い ものすご-い [4] ①非常に恐ろしい。気味が悪い。「―い形相をした男」「―い雷の音」 ②程度がはなはだしい。「―く寒い」「―い雨が降った」 0
付置 フチ 主となるものに付属させて設置すること。付設。「美術館に売店を―する」表記「附置」とも書く。 0
畳字 ジョウジ [0] 同じ字を重ねて書くときに、あとの字の代わりに用いる符号。「ゝ」「々」など。 0
肩甲骨・肩胛骨 ケンコウコツ 両肩の後ろにある、胴体と腕を結合する逆三角形の平たい骨。かいがらぼね。 0
強供御 こわクゴ 「強飯(こわめし)」の女房詞(ことば)。おこわ。 0
涙囊 ルイノウ 涙を鼻腔(ビコウ)へ送る涙道の一部。鼻のつけね付近の両側にあり、涙をためて涙管へ送るはたらきをする。 0
捕吏 ホリ [1] 犯人をつかまえる役人。召しとる役人。とり手。 0
幻視 ゲンシ [0] 実際にはないのだが、あたかも存在するように見えること。 0
翅斑蚊 はまだらか [4] カ科の昆虫の総称。 羽斑蚊(はまだらか) 0
開通 カイツウ [0] 道路・鉄道・電信・電話などが通じて、利用できるようになること。「新しい高速道路が―する」 0
貝独楽 ベイごま [0] 巻貝のバイの殻に鉛を溶かしこんで作ったこま。また、鉄などでそれに似せて作ったこま。参考「バイごま」とも読む。 1
購う あがな-う [3] ①代金を払って買い求める。「辞書を―う」 ②あるものを代償として他のものを手に入れる。「汗と涙で―われた成功」参考「贖う」と書けば、罪ほろぼしをする意。 0
低い ひく-い [2] ①高さが少ない。「背が―い」「飛行機が―く飛ぶ」 ②音が小さい。「―い声で話す」 ③劣っている。「文化程度が―い」「地位が―い」 ④度数が小さい。「―い温度」 0
健やか すこ-やか [2] 体が丈夫なさま。また、心身が健康なさま。すくやか。「子どもの―な成長を願う」「―な心」 0
相棒 あいボウ [0],[3] 共に物事をする相手。仲間。「よい―にめぐりあえた」 由来もと、棒の両端を支えて駕籠(かご)を一緒にかつぐ相手の意。 0
治績 チセキ [0] 政治上の功績。善政の実績。「―おおいに上がる」 0
漂鳥 ヒョウチョウ 同じ地方の中で繁殖地と越冬地を小規模に移動する鳥。ウグイス・メジロなど。秋 0
直談 ジキダン [0] 「直談判(じかダンパン)」に同じ。 0
湿る しめ-る [0] ①水気を含んでしっとりする。「せんべいが―る」 ②気持ちがふさぐ。元気がなくなる。「逆転されて応援も―りがちだ」 0
遺物 イブツ [0],[1] ①かたみ。遺品 ②現存する過去の時代のもの。「前世紀の―」 0
壱つ ひとつ 数の名。いち。表記「一つ」とも書く。 0
烙印 ラクイン [0] ①昔、罪人の額などに刑罰として、熱く焼いて押しつけた銅や鉄の焼き印。 ②ぬぐい去ることのできない不名誉や汚名のたとえ。「敗者の―を押される」 0
奇病 キビョウ [0] 変わった病気。めずらしい病気。原因や治療法がわからない病気にいう。難病 0
節倹力行 セッケンリッコウ 費用の節約に努めること。また、無駄遣いをやめて励むこと。「力行」は努力して実行する意。〈『史記』〉「―を実践する」 0
白砂青松 ハクシャセイショウ [1] 海辺の美しい景観のこと。白い砂浜と青い松林が広がる海岸線の意から。「―の地」参考「白砂」は「ハクサ」とも読む。 0
保身 ホシン [0] 自分の地位・名誉や身体の安全などを守ること。「自己―を図る」「―に汲々(キュウキュウ)とする」護身 0
機転 キテン [0] 時と場合に応じてすばやく知恵や頭脳がはたらくこと。「なかなか―のきく人だ」機知表記「気転」とも書く。 0
激痛 ゲキツウ [0] はげしい痛み。「―が走る」鈍痛表記「劇痛」とも書く。 0
正視 セイシ [0],[1] まともに見ること。正面から見ること。「あまりに気の毒で―できない」 0
錯簡 サッカン [0] 書物の紙の順序があやまっていること。また、文字・文章の前後の乱れ。 由来竹簡や木簡をとじちがえたことから。 0
回礼 カイレイ [0] ①お礼にまわること。 ②年始のあいさつまわり。新年 0
千差万別 センサバンベツ [1] いろいろなちがいがあって、一つとして同じものがないさま。 千種万様・多種多様 0
臨淵羨魚 リンエンセンギョ いたずらにむなしい望みを抱くたとえ。川のほとりで魚を捕まえたいと願っても、まずは家に帰って網を作らねばならないということから、適切な手段を講じなければ、願いはかなえられないという教え。〈『漢書(カンジョ)』〉参考「淵(ふち)に臨んで魚(うお)を羨(うらや)む」ともいう。 0
矢頃 やごろ ①矢を射るのにちょうどよい距離。 ②物事をするのにちょうどよい時期。ころあい。「―を計って行動する」 0
咫 た 古代の長さの単位。親指と中指を開いたときの長さ。「八―鏡(やたのかがみ)」 参考「あた」とも読む。もとは中国、周代の小尺の単位。女子の指一〇本の幅を基準にしたもので一咫は八寸(約一八(センチメートル))。これに対し、男子の指を基準にしたものは大尺で、一尺は一〇寸(約二二・五(センチメートル))。 0
沙子 いさご [0] 石のきわめて細かいもの。すな。まさご。 表記「沙・砂・砂子」とも書く。 1
稈 わら [1] イネや麦などの茎を干したもの。穀物の茎。 0
暈繝縁 ウンゲンべり 暈繝錦(にしき)で作った畳のへり。表記「繧繝縁」とも書く。 0
過不足 カフソク [2],[3] 多すぎることと足りないこと。「引き出物を―なく準備する」過不及 0
扼する ヤク-する ①しめつける。にぎりしめる。「相手の口を―する」 ②要所を支配下におく。「敵の補給路を―する」 0
審議 シンギ [1] 議案などを詳しく調べ、可否を検討すること。「―をつくして決める」「集中―」「文化―会」 0
増収 ゾウシュウ [0] 収入額や収穫量などがふえること。「―を見込む」「―増益」 減収 0
十分 ジュウブン [3] 満ち足りて、何の不足もないさま。満足なようす。「生活に―な収入」 表記「充分」とも書く。 0
詔勅 ショウチョク [0] 昔、天皇が発する公文書で、詔書・勅書・勅語の総称。 0
鬼 おに [1] ①想像上の怪物。人間のような裸体に皮のふんどしを締め、角・きばがあり恐ろしい顔をしている。「―の面」 ②勇猛な人。また、恐ろしい人。無慈悲な人。一つの事に専念して夢中になっている人。「―軍曹」「仕事の―」 ③死者の霊魂。 ④名詞に冠して、無慈悲なものや巨大なもののたとえ。「―コーチ」「―ひとで」 0
赬 あか あかい色。二度染めのあか色。 0
分岐 ブンキ [0],[1] 本筋からわかれること。道などが枝わかれすること。「勝敗の―点」 0
便服 ベンプク [0] 通常の服。ふだん着。平服・便衣礼服 0
工匠 コウショウ [0] ①工作を職業にする人。大工や家具などの職人。たくみ。 ②工作物の意匠。デザイン。 0
計画 ケイカク [0] 事を実行するにあたり、事前にその方法や手段を考えること。はかりごと。プラン。「旅行の―をたてる」 0
露西亜 ロシア ヨーロッパ東部からシベリアまでの広大な土地をもつスラブ民族を中心とした国。首都はモスクワ。 1
眸子 ボウシ [1] ひとみ。黒目。瞳孔(ドウコウ)。 0
山懐 やまふところ [3],[4] 山に囲まれてくぼんで入りこんでいる所。「―に抱かれる」 0
茅茨 ボウシ かやといばら。また、屋根をそれでふいた質素な家。 0
和幣 にきて 麻糸で織り、神にささげたり祓(はら)いに用いたりする布。のちに、絹や紙も用いた。ぬさ。みてぐら。表記「幣帛・幣」とも書く。参考「にぎて」とも読む。 1
途 みち [0] 平らで長くのびた道路。みちすじ。また、みちのり。表記「塗」とも書く。 0
餡転餅 アンころもち 小豆(あずき)餡などでまわりをくるんだ餅。あんころ。あんもち。 0
饑饉 キキン [2],[1] 天候異変などによって作物が実らないために、食糧不足になること。表記「飢饉」とも書く。 0
恭賀 キョウガ [1] つつしんで祝うこと。「―新年」謹賀 0
没我 ボツガ [1] 物事に打ちこみ、我を忘れること。「―の境地となって、筆を走らせる」 0
波斯 ペルシャ [1] イランの旧称。 1
手前味噌 てまえミソ [4] 自分で自分のことをほめること。自慢。「―を並べる」 由来自家製の味噌の味を自慢することから。 0
線香 センコウ [1] 種々の香料を細長い線状に練り固めたもの。火をつけて仏前に供える。 0
高所 コウショ [1] ①高い場所のこと。「―恐怖症」低所 ②全体を見わたせる立場。高い見地。「大所―から述べる」 0
説法 セッポウ [3],[1] ①僧が、仏教の教義を説明し聞かせること。「釈迦(シャカ)に―」 説経(セッキョウ) ②教えさとすこと。意見すること。 ①②説教 0
鉛刀一割 エントウイッカツ ①凡庸な人でも時には力を発揮できるときがあるということ。鉛でつくった切れ味の悪い刀でも、一度は物を切ることができる意から。多くは自分の微力を謙遜(ケンソン)していう語。 ②鉛でできた刀は、一度しか使えないことから、一度しか使えず二度と役に立たないこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉鉛刀一断 0
漁父・漁翁 むらぎみ 漁民の長。近代では網主や漁業指導者をいう。表記「村君」とも書く。参考「漁父」は「ギョフ」と読めば別の意になる。 1
見幕 ケンマク [1] 怒りで興奮した態度や表情。表記「剣幕・権幕」とも書く。 0
埋葬 マイソウ [0] ①遺体を土中にうめ、ほうむること。土葬 ②遺骨を墓に納めること。埋骨 0
摩天楼 マテンロウ [2] 天に届くほどの非常に高い建物。超高層ビル。「―が林立しているニューヨーク」 0
岨清水 そばしみず 山の切り立ったような所から流れる清水。 夏 1
悲嘆・悲歎 ヒタン 心が深く傷つき、悲しみ嘆くこと。「―に暮れる」 0
礼式 レイシキ [0] ①礼儀を表す法式。礼儀作法。マナー。「―にかなう」礼法 ②礼意を表すために贈る品。 0
釜の座 かまのザ 中世、京都にあった鋳物師の集団。また、その同業組合。参考「かまんザ」とも読む。 0
愉悦 ユエツ [0] 心からよろこびたのしむこと。「名画を観て―の時を過ごす」愉楽・悦楽 0
甚振る いたぶ-る [0],[3] ①おどして金品をまきあげる。ゆする。 ②いじめる。 由来甚(いた)く(ひどく)振る意から。
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漢字の豆知識 「ちゃぶだい」は「茶ぶ台」と書く? ~書けるつもりでいたら、本当は難しい漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
逓増 テイゾウ [0] だんだん増すこと、また、だんだんに増やすこと。漸増逓減 0
竪子 ジュシ [0] ①おさなご。子ども。 ②人を軽蔑(ケイベツ)していう語。青二才。小僧。 表記「孺子」とも書く。 0
需める もと-める 必要なこととして要求する。あてにして待つ。「要求に対する回答を―める」 0
堪能 タンノウ [0] ①技術・学芸にすぐれていること。「語学に―な人」 ②十分に満足すること。「秋の味覚を―する」参考①「カンノウ」の慣用読み。 ②「足(た)んぬ(満ち足りた)」が転じたもの。「堪能」は当て字。 0
夢想 ムソウ [0] ①夢に見ること。夢のなかで思うこと。 ②夢のようなことを心に浮かべること。 ③夢で神仏のお告げがあること。 0
干物 ひもの [3] 魚介類などをほして保存がきくようにした食品。表記「乾物」とも書く。 0
格物 カクブツ 『大学』の八条目にある言葉。諸説があるが、朱子学では「物にいたる」と読み、物の道理をきわめようとすること。陽明学では「物をただす」と読み、自分の心をただして対象に向かうこと。 0
薹 とう アブラナ・フキなどの花茎。「―の立った(盛りを過ぎた)野菜は味が悪い」 0
氏族 シゾク [1] 同一の祖先をもつ多数の家族からなる、社会集団。共通の祖先をもっている人々の一族。 血族 0
江戸紫 えどむらさき [4] 藍(あい)色の強い紫。ムラサキソウを使って染めた紫色。 0
差遣 サケン [0] 使者を送ること。人をつかわすこと。 派遣 0
更ける ふ-ける [2] 夜や季節が深くなる。「夜が―けるまで語り合う」「秋が―ける」表記「深ける」とも書く。 0
異聞 イブン [0] めずらしい話。変わった話。「―奇譚」 逸聞・風聞 0
顚倒 テントウ 転倒 0
羹に懲(こ)りて膾(なます)を吹く あつものにこりてなますをふく 一度の失敗に懲りて、要らぬ心配をするたとえ。「膾」は酢で味付した冷たい食べ物。熱い吸い物で口をやけどした者は、冷たい膾までを吹いてさましてから食べるという意から。〈『楚辞(ソジ)』〉参考「懲羹吹膾(チョウコウスイカイ)」ともいう。 0
腑甲斐無い フがいな-い [4] 意気地がない。気力に欠け、役に立たない。情けないほどである。「こんな―い成績ではだめだ」「一言も反論できないとはなんと―い」表記「不甲斐無い」とも書く。 1
一丁字を識らず イッテイジをしらず たった一つの文字さえ知らないの意で、読み書きのできない無学な人のこと。参考「一丁字もない・目に一丁字なし」ともいう。 0
併設 ヘイセツ [0] 中心となる施設や設備に、あわせて設置すること。「美術館に絵画教室を―している」「大学に付属病院を―する」併置 0
戦災 センサイ [0] 戦争による災害。「―孤児のために募金する」 0
麴菌 こうじキン 子囊(シノウ)菌類コウジカビ科のかび。でんぷんを糖化し、たんぱく質を分解する。コウジカビ。夏 0
懇書 コンショ [1] 心を尽くした丁重な手紙。また、相手の手紙に対する敬称。 0
裹頭 カトウ 僧の頭を袈裟(ケサ)などで包み、目だけを出した装い。かしらづつみ。 0
修整 シュウセイ [0] ととのえ直すこと。特に、写真や印刷で、原版などに手を加えること。「ネガを―する」
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漢字の豆知識 「修正」と「修整」の違い 形も意味も読み方も似ている漢字を使い分ける! (公財)日本漢字能力検定協会 0
裘代 キュウタイ [0] 僧衣の一種。法皇や門跡(モンゼキ)、または参議以上で法体(ホッタイ)の人が参内のときに着用。俗人の直衣(のうし)に当たる。 0
直列 チョクレツ [0] ①まっすぐに並ぶこと。また、その列。 ②「直列接続」の略。電池や抵抗器などを導線で順次一列に並べて、異なる端子ごとに交互につなぐこと。並列 0
詞藻 シソウ [0] ①ことばのあや。 ②詩歌や文章。 ③詩文の才能が豊かで、すぐれていること。「枯れた―」 0
残存 ザンソン [0] なくならずに残っていること。生き残っていること。「―する遺跡」 参考「ザンゾン」とも読む。 0
韓衣 からころも [3] ①中国風の衣服。 ②りっぱな衣服をほめていう語。 ③「ひも」「すそ」「きる」「たつ」「かえす」など、衣服に関する語にかかる枕詞(まくらことば)。表記「唐衣」とも書く。 0
云う い-う [0] 述べる。述べている。…ということだ。人の言葉や書物の引用・伝聞などに用いる。曰(いわ)く 0
底辺 テイヘン [1] ①数学で、三角形の頂点に対する辺や、台形の平行な二つの辺。 ②社会や集団の中の下層。「―に生きる人々」 0
治下 チカ [1],[2] ある政権の支配下にあること。統治下。「占領軍の―にある」 0
喪中 もチュウ [0] 喪に服している期間。「―につき新年の挨拶(アイサツ)を欠礼する」 0
呪法 ジュホウ [0] ①呪文(ジュモン)を唱えてのろう方法。 ②「呪術」に同じ。 0
予餞会 ヨセンカイ [2] 卒業や旅立ちなどの前に行う、はなむけの送別会。参考「餞」は、はなむけの意。 0
羅布 ラフ ①並べて敷くこと。 ②あまねくゆきわたること。 0
桃花鳥 とき [1] トキ科の鳥。 鴇(とき) 1
栄養 エイヨウ [0] あらゆる生物が生命を維持し、成長・活動するために必要な成分を取り入れること。また、その成分。 0
汚い きたな-い [3] ①よごれているさま。不潔なさま。「―い部屋」 ②卑劣である。ずるい。正当でない。「―い金に手を出すな」「やり方が―い」 ③下品で不快な感じである。「―い表現」 ④けちである。「金に―い」 0
強力 キョウリョク [0],[4] 力が強いこと。また、そのさま。作用が大きいこと。「―なモーター」「―な説得力」参考「ゴウリキ」と読めば別の意にもなる。 0
狐疑逡巡 コギシュンジュン [1] 事に臨んで決心がつかず、いつまでもぐずぐずしていること。「狐疑」はキツネが疑い深いように決心がつかないでいるさま。「逡巡」はためらい進まないさま。表記「逡巡」は「逡循」とも書く。右顧左眄(ウコサベン) 0
糧食 リョウショク [0] 食糧。特に、必要な場合に備えた食糧。糧米。糧餉(リョウショウ) 0
井目 セイモク [0] ①碁盤の線上にしるした九つの黒い点。 ②囲碁で、ハンディをつけるため下手(したて)が①に石を一つずつ置き、上手(うわて)から打ち始めること。また、その対局。 表記「星目」とも書く。 0
多年草 タネンソウ [0] 多年生の草。常緑、または冬期は地上部が枯れても地下にある根や茎が残り、同一の株が三年以上生育するもの。ハナショウブ・ユリ・キクなど。 0
法家 ホウカ [1] ①古代中国で、国を治める根本は仁・義・礼などでなく、法律であると唱えた思想家・政治家の一派。韓非子(カンピシ)は、その大成者。 ②法律学者。法律家。 0
斃れて后已む たおれてのちやむ 命のある限り、力を尽くし続ける。〈『礼記(ライキ)』〉死して後(のち)已む 0
末法思想 マッポウシソウ [5] 仏教の歴史観で、釈迦(シャカ)の入滅後、正法(ショウボウ)・像法(ゾウボウ)・末法と時代が移り、末法になると世の中が混乱するという考え。末法の時代にも釈迦の教えは残るが、どんなに修行して悟りを得ようとしてもできないといわれる。 0
狡兎 コウト [1] すばやいウサギ。または、ずるがしこいウサギ。 0
難聴 ナンチョウ [0] ①耳がよく聞こえないこと。「―のため補聴器をつける」 ②ラジオなどが聞きとりにくいこと。「―地域」 0
乱費 ランピ [0],[1] 金銭を無計画に費やすこと。無駄づかい。「予算を―する」浪費表記「濫費」とも書く。 0
枝葉 シヨウ [0],[1] ①枝と葉。 ②重要でない部分。「―にはこだわらない」 ①②根幹 0
成因 セイイン [0] 物事が成立するための原因。できあがらせたもとの力。「深成岩の―」 0
濘る ぬか-る 雨などで道がどろどろになる。「道が―って歩きにくい」 0
手堅い てがた-い [3],[0] ①方法などが確かであぶなげがない。堅実である。地味にこつこつやるさま。「―くバントで送る」 ②相場が下落しそうにない。 0
先哲 センテツ [0] 昔のすぐれた思想家や賢者。前代の哲人。「―の教え」 先賢・前哲 0
踏襲 トウシュウ [0] それまでのやり方を受け継ぐこと。「古いしきたりは一切―しない」 「蹈襲」の書きかえ字。 0
眉児豆 いんげんまめ マメ科のつる性一年草。由来「眉児豆」は漢名から。 隠元豆 1
度度 よりより [0] ときどき。おりおり。表記「寄り寄り」とも書く。参考「たびたび」と読めば、なんどもの意になる。 1
衷心 チュウシン [0] 心の底。本心。まごころ。「―より同情する」衷情 0
蛙 かわず [0] ①カエルの別称。 春 ②カジカガエルの別称。 0
曲物 まげもの [0] ①スギ・ヒノキなどの薄い板を曲げて作った容器や道具。綰物(わげもの) ②質に入れる品物。質物(シチモツ)・質種(シチぐさ)参考①「わげもの」とも読む。 0
贖物 あがもの ①身のけがれや災難を代わりに負わせて水に流す祓(はらえ)の道具。 人形(ひとがた) ②罪のつぐないとして出す物。 0
一派 イッパ [1] ①学問・芸術・宗教・武術などでもとの系列から離れた一つの流れ。「―を興(おこ)す」分派 ②一つの派閥。仲間。 0
人頽・人雪崩 ひとなだれ 大勢の人が押されて、なだれのようにどっと崩れること。 1
逃げ腰 にげごし [0] 逃げようとするさま。また、困難や責任をなんとかのがれようとする態度。「彼は初めから―だ」 0
暉暉 キキ 日のかがやくさま。照りかがやくさま。表記「輝輝」とも書く。 0
顚覆 テンプク 転覆 0
鼬ごっこ いたちごっこ [4] ①両方が同じことを繰り返すばかりで結論が出ないこと。決着しないこと。「抗生物質と耐性菌との―」 ②子どもの遊び。二人が「いたちごっこ、ねずみごっこ」と唱えながら互いの手の甲をつねり合い、手が届かなくなるまで順に重ねていく。 0
下野 ゲヤ [1] ①官職をやめ、民間人になること。 ②政権を失い野党となること。 0
交尾む つる-む [2] 動物が交尾する。つがう。つるぶ。表記「遊牝む」とも書く。 1
御火焚・御火焼 おほたき 京阪地方で行われる火祭り。陰暦一一月、社前に火をたき、供え物をし、神楽を奏する神事。冬参考「おひたき」とも読む。 1
謄本 トウホン [0] ①原本の内容を全部そのままうつし取った文書。「登記簿の―を請求する」抄本 ②「戸籍謄本」の略。 0
腕力 ワンリョク [1],[0] 腕の力。また、肉体的な力。うでずく。「―をふるう」「―に訴える」 0
箚青 サッセイ 皮膚に針や刃物で傷をつけ、色素を刺し入れる彫り物。入れ墨。 刺青(シセイ)・(いれずみ) 参考「トウセイ」とも読む。 0
享ける う-ける [2] よいものや、よいことをうけ入れる。もてなしをうけ入れる。 0
臨時 リンジ [0] ①その時にのぞんで特別に行うこと。不定時。「―休業の札がかかっていた」定例 ②当面の間に合わせ。一時的なこと。「―のアルバイト」 0
皇統 コウトウ [0] 天皇の血統。「―譜(天皇・皇族の身分事項を載せた帳簿)」皇系 0
猛省 モウセイ [0] きびしい態度で反省すること。強く反省すること。「―を促す」 0
枡形 ますがた [0] ①ますのような四角い形。 ②敵の直進を防ぐために、城の入り口に設けられた方形の土地。 ③柱などの上に設けた四角い木。表記「升形」とも書く。 0
別ける わ-ける [2] ①離して別々にする。わけ隔てる。「子の独立で住居を―けた」 ②区別する。また、けじめをつける。「昔は、男女の教室を―けていた」参考「分ける」に比べ、混雑しないように別々にする意味合いが強い。 0
異端 イタン [0] その社会や時代で正統とされる思想・学説・宗教などからはずれていること。また、その説。「その学説は―視された」「文学界の―児」邪道・外道正統 0
挙棋不定 キョキフテイ 方針を立てないまま行動すること。また、物事を行うのになかなか決心がつかないこと。「挙棋」は碁石や将棋の駒(こま)をつまみあげること。「不定」はつまみあげたまま打つ所が決まらない意。〈『春秋左氏伝』〉 0
太布 タフ コウゾなどの樹皮の繊維を、つむいで織った粗い織物。労働着に用いられ、近年まで四国の山間部で生産された。 0
神託 シンタク [0] 神のお告げ。「―を賜る」 託宣・神勅 0
駅逓 エキテイ [0] ①宿駅から宿駅へ荷物などを輸送すること。うまつぎ。宿継(シュクつぎ)・駅伝 ②郵便の旧名。 0
散発 サンパツ [0] ①物事が間をおいて起こること。「―的に反対デモを実施する」 ②間隔をあけて弾丸を発射すること。 0
灸 やいと [0] 漢方療法の一つ。もぐさを体の表面のつぼ(急所)に置いて焼き、その熱刺激により治療するもの。「―をすえる」参考「焼処(やきと)」の音便。「キュウ・やいとう」とも読む。 0
所在・所有 あらゆる ありうるかぎりの。すべての。「―場合を想定する」 参考「所在」は「ショザイ」、「所有」は「ショユウ」と読めば、それぞれ別の意になる。 1
桟手 サで 滑道(カツドウ)の一種。山地の傾斜にくぼんだ道筋をつけ、底に厚い木板を敷いてその上を滑らせて木材を運搬する装置。 0
平伏 ヘイフク [0] 両手をつき、頭を地につけて礼をすること。ひれふすこと。「足下に―する」平身・拝伏参考多く、神や貴人に対して祈願・畏敬(イケイ)・恭順などの意を示す。 0
適意 テキイ ①心にかなうこと。気に入ること。 ②思いどおりになること。随意 0
津液 シンエキ [0],[1] 身体を流れる液体の総称。唾液(ダエキ)、血液の類。 0
暗影 アンエイ [0] ①くらいかげ。 ②不安や不吉の前兆。「―が漂う」 「暗翳」の書きかえ字。 0
化合 カゴウ [0] 複数の物質が化学反応を起こして結合し、別の物質となること。水素と酸素とで水になるなど。「―物」 0
乱造 ランゾウ [0] 品質などを考えず、むやみやたらに多くつくること。「粗製―」表記「濫造」とも書く。 0
目下 モッカ [1] ①現在。ただ今。「―調査中です」 ②まのあたり。目前。「締め切りが―に迫る」参考「めした」と読めば、地位や年齢が自分より下の人の意。 0
翻意 ホンイ [1] 決心や意志をひるがえすこと。「やっとのことで―させた」 0
間柄 あいだがら [0] ①人と人との関係。「師弟の―」 ②血族・親類などの関係。「親子の―」 0
慣行 カンコウ [0] ①古くから行われてきたしきたり。ならわし。「―にならう」慣習 ②日常的に続いている事柄。「朝礼が毎日の―になっている」習慣 0
竹瓮 たっぺ 竹を筒状あるいはかご状に編んだ魚をとる道具。うけ。冬参考「たつべ」とも読む。 1
日覆い ひおおい [2],[0] 強い直射日光をさえぎるためのおおい。日よけ。ひおい。夏 0
怱劇 ソウゲキ 非常にいそがしいこと。気ぜわしく、あわただしいこと。 0
乎 か ①文末におき、感嘆や詠嘆を表す語。 ②文末におき、疑問や反語を表す語。 0
闡明 センメイ [0] はっきりしない道理などを明らかにすること。「本義を―にする」 0
軍兵 グンピョウ [0] いくさにでる兵隊。兵士。兵卒。参考「グンビョウ」とも読む。 0
呈示 テイジ [0],[1] 差し出して見せること。「通行許可証を―する」 0
在勤 ザイキン [0] ある職場に勤務していること。「東京本社に―している」「―手当」 在職・在任 0
耐寒 タイカン [0] 寒さにたえること。「恒例の―訓練が始まる」耐暑 0
想像 ソウゾウ [0] ①経験していないことや経験できないことを、頭のなかに思い描くこと。「―もつかないほど珍しい体験だ」「―を絶する世界」 ②知っていることをもとにして、新しい事実や観念をつくること。また、その心のはたらき。「ドラマの結末を―する」
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あつじ所長の漢字漫談5 古代中国に「象」はいたのか?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
璧 たま [1] ①中央にまるい穴のあいた、輪の形の平たいたま。祭祀(サイシ)などに用いた。 ②美しいたま。また、たまのように美しく、りっぱなもの。参考「ヘキ」とも読む。 0
遭う あ-う [1] 災難や事件などに思いがけなく出あう。「猛吹雪に―い難儀した」「交通事故に―った」「盗難に―った」 0
廓 くるわ [0] ①遊郭。「―の面影が残る地区」 ②城などの外囲い。 ③外囲いを設けた一区域。表記「郭・曲輪」とも書く。 0
法網 ホウモウ [0] 法のあみ。法律。「―をくぐろうとする悪人だ」参考犯罪者をつかまえる網にたとえた語。 0
自家薬籠(ヤクロウ)中の物 ジカヤクロウチュウのもの 自分の思いどおりに、必要に応じていつでも役に立てられる物。また自分の思うように動かせる人のたとえ。「薬籠」は薬箱。自分の家にある薬箱の中の薬は、使いたいときに自由に使えるものであることから。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 0
伉儷 コウレイ 夫婦。伴侶(ハンリョ)。つれあい。配偶者。「―の約を結ぶ」 0
子福者 こブクシャ [3] 子宝に恵まれている人。子どもをたくさんもち、幸せな人。 0
運筆 ウンピツ [0] 筆づかい。字や絵をかく筆などの動かし方。また、筆の運び方。 0
華麗 カレイ [0] はなやかで美しいようす。「―な舞台」華美・絢爛(ケンラン) 0
訓える おし-える [0] 物事の道理を説いて聞かせる。さとす。おしえ導く。 0
演壇 エンダン [0] 演説や講演をする人が立つ一段高くなった所。 0
清浄 セイジョウ [0] 清らかで汚れのないこと。「―な空気を胸一杯に吸いこむ」 清潔 不浄 参考「ショウジョウ」とも読む。 0
店 みせ [2] 商品を陳列して、客に見せて売る所。商店。「―を出す」「―を畳(たた)む(商売をやめる)」表記「見世」とも書く。 0
御旅所 おたびショ [0],[4] 神社の祭礼で、御輿(みこし)を本宮から移して仮に安置する所。 0
左義長 どんど [0] 「左義長(サギチョウ)」に同じ。 1
待機 タイキ [1],[0] 準備を整えて、機会が来るのを待つこと。「連絡するまで―せよ」 0
埴瓮 はにべ きめの細かい粘土で作ったかめ。 1
湍流 タンリュウ 水の勢いが強くはやい流れ。はやせ。湍水(タンスイ)・急流 0
節食 セッショク [0] 健康などのために、食事の量や回数を適度に減らすこと。 0
勘弁 カンベン [1] 他人のあやまちや要求などを許すこと。「その行いは―ならぬ」堪忍・容赦参考「弁」はわきまえる意。 0
一環 イッカン [0],[3] ①鎖を形づくっているものの一つ。 ②緊密な関係をもつ多くの物事の中の一つ。「教育の―としての読書感想文」 0
胎教 タイキョウ [0] 妊婦が修養に努め、心を安らかに保って、胎児によい影響を与えるように気づかうこと。「―に音楽が良いという」 0
了解 リョウカイ [0] 物事の事情や意味を理解すること。承知すること。「―事項」「全部―した」 「諒解」の書きかえ字。 0
鏖戦 オウセン 敵をみなごろしにするまで、死力を尽くして戦うこと。 0
帳面面 チョウメンづら [0] ①帳面上の記載。また、帳面上の収支。 ②表面上のこと。帳面(チョウづら)。「―を合わせただけのことだ」 0
登板 トウバン [0] 野球で、球を投げるため投手がマウンドに立つこと。投手として試合に出ること。「リリーフとして―する」降板 0
小腹 このかみ [0] 下腹(したはら)。 参考「ほがみ・こがみ」とも読む。 1
附く つ-く 別々のものが離れない状態になる。くっつく。ひっつく。ぴったりよりそう。「列の最後尾に―く」表記「付く」とも書く。 0
鐶付 カンつき 茶釜(チャがま)の部分の名称。釜の上げ下ろしに用いる鐶をつける所で、左右に一つずつある。形は鬼面・松笠(まつかさ)・遠山など。 0
松韻 ショウイン [0] マツのこずえを吹く風の音。 松籟(ショウライ) 0
声色 こわいろ [0] ①声の調子。こわね。「―を変えて電話する」 ②役者や有名人のしゃべり方や声をまねること。声帯模写。また、その声。 0
顕著 ケンチョ [1] 他と比べていちじるしく目立つさま。「―な例を示す」「効果が―に表れる」 0
嘯く うそぶ-く [3] ①とぼけて知らないさまを装う。「私は知らないと―く」 ②おおげさなことや偉そうなことを言う。大言壮語する。「独力でなし遂げた手柄と―く」 0
一紙半銭 イッシハンセン [1] 一枚の紙と半文の銭。ごくわずかなもののたとえ。一銭一厘・一文半銭 0
弱腰 よわごし [0] ①態度の弱いこと。消極的な態度。「そんな―では相手に勝てない」 強腰(つよごし) ②腰のくびれた部分。 0
強か したた-か [0],[2] ①ひとすじなわではいかないさま。「なかなか―な人物である」 ②ひどく。つよく。大いに。「―頭を打つ」「―酒を飲む」 0
政変 セイヘン [0] 急な政治の変動。政権の変化。内閣や政府が変わること。「クーデターによる―」 0
横柄 オウヘイ [1] えらそうにしているようす。「―な態度をとる」高慢・傲慢(ゴウマン)・尊大表記「押柄・大柄」とも書く。
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漢字の豆知識 横柄のシャツを着た横柄な人 ~読み方を変えれば意味も変わる~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
細蟹 ささがに [0] クモの別称。また、クモの糸。 由来形が小さいカニに似ることから。 0
交頭接耳 コウトウセツジ ひそひそ話。頭を寄せ合い耳を近づけて話すこと。〈『水滸伝(スイコデン)』〉 0
奔走 ホンソウ [0] 物事がうまく運ぶよう、走り回って努力すること。世話をすること。「事態に収拾をつけるために―する」 0
抜萃 バッスイ [0] 抜粋 0
快捷 カイショウ 言動がすばやいこと。敏捷(ビンショウ) 0
芹・芹子 せり セリ科の多年草。湿地に自生。野菜として栽培もする。葉は羽状の複葉。香気があり食用。春の七草の一つ。春参考「水芹」とも書く。 1
金科玉条 キンカギョクジョウ [1] だれにとっても絶対的なよりどころとなる教訓や信条。本来は、人が絶対的なよりどころとすべき重要な法律の意。「科」「条」は法律や規則の条文の意。〈揚雄(ヨウユウ)の文〉「師の教えを―とする」 0
霞 かすみ [0] ①山のふもとなどに細かい水滴が集まって煙のようにたなびき、遠方がぼんやりと見える現象。春 ②はっきりと物が見えないこと。 ③「霞網」の略。小鳥を捕らえるため、細い糸で作った網。秋参考①多く春のものをいい、秋のものは「霧」という。 0
均霑・均沾 キンテン 利益や恩恵をみんながひとしく受けること。恩恵が均等にいきわたること。 0
宵宮 よみや [1] 本祭りの前夜に行う、簡単な祭り。よいまつり。 夏 表記「夜宮」とも書く。 参考「よいみや」とも読む。 0
狐を馬に乗せたよう きつねをうまにのせたよう 動揺してきょろきょろと落ち着きのないさま。また、言うことにまとまりがなく、信用できないたとえ。 0
平曲 ヘイキョク [0] 琵琶(ビワ)の伴奏に合わせて『平家物語』を語る音曲。中世歌謡の一つで、「平家」とも呼ばれた。平家琵琶。 0
茶房 サボウ [0] 紅茶やコーヒーなどを飲ませる店。喫茶店。 0
鉢巻 ハチまき [2] ①頭部を幅のせまい布で巻くこと。また、その布。気を引き締めるときなどにも用いる。 ②土蔵の軒下に、防火のために特に厚く土を塗ること。また、その部分。 0
球根 キュウコン [0] 多年生植物の地下にある根や茎などが、養分を蓄えるために球状になったもの。ユリ・ダリアなど。 0
髭の塵(ちり)を払う ひげのちりをはらう 目上の人にこびへつらうこと。おべっかを使う。胡麻(ゴマ)をする。相手のひげについたごみを取り、機嫌をとるところから。 由来「管長(カンチョウ)の為(ため)に鬚(ひげ)を払う」から。「管長」は上官のこと。〈『宋史(ソウシ)』〉 表記「髭」は「鬚」とも書く。 0
価 あたい [0] 物の値段。「商品に―をつける」参考「値」と書けば、物の値打ち・数量の意。 0
莢豌豆 さやエンドウ [3] 種子がまだ熟さないうちにさやごと食用にするエンドウマメ。絹さや。夏 0
怪我 ケガ [2] ①思いがけない、また、不注意による負傷。 ②あやまち。過失。「―の功名」 0
片務 ヘンム [1] 契約の当事者の一方だけが義務を負うこと。「―契約」双務 0
畿内 キナイ [1] 山城(やましろ)・大和(やまと)・河内(かわち)・和泉(いずみ)・摂津(せっつ)の五か国の総称。五畿内。参考「キダイ」とも読む。「畿」は、都から近い地域の意。 0
道陸神 ドウロクジン [4] 「道祖神(さえのかみ)」に同じ。 0
雷騰雲奔 ライトウウンポン 一瞬もとどまらずに過ぎ去るたとえ。来たかと思うとすぐにいなくなってしまうたとえ。かみなりがわき起こり、雲が走る意から。〈柳宗元の文〉 0
鴆毒 チンドク ①鴆という毒鳥の羽にある猛毒。また、その羽を酒に浸して得た毒物。 ②猛毒。非常な害毒。表記「酖毒」とも書く。 0
横笛 ようじょう [0],[3] よこぶえ。 由来「オウテキ」と読むと「王敵」に通じるので避けて読み替えたものという。 1
開く あ-く [2] ①閉じていたものがひらく。「窓が―く」 ②活動を停止していたものが動き始める。「店が―く」
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漢字の豆知識 「開ける」と「明ける」は何が違う? ~似た漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
反間 ハンカン [0] ①敵の間者(カンジャ)を利用して、敵の戦略の裏をかくこと。 ②敵陣に入りこみ、敵どうしの仲間割れをはかること。 0
分離 ブンリ [0] 一つのものから、わかれはなれること。また、わけはなすこと。「少数民族が―して独立国をつくる」「原油を蒸留するときナフサを―する」分裂 0
畠 はたけ [0] 野菜・穀物・果樹などを栽培する、水をはっていない耕地。はた。表記「畑」とも書く。 0
底意 そこイ [0],[1] 心の奥にもっている考え。下心。本心。「―を読む」 0
醬油 ショウユ 大豆と小麦からつくった麴(こうじ)に食塩水を混ぜて発酵・熟成させた日本特有の液体調味料。褐色で香気に富む。したじ。むらさき。 0
礼奠 レイテン 神仏や死者の霊に供物を供えること。また、その供物。 0
老ける ふ-ける [2] 年をとる。また、年をとったように見える。年よりじみる。「苦労すると早く―けると言われる」 0
掛乞い かけごい 掛売りの代金を取り立てて回ること。また、その人。掛取り。「―に歩く」掛集め・集金人 冬 0
主人公 シュジンコウ [2] ①小説や事件などの中心人物。ヒーローまたはヒロイン。 ②「主人」を尊敬していう言葉。「一家の―」 0
実践躬行 ジッセンキュウコウ [0] 理論や主義を自分自身で実際に行うこと。「躬」は自ら・自分での意。 参考「躬行実践」ともいう。 率先躬行・率先垂範 0
蠣 かき イタボガキ科の二枚貝の総称。 牡蠣(かき) 0
消閑 ショウカン [0] ひまをしのぐこと。ひまつぶし。「―の具」 0
茶事 チャジ [1] 茶道に関すること。また、茶の湯の会。「―七式(茶会の七種)」茶会参考「サジ」とも読む。 0
寸前 スンゼン [0] ①物のほんの少し手前。「ゴール―に倒れる」 ②物事が起こるほんの少し以前。「爆発の―に逃れた」 ①②直前 0
口疾 くちど 口早なこと。受け答えの早いこと。口の軽いこと。 0
墳墓 フンボ [1] はか。おくつき。参考「墓」は、盛土のない平らなはかの意。 0
深刻 シンコク [0] ①事態が差し迫って重大なこと。程度がはなはだしく重大なこと。「―な水不足」 ②強く心にきざみつけられること。「―な悩み」 0
結構 ケッコウ [(名)0],[3],[(形動;副)1] ①構造や組み立て。「文章の―を考える」 ②りっぱなこと。すばらしいこと。「―なお住まい」 ③十分であること。満足いくこと。「もう―です」 ④完全ではないがうまくいくこと。なんとか。「これだけでも―間に合う」 0
驢 うさぎうま [1] ロバの別称。由来耳が長く、ウサギに似ているウマの意から。表記「兎馬」とも書く。 0
会厭 エエン [1] のどの入り口にあり、食物が気管に入るのを防ぐ器官。喉頭蓋(コウトウガイ)。 0
結ぶ むす-ぶ [0] ①つなぐ。また、ひもでゆわえる。「二点を―ぶ」「髪をリボンで―ぶ」 ②約束する。「売買契約を―ぶ」「友好条約を―ぶ」 ③終わりにする。「話を―ぶ」 ④ある状態が生じる。「露を―ぶ」「実を―ぶ」 ⑤固く閉じる。「口を―ぶ」 ⑥仲間になる。「手を―ぶ」 0
苦菜 のげし [1] キク科の二年草。道端に自生。葉や茎を切ると乳液が出る。春から夏、黄色の頭花をつける。ケシアザミ。 由来「苦菜」は漢名から。表記「野芥子・野罌粟」とも書く。 1
飼い犬に手を嚙まれる かいいぬにてをかまれる 日ごろから目をかけ、当然自分に恩義を感じていると思っていた者から、思いもかけない危害を加えられること。 0
胄 よつぎ [1] 「胄子(チュウシ)」に同じ。 0
端倪 タンゲイ [0] ①物事のはじめと終わり。 ②物事のなりゆきをおしはかること。推測すること。由来①「端」は山の頂、「倪」は水のほとりの意からとも、「端」は糸口、「倪」は田の境界の意からともいう。 0
分権 ブンケン [0] 権力や権限を一つに集中させず、それぞれに分散させること。「地方―」集権 0
荒塊 あらくれ 大きな土のかたまり。「―起こし(水田を荒起こしすること)」 1
書三度写せば魚も魯となる ショみたびうつせばギョもロとなる 文字を書き誤ること。書物を何度か書き写していると「魚」を「魯」と書きまちがえてしまうことがあるように、類似の字は書き誤りやすいたとえ。〈『抱朴子(ホウボクシ)』〉 魯魚(ロギョ)の誤り・魯魚亥豕(ロギョガイシ) 0
一元描写 イチゲンビョウシャ 小説の中の人物の心理や事件の描写は、主人公一人の視点でするべきだという小説作法。岩野泡鳴(いわのほうめい)が提唱した。多元描写 0
断固・断乎 ダンコ きっぱりとした態度で物事に対処するさま。「―として拒否する」断然 0
蒼穹 ソウキュウ [0] あおぞら。大空。「広大な―を仰ぎ見る」 蒼天・蒼空 0
灰神楽 はいかぐら [3] 火の気がある灰の中に湯や水などをこぼしたとき、勢いよく舞い上がる灰けむり。「―が立つ」 1
暮れぬ先の提灯 くれぬさきのチョウチン 手回しのよいこと。また、物事の手回しがよすぎて、間が抜けていること。 0
印本 インポン [0] 印刷した書物。版本(ハンポン) 0
槿花一日(イチジツ)の栄 キンカイチジツのエイ 人の世の栄華がはかないことのたとえ。ムクゲの花は朝咲いて夕暮れにはしぼむことから。〈白居易の詩〉参考「槿花一朝・槿花一朝の夢」ともいう。 0
水練 スイレン [1],[0] ①水泳の術。また、その練習。「畳の上の―(役に立たないことのたとえ)」 ②水泳のじょうずなこと。また、その人。 0
清箱 しのはこ 便器。大壺(おおつぼ)。おまる。 表記「尿の箱」とも書く。 1
疑点 ギテン [0] 疑わしいところ。疑問点。「―を指摘する」 0
公明正大 コウメイセイダイ [0] 公平でやましいところがなく、堂々として正しいこと。「―な選挙を望む」 0
感触 カンショク [0] ①刺激を受けて皮膚に起こる感じ。手ざわり。肌ざわり。「ざらっとした―」感覚・触感 ②相手の態度などから受ける感じ。「面接で良い―を得る」 0
霊安室 レイアンシツ [3] 病院などで、亡くなった人を一時安置する部屋。 0
姐さん ねえさん [1] ①旅館・飲食店などで働く女性の呼称。また、芸者の先輩や親分肌の女性の呼称。 ②姉の敬称。 ③女性を親しんでいう呼称。 表記②③多く「姉さん」と書く。 0
衍曼流爛 エンマンリュウラン 悪がはびこり、社会全体に広がっていくこと。「衍曼」は広がり、はびこるさま。〈『史記』〉表記「衍曼」は「衍漫」とも書く。 0
帰港 キコウ [0] 船が出発した港に戻ること。「遠洋航海から―した」出港 0
月餅 ゲッペイ [0] 焼き菓子の一つ。ゴマ・クルミ・マツの実などを混ぜたあんを小麦粉・砂糖・卵などを練った生地で包み、円形にして焼いたもの。参考中国では中秋節(陰暦八月一五日)に食べる習わしがある。 0
物納 ブツノウ [0] 租税などを物品でおさめること。金納 0
朝まだき あさまだき [3] 朝まだ夜が明けきっていないころ。「―、東の空が白むころ」早朝参考「まだき」は、その時にはまだ早い意。 0
霊妙 レイミョウ [0] 神秘的で、人知でははかり知れないほどすぐれていること。「―不可思議」 0
邂う あ-う 思いがけなく出あう。めぐりあう。「期せずして―う」 0
筌 うえ [1] 魚を捕る道具。細い竹を筒状または底のあいた徳利状に編み、水中に置くもの。ふせご。うけ。 0
不作為 フサクイ [2] 積極的な行動を、あえて起こさないこと。「―と見なされて罪に問われた」作為 0
遊説 ユウゼイ [0] 各地を回り、自分の主義・主張を説くこと。演説して回ること。特に、政治家についていう。「首相は全国を―している」表記「游説」とも書く。 0
主役 シュヤク [0] ①映画・演劇などで、主人公の役。また、それを演じる役者。 脇役(わきヤク)・端役(はヤク) ②ある物事をするときの主要な役目。また、それをする人。「結婚式の―は新郎新婦だ」 0
差別 サベツ [1] ①ある基準に基づいて、扱い方に区別をつけること。また、その区別やちがい。「製品の―化をはかる」 ②偏見などで、特定の人に対して不利益・不平等な扱いをすること。また、その扱い。「人種―」 0
平調 ヒョウジョウ [0] 日本の音名で、一二律の三番目の音。音の高さは、洋楽のホ音にほぼ等しい。 0
入道雲 ニュウドウぐも [5],[3] 積乱雲の俗称。夏によく見られる、入道(坊主頭の化け物)のようにもりあがった雲。夏 0
車前・車前草 おおばこ オオバコ科の多年草。道端に自生。葉は大きな卵形で根生する。夏、白い小花を穂状につける。葉と種子は薬用。カエルバ。 秋 由来「車前」は漢名より。牛馬や車などの通る道端に生えることから。 表記「大葉子」とも書く。 1
八重葎 やえむぐら [3] ①アカネ科の一年草または二年草。茎は四角形でとげがある。夏、黄緑色の小花をつける。 ②いくえにも生い茂ったくさむら。夏 0
気管 キカン [0],[2] 脊椎(セキツイ)動物が呼吸をするとき、のどから肺へ空気の通るくだ。「大声の出しすぎで―を痛める」「―支炎」 0
帰参 キサン [0] ①留守にしていた人が戻ってくること。 ②武士などが、一度暇をとった主人のもとに再び仕えること。「―がかなう」 0
野良 のら [2] ①野原。野。「―遊び」 ②田畑。「―に出て仕事をする」 1
遊び呆ける あそびホウ-ける [6] 夢中で遊ぶ。遊びにふける。「―けていないで勉強もしなさい」 0
蘿蔔 すずしろ [0] ダイコンの別称。春の七草の一つ。新年由来「蘿蔔」は漢名から。表記「清白」とも書く。 1
四季 シキ [2],[1] 一年の四つの季節。春・夏・秋・冬。「―の移り変わりを楽しむ」 0
速戦即決 ソクセンソッケツ [0] 戦いを長びかせず、一気に勝負を決めること。また、すみやかに物事を解決すること。「―で敵を次々に打ち破る」 短期決戦 緩兵の計
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四字熟語根掘り葉掘り97:「速戦即決」だけが正解か?
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小草生月 おぐさおいづき 陰暦二月の異名。 0
蓑笠 サリュウ [1] みのと、かさ。また、みのを着てかさをかぶること。「釣りをする―の翁」 参考「みのかさ」とも読む。 0
宝冠 ホウカン [0] 宝石で飾った豪華なかんむり。「女王陛下の―」 0
顕揚 ケンヨウ [0] 名声や威信を世間に広め高めること。「国威を―する」 0
俗習 ゾクシュウ [0] 世間一般のならわし。世間一般の風習。世俗の習慣。 0
冷麦 ひやむぎ [3],[2] 細く打ったうどんのような麺類(メンルイ)。ゆでてから氷や水でつめたくひやし、つけ汁をつけて食べる。夏 0
豊熟 ホウジュク [0] 「豊穣(ホウジョウ)」に同じ。 0
包帯 ホウタイ [0] 医療で、疾患部の保護や固定のために、おおったり巻きつけたりする布など。 「帯」の書きかえ字。 0
縁なき衆生は度し難し エンなきシュジョウはドしがたし 人の忠告を聞き入れようとしない者は救いようがないということ。「縁」は仏縁、「衆生」はすべての生き物、「度す」は迷いから救い、悟りを開かせる意。 0
擂盆 ライボン [0] すりばち。また、すりばち形の容器。 0
毋い な-い …がない。否定の意を表す語。 0
空前絶後 クウゼンゼツゴ [5] これまでに一度もなく、今後もまず起こらないほどのまれなこと。「絶後」は以降に二度とないと思われること。曠前空後(コウゼンクウゴ)・冠前絶後
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四字熟語根掘り葉掘り2:「空前絶後」のお笑い芸人って? ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
好誼 コウギ [1] 相手から示された好意。親切。心のこもった交際。情誼参考一般に目上の人には用いない。 0
手 たすき [1] ①仕事をするときに、和服のそでやたもとをたくし上げるために用いるひも。 ②一方の肩からもう一方の脇(わき)の下に斜めにかける細い布。 ③斜め十文字の模様。 表記「襷」とも書く。 1
早乙女・早少女 さおとめ ①田植えをする若い女性。 夏 ②少女。また、若い女性。 参考「早」は若々しい意の接頭語。 1
鉄樹開花 テツジュカイカ どんなに待ち望んでも見込みのないたとえ。「鉄樹」は鉄でできた木。鉄の木に花が咲くことはあり得ないことから。〈『五灯会元(ゴトウエゲン)』〉 0
君 きみ [0] ①元首。天皇。君主。 ②自分が仕える主人。 ③人を敬っていう語。「いとしの―」 ④おもに男性が、同等または目下の者を呼ぶ称。「―、待ちたまえ」 0
竄匿 ザントク [0] のがれかくれること。 竄伏 0
七夜 シチヤ [3],[2] 七日間の夜。七日めの夜。特に、子どもが生まれてから七日めの夜で、名付けの祝いをする。おしちや。 0
資 もと 元手。物事をするために必要な金銭や材料。資金。資本。「何事にも―はかかる」 0
二竪 ニジュ 病魔のたとえ。故事 中国、晋(シン)の景公(ケイコウ)が病気にかかったとき、病魔である二人の子ども(二竪)が良医から逃れようとして心臓の下の肓(コウ)と胸の上部の膏(コウ)の部分に隠れる夢を見たという故事による。〈『春秋左氏伝』〉 0
幄舎 アクシャ [1] 四方に柱を立てて棟を渡し、上部と周囲に幕を張った仮の建物。儀式などの際、屋外に造る。幄屋(アクのや)。 0
投稿 トウコウ [0] 新聞・雑誌社などに、掲載されることを期待して自分の原稿を送ること。また、その原稿。投書。「―した作品が佳作に入選した」寄稿 0
天理人欲 テンリジンヨク 人間の心のなかにもともとある天の正しい道理と、外からの影響で生じてくる感情や欲望のこと。〈『孟子(モウシ)』〉 0
冷暖自知 レイダンジチ 仏法の悟りは修行を重ねて、自分で会得するものであることのたとえ。水がつめたいか温かいかは、飲む者自身がわかる意から。〈『景徳伝灯録』〉 0
口 くち [0] ①動物が、飲食物を体内にとりいれたり発声したりするためなどに使う器官。 ②出入りする所。「登山―」「非常―」 ③入りこむ場所。「仕事の―」「嫁の―」 ④すきま。内部に通じる穴。「傷―」 ⑤言葉。言い方。噂(うわさ)。「―うるさい人」 ⑥味覚。「―が肥える」 ⑦物の端。物事のはじめ。「宵の―」 ⑧申し込みなどの単位。「一―三千円の寄付」 0
信心は徳の余り シンジンはトクのあまり 信心は生活に余裕があってこそできるものだということ。 参考「信心」は「後生(ゴショウ)」ともいう。 0
灸点 キュウテン [0],[3] ①灸をすえる箇所に墨で記す点。 ②灸をすえること。参考②「点」は、火をつける意。 0
気品 キヒン [0] 上品な趣。けだかさ。「―が漂う婦人」「―のある絵」品格 0
捌く さば-く [2] ①入りくんだ物事をきちんと整理する。「乗降客を―く」 ②商品を売り尽くす。「在庫品を―く」 ③物事をうまく処理する。「仕事を―く」 ④魚や鳥などを料理用に切り分ける。「鮪(まぐろ)を―く」 0
接戦 セッセン [0] ①近づいて戦うこと。接近戦。 ②実力が伯仲していて、なかなか勝負を決しない戦い。せりあい。「―の末、一点差で逃げ切り勝ちした」 0
港 みなと [0] 湾や河口につくられた、船が安全に出入り・停泊できる所。船着き場。 0
杏仁 キョウニン [0] アンズの種の中の胚(ハイ)を乾燥させたもの。薬用。参考「アンニン」とも読む。 0
同行 ドウコウ [0] ①一緒に行くこと。また、その人。道づれ。同道・同伴 ②ついて行くこと。連れて行くこと。また、その人。「首相に―する」随行参考「ドウギョウ」と読めば別の意になる。 0
延納 エンノウ [0] 金銭や物品などを、期日が過ぎてから納めること。納付を延期すること。「授業料を―する」 0
夭死 ヨウシ [0] 「夭折」に同じ。夭逝・夭折 0
西方浄土 サイホウジョウド [5] 西方のはるかかなたにあるといわれる、阿弥陀如来(アミダニョライ)の支配する安楽な世界。極楽浄土。西方安楽国。 0
凌ぐ しの-ぐ [2],[0] ①程度が他よりすぐれる。越える。「師を―ぐほどに上達した」 ②乗り切る。切り抜ける。「急場を―ぐ」「寒さを―ぐ」 0
犇犇 ひしひし [1],[2] ①身や心に強くこたえるさま。「不況を―と感じる」 ②少しのすき間もないほど迫ってくるさま。「敵が―と城を取り囲む」 1
押さえる お-さえる [3],[2] ①上から力を加えて物が動かないようにする。「紙を―える」 ②手に入れてはなさない。とらえる。つかむ。「動かぬ証拠を―えた」「要点を―える」 0
短い みじか-い [3] ①端から端までの距離が小さい。「丈の―いスカート」 ②ある時点からある時点までの時の経過が少ない。「滞在期間が―い」 ③せっかちである。「気が―い」 0
問う と-う [0],[1] ①わからないことを人に聞きただす。質問する。「名を―う」 ②責任や罪などを追及する。「過失を―う」「横領罪に―う」 ③とりあげて問題にする。「経歴を―う」「国籍は―わない」 ④訪れて見舞う。「知人を病室に―う」 0
色丹 しこたん 北海道根室半島の東方沖にある島。第二次世界大戦後、ロシア連邦(旧ソ連)の占領下に入っている。 1
前方後円墳 ゼンポウコウエンフン [7] 日本の古墳の形式の一つ。前部が方形、後部が円形をした墳丘。瓢塚(ひさごづか)。 参考仁徳(にんとく)天皇陵などが有名。 0
御仕着せ・御為着せ おシきせ 商家などで主人が使用人に与える衣服。転じて、上から一方的に与えられた事柄。 0
我毛香 われモコウ バラ科の多年草。 吾亦紅(われもこう) 0
項目 コウモク [0] 内容を小さく分けたときの部分。物事を小分けしたもの。「―別分類」「―の順に説明する」箇条・条項 0
酸漿 ほおずき [0] ①ナス科の多年草。観賞用に庭に植える。初夏、白色の花をつけ、袋状の萼(ガク)に包まれた球形の果実を結ぶ。赤く熟した果実の種を取り除き、口で鳴らして遊ぶ。 秋 ②子どもが口に入れて鳴らすおもちゃ。 由来「酸漿」は漢名から。 表記「鬼灯」とも書く。 1
火焼屋・火焚屋 ひたきや 平安時代、宮中で庭火やかがり火をたいて夜の番をしていた小屋。 0
国風・国振り くにぶり ①諸国の風俗・習慣や気風。 ②諸国の民謡や俗謡。 0
有待 ウダイ 人間の身体。また、有限な人間の存在。参考衣食などにたよって生活する意。「ウタイ」とも読む。 0
芳意 ホウイ 他人の気持ちや心づかいを敬っていう語。おぼしめし。芳志 0
黯い くら-い 奥深くて表にあらわれてこない。陰気である。また、気がめいるさま。 0
奮励努力 フンレイドリョク 気力をふるい立たせ、力を尽くすこと。「優勝をめざして―する」精励恪勤(セイレイカッキン) 0
別天地 ベッテンチ [3] 俗世間とかけ離れた理想的な場所。別世界。由来中国、唐代の詩人李白(リハク)の詩句「別に天地の人間(ジンカン)に非(あら)ざる有り」から。 0
舎弟 シャテイ [0] ①他人に対して自分の弟をいうときの呼称。実の弟。他人の弟に用いることもある。 舎兄 ②やくざなどで、弟分。 0
大理石 ダイリセキ [3] 石灰岩が、熱変成作用でできた結晶質岩石。白色で美しい模様があり、建築や彫刻・装飾などに用いられる。マーブル。由来中国、雲南省にある大理で多く産することから。 0
寧楽 なら 古都「奈良」の古い表記。表記「那羅・平城」とも書いた。 1
茣蓙 ゴザ [2] イグサで編んだ敷物。うすべり。表記「蓙」とも書く。 0
牆 かき [2] ある区域と他との境をあらわすため、石や土などで築いた囲い。へい。かきね。 0
溝壑を塡む コウガクをうずむ 命を失うこと。のたれ死にをすること。〈『史記』〉 0
決行 ケッコウ [0] 多少の無理や悪条件があっても、思いきって行うこと。「雨天―」断行 0
水火を踏む スイカをふむ 非常に困難な状況に陥ること。また、それを乗り越えて物事を実行することのたとえ。〈『列子』〉 0
宝庫 ホウコ [1] ①宝物を納める蔵。 ②産物や価値あるものが多くある所。「中東は石油の―だ」「東北地方は民話の―だ」 0
変成岩 ヘンセイガン [3] 火成岩・水成岩が、地球の内部で高温・高圧のために成分や組織などを変えたもの。大理石・片麻(ヘンマ)岩など。 0
秋海棠 シュウカイドウ [3] シュウカイドウ科の多年草。中国原産。夏から秋、淡紅色の花をつける。観賞用。根は薬用。 秋 由来「秋海棠」は漢名から。 0
揚座敷 あがりザしき 江戸小伝馬町や京都の六角にあった牢(ロウ)屋敷の中で、上級の旗本や、僧正・神主などの未決囚を収容した独房。 0
観客 カンキャク [0] 演劇や試合などを見物する人。観衆 0
一致 イッチ [0] ぴったり一つになること。同じになること。「指紋が―する」 0
侍講 ジコウ [0] 君主・天皇などに学問の講義をすること。また、その役目の人。侍読。 0
文鎮 ブンチン [0] 紙や書類が風などで動かないよう、おもしとして置く文房具。 0
筆蹟 ヒッセキ [0] 筆跡 0
鶏冠 とさか [3],[0] ニワトリやキジなどの頭の上にある肉質の冠のような突起。参考「けいとう」と読めばとさかに似た植物の意になる。 1
権道 ケンドウ [0],[1] 方法は正しくないが、目的に応じた便宜的なやり方。目的をとげるための便宜上の手段。 0
嬪 ひめ ①天子に仕える女官やそばめ。 ②女性の美称。 0
羽振り はぶり [0] ①社会的に通用する、人の地位・勢力・経済力などの程度。威勢。「業界で―がいい」 ②羽の形・ようす。 ③鳥が羽をばたばたとふるわせること。はばたき。 0
手練 シュレン [0] 熟練した手並み。手際のよいこと。 参考「てだれ」とも読む。また、「てレン」と読めば、人をだます手段・腕前の意になる。 0
供給 キョウキュウ [0] ①求めに応じて物をあてがうこと。 ②販売や交換のために商品を市場に出すこと。「食糧の―が急務だ」 ①②需要 0
前線 ゼンセン [0] ①戦場で、敵と直接向かい合うところ。転じて、仕事や運動などの第一線。「営業活動の―に立つ」 ②気温・湿度などの異なる二つの気団が接触する境界面が、地表と交わる線。不連続線。「寒冷―」 0
建言 ケンゲン [0],[3] 政府、官庁などに意見を申し述べること。建議・建白 0
落雁 ラクガン [2] ①空から舞い降りてくるガン。秋 ②干(ひ)菓子の一種で、そばやもちごめ、麦などの煎(い)り粉に甘味を加えて固めたもの。 0
榕樹 がじゅまる [1] クワ科の常緑高木。熱帯・亜熱帯に生え、日本では沖縄・屋久島に自生。葉は楕円(ダエン)形で厚く光沢がある。幹・枝はよく分枝して多数の気根を垂れる。ガジマル。由来「榕樹」は漢名から。参考「ヨウジュ」とも読む。 1
夏痩せ なつやせ [0] 夏、暑さに負けて食欲がおちるなどして、体がやせること。 0
減衰 ゲンスイ [0] 次第に減っていくこと。また、衰えていくこと。 0
幻影 ゲンエイ [0] まぼろし。実際にはないものが存在するように見えるもの。また、心の中に描き出すもの。「ふと―を見た」 0
屛息 ヘイソク 息を殺して慎むこと。転じて、恐れをなして縮こまること。「上官の怒りにふれて―する」 0
幼気 いたいけ [0] ①おさなくて、いじらしいさま。「悲しみに耐える―な姿」 ②おさなくて、かわいいさま。「―な子ども」 1
背面 ハイメン [0],[3] 後ろのほう。「走り高跳びの―跳び」後方・背後正面 0
従事 ジュウジ [1] 仕事やある事柄にたずさわること。「新製品の開発に―する」 0
退嬰 タイエイ 新しい物事に対して消極的なこと。ひっこみがち。しりごみ。「―的な考え方を排する」進取 0
呈出 テイシュツ [0] ①ある状態を、あらわし出すこと。はっきりと示すこと。 ②差し出すこと。表記 ②「提出」とも書く。 0
還付 カンプ [1] 国や政府が、一時所有したり借りたりしていた金銭を、もとの持ち主へ戻すこと。「―金」 0
斟む く-む ①水などをすくいとる。酒をくみかわす。 ②人の心中や物事の事情などをおしはかり考える。斟酌(シンシャク)する。「少しは親の願いも―んだらどうだ」 ③思想・流儀などを受け継ぐ。「ヘーゲルの流れを―む学派」 0
撫する ブ-する [2] ①手でなでる。さする。「腕を―して時節到来を待つ」②いつくしむ。かわいがる。「民を―して善導する」 0
海松布 みるめ 「海松(みる)」に同じ。表記「水松布」とも書く。参考「め」は海藻の意。和歌などでは「見る目」にかけて用いる。 1
猖う くる-う 興奮してあばれる。盛んにあばれまわる。「馬がたけり―う」 0
吉報 キッポウ [0] よい知らせ。喜ばしい便り。「合格の―が届く」快報・吉左右(キッソウ)凶報 0
涙管 ルイカン [0] 涙が目から鼻腔(ビコウ)へとおる管。上下二本ある。涙道 0
逸品 イッピン [0] 最上の品物や作品。「―ぞろいのコレクション」絶品 0
逓減 テイゲン [0] だんだん減ること、また、だんだんに減らすこと。「過疎地では人口が―している」漸減逓増 0
僭越 センエツ [0] 身分・分限を越え、出過ぎること。「―な態度」「―ですが」 0
遠離る とおざか-る ①ある場所から遠くにはなれてゆく。遠のく。「実家から―る」「台風が―る」 ②親しくなくなる。おろそかになる。うとくなる。「親戚付き合いが―る」 0
地鳴り ジなり [0] 地震・火山爆発などで大地が鳴り響くこと。また、その音。地響き。 0
施与 セヨ 人に物をほどこし与えること。また、その品物。 0
耨耕 ドウコウ 手すきで田畑の雑草を除き、耕すこと。 0
舟艇 シュウテイ [0] ボートのような小さな舟。「上陸用―」 0
管区 カンク [1] 管轄する区域。官庁や機関が管理する区域。「―気象台」 0
交流 コウリュウ [0] ①互いに入れかわったり、まじわったりすること。「国際―」「人材―」 ②一定時間ごとに交互に、流れる方向が逆方向になる電流。直流 0
禿げる は-げる [2] ①髪の毛が抜け落ちて地肌が見えてくる。「頭が―げる」 ②山の草や樹木がなくなり地面があらわになる。「むやみに木が伐採され、山が次々と―げていく」 0
柬ぶ えら-ぶ えり分けて取り出す。より分ける。表記「揀ぶ」とも書く。 0
会式 エシキ [1] 寺院で行う法会(ホウエ)。特に日蓮宗で、日蓮上人(ショウニン)の命日一〇月一三日とその前日に行う法会。おえしき。御命講(おメイコウ)・御影供(おメイク) 秋 0
奔騰 ホントウ [0] 物価や相場などが、急に非常な勢いで上がること。「地価が―する」 0
死角 シカク [0] ①障害物のため見通しのきかない範囲。「運転席からはそこは―だ」「―に入る」 ②鉄砲の構造上の理由や障害物のため、射程内でも弾丸の届かない区域。 0
焼灼 ショウシャク [0] ①焼くこと。焼けこげること。 ②電気や薬品で患部を焼き、病組織を破壊したり取り除いたりする治療法。「電気―」 0
酌量 シャクリョウ [0] 事情をくみとり、刑罰などを軽くすること。「まったく情状―の余地がない」 斟酌(シンシャク) 0
掃く は-く [1] ①ほうきなどで、ごみ・ちりなどをはらい除く。「枯れ葉を―き寄せる」「―いて捨てるほど(非常に多く、ありふれていることのたとえ)」 ②はけ・筆などで、軽くなでるように塗る。「刷毛(はけ)で―いたような雲」 表記②「刷く」とも書く。 0
往来 オウライ [0] ①人や車などが、行ったり来たりすること。行き来。「―の多い道」 ②道。通り。「―で騒ぐと迷惑だ」 ③音信。訪問。つき合い。「―が絶える」 ④「往来物」の略。昔、実生活に必要な事柄を手紙文の形で記した書物。寺子屋の教科書とされた。 0
五斂子 ゴレンシ カタバミ科の常緑小高木。インドネシア原産。果実は断面が星形をしていて酸味があり、食用。 0
立志 リッシ [1] 目標を定め、それを実現しようと決心すること。「―伝中の人物」 0
地 つち [2] ①大地。地面。「故国の―を踏む」天(あめ) ②土壌。「よく肥えた―」 0
神秘 シンピ [1] 人間の知恵でははかり知れない不思議なこと。「自然の―を探る」 0
情誼 ジョウギ [1] 情義 0
灼骨 シャッコツ 獣骨を焼いて、その裂け目により吉凶を占う方法。卜骨(ボッコツ)。 0
誠惶誠恐 セイコウセイキョウ 奏上文や手紙文の末尾に添えて敬意を表する語。 参考「誠惶」は心からかしこまる、「誠恐」は心からおそれつつしむ意。どちらか一方のみでも用いる。 誠恐謹言(セイキョウキンゲン) 0
械繫 カイケイ 罪人にかせをはめて、牢屋(ロウや)に入れること。参考「繫」はつなぐ意。 0
趣く おもむ-く [3] ①めざす方向に向かう。出かける。「東へ―く」 ②ある状態に向かう。「病気は快方に―く」 0
冷却 レイキャク [0] ①ひえること。また、ひやすこと。「―機の故障」 ②高まった感情が静まること。興奮を静めること。「喧嘩(ケンカ)のあとでしばらく―期間を置く」 0
色の白いは七難隠す いろのしろいはシチナンかくす 女性は、肌の色が白いと、ほかの難点が隠されて、美しく見えるということ。 0
麗春花 ひなげし ケシ科の二年草。由来「麗春花」は漢名から。参考「レイシュンカ」とも読む。 雛罌粟(ひなげし) 1
盪く うご-く ゆらゆらと揺れ動く。ゆらぐ。 0
鶏肋 ケイロク ①たいした役には立たないが、捨てるに惜しいもの。自分の労作をへりくだって使う。②体がか弱いこと。 由来ニワトリのあばら骨で、たいして食べるところがないことから。 0
咽下 エンカ 口の中の物を飲み込むこと。「異物を―したが無事だった」表記「嚥下」とも書く。参考「エンゲ」とも読む。 0
印籠決 いんろうじゃくり 戸障子の合わせ目の作り方。一方を凹形にし、もう一方を凸形にして、すき間ができないようにかみ合わせるもの。 1
地区 チク [1],[2] ①一定の土地の区域。 ②ある目的で定められた一定の区域。「文教―」 0
冗語 ジョウゴ [0] 無駄な言葉。無駄口。 表記「剰語」とも書く。 0
僧侶 ソウリョ [1] 出家して仏門に入った人。また、その集団。 沙門(シャモン)・桑門 参考「侶」はともがら・つれの意で、複数を表す。 0
剣戟 ケンゲキ [0] ①つるぎとほこ。転じて、武器。 ②刀を用いての斬(き)り合い。 0
凸柑 ポンかん [3],[0] ミカン科の常緑小高木。インド原産。九州などで栽培。果実は大形で、皮が厚く、香気があり甘い。冬由来「凸柑」は台湾名より。「ポン」は原産地インドの地名から。 1
面識 メンシキ [0] 互いに顔を知っていること。顔見知り。「彼とは―がある」 0
番付 バンづけ [0],[4] ①地位や序列を順番に記したもの。「長者―」「相撲の―発表」 ②演芸などの番組を書いたもの。 0
地顔 ジがお 化粧などをしていない、ありのままの顔。素顔 0
仄日 ソクジツ 夕日。夕方のかたむいた太陽。「水平線に沈む―」 斜陽 0
黔驢の技 ケンロのわざ 自分の腕前や技量が劣っているのを自覚せずに恥をかくこと。また、取るに足りない見かけ倒しの腕前や技量。「黔驢」は黔州(ケンシュウ)のロバ。故事 ある人がロバのいない黔州にロバを連れて行き放した。トラは体の大きいロバを見て初めは恐れたが、蹴(け)るだけでほかに何もできないことを見破り、ついにロバを食い殺した故事から。〈柳宗元の文〉 0
家業 カギョウ [1] ①家の生計を立てている職業。「―を手伝う」 ②先祖代々の職業。「―を継ぐ」 0
乱高下 ランコウゲ [3] 相場や物価が上下に激しく動いて、一定しないこと。乱調子。「株価が―する」 0
中世 チュウセイ [1] ①古代と近世との間の時代。 ②日本史では、おもに鎌倉・室町時代。西洋史では、西ローマ帝国の滅亡した五世紀から一五世紀後半にいたる時代。 0
禾穂 カスイ 禾穀(カコク)類の穂。イネ科植物の穂。禾穎(カエイ) 0
裁定 サイテイ [0] 善悪・是非を裁いて決めること。「調停委員の―にしたがう」「仲裁―」 0
遊離 ユウリ [1],[0] ①他のものと離れて存在すること。「実状から―した理論」「庶民感覚との―」 ②化合しないで存在すること。また、化合物から分離すること。 0
身上 シンジョウ [0],[1] ①一身にかかわる事柄。「会社に―書を出す」 ②その人の本来の値うち、特長。とりえ。「責任感の強さが―だ」 参考①「みのうえ」、①②「シンショウ」とも読む。 0
御鉢 おハチ ①飯びつ。おひつ。 ②火山の火口。おかま。「―巡り」 ③順番。「―が回ってくる」 0
諸賢 ショケン [1] ①多くの賢い人。 ②読者や聴衆、力を貸してくれる人など多数の人に対する敬称。皆様。「―の知恵をお借りしたい」 諸彦(ショゲン) 参考おもに、男性が使う。 0
連戦 レンセン [0] 引き続いて何度も戦うこと。「金土日と三―が組まれている」 0
碩徳 セキトク 大きな徳。また、大きな徳をそなえた人。特に、高い徳をそなえた僧。 大徳・高徳 0
永劫 エイゴウ [0] 考えられないほどながい年月。「未来―」永遠・永久参考仏教では「ヨウゴウ」と読む。「劫」は古代インドで天文学的な最も長い時間の単位。 0
残像 ザンゾウ [0] 外部の刺激がなくなったあとも、感覚が残っている現象。おもに視覚についていう。残感覚。 0
微恙 ビヨウ 軽い病気。気分が少しすぐれないこと。「―で臥(ふ)せる」参考「恙」は病気・心配ごとの意。 0
科する カ-する [2] 法律によって処分する。刑罰を加える。「罰金を―する」 0
和綴じ ワとじ [0] 日本風の製本方法。一枚の紙を二つ折りにして重ね、背を糸でとじる。和装。洋綴じ 0
月蝕 ゲッショク [0] 月食 0
舂く うすづ-く [1],[2] 臼(うす)に穀物を入れ、杵(きね)などでつく。「米を―く」 0
朝過夕改 チョウカセキカイ 過ちをすぐ改めること。「朝過」は朝に犯した過ち。「夕改」はその日の夕方までに過ちを改めること。〈『漢書(カンジョ)』〉朝聞夕改 0
自虐 ジギャク [0] 必要以上に自分で自分をいじめること。「―的な性格」 0
了察 リョウサツ [0] 相手の事情を深く思いやること。表記「諒察」とも書く。 0
摩頂放踵 マチョウホウショウ 自分の身を犠牲にして、他人のために尽くすこと。頭のてっぺんから足のかかとまですり減らす意から。「踵」はかかと、「放」は至る意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
尸諫 シカン しかばねとなって(一命を捨てて)、主君をいさめること。 表記「屍諫」とも書く。 0
昨非今是 サクヒコンゼ [1] 環境や考え方などが一変して、以前は誤りだと思ったことを、今は正しいと思うようになること。〈陶潜の詩〉 参考「今是昨非」ともいう。 0
古老 コロウ [0] 老人。老成の人。としより。特に、昔のことに詳しい老人。「地元の―に郷土史を取材する」表記「故老」とも書く。 0
生熟 セイジュク 未熟なものと成熟したもの。 0
電光影裏 デンコウエイリ 人生ははかないものだが、人生空なりと悟った者の魂は滅びることがないということ。「影」は光の意。参考「電光影裏春風を斬(き)る(稲妻が春風を斬るようなもので、魂まで滅ぼすことはできない)」の略。 0
相似 ソウジ [0] ①形や性質などが互いに似ていること。 ②数学で、一つの図形を拡大・縮小して他の図形と完全に重ね合わせることができるときの図形の関係。「―形に関する問題」 0
巧み たくみ [0],[1] ①すぐれているようす。上手。「―な話術で聴衆を引きこむ」 ②手の込んだつくり。工夫や趣向。「―をこらす」 ③たくらみ。はかりごと。 0
式年 シキネン [0] 定例の祭儀を行うことに決められている年。「伊勢(いせ)神宮の―遷宮祭」 0
八咫 やた 長いこと。巨大なこと。「―の鏡(三種の神器の、鏡)」参考「やあた」とも読む。「咫」は上代に用いた長さの単位。 0
兢兢 キョウキョウ おそれてつつしむさま。おそれてわななくさま。「戦戦―(びくびくするさま)」 0
頃刻 ケイコク [0] 少しの間。しばらく。参考「キョウコク」とも読む。 0
鷸子 つぶり カイツブリの別称。カイツブリ科の鳥で、沼や川にすむ。潜水が巧みで、小魚を捕食する。 1
自叙 ジジョ [1] 自分で、自分に関する事柄を書き述べること。 0
音訓 オンクン [0] 漢字の音と訓。音は中国語音をもとにした読み方、訓は漢字にもともとの日本語の意味を当てはめた読み方。たとえば、「春」の音は「シュン」、訓は「はる」。 0
横臥 オウガ [1] 体を横にして寝ること。横たわること。側臥 0
白耳義 ベルギー ヨーロッパ北西部の立憲君主国。北海に臨み、オランダとフランスの間に位置する。首都はブリュッセル。 1
精励恪勤 セイレイカッキン [0] いつもまじめに怠りなく勤めること。「恪勤」は職務に忠実にはげむこと。 参考「恪勤精励」ともいう。 奮励努力 0
る くしけず-る 「(す)く」に同じ。 0
漂泊 ヒョウハク [0] ①あてもなくさまようこと。「異郷を―する」「―の詩人」放浪 ②水の上をただよい流れること。漂流 0
篠笹 しのざさ [2] 「篠(しの)」に同じ。 0
福運 フクウン [0] めでたい運命。しあわせな運。「―に恵まれる」 0
麤枝大葉 ソシタイヨウ 細かい規則にこだわらず、自由に筆を振るって文章を書くこと。「麤枝」は、おおまかに生えた枝、「大葉」は大きな葉の意。〈『朱子語類』〉 0
船縁 ふなべり [0] 「船端(ふなばた)」に同じ。 表記「舷」とも書く。 0
斃仆 ヘイフ [0] 「斃死(ヘイシ)」に同じ。 0
鼠李 くろうめもどき [5] クロウメモドキ科の落葉低木。山地に自生。夏、黄緑色の小花をつけ、黒い球形の実を結ぶ。 由来「鼠李」は漢名からの誤用。 表記「黒梅擬」とも書く。 1
天国 テンゴク [1] ①キリスト教で、神や天使がすみ人間の死後の霊が祝福されるという、天上の理想的な世界。 ②苦しみや悩みのない理想的な環境。楽園。「歩行者―」 ①②地獄 0
櫟社 レキシャ クヌギを神木としてまつった社(やしろ)。また、大きな神木を氏神とし、その根もとに祠(ほこら)をつくって社としたもの。 0
城郭・城廓 ジョウカク ①城の外側の囲い。 ②「城(しろ)」に同じ。 0
裏付ける うらづ-ける [4] ①裏をつける。 ②裏打ちする。 ③ちがった方面から物事の確かなことを証明する。証拠だてる。「理論を実験によって―ける」「犯行を―ける証拠がある」 0
連子鯛 レンこだい キダイの別称。タイ科の海魚。マダイに似るが黄赤色。 0
提琴 テイキン [0] バイオリンの訳語。
■もっと学べる!コラムを読もう!
基本的にはすべて「琴」? ~楽器の名前を漢字で書いてみよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
爽快 ソウカイ [0] さわやかで気持ちがすっきりするさま。「―な秋の一日」 0
駒隙 クゲキ 年月が早く過ぎること。隙駒由来「白駒隙を過ぐ(白馬が壁のすきまを通り過ぎる)」から、人生の短くてはかないことのたとえ。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
群がる むら-がる [3] 人や動植物が一か所に多く集まる。「特売場に客が―っている」 0
年問わんより世を問え としとわんよりよをとえ 年齢の多少を問題にするのではなく、その人がどのような経験をしてきたかが重要であるということ。 0
巽 たつみ [0] 南東の方角。十二支で表す辰(たつ)と巳(み)の中間。 表記「辰巳」とも書く。 0
珪素 ケイソ [1] 非金属元素の一つ。化合物として地殻中に大量に存在する。半導体に用いる。シリコン。表記「硅素」とも書く。 0
甲子 きのえね [1] 干支(えと)の第一番目。十干の甲(きのえ)と十二支の子(ね)に当たる年・月・日。参考「カッシ」とも読む。 0
病菌 ビョウキン [0] 病気をひきおこす細菌。病原菌 0
巴投げ ともえなげ [0] 柔道の技の一つ。自分の体を仰向けに倒し、相手の腹に自分の足の裏を当てて自分の頭ごしに投げ飛ばす技。 0
復員 フクイン [0] 軍隊に召集されていた人が、兵役を解かれて一般市民にもどること。 0
神州 シンシュウ [1] 昔の日本と中国で使われた自国の尊称。神が開き神が守る国の意。 神国 0
清廉 セイレン [0] 心が清らかで私欲のないこと。「―な政治家」 0
障碍 ショウガイ [1] 障害 0
教務 キョウム [1] ①学校などで、授業と直接かかわりのある事務。教育事務。「―課」 ②宗派などで、宗門上の事務。宗務。「―所」 0
転轍機 テンテツキ [4],[3] 鉄道で、列車の通る線路を切り換えて、車両を他の線路に導くための装置。線路の分岐点に設置する。ポイント。転路機 0
年弱 としよわ [0] ①年が若いこと。また、その人。 ②数え年で年齢をいう場合に、その年の後半に生まれたこと。また、その人。年強(としづよ) 0
拈出 ネンシュツ ①考えなどをひねり出すこと。 ②金銭などをやりくり算段すること。表記「捻出」とも書く。 0
凍る こお-る [0] 氷が広く張る。いてつく。「湖が―る」「血も―るような恐ろしさ」参考「氷る」と書けば、液体が氷状になる意。 0
満載 マンサイ [0] ①人や物をいっぱい積みこむこと。 ②新聞や雑誌などに、記事や読物などをいっぱいのせること。「買い物情報―の週刊誌」 0
逓信 テイシン [0] 郵便や電信などを、順次取りついで伝えること。「―分野の進歩はめまぐるしい」 0
藻類 ソウルイ [1] 水中に生育し、独立栄養を営む緑藻・紅藻などの総称。食用、医薬・肥料用。 0
捜す さが-す [0] 見えなくなった人や物をさぐる。必要とするものをたずね求める。「鍵(かぎ)がなくなり、家中―す」「行方不明の兄を―す」 0
福利厚生 フクリコウセイ [1] 生活の面で満足感をもたらすような利益と、人間の暮らしや健康をよりよくすること。「―施設の充実している会社」 0
連想 レンソウ [0] ある物事から、関連する物事を思い浮かべること。また、その考え。「―ゲーム」 「聯想」の書きかえ字。 0
決心 ケッシン [1] 強く心に決めること。覚悟を決めること。「―がゆらぐ」決意 0
諷誦 フウジュ [1] 経文などを声を出して読むこと。読経(ドキョウ)。参考「フジュ・フウショウ」とも読む。 0
機銃 キジュウ [0] 「機関銃」の略。引き金を引いている間、自動的に弾丸が連射される銃。マシンガン。「―掃射を浴びる」 0
嫋 ジョウダ しなやかで美しいさま。なよなよしたさま。 0
天蚕糸 てぐす [0],[1] テグスサンの幼虫の分泌物で作った透明な糸。多く、釣り糸に用いる。参考「てぐすいと」とも読む。 1
勤倹力行 キンケンリッコウ 仕事に励みつつましくし、精一杯努力すること。「力行」は懸命に努力すること。精励恪勤(セイレイカッキン) 0
覆盆子 いちご バラ科の落葉小低木または多年草の総称。由来「覆盆子」は漢名から。 苺(いちご) 1
挑む いど-む [2] ①闘争などをしかける。「戦いを―む」 ②積極的に立ち向かう。「危険を恐れず冬山に―む」 ③言い寄る。恋をしかける。 0
牧守 ボクシュ 古代中国における地方長官。牧民官参考「牧」は州の長官、「守」は郡の長官。 0
俛首帖耳 フシュチョウジ 人にあわれみを乞(こ)うさま。いやしくこびへつらうさま。「俛首」は頭を下げる、「帖耳」は耳を垂れる意。イヌが飼い主に服従するようすをいう。〈韓愈(カンユ)の文〉表記「俛首」は「俯首」とも書く。 0
漂う ただよ-う [3] ①空中や水面に浮かんで揺れる。「小舟が波間に―っている」 ②ある雰囲気やにおいがその場にみちる。「会場には和(なご)やかな雰囲気が―う」「庭一面に花の香りが―う」 ③さまよい歩く。ふらふらとする。「大陸を―う」 0
大典 タイテン [0] ①国の重大な儀式。大礼。「天皇即位の御―」 ②重大な法律。 0
牛膝 ゴシツ [3] 「牛膝(いのこずち)」に同じ。 0
便佞 ベンネイ [0] 口が巧みで、人にこびへつらい、心がねじけていること。「阿諛(アユ)―の徒(口先でへつらって、ずるがしこく立ち回るやから)」表記「弁佞」とも書く。 0
旱天 カンテン [0],[3] 干天 0
観賞 カンショウ [0] みて楽しむこと。「―用植物」「名月を―する」 0
戎夷 ジュウイ 野蛮な国の人民。 参考「夷」は東方の異民族の意。 0
出師 スイシ [1] 軍隊をくり出すこと。出兵。 参考「師」は軍隊の意。 0
還御 カンギョ 天皇・上皇・皇后などが行幸(ギョウコウ)先から帰ること。還幸(カンコウ) 0
耿然 コウゼン ひかって明るいさま。心がはればれとするさま。 0
霊 たま [1] たましい。死者の霊魂。また、万物に宿る霊魂。「先祖の御(み)―を祭る日」「―祭り」 0
国家 コッカ [1] 一定の領土と、人々が構成する主権によって統治する組織をもつ集団。くに。「―の理想」 0
羊質虎皮 ヨウシツコヒ 外見はりっぱだが中身がないたとえ。見かけだおし。実際はヒツジなのにトラの皮をかぶっている意から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「虎皮羊質」ともいう。 0
羽衣 はごろも [0] 天人が着て空を飛ぶという、鳥の羽でできた薄く軽い衣。あまのはごろも。 0
八つ橋 やつはし [2] ①日本庭園の池などで、幅のせまい数枚の橋板を交互に組み合わせ、稲妻の型に並べてかけた橋。 ②京都名物「八つ橋煎餅(センベイ)」の略。 0
訓読 クンドク [0] ①漢字に日本語の訓を当てて読むこと。「国」を「くに」、「土」を「つち」と読む類。くんよみ。音読 ②漢文を日本語の文法に従って読むこと。 0
往診 オウシン [0] 医師が患者の家に出向き、診療すること。宅診 0
干将莫邪 カンショウバクヤ 名剣の名。「干将」は、中国、春秋時代、呉の刀鍛冶(かたなかじ)の名。「莫邪」は、その妻の名。故事 呉王の闔閭(コウリョ)に刀作りを命じられた干将は最初はなかなかはかどらなかったが、莫邪が頭髪と爪(つめ)を切って炉に入れたところ、鉄がよく溶け、ついに名剣を作り上げたという故事から。〈『呉越春秋(ゴエツシュンジュウ)』〉 0
再臨 サイリン [0] キリスト教で、世界の終わりの日に、最後の審判をくだすため、キリストがふたたび現れること。 0
逗留 トウリュウ [0] 旅先で、ある期間とどまること。自宅以外の所に滞在すること。「湯治場(トウジば)に長―する」滞留・滞在 0
晨鐘 シンショウ 夜明けを知らせる鐘。 0
男冥利 おとこミョウリ [4] 男性に生まれたことの幸せや喜び。「―に尽きる」男冥加(おとこミョウガ)女冥利 0
留鳥 リュウチョウ [0] 一年中、ほぼ同じ地域にすむ鳥。スズメ・カラスなど。候鳥 0
仮託 カタク [0] かこつけること。ことよせること。「小説の主人公に―する」 0
以身殉利 イシンジュンリ 小人は利益のために、聖人は天下のために自分の身を犠牲にするが、どちらも同じように愚かしいことだということ。利益のために身を捨てることへの戒め。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
同気 ドウキ [1] 気の合った仲間。同じ気質の者。「―相求める」 0
下穿き したばき [0] 腰から下で、肌に直接つける下着。 0
収集 シュウシュウ [0] ものを集めること。特に、趣味や研究などのために集めること。また、そのもの。コレクション。「情報を―する」 「蒐集」の書きかえ字。 0
斬殺 ザンサツ [0] 刃物できり殺すこと。「―死体が発見された」 0
正直貧乏横着栄耀(エヨウ) ショウジキビンボウオウチャクエヨウ 世の中の仕組みは不合理だということ。正直な者はとかくきまりをきちんと守って貧乏なのに、図々しくずるい者は富み栄える意から。 正直者が馬鹿(バか)を見る 0
攫う さら-う [0] ①不意をついて奪い去る。「子どもを―う」 ②全部持ち去る。独り占めにする。「人気を―う」「話題を―う」 0
誦える とな-える 節をつけて声を出してよむ。また、暗誦(アンショウ)する。 0
梓巫・梓巫女 あずさみこ 梓弓の弦を鳴らして死霊(シリョウ)・生霊(いきリョウ)のようすや考えを語る女性。いちこ。 1
八幡 ハチマン [2] ①「八幡宮」「八幡大神」の略。 ②断じて。誓って。決して。由来②八幡宮に誓う意から。 0
水中花 スイチュウカ [3] 透明の器の中に水を入れ、その中に造花を入れて草花のように開かせたもの。 夏 0
左官 シャカン [0] 「左官(サカン)」に同じ。 0
牛尾菜 しおで ユリ科のつる性多年草。山野に自生。夏、黄緑色の小花を球状につける。若芽は形も味もアスパラガスに似て、「山菜の女王」といわれるほど美味。 由来「牛尾菜」は漢名より。若芽の形がウシの尾に似ることから。 1
酔眼朦朧 スイガンモウロウ [0] 酒に酔い、目がとろんとして物がぼんやりとしか見えないさま。「朦朧」はかすんではっきりしないさま。〈蘇軾(ソショク)の詩〉 酔歩蹣跚(スイホマンサン) 0
俠気 キョウキ 「俠気(おとこぎ)」に同じ。 0
四方手・四緒手 しおで ウマのくらの前輪(まえわ)と後輪(しずわ)の左右につけ、胸懸(むながい)と鞦(しりがい)を結ぶひも。 1
美醜 ビシュウ [0],[1] 美しいことと、みにくいこと。「外観の―は問題ではない」「善悪―の判断」 0
毒づく ドク-づく [3] ひどくののしる。ひどい悪口をいう。「酔って―く」 0
賽の目 サイのめ [0],[4] ①さいころの各面に記された数。 ②さいころほどの小立方体。「豆腐を―に切る」 表記「采の目」とも書く。 0
門 と [1] ①家の出入り口。 ②水流の出入りするところ。「水(み)―(海水の出入りする場所)」参考①「かど・モン」とも読む。 0
薬籠中の物 ヤクロウチュウのもの 自分の思いどおりに使える物。また、いつでも自由に操ることのできる人物のたとえ。自分の薬箱の中の物は、いつでも取り出して使えることから。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉参考多く、「自家薬籠中の物」という。 0
携わる たずさ-わる [4] 従事する。かかわりあう。「福祉関係の仕事に―る」 0
心悸亢進 シンキコウシン [1] 心臓の動悸(ドウキ)が速く激しくなること。また、その状態。「―に悩む」 0
籠もり こもり ①中に入って出てこないこと。「武道の修行のため、山―する」 ②行者や信者が寺や神社に泊りこんで、神仏に祈ること。おこもり。 0
詐取 サシュ [1] 人をだまして金品をまきあげること。「土地を―して逃走した」 0
老廃 ロウハイ [0] 年をとり、あるいは古くなって役に立たなくなること。「―物(生物の新陳代謝によって排泄(ハイセツ)される不要物)」 0
瓜の皮は大名に剝かせよ柿の皮は乞食に剝かせよ うりのかわはダイミョウにむかせよかきのかわはコジキにむかせよ ウリの皮は厚く、カキの皮は薄くむくのがよいということ。ウリは皮の近くが堅くてまずいので何事にも鷹揚(オウヨウ)な大名に厚目にむかせ、カキは皮近くに甘味があるので物を惜しむ乞食にむかせろということ。瓜の皮は厚く剝け梨(なし)の皮は薄く剝け 0
曙色 あけぼのいろ [0] 黄色みを帯びた淡紅色。東雲(しののめ)色。「―の初日を拝んだ」 0
泛かぶ う-かぶ [0] 水面にういてただよう。水にうく。 0
剪裁 センサイ [0] ①布などをはさみで裁つこと。 ②文章に手を入れて練り直すこと。 0
朴 ほお [1] ホオノキの別称。 厚朴(ほおのき) 0
魳 かます カマス科の海魚の総称。体は細長く、口先がとがっている。干物にして食べる。 由来口が大きく、穀物を入れる叺(かます)に似ることから。 表記「梭魚・梭子魚」とも書く。 0
目糞鼻糞を笑う めくそはなくそをわらう 自分の欠点には気づかずに、他人の同じような欠点をあざ笑うたとえ。「目糞」は目やにのこと。 0
旗本 はたもと [0] ①陣中で、大将のいる本営。 ②江戸時代、将軍家直属の家臣。禄高(ロクダカ)一万石未満で、将軍に直接会うことが許された武士。「―八万騎」 0
水火を通ぜず スイカをツウぜず 近隣の人たちと交際をしないこと。 参考生活に必要な水や火さえ互いに融通し合わない意から。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
英名 エイメイ [0] すばらしい評判。名声。ほまれ。「―を馳(は)せる」 0
財政 ザイセイ [0] ①国家や地方公共団体が、収入・支出に関して行う経済活動。「地方―の破綻」 ②個人や家庭の経済状態。 0
濫掘 ランクツ 地下資源などを一定の方針や見通しもなく採掘すること。表記「乱掘」とも書く。 0
奇習 キシュウ [0] 変わった風習や習慣。めずらしいならわし。 0
健保 ケンポ [1] 「健康保険」の略。社会保険の一つで、保険料を納めている被保険者と家族が病気やけがをしたときに医療費を補うもの。 0
白虹 ハッコウ [0] 霧の中などに現れる白色のにじ。月虹 0
成丁者 セイテイシャ 一人前になった者。成年に達した人。成人。 参考明治期に用いた語。 0
懲りる こ-りる [2] 痛手を受けて、二度とやるまいと思う。「失敗に―りない発明家」 0
輓歌 バンカ ①死者を悲しみ悼む歌。葬送の歌。 ②『万葉集』で相聞(ソウモン)・雑歌(ゾウカ)に並ぶ、部立ての一つ。人の死を追悼する歌。表記「挽歌」とも書く。 0
機略 キリャク [0] 時と場に応じた巧みなはかりごと。「―を弄(ロウ)する」 0
補訂 ホテイ [0] 文書や書物の書き足りない部分を補い、誤りを正すこと。「―版」「―を加える」改訂 0
口授 クジュ [1],[0] 口で伝え、教え授けること。「秘伝を―される」口伝(クデン)参考「コウジュ」とも読む。 0
到着 トウチャク [0] 目的地点に行き着くこと。とどくこと。「列車の―時刻」到達 0
針路 シンロ [1] 船や飛行機などが進む方向、また進むべき方向。「―を北にとる」 参考羅針盤の針が指し示すみちの意。 0
燻柿 ふすべがき 渋柿の皮をむき、かまどの上などにつるして甘くなるまで煙でいぶしたもの。参考「くすべがき」とも読む。 0
調書 チョウショ [1] ①調査の結果を記した書類。しらべがき。「身上―」 ②訴訟手続きの経過や内容などを記した公文書。「―をとる」 0
心下痞硬 シンカヒコウ みぞおちが硬くなり、つかえる症状。 参考「痞」は、はらいたや食欲不振の意。 0
五風十雨 ゴフウジュウウ [4] 世の中が平穏無事であることのたとえ。また、天候の順調なたとえ。五日ごとに風が吹き、一〇日ごとに雨が降る意。農作にちょうどよい天候のことで気候が順調なこと。参考「十風五雨」ともいう。 0
要綱 ヨウコウ [0] 重要で基本的な事項。根本的な事柄。また、それをまとめたもの。「憲法改正法案―が雑誌に掲載された」 0
粳稲 うるしね 「粳(うるち)」に同じ。糯稲(もちいね) 1
披く ひら-く [2] 心のなかにある思いを打ち明ける。あらわし示す。 0
霊獣 レイジュウ [0] 神聖で不思議なけもの。麒麟(キリン)や竜など、めでたいしるしとされるけもの。 0
銀漢 ギンカン [0] あまのがわ。銀河 秋 0
称号 ショウゴウ [0] 呼び名。特に、社会的地位や資格を表す名称。「博士の―を授ける」 0
応える こた-える [3],[2] ①他からのはたらきかけを受けて、反応を示す。応じる。「期待に―える」 ②外部からの刺激などを強く感じる。「お説教がずいぶん―えたようだ」「寒さが―える」 0
手前 てまえ [0] ①自分の前。こちら側。「橋の―」 ②他人に対する体裁。「世間の―」 ③腕前。手並み。「お―拝見」 ④茶の湯での所作・作法。 ⑤わたくし。自分の謙称。 ⑥おまえ。てめえ。目下の相手を指す語。 表記④「点前」とも書く。 0
多岐亡羊 タキボウヨウ [1] 学問の道が多方面になりすぎて、真理がとらえにくいこと。また、方針が多すぎて、選択に戸惑うたとえ。故事 中国、戦国時代の学者、楊朱(ヨウシュ)の隣家で一頭のヒツジに逃げられた。手分けして捜しても見当たらないというので、わけを尋ねたところ、「分かれ道が多いのでどこへ行ったか分からなかった」との答えに、楊朱が「学問の道も同じだ」と嘆いた故事から。〈『列子』〉亡羊の嘆・岐路亡羊
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漢字の豆知識 難しい漢字が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
知名 チメイ [0] 世間に広く名前が知られていること。また、その人。「海外での―度が高い財界人」高名・著名・有名 0
親展 シンテン [0] 封書の表のあて名の下脇(わき)に記す脇付の一つ。本人が開封するよう希望する旨を示す語。直披(ジキヒ)。 参考「親」は自ら、「展」は広げて見る意。 親披 0
稚拙 チセツ [0] 子どもじみて、へたであること。また、そのさま。「―な文章で理解に苦しんだ」 0
降嫁 コウカ [1] 皇女が皇族の籍を離れて、皇族以外の人と結婚すること。「臣籍―」 0
行き摩り・行き摺り ゆきずり ①道ですれちがうこと。「―に出会う」 ②通りすがり。「―の人に親切にされる」 ③かりそめ。「―の恋」 0
真鯛 まだい [0] タイ科の海魚。各地の沿岸にすむ。多くは桜色で、「めでたい」に音が通じることから、祝儀などのときによく食べられる。 0
太太しい ふてぶて-しい [5] ずぶとく平然としているさま。「―い態度」 0
侵食 シンショク [0] 他人の領分に徐々に食いこみ損なうこと。 「侵蝕」の書きかえ字。 0
怜悧 レイリ [1] 賢いこと。利口なこと。聡明(ソウメイ)表記「伶悧」とも書く。 0
叙事詩 ジョジシ [2] 出来事や事実を物語風にのべた長大な韻文(インブン)。民族などの歴史的な事件、特に英雄の功業などをのべたものが多い。「イリアス」「オデュッセイア」など。 叙情詩 0
暗雲低迷 アンウンテイメイ 黒い雲が低くたれこめているさま。転じて、よくないことが起こりそうな前途不安な状況のこと。 0
刈る か-る [0] ①取り除く。切り取る。「庭の雑草を―る」 ②切りそろえる。「髪を―る」表記「苅る」とも書く。 0
恭謙 キョウケン [0] つつしみ深くへりくだること。「―な態度」 0
自尊 ジソン [0] ①自分を尊び、品位と誇りを保つこと。「独立―」 ②自らを誇っておごること。自分をえらいと思うこと。「―心を傷つける」 0
伽棚 アカだな 仏に供える水や花などを置くたな。 0
麗容 レイヨウ [0] 美しく整った姿かたち。「初春の富士の―」麗姿 0
蓄膿症 チクノウショウ [0],[3] うみが副鼻腔(フクビコウ)などにたまる病気。頭痛や鼻づまりなどを起こす。 0
玉串奉奠 たまぐしホウテン 玉串を神前にそなえること。参考「奉奠」は謹んでそなえる意。
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漢字の豆知識 飲めるけど読めない「御神酒」冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
下手な鍛冶屋も一度は名剣 へたなかじやもイチドはメイケン 技術がつたなくても、長い間同じことを繰り返していれば、まれにはよい仕事ができることもあるということ。下手な鉄砲も数撃てば当たる 1
野禽 ヤキン [0] 山野などに自然にすむ野生の鳥。野鳥家禽(カキン) 0
鶉居 ジュンキョ 定まった巣をもたないウズラのように、あちこち転々として住居が定まらないこと。 0
大矩 おおがね 土木・建築工事で、直角を測るのに用いる大形の三角定規。 0
道標・道導 みちしるべ ①「道標(ドウヒョウ)」に同じ。 ②あることの手引きとなるもの。 0
汝 なんじ [0] おまえ。二人称の一つで、同等以下の者を呼ぶ語。「―の隣人を愛せよ」 0
励ます はげ-ます [3] ①元気づける。勇気づける。心を奮い立たせる。激励する。「力走する選手を―す」「自らを―す」 ②激しくする。強くする。「声を―してしかる」 0
糠雨 ぬかあめ [3] 非常に細かく、静かに降る雨。こぬかあめ。霧雨(きりさめ)・小雨(こさめ) 0
苞苴 あらまき [1] ①魚を竹の皮やわらなどで巻いたもの。つと。 ②甘塩にしたサケ。北海道名産のあらまきざけ。冬由来②もと荒縄で巻いたことから。表記「荒巻・新巻」とも書く。参考「ホウショ」と読めば別の意もある。 1
全身全霊 ゼンシンゼンレイ [0] 体力と気力のすべて。身も心も全部ということ。「―をささげて研究に取り組む」 0
眈眈 タンタン [0] 鋭い目つきでねらい見るさま。すきあらばとねらうさま。「虎視(コシ)―と好機をうかがう」 0
難儀 ナンギ [3],[1] ①苦しむこと。つらいこと。「骨折で―した」 ②困難でたいへんなこと。「病後の体で働くのは―だ」 ③めんどうなこと。迷惑なこと。「―な話」 0
値鞘 ねざや [0] ①売り値と買い値との差額。「―が出る」 ②場所や時間などの相違からくる同一の銘柄の相場の差額。「―かせぎ」 0
赤飯 セキハン [0],[3] ①もち米にあずきなどを加えて蒸した強飯(こわめし)。おこわ。赤のごはん。 ②あずきを加えて炊いたごはん。あずきめし。 0
鰹節 かつおぶし [0] カツオの身を煮て、いぶしと乾燥を何回も繰り返し、かび付けをして日に干したもの。薄くけずって食用にしたり、出汁(だし)をとったりする。 0
詩趣 シシュ [1] ①詩に表された味わい。詩のおもしろみ。 詩興 ②詩のような味わい。詩情。「―に富んだ文体」 0
地均し ジならし [2] ①地面を平らにならすこと。また、その道具。 ②物事がうまく運ぶように、事前に調整しておくこと。 0
薦席 センセキ こもの敷物。むしろ。 0
久闊 キュウカツ [0] 長い間会わないこと。久しく便りをしないこと。「―をわびる」参考「闊」は間があいている意。 0
合致 ガッチ [0] ぴったりと合うこと。「目的に―する」一致 0
父は子の為(ため)に隠し、子は父の為に隠す ちちはこのためにかくしこはちちのためにかくす 父と子とが互いをかばい、父が子の失敗や過ちを隠し、子が父の小さい罪を外部に出さないで隠すのは、親子の情愛として自然なことだ、ということ。〈『論語』〉 0
山毛欅 ぶな [1] ブナ科の落葉高木。温帯の山地に自生。樹皮は灰色。葉は広い卵形。実は「どんぐり」と呼ばれる。 由来「山毛欅」は漢名からの誤用。 表記「椈」とも書く。 1
外持 ほまち ①臨時の収入。 ②へそくり。表記「帆待」とも書く。 1
嘴が黄色い くちばしがきいろい 年が若く、経験も少なく未熟なこと。ひな鳥など若い鳥は、くちばしが黄色いことから。 0
弓弦 ゆみづる [0] 弓に張る撚(よ)り糸。つる。参考「ゆづる」とも読む。 0
場所 ばショ [0] ①ところ。位置。「家具を置く―を決める」 ②居所。席。「見物の―を確保する」 ③相撲の興行。また、その期間。「―入り」「夏―の番付」 0
梓弓 あずさゆみ [3] ①古代、アズサの木で作った丸太弓。狩りや神事などに用いられた。 ②「射る」「引く」「音」などにかかる枕詞(まくらことば)。 0
羆 ひぐま [0],[1] クマ科の哺乳(ホニュウ)動物。北海道などの寒地の森林にすむ。大形で気性は荒く、しばしば人畜を襲う。胆囊(タンノウ)は薬用。冬 0
人選 ジンセン [0] その仕事や事柄にふさわしい人を選ぶこと。「閣僚の―にあたる」 0
好球 コウキュウ [0] 球技で、打ちやすく、受けやすく、蹴(け)りやすい、よいたま。「―をねらって打って出た」 0
同工異曲 ドウコウイキョク [5],[0] 音楽の演奏や詩文を作る手際に差はないが、表現や作品の趣が異なること。見かけがちがうだけで、だいたい同じであることにもいう。〈韓愈(カンユ)の文〉参考 「異曲同工」ともいう。 0
欺瞞 ギマン [0] あざむき、だますこと。「その言動は―に満ちている」瞞着(マンチャク) 0
懐抱 カイホウ [0] ①ふところに抱くこと。 ②考え・計画などを心にもつこと。また、その考え・計画。「秘策を―する」 ①②抱懐 0
占領 センリョウ [0] ①ある場所を占有すること。「部屋を―された」 ②他国を武力で制圧し、支配下に置くこと。「―軍」 占拠 0
悪法も亦法なり アクホウもまたホウなり どんなにわるい法律でも、法は法だからそれにしたがわなければならないということ。 由来古代ギリシャの哲学者ソクラテスが述べた言葉。彼は悪法にしたがって毒を飲み、自決したと伝えられている。 0
石見 いわみ 旧国名の一つ。現在の島根県西部。石州(セキシュウ)。 1
渥恩 アクオン 手あつい恩恵。厚恩。渥恵 0
民事 ミンジ [1] 民法・商法などの私法(個人の権利関係を規定した法律)の適用を受ける事柄。「―裁判」「―訴訟」刑事 0
被曝 ヒバク [0] 放射能にさらされること。放射能の被害を受けること。「許容量をこえて―する」「―線量」 0
乱射 ランシャ [0] 弾丸や矢などを、標的を定めずに、やみくもに発射すること。「―乱撃」 0
血統 ケットウ [0] 先祖代々続く血のつながり。「―書付きの犬」血筋・血縁 0
前人未到 ゼンジンミトウ [0] それまでにだれも到達していないこと。空前の偉業や記録など。「―の大記録を達成した」 前人未踏
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漢字の豆知識 前人「未踏」か「未到」か ~似ている漢字に置き換わった四字熟語~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
男 おのこ [1] ①成人の男子。男性。 ②男の子。男児。 ①②女(おみな)参考「おとこ」とも読む。 0
徴証 チョウショウ [0] 目印になるしるし。証拠。あかし。徴憑(チョウヒョウ) 0
奇想天外 キソウテンガイ [2],[0] 思いもよらないような奇抜なこと。「奇想、天外より来(きた)る(落つ)」の略。「奇想」は奇抜な考え、「天外」ははるかかなたの空で、思いもよらない所の意。「―な計画を立てる」斬新奇抜(ザンシンキバツ)
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四字熟語根掘り葉掘り87:若き天才の「奇想天外」な漢詩
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
獄舎 ゴクシャ [1] 囚人を閉じこめておく建物。牢獄(ロウゴク)。ろうや。「―につながれる」 0
策 むち [1] ウマを打って進ませる道具で、腹を強く刺激するために先端に凹凸をつけた竹の棒。「調教に適度に―を用いる」 0
淳厚 ジュンコウ まごころがあり手厚いこと。 表記「醇厚」とも書く。 0
御者 ギョシャ [1],[0] 馬車でウマを操り、走らせる者。 「馭者」の書きかえ字。 0
万葉仮名 マンヨウガな [0],[3] 昔、国語を表記するために、漢字本来の意味とは無関係にその音・訓を仮に用いて発音を写した文字。ひらがな・かたかな成立のもととなった。由来『万葉集』に多く用いられたことから。 0
蕎麦湯 そばゆ [2] ①そばをゆでたあとの湯。そばつゆに入れて飲む。 ②そば粉を熱湯で溶いた飲み物。冬 1
大別 タイベツ [0] おおまかに区分すること。だいたいの分類。「―すると三種類になる」 0
恋しい こい-しい [3] ①離れている人・物・場所などを慕わしく思うさま。「ふるさとが―い」 ②なつかしい。「亡くなった母が―くなる」 ③異性に心がひかれる。「―しい人」 0
愚禿 グトク ①おろかな僧の意から、僧が自分をいう謙称。 ②親鸞(しんらん)の自称。参考「禿」は、はげ頭の意。 0
攪ぜる ま-ぜる かきまぜる。かきまわす。「二つの薬品を―ぜる」 0
禅宗 ゼンシュウ [0] 仏教の宗派の一つ。瞑想(メイソウ)して心身を統一する座禅を宗とする。日本には臨済(リンザイ)宗・曹洞(ソウトウ)宗・黄檗(オウバク)宗がある。 0
猫足・猫脚 ねこあし ①机や膳(ゼン)などのあしで、ネコのあしに似た形をしたもの。 ②ネコのように音を立てない歩き方。 0
山藤 くまやなぎ [2] クロウメモドキ科のつる性落葉低木。山野に自生。夏、緑白色の小花を多数つけ、赤い実を結ぶ。 由来「山藤」は漢名から。 表記「蛇藤・熊柳」とも書く。 1
邁進 マイシン [0] 勇敢に突き進むこと。「一路―あるのみ」「勇往―(目的に向かって勇ましく突き進むこと)」邁往 0
無礼 なめ [1],[2] 無作法なさま。参考人を馬鹿(バか)にする意の「なめる」は、この語を動詞化して「無礼る」となったもの。参考「ブレイ」とも読む。 1
茅葺き かやぶき [0] かやで屋根をふくこと。また、その屋根。「離れの茶室は―で風情がある」表記「萱葺き」とも書く。 0
尋花問柳 ジンカモンリュウ 春の風物や景色を楽しむこと。転じて、花柳界で遊ぶことのたとえ。〈杜甫(トホ)の詩〉 参考「問柳尋花」ともいう。 0
爆ぜる は-ぜる [2] いきおいよく裂ける。はじける。「炉端の栗(くり)が勢いよく―ぜる」 0
佚文 イツブン 散逸して伝わっていない文章。また、一部だけ残っている文章。表記「逸文」とも書く。 0
発作 ホッサ [0] 病気の症状が不意に起こること。「心臓―」 0
敗因 ハイイン [0] 負けた原因。「―を分折し、次の試合までに是正する」勝因 0
哀感 アイカン [0] ものがなしい感じ。どことなくかなしそうなようす。「―が漂う人」 0
文書 ブンショ [1] 文章にして記したもの。書きつけ。ふみ。「―にて回答されたし」書類・記録参考「モンジョ・ブンジョ」とも読む。 0
痩身 ソウシン [0] 「痩軀(ソウク)」に同じ。 肥満 0
貴賓 キヒン [0] 身分・地位の高い客。「中央の―席に案内された」 0
同盟 ドウメイ [0] 共通の目的達成のために、同一行動をとると約束すること。また、その約束によって生じる関係。「軍事―を結ぶ」「日英―」「―国」 0
浩嘆・浩歎 コウタン 大いになげくこと。また、深いため息。 0
前科 ゼンカ [1] ①以前に罪を犯して罰を受けたことがあること。「―者」 ②以前にした好ましくない行為のたとえ。「遅刻の―がある」 0
遣り手 やりて [0] ①仕事など、物事を行う人。なり手。「その任務の―を探す」 ②物を与える人。貰(もら)い手 ③物事をうまく処理する人。仕事のできる人。 ④「遣り手婆(ばばあ)」の略。遊郭で遊女の監督をする女。 0
雌 めす [2] 動物で、卵巣をもち妊娠・産卵をするものの総称。「―のひよこ」 0
鰺 あじ [1] アジ科の海魚の総称。マアジ・シマアジ・ムロアジなどがあるが、ふつうマアジを指す。尾の近くに「ぜんご」というとげ状のうろこがある。食用。 夏 0
与件 ヨケン [1] 研究や推理で出発点となる、議論の余地のない原理や事実。所与。 0
信託 シンタク [0] ①信用し任せること。 ②一定の目的で他人に財産の管理や処分を委託すること。「―銀行」 0
芥子粒 ケシつぶ [3],[0] ①ケシの種子。 ②非常に小さいもののたとえ。「渡り鳥は―ほどの大きさになって消えた」 0
人は故郷を離れて貴(たっと)し ひとはコキョウをはなれてたっとし どんなに偉くなっても、子どものころのことやその家庭や家族までも知られている郷里では、あまり評価してもらえないものだということ。 0
医は仁術 イはジンジュツ 医術というものは患者に仁徳をほどこす術であり、損得にとらわれずに人を救うのが医者の道であるということ。 0
九仞の功を一簣(イッキ)に虧(か)く キュウジンのコウをイッキにかく 最後のわずかな努力を怠ったために、それまでの努力が台無しになるたとえ。高い山を築くのに、完成を目前にしてあと一もっこの土盛りの作業をやめてしまえば山はできない意から。「簣」は土を載せて運ぶ竹製のかご、もっこ。由来 中国、周の召公が兄の武王をいさめた言葉から。〈『書経』〉参考「九仞の功」「九仞一簣」「一簣の功」ともいう。 0
彦 ひこ [2],[0] 男性に対する美称。姫参考「日子」の意。 0
愁然 シュウゼン [0] 心配や悲しみで心が沈んでいるさま。「遺族は―と頭を垂れていた」 0
辱知 ジョクチ [1],[0] かたじけなくも、自分を知ってくださっていること。知り合いであることの謙譲語。「あの先生とは―の間柄だ」 辱交 0
歳暮 セイボ [0] ①「歳末」に同じ。 ②一年の感謝をこめて、年の暮れにおくる贈り物。「お―セール」 冬 参考「サイボ」とも読む。 0
上弦 ジョウゲン [0] 新月から満月になる中間のころの月。陰暦の七、八日ころで、月の入りのときに上向きに弦を張ったように見える。「―の月」 秋 下弦(カゲン) 0
小気味 こキミ [0] 気持ち。心持ち。気分。「―よい音を響かせる」 参考「こ」は接頭語で、「気味」を強める。 0
現地 ゲンチ [1] ①物事が実際に行われている場所。「―調査」「―集合」現場 ②自分が現在、存在している場所。現在地。 0
斎種 ゆだね 豊作を祈って斎(い)み清めたイネの種。清浄な種子。 1
硯池 ケンチ すずりの水を溜(た)めるくぼんだ部分。硯海 0
河馬 カバ [1] カバ科の哺乳(ホニュウ)動物。アフリカの川や湖にすむ。大きい口、丸い胴、短く太い四肢をもち、体長四(メートル)、体重四(トン)に達するものもある。夜間に地上で草を食べる。 由来「河馬」は漢名から。 0
中稲 なかて [3] 早稲(わせ)と晩稲(おくて)の中間に収穫する品種のイネ。秋 1
茯苓 ブクリョウ [0] サルノコシカケ科のキノコの菌核。キノコがアカマツの根などに寄生して形成する。薬用。まつほど。秋 0
服飾 フクショク [0] ①衣服とその装身具。「―関係の仕事につきたい」 ②衣服の飾り。 0
寰宇 カンウ 天下。世界。「寰」も「宇」も天下の意。宇内(ウダイ) 0
甘汞 カンコウ [1],[0] 塩化第一水銀の別称。無色の結晶で、水に溶けにくい。下剤などの薬用に用いる。 0
子宮 シキュウ [0] 哺乳(ホニュウ)動物の雌の生殖器の一部で、胎児を発育させ保護する器官。 0
劬労 クロウ 苦労して働くこと。ほねおり疲れること。つかれきること。「母子―す」 0
製る つく-る いろいろ工夫して、きちんとこしらえる。 0
部曲 かきべ 古代、各地の豪族が私有していた民。表記「民部」とも書く。 1
仏舎利 ブッシャリ [0] 釈迦(シャカ)の遺骨。仏の骨。「―塔」参考「舎利」は梵語(ボンゴ)の音訳で、遺骨の意。 0
労多くして功少なし ロウおおくしてコウすくなし 苦労が多いばかりで、それだけの成果がないこと。骨折り損の草臥(くたび)れ儲(もう)け 0
黙想 モクソウ [0] 黙って考えにふけること。「本堂でひとり―にふける」黙念・黙考 0
鴨が葱を背負って来る かもがねぎをしょってくる 好都合なことが重なり、ますます都合がよくなるたとえ。鴨鍋(なべ)の主材料のカモが、これまた鴨鍋に欠かせないネギを背負ってやって来る意から。 1
代謝 タイシャ [1] ①古いものが新しいものと入れかわること。「新陳―」 ②生体内で起こる化学変化。外からとり入れた物質を分解・合成し、発生した老廃物を排出すること。物質代謝。 0
盛装 セイソウ [0] 豪華に着飾ること。また、その服装。「―の貴婦人」 0
崩ずる ホウ-ずる [0],[3] 崩御する。おかくれになる。天皇・皇后・皇太后・太皇太后が死去する。 0
気随 キズイ [0] 自分の思うままに振る舞うこと。また、そのさま。わがまま。気儘(キまま) 0
不十分・不充分 フジュウブン 満足できないさま。足りないところがあるさま。「彼の説明ではまだ―だ」「―な書類」 0
安車蒲輪 アンシャホリン 老人をいたわり、手あつくもてなすことのたとえ。古代中国の車は立って乗るようにできていたが、「安車」は、特に老人や婦人用に座れるように作った車。「蒲輪」は、蒲(がま)の穂で車輪を包み、ゆれないようにしたもの。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
粟粒 ゾクリュウ [0] アワの実。また、ごく小さいもののたとえ。「―のような土地」 参考「あわつぶ」とも読む。 0
稀釈 キシャク [0] 希釈 0
予備 ヨビ [1] ①前もって準備しておくこと。また、そのもの。「―のタイヤ」「それに関しては―知識が全くない」 ②犯罪を実現するための下準備で、実行に至らないもの。「殺人―罪」 ③「予備役(ヨビエキ)」の略。現役を退いたのち、一定期間軍務に服する兵役。表記「預備」とも書く。 0
敗衄 ハイジク [0] 戦いに負けること。参考「衄」はくじける意。 0
方違え かたたがえ [3] 陰陽道(オンヨウドウ)で目的地が禁忌に当たる場合、前日に吉となる方角に宿泊して方角を変えてから行くこと。参考「方違い」ともいう。 0
姑息 コソク [0] 一時の間に合わせ。その場のがれ。「―な手段では駄目だ」参考「息」はやすむ意。 0
聚落 シュウラク [1] 集落 0
櫟 くぬぎ [0] ブナ科の落葉高木。山野に自生。高さ約一五(メートル)。球形の実は「どんぐり」と呼ばれる。材は薪炭用やシイタケ栽培の原木用。樹皮は染料用。表記「椚・橡・櫪・栩」とも書く。 0
悪性 アクセイ [0] 病気などの性質がわるいこと。「―腫瘍(シュヨウ)」良性 0
死出 シで [1] 死んであの世へ行くこと。「―の旅(死ぬこと)」「―の山(あの世にあるという、けわしい山)」 0
河渠 カキョ [1] 水流の通路。川と掘割。 0
従僕 ジュウボク [0] 男の召使い。使用人。 0
苗裔 ビョウエイ [0] 遠い血筋の子孫。後胤(コウイン)。末裔。末孫。 0
走馬灯 ソウマトウ [0] なかのろうそくに火をつけると内枠が回転して、外枠に影絵が次々に見えるしかけの灯籠(トウロウ)。回り灯籠。「思い出が―のように目に浮かぶ」 夏 0
籐蓆 トウむしろ トウの茎で編んだむしろ。多く、夏の敷物とする。夏参考「トむしろ」とも読む。 0
奉書 ホウショ [0] ①武家時代、将軍などの命令を受けた臣下が下の者に伝達する文書。 ②「奉書紙」の略。 0
精度 セイド [1] 人の仕事や機械などの正確さ・精密さの度合い。「予測の―が高い」 0
衆口金を鑠(と)かす シュウコウキンをとかす 事実でないことでも多くの人が言うと、いつのまにか真実のようになってしまうたとえ。多くの人の言葉やうわさは、硬い金をも溶かしてしまうほどの力がある意。「鑠」は金属を熱で溶かす意。〈『国語』〉 三人市虎(シコ)を成す・曽参(ソウシン)人を殺す 0
酷しい きび-しい [3] むごい。容赦ない。物事の程度が激しくひどい。「―しい言葉」 0
冗談 ジョウダン [3] ①ふざけて言う言葉や話。「―を言っている場合ではない」 ②ふざけてすること。冗談事。「―にもほどがある」 0
冷血 レイケツ [0] ①体温が低いこと。「―動物」 ②人間らしい温情がないこと。人情味のないこと。冷酷なこと。「―漢」薄情 0
指値 さしね [2] 客が、取引所や一般市場で指定する売買の希望価格。指定値段。「客の―で買い取る」 0
年貢 ネング [0] ①昔、農民が領主に納めた租税。 ②明治時代以降、小作料。冬 0
布海苔 ふのり [0] 紅藻類フノリ科の海藻の総称。浅い海の岩に繁茂する。煮汁は着物などの洗い張りに用いる。夏表記「海蘿」とも書く。 1
冬将軍 ふゆショウグン [3] 寒さの厳しい冬をいう語。「―が到来した」由来ナポレオンがロシアに侵出しようとした際、冬の厳しい寒さにあって大敗したことから。 0
三人虎を成す サンニンとらをなす うそやうわさも、多くの人の口にのぼって広く伝わるうちに真実と思われるようになること。 故事中国、戦国時代、秦(シン)の王稽(オウケイ)が趙(チョウ)の都の邯鄲(カンタン)を攻めたとき、荘という人物が王稽に、三人が「トラが出た」と言えばそれが本当の話として伝わってしまう。変なうわさが立たぬよう部下の口封じをするようにすすめたという故事から。〈『戦国策』〉 三人市虎(シコ)を為(な)す 0
虚貝 うつせがい ①肉がなくなってからっぽになった貝。貝殻。 ②ツメタガイの別名。砂の中にすむ巻貝。二枚貝の殻に穴を開けて肉を食す。ウツボガイ。 0
柳に雪折れなし やなぎにゆきおれなし 堅固なものよりも柔軟なもののほうが、かえって厳しい試練に耐えることのたとえ。ヤナギの枝は雪が積もっても、しなって振り落とすために折れることがないから。柳に風折れなし 0
世と推移す よとスイイす 世の中の動きに逆らわず、ともに移り変わる。 故事中国、戦国時代、楚(ソ)の詩人・屈原(クツゲン)が汚濁の俗世をきらって官を辞し、放浪中に、一人の漁夫から、聖賢はものにこだわらずに世の動きにしたがって生きるものだと、孤高をいさめられたという故事から。〈『楚辞(ソジ)』〉 0
学士 ガクシ [1] ①大学の学部卒業者に授与される学位。また、その人。 ②学者。学問を専門とする人。 0
櫛る くしけず-る くしで髪をとかして整える。髪をすく。 0
口上 コウジョウ [0],[3] ①口で述べること。特に、型どおりのあいさつ。「逃げ―」 ②歌舞伎(カブキ)などの興業で、出演者や劇場の代表が舞台に出て子細を述べること。襲名披露など。 ③「口上書き」の略。口で言った内容を記したもの。 0
心事 シンジ [1] 心のなかで思っている事柄。「相手の―を察する」 心中(シンチュウ)・意中 0
四葩 よひら アジサイの別称。花弁が四枚であることから。特に、俳句で用いる語。 夏 1
天女 テンニョ [1] ①天上界にすむという想像上の、女性の姿をした天人。 ②美しく優しい女性のたとえ。 0
会食 カイショク [0] 集まって一緒に食事をすること。「友人たちと―する」 0
穴馬 あなうま [0] 競馬で、番狂わせの可能性のある競走馬。ダークホース。 0
兼備 ケンビ [1] 二つ以上のものを合わせもつこと。兼ねそなえること。「才色―」兼有 0
又従兄弟・又従姉妹 またいとこ 双方の親が互いにいとこどうしである子の関係。また、その人。ふたいとこ。はとこ。 1
微笑む ほほえ-む [3] ①声を立てず、にっこりと笑う。「にこやかに―む少女」 ②つぼみが少し開く。「花も―む春三月」表記「頰笑む」とも書く。 1
晨 あした ①あさ。早朝。夜明け。 ②ニワトリが夜明けを告げて鳴くこと。 0
噤む つぐ-む [2],[0] 口を閉じてものを言わない。黙る。「固く口を―む」 0
槁れる か-れる 木の水分がなくなり、ひからびる。 0
紡錘 ボウスイ [0] 「紡錘(つむ)」に同じ。「ギリシャ建築は―形の柱が多い」 0
冷然 レイゼン [0] 感情を交えず、ひややかに物事にあたるさま。「―と要求を拒否する」 0
市 いち [1] ①特定の日時・場所に人々が集まって、品物の交換や売買をすること。また、その場所。「日曜日に―が立つ」 ②多くの人々が集まる所。市街。まち。 0
別儀 ベツギ [0],[1] ①ほかのこと。別のこと。「これは―ながら」別事 ②特別の事情。「―なく終了する」 0
創痕 ソウコン [0] 傷のあと。きずあと。 創瘢(ソウハン) 表記「瘡痕」とも書く。 0
詩箋 シセン 詩を書きしるす紙。 0
松毬・松陰囊 まつぼっくり 「松毬(まつかさ)」に同じ。 由来「まつふぐり」の転じたもので、形が陰囊(ふぐり)に似ていることから。 1
嚙む か-む ①上下の歯を合わせて物を砕く。咀嚼(ソシャク)する。 ②上下の歯の間に物をはさむ。 ③歯車などの歯と歯がうまく合う。 0
瀟洒・瀟灑 ショウシャ すっきりとして洗練されているようす。「洋風の―な家に住んでいる」 0
和式 ワシキ [0] 日本古来の様式。日本風の様式。和風。「―トイレ」洋式 0
脱衣 ダツイ [0],[1] 衣服をぬぐこと。「―所」着衣 0
汀 みぎわ [0] 陸地と水の接する所。水ぎわ。なぎさ。表記「水際・渚」とも書く。 0
策書 サクショ 官吏を任命・罷免する辞令書。 由来「策」は竹のふだの意で、これに辞令を書いたことから。 0
眼界 ガンカイ [0] ①目に見える範囲。視界 ②考えの及ぶ範囲。「―を過(よぎ)る」 0
税所 サイショ 平安時代中期以降、租税や官物の収納などをつかさどった諸国の役所。 表記「済所」とも書く。 0
息子 むすこ [0] 親からみて、自分の男の子ども。せがれ。「家業は―が継いだ」 娘 1
無調法 ブチョウホウ [2] ①行きとどかないこと。下手なこと。また、そのさま。「口が―だ」 ②過ち。そそう。「とんだ―をいたしました」 ③酒・たばこをたしなまないことや、芸事のできないことをへりくだっていう語。「―で酒はひと口も飲めません」表記「不調法」とも書く。 0
心証 シンショウ [0] ①相手の言動などから心に受ける印象。「―を害す」 ②裁判官が審理のなかで心に得る認識や確信。 0
大姦は忠に似たり タイカンはチュウににたり 大悪人は、自分の本性を隠したくみに振る舞うので、いかにも忠臣のように見えるということ。〈『宋史(ソウシ)』〉 0
死後硬直 シゴコウチョク [3] 死の直後、筋肉がかたく収縮し、関節の屈曲が困難になって死体が硬化する現象。通常、死後二~三時間で始まる。死体強直。 0
六地蔵 ロクジゾウ [3] 六道のそれぞれに現れ、衆生(シュジョウ)の苦しみを救うとされる六種の地蔵。 0
復水 おちみず 飲めば若返るという水。月は欠けて、また満ちることから、若返りの象徴とされて月の神がもっていると信じられた。表記「変若水」とも書く。参考「フクスイ」と読めば、蒸気を液体に戻す意になる。 1
鋳型 いがた [0] 溶かした金属を流しこんで鋳物をつくるための型。「―にはめる(規則ばった教育で画一化された人間をつくる)」 0
生彩 セイサイ [0] 生き生きしていること。みずみずしく活気のあること。「―を放つ」「―に欠ける言動」 表記「精彩」とも書く。 0
塡塞 テンソク うずめふさぐこと。いっぱいに満ちふさがること。 0
磁石 ジシャク [1] ①鉄を引きつける性質をもつもの。マグネット。「―で砂鉄を集める」 ②南北の方位を指し示す機器。羅針盤。コンパス。「―で方角を調べる」 ③磁鉄鉱。重要な製鉄原料。 参考③「ジセキ」とも読む。 0
鰻 うなぎ [0] ウナギ科の魚。深海で産卵し、稚魚は川を上って親になる。ぬるぬるとして細長く、かば焼きにして食べる。夏 0
丹頂 タンチョウ [0] ツル科の鳥。アジア北東部に分布。日本では北海道東部の湿原で少数繁殖する。全身が純白で、首と翼の一部が黒色。特別天然記念物。タンチョウヅル。冬由来「丹」はあかい色の意で、頭頂があかいことから。 0
燻らす くゆ-らす [3] 煙をゆるやかに立てる。くゆらせる。「葉巻を―す」 0
装置 ソウチ [1] 機械・道具などを取りつけること。また、その仕掛けや設備。「冷房―のない部屋」「舞台―がそろった」 0
貧乏暇なし ビンボウひまなし 貧乏人は生活に追われ、休む間もなく働き続けるので、時間の余裕がない。 0
内心 ナイシン [0] ①心のなか。心中(シンチュウ)。「―困っていた」 ②数学で、多角形に内接する円の中心。外心 0
和顔愛語 ワガンアイゴ なごやかで親しみやすい顔つきや話し方。和顔悦色・和容悦色 0
迷宮 メイキュウ [0] ①通路が複雑で、なかなか出口が分からないように造られた建物。 ②犯罪事件などで、状況や事情が複雑で容易には解決ができない状態。「事件が―入りになる」 0
世間 セケン [1] ①人が生活している社会。世の中。また、世の中の人々。「―の反応を気にかける」 ②人との交わり。交際の範囲。「―が狭い」 ③ 人や生き物が生死する場。 0
威信 イシン [0] 威光と信用。威厳があって信頼されること。「―にかかわる言動」「―を傷つける」 0
雄雄しい おお-しい [3] 危険や困難を恐れず、いさぎよく力強い。男らしく勇ましい。「難局に―く立ち向かう」 0
図南 トナン [0] 大事業や遠征をくわだてることのたとえ。「―の翼」 0
闘魂 トウコン [0] 力の続く限り闘おうとする激しい意気込み。闘争精神。ファイト。「不屈の―を燃やす」闘志・戦意 0
通夜 ツヤ [1] ①仏堂や神社などで、夜通し祈願すること。 ②葬式の前に、親類・縁者などが遺体を守って一夜を明かすこと。おつや。参考「ツウヤ」とも読む。 0
当人 トウニン [1] その人。本人。「―でなければわからない」 0
眼瞼 ガンケン [0] 眼球の上下をおおい、開閉する部分。まぶた。 0
尿袋 いばりぶくろ 膀胱(ボウコウ)。参考「ゆばりぶくろ」とも読む。 0
毀る そし-る 他人のことを悪く言う。非難する。けなす。 0
参商 シンショウ ①人が遠く離れていて、会うことのないたとえ。 ②兄弟の仲が悪いたとえ。〈『春秋左氏伝』〉 由来「参」は西方に、「商」は東方にある星で、互いに遠く隔っていて同時に現れることはないことから。 0
野羊 やぎ [1] ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。由来「野羊」は漢名から。 山羊(やぎ) 1
鳩羽色 はとばいろ [0] ハトの羽の色のように、黒みがかった淡い紫色。 0
総角の好(よしみ) ソウカクのよしみ 幼いころの交友。おさな友だち。〈『晋書(シンジョ)』〉 竹馬の友・竹馬の好(よしみ) 0
惨事 サンジ [1] むごたらしい事件。いたましい出来事。「世間を震撼(シンカン)させた―」 0
門付 かどづけ [0],[4] 家の出入り口や門の前で歌や踊りを披露し、金銭や食べ物をもらって歩くこと。また、その人。「―の芸人」 0
賦奉行 フブギョウ 鎌倉・室町幕府の職制。受け取った訴状に氏名や日付などを書き、各番にふり分ける役。賦分(くばりわけ)奉行。 0
縷陳 ルチン 「縷述」に同じ。 0
雲助 くもすけ [2] 江戸時代、街道筋や宿場などで、かごかきや荷物の運搬に従事した人足。 由来住所不定で雲のようにさまようからとも、蜘蛛(くも)のように網を張って客を待つからともいう。 0
一向に イッコウ-に まるで。さっぱり。まったく。「その癖は―直らない」参考下に打ち消しを伴う場合が多い。「ひたすらに」と読めば別の意になる。 0
完遂 カンスイ [0] 最後までやりとおすこと。物事を完全になし遂げること。「任務を―する」 0
忿怒 フンヌ [1] いかりいきどおること。たいへん腹を立てること。「―の念をおぼえる」表記「憤怒」とも書く。参考「フンド」とも読む。 0
轍鮒の急 テップのキュウ 危険や災難が差し迫っていることのたとえ。車のわだちの水たまりで、苦しみあえぐフナの意から。故事 貧しかった荘子(ソウシ)が穀物を借りに監河侯(カンカコウ)の家へ行ったところ、彼は「近々年貢が入ってくるから、そこから貸してやろう」と言った。そのとき、荘子が「ここへ来る途中、わだちの水たまりでもがいていたフナから助けを求められ、呉越に旅行したときに、西江(セイコウ)の水をどっさり運んできてやろうと言ったら、今すぐ水が欲しいのだ、そんなのんびりした話は聞きたくないとしかられたが、今の私もそれと同じです」と怒った故事から。〈『荘子(ソウジ)』〉涸轍の鮒魚(コテツのフギョ) 0
夥しい おびただ-しい [5] ①非常に多い。「―い数」 ②はなはだしい。はげしい。「腹の立つこと―い」 0
殺戮 サツリク [0] 人を残酷に殺すこと。特に、多くの人間をむごたらしく殺すこと。 0
洗朱 あらいシュ ①朱の淡い色。やや黄色みをおびた薄い赤。 ②①の漆で、刷毛目(はけめ)を立てて塗った器。 0
髦 たれがみ 子どもの前髪が、まゆの近くまで垂れた髪形。 0
放漫 ホウマン [0] やりっぱなしで、だらしないこと。「―経営で会社が傾く」 0
雅楽 ガガク [1] 宮廷楽舞の総称。日本古来の楽舞と、中国・朝鮮から伝来した楽舞からなる。神楽・催馬楽(さいばら)・唐楽・高麗楽(こまガク)など。「―は日本独特の音楽である」 0
先端 センタン [0] ①長い物やとがった物の先。 ②時代や流行などの一番先。「流行の―を行くスタイル」 先頭 「尖端」の書きかえ字。 0
公 きみ [1] ①君主。主人。特に、国王や天子など。 ②諸侯。 0
四門出遊 シモンシュツユウ 釈迦(シャカ)がまだ太子であったとき、王城の四方の門から郊外に出かけ、それぞれ老人・病人・死人・修行者に出会い、人生の無常を感じて出家を決意したといういいつたえ。 四門遊観 0
小灰蝶 しじみちょう シジミチョウ科のチョウ。 蜆蝶(しじみチョウ) 1
外商 ガイショウ [0] ①店内ではなく外で注文を取り、商品を販売すること。「デパートの―部」 ②外国の商人や商社。 0
円座 わろうだ [0] わらなどで編んだひもを渦巻き状にした敷物。表記「藁蓋」とも書く。参考「エンザ」とも読む。 1
呆か おろ-か 頭のはたらきが鈍いさま。ぼんやりしているさま。 0
海図 カイズ [0] 海の深浅、潮流の方向、海底の状況、灯台・港湾の位置などを記した地図。航海用に使われる。 0
式微 シキビ [0],[2] 勢いがひどく衰えること。 参考「ショクビ」とも読む。 0
拝受 ハイジュ [1] 謹んでいただくこと。「受けること」の謙譲語。「お便りを―いたします」 0
実験 ジッケン [0] ①理論や仮説が正しいかどうか証明するために、実際にやってみること。「水耕栽培の―」 ②実際の経験。 0
股旅 またたび [0] 昔、ばくち打ちなどが諸国を股にかけて渡り歩いたこと。「―物の古い映画を見る」 0
過小 カショウ [0] 小さすぎること。また、そのようす。過大 0
朝秦暮楚 チョウシンボソ 住所が定まらず世を流浪するたとえ。また、主義・主張が一定でないたとえ。朝は中国北西の秦(シン)の国にいて、夕方は南の楚(ソ)の国にいる意から。〈晁補之(チョウホシ)の文〉 0
快諾 カイダク [0] 気持ちよく承知すること。二つ返事。「要求を―した」欣諾(キンダク) 0
酵素 コウソ [1] 生物の体内で作られ、体内の化学反応の触媒のはたらきをする有機化合物。主としてたんぱく質からなる。「消化―」 0
渋滞 ジュウタイ [0] とどこおること。停滞すること。「事故で車が―している」 0
敵は本能寺にあり テキはホンノウジにあり ほんとうの目的が、まったく別のところにあることのたとえ。由来戦国時代、明智光秀(あけちみつひで)が備中(びっちゅう)の毛利攻めに出陣すると見せかけながら、途中で進路を変え、「わが敵は本能寺にあり」と言って京都の本能寺にいた主君の織田信長を滅ぼしたことから。 0
良い よ-い [1] ①好ましい。「―い友達」 ②すぐれている。「―い成績」 0
躁急 ソウキュウ いらだって急ぐこと。せっかち。「―に事を決するな」 性急 0
汚染 オセン [0] ①よごれにそまること。 ②空気・水などが、ガス・細菌・放射能など有毒物質でよごれること。また、よごすこと。「大気―が問題になっている都市」「環境―」 0
旗下 キカ [1],[2] ①将軍直属の家来。旗本。 ②配下にあること。また、その人。部下表記②「麾下」とも書く。 0
縄暖簾 なわのれん [3] ①なわを何本も垂らしてのれんとしたもの。なわすだれ。 ②①が店先にかかっていたことから、居酒屋や一膳(イチゼン)飯屋のこと。 1
長者 チョウジャ [0],[1] ①大金持ち。「億万―」貧者 ②人の上に立つすぐれた人。長老。
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・1億万円っていくら?~「億万長者」の由来をさぐる~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
爪音 つまおと [0] ①琴爪(ことづめ)で琴を弾く音。「―が響く」 ②ウマのひづめの地を踏む音。「駒(こま)の―」 0
幣帛 にきて [0] 神に祈るときに神前に供えたり、祓(はらえ)に使ったりするもの。古くは麻などの布、のちに絹や紙などを用いた。表記「和幣」とも書く。参考「にぎて・ヘイハク」とも読む。 1
低姿勢 テイシセイ [3] 相手に対してへりくだり、下手(したて)に出る態度。「ひたすら―で頼みこむ」高姿勢 0
壅塞 ヨウソク ふさぐこと。ふさがること。さえぎること。 0
檣 ほばしら [2] 船の帆を張るための柱。マスト。 表記「帆柱」とも書く。 0
百代の過客 ヒャクダイのカカク 時間・歳月のたとえ。永久に歩き続ける旅人の意から。「百代」は永遠、「過客」は旅人の意。〈李白(リハク)の文〉参考「百代」は「ヒャクタイ・ハクタイ」、「過客」は「カキャク」とも読む。松尾芭蕉(まつおばしょう)の『奥の細道』の書き出し文で有名。 0
上策 ジョウサク [0] 最もよいはかりごと。最良の方策。「撤退するのが―だ」 下策(ゲサク) 0
訌争 コウソウ [0] 内部の者どうしが争うこと。うちわもめ。内紛 0
慷慨死に赴くは易し コウガイシにおもむくはやすし いきどおり嘆き、激情にかられて死ぬことはたやすい。 由来南宋(ナンソウ)の忠臣・謝枋得(シャボウトク)が、元の招聘(ショウヘイ)を辞して言った言葉。 0
素より もと-より [1] ①はじめから。もともと。 ②言うまでもなく。もちろん。「―覚悟のうえ」 0
物心 ものごころ [3] 世の中のことについての判断。物事を理解する知恵。「―がつく年」参考「ブッシン」と読めば別の意になる。 0
応機接物 オウキセツモツ 相手の性格や能力に応じて、さまざまの手段で適切に指導・教化すること。因機説法・応病与薬・善巧方便(ゼンギョウホウベン) 0
院宣 インゼン [0] 院政で、上皇や法皇の命令を文書にしたもの。院の宣旨(センジ)。 0
忌避 キヒ [1] ①嫌ってさけること。回避 ②訴訟の当事者が公平な裁判を期待できないとき、その裁判官の裁判を断ること。 0
睥睨 ヘイゲイ [0] ①横目でにらむこと。流し目で見ること。 ②城壁のくぼみから敵情をのぞき見ること。転じて、周囲をにらみつけて勢いを示すこと。「天下を―する大名」表記「俾倪」とも書く。 0
金券 キンケン [0] ①金貨と交換することのできる紙幣。 ②特定の範囲内で金銭のかわりになる券。図書券や商品券など。 0
腓返り こむらがえり [4] ふくらはぎの筋肉が急にけいれんし、激しく痛むこと。こぶらがえり。 0
大廈の顚るや、一木の支うる所に非ず タイカのくつがえるやイチボクのささうるところにあらず 国が滅びかかっているときは、一人の力ではいかんともしがたいたとえ。大きな家が倒れかかったときには、一本の支柱だけで支えられるものではない意から。「大廈」は大きな家屋の意。〈『文中子(ブンチュウシ) 』〉 0
穎脱 エイダツ [0] 才能が群を抜いてすぐれていること。 由来袋に入れた錐(きり)の先が布を突き抜けて外に出るという意から。 0
不参 フサン [0] 式や行事などを欠席すること。不参加。 0
小母さん おばさん [0] 他人の年輩の女性を呼ぶ語。 小父(おじ)さん 1
本義 ホンギ [1] ①語や文字の本来の意味。本意。転義 ②根本にある大切な意義。 0
嵌頓 カントン 腸・子宮などの内臓器官が組織から押し出され、そのまま腫(は)れあがった状態。ヘルニア。 0
辺塞 ヘンサイ [0] 国境にある、外敵の侵入を防ぐためのとりで。 0
慧悟 ケイゴ かしこくて悟りが早いこと。利発。「聡明(ソウメイ)―」 0
天孫降臨 テンソンコウリン [0] 『古事記』『日本書紀』が伝える神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受け、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が国土平定のため高天原(たかまがはら)から日向国(ひゅうがのくに)(今の宮崎県)の高千穂峰(たかちほのみね)に天降ったこと。 0
全幅 ゼンプク [0] ①あるだけ全部。あらんかぎり。「―の信頼を寄せる」 ②幅(はば)いっぱい。 0
河港 カコウ [0] 河口または川岸に造られた港。河口港。海港 0
竿首 カンシュ 打ち首になった人の首を木にかけてさらすこと。さらし首。梟首(キョウシュ)・獄門 0
武辺 ブヘン [1] 武道に関係するいろいろな事柄。「―者(シャ)・(もの)」 0
継母 ままはは [0] 血縁関係のない母。父親の再婚相手。継父(ままちち)・(ケイフ)参考「ケイボ」とも読む。 0
律 のり [1] 守るべき事柄。のっとるべき物事。おきて。さだめ。 0
安きこと泰山の如し やすきことタイザンのごとし 泰山のように、どっしりと落ち着いてゆるぎないさま。「泰山」は、中国山東省にある中国一の名山。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
播種 ハシュ [1] 作物の種をまくこと。種まき。「―期」 0
経口 ケイコウ [0] 口から体内に入ること。薬などを飲むこと。「―薬」 0
費府 フィラデルフィア アメリカ合衆国北東部、ペンシルベニア州南東部にある港湾都市。 1
小兵 こヒョウ [0] ①体が小さいこと。また、その人。小柄。「―ながら腕力が強い」「―力士」 大兵(ダイヒョウ) ②弓を引く力が弱いこと。また、その人。 精兵(セイビョウ) 0
手挟む たばさ-む ①手や指の間や脇(わき)の下などにはさんで持つ。 ②腰に差す。「刀を腰に―む」 0
月賦 ゲップ [0] ①月割りで分割して行う支払い。月払い。「ピアノを―で買う」 ②月ごとの割り当て。 0
食糧 ショクリョウ [2] 食べ物。特に、主食となる米や麦など。「―事情が悪い」 0
暴状 ボウジョウ [0] 乱暴な行いや様子。乱暴なありさま。「―に堪えかねる」 0
水火 スイカ [1] ①水と火。 ②出水と火事。「―の難」 ③非常に危ないことと苦しいこと。 ④ひどく仲が悪いこと。「―の仲」 0
牒 ふだ 文書を記した薄い木のふだ。 0
地錦 つた ブドウ科のつる性落葉植物。由来「地錦」は漢名から。 蔦(つた) 1
円転滑脱 エンテンカツダツ [0] 物事をすらすら処理していくこと。角立てずなめらかに運ぶ意から。「―な人」円滑洒脱(エンカツシャダツ) 0
傅育 フイク [1],[0] 守り育てること。かしずき育てること。「王子の―を任とする」 0
勘考 カンコウ [0] よくかんがえること。じっくりとかんがえること。考慮・思案 0
不良 フリョウ [0] ①状態がよくないこと。「体調―につき休みます」 ②行いがよくないこと。また、その人。「―少年」「―のたまり場」 0
珍珠花 ゆきやなぎ バラ科の落葉小低木。由来「珍珠花」は漢名から。 噴雪花(ゆきやなぎ) 1
贈与 ゾウヨ [1] ①人に金品をおくり与えること。「―を受ける」 ②財産を無償で与えること。「おじの財産が―された」 0
突然 トツゼン [0] だしぬけに。不意に。いきなり。「―の訪問」突如・忽然(コツゼン) 0
併称 ヘイショウ [0] あわせて呼ぶこと。また、他と並べてほめること。「三国志演義は水滸伝(スイコデン)と―される中国の古典小説である」表記「並称」とも書く。 0
後生畏(おそ)るべし コウセイおそるべし 年少者は大きな可能性を秘めていて、将来どんな力量を現すかわからないので、おそれ敬うべきである。〈『論語』〉 0
増長 ゾウチョウ [0] ①傾向や程度などが強まること。「不満が―する」 ②つけあがること。だんだん高慢になること。「甘やかされて―する」 参考多く、よくないことにいう。 0
特技 トクギ [1] 特別の技能。特にすぐれた技量。「―を身につける」 0
呼牛呼馬 コギュウコバ 相手の言うにまかせて、逆らわないこと。また、他人から褒められようとけなされようと取り合わないこと。相手が自分をウシだと言えば自分をウシと思い、ウマだと言われればウマだと思う意から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
損得 ソントク [1] 損することと得すること。損失と利益。「―抜きのつきあい」 損益 0
塑像 ソゾウ [0] 粘土や石膏(セッコウ)で作られた像。「習作の―が完成した」 0
土気色 つちケいろ [0] 土のような色。転じて、生気のない顔色。土色 0
解る さと-る [2] からまりがほぐれるようにわかる。通じる。 0
蛇の目蝶 ジャのめチョウ [3] ジャノメチョウ科のチョウ。草原や雑木林にすむ。黒褐色で、前ばねに二個、後ろばねに一個の眼状紋がある。幼虫はススキの葉などを食べる。 0
漫画 マンガ [0] 社会や人情を風刺し、軽妙な手法で描くこっけいな絵。また、絵とせりふで描いた物語。「少女―」 0
檜柏 びゃくしん イブキの別称。 伊吹(イぶき) 1
抉剔 ケッテキ えぐりだすこと。隠れているものをほじくりだすこと。抉出 0
山雨来(きた)らんと欲して風(かぜ)楼(ロウ)に満つ サンウきたらんとほっしてかぜロウにみつ 変事の前にはなんらかのきざしが現れる。山雨の降る前には、高楼に風が吹きつける意から。〈許渾(キョコン)の詩〉 0
晴雲秋月 セイウンシュウゲツ 晴れた空の高い雲と、秋の澄んだ月。心がなんのけがれもなく、澄みきっているたとえ。 0
緒論 ショロン [0],[1] 本論の前の導入部としての論説。「―で述べたように」 序論 参考「チョロン」は慣用読み。 0
駆潜艇 クセンテイ [0] 敵の潜水艦を爆撃で追い払うための小型の快速艇。 0
裁決 サイケツ [0],[1] ①物事の是非を裁いて決めること。「理事会の―を仰ぐ」 裁断 ②訴願や申請に対して、行政庁が処分を決定すること。また、その決定。
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漢字の豆知識 どっちを使うのがよりふさわしい? ~状況を正確に伝えるために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
牛縻 はなづら ウシの鼻に通す環。鼻綱(はなづな)。表記「鼻縻」とも書く。 1
三つ みっつ [2],[1] ①一の三倍。さん。 ②三歳。三個。「―になる子がいます」 参考「みつ」と読めば、昔の時刻で、一刻(一時(イッとき)の四分の一)を四等分した三番目の意もある。 0
杓子は耳搔(か)きにならず シャクシはみみかきにならず 大きいものは形が似ていても、小さいもののかわりになるとは限らないたとえ。 大は小を兼ねる 0
表札 ヒョウサツ [0] 戸口や門などに掲げて、居住者の氏名を表示するふだ。門標表記「標札」とも書く。 0
手蔓 てづる [1] ①手がかり。いとぐち。 ②頼ることのできる縁故。つて。「あの会社によい―はないものか」 0
魁傑 カイケツ ①体がたくましくりっぱなこと。 ②すぐれた能力の持ち主。奇傑 0
粉米 こごめ [0] 精白するときに砕けた米。砕米(サイマイ)。表記「小米」とも書く。 0
熾ん さか-ん 勢いのよいさま。「火が―に燃えている」 0
覘う うかが-う そっと様子をのぞく。狭いすきまなどから、ぬすみ見る。「相手の動静を―う」 0
声涙 セイルイ [0] 声と涙。「―倶(とも)に下(くだ)る(感情が激して、泣きながら話す)」 0
縫衣浅帯 ホウイセンタイ 学者や文人のこと。由来縫腋(ホウエキ)の衣(そでの下部から両わきを縫い合わせた衣服)と幅の広い帯の意で、儒家の用いる服装であったことから。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
令旨 リョウジ [1] 皇太子や太皇太后・皇太后・皇后の命令を記す文書。のち、親王・女院などのものもいう。「以仁(もちひと)王が平氏討伐の―を発した」参考「レイシ」とも読む。 0
効す いた-す ①つくす。つとめる。はたらきかける。「力を―す」 ②ききめをあらわす。明らかにする。 0
鶻 はやぶさ ハヤブサ科の鳥。 隼(はやぶさ) 0
虎視眈眈 コシタンタン [1] すきがあればつけこもうと、じっと機会をねらって形勢をうかがうさま。「虎視」は、トラが獲物をねらうこと。「眈眈」はにらむ、見下ろす意。トラが獲物をねらって鋭い目つきでにらんでいるさま。〈『易経』〉 0
永年 ながネン [0] ながい歳月。多年。「―の努力が報われる」表記「長年」とも書く。 0
和尚菜 のぶき キク科の多年草。山中の湿地に自生。葉はフキに似る。初秋、茎の上部に白い小さな頭花を多数つける。由来「和尚菜」は漢名から。表記「野蕗」とも書く。 1
下腿 カタイ [0] ひざから足首までの部分。すね。上腿 0
猪勇 チョユウ [0] イノシシのように向こう見ずに突進する勇気。また、そのような人。 0
徒歩 トホ [1] 乗り物などを使わずに、足で歩くこと。かち。参考「かちあるき」ともいう。 0
甲論乙駁 コウロンオツバク [0] 互いに主張しあって議論がまとまらないこと。甲が何かを論ずると、乙がそれに反対してなかなか結論が出ないという意から。 0
三親等 サンシントウ [3] 本人や配偶者から、三世代隔たった親族。曽(ソウ)祖父母・曽孫・おじ・おば・甥(おい)・姪(めい)など。 0
大味 おおあじ [0] ①食べ物の味がおおまかで、微妙な風味に欠けるさま。 ②物事の趣に細やかさがないさま。「―な作品」 0
豹変 ヒョウヘン [0] 態度・意見ががらりと変わること。悪いほうに変わる意に用いることが多い。由来ヒョウの毛は季節が変わると、毛が抜け変わって斑紋(ハンモン)が美しくなるように、君子は過ちを認めると自己を一変させるという意。「君子は―す」〈『易経』〉から。 0
熱愛 ネツアイ [0] 熱烈に愛すること。また、その愛情。「―が発覚する」 0
吾 われ [1] ①自分。わたし。「―こそは」 ②自分自身。「―を失う」 0
枉死 オウシ 災いにあったり殺害されたりして死ぬこと。非業(ヒゴウ)の死。「彼の―はくやしくてならない」表記「横死」とも書く。 0
効率 コウリツ [0] ①機械などの仕事量とそれに消費した力の量との比。 ②仕事の成果と労力の割合。「―のよい作業方法」能率 0
竹筒 ささえ [0] 昔、酒を入れて持ち運んだ竹製のつつ。表記「小筒」とも書く。 1
鐫る ほ-る [1] のみで刻みつける。のみで穴をあける。 表記「彫る」とも書く。 0
教祖 キョウソ [1] ①宗教や宗派を起こした人。宗祖。開祖。 ②新たな主義や活動で一つの流れを作り出した人のたとえ。「前衛華道の―」 0
弱める よわ-める [3] 弱くする。「火を―める」「力を―める」 強める 0
疎か おろ-か [2] ①いうまでもなく。「名声は日本は―世界に轟(とどろ)いた」 ②いいかげんなさま。おろそか。「―にする」 0
翅 つばさ 鳥類や昆虫類のまっすぐな短いはね。空中を飛ぶための器官。 0
杏子・杏 アンズ バラ科の落葉高木。中国原産。春、淡紅色の花が咲き、梅に似たオレンジ色の実をつける。生食のほか、干したりジャムにしたりする。夏 0
酷使 コクシ [1] 人や物を、手加減を加えずに激しく使うこと。こき使うこと。「人間が機械に―される」虐使 0
青史 セイシ [1] 歴史。記録。 由来昔、青竹に文字を記したことから。 0
功労 コウロウ [0] 功績と労力。手柄と骨折り。「永年の―に報いる」 0
穀物 コクモツ [2] 人が主食とする食物。米・麦・粟(あわ)・黍(きび)・豆の類。「―の輸入が増えている」 0
葉蘭 はラン [0],[1] ユリ科の多年草。中国原産。根茎から出る葉は約四〇(センチメートル)の長い楕円(ダエン)形。生け花の材料や料理の敷物に用いる。表記「一葉・蜘蛛抱蛋」とも書く。 0
終う しま-う [0] ①おえる。おわりにする。「仕事を―う」 ②やめる。「店を―う」 0
船方 ふなかた [0] おもに和船を漕(こ)ぐことを職業とする人。船頭(センドウ)。船乗り。 0
形相 ギョウソウ [0] かおつき。表情。「恐ろしい―で睨(にら)みつける」参考「ケイソウ」と読めば別の意になる。 0
抗体 コウタイ [0] 動物の体内に細菌などが入ったときに、それに対抗するために生じる物質。免疫体。抗原 0
輔翼 ホヨク [0],[1] 鳥が羽でかばうように、助け守ること。「天子を―する」補弼(ホヒツ)・補佐 0
胆を破る タンをやぶる きもをつぶす。大いに驚き恐れる。故事 中国、前漢の文帝に仕えた賈誼(カギ)が、国内平定の策として「大諸侯がきもをつぶすようなことをしましょう」と献言したという故事から。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
震央 シンオウ [0] 地震の震源の地図上の真上の地点。緯度や経度で示す。 0
筌蹄 センテイ ①目的を達成するための方便や手段。 ②案内。手引き。 参考魚を捕る筌(うえ)とウサギを捕る蹄(わな)の意から。 0
畦 あぜ [2],[1] ①田と田の間に土を盛って作った境界。 ②敷居や鴨居(かもい)の、溝と溝との間にある仕切り。表記「畔」とも書く。 0
雁行 ガンコウ [0] 空を飛ぶガンの行列。また、そのように斜めに並んで行くこと。 0
売剣買牛 バイケンバイギュウ 戦争をやめて農業に従事すること。また、平和に暮らすこと。剣を売り払って、ウシを買う意から。〈『漢書(カンジョ)』〉 参考「買牛売剣」ともいう。 0
便乱坊 ベラボウ ①筋のとおらないこと。ばかげているさま。「―な値をつける」②人をあざけりののしる語。ばか。たわけ。あほう。「この―め」由来江戸時代、見世物にされていた便乱坊という人の名からとも。表記「可坊・篦棒」とも書く。 0
老牛犢を舐る ロウギュウトクをねぶる 親が子どもを深く愛することのたとえ。「犢」は子牛、「舐る」はなめまわすの意。 0
財源 ザイゲン [0],[3] 資金を生みだすみなもと。金銭の出所。「奨学金の―を検討する」 0
細緻 サイチ [1] ①きめ細かいこと。 ②注意が行き届いていて、てぬかりのないさま。「―をきわめた工芸品」 細密・綿密・緻密(チミツ) 0
綱目 コウモク [0] 大綱と細目。物事のあらましと細かい事柄。 0
肉薄・肉迫 ニクハク ①敵や相手の近くに迫ること。 ②するどく問いつめること。「核心に―する」 0
里程 リテイ [0] 陸地を行く道のり。里数。「―標(ヒョウ)」道程 0
朝礼 チョウレイ [0] 会社や学校などで朝の始業前に、全員を集めて伝達事項を告げたりあいさつをしたりする行事。朝会 0
奮迅 フンジン [0] 勢い激しくふるい立つこと。激しい勢いで突き進むこと。「彼の獅子(シシ)―の活躍で試合に勝った」 0
転た寝 うたたね [0] 寝るつもりもないのに、ついうとうとと寝ること。仮寝(かりね)。 0
禅定 ゼンジョウ [0] ①静かに座禅を組み真理を悟るための修行法。瞑想(メイソウ)。 ②行者(ギョウジャ)などが富士山など霊山に登ってする修行。 0
門土里留 モントリオール カナダ南東部、セントローレンス川中流にある港湾都市。同国最大の商工業都市で、水陸交通の要地でもある。 1
色即是空 シキソクゼクウ [5] この世に存在するあらゆる事物や現象はすべて実体ではなく、空である。実体のないものから成り立っている現世に対して、執着心をもってはならないということ。〈『般若心経(ハンニャシンギョウ)』〉 空即是色(クウソクゼシキ) 0
新調 シンチョウ [0] ①衣服や装身具などを新しく作ること。「背広を―する」 ②新しい曲。新しい調子。 0
洋装 ヨウソウ [0] ①洋服を着ること。また、その服装。「結婚式は―にする予定です」 ②洋風の装丁(ソウテイ)。洋とじ。 ①②和装 0
犬榧 いぬがや イヌガヤ科の常緑低木。暖地に自生。葉は線形。種子からとった油を、昔は灯油として用いた。ヘボガヤ。 由来「犬」は食べられないものの意で、カヤに似るが実に悪臭があり食べられないことから。表記「粗榧」とも書く。 0
常滑焼 とこなめやき [0] 愛知県常滑市の付近で産する陶磁器。質はあらいが堅い。鎌倉時代に盛んになった。 0
硝酸 ショウサン [0] 無色で刺激臭のある液体。湿気の多い空気中では煙を発生。セルロイド・爆薬などの原料や金属溶解剤用。「―塩」「―アンモニウム」 0
遅明 チメイ 夜が明けるころ。由来明(メイ)を遅(ま)つ意から。 0
浴盤 ヨクバン 沐浴(モクヨク)に使うたらい。行水だらい。 0
旬日 ジュンジツ [0] ①一〇日間。 ②わずかな日数。「―にして完成した」 0
紋 あや [1] ①もようのある絹織物。 ②もよう。かざり。あやもよう。表記②「文」とも書く。参考「モン」と読めば、家や氏などのしるしとなる図柄の意。 0
拾 ジュウ [1] 数字の十のこと。数の名。 表記「十」とも書く。 0
係 かかり [1] ①その仕事に従事する役。また、その人。「図書の―」 ②官庁や会社などの組織で、課の下にある部署。 0
苛斂誅求 カレンチュウキュウ [0],[1] 税金などを情け容赦なく取り立てること。「斂」は集める、「誅」は責める意。頭会箕斂(トウカイキレン) 0
手帳 てチョウ [0] 予定や心覚えを書く小形の帳面。 「手帖」の書きかえ字。 0
風習 フウシュウ [0] その土地に古くから伝わっている生活上のならわし。風俗習慣。しきたり。「国によって―がちがう」慣習・因習 0
素行 ソコウ [0] ふだんの行い。日ごろの品行。「―調査」 操行 0
留意 リュウイ [1] 心にとどめること。気をつけること。「問題点に―する」 0
法る のっと-る [3] 基準・模範として、ならいしたがう。「先例に―る」 0
機敏 キビン [0] 状況に応じての動きがすばやいこと。「―に行動する」敏速・敏捷(ビンショウ) 0
前哨戦 ゼンショウセン [0] ①主力の戦闘前に交わす、前哨部隊どうしの小規模なたたかい。 ②本格的な活動の前にする手始めの活動。小手調べ。 0
然 カツゼン [1],[2] ①ひろびろと開けるさま。「―と眼前が開く」 ②疑いや迷いが突然解けるさま。「―と悟る」参考仏教語では「カツネン」とも読む。 0
徳育 トクイク [0],[2] 徳性を養い育てる教育。道徳教育。知育・体育 0
円蓋 エンガイ [0] 半球形の天井。ドーム。「―のある大きな教会」 0
新紀元 シンキゲン [3] 新しい時代や流れの出発点。「―の幕開け」 0
十年一日の如し ジュウネンイチジツのごとし 長い間変わらないこと。長い年月にわたって同じ状態で、少しも進歩や成長のないさま。 旧態依然 0
青年 セイネン [0] 青春期にあたる男女。ふつう、一〇代後半から二〇代の若者を指す。「―実業家」 0
九仞 キュウジン きわめて高いこと。参考「仞」は長さや高さの単位。中国、周代では一仞は七尺で、約一五七・五(センチメートル)。 0
喚声 カンセイ [0] 呼び叫ぶ声。また、驚いたり興奮したりして出す大声。「応援団の―があがった」 0
瞬く しばたた-く [3] たびたびまばたきをする。目をぱちぱちさせる。「目を―く」 参考「しばたく」とも読む。 0
長大息 チョウタイソク [3] 長くて大きなため息をつくこと。また、そのため息。「落胆して―する」長嘆息 0
理念 リネン [1] ①ある物事がどうあるべきかについての根本的な考え方。「政治―を語る」 ②理性によって得た最高の概念。イデー。 0
献酬 ケンシュウ [0] 酒宴などで、杯をやりとりすること。杯を酌み交わすこと。 0
邯鄲 カンタン [0],[1] ①カンタン科の昆虫。山地にすむ。体は細長く、淡い黄緑色。雄は「ルルルル」と美しく鳴く。秋 ②中国河北省の都市名。昔、都として栄えた。 0
夜濯ぎ よすすぎ [2] 暑さを避けて、夜、汗ばんだ肌着などを洗濯すること。夏 0
艶姿 あですがた [1] なまめかしく美しい姿。参考「エンシ」とも読む。 0
感染 カンセン [0] ①病原体が体内に入り、病気がうつること。「赤痢に―する」 ②ある物事に感化・影響され、それに染まること。かぶれること。「周囲の悪癖に―する」 0
安石榴 ざくろ ザクロ科の落葉小高木。 由来「安石榴」は漢名から。 石榴(ざくろ) 1
傲岸 ゴウガン [0] 気位が高く、へりくだることのないさま。「―な態度」傲慢 0
杵 きね [1] 餅(もち)などを作るとき、臼(うす)に入れた穀物をつく木製の道具。 0
近畿 キンキ [1] 大阪・京都・奈良・和歌山・兵庫・滋賀・三重の、二府五県からなる地域。 由来畿内(歴代の皇居があった地)に近い地域の意から。 0
錻・錻力 ブリキ 錫(すず)をめっきした薄い鉄板。「―製のおもちゃで遊んだ」表記「鉄葉」とも書く。 0
縞蛇 しまへび [0] ナミヘビ科のヘビ。日本特産で、山地や平地にすむ。体長は一(メートル)前後。体は黄褐色で、黒褐色の縦じまがある。無毒。夏 0
染筆 センピツ [0] 墨や絵の具で、書画をかくこと。また、その書画。 揮毫(キゴウ)・潤筆 0
序文 ジョブン [0] 本文の前におく文章。その著作の趣旨などを記すことが多い。はしがき。「文集の―を依頼する」 序言・序詞 本文・跋文(バツブン) 0
頂辺 てへん [0] ①兜(かぶと)の鉢の頂上。②頭の頂上。てっぺん。表記「天辺」とも書く。 1
欣喜 キンキ [1] 非常によろこぶこと。「合格通知に―する」 0
腐れ縁は離れず くされエンははなれず 長い間ひきずっている好ましくない関係は、断とうとしてもなかなか断ち切れないものだということ。 0
箒木 ほうきぎ アカザ科の一年草。中国原産。よく分枝した先に、小さな葉を多数つけ、全体の姿はほぼ球形となる。夏、淡緑色の小花をつけ、「とんぶり」と呼ばれる実を結ぶ。実は食用。茎は干して草箒(くさぼうき)を作る。ホウキグサ。 夏 表記「帚木」とも書く。 参考「ははきぎ」とも読む。 0
巣林一枝 ソウリンイッシ 小さな家に満足してすむこと。また、分相応の暮らしに満足するたとえ。 由来鳥は林の中に巣を作るが、自分で使うのは一本の枝だけであるという意から。〈『荘子(ソウジ)』〉 参考「一枝巣林」ともいう。 偃鼠飲河(エンソインガ) 0
花鬘 ケマン 仏前を飾る金属製の仏具で、花鳥を透かし彫りにしたもの。表記「華鬘」とも書く。 0
有頂天 ウチョウテン [2],[0] ①形ある世界の最上に位置する所。欲界・色界などの九天中の最上天。 ②あまりの喜びに我を忘れること。「試合に勝って―になった」 0
欠漏 ケツロウ 必要な部分の一部が、ぬけ落ちること。また、欠けて不足している部分。もれ。欠落表記「闕漏」とも書く。 0
稀本 キコウボン 数が少なく珍しい本。めったに見られない本。「古本市で―が展示される」稀書・稀本・珍本参考「覯」は見る意。 0
打遣る・打棄る うっちゃ-る ①投げすてる。 ②ほったらかしにする。 ③相撲で、寄ってきた相手を土俵際でひねって外に出す。 ④最後の場面で形勢を逆転させる。 1
俄狂言 にわかキョウゲン [4] 座興に行うこっけいな即興の狂言。茶番狂言。にわか。「―を演じる」表記「仁輪加狂言」とも書く。 0
森 もり [0] 「森林(シンリン)」に同じ。 参考「杜」と書けば、特に神社のまわりの木立の意。 0
利得 リトク [0] 利益を得ること。また、その利益。得分。もうけ。「不当―」損失 0
詈る ののし-る ①大声で非難する。声高くしかる。「口汚く―る」 ②悪口を言い立てる。あてこすりを言う。 0
紙一重 かみひとえ [4] 一枚の紙の厚さほどの、ごくわずかな隔たりやちがい。「実力の差は―だ」 0
光線 コウセン [0] 光。また、その筋。「可視―」「一筋の―が差しこむ」光芒(コウボウ) 0
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し えどっこはさつきのこいのふきながし 江戸っ子は口は悪いが気性はさっぱりしていて、物事にこだわらないことのたとえ。また、江戸っ子は口先ばかりで意気地のないことのたとえ。「吹き流し」は風に吹かれて空を泳ぐ鯉のぼりで、腹の中に何もない意。 1
行者 ギョウジャ [1],[0] 仏道の修行をする人。修験者(シュゲンジャ)。山伏(やまぶし)。 0
常温 ジョウオン [0] ①つねに一定で変わらない温度。「倉庫内を―に保つ」 ②一年中の平均の温度。「―は何度ですか」 ③ふつうの温度。「冷蔵庫でなく―で保存してください」 0
河図洛書 カトラクショ ①中国、古代の伝説で「河図」は黄河から出た竜馬(リュウメ)の背の図案で、「洛書」は洛水という川から出た神亀(シンキ)の背の文字。 ②得がたい図書のたとえ。 0
石城・石槨 いしき 棺を納めるため墓の中につくった石室。 参考「いわき」とも読む。 1
挙兵 キョヘイ [0] 兵を起こし、軍事行動をとること。旗上げ。 0
増反 ゾウタン 田畑の作付面積をふやすこと。 減反 参考「反」は土地面積の単位。 0
集積 シュウセキ [0] 寄り集まって重なり合うこと。また、集めて積み重ねること。「ごみの―場」 0
栄冠 エイカン [0] 輝かしい勝利をたたえて与えられるかんむり。「―を勝ち取る」「優勝の―に輝く」 0
不在 フザイ [0] その場所にいないこと。留守。「―者投票」「父は―です」 0
天下無双 テンカムソウ [1] 天下に並ぶ者がないほど、すぐれていること。「無双」は世に並ぶ者がない意。〈『史記』〉「―の大横綱」参考「天下無比」ともいう。国士無双 0
背負子 しょいこ [0] 荷物を背負うため、背に当てる木製の長方形の枠。せおいばしご。参考「背負籠(しょいご)」は、ひもをつけて背負うようにしたかご。 1
不倒翁 フトウオウ [2] 「おきあがりこぼし」の別称。倒してもすぐに起き上がる、達磨(ダルマ)形の人形。起き上がり小法師。 0
薬玉 くすだま [0] ①香料を袋に入れて造花で飾り、長い五色の糸をたらしたもの。昔、端午の節句に邪気をはらうため簾(すだれ)や柱にかけた。夏 ②造花などを玉の形にして飾り糸をたらしたもの。式典や運動会などに用い、中から紙片などが飛び散るものもある。 0
千畳敷に寝ても畳一枚 センジョウじきにねてもたたみイチマイ 一人の人間が生きていくのに必要な物の量には限度があるのだから、あまり大きな欲望はもつべきではないということ。 起きて半畳寝て一畳 0
追風 おいて [0] おいかぜ。順風。「―に帆を上げる(物事が順調に進む)」 1
極光 オーロラ [0] 北極・南極地方の高層大気中に現れる美しい光の現象。色はうすい黄緑色や青白色など。参考「キョッコウ」とも読む。 1
艶然 エンゼン [0] あでやかににっこりと笑うさま。表記「嫣然」とも書く。 0
延段 のべダン 庭の敷石の一種。園路の一部として、切石と自然石を組み合わせて一定の幅で敷きつめたもの。 0
暗号 アンゴウ [0] 外部に内容がもれないように、当事者だけがわかるよう取り決めた秘密の通信用の記号や符号。「―を解読する」 0
曠しい むな-しい からっぽで何もない。広々として空虚であるようす。 0
友禅 ゆうぜん [1] 「友禅染」の略。絹布に花鳥風月などの模様を、糊置(のりおき)防染法であざやかに染め出したもの。由来江戸中期に京都の宮崎友禅が始めたことからという。 0
追究・追窮 ツイキュウ わからない真実をどこまでも調べてきわめること。「本質を―する」探究 0
鄙俗 ヒゾク [0] ①田舎びていること。また、そのさま。「―な習わし」②品がなく低俗なこと。また、そのさま。「―な言葉」表記「卑俗」とも書く。 0
慟哭 ドウコク [0] ひどく悲しみ、大声をあげて泣くこと。「父の訃報(フホウ)に―する」参考「哭」は声を上げて泣く意。 0
厨子 ズシ [1] ①仏像または経巻などを安置する観音開きの仏具。 ②調度品や書籍などを入れる、観音開きの扉がついた戸棚。 0
必要 ヒツヨウ [0] 必ず要(い)ること。なくてはならないこと。「仕事に―な知識」「人生には適度な遊びも―だ」必須(ヒッス)不要 0
飛び級 とびキュウ [0] 成績優秀者が、正規の課程をとび越えて、例外的により上の学年や課程に進級すること。 0
厚朴 コウボク [1] ホオノキの樹皮。漢方で、健胃薬や利尿薬とする。 0
採否 サイヒ [1] 採用と不採用。採用するかしないか。「新入社員の―を決定する」 0
徳利 トクリ [0] ①細長く口がつぼまった酒器。多く、陶製。銚子(チョウシ) ②①がすぐに水に沈むことから、泳げない人。かなづち。参考「トックリ」とも読む。 0
大尽 ダイジン [1] ①大金持ち。富豪。 ②昔、遊郭などで、大金を使って豪勢に遊ぶ上客。 0
熔 いがた とかした金属を流し入れ鋳物を作るための型。表記「鋳型」とも書く。 0
口辺 コウヘン [0] 口のあたり。口もと。「―に笑みを浮かべる」 0
束髪 ソクハツ [0] 明治・大正時代に流行した、女性の西洋風の髪の結い方。 0
煩わす わずら-わす [4],[0] ①心配をかける。苦しめる。 ②めんどうをかける。手数をかける。「他人の手を―すまでもない」 0
阿候鯛 アコウだい [2] フサカサゴ科の海魚。 赤魚鯛(あこうだい) 0
献納 ケンノウ [0] 寺社や国などに金品をすすんで納めること。奉納 0
物には時節 ものにはジセツ 物事を成功させるには時機があるということ。また、そういう時は必ずやって来るということ。事は時節 0
飛脚 ヒキャク [0] ①昔、急ぎの用を遠くに知らせる使者。 ②江戸時代、手紙や金品などを遠くに送り届けることを職業とした人。 0
寸善尺魔 スンゼンシャクマ [5] 世の中は善いことが少なく、悪いことが多いことのたとえ。また、善いことにはとかく邪魔が入りやすいということ。一寸の善と一尺の魔の意から。 好事魔多し
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四字熟語根掘り葉掘り66:「寸善尺魔」を今風に解釈すると……?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
八百長 やおちょう [0] ①勝負事で、前もって勝ち負けをきめておき、表面はいかにも真剣に争っているようによそおうこと。②なれあい。いんちき。由来八百屋の長兵衛(ちょうべえ)が適当に碁を打って、勝ったり負けたりしたことからとも。 1
黎元 レイゲン [0] 「黎民」に同じ。参考「黎」は黒、「元」は首の意で、無冠の人を指す。 0
裙子 クンシ 僧侶(ソウリョ)が身につける、ひだのある黒い袴(はかま)のような衣服。内衣(ナイエ)参考「クンス」とも読む。 0
知者は惑(まど)わず、勇者は懼(おそ)れず チシャはまどわずユウシャはおそれず 知者は物事の道理をわきまえているので、事に当たっても迷うことはなく、勇者は勇気があり信念に基づいて行動するから、事に際しても恐れることがないということ。〈『論語』〉表記「懼れず」は「恐れず」とも書く。 0
華氏 カシ [1] 温度の目盛りの一種。一気圧における水の氷点を三二度、沸点を二一二度としたもの。記号は 摂氏 由来考案者のドイツの物理学者ファーレンハイトの漢名「華倫海」から。 0
原野 ゲンヤ [1] 人の手が加えられていない未開拓の野原。「―を開墾する」 0
公表 コウヒョウ [0] 広く一般に発表すること。「調査結果を―する」 0
独習 ドクシュウ [0] 学校に行ったり先生についたりしないで、ひとりで学び習うこと。独学 0
蛇蝎・蛇蠍 ダカツ ヘビとサソリ。人がひどく恐れ、嫌うもののたとえ。「―のごとく恐れられる」 参考「ジャカツ」とも読む。 0
門地 モンチ [1] 家柄。家格。「―門閥にこだわらない」門閥 0
囚人 めしゅうど [2] 「囚人(シュウジン)」に同じ。 参考「めしびと」の転じたもの。 1
全快 ゼンカイ [0] 病気やけがが完全に治ること。「―祝いに花束をもらう」 全治・全癒 0
吊虻 つりあぶ [0] ツリアブ科の昆虫の総称。長い口吻(コウフン)で花の蜜(ミツ)を吸う。幼虫は他の虫に寄生する。由来発達したはねを速く動かして空中に静止する姿が、糸でつり下げられたように見えることから。表記「長吻虻」とも書く。 0
熱誠 ネッセイ [0] 相手に対する熱いまごころや誠意。 0
故事 コジ [1] 昔あった事柄。また、昔から伝わってきた、いわれのある事柄や語句。「―成語」「中国の―を学ぶ」 0
平城 ひらじろ [0] 平らな土地に築いた城。山城(やまじろ)参考「ひらジョウ」とも読む。 0
天馬空(クウ)を行く テンバクウをゆく 天馬が空を自在に駆けめぐるように、考え方が何ものにも束縛されず、自由奔放であること。「天馬」は天帝の乗るウマ。〈劉廷振(リュウテイシン)の文〉 0
電子 デンシ [1] 素粒子の一つで、原子を構成する非常に小さい粒子。電荷は負。エレクトロン。 0
労使 ロウシ [1] 労働者と雇用主。「―間の紛争」「―交渉」 0
自制 ジセイ [0] 自分で自分の感情や欲望をおさえること。「興奮のあまり―心を失う」 0
瞻る み-る 仰ぎ見る。見上げる。はるかに見やる。「雄大な富士の姿を―る」 0
焙煎 バイセン [0] 火で煎(い)ること。特に、コーヒー豆や茶の葉を焙(ホウ)じて煎ること。「自家―」参考「バイ」は呉音。 0
鯉濃 こいこく コイを輪切りにして、赤味噌(ミソ)の汁で煮込んだ料理。参考鯉の濃漿(こくショウ)(濃く仕立てた味噌汁)の意。 0
白皙 ハクセキ [0] 肌の色が白いこと。「長身―」色白参考「皙」は顔色が白い意。 0
無尽講 ムジンコウ [0] 一定の掛け金を出しあい、くじや入札によって順番に金銭を融通する組織。頼母子(たのモシ)講。 0
逆流 ギャクリュウ [0] 逆の方向に流れること。また、その流れ。「海水が川に―する」 0
内帑金 ナイドキン [0],[3] 天皇のお手元金。「―を賜る」参考「帑」は金庫の意。 0
先制攻撃 センセイコウゲキ [5] 相手よりも先に攻撃を加えること。「初回の―の効果が大きかった」 0
誣妄・誣謗 フボウ 事実を曲げて言うこと。誹謗(ヒボウ)。誣罔(フモウ) 0
盛況 セイキョウ [0] 会や催し物などが、にぎわいさかんなさま。「記念祝賀会は満員の―だった」 0
雁首 ガンくび [0],[3] ①キセルの頭の部分。 ②人の首または頭の俗語。「―をそろえる」参考①形がガンの頭に似ることから。 0
豆撒き まめまき [2],[3] 節分に「鬼は外、福は内」と唱えながら豆をまくこと。豆打ち。冬参考「豆蒔き」と書けば、豆の種を畑などにまきうえる意。 0
恪勤 カッキン まじめにつとめること。職務に励むこと。「精励―する」参考「カクゴン」とも読む。 0
臨海 リンカイ [0] 海に面していること。海のそばにあること。「夏には―学校が開かれる」 0
緊急 キンキュウ [0] 重大な事が起こり、急いで対応しなければならないこと。「―手術」 0
無欲恬淡 ムヨクテンタン [1] あっさりしていて欲がなく、物事に執着しないさま。「恬淡」は無欲であっさりしていること。「あの人は―とした人だ」表記「恬淡」は「恬澹・恬憺」とも書く。雲心月性(ウンシンゲッセイ) 0
青浮草・青萍 あおうきくさ ウキクサ科の多年草。水田や池に自生。葉はなく、葉のような非常に小さい緑色の茎が水面に浮く。夏から秋、白い小花をつける。 0
錦の御旗(みはた) にしきのみはた ①赤色の錦に日月を金銀で描いたり刺繡(シシュウ)をしたりした旗。明治維新の際に、官軍の旗じるしとして用いられた。錦旗。 ②自分の言動や主張などを権威づけるために、他に対して掲げる絶対的で正当な理由。大義名分 0
粗探し・粗捜し あらさがし 人や物事の欠点・過失をことさらに見つけだすこと。「作品の―をする」 0
侈る おご-る 金銭を使ってぜいたくをする。無駄遣いをする。「―った暮らし」 0
先入観 センニュウカン [3] 実際に見聞する以前に、あらかじめ作られている固定観念。当初からの思いこみ。「―にとらわれて判断を誤る」 先入見 参考多く、自由な思考を妨げるものとして使う。 0
別宅 ベッタク [0] ふだん住んでいる家とは別に設けた家。「週末は海辺の―で過ごす」別邸本宅 0
間 あいだ [0] ①二つのものにはさまれた空間。また、その中間点。「家と駅の―は一(キロメートル)ある」 ②ひと続きの時間や空間。「学校にいる―」「冬休みの―」 ③結びつき。かかわり合い。「夫婦の―は他人には分からない」 0
迅雷風烈 ジンライフウレツ 急激な雷鳴と強風。警戒しなければならないもののたとえ。〈『論語』〉 0
濫立 ランリツ [0] ①多くのものが雑多に立ち並ぶこと。 ②選挙で、少ない議席に多くの人が立候補すること。表記「乱立」とも書く。 0
覆輪 フクリン [0] ①刀の鞘(さや)、ウマの鞍(くら)などのへりを、金銀などでおおった装飾。 ②衣服の袖(そで)や裾(すそ)を、他の布地で細くふちどったもの。表記「伏輪」とも書く。 0
擁く いだ-く 周りに両手をまわし、すっぽりとだきかかえる。 0
礼服 レイフク [0] 儀式・儀礼に着る正式の衣服。礼装平服 0
精白 セイハク [0] 米や麦などの穀物を、ついて薄皮を取り白くすること。 0
爺 じじ [2] 年老いた男。「―むさい姿」婆(ばば) 0
糠に釘(くぎ) ぬかにくぎ ぬかに釘を打ちつけるように、無意味で何の手ごたえもないこと。「何回注意しても―で効果がない」暖簾(のれん)に腕押し・豆腐に鎹(かすがい)・土に灸(キュウ) 0
別居 ベッキョ [0] 親子・夫婦などが、別々に住むこと。「夫婦仲がこじれて―に至る」「親から―して独立をはかる」同居 0
修羅場 シュラジョウ [0],[3] 激しい戦争や闘争の行われる血なまぐさい場所。 由来阿修羅(アシュラ)が帝釈天(タイシャクテン)と戦う場所の意から。 参考「シュラば」とも読む。 0
繚繞 リョウジョウ ①長いものがまつわるさま。 ②袖(そで)が長くまつわるさま。また、ひるがえるさま。 ③曲がりくねるさま。川などが湾曲するさま。 0
曲芸 キョクゲイ [0] ①ふつうの人にはまねのできない高い技術を要するわざ。かるわざ。「―師のみごとな離れ技」曲技 ②動物に芸を教えて客に見せるもの。「イルカの―」 0
翼賛 ヨクサン [0] 力を添えて政治などを助けること。「大政―」 0
調和 チョウワ [0] 具合よくととのっていること。つりあうこと。バランス。「―した色」 0
怖い こわ-い [2] おそろしい。「習慣とは―いものだ」「―いもの見たさ(こわいものはかえって好奇心をそそる意)」 0
凍結 トウケツ [0] ①こおりつくこと。「湖はすっかり―した」氷結 ②物事の移動や使用、状態の変更をさしとめること。また、その状態。「論議を一時―することにした」 0
眼目 ガンモク [0] 物事の最も重要な部分。要点。主眼。「新事業の―」 0
訴求 ソキュウ [0] 商品を買ってもらうようにはたらきかけること。「広告の―効果」 0
日参 ニッサン [0],[1] ①頼みごとなどがあって毎日同じところに行くこと。「―して約束をとりつけた」 ②社寺に毎日参拝すること。 0
伯叔 ハクシュク [0] ①兄と弟。 ②父の兄と弟。伯父(おじ)と叔父(おじ)。 0
秣 まぐさ [0] ウシやウマなどの飼料にする草やわら。かいば。表記「馬草」とも書く。 0
半官半民 ハンカンハンミン [0] 政府と民間が、共同で出資・経営する事業形態。「―の会社」 0
美風 ビフウ [0] よい習俗。りっぱな風習。「礼節をつくすのが本校の―だ」良風悪風 0
怪鳥 ケチョウ [0] 「怪鳥(カイチョウ)」に同じ。表記「化鳥」とも書く。 0
凄惨 セイサン [0] 目をおおうほどむごたらしいさま。 凄愴(セイソウ)・陰惨(インサン) 表記「悽惨」とも書く。 0
反証 ハンショウ [0] 相手の主張が正しくないとして、反対の証拠をあげて否定すること。また、その証拠。「―を挙げる」 0
覚悟 カクゴ [1],[2] ①よくないことを予測したり重大な事柄を目前にしたりして心構えをすること。「―を決めて立ち上がった」「失敗は―の上」 ②迷いを脱して真理をさとること。 0
初戦 ショセン [0] 最初の戦い。第一戦。「―を勝ち抜く」「―で敗退した」 0
潤む うる-む [2] ①湿り気をおびる。「発熱して目が―む」 ②もや・霧などで、ぼやけて見える。涙でくもる。「遠くの明かりが―んで見える」 ③涙声になる。「声が―む」 0
賢を見ては斉しからんことを思う ケンをみてはひとしからんことをおもう 賢人に接したときは、見習って自分もそのような人になりたいと思う。〈『論語』〉 0
乳糜尿 ニュウビニョウ 乳糜(脂肪を含んだ乳白色のリンパ液)または脂肪が混じって白くにごった尿。多く、フィラリアの寄生によるリンパ管の異常によって起こる。 0
恩愛 オンナイ [0] ①他人に対する情け。いつくしみ。 ②親子・夫婦間などの愛情。参考「オンアイ」の転。 0
鑞接 ロウセツ 金属を、はんだなどでくっつけること。鑞付け。 0
連なる つら-なる [3] ①ついて並ぶ。ひき続く。「赤く色づいた山々が―る」「―る民家」 ②結びつながる。かかわる。「政界に―る人脈」「本筋に―る話」 0
見做す みな-す [0],[2] 見て、そうだと決める。また、そのように扱う。「敵と―す」 0
碇 いかり [0] 船をとめておくとき、流されないように綱や鎖につけて水底に沈めるおもり。「―をおろす」 参考もと、石製のいかりを「碇」、鉄製のいかりを「錨」と使い分けた。 0
衆議院 シュウギイン [3] 現行憲法下で、参議院とともに日本の国会を構成し、国民によって選挙された議員で組織する立法機関。予算の議決・条約の承認などで参議院に優越する。議員の任期は四年で参議院にはない解散がある。衆院。 0
名士 メイシ [1] ある分野や社会で、名を知られている人。「各界の―が集まる」 0
雕 わし タカ科の鳥のうち、大形のものの総称。 鷲(わし) 0
接骨木 にわとこ [0] スイカズラ科の落葉低木。山野に自生。春、淡黄色の小花が多数咲き、球形の赤い実を結ぶ。 由来「接骨木」は漢名より。葉や枝を打撲や骨折の薬としたことからという。 表記「庭常」とも書く。 1
孑孒・孑孑 ぼうふら カの幼虫。水たまりにすむ。体長は約五(ミリメートル)。棒状でくねくねと動きながら上下する。ぼうふり。夏由来体の動きが棒を振るのに似ていることから。表記「棒振」とも書く。参考「孑孑」は「ケツケツ」とも読む。 1
看貫 カンカン [0],[3] ①品物の目方をはかって、重さを定めること。 ②「看貫秤(ばかり)」の略。西洋製の秤。台秤。 0
情婦 ジョウフ [1] 正式の妻以外の愛人。また、内縁関係にある女性。 0
真価 シンカ [1] 本当の値打ち。「―が問われる」「―を発揮する」 0
扶育 フイク [0] 世話をしてたすけ育てること。「戦争孤児の―に尽力する」 0
一葉目を蔽えば泰山を見ず イチヨウめをおおえばタイザンをみず 些細(ササイ)なことに心がおおわれると、物事の道理が見えなくなってしまうこと。また、耳目による判断はあてにはならないということ。一枚の葉が目をさえぎっただけで、泰山(中国の名山)さえ見えなくなる意から。〈『冠子(カツカンシ)』〉 0
佗 わび [2] ①ひっそりと静かな生活を楽しむこと。 ②静かで落ち着いた味わい。閑寂な趣。茶道や俳諧(ハイカイ)の理念の一つ。「―寂(さび)の境地」 0
盤曲 バンキョク 道などが大きく曲がりくねること。盤回 0
羶い なまぐさ-い こってりとしつこい肉のにおいがするさま。 0
宛てる あ-てる [0] 郵便物の届け先などを指定する。「父に―てて手紙を書く」 0
跡継ぎ あとつぎ [2],[3] ①家督をつぐこと。また、その人。 跡取り・世継ぎ ②芸道や学問などのあとをつぐ人。後継者。後任。 ①②跡目 表記②「後継ぎ」とも書く。 0
四角号碼 シカクゴウマ [4] 中国の漢字の検索法で、字形の四すみの筆画によって漢字を四桁(よけた)の数字で表し、順に配列するもの。また、その数字。 参考「号碼」は番号の意。 0
性 さが [1] ①もって生まれた性質。「かなしき―」 ②習慣。ならわし。「浮き世の―」 0
内需 ナイジュ [1] 国内の需要。「政府は―拡大の政策をとる」外需 0
窘める たしな-める [4] 言葉で穏やかに注意する。反省を促す。「悪戯(いたずら)を―められた」 0
永い なが-い [2] ある時点からある時点までの時間差が大きい。時が限りなくながく続く。「春の日は―い」「―い眠りにつく」参考「永」は、おもに時間に用いるが、「長」よりながい。「長」は物体や空間すべての尺度に用いる。 0
不日 フジツ [1] 近日。近いうちに。「―改めて参ります」 0
姉妹・姉弟 きょうだい 姉と妹。姉と弟。 参考「姉妹」は「シマイ」とも読む。 1
殿御 とのゴ [2],[0],[1] 女性が、夫や恋人を指していう古い敬称。殿。 0
金打 キンチョウ 固くむすんだ約束。誓い。 由来江戸時代、約束のしるしとして、武士は刀の刃や鍔(つば)を、女子は鏡を、僧は鉦(かね)を打ち合わせたことからという。参考「かねうち」とも読む。 0
典雅 テンガ [1] 正しく、みやびやかなこと。整っていて上品なさま。「―な舞い」 0
訖わる お-わる おわりになる。おしまいになる。行きついてやむ。 0
保全 ホゼン [0] 保護して安全であるようにすること。「自然環境の―を図る」 0
空翠 クウスイ ①空にそびえる木立の緑色。 ②みずみずしい山気。 0
憤嫉 フンシツ いきどおりねたむこと。激しくねたむこと。 0
首輪 くびわ [0] ①首飾り。ネックレス。 ②犬・猫などの首にはめる輪。 0
箏曲 ソウキョク [1],[0] ことを演奏する楽曲。ことで伴奏する声楽曲と、ことと他の楽器とを合わせた器楽曲がある。 0
藉口 シャコウ [0] 何かにかこつけて口実をもうけ、言いわけをすること。 0
遇する グウ-する [3] 人をもてなす。待遇する。接待する。「好条件で―する」 0
担架 タンカ [1] 病人や負傷者を寝かせたまま運ぶ道具。「骨折して―で運ばれた」参考「架」は物などをのせる台の意。 0
海溝 カイコウ [0] 海底が特に深くみぞ状にくぼんだ所。水深六〇〇〇(メートル)以上をいうことが多い。「日本―」 0
頭 あたま [3] ①人間や動物の首から上の部分。 ②頭脳。また、そのはたらき。「―を使う」 ③髪の毛。「―を刈る」 ④物の上部や先端部。「マッチの―」「渋滞の―」 ⑤人数。「―割り」参考①「かしら・こうべ」とも読む。 0
泰平 タイヘイ [0] 世の中が安らかに治まっていること。「天下―」「―の御世(みよ)」表記「太平」とも書く。 0
街談巷説 ガイダンコウセツ [0] 世間のうわさ。ちまたの話。「街談」「巷説」ともにまちのうわさの意。〈『漢書(カンジョ)』〉街談巷議・流言蜚語(リュウゲンヒゴ) 0
京 みやこ [0] 王宮や政府のある所。首都。「北京(ペキン)は今の中国の―だ」 0
墜ちる お-ちる [2] はずれたり崩れたりして、重い物が落下する。 0
他家 タケ [1] よその家。「―へ嫁いだ娘がよく実家へ帰る」自家(ジカ) 0
吁 ああ なげき・驚き・疑いなどを感じたときの声。嘆声をあらわす擬声語。 0
泊まる と-まる [0] ①自宅以外の場所で宿泊する。「旅館に一晩―る」 ②船が港などにとどまる。「横浜港に―る」 ③宿直する。「交代で会社に―る」 0
湯銭 ゆセン [1] 銭湯で入浴時に払う料金。入浴料。風呂(フロ)銭。 0
請け負う うけお-う [3],[0] ①請負契約で、期限や報酬を決めて仕事を引き受ける。「基礎工事を―う」 ②引き受ける。責任をもつ。「身元保証人は私が―った」 0
城狐社鼠 ジョウコシャソ 権力者のかげにかくれて、悪事をはたらく者のこと。城や社(やしろ)という安全な場所にかくれすんで、さまざまな悪さをするキツネやネズミの意から。〈『晋書(シンジョ)』〉 参考「社鼠城狐」ともいう。 0
省みる かえり-みる [4] 自分の言動を振り返って善悪を考える。反省する。「自らを―みて恥じるところがない」 0
綻びる ほころ-びる [4] ①縫い目がほどける。「袖(そで)が―びる」 ②つぼみが少し開く。「桜が―びる」 ③表情がやわらぐ。「口元が―びる」 0
痔疾 ジシツ [0] 肛門(コウモン)と、その辺りに生じる病気の総称。痔(ジ)。 0
追根究底 ツイコンキュウテイ 物事を、その根本まで徹底的に調べ尽くすこと。追根究帯・追根尋底 0
咬む か-む [1] ①上下の歯を合わせて食べ物などをはさんだり砕いたりする。 ②歯を立てて傷つける。 ③歯車などの歯と歯がうまく合う。表記「嚙む」とも書く。 0
尤も もっと-も [3],[1] ①道理に合っていること。納得できるさま。「君の意見も―だ」 ②ただし。とはいえ。「―、彼女には関係ないことだが」 ③とりわけ。はなはだ。ずばぬけて。「―すぐれている」 0
臘梅 ロウバイ [0] ロウバイ科の落葉低木。由来陰暦一二月(臘月)に花が咲くことから。 梅(ロウバイ) 0
適時 テキジ [1] ちょうどよい時。時宜にかなうこと。「―打」 0
谷 たに [2] ①山と山の間のくぼんだ所。「―を流れる水」 ②高い所にかこまれた低い所。「気圧の―」参考「やち」と読めば別の意になる。 0
刎死 フンシ [0] 自分で自分の首を切って死ぬこと。自刎。 0
伏せる ねじふ-せる [2] ①腕をつかんで倒し、組みふせる。腕をねじって押さえつける。「暴漢を―せる」 ②強引なやり方で屈服させる。力で相手を負かす。「強弁で相手を―せる」 0
俘囚 フシュウ [0] 戦争でいけどりにした敵。とりこ。俘虜・捕虜 0
白拍子 しらビョウシ [3] ①平安時代末期に始まった歌舞。また、それを歌い舞う女。 ②江戸時代、遊女の別称。 0
覿う あ-う 会見する。人と面会する。まみえる。 0
後家 ゴケ [0] ①夫と死別したあと、再婚しないでいる女性。未亡人。 ②対や組になった一方が欠けた残り。「―蓋(ぶた)」 0
痛痒 ツウヨウ [0] ①痛みとかゆみ。 ②自分が受ける利害や影響。さしさわり。「なんの―も感じない」 0
軍師 グンシ [1] ①軍事上のはかりごとをめぐらし、作戦を立てる人。参謀 ②うまくはかりごとをめぐらす人。策士。「なかなかの―だ」 0
注目 チュウモク [0] 目を向けること。注意して見つめること。関心を寄せること。「世間の―を浴びる」「今度の新人は―に値する」注視 0
珪藻 ケイソウ [0] 藻類の一種で、淡水や海水に生じる。単細胞から成り、分裂などによって増える。表記「硅藻」とも書く。 0
道程 みちのり [0] 目的地までの道路の距離。「遠い―を行く」行程参考「ドウテイ」とも読む。 0
衣を解き食を推す イをときショクをおす 人に恩恵をほどこすこと。自分の衣服を脱いで人に着せ、自分の食物を食べさせる意から。故事 中国、楚(ソ)の項王(コウオウ)が漢の韓信(カンシン)を味方に引き入れようとしたとき、韓信は「漢王はかつて自分の衣服を私に着せ、自分の食事を私に食べさせてくれた。大恩を受けた漢王を裏切るわけにはいかない」と断った故事から。〈『史記』〉 0
暈繝錦 ウンゲンにしき 暈繝彩色の手法をとりいれた織物。表記「繧繝錦」とも書く。 0
瑩徹 エイテツ 明るく透きとおっていること。澄みわたっていること。 0
麻婆豆腐 マーボードウフ [5] 豚ひき肉と豆腐をいため、唐辛子味噌(ミソ)で味つけした中国料理。参考「麻婆(マーボー)」は中国語から。 0
酖溺 タンデキ [0] 酒におぼれて、ほかをかえりみないこと。 0
米を百里の外に負う こめをヒャクリのそとにおう 貧しくても親に孝行をすることのたとえ。故事 孔子の弟子の子路(シロ)が、両親のために百里も離れた所から米を持って来たという故事から。〈『孔子家語』〉 0
粟立つ あわだ-つ [3] 寒さや恐怖のために、肌にアワのつぶがついたようになる。鳥肌が立つ。「あまりの寒さに全身が―つ」 0
遠近 おちこち [3],[2] あちらこちら。遠い所と近い所。表記「彼方此方」とも書く。 1
双眼鏡 ソウガンキョウ [0] 両方の目にあてて見る望遠鏡。二つの望遠鏡を平行に並べ、遠景を拡大して同時に両目で見る光学機器。野外観察や観劇などに用いられる。 0
提耳面命 テイジメンメイ 懇切ていねいに教えさとすこと。耳に口を近づけて言い聞かせ、面と向かって教えさとす意から。「提耳」は耳を引き上げ寄せること。由来中国、衛(エイ)の武公が、年若くして即位したために事の是非がまだ判断できない周の厲(レイ)王に対して、国政の安泰を願い、かんで含めるようにうたったという詩の一節から。〈『詩経』〉 0
噦り しゃっくり 横隔膜のけいれんから、空気を強く吸いこむ反射運動。「―が止まらない」表記「吃逆」とも書く。参考「しゃくり・さくり」とも読む。 0
五葉松 ゴヨウまつ [2] マツ科の常緑高木。山地に自生。庭木・盆栽として観賞用にもする。葉は針形で、五本ずつ束になって生える。材は建築・器具用。ヒメコマツ。 0
本流 ホンリュウ [0] ①川の主流。支流 ②主となる流派・系統。「保守―」主流 0
喫緊 キッキン [0] さし迫って大切なこと。「―の問題」表記「吃緊」とも書く。 0
麻耶 マヤ 釈迦(シャカ)の生母。インドの城主、浄飯王(ジョウポンノウ)の妃となり釈迦を生んだが、その七日後に没した。摩迦摩耶(マカマヤ)。摩耶夫人(マヤブニン)。 0
備蓄 ビチク [0] 万が一のために、たくわえること。「震災に備えて食料などを―する」 0
衛府 エフ 律令(リツリョウ)制で、宮中の警護などに当たった役所の総称。左近衛府、右近衛府、また左・右衛門府、左・右兵衛府の六衛府。 0
煮える に-える [0] ①物によく熱がとおり、食べられる状態になる。「豆がおいしく―えた」 ②水に熱がとおり湯になる。 ③激しく怒り、腹が立つ。「上司の不正に腹が―えた」 0
白墨 ハクボク [0] 焼石膏(ショウセッコウ)または白亜の粉末を棒状に固めたもの。黒板に書くのに用いる。チョーク。「黒板に―で文字を書く」 0
虚像 キョゾウ [0] ①作られた見せかけの姿。 ②レンズや鏡によって発散された光線が、あたかもそこから出ているように見えるときの物体の像。実際の像の位置とは異なる。 ①②実像 0
和議 ワギ [1] ①仲直りの相談。和睦(ワボク)の話し合い。 ②債務者の破産を防ぐため、債務者との間で結ぶ契約。「強制―」 0
棒引き ボウびき [0] 線を引くこと。特に、帳簿の記載事項を線を引いて消すこと。転じて、貸借をないことにすること。「借金の―を頼む」帳消し 0
小の虫を殺して大の虫を助ける ショウのむしをころしてダイのむしをたすける 重要なことをなし遂げるために、ささいなことは犠牲にすること。 大事の前の小事 0
吹鳴 スイメイ [0] 楽器を吹きならすこと。また、汽笛などを高くならすこと。「サイレンの―テスト」 0
非難 ヒナン [1] 他人の欠点や過失を、取り上げて責めること。また、その言葉。「―の的になる」表記「批難」とも書く。 0
河内 かわち 旧国名の一つ。現在の大阪府南東部。河州(カシュウ)。 1
勾当 コウトウ ①事務を担当し処理すること。また、その人。 ②摂関家の侍所(さむらいどころ)や、寺院の別当の下で事務をつかさどる人。 ③盲人の官名。検校(ケンギョウ)の下、座頭の上。 0
逆鱗に触れる ゲキリンにふれる 実力者や目上の人のひどい怒りを買うこと。「将軍の―」
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漢字の豆知識 相手を怒らせてしまったときの表現 「激しい怒りを買ったときは…『ゲキリンに触れる』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
渙散 カンサン [0] とけて、ばらばらに散り広がること。 0
万華鏡 マンゲキョウ [0] 筒の中に三枚の長方形の鏡を三角柱状に組み合わせて、細かい色ガラスや色紙を入れて回転しながらのぞくと、さまざまに変わる美しい模様が見られるおもちゃ。カレードスコープ。錦眼鏡(にしきめがね)参考「バンカキョウ」とも読む。 0
克復 コクフク [0] ①敵を破って領地を取り戻すこと。 ②元の状態に戻すこと。回復。表記「剋復」とも書く。 0
長口上は欠伸の種 ながコウジョウはあくびのたね 長たらしいあいさつは、聞いている人を退屈させ、あくびを催させるだけだということ。あいさつは簡潔にせよという戒め。 1
水旱 スイカン ①大水と日照り。洪水と干ばつ。また、その害。 ②水と陸。 0
負うた子より抱(だ)いた子 おうたこよりだいたこ 同じように身近にいても、すぐ見えるところにいる者のほうをついつい大事に扱うたとえ。 0
懲罰 チョウバツ [1],[0] 不正不当な行為をした人をこらしめ、罰すること。また、その罰。「違反すると―の対象となる」表彰・褒賞 0
仮借 カシャク [0] ①かりること。 ②許すこと。見逃すこと。多く、否定の形で用いる。「―ない追及を続けた」容赦参考「カシャ」と読めば別の意になる。 0
郢斧 エイフ 詩文の添削を頼むときに使う語。故事 郢の大工の名人石(セキ)が、人の鼻についた壁土を斧(おの)ひとふりでけがもなく削りとった故事から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
中(あ)たらずと雖(いえど)も遠からず あたらずといえどもとおからず 何事も真心から行えば、完全とはいえないまでも、ほぼそれに近い成果をあげることができるということ。転じて、的中しないまでも、それほど見当が外れていないこと。〈『大学』〉 0
卑屈 ヒクツ [0] 品性がいやしく、人にこびたりして自分に自信のないこと。また、そのさま。「―な態度をとる」 0
散水 サンスイ [0] 水をまくこと。 「撒水」の書きかえ字。 0
雁 かり [1] ガンの別称。詩歌でよくうたわれる渡り鳥。V字形などに並んで飛ぶ習性がある。カリガネ。秋 0
収用 シュウヨウ [0] ①取り上げて用いること。 ②法律で、公共事業のために国民の財産などを強制的に取り上げて、国家・公共団体などに移すこと。「空港建設のために土地が―された」「土地―法」 0
覗く のぞ-く [0] ①小さな穴やすきまから見る。「望遠鏡を―く」 ②高い所から下を見る。身をのり出してのぞきこむ。「谷川を―く」 ③こっそり見る。「人の秘密を―く」 ④少し見る。また、一部が見える。「画廊を―く」「真っ白い歯が―いている」 表記「覘く」とも書く。 0
擒 とりこ [3],[0] ①戦いなどでとらえられた人。捕虜。 ②物事に熱中して、そこから抜けられないこと。また、その人。「恋の―になる」表記「禽」とも書く。 0
財布 サイフ [0] 金銭を入れて持ち歩く、革や布などで作った入れ物。金入れ。「―のひもがかたい(無駄づかいをしない)」 0
東西 トウザイ [1] ①東と西。東洋と西洋。東方と西方。「―に道路が走る」「古今―にわたる」 ②方向。方角。「慣れない街で―を失う」 ③興行などで、最初に客をしずめるための口上。「― ―(トザイトウザイ)」 0
違勅 イチョク [0] 天子の命令にしたがわないこと。奉勅 0
生地 きジ [1] ①もとからの性質。生まれつきの性質。素質。「―が出る」 ②加工をする前の状態の布地や木地。また、その地質。「スーツ用に上質の―を選ぶ」 ③陶磁器で、まだ釉(うわぐすり)をかけていないもの。 ④小麦粉を練って作った、パンや麺(メン)の材料となるもの。「―を三〇分寝かす」 表記「素地」とも書く。 参考「セイチ」と読めば別の意になる。 0
訪ねる たず-ねる [3] ある場所や人のもとへ行く。おとずれる。「学生の家を―ねる」 0
七草・七種 ななくさ ①七種類。いろいろ。 ②春の七草。新春を代表する七種類の菜。セリ・ナズナ・オギョウ(ゴギョウ)・ハコベ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。 新年 ③秋の七草。秋を代表する七種類の草花。ハギ・オバナ・クズ・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ(またはアサガオ)。 秋 ④「七草の節句」の略。正月七日に、七草粥(がゆ)でその年の健康を祈る。 0
来賓 ライヒン [0] 会合や催し物などの会場に、主催者の招待を受けて来た客。「―として祝辞を述べる」参考「賓」は、うやまうべき客人の意。 0
翰 ふで ①文字を書くふで。 ②①で書いた手紙や文章。 由来「翰」はヤマドリの羽の意。昔はヤマドリの羽毛でふでを作ったことから。 0
野戦 ヤセン [0] ①野山での戦い。また、城や要塞(ヨウサイ)のないところでの地上戦。「―で多くの兵士を失う」 ②戦場。「―病院」 0
劫かす おびや-かす [4] おどかしてこわがらせる。表記「脅かす」とも書く。 0
芳書 ホウショ [1] 相手の手紙に対する敬称。芳信。「御―を賜り、感謝に堪えません」芳墨・芳翰(ホウカン) 0
恐れ入谷の鬼子母神 おそれいりやのキシモジン おそれ入りました。まいった。 由来「恐れ入る」の「入る」を地名の「入谷」に掛け、そこに祭られる鬼子母神と続けてしゃれた言葉。「入谷」は東京都台東区にある地名。 0
強飯 ゴウハン [0] もちごめを蒸したもの。多く、小豆(あずき)などを混ぜて赤飯とする。おこわ。参考「こわめし」とも読む。 0
謹聴 キンチョウ [0] ①相手の話をつつしんでまじめに聞くこと。拝聴 ②演説会などで、聴衆が他の聴衆に静かに聞くことをうながす語。 0
搗精 トウセイ [0] 玄米をついて白くすること。参考「精」は精白する意。 0
然る可き しかるべ-き ①当然である。「向こうから挨拶(アイサツ)に来て―きだ」 ②ふさわしい。適当な。「―き人を選出する」 0
御簾 みす [0] 「簾(すだれ)」の敬語。また、宮殿や神殿などで用いる目の細かいすだれ。 0
游ぐ およ-ぐ [2] ①水上を手足などを動かして進む。また、水面に浮かぶ。「海で―ぐ」 ②ゆらゆら浮かぶ。ふらふらする。「船酔いで体が宙を―ぐようだ」 0
校倉 あぜくら [0] 柱を使わず、三角形などの材木を横に井桁(いげた)に組み上げて壁にした倉。表記「叉倉」とも書く。 0
眼張 めばる [0] フサカゴ科の海魚。各地の沿岸に分布。目が大きく、体色は灰赤色・灰黒色などで、すむ場所により異なる。海釣りの対象魚。美味。春 0
未定稿 ミテイコウ [2] まだ完全には仕上がっていない原稿。「まだまだ―の段階で刊行できない」定稿 0
乱杭・乱杙 ランぐい 川底や地上にふぞろいに打ちこんだくい。昔、太い綱などを張って、攻めてくる敵の障害物とした。「―歯(非常に歯並びの悪い歯)」 0
放す はな-す [2] ①つかむのをやめる。自由にする。「馬を草原に―す」「握った手を―す」 ②ほうっておく。ある状態を続ける。「戸を開け―す」 0
急須 キュウス [0] 取っ手や注ぎ口のついた茶を入れる器具。きびしょ。参考「須」は用いるの意で、急に用いるものの意。
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漢字の豆知識 身近な道具の成り立ちを漢字から知ろう ~ヤカンもカイロも漢字がある~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
任せる まか-せる [3] ①自然のなすがままにさせる。「なりゆきに―せる」「雑草の生えるに―せる」 ②他者に一任する。ゆだねる。「信頼して仕事を―せている」「家計を妻に―せる」 ③所有物や力などを十分にはたらかせる。「金に―せて集めた絵画」 0
息吹 いぶき [1],[0] ①息をすること。呼吸。 ②いきいきした雰囲気。生気。「会場は若者の―に包まれた」「春の―」 表記「気吹」とも書く。 1
千金 センキン [0] ①千枚の金子(キンス)。千両。 ②多額の金銭。大金。 万金 ③非常に大きな価値。「一刻―」 0
治安 チアン [0],[1] 国家・社会の秩序が保たれて、穏やかであること。「―がよい国」 太平 0
同類 ドウルイ [0] ①同じ種類。「―の植物」異類 ②同じ仲間。「君も彼とは―だ」 0
方程式 ホウテイシキ [3] 数学の変数を含む等式で、その変数に特定の数値を与えたときにだけ成り立つもの。由来「方程」は、中国の数学書『九章算術』の章の名から。 0
逸話 イツワ [0] ある人や事柄に関する、世間にあまり知られていない興味深い話。エピソード。「人のよさを物語る―が多い」 0
糞 くそ [1] ①肛門(コウモン)から出る、食物のかす。大便。うんこ。ふん。 ②分泌物。物のかす。「鼻―」 ③悔しいときや反発するときなどに発する語。また、人をいやしめたり、ののしったりする語。「―、今に見ていろ」「―坊主」 ④度が過ぎる意や、強めの意を表す語。「―まじめ」「下手―」表記「屎」とも書く。 0
横隔膜・横膈膜 オウカクマク 哺乳(ホニュウ)動物の胸腔(キョウコウ)と腹腔との境にあり、弓形をした筋肉の膜。呼吸作用を助ける役目がある。 0
一髪千鈞を引く イッパツセンキンをひく 非常に危険なことをするたとえ。一本の髪の毛で、千鈞もの重い物をひっぱる意から。「鈞」は中国古代の重さの単位で、一鈞は約七(キログラム)。〈韓愈(カンユ)の文〉危きこと累卵(ルイラン)の如(ごと)し 0
筆鋒 ヒッポウ [0] ①ふでの穂先。筆端 ②批評を加えて論じる、文章の勢い。「―鋭く批評する」参考「鋒」は、きっさきの意。 0
郁郁 イクイク [0] ①香りが高いさま。「―とした梅林を歩く」 ②文化・文物の盛んなさま。「―たる文化を感じる」 0
外勤 ガイキン [0] 販売・勧誘・集金・配達など職場外での仕事を任務とすること。また、その人。外まわり。内勤 0
果糖 カトウ [0],[2] 果実や蜂蜜(はちミツ)に多量に含まれる糖分。白色粉末で水に溶けやすく、砂糖より甘味が強い。「くだものは―を含む」 0
廠舎 ショウシャ 屋根だけで壁のない簡単な建物。特に、軍隊が演習地などで泊まるための仮設の施設。 0
紛議 フンギ [1] 議論がもつれてまとまらないこと。また、その議論。 0
尺地 セキチ [1] 狭い土地。わずかな土地。 尺土(セキド) 参考「シャクチ」とも読む。 0
晴れる は-れる [2] ①天気がよくなる。雲・霧などがなくなる。雨・雪がやむ。「雨がやんで空が―れる」 ②心のなかの不快な気分がなくなり、すっきりする。「気が―れる」 ③疑いや容疑などがなくなる。「―れて無実となる」 0
渓声 ケイセイ [0] 谷間の水音。谷川のせせらぎ。「―に耳をすます」表記「谿声」とも書く。 0
響動む どよ-む ①音がひびきわたる。「雷鳴が―む」 ②大きな声で騒ぐ。参考「とよむ」とも読む。 1
高進 コウシン [0] 心がたかぶっていくこと。また、物事の程度がひどくなること。「心悸(シンキ)―」表記「亢進・昂進」とも書く。 0
歳月 サイゲツ [2] 年月。としつき。星霜。「すでに半世紀の―が流れた」 0
地歩 チホ [1],[2] 社会や組織の中で占める自分の地位や立場。「―を固める」 0
食慾 ショクヨク [0],[2] 食欲 0
音 おと [0] ①物が動いたり触れあったりしたときに耳に伝わって聞こえる響き。「鐘の―が鳴り響く」「雨―が屋根を打つ」 ②評判。うわさ。たより。「―に聞く恐妻家」 0
苦学力行 クガクリッコウ [1] 生活に苦労しながら学問にはげむこと。参考「力行」は「リキコウ」とも読む。 0
檸檬 レモン ミカン科の常緑低木。インド原産。果実は楕円(ダエン)形で、緑色から淡黄色に熟す。香りが高く、酸味が強い。果汁はビタミンCなどに富む。秋 1
風棘 フウキョク 手足の指の骨が紡錘(ボウスイ)形にふくらみ、痛みを伴う結核性炎症。 0
暗闘 アントウ [0] おおやけにされることなく、ひそかに裏で争うこと。「経営責任をめぐり役員会を二分する―が続いた」 0
堪え性 こらえショウ [0],[4] 忍耐づよく我慢する気力や性分。忍耐力。「―がない」 0
難解 ナンカイ [0] むずかしくてわかりにくいこと。「―な文章」平易 0
合併 ガッペイ [0] 二つ以上のものが、一つになること。また、一つにすること。「二つの企業が―した」併合 0
郎子 いらつこ [2],[0] 昔、若い男性を親しんでいった語。郎女(いらつめ) 1
乳児 ニュウジ [1] 生後一年ぐらいまでの、まだ母乳を飲んでいる子。赤子。ちのみご。 0
人道 ジンドウ [1] ①「人倫(ジンリン)」に同じ。「―的な見地に立つ」 ②人が通るように決められた道。歩道。 車道 0
食籠 ジキロウ 食べ物を盛る容器。多く、ふたがあって丸形。 0
軍記 グンキ [1] 戦争の話を書いた書物。「―物語」戦記・軍書 0
寄稿 キコウ [0] 新聞や雑誌などに載せるため、依頼された原稿を書き送ること。また、その原稿。「雑誌に短編小説を―した」 0
壬 みずのえ [3] 十干の第九番目。方角では北。五行では水。 癸(みずのと) 参考「水の兄(え)」の意。 0
少少 ショウショウ [1] ①数量・程度の少ないこと。「砂糖―」 多多 ②しばらく。ちょっと。「―お待ちください」 0
憑代 よりしろ [0] 神霊が宿るもの。岩石や樹木・動物など。神霊に代わるものとしてまつられる。表記「依代」とも書く。 0
軽微 ケイビ [1] 程度がわずかなさま。少し。「損害は幸いにして―だった」軽少 0
矯める た-める [2] ①曲がりやゆがみを直す。また、目的の形に曲げて整える。「植木の枝を―める」 ②悪いところを正して改める。「悪い癖を―め直す」 0
絶体絶命 ゼッタイゼツメイ [0] 追いつめられ、切羽詰まってどうにもならない状態のこと。「―の窮地に陥る」 窮途末路
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漢字の豆知識 熟語は意味や成り立ちから覚える!~うっかり間違いやすい四字熟語~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
復唱・復誦 フクショウ 受けた命令や注意を確認するため、言われたことをもう一度繰り返して言うこと。 0
聴覚 チョウカク [1],[0] 音を感じる感覚。五感の一つ。聴感 0
症状 ショウジョウ [3] 病気やけがの状態。「風邪の―を呈する」 病状 0
練熟 レンジュク [0] 経験豊かで上手なこと。「―した腕前」熟練 0
繻珍 シュチン [0] 繻子に、いろいろな色糸を用いて模様を織り出した織物。帯地・羽織の裏地などに用いる。 表記「朱珍」とも書く。 参考「シッチン・シチン」とも読む。 0
究明 キュウメイ [0] 道理・真理などを、つきつめ調べて明らかにすること。「真相を―する」「食中毒の原因を―する」 0
橈 かじ 船をこぐ道具。たわめた形をしたかい。 0
阿蘭陀 オランダ ヨーロッパ北西部の立憲君主国。首都はアムステルダム。表記「和蘭」とも書く。 1
経行 キンヒン [0] 禅宗で、座禅中に眠気を除き心身をととのえるために一定の場所を歩くこと。参考「キン」「ヒン」は唐音。「キョウギョウ」とも読む。 0
福音 フクイン [0] ①キリスト教で、キリストが人類を救い、神の国を実現するという教え。ゴスペル。「―を説く」「―書」 ②喜ばしい知らせ。「―が届く」 0
以色列 イスラエル アジア南西部の地中海沿岸にある共和国。アラブ諸国に囲まれ紛争が絶えない。首都はエルサレム(国際的には未承認)。 1
放任 ホウニン [0] なりゆきに任せておくこと。干渉や束縛をしないで、自由にさせること。「―主義の家庭に育つ」「自由―がモットー」 0
峻険・峻嶮 シュンケン 山などがたかくけわしいこと。「アンデスの―に挑戦する」 参考「峻」「険」「嶮」いずれも、けわしい意。 0
井桁 いげた [0],[1] ①井戸の縁を、木で「井」の形に組んだもの。 ②①の形や、それを図案化した模様。 井筒 0
舁く か-く [1] 二人以上で肩にのせて運ぶ。かつぐ。になう。「駕籠(かご)を―く」 0
紅唇 コウシン [0] ①あかい紅をつけたくちびる。 ②美人のくちびるのたとえ。 0
玄冬素雪 ゲントウソセツ 冬と雪。冬の非常に寒いことのたとえ。「玄冬」は冬の意。「素」は白の意。参考「ケントウソセツ」とも読む。冬 0
地熱 ジネツ [0] 地球内部の熱。「―発電」参考「チネツ」とも読む。 0
序説 ジョセツ [0] ①本論の導入部分として述べる論説。 序論 ②簡単な概論。書名などの一部にも用いられる。「哲学―」 0
憶う おも-う [2] いつまでも心の中に思って忘れない。また、あれこれと思いおこす。 0
活弁 カツベン [0] 「活動写真弁士」の略。無声映画で、せりふの代弁や画面の説明をする人。 0
偕老 カイロウ [0] ともに老いること。夫婦が仲良く老年まで連れ添うこと。「―同穴」 0
魔神 マジン [0] 災いをもたらすという神。悪魔の神。参考「マシン」とも読む。 0
土芥 ドカイ 土とごみ。転じて、価値のないもの。参考「芥」は、ごみやくずの意。 0
時流 ジリュウ [0] その時代の社会一般の風潮や傾向。「―に乗る」 時好 0
顰み ひそみ 顔をしかめること。眉(まゆ)をひそめること。表記「嚬み」とも書く。 0
手先 てさき [3] ①手の先。指先。「―が器用だ」 ②人に使われる者。手下。「盗賊の―」 0
頓馬 トンマ [1] まぬけ。のろま。「―なまねをするな」参考「頓馬」は当て字。 0
同権 ドウケン [0] 権利が同じであること。平等な権利。「男女―」 0
規制 キセイ [0] きまりによって制限すること。また、そのきまり。「交通―が行われている」「自主―」 0
驚倒 キョウトウ [0] 倒れてしまうほど驚くこと。「あまりの奇抜なアイデアに―する」仰天・喫驚(キッキョウ) 0
旗鼓 キコ [1],[2] ①軍旗と、軍の進退の合図として用いられた太鼓。 ②軍隊。軍勢。「―相当(あいあ)たる(敵対する両軍の勢力が互角である)」 0
地引き網・地曳き網 ジびきあみ 遠浅の海岸の沖に弧状の網をはり、大勢で陸上に引き寄せて魚類をとること。また、それに使う引き網。 0
蒿 よもぎ [0] キク科の多年草。 蓬(よもぎ) 0
両性 リョウセイ [0] ①男性と女性。雄と雌。「―の平等」 ②異なる二つの性質。 0
胸 むね [2] ①首と腹との間の部分。また、女性の乳房。 ②体の肋骨(ロッコツ)に保護されている内部。内臓。「―が焼ける」 ③心。また、感情や考え。「―が痛む」 0
巧詐は拙誠(セッセイ)に如(し)かず コウサはセッセイにしかず うまくごまかすよりはつたなくても誠意のあるほうがよい。「拙誠」はつたなくとも真心のある意。〈『説苑(ゼイエン)』〉 0
陰陰滅滅 インインメツメツ [0] 暗く陰気で気がめいるさま。また、陰気でもの寂しいさま。気分や雰囲気についていう。 0
大廈高楼 タイカコウロウ [1] 大きく高い建物のこと。また、豪壮な建物のこと。「廈」はひさし、「高楼」は高い建物の意。参考「高楼大廈」ともいう。 0
大兄 おおえ [0] ①最年長の兄。長兄。おいね。 ②皇子(みこ)。特に、古代日本の太子の称。参考「タイケイ」と読めば別の意になる。 0
竪琴 たてごと [2],[0] 弦楽器の一種。わくに弦をたてに張り、たてに構えて両手の指で弾く。ハープ・リラなど。
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基本的にはすべて「琴」? ~楽器の名前を漢字で書いてみよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
間引く まび-く [2] ①密生した作物の間隔をあけるため、一部を抜き取る。 ②貧しく養育困難なために生まれたばかりの子どもを殺す。 ③あいだを省く。「電車の―き運転」 0
七顚八倒 シチテンバットウ 七転八倒 0
大量 タイリョウ [0] ①数量の多いこと。「―生産の得失」多量少量 ②心の広いこと。大きな度量。大度 ①②小量 0
醜女 しこめ [1] ①「醜女(ぶおんな)」に同じ。 ②あの世にいるといわれるみにくい女の鬼。 0
敖る おご-る 相手かまわず自分勝手に振る舞う。思い上がってえらそうにする。表記「傲る」とも書く。 0
親近感 シンキンカン [3] 親しみやすく、近しい感じ。「―をもつ」 0
哺む ふく-む 口の中に食べ物を入れる。また、食べる。 0
有償 ユウショウ [0] 行為の結果に対して、代価・報酬が与えられること。「土地を―で払い下げる」無償参考「償」はつぐなう意。受けた行為によって得た利益に対してつぐなうことからいう。 0
沈博絶麗 チンパクゼツレイ 文章などの意味や内容が奥深く、表現が非常に美しいこと。「沈」は深く沈む、「絶」は並はずれている意。「―な名文」 0
読書百遍義自ら見る ドクショヒャッペンギおのずからあらわる 難しい書物でも何度も繰り返し読めば、意味が自然と分かるようになるものだ。熟読することが大切であることのたとえ。由来 中国、三国時代、魏(ギ)の董遇(トウグウ)が弟子に語った言葉から。〈『三国志』〉参考「読書百遍意自ら通ず」ともいう。 0
粗方 あらかた [0] だいたい。おおよそ。あらまし。「議員の―が賛成する」「―一〇〇人ほどいる」 大方(おおかた) 0
麦稈 バッカン [0] 刈り取った麦の茎。また、それを乾燥したもの。むぎわら。 0
粉砕 フンサイ [0] ①こなごなに打ち砕くこと。 ②徹底的に打ち破ること。「強敵を―する」 0
出穂 シュッスイ [0] ムギやイネなどの穂が出ること。 参考「でほ」とも読む。 0
私学 シガク [1],[0] 私立の学校。「―出身者の集まりに参加する」 官学 0
荷重 カジュウ [0] ①トラックなどの貨物の重さ。 ②構造物や機械に外部から加わる力。また、構造物がたえられる限界の重さ。「橋の―を測定する」 0
十字架 ジュウジカ [0] ①罪人をはりつけにするときに用いた十字形の柱。 ②キリスト教徒が、礼拝の対象として尊ぶ十字の形。名誉や犠牲を表す。 0
消失 ショウシツ [0] 消えてなくなること。失(う)せること。「書類が―した」 0
肥沃 ヒヨク [0] 土地の栄養分が十分で、作物の生育に適していること。肥饒(ヒジョウ) 0
愛玩・愛翫 アイガン かわいがったり大切にしたりして心の慰みとすること。「―動物」 0
悪政 アクセイ [0] 民衆のことを考えず、民衆を苦しめるわるい政治。善政 0
奉奠 ホウテン [0] 神仏に謹んでお供えすること。「玉串(たまぐし)―」奉献・奉納参考「奠」は供え物の意。 0
木苺 きいちご [2] バラ科の落葉小低木の総称。山野に自生。葉や幹にとげがある。春に白色の五弁花が咲き、黄色や赤色の果実が熟す。夏表記「懸鉤子」とも書く。 0
腹も身の内 はらもみのうち 腹も自分の体のうちなのだから、あまり大食をすると苦しむのは自分自身だという、暴飲暴食への戒め。 0
旅情 リョジョウ [0] 旅行中にいだくしみじみとした思い。旅人の心情。「―をそそる駅」 0
卑しめる いや-しめる [4] いやしい者として見下す。さげすむ。「人を―める行為」 0
目 め [1] ①動物の物を見る器官。まなこ。 ②目つき。「鋭い―で見る」 ③視力。「―がいい」 ④見ること。また、目に映るようす。「―を向ける」「見た―が悪い」 ⑤見張り。監視。「世間の―がうるさい」 ⑥見分ける力。品定めできる力。「―が利く」 ⑦体験。「ひどい―にあう」 ⑧見方や考え方。「教師の―で接する」 ⑨目玉の形をしているもの。「台風の―」 ⑩縦横に並んだものの間隔やすきま。「碁盤の―」「ミシンの針の―」 ⑪順序や程度・傾向を示す語。「上から二番―」「少な―にとる」「落ち―になる」 0
金は天下の回り物 かねはテンカのまわりもの 金はひとところにとどまっているものではなく、世間を動き回っているものだということ。参考「回り物」は「回り持ち」ともいう。 0
副葬 フクソウ 生前の愛用品などを遺骸(イガイ)にそえて埋葬すること。「―品の出土」 0
暗譜 アンプ [0] 楽譜を覚えこんで、見なくても演奏できるようにすること。 0
醬蝦 あみ アミ科の甲殻類の総称。ほとんどは海産で、一部湖にすむ。形はエビに似るが、体長は一(センチメートル)ほど。つくだ煮などにして食用にするほか、魚のまき餌(え)にする。 由来「醬蝦」は漢名から。 表記「糠蝦」とも書く。 1
皓歯 コウシ [1] しろくてきれいな歯。転じて、美人。「明眸(メイボウ)―」「口許(くちもと)から―の輝きがこぼれる」 0
畜養 チクヨウ ①家畜などを飼い養うこと。 ②漁獲した魚介類を生け簀(す)などで飼育すること。値段が高くなるのを待ってから出荷することで、収益を上げる方法。 0
縮衣節食 シュクイセッショク 節約、倹約すること。衣食を節約する意。〈陸游(リクユウ)の詩〉 参考「節衣縮食」ともいう。 一汁一菜 暖衣飽食 0
連携 レンケイ [0] 同じ目的をもつ者が、連絡をとりながら協力し合って事に当たること。「各国が―して地球環境の問題に対処する」 0
怖じける お-じける [0] 恐怖にしりごみしたり、ひるんだりする。「怪しい物音に―けて眠れない」 0
巻繊 ケンチン [3] ①中国から禅僧が伝えた料理。ゴボウ・ニンジン・シイタケなどを味付けし、湯葉で巻いて油で揚げたもの。 ②「巻繊汁(じる)」の略。くずした豆腐と野菜を油でいためたものを実にしたすまし汁。冬参考「チン」は唐音。 0
高嶺の花 たかねのはな [6] 手の届かないところにあり、ただ眺めるだけで自分のものにすることのできない魅力的な人や、貴重で高価な物のたとえ。
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新聞漢字あれこれ12 「タカネの花」をどう書きますか?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
散切り ザンぎり [0],[4] 頭髪を結わずに切りそろえたままにした男子の髪。特に、明治時代の初め、ちょんまげをやめて短く切った髪形。「―頭をたたいてみれば文明開化の音がする」 斬髪(ザンパツ) 0
監視 カンシ [0] 人の行動を警戒し見張ること。また、その人。「―の目を光らせる」 0
弘願 グガン 広大な誓願のこと。阿弥陀(アミダ)仏の本願をいう。 0
格殺 カクサツ なぐり殺すこと。表記「挌殺」とも書く。 0
寝技・寝業 ねわざ ①レスリングや柔道などで寝た姿勢から相手にかけるわざ。 立技 ②陰でする駆け引きや裏工作。 0
吠える ほ-える [2] ①イヌや猛獣などが大声で鳴く。「ライオンが―える」 ②人が大声で泣く。 ③声高にどなる。「酒に酔って―える」 0
量体裁衣 リョウタイサイイ 物事を状況に応じて、現実的に処理すること。「量体」は体をはかる、「裁衣」は布を裁つ意。体の寸法を測って衣服を作る意から。〈『南斉書(ナンセイショ)』〉臨機応変 0
放屁虫 へひりむし [3] ミイデラゴミムシ・オサムシ・カメムシなど、触ると悪臭を出す昆虫の俗称。ヘコキムシ。秋 1
粉 こ [2] 穀物などのこな。また、砕いて細かにしたもの。「肉を小麦―のころもをつけて揚げる」「身を―にして働く(非常に苦労して働く)」 0
転転 テンテン [0] ①次々と移り行くさま。「―と国内を移り住む」 ②転がっていくさま。「ボールが―と転がる」 0
欣躍 キンヤク うれしくて小躍りすること。「欣喜雀躍(キンキジャクヤク)」の略。 0
損益 ソンエキ [1] ①損失と利益。 損得 ②出費と所得。「―計算書」 0
阻しい けわ-しい 障害物が重なり、そそり立つさま。山や道が障害物にはばまれてせまく、行きがたいさま。「―い山道」 0
拳 こぶし [0],[1] にぎりしめた手。げんこつ。「―を固める」平手 0
吃吃 キツキツ 笑うさま。ひかえめな笑い。また、そのような笑い声の形容。 0
蒼い あお-い [2] ①干した草のようなくすんだあお色のさま。「―い海」 ②生気がなく、あおざめたさま。「―い顔」 0
齣 くさり [1] 講談・音曲・物語などの一段落。「講談を一(ひと)―聴いていこう」 0
悲壮 ヒソウ [0] 哀れで、勇ましいこと。悲しさのなかにも、雄々しさの感じられること。「―な決意で家を出る」 0
旅装 リョソウ [0] 旅行をするための、身ごしらえや服装。旅じたく。 0
早蕨 さわらび [2] 芽吹いたばかりのワラビ。「―の萌(も)え出るころ」 春 0
粗朶 ソダ [0] 切り取った木の枝。 参考「朶」は、たれ下がった木の枝の意。 0
石火 セッカ [1] ①火打ち石を打ったときに出る火。 ②きわめてわずかの時間、すばやい動作などのたとえ。「電光―」 0
承知 ショウチ [0] ①引き受けること。「ご依頼の件は―いたしました」 ②許すこと。「今度やったら―しないぞ」 ③知っていること。「その件は―しています」 0
石茸 いわたけ イワタケ科の地衣類。岩や樹木の表面に着生。円形で平たく、灰褐色。食用。 秋 表記「岩茸」とも書く。 1
星港 シンガポール シンガポール共和国の首都。貿易港・工業都市として発展。 1
千歳 ちとせ [0],[2] ①千年。 ②数え切れないほど長い年月。 参考「センザイ」とも読む。 0
戎馬を殺して狐狸を求む ジュウバをころしてコリをもとむ 小さな利益をあげるために、かえって大きな損失をこうむるたとえ。人間は時に物事の本質を見極められず、大事なものを失うことへの戒め。「戎馬」は戦いに使うウマ。貴重な兵馬を殺して、値打ちのないキツネやタヌキを追い求めるの意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
勅願 チョクガン [0] 天皇による祈願。「東大寺は―により建立された」 0
緋色 ヒいろ [0] 「緋(あか)」に同じ。 0
料金 リョウキン [1] 物を使用したり利用したり、サービスなどを受けたりしたことに支払う代金。 0
産土神 うぶすながみ [4],[5] 生まれた土地の守護神。鎮守(チンジュ)の神。うぶすな。 氏神(うじがみ) 1
悪臭 アクシュウ [0] わるいにおい。不快なにおい。「工場からの―に悩まされる」芳香 0
艶色 エンショク なまめかしく、あでやかな顔かたち。艶容 0
絎台 くけダイ 裁縫用具の一つ。絎縫いをするとき、布の端をひもでつって布がたるまないようにする台。掛台。 0
義を見て為(せ)ざるは勇無きなり ギをみてせざるはユウなきなり 人としてなすべき正義を見過ごして何もしようとしないのは、本当の勇気がない意気地なしである。〈『論語』〉参考「せざる」は「為(な)さざる」ともいう。 0
鞅 むながい [0] 馬具の一つで、ウマの胸から鞍(くら)にかけわたすひも。 0
嬌かしい なまめ-かしい こびを含んで色っぽい。女らしさがあふれて美しい。 0
熔鉱炉 ヨウコウロ [3] 溶鉱炉 0
不老不死 フロウフシ [4] いつまでも年をとらず、死ぬこともないこと。「―の霊薬」不老長寿 0
累積 ルイセキ [0] つぎつぎに積みかさなること。また、積みかさねること。「―赤字の解消」 0
吹流し ふきながし [0] ①旗の一種。円形の輪に数本の長い布をとりつけて、さおの先に結びつけ風になびかせるもの。昔、軍陣で標識に用いた。吹抜き。 ②端午の節句に、鯉(こい)のぼりとともにあげるもの。 夏 0
描出 ビョウシュツ [0] 文章や絵画などで、えがきだすこと。「心の内面を―した私小説」 0
遍歴 ヘンレキ [0] ①各地を巡り歩くこと。「諸国―の旅に出る」 ②さまざまな経験をすること。「―を重ねた人生を終える」 0
初 はつ [2] ①はじめ。最初。「―出勤」 ②その年・季節はじめての。「―詣(もうで)」「―雪」 0
周年 シュウネン [0] ①まる一年。転じて、一周忌。 ②数字の後ろにつけて、経過した年数を表す。「創業十―記念」 0
蠢爾 シュンジ 「蠢動」に同じ。 0
微塵切り ミジンぎり [0] 料理で、野菜を細く切ったものをさらに細かく切ること。微塵。「玉ねぎを―にする」 0
熟柿 ジュクシ [1],[0] よく熟したカキの実。「―の落ちるのを待つ」 秋 0
畑で水練を習う はたけでスイレンをならう 実地の訓練をしないで、理論や方法を習っただけでは実際の役に立たないことのたとえ。畑の中で水泳の練習をする意から。畳の上の水練・机上の空論 0
室 むろ [2] ①温度・湿度などを一定にした所。温室など。「―咲きの梅」 ②物を蓄えるために土や岩に掘った穴。「氷(ひ)―」 ③家。特に、僧の住む所。 0
嫁鶏随鶏 カケイズイケイ 妻が夫にしたがうたとえ。また、妻が夫のもとで安んじていることのたとえ。めんどりが、おんどりにしたがう意から。「嫁鶏」はめんどり。〈許有壬(キョユウジン)の詩〉夫唱婦随 0
小さい ちい-さい [3] ①面積・体積・長さがわずかである。「―い国」 ②数量・程度などがわずかである。「危険が―い」 ③年が若い。幼い。「―い子ども」 ④声・音が弱い。「声が―くて聞こえない」 ⑤規模などが劣る。重要でない。「―い組織」 ⑥度量などが狭い。「人物が―い」 0
食らえどもその味わいを知らず くらえどもそのあじわいをしらず ほかのことに心を奪われていると、ものを食べてもその味さえ分からない。物事を行うときは精神を集中して真剣にやらないと、ものにはならないという戒め。〈『大学』〉 参考この句の前に、「心焉(ここ)に在(あ)らざれば、視(み)れども見えず聴けども聞こえず」とある。 0
身丈 みたけ [1] ①身長。みのたけ。 ②和服の長着で、肩山から裾(すそ)までの仕立て上がり寸法。 0
討ち入り うちいり [0] 敵の陣地や住居に攻めこむこと。攻め入ること。 0
仰視 ギョウシ [1],[0] あおぎ見ること。見上げること。「秋の星空を―する」仰瞻(ギョウセン) 0
党人 トウジン [0] 党に所属する人。特に、生え抜きの政党人。党員 0
舞 まい [0] 歌や音楽に合わせて、体や手足を動かすこと。特に、すり足などで静かに動く踊りをいう。「地唄(ジうた)―の名手」 0
素志 ソシ [1] 日ごろから抱いている志。平素からの願い。「―を貫く」 素意・宿志 0
霖雨 リンウ [1] ①いく日も降り続く雨。ながあめ。淫雨(インウ)・宿雨 ②恩恵のたとえ。 0
鎮静 チンセイ [0] 気持ちがしずまり落ち着くこと。また、そうさせること。「―剤」 0
扇動 センドウ [0] 世間の人の気持ちをあおり、ある行動をとるように仕向けること。「―されて暴徒と化した」 「煽動」の書きかえ字。 0
目障り めざわり [2] ①物を見るのにじゃまになるもの。「あの煙突が―だ」 ②見ていて不愉快になるもの。「君の態度が―だ」参考「障り」はさしつかえ、じゃまの意。 0
勘所 カンどころ [0],[3] ①三味線・琴などの弦楽器で、一定の音を出すために弦を押さえる位置。②物事をうまく実行するうえでの大切な点。急所(キュウショ)。「―をはずすな」表記②「肝所」とも書く。 0
凌駕 リョウガ [1] 他をしのいでそのうえに出ること。「総合力で相手を―した」表記「陵駕」とも書く。 0
準急 ジュンキュウ [0] 「準急行」の略。急行に次いで停車駅が少ない列車・電車。 0
哀歌 アイカ [1] かなしい心情を詠(よ)んだ詩歌。悲歌。エレジー。哀詩 0
渦紋 カモン [0] うず巻きの模様。うず巻き形。「絵柄は斬新(ザンシン)な―の模様だ」 0
僕射 ボクヤ ①中国の尚書省の次官で、左右各一人。唐・宋(ソウ)代には宰相の任に当たった官名。 ②日本では、左右大臣の唐名。 0
根太 ねダ [0] 床板を支えるため、床下にわたしてある横木。 0
宰る つかさど-る 責任者として仕事をあずかる。仕事をとりしきる。 0
泛称 ハンショウ [0] 同じ種類のいくつかのものを、一つにまとめていう名称。表記「汎称」とも書く。 0
眷みる かえり-みる ①振り返って見る。 ②気づかう。心配する。また、目をかけ引き立てる。 0
烙く や-く 鉄などを熱する。また、鉄を熱して体にやきつける。 0
地方 ジかた [2],[1] ①舞踊の伴奏の音楽。また、それを受け持つ人。 ②能楽での地謡。また、その役をする人。 ①②立方(たちかた) ③江戸時代の農村。村方(むらかた)。町方(まちかた)参考「チホウ」と読めば別の意になる。 0
偐 にせ 本物をまねて作ったもの。まがいもの。いんちき。「―紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)」表記「贋」とも書く。 0
花魁草 おいらんそう クサキョウチクトウの別称。ハナシノブ科の多年草で、赤紫色などの花を多数つける。夏由来華やかな花の姿を、着飾った花魁に見立てたことから。 1
心有る こころあ-る [4] ①分別がある。道理がわかる。「―人ならわかるはずだ」 ②思いやりがある。また、趣を解する。「―はからい」 心無い 0
方図 ホウズ [0] 物事の限り。さだめ。際限。「―がない」「野(の)―な生活」 0
盗る と-る [1] 他人の金品をぬすむ。奪う。「財布を―られた」 0
奔逸 ホンイツ [0] ①走り逃げること。 ②勝手気ままに振る舞うこと。「―な行動をするな」 0
名寄せ なよせ [0] 名所や人や物などの名前を集めて記した書物。 0
逼る せま-る [2] ①時間や場所・状況などが確実に近づく。すぐそばにおしよせる。「夕闇(ゆうやみ)が―る」「海岸が―る」「死期が―る」 ②無理じいする。強く要求する。「即時の返答を―る」 0
空言 クウゲン [0] ①根拠のない話。いつわりの言葉。うそ。「―に惑わされる」虚言 ②口先だけで実行の伴わない言葉。参考①「そらごと」とも読む。 0
虧損 キソン 欠き、そこなうこと。物が欠けて悪い状態になること。 0
確守 カクシュ [1] しっかりと守り通すこと。「命令を―する」 0
根締め ねじめ [3] 移植した草木の周囲の土をしっかりと固めること。また、生け花や庭木の根元に添える草花。 0
考査 コウサ [1] ①調査し、考えて判断をすること。 ②生徒の学力をしらべること。試験。「中間―」 0
指揮者 シキシャ [2] ①指図・命令をする人。 ②合奏や合唱の指揮をする人。コンダクター。 0
小振り こぶり [0] 形が小さめであること。他より小さいこと。「―の茶碗(チャワン)」 大振り 0
重 え [1] 重なったものや重なった回数を数える語。「八(や)―桜」 0
竜虎 リュウコ [1] ①竜(たつ)とトラ。 ②力量がすぐれて優劣のない、二人の強者・英雄のたとえ。「―相搏(う)つ(両雄どうしが争う)」参考「リョウコ」とも読む。 0
三役 サンヤク [1] ①相撲で、大関・関脇(せきわけ)・小結(こむすび)の総称。 ②政党・団体・会社などで、三つの重要な役職。また、その役職の人。 ③能楽で、シテ方に対してワキ方・狂言方・囃子(はやし)方の総称。 参考①現在では、ふつう横綱も含む。 0
寸言 スンゲン [0] 短い言葉。短いが、深い意味の込められた言葉。 0
毬 いが [2] クリなどの実を包んでいる、たくさんのとげの生えた外皮。 0
弔鐘 チョウショウ [0] 死者をとむらうために打ち鳴らす鐘。 0
了然 リョウゼン はっきりしているさま。明らかにわかるさま。 0
棺を蓋いて事定まる カンをおおいてことさだまる 死んでから初めてその人物の評価が定まること。また、生前の評価は利害などがからんで当てにならないこと。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
冷泉 レイセン [0] ①つめたい泉。 ②温泉法で、セ氏二五度以下の鉱泉。温泉 0
亶い あつ-い ①物に厚みがある。 ②集めた物がたくさんあるさま。 0
兎走烏飛 トソウウヒ 歳月があわただしく過ぎ去るたとえ。月日の速く過ぎるたとえ。露往霜来由来中国古代の伝説で日(太陽)にカラスがすみ、月にウサギがすむということから、「烏兎(ウト)」で歳月や月日にたとえる。〈荘南傑(ソウナンケツ)の詩〉参考「烏飛兎走」ともいう。 0
理非 リヒ [1] 道理にかなうことと、かなわないこと。正と邪。「―を論ずる」 0
清濁併(あわ)せ吞(の)む セイダクあわせのむ 度量の大きいたとえ。「清い水(善)」も「濁った水(悪)」も、ともにのんでしまう意から。「―大人物」 参考「清濁併呑(セイダクヘイドン)」ともいう。 0
授賞 ジュショウ [0] 賞を与えること。「優勝杯の―式」 受賞
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漢字の豆知識 「伯父」と「叔父」を使い分ける ~似たもの漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
打板 チョウハン おもに禅宗の寺で庫裏(クリ)などに掛け、時刻の合図などに打ち鳴らす楽器。金属製で雲形をしている。雲版(ウンパン)。表記「長板」とも書く。 0
盗人猛猛しい ぬすっとたけだけしい 悪事をとがめられて、逆に食ってかかること。盗みをはたらきながら、ずうずうしく大きな態度をしているさま。 1
岩礁 ガンショウ [0] 海中にかくれている大きな岩。暗礁 0
催事場 サイジジョウ [0] 展示会や特売会など特別の催しを行う場所。「デパートの―で個展を開く」 0
無銘 ムメイ [0],[1] 美術工芸品などに、作者の名がしるされていないこと。また、そのもの。在銘 0
急追 キュウツイ [0] 激しい勢いで追いかけること。「敵を―する」猛追 0
相乗 ソウジョウ [0] 二つ以上の数を掛け合わせること。「―効果(二つ以上の要素が重なり大きな効果となること)をねらう」「―作用」 0
宇 いえ [0] 大きな屋根におおわれた建物。大きな建築物。 0
理性 リセイ [1] いっときの本能や感情に左右されず、物事を論理的に考え、自己の行動を律する心のはたらき。「激怒のあまり―を失う」感性・感情 0
嘆かわしい なげ-かわしい [5] なげかずにはいられない。情けなく、悲しい。「軽薄な言動を―く思う」 0
極貧 ゴクヒン [0] このうえなく貧乏で生活が苦しいこと。「―に苦しむ」赤貧 0
無用 ムヨウ [0],[1] ①役に立たないこと。「―の長物(チョウブツ)(役に立たず、邪魔になるもの)」有用 ②必要のないこと。「問答―」 ③用事のないこと。「―の者、立入り禁止」 ④してはならないこと。禁止を表す語。「天地―」 0
色好い いろよ-い [3] 望ましい。好ましい。期待したとおりのようす。「―い返事」 0
弔意 チョウイ [1] 人の死を悲しみいたむ気持ち。「謹しんで―を表す」祝意 0
緞帳 ドンチョウ [0] ①刺繡(シシュウ)で模様をあしらった厚地の布。仕切りなどに用いる。 ②劇場で、巻いて上げ下ろしする厚地の幕。 0
加速度 カソクド [3],[2] ①単位時間に速度が変化する割合。 ②物事の進行がしだいに速くなること。「―をつける」 0
宏図 コウト 遠大なはかりごと。規模の大きな計画。宏謨(コウボ)表記「洪図・鴻図」とも書く。 0
鳥臓 ももき 鳥の内臓。特に、胃袋。参考「ももぎ・ももげ」とも読む。 1
利率 リリツ [0] 利息の元金に対する割合。「定期預金は―がよい」 0
暖流 ダンリュウ [0] 周りの流域よりも高温の海流。赤道付近から高緯度海域へ向かって流れる。日本海流(黒潮)・対馬(つしま)暖流・メキシコ湾流など。寒流 0
踏まえる ふ-まえる [3] ①足で踏みつける。 ②ある事実や考え方を根拠とする。「歴史を―えて交流する」「経験を―えて助言する」 0
演し物 だしもの [3],[2] 芝居などで上演する作品。表記「出し物」とも書く。 0
風雲の器 フウウンのうつわ 時勢に乗じて功名をあげ、天下をねらうに足りる能力と度量を備えた人物。〈『後漢紀(ゴカンキ)』〉 0
醺う よ-う 少し酒を飲んで心身の感覚が普通でなくなる。ほろよいになる。 0
雨樋 あまどい [2] 屋根に降った雨水を軒先で受け、地面に流れるようにした、とい。 0
証する ショウ-する [3] ①証明する。「身の潔白を―する」 ②保証する。うけあう。「その人であることを―する」 0
十八番 おはこ [4] ①とっておきの得意芸。 ②人のよくする動作や口にする言葉。「―の小言が始まる」 由来一説に、歌舞伎(カブキ)の市川家に伝わる一八作品の得意芸「歌舞伎十八番」の台本を箱に入れて保存したことから。 表記「御箱」とも書く。 参考「ジュウハチバン」とも読む。 1
鬱乎 ウッコ ①草木の盛んに茂るさま。②物事の盛んなさま。 0
表装 ヒョウソウ [0] 「表具」に同じ。 0
日影 ひかげ [0] ①日の光。日ざし。 ②「日脚」に同じ。 0
一時 ひととき [2] 「一時(イッとき)」に同じ。 0
畳の上の水練 たたみのうえのスイレン 実地の訓練がなければ、実際の役に立たないことのたとえ。 畳の上の陣立(ジンだ)て・机上の空論 0
欄外 ランガイ [0] 新聞や雑誌・書籍などの紙面を囲んだ枠の外、または本文の外。「―の注を見よ」「―広告」 0
戦を見て矢を矧(は)ぐ いくさをみてやをはぐ 平素の準備が大事だという戒め。戦争になってから矢を作る意から。 渇して井を穿(うが)つ・盗人(ぬすびと)を捕らえて縄を綯(な)う 0
細い ほそ-い [2] ①長さに比べて、周囲が小さい。やせている。「―い脚」 ②せまい。「―い道」 ③澄んでいて声量が少ない。「声が―い」 ④量が少ない。「食が―い」「火が―い」 0
粛殺 シュクサツ [0] 秋風が冷たくなり、草木を枯らすこと。 0
私費 シヒ [1],[0] 個人で出す費用。「―留学」 自費 国費・公費・官費 0
虚栄 キョエイ [0] 実質が伴わないのに外面だけよく見せようとすること。みえ。「―心」 0
盛運 セイウン [0] 物事が栄えていく運勢。さかんな運命。「―を祈る」 衰運 0
贈賄 ゾウワイ [0] 賄賂(ワイロ)をおくり与えること。「―の容疑で逮捕された」 収賄 0
鎺金 はばきがね 刀の刀身が鞘(さや)から抜け出さないように鍔元(つばもと)を押さえる金具。 0
往生際 オウジョウぎわ [0] ①死にぎわ。 ②あきらめ。「―が悪い」 0
突飛 トッピ [0] 考えもつかないさま。ひどく変わっているさま。「―な行動」奇抜 0
溝板 どぶいた [0] 下水道の上に、ふたのようにかぶせた板。 0
明日ありと思う心の仇桜 あすありとおもうこころのあだざくら 明日があると思って今日できることをしないでおくと、好機を逃してしまうこと。また、世の中の無常なことのたとえ。参考親鸞(しんらん)の歌とされ、「夜半(よわ)の嵐(あらし)の吹かぬものかは」と続く。 1
寡言 カゲン [0] 口数が少ないこと。無口。「―実行」寡黙多言 0
液晶 エキショウ [0] 「液状結晶」の略。液体と固体の中間の状態にある物質。電圧や温度変化に敏感に反応するため、電子計算機・パソコン・テレビなどの画像表示に用いる。「―パネル」「―表示が多くなった」 0
溶暗 ヨウアン 映画やテレビなどの技法で、だんだん画面を暗くしたり音を小さくしたりすること。フェードアウト。溶明 0
領海 リョウカイ [0] 一国の沿海のうち、その主権の及ぶ範囲と認められる海域。「―侵犯」公海 0
相続 ソウゾク [0],[1] 受け継ぐこと。特に、財産上の権利・義務を受け継ぐこと。「遺産―」 0
山葵 わさび [1] アブラナ科の多年草。日本特産。渓流に自生し、栽培もする。葉はハート形で、根茎は太い。全体に強い辛味と香気がある。根茎は香辛料、葉と花は食用。 春 1
疣蛙 いぼがえる [3] ①ツチガエルの別称。②ヒキガエルの別称。 由来からだの表面にいぼのような突起があることから。 0
前胡 のだけ セリ科の多年草。 由来「前胡」は漢名からの誤用。 土当帰(のだけ) 1
暗香疎影 アンコウソエイ 夜、どこからともなく漂ってくる花の香りと月の光に照らされて、まばらに映る木々の影の意。梅についていうことが多い。〈林逋(リンポ)の詩〉 0
辻強盗 つじゴウトウ [3] 道端で通行人をおそう強盗。おいはぎ。 0
物貰い ものもらい [3] ①人に金品をもらって生活する者。こじき。かたい。 ②まつげの毛根に細菌が入って、化膿(カノウ)したまぶたのはれもの。麦粒腫(バクリュウシュ)。 0
鎮魂 たましずめ [0] ①「鎮魂(チンコン)」に同じ。 ②「鎮魂の祭り」の略。陰暦一一月の中の寅(とら)の日に、天皇・皇后などの魂を鎮めて長久を祈る宮中の儀式。みたまふり。 1
下品 ゲヒン [2] 品格がなく、いやしいさま。「―な食べ方」上品参考「ゲボン」と読めば別の意になる。 0
抜群 バツグン [0] 大勢のなかで、とび抜けてすぐれていること。「―の成績」 0
釐正 リセイ 改め正すこと。おさめ正すこと。改正すること。釐革 0
厚朴 ほおのき [1] モクレン科の落葉高木。日本特産で山地に自生。葉は大きな卵形。初夏、芳香のある黄白色の大形の花をつける。材はやわらかく版木・家具などに用いる。ホオ。 由来「厚朴」は漢名からの誤用。表記「朴の木」とも書く。 1
金は三欠(か)くに溜(た)まる かねはサンかくにたまる 義理・人情・交際の三つを犠牲にするほどの覚悟でなければ、金はたまらないということ。世間並みの生活をしていたのでは、金はたまるものではないことをいう。 0
蜑戸 タンコ あまの住む家。 0
成立 セイリツ [0] ①物事が成り立つこと。「議員の三分の二以上の出席で本会議が―した」 ②できあがること。まとまること。「法案の―」 0
埋み火 うずみび [3] はやく燃え尽きないように、灰の中にうずめた炭火やたどんの火。いけび。冬 0
仏教 ブッキョウ [1] 紀元前五世紀ころ、インドで釈迦牟尼(シャカムニ)が開いた宗教。現世の苦悩を超越し、悟りの境地に至ることを目的とする。釈教(シャクキョウ) 0
排水 ハイスイ [0] ①不用の水を外に出すこと。水はけ。「汚れた水は―溝に流れる」 ②水に浮かんだ物体が、水中に沈んだ部分と同体積の水を押しのけること。多く、艦船にいう。「―量」 0
光耀 コウヨウ 光り輝くこと。光り輝くもの。「―ある母校の歴史」 0
問荊 すぎな トクサ科のシダ植物。由来「問荊」は漢名から。 杉菜(すぎな) 1
探求 タンキュウ [0] どこまでもさがし求めること。「災害の原因を―する」探索 0
悪妻は百年の不作 アクサイはヒャクネンのフサク わるい妻をもつと、一生苦労して不幸なことになるということ。参考「百年」は「六十年」ともいう。 0
成体 セイタイ [0] 子を産み育てることができるほどに、成育した動物。 0
諸・諸諸 もろもろ 多くのもの。いろいろのもの。「―の事情がある」 諸般 1
喝る しか-る 大声でどなりつける。大声を出して押しとどめる。 0
膝とも談合 ひざともダンゴウ 一人で悩むよりは、どんな相手にでも相談したほうがよいということ。 由来考えがまとまらず困ったときは、抱いた膝でも相談相手になるところから。 0
十大功労 ひいらぎなんてん メギ科の常緑低木。中国原産。庭木にする。葉はヒイラギに似て、縁は鋭いのこぎり状。春、黄色の小花を総状につける。トウナンテン。 由来「十大功労」は漢名から。 表記「柊南天」とも書く。 1
文質 ブンシツ 飾りと中身。表面の美しさと実質。はなやかなことと地味なこと。「―を兼ね備える」 0
項垂れる うなだ-れる [0],[4] 悲しみや心配などでしょげかえり、頭を前にたれる。うつむく。 0
興業 コウギョウ [0] 産業や事業をおこすこと。産業や事業を盛んにすること。「殖産―」 0
鼻腔 ビコウ [0] 鼻の内部のがらんどうになったところ。気道の入り口にあたる。参考医学では「ビクウ」と慣用的に読む。
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漢字の豆知識 書けそうで書けない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
脱落 ダツラク [0] ①あるはずのものが抜け落ちていること。特に、印刷物でページや字句が抜けていること。「詩集に一行の―が見つかった」 ②仲間や組織についていけなくなること。「先頭集団から―する」「―者」落伍(ラクゴ) 0
束ねる たば-ねる [3] ①細長いものを、ひとまとめにする。たばにする。「髪の毛を―ねる」「紙幣を―ねる」 ②集団や組織をまとめる。「町内会を―ねる」 0
呪文 ジュモン [0] まじないの文句。のろいをかけるときに唱える言葉。「―をかける」 0
教化 キョウカ [1] 人をよい方向へ教え導くこと。徳化参考「キョウケ」と読めば、衆生(シュジョウ)を教え導いて仏道に入らせる意になる。 0
決裁 ケッサイ [1] 権限をもつ者が、採否を決めること。「社長が―する」 0
皇祚 コウソ [1] 天皇の位。皇位・帝位参考「祚」は天子の位の意。 0
斂葬 レンソウ [0] 死者を、地中にほうむりおさめること。しかばねを、埋めほうむること。「皇太后の―の儀」埋葬 0
処理 ショリ [1] 物事をとりさばいて始末すること。「事務―」 処分・処置 0
大向こう おおむこう [3] 劇場で、正面の観客席の後ろの立見席。転じて、一般の見物人。「―をうならせる(大衆の絶賛を得る)」参考大向こうに、芝居通の人が多かったともいわれる。 0
類義語 ルイギゴ [0],[3] 意味が同じ、または似かよっている語。「預金」と「貯金」、「美しい」と「きれい」など。類語。対義語 0
白詰草 しろつめくさ [3],[4] マメ科の多年草。ヨーロッパ原産。葉は三枚の小葉からなる複葉。夏、白い小花を球状につける。牧草・肥料用。クローバー。春由来江戸時代にオランダから渡来したガラス器の箱につめられていたことから。 0
弊帚千金 ヘイソウセンキン 身のほどをわきまえず、思い上がる。また、自分のつまらない持ち物を価値があると思っているたとえ。こわれたほうきに千金の価値があるという意から。由来中国、三国時代、魏(ギ)の曹丕(ソウヒ)が、人は得意なことで過ちを犯し、相手の不得意なことを軽んじるものだと述べたときに引いたことわざから。〈魏文帝(ギブンテイ)『典論』〉表記「弊帚」は「敝帚」とも書く。 0
無下に ムゲに [1] そっけなく。むやみに。「―断ることはできない」 0
由無い よしな-い ①根拠や理由がない。つまらない。「―いことを言うな」 ②手段や方法がない。仕方がない。「―く、言うままにしたがう」 0
五体投地 ゴタイトウチ [4] 頭と両ひじ・両ひざを地面につけて行う拝礼。仏教で最高の拝礼。稽首作礼(ケイシュサレイ) 0
賢明愚昧 ケンメイグマイ 知力にすぐれ道理に通じていることと、愚かで道理にくらいこと。また、そうした人。「昧」は、くらい、道理にくらい意。 0
避ける よ-ける [2] ①いやなものや害をなすものに、出あわないようにする。さけて防ぐ。「水たまりを―ける」 ②あるものを取りのける。除外する。 0
沢鵯 さわひよどり キク科の多年草。湿った草地に自生。葉は長楕円(ダエン)形。秋、茎頂に紅紫色の頭花を多数総状につける。 0
声聞 ショウモン [1],[0] 元来は仏の教えを聞き、阿羅漢(アラカン)となることを目的とする仏道修行者。のちに個人的な解脱(ゲダツ)を目的にする小乗の徒として、大乗仏教から批判されるようになった。 0
抜糸 バッシ [0] 手術の切り口がふさがったあと、切り口を縫い合わせた糸を抜き取ること。「一週間後に―する」 0
空挺 クウテイ [0] 「空中挺進」の略。地上部隊が飛行機を使い、パラシュートなどで空から敵地に進軍すること。「―作戦」 0
妻夫 めおと 夫婦。妻(つま)と夫(おっと)。みょうと。 表記「夫婦・女夫」とも書く。 1
御法度 ゴハット [2],[0] ①武家時代の法律。江戸時代には禁制の意にも。「法度」の尊敬語。武家諸法度・禁中並公家諸法度(キンチュウならびにクゲショハット)など。 ②禁じられていること。「私用の電話は―だ」 0
牛 うし [1] ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物で、家畜化されたもの。乳・肉・皮を利用する。「―を馬に乗り換える(有利なほうを取る)」 0
粗鬆 ソショウ おおざっぱであらいこと。きめがあらく、ざらざらしていること。 参考「粗」「鬆」はともにあらい意。「ソソウ」とも読む。 0
垣籬 エンリ 竹や柴(しば)などで目をあらく編んで作った垣。まがき。 0
僂める かが-める 体をまるく曲げる。かがむ。「背を―めて落とした物を拾う」 0
影像 エイゾウ [0] ①かげの形。物のかげ。 ②絵画や写真にあらわれた人物や神仏の姿。肖像 0
常陸 ひたち 旧国名の一つ。現在の茨城県。常州(ジョウシュウ)。 1
自律 ジリツ [0] 自分で自分のわがままを抑えたり、自分の規律にしたがって行動すること。「学問の―性」 自主 他律 0
鴉 からす [1] カラス科の鳥の総称。 烏(からす) 0
李下に冠を正さず リカにかんむりをたださず 他人に少しでも疑いをもたれるような行動は慎むべきであるという戒め。スモモの木の下で冠を整えようと手を上げると、スモモの実を盗むかと疑われる意から。〈古楽府(コガフ)-君子行〉瓜田(カデン)に履(くつ)を納(い)れず
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漢字の豆知識 疑われないためには冠を正さず ~用心深くいきましょう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
紀伝体 キデンタイ [0] 歴史の記述法の一つ。天子の伝記である本紀(ホンギ)、重要人物の伝記である列伝などが中心。中国では『史記』、日本では『大鏡』など。編年体・紀事本末体 0
悪事 アクジ [1] ①わるいこと。わるいおこない。 ②不吉なこと。災難。 ①②善事・好事 0
冑 かぶと [1] 合戦のとき、頭部を守るためにかぶる鉄または革製の武具。甲(よろい) 0
炭礦 タンコウ [0] 炭鉱 0
証書 ショウショ [0] ある事実の証拠となる文書。「卒業―を授与される」 証文 0
心中 シンチュウ [1],[0] 心のなか。「―複雑な思い」「―を察する」 胸中・内心 参考「シンジュウ」と読めば別の意になる。 0
氓 たみ ①他国から逃げてきた人。移住民。 ②人民。庶民。 0
雅楽寮 うたリョウ [3] 律令(リツリョウ)制で宮廷音楽を担当した役所。参考「ガガクリョウ」とも読む。 1
高弟 コウテイ [0] 弟子の中で、特にすぐれている者。一番弟子。高足 0
日暈 ニチウン 光の屈折などにより太陽の周囲に見える輪。参考「ひがさ」とも読む。 0
側室 ソクシツ [0] 身分の高い人のそばめ。めかけ。 正室 0
営巣 エイソウ [0] 動物が巣を作ること。「親鳥が―に励む時期だ」 0
別封 ベップウ [0] ①それぞれ別に封をすること。また、そのもの。「申込み用紙を―する」 ②別に添えてある封書。「贈り物に手紙を―して送る」 0
単車 タンシャ [0] エンジンつきの二輪車。オートバイ。四輪車 0
藁千本あっても柱にならぬ わらセンボンあってもはしらにならぬ 役に立たないものがたくさん集まっても、なんの足しにもならないたとえ。 0
歓迎 カンゲイ [0] よろこんで迎えること。よろこんで受け入れること。「―会を開く」「新入生を―する」歓待歓送 0
魘われる おそ-われる [5],[0],[4] 恐ろしい夢を見て苦しめられる。うなされる。「こわい夢に―れる」 0
併用 ヘイヨウ [0] 二つ以上のものを一緒に使うこと。「そろばんと電卓を―する」表記「並用」とも書く。 0
圧延 アツエン [0] 金属に圧力をかけておし延ばし、板や棒・管状に加工すること。 0
気疎い ケうと-い うとましく不愉快である。気にそまない。いとわしい。「あいつに会うのは―い」 0
二百十日 ニヒャクとおか [0] 立春から数えて二一〇日めの日。九月一日ころ。このころによく大きな台風が来るので、農家は災害に備える。秋 0
姓名 セイメイ [1] 名字(ミョウジ)と名前。姓と名。「書類に―を記入する」「―判断」 氏名 0
禁遏 キンアツ [0] 禁止してやらせないようにすること。おしとどめること。禁止 0
路傍 ロボウ [0] 「路頭」に同じ。 0
砲 おおづつ [1] 火薬で弾丸を撃ちだす兵器で、口径が大きいもの。大砲。火砲。 0
便益 ベンエキ [0] 便利で有益であること。「組織の―を図る」便宜 0
旧暦 キュウレキ [0] 太陰暦の別称。太陽暦に対し、月の運行をもとにして作られたもの。一八七二(明治五)年以前に使われていた。陰暦。新暦・太陽暦 0
不器用 ぶきっちょ [2] 「不器用(ブキヨウ)」に同じ。 1
感佩 カンパイ [0] 恩などに深く感謝して忘れないこと。「厚意に―する」「―措(お)く能(あた)わず」参考「佩」は帯につける飾り玉の意から、身に帯びること。 0
父兄 フケイ [2],[1] ①父と兄。 ②学校へ通っている子をもつ親、保護者の旧称。 0
木鶏に似たり ボクケイににたり 強敵に対して、びくともしないこと。また、精神を統一して外からの刺激にまったく動じないこと。「木鶏」は木彫のニワトリ。また、闘鶏用の強いニワトリのたとえ。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
八尺瓊曲玉 やさかにのまがたま [0] ①多くの玉をひもで通して輪にした古代の装飾品。 ②三種の神器の一つ。表記「曲玉」は「勾玉」とも書く。 1
理智 リチ [1] 理知 0
輪転機 リンテンキ [3] 機械印刷で、円筒形の原版を回転させて印刷する機械。 0
中陰 チュウイン [0] 「中有(チュウウ)」に同じ。 0
愁える うれ-える [3] 心配し、思い悲しむ。悲しみ、思い悩む。「病身を―える」「身の孤独を―える」 0
食い扶持 くいブチ [0],[2] 食費。食物を買う金。転じて、生活費。「居候(いそうろう)が来て―が増える」 参考「扶持」は武士の給料の意で、おもに米で与えられたことから。 0
馴化 ジュンカ [0] ちがう土地で育った生物が、その土地の気候・風土になれること。「この土地に―した作物だ」 0
燎 かがりび 柴(しば)などをやぐらに組んで庭でたき、あかりとする火。にわび。燎火(リョウカ)。 0
烹る に-る 水などを加えて、やわらかくなるまで火にかける。「小魚を―る」 0
事大主義 ジダイシュギ [4] はっきりとした自分の意見や主張がなく、ただ勢力の強い者につきしたがっていこうとする考え方。「―を排除する」 0
落人 おちゅうど [2] 戦いに負け、人目をしのんで逃げて行く者。「平家の―」参考「おちうど」とも読む。 1
銀盤 ギンバン [0] ①銀で作った皿や盆。 ②氷の表面。スケートリンク。「―の女王」 0
辿る たど-る [2],[0] ①さぐりながら進む。「地図を―って行く」 ②道や川などに沿って進む。「険しい山道を―る」 ③手がかりや筋道を追って進む。「おぼろげな記憶を―る」 ④事態がある方向に進んで行く。「会社は没落の運命を―った」 0
略式 リャクシキ [0] 正式の手続きや様式の一部を省いた方式。手軽なやり方。略儀。「―起訴」正式・本式 0
内謁 ナイエツ [0] 内々に身分の高い人に面会すること。「―を賜る」参考「謁」は目上の人に面会する意。 0
塡める は-める ①入れる。さしこむ。「指輪を―める」「手袋を―める」 ②おとしいれる。だます。「敵を計略に―める」 0
雄藩 ユウハン [1],[0] 大きくて、勢力のある藩。「西南の―」大藩 0
介入 カイニュウ [0] 第三者が、争いやもめごとなどの間に割りこむこと。立ち入って干渉すること。「他国が内政に―してきた」 0
奮闘 フントウ [0] 力をふるって、争い戦うこと。また、力いっぱい努力すること。「孤軍―」「事態収拾のために―する」奮戦 0
主治医 シュジイ [2] ①多くの医師の中心になって治療に当たる医師。 ②かかりつけの医師。 0
魚屋 ととや [0] 高麗茶碗(コウライヂャワン)の一つ。赤土の上に青茶色の釉(うわぐすり)をかけたもの。 由来昔、「ととや」という堺(さかい)の商人が所有していたからとも、千利休(せんのりきゅう)が魚屋の店先で見つけたことからともいわれる。表記「斗々屋」とも書く。 1
乱用 ランヨウ [0] 本来の用途以外のことに使うこと。また、考えもなくむやみに使うこと。「職権を―する」表記「濫用」とも書く。 0
密猟 ミツリョウ [0] 禁制をおかして、こっそり狩猟をすること。「保護地区での―があとを絶たない」 0
所業・所行 ショギョウ 行い。振る舞い。しわざ。「許しがたい―の数々」 行為・所為 参考多く、好ましくない意味で用いる。 0
眩く くるめ-く [3] 目がくらくらする。目が回る。「目―く光の中」「―くばかりの光景」 0
春期 シュンキ [1] 春の期間。「市の補助で、―集団検診を行う」 0
国柄 くにがら [0] ①国や地方の特色や持ち味。 ②歴史や伝統に根ざした国の性格。 0
邁く ゆ-く ①遠く行く。前進する。 ②過ぎ去る。月日がたつ。 0
鵲の橋 かささぎのはし 七夕の夜、カササギが翼を並べて天の川に架け、牽牛(ケンギュウ)星と織女(ショクジョ)星の逢瀬(おうせ)を助けるといわれる橋。男女の仲をとりもつもののたとえ。 秋 0
飽食終日 ホウショクシュウジツ 腹いっぱい食べて一日を終わる。何もしないで一日を過ごすこと。〈『論語』〉無為徒食(ムイトショク) 0
心頭 シントウ [0] こころ。心中(シンチュウ)。「怒り―に発する(はげしく怒る)」 念頭 0
音締め ねじめ [0] 琴・三味線などの弦を巻きしめて、調子を合わせること。また、そうして調えられたときに出る、美しくさえた音。 0
善哉 よいかな [3],[1] ほめる言葉。よいことであるよ。いいなあ。いいぞ。 参考「ゼンザイ」とも読む。 0
単記 タンキ [1] 一枚の用紙に、一人の名前だけを記入すること。「―投票」連記 0
生す な-す [1] 子をうむ。出産する。「子まで―した仲」 0
搴る と-る 抜きとる。持ち上げて抜く。「敵の旗を―る」 0
強風 キョウフウ [0],[3] 強い風。樹木全体がゆれるほどの風。「―にあおられる」「―注意報」暴風・大風(おおかぜ)・烈風(レップウ) 0
万雷 バンライ [0] 多くのかみなり。転じて、滝や拍手などの大きく激しい音や響きのたとえ。「―の拍手に迎えられる」 0
氷枕 こおりまくら [4] 氷をゴム製の袋に入れて、枕とするもの。「発熱には―で頭を冷やすといい」水枕 0
挟む はさ-む [2] ①間に入れる。中間の位置に置く。「机を―んですわる」 ②間に入れ両方から押さえる。つまむ。「箸(はし)で―む」 0
余地 ヨチ [1] ①何かができるゆとり。余裕。部分。「同情の―なし」「選択の―がない」 ②あまっている土地。空き地。すきま。「立錐(リッスイ)の―もない満員電車」 0
前途 ゼント [1] ①目的地までの道のり。「―はほど遠い」 ②これから先の人生。将来。 0
照魔鏡 ショウマキョウ 悪魔をうつしだす鏡。転じて、人間や社会の隠れた本当の姿をうつしだすもの。 0
羅馬尼亜 ルーマニア バルカン半島北東部にある共和国。石油や天然ガスを産出し、農業も盛ん。首都はブカレスト。 1
薄給 ハッキュウ [0] 給料が少ないこと。安月給。「―に甘んじる」高給 0
夜鷹 よたか [1] ①ヨタカ科の鳥。 怪鴟(よたか) ②江戸時代、夜の町で客引きをした娼婦(ショウフ)。 ③夜歩きする者。「―蕎麦(そば)(夜、屋台などで売り歩くそば)」 0
門跡 モンゼキ [0],[1] ①一門一派の教えを伝承する寺。また、その僧。 ②皇族・公家が住職として跡を継ぐ寺。 ③本願寺の管長の俗称。 0
裸足 はだし [0] ①足に何もはいていない状態。素足。夏 ②専門家でも及ばない技術や能力をもっていること。「玄人―」表記「跣」とも書く。
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漢字の豆知識 「伯父」と「叔父」を使い分ける ~似たもの漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
衍文 エンブン [0] 文中に誤って入った不要な文。衍字 0
羝羊藩に触る テイヨウまがきにふる 見さかいなく突進して、うまくいかずに進退きわまることのたとえ。雄のヒツジがまがきに突っこんで、角が引っかかって動けなくなるという意から。「藩」は垣根の意。〈『易経』〉 0
束 つか [2] ①「束柱」の略。梁(はり)と棟(むね)との間や、縁側の下などに立てる短い柱。 ②製本したときの、本の厚み。「―のある本」 0
蝮 まむし [0] クサリヘビ科の毒ヘビ。日本各地にすむ。頭は三角形。全身暗褐色で、円形の斑紋(ハンモン)がある。全長は約六〇(センチメートル)。卵胎生。まむし酒・黒焼きは強壮剤に用いる。夏 0
偶因 グウイン [0] 偶然の事情や原因。「―が重なって起きた事故」 0
蛹 さなぎ [0] 完全変態をする昆虫類の発育の一段階。幼虫が成虫になる前に、食物をとらずかたい殻でおおわれてじっとしているもの。蛹虫(ヨウチュウ)。「―が羽化する」 0
蒙い くら-い 事情を知らない。また、道理を知らない。「理に―い人々が多い」 0
豢う やしな-う 家畜を飼育する。家畜に穀物を与えて育てる。 0
救国 キュウコク [0] 国を危難からすくうこと。「―の英雄と称賛される」 0
開立 カイリュウ [0] 数学で、ある数や整式の立方根を求めること。また、その計算方法。参考「カイリツ」とも読む。 0
永訣 エイケツ [0] とわの別れ。死別。「ついに―の朝となった」永別 0
散らす ち-らす [0] ①散るようにする。「蜘蛛(くも)の子を―す」「紙吹雪を―す」 ②やたらに…する。「どなり―す」 0
鰯鯨 いわしくじら [4] ナガスクジラ科のヒゲクジラ。全長約二〇(メートル)。北太平洋・北大西洋・南極海に分布。背部は黒く、腹部は白い。鼻孔から出す噴気は四(メートル)にも達する。春、日本近海にも来てイワシなどの小魚を捕食。 0
春信 シュンシン ①春の訪れ。 ②花が咲いたという便り。 花信・芳信 0
紗 うすぎぬ [0] 織り目の粗い薄い絹織物。細糸で織った軽い絹織物。 参考「シャ」とも読む。 0
謝罪 シャザイ [0] 過失や罪をわびること。「新聞に―文を掲載する」 0
硬貨 コウカ [1] 金属製の貨幣。コイン。「五百円―」紙幣 0
国衙 コクガ [1] ①律令(リツリョウ)制時代の国司の役所。国府 ②「国衙領」の略。国司が統治する土地。国領 0
議決 ギケツ [0] 会議で合議により決定すること。また、その決定事項。「公害調査案を―する」決議 0
寞寞 バクバク 静かでさびしいさま。ひっそりと静まりかえっているさま。 0
試薬 シヤク [0],[1] ①化学分析などで、特定の物質を検出するのに使う薬品。 ②見本の薬。 0
湯麺 タンメン [1] 中華そばの一種。いためた野菜などを加えた塩味のスープのそば。参考「タンメン」は中国語から。 0
澆い うす-い 愛情の程度が弱い。人情が希薄である。淳(あつ)い 0
受験 ジュケン [0] 試験を受けること。「私立高校を―する」 春 0
狐臭 わきが わきの下から不快なにおいを出す症状。腋臭症(エキシュウショウ)。表記「腋臭・胡臭」とも書く。 1
尺度 シャクド [1] ①ものの長さを測る道具。ものさし。「―をあてる」 ②長さ。寸法。「―を測る」 ③物事を評価したり批判したりする基準。めやす。「人物評価の―」 0
裙帯 クンタイ ①裳(も)と帯。 ②裳についている飾りの紐(ひも)。参考②「クタイ」とも読む。 0
積集・積聚 セキシュウ つもり集まること。集めて蓄えること。 参考「積聚」は、「シャクジュ」と読めば胃痙攣(イケイレン)・癇癪(カンシャク)のこと。 0
耘る くさぎ-る 田や畑の草を取る。除草する。 0
民営 ミンエイ [0] 民間が経営すること。「国営の事業を―化する」国営・官営 0
極楽の入り口で念仏を売る ゴクラクのいりぐちでネンブツをうる その道によく通じた人に必要のないことを教えるたとえ。一心に念仏を唱えて極楽往生した人に、もう念仏は必要ないことから。釈迦(シャカ)に説法 0
我慢 ガマン [1] ①たえしのぶこと。「食べたいのを―する」辛抱 ②大目に見ること。「もう一度だけ―してやる」堪忍 ③自分を偉いと思い、他人を軽蔑(ケイベツ)すること。高慢 0
昏れ くれ 日が暮れて暗くなるころ。日暮れ。たそがれどき。 0
場末 ばすえ [0] 町の中心から離れた所。うらぶれた場所。「―の酒場」 0
序曲 ジョキョク [1] ①歌劇などで、開幕前や組曲の最初に演奏する管弦楽曲。 終曲 ②物事のはじめや前触れのたとえ。「大災害の―」 0
専制 センセイ [0] 権力をもつ者が、自分の思うとおりに決定し、行うこと。「―政治」 0
柱石 チュウセキ [0] ①柱といしずえ。 ②社会や組織を支える、頼りになる大事な人物。「国家の―となる」 0
変奏曲 ヘンソウキョク [3] 一つの主題をもとに、旋律・和音・リズムなどを変化させて構成した楽曲。バリエーション。 0
賂い まいない [0] ①礼として贈る金品。「―の品を受けた」 ②便宜をはかってもらうために贈る、不正な金品。賄賂(ワイロ)。 0
奇跡 キセキ [0],[2] 常識では考えられない不思議な出来事。「神の―」「―の復活」 「奇蹟」の書きかえ字。 0
魚条 すわやり 昔、魚肉を細くさいて乾燥した保存食。削って食べる。すわり。表記「楚割」とも書く。 1
幽棲・幽栖 ユウセイ 俗世間を避けて静かに住むこと。また、その住まい。幽居・閑居 0
偏人 ヘンジン [0] 一風変わった性質の人。変わり者。奇人表記「変人」とも書く。 0
鬆 す [0],[1] ①時期が過ぎたダイコン・ゴボウや煮過ぎた豆腐などの内側にできる、細かい穴。「大根に―が入る」 ②鋳物の内側にできる空洞。 0
鄙びる ひな-びる [3] 田舎風で、素朴な感じがする。田舎めく。「―びた温泉」 0
現世 うつしよ [1],[0] この世。隠(かく)り世(よ)参考「ゲンゼ・ゲンセ」とも読む。 1
断案 ダンアン [0] ①最終的な考えを決めること。最終的な判断。断定した案。「―を下す」 ②論理学で、結論。 0
眩人 ゲンジン 魔術師。魔法使い。手品師。参考人の目をくらます意。 0
磨穿鉄硯 マセンテッケン 強い意志をもってたゆまずに勉学に励むこと。「磨穿」は、すり減って穴があく意。「今日の栄光は―の成果だ」故事 中国五代、晋(シン)の桑維翰(ソウイカン)が、鉄の硯(すずり)がすり減って穴があくまで猛勉強を続け、科挙(官吏の登用試験)に合格した故事から。〈『五代史』〉参考「鉄硯磨穿」ともいう。蛍窓雪案 0
断行 ダンコウ [0] 反対や障害などを押し切って行うこと。強行すること。「熟慮―」敢行 0
要請 ヨウセイ [0] 必要なこととして願い求めること。「食糧援助を―する」 0
提げ重 さげジュウ [2] 手にさげて持ち歩けるように作ってある重箱。提げ重箱。 0
一瀉千里 イッシャセンリ [1],[4] ①物事が一気にはかどるたとえ。川の水が傾斜地を流れ出すと、たちまち千里も走る意から。「―にかたづく」 ②文章や弁舌がよどみないことのたとえ。「―に書きあげる」一気呵成(イッキカセイ) 0
川上の嘆 センジョウのタン 孔子が川辺に立ち、流れる水を見て、万物が絶えることなく変化し、時が戻ることなく過ぎ去っていくのを嘆いた故事をいう。 参考「逝(ゆ)く者は斯(か)くの如(ごと)きかな、昼夜を舎(お)かず」〈『論語』〉は、このときの言葉。 0
神色自若 シンショクジジャク [0] 精神状態も顔色も、いつもと変わらず落ち着いているさま。「神色」はこころと顔色、「自若」は落ち着いて動じない意。〈『晋書(シンジョ)』〉「―とした態度」 泰然自若 周章狼狽(シュウショウロウバイ) 0
伯林 ベルリン ドイツ連邦共和国の首都で、ドイツの北東部にある都市。 1
問診 モンシン [0] 医者が診断のために、患者自身に病状や病歴などを質問すること。聴診・視診 0
舘 たち ①貴族や役人の宿舎または邸宅。②小さい城。「衣川(ころもがわ)の―」参考「たて」とも読む。 0
軍靴 グンカ [1] 軍隊用のくつ。軍人のはく、革でできた丈夫なくつ。「―の響き」 0
年譜 ネンプ [0] ある個人または団体の経歴について、年代順に書き記したもの。 0
軀 からだ 身体。胴体。むくろ。参考折り曲げることのできる身(み)の意。 0
戟 ほこ [1] 長い柄のついた、刃に枝のような横刃の出た武器。引っ掛ける戈(カ)と突き刺す矛(ボウ)を合わせたもの。 0
愚者も一得(イットク) グシャもイットク おろかな者でも、たまにはすぐれた考えをすることがあるということ。自分の意見を述べるときに謙遜(ケンソン)していう言葉。「得」は得失の得で、得ること。〈『史記』〉参考「愚者も千慮に一得あり」ともいう。千慮の一失・知者の一失 0
恭菜 ふだんそう アカザ科の一年草、または二年草。南ヨーロッパ原産。野菜として栽培。葉は大きく長卵形。 由来「恭菜」は漢名より。和名は、四季を通じていつでも食用にできることから。表記「不断草」とも書く。 1
杜絶 トゼツ [0] 途絶 0
匣 はこ [0] ふたのついた小箱。手箱。 0
半切・半截 ハンセツ ①半分に切ること。また、半分に切ったもの。 ②「半折」に同じ。 0
桜桃 オウトウ [3] ①セイヨウミザクラの別称。また、その果実。さくらんぼう。夏 ②ユスラウメの別称。 山桜桃(ゆすらうめ) 0
炎 ほのお [0],[1] ①気体が燃えるときに出る、火の先の部分。「一面―の海となる」 ②怒りや嫉妬(シット)の激しい感情のたとえ。「怒りの―が燃え上がる」表記「焰」とも書く。 0
天路・天道 あまじ ①天上にあるというみち。また天にのぼるみち。 ②六道の一つで、天上にあるとされる世界。天上界。 1
匹儔 ヒッチュウ [0] 同程度であること。肩を並べること。また、その相手。たぐい。仲間。匹敵参考「匹」「儔」ともに仲間の意。 0
皎潔 コウケツ 真っ白でけがれのないこと。一点のくもりもなく清潔なこと。参考「キョウケツ」とも読む。 0
中間 チュウカン [0] ①二つのものの真ん中。また、進行の途中。「―管理職」「―報告」 ②程度・性質などが中ぐらいなこと。かたよっていないこと。「―色」「―的存在」 0
方便 たつき [1] ①事を始めたり、ようすなどを知ったりする手段。手がかり。②生活の手段。生計。「アルバイトを―とする」表記「活計」とも書く。参考「たずき」とも読む。また、「ホウベン」と読めば別の意。 1
職掌 ショクショウ [0] 受けもっている任務。「―柄、服装は端正であるべきだ」 役目・職分 0
嫉む ねた-む [2] 自分よりすぐれた部分を、うらやましく思って憎む。「人の成功を―む」 0
実測 ジッソク [0] 距離や面積などを、計器を使って実際に測ること。「―値」 0
抱負 ホウフ [0] 心にいだいている考えや計画。「新年に当たって―を述べた」 0
百人力 ヒャクニンリキ [0] ①一〇〇人分の力があること。 ②非常に力強く感じること。「君が加われば―だ」 0
出雲 いずも 旧国名の一つ。現在の島根県の東部。雲州(ウンシュウ)。 1
相談 ソウダン [0] ある物事について、他人の考えを聞いたり意見を述べ合ったりすること。話し合い。「ラジオの人生―」 0
卑小 ヒショウ [0] つまらなくて価値がないさま。取るに足りないさま。「―な存在」 0
欲する ほっ-する [0],[3] あるものを手に入れたいと思う。ほしいと願う。望む。「本能の―するままに動く」 0
団塊 ダンカイ [0] かたまり。「―の世代(戦後のベビーブームに生まれた世代)」 0
後産 あとザン [2] 出産後、しばらくして胎盤や卵膜などが排出されること。参考「のちザン」とも読む。 0
喉元 のどもと [0] のどのあたり。食道と気管に通じるところ。「―思案(ジアン)(目先だけの浅はかな思案)」 0
日付変更線 ひづけヘンコウセン [0] 地球上の時差を調整するため、太平洋上の一八〇度の経線を基準として設定した日付の境界線。東から西へ越えるときは日付を一日進ませ、西から東へ越えるときは一日遅らせる。 0
深謝 シンシャ [1] ①深く感謝し礼をいうこと。 ②心の底からわびること。 0
薯蕷 とろろ [5],[0] ①ヤマノイモやナガイモなど、とろろ汁にするいも。トロロイモ。 ②①をすりおろして、調味料を加えた料理。とろろ汁。 ①②秋 参考①「やまのいも」とも読む。 1
万能一心 バンノウイッシン 何事も一心に集中して学ばなければ、身につかないということ。また、いろいろ技能をもっていても、真心が欠けていればなんの役にも立たないということ。真心で事を行うことの大切さをいう。 0
立 リットル 体積(容積)の単位。一リットルは一〇〇〇立方(センチメートル)。リッター。 0
宴 うたげ [1] 人が集まり、飲食しながら楽しむ会。宴会。酒宴。「春の―を開く」 0
消費 ショウヒ [0],[1] ①金品・時間・体力などを使い尽くすこと。「時間を無駄に―するな」 ②経済活動で、欲望を満たす目的で財貨を使い、なくすこと。「―指数」「―者」 ①②生産 0
訥弁 トツベン [0] どもったりして、つかえがちな話し方。口べた。「実直さを物語るかのような―」能弁 0
家庭 カテイ [0] 夫婦・親子など、一つの家で共に生活する人々の集まり。また、その場所。「楽しい―にしたい」 0
紫電一閃 シデンイッセン 研ぎ澄ました刀剣を振り下ろすときのきらめくさま。転じて、事の緊急なさま。短い時間の急激な変化の形容。「一閃」は一瞬のきらめきの意。 0
曲直 キョクチョク [0] ①曲がったものとまっすぐなもの。 ②正しくないものと正しいもの。正邪。「理非―をただす」是非(ゼヒ) 0
女子 ジョシ [1] ①女児。娘。「―を産む」 子女 ②女性。「―大学」 婦人 ①②男子 0
意気投合 イキトウゴウ [1],[0] 互いの気持ちが、ぴったり合うこと。「投合」は一致する意。「初対面で―する」情意投合 0
団扇 うちわ [2] ①あおいで風を起こす道具。細い竹ひごを骨にし、紙や絹を張って柄をつけたもの。夏 ②相撲の行司が持つ軍配(グンバイ)。軍配団扇。参考「ダンセン」とも読む。 1
行在所 アンザイショ [0],[5] 昔、天皇の外出の際に設けられた仮の御所。行宮(アングウ)。 0
試煉 シレン [1],[0] 試練 0
哀哀父母 アイアイフボ 苦労を重ねた父母の死をかなしみ、その恩に報いることができなかったことをなげく語。親孝行な子が親を思慕する真情を表したもの。「哀哀」は深くかなしむさま。〈『詩経』〉 0
禁止 キンシ [0] してはならないと命じてその行為をさせないこと。行為を禁じること。「駐車―」禁制・禁遏(キンアツ)許可 0
並称 ヘイショウ [0] あわせて呼ぶこと。また、並べてほめること。「杜甫(トホ)は李白(リハク)と―される詩人である」表記「併称」とも書く。 0
仮面梟 めんふくろう メンフクロウ科の鳥。ヨーロッパやアフリカにすむ。顔は白くハート形。表記「面梟」とも書く。 1
牌 ふだ [1] ①板などに文字を書いてしるしとしたもの。看板やメダルなど。 ②遊戯などに使う絵や字をかいた木片や紙片。カルタ・トランプ・マージャンなど。 0
福徳 フクトク [0] ①善行とそれによって得る福利。 ②幸福と利益。また、それらに恵まれること。 0
藺 い [1] イグサ科の多年草。湿地に自生、また水田で栽培。茎は長さ約一(メートル)で節がなく、畳表や花むしろの材料になる。昔、髄(ズイ)は灯心に用いた。イグサ。トウシンソウ。夏表記「莞」とも書く。 0
棄却 キキャク [0] ①捨てて取り上げないこと。「議案を―する」却下 ②訴えを受けた裁判所が審理し、不適当な訴訟内容をしりぞけ無効とすること。「裁判所は上告を―した」 0
侵攻 シンコウ [0] 他国の領土に侵入して、攻めること。「―作戦」 侵犯 0
人生行路 ジンセイコウロ [5] 人が生きて行く道。世渡りのこと。 0
自動 ジドウ [0] ①自分の力で動くこと。特に、機械などの操作に使う。「―改札」 ②「自動詞」の略。目的語をもたない動詞。 他動 0
一つ ひとつ [2] ①数の名で、いち。自然数の基になるもの。 ②同じであること。同じもの。「目標を―にする」「―釜(かま)の飯」 ③一方。一面。「―には環境問題がある」 ④上の語の意味を強める。さえ。「お礼―言えない」 ⑤ともかく。ちょっと。ためしに。どうか。「―考えてみます」「ここは―よろしく」 0
残す のこ-す [2] ①残るようにする。とどめておく。「家族を郷里に―す」「おいしいものは最後に―す」 ②余りをつくる。余す。「食事を―す」「財産を―す」 ③のちに伝える。「人は死して名を―す」 ④相撲で、踏みこらえる。「技をはずしてからくも―した」 0
極論 キョクロン [0] ①極端な意見。極端な例を持ち出して議論すること。極言 ②徹底的に論じつくすこと。 0
巾着 キンチャク [3],[4] ①口のひもをひっぱると閉まるようにできている、布などで作った袋。また、口をひもでくくる布製の財布。 ②「腰(こし)巾着」の略。力のある人にべったりくっついて離れない人のたとえ。 0
梭 ひ [1] 機織りの道具。横糸をくぐらせて通す、舟形の管。その中に糸巻きをおさめる。 0
端株 はかぶ [0] ①商法上、一株に満たない株式。株式配当・株式分配・株式併合などにより生じる。 ②証券取引法上、売買取引の単位に満たない数の株式。 0
舟に刻みて剣を求む ふねにきざみてケンをもとむ 時勢の移り変わりを知らず、古い考えや習慣に固執する愚かさのたとえ。融通のきかないたとえ。 故事中国、春秋時代、楚(ソ)の人が舟で川を渡っているとき、水中に剣を落とし、あとで探す目印として剣の落ちた船べりに刻みをつけた。のちになって、舟が進んでいるのにそこから水中に入って剣を探したという故事から。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉 株を守って兎(うさぎ)を待つ 0
八重 やえ [1] ①八つ、またはいくつも重なっていること。また、そのもの。 ②「八重咲き」の略。花弁がいくえにも重なって咲くこと。また、その花。「―桜の苗木を植えた」 0
紫華鬘 むらさきケマン ケシ科の多年草。山野に自生。葉は羽状に細かくさける。晩春、紫紅色の筒状唇形花をつける。ヤブケマン。 春 0
旗魚 かじき [1] マカジキ科とメカジキ科の海魚の総称。熱帯から温帯の外洋に分布。体はマグロに似るが、上あごが長く突き出ている。カジキマグロ。食用。冬表記「梶木」とも書く。 1
雨疏・雨捌 あまはけ 雨水がとどこおらないでよく流れること。また、そのようにした所。 1
夕焼けに鎌を研げ ゆうやけにかまをとげ 夕焼けの翌日は晴天になるということ。「鎌を研げ」は、野良仕事の準備をせよという意。 0
明文化 メイブンカ [0] はっきりと条文に書きあらわすこと。条文に明らかに規定すること。「罰則規定を―する」 0
肯じる がえん-じる 受け入れる。承知する。肯定する。「医師の忠告を―じなかった」 0
裸子植物 ラシショクブツ [4] 種子植物のうちで、雌しべに子房がなく胚珠(ハイシュ)が露出しているもの。イチョウ・マツ・ソテツなど。被子植物 0
再興 サイコウ [0] 一度衰えていたものが、ふたたび盛んになること。また、盛んにすること。「お家の―を期する」 復興 0
新内 シンナイ [0] 「新内節(ぶし)」の略。浄瑠璃(ジョウルリ)の一種。心中物(シンジュウもの)などを題材とし、語りは哀調を帯びている。「―流し」 由来江戸時代に鶴賀(つるが)新内が語って人気を得たことから。 0
同感 ドウカン [0] 他の人と同じように感じること。同じ意見であること。「君の意見にまったく―だ」 0
友情 ユウジョウ [0] 友達との間の情愛。友愛の情。「部活で励まし合って―を深めた」友誼(ユウギ)・友愛 0
訝る いぶか-る [3] あやしむ。うたがわしく思う。不審に思う。「どぎまぎした様子を―る」 0
水域 スイイキ [0] 水面上に定められたある一定の範囲。「危険―」「漁業専管―」 0
蒙昧 モウマイ [0] 知識がなく、物事の道理をよく知らないこと。「無知―な人々を救済した」愚昧表記「曚昧」とも書く。 0
唱導 ショウドウ [0] ① 仏法を説いて、人を仏道に引き入れること。 ②他人を自分の意見で先導すること。 表記②「倡導」とも書く。 0
巫医 フイ みこと医者。また、医者。由来古代では、みこが医者を兼ねたことから。 0
名立たる なだ-たる [3] 名前が広く知られているさま。有名な。名高い。「―剣豪」 0
顕教 ケンギョウ [1] 具体的にわかりやすく説かれた仏教の教え。密教で、密教以外の宗派に対していう。顕宗密教参考「ケンキョウ」とも読む。 0
再拝 サイハイ [0] ①二度礼拝すること。 ②手紙の末尾に記し、敬意を示す言葉。「頓首(トンシュ)―」 0
盤領 あげくび [0] 昔の衣服の着方。袍(ホウ)、狩衣(かりぎぬ)などで領(えり)を立てて着ること。垂頸(たりくび)表記「上げ頸」とも書く。 1
徂く ゆ-く ①一歩ずつ進んでいく。おもむく。 ②去る。また、死ぬ。 0
囚人 シュウジン [2] ①刑務所や拘置所に収容されている人。 ②牢獄(ロウゴク)につながれている人。在監者。とらわれびと。 囚徒 参考「めしゅうど」とも読む。 0
縫い包み ぬいぐるみ [0] ①布の中に綿などを入れて縫ったもの。特に、動物をかたどった玩具(ガング)。「犬の―」 ②芝居や催しなどで、人が動物に扮(フン)するときに着る衣装。「学芸会で猿の―を着る」 0
醪酒 もろみざけ 醸造して、まだ、かすをこしていない酒。にごり酒。どぶろく。 0
遊撃 ユウゲキ [0] ①攻撃する敵を定めておかずに、場合に応じて敵を攻撃し味方を助けること。また、その軍隊。「―戦を展開する」 ②野球の「遊撃手」の略。ショートストップ。表記①「游撃」とも書く。 0
盗人に鍵(かぎ)を預ける ぬすびとにかぎをあずける 信用してはいけない人を信用して損をすることのたとえ。わざわいのもとになるものを助長して、かえって被害を大きくすることのたとえ。盗人と知らずに、自分の家の鍵を預ける意から。盗人に蔵の番 0
推敲 スイコウ [0] 詩や文章を作るとき、より適切な字句や表現を求めて、練り上げること。「―に―を重ねる」 故事中国、唐の詩人賈島(カトウ)は、「僧は推す月下の門」の句で「推す」がよいか「敲(たた)く」がよいか迷いに迷っていたとき、たまたま出会った文豪の韓愈(カンユ)から「敲く」がよいと助言されたという故事から。〈『唐詩紀事』〉
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・あつじ所長の漢字漫談28 お坊さんと「すいこう」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
馬陸 やすで [0] ヤスデ目の節足動物の総称。陰湿地にすむ。体はムカデに似る。触れるとまるくなり、臭気を放つ。ゼニムシ。エンザムシ。オサムシ。夏由来「馬陸」は漢名から。 1
号砲 ゴウホウ [0] 合図として打つ銃砲。また、その音。「―一発」 0
棋士 キシ [1],[2] 囲碁や将棋を職業としている人。棋客 0
乳歯 ニュウシ [1] 人で、最初に生えそろう二〇本の歯。生後六か月ごろから生え始め、一〇歳前後に永久歯に抜けかわる歯。永久歯 0
咎 とが [1] ①あやまち。罰せられるような行い。つみ。「強盗の―で逮捕された」 ②天がくだす罰(バチ)。わざわい。 0
帳場 チョウば [3],[0] 商店や旅館などで、帳簿をつけたり、勘定や金銭の出納などをする所。会計場。 0
彩る いろど-る [3] ①ほどよく色をつける。「紅葉が山を―る」 ②色や物を取り合わせて飾る。「美しい花で食卓を―る」 ③化粧をする。「歌舞伎(カブキ)役者が顔を―る」 0
和平 ワヘイ [1] 争いをやめ、仲直りして平和になること。「―交渉の進展」 0
鑢 やすり [0] のこぎりの目立てや金属の表面を平らにする工具。棒状または板状で、表面に細かい刻み目がある。「角落としに荒目の―を使う」「―をかける」 0
壁虎 やもり ヤモリ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。守宮(やもり) 1
被害 ヒガイ [1] 損害や危害を受けること。「幸いに―がなかった」加害 0
故意 コイ [1] ①わざとすること。「事実を―にゆがめる」「―に情報を流す」 ②法律で、結果を知りながら、あえてその行為をする意思。「未必の―」過失 0
貧窶 ヒンク まずしさのためにやつれること。参考「ヒンル」とも読む。 0
既往症 キオウショウ [0],[2] 今は治っているが、以前かかったことのある病気。 0
断簡零墨 ダンカンレイボク 切れ切れになった文書や書状、古人の筆跡などのこと。「断簡」は切れ切れになった文書。「零墨」は一滴の墨の意で、墨跡の断片のこと。断編残簡・断編零墨 0
族 やから [0] ①血縁のもの。一族。身内。 ②仲間。同類のグループ。「不逞(フテイ)の―」 0
際疾い きわど-い [3] ①もう少しで悪い状態になる、すれすれのところであるさま。あやうい。「―いところで助かる」「反則すれすれの―いプレー」 ②わいせつになる一歩手前である。「―い話を平気でする」 0
明断 メイダン [0] 迷うことなく明快にさばくこと。また、そのような裁断。きっぱりとした判断。「―を下す」 0
尉鶲 じょうびたき [3] ヒタキ科の小鳥。日本に冬鳥として渡来。全長約一四(センチメートル)。羽に白斑(ハクハン)があることから「紋付き鳥」ともいう。雄はのどが黒、胸腹部が赤褐色で美しい。秋 0
地卵 ジたまご [2],[3] その土地で産したニワトリの卵。じたま。 0
易易 やすやす [3] 非常にたやすいさま。簡単に物事が行われるさま。 0
脹雀 ふくらすずめ ①肥えてふくれたスズメ。また、寒さのため羽をふくらませたスズメ。 ②江戸時代の女性の髪形の一つ。 ③若い女性向けの帯の結び方。由来②③形が①に似ることから。表記「福良雀」とも書く。 0
小荷駄 こにダ ①ウマに背負わせる荷物。 ②室町時代、戦場へ運ぶ武具など。また、それを運ぶ駄馬隊。 0
飲み代 のみしろ [0],[2] 飲んだ酒の代金。酒代(さかダイ)。「今月は―がかさんだ」 0
荒療治 あらリョウジ [3] ①患者の苦痛を無視し、手荒な治療を行うこと。 ②思いきった改革をすること。物事を手荒にさばくこと。「汚職まみれの会社には―が必要だ」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 してはいけない「荒治療」 ~順序が違うと成り立たない三字熟語~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
雨脚・雨足 あまあし ①雨が降り移っていく状態。「―が遠のく」 ②降るさまが線のように見える雨。「―が白く激しい」参考「あめあし」とも読む。 0
応急 オウキュウ [0] 急場をしのぐ間に合わせ。「―処置を施す」「けがの―手当て」 0
医薬 イヤク [1] ①病気の治療と、予防のために用いる薬品。 ②医療と調剤。また、医師と薬剤師。「―分業」 0
黒幕 くろマク [0] ①歌舞伎(カブキ)で場の変わり目に用いる黒い幕。 ②表面に出ないで指図したり、そそのかしたりする人。「政界の―」
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漢字の豆知識 黒幕の語源はどこから? 身近な言葉の語源を探る1 (公財)日本漢字能力検定協会 0
越鳥南枝に巣くう エッチョウナンシにすくう 故郷をなつかしみ、忘れがたい気持ちが非常に強いこと。中国南方の越で生まれた鳥は、北国へ渡っても故郷により近い南側の枝に巣をつくる意から。 由来ゆえあって別れた男女の切ない心をうたった古詩から。〈『文選(モンゼン)』古詩十九首〉胡馬(コバ)北風に依(よ)る 0
筆録 ヒツロク 文字や文章にして記録すること。また、その記録。 0
切磋琢磨 セッサタクマ [1] 学問や修養によって自分をみがき、完成させること。また、同じ志をもつ者が、互いに競い合って学問や技量をみがくこと。「切磋」は動物の骨や象牙(ゾウゲ)を切ってみがく、「琢磨」は玉石をのみでけずってみがく意。〈『詩経』〉 表記「切磋」は「切瑳」とも書く。 0
機帆船 キハンセン [0] 発動機と帆の両方を備えている小型の船。 0
画像 ガゾウ [0] ①絵にかいた肖像。 ②スクリーン・テレビなどにうつる映像。 0
結婚 ケッコン [0] 男女が夫婦になること。「―指輪を交換する」婚姻離婚 0
堤 テイトウ [3],[0] 土手。堤防。つつみ。 0
不都合 フツゴウ [2] ①都合の悪いこと。「―が生じる」好都合 ②人の道にはずれたこと。ふとどき。「―な振る舞い」 0
暴論 ボウロン [0] 筋のとおらない乱暴な議論や論理。「会議で―を吐く」 0
安閑 アンカン [0] ①心安らかに暮らすさま。 ②危険が迫ったときに何もせずにのんびりしていること。「受験が近いのに―としている」 0
急峻 キュウシュン [0] 傾斜が急でけわしいこと。また、そのようす。「―な山」 0
陰森 インシン ①樹木が生い茂って暗いようす。 ②薄暗くてもの寂しいようす。 0
花言葉・花詞 はなことば 花ごとにその特徴などを踏まえて、特定の意味をもたせたもの。バラは「純愛」、白ユリは「純潔」など。 0
奕棋 エッキ 囲碁。また、碁をうつこと。「晩年、―を楽しむ」 0
仁徳 ジントク [0],[1] いつくしみの徳。他人の辛苦を除き、喜びや楽しみを与えようとする徳。「―あふれる政治」 参考「ニントク」とも読む。 0
胸先 むなさき [0] 胸のあたり。みぞおちのあたり。「証文を―に突きつけられた」胸元 0
泣く泣くも良い方を取る形見(かたみ)分け なくなくもよいホウをとるかたみわけ 泣きながらも形見分けではいい物を取ること。どんなに悲しい時でも、欲だけは忘れない人間の浅ましさをいった言葉。 0
明朗 メイロウ [0] ①明るくほがらかなこと。「―な人柄で好感がもてる」 ②ごまかしがなく、はっきりしていること。「―会計」 0
登校 トウコウ [0] 授業を受けるため、生徒・児童が学校に行くこと。「―拒否」下校 0
凸凹 でこぼこ [0] 物の表面に高低があるさま。また、ふぞろいで一様でないさま。「―した道を歩く」「社員の能力に―がある」 1
長屋 ながや [0] 一棟の細長い家を区切って、いくつかの世帯が別々に住めるようにしたもの。棟(むね)割り長屋。 0
糸蜻蛉 いととんぼ [3] イトトンボ科のトンボの総称。体は細長く、ふつうのトンボより小形。はねを背の上で合わせて止まる。トウスミトンボ。 夏 表記「豆娘」とも書く。 1
一党 イットウ [0] ①一つの政党・党派。「社会主義国の多くは―制だ」 ②仲間。一味。 0
繁蕪 ハンブ ①雑草が生い茂っていること。 ②文章がくど過ぎること。 0
慢る おこた-る なまける。するべきことをしない。いいかげんにする。 0
大蚊 ががんぼ [0] ガガンボ科の昆虫の総称。カに似るが大きく、吸血しない。あしはきわめて長く、もげやすい。カトンボ。夏 1
兄貴 あにキ [1] ①弟妹が兄を親しんで呼ぶ語。 ②親しい間柄で、年長の者を呼ぶ語。「―分」「―風を吹かす」 0
無人 ブニン [0] ①人数が少ないこと。人手が足りないこと。「あいにく―で申し訳ないが手伝えない」 ②人がだれもいないこと。参考「ムニン」とも読む。また、②「ムジン」とも読む。 0
被衣 かずき 平安時代以降、身分の高い女性が外出のとき人目を避けるために頭からかぶった薄い衣。きぬかずき。 1
両天秤 リョウテンビン [3],[0] ①皿ばかり。 ②どちらかは得られるように、同時に両方に関係をつけておくこと。二股(ふたまた)をかけること。「―をかける」 0
誣い言 しいごと 「誣言(フゲン)」に同じ。 0
構想 コウソウ [0] 全体の内容について考えをまとめ、組み立てること。また、その考え。「―を練ってから論文を書く」 0
遺漏 イロウ [0] もれ落ちること。見落とすこと。手ぬかり。「計画を万事―なくやり遂げた」欠漏・脱漏 0
異説 イセツ [0] 一般とはちがった説。「―を唱える」通説・定説 0
犠打 ギダ [1] 「犠牲打」の略。野球で、打者自身がアウトになる間に、走者を進塁させるための打撃。バントや大きな外野フライなど。「―により一点をあげる」 0
解答 カイトウ [0] 疑問や問題を解いて答えを出すこと。また、その答え。「問題の正しい―を教える」参考「回答」と書けば、質問や要求に対しての単なる返答の意になる。 0
遷延 センエン [0] 物事が長引くこと。のびのびになること。「―策」 0
冠木門 かぶきモン [3] 二本の柱の上のほうを貫く横木を渡した、屋根のない門。 0
霹靂 ヘキレキ [0] ①引き裂くような激しい雷。また、雷鳴。「青天の―(突然起こった大事件)」 ②激しい音が響くさま。「―たる雷鼓」
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「雷」「霹靂」って何のこと?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
風雅 フウガ [1] ①上品で、趣のあるさま。「石庭には―な趣がある」風流 ②詩歌・書画・文芸などの道。「―に聞こえた人物」 0
困る こま-る [2] ①どうしてよいか分からずに悩む。考えがまとまらずに苦しむ。「事件の処理に―っている」 ②貧乏で苦しむ。「生活に―る」 0
甘海苔 あまのり [2] 紅藻類ウシケノリ科の海藻の総称。アサクサノリ・スサビノリなど。海水のかかる岩に生え、赤紫色または黒紫色で紙状。食用。春表記「紫菜」とも書く。 1
雄編・雄篇 ユウヘン 雄大で力のこもった、すぐれた作品や著作。「作者畢生(ヒッセイ)の―」 0
些些 ササ [1] わずかなさま。すこしばかり。「―たる仕送り」 些少 0
謨る はか-る 物事の解決のために広く議論して、企画や戦略などを定める。 0
杆菌 カンキン 棒状や円筒形の細菌の総称。結核菌・赤痢菌・大腸菌など。バチルス。 0
酸漿草 かたばみ [0] カタバミ科の多年草。 由来「酸漿草」は漢名より。葉や茎に酸味があることから。 酢漿草(かたばみ) 1
美技 ビギ [1] みごとな演技。すばらしいわざ。ファインプレー。「―を競う」 0
嘖む さいな-む [3] きつくしかったりとがめたりする。他人を責めて大声でしかる。「責め―む」 0
骨粗鬆症 コツソショウショウ [4] 骨の質がもろくなり、折れやすくなる症状。加齢や栄養不足などにより起こる。
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・あつじ所長の漢字漫談29 医学用語にはなぜ難しい漢字が使われるのか?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
建立 コンリュウ [0] 寺院や仏像などをつくること。「この寺は奈良時代に―された」造立 0
緩い ぬる-い [2] やり方などがきびしくない。ゆるやかだ。ゆるい。「手―い処置」 0
遺品 イヒン [0] ①故人がのこした品物。生前使っていた品物。かたみ。「祖母の―を整理する」 ②遺失物。忘れ物。 ①②遺物 0
刑 しおき [1] 刑罰。また、罰の総称。表記「仕置」とも書く。 0
底止 テイシ [0],[1] 行き着くところまで行って止まること。「株価の暴落は―するところを知らない」 0
障泥 あおり [0] ウマの横腹とあぶみの間に垂らしてウマの足からとぶ泥をよける馬具。ふつう円形であったが、武官は方形のものを用いた。 表記「泥障」とも書く。 1
瑰麗 カイレイ 珍しく、きれいなこと。美しくすぐれていること。 0
薬局方 ヤッキョクホウ [4],[0] ①その国の薬事法に基づき、医薬品の品質・純度などを定めた法令。 ②「日本薬局方」の略。 0
賢慮 ケンリョ [1] ①かしこい、すぐれた考え。 ②他人の思慮を敬っていう語。お考え。 0
痛む いた-む [2] ①体に痛みを感じる。「歯が―む」「寒くなると古傷が―む」 ②心に苦しみや悲しみを感じる。「失恋に心が―む」 0
清浄寂滅 ショウジョウジャクメツ 清浄無為(ショウジョウムイ)を説く老子の教えと寂滅為楽(ジャクメツイラク)を説く仏教のこと。道家と仏教。〈韓愈(カンユ)の文〉 0
夢は逆夢 ゆめはさかゆめ 夢では、現実で起こることとは相反するものを見るということ。悪い夢を見たときの縁起(エンギ)直しにいう。 0
法例 ホウレイ [0] ①法律上の定め。 ②法律の適用の範囲を定めた規定。 0
譴める せ-める 厳しくしかる。とがめて責めたてる。「過失を―める」 0
子は鎹(かすがい) こはかすがい 鎹が二つの材木をつなぎとめているように、不仲の夫婦でも子どもへの愛情によって夫婦のきずなが保たれること。「鎹」は材木をつなぐために打つコの字形の釘(くぎ)。物をつなぎ合わせるものの意。 0
語呂・語路 ゴロ 語句を発音したときの続きぐあいや調子。語調。「―がいい」 0
艶福家 エンプクカ [0] 多くの女性からもてはやされる男性。 0
依頼 イライ [0] 人に何かを頼むこと。「原因の究明を専門家に―する」 0
遺憾千万 イカンセンバン 思いどおりにならず、非常に残念なこと。このうえなく心残りであること。残念至極(ザンネンシゴク) 0
託つ かこ-つ [2] ①愚痴や不平不満を言う。嘆く。「不遇を―つ」 ②他のことを口実とする。かこつける。 0
小鼻 こばな [0],[1] 鼻の先の両側のふくらんだところ。「―をふくらませる(不満を表す)」 0
滄海 ソウカイ [0] ひろびろと大きくあおい海。あおうなばら。おおうなばら。 滄溟(ソウメイ) 表記「蒼海」とも書く。 0
吉凶 キッキョウ [0],[3] 縁起のよいことと悪いこと。「おみくじを引いて―を占う」 0
金蓮花 キンレンカ [3] ノウゼンハレンの別称。夏由来「金蓮花」は漢名より。花が黄金色で葉がハス(蓮)に似ることから。 凌霄葉蓮(のうぜんはれん) 0
衆寡 シュウカ [1] 多い人数と少ない人数。多勢と無勢。 0
瀉ぐ そそ-ぐ 傾斜の急な所から低いほうに水をどっと流す。また、流れる。 0
肥馬 ヒバ [1] 太ってたくましいウマ。 0
王子 オウジ [1] ①王の息子。王女 ②昔、皇族で親王(シンノウ)の称号を下されていない男子。 0
庇護 ヒゴ [1] かばいまもること。まもり助けること。 0
準じる ジュン-じる [0],[3] ①あるものを根拠や基準として、それにのっとる。ならう。「前例に―じた寄付金」 ②あるものを正式のものとして、それと同等の扱いをする。なぞらえる。「正会員に―じる資格」 0
風流三昧 フウリュウザンマイ 世間との交わりをやめて、詩文や書画などの風流な趣味にふけること。風流韻事(フウリュウインジ) 0
生殖 セイショク [0] 生物が自分の種族を維持・繁栄させるために子孫をつくること。「植物の―について研究する」 繁殖 0
鷙鳥 シチョウ ワシ・タカなど、他の動物を捕食する鳥。また、性質のあらい鳥。猛鳥。猛禽(モウキン)。 0
疏んじる うと-んじる 遠ざける。忌み嫌う。 表記「疎んじる」とも書く。 0
陰気 インキ [(名)1],[(形動)0] 天候や雰囲気・性格などが暗く、はればれとしないようす。陽気 0
右顧左眄 ウコサベン [1] 周囲の情勢などを気にして、なかなか決断ができないこと。右を見たり左を見たりする意から。参考「左眄右顧」ともいう。左見右見(とみこうみ)・首鼠両端(シュソリョウタン) 0
杪春 ビョウシュン 春の末。暮れの春。陰暦三月ころ。暮春 0
剖析 ボウセキ 細かく分解して分析すること。 0
百葉箱 ヒャクヨウばこ [3] 気象観測用の野外に設けられた箱。白塗りでよろい戸がついており、温度計・湿度計などが入れてある。参考「ヒャクヨウソウ」とも読む。 0
哀しい かな-しい [0],[3] ふびんで胸がしめつけられる思いである。せつない。 0
誓湯 くかたち 古代の裁判の方法。神に誓約して熱湯に手を入れさせ、火傷(やけど)を負ったものを邪とし、負わないものを正とした。くがたち。 表記「探湯・盟神探湯」とも書く。 1
分立 ブンリツ [0] ①わかれて別々に存在すること。「三権―」 ②わけて設立すること。「支店を―する」参考「ブンリュウ」とも読む。 0
連結 レンケツ [0] 結び合わせること。つないで一つにすること。「列車を―する」「―決算」表記「聯結」とも書く。 0
徒骨 むだぼね 骨を折った結果が無に終わること。骨折り損。苦労が報われないこと。「―を折る」徒労表記「無駄骨」とも書く。 0
鳥黐 とりもち [0],[3] 小鳥・昆虫などを捕らえるのに使うガム状の粘着物質。モチノキなどの樹皮からとる。 0
鮭 さけ [1] サケ科の海魚。北太平洋に分布し、秋に産卵のため川を上る。背面は暗青色、腹部は銀白色。肉は淡紅色で美味。卵は「筋子(すじこ)」「いくら」と呼ばれ、食用。シャケ。アキアジ。秋 0
論破 ロンパ [1] 議論して、相手の論じた説を打ち破ること。言い負かすこと。 0
打破 ダハ [1] ①相手を打ちやぶること。撃破 ②悪習や障害をとり除くこと。「現状を―する」 0
難点 ナンテン [3],[0] ①欠点。非難すべきところ。「―が少ない」 ②処理が困難なところ。さばきにくい点。 0
浮塵子 うんか [2] ウンカ科の昆虫の総称。セミに似るが、体長約五(ミリメートル)と小さい。大群をなして飛ぶ。イネやムギなどの害虫。秋由来雲霞(ウンカ)のように群がることから。 1
長い物には巻かれろ ながいものにはまかれろ 権力や勢力が強い者には抵抗せず、とりあえずは相手の言いなりになるのが賢明であるということ。太きには吞(の)まれよ 0
摸索 モサク [0] 模索 0
笊蕎麦 ざるそば [0] 冷やして、ざるやすのこを敷いた器に盛り、汁(つゆ)につけて食べるそば。ざる。 1
刻苧 コクソ 漆に木粉などをまぜたもの。漆塗りの下地に用いる。表記「木屎・粉糞」とも書く。 0
刺草 いらくさ [0],[2] イラクサ科の多年草。山野に自生。茎や葉に蟻酸(ギサン)を含む細かいとげがあり、触ると痛い。若芽は食用。茎から繊維をとる。イタイタグサ。 表記「蕁麻」とも書く。 1
命数 メイスウ [3] ①命の長さ。寿命(ジュミョウ)。「―が尽きる」 ②天から与えられた運命。天命。 ③数学で、ある数に名をつけること。 0
力瘤 ちからこぶ [3] ①ひじを曲げて力を入れたとき、二の腕にできる筋肉の盛り上がり。 ②熱心な尽力や世話。「―を入れる」 0
腹は立て損、喧嘩(ケンカ)は仕損 はらはたてゾンケンカはシゾン 腹は立てるだけ損だし、喧嘩はするだけ損になるから、何事も我慢や忍耐が大事だということ。 0
眛い くら-い 目がよく見えないさま。暗くてはっきり見分けられない。 0
杜父魚 かじか [2] カジカ科の淡水魚。水が澄み小石の多い川にすむ。体長約一五(センチメートル)。体はハゼに似るが、うろこがない。体は暗灰色で、背面に暗色のまだら模様がある。食用。マゴリ。ゴリ。秋由来「杜父魚」は漢名から。和名は、「河鹿」の意で、川にすみ夜鳴くことから。また、背面のまだらが鹿の子(かのこ)模様に似ているからともいう。表記「鰍」とも書く。 1
弾幕 ダンマク [0],[1] 多くの弾丸が連続して発射され、幕を張ったようにすき間のない状態になること。「―をかいくぐって逃げる」 0
冱て返る いてかえ-る 暖かくなりかけて、また再び寒気が強まる。春表記「凍て返る」とも書く。 0
檻車 カンシャ 罪人を乗せて運ぶための檻(おり)の形をした車。 0
葛 くず [1] ①マメ科のつる性多年草。山野に自生。初秋、紅紫色の花が総状に咲く。根から葛粉(くずこ)を採り、茎から葛布(くずフ)を作る。秋の七草の一つ。秋 ②葛粉。 0
脚注・脚註 キャクチュウ 書物の本文の下につけられた注釈。「―を参照して口語訳する」頭注 0
囚縛 シュウバク つかまえてしばっておくこと。特に、罪人などをとらえてしばること。「凶悪犯を―する」 0
強迫 キョウハク [0] ①無理にせまること。むりじい。「―して金を出させる」 ②民法で、相手に害悪の生じることを知らせて自由な意思決定を妨げること。 0
相生 あいおい ①一緒に生まれ、同じように育つこと。 ②同じ根から、木が二本に分かれて生長すること。「―の松」 ③夫婦がそろって長生きすること。 表記③「相老」とも書く。 0
対面 タイメン [1] ①顔を合わせること。面会すること。「初―」 ②向かい合うこと。「―交通」 0
木欒子 モクレンジ モクゲンジの別称。ムクロジ科の落葉高木。 0
紅娘 てんとうむし テントウムシ科の甲虫の総称。 瓢虫(てんとうむし) 1
金策 キンサク [0] 必要な金銭をそろえること。金銭の工面をすること。「―に走る」 0
青嵐 あおあらし [0] 青葉のころに吹く、やや強い風。 夏 参考「セイラン」とも読む。 0
白太 しらタ [2],[0] 材木で樹皮に近い白い部分。白肌。辺材。白身赤身 0
充たす み-たす [2] 中身をいっぱいにする。充足する。「欠員を―す」「顧客の要求を―す」 0
鹹い から-い [4] しおからさが強い。しょっぱい。「関東は味付けが―い」 0
雪風巻 ゆきしまき [3] 雪がはげしく降り、風が吹きまくること。 冬 1
袵 おくみ [0],[3] 和服の前幅を広くとるために、前身ごろの襟から裾(すそ)まで縫いつける半幅の細長い布。「―をつける」 0
銘茶 メイチャ [0] 特別の名前がついている上質の茶。銘柄のある茶。 0
紫苑 シオン [1],[0] キク科の多年草。山地にまれに自生。秋、淡紫色の小さなキクに似た花を多数つける。根はせき止めの薬に用いる。 秋 0
切符 きっプ [0] ①乗車券や入場券など、代金支払い済みのしるしとして出す券。チケット。 ②特定の品物の受け渡しに用いる券。「配給の衣料―」 ③入場する資格。出場する権利。「ワールドカップ出場の―を手にする」 0
追求 ツイキュウ [0] 目的物を手に入れるために、追いもとめること。「利益を―する」 0
噴出 フンシュツ [0] 強くふき出ること。また、強くふき出すこと。「水が勢いよく―している」「不満が―する」 0
双眸 ソウボウ [0] 両方のひとみ。両眼。「鋭い光を放つ―」 参考「眸」はひとみの意。 0
屍諫 シカン 死をもって主君をいさめること。 表記「尸諫」とも書く。 0
常設 ジョウセツ [0] いつも設けてあること。「―の委員会」「美術館の―展示品」 0
二世 ニセ [1] 現世と来世。この世とあの世。「親子は一世、夫婦は―」参考「ニセイ」と読めば別の意になる。 0
珍重 チンチョウ [0] 珍しいものとして大切にすること。「昔から―されてきた品物」 0
慢性 マンセイ [0] 急激な変化はないが、いつまでもなおらずに長びく病気などの状態。「病状はすでに―化している」急性 0
行程 コウテイ [0] ①目的地までの道のり。「歩いて約一時間の―です」 ②旅の日程。旅程 ③ピストンなどの往復距離。 0
煦める あたた-める ①蒸気であたためる。むす。 ②なさけをかける。めぐむ。 0
遠慮 エンリョ [0],[1] ①言動を控えめにすること。辞退すること。「―しないで食べなさい」 ②将来を見通して考えること。「深謀―」 ③江戸時代、武士や僧に科した自宅謹慎の刑罰。 0
貴金属 キキンゾク [2] 化学作用を起こしにくく、産出量の少ない貴重な金属。金・銀・白金など。卑金属 0
痔瘻 ジロウ [0] 痔疾の一種。肛門(コウモン)の辺りに穴があいて膿(うみ)が出る病気。あなじ。 0
城址・城趾 ジョウシ 城のあったあと。 城跡 0
築く つ-く [2] 土や石をつき固めて積み上げる。きずく。 0
必携 ヒッケイ [0] 必ずもっていなければならないこと。また、そのもの。「高校生―の参考書」「登山者―の磁石と地形図」 0
洛陽の紙価を高める ラクヨウのシカをたかめる ある著作や書物の評判が高くなること。また、評判となって盛んに売れ、広く読まれること。故事 中国、西晋(セイシン)の左思が作った『三都賦(サントのフ)』が世間で評判となり、人々が争って転写したため、洛陽の紙が不足して紙の値段が高騰したという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉参考「洛陽の紙貴(たか)し」ともいう。 0
唐橘 からたちばな ヤブコウジ科の常緑小低木。暖地の樹林に自生。夏、白い小花をつけ、赤くて丸い実を結ぶ。タチバナ。 0
侶伴 リョハン [0] 仲間。とも。みちづれ。伴侶 0
鍾美 ショウビ 美を一身にあつめること。また、一人がきわだって美しいこと。 0
七難九厄 シチナンクヤク 七と九の年まわり(一七歳や四九歳など)では、男女とも災厄にあいやすいという俗信。 0
竹篦 しっぺい [3] ①禅宗で、修行者を打って戒めるために用いる竹製の棒。 ②人差し指と中指をそろえて相手の手首を打つこと。しっぺ。参考「たけべら」と読めば、竹を削って作ったへらの意になる。 1
面皮を剝ぐ メンピをはぐ 厚かましい者の真実をあばき、はずかしめる。〈『裴氏語林(ハイシゴリン)』〉 0
撓 しおり [0],[1] 芭蕉(ばしょう)の俳諧(ハイカイ)理念の一つ。深い愛情をもって眺める作者の心情が句の余情となってにじみ出るもの。 0
諷意 フウイ ほのめかしや、あてこすりに込めた気持ち。「―が通じない」 0
赤貧洗うが如(ごと)し セキヒンあらうがごとし 金も物もまったくない、極端な貧乏ぐらしの形容。 0
脊梁 セキリョウ [0] ①背骨。脊柱。 ②長く連なる山や高地のたとえ。「―山脈(主要な分水嶺(ブンスイレイ)となる山脈)」 0
縁由 エンユ ①ゆかり。縁故 ②法律で、人が意志を決定するに至った理由。動機。参考「エンユウ」とも読む。 0
独弦哀歌 ドクゲンアイカ 悲痛な面持ちでひとりで論じるたとえ。ひとりで弦を弾きながら、悲しい調子で歌う意から。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
皆無 カイム [1] 全然ないこと。まったくないこと。ゼロ。「前例は―である」絶無 0
料峭 リョウショウ 風が肌寒く感じられること。「春寒―」 春 0
勿体無い モッタイな-い [5] ①おそれ多い。恐縮するほどありがたい。「私には―い話だ」 ②むだにされるのが惜しい。「まだ使えるのに―い」 0
見せ消ち みせけち [0] 字句の誤りを正すとき、訂正前の字句が読めるように、線や傍点などを示す消し方。 0
復辟 フクヘキ 君主の地位を退いた者が、再びその地位につくこと。重祚(チョウソ)・再祚参考「辟」は君主の意。 0
鉄路 テツロ [1] 鉄道。または、鉄道線路。レール。「大陸の―を行く」 0
死児 シジ [1] 死んだ子ども。また、死んで生まれた子ども。「―の齢(よわい)を数える」 0
塗地 トチ ①地面に倒されて泥まみれになること。 ②転じて、負けること。 0
海抜 カイバツ [0] 平均海水面から測った土地の高さ。「―高度」標高参考日本では東京湾の平均潮位を海抜〇(メートル)とする。 0
澄心 チョウシン 心を落ち着かせて、静かにすること。心をすますこと。また、その心。 0
低木 テイボク [0] 丈の低い木。一般に高さ三(メートル)以下の木を指す。植物学上の旧称は「灌木(カンボク)」。ツツジ・ナンテンなど。高木 0
引証 インショウ [0] 事実を引用して証拠とすること。例を引いて証明すること。「文献からの―」 挙証 0
伏兵 フクヘイ [0] ①待ち伏せして不意に敵を襲う兵。伏せ勢。 ②予期せずに現れて、敵対者や競争相手となる者のたとえ。「とんだ―にホームランを打たれる」 0
典薬頭 くすりのかみ 律令(リツリョウ)制で、宮中の医療や医薬・薬園などをつかさどった典薬寮(テンヤクリョウ)の長官。参考「テンヤクのかみ」とも読む。 1
竹帛 チクハク [0] 書物。歴史書。由来「帛」は絹織物の意で、紙が発明される以前、中国で竹の札や白い絹に文字を書いたことから。 0
内奥 ナイオウ [0] 精神などの内部の奥深いところ。「意識の―にひそむ願望」 0
鉛直 エンチョク [0] ①地球の重力の方向。物体をつり下げた糸の示す方向。また、その方向に向いていること。 ②ある直線・平面に垂直な方向。また、その方向に向いていること。「―線」 0
万鈞 バンキン 非常に重いこと。「―の重み」参考「鈞」は重さの単位。一鈞は三〇斤、中国、周代では約七・六八(キログラム)。 0
錦 にしき [1] ①金銀、または種々の色糸で織った厚手の絹織物。 ②美しくりっぱなもののたとえ。「故郷に―をかざる」 0
進行 シンコウ [0] ①前に向かって進んで行くこと。 ②病気の経過が悪いほうに進むこと。 ③物事がはかどること。「議事が―する」 ①③停止 0
空籤・空鬮 からくじ 何も当たらないくじ。はずれくじ。「―なしの福引」 0
軍民 グンミン [0],[1] ①軍人と民間人。「戦争は―の別なく殺戮(サツリク)する」 ②兵卒。軍士。 0
籠 かご [0] 竹などで編んだり組んだりして作った、物を入れる道具。 0
井井 セイセイ 物事が整って秩序あるさま。区画の正しいさま。 井然 0
話頭 ワトウ [0] ①話のいとぐち。 ②話の内容。「明るい内容に―を変える」 0
逃亡 トウボウ [0] 逃げて身を隠すこと。逃げていなくなること。「―中の容疑者」 0
減耗 ゲンモウ [0] すり減ること。また、すり減らすこと。参考「耗」は使ってすりへる意。「ゲンコウ」とも読む。 0
射撃 シャゲキ [0] 目標をねらって、銃から弾丸を発射すること。「自衛隊の―訓練」 0
献立 コンだて [0] ①料理の種類や内容、取り合わせ。メニュー。「―表を見て注文した」 ②物事をするためのてはず。手配。「―が整わない」 0
謫める せ-める 相手の罪をとがめる。罪をせめて罰する。 0
単子葉植物 タンシヨウショクブツ [7] 被子植物のうち、胚(ハイ)の子葉が一枚のもの。茎は維管束が不規則に散らばり、葉は細長く平行脈がある。花弁の数は三の倍数。イネ科・ユリ科・ラン科など。双子葉植物 0
昨日 サクジツ [2] 「昨日(きのう)」に同じ。 0
丑三つ時・丑満時 うしみつどき ①丑の刻を、四つに分けた三つ目の時刻。今の午前二時から二時半ごろ。また、午前三時から三時半とする説もある。 ②真夜中。深更。「草木も眠る―」 0
驕誇 キョウカ おごりほこること。参考「キョウコ」とも読む。 0
葉 は [1] 植物の枝や茎につく器官。形は一様でないが、ふつう扁平(ヘンペイ)で緑色をしている。呼吸作用や炭酸同化作用などを行う。はっぱ。 0
鬚 シュゼン [0] あごひげと、ほおひげ。「―麗(うるわ)しい好好爺(コウコウヤ)」 0
緩む ゆる-む [2] ①しまっていたものがゆるくなる。「ひもの結び目が―む」 ②張りがなくなる。「試験が終わって気が―む」 ③きびしさなどがやわらぐ。「日ごとに寒さが―んでくる」「監視の目が―む」 0
鋳金 チュウキン [0] 「鋳造」に同じ。 0
怠惰 タイダ [1] するべきことをしないで、だらしのないこと。なまけていること。また、そのさま。「―な生活を改める」勤勉 0
自戒 ジカイ [0] 自分で自分をいましめること。「軽率な言動に走らないよう―する」 0
滋味 ジミ [1] ①うまい味。美味。 ②栄養のある食物。「―に富む果物」 ③心を豊かにするような深い味わい。「―にあふれた作品」 0
豪邸 ゴウテイ [0] 大きくてりっぱな家。ぜいたくな造りの家。「―の住人とは思えぬ質素な身なりだ」 0
使節 シセツ [2],[1] 国家を代表して外国や地方に派遣される人。「親善の―を送る」 由来昔、中国で使者に符節(わりふ)を持たせたことから。 0
列席 レッセキ [0] その席に連なること。会に出席すること。「祝賀会に―する」列座 0
倏ち たちま-ち すみやか。あっという間。すぐ。 0
易姓革命 エキセイカクメイ [5] 王朝が交代すること。天子は天命で決まるもので、天子に徳がなくなれば天命は他の人に下り、王朝は交代するという古代中国の政治思想。〈『史記』〉 0
俎・俎板 まないた 食べ物をきざむときに使う台。 表記「真魚板」とも書く。 由来真魚(まな)を料理する板の意から。
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漢字の豆知識 身近な道具の成り立ちを漢字から知ろう ~ヤカンもカイロも漢字がある~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
女将 ジョショウ [0] 「女将(おかみ)」に同じ。 0
徒広い だだっぴろ-い [5] やたらと広い。むやみに広い。「―く殺風景な部屋」 0
発着 ハッチャク [0] 出発することと、到着すること。「列車の―時刻を調べる」 0
愚鈍 グドン [0] おろかでにぶいこと。頭の回転も行動もにぶく、間が抜けていること。のろま。魯鈍(ロドン) 0
過言 カゴン [0] 誇張していうこと。言いすぎ。「世界一と言っても―ではない」参考「カゲン」とも読む。 0
芸閣 ウンカク 書庫。また、書斎。 由来書物の虫よけに芸香を用いたことから。 0
囊 ふくろ 中に物をつめこむための、口のある入れ物。紙・布・皮などで作る。 0
一犬形に吠ゆれば百犬声に吠ゆ イッケンかたちにほゆればヒャッケンこえにほゆ だれか一人がいいかげんなことを言うと、他の人はそれを事実と思いこみ、世間に言いふらすようになるたとえ。一匹のイヌが物影におびえて吠えると、他の百匹のイヌがその声につられて吠えだす意から。〈『潜夫論』〉参考「形に吠え声に吠ゆ」ともいう。 0
激変 ゲキヘン [0] 状況などが急に変わること。著しく変化すること。多く、悪い状態になるときに用いる。「気象の―が大災害をもたらした」急変表記「劇変」とも書く。 0
結節 ケッセツ [0] ①結ばれて節(ふし)ができること。また、その結び目。 ②皮膚や体内にできるかたいはれもの。または、しこり。 0
赤栴檀 ひめしゃら ツバキ科の落葉高木。暖地の山中に自生。樹皮は赤黄色で滑らか。夏、ツバキに似た小さな白色の五弁花を開く。サルナメリ。 夏 由来「赤栴檀」は漢名から。 表記「姫沙羅」とも書く。 1
喚く わめ-く [2] 大声で叫ぶ。大きな声をあげる。「大声で泣き―く」 0
滞在 タイザイ [0] ある期間、よその地にとどまること。「親戚(シンセキ)の家に―して名所旧跡を訪ねた」滞留・逗留(トウリュウ) 0
沈淪 チンリン ①深く沈むこと。「孤独に―する」 ②落ちぶれること。「不幸な境遇に―する」零落参考「沈」「淪」ともにしずむ意。 0
放蕩無頼 ホウトウブライ 酒色におぼれて品行が悪く、生活にしまりがないこと。「無頼」は、定職をもたず性行の不良なこと。流連荒亡・放蕩不羈(ホウトウフキ) 0
商人 あきんど [1] 物の売買を仕事とする人。商売人。「―に系図なし(家系だけでは商人は成功しない)」 由来「あきびと」の転じたもの。 参考「あきびと・ショウニン」とも読む。 1
一意攻苦 イチイコウク いちずに心を打ちこんで考えこむこと。「一意」は一つのことに心をそそぐこと。「攻苦」は苦難と戦うこと。〈『本朝虞初新志(ホンチョウグショシンシ)』〉 0
搔痒・搔癢 ソウヨウ かゆいところをかくこと。 0
車軸 シャジク [0] 車の軸。車輪の心棒。「―を流す(大雨の降るさま)」 0
両刃 リョウば [0] 「両刃(もろは)」に同じ。 0
劣化 レッカ [0] 品質や性能などが低下すること。「コンクリートの耐久性が―する」 0
百磯城・百敷 ももしき 宮中。皇居。内裏(ダイリ)。由来「ももしきの」が「大宮」「内」などにかかる枕詞(まくらことば)であることから。数多くの石で築いた城の意とも。 1
負薪の憂い フシンのうれい 自分が病気であることを遠回しにいう言い方。薪(まき)を背負って働いたために体調をくずしたという意から。〈『礼記(ライキ)』〉 0
空く あ-く [0] ①何もない、また、使われない状態になる。「席が―く」「手が―く」「引越しで隣が―く」 ②なかがからになる。「コップが―く」 ③欠員が生じる。「社内のポストが一つ―いた」
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漢字の豆知識 「開ける」と「明ける」は何が違う? ~似た漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
稼ぐに追い抜く貧乏神 かせぐにおいぬくビンボウがみ いくら働いても貧乏から抜け出せないこと。稼ぐに追いつく貧乏なし 0
物知り・物識り ものしり 物事を広く知っていること。また、その人。博識。 0
必中 ヒッチュウ [0] 必ず命中すること。必ずあたること。「一発―」 0
瞰臨 カンリン 高い所から見下ろすこと。瞰下(カンカ) 0
梧右 ゴユウ 手紙のあて名のわきに添えて敬意を表す語。机下・梧下 由来 アオギリでできた机のわきの意から。 0
揺れる ゆ-れる [0] ①前後・左右・上下などに動く。「国旗が風に―れる」 ②不安定になる。動揺する。「思いがけない告発に世間が―れた」 0
人長 ひとだけ [0] 人の身長にひとしい長さ。人の背丈。等身。 0
海豹 あざらし [0] アザラシ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。寒帯の海にすむ。足はひれ状で、オットセイに似る。皮と脂肪を利用。春由来「海豹」は漢名より。体にヒョウ(豹)に似た斑点(ハンテン)があることから。表記「水豹」とも書く。 1
修法 ズホウ [0] 密教で、護摩をたき、真言(シンゴン)をとなえて加持祈禱(カジキトウ)をすること。 参考「シュホウ・スホウ」とも読む。 0
濁声 だみごえ [0],[3] ①にごった、耳ざわりな声。 ②なまりの強い声。表記「訛声」とも書く。 1
食み出す はみだ-す [3] いっぱいになって、すき間から外へ出る。一定の範囲からあふれて外へ出る。はみでる。 0
海員 カイイン [0] 船長を除く、船で働く乗組員の総称。「―組合」船員・水夫 0
玄蕃寮 ゲンバリョウ [3] 律令(リツリョウ)制の役所の一つ。僧の監督や外国使節の接待などを行った。 0
内証 ナイショウ [3],[0] ①「内緒」に同じ。 ②心のなかで仏法の真理をさとること。 0
心配 シンパイ [0] ①気にかけて思いわずらうこと。気がかり。「―で眠れない」 ②心をくばり気にかけること。「食事の―をする」 0
戡定 カンテイ 戦いに勝って、敵を平定すること。 0
不時着 フジチャク [0] 「不時着陸」の略。故障や事故などにより、飛行機などが予定外の地点や時刻に着陸すること。 0
四股 シコ [2] 力士が、足を交互に高く上げ、力を入れて踏みおろす運動。「―を踏む」 0
緩緩 ゆるゆる [(副)1],[3],[(形動)0] ①ゆっくり。「―と進む」 ②ゆったり。のんびり。「―と休む」 ③ゆるんでいるさま。「ズボンが―だ」 0
虚脱 キョダツ [0] 気力がなくなりうつろになること。「落胆のあまり―状態になる」 0
君子危うきに近寄らず クンシあやうきにちかよらず 君子は言動を慎み、危険なことには近づかないものだということ。
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・危険には、飛びこむべきか?避けるべきか?~矛盾する故事成語、ことわざ~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
是認 ゼニン [0] よいと認めること。また、そうであると認めること。「この件に関しては―しがたい」 否認 0
隰 さわ 低くて湿り気の多い土地。低湿地。湿地帯。 0
驚駭 キョウガイ [0] 驚きおそれること。「技術の急速な進歩に―する」驚愕(キョウガク) 0
火気 カキ [0] ①火があること。火のけ。「―厳禁」 ②火の勢い。「消火薬剤の散布で―がやっと衰えた」火勢・火力 0
雪渓 セッケイ [0] 暖かくなっても雪や氷が溶けずに残っている高山の谷間や斜面。 夏 0
事実は小説よりも奇なり ジジツはショウセツよりもキなり 世の中で実際に起こる事柄は、虚構である小説以上に複雑で不可解であるということ。 0
剃る す-る [1] 「そる」のなまった言い方。「ひげを―る」 0
山女 あけび [0] アケビ科のつる性落葉低木。 由来「山女」は漢名から。 木通(あけび) 1
翌日 ヨクジツ [0] その次の日。あくる日。「―は楽しい遠足だ」 0
監禁 カンキン [0] 閉じこめて行動の自由をうばうこと。「人質を―する」拘禁・軟禁 0
蕃る しげ-る 草木が、重なり合うようにして生える。 0
蟻酸 ギサン [0] ハチやアリの毒腺(ドクセン)の中にある刺激性の酸。刺されると、はれや痛みが起こる。 0
見初める みそ-める [0] ①初めて見る。 ②一目見て、その異性を好きになる。「美しい彼女を―める」 0
現 うつつ [1] ①この世に存在していること。現実。「夢か―か幻か」 ②気持ちのしっかりした状態。正気。「―に返る」
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漢字の豆知識 夢中になりすぎると抜けるもの ~「うつつを抜かす」の“うつつ”とは?~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
氏より育ち うじよりそだち 生まれた家の家柄のよさや身分の高さよりも、育った環境や教育のほうが人間形成に強い影響を及ぼすということ。 0
徼る めぐ-る 見回る。巡視する。 0
痛手 いたで [0] ①重い手傷。重傷。「―を負う」深手(ふかで) ②大きな打撃や損害のたとえ。「株の暴落で大きな―を受けた」 0
侃侃 カンカン 気性が強くひたむきなさま。剛直。「―の議論でまわりを圧倒する」 0
則る のっと-る [3] 手本とする。基準としてしたがう。ならう。「伝統に―った儀式」 0
湛然 タンゼン ①水が満ちあふれているさま。 ②落ち着いて静かなさま。 0
滅びる ほろ-びる [3],[0] 絶えてなくなる。栄えたものが姿を消す。「美しい自然が―びてゆく」「文明が―びる」 0
鎖港 サコウ 港を閉じて船の出入りをさせないこと。また、外国船の出入りを禁止し、外国との貿易をしないこと。 開港 0
詐偽 サギ [1] 真実をいつわること。ごまかし。うそ。 0
有識 ユウシキ [0] ①学問があり、見識の高いこと。「―者を招いてシンポジウムを開く」 ②儀式や先例に明るいこと。また、その人。参考②「ユウソク」とも読む。「ウシキ」と読めば、命や意識のあるものの意もある。 0
承服・承伏 ショウフク 相手の意見・論旨などに納得して従うこと。「その意見には―できない」 0
清涼 セイリョウ [0] さわやかですがすがしいこと。また、さっぱりして涼しいこと。「山上の―な空気に浸る」 0
郎党・郎等 ロウドウ 家来。従者。家臣。「婚礼には一族―が集まる」参考「ロウトウ」とも読む。 0
伊 かれ [1] 三人称の代名詞。人を指す語。 0
影の形に従うが如し かげのかたちにしたがうがごとし かげが常に形について回って離れないように、両者がいつも一緒にいて離れないさま。〈『管子』〉 0
澹澹 タンタン [0] ①ものの味わいがあっさりしているさま。 ②水が静かに漂うさま。表記①「淡淡」とも書く。 0
界 さかい [2] 二つに分けたわかれめの部分。物と物とが接している部分。しきりめ。くぎり。 0
工業 コウギョウ [1] 原料や半製品を加工し、人間の生活に必要な物をつくる産業。「軽―と重―」「―地帯」 0
船橋 センキョウ [0] ①船舶の上甲板(ジョウカンパン)の前方にあり、船長が航海の指揮や見張りをする場所。ブリッジ。「―に立つ」 艦橋 ②「船橋(ふなばし)」に同じ。 0
唐黍 トウきび [0] トウモロコシの別称。秋 玉蜀黍(とうもろこし) 0
梁塵を動かす リョウジンをうごかす 梁の塵を動かす(うつばり) 0
春蘭秋菊 シュンランシュウギク 春のランと秋のキク。咲く時期や趣はちがうがどちらも美しいことから、異なる時期や分野ですぐれた人のたとえ。また、どちらもすばらしく甲乙つけがたいことのたとえ。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 0
主基田 スキデン 大嘗祭(ダイジョウサイ)のとき、主基殿の神饌(シンセン)(神への供え物)の穀物を作る田。 0
怨恨 エンコン [0] うらむこと。うらみ。「―による殺人と見なした」 0
虎を養いて患(うれ)いを遺(のこ)す とらをやしないてうれいをのこす 禍(わざわ)いのもととなることをそのままにしたために、後日の禍根となるたとえ。トラの子を殺さずに生かしておくと大きくなって狂暴になり、わが身の安全を心配しなければならなくなる意から。〈『史記』〉 0
灯火 トウカ [0],[3] あかり。「―管制(敵の空襲にそなえ、あかりが屋外にもれないようにすること)」参考「ともしび」とも読む。 0
焦る あせ-る [2] 思いどおりにならずに気をもむ。また、早く思いどおりにならないかといらだつ。「勝ちを―ると失敗する」 0
放蕩 ホウトウ [0] 酒や女におぼれ、品行が修まらないこと。「若いときからの―癖が直らない」「―息子を勘当する」道楽・遊蕩・放埒(ホウラツ) 0
軍手 グンて [0] 太い木綿糸で編んだ作業用の手袋。参考もとは軍隊で用いたもの。 0
巫山の夢 フザンのゆめ 男女の情交のこと。故事 中国、楚(ソ)の懐王(カイオウ)が巫山に近い高殿で遊び、夢のなかで、朝には雲となり夕には雨となる巫山の神女と情を交わしたという故事から。〈宋玉(ソウギョク)の文〉雲雨巫山(ウンウフザン) 0
冠婚葬祭 カンコンソウサイ [0] 慶弔の儀式の総称。「冠」は元服、「婚」は婚礼、「葬」は葬儀、「祭」は先祖の祭りの儀式。「―の簡素化」
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四字熟語根掘り葉掘り1:ほんとうは6つあった「冠婚葬祭」の話 ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会
漢字の豆知識 冠婚葬祭ってどんな意味? (公財)日本漢字能力検定協会 0
鬢付け油 ビンつけあぶら [5] 鬢がほつれないように用いる日本髪用の油。木(モクロウ)・菜種油・香料などを固く練って作る。 0
失言 シツゲン [0] 言ってはならないことを、思わず口に出してしまうこと。また、その言葉。「―を取り消す」 放言 0
誓紙 セイシ [1] 神にかけて誓う言葉を書いた紙。起請文(キショウモン)。 誓書 参考特に、君臣や男女の間で自分の誠意の証(あかし)として書いた。 0
外野 ガイヤ [0] ①野球場で、内野の後方。 ②「外野手」の略。 ③「外野席」の略。 ①~③内野 ④その事に直接関係のないまわりの人々。局外者。「―は口出しするな」 0
啞然失笑 アゼンシッショウ あっけにとられて、思わず笑ってしまうさま。「失笑」は自然に笑いが出ること。 0
総桜 ふさざくら フサザクラ科の落葉高木。山地に自生。春、葉より先に暗紅色の花が数個ずつふさ状に垂れる。樹皮から鳥黐(とりもち)をとる。 0
繁衍 ハンエン 草木が繁ってのび広がる。はびこる。表記「蕃衍」とも書く。 0
風巻 しまき 激しく吹きまくる風。また、雪混じりのもの。冬参考「し」は風の意。 1
御前 ゴゼ [0] ①「御前(ゴゼン)②」に同じ。 ②人を表す語の下に添えて敬意を表す語。おもに女性に用いる。「母―」 0
黎首 レイシュ 「黎民」に同じ。 0
墨染め すみぞめ [0] ①墨で染めたような黒い色。 ②「墨染め衣(ごろも)」の略。黒い僧衣。また、ねずみ色の喪服。 0
常座 ジョウザ [0] ①つねにきまった人がすわる座席。 ②能舞台で、シテがすわり、つねに動きの起点となるところ。 0
逃がした魚は大きい にがしたさかなはおおきい 手に入れかけて失ったものは、実際よりも重大なものを失ったように思えて、いちだんと惜しまれるたとえ。釣り上げようとして逃げられた魚は実際よりも大きく思われることから。参考「逃がした」は「逃げた」ともいう。死んだ子は賢い 0
繁用 ハンヨウ 用事がたくさんあって忙しいこと。繁多・繁忙 0
自負 ジフ [1] 自分で自分の才能や功績などに自信をもち、誇ること。「自分の実績を―する」「―心」 自慢・自賛 0
張りぼて はりぼて [0] 細い木や竹を編んで形を作り、紙を張ったもの。張り子。特に、張り子の芝居の小道具。 0
定価 テイカ [0] 前もって決められている商品の売り値。「―をつける」 0
衒気 ゲンキ [1] 自分の才能や学問などをひけらかしたがる気持ち。 0
展転 テンテン [0] ①車輪が回転すること。 ②不安や悩みのために、眠れずに寝返りを打つこと。反側(ハンソク)。表記「輾転」とも書く。 0
親の意見と茄子(なすび)の花は千に一つも仇(あだ)はない おやのイケンとなすびのはなはセンにひとつもあだはない 親の言うことは子にとってすべて有益だから、よく聞けという教え。 由来ナスの花はどれも実をつけ、無駄な花がないことから。 参考「茄子の花と親の意見は千に一つも仇はない」とも、単に「親の意見と茄子の花」ともいう。「仇」は「無駄」ともいう。 1
会計 カイケイ [0] ①金銭・物品の出入りの計算や管理をすること。また、その担当者。「町内会の―を担当する」 ②代金の支払い。勘定。「そろそろお―をお願いします」 0
埒が明く ラチがあ-く [1] 物事の決着がつく。きまりがつく。はかどる。「生返事ばかりで―かない」 0
献物 ケンモツ [0] 献上品。寺社や身分の高い人に差し上げる品物。 0
縷縷綿綿 ルルメンメン [1] 話が長くて、くどくどしいさま。参考「綿綿」も長く続いて絶えないさまで、「縷縷」と重ねて意味を強める。「思い出話を―と聞かされる」 0
人間万事塞翁(サイオウ)が馬 ニンゲンバンジサイオウがうま 人にとって何が幸福になり何が不幸になるのか、予測しがたいということ。 故事昔、中国の国境近くの塞(とりで)に住む老人のウマが隣国へ逃げてしまったが、やがて名馬を連れて戻って来た。老人の息子がそのウマから落ち、足を折ったが、おかげで徴兵をまぬがれて、戦乱の際にも無事であったという故事から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 禍福は糾(あざな)える縄の如(ごと)し 0
修験者 シュゲンジャ [2] 修験道の行者。独特の装束で山野をめぐり歩き、霊験(レイゲン)を得るために厳しい修行を積む人。山伏。 0
屛風と商人は直には立たぬ ビョウブとあきんどはすぐにはたたぬ 自分の意地や考えを押しとおすのではなく、相手と妥協することで商売はうまくいくということ。「直には」は、「まっすぐには」の意で、屛風は曲がるから立っていることをたとえに説いた、商売をする者への教え。 1
釐める おさ-める 筋道を正す。筋をとおして整える。 0
最前 サイゼン [0] ①いちばん前。「列の―に並ぶ」 最後 ②ついさきほど。いましがた。「―まで人がいた」 0
出す だ-す [1] ①中から外へ移す。 ②出発させる。出るようにする。「太平洋に船を―す」 ③郵便物を送る。書類を提出する。「小包を―す」「結婚届を―す」 ④捨てる。除く。「ごみを―す」 ⑤支払う。「ここは私が―そう」 ⑥出版する。現す。「写真集を―す」 0
菫花色 キンカショク 紫がかった濃い青色。すみれ色。 0
密陀絵 ミツダエ ①密陀の油に絵の具を混ぜて描く油絵。油画(ユガ)。 ②にかわに顔料を混ぜて描いた絵の表面に、保護や光沢を出す目的で密陀の油を塗ったもの。油色(ユウショク)。 0
愕愕 ガクガク 遠慮なく正しいことを言うさま。おそれることなく直言するさま。表記「諤諤」とも書く。 0
大鷭 おおバン [0] クイナ科の鳥。関東以北で繁殖し、冬は南方に渡る。全身黒色。額やくちばしは白色。足指にひれがあり、巧みに泳ぐ。夏 0
玉環菜 ちょろぎ シソ科の多年草。 由来「玉環菜」は漢名から。 草石蚕(ちょろぎ) 1
横被 オウヒ 僧尼の着る法衣(ホウエ)で、七条以上の袈裟(ケサ)をつけるとき、右肩にかける長方形の布。 0
四百四病 シヒャクシビョウ [4] 人のかかるあらゆる病気。数多くの病気。 0
七面倒臭い シチメンドウくさ-い 非常にやっかいでわずらわしい。 参考「七」は接頭語で「面倒臭い」を強調する。 0
亢 のど 首の部分。のどぶえ。「―を絶つ」表記「吭」とも書く。 0
得手勝手 えてかって [3] 自分の都合のよいことばかり考えること。また、すること。わがまま。手前勝手。勝手気儘(かってキまま) 0
微罪 ビザイ [0] きわめて軽い犯罪。わずかなつみ。「―釈放」 0
判例 ハンレイ [0] それまでに下された、裁判の判決の実例。判決例。「―集」 0
作動 サドウ [0] 機械が動くこと。また、その動き。特に、機械の運動部分の動き。「モーターが―する」 0
凶悪 キョウアク [0] 残忍で非常に悪いこと。また、その人。「―事件が続発している」極悪・猛悪 「兇悪」の書きかえ字。 0
隊商 タイショウ [0] ラクダに荷を積み、砂漠を越えて行商する団体。キャラバン。 0
円舞曲 エンブキョク [3] 四分の三拍子の優美で軽快なダンス曲。ワルツ。 0
頓死 トンシ [0] 突然死ぬこと。あっけなく死ぬこと。「旅先で―する」急死・急逝 0
淹留 エンリュウ 同じ場所に長くとどまること。滞留・滞在 0
揺蕩 ヨウトウ [0] ゆれ動くこと。ゆすり動かすこと。動揺。 0
戦歿 センボツ [0] 戦没 0
単式 タンシキ [0] ①単純・簡単な方式または形式。 ②「単式簿記」の略。 ①②複式 0
癸 みずのと [3] 十干の第一〇番目。方角では北。五行では水。「―の祭」壬(みずのえ)参考「水の弟(おと)」の意。 0
煉瓦 レンガ [1] 粘土に砂を混ぜてねり固め、型に入れて窯(かま)で焼いた直方体のかたまり。土木建築材料。「―造りの家」 0
田人 たうど 田打ちや田植えをする人。また、田で働く日雇い作業員。田子(たご) 夏参考「とうど」とも読む。 1
殴る なぐ-る [2] ①げんこつや棒などかたいもので強く打つ。「―る蹴(け)るの大騒ぎ」 ②あらっぽく物事を行う。「書き―った文字」 0
幫間 ホウカン 「幫間(たいこもち)①」に同じ。 0
絵柄 エがら [0] 絵の模様や図案。「素晴らしい―の陶磁器」 0
草薙剣 くさなぎのつるぎ [8] 素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したとき、その尾から取り出した剣。三種の神器の一つ。天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)。 由来日本武尊(やまとたけるのみこと)が火を放たれた際、この剣で草をなぎ払って難を逃れたことからともいう。〈『古事記』〉 0
提出 テイシュツ [0] 問題・意見・書類などを差し出すこと。「報告書を―する」 0
質 たち [1] ①生まれついた性質や体質。うまれつき。「朝に弱い―」 ②物事の性質。「―の悪い遊び」 0
根菜類 コンサイルイ [3] 根や地下茎を食用とする目的で栽培される野菜の総称。サトイモ・ダイコン・ゴボウなど。果菜類・葉菜類 0
閉止 ヘイシ [0] 機能や活動などが止まること。また、止めること。「月経が―する」 0
左顧右眄 サコウベン [1] 右顧左眄(ウコサベン) 0
時点 ジテン [1],[0] 時間の流れのなかのある一点。「その―ではわからなかった」 0
屋形 やかた [0] ①貴族や豪族のすまい。転じて、身分の高い人。「お―様」 ②船や車の上に設けた屋根の形の覆い。「―船で花火見物をする」表記①「館」とも書く。 0
融合 ユウゴウ [0] とけ合って一つになること。「東西文化の―が望まれる」融和 0
油井 ユセイ [0] 石油を採るために、やぐらを組んで地中から掘りあげるようにした施設。「砂漠に―が林立している」 0
害する ガイ-する [3] ①そこなう。悪くする。「気分を―する」「健康を―する」 ②殺す。 ③さまたげる。じゃまをする。「進歩を―する」「街の景観を―する」 0
女権 ジョケン [0] 社会・政治・法律上での女性の権利。「―の拡張を訴える」 0
通 ツウ [1] ①ある事柄についてきわめて詳しいこと。また、その人。「彼は食―で知られている。」 ②人間の繊細な心の動きや風流を解し、世なれていること。また、花柳界に通じていること。 0
依怙地 イコジ [0] あくまでも自分の主張を通そうとする、かたくなな態度。片意地。頑固表記「意固地」とも書く。参考「エコジ」とも読む。 0
敬う うやま-う [3] 相手を尊び礼をつくす。尊敬する。「老人を―う」「目上の人を―う」 0
而立 ジリツ [1] 三〇歳の異称。 由来『論語』の「三十にして立つ」から。
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・志学、而立は何歳のこと?~年齢を『論語』で表現する~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
増長天 ゾウジョウテン 四天王の一つ。増長天王。世界の中心の須弥山(シュミセン)に住み、南方を守護する神。怒りの形相で、矛(ほこ)を持ち、甲冑(カッチュウ)をつける。 参考「ゾウチョウテン」とも読む。 0
著す あらわ-す [3] 文章を書いて世に出す。著作する。「民話を集めて書物を―す」 0
穀倉 コクソウ [0] 穀物を蓄える倉。また、穀物を多く産する地域のたとえ。「―地帯」 0
勾欄 コウラン [0] 宮殿や寺社の、廊下・橋などにつけられた端のそり返ったてすり。表記「高欄・鉤欄」とも書く。参考「てすり」と読めば別の意になる。 0
識す しる-す [0],[2] ①書きつける。書きとめておく。「ノートに―す」 ②覚える。記憶にとどめる。「心に―す」 表記「誌す」とも書く。 0
雲丹 うに [1] アカウニ・バフンウニ・ムラサキウニの卵巣を塩と酒でつけた食品。 1
陽狂 ヨウキョウ 発狂したふりをすること。また、その人。表記「佯狂」とも書く。 0
春疾風 はるはやて [3] 砂ぼこりを巻き上げて吹く、春特有の強い風。 春 1
和して同ぜず ワしてドウぜず 他の人々と調和はするが、自分の考えをもっていて、いたずらに妥協したり同調したりしないこと。〈『論語』〉 0
鴾 とき トキ科の鳥。 鴇(とき) 0
相承 ソウショウ [0] 師から弟子へ、また親から子へ、学問や技芸を次々に受け継ぐこと。「師資―」 参考「ソウジョウ」とも読む。 0
上げ膳据え膳 あげゼンすえゼン [2] 自分は何もせず、他人がなんでもやってくれること。食事を調(ととの)えることも食器を片付けることも、他の人がやってくれる意。 0
順当 ジュントウ [0] 道理にしたがって当然なこと。「強豪は―に勝ち進んだ」 妥当・至当 0
妬婦 トフ 嫉妬(シット)深い女性。やきもちやきの女性。 0
堅忍果決 ケンニンカケツ 我慢強く堪え忍び、いったん決めると思い切って行うこと。「堅忍」は意志が強くかたく堪え忍ぶこと。「果決」は断行する意。 0
桂秋 ケイシュウ 陰暦八月の異名。秋、よい香りのする木犀(モクセイ)の咲く季節。 0
呈上 テイジョウ [0] 差し上げること。物を贈ることの謙譲語。「粗品を―する」進呈 0
巫覡 フゲキ [1] かんなぎの総称。祈禱(キトウ)をしたり舞を踊ったりして、神を招いて神の託宣を告げる人。参考「巫」は女のみこ、「覡」は男のみこという。 0
実習 ジッシュウ [0] 技術などを、実地に学ぶこと。「教育―」 0
多事多難 タジタナン [1] 事件や困難が非常に多いこと。「―な局面を迎えた」多事多患平穏無事 0
自責 ジセキ [0] 自分で自分の失敗を、責めとがめること。「―の念にかられる」 0
桄榔・桄榔子 くろつぐ ヤシ科の常緑低木。東南アジア原産。九州南部に野生。葉は根生し、長さ二~三(メートル)の羽状複葉。小葉は線形で光沢がある。 1
兼帯 ケンタイ [0] ①一つのものが二つ以上の役に立つこと。「朝昼―の食事をした」兼用 ②「兼職」に同じ。 0
憫察 ビンサツ [0] ①あわれみ思いやること。 ②相手が自分を察してくれることの尊敬語。「どうぞ御―ください」参考②手紙文で用いることが多い。 0
答え こたえ [2] ①返事。返答。「呼んでも―がない」 ②解答。「―合わせ」 0
緒 チョ [1] ①物事のはじめ。いとぐち。はし。「―に就く(物事が始まる)」 ②ひも。 参考「ショ」とも読む。 0
集成 シュウセイ [0] 多くの同じ種類のものを集めて、一つのまとまったものにすること。また、まとめたもの。集大成。「世界童話の―」 0
利運 リウン よい巡り合わせ。幸運。「―を得て発展できた」 0
医院 イイン [1] 医師が病気の診察・治療を行う所。診療所。参考病院よりも小規模なものをいう。 0
傅く かしず-く [3] そばに付き添ってたすける。人に仕えて大切に世話をする。 0
天門冬 テンモンドウ [3] クサスギカズラの根を蒸して乾燥させたもの。薬用。 0
販路 ハンロ [1] 商品を売りさばく経路。商品のはけぐち。「新製品の―を開拓する」 0
伝言 デンゴン [0] 人に頼んで、用件を相手に伝えること。また、その言葉。ことづけ。ことづて。「―を頼む」「駅の―板」 0
施餓鬼 セガキ [0],[1] 餓鬼道におちて飢餓に苦しむ亡者や無縁の亡者のために行う供養。施餓鬼会(セガキエ)。 秋 0
日陰・日蔭 ひかげ ①日光の当たらない場所。「―でひと休みする」日向(ひなた)・日面(ひおもて) 夏 ②「日陰者」の略。 0
衣冠盛事 イカンセイジ 名家に生まれてさまざまな功績をあげ、その家の名声を引き継ぐこと。また、その者。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
槿花 キンカ ①ムクゲの花。 ②アサガオの花の古名。参考朝咲いた花が夕方にはしぼむことから、はかないことのたとえに使う。 0
花冠 カカン [0] 花の花弁全体。萼(ガク)の内側にあってめしべ・おしべを保護する。花びら。 0
僻説 ヘキセツ [0] 道理にはずれた見解。かたよった正しくない考え。僻論 0
大快人心 タイカイジンシン 世の人々を痛快な気分にさせること。特に、悪人や悪事が厳しく罰せられたときなどに使う。参考「人心大快」ともいう。痛快無比 0
躍動 ヤクドウ [0] 力強く、いきいきと動くこと。「―する姿が健康的だ」「―感あふれる」 0
変幻自在 ヘンゲンジザイ [0] 思いのままに、変化したり出没したりすること。「変幻」は、まぼろしのように現れたり消えたりすること。「―の怪盗に警察も手を焼く」千変万化 0
目溢し めこぼし [2] ①とがめるはずのところを大目に見ること。「お―にあずかる」 ②見落とすこと。「―がないよう気をつける」 0
猥談 ワイダン [0] 性についての下品でみだらな話。猥褻(ワイセツ)な話。 0
公序良俗 コウジョリョウゾク [1] 公共の秩序と善良な風俗。すべての法律の基本理念。「―は守るべきだ」 0
矯る いつわ-る 事実を押し曲げる。「君主の命令だと―る」 0
策士 サクシ [1] はかりごとにたけた人。好んではかりごとをめぐらす人。 術士 0
時に遇(あ)えば鼠(ねずみ)も虎(とら)になる ときにあえばねずみもとらになる 時流に乗ることができれば、つまらない者でも高い地位を得て権力を振るうようになるということのたとえ。 0
乾燥 カンソウ [0] ①水分が少なくなり、乾くこと。また、乾かすこと。「―した冬の空気」「洗濯物を―させる」 ②うるおいやおもしろみのないこと。「無味―」 0
提議 テイギ [1] 議案や意見を提出すること。また、その議案や意見。「委員会に―する」「野党の―を受け入れる」 0
救助 キュウジョ [1] 危険な状態からすくい助けること。「事後現場での―活動」「人命―」救援・救出 0
毒牙 ドクガ [1] ①毒蛇などにある、毒液を出すきば。 ②悪どい手段。わるだくみ。「―にかかる」毒手 0
帑幣 ドヘイ かねぐらにある金銀。 0
発案 ハツアン [0] ①計画などを考え出し、最初に言い出すこと。 ②議案を提出すること。 提案・発議 0
舐犢の愛 シトクのアイ 親が子を深く愛すること。「犢」は子牛の意で、親牛がかわいがる表現として子牛をなめることから。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
精舎 ショウジャ [1] 僧侶(ソウリョ)が仏道を修行する所。寺院。てら。「祇園(ギオン)―」 0
自重 ジチョウ [0] ①慎重に振る舞うこと。軽はずみな行動をつつしむこと。「―自戒」 ②自分の体を大切にする。自愛。「厳寒の折、ご―ください」 ③自分の品格を大切にすること。 0
細腕 ほそうで [0] ①やせて細い腕。 ②か弱い生活力。かせぎのとぼしいこと。「女の―で家族を養う」 0
豹文・豹紋 ヒョウモン ヒョウの毛皮の斑紋(ハンモン)。また、そのような模様。 0
感泣 カンキュウ [0] 深く感動して涙を流すこと。心に深く感じて泣くこと。「友人の厚情に―する」 0
脛骨 ケイコツ [1] 膝(ひざ)と足首との間の二本の骨のうち、内側の太い骨。 0
顕要 ケンヨウ [0] 身分が高くて重要な地位にあること。また、その地位にある人。「―な職を務める」 0
小利大損 ショウリダイソン わずかな利益を得るために大きな損をすること。〈『太平記』〉 小利大害 0
茶巾 チャキン [0] ①茶の湯で、茶碗(チャワン)をふくのに使う麻などのふきん。 ②「茶巾絞り」の略。茶巾に包んで絞り、絞り目をつけた食品。 0
損失 ソンシツ [0] ①利益や財産などを失うこと。また、その額。「―を補塡(ホテン)する」 ②大切な人や物などを失うこと。「彼の退社は会社にとって大きな―だ」 ①②利益 0
沈水香 ジンスイコウ 「沈香(ジンコウ)」に同じ。 0
牢屋 ロウや [3] 犯罪者を閉じこめておくところ。牢獄。ひとや。 0
警策 ケイサク [0] ①ウマを走らせるために打つ鞭(むち)。 ②文章のなかで全体を引き立てる重要な語句。また、詩文・物事にすぐれていること。 ③「警策(キョウサク)」に同じ。 0
石筍 セキジュン [0] 鍾乳洞(ショウニュウドウ)の中で石灰質をふくんだ水が天井からしたたり落ちて、たけのこのような形に固まったもの。 0
着着 チャクチャク [0] 物事が予定や順序どおりはかどるさま。「仕事が―と進む」遅遅 0
諷する フウ-する [3] 遠回しに言う。ほのめかす。あてこする。「政治を―した絵」「世相を―する」 0
多謀善断 タボウゼンダン 熟慮を重ねたうえでまちがいのない判断をくだすこと。好謀善断・多略善断 0
警抜 ケイバツ [0] 発想や着想などが、抜きんでてすぐれていること。「―な文章」 0
舌 した [2] ①口の中にあって、味覚や発音をつかさどる器官。べろ。「―が肥える」「―触り」 ②話すこと。また、その言葉。弁舌。「よく―が回る」「―をふるう」 0
敵 かたき [0] ①恨みのある相手。あだ。「親の―を討つ」 ②競争相手。「商売―」 0
僭用 センヨウ [0] 身分や分限を越えて使用すること。 0
上疏 ジョウソ [1] 天皇に、意見や事情などを書いて、差し出すこと。また、その文書。 上書 参考「疏」は閉じた所をおし分ける意。 0
空茶 からチャ [0],[2] 茶請けがなくお茶だけを出すこと。また、そのお茶。 0
蛇 へび [1] ヘビ目に属する爬虫(ハチュウ)類の総称。体は細長く筒状。四肢はなく、鱗(うろこ)があり、体をくねらせて進む。舌は細長く先端が二つに分かれる。ナガムシ。クチナワ。 夏 0
伸(の)るか反(そ)るか のるかそるか 成功するか、あるいは失敗するか、度胸をきめて事にのぞむこと。また、運を天にまかせてやってみること。「―の大一番」 一か八(バチ)か 0
沿階草 じゃのひげ ユリ科の多年草。 由来「沿階草」は漢名から。 蛇の鬚(ジャのひげ) 1
開ける はだ-ける [3] 着衣の合わせ目などが乱れて広がり開く。また、大きくあけ広げる。はだかる。「着物の裾(すそ)が―ける」 0
青瓢箪 あおビョウタン [3] ①まだ熟していない青いヒョウタン。あおふくべ。 秋 ②やせて顔色が悪く、元気のない人をあざけっていう語。 0
泥鰌 どじょう [0] ドジョウ科の淡水魚。池沼や水田などにすむ。全体にぬめりがあり、体長は約一五(センチメートル)で、細長い円筒形をしている。五対の口ひげがある。食用。表記「鰌」とも書く。参考「どぜう」とも書くが、歴史的仮名遣いは「どぢやう」とする。 1
半壊 ハンカイ [0] 建物などが半分ほどこわれること。「台風で家屋が―した」 0
軽蔑 ケイベツ [0] 軽んじばかにすること。見さげること。「―すべき行為」 0
抑圧 ヨクアツ [0] 無理に行動や欲望などをおさえつけること。「―された感情」 0
根幹 コンカン [0] 木の根と幹。転じて、物事の大切な部分。「この学説の―をなす部分」根本枝葉 0
劃する カク-する [3] はっきりと区切る。区別する。表記「画する」とも書く。 0
城塞・城砦 ジョウサイ 城と城の外敵を防ぐためのとりで。「堅固な―を築く」 城堡(ジョウホウ) 0
色塗 ロいろぬり 油分を含まない色漆を塗り、みがいて光沢を出したもの。色。 0
辞表 ジヒョウ [0] 職をやめる旨(むね)を書いて提出する文書。「―を出す」 0
唐傘 からかさ [0] 割竹の骨に油紙を張り、柄(え)をつけた雨がさ。番がさ・蛇の目がさなど。参考中国風のかさ、の意。 0
膜炎 キョウマクエン 眼病の一種で、膜の炎症。白目の充血・疼痛(トウツウ)や異物感が起こる。表記「強膜炎」とも書く。 0
中正 チュウセイ [0] 両極の立場に偏らず、公平なこと。「―の立場で話を聞く」偏向 0
文る かざ-る ①模様をつけて、美しくりっぱにする。 ②うわべをとりつくろう。見かけをりっぱに見せる。「字句を―った祝辞」「美辞麗句で―られた文章」参考「飾る」と書けば、外観に手を加える意になる。 0
私雨 わたくしあめ [5] 局地的に不意に降る雨。麓(ふもと)は晴れて山上にだけ降る雨。箱根・鈴鹿(すずか)・丹波(たんば)などのものが有名。 0
藩札 ハンサツ [0] 江戸時代、各藩で発行し、その藩内だけで通用した紙幣。 0
筑紫 つくし 九州地方の古名。また、特に九州北部の筑前(ちくぜん)・筑後(ちくご)の古名。 0
文珠蘭 はまゆう ヒガンバナ科の多年草。由来「文珠蘭」は漢名から。 浜木綿(はまゆう) 1
濃艶 ノウエン [0] あでやかで美しいさま。人をひきつけるつやっぽい美しさ。 0
拙い つたな-い [2] ①下手である。また、劣っている。「―い筆跡」「文章が―い」 ②不運なさま。「武運―く敗れ去る」 参考「―い者ですがどうぞよろしく」などと、自分のことを謙遜(ケンソン)して用いる場合も多い。 0
同義語 ドウギゴ [0],[3] 形は異なるが、同じ意味の語。シノニム。「討論」と「討議」など。同意語反義語・対義語 0
灯明 トウミョウ [0] 神仏にそなえる灯火。御明(みあか)し。「仏壇に―を供える」御灯 0
託言 かごと [0] ①他のことにかこつけていう言葉。言いわけ。 ②ぐち。不平。恨みごと。 1
素馨 ソケイ [0] 「素馨(ジャスミン)」に同じ。 0
局限 キョクゲン [0] 対象範囲を一部分に限ること。「一定の条件下に―する」限定 0
天涯地角 テンガイチカク [5] きわめて遠く離れていることのたとえ。また、遠くへんぴな場所のたとえ。天の果てと地の果ての意から。「地角」は地の果ての意。〈韓愈(カンユ)の文〉参考「地角天涯」ともいう。天涯海角(テンガイカイカク) 0
天啓 テンケイ [0] 天の導き。神のお告げ。神が真理を人間に示すこと。 0
釣果 チョウカ [1] 釣りの成果。釣りの獲物。「―を自慢する」 0
学ぶ まな-ぶ [0],[2] ①教えてもらっておぼえる。教わる。「仕事を―ぶ」「技術を―ぶ」「本から―ぶ」 ②学問をする。勉強する。「大学で経済学を―ぶ」 ③見習ってまねをする。「友人の熱意に―ぶ」 ④経験して知恵や知識を得る。「失敗に―ぶ」 0
争覇 ソウハ [1] ①覇者の地位をめぐって争うこと。 ②スポーツなどで、優勝を争うこと。「―戦に挑む」 0
一騎当千 イッキトウセン [1],[0] 一人で千人の敵を相手にできるほど強いこと。また、人並みはずれた能力のたとえ。「―のつわもの」一人当千(イチニントウセン)
■もっと学べる!コラムを読んでみよう!
四字熟語根掘り葉掘り25:「一騎当千」に見る日本語の歴史
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条 えだ [1] こえだ。細く長いえだ。 0
重水 ジュウスイ [0] 重水素を含む水。ふつうの水よりも分子量が大きい。原子炉での中性子減速材として重要。「―炉」 軽水 0
木瓜 きゅうり [0],[1] ウリ科のつる性一年草。 胡瓜(きゅうり) 1
吸盤 キュウバン [0] ①動物が他のものに吸いつくための器官。タコやイカのあしなどにあるもの。 ②物を壁面などに吸着させる、ゴムやプラスチックなどで作られたもの。 0
鋤く す-く [0] すきやくわなどで、土を掘り起こす。「田を―く」 表記「耡く」とも書く。 0
閻浮提 エンブダイ [3] ①須弥山(シュミセン)の南方海上にあるという大陸の名。諸仏が出現するとされた。 ②この世。現世。もとはインドを指したが、のちに人間の住む世界を指す。 0
腸閉塞 チョウヘイソク [3] 腸管がつまり、内容物が通らなくなる病気。腹痛・嘔吐(オウト)・便通停止などを伴う。腸不通症。イレウス。 0
帯 ホウタイ [3] 包帯 0
柳川鍋 やながわなべ [5] ささがきにしたゴボウの上に、背をさき骨をとったドジョウをのせ、煮て卵でとじた鍋料理。夏 0
烝民 ジョウミン [0] 多くの人民。庶民。万民。 黎民(レイミン) 表記「蒸民」とも書く。 0
決起 ケッキ [1] 決心して行動をおこすこと。「反対の―集会を開く」 「蹶起」の書きかえ字。 0
蛮力 バンリョク [1] 分別のない向こう見ずな腕力。乱暴な腕力。 0
現人 うつせみ ①この世に生きている人。 ②この世。現世。表記「空蟬」と書くのは当て字。 1
尤物 ユウブツ [0] ①すぐれた人物や物。「なかなかの―だ」 ②美人。 0
間狂言 あいキョウゲン [3] 一曲の能の中で、狂言方が登場して演ずる部分。また、その役。曲の主題や筋などを語る。間(あい)。 0
透く す-く [0] ①すきまができる。「雨戸の間が―いてきた」 ②物をとおして向こうが見える。すける。「カーテンから人影が―いて見える」 0
親戚 シンセキ [0] 血縁や婚姻でつながっている人。「遠い―にあたる」 親族・親類 0
怪鴟 よたか [1] ヨタカ科の鳥。タカに似るが、夜行性でカなどの虫を食べる。カスイドリ。夏表記「夜鷹・蚊母鳥」とも書く。 1
大漁 タイリョウ [0] 魚介がたくさんとれること。「港は秋刀魚(さんま)の―でわいている」豊漁不漁参考「タイギョ」とも読む。 0
授章 ジュショウ [0] 勲章などを与えること。「文化勲章の―式」 受章 0
螫す さ-す 毒虫が針を突きさす。 0
大風が吹けば桶屋が喜ぶ おおかぜがふけばおけやがよろこぶ 物事がめぐりめぐって思いがけない所に影響が出るたとえ。また、当てにならないことを期待するたとえ。由来大風が吹けば砂ぼこりがひどく、そのため目を病んで盲人がふえ、盲人は三味線を習うからネコの皮の需要が多くなり、そのためネコが殺されるからネズミがふえる。ネズミは桶をかじるので桶屋が繁盛するという笑い話から。 0
箭 や [1] 弓につがえて飛ばす武器。長さや太さをそろえたや。 0
露地 ロジ [1] ①屋根などで覆われていない地面。「―栽培の胡瓜(きゅうり)」 ②茶室の庭。 ③屋敷や庭の中の狭い通路。表記②③「路地」とも書く。 0
剛気 ゴウキ [1] 気がつよくて何ものも恐れないこと。つよく勇ましい気性。表記「豪気」とも書く。 0
犂牛 リギュウ 黄と黒とが混じった、まだら毛のウシ。まだらウシ。 0
鹿尾菜・鹿角菜 ひじき 褐藻類ホンダワラ科の海藻。各地の沿岸の岩上に付着して生育。茎状部は円柱形で、羽状に枝分かれしている。乾燥させて食用とする。 春 由来「鹿尾菜・鹿角菜」は漢名から。 表記「羊栖菜」とも書く。
■漢字コラムを読んでさらに漢字を知ろう!
「ひじき」を漢字で書くと?
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燕石 エンセキ ①にせもの。 ②価値のないもの。 由来①中国の燕山から出る石の意で、玉(ギョク)に似ているがにせものであることから。 0
人跡未踏 ジンセキミトウ [0],[1] 人がこれまでに、足を踏み入れたことがないこと。 参考「未踏」を「未到」と書くのは誤り。 0
玉案下 ギョクアンカ 手紙で脇付(わきづけ)としてあて名の左下に記し、相手に敬意を示す語。机下参考「玉案」は玉で飾った机のこと。お机の下に、の意。 0
除草 ジョソウ [0] 雑草を取りのぞくこと。草取り。「―剤を散布する」 0
宵待草 よいまちぐさ [4] マツヨイグサの別称。 待宵草(まつよいぐさ) 0
巧婦鳥 みそさざい ミソサザイ科の小鳥。 由来「巧婦鳥」は漢名より。巣づくりがたくみだからという。鷦鷯(みそさざい) 1
吉備奈仔 きびなご [0] ニシン科の海魚。黍魚子(きびなご) 1
亜鈴 アレイ [1],[0] 鉄や木の柄の両端に球形のおもりをつけた体操用具。筋肉の強化に使われる。ダンベル。「体操用具の―を使って鍛錬する」 0
畏日 イジツ 光の強い真夏の太陽のこと。また夏の日。故事 中国、晋(シン)の趙衰(チョウシ)と趙盾(チョウトン)の人物評を求められた賈季(カキ)が「趙衰は冬の太陽で、趙盾は夏の太陽です」と答えたという『春秋左氏伝』の文に、晋の杜預(トヨ)が「冬の太陽は親しむべきで、夏の太陽はおそれるべきである」という注を付したことから。愛日 0
瓦解 ガカイ [0] 一部分の崩れから、組織全体が崩れること。「幕府の―」崩壊由来屋根がわらは、一部が落ちるとその勢いで残りのかわらも崩れ落ちることから。 0
涼しい すず-しい [3] ①ほどよく冷ややかで感じがよい。「―い風が頰(ほお)に心地よい」 ②澄んでいて清らか。さわやか。「目元が―い」 0
翻筋斗 もんどり [0],[3] 飛び上がって空中で一回転すること。とんぼがえり。「―打って落馬した」 1
船宿 ふなやど [0] ①入港する船の乗組員のための宿屋。漁具や食糧の世話などをする。 ②船による運送を業とする家。 ③船遊びの船や釣り船を仕立てるのを業とする家。 0
奇策妙計 キサクミョウケイ 奇抜で人の意表をつく、すぐれたはかりごと。参考「妙計奇策」ともいう。 0
人別改 ニンベツあらため 江戸時代、税としての労働につかせるためなどに行った戸籍調査。人改め。 0
檜垣 ひがき ①ヒノキの薄い板を斜めに編んで作った垣根。 ②衣服の模様の一つ。①の編み目模様。 0
活況 カッキョウ [0] 商取引などが盛んで、活気のあるさま。「株式市場が―を呈する」好況・盛況 0
学科 ガッカ [0] ①学問・学術の科目。「得意な―は数学です」教科 ②大学で、学問を専門分野で分けた科目。「日本文―」「経済―」 0
銘木 メイボク [0] 形や材質がよく、趣がある木材。床柱(とこばしら)や床の間に用いる。 0
万丈 バンジョウ [0] ①きわめて高いこと。「―の山」②勢いが盛んなこと。参考「丈」は長さの単位。一丈は一〇尺、中国周代では約二・二五(メートル)。 0
閹人 エンジン [0] 昔、中国で宮廷に仕えるために去勢された男性。宦官(カンガン) 0
有知無知三十里 ユウチムチサンジュウリ 知恵のある者とない者との間には、大きな隔たりがあること。故事 中国、後漢末、魏(ギ)の曹操が、学問に秀でた楊修(ヨウシュウ)とともに有名な曹娥(ソウガ)の碑の前を通りかかったとき、楊修が即座に理解できた碑文の意味を三〇里ほど先に行ってからやっと解いて、才能のある者とない者とでは三〇里の差があると嘆いた故事から。〈『世説新語』〉 0
石塊 いしころ [0] 石の小さいもの。小石。「河原の―で遊ぶ」「―につまずく」 参考「いしくれ」とも読む。 1
火切り・火鑽り ひきり 枯れたヒノキなどの木口に棒を当て、勢いよく回して火をおこすこと。また、その道具。表記「燧」とも書く。 0
眺望 チョウボウ [0] 遠く見渡すこと。また、そのながめ。見晴らし。「山頂からの―は抜群だ」展望・遠望 0
韻 ひびき [0] 心地よく耳に聞こえる調和した音。音のひびき。また、物事のおもむき。「松に吹く風の―」 0
韻致 インチ 風雅なおもむき。上品で風流なさま。風韻・風致 0
涙腺 ルイセン [0] 涙を分泌する腺。眼窩(ガンカ)上部隅にある。「悲しい映画を観ると―が緩む」 0
乞命 キツメイ 命ごいをすること。参考「乞」は、こいもとめる・こいねがう意。 0
失念 シツネン [0] うっかり忘れること。物忘れ。度忘れ。「相手の名前を―してしまう」 0
陽関三畳 ヨウカンサンジョウ 別れの歌、「陽関の曲」の第四句を三度反復してうたうこと。一説に、第二句以下の三句を二度繰り返してうたうこと。別れを繰り返し惜しむことにもいう。「畳」は繰り返す意。参考「陽関の曲」は唐の王維(オウイ)の詩で、送別詩の名作。 0
撞球 ドウキュウ [0] 玉つき。ビリヤード。 0
箸の転んだもおかしい はしのころんだもおかしい 若い娘が日常のごくありふれた出来事にもおかしがり、よく笑うこと。箸が倒れるのを目にしただけでおかしがることから。 0
固有 コユウ [0] ①もとから備わっていること。「―の文化」 ②そのものだけにあること。特有。「―名詞」 0
鹹味 カンミ [1] しおからい味。塩気。また、しおからい食品。 0
翔破 ショウハ [1] 鳥や飛行機が長い距離をとびきること。「ユーラシア大陸を東西に―する」 0
存分 ゾンブン [0],[3] 思いのまま。思うとおり。じゅうぶん。「休暇を―に楽しむ」 0
憂悶 ユウモン [0] うれえもだえること。心配し悩むこと。「―にのたうつ」 0
袒ぐ はだぬ-ぐ 衣服の袖(そで)を引きぬいて、肩をあらわす。はだぬぎになる。 0
戦略 センリャク [0] ①たたかいの策略。「―を練る」 軍略・兵略 ②政治・社会運動や企業経営で、成果をあげるための計画や手段。「販売―」 0
季寄せ キよせ [0] 俳諧(ハイカイ)で季語を集めて分類した書物。歳時記の簡単なもの。 0
医伯 イハク [1] 医者。尊敬の気持ちをこめた言い方。国手・名医 0
今際の念仏誰(だれ)も唱える いまわのネンブツだれもとなえる 死ぬ時にはだれもが念仏を唱え、神仏にすがるが、元気なときに信仰する人はめったにいない。 1
祝着 シュウチャク 喜び祝うこと。「教え子が結婚するとは―至極だ」 慶賀 0
来世 ライセ [0] 死後に行くといわれる世界。後世(ゴセ)・後生(ゴショウ)現世・前世 0
寒波 カンパ [1] 冬、冷たい気団の移動により、気温が急激に低下する現象。「日本中が―に襲われる」熱波 冬 0
蓮華・蓮花 レンゲ ①ハスの花。夏 ②「蓮華草(レンゲソウ)」の略。 ③「散り蓮華」の略。中国料理などで、汁物をすくうのに用いるさじ。形がハスの花びらに似ている。 0
虜 ゼンリョ [3],[0] ひげを生やしたえびすの意で、西洋人をさげすんでいう語。 0
水圧 スイアツ [0] 水が他の物体などにおよぼす圧力。「―が下がる」 0
連盟 レンメイ [0] 共通の目的を達成するために、団結し協力すると誓うこと。また、その集まり。「―に加入する」同盟 「聯盟」の書きかえ字。 0
虚飾 キョショク [0] 中身を伴わず外見だけを飾ること。「―にまみれた実像」 0
男爵 ダンシャク [1],[0] ①旧制で、五等爵(公・侯・伯・子・男)の第五位。「―は華族の階級の一つだ」 ②「男爵芋」の略。ジャガイモの一品種。 0
撃退 ゲキタイ [0] うち払うこと。追い払うこと。「向かってくる敵を―する」 0
抵たる あ-たる ①ふれる。さわる。 ②相当する。「万金に―る」 0
推力 スイリョク [1] 前方に押し進める力。推進力。「ロケットの―」 0
贋札 にせサツ [0] 本物そっくりにつくった紙幣。表記「偽札」とも書く。参考「ガンサツ」とも読む。 0
遡る さかのぼ-る [4] ①流れと逆のほうに進む。「川を―る」 ②過去や物事の根本に戻る。「―って事実の確認をした」 0
稜 かど [1] はっきりと折り目のついたものの、すみの部分。角 0
逢瀬 おうせ [1] 恋愛関係にある男女がひそかにあうこと。また、その機会。「人目をしのんで―を重ねる」逢引(あいびき)・密会 0
妥結 ダケツ [0] 意見の対立する両者が折れ合って話をまとめ、約束を結ぶこと。「交渉が円満に―する」決裂 0
異様 イヨウ [0] ふつうとちがっているさま。「―な雰囲気」 0
綿亘・綿亙 メンコウ 長く連なり続くこと。また、そのさま。「雄大な山脈が南北に―する」連亘・連亙・聯亙(レンコウ) 0
夫婦は合わせ物離れ物 フウフはあわせものはなれもの 夫婦はもともと他人どうしが一緒になったのだから、別れることがあっても仕方がないということ。 0
産 うぶ [1] 生まれたままの。生まれたときの。「―声」「―着」「―湯」 参考出生・出産に関することを表す。 0
不堪 フカン [0] 物事が上手でないこと。特に技芸がうまくないこと。 0
秘術 ヒジュツ [1],[0] 人に容易に知らせない、すぐれた技。奥の手。秘法 0
帯 おび [3] ①和服の上から胴に巻いて結ぶ細長い布。「―を締める」 ②物に巻く、細長い形をしたもの。「―紙」「―封」 0
稠密 チュウミツ [0] 一か所に多く集まること。びっしりとこみ合っていること。「人口の―な地域である」表記「綢密」とも書く。 0
紆がる ま-がる ①回り道をする。遠回りをする。 ②まわりくどい。 ③かがめる。 0
批准 ヒジュン [0] ①国家を代表する全権委員が署名・調印した条約を、主権者が承認すること。「通商条約を―する」「―書の交換」 ②臣下が差し出した文書を、君主が裁決して許すこと。「准」は許す意。 0
国賓 コクヒン [0] 国家が正式の客として招く外国人。特に元首・首相・王族など。「―待遇」「大統領は―として来日した」 0
麩 ふすま [0],[3] コムギをひいて粉にするときに残る皮のくず。洗い粉や家畜のえさにする。「―を飼料にする」参考「フ」と読めば別の意になる。 0
無期 ムキ [1] 一定の期限がないこと。「―延期」「―懲役の刑」有期 0
頁 かしら [0] 人間のあたま。こうべ。表記「頭」とも書く。 0
情けに刃向(はむ)かう刃(やいば)なし なさけにはむかうやいばなし 情けをかけられれば、だれもが敵意を抱いたり、抵抗したりすることができなくなる。 仁者(ジンシャ)に敵なし 0
𠮟る しか-る 鋭い声で責める。戒める。「子どもを―る」 0
負託 フタク [0] 引き受けさせて、任せること。「交渉を代理人に―する」 0
菖蒲湯 ショウブゆ [3] 五月五日、端午の節句にショウブの葉や根を入れてわかす風呂(フロ)。邪気をはらうために行う。 0
女房 ニョウボウ [1] ①妻。家内。「―役をつとめる」 細君 ②昔、宮中に部屋を与えられた高位の女官。 ③貴族の家に仕える女性。 0
側柏 このてがしわ ヒノキ科の常緑小高木。 由来「側柏」は漢名から。 児手柏(このてがしわ) 1
凝り性 こりショウ [2],[3] 一つのことに熱中する性質。また、その人。「何事にも―な人」 0
綱曳 つなひき ①一本の綱を二手に分かれて引っ張り合う競技。 ②その年の豊作や大漁を占うための神事。新年 0
胸中に成竹(セイチク)あり キョウチュウにセイチクあり 事前に準備を整えて得た成功の見込み、成算。また、それがあること。タケを描くとき、あらかじめ心の中で描くタケの姿を完成し、一気に筆を揮(ふる)って描きあげる意から。〈蘇軾(ソショク)の文〉 0
紀元 キゲン [1] 歴史上の年数を数える基準となる年。西暦ではキリストの誕生年を元年とする。 0
黒髪 くろかみ [0] 黒いかみの毛。特に、つやのある真っ黒なかみの毛。 0
道う い-う 話す。言葉を述べる。説く。 0
了知 リョウチ [1] はっきりと知ること。悟り知ること。「その事は―しています」 0
反問 ハンモン [0] 質問した相手に逆に問い返すこと。「厳しく―する」 0
鬼瓦 おにがわら [3] ①屋根の棟の両端につける魔除(よ)けの飾り瓦。 ②こわい顔の形容。 由来①獣面や鬼面が多かったことから。 0
満開 マンカイ [0] 花がすっかり開ききること。花の真っ盛り。「―の桜の下で酒を酌(く)み交わす」 0
狐死して兎(うさぎ)悲しむ きつねししてうさぎかなしむ 禍(わざわ)いが身に降りかかるのを憂えるたとえ。ウサギが同じ山のキツネの死を見て、自分も同じ運命をたどると思い、泣き悲しむということから。〈『宋史(ソウシ)』〉 0
座高 ザコウ [0] 背筋をのばしていすにすわったときの、座面から頭頂までの高さ。 0
話題 ワダイ [0] 話の題材。話のたね。「彼は―が豊富で飽きない」 0
鋤鍬 すきくわ [0],[2] すきと、くわ。農具のこと。また、それを用いてする仕事。農作業。 0
虚ける うつ-ける [3] ①中がからっぽになる。 ②魂が抜けたようにぼんやりとする。表記「空ける」とも書く。 0
流れに棹さす ながれにさおさす ある物事を、機に乗じて思いどおりに順調に進めることのたとえ。流れに乗って棹を操り、舟を進める意から。
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漢字の豆知識 「失笑」は、本当はどんな笑い? ~意味が変わっていく慣用句~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
宛 ずつ [0] ①同じ数を割りあてることを表す。「一人二個―配る」 ②同じ数量を繰り返すことを表す。「少し―歩けるようになる」 0
力説 リキセツ [0] 強く主張したり説明したりすること。熱心に説くこと。「コミュニケーションの必要性を―する」 0
奥書 おくがき [0] ①書物の最後に、発行年月日・筆者名・由来などを記した文。奥付 ②官公庁の書類の最後に、記載事項が正しいことを証明した文。 ③芸能の奥義を伝授するときの証書。 0
拳法 ケンポウ [1] 中国の武術で、こぶしや足などを使って格闘するもの。 0
足半 あしなか [0] 走りやすいように、踵(かかと)の部分がなく、足の半ばくらいの長さの草履(ゾウリ)。半草履。 0
異名 イミョウ [0] ①本名以外の名。本来のものとはちがう呼び名。別名。「弥生(やよい)は三月の―」「昆虫博士の―を取る」異称 ②あだ名。参考「イメイ」とも読む。 0
雉鳩 きじばと [0] ハト科の鳥。山地の林などにすみ、市街地にも現れる。「デデッポーポー」と鳴く。ヤマバト。由来つばさの色がキジの雌に似ることから。 0
拘禁 コウキン [0] ①人をとらえて、とじこめておくこと。監禁 ②被疑者などを留置場に長期拘束すること。参考②比較的短期な拘束は「抑留」を使う。 0
輦 てぐるま 輿(こし)に車をつけ、轅(ながえ)に手を添えて引く車。天子の車。天皇や皇族の乗り物。「―の宣旨(センジ)(手車に乗ることを許可する文書)」輦車(レンシャ)・輦輿(レンヨ) 0
自然薯 ジネンジョ [0] ヤマノイモの別称。 秋 由来「自然生(ジネンジョウ)」の転で、栽培されるナガイモに対していう。 山の芋(やまのいも) 0
志大才疎 シダイサイソ 志は大きいが才能に欠けていること。抱く望みは大きいが才能や力量が伴わないこと。「疎」は、まばらの意。 志大智小(シダイチショウ)・眼高手低 0
機縁 キエン [1],[0] ①きっかけ。「入賞を―に画家を志す」機会 ②仏の教えを受ける縁が生じること。また、その縁。 0
善否 ゼンピ よいこととよくないこと。よしあし。 良否 0
客演 キャクエン [0] 役者や音楽家などが、自分の所属団体以外の興行に招かれて臨時に出演すること。 0
厳戒 ゲンカイ [0] 厳しく警戒すること。「首都一円に―体制を敷く」 0
課業 カギョウ [1] 学校や職場などで割り当てられた学科や作業。 0
嘯風弄月 ショウフウロウゲツ 自然の風景に親しみ、風流を好んで楽しむこと。「嘯風」は風に合わせて歌うこと。「弄月」は月を眺め賞すること。参考「風に嘯(うそぶ)き月を弄(もてあそ)ぶ」ともいう。 0
雀野豌豆 すずめのエンドウ マメ科の二年草。草地に自生。葉は羽状複葉で、先端は巻きひげとなる。春、淡紫色の小花をつけ、エンドウに似た小形のさやを結ぶ。 0
清算 セイサン [0] ①貸し借りを整理してあと始末をつけること。「借金を―する」 ②過去の悪い事柄や関係に結末をつけること。「腐れ縁を―する」 ③法人などの解散後の財産を整理すること。「―人の任免」
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漢字の豆知識 お金も人生もセイサンする ~「精算」と「清算」の違い~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
去勢 キョセイ [0] ①動物の生殖腺(セイショクセン)を取り除くこと。 ②抵抗する気力を奪うこと。 0
雄渾 ユウコン [0] 書画や詩文などが、力強く勢いのあること。また、そのさま。「―な筆づかい」雄勁(ユウケイ) 0
祝杯・祝盃 シュクハイ 祝いの酒をつぐさかずき。「大仕事の成功に―をあげる」 0
突撃 トツゲキ [0] 勢いよく進んで攻撃すること。「―隊」 0
彭彭 ホウホウ 物事が盛んなさま。また、多くて盛大なさま。 0
月影 つきかげ [0],[3] ①月の光。秋 ②月の姿や形。 ③月の光に照らされた人や物の影。 0
糅飯 かてめし 米に雑穀や芋などをまぜて炊いた飯。かて。 0
満遍ない マンベン-ない 行き届かないところがない。もれがない。「選挙区を―く回る」「参考書で―く学習した」表記「万遍ない」とも書く。 0
名誉毀損 メイヨキソン [4],[1] 名誉を損なうこと。「―罪で訴える」表記「毀損」は「棄損」とも書く。 0
柑橘類 カンキツルイ [4] ミカン科のミカン・キンカン属の果樹、またはその果実の総称。ミカン・レモン・ダイダイなど。 0
入浴 ニュウヨク [0] 風呂(フロ)に入ること。「―剤を入れてリラックスする」 0
社日 シャニチ [0] 歴注の一つ。春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日。春は五穀豊穣を祈る春社、秋は収穫のお礼に穀物をささげる秋社をいう。しゃじつ。 春 参考「社」は土地の神の意。 0
吸風飲露 キュウフウインロ 仙人などの清浄な生活のこと。五穀を食べず、風を吸い露を飲むような生活の意。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
申す もう-す [1] ①「言う」の謙譲語。動作の及ぶ相手を敬っていう。また、丁寧語。「木村と―します」 ②「お」や「ご」のついた動詞などにつき、「する」の謙譲語。「お待ち―しております」 0
針 はり [1] ①布などをぬったりさしたりする、細く先のとがった用具。「待ち―」「ミシン―」 ②細く先のとがったものの称。「時計の―」 ③蜂などの尾部にある外敵をさすもの。 ④陰険な悪意。「―を含む言葉」 0
兵火 ヘイカ [1] ①戦争により起きる火災。「―の街」兵燹(ヘイセン) ②戦争。 ①②戦火 0
繁く しげ-く [1] 回数が多いさま。しばしば。ひんぱんに。「友人の見舞いに足―通う」 0
学若し成らずんば死すとも還らず ガクもしならずんばシすともかえらず 志を立てて故郷を出てきたからには、学問が成就しなければ死んでも帰らない。学問成就の決意をいう句。〈釈月性(シャクゲッショウ)の詩〉人間(ジンカン)到る処(ところ)青山(セイザン)有り 0
芋頭 いもがしら [3] ①サトイモの塊茎。親いも。いもの頭(かみ)。 ②茶道の用具の水指(みずさし)や茶入れの形の一つ。①に似ることから。 0
兆し きざし [0] 物事が起こる前ぶれ。兆候。また、気配。由来「兆」は、カメの甲の割れ目をかたどった文字。昔、カメの甲などを火で焼いて、その割れ具合から吉凶を予測したことから。
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漢字の豆知識 「汚れない天使」の読み方は? 読めないと恥ずかしい常用漢字2(公財)日本漢字能力検定協会 0
シシ 物事に熱心に励むさま。「―勉学にいそしむ」 表記「孜孜」とも書く。 参考「ジジ」とも読む。 0
御廁 おかわ 「御廁(おかわや)」の略。持ち運びのできる便器。おまる。表記「清器」とも書く。 0
正占 ますら 正しく言い当てる占い。 由来「まさうら」の転じたもの。 1
陸尺 ロクシャク [4] ①近世、貴人の輿(こし)や駕籠(かご)を坦いだ人。かごかき。 ②江戸城中で走り使いなどをした小者。 ③町方の家で雑用に使われる人。下男。下僕。表記「六尺」とも書く。 0
私設 シセツ [0] 個人や民間で設立すること。「―応援団」 公設・官設 0
酒蔵・酒倉 さかぐら 酒をつくったり、貯(たくわ)えたりする蔵。 参考「さけぐら」とも読む。 0
嬲る なぶ-る [2] ①おもしろ半分にからかい苦しめる。おもしろがっていじめる。 ②もてあそぶ。いじる。「風が髪の毛を―る」 0
四輪駆動 よんリンクドウ [5] 前後四つの車輪に駆動力を伝えることのできる構造。また、その自動車。高速走行や悪路走行に適している。 4WD。 0
坎軻 カンカ [1] ①車がつかえて、行き悩むさま。 ②志を得ないで、不遇であるさま。世に認められず、思うようにならないさま。表記②「轗軻」とも書く。 0
精励 セイレイ [0] 職務や学業に、精をだしてつとめはげむこと。 精勤・勉励 0
開運 カイウン [0] いい方向に運が開けること。幸運に向かうこと。「―のお守り」「―グッズの売上げは上々だ」 0
枯燥 コソウ [0] 水気がなくなり干からびること。みずみずしさがなくなること。 0
巧緻 コウチ [1] たくみで細かいこと。「―な模型を作り上げた」 0
田麩 デンブ [1] タイ・タラなどの魚肉を蒸して細かくほぐし、醬油(ショウユ)・砂糖などで味をつけて炒(い)った食品。表記「デンプ」とも読む。 0
仰く あおの-く あおむきになる。上を向く。参考「あおむく」の古い形。 0
行商 ギョウショウ [0] 商品を持って各地を売り歩くこと。また、その人やその職業。 0
野暮 ヤボ [1] ①風流のわからないさま。世情に通じていないこと。また、その人。「―なことを言うな」不粋(ブスイ) ②洗練されていないこと。あか抜けていないこと。また、その人。「―な髪形」「―な身なり」 ①②粋(いき)・(スイ) 0
画期 カッキ [0],[1] ある段階が終わって次の段階に進むこと。また、その区切り。 0
布施 フセ [2],[0] ①ほどこし恵むこと。 ②僧に金銭や品物をほどこし与えること。また、その金品。「修行僧にお―を渡す」参考多く「お―」の形で用いる。 0
瓢簞で鯰を押さえる ヒョウタンでなまずをおさえる ヒョウタンでナマズを取り押さえようとしても、なかなかつかまえられないように、言動がぬらりくらりとして、とらえどころがなく、要領を得ないたとえ。 0
夜な夜な よなよな [0],[1] 毎夜。夜毎(よごと)。「―無言電話が掛かる」朝な朝な 0
確執 カクシツ [0] 自分の意見を主張して譲らないこと。また、そこから起こる不和。「嫁と姑(しゅうとめ)の―」参考「カクシュウ」とも読む。 0
病魔 ビョウマ [1] 病気を魔物にたとえた語。また、病気そのもの。「不幸にして―に冒された」 0
杙鞋 くいぐつ 木くいの先端に取り付ける、とがった金属製のカバー。くい先を保護し、固い地盤への打込みを容易にするための道具。くいわらじ。表記「杭沓」とも書く。 0
展覧 テンラン [0] 作品や資料などを並べたり広げたりして、一般の人に見せること。「―会に絵を出品する」展観 0
続短断長 ゾクタンダンチョウ 過不足がないように、物事を調整すること。「続」は継ぐこと。 参考「断長続短」ともいう。 採長補短・舎短取長・助長補短 0
権高 ケンだか [1] 気位が高く、見下すような態度で人に接するさま。「―に振る舞う」表記「見高」とも書く。 0
勇壮 ユウソウ [0] 勇ましく、勢い盛んなさま。「―な行進曲で入場する」 0
留まる とど-まる [0] ①長く同じ場所・地位・状態にいる。「現職に―る」 ②とどこおる。「会議の進行が―る」 ③あとに残る。 0
天姿国色 テンシコクショク 生まれながらの絶世の美人のこと。「天姿」は天から与えられた美しい姿。「国色」は国中で一番の美人の意。傾城傾国(ケイセイケイコク)・一顧傾城(イッコケイセイ) 0
懐剣 カイケン [0] ふところに入れて持ち歩く護身用の短刀。守り刀。ふところがたな。「―を抜く」 0
幽 ユウスイ 景色などが奥深くて人けがなく静かなさま。「―なる山間に居を構えた」幽寂 0
一望無垠 イチボウムギン 一目ではるかかなたまで見渡せること。見晴らしのよいたとえ。「無垠」は果てしないこと。一望千頃・一望千里 0
百足 むかで [0] ムカデ類の節足動物の総称。体は細長く、多数の体節をもち、各節に一対ずつ足がある。口に毒腺(ドクセン)をもち、かまれると激痛が走る。夏表記「蜈蚣」とも書く。 1
中断 チュウダン [0] 続いているものが途中で断ち切れること。また断ち切ること。中止 0
玉花 たまのかんざし ユリ科の多年草。中国原産。観賞用に栽培。葉は長い楕円(ダエン)形。晩夏、白色で芳香のある花を夜開く。 由来「玉花」は漢名より。つぼみを玉(ギョク)でつくった(かんざし)に見立てたことから。 1
端食 はしばみ 木の切り口に取りつけ、そりを防ぐふち取りの木。多く、扉に用いる。参考「はしばめ」とも読む。 0
苜蓿 うまごやし [2] マメ科の二年草。ヨーロッパ原産の帰化植物で、海岸などに自生。葉は三枚の小葉からなる複葉。春、黄色い小花をつける。春由来「苜蓿」は漢名より。和名は、ウマに食べさせると肥えることから。表記「馬肥・連枝草」とも書く。 1
言祝ぐ ことほ-ぐ [3] 新年、結婚などを言葉で祝う。喜びや祝いの言葉を述べる。表記「寿ぐ」とも書く。
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漢字の豆知識 冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
厳封 ゲンプウ [0] 厳重に封をすること。「重要書類を―する」 0
尺〆 シャクじめ 木材の体積の単位。一尺〆は、断面が一尺角(一辺が一尺の正方形)で長さが二間のもので、体積は一二立方尺、約〇・三三立方(メートル)。地方によって多少異なる。 0
繡衣 シュウイ 美しい刺繡がほどこされている衣服。 0
般若 ハンニャ [1] ①真理を見きわめる知恵。 ②能面の一つ。二本の角をもち怒りや悲しみ・苦悩をたたえた鬼女の面。 0
西施捧心 セイシホウシン 身のほどを考えずに、やたら人のまねをして笑われること。同じ行為でも、それを行う人と場合によって価値が異なることのたとえ。 故事中国、越の国で絶世の美女といわれた西施が病気になり、胸に手をあてた姿がさらに美しいのを見たみにくい婦人がそのまねをしたところ、周りの人が逃げだしたという故事から。〈『荘子(ソウジ)』〉 顰(ひそ)みに効(なら)う 0
我田引水 ガデンインスイ [1],[0] 自分の都合のいいように考えたり、事を進めたりすること。我が田に水を引くこと。自分の田だけに水を引き入れる意から。手前勝手 0
寂然 セキゼン [0] 静かでものさびしいさま。「―とした寺院」 参考「ジャクネン」とも読む。 0
誅戮 チュウリク 罪を犯した者をころすこと。罪をただしてころすこと。 0
擺く ひら-く 左右に押しひらく。押しのける。きりひらく。 0
揚棄 ヨウキ 二つの矛盾・対立する概念を合わせて、より高度な概念に統一し発展させること。アウフヘーベン。止揚 0
先達 センダツ [0],[1] ①先にその分野に入り、経験を積んで後進を導くこと。また、その人。先駆者。 先輩 ②登山などの案内人。 ③修験者(シュゲンジャ)が山で修業をするときの指導者。 参考「センダチ」とも読む。 0
汚らわしい けが-らわしい [5] ①きたならしくて自分までよごれる気がする。不愉快だ。「聞くのも―い話だ」「―い金」 ②下品だ。「―いしぐさ」 0
三者鼎談 サンシャテイダン 三人が向かい合って話し合うこと。「鼎(かなえ)」は、物を煮たり、宗廟(ソウビョウ)において祭器として用いられたりする、三本脚のついた容器。 0
瑣瑣 ササ ①こまかくてわずらわしいさま。 ②玉の小さい音のさま。 0
形 かたち [2] ①視覚や触覚でとらえられる物のありさま。「実際の―が見えてきた」 ②中身を伴わない形式や様式。「―ばかりのお見舞い」 ③外見的な姿・態度や服装。「顔―の端正な女性」 0
包含 ホウガン [0] そのなかにつつみふくむこと。「多くの矛盾を―している」内包・含有 0
名鑑 メイカン [0] ある分野に関連する人や物の名前を集めて分類した本。「選手―」 0
汐干狩り しおひがり [3] 海水の引いた砂浜で、貝などをとること。春の大潮のときが最適。 春 0
那智黒 なちぐろ 三重県熊野地方で産出する黒くて硬い粘板岩。主に、黒の碁石やすずり石として使用される。 0
没落 ボツラク [0] 栄えていたものが、衰えること。衰え滅びること。「名家が―する」「―貴族」凋落(チョウラク) 0
富岳 フガク [1] 富士山の別称。「―百景」 0
耳を貴(たっと)び目を賤(いや)しむ みみをたっとびめをいやしむ 人から聞いたことは信じても、自分で見たことは信じないこと。また、昔のことなどをありがたがり、今のことを軽んじること。〈張衡(チョウコウ)の文〉参考「貴耳賤目(キジセンモク)」ともいう。 耳を信じて目を疑う 0
課外 カガイ [1],[0] 規定の学科・課程以外のもの。「―活動」 0
木理 モクリ [1] 「木目(モクめ)」に同じ。 0
両替 リョウがえ [0] ①ある種の貨幣を、それと同額の他種の貨幣にかえること。「円をドルに―する」 ②ある物を、それと同価値の金銭にかえること。 0
糠味噌 ぬかミソ [0] 野菜などを漬けるために、米ぬかに塩をまぜて発酵させたもの。「胡瓜(きゅうり)の―漬」 0
鹹草 あしたば [0] セリ科の多年草。伊豆諸島など暖地の海岸に自生。葉は大きく羽状でやわらかく、食用。今日つんでも明日にはもう葉が出るといわれるほど発育が速い。ハチジョウソウ。夏由来「鹹草」は漢名から。表記「明日葉」とも書く。 1
二十重 はたえ [2] 物が何重にも重なること。「十重(とえ)―」 1
倫敦 ロンドン イギリスの首都。イングランド南部のテムズ川下流にあり、政治・経済・文化の中心地。 1
海上 カイジョウ [0] 海の上。海面。「―輸送の利用拡大を図る」陸上 0
核 さね [1] ①果物の中心にある堅い部分。種(たね)。「梅は食うとも―食うな」 ②板をつなぎ合わせるために、片方の板に作る細長い突起。参考①「カク」とも読む。 0
批点 ヒテン [0] ①詩歌や文章などの、たくみな箇所や重要な箇所のわきに打つ傍点。 ②詩歌や文章などを批評・訂正してつける評点。 ③訂正、あるいは非難すべき点。きず。欠点 0
洫 みぞ 田畑をうるおすためにめぐらされた用水路。 0
縦縞 たてじま [0] 衣服などで、縦方向に織った縞の模様。 横縞 表記「竪縞」とも書く。 0
工廠 コウショウ [0] 旧陸海軍に直属した軍需品工場。参考「廠」は仕事場の意。 0
鋼 はがね [0] ①非常にかたくて丈夫な鉄と炭素の合金。鋼鉄。 ②かたくて丈夫なことのたとえ。「―のような肉体の持ち主」由来刀剣の刃に用いるため、「刃金」の意から。 0
先駆ける・先駈ける さきが-ける ①他より先に敵中に攻め入る。 ②他に先立って進む。他よりも先に物事をする。「時代に―けて起業する」「春に―けてウグイスが鳴く」 0
店卸し たなおろし [0],[3] ①決算や整理のために、在庫の商品や製品を帳簿と引き合わせて数量を調べ、その金額を評価すること。 ②他人の欠点を数えあげて、いろいろと批評すること。表記「棚卸し」とも書く。 0
滑稽洒脱 コッケイシャダツ 機知に富み、弁舌さわやかに会話を操り、俗気がなくさっぱりとしていること。「―な文章で読者を魅了する」軽妙洒脱 0
旧友 キュウユウ [0] 古くからずっと交際のある友達。昔なじみ。旧知 0
金看板 キンカンバン [3] ①金の文字で彫りこんだ看板。 ②世間に誇りをもって示す主義・技術・商品など。「行政改革を―とする」 0
俗塵 ゾクジン [0] 俗世間のわずらわしい事柄。「―にまみれる」 参考世間の塵(ちり)の意。 0
纐纈 コウケチ [0] 奈良時代に行われた絞り染めの名で、布を縫いしばって染料にひたす染色技法。インドから中国を経て日本に伝来した。参考「コウケツ」とも読む。 0
遒勁 シュウケイ 絵画や文章を書くときの筆の運びが力強いこと。 参考「遒」「勁」ともに力強い意。 0
桃割れ ももわれ [0] 若い娘の結う日本髪の一つ。髪を、左右に分け、輪にして後頭部でまとめた、モモを割ったような形の結い方。 0
侍臣 ジシン [0],[1] 主君のそば近くに仕える家来。 近侍 0
絶交 ゼッコウ [0] 交際を断ち切ること。「友人と―する」 絶縁・断交 0
紅涙 コウルイ [0] ①悲しみの涙。血の涙。血涙 ②美しい女性の涙。「―をしぼる」 0
滅多 メッタ [1] ①むやみやたら。「―なことを言うな」 ②ほとんど。容易に。「―に外出しない」参考下に打ち消しの語を伴って使う。「滅多」は当て字。 0
三余 サンヨ 勉強に最も適している三つの余暇。冬(年の余)・夜(日の余)・雨降り(時の余)を指す。〈『三国志』〉 0
九牛の一毛 キュウギュウのイチモウ [0] 多くの中のきわめてわずかな部分。また、取るに足りないささいなこと。多くの牛の中の一本の毛の意から。「九」は数の多いことをいう。〈司馬遷の文〉滄海(ソウカイ)の一粟(イチゾク) 0
譏る そし-る [2] 落ち度や欠点を見つけて悪く言う。相手の欠点をせめ、とがめる。 0
片意地 かたイジ [0] 自分の意志を、頑固に押しとおすこと。また、その性質。「―を張っても仕方がない」 0
日報 ニッポウ [0] ①毎日行う業務上などの報告やそれを記した書類。「セールス―」週報・旬報・月報・年報 ②毎日の報道。新聞。 0
狷狭 ケンキョウ 気がみじかく、心が狭いこと。 0
窓蛍 ソウケイ 蛍雪の功 0
遯れる のが-れる 避け逃げる。逃げ隠れる。「世間のわずらわしさから―れる」 0
灯檠 トウケイ 灯火の油皿をのせる台。灯台。燭台(ショクダイ) 0
均質 キンシツ [0] すべての部分が、同じ性質や成分・密度であること。「―な溶液」等質 0
五穀 ゴコク [1] ①米・麦・粟(あわ)・黍(きび)・豆の五種の穀物。 ②主要な穀物の総称。「―豊穣(ホウジョウ)」参考①の種類に関しては諸説あり。 0
風餐露宿 フウサンロシュク 野宿の苦しみのたとえ。吹きさらす風の中で食事し、露にぬれて寝る意。「風餐」は、風に吹かれながら食事をする意。〈陸游(リクユウ)の詩〉風餐雨臥(ウガ) 0
候つ ま-つ うかがいまつ。まちうける。まちむかえる。来るのをあてにする。 0
生命 セイメイ [1] ①生物が生きて存在できる根源となる力。いのち。「―が宿る」 ②物事を成り立たせ、価値を支えるうえで最も重要なもの。「新聞の―は真実の報道にある」「けがで選手―を絶たれる」 ③寿命。 0
割る わ-る [0] ①力を加えるなどしてこわす。「皿を―る」 ②全体をいくつかに分ける。また、分配する。「飲食代金を頭数で―る」 ③押し分ける。「氷を―りながら船が進む」 ④割り算をする。 ⑤心の中をさらけ出す。「腹を―って話す」 ⑥ある数量・割合以下になる。「入場者が百人を―る」 0
下知 ゲチ [1] ①命令すること。また、命令。さしず。 ②鎌倉・室町時代の裁判の判決。また、判決文。参考「ゲジ」とも読む。 0
緘じる と-じる ①口をつぐむ。 ②中に物を入れて封をする。 0
誤算 ゴサン [0] ①計算をまちがえること。計算ちがい。 ②まちがった推測や予測をすること。見込みちがい。「うれしい―となった」 0
妓院 ギイン [1] 遊女屋。遊郭の茶屋。妓楼・妓館・娼家(ショウカ) 0
街道 カイドウ [0] ①主要な地を結ぶ大きな道路。また、大通り。「五―」 ②人生行路。人生を歩む道。「出世―をまっしぐら」 0
漢語 カンゴ [0] ①日本語のうち、中国から入ってきて音読する語。また、それにならい日本で作った字音で読む語。和語 ②中国語。 0
滑沢 カッタク ①なめらかでつやのあること。「―剤」 ②言葉がなめらかで、言いまわしがたくみなこと。 0
一酔千日 イッスイセンニチ 非常にうまい酒のこと。また、酒がよいものであるたとえ。ひと酔いしただけで気持ちよくなり、千日も眠る意から。故事 劉玄石(リュウゲンセキ)という者が千日酒という強い酒を買った。その酒の飲酒の限度をいうのを忘れた酒屋は、千日たったころ、玄石を訪ねたが、家人は玄石が酔って眠っているのを死んだと思い、すでに葬ったという。そこで棺を開けたところ、玄石が大きなあくびをして目をさましたという故事から。〈『博物志』〉 0
騒動 ソウドウ [1] ①大勢の人々がさわぎたてること。また、さわぎによって秩序が乱れるような事件や事態。「―が持ち上がった」「上を下への大―」「米―」 騒擾(ソウジョウ) ②争い。内輪もめなどのもめごと。「お家(いえ)―」 0
頰っ辺 ほっぺた ほおのあたり。ほっぺ。ほお。参考「ほおべた」の転。 0
礼金 レイキン [0] ①謝礼として出す金銭。 ②部屋や家を借りるときに、家主に謝礼として払う一時金。「―一つ、敷金二つ」 0
散散 サンザン [(形動)3],[0],[(副)0] ①程度がはなはだしいさま。ひどく。「―文句を言う」 ②結果・状態などがきわめて悪いさま。「―な目にあう」 0
判明 ハンメイ [0] 事実がはっきりすること。「調査結果が―する」 0
糯米・糯 もちごめ ねばり気が強く、餅(もち)や赤飯などを作るのに適した米。粳(うるち) 1
宿酲 シュクテイ 酒を多量に飲んだことにより翌日に残る頭痛などの症状。ふつかよい。 宿酔 0
焠ぐ にら-ぐ 焼いた刀などを一気に水に入れて、質を硬くする。焼きを入れる。 表記「淬ぐ」とも書く。 0
青天白日 セイテンハクジツ [0] 心にまったくやましい点がないこと。また無実が明らかになること。よく晴れて太陽が輝く日の意から。〈韓愈(カンユ)の文〉 参考「白日青天」ともいう。 清廉潔白(セイレンケッパク) 0
叉焼 チャーシュー [3] 中国料理で、豚肉のかたまりをひもでしばってたれに漬け、天火で焼いたもの。焼き豚。 参考中国語から。 0
憂憤 ユウフン [0] うれえ、いきどおること。悲しみいきどおること。「凶悪犯罪の多発を―する」憤恚(フンイ) 0
春植えざれば秋実らず はるうえざればあきみのらず 何事も努力しなければ、よい結果は生じないことのたとえ。 0
秋蟬 シュウセン 秋に鳴くセミ。秋のセミ。残蟬(ザンセン)。 秋 0
天地は万物の逆旅、光陰は百代の過客 テンチはバンブツのゲキリョ、コウインはヒャクダイのカカク この世のすべてのものは、はかなく変わりやすいものだということ。「逆旅」は宿屋の意。天地を万物が訪れては立ち去っていく宿に、月日を永遠に歩み続ける旅人にたとえる。〈李白(リハク)の文〉 0
蒸留 ジョウリュウ [0] 液体を熱して気体とし、再び冷やして液体にすること。「―水」 「蒸溜」の書きかえ字。 0
悪露 オロ [1] 出産後しばらくの間、子宮から出る血液・リンパ液などの分泌物。おりもの。 0
博聞強記 ハクブンキョウキ [5] 広く見聞して、よく記憶していること。「強記」は記憶力の強いこと。〈『韓詩外伝(カンシガイデン)』〉表記「強記」は「彊記」とも書く。参考「博覧強記」ともいう。 0
焚き合わせ たきあわせ 野菜と魚・肉などを別々に煮て、一つの器に盛ること。また、その料理。表記「炊き合わせ」とも書く。 0
尻尾 しっぽ [3],[2] ①動物の尾。「―を巻く」 ②細長いものの末端。「牛蒡(ゴボウ)の―」 1
藺草 いぐさ [1],[0] 「藺(い)」に同じ。 0
腐植 フショク [0] 枯れ葉などの有機物が土の中で、微生物により分解すること。また、その分解の途中にできた暗黒色の物質。植物の栄養分になる。「―土は作物の生育に適している」 0
授精 ジュセイ [0] 精子と卵子を結合させること。「人工―」 0
阿古屋貝 あこやがい [3] ウグイスガイ科の二枚貝。表は黒褐色で、内面には美しい真珠色の光沢がある。真珠養殖の母貝に用いる。シンジュガイ。 由来昔、阿古屋(現在の愛知県半田市付近の浜)で多くとれたことから。 0
面責 メンセキ [0] 面と向かって相手をとがめること。「無断欠勤を―する」「責任者を―する」面詰(メンキツ) 0
左団扇で暮らす ひだりうちわでくらす 左手でゆったり団扇をつかう意から、仕事をしないで安楽に暮らすこと。「―結構なご身分」 1
玉串 たまぐし [2] ①神前にそなえる榊(さかき)。榊に木綿(ゆう)(コウゾの木から繊維をとった布)や紙をつけたもの。「―料」②榊の美称。 0
呉汁 ゴじる ①大豆を水に浸してすりつぶし、こして味噌(ミソ)で味付をした汁。 ②大豆をすりつぶしてこし、染色の色止め剤に使うもの。ご。表記②「豆汁」とも書く。 0
一病息災 イチビョウソクサイ [2],[0] まったく病気知らずの人よりも、持病の一つくらいある人のほうが健康に気を配り、かえって長生きするということ。参考「無病息災」をもじった言葉。 0
屎 くそ [0],[2] ①大便。 ②分泌物やかす。「目―鼻―を笑う」 ③…など何もない。「…も―もない」の形で用いる。「楽しみも―もない」 ④ののしったり、程度のはなはだしいことを表す語。「―ばばあ」「―まじめ」 ⑤悔しいことを表す感動詞。「―、あのガキは」 由来米のしかばねという意から。 表記「糞」とも書く。 0
巨多 キョタ きわめて数が多いこと。表記「許多」とも書く。参考「コタ」とも読む。 0
朱に交われば赤くなる シュにまじわればあかくなる 人はその周りの人々や環境によって感化され、良くも悪くもなるということ。 麻の中の蓬(よもぎ)・墨に近づけば黒し 泥中の蓮(はす) 0
任重くして道遠し ニンおもくしてみちとおし 道を志す者の任務は重く、行く道ははるかに遠い。 由来曽子(ソウシ)が道に志す者の任務が重大であることを説いた言葉から。〈『論語』〉 0
仁者楽山 ジンシャラクザン 仁徳の備わった人は、穏やかな心境でいつもどっしりと落ち着いているので、そのような山が好きであるということ。〈『論語』〉 知者楽水 0
景品 ケイヒン [0] ①商品に添えて客に無料で贈る品物。おまけ。「―付きの大売り出し」景物 ②行事の参加者や競技の得点者に、記念やほうびとして贈る品。 0
雌雄 シユウ [1] ①めすとおす。「―異株」 ②優劣。勝負。「―を争う」 0
無漏 ムロ なんの迷いもなく心が澄みきっていること。煩悩(ボンノウ)がまったくないこと。有漏(ウロ)参考「漏」は、不浄なものがもれ出す意。 0
採花汲水 サイカキッスイ 仏道修行のたとえ。仏に供えるために、木の実や花をとり、水を汲(く)む意から。 表記「採花」は「採菓・採果」とも書く。 参考「汲水」は「キュウスイ・ギッスイ」とも読む。 0
俊敏 シュンビン [0] 頭のはたらきが鋭く行動がすばやいこと。「―な身のこなしの青年」 0
間 はざま [0] ①物と物のすきま。物事と物事のあいだ。「生と死の―」 ②谷あい。谷間。 ③矢や弾丸などを放つために、城壁にあけられた穴。銃眼。表記「狭間・迫間」とも書く。 0
俳句 ハイク [0] 俳諧連歌(ハイカイレンガ)の発句が独立した形。五・七・五の一七字からなり、原則として季語を読み込む。「旅行先で―を作る」 0
幸 さち [1] ①しあわせ。「ここに―あり」「―薄い一生」 ②自然からの恵み。自然から得る食物。「海の―を味わった」 0
連記 レンキ [1],[0] 二つ以上のものを並べて書くこと。「―投票」列記単記 0
経常 ケイジョウ [0] 常に一定の状態で変わらないこと。「―収支」 0
適合 テキゴウ [0] 条件や場合などにうまくあてはまること。 0
憂い うれい [3],[2] ①心配。気づかい。「後顧の―もなく出発した」 ②悲しみ嘆くこと。ゆううつで気持ちが晴れないこと。「―顔」参考「憂え」ともいう。 0
回忌 カイキ [1],[0] 毎年めぐってくる命日。一回忌・三回忌・七回忌など。年忌・周忌参考三回忌以降は亡くなった年を含めて数える。 0
太平 タイヘイ [0] 世の中が治まっていて平和なこと。「―の世」表記「泰平」とも書く。 0
印籠 インロウ [0],[3] 古くは印と印肉、のちには薬などを入れ、腰に下げる小さな箱。江戸時代の武士が裃(かみしも)をつけたときの装身具。参考「一具(イチグ)・(ひとそなえ)、二具」と数える。 0
鷽替 うそかえ [0] 前年の罪やけがれを託した木製のウソを、今年の幸運をいただくために替える正月の神事。福岡太宰府(だざいふ)・東京亀戸(かめいど)などの天満宮や大阪の道明寺などで行われる。 0
胴元 ドウもと [0] ①ばくちの席を貸して、出来高に応じた歩合を取る人。胴親。胴取り。 ②物事をしめくくる人。元締。表記「筒元」とも書く。 0
書留 かきとめ [0] ①あとに残すために書いておくこと。メモ。 ②「書留郵便」の略。確実に届けるために受付日・発信人・受信人などを記録しておく特別料金の郵便。現金書留・簡易書留など。 0
津 つ [1] ①船着き場。港。渡し場。 ②人が集まる場所。「三箇(サンガ)の―(京都・大坂・江戸)」 0
堰塞 エンソク [0] 土砂などを用いて水の流れをせきとめること。「―湖」表記「偃塞」とも書く。 0
科学 カガク [1] ①対象を体系的に研究し、その原理・法則を見つけだそうとする学問。 ②自然現象を対象とする学問。自然科学。 0
侏儒 シュジュ [1] ①身長がきわめて低い人。 ②見識のない人をあざける語。 ③役者。 表記「朱儒」とも書く。 0
泣き噦る なきじゃく-る しゃくり上げて泣く。「―るばかりで訳がわからない」 0
豊葦原 とよあしはら 日本国の美称。由来豊かにアシが生い茂る原の意から。 0
減らず口 へらずぐち [0],[3] 負け惜しみや出まかせの屁理屈(へリクツ)を言うこと。また、その言葉。「―をたたく」 0
斉斉哈爾 チチハル 中国、黒竜江省西部の工業都市。交通の要所。 1
菫 すみれ [0] スミレ科の多年草。山野に自生。春、紫色の花を横向きにつける。春 0
泰山 タイザン [1] ①中国の山東省中央部にある名山。 ②高く大きな山。表記「太山・岱山」とも書く。 0
棗椰子 なつめヤシ [4] ヤシ科の常緑高木。ペルシャ湾沿岸地方原産。葉は大形の羽状複葉。果実は円柱形で、多数つき食用。樹液からは砂糖や酒をつくる。葉は勝利の象徴として祝賀に用いるので、戦捷木(センショウボク)ともいう。 0
満更 マンざら [0] 必ずしも。「―いやでもない」参考あとに打ち消しの語を伴う。 0
鰄 かいらぎ 南海にすむサメ類で、アカエイに似た魚の背皮。刀剣のつかやさや、装飾品などに用いる。表記「梅花皮」とも書く。 0
扁虫 ひらむし [2] ジョウチュウなど、平たい虫の総称。表記「平虫」とも書く。 1
変質 ヘンシツ [0] ①物質や物事などの性質が変わること。また、変えること。「貯蔵しておいた酒が―する」「昔の写真が―した」 ②性格などが通常と異なって病的なこと。「―者による犯罪」 0
告発 コクハツ [0] ①かくされた悪事や不正などを広く知らせること。 ②犯人と被害者を除く第三者が、捜査機関に犯罪事実を申し立て、捜査と処罰を求めること。 0
周到 シュウトウ [0] 準備や用意がすみずみまで行きとどき、不備のないさま。「―に準備する」「用意―に計画を立てる」 綿密・周密 0
泰山卵を圧す タイザンたまごをアッす 非常にたやすいことのたとえ。泰山が卵を押しつぶす意から。故事 中国、晋(シン)代に東海王の越(エツ)が挙兵したとき、彼の義挙をたたえた孫恵の手紙のなかにある言葉「正が邪を討つのだから(中略)、泰山が卵を押しつぶすようにたやすく敵を打ち負かすことができる」から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
有象無象 ウゾウムゾウ [4] ①「有相無相(ウソウムソウ)」に同じ。 ②形があるものないものすべて。転じて、雑多なつまらない人や物。多くの人を卑しめていう語。「世間の―は問題にしない」参考「有象」は形のあるもの、無象は形のないものの意。森羅万象 0
区劃 クカク [0] 区画 0
黙念 モクネン [0] 黙って考えこむこと。黙想・黙考・黙思 0
占用 センヨウ [0] ある人や団体などが独占して使うこと。ひとりじめ。「道路―の許可」 0
形影相弔(あいとむら)う ケイエイあいとむらう 孤独なさま。孤独でよるべのないたとえ。「弔う」はあわれみ、なぐさめること。わが身と影法師が互いにあわれみ合う意から。〈李密(リミツ)の文〉形影自(みずか)ら相憐(あいあわれ)む 0
注ぐ つ-ぐ [0] 液体をそそぎ入れる。流しこむ。「杯に酒を―ぐ」 0
糾弾 キュウダン [0] 罪悪・失敗などを問いただして責めたてること。「今更失敗を―しても仕方ない」糾明 「糺弾」の書きかえ字。 0
香蒲 がま [1],[0] ガマ科の多年草。 由来「香蒲」は漢名から。 蒲(がま) 1
近惚れの早飽き ちかぼれのはやあき ほれっぽい人は飽きるのも早いこと。また、そういう人。「近惚れ」はほれやすい意。 0
患える うれ-える 心配する。案ずる。「将来を―える」 0
深謀 シンボウ [0] 深い考えをめぐらしたはかりごと。「―遠慮」 遠謀 0
鯨尺 くじらジャク [0] ものさしの一つ。和裁に用い、一尺を曲尺(かねジャク)の一尺二寸五分とする。くじらさし。 0
変革 ヘンカク [0] 社会や制度などが変わり改まること。また、変え改めること。「政治機構の―」「選挙制度の―」改革 0
天辺 テッペン [0] ①一番高いところ。いただき。頂上。「山の―」 ②兜(かぶと)の鉢の頂上。 ③頭の頂上。「頭の―から足の先まで」表記②③「頂辺」とも書く。参考②③「てへん」とも読む。「テンペン」と読めば、上空、また空の果ての意になる。 0
健全なる精神は健全なる身体に宿る ケンゼンなるセイシンはケンゼンなるシンタイにやどる 精神と体とは分けることのできない一つのものであり、体が健康であれば、精神もそれに伴って健全であるということ。由来 ギリシャの詩人ユベナリスの『風刺詩』から出た言葉で、今日では肉体的な健康だけでなく、精神的な健康も大切であるという意にも用いる。 0
優雅 ユウガ [1] ①上品でみやびやかなさま。「古典舞踊が―に演じられた」 ②ゆとりがあって豊かなさま。「―な生活を送っている」 0
観戦 カンセン [0] 戦いや試合のようすをみること。「野球―」 0
考案 コウアン [0] 新しい品物や方法を工夫して考え出すこと。「新機種を―する」 0
中風 チュウブウ [0] 脳梗塞(ノウコウソク)や脳出血などによって運動神経が麻痺(マヒ)し、全身または半身不随になる病気。中気。参考「チュウブ・チュウフウ」とも読む。 0
暴行 ボウコウ [0] ①乱暴な行い。 ②人に暴力を加えること。「路上での―」 ③強姦(ゴウカン)すること。「婦女―の罪に問われる」 0
彰徳 ショウトク [0] 人の善行や美徳などを広く世の中に知らせること。また、その美徳。「―碑」 0
茜・茜草 あかね アカネ科のつる性多年草。山野に自生。茎にとげがある。初秋、淡黄色の小花をつける。根は赤黄色で染料や薬用。 秋 由来「茜草」は漢名より。和名は、根が赤いことから。 表記「地血」とも書く。 1
纏頭 はな [0] 芸人などへの祝儀。心づけ。由来もとは衣服を与えられ、これを頭にまとったことから。参考「テントウ・テンドウ」とも読む。 1
菌類 キンルイ [1] 葉緑素をもたず光合成を行わない植物の総称。カビ・キノコなど。 0
腫れ物・腫 はれもの 炎症などによる皮膚のできもの。おでき。「―に触るよう(機嫌の悪くなりやすい人にこわごわと接するさま)」 0
妖言 ヨウゲン [0] 凶事が起こるなどという、人をまどわせる不吉であやしい言葉。気味の悪い流言。 0
自惚れる うぬぼ-れる [0] 自分が実際以上にすぐれていると思いこみ、得意になる。 表記「己惚れる」とも書く。 1
浦塩斯徳 ウラジオストク ロシア連邦、沿海州南端部の日本海に臨む港湾都市。シベリア鉄道の終点。軍港・漁業基地だが、冬季は結氷する。 1
原案 ゲンアン [0] 検討や審議のために作られた最初の案。もとの考え。「―どおりに可決した」「あの思いつきが―になった」草案 0
仙才鬼才 センサイキサイ 非常にすぐれた才能。また、それをもつ人。 0
湾 いりえ [1] 海や湖が陸地に入りこんだ所。陸地がくぼんで船が停泊できる所。参考「ワン」とも読む。 0
絆創膏 バンソウコウ [0] 傷口を保護したり傷口につけたガーゼなどを固定したりする、粘着性のある布や紙。 0
標 しめ [0],[3] ①土地の領有を示すため、また、場所を限るために木を立てたり縄を張ったりして、しるしとしたもの。「―を立てる」 ②「標縄」の略。表記「注連」とも書く。 0
素子 ソシ [1] 電気回路や機械回路のなかで、重要な役割をもつ個々の部品。コンデンサー・トランジスターなど。 0
約分 ヤクブン [0] 分数・分数式の分母と分子とを、公約数で割ること。約すこと。 0
屋形船 やかたぶね [4] 屋根をとりつけた船。江戸時代以降、川遊びなどに用いる。「納涼―」 0
折角 セッカク [(副)0],[(名)4],[0] ①わざわざ。苦労して。行為や思いが無駄になるのを惜しむ気持ちを表す語。「―始めたのだから最後までやりなさい」 ②めったにない。貴重な。恵まれた機会を惜しむ気持ちを表す語。「―の機会だから出かけよう」 ③つとめて。せいぜい。「―お体を大切になさってください」 0
景迹 キョウジャク ①行状。行跡。 ②推察する。おしはかる。 0
洋玉蘭 たいさんぼく モクレン科の常緑高木。由来「洋玉蘭」は漢名から。 泰山木(タイサンボク) 1
坪刈 つぼがり 一坪分のイネや麦を刈り取って、これを基礎として田畑全体の収穫量を推定すること。 0
肚裏・肚裡 トリ 腹のうち。転じて、心のなか。 0
訟廷・訟庭 ショウテイ 訴訟を処理する役所。裁判所。 法廷 0
衢 ちまた [0] 四方に通じる大通り。よつつじ。表記「巷」とも書く。参考「みち」とも読む。 0
印綬を解く インジュをとく 官職をやめること。辞任すること。〈『漢書(カンジョ)』〉参考本来、印綬を体からはずすことをいい、官職に就くことを「印綬を佩(お)びる」という。 0
過度 カド [1] 程度を超えていること。ゆきすぎ。「―の疲労」適度 0
水際 みぎわ [0] 陸地と水面との境のところ。水ぎわ。なぎさ。「―で遊ぶ水鳥」 表記「汀・渚」とも書く。 0
臥待月 ふしまちづき 陰暦八月一九日の夜の月。寝待月(ねまちづき)。立待月・居待月 秋由来夜おそくに出るので寝床(ねどこ)に臥(ふ)して待つ意から。 0
木斛 モッコク ツバキ科の常緑高木。暖地に自生。葉は厚くつやがある。夏、白色の五弁花を下向きにつけ、球形の実を結ぶ。実は熟すと裂けて赤い種子を出す。材は細工用、樹皮は染料用。表記「厚皮香」とも書く。 0
外障 うわひ 瞳(ひとみ)の表面にくもりができて物が見えなくなる病気。内障(そこひ)・底翳(そこひ)表記「上翳」とも書く。 1
碧 みどり [1] 「碧(あお)」に同じ。 0
子宝 こだから [0],[2] 大切な子ども。「―に恵まれる」 参考親にとって、子は何よりも大切な宝である意。 0
悪童 アクドウ [0] いたずらっ子。「お寺が―たちの遊び場だった」 0
役不足 ヤクブソク [3] 役目がその人の実力と不相応に軽いこと。また、そのように感じて不満に思うこと。「彼にとって補佐役では―だ」参考人の力に対して役が不足の意。
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漢字の豆知識 「枯れ木」は謙遜して使う言葉 間違って使うと失礼な慣用句 (公財)日本漢字能力検定協会 0
塗師 ぬシ 漆ぬりの職人。また、漆細工や漆器を作る職人。由来「ぬりシ」の転。 0
拠り所・拠 よりどころ ①頼り。また、頼みとするところ。 ②あることがらの成り立つもととなるもの。根拠 0
博物館 ハクブツカン [4] 歴史・芸術・民俗・科学などの資料を広く集めて保管・整理し、陳列して一般に公開する施設。 0
暫時 ザンジ [1] しばらくの間。少しの間。しばし。「―お待ちを」「―休息しよう」 暫且(ザンショ) 0
演べる の-べる 説明する。自分の考えなどをおしひろめる。 0
固守 コシュ [1] かたく守ること。「自分の意見を―する」堅守 0
枯樹生華 コジュセイカ 非常な困難のさなかに活路が開かれるたとえ。また、老い衰えた人が生気を取り戻すたとえ。枯れ木に花が咲く意。もとは、このうえない真心が万物を感動させること。枯木生花・枯木生葉 0
子負着 こよぎ 子どもをおぶった上から着る着物。ねんねこ。 0
亀 かめ [1] カメ目の爬虫(ハチュウ)類の総称。水陸両生生活をするものが多い。胴は甲羅におおわれ、四肢や頭などをその中に入れて身を守る。「鶴(つる)は千年、―は万年」参考万年も長生きすると信じられ、ツルとともに縁起のよい動物とされる。 0
納音 ナッチン 運命判断の一つ。六〇通りの干支(えと)の組み合わせに五行を配し、人の生まれ年にあてはめるもの。 0
過怠 カタイ [0] ①あやまち。おこたり。過失。 ②あやまちへの償い。「―金」 0
蛮触の争い バンショクのあらそい 蝸牛角上の争い(カギュウ) 0
猩紅 ショウコウ 黒みを帯びたあざやかな紅色。猩猩(ショウジョウ)の血のような色であることからいう。 猩猩緋(ショウジョウヒ) 0
和讃 ワサン [1] 仏の功徳、また教法などをたたえた和文の歌。一般の人々にわかりやすいよう、やさしい言葉の七五調で構成された。 0
議場 ギジョウ [0] 会議をする場所。会議場。「傍聴のため―に入る」 0
知行 チギョウ [0],[1] ①支配して管理すること。 ②中世以降、家臣が上の位の者から土地の支配権を与えられたこと。また、その領地や給料の扶持(フチ)。参考「チコウ」と読めば別の意になる。 0
大麓 タイロク 山のふもとの広大な林。広々とした山すそ。 0
烏臼 なんきんはぜ トウダイグサ科の落葉高木。 由来「烏臼」は漢名から。 南京黄櫨(なんきんはぜ) 1
乖離 カイリ [1] ①わかれはなれること。「理想と現実の―に悩む」 ②心が合わなくなってそむきはなれること。「人心が―する」乖隔・離反 0
信太鮨・信田鮨 しのだずし いなりずしの別名。 由来キツネの好物の油揚げを使うことと、信太(しのだ)の森のキツネの伝説を結びつけたところから。 0
統べる す-べる [2] ①一つにまとめて支配する。おさめる。「天下を―べる野望を抱く」 ②たばねる。とりまとめる。 0
小物成 こものなり 江戸時代、年貢以外におさめる雑税の総称。 参考田畑の収穫物からおさめる年貢を、「物成」「本途物成」といったことに対していう。 0
後足で砂をかける あとあしですなをかける 恩義を受けた人を平然と裏切り、感謝するどころか、かえって去りぎわに迷惑や損害を与えるたとえ。 0
水責め みずぜめ [0] 水を使って責める拷問。 0
家風 カフウ [1],[0] その家独特の気風・習慣。「―に合わない」 0
鯰 なまず [0] ナマズ科の淡水魚。池や沼にすむ。形は平たくてうろこがない。口に二対のひげがある。食用。「―に瓢簞(ヒョウタン)(つかみどころのないこと)」 夏表記「魸」とも書く。 0
筆 ふで [0] ①タヌキやウマなどの毛を束ねて軸に取りつけ、墨や絵の具を含ませて文字や絵画をかくのに用いる道具。また、筆記用具。「―箱」 ②①を用いてかくこと。また、そのかいた書や絵画。「この書は名人の―によるものだ」 ③文章。「―が立つ(文章がうまい)」「―を入れる(添削する)」「―を折る(文筆活動をやめる)」 0
蜃気楼 シンキロウ [3] 海上や砂漠で地表と空気の温度差から光が異常に屈折し、実際にはない遠方の風景などがあるように見える現象。空中楼閣。 春 由来昔、この現象が大蛤(おおはまぐり)が吐く気によって生じると考えられていたことから。 参考「蜃楼(シンロウ)」ともいう。 0
鎖骨 サコツ [0] 胸部の上方にあり、胸骨と肩甲骨(ケンコウコツ)とをつなぐ左右一対の骨。 0
確か たし-か [1] ①はっきりしていてまちがいのないさま。「―に受け取った」 ②しっかりしていて信用できるさま。「今でも腕は―なものだ」「気は―だ」 ③たぶん。おそらく。「―この道だった」 0
万端 バンタン [0] ①すべての事柄。「用意―ととのった」万般 ②あらゆる方法や手段。 0
相輪 ソウリン [0] 塔の頂上の、金属で作られた部分の総称。露盤・水煙などからなる。また、九輪(クリン)のみをもいう。 0
開業 カイギョウ [0] ①事業や商売を新しく始めること。廃業・閉業 ②店を開いて営業していること。「―中」 ①②開店 ①②閉店 0
女貞 ねずみもち モクセイ科の常緑低木。 由来「女貞」は漢名からの誤用。 鼠黐(ねずみもち) 1
聖断 セイダン [0] 天子が下す決定・裁断。「―を仰ぐ」 0
雷鳴 ライメイ [0] かみなりが鳴ること。かみなりの音の響き。「―がとどろく」 夏 0
濁酒・濁醪 どぶろく 発酵させただけで、かすをこし取らない白くにごった酒。にごりざけ。もろみざけ。秋参考「濁酒」は「ダクシュ」、「濁醪」は「ダクロウ」とも読む。 1
成就 ジョウジュ [1] ①なし遂げること。できあがること。 ②長年の望みや願いが実現すること。「年来の願望が―する」「大願―」 0
歳時記 サイジキ [3] ①一年の自然現象や行事などを解説した本。「江戸―」 ②「俳諧(ハイカイ)歳時記」の略。俳句の季語を、季節順に分類・解説して例句を載せた本。季寄せ。 0
綴文 テイブン 文章をつづり合わせること。また、そのつづった文。作文。参考「セツブン・テツブン」とも読む。 0
苫屋 とまや とまで屋根をふいた粗末な家。 0
氷壺の心 ヒョウコのこころ 潔白で汚れのない心のこと。「氷壺」は氷を入れた玉製のつぼの意で、清廉潔白な心のたとえ。 0
耳順 ジジュン [0] 六〇歳の異称。 由来『論語』の「六十にして耳順(みみしたが)う」から。六〇歳になると思慮分別ができて、他人の言うことを素直に聞くことができるようになるという意。
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
・志学、而立は何歳のこと?~年齢を『論語』で表現する~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
国策 コクサク [0] 国の政策。「―に沿って移民を受け入れる」国是(コクゼ) 0
薪尽火滅 シンジンカメツ 命が尽きること。「薪尽」はたきぎがなくなる、「火滅」は火が消える意で、物事が途絶えること。〈『法華経』〉 参考もとは釈迦(シャカ)の入滅(ニュウメツ)をあらわした語。 0
臨場 リンジョウ [0] その場所に行くこと。居合わせること。「―感あふれる描写」臨席 0
盲腸 モウチョウ [1] ①小腸から大腸に移る部分にある盲管。 ②「盲腸炎」の略。虫垂炎(チュウスイエン)の俗称。「―の手術」参考②虫垂は①の先端部にある虫様突起をいう。 0
道列・道面 みちづら 道すじ。路上。途上。 0
百八煩悩 ヒャクハチボンノウ [5],[0] 人間のもつ一〇八種類の煩悩のこと。人間の心身を悩ませる迷いのもととなる欲望のすべてをいう。「煩悩」は、人間の心身をわずらわし、心を乱す欲望のこと。 0
彗星 スイセイ [0] 太陽を焦点として、楕円(ダエン)・放物線などの軌道上を公転する天体。ガス状の白い尾を引く。コメット。 参考「ほうきぼし」とも読む。昔、この星が現れると不吉のきざしと恐れられた。 0
領収 リョウシュウ [0] 金銭などを受け取りおさめること。「―書を切る」受領 0
五百 いお [3] ①ごひゃく。 ②数の多いこと。「―重(え)の錦(にしき)」 1
山丹 ひめゆり ユリ科の多年草。西日本の山地に自生。初夏、赤色の六弁花を上向きにつける。 夏 由来「山丹」は漢名から。 表記「姫百合」とも書く。 1
大形 おおがた [0],[1] 形が大きいこと。また、そのもの。「―の鳥」小形 0
洲浜 すはま [0] 洲(す)が海に突き出してできた浜。 表記「州浜」とも書く。 0
檜物師 ひものシ ヒノキの材で細工をする人。ひものだくみ。 0
平らげる たい-らげる [4] ①平らにする。 ②敵対勢力などを負かして、世の中をしずめる。平定する。「敵を―げて、天下を統一する」 ③食べ物をすっかり食べてしまう。「出された料理をすべて―げた」 0
大路 おおじ [1] 人が多く通る広い道。大通り。「都―」小路(こうじ) 0
濫造 ランゾウ [0] 品質などを考えず、むやみやたらに多くつくること。「粗製―」表記「乱造」とも書く。 0
引用 インヨウ [0] 他人の文章や言葉などを、自分の文書や話の中に引いて用いること。 0
決別 ケツベツ [0] いとまごいをしてきっぱり別れること。「長年の友人との―」 「訣別」の書きかえ字。 0
く わ-く 水が盛んにわき出る。「―き上がる泉」 0
保育 ホイク [0] ①幼児を保護し育てること。「―所」 ②子どもに乳や食べ物を与え、はぐくみ育てること。 ②「哺育」の書きかえ字。 0
圧伏・圧服 アップク 力でおさえつけて服従させること。 0
権る はか-る ①物の重さをはかる。 ②策略をめぐらす。物事の善し悪しを考えてうまくいくように手配する。 0
特牛 こというし 大きくて丈夫な雄のウシ。頑強で重荷を背負うことのできるウシ。ことい。こっていうし。こといのうし。 1
凍て付く いてつ-く [0],[3] こおりつく。また、こおるように冷たく感じられる。「寒気で道路が―く」 0
矻矻 コツコツ ①たゆまずに精を出して働くさま。 ②疲れ果てるさま。表記①「兀兀」とも書く。 0
揉み上げ もみあげ [0] 鬢(ビン)の毛が、耳から頰(ほお)まで生え下がっている部分。 0
黄道吉日 コウドウキチニチ [0] 陰陽道(オンヨウドウ)で、何事をなすにもよいとされる日。参考「吉日」は「キチジツ」とも読む。 0
回収 カイシュウ [0] ①手放した物や使用済みの品物などを集め戻すこと。「アンケートの―」「欠陥商品の―を始める」 ②方々をまわって集めること。「資金を―する」 0
立役者 たてヤクシャ [3] ①一座の中心となる俳優。たてやく。 ②物事の中心となって活躍した、重要な人物。「この事業の―は君だ」 0
逝く者は斯(か)くの如(ごと)きかな昼夜(チュウヤ)を舎(お)かず ゆくものはかくのごときかなチュウヤをおかず 人の世は、川の水が夜昼となく流れ去るように、とどまることなく過ぎていってしまうということ。 由来孔子が川の水の流れを見て述べた言葉。〈『論語』〉 0
る ほう-る 物を高く投げ飛ばす。投げる。「野球のボールを―る」 0
端倪すべからず タンゲイすべからず 物事の規模がどれほどなのか、おしはかれないこと。人格の大きいことなどにいう。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
憂き身 うきみ [1] つらく苦労の多い身の上。「賭事に―をやつす(やつれるほど熱中する)」 0
膳羞 ゼンシュウ 「膳部(ゼンブ)」に同じ。 参考「羞」は、食物を供えすすめる意。 0
螺旋 ラセン [0] ①巻貝の殻のように渦巻きになっている形。「―階段」 ②ねじ。参考「螺線」と書けば、渦巻き状の平面曲線の意。 0
囲炉裏 イロリ [0] 床を四角に掘り、炊事や暖房用の火を燃やす所。冬表記「炉・鑪」とも書く。参考「囲炉裏」は当て字。 0
灌ぐ そそ-ぐ [0],[2] 水を引いて流しこむ。水をそそぎかける。「水田に水を―ぐ」 0
借り着より洗い着 かりぎよりあらいぎ 他人をあてにして虚勢を張ったり楽な生活をしたりするより、貧しくても自分の力で暮らすべきだという戒め。 0
放下す ホカ-す 捨てる。うち捨てておく。ほったらかす。「そんな天邪鬼(あまのジャク)は―しておけばいい」 0
貴顕紳士 キケンシンシ 身分が高く、世に名声が顕(あらわ)れている人。貴紳。 0
半死半生 ハンシハンショウ [1] やっと生きてはいるが、今にも死にそうなこと。死にかけていること。瀕死(ヒンシ)。「―で生還した」 0
禊う はら-う 水を浴びて身を清め、罪・けがれ・災いなどを取り除く。 0
打算 ダサン [0] 物事を行う前に損得を考えること。「あの男はいつも―で動く」 0
睦まじい むつ-まじい [4] 気が合って仲がよい。情愛が細やかで親しい。「―い夫婦」 0
処世 ショセイ [0] 社会のなかで生きていくこと。世渡り。「―術」 0
凍て返る いてかえ-る 春、暖かくなったあと、また急に寒くなる。春 0
度 たび [0] ①その時ごと。時。おり。「会う―に成長のあとが見える」 ②回数。度数。「いく―も訪れた場所」 0
皆済 カイサイ [0] 借金の返済や支払い、物品の納入などをすっかりすますこと。「借入金を―する」完済 0
利休鼠 りきゅうねずみ [4] 緑色をおびた灰色。「―の茶羽織」参考茶人の千利休(せんのりきゅう)が好んだ灰色がかった緑色(利休色)より濃いめの色。 0
聖読庸行 セイドクヨウコウ 聖人の書物を読んでも、実際の行いには少しのすぐれたところもないこと。〈『揚子法言(ヨウシホウゲン)』〉 0
挿話 ソウワ [0] 文章や話の間にさしはさむ、本筋とは関係のない短い話。エピソード。「講演の途中に―を織りこむ」 逸話 0
奪略 ダツリャク [0] 力ずくで奪い取ること。略奪 「奪掠」の書きかえ字。 0
隔岸観火 カクガンカンカ 他人の災難を眺めているだけで救おうとしないこと。拱手傍観(キョウシュボウカン) 0
殫きる つ-きる 使い果たしてなくなる。全部なくなる。 0
御用達 ゴヨウたし [0] 宮中や官庁などに物品を納める商人。「宮内庁―」参考「ゴヨウタツ・ゴヨウだち」とも読む。 0
砲門 ホウモン [0] 大砲の弾丸を発射する口。「―を開く(砲撃を開始する)」砲口 0
大寒 ダイカン [0] 陽暦で一月二〇日ころ。一年のうちで最も寒い時で、小寒と立春の間。二十四節気の一つ。小寒 冬 0
美禄 ビロク [0],[1] ①たくさんの給料。よい俸給。「―を食(は)む」高禄微禄 ②酒の美称。「酒は天の―(酒は天からのすばらしいさずかり物である)」〈『漢書(カンジョ)』〉 0
斑杖 まむしぐさ サトイモ科の多年草。由来「斑杖」は漢名から。 蝮草(まむしぐさ) 1
整列 セイレツ [0] 列をつくって秩序正しく並ぶこと。「生徒が校庭に―する」 0
抗原 コウゲン [0] 体内で、それに対抗する抗体が作られるようにはたらく物質。「―抗体反応」抗体 0
曲解 キョッカイ [0] 人の言葉を素直に受け取らないで、わざとちがった解釈をすること。また、その解釈。「こちらの厚意を―された」 0
豊年満作 ホウネンマンサク 農作物、特にイネがよく実って、十分な米の収穫があること。また、その年のこと。 0
腋下 エキカ [1] わきのした。わき。腕のつけねの下側の部分。 0
字 あざ [1] 町村内を分けた区画の名。大字・小字がある。あざな。 0
消渇 ショウカチ ①のどがかわき、尿の出ない病気。かちの病(やまい)。 ②女性の淋病(リンビョウ)の俗称。 参考「ショウカツ」とも読む。「渇」はのどがかわく意。 0
命辛辛 いのちからがら [1] かろうじて命だけは失わずに。「―逃げてきた」 0
縦走 ジュウソウ [0] ①登山で、山の峰から峰へ尾根を伝い歩くこと。「南アルプスを―する」 ②ある土地を山脈などが縦に貫くように連なっていること。 0
嗜虐 シギャク [0] 残虐なことを好むこと。「―的な行為を恐れる」 0
職責 ショクセキ [0] 職務上の責任。「―を果たす」 役目・職分 0
屁放虫 へひりむし ミイデラゴミムシやカメムシなど、捕まえると悪臭を放つ昆虫の総称。ヘッピリムシ。ヘコキムシ。秋 0
正論 セイロン [0] 道理にかなった正しい議論や意見。「―を吐く」 曲論・邪論 0
訶梨勒 カリロク シクンシ科の落葉高木。インドシナ半島などに自生。白い花が群がって咲く。果実は薬用。 0
柴山 しばやま 小さな雑木の生えている山。雑木山。 0
戦く おのの-く [3] 恐れや寒さで体がふるえる。わななく。「不安に―く」
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漢字の豆知識 常用漢字もあなどれない ~意外に難しい常用漢字の読み~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
膈膜 カクマク 胸腔(キョウコウ)と腹腔(フッコウ)を分離している筋肉性の膜。横隔膜。表記「隔膜」とも書く。 0
陰る かげ-る [2] ①光がさえぎられて暗くなる。くもる。「この場所は午後になると―る」 ②日が傾く。 ③表情が暗くなる。「顔色が―る」 ④状態が悪くなる。「財務状況が―る」 0
紫檀 シタン [1],[2] マメ科の常緑高木。インド南部原産。材は暗紫紅色で堅く木目が美しいため、家具などに用いる。「―の家具を購入した」 0
鳩酸草 かたばみ [0] カタバミ科の多年草。 由来「鳩酸草」は漢名から。 酢漿草(かたばみ) 1
海難 カイナン [0] 船舶が航海中に起こした事故。衝突・機関故障・火災・転覆(テンプク)など。「―救助に向かう」 0
意味 イミ [1] ①言葉の表す内容。「熟語の―」 ②表現や行為などの意図・目的・理由など。「読書の―」 ③物事のねうち。価値。「―のある仕事」 0
盤渉調 バンシキチョウ [0] 雅楽の六調子の一つ。一二律の下から一〇番目にあたる盤渉の音を主音とする。 0
御前 ゴゼン [0] ①天皇・神仏・貴人の前。「―試合」 ②男女の身分の高い人。「―様」「巴(ともえ)―」参考①「みまえ・おまえ」とも読む。②「ゴゼ」とも読む。 0
籤 くじ [0],[2] 紙片や木片などに記号や文字を記し、そのなかから一つを抜き取らせて等級・当落・吉凶などを決めるもの。「―で席を決める」 0
屈伸 クッシン [0] かがんだりのびたりすること。かがめることと、のばすこと。のびちぢみ。「―運動で体をあたためる」 0
水端 みずはな ①流れる水の先頭。また、水量の増す最初。 ②物事の最初。出はじめ。 0
低減 テイゲン [0] ①へること。へらすこと。「出生率の―」 ②安くなること。安くすること。 0
縛日羅 バサラ ①金剛、または金剛石。 ②密教で、煩悩(ボンノウ)を打ち砕く法具。金剛杵(コンゴウショ)。表記「伐折羅・跋折羅」とも書く。参考梵語(ボンゴ)から。 0
洗い晒し あらいざらし [0] 何度も洗って衣服などの色があせたり、布地の質感が変わったりすること。また、その物。「―のシャツ」 0
第三国 ダイサンゴク [1],[3] 当面する事件や事柄に、直接関係のない国。「国境紛争を―が調停する」当事国 0
受領 ズリョウ [0] 昔、実際に任地に赴いた地方長官。 由来前任者から政務を引き継ぎ受ける意から。 参考「ジュリョウ」とも読む。 0
亡びる ほろ-びる [3],[0] 存在したものがなくなる。「祖国が―る」 0
糊塗 コト [1] その場をしのぐために取りつくろうこと。ごまかすこと。「失敗を―する」「その場を―する」 0
殫くす つ-くす なくなるまで、ある限り使う。すべて使い切る。 0
違える ちが-える [0] ①かえる。ちがうようにする。「学年ごとに色を―える」 ②合わないようにする。「見解を―える」 ③まちがえる。誤る。「番号札を取り―える」 ④正常でなくする。痛める。「首の筋を―えて痛い」 ⑤交わらせる。交差させる。「行き―える」 0
柳腰 やなぎごし [0] 昔の美人の形容で、女性のほっそりとしなやかな腰つき。 0
四方山 よもやま さまざまな方面。あちらこちら。転じて世間。「―話に花が咲く」 由来「四方八方(よもやも)」から転じた語。 1
寛仁 カンジン [1] 心がひろく、思いやりのあるさま。寛大参考「カンニン」と読めば、平安時代の後一条天皇のときの年号。 0
家畜 カチク [0] 生活に役立てるため、家や農園で飼う動物。ウシ・ウマ・ブタ・ニワトリ・イヌなど。「―を飼う」 0
凡慮 ボンリョ [1] 凡人の考え。つまらない考え。「―の推測できることではない」 0
兼愛交利 ケンアイコウリ 区別なく広く人を愛し、互いに利益を分かち合うこと。「兼愛」は博愛の意ですべてを平等に愛すること。「交利」は「交(こもご)も利す」の意で、互いに利益を与え合うこと。参考「兼愛」は、中国、戦国時代の思想家・墨子の学説の中心をなす考え方。 0
竜脳 リュウノウ [1] ①「竜脳樹」の略。フタバガキ科の常緑大高木。東南アジアに生え、高さ五〇(メートル)に達する。 ②①からとる樟脳(ショウノウ)に似た香りの無色の結晶。化粧品・医薬品用。竜脳香。 0
旋覆花 おぐるま キク科の多年草。湿地に自生。夏から秋、キクに似た黄色の頭花をつける。ノグルマ。 秋 由来「旋覆花」は漢名から。 表記「小車・金沸草」とも書く。 1
縦 たて [1] ①前後の方向や長さ。「―に並ぶ」 ②上下の方向や長さ。「封筒に―に名前を書く」 ③南北の方向。 ④立体や平面の最も長い方向。 0
欠如 ケツジョ [1] ①あるべきものが不足していること。「道徳意識の―」 ②「欠字」に同じ。表記「闕如」とも書く。 0
白鍵 ハッケン [0] ピアノ・オルガンなど鍵盤楽器の白いキー。黒鍵 0
線条 センジョウ [0] すじ。線。 参考「線」「条」ともにすじの意。 0
煙波縹渺 エンパヒョウビョウ 海や湖などで、水面がもやでけむり、空と水面の境がはっきりとしないさま。表記「縹渺」は「縹緲・縹眇」とも書く。 0
詩腸の鼓吹 シチョウのコスイ 詩を作る情がかき立てられること。また、その情をもよおすウグイスの声をいう。「詩腸」は詩を作る情。詩情。「鼓吹」はかきたてる、勢いづける意。〈『世説新語補(セセツシンゴホ)』〉 0
待てば海路の日和(ひより)あり まてばカイロのひよりあり 今は思うようにいかなくても、焦らずに待っていれば、いつかきっと幸運が訪れてくるものだというたとえ。「海路の日和」は航海に適した穏やかな天候のこと。果報は寝て待て・急(せ)いては事を仕損ずる 1
倚藉 イシャ 頼ること。たのみとすること。よりかかること。 0
保んじる やす-んじる ①養い育てる。世話をする。 ②助ける。かばう。守る。 0
無駄 ムダ [0] 効果や利益がないこと。役に立たないこと。「時間の―を省く」「すべての努力が―になった」表記「徒」とも書く。 0
礼儀は富足に生ず レイギはフソクにショウず 人は富んでいれば、自然と礼儀を重んじるようになるということ。「富足」は富んで満ち足りること。〈『潜夫論(センプロン)』〉参考あとに「盗窃は貧窮に起こる」と続く。衣食足りて礼節を知る 0
子分 こブン [1] ①人の支配下にあって、つきしたがう者。手下。部下。配下。 ②他人の子を仮に自分の子としたもの。義子。 ①②親分 0
見参 ケンザン ①目下の者が目上の人に会うこと。「面会」の謙譲語。謁見(エッケン)。 ②目上の人が目下の者に会うこと。引見。参考「ゲンザン」ともいう。 0
挺く ぬ-く ぬけ出る。また、引きぬく。 0
雌鯒 めごち ①コチ科の海魚。本州中部以南の沿岸の砂泥底にすむ。頭部に隆起やこぶがある。練り製品の原料。 ②ネズミゴチの別称。ネズッポ科の海魚で、てんぷらにする。 0
徳目 トクモク [0] 徳を細目に分類してつけた名称。仁・義・孝など。 0
華やか はな-やか [2] ①いろどりが豊かで、花のように美しいようす。「―な装い」 ②勢いが盛んで、きわだっているようす。「―な踊り」表記「花やか」とも書く。 0
一觴一詠 イッショウイチエイ 酒を飲みながら詩を作り、歌って風流を楽しむこと。「觴」はさかずきのこと。故事 中国、東晋の王羲之(オウギシ)が同好の仲間と曲水の宴を催し、酒を飲んでは、詩を作って楽しんだという故事から。〈『蘭亭集序』〉参考「一詠一觴」ともいう。 0
相宿 あいやど [0],[3] 同じ宿、または同じ部屋に泊まり合わせること。また、その人。 同宿 0
地軸 チジク [0],[1] ①南極と北極を結ぶ、地球が自転するときの回転軸。 ②大地をつらぬき、その回転をささえていると想像された軸。 0
中継 チュウケイ [0],[4] ①二つの地点の中間で受け継ぐこと。なかつぎ。「―点で待機する」 ②「中継放送」の略。「プロ野球の生―」 0
第一 ダイイチ [1] ①順序のいちばん初め。最初。「高校野球の―試合」 ②最も重要なこと。「安全を―に考える」 ③最もすぐれていること。「世界―の舞踊家」 ④何よりもまず。さしあたり。「―金がない」 0
艇身 テイシン [0] ボートの全長。「接戦の末、一―の差で勝利を収めた」 0
抜き差し ぬきさし [0],[2] ①抜き取ることと差し込むこと。取り除いたり付け加えたりすること。 ②あれこれとやりくりして処理すること。「―ならない関係」
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漢字の豆知識 どこにも逃げ道がないときは? 「退っ引きならない」と「抜き差しならない」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
昇進 ショウシン [0] 地位や官職の位が上がること。「四月から課長に―した」 昇格・昇任 表記「陞進」とも書く。 0
人払い ひとばらい [3] ①密談などのとき、他の人を席からしりぞかせること。 ②昔、身分の高い人が通行するとき、往来の人をわきへ遠ざけたこと。 0
保温 ホオン [0] 一定の温度を保つこと。特に、あたたかな温度を保つこと。 0
団体 ダンタイ [0] ①人々の集まり。仲間。「―旅行」個人 ②共通の目的をもって集まった人々の集団。各種の法人・政党・組合・クラブなど。「宗教―」 0
如雨露・如露 ジョウロ 草花などに水を注ぎかける道具。 参考ポルトガル語からともいう。「如露」は「ジョロ」とも読む。 1
あしおと よく響く歩く音。地を踏む音。 0
築地 つきジ [0] 海や沼などを埋め立ててつくった土地。埋め立て地。参考「ついジ」と読めば別の意になる。 0
以て もっ-て [1] ①…を用いて。「書面を―報告する」 ②…の理由で。「記録保持者を―知られる」 ③意を強める言い方。「実に―ゆゆしき行いだ」 ④…を限度として。「五時を―閉館する」 0
育英 イクエイ [0] ①才能ある青少年を教育すること。 ②青少年が学業に専心できるように経済上の援助をすること。「―資金を受ける」 0
生え抜き はえぬき [0] ①その土地で生まれ育つこと。きっすい。「―の下町っ子」 ②創立以来、ある団体・組織などに属していること。「―の劇団員」 0
拡大 カクダイ [0] ひろげて大きくすること。また、ひろがって大きくなること。「事業の―計画」「紛争の―」縮小表記「郭大・廓大」とも書く。 0
石南花・石楠花 シャクナゲ ツツジ科の常緑低木の総称。高山に自生し、園芸用に栽培もする。葉は長い楕円(ダエン)形で光沢がある。初夏、紅紫色のラッパ形の花が枝先に集まって咲く。 夏 由来「石南花」は漢名からの誤用。和名は、「石南花」を音読みした「シャクナンゲ」が転じたもの。 0
水芹 せり セリ科の多年草。 芹(せり) 1
虹彩 コウサイ [0] 眼球のまわりにあって、眼のなかに入ってくる光の量を調整する円盤状の膜。色素を含み、日本人は多く茶褐色。 0
開基 カイキ [1] ①物事のもとを開くこと。 ②寺院を創建すること。また、その人。参考通常は「開山」と同義だが、宗派によって、寺院創建を経済的に支える在家信者をいうこともある。 0
論及 ロンキュウ [0] 論じている話の内容が、関連する他のことにも及ぶこと。「さらに細部にまで―する」 0
矜れむ あわ-れむ かわいそうに思う。気の毒に思う。「みなしごを―む」 0
阿魏 アギ [1] セリ科の多年草。イラン・アフガニスタン原産。茎の先に黄色い小花をつける。茎からとれる液を固めて駆虫剤などにする。 0
朔日ごとに餅(もち)は食えぬ ついたちごとにもちはくえぬ 一度あったよいことが、毎回決まって起こるというものではないということ。ついたちに餅が食べられるのは正月だけであることから。 1
斥力 セキリョク [2] 二つの物体が互いを遠ざけようと反発する力。 引力 0
剣劇 ケンゲキ [0] 斬(き)り合いを見せ場とする演劇や映画。ちゃんばら劇。 0
返却 ヘンキャク [0] 借りた物や預かった物を戻すこと。「図書館の本を―する」「約束の期日までに―する」返戻 0
成り金 なりキン [0] ①将棋で、駒(こま)が敵陣にはいり、裏返って金将となること。また、その駒。 ②急に金持ちになること。また、その人。「土地―」 参考②多く、軽蔑(ケイベツ)していう語。 0
僕童・僕僮 ボクドウ 子どもの召使い。年少のしもべ。参考「僕」は雑役に従事する召使いの意。 0
端なくも はし-なくも 思いがけなく。はからずも。「―受賞の栄に浴する」 0
樹脂 ジュシ [1] 樹木から分泌される粘液。また、その固形化したもの。やに。「合成―」 0
犯行 ハンコウ [0] 犯罪を実行すること。また、犯罪となる行為。「―に及ぶ」「―現場」 0
獄窓 ゴクソウ [0] 牢獄(ロウゴク)の窓。転じて、牢獄(ロウゴク)の中。「―の手記」獄中 0
伝う つた-う [0] あるものに沿って移動する。伝わる。「涙がほおを―う」「音が壁を―う」 0
佇思停機 チョシテイキ 立ちつくして思いわずらい、心のはたらきを止めてしまうこと。「佇思」は立ちどまって思いわずらうこと。「機」は心のはたらき。〈『碧巌録(ヘキガンロク)』〉 0
簡閲 カンエツ 人員などを集め、数え調べること。えらび調べること。「―点呼」 0
逐う お-う [0] ①後ろについて、おいこむ。おいかける。 ②おい払う。しりぞける。 0
風貌 フウボウ [0] 外から見た、その人の身なりや顔かたちの様子。「気品のある―」風采(フウサイ)・容貌(ヨウボウ) 0
水火も辞せず スイカもジせず 物事を遂行するのに、危険や困難を顧みないこと。また、その決意。 0
内服 ナイフク [0] 薬を飲むこと。「食後に―してください」「―薬」内用 0
油彩 ユサイ [0] 油絵の具で色を塗ること。また、油絵。「―画を描く」水彩 0
廟議 ビョウギ 朝廷の評議。「―での決定を知らせる」朝議 0
優勝 ユウショウ [0] ①競技などで一位になること。「全国大会で―する」 ②すぐれているものが競争に勝つこと。劣敗 0
蕩蕩 トウトウ [0] ①広々と大きいさま。 ②ゆったりと穏やかなさま。平らかなさま。 ③水の勢いが激しいこと。「滝の水が―としぶきをたてる」 0
滌蕩・滌盪 デキトウ 汚れや穢(けが)れを、あらい落とすこと。参考「テキトウ」とも読む。 0
化わる か-わる 形や性質が違うものになる。 0
屛う おお-う ①さえぎり守る。さえぎり防ぐ。「ついたてを立てて、人目を―う」 ②さえぎり隠す。見えないようにする。「失策を―う」参考「覆う」と書けば、布などを上からかぶせて包む意になる。 0
鱧 はも [1] ハモ科の海魚。形はウナギに似るが、口は大きく鋭い歯をもつ。背は灰褐色、腹は銀白色。関西では食材として珍重する。「―も一期(イチゴ)海老(えび)も一期(人の一生は、境遇や身分の差があっても、ほとんど同じであるというたとえ)」 夏 0
一朝富貴 イッチョウフウキ 思いがけず、急に裕福で高貴な身分になること。「一朝」は、ある朝突然に、思いもよらずの意。 0
瑠璃色 ルリいろ [0] 紫がかった美しい青色。鉱物の瑠璃の色。 0
扁螺 きさご ニシキウズガイ科の巻貝。細螺(きさご) 1
鄙見 ヒケン [0] つまらない考え。自分の意見を謙遜(ケンソン)していう語。「―をのべさせていただきます」表記「卑見」とも書く。 0
使君 シクン ①昔、中国で天子の使者。 ②中国の官職、刺史(シシ)や太守の敬称。 0
弱体 ジャクタイ [0] ①弱いからだ。 ②組織や体制などの弱いこと。「―な投手陣」 0
復帰 フッキ [0] 一時離れていた元の地位・部署・状態にもどること。また、もどすこと。「病気が全快して職場に―する」 0
被虐 ヒギャク [0] 他人からしいたげられること。残酷に扱われること。加虐 0
狐狸 コリ [1] ①キツネとタヌキ。「―妖怪」「―が人をだます昔話」 ②人をだましたり、こっそり悪事をはたらいたりする人のたとえ。 0
和合 ワゴウ [0] 仲よくすること。親しくむつむこと。「家族の―をはかる」 0
口元・口許 くちもと ①口のあたり。また、口の形やようす。「―にえくぼのできる子」 ②出し入れしたり、出入りしたりするあたり。「バッグの―をしめる」 0
狼尾草 ちからしば イネ科の多年草。道端に自生。葉は線形で多数根生。初秋、茎の先にブラシのような濃紫色の花穂をつける。ミチシバ。夏由来「狼尾草」は漢名より。和名は、根がしっかり張っていて抜くのに力がいることから。表記「力芝」とも書く。 1
水子 みずこ [0] ①生まれてからあまり日のたたない子。うぶご。 ②流産したり、堕胎したりした胎児。「―供養」 表記「稚子」とも書く。 参考「みずご」とも読む。 0
小鬢 こビン [0] びん。頭の左右側面の髪。「―に白髪が目立つ」 参考「こ」は接頭語。 0
意外 イガイ [0],[1] 思いのほか。「―な結果が出る」予想外・意想外 0
大厄 タイヤク [0] ①大きな災難。 ②厄年のうちで最も注意すべき年。数え年で、男性四二歳、女性三三歳。 0
偃せる ふ-せる ①体を低くしてうつぶせになる。 ②道具を置いて休む。 0
調製 チョウセイ [0] 注文に合わせて品物をつくること。「注文に応じて―する」調進 0
恭倹 キョウケン [0] 人にはうやうやしく、自分にはつつしみ深く振る舞うこと。「温良―譲」〈『論語』〉 0
同胞 ドウホウ [0],[2] 「同胞(はらから)」に同じ。 0
手数 てスウ [2] 必要な労力や時間。手間。また、わざわざすること。「―をかける」 参考「てかず」とも読む。 0
開渠 カイキョ [1] ①地上に露出し、上部をあけ放した水路。明渠暗渠 ②鉄道の下を横切る水路・道路。 0
飛語 ヒゴ [1] 根拠のない無責任なうわさ。デマ。「流言―」飛言 「蜚語」の書きかえ字。 0
相如四壁 ショウジョシヘキ 非常に貧しいことのたとえ。相如は若いころ貧窮し、家には四方の壁のほかに何もなかったことから。「相如」は中国、漢代の文人、司馬相如のこと。〈『史記』〉 0
攘斥 ジョウセキ はらいのけること。はらいしりぞけること。 排斥 0
悪血 オケツ [0] 病気などで変質した血液。毒物や廃物のまじった血液。 0
河童に水練 かっぱにスイレン よく知り尽くした人に教える愚かさのたとえ。「水練」は水泳の練習。釈迦(シャカ)に説法 1
玉石同砕 ギョクセキドウサイ よいものも悪いものも、賢者も愚者もともに滅びてなくなること。貴重な玉と価値のない石がともに砕けてなくなる意から。玉石同沈 0
懐裏・懐裡 カイリ ①ふところ。 ②心のなか。胸のうち。「―穏やかならず」 0
豪い えら-い [2] 能力がひいでている。才知にたけている。 0
行脚 アンギャ [1],[0] ①僧が修行のために諸国を巡り歩くこと。「―する雲水(ウンスイ)に出会う」 ②徒歩で各地を巡り歩くこと。「列島―」 0
嬉しい うれ-しい [3] 心がうきうきとして喜ばしい。「合格の―い電報」悲しい 0
没する ボッ-する [3],[0] ①沈んだりうずまったりして隠れる。「夕日が海に―する」「水中に姿が―する」 ②死ぬ。「父は昨年―した」 ③取り上げる。「権利を―する」 0
提起 テイキ [1] 議題などを提出したり訴訟を起こすこと。「最初に問題を―します」 0
靡く なび-く [2] ①風や水などの勢いによって、動いたり傾いたりする。「風に草木が―く」 ②ある者の意志や威力にしたがう。また、はたらきかけられて、相手を好きになる。「権威に―く」 0
宣撫 センブ [1] 占領地において、占領軍が占領政策をよく知らさせて人心を安定させること。「―工作」 参考「撫」は、なでてなだめる意。 0
賢臣 ケンシン [0] すぐれた臣下。かしこく忠実な家来。「小人に親しみ―を遠ざく」 0
勲等 クントウ [0] 国家・社会に功労のあった人に与えられる栄典。勲章の等級。最高位の大勲位、勲一等から勲八等まで、各等に応じた勲章があった。現在は数字を用いた等級は廃止されている。 0
完骨 みみせせ 耳の後ろの小高い部分。また、その骨。参考「せせ」とも読む。 1
衾雪 ふすまゆき 白く一面につもった雪。 由来ふすまをかけたようなさまから。 0
元禄 ゲンロク [1] 江戸時代中期の年号。江戸幕府五代将軍の徳川綱吉が政治を行った元禄年間を中心とする時代。幕府政治の安定期で、経済が発達し、学芸・文化が盛んとなった。 0
輿望 ヨボウ [0] 世間の人から寄せられている期待。「過疎地の―を担う医師」衆望 0
大字 おおあざ [0] 町村内の一行政区画。いくつかの小字(こあざ)を含む比較的広い地域。小字 0
熟議 ジュクギ [1] よく相談すること。十分論議すること。「―した結果を公表する」 0
遺愛 イアイ [0] 故人が生前大事にしていたもの。「父の―の花瓶を飾る」 0
稚鰤 わらさ [0] ブリの未成魚。体長六〇(センチメートル)前後のもの。おもに関東地方でいう。秋 鰤(ぶり) 1
使嗾 シソウ [0] そそのかすこと。けしかけること。 教唆(キョウサ) 表記「指嗾」とも書く。 0
具する グ-する [2] ①そなえる。そろえる。 ②連れて行く。連れ立つ。「供を―する」 ③申し述べる。「自説を―する」 0
中退 チュウタイ [0] 「中途退学」の略。卒業年限を修了せずに、途中で学校をやめること。「大学―」 0
昼想夜夢 チュウソウヤム 昼に思ったことが夜、夢に出てくること。〈『列子』〉 0
愛好 アイコウ [0] 好ましく思って愛情をそそぐこと。「ジャズ―家の集い」 0
標語 ヒョウゴ [0] 主義・主張・信条などをわかりやすく簡潔に言い表した言葉。スローガン。「社内で省エネの―を募集する」 0
嵩高 スウコウ [0] ①山が高いこと。 ②嵩山(スウザン)。中国河南省にある名山で、五岳(ゴガク)の一つ。 表記②「崇高」とも書く。 0
天竺様 テンジクヨウ 寺院の建築様式の一つ。鎌倉時代、東大寺再建のため、中国、宋(ソウ)の様式を取り入れたもの。大仏様(ダイブツヨウ)。 0
減員 ゲンイン [0] 人員を減らすこと。また、減ること。増員 0
変わる か-わる [0] ①状態・位置・性質などが、以前と異なる状態になる。「このところ天気が―る」「転居して環境が―った」 ②ふつうとちがう。「一風(イップウ)―った人」 0
淫辞 インジ ①みだらな言葉。 ②でたらめな言葉。邪説。 0
落花流水 ラッカリュウスイ [1] 散っていく花と流れる水の意で、行く春の景色の形容。転じて、人や物がおちぶれ衰えていくたとえ。また、男女の情が互いに通じ合うたとえ。水の流れに身をまかせたい落花を男に、落花を浮かべて流れたい流水を女にたとえていう。〈高(コウベン)の詩〉参考「流水落花」ともいう。
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四字熟語根掘り葉掘り34:「落花流水」と禁じられた恋
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
経世済民 ケイセイサイミン [0] 世の中を治め、人民を苦しみから救うこと。「経」はおさめる、「済」は救済する意。参考この語を略して「経済」というようになった。経国済民
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 一部だけで意味が通じる四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
通過 ツウカ [0] ①通り過ぎること。「途中―駅」停車 ②無事に通ること。また、議案が可決されること。「法案が国会を―する」 0
冷気 レイキ [1] ひえびえとした空気。つめたい空気。「冷蔵庫から―がもれる」 0
混む こ-む [1] 人や物が混じり合って詰まっている。混雑する。「駅の構内が―む」表記「込む」とも書く。 0
花薄 はなすすき ①穂の出たススキ。尾花。秋 ②襲(かさね)の色目の一種。表は白、裏は薄い縹(はなだ)色。 0
対牛弾琴 タイギュウダンキン 愚かな人にいくら道を説いても益のないたとえ。ウシに琴を弾いて聞かせる意から。〈『通俗編』〉馬の耳に念仏・対驢撫琴(タイロブキン) 0
尊重 ソンチョウ [0] 価値あるもの、尊いものとして重んじること。「人命を―する」「少数意見の―」 0
小臭木 こくさぎ ミカン科の落葉低木。山地に自生。初夏に淡い緑色の小花をつける。葉や茎は悪臭があり、殺虫剤などに利用。材は細工用。 0
捨象 シャショウ [0] いろいろな事物や観念から本質的な共通性を取り出して抽象概念をつくるとき、共通でない特殊な要素を捨てること。 0
会盟 カイメイ 各国の使臣や諸侯が集まって盟約を結ぶこと。また、その盟約。 0
万死 バンシ [1] ①命の助かる見込みがまったくないこと。 ②命を投げだすこと。「罪―に値す(命をいくつ投げだしてもつぐない切れないほど罪が重い)」 0
輜重 シチョウ ①軍隊の荷物。食糧・武器など。「大河の前で―隊は動けなかった」 ②旅行者の荷物。また、荷物を運ぶ車。 0
兵卒 ヘイソツ [0] 下級の兵士。兵隊参考「兵」「卒」ともに、下級の兵士の意。 0
百夜 ももよ 一〇〇の夜。また、多くの夜。 0
脹らむ ふく-らむ [0] ①内側から盛り上がって大きくなる。ふくれる。「風船が―む」 ②広がる。「夢が―む」 0
亜米利加・亜墨利加 アメリカ ①南北アメリカ大陸の総称。 ②アメリカ合衆国の略称。北アメリカ大陸中央部とアラスカ・ハワイを含む連邦共和国。首都はワシントン。表記「米国」とも略記する。 1
或いは ある-いは [2] ①または。もしくは。「電話―ファクシミリでご連絡下さい」 ②もしかすると。「―失敗かもしれない」 0
海苔 のり [2] ①紅藻類・緑藻類で水中の岩についてこけ状をしているものの総称。春 ②アサクサノリなどを薄くすいて干した食品。「東京土産の浅草―」 1
嘲弄 チョウロウ [0] あざけりからかうこと。「―に耐える」愚弄 0
蜉蝣 かげろう [0],[1] カゲロウ目の昆虫の総称。形はトンボに似るが、小さく弱々しい。幼虫は水中で二~三年過ごす。成虫の寿命は数時間と短く、はかないもののたとえにされる。秋由来「蜉蝣」は漢名から。表記「蜻蛉」とも書く。参考「フユウ」とも読む。 1
山彦 やまびこ [0],[2] ①山・谷などで声や音が反響する現象。こだま。 ②山の神。 0
愛情 アイジョウ [0] ①相手をいとおしみ、大切に思う心持ち。「―をこめて育てる」 ②異性を恋い慕う気持ち。「友人の兄に―を抱く」 0
似我蜂 ジガばち [2] ジガバチ科のハチ。全体に黒色で細く、腹部の基部はきわめて細い。夏、地中に穴を掘り、シャクトリムシなどを捕らえて幼虫のえさにする。コシボソバチ。スガル。 由来獲物を穴に入れるときのはねの音を古人は「ジガジガ」と聞き、この呪文(ジュモン)が捕らえた虫をハチに変えると考えたことから。 0
懈い だる-い [2],[0] 疲れや発熱などで、動くのがおっくうである。かったるい。「体が―いので出かけたくない」 0
端敵 はがたき 歌舞伎(カブキ)の役柄で、最も重要な敵役(かたきやく)である立敵(たてがたき)につきしたがう軽い敵役。 0
渇水 カッスイ [0] 雨が降らないため、水がかれること。「―期」豊水 0
水村山郭 スイソンサンカク 豊かな自然に囲まれたのどかな村里。「水村」は水辺の村、「山郭」は山際の村。「―酒旗の風」〈杜牧(トボク)の詩〉 0
揆 はかりごと [1] 物事の方法などを考えて計画すること。くわだて。 0
難物 ナンブツ [0] 扱いのむずかしい人や物。手にあまる人や物。「彼はなかなかの―だ」 0
賢夫人 ケンプジン [3] しっかりしたかしこい妻。賢明な夫人。 0
放生 ホウジョウ つかまえた生き物を逃がしてやること。 0
論賛 ロンサン [0] ①事業や功績などを論じてたたえること。 ②史伝の記述の終わりに、記述者が付け加えた論評。賛。 0
巣 す [1],[0] ①獣・鳥・虫などがすむ場所。「クモの―を払う」 ②悪人などが集まるところ。隠れ家。「盗賊の―」 ③人が暮らすところ。家庭。「愛の―」 0
忠臣は二君に事(つか)えず チュウシンはニクンにつかえず 忠誠な臣下というものは、その生涯でただ一人の主君にしかつかえないということ。忠誠心の厚いこと、節操の固いことのたとえ。〈『史記』〉賢臣二君に仕えず 0
上せる のぼ-せる [0] ①高いところにあげる。上のほうにあげる。「高い木に―せる」「川上に―せる」 ②書き載せる。「記録に―せる」 ③都に行かせる。 ④取りあげて差し出す。「話題に―せる」「山海の珍味を食膳(ショクゼン)に―せる」 0
造次顚沛 ゾウジテンパイ とっさの場合。あわただしいとき。緊急のとき。「造次」はあわただしく過ぎる短い時間の意。「顚沛」は、つまずき倒れることで、転じてとっさのときの意。 由来孔子が、いついかなる場合でも、仁(ジン)を忘れてはならないことを説いた文から。〈『論語』〉 0
杲杲 コウコウ 日の光が輝いて明るいさま。 0
襟 えり [2] ①衣服の首回りの部分。カラー。「―を正す(ひきしまった気持ちになる)」 ②人の首の後ろの部分。くびすじ。表記「衿」とも書く。 0
関雎の化 カンショのカ 夫婦の仲がよくて礼儀正しく、家庭が円満であることのたとえ。文王と后妃の仲むつまじいようすを歌ったものといわれる『詩経』の詩から。参考単に「関雎」ともいう。「関雎」は、「関関(カンカン)たる雎鳩(ショキュウ)」の略。「関関」は、和らいださま。「雎鳩」は、雌雄の仲がよいというミサゴ。 0
骸 むくろ [0] 骨だけが残った死人の体。また、死体。なきがら。「―にすがりついて泣く」 0
峻い たか-い 山などが、けわしくそびえ立っているさま。 0
劇画 ゲキガ [0] ①絵と文による長編漫画の一種で、リアルな物語性をもつ。こっけいな「漫画」に対する語。 ②紙芝居の別称。 0
如し ごと-し ①…のようだ。「意の―くならず」 ②たとえば…のようだ。「雲霞(ウンカ)の―き群衆」 ③…のとおりだ。「よって件(くだん)の―し」 ④…らしい。「形勢はいまだ楽観を許さざるものの―し」 0
笨い あら-い 粗末な。また、粗雑な。 0
尋ねる たず-ねる [3] ①所在を探し求める。あとを追い求める。「旧友の転居先を―ねる」 ②確かでない事柄を調べて明らかにする。「歴史に前例を―ねる」 ③分からないことを人に質問する。ききただす。「道を―ねる」 0
八色の姓 やくさのかばね [1] 六八四(天武一三)年に制定された姓制度。真人(まひと)・朝臣(あそみ)・宿禰(すくね)・忌寸(いみき)・道師(みちのし)・臣(おみ)・連(むらじ)・稲置(いなぎ)の八姓を定め、天皇中心の新体制確立を図った。 1
万有引力 バンユウインリョク [5] 質量をもった、すべての物体間に作用する引力。その力は物体の質量の積に比例し、距離の二乗に反比例する。参考イギリスの科学者ニュートンが発見した法則。 0
水炊き みずたき [0],[4] 鍋(なべ)料理の一種。鶏肉などを野菜といっしょに煮ながら、ポン酢などにつけて食べるもの。 0
納所 ナッショ [0] 禅寺で、施し物を納めたり、会計などを取りあつかう所。また、そこに勤める僧、「納所坊主」の略。 0
小火 ぼや [1] ごく一部が燃えただけで、大事に至る前に消し止めた火事。 冬 1
同じ おな-じ [0] ①同一である。また、内容などが共通である。「毎日―服を着る」「―屋根の下」 ②区別・差別がない。等しい。「男女―待遇だ」 ③「―…なら」の形で、どうせ。「―買うなら、質の良いもの」 0
患う わずら-う [0],[3] 病気になる。「胸を―い、入院している」「長く―う」 0
表出 ヒョウシュツ [0] 精神的なものを、絵・文字・動作などの具体的な形に表すこと。また、表されたもの。「感情の―」表現 0
寒寒 さむざむ [3] ①いかにもさむそうなさま。「冬の―とした空」 ②何もなく殺風景なさま。「机が一つあるだけの―とした部屋」 0
新居 シンキョ [1] 新しく住み始めた、また、住む予定の住居。新築の家。 新宅 旧居 0
交互 コウゴ [1] かわるがわるにすること。たがいちがい。「―に休みをとる」 0
威令 イレイ [0] 威力のある命令。「全国に―が行き渡る」 0
便利 ベンリ [1] 都合がよいこと。役に立つこと。「―な道具」「交通の―なマンション」簡便不便 0
狭匙 せっかい すり鉢の内側についたものを、かき落とす木製の道具。「―で腹を切る(不可能なこと)」表記「切匙」とも書く。 1
奮激 フンゲキ [0] 心をふるい起こすこと。激しくふるい立つこと。参考「奮撃」と書けば、力をふるって敵をうつ意。 0
傾げる かし-げる [3] かたむける。斜めにする。「首を―げる」「とうとう頭を―げてしまった」参考「かたげる」とも読む。 0
和訓 ワクン [0] 漢字に、日本語を当てて訓読みすること。また、その読み方。日本読み。訓。「山」を「やま」、「川」を「かわ」と読むなど。国訓表記「倭訓」とも書く。 0
鍼灸 シンキュウ [0] はりと灸(キュウ)を使って行う治療法。「―師の資格をとる」 0
紅白粉 べにおしろい [3],[1] ①べにとおしろい。 ②化粧をすること。 1
跪像 キゾウ ひざまずいた姿の像。 0
余興 ヨキョウ [0] 行事や宴会などで、興をそえるためにする演芸やかくし芸。 0
食火鶏 ひくいどり [2] ヒクイドリ科の鳥。オーストラリアにすむ。ダチョウに似るが、やや小形。のどに赤い肉垂れがあり、頭に冠状の突起をもつ。飛べないが走るのが速い。 由来「食火鶏」は漢名から。 表記「火食鳥」とも書く。 1
凶状 キョウジョウ [3],[0] 凶悪な犯罪行為の事実。罪状。「―持ち」表記「兇状」とも書く。 0
迦葉仏 カショウブツ 過去七仏の第六番目の仏。釈迦(シャカ)の直前に出現した。 0
叛骨 ハンコツ [0] 権力や時勢などに反抗する気概。「―精神」「―の作家」表記「反骨」とも書く。 0
身動ぎ みじろぎ [2],[3] 体を少し動かすこと。みうごき。「―せずに話に聞き入る」 1
一張一弛 イッチョウイッシ [5] 厳しく接したり、優しく接したりして、人をほどよく扱うこと。弓の弦を強く張ったり、ゆるめたりする意から。〈『礼記(ライキ)』〉参考「一弛一張」ともいう。緩急自在 0
克己 コッキ [1] 意志を強くして、自分の欲望に打ちかつこと。「―心」 0
厳罰 ゲンバツ [0] 厳しい処罰。また、厳しく罰すること。「―に処す」 0
雲鬟 ウンカン ①豊かで美しいまげ。美しく結った髪。女性の髪を雲にたとえた語。 ②遠くに見える山。 0
文脈 ブンミャク [0] ①文章中の文と文や、文中の語と語の意味の続きぐあい。文章の筋道。「―にそって内容を理解する」「前後の―から意味を考える」 ②事柄の筋道。背景。「相手の言い分からは―が読みとれない」 0
鸚鵡能く言えども飛鳥を離れず オウムよくいえどもヒチョウをはなれず オウムがいかに人の言葉をうまくまねて話せるといっても、鳥であることになんら変わりはない。また、人がいくら言葉巧みに話せても、礼にはずれていたりすれば鳥獣と同じであるということ。〈『礼記(ライキ)』〉 0
箱船 はこぶね [0],[3] ①長方形の船。 ②『旧約聖書』のなかの「ノアの箱船」のこと。表記「方舟」とも書く。 0
高士 コウシ [1] 高潔でりっぱな人。世俗から離れた徳のある人。 0
広軌 コウキ [1] 鉄道で、二本のレールの間隔が標準より広い軌道。狭軌 0
剋つ か-つ 頑張って相手に打ちかつ。たえぬく。表記「克つ」とも書く。 0
澄ます す-ます [2] ①液体などの濁りをなくして、すんだ状態にする。「刀をとぎ―す」 ②感覚や精神を集中する。「耳を―して小鳥の声を聴く」 ③すっかりそのものになる。「本人になり―す」 ④気取る。関係がないという態度をとる。「―した顔で取り合わない」 0
愚民 グミン [0] 判断する力のない、おろかな民衆。「―政策」 0
海藻 カイソウ [0] 海中に生える緑藻類・褐藻類・紅藻類など藻類の総称。ノリ・コンブ・ワカメなど食用とするものが多い。 0
茴香 ウイキョウ [0] セリ科の多年草。南ヨーロッパ原産。独特な芳香がある。夏、枝先に黄色い小花を多数つける。実は香味料・薬用・香油などにする。フェンネル。 0
没分暁漢 わからずや [0] 道理をわきまえない人。がんこで聞き分けのない人。表記「分からず屋」とも書く。参考「ボツブンギョウカン」とも読む。 1
実地 ジッチ [0] ①物事が起こった実際の場所。現場。「―検証」 ②知識や理論に対して、実際の場合。また、実際に行うこと。「―教育」 0
斃死 ヘイシ [0] たおれて死ぬこと。のたれじに。「飢えて―する」斃仆(ヘイフ) 0
宜 むべ [1] もっともなことである。なるほど。当然。参考「うべ」とも読む。 0
弄筆 ロウヒツ ①飾り立てた文章を書くこと。 ②事実を曲げて書くこと。曲筆 0
拡幅 カクフク [0] 道路などの幅をひろげること。「道路の―工事が始まる」 0
紫雲英 げんげ [0] レンゲソウの別称。 春 表記「翹揺」とも書く。 蓮華草(レンゲソウ) 1
連城の璧 レンジョウのヘキ いくつもの城に相当する価値のある貴重な玉。転じて、貴重な美しいもののたとえ。「連城」は、つらなった多くの城の意。故事 中国、戦国時代、秦(シン)の昭王が、趙(チョウ)の恵文王が名玉を持っていることを聞いて、一五の城との交換を要求した故事から。〈『史記』〉 0
改過自新 カイカジシン 過ちを改めて気分をあらたにすること。〈『漢書(カンジョ)』〉改過作新 0
微妙 ビミョウ [0] 細かく複雑にからみ合っていて、簡単に言い表せないさま。デリケート。「両者の意見には―なちがいがある」 0
鎮西探題 チンゼイタンダイ 博多(はかた)に置かれ、九州方面の軍事や行政を担当した鎌倉幕府の機関。 0
正式 セイシキ [0] 簡略化していない本来の正しいやり方。規定に沿ったやり方。「―の外交文書」「制度を―に導入する」 本式 略式 0
相応 ソウオウ [0] ちょうどつり合っていること。ふさわしいこと。「身分―の相手」「年―の分別をもて」 相当 0
両端 リョウタン [0] ①両方のはし。「ひもの―を結ぶ」 ②始めと終わり。本末・首尾 ③あいまいな態度。ふたごころ。「―を持す(どちらか有利なほうにつこうと様子をうかがう)」参考①「リョウはし」とも読む。 0
放念 ホウネン [0] 気にしないこと。心配しないこと。多く、手紙文で用いる。「こちらのことはご―ください」安心・放心 0
卑賤 ヒセン [0] 身分や地位が低く、いやしいこと。「―の身から天下を取る」表記「鄙賤」とも書く。 0
清覧 セイラン 手紙などで相手が見ることを敬っていう言葉。「ご―を仰ぐ」 高覧 0
擬装 ギソウ [0] 人の目をごまかすために、他のものとまぎらわしい色や形にしたり、まぎらわしい態度や行動をとったりすること。カムフラージュ。「―工作」表記「偽装」とも書く。 0
随感随筆 ズイカンズイヒツ 感じたまま、思ったままを筆にまかせて書きつけること。また、その書いたもの。 0
兵乱 ヘイラン [0] 戦争により世の中が乱れること。また、その乱れ。「―に巻きこまれて死ぬ」戦乱 0
燕窩 エンカ [1] 中国料理の食材となるアナツバメの巣。燕巣(エンソウ) 0
発給 ハッキュウ [0] 官公庁が書類を発行し、渡すこと。「旅券を―する」 0
術数 ジュッスウ [3],[0] はかりごと。策略。計略。「権謀―(人を欺くようなはかりごと)」 0
寒江独釣 カンコウドクチョウ 冬の川で雪のなか一人で釣りをすること。また、その人の姿。もと柳宗元の詩「江雪」のなかで詠(うた)われ、のちに多く画題となった。 0
一筋縄 ひとすじなわ [4],[0] ①一本の縄。 ②ふつうの方法・手段。「この仕事は―ではいかない」 0
醜 しこ [1] ①みにくいものをののしっていう語。 ②自分を卑下するときに用いる語。 0
駕籠駕籠に乗らず かごかきかごにのらず いつも仕事などで扱っていながら自分のためには使わないたとえ。また、人に尽力するだけで自分のことがいつも後回しになるたとえ。紺屋(コウや)の白袴(しろばかま) 1
寝室 シンシツ [0] 寝るための部屋。寝間(ねま)。寝屋(ねや)。「―の凝った装飾」 0
楚楚 ソソ [1] 清らかで可憐なさま。清潔で美しいさま。すっきりとして趣のあるさま。「―とした美人」 清楚 0
呉織・呉服 くれはとり 上代、中国の呉(ゴ)から渡来したといわれる機織りの技術者。また、その技術で織った織物。参考「呉服」は「ゴフク」とも読む。 1
体貌閑雅 タイボウカンガ 姿かたちが落ち着いていて、気品があること。「体貌」は、体つきと顔かたち。 0
心張り棒 シンばりボウ [0],[4] 引き戸の内側に斜めに立てかけ、戸があかないようにするつっかい棒。「―を支(か)う」 0
本拠 ホンキョ [1] 仕事や活動のおもなよりどころ。また、その場所。根拠。「敵の―地」 0
滑脱 カツダツ [0] なめらかで、変化が自在なさま。「円転―」 0
蕎麦 そば [1] ①タデ科の一年草。中央アジア原産。穀物として栽培。夏から秋、白色の花を多数つける。実は三角形で、そば粉をとる。 ②そば粉に水を入れてこね、延ばして細く切った食品。そば切り。 由来「蕎麦」は漢名から。和名は、「そばむぎ」の略で、実に稜(そば)(角)があることからとも、畑の傍(そば)に植えることからともいう。 1
哀憐 アイレン [0] 弱い人などをあわれむこと。あわれみの気持ち。「―の情」 0
官吏 カンリ [1] 役所に勤務して公務を行う人。役人。特に、国家公務員。「―になって調査の仕事をする」 0
鬼気 キキ [1],[2] ぞっとするような気配。気味悪く恐ろしい気配。「―迫るようす」 0
砕く くだ-く [2] ①細かくこわす。こなごなにする。 ②勢いを弱くする。くじく。「敵の野望を打ち―く」 ③やさしく説く。「―いて説明する」 0
厭う いと-う [2] ①いやがる。避ける。「労を―い安きをむさぼる」 ②体をいたわる。大事にする。「お体お―いください」 0
題跋 ダイバツ 書物・書画などの題辞と跋文(バツブン)。序文とあと書き。 0
壁を穿ちて書を読む かべをうがちてショをよむ 貧しくても一生懸命勉強すること。また、苦学すること。故事 中国、前漢の匡衡(キョウコウ)は若いころ、貧しくてあかりがなく、壁に穴を開け、隣家からもれる光で勉強したという故事から。〈『西京雑記(セイケイザッキ)』〉 0
杉苔・杉蘚 すぎごけ スギゴケ科のコケ植物の総称。湿地に群生。スギの小枝に似た葉を密生させる。高さ約一〇(センチメートル)。ウマスギゴケ・オオスギゴケなど。 0
兼学 ケンガク [0] 二種類以上の学問や宗派の教えを合わせて学ぶこと。 0
帯剣 タイケン [0] 刀剣を腰にさげること。また、その刀剣。帯刀・佩刀(ハイトウ) 0
純真 ジュンシン [0] 心にけがれがないさま。邪心や私欲のないこと。 清純 不純 0
献花 ケンカ [1],[0] 神前や霊前に花を供えること。参考キリスト教の葬儀などで行われる。 0
掬う すく-う [0] 両手をまるくして水などをくみあげる。「沢の水を―って飲む」 0
遊俠 ユウキョウ 定職をもたず、仁義を売り物に世を渡ること。また、その人。男伊達(おとこだて)。任俠・俠客表記「游俠」とも書く。参考「勇俠」と書けば、義俠心に富むことの意になる。 0
新進 シンシン [0] ある分野で新たに進出してきて将来が期待されること。またその人。 0
華奢・華車 キャシャ 上品で、姿形に弱々しさや細さを感じさせるようす。ほっそりとして美しいようす。「―なからだつき」表記「花車」とも書く。参考「カシャ」と読めば別の意になる。 0
嬌羞 キョウシュウ [0] 女性の恥じらうさまがなまめかしいこと。「―を帯びる」 0
巨刹 キョサツ [0] きわめて大きな寺院。「刹」は寺院の意。大伽藍(ダイガラン) 0
今朝 けさ [0] きょうの朝。この朝。「―早く目覚めた」参考「コンチョウ」とも読む。 1
頻る しき-る [2] 絶え間なく起こる。たび重なる。盛んに続く。「雪が降り―る」参考多く、動詞の連用形につく。 0
敗軍の将は兵を語らず ハイグンのショウはヘイをかたらず 失敗した者は、そのことについて言い訳をしないのがよいということ。戦いに敗れた将軍は、戦略について言う資格がない意から。〈『史記』〉参考「敗軍の将は敢(あ)えて勇を語らず」ともいう。 0
水屑 みくず 水中のごみ。「―となる(水死する)」 藻屑 0
翕然 キュウゼン [0] 多くのものが一斉に集い合うさま。 0
干涸びる・干枯びる ひから-びる ①すっかり水分がなくなる。「枯れて―びた花」 ②うるおいや生気が失われる。「―びた表情」表記「乾涸びる・乾枯びる」とも書く。 0
罵言 バゲン [0] ののしる言葉。「相手の―を制する」悪口 0
間口 まぐち [1] ①土地・家屋などの前面の幅。「―九尺奥行二間(ケン)」奥行き ②知識や活動の範囲。事業の領域。「商売の―を広げる」 0
常磐津 ときわず [0] 「常磐津節(ぶし)」の略。浄瑠璃(ジョウルリ)の一派。 由来江戸中期に常磐津文字太夫(たゆう)が始めたことから。 1
袋の中の鼠(ねずみ) ふくろのなかのねずみ 追いつめられて、逃げることのできない状況にあることのたとえ。袋の中に追いこまれたネズミの意から。「犯人はもう―だ」 0
雑纂 ザッサン [0] 種々雑多の記録や文書を集めること。また、それらをまとめた書物。 0
新枕 にいまくら [3] 男女が初めて床を同じくして、契りを結ぶこと。 0
一泡 ひとあわ [2] 不意を突かれ、驚きあわてること。「―吹かせる(あっと言わせる)」 0
養殖 ヨウショク [0] 魚介類や海藻類を人工的に養って、繁殖させること。「真珠の―を生業(なりわい)とする」 0
蹴る け-る [1] ①足で物を打つ。「小石を―る」 ②要求などを強く拒否する。はねつける。「入団の誘いを―る」 0
梁木 リョウボク [0] 二本の柱を立て、その上に横木を渡した体操用具。これにつり輪などをかける。 0
変色 ヘンショク [0] 色が変わること。また、色を変えること。「本の背表紙が―する」「古びて―したシャツ」 0
野辺 のベ [1] ①野原。野のあたり。 ②火葬場、または埋葬場。「―の煙(火葬の煙)」 ③「野辺送り」の略。葬送。野送り。 0
忠霊 チュウレイ [0] 忠義のために死んだ人の霊。「―塔」忠魂 0
告天子 ひばり [0] ヒバリ科の小鳥。 由来「告天子」は漢名から。参考「コクテンシ」とも読む。 雲雀(ひばり) 1
天人 テンニン [3],[1] 天上界にすむという想像上のひと。人間よりすぐれた力をもち、羽衣を着て空を飛び、舞楽が巧みである。多く、美しい女性の姿で表される。参考「テンジン」と読めば、天と人の意。 0
乾反る ひぞ-る ①乾いてそり返る。「障子が―る」 ②すねる。表記「干反る」とも書く。 0
武威 ブイ [1] たけだけしい威力。武力による威勢。「―を示す」 0
陽春 ヨウシュン [0] ①うららかな春。暖かくなり、草木が芽ぐむ春。盛春。「―の候」 春 ②陰暦一月の異名。 0
春和景明 シュンワケイメイ 春の穏やかで、日ざしが明るい陽気のこと。「春和」は春のやわらいださま。「景明」は日ざしの明るいこと。〈范仲淹(ハンチュウエン)の文〉 0
小角 くだのふえ 古代、戦場で用いた管の形の小さな笛。くだぶえ。 表記「管の笛」とも書く。 1
遺産 イサン [0] ①故人がのこした財産。「父の―を相続する」 ②前代の人々がのこした業績。「世界文化―」 0
和を以て貴しと為す ワをもってとうとしとなす 人と仲よくすることが最も重要であるということ。〈『礼記(ライキ)』〉参考聖徳太子の十七条憲法にもこの句が見える。 0
濫りに みだ-りに [1] 深い考えもなしに。分別なく。むやみに。「無用の者は―入るべからず」表記「妄りに・猥りに」とも書く。 0
若年 ジャクネン [0] 年が若いこと。若者。 若輩・若齢 表記「弱年」とも書く。 0
分銅 フンドウ [0] はかりで重さを測るとき、基準とする一定の重さの金属製のおもり。 0
毬打・毬杖 ぎっちょう 木製のまりを打つ長い柄(え)のついた槌(つち)。また、これを用いる正月の遊技。参考「ぎちょう」とも読む。 1
雲脚・雲足 くもあし ①雲が流れて動くようす。雲行き。「―が速い」 ②雨雲が重く低く垂れて見えるさま。 ③雲形に作った、机・椅子(イス)などのあし。 0
投網 とあみ [0] 魚具で、投げると円錐(エンスイ)形に広がり、魚を上からおおいかぶせて捕らえる網。「―を打つ」参考「なげあみ」とも読む。 1
花電車 はなデンシャ [3] 祝賀・記念などの行事のために、花や豆電球などで飾って走らせた市街電車。 0
荒海 あらうみ [0],[3] 波が高い海。しけている海。「―にボートをこぎ出す」 0
工面 クメン [1],[0] ①必要な金品の都合をつけること。やりくり。「―がつく」算段 ②金まわり。「―が悪い」 0
紀律 キリツ [0] ①集団の中で決められた行動の規準。きまり。「学校の―」 ②一定の秩序・順序。「―ある生活」表記「規律」とも書く。 0
意気軒昂 イキケンコウ [1] 意気込みが盛んで、威勢のいいさま。「軒昂」は高くあがる意。「―たる姿」意気衝天意気阻喪・意気消沈 0
撮要 サツヨウ [0] 重要な点を抜きだして、簡潔に書くこと。また、その書物。 摘要 0
歳寒の松柏 サイカンのショウハク 逆境にあっても、信念や節操を固く守って変えないことのたとえ。また、そのような人のたとえ。 由来マツやカシワ(コノテガシワ)は寒い冬の季節になっても落葉せず、常に緑の葉をつけていることから。〈『論語』〉参考「歳(とし)寒くして松柏の凋(しぼ)むに後(おく)るるを知る」ともいう。 雪中の松柏・松柏の操 0
惻隠 ソクイン [0] あわれみ心がいたむこと。「―の情」 参考「惻」も「隠」もあわれむ意。 0
粗塩 あらじお [0] 精製していない、粒のあらい塩。「―で青菜を漬ける」 参考「あらしお」とも読む。 0
真桑瓜 まくわうり [3] ウリ科のつる性一年草。インド原産。夏、黄色い花をつけ、俵形の実を結ぶ。食用。 夏 由来真桑村(現在の岐阜県本巣市)産が有名だったことから。 表記「甜瓜」とも書く。 0
再三再四 サイサンサイシ [5] たびたび。何度も何度も。たびたびの意の「再三」に、「再四」を加えて強調した語。「―忠告したが、効果がない」 0
丸める まる-める [0] ①球状にする。②人を言いくるめる。まるめこむ。「相手を―めて譲歩させる」③頭髪を剃(そ)る。出家する。「頭を―める」 0
評伝 ヒョウデン [0] その人への批評をまじえた伝記。評論を加えた伝記。 0
危める あや-める [3] 危害を加える。特に、殺傷する。「人を―める」 0
方頭魚 かながしら ホウボウ科の海魚。 火魚(かながしら) 1
犀角 サイカク [1],[0] サイのつの。漢方で、粉末にしたものを解熱剤などに用いる。 0
蛮夷 バンイ [1] 未開の人。古来、中国で、周辺の異民族をあなどっていった言葉。「―戎狄(ジュウテキ)」表記「蕃夷」とも書く。 0
徘徊 ハイカイ [0] あてもなく歩き回ること。ぶらつくこと。「夜の街を―する」彷徨(ホウコウ)参考「徘」「徊」ともに、さまよう意。 0
逝く ゆ-く [0] 死ぬ。逝去する。「惜しまれつつ―く」 参考「いく」とも読む。 0
抗戦 コウセン [0] 敵に抵抗して戦うこと。「両者徹底―のかまえを見せている」 0
転記 テンキ [0] 帳簿などに記載されている事項を、他の書類などに書き写すこと。「元帳に―もれがあった」 0
綱紀粛正 コウキシュクセイ [1] 国の規律や秩序、また政治家や役人の態度を戒め正すこと。また、広く乱れた規律を正すこと。「粛正」は厳しく正す、戒め正す意。綱紀廃弛(コウキハイシ) 0
刈葱 かりぎ ネギの一変種。葉は細く柔らかい。秋に種をまき、夏に刈って食べる。ナツネギ。夏 0
殉死 ジュンシ [0] 主人の死後、臣下などがあとを追って自殺すること。追い腹。 0
疾風 シップウ [0] 「疾風(はやて)」に同じ。 0
百舌 もず [1] モズ科の鳥。低山にすむ。頭と背は赤褐色。腹は白色。カエルなどを捕食。秋、「キイーキイー」と鋭い声で高鳴きする。秋表記「鶪・鴃」とも書く。参考「モズの速贄(はやにえ)」とは、木の枝に獲物を刺しておくモズの習性をいう。 1
衆人 シュウジン [0] 大勢の人。「―の注目するなか、開票が行われた」 0
艱む なや-む 困難にぶつかり、苦しむ。「事業の失敗に―む」 0
独航船 ドッコウセン [0] 漁場に一隻で航行し、捕った魚を契約を結んだ母船に渡す小型の漁船。 0
蚤の夫婦 のみのフウフ 妻が夫より大柄な夫婦のこと。 由来ノミは雌のほうが雄より大きいことから。 0
鼻祖 ビソ [1] 物事を最初に始めた人。始祖。元祖。〈『漢書(カンジョ)』〉「立体画の―」参考「鼻」は、はじめの意。 0
至公至平 シコウシヘイ [0] きわめて公平であること。偏(かたよ)りがまったくなく公正、平等なこと。 0
横車 よこぐるま [3] ①道理に合わないことを無理やり押し通すこと。「―を押す」 ②棒やなぎなたなどを横に振り回す武道の技。 由来①縦に押すべき車を、無理やり横に押す意から。 0
血餅 ケッペイ [0] 血液が血管外に出たとき、血球と繊維素がからみあい、黒っぽい赤色に固まったもの。 0
人寰 ジンカン 人の住む区域。人境。世の中。 参考「寰」は天下の意。 0
霞む かす-む [0] ①霞(かすみ)が立ちこめて、遠方が白くぼんやり見える。 ②はっきり見えなくなる。「目が―む」 ③他に圧倒されて、存在が目立たなくなる。「彼は社内で―んでいる」 0
不倫 フリン [0] 人の道にそむくこと。特に、男女が配偶者以外の者と関係をもつこと。 0
以降 イコウ [1] それよりあと。基準となるものを含む。「四月―の支出を調べる」以後 0
逆転 ギャクテン [0] ①物事のなりゆきや優劣・順序などがそれまでと反対になること。「急に形勢が―した」 ②それまでと反対の方向に回転すること。「―の発想」反転 0
破片 ハヘン [0] 堅い物などのこわれたかけら。「ガラスの―が飛び散った」砕片・断片 0
残り物に福がある のこりものにフクがある 人の取り残したものには、思いがけないようなよいものがある。 0
残照 ザンショウ [0] 夕日が沈んだあとも空に残っている明るさ。 残光 0
朱を奪う紫 シュをうばうむらさき 邪(よこしま)なものが正しいものにとってかわり、重んじられるたとえ。 由来古代中国で正式な色として尊ばれた朱にかわって、次第に中間色の紫が好まれるようになった。そのことを踏まえ、孔子が伝統あるものがすたれることを嘆いた言葉から。〈『論語』〉 0
重詰め ジュウづめ [0] 重箱に料理を詰めること。また、その料理。 新年 0
密度 ミツド [1] ①一定範囲内での、疎密の度合。「人口―」 ②内容の充実度。「―の濃い授業」 ③物理で、物質の単位体積あたりの質量。 0
高麗笛 こまぶえ [3] 雅楽に用いる横笛の一種。竹製で、長さ約三六(センチメートル)。高麗楽と東遊(あずまあそび)に用いられる。表記「狛笛」とも書く。 1
論客 ロンカク [0] 議論を好む人。論を巧みに展開する人。参考「ロンキャク」とも読む。 0
檜葉 ひば [1] ①ヒノキの葉。 ②園芸で、ヒノキ科に属する植物の総称。 ③アスナロ・ヒノキアスナロの別称。 0
孝行 コウコウ [1] ①子が親を大切にし、尽くすこと。また、その行い。「彼は親―な少年だ」不孝 ②人を大切にすること。「女房―」 0
避ける さ-ける [2] ①都合が悪い場所や人から、意識して遠ざかる。「―けて通れない問題」 ②不都合な結果になる行動をしないようにする。「無用な刺激を―ける」 0
弐心 ジシン [3],[0] そむく気持ちや疑いの心。ふたごころ。 表記「二心」とも書く。参考「ニシン」とも読む。 0
雑魚・雑喉 ざこ ①いろいろな種類の小魚。「釣れたのは―ばかりだった」 ②小物。たいしたことのないつまらない人物。「―は相手にならない」 1
最少 サイショウ [0] ①いちばん少ないこと。「―の人数で戦う」 最多 ②いちばん若いこと。 最年少 最長
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
・漢字の豆知識 「最小限」はあっても「最少限」はない? ~反対語とセットで考える~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
定期 テイキ [1] ①決められた一定の期間・期限・期日。「―便」「不―」 ②「定期預金」の略。 ③「定期乗車券」の略。 0
職歴 ショクレキ [0] 職業に関しての経歴。「―は問わない」 0
億劫 オックウ [3] 面倒くさくて物事をする気になれないさま。「微熱があり家事は―だ」由来仏教語の「億劫(オッコウ)(無限の時間)」が転じたもので、時間が長くてやりきれない意から。 0
遁辞 トンジ [1] 責任のがれのためにいう言葉。言いのがれ。逃げ口上。「―を弄(ロウ)する」 0
確かめる たし-かめる [4] あやふやな点を調べてはっきりさせる。念入りに確認する。「真実を―める」「気持ちを―める」 0
勿怪 モッケ [0],[3] 思いがけないこと。不思議なこと。意外なこと。また、そのようなさま。「不意の客人に―顔(がお)で応対した」表記「物怪」とも書く。 0
悪業 アクゴウ [0] わるいおこない。特に、前世での悪事。参考「アクギョウ」と読めば、わるいしわざ・わるい職業の意になる。 0
人の子の死んだより我が子の転(こ)けた ひとのこのしんだよりわがこのこけた 他人の大事件より、小さいことでも自分に直接かかわることのほうが気になるということ。 人の十難より我が一難 0
内患 ナイカン [0] ある組織・国家などの内部に存在する、もめごとなどの心配事。内憂外患 0
知音 チイン [0] 音楽の音色を聞き分けること。転じて、心の底まで理解しあった友人。故事 中国、春秋時代、琴の名手伯牙(ハクガ)が琴を奏でると、友人の鍾子期(ショウシキ)は伯牙が描く音の世界を必ず言い当てることができた。鍾子期が死んでからは、伯牙は琴の絃を切り、二度と琴を弾かなかったという故事から。〈『列子』〉知己 0
蟹の横這(ば)い かにのよこばい 他からは不自由なように見えても、本人にはそれが最も適しているということ。はたからは不思議に見えるが、カニは横に歩くのがいちばん自然であることから。 0
失せる う-せる [2] ①なくなる。消える。「力が―せる」「姿が―せる」 ②去る。行く。多く、命令形で卑俗な言い方。「とっとと―せろ」 0
茄子の花と親の意見は千に一つも仇はない なすびのはなとおやのイケンはセンにひとつもあだはない 親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない 1
泥船渡河 デイセントカ 世渡りのこのうえなく危険なことのたとえ。どろでつくった船で大きな川を渡る意から。〈『三慧経(サンエキョウ)』〉 0
大山鳴動して鼠一匹 タイザンメイドウしてねずみイッぴき 大騒ぎしたわりに、実際の結果は小さいことのたとえ。大きな山が鳴り動き、大噴火でも起きるかと思わせたが、ネズミが一匹出てきただけだった意から。表記「大山」は「泰山」とも書く。 0
今是昨非 コンゼサクヒ 今になって過去の過ちにはじめて気づくこと。きょうは正しく、きのうまではまちがっていた意で、今までの人生を悔いていう言葉。 由来中国、宋代の詩人、陶潜(トウセン)(淵明(エンメイ))が、官を辞して田園に帰った折に作った「帰去来(キキョライ)の辞」の一節「今の是にして昨の非なりしを覚(さと)る」から。参考「昨非今是」ともいう。 0
読心術 ドクシンジュツ [3] 顔の表情や動作などから、他人の考えていることを感じ取る技術。 0
牛耳を執る ギュウジをとる 同盟の盟主となること。また、団体や党派の中心人物となり、組織を意のままに動かすこと。故事 中国、春秋戦国時代、諸侯が和平の盟約を結ぶとき、会合の主導権を握る者がいけにえのウシの耳を切り、諸侯たちがその血をすすって盟約の誓いとした故事による。〈『春秋左氏伝』〉 0
誌す しる-す [0],[2] ①書きとめておく。「日記を―す」 ②心にしっかりとどめる。記憶する。 0
舞台 ブタイ [1] ①演技や演奏・芸能などを行う、客席に見せるための高い場所。ステージ。「―に上がる」 ②①で演じる演技や演奏、また芸能。「すばらしい―を堪能した」 ③活躍ぶりを見せる場所。また、技能を発揮して注目される場所のたとえ。「国際―をふむ」「晴れの―に立つ」 0
軌範 キハン [0] 行為・判断などの基準や手本。「道徳―」模範表記「規範」とも書く。 0
権衡 からばかり [0] はかり。表記「柄秤・唐秤」とも書く。参考「ケンコウ」と読めば別の意もある。 1
吐かす ぬ-かす [3],[0] 「言う」をいやしめていう語。言いやがる。「屁理屈(ヘリクツ)を―すな」 0
逓次 テイジ [1] ①順を追って行うこと。順次 ②順の前後を決める並び方。順番・順序 0
一渡り・一渉り ひとわた-り 全体を通してざっとやってみること。ひととおり。 0
諫める いさ-める [3] 多く目上の人に対して、欠点や過ちを改めるように忠告する。諫言(カンゲン)する。「王に国政を正すように―める」「上司の非を―める」 0
簡明 カンメイ [0] 簡単ではっきりしているさま。簡単明瞭(メイリョウ)。「―な表現」 0
漢音 カンオン [1],[0] 漢字の音の一種。唐代の長安付近の音が、遣唐使などによって伝えられたもの。「日」を「ジツ」、「兄」を「ケイ」と読む類。参考漢字の音には、ほかに呉音・唐音などがある。 0
軛 くびき [0] ①車の轅(ながえ)の先につけ、牛馬のくびにあてて車をひかせる横木。 ②自由を束縛するもののたとえ。「人生の―からやっと解放された」表記「頸木」とも書く。 0
魂 たましい [1] ①肉体に宿り、精神のはたらきを支配するとされるもの。霊魂。 ②気力。精神。「―をこめて書をかく」 ③素質。天分。「三つ子の―百まで」参考①「たま」とも読む。 0
鈍角 ドンカク [0],[1] 九〇度より大きく、一八〇度より小さい角。「―三角形」鋭角 0
塞ぐ ふさ-ぐ [0] ①とざす。とじる。ふたをする。「両手で耳を―ぐ」 ②埋める。詰めこみ満たす。「穴を石で―ぐ」 ③補う。役目を果たす。「責めを―ぐ(ひととおり責任を果たす)」 ④隔てる。さえぎる。「通路を―ぐ」 0
勦絶 ソウゼツ 「勦滅(ソウメツ)」に同じ。 0
仏滅 ブツメツ [0] ①釈迦(シャカ)の死。入滅。 ②「仏滅日(ニチ)」の略。陰陽道(オンヨウドウ)で何を行うにも凶とされている日。大安
■参考リンク
「『仏滅』は縁起が良くないというのは本当?カレンダーに隠された秘密」ウェブサイト「漢字カフェ」 掲載 0
生酔い なまえい [0] 酒に少し酔うこと。また、その人。「―本性(ホンショウ)違(たが)わず(酒に酔っても本性は変わらない)」 参考「なまよい」とも読む。 0
脯 ほじし 細かく裂いて干した鳥獣の肉。干し肉。参考「ほしし」とも読む。 0
和え物 あえもの [2],[0] 野菜や魚介類などを、味噌(ミソ)・酢・胡麻(ゴマ)などと混ぜて味つけした料理。表記「齏え物」とも書く。 0
体力 タイリョク [1] ①労働や運動をする、体の能力。「マラソンを完走するほど―がある」 ②病気や傷害に対する、体の抵抗力。「―が落ちているときは風邪をひきやすい」 0
臨書 リンショ [0] 手本を見て、そのとおりに文字を書くこと。また、その書。「顔真卿(ガンシンケイ)の字を―する」臨写自運 0
悵恨 チョウコン うらめしく思うこと。残念がること。 0
蓴 ぬなわ [0] ジュンサイの別称。 夏 表記「沼縄」とも書く。 蓴菜(ジュンサイ) 0
精練 セイレン [0] ①動植物の天然繊維から、混じりものを取り除いて精製すること。 ②十分に訓練して鍛え上げること。 0
聶く ささや-く 口を耳につけて小声で話す。ひそひそと話す。「耳元で―く声」 表記「囁く」とも書く。 0
一夕 イッセキ [0] ①一夜。一晩。「一朝―」 ②ある夜。ある晩。「―の歓談を楽しむ」 0
錐揉み きりもみ [0],[3] ①穴をあけるため、錐を手のひらの間にはさんで強く回すこと。 ②飛行機などが失速し、逆さまに回転しながら落下するさま。スピン。「―状態で墜落する」 0
黄櫨染 コウロゼン 染色の名称。ハゼとスオウからつくった黄色みをおびた茶色。天皇の衣冠・束帯などのときに着る上衣の色。 0
専行 センコウ [0] 自分の考えや判断で行うこと。自分の思うがままに行うこと。「独断―」 0
手摺り てすり [3] 転倒や落下を防ぐために、橋や階段や窓などのわきに、手が掛けられるほどの高さに取りつけた横木。欄干(ランカン)。 表記「勾欄」とも書く。 0
持切り もちきり 始めから終わりまで、ずっとその話題が続くこと。もっぱらうわさとなること。「きのうの大事故の話で―だ」 0
好く す-く [1],[2] ①興味をもつ。好みに合う。「登山は―かない」 ②愛する。好意を寄せる。「人に―かれる」 0
毎毎 マイマイ [0] いつも。つねづね。たびたび。そのたびごと。毎回・毎度 0
手短 てみじか [0] 簡単・簡略なさま。「―にお願いします」 0
招待 ショウタイ [1],[0] 人を客としてまねいて、もてなすこと。「―状」「文化祭に―された」「多数の―客だった」 参考「ショウダイ」とも読む。 0
七つ ななつ [2] ①数を表す語。一の七倍。しち。 ②七歳。 ③昔の時刻の名。現在の午前と午後の四時ころ。 0
魚 さかな [0] 魚類の総称。多く、食料としての魚類をいう。「とれたての―の料理」参考「うお」とも読む。 0
余沢 ヨタク [0] ①先人の善行によって、その死後まで残る恩恵。おかげ。余光 ②ありあまって他にまで及ぶ恩恵。 ①②余徳 0
蒼褪める あおざ-める [4] 血の気を失って顔色があおじろくなる。 0
不可欠 フカケツ [2] 欠くことのできないこと。また、そのさま。「必要―な要素」 0
定職 テイショク [0] 一定の収入が得られる決まった職業。「―につく」 0
更める あらた-める 今までのものを新しくかえる。とりかえる。「契約書を―める」 0
柔肌・柔膚 やわはだ 肌がやわらかくしなやかなこと。特に、女性の肌についていう。「赤ん坊の―に触れる」 0
生簀 いけす [0] 料理用や観賞用などのために、とった魚介類を飼いおく所。 0
木履 ポックリ [1],[0] 女児用の下駄。厚い台の底をくりぬき、後部を丸くし、前部を前のめりにしたもの。由来「ボクリ」の転じたもの。 0
社務所 シャムショ [2],[0] 神社の事務を取り扱うところ。 0
本源 ホンゲン [3],[0] 物事のみなもと。おおもと。根源。「事件の―を探る」 0
霊廟 レイビョウ [0] 祖先などの霊をまつった建物。みたまや。 0
新入 シンニュウ [0] 新しく入ること。またその人。しんいり。「―社員を紹介する」 0
捍格 カンカク 互いに相手をこばみ、受け入れないこと。表記「扞格」とも書く。参考「捍」「格」ともに、こばむ意。 0
伝助 デンすけ 「伝助賭博(トバク)」の略。目盛りのある円盤の中心に棒を水平に支え、それを回転させてかけていたところに止まったら勝ちとなる街頭とばく。 0
戦車 センシャ [1] 強力な装甲火器をそなえ、キャタピラで走る戦闘車。タンク。 0
石絨 セキジュウ 「石綿(いしわた)」の別称。 0
札差 ふださし 江戸時代、旗本や御家人(ゴケニン)に支給される蔵米(くらマイ)を代理として受け取り、その換金を請け負った商人。のちに蔵米を担保に、旗本や御家人を対象として高利の金融も行った。 由来受取人の名を記した札を、蔵役所の藁苞(わらづと)に差したことから。 0
疫病草 えやみぐさ リンドウの古名。 由来葉を疫病の薬として用いたことから。表記「瘧草」とも書く。 1
楽しい たの-しい [3] 心が満ち足りて愉快である。「―いひとときを過ごす」 0
本因坊 ホンインボウ [3] 選抜制の囲碁の試合の優勝者に与えられる称号。由来江戸時代、囲碁の家元であった初代算砂の住居の僧坊の名から。 0
栩 くぬぎ ブナ科の落葉高木。 櫟(くぬぎ) 0
𠮟声 シッセイ しかりつける声。しかる言葉。「階下から―が響く」 0
膚浅 フセン あさはかなこと。物事を深く考えず思慮に欠けること。浅薄。 0
知行 チコウ [0],[1] 知識と行為。物事の道理を知ることと、道理にしたがって実際に行うこと。参考「チギョウ」と読めば別の意になる。 0
画伯 ガハク [1],[0] ①画家の敬称。 ②すぐれた画家。画聖参考「伯」はかしらの意。 0
不老長寿 フロウチョウジュ [4] いつまでも年をとらずに長生きすること。不老不死 0
玉簾 たますだれ 玉で飾ったすだれ。また、すだれの美称。玉垂れ表記「珠簾」とも書く。参考「ギョクレン」とも読む。 0
凄む すご-む [2] 相手を怯(おび)えさせるような態度・言動をとる。おどす。 0
織物 おりもの [2],[3] 縦糸と横糸を織機にかけておった布。絹織物・毛織物など。「―業」 0
幻灯 ゲントウ [0] 写真フィルムや絵などに光線を当て、凸レンズで拡大して幕に写す装置。スライド。 0
亜剌比亜・亜拉毘亜 アラビア 西南アジアにある世界最大の半島。サウジアラビアが大半を占める。 1
近状・近情 キンジョウ 最近のようす。ちかごろの状況。近況 0
出藍 シュツラン [0] 弟子がその師匠よりもすぐれていること。「―の誉(ほま)れ」 青は藍(あい)より出(い)でて藍よりも青し 0
熱る いき-る ①熱くなる。ほてる。熱気でむっとする。 ②興奮して怒る。いきまく。 0
遺賢 イケン [0] 才能に恵まれながら認められず、民間に埋もれている人。「野(ヤ)に―なし」 0
芳信 ホウシン [0] ①「芳書」に同じ。 ②花のたより。花信 0
復習う さら-う [0] 教えられたことを繰り返して練習する。復習する。「師匠について日本舞踊を―う」 1
坊主 ボウズ [1] ①寺の主僧。住職。 ②僧。 ③髪を短く刈ったり、そったりした頭。また、そのような状態のたとえ。「丸―」「山が―になる」 ④男の子を親しんでいう語。「いたずら―」 ⑤あざけっていう語。「三日―(あきやすくて長続きしないこと)」 ⑥「茶坊主」の略。大名などに仕えて茶の湯などを受け持った人。 0
論証 ロンショウ [0] 事の正否を論理に基づき、筋道を立てて証明すること。「資料を用いて―する」 0
雎鳩・雎 みさご タカ科の鳥。世界中に分布。背面は茶褐色で、頭と腹面は白色。水辺にすみ、飛びながら魚をさがし、急降下して足でつかみとる。 由来「雎鳩」は漢名から。 和名は、水をさぐる意。 表記「鶚」とも書く。 1
水狗 かわせみ カワセミ科の鳥。 由来「水狗」は漢名から。 翡翠(かわせみ) 1
枯渇 コカツ [0] ①水が干上がること。「貯水池が―する」 ②物がつきて、なくなること。「食料が―する」「地下資源が―する」 「涸渇」の書きかえ字。 0
仮借 カシャ [0] 漢字の六書(リクショ)の一つ。字の意味に関係なく、同音の字をかりて用いるもの。「号令」の「令」(命令の意)をかりて、長官の意の「県令」に用いるなど。参考「カシャク」と読めば別の意になる。 0
不知火 しらぬい [0],[2] 夜、海上に多くの火の影がゆらめいて見える現象。熊本県八代(やつしろ)沖で見られるものなどが有名。漁(いさ)り火の異常屈折反射によるといわれる。秋 1
吊輪・吊環 つりわ つり下げた二本の綱の下端に、それぞれ輪をつけた体操用具。また、それを用いて懸垂・倒立などの演技を行う男子体操競技。 0
蹈む ふ-む ①とんとんと足ぶみする。足でふみつける。 ②ふみおこなう。 0
舳艫 ジクロ 船首と船尾。「―相銜(あいふく)む(多くの船が連なる)」「―を接する」 0
菰 こも [1],[0] ①イネ科の多年草マコモの古名。 ②あらく織ったむしろ。 由来②マコモを用いたことから。 0
倦憊 ケンパイ [0] あきて疲れること。倦疲(ケンピ) 0
手向ける たむ-ける [3] ①神仏や死者の霊に物を供える。「花を―ける」 ②旅立つ人にはなむけをする。「別れの歌を―ける」 0
佐ける たす-ける [3] わきからささえる。手助けする。補佐する。 0
不作法 ブサホウ [2] 礼儀をわきまえず、作法に反すること。「茶席での―を詫(わ)びる」不躾(ブしつけ)表記「無作法」とも書く。 0
挿花 ソウカ [1] ①花を生けること。生け花。さしばな。 ②花をかんざしにすること。また、その花。 0
出稽古 でゲイコ [2] ①師匠が弟子の家に出向いて教えること。 ②相撲で、力士がよその部屋へ出かけてする稽古。 0
浩瀚 コウカン [0] ①水などの広大なようす。 ②書物のページ数や巻数が多いこと。参考「浩」「瀚」ともに広大なこと。 0
福徳円満 フクトクエンマン [0] 財力も心の満足も、すべてが備わっていること。円満具足(グソク) 0
宗太鰹 ソウダがつお [4] サバ科の海魚。ヒラソウダとマルソウダの総称。北海道以南に分布。カツオに似るが細長い。血合い肉が多く、削り節の原料となる。 表記「惣太鰹」とも書く。 0
介意 カイイ [1] 気にかけること。心配すること。参考「意(こころ)に介(さしはさ)む」の意。 0
飼う か-う [1] 動物にえさや水を与えて、養い育てる。「犬を―っている」 0
特使 トクシ [1] 特別の任務で派遣される使者。特に総理大臣などの代理として外国に派遣される使節。「―を立てる」 0
筆談 ヒツダン [0] 口で話すかわりに、用件や意志を文字や文章に書いて伝え合うこと。 0
擾れる みだ-れる かきまわされて混乱する。じゃまをしてみだされる。 0
刺股 さすまた [0] 江戸時代の捕り物道具の一つ。長い木製の柄の先端に、鋭いU字形の鉄金具をつけた武器。金具で相手の喉(のど)や腕などを塀や地面に押しつけて捕らえる。 表記「指叉」とも書く。 0
計らい はからい [0],[3] はからうこと。処理。処置。「粋(いき)な―」 0
判別 ハンベツ [0] はっきりと見分けること。他と区別すること。「優劣を―する」 0
遺す のこ-す [2] ①あとにとどめる。とりのこす。死後にのこす。 ②後世にまで伝える。「後世に―す」 0
車検 シャケン [0] 法律で義務づけられている、自動車の定期的な車体検査。 0
零ちる お-ちる ①雨が静かに降る。また、露がおりる。 ②草などが枯れおちる。 ③衰える。おちぶれる。 0
異端邪説 イタンジャセツ 正統からはずれている思想・宗教・学説などのこと。〈『宋史(ソウシ)』〉異端邪宗(イタンジャシュウ) 0
地核 チカク [0] 地球の内部の中心。高温・高圧の部分。地心。地表・地殻 0
発墨 ハツボク 硯(すずり)ですった墨の色合いや濃淡の度合のこと。墨のすれ具合。 0
金牌 キンパイ [0] 金製または金めっきしてある楯(たて)やメダル。金メダル。 0
疱瘡 ホウソウ [1] 天然痘の別称。高熱を発し、赤い発疹(ハッシン)ができて痕(あと)を残す感染症。病原体はウイルス。もがさ。痘瘡(トウソウ)・(もがさ)表記「皰瘡」とも書く。 0
存続 ソンゾク [0] なくならないで、存在していること。そのまま残しておくこと。「会社の―をはかる」 0
自薦 ジセン [0] 自分で自分を推薦すること。「―の立候補者」 他薦 0
新婚 シンコン [0] 結婚したばかりであること。「―生活」「―ほやほや」 0
角を矯(た)めて牛を殺す つのをためてうしをころす 少しの欠点を直そうとして、かえって全体を駄目にしてしまうたとえ。曲がったつのを直そうとしてウシを殺してしまう意から。〈『玄中記』〉矯枉過直(キョウオウカチョク)・庇葉傷枝(ヒヨウショウシ) 0
多事多端 タジタタン [1] いろいろな事が起こって忙しいさま。「多端」は忙しいさま。「―だったこの一年」多事多忙 0
詳らか つまび-らか [3] 事細かでくわしいようす。細かいところまで明らかなさま。「不祥事の経緯が―でない」 0
吟詠 ギンエイ [0] ①漢詩・和歌を節をつけてうたうこと。「漢詩の―が得意」朗詠・吟唱 ②漢詩・和歌を作ること。また、その詩歌。 0
口耳講説 コウジコウセツ 聞いたことをよく理解もせず、すぐそのまま人に話すこと。受け売りの耳学問。〈『伝習録』〉口耳四寸・道聴塗説 0
蒼天 ソウテン [0] ①「蒼穹(ソウキュウ)」に同じ。 ②春の空。 ③天にいる神。天帝。
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四字熟語根掘り葉掘り51:「雲外蒼天」の由来を探る
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
成敗 セイハイ [1] 成功と失敗。事が成ることと敗れること。「―は時の運」 成否 参考「セイバイ」と読めば別の意になる。 0
上擦る うわず-る [3] ①気持ちが浮つく。のぼせる。「―った行動をするな」 ②声の調子が高くなる。「緊張で声が―ってしまった」 0
心憎い こころにく-い [5] ①おくゆかしい。さりげないが深い。「―いもてなしを受ける」 ②憎らしいほど感心させられるさま。「―いばかりの演出」 0
座視 ザシ [1] 黙って見ているだけで、手出しをしないこと。「友人の危機を―する」 傍観 「坐視」の書きかえ字。 0
偏する ヘン-する [3] ある一方にかたよる。「彼の思想は、いささか―している」 0
被爆 ヒバク [0] 爆撃を受けること。特に、原子・水素爆弾の被害を受けて、その放射能を受けること。 0
身過ぎ みすぎ [0],[3] 暮らしを立てて行くこと。また、その方法。生計。「―世過ぎ」 口過ぎ 0
響く ひび-く [2] ①音が広がり伝わる。鳴り渡る。轟(とどろ)く。また、評価が世間に広まる。「鐘の音が―く」「名声が国中に―く」「部屋中に笑い声が―く」 ②音が物に当たって反響する。「こだまが―く」 ③影響をもたらす。「不景気が売り上げに―く」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 正しく打てば、いい音が響く!~「ウテばヒビく」は野球のたとえ?~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
癆咳 ロウガイ 肺結核の呼称。肺病。表記「労咳」とも書く。参考もと、漢方での用語。 0
断頭台 ダントウダイ [0] 罪人の首を斬(き)り落とすための処刑台。ギロチン。 0
突破 トッパ [0],[1] ①障害などを突き破ること。「第一関門―」 ②数量が一定の値を超えること。「人口が一〇億を―した」 0
朶雲 ダウン ①垂れ下がった五色の雲。 ②「朶翰(ダカン)」に同じ。 0
絶える た-える [2] ①続いていたものが途中で切れる。とだえる。「音信が―える」「交流が―える」 ②尽きる。滅びる。「人通りも―える」「血統が―える」 0
老骨 ロウコツ [0] 年をとった身体。「―に鞭(むち)打って修行する」老身・老体・老軀(ロウク) 0
女将 おかみ [0] 料亭や旅館などの女主人。 参考「ジョショウ」とも読む。 1
旨 むね [2],[1] 述べたことのおもなねらいや意味・内容。趣旨。「お伺いする―お伝えください」 0
摺箔 すりハク [0] ①金箔や銀箔をのりで生地につける模様のつけかた。 ②①の生地でつくった能装束(ショウゾク)の着付け。 0
涵養 カンヨウ [0] 自然に心にしみこむように育てること。徐々に育成していくこと。「道徳心を―する」 0
業火 ゴウカ [1] ①悪業が己の身を苦しめて滅ぼすことを火にたとえていう語。 ②悪業の報いとして悪人を焼くという地獄の火。 0
税制 ゼイセイ [0] 税金のかけ方や取り立ての方法などについての制度。「―改革」 0
布施ない経に袈裟落とす フセないキョウにケサおとす 報酬が少ないと、手抜きをするたとえ。僧は、布施がないときは略式にして、経を読むのに袈裟を掛けない意から。布施ない経は読まぬ 0
膨れる ふく-れる [0] ①内側から外側へふくらむ。大きく盛り上がる。「腹が―れる」 ②不満や怒りなどを顔に表す。不機嫌な表情になる。「娘はすぐ泣いて―れる」 0
愚弟 グテイ [0] ①おろかな弟。 ②自分の弟を謙遜(ケンソン)していう語。 ①②愚兄 0
唐本 トウホン [0] 中国から渡った書籍。漢籍 0
互い違い たがいちがい [4],[2] 双方から入れ替わること。また、両方が入りまじること。かわるがわる。交互。「草花の―の模様が美しい」 0
陰険 インケン [0] 表面はよく見せかけているが、心の内に悪意を抱いているさま。腹黒 0
錬る ね-る ①金属を焼いたり溶かしたりし、精製する。 ②心身を鍛える。 ③薬をねり合わせる。 ④文章などをよりよいものにする。表記①「煉る」とも書く。 0
掏摸・掏児 すり 人ごみなどで人が身につけている金品を、本人に気づかれずに抜き取ること。また、その者。巾着(キンチャク)切り。由来「摩(すり)」の意。体をすり寄せて盗むからという。 1
乾徳 ケントク [0] ①常に努力するというりっぱな徳。常に前進しようとするりっぱな精神。 ②天子の徳。君主たる者の徳。坤徳(コントク) 0
和布 わかめ [1],[2] 褐藻類コンブ科の海藻。 若布(わかめ) 1
宝髻 ホウケイ ①仏像が頭上に結んでいるもとどり。 ②奈良時代、女官や内親王が礼装の際、髪を高く結い上げ金銀の玉を飾った髪形。 0
玄妙 ゲンミョウ [0] 物事の道理や技芸などが奥深く、はかりしれないほどすぐれているさま。「―をきわめる」 0
痕跡・痕迹 コンセキ 物事が以前起きたことを示すあと。「―をとどめる」形跡 0
剰余 ジョウヨ [1] ①あまり。余分。「―金は次年度に繰り越します」 余剰 ②割り算で、割り切れないで残った数。 0
滑車 カッシャ [0],[1] 円板の周りの溝に綱などをかけて回転させ、力の方向や大きさを変える装置。重い物を引き上げるときなどに使う。「―で岩石を動かした」 0
隕石 インセキ [1],[0] 流星が大気中で燃え切らず、地球上に落ちてきたもの。 0
豊麗 ホウレイ [0] ゆたかでうるわしいこと。ゆったりして美しいこと。 0
撻つ むちう-つ ①むちを打つ。むちで打つ。 ②励ます。「老骨に―つ」 0
昇殿 ショウデン [0] ①昔、五位以上の人および六位の蔵人(くろうど)が、宮中清涼殿の殿上(テンジョウ)の間にのぼることを許されたこと。 ②神社の拝殿に入ること。「―して参拝する」 0
壕舎 ゴウシャ 敵の攻撃に備え地下に造った穴倉部屋。防空壕。「―に避難する」 0
迺ち すなわ-ち そこで。そして。表記「乃ち」とも書く。 0
斬新奇抜 ザンシンキバツ 物事の着想が独特で、今までにない新しさを兼ね備えていること。「奇抜」は思いもよらないさま。また、すぐれて抜きんでているさま。「―なデザイン」 奇想天外 0
十把一絡げ ジッパひとからげ [1] 多くのものを、それぞれの特徴などを認めず、一まとめに扱うこと。 0
盈虧 エイキ [1] ①月が満ちたり欠けたりすること。盈虚 ②栄えることと衰えること。栄枯。参考「盈」は満ちる、「虧」は欠ける意。 0
梃 チョウ [1] 細長いものを数える語。銃・鍬(すき)・鍬(くわ)・墨・ろうそくなどに用いる。 0
閨 ねや [1],[2] 寝るための部屋。寝間。特に、夫婦の寝室。 0
所載 ショサイ [0] 印刷物に載っていること。「先月号―の小説」 掲載・所収 0
合う あ-う [1] ①二つ以上のものが一つになる。 ②ぴったりとあてはまる。調和する。 0
忌ま忌ましい いまいま-しい [5] くやしくて腹立たしい。しゃくにさわる。「あんな奴にだまされるとは―い」 0
土俵 ドヒョウ [0] ①土をつめた俵。「堤防の決壊に備え―を積んだ」 ②相撲をとる円形の競技場。直径約四・五(メートル)の周囲を①で囲んだもの。 ③物事が行われる場。「同じ―で交渉する」 0
笞 しもと [1] 罪人を打つために、細い木の枝で作ったむちやつえ。 0
陰陽家 オンヨウケ [3],[0] 陰陽道をつかさどる家柄。また、その人。参考「オンミョウケ・インヨウカ」とも読む。 0
帯封 おびフウ [0] 新聞・雑誌類を郵送するとき、その中央を細長い紙で巻き包むこと。また、その紙。 0
明日 あす [1] 今日の次の日。参考「あした・ミョウニチ」とも読む。 1
叢がる むら-がる [3] ひとところに寄り集まる。むれをなす。 0
喉彦 のどひこ 口蓋垂(コウガイスイ)の俗称。のどちんこ。参考「のどびこ」とも読む。 0
三三浴 サンキンサンヨク 相手を大切に思う心を示すこと。幾度も香をつけ、幾度も体を洗い清めて人を待つ意から。「釁」は香料を体に塗ること。「浴」は入浴すること。「三」は幾度もの意。〈『国語』〉 三薫三沐(サンクンサンモク)・三浴三薫 0
籡張り しんしばり 布の両端に籡をさし渡して布をぴんと張ること。和服の洗い張りや染色などに用いる。 0
検札 ケンサツ [0] 電車などの車中で係員が乗客の切符を調べること。 0
鏡餅 かがみもち [3] 神仏に供える、平たく丸い大小を重ねたもち。お供え。お飾り。「正月になると床の間に―を飾る」 0
内で蛤(はまぐり)外では蜆(しじみ) うちではまぐりそとではしじみ 家のなかでは大きな態度で威張っているが、外では意気地がなく、小さくなっていることのたとえ。内弁慶の外地蔵 0
浸す ひた-す [0],[2] 液体のなかにつける。「リトマス試験紙を溶液に―す」 0
短檠 タンケイ 丈の短い灯火具。また、それにともす灯火。参考「檠」は、灯火を立てる台の意。 0
乾飯 かれいい [2] 「乾飯(ほしいい)」に同じ。表記「餉」とも書く。 1
若水 わかみず [2] 元日の朝に初めてくむ水。邪気を除き、人を若返らせるという。 新年 0
達磨 ダルマ [0] ①中国禅宗の開祖。南インドの僧で、六世紀の初め中国に渡り、少林寺で九年間壁に面して座り、悟りを開いたとされる。 ②①の座禅の姿を形どった丸くて赤い張り子の人形。だるまさん。 ③丸い形のもの。また、赤いもの。「―ストーブ」「火―」 1
親仁方・親仁形 おやジがた 歌舞伎(カブキ)で男性の老け役。親仁役。 0
鶏冠菜・鶏冠海苔 とさかのり 紅藻類ミリン科の海藻。太平洋沿岸の岩に生育。鮮紅色でやわらかく、食用。 由来「鶏冠菜」は漢名より。色と形がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることから。 1
油単 ユタン [0],[1] たんすや長持などの覆いや器物の敷き物にする、油をひいたひとえの布や紙。湿気などを防ぐために用いる。参考「単」はひとえの意。 0
賃借 チンシャク [0] 使用料を払って、他人の所有物を借りること。ちんがり。「―の店」賃貸 0
偶さか たま-さか [0] ①まれ。たまたま。めったにない機会であるさま。「―見かけることがある」 ②思いがけず。偶然。「―駅で旧友と再会した」表記「適さか」とも書く。 0
血族 ケツゾク [2],[0] 同じ先祖から出て、血筋の続いている人々。法律上はこれと同じように認められた養親子なども含む。血縁の一族。「―結婚」「法定―」 0
岩屋 いわや [0] ①岩にできたほら穴。岩穴。岩窟(ガンクツ)。 ②岩に穴を掘ったり、岩にできたほら穴を住居にしたもの。岩室・石室(いわむろ) 0
狂気 キョウキ [1] 気が狂っていること。精神がふつうでないこと。また、そのような心。「―の沙汰(サタ)」「―染(じ)みる」乱心正気 0
孅い かよわ-い ほっそりしてなよなよしたさま。たおやかで弱々しいさま。 0
活写 カッシャ [0] ありのままをいきいきと写し出すこと。「世相を―する」 0
御舎・御殿 みあらか 宮殿を敬っていう語。参考「御殿」は「ゴテン」とも読む。 1
嚶鳴 オウメイ ①鳥が互いに鳴き交わすこと。 ②仲間を求め合うこと。 0
鎮火 チンカ [0],[1] 火事がおさまること。火事を消しとめること。消火出火 0
発心 ホッシン [0],[1] ①悟りを開こうと心を固めること。信仰心を起こすこと。仏道に入ること。発起(ホッキ) ②思い立つこと。 0
移住 イジュウ [0] 外国やよその土地に移りすむこと。「南米に―する」移転 0
同意 ドウイ [0] ①同じ意味。同義。 ②同じ意見。 ③他の意見に賛成すること。「―を求める」合意・賛意 0
駅亭 エキテイ ①街道にあった宿駅の建物。駅舍 ②近世の宿場のやど。旅館。 0
低回 テイカイ [0] 物思いにふけりながら、うろうろと行ったり来たりすること。 「彽徊」の書きかえ字。 0
人海戦術 ジンカイセンジュツ [5] きわめて多くの人数を繰り出して、物事を処理すること。「―で公園のごみを拾う」 0
茶話会 サワカイ [2],[0] 茶などを飲み、菓子を食べながら、気楽に話し合う会。参考「チャワカイ」とも読む。 0
勇戦 ユウセン [0] 勇ましく戦うこと。「―奮闘して勝利を得た」猛戦 0
泰山府君 タイザンフクン 泰山の山神のこと。道教で人の寿命をつかさどる神とされる。参考「府君」は「ブクン」とも読む。 0
膏火自煎 コウカジセン 才能や財産などがあるために、かえって災いにあうたとえ。あぶらは、なまじ灯油として役に立つために、わが身を焼く結果になることから。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
多産 タサン [0] ①子どもや卵をたくさん産むこと。「―系」 ②物を多く産出すること。 0
胸襟秀麗 キョウキンシュウレイ 物事に対する考え方や態度が正しくりっぱであること。「秀麗」は、すぐれて美しいさま。 0
隼人 はやと ①古代、九州南部(現在の鹿児島地方)にいた勇猛な種族。 ②鹿児島県の男性の呼称。「薩摩(さつま)―」 1
下戸 ゲコ [1] 酒の飲めない人。また、酒のきらいな人。上戸(ジョウゴ) 0
静脈 ジョウミャク [0] 心臓へ戻っていく血液を運ぶための血管。 動脈 0
富豪 フゴウ [0] たくさんの財産がある人。大金持ち。財産家。 0
辻説法 つじセッポウ [3] 道端で通行人に説く説教。「日蓮(にちれん)の―」 0
疎水 ソスイ [0] 灌漑(カンガイ)・運輸・発電などのため、土地を切り開いて水を通すこと。また、その水路。 「疏水」の書きかえ字。 0
関わる かか-わる [3] ①関係する。「命に―る問題」 ②たずさわる。「現在―っている事業」 0
連雀 レンジャク ①レンジャク科の鳥の総称。日本にはキレンジャクとヒレンジャクが冬鳥として渡来。頭部に冠羽をもつ。秋 ②群がっているスズメ。 0
寒気 カンキ [3] 気温が低くさむいこと。さむさ。また、冷たい空気。「―が強まる」「―が部屋に流れこむ」暖気・暑気 0
稲 いね [1] イネ科の一年草。東南アジア原産。水田で栽培する水稲(スイトウ)と畑で栽培する陸稲(リクトウ)・(おかぼ)がある。収穫した種子は米といい、五穀の一つ。主食とするほか、酒やみそなどの原料にする。秋表記「禾」とも書く。 0
道床 ドウショウ [0] 鉄道レールの枕木(まくらぎ)下に敷いて、車両の重さを分散させたり振動を緩和したりする砂利・コンクリートなどの層。 0
体制 タイセイ [0] ①全体が組織されている様式。「非常時の―」「組織の―が整わない」 ②国家や社会が組織されている様式。政治支配の様式。「自由主義―」「反―運動」 ③器官の配置や分化状態などからみた生物体の基本構造。 0
眼路 めじ 目で見渡せる範囲。見通せる限り。「―に入る」視界・視野参考「目路」とも書く。 0
溘焉 コウエン 思いがけず急に起こること。突然のこと。「―として逝く」参考多く、人の死去についていう。 0
演歌 エンカ [1] ①明治・大正時代に、大道芸として街頭で歌われた流行歌。 ②哀調を帯びた日本風の歌謡曲。「―歌手を目指す」 0
竹節虫 ななふし [2] ナナフシ科の昆虫。関東以南にすむ。体は褐色または緑色で細長く、腹部に七つの節がある。小枝に擬態する。由来「竹節虫」は漢名から。表記「七節」とも書く。 1
喫水 キッスイ [0] 水に浮かぶ船の水中に沈んでいる部分。船の最下部から水面までの距離。船脚(ふなあし)。「―線」 「吃水」の書きかえ字。 0
野垂れ死に のたれじに [0] 道端に行き倒れて死ぬこと。また、そのようなみじめな死に方。行き倒れ。「―しても帰るな」 0
情景 ジョウケイ [0] 見る人の心を動かす場面や光景。「美しい―」「―描写」 0
決戦 ケッセン [0] 最後の勝負を決める戦いをすること。また、その戦い。「―に挑む両者」 0
朝餉 あさがれい [0] ①天皇の日常の簡単な食事。 ②「朝餉の間」の略。清涼殿の天皇が食事をとる部屋。参考「あさげ」と読めば別の意。 0
籠で水を汲む かごでみずをくむ どんなに苦労しても、何も成果がないたとえ。網の目に風たまらず・ざるに水 0
合唱 ガッショウ [0] ①複数の人が声をそろえて歌うこと。独唱 ②二部以上の声部に分かれ、異なる旋律で歌い合わせること。コーラス。 0
雲居・雲井 くもい ①雲のあるあたり。転じて、空または遠い所や高い所。 ②雲。 ③禁中。宮中。参考「井」は当て字。 0
無何有の郷 ムカウのキョウ [1],[0] 何もなく果てしない、ひろびろとした無為の仙境。荘子のいう理想郷。ユートピア。由来荘子が友人の恵施(ケイシ)に、大木の役に立たないことを憂えるより、その大木を広い野原に植え、その下でゆったりと寝そべって過ごしてはどうか、と「無用の用」を説いた言葉から。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「無何有」は「ムカユウ」とも読む。 0
贋物 ガンブツ [0] にせもの。まがいもの。贋造物。真物(シンブツ) 0
吸入 キュウニュウ [0] ①吸いこむこと。 ②病気の治療のため、薬品や酸素などの気体を口や鼻から吸いこませること。「酸素―」 0
亀の甲より年の劫(コウ) かめのコウよりとしのコウ 人が年齢とともに積んでいく経験の深さのたとえ。年長者の経験は尊重すべきだという教え。長寿の象徴であるカメの「甲(コウ)」と年の「劫(コウ)」をかけたしゃれ。「劫」は非常に長い時間の意。参考「劫」は「功」ともいう。 0
犬、骨折って鷹(たか)の餌食(えジキ) いぬほねおってたかのえジキ 苦労して手に入れようとしたものを、他人に横から奪いさられることのたとえ。鷹狩ではイヌが苦労して追い出した獲物をタカに取られることから。 0
遮断 シャダン [0] 交通や電流・光・音などをさえぎり止めること。「外部の雑音を―する」「踏切の―機」 0
始めは処女の如く後は脱兎の如し はじめはショジョのごとくのちはダットのごとし はじめはおとなしく見せておいて、あとになって驚くほどの力を発揮するたとえ。また兵法で、はじめは敵を油断させておき、ころあいを見て急襲するたとえ。「脱兎」はおりから逃げだしたウサギで、すばやい動作のたとえ。〈『孫子』〉 0
迎える むか-える [0] ①来るのを待ち受ける。「玄関で友達を―える」「敵を―える」 ②招く。「講師を―える」 ③時期を待つ。「新年を―える」 ④気をつかう。「相手の気持ちを―える」 0
愚公山を移す グコウやまをうつす 根気よくひたすら努力すれば、最後には成功するという教え。故事 愚公は二つの山の北に住んでおり、不便なのでこの山を移そうとして周囲に嘲笑(チョウショウ)されたが、子孫の代までかければできると山を崩しにかかった。天帝はこれに感じて山を移してやったという故事から。〈『列子』〉 0
悖乱 ハイラン ①正道にそむいて乱を起こすこと。むほん。反乱 ②道にもとり、正義を乱すこと。 0
銷磨 ショウマ すりへること。すりへらすこと。またその結果、なくなること。「長年の苦労で寿命を―する」「気力を―する」 表記「消磨」とも書く。 0
自粛 ジシュク [0] 自ら進んで自分の言動を慎むこと。「報道を―する」 0
愚物 グブツ [0] おろかもの。知能・思慮の足りない人。愚人。 0
広域 コウイキ [0] 広い区域。広い範囲。「―捜査」「―地図」 0
袈裟と衣は心に着よ ケサところもはこころにきよ 袈裟も衣も、ただ身に着けているだけではだめで、心にしっかりとした覚悟を持ってこそ、正しい仏道信仰といえる。頭剃(そ)るより心を剃れ 0
臍帯 セイタイ [0] 母体の胎盤と胎児をつなぐ管。へその緒(お)。 参考「サイタイ」とも読む。 0
比重 ヒジュウ [0] ①物質の重さと、同体積のセ氏四度の純水の重さとの比。 ②物事の全体に占める割合。ウエート。「人間性に―を置く」 0
返納 ヘンノウ [0] 受け取ったものを、もとに返し納めること。「神社にお札を―する」「奨学金の―手続」 0
徐徐に ジョジョ-に ゆるやかに変化するさま。少しずつ。だんだんに。「病気が―進む」「―慣れるでしょう」 0
国花 コッカ [1] 国民に親しまれ、国を代表する花。日本ではサクラ・キク。 0
飲酒 インシュ [0] 酒を飲むこと。「―運転」参考仏教では「オンジュ」と読む。 0
曠古 コウコ [1] 昔から前例のないこと。「―の世界大戦」空前・未曽有(ミゾウ)参考古(いにしえ)を曠(むな)しくする意。 0
荒仕子 あらシこ あらけずりに用いる鉋(かんな)。上仕子・中仕子参考「荒し子」と書けば、戦国時代以降、武家の雑役夫の意。 0
妻孥・妻帑 サイド 妻と子ども。家族。 妻子・妻児 0
挌殺 カクサツ 手でうち殺すこと。なぐり殺すこと。表記「格殺」とも書く。 0
試験 シケン [2] ①物の性質や能力をためすこと。「新製品の安全性を―する」 ②学力や知識などの能力を、問題に答えさせて評価すること。テスト。「実力―」「―官」 0
赤紙 あかがみ [0] ①赤色の紙。 ②赤い紙を使った、旧日本軍の召集令状の俗称。 ③赤い紙を使った、差し押さえの封印証書の俗称。 0
機宜 キギ [1] 時機に応じていること。ちょうどよい期間。「―を得た発言」時宜 0
自由奔放 ジユウホンポウ [2] 気兼ねなしに自分の思うままに振る舞うさま。「奔放」は勢いよく走ること。「―に生きる」 自在奔放・不羈奔放(フキホンポウ) 0
嬢 むすめ [1] 少女。乙女。若い未婚女性。 表記「娘」とも書く。 0
浦回・浦廻・浦曲 うらみ 海岸が湾曲して入りこんだ所。入り江。参考「うらわ」とも読む。 1
帰航 キコウ [0] 船や飛行機が戻って行くこと。また、その航路。「任務を終えて―する」復航往航 0
短見 タンケン [0] 思慮の足りない、つまらない意見。未熟な考え。あさはかな考え。「―を恥じる」浅見 0
凝る こご-る [0],[2] 水気を含んだものが冷えて固まる。「血が―る」「―り豆腐」 0
垂 しで [1],[2] ①玉串(たまぐし)や注連縄(しめなわ)などにたれ下げる、細長く切って折りたたんだ紙。 ②やりの柄につける、ウマの毛などで作った飾り。 表記「四手」とも書く。 0
便殿 ベンデン [0] 高貴な人が休息するための臨時の休憩所。参考「ビンデン」とも読む。 0
恵まれる めぐ-まれる [0],[4] ①恵みや恩恵を受ける。幸運や好条件などをさずかる。「海の幸、山の幸にも―れた土地」「天気に―れる」 ②生まれつき、よいものを与えられている。「音楽の才能に―れる」 0
価格 カカク [0],[1] 物の価値を金額で表したもの。「適正―」値段・価額 0
同慶 ドウケイ [0] 自分にとっても相手と同じく喜ばしいこと。多く、手紙文で使用。「業績が向上しご―の至りです」 0
死霊 シリョウ [0] 死者の霊魂。また、怨霊(オンリョウ)。 生霊(いきリョウ) 参考「シレイ」とも読む。 0
盆過ぎての鯖商い ボンすぎてのさばあきない 時機を逸してしまうたとえ。参考江戸時代、盆の七月一五日に、サバの干物を供えたり贈り物にしたりする風習があり、盆前はサバの需要が高く、盆を過ぎると買い手がなくなったことから。六日の菖蒲(あやめ)十日の菊 0
小袖 こそで [0],[1] ①袖の小さい着物。昔、男女とも身につけたもの。 ②絹の綿(わた)入れ。 布子(ぬのこ) 0
硫酸 リュウサン [0] 硫黄(いおう)・酸素・水素からなる無色無臭で粘り気のある液体。強い酸化力をもつ。化学工業で広く用いられている。「―を使う実験は慎重にしよう」 0
蔵 くら [1] 物を蓄えたり、しまったりしておく建物。「―のある大きな家」 0
澡浴 ソウヨク 入浴して身体をきよめること。 0
癇性・癇症 カンショウ ①怒りやすい性質。癇癪(カンシャク)持ち。 ②病的なほどきれい好きなこと。潔癖なさま。 0
悄悄 しおしお [1],[3] 気落ちして元気のないさま。しょんぼりするさま。「―と立ち去る」 表記「萎萎」とも書く。 参考「ショウショウ」とも読む。 1
轟然 ゴウゼン [0] 大きな音がとどろきわたるさま。激しく音が響くさま。 0
日除け ひよけ [0] 直射日光をさえぎること。また、そのためのおおい。日おおい。夏 「―のついた窓」 0
体現 タイゲン [0] 形のない事柄を、具体的な形としてあらわすこと。「人道主義を―する」 0
両次 リョウジ 一次と二次。二回。二度。「―の世界大戦」 0
亀裂 キレツ [0] ひび割れ。さけめ。転じて、人間関係のひび。「花びんに―が入る」「グループ内に―が生じる」 0
附与 フヨ さずけ与えること。「勲章を―する」表記「付与」とも書く。 0
赤鱏 あかえい アカエイ科の海魚。本州中部以南の沿岸にすむ。体は平たくひし形。背面は暗褐色。むち状の尾に毒針がある。食用。 夏 0
名を棄てて実を取る なをすててジツをとる 世間に対する体裁や名誉を得るよりも、実質的な利益のあるほうを選ぶこと。 0
昔千里も今一里 むかしセンリもいまイチリ かつてすぐれていた人も、年老いたいまは普通の人以下だというたとえ。かつて一日に千里走ったウマも、老いた今は一日に一里しか走れない意から。 0
居住 キョジュウ [0] 決まった場所に住むこと。また、そのすまい。「―地」 0
風致 フウチ [1] 自然の趣や味わい。「伝統的な古都の―を保護しよう」「―地区に指定される」「―林」風趣 0
舎人 とねり [0],[1] ①律令(リツリョウ)制で、天皇や皇族に仕え、雑役や警護などをした下級官人。 ②平安時代、貴人のウシやウマの世話をした低い身分の者。
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漢字の豆知識 「検非違使」「防人」何と読む? ~読みが難しい官職名~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
返事・返辞 ヘンジ 呼びかけや問いかけに答えること。また、その言葉や書面。「大きな声で―する」「―を急(せ)かす」「手紙の―を書く」返答 0
尤める とが-める 失敗やあやまちを責める。「天を怨(うら)まず、人を―めず」「遅刻を―められた」 0
容量 ヨウリョウ [3],[0] いれものの中に入る分量。容器内の容積。「コンピューターの記憶―」 0
放散 ホウサン [0] 広く散ること。また、広く散らすこと。「地面から熱が―される」 0
蝶番 チョウつがい [0] ①扉やふたなどの開閉のため、継ぎ目につける金具。②つなぎとめるもの。特に、体の関節。由来蝶のはねの開閉と似ていることから。参考「チョウバン」とも読む。 0
偉物 えらブツ [0] すぐれた人。手腕のある人。やり手。「明治維新の―」「あの人はなかなかの―だ」敏腕家・辣腕(ラツワン)家 0
利敵 リテキ [0] 敵側に有利となるようにすること。敵に利益を与えるようにすること。「―行為」 0
連坐 レンザ [1],[0] 連座 0
独立独歩 ドクリツドッポ [5] ①他人の力を借りず、束縛も受けずに、自分の思うところを実行すること。独立独行・独立不羈(ドクリツフキ) ②他に並ぶものがないほど特色があること。 0
良識 リョウシキ [0] すぐれた見識。まちがいのない健全な判断力。「―ある行動」 0
悔しい くや-しい [3] 取り返しがつかず残念だ。思いどおりにならず腹立たしい。「接戦の末敗れて―い」表記「口惜しい」とも書く。 0
片肘 かたひじ 片方の肘。両肘参考「肩肘」と書けば、肩と肘の意。 0
決河 ケッカ [1] 川が増水し、堤防を破って流れ出すこと。「―の勢い」決壊 0
拍手 ハクシュ [1] 両手のひらを打ち合わせて音を出すこと。賛成や賞賛の気持ちを表す。参考「かしわで」と読めば別の意になる。 0
鈍る なま-る [2] ①刃物の切れあじが悪くなる。「包丁が―る」 ②勢いや力量・技量などが弱まる。「最近腕が―ってきた」 0
積年 セキネン [0] つもるほどの長い年月。「―の怨(うら)みをこめる」 宿年 0
愚問愚答 グモングトウ [0] 実りのないつまらない問答のこと。 0
意思表示 イシヒョウジ [3] ①自分の考えをあきらかに示すこと。 ②法律上の効果を発生させるために、意思をはっきりおもてに表すこと。「契約取り消しの―をする」 0
労災 ロウサイ [0] 「労働災害」の略。労働者が労働時間中に受けた災害。「―保険」 0
勝鬘経 ショウマンギョウ 大乗仏教の代表的な仏典の一つ。 由来勝鬘夫人(ブニン)が仏陀(ブッダ)の威神力を受けて法を説く形式をとっていることから。 0
人の苦楽は紙一重 ひとのクラクはかみひとえ 他人がどれほど苦しんだりうれしがったりしても、自分にとっては他人事でしかないということ。 参考「紙一重」は「壁一重」ともいう。 0
淫蕩 イントウ [0] 酒や異性とのみだらな遊びにふけること。「―な生活」 0
移徙 わたまし ①貴人の転居を敬っていう語。 ②神輿(みこし)の渡御(トギョ)。表記「渡座」とも書く。 1
赧然 タンゼン 恥じて顔を赤くするさま。きまり悪く思うさま。 0
寝息 ねいき [0] 寝ている間の呼吸。「おさなごの安らかな―」 0
予知 ヨチ [1] 事の起こる前に、前もって知ること。「自然災害を完全に―することは不可能だ」予見 0
白羽 しらは [0] 鳥の白い羽。また、それで作った矢羽。 0
一端 イッタン [0] ①片方のはし。一方のはし。「縄の―を木に結ぶ」 ②一部分。中身の一部。「心の―をのぞかせる」 0
最恵国 サイケイコク [3] その国と通商条約や航海条約を結ぶ国々の中で、最も有利な取り扱いを受ける国。「―待遇」 0
搬入 ハンニュウ [0] 運び入れること。持ちこむこと。「展示作品を会場に―する」搬出 0
歪 いびつ [0] 物の形状や人の精神などがゆがんでいること。「―な花瓶」「性質が―だ」参考「飯櫃(いいびつ)」の転。 0
辣油 ラーユ 中国料理の調味料。ゴマ油にトウガラシの辛味を加えたもの。参考「ラーユ」は中国語から。 0
栽植 サイショク 植物をうえ、育てること。「樹木を防風林として―する」 植栽 0
習練 シュウレン [1] よく習い、練習を続けること。「晴れ舞台をめざして―を積む」 0
拝領 ハイリョウ [0] 貴人や目上の人からいただくこと。「もらうこと」の謙譲語。「主君から―した壺」参考「領」は自分の手中にする意。 0
机上 キジョウ [0] 机のうえ。「―の空論ではなんの役にも立たない」 0
汁 つゆ [1] しる。吸物のしる。蕎麦(そば)などのつけじる。「天―」 0
殺ぐ そ-ぐ [1] けずるようにして量をへらす。はぶく。弱くする。くじく。「気勢を―ぐ」 0
所帯 ショタイ [2],[1] 独立した生計を営む単位。また、その暮らし向き。「―をもつ」「男―で育つ」 表記「世帯」とも書く。 0
事事物物 ジジブツブツ [1] すべての事物。あらゆる物事や現象。 0
寡廉鮮恥 カレンセンチ 心が清廉でなく、恥知らずなこと。「寡」「鮮」ともに少ない意。「廉」は心が清く正しいこと。〈『史記』〉厚顔無恥 0
神韻縹渺 シンインヒョウビョウ [0] 人間の手によるとは思えない、すぐれた趣がほのかにただよっているさま。「―とした眺め」 0
誅す ころ-す 罪を責めてころす。罪をとがめて死刑にする。 0
厳密 ゲンミツ [0] 細かい点まで注意がゆきとどいて厳しいこと。「―に調べる」「―には意味がちがう」 0
炯らか あき-らか ①遠くからでも輝いて見えるさま。 ②物事がはっきりしているさま。 0
財布と心の底は人に見せるな サイフとこころのそこはひとにみせるな 自分の財産に関することや本心を軽々しく他人に明かすことは、ともに危険であるという戒め。 0
散楽 さるガク [0] ①平安時代の芸能。滑稽(コッケイ)な物まね・軽わざなどの総称。能・狂言のもととなった。 ②能・狂言の古称。 表記「猿楽・申楽」とも書く。 参考奈良時代に伝来した、中国古代の芸能「散楽(サンガク)」の転じた語。 0
突入 トツニュウ [0] 勢いよく入りこむこと。「戦闘状態に―する」「ストに―する」 0
夫君 フクン [1],[2] 他人の夫の敬称。 0
熬る い-る [1] 水を入れずに火にかけ、動かしながら強火で水分をとばす。 0
百尺竿頭 ヒャクセキカントウ [0] 一〇〇尺もある長い竿(さお)の先の意で、到達できる極点。また、向上し得る最高点のこと。参考「百尺」は「ヒャクシャク」とも読む。一〇〇尺は約三〇メートル。 0
馬寮 メリョウ 律令(リツリョウ)制で、ウマに関する仕事をつかさどった役所。また、その役人。左馬(サマ)寮・右馬(ウマ)寮がある。参考「マリョウ」とも読む。 0
旋回 センカイ [0] ①輪を描いてまわること。「鷲(わし)が大空を―する」 ②飛行機が進路を変えること。「右に左に―する」 0
齲歯 ウシ [0] 「齲(むしば)」に同じ。 0
余炎・余焰 ヨエン ①消え残りのほのお。「―が風に揺らぐ」②夏の終わりの暑さ。残暑。 0
百花繚乱 ヒャッカリョウラン [1] ①いろいろな花が美しく咲き乱れること。 ②すぐれた人物が数多く現れて、りっぱな業績をあげること。「繚乱」は花などが咲き乱れているさま。千紫万紅・百花斉放 0
太陽暦 タイヨウレキ [3] 地球が太陽の周りを一回まわる時間を、一年とするこよみ。陽暦。新暦。太陰暦 0
海 うみ [1] ①地球上の陸地以外の塩水をたたえた広い場所。地球表面積の約四分の三を占める。「―の幸」陸 ②湖水の大きなもの。「鳰(にお)の―(琵琶(びわ)湖)」 ③あたり一面に広がったもの。「火の―」 ④すずりなどの水をためる所。参考一般に平面的に広大なものをたとえる。 0
必然 ヒツゼン [0] 必ずそうなること。そうならざるを得ないこと。「練習をしないで試合に負けたのは―の結果だ」「―的に増大する予算」必至偶然 0
小父さん おじさん [0] 他人の年輩の男性を呼ぶ語。 小母(おば)さん 1
能事畢(お)わる ノウジおわる やるべきことはすべてなし遂げたということ。能事足る。〈『易経』〉 0
尸童 よりまし [0] 祈禱(キトウ)師が神霊を招き寄せ、乗り移らせる童子や人形。 表記「憑坐・寄坐」とも書く。 1
気力 キリョク [0],[1] 物事を成しとげようとする精神力。「―を充実させる」精力・気迫 0
繫留 ケイリュウ 係留 0
王師 オウシ [1] ①王がもつ軍隊。王旅 ②王の先生。 0
白重ね・白襲 しらがさね ①白地の薄い着物と白地の汗とりとを重ねて着ること。昔、更衣(ころもがえ)に用いた。夏 ②表裏ともに白い襲(かさね)の色の名。 0
常勤 ジョウキン [0] 毎日一定の時間勤務すること。また、その人。「―講師」 非常勤 0
牛の角を蜂(はち)が刺す うしのつのをはちがさす なんとも感じない、なんの反応もないたとえ。また、なんの効果もないたとえ。牛の角に虻(あぶ) 0
発兌 ハツダ 書籍や雑誌などを印刷して発行すること。 0
込む ねじこ-む [1] ①物をねじり入れる。また、無理に中へ押しこむ。「札をポケットに―む」 ②押しかけて行って強く責める。文句を言いに押しかける。「役所に―む」 0
縷説 ルセツ [0] こまごまと詳しく説明すること。詳説・縷言 0
基底 キテイ [0] ①思想・行動などの基礎になっている事柄。根底・基本 ②基礎となる底面。「ダムの―」 0
精精 セイゼイ [1] ①力の及ぶ限り。精一杯。できるだけ。「―頑張ります」 ②多く見積もっても。たかだか。「客は入っても―三〇人だろう」 0
家名 カメイ [0],[1] ①一家の名称・通称。 ②一家の名誉。「―をあげる」参考①「カミョウ」とも読む。 0
不穏 フオン [0] おだやかでないこと。何かよくないことが起こりそうな気配を感じること。険悪。「―な空気に包まれる」平穏 0
地役 チエキ ①自分の土地利用のために、通行などで他人の土地を都合よく使うこと。 ②「地役権」の略。①の権利。 0
遺習 イシュウ [0] 現在ものこっている古くからの習慣や風習。「封建時代の―」 0
食禄 ショクロク 江戸時代、幕府・藩から賜る俸禄(ホウロク)。扶持(フチ)。「―の高」 知行(チギョウ) 0
櫓三年に棹八年 ロサンネンにさおハチネン 何事も一人前になるにはそれなりの修業が必要だということ。櫓を使って舟をあやつれるようになるには三年かかり、棹は八年かかる。櫓よりも棹を使いこなすほうが難しいことから。 0
脊椎 セキツイ [0],[2] 脊柱を形成する骨。人間は三二~三四個。脊椎骨。椎骨。 0
絎ける く-ける [0] くけ縫いをする。布の端を折りこみ、表側に縫い目が見えないように縫う。「着物の袖(そで)を―ける」 0
前言 ゼンゲン [0] ①前に言った言葉。「―を取り消す」 ②先人の言葉。「―往行(先人の言葉と行い)」 ③前もって将来のことを述べた言葉。 0
宸襟 シンキン 天子の心。 宸衷(シンチュウ)・宸念 参考「襟」は胸・心の意。 0
笑比河清 ショウヒカセイ 非常にまじめでめったに笑わないこと。黄河の水は百年待っても澄まない意から。〈『宋史(ソウシ)』〉 0
隠居 インキョ [0] 職をやめ、家督を譲って、のんびり暮らすこと。一般に老人を指す。「ご―さん」隠栖(インセイ)・隠退 0
死んだ子の年を数える しんだこのとしをかぞえる いまさらどうすることもできない物事に対して、やたらに愚痴をこぼしたり、後悔したりすること。 参考「死児の齢(よわい)を数える」ともいう。 0
辱友 ジョクユウ ありがたくも交際してくださる友人。辱知の友や辱交などの友。友に対してへりくだった言い方。 0
虐政 ギャクセイ [0] 人民を苦しめるむごい政治。「―に屈せず立ち上がる」苛政(カセイ) 0
報徳 ホウトク [0] 受けた徳にむくいること。恩返し。報恩 0
溢利 イツリ 余分の利益。利益を取りすぎていること。 0
是非 ゼヒ [1] ①よいことと悪いこと。正しいこととまちがっていること。「会則変更の―を問う」 ②必ず。きっと。なにとぞ。どうぞ。「家に―遊びにきてください」 0
善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや ゼンニンなおもてオウジョウをとぐいわんやアクニンをや 善人でさえ極楽往生できるのだから、阿弥陀(アミダ)仏が真に救おうとしている無力な悪人が救われるのはいうまでもないということ。親鸞(しんらん)の悪人正機(ショウキ)説。〈『歎異抄(タンニショウ)』〉 0
例示 レイジ [0] 一つの例として示すこと。例をあげて示すこと。「記入法を―する」「わかりやすく―する」 0
湊まる あつ-まる 多くの物が四方から一か所に寄ってくる。 0
梁 はり [2] 「梁(うつばり)」に同じ。 0
出仕 シュッシ [0] ①官につかえること。民間から出て役人になること。 仕官 ②勤めに出ること。 出勤 0
鸚鵡 オウム [0] オウム科の鳥のなかで、大形で尾の短いものの総称。熱帯原産。くちばしは太く先がかぎ形に曲がっている。人の言葉や他の動物の鳴き声をよくまねる。「―返し(言われた言葉をそのまま言い返すこと)」 0
序幕 ジョマク [0] ①演劇の最初の一幕。 ②物事の始まり部分。「事件の―」 ①②終幕 0
見返し みかえし [0] ①見返すこと。 ②本の表紙と本文をつなぐために表紙の内側にはる紙。 ③洋裁で、袖(そで)や襟ぐりのあいた部分をしまつするときに用いる布。 0
麗麗しい レイレイ-しい [5] わざと目立つように、派手に飾り立てるさま。「―い宣伝」 0
鳩胸 はとむね [2] ハトの胸のように、前に張り出ている胸。また、その人。 0
蛔虫 カイチュウ [0] 回虫 0
鴟尾 シビ [1] 宮殿や仏殿などの棟の両端にとりつける飾り。鳥の尾または魚が尾をはね上げた形という。後世のしゃちほこなどの原型。沓形(くつがた) 表記「蚩尾・鵄尾」とも書く。 参考「とびのお」とも読む。 0
俯く うつむ-く [3],[0] 頭を下げて顔を下に向ける。「黙って―いていた」「―いて涙ぐむ」仰向(あおむ)く 0
根っ木打ち ねっきうち [3] とがった棒や釘(くぎ)を地面に打ちこみ、相手のものを倒したほうが勝ちとなる子どもの遊び。冬 0
攻伐 コウバツ 罪ある者を攻めうつこと。特に、したがわない敵を攻めること。討伐 0
く と-く 髪にくしを入れて整える。髪の乱れを整える。髪をとかす。 0
鬼の目にも涙 おにのめにもなみだ 無慈悲な人やふだん厳しい人でも、時として哀れみの情を起こして涙を流すことがあるたとえ。
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「鬼」にまつわることわざを探してみよう
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
警察 ケイサツ [0] ①国民の生命・財産、社会の秩序と安全を保つためにおく、行政機関。「―官の指示に従う」 ②「警察署」の略。 0
末葉 マツヨウ [0] ①時代の終わりのころ。「一九世紀の―」末期(マッキ) ②祖先から遠い子孫。末裔(マツエイ)・末孫参考「バツヨウ」とも読む。 0
藪 やぶ [0] ①雑草やタケなどが生い茂った場所。 ②「藪医者」の略。技術の劣る医者。 0
金瘡小草 きらんそう [0] シソ科の多年草。道端に自生。茎は地面をはい、葉は放射状に広がる。春、紫色の唇形花をつける。ジゴクノカマノフタ。春由来「金瘡小草」は漢名から。 1
君侯 クンコウ 自分が仕える諸侯に対する尊称。殿様。 0
仙人帽 きぬがさたけ スッポンタケ科のキノコ。竹林に自生。頭に鐘形の傘をつけ、その下に白い網状のマントをつける。悪臭を放つが、中国料理で珍重。コムソウタケ。 由来「仙人帽」は漢名から。 表記「絹傘茸・衣笠茸」とも書く。 1
疎漏 ソロウ [0] やり方がいいかげんで手ぬかりのあること。扱いがぞんざいなこと。「準備に―はない」「―のないように気をつける」 遺漏 表記「粗漏・疏漏」とも書く。 0
土産 みやげ [0] ①他の家を訪問するときに持って行く贈り物。てみやげ。 ②外出先や旅先から持ち帰る、その土地の産物。「海外旅行のお―をもらった」参考「ドサン」とも読む。 1
金木犀 キンモクセイ [3] モクセイ科の常緑小高木。中国原産。秋、芳香のあるオレンジ色の小花を密につける。観賞用。秋 0
孤児・孤 みなしご 両親をなくした子ども。参考「孤児」は「コジ」ともよむ。 1
蒐荷 シュウカ 集荷 0
県令 ケンレイ [0] ①県の長官。 ②旧制で県知事が出した命令。参考①もとは中国で用いた語。日本でも明治の初めに用いたが、のちに県知事に改めた。 0
親玉 おやだま [0] ①ある集団の中心になっている人。ボス。「悪の―」 親分 ②数珠(じゅず)のなかで中心をなす大きな玉。 0
旦夕 タンセキ [0],[1] ①朝晩。明け暮れ。 ②始終。つねづね。 ③この朝か晩かというほどに時期がさし迫っているさま。「命は―に迫っている」 0
鬟 みずら 古代、男子の髪の結い方の一種。髪を左右に分け、両耳のわきで輪を作り束ねたもの。表記「角髪・角子・髻」とも書く。参考「みみつら」の転じた語。 0
追贈 ツイゾウ [0] 功労に対し、死後に官位や称号を贈ること。 0
嵌め殺し はめころし [0] 障子やガラス窓などを開閉したり取り外したりできないように取りつけること。また、その建具。「―の窓」参考「はめごろし」とも読む。 0
駄法螺 ダボラ [0] いいかげんで大げさな言葉。つまらない大言。「―を吹く」参考「法螺」は、大げさな言葉の意。 0
澄む す-む [1] ①淀(よど)みや濁りがなくなって透きとおる。「水が―む」 ②曇りがなくなって明らかになる。「月の光が―んでいる」「―んだ目の人」 ③声や音が冴(さ)える。「―んだ笛の音」 ④落ち着く。しずまる。「心が―む」 0
巨材 キョザイ [0] ①非常に大きな材木。 ②偉大な才能。また、その人。 0
彦星 ひこぼし [2] 七夕に織女(ショクジョ)星とともにまつる、牽牛(ケンギュウ)星の和名。秋 0
牽攣乖隔 ケンレンカイカク 互いに心は引かれながら、遠くへだたっていること。「牽攣」は互いに引かれ合うこと。「乖隔」は遠くへだたる意。「―の逆境にもめげず結ばれる」 0
御弾き おはじき [2] 少女の遊びの一つ。平たい貝殻・ガラス玉などをばらまき、指先ではじき当てて取り合いをする。また、それに使うもの。 0
着衣 チャクイ [1] 衣服を身につけること。また、その衣服。「検診は―のままでよい」着服脱衣参考「チャクエ」とも読む。 0
光る ひか-る [2] ①光を放つ。輝く。「星が―る」 ②すぐれて目立つ。「彼の演技は―る」「巧打が―る」 0
標 しるし [0],[3] 高くかかげて目につくようにしたもの。目じるし。まと。「遠くの―をめがけて矢を放つ」 0
倉稲魂 うかのみたま 五穀の神。特に、イネの神。 表記「宇迦御魂・稲魂」とも書く。 参考「うかたま」とも読む。 1
拳拳 ケンケン ①両手でささげ持つさま。 ②うやうやしいさま。つつしむさま。 0
東浄 トウチン [0] 禅寺で、便所のこと。東司(トウス)。参考「チン」は唐音。 0
軟式 ナンシキ [0] 野球・テニスなどで、軟球を使って行う競技方式。硬式 0
深緑 シンリョク [3] しげった樹木の深い緑色。みずみずしい若葉の濃い緑色。ふかみどり。「―の山々」 0
看る み-る ①じっとみつめる。よくみる。観察する。 ②見守る。見張る。見舞う。参考もとは、手をかざしてみる意。 0
立つ た-つ [1] ①起きあがる。たちあがる。「椅子(イス)から―つ」 ②草木が垂直にはえる。「両側に―つイチョウ並木」 ③突き刺さる。「歯が―たない(とてもかなわない)」 ④ある地位や位置に身を置く。「教壇に―つ(教員になる)」「舞台に―つ」 ⑤空中に上がる。 ⑥出発する。「飛行機で成田を―つ」 ⑦現象や作用が激しくなる。「腹が―つ」「気が―つ」 ⑧りっぱな働きをする。「腕の―つ職人」 ⑨筋道がとおる。「申し訳が―つ」 0
仕度 シタク [0] ①必要なものを準備すること。用意。「公園の樹木もすっかり冬―を完了した」 ②身じたく。「―ができればすぐ出掛ける」 表記「支度」とも書く。 0
勢揃い セイぞろい [3] ①ある目的のために大勢の人や物が一か所に集まること。「法事で親戚(シンセキ)が―する」 ②軍勢がそろうこと。勢揃え。 0
液雨 エキウ 一一月中旬に降る雨。しぐれ。立冬後一〇日めを入液、小雪(ショウセツ)の日を出液とし、この間に降る雨のこと。 0
一喜一憂 イッキイチユウ [1],[0] 情勢の変化に伴って、そのつど喜んだり心配したりすること。「子どもの成績に―する」
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漢字の豆知識 「一」が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
添い遂げる そいと-げる [4] ①困難を乗り越えて、望みどおり夫婦になる。「周囲の反対を押し切って―げる」 ②夫婦として死ぬまで共に暮らす。 0
褐衣 カチエ 狩衣(かりぎぬ)のわきを縫いつけたような中世ころの衣服。下級武官などが着用。かちあお。参考「カチぎぬ」とも読む。「カチ」は呉音。 0
交歓 コウカン [0] 互いにうちとけて楽しむこと。「来日した使節団と―した」 「交驩」の書きかえ字。 0
住処・住み家 すみか 住んでいる家。住まい。 1
白髪三千丈 ハクハツサンゼンジョウ おおげさな表現のたとえ。もとは、白髪が非常に長い意。由来 年老いて憂愁のあまり、白い髪の毛が三千丈もの長さになってしまったという意の詩句から。〈李白(リハク)の詩〉 0
悪辣 アクラツ [0] やり方があくどいこと。ひどく悪質でたちのわるいこと。「―な手段」 0
砲塁 ホウルイ 大砲を据えつけてあるとりで。「山頂の―」 0
盛相 もっそう [0],[3] 飯を盛って量をはかる器。また、飯を一人分ずつ盛る器。 表記「物相」とも書く。 1
複合 フクゴウ [0] 二種類以上のものが合わさり、一つになること。また、一つに合わせること。「スキーの―競技」「―語」 0
埴猪口 へなちょこ [0] 未熟な者やつまらない者をあざけっていう語。 由来酒を入れるとじゅうじゅう泡立つような粗末な楽焼(ラクやき)のさかずきの名から。「猪口」はさかずきの意。 1
軽尻 からじり ①江戸時代、客一人と五貫目までの荷物を載せたウマ。荷物だけのときは二〇貫目まで載せられた。②ウマに積む荷物のないこと。 由来①四〇貫目まで載せた本馬(ホンマ)に対して、その半分の重量しか載せないことからいう。表記「空尻」とも書く。参考「からっちり」とも読む。 0
来朝 ライチョウ [0] ①外国人が日本に来ること。来日。「スペイン国立歌舞団が―する」 ②古代中国で、諸侯や臣下が朝廷に来て天子と会見すること。入朝 0
枕頭 チントウ [0] 枕元(まくらもと)。「この書をいつも―に置いている」枕上 0
悪貨は良貨を駆逐する アッカはリョウカをクチクする わるい人や物が世にはびこると、よい人や物が世間の片隅におしやられてしまうたとえ。由来 悪質な貨幣が流通するようになると、良質な貨幣は貯蔵され、悪質な貨幣だけが市場に流通するという「グレシャムの法則」から。 0
英雄 エイユウ [0] 才知・武勇ともにすぐれている人。また、人にはとてもできないようなことをなしとげる人。「人々に―としてあがめられている」英傑・豪傑 0
短時日 タンジジツ [3] わずかな日数。短い期間。「―のうちに完成した」 0
七生 シチショウ [0],[2] ① この世に七回、あるいは何度も生まれ変わること。転じて、永遠の意。「―報国」 ②七代。「―にたたる」 参考①「シチセイ」とも読む。 0
仕立てる シた-てる [3] ①布地を裁断し、縫って衣服を作る。「着物を―てる」 ②育て上げる。しこむ。「一人前の大工に―てる」 ③乗り物などを準備する。「釣り船を―てる」 ④もとはちがうものをそれらしく見えるように、作りかえる。「実際の事件を映画に―てる」 0
寸馬豆人 スンバトウジン 絵画の遠景に描かれた小さい人や動物のこと。また、絵画のなかの遠景のたとえ。〈荊浩(ケイコウ)の文〉 0
撈魚 ロウギョ 魚をすくいとること。いさり。すなどり。漁労 0
黛眉 タイビ まゆずみで描いたまゆ。 0
挿絵 さしエ [0],[2] 新聞・雑誌・書物などの本文のなかに入れる絵。文章の理解を助け、興味を引くために用いる。多く、小説や物語に入れるものをいう。「―が文章とよく合っている」 挿画(ソウガ) 0
濫読 ランドク [0] 系統を立てずに、手当りしだいにさまざまな本を読むこと。「―も読書法の一つだ」表記「乱読」とも書く。 0
笑止千万 ショウシセンバン [1] 非常にばかばかしくておかしいこと。「―な言い逃れだ」
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鹿茸 ふくろづの 「鹿茸(ロクジョウ)」に同じ。 表記「袋角」とも書く。 1
末端 マッタン [0] ①物のはし。さき。「神経の―」 ②組織や機構の中心から最も遠い部分。「―価格」 0
溟海 メイカイ 「溟(うみ)」に同じ。 0
跡始末 あとシマツ [3] 物事の終わったあとの処置・処理・整理。あとかたづけ。「食事の―」「倒産の―をする」 事後処理 表記「後始末」とも書く。 0
余戸 あまりべ 大化改新後の律令(リツリョウ)制で、五〇戸を一里と定めた際、端数の民戸で編成した小村。また、僻地(ヘキチ)の寒村などの称。参考「あまるべ」とも読む。 0
紋甲烏賊 もんごういか ①カミナリイカの市場での呼称。 ②コウイカ科のヨーロッパコウイカ・トラフコウイカなどの市場における呼称。由来背に斑紋(ハンモン)があることから。 1
詩賦 シフ [1] 詩と賦。中国の韻文。 0
豊潤 ホウジュン [0] ゆたかで、うるおいのあること。「―な大地」 0
体軀 タイク 体つき。「堂々たる―の持ち主」体格参考「軀」は、からだの意。 0
御手洗 みたらし [0] 神仏に参拝する前に、参詣(サンケイ)者が手や口を洗い清める場所。参考「おてあらい」と読めば便所、また、手を洗う所の意。 1
重複 チョウフク [0] 同一の物事が二度以上繰り返されること。「記事が―している」 参考「ジュウフク」とも読む。
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六十路 むそじ [1],[0] 六〇。また、六〇歳。六〇年。 0
電気 デンキ [1] ①エネルギーの一種。乾いたガラス棒を絹布でこすると紙を引きつけるなどの現象のもととなるもの。電荷や電流として測定される。 ②電灯。「―をつける」 0
発破 ハッパ [0] ①岩石や鉱石を火薬の力で爆破すること。また、その火薬。 ②強く勢いづけること。「―をかける」 0
箕山の志 キザンのこころざし 世俗の名利を捨てて隠れ住み、自分の節操を守ること。故事 中国古代、伝説上の聖天子尭(ギョウ)のとき、許由(キョユウ)と巣父(ソウホ)という人物が世俗の名利を嫌って、節操を守るため箕山に隠れ住んだという故事から。「箕山」は山の名で所在については諸説がある。〈『三国志』〉参考「志」は「節」ともいう。 0
琅琅 ロウロウ 金属や宝玉が触れ合って鳴る、澄みきった音。 0
大悟 タイゴ [1] 迷いを捨てて、悟りを開くこと。煩悩(ボンノウ)を脱して、真理を悟ること。多く、禅宗で用いる言葉。「―徹底」参考「大」は、完全の意。参考「大悟」は「ダイゴ」とも読む。 0
飛んで火に入(い)る夏の虫 とんでひにいるなつのむし 自分から進んで、危険や災難に身を投じるたとえ。夏の夜、光に誘われて集まった虫が、灯火のなかに飛びこんで焼け死ぬことから。 0
踰月 ユゲツ その月をこして翌月にわたること。翌月になること。表記「逾月」とも書く。 0
顚沛 テンパイ ①つまずき倒れる。 ②短い間。とっさの間。 0
雲桟 ウンサン 山の高みに懸けられた、雲まで届くかと思われる懸け橋。 0
欠落 ケツラク [0] 抜けおちること。あるべきものが、欠けていること。「判断力の―」脱落 0
還幸 カンコウ 天皇が行幸(ギョウコウ)先から皇居に帰ること。還御行幸 0
暗闇 くらやみ [0] ①まっくらで何も見えない状態。またそのような場所。 ②人目につかないところ。「世の―を渡り歩く」 ③希望がもてない状態。「不況が続き、先は―だ」 0
請う こ-う [1] 人に対して、あることをしてくれるように求める。「心から許しを―う」 0
大輔 タイフ 律令(リツリョウ)制の八省の次官で、少輔(しょう)の上の位。 0
天下り・天降り あまくだり ①天上界から地上(人間界)へおりてくること。 ②官庁から民間へ、または、上役から下役への一方的な命令。上意下達(ジョウイカタツ) ③退職した高級官僚が、官庁の関連団体や民間会社などに好条件で再就職すること。 0
呵う わら-う わっはっはと声を出してわらう。 0
出る杭(くい)は打たれる でるくいはうたれる 才能のある目立つ人は周りからねたまれ、妨害されるたとえ。また、でしゃばる人は他人にうとまれ、攻撃をうけるたとえ。 高木は風に折らる
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漢字の豆知識 出る釘は打たれますか?~似ているけれども意味が通らない言い間違い~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
備考 ビコウ [0] 参考のために書き添えること。また、その事柄。「留意点を―欄に記す」 0
後退り あとずさり [3] 正面を向いたまま、後方にさがること。「犬に出くわし思わず―した」参考「あとじさり」とも読む。 0
自失 ジシツ [0] あまりの驚きで、われを忘れてぼんやりすること。「茫然(ボウゼン)―」 0
密接 ミッセツ [0] ①きわめて関係が深いさま。「これらの企業は―な関係がある」 ②すきまがないほど近づいていること。「―して並ぶ建物」 0
順化 ジュンカ [0] 自然に順応すること。新しい気候風土に慣れていくこと。 0
異訓 イクン 漢字を訓読みするときの、ほかの読み方。別訓 0
雷魚 はたはた [1] ハタハタ科の海魚。北日本の深海にすむ。口が大きく、うろこがない。初冬、産卵のため沿岸に押し寄せるところを漁獲。食用。カミナリウオ。冬由来漁獲の時季に雷がよく鳴ることから。表記「燭魚・鱩・鰰」とも書く。 1
腴える こ-える ①下腹部に脂肪がつく。下腹部が太る。「食べ過ぎで―える」 ②地味が豊かである。「よく―えた土地」 0
邸第 テイダイ 「邸宅」に同じ。第宅(テイタク) 0
男装 ダンソウ [0] 女が男の身なりをすること。「―の麗人」女装 0
博士 はかせ [1] ①ある分野のことによく通じている人。「お天気―」 ②「博士(ハクシ)」に同じ。 1
汗馬 カンバ [1] ①ウマを走らせて汗をかかせること。また、走って汗をかいたウマ。「―の労」 ②中国、漢代の西域(セイイキ)産の名馬。 0
註疏 チュウソ [1] 詳しく説明すること。また、その説明。表記「注疏」とも書く。 0
二十・二十歳 はたち 二〇歳。「―になって選挙権を得た」 1
千草 ちぐさ [1] ①種々の草。多くの草。「庭の―」 秋 ②「千草色」の略。緑色がかった空色。もえぎ色。 0
偉功 イコウ [0] 大きな手柄。りっぱな業績。「彼の―を賞賛する」偉勲 0
拝命 ハイメイ [0] ①「命令を受けること」の謙譲語。 ②「任命されること」の謙譲語。「部長職を―する」 0
揚揚 ヨウヨウ [0] 誇らしげなさま。得意なさま。「意気―と結果を報告する」 0
尊慮 ソンリョ [1] 他人の考えを敬っていう語。おぼしめし。お考え。 尊意 0
漁利 ギョリ ①漁業で得た利益。 ②「漁夫の利」の略。 0
鬱憤 ウップン [0] 心に積もり積もった怒りや不満。恨み。「平素の―をぶちまける」 0
嗇か やぶさ-か 思いきりの悪いさま。ものおしみするさま。「協力するに―でない」「非を改めるに―でない」 0
毒悪 ドクアク たいへん悪いこと。非常に害をなすこと。 0
通論 ツウロン [0] ①全般にわたる議論。「法学―」総論 ②世間で認められている議論。公論・定論 ③道理がとおった議論。 0
黒衣・黒子 くろご ①歌舞伎(カブキ)での役者の介添え役や、人形浄瑠璃(ジョウルリ)の人形遣いが着る黒い衣服。また、その人。黒具(くろグ)。 ②自分は表に出ず、裏で人をあやつる人。「―に徹する」参考「くろこ」とも読む。 1
出挙 スイコ 古代、利息を取ってイネの種もみや財物を貸しつけた制度。 参考「シュッキョ・スイキョ」とも読む。 0
製造 セイゾウ [0] 物をつくること。原料や未完成品に手を加えて製品にすること。「食品の―年月日」「自動車部品の―工場」 0
基肥 もとごえ 作物の種まきや苗の移植に先立って田畑に施す肥料。ねごえ。原肥(ゲンピ)追肥(おいごえ)表記「元肥」とも書く。参考「キヒ」とも読む。 0
猟虎 らっこ [0],[1] イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。北太平洋にすむ。体は黒褐色。後ろ足はひれ状で、泳ぎが得意。海面に浮き、腹の上で石を使って貝類やウニなどを割って食べる。毛皮は良質。表記「海獺・海猟・獺虎」とも書く。 1
合鴨 あいがも [0] マガモとアオクビアヒルの雑種。食用。表記「間鴨」とも書く。 0
芳墨 ホウボク [0] ①香りのよい墨。 ②他人の手紙や筆跡に対する敬称。芳書 0
旧主 キュウシュ [1] ①もと仕えていた主君・主人。旧君新主 ②前代の君主。 0
白面 ハクメン [0] ①素顔。 ②色の白い顔。「―の貴公子」 ③年が若く、経験の少ないこと。未熟なこと。「―の書生」参考「しらふ」と読めば別の意になる。 0
分限 ブゲン [3],[0] ①身のほど。分際 ②金持ち。富豪。分限者(シャ)。「町一番の―」参考「ブンゲン」とも読む。 0
四十九日 シジュウクニチ [4],[2] 人の死後、四九日目の日。また、その日に行う法要。七七日(シチシチニチ)。ななぬか。 0
起筆 キヒツ [0] 文章などを書き始めること。書き起こし。擱筆(カクヒツ) 0
達 カッタツ 心が広く、物事にこだわらないようす。「自由―な気質」表記「闊達」とも書く。 0
多端 タタン [0] ①事件などの多いこと。「国事―」 ②仕事などが多く、忙しいこと。「業務―で忙しい」多忙由来「端」はいとぐちのことで、広く手をつける意から。 0
歔く すすりな-く むせび泣く。息をすすりながら泣く。「物陰から―く声が聞こえてきた」 0
空ろ うつろ [0] ①中身のないこと。からっぽ。 ②魂が抜けたようにぼんやりしていること。「眼が―になる」 0
枯れ木も山の賑わい かれきもやまのにぎわい たいして価値のないものでも、ないよりはましであるということのたとえ。
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甥 おい [0] 自分の兄弟姉妹と配偶者の兄弟姉妹の、男の子。 姪(めい) 0
太る ふと-る [2] ①体の肉づきがよくなる。肥える。「丸々と―った赤ん坊」 ②ふえる。豊かになる。「財産が―る」 0
微分 ビブン [0] ①数学で、ある関数の微関数(微小変化の割合の極限)を求めること。 ②「微分学」の略。関数の微分に関する性質を研究する、高等数学の一分科。 ①②積分 0
輪奐一新 リンカンイッシン 建物が新しくなり、壮大でりっぱになること。〈『宋史(ソウシ)』〉「―した合同庁舎」 0
陰口 かげぐち [2] 本人のいないところで言う悪口。「―をたたく」 0
阻む はば-む [2] さまたげて止める。じゃまをする。「連勝を―む」「悪天候に―まれて登頂を断念した」 0
厳粛 ゲンシュク [0] おごそかで心身の引きしまるようす。ゆるがせにできないようす。「死という―な事実」「―に受け止める」 0
体 からだ [1] ①人間や動物の頭から足の先までの全体。身体。五体。「大きな―」 ②胴の部分。 ③肉体の調子や機能。健康の状態。「―をこわす」「―に気をつける」 ④活動する主体としての肉体。「忙しくて―があかない」 0
環状 カンジョウ [0] 輪のような形や状態。「―列石(ストーン-サークル)」「地下鉄の―線」「都心を―に取り巻く高速道路」 0
先人 センジン [0] ①昔の人。前代の人。前人。「―未到の記録」 後人 ②祖先。 ③亡父。 0
白妙・白栲 しろたえ ①カジノキの皮の繊維で織った白い布。 ②白い色。「―の富士の峰」 0
未定 ミテイ [0] まだ決まっていないこと。「日時は―」既定 0
老境 ロウキョウ [0] 年老いた人の境地。老人の境涯。老年。「―に入ってもバリバリ働く」 0
前栽 センザイ [0] ①木や草花を植えた庭。また、庭先の植え込み。 ②「前栽物」の略。青物。野菜。 0
近衛 コノエ [1],[0] ①「近衛府」の略。宮中の警備にあたった役所。 ②天皇の身辺を警護する軍隊。「―師団」「―兵」参考「コンエ」の転。 0
党利党略 トウリトウリャク [1] 特定の政党・党派だけのための利益と策略。「―のみに走る」 0
泥塑 デイソ [1] 粘土で作った素焼きされていない人形。土人形。泥(どろ)人形。中国で、雨乞(あまご)いなどに用いた。 0
電送 デンソウ [0] 電流や電波を利用して、遠隔地に写真や文字などの像を送ること。「海外のニュース映像が―される」 0
侍従 ジジュウ [0] ①君主や高貴な人のそばに仕えること。また、その人。 ②宮内庁の職員で、天皇・皇太子のそばに仕える人。 0
博する ハク-する [3] ①得る。占める。「喝采(カッサイ)を―する」 ②広める。「名声を―する」 0
添う そ-う [0],[1] ①付け加わる。 ②そばに離れずにいる。つきしたがう。「影のように―う」 ③親しく交わる。また、夫婦となって一緒に暮らす。つれそう。「永年つれ―った妻に先立たれた」 ④期待・目的にこたえる。かなう。「みんなの期待に―える出来映え」 0
零余子 むかご [3] ヤマノイモなどの葉のつけねにできる球状の芽。食用。肉芽(ニクガ)。珠芽(シュガ)。秋参考「ぬかご」とも読む。 1
乾分・乾児 こぶん 親分にしたがう者。手下。部下。親分表記「子分」とも書く。 1
殉う したが-う ①死んだ人を追って死ぬ。「亡き君主に―う」 ②あることのために身をささげる。 表記②「徇う」とも書く。 0
嘉尚 カショウ ほめたたえること。賞賛すること。「―にあずかる」 0
棋峙 キジ 碁石を並べたように、多くが並び立つこと。転じて、各地に英雄や豪傑が割拠して相対すること。参考「峙」はそそりたつ意。 0
厄い わざわい 困難なできごと。災厄。参考「災い」と書けば、自然災害などの意。「禍い」と書けば、不意にこうむる不幸の意。 0
鉄壁 テッペキ [0] ①鉄板を張った壁。 ②堅固な城壁。強固な守備。「―の守り」 0
長命 チョウメイ [0],[1] 命が長いこと。長生きをすること。「―を保つ」長寿短命 0
為所 しどころ [0] しなければならない場合。やりがいのある局面。「ここががまんの―だ」 1
冷笑う せせらわら-う 軽蔑(ケイベツ)して声をおさえて笑う。あざけり笑う。冷笑する。「鼻の先で―う」「ばかにして―う」 1
子息 シソク [2],[1] 他人の息子。「御―の御卒業おめでとうございます」 0
海淵 カイエン [0] 海溝の中で、特に深い所。グアム島のマリアナ海溝の中のビーチャジ海淵・チャレンジャー海淵など。 0
欄間 ランま [0] 日本建築で、通風や採光をよくするために天井と鴨居(かもい)または長押(なげし)との間に設けた空間。格子や透かし彫りなどがつけてある。 0
陀羅尼 ダラニ [1],[0] 真言密教で梵語(ボンゴ)を翻訳せずにそのまま唱える呪文(ジュモン)。由来梵語の音訳。善の徳をもち、すべての悪をおさえる意から。 0
狼狽 ロウバイ [0] うろたえ、あわてふためくこと。「周章―する」 0
万般 バンパン [0] いろいろの事柄。すべての方面。さまざま。「―よろしくお願い致します」百般・万端 0
磯際で船を破る いそぎわでふねをやぶる 完成や成就を目前にして失敗すること。船が港の近くまで来て難破する意から。参考「破る」は「わる」とも読む。また、「磯際」は「磯端(いそばた)」ともいう。 0
楽団 ガクダン [0] 音楽を合奏する集団。バンド。「市民交響―」 0
累卵 ルイラン 卵を積みかさねること。転じて、不安定で非常に危険な状態のたとえ。 0
熟鮨 なれずし [2] 塩漬けの魚に飯を合わせ、酢を用いないで自然発酵させて作るすし。くされずし。 表記「馴鮨」とも書く。 0
行事 ギョウジ [1],[0] あらかじめ計画をたてて行う催し。定期的にとり行われる儀式や催し。「年中―」 0
天祚 テンソ 天子の位。天皇の位。天位。皇位。皇祚(コウソ) 0
暗暗裏・暗暗裡 アンアンリ だれにも気づかれずに。こっそり。「―に事を運ぶ」 0
達見 タッケン [0] 物事の道理を見通した考え。すぐれた見識。達識浅見 0
陽 ひ [1] ①太陽。「―が昇る」 ②日光。太陽の光線。ひざし。「―が強い」表記「日」とも書く。 0
本陣 ホンジン [1] ①総大将のいる陣営。本営 ②江戸時代、宿駅で貴人や大名などが泊まった公認の宿。 0
殷賑 インシン [0] 非常ににぎやかで、活気にあふれること。「―を極める」繁華 0
順う したが-う [0],[3] そのとおりにして逆らわない。 表記「循う」とも書く。 0
剔抉 テッケツ [0] えぐり出すこと。また、悪事などをあばくこと。「汚職を―した新聞」参考「剔」「抉」ともに、えぐる意。 0
多能 タノウ [0] ①さまざまな才能をもっていること。なんでもよくできるさま。「多芸―」多才 ②多くの性能・機能を備えていること。「―工作機械」 0
玉 たま [2] ①球状をした宝石や真珠。 ②美しいもの。また、大事にしているもの。「掌中の―(最も大切にしているもの)」 ③球形、またはそれに近い形のもの。「パチンコの―」 0
儀仗兵 ギジョウヘイ [2] 儀礼や護衛のために、貴人・賓客などにつける兵隊。特に、式典などで活動する。 0
三人称 サンニンショウ [3] 話し手・聞き手以外の人および物を指す代名詞。「かれ」「あれ」など。第三人称。 他称 一人称・二人称 0
行司 ギョウジ [0],[3] 相撲で、力士立ち合いの合図や勝負の進行・判定をする人。 0
筆算 ヒッサン [0] 紙などに数字を書いて、計算すること。暗算・珠算 0
洲嶼 シュウショ 川の中の小島。川にできた砂地の陸。 0
関取 せきとり [0],[4] 相撲で、十両以上の力士。また、その力士の敬称。 0
匹敵 ヒッテキ [0] ほぼ対等であること。肩を並べること。「初段に―する実力がある」 0
達頼喇嘛 ダライラマ チベット仏教のラマ教の教主の称号。禅定菩薩(ゼンジョウボサツ)の化身とされ、宗教・政治上での最高支配者。 1
論文 ロンブン [0] ①物事を論じて、意見を述べた文章。 ②学術の研究結果を書いた文章。 0
樟脳 ショウノウ [1],[3] クスノキの幹・根・葉を蒸留して抽出した無色半透明の結晶。水に溶けにくく昇華しやすい。セルロイド・無煙火薬などの原料や防虫剤・医薬などに用いる。カンフル。 0
子を知るは父に若(し)くは莫(な)し こをしるはちちにしくはなし 子どもの性格や性質を最もよく理解しているのは父親である。〈『管子』〉 0
漫筆 マンピツ [0] 筆にまかせて気の向くまま、軽い気持ちで書くこと。また、そのように書いた文章。随筆・漫録 0
代議士 ダイギシ [3] 国民によって選ばれ、国民の意見を代表して国の政治を論議する人。衆議院議員の通称で、参議院議員にはふつう使わない。 0
卯木 うつぎ [0] ユキノシタ科の落葉低木。 空木(うつぎ) 1
短銃 タンジュウ [0] 片手で使える小型の銃。ピストル。拳銃(ケンジュウ) 0
食中たり ショクあたり たべものによる中毒。腹痛や下痢・嘔吐(オウト)などを引き起こす。 食中毒 0
猝か にわ-か だしぬけに起こるさま。不意に起こるさま。 表記「卒か」とも書く。 0
跡目 あとめ [3],[0] ①ゆずり継ぐべき家督。また、家名・財産などを相続する人。あととり。「―争い」 跡式(あとシキ) ②後継者、後任の者。「次の―とされる人物」 ①②跡継ぎ 0
新奇 シンキ [1] 目新しく変わっているさま。珍しいこと。「―をてらった商法」 0
葵祭 あおいまつり [4] 京都の上賀茂・下鴨(しもがも)両神社の祭り。祭礼は、昔は四月の中酉(とり)の日、今は五月一五日に行う。賀茂の祭り。石清水(いわしみず)祭を南祭りというのに対し、北祭りともいう。 由来冠・牛車などをアオイカズラで飾ったことから。 0
差出人 さしだしニン [0] 郵便物などを出す人。 受取人 0
番瀝青 ペンキ 油に顔料を混ぜた塗料。ペイント。 1
仏刹 ブッサツ [0] ①寺院。仏寺。仏閣。 ②極楽浄土。仏土。参考「刹」は寺の意。「ブッセツ」とも読む。 0
多忙 タボウ [0] 用事が多く、非常にいそがしいこと。「―な毎日を送る」多用閑暇 0
外つ国 とつくに 日本以外の国。よその国。外国。異国・他国参考「つ」は「の」の意。 0
膂宍 そしし 背筋の肉。「―の空国(むなくに)(背筋には肉が少ないことから、やせた土地)」参考「そじし」とも読む。 1
下界 ゲカイ [0] ①天上から見た、人間の住む世界。人間界・娑婆(シャバ)天上界 ②山や飛行機など高い所から見おろした地上。 0
措辞 ソジ [0],[1] 詩文などで、文字や言葉の使い方。また、配置のしかた。言いまわし。 0
法要 ホウヨウ [0] ①追善供養などの仏事。「五十年忌の―」法事・法会 ②仏法の教えのかなめ。 0
毀壊 キカイ [0] こわれくずれること。くずしこわすこと。「信頼を―する」破壊 0
忠臣 チュウシン [0] 忠義な家来。忠義な臣下。逆臣・奸臣(カンシン)・佞臣(ネイシン) 0
現在 ゲンザイ [1] ①いま。現時点。過去・未来 ②現世。この世。 ③いま行われている動作を表す語法。現在形。 ④基準となる日時をいう語。その時。「午後三時―の気温」 0
練兵 レンペイ [0] 兵士を訓練すること。戦闘の練習をすること。 0
嘱望 ショクボウ [0] 望みをかけること。期待されること。「将来を―されている新人」 期待 表記「属望」とも書く。 0
五大 ゴダイ [0] 万物を生成するという要素。「地・水・火・風・空」の五種類。五輪(ゴリン)。 0
亡国の音 ボウコクのオン 滅亡した国の音楽のこと。また、国を滅亡にいざなうような、みだらで乱れた音楽のこと。由来国が乱れて人心がすさむと、音楽も健全さを失い、やがては国の滅亡につながることから。〈『礼記(ライキ)』〉濮上(ボクジョウ)の音 0
鳶 とんび [1] ①「鳶(とび)①」に同じ。 ②和服の上に着る、男性用の袖口(そでぐち)の広い外套(ガイトウ)。 0
咨る はか-る 問う。たずねる。意見を出し合って相談する。人の意見を聞く。「部下に―る」 表記「諮る」とも書く。 0
木骨 モッコツ [0] 建築で、外部が煉瓦(レンガ)や石造りで、骨組みを木造にすること。また、その骨組み。鉄骨 0
妖姿媚態 ヨウシビタイ 女性のなまめかしく美しい姿。人をまどわすような、笑い媚(こ)びるしぐさ。 0
修養 シュウヨウ [0] 学問や知識を身につけ、人格を磨くこと。「精神―に励む」「―が足りない」 0
哀悼 アイトウ [0] 人の死をかなしみいたむこと。「友の死に―の意を表す」 0
副本 フクホン [0] ①原本の写し。副書原本 ②正本の予備として、内容を正本どおりに記した文書。正本参考 ①「複本」とも書く。 0
片腹痛い かたはらいた-い [6] 滑稽(コッケイ)で見ていられない。笑止である。ちゃんちゃらおかしい。「その実力で勝負を挑もうとは―い」由来「傍(かたわら)」を「片腹」に誤ったことから。 0
校書 コウショ 「校合(キョウゴウ)」に同じ。参考「キョウショ」とも読む。 0
睦月 むつき [1] 陰暦正月の異名。むつびづき。春 1
千載・千歳 センザイ 千年。また、はるか長い年月。「―不磨の大典」 参考「千歳」は「ちとせ」とも読む。 0
太古 タイコ [1] 大昔。有史以前。表記「大古」とも書く。 0
劇烈 ゲキレツ [0] 非常にはげしいさま。熾烈(シレツ)。「情報通信業界の―な値下げ競争が始まる」表記「激烈」とも書く。 0
流觴曲水 リュウショウキョクスイ 曲水流觴 0
滂湃 ホウハイ [0] 水の流れや水しぶきの勢いが盛んなさま。「―たる濁流に吞(の)まれる」表記「澎湃」とも書く。 0
鎚 つち 柄がついて、物をたたくために用いる金属製の工具。かなづち。参考「槌」と書けば木製の工具を指す。 0
瀏い きよ-い 水の流れが澄んでいるさま。川がきよらかなさま。。 0
猿知恵 さるヂエ [0] 気がきいているようで実は間がぬけている考え。浅はかな知恵。「―だと笑われた」 0
特徴 トクチョウ [0] 他と比べて目立つところ。「―のある歌声」 0
弱檜 さわら ヒノキ科の常緑高木。 由来「弱檜」は漢名より。 椹(さわら) 1
直角 チョッカク [0] 互いに垂直な二直線が交わる角。九〇度の角。「―三角形」 0
差し出がましい さしで-がましい [6] でしゃばっている。出過ぎた態度をとるさま。「―い口をきく」 0
艨艟 モウドウ [0] いくさぶね。敵の船に突き当たって壊す、頑丈なつくりの軍用船。「艨」は敵を壊す船、「艟」は敵に突き当たる船の意。 0
鞠躬尽瘁 キッキュウジンスイ 心を尽くして、力の限りつとめ励むこと。「尽瘁」は力を尽くす意。〈諸葛亮(ショカツリョウ)の文〉 0
城跡・城蹟 ジョウセキ 「城址(ジョウシ)」に同じ。 0
講座 コウザ [0] ①大学で、専門分野の研究・教育のために教授・助教授などで編成された組織。また、その講義。 ②①に似た形式の講習会・出版物・放送番組。「英会話―」 0
褫奪 チダツ 衣服をはぎ取ること。また、官位や権利などを取り上げること。「政権を―される」 0
毛を吹いて疵を求む けをふいてきずをもとむ 欠点や過失を細かく調べて指摘すること。転じて、他人の弱点をあばこうとして、かえって自分の欠点をさらけ出してしまうたとえ。毛を吹いて小さなきずを見つけ出す意から。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
匡す ただ-す ゆがんだりはずれたりしたものを、本来の形に直す。悪いところや欠点を改めさせる。 0
多多ますます弁ず タタますますベンず 数が多ければ多いほど、うまく処理できる。また、多ければ多いほど好都合であるということ。「弁ず」は処理する意。故事 中国、漢の高祖(コウソ)が名将韓信(カンシン)と部下をどのくらい統率できるか話し合ったとき、韓信が、「陛下(高祖)は一〇万人ぐらいでしょうが、私は兵の数が多ければ多いほどうまくやれます」と答えたという故事から。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
右岸 ウガン [0],[1] 川の下流に向かって右側の岸辺。左岸 0
俳諧 ハイカイ [0] ①滑稽(コッケイ)。おどけ。 ②「俳諧連歌(レンガ)」の略。室町時代末期、山崎宗鑑・荒木田守武らが始めたこっけいな連歌。 ③発句・連句の総称。俳句。表記「誹諧」とも書く。 0
説道 いうならく 世間の人が言うことには。聞くところによれば。 1
学府 ガクフ [1] 学問をする人が集まる所。学校。「最高―に学ぶ」 0
呼気 コキ [1] 体外に吐き出す息。「ゆったりした―がヨーガの基本」吸気 0
泛子 うき ①釣り糸につけて水面にうかべ、魚がかかったことを知る目印。 ②魚網につけて浮かせ、網の場所を知るためのもの。表記「浮子」とも書く。 1
酒は天の美禄(ビロク) さけはテンのビロク 酒は天から授かったすばらしいものである。酒をほめたたえた言葉。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
劇薬 ゲキヤク [0] はげしい作用の薬。使い方をまちがえると命にかかわる医薬品。参考「毒薬」に次ぐ毒性をもつ。医薬品以外のものは「劇物」「毒物」という。 0
文従字順 ブンジュウジジュン 文章表現と文字づかいが穏やかでほどよいこと。〈韓愈(カンユ)の文〉 0
寛裕 カンユウ 心がひろく、ゆったりしていること。度量が大きく、よく人を受け入れるさま。「―な態度で臨む」寛大・寛弘(カンコウ) 0
中年 チュウネン [0] 青年と老年の間の年齢。四〇歳前後から五〇歳代までの年齢。また、その年齢の人。壮年若年・老年 0
胄子 チュウシ 跡継ぎの子ども。長男。跡取り。特に、天子や貴族の世継ぎの子。よつぎ。 0
歴と レッキと ①身分や家柄・格式の高いこと。「―した家柄の人」 ②その存在や出所が確かなさま。「―した証拠がある」
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
・ビタ一文の「ビタ」はカタカナが正しい?~れっきとした漢字がある言葉~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
稀薄 キハク [0] 希薄 0
晩酌 バンシャク [0] 家で晩の食事のときに酒を飲むこと。また、その酒。 0
謡 うたい [0] 能楽の詞章。また、それに節をつけてうたうこと。謡曲。 0
曳船 エイセン [0] 自力航行できない船を引いていく船。曳航船。参考「ひきふね」とも読む。 0
気体 キタイ [0] 物質の状態の一つ。決まった形や体積がなく、自由に流動する物質。空気・ガスなど。固体・液体 0
水脈 スイミャク [0],[1] ①地下水が流れている道。 ②河川や海などで帯状に深くなった、船の水路。 参考「みお」とも読む。 0
徒 むだ [1] 何も得ることがないこと。無意味で役に立たないこと。「出費の―を省く」表記「無駄」とも書く。 0
怒る いか-る [2] ①腹を立てる。 ②激しくなる。荒れ狂う。「嵐で海が―り狂う」 ③角ばる。「肩が―る」参考①「おこる」とも読む。 0
長日植物 チョウジツショクブツ [6] 日照時間が長くなると花を咲かせる植物。アブラナ・コムギなど。短日植物 0
澄明 チョウメイ [0] すみわたって明るいこと。また、そのさま。「―な空」 0
殷墟文字 インキョモジ [4] 殷墟で発見された、カメの甲や獣の骨に刻まれた甲骨(コウコツ)文字。占い用に使われた。殷墟は、中国河南省にある殷代の遺跡。紀元前一四~一一世紀に殷の都があった。 0
済す な-す ①整えてなし遂げる。義務を果たす。「仕事を―す」 ②借りた金品を返す。「借金を―す」 0
城 しろ [1] ①外敵を防ぐための堀や垣をめぐらせた建築物。城郭。 ②他人の介入を許さない、自分だけの領域のたとえ。「書斎は私の―だ」 参考①「き」とも読む。 0
乾杯 カンパイ [0] 祝福のために杯を上げたり触れ合わせたりして、酒を飲み干すこと。また、そのときのかけ声。「勝利を祝して―する」 0
正課 セイカ [1] 学校などで、修めるべき正規の課目・課業。「―の授業」 0
怒号 ドゴウ [0] ①腹を立てて、大声でどなること。また、その声。「思わず―を上げる」「―が乱れ飛ぶ」 ②風や波が荒れ狂う音。怒声 0
墨突黔まず ボクトツくろまず いつも家を留守にして、外で動き回るたとえ。「墨突」は墨子(ボクシ)の家の煙突、「黔まず」は黒く汚れない意。故事 中国、戦国時代の思想家の墨子は、自分の考えを世に広めるために奔走し、ほとんど家にいる暇がなかったので、煙突が汚れなかったという故事から。〈班固(ハンコ)の文〉 0
抽選・抽籤 チュウセン くじをひくこと。くじびき。「プレゼントが―で当たる」 0
実体 ジッタイ [0] ①事物の本体。実質。「―の無い幽霊会社」 ②哲学で、変化する現象の根底にある本質的なもの。 参考「ジッテイ」と読めば、まじめで正直の意となる。 0
口火 くちび [0] ①爆弾・花火などの火薬やガス器具などの点火に用いる火。 ②物事が起こるきっかけや原因。「戦闘の―をきる」 0
東屋 あずまや [3] 屋根を四方にふきおろし、柱だけで壁のない小屋。表記「四阿」とも書く。 0
難中の難 ナンチュウのナン むずかしいなかでも最もむずかしいこと。〈『無量寿経(ムリョウジュキョウ)』〉 0
精糖 セイトウ [0] 不純物の多い粗糖から精製した上質の白砂糖。 粗糖 0
檳榔 ビロウ [0] ヤシ科の常緑高木。九州以南の海岸付近に自生。葉は大きな円形で多数の深い切れこみがあり、シュロに似る。笠(かさ)やうちわなどに利用。表記「蒲葵」とも書く。参考「ビンロウ」と読めば別の植物。 0
濫発 ランパツ [0] ①貨幣や法令などをむやみに出すこと。「手形を―する」 ②鉄砲などをやたらに発射すること。 ③ある言葉をむやみに発すること。「『困った』を―する」表記「乱発」とも書く。 0
蝕甚 ショクジン [0] 食尽 0
晩熟 バンジュク [0] 通常よりも遅れて成熟すること。おくて。早熟 0
嫩い わか-い 生じたばかりでやわらかい。あたらしくやわらかい。 0
鉤餌 コウジ 釣り針につけたえさ。「―の準備が万全だ」 0
秋霜三尺 シュウソウサンジャク きれいに研ぎ澄まされた刀剣のこと。「秋霜」は秋の霜が冷ややかに光ることから、剣のたとえ。「三尺」は刀剣の長さ。 0
妻楊子 つまヨウジ 食べ物をつきさして口に運んだり、歯にはさまった食べ物のかすを除くのに用いる道具。 表記「爪楊枝」とも書く。 0
糞土 フンド [1] ①きたない土。はきだめの土。腐った土。 ②けがらわしいもの。いやしむべきもの。 ③役に立たないもの。 0
教範 キョウハン [0] 基準または手本となる教え方。また、その書物。教典 0
単寧 タンニン 植物の樹皮や葉などに含まれる渋味の成分。インクや染料の原料。五倍子(ふし)・没食子(モッショクシ)などからとる。 1
麝香 ジャコウ [0] ジャコウジカの雄の下腹部から出る分泌物を乾燥させた香料。黒褐色の粉末で強い香気があり、薬料にも使用。 0
往昔 オウセキ [0],[1] 過ぎ去った昔。いにしえ。「―、繁栄をほこった都」往古・往時 0
球団 キュウダン [0] 野球やサッカーのプロチームをつくり、その試合を見せるのを事業とする団体。 0
賀詞 ガシ [1] 新年・長寿の祝いなどのときにのべる、祝いの言葉。賀辞・祝辞 0
軀幹 クカン からだ。からだの骨組み。特に、胴体。「―骨」 0
髪膚 ハップ 頭髪と皮膚。また、からだ。「父母から授かった身体―」 0
防遏 ボウアツ 防ぎ止めること。「外からの圧力を―する」防止参考「遏」はとどめる意。 0
奄有 エンユウ おおうように、残らず自分のものにすること。特に、土地をすべて自分のものにすること。「四海を―する」表記「掩有」とも書く。 0
規す ただ-す ゆがみやひずみを直す。また、いましめる。 0
段丘 ダンキュウ [0] 川や海の岸に、地盤隆起や浸食作用などで階段状に形成された地形。「河岸―」 0
作す な-す [2] ある状態や形をつくりあげる。「渡り鳥が群れを―す」 0
不犯 フボン [0] 僧が、異性と交わらないという戒律を守ること。 0
恋う こ-う [1] 思い慕う。また、異性に心がひかれる。なつかしく思う。「亡き母を―う」「昔を―う」 0
練り歩く ねりある-く [4] 行列をつくって、ゆっくりと歩く。「街を―く」 0
鹹湖 カンコ [1] 塩分を含んだ湖。水一(リットル)中に五〇〇(ミリグラム)以上の塩分を含むもの。鹹水湖。塩湖淡水湖 0
海地 ハイチ 西インド諸島、イスパニョーラ島の西部にある共和国。首都はポルトープランス。 1
淘げる よな-げる ①米を水に入れてとぐ。 ②水中でゆすりながらよりわける。よりわけて悪いものを捨てる。「砂金を―げる」 0
豹は死して皮を留め、人は死して名を留む ヒョウはししてかわをとどめひとはししてなをとどむ ヒョウは獣ではあるが、死んだあとに美しい毛皮を残す。人間も、死後に名を残すように心掛けよという戒め。由来中国、後梁(コウリョウ)の武将、王彦章(オウゲンショウ)の言葉から。〈『五代史』〉虎は死して皮を留め、人は死して名を残す 0
満幅 マンプク [0] 幅、または広さ全体。すべての面に及ぶこと。「―の自信」全幅 0
振るう ふ-るう [0] ①勢力や勢いなどが盛んである。「成績が―わない」「インフルエンザが猛威を―う」 ②ふり動かす。勢いよくゆり動かす。「こぶしを―う」 ③実力や勢力などを思うままに発揮する。「腕を―う」 0
野干 ヤカン ①中国の伝説で、キツネに似た悪獣。 ②キツネの別称。 ③ヒオウギの別称。 檜扇(ひおうぎ) 表記「射干」とも書く。 0
全容 ゼンヨウ [0] 「全貌(ゼンボウ)」に同じ。 0
委ねる ゆだ-ねる [3] ①他人にまかせる。委任する。「専門家に判断を―ねる」 ②何かに身をささげる。打ち込む。「スポーツの振興に身を―ねる」 0
互譲 ゴジョウ [0] 互いに譲り合うこと。「―の精神で円満に解決した」 0
一様 イチヨウ [0] みな同じようすであること。「人々は―に押し黙っている」多様 0
死に物狂い しにものぐるい [5] 死んでもよいという覚悟で、一生懸命にやること。必死。「―で走る」 0
梲 うだつ 家の梁(はり)の上に立て、棟木(むなぎ)を支える短い柱。 参考「うだち」とも読む。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「うだつがあがらない」の「うだつ」ってなに? ~建築用語からできた慣用句 (公財)日本漢字能力検定協会 0
転がる ころ-がる [0] ①回転しながら進む。「ボールが床に―る」 ②ころぶ。転倒する。「土俵に―る力士」 ③横になる。からだを横にする。「ベッドで寝―って本を読む」 ④ありふれていて、どこにでもある。「川原に―っている石」 0
刃向かう はむ-かう [3] 積極的に抵抗する。さからう。たてつく。「親に―う」 表記「歯向かう」とも書く。 参考もとは、歯や牙(きば)をむいたり、刃物をもって立ち向かったりする意。 0
風説 フウセツ [0] 世間のうわさ。「―を流して人を惑わす」風評・風聞 0
紅毛碧眼 コウモウヘキガン [0] 西洋人のこと。あかい髪の毛で青い目の人の意。「紅毛」は江戸時代、ポルトガル人・スペイン人を南蛮人と呼んだのに対して、オランダ人の呼称。のち、広く西洋人をいう。参考「碧眼紅毛」ともいう。 0
宍 しし 食用のイノシシやシカの肉。 0
転がる石には苔(こけ)が生えぬ ころがるいしにはこけがはえぬ ①よく動きよく働く人は、常に生き生きしているたとえ。また、意欲をもって活動している人は老いないたとえ。使っている鍬(くわ)は光る ②一定の場所に落ち着かない人は、地位や財産ができないたとえ。参考「転石苔を生ぜず・転石苔むさず」ともいう。 0
王朝 オウチョウ [0] ①国王や天皇が政治を行う宮廷・朝廷。 ②同じ王家の系列。また、その系列の人々が支配する期間。「ロシアのロマノフ―」 ③「王朝時代」の略。日本では奈良・平安時代、特に平安時代をいう。「―絵巻」 0
畑 はたけ [0] ①野菜・穀物・果樹などを栽培する、水をはっていない耕地。はた。 ②専門の領域・分野。「医学―を歩む」「―がちがう」表記「畠」とも書く。 0
捏ね薯 つくねいも ヤマノイモ科のつる性多年草。 仏掌薯(つくねいも) 0
原義 ゲンギ [1],[3] その言葉の本来の意味や意義。原意・本義転義 0
端折る はしょ-る [0],[2] ①和服の裾(すそ)をつまんで帯にはさむ。 ②短く省略する。はぶいて簡単にする。「時間がないので―って話す」 0
推算 スイサン [0] 大体の見当をつけて、数量をおしはかって計算すること。また、その内容。 概算・推計 0
譲歩 ジョウホ [1] 自分の主張を曲げて他の意見を受け入れること。「互いに―して合意に達した」 妥協 由来道をゆずる意から。 0
目明し めあかし 江戸時代、同心の配下で犯人を捕らえる役の者。おかっぴき。 0
足るを知る者は富む たるをしるものはとむ 分相応に満足することを知っている者は、貧しくても心は豊かであるということ。〈『老子』〉 0
逸早く イチはや-く [3] 真っ先に。だれよりも早く。「―駆けつける」参考文語形容詞「いちはやし」の連用形から。 0
采薪 サイシン たきぎを拾うこと。 表記「採薪」とも書く。 0
近来 キンライ [1] 近ごろ。ここしばらくの間。「―まれにみる逸材」 0
人徳 ジントク [0] その人に備わっている徳。「―のある人物」 参考「ニントク」とも読む。 0
白樺 しらかば [3] カバノキ科の落葉高木。高原に自生。樹皮は白色で、薄くはがれる。春に黄褐色の花が咲く。材は細工・建築用。 0
寝物語 ねものがたり [4] ①寝ながら話をすること。また、その話。 ②男女が寝室でむつまじく話すこと。また、その話。 0
子を持って知る親の恩 こをもってしるおやのオン 自分が子どもをもつ立場になってはじめて、親のありがたみや受けた愛情の深さが分かるということ。 0
確報 カクホウ [0] 確かな知らせ。確実な情報。「成功の―を待つ」 0
滲出 シンシュツ [0] 液体がにじみ出ること。「岩の割れ目から地下水が―した」 0
祚い さいわい しあわせ。神から授けられた幸福。天のめぐみ。 0
間男 まおとこ [2] 夫のある女性が他の男性とひそかに情を交わすこと。また、相手の男性。間夫(まブ)・情夫 0
妄りに みだ-りに [1] むやみやたらに。無分別ででたらめなさま。「―人を疑うな」表記「濫りに・猥りに」とも書く。 0
鐶 わ [1] 金属製の輪。指輪など。表記「環」とも書く。 0
横隊 オウタイ [0] 横に並んだ隊列。「四列―で整列する」縦隊 0
納れる い-れる ①支払う。納める。金品を受け取り手に渡す。「月末に家賃を―れる」 ②自分のほうに受け入れる。「相手の忠告を―れる」 0
摧破 サイハ 敵軍をくだきやぶること。 表記「砕破」とも書く。 0
波長 ハチョウ [0] ①波動の隣り合う山と山、谷と谷の距離。位相の等しい二点間の距離。 ②考え方・感じ方の調子。「彼とは―が合う」 0
因循姑息 インジュンコソク [0] 古い慣習にとらわれたまま改めようとせず、その場しのぎに終始するさま。「―な手段」因循苟且(インジュンコウショ) 0
含む ふく-む [2] ①要素・性質として内部にある。「硫黄(いおう)分を―んだ温泉」 ②口の中に入れている。「水を―む」 ③恨みや怒りを心の中につつみこむ。「何か―むところがある」 ④心の中をそぶりにあらわす。「憂いを―んだ微笑」 0
耆那教 ジャイナキョウ 紀元前六世紀ころ、インドでマハービーラにより開かれた宗教。苦行・禁欲・不殺生の実践を説く。参考「ジナキョウ」とも読む。 1
綿花 メンカ [1] ワタの種子を包んでいる、白色または淡褐色の繊維。綿糸などの原料とする。 「棉花」の書きかえ字。 0
向こう付け むこうづけ 日本料理で膳(ゼン)のむこう側につけるもの。酢の物やさしみなどをいう。 0
微温 ビオン [0] ほのかにあたたかいこと。なまぬるいこと。「彼は―的だ(態度が中途半端でにえきらないさま)」 0
沼気 ショウキ [1] 沼や池の腐敗した有機物などから発生する天然ガス。メタンなど。 0
榑縁 くれエン 細長い板を縁かまちに対して平行に張った縁側。切目縁(きりめエン) 0
撤兵 テッペイ [0] 派遣した軍隊を、その地から引きあげること。出兵 0
査定 サテイ [0] 調査したうえで等級や金額・合否などを決めること。「昇給の―を行う」 0
足掛かり あしがかり [3] ①「足場」に同じ。 ②きっかけ。いとぐち。「担当課長に抜擢(バッテキ)されたのを―に事業を拡大した」 手掛かり 0
餅肌・餅膚 もちはだ つきたての餅のように、白くきめが細かくなめらかな柔らかい肌。多く、女性の美しい肌をほめていう語。 0
背伸び せのび [1],[2] ①つま先で立ち、背筋を伸ばして背丈を高くすること。「―して棚の上をふく」 ②実力以上のことをしようとすること。「―して上級試験を受ける」 0
彩 あや 美しいいろどり。取り合わせた色模様。また、光沢やつや。「―をなす」 表記「綵」とも書く。 0
最適 サイテキ [0] いちばん適していること。また、そのさま。「―の環境を整える」 0
阿漕 あこぎ [1],[0] 非常に欲張りで無情なようす。「―な借金取り」由来三重県津市の阿漕ヶ浦は禁漁地であったが、ある漁師が何度もそこで密漁を重ねて捕らえられた伝説から。 0
蜂 はち [0] 膜翅(マクシ)目のうち、アリ以外の昆虫の総称。種類が多い。体は頭・胸・腹に分かれ、はねは二対。雌は産卵管が毒針となる。ミツバチ・スズメバチなど。春 0
展観 テンカン [0] 広げて見せること。一般の人に見せること。「秘宝を―する」展覧 0
謇謇 ケンケン ①言いにくいことをはっきり言うさま。特に、目上の人に向かって正しいと思うことをそのまま言うさま。②ひどく苦しむさま。難儀するさま。表記②「蹇蹇」とも書く。 0
熟爛 ジュクラン 熟してただれくずれること。また、物事が成熟しきること。「―した江戸の文化」 爛熟 0
布置 フチ [2] 物をそれぞれ適当な場所に置くこと。配置。 0
酒肆 シュシ [1] 酒屋。酒店。 0
耐久 タイキュウ [0] 長くもちこたえること。「二四時間―レースに参加した」 0
大黄 ダイオウ [3],[0] ①タデ科の多年草。中国原産。葉は大きくてのひら状にさける。初夏、淡黄色の小花を多数つける。根茎は薬用。 ②①の根を干して砕き煎(セン)じた汁で作った、黄色の染料。 0
鞘堂 さやドウ 堂や蔵などを保護するために、それをおおい囲むように造った建物。「中尊寺金色堂の―」 0
要素 ヨウソ [1] 物事の成立に必要な成分や条件。エレメント。 0
修得 シュウトク [0] 学問や技術などを習い修めて身につけること。「栽培技術の―」 0
訴訟 ソショウ [0] 訴え出ること。特に、裁判所に法律の適用を求めて申し出ること。また、その手続き。「国を相手に―を起こす」 0
茅花 つばな チガヤの花穂。春、小花をつけたあと白い穂になる。若いうちは食用になる。春参考「ちばな」とも読む。 1
硬直 コウチョク [0] ①体がかたくなって動かなくなること。「死後―」 ②考えや態度などがかたくなで柔軟性がなくなること。「話し合いが―したままにらみ合う」「財政の―化が目立つ」 0
全能 ゼンノウ [0] すべて可能なこと。また、その能力。「全知―の神」 0
特電 トクデン [0] 「特別電報」の略。ある新聞社だけに特別に送られる電報通信。海外特派員の通信など。 0
率先垂範 ソッセンスイハン [0] 人の先に立って、模範を示すこと。「―して実行する」 実践躬行(ジッセンキュウコウ)・率先躬行 0
御数・御菜 おかず 主食に添えて食べる食物。副食。「ご飯に―を三品つける」由来もと女房詞(ことば)で、数々取りそろえる意から。 1
杏仁豆腐 キョウニンドウフ [5] 中国料理の点心の一つ。アンズの種子を粉にして寒天で固め、シロップをかけたもの。参考「アンニンドウフ」とも読む。 0
肥後守 ひごのかみ 小刀の一種。折りこみ式で、鉄製の鞘(さや)に「肥後守」の銘がある。 0
理法 リホウ [0],[1] 物事の正しい道理。法則。条理。「自然の―にしたがう」 0
登山 トザン [1],[0] ①山にのぼること。「―家」山登り ②山上の寺に参詣(サンケイ)すること。 ③修行するために、僧・修験者などが山にこもること。 ①~③下山参考②③「トウセン」とも読む。 0
否決 ヒケツ [0] 会議で、提出された議案を承認しないことを決定すること。「内閣不信任案は―された」可決(カケツ) 0
裸婦 ラフ [1] はだかの女性。特に、絵画や彫刻の題材としていう。「―像を制作する」 0
事変 ジヘン [1] ①天変地異など、人の力では避けられない異常な出来事。 ②警察力ではしずめられないほどの騒乱。 ③宣戦布告のない、国家間の戦闘行為。「満州―」 0
身贔屭 みビイキ 自分に関係のある人を特にとりたてること。 参考「贔屭」は、気に入った人をとりたてること。 0
明日の百より今日の五十 あすのヒャクよりきょうのゴジュウ 量が多くても手に入ることが不確実ならば、少なくても確実に手に入るもののほうがよいということ。 1
非業 ヒゴウ [0] 不運が前世の報いではなく、現世の思いがけない災難によるものであること。「若くして―の死をとげる」非命定業(ジョウゴウ) 参考「ヒギョウ」と読めば別の意になる。 0
冗員 ジョウイン [0] 余っている人員。余分な人員。無駄な人員。「―を整理する」 表記「剰員」とも書く。 0
石油 セキユ [0] 地中にある臭くて燃えやすい液体。太古の微生物の成分が、地中で液体の炭化水素となったもの。精製して灯油・軽油・重油などを得る。 0
当て擦る あてこす-る [4] 他のことにかこつけながら、相手に悪口や皮肉を言う。当てつける。 0
確度 カクド [1] 確かさの度合い。確からしさ。「―の高い情報」 0
和蘭・和蘭陀 オランダ ヨーロッパ大陸北西部にある立憲君主国。国土の四分の一は海面よりも低い。首都はアムステルダム。鎖国時代の日本に大きな影響を及ぼした。表記「阿蘭陀」とも書く。 1
度量衡 ドリョウコウ [2] ①長さ、容積、重さ。 ②①をはかるものさし、ます、はかり。「―の単位」 0
復る かえ-る もと来た道を戻って行く。行った道をまた戻って来る。 0
至上 シジョウ [0] このうえもないこと。 最高・最上「―の喜び」 0
えびら 矢を入れて携帯する武具。ふつう背負う。 0
凱旋 ガイセン [0] ①戦いに勝って帰ること。「―門」凱陣 ②成功して帰って来ること。「―公演」参考「旋」は戻る意。 0
洋行 ヨウコウ [0] ①欧米へ旅行や留学をすること。「―帰りの画家として脚光をあびた」 ②中国で、外国人が経営する商社。 0
鉱業 コウギョウ [1] 鉱物資源の採掘や精錬などを行う産業。「礦業(コウギョウ)」の書きかえ字。 0
教訓 キョウクン [0] 教えさとすこと。また、その言葉や内容。「親の―を守る」訓戒・教戒 0
熔かす と-かす 金属を熱したり薬品の溶液に入れたりして液状にする。 0
倭国 ワコク [1] ①古代、日本の国の称。倭(やまと)の国。 ②中国・朝鮮で、日本国の古称。倭(ワ)。 0
飽きる あ-きる [2] ①十分満足して、もう欲しくなくなる。「河豚(ふぐ)を―きるほど食べたい」 ②満ち足りすぎてうんざりする。続ける意欲を失う。「美食に―きる」「勉強に―きる」 0
昂る たかぶ-る [3] ①気分がたかまり興奮する。「感情が―って静止できない」 ②自慢する。えらそうにする。「おごり―る」 0
羈絆 キハン [0] つなぎとめること。また、そのもの。行動を拘束するものや事柄。きずな。「世の―を脱する」「音楽は人を地上の―から切り放す」束縛・桎梏(シッコク)表記「羇絆」とも書く。参考「絆」は牛馬の足をつなぐ綱の意。 0
迂生 ウセイ [1] わたくし。自分。小生・愚生参考世情にうといおろか者の意。男性が手紙などで自分をへりくだっていう語。 0
息 いき [0] ①口や鼻から呼吸すること。また、その空気。「―が止まるほど驚く」「―を吹き返す」 ②共に物事をする人どうしの間の、気分や調子。「―がぴったり合う」 0
牽強付会 ケンキョウフカイ [0] 道理に合わないことでも、自分に都合がよいように理屈をこじつけること。「牽強」は無理にこじつけること。「付会」は、ばらばらなものをつなぎ合わせることから、こじつける意。表記「牽強附会・牽強傅会」とも書く。漱石枕流(ソウセキチンリュウ) 0
一読三嘆 イチドクサンタン すばらしい詩文などを読み、深く感銘すること。一度読んで何度も感嘆する意から。一唱三嘆 0
琴瑟相和す キンシツあいワす 夫婦が仲むつまじいたとえ。また、兄弟や友人の仲のよいことにもいう。「瑟」は琴の大型のもの。琴と瑟は、合奏すると音色がよく調和することから。〈『詩経』〉比翼連理参考「琴瑟相和・琴瑟調和・琴瑟の和」ともいう。
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「いい夫婦」に贈りたい四字熟語
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
皺腹 しわばら しわの寄った腹。老人の腹。「―を切る」 0
鷸蚌の争い イツボウのあらそい 利益をめぐって両者が争っている間に、第三者に利益を横取りされて共倒れに終わってしまう愚かさのたとえ。故事 シギとハマグリとが餌(えさ)の取り合いで争っているうちに、両方とも漁師に捕まってしまったという故事から。〈『戦国策』〉「両者とも―で元も子もなくなった」漁夫の利 0
家尻 やじり 家・蔵などの裏手。「―切り(裏手の壁を破って入る盗賊)」 0
服う したが-う ①服従する。つきしたがう。 ②感服する。心からしたう。 0
頑丈 ガンジョウ [0] 人や物ががっしりとしていて強いさま。丈夫でしっかりしているさま。「―な家具」「―な体」 0
偃松 はいまつ マツ科の常緑低木。 由来「偃松」は漢名から。 這松(はいまつ) 1
同郷 ドウキョウ [0] 出身地が同じであること。また、その人。「―のよしみ」同国・同県 0
架線 カセン [0] 送電線・電話線などをかけ渡すこと。また、その線。「―が切れる」参考鉄道関係では「ガセン」ともいう。 0
小首 こくび [0] 首。「―をかしげる」 参考「こ」は接頭語で、首に関するちょっとした動作についていう。 0
揺さぶる ゆ-さぶる [0] ①ゆり動かす。「桜の枝を―る」 ②動揺や混乱を与えようとする。「政界を大きく―る発言」 0
僑居 キョウキョ 仮に住むこと。また、そのすまい。たびずまい。寓居(グウキョ)・僑寓 0
奠める さだ-める すえおく。安置する。位置を決める。 0
土当帰 のだけ セリ科の多年草。山野に自生。葉は羽状複葉。秋、暗紫色の小花を密生する。根は漢方薬用。由来「土当帰」は漢名から。表記「野竹・前胡」とも書く。 1
淋巴 リンパ 高等動物の組織細胞の間を流れる無色透明の液体。血液から栄養物をとり入れて細胞に送り、細胞から老廃物を受け取って血液に戻すほか、細菌の侵入を防ぐ。淋巴液。「―球」「―管」参考ドイツ語の音訳。 1
向脛 むかはぎ 「向こう脛(ずね)」に同じ。 0
含有 ガンユウ [0] 成分としてふくんでいること。「ビタミンCを多量に―する食品」 0
蚯蚓 みみず [0] 貧毛類の環形動物の総称。細長い円筒形で、地中にすむ。釣り餌(え)や生薬に用いる。「―腫(ば)れ(細長い赤い腫れ)」「―ののたくったよう(下手な字のたとえ)」 夏由来「蚯蚓」は漢名より。体を引いて通ったあとが丘のようになることから。和名は、目がないので「めみえず」が変化したものという。表記「蚓」とも書く。参考「キュウイン」とも読む。
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漢字の豆知識 虫ではないけれど虫の仲間?~昆虫以外を表す虫偏の漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
暦象 レキショウ ①太陽・月・星など天体の運行の現象。天文の現象。 ②こよみで、天体の現象をおし測ること。 0
親の意見と冷や酒は後で利く おやのイケンとひやざけはあとできく 親の忠告は、たいていその場では聞き流してしまうが、あとになって正しいことが分かる。冷や酒を飲むと、しばらくたってから酔いが回ってくることにかけていう。 0
掩護 エンゴ [1] 援護 0
頂門の一針 チョウモンのイッシン [0] 人の急所を鋭くつく戒めのたとえ。「頂門」は頭のてっぺんのことで、そこに一本の針を突き刺す意から。〈蘇軾(ソショク)の文〉「―を加える」表記「一針」は「一鍼」とも書く。寸鉄殺人・頂門の金椎(キンツイ) 0
水墨画 スイボクガ [0] 墨一色を用い、その濃淡でかいた絵。日本画や中国画の山水を題材とするものが多い。墨絵。 0
前哨 ゼンショウ [0] 軍隊が休止している間、敵状を偵察したり敵の奇襲を防いだりするために、本隊の前方に配置する部隊。 0
渉禽類 ショウキンルイ [3] サギ・シギ・チドリ・ツルなど、浅い水中を歩いて餌(えさ)をとる鳥類の総称。 0
餅搗き もちつき [4],[2] 餅をつくこと。また、その人。「恒例の―大会」 0
戌 いぬ [2] ①十二支の一一番目。 ②昔の時刻で、現在の午後八時ころ。また、その前後二時間。 ③昔の方角の名。西北西。 0
誕辰 タンシン [0] 生まれた日。誕生日。参考「辰」は日の意。 0
万物の逆旅 バンブツのゲキリョ 天地は万物の逆旅、光陰は百代の過客 0
愕然 ガクゼン [0] はなはだしくおどろくさま。「それを聞いて―とした」 0
芝居 しばい [0] ①演劇の総称。特に、歌舞伎(カブキ)・新派などを指すこともある。「―を見る」 ②人をだますためのつくりごと。狂言。「一―打つ」 0
嘲る あざけ-る [3] 人をばかにして悪く言ったり、笑ったりする。「人の失敗を―る」 0
淫乱 インラン [0],[1] 色欲におぼれてみだらなさま。淫奔表記「婬乱」とも書く。 0
御降 おさがり 正月三が日に降る雨や雪。新年 1
造作 ゾウサ [0],[4] ①手間や面倒をかけること。「―もないことだ」 ②もてなし。ごちそう。「ご―にあずかる」 表記①「雑作」とも書く。 参考「ゾウサク」と読めば別の意になる。 0
延命息災 エンメイソクサイ 無事に長生きすること。長生きを願う言葉。参考「延命」は「エンミョウ」とも読む。また「息災延命」ともいう。無事息災・無病息災 0
乞う こ-う [1] ねだる。他人に物をねだり求める。物ごいをする。 0
酩う よ-う 酒を飲んで目がくらむほど、ひどく酔う。 0
陰火 インカ 夜、墓場などで燃える怪しい火。火の玉。鬼火。狐火(きつねび)。 0
乙 きのと [2] 十干の第二番目。方角では東。五行では木。甲(きのえ)参考「木の弟(おと)」の意。 0
狡獪 コウカイ 「狡猾(コウカツ)」に同じ。参考「狡」「獪」ともに、わるがしこい意。 0
野蚕 くわご [0] カイコガ科のガ。 桑蚕(くわご) 1
霍か にわ-か すばやいさま。たちまち。「―に黒雲がわく」 0
向後 コウゴ [1] 「向後(キョウコウ)」に同じ。 0
熱い あつ-い [2] ①温度が高い状態。「―いコーヒー」 ②熱心なさま。心がこもっているさま。「―い思いがこみあげる」 ③男女が熱烈に愛し合っているさま。「―い仲だ」 0
軽忽 ケイコツ よく考えもせず軽はずみなさま。そそっかしいこと。粗忽なこと。 0
節季候 せきぞろ 近世、歳末から新年にかけて赤い布で頭を覆い「せきぞろござれや」とはやしながら家々を回り、米や金品を請い歩いた遊芸。 冬 由来「節季(セッキ)に候(そうろう)」の意から。 1
脚力 キャクリョク [2] 歩いたり走ったりするあしの力。「―がある」「―を鍛える」 0
金字塔 キンジトウ [0] ①「金字塔(ピラミッド)」に同じ。 ②後世に残るようなすぐれた業績や記録。「不滅の―をうちたてる」 0
民主主義 ミンシュシュギ [4] 人民が主権をもち、人民によって人民のために政治を行う主義。デモクラシー。参考ギリシャ都市国家に発し、現在では社会生活のあらゆる面で、人間の自由や平等を尊重する思想やそれを具現化した制度についてもいう。 0
燕雀 エンジャク [0],[1] ①ツバメやスズメのような小鳥。 ②度量の小さいつまらない人物のたとえ。鴻鵠(コウコク) 0
多数決 タスウケツ [2] 議会などで、最も多くの賛成を得た意見を全体の意見として決定すること。また、その方法。 0
絶好 ゼッコウ [0] このうえなく良いこと。「―の機会」 最良 0
禁める とど-める [3] ある行為を行わせない。先に進まないように防ぎ止める。 0
叡智 エイチ [1] 英知 0
因 ちなみ [1],[0] ①関係があること。縁。ゆかり。 ②約束すること。特に婚約。 ③親しい交わり。参考「因に」は、ついでに言えばという意。 0
門弟 モンテイ [0] 同じ一門の弟子(デシ)。門弟子(モンテイシ)。門下生。門人 0
緇む くろ-む くろくなる。黒く染まる。「涅(デッ)すれども―まず(ほんとうに白いものは黒く染めても黒くならない)」 0
韓 から [1] ①朝鮮の古称。 ②中国または外国から伝わったことを示す語。「韓物」「韓芋」など。表記①「加羅・伽羅」、 ②「唐・漢」とも書く。 0
茅屋 ボウオク [0] ①かやでふいた屋根。また、その家。茅舎 ②粗末な家。みすぼらしい家。あばらや。 ③自分の家の謙称。「―ですが一度お越し下さい」 0
黙劇 モクゲキ [0] 身振りや表情だけで、せりふのない演劇。パントマイム。「こっけいな―」無言劇 0
賢者 ケンジャ [1] 道理を知り、徳のあるかしこい人。「先代の住職は―のほまれ高い人だった」賢人愚者 0
既決 キケツ [0] ①すでに決まっていること。「―事項」 ②裁判の判決がすでに確定していること。「―囚」 ①②未決 0
記念 キネン [0] ①思い出に残しておくこと。また、そのもの。かたみ。「卒業の―品」 ②過去を思い出し、記憶を新たにすること。「開校百年の―誌」 0
広義 コウギ [1] 広い意味。ある概念を広く解釈したときの意味。「―に解釈する」狭義 0
籬垣 ませがき [2] 「籬(まがき)」に同じ。参考「リエン」とも読む。 1
拘耆羅・拘枳羅 クキラ ①インドにすむホトトギスに似た鳥。全身黒色で、姿は醜いが鳴き声は美しい。 ②ホトトギスの別称。表記「俱伎羅」とも書く。参考梵語(ボンゴ)から。 0
粉 こな [2] ①非常に小さい粒になっている固体。粉末。特に、穀物を砕いて細かくしたもの。 ②おしろい。 0
枌板 そぎいた 木を薄く削った板で、屋根をふくのに用いるもの。そぎ。表記「削ぎ板」とも書く。 0
摩る す-る [1] 手ですりもんでこする。なでる。また、みがく。 0
何 なに [1] ①わからない物事をいう語。「―がよいだろうか」 ②関係のある物事の名を一つ一つあげずに広くいう語。「電話も―もできなかった」 ③明確に伝えなくても相手にわかっている物事をいう語。「いつもの―を買ってきてくれ」 ④まったく。全然。「―一つわかっていない」 ⑤問い返すときにいう語。「―、結婚するのか」 ⑥自分の意にそぐわないときや相手の言い分を否定するときにいう語。「―、知るものか」参考④下に打ち消しの語を伴う。 0
銘柄 メイがら [0] ①市場で取引の対象となる商品や株券などの名称。「一流―の株が値下がりする」 ②商品の商標。「ビールの―を指定する」 0
唐突 トウトツ [0] だしぬけなさま。突然なさま。「―に質問されて戸惑う」 0
暝い くら-い 日が暮れて物が見えにくいさま。くらがりのようす。 0
天名精 やぶたばこ キク科の二年草。由来「天名精」は漢名から。 藪煙草(やぶたばこ) 1
差損 サソン [0] 為替(かわせ)の変動や価格の改定などによる収支の差引きの損失。 差益 0
誅する チュウ-する [3] 罪のある者をころす。悪人を攻め滅ぼす。成敗する。「反逆者を―する」 0
農耕 ノウコウ [0] 田畑をたがやして農業を行うこと。また、農作物を育てること。 0
仮性 カセイ [0] 症状・性質が、その病気の症状に似ていること。「―近視」真性 0
花嫁 はなよめ [2] 結婚したばかりの女性。また、近く結婚する女性。「純白の―衣装」新婦花婿 0
白旗 しらはた [1] ①白い旗。特に、降服の旗。「―を揚げる」 ②平氏の赤旗に対し、源氏の旗。参考「ハッキ」とも読む。 0
伶官 レイカン [0] 宮廷で、音楽を奏する役の人。宮廷の楽師。楽官・伶人 0
正犯 セイハン [0] 刑法で、刑事上の責任が追及される犯罪行為を実行した者。主犯。「共同―」 従犯 0
弥 いや [1] いよいよ。いちだんと。「―増す」 0
改名 カイメイ [0] 名前を変えること。また、その変えた名前。「―することで運気の上昇をはかる」 0
駿河 するが 旧国名の一つ。今の静岡県の中部。駿州(スンシュウ)。 1
揚簀戸 あげすど 茶室の露地門の一種。門柱上に梁(はり)を渡し、すど(竹の編戸)をつったもの。 0
閉口 ヘイコウ [0] 口をとじて黙ること。転じて、言い負かされて返答できないこと。手におえなくて困ること。「騒音に―する」「親の小言にはいつも―している」辟易(ヘキエキ)
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漢字の豆知識 漢字が多くて「へいこう」する ~意味と熟語を一緒に覚えよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
熱闘 ネットウ [0] 熱のはいった激しい試合や勝負。また、それを闘うこと。熱戦。 0
牆壁 ショウヘキ [0] 障壁 0
策士策に溺(おぼ)れる サクシサクにおぼれる ことあるごとにはかりごとをめぐらす人が、自分が立てた計画に頼りすぎてかえって失敗すること。 参考「溺れる」は「倒る」ともいう。 0
裳階・裳層 もこし 仏堂や塔などで、屋根の下につけられたひさし状のもの。法隆寺の金堂や薬師寺の三重の塔などが有名。雨打(ゆた)。 参考「裳階」は「ショウカイ」とも読む。 1
彼氏 かれシ [1] 「彼(かれ)」に同じ。参考昭和初期の造語で、からかいの意を含めてもいう。 0
護衛 ゴエイ [0] 付き添ってまもること。また、その役の人。「要人の―をする」警護 0
天地神明 テンチシンメイ [1] 天と地とをつかさどるすべての神々のこと。「明」は神の意で、「神明」は神々のこと。〈『椿説弓張月(チンセツゆみはりづき)』〉「―に誓う」天神地祇(テンジンチギ) 0
四聖 シセイ [0],[1] 釈迦(シャカ)、キリスト、孔子、ソクラテスの四人の聖人のこと。 0
不詳 フショウ [0] 詳しくはわからないこと。「年齢―」「作者―の作品がある」 0
劾奏 ガイソウ [0] 官吏の罪悪を調べて、君主に奏上すること。 0
生育 セイイク [0] 生まれ育つこと。または、育てること。「稲の―に適した気候」 0
苹果 ヘイカ [0] リンゴの果実。 秋参考「ヒョウカ」とも読む。 0
上膊 ジョウハク [0] 腕のひじから肩までの間。二の腕。 上腕 0
渟まる とど-まる 水などがたまったまま流れないでいる。 0
逃げるが勝ち にげるがかち 譲ったほうが、のちに有利になることもあるたとえ。場合によっては戦わずに逃げたほうが、最終的には勝利に導くことになる意から。三十六計逃げるに如(し)かず・負けるが勝ち 0
檀林 ダンリン [0] ①「栴檀林(センダンリン)」の略。僧の集まる所。寺の学問所。寺院。②西山宗因が始めた、江戸時代の俳諧(ハイカイ)の一派。こっけい味のある俳風が特色。蕉風(ショウフウ)が興るとともに衰退。檀林派。表記②「談林」とも書く。 0
広漠 コウバク [0] 果てしなく広いさま。「―とした大平原に立つ」表記「宏漠」とも書く。 0
露点 ロテン [0] 大気中の水蒸気が冷えて、露(つゆ)になる温度。 0
安泰 アンタイ [0] 危険や心配事もなく、無事でやすらかなこと。「国家の―を祈願する」安康・安寧 0
峻峭 シュンショウ [0] ①山などがけわしいこと。 峭峻(ショウシュン) ②厳しいこと。 ③気高くすぐれていること。 0
綜麻繰り へそくり 「綜麻繰り金(がね)」の略。やりくりして内緒でためた金。 表記「臍繰り」とも書く。 参考綜麻を繰ってためた金の意。 1
股肱の臣 ココウのシン 君主の手足となって働く、最も頼りにしている家来。腹心の部下。「股」と「肱」は、ともに人の動くときにかなめとなるところであることから、なくてはならない大切なものの意。〈『書経』〉参考「股肱」は「股掌」ともいう。 0
粒食 リュウショク [0] 穀物を粉にしないで、つぶのまま調理して食べること。特に、米を食べること。粉食 0
撲殺 ボクサツ [0] なぐり殺すこと。打ち殺すこと。 0
先兵 センペイ [1] ①軍隊の前方で警備や偵察を行う少数部隊。 ②いち早く、また他の先頭に立って物事を進める人。 表記「尖兵」とも書く。 0
紛紛 フンプン [0] 入り混じって乱れるさま。ごたつくさま。「諸説―とする」紛然 0
昼餐 チュウサン [0] 昼の食事。ひるめし。「仲間内の気楽な―会」午餐 0
槐門棘路 カイモンキョクロ 政界の最高幹部のこと。由来もとは中国、周代の三公九卿の公卿(コウケイ)の意。「三公」は臣下で最高位の三人の官吏。九卿は九人の大臣。朝廷で三公が位置する所には三本のエンジュを植え、九卿の位置する所には九本の棘(いばら)を植えたことから。三槐九棘(サンカイキュウキョク) 0
道理 ドウリ [3] ①物事のあるべき筋道。ことわり。理由。条理 ②人の行うべき正しい道。「―にかなう」道義 0
爽涼 ソウリョウ [0] さわやかで涼しいこと。また、そのさま。「―の候」 清涼 0
兵法 ヘイホウ [1],[0] ①戦術に関する理論。いくさの方法。「―に長(た)ける」「―書」戦術・軍略 ②剣術や柔術などの武術。「―者」参考「ヒョウホウ」とも読む。 0
堡礁 ホショウ [0] 岸から離れ、海岸を取り巻いているサンゴ礁。 0
膨張・膨脹 ボウチョウ ①ふくれて大きくなること。「腹部が―する」膨大 ②数や組織などが、発展・増大すること。「学生数が―する」「予算が―する」 ③固体・液体・気体の体積が、熱などによって増すこと。「温度を上げると体積は―する」 0
築垣・築牆 ついがき 「築地(ついジ)」に同じ。由来「つきがき」の転じたもの。 1
検査 ケンサ [1] 一定の基準にしたがって適・不適や異状の有無を調べたり、等級をつけたりすること。「身体―」「電車を―する」点検 0
令状 レイジョウ [0] ①命令を記した書状。「召集―」 ②法律で、逮捕・勾引(コウイン)・差し押さえ・捜索など、強制処分を行うために裁判所が発する書状。令書 0
節足動物 セッソクドウブツ [5] 無脊椎(ムセキツイ)動物の一つ。体と足に多くの環節があり、数対の足をもつ。発育の途上で脱皮を行うものが多い。昆虫類・クモ類・甲殻類など。 0
劇団 ゲキダン [0] 演劇などを上演する人たちによって結成された団体。 0
反映 ハンエイ [0] ①光や色が反射して見えること。「入日が湖面に―する」 ②影響が他に及んで、その結果が現れること。「市民の意思を―させた条例」 0
閑居 カンキョ [1] ①静かで落ちついた住居。 ②することがなくひまなこと。 ③世俗から離れてのんびりと暮らすこと。表記「間居」とも書く。 0
浸透 シントウ [0] ①液体などがしみとおること。 ②思想などが次第に人々の間に広まること。「方針が末端まで―する」 「滲透」の書きかえ字。 0
黄連雀 きレンジャク レンジャク科の鳥。シベリアで繁殖、日本には冬鳥として渡来。背は褐色、尾の先は黄色で、頭部に冠状の羽をもつ。ヤドリギの実を好んで食べる。秋 0
宛行扶持 あてがいブチ 雇用主が一方的に額を決めて支払う給料。 由来江戸時代に主君が家来に与えた扶持米から。 1
幼弱 ヨウジャク [0] おさなくて、かよわいさま。また、その人。「―な若君」 0
無塩 ブエン [0] ①塩を用いないこと。 ②保存用の塩を使わないで、生(なま)であること。新鮮なこと。特に、魚介類の鮮度が高いこと。 ③うぶで、純粋な人。参考「ムエン」と読めば、塩分が入っていない意になる。 0
事犯 ジハン [0] 刑罰を科せられるべき行為。「暴力―」 犯罪 0
景仰 ケイコウ [0] 徳を慕いあおぐこと。「学問の師として―する」景慕参考「ケイギョウ・ケイゴウ」とも読む。 0
甘蔗 さとうきび [1] イネ科の多年草。 砂糖黍(サトウきび) 参考「カンショ」とも読む。 1
千里の馬も蹴躓く センリのうまもけつまずく どれほど有能な人でも、失敗することがあるたとえ。 弘法(こうぼう)にも筆の誤り 0
薬 シャクヤク [1] キンポウゲ科の多年草。アジア北東部原産。初夏、茎頂にボタンに似た大形で美しい紅・白色の花を開く。観賞用。根は薬用。 夏 由来「薬」は漢名から。 0
雉隠 きじかくし [3] ユリ科の多年草。山地に自生。全体にアスパラガスに似る。初夏、緑白色の小花をつけ、球形の赤い実を結ぶ。 0
次序 ジジョ [1] 順序をつけること。また、その順序。次第(シダイ)。 0
抱腹絶倒 ホウフクゼットウ [0] 腹を抱えて大笑いすること。「抱腹」は本来は「捧腹」で、腹を抱える意。「絶倒」は笑いころげる意。「―のコメディ」参考「抱腹」は「捧腹」の誤用が慣用化されたもの。 0
内裏 ダイリ [1],[0] ①天皇の御殿。御所。皇居。転じて、天皇。 ②「内裏雛(びな)」の略称。天皇・皇后の姿をかたどった一対の雛人形。 0
白州・白洲 しらす ①庭・玄関などの白い砂の敷いてあるところ。②江戸時代に、奉行所で訴訟を裁いたところ。奉行所。「お―」由来②白い砂を敷いてあったことから。 0
惘惘 モウモウ [0] がっかりして、ぼんやりするさま。参考「ボウボウ」とも読む。 0
鳴く猫は鼠を捕らぬ なくねこはねずみをとらぬ 口数の多い者にかぎって実行力がなく、役に立たないということ。 0
預ける あず-ける [3] ①人に金品を手元においてもらう。保管してもらう。「銀行にお金を―ける」 ②世話や仕事をまかせる。「子どもを保育園に―ける」「担当を部下に―けた」 ③勝負や物事の始末をまかせる。「夫婦喧嘩(ゲンカ)を―けられてもいい迷惑だ」 0
旌節花 きぶし キブシ科の落葉小高木。 由来「旌節花」は漢名からの誤用。 木五倍子(きぶし) 1
草木瓜 くさぼけ [0],[3] バラ科の落葉小低木。山野に自生。枝にはとげがある。春、葉より先に朱紅色の五弁花をつける。果実は球形で、黄色く熟すが、酸味が強い。シドミ。 春 1
鮟鱇 アンコウ [1] アンコウ科の海魚の総称。沿岸の海底にすむ。全長一(メートル)にもおよび、大きな頭と大きく開く口をもつ。前頭部に小魚をおびきよせるための突起がある。食用。「―の吊(つる)し切り」 冬 0
擦れ擦れ すれす-れ [0] ①今にも触れそうなほど、近づくさま。「打者―の球を投げる」 ②ある限度をもう少しで越えるさま。ぎりぎりで間に合うさま。「違法―の行為」「―に到着した」 0
習癖 シュウヘキ [0] 身についてしまっているくせ。特に、悪いくせをいうことが多い。「子どもの悪い―を直す」 性癖 0
香煎 コウセン [3] 麦や米などを煎(い)って粉にし、香料などを混ぜたもの。湯に溶かして飲料とする。麦こがし。 0
科挙圧巻 カキョアッカン 圧巻 0
頭陀 ズダ 衣・食・住に関する欲を払い除(よ)ける修行。特に、僧が各地をめぐり歩いて食べ物を乞(こ)い、野宿をしながら修行をすること。また、その僧。「―行」 0
与する くみ-する [3] ①仲間になる。関係する。「暴動に―したとして罰せられる」 ②賛成する。力を貸す。「どちらの意見にも―しない」 0
夕凪 ゆうなぎ [0] 海辺で海風から陸風に変わる夕方、一時的に風がやんで波が静かになる現象。 朝凪 夏 0
世態 セタイ [0],[1] 世の中のありさま。「―人情」「―風俗」 世情・世相 参考「セイタイ」とも読む。 0
遅疑逡巡 チギシュンジュン いつまでも疑っていて、なかなか決断できずにためらうこと。「逡巡」は、ためらう・しりごみする意。狐疑逡巡(コギシュンジュン)知者不惑 0
焼香 ショウコウ [0] 香を焚(た)くこと。特に、葬儀などで香を焚いて仏にたむけること。「霊前で―を行う」 0
終点 シュウテン [0] 一番最後となる所。特に電車やバスの路線の終着駅。 起点・始点 0
劇的 ゲキテキ [0] 演劇の場面のように感動させられるさま。ドラマチック。「試合は―な幕切れとなった」 0
怠業 タイギョウ [0] 労働者が共同で意図的に業務の能率を低下させること。労働争議の戦術の一つ。サボタージュ。 0
晶らか あき-らか くもりやかげりがなく澄んで、輝くさま。「宝石が―に燦(きらめ)く」 0
崩御 ホウギョ [1] 天皇・皇后・皇太后・太皇太后の死去を敬っていう語。「天皇の―」 0
助平根性 すけベイコンジョウ [5] ①好色な心。 ②気が多く、さまざまなことに手を出したがること。また、その心。 参考「助兵衛根性」と書き、「すけベエコンジョウ」とも読む。 0
有心 ウシン [0] ①物に対する執着心があること。 ②和歌。 ③中世の和歌の理念の一つ。情趣にあふれ、妖艶(ヨウエン)な美もあわせもつもの。「―体(テイ)」 ④「有心連歌」の略。題材・用語などが優雅な連歌。①~④無心参考②無心であるとされる狂歌に対していう。 0
病 やまい [1] ①病気。患(わずら)い。いたつき。「―に倒れる」「―を養う(病気を気長になおす)」 ②悪いくせ。欠点。「ギャンブルは彼の―だ」 0
挿す さ-す [1] ①間にさしはさむ。また、さし入れる。はめこむ。「竹筒に一枝を―す」「髪にかんざしを―す」 ②挿し木・挿し花をする。 0
海原 うなばら [0],[2] 広々とした海。「大―にこぎだす」「雄大な―の景色」 1
酷似 コクジ [0],[1] きわめてよく似ていること。「本物に―した複製品」類似 0
贋 にせ [0] 本物とそっくりにつくること。また、そのつくったもの。「―の一万円札」表記「偐」とも書く。 0
肆店・肆廛 シテン 店。店舗。商店。 0
茶請け チャうけ [0] 茶を飲むときに添えて食べる、菓子や漬物など。茶の子。「お―に羊羹(ヨウカン)を添える」 0
被膜 ヒマク [0] 物の表面をおおい包んでいる薄い膜。「一面―に包まれている」「野菜・果実の表皮の―剤」 0
刑 タクケイ [1] 体をひきさいて殺す刑。また、はりつけの刑。はりつけ。参考「タッケイ」とも読む。 0
童心 ドウシン [0] ①子どもの心。おさなごころ。「―を傷つける」 ②子どものような無邪気な心。「―に返る」 0
金沸草 おぐるま キク科の多年草。 由来「金沸草」は漢名から。 旋覆花(おぐるま) 1
哀鳴啾啾 アイメイシュウシュウ 鳥や虫などがかなしそうに鳴くさま。「哀鳴」は鳥や獣が鳴くさま。「啾啾」は鳥や虫などが低い声で鳴くさま。 0
捧持 ホウジ [1] 高くささげ持つこと。「日の丸の旗を―する」 0
失陥 シッカン [0] 攻め落とされて領土や城などを失うこと。 陥落 0
即製 ソクセイ [0] その場ですぐ作ること。その場の間に合わせに作ること。また、作られたもの。「枝を拾って―の釣り竿(ざお)を作る」 0
他面 タメン [0],[1] ①ほかの面。 ②別の方面から見ると。一方では。「実直だが、―さばけたところがある」 0
狂信 キョウシン [0] 他人があきれるほど熱心に信仰すること。判断力を失うほど激しく信じこむこと。盲信 0
蒿雀 あおじ [0] ホオジロ科の鳥。山林にすむ。大きさと外形はスズメに似る。背面は緑褐色で腹面は黄色に黒斑(コクハン)がある。夏 1
高きに登るは卑きよりす たかきにのぼるはひくきよりす 何事にも順序があり、手近なところから順を追って行うのがよいことのたとえ。高い所に登るには低い所から始めなければならないことから。「卑き」は低い意。〈『中庸』〉千里の行(コウ)も足下(ソッカ)より始まる 0
敬天愛人 ケイテンアイジン [0] 天をおそれうやまい、人を愛すること。参考西郷隆盛が学問の目的を述べた言葉として名高い。〈『南洲遺訓(ナンシュウイクン)』〉 0
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや エンジャクいずくんぞコウコクのこころざしをしらんや 小人物には、大人物の雄大な志がわからないというたとえ。「鴻鵠」は大きな鳥の意で、大人物のたとえ。故事 中国の楚王陳勝(チンショウ)が若いころ、農耕仲間に「おたがい富貴になっても忘れないようにしよう」と言ったところ、雇い主が「小作人のお前が富貴になんかなれるものか」と嘲笑した。陳勝はため息をつき、「ツバメやスズメのような小さい鳥に、どうして大きい鳥の心の中がわかるものか」と言った故事から。〈『史記』〉 0
管制 カンセイ [0] ①国家が非常時などに、ある物事の自由な活動・使用を強制的に管理・制限すること。「報道―を敷く」 ②航空機の航行・発着などを管理・規制すること。「―塔の指示で着陸する」 0
澹月 タンゲツ おぼろ月。淡い光をはなつ月。表記「淡月」とも書く。 0
肖る に-る [3] 外見がもとの姿や形にそっくりである。「銅像は本人によく―たものだ」 0
寛闊 カンカツ [0] ①心や性格がおおらかで、ゆったりしていること。「彼は―な男だ」 ②振る舞いが派手であること。 0
湖海の士 コカイのシ 在野の豪快な気性をもつ人物。〈『三国志』〉 0
書き入れ かきいれ [0] ①本などに書きこむこと。記入。「―の多い古本は安い」 ②「書き入れ時」の略。売れ行きや利益などの多い、もうけどき。 由来②帳簿に数多く書き入れることから。
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漢字の豆知識 地団駄ってなんだろう? 身近な言葉の語源を探る2 (公財)日本漢字能力検定協会 0
哀調 アイチョウ [0] ものがなしい調子。かなしみを帯びた音調。「―を帯びた笛の音だ」 0
堅塁 ケンルイ [0] 守りのかたいとりで。参考「塁」は土などを積んだ防壁の意。 0
後生 コウセイ [1] ①あとから生まれてくる人。後代(コウダイ)の人。 ②あとから学ぶ人。後輩・後進参考「ゴショウ」と読めば別の意になる。 0
徒食 トショク [0] 仕事をせずに、ぶらぶらと遊んで日々を暮らすこと。「―の日を送る」座食・居食(いぐ)い 0
横着 オウチャク [3],[4] しなければならないことをせずに、なまけて楽をしていること。「―をするな」「―者」 0
凶賊 キョウゾク [0] 凶悪者。大悪人。凶漢・凶徒表記「兇賊」とも書く。 0
胆力 タンリョク [1] 物事に動じない気力。きもったま。「―のある人物」度胸参考漢方医学では、肝と胆がともに気力を保つはたらきをするという。 0
職務 ショクム [1] 仕事上の任務。つとめ。「―怠慢」 役目・職分 0
功科 コウカ 職務の上での功績や成績。「―を表にまとめる」 0
寛恕 カンジョ [1] ①あやまち・罪などをとがめずに許すこと。「過去のあやまちを―する」 ②心がひろく思いやりがあること。 0
手毬唄 てまりうた 手まりをついて遊ぶときに歌うわらべ歌。 新年 0
重婚 ジュウコン [0] すでに結婚している人が、別の人と重ねて結婚すること。二重結婚。民法上で禁止され、刑法上では罰せられる。 0
樊籠 ハンロウ ①鳥獣を入れるおりやかご。 ②自由を束縛された境遇のたとえ。「―の身を嘆く」 ③煩悩(ボンノウ)に縛られるたとえ。 0
誅求 チュウキュウ ①金銭や財産をむさぼり求めること。 ②年貢や税金などを、きびしく取り立てること。 0
伸し歩く のしある-く [4] いばった態度で歩く。「我が物顔で―く」 0
嫉む そね-む [2] 他人の、自分よりすぐれている部分をねたんで憎む。嫉妬(シット)する。「人の幸せを―む」 0
地階 チカイ [0] 建造物で地下にある階。「エレベーターが―に下りる」 0
僵れる たお-れる のけぞってたおれる。あお向けにひっくり返る。 0
不尽 フジン [0] ①尽きないこと。 ②手紙の終わりに書く結びの語。不一(フイツ)。 0
偶に たま-に [0] まれに。たまたま。「―休む」表記「適に」とも書く。
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漢字の豆知識 「聊か」読めない漢字 さらりと書けるとかっこいい日常語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
皇統連綿 コウトウレンメン 天皇の血筋が絶えることなく続いているさま。 0
滲む にじ-む [2] ①液体などがしみて広がる。「血が服に―む」 ②液状のものがうっすらとしみでる。「額に汗が―む」 ③自然に表面に現れてくる。「怒りが顔に―む」 ④物の輪郭がぼやけて広がる。「涙で月が―む」 0
丹田 タンデン [0] へそから少し下の部分。全身の精気が集まるところとされ、ここに力を入れると健康と活力が得られるという。「臍下(セイカ)―」 0
茅 かや [1] 屋根をふく材料にする草の総称。イネ科のチガヤ・ススキ・アシ、カヤツリグサ科のカサスゲなど。秋表記「萱」とも書く。 0
宝算 ホウサン [0] 天皇の年齢の尊称。聖算・聖寿 0
物議 ブツギ [1] 世間の論議。世間の取り沙汰(ザタ)。世評。「―の的になる」「―を醸(かも)す」 0
隆盛 リュウセイ [0] 勢いが盛んなこと。「社業は―に向かっている」「平家一族が―を極めた時代」隆昌(リュウショウ) 0
猛猛しい たけだけ-しい [5] ①たいへん勇ましくて強い。「―い武将」 ②ずうずうしい。ずぶとい。「盗人(ぬすっと)―い」 0
蜘蛛膜下出血 くもマクカシュッケツ [6] 脳と脊髄(セキズイ)を包む三層の膜のうちの中間にある蜘蛛膜の下の脳血管が破れて、血がこの膜の下に流れこむ疾患。生命の危険が大きい。 1
貧弱 ヒンジャク [0] ①内容などが不十分で、必要なものを備えていないさま。「―な設備」 ②見劣りがして、弱々しいさま。「―な体つき」 0
名人は人を謗らず めいじんはひとをそしらず 名人といわれるほどの人は、他人の短所や欠点を批判するようなことはしないものである。 0
自分で蒔いた種は自分で刈らねばならぬ ジブンでまいたたねはジブンでからねばならぬ 自分の行為や言動については、結局は自分で責任を取らなければならない。 参考「刈らねばならぬ」は「刈れ」ともいう。 0
閣僚 カクリョウ [0],[2] 内閣を構成する各国務大臣。閣員。「新―の氏名を発表する」 0
三十六計逃げるに如かず サンジュウロッケイにげるにしかず 困ったときにはどんな策略を用いるよりも、まず逃げて身の安全をはかったほうがよいということ。 参考「三十六策、走(に)ぐるは是(こ)れ、上計なり」〈『南斉書(ナンセイショ)』〉が転じたもの。 逃げるが勝ち 0
海象・海馬 せいうち セイウチ科の哺乳(ホニュウ)動物。北極海沿岸などに群れをなしてすむ。足はひれ状。体長約三(メートル)で、二本の長いきばをもつ。 由来「海象・海馬」は漢名より。きばのあるところがゾウに似ていること、また、姿がウマに似ていることから。 1
授与 ジュヨ [1] 授け与えること。「卒業証書を―する」 0
傭兵 ヨウヘイ [0] 報酬を与えて兵隊として働かせること。また、その兵。やとい兵。「外国人の―」 0
後戻り あともどり [3] ①来た方向へ引き返すこと。逆行。 ②以前の状態に戻ること。「この計画はもう―できない」 0
喟然 キゼン [0] ため息をつくさま。嘆息するさま。「―として嘆く」 0
迷走 メイソウ [0] 予想される進路と異なった方向へ行くこと。不規則な進み方をすること。「台風が―する」 0
漢籍 カンセキ [0],[1] 中国の書籍。漢文で書かれた書物。漢書 0
続報 ゾクホウ [0] 前に続いて情報・知らせを流すこと。また、その情報・知らせ。「事件の―が入る」 0
難船 ナンセン [0] 船が暴風雨や大波のためにこわれたり沈んだりすること。また、その船。 0
尽瘁 ジンスイ [0] 全力をつくして労苦すること。ほねおり。「社会事業に―する」 尽力 参考「瘁」は衰えてやせる意。 0
憖 なまじ [0] ①中途半端なさま。「―の気持ちでボランティアはできない」 ②できもしないのに。無理に。しないほうがかえってよいさま。なまじっか。「―情けをかけたばかりに」「―口出しして後悔する」参考「生強(なまじ)い」の意。「なまじい」とも読む。 0
洋妾 らしゃめん [0] 明治時代、日本に来ていた西洋人の妾(めかけ)になった女性をさげすんでいった語。表記「羅紗綿」とも書く。 1
喪 も [0],[1] 近親者の死後一定の間、交際や祝い事などを避けること。また、その礼式や期間。忌。「父の―に服している」 0
庁舎 チョウシャ [1] 官庁や役所の建物。「統合―」 0
粉米も嚙(か)めば甘くなる こごめもかめばあまくなる つまらないものでも、細かくていねいに見れば、興味を引くところや、よいところがあるものだということ。たとえ粉米のようなものでも、かめばおいしい味が出る意。 0
症候群 ショウコウグン [3] 身体や精神に起こるさまざまな症状(症候)の原因が不明なとき、病名に準じて使う言葉。シンドローム。「ピーターパン―(学生が社会に出たがらない傾向)」 0
外甥 ガイセイ 妻の兄弟姉妹の息子。また、嫁いだ姉妹の生んだ男の子。 0
執刀 シットウ [0] 手術や解剖のためにメスをとること。また、手術や解剖をすること。「大手術は院長が―する」 0
遽かに にわ-かに 急にあわてふためいて。あわただしく。また、すみやかに。すばやく。「―空模様が怪しくなる」 0
険しい けわ-しい [3] ①山が高く切りたっているさま。転じて、ひとかたならぬ苦労や困難があるさま。「―い山道」「前途は非常に―い」 ②とげとげしく、きびしい。「―い顔つき」表記①「嶮しい」とも書く。 0
震える ふる-える [0] ①物が小刻みに揺れ動く。「風でガラス戸が―える」 ②寒さや恐れなどで体が小刻みに動く。「緊張で足が―える」 0
逆上がり さかあがり [3] 器械体操の一種。鉄棒にぶら下がって両足を上にあげ、腕を曲げながら反動をつけて体を後ろに回転させて尻(しり)のほうから上がるもの。尻上がり。 0
雄花 おばな [1] おしべだけをもち、めしべのない花。キュウリ・マツなど。雌花 0
裁断 サイダン [0] ①善悪・是非を判断してはっきりと決めること。「懸案事項に―を下す」 裁決・裁定 ②布などを型に合わせて切ること。「布を―する」「立体―」
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新聞漢字あれこれ6 シュレッダーの普及とともに ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
伸展 シンテン [0] 事業や勢力などが発展し、のび広がること。また、手足をのばし広げること。「―葬」 伸張 0
細密 サイミツ [0] 詳しく細かいさま。「―画」 綿密・細緻(サイチ)・緻密 0
閑雲野鶴 カンウンヤカク [5],[0] なんの拘束もなく自由にのんびりと暮らすたとえ。また、隠者の心境の形容。「閑雲」は静かに空に浮かぶ雲。「野鶴」は原野に悠々と遊ぶ鶴。〈『全唐詩話』〉閑雲孤鶴・孤雲野鶴
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四字熟語根掘り葉掘り56:「閑雲孤鶴」はこの国にはおれぬ!
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
秘結 ヒケツ [0] 大便が固くなって排出されないこと。便秘 0
危殆 キタイ [0] 非常にあぶないこと。「―に瀕(ヒン)した国家」危険・危急参考「危」も「殆」もあぶない意。 0
萱堂 ケンドウ [1] 母親の部屋。転じて母親。北堂由来「萱」は中国ではワスレグサのことで、憂いを忘れるようにと母親の部屋に面してこの草を植えたことから。 0
悉皆屋 シッカイや ①江戸時代、大坂で注文を取り、京都に送って衣服の染色や染め直しをすることを職業とした人。 ②染め物や洗い張りをする店。 0
物は言いようで角が立つ ものはいいようでかどがたつ 物事は口の利き方しだいで、円滑にいかなくなってしまうから気をつけよという戒め。 0
宴酣 エンカン 酒宴がたけなわになること。 0
一縷 イチル [2] ①一本の糸。 ②ごくわずかなこと。ひとすじのつながり。「―の望み」 0
折折 おりおり [0] ①そのときどき。「四季―の花」 ②ときどき。「―見かける」「祖父の家を―訪ねる」 ①②折節 0
頷聯 ガンレン 漢詩で、律詩の第三句・第四句。対句をなす。前聯。起聯・頸聯(ケイレン)・尾聯 0
殉難 ジュンナン [0] 国家や宗教などに起きた危機のために、身を犠牲にすること。「―者」 0
宿老 シュクロウ [0] ①豊かな経験を積んだ老巧な人。その道にすぐれた老人。 ②武家時代の重臣。鎌倉時代の評定衆(ヒョウジョウシュウ)、江戸時代の老中や諸大名の家老など。 0
未来永劫 ミライエイゴウ [1],[0] これから先、未来にわたって永遠に果てしなく続く長い年月。未来永久。「永劫」はとてつもなく長い年月の意。 万劫末代(マンゴウマツダイ)・未来永永 参考「永劫」は「ヨウゴウ」とも読む。 0
肉醬 ししびしお 干した肉を刻み、こうじや塩をまぜて作った食品。塩辛など。 0
光彩陸離 コウサイリクリ [5] 美しい光がまばゆいばかりに乱れ輝くさま。「陸離」はきらきらと乱れ輝くさま。 0
喜色満面 キショクマンメン [0],[2] 顔いっぱいに喜びの表情があふれているようす。「合格して―の笑みを浮かべる」春風満面 0
険路 ケンロ [1] けわしい道。難路表記「嶮路」とも書く。 0
速決 ソッケツ [0] すみやかに決めること。「試験を略し、面接だけで―した」 0
感慨 カンガイ [0] 身にしみて感じること。また、その思い。「―もひとしおだ」「―深い作品」 0
妃殿下 ヒデンカ [2] 皇族や王族の妻に対する敬称。 0
阮籍青眼 ゲンセキセイガン 心から人を歓迎すること。中国、三国時代、魏(ギ)の阮籍が、世俗の礼法にこだわらず、気に入らない世俗の人には白い目で応対し、気に入った人には黒い目で応対したこと。「阮籍」は竹林の七賢の中心的人物で、老荘の学を好み、世俗を白眼視した。〈『晋書(シンジョ)』〉白眼青眼 0
攪拌 カクハン [0] かきまわすこと。かきまぜること。「―機」参考「コウハン」の慣用読み。 0
切札 きりふだ [2] ①トランプで、最も強いと定められたカード。 ②決定的な手段。とっておきの有力な手。「最後の―」 0
鞠躬如 キッキュウジョ [3] 体をかがめてつつしみかしこまるさま。「―として貴賓室に入る」 0
一日の長 イチジツのチョウ 人よりもやや経験が長く、知識が豊かで、技能がすぐれていること。少し年齢が上の意から。 0
朝三暮四 チョウサンボシ [5] 目先のちがいだけにこだわり、結局は同じになることに気づかないことのたとえ。また、うまい言葉で人をあざむくこと。故事 中国、宋(ソウ)の猿飼いが、飼っていたサルたちに、好物のトチの実を朝三つ、夕方四つ与えると言ったら、サルたちが怒ったので、朝四つ夕方三つにすると言ったら喜んだという故事から。〈『列子』〉参考「朝四暮三」ともいう。狙公配事(ソコウハイジ)
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漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
裔 すえ [1] ①つながっているもののはし。果て。 ②血筋の遠い人々。あとつぎ。子孫。 0
仁祠 ジンシ ①寺院。仏寺。 ②小さい神社。 参考「ニンシ」とも読む。 0
急灘 キュウダン 「急湍(キュウタン)」に同じ。 0
玉 しめじ [2] シメジ科のキノコ。 湿地(しめジ) 1
破産 ハサン [0] ①財産をすべて失うこと。身代限り。蕩産(トウサン) ②借金を返せなくなったとき、その債務者の全財産を債権者に対して公平に支払わせる裁判上の手続き。「自己―」「―宣告を受ける」倒産 0
截然 セツゼン [0] ①区別がはっきりしているさま。 ②切り立っているさま。 参考「サイゼン」は慣用読み。 0
小 こふくべ [1] ビワの別称。 参考形がヒョウタン()に似ていることから。 枇杷(ビワ) 0
初頭 ショトウ [0] ある時代・時期のはじめ。「二〇世紀―の戦乱」 初期 0
描く えが-く [1] ①絵や図にかき表す。「デザイン画を―く」 ②文章などで表現する。「若者の心理を―いた小説」 ③あるものの軌跡が形をなす。「トンビが輪を―いて飛ぶ」 ④思い浮かべる。「旅先のことを心に―く」 0
游俠 ユウキョウ 定職をもたず、仁義の世界に生きる人。男伊達(おとこだて)。任俠・俠客表記「遊俠」とも書く。 0
焦眉の急 ショウビのキュウ 焼眉の急 0
台子 ダイス [0] 茶の湯で、茶碗(チャワン)や建水(ケンスイ)など、茶道具一式をのせる四本柱の棚。 0
施錠 セジョウ [0] 鍵(かぎ)をかけること。「入り口に―して外出する」 0
静粛 セイシュク [0] 静かにしてつつしむこと。物音を立てずにしんとしていること。「開演中はご―に願います」 0
注す さ-す [1] ①液体をそそぎこむ。つぐ。「機械に油を―した」「目薬を―す」 ②加え入れる。「湯に水を―す」 0
母音 ボイン [0] 単音の分類で、声帯の振動により生じた声が口の中で通路を妨げられずに発音される音。現代日本語ではア・イ・ウ・エ・オの五つ。子音(シイン)参考「ボオン」とも読む。 0
茸 たけ [0] 「茸(きのこ)」に同じ。 0
経師屋 キョウジや [0] 書画を掛け軸に仕立てたり、屛風(ビョウブ)や襖(ふすま)をつくったりする職人。表具師。参考昔、経文の写経をする人を「経師」といい、のちに経文を書いた巻物を仕立てる職人をいうようになった。 0
英俊 エイシュン [0] 才知が抜きんでていること。また、その人物。俊英。 0
親類 シンルイ [0] 「親戚(シンセキ)」に同じ。「―縁者が集う」 0
面体 メンテイ [0],[1] 顔かたち。顔つき。面(おも)差し。「怪しい―」面相 0
能なし犬の高吠え ノウなしいぬのたかぼえ 取り柄のないイヌはむやみに吠える。才能のない者に限って大言壮語することのたとえ。能なし犬は昼吠える能ある鷹(たか)は爪(つめ)を隠す 0
急く せ-く [1] ①急いでしようとあせる。心がはやる。「気が―く」 ②急に激しくなる。「全速力で走ったので、息が―く」 0
我勝ちに われが-ちに [0] 先を争って。「―逃げる」我先に 0
見分 ケンブン [0] 実際に立ち会って調べること。表記「検分」とも書く。 0
揃い そろい [0],[3] ①そろうこと。また、そろったもの。「―のゆかた」 ②いくつかで一組になるものを数える語。「茶器ひと―」 0
未聞 ミモン [0] いまだかつて、聞いたことがないこと。生まれて初めて聞くこと。「前代―の大惨事」 0
次点 ジテン [0] ①最高点の次の点数。また、その点数の人。「合格者のうち―だった」 ②入選者に次ぐ得点数。また、その人。特に選挙で最下位当選者の次の人。「―で落選した」「―に泣く」 0
后妃 コウヒ [1] 「后(きさき)」に同じ。 0
愛嬢 アイジョウ [0] かわいがり大切にしている娘。まなむすめ。 0
玉帛 ギョクハク 玉と絹織物。古代中国で、諸侯や属国の王が天子に面会するときの贈り物。 0
痕 あと 物事が行われたり存在したりしたのちに残るしるし。特に、傷あと。「手術の―が消えない」 0
閾 しきい [0] 門の下にあって、内外を区切る横木。しきみ。 0
菜椿象・菜亀虫 ながめ カメムシ科の昆虫。本州以南にすむ。黒色の地に紅色のすじがある。アブラナやダイコンなどの害虫。 1
奸婦 カンプ ①悪知恵にたけた女性。毒婦 ②夫以外の男と密通する女。表記②「姦婦」とも書く。 0
撲り倒す はりたお-す 平手で強くたたいて倒す。なぐり倒す。 0
河童に塩を誂える かっぱにしおをあつらえる 見当はずれの注文をするたとえ。海でとれる塩を川にすむかっぱに注文する意から。 1
溺れる おぼ-れる [0] ①水中で、息ができずに死にそうになる。また、水中で死ぬ。「海が荒れて―れる」 ②夢中になって正当な判断力を失う。「賭(か)け事に―れる」 0
醜類 シュウルイ [1] みにくく行いのよくない人たち。悪い仲間。 0
劫 コウ [1],[0] ①非常に長い時間。「―を経る」刹那(セツナ) ②囲碁で同じ一目(イチモク)を取り合うとき、すぐに取り返しができない規則。「―を立てる」 0
化粧 けわい [2],[0] 「化粧(ケショウ)」に同じ。 1
権益 ケンエキ [0] 権利と、それに付随する利益。「国際紛争のなかで自国の―を守る」 0
縮れる ちぢ-れる [0] ①しわがよってちぢまる。「燃やされて繊維が―れる」 ②細かく巻いて波状になる。「髪が―れる」 0
征途 セイト [1] 遠征ヘの道。戦争や試合などに行く道。「声援に送られて―につく」 0
定時制 テイジセイ [0] 夜間や農閑期など、特別な時期に授業を行う学校。また、その教育課程。「―高校に通う」 0
絶つ た-つ [1] ①つながりを切り離す。関係をなくす。「交際を―つ」 ②続いていたものが切れてとだえる。「消息を―つ」「申し込みはあとを―たない」 ③続いていたものを終わらせる。滅ぼす。「悪の根を―つ」「命を―つ」 0
未必の故意 ミヒツのコイ [5] 実害の発生を意識的に意図・希望したわけではないが、自分の行為から実害が発生してもしかたがないと認識しながら行動を起こすこと。また、そのときの心理状態。 0
凜然 リンゼン ①寒さの厳しいようす。「―たる冬景色」 ②「凜乎(リンコ)」に同じ。 0
允当 イントウ 正しく、道理にかなうこと。また、ぴたりとあてはまること。 0
海嶺 カイレイ [0] 海底地形の一つで、山脈状に高まった所。急斜面をもつ海底山脈。 0
深化 シンカ [1] 物事の程度などが深まること。深めること。また深刻になること。「両国の対立が―する」 0
多祥 タショウ [0] 幸せなことやめでたいことの多いこと。「ご―を祈る」多幸 0
空拳 クウケン [0] ①こぶしだけで武器などを手にしないこと。素手。「徒手―」 ②自分一人で事にあたり、援助などを受けないこと。 0
佃煮 つくだに [0] 小魚・貝・海草などを、醬油(ショウユ)・砂糖・みりんなどで濃い味に煮つめた保存食品。「茶請けに―を出す」由来江戸の佃島で作られていたことから。 0
定紋 ジョウモン [0] 家ごとに決まっている紋所。家紋。表紋。 0
後厄 あとヤク [0] 厄年の翌年。また、その年にふりかかる災難。前厄 0
輾転 テンテン [0] ①車輪が回転すること。 ②不安や悩みのために、眠れずに寝返りを打つこと。表記「展転」とも書く。参考「輾」「転」ともに、回転する意。 0
種子 シュシ [1] 種子植物の胚珠(ハイシュ)が、受粉後成熟したもの。たね。 0
茹だる う-だる [2] ①ゆであがる。熱湯で煮られる。また、熱い湯に入ってのぼせる。「熱い風呂(フロ)に―る」 ②暑さのために体がぐったりする。「―るような暑さ」 参考「ゆだる」の転。 0
杜鵑花 トケンカ [2] サツキの別称。由来ホトトギス(杜鵑)の鳴くころに咲く花の意から。 0
詞花・詞華 シカ 詩歌や文章で、表現の美しいことば。美しくすぐれた詩歌や文章。 参考ことばの花の意。 0
特長 トクチョウ [0] 特にすぐれたところ。「保温性が高いのが―だ」 0
深深 シンシン [3] ①夜が静かにふけてゆくさま。「夜が―とふける」 ②寒さが次第に身にしみるさま。「―と冷え込む」 ③奥深くてひっそりと静かなさま。 参考「ふかぶか」と読むと、いかにも深く感じられるさまを表す。 0
降三世 ゴウザンゼ 「降三世明王」の略。密教の五大明王の一つで、東方を守り、三界を降伏(ゴウブク)するとされる。 0
気っ風 キっプ [0] その人の行動からうかがえる気性。気だて。心意気。気前。「―のいい人」由来「気風(キフウ)」の転。 0
民部 ミンブ ①「民部省」の略。 ②昔の中国の官名。人事・戸籍を受け持ち、租税・賦役を担当した。唐代に戸部と名を改めた。 0
当分 トウブン [0] しばらくの間。現在のところ。「術後なので―の間静養する」当座 0
立ち暗み・立ち眩み たちくらみ 立ち上がるとき、また、長い間立っているときに、めまいがすること。たちぐらみ。 0
三絃 サンゲン [0] 三弦 0
離縁 リエン [1] ①法律上、養子縁組を解消すること。 ②夫婦または養親子の関係を断つこと。「―状」 0
不惑 フワク [0],[1] ①惑わないこと。 ②四〇歳のこと。由来②『論語』の「四十にして惑わず」から。
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・志学、而立は何歳のこと?~年齢を『論語』で表現する~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
掉尾 トウビ [1] ①物事や文章の終わりの勢いがよいこと。また、そのさま。「―の勇を奮う」 ②終わり。「オリンピックの―を飾る」由来魚が水中に潜るとき激しく尾を振る意から。参考「チョウビ」の慣用読み。 0
採長補短 サイチョウホタン [0],[5] 人の長所をとり入れて、自分の短所を補うこと。 舎短取長・取長補短 0
遵奉 ジュンポウ [0] 法律や教義などを尊重して、これを守ること。「遺命を―する」 0
中元 チュウゲン [0] ①陰暦七月一五日。半年の無事を祝い、先祖を祭る日。 ②①のころの、世話になった人への贈り物。①②秋参考陰暦正月一五日を上元、一〇月一五日を下元という。 0
退官 タイカン [0] 官職をやめること。退職・退任任官 0
幕天席地 バクテンセキチ 士気が盛んで豪放なさま。志が大きく、小さなことにこだわらないさま。天を幕とし、大地をむしろにする意から。「席」は、むしろ。〈劉伶(リュウレイ)の詩〉 0
変転 ヘンテン [0] 状態が移り変わること。「運命の―に翻弄(ホンロウ)される」 0
淫祀・淫祠 インシ いかがわしいものを神としてまつりあがめること。また、その信仰。「―邪教のたぐい」 0
帳尻 チョウじり [0] ①帳簿に記入してある最後の箇所。 ②決算の結果。 ③事柄のつじつま。「―を合わせる(矛盾がないようにする)」 0
箋注・箋註 センチュウ 本文の意味の解釈。 注釈・注解 0
固 コロウ 古いものにこだわり、新しいものを取り入れようとしないこと。また、頑固で見解が狭いこと。「頑迷(ガンメイ)―」「―な老人」 0
精製 セイセイ [0] ①細かいところまで気を配り、念を入れて作ること。 ②原料を加工したものをさらに純良なものに作り上げること。「塩の―」 ①②粗製 0
舅姑 キュウコ [1] しゅうととしゅうとめ。配偶者の父母。 0
築く きず-く [2] ①土や石をつき固めて造る。「堤防を―く」 ②城やとりでを造る。 ③努力などを積み重ねてつくる。「富を―く」 0
申楽 さるガク [0] ①奈良時代に、中国から伝来した散楽(サンガク)をもとにしてつくられた演芸。後世の能・狂言のもととなった、室町時代までのものまねや曲芸など。 ②能楽の旧称。 表記「猿楽・散楽」とも書く。 0
舌端 ゼッタン [0] 「舌尖(ゼッセン)」に同じ。「―火を吐く(鋭く説きたてる)」 0
紛う まが-う [2] ①まちがえるほど、よく似ている。「雪にも―う花吹雪」 ②入り混じって、わからなくなる。まぎれる。参考多く、連体形で用い、「まごう」と発音する。 0
祈ぎ事 ねぎごと 神仏に願いをかける事柄。願いごと。 0
黒桃花毛・黒月毛・黒鴾毛 くろつきげ ウマの毛色の名で、灰色をおびた月毛。 1
結束 ケッソク [0] ①物を結びたばねること。 ②同じ志をもつ者が一つにまとまること。「―を固める」団結 0
探索 タンサク [0] 人の居場所や物のありかを、さがし求めること。「犯人を―する」捜索 0
衲子 ノウス ①衲衣(ノウエ)を着ている僧。特に、禅宗の僧。衲僧 ②僧の自称。参考「ノウシ・ノッス」とも読む。 0
遅参 チサン [0] 時刻におくれて行くこと。また、遅刻して来ること。 0
部署 ブショ [1] 組織の中でそれぞれに割り当てられた役目や場所。持ち場。「―につく」「―を移る」「担当―」 0
陵轢 リョウレキ 力ずくで侵入して、ふみにじること。表記「凌轢」とも書く。参考「リョウリャク」とも読む。 0
喝破 カッパ [1] ①正しい道理を明らかにして説くこと。「従来の誤りを―した」 ②大声でしかりつけること。 0
運行 ウンコウ [0] ①列車や路線バスが一定の道筋にしたがって動くこと。「夏ダイヤで―する」 ②天体がそれぞれきまった軌道を進むこと。「彗星(スイセイ)の―を記録する」 0
顰め面 しかめづら [0] にがにがしそうな顔。しかめた顔。渋面参考「しかみづら・しかめっつら」ともいう。 0
狙公 ソコウ サルを飼う人。また、猿まわし。 0
努 ゆめ [1],[0] けっして。つとめて。気をつけて。「―疑うなかれ」「―油断するなかれ」参考多く禁止や打ち消しの語句を伴う。 0
追加 ツイカ [0] あとからつけ加えること。また、そのもの。「―注文する」「―の補正予算」削減・削除 0
手兵 シュヘイ [0] 直接率いている兵。「―を率いて攻撃する」 手勢(てゼイ) 0
奇数 キスウ [2] 二で割り切れない整数。一・三・五など。偶数 0
各自 カクジ [1] めいめい。それぞれ個人。「費用は―で負担する」 0
掌酒 さかびと 神に供える酒の醸造をする人。 表記「酒人」とも書く。 1
叙位叙勲 ジョイジョクン 位を授けたり、勲等により勲章を授けたりすること。また、それらを授けられること。 0
隣る とな-る [0] 並んで接している。互いにとなりどうしである。境界を接する。「二軒の家が―り合って並ぶ」 0
航空母艦 コウクウボカン [5] 飛行機を搭載し、それが甲板で離着陸できるような軍艦。空母。 0
無慙 ムザン [1] ①罪を犯しながらも、恥ずかしいと思わないこと。②「無残」に同じ。 0
比周 ヒシュウ ①かたよった交際と、公正な交際。〈『論語』〉 ②徒党を組むこと。かたよって一方に仲間入りすること。〈『春秋左氏伝』〉 0
過つ あやま-つ [3] ①やりそこなう。まちがえる。「進むべき道を―つ」 ②気づかずに過失や罪を犯す。 0
兢業 キョウギョウ 「兢兢業業」の略。おそれいましめて、慎むさま。 0
安住 アンジュウ [0] ①なんの心配もなく安心して住むこと。「―の地」 ②現在の状態に満足して向上心をなくすこと。「職場の待遇に―する」 0
違い棚 ちがいだな [2],[0] 二枚の板を段ちがいに取り付けた棚。床の間や地袋(ジぶくろ)の上などにしつらえることが多い。 0
拉げる ひしゃ-げる [0],[3] 押されてつぶれる。ひしげる。「箱が―げる」 0
洞穴 ドウケツ [0] 「洞(ほら)」に同じ。参考「ほらあな」とも読む。 0
織る お-る [1] ①糸を縦横に交差させ布にする。 ②イグサや藁(わら)でむしろやござを作る。 0
安芸 あき 旧国名の一つ。現在の広島県西部にあたる。芸州(ゲイシュウ)。 1
背徳 ハイトク [0] 道徳や人倫にそむくこと。「―行為はすべきではない」不徳・無道 「悖徳」の書きかえ字。 0
古兵・古強者 ふるつわもの ①戦いの経験を多く積んだ武士。②経験豊かなその道の熟練者。やりて。ベテラン。「歴史のある私立学校なので教師も―が多い」 0
灸治 キュウジ [0] もぐさなどの熱刺激による漢方の治療。灸をすえる治療。 0
総捲り ソウまくり [3] ①全部をかたっぱしからまくること。 ②すべてを批評すること。全部を取り上げること。 ③すべてを暴露(バクロ)すること。「政界―」 0
春慶塗 しゅんけいぬり [0] 漆塗りの技法の一つ。木地に黄や赤の彩色をしたうえに、透明な漆を塗って木目が見えるようにしたもの。 由来室町時代に堺(さかい)の漆職人の春慶が創始したことから。現在では能代(のしろ)春慶や飛(ひだ)春慶が有名。 0
賜る たまわ-る [3] ①いただく。「もらう」の謙譲語。「御恩を―る」「ご高配を―る」 ②くださる。「与える」の尊敬語。「君主が領土を―る」 0
遊泳 ユウエイ [0] ①泳ぐこと。「台風の影響で―禁止になった」水泳 夏 ②世渡りのたとえ。「―術に長(た)けた人物」処世表記「游泳」とも書く。 0
跼躅 キョクチョク 行き悩むようす。「騏驥(キキ)の―は駑馬(ドバ)の安歩に如(シ)かず(名馬でもためらいながら走れば、ゆっくり歩くなみのウマに及ばない)」参考「躅」はつまずく意。 0
同行 ドウギョウ [0] ①信仰や修行をともにする仲間。 ②一緒に巡礼・参詣に行く人。 ③文章や五十音図の同じ行。参考「ドウコウ」と読めば別の意になる。 ①禅宗では「ドウアン」と読む。 0
蝘蜓 とかげ トカゲ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。 蜥蜴(とかげ) 1
燕幕に巣くう つばめバクにすくう 非常に不安定な状態、また、危険なことのたとえ。いつはずされるか分からない幕の上にツバメが巣をつくることから。 0
共鳴 キョウメイ [0] ①物体が他の振動体の作用を受け、同じ振動数で振動を始めること。「―器」共振 ②他人の考え方や行動に心から同感すること。「著者の主張に―する」 0
持久の計 ジキュウのケイ 戦いで、勝負を急がず、城に立てこもったり、または城を包囲したりして敵を悩ませ、衰えを待つ計略。〈『三国志』〉 0
醇酒 かたざけ 発酵させただけの、濃いどぶろく。濁(にご)り酒・煉(ね)り酒の類。 表記「堅酒」とも書く。 1
剋復 コクフク ①戦いにかって失地を取り戻し、平和を回復すること。 ②元の状態に戻すこと。表記「克復」とも書く。 0
図書 トショ [1] 書籍。書物。本。「―館」 参考「ズショ」とも読む。 0
専権 センケン [0] 思うままに権力をふるうこと。すべてをほしいままにすること。 表記「擅権」とも書く。 0
希薄 キハク [0] ①液体や気体の濃度・密度がうすいこと。「山の高い所では酸素が―になる」 ②熱意や意欲などが乏しいこと。「人情が―になった」 「稀薄」の書きかえ字。 0
本復 ホンプク [0] 病気が完全に治ること。全快。参考「ホンブク」とも読む。 0
宇 のき [0] 屋根の端で、外壁より張り出している部分。屋内の日除(よ)けや雨除けとなる。表記「軒」とも書く。 0
堅忍不抜 ケンニンフバツ [0] かたい意志をもち、どんな困難にもじっと耐えて心を動かさないこと。「不抜」は、かたくて抜けない意。〈蘇軾(ソショク)の文〉「―の精神で臨む」志操堅固 0
幸魂・幸御魂 さきみたま 人にしあわせを与える神の霊魂。さきたま。 1
鉱床 コウショウ [0] 有用な鉱物が多量に集まっている地下層。「―を掘り当てる」 0
痛憤 ツウフン [0] 激しくいきどおること。ひどく腹を立てること。「―やる方なし」 0
袋戸棚 ふくろとだな [4] ①床の間や付け書院などの脇(わき)の上部や下部に、壁から張り出してつくる戸棚。袋棚。 ②茶道などで用いる、桑または桐(きり)で作った茶棚。 0
器 うつわ [0] ①入れ物。容器。 ②才能。人物。度量。「たいへん―が大きい人物だ」 0
熊啄木鳥 くまげら [0] キツツキ科の鳥。北海道と本州北部の森林の木に穴をあけてすむ。全身黒色で、雄は頭部が赤色。鳴き声が鋭い。天然記念物。 1
衝立 ついたて [0] 「衝立障子」の略。室内に立てて、仕切りや目隠しなどにする家具。 0
忌み名 いみな ①死後に、生前の業績などでつけた称号。諡(おくりな)。 ②死んだ人の生前の名前。本名。 ③身分の高い人の本名。表記「諱」とも書く。 0
当て字 あてジ [0] 漢字の意味とは関係なく、その音訓を用いて言葉を表すこと。また、その漢字。「目出度(めでた)い」など。 0
乱暴狼藉 ランボウロウゼキ [0] 荒々しい振る舞いや無法をはたらくこと。「狼藉」は「乱暴」と同意で、同じ意味の語を重ねて意味を強めた表現。「どんな理由にせよ―は許せない」参考「狼藉」は、オオカミが草をしいて寝たあとが乱れた状態のこと。転じて、乱れたさまや荒々しいさまをいう。落花狼藉 0
羚羊 レイヨウ [0] ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物のうち、シカに似た体形のものの総称。アフリカ・インド・モンゴルなどの乾燥した草原にすむ。あしが細く、走るのが速い。日本ではカモシカと混同されてきたが、別種。 0
有口無行 ユウコウムコウ 口で言うばかりで、実行しないこと。「有口」は、弁舌が達者の意。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「有言実行」をもじった語。 0
非礼 ヒレイ [0],[1] 礼儀にそむいているさま。「―をはたらく」無礼・失礼 0
奇襲 キシュウ [0] 相手の思いもつかない方法で、不意をついて攻めること。不意打ち。「―攻撃が成功する」 0
離党 リトウ [0] 所属している政党から離れること。「汚職に関与した議員に―を勧告する」脱党入党 0
慰む なぐさ-む [3] ①心が晴れる。気がまぎれる。「心―む音楽」 ②おもちゃにする。 ③もてあそぶ。 0
授受 ジュジュ [1] 授けることと受けること。やりとりすること。受け渡し。「金銭の―」 0
柴戸 サイコ ①しばでつくった戸。 柴門・柴扉 ②粗末な家。わび住まい。 0
焦慮 ショウリョ [1] あせって、気をいらだたせること。気をもむこと。また、その気持ち。「失敗続きで―にかられている」 焦心・焦躁 0
篤い あつ-い [0] ①人情が細やかなさま。「友情に―い」 ②病状が重い。「病が―い」 0
方寸 ホウスン [0] ①一寸(約三(センチメートル))四方。転じて、非常に狭い所。 ②胸の内。心中。「友人の秘密を自分の―だけに収めておく」 0
燻べる ふす-べる [3] ①煙を多く出すように燃やす。くすべる。いぶす。「薪(まき)を―べる」 ②すすけさせる。 ③けむらせて苦しめる。 0
這裏・這裡 シャリ このうち。このなか。この間(カン)。「―の事情」 0
唯我独尊 ユイガドクソン [1] 自分ほど偉い者はいないと、うぬぼれること。ひとりよがり。由来もとは、「天上天下(テンジョウテンゲ)唯我独尊」の略。釈迦(シャカ)が生まれてすぐに、一方の手は天を指し他方は地を指して口にした言葉と伝えられる。宇宙でただ自分だけが尊いという意から。〈『大唐西域記(ダイトウセイイキキ)』〉 0
雨虎・雨降 あめふらし アメフラシ科の軟体動物。磯にすむ。ナメクジに似るが大きく、体長約三〇(センチメートル)。さわると紫色の液を出すが毒はない。 1
藪蛇 やぶへび [0] 「藪をつついて蛇を出す」に同じ。 0
理知的 リチテキ [0] 本能や感情に左右されず、物事を合理的に判断し、行動するさま。「―な女性」理性的感情的 0
逸史 イッシ [0] 正史に書きもらされた、歴史上の事実。また、それを記した書物。 0
天誅 テンチュウ [0] ①天が下す罰。天罰 ②天に代わって悪人の罪を責め、罰を加えること。また、その罰。「逆賊に―を加える」 0
慰謝・慰藉 イシャ 同情して、なぐさめいたわること。 0
成果 セイカ [1] 物事をなし遂げた結果。よいできばえ。「大きな―を上げる」 0
赫く かがや-く [3] あかあかと光る。あかく光り輝く。「太陽が濃緑の葉の間に―く」 0
考察 コウサツ [0] 物事の道理や本質を深く考えて、明らかにすること。「―を加える」 0
下拵え したごしらえ [3] ①前もって準備しておくこと。下準備 ②ざっと作っておくこと。「料理の―をする」 0
国務 コクム [1] 国の政治に関する仕事。「―大臣」国政 0
火の元 ひのもと [2] ①火災の起こる原因。「―は台所」 ②火のある所。「―用心」 0
硬筆 コウヒツ [0] 鉛筆やペンのような先のかたい筆記用具。「―習字」毛筆 0
琴柱に膠(にかわ)す ことじににかわす 変化に応じて融通のきかないたとえ。琴柱を膠で固定しては音の調子が変えられないことから。〈『史記』〉 1
履歴 リレキ [0] その人が経験してきた学業や職業などの経歴。「―書を提出する」 0
風評 フウヒョウ [0] 世間のとりざた。うわさ。特に、よくない評判。「素行が悪いという―が立つ」風説・風聞 0
枝垂れる シだ-れる [3] 枝などが長くたれさがる。 表記「垂れる」とも書く。 0
綜麻 へそ 織機にかけるために、紡いだ糸を環状に巻きとった束。おだまき。 1
頼もしい たの-もしい [4] 頼みになるように見える。頼りにできて、心強い。安心して任せられる。「行く末が―い人物」「―く思う」 0
警防 ケイボウ [0] 危険・災害・犯罪を警戒して防ぐこと。「村の―団」 0
垂訓 スイクン [0] 弟子などに教えを説き示すこと。また、その教え。「山上の―」 0
紀行 キコウ [0] 旅行中の折々のことを記した文。道中記。旅日記。「修学旅行の―文」 0
慈愛 ジアイ [0],[1] いつくしみかわいがること。愛し大切に思うこと。「―に満ちた表情」 0
迷妄 メイモウ [0] 物事の道理をよくわきまえず、まちがったことを事実と思いこむこと。「自我の―を断ち切る」 0
棟梁 トウリョウ [1] ①大工のかしら。親方。 ②国や各々の集団で、指導的立場にある人。由来「棟」は家のむなぎ、「梁」は家のはりの意で、ともに家屋を支えることから。 0
愚図 グズ [1] 動作や判断がにぶいこと。また、そういう人。のろま。「―で仕事が遅れる」参考「愚図」は当て字。 0
弘徽殿 コキデン ①平安京御所で、清涼殿の北にあり皇后などの住んでいた建物。後宮の一つ。 ②①に住んでいた皇后・中宮・女御(ニョウゴ)などのこと。参考「コウキデン」とも読む。 0
危ぶむ あや-ぶむ [3] ①不安に思う。なりゆきを心配する。「無事かどうか安否が―まれる」 ②疑う。「無理な計画を―む声が多い」 0
目頭 めがしら [2] 鼻に近いほうの目の端。「―が熱くなる(感動のあまり涙があふれそうになる)」目尻(めじり) 0
難産 ナンザン [1] ①出産が困難で胎児がなかなか生まれ出ないこと。安産 ②物事の成立が困難なこと。「―の末に成立した法案」 0
消耗 ショウモウ [0] ①物を使い減らすこと。使ってなくすこと。「―部品を補充する」 ②体力や気力を使い尽くすこと。「重労働で体力を―した」 参考もとの読みは「ショウコウ」。「ショウモウ」は慣用読み。 0
同根 ドウコン [0] ①根本が同じであること。もとを同じくすること。「―の事件」 ②同じ根から生じたもの。転じて、兄弟。 0
喜悦 キエツ [0],[1] 心からよろこぶこと。「喜」「悦」ともによろこぶの意。「―満面」歓喜 0
独擅場 ドクセンジョウ [0] ひとりだけが思うままに活躍するところ。ひとり舞台。参考「擅」は、ほしいままにする意。 0
銀杏 いちょう [3] イチョウ科の落葉高木。中国原産。街路樹に多用される。葉は扇形で、秋に黄葉し美しい。実は「ぎんなん」と呼ばれ、食用。 由来「銀杏」は漢名より。実がアンズ(杏)に似ることから。表記「鴨脚樹・公孫樹」とも書く。 1
行文 コウブン [0] 文章の書きぶり。文字や語句の使い方や表現の様態。「流麗な―」 0
余聞 ヨブン [0],[1] 本筋からそれた話。こぼれ話。余談・余話 0
能力 ノウリョク [1] ①ある特定の事をなしうる力やはたらき。「彼は運動―にすぐれている」 ②法律で、完全に私権を行使できる資格。 0
筑後 ちくご 旧国名の一つ。現在の福岡県南部。参考「筑州」は筑前と筑後の総称。 0
病害 ビョウガイ [0] 農作物や家畜の病気によってこうむる害。「稲を―から守る」 0
衝動 ショウドウ [0] ①心などを激しくつき動かすこと。また、その刺激。「事件が人々に与えた―は大きい」 衝撃 ②よく考えずに反射的に行動すること。また、その心理状態。「思わぬ―に駆られる」「―買いをする」 0
王政 オウセイ [0] 国王・天子が行う政治。また、その政体。君主政体。 0
私か ひそ-か 他人に気づかれないようにするさま。ないしょ。また、個人的に。正式ではなく。「―に思いを寄せる」「―に送金する」 内密 0
筵 むしろ [3] ①わら・イグサなどを編んで作った敷物。 ②座席。 0
見渡す みわた-す [0],[3] 遠くまで広く見はらす。遠くまで望み見る。「壇上から聴衆を―す」「―す限りの雪景色」 0
風上 かざかみ [0] 風が吹いてくる元の方向。「―にも置けぬ男だ(卑劣で許せない男だ)」風下(かざしも)参考「かざうえ」とも読む。 0
燔書 ハンショ 書物に火をつけて、燃やしてしまうこと。 0
奢靡 シャビ 身分不相応なおごり。ぜいたくではでなこと。 0
欠伸・欠 あくび 疲労・眠気・退屈などのときに、自然に口が大きく開く深呼吸の一種。参考「欠伸」は「ケンシン」と読めば、あくびと背のびの意になる。
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漢字の豆知識 使うけど読めない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 1
体得 タイトク [0] 体験などを通し、十分に理解して身につけること。「陶芸のこつを―する」会得(エトク) 0
呼吸 コキュウ [0] ①息を吸ったり吐いたりすること。生物が酸素と二酸化炭素を体内に入れかえる作用。「―を整える」 ②人と人との間の調子。また、物事をするときの微妙なこつ。「―を合わせる」「―をつかむ」 0
緩急 カンキュウ [1],[0] ①ゆるやかなことときびしいこと。おそいこととはやいこと。「文章に―をつける」「時勢の―を察する」 ②さしせまった状態。急であること。「一旦(イッタン)―あれば、すぐさま参上します」 0
敷設 フセツ [0] 装置や設備を設置すること。鉄道・電話・水道などにいう。「新たに鉄道線路を―した」表記「布設」とも書く。 0
唐 から [0] ①中国の古称。 ②語の上につけて、それが中国もしくは外国から渡来したものであることを表す語。「―獅子(ジシ)」参考「トウ」と読めば、中国の王朝名を指す。 0
幸災楽禍 コウサイラクカ 他人が災難や不幸にあうのを見て喜んだり、楽しんだりすること。参考「楽禍幸災」ともいう。 0
俯す うつぶ-す [1],[2] 顔や腹を地面につけて伏せる。「地面に―す」 0
斑 まだら [0] 地色とちがう色が、入り混じるさま。また、その模様。ぶち。「雪が―に残っている」「―模様の牛」参考「ふ」と読めば別の意。 0
契機 ケイキ [1] ①物事の動機。きっかけ。「人生を変える―となった」 ②哲学用語で、物事の変化や発展を決める本質的要素。モメント。 0
有効 ユウコウ [0] ①ためになること。役に立つこと。「資源の―利用」有益・有用 ②効力のあること。「―投票数」 ①②無効 0
煮端・煮花 にばな 煎(セン)じ立ての、香りと味のよい茶。出花(でばな)。にえばな。 0
朔望月 サクボウゲツ [3] 月が朔(新月)から次の朔、または望(満月)から次の望に至る周期の平均時間。太陰月。 0
翰墨 カンボク [0] ①筆と墨。「―を座右に置く」 ②書画・詩文を書くこと。また、その書画・詩文。 ③広く文学に関係すること。 0
金釘 かなくぎ [0] ①金属でできたくぎ。 ②「金釘流」の略。 0
打開 ダカイ [0] 行き詰まった状態を切り開き、解決の方法を見つけること。「―策」 0
遠水近火を救わず エンスイキンカをすくわず いかに有用なものであっても、遠方にあるものでは急場の役には立たないたとえ。〈『韓非子(カンピシ)』〉遠い親戚(シンセキ)より近くの他人 0
濛濛 モウモウ [0] ①霧や小雨、もやなどがたちこめて、視界の悪いさま。「煙が―と立ちこめる」濛昧(モウマイ) ②意識がはっきりしないようす。表記「朦朦」とも書く。 0
緇衣 シイ ①黒色の衣服。 ②墨染めの僧衣。また、僧侶(ソウリョ)。 0
松露 ショウロ [1] ①ショウロ科のキノコ。海岸の松林に生え、球状。食用で、独特の芳香がある。 春 ②マツの葉につく露。 0
海酸漿 うみほおずき [3] テングニシ・ナガニシなど海産の巻貝の卵囊(ランノウ)。子どもが口の中で鳴らして遊ぶ。夏表記「竜葵」とも書く。 1
火坑 カキョウ ①火の燃えさかる穴。 ②欲の恐ろしさをたとえた語。参考「カコウ」とも読む。 0
発起 ホッキ [0] ①新しい計画をたて、実行に移すこと。「―人」 ②信仰心を起こして仏門に入ること。発心(ホッシン) 0
王妃 オウヒ [1] ①王の妻。「イギリス―」 ②皇族のなかで、王の称号をもつ者の配偶者。 0
鼠賊 ソゾク [1] 「鼠盗」に同じ。 0
皹 あかぎれ [2] 寒さのため、手足が荒れて皮膚が裂ける症状。ひびの悪化したもの。冬 0
凶刃 キョウジン [0] 殺人など、凶行に用いる刃物。「悪漢が―をふるう」 「兇刃」の書きかえ字。 0
望洋 ボウヨウ ①遠くを眺めること。仰ぎ見ること。 ②非常に広大で、見当のつかないこと。とりとめのないこと。また、そのさま。「―たる大河が目前に横たわる」 0
当方 トウホウ [1] 自分のほう。こちら。私ども。「―で処理致します」「―へお越しください」先方 0
床擦れ とこずれ [0] 寝たきりで床にあたる体の部分がすれてただれること。蓐瘡(ジョクソウ)。 0
袴 はかま [3] ①和服の上につけ、腰から下をおおうひだのある衣服。 ②酒のとっくりを置くときに入れる筒形の小さな器。 ③草などの茎の節をおおうもの。「ツクシの―」 0
主家 シュカ [1],[2] 主人の家。主君の家。 参考「シュケ」とも読む。 0
匏土 ホウド 匏と土。それぞれ中国古代の楽器。金・石・糸・竹・匏・土・革・木の八種類の楽器をいう八音のうちの二つ。「匏」は瓜(うり)をくりぬいて作った楽器で笙(ショウ)の類。「土」はつちを焼いて作った楽器。 0
阨がる ふさ-がる 行き詰まる。詰まる。通れなくなる。 0
毬場 キュウジョウ 蹴鞠(けまり)やクリケットなどの球技をする場所。 0
列車 レッシャ [0],[1] 線路の上を運行する連結された鉄道車両。ふつうは、機関車に客車か貨車をつなげて編成される。「貨物―」 0
涕泣 テイキュウ なみだを流して泣くこと。 0
諭告 ユコク [0] 上の人から下の者へさとしつげること。また、その言葉。「生徒の事情を聞いてから―する」 0
淡粧 タンショウ あっさりとした化粧。薄化粧。参考「タンソウ」とも読む。 0
素 ホウソ [2],[0] 非金属元素の一つ。天然には単体で存在せず、酸・砂として産する黒褐色で無定形の個体。原子炉材料・航空機工業などに広く用いられる。 0
平城 なら [0] 奈良時代、平城京(へいじょうキョウ)が置かれた所。現在の奈良市付近。表記「寧楽・那羅」とも書く。 1
語幹 ゴカン [0] 用言で、活用変化をしない部分。「読む」の「よ」など。語尾 0
仕える つか-える [3],[0] ①目上の人のそばにいて、その用をする。「長い間同じ主人に―える」 ②役所につとめる。官職に就く。 0
安易 アンイ [1],[0] ①たやすくできるさま。「―な方策」 ②いいかげんなさま。なげやりなさま。「―に考えてはいけない」 0
裸一貫 はだかイッカン [6] 自分の体のほかには、元手となるものを何ももっていないこと。「彼は―からのたたきあげだ」 0
鏗鏘・鏗錚・鏗鎗 コウソウ 玉や鐘、琴などの鳴り響くようす。また、その音。 0
余慶 ヨケイ [0],[1] 祖先の善行のおかげで子孫が得る幸福。「積善の家に―あり」余殃(ヨオウ) 0
大安吉日 タイアンキチジツ [0] 陰陽道(オンヨウドウ)で、旅行・移転・結婚など物事を行うのに最も縁起の良いとされる日をいう。参考「吉日」は「キチニチ・キツジツ」とも読む。 0
及び腰 およびごし [0] ①中腰で手を伸ばして物を取ろうとする、不安定な姿勢。「―になる」 ②どっちつかずの態度。中途半端であること。「―で応対する」 0
弟切草 おとぎりソウ [0] オトギリソウ科の多年草。山野に自生。夏から秋、黄色の五弁花を開く。花や葉に黒点がある。葉をもんで傷薬とする。秋由来平安時代の鷹匠(たかジョウ)がタカの傷を治す秘薬を口外した弟を斬(き)り殺し、そのときの血が飛び散って、花や葉に黒点がついたという伝説から。表記「小連翹」とも書く。 0
用船 ヨウセン [0] ①ある目的のために使用する船。 ②運送用に船と船員を雇うこと。また、その船。チャーター船。表記②は「傭船」とも書く。 0
呉茱萸 ゴシュユ [0],[2] ミカン科の落葉小高木。中国原産。夏、緑白色の小花をつける。赤褐色の果実は漢方薬として用いる。 0
随神 かんながら [0],[3] ①神であらせられるまま。 ②神の御心(みこころ)のまま。「―の道(神道)」 表記「惟神」とも書く。 参考「かむながら」の転じた語。 1
浄める きよ-める [3] けがれや汚れを取り去ること。きれいにすること。 0
米塩博弁 ベイエンハクベン 多方面にわたって詳細に交わされる議論。また、細かいことまで詳しく話すこと。〈『韓非子(カンピシ)』〉 0
潜り戸 くぐりど [3] かがんで出入りするように作った、扉や壁にある小さな戸。また、その出入り口。切り戸。くぐり。特に、茶室でくぐるように作った、上がり框(かまち)のない引き戸。 0
木偶 でく [1] ①木彫の人形。 ②あやつり人形。傀儡(くぐつ) ③何の役にも立たない人。でくのぼう。参考「モクグウ・ボクグウ」とも読む。 1
釿 ておの 材木のあら削りに使う、くわ形の大工道具。ちょうな。表記「手斧」とも書く。 0
漫言放語 マンゲンホウゴ 口からでまかせに勝手なことを言い散らすこと。言いたい放題。参考「放語漫言」ともいう。 0
懇懇 コンコン [0] くりかえしていねいに説くさま。「―とさとす」表記「悃悃」とも書く。 0
却って かえ-って [1] 逆に。反対に。予期に反して。「そんなことをしたら―手間がかかる」 0
退る すさ-る 後ろへさがる。しりぞく。「その座を―る」「後(あと)―る」 0
夫 おっと [1] 夫婦の男性のほう。妻表記「良人」とも書く。 0
神巫 いちこ [0] 死者の霊を自分にのりうつらせ、死者の考えなどを語る女性。口寄せ。 表記「巫子・市子」とも書く。 1
承前 ショウゼン [0] 前文の続きであることを示す語。続きの文章を書きだすときに用いる。また、前文を受け継ぐこと。 0
険阻 ケンソ [1] 道などがけわしいさま。また、その場所。「―な山道を登る」 「嶮岨」の書きかえ字。 0
激しい はげ-しい [3] ①勢いが強い。「台風の接近で風雨が―くなる」 ②感情表現などがむき出しであるさま。つよい。「気質の―い人」 ③はなはだしい。「―い寒さ」 0
村夫子 ソンプウシ [3] 田舎学者。見識の狭い学者をあざけっていう語。 参考「夫子」は先生。「ソンフウシ」とも読む。 0
失敗 シッパイ [0] 目的が果たせないこと。やりそこない。「試験に―する」 失策 成功 0
蕪穢 ブアイ 土があれて、雑草が生い茂ること。参考「ブワイ」とも読む。 0
一再 イッサイ [0] 一度二度。一、二回。「救われたのは―にとどまらない」 0
死蔵 シゾウ [0] 物を役立たせることなく、無駄にしまっておくこと。「国宝級の彫像を―している」 0
頓首 トンシュ [1] ①手紙文の末尾に書いて、相手に敬意を表す語。「草々―」 ②昔の中国の敬礼の仕方。頭を地面につける。参考①「頓首再拝」といえば、さらにていねいになる。「再拝」は二度おじぎをする意。 0
小銃 ショウジュウ [0] 携帯用の小型の銃。ピストルより銃身が長い、ライフル銃など。 0
嫌気 いやケ [1] うんざりして、いやだと思う気持ち。「すっかり―がさす」参考「いやキ」とも読む。 0
岌岌 キュウキュウ [0] ①山が高くけわしいさま。 ②見るからに危険なさま。 0
号泣 ゴウキュウ [0] 大声をあげて泣くこと。「悲報を聞いて―した」号哭(ゴウコク) 0
離弁花 リベンカ 花弁がつけねからすべて分離している花。サクラ・ツバキ・アブラナなど。合弁花 0
君子に三戒(サンカイ)有り クンシにサンカイあり 君子には自戒しなければならないことが三つある。少年期の女色、壮年期の争いや喧嘩(ケンカ)、老年期の物欲。〈『論語』〉 0
和睦 ワボク [0] ①たたかうのをやめ、仲直りすること。「交戦国と―を結ぶ」 ②仲よく親しむこと。 0
貧賤も移す能わず ヒンセンもうつすあたわず 富貴も淫する能わず、貧賤も移す能わず(イン) 0
露悪 ロアク [0] 自分の悪い部分を、ことさらにさらけ出すこと。「―趣味」 0
恃む たの-む [2] たのみとする。たよる。当てにする。「一家の柱と―む人」 0
腹心を布く フクシンをしく 心のなかにあることをすべて打ち明けること。真心を示すこと。〈『春秋左氏伝』〉腹心を披(ひら)く 0
祭り まつり [0] ①神や先祖の霊をまつること。祭礼。祭祀(サイシ)。 夏 ②祝賀・記念などのにぎやかな行事。「雪―」「港―」 0
黒死病 ペスト [0] ペスト菌の感染によっておこる感染症。ネズミについたノミにより媒介される。高熱を出し、死亡率が高い。 由来皮下出血で全身に黒いあざができることから。参考「コクシビョウ」とも読む。 1
空手形 からてがた [3] ①商取引がないのに、資金調達のため発行する手形。融通手形。実手形 ②実行されない約束。「―に終わる」 0
陰雨 インウ ①暗い曇り空から雨が降ること。 ②いつまでも陰気に降り続く長雨。 0
尠ない すく-ない きわめてすくない。希少なさま。まれなさま。 0
裾野 すその [0] ①山のふもとが広がって野となった所。「富士の―」 ②活動の広い範囲。「俳句の―が広がる」 0
暖まる あたた-まる [4] 日光や火気で適度な熱が加わり、ほどよい温度まで上がる。あたたかくなる。「空気が―る」「暖炉の火で―る」 0
怡怡 イイ [1] 喜び楽しむさま。なごやかに楽しむさま。「―として笑う」 0
幼孩 ヨウガイ あかご。ちのみご。みどりご。参考「孩」は赤ん坊の意。 0
不二 フジ [1] ①二つとないこと。唯一。無二(ムニ)。 ②二つではなく実際は一つであること。同一。 ③手紙の終わりに書く結びの語。不一(フイツ)。 ④富士山。 0
憫れむ あわ-れむ 細やかに思いやる。気の毒に思い、情けをかける。表記「閔れむ・愍れむ」とも書く。 0
置換 チカン [0] ある物の位置や順序などを、他の物におきかえること。また、おきかわること。「数字を記号に―する」 0
極楽往生 ゴクラクオウジョウ [5] この世を去って極楽浄土に生まれ変わること。また、安らかに死ぬこと。浄土往生 0
塩尻 しおじり 塩田で、円錐(エンスイ)形に盛り上げた砂。ここに海水をかけて塩分を付着させ、天日で乾燥させて塩をとる。 0
馬手 メて [1] ①ウマの手綱を持つ手。右手。 ②右のほう。①②弓手(ゆんで)・左手(ゆんで)表記「右手」とも書く。 0
供物 クモツ [0],[5] 神仏に供養のため、そなえるもの。おそなえ。 0
跣足 センソク [0] 「跣足(はだし)」に同じ。 0
普茶料理 フチャリョウリ [3] 黄檗(オウバク)山の僧が伝えた中国式の精進料理。葛粉(くずこ)と油を用いる。黄檗料理。由来「普茶」は茶をふるまう意で、その後に料理を出したことからいう。 0
末黒 すぐろ 春の野焼きのあとに、草木が焦げて黒くなっているさま。また、その草木。由来焼かれて残った草木の先(末)が黒いことから。春 0
衣紋竹 エモンだけ 竹でできた衣服をつるすための道具。夏 0
遥拝 ヨウハイ [0] はるかに遠く離れた場所から神仏などをおがむこと。 0
諾う うべな-う [3] 同意する。相手の言うことを承知する。「申し出を―う気はない」 0
清貧 セイヒン [0] 行いが清らかで私欲がないために貧乏であること。「―に甘んじる」 0
実働 ジツドウ [0] 実際に労働すること。「―七時間」 参考「実動」は実際に機械などを運転すること。 0
混凝土 コンクリート セメントに砂・砂利・水などを混ぜて固めたもの。土木建築に用いる。「鉄筋―」 1
奇瑞 キズイ [0] めでたいことの前兆として起こる現象。吉兆・瑞相(ズイソウ) 0
馬具 バグ [1] ウマにつける装具の総称。鞍(くら)・轡(くつわ)・鐙(あぶみ)・手綱など。 0
鶏黍 ケイショ 客を手厚くもてなすこと。饗応(キョウオウ)。ニワトリを殺して料理し、キビを炊いてもてなしたということから。〈『論語』〉 0
総べる す-べる [2] ①まとめる。合わせ集める。また、まとめたものを一つにくくる。たばねる。 ②統率する。おさめる。 0
終極 シュウキョク [0] 物事の最後。最果て。「研究所の―の目標」 究極 0
劇痛 ゲキツウ [0] はげしい痛み。「ころんだ瞬間、足首に―が走った」鈍痛表記「激痛」とも書く。 0
鳥居 とりい [0] 神社の参道の入り口に建てる門。神域を示すもので、二本の柱の上に笠木(かさぎ)を渡し、その下に貫(ぬき)を入れる。 0
暁闇 ギョウアン [0] あかつきに月がなく暗いこと。夜明け前のほの明るいやみ。参考「あかつきやみ」とも読む。 0
榧 かや [1] イチイ科の常緑高木。山野に自生。葉は平たい線形で、先がとがる。種子は油の原料、また食用・薬用とする。材は高級な碁盤や将棋盤の材料に用いる。 0
確率 カクリツ [0] 事柄の起こり得る確かさの度合い。また、それを表した数値。 0
忘恩負義 ボウオンフギ 受けた恩をわすれ、道義にそむく行いをすること。「負」はそむく意。得魚忘筌(トクギョボウセン) 0
楽観 ラッカン [0] 物事の成り行きをよいほうに考えて心配しないこと。「―的な考え」「前途を―する」悲観 0
徒跣 トセン 「徒跣(かちはだし)」に同じ。 0
餓狼 ガロウ [0] うえたオオカミ。危険なもののたとえ。「―の群れ」「眼光は鋭く―のようだ」 0
倹やか つづま-やか 無駄をはぶいたようす。質素なさま。「―な生活ぶり」表記「約やか」とも書く。 0
木蓮・木蘭 モクレン モクレン科の落葉低木。中国原産。春、葉の出る前に暗紫色の大きな六弁花を上向きにつける。モクラン。シモクレン。モクレンゲ。春 1
分陰を惜しむ フンインをおしむ たとえわずかな時間でも、惜しんで無駄に使わない。由来中国古代の聖人、夏(カ)の禹(ウ)王さえ、寸陰を惜しんだのだから、凡人は分陰をも惜しむべきであるという、晋(シン)の陶侃(トウカン)の言葉から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
幄屋 アクのや 「幄舎」に同じ。 0
疎か おろそ-か [2] いいかげんなさま。なおざりなさま。「勉強が―になる」 0
漉す こ-す [0],[1] 液体状のものを砂や紙に通して、不純物やまじり物を取り除く。濾過(ロカ)する。「茶を―す」 0
懐く いだ-く [2] ①ふところに入れる。 ②ある考えや感情を心にもつ。 0
喚ぶ よ-ぶ [0] ①叫んで人に声をかける。 ②声をかけて呼び寄せる。また、声をかけて感情を呼び起こす。 0
変更 ヘンコウ [0] 決まっていたものを変え改めること。変わり改まること。「予定は多少―することがあります」変改 0
表面 ヒョウメン [3] ①物の外側。おもて。 ②物事の見える部分。外見。うわべ。「―をとり繕う」「派閥争いが―化する」 ①②裏面 0
移る うつ-る [2] ①位置・地位・所属などが変わる。移動する。「住居を―る」 ②時間が経過する。「時代が―る」 ③色やかおり、病気などが他のものに伝わる。「風邪が―る」 ④関心などが他のものに変わる。「流行が―る」
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漢字の豆知識 お皿に“うつして”、写真に“うつす”~似た漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
淡粧濃抹 タンショウノウマツ 女性の薄化粧と厚化粧のこと。どちらも趣があって美しいという意。〈蘇軾(ソショク)の詩〉表記「濃抹」は「濃沫」とも書く。参考「濃抹」は「ノウバツ」とも読む。 0
便宜 ベンギ [1] 物事をするうえで、都合のよいこと。また、特別な処置。「友人のための―を図る」便益参考「ビンギ」とも読む。 0
浸潤 シンジュン [0] ①液体が次第にしみこむこと。 ②思想などが次第に人々の間に広まること。 ③ガン細胞などが次第に体の組織内に広がること。「肺―」 0
食う く-う [1] ①たべる。「飯を―う」 ②かじる。刺す。「虫が―う」「蚊が―う」 ③負かす。「大物を―う」 ④暮らす。生活する。「―うに困る」 ⑤費やす。「時間を―う」 ⑥受ける。「小言を―う」
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漢字の豆知識 何を食うかで状況が変わります ~冷や飯や蓼、割り、泡などいろいろ食べます~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
鮟鱇形 アンコがた 相撲で、腹の突き出た力士。ソップ形 由来魚のアンコウの形に似ているところからともいう。 0
土公神 ドクジン 陰陽道(オンヨウドウ)で、土の神。春は竈(かまど)、夏は門、秋は井戸、冬は庭におり、そこをおかすとたたりがあるとされる。土神(ドジン)。 0
把手 とって [1] 手で握って扱うのに便利なように、器具や機械などに取りつけたつまみ。表記「取っ手」とも書く。参考「ハシュ」とも読む。 1
袋小路 ふくろこうじ [4] ①行き止まりになっている小道。「―に迷いこむ」 ②物事が行き詰まった状態。「議論が―に入った」 0
煖める あたた-める 熱を加え、よい温度にまで上げる。表記「暖める」とも書く。 0
日当たり ひあたり [0] 日光が物などに当たること。また、その当たりぐあい。 0
適する テキ-する [3] ①よくあてはまる。ふさわしい。「登山に―する服装」 ②ある物事をするのに、資格・条件・能力などがかなっている。「政治家は彼に―した職業だ」 0
趨勢 スウセイ [0] 物事の変化の流れ。世の中のなりゆき。「こちらに有利な―」「時代の―」 大勢・動向・趨向 0
目差・目指 まなざし ①物を見るときの目の表情。目つき。 ②視線。表記「眼差・眼指」とも書く。 1
摂政 セッショウ [1],[0] ①君主の代わりに政治を行うこと。また、その職。 ②天皇が幼少または長い病気のとき、代わって職務を行う役目。また、その人。「藤原(ふじわら)氏は江戸末期まで―として権力を握った」 0
密偵 ミッテイ [0] 相手の秘密や内情などをひそかにさぐること。また、その人。スパイ。「敵陣に―を放つ」 0
猿子 ましこ [3],[0] ①サルの別称。 ②アトリ科の小鳥の総称。北方に多く、大きさや形はスズメに似る。雄はふつう赤色。秋 1
飯粒 いいぼ [3] ①めしつぶ。 ②形が ①に似ていることから、いぼ。 1
紅菰・紅茸 べにたけ ベニタケ科のキノコの総称。また、その中で傘が赤いもの。茎は太く短い。大部分は無毒。ドクベニタケなど。秋由来「紅菰」は漢名から。 1
倒ける こ-ける [0] ①ころぶ。倒れる。「つまずいて―ける」 ②興行があたらず、不入りに終わる。 0
真仮 シンケ 絶対的な真理と一時的な真理。真実と方便。 0
矛先 ほこさき [0] ①矛の先端。 ②攻撃する方向。攻撃目標。「―をかわす」「急に質問の―を向けられた」表記「鉾先」とも書く。 0
一席 イッセキ [0] ①宴会・茶会などのひと催し。「―設ける」 ②演説・講演、また講談・落語などの一回で聴く話。「―伺う」「お笑いを―」 ③第一位。「佳作―」首席 0
阡陌 センパク ①道路。特に、あぜ道。 ②二本の道路が交差した場所。 参考②「阡」は南北に通じる道、「陌」は東西に通じる道の意。 0
献言 ケンゲン [0],[3] 目上の人に、意見を申しのべること。また、その意見。「校長に―する」 0
負担 フタン [0] ①荷物を背負うこと。転じて、身に引き受けること。また、その義務や責任。「入場料は各自―してください」「相当に―の重い仕事だ」 ②仕事や責任が大きすぎること。重荷。「あまり期待されると―になる」 0
漬かる つ-かる [0] ①物が水の中にひたる。 ②漬物が熟して味が出る。「大根がよく―っている」 0
隠田 オンデン 中世から近世にかけて、国家や領主にかくして耕作し、年貢や租税を納めない田畑。忍び田。かくしだ。「―百姓」隠地 0
日限 ニチゲン [2] 日を限ること。また、あらかじめ定められた日。期限。期日。「論文作成の―が迫る」日切り 0
聚まる あつ-まる 一つの所に寄り合う。 表記「集まる」とも書く。 0
論敵 ロンテキ [0] 議論し合う相手。論争の相手。「学会での―」 0
諍論 ジョウロン 互いに意見を主張して、議論すること。議論して、言い争うこと。論争。 争論 0
蒲団 フトン [0] ①ガマの葉を、円形に編んだもの。座禅などのときに使う。 ②綿や羽毛などを布でくるみ、寝たり座ったりするときに使うもの。冬表記②「布団」とも書く。参考①「ホタン」とも読む。 0
浅葱 あさぎ [2],[0] 緑がかった薄い青色。 由来ネギ(葱)の葉の薄い緑色の意から。 参考「あさつき」と読めば別の意になる。 0
綿綿 メンメン [0] どこまでも長く続いているようす。「―と続く話」 0
歌詞 カシ [1] ①歌謡曲・歌劇など節をつけてうたう歌の文句。 ②和歌に使う言葉。 0
等級 トウキュウ [0] 上下や優劣の段階。「―別に分けて出荷する」階級 0
馥しい かんば-しい 香気が盛んであるさま。香りが高い。こうばしい。「―い茶の香りが立つ居間」 0
胡 えびす 中国で、北方または西方の異民族。また、その民族の住む地。北狄(ホクテキ)。 0
永垂不朽 エイスイフキュウ 名声や功績などが末長く後世に伝えられ、決して滅びないこと。〈『春秋左氏伝』〉「―の名作」参考「永存不朽」ともいう。 0
点眼 テンガン [0] 目薬を目にさすこと。薬液で目を洗うこと。「―水」点薬 0
時雨煮 しぐれに ハマグリなどのむき身にショウガやサンショウなどを入れて作った佃煮(つくだに)。 1
結実 ケツジツ [0] ①植物が実を結ぶこと。「トマトが―する」結果 ②成果を得ること。「多年の努力が―する」 0
甲虫 かぶとむし [0] コガネムシ科の甲虫(コウチュウ)。黒褐色で光沢があり、雄は角をもつ。夜間に活動し、クヌギなどの樹液を吸う。夏由来角がかぶとのくわ形の部分に似ていることから。表記「兜虫」とも書く。 0
病体 ビョウタイ [0] 病気にかかっている身体。病人の体。病身 0
閉める し-める [2] ①開いていたものをふさぐ。とざす。とじる。「玄関を―める」「蓋(ふた)を―める」 ②閉店する。また、廃業する。「もう店を―める時間だ」「景気が悪くなり、店を―めた」 0
挙足軽重 キョソクケイチョウ ある人物の言動や態度が全体に大きな影響を及ぼすこと。また、そうした重要な人物。対立する二者の間にあって、ある者が足を上げてどちらかに一歩踏み出せば勢力の軽いか重いか、その優劣が決まることから。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
優性 ユウセイ [0] 遺伝で、対立する形質をもつ二つの品種を交配すると、雑種第一代に現れるほうの形質。「―遺伝」顕性劣性 0
股栗・股慄 コリツ ももがわなわなと震えるほど、恐怖に恐れおののくこと。 0
地衣類 チイルイ [2] 菌類と藻類との共生体で、単一の生物のように見える植物。地衣植物。チズゴケ・イワタケ・サルオガセなど。 0
餓鬼も人数 ガキもニンズ 取るに足りない者でも時には何かの役に立つこともあるたとえ。また、取るに足りない者でも大勢集まるとあなどりがたいたとえ。参考「人数」は「ニンズウ・ニンジュ」とも読む。蟻(あり)も軍勢 0
漫歩 マンポ [1] あてもなくぶらぶらと歩くこと。そぞろ歩き。散歩・散策 0
薄荷 ハッカ [0] シソ科の多年草。湿地に自生。全体に芳香がある。夏から秋、淡紅紫色の唇形の小花が咲く。葉にはメントールが含まれ、薄荷油をとる。由来「薄荷」は漢名から。 0
甲殻類 コウカクルイ [4] 体がかたい殻(から)でおおわれた節足動物。頭胸部と腹部にわかれ、二対の触角をもつ。カニやエビなど。 0
託かる ことづ-かる [4] 人から伝言や用事を頼まれる。ことづけられる。「手紙を―る」「母親から買物を―る」 0
垤 ありづか [0] アリやシロアリが地中に巣をつくるために運び出した土砂が、巣のまわりに積み上げられて塚のようになったもの。また、土や枯れ葉を積み上げてつくったアリの巣。蟻(あり)の塔。夏表記「蟻塚」とも書く。 0
煩言砕辞 ハンゲンサイジ わずらわしいほどくどくて、細かい言葉。〈『漢書(カンジョ)』〉「―に耳をふさぐ」 0
女優 ジョユウ [0] 女性の俳優。「彼女はアカデミー主演―賞をとった」 男優 0
犒う ねぎら-う [3] 飲食物を贈って、将兵を慰労する。「兵を―うために現地に赴く」 0
油田 ユデン [0] 石油を埋蔵・産出している地域。「海底―」「中東の―地帯」 0
作付け サクづけ [0] 田畑に作物を植えつけること。「土壌に合わせた―方式」参考「サクつけ」とも読む。 0
巡幸 ジュンコウ [0] 天皇が各地をめぐってまわること。行幸(ギョウコウ)してまわること。 0
解禁 カイキン [0] 規制や法令で禁止していたことを解除し、自由にすること。「鮎(あゆ)漁が―された」 0
垂直 スイチョク [0] ①水平面・地平面に対して直角であること。 鉛直 水平 ②一つの直線または平面に、直角に交わること。 0
擬態 ギタイ [0] ①形や状態などを他のものに似せること。 ②動物が敵から身を守るために、形や色などを周囲の環境に似せること。「枯れ葉に―する虫」 0
頰杖 つらづえ 「頰杖(ほおづえ)」に同じ。表記「面杖」とも書く。 1
触発 ショクハツ [0] ①物にふれて爆発・発射すること。 ②刺激を与えられて、意欲や行動などを引き起こすこと。「友人の成功に―されて発奮する」 0
赫赫 カクカク [0] ①あかく光り輝くさま。「―たる陽光」 ②功名などが著しく盛んなさま。「―たる戦果」参考「カッカク」とも読む。 0
調べ しらべ [3] ①音楽や詩歌の調子。また、音楽の演奏。「ワルツの軽快な―」 ②調査。検査。点検。「下―をする」 ③尋問。とりしらべ。「刑事の―を受ける」 0
色慾 シキヨク [0] 色欲 0
弭 ゆはず [0] 弓の両端にある弓弦(ゆみづる)をかけるところ。ゆみはず。表記「弓弭・弓筈」とも書く。 0
柚葉色 ユばいろ 黒みがかった緑色。深緑色。 0
尾錠 ビジョウ [0] チョッキやベルトなどにつけて、左右から寄せて引き締めるための金具。しめがね。バックル。尾錠金(ビジョウがね)。 0
加奈陀 カナダ 北アメリカ北部にある連邦共和国。国土は広いが大部分は寒冷地。公用語は英語とフランス語。首都はオタワ。 1
青瓷・青磁 あおジ 平安時代の焼物で、銅を呈色剤(色彩を出す薬)とした緑色の釉(うわぐすり)を表面にかけた陶器。緑釉陶(リョクユウトウ)。 参考「青磁」は「セイジ」と読めば別の意。 0
末輩 マッパイ [0] ①地位や技術などが劣っている者。 ②つまらない者。参考自分のことを謙遜(ケンソン)して用いることが多い。 0
永別 エイベツ [0] 二度と会うことのない別れ。ながの別れ。特に、死別。「親友との―を悲しむ」 永訣(エイケツ) 0
不孝 フコウ [2] 子が親に心配をかけたり、悲しませたりすること。また、その行い。「彼は親―者だ」孝行
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 意味が正しそうで、実は正しくない熟語 ~そのイワカンは、正解です~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
裂く さ-く [1] ①強い力で二つ以上に引き破る。「絹を―くような叫び声」 ②仲のよいものを無理に引き離す。「親子の仲は―けない」 0
捏ねる つく-ねる [2] 手でこねて丸くする。「泥を―ねて遊ぶ子ども」 0
弘法筆を択(えら)ばず こうぼうふでをえらばず 真の名人といわれる人は、どんな道具を使ってもりっぱに仕事をこなすというたとえ。書の名人である弘法大師はどんな筆を用いてもりっぱな文字を書いたことから。技量の足りないことを道具のせいにするのを戒めた言葉。 0
多額 タガク [0] 金額が多いこと。「―の借金を抱える」高額・巨額少額 0
床下 ゆかした [0] 床の下。縁の下。「―まで浸水する」 床上 0
人間工学 ニンゲンコウガク [5] 機械や作業環境を、人間が操作しやすいように設計したり改善したりするための学問。 0
陵谷の変 リョウコクのヘン 世の中が激しく移り変わり、それまでとまったくちがう様相を呈すること。高く大きな丘陵が浸食されて険しい谷になり、いつのまにか深い谷が埋め立てられて大きな丘陵に変わる意から。〈『詩経』〉陵谷遷貿・滄桑(ソウソウ)の変・桑田滄海 0
品行方正 ヒンコウホウセイ [0] 心や行いが正しく、りっぱなこと。行いや身もちがきちんとしているさま。「―な人物」
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四字熟語根掘り葉掘り82:「品行方正」と直角のイメージ
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
趨く おもむ-く [3] 急いで行く。また、ある目的や場所に向かって行く。 表記「趣く」とも書く。 0
己の欲せざる所は人に施すなかれ おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ 自分がされて不快に思うことは他人がされても不快に感じるので、それを人にしてはいけないという戒め。〈『論語』〉 0
発揚 ハツヨウ [0] 精神や気力をふるいたたせること。「士気を―する」 0
浅才 センサイ [0] ①あさはかな才知。才能に乏しいこと。「非学―」 浅知恵(あさヂエ) ②自分の才知の謙称。 ①②非才 0
窺う うかが-う [0] ①こっそりのぞく。のぞき見る。 ②そっとようすをさぐる。察知する。「相手の顔色を―う」 ③ひそかに機会や時期を待ち受ける。「交替の時期を―う」 0
布令 フレイ [0] 役所が法令や命令を一般に広く知らせること。また、その法令や命令。 0
布達 フタツ [0] 人々に広く知らせること。また、その知らせ。通達。「官公庁の―」 0
神奈備・神名備・神南備 かんナビ 神や神霊が鎮座する森や山。みもろ。 参考「かむナビ」とも読む。 0
雅俗折衷 ガゾクセッチュウ 風雅なものと卑俗なものをほどよく取捨して用いること。また、地の文は文語体、会話は口語体を使った雅俗折衷の文体のこと。 0
幽微 ユウビ [1] 音やにおいなどが非常にかすかなこと。「―な香り」 0
得失 トクシツ [0] 得ることと失うこと。利益と損失。「改革の―を考える」損得 0
金鍔 キンつば [0] ①黄金または金色の金属で作った刀のつば。 ②水で練った小麦粉にあんを包み、刀のつばの形にして焼いた和菓子。 0
昨日 きのう [2] ①今日の一日前の日。 ②近い過去。「―のことのように思い出す」 参考「サクジツ」とも読む。 1
俚俗 リゾク [1],[0] ①いなかのならわし。卑しい風習。 ②いなかびていること。 0
丁 ひのと [2],[0] 十干の第四番目。方角では南。五行では火。丙(ひのえ)参考「火の弟(おと)」の意。 0
臥亜 ゴア ①インドの西海岸にある州。ポルトガルの植民地であった一六世紀ころは、貿易やカトリック宣教の拠点として栄えた。 ②江戸時代にオランダ人によって伝えられたインド産の織物。 1
瑶台 ヨウダイ [0] ①たまで飾られたりっぱで美しい高殿(たかどの)。 ②月の異称。 0
甘鯛 あまだい [0],[2] アマダイ科の海魚。体は平たく長い。美味。タイとは別種。冬 0
古 いにしえ [1] 過ぎ去った昔。遠い過去。「―の文学をひもとく」「―の栄華をしのぶ」由来「往(い)にし方(へ)」から。 0
印鑑 インカン [0],[3] ①あらかじめ役所に登録した、特定の印。実印。「―登録証明書を受け取る」 ②印。印章。はんこ。 0
特等 トクトウ [0] 一等より上の、特別の等級。「―で入選する」 0
押捺 オウナツ [0] はんこやそれに代わるものを押すこと。「指紋の―」捺印・押印 0
褻言 セツゲン なれなれしく、みだらな言葉。 0
手簡・手翰 シュカン 手紙。書状。 0
恂 まこと いつわりのない心。まじり気のない純な心。誠意。「―を尽くす」 0
糠 ぬか [2],[0] ①玄米を精白するときに出る外皮と胚芽(ハイガ)の粉。肥料や飼料、漬物などに用いる。「―漬け」 ②非常に細かいこと。はかないこと。「―喜び」 0
傷風敗俗 ショウフウハイゾク よい風俗や風紀を乱して、社会に害を及ぼすこと。〈『魏書(ギショ)』〉 風紀紊乱(フウキビンラン)・風俗壊乱 0
惹起 ジャッキ [1] 問題や事件などをひきおこすこと。「混乱を―する」 0
野合 ヤゴウ [0] ①正式な結婚によらずに男女が関係を結ぶこと。 ②あいまいに関係を結ぶこと。「政策協定によらない両党の―を批判する」 0
合宿 ガッシュク [0] 複数の人が練習や研修などの目的で、一定期間生活を共にすること。 0
阿弥陀 アミダ [0] ①西方浄土にいて、人々を極楽に導くとされる慈悲深い仏。阿弥陀仏。 ②「阿弥陀籤(くじ)」の略。何本かの縦線に横線を加えてひく籤。 0
書痙 ショケイ [0] 字を書くとき、手がふるえたりして書けなくなる神経症。おもに精神的ストレスによると考えられる。 0
親元・親許 おやもと 親の住む場所。親のところ。「―を離れる」 0
西漸 セイゼン [0] 東に興った勢力や文化が次第に西方へ移っていくこと。「―運動(昔、アメリカで、辺境開拓のため、東部から西部へ移住した運動)」 東漸 0
紅灯 コウトウ [0] ①あかいともしび。また、繁華街のあかり。 ②あかい紙をはった丸く小さな提灯(チョウチン)。酸漿(ほおずき)提灯。 0
胸襟 キョウキン [0] 胸のうち。心のなか。「―を開いて語り合う」参考「襟」は胸・心の意。 0
楯突く たてつ-く [1],[0] 目上の人や力のある者に反抗する。「親に―く」 表記「盾突く」とも書く。 0
御面相 ゴメンソウ [0],[2] 顔つき。顔立ち。「なんという―だ」参考からかったりあざけったりしていう語。 0
痳病 リンビョウ [0] 痳菌により感染し、尿道などに炎症を起こす性病。表記「淋病」とも書く。 0
美貌 ビボウ [0] 顔かたちの美しいこと。美しい容貌。「―に恵まれる」 0
旦 あした 日の出るころ。夜明け。明け方。朝夕・暮 0
寧日 ネイジツ [0] 気にかかることもなく、心が安らかな日。平穏無事な日。「―なし(毎日が忙しい)」 0
驀進 バクシン [0] 非常な勢いで、まっしぐらに進むこと。「―する戦車」 0
泡影 ホウエイ [0] ①水の泡と物の影。 ②一瞬に消えてしまう、はかないことのたとえ。泡沫(ホウマツ)・(うたかた)参考「ホウヨウ」とも読む。 0
末子 バッシ [0] すえっこ。長子参考「マッシ」とも読む。 0
天を怨みず人を尤めず テンをうらみずひとをとがめず どんなに不遇であっても、運命を恨んだり人をとがめだてしたりしないで、自分の足りない点を反省し、修養に努めるべきだということ。〈『論語』〉 0
亡羊補牢 ボウヨウホロウ 過ちを悔いても取り返しがつかないたとえ。また、過ちを犯しても、すぐに手立てを講じれば、被害が少なくてすむたとえ。ヒツジが逃げたあとで、囲いを修繕する意から。〈『戦国策』〉牢補羊亡 0
骨髄 コツズイ [0] ①骨の内部を満たすやわらかな組織。赤血球・白血球などがつくられる。「―移植」 ②心の奥底。「恨み―に入(い)る」 0
教典 キョウテン [0] ①宗教の基本を記したよりどころとなる書物。 ②教育のよりどころとなる書物。教範 0
師範 シハン [1] ①手本。模範。 ②学問・技芸を教える人。先生。「日舞の―」 師匠 ③「師範学校」の略。 0
平服 ヘイフク [0] ふだんに着る服。ふだんぎ。日常着。「当日は―でおいで下さい」礼服 0
後退 コウタイ [0] うしろへ下がること。また、力や勢力が以前より衰えること。あとずさり。「景気が―する」前進 0
どろ 水などの底に沈んだおり。たまって積もったどろ。 0
纏綿 テンメン [0] ①複雑にからみついて、離れないこと。まつわりつくこと。 ②心にまつわりついて離れないさま。 ③情が深く、細やかなさま。「情緒―な女性だ」 0
小田原評定 おだわらヒョウジョウ [5] いつまでも意見がまとまらず、長引くだけの相談。 由来北条(ほうじょう)氏がたてこもった小田原城を豊臣秀吉(とよとみひでよし)が攻めた際、城内で和議か抗戦かなかなか決まらなかったことから。 0
耽溺 タンデキ [0] 酒や女など不健全なことに夢中になって、ほかをかえりみないこと。「酒色に―する」惑溺 0
禁物 キンモツ [0] 慎んで避けるべきこと。してはいけない物事。「病人に心配事は―だ」 0
方針 ホウシン [0] 目指す方向。進む目標。また、行動の原則や基本。「指導―を立てる」「―は決して曲げない」指針・針路・方途由来羅針盤の方位を指し示す針の意から。 0
不粋 ブスイ [0] 粋(いき)でないこと。人情の機微や風情がわからないこと。「場所柄もわきまえぬ―な行為」野暮粋表記「無粋」とも書く。 0
群羊を駆りて猛虎を攻む グンヨウをかりてモウコをせむ 弱い者を多く集めて強い者を攻めるたとえ。弱小の国を連合して大国を攻めるたとえ。転じて、勝ち目のないたとえ。多くの弱いヒツジを駆りたてて獰猛(ドウモウ)なトラを攻めさせる意から。〈『戦国策』〉 0
訓練 クンレン [1] ある事柄について習熟するよう、練習させてきたえること。「避難―」 0
水稲 スイトウ [0] 水田で栽培するイネ。 陸稲 参考「みずいね」とも読む。 0
電光朝露 デンコウチョウロ [5] きわめて短い時間のたとえ。また、人生のはかないことのたとえ。稲妻の光と朝の露の意から。〈『金剛経』〉 0
常務 ジョウム [1] ①日常のつとめ。ふだんの仕事。 ②「常務取締役(とりしまりヤク)」の略。株式会社の日常業務を取り締まる役職。 0
能率 ノウリツ [0] 一定時間内にできる仕事の割合。仕事のはかどり具合。「家事を―よく終わらせる」 0
狂飆 キョウヒョウ 荒れ狂う大風。暴風参考「飆」は、つむじ風の意。 0
牝馬 ヒンバ [1],[0] めすのウマ。めすうま。めうま。牡馬(ボバ)参考「めま」とも読む。 0
奸商 カンショウ 不正な手段で利益を得る商人。悪徳商人。ずるがしこい商人。表記「姦商」とも書く。 0
大挙 タイキョ [1] ①多人数でそろって物事に立ち向かうこと。「―して押しかける」 ②壮大な計画。「―を胸に抱く」壮挙 0
随身 ズイジン [0] ①目上の人に、供として付きしたがっていくこと。また、その人。おとも。 随行 ②昔、貴人が外出のとき、武装して護衛の任にあたった近衛(このえ)府の武官。 参考①「ズイシン」とも読む。 0
扶ける たす-ける [3] ①手を添えてささえる。 ②助力する。手伝う。 0
鴟 とび [1] タカ科の鳥。 鳶(とび) 0
廻覧 カイラン [0] ①順にまわして見ること。 ②あちらこちら見てまわること。表記「回覧」とも書く。 0
全権 ゼンケン [0] ①すべての権限。「―を委任する」 ②すべての権力。「―を掌握する」 ③「全権委員」の略。国から外交交渉などに全権をゆだねられている委員。 0
縫い代 ぬいしろ [0],[2] 布を縫い合わせるとき、合わせて縫いこみにするために、余分にとっておく布の部分。 0
草庵 ソウアン [0] 草ぶきの粗末で小さな家。草のいおり。 0
陵駕 リョウガ [1] 他をしのいで上に出ること。「前回の成績をはるかに―した」表記「凌駕」とも書く。 0
椒酒 ショウシュ サンショウの実に他の生薬をまぜて、酒にひたしたもの。屠蘇(トソ)酒の類。 0
裕か ゆた-か ①満ち足りているさま。十分にあるさま。「―な生活」「六尺―な大男」 ②広くゆとりのあるさま。 0
隠亡 オンボウ [0] 昔、死人の火葬・埋葬をしたり、墓所を守ったりした職業の人。 0
疲労 ヒロウ [0] ①肉体的・精神的にくたびれること。疲れ弱ること。「―が頂点に達する」 ②金属材料などが頻繁に使われたことで強度を失うこと。「金属―」 0
融化 ユウカ ①とけて形が変わること。 ②とけ合って一つになること。 0
駕る の-る ①ウマや馬車にのる。 ②牛馬などを扱いこなす。 0
姉さん ねえさん [1] ①姉を敬っていう語。「―は三つ年上です」 ②知らない女性に呼びかける語。 1
外気 ガイキ [1] 家の外の空気。屋外の空気。「窓をあけて―を入れる」 0
刮げる こそ-げる [0],[3] こすりけずって取る。また、表面に付着している物をかきとってはがす。「靴の泥をへらで―げる」 0
百出 ヒャクシュツ [0] さまざまに、数多く出ること。「意見が―する」 0
先駆 センク [1] ①他に先んじて物事をすること。また、その人。さきがけ。「宇宙科学の―者」 先覚 ②ウマに乗って行列を先導すること。さきばらい。 前駆 0
胡狄 コテキ 中国で、辺境の異民族をいう語。 由来「胡」は北方・西方の、「狄」は北方の異民族を指す。 0
罰則 バッソク [0] 法律や規則に違反した者を罰するための規則。 0
巡洋艦 ジュンヨウカン [0] 戦艦と駆逐艦との中間の軍艦。戦艦に次いで攻撃力・防御力をもち、より速力が速く、駆逐艦より大形で長時間の航行ができる。 0
連夜 レンヤ [1] 幾晩も続くこと。毎晩。「―のドンチャン騒ぎに迷惑する」 0
端 はな [1] ①物事のはじめ。最初。「―から疑ってかかる」 ②物の突き出た所。先端。「岬の―」 ③物事をやり始めた時。「寝入り―」 0
太刀魚 たちうお [2] タチウオ科の海魚。暖海にすむ。体は帯状に細長く銀白色で、うろこがない。潮流のゆるい所では立ち泳ぎする。肉は美味。秋由来形と色が太刀(たち)に似ていることから。表記「帯魚」とも書く。 1
爆弾 バクダン [0] ①爆発物を中につめ込んで投下、爆発させ、敵を攻撃する兵器。「原子―」 ②突然で影響力の大きいもののたとえ。「―発言がとび出す」 0
希臘 ギリシャ ヨーロッパ南東部の共和国。バルカン半島南端部とエーゲ海の島々からなる。古代ギリシャ文明発祥の地。首都はアテネ。 1
面従腹背 メンジュウフクハイ [0] 表面上は服従するふりをして、内心は反抗していること。「腹背」は腹の底ではそむいていること。面従後言・面従腹誹(フクヒ) 0
未開 ミカイ [0] ①文明がまだ開けていないこと。人知の開けていないさま。「―の種族」 ②まだ開拓や開発が進んでいないこと。未開拓。「―の原野」「―の分野」 0
鵲豆 ふじまめ [0] マメ科のつる性一年草。熱帯原産で広く栽培される。夏から秋、フジに似た紫色や白色の花をつける。若いさやと熟した種子は食用。 秋 表記「藤豆」とも書く。 参考関西地方ではインゲンマメと呼ぶ。 1
春寒料峭 シュンカンリョウショウ 春先の冷たい風が肌寒く感じられるさま。「料」はなでる・触れる、「峭」は厳しい意。 0
自在鉤 ジザイかぎ [2] いろりやかまどなどの上につるした棒に取りつけて、掛けた鍋(なべ)や鉄瓶の高さを自由に調整する仕組みのかぎ。自在。 0
梁山泊 リョウザンパク [3] 豪傑や英雄を気取る野心家などが集まって会合する場所のたとえ。由来「梁山泊」は山東省の西部にある沼で天険要害(けわしい地形で守りに適した)の地として知られ、古来盗賊などの根拠地となった。北宋(ホクソウ)末に起こった反乱をもとに書かれた『水滸伝(スイコデン)』に、この地に集結した豪傑が活躍する話が記述されたことから。〈『水滸伝』〉 0
抜きんでる ぬ-きんでる ①他のものより、ひときわ高く突き出る。 ②他よりとび抜けてすぐれる。 0
身の代金 みのしろキン [0] ①人身売買の代金。 ②誘拐した人質を無事に返す代わりに要求する金。 0
馬賊 バゾク [1] 中国、清(シン)朝末期、中国北東部にウマに乗って出没した群盗。 0
青緡・青繦・青差 あおざし 銭の穴に紺色に染めた麻縄を通して、銭を結び連ねたもの。 1
辣腕 ラツワン [0] 仕事などを、てきぱきと巧みに処理する能力をもっていること。腕利き。すご腕。「―家」「―を振るう」敏腕 0
人為淘汰 ジンイトウタ [4] 農牧畜・園芸などで、生物を長年にわたって飼育・栽培し、品種改良の目的にかなった形質をもつ生物だけを選び、残すこと。 人為選択 自然淘汰 0
堕ちる お-ちる [2] ①高いところから低いところへ落下する。上から下へおちる。「名声が地に―ちる」 ②崩れて悪い状態になる。堕落する。「悪の道に―ちる」 0
徒事 トジ [0] 何の役にも立たないこと。効果のないこと。参考「あだごと・ただごと」と読めば別の意になる。 0
割愛 カツアイ [0] 惜しみながら、手放したり省略したりすること。「時間の関係で―する」
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漢字の豆知識 「失笑」は、本当はどんな笑い? ~意味が変わっていく慣用句~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
裏店 うらだな [0] 裏通りや路地の奥にある、粗末な貸屋。裏長屋。 0
手燭 てショク [3],[0] 取っ手をつけて、持ち歩けるようにした小さな燭台。 0
疫学 エキガク [2] 地域や団体など環境・条件により発生する集団的傷病を研究する学問。現在では感染症から公害問題などにまで研究対象が広げられている。 0
拘泥る こだわ-る ①小さなことに心がとらわれる。執着する。「ささいなことに―るな」 ②徹底的に好みを追求する。「料理の材料に―る」 1
網元 あみもと [0] 漁船(ギョセン)や漁網(ギョモウ)を所有し、多くの漁師(リョウシ)を雇って漁業を営む職業の人。漁師の親方。網主網子 0
習う なら-う [2] ①何度も練習して身につける。「ピアノを―う」 ②教えを受ける。学ぶ。「師匠に―った巧みな技」 0
太陽 タイヨウ [1] ①太陽系の中心をなす恒星。日。日輪。 ②明るく輝き、希望を与えてくれるもの。「心の―」 0
末代 マツダイ [2],[0] ①すえの世。 ②死んだのちの世。「人は一代、名は―」後世 0
女 め [1] 人間の性別で、子をはらむ器官をもつほう。女性。「郎(いらつ)―」「産(うぶ)―」 男(お) 参考多く、複合語に用いる。 0
染める そ-める [0] ①色や模様をつける。「草木で布を―める」 ②色を変える。「夕日が空を赤く―める」 ③深く感じる。「心を―める」 ④物事を始める。「危険な仕事に手を―める」 0
飛躍 ヒヤク [0] ①高く飛び上がること。 ②急速に発展・向上すること。「―が予想される業種」 ③理論などが、正しい順序や段階を踏まずに進むこと。「論理に―がある」 0
形成 ケイセイ [0] 一つのまとまった形に作り上げること。「人格を―する」「―外科」 0
無鉄砲 ムテッポウ [2] 前後のことをよく考えずに物事を行うこと。むこうみず。「―なことをする」参考「無手法・無点法」の変化したものという。 0
姫 ひめ [1] ①女子の美称。「歌―」「舞―」彦(ひこ) ②貴人の娘。姫君(ひめぎみ)。 ③小さくてかわいいものを指す語。「―鏡台」「―百合(ゆり)」 0
先約 センヤク [0] ①それより先に交わした約束。「その日は―がある」 ②以前からの約束。「―を果たす」 前約 0
艾安 ガイアン 世の中がおさまって平安なこと。表記「乂安」とも書く。 0
掃除 ソウジ [0] ちり・ごみ・汚れなどを取り去ってきれいにすること。はき清めること。「念入りに部屋を―する」 清掃 0
外貌 ガイボウ [0] ①顔かたち。目鼻だち。 ②外面的なようす。みかけ。外見・外観 0
貯留・貯溜 チョリュウ 水などをためること。また、たまること。表記「瀦留・瀦溜」とも書く。 0
徒歩・徒 かち ①乗り物に乗らず歩いていくこと。とほ。 ②江戸時代、騎乗を許されなかった下級の武士。表記②「徒士」とも書く。 1
符契 フケイ 「符節」に同じ。 0
買弁 バイベン [0] ①昔、中国で外国と取り引きをするときの仲介業者。 ②外国資本の手先となって私的な利益を得ること。また、その人。 0
原寸 ゲンスン [0] 実物と同じ寸法。また、もとの寸法。「―大の銅像」 0
対訳 タイヤク [0] 原文に並べて、その訳文を示すこと。「―源氏物語を読む」 0
金亀子 こがねむし [3] ①コガネムシ科の昆虫の総称。種類が多い。 ②①の一種。体は広卵形で、金属光沢のある緑色。広葉樹の葉を食害する。夏表記「黄金虫」とも書く。 1
日産 ニッサン [0] 一日単位の生産高。産出高。「―限定一〇〇個のケーキ」 0
過密 カミツ [0] ①こみすぎていること。「―ダイヤ」 ②人口などがある地域に集中しすぎていること。「―都市」 ①②過疎 0
水難 スイナン [0] ①洪水や高潮などの大水による災害。「―に遭(あ)う」 水害 ②水上の災難。難船や溺死(デキシ)など。 ①②水禍 0
病は気から やまいはキから 病気は気の持ち方一つで、よくも悪くもなるということ。 0
風雲 フウウン [0] ①風と雲。また、風をはらんだ雲。 ②変事が起こりそうな形勢。「―急を告げる」 ③竜が風と雲を得て天に昇るように、すぐれた人物が活躍する好機。また、そういう時勢。 0
劣弱 レツジャク [0] 劣っていて弱いこと。力がないこと。「この国は政治的に―だ」 0
白蓮 ビャクレン [2],[1] ①白いハスの花。夏 ②心が清らかでけがれのないたとえ。 0
蟄居屛息 チッキョヘイソク 家にこもって外出せず、一室にじっとしていること。「屛息」は息を殺して隠れていること。 0
端整 タンセイ [1] 顔だちがきれいに整っているさま。「名優の―な顔だちを偲(しの)ぶ」 0
平時 ヘイジ [1] ①平常の時。ふだん。「―であっても地震への備えは怠るべきではない」常時・平生(ヘイゼイ) ②戦争のない平和な時。戦時・①②非常時 0
隆替 リュウタイ [0] 勢いが盛んになることと、衰えること。「政権の―が繰り返された」盛衰・消長 0
傷悴 ショウスイ [0] 悲しんでやつれること。「―しきった顔」 参考「憔悴」と書けば、病気や心配などでやつれる意。 0
苦参 くらら [0] マメ科の多年草。山野に自生。夏、黄色の蝶(チョウ)形花を総状につける。根は漢方薬にする。秋由来「苦参」は漢名より。和名は、根汁が「くらくら」するほどにがいことから。参考「クジン」と読めば薬の名。 1
玄翁・玄能 ゲンノウ 大工や石工が用いる鉄製の大きなつち。 由来玄翁和尚が、成仏できない霊がこもる殺生(セッショウ)石を割るのに用いたことからという。 0
無理無体 ムリムタイ [1] 相手のことなどは考えず、無理やりに強制すること。「無体」は道理を考えず無理に物事を行うこと。また、道理に合わず乱暴なこと。「それは―な要求だ」無理往生 0
万国 バンコク [1] 世界中のすべての国。あらゆる国。「会場入り口に―旗がはためく」「―共通」諸国 0
罪状 ザイジョウ [0] 犯罪の行われた状況や経過。その犯罪の具体的事実。「まず―認否が行われた」 0
麻痺 マヒ [1],[0] ①神経または筋肉の機能が停止したり、低下したりすること。「右足が―して感覚がなくなる」 ②本来のはたらきができなくなること。「交通が―する」表記「痲痹」とも書く。参考「痺」は一般に用いるが、「痹」の誤用。 0
銅鑼 ドラ [0],[1] 青銅製で円盤形の打楽器の一種。ひもでつるし、ばちで打ち鳴らす。寺院や、船の出る合図などに使用。「出航の―が鳴る」 0
珍品 チンピン [0] 珍しい品物。「世界中の―をそろえた店」珍物 0
間欠 カンケツ [0] 一定の時間をおいて起こったり、やんだりすること。「―泉」 「間歇」の書きかえ字。 0
造形・造型 ゾウケイ 素材に手を加えて、絵画や彫刻など形があるものをつくりだすこと。「―美術」 0
零磨滅 チョウレイマメツ 学問や芸術など、文化的なものが滅び、なくなること。「凋零」は草花がしぼんで落ちる、「磨滅」はすりへり、なくなる意。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
起きる お-きる [2] ①立ち上がる。 ②目を覚ます。「朝五時に―きる」 ③「起こる」に同じ。「事件が―きる」 0
収縮 シュウシュク [0] しまり縮まること。引きしめて縮めること。「瞳孔(ドウコウ)が―する」 収斂(シュウレン) 膨脹 0
定律 テイリツ [0] ①はっきりと決まった法律や規則。さだめ。 ②自然現象における因果関係の法則。 0
長門 ながと 旧国名の一つ。現在の山口県北西部。長州。 0
夏書 ゲがき 夏安居(ゲアンゴ)の間に、経文を写すこと。また、その写した経文。 0
隊伍 タイゴ [1] きちんと隊列を組んで並んだ組。隊列。参考「隊」「伍」ともに、組織された組の意。 0
葦 あし [1] イネ科の多年草。水辺に自生。高さ二~三(メートル)になり、茎ですだれをあむ。「人間は考える―である」 秋表記「蘆・葭」とも書く。参考「よし」とも読む。 0
天翔る あまがけ-る [4] 大空をとびめぐる。おもに、神や霊魂などにいう。参考「あまかける」ともいう。 0
聯なる つら-なる 並んで続く。つながる。ひとつながりになる。「軒が―る」 0
爾後 ジゴ [1] そののち。以後。爾来。「―十年に及ぶ」 爾今 0
笥籠・笥子 けこ 昔、食物を盛るのに用いた容器。 参考「けご」とも読む。 0
觜 はし [1] 鳥などのくちばし。「イスカの―のくいちがい」 表記「嘴」とも書く。 0
華筥 ケコ [1] 法要のとき、仏前にまき散らす花を入れる容器。はなざら。表記「花籠」とも書く。 0
疲憊 ヒハイ [0] 疲れて弱ること。疲れ果てること。疲労困憊(コンパイ)。「徹夜の仕事が続いて心身共に―する」 0
点てる た-てる [2] 抹茶に湯を入れ、茶筅(チャセン)でかきまぜたり練ったりする。茶の湯を行う。「茶を―てる」 0
厄払い ヤクばらい [3] ①神仏に祈願し、災厄を遠ざけること。厄除(よ)け・厄落とし ②近世の門付(かどづけ)芸で、大みそかや節分などの夜、わざわいを払う言葉をとなえながら金品をもらい歩くこと。また、その人。冬 ③やっかいな事を処理したり、やっかいな人を追い払ったりすること。参考「ヤクはらい」とも読む。 0
無邪気 ムジャキ [1] 悪意がなく、素直であること。あどけなく、かわいらしいさま。「―ないたずら」「―な笑顔」無心 0
速力 ソクリョク [2] 物が動くはやさ。スピード。「全―で走る」 速度 0
齢草 よわいぐさ キクの別称。秋由来齢(とし)を長くする草の意から。 0
闇路 やみじ [0],[2] ①闇夜の暗い道。 ②心に迷いがあって正しい判断ができない状態。「恋の―」 ③あの世。冥土(メイド)。また、冥土に続く道。 0
窃盗 セットウ [0],[3] 他人の金品をひそかにぬすむこと。また、その人。「―の疑いで逮捕する」 0
菘 すずな [0] カブの別称。春の七草の一つ。 冬 表記「鈴菜」とも書く。 0
艾る か-る 余計に伸びた草などをかり取る。表記「刈る・乂る」とも書く。 0
鹿砦・鹿柴 ロクサイ 「鹿砦(さかもぎ)」に同じ。 0
余病 ヨビョウ [0] ある病気にかかっているうちに発する別の病気。「―を併発する」 0
剽掠・剽略 ヒョウリャク 強奪すること。おびやかし奪うこと。かすめとること。剽盗 0
出芽 シュツガ [0] ①植物が芽を出すこと。 発芽 ②酵母や原生動物などに見られる、無性生殖法の一種。体の一部がふくらんで成長し、それが分かれて新個体となる現象。 0
消光 ショウコウ [0] 月日をおくること。生活すること。「何事もなく―いたしております」 消日 参考多く、手紙で自分についていう。 0
肉 しし [2] ①鳥獣のにく。特に食用のものを指す。「鹿(しか)の―」 ②人体のにく。「最近―がついた」 0
入り船に良い風は出船に悪い いりふねによいかぜはでふねにわるい 物事の両方を同時に満足させることが難しいたとえ。彼方(あちら)立てれば此方(こちら)が立たぬ 0
感謝 カンシャ [1] 自分が受けた行為を、ありがたく思うこと。また、その意を表して礼を言うこと。「友人の尽力に―する」「―の意を表す」
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四字熟語根掘り葉掘り88:「感謝感激」の絶妙なバランス
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
狩る か-る [0],[1] ①鳥獣を追いつめて捕らえる。「兎(うさぎ)を―る」 ②植物などを探して観賞したり採取したりする。「紅葉を―る」 0
実態 ジッタイ [0] 実際のありさま。現実の状態。「読書の―調査」 実情 0
粗大 ソダイ [0] ①そまつで大きいこと。「―ごみの始末に困る」 ②あらくておおまかなさま。おおざっぱ。「―な手口」 粗雑 0
七転八倒 シチテンバットウ [0],[3] はげしい苦痛に転げまわってもがき苦しむこと。七回転げまわり八回倒れる意から。「七」「八」は何度もの意。〈『朱子語類』〉 参考「シッテンバットウ・シチテンハットウ」とも読む。 「七顚八倒」の書きかえ字。 0
再往・再応 サイオウ ふたたび。再度。二度。「―申し入れる」 0
吮疽の仁 センソのジン 大将が部下の兵士を手厚くいたわること。「吮疽」は、疽という悪性の腫(は)れ物のうみを吸い出す意。 故事中国、戦国時代、楚(ソ)の呉起は、いつも部下と同じ衣服・食事で行軍でもウマに乗らず、兵と苦労を共にした。疽を病んで苦しむ兵を救うため、彼はそのうみを吸い出してやったという故事から。〈『史記』〉 0
委蛇 イイ ①うねり曲がって長く続くさま。 ②ゆったりと落ちついているさま。 ③身を曲げてしたがうさま。参考「イダ」とも読む。 0
総角 ソウカク [1] ①「総角(あげまき)」に同じ。 ②幼いころ。子どものころ。 0
任務 ニンム [1] 責任をもって果たさなければならない仕事や役目。「与えられた―を遂行する」 0
得意 トクイ [2],[0] ①希望がかなって満足すること。失意 ②自慢すること。 ③手慣れていること。自信のあること。「―な分野」苦手(にがて) ④ひいきにしてくれる客。「―先」 0
普及 フキュウ [0] 広く一般に行き渡ること。「パソコンはずいぶん―した」 0
探勝 タンショウ [0] 景色のよい地をたずね歩き、それを味わい楽しむこと。 0
形状 ケイジョウ [0] 物の形や状態。ありさま。「―記憶合金」 0
恋は曲者 こいはくせもの 恋愛は人に分別を見失わせ、思わぬことをさせるものだ。恋は人を変えてしまう恐ろしい力をもつものであるということ。 0
早業・早技 はやわざ すばやく、あざやかな手ぎわ・腕前。「目にもとまらぬ―」 0
身を殺して仁(ジン)を成(な)す みをころしてジンをなす 自分の生命を犠牲にしても、正しいことのために尽くすこと。〈『論語』〉 0
宵 よい [0] ①日が暮れてまもないころ。「―の口」「―の明星」 ②夜。「おぼろ月夜の春の―」 0
穀雨 コクウ [1] 二十四節気の一つ。陰暦の三月半ば。太陽暦では四月二一日ころ。春参考穀物をうるおし育てる雨の意。 0
終日 シュウジツ [0] 一日中。朝から晩までずっと。「駅のホームは―禁煙」「昨日は―雨が降っていた」 終夜(シュウヤ) 参考「ひねもす・ひもすがら」とも読む。 0
染井吉野 そめいよしの [4] バラ科の落葉高木。サクラの品種の一つ。春、葉に先立ち淡紅色の五弁花が咲く。全国各地に多く植えられている。 春 由来江戸末期、江戸の染井という場所の植木屋が売り出したことから。 0
浮力 フリョク [1] 地球上において、水や空気などの流体の中で、物体が流体の圧力によって重力と反対方向に押し上げられる力。「海中では―が大きいので浮きやすい」 0
一門 イチモン [2],[0] ①家族。また、同族の人々。「壇の浦に沈む平家―」一族 ②同じ宗旨の人々。 ③学問・芸術・武道などで、同じ師の流れをくむ人々。「柳生(ヤギュウ)―の剣名」同門 0
定款 テイカン [0] 公益法人や会社などの、目的・組織・業務などについての基本規則。また、それを書いた文書。「新しい会社の―を作成する」 0
洗濯 センタク [0] 衣服などを洗い、汚れをとりのぞいてきれいにすること。転じて、わだかまりや心労などを捨ててすっきりすること。「旅は命の―になる」 0
蛻る もぬけ-る セミやヘビが外皮から抜け出る。脱皮する。もぬく。 0
摧く くだ-く [2] 押しつぶしてこなごなにする。たたきくずす。「敵陣を―く」 0
鉱脈 コウミャク [0] 岩石のすき間に板状に集まっている鉱物資源の層。また、長くのびた鉱床。 0
偶像崇拝 グウゾウスウハイ [0],[5] 偶像を宗教的な対象として、あがめ尊ぶこと。参考おもに、批判する立場からいう語。 0
未亡人 ミボウジン [2] 夫に死別したあと、独身でいる女性。寡婦(カフ)・(やもめ)・後家参考本来は、夫に死なれて、共に死ぬはずの身が生き残っている意の自称の語。 0
猿芝居 さるしばい [3] ①サルを調教して、寸劇をさせる見世物。 ②すぐに見破られてしまうような浅はかな企て。 0
国籍 コクセキ [0] ①一国の国民としての資格。「―を取得する」 ②船舶や飛行機の特定の国への所属にもいう。「―不明の船」 0
慵い ものう-い なんとなくけだるい。だらけてはりがない。「―季節」表記「物憂い」とも書く。 0
血肉 ケツニク [0] ①血と肉。 ②血筋のつながっている者。親子・兄弟。「―の争い」「―の間柄」骨肉 0
天人の五衰(ゴスイ) テンニンのゴスイ 天人が死ぬときに現れる五つの衰弱の相(死相)。「五衰」は、衣服が汚れる、頭上の華鬘(ケマン)がしおれる、体が臭くなる、腋(わき)の下に汗が流れる、天上界の生活を嘆くの五つ。〈『涅槃経(ネハンギョウ)』〉 0
破裂 ハレツ [0] ①勢いよく破れさけること。「寒さで水道管が―した」 ②交渉がまとまらないこと。もの別れ。「談判が―した」決裂 0
睡眠 スイミン [0] ①ねむること。ねむり。「昨夜は十分―をとった」 ②活動をしばらくやめていること。活動休止。「―状態」 0
慨く なげ-く 憂え悲しんでため息をつく。「汚職事件の増加を―く」 0
五月蠅い うるさ-い [3] ①やかましい。音が大きい。 ②しつこい。「新聞の勧誘が―い」 ③口やかましい。「母親が―い」由来五月のハエ(蠅)はうるさいことから。
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漢字の豆知識 夏をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
打つ う-つ [1] ①物に勢いよく当てる。ぶつける。「ボールを―ち返す」「転んで頭を―つ」 ②仕事をしたり、物を作ったりする。「電報を―つ」「そばを―つ」 ③文字や符号をつける。「句読点を―つ」 ④感動を与える。「胸を―つ」 ⑤処置を施す。「逃げを―つ」 ⑥総金額の一部を払う。「手付を―つ」
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漢字の豆知識 正しく打てば、いい音が響く!~「ウテばヒビく」は野球のたとえ?~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
非合法 ヒゴウホウ [2] 法律の規定に反していること。また、そのさま。「―運動」合法参考「違法」と異なり、法の正当性を否認する趣がある。 0
守銭奴 シュセンド [2] 金銭欲の強い人。金をためることに執着しているけち。 0
夜具 ヤグ [1] 寝るときに使う布団や枕などの総称。寝具 0
不見転 みずテン [0] ①あとさきを考えずに事を行うこと。「―契約」 ②芸者などが金次第で、どんな相手にも容易に身をまかせること。また、そのような女性。由来花札で、相手や状況を考えずに札を出す意から。 1
徒目付 かちめつけ 江戸幕府で、目付の指揮により監察・取り締まり・探偵などを行った役職。御徒(おかち)目付。徒横目(かちよこめ)。 0
定斎屋 じょうさいや 夏にてんびんで薬箱をかつぎ、煎(セン)じ薬を売り歩いた行商人。夏由来桃山時代に村田定斎が製したのが最初ということから。 0
狼 おおかみ [1] ①イヌ科の哺乳(ホニュウ)動物。山野にすむ。イヌに似るが、性質は荒く、鳥獣を捕食。日本では絶滅した。冬 ②表面は優しそうに見えて、実は恐ろしい人のたとえ。「送り―」 0
桃の節句 もものセック [0] 三月三日の節句。ひなまつり。春 0
定型 テイケイ [0] 一定の型。決まった型。「無―」「―詩」 0
名所 メイショ [0],[3] 景色のよさや、古跡などで有名な土地。「―をめぐる旅」名勝 0
孤 コロウ [3],[0] 世間から孤立し、かたくなで心が狭いこと。「独学―」 0
済世 サイセイ [0] 世の中を困難から救うこと。世の人々を救済すること。「救民―」 救世 参考「セイセイ」とも読む。 0
嫁菜 よめな [0] キク科の多年草。山野や道端に自生。初秋に薄紫色の頭花をつける。若葉は食用。春表記「鶏児腸」とも書く。 0
隔年 カクネン [0] 一年おき。「―に発行する」「―に開かれる大会」 0
少壮気鋭 ショウソウキエイ 若く元気で、意気込みが鋭いこと。また、そういう人。「―の学者」 新進気鋭 0
家船 えぶね 船を住居として漁業や行商をしていた人々。かつて長崎県や瀬戸内海に多かった。 0
三度肱を折りて良医と為る みたびひじをおりてリョウイとなる 医者が自らのひじを折って治すことで、病気やけがの痛みを経験し、良医に成長するということ。何度も苦しい経験をつまなければ人は円熟しないたとえ。〈『春秋左氏伝』〉 0
太平楽 タイヘイラク [3] ①のんきに構えて、好き勝手なことを言うこと。「―を並べる」 ②太平を祝う雅楽の曲名。 0
鶏 にわとり [0] キジ科の鳥。原種は東南アジアのセキショクヤケイという。頭の上に赤いとさかをもつ。古く家禽(カキン)化され、品種はきわめて多い。肉や卵は食用。とり。 0
跳梁跋 チョウリョウバッコ 悪者などがはびこり、思うままに行動すること。「跋」は悪者などが我が物顔にのさばること。参考「跋跳梁」ともいう。横行闊歩(オウコウカッポ)・飛揚跋 0
案内 アンナイ [3] ①先導して連れていくこと。また、説明しながら連れ歩くこと。「水先―」「鎌倉を―する」 ②詳細や事情を知らせること。またその知らせ。「会社―」「―状」 ③取り次ぐこと。「受付で―を請う」 ④事情を承知していること。「ご―のとおり」 0
艘 ソウ 小さい舟を数えるのに用いる助数詞。 参考大きい船の場合は「隻(セキ)」を用いる。 0
常軌 ジョウキ [1] ふつうのやり方。「時々―を逸(イッ)した行動をとる」 常道 0
金漆 ゴンゼツ [0] 「金漆(こしあぶら)」に同じ。 0
昏愚 コング 道理にうとくおろかなこと。暗愚 0
捕虜 ホリョ [1] 戦争で、敵にとらえられた将兵。とりこ。「―収容所」俘虜(フリョ) 0
温石 オンジャク [0] ①あたためた軽石などを布に包んでふところに入れ、体をあたためるもの。冬 ②①をぼろで包んだことから、衣服がみすぼらしい人をあざけっていう語。 0
蛍雪の功(コウ) ケイセツのコウ 苦労して勉学に励んだ成果。故事 中国、晋(シン)代の車胤(シャイン)は家が貧しく、灯火に使う油が買えないので、夏はホタルを集めて薄い布に入れその光で勉強し、また、孫康も貧しく冬は窓の雪明かりで勉強した故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉蛍窓雪案 0
阿剌吉 アラキ 江戸時代、オランダ人が伝えた酒。蒸留酒にチョウジ・ニッケイなどで香気をつけたもの。エジプトやインドなどで常用する。 1
緊唇 あくち ①ひな鳥のくちばしのつけ根の黄色い部分。 ②幼児の口のまわりにできる湿疹(シッシン)。 1
紡ぐ つむ-ぐ [2],[0] ワタや繭から繊維を引き出し、よって糸にする。「綿を―いで糸にする」 0
昌運 ショウウン [0] 物事の勢いがさかんになるめぐりあわせ。隆盛運。 隆運・盛運 0
幽か かす-か [1] はっきりしないさま。ほのか。「―な明かりが漏れている」 0
豪雪 ゴウセツ [0] はなはだしく大量に雪が降り積もること。大雪。「―地帯」 0
借家 シャクや [0] 家賃を払って借りて住む家。また、家を借りること。「―暮らし」 貸家 参考「シャッカ」とも読む。 0
風俗 フウゾク [1] ①ある時代や社会の生活上の様式やしきたり。「明治時代の―」風習 ②「風紀」に同じ。「―を乱す」 0
厳重 ゲンジュウ [0] ささいなこともおろそかにしない厳しいようす。「―な警戒」 0
鉄鉢 テッパツ [0] 托鉢(タクハツ)をする僧が用いるはち。応器(オウキ) 0
外法 そとのり [0] 物の厚みを加えて外側から外側までを測った寸法。「箱の―を測る」内法(うちのり) 0
中毒 チュウドク [1] 薬物や飲食物などの毒性に当たって、体に障害を起こすこと。「食―」「―症状を起こす」解毒(ゲドク) 0
暗唱 アンショウ [0] 記憶している詩歌などを何も見ずに言うこと。そらんじること。「詩を―する」 「暗誦」の書きかえ字。 0
六腑 ロップ [1],[0] 漢方で、内部が腔(コウ)になっている人間の六つの臓腑(ゾウフ)。大腸・小腸・胃・胆・膀胱(ボウコウ)・三焦の総称。「五臓―」 0
勿論 モチロン [2] 言うまでもなく。もとより。「大会には―参加する」無論参考「論ずる勿(なか)れ」の意。 0
一木一草 イチボクイッソウ [0] 一本の木や一本の草のこと。きわめてわずかなもののたとえにいう。「―も見あたらぬ砂漠」参考「一草一木」ともいう。 0
学際 ガクサイ [0] いくつかの学問分野にまたがること。「―的な協力」 0
減損 ゲンソン [0] 減ること。また、減らすこと。「資産価値が―する」 0
牙彫 ゲチョウ 動物の牙を用いた細工物。象牙が多い。参考「ゲぼり」とも読む。 0
気鬱 キウツ [0] 気分がふさぐこと。気が沈むこと。「仕事のことを考えると―になる」憂鬱(ユウウツ) 0
岩窟 ガンクツ [0] 岩にできた横穴。岩屋・岩穴表記「巌窟」とも書く。 0
天孫 テンソン [0] ①天の神の子孫。 ②日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫。特に、その子孫とされる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)のこと。 0
士は己を知る者の為に死す シはおのれをしるもののためにシす 男子は自分の価値を認めてくれる人のためならば、命さえ投げ出す。 故事中国、春秋戦国時代、予譲(ヨジョウ)は、自分を取り立ててくれた智伯(チハク)が殺されたときに、「士は自分を知ってくれる人のために死に、女は自分をよろこばせてくれる人のために美しくなる」と言って復讐(フクシュウ)を誓った故事から。〈『史記』〉 0
鉄脚梨 ぼけ バラ科の落葉低木。由来「鉄脚梨」は漢名から。 木瓜(ぼけ) 1
宿駅 シュクエキ [0] 昔、交通の要所にあって旅客の宿泊やウマ・駕籠(かご)などを乗り換える設備のあった所。宿場。 0
混沌 コントン [0] ①入り混じってもやもやした状態。「―とした政局」「―たる形勢」 ②天地創造以前のようす。カオス。渾然表記「渾沌」とも書く。 0
淋漓 リンリ [1] ①血や汗などがしたたり落ちるさま。「流汗―」 ②元気があふれ出るさま。筆勢の盛んなさま。「墨痕(ボッコン)―たる書」 0
乾魚 ひうお [2] ほしうお。魚の干物。表記「干魚」とも書く。参考「ほしうお・ひざかな」とも読む。 0
内包 ナイホウ [0] ①内部にもっていること。「危険性を―する」 ②哲学で、一つの概念に含まれる、すべての共通する性質や属性。外延 0
開眼 カイガン [0] 見えなかった目が見えるようになること。また、見えるようにすること。「―手術」参考「カイゲン」と読めば、新たに作った仏像に目を入れて魂を迎えること。 0
麗しい うるわ-しい [4] ①きちんと整っていて美しい。「なんと―い瞳(ひとみ)であろう」 ②気分や表情がはればれとしているさま。「健康でご機嫌も―い」 ③心が温まるさま。「―い友情」 0
休息 キュウソク [0] 仕事や運動などを一時やめて疲れをいやすこと。「風呂(フロ)に入って―する」休憩 0
俯仰天地に愧じず フギョウテンチにはじず 自分の心や行動は公明正大で、天に対しても、世間に対しても、まったくやましいところがない。〈『孟子(モウシ)』〉 0
願書 ガンショ [1] ①許可を得るために提出する書類。「入学―」 ②神仏への願いごとを書いた書面。願文(ガンモン) 0
周く あまね-く [3] すみずみまで行き渡っているさま。「全国に―知られている」 0
独歩 ドッポ [1] ①ひとりで歩くこと。 ②「独行②」に同じ。 ③すぐれていて他に比べるものがないこと。「古今―」無比 0
国論 コクロン [0] 国民一般の意見・議論。「―を二分する」公論・世論 0
妻妾 サイショウ [0] 妻と妾(めかけ)。 0
小乗 ショウジョウ [0] 自己の悟り・救済を最終目的とする仏教。 大乗 参考「小さな乗り物」の意。万人の救済を説く大乗仏教の立場から、批判的につけられた名称。 0
実権 ジッケン [0] 実質的な権力。本当の権力。「会社の―を握る」 0
喧喧囂囂 ケンケンゴウゴウ [0] 多くの人がやかましく騒ぎたてるさま。参考「喧喧」「囂囂」とも、騒がしいさま。 0
驕る平家は久しからず おごるヘイケはひさしからず 栄華や絶頂期は長くは続かないたとえ。また、権力や財力をかさにきて、思いあがって高ぶる人はその身を長く保つことができないたとえ。由来 『平家物語』の冒頭にある一節「おごれる人も久しからず」から。 0
猩猩 セイセイ [3],[1] 犬のほえる声。 0
独鈷 トッコ [0],[1] ①密教で用いる金剛杵(コンゴウショ)の一種。中央部がくびれて両端が尖(とが)った金属製の仏具。煩悩を打ちくだくとされる。 ②①の模様を織り出した織物。また、その模様。「一本―の帯」参考「ドッコ・トコ」とも読む。 0
汗疱 カンポウ [0] 皮膚病の一種。手足の指の間などに小さい水疱(スイホウ)ができる。水虫。 0
先刻 センコク [0] ①さきほど。少し前。「―申し上げました」 最前 後刻(ゴコク) ②すでに。以前から。「―承知している」 0
当代 トウダイ [1] ①この時代。現代。当世 ②その当時。その時代。 ③その家の現在の主人。当主先代 0
楚囚 ソシュウ 捕らえられて異郷にある人。 故事中国、春秋時代、楚の鍾儀(ショウギ)が晋(シン)の捕虜になったとき、楚の冠を着けて故国を忘れなかった故事から。 0
羽尺 はジャク 和装で、大人の羽織が仕立てられる程度の長さの反物。羽尺地。着尺(きジャク) 0
鞫訊 キクジン 罪を取り調べてただすこと。鞠問表記「鞠訊」とも書く。 0
酖殺 チンサツ 酖毒(チンドク)のはいった毒酒を飲ませて人を殺すこと。毒殺。表記「鴆殺」とも書く。 0
羝羊 テイヨウ [0] おひつじ。雄のヒツジ。 0
俊彦 シュンゲン [0] 他の人より才知のすぐれた人。俊傑。「彦」は男子の美称。「―を求む」 0
一陣 イチジン [0] ①風雨などがひとしきり吹きつけること。「―の風」 ②軍(いくさ)の陣立てで第一の陣。先陣 0
法悦 ホウエツ [0] ①仏法の教えによって得られるような深い喜び。法喜 ②うっとりする喜び。「―にひたる」陶酔 0
片辺 かたほとり [3] ①かたすみ。「村の―にたつ小屋」 ②かたいなか。「―に庵(いおり)を結ぶ」 0
牡蠣 ボレイ [0] ①カキの漢名。 ②カキの殻を粉末にしたもの。鎮静剤などの薬用や小鳥のえさに混ぜて用いる。 0
洒落臭い シャラくさ-い [4] こしゃくである。生意気である。 0
荒行 あらギョウ [0] 山伏などが行う、はげしく苦しい修行。冬に滝に打たれたり、山野を跋渉(バツショウ)したりする。 0
舎兄 シャケイ [0] 他人に対して自分の兄をいうときの呼称。実の兄。 家兄 舎弟 0
魚籃 ギョラン ①「魚籠(びく)」に同じ。 ②「魚籃観音」の略。三十三観音の一つ。 0
夙に つと-に [2],[1] ①以前から。昔から。「―聞き及んでいました」 ②幼いころから。「理想に燃え―学問に励んだ」 ③朝早くから。 0
浩浩 コウコウ ①ひろく大きなさま。「―たる平原」 ②水が豊かにみなぎるさま。「―たる海」 0
晨起 シンキ 朝早く起きること。早起き。朝起き。 夙起(シュクキ) 0
跼蹐 キョクセキ おそるおそる歩くこと。非常におそれるさま。「跼天蹐地」の略。 0
天は人の上に人を造らず テンはひとのうえにひとをつくらず 天は人間をみな平等につくっており、身分の上下や貧富の差、家柄や職業のちがいなどで差別すべきではないということ。〈『学問のすゝめ』〉参考『学問のすゝめ』の冒頭。「人の下に人を造らず」と続く。福沢諭吉の言葉。 0
征旅 セイリョ ①敵の征討に行く軍隊。討伐軍。 ②たたかいながら日数をかさねて進む旅。いくさの旅。「―三か月」 参考「旅」は軍隊・いくさの意。 0
大乗 ダイジョウ [0] 他者の救済を重視し、多くの人を悟りに導こうとする仏教の教法。大乗仏教のこと。小乗参考「大乗」は人がたくさん乗る大きな乗り物の意。 0
虎は千里行って千里帰る とらはセンリいってセンリかえる ①勢いが盛んで行動力があふれていることのたとえ。 ②親の、子に対する愛情が強いことのたとえ。由来 ②トラは千里を走ったあとでも、巣穴にいる子どもを思って千里の道を帰ることから。 0
困頓 コントン 疲れ果てること。苦しんでどうしようもなくなること。 0
輪姦 リンカン [0] 複数の男が、次々に一人の女性を強姦すること。 0
片腕 かたうで [0] ①片方の腕。 ②最も頼りとする補佐役。「社長の―となって働く」腹心 0
早吞み込み はやのみこみ ①理解が早いこと。のみこみが早いこと。 ②十分に理解しないうちに、分かったつもりになること。早合点(はやガテン)。「―でしくじる」 0
体勢 タイセイ [0] 体のかまえ。姿勢。「―を崩す」「不利な―を立て直す」 0
村落 ソンラク [0],[1] むら。村里。集落。 都市 参考「落」は人の寄り集まる所の意。 0
辛辣 シンラツ [0] 非常に手厳しいさま。「―な言葉を浴びせる」 0
逆夢 さかゆめ [0] 夢で見たのと逆のことが現実に起こる夢。正夢(まさゆめ) 0
小心 ショウシン [0],[3] 気が小さく、度胸のないこと。「―な奴」 小胆・臆病(オクビョウ) 大胆・豪胆 0
受禅 ジュゼン 前帝の位を譲り受けること。新帝が即位すること。 参考「禅」は譲る意。 0
雅趣 ガシュ [1] 風雅で上品なおもむき。「―豊かな庭園」風趣・雅味・雅致 0
剿滅 ソウメツ [0] 掃滅 0
俚諺 リゲン [0] 民間で広く言いならわされてきたことわざ。通俗なことわざ。「負けるが勝ち」など。 0
可坊 べらぼう ①ばかげているさま。また、程度がひどいさま。「―な値段をつけられる」 ②人をあざけりののしる語。たわけ。あほう。 由来江戸時代、見世物にされた、サルに似たあごをもつ奇人の呼び名からとも。表記「便乱坊・篦坊」とも書く。 1
原料 ゲンリョウ [3] 製品を製造・加工するもとになるもの。参考製品になったときに、その性質や形状などが残っていない場合にいう。残っている場合は「材料」という。 0
目庇 まびさし [2] ①かぶとや帽子のひさしのような部分。 ②窓の上の狭いひさし。表記「眉庇」とも書く。 0
紙鑢 かみやすり [3] ガラス粉や金剛砂(コンゴウシャ)を厚紙や布の表面にはりつけて作ったやすり。サンドペーパー。 0
浩然 コウゼン [0] 心がひろびろとして、大きいさま。ゆったりしているさま。「―の気」 0
軟風 ナンプウ [0] 心地よく感じるやわらかな風。そよ風。微風 0
編者 ヘンジャ [1] 書物などの編集者。「百科事典の―」参考「ヘンシャ」とも読む。 0
棋 ゴ [0],[1] 囲碁。表記「碁」とも書く。 0
気色 キショク [1] ①心の内面が現れた顔色や表情。ようす。「―をうかがう」 ②気持ち。気分。「―が悪い」参考①「ケシキ」とも読む。 0
即答 ソクトウ [0] その場ですぐに答えること。また、その答え。「借金の保証人を頼まれたが、―を避けた」 0
台地 ダイチ [0],[1] 周囲の地面よりもいちだんと高く、表面が平らな台状の地形。高台 0
年嵩 としかさ [0] ①他の人と比べたとき、年齢が上であること。また、その人。年上。 ②高齢。老年。年高 0
継室 ケイシツ [0] 後妻。継妻。のちぞい。 0
定連 ジョウレン [0] ①一つの飲食店や興行場などに、いつも来る客。常客。「―をつかむ」 ②いつも連れだって行動する仲間。表記「常連」とも書く。 0
訳文 ヤクブン [0] 外国語の文章や古文を、翻訳したり解釈したりした文章。翻訳文。「漢文の―」「―がこなれていない」 0
任放 ニンポウ 礼儀作法を捨てて、ほしいままにふるまうこと。思いのままに行動すること。 0
岳陽楼 ガクヨウロウ 中国、岳陽市の城の西の楼門。洞庭湖に面していて絶景の地として有名。多くの文人がここへ登り、詩文を作った。 0
啖らわす く-らわす ①勢いよく食べさせる。 ②利得を与えて人をさそう。「賄賂(ワイロ)をその筋に―わす」 0
湿度 シツド [2],[1] 空気の乾湿の程度。大気中に含まれる水蒸気の割合で、パーセントで表す。「―が高い」 0
推参 スイサン [0] ①おしかけて行くこと。また、訪問をへりくだっていう語。「突然―に及び失礼いたします」 ②無礼な振る舞い。 0
忠実 チュウジツ [0] ①真心をもって誠実に務めること。「―な弟子」不実 ②そっくりそのまま正確に行うこと。「当時の様子を―に再現する」参考「まめ」と読めば別の意になる。 0
差障り さしさわり ある事を行うのに、障害となること。さしつかえ。支障。じゃま。「―があるので、発表を控えた」 0
草根木皮 ソウコンボクヒ [5] 草の根と木の皮。転じて、漢方で薬剤として用いるもの。 参考「木皮」は「モクヒ」とも読む。 0
百獣 ヒャクジュウ [0] すべてのけもの。数多くのけもの。「ライオンは―の王といわれる」 0
御薪 みかまぎ ①律令(リッリョウ)時代、正月一五日に百官が位階に応じて朝廷に献上したまき。また、その儀式。 ②社寺に奉納するまき。社寺でたくまき。 ③江戸時代、武家で正月一五日に門の両側の柱に飾ったまき。 1
兎角 トカク [0] ①あれこれ。いろいろと。「―するうちに一年が過ぎた」 ②ややもすると。ともすれば。「少数派の意見は―無視されがちだ」 ③いずれにせよ。とにかく。「―この世はままならぬ」 0
竜戴・竜台 リュウダイ 能で、竜神の役がかぶる竜の形をした冠(かんむり)。竜立(リュウだて)・(リョウたて)。参考「リュウタイ」とも読む。 0
手習い てならい [2] ①文字を書くことを習うこと。習字。「六十の―」 ②学問や芸事などのけいこ。修業。 0
領置 リョウチ [1] 被疑者・被告人の遺留品や所有者・管理者の任意に提出された物を、裁判所や捜査当局が取得して保管すること。押収 0
宿坊 シュクボウ [0] 寺を訪れた人が泊まるための境内にある宿舎。 0
藩屛 ハンペイ ①防ぎ守るための垣根や囲い。 ②皇室を守ること。また、その人。藩翰(ハンカン)・①②藩籬(ハンリ) ③直轄の領地。 0
大穴 おおあな [0] ①大きなあな。 ②多額の欠損。「興行に失敗して―をあける」 ③競馬・競輪などで、予想外の結果。また、それによる高額の配当。「―をねらう」 0
乱声 ランジョウ 舞楽で、舞人の登場するときなどに奏する曲。笛・太鼓・鉦鼓(ショウコ)などを、にぎやかにはやし立てる。 0
タンタン ①水を深くたたえているさま。 ②奥深いさま。 0
乙子月 おとごづき 陰暦一二月の異名。末子を乙子ということから。 0
茶飯事 サハンジ [2] 日常のごくありふれたこと。珍しくもないこと。「けんか騒ぎなど日常―であった」由来ご飯を食べ、茶を飲むようなことからいう。 0
引きも切らず ひきもき-らず [2] ひっきりなしに。途切れることのないさま。「参拝客が―訪れる」 0
疎覚え うろおぼえ ぼんやりと覚えていること。不確かな記憶。「―の歌」 0
慈育 ジイク いつくしみそだてること。 表記「字育」とも書く。 0
筆架 ヒッカ ふでをのせたりつるしたりしておく道具。ふでかけ。 0
一登竜門 イットリュウモン その時代の有力者に引き立てられれば、その人の価値は世の中から一〇倍にも評価されるということ。〈李白(リハク)の詩〉 0
草烏頭 とりかぶと キンポウゲ科の多年草。 由来「草烏頭」は漢名から。 鳥兜(とりかぶと) 1
案件 アンケン [0] ①問題とされている事柄。議案 ②訴訟事件。 0
肉腫 ニクシュ [0],[1] 骨や神経などにできる悪性のはれもの。参考一般に上皮組織にできるものを癌(ガン)という。 0
頭隠して尻隠さず あたまかくしてしりかくさず 悪事や欠点を本人は完全に隠したつもりでも、他人には気づかれてしまうものだということ。キジは草むらに隠れたつもりでも、長い尾が見えている意から。身を蔵(かく)し影を露(あら)わす・柿(かき)を盗んで核(さね)隠さず 0
閨閤 ケイコウ [0] ①寝室。寝所。 ②女性の居る部屋。また、女性。 0
薄暮冥冥 ハクボメイメイ 夕方の薄暗いさま。また、夕暮れ時のように薄暗くなるさま。〈『岳陽楼記(ガクヨウロウのキ)』〉 0
正鵠 セイコク [0] ①的の中央にある黒点。 ②物事の中心となる部分。急所。「―を失する(要点をはずれる)」 参考「セイコウ」は慣用読み。 0
披鍼 はばり ①平たい諸刃(もろは)で先のとがった外科用のメス。ランセット。 ②鍼術(シンジュツ)に用いる、諸刃で先がとがったはり。表記「刃針」とも書く。参考「ヒシン」とも読む。 1
漢奸 カンカン [0] 中国で、敵に通じる者。スパイ。売国奴。 0
夙夜 シュクヤ [2] ①朝早くから夜遅くまで。一日中。 ②常に。「―不眠に悩む」 0
三楽 サンゴウ 人が願い望む三つのもの。益と損があり、礼儀と音楽をほどよくわきまえること、人の善行をほめること、賢友が多いことの三つは益で、驕楽(キョウラク)(わがままにふるまう)・佚遊(イツユウ)(なまける)・宴楽(酒盛りをする)の三つは損であるという。〈『論語』〉 参考「サンラク」と読めば別の意になる。 0
真魚鰹 まながつお [3] マナガツオ科の海魚。本州中部以南に分布。体は平たく、ひし形。体色は青灰白色。 冬 0
陰徳あれば陽報あり イントクあればヨウホウあり 隠れた善行を積んでいる者には、必ずいつかよい報いがあるということ。〈『淮南子(エナンジ)』〉積善の家には必ず余慶あり・善因善果 0
豪語 ゴウゴ [1] 自信たっぷりに大きなことを言うこと。えらそうにものを言うこと。大言壮語。「近々自社ビルを建てると―する」 0
瓦落多 ガラクタ 役に立たない、または値打ちのない雑多な道具や品物。表記「我楽多」とも書く。ともに当て字。 0
人心恟恟 ジンシンキョウキョウ 世の中の人たちの心が、恐れおののいているさま。 表記「恟恟」は「洶洶」とも書く。 0
障壁 ショウヘキ [0] ①間を仕切る囲いや壁。「―画」 ②間を隔てるもの。人の行き来や物事の進行などを妨げるもの。「外交上の―」 障害 ②「牆壁」の書きかえ字。 0
死人に口なし シニンにくちなし 死んでしまった人を証人にすることはできない。 0
俊足 シュンソク [0] ①駆けるのが速いこと。また、その人。 ②才知のすぐれている人。 俊才 表記①「駿足」とも書く。 0
風光明媚 フウコウメイビ [5] 自然の景色が清らかで美しいこと。また、そのさま。「明媚」は山水の景色が美しくすぐれているさま。「―な海辺の町」 0
印字 インジ [0] タイプライターやワープロなどで、紙に文字や符号を打ち出すこと。また、その文字や符号。 0
胆汁 タンジュウ [0] 肝臓で生成される消化液。脂肪の消化を助ける。肝胆汁。 0
外患 ガイカン [0] 外部から圧力や攻撃を受ける心配。特に、外国の侵略を受けるおそれ。「内憂―で苦労する」外憂内患 0
達人 タツジン [0] ①学術や技芸で、その道にとりわけひいでた人。「祖父は剣道の―だ」名人 ②物事の道理に通じた人。また、人生を達観している人。「人生の―」 0
絶句 ゼック [0] ①漢詩の一体。起・承・転・結の四句からなる。句の字数により五言絶句・七言絶句がある。 ②言葉がつまって続かないこと。「あきれて―する」「せりふを忘れてしばらく―した」 0
歃る すす-る すぼめた口を皿にさしこんで血をすする。 0
余威 ヨイ ①物事をなし遂げたあとの、はずみのついた勢い。「―を駆る」余勢 ②先人の残した威光。 0
殪れる たお-れる [3] 息がつまって死ぬ。たおれ死ぬ。「凶刃(キョウジン)に―れる」 0
直直 ジキジキ [1] 直接。間に人を入れずにじかに。「社長―の命令」 0
駒下駄 こまゲタ [0],[3] 一片の木材から、台も歯もくりぬいて作った下駄。形はウマのひづめに似る。 0
うみ 大きく広いうみ。大海。おおうなばら。「水を満々とたたえた―」 0
恩頼・恩賚 みたまのふゆ 神または天皇の恩恵・加護などを敬っていう語。 1
腫物 シュモツ [0] 「腫れ物」に同じ。 0
音便 オンビン [0] 発音しやすいように、単語の一部の音が別の音に変化すること。イ音便・ウ音便・促音便・撥(ハツ)音便の四つがある。「泣きて」が「泣いて」、「行きて」が「行って」など。 0
進退 シンタイ [1] ①前進と後退。 ②動作。立ち居振る舞い。 挙止 ③身の処し方。職にとどまるか辞めるか。「出処―」 去就 0
熟す こな-す [2] ①細かく砕く。 ②消化する。 ③技術などを習得して自由に使う。「パソコンを使い―す」 ④処理する。「短時間で仕事を―す」 0
見方 みかた [3],[2] ①物事を見る手段。見よう。 ②考え方。見解。「偏った―」 0
一顰一笑 イッピンイッショウ [0] 顔に表れるわずかな表情。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりすること。〈『韓非子(カンピシ)』〉表記「一顰」は「一嚬」とも書く。参考「一笑一顰」ともいう。 0
凱風 ガイフウ [0] 初夏に吹く心地よいそよ風。南風。参考「凱」はやわらぐ意。 0
悪い わる-い [2] ①道徳や法律など社会的規範にはずれている。「―いことをして捕まる」 ②品質・程度などが劣っている。「―い商品を買った」 ③状態や調子が思わしくない。好ましくない。「成績が―い」「風邪で具合が―い」 ④相手にすまないと思う。気の毒だ。「―いけれど一緒に行けない」 0
乱立 ランリツ [0] ①多くのものが乱雑に立ち並ぶこと。「高層ビルが―する都市」 ②選挙で、少ない議席に多くの人が立候補すること。「知事選は候補者の―で大激戦となった」 0
耦 たぐい ①二人一組。つれあい。配偶者。 ②仲間。相手。 0
天井桟敷 テンジョウさじき [5] 劇場で、最上階の後方に設けられた低料金の観客席。「桟敷」は見物席のこと。 1
赤口 シャック [1] 暦注の一つ。すべてが凶であるとされる日。赤舌日(シャクゼツニチ)。赤口日(シャックニチ)。 参考「シャッコウ」とも読む。 0
皮相 ヒソウ [0] ①上っ面。うわべ。 ②見方や考え方が浅く、本質をとらえていないさま。「表面だけの―な観察」 0
輪郭 リンカク [0] ①物の外側の形を表す線。「顔の―」 ②物事の大筋。あらまし。アウトライン。「事業の―がようやく見えてきた」概要 「輪廓」の書きかえ字。 0
神馬 シンメ [1] 神社に奉納された馬。 参考「シンバ・ジンメ」とも読む。 0
連累 レンルイ [0] 罪の巻き添えになること。かかわりあい。「この犯罪の―者」連座 0
禍福は門なし、唯人の召く所 カフクはモンなしただひとのまねくところ わざわいや幸福はその人自身が招くものだということ。禍福がやってくる一定の入り口があるのではなく、その人の行為の善悪が招くのだという意。〈『春秋左氏伝』〉表記「召く」は「招く」とも書く。禍福同門・福善禍淫(フクゼンカイン) 0
達人は大観す タツジンはタイカンす 物事の道理をきわめた人は、広い立場から客観的に物事を見きわめるので、判断を誤ることがない。〈賈誼(カギ)の文〉 0
心慌意乱 シンコウイラン あわてふためいて心が混乱状態になること。「心慌」はあせってうろたえる、「意乱」は気持ちが乱れる意。 周章狼狽(シュウショウロウバイ) 0
最早 もはや [1] ①今となっては。もう。「―これまで」 ②早くも。すでに。「あれから―十年たつ」 0
仇 かたき [3] うらみのある相手。憎い相手。「親の―と憎む」「―討ち」参考「あだ」とも読む。 0
槓杆 てこ 一点を支点にして自由に回転でき、小さな力を大きな力に変える棒。また、その仕掛け。表記「梃・梃子」とも書く。参考「コウカン」とも読む。 1
一段落 イチダンラク [3] ①文章の一つの区切り。 ②物事がひと区切りつくこと。「仕事が―してほっとした」 0
槐葉蘋 さんしょうも サンショウモ科の一年生シダ植物。 由来「槐葉蘋」は漢名から。 山椒藻(サンショウも) 1
方策 ホウサク [0] ①てだて。はかりごと。「名誉挽回(バンカイ)の―を講じる」策略・対策 ②文書。記録。由来「方」は木の板、「策」は竹簡のこと。昔、紙が発明される前の中国で書写の材料として使われたことから。 0
引ける ひ-ける [0] ①気後れする。「気が―ける」 ②その日の勤務・授業などが終わり、退出する。「役所が―ける」 0
幕の内 マクのうち [3] ①「幕の内弁当」の略。ごまをまぶした俵形のにぎり飯とおかずとを詰め合わせた弁当。 ②「幕内」に同じ。由来①芝居の幕間(マクあい)に食べたことから。 0
係員 かかりイン [3] ある仕事を受けもつ人。その仕事をする役目の人。担当者。「―の指示に従う」 0
激震 ゲキシン [0] はげしい地震。家屋が倒壊し、地割れや山崩れなどが起きるほどの強さ。表記「劇震」とも書く。 0
閑古鳥 カンコどり [3] カッコウの別称。夏 郭公(カッコウ) 0
寝聡い いざと-い 目が覚めやすい。めざとい。「一般に老人は―い」 0
文語 ブンゴ [0] ①文章を書くときに使う言葉。書き言葉。文章語。「―的な言い回しを多用する」 ②現代の口語体以前の文法体系をもつ言葉。おもに、平安時代の文法を基礎とした言語体系をいう。「―体」「シェークスピアを―訳で読む」古文 ①②口語 0
六法 ロッポウ [0],[1] ①六種の代表的な法律。憲法・刑法・民法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法をいう。 ②「六法全書」の略。 ③「六方③」に同じ。 0
仏性 ブッショウ [3],[0] 仏としての本性。すべての生物がもっているとされる。仏心。 0
未熟 ミジュク [0],[1] ①まだ果実がうれていないさま。「―な蜜柑(ミカン)」完熟 ②学問や技術などの修得がまだ十分でなく、上達していないさま。「まだまだ―者です」熟練 0
散布 サンプ [1],[0] まきちらすこと。「農薬を―する」 「撒布」の書きかえ字。 0
調える ととの-える [4],[3] ①整理された状態にする。適度な状態にする。「味を―える」 ②調子をよくする。 ③不足のないように、そろえる。備える。「支度を―える」 ④まとめる。「婚約を―える」 0
騏驎も老いては駑馬(ドバ)に劣る キリンもおいてはドバにおとる どんなにすぐれた人でも年をとれば能力が衰えて、凡人にも及ばなくなるたとえ。「駑馬」は足ののろいウマ。〈『戦国策』〉 0
学籍 ガクセキ [0] その学校に在学していることを示す籍。「文学部に―を置く」「―簿」 0
随徳寺 ズイトクジ あとのことはかまわずに、姿をくらますこと。「一目山―」 参考「ずいと行く」という意を、寺の名にしゃれていった語。 0
向こう む-こう [2],[0] ①むかい。正面。「―三軒両隣」 ②離れたところ。遠方。「山の―」 ③先方。相手。「専門家を―にまわす」 ④以降。今からのち。「―一か月」 0
懦い よわ-い 意気地がない。精神的にもろい。臆病(オクビョウ)で気がよわい。 0
早い者に上手(じょうず)なし はやいものにじょうずなし 仕事の早い者は、その反面、仕上げが雑であるということ。拙速の戒め。 早かろう悪かろう 早いのが一の芸 1
慢侮 マンブ 人をあなどり、軽視すること。ばかにすること。 0
天元 テンゲン [0] ①万物が生育するみなもとである天。 ②碁盤の中央の目(め)。③「天元術」の略。中国、宋(ソウ)代末から元代初めに発達した代数学。 0
夜もすがら よもすがら [0],[3] 一晩中。夜どおし。ひねもす・ひもすがら表記「終夜」とも書く。参考「夜すがら」ともいう。「すがら」ははじめから終わりまでの意。 0
灌仏会 カンブツエ [4],[3] 釈迦(シャカ)の降誕の陰暦四月八日(現在は陽暦)、釈迦像に香湯・甘茶・五色の水をかけて供養する行事。花祭り。灌仏。仏生会(ブッショウエ)・降誕会(コウタンエ) 春 0
地代 ジダイ [1],[0] ①土地を借りるための代金。借地料。 ②土地の値段。地価参考「チダイ」とも読む。 0
戦跡 センセキ [0] たたかいのあったあと。また、昔たたかいのあった場所。古戦場。 0
臨床 リンショウ [0] ①病人の寝ているそばまで行くこと。「―尋問」 ②実際に病人に接して診察し治療すること。「―心理学」「―医と研究医」 0
稗 ひえ [1],[2] イネ科の一年草。葉は細長く、イネに似る。夏、円柱状の花穂をつけ、小さい実を結ぶ。食用、または小鳥・家畜の飼料用。古くから救荒作物として栽培されてきた。秋 0
狭窄 キョウサク [0] せまくすぼまっていること。「視野―」参考「窄」はせまい意。
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漢字の豆知識 書けそうで書けない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
接ぐ つ-ぐ [0],[1] ①つなぐ。離れているものをつなぎ合わせる。「折れた骨を―ぐ」 ②つぎ木をする。「―いだ枝から新芽が出た」「木に竹を―いだようだ(調和がとれないことのたとえ)」 0
銘仙 メイセン [3],[0] 太い絹糸を染めて平織りにした、実用織物。着物やふとんなどに用いる。「―のふだん着」 0
繁雑 ハンザツ [0] 物事が多くて、わずらわしいさま。「事務が―をきわめる」 0
猛威 モウイ [1] すさまじい勢い。「流行性感冒が―をふるっていた」 0
鳶 とび [1] ①タカ科の鳥。大形で、茶褐色。くちばしは鋭く、下に曲がっている。海岸・平地に多く、魚や動物の死肉を食べる。とんび。 ②「鳶職」の略。 ③「鳶口」の略。表記①「鴟・鵄」とも書く。 0
点字 テンジ [0] 視覚障害者用の文字。指でさわって判読できるように、紙面などに六つの突起した点を方式にしたがい組み合わせたもの。 0
潸然 サンゼン さめざめと、涙を流して泣くさま。 0
大袈裟 おおゲサ [0] 実際より誇張して言ったりしたりするさま。「―に騒ぎ立てる」大仰・大形・大行 0
烏鷺の争い ウロのあらそい 囲碁の勝負のこと。黒いカラス(烏)、白いサギ(鷺)をそれぞれ黒と白の碁石に見立てたことから。 0
嗜む たしな-む [3] ①好んで親しむ。「酒を―む」 ②趣味として身につける。「華道を―む」 ③言動をつつしむ。「言葉を―みなさい」 0
窯業 ヨウギョウ [0],[1] 鉱物質の原料をかまで高熱処理して、種々の製品を作り出す工業。ガラスやセメントなどの製造業など。 0
片言 ヘンゲン [0],[3] わずかな言葉。ちょっとした一言。「―も聞き漏らすまいと耳をそばだてる」参考「かたこと」とも読む。 0
鶏魚 いさき [0],[1] イサキ科の海魚。本州中部以南の沿岸に分布。全体に暗緑褐色で、幼魚は黄褐色の縦線が三本ある。釣り魚として人気があり、夏に美味。夏由来「鶏魚」は漢名から。表記「伊佐木」とも書く。参考「いさぎ」とも読む。 1
源泉 ゲンセン [0] ①水のわき出るみなもと。源流 ②物事の生じてくるもと。「休養こそ活動力の―になる」 0
走狗 ソウク [1] ①獣を追いかける猟犬。 ②人の手先となって働く者。手下。「権力の―となる」 0
安逸 アンイツ [0] 気楽に、のんびりと楽しむこと。何もしないで遊び暮らすこと。「―を貪(むさぼ)る」「―に毎日を送る」 「安佚」の書きかえ字。 0
草紙・草子 ソウシ ①とじた本。冊子本(サッシボン)。 ②絵入りの大衆的読み物。「絵―」 ③かな書きの物語・日記・歌書の本。 ④習字の練習に使用される紙を綴(と)じた帳面。「手習い―」 表記①「冊子」 ②「双紙」とも書く。 参考②③室町時代の「御伽(おとぎ)草子」、江戸時代の「仮名草子」などがある。 0
過半 カハン [0],[1] 半分より多いこと。「砂漠が国土の―を占める」大半 0
見窄らしい みすぼ-らしい [5],[0] 外見が貧しげで見苦しい。貧相である。「―い家に住む」 0
鼎俎 テイソ ①かなえと、まないた。転じて、料理道具のこと。 ②かなえで煮たり、まないたで切ったりして料理されること。転じて、死ぬべき運命のたとえ。 0
寒日照り・寒旱 カンひでり 寒中に長く雨が降らないこと。日照りが続くこと。冬 0
天糸瓜 へちま [0] ウリ科のつる性一年草。糸瓜(へちま)
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クイズ番組で話題の難読漢字にチャレンジ!その1
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 1
裾払い すそはらい [3] 相撲の決まり手で、横向きになった相手の片足首を後ろから前にけって後ろに倒す技。 0
激する ゲキ-する [3] ①はげしくなる。荒くなる。 ②はげしく突き当たる。「岩に―する荒波」 ③興奮する。「―した口振り」 ④はげまして奮い立たせる。「仲間を―する」 0
外史 ガイシ [1] 国家や政府の監修ではなく、民間で書かれた歴史書。野史正史 0
没書 ボッショ [0] 新聞や雑誌などが、投稿を採用しないこと。また、その投稿。ぼつ。 0
堪る たま-る [0] 我慢できる。こらえられる。あとに打ち消し・反語を伴って用いる。「―りかねて逃げ出す」「おかしくて―らない」 0
銅 あかがね [1] 金属元素の一つ。色は暗赤色。薄く延び、熱や電気をよく通す。あか。由来「赤金」の意から。参考「ドウ」とも読む。 0
照る て-る [1] ①太陽や月が明るく輝く。転じて、晴れる。「月が美しく―る」「―る日曇る日」 ②つやつやと光る。「露が朝日に―る」 0
金魚蝨 ちょう チョウ科の甲殻類。体は円盤形で、体長は約四(ミリメートル)。コイ・フナなどの皮膚に寄生して体液を吸う。表記「魚蝨」とも書く。 1
う あ-う 出あう。思いがけなく出あう。めぐりあう。表記「う」とも書く。 0
夜盲症 ヤモウショウ [0],[2] 暗くなると目がほとんど見えなくなる病気。ビタミンAの欠乏などの原因によって起こる。鳥目(とりめ)。 0
内訌 ナイコウ [0] 内部でもめること。うちわもめ。内紛参考「訌」はもめる意。 0
惰弱 ダジャク [0] ①進んで物事をしようとする意気込みがないこと。意気地がないこと。 ②体力や気力の弱いこと。参考「懦弱」の誤用から慣用となった語。 0
破れ鍋に綴じ蓋 われなべにとじぶた どんな人にも似つかわしい配偶者がいるというたとえ。また、配偶者は自分にふさわしい者がよいというたとえ。こわれた鍋にも、探せばそれに合う蓋があるものだという意から。ねじれ釜(がま)にねじれ蓋 0
水彩画 スイサイガ [0] 水で溶いた絵の具でかいた絵。水絵(みずエ)。 油彩画 0
積もる つ-もる [2],[0] ①だんだんに重なる。重なって高くなる。「雪が―っている」 ②重なり多く集まる。たまる。「―る話をする」 ③見当をつける。見つもる。「高く―っても二〇〇〇円だ」 0
開闔 カイコウ ①開くことと閉じること。「五寸の鍵―を制す」〈『淮南子(エナンジ)』〉開閉 ②平安時代以降、書物の出納や文書を扱った役人。参考「カイゴウ」とも読む。 0
道端 みちばた [0] 道のほとり。道のはし。「―で草花を摘む」路傍 0
褶曲 シュウキョク [0] 平らな地層が、地殻変動による横からの圧力で波状に曲がる現象。山や谷ができる。「―山脈」 0
千代 ちよ [1] ①千年。 ②非常に長い年月。永遠。 ①②千歳(ちとせ) 0
整形 セイケイ [0] 手術で、体の異常な部分を正しい形にととのえること。「―外科」 参考「成形」と書けば、一定の形をつくる意になる。 0
拝承 ハイショウ [0] 謹んでうけたまわること。「聞くこと」「承知すること」の謙譲語。「大臣の命令を―する」拝聴 0
身持ち みもち [0] ①品行や行い。「彼は―ちが悪い」 ②妊娠すること。身重(みおも)。 0
扶植 フショク [0] 勢力などを人々に植えつけて広げること。「勢力を―する」 0
櫓葱 やぐらねぎ ネギの変種。花の一部が鱗茎(リンケイ)に変わり、さらに上に伸びて子ネギ、孫ネギとやぐらのようになる。夏 0
奪う うば-う [2],[0] ①他人の所有物を、無理やり取り上げる。「盗賊が財宝を―う」 ②取り去る。「薬が熱を―う」 ③注意や関心を引きつける。「美しい景色に目を―われた」 ④戦って勝ちとる。獲得する。「先取点を―う」 0
柵門 サクモン 小さな城の周囲にめぐらしたさくや、とりでの出入り口となる門。 0
文月 ふづき [2] 「文月(ふみづき)」に同じ。 0
制作 セイサク [0] 彫刻・絵画などの芸術作品をつくること。また、映画や放送番組などをつくること。 製作
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漢字の豆知識 「修正」と「修整」の違い 形も意味も読み方も似ている漢字を使い分ける! (公財)日本漢字能力検定協会 0
天頂 テンチョウ [0] ①てっぺん。いただき。 ②「天頂点」の略。地球上の任意の観測地点における鉛直線が、天球と交わるところ。天底 0
深山幽谷 シンザンユウコク [1] 人里離れた奥深い山と、そこにある静かな谷。また、俗世間を離れた奥深い場所のこと。〈『列子』〉 窮山幽谷・窮山通谷・深山窮谷 0
唐衣 からぎぬ [3] 宮廷女性の礼装のころも。綾(あや)などでつくられ、丈は短く、平安時代には十二単衣(ジュウニひとえ)の一番外側に着た。 0
快調 カイチョウ [0] 具合よく気持ちのよいこと。調子よく事が進むこと。「―に仕事がはかどる」好調 0
る ひるがえ-る ひらひらと軽やかに動く。「校庭にめぐらした万国旗が風に―る」参考羽を返す意から。 0
暁鐘 ギョウショウ ①夜明けを告げるかね。明け方に突き鳴らすかね。また、そのかねの音。あけのかね。晩鐘・暮鐘 ②新しい時代や物事の始まりを告げるもののたとえ。「島崎藤村(しまざきとうそん)の詩は近代詩の―となった」 0
全体主義 ゼンタイシュギ [5] 国家や民族など全体の利益が個人の利益に優先するという思想から、個人の自由や権利を抑圧し、全体の目標に総動員する政治体制。ナチズム・ファシズムがその典型。 0
癌腫 ガンシュ [0],[1] 上皮性の悪性腫瘍(シュヨウ)の総称。皮膚・粘膜などの組織を破壊し、各所に転移する。 0
民衆 ミンシュウ [0] 世間一般の人々。「―の立場に立って考える」庶民・大衆 0
筮卜 ゼイボク めどぎでうらなうことと、亀甲(キッコウ)を焼いてうらなうこと。うらない。 0
笑面夜叉 ショウメンヤシャ 顔は笑っていても、心の底に一物(イチモツ)あること。陰険な人や表裏のある人にいう。 0
檜扇 ひおうぎ [2] ①ヒノキの薄い板で作った扇。 ②アヤメ科の多年草。葉は剣状で根元から扇を開いたような形に広がる。夏、斑点(ハンテン)のある黄赤色の花をつける。球形で黒色の種子は「ぬばたま」という。カラスオウギ。夏表記②「射干」とも書く。 0
管理 カンリ [1] 処理や保守・運営を行うこと。全体に気を配り、とりしきること。「重要書類を―する」「品質―を厳重に行う」 0
縒る よ-る [1] 細く長いものを、ねじり合わせて一つにする。「糸を―る」 0
吉方 えほう [0] その年の干支(えと)に基づいて決められる、縁起がよいとされる方角。塞(ふさがり) 新年表記「恵方」とも書く。 1
瑞雨 ズイウ 穀物の生育を助ける、喜ばしい雨・めでたい雨。慈雨。 0
秘計 ヒケイ [0] 秘密のはかりごと。「―を巡らす」秘策 0
委悉 イシツ こまごまと詳しいこと。委細・委曲 0
敷桁 しきげた 建物で、柱の上方の端をつなげる横木。小屋梁(ばり)や根太(ねダ)を支える。 0
拝賀 ハイガ [1] ①目上の人に会って、お祝いを申し上げること。また、任官・叙位のときに礼を申し上げること。 ②朝賀。新年 0
耶馬台国 ヤマタイコク 邪馬台国(ヤマタイコク) 0
特記 トッキ [0],[1] 特別に書き留めておくこと。「―に値する重要事項」特筆 0
隴を得て蜀を望む ロウをえてショクをのぞむ 人の欲望には限りがないたとえ。故事 中国、後漢の光武帝が隴(今の甘粛省)を得たのに、さらに蜀(今の四川省)までも手に入れたいと思い、自分の野心が際限なくふくれあがるのを自ら嘆いたという故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考三国時代、魏(ギ)の曹操が隴の地を手にしたとき、臣下に蜀への侵攻をすすめられて、人は足るを知らないものだと嘆いたという故事も『晋書(シンジョ)』に見える。「得隴望蜀(トクロウボウショク)・望蜀」ともいう。 0
紳士協定 シンシキョウテイ [4] ①非公式の国際協定。 ②国どうし、あるいは個人間で公式の調印などせず、互いに相手を信用して結ぶ取りきめ。 参考「紳士協約」ともいう。 0
土着 ドチャク [0] その土地に先祖代々住んでいること。また、その土地に根づくこと。「―の旧家」「―の文化」 0
毘首羯磨 ビシュカツマ 帝釈天(タイシャクテン)に仕えて、道具や工芸品をつくり、建築をつかさどる神。 0
没趣味 ボツシュミ [3] 趣味に乏しいこと。おもしろみがないこと。また、そのさま。無趣味参考「ボッシュミ」とも読む。 0
独断専行 ドクダンセンコウ [0] 自分ひとりの判断で勝手に行うこと。「―してはばからない」 0
主人 シュジン [1] ①「主人(あるじ)①②」に同じ。 ②自分の仕えている人。雇用主。 ③夫。 0
刪潤 サンジュン 詩文の悪い部分や不要な部分をけずり、足りないところを補うこと。「潤」はかざる、つやを出す意。「詩稿を―する」 0
不死鳥 フシチョウ [0],[2] エジプト神話のなかで五〇〇年ごとに焼け死に、またよみがえってくるという霊鳥。フェニックス。転じて、滅んでも再びよみがえるもののたとえ。「―のようにカムバックした」 0
矢も楯(たて)もたまらず やもたてもたまらず 一心に思い詰めて自分を抑えきれなくなること。どうしても我慢できなくなって、矢で攻めても楯で防いでも、勢いを抑えられない意から。「―応援に駆けつける」 0
節句・節供 セック 季節の変わり目を祝う節日(セチニチ)。人日(ジンジツ)(一月七日)、上巳(ジョウシ)(三月三日)、端午(タンゴ)(五月五日)、七夕(たなばた)(七月七日)、重陽(チョウヨウ)(九月九日)など。現在では特に三月三日と五月五日をいう。 由来節日の祝いの供え物を節供(セチク)といい、それを会食する行事から、のちに祝いの日をいう。 0
薄情 ハクジョウ [0] 愛情や人情に薄いこと。また、思いやりの気持ちが乏しいこと。「―な素振りを示す」 0
一知半解 イッチハンカイ [1] ちょっと知っているだけで、十分には理解していないこと。なまかじり。「―の知識」〈『滄浪詩話(ソウロウシワ)』〉言者不知(ゲンシャフチ)・半知半解 0
就航 シュウコウ [0] 船舶や飛行機が特定航路の運航につくこと。「国際線に―する」 0
減免 ゲンメン [0] 税金や料金などの負担を軽くすること。また、免除すること。「税金の―」 0
山賊 サンゾク [0] 山中に本拠をおき、旅人や村里を襲う盗賊。 野盗 0
出棺 シュッカン [0] 葬儀のとき、ひつぎを家や式場から送り出すこと。 0
女王 ジョオウ [2] ①女性の君主。また、王の妃(きさき)。 ②皇族の一つ。天皇の三世以下の嫡男系嫡出の子孫である女子。 ③その分野で最高の、または第一人者である女性。「新体操の―」 0
鉄砲・鉄炮 テッポウ ①火薬の力で弾丸を発射する大砲や小銃の総称。 ②据え風呂(ブロ)を沸かすための金属製筒形のかま。 ③相撲で、両手に力を込めて相手の胸を突き飛ばす技。 ④狐拳(きつねケン)の一手で、左手の握りこぶしを前に出すこと。 ⑤あたると死ぬことから、フグの別称。 ⑥かんぴょうを入れた細いのり巻き。 0
鏈 くさり [0],[3] ①金属製の輪をひも状につなぎ合わせたもの。チェーン。 ②物と物をつないでいるもの。きずな。「師弟関係の―を断つ」表記「鎖」とも書く。 0
御製 ギョセイ [0] 天皇の作った和歌や詩文。古くは皇族のものにもいった。 0
味得 ミトク 内容を味わって、自分のものにすること。「茶の道を―する」味到 0
瘧疾 ギャクシツ 「瘧(おこり)」に同じ。 0
信義 シンギ [1] 約束を果たし、人として正しい行いをすること。「―にもとる」 0
紛れ まぐれ [1] 思いがけない結果。まぐれあたり。偶然。「―で合格する」 0
走破 ソウハ [1] 予定した道のりを走りとおすこと。完走。「ハーフマラソンを―した」 0
花粉 カフン [0] 種子植物のおしべの(ヤク)の中にできる、粉状の生殖細胞。虫や風などに運ばれ、めしべの柱頭について受精を行う。 0
爛脱 ランダツ ①書物に落丁などがあって文章の意味が通じないこと。 ②素行(ソコウ)などが乱れていること。表記「乱脱」とも書く。 0
提要 テイヨウ [0] 要領や要点を示すこと。また、示した書物。「論理学―」 0
鹿鳴 ロクメイ 賓客を迎えてもてなす詩歌や音楽。また、その宴会。「明治時代の―館」 由来『詩経』のなかの「鹿鳴」の詩が、賓客を迎える際に歌われたことから。 0
居士 こじ [1] ①在家のままで仏門に入った男性。 ②男性の戒名につける称号の一つ。 ①②大姉 1
牛を桃林(トウリン)の野に放つ うしをトウリンのヤにはなつ 戦争が終わり平和になるたとえ。故事 中国古代、周の武王が殷(イン)の紂(チュウ)王を討伐したのち、軍用のウマを華山の南方に帰し、ウシを桃林の野に放って再び戦争をしないことを示した故事から。「桃林」は河南省にある地名。〈『書経』〉参考「馬を華山の陽(みなみ)に帰す」のあとに続く句。 0
刻露清秀 コクロセイシュウ すがすがしい秋の景色や気候の形容。「刻露」は木の葉が落ちて山の姿がはっきりと現れること。「清秀」は清らかで眺めの秀麗なさま。〈欧陽脩(オウヨウシュウ)の文〉風霜高潔 秋 0
同日の論にあらず ドウジツのロンにあらず あまりにちがいがありすぎて、同列には扱えないということ。〈『史記』〉参考「論」は「談」ともいう。 0
挿げる す-げる [0] さしこむ。はめこむ。また、穴に通して結びつける。「こけしの首を―げる」「げたの鼻緒を―げる」 0
劃期的 カッキテキ [0] 画期的 0
打眠 タメン 僧がねむること。参考「ダメン・ダミン」とも読む。 0
窪地 くぼチ [0] 周囲の土地より低くへこんでいる土地。表記「凹地」とも書く。 0
病は口より入り、禍(わざわ)いは口より出(い)ず やまいはくちよりいりわざわいはくちよりいず 病気は口から入る飲食物がもとで起こり、禍いは口から出る失言などから起こる。言葉は慎まなければならないという戒め。〈『太平御覧(タイヘイギョラン)』〉 0
琉球 リュウキュウ 現在の沖縄県。 0
盆栽 ボンサイ [0] 鉢などに小形の植物を植え育て、自然の趣を表現したもの。観賞用。「朝から熱心に―の手入れをしている」 0
糂 こながき ①羮(あつもの)に米の粉を加えて煮たもの。 ②雑炊。おじや。 表記「糝」とも書く。 0
雑兵 ゾウヒョウ [0] ①身分が低い歩兵。 雑卒(ザッソツ) ②取るに足りない下っぱ。 参考「ザッピョウ」とも読む。 0
一言芳恩 イチゴンホウオン たったひとこと声をかけられたことを恩に感じ、感謝すること。また、その人を主人と仰ぐこと。参考「一言」は「イチゲン」とも読む。 0
薬籠 ヤクロウ [0] 携帯用の薬入れ。薬箱。また、薬を持ち歩くための印籠に似た三、四重の小さい重ね箱。参考「ヤロウ」とも読む。 0
締結 テイケツ [0] 条約や契約を取り結ぶこと。「外国と平和条約を―する」 0
真空 シンクウ [0] ①空気などの物質がまったくない空間。「―パック」 ②活動などがまったく止まった空白の状態。「―地帯」 ③ この世のすべての実相(ジッソウ)(現象)は空(クウ)であること。 0
大砲 タイホウ [0] ①大きな弾丸を発射する兵器。火砲。おおづつ。 ②野球などで強打者のこと。「―が並ぶ打線」 0
朮参り・朮詣り おけらまいり 大晦日(おおみそか)の深夜から元旦(ガンタン)にかけて、京都八坂神社で行われる朮祭に詣(もう)でること。朮祭ではオケラを入れてかがり火を焚(た)く。おけらもうで。 新年 0
巌窟 ガンクツ [0] 岩にできた横穴。岩屋。岩穴。「―に潜む虎(とら)」表記「岩窟」とも書く。 0
宣戦 センセン [0] 相手国に、戦争を始めることを宣言し通知すること。「―布告」 講和 0
父父たり、子子たり ちちちちたりここたり 父親が父親としての務めを果たせば、子は子としてやるべきことをきちんとやるから、家も国も安泰になる、ということ。〈『論語』〉 0
蚊喰鳥 かくいどり コウモリの別称。 夏 蝠(こうもり) 0
適切 テキセツ [0] ぴったりあてはまるさま。その場にふさわしいさま。「―な配慮」 0
語尾 ゴビ [1] ①言葉の終わりの部分。言葉じり。「―をはっきりさせる」語頭 ②用言で、活用変化をする部分。活用語尾。「話す」の「す」など。語幹 0
態様 タイヨウ [0] ようす。ありさま。表記「体様」とも書く。 0
国憲 コッケン [0] 国家の根本となる法律。憲法。「―を重んじる」 0
門限 モンゲン [3] ①夜、門を閉める時間。 ②夜帰らなければならないと決められた時間。「―を守る」「―を破る」 0
米穀 ベイコク [0] こめ。また、穀類一般。「―年度(米の収穫時期を基準に区切った年度)」 0
見風乾 あかしで カバノキ科の落葉高木。 由来「見風乾」は漢名から。 赤四手(あかシで) 1
背信棄義 ハイシンキギ 信頼を裏切り、道義をすて去ること。 0
就役 シュウエキ [0] ①役務や職務につくこと。「週に四日―する」 ②新造した艦船が任務につくこと。 0
弾指 ダンシ ①曲げた指の先を親指のはらにあて、強くはじいて音を出すこと。警告や歓喜などの場合に行った。つまはじき。 ②きわめて短い時間。「―の間(カン)」参考②指を一回はじくほどの意。「タンジ」とも読む。 0
家電 カデン [0] 「家庭用電気器具」の略。家庭で使う電気器具。「―製品」 0
証験・証見 ショウケン 証拠のしるし。あかし。 参考「証験」は「ショウゲン」とも読む。 0
露隠りの葉月 つゆごもりのはづき 陰暦一一月の異名。 0
則 のり [1] ①守るべき手本。基準。 ②きまり。法則。 ③すじみち。道理。 ④ 仏の教え。 0
裸身 ラシン [0] 衣類をつけずに、肌を露出した体。はだかの体。「―をさらす」裸体 0
元凶 ゲンキョウ [0] ①悪人のかしら。悪いことをくわだてた中心人物。 ②悪いことのもととなるもの。 「元兇」の書きかえ字。 0
貶す けな-す [0] 悪く言う。悪いところだけを取り上げてけちをつける。そしる。「妹をさんざんに―す」 0
納める おさ-める [3] ①金や税を支払ったり、品物を送りこんだりすること。「税金を―める」「神社にお札(ふだ)を―める」 ②金や品物を受け取る。「粗品ですが、お―めください」 ③終わりにする。「歌い―める」 ④入れておく。しまっておく。「倉庫に美術品を―める」 0
変調 ヘンチョウ [0] ①調子が変わること。調子を変えること。また、その調子。正調 ②調子が狂うこと。「体に―をきたす」 ③楽曲の調子を変えること。移調 ④搬送電流の振幅や周波数などを信号によって変化させること。振幅変調(AM)・周波数変調(FM)など。 0
向上 コウジョウ [0] 今よりよい方向に発展すること。進歩すること。「―心」低下 0
出刃包丁 でばボウチョウ [3] 刃の幅が広くて峰が厚く、先のとがったほうちょう。鳥などを骨ごと切る料理や魚をおろすときに用いる。でば。 0
未満 ミマン [1] ある一定の数量に達しないこと。一定の数にみたないこと。「一八歳―入場禁止」参考二〇歳未満は二〇歳を含まない。 0
問罪 モンザイ [0] 罪を問いただすこと。「―の師(罪を問いただすために派遣する軍隊)」 0
支配 シハイ [1] ①全体を勢力下におき、治めること。統治すること。「官僚による政治の―」 ②他人の行動を、思いどおりに束縛したり規定したりすること。「感情に―される」 ①②従属 0
安直 アンチョク [0] ①簡単で手軽なさま。「―な方法」 ②金をかけずにたやすく手に入れることができるさま。 0
杜衡 かんあおい [0] ウマノスズクサ科の多年草。山地の樹下に自生。葉は革質のハート形で、シクラメンに似る。初冬、暗紫色の花をつける。冬由来「杜衡」は漢名からの誤用。和名は、冬でも枯れず、葉の形がアオイに似ていることから。表記「寒葵」とも書く。 1
擁壁 ヨウヘキ [0] 崖(がけ)などの側面の土が崩れるのを防ぐために、築かれた壁。 0
精魂 セイコン [1],[0] 精神。たましい。ある物事に打ちこむ精神力。「―を傾けた作品」 0
惜敗 セキハイ [0] 勝利までもう一歩のところで敗れること。惜しいところで負けること。「わずか一点差で―した」 0
媚態 ビタイ [0] ①男性にこびる、女性のなまめいたしぐさ。 ②人にとり入ろうとする態度。「―を示す」 0
強情 ゴウジョウ [0],[3] 意地を張り、自分の考えを無理に押しとおすこと。また、そのさま。「あの人はとても―だ」頑固 0
鼻緒 はなお [0] 下駄(ゲタ)や草履などのはき物の、足の指をかける部分。また、そのひも。「赤い―がぷつりと切れた」 0
誅伐 チュウバツ [0] 罪をとがめて征伐すること。罪のある者を攻め滅ぼすこと。誅滅 0
聘礼 ヘイレイ ①礼を厚くして人を招くこと。また、そのときに贈る礼物(レイモツ)。 ②婚約時に贈る礼物。結納(ゆいノウ) 0
古拙 コセツ [0] 技術的にはつたないが、古風で素朴な味わいがあるさま。「―な石仏」 0
申請 シンセイ [0] 官庁などへ許可や認可を願い出ること。「書類―」「ビザ発給を―する」 0
膨大 ボウダイ [0] ①きわめて大きい、あるいは多いようす。「―な資料を検索している」 ②ふくらんで大きくなること。「支出が年々―する」膨張 ①「厖大」の書きかえ字。 0
但し書 ただしがき 前の文の補足や条件・例外などを書き添えた文。「次の場合は―を適用する」「―をつける」由来「但し」と書き始めたことから。 0
薫製 クンセイ [0] 塩漬けの獣や魚の肉を、芳香のある木屑(きくず)の煙でいぶしてかおりをつけ、乾燥させた食品。「鮭(さけ)の―」 「燻製」の書きかえ字。 0
匕 さじ 食べ物や液体、粉末をすくい取る、金属や木などの器具。スプ―ン。「―を投げる」「―加減(手ごころ)」表記「匙」とも書く。 0
比率 ヒリツ [0] 二つ以上の数量をくらべた割合。比。「交換―」 0
運休 ウンキュウ [0] 運転や運航をとりやめること。「運転休止」「運航休止」の略。「台風のため連絡船が―となった」 0
杖 つえ [1] ①手に持って、歩行の助けとする棒。「転ばぬ先の―」 ②頼みとするもの。「息子を―と頼む」 ③昔、罪人を打った棒。 0
色彩 シキサイ [0] ①いろ。いろどり。「あざやかな―」「―豊かな織物」 ②傾向。ようす。「政治的―が濃い団体」 0
近接 キンセツ [0] ①近くにあること。「学校に―した公園」隣接 ②近づくこと。「目標地点に―する」接近 0
裘 かわごろも [2] ①毛皮で作った衣服。かわぎぬ。冬 ②僧衣。また、僧のこと。 0
棍棒 コンボウ [0] ①丸い木の棒。「―を振りまわす」 ②体操競技で使用する、とっくり形の木の棒。インディアンクラブ。 0
障害 ショウガイ [0] ①さまたげになるもの。さしさわり。「電波―の原因を調べている」 ②体の機能の故障。「循環器―」 ③陸上競技や馬術の「障害競走」の略。「一一〇メートル―」 「障碍」の書きかえ字。 0
西蔵 チベット 中国の南西部を占める自治区。パミール高原の東にある高原地帯で、ヒツジやヤクなどの牧畜が盛ん。区都はラサ。 1
燗酒 かんざけ [0] 温めた日本酒。かんをした日本酒。冬冷や酒 0
柘榴 ざくろ [1] ザクロ科の落葉小高木。 由来ザクロの漢名の「石榴」を書き誤ったもの。 石榴(ざくろ)
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「無花果」も「棗」も木の実の名前 ~漢字で書きたい木の実~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
粗悪 ソアク [0] 雑なつくりで質の悪いこと。また、そのさま。「安物には―品が多い」 粗雑 精巧 0
松 まつ [1] ①マツ科の常緑高木の総称。葉は針形で、樹皮はひび割れるものが多い。クロマツ・アカマツ・ゴヨウマツなど。節操・長寿の象徴とされる。 ②「松明(たいまつ)」に同じ。 ③門松(かどまつ)。また、門松を飾っておく期間。通常は元日から一月七日まで。「―の内も過ぎた」 0
猴酒 さるざけ サルが樹木の穴などにためこんだ果実が、自然発酵して酒のような味になったもの。ましら酒。 0
発走 ハッソウ [0] ①競技で、いっせいにスタートを切って走り出すこと。 ②競輪・競馬・競艇などの競技が行われること。 0
僚機 リョウキ [1] 同じ任務について行動している味方の飛行機。同じ編隊の飛行機。「行方不明の―を探索する」 0
時辰 ジシン ①とき。時刻。 ②「時辰儀」の略。時計の古称。 参考「時」も「辰」もときの意。 0
修身 シュウシン [1] ①悪い方向に進まないように自らの行いを正すこと。 ②旧制度の小・中学校の教科の一つ。今の「道徳」にあたる。 0
裨補 ヒホ 不足している部分を補って、助けること。たすけ。 0
声 こえ [1] ①人や動物が発声器官を使って出す音声。 ②物の振動によって発生する音。「波の―」 ③意見や主義・主張。「読者の―」 ④言葉。「良心の―」「神の―」 ⑤けはい。それとわかる感じ。「師走の―を聞く」 0
遠忌 エンキ [1] 死者に対する三年以上の年忌。参考「オンキ」とも読む。 0
口で貶(けな)して心で褒(ほ)める くちでけなしてこころでほめる 表面上はけなしているが、心のなかでは高く評価している。 0
魚醬 ギョショウ 塩漬けにした魚の汁をこしたもの。うおじょうゆ。 0
百舌勘定 もずカンジョウ [3] うまいことを言って、自分だけ支払わないで済ませるような勘定の仕方。由来モズとハトとシギが一五文の買い物をして、支払いの際、口のうまいモズが、ハトに八文、シギに七文を払わせ、自分は一文も払わずに済ませたという昔話から。 1
男色 ダンショク [0] 男性の同性愛。また、その人。参考「ナンショク」とも読む。 0
杜 もり [0] 神社などのある地で、樹木が多く茂った所。「鎮守の―」「―の都」参考一般に使われる「森」に対し、多く神社のそれをいう。 0
初盆 はつボン [0] 人の死後はじめての盂蘭盆(ウラボン)。 新盆(にいボン) 秋 0
中空 チュウクウ [3] ①空のなかほど。「―にぽっかりと浮かぶ月」中天 ②中がからっぽなこと。がらんどう。「幹が―になっている」参考①「なかぞら」とも読む。 0
指貫 さしぬき [3],[4] 幅が広く、裾(すそ)に括緒(くくりお)のある袴(はかま)。貴族が衣冠や直衣(のうし)や狩衣(かりぎぬ)を着たときにはいた。奴袴(ぬばかま)。 0
晦い くら-い ①月の出ないやみ夜でくらい。 ②はっきりしない。また、よくわからないさま。 0
出張 シュッチョウ [0] 仕事で、一定期間、臨時に別のところに行くこと。「日帰り―」 0
仰せ付かる おおせつ-かる [5] 言いつけられる。命じられる。「言い付かる」の尊敬語。「大役を―った」 0
嶷然 ギョクゼン ひときわ高くそびえているさま。ひときわすぐれているさま。 0
貞潔 テイケツ [0] みさおがかたく、行いが潔白なこと。また、そのさま。 0
窮状 キュウジョウ [0] 困り果てて苦しんでいる状態。「被災地の―を訴える」 0
絽羽織 ロばおり 絽で作った夏用の単(ひとえ)の羽織。夏 0
睾丸 コウガン [0] 哺乳(ホニュウ)動物の雄の生殖器官。陰囊(インノウ)中に左右一対あり、精子を作る。精巣。きんたま。 0
刎 はね 助数詞の一つ。兜(かぶと)などを数える語。 0
発する ハッ-する [0] ①起こる。起こす。始まる。始める。生じる。「北アルプス山中に源を―する川」「悪臭を―する」「小さな誤解に端(タン)を―する争い」 ②外へあらわれる。外にあらわす。公表する。「声明を―する」 ③出発する。「京都を―する」 ④矢や弾丸などを発射する。「砲弾を―する」 ⑤人をさしむける。「使者を―する」 0
異境 イキョウ [0] 自分の故郷でないよその土地。他国。外国。異土 0
笈を負う キュウをおう 勉学のため、故郷から他郷に行くこと。他郷に遊学すること。 由来笈(おい)を背負って他郷に行く意から。 0
白状 ハクジョウ [1] ①自分の犯した罪や隠していたことを打ち明けること。「余罪を―する」自白・自供 ②罪人の申し立てたことを記した書面。口書き。 0
六つ むっつ [2] ろく。六個。また、六歳。参考「むつ」と読めば、昔の時刻の名称。現在の午前六時ころを「明け六つ」、午後六時ころを「暮れ六つ」という。 0
知足不辱 チソクフジョク 身のほどをわきまえ、それで満足をすれば、辱(はずかし)めを受けることはないということ。〈『老子』〉 0
撥条 ぜんまい [1] 弾力のある薄い板状、または糸状の鋼鉄などを渦巻き状に巻き、機械や器具の動力としたもの。表記「発条」とも書く。参考「ばね」とも読む。 1
的鯛 まとうだい [0],[2] マトウダイ科の海魚。本州以南の近海にすむ。長卵形できわめて平たい。全体に暗灰色で、体側の中央に的(まと)に似た一個の黒い円紋がある。食用。マトダイ。マトウ。 0
土囊 ドノウ 土をつめた袋。積み重ねて戦場の陣地の構築や大雨の場合の堤防の補強などに用いる。 0
往く者は追わず ゆくものはおわず 自分のもとを去ろうとする者は、無理に引きとめたりはせず、本人の意志にまかせるということ。あとに「来(きた)る者は拒まず」と続く。〈『孟子(モウシ)』〉参考「往く者」は「去る者」ともいう。 0
簀・簀子 すのこ ①木や竹の薄板を少しずつ間をあけて打ちつけた台や縁。 ②「簀(す)」に同じ。 0
藁 わら [1] 稲や麦などの茎を干したもの。「溺(おぼ)れる者は―をも摑(つか)む」「―屋根の民家」表記「稿」とも書く。 0
勝れる すぐ-れる [3] ①他よりもまさる。「―れた才能」「―れた景色」 ②気分・健康・天候などが、よい状態である。「顔色が―れない」 参考②多く、打ち消しの語を伴う。 0
讒口 ザンコウ [0] 人を陥れるための告げ口。非難。悪口。 讒言 0
芸能 ゲイノウ [0] ①映画・演劇・音楽・舞踊など、娯楽的要素の強いものの総称。「多年―界で過ごした」 ②芸術と技能。また、そのすぐれた才能。 ③生花・茶道などの芸事。 0
質 シチ [1] ①金を借りる代わりに、相手に預ける品物。質権またはその目的物である質物(シチモツ)。「時計を―に入れる」「ブランドバッグを―に置く」「―流れ」 ②約束を履行する保証として、相手に預けておくもの。「人―」 0
着ける つ-ける [2] ①身にまとう。きる。「下着を―ける」 ②ある場所に到着させる。至らせる。「車を入り口に―ける」「地面に手を―ける」 ③場所を占めさせる。「子どもを座席に―ける」 0
香辛料 コウシンリョウ [3] 調味料の一種で、香りや色をつけるもの。胡椒(コショウ)・唐辛子など種類が多い。スパイス。「インド料理に―は欠かせない」 0
気軽 キがる [0] 気持ちがあっさりしているようす。気さく。「―に引き受ける」 0
羅紗綿 ラシャメン [0] ①ヒツジの別称。 ②幕末から明治初めのころ、日本に来ていた西洋人の妾(めかけ)となった日本人女性をさげすんでいった語。洋妾(ヨウショウ)。 0
側める そば-める [3] ①一方に寄せる。 ②横に向ける。そむける。「目を―める」 0
氷囊 ヒョウノウ 氷や水を入れて、患部を冷やすのに用いるもの。こおりぶくろ。「―で頭を冷やす」 0
海賊 カイゾク [0] 海上で他の船を襲い、金品などの財貨を奪う盗賊。「―版(著作権者の許可を得ないで、無断で複製したもの)」 0
瀆す けが-す よごす。また名誉などに傷をつけること。「美しい心を―す行為だ」 0
覆面 フクメン [0] ①顔をおおい隠すこと。また、その布。「―をした強盗に襲われた」 ②正体をあかさないこと。「―パトカー」「―作家」 0
王父 オウフ [1] ①亡くなった祖父の尊敬語。 ②王の父。 ①②王母 0
金漆 こしあぶら [0] ①ウコギ科の落葉高木。山地に自生。葉はてのひら状の複葉。樹皮は灰色。夏に黄白色の小花を球状につけ、黒色の実を結ぶ。②①の樹脂で作った塗料。表記「漉油」とも書く。参考「ゴンゼツ」とも読む。 1
羈縻 キビ [1] ①つなぎとめること。つなぎとめるもの。束縛 ②中国が歴代、異民族を統治するのに用いた政策。相手の有力者をうまく手なずけて自治を許し、武力によることなく間接的に治めること。「―政策」参考「羈」はウマのおもがい、「縻」はウシの鼻づなで、ともにつなぎとめる意。 0
十干 ジッカン [0],[3] 木(モク)・火(カ)・土(ド)・金(ゴン)・水(スイ)の五行を、陽を表す「兄(え)」と陰を表す「弟(と)」とに分けたもの。甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)。 参考十二支と組み合わせて、年・日を表すのに用いる。 0
麦索・麦縄 むぎなわ ①小麦粉と米粉を練り、縄状に細長くねじって油で揚げた菓子。索餅(サクベイ)。 ②うどん、またはひやむぎ。 1
低湿 テイシツ [0] 土地が低くて、湿気が多いこと。「湖畔の―な土地」高燥 0
詩興 シキョウ [0] ①詩を作りたいと思う気持ち。また、詩を読んで呼び覚まされる興味。 詩情 ②詩のおもしろみ。 詩趣 0
風采 フウサイ [0] りっぱ・貧弱などの印象を与える、その人の見かけ上の様子。姿。みなり。「堂々たる―を備える」「くたびれて―の上がらない人」風姿風体(フウテイ)・風貌(フウボウ) 0
二河白道 ニガビャクドウ 浄土教(ジョウドキョウ)の教えを信ずることによって人が浄土に往生(オウジョウ)できるたとえ。「二河」は、水の河と火の河のこと。これに挟まれた白道を水や火を恐れず、ひたすらに進めば、西岸の安楽な世界に至るというもの。〈『観経疏(カンギョウショ)』〉 0
金襴手 キンランで [3],[0] 表面に赤などの色のほか金ぱくや金泥(キンデイ)で描いた陶磁器。錦手(にしきで)の一つ。 0
手製 てセイ [0] 自分の手で作ること。また、そのもの。手作り。「―の書棚」 0
槍烏賊 やりいか [2],[0] ジンドウイカ科のイカ。各地の沿岸にすむ。胴は細長い円錐(エンスイ)形で、左右に三角形のひれがある。刺身やするめにする。ササイカ。ツツイカ。サヤナガ。 由来形が槍の穂に似ていることから。 表記「鎗烏賊」とも書く。 1
動員 ドウイン [0] ①目的のために人や物を集めること。「観客―数」 ②兵士の召集など、軍隊を戦時編制にすること。 ③資源・工場などを戦時体制にすること。 0
麾下 キカ [1],[2] 大将の直属の部下。将軍直属の家来。「―の将兵数万」参考大将の指図する旗のもとの意。 0
輪廓 リンカク [0] 輪郭 0
穴惑い あなまどい ヘビが秋の彼岸を過ぎても、冬眠のための穴にこもらないでいること。秋 0
無双 ムソウ [0] ①並ぶものがないほど、すぐれていること。「天下―の名人」無二・無比 ②衣服や道具など、表裏・内外を同じ素材で作ったもの。 ③相撲で、体をひねりながら片手を相手のももやひざに当てて倒す技。 0
敢行 カンコウ [0] 障害・困難・懸念(ケネン)などをものともせず、思い切って行うこと。「嵐(あらし)をついて出発を―した」決行・強行・断行 0
御意 ギョイ [0],[1] ①目上の人の考えや意向。「―のとおり」 ②ごもっとも。おっしゃるとおり。目上の人に対する返答で、「御意のとおり」の略。 0
臘八会 ロウハチエ 釈迦(シャカ)が悟りを開いたとされる陰暦一二月八日に行われる法会(ホウエ)。成道会(ジョウドウエ)。冬 0
彎月 ワンゲツ [1] ①弓のような形の月。ゆみはりづき。弦月(ゲンゲツ)。 ②陣立ての名称。隊列を①のように配置したもの。 0
出奔 シュッポン [0] 逃げ出して姿をくらますこと。「奉公先を―する」 0
糸子 トシシ ヒルガオ科のネナシカズラ・マメダオシの種子。漢方で強壮薬として用いる。 0
繁る しげ-る [2] 草や木の枝葉がのびて重なり合う。「青葉が―る」 0
縹色 はなだいろ [0] ①薄い藍(あい)色。そらいろ。 ②「縹色威(おどし)」の略。はなだいろの緒(お)を用いた鎧(よろい)。 0
舎く お-く 手を緩めてはなしておく。そのままにしておく。捨ておく。 0
堆い うずたか-い [4] 盛り上がって高い。積み重なって高い。「火山灰が―く積もる」 0
俚耳 リジ [1] 世間一般の人々の耳。「その話は―に入りやすい(一般の人に受け入れられやすい)」俗耳 0
討究 トウキュウ [0] ①検討や討議を重ねて深く研究すること。 ②道理や真相をたずねきわめること。探究 0
特派員 トクハイン [3] ①特別の任務で派遣される人。「―として英国に出立する」 ②海外取材のために送られる新聞・雑誌・放送などの記者。 0
紅糟粥 うんぞうがゆ 一ニ月八日の夜、禅寺で作る味噌(ミソ)と酒粕(さけかす)を入れたかゆ。表記「温糟粥」とも書く。 1
他日 タジツ [1] 今日以降のいつか別の日。ほかの日。「―を期す」後日 0
岸壁 ガンペキ [0] ①港や川岸に船を横付けできるように、コンクリートや石でつくった埠頭(フトウ)。「―に汽船が停泊している」 ②壁のように、けわしく切り立った岸。 0
生死 セイシ [1] 生きることと死ぬこと。生き死に。「―を分ける」「―不明」 参考「ショウシ」とも読む。また「ショウジ」と読めば、仏教で「生老病死の四苦の始めから終わりまで」の意もある。 0
木石 ボクセキ [0] ①木と石。 ②人情や男女間の愛情を理解しない者のたとえ。「―漢(かたいばかりで人間としてのおもしろみのない男)」 0
暇 ひま [0] ①物事を行う時間。「休む―がない」「完成には―がかかる」 ②仕事がなく、手のあいている時間や状態。「―をもてあます」「喫茶店で―を潰(つぶ)す」 ③休み。休暇。「―を取る」 ④主従関係や夫婦の縁を絶つこと。「―を出す」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 とりつくヒマもないほどそっけない ~聞き間違いからの覚え違い~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
浄衣 ジョウエ [1] ①白い衣服。白無垢(しろムク)。 ②僧が着る白衣。 ③神事や祭事に着る白衣。斎服。 参考「ジョウイ」とも読む。 0
敷衍 フエン [0] おし広げ、行き渡らせること。転じて、わかりやすい言葉で詳しく説明すること。「―して説明する」表記「布衍」とも書く。参考「衍」は広げる意。 0
続出 ゾクシュツ [0] 続いて出たり起こったりすること。「難題が―する」 続発 0
籌略 チュウリャク はかりごと。策略。謀略(ボウリャク) 0
呉竹 くれたけ [0],[2] ハチクの別称。 由来中国の呉(ゴ)から渡来したことから。 淡竹(はちく) 0
早速 サッソク [0] 時間をおかずにすぐ。すぐに。「注文の品を―お届けします」 0
断片 ダンペン [3],[0] きれぎれになったものの一部分。「話が―的でまとまりがない」 0
落札 ラクサツ [0] 競争入札の結果、目的物を手に入れること。「競売物件を―する」 0
生離死別 セイリシベツ 悲しい別離のこと。生きながら離ればなれになることと死によって永久に別れること。〈『陳書(チンジョ)』〉 0
熟字訓 ジュクジクン [3] 漢字一字の音・訓に関係なく、二字以上の漢字で書き表した語をまとめて訓に読むもの。「五月雨(さみだれ)」「小豆(あずき)」「雪崩(なだれ)」など。 0
着眼大局 チャクガンタイキョク 物事の細部にとらわれず、全体的に大きくとらえること。達人大観着手小局 0
鹵 しおち 塩分を含んだ土地。作物が育たない塩土。 0
裸体 ラタイ [0] 「裸身」に同じ。「―画を描く」 0
応援 オウエン [0] ①力を貸すこと。「この仕事には―が必要だ」加勢 ②運動競技などで、声を出したり楽器演奏をしたりして、味方の選手をもりたてること。「力強い―合戦」 0
年高 としだか 年をとっていること。また、そのような人。年嵩(としかさ) 0
此方人等 こちとら [0],[3] おれたち。おれ。「自分たち」「自分」をぞんざいにいう語。「―江戸っ子だい」 1
懇切 コンセツ [0],[1] 心を尽くし、行き届いて親切なさま。「―丁寧に説明する」 0
交 コウコウ [2],[3] 「交合」に同じ。 0
絶海 ゼッカイ [0] 陸地からはるかに遠く離れた海。「―の孤島に流れつく」 0
遺芳 イホウ [0] ①後までのこる香り。遺薫 ②死後までのこる名誉・業績。特に、すぐれた詩文や書画。 ③故人の書きのこした書画。遺墨 0
節節 ふしぶし [2] ①体のあちこちの関節。「―が痛む」 ②いろいろの箇所。ところどころ。「疑わしい―がある」 0
互い先 たがいセン 将棋や囲碁で対戦者同士の実力が等しい場合、交替で先手になること。相先(アイセン)。 0
名刹 メイサツ [0] 由緒ある、名を知られた寺院。有名な寺。「古寺―を訪ねる」 0
絹 きぬ [1] 蚕の繭玉からとった糸。また、その糸で織った布。シルク。「―のハンカチ」「―を裂くような叫び声」 0
腐爛 フラン [0] 腐乱 0
渡る わた-る [0] ①水の上を対岸へ行く。海を越えて移動する。隔たった所へ移動する。「川を泳いで―る」「仏教が日本へ―った」 ②ある所を通って向こう側へ行く。「信号を―る」「橋を―る」 ③所有が一方から他方へ移る。「人手に―る」 ④世の中を生きてゆく。生活する。「世間を―る」 0
黙秘 モクヒ [1],[0] 黙って何も話さないこと。知っていることも、秘密にして言わないこと。「容疑者が―権を行使する」 0
涙 なみだ [1] ①感動したときや刺激を受けたときなどに、涙腺(ルイセン)から出て眼球をうるおす透明な液体。「悲しみの―に暮れる」「―を吞(の)む(悔しさをこらえる)」 ②人情。思いやり。「血も―も無い」表記「泪」とも書く。 0
故旧 コキュウ [1] 古くからの知り合い。昔なじみ。旧知 0
卑下 ヒゲ [1] 劣っているものとして、自分をいやしめること。「むやみに自分を―することはない」 0
遠慮ひだるし伊達寒し エンリョひだるしだてさむし 見えを張ってやせ我慢するのもいい加減にせよということ。「ひだるし」はひもじいの意。遠慮して食べなければひもじくなるし、伊達の薄着でいれば寒い思いをしなければならない意から。 1
耡く す-く すきくわなどで、土を掘り起こす。「田を―く」 表記「鋤く」とも書く。 0
不夜城 フヤジョウ [2] 夜でも昼間のように明るく、ネオンや灯火のついたにぎやかな場所。 0
攘災 ジョウサイ わざわいをはらい除くこと。 0
財宝 ザイホウ [0] 財産やたからとなる物。金銭・金銀や高価な宝石・美術品など。 0
門閥 モンバツ [0] ①家柄。門地 ②「門閥家(カ)」の略。よい家柄。「彼は―出身だ」 0
沢漆 とうだいぐさ トウダイグサ科の二年草。道端に自生。春、輪生した葉の上に黄緑色で杯形の花穂をつける。葉や茎を切ると乳液が出る。スズフリバナ。春由来「沢漆」は漢名より。和名は全体の形が、昔、明かりをともした灯台に似ていることから。表記「灯台草」とも書く。 1
威嚇 イカク [0] 力を見せつけておどすこと。おどかし。「銃で敵を―する」 0
孤掌鳴らし難し コショウならしがたし 人間は一人では何事も成すことはできないたとえ。「孤掌」は片方の手のひら。片手だけでは手を打ち鳴らすことはできないことから。 0
玄人 くろうと [1] ①専門の知識・技術などにすぐれている人。専門家。本職。「―はだし(本職が恥ずかしがるほど技術などがすぐれていること)」 ②水商売の女性。 ①②素人(しろうと) 1
誅滅 チュウメツ 罪のある者を攻めて滅ぼすこと。誅伐 0
玄奥 ゲンオウ 深遠ではかりしれないこと。また、その奥深い部分。「能の―を究める」秘奥(ヒオウ) 0
嬉しむ たの-しむ あそびたわむれる。あそびよろこぶ。 0
王 きみ [3],[0] 一国の君主。天子。参考『日本書紀』の古訓などでは、「王・女王」を「おおきみ」と読む。「額田王(ぬかたのおおきみ)」など。 0
寂寂 ジャクジャク [0] ひっそりとしたさま。静かでさびしいさま。「空空―」 寂然 参考「セキセキ」とも読む。 0
惰力 ダリョク [0] ①惰性の勢い。「―で走り続ける」 ②今までの習慣のなごり。 0
舌鮃・舌平目 したびらめ ウシノシタ科の海魚。南日本の海底の砂中にすむ。体は平たくウシの舌のような形をしている。目は両方とも左側にある。美味。 夏 表記「鞋底魚」とも書く。 0
目は口ほどに物を言う めはくちほどにものをいう 何も言わなくても目つきは、口で言うのと同じほどに相手に気持ちを伝えるということ。目は心の鏡 0
献辞 ケンジ [0] 本を贈呈するとき、著者がその本に書く言葉。献詞 0
手管 てくだ [1] 人をだます手段や技巧。「手練(てレン)―」 0
聡明 ソウメイ [0] 頭のはたらきがさえ、かしこいこと。 聡慧(ソウケイ)・賢明 参考「聡」は耳がよく聞こえ、「明」は物事がよく見える意。 0
半纏 ハンテン [3] ①丈が短く、羽織に似るが、折り襟でなく胸ひものない和風の上着。 ②「印(しるし)半纏」の略。背中などに屋号や氏名を染めぬいた半纏。表記「袢纏」とも書く。 0
美田 ビデン [0] よく肥えた田地。「児孫のために―を買わず(子孫に財産を残すことはためにならない)」良田 0
帳幕 チョウバク [1],[0] 帳(とばり)と幕(まく)。また、それを張りめぐらした所。帳幄(チョウアク)・帷幄(イアク) 0
用件 ヨウケン [3] しなければならない事柄。用向き。「電話で―を話す」用事 0
論告 ロンコク [0] 刑事裁判で、検察官が被告の罪について意見を述べ、求刑すること。「弁護団が厳しい―を批判する」 0
惨殺 ザンサツ [0] むごたらしい手口で殺すこと。 虐殺 0
中州・中洲 なかす 川の中などで、積み重なった土砂が島のように水面に出ている所。 0
奇貨居(お)くべし キカおくべし 絶好の機会はうまく利用すべきであるというたとえ。めずらしい品物は買い取っておけば後日大きな利益を生む意から。故事 中国の戦国時代末、秦(シン)の子楚(シソ)(始皇帝の父)が趙(チョウ)国で人質になっていたとき、豪商の呂不韋(リョフイ)が子楚を将来役に立つ人物と見込んで援助し、のち子楚が趙王となると呂不韋はその大臣となった故事から。〈『史記』〉 0
海容 カイヨウ [0] 海がどんなものでも受け入れるように、寛大な心で人の罪や過ちなどを許すこと。「失礼をご―願います」容赦・寛恕(カンジョ)参考おもに手紙文に用いる。 0
水鼈 とちかがみ トチカガミ科の多年草。池沼に自生。葉はハート形で光沢があり、裏に空気を含み水面に浮く。秋、白色の三弁花をつける。 由来「水鼈」は漢名より。和名は、葉をスッポン(鼈)の鏡(甲羅)に見立てたことから。 1
塞源 ソクゲン [0] 物事の根本をふさぎ止めること。「抜本―」 0
油絵 あぶらエ [3] 油絵の具で画布や板に描いた絵。油彩。水彩画 0
函数 カンスウ [3] ある数yが他の数xの変化に対応して法則的に変化するとき、xに対するyのこと。また、その対応関係。表記「関数」とも書く。 0
木の葉時雨 このはしぐれ 木の葉が盛んに散るのを、時雨にたとえた語。冬 1
弁じる ベン-じる [0],[3] ①話す。述べる。「講演を―じる」 ②言い訳をする。「遅刻の理由を―じる」 ③区別する。「善悪を―じる」 ④処理する。「最初に教授の用を―じる」 ⑤整う。済む。「準備が―じる」 0
愛想尽かしも金から起きる アイソづかしもかねからおきる 女が男につれなく、冷たくなるのは、金銭上の問題が原因であることが多いということ。金の切れ目が縁の切れ目 0
真否 シンピ [1] 真実とそうでないこと。本当と、いつわり。「―を確かめる」 0
飛揚跋 ヒヨウバッコ 勝手気ままに横行すること。また、臣下がのさばり、君主をないがしろにするたとえ。「飛揚」は、ワシやタカなどが舞い上がること。「跋」は、大魚が躍り上がって梁(やな)を飛び越えること。〈『北史』〉跳梁跋(チョウリョウバッコ)・横行闊歩(オウコウカッポ) 0
椅子 イス [0] ①背もたれのある腰かけ。 ②地位。ポスト。「教授の―が空く」 0
妙技 ミョウギ [1] 非常にすぐれた技。巧みな技。すばらしい技術。「―を競う」 0
強盗 ゴウトウ [0] 暴力や脅迫で金品を奪うこと。また、その者。押しこみ。「―をはたらく」 0
轢断 レキダン [0] 列車・電車などが人をひいて、体を切断すること。「鑑定の結果、死後―と判明した」 0
出所 シュッショ [0] ①出生地。出身地。 ②事の起こるところ。「情報の―」「―不明の大金をもつ」 ③刑期を終えて刑務所を出ること。 表記②「出処」とも書く。 参考②「でどころ」とも読む。 0
昵近 ジッキン [0] 親しく近づくさま。なれ親しむさま。 昵懇 0
協約 キョウヤク [0] ①個人と団体、団体同士が相談して約束すること。また、その約束。「労働―」 ②国際間で文書を交換して取り決める条約の一つの形式。協定 0
育成 イクセイ [0] 一人前に育てあげること。「人材の―を図る」養成 0
翡翠 かわせみ [0],[1] カワセミ科の鳥。水辺にすむ。背は美しい青緑色で、腹は赤褐色。くちばしは長大。夏由来「翡翠」は漢名より。翡(赤羽)と翠(青羽)をもつ鳥の意から。また、雄を翡、雌を翠ということからともいう。表記「魚狗・魚虎・水狗・川蟬」とも書く。 1
漢 から [1] ①中国の古称。中国古代の王朝名から。 ②中国やその他の外国から渡来したことを表す語。接頭語的に用いる。参考②「唐獅子(からジシ)」「唐絹(からぎぬ)」など、多く「唐」の字を用いる。 0
鴉巣生鳳 アソウセイホウ 愚かな親からすぐれた子が生まれるたとえ。また、貧しい家からすぐれた人物が出るたとえ。カラスの巣に鳳(おおとり)が生まれる意から。〈『五灯会元(ゴトウエゲン)』〉鳶(とび)が鷹(たか)を生む 0
引出物 ひきでもの [0] 祝宴などで、主催者が客に贈る品物。引き物。 由来昔、ウマを庭に引き出して贈ったことから。 0
首 かしら [0],[2] ①あたま。特に、人形のあたま。 ②集団を統率する人。首領。頭領。「大工の―」 0
政情 セイジョウ [0] 政治の状況。政界の動きやありさま。「―不安」 政局 0
暗 やみ 光が少なくて何も見えない状態や場所。表記「闇」とも書く。 0
蓮っ葉 はすっぱ [0] ①ハスの葉。 ②軽はずみなこと。特に、軽薄で浮気な女性。「あの娘は―な物言いをする」参考「はすは」の転。 0
択言択行 タクゲンタッコウ 言行がすべて道理にかなってりっぱであること。善悪を選択された言行の意から。〈『孝経』〉 0
棹 さお [2] ①舟をこぐ長い棒。 ②三味線の糸を張る柄(え)の部分。また、三味線。 ③目盛りを刻んだはかりの棒。さおばかり。 ④簞笥(タンス)・長持を担ぐ棒。また、それらを数える語。 0
靉靆 アイタイ [0] ①雲がたなびいているさま。 ②雲が空をおおって暗いさま。 ③暗く陰気なさま。 0
青天井 あおテンジョウ [3] ①空を天井に見立てた語で、青々とした空。 ②物の値段や数量などが、どこまでも上がり続けること。「株価は―だ」 0
灯 あかり [1] ともしび。灯火。「―をともす」参考「あかし」とも読む。 0
尋繹 ジンエキ ①繰り返し試みること。反復して味わうこと。 ②次々と手づるをたぐってたずね調べること。 0
拐る かた-る 他人の金品などをだまし取る。詐欺をはたらく。 0
仍って よ-って [0] そういうわけで。それだから。したがって。 0
大勝 タイショウ [0] 大きな差をつけて勝つこと。圧倒的な勝利。大敗 0
東窺西望 トウキセイボウ あちこちをちらちら見ること。落ち着きのないようす。「窺」はうかがい見ること。「合格の知らせを―して待つ」 0
瓮 もたい [1] 酒などを入れる口の大きなかめ。表記「甕」とも書く。 0
追従 ツイショウ [0] こびへつらうこと。おべっか。「上役に―する」諫言(カンゲン)参考「ツイジュウ」と読めば別の意になる。 0
忠勇義烈 チュウユウギレツ 忠義の心に厚く、勇気があり、正義を守る心が強いこと。「義烈」は、義を重んじる心が非常に強いこと。「―の士」 0
浮沈 フチン [0] ①浮いたり沈んだりすること。 ②栄えたり衰えたりすること。「一国の―にかかわる大事だ」 0
鰭 ひれ [2] 魚類など水生動物の体から突き出した平たい板状、または膜状の器官。背びれ・尾びれなど。参考「はた」とも読む。 0
儁れる すぐ-れる 人よりまさる。他より高く抜きんでる。 表記「俊れる・雋れる」とも書く。 0
三助 サンすけ [1] 銭湯で、湯をわかしたり客の背を洗ったりする男性の使用人。 0
姿勢 シセイ [0] ①からだの構え。格好。「―を正す」 ②物事に対する態度。心のもち方。「柔軟な―で対応する」 0
韜光晦迹 トウコウカイセキ 才能などをつつみ隠して表面にあらわさないこと。「韜光」は才能をつつみ隠す意。「光」は人の才能などのたとえ。「晦迹」はあとをくらます意。「迹」は「跡」に同じ。参考仏教では「韜光晦迹(マイセキ)」と読み、高い境地に達した人が、俗世を避けて人里離れた所にいる意にいう。 0
彩絵 だみえ 壁など大きな物に金銀や極彩色(ゴクサイシキ)で描いた、装飾性の強い絵。桃山時代に流行し、狩野(かのう)派に代表される。 表記「濃絵」とも書く。 1
熱り立つ いきりた-つ [4] 激しく怒って興奮する。いきまく。「―った群衆が集まった」 0
詐る いつわ-る [3] うそを言って人をだます。あざむく。「病気と―り欠席する」 0
轆轆 ロクロク ①車が音を立てて走る響き。 ②馬のいななく声。 0
衰滅 スイメツ [0] しだいにおとろえて、やがてほろびること。 衰亡 0
操作 ソウサ [1] ①機械などを動かすこと。「機械の―に慣れてきた」 ②自分の都合に合わせてうまく処理すること。「資金を―する」 0
心猿意馬 シンエンイバ 意馬心猿(イバシンエン) 0
解釈 カイシャク [1] 物事や言葉の意味を考え、解き明かすこと。わかりやすく説明すること。また、その説明。「文意を―するのが難しい」「古文の―」解説 0
大晦 おおつごもり [4],[3] 「大晦日(おおみそか)」に同じ。 0
大声疾呼 タイセイシッコ [5] 大声で激しく呼ぶこと。「疾呼」は激しく呼び叫ぶこと。 0
七草粥・七種粥 ななくさがゆ ①正月七日に「春の七草」を入れてたいた粥。 新年 ②正月一五日に、米・稗(ひえ)・黍(きび)など七種の穀物を入れてたいた粥。 0
弊風 ヘイフウ [0] 悪い習俗や風習。「政治家は賄賂(ワイロ)という―に浸かっている」弊習 0
幽遠 ユウエン [0] 世俗から奥深く遠いこと。はるかに深いこと。「―な哲学」 0
木の下闇 このしたやみ [0] 木が茂って、その木陰が薄暗いこと。また、その場所。夏 0
悉く ことごと-く [3] すべて。全部。「出された条件に―同意した」 0
世人 セジン [1] 世の中の多くの人々。世間の人。「―の非難を浴びる」 0
海坊主 うみボウズ [3],[1] ①インド洋・太平洋などにすむアオウミガメの別称。 ②海に現れるという坊主頭の大きなばけもの。 0
熟睡 ジュクスイ [0] 十分に眠ること。「―していて一向に起きない」 熟眠 0
判読 ハンドク [0] わかりにくい文字や文章を、前後の文脈などから推量して読むこと。「―に苦しむ手紙」 0
剃髪 テイハツ [0] 髪をそること。特に、髪をそり落として仏門に入ること。薙髪(チハツ) 0
笑窪 えくぼ [1] 笑ったときに、頰(ほお)にできる小さなくぼみ。「あばたも―(好きな相手に関しては短所さえも長所に見えるたとえ)」 表記「靨」とも書く。 0
堅魚 かつお [0] サバ科の海魚。 鰹(かつお) 1
賞翫・賞玩 ショウガン ①ものの美しさやよさを愛して楽しむこと。「書画骨董(コットウ)を―する」 ②食物の味のよさをほめ味わうこと。「中国料理の逸品を―する」 賞味 0
仄めかす ほの-めかす [4] それとなく態度や言葉などで表す。ほのかに示す。「本心を暗に―す」 0
尻繫 しりがい ウマの尾から鞍(くら)にかけるひも。 表記「鞦」とも書く。 1
鰒 あわび [1] ミミガイ科の巻貝の総称。 鮑(あわび) 0
黄檗 オウバク [0] ①キハダの別称。またキハダの樹皮からとった染料および生薬。 黄檗 ②「黄檗宗」の略。曹洞宗・臨済宗とともに日本三大禅宗の一派。江戸時代、中国、明から渡来した隠元が京都の万福寺を建てて広めた。(きはだ) 0
設立 セツリツ [0] 学校・会社などの組織や機関を新しくつくること。「財団法人―が認可された」 創立 0
嫡流 チャクリュウ [0] 本家の血筋。正統の家系。「清和源氏の―」嫡統庶流 0
困弊・困敝 コンペイ 苦しみ疲れ果てること。困頓(コントン) 0
異域の鬼 イイキのキ 外国にいて、祖国に帰れないまま死んだ人。「異域」は外国・異国のこと、「鬼」は死者の魂の意。〈李陵(リリョウ)の文〉 0
瓜田 カデン [0] ウリを作っている畑。 0
概括 ガイカツ [0] 大まかに全体の要点をとらえてまとめること。「みんなの意見を―する」 0
公布 コウフ [1],[0] ①広く一般に知らせること。 ②新たに定められた法律や条約などを国民に知らせること。「新憲法を―する」 0
流行物は廃り物 はやりものはすたりもの 流行はそのときだけのもので長続きせず、いずれ廃れて消えていってしまうということ。 1
聊頼 リョウライ 安心してたよりにすること。 0
菱 ひし [0] ヒシ科の一年草。池や沼に自生。夏に白い四弁花が咲き、秋に角のとがった実を結ぶ。種子は白く、食用。参考図形の「ひしがた(菱形)」はヒシの実の形から。 0
子・ もじ 麻糸をもじり、目を粗く織った布。蚊帳(かや)などに用いる。 1
孱い よわ-い 弱々しい。貧弱なさま。ひよわなさま。「臆病(オクビョウ)で―い男」 0
逆虎落 さかもがり 「逆茂木(さかモぎ)」に同じ。 1
大道廃(すた)れて仁義有り ダイドウすたれてジンギあり 昔、人のふみ行うべき無為自然の大道が行われていた時代は、仁義を唱える必要はなかった。後世に大道がすたれたために、仁義を説くことが必要になったのだということ。〈『老子』〉 0
位相 イソウ [0] ①言語学で、地域・職業・階級・年齢・性別などによる言葉のちがい。 ②物理学で、周期運動において、一周期のうちのある状態や位置。 0
弱い よわ-い [2] ①力や勢いがない。「けんかに―い」 ②丈夫でない。「体が―い」 ③抵抗力がない。「寒さに―い」 0
匹夫罪なし璧(たま)を懐(いだ)いて罪あり ヒップつみなしたまをいだいてつみあり 身分の低い者は、その身に罪はなくても、身分にそぐわない宝玉をもつと欲が出て、さまざまな災いを招きやすいということ。〈『春秋左氏伝』〉 0
結滞 ケッタイ [0] 心臓の病気などから脈が不規則になること。 0
杭 くい [0] 支柱や目印のため、地面に打ちこむ棒。「出る―は打たれる(人より抜きんでてすぐれた者は憎まれる)」 0
朱蘭 シュラン シランの別称。 紫蘭(シラン) 0
熊猫 パンダ [0] パンダ科の哺乳(ホニュウ)動物。ジャイアントパンダとレッサーパンダの二種の総称。特に、中国特産のジャイアントパンダを指す。体は白く、目のまわりや耳、四肢が黒い。タケやササを食べる。 1
往古来今 オウコライコン 大昔から今にいたるまで。「来今」は今からのちのこと。参考「古往今来」ともいう。古今往来 0
路 みち [0] ①人や車などが通行する所。 ②ふみ行うべき道。 ③方法や手段。やり方。 0
水師 スイシ ①水上で戦う軍隊。水軍。海軍。 ②船頭。水夫。 参考「出師」と書けば、軍隊を出す意。 0
塵芥虫 ごみむし [2] ゴミムシ科の甲虫の総称。体は長楕円(ダエン)形で、多くは光沢のある黒色。 由来ごみの下などにすむことから。 表記「歩行虫・芥虫」とも書く。 1
読解 ドッカイ [0] 文章を読み、その内容を理解すること。「―力」 0
一重 ひとえ [2] ①ものがかさならないで、それ一枚のこと。「紙―の差で助かる」 ②花弁がかさなり合っていないこと。「―のバラが好き」単弁 八重 0
牛は牛連れ馬は馬連れ うしはうしづれうまはうまづれ 似たものどうしが自然と集まるたとえ。また、似たものどうしが集まれば調和がとれてうまくいくたとえ。同類相求む・類は友を呼ぶ 0
疎 ソゼン [1] まばらに生えた、ほおひげ。 表記「疏」とも書く。 0
高言 コウゲン [0],[3] いばって大きなことを言うこと。また、その言葉。大言 0
武士は相身互い ブシはあいみたがい 同じ立場や状況に置かれている者どうしは、互いに思いやって助け合うものだということ。 0
軽佻浮薄 ケイチョウフハク [0] 考えや行動が軽薄でうわついているさま。「浮薄」はうわついていて、かるがるしいこと。「―な行動だ」軽佻浮華・短慮軽率 0
昆 あに 年上の男のきょうだい。弟 0
具有 グユウ [0] 性質や資格や能力などをそなえもつこと。「広い知識を―する」 0
配列 ハイレツ [0] 順序にしたがって並べること。また、その並べ方。「アルファベット順に―する」表記「排列」とも書く。 0
残骸 ザンガイ [0] ①以前の形をとどめないほどに、焼けたり壊れたりしてのこっているもの。「事故車のみじめな―」 ②放置された死体。しかばね。 0
明視 メイシ [0],[1] はっきりと見ることができること。「―の距離はふつう二五(センチメートル)」 0
維新 イシン [1] ①すべてが改まって新しくなること。 ②明治維新。参考①特に、政治的なことについて用いる。 0
警世 ケイセイ [0] 世間に向かって戒め、警告を与えること。「―の言」 0
巻軸 カンジク [0] ①巻物(まきもの)。 ②巻物の軸に近い、終わりの部分。巻末。巻尾。巻首・巻頭 ③巻物や書物の中で、すぐれた句や詩歌。 0
手枷 てかせ [0] ①罪人などの手にはめて自由に動けないようにする刑具。 ②自由を束縛するもののたとえ。 参考「てがせ」とも読む。 0
高楼 コウロウ [0] 高い建物。高く何層かにつくった建物。高殿(たかどの)・楼閣 0
超過 チョウカ [0] 時間や数量などが、決められた限度をこえること。「―勤務」「予算を―する」未満・不足 0
諸侯 ショコウ [1] ①封建時代、土地や人民を領有・支配した者たち。諸大名。 列侯 ②古代中国で、天子から封土を受けてその封土内を支配した者。 0
出色 シュッショク [0] 他のものより目立ってすぐれていること。「―の出来に驚く」 抜群 0
皮膚 ヒフ [1] 動物の体の表面をおおい包んでいる組織。はだ。 0
桁 けた [0] ①建物の柱や橋脚などの上にかけわたした横木。「土台から―まで板で覆う」 ②数の位。位どり。転じて、規模。「―がちがう(格段の差がある)」 ③そろばんの珠(たま)を通す棒。 0
再審 サイシン [0] ①もう一度審査すること。 ②法律で、一度確定した判決に対して、ふたたび審理をしなおすこと。また、その手続きや裁判。「無実を訴えて―請求をする」 0
鉤樟 くろもじ クスノキ科の落葉低木。 由来「鉤樟」は漢名からの誤用。 黒文字(くろモジ) 1
突破口 トッパコウ [3] 難所をつきやぶるための入り口。転じて、問題解決のための手掛かり。「一人の証言を―に事件を解決した」「―を開く」 0
胡蝶蘭 コチョウラン [2] ラン科の多年草。台湾・フィリピン原産。観賞用に栽培もされる。葉は長楕円(ダエン)形で革質。白や淡紅色の花をつける。夏由来花の形がチョウに似ていることから。 0
凡作 ボンサク [0] 平凡なできばえ。また、つまらない作品。 0
巻く ま-く [0] ①長い物の一端を中に入れ、丸くまとめる。「毛糸を―く」「すばらしい技術に舌を―いた」 ②ぐるぐる回す。回しながらからみつける。「包帯を―く」「時計のネジを―く」 ③取り囲む。「城を―く」表記「捲く」とも書く。 0
霧中 ムチュウ [0] ①霧の中。 ②予測や予想がつかないこと。「五里―」 0
肝脳地に塗る カンノウチにまみる 戦場などのむごたらしい死に方や殺され方の形容。死者の肝臓や脳みそが泥まみれになっている意から。忠義を尽くしてどんな犠牲もいとわない意気を示すときにも用いられる。〈『史記』〉 0
唐木香 もっこう キク科の多年草。インド北部原産。暗紫色のアザミに似た花をつける。根は芳香と苦味があり、漢方で健胃薬にする。表記「木香」とも書く。 1
短兵急 タンペイキュウ [0],[3] いきなり行動を起こすさま。だしぬけ。短兵急接。「―に結論を求められても困る」由来「短兵」は刀剣など短い武器の意で、それで急に突きかけることから。 0
発芽 ハツガ [0] 植物が、芽を出すこと。種子・胞子・枝芽などが生育を始めること。出芽 0
金剛不壊 コンゴウフエ [5] 非常に堅固で、決して壊れないこと。また、志を固く守り通すこと。もと、仏の心、身体についていった語。参考「不壊金剛」ともいう。 0
敬聴 ケイチョウ 相手の話などをつつしんで聞くこと。 0
貶める おとし-める [4] 劣ったものとして馬鹿(バカ)にする。見下げる。さげすむ。「人を―めた言い方をする」 0
紛争 フンソウ [0] 入り乱れて争うこと。また、その争い。もめ事。いざこざ。「宗教が国際―にからむ」「―地域」紛擾(フンジョウ) 0
入寂 ニュウジャク [0] 聖者や僧が死ぬこと。入滅。入定(ニュウジョウ)。 0
法談 ホウダン [0] 仏法の教義や信仰のあり方を説いた話。説法。法話。法語 0
明り障子 あかりショウジ 室内に明かりを取り入れるために、木枠に桟(サン)を渡して和紙などを貼(は)った建具。現在の障子。冬参考昔は、ふすまを「ふすま障子」といった。 0
殲滅 センメツ [0] 残らずほろぼすこと。ほろぼしつくすこと。みな殺し。 0
幼少 ヨウショウ [0] 年齢がおさないこと。「―のころの記憶をたどる」 0
戴勝 やつがしら [3] ヤツガシラ科の鳥。ユーラシアやアフリカに分布。日本には迷鳥としてまれに渡来。体は淡赤褐色で、背に白黒の横じまがある。扇状の冠羽と長いくちばしをもつ。由来「戴勝」は漢名からで、頭に髪飾り(勝)を戴(いただ)いた鳥の意。表記「八首鳥」とも書く。 1
公徳心 コウトクシン [4],[3] 社会生活をよくするために、道徳を重んじる精神。公衆道徳を重んじる気持ち。 0
無上 ムジョウ [0] このうえないこと。「―の喜びにひたる」最上・最高・至上 0
移木の信 イボクのシン 約束を確実に実行することのたとえ。故事 中国、秦(シン)の商鞅(ショウオウ)が新法を人民が信用しないことを懸念し、都の南門の木を北門に移した者に賞金を与えると布告。実行した者に約束通り賞金を与えたので、人々の信頼を得、秦国内に統一的な法令を施行できたという故事から。〈『史記』〉参考「徙木(シボク)の信」ともいう。 0
大道 ダイドウ [0],[3] ①幅の広い大きな道路。「―芸人」 ②守るべき正しい道。根本の道理。正道。「聖賢の―」参考②「タイドウ」とも読む。 0
一掃 イッソウ [0] 一つ残らずはらいのけること。すっかりきれいにすること。「在庫品を―する」 0
五線譜 ゴセンフ [2] 五本の平行線に音符などを書き入れて表した楽譜。 0
竹頭木屑 チクトウボクセツ ささいな物でも大切にすることのたとえ。また、将来への備えが、非常に綿密であることのたとえ。故事 中国、東晋(トウシン)の陶侃(トウカン)は、船を造ったときの木屑(くず)や竹の切れはしを保存し、木屑はぬかるみ対策に、竹の切れはしは船を造るときの竹釘(たけくぎ)に利用したという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
念力 ネンリキ [0] 一心に思いこむことで、わいてくる力。思いをこめた精神力。 0
非理 ヒリ [1] 道理にそむくこと。理屈に合わないこと。非道 0
瀑布 バクフ [1] 大きくて勢いのある滝。「ナイアガラ―」 夏 0
語釈 ゴシャク [0] 単語や句の意味の解釈。「難解な言葉には―を入れる」 0
灌水 カンスイ [0] 農作物などに、水をそそぎかけること。 0
供 とも [1] ①主人や目上の人に付きしたがうこと。また、その人。従者。おとも。 ②能狂言で、シテまたはワキの従者の役。ツレ。 0
濡れる ぬ-れる [0] ①水気がつく。水などがしみ込む。「雨に―れる」 ②情事を行う。 0
茱萸 ぐみ [1] グミ科の植物の総称。葉や花には細かい毛が密生。果実は赤く熟し渋味があるが、食用になる。 秋 由来「茱萸」は漢名からの誤用。 表記「胡頽子」とも書く。 1
吟う うた-う 声を長く引いて、詩歌を口ずさむ。吟唱する。 0
政所 まんどころ [3],[0] ①平安時代以降、皇族や貴人の荘園事務や家政をつかさどった所。 ②鎌倉・室町幕府の中央政治機関。 ③「北政所(きたのまんどころ)」の略で、摂政・関白の正妻の敬称。 1
応化 オウゲ [1] 仏が衆生(シュジョウ)を救うために、さまざまなものに姿を変えて現れること。参考「オウケ」とも読む。 0
蟹屎 かにばば [0] 新生児が生後初めてする黒くねばねばした便。胎便。かにくそ。 0
回状 カイジョウ [0] 「回文(カイブン)①」に同じ。 0
乾期・乾季 カンキ 一年中で特に雨の少ない時期や季節。亜熱帯・熱帯地方で、雨がほとんど降らない秋から春までの間。雨期・雨季 0
郷里 キョウリ [1] 生まれ育った土地。ふるさと。故郷。郷土。「―の母に手紙を出す」 0
夕 ゆう [3],[0] 日がしずみ薄暗くなるころ。日暮れ時。夕方。「朝―神に祈る」 朝 0
御料 ゴリョウ [1],[2] 料を敬っていう語で、天皇や貴人のお使いになるもの。飲食物・衣服・器物にいう。また、皇室財産。特に地所。「―地」 0
窪田 くぼた へこんで低くなった土地にある田。上田(あげた)表記「凹田」とも書く。 0
満を持す マンをジ-す 準備を完全に整えて、好機の到来を待つこと。また、物事の極点に達した状態を保っているたとえ。弓をいっぱいに引き絞って、いつでも発射できる体勢で放つべき時を待つ意から。〈『史記』〉「―して五輪出場の選抜競技にいどむ」 0
冊立 サクリツ [0] 勅命で、皇后・皇太子を定め立てること。 参考「サクリュウ」とも読む。 0
明記 メイキ [1] はっきりと書き記すこと。「氏名を―のこと」 0
植林 ショクリン [0] 山野に苗木を植えて、森林に育てあげること。「―計画」 植樹 0
浅手・浅傷 あさで 軽い傷。 薄手(うすで) 深手(ふかで) 1
溢水管 イッスイカン 堤防を越えてあふれ出た水を流す管。 0
大股 おおまた [0] 両足を広く開くこと。また、歩幅が広いこと。「―で歩く」小股 0
眷恋 ケンレン 思いしたうこと。恋いこがれること。 0
花盗人は風流のうち はなぬすびとはフウリュウのうち 花(特にサクラの花)を手折り盗むのは花を愛(め)でる風流心からであり、とがめることもないということ。参考花の枝を折った言い訳に使われる。 0
研磨・研摩 ケンマ ①刀剣・宝石などをといで、つやを出すこと。みがくこと。「宝石を―する」 ②深く研究することで才能や人格をみがくこと。「絶えず言葉を吸収して文才を―する」 0
文披月 ふみひろげづき 「文月(ふみづき)」に同じ。参考「ふみひらきづき」とも読む。 0
裏表 うらおもて [0] ①物のうら側と、おもて側。内実と外見。「人生の―」 ②うらとおもてを逆にすること。うらがえし。「シャツを―に着る」 ③かげひなた。「―なく働く」 0
井筒 いづつ [1] ①井戸の地上の部分の周りに木や石で造った囲い。井戸側(がわ)。 ②①をかたどった模様。 井桁(いげた) 0
俱楽部 クラブ 同じ目的や趣味をもつ人々が作った団体。また、その集会所。「記者―」参考「倶楽部」は英語の音訳で、「俱(とも)に楽しむ部」の意に当てたもの。 1
継承 ケイショウ [0] 先代の地位・財産・権利・義務などを受け継ぐこと。「王位―」「古来の伝統を―していく」 0
罨法 アンポウ [0] 炎症や痛みなどを和らげるために、患部を冷やしたり温めたりする治療方法。 0
納豆 ナットウ [3] ①煮た大豆を適温中におき、納豆菌で発酵させた食べ物。糸引き納豆。冬 ②発酵させた大豆を塩水につけて香料を加え、干した食べ物。浜納豆。 0
檻 おり [2] 猛獣や罪人などを入れておく、鉄のさくなどで囲った入れ物またはへや。「動物園の―の中のライオン」 0
読本 トクホン [0] ①読み物の本。 ②旧制学校で使った国語の教科書。 ③入門書。教科書。「人生―」「文章―」参考①絵本に対して用いる。 0
沙弥 シャミ [1] 仏門に入ったばかりの僧。 参考「サミ」とも読む。女性の場合は「沙弥尼(シャミニ)」という。 0
茶化す チャカ-す [2] ①はぐらかしたりごまかしたりして、冗談にする。 ②ひやかす。 0
地下 ジゲ [1],[2] ①昔、清涼殿に昇殿を許されなかった身分の低い官人。殿上・堂上(ドウジョウ) ②昔、宮中に仕える人が、それ以外の一般の人を指していった語。参考「チカ」と読めば別の意になる。 0
考量 コウリョウ [0] あれこれ考え合わせてはかること。「比較―して決定した」 0
濛気 モウキ ①たちこめている霧・もや。②心が晴れないこと。表記「朦気」とも書く。 0
艶艶 つやつや [1] つやがよくて、美しいさま。「―したリンゴ」 0
断つ た-つ [1] ①つながりを途中でたち切る。ぷっつりと切り離す。「退路を―つ」「強風で送電線が―ち切られた」 ②さえぎる。へだてる。「補給路を―つ」 ③やめる。「目的達成まで茶を―つ」「酒色を―つ」 0
好感 コウカン [0] 好ましく思う気持ち。よい感情。「きっぱりした態度に―がもてた」 0
春蘭 シュンラン [1] ラン科の多年草。山地に自生。早春、淡黄緑色で紅紫色の斑点(ハンテン)のある花をつける。花は塩漬けにして湯に浮かべて飲む。ジジババ。 春 0
周遊 シュウユウ [0] あちこちをめぐって旅行すること。「北海道を―する」 回遊 0
転訛 テンカ [0],[1] 言葉の本来の音が、なまって別の音に変わること。また、その言葉や音。 0
月夜に背中炙る つきよにせなかあぶる 方法がまわりくどくて効果のあがらないたとえ。また、手段のまちがっているたとえ。弱い月の光で背中をあぶっても、あたたまらない意から。 0
離離 リリ ①稲穂や果実がよく実り、頭が垂れ下がっているさま。 ②草木の繁茂しているさま。 ③離れ離れになるさま。 0
環流 カンリュウ ①流れがもとのほうへ戻ること。また、その流れ。「―紙幣」 ②いくつかの海流が形づくる、大きな海の動き。また、大気の循環。表記①「還流」とも書く。 0
本土 ホンド [1] ①生まれ育った国。ふるさと。本国。 ②属国または離島などに対して、おもな国土。特に、本州。 0
専売 センバイ [0] ①特定の人などが独占して売ること。「―店」 ②おもに、財政上の目的で、国が特定の品物の製造や販売を独占すること。 0
競走 キョウソウ [0] 一定の距離を走り、その速さをきそう競技。「五十(メートル)―に出る」 0
青磁 セイジ [0] 鉄分を含む青緑色、または、薄い藍色の釉(うわぐすり)をかけて焼いた磁器。 参考「あおジ」と読めば別の意になる。 0
田夫野人 デンプヤジン [1] 振る舞いが粗野で教養のない人。いなか者。「田夫」は農夫、「野人」はいなか者の意。 0
上手の手から水が漏(も)る じょうずのてからみずがもる いくら巧みな人でも、ときには失敗することがある。 猿も木から落ちる・弘法(こうぼう)にも筆の誤り 1
白子 しらこ [2] ①雄の魚の精巣。乳白色をしている。食用。「(たら)の―」 ②人や動植物で先天的にメラニン色素などが欠乏し、皮膚や髪が白いこと。白皮症参考②「しろこ」ともいう。また、「しらス」と読めば別の意になる。 0
葦簀・葦簾 よしず アシの茎で編んだすだれ。日よけなどに用いる。よしすだれ。「―張り」 夏 表記「葭簀」とも書く。 0
勅勘 チョッカン [0] 勅命による勘当。天皇のとがめを受けること。 0
頭剃(そ)るより心を剃れ あたまそるよりこころをそれ 外見より内容が肝心であることのたとえ。頭を剃って僧の姿になっても、心が伴わなければ何にもならないということから。衣(ころも)を染めるより心を染めよ 0
額縁 ガクぶち [0] ①書画などを飾るためにはめるわく。額。「賞状を―に入れて飾る」 ②窓や出入り口のまわりにつける飾りの木。 0
神仏 シンブツ [1] 神と、ほとけ。また、神道と仏教。「―を敬う」 0
御師 おシ [1] ①「御祈禱(キトウ)師」の略。社寺で祈禱をする身分の低い神職。 ②大社で暦や守り札を配ったりする者。参考伊勢(いせ)神宮では「おんシ」という。 0
懸絶 ケンゼツ [0] 程度の差が非常にかけ離れていること。懸隔・隔絶 0
和語 ワゴ [1] ①日本語。国語。 ②日本固有の言葉。やまと言葉。漢語表記「倭語」とも書く。 0
善悪は友による ゼンアクはともによる 人は交際する友人しだいで、よくもなるし悪くもなる。友人の影響力が大きいことをいう。 朱に交われば赤くなる 0
犬馬の労 ケンバのロウ 主人や他人のために力を尽くすことをへりくだっていう語。イヌやウマほどの働きの意。「―をいとわない」参考 「汗馬の労」ともいう。 0
悲惨・悲酸 ヒサン 悲しく、むごたらしいこと。哀れで、痛ましいこと。「目を背けたくなる―な光景」無惨 0
枕流漱石 チンリュウソウセキ 石に漱ぎ流れに枕す(くちすす)
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 一部だけで意味が通じる四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
愆戻 ケンレイ あやまち。また、法にそむいて罪を犯すこと。「戻」はもとる、道理にそむく意。 0
即決 ソッケツ [0] その場ですぐに決めること。即座に解決すること。「書類選考のあと、面談で採用を―した」 即断 0
早合点 はやガテン [3] 人の話をよく確かめないで、勝手にわかったと思いこむこと。早のみこみ。「とんだ―をしたものだ」 参考「はやガッテン」とも読む。 0
敏腕 ビンワン [0] 物事をてきぱきとさばく能力があること。また、その腕前。うできき。「記者として―を振るう」「―刑事」 0
川骨 こうほね [0] スイレン科の多年草。 河骨(こうほね) 1
怪文書 カイブンショ [3] 出所不明のあやしい文書。機密の暴露や攻撃・中傷を目的としたもの。「―が出回る」 0
打ち水 うちみず [2] ほこりをしずめたり涼しくしたりするために、道や庭などに水をまくこと。また、その水。夏 0
州 す [0],[1] 河・湖・海に土砂がたまることによって水面に現れ、島のようになった所。「川の中―で子どもが遊ぶ」「三角―」 表記「洲」とも書く。 0
吝嗇 リンショク [0],[1] 必要以上に金品を出しおしむこと。また、その人。けち。表記「悋嗇」とも書く。参考「吝」「嗇」ともにけちの意。 0
東風菜 しらやまぎく キク科の多年草。山地に自生。茎や葉に短い毛がある。夏から秋、白色で中央が黄色い頭花をつける。由来「東風菜」は漢名から。表記「白山菊」とも書く。 1
配謫 ハイタク 「配流(ハイル)」に同じ。流刑参考「謫」は罪をとがめて遠方へ追放する意。 0
鑿 のみ [1] 木材や石材を加工するための工具。槌(つち)で柄頭をたたいて使う。穴をあけたり、溝を掘ったりする。 0
弾弓 ダンキュウ ①繰り綿(種をとっただけで精製していない綿)を打ってやわらかくする弓状の道具。わたゆみ。 ②古代中国で、小石などを用いた球形の弾丸をはじきとばし、小鳥などを射た弓。はじきゆみ。参考②「ダングウ・ダング」とも読む。 0
裙 もすそ 裳(も)のすそ。女性の衣服のすそ。表記「裳裾」とも書く。 0
夕暉 セッキ [1] 夕日。夕日の光。いりひ。 参考「暉」はかがやきの意。 0
便覧 ビンラン [0] ある事柄を知るのに便利なように、簡明にまとめた冊子。ハンドブック。「大学―」「国語―」参考「ベンラン」とも読む。 0
米酢 よねず [2] 米を原料とした醸造酢。食酢として鮨(すし)などに用いる。参考「こめず」とも読む。 0
鎮座 チンザ [1] ①神霊がその地にしずまること。「―まします神」 ②人や物がその場に居座ることのたとえ。「部屋の真ん中に―する」 0
葛 つづらえびら [1] ツヅラフジで編んだ。公卿(クギョウ)を護衛する武官などが用いたもの。参考「」は矢を入れて背に負う武具の意。 0
遐壌 カジョウ 遠くへだたった土地。遠い国。 0
肥満 ヒマン [0] 体が太ること。「―体」「食生活を改善し―を防ぐ」 0
一刀三礼 イットウサンライ 仏像を彫刻する態度が敬虔(ケイケン)であること。仏像を彫るとき、一彫りごとに三度礼拝する意から。一刻三礼・一刀三拝 0
誄 しのびごと 死者の生前の行いや功徳(クドク)をたたえて、死をいたむ言葉。誄詞(ルイシ)。誄辞。参考「ルイ」とも読む。 0
内内 ナイナイ [0] ①内密に行うこと。非公式なさま。「―の話ですが」 ②心のうちでひそかに。「―心配した」内心参考①「うちうち」とも読む。 0
労う ねぎら-う [3] 物事に骨を折ってくれたことに感謝して礼をいう。骨折りを慰める。 0
九九 クク [1],[2] 一から九までの数字を順にかけ合わせて積を並べた表。また、その数え方。 0
漁る すなど-る [3] 魚介類をとる。漁(リョウ)をする。いさる。「海辺で―る」 0
箱師 はこシ [2] 列車・電車など、乗り物のなかで専門にかせぐ掏摸(すり)。 0
人物 ジンブツ [1] ①ひと。「―画と静物画」 ②ひとがら。人品。「なかなかの好―」 ③人格が高く、能力のすぐれた人。「ひとかどの―」 0
啻ならぬ ただ-ならぬ [4] ただごとではない。程度がはなはだしい。「彼らは―仲だ」「―容態」 0
発注 ハッチュウ [0] 注文を出すこと。「製品を―する」受注 0
並み居る なみい-る [3],[0] その場に大勢で並んでいる。列座している。居ならぶ。「―る強豪を破って優勝する」 0
搗臼 トウキュウ 上部のくぼみに米などを入れてつくうす。参考「つきうす」とも読む。 0
仍る よ-る たよりにしてはなれない。はなれずに依存する。 0
埋める う-める [0] ①物を詰めてふさぐ。物で覆って見えなくする。「池を土砂で―める」「土の中に―める」 ②人や物でいっぱいにする。「大勢の観客が会場を―める」 ③欠けているものや不足しているものを補う。「赤字を―める」 ④水を加えて湯をぬるくする。「風呂(フロ)を―める」 0
金縛り かなしばり [3],[0] ①動けないように強くしばること。また、しばられたように身動きできなくなること。「刃物で脅され―になる」 ②金の力で人の自由を奪うこと。 0
裔孫 エイソン 遠い末の子孫。子や孫よりもあとの血筋。末裔・後裔先祖・元祖・初祖 0
鼻 はな [0] 哺乳(ホニュウ)類の顔の中央にある器官で、呼吸やにおいを感じ取るはたらきをし、発声を助ける。また、広く動物の嗅覚(キュウカク)をつかさどる部分。「―が利(き)く」「―が高い(得意である)」「―に掛ける(自慢する)」 0
長須鯨・長簀鯨 ながスくじら ナガスクジラ科の哺乳(ホニュウ)動物。世界中の海に分布。巨大で細長く、体長は二〇~二五(メートル)。エビスクジラ。 0
営繕 エイゼン [0],[1] 建物を建築したり、修繕したりすること。「―課」「―係が修理する」 0
図画 ズガ [1] ①「図絵(ズエ)」に同じ。 ②もと、小学校の教科の一つ。美術。 参考おもに子どものかく絵をいう。 0
滲みる し-みる [0] 液体が細いすき間などから物にしみこむ。「雨が上着に―みている」 0
諧和 カイワ [0] ①なごやかに親しむこと。仲よくすること。「万民―」協調 ②音楽の調子がよくととのって心地よいこと。参考「カイカ」とも読む。 0
雌蕊 めしべ [1] 種子植物の花の生殖器官。受粉して実となり種子となる。「花の中心に―がある」 雄蕊(おしべ)・(ユウズイ) 参考「シズイ」とも読む。 0
猿麻桛 さるおがせ サルオガセ科の地衣類の総称。 松蘿(さるおがせ) 1
一点 イッテン [3] ①一つの点。一つの事柄。「この―だけが信じられない」 ②物品や得点の数え方で、一つ。「展覧会に絵画を―搬入する」「試合は―差で勝った」 ③ごくわずかなこと。ほんのすこし。「心に―のくもりもない」 0
抱柱の信 ホウチュウのシン 約束を堅く守るたとえ。絶対に信義を裏切らないたとえ。由来尾生(ビセイ)という男が、会う約束をした女性を橋の下で待っていたところ、川の水があふれてきた。それでも尾生は橋げたにすがって待ちつづけ、ついにおぼれ死んだという話から。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「抱柱」「尾生の信」ともいう。 0
分際 ブンザイ [0],[3] 身分に応じた程度。身のほど。「弟の―で兄貴に逆らうな」分限 0
当時 トウジ [1] ①その時。そのころ。「終戦―の話を聞く」 ②現在。現今。こんにち。当節・当今 0
専断 センダン [0] 自分だけで勝手に物事を決めること。 「擅断」の書きかえ字。 0
上乗 ジョウジョウ [0] ①出来ばえなどが非常にすぐれていること。「今度の作品は―の出来だ」 ② 仏教の最上の教え。 大乗 0
九星 キュウセイ [0] 陰陽道(オンヨウドウ)で運勢などを占うのに用いる、一白・二黒(ジコク)・三碧(サンペキ)・四緑(シロク)・五黄(ゴオウ)・六白・七赤・八白・九紫の九つの星。これに五行や方位を組み合わせ、人の生まれた年にあてはめて吉凶を判断する。 0
沖する チュウ-する [3] 高く上がる。まっすぐ突き当たる。「天に―する煙」 0
玉花 ぎぼうし ユリ科の多年草の総称。 由来「玉花」は漢名から。 擬宝珠(ぎぼうし) 1
睦む むつ-む [2] 親しくする。仲よくする。むつぶ。「同級生と―む」 0
狐付き・狐憑き きつねつき キツネの霊がとりついて起こると信じられていた、精神の錯乱状態。また、その人。 0
直面物 ひたメンもの シテ(主人公)が面をつけないで演じる能。神や幽霊でない現実の男性がシテの能。 0
逆算 ギャクサン [0] 順序が本来とは反対で、後ろから前にさかのぼって計算すること。 0
短資 タンシ [1] 「短期資金」の略。通常、一年以内の貸付資金。 0
竜眼 リュウガン [0] ムクロジ科の常緑高木。中国原産。鹿児島や沖縄で果樹として栽培。春、黄白色の五弁花が咲き、芳香を放つ。果実は球形で、果皮は茶褐色。果肉を特に「竜眼肉」といい、食用。また、薬用。由来「竜眼」は漢名より。球形の実を竜の目にたとえたことから。 0
歯茎 はぐき [1] 歯の根を包む筋肉で、粘膜におおわれている層。歯齦(シギン)。 0
慰藉料 イシャリョウ [2] 慰謝料 0
曷んぞ いずく-んぞ どうして。なんで。疑問や反語の意を表す語。 0
淳化 ジュンカ 心を込めて手厚く教化すること。 表記「醇化」とも書く。 0
厄年 ヤクどし [2] ①陰陽道(オンヨウドウ)で災難にあいやすいとされる年齢。ふつう、数え年で男は二五・四二、女は一九・三三。 ②災難の多い年。 0
沖膾 おきなます 沖でとった魚を、船上で料理したなます。また、出漁者が、それぞれ土産(みやげ)として持ち帰る少しの魚。「膾」は生の魚を細かく切った料理。夏 0
甲状腺 コウジョウセン [0] のどの下部分、気管の両側にある内分泌腺。新陳代謝や発育を促すホルモンを分泌する。 0
琥珀 コハク [0] ①地質時代の樹脂が地中で化石になったもの。ふつうは黄褐色で透明。装飾品に用いる。「きれいな―色の酒を飲む」 ②「琥珀織」の略。平織で横にうねを表した絹織物。着物の帯などに用いる。 0
重陽 チョウヨウ [0] 五節句の一つ。陰暦九月九日の菊の節句。重九。 秋 由来易で「九」を「陽」の最上とし、月と日に九が重なることから。 0
笥 はこ 竹製で、ふたがぴっちりとしまる四角い容器。 参考「け」とも読む。 0
詭弁 キベン [0] いつわりを正しいように思わせて人をあざむく弁論。道理に合わないこじつけ。「―を弄(ロウ)する」 0
淵源 エンゲン [0],[3] 物事の起源。「教育の―に立ちかえる」根源・本源 0
猩紅熱 ショウコウネツ [3] 溶血性連鎖球菌による感染症。突然高熱が出て全身に鮮紅色の発疹(ハッシン)ができる。子どもに多い。「―による発疹」 0
没溺 ボツデキ ①水中に落ちておぼれること。 ②度を過ごして、物事に熱中すること。「色事に―する」耽溺(タンデキ) 0
手透き・手隙 てすき 仕事もなく手があいていること。ひま。 0
下向 ゲコウ [0],[1] ①高いほうから低いほうへ移動すること。 ②都から地方へ行くこと。下国 ③寺や神社に参拝して帰ること。 0
短艇 タンテイ [0] 無甲板または半甲板の小舟。ボートの訳語。表記「端艇」とも書く。 0
陵墓 リョウボ [1] 天皇や皇后、また、皇族のはか。「―を見学してきました」参考「陵」は天皇などのはか、「墓」は諸侯・皇族のはか。 0
高天原 たかまがはら [4] 日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が支配し、神々が住んでいたという天上世界。参考「たかまのはら」とも読む。 0
稲扱き いねこき [2] 刈り取ったイネの穂から、籾(もみ)をこき取ること。また、その道具。 0
倍増 バイゾウ [0] 二倍に増えること。また、大いに増やすこと。「議席が―する」半減 0
挨拶 アイサツ [1] ①人と顔を合わせたり別れたりする時の社交的な言葉や動作。「朝の―」 ②公的な席で謝意や祝意を述べること。またその言葉。「来賓の―」 ③返事。うけこたえ。「何の―もない」 0
一杯 イッパイ [(名)1],[(副)0] ①一つの容器の上まで入る分量。 ②ある範囲中全部。全体に満ちていること。「庭―に花が咲いている」 ③たくさん。数量が多いさま。「林檎(リンゴ)を―いただいた」 ④限度ぎりぎり。ありったけ。「これで精―だ」「制限時間―」 ⑤酒などを飲むこと。「帰りにちょっと―いこう」 0
天秤 テンビン [0] ①梃子(てこ)の中央を支点として、両側の皿の一方にはかる物、他方に分銅(フンドウ)をのせて重さを測る器械。 ②二つのものの優劣・損得などを比べるたとえ。「―にかける」 ③「天秤棒」の略。 0
大は小を兼ねる ダイはショウをかねる 小さい物より大きい物のほうが役に立つということ。大きい物は、小さい物の代わりになる意から。 0
往き大名の帰り乞食 ゆきダイミョウのかえりコジキ 無計画な金の使い方をしたために、あとでどうにもならなくなって困るたとえ。旅行の際、行きは大名のように豪勢に金を使い、そのため帰りには金が無くなって、乞食のようにみじめになる意から。表記「往き」は「行き」とも書く。 0
瀆職 トクショク 職をけがすこと。特に、公務員が賄賂(ワイロ)などをもらうこと。「私欲にかられて―罪に問われた」汚職 0
潑剌・潑溂 ハツラツ 生き生きとして、元気のよいさま。「生気―」活発 0
旄牛 ボウギュウ ヤクの別称。ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。ヒマラヤなどの高地にすむ。 0
嘉肴 カコウ [0] うまい酒のさかな。おいしい料理。「松の内の―に飽きる」表記「佳肴」とも書く。 0
有力 ユウリョク [0] ①勢力や威力があること。また、影響力や効力のあるさま。「その世界の―者」「―な証言を得た」 ②見込みのあること。可能性の高いこと。「―候補」 ①②無力 0
琥珀は腐芥を取らず コハクはフカイをとらず 廉潔の人は、不義・不正を身に近づけたりはしないということのたとえ。琥珀はちりを吸いつけるが、くさったごみまでは吸いつけないという意から。「芥」はごみ・あくたのこと。参考「琥珀」は、摩擦すると静電気を起こしてちりを吸いつける。 0
再製 サイセイ [0] ①廃物を新しいものに作り直すこと。 ②一度製品にしたものを加工して、また別の製品を作りだすこと。 0
緑風 リョクフウ [0] 初夏に、青葉を吹きわたるさわやかな風。夏 0
魯魚亥豕 ロギョガイシ 書きまちがいやすい文字のこと。「魯」と「魚」、「亥」と「豕」は、文字の形が似ていて誤りやすいことから。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉魯魚章草 0
柬蒲塞 カンボジア インドシナ半島の南東部にある国。住民はおもにクメール人で仏教徒。アンコールワットなどの遺跡がある。首都はプノンペン。表記「柬埔寨」とも書く。 1
順延 ジュンエン [0] 予定していた期日を、順繰りにのばすこと。「雨のため試合が―になった」 延期
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 雨天の場合は来週に順延です ~似ているけど使い分けたい「延期」と「順延」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
炭鉱 タンコウ [0] 石炭を採掘する鉱山。 「炭礦」の書きかえ字。 0
切羽詰まる セッぱつ-まる [1] 物事が差し迫ってどうにもならなくなる。「―って口から出まかせを言う」 由来切羽は刀の鍔(つば)につけて刀身の抜け落ちを防ぐ薄い金具で、それが詰まると刀が抜き差しできなくなることから。 0
証拠 ショウコ [0] 真実を証明するよりどころ。特に、判決の基礎となる事実の存否を裁判所が判断する材料。「―不十分」「不正の―を握る」 証左・証験 0
川薑 かわはじかみ ①ゴシュユの別称。 呉茱萸(ゴシュユ) ②サンショウの別称。 山椒(サンショウ) 0
厳器 からくしげ 櫛(くし)を入れる美しい小箱。表記「唐櫛笥」とも書く。 1
軽妙 ケイミョウ [0] 軽やかで巧みなさま。あっさりと趣があるさま。「―な筆致」 0
凄然 セイゼン もの寂しく、わびしいさま。寒さやわびしさが身にしみるさま。 0
無為無策 ムイムサク [1] なんの対策も立てられないまま、手をこまぬいていること。「―のまま放置する」拱手傍観(キョウシュボウカン) 0
百里を行く者は九十を半ばとす ヒャクリをゆくものはキュウジュウをなかばとす 物事を成すには、終わりのほうに困難が多いから、最後の最後まで油断してはいけないという教え。一〇〇里の道を行くときは、九〇里まで来て、そこを半分と考えるのがよいという意から。〈『戦国策』〉参考中国、戦国時代当時の一里は約四〇〇(メートル)。 0
食べる た-べる [2] ①食物を口に入れ、かんで飲みこむ。 ②生活する。暮らしをたてる。「この仕事でなんとか―ていく」 0
乃祖 ダイソ なんじの祖先。なんじの祖父。また、祖先。祖父。 0
胸騒ぎ むなさわぎ [3] 心配事や不吉な予感で、胸がどきどきして不安なこと。「転勤のうわさに―がする」「なんとなく―がする」 0
倒影 トウエイ [0] ①水面などに、さかさまにうつった影。倒景。 ②夕日の影。 0
雷雨 ライウ [1] かみなりを伴って降る雨。「激しい―に見舞われる」 夏 0
必殺 ヒッサツ [0] 必ず殺すこと。また、相手を倒すという意気込み。「―技が炸裂(サクレツ)する」「―のパンチを浴びせる」 0
浮花浪蕊 フカロウズイ 何の取り柄(え)もない平凡なさまのたとえ。「浮」も「浪」も当てにならない意。「蕊」は花のしべ。実を結ばないむだ花ということ。〈韓愈(カンユ)の詩〉 0
邪心 ジャシン [0] ねじけた心。不正なことを考える心。「ひそかに―を抱く」 0
遠称 エンショウ [0] 遠く離れた事物・場所・方角などを指す代名詞。「あれ」「あそこ」「あちら」など。近称・中称 0
砂 いさご [0] 「砂(すな)」に同じ。 0
検束 ケンソク [0] ①取り締まりを行い、自由な行動を抑制すること。 ②警察官などが、社会の秩序を乱すおそれがあると判断した者の自由を束縛し、警察署に連行してとめ置くこと。一九四八(昭和二三)年に廃止された行政執行法。 0
心頭を滅却(メッキャク)すれば火も亦(また)涼し シントウをメッキャクすればひもまたすずし 心の持ち方しだいで、どんな困難にも耐えられるということ。雑念をなくして無念無想の境地に到(いた)れば、燃え盛る火さえも熱いとは感じなくなる意から。〈杜荀鶴(トジュンカク)の詩〉 0
水沫 スイマツ [0] ①「水泡(みなわ)」に同じ。 ②水しぶき。 飛沫 0
帯に短し襷(たすき)に長し おびにみじかしたすきにながし 中途半端で役に立たないことのたとえ。帯にするには短過ぎるし、襷にするには長過ぎて使えない意から。 0
送る おく-る [0] ①物や人などをある所に届ける。また、他の所へ移す。「荷物を―る」「幼稚園へ―る」「風を―る」 ②順々に移していく。「解答用紙を後ろへ―る」 ③行く人を見送る。また、去る人と惜別の思いで別れる。「友を空港へ―る」「卒業生を―る」 ④時や年月を過ごす。「テレビを見て毎日を―る」 ⑤死んだ人を葬る。 0
在す ましま-す [3] 「ある」「いる」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「天に―す神」 表記「坐す」とも書く。 0
進上 シンジョウ [0] 人に物を差し上げること。特に、目上の人に物を贈ること。 進呈 0
米搗き こめつき [4],[2] 玄米をついて糠(ぬか)を除き、白米にすること。精米すること。また、その仕事をする人。「―飛蝗(ばった)(人に頭をぺこぺこ下げて機嫌をとる人をあざけっていう語)」 0
規矩準縄 キクジュンジョウ [1] 物事や行為の標準・法則となるもののたとえ。「準」は水平を測る水準器、「縄」は直線を引く墨縄(すみなわ)。〈『孟子(モウシ)』〉規矩縄墨(キクジョウボク) 0
蕪れる あ-れる 雑草が生い茂る。草が生えてはびこる。「手入れせずに―れた庭」 0
餒える う-える 食べる物がなく、ひどく腹がすく。栄養不足でからだがぐったりとする。 0
文責 ブンセキ [0] 書いた文章に関する責任。「内容や表現など、記事の―は担当記者にある」 0
射竦める いすく-める [4] ①鋭い目つきでじっと見据え、相手を恐れさせる。「上目づかいに対戦相手を―める」 ②矢を放ち、敵を縮みあがらせる。 0
鷭 バン クイナ科の鳥。各地の水辺にすみ、冬は暖地に渡る。ハトくらいの大きさで、体は灰黒色。鳴き声は人の笑い声に似る。夏 0
鱟魚・鱟 かぶとがに カブトガニ科の節足動物の総称。日本では瀬戸内海と博多湾に一種がすむ。全体に緑褐色。頭胸甲は半円状の兜(かぶと)をふせた形で、腹甲は五角形、尾部は剣状。古生代からの生き残りで「生きた化石」といわれる。天然記念物。表記「兜蟹」とも書く。 1
丁抹 デンマーク 北ヨーロッパにある立憲君主国。ユトランド半島と付近の島々からなる。社会保障制度が充実。首都はコペンハーゲン。 1
混交 コンコウ [0] 異質のものが入り混じること。「玉石―」 「混淆」の書きかえ字。 0
渇すれども盗泉の水を飲まず カッすれどもトウセンのみずをのまず どんなに困っても悪人の助けを借りたり、悪事や不正に手を染めたりしないたとえ。故事 孔子はのどがかわいても、「盗泉」という名の泉の水は、嫌って飲まなかったという故事から。〈陸機の詩〉参考あとに「熱しても悪木の陰に息(いこ)わず」と続く。 0
私通 シツウ [0] 夫婦でない男女が、ひそかに関係をもつこと。 密通 0
提灯 チョウチン [3] 細い割り竹を骨にして円筒形などの枠を作り、それに紙などを張って囲った照明具。中にろうそくをともして使う。伸縮自在で、たたんでしまえる。表記「挑灯」とも書く。参考「チョウチン」は「吊灯」の唐音と混同したもの。 0
鳶肩 エンケン トビの姿に似た形の肩。いかりがた。 0
犬蓼 いぬたで タデ科の一年草。道端に自生。夏から秋、紫がかった赤い穂状の花をつける。アカマンマ。 由来食べられないタデの意。 0
脾腫 ヒシュ [1],[2] 脾臓がはれて大きくなった状態。白血病・悪性リンパ腫・感染症などに見られる。 0
合弁花 ゴウベンカ 花びらが一部分、または全部が一つに合わさっている花。アサガオなど。離弁花 0
吊床 つりどこ ①つり下げた寝床。ハンモック。夏 ②天井や壁などを床の間の形にした畳が続いたままの略式の床の間。壁床 0
磯馴れ松 そなれまつ [4],[3] 海からの強い潮風のため、枝や幹が低く傾いて生えた松。そなれ。参考「いそなれまつ」の転。 0
廿 にじゅう [0] 数字の二〇。 0
残山剰水 ザンザンジョウスイ ①戦乱のあとに残った荒廃した山川の自然。滅ぼされた国の山水。「剰」も「残」と同じ意。〈范成大(ハンセイダイ)の詩〉②すべてを描ききらず部分を描いて余白を大きく残し、かえって自然の雄大な姿を描き出す山水画の描き方。 参考「剰水残山」ともいう。 0
偽作 ギサク [0] ①他人の作品に見せかけてにせものを作ること。また、その作品。にせもの。「書画・骨董(コットウ)の―者」贋作(ガンサク) ②法律用語で、他人の著作権をおかすこと。 0
空費 クウヒ [0],[1] 金や時間や労力などをむだについやすこと。むだづかい。浪費 0
易者身の上知らず エキシャみのうえしらず 他人のことについてはあれこれ言えても、いざ自分のこととなると、正しい判断がつかないたとえ。紺屋(コウや)の白袴(しろばかま) 0
青竜蝦 しゃこ シャコ科の甲殻類。 蝦蛄(しゃこ) 1
短命 タンメイ [0],[1] 寿命が短いこと。また、若くして死ぬさま。「―内閣」長命 0
粋人 スイジン [0] ①趣味が広く、風流を好む人。風流人。 ②世間や人情に通じてものわかりのよい人。特に、芸事や遊里の事情に通じている人。通人。 0
周知 シュウチ [1] 広く多くの人々に知れわたること。「二人の婚約は―の事実だ」 0
讃美 サンビ [1] 賛美 0
協和 キョウワ [0] 心を合わせて仲良くすること。「諸国民と―する」和合 0
吟味 ギンミ [1],[3] ①内容・質などを念入りに調べること。「情報の質を―する」 ②罪のあるなしを問い調べること。「―与力(ヨリキ)」詮議(センギ) 0
有る あ-る [1] ①存在する。「公園には桜の木が―る」「燕(つばめ)の巣が―る」 ②もっている。「たくさん金の―る人」「兄弟が―る人」 ③起こる。また、行われる。「実は問題が―る」「来週運動会が―る」 ④場所・地位を占めている。「大臣の職に―る」「国会議事堂は東京に―る」 0
士族の商法 シゾクのショウホウ 気位ばかり高くて、へたな商売のやり方。また、そのために事業などに失敗すること。 由来明治維新後、士族となった旧武士のなかに生活のために商売を始める者が出たが、慣れないことで失敗する者が多かったことから。 0
謫居 タッキョ おとがめを受け、家に引きこもっていること。また、流罪となって遠方の地で暮らすこと。 0
勝算 ショウサン [0] 相手に勝てそうな見込み。勝ち目。「我に―あり」 0
銘酒 メイシュ [0] 特別の名のある上質の酒。特に、銘柄のよい清酒。「伏見の―」 0
豺狼当路 サイロウトウロ 暴虐非道な人間が、枢要な地位にあって権力をほしいままにしていることのたとえ。「当路」は枢要な地位にいること。豺狼が道の真ん中に居座って、行く手をさえぎっているということから。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「豺狼路(みち)に当たる」ともいう。 0
手話 シュワ [1] 手や指先の動きで意思を表現する会話法。 0
例言 レイゲン [0] ①書物や辞典の本文の前に書いてある、内容や体裁などについての注意書き。凡例(ハンレイ)。 ②例を示していうこと。 0
改造 カイゾウ [0] 構造・組織などを新しくつくり直すこと。「内閣―に着手する」 0
親藩 シンパン [0],[1] 江戸時代、徳川家の親類で大名になった者の藩。特に、尾張(おわり)・紀伊(きい)・水戸(みと)を御三家という。 0
確認 カクニン [0] ①はっきりと認めること。また、はっきり確かめること。「身元を―する」「契約の前に書類を再―した」 ②法律で、特定事実を公式に認めること。 0
廃業 ハイギョウ [0] それまでの商売や職業をやめること。「店を―する」開業・創業 0
朽葉 くちば [0],[2] ①枯れて腐った落葉。冬 ②「朽葉色」の略。赤みがかった黄色。 0
憑き物 つきもの [2] 人にとりつき、異常な行動をさせる霊。物の怪(ケ)。「―が落ちる」 0
口角 コウカク [0] くちびるの両端の部分。「―を上げた笑顔」 0
削足適履 サクソクテキリ 本末を取りちがえて、無理に物事を処理するたとえ。また、目先のことにとらわれて大事なことを忘れてしまうたとえ。足を削って靴の寸法に合わせる意から。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
短日植物 タンジツショクブツ [6] 日照時間が短くなると開花・結実する植物。キク・コスモスなど。長日植物 0
陽炎 かぎろい [0] ①明け方、東の空にちらちら光る日の光。曙光(ショコウ)。 ②「陽炎(かげろう)」に同じ。表記「火光」とも書く。 1
序盤 ジョバン [0] ①囲碁・将棋で、対局のはじめのころ。また、その盤面。 ②物事のはじめの段階。「選挙の―戦」 ①②中盤・終盤 0
司法 シホウ [0],[1] 国家が法に基づいて行う、民事裁判・刑事裁判。また、それに関する一切の行為。「姉は―修習生だ」 立法・行政 0
全廃 ゼンパイ [0] すべてを廃止すること。全部とりやめること。「核兵器の―を求める」 0
山容 サンヨウ [0] 山の形。山の姿。「美しい―を誇る北アルプス」 0
呼び水 よびみず [0] ①ポンプの水をさそい出すために、最初に水を少量そそぎ入れること。また、その水。誘い水・迎え水 ②物事を引き起こすきっかけ。「インフレが暴動の―となった」 0
郷土 キョウド [1] ①生まれ育った土地。故郷。郷里。 ②地方。いなか。「旅行先で―料理に舌鼓を打つ」 0
動揺 ドウヨウ [0] ①揺れ動くこと。「列車の―が大きい」不動 ②不安で気持ちが落ち着かないこと。「意外な出来事に心が―した」安定 0
絣 かすり [0],[3] 輪郭がかすれたような模様をところどころにあしらった織物や染物。また、その模様。「―の着物」表記「飛白」とも書く。 0
大業 タイギョウ [0] ①偉大な事業。重大な仕事。「維新の―を成し遂げる」 ②帝王や君主の行う事業。参考「おおわざ」と読めば、格闘技で豪快なわざの意。 0
革正 カクセイ あらためて正すこと。改正。 0
盛る も-る [0],[1] ①器物に物を入れて満たす。「ご飯を茶碗(チャワン)に―る」 ②高く積み上げる。「土を―る」 ③毒物や薬を調合して飲ませる。「毒を―る」 ④文に思想などを表す。「憲法に―られた精神を尊重する」 0
踊る おど-る [0] ①音楽や歌に合わせて、さまざまな身ぶり手ぶりをする。「ラテンのリズムで―る」 ②そそのかされ、人に操られて行動する。「黒幕の言葉に―らされる」 0
海の事は舟子に問え山の事は樵夫に問え うみのことはふなこにとえやまのことはきこりにとえ 何事も専門家に尋ねるのがよいということ。「舟子」は水夫の意。病は医者、歌は公家(くげ) 1
商賈・商估 ショウコ 商人の総称。あきんど。 参考「商」は行商人、「賈・估」は店をもつ商人の意。 0
略字 リャクジ [0] 字画の複雑な漢字で、点画の一部を省くなどして簡単な字形にしたもの。「戀」を「恋」、「淺」を「浅」など。正字 0
塵穴 ちりあな ①ちりを捨てる穴。 ②路地や入り口に装飾としてもうけた穴。花をいけたりする。 0
勅諚・勅定 チョクジョウ 天皇の決定したこと。また、天皇の命令。みことのり。勅命 0
印形 インギョウ [0],[3] ①印。印章。はんこ。印判。 ②印鑑を押した跡。印影。 0
騒乱 ソウラン [0] 世の中にさわぎが起こり、秩序が乱れること。また、そのような事件や事態。「軍隊が出動して―を鎮(しず)める」 騒擾(ソウジョウ) 0
篠竹 しのだけ [2] 「篠(しの)」に同じ。 参考「ささたけ」とも読む。「すずたけ」と読めば別の植物になる。 0
海山 カイザン [1] 海洋底からそびえる海中の山。ほぼ円錐(エンスイ)形で独立したものが多い。海丘参考「ウミヤマ」と読めば海と山の意になる。 0
胃潰瘍 イカイヨウ [2] 胃の粘膜が傷つき、ただれたりくずれたりする病気。 0
古今 ココン [1] ①昔と今。 ②昔から今日まで。「―東西」参考①「コキン」とも読む。 0
簡 ふだ [1] 昔、紙がなかった時代に文字を記した細長い竹片。竹簡(チクカン)。 0
躬行 キュウコウ [0] 自分から実際に行うこと。「実践―する」 0
連名 レンメイ [0] 複数の氏名を並べて書くこと。「―でお祝いを贈る」連署参考「レンミョウ」とも読む。 0
観衆 カンシュウ [0] 演劇や試合などを見物する大勢の人々。「五万を超える大―」 0
原産 ゲンサン [0] 動植物や品物を初めに産出すること。また、その物。「キリンの―地」 0
高見 コウケン [0],[1] ①すぐれた意見や高い見識。 ②相手の意見を敬っていう語。「ご―を承る」 ①②高説 0
主語 シュゴ [1] 文の成分の一つ。ある動作や状態の主体を表す語。「何がどうする」という関係にあるときの「何」にあたる語。「太陽がのぼる」の「太陽」など。 0
惑う まど-う [2] ①思い迷う。判断ができず、まごつく。 ②心をうばわれる。「恋に―う」 0
俊才 シュンサイ [0] すぐれた才能。また、その持ち主。「まれに見る―として尊敬されている」 俊足・俊英 「駿才」の書きかえ字。 0
埋玉 マイギョク 宝玉をうずめること。転じて、英才や美人などの死を悼むたとえ。〈『晋書(シンジョ) 』〉 0
検視 ケンシ [0] ①事実を詳しく調べること。 ②「検屍(ケンシ)」に同じ。 0
高掛物 たかがかりもの 江戸時代、村ごとに課された付加税の総称。 由来村の田畑の石高(コクだか)に応じて掛けられたことから。 0
鉄材 テツザイ [0],[2] 工業や建築などの材料として使う鉄。鉄資材。 0
自主 ジシュ [1] 独立して他の干渉や保護を受けないこと。「生徒の―性を育てる」「―の精神を尊重する」 0
鬼薊 おにあざみ ①キク科の多年草。山地に自生。夏から秋に紫紅色の頭花をつける。ヤマアザミ。秋 ②大形のアザミ類の総称。 0
漫談 マンダン [0] ①とりとめのないこっけいな話。 ②世相や人情・風俗などを風刺しながら、こっけいな話やしゃれで客を笑わせる、寄席(よせ)の話術演芸。 0
楊梅 やまもも ヤマモモ科の常緑高木。暖地の山地に自生。葉はササの葉形。春、黄紅色の小花を尾状につけ、球形の実を結ぶ。実は紅紫色に熟し、食用。樹皮は染料や漢方薬に用いる。夏由来「楊梅」は漢名から。表記「山桃」とも書く。参考「ヨウバイ」とも読む。 1
絢爛 ケンラン [0] ①華やかで輝くように美しいさま。「豪華―な衣装」 ②詩や文章の修辞が華やかで美しいさま。 0
尿意 ニョウイ [1] 小便をしたいという感じ。「急に―をもよおす」 0
譴責 ケンセキ [0] ①あやまちや不正などをとがめ責めること。 ②かつて公務員の職務上の過失に対して与えられた懲戒処分の一つ。現在は「戒告」という。 0
陥る おちい-る [3],[0] ①落ちこむ。中に落ちる。「くぼみに―る」 ②計略にかかる。「相手の策略に―る」 ③攻め落とされる。陥落する。「城が―る」 ④悪い状態になる。「自己嫌悪に―る」 0
蒼朮 おけら キク科の多年草。 由来「蒼朮」は漢名から。 朮(おけら) 1
安眠 アンミン [0] ぐっすりとねむること。「―妨害」「騒音がひどくて―できない」 0
浅瀬に仇波(あだなみ) あさせにあだなみ 思慮の浅い者ほど口数が多く、つまらぬことで騒ぎたてるものだということ。「仇波」はいたずらに立ち騒ぐ波の意。 表記「仇波」は「徒波」とも書く。 0
下馬評 ゲバヒョウ [0] 第三者があれこれとする評判。また、世間の評判。「新人作家の名が―に上がる」 由来昔、供(とも)の者たちが門前で下馬して主人を待つ間、いろいろな評判をし合ったことから。 0
扮飾 フンショク ①身なりをかざり、よそおうこと。みづくろい。 ②化粧すること。参考「粉飾」と書けば、りっぱに見せようとする意になる。 0
越える こ-える [0] ①障害物などをすぎて向こう側へ行く。「国境を―える」 ②順序や時期・程度をすぎる。度をすごす。「年を―える」「体力の限界を―える」 0
大極殿 ダイゴクデン [4] 古代、大内裏(ダイダイリ)の中心となっていた正殿。天皇が政務を執り、新年や即位などの大礼を行った建物。参考「ダイギョクデン」とも読む。 0
跳ねる は-ねる [2] ①とび上がる。おどり上がる。「鯉(こい)が―ねる」「ぴょんぴょん―ねる」 ②とび散る。「自動車がどろ水を―ねる」 ③はじける。「炭が―ねる」 ④その日の興行や営業が終わる。「芝居が―ねる」 0
一変 イッペン [0] がらりと変わること。また、すっかり変えること。「相手の態度が―した」一転・激変・急変 0
艶笑 エンショウ [0] ①あでやかに笑うこと。 ②話などが好色的なおかしさを含んでいること。「―小咄(こばなし)」 0
拍子 ヒョウシ [3],[0] ①楽曲のリズムで、周期的な音の強弱の組み合わせ。「三―」 ②音楽・歌・踊りなどの調子。リズム。「手―」 ③はずみ。その瞬間。「転んだ―にお金を落とした」 0
祈年祭 としごいのまつり [2],[0] 陰暦二月四日に五穀豊穣(ゴコクホウジョウ)や国家の安泰などを祈って神祇官(ジンギカン)や国司の役所で行われた祭り。春参考「キネンサイ」とも読む。 1
肬取木 いぼたのき モクセイ科の半落葉低木。 水樹(いぼたのき) 1
楽は苦の種、苦は楽の種 ラクはクのたねクはラクのたね 楽は苦を、苦は楽を生むもとになること。今は苦しくても、のちの楽につながるからじっと耐えなければいけないということ。 0
水蒸気 スイジョウキ [3] 水が蒸発して気体になったもの。蒸気。 0
殄滅 テンメツ [0] 滅ぼす。絶やす。残らず滅びる。死に絶える。絶滅 0
雪花菜 きらず [3] 豆腐を作るときのしぼりかす。うのはな。 由来切らずにそのまま料理に使えることから。 表記「切らず」とも書く。 参考「おから」とも読む。 1
兇暴 キョウボウ [0] 凶暴 0
連行 レンコウ [0] 意志に関係なくつれて行くこと。「窃盗犯を―する」 0
衝羽根 つくばね [0] ①羽根つき遊びの羽根。 新年 ②ビャクダン科の落葉低木。山地に自生。根は他の木に半寄生。初夏、淡緑色の小花をつけ、 ①に似た実を結ぶ。ハゴノキ。 秋 0
予後 ヨゴ [1] ①病気や手術で、それがたどる経過についての医学上の見通し。 ②病後の経過。「―不良により入院が長びく」 0
酒豪 シュゴウ [0] 酒に強い人。酒をたくさん飲む人。大酒飲み。「彼は大―と評判だ」 0
陛 きざはし 本殿の前に設けた石積み。転じて、宮殿の階段。参考おもに雅語として用いる。「階」と書けば、昇降するために造った階段、また、はしごの意になる。 0
年端 としは [0] 年齢。また、その程度。おもに、年少者についていう。「―も行かぬ子」 0
墨子糸に泣く ボクシいとになく 環境や他からの影響によって、人は善くも悪くもなるということ。故事 墨子が、白い糸が染料によって黄色にも黒にもなるのを見て嘆いたという故事から。〈『淮南子(エナンジ)』〉参考「墨子染(セン)を悲しむ」ともいう。 0
縦隊 ジュウタイ [0] 縦列(たてレツ)に並んだ隊形。「二列―で行進する」 横隊 0
食料 ショクリョウ [2] ①食べ物。特に、主食を除いた肉・魚・野菜・果物など。「生鮮―品」 ②食事の費用。食い料。 食費 0
皺む しわ-む しわが寄る。しなびる。「布地が―む」「年齢とともに肌が―む」 0
巻物 まきもの [0] ①書画などを横長に表装して、軸に巻いたもの。軸物・巻軸・巻子本(カンスボン) ②軸に巻いた反物(タンもの)。 0
惟れ日も足らず これひもたらず 朝から夜まで一日中かかってもなお時間が足りないこと。物事に夢中で取り組むあまり、一日が短いことをいう。〈『書経』〉 0
肉山脯林 ニクザンホリン ぜいたくな宴会のたとえ。肉の山と干し肉の林の意から。〈『帝王世紀』〉酒池肉林 0
苦楽 クラク [1] 苦しみと楽しみ。苦しいことと楽しいこと。「―を共にする」「―は生涯の道連れ」 0
不利 フリ [1] ①利益のないこと。「わが社にとって―な取引だ」 ②状況や条件などが悪いこと。「体勢が―になった」有利 0
盤桓 バンカン ①あちらこちらを歩きめぐること。徘徊(ハイカイ)。 ②ぐずぐずして先に進まないこと。 0
軟らかい やわ-らかい [4] ①しんがなく、ぐにゃぐにゃしているさま。わずかな力で形が変わるさま。「雨上がりの―い土」 ②かたくるしくないさま。 0
特筆 トクヒツ [0] 特に取り立てて記すこと。「―すべき出来事」 0
歌唱 カショウ [0] 歌をうたうこと。また、その歌。「―力のある歌手」 0
殷ん さか-ん 多くて豊かなようす。中身が充実しているさま。 0
軍籍 グンセキ [0] 軍人としての地位や身分などに関する事項を登記した帳簿。兵籍 0
尽日 ジンジツ [0] ①一日中。終日。「―雨催(あまもよ)い」 ②月の末日。みそか。特に、一年の最終日。おおみそか。 0
門牆 モンショウ ①門と垣根。 転じて、家の入り口。②師の家の門。転じて、学問などの道の入り口。師門 0
野天 のテン [0] 屋根のないところ。野外。「―風呂(ブロ)」露天 0
先制 センセイ [0] 先んじて制すること。先手をうつこと。競技で先取点を取ること。「―して逃げきる」 0
円やか まろ-やか [2] ①まるいようす。 ②穏やかで心地よいさま。「―な味」 0
袒裼 タンセキ 上着をぬぎ、肩をあらわすこと。はだぬぎ。参考「袒」「裼」ともに、はだぬぎになる意。 0
緇素 シソ [1] ①黒衣と白衣。 ②僧と俗人。 僧俗 参考「緇」は黒、「素」は白の意。 0
応戦 オウセン [0] 敵の攻撃に対して戦うこと。「―しても勝ち目はない」抗戦 0
逆撫で さかなで [0] ①相手の気にさわるような言動をすること。「遺族の神経を―するような報道」 ②毛の生えている方向とは逆の向きになでること。 0
観覧 カンラン [0] 景色・演劇・展示品などを見物すること。「遊園地で―車に乗った」 0
頭の黒い鼠(ねずみ) あたまのくろいねずみ 物をかすめ取る者。特に、主人の目を盗んで悪事をはたらく雇い人。物がなくなったときなどに、人間の頭髪が黒いのをネズミになぞらえていう。 0
怕れる おそ-れる 気づかい、不安がる。あやぶみ心配する。また、いやがる。「冬の寒さを―れる」 0
臥床・臥牀 ガショウ ①ねどこ。 ②床に入って寝ること。特に、病気で寝込むこと。 0
均整・均斉 キンセイ 各部分のつりあいがとれ、整っていること。「―のとれた体」均衡 0
阿片窟 アヘンクツ [2] 阿片を吸飲させる秘密の場所。 0
雲雀 ひばり [0] ヒバリ科の小鳥。スズメよりやや大きく、褐色に黒い斑点(ハンテン)がある。頭頂の羽毛が冠状に立つ。春、畑や野原に巣をつくり、空高く舞い上がってさえずる。春表記「告天子」とも書く。 1
伴う ともな-う [3] ①つきしたがって行く。また、連れて行く。「妻を―って出席する」 ②同時に起こる。引き起こす。また、つきまとう。「危険を―う実験は慎重にしよう」 0
洗滌 センデキ [0] 「洗浄」に同じ。 参考「センジョウ」は慣用読み。 0
濫獲 ランカク [0] 魚や鳥獣をむやみにとること。表記「乱獲」とも書く。 0
露台 ロダイ [0] ①屋根のない台。 ②屋外にある舞台。 ③部屋の外に設置された屋根のない床。テラス。バルコニー。夏 0
螟蛉 メイレイ [0] ①青虫(あおむし)。 ②養子。由来②ジガバチが青虫を養い育てて自分の子にするという故事から。〈『詩経』〉 0
付則 フソク [0] ①もとになる規則を補うために付け加えた規則。 ②法令のおもな事項に付随した末尾につける規定。経過規則・施工期日・細目の定めなどの類。本則表記「附則」とも書く。 0
心魂 シンコン [1],[0] たましい。精神。「―を傾ける」 精魂 表記「神魂」とも書く。 0
蹣跚ける よろ-ける [0] 足もとが不安定でころびそうになる。よろめく。表記「蹌踉ける」とも書く。 1
蒐集 シュウシュウ [0] 収集 0
漣然 レンゼン さめざめと涙をこぼすさま。声をあげずに泣くさま。漣如 0
流暢 リュウチョウ [1] 言葉がすらすらと出て、とどこおらないこと。また、そのさま。参考「暢」は、よどみない意。 0
木戸 きど [1] ①庭や通路の出入り口につける、屋根のない開き戸の門。 ②興行小屋の見物人の出入り口。 ③「木戸銭」の略。 ④江戸時代、町々の境界や要所に置かれた警備のための門。参考「城戸」と書けば、城や柵(サク)の小門の意。 0
あずち 弓を射るとき、的を立てかけるために後ろの土を山形に盛った所。 0
奏聞 ソウモン [0] 天皇に申し上げること。「総理大臣が―に参内する」 奏上・上奏 参考「ソウブン」とも読む。 0
勝機 ショウキ [1] 勝てる機会・チャンス。「試合で唯一の―をつかむ」 0
品詞 ヒンシ [0] 文法上の形態やはたらきにもとづき、単語を分類したもの。一般に、名詞・形容詞・動詞などの一〇種類。 0
居く お-く ①積み蓄える。おいておく。 ②いさせる。住まわせる。「留守番を―く」 0
書状 ショジョウ [0] 手紙。書簡。「―をしたためる」「―差し」 参考古風な言い方。 0
調印 チョウイン [0] 条約・交渉などで、双方の代表が文書の内容を確認して署名・捺印(ナツイン)すること。「停戦協定に―する」 0
編纂 ヘンサン [0] 多くの材料を集め、ある方針のもとに手を加えて書物を作ること。「市史の―に従事する」編集 0
毬藻 まりも [0] 緑藻類シオグサ科の淡水藻。湖などに自生。緑色の糸状細胞がもつれ、球形になる。阿寒(あかん)湖のものは特別天然記念物。 0
抗う あらが-う [3] さからう。てむかう。抵抗する。「権力に―う」 0
規律 キリツ [0] ①集団で、行動などの規準として定められたおきて。のり。「―を守る」 ②一定の秩序やきまり。「―正しい生活をする」表記「紀律」とも書く。 0
格る いた-る 物事の本質に行き着く。きわめる。達する。 0
無知蒙昧 ムチモウマイ [1] 知恵や学問がなく、物事の道理がわからないこと。また、その人。「蒙」「昧」はともにくらい意で、道理にくらいこと。愚昧無知(グマイムチ)・無知無能 0
樵蘇 ショウソ たきぎを拾うことと草刈りをすること。また、その人。 0
吹子 ふいご [0] 箱の中のピストンを手や足で動かして、火をおこしたり強めたりするのに鍛冶屋(かじや)などが使う送風器。ふいごう。 表記「鞴」とも書く。 0
表着 うわぎ [0] 最も外側に着る衣服。下着表記「上着」とも書く。 1
鶪 もず モズ科の鳥。 百舌(もず) 0
錘 おもり [1] ①軽いものに重みをつけるために加えるもの。 ②はかりの分銅やつり糸のしずみなど。 参考「つむ」と読めば別の意になる。 0
一事が万事 イチジがバンジ 一つの事柄を見れば、他のすべての事を推測できるということ。 0
米 こめ [0] もみがらを除いたイネの実。そのままのものを玄米、精白したものを白米・精米という。日本人の主食で、炊(た)いて食べる。また、菓子・酒・味噌(ミソ)などの原料にもなる。五穀の一つ。「―一粒(ひとつぶ)は汗一粒」 0
肯えて あ-えて よいと思って。うなずいて。自らすすんで。「―危険に向かう」 0
忍辱 ニンニク [0] どんなはずかしめや苦しみにもこらえて、心を動かさないこと。 0
悄悄 ショウショウ [1],[3] ①「悄悄(しおしお)」に同じ。「―と帰路につく」 ②ひっそりとして静かなさま。 ①②悄然 0
内密 ナイミツ [0] 外部に知れないようにすること。表ざたにしないこと。「このことは―に願います」内緒・内分・秘密公然 0
黄水 オウズイ [1] 胃から吐きもどす黄色い胆汁まじりの液体。参考「オウスイ・きみず」とも読む。 0
中啓 チュウケイ [0] 儀式用の扇。外側の二本の親骨の上端を外へそらし、たたんでも半ば開いているように見える。参考「啓」は開く意。 0
壺の中では火は燃えぬ つぼのなかではひはもえぬ 限られた狭いところでは、十分に物事を行うことができないたとえ。また、無理なことはどんなに努力を重ねても実現しないたとえ。 0
性慾 セイヨク [0],[1] 性欲 0
失声 ひごえ 声がかれて出ないこと。かれ声。 表記「乾声」とも書く。 1
懇意 コンイ [1] 親しくつきあっている間柄であること。「―にしている隣人」昵懇(ジッコン) 0
湯婆 タンポ ①「湯湯婆(ゆタンポ)」に同じ。 ②京阪地方で、酒を温めるのに用いる取っ手と注ぎ口のある金属製の器。ちろり。参考①「タン」「ポ」はともに唐音。「トウバ」とも読む。 0
峨峨 ガガ [1] ①山や岩壁などが、高くけわしくそびえ立つさま。「―たる山並み」 ②姿かたちがりっぱなさま。 0
青果 セイカ [1] 野菜とくだもの。「ミカンの出荷で―市場がにぎわう」 0
鞭笞 ベンチ ①革のむちと竹のむち。 ②むち打つこと。むち打って戒めること。 鞭撻(ベンタツ) 0
語弊 ゴヘイ [0] 言葉づかいの欠点。誤解されやすい表現や言い方。また、そのために起こる弊害。「―のある言い方」 0
野火 のび [1] ①早春に野山の枯れ草を焼くためにつける火。野焼きの火。春 ②山火事。 0
消却 ショウキャク [0] ①消して取り去ること。「まちがえた箇所を―する」 消去 ②使い尽くすこと。「備蓄米を―する」 消費 ③借金を返すこと。「負債を―する」 償却・償還 「銷却」の書きかえ字。 0
倒産 トウサン [0] 経営がいきづまり、企業がつぶれること。破産 0
春宵一刻直(あたい)千金 シュンショウイッコクあたいセンキン 春の夜はとりわけ趣が深く、そのひとときは何ものにもかえがたい価値があるということ。〈蘇軾(ソショク)の詩〉 0
拠る よ-る [0] ①もとづく。よりどころとする。 ②場所を占める。たてこもる。「城に―って敵を防ぐ」 0
浮説 フセツ [0] 根拠のないうわさ。風説。流言。「世間の―に惑わされるな」 0
冴える さ-える [2] ①寒さが厳しくなる。冷え冷えする。 ②光・色・音などが澄みわたってはっきりとし、あざやかに感じる。「月の光が―える」「顔色が―える」 ③感覚や意識がはっきりする。「夜中に目が―える」 ④ひときわすぐれる。「腕が―える」表記「冱える」とも書く。 0
御為倒かし おためごかし 表向きは相手のためを思うようなふりをして、実際は自分の利益をはかること。 0
追試 ツイシ [0] ①他人が行った実験を、もう一度そのとおりにやって確かめること。 ②「追試験」の略。病気や事故などで受けられなかったり、不合格であったりした試験を、あとで特別にもう一度行うもの。 0
朝命 チョウメイ 朝廷の出す命令。天皇や天子の命令。「―にしたがう」 0
瓶酒 ヘイシュ びんづめの酒。 0
悪鬼 アッキ [1] ①人にたたる鬼。魔物。怨霊(オンリョウ) ②仏道をさまたげ、人を悪に向かわせる悪神。 0
感状 カンジョウ [0] 功績、特に戦功をほめて与える賞状。 0
味蕾 ミライ [0] 舌の表面や口の中にあって、味覚をつかさどる器官。味覚芽(ミカクガ)。 0
膠着 コウチャク [0] ①にかわでつけたように、しっかりとつくこと。 ②状況が固定して進展しないこと。「国会が―したまま動かない」 表記「膠著」とも書く。 0
雛壇 ひなダン [2],[0] ①ひな祭りで、人形や調度を並べて飾る壇。 春 ②歌舞伎(カブキ)で、長唄(ながうた)や浄瑠璃(ジョウルリ)の演奏者が座るための二段になった席。 ③国会本会議場での大臣席などの俗称。 0
秋季 シュウキ [1] 秋の季節。「―キャンプに参加する」 0
阻止 ソシ [1] さまたげ、やめさせること。「侵入を―する」 「沮止」の書きかえ字。 0
蘇生 ソセイ [0] ①生き返ること。息を吹き返すこと。「―術」 ②死んだようになったものが再び元気になること。「しおれた草花が雨で―した」 ①②復活・再生・回生 表記「甦生」とも書く。 0
冕 かんむり [1] 中国で、天子から大夫(タイフ)までが礼式に用いるかぶりもの。 0
襲撃 シュウゲキ [0] 相手を不意に攻撃すること。「敵陣を―する」 0
姉妹 シマイ [1] ①姉と妹。 ②同じ系統のもの。また、密接な関係をもつもの。「―都市になる」「―品」 参考①「きょうだい」とも読む。 0
老措大 ロウソダイ 年とった学者。年とった書生。参考自分をへりくだっていう場合にも用いる。 0
在郷 ザイゴウ [0] ①都会から隔たった地方。いなか。在所。 ②郷里にいること。 参考①「ザイゴ」、②「ザイキョウ」とも読む。 0
幾う こいねが-う 願い望む。「安静を―う」 0
処る お-る ①一つの場所に落ち着く。とどまっている。 ②家にいる。 ③住む。 0
真性 シンセイ [0] ①生まれついた性質。 天性・天賦 ②疑いなく本当であること。多く、医学で用いられる語。「―コレラ」 擬似・仮性 0
疾視 シッシ [1],[0] 憎しみを込めて見ること。また、にらみつけること。 0
直綴 ジキトツ 上衣の偏衫(ヘンサン)と下衣の裙子(クンシ)とを直接綴(つづ)り合わせた、僧の衣服。参考「トツ」は呉音。 0
妻問い つまどい ①昔、異性を恋慕って言い寄ること。特に、男が女の家に行って求婚すること。 ②男が妻の家へ通うこと。「―婚」 0
初冠雪 はつカンセツ [3] 夏を過ぎてからはじめて雪が降って、山や物の上にかぶさること。また、その雪。 冬 0
瓊 たま 赤く光り輝く美しい玉。また、美しい色の玉。に。参考連ねて首飾りにする。 0
珍味佳肴 チンミカコウ [1] めったに味わえないおいしいご馳走(チソウ)。「佳肴」は、うまい料理の意。「―を取りそろえる」 0
地味 ジミ [1] 華やかさがなく、目立たないさま。また、質素なこと。「―な暮らし」派手参考「チミ」と読めば別の意になる。 0
沽券に関(かか)わる コケンにかかわる それまで保っていた品位や体面がけがされるおそれがある。「この試合に負けては、わが校の―る」 0
漁師 リョウシ [1] 海に出て魚介類や海藻類をとり、生計を立てている人。 0
学問に王道無し ガクモンにオウドウなし 学問をするのに安易な道はなく、だれでも等しく通らねばならない過程があるということ。「王道」は王者のための特別な道の意。 由来ユークリッドがエジプト王の「幾何学を学ぶのに簡単な方法はないか」との問いに「幾何学に王道なし」と答えたことから。 0
平素 ヘイソ [1] 普通の生活をしている時。ふだん。「―のご無沙汰(ブサタ)をお許しください」「―は穏やかな人だ」平常・平生(ヘイゼイ) 0
廓大 カクダイ 郭大 0
我流 ガリュウ [0] 正式の流儀に合わない、自分独特の流儀。自己流。「あのタレントの書は―だ」 0
波蘭 ポーランド ヨーロッパ東部、バルト海の南岸にある共和国。首都はワルシャワ。 1
巧む たく-む [2] ①工夫する。技術や趣向をこらす。「―まざるユーモア」 ②計画する。「悪事を―む」 0
人を怨(うら)むより身を怨め ひとをうらむよりみをうらめ 相手の仕打ちをうらむより、自分の足りなかった点を反省すべきだという教え。 0
碇草 いかりソウ [0] メギ科の多年草。山地に自生。春、淡紫色の花を下向きにつける。茎や根は強壮剤に用いる。 春由来花の形が船のいかりに似ていることから。 0
有形 ユウケイ [0] 形のあること。また、形のあるもの。「―財産」無形 0
諧う ととの-う 調和する。他とうまく調子があう。他とのバランスがとれる。 0
見縊る みくび-る [3],[0] 相手の力を軽く見る。あなどる。見さげる。「相手が新人だからと―ってはいけない」 0
廃址 ハイシ 「廃虚」に同じ。 0
産衣・産着 うぶぎ 生まれた子に初めて着せる衣服。 0
其の手は桑名(くわな)の焼き蛤(はまぐり) そのてはくわなのやきはまぐり その手は食わない。由来 言葉遊びで「食わない」を「桑名」にかけ、その桑名の名物である「焼き蛤」と続けたもの。「桑名」は三重県の地名。 0
知育 チイク [1] 知識を豊かにし、知能を高めるための教育。参考体育や徳育と並ぶ重要な教育の一側面。 0
鉄器 テッキ [1],[0] 鉄で作った道具や器具。「―時代」 0
俱利迦羅・俱梨伽羅 クリカラ 「俱利迦羅竜王」の略。不動明王の化身。岩の上の不動明王の剣に竜がまきつき、火炎におおわれた姿で表される。「―紋紋(俱利迦羅もようの入れ墨)」由来「竜」の意の梵語(ボンゴ)に漢字を当てたもの。 0
瓦葺き かわらぶき [0] かわらで屋根をふくこと。また、その屋根。 0
糶取 せどり 同業者間の売買の仲介をして手数料を取ること。また、その人。表記「競取・糴取」とも書く。 1
往往 オウオウ [0] よくあること。しばしば。ときどき。「そういう事故は―にして起こる」 0
駁する バク-する [3] 他人の意見などを批判・攻撃する。反駁する。 0
厳正 ゲンセイ [0] 厳しい態度で公正をはかること。「―な審査」 0
未通女 おぼこ [0] ①まだ世間をよく知らないこと。また、その人。うぶ。 ②まだ男性を知らないこと。また、そのような女性。きむすめ。 1
山桃 やまもも [0],[2] ヤマモモ科の常緑高木。 楊梅(やまもも) 0
群棲 グンセイ [0] 同種の動物がある地域に群れをなして生活すること。群居 0
野性 ヤセイ [0] 動物がもつ本能のままの性質。特に、荒けずりで粗野な性質。「―味あふれる人柄」 0
胎生 タイセイ [0] 子が母胎内である程度まで育ち、個体として生まれること。哺乳(ホニュウ)動物にみられる。卵生 0
押っ圧す おっぺ-す おしつぶす。参考「おしへす」の転。 0
徴税 チョウゼイ [0] 税金を取り立てること。また、取り立てた税金。免税・納税 0
常節 とこぶし [0] ミミガイ科の巻貝。アワビに似ているが小さく、殻の表面は緑褐色。日本全国に分布し、食用。小鮑(こあわび)。 春 0
羽蝨 はじらみ ハジラミ目の昆虫の総称。鳥類や哺乳(ホニュウ)類に寄生して羽毛や皮膚に食いつく。ハムシ。 0
疾患 シッカン [0] 病気。「胸部―のため入院した」 疾病(シッペイ) 0
亡年の友 ボウネンのとも 忘年の交わり 参考「亡年」は「忘年」とも書く。 0
圭角 ケイカク ①玉のとがったかど。 ②言動や性格にかどがあって円満でないさま。「―が取れる」 0
斎瓮 いわいべ 神酒(みき)を入れて神に供えるために清められた容器。いんべ。 表記「忌瓮」とも書く。 1
七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず シチジュウにしてこころのほっするところにしたがえどものりをこえず 七〇歳ともなると、思うままに振る舞っても、人間としての道徳規範をこえなくなる。自分の行動が真の自由を得る意。孔子が自分の生涯を述懐して語った言葉。「矩」は人間として守るべきおきて。〈『論語』〉 0
本籍 ホンセキ [1] その人の戸籍を登録してある土地。原籍。「―地」「―を尋ねる」 0
詢る はか-る みんなに相談する。ひとわたり意見を聞く。 0
舞曲 ブキョク [0] ①舞踊と音曲。 ②舞踊に伴奏として用いる楽曲。また、その形式で作った楽曲。メヌエットなど。 0
胞子 ホウシ [1] シダ植物・コケ植物・菌類・藻類などの下等植物が、無性生殖をするときにできる生殖細胞。厚くて丈夫な被膜におおわれている。「椎茸(しいたけ)を―から栽培する」芽胞(ガホウ) 0
警める いまし-める [4] ①注意をする。教えさとす。 ②用心する。警戒する。 0
堅陣 ケンジン [0] 守りがかたくて破りにくい陣地。「―を攻めあぐねる」 0
知覚 チカク [0] ①知って理解すること。 ②感覚器官によって、外界の事物を判別して認識するはたらき。視覚・聴覚・嗅覚(キュウカク)・触覚・味覚など。「―神経」 0
殺生 セッショウ [1] ① 生き物を殺すこと。十悪の一つ。 ②むごいこと。ひどく残酷なこと。「酒を飲むなとは―だ」 0
遊軍 ユウグン [1] ①待機して必要に応じて出動する予備の軍隊。 ②一定の部署につかず何か起こったときになって活動する人。「―記者」表記「游軍」とも書く。 0
手柄 てがら [3] 人からほめられるような働き。功績。「―を立てる」「―話」 0
発進 ハッシン [0] 飛行機・軍艦・自動車などが動き出すこと。 0
苦慮 クリョ [1] 事のなりゆきを心配し、いろいろ考えること。「対応に―する」 0
偽悪 ギアク [0] わざと悪人のように見せかけたり、振る舞ったりすること。参考「偽善」の対義語としてつくられた語。 0
阿追従 アユツイショウ 相手に気に入られようとして、こびへつらうこと。「追従」はこびへつらうこと。阿曲従(アユキョクショウ)・阿追随(アユツイズイ)・世辞追従(セジツイショウ) 0
雅量 ガリョウ [0],[1] 広くおおらかな度量。寛大な心。「―を示す」広量 0
矮鶏 チャボ [1] ニワトリの一品種。尾羽が直立し、あしがきわめて短い。愛玩(アイガン)用。由来原種が、インドシナ半島にあった国チャンパから渡来したことからという。 1
阿弥陀も銭で光る アミダもぜにでひかる 金の力は絶大であるというたとえ。仏のご利益でさえも、供える金銭の多少によって決まるということから。地獄の沙汰(サタ)も金次第 0
麤笨 ソホン あらくておおまかなこと。また、そのさま。 表記「粗笨」とも書く。 0
狂詩曲 キョウシキョク [3] 形式にとらわれない自由で空想的な楽曲。一九世紀に多く作られ、叙事的・民族的な内容を表したものが多い。ラプソディー。 0
泡盛 あわもり [2],[0] 沖縄特産の焼酎(ショウチュウ)の一種。アルコール度が高い。アワ・米から作る。夏 0
古墳 コフン [0] 土を高く盛り上げて築いた古代の墓。塚。方墳・円墳・前方後円墳・上円下方墳などがある。「―の発掘調査」 0
痘苗 トウビョウ [0] 種痘に用いる弱毒化された痘瘡(トウソウ)ワクチン。 0
筆耕 ヒッコウ [0] ①文章や文字を筆写したり清書したりして、報酬を得ること。また、それをする人。「―料」 ②文筆で生計を立てること。 0
竜の鬚を蟻が狙う リュウのひげをありがねらう 力の弱いものが身のほどをわきまえずに、強い相手に立ち向かっていくたとえ。蟷螂(トウロウ)の斧(おの) 0
衛卒 エイソツ 護衛・警護にあたる下級の兵士、または従者。 0
櫪 かいばおけ [0] 牛馬の飼料である飼い葉を入れておくための容器。表記「飼葉桶」とも書く。 0
血脈貫通 ケツミャクカンツウ 文章の構成などが終始一貫しているたとえ。体中に血管が通じている意から。 0
血糖 ケットウ [0] 血液中に含まれる糖類。特に、ブドウ糖。「―値が高い」 0
細目 サイモク [2],[3] 細かいことを定めた項目。細かい条項。小分け。「―にわたって逐一検討する」 大綱 0
総額 ソウガク [0] 全体の金額の合計。「賞金―三億円の宝くじ」 全額・総高 0
多聞天 タモンテン 毘沙門(ビシャモン)天の別称。仏法を守って福徳を授ける神。由来仏を守り、その説法を多く聞くことから。 0
外宮 ゲクウ [2] 三重県伊勢(いせ)市にある伊勢神宮の一つ。豊受(とようけ)大神宮。内宮(ナイクウ) 0
四つ よつ [2],[1] ①一の四倍。し。よん。 ②四歳。 ③昔の時刻名。現在の午前または午後の一〇時ころ。 ④相撲で、両力士が両手をさし出して抱き合うような形で組み合うこと。「右―が得意」 参考①②「よっつ」とも読む。 0
廻風 カイフウ 渦を巻いて吹く風。つむじ風。旋風表記「回風」とも書く。 0
噦る しゃく-る ①しゃっくりをする。 ②しゃくり上げながら泣く。「いつまでも泣き―る子ども」 0
寄留 キリュウ [0] ①一時的に他の土地や他人の家に身をよせること。仮住まい。「被災のため祖母の家に―する」寄宿・寄寓(キグウ) ②旧法で、本籍地以外の所に九〇日以上居住すること。「―届」 0
人形 ニンギョウ [0] ①人をかたどり、土・木・布などでつくったおもちゃ。「―遣い」 木偶(でく) ②他人の思うままに動かされる人のたとえ。「財界に操られる―だ」 傀儡(カイライ) 参考①「ひとがた」とも読む。 0
不抜 フバツ [0] 意志が強くて、動揺したりくじけたりしないこと。「堅忍―」 0
渚 なぎさ [0] 波の打ち寄せる所。波打ちぎわ。「霧がたちこめる―」「―伝いに歩く」 参考「みぎわ」とも読む。 0
由由しい ユユ-しい [3] そのままにできないほど重大なようす。容易ではないようす。「それは―き問題だ」参考「忌忌しい」と書けば、おそれ多い・忌まわしいなどの意。 0
彩管 サイカン [0] 絵を描くための筆。絵筆。「―をふるう」 彩筆 0
長庚 チョウコウ 宵の明星。日が沈んだあとに西の空に見える金星。参考「ゆうずつ」とも読む。 0
貧骨に到る ヒンほねにいたる 非常にまずしい暮らしのたとえ。まずしさが骨にまでしみとおる意から。〈杜甫(トホ)の詩〉赤貧洗うが如(ごと)し 0
現行 ゲンコウ [0] 現在行われていること。「―法の改正」「―価格を維持する」 0
変貌 ヘンボウ [0] 姿・形・様子などが見ちがえるほど変わること。また、変えること。「農地が住宅地に―する」「彼女は留学によって見事に―した」変容 0
誂え向き あつらえむき [0] 注文どおりであること。希望や要求に合っていること。「初心者にお―の講座」 0
静穏 セイオン [0] 静かで穏やかなこと。また、そのようす。「―に暮らす」 静謐(セイヒツ)・平穏 0
溶融 ヨウユウ [0] 固体がとけて液状になること。融解。表記「熔融」とも書く。 0
黙殺 モクサツ [0] 無視して問題にしないこと。知っていながら、とりあわないこと。「弱者の訴えを―する」 0
退陣 タイジン [0] ①陣地を後方へしりぞけること。退却 ②ある地位や職務からしりぞくこと。「高齢幹部の―」「首相が―する」引退 0
高 たか [2],[1] ①数量。金額。「水揚げ―」「通帳の残―」 ②程度。値打ち。「―が知れる」「―をくくる(たいしたことはないとあなどる)」 0
和魂洋才 ワコンヨウサイ [1] 日本固有の精神を保ちながら、西洋の学問・知識・技術などを摂取すること。参考「和魂漢才」をもじった語。 0
満天 マンテン [0] 空いっぱい。空一面。空全体。「―の星を仰ぐ」一天
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 雨降りじゃない「雨模様」 ~間違いやすい天気の表現~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
有意 ユウイ [1] ①意志があること。「―の士が集まる」 ②意味があること。「―差」有意義 0
景色 けしき [1] 山川や風物など自然の眺め。風景。「―のよい白砂青松の海岸」風光 1
召喚 ショウカン [0] 官庁が人を呼び出すこと。特に、裁判所が被告人・証人などに対し、一定の日時に指定の場所に呼び出すこと。 0
兄方 えホウ [0] 陰陽道(オンヨウドウ)で、その年のめでたいとされる方角。干支(えと)に基づく。塞(ふさ)がり 新年表記「恵方・吉方」とも書く。 0
好奇心 コウキシン [3] 珍しいことや未知のことに対して興味や関心をもつ心。ものずき。「―が強い少女だ」 0
檠 ゆだめ 曲がった弓を両側から引き締めて、ゆがみを直すこと。また、その道具。表記「弓矯」とも書く。 0
三日月 みかづき [0] 陰暦で、月の第三夜に出る月。また、その前後に出る細長い弓形の月。「―眉(まゆ)」 秋 0
造反有理 ゾウハンユウリ [5] 反逆を起こす側には、必ず道理があるということ。 参考中国の革命での、毛沢東の言葉。 造反無道 0
新天地 シンテンチ [3] ①今まで知られていなかった新しい土地。新世界。「未開の―を発見した」 ②新しく活動するところ。「宣教師は―を求めて異郷へ赴(おもむ)いた」 0
浜辺 はまベ [0],[3] 浜のあたり。浜。「朝早く―を散歩する」海辺 0
本来 ホンライ [1] ①もともと。元来。「彼は―几帳面(キチョウメン)な性格だ」「―の目的」 ②当然そうあるべきこと。あたりまえ。「―なら参加すべきだ」通常・通例 0
貴人 あてびと [0],[1] 身分の高い人。上品な人。貴族。参考「キジン・キニン・うまひと」とも読む。 1
賛仰 サンギョウ 聖人の徳を尊び、仰ぎしたうこと。「先師の学徳を―する」 参考「サンゴウ」とも読む。本来は「鑽仰」と書く。 「讃仰」の書きかえ字。 0
闕ける か-ける [0] ①不足する。また、欠員がある。 ②抜け落ちている。すきまやあきがある。表記「欠ける」とも書く。 0
分明 ブンメイ [0] ①あきらかにすること。あきらかに知ること。判明 ②あきらかなこと。はっきりしているさま。「結論は―だ」明白参考「フンミョウ」とも読む。 0
散蒔く ばらま-く [3] ①あちこちにまき散らす。 ②金品を多くの人に気前よく分け与える。「名刺を―く」 0
万能 バンノウ [3] ①すべてに効果のあること。「―薬」 ②すべてにすぐれて、なんでもできること。「スポーツ―の人」参考「マンノウ」と読めば除草などに使用する農具の意もある。 0
輿丁 ヨチョウ [1] こしをかつぐ人。かごかき。参考「ヨテイ」とも読む。「丁」は下働きの男の意。 0
双葉 ふたば [2],[0] ①植物が発芽して最初に出る二枚の葉。「かわいい―が顔を出した」 春 ②物事の初め。特に、人の幼少のとき。「栴檀(センダン)は―より芳(かんば)し」 表記「二葉」とも書く。 0
塵芥 ジンカイ [3],[0] ちり。あくた。ごみ。「―を処理する」 厨芥(チュウカイ)・塵埃(ジンアイ) 0
天日 テンぴ [1] 太陽の光または熱。「ふとんを―に干す」 0
蛍光 ケイコウ [0] ①ホタルの光。 ②ある物質に光や電磁波などを当てたとき、その光と違う光を出す現象。また、その光。「―塗料」 0
琴柱 ことじ [0],[1] 琴や箏(ソウ)の胴の上に立てて弦を支え、これを動かして音を調節する人の字形の道具。表記「箏柱」とも書く。 1
下衆・下種・下司 ゲス ①品性がなく心のいやしい人。「―のかんぐり」 ②身分の低い人。上種・上衆(ジョウズ) 0
五十路 いそじ [0],[2] ①「五十(いそ)」に同じ。 ②五〇年。五〇歳。「―の坂を越す」 1
関心 カンシン [0] 心にかけること。興味をもつこと。「宇宙飛行に強い―をもつ」「芸術には無―である」「―事」 0
既知 キチ [2],[1] すでに知っていること。また、知られていること。「―の事実」未知 0
滞留 タイリュウ [0] ①「滞在」に同じ。「数日間―の予定です」 ②物の流れなどがとどこおること。「郵便物が―する」停滞 0
蛇腹 ジャばら [0] ①機器類で、ヘビの腹のようなひだがあり、伸縮自在の部分。「アコーディオンの―」 ②軒や壁などを取り巻いてつける装飾用の突出部分。 0
魯魚の誤り ロギョのあやまり 文字の書き誤り。「魯」と「魚」は字形が似ていて、書きまちがいやすいことから。〈『抱朴子(ホウボクシ)』〉魯魚章草・烏焉魯魚(ウエンロギョ) 0
進学 シンガク [0] 上級の学校に進むこと。「希望の大学へ―する」 春 0
刷く は-く はけ・筆などでこする。こするように塗る。「漆を―く」「頰紅(ほおべに)を―く」 0
噬臍・噬斉 ゼイセイ 後悔すること。臍(ほぞ)をかむこと。 参考自分のへそをかもうとしても届かないので、どうにもならない意。 0
膚 はだ [0],[3] ①体の表皮。皮膚。「冬は―が乾燥する」 ②物の表面。「木の―」参考「肌」と書けば、きめ細かく組織がつまったはだの意。 0
回回教 フイフイキョウ 「回教(カイキョウ)」に同じ。 1
蛮カラ バンカラ [0] 言葉や行動、風采(フウサイ)が粗野であること。また、わざとそのように振る舞う人やさま。「―学生」由来おしゃれをいう「ハイカラ」をもじった語。 0
祀廟 シビョウ 祖先や先人を、神としてまつった建物。おやしろ。 祠堂(シドウ) 表記「祠廟」とも書く。 0
碧玉 ヘキギョク [0] ①青や緑の美しい玉。転じて、空や水が澄んで、あおく美しいたとえ。 ②不純物を含む石英。不透明で紅・緑・黄褐色などがある。印材・指輪などに用いる。 0
葡萄牙 ポルトガル ヨーロッパ南西端の共和国。一五、六世紀には東方貿易により繁栄した。日本に鉄砲やキリスト教をもたらした。首都はリスボン。 1
憎む にく-む [2] にくいと思う。ひどく嫌う。「彼は多少乱暴だが―めない奴だ」「罪を―んで人を―まず」 0
本邦 ホンポウ [1] わが国。「―初公開の秘宝である」 0
油点草 ほととぎす [0] ユリ科の多年草。由来「油点草」は漢名から。 杜鵑草(ほととぎす) 1
提供 テイキョウ [0] 情報や物品などを差し出して、他の人々の役に立てること。「番組に情報を―する」 0
白茶 しらチャ [2] ①薄い茶色。白っぽい茶色。 ②灰汁(あく)につけないで、蒸して焙(ホウ)じた上等の茶。参考②「しろチャ」とも読む。 0
甜菜 テンサイ [0] サトウダイコンの別称。アカザ科の二年草。根の汁から砂糖をつくる。 0
流竄 リュウザン [0] 罪を犯したために、遠隔地に追放されること。島流し。流刑。参考「ルザン」とも読む。 0
地獄で仏 ジゴクでほとけ 非常な苦境にあるときに、思わぬ助けに出会った喜びのたとえ。参考「地獄で仏に会ったよう」ともいう。地獄の地蔵 0
結納 ゆいノウ [0] 婚約のしるしに両家が贈り物を取り交わすこと。また、そのもの。「吉日を選んで―を交わす」 0
試掘 シクツ [0] 鉱山などの埋蔵量や質を調べるために、ためしに掘ってみること。 0
死に体 しにタイ [0] 相撲で、力士の体勢がくずれてもう立て直せない状態。 生き体 0
花菅 はなすげ ユリ科の多年草。中国原産。葉は線形でかたく根生する。夏に淡紫色の小花を穂状につける。根茎は解熱剤となる。表記「知母」とも書く。 0
節会 セチエ [0],[2] 奈良・平安時代、宮中で、季節の変わり目などを祝う節日(セチニチ)や公の儀式のある日に行われた宴会。せち。 0
僂指 ロウシ 指折り数えること。また、速やかに指し示して述べること。参考「ルシ」とも読む。 0
椿油 つばきあぶら [4] ツバキの種子から絞りとった油。多く、伊豆諸島や九州地方で産出する。おもに、頭髪油として利用。食用油や灯用などにもする。 0
雪膚 セップ [0] 雪のように白い肌。 雪肌(セッキ) 参考「ゆきはだ」とも読む。 0
親政 シンセイ [0] 君主が自ら政治を行うこと。また、その政治。 0
病状 ビョウジョウ [0] 病気の容態(ヨウダイ)。病気の具合。「医師に―を尋ねる」 0
朗詠 ロウエイ [0] ①詩歌を、声を長く引いてうたうこと。「歌会始めに和歌を―する」 ②読み下しの漢詩に節をつけて、声高に明るくうたうこと。雅楽の歌物(うたいもの)の一つ。 0
印判 インバン [0] 印。印章。はんこ。印形(インギョウ)。花押(カオウ) 0
理論 リロン [1] ①物事の原理・原則に基づき、筋道にしたがって組み立てられた考え。「独自の―を打ち立てる」 ②思想家や学者などの普遍的な学説と、その体系。「相対性―」 ①②実践 0
徳利蜂 トックリばち [4] ドロバチ科のハチの総称。泥でつぼ形の巣を作る。由来巣の形が徳利に似ていることから。 0
甚大 ジンダイ [0] 物事の程度がきわめて大きいさま。「津波の被害が―だ」 多大 軽少・軽微 0
馬糧・馬料 バリョウ ウマのえさ。ウマの飼料。かいば。 0
地酒 ジざけ [0] その土地で造られ、おもにその土地で飲まれる酒。その土地特有の酒。 0
契丹 キッタン 中国北東部にいたモンゴル系遊牧民族。唐代末から勢力をもち、遼(リョウ)と称した。のちに金(キン)に滅ぼされた。キタイ。 0
飯台 ハンダイ [0] 食事をするための台。ちゃぶ台。食卓。 0
誓文 セイモン [0] 誓いを記した文書。誓書。多く、遊女と客の間で交わした。 誓詞・誓紙 0
綺談 キダン [1] 奇談 0
装釘・装幀 ソウテイ 装丁 0
乎古止点 をことテン [3],[0] 昔、漢文を読み下すために漢字の四すみや上下につけて助詞などを表した点や線の符号。 由来漢字右上の点を「を」、その下を「こと」としたことから。 0
咫尺 シセキ [1],[0] ①きわめて近い距離。「目的地は―の間だ」 ②貴人に間近で会うこと。「―の栄を得る」 ③短いこと。簡単なこと。「―の書」 参考「咫」「尺」ともに中国、周代の尺度。 0
墨汁 ボクジュウ [0] ①墨をすった液。また、すぐ毛筆で書けるように、にかわ液とカーボンブラックを混合した黒色の液。 ②イカやタコが分泌する墨色の液。 0
黴びる か-びる [3],[0] かびが生える。「餅(もち)が―びる」「―びたような臭(にお)い」 0
境遇 キョウグウ [0] 生きていくうえでの立場や環境。身の上。「恵まれた―」境涯 0
酔魚草 ふじうつぎ フジウツギ科の落葉低木。 由来「酔魚草」は漢名からの誤用。 藤空木(ふじうつぎ) 1
任命 ニンメイ [0] 官職や役目につくよう命じること。「総理大臣に―する」 0
劬劬 クク いそがしく苦労するようす。せっせと働くようす。 0
補正 ホセイ [0] 足りない部分を補って、正しくすること。「計算の誤りを―する」「―予算を審議する」 0
郷愁 キョウシュウ [0] ①故郷を懐かしく思う心情。ノスタルジア。「夕焼け空を眺めて―にひたる」懐郷・望郷 ②遠い過去にひかれる気持ち。「若き日への―」 0
郷関 キョウカン [0] ①郷里の村の門。故郷と他国との国ざかい。 ②郷里。故郷。「志を抱いて―を出る」 0
未曽有 ミゾウ [0],[2] これまでに、まだ一度もないこと。「―の惨事」参考「未(いま)だ曽(かつ)て有らず」の意。 0
一攫千金 イッカクセンキン [0],[5] 一度にたやすく大きな利益を得ること。「一攫」は一つかみの意。「―を夢みる」表記「一攫」は「一獲」とも書く。 0
字幕 ジマク [0] テレビや映画で、題名・配役・会話・解説などの文字を画面に映し出したもの。「―スーパー」 0
保険 ホケン [0] ①金銭を積み立てて共同の基金をつくり、病気・火災・死亡などの偶発的事故によって損害を受けたとき、一定の給付を受ける制度。「国民健康―制度」「―金詐欺」 ②損害をつぐなう保証。また、確かであることの保証。 0
平幕 ひらマク [0] 相撲で、横綱と三役(大関・関脇(せきわけ)・小結)以外の幕内力士。前頭(まえがしら)。「三役から―に落ちる」 0
活計 たつき [3],[1] ①「活計(カッケイ)」に同じ。 ②手段。てがかり。表記「方便」とも書く。参考「たずき」とも読む。 1
実 み [0] ①植物の果実・種。「梅の―がなる」 ②中身。内容。「―のある話」「―のある体験」 ③汁に入れる具。「おつゆの―」 0
風声鶴 フウセイカクレイ 風の音やツルの鳴き声など、かすかな物音にも敵が来たかとおびえること。また、わずかなことに恐れおののくたとえ。〈『晋書(シンジョ)』〉参考「鶴風声」ともいう。草木皆兵 0
厳命 ゲンメイ [0] 厳しく命令すること。また、その命令。「―を下す」 0
潮位 チョウイ [1] 基準面から測定する海面の高さ。潮の干満によって変化する。潮高。「―が上がる」 0
哭く な-く [2],[0] 悲しんで、大声をあげてなく。なき叫ぶ。 0
全生全帰 ゼンセイゼンキ 体は親からもらったものだから、大切にして一生傷つけないことが一つの親孝行であるということ。〈『礼記(ライキ)』〉 0
箭篠 やじの ヤダケの別称。イネ科のササ。節と節の間が長く、矢の幹に用いた。 0
収支 シュウシ [1] 収入と支出。「―が合う」「今年度の―決算」 0
矢車 やぐるま [2] ①鯉(こい)のぼりのさおの先につけ、軸の周りに矢の形をしたものを放射状にとりつけたもの。風を受けて回る。 夏 ②矢を差しておく台。 0
汎汎 ハンパン ①水面に浮かびただようさま。 ②水が広々とみなぎるさま。また、川幅いっぱいに満ちた水が、勢いよく流れるさま。 ③軽々しいさま。表記「泛泛」とも書く。 0
時 とき [2] ①過去から現在へ、現在から未来へと移り変わっていくと考えられるもの。時間と時刻の総称。「―がたつ」 ②一昼夜のうちの一時点。「子(ね)の―」 ③ある期間。時代。「若い―の話」 ④刻限。期限。「締め切りの―」 ⑤その人や事にとって大事な時期。機会。 ⑥時候。「秋は行楽には一番よい―だ」 ⑦時勢。「―にしたがう」 0
宝引 ホウびき 福引きの一種。何本かの束ねた綱を引かせ、ダイダイの実がついた綱を引いた者が商品を得たもの。のちに、綱に直接品物や金銭などをつけた。新年 0
解衣推食 カイイスイショク 人に慈悲を施すたとえ。また、人を重用するたとえ。故事 衣を解(と)き食を推(お)す 0
邪神 ジャシン [0] 人々にわざわいを与えると信じられた悪い神。よこしまな神。 0
貨殖 カショク [0],[1] 財産を増やすこと。「―の才で財を成す」 利殖 0
棚から牡丹餅 たなからボタもち 思いがけない幸運が転がりこんでくるたとえ。棚の下で寝転んでいたら、牡丹餅が落ちてきて口に入ったという意から。「―のような幸運だ」参考略して「棚牡丹(たなボタ)」ともいう。 0
悪行 アクギョウ [0] わるいおこない。悪事。「―無道」善行(ゼンコウ)参考「アッコウ」とも読む。 0
転寝 ごろね [0] 寝具の準備や着がえをしないで、その場にごろっと横になって寝ること。 1
生直 きすぐ 飾り気がなく、一本気なさま。気まじめなさま。「―な職人」 0
程度 テイド [0],[1] ①他の同種のものと比べたときの、大小・高低・長短・強弱などの度合。「被害の―は深刻だ」 ②適当と思われる基準に見合う段階。「高校卒業―の知識」「疲れない―に走る」「一時間―遅れる」 0
秋気 シュウキ [1] ①秋の気配。秋らしい感じ。 ②秋の大気。秋の気候。「―が身にしみる」 ①②秋 0
左党 サトウ [0] ①左翼政党。革新的な主張をかかげる政党。 ②酒が好きな人。酒飲み。 辛党(からトウ)・左利(き)き ①②右党 参考②「ひだりトウ」とも読む。 0
屢次 ルジ たび重なること。しばしばであること。「―の洪水で町並みが変わった」 0
生剝げ なまはげ 秋田県男鹿(おが)地方などの正月一五日の行事。青年数人が大きな鬼の面をかぶり蓑(みの)をつけ、木製の刃物・御幣・桶(おけ)などを持ち、家々を訪れて酒食のもてなしを受けては祝福を述べるもの。 新年 0
原作 ゲンサク [0] 翻訳・書き直し・脚色などをする前の、もとの作品。「脚色には―者の意向を汲(く)まねばならない」 0
林 はやし [3],[0] ①樹木が広い範囲に群がり生えている所。 ②同種類の物がたくさん集まった状態。また、その場所。「工場地帯の煙突の―」 0
二者択一 ニシャタクイツ [1] 二つの事柄のうち、どちらか一方を選び取ること。「―の問題に迫られている」 0
耕地 コウチ [1] たがやして作物を栽培するための土地。耕作地。「―を広げる」 0
音階 オンカイ [0] 音楽に用いる音を一定の音程で高さの順に並べたもの。ドレミの類。 0
雪洞 ぼんぼり [0] 絹や紙張りの覆いをつけた手燭(てショク)。また、小さな行灯(アンドン)。 参考「セツドウ」と読めば別の意になる。 1
少年老い易く学成り難し ショウネンおいやすくガクなりがたし 若いと思っているうちにすぐ老人になってしまい、学問は思うようには進まない。年月はすぐにたってしまうから、時間を大切に勉強に励め、という教え。〈朱熹(シュキ)の詩〉 0
軽減 ケイゲン [0] 負担や刑罰などを減らして軽くすること。「税金の―を求める」 0
魂魄 コンパク [1] 死者のたましい。霊魂。「―この世にとどまりて」 0
非人 ヒニン [0],[2] ①人ではないものの意で、夜叉(ヤシャ)・悪鬼の類。 ②昔、罪人・乞食(コジキ)・貧民を卑しめていった語。 ③江戸時代、刑場の雑役などをする、士農工商以下の最下層の身分に置かれた人。 0
参勤・参覲 サンキン ①出仕して、主君に目通りし、あいさつすること。 ②「参勤交代」の略。 参考「覲」はまみえる意で、天子が諸侯を引見すること。 0
闇夜 やみよ [2] 月や星の出ていない暗い夜。参考「アンヤ」とも読む。 0
内蔵寮 くらりょう 律令(リツリョウ)制で、中務(なかつかさ)省に属し、宝物の管理、日用品の調達や供進などをつかさどった役所。参考「くらづかさ」とも読む。 1
気炎 キエン [0] 燃えるような盛んな意気。意気込みの盛んなこと。「大いに―をあげた」気勢 「気焰」の書きかえ字。 0
歩 ブ [1] ①土地面積の単位。一歩は曲尺(かねジャク)で六尺平方、一坪に当たる。 ②町・反など面積の単位につけて、端数がないことを表す語。「三町―」 ③歩合。割合。表記③「分」とも書く。 0
旧弊 キュウヘイ [0] ①古くからある悪いしきたり。「―を打破する」 ②昔ながらの習慣や考え方にとらわれているさま。「―なものの考え方」「父は―で頑固だ」因循 0
鍬入れ くわいれ [0],[4] ①「鍬初め」に同じ。 新年 ②建設工事や植樹のときに、くわを入れる儀式。起工式。 0
片 ひら [1] 花びら・葉・紙など薄く平たいものを数える語。「山茶花(さざんか)の花びらがひと―散る」「ひと―の雲が空に浮かぶ」 0
頌偈 ジュゲ 経典のなかで、詩の形で仏の徳をたたえ教理を述べたもの。偈(ゲ)。 0
淪む しず-む ①水中におちて行く。水没する。 ②おちぶれる。滅びる。 0
体育 タイイク [1] ①体の発達をうながし、体力の向上をはかるための教育。 ②運動や競技の実技・理論を教える教科。参考①知育・徳育に対していう。 0
凹む へこ-む [0] ①表面の一部分が、周囲より低くなる。落ちこむ。「車体が―む」 ②くじける。精神的に落ちこむ。「そんなことで―むようではいけない」 ③損をする。「株で―んだ」 0
分娩 ブンベン [0] 胎児を母体外に出すこと。子を生むこと。出産。「無痛―」「―室」 0
穀菽 コクシュク 穀物と豆類。参考「菽」は豆類の総称。 0
北轍南轅 ホクテツナンエン 志と行動が相反することのたとえ。「轍」は車輪の跡、わだち。「轅」は車のかじ棒、ながえ。わだちが北に向かっているのに、ながえを南に向けている意で、あべこべ、行き違いということから。参考「南轅北轍(ナンエンホクテツ)」ともいう。北轅適楚(ホクエンテキソ) 0
子供の喧嘩に親が出る こどものケンカにおやがでる 子どもどうしのけんかに親がいちいち口を出す。また、つまらないことにいちいち干渉して事を面倒にするたとえ。 0
尖る とが-る [3] ①先が鋭く細くなる。「―った屋根」 ②過敏になる。「神経が―る」 ③言葉や態度がとげとげしくなる。とんがる。「―った声」 0
時勢 ジセイ [1],[0] 時代の移り変わる勢い。時のなりゆき。「―に取り残される」「―に流される」 時流 0
二途 ニト 物事を行ううえで二つの異なった方向。「言い分が―に分かれる」 0
設備 セツビ [1] 必要な器材・道具・機械・建物などを備えつけること。また、備えつけられたもの。「工場の―を整える」「―投資」 0
小異を捨てて大同に就(つ)く ショウイをすててダイドウにつく 小さな部分でのちがいはあっても、基本的な点で意見が一致していれば支持すること。 0
御酒 みき [0],[1] 酒の美称。特に、神前に供える酒。おみき。表記「神酒」とも書く。 1
所感 ショカン [0] 心に感じたこと。「新年にあたって―を述べる」 感想・所懐 0
更改 コウカイ [0] 制度や約定などをあらためて新しくすること。「プロ野球選手の契約―」 0
永日 エイジツ [0] 昼の間がながい、春の日。永き日。日永(ひなが)。春 春日・遅日 0
転勤 テンキン [0] 同じ会社・官庁のなかで勤務する場所が変わること。「家を買ってすぐ―になる」転任 0
余徳 ヨトク [0] ①先人の徳行によって、その死後まで残る恩恵。 ②ありあまって他にまで及ぶ恩恵。 ①②余沢 0
交換 コウカン [0] 互いに取りかえること。やり取りすること。「プレゼントを―する」「物々―」「―条件」 0
智能 チノウ [1] 知能 0
頰笑む ほほえ-む ①声を出さないで、かすかにわらう。微笑する。 ②花のつぼみが少し開く。ほころびる。「花も―む春」表記「微笑む」とも書く。参考「ほおえむ」とも読む。 0
宿る やど-る [2] ①旅先で泊まる。 ②寄生する。「虫が体内に―る」 ③露や光などがとどまる。「葉に露が―る」 ④内部にとどまる。「命が―る」 0
黄泉 コウセン [1] 地下にあり、死者が行くとされる世界。「―の客(死者)」冥土(メイド)由来「黄」は中国で地の色にあてることから、地下の泉の意。参考「よみ」とも読む。 0
鄙 ひな [1] 都から遠く離れた土地。田舎。郊外。「―にはまれな美人」 0
ヘンペン ①軽くひるがえるさま。身軽に飛ぶさま。 ②軽々しいさま。 0
観劇 カンゲキ [0] 演劇をみること。「歌舞伎(カブキ)座へ―に行く」 0
砕氷船 サイヒョウセン [0] 海面に厚く張りつめた氷をくだいて進路を開くための、特殊な装備をそなえた船。 冬 0
果 はか [1] 仕事などの進みぐあい。はかどりの程度。「仕事の―が行く」「なかなか―が行かない」表記「捗」とも書く。 0
不首尾 フシュビ [2] ①悪い結果が出ること。不都合な結果。「契約は―に終わった」不成功上首尾 ②評判や具合の悪いこと。「社長に―になる(受けが悪くなる)」参考「首」ははじめ、「尾」は後ろの意。はじめとおわりが一貫しないことから。 0
水張り みずばり [0] ①のりを使わずに、水だけで布地を板に張って乾かすこと。 ②絵の具ののびをよくするため、水彩画を描く前に、紙を水にひたして画板上にはりつけること。 0
火難 カナン [0] 火による災い。火が原因で起こる災難。「―の相」火災 0
攻め倦む せめあぐ-む [4] いくら攻めても攻め落とせず、もてあます。「敵の守りが固く、―んだ」 0
娯しむ たの-しむ 笑い興じて、心を慰める。心を愉快にして興じる。 0
幻術 ゲンジュツ [0],[1] 人の目をくらます、ふしぎな術。「―使い」妖術(ヨウジュツ)・魔術 0
略称 リャクショウ [0] 正式の呼び名を省略し、簡単な名前で呼ぶこと。また、その呼び名。「国際連合」を「国連」という類。 0
肩透かし かたすかし [3] ①相撲のわざの一つで、押してくる相手の肩に手をかけて引き倒すもの。 ②勢いこんでくる相手の力をそらすこと。「―をくらう」 0
劣位 レツイ 他に比べて劣っている地位や立場。不利な位置や状況。優位 0
胯間 コカン [0] またの間。またぐら。表記「股間」とも書く。 0
売り家と唐様で書く三代目 うりいえとからヨウでかくサンダイめ 初代が苦労して築き上げた財産を、贅沢三昧(ゼイタクザンマイ)の末、手放すことになった三代目は、売り家の札も道楽者らしく風流に中国流の書で書くということ。先祖の残した財産を食いつぶす道楽者を皮肉った川柳。 0
資性 シセイ [1] 生まれつきの性質や才能。天性。「親ゆずりの―」 資質 0
入内雀 ニュウナイすずめ [5] ハタオリドリ科の小鳥。スズメに似る。秋になると大群で稲田に集まり、イネを食害する。秋 0
郎女 いらつめ [0] 昔、若い女性を親しんでいった語。郎子(いらつこ) 1
気筒 キトウ [0] 原動力機関の主要な円筒形の部分。中でピストンが往復運動を行う。シリンダー。「六―のエンジン」表記「汽筒」とも書く。 0
楽人 ガクジン [0] 「楽師」に同じ。 0
全日制 ゼンニチセイ [0] 昼間に授業を行う、通常の学校教育の課程。 定時制 参考「ゼンジツセイ」とも読む。 0
隠れん坊 かくれんボウ [3] 一人が鬼になり、かくれている仲間を見つけ出す子どもの遊び。かくれんぼ。「よく―をして遊んだ」 0
矢絣・矢飛白 やがすり 矢羽根を並べた模様を織りこんだかすり。 1
象牙の塔 ゾウゲのとう [5] 世間の生活から離れ、ひたすら芸術や学問に打ちこむ境地。特に、学者たちの閉鎖的な世界。 参考大学の研究室をいうことが多い。 0
笥 け 容器。特に食べ物を入れる器。「―に盛る飯(いい)」 参考竹製の箱の意。 0
弱吟 よわギン 能の謡(うたい)の発声法の一つ。音域が広く音階が安定して、声のふるえも規則的な部分。優美や哀切などの気分を表現する。柔吟。 強吟(つよギン) 0
天引き テンびき [0] ①他人に渡す金や給料などの総額の中から、先に一定の金額を引き去ること。「給与から税金の分を―する」 ②貸し金から契約期間中の利子を、あらかじめ引き去ること。 0
虚偽 キョギ [1] うそ。いつわり。「法廷で―の証言をする」虚妄真実 0
喫驚 びっくり [0] 突然の出来事におどろくようす。「―して立ち止まる」表記「吃驚」とも書く。参考「キッキョウ」とも読む。 1
艤舟 ギシュウ 船を出す準備をすること。船出の用意。ふなよそい。 0
風 かぜ [0],[2] ①ゆれ動く空気の流れ。「―が立つ」 ②人が感じる世間の態度のたとえ。「世間の冷たい―」 ③態度。そぶり。「先輩―を吹かせる」 0
除喪 ジョも 喪の期間が明けること。 除服(ジョブク)・(ジョフク) 参考「ジョソウ」とも読む。 0
反語 ハンゴ [0] ①疑問の形で相手に問いかけ、自分の考えや判断を強調する言い方。「そんなことを言うだろうか(言うはずがない)」という類。 ②実際と反対のことを言って皮肉る言い方。遅刻して来た人に、「時間を正確に守るね」と言うなど。アイロニー。 0
雨笠 あまがさ [3] 雨の降っているときに頭にかぶる笠。 0
救世済民 キュウセイサイミン 世の中をすくって良くし、人々を苦しみから助けること。「済民」は民衆を助ける意。 0
残滓 ザンシ [1] 残りかす。また、液体中の澱(おり)。「旧体制の―が抜けない」 残渣(ザンサ) 参考「ザンサイ」とも読む。 0
輪作 リンサク [0] 同じ耕地に一定年限ごとに種類を変えて作物を栽培すること。地力の低下と作物の病気を避けるために行う。輪栽連作 0
湯引き ゆびき 魚や薄く切った肉などをさっと湯にとおすこと。ゆがくこと。 0
分布 ブンプ [0] ①わかれて広く存在すること。「人口―の状態」 ②動植物の種類により、区域を異にして生育すること。「西日本各地に広く―する」 0
努める つと-める [3] 努力する。はげむ。力を尽くして行う。「試験勉強に精一杯―める」「―めて平静を保とうとしている」
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漢字の豆知識 一生懸命、つとめます ~努、勤、務、勉の使い分け~(公財)日本漢字能力検定協会 0
糸魚 いとよ [2],[0] トゲウオ科の淡水魚。温帯北部の川にすみ、海へ下るものもいる。体側に板のようなうろこがあり、背びれに三本のとげがある。産卵期になると雄が糸状の粘液を出して水草をまとめ、川底に巣を作る。 1
調剤 チョウザイ [0] 二種類以上の薬剤を調合して薬を作ること。「―師」調薬 0
三昧 サンマイ [0] ① 心を集中し、雑念や妄想をはらうこと。 ②「三昧場(サンマイば)」の略。墓地。火葬場。 ③「…三昧(ザンマイ)」の形で、ある物事に熱中したり、心がそればかりに傾いたりするさまをいう。「贅沢(ゼイタク)―」「読書―」 由来梵語(ボンゴ)の音訳から。 0
炊く た-く [0] ①米を釜(かま)で、水分が吸収されるように煮る。かしぐ。「赤飯を―く」 ②食物を煮る。「大根と人参(ニンジン)を―く」 参考②は特に、西日本で用いる。 0
怪鳥 カイチョウ [0] あやしい鳥。見なれない不思議な鳥。鳥のばけもの。怪禽(カイキン)参考「ケチョウ」とも読む。 0
刻苦勉励 コックベンレイ [1] 非常な苦労をして仕事や勉学などに励むこと。「刻苦」は身を刻むような苦しみに耐えて励む、「勉励」はつとめ励む意。刻苦精励 0
外需 ガイジュ [1],[0] 自国商品の国外からの需要。また、国外での需要。内需 0
肩車 かたぐるま [3] ①相手を肩にまたがらせる形でのせ、かつぎ上げること。肩馬。「父親に―をねだる」 ②柔道で、低い姿勢から相手を肩にのせて投げる技。 0
搏つ う-つ ①手のひらでたたく。素手でうつ。 ②闘う。組みうちする。 0
擯ける しりぞ-ける 押しのけて外へ出す。押し出す。のけものにする。 0
女系 ジョケイ [0] 女性から女性へと相続が続く家系。また、母方の血統。「―家族」 母系 男系 0
根元・根本 ねもと ①草木の根の部分。 ②事物の基盤となるところ。「問題の―を探る」参考②「根元」は「コンゲン」、「根本」は「コンポン」とも読む。 0
練磨 レンマ [1] 心身や技芸を鍛えみがくこと。「百戦―(数々の実戦や経験を積んで鍛えられていること)」表記「錬磨」とも書く。 0
面皰 にきび [1] 思春期に多くできる吹き出物。毛穴に皮脂がつまってできる。参考「メンポウ」とも読む。 1
己 おのれ [3] ①自分自身。「真の勇気とは―に克(か)つこと」 ②自分をへりくだって用いる語。わたくし。 ③相手を見下して用いる語。おまえ。 0
大書 タイショ [1] 文字を大きく書くこと。また、おおげさな表現で書くこと。「特筆―する」 0
磁器 ジキ [1] 釉(うわぐすり)をかけて高温で焼いた焼き物。素地(きじ)はガラス化して半透明、吸水性はない。有田焼・九谷焼など。 0
強健 キョウケン [0] 体が丈夫ですこやかなこと。「身体―」壮健・頑健虚弱 0
文化勲章 ブンカクンショウ [4] 科学・学問・芸術など、文化の発展に大きな功績のあった人に与えられる勲章。一九三七(昭和一二)年に制定された。 0
俚言 リゲン [0] ①共通語とは異なる、その地方独特の言葉。なまり言葉。俚語 ②卑俗な言葉。雅言 0
高粱 コーリャン [1],[0],[3] イネ科の一年草。中国の北部で栽培しているモロコシの一種。食用や飼料、またコーリャン酒の原料にする。参考中国語から。「コウリョウ」とも読む。 0
獣 けもの [1] 「獣(けだもの)」に同じ。「―道(動物の往来で、いつのまにかできた山中の小道)」 由来もとは「毛物」の意から。 0
傷痍 ショウイ [1] きず。けが。「―軍人」 負傷 参考「痍」は刃物などの切り傷。 0
土師器 はじキ 古墳時代から平安時代ころまで作られた赤褐色の素焼き土器。文様はなく実用的なもの。 1
還暦 カンレキ [0] 六〇年で干支(えと)が再び生まれたときのものに還(かえ)ることから、数え年で六一歳のこと。本卦(ホンケ)がえり。「―を迎える」
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漢字の豆知識 長寿を漢字でお祝いしよう! ~おめでたい年齢を表す漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
椿象 かめむし [2] カメムシ科の昆虫の総称。体は平たく、カメの甲に似る。触ると悪臭を放つ。農作物の害虫。クサガメ。ヘッピリムシ。由来「椿象」は漢名から。表記「亀虫」とも書く。 1
裏白 うらじろ [0] ①ウラジロ科のシダ植物。暖地の山中に群生。葉は羽状で裏は白色。繁殖力が強いので子孫繁栄、葉が左右対称なので夫婦和合、裏が白いので共白髪などの縁起をかついで正月の飾りに用いる。ヤマクサ。ホナガ。モロムキ。新年 ②裏や内側が白いこと。 0
蓬 よもぎ [0] キク科の多年草。山野に自生。夏から秋に淡緑色の花が咲く。若葉は草もちなどに入れる。また、葉から灸(キュウ)に用いるもぐさを作る。蓬艾(ホウガイ)。モチグサ。春表記「艾・蒿」とも書く。 0
廬舎那仏 ルシャナブツ 「毘廬舎那仏(ビルシャナブツ)」の略。華厳経(ケゴンキョウ)の本尊で、万物を照らす宇宙的存在の仏。 0
夏雲奇峰 カウンキホウ 夏の入道雲が大空に作るめずらしい峰の形。〈陶潜の詩〉 0
帛紗 フクサ [0],[3] ①絹やちりめんの、儀礼に用いる小形のふろしき。進物の上にかけたり、包んだりする。 ②茶の湯で、茶器のちりを払ったり、茶碗(チャワン)を受けたりするときなどに用いる絹布。表記「袱紗・服紗」とも書く。
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漢字の豆知識 飲めるけど読めない「御神酒」冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
舷側 ゲンソク [0] ふなべり。ふなばた。船の側面。 0
道徳 ドウトク [0] 社会秩序を保つために、人が守るべき行為の規準となるもの。「彼には―心のかけらもない」道義不道徳・悪徳 0
すえ やきもの。陶器。参考火を燃やし、煙を出しながら焼いた土器の意。 0
耆徳 キトク 学徳の高い老人。宿徳 0
蛇籠 ジャかご [1] 鉄線や竹などで粗く円筒形に編んだかごに、砕いた石を詰めたもの。河川の水流制御や護岸工事などに用いる。石籠(セキロウ)。 由来形が大蛇に似ていることから。 参考「ジャこ」とも読む。 0
亜麻 アマ [1] アマ科の一年草。中央アジア原産。夏、青紫や白色の小花をつける。種子から亜麻仁油(アマニユ)をとり、茎から繊維をとる。 由来「亜麻」は漢名から。アサ(麻)に亜(つ)ぐ意。 0
巨漢 キョカン [0] 人並みはずれて体の大きい男。「―を武器に柔道で活躍する」巨人 0
猫舌 ねこじた [0],[2] ネコのように、熱い食べ物が苦手なこと。また、その人。 0
期限 キゲン [1] 前もって決められた時期や期間の限度。「定期券の―が切れる」 0
末期の水 マツゴのみず [1],[0] 人の死に際に、口に含ませる水。死に水。 0
出演 シュツエン [0] 舞台や映画などに出て演技をすること。「テレビドラマに―する」 0
天児・天倪 あまがつ 古く、祓(はらえ)のときに幼児の形代(かたしろ)として凶事を移し負わせた人形。のち、幼児のはう姿をかたどったお守り(這子(ほうこ))をいうようになった。 1
常人 ジョウジン [0] ふつうの人。「―には理解できない論理」 凡人 参考「ジョウニン」とも読む。 0
国利民福 コクリミンプク [1] 国家の利益と民衆の幸福。「―を両立させる」 0
無始無終 ムシムジュウ 始めのない過去から、終わりのない未来まで。常に存在して不変のこと。生死を無限に繰り返す輪廻(リンネ)を表す語。参考「無終」は「ムシュウ」とも読む。 0
顧客 コキャク [0] ひいきの客。お得意の客。「―をバーゲンに特別招待した」参考「コカク」とも読む。 0
普請奉行 フシンブギョウ 室町・江戸幕府で土木工事などを担当した職名。江戸幕府では老中直属で、常設。 0
青海波 セイガイハ ①雅楽の一つで唐楽の曲。二人で舞う。 ②①を舞う人の衣装に用いる、波形をかたどった模様。 0
頭目 トウモク [0] かしら。親方。リーダー。多く、悪い意味に用いる。「山賊の―」頭領・首領手下・配下 0
吭 のど [0] まっすぐ伸びた首筋の部分。のどぶえ。表記「亢」とも書く。 0
斗筲の人 トソウのひと ①器量が小さい人。度量が狭い人。 ②給料が少なく、身分が低い人。「筲」は、一斗二升を入れる竹の器。当時の一斗は約二(リットル)で、わずかな分量の意。由来孔子が弟子の子貢(シコウ)に当時の政治家の人物について尋ねられたときの答え「斗筲の人、何ぞ算(かぞ)うるに足らんや」から。〈『論語』〉参考「斗筲」は「トショウ」とも読む。 0
伯仲の間 ハクチュウのカン 優劣のないことのたとえ。由来 中国には兄弟の順序を表すのに、長兄から順に伯・仲・叔・季という習慣があり、長兄と末っ子の差はあっても、長兄(伯)と次兄(仲)の差はほとんどないという意から。 0
穴 あな [1],[0] ①くぼんだ所。「―のあくほど見る」 ②不完全な所。欠けて空いた場所。「強打者の―を埋める」 ③かくれ場所。また、けもののすみか。「タヌキの巣―」 ④一般に知られていない場所や事柄。「法の抜け―」 0
情け なさけ [1],[3] ①思いやりの心。哀れみ。「―深い人」「―は人の為(ため)ならず」 ②男女の情愛。また、情事。「―を交わす」
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漢字の豆知識 その情けは、誰のため?「情けは人の為ならず」は自分のためのことわざ (公財)日本漢字能力検定協会 0
屈曲 クッキョク [0] 折れ曲がること。「―して川が流れている」 0
撩乱 リョウラン [0] 入り乱れるさま。花などが咲き乱れているさま。「百花―」表記「繚乱」とも書く。 0
原典 ゲンテン [0],[1] 引用したり翻訳したりしたものの、もとの書物や文献。 0
両人 ふたり [1] 二人の人間。二名。表記「二人」とも書く。参考「りょうにん」とも読む。 1
為体 ていたらく [3] みっともないありさま。情けない状態。ざま。「なんという―だ」表記「体たらく」とも書く。 1
風馬牛 フウバギュウ [3] 互いに遠く離れているたとえ。転じて、まったく無関心、または無関係であることのたとえ。「風」は、さかりがつく意。「現代音楽には―だ」由来交尾期に相手を求めて駆け回るウマやウシでも行けないほど、遠く離れている意から。〈『春秋左氏伝』〉参考「風馬牛も相及ばず」の略。 0
鳥渡 ちょっと [1],[0] ①わずか。また、少しの時間。 ②ためしに。「―見てくる」 ③少々のことでは。「―不可能だろう」 ④呼びかけの語。「―、待て」表記「一寸」とも書く。 1
昏惑 コンワク 道理に暗くて、判断に迷うこと。昏迷・混迷 0
想定 ソウテイ [0] 仮に考えてみること。「万一のことを―する」 0
子を見ること親に如(し)かず こをみることおやにしかず 子の性質や能力は、その子を育て上げた親が一番よく知っている。 0
建前 たてまえ [0],[3],[2] ①建物の骨組みを組み上げること。また、それを終えたときに行う式。むねあげ。 ②表面的な方針。「本音と―を使い分ける」 0
若宮 わかみや [2] ①幼少の皇子。 ②皇族の世継ぎ。 ③本宮(ホングウ)の祭神の子孫を祭った神社。 ④本宮を他に移して祭った新宮(シングウ)。 0
鳩尾の板 キュウビのいた 鎧(よろい)の部分の名称。左胸部を保護する薄い鉄製の板。長方形で飾りがある。 0
渓壑の欲 ケイガクのヨク 限りない欲望のたとえ。強欲のたとえ。「渓壑」は大きな谷の意で、山の水を受け入れて尽きるときがないことからいう。表記「渓壑」は「谿壑」、「欲」は「慾」とも書く。 0
物我一体 ブツガイッタイ 物と我とが一つになること。また、物と心、他者と自己、客観と主観との対立を超えること。 0
大敗 タイハイ [0] ひどく負けること。大負けすること。「―を喫する」大勝 0
企業 キギョウ [1] 営利を目的とし、生産・販売・サービスなどの経済活動を継続的に行う組織体。「中小―」「―経営」 0
斎場 サイジョウ [0] ①神をまつるために、清めた場所。 ②葬式をする場所。葬儀場。 参考①「ゆにわ」とも読む。 0
蜘蛛 くも [1] クモ目の節足動物の総称。体は頭胸部と腹部とからなり、四対のあしをもつ。多くは腹部の先から糸を出し網を張る。小昆虫を捕食。夏由来「蜘蛛」は漢名から。
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漢字の豆知識 蚊、蜘蛛、蜂の慣用句 ~虫たちで状況を説明する~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
片口鰯 かたくちいわし [5] カタクチイワシ科の海魚。近海に分布。全長一五(センチメートル)ほどで、背は青黒色。生食のほか、幼魚や稚魚は煮干し・しらす干し・ごまめにする。秋由来上あごが長く突き出ていて、片口に見えることから。 0
稜線 リョウセン [0] 山の峰から峰へ続く線。「山の―を行く」尾根 0
土当帰 うど ウコギ科の多年草。由来「土当帰」は漢名からの誤用。 独活(うど) 1
玲玲 レイレイ [0] ①金属や玉が触れ合ったような、美しくさえた音が響き渡るさま。「―とした声」 ②すきとおるように輝いてあざやかなさま。 0
董狐の筆 トウコのふで 権勢に屈せず、ありのままに歴史を記すこと。故事 中国、晋(シン)の霊公(レイコウ)が、趙穿(チョウセン)に殺されたとき、執政の大臣で同じく趙一族の趙盾(チョウトン)が趙穿を討伐しなかったことを、当時の晋の史官の董狐が、趙盾に罪があるとして「趙盾、その君を殺す」と記録した故事から。〈『春秋左氏伝』〉 0
為政 イセイ [1],[0] 政治を行うこと。「―の中心となる大物政治家」 0
断雲 ダンウン 「断雲(ちぎれぐも)」に同じ。片雲 0
防縮 ボウシュク [0] 布地などがちぢむのを防ぐこと。「―加工を施す」 0
涌出 ユウシュツ [0] わき出ること。「温泉が―する」表記「湧出」とも書く。参考「ヨウシュツ」とも読む。 0
大腿 ダイタイ [0] 足のつけねからひざまでの部分。ふともも。「落ちて―部を強打した」 0
碇泊 テイハク [0] 「停泊」 0
漱石枕流 ソウセキチンリュウ [0] 石に漱ぎ流れに枕す(くちすす) 0
一体分身 イッタイブンシン 仏が人々を救うために、さまざまに化身して現れること。また、一つのものがいくつかに分かれること。参考「分身」は「フンジン」とも読む。 0
終 つい [1] 終わり。はて。最期(サイゴ)。特に、人生の終わり。 0
天涯孤独 テンガイコドク [0],[1] この世に身寄りが一人もなく、独りぼっちであるさま。「―の身」 0
板木 ハンぎ [1],[3] 印刷するために文字・絵画・図形などを彫った板。表記「版木」とも書く。参考「バンぎ」と読めば、集会の合図や警報として寺院で打ち鳴らす板のこと。 0
補聴器 ホチョウキ [2] 聴力を補うために耳に当てて使う器具。聴話器 0
皇儲 コウチョ 天皇の世継ぎ。皇太子。皇嗣参考「儲」は後継の意。 0
玉稿 ギョッコウ [0] 他人の原稿に対する敬称。「―をいただく」 0
図図しい ズウズウ-しい [5] ふつうの人なら遠慮してやらないことを、平気でやるさま。あつかましい。「―い態度」「先着順なのに割り込むとは―い」 0
会釈 エシャク [1] ①軽く頭を下げておじぎをすること。「軽く―して別れた」 ②おもいやり。「彼は遠慮―もない奴だ」 ③仏典などを理解し解釈すること。 0
必要は発明の母 ヒツヨウはハツメイのはは 発明は必要から生まれるということ。人は必要に迫られ、あれこれ工夫を重ねて発明を生む意から。 0
黄鼬 てん [1] イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。 貂(てん) 1
庭叩き にわたたき セキレイの別称。秋由来尾を絶えず上下に振る姿が庭をたたくように見えることから。 鶺鴒(セキレイ) 0
昨日の襤褸(つづれ)、今日の錦(にしき) きのうのつづれきょうのにしき 世の栄枯盛衰の激しいたとえ。「襤褸」は、ぼろぼろの着物のこと。 参考「昨日の錦、今日の襤褸」ともいう。 昨日の花は今日の夢 1
副業 フクギョウ [0] 本業のかたわらに行う仕事。サイドビジネス。内職。本業 0
温良恭倹譲 オンリョウキョウケンジョウ 温和でやさしくおだやかに、人を敬ってつつましく応対すること。孔子が人と接するときの態度をいう語。〈『論語』〉 0
鈍根 ドンコン [0] 頭のはたらきや理解力が乏しいこと。利根 0
旅寓 リョグウ 旅先での宿。旅の宿り。旅宿・旅次参考「寓」は身を寄せる意。 0
半片・半平 ハンペン 魚のすりみにヤマノイモ・でんぷん・調味料などを混ぜて蒸し固めた食品。由来初めてつくった料理人の名「半平(はんぺい)」が転じたものという。参考「半片」にはひときれの半分の意もある。 0
斎日 サイジツ [0] ものいみをする日。精進(ショウジン)する日。 参考「サイニチ」とも読む。 0
蔵浚え くらざらえ 売れ残りの在庫品を集めて、整理してしまうために安売りすること。蔵払い。 0
加薬 カヤク [0] ①漢方で、主となる薬に補助薬を加えること。また、その薬。 ②ネギ・唐辛子・大根おろしなど料理に風味を添えるもの。薬味 ③五目ご飯やうどんに入れる肉や野菜などの具。「名物の―うどん」 0
用談 ヨウダン [0] ①用件についての話し合い。 ②仕事上の話し合い。商談 0
嘉節 カセツ [0] めでたい日。祝日。「天長の―」嘉日・賀節表記「佳節」とも書く。 0
亡君 ボウクン [1] なくなった主君。また、なくなった先代の主君。「―の仇(あだ)を討つ」 0
失脚 シッキャク [0] 失敗して地位や立場を失うこと。「大統領の―を謀(はか)る」 参考もとは、あしをふみはずす意。 0
鉄蕉・鉄樹 そてつ ソテツ科の常緑低木。由来「鉄蕉・鉄樹」は漢名から。 蘇鉄(ソテツ) 1
炭素 タンソ [1] 高温では燃えて二酸化炭素となる元素。天然には石炭・ダイヤモンドなどが単体として存在する。 0
揮う ふる-う [0] ①手や手に持つ物をふり回す。動かす。 ②力などを十分に現す。「自慢の腕を―う」 ③書画をかく。「絵筆を―って描く」 ④ふり払う。ふり落とす。「涙を―う」 0
重文 ジュウブン [0] ①一文のなかに、主語と述語の関係が並列して二つ以上入っている文。 単文・複文 ②「重要文化財」の略。 0
体腔 タイコウ [0] 動物の、体壁と内臓との間の空所。胸腔・腹腔など。参考医学用語では「タイクウ」と読む。 0
未到 ミトウ [0] まだ、だれも到達した人がいないこと。「前人―の大記録が誕生した」 0
善悪 ゼンアク [1] よいことと悪いこと。また、善人と悪人。「―の判断ができる年齢だ」 0
亀手 キシュ あかぎれの手。寒さなどで亀甲(キッコウ)模様のように、ひび割れた手。参考「キンシュ」とも読む。 0
燃犀の見 ネンサイのケン 見識が豊かで事物を的確に見抜く能力のあるたとえ。サイの角(つの)を燃やして深い淵(ふち)を照らし、底のさまざまなありさまを見る意から。〈『晋書(シンジョ)』〉参考「燃犀の明」ともいう。 0
性癖 セイヘキ [0] もって生まれた性質。性質上のかたより。おもに悪いくせをいう。「爪(つめ)を嚙(か)む―がある」 0
女は己(おのれ)を説(よろこ)ぶ者の為(ため)に容(かたち)づくる おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる 女性は自分を愛してくれる人のために、容姿を飾るものである。〈『史記』〉 0
避寒 ヒカン [0] 冬の一時期、暖かい土地に行き、寒さをさけること。「―を兼ねて温泉に滞在する」避暑 冬 0
演じる エン-じる [0],[3] ①演技をする。演奏をする。 ②役割をはたす。「国際社会で小さな外交官を―じた」 ③人目につくことをしでかす。「醜態を―じた」 0
庠序 ショウジョ [1] 学校。 庠校 由来中国で、地方の学校のことを、殷(イン)代には「序」、周代には「庠」といったことから。 0
点呼 テンコ [1] 一人一人の名を呼んで、出欠や人数を調べること。「出席者の―をとる」 0
喚呼 カンコ [1] 呼び叫ぶこと。大声で叫ぶこと。「人々の―する声を聞く」喚叫(カンキョウ) 0
寒村 カンソン [0] 貧しく寂しそうな村。さびれた村。「山間(やまあい)の―」 0
分 ブ [1] ①長さ・重さ、また体温・角度など数値の単位。「体温は三六度五―」 ②江戸時代の貨幣単位で、一両の四分の一。「一―銀」 ③利害や優劣などの度合。「この試合は―が悪い」「こちら側に―のよい契約」 ④全体からみて一〇分の一。「桜が三―咲き」参考「フン」と読めば、時間・角度・重さの単位。 0
襲来 シュウライ [0] 不意に激しくおそってくること。来襲。「大型台風が―した」「敵機―」「蒙古(モウコ)―」 0
歎服 タンプク 感じ入って心からしたがうこと。表記「嘆服」とも書く。 0
動じる ドウ-じる [0],[3] 心が動く。あわてる。動揺する。「なにがあろうと―じない」 0
白璧の微瑕 ハクヘキのビカ すぐれたものにわずかな欠点のあるたとえ。完全無欠でないことのたとえ。白い輪になった玉(ギョク)に、ほんのわずかのきずがある意から。〈昭明太子の文〉 0
目刺し めざし [0] イワシやヒコイワシの目に竹串(たけぐし)やわらを通して塩を振り、数尾ずつ連ねて干した食品。春 0
的確 テキカク [0] 本質をぴたりとついているさま。「状況を―に判断する」表記「適確」とも書く。参考「テッカク」とも読む。 0
魂消る たまげ-る [3] びっくりする。「あまりに高価で―げた」由来びっくりして魂が消える意から。 0
楫 かじ [1] 舟を進めるために用いる道具。櫂(かい)・櫓(ロ)などの類。 0
反動 ハンドウ [0] ①与えた力の正反対の方向に生じる力。反作用。 ②ある動きや運動に対し、それに反対する動き・運動。 ③歴史の流れに逆らう保守的な傾向。「―勢力」 0
浮鮴・浮吾里 うきごり ハゼ科の淡水魚。各地の河川や湖沼にすむ。体には雲形の斑紋(ハンモン)がある。食用。 0
玩具 おもちゃ [1] ①「玩具(ガング)」に同じ。 ②なぐさみもの。「―にする」 1
娼妓 ショウギ [1] ①宴席で歌をうたったり舞をまったりする女性。 ②もと、特定地域で売春を許可された女性。 公娼 表記「倡妓」とも書く。 0
相対済し令 あいタイすましレイ 江戸時代、金銭の貸借に関する訴訟は、奉行所で受理しないで当事者間で解決するようにした法令。 参考享保の改革で発令されたが、その後も何回か行われた。 0
直往邁進 チョクオウマイシン [0] まっすぐに、元気よく勇んで進むこと。「直往」はまっすぐに行く、「邁進」は勇んで進む意。勇往邁進 0
秋思 シュウシ [1] 秋に感じる、もの寂しい気持ち。 秋 0
扉 とびら [0] ①建物などの出入り口の、半回転する戸。開き戸。ドア。 ②書物の見返しの次のページ。書名や著者名などを記す。雑誌では、本文の前の第一ページ。題字や巻頭言などを記す。 0
闃か しず-か 人けがなく、ひっそりとしているさま。 0
螺髪 ラハツ ①ちぢれて巻貝の殻のような形になっている髪。 ②仏像に特有な頭髪の形式。参考「ラホツ」とも読む。 0
呼称 コショウ [0] 名づけて呼ぶこと。また、その呼び名。 0
内憂外患 ナイユウガイカン [0] 内部の心配事と外部から受ける災難。国内で起きる問題と、外国との間に生じるさまざまな摩擦。〈『春秋左氏伝』〉内患外禍 0
御取越 おとりこし 親鸞(しんらん)の忌日(命日)である陰暦一一月二八日を引き上げて、それ以前に法事を行うこと。引上会(インジョウエ)。 0
半醒半睡 ハンセイハンスイ [0] なかば目覚め、なかば眠っている状態。夢うつつ。半覚半醒 0
寝汗 ねあせ [0] 体調のよくないときなどにかく、寝ている間の汗。「風邪による発熱で―をかいた」 参考「盗汗」とも書く。 0
忘形 ボウケイ ①自分の肉体をわすれ、無為自然の道を悟ること。 ②人の外見や地位などを問題にしないこと。「―の交わり(親密な交際)」 0
碁子麺 キシメン [0],[2] うどんの一種で、平打ちにしたもの。ひもかわ。 由来もとは、小麦粉をこねて平らに延ばし、竹筒で碁石の形に打ち抜いた食品を指したことから。 0
輔車相依 ホシャソウイ 互いに助け合っている関係のたとえ。「輔」は頰骨(ほおぼね)、「車」は下顎(したあご)の骨の意。〈『春秋左氏伝』〉唇歯輔車(シンシホシャ) 0
古人 コジン [1] 昔の人。特に、昔のすぐれた人。「―に学ぶ」昔人今人 0
斬髪 ザンパツ 髪を切ること。特に、ざんぎりにすること。 散髪・断髪 0
集く すだ-く 虫などが群がって鳴く。「草むらに―く虫の音を聞く」 0
山蘭 やまあららぎ コブシの別称。 春 0
圧殺 アッサツ [0] ①おしつけて殺すこと。 ②相手の意見や行動をむりやりおさえつけること。「反対意見を―する」 0
特務 トクム [1] 特別の任務。特殊な任務。スパイなど。「―機関」 0
男尊女卑 ダンソンジョヒ [5] 男性を尊び重んじて、女性を卑しみ軽んじること。「―の風潮を改める」女尊男卑 0
悶絶 モンゼツ [0] もだえ苦しんで気絶すること。「当て身をくらって―した」 0
呪術 ジュジュツ [1],[0] さまざまな超自然的な現象を起こそうとする神秘的な術。まじない・魔法など。 呪法 0
連枝草 うまごやし マメ科の二年草。由来「連枝草」は漢名から。 苜蓿(うまごやし) 1
馬銜 はみ [2] ①ウマの轡(くつわ)で、口にくわえさせる部分。 ②荒馬を静めるのに口にかませて頭にしばっておく縄。 1
騒客 ソウカク 詩人。風流の士。騒人。 0
度肝・度胆 ドぎも きも。きもったま。「―を抜く(ひどく驚かす)」参考「ド」は強めの接頭語。 0
掌編・掌篇 ショウヘン きわめて短い文学作品。「―小説」 参考短編よりもさらに短いものをいう。 0
環 わ [1] 細長いものを曲げて、円形にしたもの。また、その形。「指―」「―をつくって取り囲む」表記「鐶」とも書く。 0
迂曲 ウキョク [0] ①うねうねと曲がりくねるさま。 ②遠回しなこと。「―の弁解」表記「紆曲」とも書く。 0
測量 ソクリョウ [0],[2] 器械などを用いて、地表上にあるものの長さ・面積・高さ・深さなどをはかり調べること。「―技術」 0
詭詐 キサ いつわり、あざむくこと。いつわり。うそ。譎詐(ケッサ)・(キッサ) 0
東道の主 トウドウのシュ 道案内をする人。また、客をもてなす世話役のこと。故事中国、春秋時代、強国の秦(シン)と晋(シン)の軍勢に取り囲まれた鄭(テイ)の燭之武(ショクシブ)が、秦に対して、鄭は東方の主人となって秦のためにつくしたいと申し出て許され、危機を脱した故事から。〈『春秋左氏伝』〉 0
煙霧 エンム [1] ①煙のような霧やもや。「晩秋の―が草原を包む」 ②排気ガスや煤煙(バイエン)などが原因で、大気中に多量の粉塵(フンジン)が浮遊し、白っぽく濁って見える現象。住民の健康に害を及ぼす。スモッグ。 0
難平 ナンピン [0] ①相場の高騰・下落のときにさらに売り増し・買い増しをし、損失を平均化して回復させること。 ②おろか者。身の程知らず。 由来②裏付けもなく①を行い損をすることから。参考①「損(難)を均(なら)す」意。 0
養成 ヨウセイ [0] ある目的のために、教授・訓練を重ねて育てること。「介護福祉士の需要が増えて―が追いつかない」育成 0
講堂 コウドウ [0] ①学校などで、多くの人を集めて儀式や講演を行うための広い建物。 ②説法や講話を行うための建物。七堂伽藍(ガラン)の一つ。 0
巡回 ジュンカイ [0] ①見てまわること。「警備員が構内を―する」 巡視・巡察・巡閲 ②順にまわること。「―映画を計画する」「―裁判」「―図書館」 0
冒頭 ボウトウ [0] ①物事のはじめ。前置き。 ②文章・談話・討論などのはじめ。「交渉は―から紛糾した」末尾 0
通則 ツウソク [0] ①一般に適用される規則。変則 ②全般に通じる規則。細則 0
暢気 のんキ [1] ①心配や苦労がないさま。「引退して―な身分だ」「―にかまえる」 ②のんびりと気の長いさま。「―な性格」表記「暖気・吞気」とも書く。 0
酥油 ソユ 乳から作った、バターに似た油。食用・薬用。また、密教で護摩木をたいて仏に祈る際にも用いる。 表記「蘇油」とも書く。 0
慮る おもんぱか-る [5] 深く思案する。よくよく考える。「相手の体面を―るべきだ」参考「思いはかる」の転。 0
爛然 ランゼン きらきらと光り輝くさま。あざやかで美しいさま。燦然(サンゼン)・燦爛(サンラン) 0
岳樺 だけかんば [3] カバノキ科の落葉高木。高山に自生。シラカバに似るが、それより高所に分布。早春、新葉に先立って淡黄褐色の雄穂・雌穂をつける。材は彫刻・細工用。 0
鳶飛魚躍 エンピギョヤク 万物が自然の本性にしたがって生き、自由に楽しみを得ていることのたとえ。また、君主の恩徳が広く及ぶことのたとえ。トビが空に飛び、魚が淵(ふち)におどる意から。〈『詩経』〉 0
令妹 レイマイ [0] 他人の妹を敬っていう語。令姉 0
世界 セカイ [1] ①地球全体。また、視野全体。「見渡すかぎりの銀―」 ②地球上のすべての地域。万国。「―の人口」 ③人の世。世間。「―の狭い人」 ④同類のものがつくる、一定の秩序ある集まり。「芸能人の―」 ⑤芸術家や芸術作品に感じられる特有の場や像。「源氏物語の―」 参考「世」は過去・現在・未来を、「界」は東・西・南・北・上・下をいう。 0
小鼓 こつづみ [1] 小さい鼓。左手で緒(お)をとり、右肩にのせて右手で打つ。能楽などの囃子(はやシ)に使う。 大鼓 0
睚眥の怨(うら)み ガイサイのうらみ ほんのわずかなうらみ。ちょっとにらまれた程度のうらみの意から。「一飯の徳も必ず償い―も必ず報ゆ」〈『史記』〉 0
救急 キュウキュウ [0] 急に起こった災難をすくうこと。特に、負傷や急病の人に対する応急手当など。「―車」「―病院」 0
講筵 コウエン 講義や講演をする席。「―に列する」講席参考「筵」はむしろの意。 0
飴 あめ [0] ①米・いもなどのでんぷんを麦芽(バクガ)で糖分に変えて作った甘味食品。「―をしゃぶる」 ②人を喜ばせてだますもの。「―をなめさせて味方につける」 0
蟠屈 バンクツ ①めぐり曲がること。 ②わだかまったまま気が晴れないこと。表記「盤屈」とも書く。参考「ハンクツ」とも読む。 0
頑冥不霊 ガンメイフレイ [0] 頑固で道理に暗く、頭のはたらきが鈍いこと。参考「冥頑不霊」ともいう。 0
貴意 キイ [1] 相手の気持ちや意見をいう敬称。お考え。御意見。多く、手紙に用いる。「―にしたがいます」 0
食蟻獣 ありくい [0],[2],[3] アリクイ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。中南米の森林にすむ。頭は円柱形で口先が長く、歯がない。細長い舌でアリをなめて食べる。 由来「食蟻獣」は漢名から。 表記「蟻食」とも書く。 1
逆波・逆浪 さかなみ 「逆浪(ギャクロウ)」に同じ。 0
所宛・所充 ところあて ①平安・鎌倉時代、諸宮司・諸官寺の行事の主宰者を任命して分担させたこと。また、分担された行事。 ②摂関家などで、諸行事の費用を家司(いえづかさ)に割り当てること。 0
出来高 できだか [2],[0] ①仕事のでき上がりの総量。「―払い」 ②農作物の収穫量。生産高。「今年の―は例年よりも多い」 ③取引所で、売買取引の成立した総株数。 0
綸言 リンゲン [0] 天子の言葉。みことのり。由来天子の発言は最初は細い糸のように思われても、末端にいくにつれて太くなり、大きな影響力をもつことから。 0
大器晩成 タイキバンセイ [1] 大人物は普通の人より遅れて頭角を現すということ。大きな器は、完成するまでに時間がかかる意から。〈『老子』〉「―型の人物」
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・危険には、飛びこむべきか?避けるべきか?~矛盾する故事成語、ことわざ~ (公財)日本漢字能力検定協会
四字熟語根掘り葉掘り70:賛美歌の響きと「大器晩成」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
感慨無量 カンガイムリョウ [0] 深く感じて、しみじみとする情がはかりしれないこと。「久しぶりの再会に―です」参考略して「感無量」ともいう。 0
駆虫剤 クチュウザイ [2] ①害虫を退治する薬。殺虫剤。「―を散布する」 ②腸内の寄生虫を取り除く薬。虫くだし。「―を服用する」 0
性善説 セイゼンセツ [3] 古代中国の孟子(モウシ)が唱えた、人の本性はもともと善であるという説。 性悪説 0
価額 カガク [0] 物の値打ちに相当する金額。「財産の―」「課税―」価格参考「価格」は物の値打ちの貨幣による表示一般を指し、「価額」は表示された金額そのものを指す。 0
逡く しりぞ-く ①あとずさりする。しりごみする。 ②たちすくんでためらう。 0
厩舎 キュウシャ [1] ①ウマを飼う所。馬小屋。うまや。「―に馬を引き入れる」 ②競走馬の訓練をする所。 0
閃く ひらめ-く [3] ①一瞬強く光る。「稲妻が―く」 ②風にひらひらとゆれ動く。「旗が―く」 ③瞬間的に着想を得る。「妙案が―く」 0
蕭 よもぎ [0] キク科の多年草。 蓬(よもぎ) 0
彼を知り己を知れば、百戦殆(あや)うからず かれをしりおのれをしればヒャクセンあやうからず 相手方の実力や味方の実力を知り尽くしたうえで戦えば、何回戦っても敗戦はないということ。〈『孫子』〉 0
早熟 ソウジュク [0] ①年齢のわりに肉体的・精神的な発達が早いこと。ませていること。 早成 ②果物などがふつうより早く熟すこと。早生(わせ)。 ①②晩熟 0
海髪 いぎす [2] 紅藻類イギス科の海藻。各地の潮間帯の岩や他の海藻に生える。糊(のり)の原料や刺身のつまに用いる。 由来毛髪状に分枝することから。表記「髪菜」とも書く。参考「おごのり」と読めば別の海藻。 1
合着 あいぎ [0],[3] ①上着と下着との間に着る衣服。 ②「合服(あいフク)」に同じ。表記「間着」とも書く。 0
瞿麦 せきちく [2] ナデシコ科の多年草。 由来「瞿麦」は漢名から。 石竹(セキチク) 1
寝首 ねくび [0] 寝ている人の首。「―を搔(か)く(油断に乗じて、相手をおとしいれること)」 0
春の七草 はるのななくさ [1],[2] 春を代表する七種類の草花。セリ・ナズナ・ゴギョウ(ハハコグサ)・ハコベ・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)。正月七日に粥(かゆ)に入れて食べる。 秋の七草 新年 0
制覇 セイハ [1] ①他人を制して覇権を握ること。 ②競技、試合などで首位を勝ち取ること。「全国―を目指してがんばろう」 0
迂回・迂迴 ウカイ まわり道すること。遠まわりすること。「工事中なので―する」直行 0
氾濫 ハンラン [0] ①河川の水が堤防などからあふれ出ること。「―原」洪水 ②好ましくない物が、世の中に多く出まわること。「悪書が―している」表記「汎濫」とも書く。 0
蛙 かえる [0] 無尾目の両生類の総称。水辺などにすみ、小さい虫を食べる。幼生は「おたまじゃくし」で、水中にすむが、変態して陸に上がる。春参考「かわず」とも読む。 0
立ち開かる たちはだ-かる [5],[0] ①行く手をさえぎるように、相手の前に足を広げて立つ。「大男が目の前へぬっと―る」 ②障害が行く手をさえぎって邪魔をする。「国際結婚の前途には困難が―っているかもしれない」 0
冷遇 レイグウ [0] 人をひややかに扱うこと。冷淡な待遇。「実力があるのに―されている」厚遇・優遇 0
早生児 ソウセイジ [3] 早産で生まれた子。月足らずで生まれた子。 早産児 0
営営 エイエイ [0] 一生懸命に励むさま。「―として築きあげた事業」孜孜(シシ) 0
不世出 フセイシュツ [2] 世にまれな、すぐれた存在であること。めったに現れないほどすばらしいこと。〈『史記』〉「―の名工」 0
鷹居 たかすえ 「鷹匠(たかジョウ)」に同じ。 1
鶪の速贄 もずのはやにえ モズが虫やカエルをとって小枝に刺しておくもの。モズのささげる供物の意。秋由来秋にモズが枝にさしておいた獲物が、春に他の鳥のえさになることから。 0
一挙両失 イッキョリョウシツ 一つの行動で、同時に二つのことがだめになること。〈『戦国策』〉一挙両得・一石二鳥 0
出来 シュッタイ [0] ①事件が起こること。 発生・勃発(ボッパツ) ②物事が出来上がること。「近日―予定の工事」 完成 参考「シュツライ」の転じたもの。 参考「でき」と読めば、できたもの・収穫の意になる。 0
減る へ-る [0] 数量・程度が少なくなる。「最近は子どもの数が―りつづけている」 0
脾臓 ヒゾウ [0] 胃の左後ろにある楕円(ダエン)形の臓器。白血球をつくり、古くなった赤血球を破壊し、また血液をたくわえる器官。 0
蚕糸 サンシ [1] ①蚕の繭からとった糸。絹糸。生糸(きいと)。「―を紡ぐ」 ②養蚕と製糸。「―業」「―試験場」 0
選ぶ えら-ぶ [2] ①多くのなかから目的・条件にあうものを取り出す。「代表者を―ぶ」 ②適当な原稿を集めて書物を作る。編集する。「歌集を―ぶ」 表記②「撰ぶ」とも書く。 0
貉 むじな [0] ①アナグマの別称。 ②タヌキの別称。①②冬表記「狢」とも書く。参考②アナグマとタヌキを混同しての呼称。 0
冬期 トウキ [1] 冬の期間。「―通行禁止区間の山岳道路」夏期 0
粧す めか-す [2] 身なりを飾り立てる。おしゃれをする。「―しこんで出掛ける」 0
郊社 コウシャ 「郊祀(コウシ)」に同じ。参考「郊」は冬至に天をまつる、「社」は夏至に地をまつる意。 0
田荘・田所 たどころ ①田のある所。田。②大化の改新以前、豪族の私有地。③古代・中世、田園の事務を行った役所。 1
諸子 もろこ [0] コイ科のタモロコ属とイトモロコ属の淡水魚の総称。特に、ホンモロコ。暖地の湖沼にすむ。全長約一二(センチメートル)。体は青灰色。美味で、照り焼きやすしにする。 春 参考「ショシ」と読めば別の意になる。 0
承嗣 ショウシ 親のあとを受け継ぐこと。また、受け継ぐ人。あとつぎ。 継嗣・嗣子 0
福笑い フクわらい [3] 正月の遊びの一つ。目隠しをして、顔の輪郭だけが描かれた紙の上に、眉(まゆ)・目・鼻・口を描いた紙を置いてゆき、出来上がった顔の滑稽(コッケイ)さを笑うもの。新年 0
紋様 モンヨウ [0] ①「紋章①」に同じ。 ②模様。表記「文様」とも書く。 0
捲土重来 ケンドチョウライ [1] 一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返しをすること。「捲土」は砂ぼこりを巻き上げる、「重来」は再び来る意。戦に敗れた者が砂ぼこりを巻き上げるような勢いで再び攻めて来る意から。〈杜牧(トボク)の詩〉表記「捲土」は「巻土」とも書く。参考「重来」は「ジュウライ」とも読む。一蹶不振(イッケツフシン)
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漢字の豆知識 難しい漢字が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会
四字熟語根掘り葉掘り45:漢和辞典と「捲土重来」の謎
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
対比 タイヒ [0],[1] 二つのものを比べること。また、二つのものにはっきりしたちがいがあること。対照・比較 0
猪口 チョコ [1] ①小さい陶磁器のさかずき。おちょこ。 ②①の形に似た、酢の物などを盛る器。参考「チョク」とも読む。 0
中途 チュウト [0] 道のりや定まった期間のなかほど。物事の半ば。「道の―で引き返す」「―退学」途中 0
酒肴 シュコウ [0] 酒と酒のさかな。酒と酒を楽しむための料理。「―を整える」 0
累世同居 ルイセイドウキョ 幾代にもわたる同族が、同じ家にともに住むこと。参考「累世」は世代を重ねる、代々の意。 0
兄弟 キョウダイ [0] ①親を同じくする子どうし。 ②婚姻などで義兄・義弟となった人。義兄弟。 ③男同士の親しい間柄で呼ぶ語。兄弟分。参考①②姉妹・兄妹・姉弟などの間柄でもいう。
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漢字の豆知識 兄弟は「ケイテイ」と読む?ちょっと読み方が違う専門用語【法律編】 (公財)日本漢字能力検定協会 0
愛慾 アイヨク [0] 愛欲 0
天手古舞 テンてコまい [4] ①非常に忙しくて、休む暇もなく立ち働くこと。「―の忙しさ」 ②うろたえて騒ぐこと。「急な来客に―する」由来「天手古」は、里神楽(さとかぐら)などの太鼓の音のことで、その音につられて舞う意から。 0
開平 カイヘイ [0] 数学で、平方根を求めること。また、その計算方法。 0
恐惶謹言 キョウコウキンゲン [0] おそれながら謹んで申し上げる意で、手紙の終わりに書いて相手に敬意を表す語。恐惶敬白参考「恐恐謹言」ともいう。 0
解職 カイショク [0] 命令によって職務をやめさせること。免職・解雇 0
督促 トクソク [0] せきたてること。催促すること。特に、債務履行の催促。「図書館から本の返却の―状が届いた」 0
創建 ソウケン [0] 建物などをはじめてつくること。「平安時代に―された寺」 0
艦船 カンセン [0],[1] 軍艦と船舶。 0
鞍部 アンブ [1] 山の尾根が少しくぼんでいるところ。コル。 0
要路 ヨウロ [1] ①主要な交通路。「全国の―で検問が行われた」 ②重要な地位。「政府の―にある人物」 0
戦意 センイ [1] たたかおうとする意気込み。「―を喪失する」 0
初乗り はつのり [0] ①新年になってはじめて乗物やウマに乗ること。 ②新しくできた乗物に、初日に乗ること。また、はじめて乗ること。「新規開業したジェットコースターの―」 ③運賃の最低単位の、最初の乗車区間。「―料金」 0
落ち武者は芒の穂にも怖ず おちムシャはすすきのほにもおず 何かをこわがっていると、恐れるに足らないものまですべて恐ろしく感じるたとえ。「落ち武者」は、戦いに敗れて逃げる武士のこと。 0
友引 ともびき [0] 六曜の一つで、勝負なしの日。友引日。参考陰陽道(オンヨウドウ)の凶事が友人に及ぶという方角の意と混同し、また俗に「友を引く」から、この日に葬式をすることを忌み嫌うようになった。 0
旋盤 センバン [0] 工作機械の一つ。加工物を主軸にとりつけて回転させ、刃物をあてながら切削(セッサク)や切断・孔(あな)あけなどを行う。「―工」 0
胎児 タイジ [1] 母親の胎内にある子。「―のように丸くなって寝る」 0
一昨日 イッサクジツ [3] おととい。きのうの前日。 0
身屋・身舎 もや ①寝殿造で、家屋の中央の間。 ②離れや物置に対して住居として用いる建物。おもや。 表記「母屋」とも書く。 1
窮死 キュウシ [0] 生活や病気で苦しみ、困窮のうちに死ぬこと。 0
闕所 ケッショ [0] ①鎌倉・室町時代、敗戦や謀反などによって幕府に没収された所領。 ②江戸時代の刑罰の一つ。死罪・追放などに付加して財産や地所を没収した。表記②「欠所」とも書く。 0
香合・香盒 コウゴウ 香を入れるふたのついた容器。香箱 0
庭 にわ [0] ①敷地内の建物のない所。特に、草木を植えたり池を造ったりした場所。庭園。 ②物事を行う所。「裁きの―」 0
馬蹄草 かきどおし シソ科のつる性多年草。道端に自生。春、淡紫色で唇形の花をつける。春由来「馬蹄草」は漢名より。和名は、茎が垣根を通り抜けて伸びることから。表記「連銭草・垣通」とも書く。 1
宵っ張りの朝寝坊 よいっぱりのあさねボウ 夜はおそくまで起きていて、朝はおそくまで寝ていること。また、そういう人。「始業時刻が早く、―には辛(つら)い」 0
水路 スイロ [1] ①水を送る通路。水が流れる通路。送水路。 ②船が航行する通路。また、それを利用した交通。 海路 陸路 0
偏在 ヘンザイ [0] かたよって存在すること。「権力の―により、政治にゆがみが生じる」「石油資源は―する」遍在 0
俠 きゃん ①勇み肌でいきなこと。また、その人。 ②おてんば。おきゃん。 0
英霊 エイレイ [0] ①すぐれた人の霊魂。 ②死者の霊。特に戦死者の霊に対する敬称。 0
火除け ひよけ [0],[3] ①火事の延焼を防ぐこと。また、その設備。「―地」 ②火事予防。また、そのための神仏のお札。「―のお守り」火伏せ 0
供御 クゴ [1] ①天皇・上皇・皇后・皇子の飲食物。 ②武家時代、将軍の飲食物。 ③「飯」の女房詞(ことば)。 0
音盤 オンバン [0] 蓄音器で再生する録音盤。レコード。ディスク。 0
奉戴 ホウタイ [0] 謹んでいただくこと。「戴」は長としてあがめる意。「君主として―する」 0
謗る そし-る [2] 悪口を言う。公に非難する。言葉で攻撃する。「政敵を―る」 0
義民 ギミン [0],[1] 正義や人道のために身を投げ出してはたらく人。特に、百姓一揆(イッキ)の指導者などをいう。義人 0
成分 セイブン [1] ①まじりあって一つのものを構成しているそれぞれの物質。構成要素。「基礎食品の―表」 ②文法で、一つの文を構成している各部分。主語・述語・修飾語など。 0
傍線 ボウセン [0] 注意や強調などをするため、文字や文章のわきに引く線。サイドライン。「重要な部分に―をつける」 0
殺生禁断 セッショウキンダン [1] 仏教の慈悲の精神から、生き物を捕獲したり殺したりするのを禁止すること。 0
燃料 ネンリョウ [3] 燃やして熱・光・動力などを得る材料。薪・石炭・石油・ガスなど。 0
訐く あば-く 人の秘密をさぐり出し、本人にむかって言う。「面とむかって―く」 0
塹壕 ザンゴウ [0] ①城の周囲のほり。 ②敵の攻撃を防ぐために、地面を掘りさげて一段と低くしたからぼり。 0
仰望 ギョウボウ [0] ①あおぎのぞむこと。あがめ、期待すること。「平和な世界を―する」 ②尊敬し、したうこと。心を寄せしたうこと。「富士山を―する」仰慕(ギョウボ) 0
炸裂 サクレツ [0] 爆弾・砲弾などが爆発して、はじけ散ること。「ミサイルが―する」 0
公述 コウジュツ [0] 公聴会など、おおやけの場で意見を述べること。 0
紛れる まぎ-れる [3] ①他のもののなかに入り混じって、わからなくなる。「繁華街で人混みに―れる」 ②他に気を奪われて、本来のことを忘れる。「多忙に―れて失念した」 0
怪傑 カイケツ [0] すぐれた腕前や特別な能力をもった不思議な人物。 0
鑠かす と-かす 金属を熱して液体とする。 表記「爍かす」とも書く。 0
膿瘍 ノウヨウ [0] 皮膚や内臓などに細菌が侵入してそこにうみがたまる病気。 0
清白 すずしろ [0] ダイコンの別称。春の七草の一つ。 新年 表記「蘿蔔」とも書く。 1
空位 クウイ [1] ①国王の地位などがあいていること。また、その地位。 ②名ばかりで実質の伴わない地位。 0
喧騒・喧噪 ケンソウ やかましいさま。騒がしいさま。「巷(ちまた)の―が聞こえる」喧然 0
霍公鳥 ほととぎす ホトトギス科の鳥。 杜鵑(ほととぎす) 1
紫薇 さるすべり ミソハギ科の落葉高木。 由来「紫薇」は漢名から。 百日紅(さるすべり) 1
照覧 ショウラン [0] ①神仏や貴人がご覧になること。「主よ、ご―あれ」 ②はっきりと見ること。 0
獄門 ゴクモン [0] ①牢獄(ロウゴク)の門。 ②江戸時代の刑罰の一つで、罪人の首をろうやの門や刑場などにさらすこと。さらし首。 0
獣 けだもの [1] ①全身が毛でおおわれた、四足歩行の哺乳(ホニュウ)動物。けもの。 ②人間的な心のない残忍な行いをする者に対するののしりの言葉。 0
巻帙 カンチツ ①書物の巻(まき)と、巻を包む帙(和本のいたみを防ぐため、厚紙に布を張ったおおい)。 ②書物。 0
謂れ いわれ [0] ①理由。わけ。「苦情をもちこまれる―はない」「―のない非難」 ②由来。由緒。いわく。「寺の―を知る」 0
杯 さかずき [1] ①酒を飲む小さな器。「三三九度の―を交わす」猪口(チョコ) ②「杯事」の略。約束を固めるために、杯を取り交わして酒を飲むこと。 表記「盃」とも書く。 参考酒坏(さかつき)の意。 0
北面 ホクメン [0] ①北に向いていること。また、北側の面。南面 ②臣下として君主に仕えること。 ③「北面の武士」の略。法皇や上皇の院や御所を警護した武士。由来②君主が南面して臣下に対面したことから。 0
羊 ひつじ [0] ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。古くから家畜として世界各地で飼育。草食で性質はおとなしく、体には灰白色の巻き縮れた長い毛が生えている。毛・肉・乳・皮と用途が広い。メンヨウ。 0
陶酔 トウスイ [0] ①気持ちよく酒に酔うこと。 ②自然や芸術などの美にうっとりするほど心を奪われ、その気分にひたること。「古典音楽に―する」 0
古今無双 ココンムソウ [1],[0] 昔から今まで、匹敵するものがないほどすぐれていること。「無双」は比べるものがない意。 0
措大 ソダイ ①すぐれた書生。 ②貧乏な書生。貧しい読書人。多く、さげすみの意を込めていう。 表記「醋大」とも書く。 0
吏員 リイン [1] 公共団体の職員。地方公務員。公吏。官吏。 0
鼈甲蜂 ベッコウばち [3] ベッコウバチ科のハチ。日本から東南アジアに分布。体は黒く、はねの色が黄褐色で鼈甲に似る。雌はクモを捕らえて地中の穴に運び、卵を生みつけて幼虫のえさにする。 0
荒野 コウヤ [1] 荒れ果てた野原。荒れ野。「無人の―をさまよい歩く」参考「あらの・あれの」とも読む。 0
菠薐草 ホウレンソウ [3] アカザ科の二年草。西アジア原産。野菜として世界各地で栽培。ビタミンA・Cや鉄分などに富み、代表的な緑黄色野菜。春由来「菠薐」は漢名からで、ネパール、またはペルシャのことをいう。「菠薐」の「ハロウ」の発音が変わって「ホウレン」となった。表記「法蓮草・鳳蓮草」とも書く。 0
斗 ます [2],[0] ①穀物や酒・油などの量をはかる器。また、その器ではかった分量。 ②ます目。 ③相撲や芝居の、四角に仕切った席。ます席。表記「升・枡」とも書く。 0
貧苦 ヒンク [1] まずしくて生活に苦しむこと。「―にあえぐ」貧窮・貧困 0
面白い おもしろ-い [4] ①楽しく愉快だ。「ピクニックは―かった」 ②興味がわくさま。心ひかれるさま。「―いテーマ」 ③普通と変わっていておかしい。こっけいである。「彼は―い人だ」 ④打ち消しの形で、好ましくない。不満だ。「試合は―くない結果に終わった」 0
昼鳶 ひるとんび [3] 昼間、他人の家に忍びこんで、金品を盗む人。参考「ひるとび」とも読む。 0
供述 キョウジュツ [0] 裁判官・検察官などの職務上の質問に対して、被告人や証人などが事実を述べること。また、その内容。陳述尋問 0
棺槨・棺椁 カンカク 内と外と二重になったひつぎ。参考「棺」は遺体を入れる内箱で、「槨・椁」は棺を入れる外箱。 0
先発 センパツ [0] ①先に出発すること。また、そのもの。「―の電車」 後発 ②スポーツで、試合の最初から出ていること。「―投手」 0
北斗七星 ホクトシチセイ [5] 北天にあって、柄杓(ひしゃく)の形に並んだ七つの星。大熊座の一部。参考「斗」は柄杓の意。 0
渾身 コンシン [0] からだ全体。全身。「―の力で打つ」「―の力をふりしぼる」満身 0
梲が上がらぬ うだつがあがらぬ それなりの努力はしても運が なく、いつまでたってもよい境 遇になれないこと。出世しない。 由来家を新築し、棟上げすることを「梲が上がる」といったことから。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「うだつがあがらない」の「うだつ」ってなに? ~建築用語からできた慣用句 (公財)日本漢字能力検定協会 0
疆域 キョウイキ [0] ①土地や領土のさかい目。国境。くにざかい。 ②国境の内側。 0
採種 サイシュ 植物の種子をとること。「ヒマワリのたねを―する」 0
透かし彫り すかしぼり [0] 彫刻の技法の一つ。木・石や金属などの薄い板の模様をくりぬいて彫ったもの。欄間(ランま)や刀の鍔(つば)の類。 0
職事 ショクジ ①官職上の務め。官として仕えること。 ②職業としての務め。 参考「シキジ」と読めば別の意になる。 0
沖魚汁 おきなじる 漁師がとれたての魚介を入れて作る汁物。沖汁。 0
樽俎折衝 ソンソセッショウ [4] 宴席での外交交渉を有利に運び、戦うことなく国威を高めること。転じて、かけひき。〈『新序(シンジョ)』〉 参考「折衝樽俎」ともいう。 0
秘話 ヒワ [1] 包み隠されて、世間一般には知られていない話。「終戦―」 0
遺戒・遺誡 イカイ 故人がのこしたいましめ。遺訓参考「ユイカイ」とも読む。 0
樗散 チョサン 役に立たない、無能な人や物のこと。参考「樗櫟散木(チョレキサンボク)」の略。「樗」「櫟」「散木」は、いずれも使い道がなく役に立たない木。 0
僭上 センジョウ [0] 身分を越えた振る舞いをすること。「―の沙汰(サタ)」 参考「センショウ」とも読む。 0
知崇礼卑 チスウレイヒ 真の知者は、知識が増せば増すほど、他人に対してへりくだり、礼を尽くすものだということ。「知崇」は知能が高くなる、「礼卑」は礼においてへりくだる意。〈『易経』〉 0
潰乱 カイラン [0] 壊乱 0
善を責むるは朋友の道なり ゼンをせむるはホウユウのみちなり 善を行うように相手にすすめるのは、真の友として当然なすべきことである。「責むる」は当然なすべきことをすすめる意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
活用 カツヨウ [0] ①いかして使うこと。利用すること。「余暇の―」 ②国文法で、用言・助動詞の語尾が語形変化すること。「―形」 0
領 うなじ [1] 首の後ろの部分。首筋。えりくび。「―を垂れる」参考「えり」と読めば別の意。 0
恩顧 オンコ [1] 目上の人が情けをかけてひきたてること。「日ごろの―に報いる」贔屭(ヒイキ)・愛顧 0
花燭 カショク はなやかなともし火。「―の典(結婚式)」表記「華燭」とも書く。 0
冴え返る さえかえ-る [0],[3] ①音や光が澄みわたっている。「真冬の夜空に月が―る」 ②春に寒さがぶり返す。春 ③寒さがきわめて厳しい。 0
越路 こしじ ①「越(こし)」に同じ。 ②越の国へ行く道。参考歌枕(うたまくら)として和歌に詠(よ)まれる。 0
宝祚 ホウソ [1] 天子の位。あまつひつぎ。皇位・玉座参考「祚」は、天から受ける幸い・天子の位の意。 0
牛飲馬食 ギュウインバショク [0] むやみにたくさん飲み食いすること。ウシが水を飲むように、また、ウマがまぐさを食うようにたくさん飲み食いする意。鯨飲馬食・暴飲暴食・痛飲大食 0
小脇 こわき [0] わき。「風呂敷(フロしき)包みを―に抱える」 参考「こ」は接頭語で、わきに関するちょっとした動作にいう。 0
卵巣 ランソウ [0] 動物の雌の生殖器官の一つ。卵子をつくり、雌性ホルモンを分泌する。人間では子宮の両側に一対ある。精巣 0
尿 いばり [0] 血液中の水分や体内の不用物が、膀胱(ボウコウ)にたまって体外に排出される淡黄色の液。小便。小水。「―を垂れる」参考「ゆばり・しと・ニョウ」とも読む。 0
嘴太鴉 はしぶとがらす [5] カラス科の鳥。山林や都市にふつうに見られる。全身黒く、くちばしが太い。ヤマガラス。 0
信 まこと [1] まごころ。誠意。うそいつわりのないこと。真実。 0
入閣 ニュウカク [0] 国務大臣に選ばれて、内閣の一員となること。 0
貝貨 バイカ [0],[1] 貝殻で作った昔の貨幣。タカラガイなどの貝殻製で貴重品とされる。参考古代中国や北米・アフリカなど広い地域の諸民族に使用された。 0
蛍袋 ほたるぶくろ [4] キキョウ科の多年草。山野に自生。夏、白色または淡紅紫色の釣鐘形の花を下向きにつける。ツリガネソウ。夏由来子どもが花にホタルを入れて遊んだことからという。表記「山小菜」とも書く。 0
数える かぞ-える [3] ①順番や数量を調べる。勘定する。「日を―える」 ②数え上げる。列挙する。「地元の名士に―えられる」 0
大いに惑う者は終身解けず おおいにまどうものはシュウシンとけず 自分が迷っていることに気づかない者は一生涯、真理の何たるかを理解することができない。「大いに惑う者」は、自分が迷っていることに気づかない凡人のこと。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
綜べる す-べる ①多くのものをまとめる。 ②まとめた糸を織り上げる。 ③統一し、支配する。 表記①③「総べる」とも書く。 0
閔れむ あわ-れむ 細かいところまで思いやる。同情する。気の毒に思う。表記「愍れむ・憫れむ」とも書く。 0
証し あかし [0] 確かであることのしるし。特に、身の潔白の証明。「身の―をたてる」「人間としての―」 証拠 0
入来 ジュライ [0] 「入来(ニュウライ)」に同じ。 0
石首魚・石持 いしもち シログチの別称。ニベ科の海魚で、体は銀白色。鰾(うきぶくろ)を伸縮させて「グーグー」という音を出す。食用。 夏 由来「石首魚」は漢名から。和名は、頭部にある耳石(ジセキ)が他の魚より特に大きいことから。 参考「石持」は「コクもち」と読めば別の意になる。 1
人相 ニンソウ [1] ①人の容貌(ヨウボウ)。顔つき。「―の悪い男」 ②顔かたちに現れている、その人の性格や未来の運命。「―をみる」 骨相(コッソウ)・手相 0
排出 ハイシュツ [0] ①内部の不要な物を外へ押し出すこと。「有害物質を―する」 ②「排泄(ハイセツ)」に同じ。 0
棲む す-む [1] ①ねぐらにすむ。 ②動物が巣を作り、そこにいつく。 0
論功行賞 ロンコウコウショウ [5] 論功により、ふさわしい賞を与えること。〈『三国志』〉 0
於 オト ①トラの別称。 ②ネコの別称。 0
珊瑚 サンゴ [1] サンゴ科の腔腸(コウチョウ)動物の総称。死んだあと残った骨格は加工して装飾用とする。 0
剣吞 ケンのん あぶなっかしいこと。危険なさま。「―な話に用心する」表記「険吞」とも書く。参考「険難」が変化したものという。 0
浮世絵 うきよエ [0],[3] 江戸時代の、景色や役者などを題材にした風俗画。肉筆や版画によるもの。喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の美人画、安藤広重(あんどうひろしげ)や葛飾北斎(かつしかほくさい)の風景画が名高い。「有名な―が海外へ流出した」 0
時代錯誤 ジダイサクゴ [4] ①時代の異なったものを混同して考えること。 ②時代の流れに合わない昔ながらの言動や考え方。「―の見解」 0
狼藉日 ロウジャクニチ 陰陽道(オンヨウドウ)で、万事に凶である日。三悪日の一つ。狼藉(ロウジャク)。 0
提訴 テイソ [1] 訴訟を起こすこと。訴え出ること。「不利益を受けたので―する」 0
駛い はや-い ①ウマがはやい。 ②動きがはやい。速度がはやい。すばやい。 0
邀撃 ヨウゲキ [0] 攻めて来る敵を、むかえ討つこと。「―態勢を整える」迎撃 0
値踏み ねぶみ [0] 前もって物の値段を見積もること。値づもり。「骨董品(コットウヒン)の―をしてから買値を交渉する」 0
驚かす おどろ-かす [4] びっくりさせる。「今回の事件には―された」 0
折る お-る [1] ①曲げる。「ひじを―る」 ②曲げて切り離す。「枝を―る」「足の骨を―る」 ③紙や布などを曲げて重ねる。たたむ。「新聞紙を―る」「千代紙を―る」 参考②「骨を―る」といえば、「苦労する・身をくだく」の意もある。 0
焦頭爛額 ショウトウランガク 根本を忘れ、末節のみを重視するたとえ。火災の予防を考えた者は賞されず、消火のために頭をこがし額をただれさせた者が賞賛される意から。〈『漢書(カンジョ)』〉 参考「爛額焦頭」ともいう。 曲突薪(たきぎ)を徙(うつ)す 0
平日 ヘイジツ [0] ①常(つね)の日。ふだんの日。「―どおりに出社する」平生(ヘイゼイ) ②土曜日・日曜日・祝祭日など以外の日。ウイークデー。「―ダイヤ」「―料金」休日 0
長患い ながわずらい [3] 長い間病気でいること。また、その病気。「祖父は五年ごしの―だ」 0
国益 コクエキ [0] 国としての利益になること。特に、対外関係についていう。 0
閨怨 ケイエン 夫とはなればなれの妻のうらみや悲しみ。 0
奥床しい おくゆか-しい [5] 気品があり心がひかれる。慎み深くひかえめである。「―い振る舞い」 0
入れる い-れる [0] ①中に入らせる。「客を家に―れる」 ②納める。「服をたんすに―れる」 ③加入させる。「娘を大学に―れる」 ④他人の意見を聞き入れる。「要望を―れる」 ⑤こめる。「身を―れる」 ⑥飲み物を作る。「コーヒーを―れる」 ⑦含める。「消費税を―れた値段」 ⑧はさむ。「疑いを―れる」 ⑨加える。直す。「文章に手を―れる」 ⑩機械などを機能するようにする。「スイッチを―れる」表記④「容れる」、 ⑥「淹れる」とも書く。 0
野史 ヤシ [1] 官命によらず、民間の人が書いたり編纂(ヘンサン)したりした歴史。外史・野乗(ヤジョウ)正史参考在野(民間)の歴史の意。 0
能楽 ノウガク [0] 室町時代に、観阿弥(かんあみ)・世阿弥(ぜあみ)父子が大成した日本の古典芸能の一つで、歌や音楽に合わせて舞う歌劇。能。「―師」 0
濛昧 モウマイ 「濛濛」に同じ。 0
独得 ドクトク [0] ①その人だけが会得しているさま。 ②「独特」に同じ。 0
姫莎草 ひめくぐ カヤツリグサ科の多年草。湿地に自生。夏から秋、茎の先に葉状の長い苞(ホウ)を二、三個つけ、中心に淡緑色の小穂を球状に多数つける。 1
重力 ジュウリョク [1] 地球上の物体を中心へ下向きに引く、重さの原因となる力。地球との間に働く万有引力と、地球自転によっておこる遠心力との合力。同じ物体についても地球上の場所によっていくらか異なる。 0
卜う うらな-う [3] 将来の運命や物事の吉凶を予知する。「国の行く末を―う」参考昔は、亀甲(キッコウ)や獣骨を焼いて表面にできた割れ目から判断した。 0
茗荷 ミョウガ [0] ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産で、暖地の山林に野生化。また、栽培もする。夏、根元から淡赤褐色の苞(ホウ)に包まれた花穂を出し淡黄色の花が咲く。若い花穂と若芽は食用。メガ。 0
称辞 たたえごと 称賛する言葉。ほめことば。 賛辞 1
是の こ-の 近いものを指す語。まさにこの。また、直前に述べたことやこれから述べることを指す語。 0
随時 ズイジ [1] ①適当なときに。そのときどき。おりおり。「―配布する」 ②必要なときにいつでも。「―求めに応じる」 0
末流 マツリュウ [0] ①川の下流。 ②子孫。 ③すえの流派。末派 ④すえの世。参考「バツリュウ」とも読む。 0
学資 ガクシ [0] 学業を続けるために必要な費用。学費・通学費・生活費など。 0
邪 よこしま [0] 正しい道からはずれているさま。ねじけているさま。「―な思いを感じる」 0
射干玉 ぬばたま [0] ヒオウギの種子。球形で黒く光沢がある。うばたま。むばたま。 表記「野干玉・烏玉・烏珠」とも書く。 参考黒いことから、和歌で「ぬばたまの」は「黒・夜・髪・夢」などにかかる枕詞(まくらことば)として用いられた。 1
推挙 スイキョ [1] 人をその地位や職務にふさわしいとして、すすめること。「局長に―する」 推薦・推輓(スイバン) 0
公達 きんだち [0] ①親王・貴族の敬称。 ②上流貴族の子弟。摂家・清華(セイガ)など。参考「きみたち」の転じたもの。 0
沈黙 チンモク [0] 口をきかないでだまりこむこと。「彼は終始―していた」 0
皺寄せ しわよせ [0] あることで起こった無理や矛盾などを他へ押しつけること。「弱者に―が来る」 0
岩壁 ガンペキ [0] 壁のように、けわしく切り立った岩。「急な―をよじ登る」表記「巌壁」とも書く。 0
虚業 キョギョウ [0] うわべは仕事をしているように見えても実質のない事業。「―家」参考「実業」をもじった語。 0
羽化 ウカ [1] 昆虫が幼虫またはさなぎから変態して成虫になること。「―して成虫になる」 0
崖岸 ガイガン 水辺の高所にある切り立った所。岸の切り立ったがけ。 0
優形 やさがた [0] ①姿形がやせて品よく、すらりとしていること。「どちらかといえば―だ」 ②男の気だて・振る舞いなどが、やさしいこと。 0
亡命 ボウメイ [0] 政治的な理由などで、自国を脱して他国へ逃げること。「―者を受け入れる」参考「命」は名籍の意。 0
居中 キョチュウ 両者の中間に立つこと。間に立ってかたよらないこと。 0
没却 ボッキャク [0] すっかり忘れ去ること。また、無視すること。「自我を―する」 0
放辟邪侈 ホウヘキジャシ わがまま勝手で心がねじけていて、したい放題のことをすること。「放」はほしいまま、「辟」はかたよる、「邪侈」はよこしまでおごり高ぶる意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
密漁 ミツリョウ [0] 違法と知りながら、禁じられている漁をすること。「鮭(さけ)の―」 0
地銀 チギン [0] 「地方銀行」の略。地方にあって、おもに地元産業への融資をする普通銀行。都銀 0
貪婪 ドンラン [0] 非常に欲が深いこと。貪欲参考「貪」「婪」ともに、むさぼる意。「トンラン・タンラン」とも読む。 0
謐か しず-か ひっそりと音のないさま。転じて、安らかなさま。 0
陣没・陣歿 ジンボツ 陣中で没すること。戦地で死ぬこと。戦死。「没」も「歿」も死ぬ意。「諸葛亮(ショカツリョウ)は五丈原(ゴジョウゲン)で―した」 0
虚無僧 コムソウ [0] 普化(フケ)宗の托鉢(タクハツ)僧。深編み笠(がさ)をかぶり、尺八を吹いて諸国を行脚(アンギャ)した。薦僧(こもソウ)。梵論子(ボロンジ)。 0
領土 リョウド [1] ①一国の統治権の及ぶ地域。領域 ②領有している土地。領地 0
草木 ソウモク [0] 草や木。植物。「山川(サンセン)―」 参考「ソウボク・くさき」とも読む。 0
駄弁 ダベン [0] くだらないおしゃべり。無駄口。「―を弄(ロウ)する」 0
人様・人状 ひとざま その人の人柄や人格。人品。 1
片 かた [1] ①二つ一組の一方。対の一つ。ならび立つものの一方。「―親に育てられる」「―棒を担ぐ」 ②不完全なこと。「―言(かたこと)の英語をしゃべる」 ③少ないこと。「―時も手放さない」「―手間にこなす」 ④かたよって、中心部から遠いこと。「―田舎で暮らす」 0
聳峙 ショウジ 山などが高くそびえ立つこと。 聳立(ショウリツ)・屹立(キツリツ) 0
残党 ザントウ [0] 戦いに敗れて死なずに残った兵士。「源氏の―」 0
倍良 べら [0] ベラ科の海魚の総称。 遍羅(ベラ) 1
鼓を鳴らして攻む つづみをならしてせむ 相手の罪を言い立てて、堂々と攻撃すること。〈『論語』〉 0
沐う あら-う 水で汚れを落としてきれいにする。特に、水で髪をあらう。 0
合否 ゴウヒ [1] 合格と不合格。「試験と面接で―を決める」 0
空冷 クウレイ [0] 「空気冷却」の略。エンジンなどを空気によって冷やすこと。水冷 0
仏門 ブツモン [0] 仏が説いた道。仏道。「―に入る(出家する)」 0
牽制 ケンセイ [0] ①こちらに注意を引きつけて、相手の行動を制限すること。 ②野球用語で、盗塁を阻止するために投手などが野手に送球すること。 0
鶏冠・鶏頭 けいとう ヒユ科の一年草。熱帯アジア原産。夏から秋に紅色や黄色などの小花を密集してつける。秋由来「鶏冠」は漢名より。花の色と形がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることから。 1
咳く しわぶ-く [1] せきをする。せきばらいをする。「―いて私語をいさめる」 0
占卜 センボク [0] 吉凶などを占うこと。占い。 卜占 参考「占」「卜」ともにうらなう意。 0
不測 フソク [0] 予測ができないこと。思いもよらないこと。「―の事態に右往左往する」 0
文武両道 ブンブリョウドウ [1] 学業とスポーツ。また、その両方にすぐれていること。もとは、武士に必要とされた学問と武道のこと。文武兼備 0
濃紺 ノウコン [0] 濃い紺色。深みのある紺色。「―のスーツ」紫紺 0
船橋 ふなばし [0] 船を並べてつなぎ、その上に板を渡して橋にしたもの。浮き橋。ふなはし。 参考「センキョウ」とも読む。 0
殯宮 ヒンキュウ [0] 天皇や皇族の棺を、葬送のときまでに安置する御殿。かりもがりのみや。あらきのみや。殯殿 0
料る はか-る ①ますではかる。 ②かぞえる。 ③おしはかる。推量する。 ④切り盛りする。はからう。 0
銃床 ジュウショウ [0] 小銃で、銃身をとりつけてある木の部分。 0
麻葉繡毬 こでまり バラ科の落葉小低木。由来「麻葉繡毬」は漢名から。 小手毬(こでまり) 1
意嚮 イコウ [0] 意向 0
偶数 グウスウ [3] 二で割り切れる整数。「―人数なのでうまく二班になれた」奇数 0
金剛石 ダイヤモンド [3] 宝石の一つ。炭素の透明の結晶で、鉱物の中で最も硬く、美しい光沢をもつ。研磨剤やガラス切りなどに用いる。ダイヤ。参考「コンゴウセキ」とも読む。 1
甘酒 あまざけ [0] もち米の粥(かゆ)に麴(こうじ)を加え、発酵させたあまい飲物。また、酒粕(さけかす)に砂糖や水を加えたあまい飲物。一夜酒(ひとよざけ)。夏表記「醴」とも書く。 0
角樽 つのだる [0] 大きな二つの柄(え)をつけた、祝儀用の朱または黒塗りの酒樽。柄樽。 0
捻出 ネンシュツ [0] ①ひねって考え出すこと。 ②費用をやりくりして、無理に出すこと。「食費を―する」表記「拈出」とも書く。 0
軽快 ケイカイ [0] ①軽やかですばやいこと。「―に走る」「―な守備」 ②心がはずむさま。「―な音楽」 ③病気がよくなること。 0
玄関 ゲンカン [1] ①建物の正面の入り口。「―払い(面会しないで帰すこと)」 ②禅寺の門。 由来②「玄」は奥深い意で、奥深い道(仏道)に入る関門の意から。 0
面子 メンこ [1],[0] 厚紙を円形や方形に切り、絵をつけたおもちゃ。地面に打ちつけて、相手の札を裏返して遊ぶ。参考「メンツ」と読めば体面・面目の意。 0
修己治人 シュウコチジン 自ら徳を積んで世を治めること。自己を修養し徳を積み、その徳で人々を感化して世を安らかに治めること。儒教の基本思想。〈朱熹(シュキ)の文〉 表記「修己」は「脩己」とも書く。 修身斉家治国平天下(シュウシンセイカチコクヘイテンカ) 0
訛る あやま-る [2] まちがえる。いつわる。 0
手水鉢 ちょうずバチ [3] 手を洗う水を入れておく鉢。茶室の庭の飾りにも用いる。 1
幽明 ユウメイ [0],[1] ①暗いことと明るいこと。 ②あの世とこの世。「―相(あい)隔(へだ)つ」 0
諮問 シモン [0] 専門知識のある個人や機関に、意見を求めること。「―を受ける」 答申 0
要地 ヨウチ [1] 重要な地点や土地。「軍事上の―」 0
更革 コウカク 制度や機構などの悪いところを直してあらためること。改革 0
細工は流流仕上げを御覧(ゴロウ)じろ サイクはリュウリュウシあげをゴロウじろ 物事の方法はいろいろあるのだから、途中でとやかく言わずに結果を見てから批判してくれという、仕事に対する自信を表す言葉。「流流」はそれぞれの流儀の意。 細工は流流仕上げが肝心 0
秋刀魚 さんま [0] サンマ科の海魚。日本近海を回遊。体は細長く刀状。背は暗青色で腹は銀白色。秋に美味。 秋 由来「秋刀魚」は漢名からで、秋にとれる刀に似た魚の意。 1
提唱 テイショウ [0] ①意見や主義などを示して、人々に呼びかけること。「日本での会議の開催を―する」 ②禅宗で、教えのあらましを示して説法すること。 0
象る かたど-る [3] ある物の形をなぞらえる。似せる。「山水を―る」 0
稀有 ケウ [1] まれで珍しいこと。めったにないこと。「―な例」表記「希有」とも書く。 0
天花・天華 テンゲ 天上界の霊妙な花。また、それにたとえられるすばらしい花。 0
鬼面人を嚇(おど)す キメンひとをおどす 見せかけの威力で人をおどしつけるたとえ。参考「嚇す」は「驚かす」ともいう。 0
後生楽 ゴショウラク ①死後の世界は安楽であると思い安心すること。 ②何事も苦にせずのんきなこと。 0
悴む かじか-む [0] 手足が寒さでこごえて、思うように動かなくなる。「指が―む」 0
羽化登仙 ウカトウセン [1] 酒に酔って心地よい気分になること。体に羽が生え、仙人になって空を飛ぶ意から。〈蘇軾(ソショク)の文〉「―の気分」 0
盗掘 トウクツ [0] 鉱産物や古墳の埋蔵品を無断で掘りおこして盗むこと。 0
芳馨 ホウケイ よい香り。いいにおい。「梔子(くちなし)の花が―を放つ」芳香 0
鑢と薬の飲み違い やすりとくすりののみちがい 一見すると似ているが、実際はまったく異なることのたとえ。また、十分に聞いたり確かめたりせずにわかったつもりになること、早合点することのたとえ。参考「や(八)すり」と「く(九)すり」と数を並べた語呂(ゴロ)合わせ。 0
軒忍 のきしのぶ [3] ウラボシ科のシダ植物。低山の樹皮や岩石に自生。また、家の屋根などに生える。葉は細長く深緑色で、裏に胞子囊(ホウシノウ)が並ぶ。シノブグサ。ヤツメラン。秋 0
他力 タリキ [0] ①他人の助力。 ②仏・菩薩(ボサツ)の加護の力。特に浄土宗や浄土真宗では、阿弥陀如来(アミダニョライ)の、すべての人を救おうという本願の力。「―本願」 ①②自力 0
縞鰺 しまあじ [2] アジ科の海魚。本州中部以南の太平洋に分布。体の中央に黄色の縦じまがあり、背は青緑色で腹は銀白色。夏に美味。 0
股座 またぐら [0] 両ももの間。また、股間(コカン)。「―膏薬(ゴウヤク)(一定の意見をもたないこと)」表記「胯座」とも書く。 1
犯人 ハンニン [1] 犯罪をおかした人。犯罪者。犯罪人。「力を合わせて―をとりおさえた」 0
崛起 クッキ ①にわかに起こり立ち、群を抜いていること。 ②山などがそびえ立つこと。表記「屈起」とも書く。 0
童子 ドウジ [1] 「童(わらわ)」に同じ。 0
対治 タイジ [1],[0] ①害をなすものを平らげること。「蝗(いなご)を―する」 ②人々を仏道に専心させるため、煩悩(ボンノウ)や怠惰な心を断つこと。 ③病気をなおすこと。表記「退治」とも書く。 0
狭斜 キョウシャ 花柳街。遊里。いろまち。 由来昔、中国の長安で遊里のあった街の道幅がせまく、ななめであったことから。 0
膏える こ-える ①肉に脂肪がついて太る。 ②土地の地味が豊かになる。 0
均す なら-す [2] ①凹凸のあるところを平らにする。「土地を―す」 ②平均する。「各自の負担を―す」「得点を―すと六〇点になる」 0
塞の神 サエのかみ [3] 悪霊の侵入を防ぐ神。道路の安全や旅人を守る神。道祖神(ドウソジン)。 由来伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉(よみ)の国から逃げ帰ったとき、追いかけてきた黄泉醜女(よもつしこめ)をさえぎり止めるために投げた杖(つえ)からできた神。 表記「障の神・道祖神」とも書く。 参考「サイのかみ」とも読む。 0
秘策 ヒサク [0] 人の気づかない秘密の計画。「―を練る」秘計 0
陰蔽 インペイ [0] 人の所在や事の真相などをおおい隠すこと。「事件を―する」暴露 0
心内に在(あ)れば色外に形(あら)わる こころうちにあればいろそとにあらわる 心に思うことがあれば、それが自然に顔色や動作にあらわれるということ。〈『大学』〉 0
嘉瑞 カズイ 「嘉祥(カショウ)」に同じ。 0
悪尉 アクじょう 能で、恐ろしい顔をした翁(おきな)の面。 0
直撃 チョクゲキ [0] 爆弾や砲弾などが、直接当たること。まともに襲撃すること。「―弾」「台風の―を受ける」 0
安康 アンコウ [0] 世の中がよく治まっていて平穏無事なこと。安泰 0
身口意 シンクイ [3] 身体と言語と心意。日常生活における人間の一切の行動である身体的活動、言語活動、精神活動の三者をいう。 三業(サンゴウ) 0
草昧 ソウマイ 世の中が未開で、まだ秩序や文化が発達していない状態。「―の世」 参考「昧」は道理にくらい意。 0
運根鈍 ウンコンドン [1] 成功するには、運が強いこと、根気があること、ねばり強いことの三つが必要であるという教え。参考「運鈍根」ともいう。 0
鞍替え くらがえ [0] 職業・勤務先や思想など、それまでやってきたものや所属していたところを別のものにかえること。「政党の―が激しく、政局が安定しない」由来もとは芸妓(ゲイギ)や遊女が属する店をかえることをいった。 0
硯 すずり [3] 墨をするための道具。特に、中国広東省端渓(タンケイ)産のものが良質とされる。 0
発条 ばね [1] ①鋼鉄などを巻いたり曲げたりして、弾力をもたせたもの。スプリング。 ②人の跳躍力や弾力性のたとえ。「足腰の―が強い」表記「弾機・撥条」とも書く。参考①「ハツジョウ・ぜんまい」とも読む。 1
五右衛門風呂 ごえもんブロ [0],[5] かまどの上に鉄の湯ぶねを据えつけた風呂。 由来石川五右衛門が釜(かま)ゆでの刑に処されたという俗説から。 0
粋 スイ [1] ①まじりけがなく、抜きんでてすぐれていること。「現代技術の―をこらして設計した」 ②世間や人情に通じてものわかりよく、気がきいているさま。特に、遊里や芸人の事情に通じて、いやみのないさま。「―も甘いも嚙(か)み分ける」 無粋・野暮 0
倫 たぐい 仲間。ともがら。同類のもの。 0
霙 みぞれ [0] 雨まじりの雪。氷雨(ひさめ)。「宵のうちに―はあがった」 0
甲声 カンごえ [3],[1] 高く響いて聞こえる声。高く鋭い声。かん高い声。 0
夜想曲 ヤソウキョク [2] 静かな夜の叙情的な気分を表現する、器楽のための小曲。夜曲。ノクターン。参考ピアノ曲が多く、ショパンの作品が有名。 0
愚息 グソク [0] 自分の息子を謙遜(ケンソン)していう語。「―の指導をよろしく」豚児(トンジ) 0
鑽仰 サンギョウ 徳をあおぎ慕うこと。ほめたたえてあおぐこと。転じて、学問・研究に精進すること。 参考「サンゴウ」とも読む。 0
幹 から [1] ①草木の中心になる部分。みき。くき。 ②矢の柄(え)。篦(の) 0
葦の髄から天を覗く よしのズイからテンをのぞく 非常に限られた知識や経験で、大きな問題について勝手な判断をしてしまうたとえ。管(くだ)を以(もっ)て天を窺(うかが)う・針の穴から天を覗く 0
慄く おのの-く [3] 恐怖や緊張などで、体がふるえる。わななく。 0
蒟蒻で石垣を築く コンニャクでいしがきをきずく 実現不可能なことのたとえ。竿竹(さおだけ)で星を打つ 0
希元素 キゲンソ [2] 地球上にごく少量しか存在しないと思われていた元素。希ガス類元素やチタン・ウランなど。希有(ケウ)元素。 「稀元素」の書きかえ字。 0
名声赫赫 メイセイカクカク 世間で非常に評判のよいさま。「赫赫」は、勢いがきわめて盛んなさま。 0
寝所 ねどこ [0] 寝る場所。寝る部屋。寝室。 寝間・寝屋 参考「シンジョ」とも読む。 0
恩を以て怨みに報ず オンをもってうらみにホウず うらみのある者に対しても、広い心で恩愛をもって報いること。仇(あだ)を恩で報ずる恩を仇で返す 0
名所に見所なし メイショにみどころなし 一般に景勝地といわれる所は見る価値のないものが多いということ。名声は必ずしも実質を伴わないたとえ。名物に旨(うま)い物なし 0
萱門 かやモン [0],[2] 庭園などの入り口に設けるかや葺(ぶ)きの門。表記「茅門」とも書く。 0
艶消し つやけし [0] ①表面の光沢をなくすこと。また、その処理をしたもの。 ②つやっぽさがないこと。色気や味わいのないさま。また、そうした言動。 0
大兄 タイケイ [0] ①男性どうしで、同輩または年長の相手に使う敬称。手紙文で用いる。賢兄 ②兄を敬っていう語。参考「おおえ」と読めば別の意になる。 0
豕 いのこ [0] ①イノシシ。また、その子。 ②ブタの別称。 0
生酒 きざけ [2] 混ぜ物のない純粋な酒。「蔵出しの―」 生一本 0
百依百順 ヒャクイヒャクジュン 何から何まで人の言いなりになること。ご無理ごもっとも。参考「百順百依」ともいう。唯唯諾諾(イイダクダク) 0
媚笑 ビショウ [0] 人にこびた笑い。「彼女は男の気を引くような―をする」 0
生寄死帰 セイキシキ 人が生きているのは仮にこの世に身を寄せているだけのことで、死こそ帰るべきところであるということ。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
牙 きば [1] 哺乳(ホニュウ)動物の鋭く大きな歯。犬歯・門歯が発達したもの。「―を剥(む)く(敵意を抱いて立ち向かう)」歯牙 0
更衣 ころもがえ [0] ①着ているものをかえること。特に、季節に応じて衣服を取りかえること。夏 ②外装や内装を変えること。「店の―」表記「衣替え」とも書く。参考「コウイ」と読めば別の意になる。 1
直立 チョクリツ [0] ①まっすぐに立つこと。「―不動の姿勢」 ②高くそびえること。「―する岩壁」屹立(キツリツ) ③垂直
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四字熟語根掘り葉掘り68:言われもしないのに「直立不動」
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
現人神 あらひとがみ [4],[5] 「現(あき)つ神」に同じ。 0
催促 サイソク [1] 早くするようにせかすこと。うながすこと。「返事を―する」 督促 0
得を取るより名を取れ トクをとるよりなをとれ 利益より名誉を重んじよという教え。 0
体面 タイメン [0] 世間に対する見栄(みえ)。世間体(セケンテイ)。「―を保つ」面目 0
偏差値 ヘンサチ [3] ①個々の数値が平均値からどの程度ずれているかを示した数値。 ②学力試験で、その人の得点が全体の受験生の中でどの程度の水準にあるかを表す数値。 0
纂める あつ-める ①多くのものを寄せあつめて整理し、まとめる。 ②言葉や資料をあつめて書物を編集する。 0
埋没 マイボツ [0] ①うもれ隠れてしまうこと。「地中に―する」 ②世間に知られないこと。また、知られなくなること。「市井(シセイ)に―して暮らす」 ③ある状況のなかにひたりきること。「研究に―した毎日だ」 0
操 ソウコ [0] 詩文を作ること。文筆を仕事とすること。 参考「」は、中国古代に文字を書きつけた四角い木札。 0
悼辞 トウジ [0] 「悼詞」に同じ。 0
たかむしろ 細く割った竹や(トウ)を編んだ敷物の総称。夏に寝るときなどに敷く竹のむしろ。竹のすのこ。夏表記「竹席・竹莚」とも書く。 0
生産 セイサン [1] 人間が自然にある物に加工を施し、生活に必要な物をつくりだすこと。また、その活動。「―が需要を上回る」「国民総―」 消費 0
魔界 マカイ [0] 悪魔のすんでいる世界。人の心を惑わす所。魔境 0
冠付 かむりづけ 江戸時代に流行した雑俳(ザッパイ)の一つ。題として出された冠(かむり)(上の句五文字)に、中の句・下の句をつけること。笠付(かさづけ)。 0
濃やか こま-やか [2] ①情の厚いさま。心がこもっているさま。「―な愛情」 ②色が濃いさま。「松の緑―に」 0
強化 キョウカ [1] より強くすること。一層強めること。「―合宿」 0
美辞 ビジ [1] 美しく飾った言葉。「―を並べ立てた文章」 0
屋上 オクジョウ [0] ①屋根の上。「月が―に皓々(コウコウ)と照る」 ②ビルなどの建物の屋根の上を平らにした所。「デパートの―ビアガーデン」「―庭園」 0
消除 ショウジョ 消え失(う)せること。また、消し去ること。 除去 0
一物 イチモツ [0] ①一つのもの。 ②心中にあって口に出すのをはばかるもの。わだかまり。たくらみ。「胸に―ある男だ」 ③男根や金銭などを婉曲(エンキョク)的にいう語。 0
和漢 ワカン [1] ①日本と中国。 ②和文と漢文。また、和学と漢学。「―混淆(コンコウ)文」 0
隻つ ひとつ ただひとつ。片一方。二つそろっているものの片方。 0
定量 テイリョウ [0],[3] 一定の分量。「―以上の飲酒はひかえている」 0
弁士 ベンシ [1] ①弁舌の巧みな人。 ②演壇に立ち、演説や講演などをする人。「―の発言に聞き入る」 ③無声映画で画面の説明をする人。活動弁士。活弁。 0
濁流 ダクリュウ [0] にごった水の流れ。大雨のあとなどに水量が増し、激しく流れる川のにごった流れ。「大雨で河川は―と化した」清流 0
飛竜雲に乗る ヒリュウくもにのる 賢者や英雄が時勢に乗って、その才能や力を存分に発揮するたとえ。竜が雲に乗って自由に空を飛び回る意から。〈『韓非子(カンピシ)』〉参考「ヒリュウ」は「ヒリョウ」とも読む。 0
試案 シアン [0] こころみに立てた仮の案。「改革―を発表する」 成案 0
磨崖仏 マガイブツ [2] 自然の岩壁に彫られた仏像。インドや中国に多い。 0
鉛筆 エンピツ [0] 黒鉛の粉末と粘土を混ぜて焼き固めた芯(シン)を、木の軸に通した筆記用具。「赤―で記号を囲む」 0
淘金 ゆりがね 土砂に混じっている砂金を、水中でゆすって分けること。また、その砂金。 1
天蛾 すずめが [3] スズメガ科のガの総称。大形のガで、はねはスズメに似て茶と黒の斑(まだら)模様。夏表記「雀蛾」とも書く。 1
御身 おみ [1] ①おからだ。「―お大切に」 ②近世の武士言葉の二人称。立場が、対等もしくは下位者を呼ぶときに使う。そなた。おまえ。参考「おんみ」とも読む。 0
酸味 サンミ [1],[2] すっぱいあじ。すっぱみ。すみ。「―の強いコーヒー」 0
妙味 ミョウミ [1],[3] すぐれた味わい、おもむき。うまみ。「叙情詩の―を味わう」「―のある商売」妙趣・妙致 0
唯一 ユイイツ [1] ただ一つだけ。「病気と無縁なのが―の取り柄だ」「―神道」表記「惟一」とも書く。参考「ユイツ」とも読む。 0
木五倍子・木付子 きぶし キブシ科の落葉小高木。山野に自生。早春、葉に先立ち黄色い花穂をつける。果実は暗褐色でタンニンを含み、五倍子(ふし)の代用として黒色染料にする。表記「通条花・旌節花」とも書く。 1
蹴手繰り けたぐり [0] 相撲の技の一つ。相手の足を蹴ってはらうと同時に、腕をたぐって倒すもの。 0
諸式・諸色 ショシキ ①さまざまな品物。諸種の商品。「結納(ゆいノウ)の―」 ②品物の値段。物価。「―が上がる」 0
淡水 タンスイ [0] 塩分を含まない水。まみず。「―魚」鹹水(カンスイ) 0
笑顔 えがお [1] 笑い顔。うれしそうな顔。「―が魅力」「客を―で迎える店」 1
向に さき-に 以前に。前に。「―述べた事柄」表記「嚮に」とも書く。 0
厭離 オンリ [1] けがれた現世を嫌い、離れること。「俗世を―し山に入る」参考「エンリ」とも読む。 0
公衆 コウシュウ [0] 社会一般の人々。世間の人々。「―道徳」「―電話」 0
複写 フクシャ [0] ①写して、同一のものをいくつか作ること。「三枚―の書類」 ②写真・絵画・文書などを複製すること。また、複製したもの。コピー。 ③一度写したものをもう一度写すこと。 0
斯 これ ①自分の近くにあるもの。「―が新車だ」 ②自分のいる場所の近く。「―にひかえております」 ③話題とする事柄。「―が大事な点だ」 ④自分の身内や目下の者。「―は後輩です」 ⑤語調を強める語。「―すなわち」 0
洪水 コウズイ [0],[1] ①河川の水が増えてあふれ出ること。 ②物があふれそうなほどたくさんあるたとえ。「連休はどこも車の―だ」 0
寺子屋 てらこや [0] 江戸時代、武士や僧侶(ソウリョ)、医師などが先生となって、庶民の子どもに読み書き・そろばんを教えた所。 0
憎い にく-い [2] ①相手のことがひどくしゃくにさわるさま。気にくわず、腹立たしい。 ②しゃくにさわるほど、感心したり見事と思うさま。「―いことをしてくれるね」 0
無形文化財 ムケイブンカザイ [6] 長い歴史をへて洗練され伝承されてきた演劇・音楽・工芸技術などの文化的所産のうち、文化財保護法の対象となる価値の高いもの。有形文化財 0
緊密 キンミツ [0] ①すきまなく、ぴたりとくっついているようす。 ②人間関係や国同士の結びつきが強いようす。「―な間柄」「加盟国と―な関係を保持する」密接 0
恫喝・恫愒 ドウカツ おどして、怖がらせること。おどかし。「弱みにつけこんで―する」脅迫 0
被髪纓冠 ヒハツエイカン 非常に急いで行動すること。「纓冠」は冠のひもを結ぶことで、髪の毛を振り乱したまま、冠のひもを結ぶ意から。〈『孟子(モウシ)』〉 0
竜神 リュウジン [0] ①竜の姿をして水中にすみ、雨と水をつかさどる神。竜王。 ②仏法の守護神、八部衆の一つ。 0
義捐金・義援金 ギエンキン 慈善・災害救済などのために出す寄付金。「被災地に―を送る」参考「捐」は与える・寄付する意。 0
弾丸雨注 ダンガンウチュウ 弾丸が大雨が降り注ぐように激しく飛んでくるさま。弾丸雨飛・砲煙弾雨・断雨硝煙 0
早寝早起き病知らず はやねはやおきやまいしらず 夜ふかしをせず、朝は早く起きる習慣を身につければ、健康を保つことができ、病気をせずに済むということ。 0
浴室 ヨクシツ [0] 風呂(フロ)場。湯殿。バスルーム。「―に湯気が立ちこめる」 0
稜威 いつ ①神聖であること。斎(い)み清められていること。 ②威勢の激しいこと。威力が強いこと。表記「厳」とも書く。参考「リョウイ」と読めば、天子の威光の意になる。 1
悒悒 ユウユウ 気がふさぎ、心から楽しめないさま。 0
英斤 ポンド ヤード-ポンド法の質量の単位。表記「封度」とも書く。 1
胸像 キョウゾウ [0] 胸から上の部分をかたどった彫像。または絵画。 0
鋭気 エイキ [1] 鋭くて強い気性。また、そのような意気込み。「―あふれる行動」「強敵の―をくじく」 0
空 そら [1] ①地上の上に広がる空間。天空。 ②天候。空模様。 ③遠く離れた場所や境遇。「旅の―」 ④気持ち。「生きた―もない」 ⑤暗記すること。「―で読む」 ⑥落ち着かないこと。「うわの―で話を聞く」 ⑦うそ。 ⑧接頭語として語気を強める語。「―恐ろしい」 0
先住 センジュウ [0] ①先に住んでいること。「―民族」 ②寺の前の住職。 後住(ゴジュウ) 0
修理 シュウリ [1] いたんだところを整え直すこと。「自動車の―工場」 修繕 0
九夷 キュウイ 古代中国で、東方の九種類の異民族。また、多くの異民族の総称。 0
利権 リケン [0] ある利益を自分のものにする権利。特に、業者が政治家や役人と結託して、手に入れる利益の多い権利。「―に群がる」 0
生きる い-きる [2] ①生物が命を保っている。生存する。 ②生活をする。また、一つのことに打ちこんで暮らす。「アルバイトをして―きる」「舞台に―きる」 ③有効にはたらく。役立つ。「この絵は白の使い方が―きている」 ④生き生きとする。生気がある。「―きた目をしている」 表記③「活きる」とも書く。 0
草連玉 くされだま サクラソウ科の多年草。山野の湿地に自生。夏、黄色の花を多数つける。イオウソウ。 由来マメ科のレダマに似ることから。 表記「黄連花」とも書く。 1
姑 しゅうとめ [0] 夫の母。また、妻の母。舅(しゅうと)参考「しゅうと」とも読む。 0
魚味始 まなはじめ 生後初めて魚を食べさせる儀式。古くは三歳ごろ、室町時代には一〇一日目、江戸時代には一二〇日目に行われた。魚味(ギョミ)の祝。真魚(まな)の祝。表記「真菜始・真魚始」とも書く。 1
重傷 ジュウショウ [0] 深い傷。ひどいけが。深手(ふかで)。「交通事故で―を負う」 軽傷 参考「おもで」とも読む。 0
痲れる しび-れる 神経がおかされて体の感覚がなくなり、自由がきかなくなる。麻痺(マヒ)する。 0
蝸廬 カロ [1] 「蝸牛廬(カギュウロ)」の略。カタツムリの殻のように狭い家。自分の家をへりくだっていう語。蝸舎 0
時に及んで当(まさ)に勉励すべし ときにおよんでまさにベンレイすべし 学ぶべき時を失うことなく、何事においても励むべきである。〈陶潜の詩〉 0
陪席 バイセキ [0] ①身分の高い人や目上の人と同席すること。 ②「陪席裁判官」の略。合議制の裁判所で、裁判長と共に審理にあたり、裁判長を補佐する裁判官。陪席判事。 0
公然 コウゼン [0] 一般社会の人々にはっきりと示されているようす。おおっぴら。「―の秘密」「彼はその事実を―と認めた」 0
佳い よ-い ①美しい。形などがすぐれている。すばらしい。めでたい。「―い縁談」 ②好ましい。おいしい。 0
誓詞 セイシ [1] 誓いの言葉。また、それを書きつけたもの。 誓言・誓文 0
代代 よよ [1] 代を重ねること。だいだい。過去、現在、未来、それぞれの代。表記「世世」とも書く。 0
家路 いえじ [0] 自分の住む家に帰る道。帰りみち。「―につく」 帰路 0
論述 ロンジュツ [0] 物事を論じ述べること。また、述べたもの。「―形式の試験を受ける」 0
篤と トク-と [1] 入念に。よく注意をして。じっくりと。「―ご覧ください」 0
横手 よこで [0] 左右に開いた両手を合わせて打つこと。「―を打つ(感心したときなどに両手を打つ)」参考「よこて」と読めば側面の意。 0
充電 ジュウデン [0] ①蓄電器などに電気をたくわえること。「バッテリーに―する」 放電 ②あとの活動に備え、体力や知識などをたくわえること。「―期間」 0
身元・身許 みもと ①生まれ育ち。多くは職業、住所、経歴などその人に関する情報を含めていう。「―は確かだ」 素性 ②一身上にかかわる事柄。「―保証人」 0
中傷 チュウショウ [0] 根拠のない悪口などを言って、他人の名誉を傷つけること。「―的な記事」「いわれのない―で困っている」 0
酸実 ずみ バラ科の落葉小高木。 棠梨(ずみ) 0
延髄 エンズイ [1] 中枢神経の一部。脳の最下端にあり、脊髄(セキズイ)に続く部分。肺・心臓・血管などの働きを調節している。 0
細る ほそ-る [2] ①細くなる。やせる。「身が―る思い」「道が―る」 ②量が少なくなる。勢いが弱る。「食が―る」 0
倥偬 コウソウ [0] あわただしいさま。いそがしいさま。せわしないさま。 0
沓石 くついし 柱をささえる土台の石。柱石(はしらいし) 0
自今 ジコン [1] いまから。これから。今後。以後。 表記「爾今」とも書く。 0
跋折羅 バサラ ①金剛、または金剛石。 ②密教で、煩悩(ボンノウ)を打ち砕く法具。金剛杵(コンゴウショ)。表記「縛日羅・伐折羅」とも書く。参考梵語(ボンゴ)から。 0
転覆 テンプク [0] ①車両や船などがひっくり返ること。また、ひっくり返すこと。「船の―事故が起きた」「列車が脱線―した」 ②政府などの組織が倒れること。滅びること。また、倒すこと。滅ぼすこと。「体制の―を謀(はか)る」 「顚覆」の書きかえ字。 0
心付け こころづけ [0] ①祝儀。チップ。「―を手渡す」 ②配慮。注意。「―を忘れないように」 0
喉から手が出る のどからてがでる たまらなく欲しいと思っているたとえ。 0
砥石・砥 といし 切れ味がよくなるように、刃物をとぐための石。 0
等閑 なおざり [0] おろそかにするさま。いい加減にしておくさま。「少子化は―にできない社会問題だ」参考「トウカン」とも読む。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「おざなり」と「なおざり」はどう違う?~似ているだけにしっかり使い分けよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
泥濘 デイネイ [0] 「泥濘(ぬかるみ)」に同じ。参考「泥」「濘」ともに、どろ・ぬかるみの意。 0
庖厨 ホウチュウ [0] 「庖(くりや)」に同じ。 0
掲示 ケイジ [0] 人々に知らせるために、文書などをかかげ示すこと。また、その文書。「―板にポスターを貼(は)る」「作品を廊下に―する」 0
闘志 トウシ [1] 相手をうち負かそうとする意欲。闘争心。ファイト。「―を内に秘める」闘魂 0
高批 コウヒ [1] 「高評(コウヒョウ)」に同じ。「なんなりとご―ください」 0
国色天香 コクショクテンコウ ボタンの花のすぐれて美しい色やよい香り。また、ボタン。転じて、非常に美しい人の形容。「国色」は国で最も美しい、「天香」は天から下るようなよい香りの意。参考「天香国色」ともいう。 0
滓 おり [1] 液体を放置しておいたとき、底にたまるもの。沈殿物。 参考「かす」とも読む。 0
撃つ う-つ [1] ①射撃する。「鉄砲の早―ち名人」 ②攻め滅ぼす。敵にぶつかっていく。「敵を―つ」 0
不束 ふつつか [2] 能力や考えが足りず、行き届かないさま。不調法なさま。「―者ですがよろしくお願いします」 1
秤 はかり [0],[3] 物の重さを調べる器具の総称。てんびん・さおばかり・台ばかりなど。「―にかける(両者を比べて損得や優劣を考える)」 0
泯滅 ビンメツ ほろんでなくなること。尽きてなくなること。参考「泯」「滅」ともにほろびる意。 0
尺蠖 おぎむし 尺取虫の古称。 1
提携 テイケイ [0] 互いに助け合い、共同で行うこと。タイアップ。「外国の企業と技術―をする」参考もとは、手にさげる意。 0
長物 チョウブツ [0] 長すぎて役に立たないもの。じゃまなもの。無駄なもの。「無用の―」 0
手妻 てづま [1] ①手先の仕事。また、その技術。 ②「手品」に同じ。「―つかい」 0
孤影悄然 コエイショウゼン ひとりぼっちで寂しげなさま。「孤影」は一人だけで寂しそうな姿。「悄然」は心がもの寂しいさま、憂え悲しむさま。孤影寥寥(コエイリョウリョウ) 0
讃嘆 サンタン [0] 賛嘆 0
副寺・副司 フウス 禅寺で、会計を担当する役僧。庫頭(クトウ)。参考「フウ」「ス」は唐音。 0
環礁 カンショウ [0] 輪の形に発達して、海面を囲んでいる珊瑚礁(サンゴショウ)。 0
憑依 ヒョウイ [1] ①霊がのりうつること。「―現象」 ②よりすがること。たのみにすること。表記②「馮依」とも書く。 0
着地 チャクチ [0] ①飛行機などが、地面に降り着くこと。着陸。 ②体操・スキー・跳躍競技などで、床・地面に降り立つこと。「―がきれいに決まる」 ③送った品物が到着する先。「―払い」 0
折節 おりふし [2] ①そのときそのとき。そのときどき。「人生の―に出会った人」 ②時節。季節。 ③ちょうどそのとき。「―手紙が届いた」 ④ときどき。たまに。「―母校を訪ねる」 ①④折折 0
横 よこ [0] ①上下に対して水平、南北に対して東西、または前後に対して左右の方向・長さ。「首を―に振る」 ②年齢・階級・程度などが同列であること。「―並び」「―一線」 ①②縦 ③かたわら。わき。側面。「会長の―に立つ」 ④関係のない方面。「―から口を出す」 0
蒲公英 たんぽぽ [2] キク科の多年草の総称。野原などに自生。葉は根から放射状に出る。春、花茎を伸ばし、黄色の頭花を開く。種子には白い冠毛があり風に飛び散る。若葉は食用。根は薬用。春由来「蒲公英」は漢名から。 1
妖かしい なまめ-かしい いろっぽくあでやかなさま。しなやかで心がそそられるさま。表記「艶かしい」とも書く。 0
表面張力 ヒョウメンチョウリョク [5] 液体の表面にはたらく、収縮して最小の面積になろうとする力。水滴などが球状になるのは、この力による。界面張力 0
漫文 マンブン [0] 思いつくままにとりとめもなく、気楽に書いた文章。 0
曹 ともがら 仲間。多くの友。また、多くの同輩。 0
翳す かざ-す [0],[2] ①頭上に掲げる。「旗を―して先頭に立つ」 ②物の上にさしかける。「火鉢に手を―す」 ③額のあたりにおおいかける。「―す手が透けて見えた」 0
兼摂 ケンセツ [0] 他の職務を兼ねつかさどること。「―大臣となった」 0
春日 シュンジツ [0] のどかな春の日。春の日ざし。 春光・春陽 参考「はるび」とも読む。 0
三線 サンシン [0] 沖縄の弦楽器。形は三味線に似ているが、撥(バチ)を用いず、人差し指に義甲(ギコウ)をはめて弾く。 参考胴にヘビの皮を張るので蛇皮線(ジャビセン)ともいう。 0
疫痢 エキリ [1] 幼児のかかる急性の感染症。赤痢菌によって引き起こされ、高熱・嘔吐(オウト)・けいれんなどを伴う。 0
堅蔵・堅造 かたゾウ 「堅物(かたブツ)」に同じ。参考人名になぞらえた造語。 0
抹殺 マッサツ [0] ①消してなくすこと。「名簿から該当箇所を―する」抹消 ②存在を無視・否定すること。「社会的に―される」 0
詩吟 シギン [0] 漢詩の訓(よ)み下し文に節をつけてうたうこと。また、そのうた。 0
鼓舞 コブ [1] 気持ちを奮い立たせようと励ますこと。「全員の士気を―する」鼓吹由来鼓(つづみ)を打ち、舞(まい)を舞う意から。 0
大衆 タイシュウ [0] ①多数の人々。「―的な食べ物」 ②労働者や農民など、社会の大多数を占める勤労者。民衆参考「ダイシュ」と読めば、多くの僧の意。 0
鐚 しころ 兜(かぶと)や頭巾(ズキン)の左右・後方に垂れて首を保護している部分。表記「錏」とも書く。 0
特別 トクベツ [0] 一般のものとは区別されること。また、そのさま。「―室」格別普通 0
児 こ [1] ①ちのみご。幼い子ども。また、子ども。 ②自分の子ども。むすこやむすめ。 0
建蘭 するがらん ラン科の多年草。中国原産。葉は厚く細長い。夏から秋、黄緑色などの芳香のある花をつける。オラン。 由来「建蘭」は漢名から。表記「駿河蘭」とも書く。 1
癇癖 カンペキ [0],[1] 感情をおさえきれず、怒りやすい性質。また、その発作。疳癖(カンペキ)。「―が強い」癇癪(カンシャク) 0
比喩 ヒユ [1] 相手に分かりやすく説明するために、特徴がはっきりしている他の類似したものを引き合いに出して表現すること。また、そのもの。たとえ。表記「譬喩」とも書く。 0
麦薯蕷 むぎとろ 麦飯にとろろ汁をかけた食べ物。秋 1
落莫 ラクバク [0] もの寂しいさま。「―とした人生に嘆息する」寂寞(セキバク) 0
痛撃 ツウゲキ [0] 激しい攻撃により、大きな打撃を与えること。「敵に―を加える」 0
不朽不滅 フキュウフメツ 永久に朽ちたり滅んだりしないこと。「ピカソの作品は―だ」 0
大笑 タイショウ [0] 大いに笑うこと。おおわらい。「呵々(カカ)―する」 0
匏 ひさご [0],[2] ①ヒョウタン。ユウガオ・フクベなどの総称。秋 ②ヒョウタンの果実の内部をくりぬいて、酒などを入れる容器としたもの。ふくべ。表記「・瓢」とも書く。 0
義憤 ギフン [0] 正義や人道的立場から発する怒り。「―に駆られた行動」「―を感じる」公憤私憤 0
庶子 ショシ [1] ①本妻以外の女性から生まれた子ども。 ②旧民法で、父親が認知した子。 ①②嫡子 0
怪訝 カイガ [0] 「怪訝(ケゲン)」に同じ。 0
偽筆 ギヒツ [0] 他人の筆跡をまねて書くこと。また、その書いたもの。真筆・真跡 0
夷蛮戎狄 イバンジュウテキ 中国周辺部の異民族の総称。漢民族が異民族を見下して呼んだ言葉で、「東夷・南蛮・西戎・北狄」の略。〈『礼記(ライキ)』〉 0
禍福得喪 カフクトクソウ わざわいにあったり幸いにあったり、出世して位を得たり、失ったりすること。「得喪」は得ることと失うこと。〈蘇軾(ソショク)の文〉 0
朝餉 あさげ [0] 朝の食事。朝食。朝飯夕餉参考「あさがれい」と読めば別の意。 1
青箭魚 さごし サワラの幼魚。特に、関西以西で用いる語。 春 1
労しい いたわ-しい 気の毒なさま。あわれみを感じるさま。 0
寸鉄 スンテツ [0],[1] ①小さな刃物。「身に―も帯びず」 ②深い意味をもつ短い言葉。 0
独走 ドクソウ [0] ①ひとりで走ること。 ②他を大きく引き離した状態でひとりで先頭を走ること。「マラソンでトップが―態勢に入る」 ③自分ひとりだけの勝手な思いで行動すること。「執行部の―があった」 0
辺土 ヘンド [1] ①都会から遠く離れた地方。かたいなか。辺地 ②近郊の地。 0
弱音 よわね [0] ①意気地のない言葉。「―を吐く」 ②弱々しい声。 0
峻別 シュンベツ [0] 厳しい基準で区別すること。また、その区別。「原材料の―作業」 0
貴兄 キケイ [1],[2] 相手に対する敬称。あなた。男性が同輩または親しい先輩に対して、おもに手紙などで用いる。貴殿 0
食膳 ショクゼン [0] ①食べ物を載せる台。お膳。「―につく」 食卓 ②膳に載せた食べ物。料理。 0
当初 トウショ [1] 最初。はじめの時期。「―成功は危ぶまれていた」 0
骨柄 コツがら [0] ①骨組み。また、顔つきや体つき。 ②人柄。風采(フウサイ)。「人品―のよろしい人」由来②①から感じられることから。 0
今昔の感 コンジャクのカン 昔から現在に至るまでの変化の大きさをしみじみと感じる気持ち。「電子本を手にすると―に堪えない」 0
神楽月 かぐらづき [3] 陰暦一一月の異名。 由来皇居や皇室に関係のある神社で、毎年陰暦一一月に神楽が行われたことから。 1
颯然 サツゼン 「颯颯(サッサツ)」に同じ。 0
囚獄 ひとや [0] 罪人をとらえて閉じこめておく所。牢屋(ロウや)。 表記「人屋・獄」とも書く。 1
仁者無敵 ジンシャムテキ 仁徳の備わった人は、だれにでも思いやりをもって接するので、刃向かう者はいないということ。〈『孟子(モウシ)』〉 0
乳繰る ちちく-る [3] 男女がこっそり会って情を交わす。また、男女がかげでいちゃつく。参考「乳繰る」は当て字。 0
念には念を入れよ ネンにはネンをいれよ 注意の上にも注意をして、事に当たるべきだということ。 0
代書 ダイショ [0] ①「代筆」に同じ。 ②「代書人」の略。役所に提出する書類などを、当人に代わって作成する職業の人。 0
内意 ナイイ [1] 心中で考えていること。公にしていない考え。内々の意向。「―を伺う」 0
横痃 オウゲン 「横痃(よこね)」に同じ。 0
坦夷 タンイ 地面がたいらなさま。平坦参考「坦」「夷」ともにたいらの意。 0
該当 ガイトウ [0] 一定の条件などにあてはまること。「名簿から―者を探す」 0
噓も方便(ホウベン) うそもホウベン 噓をつくことは悪いことだが、よい結果をもたらす手段として、時には必要な場合もあるということ。 0
和郎 ワロ ①男の子。わらわ。 ②二人称の呼称。おまえ。転じて、人をののしるときにいう語。やつ。野郎。 0
知事 チジ [1] 各都道府県を統轄し、代表する長。任期四年で、住民により直接公選される。「―選挙」「北海道―」 0
流れる水は腐らず ながれるみずはくさらず 停滞することなく常に活発に活動を続けるものには、沈滞や腐敗のないたとえ。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉使っている鍬(くわ)は光る 0
鞣革・鞣 なめしがわ なめして柔らかくした動物の皮。 0
昵懇 ジッコン [0] 親しくつき合うさま。こころやすいこと。懇意。「―の間柄」 0
充分 ジュウブン 物事が必要なだけみち足りているさま。「時間は―ある」 表記「十分」とも書く。 0
示現 ジゲン [0] ① 衆生(シュジョウ)の救済や教化のために、仏や菩薩(ボサツ)がいろいろな形に姿を変えてこの世に現れること。 ②神仏が不思議な霊験(レイゲン)を示すこと。 0
刻刻 コクコク [0] 時間がだんだん過ぎていくさま。刻一刻。「―と運命の時がせまる」 0
貫く ぬ-く [3] 穴に通す。突き通す。突きぬける。つらぬく。 0
寄方・寄辺 よるべ 頼りにして身を寄せる人や場所。頼りになる親類など。「―のない身」 1
鬼が出るか蛇(ジャ)が出るか おにがでるかジャがでるか 次にどのような運命や出来事などが待ち構えているか予測できないこと。由来 からくり人形師の口上から出た語。
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「鬼」にまつわることわざを探してみよう
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
街娼 ガイショウ [0] 街頭に立って客を誘う売春婦。まちの娼婦。 0
漆瘡 うるしかぶれ ウルシ科植物にある「ウルシオール」という毒に接して起きる接触性皮膚炎。赤くはれてかゆみを感じ、多数の水泡が生じることもある。うるしまけ。うるしかせ。 1
大巧 タイコウ [0] 非常にたくみなこと。すぐれて、たくみなこと。 0
殃い わざわい 災厄。天罰。神のとがめ。 0
無効 ムコウ [0] 効力や効果のないこと。また、そのさま。「その入場券は期限切れで―だ」有効 0
雨垂れは三途の川 あまだれはサンズのかわ 雨垂れが落ちる軒下から一歩外へ出ると、どんな危険が待ちかまえているか分からないから用心せよという戒め。「三途の川」は、あの世へ行く途中にあるという川。男子家を出(い)ずれば七人の敵あり 0
所定 ショテイ [0] 定められていること。「―の場所に置く」「―の用紙に記入する」 0
虚しい むな-しい [3],[0] ①中身や実体がない。また、からっぽである。「心を―くする」 ②かいがない。無駄な。表記「空しい」とも書く。 0
深厲浅掲 シンレイセンケイ その場の状況に応じて、適切な処理をすること。「厲」は高く上げる、「掲」は着物のすそをからげる意。川が深ければ着物のすそを高くたくし上げ、浅ければすそをからげて渡るということから。〈『詩経』〉 0
腕輪 うでわ [0] 身を飾るため、腕にはめる輪。ブレスレット。 0
絃 つる [2],[1] 「絃(いと)」に同じ。 0
写生 シャセイ [0] 風景や事物を見たままに写しとること。スケッチ。「静物の―」 参考絵画のほか、短歌・俳句・文章でも用いる。 0
所有 ショユウ [0] 自分のものとしてもっていること。また、そのもの。「広大な土地を―している」 所蔵・所持 参考「あらゆる」と読めば別の意になる。 0
低廉 テイレン [0] 値段が安いこと。「―な品物」安価・廉価 0
草熱れ くさいきれ 夏の強い太陽に照らされた草むらから生ずる、むっとした熱気。 夏 0
一齣 ひとくさり [2] 話などのまとまったひと区切り。「―感想を述べる」由来語り物・謡物などの一段落の意から。参考「ひとこま」と読めば別の意になる。 0
発憤興起 ハップンコウキ 気持ちをふるい起こすこと。また、気持ちをふるい立たせて努力すること。 0
過ぎたるは猶及ばざるが如し すぎたるはなおおよばざるがごとし ゆきすぎは足りないのと同じであるということ。孔子が二人の門人を比べて中庸の大切さを教えた言葉。〈『論語』〉 0
拾う ひろ-う [0] ①落ちている物を手で取り上げる。「財布を―う」 ②多くのなかから必要な物を選びとる。「活字を―う」 ③思いがけないものを手に入れる。「勝ちを―う」 ④人を取り立てる。「先代に―われて、今の仕事についた」 ⑤途中で乗り物を止めて乗る。「タクシーを―う」 0
肥える こ-える [2] ①体重が増える。太る。 ②土質がよくなる。「―えた土地」 ③善悪の判断力が豊かになる。「目が―えている」 0
救世 クセ [2] ①俗世間の苦しみから人々をすくうこと。 ②「救世観世音菩薩(カンゼオンボサツ)」の略。また、仏や菩薩の通称。参考「グセ・クゼ・グゼ」とも読む。 0
盲従 モウジュウ [0] 善悪などの分別を自分で考えずに、人の言うままにしたがうこと。「いかなる権威にも―しない」 0
別嬪 ベッピン [0] 非常に美しい女性。美人由来「嬪」は女性の美称で、とりわけ美しい女性の意から。 0
凡退 ボンタイ [0] 野球で、打者が出塁や犠牲打などを果たせずに退くこと。「三者―」 0
御祖母さん おばあさん 祖母を敬っていう語。御祖父(おじい)さん 1
仰せ おおせ [0] 目上の人の言いつけや命令。また、お言葉。「―にしたがいます」 0
騰勢 トウセイ [0] 物価・相場が高くなる勢い。また、その傾向。「株価が―の一途をたどる」落勢 0
貝櫓 かいやぐら 蜃気楼(シンキロウ)。 由来中国で、蜃(オオハマグリ)が気を吐いて楼閣を描くと考えられていた。その「蜃楼」を訓読したもの。 0
謹む つつし-む [3] 敬意を表し、かしこまる。うやうやしくする。「―んで申し上げます」 0
虚妄 キョモウ [0] ①うそ。いつわり。虚偽 ②迷い。迷信。 0
風林火山 フウリンカザン [5] 戦いにおける重要な心構えを述べた中国の兵法書の中の言葉をまとめた語。風のように敏速に動く、林のように静かに構える、火のように激しく攻める、山のようにどっしりと構える意。由来「其(そ)の疾(はや)きこと風の如(ごと)く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠(シンリャク)すること火の如く、動かざること山の如し」の文句から。〈『孫子』〉参考戦国時代の武将、武田信玄(たけだしんげん)が、軍旗に用いたことで知られる。
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四字熟語根掘り葉掘り18:「風林火山」をどう説明するか ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会
漢字の豆知識 キャッチコピーになった四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
御巡りさん おまわりさん [2] 巡査。警察官。参考親しみをこめた言い方。「―に道を尋ねる」 1
自剄 ジケイ [0] 自分で自分の首を切って死ぬこと。 自刎(ジフン) 0
慶ぶ よろこ-ぶ [3] めでたいことを祝う。祝いことほぐ。「心からお―び申しあげます」 0
陰翳 インエイ [0] 陰影 0
離職 リショク [0] ①職務から離れること。失職。 ②職業から離れること。また、やめさせられること。失業。参考退職と失業を婉曲(エンキョク)にいう場合にも使う。 0
一緒・一所 イッショ ①物事を一つに集めること。また、集まること。ひとまとめ。「団体の荷物を―に置く」「二人は―になる(結婚する)」 ②同じ行動をとること。「―に旅行する」 ③同じであること。「彼と好みが―だ」参考本来は「一所」を用いた。「一緒」は「一所」の転。 0
顕然 ケンゼン [0] あきらかなさま。はっきりしたようす。「両者のちがいは―としている」 0
瑞気 ズイキ [0] 縁起のよい雲気。めでたく神々しい雰囲気。瑞祥の気。「―みなぎる」「―立ち籠(こ)める神域」 0
生誕 セイタン [0] 人間が生まれること。「―二百年祭」 誕生 参考偉人について使う。 0
卒塔婆・卒都婆 ソトバ ①仏舎利や遺体を安置した建物。 ②死者の供養(クヨウ)のために、墓の後ろに立てる上部が塔形の細長い板。塔婆。板塔婆。表記「率塔婆」とも書く。参考「ソトウバ」とも読む。 0
競馬 ケイバ [0] 騎手を乗せた複数のウマで行う競走。多く、公認の賭(か)け事の対象。 0
編綴 ヘンテツ 文章をまとめ、つづること。「財産目録などの―」 0
下 もと [2] ①草木の根もと。また、ものの下のあたり。「足―」「旗の―に集まる」 ②支配や影響の及ぶところ。「人間は法の―に平等である」 0
坐臥行歩 ザガコウホ 立ち居振る舞い。日常の動作。座ったり、寝たり、歩いたりの意。 行住坐臥(ギョウジュウザガ)・挙止進退 0
小鰭 こはだ [0] コノシロの若魚。鮨(すし)だねや酢の物などにする。 秋 0
此 これ ①自分の近くにあるもの。持っているもの。「―をあげよう」 ②自分のいる場所の近く。ここ。「―から先は立入禁止」 ③話題にしている事柄。「―は秘密だ」 ④自分の身内や目下の者。この人。「―は弟です」 ⑤語調を強める語。「―すなわち」 0
緑鳩 あおばと [0] ハト科の鳥。山地の森林にすむ。背は緑色で、胸は黄色。尺八のような哀調をおびた鳴き声を出す。 1
追羽子・追羽根 おいばね 二人以上で一つの羽を羽子板で交互につく遊び。羽根つき。新年参考「追羽子」は「おいはご」とも読む。 0
内職 ナイショク [0] ①本職以外にする仕事。副業本職 ②主婦が家事の合間にする賃仕事。 ③授業中にこっそり別のことをすること。 0
倹約と吝嗇は水仙と葱 ケンヤクとリンショクはスイセンとねぎ 倹約とけちは、見かけはスイセンとネギのように似たところがあるが、実態はまったく異なるものである。「吝嗇」はけちの意。参考ネギを女房詞(ことば)で「ひともじ」というところから、「倹約と吝嗇(けち)は水仙と一文字(ひともじ)」ともいう。 0
御頭 おつむ [2] あたま。おもに幼児語として用いられる。「―がいい」「―てんてん」 1
半玉 ハンギョク [0] まだ一人前として扱われない若い芸者。おしゃく。由来玉代(芸者を揚げるための代金)が半分であることから。 0
不労所得 フロウショトク [4] 勤労せずに得る所得。地代や利子配当など。勤労所得 0
換算 カンサン [0] ある単位の数量を別の単位に計算しておきかえること。また、その計算。「円をドルに―する」参考「カンザン」とも読む。 0
禅問答 ゼンモンドウ [3] ①禅宗で、修行僧と師とが一問一答をして教義を会得(エトク)すること。 ②わかったようなわからないような難解な受け答え。ちぐはぐで真意のつかみにくい問答。 0
鬼矢幹 おにのやがら ラン科の多年草。雑木林に生える腐生植物。葉はうろこ状に退化している。初夏、茎の上部に黄褐色の壺形(つぼがた)の花を穂状につける。根茎はイモ状で、漢方では強壮・鎮痛薬として用いる。 由来まっすぐ伸びた茎を鬼の使う矢に見立てたことから。 0
付箋 フセン [0] 疑問点や注意点を書いたり、目印になるように本や書類などにつける紙切れ。表記「附箋」とも書く。 0
金麩羅 キンプラ [0] ①衣にそば粉を用いたてんぷら。 ②金めっきの俗称。 0
牛歩 ギュウホ [1] ①ウシの歩み。 ②ウシが歩くように、進み方がのろいこと。「審議引きのばしのための―戦術をとる」 0
扇 おうぎ [3] あおいで風を起こす折りたたみ式の道具。儀式や舞踊にも用いる。扇子(センス)。末広。「―の要(かなめ)(まとめ役のたとえ)」 夏 0
先考 センコウ [0] 亡(な)くなった父。「―の遺訓を守る」 亡父・先父 先妣(センピ) 参考「考」は死んだ父の意。 0
白朮 おけら キク科の多年草。由来「白朮」は漢名から。参考「ビャクジュツ」と読めば、根茎を乾燥させた生薬の意。 朮(おけら) 1
鄙語 ヒゴ [1] ①ひなびた言葉。田舎言葉。 ②下品な言葉。俗っぽい言葉。鄙言表記「卑語」とも書く。 0
鱲子 からすみ ボラやサワラなどの卵巣を塩漬けにして圧搾・乾燥させた食品。秋由来形が唐墨(からすみ)(中国製の墨)に似ていることから。 1
不審 フシン [0] 疑問に思うこと。また、嫌疑を受けること。「挙動―な男」「―な点は先生に質問しよう」 0
病床・病牀 ビョウショウ 病人のねどこ。「先月から―に伏している」病褥(ビョウジョク) 0
暗中飛躍 アンチュウヒヤク [0],[5] 人に気づかれないように、ひそかに活動すること。「―する情報部員」参考略して「暗躍」ともいう。 0
海嘯 つなみ [0] 海底地震や噴火により、急に海岸をおそう高い波。表記「津波・津浪」とも書く。参考「カイショウ」とも読む。 1
牙籌 ガチュウ ①昔、中国で、計算に用いた象牙(ゾウゲ)製の棒。かずとり。 ②そろばん。また、計算。 0
鉾 ほこ [1] 両刃の剣に長い柄のついた武器。「―を収めて撤退する」「―を交える(戦う)」表記「矛」とも書く。 0
弛む たる-む [2] ①ぴんと張っていたものがゆるむ。「ミシンの糸が―む」 ②緊張感がなくなる。だれる。「気が―む」 参考「弛」は弓の弦が伸びる意。 0
譌 なまり 標準語・共通語ではなく、地方独特の、発音や抑揚。 0
扁平 ヘンペイ [0] 平らなこと。「日本人の顔は欧米人に比べて―だ」 0
城下の盟 ジョウカのちかい 城の下まで攻めこまれて、やむをえず結ぶ屈辱的な講和条約。〈『春秋左氏伝』〉 参考「盟」は「メイ」とも読む。 0
実存 ジツゾン [0] ①実際に存在すること。 実在 ②哲学で、客観と主観に分けて考える以前の、現実的な存在の状態。「―主義」 0
抹茶 マッチャ [0] 臼(うす)でひいて粉にした茶。茶の湯では、湯を加えて茶筅(チャセン)でかきまぜて飲む。挽茶(ひきチャ)・碾茶(ひきチャ) 0
弥勒菩薩 ミロクボサツ [4] 浄土の兜率天(トソツテン)に住み、釈迦(シャカ)の死後五六億七〇〇〇万年後にこの世に下って、衆生(シュジョウ)を導くという菩薩(ボサツ)。弥勒。弥勒仏。
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ありがたいけれど、何と読む?~仏様の名前の基本を知ろう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
相弟子 あいデシ [0] 同じ先生について、共に学ぶ者。兄弟弟子。 同門 0
私刑 シケイ [0],[2] 法によらず、個人や仲間が勝手に加える制裁。リンチ。 0
鴿 どばと [1] ハト科の鳥。カワラバトを飼いならしたもの。公園・社寺・人家近くにすむ。伝書バトは改良種。イエバト。表記「土鳩」とも書く。 0
機器 キキ [1],[2] 機械・器械・器具の総称。「情報―」表記「器機」とも書く。 0
厨 くりや [0] 調理をする所。台所。「―船(ぶね)(本船に付き添って飲食物の調理をする船)」 0
鞠 まり [2] けまり。革製の丸い玉。また、それを用いたまりつき。 0
苔径 タイケイ こけむした小道。コケの生えた小道。 0
既に すで-に [1],[3] ①前に。また、前から。「会は―終わった」「名前は―知られている」 ②もはや。もう。「―手遅れだ」 ③まちがいなく。現に。表記「已に」とも書く。 0
輓馬 バンバ [1] そりや車をひかせるウマ。「雪原での―競走」 0
輩 やから [0] 「輩(ともがら)」に同じ。 0
虔む つつし-む [3] 緊張してつつしみ深くする。心をひきしめてかしこまる。 0
煙草 タバコ [0] ①ナス科の多年草。温帯では一年草。南米原産。葉は先のとがった卵形で大きく、ニコチンを含む。 ②①の葉を乾燥させてきざみ、火をつけて煙を吸う嗜好(シコウ)品。表記「莨」とも書く。 1
密雲不雨 ミツウンフウ 前兆があるのに、まだ事が起こらないたとえ。空に黒い雲が垂れこめているのに、まだ雨が降ってこない意から。〈『易経』〉 0
封豕長蛇 ホウシチョウダ 強欲で思いやりがなくむごい悪人のたとえ。「封豕」は、大きなイノシシの意。〈『春秋左氏伝』〉 0
勇将の下に弱卒なし ユウショウのもとにジャクソツなし 強い大将の下には弱い兵士がいないように、指揮する者がしっかりしていれば、それにしたがう者もおのずから感化され、りっぱな働きをするということ。 0
火傷 やけど [0] 火や熱湯などに触れて、皮膚などが傷つき炎症を起こすこと。また、その傷。表記「焼傷・焼処」とも書く。参考「カショウ」とも読む。
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漢字の豆知識 使うけど読めない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 1
互換性 ゴカンセイ [0] ①機械の部品などで、取り替えが可能であること。 ②コンピューターのデータやハードウェアを異なる機種同士で使用できること。 0
瓜実顔 うりざねがお [0],[4] ウリの種のように、色が白くて面長(おもなが)な顔。「―の美人」由来「瓜実」はウリの種。その形が細長いことから。参考昔の、美人の顔型の一つ。 0
生け捕り・生擒 いけどり 人や動物を生きたまま捕らえること。また、捕らえたもの。「ライオンを―にする」 参考「生擒」は「セイキン」とも読む。 0
専業 センギョウ [0] ①ある仕事や職業を専門に行うこと。「―主婦」 ②法律で定められた特定の個人や団体が、独占して行う事業。専売事業。 0
隻履西帰 セキリセイキ 達磨(ダルマ)が、死後草履の片方を下げて西へ去ったといういい伝え。西は西方浄土の意。 故事達磨(円覚大師)が死んで三年後、中国、北魏(ホクギ)の宋雲(ソウウン)が、草履の片方を手にして西のほうへ帰る達磨に出会った。不思議に思い達磨の墓を調べたところ、草履は片方しかなかったという故事から。〈『書言故事』〉 0
覲える まみ-える お目にかかる。特に中国古代、秋に諸侯が天子にお目にかかる。 0
殿堂 デンドウ [0] ①大きくてりっぱな建物。御殿。「白亜の―」 ②神仏をまつっている建物。 ③ある分野ですぐれた業績を残した人物やその事績、成果などが集められている建物や施設。「野球の―に名を残した選手」 0
百鍛千練 ヒャクタンセンレン 詩文の字句を何回も何回も苦心を重ねて練り直すこと。月下推敲(ゲッカスイコウ)
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意味を重ねてさらに強調する~言葉は「百鍛千練」の心がけで~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
急湍 キュウタン 川の流れが速く浅い所。早瀬。「―を下る」急流・急灘(キュウダン) 0
高い たか-い [2] ①上にある。上位である。「地位が―い」 ②上方へ向かって長い。「背が―い」低い ③すぐれている。「技能が―い」 ④高価だ。「運賃が―い」安い ⑤数値が大きい。数量が多い。「熱が―い」「年齢が―い」 ⑥声や音量が大きい。 0
小夜 さよ [1] 夜。晩。「―ふけて」「―曲」 参考「さ」は接頭語。 0
生姜・生薑 しょうが ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産。世界各地で栽培される。根茎は食用、また、香辛料や漢方薬に用いる。ハジカミ。ジンジャー。 秋 由来「生姜・生薑」は漢名から。 参考「ショウキョウ」と読めば別の意になる。 1
雲母 ウンモ [0] 花崗(カコウ)岩の中に含まれている、うすくはがれやすい六角板状の結晶。電気の絶縁体などに用いる。参考「きらら」とも読む。 0
秋風索莫 シュウフウサクバク 秋風がもの寂しく吹くさま。また、勢いが衰えてしまい、もの寂しいさま。「索莫」はむなしくもの寂しいさま。「―たる心境」 表記「索莫」は「索漠・索寞」とも書く。 秋風寂莫 0
捺す お-す 判を紙などに押さえつけて写す。力を入れて手で押さえつける。「はんこを―す」 0
錦囊 キンノウ ①錦(にしき)の袋。 ②詩の草稿を入れる袋。 ③他人の詩をほめる言葉。故事 ②中国、唐の詩人李賀(リガ)が、出先で詩ができると供のもつ錦の袋に入れた故事から。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
当局 トウキョク [1] ①そのことを担当している機関。 ②重要な政務を担当し、その責任をもつこと。また、その関係官庁。「薬害問題で―の責任が追及された」 0
暴漢 ボウカン [0] 人に乱暴をはたらく男。乱暴者。「―に襲撃される」 0
鼓譟・鼓噪 コソウ 戦場で、士気を高めるために太鼓を打ち鳴らして騒ぐこと。鬨(とき)の声をあげること。 0
玉石混淆 ギョクセキコンコウ [0] すぐれたものと劣ったものが入り混じっているたとえ。〈『抱朴子(ホウボクシ)』〉「応募作品は―だった」表記「混淆」は「混交」とも書く。玉石雑糅(ギョクセキザツジュウ)・玉石同匱(ギョクセキドウキ) 0
尾 お [1] ①動物の尻(しり)から細く伸びたもの。しっぽ。 ②物の後方に細く伸び出したもの。「彗星(スイセイ)の―」 ③物事の終わり。 ④山の裾(すそ)が伸びた所。峰 0
南蛮 ナンバン [0] ①昔、中国で南方の異民族を指した蔑称(ベッショウ)。 ②室町時代から江戸時代にかけて、シャム・ルソン・ジャワなど南方諸島の旧称。 ③南方を経て渡来した人やもの。また、異国風なもの。「―鉄」 ④ポルトガル人・スペイン人。オランダ人を紅毛というのに対していう。 ⑤トウガラシの別称。 0
当座 トウザ [0] ①その席。その場。 ②さしあたり。当分。「―しのぎにはなるお金だ」 0
拝礼 ハイレイ [0] 頭を下げて礼をすること。おがむこと。「仏像に―する」礼拝 0
略述 リャクジュツ [0] あらましをのべること。概念をのべること。略叙詳述 0
出処進退 シュッショシンタイ [4],[1] 官職や地位にとどまるか、辞めるかということ。身の振り方、身の処し方のこと。また、世に出て官に仕えることと、退いて民間にあること。「―を明らかにすることが肝要だ」 参考「進退出処」ともいう。 用行舎蔵 0
酷暑 コクショ [1] 非常に暑いこと。きびしい暑さ。「―の夏」酷熱・猛暑酷寒 0
十人十色 ジュウニンといろ [1] 好みや考え方、性格などは人それぞれちがうということ。「味の好みは―だ」 各人各様 0
硝石 ショウセキ [1] 硝酸カリウムの通称。無色または半透明の結晶で水によく溶ける。黒色火薬の主成分。また、医薬品・釉(うわぐすり)・肥料などにも用いる。 0
発展 ハッテン [0] ①勢いがのび広がること。栄えること。「戦後わが国の産業はめざましい―を遂げた」 ②より高い段階へ進むこと。「社業のさらなる―を目指す」 ①②進展 ③さかんに活躍すること。多く、異性関係についていう。「―家」 0
夢中 ムチュウ [0] ①夢のなか。夢を見ている間。 ②我を忘れて物事に没頭すること。「―で勉強する」「テレビゲームに―になる」 0
放置 ホウチ [1],[0] 置いたままにすること。ほうっておくこと。「自動車を道路に―する」 0
身軽言微 シンケイゲンビ 地位や身分が低いために、意見を言っても取り上げてもらえないこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
黒星 くろぼし [2] ①黒く塗りつぶした丸や星の形。 ②相撲の星取表で負けた側につける黒い丸印。転じて、失敗や敗北のたとえ。「初日に―がつく」白星 0
業 わざ [2] ①おこない。なし遂げたこと。しわざ。「とても人間―とは思えない」「運命のなせる―」 ②仕事。職業。「代々畜産を―とする」 0
群集心理 グンシュウシンリ [5] 群集に加わったために起こる特殊な心理状態。多くは、個人の自制心が弱まり、衝動的に他人の言動に同調しようとする心理がはたらく。 0
弊屋 ヘイオク ①やぶれ、こわれた家。 ②自分の家を謙遜(ケンソン)していう語。弊廬・拙宅 0
春霞 はるがすみ [3] 春に立つかすみ。「―たなびく山なみ」 春 0
父 ちち [1] ①その人の男親。「―からの手紙」母 ②ある物事・分野を創始・開拓した男。また、業績を残した男性のたとえ。先駆者。「ワルツの―ヨハン-シュトラウス」 ③キリスト教で、人格をそなえた唯一神をいう。「天にまします我らが―よ」 0
後生 ゴショウ [1] ①死後の世界。来世。後世(ゴセ)前生(ゼンショウ)・今生(コンジョウ) ②来世の安楽。極楽往生。「―を願う」 ③願い事や人にものを頼むときに使う語。「―だから許してくれ」参考「コウセイ」と読めば別の意になる。 0
演奏 エンソウ [0] 音楽をかなでること。「友達と―会に出かけた」 0
医療 イリョウ [1],[0] 医術により病気や傷を治療すること。「災害地へ―品を送る」 0
破鏡 ハキョウ [0] 夫婦が離別すること。離婚のたとえ。「―再び照らさず」故事 昔中国で、離れて暮らす夫婦が鏡を二つに割って一片ずつを持った。のちに妻の不義でその一片がカササギとなって夫のもとに飛んで行き、離縁になった故事から。〈『神異経(シンイケイ)』〉 0
魂胆 コンタン [1],[0] ①よくない意図。計画。たくらみ。「裏に―がある」 ②複雑な事情。こみ入ったわけ。 0
微風 そよかぜ [0] そよそよと静かに吹く風。参考「ビフウ」とも読む。 1
抜歯 バッシ [0] 悪くなったり不用になったりした歯を抜くこと。 0
粒選り つぶより [0] 多くのもののなかから、よいものを選び抜くこと。また、その選ばれたもの。えりぬき。よりぬき。 0
丈余 ジョウヨ [1] 一丈あまり。約三(メートル)あまり。「―の積雪量」 0
鎖鑰 サヤク ①戸じまり。 ②外敵の侵入を防ぐ要所。要害。 参考錠前(鎖)とかぎ(鑰)の意から。 0
分蘖 ブンケツ [0] イネやムギなどが、根に近い茎の関節から新しく茎を出すこと。参考「ブンゲツ」とも読む。 0
儒艮 ジュゴン [1] ジュゴン科の哺乳(ホニュウ)動物。インド洋など熱帯の海にすむ。沖縄にも現れ、天然記念物。体は紡錘形(ボウスイケイ)で、全長約三(メートル)にも達する。前肢や尾びれは横に平たい。海草を食べる。ザンノイオ。 参考立ち泳ぎしながら授乳する姿から人魚のモデルとされる。 0
中通外直 チュウツウガイチョク 君子の心が広く、その行いが正しいこと。「中通」は中に穴がとおっていることで、心に邪心のないたとえ。「外直」は外形がまっすぐなことで、君子のまっすぐな人柄のたとえ。いずれもハスの茎の形容で君子を説明したもの。〈周敦頤(シュウトンイ)の文〉 0
家事 カジ [1] ①日常生活に必要な家の中の仕事。炊事・洗濯など。「―に勤(いそ)しむ」 ②家庭内の事情。 0
糜爛 ビラン [0] ①ただれ崩れること。 ②世の中の乱れ、人民の疲弊のはなはだしいたとえ。参考「爛」は、火によって形が崩れるまで煮る意。
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漢字の豆知識 書けそうで書けない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
異口同音 イクドウオン [1] 多くの人が口をそろえて、同じことを言うこと。また、大勢の意見や考えが一致すること。「皆が―に叫んだ」異口同辞・異口同声 0
花房 はなぶさ [2] 小さな花が集まり、ふさになって咲くもの。「藤(ふじ)の―が美しい」 春 0
結盟 ケツメイ [0] 同盟や誓いを結んで、仲間になること。また、その同盟や誓い。かたい約束を交わすこと。 0
輻輳・輻湊 フクソウ いろいろな場所から物事が一か所に寄り集まること。混み合うこと。「―する交通機関」由来「輳」「湊」ともに集まる意で、車の輻(や)が中心の轂(こしき)に集まることから。 0
鈍感 ドンカン [0] 感覚、感じ方がにぶいこと。「気温の変化に―な人もいる」敏感 0
万病 マンビョウ [0] あらゆる病気。「風邪は―のもとといわれる」 0
銑鉄 センテツ [0],[1] 鉄鉱石を炉で溶かしてつくった不純な鉄。 参考「ずくてつ」とも読む。 0
栄誉 エイヨ [1] はえあるほまれ。「受賞の―に輝く」名誉 0
東男 あずまおとこ [4] 東国生まれの男。関東また、江戸の男。 0
旧怨 キュウエン [0] 昔のうらみ。古いあだ。「―は水に流した」 0
愛して其の悪を知り憎みて其の善を知る アイしてそのアクをしりにくみてそのゼンをしる 愛憎のために理性を失ってはならず、物事の善悪・長短を冷静に見きわめるべきだという教え。〈『礼記(ライキ)』〉 0
律詩 リッシ [0],[1] 中国、唐代に完成した定型の近代詩。一句が五言(ゴゴン)または七言で八句より成り、第三・四句と五・六句がそれぞれ対句でなければならない。律。 0
霊薬 レイヤク [1],[0] 霊妙な効能のある薬。霊験(レイゲン)あらたかな薬。 0
積悪 セキアク [0] 長く続けてきた悪行。つみ重ねられた悪事。 積善 参考「シャクアク」とも読む。 0
脂に画(えが)き氷に鏤(ちりば)む あぶらにえがきこおりにちりばむ 本体がきちんとしていなければ、いくら外側を飾っても無駄であるということ。努力をしても効果がないたとえ。「鏤む」は彫刻する意。変形しやすい脂に絵を描いても、氷に彫刻してもすぐに溶けてなくなってしまう意から。〈『塩鉄論』〉 0
醺然 クンゼン [0] 酒によって気分のよいさま。酒によったさま。ほろよいかげん。 0
楫取り かじとり [2],[3] ①船の進行方向を決めるかじを操り、船を正しく運航すること。また、その人。 ②物事や人々をうまく進行するように導くこと。また、その人。「話の―がうまい」 表記「舵取り」とも書く。 0
国に盗人(ぬすびと)家に鼠(ねずみ) くににぬすびといえにねずみ どのようなところにも必ずそれを害するものが内部のどこかに潜んでいるものだということ。参考「家に鼠国に盗人」ともいう。 0
生気潑溂 セイキハツラツ 活力が満ちあふれているさま。「いつ会っても、彼は―としている」 元気潑溂 表記「潑溂」は「潑剌」とも書く。 0
天災は忘れた頃(ころ)にやって来る テンサイはわすれたころにやってくる 天災は、人々がその恐ろしさを忘れかけたころにまた起こるものだから、ふだんの用心を怠ってはいけないという戒め。〈寺田寅彦(てらだとらひこ)の言葉〉 0
頗る すこぶ-る [3] たいそう。非常に。「体調は―よろしい」「彼女は―つきの美人だ」「―迷惑な話だ」 0
制限 セイゲン [3] 範囲を定めて、そこから出ないようにおさえること。また、その範囲。「入場者を―する」 0
必死 ヒッシ [0] ①死を覚悟して全力を尽くすこと。「―になって攻める」決死 ②必ず死ぬこと。 ③将棋で、受け手を指さなければ次の一手で詰む形。しばり手。「―をかける」表記③「必至」とも書く。 0
徳望 トクボウ [0] 徳が高く、多くの人に慕われること。また、その人に寄せられる尊敬。人望 「―の高い人」 0
冷笑 レイショウ [0] さげすみわらうこと。あざわらうこと。また、その表情。「―を浴びせる」冷嘲(レイチョウ) 0
白露 ハクロ [1] ①「白露(しらつゆ)」に同じ。 ②二十四節気の一つ。秋分の前で、九月八日ころ。このころから秋らしくなる。秋 0
匙を投げる さじをなげる ①医者が患者の治療をあきらめる。 ②物事に見切りをつけてあきらめる。「度重なる失敗に―げる」 由来医者が薬を調合するための匙を投げ捨てることから。 0
半途 ハント [1] ①道のなかば。途中。 ②学業や事業のなかば。「事業―にして失敗する」 0
候う うかが-う さぐる。そっとようすをのぞく。「外から家のなかを―う」 0
平伏す ひれふ-す [3] 額が地面につくほど体を低くする。「神前に―す」 1
萌す きざ-す [2],[0] ①草木が芽生える。「新芽が―す」 ②物事が起ころうとする気配がある。「幸福が―す」 0
子子孫孫 シシソンソン [1] 子孫代々。子孫の続く限り。末代まで。「―に至るまで語り伝える」 0
耆欲 シヨク 好きな物。このみ。また、好き勝手にしたいと思う心。表記「嗜欲」とも書く。 0
近況 キンキョウ [0] 最近の状況やようす。「―を知らせる」近状 0
対戦 タイセン [0] 互いに相手となって戦うこと。「―相手が決まる」 0
業務 ギョウム [1] 職業として日常行っている仕事。「―命令」 0
玉鈴花 はくうんぼく エゴノキ科の落葉高木。山地に自生。初夏、白色の花を多数総状につけて垂れ下がる。 由来「玉鈴花」は漢名から。表記「白雲木」とも書く。 1
百計 ヒャッケイ [0] いろいろなはかりごと。あらゆる方法。「―を案ずる」「―尽きる」 0
規程 キテイ [0] ①定めた規則。 ②法令。定められた一連の条項全体。 ③役所などで、内部で取り決めた事務上の規則。「文書処理―」 0
庭訓 テイキン [0] 庭での教えの意から、家庭の教訓。家庭のしつけ。故事 孔子が、急ぎ足で庭を通り過ぎるわが子の伯魚を呼び止め、詩や礼を学ぶように教えさとした故事から。〈『論語』〉 0
標札 ヒョウサツ [0] 戸口や門などにかかげ、居住者の氏名・住所などを示すふだ。門標表記「表札」とも書く。 0
摂腰 せひえ 幅広く仕立てた腰帯。律令(リツリョウ)制の武官が礼服を着用する際に用いた。 表記「接腰」とも書く。 1
注釈 チュウシャク [0] 注をつけて本文中の難しい語句や要点を説明・解釈すること。また、その注。「古文書に―を加える」注解 「註釈」の書きかえ字。 0
谿壑 ケイガク [0] ①大きい谷。深い谷。 ②強い欲望。表記「渓壑」とも書く。 0
澹泊 タンパク 心があっさりしていて無欲なさま。さっぱりしていてこだわらないさま。表記「淡泊・淡白」とも書く。 0
鶤鶏 とうまる ニワトリの一品種。体は大きく羽毛は黒色。良い声で長く鳴く。新潟県で改良された。表記「唐丸」とも書く。 1
旋毛 センモウ [0] うずのように巻いた毛。つむじげ。 参考「つむじ」と読めば別の意。 0
御田 おデン [2] ①鍋(なべ)物料理の一つ。がんもどき・こんにゃく・はんぺん・昆布などを煮込んだもの。 ②田楽豆腐。特に、木の芽田楽。 0
客人・客 まろうど 訪ねてくる人。訪問客。 由来「まらひと」の転じたもの。まれに来る人の意から。表記「賓」とも書く。参考「まれびと」とも読む。 1
押っ取り刀 おっとりがたな [5] 取るものも取りあえず急いでかけつけるさま。「―でかけつける」由来急用で、刀を腰にさすひまもなく手に持って急ぐさまから。
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
「おっとり刀」はのんびり動く?~まぎらわしい慣用句~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
将又 はたまた [1] それともまた。あるいは。もしくは。「薬(シャクヤク)か牡丹(ボタン)か―百合(ゆり)か」「行くか帰るか―待つか」 0
赤心奉国 セキシンホウコク 私欲や私心をすてて、国のために身をささげること。〈『資治通鑑(シジツガン)』〉 尽忠報国(ジンチュウホウコク) 0
間夫 まブ [1] 情夫。特に、遊女の情夫。間男(まおとこ) 0
絵草紙・絵双紙・絵草子 エゾウシ ①江戸時代、世間の出来事を絵入りで説明した印刷物。瓦版(かわらバン)。 ②江戸時代に流行した女性・子ども向きの絵入り読み物。表紙の色で赤本・黒本・青表紙・黄表紙などと呼ばれた。草双紙。 ③錦絵(にしきエ)。 0
日嗣 ひつぎ ①天皇の位。皇位。「―の御子(みこ)(皇太子)」 ②天皇の位をつぐこと。 0
布く し-く [0] ①平たく広げる。「シーツを―く」 ②広く行き渡らせる。また、広く行き渡る。「新しい制度を―く」表記「敷く」とも書く。 0
期月 キゲツ ①前もって決められた期限の月。 ②満一か月。 0
廃止 ハイシ [0] 今までの制度・習慣・設備などをやめること。「伝統ある儀式が―された」「鉄道の―」「虚礼―」存置 0
頻尿 ヒンニョウ [0] 排尿の回数が多くなること。「膀胱炎(ボウコウエン)による―症」 0
夥多 カタ [1] 非常に多いこと。おびただしいこと。 0
夕立 ゆうだち [0] 夏の夕方などに、短時間に激しく降る雨。多く、局地的に降って雷を伴う。驟雨(シュウウ)。「―にあう」 夏 0
夕べ ゆうべ [3],[0] ①夕暮れ。夕方。 朝(あした) ②催し物を行う夜。「室内楽の―」 参考「昨夜」と書けば、前日の夕方から夜になるまでの意になる。 0
温情 オンジョウ [0] あたたかく思いやりのある、やさしい心。「―判決が下る」「―に満ちた言葉」厚情 0
方術 ホウジュツ [0] ①方法。手段。 ②技術。わざ。 ③仙人などの使う奇怪な術。魔術。 0
初冠 ういこうぶり [3] 昔、男子が元服してはじめて冠をつけること。 参考「ういかむり」とも読む。 1
鶏鳴 ケイメイ [0] ①ニワトリが鳴くこと。また、その声。 ②一番どりの鳴く、午前二時ごろ。丑(うし)の刻。 ③夜明け。明け方。 0
運航 ウンコウ [0] 船や航空機が定まった航路を進むこと。「一日一便―される」 0
賃貸 チンタイ [0] 相手から使用料を取って、所有物を相手に貸すこと。ちんがし。「上京して―アパートを借りる」賃借 0
災禍 サイカ [1] 天災・人災などによるわざわい。 災難・災害 参考「災」は自然によるわざわい、「禍」は人の世の不幸の意。 0
盤陀 ハンダ 錫(すず)と鉛の合金。熱で溶かし、金属を接合するのに使う。「―付け」表記「半田」とも書く。 0
幅 はば [2] ①物の左端から右端までの長さ。「狭い道―」 ②はぶり。勢力。「―を利(き)かす」 ③ある制約の中で自由にできる余地。ゆとり。融通性。「規則に―をもたせる」 ④二つのものの差。ひらき。「値上げ―」 0
忘年の交わり ボウネンのまじわり 年齢の差に関係なく、相手の才能や学問に敬意を払って親しく交わる友人関係のこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉参考「交わり」は「友」ともいう。亡年の友 0
漸次 ゼンジ [1] しだいに。だんだん。「病気は―快方に向かった」 参考「ザンジ」は誤読。 0
蝨を捫(ひね)る しらみをひねる 人前であっても、あえて礼儀作法などにこだわらない態度をとること。 故事中国、晋(シン)代の隠者王猛が桓温(カンオン)に会見したとき、シラミをつぶしながら時世や政治を論じたことから。〈『晋書(シンジョ)』〉 傍若無人 0
築城 チクジョウ [0] 城や陣地をきずくこと。「戦国時代に―の規模が大きくなった」 0
神罰 シンバツ [1] 神がくだす罰。神のとがめ。 神譴(シンケン)・天罰 0
驢鳴犬吠 ロメイケンバイ へたでつまらない文章や、聞く価値のない話のたとえ。ロバが鳴きイヌが吠(ほ)える意から。〈『世説新語補(セセツシンゴホ)』〉参考「犬吠驢鳴」ともいう。 0
坊主の花 ボウズのはなかんざし 持っていてもなんの役にも立たない物のたとえ。髪の毛がない僧に髪飾りは必要ないことから。 0
群舞 グンブ [1] 大勢が一緒に踊ること。また、その踊り。「バレエの―」 0
無我夢中 ムガムチュウ [1] あることに熱中して自分を忘れること。「子どもたちはテレビゲームに―だ」「こわくて―で逃げる」一心不乱・無我無心 0
有期 ユウキ [1] 定まった期限があること。「―刑」無期 0
索条 サクジョウ [2],[0] 鋼鉄の針金をより合わせてつくった綱。ワイヤロープ。 鋼索 0
画一的 カクイツテキ [0] 一様で特色のないようす。型にはまったようす。「―な教育」表記「劃一的」とも書く。 0
胆 きも [1] ①肝臓が分泌した胆汁をたくわえる器官。胆囊(タンノウ)。 ②気力。胆力。度胸。きもったま。「―の太い人」 ③精神。こころ。 0
催眠 サイミン [0] 暗示・薬物などにより、眠気を催させること。「―術」 0
差益 サエキ [0] 売買の収支、為替レートの変動などにより生じた利益。「円高―を国内に還元する」 差損 0
郭清 カクセイ それまでにたまった不正や害になるものを取り除き、清めること。粛清。表記「廓清」とも書く。 0
繫属 ケイゾク 係属 0
隣地 リンチ [1] となりの土地。隣接している土地。「―にマンションが建つ」 0
吾人 ゴジン [1] われわれ。われら。「―のなすべきこと」参考古い論説文などで用いられる硬い言い方。 0
狒狒 ヒヒ [1] ①オナガザル科の大形のサルの総称。アフリカにすむ。鼻口部が突出し、顔が赤く、性質は荒い。マントヒヒなど。 ②好色な、中年以上の男性のたとえ。「―おやじ」 0
箒 ほうき [0],[1] ちりやごみをはき寄せて、きれいにする道具。 表記「帚」とも書く。 0
光芒一閃 コウボウイッセン 事態が急激に、また、瞬間的に変化すること。光線のように一瞬ぴかりと光る意から。「一閃」はぴかっと光る意。紫電一閃 0
水雲 もずく [0],[1] 褐藻類モズク科の海藻。内海でホンダワラなどの海藻に付着して生育。茶褐色の糸状で、やわらかくぬるぬるしている。食用。モクズ。 春 表記「海蘊・海雲」とも書く。 1
望粥 もちがゆ [2],[0] 望(もち)の日、特に正月一五日に食べた小豆(あずき)粥。のちに、餅(もち)を入れた粥をいう。十五日粥 新年表記「餅粥」とも書く。 0
臆説 オクセツ [0] 憶説 0
噴く ふ-く [1],[2] 勢いよく外へ出す。勢いよくはき出す。「火山が煙を―き上げる」 0
地理 チリ [1] ①土地の様子や事情。「この辺の―に不案内だ」 ②山川・海陸・気候・地形・人口・都市・産業・交通などのありさま。「―学」 0
本旨 ホンシ [1] 本来の主旨。もともとの目的。本当のねらい。「政策の―を説明する」 0
稷 きび [1] イネ科の一年草。 黍(きび) 0
基調 キチョウ [0] ①思想や行動などのもとになる基本的な考えや傾向。「―演説」 ②絵画・装飾などで中心となる色。「白を―とした明るい部屋」 ③楽曲の基本となる音階。主調 0
呵責 カシャク [0] きびしくとがめること。責めて苦しめること。「良心の―に堪(た)えかねる」 0
八幡黒 やわたぐろ まっ黒く染めた柔らかな革。下駄の鼻緒などに用いた。由来石清水八幡宮(いわしみずハチマングウ)の神官が作ったことから。 0
間着 あいぎ [0],[3] ①上着と下着のあいだに着る衣服。 ②春や秋の、寒暑の季節のあいだに着る衣服。間服。表記「合着」とも書く。 0
黔む くろ-む 黄色みを帯びて黒くなる。すすけて黒くなる。くろずむ。 0
発射 ハッシャ [0] ①弾丸・ロケットなどを撃ち出すこと。 ②矢を射ること。 0
梶鞠 かじまり 七夕に飛鳥井(あすかい)・難波(なんば)の両家が催した蹴鞠(けまり)の行事。秋由来梶の枝にまりをかけて二星に供えたことから。 0
項 うなじ [1] 首の後ろの部分。えりくび。「若々しい―に心ひかれる」 0
端座 タンザ [1] 行儀よくすわること。姿勢を正して、きちんとすわること。「―して開始を待つ」正座 「端坐」の書きかえ字。 0
本卦帰り・本卦還り ホンケがえり 干支(えと)が一回りして、生まれた年と同じ干支の年となること。満六〇歳。還暦。 0
屢述 ルジュツ 何度も述べること。繰り返し述べること。「すでに―したとおりです」屢説 0
優勝劣敗 ユウショウレッパイ [0] 生存競争のなかで、強い者が栄え、弱い者が滅びること。まさっている者が勝ち、劣っている者が負ける意から。「―は世の中の常」弱肉強食・適者生存・自然淘汰(シゼントウタ) 0
新湯 さらゆ [0] 沸かしたばかりでまだだれも入っていない風呂(フロ)の湯。 表記「更湯」とも書く。 参考「あらゆ」とも読む。 0
搗栗 かちぐり [2] クリの実を干してうすでつき、殻と渋皮を除いたもの。表記「勝栗」とも書き、祝いごとなどに使う。 0
幃幔 イマン 「幃(とばり)」に同じ。 0
万邦 バンポウ [0] あらゆる国。すべての国。万国参考「マンポウ」とも読む。 0
絡げる から-げる [3],[0] ①ひもなどで、束ねてくくる。巻きつけてしばる。「引っ越し荷物をひもで―げる」 ②衣服のすその一部をまくって帯などに挟む。まくりあげる。「雨の中をすそを―げて走り出す」 0
偽装 ギソウ [0] 人の目をごまかすために、他のものとまぎらわしい色や形・格好にすること。また、人の目をごまかす態度・行動などをとること。カムフラージュ。「―工作をする」表記「擬装」とも書く。 0
亦 また [0] …もまた。…もやはり。またまた。「彼も―人の子といえよう」「私も―釣りは好きです」参考あることが他にも及ぶ場合や並列の場合に用いる。 0
辟易 ヘキエキ [0] ①勢いや困難に押されて立ちのいたり、しりごみしたりすること。「難関に―する」 ②手におえなくて困ること。「友人のいびきには―した」「彼女のじゃじゃ馬ぶりには―する」閉口参考道を辟(さ)けて所を易(か)える意。 0
たら タラ科の海魚の総称。北洋に分布。腹部が太く尾部に向かって細くなり、口が大きい。食用。 冬 由来「」は初雪のあと多くとれる魚の意。また、体表に斑(まだら)があることから「まだら」の略という。 表記「大口魚」とも書く。 0
麝煤 ジャバイ 墨の別称。 由来麝香の香りのある煤(すす)からつくった墨の意から。 0
眺める なが-める [3] ①見渡す。「窓から海を―める」 ②見つめる。「庭の花を―める」 ③傍観する。「しばらく様子を―めよう」 0
角櫓 すみやぐら 城郭のすみに立てた櫓。表記「隅櫓」とも書く。 0
御する ギョ-する [2] ①ウマを操る。 ②人を思いのままに動かす。「今回の相手は―しやすい」 0
早い はや-い [2] ①時間的に前である。「朝―い到着」 ②まだその時期や時刻になっていない。「公表はまだ―い」「―く着きすぎた」 ③時間が短い。てっとりばやい。「直接話したほうが―い」 0
平民 ヘイミン [0] ①官位のない人民。庶民。「―宰相」 ②明治憲法下における旧民法の戸籍上の階級で、華族・士族以外の者。参考②一九四七(昭和二二)年、日本国憲法の施行に伴って廃止。 0
興味索然 キョウミサクゼン 関心が薄れていくさま。また、おもしろみがないさま。「索然」は興ざめするさま。興味津津 0
安気 アンキ [0],[1] 心配事もなく心が安らかなさま。気楽なさま。「―に暮らす」 0
田園 デンエン [0] ①田と畑。 ②いなか。田畑・林・野原の多い郊外。「―生活を体験する」 0
腕 かいな [1],[0] 肩とひじの間の部分。また、肩から手首の部分。うで。 0
関連 カンレン [0] つながりやかかわりがあること。「汚職に―する問題」「―事項を列挙する」関係・連関 0
雪月風花 セツゲツフウカ 四季の自然の美しい風景。また、それを観賞し、詩歌をつくったり俳句をよんだりする。風雅な生活や行為。 参考「風花雪月」ともいう。 花鳥風月 0
草創 ソウソウ [0] ①事業や物事を初めて起こすこと。草分け。「会社の―期を知る人物」 ②寺や神社などを初めて建てること。 0
究極 キュウキョク [0] 物事をつきつめて、最後に行き着くところ。つまるところ。究竟(クッキョウ)表記「窮極」とも書く。 0
勧誘 カンユウ [0] すすめて、さそうこと。「サークル活動に―する」勧奨 0
御幸 ゴコウ [0] 「御幸(みゆき)」に同じ。 0
雲泥の差 ウンデイのサ 非常に大きなちがいのあることのたとえ。天の雲と地の泥とは、かけ離れたちがいがあることから。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉「優勝と準優勝には―がある」雲泥万里・月と鼈(すっぽん) 0
茹でる ゆ-でる [2] 熱湯に入れて熱を通す。熱湯で煮る。 参考「うでる」とも読む。 0
雀羅 ジャクラ [1] スズメなどを捕らえる網。かすみあみ。「門前―を張る(来訪者もなくさびれている)」 0
桐油 トウユ [0] ①アブラギリの種子からとる乾性油。きりゆ。きりあぶら。 ②「桐油紙」の略。 ①を塗った防水・防湿紙。 0
菓子 カシ [1] もち米粉・小麦粉・砂糖・あんなどで作った、間食用の食べ物。「洋―」参考古くは果物の意。今でも「水菓子」という。 0
勾玉 まがたま [0] 古代、装身具として用いた玉。表記「曲玉」とも書く。 0
羅針盤 ラシンバン [0] 磁石の針が北を指す性質を利用して方位を知る装置。船や飛行機の航行に用いる。羅針儀。コンパス。 0
代表 ダイヒョウ [0] ①多数の者に代わって、それらの人々の意思を表すこと。「―質問」 ②全体の性質や特徴を示す代わりとなるような一部分。「アメリカを―する詩人」 0
流通 リュウツウ [0] ①一か所にとどまらず、流れ通ること。「空気の―」 ②商品が生産者から消費者に、とどこおりなく渡ること。 ③広く世間に通用すること。「貨幣の―」 0
道義 ドウギ [1] 人として守るべき正しい道。「―を重んじる」「―上の問題」「―的責任」道徳・道理 0
隠然 インゼン [0] 表立っていないが、陰で実質的な力を握っているさま。「―たる勢力」 0
子・ ねじ ①物を締めつける、螺旋(ラセン)形のみぞのあるもの。雄ねじと雌ねじがある。「休み中はとかく―が緩む(緊張した気分でなくなる)」 ②ぜんまいを巻く装置。表記「螺子・捻子」とも書く。 1
平身低頭 ヘイシンテイトウ [0] ひたすら謝罪すること。体をかがめ、頭を低く下げて恐れ入る意から。「―して非礼をわびる」参考「低頭平身」ともいう。三拝九拝 0
剛胆 ゴウタン [3],[0] 肝っ玉が太く、ものおじしないこと。また、そのさま。「―をもって鳴る人」大胆表記「豪胆」とも書く。 0
僻者 ひがもの 心のねじけた人。心のゆがんだ人。また、変人。 0
三幅・三布 みの 並幅(約三六(センチメートル))の布を三枚合わせた幅。また、その幅の布。「―布団(ブトン)」 1
梟 ふくろう [2],[3] フクロウ科の鳥。森林にすむ。頭は丸くて、目は大きく、くちばしが鋭い。多くは夜行性でネズミやモグラなどの小動物を捕食する。冬 0
篁 たかむら [2] タケが群生しているところ。竹林。たけやぶ。表記「竹叢」とも書く。 0
栄進 エイシン [0] より高い地位に進むこと。出世すること。栄達・昇進 0
誓約 セイヤク [0] 固く約束すること。また、その約束。「―書に署名する」 0
一富士二鷹三茄子 イチフジニたかサンなすび 初夢に見ると縁起がよいとされるものは、一番に富士山、二番目にタカ、三番目にナスであるということ。 由来徳川家康の居城があった駿河(するが)の国(静岡県)の名物をあげたとする説や、「富士」は最高峰、「鷹」は物をつかみ取る、「茄子」は「成す」に通じるからという説などがある。 1
嘗試 ショウシ こころみること。ためしてみること。 0
四六文 シロクブン 「四六駢儷(ベンレイ)文」の略。漢文の一つの文体。四字と六字の文字の句を並べ、対句を多用する華麗なもの。 参考中国で、六朝(リクチョウ)時代に盛んに行われた。 0
得点 トクテン [0] 試験や競技などで点数を得ること。また、得た点数。「大量―」失点 0
潤目鰯 うるめいわし [4] ニシン科の海魚。本州中部以南に分布。マイワシに似るが、体は丸みを帯び、尻びれが小さい。脂は少ないが、干物として美味。 冬 由来目が大きくて縁が赤く、うるんでいるように見えることから。 0
夜光 ヤコウ [0] ①夜や暗い場所で光ること。「―虫」「―塗料」 ②晴れた夜空に見える、星や月以外のわずかな光。「―現象」 0
平板 ヘイバン [0] ①凹凸(オウトツ)のない平らな板。 ②変化がなく、おもしろみが感じられないこと。「この小説の後半は―でつまらない」「講演の内容は―だった」 単調 0
杙 くい [0] 地中に打ちこんで家畜などをつないでおく棒。 0
四声 シセイ [0],[1] ①昔の中国で、漢字音の四種の声調の総称。音の高低と長短により、平声(ヒョウショウ)・上声(ジョウショウ)・去声(キョショウ)・入声(ニッショウ)に分類したもの。 ②現代中国の標準語では、第一声・第二声・第三声・第四声をいう。 参考「シショウ」とも読む。 0
増進 ゾウシン [0] 体力や能力などがまし加わること。進歩すること。「食欲―」 減退 0
水干 スイカン [0] ①のりを使わず、水につけて板に張ってほした絹。 ②①で作った狩衣(かりぎぬ)の一種。一般の人の普段着だったが、のちに公家の私服や少年の礼服となった。 0
撃鉄 ゲキテツ [0] 小型の銃の撃発装置の一つ。雷管を強打し発火させる。参考「うちがね」とも読む。 0
緊褌 キンコン [0] 褌(ふんどし)をきつく、しっかりとしめ直すこと。 0
女丈夫 ジョジョウフ [2] 気性がしっかりしていて、男性以上のことをなし遂げる女性。男まさりの女性。 女傑 0
哀歓 アイカン [0] かなしみとよろこび。「人生の―を描く」哀楽 0
甘野老 あまどころ ユリ科の多年草。山野に自生。葉はササの葉形。初夏、白色で細長い釣鐘形の花を垂れ下げる。 由来根茎が甘く、またトコロ(野老)に似ていることから。 1
宗 むね [2],[1] ある物事の中心となること。最も大切なこと。「報道は正確を―とする」 0
薤露蒿里 カイロコウリ 「薤露」「蒿里」ともに葬送のときの挽歌(バンカ)の曲名。転じて、人生のはかないことのたとえ。故事 中国、漢の田横(デンオウ)が自殺したとき、門人がこれを悼(いた)んで作った曲を、のちに李延年(リエンネン)がこの二曲に分けたとされる。貴人用の挽歌「薤露」はニラの上に降りた朝露の意で、すぐに消えてしまうこと。庶民用の挽歌「蒿里」は山の名で、人が死ぬと霊魂がそこに集まるという。〈『古今注(コキンチュウ)』〉 0
角蟬 つのぜみ ツノゼミ科の昆虫。日本各地の山地にすむ。体は黒く小形でセミに似る。胸部には背面にのびるつの状の突起がある。 0
冠絶 カンゼツ [0] とび抜けて、すぐれていること。最もひいでること。「世界に―する偉業」卓絶 0
憤死 フンシ [0] ①いきどおりのあまり死ぬこと。「非業の―」 ②野球で、走者が進む塁の寸前で惜しくもアウトになること。「一塁走者の―が悔やまれる」 0
所収 ショシュウ [0] 書物などに収められていること。「全集に―された年表」 所載 0
釐付 リンづけ 江戸時代、年貢を徴収する際に、石高(コクだか)に対して一定の租率を乗じて、税額を算出すること。表記「厘付」とも書く。 0
目敏い・目聡い めざと-い ①見つけるのがすばやい。目がはやい。「お菓子を―く見つける」 ②目がすぐさめる。「年寄りは―い」 0
徒死 トシ [1] いたずらに死ぬこと。無駄死にすること。犬死に。 0
豆腐に鎹(かすがい) トウフにかすがい 手ごたえや効き目のないたとえ。豆腐にかすがいを打ちこんでも、豆腐がくずれるだけの意から。糠(ぬか)に釘(くぎ)・暖簾(のれん)に腕押し 0
偉勲 イクン [0] すばらしい手柄。大きな手柄。「―を立てる」偉功 0
芳香 ホウコウ [0] よい香り。かぐわしい香り。「えもいわれぬ―が漂う」「―剤」香気・芳気悪臭 0
付和雷同 フワライドウ [1] 自分自身にはっきりした考えや主張がなく、他人の意見に無批判にしたがうこと。「―する人が多く、議案がすんなりととおった」表記「付和」は「附和」とも書く。参考「雷同付和」ともいう。吠影吠声(ハイエイハイセイ) 0
海燕 たこのまくら [3] ウニ類の棘皮(キョクヒ)動物。体は平たく長径約一〇(センチメートル)の楕円(ダエン)形。とげは短い。管足の出る穴が花のような模様をつくる。マンジュウガイ。表記「蛸枕」とも書く。 1
窈窕 ヨウチョウ 奥ゆかしく上品なさま。美しくしとやかなさま。「―たる淑女が居並ぶ」 0
頁 ページ [0] 書物や帳面の紙の片面。また、それを数える数詞。 0
自問自答 ジモンジトウ [0] 自分で自分に問いかけ、自分でそれに答えること。「決断を前に―を繰り返す」 0
賛辞 サンジ [1] 業績などをほめたたえる言葉。「新記録の達成に―を呈する」 賞辞・頌辞(ショウジ) 「讃辞」の書きかえ字。 0
豆幹・豆殻 まめがら 種子を取ったあとの豆のさや・茎など。秋表記「萁」とも書く。 0
被髪 ヒハツ ①髪の毛を結ばずに振り乱すこと。 ②冠をつけない未開地の風俗。 0
慙死 ザンシ [1],[0] ①はじて死ぬこと。「―に値する」 ②死ぬほどのはずかしさ。深くはじいること。 0
諢名 コンメイ [0] あだな。ニックネーム。表記「渾名」とも書く。 0
陣中 ジンチュウ [1] ①陣地のなか。 ②戦いのさなか。戦争中。「―見舞い」 0
雲上人 ウンジョウびと [3] ①宮中の人。貴族。皇族。 ②昔、宮中清涼殿の殿上の間にのぼることを許された四位・五位の人、および六位の蔵人(くろうど)。雲の上人(うえびと)。雲客 0
仏蘭西 フランス ヨーロッパ大陸の西部に位置する共和国。ブドウ・コムギ・トウモロコシなどの農業生産が盛ん。世界有数の観光国。首都はパリ。
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フランスの漢字表記は?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 1
哄然 コウゼン [0] たくさんの人が声をあげてどっと笑うようす。「会場が―とどよめく」 0
情死 ジョウシ [0] 愛し合う男女が、合意のもとで一緒に自殺すること。 心中 0
捕まえる つか-まえる [0] 逃げないようにとりおさえる。おさえて動きを止める。 0
言辞 ゲンジ [1] 言葉。言葉づかい。「不穏当な―を弄(ロウ)する人物」 0
冷酒 レイシュ [0] ①「冷(ひ)や①」に同じ。 ②燗(かん)をしないで飲むようにつくった日本酒。冷用酒。 ①②夏 0
禿鷲 はげわし [0] タカ科の一群の鳥の総称。アフリカ大陸とユーラシア大陸に分布。草原などにすむ。頭部には羽毛がない。動物の死肉を食べる。ハゲタカ。 0
谷まる きわ-まる [3] 行き詰まって身動きがとれず、困りはてる。「進退―る」「道が―る」由来谷間のように、どちらも行き止まりで進めない意から。 0
較著 コウチョ きわだってはっきりしていること。いちじるしいこと。顕著 0
墜落 ツイラク [0] 高い所から落ちること。「飛行機が海に―する」 0
冷える ひ-える [2] ①温度が下がる。寒くなる。また、そのように感じる。「朝夕は―えこむようになった」「戸外にいて手足が―えた」 ②熱意・興味・愛情などの度合が衰える。「二人の間は―えきったままだ」 ③景気や相場などが悪くなる。「景気が―えこむ」 0
対策 タイサク [0] 事に応じてとる手段や方策。「―を講じる」「作業現場の安全―を練る」 0
矩勾配 かねコウバイ 建築で、四五度の傾き。 0
懐 ふところ [0] ①着物と胸の間。「―に手を入れる」 ②温かく迎え入れてくれる所。「母の―」 ③ものに囲まれ深くなった所。「山の―に囲まれた山村」 ④所持金。「―が寒い」 ⑤内部。内側。また、心のなか。胸中。「敵の―に飛びこむ」「―を見すかす」 0
鉄則 テッソク [0] 変えることのできない、厳しい規則や法則。「全員一致が―です」「民主主義の―を守る」 0
炭疽病 タンソビョウ [0] 炭疽菌が原因で発病する感染症。ウシ・ウマ・ヒツジなどに多く発生するが、人間にも感染する。内臓がはれ、敗血症を起こす。炭疽。 0
汁 しる [1] ①物にたくわえている液体。また、それをしぼったもの。「蜜柑(ミカン)の―」 ②水分を主にし、具を浮かせた料理。吸い物、味噌(ミソ)汁など。 ③他人の労力や犠牲で得る利益のたとえ。「地位を利用してうまい―を吸う」 0
千慮の一得(イットク) センリョのイットク 愚かな者でも何回も考えれば、一つくらいはよい考えを思いつくものだということ。また、自分の考えや意見を謙遜(ケンソン)していう言葉。 愚者も一得 0
真意 シンイ [1] 本当の気持ち。本心。物事の本当の意味。「相手の―をはかりかねる」「事の―を問う」 0
弭巻 はずまき ①弓の両端の弦(つる)をかけるところに巻いてある(トウ)。 ②矢の弭(ゆはず)の下の糸を固めたところ。表記「筈巻」とも書く。 1
含蓄 ガンチク [0] ①中にふくみ、たくわえること。 ②内容が豊かで、深い意味が込められていること。「―のある言葉が身にしみた」 0
榔楡 あきにれ ニレ科の落葉高木。由来「榔楡」は漢名から。秋楡(あきにれ) 1
虚仮 コケ [2] ①真実ではないこと。いつわり。 ②分別のないこと。愚かなこと。ばか。「―にする」 0
物相 モッソウ [3] ご飯の量を盛って計る器。また、飯を一人分ずつ盛る器。「―飯を食う(牢屋(ロウや)に入る)」表記「盛相」とも書く。参考「相」は、木でできた型の意。 0
振盪 シントウ [0] ふるえ動くこと。激しくふり動かすこと。強い刺激を与えること。「脳―を起こす」 表記「震盪・震蕩」とも書く。 0
梵論子 ボロンジ 「梵論(ボロ)」に同じ。 0
翫味 ガンミ ①食物をよくかんで味わうこと。 ②物事の意味をよく考え味わうこと。表記「玩味」とも書く。 0
垂れる た-れる [2] ①上から下のほうへ下げる。また、下がる。「釣り糸を―れる」 ②上の者から下の者に教訓や模範を示す。「訓示を―れる」 ③のちのちまで残す。「名を後世に―れる」 0
懇請 コンセイ [0] 心を尽くしてひたすら頼むこと。「―がついに実る」 0
版図 ハント [1] 一国の領土。「―を広げる」参考「版」は戸籍、「図」は地図の意。 0
総督 ソウトク [0] ①全体を取り締まり率いること。また、その役。特に、軍隊を率いる最上位の人。 ②植民地の政治や軍事を取り締まる長官。 0
丁丁発止 チョウチョウハッシ [5] ①物を続けて打ちたたく音の形容。また、刀などで互いに激しく打ちあうさま。また、その音。 ②激論をたたかわせるさま。「議場で―とやり合う」参考「発止」は当て字。硬い物どうしがぶつかり合う音を表す語。 0
課税 カゼイ [0] 税金を割り当てること。また、その税金。「―額」 0
粕 かす [1] ①酒をこして、あとに残ったもの。酒粕。 ②良いところをしぼり取ったあとの残りもの。表記「糟」とも書く。 0
背広 せびろ [0] 男性が着る洋服。折り襟の上着と共布のズボンが組になったもの、またはチョッキがある三つぞろい。スーツ。 0
大島紬 おおしまつむぎ [5] 鹿児島県奄美大島(あまみおおしま)特産の、かすり模様に織った絹の織物。 0
含笑 ガンショウ ①笑いをふくむこと。ほほえむこと。 ②花が咲き始めること。 0
竄流 ザンリュウ 遠い地に追放すること。島流しにすること。 流竄(ルザン) 参考「ザンル」とも読む。 0
連理の枝 レンリのえだ 男女の情愛が深く、離れがたく仲むつまじいこと。根や幹は別だが、枝と枝は結合して一つになっているもの。〈白居易の詩〉比翼連理 0
拝察 ハイサツ [0] 「察すること」の謙譲語。「御心痛のことと―いたします」 0
聚散 シュウサン [0] あつまることと散ること。 表記「集散」とも書く。 0
冥護 ミョウゴ [1] ひそかに神仏の加護があること。「―を頼る」 0
瓦石 ガセキ ①かわらと石。 ②転じて、価値のないもの。瓦礫(ガレキ)参考「ガシャク」とも読む。 0
長寿花 きずいせん ヒガンバナ科の多年草。由来「長寿花」は漢名から。 黄水仙(きズイセン) 1
対価 タイカ [1],[0] 財産・労力などを人に与えた報酬として受け取るもの。 0
酒粕・酒糟 さけかす 酒をつくるとき、もろみから酒をしぼりとった残り。 参考「さかかす」とも読む。 0
端色 はしたいろ ①襲(かさね)の色目の一種。表裏ともに薄紫色、または表が薄紫で裏が白。 ②染色で、薄めの色。表記「半色」とも書く。 0
戦況 センキョウ [0] 戦争の状況。たたかいのありさま。「細かく―を報告する」 0
留別 リュウベツ [0] 旅立つ人が、あとに残る人に別れを告げること。「―の宴を催す」 0
楚 しもと [3],[0] 細い木の枝で作ったむち・つえ。昔はニンジンボクで作ったつえで、師が弟子を打ち戒めることなどに用いた。 0
総髪 ソウハツ [0] 江戸時代の男性の髪形の一つ。全体の髪の毛を後ろへ垂らして束ねたもの。医者などが結った。 表記「惣髪」とも書く。 0
命終 ミョウジュウ 死ぬこと。生命が終わること。参考「ミョウジュ」とも読む。 0
褪紅色 タイコウショク [3] 薄い桃色。淡紅色。表記「退紅色」とも書く。 0
編輯 ヘンシュウ [0] 編集 0
醂す あわ-す [0],[2] 渋柿(しぶがき)の渋をぬく。さわす。 0
鱠 なます [0],[3] 生の魚や野菜を酢であえた料理。表記「膾」とも書く。 0
同席 ドウセキ [0] ①同じ集まりに出席すること。同座 ②同じ席次・地位。「―の重役」 0
陸送 リクソウ [0] 陸上を輸送すること。陸上での輸送。陸運。海送 0
白玉 しらたま [0] ①白い玉。特に、真珠の古称。 ②白玉粉で作った団子。夏 ③「白玉椿(つばき)」の略。白い花が咲くツバキ。 0
否 いや [1] いいえ。いえ。いな。不承知を表す語。また、否定や打ち消しの語。 0
人と屛風(ビョウブ)は直(すぐ)には立たず ひととビョウブはすぐにはたたず 屛風が折り曲げないと立たないように、人も他人とほどほどに妥協しなければ、世渡りができないという教え。 0
内実 ナイジツ [0] ①内部の実情。「―に詳しい人」 ②その実。実際。「―弱っている」 0
唱曲 ショウキョク 歌曲をうたうこと。また、その歌曲。 唱歌 0
藉りる か-りる 仮に他のものを使う。他の助けを受ける。頼る。「孔子の言葉を―りれば」 0
伸張 シンチョウ [0] 物や勢力などをのばし広げること。のび広がること。「国会での勢力を大きく―した」 伸展 0
森閑 シンカン [0] ひっそりと静かなさま。「―とした夜中のビル」 表記「深閑」とも書く。 0
救出 キュウシュツ [0] 危険な状態から助け出すこと。「人質を―する」救助 0
珪石 ケイセキ [1] 石英を九〇パーセント以上含む岩石・鉱物の総称。ガラスや陶磁器などの原料。珪岩。表記「硅石」とも書く。 0
乾坤 ケンコン [0],[1] ①天と地。空と大地。「悠然として―の間に遊ぶ」霄壌(ショウジョウ) ②陽と陰。 ③方角で、北西の戌亥(いぬい)と南西の未申(ひつじさる)。 由来「乾」も「坤」も易の卦(ケ)から。 0
懸巣 かけす [0] カラス科の鳥。山林にすみ、冬は平地でも見られる。体は濃い赤褐色で、頭は白地に黒斑(コクハン)がある。他の鳥の鳴き声をまねる。カシドリ。秋由来木の上に枯れ枝などで杯形の巣を懸けることから。 0
恬淡・恬澹 テンタン あっさりとしていて執着しないさま。無欲でとらわれないさま。「金銭に―としている」 0
三脚 サンキャク [0] ①三本の足。「二人―」 ②「三脚架」の略。開閉・伸縮が自由にできる三本の脚がついた台。カメラなどをのせて固定する。 ③「三脚椅子(イス)」の略。 0
素焼 スやき [0] ①陶磁器で、釉(うわぐすり)をかけないで低温で焼くこと。また、その陶磁器。「―の茶碗(チャワン)」 ②魚などを、調味料をつけずに焼くこと。また、その焼いたもの。しらやき。「―の鰻(うなぎ)」 0
盆と正月が一緒に来たよう ボンとショウガツがイッショにきたよう 喜ばしく楽しいことが重なること。また、よいことで非常に忙しくなること。 0
脱臭 ダッシュウ [0] ものに含まれているいやなにおいを取り去ること。「冷蔵庫に―剤を置く」「―効果」 0
圧し折る へしお-る [3],[0] ①強くおしつけて折る。「枝を―る」 ②勢いをくじく。屈服させる。「調子付いた男の鼻を―る」 0
肩凝り かたこり [2] 血液の循環が滞り、肩の筋肉が固くなって痛むこと。「―をほぐす」 0
醴 あまざけ [0] 米を粥(かゆ)にし、麴(こうじ)を混ぜ合わせ発酵させた甘い飲み物。最近は酒粕(さけかす)からつくることが多い。一夜酒。夏表記「甘酒」とも書く。 0
実数 ジッスウ [3] ①実際の数量。 ②数学で、有理数と無理数の総称。 虚数 0
高札 コウサツ [0] ①昔、掟(おきて)や命令、罪人の罪などを書いて人目につく場所に高く立てた札。立札。 ②入札で最も金額の高いもの。参考「たかふだ」とも読む。 0
顕現 ケンゲン [0] はっきりと形をもってあらわれること。「神の啓示が―する」 0
損亡 ソンモウ [0] 損害を受けて、利益を失うこと。「―を来たす」 損失・被害 参考「ソンボウ」とも読む。 0
出物 でもの [0] ①売りに出されているもの。特に、格安の不動産や骨董(コットウ)など。 ②できもの。はれもの。 ③屁(へ)。おなら。 0
遠慮は無沙汰 エンリョはブサタ 先方に遠慮して訪問をひかえてばかりいると、疎遠になり、かえって礼を失することになるから、遠慮もほどほどにせよという教え。 0
解体 カイタイ [0] ①組み立ててあるものをばらばらにすること。また、ばらばらになること。「財閥は―された」分解 ②生物の体を切り開いて中を調べること。解剖 0
涅槃会 ネハンエ [2] 陰暦二月一五日(現在は三月一五日)の釈迦(シャカ)の入滅の日に行われる追悼報恩の法会。春 0
蒸散 ジョウサン [0] 植物の体内の水分が気孔を通って、水蒸気として蒸発すること。 0
強面 こわもて [0] 恐ろしい顔つき。また、相手を威圧するような態度。強硬な姿勢。「―に出る」表記「怖面」とも書く。参考「こわおもて」の転。 0
浮生夢の若し フセイゆめのごとし 人生ははかなく、夢のようだということ。〈李白(リハク)の文〉 0
躁鬱病 ソウウツビョウ [0] 興奮した躁状態と、不安に沈み悲観的になる鬱状態が、交互に現れる精神疾患。双極性障害。 0
警官 ケイカン [0] 「警察官」の通称。警察の仕事をする国家公務員。警視・警部・巡査など。 0
桟俵 サンだわら [3] 米俵の両端につける、まるいわら製のふた。さんだらぼっち。 0
馮く つ-く 神仏や霊がのりうつる。とりつく。「狐(きつね)が―く」「物の怪(ケ)が―く」表記「憑く」とも書く。 0
水貝 みずがい [2] 生のアワビを塩洗いして薄く切り、三杯酢などにつけた料理。 夏 0
捷つ か-つ 戦いなどで相手を負かす。うち破る。「激戦の末、宿敵に―つ」 0
胡座・胡坐 あぐら 両ひざを左右に開き、足首を組んで座ること。また、その座り方。「―をかく(努力しないで現状に甘んじる)」表記 「趺坐」とも書く。参考「コザ」とも読む。 1
海事 カイジ [1] 艦艇・商船・漁船、また、航海・海運・漁労など海に関するあらゆる事項。「―裁判」 0
黍魚子 きびなご [0] ニシン科の海魚。中部以南の海域に分布。体長約一〇(センチメートル)で、細長い。背面は青緑色で、体側に銀白色の縦じまがある。食用。 表記「吉備奈仔」とも書く。 1
村濃 むらご 染色で、ところどころを濃くして、そのまわりを次第に薄くぼかす方法。 表記「叢濃・斑濃」とも書く。 0
混入 コンニュウ [0] 別のものが混じって入ること。また、混ぜこむこと。「異物を―する」 0
弾圧 ダンアツ [0] 政治権力や武力によって強く抑えつけること。「言論―」 0
閑寂 カンジャク [0] 静かで趣のあるさま。また、ひっそりとしていてものさびしいこと。「山奥の―な庵(いおり)」 0
秀外恵中 シュウガイケイチュウ 容姿が美しくりっぱで心もやさしいこと。また、外見がりっぱで頭のさといこと。「外」「中」は外面、内面の意。「恵」はさといこと。また、やさしいこと。〈韓愈(カンユ)の文〉 0
預金 ヨキン [0] 銀行などの金融機関に金銭をあずけること。また、その金銭。「お年玉は銀行に―した」参考郵便局では「貯金」という。 0
鍵盤 ケンバン [0] ①ピアノやオルガンなどの楽器で、音を出すために指でたたく鍵(ケン)が並んでいる部分。 ②タイプライターやパソコンなどの、指で押す部分。キーボード。キー。 0
策謀 サクボウ [0] はかりごと。また、はかりごとをめぐらすこと。 策略・計略 0
吝しむ お-しむ [2] ものおしみする。しぶる。けちけちする。 0
弗箱 ドルばこ ①金庫。また、金銭的援助をしてくれる人のたとえ。 ②金もうけをさせてくれる人や物。「映画黄金期の―スター」 0
酒家 シュカ [1],[2] ①酒を売る店。酒屋。 ②酒飲み。酒客。 上戸(ジョウゴ) 0
頂礼 チョウライ 「頂戴礼拝」の略。古代インドの最高の敬礼。仏像や高貴の人の足下にひれ伏し、頭を地面につける。五体投地。 0
寒に帷子土用に布子 カンにかたびらドヨウにぬのこ ①季節はずれで役に立たないたとえ。物事があべこべで無意味なたとえ。 ②季節に合った衣服が着られないことから、貧乏のたとえ。「帷子」は夏に着る単衣(ひとえ)の衣、「布子」は綿入れのこと。 1
情事 ジョウジ [1] 男女間の恋愛や情愛に関すること。いろごと。また、特に肉体的交わりを指す。 0
僻る かたよ-る 中心からずれている。一方に寄る。また、不公平である。「―った考えは捨てるべきだ」 0
西比利亜 シベリア アジア大陸の北部、西はウラル山脈から東はベーリング海に及ぶ広大な地域。地下資源に富むが、冬は厳寒の地。 1
忘年 ボウネン [0] ①年の終わりに、その年の苦労をわすれること。年忘れ。「―会」 ②年齢の隔たりをわすれること。 ③老いをわすれること。 0
眉尖刀 なぎなた [0],[3] 長い柄(え)の先に、反り返った長い刃をつけた武器。表記「長刀・薙刀」とも書く。 1
硬派 コウハ [1] ①強硬に主義・主張を貫こうとする党派。 ②粗野な格好や言動を好む青少年の仲間。 ③新聞や雑誌で、政治や経済などのかたい記事を扱う人や部門。 ①~③軟派 0
藪から棒 やぶからボウ やぶの中からいきなり棒を突きだされる意で、だしぬけで唐突なこと。「―に何を言いだすんだ」 青天(セイテン)の霹靂(ヘキレキ)・寝耳に水 0
知見 チケン [0] ①実際に見て知ること。また、知識や見識。「―を広める」 ②知恵によって得た認識。悟り。表記「智見」とも書く。 0
畋り かり 狩猟をすること。野生の鳥や獣を捕らえること。 0
晦日・晦 みそか 毎月の最終日。月末。一日(ついたち)・朔日(サクジツ)表記「三十日」とも書く。参考「みそか」は「三十日(みそか)」の意。「つごもり」とも読む。 1
協議 キョウギ [1] 何人かが集まって相談すること。話し合って物事を決めること。「―離婚」合議・相談 0
盥沐 カンモク ①手や髪を洗うこと。 ②風呂(フロ)に入ること。湯あみ。入浴・沐浴 0
大慈大悲 ダイジダイヒ [1] 仏の広大無辺な慈悲。特に、観世音菩薩(カンゼオンボサツ)の深い慈悲をいう。 0
矢筈草 やはずソウ マメ科の一年草。道端に自生。夏、紫紅色の小花をつける。 由来葉が長楕円(ダエン)形で、先をつまんで引くと矢筈形に切れることから。 表記「鶏眼草」とも書く。 0
従兄弟同士は鴨(かも)の味 いとこドウシはかものあじ 夫婦がいとこどうしだと、夫婦仲は鴨肉の味に勝るとも劣らないほどよいものであるということ。 1
神酒 みき [0],[1] ①神に供える酒。「お―を供える」 ②酒の美称。また、敬称。 表記「御酒」とも書く。
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 飲めるけど読めない「御神酒」冠婚葬祭の中の難読漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
南蛮北狄 ナンバンホクテキ 南方の異民族と北方の異民族のこと。昔の中国で、「蛮」「狄」は、ともに異民族に対する蔑称(ベッショウ)。東夷西戎(トウイセイジュウ) 0
溢れる あふ-れる [3] いっぱいになって外にこぼれる。こぼれるほどいっぱいに満ちる。「涙が―れる」 0
河山帯礪 カザンタイレイ 永く変わらない固い誓約のこと。また、国が永遠に栄えることのたとえ。「河」は黄河、「山」は泰山(タイザン)、「礪」は砥石(といし)。黄河が帯のように細くなり、泰山がすり減って砥石のように平らになっても変わらないという意。〈『史記』〉表記「礪」は「厲」とも書く。帯厲の誓(ちか)い 0
仏像 ブツゾウ [0] 仏教で礼拝の対象となる、仏の姿の彫像や画像。仏体 0
低唱微吟 テイショウビギン 低く小さな声でしんみりと歌うこと。「微吟」は小声で詩歌を口ずさむ意。低吟微詠 0
笞刑 チケイ [0] むちで罪人の体を打つ刑。古代、律の五刑のうちで最も軽いもの。 0
鍵 かぎ [1] ①錠前に差しこんで開閉する金具。「―をかける」 ②錠。戸締まりに用いる金具。「―付きの日記」 ③物事を解決するための重要ないとぐち。手がかり。「事件の―を握る人物」 0
述懐 ジュッカイ [0] 心のなかの思いや思い出などを述べること。「当時の心境を―する」 0
担ぐ かつ-ぐ [2] ①肩にのせて支える。「重い荷物を―ぐ」 ②表面におしたてる。「長老を会長に―ぎ出す」 ③迷信を気にかける。「縁起を―ぐ人もいる」 ④だます。「友人にうまく―がれた」 0
背丈 せたけ [1] ①背の高さ。身長。「孫の―を測ってみた」 ②着物の丈の長さ。参考「せいたけ」とも読む。 0
労銀 ロウギン [0] 労働の代償として得る労賃。労働によって得る賃金。 0
水論 スイロン 水田に引き入れる水の分配について争うこと。水争い。水げんか。 夏 0
女 むすめ [1] ①ある人の、女の子。「―婿」 ②娘や嫁の、親に対する自称。 0
期成 キセイ [0] ある物事を必ず成し遂げようとめざすこと。「―同盟」 0
蕃布 バンプ 台湾で織られる麻織物の古称。 0
槽櫪 ソウレキ かいばおけ。転じて、馬小屋。 参考「槽」「櫪」ともにかいばおけの意。 0
学術 ガクジュツ [0],[2] ①学問と芸術。学芸。 ②専門的な学問。「―書」「―会議」 0
興奮 コウフン [0] ①刺激によって感情が高ぶること。「激しい試合を見て―する」沈静 ②刺激を受けて神経や諸器官のはたらきが活発になること。 「昂奮・亢奮」の書きかえ字。 0
碾割り ひきわり [0] ①うすで穀類をひいて割りくだくこと。 ②「碾割り麦」の略。大麦を粗くひいて割ったもの。押割り 0
辛抱・辛棒 シンボウ つらく厳しいことにじっと耐え忍ぶこと。また、我慢しながら努めること。「―すれば報われる」「―強い性格」 由来仏教語で心を修練する意の「心法」からともいう。 0
軍門 グンモン [0] 軍営の門。軍隊の陣営の出入り口。「―に降(くだ)る(降参する)」 0
合気道 あいキドウ [3] 古流柔術から発生した、関節の弱点を利用した技や当て身技を主とする武道。攻撃よりも護身を目的とする。 0
対症療法 タイショウリョウホウ [5] ①病気の原因を除くのではなく、その症状を軽減するために行われる治療法。高熱に解熱剤を、痛みに鎮痛剤を与えるなど。 ②根本的な対策ではなく、その場だけを考えて物事を処理すること。「―で急場をしのぐ」 0
偃月 エンゲツ [0],[1] 弓張り月。まだ、半月に至らない月。弦月 0
妻子 めこ [1] 「妻子(サイシ)」に同じ。 1
承認 ショウニン [0] ①正当だと認めること。「賠償を―する」 ②認めゆるすこと。「責任者の―を得る」 承諾・了承 ③ある国家などについて、その国際法上の地位を認めること。「新政権を―する」 0
白癬 ハクセン [0] 白癬菌などにより起こる、白いまだらを生じる皮膚病。たむし・はたけ・しらくもなど。参考「しらくも」とも読む。 0
頸 くび [0] ①頭と胴体をつなぐ部分。 ②物のくびに似た部分。表記「首」とも書く。 0
内気 うちキ [0] ひかえめで遠慮がちな性質。また、そのさま。 0
誇大 コダイ [0] 実際より大げさなさま。「新聞で―な宣伝をする」 0
定か さだ-か [1] 確かなようす。はっきりしているようす。「記憶は―ではありません」 0
劇しい はげ-しい [3] ①程度がはなはだしい。ひどい。つよい。「腹の痛みが―くなる」「雨が―く降る」 ②きびしい。あらい。きつい。「気性の―い人」 0
低回顧望 テイカイコボウ 心ひかれて行きつもどりつ振り返るさま。「顧望」は、振り返り前後を見回すこと。〈『日本外史』〉 0
腋芽 エキガ [3],[2] 葉のつけねから出る芽。側芽の一種。わきめ。 0
遇う あ-う 思いがけなくあう。出あう。「偶然に旧友と―った」 0
憤る いきどお-る [3],[0] 非難の気持ちをもって怒り嘆く。立腹する。いきりたつ。「人情の薄らいだ世を―る」「幹部の裏切りに―る」参考「いかる」「おこる」が外面的な行動を伴うことが多いのに対して、内面的なことが多い。 0
鳶の子は鷹にならず とんびのこはたかにならず 平凡な親からは平凡な子が生まれるもので、非凡な子は生まれないことのたとえ。蛙(かえる)の子は蛙 0
山高水長 サンコウスイチョウ 山が高くそびえ、川が長く流れる自然の景観の形容。また、人の品性が高大で高潔なたとえ。〈范仲淹(ハンチュウエン)の文〉 0
代 よ [1],[0] ①ある支配者、または同一氏族・系統の者が国を治めている期間。「徳川の―」 ②人の一生。生涯。「わが―の春」 0
寇する あだ-する [3] ①害を及ぼす。 ②外部から攻め入って略奪する。 0
妬む そね-む [2] 自分よりすぐれている者をうらやみ憎む。また、嫉妬(シット)する。「同僚の昇進を―む」 0
蛮行 バンコウ [0] 野蛮な行為。礼儀にそむいた乱暴な振る舞い。 0
瀟瀟 ショウショウ 風や雨が非常に激しいさま。「風雨―」 0
斥ける しりぞ-ける [4] 人を押しのける。拒んで受け入れない。「要求を―ける」 0
埋め木 うめき [0] 木材などのすき間に木切れを詰めること。また、その木切れ。 0
号ぶ さけ-ぶ 大きな声を出すこと。大声で呼ぶこと。 0
配当 ハイトウ [0] ①割り当てること。 ②会社などが、利益金の一部を株主・出資者に分配すること。また、その分配金。「―金」 0
合体 ガッタイ [0] 二つ以上のものが、一つに合わさること。「公武―」 0
弾丸黒子 ダンガンコクシ きわめて狭い土地のたとえ。「弾丸」は小鳥などを捕るために使うはじきだま、「黒子」はほくろの意。参考「黒子の地」「弾丸の地」ともいう。尺寸(セキスン)の地 0
折半 セッパン [1],[0] 金品を半分ずつに分けること。二等分。「かかった費用を―する」 0
恩を仇で返す オンをあだでかえす 恩を受けた人に害を加えるような、ひどい仕打ちをすること。参考「情けを仇で返す」「恩を仇」ともいう。後足で砂をかける仇を恩で報ずる・恩を以て怨(うら)みに報ず 0
持続 ジゾク [0] ある状態を長く保ちつづけること。「集中力を―する」 0
痼疾 コシツ [0] いつまでも完治しない病気。ながわずらい。持病。 0
山家 やまガ [0] 山の中の家。山里にある家。また、山里。「―育ち」 0
窮鼠猫を嚙む キュウソねこをかむ 弱者も追いつめられ必死になれば、強者に思いもよらない力で抵抗し勝つこともあること。追いつめられたネズミがネコに嚙みつく意。〈『塩鉄論』〉参考「窮鼠嚙猫(キュウソゴウビョウ)」ともいう。もと「猫」は「狸(リ)(野猫)」という。 0
鳥総松 とぶさまつ 正月の飾りの一つで、門松を取り去った跡に松の枝先をさしておくもの。新年 0
水筒 スイトウ [0] 野外活動などに、飲料水などを入れて持ち歩く容器。 0
斉民 セイミン ①一般の人民。庶民。平民。 ②民を平等にすること。 0
及ぶ およ-ぶ [0],[2] ①ある時点・数量・段階・範囲・場所などに達する。至る。「子どもにまで被害が―ぶ」「その才能は常人の―ぶところではない」「―ばずながら協力致します」 ②匹敵する。対等の水準になる。「彼に―ぶ者はいない」 ③何とかできる。かなう。「―ばぬ恋」 0
儲蓄 チョチク [0] 財貨をたくわえること。また、そのたくわえた財貨。表記「貯蓄」とも書く。 0
赤面 セキメン [0] 恥ずかしさや緊張などによって顔を赤くすること。また、その顔。「大失敗に思わず―する」「―の至り」 参考「あかつら」と読めば赤い顔、また、歌舞伎(カブキ)などの悪役・敵役の意になる。 0
身請け みうけ [0] 芸者や遊女の前借金を代わりに支払って、年季のすまないうちに、その勤めをやめさせて引き取ること。 0
過客 カカク [0] ①通りすぎて行く人。旅人。「月日は百代(ハクタイ)の―にして」行人(コウジン)・遊子・旅客 ②訪ねて来た人。来客。参考「カキャク」とも読む。 0
明も見ざる所あり メイもみざるところあり 賢くて物がよく見える人でも、時には見落とすことがある。すべてに完全を求めるのは難しいということ。〈『史記』〉 0
罪業 ザイゴウ [0] 身(シン)・口(ク)・意(イ)の三業(サンゴウ)によってつくる罪。罪の原因となる悪い行い。「―の深さを知る」 0
山苞 やまづと 山から携えて帰るみやげ。山里のみやげ。 0
浄書 ジョウショ [0] 下書きなどをきれいに書き直すこと。 清書・浄写 0
偏頗 ヘンパ [1] 一方にかたより、不公平なこと。えこひいき。「その裁定は―と見られてもしかたがない」「―な愛情」偏私参考「ヘンバ」とも読む。 0
帰休 キキュウ [0] 家に戻って休むこと。特に、勤労者が会社の都合で一定期間勤務を離れて家にいること。「一時―」 0
汪汪 オウオウ [0] ①水がゆったりと広がっているさま。転じて、度量の大きいさま。 ②目に涙をいっぱいためているさま。 0
郷 ゴウ [0] ①いなか。村里。 ②昔の行政区画の一つ。郡内の村落を集めたもの。 0
修道 シュウドウ [0] 学問や技芸を学び、道義を修めて身につけること。また、宗教上の修行をすること。「―院」 0
怯弱 キョウジャク [0] 臆病(オクビョウ)で意気地のないこと。気が小さいこと。怯懦(キョウダ) 0
絨毛 ジュウモウ [0] 小腸の粘膜にある、微細な毛状の突起。柔突起。 0
髪置き かみおき [0] 幼児が髪をのばし始める儀式。中世以降の風習。多く、三歳の陰暦一一月一五日に行った。髪立て・櫛(くし)置き 冬 0
尺一 セキイツ 古代中国で、天子のみことのりを書くのに使われた板。転じて、みことのり。詔勅。尺一詔書。 由来板の長さが一尺一寸であったことから。 0
文運 ブンウン [0] 学問や芸術が盛んになる気運や勢い。また、文化・文明の発展する勢い。「―隆盛」「―が衰退する」武運 0
豪族 ゴウゾク [0] その地方に長く住み、莫大(バクダイ)な財産と強い勢力をもっている一族。 0
承る うけたまわ-る [5] ①「聞く」「伝え聞く」の謙譲語。拝聴する。うかがう。「皆さんのお考えを―りたい」 ②「承諾する」「引き受ける」の謙譲語。「ご注文たしかに―りました」 0
石漆 せしめうるし ウルシの枝からかきとったままの液。粘り気が強く、接着用などにする。 表記「瀬〆漆」とも書く。 参考「いしうるし」とも読む。 1
暴慢 ボウマン [0] 乱暴で気ままに、いばりちらすこと。また、そのさま。「―な態度」 0
分業 ブンギョウ [0] ①手わけして仕事をすること。「医薬―」 ②生産の工程をわけ、各分担者が、それぞれ生産すること。また、その組織やしくみ。 0
土師 はじ 古代、土器・埴輪(はにわ)・陵墓などの製作を担当した人。 1
合判 あいハン [0] ①帳簿や書類などを他と照合したしるしに押す判。合印。 ②二人以上の人が連帯で責任をもつ証明に押す印。連判。参考「あいバン」と読めば、紙の大きさの一つを表す意になる。 0
燕脂 エンジ [0] ①黒みを帯びた赤色。えんじ色。「―色の上着がよく似合う」 ②ベニバナを原料とした赤色顔料。表記「臙脂」とも書く。 0
囲繞地 イニョウチ ①袋地(他人の所有地にかこまれ、私道だけで公道に通じる土地)をかこんでいる土地。 ②他の一国に完全にかこまれている領土。参考「イジョウチ」とも読む。 0
風鐸 フウタク [0] ①寺の堂や塔などの軒の四隅などにつり下げてある、青銅製でつりがね形の鈴。 ②「風鈴(フウリン)」に同じ。夏 0
噯気・噯 おくび 胃の中にたまったガスが口の外へ出たもの。げっぷ。「本心は―にも出さない」表記「噫気」とも書く。参考「噯気」は「アイキ」とも読む。 1
閨門 ケイモン [0] ①寝室の出入り口。 ②部屋の中。家庭。 ③家庭でのしつけ。 0
徒事 ただごと [0] ふつうのこと。あたりまえのこと。特別でないこと。「あの動転ぶりは―ではない」表記「只事・唯事」とも書く。参考「あだごと・トジ」と読めば別の意になる。 0
導体 ドウタイ [0] 熱や電気をよく伝える物体。銀・銅・アルミニウムなど。伝導体。良導体。絶縁体 0
蛮 えびす 未開の土地の人。粗野な異民族。参考古代中国で、南方の未開の民族のこと。 0
尖塔 セントウ [0] 頂上がとがった塔。 参考西洋のゴシック建築に多い。 0
破り子・破り籠 わりご ヒノキの薄い白木で作った弁当箱。中に仕切りがあり、ふたがついている。また、それに入れた携帯用の食物。 0
充血 ジュウケツ [0] 体のある部分の動脈血が異常に増加すること。「目が―する」 参考静脈血の場合は「鬱血(ウッケツ)」という。 0
飢饉 キキン [2],[1] ①農作物が極度に不作で食べ物が不足し、多くの人が苦しむこと。凶作 ②必要なものが極度に不足して苦しむこと。「水―」表記「饑饉」とも書く。 0
梅雨寒 つゆざむ 梅雨のころ、季節外れに寒いこと。梅雨冷え。夏 1
費やす つい-やす [3] ①使ってなくす。「読書に時間を―す」「一〇年を―して完成」 ②無駄に使う。「貴重な時間を―す」 0
几 つくえ 物をのせる脚の付いた四角い台。表記「机」とも書く。 0
信者 シンジャ [1] ①ある宗教を信仰している人。 信徒・宗徒 ②特定の対象を熱烈に支持する人。ファン。 0
生殺与奪 セイサツヨダツ [0] どのようにしようと思うままになること。生かすこと、殺すこと、与えること、奪うこと。人の命運のすべてのこと。〈『荀子(ジュンシ)』〉「―の実権を握られている」 活殺自在 0
剽疾 ヒョウシツ 動作がすばやいこと。表記「慓疾」とも書く。参考「剽」も「疾」もすばやい意。 0
疫病 えやみ [2],[0] ①流行病の昔の言い方。 ②おこり。マラリアのような熱病。表記②「瘧」とも書く。参考①「エキビョウ」とも読む。 1
時折 ときおり [0] ときどき。ときたま。「―音楽が聞こえてくる」 0
閨閥 ケイバツ [0] 妻の親戚を中心として結ばれた集団。また、その勢力。 0
雨後 ウゴ [1] 雨のやんだあと。雨上がり。「―の空に虹(にじ)がかかる」 0
斉しい ひと-しい [3] 過不足なく一様にそろっているさま。すべてが長さなどを同じくするさま。 0
刻限 コクゲン [3],[2] ①決められた時。定めた時刻。「約束の―に間に合わない」定時・定刻 ②時。時刻。 0
亜流 アリュウ [0] ①一流をまねるだけで独創性のないもの。また、そのような人。 ②同じ流派に属する人。 0
鬩ぐ せめ-ぐ [2] 互いに対抗して争う。「与野党が―ぎあう」 0
一に看病二に薬 イチにカンビョウニにくすり 病気を治すには、まず何よりも心のこもった看病が大切で、薬はその次であるということ。薬より養生 0
衣冠束帯 イカンソクタイ [1],[0] 昔の貴族や官僚の礼装。「束帯」は朝廷での公事や儀式に着用する正装で、「衣冠」はその略装。 0
語らう かた-らう [3] ①親しく話し合う。「楽しげに―う」 ②仲間に誘い入れる。「友人を―って旅に出る」 0
滑降 カッコウ [0] ①スキーなどですべり降りること。「頂上付近より―した」 ②「滑降競技」の略。スキー競技の一種。 0
翳み目 かすみめ [0],[3] 視力が衰えて、物がかすんではっきり見えない目。また、そのような眼病。 0
雌日芝 めひしば [2] イネ科の一年草。道端に自生。夏から秋、緑紫色の細長い花穂(カスイ)を五~一〇本放射状につける。オヒシバに似るが細くてやわらかい。ジシバリ。 0
施く し-く ①ゆきわたらせる。 ②行う。「政策を―く」 0
離婚 リコン [0] 夫婦が婚姻関係を解消すること。夫婦別れ。「結婚後短期間の―が増加している」離縁 0
塚 つか [2] ①土を高く盛って築いた墓。 ②しるしとして、土などを小高く盛り上げた所。「一里―」 0
訥言敏行 トツゲンビンコウ 徳のある人は、口は重くても、実行は機敏でありたいと望むものだということ。〈『論語』〉 0
連帯 レンタイ [0] ①二人以上の人が、気持ちを合わせて事に当たること。「市民の―をはかる」 ②複数の人が、ある行為や結果に、ともに同等の責任を負うこと。「―責任」「―保証人になる」 0
雄健 ユウケン ①おおしくすこやかなこと。 ②詩文などが力強いこと。雄渾(ユウコン) 0
巷塵 コウジン 世俗のけがれ。「―にまみれる」俗塵 0
両葉去らずんば斧柯を用うるに至る リョウヨウさらずんばフカをもちうるにいたる 悪事や災いは小さなうちに取り除いておかないと、あとで面倒なことになるということのたとえ。二葉のときに切り取っておかないと、大木になってからでは斧(おの)を用いなければならなくなるという意から。「両葉」は芽が出たばかりの二葉。「斧柯」は斧の柄(え)、また斧のこと。 0
入木三分 ニュウボクサンブ 書道で、筆跡のすぐれていること。故事 中国、晋(シン)の書の名手、王羲之(オウギシ)が板に文字を書くと、墨が木の中に三分も深くしみこんだという故事から。〈『書断(ショダン)』〉参考「入木」は「ジュボク」とも読む。 0
拝見 ハイケン [0] 謹んで見ること。「見ること」の謙譲語。「お手並み―」拝読・拝覧 0
治める おさ-める [3] ①乱れた物事をしずめる。落ち着かせる。「けんかを―める」 ②支配する。政治を行う。「国を―める」 0
冷やかす ひ-やかす [3] ①相手が気にするようなことを言ってからかう。茶化す。「新婚夫婦を―す」 ②買う気がないのに、品定めをしたり値段を聞いたりする。「縁日の夜店を―して回る」表記②「素見す」とも書く。 0
田紳 デンシン [0] 「田舎紳士」の略。紳士ぶってはいるが、やぼったい人。 0
実刑 ジッケイ [0] 執行猶予(ユウヨ)がつかず、実際に受ける刑罰。「懲役三年の―」 0
墨魚 いか [1] 頭足類コウイカ目とツツイカ目の軟体動物の総称。 烏賊(いか) 1
枯尾花 かれおばな [3] 枯れたススキの穂。冬参考「尾花」は、花が動物の尾に似ることからススキの意。 0
童謡 ドウヨウ [0] ①子どものために作られたうた。「―歌手」 ②古くから民間に伝えられてきたわらべうた。 ③子どもが作った詩歌。参考「わざうた」と読めば別の意になる。 0
精子 セイシ [1] 雄性の生殖細胞。小形で運動性があり、卵子と結合すると個体が発生する。 精虫 卵子 0
愎る もと-る 人の言葉に片意地を張ってそむく。人の言うことを聞かない。自信が強くて人に逆らう。「人の忠告に―る強情な奴だ」 0
実像 ジツゾウ [0] ①光線がレンズや鏡などを通して屈折・反射し、実際に集まってむすぶ像。 ②ありのままの姿。真実の姿。 ①②虚像 0
容器 ヨウキ [1] 物をいれるうつわ。いれもの。「ガラス―に水を入れて金魚を飼う」 0
小柄 こがら [0] ①体格がふつうより小さいこと。また、そのようす。小づくり。「私の母は―である」 ②着物などの模様が細かいこと。「―な水玉のワンピース」 ①②大柄 0
尽く書を信ずれば、則(すなわ)ち書なきに如(し)かず ことごとくショをシンずればすなわちショなきにしかず 書物を読むには批判力が必要だという戒め。『書経』に書いてあることをすべてそのまま信じてしまうならば、『書経』などはないほうがよいという意から。 由来孟子(モウシ)が、『書経』のなかにある周の武王が殷(イン)の紂王(チュウオウ)を攻めたときの記事を批判した言葉から。〈『孟子』〉 0
天分 テンブン [0],[1] 生まれつきの才能・性質。「豊かな―に恵まれる」天質・天稟(テンピン) 0
寄寓 キグウ [0] ①他人の家に一時的に身を寄せること。「親戚(シンセキ)の家に―する」寄宿・寄留 ②仮住まい。寓居(グウキョ)・仮寓(カグウ) 0
渦潮 うずしお [0] うずを巻きながら流れる海水。「鳴門(なると)海峡は―で有名だ」 0
色感 シキカン [0] ①色から受ける感じ。「暖かい―」 ②色彩に対する感性。色彩感覚。「鋭い―」 ③色を識別する感覚。 色覚 0
葛籠 つづら [0] ツヅラフジで編んだ、衣服などを入れる箱形のかご。のちには竹やヒノキの細い薄板で編み、上に紙を張った。 1
平安 ヘイアン [0] ①何事もなく穏やかなこと。「旅の―を祈る」平穏・安穏(アンノン) ②封筒のあて名の脇付(わきづけ)に用いる語。変事の知らせではないことを示す。平信 ③「平安京」の略。 ④「平安時代」の略。平安京への遷都以降の約四〇〇年間をいう。 0
雪ぐ そそ-ぐ [0] 「雪(すす)ぐ」に同じ。 0
配膳 ハイゼン [0] 料理の膳を客の前にくばること。また、食卓に料理を並べること。 0
挽物 ひきもの ろくろを使って作った、丸い木器や細工物。 0
虚数 キョスウ [2] 実数でない複素数。負数の平方根。実数 0
不言不語 フゲンフゴ [4] 黙っていて話をしないこと。言わず語らず。 0
怪しからぬ ケ-しからぬ 不都合である。許しがたい。無礼でよくない。けしからん。「―やつだ」 0
花櫚 かりん [0] マメ科の高木。東南アジア原産。材は紅褐色で美しく、細工物・建具などに用いる。カリンボク。 1
賞品 ショウヒン [0] 賞として与える物品。「三等の―は時計だった」 0
一人 ひとり [2] いちにん。一個の人。参考「独り」と書けば、単身、また、仲間がいない意に用いられる。 1
渠魁 キョカイ [0] 悪い集団のかしら。表記「巨魁」とも書く。 0
簸却 ハキャク 箕(み)であおってふるい分けるように、悪い部分を捨て去ること。「因習を―する」 0
敦朴・敦樸 トンボク 人情があつく、正直で飾らないこと。 0
葦鹿 あしか [0] アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物。 海驢(あしか) 0
報復 ホウフク [0] 仕返しをすること。「―の機をうかがう」復讐(フクシュウ)・復仇(フッキュウ)・報償 0
素顔 スがお [1] ①化粧をしない顔。「―の美しさにまさるものはない」 地顔 ②飾らない、ありのままの状態。「日本の―を紹介する」 ③「素面(しらふ)」に同じ。 0
供託 キョウタク [0] 保証などのために、金銭や有価証券などを法律で定められた供託所などに預け、保管や処理を頼むこと。「法務局に―金を届ける」 0
十字 ジュウジ [1],[0] 漢字の「十」の字。また、それに似た形のもの。「―を切って祈る」 0
序次 ジョジ [1] 順序。次第。「―法」 0
叉手網 サであみ [0] 魚をすくう網の一種。二本の竹などを交差させ、わくを三角の形にして、袋状に網を張って柄をつけたもの。また、竹などの輪に網を張って柄をつけたもの。さで。 0
可視 カシ [1] 肉眼で見えること。「―光線」不可視 0
俗世 ゾクセ [0] 「俗界(ゾッカイ)」に同じ。 世俗 参考「ゾクセイ」とも読む。 0
法嗣 ホウシ 仏法の伝統を受け継ぐ跡取り。 0
夜目遠目笠の内 よめとおめかさのうち 女性を夜見たり、遠くから見たり、笠のすき間からのぞいている顔を見たりすると、実際よりも美しく見えるということ。 0
侍女 ジジョ [1] 高貴な人のそばに仕えて身のまわりの世話をする女性。腰元。 参考「まかたち」とも読む。 0
頭巾と見せて頰被(ほおかむ)り ズキンとみせてほおかむり 見かけの体裁はよいが、内実が伴わないことのたとえ。本人は頭巾をかぶっているつもりでも、他人には頰かむりにしか見えない意から。参考「ほおかむり」は「ほおかぶり」ともいう。 0
任免 ニンメン [0] 職務に任じることと、職務を免じること。任官と免官。 0
花梨 かりん [0] バラ科の落葉小高木。中国原産。春、淡紅色の花をつけ、楕円(ダエン)形で黄色い実を結ぶ。砂糖づけや果実酒にするほか、せき止めなどの薬にする。キボケ。秋 1
地獄耳 ジゴクみみ [0],[3] 他人のうわさや秘密などを、素早く聞きつけることのたとえ。「話をどこから聞きつけたのか、まるで―だ」 0
梶 かじ [1] ①船の尾につけて、船の進行方向を定める装置。「―をとる」 ②水をかいて船を進める道具。櫂(かい)・櫓(ロ)などの総称。 ③「梶棒」の略。表記①「舵」、 ②「楫」とも書く。 0
指す さ-す [1] ①指で方向・場所・物などを示す。ゆびさす。「東を―し示す」「地図で―して教える」 ②ある方向や目的に向かう。めざす。「鳥が北を―して飛ぶ」 ③指名する。「先生に―された」 ④指摘する。「前文の何を―しているか」 ⑤将棋をする。「一手―す」 0
計里 ケリ [2] チドリ科の鳥。 由来「ケリリ、ケリリ」と鳴くことから。 鳧(けり) 0
嵌入 カンニュウ [0] はまり込むこと。また、はめ込むこと。 0
市価 シカ [1],[2] 商品が市場で売買される値段。市場価格。「―の半額」 0
断崖絶壁 ダンガイゼッペキ 切り立った険しいがけのこと。また、物事が切羽(セッぱ)つまって危険な状況にあることのたとえ。 0
探す さが-す [0] 目的のものを見つけ出そうと、あちらこちらにたずね求める。「職を―す」 0
氈瓜 かもうり [2] トウガンの別称。 秋 由来外皮が白く、毛氈(モウセン)(獣毛で織った敷物)のようであるからという。 冬瓜(とうがん) 1
有名無実 ユウメイムジツ [5] 名前だけは知られていてりっぱだが、実質がそれに伴わないこと。名目はあるが実質がないこと。〈『三国志』〉「―の役職」有名亡実・名存実亡 0
石庭 セキテイ [0] 小石や砂などをおもな材料として、造った庭。京都の竜安(リョウアン)寺などが有名。 参考「いしにわ」とも読む。 0
眩れる く-れる [0] 心がまどい、どうしてよいかわからない。「途方に―れる」 0
腺病質 センビョウシツ [3] 体格は貧弱、貧血性で病気になりやすい子どもの体質。 由来リンパ腺が腫(は)れやすい体質から。 0
彙報 イホウ [0] 資料を分類して種類別にまとめた報告。「年度別の―を発行する」 0
主演 シュエン [0] 映画・演劇などで主役を演じること。また、その人。「―俳優の演技がすばらしい」 助演 0
迂遠 ウエン [0] 遠まわし。まわりくどいさま。「―な言いまわし」「―な議論が続く」 0
雄大豪壮 ユウダイゴウソウ おおしくて大きく、盛んでりっぱなさま。 0
支持 シジ [1] ささえること。人の意見や行動などに賛同し、力を貸してあと押しをすること。「あなたの提案を―する」 支援・後援 0
泥塗 デイト ぬかるみ。どろみち。また、どろまみれになること。 0
推戴 スイタイ [0] おしいただくこと。特に、団体の長として、あおぐこと。「名誉会長に―する」 0
秋の七草 あきのななくさ [1],[2] 秋に咲く代表的な七種類の草花。ハギ・オバナ(ススキ)・クズ・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ(または、アサガオ)。 春の七草 秋 0
伴侶 ハンリョ [1] とも。なかま。連れだつ者、特に配偶者。「人生の―と決める」参考「伴」「侶」ともに、つれの意。 0
突端 トッぱな [0] ①「突端(トッタン)」に同じ。 ②最初。しょっぱな。 0
綾羅錦繡 リョウラキンシュウ 目を見張るばかりに美しく着飾った形容。また、美しいものの形容。「錦」はにしき、「繡」は刺繡をした布の意。いずれも、高貴な人の美麗な衣服のたとえ。 0
梃でも動かない てこでもうごかない どんな手段を用いても、その場から絶対に動かないこと。また、決意が固く、いくら説得しても聞き入れようとしないこと。非常に重い物を動かすことのできるてこを使っても動かない意から。参考「梃」は「梃子」とも。 0
逑 つれあい 配偶者。連れ添っている相手。「―との仲は、人がうらやむほどだ」表記「連れ合い」とも書く。 0
栖栖 セイセイ 落ち着かず、せかせかしているさま。 表記「棲棲」とも書く。 0
応召 オウショウ [0] ①呼び出しに応じること。 ②在郷軍人(非常時にのみ召集される軍人)が召集を受け、指定場所に行き軍隊に入ること。「―兵」 0
山系 サンケイ [0] 二つ以上連なって、一つの系列をつくっている山脈群。「ヒマラヤ―」 0
何処・何所 どこ 不定・不明・疑問の場所を指す語。「―の馬の骨かわからない男」「―が痛いのですか」参考「何処」は「いずこ」とも読む。 1
国粋主義 コクスイシュギ [5] 自国の民族・文化などを他国よりすぐれているとし、他国の影響を排斥する考え方。 0
花御堂 はなみドウ 四月八日の花祭りに、釈迦(シャカ)降誕像を安置する花で飾った小さな堂。 0
稚い いとけな-い [4] おさない。あどけない。「―い子どもの仕草」 0
呷る あお-る [2] 酒などを一気に飲む。「日本酒を―るように飲む」「毒を―る」 0
滔る はびこ-る 水が勢いよく広がる。水が満ちあふれる。 0
敵情 テキジョウ [0] 敵の状況や様子。「忍びこんで―をさぐる」 0
皆目 カイモク [0] 全然。まるで。まったく。「―見当がつかない」参考下に打ち消しの語を伴って用いる。 0
槃 たらい 手をすすいだ水を受ける容器。平たい木鉢。 0
概観 ガイカン [0] だいたいのありさま。また、物事の全体を大まかに観察すること。「その時代を―する」「世界の情勢を―する」 0
公定 コウテイ [0] 政府・行政機関などが公式に取り決めること。「―価格」「―歩合」 0
座右の銘(メイ) ザユウのメイ いつも自分の心のなかにとめおいて、戒めや励ましとする言葉。「銘」は心に刻みこんで忘れない意。 0
拐取 カイシュ [1] 法律用語。誘拐し、暴行や脅迫を用いて人質とすること。参考誘拐と略取を合わせた語。 0
菱垣廻船 ひがきカイセン [5] 江戸時代の廻船の一種で、江戸・大坂間を定期的に航海し、大量の日常物資を運んだ貨物船。由来船の両横に菱組(ひしぐみ)の装飾をつけたことから。表記「檜垣廻船」とも書く。 0
蕗 ふき [0] キク科の多年草。原野や道端に自生。また、栽培もされる。葉は円形で大きい。夏表記「苳・款冬・菜蕗」とも書く。 0
得度 トクド [1] ①悟りの世界に入ること。 ②仏門に入ること。出家 0
読書亡羊 ドクショボウヨウ 他の事に気を取られているうちに、本来のつとめをおろそかにするたとえ。読書に夢中になっているうちに、放牧していたヒツジを見失ってしまう意から。〈『荘子(ソウジ)』〉「―の失態」 0
摂取不捨 セッシュフシャ 阿弥陀(アミダ)仏がすべての衆生(シュジョウ)を救い、一人も見捨てることはないということ。 0
上溝桜・上不見桜 うわみずざくら バラ科の落葉高木。サクラの一種。晩春、白い小花を多数つける。京都などではつぼみと未熟な実を塩漬けにして食用とする。 1
清水の舞台から飛び下りる きよみずのブタイからとびおりる 重大な決意を固め、思い切って実行すること。 参考「清水の舞台」は京都市清水寺に現存し、切り立ったがけの上にある。 0
朱筆 シュヒツ [0] ①朱墨(シュずみ)をつけた筆。 ②朱で書き入れをすること。「応募原稿に―を入れる(文章の誤りなどを訂正する)」 参考①「シュふで」とも読む。 0
世帯 セタイ [2],[1] 「世帯(しょたい)」に同じ。「―主」 参考多く「世帯(セタイ)」は公的な呼称や統計調査などの用語として用い、一般には「所帯」を用いる。 0
愁思 シュウシ もの悲しい思い。思いわずらうこと。うれい。 0
和 なぎ [1] 海で、風がやんで波が静かなさま。昼と夜の境目など、風の向きが変わるときに起こる。表記「凪」とも書く。 0
厭忌 エンキ いやがり、嫌うこと。忌み嫌うこと。「因習を―する」 0
報国 ホウコク [0] 国より受けた恩にむくいること。国のために尽くすこと。「尽忠―」 0
峰 みね [2] ①山の頂。「―伝いに夏山を踏破した」麓(ロク)・尾 ②物の高くなっているところ。「雲の―」 ③刀や刃物の背の部分。「―打ちにする」 0
切言 セツゲン [0] ①懇切に説得または忠告すること。また、その言葉。「友人に―する」 ②厳しく言うこと。また、その言葉。 0
土瓶 ドビン [0] 湯をわかしたり、茶をいれたりするのに使う陶製の器具。 0
覡 かんなぎ みこ。特に男性のみこ。神に奉仕することを務めとする人。 0
揉み消す もみけ-す [3],[0] ①火のついている物を何かに押しつけ、もんで火を消す。 ②都合の悪いことやうわさが表面に出るのを防ぎ、なかったことにする。「金を使って事件を―す」 0
衛戍 エイジュ [1],[0] 軍隊が長い間同じ地にとどまって警備にあたること。 0
徒 あだ [1] ①むだ。「好意を―にする」 ②はかないさま。実のないさま。 0
汀州・汀洲 テイシュウ 河川・海・湖などで、堆積(タイセキ)した土砂が水面に現れた所。中州(なかす)。 0
恵比須・恵比寿 エビス 七福神の一人。右手に釣竿(つりざお)をもち、左手にタイを抱く。漁業・商業の神。表記「蛭子」とも書く。 0
班田 あかちだ [0] 律令(リツリョウ)制で、人民に分かち与えた田。参考「ハンデン」とも読む。 1
火花 ひばな [1] ①飛び散る火。火の粉。 ②放電するとき、電極から発する光。スパーク。 0
木で鼻を括る きではなをくくる 冷淡に扱うことのたとえ。「まるで―ったような冷たい応対」参考「括る」は「こくる(こする意)」の誤用の慣用化。木っ端(ぱ)で鼻かむ 0
落とし文 おとしぶみ ①昔、時局や人物の風刺や批判など、公然とは言えないことを書き、わざと道などに落としておいた匿名の文書。落書(ラクショ)。 ②オトシブミ科の甲虫。クリやクヌギなどの葉に産卵し、筒状に巻いて地面に落とす。夏 0
紡織 ボウショク [0] 糸をつむぐことと、布を織ること。「―の盛んな町だった」 0
包括 ホウカツ [0] さまざまな物事を、ひっくるめて一つにすること。「国家間の課題を―的に協議する」「全体の意見を―する」 0
扶持 フチ [1] ①助けること。 ②江戸時代、主君が家臣に与えた給与。俸禄(ホウロク)。 ③「扶持米」の略。参考①「フジ」とも読む。 0
痍 きず 刃物などで切ってできた皮膚の損傷。きりきず。 0
鴇色 ときいろ [0] トキの羽のような淡紅色。うすもも色。 0
拠点 キョテン [0] 活動の足場となる重要な場所。「―を確保する」 0
瑇瑁 タイマイ ウミガメ科のカメ。熱帯・亜熱帯の海にすむ。甲羅の長さは約一(メートル)。甲羅を鼈甲(ベッコウ)細工の材料にする。夏 0
警報 ケイホウ [0] 危険などの非常事態が迫ったとき、人々にあらかじめ警戒するように知らせること、また、その知らせ。「台風が近づいたので大雨―が出た」 0
悪態 アクタイ [0],[3] わるくち。にくまれぐち。「忠告されて―をつく」 0
碍子 ガイシ [1] 電線を絶縁して電柱に固定するための陶磁器製や合成樹脂製の器具。 0
日当 ニットウ [0] 一日の手当。一日の給料。日給。「―八千円のアルバイト」 0
伯仲 ハクチュウ [0] ①兄と弟。長兄と次兄。 ②どちらもすぐれて、優劣のつけられないこと。「二人の実力は―している」互角
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 「実力がハクチュウする!」正しく書ける? ~勘違いして覚えがちな慣用句~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
型破り かたやぶり [3] ふつうのやり方にとらわれない、独創的なようす。また、一風変わったようす。「―の性格」 0
虎口を脱する ココウをだっする 非常に危険な場所や状態を逃れること。参考「脱する」は「逃れる」ともいう。 0
桃李言(ものい)わざれども、下自(おのずか)ら蹊(ケイ)を成す トウリものいわざれどもしたおのずからケイをなす 人徳のある人には、自然と人々が慕って集まるというたとえ。モモの木やスモモの木は何も言わないが、その花を見ようとして人が集まり、自然に道ができるということ。〈『史記』〉参考「桃李成蹊(トウリセイケイ)」ともいう。 0
規尼涅 キニーネ キナの樹皮からとれるアルカロイドの一種。解熱・鎮痛・健胃薬とする。特に、マラリアの特効薬。 1
聳やかす そび-やかす [4] ことさらに高くする。「肩を―す(いばっているようす)」 0
黙示録 モクシロク [3] 『新約聖書』巻末の書。キリストの再来などを預言した。ヨハネ黙示録。参考「モクジロク」とも読む。 0
五臓六腑 ゴゾウロップ [4] はらわた。内臓。体の中のすべて。また、心の中。五つの臓器と六つのはらわたの意。「六腑」は大腸・小腸・胃・胆(きも)・膀胱(ボウコウ)・三焦(サンショウ)のこと。 0
猛進 モウシン [0] はげしい勢いで進むこと。猛烈な勢いで進むこと。「猪突(チョトツ)―」 0
鍾乳洞 ショウニュウドウ [3],[0] 石灰岩が、雨水や地下水にとかされてできたほら穴。 石灰洞 0
天魚 あまご [0] サケ科の淡水魚。ビワマスの陸封型といわれる。本州中部以南の河川の上流にすむ。ヤマメに似るが、体側に赤色の斑点(ハンテン)が並ぶ。美味。夏参考「甘子」とも書く。 1
鶏合わせ とりあわせ ニワトリを闘わせる競技。闘鶏(トウケイ)。春 0
汎称 ハンショウ [0] 広くひっくるめて呼ぶこと。また、その名称。総称表記「泛称」とも書く。 0
遺詠 イエイ [0] ①死にのぞんでよんだ詩歌。辞世 ②故人ののこした未発表の詩歌。 0
法衣 ホウエ [1] 僧尼の着る衣服。僧衣参考「ホウイ」とも読む。 0
司会 シカイ [0] 会や番組などの進行役。「会議の―をまかされる」 0
理に勝って非に落ちる リにかってヒにおちる 道理のうえでは相手に言い勝っても、そのために実質上不利な状況におかれたり、損をしたりすること。参考「落ちる」は「負ける」ともいう。 0
老成 ひね [0] ①古くなること。古くなったもの。「―生姜(ショウガ)」 ②おとなびていること。ませていること。参考②「ロウセイ」とも読む。 1
余計 ヨケイ [0] ①物が多くてあまっているさま。程度の大きいさま。「材料を―に買い過ぎる」「人よりも―に勉強する」余分 ②無用。じゃま。「―なお世話」 ③いっそう。なおさら。「買うなといわれると―買いたくなる」 0
大本 おおもと [0] 物事の根本。一番のもと。「―を正す」 0
光陰 コウイン [0] 月日。年月。時間。参考「光」は太陽・昼、「陰」は月・夜の意。 0
嫌らしい いや-らしい [4] ①不快で感じが悪いさま。「皮肉ばかり言って―い人だ」 ②みだらで品のないさま。「―い仕種(シぐさ)」 0
玉蜀黍 とうもろこし [3] イネ科の一年草。中南米原産。コムギ・イネとともに世界三大穀物の一つ。タマキビ。トウキビ。ナンバンキビ。秋由来「玉蜀黍」は漢名から。 1
糴取 せどり 同業者間の売買の仲介をして手数料を取ること。また、その人。表記「競取・糶取」とも書く。 1
鴆殺 チンサツ 鴆毒を飲ませて人を殺すこと。表記「酖殺」とも書く。 0
生さぬ仲 なさぬなか [2],[1] 血のつながらない親子の間柄。まま親とまま子の関係。 0
切除 セツジョ [1] 治療のため、悪い部分を切って取り除くこと。 0
侃侃諤諤 カンカンガクガク [0] 遠慮することなく大いに議論し、直言するさま。「諤諤」は、はばからずに直言する意。「―の討論会」議論百出 0
往き来 いきき [2],[0],[3] ①行くことと来ること。「車の―が激しい道路」 ②つきあい。「隣近所と親しく―する」参考「ゆきき」とも読む。 0
牛蒡 ゴボウ [0] キク科の二年草。ヨーロッパ・シベリア原産。葉はハート形で大きい。根は地中に垂直に長く伸びて、食用。 由来「牛蒡」は漢名より。根がウシの尾に似ることから。 0
世話物 セワもの [0] 歌舞伎(カブキ)・浄瑠璃(ジョウルリ)などで、当時の事件から取材して風俗・人情などをうつし出したもの。特に、江戸時代の庶民の生活を扱った作品。 時代物 0
沖 おき [0] 海や湖の岸から遠く離れた所。「―にヨットが見える」 0
燮理 ショウリ ①やわらげおさめること。調和させて整えること。「陰陽を―する」 ②宰相が国を治めること。 0
海狗 おっとせい アシカ科の哺乳(ホニュウ)動物。 由来「海狗」は漢名から。 膃肭臍(おっとせい) 1
蘇民書札 そみかくだ 山伏や修験者などの別称。 表記「曽美加久堂」とも書く。 1
教会 キョウカイ [0] ①宗教を同じくする人々の組織。 ②同じ宗教の信者が礼拝などのために集まる建物。教会堂。 0
鼻摘み はなつまみ [0] まわりの人からひどく嫌われること。また、その人。「世間の―者」由来鼻を摘んで不快なにおいを避けることから。 0
手実・手忠実 てまめ ①面倒なことを嫌がらずによく働くさま。 ②手先の器用なさま。 1
凡夫 ボンプ [1] ①煩悩(ボンノウ)に迷わされている人。 ②平凡な人。普通の人。凡人 0
見性成仏 ケンショウジョウブツ 自分の本性を見きわめ、悟りの境地に達すること。特に禅宗でいう。見性悟道(ケンショウゴドウ) 0
火勢 カセイ [0] 火の燃える勢い。「―が激しくなる」火力 0
妙趣 ミョウシュ [1] なんともいえない、すぐれたおもむき。「―のある庭園」妙味・妙致 0
責務 セキム [1] 責任と義務。また、責任をもって果たさなければならない務め。「重大な―を負う」 任務 0
冷静 レイセイ [0] 感情に左右されず、落ち着いているさま。落ち着いてしずかなこと。「―に判断する」「沈着―に対処する」「―を装う」興奮 0
矮い ひく-い 背丈が短いさま。高さが低いさま。 0
遺文 イブン [0],[1] ①現存する古い時代の文献。「平安時代の―が展示されている」 ②故人が残した生前の文書。 0
詠唱 エイショウ [0] ①節をつけて、詩歌をうたうこと。 ②オペラやオラトリオの中の叙情的な独唱歌曲。アリア。 0
繁多 ハンタ [1] ①物事が非常に多いこと。 ②用事が多くていそがしいこと。また、そのさま。「御用―な折柄」繁用 0
神神しい こうごう-しい [5] 尊くおごそかなさま。神秘的で気高い。「会堂に―しい歌声がひびく」 0
暴発 ボウハツ [0] ①事件などが突然に起こること。突発。 ②不注意のため、火薬が破裂したり銃弾が発射したりすること。「散弾銃の―事故が起きた」 0
緋 あか [0] 濃く鮮やかな赤色。火のような明るい赤色。ひいろ。 0
談る かた-る ①静かに話す。 ②さかんに話す。ものがたる。議論をする。 0
真具 まつぶさ もれなく完全なさま。十分に整っているさま。 0
刻刻 ぎざぎざ [0] のこぎりの歯のように、凹凸のきざみ目があるようす。「紙を―に切る」表記「段段」とも書く。 1
玄黄 ゲンコウ [0] ①天のくろい色と大地の黄色い色。転じて、天と地。また、宇宙。 ②ウマの病気の名。 由来②くろいウマが病気になると黄色みを帯びることから。 0
孀婦 ソウフ 「孀(やもめ)」に同じ。 0
既得権 キトクケン [3],[2] すでに得ている権利。特に、法律上正当に得た権利。「―を奪う内容」 0
揚力 ヨウリョク [1] 飛行機の翼など、流体中を動く物体に対して、その動く方向と垂直に上向きに作用する力。浮揚力。 0
求道 キュウドウ [0] 真理や正しい道理を求めること。特に、宗教上の真理を求めて修行すること。「―心」参考仏教では「グドウ」と読む。 0
台風 タイフウ [3] 夏から秋にかけて、北太平洋南西部に発生する熱帯低気圧の一つ。暴風雨をもたらす。秋 「颱風」の書きかえ字。 0
白狐 ビャッコ [1] ①毛の白いキツネ。神通力をもち、人を化かすとされた。 ②ホッキョクギツネの別称。北極にすみ、冬毛は純白になる。参考「しろぎつね」とも読む。 0
視界 シカイ [0] ①見通すことができる範囲。「―が悪い」 視野 ②知識・考えなどが及ぶ範囲。 0
触穢 ソクエ 病気・死亡・出産・月経などのけがれにふれること。一定期間、神事・参内(サンダイ)などは避けた。 参考「ショクエ」とも読む。 0
重痾 ジュウア 重い病気。重病。大病。 0
土耳古 トルコ アジア西部、小アジア半島とヨーロッパのバルカン半島の南東部を占める共和国。首都はアンカラ。 1
自前 ジまえ [0] ①費用を自分で負担すること。「―のスーツ」 自弁・自費 ②芸者が独立して営業すること。また、その芸者。 0
無常迅速 ムジョウジンソク [0] 人の世は移り変わりが速く、むなしいものであるということ。老少不定(ロウショウフジョウ) 0
茶寮 サリョウ [0],[1] ①喫茶店。 ②料理屋。 ③茶室。参考「チャリョウ」とも読む。 0
空柱 うつおばしら 雨水を通すためになかを空洞にした柱。箱樋(はこどい)。 0
謹上 キンジョウ 手紙のあて名のわきに書く語。「つつしんで差し上げます」の意。 0
破戒無慙 ハカイムザン 仏教に帰依(キエ)しながら、五戒を破り、しかも恥じることがないこと。「慙」は恥の意。 0
胡頽子 ぐみ [1] グミ科の植物の総称。 茱萸(ぐみ) 1
碾く ひ-く [0] ひきうすを回して穀物をすりつぶし、粉にする。「大豆を―く」 0
素衣 ソイ 模様のない白い衣服。また、白絹の着物。 0
舎監 シャカン [0],[1] 寄宿舎での日常生活を、監督する人。「大学の女子寮の―」 0
側聞 ソクブン [0] 人づてに聞くこと。ちょっと耳にすること。 表記「仄聞」とも書く。 0
汪洋 オウヨウ 海や川などの水が深く広々と限りのないさま。ゆったりとしたさま。「―と広がる海」 0
胯下 コカ またの下。表記「跨下」とも書く。 0
優男 やさおとこ [3] からだつきや気だて・振る舞いなどが、やさしい男。また、風流な男。「色の白い―」 0
通古斯 ツングース 東シベリアや中国東北部に住み、ツングース語を話す民族の総称。大部分は遊牧生活を営む。 1
重祚 ジュウソ [1] 「重祚(チョウソ)」に同じ。 0
縮地補天 シュクチホテン 天子が政治や行政の機構などを大きく改革すること。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉 0
蛭に塩 ひるにしお 塩をかけると小さくなるヒルのように、恐ろしいものや苦手なものを前にして恐れ縮み上がるたとえ。また、弱りこんで足がすくんでしまうこと。 蛞蝓(なめくじ)に塩・青菜に塩 0
奉呈 ホウテイ [0] 謹んで差し上げること。献上すること。奉献 0
調達 チョウタツ [0] 必要に応じて金品などをととのえること。また、それを届けること。「資金―」調進参考「チョウダツ」とも読む。 0
電波 デンパ [1] 赤外線より波長の長い電磁波。電磁波の波長が〇・一(ミリメートル)以上のものの総称。ラジオなどの電気通信に利用するものなど。 0
私財 シザイ [1],[0] 個人の財産。「社会事業に―を投じる」 私産 0
母性 ボセイ [0],[1] 女性がもっている、母親としての性質。「―愛」「―に目覚める」父性 0
愚問 グモン [0] おろかな質問。つまらない質問。「―を発する」愚答 0
書架 ショカ [1] 書物を入れておく棚。「―を整理する」 本棚 0
山椒は小粒でもぴりりと辛い サンショウはこつぶでもぴりりとからい 体は小さいが非常に頭脳が鋭く、すぐれた気性や才能をもち合わせていて、あなどれないことのたとえ。 0
建水 ケンスイ [0] 水こぼし。茶道で、茶碗(チャワン)をすすいだ水を入れる器。 0
響銅 さはり [0] 銅に錫(すず)・鉛などを加えた黄白色の合金。表記「胡銅器」とも書く。 1
勿体 モッタイ [0],[3] ものものしいようすや態度。また、えらそうなようす。「―をつける(わざと重々しく見せる)」「―ぶって話す」表記「物体」とも書く。 0
居食い いぐい [0] 働かないで、手持ちの財産で生活すること。「―で身代限り」徒食・座食 0
隙間 すきま [0] ①物と物のあいだ。「戸の―」 ②ひま。あき時間。 ①②隙(すき)表記「透き間・空き間」とも書く。 0
愛屋烏に及ぶ アイオクウにおよぶ 愛情が深いことのたとえ。故事 人を愛すると、その人の家の屋根にいるカラスまでかわいいと思うようになるという故事から。〈『説苑(ゼイエン)』〉参考「屋烏の愛」ともいう。 0
尋常の溝には吞舟の魚なし ジンジョウのみぞにはドンシュウのうおなし つまらない場所や土地では、大人物が生まれたり活躍したりしないということのたとえ。小さな溝には、舟をのみこむような大魚はいないという意から。「吞舟の魚」は舟をまるのみにする大魚で、大人物のたとえ。〈『淮南子(エナンジ)』〉 0
京劇 キョウゲキ [0] 中国における代表的な古典劇。歌・せりふ・立ち回りなどで構成され、胡弓(コキュウ)など中国古来の楽器で伴奏がつけられている。 由来北京(ペキン)で発展したことから。参考「ケイゲキ」とも読む。 0
績麻・績苧 うみお つむいだ麻糸。 参考「績麻」は「うみそ」とも読む。 1
追分 おいわけ [0] ①街道が二つに分かれるところ。分岐点。 ②信州の追分宿で歌われた民謡が各地に伝わったもの。哀調を帯びた旋律が特徴。江差(えさし)追分・信濃(しなの)追分など。追分節。 0
卯酉線 ボウユウセン 天頂を通り、天の子午線と直角に交わる天球上の大円。参考「卯」は東、「酉」は西の意。「卯酉圏」ともいう。 0
専用 センヨウ [0] ①特定の人のみが使うこと。「社長の―車」 共用 ②一定の目的や時間などに使うこと。「水彩―の筆」 兼用 0
二元論 ニゲンロン [2] ①ある問題について、相互に独立する二つの根本原理を認める考え方。 ②哲学で、宇宙は相互に独立する二つの根本原理や要素から成り立っているとする世界観。 ①②一元論・多元論 0
小太刀 こだち [1] ①小形の刀。 脇差(わきざし) 大太刀 ②小さな刀を使って行う剣術。 1
眼子菜 ひるむしろ ヒルムシロ科の多年草。 由来「眼子菜」は漢名から。 蛭蓆(ひるむしろ) 1
凝結 ギョウケツ [0] ①気体が液体になること。凝縮 ②考えなどがこり固まること。「悲しみが―する」 0
惻む いた-む いたみ悲しむ。心をいためる。あわれに思う。ひしひしと心にせまる。 0
う へつら-う 相手に気に入られるよう、言葉で機嫌をとる。言葉でこびる。「上司に―う」「親が子に―う」 0
沙蚕 ごかい [0] ゴカイ科の環形動物。河口付近の泥底にすむ。体はムカデに似る。釣りのえさにする。 1
狂言綺語 キョウゲンキゴ [5] 道理にはずれた言葉や表面だけを飾り立てた言葉。儒教の立場から、小説・物語・戯曲などを卑しめていう言葉。「綺語」は飾り立てた言葉の意。〈白居易の文〉参考「綺語」は「キギョ」とも読む。 0
会う あ-う [1] ①人と顔を合わせる。一か所に集まって対面する。「友人に―いに行く」 ②偶然に人と出あう。「山中で知人に―う」 0
創造 ソウゾウ [0] ①はじめてつくりだすこと。「―性豊かな人」 模倣 ②神が宇宙万物をつくりだすこと。「天地―の神話」 0
両前 リョウまえ [0] 洋服で、上衣やコートの前を深く重ね合わせてボタンを二列につけたもの。ダブルブレスト。片前 0
故障 コショウ [0] ①機械や人体に異常が起こり、正常にはたらかないこと。「車が―した」 ②進行を妨げるもの。さしさわり。「―がなければ続行する」支障 ③異議。苦情。「―が出る」 0
妖精 ヨウセイ [0] 西洋の伝説や童話などにみえる、人の姿をした自然物の精霊。フェアリー。「森の―」 0
大変 タイヘン [0] ①重大な出来事。大事件。 ②程度がはなはだしいさま。驚くべきさま。「朝が早くて―な仕事を引き受けた」 ③たいそう。非常に。「―うれしい結果が出た」 0
鏡台 キョウダイ [0] 引出し付きの箱の上に鏡を取りつけた化粧台。古くは手鏡を立てかける台。 0
籾米 もみごめ 稲穂からとったままで、まだ籾殻を取り除いていない米。もみ。参考「もみよね」とも読む。 0
誠歓誠喜 セイカンセイキ まことに喜ばしい。臣下が君主に奉呈する文書に使う言葉。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
神苑 シンエン [0] 神社の境内(ケイダイ)。また、そこにある庭園。 神域 0
榾 ほた [0] まきにする木の切れはし。ほた木。そだ。冬参考「ほだ」とも読む。 0
牧 まき [1] 「牧場(ボクジョウ)」に同じ。 0
後見 コウケン [0] ①年少者などを助けたり力になったりして世話をすること。うしろだて。 ②法律上、親権者のない未成年者の保護・監督・財産管理をすること。「―人として成人するまで世話をした」 ③舞台で、演者のうしろにいて小道具・衣装替えなどの手助けをする人。黒子(くろこ)など。 0
岨道 そばみち 切り立った山のけわしい道。 参考「そわみち」とも読む。 0
成事は説かず遂事は諫めず セイジはとかずスイジはいさめず できてしまったこと、やってしまったことについては、とやかく言ってもなんの意味もないということ。言動には事前の注意が大切だという戒め。〈『論語』〉 0
鰺刺 あじさし [0],[2] ①カモメ科アジサシ亜科の鳥の総称。世界各地にすむ。翼は細長く、尾はツバメに似る。群れで生活し、水中に突入して魚を捕食する。 夏 ②①の一種。シベリア北東部・千島などで繁殖。日本では春と秋に見られる渡り鳥。 0
鯡 にしん [1] ニシン科の海魚。 鰊(にしん) 0
切り火 きりび [0],[2] ①棒を板にこすり合わせておこした火。また、火打ち石でおこした火。 ②出がけなどに、戸口で火打ち石を打ち合わせて出す、清めの火。 表記「鑽り火」とも書く。 0
演題 エンダイ [0] 演説や講演などの題目。「講演の―によって人出が異なる」 0
竹馬の友 チクバのとも [5],[2] 幼友達のこと。幼いころ、竹馬に乗ってともに遊んだ仲間の意。故事 中国、晋(シン)の殷浩(インコウ)は教養豊かな将軍で、粗暴な将軍桓温(カンオン)とは対照的な人物だった。桓温は、殷浩と同列に見られるのを嫌い、少年の時、自分が捨てた竹馬を殷浩が拾ったものだったと吹聴し、自分が優位にあることを強調したという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉竹馬の好(よしみ) 0
千古不易 センコフエキ [1] 永遠に変わらないこと。「不易」は変化しないこと。 千古不抜・万古不易 0
偃月刀 エンゲツトウ [0] 刃(は)の部分が弓張り月の形をしている中国古代の武器。なぎなたに似る。 0
七歩の才 シチホのサイ すぐれた詩文をすばやく作ること。また、その才能。 故事中国、三国時代、魏(ギ)の曹丕(ソウヒ)・曹植(ソウショク)兄弟は共に詩才に恵まれていたが、父の死後即位して文帝となった曹丕は、弟の才能をねたみ、「七歩歩く間に詩を一首作れ。できなければ殺す」と命じた。弟は即座に「私は豆で、あなたは豆殻。同じ根から生まれたのに豆殻は火となって釜(かま)の中の豆を煮て苦しめる」という詩を作り、これを聞いた曹丕は深く恥じたという故事から。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉 七歩成詩 0
猷る はか-る ①工夫して計略をめぐらす。くわだてる。 ②いつわる。 0
自作 ジサク [0] ①自分ひとりの力で作ること。また、その作品。手づくり。「―の映画」 ②「自作農」の略。自分の土地で農業を営むこと。また、その農家。 0
惨死 ザンシ [0] むごい死に方をすること。悲惨な死。いたましい死。 0
起点 キテン [0] 物事の始まるところ。出発点。「東海道本線の―は東京駅」終点 0
綾錦 あやにしき [3] ①綾と錦。 ②着物や紅葉などの美しさを形容する語。 0
蒼白 ソウハク [0] あおじろいこと。血の気がうせてあおざめていること。「あまりのショックに顔面―となる」 0
連中 レンチュウ [0] ①仲間の人たち。つれ。「情けない―だ」 ②音曲(オンギョク)や演芸などの一座の人々。参考「レンジュウ」とも読む。 0
上手 かみて [3] ①川の流れて来る方向。川上。 ②上座に近いほう。 ③舞台で客席からみて右方向。「―から主役が登場する」 ①~③下手(しもて) 参考①「うわて」とも読む。また、「じょうず」と読めば別の意になる。
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漢字の豆知識 「上手」の読み方は? 同じ漢字でも、読み方で意味が変わる! (公財)日本漢字能力検定協会 0
無骨 ブコツ [0] ①洗練されていないさま。無作法で、風流でないさま。「生来の―者」 ②骨張ってごつごつしているさま。「―な手」表記「武骨」とも書く。 0
死灰復然 シカイフクネン 一度衰えた勢力が再び盛り返すたとえ。また、一度収束したことが再発するたとえ。火の気のなくなった灰が再び燃えだす意から。「然」は「燃」に同じ。〈『史記』〉 寒灰復然 0
産毛 うぶげ [0] ①生まれたときから、赤ん坊に生えている毛。うぶかみ。 ②人間の頰(ほお)やうなじに生えている、薄く柔らかい毛。 0
噎鬱 エツウツ 気がふさいで晴れないさま。 0
身代 シンダイ [1] 個人や一家の総財産。「―が傾く」 身上(シンショウ) 参考「みのしろ」と読めば「身代金」のことで、人質と引き換えに受け渡される金品の意。また、人身売買の代金の意。 0
覆滅 フクメツ [0] 完全にくつがえって、ほろびること。また、ほろぼすこと。 0
生計 セイケイ [0] 生活をしてゆくための経済的な方法・手段。「文筆で―を立てる」 0
騙取 ヘンシュ [1] だまし取ること。「老人の財産を―する」詐取 0
辛辛 からがら [0] かろうじて。ようやく。やっと。「戦地から命―逃げ帰った」 0
茅蜩 ひぐらし [0] セミ科の昆虫。 蜩(ひぐらし) 1
閻魔参 エンマまいり 陰暦の一月と七月の一六日に閻魔堂へ参拝すること。この日は地獄の釜(かま)開きで、亡者(モウジャ)も責め苦を免れるという。使用人のいる家では藪入(やぶい)りと称して休暇を与えた。閻魔詣(エンマもうで)。 0
渙ける と-ける 氷が水になり、広がる。氷がとけ散る。 0
起こす お-こす [2] ①立たせる。「倒れた人を抱き―す」 ②目を覚まさせる。 ③掘り返す。「田を―す」 ④はじめる。生じさせる。「反対運動を―す」「やる気を―す」「火を―す」 0
却走 キャクソウ しりぞき走ること。逃げ戻ること。 0
有半 ユウハン 年数を表す語について、そのうえにまだ半分あることを示す語。「三年―」参考「有」は「又」の意で、そのうえさらにの意。 0
共用 キョウヨウ [0] 共同で使うこと。また、一つのものを二つ以上の目的に使うこと。「―でマンションを借りている」専用 0
僧正 ソウジョウ [1] 僧の階級のうちで最高の位。大僧正・正僧正・権(ゴン)僧正に分かれる。 0
参謀 サンボウ [0] ①軍隊で、指揮官の作戦や用兵などの計画に加わる将校。 ②相談相手となって計画や策略を練る人。 0
旦那 ダンナ [0] ①商家などの男の主人。 ②男性の客や目上の男性を呼ぶ語。 ③自分や他人の夫。「お隣の―さん」「うちの―」 0
店子 たなこ [0] 家を借りて住んでいる人。借家人。「―と言えば子も同然」大家(おおや)・家主(やぬし) 0
音節 オンセツ [0] 語を構成する要素としての音の単位。発音するときの一つずつのまとまった音の最小単位。参考日本語では、かな一字が一音節を表す。 0
菎蒻 コンニャク [3],[4] サトイモ科の多年草。 蒟蒻(コンニャク) 0
得る え-る [1] ①手に入れる。受ける。「利益を―る」「志を―る」 ②…することができる。動詞の連用形について用いる。「知り―る」「あり―る話だ」参考「うる」とも読む。 0
盆景 ボンケイ [0] 盆の上に、小さな石・砂・木などで自然の風景をかたどった置物。観賞用。「自作の―の世界に浸る」盆石 0
模造 モゾウ [0] 本物をまねてつくること。また、そのもの。「輸入した時計は―品だった」「―紙」表記「摸造」とも書く。 0
学界 ガッカイ [0] 学問や学者の世界。「―で認められる」「―展望」 0
余燼 ヨジン [0] ①燃え残った火。燃えさし。 ②事件・騒動などが終わったあとに、まだ残っている影響。「紛争の―がくすぶる地域」 0
偃武修文 エンブシュウブン 戦争をやめ、学問や教育によって平和な世の中にすること。「修文」は文徳を修める意。〈『書経』〉偃武恢文(エンブカイブン) 0
毒を以て毒を制す ドクをもってドクをセイす 悪人を利用して他の悪人を除くたとえ。毒薬を使って他の毒を消す意から。火は火で治まる 0
芽生える めば-える [3] ①「芽む」に同じ。 ②起こり始める。「恋が―える」 0
元 もと [1],[2],[0] ①物事の起こり。また、始まりの部分。「―に戻って調べる」 ②原因。理由。「けがの―」 ③資本。元手。「―も子もなくなる」 ④原価。元値。「―が取れない」 0
高嶺・高根 たかね 高いみね。高い山の頂(いただき)。「富士の―に雪が降りつもる」
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新聞漢字あれこれ12 「タカネの花」をどう書きますか?
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不届き フとどき [2] ①注意などが行き届かないこと。「―を詫(わ)びる」 ②道徳や法に反すること。「この―者めが」無礼 0
肺臓 ハイゾウ [0] 脊椎(セキツイ)動物の呼吸器官の一つ。ヒトでは、胸の両側で横隔膜の上に一対ある。肺。 0
烏口 からすぐち [3],[0] 墨などで線を引くときに使う、くちばし状の製図用具。 0
建設 ケンセツ [0] 新しく建物や組織などをつくること。「福祉都市の―」破壊 0
静謐 セイヒツ [0] 静かで落ち着いていること。世の中が平和に治まっていること。「世は―を取り戻した」 平穏(ヘイオン)・静穏 0
武将 ブショウ [0] ①武士の大将。軍隊の大将。 ②剣術・弓術・馬術などの武道にたけた将。参考「将」は、軍を率いる人の意。 0
聖人 ショウニン [0] ①慈悲深く知徳にすぐれ、世間から尊ばれる人。 聖者 ②徳の高い僧侶(ソウリョ)。または、その尊称。「親鸞(しんらん)―」 参考①「セイジン」とも読む。 0
煎薬 センヤク [0],[1] 煮出して飲む薬。せんじぐすり。 煎剤 0
成句 セイク [0],[1] ①二語以上からでき、まとまった意味をもつ言葉。慣用句。イディオム。「さじを投げる」などの類。 ②昔から広く世に知られて使われている、詩文や格言やことわざ。「出藍(シュツラン)の誉(ほま)れ」などの類。 0
鴟尾草 いちはつ アヤメ科の多年草。 由来「鴟尾草」は漢名から。 鳶尾(いちはつ) 1
調法 チョウホウ [(名;形動)1],[(名)0],[1],[0] ①使って便利なこと。「携帯電話は―な道具だ」 ②調伏するための修法。表記①「重宝」とも書く。 0
験算 ケンザン [0] 計算をやり直して答えをたしかめること。たしかめ算。表記「検算」とも書く。 0
挙党 キョトウ [0] 党員全員が団結して事に当たること。党をあげて取りくむこと。党全体。多く、政党についていう。「総選挙に向けて―一致の体制を固める」全党 0
小舟の宵拵え こぶねのよいごしらえ 物事の準備がおおげさで、早すぎるたとえ。すぐ船出できる小さな舟が、前夜から出港準備をする意から。 0
列伝 レツデン [0] 多くの人々、特に人臣の伝記を並べたもの。歴史書の一形式。「武将―」 0
喬い たか-い まっすぐ伸びて、そびえているさま。木などがすらりと伸びているさま。 0
銃火 ジュウカ [1] ①銃が弾丸を撃ちだしたときに出る火。 ②銃による射撃。「ついに―を交える」 0
一擲千金 イッテキセンキン [0] 一度に惜し気もなく大金を使うこと。また、大事を思い切って実行することのたとえ。一回の勝負に大金を賭(か)ける意から。〈呉象之(ゴショウシ)の文〉参考「千金一擲」ともいう。 0
需要 ジュヨウ [0] ①求めること。入り用。「産業用水の―が増加する」「読者の―に応じる」 ②経済で、商品に対する貨幣支出を伴う欲望、また、その商品の量。「―の増大が景気を回復させる」 ①②供給 0
胡ぞ なん-ぞ どうして。なんで。疑問・反語の助字。「―知ろう」 0
湯桶読み ゆトウよみ [0] 漢字二字の熟語で、上の字を訓読み、下の字を音読みで読むこと。「手本(てホン)」など。重箱(ジュウばこ)読み
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あつじ所長の漢字漫談1「重箱読み」と「湯桶読み」
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政治 セイジ [0] ①国家の主権者がその領土・人民をおさめるすべての活動。まつりごと。「―家」 ②集団のなかで権力を行使・獲得・維持するなどの活動。「―力がある」 0
愁訴 シュウソ [1] 心配や悲しみを嘆き訴えること。また、その訴え。「不定―(原因不明の体の不調を訴えること)」 0
動く うご-く [2] ①位置や状態が変わる。「右から左へ―く」「世の中が激しく―く」「説得されて心が―く」 ②揺れる。「振り子が―く」 ③活動する。「組織が―くらしい」 ④機械などが作動する。「時計が―く」 0
着熟す きこな-す 衣服を自分に似合うように上手に着る。「流行の服を―す」 0
滅頂の災い メッチョウのわざわい おぼれて死ぬこと。また、破滅すること。「滅頂」は頭が水中に沈む意。〈『易経』〉 0
烏骨鶏 ウコッケイ [3] ニワトリの一種。東アジア原産。羽毛は白または黒で、絹糸に似る。皮・肉・骨は暗紫色。天然記念物。観賞用。 0
口惜しい くちお-しい [3] 残念だ。無念だ。「誠意が通じないのが―い」表記「くやしい」とも読む。 0
立錐の地無し リッスイのチなし 狭い場所に人や物がたくさん集まり、わずかなすき間もないさまのたとえ。「立錐」は、錐(きり)の細くとがった先を立てる意。故事 楚(ソ)の項羽に包囲された漢の劉邦(リュウホウ)が打開策を策士に問うたところ、策士が「秦(シン)は天下をすべて領有し、他の者に錐の先を立てるほどの余地も与えなかったために滅んだ」と説いた故事から。〈『史記』〉参考多く「立錐の余地がない」と用いる。 0
覆育 フイク 天地が万物をおおって守り育てること。参考「フウイク・フクイク」とも読む。 0
江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ 江戸っ子の気前のよさを誇っていう。江戸っ子は金をためることをせず、その日のうちに使ってしまう意。 0
脳死 ノウシ [1],[0] 脳の機能が停止すること。脳波の止まった状態。参考「心臓死」に対する言葉。 0
真面目 シンメンモク [0] そのもののもつ本来の姿やありさま。 真骨頂・真価 参考「シンメンボク」とも読む。「まじめ」と読めば別の意になる。 0
廟宇 ビョウウ ①祖先の霊をまつる建物。みたまや。廟堂 ②神体をまつる建物。やしろ。参考「宇」は大きな家の意。 0
善言は布帛よりも暖かなり ゼンゲンはフハクよりもあたたかなり よい言葉は、衣服をつけて体を暖めるよりも、なおいっそう身のためになる。〈『荀子(ジュンシ)』〉 0
薄遇 ハクグウ [0] 冷淡にもてなすこと。冷淡なもてなし。粗末な待遇。冷遇。「―に甘んじる」厚遇 0
賛意 サンイ [1] 賛成の意志。賛同の気持ち。「―を表明する」 0
灘 なだ [1] 潮の流れが速く、波の荒い海。航海の難所とされる。「玄海―」 0
仁義 ジンギ [1] ①儒教で教えの中心となる仁と義。 ②人として行うべき道徳。礼儀上すべきこと。義理・人情。「―にはずれる」 ③やくざなどの社会の特殊な初対面のあいさつや作法。「―をきる」 参考③「辞儀」の転といわれる。 0
椿寿 チンジュ [1] 長生き。長寿。「老父母の―を祝う」由来太古の霊木である大椿(ダイチン)は、三万二〇〇〇年が人間の一年に当たるという、非常な長寿であったということから。 0
冥福 メイフク [0] 死後の幸福。あの世での安らかさ。「故人の―を祈る」 0
賀正 ガショウ [1],[0] 新年を祝うこと。賀春参考年賀状に書く言葉で「お正月おめでとう」の意。「ガセイ」とも読む。 0
聖猷 セイユウ 天子のはかりごと。 参考「猷」ははかりごとの意。 聖謨(セイボ) 0
心神耗弱 シンシンコウジャク [1] 精神のはたらきが弱くなって、善悪の判断やそれによる行動ができにくくなること。「―の状態」 神経衰弱
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漢字の豆知識 見慣れない専門用語【法律編】 (公財)日本漢字能力検定協会 0
鎌首 かまくび [2],[0] 鎌のように曲がった首。おもに、ヘビが攻撃姿勢をとったときのようすをいう。「ヘビが―をもたげている」 0
奇警 キケイ [0] 並はずれて、思いもよらないこと。「―な行動」奇抜 0
聡い さと-い [2] ①かしこい。「―い子」 ②すばやく気づくさま。敏感だ。「利に―い」 0
采配 サイハイ [0] ①昔、大将が兵士を指揮するために用いた、柄の先にふさのある道具。 ②指揮。指図(さしズ)。「―を振る」 0
廉潔 レンケツ [0] 私欲がなくて心が清く、行いが正しいさま。清廉潔白。「―の政治家」 0
顔 かお [0] ①目・鼻・口などのある、頭部の前面。②顔だち。顔かたち。また、顔つき。表情。「美しい―」「嬉(うれ)しそうな―」③物事の表面。おもて。④代表・象徴するもの。「大学の―」⑤体面。面目。「―をつぶす」 ⑥知名度や信用があること。「―が広い」 0
令息 レイソク [0] 他人の息子を敬っていう語。御子息。令嬢 0
乾門 いぬいモン 皇居の門の一つ。皇居の北西に位置する門。 0
祝禱 シュクトウ キリスト教で、牧師または司祭が礼拝に来た人々を祝福して神に祈ること。また、その祈り。 0
蟻 あり [0] アリ科の昆虫の総称。土中や樹中に巣穴を作り、女王アリを中心に集団で生活する。体は小さく、黒色または赤褐色。夏 0
殺める あや-める [3] 危害を加える。傷つける。特に、人をころす。「他人を―める」 0
御包み おくるみ [2] 赤ん坊の全身を衣服の上からくるむ綿入れの防寒具。ねんねこ・かいまきに似るが袖がない。 0
蓬髪 ホウハツ [0] ヨモギのように、伸びて乱れた髪。おどろがみ。蓬頭 0
弘める ひろ-める [3] 外枠をひろげる。遠方まで行きわたらせる。 0
背戸 せど [1],[2] ①家の裏口。裏門。 ②家の後方のかくれた所。裏手。「―の竹藪(たけやぶ)」 0
齲・齲歯 むしば 口内の細菌が作り出した乳酸によって歯の組織が侵食される病気。また、その歯。表記「虫歯」とも書く。参考「齲歯」は「ウシ」とも読む。 1
江 え [1] 湖や海が陸地に入りこんだ所。入り江。 0
綴る つづ-る [0],[2] ①継ぎ合わせる。つくろう。「書類を―る」「シャツの破れを―る」 ②詩歌や文章を作る。「手紙を―る」 ③アルファベットを連ねて単語を書く。「イニシャルを―る」 0
除籍 ジョセキ [0] 名簿・学籍・戸籍などから名を取りのぞくこと。「死亡による―」 除名 0
落丁 ラクチョウ [0] 書物や雑誌などのページが一部分抜け落ちていること。また、そのもの。乱丁 0
貸家 かしや [0] 家賃をとって人に貸す家。借家(かりや)・(シャクや)参考「かしいえ」とも読む。 0
大地 ダイチ [1] 地球の表面の広大な土地。天に対して、生活を確実に支えてくれるものとしての、地面。「母なる―」 0
封じる フウ-じる [0],[3] ①封をする。 ②出入り口をふさいでとじこめる。「逃げ道を―じる」 ③自由に活動ができないようにする。禁止する。「警官の規制でデモ行進は―じられた」 0
撰者 センジャ [1] ①詩歌や文章作品をえらび、書物にまとめる人。「『新古今和歌集』の―」 ②古い書物のなかの文章などの作者。撰人。「国史の―」 0
甘皮 あまかわ [0] ①木や果実などの内側にある薄い皮。甘肌。粗皮(あらかわ) ②爪(つめ)の根もとの柔らかく薄い皮。 0
篇次 ヘンジ 順序にしたがって編集すること。また、その内容の順序。表記「編次」とも書く。 0
白灯蛾 しろひとり [3] ヒトリガ科のガ。全体が白色で、腹の両側に赤い斑紋(ハンモン)がある。夏、灯下に飛んでくる。 1
烏鷺 ウロ [1] ①カラスとサギ。 ②①の羽の色から、黒と白。転じて囲碁の別称。「―の勝敗を決する」 0
末路 マツロ [1] ①一生の終わり。晩年 ②なれの果て。「悪人の―」 0
云云 ウンヌン [0] ①引用文や語句のあとを省いたり伏せたりするときに用いる語。これこれ。しかじか。「内容―はあとにする」 ②とやかく言うこと。批評・批判すること。「道徳を―する」参考「ウンヌン」は「ウンウン」の転。 0
持回り もちまわり ①議案などを関係者の間に回してまとめること。「―閣議」 ②関係者の間で順番に受けもつこと。また、その物事。「同窓会の幹事は―だ」 0
漫遊 マンユウ [0] 目的なしに気の向くままに、各地を旅すること。「諸国を―する」「―記を出版した」 0
近親 キンシン [0] 血筋の特に近い親族。「―者だけで密葬する」 0
有司 ユウシ [1] 役人。官公吏。「―専制(明治時代、官僚の独裁的な政治)」参考「司(つかさ)ある人」の意。 0
劇暑 ゲキショ [1] はげしい暑さ。酷暑・猛暑表記「激暑」とも書く。 0
畜う やしな-う 動物にえさを与えて、大切にかばい育てる。 0
滅入る メい-る [2] 元気がなく、ふさぎこむ。「気が―るような話ばかりだ」 0
卑しい いや-しい [3],[0] ①品性が下劣である。げびている。「言葉が―い」 ②身分や地位が低い。 ③みすぼらしい。粗末である。「―い身なり」 ④欲望をむき出しにする。意地きたない。さもしい。「―い目つきで見る」 0
庇を貸して母屋(おもや)を取られる ひさしをかしておもやをとられる ①一部分を貸しただけなのに、それがもとで全部を奪われてしまうこと。 ②恩を仇(あだ)で返されるたとえ。 1
地勢 チセイ [0] 土地の様子。土地の高低の状態や山・川・平野などの形勢。「険しい―」地形 0
退場 タイジョウ [0] ①会場や競技場などから去ること。「暴行した選手に審判が―を命じた」退席入場 ②演劇で、舞台などから去ること。「下手(しもて)に―する」登場 0
救命 キュウメイ [0] 人の命をすくうこと。人の命を助け守ること。「―具」「―ボートに乗り移る」 0
宿業 シュクゴウ [0] 前世で行った行為のむくい。 参考「スクゴウ」とも読む。 0
扶助 フジョ [1] 力を添えてたすけること。「現代社会では相互―の精神が特に大切である」扶掖(フエキ)
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四字熟語根掘り葉掘り38:「相互扶助」は100年前の記憶
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撲滅 ボクメツ [0] 完全に滅ぼしてしまうこと。打ち滅ぼすこと。「麻薬―運動」 0
箇条 カジョウ [0] いくつかに分けて書いた一つ一つの事柄。「―書き」条項・項目表記「個条」とも書く。 0
正邪 セイジャ [1] 正しいことと正しくないこと。是非。曲直。また、善人と悪人。「―善悪の見極めが肝心」 0
常識 ジョウシキ [0] 一般の人が共通にもっている、また、もつべき知識や判断力。「―はずれの行動」 0
生える は-える [2] 動物や植物の体の一部が生長して伸びること。また、生じること。「竹の子が―える」「歯が―える」「羽が―える」 0
糸口 いとぐち [2] ①巻いてある糸の端。 ②物事のはじまり。手がかり。きっかけ。「話の―を考える」 端緒(タンショ)・発端(ホッタン) 表記「緒」とも書く。 0
朝茶は七里帰っても飲め あさチャはシチリかえってものめ 朝茶はその日の災難よけになるものだから、飲み忘れたら、たとえ七里の道を戻ってでも飲むべきだということ。朝茶は質を置いても飲め 0
文房具 ブンボウグ [3] 書き物をするのに必要な道具。筆・紙・ペン・鉛筆・消しゴム・定規など。文具。参考「文房」は、読書や書き物などをする部屋の意。 0
豌豆は日陰でもはじける エンドウはひかげでもはじける 年ごろになれば、だれでも性に目覚めるということ。また、事が成るには時間が必要だが、時節がくればおのずと達せられるものだということ。日陰で育ったエンドウでさえ、時期になれば自然に実って、種がはじけることから。 0
辛 かのと [1] 十干の第八番目。方角では西。五行では金。 庚(かのえ) 参考「金(かね)の弟(おと)」の意。 0
脳梗塞 ノウコウソク [3] 脳の血管の一部がふさがり、血流の途絶えた部分の脳がさまざまな機能障害を起こす病気。老年に多く見られる。 0
足りる た-りる [0] ①必要なだけ十分にある。「努力が―りない」 ②それだけの価値がある。「彼の言葉は信ずるに―りる」「取るに―りない問題だ」 ③数量や力などが間に合う。「作業は三人で事―りる」「子どもでも―りる仕事」 0
愚妻 グサイ [0] 自分の妻を謙遜(ケンソン)していう語。荊妻(ケイサイ) 0
近世 キンセイ [1] ①近ごろの世。近時 ②時代区分の一つで、古代・中世に続く時代。日本では一般に江戸時代を指し、西洋ではルネサンス以後を指して「近代」と同義に用いられる。 0
存恤 ソンジュツ あわれんでねぎらうこと。慰問して恵むこと。 参考「恤」はあわれむ・めぐむ意。 0
跨がる また-がる [3] ①両足を大きく開いて乗る。「馬に―る」 ②複数のものにかかる。わたる。「二県に―る工事」「三年に―る計画」 0
病苦 ビョウク [1] 病気による苦しみ。「―にうち克(か)つ」 0
土葬 ドソウ [0] 遺体をそのまま土に埋めて葬ること。また、その葬法。「今も―の慣習が残っている」 0
海参 いりこ [0],[3] ナマコの腸(はらわた)を取り除き、ゆでて干したもの。中国料理の高級材料。ほしこ。ほしなまこ。表記「熬海鼠・煎海鼠」とも書く。 1
威服・威伏 イフク 威圧的な態度でおどしてしたがわせること。 0
携行 ケイコウ [0] 持って行くこと。「毎年、梅雨時は雨傘を―する」携帯 0
人を呪(のろ)わば穴二つ ひとをのろわばあなふたつ 他人に損害を与えると、その報いは自分に同じように返ってくるというたとえ。 参考「穴」は墓穴のこと。 天に唾(つば)する 0
印顆 インカ [1] 印材に、姓名・官職名などを彫ったもの。印章。印判。 0
倒れる たお-れる [3] ①立っていたものが横になる。「地震で電柱が―れる」 ②ころぶ。 ③くつがえる。 ④勝負に負ける。 ⑤病気で寝こむ。また、死ぬ。「過労で―れる」 0
隷う したが-う 部下になる。命じられたとおりに行動する。言うとおりにする。 0
怪盗 カイトウ [0] 正体のわからない不思議な盗賊。「―ルパン」 0
石 ロウセキ [1] のように、すべらかで光沢のある石の総称。印材や石筆の材料に用いる。滑石(カッセキ)・凍石など。 0
素練 ソレン 白いねり絹。ねり絹は精練した絹の布。また、ねり糸で織った絹織物。 0
粋筋 いきすじ ①花柳界などの方面。 ②男女間の情事に関する事柄。 0
功名 コウミョウ [0] 手柄を立てて名を上げること。手柄と名声。「―心にはやる」「抜け駆けの―」「怪我(ケガ)の―」 0
徹夜 テツヤ [0] 夜どおし起きていること。夜明かし。「祖母を―で看病した」徹宵 0
鰌 どじょう [0] ドジョウ科の淡水魚。 泥鰌(どじょう) 0
膏雨 コウウ 農作物をうるおす恵みの雨。よいしめり。慈雨・甘雨 0
運搬 ウンパン [0] 物を運ぶこと。運び移すこと。運送・輸送・搬送 0
煉獄 レンゴク [0] カトリック教会の教義で、天国に入る前に死者の罪が炎によって浄化されるとする場所。天国と地獄の間にある。 0
銅臭 ドウシュウ [0] 官位を金銭で手に入れること。買官。財力で地位・名誉を手に入れた者をののしっていう語。銅貨の悪いにおいの意から。故事 中国、後漢(ゴカン)の崔烈(サイレツ)は英才のほまれが高い有能な人物だったが、丞相(ジョウショウ)(最高位の官職)の地位を大金で買ったため、その銅臭を嫌われて人望を失った故事から。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
菅笠 すげがさ [3] スゲの葉を編んで作った笠。夏参考「菅蓋」と書けば別の意になる。 0
成年 セイネン [0] 心身ともに十分に発達して一人前となる年齢。「―に達する」 成人 参考日本の法律では満二〇歳をいう。ただし、二〇歳未満でも婚姻をすれば成年とみなされる。また、天皇・皇太子・皇太孫の成年は満一八歳。 0
千万人と雖も吾往かん センマンニンといえどもわれゆかん どんなに反対が多くても、自分にやましいことがないならば、信ずるところにしたがって、正々堂々と突き進んで行こうという気概をいう。〈『孟子(モウシ)』〉 0
背戻 ハイレイ [0] 道理にそむくこと。参考「戻」は、そむく・もとる意。 0
嗄れる か-れる [0],[4] 声がかすれる。声がしわがれる。「歌いすぎで声が―れた」 0
錬鉄 レンテツ [0],[1] ①よく鍛えた鉄。 ②炭素の含有量を〇・二(パーセント)以下にした軟鉄。鍛鉄参考「ねりかね」と読めば、精錬した鉄の意。 0
小豆 あずき [0] マメ科の一年草。古く中国から渡来し、各地で栽培。夏、黄色い花をつけ、細長いさやの中に暗赤色の小さな種子を結ぶ。種子はあん・甘納豆・赤飯などに用いる。 秋 由来ダイズ(大豆)に対して小さい豆の意から。 1
首相 シュショウ [0] 首席の大臣。日本では内閣総理大臣。「―官邸」 0
傚う なら-う [2] すでにある先例や手本にしたがって、まねる。みならう。表記「効う」とも書く。 0
伽藍 ガラン [0],[1] 寺院の建造物。特に、大きな寺院で僧房も含む建物の総称。「七堂―」「―配置」
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漢字の豆知識 黒幕の語源はどこから? 身近な言葉の語源を探る1 (公財)日本漢字能力検定協会 0
神話 シンワ [0] ①神々や英雄を主人公とする話。また、神が示したものとして自然界・人間界の現象を語る話。「ギリシャ―」 ②世間で絶対的に信じられているが、根拠のない事柄。「土地―」 0
生得 ショウトク [0] 生まれつき。天性。「―の才能」 参考「セイトク」とも読む。 0
紙 かみ [2] ①植物繊維をすいて作ったもの。文字や絵を書いたり、印刷したり、ものを包んだりするのに用いる。中国、後漢(ゴカン)の蔡倫(サイリン)が製法を発明したと伝えられる。 ②じゃんけんで、指を全部ひらいた形。ぱあ。 0
日直 ニッチョク [0] ①その日ごとの当番。「今日の―は誰ですか」 ②昼の当直。宿直 0
別杯・別盃 ベッパイ 別れのさかずき。別れに、くみかわす酒。 0
軽業 かるわざ [0] ①危険を伴うことを身軽にこなす芸。曲芸。綱渡りなど。「―師に劣らない演技」 ②危険を伴う計画や事業。「そんな―では会社の危機を乗り切れない」 0
乾肉 ほしじし 干した鳥獣の肉。ほしし。表記「干肉」とも書く。 0
瓦 かわら [0] ①粘土を一定の形に固めて、かまで焼いたもの。屋根をふくのに使う。 ②価値のないもの。 0
杜氏 トウジ [1] 酒を造る職人。また、その長。さかとうじ。「越後(えちご)―」由来一説に、酒を発明したとされる中国の杜康(トコウ)の姓から。参考「トジ」とも読む。 0
星図 セイズ [0] 天球上にある恒星や星雲の位置・明るさなどの情報を表した図。恒星図。 0
撤回 テッカイ [0] 一度提出した文書や発言などを、取り下げること。「前言を―する」 0
脛楯 はいだて 鎧(よろい)の付属具。腰から下につけて、股(もも)と膝(ひざ)をまもるもの。ひざよろい。表記「佩楯・膝甲」とも書く。 1
固関 コゲン 昔、朝廷で大事などがあったときに特定の三つの関所を警固(ケイゴ)させること。開関(カイゲン) 0
女青 へくそかずら アカネ科のつる性多年草。 由来「女青」は漢名からの誤用。 屁糞葛(へくそかずら) 1
春季 シュンキ [1] 春の季節。春。「―大運動会を開催する」 0
無気味 ブキミ [0],[1] 気味の悪いさま。恐ろしいような、いやな感じを抱かせるようなさま。「―な物音」表記「不気味」とも書く。 0
泣訴 キュウソ [1] 苦しみや窮状を泣いて訴えること。「生活難を―する」哀訴 0
九蓋草 クガイソウ [0] ゴマノハグサ科の多年草。山地に自生。葉が四~八枚ずつ輪生し、九段ほどつく。夏、淡紫色のトラノオに似た花穂を円錐(エンスイ)状につける。 由来葉が九段ほど輪生することから。表記「威霊仙」とも書く。 0
雀卵斑・雀斑 そばかす 人の顔面などにできる茶褐色の細かい斑点(ハンテン)。 表記「蕎麦滓」とも書く。 参考「雀卵斑」は「ジャクランハン」、「雀斑」は「ジャクハン」とも読む。 1
剴切 ガイセツ [0] ぴたりとあうこと。適切なこと。本来は地面すれすれに草を切る意。 0
黒檀 コクタン [3] カキノキ科の常緑高木。南方アジア原産。初夏、白色のカキに似た花をつける。材質は黒くて堅くつやがあり、家具や装飾に利用。表記「烏木」とも書く。 0
維ぐ つな-ぐ つなを張ってささえとめる。つなぎとめる。転じて、体制を引きしめる。 0
虎掌 うらしまそう サトイモ科の多年草。山林に自生。葉は鳥の足状にさけている。有毒。夏由来「虎掌」は漢名からの誤用。和名は、花軸が長く垂れ下がるさまを浦島太郎の釣り糸に見立てたもの。表記「浦島草」とも書く。 1
円か まど-か [1] ①まるいさま。「―な月」 ②おだやかなさま。「―な人物」 0
相席 あいセキ [0] 飲食店などで知らない人と同じテーブルにつくこと。「―でお願いします」 相客 表記「合席」とも書く。 0
多多 タタ [1] 数多く。たくさん。「この種の事例は―ある」少少 0
静思 セイシ [1] 静かに思うこと。心を落ち着かせて考えること。 沈思・黙思 0
潮騒 しおさい [0] 潮がさしてくるときに波が立ち騒ぐこと。また、そのときの波の音。参考「しおざい」とも読む。 0
情操 ジョウソウ [0] 芸術・道徳・宗教などに対する高尚で豊かな感情。「―教育」 0
河鹿 カじか [0] 「カジカガエル」の略。アオガエル科のカエル。渓流にすみ、初夏、雄は美しい声で鳴く。夏 0
自乗 ジジョウ [0] 数学用語で、同じ数や式を二つ掛け合わせること。平方。 表記「二乗」とも書く。 0
偵察 テイサツ [0] ひそかに敵や相手の情勢や行動を探ること。「敵の動静を―する」 0
駄馬 ダバ [1] ①荷物を運ばせるウマ。 ②下等なウマ。血統のよくないウマ。 0
楊桐 さかき ツバキ科の常緑小高木。由来「楊桐」は漢名から。 賢木(さかき) 1
綾羅 リョウラ [1] ①あや絹とうす絹。 ②美しくぜいたくな着物。「贅(ゼイ)を尽くした―と宝石」 0
膏汗 あぶらあせ [4],[3] 苦しいときなどににじみ出る、脂肪分のまじった汗。「―がにじむ」「―を流す」 0
人民 ジンミン [3] 国家や社会を構成する人。国民。また、支配される者としての国民。「―の―による―のための政治」 0
一丸 イチガン [0] ひとかたまり。人や物が一つにまとまること。「―となって不況を乗り切った」 0
焼け野の雉夜の鶴 やけののきぎすよるのつる 親が子を思う愛情の深さのたとえ。 由来キジは、巣のある野が焼かれると、子を守るために巣にもどり、ツルは、霜や雪の夜は、寒さから子を守るために、羽を広げたままで過ごすことから。 参考「きぎす」はキジの古い言い方。 0
令婿 レイセイ [0] 他人のむこを敬っていう語。参考「女婿(ジョセイ)」は、むすめむこ。 0
五月蠅 さばえ 陰暦五月ころに群がり騒ぐ小さいハエ。夏 1
邦画 ホウガ [0] ①日本画。 ②日本で作られた映画。日本映画。 ①②洋画 0
抄紙 ショウシ [1] 紙をすくこと。紙の原料を薄く敷きのべて、紙を作ること。「―機」 0
参議院 サンギイン [3] 衆議院とともに国会を構成し、国民から選ばれた議員で組織する立法機関。予算の議決や条約の承認などで衆議院より権限が劣るが、国会審議を慎重なものにする機能をもつ。 0
駒 こま [1],[0] ①子馬。若く元気のよいウマ。 ②将棋・双六(すごろく)・チェスなどの盤上で並べて動かすもの。「チェスの―を進める」 ③三味線など弦楽器で、弦と胴の間に入れて弦を支えるもの。 ④ものの間にさし入れる小さな木。 0
出来秋 できあき [0],[2] イネがたわわに実る収穫の時期。実りの秋。 秋 0
滄海の一粟 ソウカイのイチゾク 広大なもののなかのきわめて微小なもののたとえ。また、大宇宙のなかの人間の存在のはかなさをいう。大海のなかの一粒の粟(あわ)の意から。大海の一粟。〈蘇軾(ソショク)の文〉 0
山径 サンケイ [0] 山のこみち。山道。「キノコ狩りに―をたどって行く」 0
昼夜 チュウヤ [1] ①昼と夜。「―を分かたず電話がかかる」 ②昼も夜もずっと。「―働き続ける」日夜 0
地縁 チエン [0] 同じ地域に住むことによってできた縁故関係。地域を基礎とする社会的関係。血縁 0
麗らか うら-らか [2] ①明るく日ざしがあふれて、のんびりと気持ちのよいさま。「空は―に晴れている」 春 ②心の中がはればれとしているさま。「―な気分」
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漢字の豆知識 春をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 0
綴れ織り つづれおり [0] 数種の色糸で模様を出した織物。帯や壁掛けなどにする。 0
恋恋 レンレン [0] ①恋い慕って、いつまでも忘れられないさま。「別れた恋人に―とする」 ②あきらめきれず、未練がましいさま。「地位に―とする」 0
日脚・日足 ひあし ①太陽が空を移動する動きやその速さ。 ②日が出ている間の時間。昼間の時間。 0
言外 ゲンガイ [0],[1] 直接言葉に出さない部分。言葉で表現されていないところ。「―に期待の気持ちがこめられている」 0
家貧しくして孝子顕れ、世乱れて忠臣を識る いえまずしくしてコウシあらわれよみだれてチュウシンをしる 家が貧しいと親の苦労がわかるので孝行な子になり、また、世が混乱したときには真の忠義の臣がわかること。逆境のときに真価を発揮する人があらわれること。〈『宝鑑(ホウカン)』〉 0
地籍 チセキ [0] 土地の形状や位置・面積・所有権など、その土地に関する事柄。「―台帳」 0
謎 なぞ [0] ①意味や実体などがよくわからないこと。不明なもの。「―の遺跡が発掘された」「―が多い人」 ②遠回しに言って、それとなくわからせようとすること。また、その言葉。「―を掛ける」 ③なぞなぞ。 0
投げ文 なげぶみ [0] だれからか知らせずに、手紙を投げ入れること。また、その手紙。 0
愨 まこと 誠実で飾り気がないこと。義理堅く、まじめなこと。 0
挙動 キョドウ [0] 立ち居振る舞い。動作。「―不審な男」挙止・挙措・起居 0
端唄 はうた [0] 江戸時代末に始まった、三味線に合わせて歌う短い俗謡。 0
昏冥 コンメイ [0] 暗いさま。くらやみ。 0
曠野 コウヤ [1] 広野 0
黒梅擬 くろうめもどき [5] クロウメモドキ科の落葉低木。 鼠李(くろうめもどき) 0
秋津島・秋津洲 あきつしま 日本国の古称。昔は、大和(やまと)の国をも指した。 表記「蜻蛉洲」とも書く。 0
美称 ビショウ [0] 飾ったりほめたりする言い方。また、その語。「御酒(みき)」を「豊(とよ)御酒」、「霰(あられ)」を「玉(たま)霰」というなど。 0
私利私欲 シリシヨク 自分の利益や欲望。私的な利益と欲望。「―に走る」「―におぼれる」 0
単純 タンジュン [0] ①しくみや考え方などが、こみいっていないこと。「―なつくりの機械」「―な計算」「―な発想」 ②まじり気のないさま。「―な色」純一 ①②複雑 0
灯台下(もと)暗し トウダイもとくらし 身近なことはかえって見落としがちであることのたとえ。灯明台のあかりは周囲を明るく照らすが、すぐ下は陰になって暗い意から。
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「灯台下暗しの「灯台」とは? ~海を照らす「灯台」ではありません~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
狡い こす-い [2] 「狡(ずる)い」に同じ。 0
罫線 ケイセン [0] ①紙面の枠や仕切りを表す縦横の線。 ②「罫線表」の略。株式相場の動きを表すグラフ。 0
裂傷 レッショウ [0] 皮膚の表面が裂けてできた傷。「右腕に―を負う」 0
絖 わた くず繭から作る真綿。きぬわた。防湿性・保温性に富む。表記「纊」とも書く。 0
臣 おみ [0] ①主君に仕える人。けらい。 君 ②姓(かばね)の名。 0
起草 キソウ [0] もとになる文案を書くこと。草案・草稿を書き始めること。「案文を―する」起稿 0
予 われ [1] 自称の代名詞。自分。よ。表記「余」とも書く。参考おもに男性がいう。 0
葬帷子 はぶりかたびら 葬儀のときに棺(ひつぎ)を覆うかたびら。 1
破竹の勢い ハチクのいきおい [7] 勢いが激しく、止めがたいこと。立ち向かうことのできない勢いのたとえ。〈『晋書(シンジョ)』〉「―で勝ち進む」飛ぶ鳥を落とす 0
例える たと-える [3] わかりやすく説明するために、似かよった事柄や具体的な事柄を引き合いに出す。「旅を人生に―える」 0
鑪 いろり 床を四角に掘って、煮炊きや暖房のための火を燃やすところ。冬表記「囲炉裏・炉」とも書く。 0
力戦奮闘 リキセンフントウ [0] 力の限り戦うこと。全力を尽くして努力すること。参考「力戦」は「リョクセン」とも読む。 0
痙る ひきつ-る 筋肉が急激に収縮し、こわばる。つる。 0
通款 ツウカン 敵方にひそかに通じること。内通すること。 0
老耄 ロウモウ おいぼれること。年老いてほうけた人。おいぼれ。参考「ロウボウ」とも読む。「耄」は八〇歳、または九〇歳の老人の意。 0
決潰 ケッカイ [0] 決壊 0
性器 セイキ [1] 生殖器官。特に、人間の生殖器をいう。 0
材大なれば、用を為し難し ザイダイなればヨウをなしがたし 大人物は小事には役に立ちにくい。偉大な才能の持ち主が、世間には受け入れられにくいたとえ。〈杜甫(トホ)の詩〉 0
至難 シナン [1],[0] このうえもなくむずかしいこと。「―のわざ」 安易 0
男は閾(しきい)を跨(また)げば七人の敵あり おとこはしきいをまたげばシチニンのテキあり 男が社会で活動するときには、常に多くの競争相手や敵がいるものだということ。参考「男は閾を跨げば」は「男子家を出(い)ずれば」「男子門を出ずれば」ともいう。 0
眩惑 ゲンワク [0] 目がくらんでまどうこと。また、人の目をくらませ、まどわせること。「奇を衒(てら)い、衆人を―させる」 0
笞撻 チタツ むちで打つこと。鞭撻(ベンタツ) 0
開張 カイチョウ ①あけ広げること。また、チョウ・ガなどがはねを開いたときの長さ。 ②「開帳②」に同じ。 0
覇業 ハギョウ [0] 力によって天下を統一する仕事。また、覇者としての事業。「連続優勝の―を遂げる」 0
雑記 ザッキ [0] まとまりのないことを書きつけること。また、その書きつけたもの。「身辺―を発表する」 0
姉 あね [0] 年上の女のきょうだい。また、配偶者の姉や兄の妻など義理の関係にもいう。 0
英明 エイメイ [0] 才知にすぐれ物事の道理に明るいこと。英邁(エイマイ) 0
金蘭の契り キンランのちぎり 固く美しい友情のこと。「金」は固いもの、「蘭」は美しいたとえ。 0
代 しろ [1],[0] ①あるもののために必要な部分。「縫い―」 ②代わりとなるもの。代用。「御霊(みたま)―」 ③代金。「飲み―」「身の―金」 ④田。「苗(なわ)―」 0
組む く-む [1] ①交差させる。「腕を―む」「ひもを―む」 ②くみたてる。「足場を―む」 ③組織を作る。「徒党を―む」 ④編成する。「予算を―む」「時間割を―む」 ⑤活字を並べて版を作る。「活字を―む」 ⑥からみ合って争う。「四つに―む」 0
毛細血管 モウサイケッカン [5] 動脈から静脈へとつながる、網の目のように全身に分布した細い血管。毛細管。 0
略号 リャクゴウ [0] 簡略化して表現するために定めた記号。「株式会社」を「(株)」とする類。 0
昏迷 コンメイ [0] 混迷 0
周旋 シュウセン [0] 人や物事の間に立ち、両者を取りもったり口添えをしたりして世話をすること。仲立ち。「恩師の―で就職した」「―屋」 斡旋(アッセン) 0
段歩 タンブ [1] 田畑の面積を、段(タン)を単位として数えるときに用いる語。五段歩といえば五段分の面積の意。表記「反歩」とも書く。 0
蝸牛角上の争い カギュウカクジョウのあらそい きわめてささいなつまらない争いのこと。故事 カタツムリの左の角に領土をもつ触(ショク)氏と右の角の蛮(バン)氏が領土を取り合ったという故事から。カタツムリの角の上の争いの意。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「蝸角の争い」「蝸牛角上」ともいう。蛮触の争い 0
金釦 キンボタン [3] ①金色の金属性のボタン。 ②①がついていることから学生服。転じて、男子学生。 0
暗渠 アンキョ [1] 水面が見えないようにふたをしたり地下につくったりした水路。「遊歩道の下は―になっている」明渠 0
郷社 ゴウシャ [1] もと、神社の格の一つ。府県社の下で村社の上に位置する。府県または市から幣帛(ヘイハク)(献上物)をたてまつった。「産土(うぶすな)神を祭る―」県社・村社 0
遣羽子 やりばね 羽根つき。追い羽根。新年 0
模写 モシャ [1],[0] 本物そっくりに写しとること。また、そのもの。「名画を―する」「声帯―」表記「摸写」とも書く。 0
早婚 ソウコン [0] 世間一般より若くして結婚すること。 晩婚 0
夢は五臓の疲れ ゆめはゴゾウのつかれ 夢は五臓が疲れているために見るものだということ。「五臓」は肝臓・心臓・脾臓(ヒゾウ)・肺臓・腎臓(ジンゾウ)のこと。 0
防疫 ボウエキ [0] 感染症の発生や海外からの侵入などを防ぐこと。「コレラが発生したので―態勢をとる」 0
安佚 アンイツ [0] 安逸 0
高御座 たかみくら [3] ①即位などの儀式に用いられた天皇の席。玉座。 ②天皇の位。 1
透かし すかし [0] ①すきまを作ること。また、そのすきまの部分。 ②紙を光のほうに向けると見える文字や模様。「日本の紙幣には―が入っている」 0
布地 きれじ [0] ①織物。生地。 ②織物や反物のきれはし。きれ。はしぎれ。表記「切れ地」とも書く。参考①「ぬのじ」とも読む。 1
呼号 コゴウ [0] ①大声で呼び叫ぶこと。 ②大げさに言いたてること。 0
管楽器 カンガッキ [3] 管(くだ)に息を吹きこんで、空気を振動させて音を出す楽器。吹奏楽器。木管楽器と金管楽器に分かれる。フルート・トランペット・笛・尺八など。 0
不可抗力 フカコウリョク [3] どんなに注意したり予防したりしても、人の力では防ぐことができない事態や自然の力。 0
枝 えだ [0] ①草木の茎や幹から分かれ出た部分。 ②もとから分かれ出たもの。「―道にそれる」「―分かれする」 0
瓊矛 ぬほこ 玉で飾った矛。参考「ぬ」は「玉」の意。 1
裏 うら [2] ①正面の反対。「本棚の―」 ②衣服の内側。「羽織の―」 ③物事の表面には現れない面。内情。「人には言えない―がある」 ①~③表 0
私事 シジ [0] 個人的な事柄。また、個人的な秘密。 公事 参考「わたくしごと」とも読む。 0
停戦 テイセン [0] 合意により、一時的に戦闘行為を中止すること。「―協定を結ぶ」 0
鵝口瘡 ガコウソウ [2] 口内炎の一種。乳児の口やのどの粘膜に、白い斑点(ハンテン)を生じる病気。 0
母堂 ボドウ [1],[0] 他人の母への敬称。母上。「御―にもよろしくお伝えください」 0
山塞・山砦 サンサイ ①山中のとりで。 ②山賊のすみか。 0
配下 ハイカ [1] ある人の支配のもとにいる人。「―の者を差し向ける」手下・部下 0
政務 セイム [1] 政治上の仕事・事務。行政事務。「―次官」 0
鑰 かぎ ①出入り口の戸じまりの道具。錠前。「―を取りつける」錠 ②①を開閉するために錠の穴に差しこむ金具。 0
元帥 ゲンスイ [1] 旧日本軍における最高権力者。総大将。 0
花車方 カシャがた 歌舞伎(カブキ)の役柄の一つ。女形のうち年増・老女など年のいった役。また、その役者。表記「華車方」とも書く。 0
柳葉魚 シシャモ [0] キュウリウオ科の海魚。北海道南東部の沿岸にすむ。ワカサギに似て、体は細長い。産卵期に大群で川をのぼる。多くは干物にして食べる。冬由来「シシャモ」はアイヌ語で、ヤナギの葉の意。体形がヤナギの葉に似ていることから。 1
挿入 ソウニュウ [0] なかにさし入れること。はさみこむこと。「原文に注釈を―する」「宣伝物に申込用紙を―する」 0
節度 セツド [1] 行き過ぎない程度。ちょうどよい程度。「―を守る」 適度 0
然諾 ゼンダク [0] 引き受けること。「―を重んじる(一度引き受けたことは何があってもやりとげる)」 承諾 0
熾盛 シセイ 火の燃え上がるように、勢いが激しくさかんなこと。活気のあること。 参考「シジョウ」とも読む。 0
嬬 つま 男性の配偶者である女性。 0
十 とお [1] ①一の一〇倍。物を数えるときに使う。 ②一〇歳。 0
叛乱 ハンラン [0] 反乱 0
掃討・掃蕩 ソウトウ 敵や悪人などをすっかりはらい除くこと。「ゲリラを―する」 0
刎ねる は-ねる [2] 飛ばすように切り捨てる。薙(な)ぎ切る。「小枝の先を―ねる」「罪を犯して首を―ねられる」 0
遠因 エンイン [0] 間接的な原因。「その問題が事件の―となった」近因 0
翹望 ギョウボウ [0] 首をのばして待ち望むこと。物事の実現を強く願うこと。切望。鶴首(カクシュ) 0
唐紅 からくれない [4],[5] 濃い紅色。深紅色。表記「韓紅」と書けば「朝鮮から渡来した紅」の意。 0
飯 めし [2] ①米や麦を炊いたもの。ごはん。いい。まま。 ②食事のこと。ごはん。まま。 0
県 あがた [1] ①古代、諸国にあった朝廷の直轄地。のちに、豪族の領地の意にも用いる。 ②中世、地方官。また、その任国。 ③いなか。地方。 0
第六感 ダイロッカン [1] 五感(視覚・聴覚・嗅覚(キュウカク)・味覚・触覚)のほかにあると思われる感覚。理屈では説明できない、物事の本質を鋭く感じとる心のはたらき。直感。勘。「彼女の―はよくあたる」 0
櫂歌 トウカ 船頭が舟をこぐときにうたう歌。舟歌。表記「棹歌」とも書く。 0
冕服 ベンプク 貴人が礼装として身につけるかんむりと衣服。 0
二枚目 ニマイめ [4] ①芝居や歌舞伎(カブキ)の番付で二番目に書かれた美男役。立役者。 ②美男子。色男。三枚目
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漢字の豆知識 黒幕の語源はどこから? 身近な言葉の語源を探る1 (公財)日本漢字能力検定協会 0
売女 ばいた [1],[0] ①売春婦。 ②女性、特に身持ちの悪い女性をののしっていう語。 1
公平無私 コウヘイムシ [5] 一方に片寄ることなく平等で、私心がないこと。「―の心構え」公正平等・不偏不党 0
激減 ゲキゲン [0] 急に数量が減ること。「出生率が―する」激増 0
厚意 コウイ [1] 人情に厚くおもいやりのある心。「ご―に甘えます」厚情・厚志 0
的外れ まとはずれ [3] 大事な点からはずれているさま。見当ちがい。「―な質問」 0
荷轄 にくさび 波の当たりを和らげるために、和船の船べりを覆うもの。むしろ・縄などで作る。 0
絶命 ゼツメイ [0] 命が終わること。死ぬこと。「病気に苦しみながら―した」 0
夏下冬上 カカトウジョウ 炭火のおこし方。火種(ひだね)を夏は下に、冬は上にしかけると火がつきやすいということ。 0
赤道 セキドウ [0] ①地球の南北両極間を二等分する大円。緯度〇度とする。緯度をはかる基準線。 ②天球上の想像線で、地球の赤道面と天球が交わる線。 0
一子相伝 イッシソウデン [1],[0] 学問や技芸の奥義を、わが子一人だけに伝授し、他にはもらさないこと。父子相伝・一家相伝 0
地位 チイ [1] ①所属する社会や組織における位置・役割。また、身分。「重要な―につく」 ②役割上の位置。「幼児教育の占める―」 0
崇ぶ たっと-ぶ あがめる。うやまう。尊敬する。「先人の偉業を―ぶ」 0
雅語 ガゴ [1] ①みやびやかで正しい言葉。 ②和歌などに使われた、奈良・平安時代の言葉。歌語・①②雅言 ①②俗語・俗言・俚言(リゲン) 0
乾闥婆 ケンダツバ 八部衆の一つ。帝釈(タイシャク)天に仕え、音楽を奏する。香を食し、虚空を飛行するという。表記「健達縛」とも書く。 0
初詣 はつもうで [3] 新年になってはじめて神社・仏閣に参ること。初参り。 新年 0
較差 カクサ [1] 最高と最低、または最大と最少との差。ひらき。「盆地では、一日の気温の―が大きい」参考「カクサ」は慣用読みで、本来は「コウサ」と読む。 0
壮絶 ソウゼツ [0] このうえなく勇ましく、意気さかんなこと。また、そのさま。「―な最期をとげた」 壮烈・勇壮 0
乱戦 ランセン [0] ①敵味方が入り乱れて戦うこと。「知事選挙は保守・革新の―となった」 ②スポーツなどで互いに大量点を取るなど、勝敗を予測しにくい試合。荒れ模様の試合。「二転三転して試合は―となった」 ①②混戦 0
婬乱 インラン 色欲におぼれ乱れるさま。表記「淫乱」とも書く。 0
帰心 キシン [0],[2] 故郷や家に戻りたいと思う心。「―矢のごとし」 0
舞文曲筆 ブブンキョクヒツ 文辞をもてあそび、事実をゆがめて書き記すこと。参考「曲筆舞文」ともいう。舞文弄墨(ブブンロウボク) 0
海鼠腸 このわた [2] ナマコのはらわたを塩漬けにした食品。冬 1
無宿 ムシュク [1] ①住む家がないこと。また、その人。宿なし。 ②江戸時代、人別帳(ニンベツチョウ)から除名されること。また、その人。「―者(もの)」 0
後 しり [2],[0] ①うしろのほう。うしろ。「人の―につく」 ②一番あと。最後。「―から二番目」 0
空薫 そらだき [0] どこからともなくかおるように香をたくこと。 0
殴つ う-つ 手やつえなどで強い力でなぐる。「暴漢を捕らえて―ち倒す」 0
火鉢 ひばち [1] 灰を入れた上に炭火を置いて、室内や手を暖めたり、湯などをわかしたりする道具。「―にあたる」「長―を囲む」 冬 0
量る はか-る [2] ①重量・容積・面積などを調べる。「目方を―る」 ②予測する。推量する。 0
寸借 スンシャク [0] 少しの金品を借りること。また、わずかな期間借りること。「友人から金を―する」 0
鑽 きり [0] 物に穴をあける、先のとがった工具。 表記「錐」とも書く。 0
無理非道 ムリヒドウ 道理や人道からはずれていること。「乱れた世には―がまかりとおるものだ」 0
峙つ そばだ-つ [3] 周りのものより、ひときわ高くそびえ立つ。「仏閣で―つ五重の塔」 0
砕身 サイシン 身をくだくほどに、苦労をすること。「粉骨―する」 参考「砕心」と書けば、あれこれと気をつかって苦労する意になる。 0
悍い あら-い 気性が激しく、たけだけしい。気が強い。「彼は気性が―い」 0
肛門 コウモン [0] 腸の末端部で、直腸の終わるところにある大便の体外への出口。しりのあな。 0
款 まこと [1] まごころ。うそのない、うちとけた心。また、心の底からうちとけたさま。 0
副題 フクダイ [0] 書籍や論文などの表題にそえて書く題。サブタイトル。主題 0
釈迦に説法、孔子に悟道 シャカにセッポウコウシにゴドウ 専門家にその道について教えるような愚かで無意味なことのたとえ。仏教の開祖の釈迦に仏法を説いたり、儒教の開祖の孔子に悟りの道を説く意から。 0
衝突 ショウトツ [0] ①何かにつき当たること。ぶつかること。「車と列車が―した」 ②意見や立場のちがう者同士が対立して争うこと。「双方の見解が―する」「武力―に至った」 0
足下・足元・足許 あしもと ①歩いたり立ったりする足の下のあたり。「―のちりを拾う」 ②近辺。身辺。置かれている状態や立場。「―が危うくなる」「まず―を固めよう」 ③足どり。歩き具合。「酔って―がふらつく」 0
沃度丁幾 ヨードチンキ 沃素(ヨウソ)をアルコールにとかした赤褐色の液体。傷口の消毒・殺菌用。 1
捐納 エンノウ 金品を寄付して官職を得ること。捐官由来中国、漢代に財政を補うために、人民に金品を納めさせて官職を与えるなどして優遇したことから。 0
眉月 ビゲツ [2] まゆのような形をした月。三日月。参考「まゆづき」とも読む。 0
飲灰洗胃 インカイセンイ 心の奥底から改心すること。灰を飲んで胃の中の汚れを洗い清める意から。故事 中国、斉(セイ)の高帝が、罪を犯した笠景秀(リュウケイシュウ)について荀伯玉(ジュンハクギョク)に問うたところ、「彼は、もし悔い改めるのを許していただけるならば刀を吞(の)んで腸を削り、灰を飲んで胃を清めましょう、と申しております」と答えた故事から。〈『南史』〉吞刀刮腸(ドントウカッチョウ) 0
看取る みと-る [2],[0] 病気の人の世話をする。看病する。「母を最期まで―る」 0
羊歯 しだ [1] シダ植物の総称。正月の飾りに用いるウラジロを指すことが多い。シノブ・ワラビ・ゼンマイなどを含め、世界に約一万種。新年由来「羊歯」は漢名から。和名は、生長するとしだれることから。表記「歯朶」とも書く。 1
千客万来 センキャクバンライ [0],[1] たくさんの客が途絶えることなくやってくること。店などが繁盛しているさま。 門前成市 門前雀羅(モンゼンジャクラ) 0
部屋 へや [2] ①家の中を区切ってできた所。「休日には―を片付けよう」間(ま)・室(シツ) ②大相撲で親方を中心に、弟子たちを養成する集まり。相撲部屋。 ③江戸時代、大名の江戸屋敷にあった、小者(こもの)や人足(ニンソク)の詰め所。 ④殿中で、女中の居間。つぼね。 1
情けが仇(あだ) なさけがあだ 好意でしたことが、かえって相手によくない結果となること。 慈悲が仇(あだ)になる 0
弄璋 ロウショウ 男の子が生まれること。弄瓦(ロウガ)由来昔、中国で男子が誕生すると、璋という玉のおもちゃを与えたことから。 0
溺惑 デキワク あることに心を奪われて惑うこと。惑溺 0
鷦鷯 ショウリョウ [3] ミソサザイの漢名。 参考「みそさざい」とも読む。 0
拳固 ゲンコ [0] 固くにぎった手。にぎりこぶし。げんこつ。「―でなぐる」 0
乾す ほ-す [1] ①日光や風などにあてて、湿気や水気を取り除く。「布団を―す」 ②液体を残らず取り去る。「ため池の水を―す」 ③仕事などを与えない。「仕事から―されている」 0
高坏 たかつき [0],[2] 食べ物を盛るのに用いるあしの長い小さな台。 参考「たかすき」とも読む。 0
掲載 ケイサイ [0] 新聞や雑誌などに文章や写真をのせること。「論文が学会誌に―された」 0
煽り あおり [3],[0] ①突風によって起こる激しい動き。「突風の―で倒れた」 ②物事の変化やはたらきによる影響。「事故の―をうけ、遅刻した」 0
唐紙 からかみ [1] ①中国渡来の美しい色模様の紙。 ②「唐紙障子」の略。①をはった障子。また、ふすま。「―を張り替える」参考①「トウシ」とも読む。 0
女坂 おんなざか [0],[3] 神社・寺の参道などで、二つある坂のうち、ゆるやかな坂。 男坂 0
生還 セイカン [0] ①危険を切りぬけ生きて戻ってくること。「難破船から奇跡的に―した」 ②野球で、塁に出た走者が本塁に戻り得点すること。 0
静か しず-か [1] ①物音や声などがせず、ひっそりとしたさま。「風がやんで―になる」 ②物事の動きがゆったりとしているさま。うるさくないさま。「汽車は―に走り出した」 ③精神や態度が落ち着いているさま。おとなしいさま。「―に座っている」 0
八方・八面 やも 八つの方面。あらゆる方向。四方八方。 1
大いに おお-いに [1] 非常に。はなはだ。「今夜は―飲んで歌おう」 0
片雲 ヘンウン [0] ひとかけらの雲。ちぎれ雲。「―一つ見えない青空」 0
界隈 カイワイ [1] そのあたり一帯。近所。「古老はこの―に詳しい」近辺・付近 0
熄滅 ソクメツ ①消えてなくなること。 ②物事がやむこと。また、やめること。 0
架設 カセツ [0] かけ渡して設置すること。橋や電線など空中を渡す工事をすること。「電話を―する」 0
変人 ヘンジン [0] 一風変わった性格の人。変わり者。奇人表記「偏人」とも書く。 0
竪子ともに謀るに足らず ジュシともにはかるにたらず あんな小僧と一緒に大事をはかることなどできない。「竪子」は、人をののしっていう言葉。故事項羽(コウウ)と劉邦(リュウホウ)がまみえた鴻門(コウモン)の会で、項羽の参謀・范増(ハンゾウ)は劉邦を殺せと項羽に進言したが聞き入れられず、劉邦はあやうく難をのがれた。それを知った范増は、くやしさのあまりこう言ったという。「竪子」は、ここでは項羽を指す。〈『史記』〉 0
飛脚に三里の灸 ヒキャクにサンリのキュウ 勢いのある者に、さらに勢いが加わることのたとえ。もともと足の速い飛脚の足に灸をすえれば、ますます速さを増す意から。「三里」は膝頭(ひざがしら)の下の少しくぼんだところで、灸の急所。 0
旧恩 キュウオン [0] 昔の恩。かつて世話になった恩義。「―に報いる」 0
恒例 コウレイ [0] いつも決まって行われること。いつものしきたり。「今年も―の文化祭が行われる」定例・慣例 0
群小 グンショウ [0] 多くの小さいもの。多くの取るに足りないものや人。「―作家」 0
犬子・犬児 えのこ イヌの子。えのころ。表記「狗」とも書く。 1
霊媒 レイバイ [0] 神や死者の霊魂と通じて話をすること。また、その役目の人。霊界と現世を媒介する人。巫女(みこ)や口寄せなど。「―が先祖の霊を呼び出す」 0
縉紳 シンシン [0] 官位・身分の高い人。転じて、紳士。 参考礼装で笏(しゃく)を大帯にさしはさむ人の意。 0
零 ゼロ [1] ①数量が何もないこと。また、数の起点となる整数の〇。「―歳児保育」 ②まったく何もないことのたとえ。「―からやり直す」参考①「レイ」とも読む。 0
音曲 オンギョク [0] 近世に起こった日本の楽曲や歌曲の総称。特に、三味線などに合わせてうたう俗曲など。「歌舞―」 0
甘口 あまくち [0] ①甘味の強いもの。「煮物を―につくる」 ②あまい味を好むこと。また、その人。①②辛口 ③人を喜ばせるうまい言葉。甘言(カンゲン)。「―にのり、財産を失う」 0
検番 ケンバン [0] ①見張り番。 ②遊里などで、芸者置屋の取り締まりや、芸者の出先の斡旋(アッセン)を行う事務所。表記「見番」とも書く。 0
祉い さいわい 幸福。めぐみ。神から受けるしあわせ。 0
尻 しり [2] ①腰の後ろ下の、筋肉が豊かに盛り上がっている部分。けつ。 ②物の後ろ・底・端。また、物事のいちばん最後。「どん―で到着する」 ③行為や事件の結果。また、そのよくない影響。「失敗の―をぬぐう」 0
大要 タイヨウ [0] だいたいの要点。あらまし。「論文の―をまとめる」概要 0
強攻 キョウコウ 危険や無理を承知で、強引に攻めること。「―策」強襲 0
頷く うなず-く [3],[0] 理解・承諾の意を表すために、首をたてに動かす。「鷹揚(オウヨウ)に―く」 0
角膜 カクマク [0] 眼球の外側の前面にある透明な膜。「―移植の手術」 0
薬缶 ヤカン [0] 銅・アルマイトなどでつくった注ぎ口のついた湯沸かしの容器。由来薬を煎(セン)じるのに用いたことから。
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漢字の豆知識 身近な道具の成り立ちを漢字から知ろう ~ヤカンもカイロも漢字がある~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
疾風怒濤 シップウドトウ [0] 激しく吹く風と激しく打ちよせる大波。時代が激しく変化するたとえ。 由来ドイツ語の「シュトゥルム-ウント-ドラング」の訳語。一八世紀後半のゲーテを中心に興った文学革命運動を指す。 狂瀾怒濤(キョウランドトウ) 0
私語く ささや-く [3],[0] 非常に小さい声で話す。 表記「囁く」とも書く。 1
率いる ひき-いる [3] ①引き連れる。引率する。「大軍を―いて隣国に攻めこんだ」 ②先立ち導く。統率する。「劇団を―いること一〇年」 0
馴致 ジュンチ [1] ①なれさせること。「野獣を―する」 ②だんだんとある状態にしていくこと。 0
論駁 ロンバク [0] 相手の論に対し、反論すること。「批判的意見に―する」 0
古色 コショク [1] 長い年月を経て古びた色やようす。古びた味わい。 0
曲輪 くるわ [0] ①城やとりでなどの周囲に築かれた土や石などの囲い。城郭(ジョウカク)。 ②外囲いを設けた一区域。 ③遊郭。遊里。表記「郭・廓」とも書く。 1
雪辱 セツジョク [0] 恥をすすぐこと。名誉を取り戻すこと。「昨年の―を果たした」
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漢字の豆知識 リベンジしたい気持ちを表現 ~くやしい思いをリベンジしたときは・・・「雪辱を果たす」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
得手 えて [2] ①非常に得意としていること。「―不得手」 ②「得手勝手」の略。 ③サル(猿)のこと。えてこう。サルが「去る」に通じるのを嫌って用いる。 0
爆砕 バクサイ [0] 爆発物を使ってこなごなに砕くこと。「敵の陣地を―する」 0
金轡 かなぐつわ [3] ①たづなをつけるためにウマの口に含ませる金属製の道具。 ②口止めのために贈るわいろ。「―をはめる」 0
雌黄 シオウ [0] ①石黄の古名。砒素(ヒソ)の硫化鉱物。黄色で樹脂光沢がある。有毒。 ②詩文を添削したり改竄(カイザン)したりすること。 由来②昔、中国で文章に①を塗ったことから。 0
飛蝗 ばった [0] バッタ科の昆虫の総称。後ろのはねは薄く飛行に適し、後ろあしは長く、よくはねる。イネを食害する。トノサマバッタ・ショウリョウバッタ・イナゴなど種類が多い。秋表記「蝗虫」とも書く。参考「ヒコウ」と読めば、バッタが大集団をつくって移動する現象。 1
錆色 さびいろ [0] 鉄さびのような赤褐色。 0
栖遅 セイチ ①世俗を離れて静かにゆったりと暮らすこと。 ②官職を離れて隠退すること。閑居すること。また、その家。 表記「棲遅」とも書く。 0
拘置 コウチ [1],[0] ①とらえて一定の場所に留め置くこと。 ②刑事被告人や刑を言いわたされた者を一定期間、拘留場に拘禁すること。 0
銀箔 ギンパク [0] 銀をたたいて紙のように薄くのばしたもの。「―を貼(は)る」 0
室咲き むろざき [0] 春に咲く花を、室の中であたためて人工的に冬のうちに咲かせること。また、その花。 冬 0
寝心地 ねごこち [0] 眠っているときの具合。寝たときの気分。「―のいい高級ベッド」 1
悪徳 アクトク [0] 道徳にそむいたわるいおこない。不正な考え。「―業者」美徳 0
王八 ワンパ 人をののしる語。こんちくしょう。ならず者。 由来中国、五代の前蜀(ゼンショク)の王建が無法者で、若いころから盗みをはたらくなど悪事を行い、村人から賊王八と呼ばれたことからという。〈『新五代史』〉表記「忘八・亡八」とも書く。参考読みは中国語から。「オウハチ」とも読む。 0
在処・在所 ありか 物のある場所。人のいる場所。所在。居所。「犯人の―を突き止める」 参考「在所」は「ザイショ」と読めば別の意になる。 1
接写 セッシャ [0] レンズを被写体間近まで近づけて撮影すること。「昆虫を―する」 0
心得る こころえ-る [4] ①わかる。理解する。「任務を―る」 ②引き受ける。承知する。「よし、―た」 ③身についている。「さすがに―たものだ」 0
回答 カイトウ [0] 質問や要求に対して答えること。「アンケートに―する」「質問状を読んで―を出した」返事・返答参考「解答」と書けば、疑問・問題を解いて答えを出す意。 0
愛日 アイジツ [0] ①暖かい冬の日光。また、冬の日を惜しむこと。〈『春秋左氏伝』〉畏日(イジツ) ②時間を大切にすること。また、時を惜しんで親孝行をすること。〈『揚子法言(ヨウシホウゲン)』〉 0
忙しい いそが-しい [3] ①用事が多くてひまがない。「決算を前に帳簿の整理で―い」 ②落ち着きがない。「泣いたり笑ったり―い人だ」 0
春蛙秋蟬 シュンアシュウゼン うるさいだけで、何の役にも立たない無用の言論。春のカエルと秋のセミの意で、いずれもやかましく鳴くことから。〈『物理論』〉「二人の論争は―の類だ」 蛙鳴蟬噪(アメイセンソウ) 0
阻塞 ソソク ヘだててふさぐこと。さえぎり、ふさぐこと。 0
睦言 むつごと [0] 仲むつまじく語り合う話。特に、寝床の中での男女の会話。むつがたり。「―を交わす」 0
騏驎の躓(つまず)き キリンのつまずき どんなにすぐれた人でも、時には失敗やまちがいがあるたとえ。弘法(コウボウ)も筆の誤り・猿も木から落ちる 0
運否天賦 ウンプテンプ [4] 人の運命は天の定めによるものであるということ。また、運を天にまかせること。「運否」は運のあるなしの意。「天賦」は、天からの割り当ての意。運は天にあり・命(メイ)は天にあり 0
絶世独立 ゼッセイドクリツ 世に並ぶものがないほどすぐれた人や美しい女性のこと。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
軽衫 カルサン [0] 筒を太くゆったりとし、裾(すそ)を狭くした袴(はかま)の一種。カルサンばかま。参考中世末に来日したポルトガル人のズボンをまねたもの。 1
熟年 ジュクネン [0] 人生の経験を積んで円熟した年ごろ。中高年。「―世代」「―夫婦」 参考一九七〇年代後半から「中高年」に代わる言葉として使われ始めた。 0
陪従 バイジュウ [0] ①高貴な人の供をすること。随行すること。また、その人。 ②祭りのときなどに、演奏を行う地下(ジゲ)の楽人。参考「ベイジュウ」とも読む。 0
即する ソク-する [3] 適応する。ぴったりつく。「実情に―した政策」 0
法則 ホウソク [0] ①社会生活において守るべききまり。ルール。規則・規範 ②一定の条件のもとで、常に成立する事物相互の関係。「慣性の―」「自然界の―」 0
漫才 マンザイ [3] 芸人が二人で、こっけいな掛け合い話をする演芸。寄席(よせ)演芸の一種。 0
偉い えら-い [2] ①堂々としていてりっぱである。また、人柄や行動などがりっぱですぐれている。「彼の態度は実に―い」 ②地位・身分が高い。「財界の―い人」 0
忌諱 キイ [1] いみ嫌うこと。おそれ嫌うこと。「―に触れる(目上の人の機嫌を損ねる)」参考「キキ」の慣用読み。 0
官学 カンガク [0] ①官立の学校。私学 ②その時代の政府が承認した学問。中国、漢代の儒学、江戸時代の朱子学など。 0
蓮歩 レンポ 「金蓮歩」の略。美女のしなやかな歩み。故事 中国、南斉の東昏侯(トウコンコウ)が、寵愛(チョウアイ)する潘妃(ハンピ)に、金製のハスの花の上を歩かせたという故事から。〈『南史』〉 0
張力 チョウリョク [1] ①ひっぱり伸ばす力。「表面―」 ②垂直に互いを離すようにひっぱり合う力。 0
蛮骨 バンコツ [0] 言動が荒々しくて気風が粗野なこと。蛮カラ 0
鳩目 はとめ [0],[3] とじひもを通すために紙や靴などにあける小さい穴。また、そこにはめる丸い金具。 由来形がハトの丸い目に似ていることから。 0
目蓋 まぶた [1] 眼球を覆う皮膚のひだで、上下に分かれる部分。まなぶた。眼瞼(ガンケン)表記「瞼」とも書く。参考目の蓋(ふた)の意。 0
弘い ひろ-い [2] 範囲いっぱいにひろがって、なかが大きい。度量が大きい。 0
見物 ケンブツ [3] 名所や催しを見て楽しむこと。物見参考「みもの」と読めば、見るに値するものの意になる。 0
摘要 テキヨウ [0] 要点を抜き書きすること。また、そのもの。「公報の―を送付します」摘記・摘録 0
幣 ぬさ [1] 「幣帛(ヘイハク)」に同じ。 0
黄瓜 きゅうり [1] ウリ科のつる性一年草。 由来熟すと黄色くなることから。 胡瓜(きゅうり) 1
兎に角 トにカク [1] 問題はあるが、いずれにしても。何にせよ。「―やってみよう」参考「兎も角」ともいう。 0
国事犯 コクジハン [3] 国家の行政・司法・軍事などを侵害する犯罪。政治犯。 0
万古 バンコ [1] ①永遠。永久。 ②「万古焼」の略。三重県四日市地方で生産される陶器。 0
点薬 テンヤク [0] ①目に薬をさすこと。点眼 ②①の薬。目薬・点眼薬 0
祥瑞 しょんずい [0] 中国の明(ミン)代の末から清(シン)代の初めにかけて、景徳鎮(ケイトクチン)でつくられた染め付けの磁器。多くは日本の茶人の注文で製造されたという。 由来底に「五良大甫呉祥瑞造」の銘があることから。 参考「ショウズイ」と読めば別の意になる。 1
心太 ところてん [0] 海藻のテングサを煮溶かし、その汁を型に流しこんで固めた食品。細長く突きだしてひも状にし、醬油(ショウユ)や酢などをかけて食べる。 夏 由来テングサの別称「心太(こころぶと)」を「こころてい」と読み、それが転じたものという。 表記「瓊脂」とも書く。 参考「こころぶと」とも読む。
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漢字の豆知識 夏をイメージさせる漢字 (公財)日本漢字能力検定協会 1
構える かま-える [3] ①自分の家屋などをもつ。「一家を―える」 ②あらかじめ姿勢を整える。「斜(シャ)に―える(改まった態度を取る)」「のんびり―える」 ③つくりごとをする。「言(ゲン)を―える(口実を設ける)」 0
肉合い彫り ししあいぼり 彫金技法の一つ。模様の周囲を深く彫り下げ、浮き彫り風にしたもの。 0
爬く か-く つめを立ててこする。つめでひっかく。「背中を―く」「こびりついた汚れを―いて取る」 0
硬骨漢 コウコツカン [4] 正義感が強く、強い意志をもち、権力や金力に簡単に屈しない男。骨のある男。 0
宿望 シュクボウ [0] 以前から抱いていた強い願望。 宿願・念願 0
暗夜 アンヤ [1] 月や星の明かりもなくまっくらな夜。やみよ。「―の礫(つぶて)」「―に光明を見る」 「闇夜」の書きかえ字。 0
游子 ユウシ 旅の人。旅行者。故郷を離れて他郷にある人。「さすらいの―」表記「遊子」とも書く。 0
質問 シツモン [0] 不明・疑問の点を問いただすこと。また、その問い。「先生に―する」 質疑・尋問 0
石に灸(キュウ) いしにキュウ まったく効果がないことのたとえ。 石に針・糠(ぬか)に釘(くぎ) 0
下婢 カヒ [1] 召使の女性。雇われて雑事や炊事をする女性。下女 0
界雷 カイライ [0] 寒冷前線に伴う強い上昇気流によって発生する雷。前線雷。参考特に多く発生する春先のものは春雷と呼ばれる。 0
昨宵 サクショウ ゆうべ。昨日の夜。特に、日が暮れてまもないころ。 昨夕 0
頷 あご 口の下側の器官。したあご。おとがい。 0
後任 コウニン [0] 前の人に代わって任務につくこと。また、その人。「局長の―が決まる」「―者」先任・前任 0
非常識 ヒジョウシキ [2] 常識にはずれていること。常識のないこと。「深夜によその家に行くなんて―だ」常識 0
和尚・和上 ワジョウ 真言宗・律宗・法相(ホッソウ)宗などで、高僧に対する敬称。参考天台宗では「カショウ」と読む。また、「和尚」は「オショウ」と読めば別の意もある。 0
吊橋 つりばし [0] ①橋脚を用いず、両岸から空中に綱や鉄線を張り渡し、これに通路をつけた橋。 ②必要に応じて、かけ外しできるようにした橋。昔、城の濠(ほり)などにかけた。 0
詰む つ-む [1] ①すき間がなくなる。つまる。 ②将棋で、王将の逃げ道がなくなる。転じて、勝負が決まる。または一方が勝つ。「将棋は力の差ですぐ―んでしまった」 0
満江紅 あかうきくさ サンショウモ科の多年生シダ植物。水田や池沼などに自生。葉はうろこ状で、紅色。ヒノキモ。由来「満江紅」は漢名から。表記「赤浮草」とも書く。 1
上映 ジョウエイ [0] 映画など映像をスクリーンに写しだし、観客に見せること。「新作映画の―館」 0
悪む にく-む [2] 不快に感じていやだと思う。ひどくいやがる。 むかつく。 「銅臭を―む」 好む 0
儀式 ギシキ [1] 神事・祭事・公事・慶弔事などで、一定の作法・形式にのっとった行事。結婚式・葬式・起工式・結納など。「―は厳かに執り行われた」「―張る」式典 0
民政 ミンセイ [0] ①国民の幸福をはかる政治。「軍政から―への移管を図る」 ②文官によって行われる政治。軍政 0
長寿 チョウジュ [1] 寿命が長いこと。長生き。「不老―」長命短命・夭折(ヨウセツ)
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漢字の豆知識 長寿を漢字でお祝いしよう! ~おめでたい年齢を表す漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
烽煙 ホウエン [0] 「烽火(のろし)」に同じ。また、その煙。 0
漿液 ショウエキ [1],[0] ①しる。つゆ。 ②脊椎(セキツイ)動物の漿膜から分泌される透明で粘度の低い液体。摩擦を防ぐ役割をする。 粘液 0
猟銃 リョウジュウ [0] かりに使う銃。狩猟用の銃。「―を厳重に保管する」 0
達文 タツブン [0] 構成にすぐれた上手な文章。また、意図が明確な文章。 0
収斂 シュウレン [0] ①引きしまって縮まること。「血管の―が起こる」 収縮 ②税を取り立てること。 ③穀物などを取り入れること。収穫。 ④「収束③」に同じ。 0
肺腑 ハイフ [0] ①肺。「―に達する傷」肺臓 ②心の奥底。「―を衝(つ)く(深い感銘を与える)」肺肝 0
小市民 ショウシミン [3] ブルジョアジー(資本家階級)とプロレタリアート(労働者階級)との中間の中産階級の人々。中小商工業者や自由職業人など。プチブル。「―的家庭で育った」 0
接ぐ は-ぐ [0],[1] 布・板・紙など平らなものをつぎ合わせる。「破れ目を別布で―ぐ」 0
寡居 カキョ [1] 夫または妻を失った人が、独りで暮らすこと。やもめぐらし。 0
胡瓜 きゅうり [1] ウリ科のつる性一年草。インド原産。初夏、黄色い花をつけ、細長い果実を結ぶ。食用。夏由来「胡瓜」は漢名から。表記「黄瓜・木瓜」とも書く。 1
礼遇 レイグウ [0] 礼儀を尽くした待遇。厚いもてなし。厚遇 0
萌生 ホウセイ ①草木がもえ出ること。 ②物事の起こるきざしが現れること。「殺意が―する」 0
甥姪 セイテツ 兄弟姉妹の生んだ男の子および女の子。「兄弟が多いので―の数も多い」 参考「おいめい」とも読む。 0
海女 あま [0] 海にもぐって貝や海藻をとることを仕事にしている女性。春参考男性の場合は「海士」と書く。 1
鰾膠 にべ ①ニベ科の魚の鰾(うきぶくろ)を原料にした膠(にかわ)。粘着力が強い。 ②愛想。世辞。「―もなく断られる」「―もしゃしゃりもない(味もそっけもない。無愛想)」表記「鮸膠」とも書く。参考②否定語を伴って用いる。 1
訟える うった-える もめ事をさばいてもらうために公の場所に申し出る。 0
肺炎 ハイエン [0] 細菌・ウイルスなどによって起こる肺臓の炎症。高熱・胸痛などを伴う。 0
酒饌 シュセン [0] 酒と食物。 酒肴(シュコウ)・酒食 0
唐音 トウオン [1] 唐末から清(シン)までの中国音に基づく日本の漢字音。平安時代中期から江戸時代までに日本に伝わった漢字音の総称。「行灯(アンドン)」「提灯(チョウチン)」など。漢音・呉音参考「トウイン」とも読む。 0
剛腹 ゴウフク [0],[1] 大胆で度量の大きいこと。また、そのさま。ふとっぱら。剛胆 0
求心力 キュウシンリョク [3] 物体が円運動しているとき、中心に向かって働く力。転じて、一つのものに他の多くのものが集まってくる力。向心力遠心力 0
弁舌 ベンゼツ [0] ものを言うこと。また、言い方。話しぶり。「彼は―さわやかに話した」 0
六三略 リクトウサンリャク 中国の有名な兵法書。『六』は、周の太公望、呂尚(リョショウ)の作とされる。『三略』は、前漢の張良に戦略を授けたとされる黄石公(コウセキコウ)の作といわれる。しかし現存するものは、ともに後世の偽作とされている。 0
菖蒲 ショウブ [1] サトイモ科の多年草。水辺に自生。葉は剣形で芳香があり、邪気を払うため五月五日の端午の節句に軒にさしたり湯に入れたりする。初夏、淡黄色の小花を円柱状につける。根茎は薬用。 夏 由来漢名を音読みしたものだが、「菖蒲」は本来セキショウの漢名であるという。 0
母子 ボシ [1] 母親と子ども。「―手帳」「―家庭に育つ」父子 0
盆石 ボンセキ [0] ①箱庭や盆景に用いる観賞用のきれいな石。 ②「盆景」に同じ。 0
准える なぞら-える [4] ①他の似たものと同じように考える。擬する。みなす。「芭蕉(ばしょう)は人生を旅に―えた」 ②のっとる。標準にする。 表記「準える」とも書く。 0
壱岐 いき 旧国名の一つ。現在の長崎県壱岐市。九州と朝鮮半島との間に、対馬(つしま)とともに飛び石状にある島。壱州(イッシュウ)。 1
盤根錯節 バンコンサクセツ [0] 物事が複雑に入り組んでいて、処理に手をやくたとえ。「盤根」は、はびこった木の根、「錯節」は、入り組んだ木の節(ふし)で、ともに物事の処置が困難な意。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉 0
猥りに みだ-りに [1] 正当な意味もなくやたらに。物事を分別もなく行うさま。「展示品に―触れないでください」表記「妄りに・濫りに」とも書く。 0
背に腹は代えられぬ せにはらはかえられぬ 緊急の大事のためには、小事を犠牲にすることもやむを得ないということ。 0
支流 シリュウ [0] ①本流に注ぐ川の流れ。また、本流から分かれた川。分流。 本流 ②もとから分かれたもの。分家。分派。 本家・①②主流 表記①「枝流」とも書く。 0
社中 シャチュウ [1] ①会社の中。社内。 ②舞踊・邦楽などの同門の仲間。結社の仲間。 0
三彩 サンサイ 三種の色の釉(うわぐすり)をかけて作った陶磁器。「唐―」 0
言葉多き者は品少なし ことばおおきものはしなすくなし 口数の多い者は品位がないという、多弁や多言に対する戒め。 0
成員 セイイン [0] 団体や組織などを構成している人。メンバー。「楽団の―」 0
細やか ささ-やか [2] ①小さく細かいさま。こぢんまりと目立たないさま。「―な希望」 ②わずかなさま。粗末なさま。「―な贈り物」 0
除ける の-ける [2] ①今まであった所から他の場所へ移す。「布団を部屋の隅に―ける」 ②除外する。「彼を―けて、話を進める」 0
御見外れ・御見逸れ おみそれ ①相手の能力に改めて気づき、わびる気持ちを表す語。「みごとな出来映え―いたしました」 ②気づかなかったり、だれだか分からなかったりしたときに使う語。参考相手を見忘れること、見過ごすことに対する謙譲語。 0
原版 ゲンバン [1],[0] ①印刷で紙型や鉛板のもととなる活字の組版(くみハン)。 ②複製、翻訳、写真印刷などのもととなるもの。 0
鬼頭魚 しいら シイラ科の海魚。暖海に分布。体長は二(メートル)近くになる。体は青緑色で黒く小さな斑点(ハンテン)があり、大きな背びれをもつ。夏に美味。夏表記「勒魚」とも書く。 1
手練手管 てレンてくだ [4] 人を思うままにだまし操る手段や技巧のこと。「手練」「手管」は、ともに人をだます手段や手際。「―の限りを尽くす」
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四字熟語根掘り葉掘り3:「手練手管」も芸のうち ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
斟量 シンリョウ 「斟酌(シンシャク)①」に同じ。 0
悲しむ かな-しむ [3] ①心が痛む。気持ちが沈む。「愛犬の死を―む」 ②嘆かわしく思う。うれえる。「昨今の言語の乱れを―む」 0
押っ放り出す おっぽりだ-す [5] 「ほうりだす」を強めた言い方。「宿題を―して遊びに行く」 0
洗練・洗煉 センレン 文章や作品、人格などにみがきをかけて、品よく高尚なものにすること。「―された身のこなし」 0
吟嘯 ギンショウ ①声を長く引いて詩歌をうたうこと。 ②嘆き悲しんで声をあげること。嘆声 0
成婚 セイコン [0] 結婚が成立すること。「皇太子のご―を祝う」 0
貧者の一灯 ヒンジャのイットウ 金持ちがささげる形式的な大量の寄進よりも、たとえわずかでも、貧しい者の真心のこもった寄進のほうが尊いということ。故事 古代インドで、釈迦(シャカ)のために阿闍世王(アジャセオウ)が大量の灯火をともした。貧しい老婆もようやく買い求めた一本の灯火を寄進したが、王の灯火が燃え尽きても、老婆の灯火だけはいつまでも光り輝いていたという故事から。〈『阿闍世王受決経(アジャセオウジュケツギョウ)』〉 0
爆口 はぜぐち 裂けて開いた口。石榴(ざくろ)口。 0
寸隙 スンゲキ [0] ①きわめてわずかなひま。 寸暇 ②わずかな空間。小さなすきま。「―を縫って突き進む」 0
矯飾 キョウショク [0] 表面だけをいつわって飾り立てること。うわべだけの飾り。「―に満ちた人生」 0
利根 リコン [0] 生まれつき賢い性質。すぐれた資質。鈍根 0
石蕗 つわぶき [2] キク科の多年草。暖地の海岸近くに自生。葉はフキに似るが、厚く、光沢がある。晩秋、黄色い頭花をつける。若い葉柄は食用。 由来「石蕗」は漢名から。和名は、光沢があることから「つやぶき」の転じたものという。 1
巨砲 キョホウ [0] ①大きい大砲。 ②野球で、強打者のたとえ。 0
聴講 チョウコウ [0] 講義や講演をきくこと。「大学の公開講座を―する」 0
霧笛 ムテキ [0] 霧が深くて視界が悪いとき、航海の安全をはかって船や灯台が鳴らす汽笛。参考「きりぶえ」とも読む。 0
青銅 セイドウ [0] 銅と錫(すず)の合金。ブロンズ。「弥生(やよい)時代の―器」 0
同門 ドウモン [0] 同じ先生について学ぶこと。また、同じ流派に所属すること。相弟子。 0
賞揚 ショウヨウ ほめそやすこと。ほめあげること。「―を惜しまない」 賞賛 表記「称揚」とも書く。 0
家捜し やさがし [2] ①家の中をくまなくさがすこと。 ②住む家をさがすこと。いえさがし。 0
離恨 リコン 別れの悲しみ。離別のつらさ。「―が胸を占める」離愁 0
鶏冠木 かえで カエデ科の落葉高木の総称。 由来葉の形がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることから。 楓(かえで) 1
共存共栄 キョウソンキョウエイ [0] 互いに助け合って生存し、ともに栄えること。参考「共存」は「キョウゾン」とも読む。弱肉強食 0
氷菓子 アイスクリーム [4] 牛乳・卵黄・砂糖・香料などをかきまぜ、空気を含ませながらこおらせた菓子。夏 1
映写 エイシャ [0] 映画・スライド・ビデオなど画像をスクリーンにうつし出すこと。 0
木剣 ボッケン [0] 木製の太刀。木で作った刀。きだち。木刀参考「ボクケン」の転。 0
月極め つきぎめ [0] ひと月単位で支払い額を定めて契約すること。「―の駐車料」 0
凄艶 セイエン [0] ぞっとするほど美しくあでやかなさま。「―な演技」 妖艶(ヨウエン) 0
巷間 コウカン [0] まちなか。ちまた。世間。「―のうわさにのぼる」 0
特色 トクショク [0] 他と異なる点。他よりすぐれている箇所。「―のある絵」 0
白羽の矢が立つ しらはのやがたつ 多くの者のなかから選ばれるたとえ。もとの意は、犠牲者になること。由来 人身御供(ひとみゴクウ)として神が望む娘の家の屋根に、白羽の矢が立てられるという俗信からきた言葉。 0
扶持米 フチマイ [0] 武士に給与として与えられた米。 0
康い やす-い 丈夫でやすらかなさま。心配がなくおだやかなさま。 0
人に七癖(ななくせ)我が身に八癖(やくせ) ひとにななくせわがみにやくせ 他人は多くの癖をもっているが、自分の癖はそれ以上に多いものだということ。 人の一寸我が一尺 0
播磨 はりま 旧国名の一つ。現在の兵庫県南西部。播州(バンシュウ)。 1
蝦蔓 えびづる [0] ブドウ科のつる性落葉低木。山野に自生。夏に淡い黄緑色の花が咲く。果実は黒紫色で、食用。葉の裏の綿毛を集めてもぐさを作る。エビカズラ。秋 0
模擬 モギ [1] 本物に似せて作ったり、行ったりすること。「―試験」「学園祭で―店を出す」表記「摸擬」とも書く。 0
倭語 ワゴ [1] ①日本語。国語。 ②漢語などに対する日本固有の語。やまと言葉。表記「和語」とも書く。 0
賀ぶ よろこ-ぶ 物や言葉を贈って祝福する。祝う。ことほぐ。 0
明け透け あけすけ [0] 包み隠さないさま。ありのまま。「―に話す」 0
瀦滞 チョタイ 停滞していること。停滞しているもの。「進まず退かずして―する」 0
廻天 カイテン 世の中の形勢をがらりと変えること。表記「回天」とも書く。 0
嶺 みね [2] 山の頂上。山の一番高い所。また、高い峠。「―続き」 0
眠気 ねむケ [0] 睡眠に引きこむ力。眠りたい気分。「―が襲ってくる」「―を催す」「―を覚ます」 0
身繕い みづくろい [2] 身じたく。身なりを整えること。「―して出かける」「念入りに―する」 身拵(ごしら)え 0
退路 タイロ [1] 戻る道。逃げ道。「―を断って突き進む」進路 0
和敬清寂 ワケイセイジャク [0] 茶道で、主人と客が心をやわらげて敬い合い、茶室など身の回りを清浄に保つこと。千利休(せんのりきゅう)の茶道の精神を象徴した語。 0
今昔 コンジャク [0],[1] 今と昔。古今。参考「コンセキ」とも読む。 0
悟性 ゴセイ [1],[0] 哲学において、物事を判断する思考力。理性や感性と区別される。 0
涅歯 デッシ 歯を黒く染めること。また、黒く染めた歯。参考「ネッシ」とも読む。 0
造詣 ゾウケイ [0] 学問や技芸などの分野で、深くすぐれている知識や理解。「民族芸能に―が深い」 識見・蘊蓄(ウンチク) 参考「造」「詣」ともに行きつく・いたる意。 0
兄たり難く、弟たり難し ケイたりがたくテイたりがたし 二者の力量などが伯仲していること。優劣を定めにくいこと。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉 0
脳味噌 ノウミソ [3] ①脳の俗称。脳髄。 ②知力。「―が足りない」 0
五鈷 ゴコ 密教の法具の金剛杵(コンゴウショ)の一つ。悪魔を払うもので、もとインドの武器。片手で握ることができるほどの大きさで、両端が五つに分かれる。五鈷杵。 0
肝玉・肝魂 きもだま 肝と魂。転じて、気力。胆力。きもったま。「なんて―が小さい奴(やつ)だ」参考「肝魂」は「きもだましい」とも読む。 0
鬻ぐ ひさ-ぐ [0],[2] 物を売る。商いをする。「春を―ぐ(売春する)」 0
予約 ヨヤク [0] 前もって約束すること。また、その約束。「―していた本が届いた」「―を取り消す」「―販売」 0
曲者 くせもの [0] ①正体不明のあやしい者。悪者。 ②油断のできない者。ひとくせある者。「彼はなかなかの―だ」 0
蕃椒 とうがらし [0] ナス科の一年草。由来「蕃椒」は漢名から。 唐辛子(トウがらシ) 1
所要 ショヨウ [0] ある事をするのに必要なこと。また、必要なもの。「駅までの―時間」 0
九皐 キュウコウ 奥深い沢。「鶴(つる)―に鳴き、声天に聞こゆ」参考「皐」は、沢の意。 0
猜疑 サイギ [1] 人の行いなどを素直に受け取れず、ねたんだり、うたがったりすること。「―の目で人を見る」「―心が強い」 0
黒檜 くろべ [0] ヒノキ科の常緑高木。日本特産で、中部山地に自生。葉はうろこ状。材は建築・器具材にする。クロベスギ。 1
練製品 ねりセイヒン 魚肉をすりつぶし、練って加工した食品。かまぼこ・ちくわ・はんぺんなど。表記「煉製品」とも書く。 0
御形 おギョウ [0],[1] ハハコグサの別称。春の七草の一つ。新年参考「ゴギョウ」とも読む。 鼠麴草(ははこぐさ) 0
円か つぶら-か [1] まるいさま。まるくてかわいいさま。「目を―にする」 0
送故迎新 ソウコゲイシン 前任者を送りだし、新任者を迎えること。人を見送り、迎えること。「故」は古い意。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
構築 コウチク [0] 組み立てて築き上げること。「城を―する」「アーチ状に―した橋」 0
三稜草 みくり [0] ミクリ科の多年草。沼や池に自生。葉は長い線形。夏、球状の頭花をつける。実は球状に集まりクリに似る。 表記「実栗・黒三稜」とも書く。 1
持病 ジビョウ [0],[1] ①治りきらずに、たびたび起こる慢性の病気。「―の神経痛が起きる」「―の発作」 ②なかなかなおらない悪い癖。「無駄遣いは彼の―だ」 0
八丁 ハッチョウ [1] 物事に巧みで、達者なこと。「口も―手も―」由来八つの道具を巧みに使いこなす意から。 0
散文 サンブン [0] 韻律(インリツ)・定型などの制限なく、自由に作る文章。 韻文 0
汀渚 テイショ [1] みぎわ。なぎさ。「野鳥の群れが―に満ちている」 0
完膚 カンプ [1] ①傷一つない皮膚。 ②欠点や傷のない部分。「―なきまでに(徹底的に)打ちのめす」 0
受領 ジュリョウ [0] ①受け取ること。受け収めること。領収。「―証」 ②「受領(ズリョウ)」に同じ。 0
交差 コウサ [1],[0] 二つ以上の線状のものが、十文字やはすかいにまじわること。クロス。「道路が―する」「立体―」 「交叉」の書きかえ字。 0
於転婆 オテンバ 若い娘がしとやかさに欠け、活発に行動すること。また、その娘。「―娘」御俠(おきゃん)表記「御転婆」とも書く。参考「転婆」だけでも用いる。 0
一天 イッテン [0],[3] ①空。空全体。空一面。「―にわかにかき曇る」 ②全世界。世界中。天下。参考「一」は天を強める語。また、語調を整える意味もある。 0
配置 ハイチ [0] 割り当てて、それぞれの位置につけること。また、その位置・持ち場。「人員の―を考える」「―につく」 0
写経 シャキョウ [0] 経文(キョウモン)を書き写すこと。また、書き写された経文。「亡父の供養に―をする」 0
葎生 むぐらふ ムグラが生い茂って、やぶのようになっていること。また、そのような所。 0
橘中の楽しみ キッチュウのたのしみ 囲碁や将棋をする楽しみ。故事昔、中国の巴(ハキョウ)というところで、ある人が家の庭の大きな橘(たちばな)の実を割ってみると、二人の老人がその中で碁を楽しんでいたという故事から。〈『幽怪録』〉 0
生長 セイチョウ [0] 草木などが伸び育つこと。生え育つこと。 参考学術用語では、「生長」は植物に、「成長」は動物に用いる。 0
満悦 マンエツ [0] 満足して喜ぶこと。おおよろこび。「手厚いもてなしに全員がご―のようすだ」 0
上限 ジョウゲン [0] ①上のほうの限界。「予算の―を決める」 ②年代として古いほうの限界。 ①②下限 0
語り種・語り草 かたりぐさ うわさ話の材料。話題。「後世までの―となる」 0
腹蔵 フクゾウ [0] 考えを心のなかにしまっておくこと。「―無い御意見を伺いたい」表記「覆蔵」とも書く。 0
牧笛 ボクテキ [0] 牧場の人が、家畜を集めるときなどに吹く笛。 0
提挈 テイケツ ①さげて持つこと。引っさげること。 ②互いに助け合うこと。提携 0
半田 ハンだ [0] 金属の接合に用いる鉛と錫(すず)の合金。熱で溶かして用いる。表記「盤陀」とも書く。 0
予選 ヨセン [0] ①多くのなかから、一定水準にあるものを前もって選び出すこと。「作品が―を通過した」 ②本大会や決勝戦に出場するチームや選手を選ぶための試合や競技。「―を突破する」「地区―を勝ち抜く」 0
駁 ぶち [1] 動物の毛色で、地色と異なるものが入りまじっているさま。「―の犬」 0
大殿・大臣 おとど ①身分の高い人の住まいの敬称。 ②大臣や公卿(クギョウ)の敬称。 ③貴婦人や女房などの敬称。参考②「大臣」は「ダイジン」とも読む。 1
喚起 カンキ [1] 呼び起こすこと。呼びかけて意識させること。「世論を―する」「注意を―する」 0
給料 キュウリョウ [1] 勤務や労働に対して、雇い主から支払われる報酬。月給・日給など。サラリー。賃金・俸給・給与 0
乍ら なが-ら ①…つつ。二つの動作が並行して行われることを表す。「音楽を聞き―食事をする」 ②…ではあるが。…なのに。二つの異なる事柄を結ぶ。「我―りっぱな出来だと思う」「知ってい―知らないそぶり」 0
含味 ガンミ [1] ①食物を口の中にふくみ、よく味わうこと。 ②物事の意味をよく考え、味わうこと。表記②「玩味」とも書く。 0
診る み-る [1] 医者が患者の病気の具合や健康状態を調べる。診察する。「脈を―る」 0
金の茶釜が七つある キンのチャがまがななつある 大ぼらを吹くたとえ。また、自分の家が金持ちだと吹聴(ふいチョウ)する言葉。 0
書簡 ショカン [0] 手紙。書状。「―が配達されてきた」 「書翰」の書きかえ字。 0
裏話 うらばなし [3] 一般には知られていない話。陰の事情に関する話。「新婚旅行の―を聞く」内輪話 0
切望 セツボウ [0] 心の底から強く願うこと。「事件の早期解決を―する」 切願・熱望 0
禽獣 キンジュウ [0] ①鳥とけだもの。「―にも劣る行為」 ②道義や恩義をわきまえない人のたとえ。 0
臭気 シュウキ [1] 不快なにおい。悪臭。「ごみの―が漂っている」 0
正夢 まさゆめ [0] 実際に起こると考えられる夢。また、本当に起こった夢。 逆夢(さかゆめ) 0
長久 チョウキュウ [0] 長く久しいこと。変わりなくいつまでも続くこと。永久。「武運―を祈る」 0
不養生 フヨウジョウ [2] 健康に気をつけないこと。自分の身体を大事にしないこと。「医者の―(理屈のよくわかっている立場の人が、自分では実行をしないこと)」不摂生(フセッセイ) 0
禁欲・禁慾 キンヨク 人間に備わっているさまざまな欲望、特に性欲をおさえること。「―生活」 0
左官 サカン [0] 壁を塗る職人。泥工(デイコウ)。 由来宮中の修理に職人を呼んだ際、木工寮の属(さかん)として出入りさせたことから。 参考「シャカン」とも読む。 0
嫁ぎ鳥 とつぎどり 「嫁ぎ教え鳥」の略。セキレイの別称。 鶺鴒(セキレイ) 0
噴霧器 フンムキ [3] 薬液や水などを、霧状にしてふき出す器具。スプレー。 0
破邪顕正 ハジャケンショウ [1] 邪道・邪説を打ち破り、正しい道理をあらわし広めること。 0
基 もとい [2] 「基(もと)」に同じ。 由来「本居」の意から。 0
蛤 はまぐり [2] マルスダレガイ科の二枚貝。浅海の砂泥にすむ。殻は美しい模様があり、細工用。肉は食用。春由来「浜の栗(くり)」の意から。表記「蚌・文蛤」とも書く。 0
崑崙火を失(シッ)して玉石(ギョクセキ)倶(とも)に焚(や)く コンロンひをシッしてギョクセキともにやく 価値の高いものも低いものも、同じようになくなってしまうことのたとえ。また、善人も悪人も区別なくわざわいを受けるたとえ。崑崙山に火災が起これば、貴重な玉(たま)も価値のない石ころも、一緒に焼けて失われてしまう意から。〈『書経』〉参考「玉石倶に焚く」ともいう。 0
生易しい なまやさ-しい [0],[5] 簡単で容易なさま。たやすい。「理想に生きることは―いことではない」 参考多く、あとに打ち消しの語を伴う。 0
入札 ニュウサツ [0] 請負や売買などで、一番有利な条件の者を契約する約束で、競争者に見積り価格を書いて出させること。落札 0
下命 カメイ [0],[1] ①下の者に命令をくだすこと。また、その命令。②お申し付け。お言いつけ。「御(ゴ)―を受ける」参考②「御」をつけて用いる。 0
寒菊 カンギク [1],[0] 菊の品種の一つ。霜に強く、冬に小形で黄色い花が咲く。観賞用。冬 0
鶯舌 オウゼツ ①ウグイスの声。 ②美しい声のたとえ。 0
屋号 やゴウ [1] ①商店の呼び名。店の呼び名。 ②歌舞伎(カブキ)役者などの家の呼び名。三河屋・音羽(おとわ)屋など。 0
天心 テンシン [0] ①空のまんなか。空の中心。「月、―にかかる」中天 ②天帝の心。天子の心。 0
爍爍 シャクシャク ①光り輝くさま。「―たる太陽」 ②花が盛んで美しいさま。 0
正装 セイソウ [0] 儀式など、改まった場所で着用する正式な服装。 略装 0
匪石の心 ヒセキのこころ 心や志が堅固であることのたとえ。心は石ではないから、石のように転がして変えさせることはできない意から。〈『詩経』〉 0
百箇日 ヒャッカニチ ①一〇〇日。 ②人の死後一〇〇日目。また、その法事。「―の法要を営む」百日忌 0
火炎 カエン [0] 大きなほのお。「―放射器」 「火焰」の書きかえ字。 0
極楽浄土 ゴクラクジョウド [5] 阿弥陀(アミダ)仏のいるという、いっさいの苦しみがなく安楽のみのある理想の世界。西方の十万億の仏土を過ぎたかなたにあるという。安楽浄土・西方浄土(サイホウジョウド)・十万億土 0
細工 サイク [0],[3] ①細かいものを作ること。また、その物。「小物入れの―」 ②人目をごまかそうと工夫すること。たくらみ。「裏で―する」 0
潜む ひそ-む [2] ①こっそり隠れる。「地下室にだれか―んでいるようだ」 ②表面に現れないでなかにある。「胸に―む情熱をくみとろう」「病原菌が―む」 0
籌策・籌筴 チュウサク はかりごと。また、はかりごとをめぐらすこと。籌画・籌略 0
人身御供 ひとみゴクウ [4],[5] ①昔、いけにえとして生きた人間を神に供えたこと。また、その人。 ②他人の欲望を満足させるために、犠牲となること。また、その人。「―に甘んじる」 0
天文 テンモン [0] 天体に起こるさまざまな現象。「東京―台」参考「テンブン」と読めば、年号の一つ。 0
自鳴琴 オルゴール [0] ぜんまい仕掛けで、自動的に一定の旋律を繰り返し奏(かな)でる装置。 1
冗官 ジョウカン [0] 無駄な官職。無駄な官吏。無用の役人。 0
爽籟 ソウライ 秋風のさわやかなひびき。また、すがすがしい清風。 秋 0
摺る す-る [1] 版木などに紙や布を当てて、文字や模様を写し取る。印刷する。「新聞を―る」「版画を―りあげる」 参考「搨(トウ)(する)」の誤用として日本で用いる。 0
寂滅為楽 ジャクメツイラク [5] 迷いから解き放たれた悟りの境地に、ほんとうの安楽があるということ。〈『涅槃経(ネハンギョウ)』〉 0
法皇 ホウオウ [3] 「太上法皇」の略。譲位した後、出家した上皇(ジョウコウ)の呼称。「後白河―」 0
筈 やはず [0] ①矢の上端にある、弓の弦(つる)をかける部分。はず。 ②①をかたどった模様。 ③棒の先を二股(ふたまた)にして、掛軸などを掛け下ろすときに使う道具。表記「矢筈」とも書く。 0
不浄 フジョウ [0] ①けがれていること。また、そのさま。清浄 ②大小便や月経などを汚ないものとしていう語。 ③便所。「御―」 0
林産 リンサン [0] 山林から産出すること。また、その産出したもの。 0
可燃 カネン [0] 燃えやすいこと。また、燃やせること。「―物」「―ごみ」不燃 0
寿司 スシ [2],[1] ①飯を酢や砂糖で味付けし、魚介類などを添えた料理。 ②魚介類を塩づけにして発酵させたもの。 ①②夏 表記「鮨・鮓」とも書く。 参考「寿司」は当て字。
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新聞漢字あれこれ23 大阪伝統の「すし」を表現!
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
風紀 フウキ [1] 社会生活上の規律。特に、男女間のつきあいの上の規律。「最近の―の乱れは憂慮される」風俗 0
矯めつ眇めつ ためつすが-めつ [1] いろいろな方向から、よく見るようす。「―見る」 0
喞喞 ショクショク ①機を織る小さい音。 ②虫・小鳥・ネズミなどが小さく鳴くさま。 ③嘆息の声。 0
客舎 カクシャ [1] 旅人の泊まる宿屋。旅先の宿。旅館参考「キャクシャ」とも読む。 0
旗頭 はたがしら [3] 一団の長。集団の指導者。リーダー。「ゲーム業界の―」「一方の―として有名だ」 0
手薬煉引く てぐすねひ-く [2] 十分に用意をして機会を待つ。 参考「薬煉」は、松脂(まつやに)を油で煮て練り混ぜたもので、弓の弦などに塗って強くする薬。 1
飄る ひるがえ-る 風に吹かれて物がふわりと舞い上がる。ふわふわとただよう。「風船が―る」 0
仏足石歌 ブッソクセキカ [6] 仏足石のかたわらの石碑に刻まれた歌。五・七・五・七・七・七の形式をとる。仏足石は、釈迦(シャカ)の足跡の形を刻んだ石。 0
赦す ゆる-す [2] 罪や過失などをとがめない。禁を解く。刑罰を免除する。 0
游民 ユウミン 定職をもたず、ぶらぶらとあそんで暮らしている人。表記「遊民」とも書く。 0
何れ菖蒲か杜若 いずれあやめかかきつばた どれもがすぐれて美しく、優劣をつけがたいこと。また、選びだすのに困ること。アヤメとカキツバタは、本来は別の植物だが、似ていて区別がつけがたいことから。 1
労力 ロウリョク [1] ①働くこと。骨を折ること。「無駄な―を減らす」 ②生産目的の活動。また、人手。労働力。「―の不足」 0
恙 つつが ①病気。心配。わずらいごと。 ②「恙虫(つつがむし)」の略。 0
藤空木 ふじうつぎ [3] フジウツギ科の落葉低木。山野に自生。夏、フジに似た紫色の花穂が垂れ下がる。葉は有毒。表記「酔魚草」とも書く。 0
透ける す-ける [0] 物をつきぬけて向こうが見える。すく。「清流の川底が―けて見える」 0
自愛 ジアイ [0],[1] ①自分自身の体を大切にすること。多く、手紙の末文に使う。「ご―ください」 自重 ②自分の利益をはかること。 他愛 0
分留・分溜 ブンリュウ 「分別蒸留」の略。液体の混合物を蒸留して、沸騰点の低い順に各成分をわけて取り出すこと。 0
生色 セイショク [0] 生き生きとした顔色。元気なようす。「―を失う」 0
塵を望んで拝す ちりをのぞんでハイす 権力や財力のある人にこびること。身分の高い人を見ると、卑屈に低頭すること。 故事中国、晋(シン)の石崇(セキスウ)が、権力者の車が砂ぼこりをまきあげて行き去るのを拝んだ故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
外来 ガイライ [0] ①外国または外部から来ること。「―語」 ②「外来患者」の略。通院して診察・治療を受ける患者。 0
暴虎馮河 ボウコヒョウガ [1] 勢いこんで向こう見ずに危険をおかすことのたとえ。素手でトラに立ち向かい、黄河を歩いて渡るということから。〈『論語』〉 0
遺作 イサク [0] 故人ののこした未発表の作品。「―の油絵をしみじみと眺める」 0
睡魔 スイマ [1] ひどい眠気を魔物にたとえた言い方。「―に襲われて仕事が進まない」 0
試合 シあい [0] スポーツや武芸などで、互いに能力やわざを比べ、勝負を争うこと。「他流―」 競技 表記「仕合」とも書く。 0
亡失 ボウシツ [0] 物がなくなること。また、なくすこと。「環境破壊で文化遺産が―する」「重要書類を―する」 0
喞つ かこ-つ ぐちを言ってなげく。「身の不幸を―つ」 0
懿い よ-い 充実していて満足できる。りっぱである。 0
難攻不落 ナンコウフラク [0],[5] ①城などが攻め落としにくいこと。「―の要塞(ヨウサイ)」 ②いくらはたらきかけても、こちらの願いや希望を受け入れてくれないたとえ。 0
出帆 シュッパン [0] 船が港を出て行くこと。船出。出港。「船は汽笛を鳴らして―した」 0
弁償 ベンショウ [0] 他に与えた損害を金品でつぐなうこと。弁済と賠償。「自分が割ったガラスを―する」 0
水搔き みずかき 水鳥やカエルなどの足の指の間にある膜。これで水をかいて泳ぐ。 表記「蹼」とも書く。 0
顚れる たお-れる ①さかさまになる。ひっくり返る。 ②転ぶ。 0
気宇 キウ [1] 心のもち方。心の広さ。度量。表記「器宇」とも書く。参考「宇」は、度量の意。 0
挂ける か-ける 高所にひっかける。つりさげる。表記「掛ける」とも書く。 0
走査 ソウサ [1] テレビや写真電送で、送る画像を多数の点に分解し、その濃淡を電気の強弱に変えて送信すること。また、同じ操作で逆にもとの画像に再現すること。 0
解説 カイセツ [0] 物事の内容や周囲の状況などを分析し、わかりやすく説明すること。また、その説明。「ニュース―」 0
冤枉 エンオウ [0] 「冤罪」に同じ。参考「冤」も「枉」も、無実の罪の意。 0
速断 ソクダン [0] ①すみやかに決断すること。「緊急事態には―を要する」 ②はやまった判断をすること。「―は避けるべきだ」 0
貂 てん [1] イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。本州以南の森林にすむ。大きさはネコくらいで、イタチに似る。夏毛は褐色で、冬毛は黄色。夜行性で、小動物を捕食する。毛皮は珍重される。冬表記「黄鼬」とも書く。 0
爪痕 つめあと [0] ①爪でひっかいたあと。物に残っている爪の形。「猫が柱に―をつける」 ②災難などの被害や影響。「地震の―が生々しい」「台風の―」 0
三途の川 サンズのかわ [6] 人が死んであの世に行く途中、七日目に渡るという川。 由来「途」は道の意。川には三つの渡る場所があり、生前の業(ゴウ)によって渡る場所が変わることから。 0
選挙 センキョ [1] ①代表や役員などの適任者を選び出すこと。 ②選挙権をもつ者が、議員などを投票で選び決めること。 0
感化 カンカ [1] 影響を与えて、行いや考えを変化させること。「教師の―を受ける」 0
曰う い-う 語る。話す。人の言葉を引用するときや発言内容を示すときに用いる。 0
巍然 ギゼン [0] ①山が高くそびえ立つさま。「―たる山容」 ②人物がひときわすぐれているさま。 0
盛事 セイジ [1] 盛大な事業。りっぱな事柄。「文章は経国(ケイコク)の大業(タイギョウ)にして不朽の―なり」〈魏文帝(ギブンテイ)『典論』〉 0
小癪 こシャク [0] 言動や態度などが生意気で、腹が立つこと。癪に障(さわ)ること。「―なことをする」 参考「こ」は接頭語。 0
闢く ひら-く 閉じていたものをあける。押しのけてひろげる。「大門を―く」 0
清籟 セイライ 風が木々を吹き抜けるときに起こす、すがすがしい音。「深山に一陣の―を聴く」 0
巡見 ジュンケン 各地を見てまわること。見まわり。「役人を地方に―させる」 巡視 0
無器用 ブキヨウ [2] ①手先の仕事が巧みでないこと。また、そのさま。ぶきっちょ。「―で鉛筆も削れない」 ②物事の処理が下手なこと。要領の悪いこと。また、そのさま。「世渡りが―な父」 ①②器用表記「不器用」とも書く。 0
祖父母 ソフボ [2] 祖父と祖母。父母の父母。おじいさんとおばあさん。 0
槍玉 やりだま [0] ①槍を手玉のように自在に扱いこなすこと。 ②人を槍の先で突き刺すこと。「―に挙げる(多くの中から選び出して、非難や攻撃の目標にする)」 0
楽楽 ラクラク [3],[0] ①気楽なさま。「―と暮らす」 ②たやすいさま。「難しい曲を―と弾く」 0
諸姉 ショシ [1] みなさん。多くの女性に対して用いる敬称。 諸兄 0
鳴弦 メイゲン 魔よけのために、手で弓のつるを鳴らして妖気(ヨウキ)をはらうまじない。宮中の作法として行われる。つるうち。ゆみづるうち。「読書(トクショ)―の儀(皇子誕生後に湯殿で行う儀式)」 0
淫売 インバイ [0] 女性が体を売って金品を得ること。また、それを職業とする女性。売春。 0
難航 ナンコウ [0] ①航海が困難になること。 ②物事がはかどらないこと。「交渉が―する」 0
酒癖 さけくせ [0] 酒を飲んで酔ったときに出るくせ。「あの人は―が悪い」 参考「さけぐせ・さかぐせ」とも読む。 0
公算 コウサン [0] あることが、将来起こる確実性の度合。見込み。「試合は勝利の―が大きい」確率 0
目撃 モクゲキ [0] その場に居合わせて実際に見ること。「たまたま交通事故を―した」 0
畢生 ヒッセイ [0] 終生。生涯。一生を終わるまで。「―の大業ここに成る」参考一生をかけた重大な事柄であることを形容する語。 0
独脚蜂 きばち キバチ科のハチの総称。雌は尾の先に針状の産卵管をもち、それを樹幹に差しこんで産卵する。幼虫は針葉樹を食害。由来雌は産卵後管が抜けず、一本脚で立っているように見えることから「独脚蜂」の字が当てられた。表記「樹蜂」とも書く。 1
降臨 コウリン [0] ①神仏がこの世に姿を現すこと。「天孫―」 ②高貴な人や他人が来訪することを敬っていう語。光来。 0
羽目 はめ [2] ①建物の壁で、板を縦または横に並べて張ったもの。羽目板。 ②追いこまれた状態。追いつめられた立場。「また幹事をやる―になった」表記②「破目」とも書く。 0
誦習 ショウシュウ [0] 書物などを何度もくり返してよみ身につけること。 0
菅蓋 カンガイ 竹の骨にスゲで編んだかさ。朝儀・祭会用。大嘗祭(ダイジョウサイ)では、天皇が悠紀殿(ユキデン)・主基殿(スキデン)に渡御(トギョ)のとき、頭上にさしかける。参考「すげがさ」とも読む。 0
拙攻 セッコウ まずい攻め方。へたな攻撃。「―でチャンスを逃した」 拙守 0
厳格 ゲンカク [0] 不正や怠慢などを許さず、厳しくするさま。「―な家庭に育つ」 0
暴動 ボウドウ [0] 多くの者が集まり、騒ぎを起こして社会の安定を乱すこと。「―の鎮圧」 0
立候補 リッコウホ [3] 選挙などの候補者として名乗り出ること。「市長選挙に―する」「ワールドカップの開催地に―する」 0
歇後 ケツゴ 成語の下の語を省略し、前半だけで全体の意を表す方法。後略語。「友于兄弟(兄弟いつくしみあい仲良くする)」〈『論語』〉を「友于」のみで「兄弟仲良く」の意とするなど。 0
栃麺棒 とちメンボウ [0] ①トチの実を原料とした食品の栃麺をのばす棒。 ②うろたえあわてること。また、あわて者。由来②栃麺は手早く延ばさなければならないことから。 0
嵌工 カンコウ 象眼・埋め木細工・寄せ木細工などをする職人。また、その細工。 0
条項 ジョウコウ [0] 箇条書きの一つ一つの項目。 条目 0
便衣 ベンイ [1] ふだん着。簡単で便利な服の意から。平服・便服 0
疾悪 シツオ 憎むこと。 憎悪・嫌悪 参考「シツアク」と読めば、悪を憎む意になる。 0
屋梁落月 オクリョウラクゲツ 心の底から友人を思うこと。「屋梁」は家のはり・屋根の意。故事 中国、唐の杜甫(トホ)が、友人李白(リハク)の南方に配流されたのを思いやり、「夜空に落ちかかった月の光が屋根を照らしているが、それはまるであなたの顔を照らし出しているような気がする」と詠じた詩句から。〈杜甫(トホ)の詩〉参考「落月屋梁」ともいう。空梁月落(クウリョウゲツラク) 0
四分五裂 シブンゴレツ [4] ばらばらになってしまうこと。秩序や統一が乱れているさま。〈『戦国策』〉
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漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
節約 セツヤク [0] 費用・時間・労力など、無駄を省き切り詰めること。「経費の―」 節倹・倹約 0
三狐神 さぐじ 農家でまつる田の神。みけつかみ。 由来みけつかみの当て字(三狐神)を音読した「サンコシン」の転。 1
胸高 むなだか [0] 着物の帯を胸のあたりに高くしめること。 0
空涙 そらなみだ [3] 悲しくもないのに出す涙。うその涙。「彼女の―にだまされる」 0
肝膿瘍 カンノウヨウ 細菌感染などにより、うみが肝臓にたまる疾患。 0
年寄 としより [3],[4] ①年をとった人。老人。 ②室町幕府以後の老中・家老、江戸幕府の大奥女中の重職、江戸時代の町民の長などの称。 ③相撲で、引退した十両以上の力士や行司のうち年寄株を買い、力士の養成や経営に当たる人。日本相撲協会の評議員。 0
素性・素生・素姓 スジョウ ①生まれながらの血筋や家柄。また、育った経歴や環境。「―の知れない人」 ②由緒。来歴。いわれ。「―のはっきりした名器です」 表記「種姓」とも書く。 0
資材 シザイ [1] ある物を作るもととなる材料。材料となる物資。「建築―」 0
争端 ソウタン [0] 争いのはじめ。もめごとの発端。「―となった事件」 0
泣涕 キュウテイ 涙を流して泣くこと。涕泣参考「泣」「涕」ともに涙を流して泣く意。 0
鰻の寝床 うなぎのねどこ [0] 間口が狭く奥行きの深い、細長い建物や場所のたとえ。 0
大義名分 タイギメイブン [1] ①人として、また臣民として守らなければならない道理や本分のこと。 ②何か事をするにあたって、そのよりどころとなる正当な理由。「政策を転換するには―が必要だ」 0
風花 かざばな [0] ①風上の降雪地から、まばらに吹き送られてくる雪。また、晴れた日にちらつく小雪。 ②初冬、風の吹き起こる前にちらつく雨や雪。 ①②冬 ③風邪で発熱後、皮膚に生じる発疹(ホッシン)。かざほろし。参考「かざはな」とも読む。
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漢字の豆知識 知っていますか?「六花」や「風花」 ~風情あふれる雪の呼び名~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
胚芽 ハイガ [0],[1] 種子の中で、芽となって生長する部分。「―米」 0
虎嘯 コショウ [0] ①トラがほえること。 ②英雄・豪傑が活躍するたとえ。 0
祖先 ソセン [1] ①家系の第一代。先祖。 初代・始祖 ②家系の初代から亡くなった先代までの人々。先祖。 子孫・後裔(コウエイ) 0
堅魚木 かつおぎ [3] 神社や宮殿などの棟木の上に直角に並べた装飾の木。 由来形が円柱形で鰹節(かつおぶし)に似ることから。表記「鰹木」とも書く。 1
肩輿 ケンヨ 肩でかつぐ駕籠(かご)。こし。参考「輿」は人をのせて運ぶかご、こしの意。 0
間合 まあい [0] ①適当な間隔。「―をつめる」 ②ころあい。時機。「―をはかる」 0
鰓 えら [0] 魚類など水生動物の呼吸器官。櫛(くし)状のものが多い。表面積を広くして、水中の酸素を取りこみやすくしている。「―で呼吸する」 表記「顋・腮」とも書く。 参考「あぎと」とも読む。 0
排撃 ハイゲキ [0] 非難・攻撃してしりぞけること。「古い思想を―する」 0
幽明境を異にする ユウメイさかいをことにする 亡くなった人と住む世界を異にする。死に別れること。 0
矩形 クケイ [0] 長方形。すべての角が直角で正方形以外の四辺形。参考「さしがた」とも読む。 0
桟雲峡雨 サンウンキョウウ 山中のかけ橋のあたりに起こる雲と、谷あいに降る雨。「桟」はかけ橋、「峡」は山と山の間にある谷の意。 0
懾れる おそ-れる 相手に圧倒されておじけづく。臆病(オクビョウ)のあまり、がたがた震え出すようすをいう。 0
蛇菰 つちとりもち ツチトリモチ科の多年草。暖地の山中に自生。ハイノキなどの根に寄生。秋、茎の先に赤く卵形の花穂を立て、雌花を多数つける。黄褐色の根茎から鳥もちを作る。ヤマデラボウズ。 由来「蛇菰」は漢名から。 表記「土鳥黐」とも書く。 1
狂騒・狂躁 キョウソウ 狂ったようにさわぎ立てること。大騒ぎ。「―の巷(ちまた)」 0
晒す さら-す [0] ①日光や風雨の当たるままにする。「洗濯物を―す」 ②布を水や薬品につけたり、日光に当てたりして白くする。「木綿を日に―す」 0
霊瑞 レイズイ 人知を超えた不思議なめでたいしるし。 0
習慣は第二の天性なり シュウカンはダイニのテンセイなり 身についた習慣というものは、生まれつきの性質と変わらないほど日常生活に影響を与えるということ。 0
苧麻 チョマ [1] カラムシの別称。また、その茎からとった繊維。参考「まお・からむし」とも読む。 0
陸陸 ロクロク [0] 十分に。満足に。ろくに。「―勉強しないで試験に臨む」表記「碌碌」とも書く。 0
金冠 キンカン [0] ①黄金でできたかんむり。 ②治療した歯にかぶせる金属製のおおい。 0
抉出 ケッシュツ 「抉剔(ケッテキ)」に同じ。 0
扁柏 ひのき ヒノキ科の常緑高木。由来「扁柏」は漢名からの誤用。檜(ひのき) 1
蹴鞠 けまり [0] 昔、宮廷での貴族の遊びの一つ。革製のまりを数人でけり続け、地面に落とさないようにするもの。また、それに用いるまり。 参考「シュウキク」とも読む。 0
儀 のり [1] ①手本。模範。 ②きまり。法則。 ③礼儀作法。 0
強談判 こわダンパン [3] 自分の主張を通そうと強硬な態度でかけあうこと。 0
蚊虻の労 ブンボウのロウ 取るに足りない技能のたとえ。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
下枝 しずえ [0] 木の下のほうの枝。したえだ。したえ。上枝(ほつえ) 1
身空 みそら [0],[2] 身のうえ。身のほど。「若い―で、けなげに働く」 境遇 0
後生大事 ゴショウダイジ [1],[3] ①物を大切に保持すること。「―にしまいこんでいる」 ②来世の安楽を一心に願い、仏道に励むこと。 0
骨膜 コツマク [0] 骨の表面をおおう白い膜。中を神経血管が通り、骨の成長や栄養・保護をつかさどる。「―炎」 0
縮刷 シュクサツ [0] 版を縮小して印刷すること。また、その印刷物。「新聞の―版」 0
令色 レイショク [0] 人に気に入られるように、こびへつらう顔つき。「巧言―」 0
脱肛 ダッコウ [0] 直腸の粘膜が、肛門の外に押しだされる疾患。 0
横槍 よこやり [0] ①人の話や仕事に関係のない第三者がわきから口を出すこと。「―が入る」容喙(ヨウカイ) ②二人が戦っているとき、別の人が横から槍をつき出すこと。 0
磨臼 すりうす もみがらを取るのに使う臼。製粉にも用いる。平たい円筒形の臼を上下に二つ重ねて、上の臼を回転させて両臼の間ですり合わせる。ひき臼。唐臼(からうす)・(トウうす)。 0
釣る つ-る [0] ①釣りばりをつけた糸を垂らして魚をとる。「ハゼを―る」 ②相手の気を引いて誘う。その気にさせる。「甘言で―って契約させる」 0
瞿る み-る ①にらみつける。 ②猛禽(モウキン)が獲物を求めて見回す。 ③驚きみる。 0
初志 ショシ [1] 物事を始めたころの希望。最初に立てたこころざし。 初心 0
匡済 キョウサイ 世の中の悪や乱れをただして救うこと。 0
皇紀 コウキ [1] 神武天皇が即位したと『日本書紀』に記されている年を元年とする紀元。西暦 0
二布・二幅 ふたの ①反物のふつうの二倍の幅。また、それで作った布。 ②①の幅の布を用いることから、女性の腰巻き。 1
還る かえ-る [1] 行った先から戻る。回ってもとに戻る。「故郷に―る」 0
灰汁 あく [0] ①灰を水に入れてできる上澄み液。 ②植物に含まれる渋み。「ゴボウの―抜き」 ③料理の材料を煮込むときに出る泡状のもの。「スープの―を取る」 ④人の性質や文章のしつこさ。「―の強い人」
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漢字の豆知識 料理にでてくる?「でじる」「はいじる」~食べるより読むほうが難しい料理の言葉 (公財)日本漢字能力検定協会 1
衣装 イショウ [1] ①衣服。着物。「花嫁―」「派手な―」 ②俳優や舞踊家などが役の上で着るもの。「舞台―」 「衣裳」の書きかえ字。 0
瀉剤 シャザイ [0] 下剤。くだしぐすり。 0
揖譲 ユウジョウ ①うやうやしく両手を前で組み合わせて、会釈をすること。拱手(キョウシュ)の礼をしてへりくだること。 ②天子が他の者に、平和のうちに天子の位を譲ること。 0
御霊前 ゴレイゼン [0] ①死んだ人をまつってある所の前。 ②みたまへの供物。また、供物に書き記す言葉。 0
惚れた病に薬なし ほれたやまいにくすりなし 恋わずらいに効く薬などはない。 0
祟る たた-る [0],[2] ①神仏や怨霊(オンリョウ)などが人にわざわいを与える。 ②ある原因で、悪い結果になる。「不養生が―り病気になる」 0
蕪辞 ブジ [1] ごたごたして整っていない言葉。また、自分の文章や言葉をへりくだっていう語。「―を連ねて祝辞とした」 0
館 やかた [0] ①貴族・豪族などの住居。屋敷。 ②貴人や中世の大名の敬称。「お―さま」 0
朝ぼらけ あさぼらけ [0],[3] 明け方の、明るくなり始めるころ。あけぼの。「―有明の月と見るまでに」 0
現象 ゲンショウ [0] ①人間の感覚でとらえられるあらゆる事象。「驚異の自然―」 ②表面に現れ出たもの。「―にとらわれて本質を見失う」 0
黽勉 ビンベン [0] つとめ励むこと。精を出すこと。勉励 0
和楽 ワラク [0],[1] やわらいで楽しむこと。なごやかに楽しむこと。参考「カラク」とも読む。また、「ワガク」と読めば、日本古来の音楽の意。 0
目標 モクヒョウ [0] ①そこまでなしとげよう、などとして設けためあて。めじるし。「―を超過達成した」目的 ②射撃や攻撃などの対象。まと。「―に命中する」 0
哄笑 コウショウ [0] 大勢の人が大声で笑うこと。どよめき笑うこと。「腹をかかえて―する」 0
禅刹 ゼンサツ ①禅宗の寺。禅寺。 ②寺院。「―に先祖の墓参りに行く」 0
什一 ジュウイチ [0] ①一割。一〇(パーセント)。一〇分の一のこと。 ②土地にかける税。 0
果実 カジツ [1] ①植物の実。くだもの。 ②法律で、元物(ゲンブツ)から生じる収益物。鉱物などの天然果実、利息・家賃などの法定果実がある。 0
封緘 フウカン [0] 手紙などに封をして、とじること。「―紙を貼(は)る」参考「封」「緘」ともに、封をする意。 0
口に蜜(ミツ)あり腹に剣あり くちにミツありはらにケンあり 口ではやさしそうなことを言うが、心の内は陰険なこと。口元には甘い蜜がついているが、腹の中に剣が隠されている意から。口蜜腹剣(コウミツフクケン)。故事 唐の皇帝、玄宗(ゲンソウ)の宰相、李林甫(リリンポ)が自分の身を守るために、すぐれた人を見ると、表面ではもち上げておきながら陰では陥れるという手で中央から追放した。その李林甫を評した言葉による。〈『十八史略』〉 0
健在 ケンザイ [0] ①元気に暮らしていること。「祖父は―です」 ②不都合なく機能・役割を果たしていること。「司令部は―です」 0
異色 イショク [0] ふつうとちがった特色があること。「―の存在」 0
怪異 カイイ [1] ①不思議であやしいこと。「―な物語」怪奇 ②ばけもの。妖怪(ヨウカイ)・変化(ヘンゲ) 0
後遺症 コウイショウ [0],[3] ①病気やけがが治っても残る身体機能や精神の障害など。 ②物事のあとに残る悪い影響のたとえ。「強引なリストラの―が業績に現れた」 0
駘蕩 タイトウ [0] ①のどかなさま。「春風―」 ②のびのびとしたさま。 0
射幸心 シャコウシン [2] 偶然の利益や幸運をあてにする心。まぐれあたりをねらう心。「宝くじに―をそそられる」 「射倖心」の書きかえ字。 0
吉い よ-い めでたいさま。幸いである。喜ばしい。「―い縁談」 0
発掘 ハックツ [0] ①地中に埋もれているものを掘り出すこと。「遺跡を―する」埋蔵 ②世に知られていないすぐれたものを見つけ出すこと。「優秀な人材を―する」 0
追討 ツイトウ [0] 敵を追いかけて討つこと。追っ手をつかわして賊を討ちとること。 0
頓挫 トンザ [1],[0] 物事の勢いが急に弱くなること。計画などが行き詰まって進まなくなること。「開発事業が―する」挫折(ザセツ) 0
小賢しい こざか-しい [4] ①利口ぶって生意気なようす。「―い口をきくな」 ②悪賢い。抜け目がない。「―い商売をする」 0
足蹴 あしげ [3],[0] ①足でけること。 ②人にひどい仕打ちをすること。「恩人を―にする」 0
人の褌(ふんどし)で相撲を取る ひとのふんどしですもうをとる 他人のものを利用して、自分のことをするずる賢いやり方のこと。 人の牛蒡(ゴボウ)で法事する 1
棹す さおさ-す ①さおで水底をついて、舟を進める。 ②時流にうまくのる。「時勢に―す」 0
弁説 ベンセツ [0] 物事のよしあしを明らかにして説くこと。参考「ベンゼツ」とも読む。 0
む しず-む [1] 水の中に落ちてしばらく浮いてこない。また、うずもれる。 0
帝国 テイコク [0],[1] ①皇帝が統治する国家。 ②「大日本帝国」の略。日本の旧称。「―芸術院(日本芸術院の前身)」「―陸軍」 0
互生 ゴセイ [0] 葉が交互に異なる方向に生じること。サクラやアサガオなど。 0
銅鐸 ドウタク [0] 弥生(やよい)時代に作られた、偏平な円筒形で釣り鐘状の青銅器。祭器あるいは楽器として使われたともいう。 0
大巧は拙なるが若(ごと)し タイコウはセツなるがごとし 名匠は小細工をしないから、また、芸をひけらかしたりしないから、見かけは下手なように見えるということ。〈『老子』〉 0
品 しな [1] ①もの。しなもの。また、商品。「お礼の―を送る」「―数が豊富だ」 ②人や物のよしあし。人の品格。物の品質。「あんな身なりではちょっと―が落ちる」「よい―揃(ぞろ)え」 ③地位や身分。 0
薫陶 クントウ [0] 徳により感化し、すぐれた人間にすること。「恩師の―を受ける」参考よい香をたいてかおりを染みこませ、土をこねて陶器を作る意。 0
訓誡 クンカイ [0] 訓戒 0
黼黻 フフツ ①古代の天子の礼服のぬいとり。②美しい文章のたとえ。③天子を助けること。参考「ホフツ」とも読む。 0
乃ち すなわ-ち [2] ①そこで。そうしてから。やっと。 ②しかるに。かえって。意外にも。 0
案外 アンガイ [1],[0] 予想とちがって。意外にも。思いのほか。「売上げが―少なかった」 0
下郎 ゲロウ [2] ①人に使われている身分の低い男性。下人 ②男性をののしっていう語。野郎 0
一進一退 イッシンイッタイ [3],[0] 進んだり退いたりすること。また、状態がよくなったり悪くなったりすること。「病状は―で安心できない」
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漢字の豆知識 「一」が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
君子は言に訥(トツ)なれども行いに敏(ビン)ならんと欲す クンシはゲンにトツなれどもおこないにビンならんとほっす 君子は口べたであっても行動のうえでは素早くありたいと思うものである。〈『論語』〉 0
鞭撻 ベンタツ [0] ①むち打つこと。処罰して戒めること。鞭笞(ベンチ) ②戒め励ますこと。「御―をお願い致します」督励 0
進講 シンコウ [0] 天皇や高貴な人の前で学問などの講義をすること。 0
貨 たから [3] ①金銭。 ②価値ある品物。商品として扱う品物。 0
司書 シショ [1] 図書館で書籍の管理・閲覧などの事務に携わる職種。また、その人。 0
焼夷弾 ショウイダン [3] 高熱を発して燃える薬剤を装置した爆弾・砲弾。家屋や人を破壊・殺傷することを目的とする。 0
閲する けみ-する [3],[1] ①よく目を通して調べる。点検する。閲読する。 ②年月をついやす。順々に経過する。「もはや五年を―する」参考「エッする」とも読む。 0
詰まる つ-まる [2] ①いっぱいになる。ふさがる。「予定が―る」「下水口が―る」 ②間隔が縮まる。残り少なくなる。おしせまる。「日が―る」 ③追いつめられる。窮する。「資金繰りに―る」「返答に―る」 0
筒 つつ [2],[0] ①丸くて細長く、中が空いているもの。「―形の入れ物」管 ②銃身。砲身。転じて、銃や大砲。 ③井戸の外わく。井筒。 0
諤諤 ガクガク [0] 正しいと思うことを遠慮せずに述べるさま。直言するさま。「千人の諾諾(ダクダク)は一士の―に如(し)かず」「侃侃(カンカン)―」表記「愕愕」とも書く。 0
心肝 シンカン [0] ①心臓と肝臓。 ②心。心の奥底。「―をひらく(心の底を打ちあける)」 0
膝詰め ひざづめ [0] 膝と膝を突き合わせること。相手が逃げられないようにして、厳しく迫るようす。「―の談判」 0
嬉笑 キショウ [0] よろこんでわらうこと。 0
山鉾 やまぼこ [0] 山形に作った台に鉾(ほこ)・長刀(なぎなた)などを飾り立てた山車(だし)。京都の祇園(ギオン)祭のものが有名。 夏 0
端艇 タンテイ [0] 船舶に搭載(トウサイ)するボート。また、広く小舟。表記「短艇」とも書く。 0
倫 みち 人のふみ守るべきみち。道徳。道理。筋道。「―にはずれた行い」 0
乳兄弟 ちキョウダイ [2] 血のつながりはないが、同じ人の乳で育てられた者どうし。参考「ちおととい」とも読む。 0
升 ます [2],[0] ①液体・穀物などの量をはかる容器。「五合―」 ②「升目」の略。 ③「升席」の略。 表記「枡」とも書く。 0
大気 タイキ [1] ①地球をとりまく空気全体。「―汚染が深刻さを増す」 ②度量の大きいさま。大度(タイド) 0
至近 シキン [0] きわめて近いこと。「―距離から発砲する」 0
左岸 サガン [0],[1] 川の下流に向かって、左側の岸辺。 右岸 0
空虚 クウキョ [1] ①なかに何もないさま。から。 ②価値や内容がなく、むなしいこと。「毎日毎日が―な生活だ」 0
牡蠣 かき [0] イタボガキ科の二枚貝の総称。沿岸の岩場にすむ。殻は岩に付着するほうは丸く、ふたの役割をするほうは平ら。肉は美味で栄養に富む。殻は肥料用・養鶏飼料用。冬由来「牡蠣」は漢名から。和名は、岩から「搔(か)き」取ることからという。参考「ボレイ」とも読む。
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漢字の豆知識 虫ではないけれど虫の仲間?~昆虫以外を表す虫偏の漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 1
経国 ケイコク [0] 国家を治め、経営すること。「―済民(国家を経営し、民を救うこと)」 0
経由 ケイユ [0] ①ある地点を通って目的地に行くこと。「大阪―広島行き」 ②ある機関をへて事を行うこと。「課長を―して報告書を出す」 0
草案 ソウアン [0] 文章の下書き。「規約の―を練る」 草稿・原案 成案 0
駁論 バクロン [0] 他人の意見に反論し攻撃すること。また、その議論。 0
春雷 シュンライ [0] 春に鳴るかみなり。立春後に鳴るかみなり。 春 0
信管 シンカン [0] 爆弾・弾丸の火薬に点火して爆発させるため、弾頭・弾底につける装置。「不発弾の―を抜く」 0
徳性 トクセイ [0] 道徳心をもった品性。道徳的な意識。「―を養う」 0
特出 トクシュツ [0] 特別にすぐれて抜きんでていること。「―した技能」傑出・卓越 0
皮算用 かわザンヨウ [3] まだ手に入るかどうかわからないうちから、あてにして、計算に入れてしまうこと。「捕らぬ狸(たぬき)の―」 0
危うい あや-うい [0],[3] 「危(あぶ)ない」に同じ。 0
小鉤 こはぜ 足袋(たび)・脚絆(キャハン)・書物の帙(チツ)などの合わせ目をとめる爪(つめ)形の留め具。 表記「鞐」とも書く。 1
六十の手習い ロクジュウのてならい 年をとってから学問や芸事を始めることのたとえ。参考「六十」は「七十」「八十」ともいう。 0
菖蒲 あやめ [1] アヤメ科の多年草。山野に自生。葉は剣形。初夏、紫色や白色の花を開く。 夏 由来「菖蒲」は漢名からの誤用。和名は、葉に文目(あやめ)模様があることから。 参考「ショウブ」と読めば別の植物を指す。 1
却下 キャッカ [1] 願いや訴えを受けつけずに返すこと。しりぞけること。「申請を―する」「弁護側の主張は―された」棄却 0
弊廬 ヘイロ ①いたんでこわれた家。あばら屋。 ②自分の家を謙遜(ケンソン)していう語。弊屋・拙宅 0
侮言 ブゲン [0] 相手や物事をあなどって言う言葉。ばかにする言葉。 0
埋設 マイセツ [0] 地中にうめて取りつけること。「水道管の―工事中」 0
息女 ソクジョ [1] 他人の娘を敬っていう語。また、身分の高い人の娘。「ご―」 0
没収 ボッシュウ [0] ①無理に取り上げること。「所持品を―する」「―試合」 ②国家が、犯罪に関連する物の所有権を取り上げる刑罰。 0
色丹草 しこたんそう ユキノシタ科の多年草。北海道や中部以北の高山の岩場などに自生。米粒大でさじ形の葉が密につく。夏、紅色の斑点(ハンテン)のある黄色の五弁花をつける。 由来色丹島で最初に発見されたことから。 1
城代 ジョウダイ [1],[0] ①城主の代わりに城を守る家臣の長。 ②徳川幕府での職名。決められた城の警備などを取りしきった。 ③「城代家老」の略。江戸時代、城をもつ大名の留守中、その政務をつかさどった家老。 0
忍び泣き しのびなき [0] 声をひそめて泣くこと。そっと声を立てないように、泣くこと。「参列者から―の声がもれた」 0
待ち侘びる まちわ-びる [0],[4] なかなか来ないのを、気をもみながら待つ。「春を―びる」 0
陰弁慶 かげベンケイ [3] 身内には強がって見せるが、他人の前では意気地がないこと。内弁慶 0
劣る おと-る [0],[2] 他に比べて、価値や力量などが低い状態である。ひけをとる。「型は古いが性能は―らない」優(まさ)る 0
金剛纂 やつで ウコギ科の常緑低木。由来「金剛纂」は漢名から。 八角金盤(やつで) 1
譲渡 ジョウト [1] ゆずり渡すこと。「土地の所有権を―する」 譲与 0
海洋 カイヨウ [0] 大きい海。広い海。「―開発」大洋大陸 0
躓く つまず-く [0],[3] ①歩行中に、足先が何かに当たって体がよろめく。けつまずく。「階段の途中で―いた」 ②途中で障害があって失敗する。挫折(ザセツ)する。「途中で―かないよう入念に計画する」「進路に―く」 0
曽祖母 ひいばば [1] 祖父母の母。ひいおばあさん。 曽祖父 参考「ソウソボ・ひおおば」とも読む。 1
風物 フウブツ [1] ①自然の景色。 ②その土地や季節に関係の深いもの。「秋の―、サンマ」 0
枷 くびかせ [1] 罪人の首にはめて、自由を奪う刑具。表記「首枷・頸枷」とも書く。 0
刹那 セツナ [1] ごく短い時間。つかのま。「―主義」 瞬間 劫(コウ) 参考指を一度はじく間に六五刹那あるという説や、七五分の一秒とする説など諸説ある。 由来梵語(ボンゴ)の音訳から。 0
絶世 ゼッセイ [0] 世の中にまたとないほど、すぐれていること。「―の美人」 0
賛称 サンショウ ほめたたえること。 称賛・賞賛 表記「讃称」とも書く。 0
垢 あか [1] ①汗やほこりなどがまじり、皮膚の表面についたよごれ。「―をこすり落とす」 ②けがれ。「世俗の―をすすぐ」 ③かす。水あか・湯あかなど。 0
腕っ節 うでっぷし [0],[5] 腕の力。腕力(ワンリョク)。「―の強さには自信がある」 0
悉達・悉多 シッタ 「悉達多(シッタルタ)」の略。 0
正念場 ショウネンば [0] ①歌舞伎(カブキ)・浄瑠璃(ジョウルリ)で主人公が演じる最も重要な場面。性根場(ショウねば)。 ②真価を問われる最も重要な局面・場面。「―に立たされる」「春闘は―を迎える」 表記「性念場」とも書く。 0
待ち惚け まちぼうけ [0] 待っている人がなかなかやって来ないこと。また、ついに来ないこと。「―を食う」 0
丙午 ひのえうま [1] 干支(えと)の第四三番目。十干の第三にあたる「丙」と、十二支の第七にあたる「午」とが組み合わさった年。参考「ヘイゴ」とも読む。この年には火災が多いとか、この年に生まれた女は夫を殺すという迷信があった。 0
全部 ゼンブ [1] ①すべて。全体。「―お話しします」 一部 ②そろいの書物の全体。 0
帯下 こしけ [1] 女性の生殖器から分泌される血液以外の生理的または病的な分泌物。おりもの。白帯下(ハクタイゲ)。表記「腰気」とも書く。参考「タイゲ」とも読む。 1
輸 エイシュ 勝ちと負け。勝敗・勝負参考「」は勝つ、「輸」は負ける意。「エイユ」とも読む。 0
同気相求(あいもと)む ドウキあいもとむ 気の合った者どうしは、互いに同類を求めて自然に集まるものであること。〈『易経』〉参考「同類相求む」ともいう。類は友を呼ぶ・目の寄る所へは玉も寄る 0
多少 タショウ [0] ①数量の多いことと少ないこと。「―にかかわらず配達します」多寡(タカ) ②いくらか。少し。「考えに―くいちがいがある」「―とも努力してほしい」 0
円満具足 エンマングソク [0] すべてが十分に満ち足りていて、少しも不足がないこと。「―の表情」 0
舷門 ゲンモン [0] 船の側面や上甲板にある出入り口。船ばしごをかけて昇降する所。 0
利便 リベン [0],[1] 都合のよいこと。便利なこと。「遠方からの出場者の―をはかる」「学校は交通の―地にある」便宜 0
新渡 シント 海外から新たに渡来すること。また、そのもの。今渡り。 0
金庫 キンコ [1] ①貨幣や貴重品を保管する金属製の箱。 ②国や自治体の現金を出納する機関。日本銀行など。 ③特定範囲の金融を扱う機関。「農林中央―」 0
枯淡 コタン [0] 人柄や作品など、俗気がなくあっさりしている中に趣があること。「―の境地」「―な画風の絵だ」 0
威武 イブ [1] 権威と武力。転じて、勇ましく威勢のよいこと。 0
召集 ショウシュウ [0] ①多くの人を召し集めること。 ②国会議員に対して、国会開会のために集合するよう命じること。 解散 ③兵士などを軍隊に召し集めること。「―令状」 応召 0
舞舞螺 まいまいつぶり カタツムリの別称。 蝸牛(かたつむり) 0
空谷の足音 クウコクのソクオン 予期せぬ喜びのたとえ。予期せぬ来訪者やうれしい便りがあること。訪れる人のない谷間に響く足音の意から。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「足音」は「跫音(キョウオン)」ともいう。 0
金婚式 キンコンシキ [3] 結婚後五〇年を祝う式。「伯父(おじ)夫婦の―を祝う」 0
愛でる め-でる [2] ①愛する。いつくしむ。特に、その美しさやすばらしさを愛好する。「花を―でる」 ②ほめる。心が動かされる。 0
恪遵・恪循 カクジュン つつしんでしたがい行うこと。 0
夜色 ヤショク [1],[0] 夜の景色。また、夜のおもむき。「―が濃くなる」夜景 0
情熱 ジョウネツ [0] 物事に向かって燃え上がるような激しい感情。「趣味の模型作りに―を傾ける」「―家」 熱情 0
石斧 セキフ [0] 石でできたおの。石器時代に農耕具などとして用いられた。 0
貨車 カシャ [1] 貨物を運送する鉄道車両。コンテナ車・タンク車など。客車 0
捺印 ナツイン [0] 判を押すこと。「届出用紙に署名―する」押印(オウイン) 0
堅磐 かきわ ①かたい岩。 ②永久に変わらないことを祝う言葉。「常磐(ときわ)―に栄えることを祈る」 1
浪士 ロウシ [1] 主家を離れ、その俸禄(ホウロク)を失った武士。仕える主家をもたない武士。浪人。「赤穂(あこう)―」 0
羅府 ロサンゼルス アメリカ合衆国南西部、カリフォルニア州南部に位置し、太平洋に面した大都市。近くにハリウッドやディズニーランドがある。ロス。 1
柿渋 かきしぶ [0] 渋柿からしぼりとった液体。木・麻・紙などに塗って防腐剤とする。 0
蕃人 バンジン [0],[3] ①未開の人。えびす。 ②外国人。 ③台湾を日本が統治していたとき、台湾原住民に対する呼称。 0
長丁場・長町場 ながチョウば ①宿駅と宿駅の間の距離が長いこと。長い道のり。 ②きびしい仕事などが長く続くこと。「―をのりきる」 ③歌舞伎(カブキ)の脚本用語で、長く時間のかかる場面。 0
細瓮 ささべ 小さい壺(つぼ)。 1
左褄 ひだりづま [0],[4] ①着物の左のつま。 ②芸者の別称。 由来②歩くとき左手で着物のつまをもつことから。 0
改正 カイセイ [0] 法令・規則などを適切なものに直すこと。「法律の―」改定・改善・是正 0
腹式呼吸 フクシキコキュウ [5] 腹の筋肉を伸び縮みさせ、横隔膜の運動によって行う呼吸法。胸式呼吸 0
多年 タネン [0] 多くの年月。「―の苦労が実る」長年・積年 0
重圧 ジュウアツ [0] 上から強い力で押しつけること。また、そのような力。「権力社会の―に耐えかねる」 0
荒物 あらもの [0],[3] 日常用の雑貨類の総称。ほうき・ちりとり・ざるなど。「―屋」 0
自身 ジシン [1] ①自分。「―の力を発揮する」 ②そのもの自体。「それ―は自明だ」 0
執行 シッコウ [0] ①とり行うこと。実行すること。「生徒会の―部」 ②国家や役人が法律・判決・処分などを実際に行うこと。「刑を―する」 0
留処 とめど [0] とまるところ。とどめるところ。終わり。限り。「―なく涙が落ちる」表記「止処」とも書く。 0
子宝脛(すね)が細る こだからすねがほそる 親にしてみれば子は宝であるが、育てるには大変な苦労をするということ。 0
黒子 ほくろ [0],[3] 皮膚の表面にある黒褐色の小さな斑点(ハンテン)。「泣き―」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 使うけど読めない医療用語 (公財)日本漢字能力検定協会 1
星辰 セイシン [0] 星宿。ほし。「―崇拝」 星座 参考「辰」は日・月・星の意。 0
門前 モンゼン [0] 門の前。家の前。「―払いを食う」門口(かどぐち) 0
乱離拡散 ランリカクサン 国が戦乱などにあって、人々が離れ離れになること。また、世の中が無秩序な状態になること。乱離骨灰(ラリコッぱい) 0
普天 フテン 大地をあまねくおおっている空。転じて、全世界。天下。 0
瘡蓋 かさぶた [0] 傷などが治りかけたとき、その上にできる乾いた皮。「―がはがれる」 表記「痂」とも書く。 0
畳韻 ジョウイン [0] 漢字二字の熟語で同じ韻字を重ねるもの。「逍遥(ショウヨウ)」「彷徨(ホウコウ)」など。 0
交付・交附 コウフ 手渡すこと。おもに、国や役所などから一般の人に書類や金品を渡すこと。 0
庶民 ショミン [1] 一般の人々。大衆。「―の意見を取り入れる」 民衆・平民 0
一匹狼 イッぴきおおかみ [5] ①群れから離れ単独で行動するオオカミ。 ②集団に属さず、独自の行動をとる人。「政界の―」 0
追奔逐北 ツイホンチクホク 逃げる者を追いかけること。「奔」は逃げ走る、「逐」は追う、「北」は敗走する意。〈李陵(リリョウ)の文〉 0
公衙 コウガ [1] 官公庁の総称。官衙。参考「衙」は役所の意。 0
感動 カンドウ [0] 物事に心を強く動かされること。「恩師の激励に―を覚える」感激・感銘 0
吐逆 トギャク 食べた物が胃から逆流して口へ戻ってくる現象。吐き気はない。 0
証人 ショウニン [0] ①事実であることを証明する人。特に、裁判所で事実を証言する人。「―として出廷する」「―喚問」 証拠人・証左 ②保証にたつ人。保証人。 0
一番い ひとつがい 二つのものが組み合わさって一対になったもの。特に、動物の雌雄一対。「―の鳥が庭木に巣を作った」 0
策源地 サクゲンチ [3] 戦地で、前線の部隊に必要物資を供給する後方の基地。 0
望見 ボウケン [0] 遠くから眺めること。また、はるか遠くを眺めること。「山頂より夜景を―する」 0
鞄 かばん [0] 革・布などで作り、物を入れて携帯するためのもの。参考一説に、箱を意味する中国語の夾板(キャバン)を、明治時代に「鞄」に当てて日本語化したものとも。 0
献呈 ケンテイ [0] 身分の高い人や目上の人に物を差し上げること。「自著を―する」献上・進呈 0
凝議 ギョウギ [1] 熱心に議論・相談すること。熟議 0
並べて な-べて [1] 全般に。総じて。おしなべて。「―今週は平穏だった」「―この地方は温暖だ」 0
障屛画 ショウヘイガ 襖(ふすま)・衝立(ついたて)・屛風(ビョウブ)など、間仕切り用の建具や室内の壁に描かれた絵。 0
劈く さ-く [3] 刃物で二つに切り開く。ひき分ける。「獣の腹をナイフで―く」 0
好戦 コウセン [0] 戦争や戦いを好むこと。「―的な政治家」厭戦(エンセン) 0
心境 シンキョウ [0] その時々の心のありさま。気持ち。「―の変化」 0
従犯 ジュウハン [0] 主犯の手助けをした罪。また、その罪を犯した者。幫助(ホウジョ)犯。 共犯 主犯・正犯 0
莞 い [2] イグサ科の多年草。 藺(い) 0
和装 ワソウ [0] ①和服を着ること。また、その服装。「卒業式に―で出席する」 ②日本風の装丁やとじ方。和とじ。「―本」 ①②洋装 0
対応 タイオウ [0] ①互いに向き合うこと。二つの物事が一定の関係にあること。「―する二つの角」 ②互いにつり合うこと。「収入に―した生活」相応 ③相手の出方や状況に応じて事を行うこと。「不測の事態に―する」 0
蒔かぬ種は生えぬ まかぬたねははえぬ ①原因がなければ結果も生じない。 ②努力せずに好結果を望んでも、何物も得られないということ。 0
慨然 ガイゼン [0] ①憤り、憂えるさま。「―として語る」 ②心を奮い起こすさま。気力を奮い立たせるさま。「―たる意気」 0
名産 メイサン [0] その土地の有名な特産物。「リンゴの―地」名物 0
新顔 シンがお [0] 新しく仲間や団体などに加わった人。また、新しく登場した人。新人。新入り。ニューフェイス。「―の店員」「―の同人が紹介された」「―の候補者」 新参 古顔(ふるがお) 0
非凡 ヒボン [0] ふつうより特にすぐれているさま。ずば抜けているさま。平凡 0
野次る ヤジ-る [2] 人の言動などを周りから非難したり、ひやかす。野次を飛ばす。「傍聴席から―る」「相手チームの選手を―り倒す」 0
狭義 キョウギ [1] せまい範囲で、言葉・物事を解釈する場合の意味。「―の解釈」「酒は―には日本酒を指す」広義 0
輔弼 ホヒツ [0] 天子が政治を行うのを助けること。また、その役や人。「―の責務を果たす」補佐・輔翼表記「補弼」とも書く。 0
解語の花 カイゴのはな 美人のたとえ。言葉を解する花の意。唐の玄宗が楊貴妃(ヨウキヒ)を指していった語。〈『開元天宝遺事』〉 0
知恵熱 チエネツ [2] 離乳期の幼児に、突然一時的に出る原因のわからない熱。 0
悲運 ヒウン [1],[0] 悲しい運命。「―に泣く」不運幸運 0
滞積 タイセキ 輸送貨物や処理すべき問題がとどこおってたまること。 0
花穂 カスイ [0] 穂の形に多数の花が咲くもの。イネ・カンナなど。 0
手繰る たぐ-る [2] ①手元に引き寄せる。「ひもを―る」 ②順を追ってたどってたしかめる。「その日の行動を―る」「記憶を―る」 0
路次 ロジ [1] 道筋。道の途中。道中。「―で恩師に会う」途次参考「ロシ」とも読む。 0
招請 ショウセイ [0] 人をまねいて、来てもらうこと。「講師として―する」 招聘(ショウヘイ) 参考「ショウジョウ」とも読む。 0
外角 ガイカク [0] ①多角形の一辺とその隣の辺の延長線とがつくる角。 ②野球で、ホームベース上の、打者から遠い側。アウトコーナー。「―寄りにボールを投げこむ」 ①②内角 0
国債 コクサイ [0] 公債の一つで、国が歳入不足を補うために発行する債券。「赤字―」 0
同勢 ドウゼイ [1],[0] 行動を同じくしている人々。また、その人数。「―一〇人で旅行する」 0
役牛 エキギュウ [0] 農耕・運搬などの力仕事に使うウシ。乳牛・肉牛 0
案配 アンバイ [3],[0] ちょうどよいように物を並べること。物事を具合よく処理すること。表記「按排・按配」とも書く。 0
清勝 セイショウ [0] 手紙文で、相手が健康で暮らしていることを喜ぶあいさつの言葉。健勝。「ますますご―のことと存じます」 0
鄙しむ いや-しむ いやしい者として見下げる。さげすむ。 0
横槍を入れる よこやりをいれる 関係のない者が、人の話や仕事にわきから口出ししたり文句をつけたりすること。由来 戦場で双方の軍が戦っているときに、別の軍が横から槍で襲いかかる意から。 0
手塩 てしお [0],[3] ①昔、好みで用いるようにめいめいの食膳(ショクゼン)に備えた塩。「―にかける(心をこめて世話をする)」 ②「手塩皿」の略。小さく浅い皿。おてしょ。 0
落魄 ラクハク [0] おちぶれること。「事業に失敗して失望―の日々だ」零落参考「魄」は、人の活力のもとになる精気の意。 0
琴 こと [1] 中空の桐(きり)の台に弦を張り、爪(つめ)ではじいて音を鳴らす楽器。一般的には一三弦。「美しい―の調べ」 0
上総 かずさ 旧国名の一つ。現在の千葉県中央部。 1
娥眉 ガビ ①形の美しいまゆ。 ②女性の顔立ちの美しいさま。美人。表記「蛾眉」とも書く。 0
瑞応 ズイオウ 人間のよい行為に応じて神仏が下す、めでたい前兆。吉兆。 瑞祥 0
浜防風 はまボウフウ [3] セリ科の多年草。海浜に自生。葉は羽状複葉。夏、小さな白い花が密生。若葉は食用。根は薬用。夏 0
爾汝の交わり ジジョのまじわり 互いに相手を呼び捨てで呼び合えるほど親しい関係。 0
弓 ゆみ [2] ①竹などに弦(つる)を張って矢を射る道具。 ②①を用いて矢を射るわざ。弓術。「―の使い手」 ③①の形のように曲がったもの。特に、バイオリンなどの弦楽器の弦をこすって音を出すもの。 0
元帳 もとチョウ [0] 「総勘定元帳」の略。勘定科目ごとに口座をもうけたいちばんのもとになる簿記の帳簿。原簿 0
錠前 ジョウまえ [0] 戸・扉などに取りつけて、開かないようにする金具。錠。「―を破る」「―屋」 0
偽名 ギメイ [0] 名前をいつわること。また、にせの名前。「―を名乗る」本名 0
専横 センオウ [0] 身勝手にふるまうこと。わがまま。「態度が―で困る」 専恣(センシ) 0
君遷子 しなのがき カキノキ科の落葉高木。信越地方から東北地方で栽培。果実は小さくブドウの房状につく。未熟のものから柿渋(かきしぶ)をとる。食用にもする。マメガキ。ブドウガキ。センナリガキ。秋由来「君遷子」は漢名から。表記「信濃柿」とも書く。 1
最大 サイダイ [0] いちばん大きいこと。「世界―のタンカー」 最小 0
思慕 シボ [1] 思いしたうこと。なつかしく思うこと。恋しく思うこと。「―の念、切なるものがある」 恋慕 0
乱離 ランリ [1] ①乱れ散らばること。 ②国が乱れて人々が離散すること。 0
訓誨 クンカイ [0] おしえさとすこと。教誨。「問題があった生徒を―する」 0
沃素 ヨウソ [1] ハロゲン元素の一つ。黒紫色の結晶。消毒用や医薬用。ヨード。 0
貪婬・貪淫 タンイン 度をはずれて色事にふけること。女色をむさぼること。参考「婬」「淫」は色事にふける意。 0
燃焼 ネンショウ [0] ①燃えること。「油を注いで―させた」 ②何かをするのに全力をかたむけること。「試合で完全―する」 0
俊邁 シュンマイ 才知にすぐれていること。また、その人。 英邁 0
田翁 デンオウ いなかの年老いた男。年をとった農夫。 0
饒舌 ジョウゼツ [0] 口数が多いこと。おしゃべり。「―な人」 多弁・多言 寡黙 0
病褥・病蓐 ビョウジョク 病人のねどこ・しとね。「―に伏せる」病床参考「褥・蓐」は寝るときの柔らかい敷物の意。 0
笏拍子 しゃくビョウシ [3] 神楽(かぐら)などで用いる、両手に持って打ち鳴らしながら拍子をとる楽器。参考「サクホウシ」とも読む。 0
田雲雀 たひばり [2] セキレイ科の鳥。冬鳥として渡来し、田畑などにすむ。羽は褐色で、尾を上下に振って歩く。秋 1
鷹匠 たかジョウ [0] ①鷹狩りのために、タカを飼いならし訓練する人。冬 ②江戸時代、幕府に仕えて鷹狩りのタカの飼育にあたった役。 ①②鷹居(たかすえ) 0
疾風 はやて [0] 急に激しく吹く風。突風。「―のように駆け抜ける」 参考「シップウ」とも読む。 1
時日 ジジツ [1] ①日数と時間。「―を多く費やす」 ②ひにちと時刻。日時。「―を決める」 0
来信 ライシン [0] 便りが来ること。また、その書状。来状・来書・来簡 0
角鷹 くまたか タカ科の巨大な鳥。高山にすみ、ウサギや鳥などを捕食する。冬表記「熊鷹」とも書く。 1
今風 いまフウ [0] 現代風。また、このごろ流行の風俗。「―の髪形」今様 0
計る はか-る [2] ①見積もる。計算する。「時間を―る」 ②計画する。「実現を―る」 ③相談する。「上司に―る」 ④推量する。「相手の気持ちを―る」 ⑤だます。「まんまと―られた」 0
阪 さか [2],[1] ①勾配(コウバイ)のある道。 ②物事の区切りや境目のたとえ。表記「坂」とも書く。 0
溶鉱炉 ヨウコウロ [3] 鉄や銅などの製錬に用いる炉。 「熔鉱炉」の書きかえ字。 0
令嬢 レイジョウ [0] ①他人の娘を敬っていう語。令息 ②良家の娘。「深窓の―」 0
桃 もも [0] バラ科の落葉小高木。中国原産。春、淡紅色などの五弁花が咲き、夏、球形で多汁の果実をつける。果実は食用で美味。種子は薬用。 0
筋萎縮症 キンイシュクショウ [1],[5] 筋肉がしだいに萎縮する病気の総称。進行性筋ジストロフィーなど。 0
芋幹・芋茎 いもがら サトイモの葉柄を干したもの。食用。秋参考「芋茎」は「ずいき」とも読む。 0
水際立つ みずぎわだ-つ [5] きわだって目立つ。あざやかにすぐれる。「―った好演技を見せた」 0
宿願 シュクガン [0] 以前から抱いていた強い願望。「ついに―を実現させた」 宿望・念願 0
寒肥 カンごえ [0] 寒中に作物に与える肥料。参考「カンごやし」とも読む。 0
圃 はたけ 野菜や果樹を栽培する耕地。菜園や果樹園。 0
狡兎三窟 コウトサンクツ 災難を逃れることが巧みなたとえ。また、ずるがしこい者は非常に用心深いということ。「狡兎」はすばしこいウサギ、「三窟」は三つのほら穴の意。すばしこいウサギは三つのかくれ穴をもち、危険が迫るとそのいずれかに逃げこんで助かるということから。〈『戦国策』〉参考「狡兎三穴」ともいう。 0
単于 ゼンウ [1] 中国北方の遊牧騎馬民族、匈奴(キョウド)の君主の称号。 0
抗生物質 コウセイブッシツ [5] 微生物から作られ、他の微生物や細菌の発育・繁殖を妨げる物質。抗菌性物質。ペニシリンなど。 0
不格好・不恰好 ブカッコウ 姿や形のよくないこと。また、見かけや体裁が悪いこと。「―だが歩きやすい靴」「―な服装」 0
壬申の乱 ジンシンのラン 六七二(天武元)年、壬申の年に天智(てんち)天皇の子である大友皇子と、同天皇の弟である大海人(おおあまの)皇子の間で皇位継承をめぐって起こった戦乱。 0
颱風 タイフウ [3] 台風 0
衝重 ついがさね 供え物や食器をのせる膳(ゼン)。通常は白木が用いられる。 0
海堡 カイホウ [0] 海岸防備のため、海上に築いたとりでや砲台。 0
本領 ホンリョウ [0],[1] ①その人独特の性質や才能。もちまえの力。「土壇場で―を発揮する」 ②先祖代々の領地。 0
歌謡 カヨウ [0] 節をつけてうたう歌の総称。うたいもの・語りものをはじめ、民謡・童謡・俗謡など。「記紀―」「―曲を聞く」 0
騎射 キシャ [2] ①ウマに乗って弓を射ること。また、その競技。流鏑馬(やぶさめ)。歩射(ブシャ) ②ウマに乗ることと弓を射ること。また、その腕前。 0
是非善悪 ゼヒゼンアク 正しいことと正しくないこと。善いことと悪いこと。「相手によって―の判断を変えてはならない」 0
代数 ダイスウ [3] 「代数学」の略。数の代わりに文字を記号として用い、数の性質や関係を研究する学問。 0
手風琴 てフウキン [2] 鍵盤(ケンバン)楽器の一つ。箱型のふいごの蛇腹を伸縮させながら、鍵盤をひいて音を出す。アコーディオン。
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基本的にはすべて「琴」? ~楽器の名前を漢字で書いてみよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
計算 ケイサン [0] ①数量をはかり数えること。 ②数学で、法則に従って数値を出すこと。 ③結果や展開などを予測し、それを見越して計画を立てること。「―ずく」 0
聳動 ショウドウ 衝撃を与え動揺させること。また、衝撃を受けて恐れおののくこと。「世間の人の耳を―する出来事」 0
沃土 ヨクド [1] 地味が肥え、作物の多くできる土地。「―に野菜の種をまく」沃地 0
婿 むこ [1] 娘の夫。また、娘の夫として家に迎え入れる男性。「―入りする」 嫁 0
氷 こおり [0] ①水が冷えて氷点下の温度で固体になったもの。「―石(水晶の別称)」「―に座す(きわめて危険な地位にいる)」「―と炭(性質が正反対であることのたとえ)」 ②「氷水」の略。 ①を削ってシロップなどをかけた食べ物。①②夏 0
万愚節 バングセツ [3] エープリルフール。四月一日に、うそをついて人をだましてもとがめられないという風習。欧米に始まり、日本に伝わった。春 0
叔母 おば [2] 父母の妹。また、父母の弟の妻。 参考「シュクボ」とも読む。「伯母」と書けば、父母の姉。また、父母の兄の妻の意。 1
分崩離析 ブンポウリセキ 組織などが崩壊し、ばらばらになること。「分崩」は崩れてばらばらになる、「離析」は、はなればなれになる意。〈『論語』〉四分五裂 0
酒は憂(うれ)いを掃(はら)う玉箒(たまははき) さけはうれいをはらうたまははき 酒は悩み事や心配事を振り払ってくれるすばらしい箒(ほうき)のようなものである。酒をほめたたえた言葉。 参考「玉箒」は「たまぼうき」とも読む。 0
玄室 ゲンシツ [0] 古墳の中につくられた、棺を安置する部屋。 0
銘刀 メイトウ [0] 刀工の名前のはいっている刀。銘の打ってある刀。参考「名刀」と書けば、すぐれた刀や有名な刀工の作った刀の意。 0
原状 ゲンジョウ [0] もとのままの状態や状況。はじめの形。「―回復」 0
論理 ロンリ [1] ①論証の筋道。「―の飛躍」 ②思考の法則や形式。ロジック。「―学」 0
靴篦 くつべら [3],[0] 靴をはくとき足が入りやすいように、かかとに当てるへら。 0
英里 マイル ヤード-ポンド法の距離の単位。一マイルは約一・六(キロメートル)。表記「哩」とも書く。 1
盤踞 バンキョ [1] ①うずくまり、しっかりと根を張って、動かないこと。 ②広く土地を占領して、勢力をふるうこと。表記「蟠踞」とも書く。 0
執心 シュウシン [0],[1] ①強く心をひかれること。「金に―する」 ②異性を熱烈に慕うこと。「彼女にご―だ」 執着 0
不言実行 フゲンジッコウ [1],[0] よけいなことを言わず、やるべきことを実行すること。「必要なのは理屈屋ではなく―の人だ」 0
漫事 すずろごと 取るに足りないこと。つまらないこと。くだらないこと。 1
落とし胤 おとしだね 「落胤(ラクイン)」に同じ。 0
太陰潮 タイインチョウ [3] 潮汐(チョウセキ)のうち、月の引力によって起こる部分。太陽潮より多くの部分を占める。太陽潮 0
驪竜 リリョウ 黒色の竜。「―頷下(ガンカ)の珠(たま)(危険を冒さなければ得られないもののたとえ)」参考「リリュウ」とも読む。 0
程 ほど [0],[2] ①物事の程度。ぐらい。ばかり。「仕事は半分―終わった」 ②空間的な度合。距離。「―近くに駅がある」 ③時間的な度合。「五時間―眠る」 ④様子。具合。「成否の―は定かでない」 ⑤分際。身分。「身の―を知らない」 0
物臭 ものぐさ [0] めんどうくさがること。また、そのような性質の人。無精 0
隔てる へだ-てる [3] ①間に物をおいてしきる。さえぎる。「塀に―てられて見えない」 ②時間的・空間的な距離をおく。「五年の歳月を―てて再会した」 ③分ける。ひきはなす。「二人の仲を―てる」「生死を―てる」 0
脳裏・脳裡 ノウリ 頭のなか。意識や心のなか。「友の顔が―に浮かんだ」 0
悠か はる-か 遠くまで長々と続いているさま。「―に青い空」 0
調合 チョウゴウ [0] 二種類以上の薬品を、定まった分量で混ぜ合わせること。「火薬の―」調薬・調剤 0
遠慮会釈 エンリョエシャク 相手を思いやり、つつましく控えめにすること。一般には「遠慮会釈もない」と否定の表現を用いることが多い。傍若無人(ボウジャクブジン) 0
恢復 カイフク [0] 回復 0
三権分立 サンケンブンリツ [0] 人民の政治的自由の保障のために、国家の権力を立法・司法・行政の三権に分け、それぞれ議会・裁判所・内閣という独立した機関で互いに抑制をはかる原理。 参考「分立」は「ブンリュウ」とも読む。 0
匣鉢 さや 陶磁器を焼くとき、保護のために用いる粘土製の容器。 1
病は少愈に加わる やまいはショウユにくわわる 病気は、少し治りかけたころ、つい油断して治療を怠り、悪化させることがある。また、災いはちょっとした油断から起こるたとえ。「愈」は病気が治ること。〈『説苑(ゼイエン)』〉 0
掖門 エキモン 宮殿・寺社などの正門の両わきにある小さな門。 0
平面 ヘイメン [3],[0] ①平らな表面。「この小説は―描写の手法を用いている(作者の主観を入れずに客観的に描く)」 ②一つの面上にある任意の二点を結ぶ直線が、常にその面上に含まれる面。 曲面 0
求婚 キュウコン [0] 結婚してほしいと申し込むこと。プロポーズ。 0
巌頭 ガントウ [0] 大きな岩の上。高く突き出た岩の突端。「―に初日を拝む」 0
憶える おぼ-える [3] 頭の中に残しておく。記憶する。「故郷の風景はいつまでも―えている」 0
吏 つかさ [1] 昔の中国で、公務に従事する人。下級の役人。 0
雑観 ザッカン [0] 政治や社会などに関するさまざまな、個人的観察。 0
和風慶雲 ワフウケイウン おだやかに吹くやわらいだ風と、慶事の前兆の雲。おだやかで徳の備わった人物の形容。孔子の高弟の顔回を評した語。〈『近思録』〉 0
雪洞 セツドウ [0] 登山で、露営または緊急避難用に雪を掘って作った横穴や縦穴。 参考「セットウ」と読めば、茶室の風炉覆いのこと。また、「ぼんぼり」と読めば別の意になる。 0
種付け たねつけ [0],[4] ウシ・ウマ・ブタなど、家畜の繁殖・品種の改良のために血統のよい雄を雌に交配させること。「サラブレッドの―をする」 0
雷鳥 ライチョウ [0] ライチョウ科の鳥。北半球の北部に分布。日本では、日本アルプスにすむ。ハトほどの大きさで、夏は背面が褐色で、冬は白色に変わる。氷河時代の生き残り動物の一つで、特別天然記念物。夏 0
愈・愈愈 いよいよ ①よりいっそう。ますます。さらに。「これから―忙しくなる」 ②とうとう。ついに。「―別れの時が来た」表記「逾」とも書く。 1
苦役 クエキ [0],[1] ①つらい肉体労働。 ②裁判で刑を受けた者が労役に服すること。懲役。 0
励起 レイキ [1] 量子力学で、原子や分子などがエネルギーの最も安定した状態から、熱や放射線などの外部エネルギーを得て、より高いエネルギーの安定状態に移ること。 0
升目 ますめ [0],[3] ①升ではかった量。「定期的に―を検査する」「―が足りない」 ②格子状に区切られた四角形。「原稿用紙の―を埋める」 表記「枡目」とも書く。 0
今を疑う者は、之(これ)を古(いにしえ)に察す いまをうたがうものはこれをいにしえにサッす 今の世の中について疑問があれば、過去に照らしてみればわかる。昔も今も、物事の道理は変わらないということ。由来 中国、春秋時代、斉(セイ)国の名宰相だった管仲(カンチュウ)の言葉から。 0
闃寂 ゲキセキ [0] ひっそりと静かでさびしいさま。静寂 0
河海は細流を択ばず カカイはサイリュウをえらばず 大人物は度量が大きく、あらゆる人を包容するたとえ。人も他人の意見を広く聞かないと大成しないという戒め。黄河や大海は小さな川もすべて受け入れてあの深さをなしていることから。〈『戦国策』〉泰山(太山)は土壌を譲らず 0
小手毬 こでまり [2] バラ科の落葉小低木。中国原産で観賞用に栽培。春、枝の先に多数の白い花を球状につける。 春 表記「麻葉繡毬」とも書く。 0
等親 トウシン [0] 一八七〇(明治三)年に定めた旧法の親族の計算法。夫を一等親、妻を二等親などとした。参考現行法の「親等」は、しばしば混用されているが別語。 0
廃疾 ハイシツ [0] ①治すことのできない病気。 ②律令(リツリョウ)制の規定で、病気やけがのために働けないこと。また、その人。残疾・篤疾表記「癈疾」とも書く。 0
燭台 ショクダイ [0] ろうそくを立て、あかりをともすための台。 燭架(ショッカ)・灯台 0
鏡 かがみ [3] ①光の反射を利用して姿・形をうつして見る道具。 ②酒だるのふた。参考①一面、二面と数える。 0
嘉辰 カシン [0] めでたい日。よい日がら。「辰」は日のこと。「―の門出」佳日・吉日・吉辰表記「佳辰」とも書く。 0
車螯 シャゴウ シャコガイ科の二枚貝。奄美大島(あまみおおしま)以南の珊瑚礁(サンゴショウ)にすむ。貝殻はひし形で厚く、灰白色に赤褐色の斑点(ハンテン)がある。肉は食用。殻は装飾用。 0
驚く おどろ-く [3] 意外なことに出くわしてびっくりする。はっとして身をひきしめる。 0
懐炉 カイロ [1] 衣類の内側に入れて、体を温める器具。「使い捨て―」 冬
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 身近な道具の成り立ちを漢字から知ろう ~ヤカンもカイロも漢字がある~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
釜竈 フソウ かまと、かまど。転じて、炊事道具。「山小屋に―を設(しつら)える」参考「竈」はかまどの意。 0
阿堵物 アトブツ 銭の異名。故事中国、晋(シン)の王衍(オウエン)が、「銭」の語を嫌って代用したという故事から。参考このものの意。 0
砦 とりで [0] 敵を防ぐために構えた小さな城。要塞(ヨウサイ)。「―にこもって戦う」 表記「寨・塞」とも書く。 0
大胆 ダイタン [3] ①度胸があって、恐れを知らないこと。また、そのさま。「―な正面攻撃」豪胆小胆・小心 ②思い切って事をすること。「―なデザイン」 0
幢幡 ドウバン [0] 仏堂に飾るはた。装飾のついた竿(さお)に長い布をたらしたもの。参考「トウハン」と読めば、のぼりの一種の意。 0
虧盈 キエイ 欠けることと満ちること。満ち欠け。「潮は月の―にしたがう」盈虚(エイキョ) 0
器官 キカン [1],[2] いくつかの組織が集まって生物体を構成し、特定の形態と生理機能をもつ部分。胃・心臓など。「呼吸―」 0
片栗粉 かたくりこ [4],[3] カタクリの根茎からとれる白いでんぷん。料理にとろみをつけ、菓子にも用いる。現在は、ほとんどがジャガイモのでんぷんで代用。 0
骨盤 コツバン [0] 腹部を支える腰の骨。仙骨・尾骨と左右の寛骨からなる。 0
防禦 ボウギョ [1] 防御 0
咄嗟 トッサ [0] 一瞬のこと。短い時間。「―の機転で救われた」「―に身をかわした」 0
口叩きの手足らず くちたたきのてたらず 口数ばかりが多く、仕事がおろそかなこと。口でいうほど仕事ができないこと。物言わぬの早細工(はやザイク) 0
時間 ジカン [0] ①ある時刻と他の時刻の間。時の長さ。「勤務―」「その仕事には―がかかる」 ②時の単位。一時間は六〇分、二四時間は一日。 ③ある時刻。「約束の―に遅れた」 ④過去・現在・未来と絶え間なく移りゆくもの。「―は待ってはくれない」 空間 0
詆毀 テイキ そしること。人を悪く言うこと。参考「毀」は、相手をつぶす意。 0
伝送 デンソウ [0] 次から次へと伝え送ること。「情報を―する」 0
偉人 イジン [0] 常人にはとうていできないすぐれた仕事をした人。りっぱな人。「建国の父といわれる―」 0
半途にして廃す ハントにしてハイす 物事を途中でやめる。由来 「君子は道にしたがって行動するものだが、なかには途中でやめてしまう者がいる。しかし、私にはやめることができない」という孔子の言葉から。〈『中庸』〉 0
人中 ジンチュウ [0] 鼻と上唇の間のたてのくぼみ。 参考「ニンチュウ」とも読む。 0
極太 ゴクぶと [0] きわめて太いこと。「―のサインペン」極細(ゴクぼそ) 0
虞犯 グハン [0] 罪をおかすおそれのあること。「―少年」 0
武装 ブソウ [0] 武器を身につけること。戦闘の装備をすること。また、その装備。「―した警官が包囲する」「―を解く」 0
傍ら かたわら [0] ①そば。わき。「辞書を―に置く」 ②その一方では。あいま。「勤めの―絵をかいている」表記「旁ら」とも書く。 0
天空 テンクウ [0] 果てしなく広がっている空。大空。天穹(テンキュウ)・虚空(コクウ) 0
不得要領 フトクヨウリョウ [4],[6] 肝心な点がはっきりしないこと。要領を得ないこと。「彼の返事は―で困る」 0
稚海藻 わかめ [1],[2] 褐藻類コンブ科の海藻。 若布(わかめ) 1
宗匠 ソウショウ [1] 和歌・連歌・茶道などの技にすぐれ、それを人に教える師匠。「生け花の―を招く」 0
他愛ない タワイ-ない [4] ①とりとめがない。くだらない。「―いおしゃべり」 ②手ごたえがない。「―く負けてしまった」 ③正体(ショウタイ)がない。だらしない。「―く寝こむ」参考「他愛」は当て字。「タアイない」とも読む。 0
寛ぐ くつろ-ぐ [3] 心身ともに楽にする。ゆったりする。「温泉で―ぐ」 0
小晦日 こつごもり 大晦日(おおみそか)の前日。陰暦の一二月二九日、陽暦の一二月三〇日。 冬 1
屢雨 しばあめ 時おりさっと降る雨。にわか雨。叢雨(むらさめ)。 0
挽家 ひきや 茶を入れておく茶入れを、保存するための容器。木材をひいて、なつめ形のふた物に作る。 0
契印 ケイイン [0] 数枚から成る書類が関連するものであることを証明するために、二枚の紙面にまたがって押す印。割印(わりイン)。 0
歓送 カンソウ [0] 祝いはげまして、人の出発を見送ること。「―会」「転勤する同僚を―する」歓迎 0
戊辰戦争 ボシンセンソウ [4] 一八六八(明治一)年、戊辰の年から翌年にかけて維新政府軍と旧幕府側との間に起こった内戦。戦いに勝った新政府側が、明治政府の基礎を固めた。戊辰の役。 0
佳肴 カコウ [0] うまい料理。おいしい酒のさかな。ごちそう。「海浜の宿で―を得た」 0
実戦 ジッセン [0] ①実際の戦争。実際の戦闘。「―部隊」 演習 ②実際の試合。「在学生の新チームで―に臨む」 0
雁が飛べば石亀も地団駄 ガンがとべばいしがめもジダンダ 自分の分(ブン)もわきまえず、むやみに人のまねをするたとえ。ガンが飛ぶのを見てイシガメも飛ぼうとするが、できずに何度も地面を踏んでくやしがる意。表記「地団駄」は「地団太」とも書く。参考「石亀の地団駄」ともいう。 0
蒿里 コウリ ①死んだ人の魂が集まるという中国の山。転じて、墓地。 ②庶民の葬式にうたう挽歌。薤露(カイロ) 0
身知らずの口叩(たた)き みしらずのくちたたき 自分の能力や立場をわきまえずに、大きなことを言ったり、やたらに意見を言ったりすること。 0
空っ風 からっかぜ [2],[5] 乾燥した冷たい強風。からかぜ。「上州名物、嚊(かかあ)天下と―」表記「乾っ風」とも書く。 0
海蘿 ふのり [0] 紅藻類フノリ科の海藻の総称。布海苔(ふのり) 1
矩尺 かねジャク [0] ①直角に折れ曲がった金属製のものさし。建築や木工などで用いる。かねざし。まがりじゃく。さしがね。 ②①が用いている長さの単位。単に尺ともいう。一尺は約三〇・三(センチメートル)。表記「曲尺」とも書く。 0
低俗 テイゾク [0] 性質や趣味などが卑しいこと。下品で俗っぽいようす。「―なテレビ番組」高尚 0
平沙万里 ヘイサバンリ 砂漠が果てしなく広がっているさま。「沙」は、砂・砂漠の意。〈岑参(シンサン)の詩〉 0
蚕飼 こがい 蚕を飼うこと。養蚕(ヨウサン)。 春 0
火遁 カトン 忍術の一種。火を利用して姿を隠す術。 0
直情径行 チョクジョウケイコウ [0] 他の人のことや周りの状況などを考えずに、自分の思うことや感情をそのまま行動に表すこと。「径」は、まっすぐにの意。〈『礼記(ライキ)』〉直言直行 0
夭折 ヨウセツ [0] わか死にすること。「二〇代で―した詩人」「―の天才画家」夭死・夭逝 0
三面六臂 サンメンロッピ [5] 一人で数人分の働きをしたり、多方面で活躍したりすること。「三面」は三つの顔、「六臂」は六本の腕の意。 参考「八面六臂」ともいう。 0
蛇に見込まれた蛙(かえる) へびにみこまれたかえる カエルは大敵であるヘビににらまれると動けなくなるといわれることから、怖いものや苦手なものの前でおびえすくんでしまうことのたとえ。 猫の前の鼠(ねずみ) 0
下食日 ゲジキニチ 陰陽道(オンヨウドウ)で、天狗(テング)星が下界に下って食を求めるという日。この日は悪日として、沐浴(モクヨク)・剃髪(テイハツ)・種まきなどを忌(い)んだ。 0
裸 はだか [0] ①衣類をつけずに、肌を露出していること。裸体。夏 ②おおいがなくて、むき出しになっていること。「―電球がぶら下がっている」 ③隠し事がなく、ありのままであること。赤裸々(セキララ)。「―のつきあい」 ④体一つで、財産・所持品がまったくないこと。「事業に失敗して―になる」 0
主筋 シュウすじ [1] 自分の主君や主人の血を引く人。また、それに近い関係の人。 0
牽引 ケンイン [0] 物を引っぱること。引き寄せること。引き合うこと。「―車」 0
揚げ雲雀 あげひばり [3] 空高く舞い上がってさえずるヒバリ。春 1
哨戒 ショウカイ [0] 軍隊で、敵襲を警戒して見張りをすること。「―の任務につく」「―艇」「―機」 0
酒囊飯袋 シュノウハンタイ いたずらに酒を飲み、飯を食うだけで、無為に日々を過ごす人をののしっていう語。「酒囊」は酒がめ、「飯袋」は飯を入れる袋の意。〈『通俗編』〉 0
錯雑 サクザツ [0] 複雑に入り混じること。こみ入っていること。 錯綜 0
蹴然 シュウゼン 恐れてつつしむさま。おびえて身をちぢめるさま。 0
転借 テンシャク [0] 人が借りている物を、さらにその人からまた借りること。またがり。転貸(テンタイ) 0
歯軋り はぎしり [2] ①睡眠中、歯を強くこすり合わせて音をたてること。「―する癖がある」 ②くやしくて歯を強くかみ合わせること。はがみ。「ごまめの―」「―して残念がる」 0
楕円 ダエン [0] ①円を押しつぶしたような小判形。長円形。「―形の軌跡を描く」 ②数学で、平面上で二定点からの距離の和が一定である点の軌跡。二次曲線の一つ。長円 0
醜い みにく-い [3] ①顔かたちや姿が悪く、美しくない。「―い顔」 ②行動などが見苦しい。「骨肉の争いは―い」 0
朝覲 チョウキン ①中国で、臣下が参内して天子にお目にかかること。朝謁・朝見 ②天皇が、太上(ダイジョウ)天皇・皇太后の御所に行幸すること。参考「覲」はまみえる意。 0
度量 ドリョウ [0],[1] ①長さと容積。また、ものさしとます。 ②他人の言行を受け入れる寛大な心。「―の大きい人」参考「タクリョウ」と読めば、量をはかる。また、はかり考える意。 0
朝朝暮暮 チョウチョウボボ [5] 毎朝毎晩。あさなゆうな。「朝朝」は毎朝、「暮暮」は毎夕の意。〈白居易の詩〉 0
世間知らずの高枕(たかまくら) セケンしらずのたかまくら 世間のみんなが不安がっているのに何も気づかず、一人だけのんびりしていること。「高枕」は、安心して眠る意。 0
油 あぶら [0] ①燃えやすく水に溶けにくい液状の物質。石油やガソリン・植物油など。「火に―を注ぐ」「車に―を入れる」「野菜を―であげる」 ②活動の原動力になるもののたとえ。特に、酒を指す。「―が切れて熱弁が止まった」表記「膏・脂」と書けば、肉に含まれている脂肪の意になる。 0
漏蘆 ひごたい キク科の多年草。由来「漏蘆」は漢名から。 平江帯(ひごたい) 1
配慮 ハイリョ [1] 気をくばること。心づかい。「行き届いた―が望ましい」「病人への―が足りない」考慮 0
用行舎蔵 ヨウコウシャゾウ 出処進退の時機をわきまえていること。君主に認められて用いられれば世に出て仕事をし、捨てられれば隠居して静かに暮らす意。孔子が処世の基本的立場を述べた語。〈『論語』〉参考「用舎行蔵」ともいう。 0
苔筵 こけむしろ ①コケの一面に生え広がったのを、むしろにたとえていう語。 ②旅人や隠棲(インセイ)者のわびしい寝床。 0
蛾眉 ガビ ①ガの触角のような、三日月形の美しいまゆ。美人のまゆの形容。 ②美人。 ③三日月。表記「娥眉」とも書く。 0
四神相応 シジンソウオウ [1] 四神(四方をつかさどる神)に応じた最もよいといわれる地相のこと。左方(東)に流水のあるのを青竜、右方(西)に大道のあるのを白虎(ビャッコ)、前方(南)にくぼんだ地のあるのを朱雀(スザク)、後方(北)に丘陵のあるのを玄武(ゲンブ)とする。さまざまな禍福をあわせもった地相で、平安京はこれにかなった地という。 四地相応 0
念仏三昧 ネンブツザンマイ [5] 一心不乱に仏の名を唱えること。また、ひたすら瞑想(メイソウ)して仏の姿や功徳を思い浮かべること。 0
涸れる か-れる [0] 水がなくなり干上がる。からからになる。「池が―れる」「井戸が―れる」 0
竜葵 うみほおずき テングニシ・ナガニシなど海産の巻貝の卵囊(ランノウ)。子どもがホオズキと同じように口の中で鳴らして遊ぶ。夏表記「海酸漿」とも書く。 1
蓄財 チクザイ [0] 金銭や財産をためること。また、そのためたもの。「―に励む」 0
鉄掃箒 めどはぎ マメ科の小低木状の多年草。由来「鉄掃箒」は漢名から。 蓍萩(めどはぎ) 1
高利 コウリ [1] ①高い利息。「―貸し」低利 ②大きな利益。 0
愁傷 シュウショウ [0] 嘆き悲しむこと。人の死を悔やむあいさつとして用いる。「このたびは、ご―さまです」 0
啼哭 テイコク 大きな声をあげて泣き叫ぶこと。「父の訃報(フホウ)に妹は―した」 0
回生 カイセイ [0] 生き返ること。また、生き返らせること。「起死―のホームラン」蘇生(ソセイ) 0
大上段 ダイジョウダン [3] ①剣道で、刀を両手で頭上に高くかざす構え。 ②おおげさに相手を威圧する態度。高姿勢。「規約を―に振りかざす」参考①上段の構えを強めていう語。 0
沫 あわ [2] ①水の細かいつぶやしぶき。 ②口のあたりにふくつばの玉。 0
錏屋根 しころやね 母屋の屋根から一段低く差し出された屋根。 由来兜(かぶと)の錏に似ているところから。 0
寺男 てらおとこ [3] 寺で雑務をする使用人。 0
吊す つる-す [0] ひもや綱などで垂れ下げる。ぶら下げる。「風鈴を軒に―す」 0
能く よ-く [1] 上手に。みごとに。「―書けた文章」 0
迷彩 メイサイ [0] 敵の目をごまかすため、戦闘服・兵器・建造物などに、周囲と区別がつかないようにさまざまな色を塗ること。カムフラージュ。「―服」「―を施す」 0
衡 くびき [0] ①車を引かせるとき牛馬の首につける横木。 ②自由を束縛するもののたとえ。 0
握り潰す にぎりつぶ-す [5] ①手でつかんで力を加え、押しつぶす。 ②意見や提案・反論などを、表面化せずうやむやにする。「新しい計画は無残にも―された」 0
併存 ヘイゾン [0] 二つ以上のものが、共に存在すること。「人の心には善悪が―している」共存表記「並存」とも書く。参考「ヘイソン」とも読む。 0
白 ハクロウ [1] ハゼノキやウルシなどの実からとった木(モクロウ)を、日光にさらして白くした。晒(さら)し 0
才子才に倒れる サイシサイにたおれる すぐれた才能をもつ人が、その才能を過信するあまりに失敗してしまうこと。 0
弥終 いやはて いちばんあと。最後。最終。 1
少婦 ショウフ ①年の若い妻。 ②若い女性。 表記「小婦」とも書く。 0
人口に膾炙(カイシャ)す ジンコウにカイシャす 世の中の多くの人の話題になり、もてはやされること。 参考「膾炙」はなますと炙(あぶ)り肉のことで、だれもが好む食べ物の例。詩文などが多くの人の口にのぼるたとえ。〈林嵩(リンスウ)の文〉 0
無位無官 ムイムカン [1] 位階も官職もないこと。在野の人。 0
射止める いと-める [3] ①矢や弾丸を射あてる。射ころす。 ②たくみに自分のものにする。獲得する。「彼女の心を―める」「エースの座を―める」 0
拷つ う-つ たたく。うちすえる。特に、自白させるために肉体的な苦痛を与える。 0
方法 ホウホウ [0] 目的を果たすためのやり方。てだて。「ありとあらゆる―を試みる」 0
即死 ソクシ [0] 事故などにあい、その場ですぐに死ぬこと。「バイクの衝突で―した」 0
代行 ダイコウ [0] 当人に代わって物事を行うこと。「引っ越し―業」 0
扛げる あ-げる ①両手でもちあげる。ささげる。 ②になう。かつぐ。 0
海峡 カイキョウ [0] 陸地と陸地に挟まれた狭い海。「津軽―」海門・瀬戸・水道 0
家書万金に抵たる カショバンキンにあたる 自分の家族からの手紙は何よりもうれしいということ。「抵」は相当する意。〈杜甫(トホ)の詩〉 0
紡錘 つむ [0] 糸をつむぎながらよりを加えて巻き取る道具。表記「錘」とも書く。参考「ボウスイ」とも読む。 1
条 すじ [1] みちすじ。物事のすじみち。道理。「―を明確に示す」 0
甎 かわら しきがわら。土間や地面に敷く固焼きのもの。 0
昨日は人の身、今日は我が身 きのうはひとのみきょうはわがみ 人の運命や災難は予測できないので、他人に起きた不幸がいつ自分に起こるかわからないということ。 1
沙 すな [0] 岩石などの非常に細かい粒。まさご。いさご。すなご。 表記「砂」とも書く。 0
廬 いおり [0] 草や木で造った粗末な家。仮ずまいの小屋。 0
椿庭 チンテイ [0] 父の異名。椿堂参考「椿(チン)」は中国で太古にあったという長寿の大木で、父にたとえる。 0
繊手 センシュ [1] ほっそりとしなやかな手。多く、女性の手にいう。 0
落雷 ラクライ [0] かみなりが落ちること。空中の電気と地上の電気の間に起こる音響や火花を伴った放電作用。「―で大木の枝が折れた」 夏 0
対置 タイチ [1],[0] 二つの物事を、対照的な位置におくこと。「真実を虚偽に―する」 0
既望 キボウ [1] 陰暦一六日の夜。また、その夜の月。いざよい。特に、八月一六日にいう。秋参考「望」は十五夜の満月で、すでにそれを過ぎた意。 0
大系 タイケイ [0] ある部門の著作物を集め、系統立ててまとめたもの。「古典文学―」 0
敢えない あ-えない [3],[2] はかない。あっけない。もろい。「―い最期」 0
花圃 カホ [1] 花ばたけ。「南房総―めぐりの旅」花園 秋 0
伴走 バンソウ [0] 競技者につきそって走ること。「マラソンの―車」 0
澱粉 デンプン [0] 炭水化物の一つ。葉緑素を多くもつ植物の種子・根・塊茎などに含まれる無味無臭の白い粉末。動物の重要な栄養源。 0
岩 いわ [2] 石の大きいもの。岩石。「―の多い登山道」巌(いわお) 0
語調 ゴチョウ [0] 話すときの調子。言葉つき。「―を整える」「激しい―でくってかかる」語気・語勢 0
四裔 シエイ 四方の遠いはて。また、四方のはての未開の国。 参考「裔」は衣のすその意。 0
枢務 スウム 最も重要な政務。大切な国務。「―に携わる要職」 0
多感 タカン [0] 物事に感じやすいこと。感受性に富んでいること。また、そのさま。「―な青春時代」 0
濃い こ-い [1] ①色・味が強い。淡い 「―いピンク」 ②濃度や密度が高い。「―い味つけ」「ひげの―い人」 ③物事の程度が強い。「可能性が―い」 ①~③薄い 0
屈折 クッセツ [0] ①折れ曲がること。 ②状態がゆがむこと。「―した心理」 ③音や光などの波が他の物質に入っていく境目で、進む方向を変える現象。「光は水の中を―して進む」 0
釧 くしろ [2],[1] 古代の装飾用腕輪の一つ。たまき。ひじまき。貝・青銅・石などで作られた。 0
皿鉢 さわち 浅い大きな磁器の皿。「土佐(とさ)の名物―料理」 参考「あさはち(浅鉢)」のつまった「さはち」の転じたもの。 1
垂乳根 たらちね [0] ①母。母親。たらちめ。 ②父母。両親。 ③父。父親。たらちお。 表記「足乳根」とも書く。 0
驚愕 キョウガク [0] 予期しなかった事柄に非常に驚くこと。また、驚きおそれること。「突然の訃報(フホウ)に接して―する」驚駭(キョウガイ)・喫驚(キッキョウ) 0
異状 イジョウ [0] いつもとはちがった状態。特別な状態。「―を呈する」「全員―なし」 0
縁日 エンニチ [1] 神社や寺で、祭りや供養の行事が開かれる日。参詣(サンケイ)人目当ての露店でにぎわう。 0
居中調停 キョチュウチョウテイ [4] 法律で、第三国が紛争中の二国の間に入り平和的解決を図ること。転じて仲直りの仲介をいう。 0
隙 ひま [0] ①物と物とのわずかな空間。すきま。 ②人間関係に生じた気持ちのずれ。 ③手があいている時間。 0
悪人正機 アクニンショウキ [5] 親鸞(しんらん)の浄土真宗の中心となる教えで、阿弥陀仏(アミダブツ)の本願は、悪人を救うことにあるとする説。したがって、悪人こそ仏の救いを受ける対象であるということ。「正機」は、仏の教法を受ける条件を正しくもっている意。〈『歎異抄(タンニショウ)』〉
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漢字の豆知識 四字熟語の意味を学ぼう 歴史に登場する四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
衄 はなぢ 鼻のなかに出る血。鼻の穴から流れる血。衄血(ジクケツ)。 表記「鼻血」とも書く。 0
敬慕 ケイボ [1] 心から尊敬して、したうこと。「―の念を抱く」 0
坐す いま-す [1] いらっしゃる。おわす。おいでになる。おこしになる。「ある」「いる」「行く」「来る」の尊敬語。 0
悄気る ショゲ-る [2],[0] 気落ちして元気を失う。「思ったより成績が悪くて―る」「𠮟(しか)られて―る」 0
甘える あま-える [0] ①人の好意や愛情によりかかる。「厚意に―える」 ②人なつっこく、なれなれしくする。「犬が飼い主に―える」 0
耐える た-える [2] ①つらさや苦しさなどをこらえる。我慢する。「痛みに―える」 ②他からの圧力・作用に屈せず、もちこたえる。「風雪に―える」「重圧に―える」 0
馬鈴薯 バレイショ [0] ジャガイモの別称。ナス科の多年草。地下の塊茎は食用。秋由来塊茎がウマにつける鈴に似ることから。 0
一遊一予 イチユウイチヨ 遊んだり楽しんだりすること。「予」は楽しみの意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
小姓 こショウ [0],[2] ①昔、貴人のそば近く仕え身辺の雑用をした少年。 ②武家の職名。主君のそばに仕え雑用をした。江戸幕府では若年寄の下で将軍の雑用を務めた。 0
辻 つじ [0] ①道が十文字に交わっている所。交差点。十字路。四つ辻。 ②道端。ちまた。 0
氈鹿 かもしか [0],[2] ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。日本特産で、山地の岩場にすむ。ヤギに似て、雌雄とも枝のない角をもつ。カモシシ。ニホンカモシカ。 冬 由来毛皮を毛氈(モウセン)(獣毛で織った敷物)に用いるシカの意からという。 1
つ か-つ 賭(かけ)や競争で相手を負かす。勝負事にかってもうける。 0
海筍 うみたけ ニオガイ科の二枚貝。内海の泥の中にすむ。殻は長い楕円(ダエン)形で薄くもろい。長い水管を食用にする。 0
駄洒落 ダじゃれ [0] 下手でくだらないしゃれ。「―をとばす」 1
致命傷 チメイショウ [0],[2] ①死ぬ原因となったけがや傷。「胸部の傷が―となった」 ②取り返しがつかない痛手。「不良債権が会社の―となった」 0
曙光 ショコウ [0] ①夜明けの光。「東の山に―がさし始める」 暁光 ②明るい兆し。「紛争解決の―が見え始める」 0
頓痴気 トンチキ [1] 気がきかない人。まぬけ。頓馬(トンマ) 0
廃液 ハイエキ [0] 使ったあとに不用になった液。「工場の―が川に流れこむ」「―処理」 0
西班牙 スペイン ヨーロッパの南西部、イベリア半島の大部分を占める立憲君主国。「スペイン内乱」ののち、一九七五年に王政復古。首都はマドリード。 1
鷹 たか [0] タカ科の鳥のうち、中形以下のものの総称。オオタカ、クマタカ、トビなど。大形のものはワシ。曲がった鋭いくちばしと強い爪(つめ)があり、小形の鳥獣などを捕食する。冬 0
蹲う つくば-う [3] うずくまる。しゃがむ。「地面に這(は)い―って謝る」 0
民意 ミンイ [1] 国民の意思。国民の意向。「―を反映した政策」 0
懸案 ケンアン [0] 解決されずに残っている問題や事柄。そのような議案。「―を協議する」「―事項」 0
奇抜 キバツ [0] ①思いもよらないほど変わっていること。風変わり。「―な服装」突飛 ②抜きんでてすぐれていること。「―な発想で人を引きつけた」 0
千日の旱魃に一日の洪水 センニチのカンバツにイチニチのコウズイ 千日続くひでりと、一日ですべてを押し流す洪水とは、同程度の被害をもたらすということ。瞬時に災害をもたらす洪水の恐ろしさをいう。 0
合駒 あいごま [0] 将棋で、王手をかけられた相手の駒のきき筋の間に駒を打ち、防ぐこと。また、その駒。間遮(あいシャ)表記「間駒」とも書く。 0
混成 コンセイ [0] さまざまなものを混ぜ合わせてつくること。混じり合ってできあがること。「―チーム」 0
白い しろ-い [2] ①白色である。「―い肌」 ②よごれていない。 ③染めていない。紙などに何も書いていない。「―いページ」 ④潔白である。「彼は断じて―い」 0
賭博 トバク [0] 金品などをかけて勝負をする遊び。かけごと。ばくち。 0
怯む ひる-む [2] おじけづき、気力がなえる。「相手の勢いに一瞬―んだ」 0
瓶子 ヘイジ [1] 酒を入れて狭い口からそそぐ、細い壺(つぼ)形のびん。徳利。表記「ヘイシ」とも読む。 0
粧う よそお-う [3],[0] 化粧をする。姿などを飾り整える。「美人の顔(かんばせ)を―う」 0
小康 ショウコウ [0] ①病気が進行しないこと。また、少しよくなること。「―を保つ」 ②世の中がしばらく無事におさまっていること。「紛争は―状態だ」 0
空堀・空壕 からぼり 水のない堀。障害や通路として用いる。 0
懸樋 かけひ 水を引くために、節を抜いた竹やしんをくり抜いた木の樋(とい)を地上にかけ渡したもの。かけどい。埋(うず)み樋参考「かけい」とも読む。 0
阿波 あわ 旧国名の一つ。現在の徳島県全域にあたる。阿州。 1
柵 しがらみ [0] ①水流をせきとめるため、杭を打ち並べて竹や木を横に渡したもの。 ②押しとどめて、さまたげるもの。心にまとわりついて、決意などをじゃまするもの。「浮世の―で決心が鈍る」「―が多くて好き勝手にできない」 0
頭 かしら [3] ①あたま。「尾―つきの鯛(たい)」 ②髪の毛。また、能楽などの仮髪。「―を下ろす(髪をそって出家する)」 ③一番初め。「―文字」 ④一団を率いる人。首領。「窃盗一味の―」 ⑤人形の首。「人形浄瑠璃(ジョウルリ)の―」 0
嘖ぶ さけ-ぶ 大声をあげる。わめく。特に、大声で言い争う。 0
登る のぼ-る [0] 下方から上方へだんだんと行く。高い所へ上がる。「坂を―る」「壇上に―る」参考「上る」と書けば、下から上へまっすぐに移動する意。 0
況んや いわ-んや [2] まして…はなおさらだ。「大人が持っても重い、―子どもにおいてをや」参考一般には「況んや…をや」と接続する。 0
登壇 トウダン [0] 壇に上がること。演壇にのぼること。「―して所信を述べる」降壇 0
蚕繭 サンケン 蚕の作った繭。 0
遐い とお-い 道のへだたりがある意で、はるか。距離がかけ離れているさま。 0
姦淫 カンイン [0] 男女間の倫理に反した性的関係。「―罪」姦通 0
箒草 ほうきぐさ ホウキギの別称。 表記「帚草」とも書く。 箒木(ほうきぎ) 0
流浪 ルロウ [0] あてどもなく、さまよい歩くこと。さすらうこと。「―の民」「各地を―する」浮浪・放浪 0
巨富 キョフ [1] きわめて多額な財産。また、それを築いた人。巨財 0
栄華秀英 エイカシュウエイ 草木の花の総称。「栄」は草の花、「華」は木の花、「秀」は花が咲かずに実をつけるもの、「英」は花が咲いても実を結ばないもの。〈『爾雅(ジガ)』〉参考「栄華」は「エイガ」とも読む。 0
大賢は愚なるが如し タイケンはグなるがごとし 「大智(タイチ)は愚なるが如し」に同じ。 0
軸木 ジクぎ [0],[3] ①掛け物や巻物の軸に使う木。 ②マッチの軸の木。 0
不治 フジ [1],[2] 病気が治らないこと。「―の病に冒される」参考「フチ」とも読む。 0
蘭麝 ランジャ ランの花の香りと麝香(ジャコウ)の香り。転じて、よい香り。 0
人間僅(わず)か五十年 ニンゲンわずかゴジュウネン 人間の寿命は短く、人生ははかないものだということ。 参考「人間」は「人生」ともいう。 0
危惧 キグ [1] 心配し恐れること。気がかり。「―の念を抱く」懸念・危懼(キク) 0
加筆 カヒツ [0] 文章や絵などに書き足したり、手直ししたりすること。「原稿に―する」 0
婆娑羅髪 バサラがみ 結わずに、ばらばらになった髪。乱れ髪。 0
大地震 おおジシン [3] ゆれの大きな地震。特に、マグニチュード七以上の地震。また、広域にわたり被害の大きな地震。 参考「ダイジシン」とも読む。 0
害悪 ガイアク [1] 他の害となる悪いこと。害毒。「子どもの社会に―を及ぼす事件」 0
胡銅器 さはり [0] 銅・錫(すず)・鉛の合金。また、それで作った仏具や容器。たたくとよい音がする。さわり。表記「響銅・砂張」とも書く。 1
恒常 コウジョウ [0] つねに変わらないこと。「最近は―的に水不足のようだ」 0
塗 どろ [0] 土に水がまじって、やわらかくなったもの。 0
間 あい [0] ①物と物のあいだ。すきま。 ②中間の時間帯。あいま。「幕―」 ③「間狂言(あいキョウゲン)」「間駒(あいごま)(将棋用語)」「間の手」の略。 0
葦 よし [1] アシの別称。 由来「あし」が「悪(あ)し」に通じることから、それをきらって「善(よ)し」と言い換えたもの。 葦(あし) 0
疑義 ギギ [1] 疑わしい意味や事柄。内容がはっきりせずに思い惑うこと。「―を追究する」「その証言には重大な―がある」 0
公邸 コウテイ [0] 高官のための公務用の邸宅。「代表団が大臣の―を訪問した」私邸 0
殻 から [0] ①貝や木の実などの外側をおおって中身を包んでいる堅いもの。転じて、外界から自分を隔てるもののたとえ。「ヒヨコが卵の―を破る」「自分の―に閉じこもる」 ②中身がなくなった外側の部分。用済みになったもの。「弁当の―」「蟬(せみ)の抜け―」「南京(ナンキン)豆の―」 ③豆腐を作るときに豆乳をとったのこり。おから。 0
老少不定 ロウショウフジョウ [5],[0] 人の寿命は年齢に関係なく、予知できないこと。老人が先に死に、若者があとから死ぬとは限らないこと。人生の無常をいう語。 0
土崩瓦解 ドホウガカイ [0] 土が崩れ落ち瓦(かわら)が砕けるように、物事が土台から崩れて手のほどこしようがないこと。〈『史記』〉参考「瓦解土崩」ともいう。 0
慊焉 ケンエン ①あきたりなく思うさま。 ②満足するさま。参考「慊」には不満と満足の反対の意がある。 0
毒害 ドクガイ [0] 毒を飲ませて殺すこと。「死因は―による」毒殺 0
斯 シュウシ ①イナゴまたはキリギリスの漢名。 ②子孫が繁栄すること。 由来②イナゴが子をたくさん生むことから。 0
遠望 エンボウ [0] 遠くを望み見ること。遠見(とおみ)。「―がきく」 0
挽く ひ-く [0] ①かんなやのこぎりなどで、削ったり切ったりする。「のこぎりで丸太を―く」 ②ひき臼(うす)やろくろなどを回して、物を作る。 ③ウシやウマなどが車をひっぱる。 0
無智 ムチ [1] 無知 0
自腹 ジばら [0] ①自分の腹。 ②自分が負担する費用。身銭(みぜに)。「―を切る」 自費・自前 0
凝滞 ギョウタイ [0] 物事がつかえて先に進まなくなること。滞って進行しなくなること。渋滞・停滞 0
含糊 ガンコ 言葉や態度がはっきりしないこと。にえきらないこと。 0
原住民 ゲンジュウミン [3] 移住民よりも前から、その土地に住んでいる人々。また、その種族。移住民 0
百人百様 ヒャクニンヒャクヨウ 人はひとりひとりがそれぞれちがった考えをもち、ちがったやり方をするということ。一〇〇人いれば、一〇〇種類の姿・形がある意。十人十色・各人各様 0
荼毘 ダビ [1] 火葬にすること。「亡骸(なきがら)を―に付す」
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作製 サクセイ [0] 物をつくること。「自動車の模型を―する」 製作
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慎重 シンチョウ [0] 注意深くして軽はずみにしないこと。「―な方針でのぞむ」 軽率 0
執り行う とりおこな-う [0],[5] 行事などを改まっておこなう。挙行する。「物々しい警戒のもとで入学式を―う」 0
鈍甲 ドンコ [0] カワアナゴ科の淡水魚。ハゼの一種。本州中部以南の川や沼にすむ。すむ場所により異なるが、多くは黒褐色。食用。 0
穏婆 オンバ 産婆。助産婦。とりあげばば。 0
静寂 しじま [0] 「静寂(セイジャク)」に同じ。 1
秘跡・秘蹟 ヒセキ 洗礼など神の恵みを信者に与えるための、カトリックの重要な儀式。サクラメント。 0
命は鴻毛よりも軽し いのちはコウモウよりもかろし 正義のためであれば、命を捨てても惜しくないということ。「鴻毛」はおおとりの羽毛のことで、非常に軽いもののたとえ。〈司馬遷(シバセン)の文〉 0
氷柱 ヒョウチュウ [0] ①「氷柱(つらら)」に同じ。 ②夏、涼感を呼ぶために室内に立て置く角柱の氷。こおりばしら。 0
隴畝 ロウホ [1] ①はたけ。 ②いなか。 ③民間。表記「壟畝」とも書く。 0
揚言 ヨウゲン [0] はばかることなく大声で言うこと。公然と言いふらすこと。「自分を天才だと―する」 0
呂宋 ルソン フィリピン群島の最北にある最大の島。首都マニラがある。 1
郢曲 エイキョク ①催馬楽(サイバラ)・風俗歌(フゾクうた)・今様(いまヨウ)など中世・中古の歌謡・流行歌(はやりうた)の総称。 ②低俗な音楽。俗曲。 由来昔、中国、楚(ソ)の都郢で歌われた俗曲の意から。 0
更生 コウセイ [0] ①生き返ること。 ②生活態度や心のもち方が悪い状態から立ち直ること。「悪の道から―する」 ③廃品に手を加えて、また使えるようにすること。「―品」再生 ①「甦生」の書きかえ字。 0
蛹化 ヨウカ [0] 昆虫の幼虫が、成虫になる前にさなぎに変態すること。 0
毫毛 ゴウモウ 「毫髪」に同じ。 0
雀鷂・雀鷹 つみ タカ科の鳥。低山の林で繁殖し、冬は南方に渡る。日本のタカ類で最も小さい。雄は雌より小さく、「エッサイ」と呼ぶ。 1
居囃子 いばやし 能の略式演奏の一つ。一曲の主要部分を抜き出して、座ったまま囃子を入れて演奏する。舞(まい)囃子 1
晩秋 バンシュウ [0] ①秋の末。初秋 秋 ②陰暦九月の異名。①②暮秋 0
築室道謀 チクシツドウボウ 議論ばかり多くて計画が実現しないこと。「築室」は、家を建てること。「道謀」は、道行く人に相談すること。由来家を建てようとして道行く人にいちいち相談していると、さまざまな意見が出て、なかなか家が建てられないことから。〈『詩経』〉 0
報酬 ホウシュウ [0] 労力・尽力や器物の使用などに対して支払う謝礼の金品。「仕事の―を受け取る」 0
情意 ジョウイ [1] 感情と意志。心中の思い。 0
熱血 ネッケツ [0] 血がわくほど熱烈な意気込みや情熱。感動しやすく情熱的であること。「―教師」 0
原価 ゲンカ [1] ①製品の製造にかかる費用。コスト。「製造―」 ②仕入れ値段。 0
南柯の夢 ナンカのゆめ 人生のはかないことのたとえ。故事中国、唐(トウ)の淳于棼(ジュンウフン)が、酒に酔って槐(えんじゅ)の木の下で眠り、夢を見た。夢の中で槐安(カイアン)国に行き、南柯郡の長官となり、二〇年がたった。夢から覚めて槐の下を見てみると、アリの穴があり、それが夢で見た国であったという故事から。〈『異聞集』〉参考「槐安の夢」ともいう。 0
乱波 らっぱ ①乱暴者。あらくれ者。無頼漢。 ②忍びの者。スパイ。透波(すっぱ) 1
鶯 うぐいす [2] ①ヒタキ科の小鳥。山地にすみ、冬は平地に移る。背は緑褐色で、腹は白色。春、「ホーホケキョ」と美しい声で鳴く。ハルツゲドリ。ウタヨミドリ。キョウヨミドリ。ハナミドリ。春 ②声の美しい女性のたとえ。「―嬢」参考①古くから詩歌に詠(よ)まれてきたため、別称が多い。 0
充当 ジュウトウ [0] ある目的や用途のためにあてがうこと。「補正予算から―する」 0
素養 ソヨウ [0] ふだんから養っている技能や教養。たしなみ。「絵の―がある」 心得 0
歴世 レキセイ [0] 何世代にも及ぶ間。歴代。代々。「―の家柄」 0
言伝 ことづて [0],[4] ①人に頼んで伝えてもらうこと。また、その言葉。ことづけ。伝言。「受付に―を頼む」 ②間接的に聞くこと。人から伝え聞くこと。「―に聞く」 0
卸 おろし [3],[1] 問屋から小売店に商品をまとめて売ること。「―売り業者から直接買った」 0
視野 シヤ [1] ①一目で見られる範囲。 ②ものの見方、考え方が及ぶ範囲。「―が狭い」 ③望遠鏡や顕微鏡などで見える範囲。 0
茫然自失 ボウゼンジシツ [0] 突然の出来事にあっけにとられたり、気が抜けたりして、どうしてよいか分からなくなること。 0
利発 リハツ [0] 賢いこと。頭の回転の速いこと。また、そのさま。「幼いのに―な子だ」利口 0
叢林 ソウリン [0] ①やぶと、はやし。木がむらがり生えている林。 ② 寺院。特に、禅僧が集まって修行する禅寺。 0
歴年 レキネン [0] ①年月を経ること。「―の功」 ②毎年。年々。連年。 0
歯 よわい [1] ①年齢。とし。 ②年配。年ごろ。 表記①「齢」とも書く。 参考「歯(よわい)する」「歯(シ)する」と用いて、年齢順に並ぶ、また、仲間に加わる意になる。 0
定着 テイチャク [0] ①しっかり定まり、広く社会で認められること。「新語が―する」 ②写真で、現像した乾板・印画紙などの感光性を除くこと。「―液」 0
玉を衒(てら)いて石を賈(う)る たまをてらいていしをうる 表面はりっぱでも内実の劣っているもののたとえ。玉と偽って無価値の石ころを売りつける意から。「衒」はひけらかすこと。また、売りこむこと。〈『新唐書(シントウジョ)』〉牛首を懸(か)けて馬肉を売る 0
顕在 ケンザイ [0] はっきりと表面にあらわれること。「不良債権が―化する」潜在 0
旌 はた [2] あざやかな色の、鳥の羽をつけたはた。昔の中国で、兵を元気づけて進めたり、使節のしるしとして用いた。 0
強圧 キョウアツ [0] 強い力や権力で押さえつけること。「―的手段」 0
触診 ショクシン [0] 医者が、患者の体を手でさわって診察すること。 聴診 0
谿声 ケイセイ [0] 谷川の水の音。表記「渓声」とも書く。 0
目は心の鏡 めはこころのかがみ 目を見れば、その人の心の善悪や言うことの真偽がわかるということ。目は心のなかを正直に映し出す鏡の意から。〈『孟子(モウシ)』〉目は口ほどに物を言う 0
亥豕の誤り ガイシのあやまり 文字の書き誤りのこと。「亥」と「豕」の字形が似ているので書き誤りやすいことから。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉参考「亥豕の譌(カ)」ともいう。魯魚亥豕(ロギョガイシ)・魯魚章草・三豕渡河 0
籠の鳥雲を慕う かごのとりくもをしたう 束縛された者が、自由な者をうらやむたとえ。また、離れた故郷を恋しく思うたとえ。〈『冠子(カツカンシ)』〉 参考「慕う」は「恋う」ともいう。 0
投げる な-げる [2] ①手に持った物を飛ばす。ほうる。 ②格闘技で、相手をほうる。 ③あきらめる。なげやりにする。「さじを―げる」「勝負を―げる」 ④身投げをする。「屋上から身を―げる」 ⑤囲碁・将棋などで、投了する。 ⑥提供する。「彼女はその問題について疑問を―げかけた」 0
開花 カイカ [1],[0] ①草木の花が咲くこと。「桜の―前線が北上する」 ②物事が熟して盛んになること。成果が現れること。「音楽家としての才能が―する」 0
藜羹 レイコウ アカザの葉の吸い物。また、粗末な食事のたとえ。 0
魚翅 ギョシ [3] フカのひれ。中国料理の材料。ユイチー。 0
大魚は小池に棲まず タイギョはショウチにすまず 大きな魚が狭い池にはすまないように、大人物といわれる人は、つまらぬ地位や仕事にとどまってはいられないたとえ。 0
婦 おんな [1] 成人した女性。一人前の女性。 0
京 ケイ [0] ①みやこ。京都をさす。「―師」 ②数の単位で、兆の一万倍。古くは一〇倍ともいう。 ③「東京」の略。「―浜地帯」 ④「京都」の略。「―阪神地方」 0
豪快 ゴウカイ [0] 規模が大きく、力強いさま。堂々としていて心地よいさま。「―に笑う」 0
木叢 こむら [0] 木が群がり密集して茂っている所。また、木々の下の暗い場所。 0
禾 のぎ イネ・ムギなどの実の外皮先端にある堅い毛。表記「芒」とも書く。 0
被褐懐玉 ヒカツカイギョク 見かけは粗末だが、内にはりっぱな徳を備えているたとえ。粗末な衣服をまといながら、ふところに玉を隠している意から。「被」はまとう、「褐」は粗末な衣服の意。〈『老子』〉被褐懐宝 0
強肩 キョウケン [0] 肩の強いこと。特に野球でボールの威力が強く、遠くまで投げられること。また、その肩。「チーム一の―外野手」 0
裏方 うらかた [0] ①芝居の楽屋や舞台裏で仕事を担当する人。道具係・衣装係・照明係など。表方 ②表立たず、陰で実質的な働きをする人。「通訳として国際会議の―をつとめる」 ③貴人の妻。また、本願寺法主(ホッス)の妻。 0
藉藉 セキセキ ①口々に言いはやすさま。騒がしいさま。 ②物事が乱れ散らばっているさま。 0
初陣 ういジン [0] はじめて戦場や試合に出ること。「若君が見事に―を飾る」「完投して―を飾った投手」 0
官軍 カングン [0] 政府側・朝廷側に味方する軍。「勝てば―、負ければ賊軍」賊軍 0
魚礁 ギョショウ [0] 魚などが多く集まる海底の岩場。表記「漁礁」とも書く。 0
保有 ホユウ [0] 自分のものとしてもち続けること。「国が軍隊を―する」「株を―する」 0
捕逸 ホイツ [0] 野球で、捕手が投手の投げたボールをとりそこない、後方にそらすこと。パスボール。 0
軽易 ケイイ [1] ①簡単でたやすいこと。手軽なこと。「―な作業」簡易 ②相手を軽んじてあなどること。軽侮 0
燠かい あたた-かい 火の熱であたたかい。暖気がこもって気持ちのよいさま。「火鉢に手をかざすと―い」 0
洞門 ドウモン [0] ①ほらあなの入り口。 ②通り抜けることができるほらあな。 0
射程 シャテイ [0] ①銃口から弾丸の届く所までの距離。「敵は―距離内に入った」 ②力の届く範囲。「その件なら―内の仕事だ」 0
殲くす つ-くす みな殺しにする。全滅させる。 0
冬眠鼠 やまね [0] ヤマネ科の哺乳(ホニュウ)動物。 山鼠(やまね) 1
双子葉植物 ソウシヨウショクブツ [7] 被子植物のうち、胚(ハイ)に二つの子葉があるもの。サクラ・アサガオ・キクなど。 単子葉植物 0
指名 シメイ [0] 特定の人の名を示すこと。名指し。「主将に―する」 0
胴乱 ドウラン [0] ①薬・印章・たばこなどを入れて、腰に下げる布・革製の四角い袋。 ②植物を採集して入れるブリキやトタン製の容器。 0
天地無用 テンチムヨウ [1] 荷物を運搬するとき、中身の破損を防ぐために荷物を逆さまにしないよう注意をうながす注意書き。「天地」は上下のこと。 0
節 ふし [1] ①タケなど、茎のふくらんだ区切りの部分。 ②木の幹から枝の出たあと。 ③関節。「手の―」 ④仕事・時間など一連のものの区切り。節目。「人生の――」「折―」 ⑤箇所。「疑わしい―がある」 ⑥糸などでこぶのようになった部分。 ⑦音楽・語り物の旋律。メロディー。 ⑧「鰹節(かつおぶし)」の略。 0
角髪・角子 みずら 上代の男性の髪の結い方。髪を頭上で左右に分け、耳のあたりで輪を作って結んで垂らしたもの。表記「鬟・髻」とも書く。 1
餌食 えジキ [1],[0] ①動物の餌(えさ)として食われる生き物。 ②人の欲望や利益の犠牲となるもの。「高利貸しの―になる」 0
公務 コウム [1] 国や地方公共団体の事務や職務。公用。 0
野戦攻城 ヤセンコウジョウ 広く野外に出て戦い、城を攻めること。〈『漢書(カンジョ)』〉参考「攻城野戦」ともいう。 0
財 たから [3] 金銭や役に立つ物品など、価値あるものの総称。財貨。財物。財宝。 0
検挙 ケンキョ [1] 犯罪事実を調べるために、容疑者を警察署に連行すること。「容疑者を一斉に―する」 0
退る しさ-る 後ろへさがる。引きさがる。あとずさりする。「後(あと)へ―る」「後(あと)―りする」由来「後去(しりさ)る」の転ともいう。 0
辛勤 シンキン 大いに苦労して勤めること。また、つらいつとめ。 0
独断 ドクダン [0] 自分ひとりで判断すること。また、その判断。「―で決められては困る」「―と偏見」 0
韮 にら [0],[2] ユリ科の多年草。アジア原産で野菜として栽培。葉は平たい線形で、特有のにおいがある。秋、半球状にたくさんの小花をつける。食用。春 0
寸法 スンポウ [0] ①物の長さ。 ②物事の手順。段取り。「これで楽に仕上がる―だ」 0
萩 はぎ [1] マメ科の落葉低木の総称。山野に自生。初秋、白や紅紫色の蝶(チョウ)形花を多数つける。秋の七草の一つ。 秋 表記「芽子・胡枝子・胡枝花」とも書く。 0
止血 シケツ [0] 出血をとめること。「とりあえず―して病院へ急ぐ」 0
補完 ホカン [0] 不足しているところを補って、完全にすること。「論文の文章を―する」「―的役割を果たす」 0
金時の火事見舞い キンときのカジみまい 酒を飲んで真っ赤な顔になるたとえ。 由来「金時」は足柄(あしがら)山の金太郎で、顔の赤い金時が火事見舞いに行くと炎が映えてますます赤く見えることから。 0
美味い うま-い [2] 飲食物の味がよい。美味である。おいしい。「休日は何か―いものを作る」「鰹(かつお)の―い季節」不味(まず)い表記「旨い・甘い」とも書く。 1
晏起 アンキ 朝、おそくまで寝ていること。朝ねぼうすること。 0
丁髷 ちょんまげ [0] 江戸時代の男性の髪形の一つ。前額をそり上げ、後頭部で髪を束ねて前に折りまげたもの。「―物(時代物)」由来髷の形が踊り字の「ゝ」に似ていることから。 1
相槌 あいづち [0],[3] ①人の話を聞きながら、うなずくこと。話に調子を合わせること。「―を打つ」 ②刀などを作るときに、二人で交互に槌(つち)を打ち合うこと。向かいづち。 表記「相鎚」とも書く。 0
惟一 ユイイツ ただこれ一つ。これ以外にはないこと。表記「唯一」とも書く。 0
于・于嗟 ああ 驚きや嘆きを表す語。表記「吁嗟」とも書く。 1
靠れる もた-れる [3] ①体の重みをあずけ寄りかかる。頼りにする。「柱に―れる」 ②食物が胃に残り、重苦しく感じる。「暴飲暴食で胃が―れる」 0
罹患 リカン [0] 病気にかかること。「結核の―率が再び増えている」罹病 0
啞然 アゼン 驚きあきれて口もきけないさま。「―として言葉もでない」参考「アクゼン」と読めば、大声で笑うさま。 0
地を易うれば皆然り チをかうればみなしかり 人はその境遇や立場によって、考えや行為にちがいがあるが、立場をかえてみれば、だれでも皆同じものだ、考えや行為はそれぞれの立場に左右されるものだということ。「地」は立場の意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
沢蒜 ねびる ノビルの別称。表記「根蒜」とも書く。 野蒜(のびる) 1
円木警枕 エンボクケイチン 勉学に懸命に励むたとえ。「警枕」は眠りこまないよう工夫した枕(まくら)。故事 中国、宋の司馬光は学問に熱中し、眠りこむと枕が転がってすぐ目が覚めるように、丸木を枕にして勉学に励んだという故事から。〈『資治通鑑(シジツガン)』〉懸頭刺股(ケントウシコ) 0
勝訴 ショウソ [1] 訴訟に勝つこと。「原告側が―した」 敗訴 0
媒鳥 おとり [0] ①他の鳥や獣を誘い捕らえるための鳥や獣。秋 ②人を誘い寄せるための人や物。「景品を―にする」「―捜査」表記「囮」とも書く。 1
怪力 カイリキ [0] ふつうでは考えられない、きわめて強い力。「―無双」参考「カイリョク」とも読む。 0
激甚 ゲキジン [0] 非常にはげしいこと。「―な台風被害」「―災害法」甚大表記「劇甚」とも書く。 0
公爵 コウシャク [1] 旧華族制度で、五等に分けられた爵位の第一位。参考ほかに、侯爵・伯爵・子爵・男爵がある。 0
莫迦 ばか [1] ①愚かなこと。また、その人。 ②無益なこと。「―なことをしたものだ」 ③役に立たなくなること。「ねじが―になる」 ④程度がはなはだしいさま。「―正直」表記「馬鹿」とも書く。 1
寝棺 ねカン [0] 寝かせた姿で遺体を安置する長方形の棺(ひつぎ)。「―に横(よこ)たわった祖父」 参考「ねガン」とも読む。 0
嫡妻 チャクサイ [0] 正式な妻。本妻。正妻。参考「テキサイ・むかいめ」とも読む。 0
黛青 タイセイ [0] まゆずみのような濃い青色。遠い山や樹木の青黒色。「―の色鮮やかな山」黛色・青黛 0
職分 ショクブン [2],[0] 職務上の本分。つとめ。「―を果たす」 役目・職責 0
途轍もない トテツもない まったく理屈に合わない。とんでもない。「そんな―計画は実現不可能だ」途方もない 0
不和 フワ [1] 仲が悪いこと。「家庭―の原因」 0
歳出 サイシュツ [0] 国家や地方公共団体などの、一会計年度中のすべての支出。「―削減に努める」 歳入 0
孕女 うぶめ 妊娠中の女性。また、出産直後の女性。表記「産女」とも書く。 1
草葺き くさぶき [0] 茅(かや)・藁(わら)などで屋根をふくこと。また、その屋根。 茅葺き・藁葺き 0
加餐 カサン [0] 食事に注意して養生すること。また、健康を祝う語。「くれぐれも御―ください」参考食を加える意から。手紙文などに用いる。 0
侍る はべ-る [2] 地位の高い人のそばに仕える。また、宴席などに控える。「お酌に―る」 0
在来 ザイライ [0],[1] ①今までずっとあったもの。「―種」「―線」 ②これまで行われてきたこと。「―の手法」 従来 0
御浚い おさらい [0] ①学んだことが身につくように繰り返し練習すること。復習。 ②芸事で、習ったことを師匠の前で発表すること。「―会」温習 0
百千鳥 ももちどり [3] ①多くの小鳥。さまざまな鳥。 ②チドリの別称。 0
精進 ショウジン [0] ① 一心に仏道に励むこと。 ② 戒律を守ったり禁忌を避けたりして心身を清め、信仰に励むこと。 ③あることに打ちこんでひたすら励むこと。「芸の道に―する」 ④肉や魚を食べないこと。「―料理」 0
義肢 ギシ [1] 事故などで失った手・足のかわりにつける人工の手・足。義手・義足。参考「肢」はもとから分かれた部分のこと。 0
売文 バイブン [0] 文章を書き、それを売って生活すること。「―業」 0
紋切り型 モンきりがた [0] 型どおりの様式。決まりきった形式。ステレオタイプ。「―の見方をするな」「―の挨拶(アイサツ)」参考紋を切り抜く型の意。 0
風情 フゼイ [1],[0] ①そのもの独特の情緒。特に、風流な味わい。趣。「琴の音が一段と―を添えた」風趣・情趣 ②様子。気配。「消えいりそうな―」 ③…のような者。謙遜(ケンソン)や軽蔑(ケイベツ)の意を表す語。「私ども―には口が出せません」 0
退廃 タイハイ [0] 道徳や健全な気風が崩れること。「―した文化」 「頽廃」の書きかえ字。 0
流民 リュウミン [0] 故郷や故国を離れて、さすらい歩く人々。流浪(ルロウ)の民。流氓(リュウボウ)参考「ルミン」とも読む。 0
銚子 チョウシ [0] ①細長く口の狭い、酒を入れる容器。ふつうは陶製。ガラス製や金属製もある。徳利。「お―をつける」 ②木製または金属製で、酒を注ぐ柄の長い容器。参考「さしなべ」と読めば別の意になる。 0
腹筋 フッキン [0] 腹壁を形成する筋肉の総称。腹直筋・腹横筋などからなる。「―運動」参考「はらすじ」とも読む。 0
汽笛 キテキ [0] 蒸気の力で鳴らすふえ。「―を鳴らす」
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四字熟語根掘り葉掘り23:「汽笛一声」はなつかしの響き ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
拠金 キョキン [0] 目的をもって必要な金銭を出し合うこと。また、その金銭。表記「醵金」とも書く。 0
回教 カイキョウ [1] 七世紀初め、マホメットがアラビアで起こした宗教。アラーの神を信仰し、コーランを聖典とする。イスラム教。 由来回鶻(ウイグル)民族を経て中国に伝わり、回回(フイフイ)教と称したことから。 0
鉄線蓮・鉄線 てっせん キンポウゲ科のつる性落葉植物。中国原産。茎は細くかたい。初夏、白色または淡紫色の花弁状のがくを六枚つける。夏由来「鉄線蓮」は漢名より。茎が鉄線のように暗褐色でかたく、花がハス(蓮)に似ていることから。 1
羞悪 シュウオ [1] 自分の悪をはじ、他人の不善を憎むこと。 0
膠漆の交わり コウシツのまじわり かたく結びついた友情。膠(にかわ)や漆は、接着に用いたことからいう。水魚の交わり・刎頸(フンケイ)の交わり 0
悵然 チョウゼン うらみ嘆くさま。がっかりするさま。悵悵 0
迹 あと [1] ①あしあと。また、あとかた。 ②功績。 ③遺跡。 0
白灯油 ハクトウユ [3] 無色透明の精製した灯油。燃焼性がよく刺激臭が少ない。おもに家庭の暖房・燃料用。 0
牛蒡抜き ゴボウぬき ①ゴボウを土から抜くように一気に引き抜くこと。 ②座りこみの人などを一人ずつ引き抜くこと。 ③競走で数人の相手を次々に追い抜くこと。 0
殺人 サツジン [0] 人を殺すこと。「―事件」「―的(殺されそうなほどひどい)スケジュール」 0
婢僕 ヒボク 下女と下男。男女の召使い。しもべ。婢僮(ヒドウ) 0
脇役 わきヤク [0] ①主役を助けて演じる立場の人。助演者。「―の活躍が光った」 ②主要な人物の補佐にまわる人。「―に徹する」 ①②主役 0
補語 ホゴ [1] ①英文法などで、不完全自動詞・不完全他動詞の意味を補う語。 ②国文法で、述語の意味を補う語。「湯が水になる」「白を黒という」の「水に」「黒と」など。 0
嫣然 エンゼン [0] あでやかににっこりと笑うさま。参考「艶然」とも書く。 0
夏期 カキ [1] 夏の期間。「―集中講義」「―限定商品」冬期 0
白黒分明 ハッコクブンメイ よいことと悪いことの区別が明らかなこと。「白黒」は善悪・正邪・是非などの意。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
飲兵衛 のんベエ [1] 酒を飲むのが好きな人。大酒を飲む人。飲助(のみすけ)参考人の名前のようにいった語。 0
宿意 シュクイ [2] ①前々からもっていた意見や考え。 ②かねてからのうらみ。 0
冊子 サッシ [1] ①とじた本。とじ本。巻子本(カンスボン)以外の装幀(ソウテイ)である本の総称。ソウシ。「宣伝用の―」 ②書物一般。 参考「ソウシ」と読めば別の意もある。 0
卑俗 ヒゾク [0] 態度や言動などが、俗っぽく品がないこと。「―な趣向」低俗高尚表記「鄙俗」とも書く。 0
大尾 タイビ [1] 終わり。最終。終局。結末。 0
惑星 ワクセイ [0] ①太陽の周囲を回っている天体の総称。地球・火星・金星など。遊星恒星 ②まだ力量は知られていないが、実力がありそうな人のたとえ。ダークホース。 0
勲 いさお [1] 国家や社会に力を尽くした功績。手柄。いさおし。「―を立てる」 0
込める こ-める [2] ①なかに入れる。詰める。「銃に弾(たま)を―める」 ②十分に注ぎ入れる。「願いを―める」 ③含める。「運賃を―めて一万円」 0
大勢 おおゼイ [3],[0] たくさんの人。多人数。「―集まる」多勢(タゼイ)小勢(こゼイ)参考「タイゼイ」とも読む。また、「タイセイ」と読めば別の意。 0
特待生 トクタイセイ [3] 成績や品行が優秀で、授業料免除などの特別の取り扱いを受けている生徒・学生。 0
砂潜 すなもぐり カマツカの別称。コイ科の淡水魚。 由来河川の砂底にすむことから。 0
加減 カゲン [0],[1] ①加えることと減らすこと。 ②適度に調節すること。また、その程度。「塩味の―をみる」 ③足し算と引き算。「―乗除」 ④物事の状態や具合・調子。また、健康状態。「陽気の―で頭痛がする」「うつむき―に歩く」「―が悪い」 0
一枚看板 イチマイカンバン [5] ①一座の中の代表的な役者。 ②団体などの中心人物。 ③一着しかない衣服。一張羅。 0
媒体 バイタイ [0] ①媒質としての物体。「風土病の―となる生物だ」 ②情報などを伝える媒介となる手段。メディア。「広告―」 0
煌びやか きら-びやか [3] 輝くばかりに華やかで美しいさま。「―な装束」 0
記問の学 キモンのガク あらかじめ質問を察し、ただ書物や古人の説を暗記して講釈するだけで、自分では真に理解していない学問。〈『礼記(ライキ)』〉 0
縒り より [2] 細く長いものを、ねじりからませること。また、そのもの。「―を戻す」「腕に―をかけて料理する」 0
虎狼痢 コロリ コレラの別称。 由来コレラに「ころり」と死ぬ意をかけた語。 0
獣食った報い ししくったむくい 悪いことをしたために、当然受けなければならない報いのこと。自分だけがよい思いをしたために味わう苦痛の意。 0
異変 イヘン [0] ①変化。 ②ふつうとは変わった出来事。「暖冬―」 0
臥梁 ガリョウ レンガ・石材などの組積造(ソセキゾウ)で、壁体の頂部を固める鉄筋コンクリート造りのはり。 0
測定 ソクテイ [0] 装置などを用いて、数量や価値などをはかり調べること。「身長と体重の―」「ダイオキシン濃度の―」「視力を―する」 0
画韋 えがわ 文様を染めたなめしがわ。表記「絵革」とも書く。 1
状 かたち [0],[1] もののようすやすがた。また、ありさまやおもむき。 0
嵌める は-める [0] ぴったりと合うように入れる。「型に―める」 0
横断 オウダン [0] ①横に断ち切ること。「―面」 ②東西方向に通り抜けること。「大陸―鉄道」 ①②縦断 ③道路・線路・川などを横切ること。渡ること。「―歩道」 0
用量 ヨウリョウ [3] 用いるべき分量。特に、薬を服用するときの一定の分量。「薬は―を守って飲む」 0
当たり鉢 あたりバチ [3],[0] すりばち。参考商家などで「する(すり減ってなくなる)」の忌み言葉として用いる。 0
経・経糸 たていと 織物で、縦方向に通っている長い糸。緯(よこいと)・緯糸(ぬきいと)表記「縦糸」とも書く。 1
綴れ つづれ ①つぎはぎだらけの衣服。ぼろ。 ②「綴れ織り」の略。 0
傍惚れ おかぼれ [0] ①決まった相手のいる異性に恋すること。横恋慕(よこレンボ)。 ②相手の心がわからないのに、一方的に好きになること。片思い。表記「岡惚れ」とも書く。 0
鋤焼 すきやき [0] 牛肉・鶏(とり)肉などやネギ・豆腐などを入れ、醬油(ショウユ)や砂糖で調合したたれを加えて、鉄鍋(てつなべ)で煮焼きしながら食べる料理。 由来昔、獣肉食が嫌われていたため、屋外で鋤の上で焼いて食べたことからという。 0
雨期・雨季 ウキ 一年のうち、とりわけ降水量の多い期間・季節。乾期・乾季 0
装う よそ-う [3],[0] ①食べ物を器に盛る。よそる。「ご飯を―う」「豚汁を―う」 ②身仕度をする。よそおう。 0
幌 ほろ [1] ①日よけや雨よけとして車などにかけるおおい。 ②武士が流れ矢から身を防いだり目印としたりするために、鎧(よろい)の背にまとった袋状の大きな布。表記②「母衣」とも書く。 0
沿線 エンセン [0] 鉄道線路・バスなどの路線にそった地帯。「車窓から―の風景を眺める」 0
以来 このかた [1] その時から現在にいたるまで。「卒業して―会っていない」参考「イライ」とも読む。 1
論議 ロンギ [1] 互いに意見を述べ、論じ合うこと。「その問題で―が白熱した」議論 0
施工 セコウ [0] 工事を行うこと。「道路工事を―する」 参考「シコウ」とも読む。 0
坐作 ザサ すわることと立つこと。立ち居振る舞い。 起居・坐臥(ザガ) 表記「座作」とも書く。 0
耄ける ほう-ける [3] ぼんやりする。知覚が衰えてぼける。「―けたことを言う」「病み―ける」 0
廩 くら 米ぐら。また、作物を入れるくら。表記「稟」とも書く。 0
唐物 トウブツ [0] 中国や他の外国から渡来した品物。舶来品。洋品。「―屋(洋品店)」参考「トウモツ・からもの」とも読む。 0
荒唐無稽 コウトウムケイ [0] 言説によりどころがなく、現実性に欠けること。でたらめで、とりとめのないこと。「荒唐」は言うことがでたらめ、「無稽」は考えるべき根拠がない意。「―な意見」妄誕無稽・荒唐不稽 0
機動 キドウ [0] ①時と場合に応じてすばやく行動すること。「―性を発揮する」 ②軍隊で戦略・戦術上のすばやい行動。 0
瞬ぐ まじろ-ぐ [3] まばたきをする。またたく。「―ぎもせずに見つめる」 0
山葡萄 やまブドウ [3] ブドウ科のつる性落葉低木。山地に自生。葉は五角形で、裏に毛がある。黒い球形の果実は食用。 秋 0
志学 シガク [1] 一五歳の異称。 由来『論語』の「われ十有(ユウ)五にして学に志す」から。
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・志学、而立は何歳のこと?~年齢を『論語』で表現する~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
稽首 ケイシュ [1] ①頭が地につくほど体をまげて、礼をすること。また、その礼。 ②手紙の結びに用いて、相手に敬意を表す語。頓首(トンシュ)。 0
僮僕 ドウボク [0] 召使いの少年。しもべ。表記「童僕」とも書く。 0
坪 つぼ [0] ①土地の面積の単位。一坪は六尺平方、約三・三平方(メートル)。「山林を―あたり五千円で購入した」 ②土砂の体積の単位。一坪は六尺立方、約六・〇一立方(メートル)。 ③印刷の製版やタイル・皮革などの面積の単位。 0
解く ほど-く [2] ①結んだり編んだりしたものや、もつれているものを解き放す。「紐(ひも)を―く」 ②願(ガン)ほどき(願がかない神社へお礼参り)をする。 0
如何 どう [1] 「如何(いかが)」に同じ。 1
板元 ハンもと 書物などを出版するところ。発行所。表記「版元」とも書く。 0
愚生 グセイ [1] 男性が用いる自分の謙称。手紙などで使用する。小生。拙生 0
漸減 ゼンゲン [0] 徐々に減ること。「若年人口は―している」 逓減(テイゲン) 漸増 0
眼疾 ガンシツ [0] 目の疾患。眼病。「―を患(わずら)う」 0
轡 くつわ [0] ウマの口にくわえさせて、手綱をつけてウマを操るのに用いる金具。くつばみ。「―を並べる(馬首を並べる)」参考「口の輪」の意。 0
担桶 たご 水や肥やしなどを入れて、棒でかついで運ぶおけ。たごおけ。にないおけ。 1
遺訓 イクン [0] 故人がのこした教えや言葉。「先代の―が掲げてある」遺戒 0
聯句 レンク [0] ①漢詩で、複数の人が一句ずつ作って一編の詩にすること。また、その詩。聯詩。 ②律詩で、対となる二句。表記①「連句」とも書く。 0
旱 ひでり [0] 「旱魃(カンバツ)」に同じ。「―が続いて作柄に影響しそうだ」 夏 0
擢く ぬ-く ①高く引きあげる。引っ張りあげる。 ②選びだして用いる。抜擢(バッテキ)する。 0
伊 これ [1] 自分の近く、または直前に述べた言葉を指すときに用いる語。 0
空間 クウカン [0] ①あいていて何もない所。スペース。 ②すべての方向への無限の広がり。「宇宙―」 ③哲学で、時間とともに世界を成立させる基礎形式。時間 0
杼 ひ [1] 機(はた)織りの道具の一つ。木製や金属製の舟形で、横糸を巻いた管を入れ、縦糸の間を左右に往復させて横糸を通すもの。 0
笳 あしぶえ アシの葉を巻いて作った笛。参考古代中国の北方・西方に住む異民族の胡人が用いた。 0
循循 ジュンジュン ①順序にしたがうさま。秩序正しいさま。 ②物事にこだわらないさま。ゆったりとしたさま。 0
東 あずま [0] ①日本の東国(トウゴク)。箱根山から東の諸国。「―下り」 ②京都から見た江戸や鎌倉。 0
明暗 メイアン [0] ①明るいことと暗いこと。転じて、幸と不幸、喜びと悲しみ、勝利と敗北など。「―を分ける」 ②絵画・写真などで、色の濃淡や明るさの度合。「―のコントラストが強い絵」 0
卸任 シャニン 任務を辞めること。卸仕・卸事 0
面会 メンカイ [0] 人に会いに行くこと。また、訪ねて来た人と会うこと。「―謝絶の状態です」「―を求める」 0
稗蒔 ひえまき 鉢や水盤に水を浸した綿などを入れてヒエ・アワなどをまき、出た芽を青田に見立て涼感をめでる盆栽。夏 0
絮説 ジョセツ くどくどと説明すること。わずらわしくのべること。 絮語・縷説(ルセツ) 0
比況 ヒキョウ [0] ①他とくらべてたとえること。 ②文法で、…のようだ、…のごとしなど、状態や動作を他のものにたとえて表すこと。 0
字母 ジボ [1] ①言葉をつづるもとになる字。仮名・アルファベットなど表音文字の一つ一つ。 ②活字のもとになる字型。活字母型。 0
無慾 ムヨク [1] 無欲 0
鋳物 いもの [0] 鉄や青銅などの金属を溶かし、鋳型に流しこんでつくった器物。「―師」打物(うちもの) 0
朝生暮死 チョウセイボシ 生命がきわめて短いことのたとえ。人生のはかなさをいう。カゲロウなどが、朝に生まれて夕方には死ぬことから。〈『爾雅(ジガ)』〉朝活暮死・朝開暮落 0
衆知・衆智 シュウチ ①民衆の知識や知恵。「―を集めた解決策」 ②世間で多くの人が知っていること。「―の話」 0
専攻 センコウ [0] ある学問分野を専門に研究すること。また、その範囲。「薬学を―する」 0
途端 トタン [0] ちょうどその瞬間。はずみ。ひょうし。「外へ出た―、雨が降りだした」 0
伏魔殿 フクマデン [3] ①魔性のものの、ひそむ屋敷。 ②悪事や陰謀などがたくらまれている所。「政界の―」 0
百聞は一見に如(し)かず ヒャクブンはイッケンにしかず 物事は人の話を何回も聞くよりも、実際に自分の目で見たほうが確かで、よく理解できるものである。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
特攻隊 トッコウタイ [0] 「特別攻撃隊」の略。第二次世界大戦中、死を覚悟で飛行機や船艇に爆弾を積み、体当たり攻撃をした日本軍の特別部隊。 0
藐焉 バクエン ①はるかに遠いさま。「―たる大空」 ②孤独なさま。 0
杜仲 トチュウ [0],[1] トチュウ科の落葉高木。中国の南西部に自生。樹皮を干して薬用に、また、葉を煎(セン)じて飲料とする。「―茶を飲む」参考「はいまゆみ」とも読む。 0
三次元 サンジゲン [3] 人間が認識するように、上下・左右・前後の三つの方向のひろがりをもっていること。立体的空間。「―の世界」「―プリンター」 0
手無 たなし 仕事着の一種。筒袖(つつそで)の形をした襦袢(ジュバン)のようなもの。袖無(そでなし)。てなし。 0
進物 シンモツ [0] 他に差し上げる品物。贈り物。「デパートで―を選ぶ」 0
急変 キュウヘン [0] ①急に状況やようすが変わること。「病状が―する」急転・激変 ②急に起こる出来事。また、普通でない出来事。「普段から―の事態に備える」 0
忙中 ボウチュウ [0] いそがしいさなか。せわしい間。閑中 0
章句 ショウク [1] ①文章の章や句。 ②文章の段落や区切り。 0
心胆 シンタン [0],[1] 心。きもったま。「―を寒からしめる(非常に恐れさせる)」 0
思い立ったが吉日 おもいたったがキチジツ 何かをしようと決心したら、日を選ぶことなくすぐに行うのがよい。思い立った日が始めるのに一番よい日であるということ。 参考「思い立つ日を吉日」ともいう。 0
至誠 シセイ [0],[1] このうえなく誠実なこと。まごころ。「―天に通ず」 至心・誠心 0
目指気使 モクシキシ 言葉を出さず、目つきや顔つきで目下の者をこき使うこと。「目指」は目くばせで指示する、「気使」は言葉によらず手振りで指示する意。〈『漢書(カンジョ)』〉 0
法会 ホウエ [0],[1] ①人を集めて仏法を説くこと。また、その集会。 ②死者の追善供養を行うこと。また、その仏事。法事・法要 0
延着 エンチャク [0] 電車・飛行機・荷物などが遅れて到着すること。「急行列車が―した」早着 0
遽しい あわただ-しい [5] ①驚いてあわてるようにばたばたして落ち着かない。せき立てられるようで、せわしないさま。「―く出勤する」「毎年のことながら年の瀬は―い」 ②物事や周囲の動きが激しく変化するさま。「政局の動きが―い」「雲の動きが―い」 0
潦 にわたずみ 雨が降って路上や庭などにたまった水。潦水(ロウスイ)。 0
寿老人 ジュロウジン [2] 七福神の一人で、長寿を授ける神。頭が長く白いひげを垂らし、つえ・うちわを持ち、シカを連れている。 0
車掌 シャショウ [0] 旅客用の列車・電車などで、車内の事務や発車の合図などの仕事を受け持つ乗務員。 0
近郷近在 キンゴウキンザイ ①近くの村々。また、そこに住む人々。「―まで知れわたった人」 ②都市に近い村。 0
論じる ロン-じる [0],[3] ①筋道を立てて意見を述べる。「事の是非を―じる」 ②議論をする。また、問題として取り上げる。「政局の行方について新聞紙上で―じられる」 0
水夫・水手 かこ 船を操る人。船乗り。 参考「か」は梶(かじ)、「こ」は人の意。「水夫」は「スイフ」とも読む。 1
存在 ソンザイ [0] 物事や人があること、いること。また、その物事や人。「古来の風習が今なお―している」 0
凌霄花 のうぜんかずら [3] ノウゼンカズラ科のつる性落葉樹。中国原産。つるは一夏に三~五(メートル)も生長する。葉は羽状複葉。夏、枝先に黄赤色のラッパ形の花を多数つける。観賞用。夏由来「凌霄花」は漢名より。「霄」は天の意で、つるが天を凌(しの)ぐほど生長することから。 1
距 けづめ [0] ①ニワトリなどキジ科の鳥の雄のあしの後方にある突起。攻撃に使われる。 ②ウシやウマなどのあしの後方にある突起物。表記「蹴爪」とも書く。 0
寝相 ねゾウ [0] 寝ているときの姿や格好。「―の悪い人」 寝様・寝姿 0
聞こえる き-こえる [0] ①音や声などが耳に感じ取れる。耳に届く。「川のせせらぎが―える」 ②そのように受け取られる。「彼の言葉は嫌味(いやミ)に―える」 ③筋道が通る。納得できる。「それは―えません(納得できない)」 ④広く知れ渡る。「世に―えた名医」 0
頭 かぶり [3] あたま。かしら。「―を振る(否定の意志表示をする)」 0
すき 土を掘り起こすための農具。 表記「犂」と書けば、ウシやウマに引かせて使うものの意になる。 0
乃父 ダイフ [1] なんじの父。父が子に対していう自称。乃公 0
弘毅 コウキ 心が広くて意志が強いこと。 0
苦衷 クチュウ [0] 苦しい心のうち。つらさ。辛苦。「友の―を察する」 0
楚 いばら [3],[0] ①とげのある低木の総称。 ②ニンジンボク。クマツヅラ科の落葉低木。 0
露見・露顕 ロケン 隠していた秘密や悪事などが発覚すること。 0
貧民窟 ヒンミンクツ [3] 貧乏で生活に苦しむ人々が集まり住む所。スラム街。貧民街 0
附則 フソク [0] ①ある規則を補うためにつけ加えた規則。 ②法令の末尾につける経過規則・施工期日・細目などの規定。本則表記「付則」とも書く。 0
攻撃 コウゲキ [0] ①戦争やスポーツ競技で、相手を攻めること。「さあ、九回裏の―だ」守備・防御(ボウギョ) ②討論などで、相手を非難すること。「個人―は控える」 0
紫宸殿 シシンデン [2] 平安京大内裏(ダイダイリ)の正殿。新年の朝賀・即位・節会(セチエ)などの儀式が行われた。南殿(ナデン)。 参考「シシイデン」とも読む。 0
鋪装 ホソウ 舗装 0
刑罰 ケイバツ [1] 国家が犯罪者に与える法律上の制裁。とがめ。「違反者に―を科する」 0
明敏 メイビン [0] 頭の回転がよく、物事にすばやい対応ができること。「頭脳―」 0
蒲柳の質 ホリュウのシツ [0],[6] 生まれつき体が弱いこと。由来 蒲柳は木自体が細くて弱く、秋も早くに葉を落とすことから。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
令兄 レイケイ [0] 他人の兄を敬っていう語。「―にお伝えください」令弟参考多く、手紙文で用いる。 0
萌動 ホウドウ 草木が芽をふき始めること。また、物事のきざしが現れること。 0
樒 しきみ [0],[2] モクレン科の常緑小高木。暖地の山林に自生。春、淡黄色の花を開く。葉は長い楕円(ダエン)形で光沢と香気があり、抹香をとる。また、枝を仏前に供える。果実は有毒。シキビ。「―を持って墓参する」表記「梻」とも書く。 0
証文の出し遅れ ショウモンのだしおくれ 時機に遅れたため、本来は有効だったものの効力がなくなってしまうこと。 0
淪没 リンボツ ①水中にしずみ隠れること。沈没 ②おちぶれること。淪落 0
逃竄 トウザン [0] 逃げ隠れること。参考「竄」は穴にもぐりこんで隠れる意。 0
例 ためし [1] 以前にあった事柄。先例。また、手本。「親にもたたかれた―がない」 0
守護 シュゴ [1] ①守ること。警護。「―神」 ②鎌倉・室町幕府の職名。国ごとに置かれ、国内の統率・治安警備をつかさどった。 0
悪口 わるくち [2] 人や物をけなしたりののしったりしてわるく言うこと。またその言葉。悪舌参考「わるぐち・アッコウ」とも読む。 0
奮戦 フンセン [0] 力をふるって戦うこと。力をふるって、頑張ること。「目標達成に―する」奮闘 0
括袴 くくりばかま すそをひもでくくるようにした袴(はかま)。直衣(のうし)・狩衣(かりぎぬ)などに着ける指貫(さしぬき)など。 0
三千世界 サンゼンセカイ [5] この世のすべて。仏教の世界観で、須弥山(シュミセン)を中心としてその周囲に四大洲(シュウ)があり、その周りに九山八海があり、われわれの住む世界を形成する。この世界を千合わせたのを小千世界、それを千合わせた世界を中千世界、さらにそれを千合わせて大千世界。千が三つ重なるので三千大千世界。略して三千世界という。俗世間の意にも用いる。 0
復活 フッカツ [0] ①生き返ること。よみがえること。 ②衰えたものや廃止したものを、再び生かすこと。「花火大会が―した」 ③ユダヤ教やキリスト教で、一度死んだ者が再びよみがえるという信仰。特に、イエス-キリストのよみがえりをいう。 0
出超 シュッチョウ [0] 「輸出超過」の略。一定期間内の輸出の総額が輸入の総額より多くなること。 入超 0
虚構 キョコウ [0] 事実でないことを事実のように作り上げること。フィクション。 0
脾肉 ヒニク [0],[1] 足の股(もも)の部分の肉。表記「髀肉」とも書く。 0
馴鹿 トナカイ [2] シカ科の哺乳(ホニュウ)動物。北極付近のツンドラ地帯にすみ、家畜化されている。体は褐色で、雌雄ともに角がある。肉と乳は食用。 参考「ジュンロク」とも読む。 1
潜匿 セントク ひそみ隠れること。また、隠すこと。 参考「潜」「匿」ともにひそむ意。 0
椅子 トウイス [0] トウの茎を編んで作ったいす。夏 0
忸怩 ジクジ [1] 自分の行いをはずかしく思うようす。「内心―たるものがある」
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 ひけ目を感じたときの表現「自分がやったことが恥ずかしいときは…『ジクジたる思い』」 (公財)日本漢字能力検定協会 0
表白 ヒョウハク [0] 言葉や文章で表し述べること。「自分の決意を―する」参考「ヒョウビャク」と読めば、法事の最初に趣旨などを仏前に申し述べる意。 0
暗がり くらがり [0] ①くらい所。 ②人目につかない場所。「―で密談する」 0
階 しな [2],[0] 等分にわけたものや重ねたものの一つ一つ。等級。 0
寝穢い いぎたな-い [4] ①寝ていてなかなか起きない。「―く惰眠をむさぼる」 ②寝相が悪い。 0
徴表 チョウヒョウ [0] ある物事の性質を、他の物事の性質から区別するしるしとしての性質。メルクマール。 0
拳骨 ゲンコツ [0] にぎりこぶし。げんこ。「思わず―を振り上げる」鉄拳 0
幷ぶ なら-ぶ ①二つ以上のものが隣り合って位置する。連なる。 ②同じ程度である。「料理の腕前で、彼女に―ぶ者はない」表記「併ぶ・並ぶ」とも書く。 0
付図 フズ [1] 本文などに添えられている図面・地図・図表。表記「附図」とも書く。 0
高卓 たかジョク 生け花の花器をのせるための高い台。 0
両側 リョウがわ [0] 相対する二つの方向、または面。両方の側。片側 0
遠征 エンセイ [0] ①敵を倒すために遠くまで出かけること。「ナポレオンのロシア―」 ②試合・探検・登山などのために、遠くに出かけること。「海外―の途につく」 0
旅行 リョコウ [0] 一時的によその土地へ行くこと。旅をすること。旅。「家族―」 0
内談 ナイダン [0] 非公式の話し合い。内密の相談。密談 0
破防法 ハボウホウ [0],[2] 「破壊活動防止法」の略。暴力的な破壊活動を行った団体に対し、規制措置と刑罰規定を定めた法律。一九五二(昭和二七)年制定。 0
淫猥 インワイ [0] 下品で、性欲をそそるようなみだらなさま。卑猥。猥褻(ワイセツ) 0
教義 キョウギ [1] 宗教で、真理と信じられ教えている命題。ドグマ。教理・宗旨 0
奉加 ホウガ [1] 神仏のために謹んで財物をささげ、納めること。転じて、金品を寄付すること。「―帳を回す」寄付・寄進 0
仮睡 カスイ [0] 少し眠ること。かりね。うたたね。「―ですっきりした」仮眠 0
文目 あやめ [0] ①模様。色合い。「―も分かぬ暗闇(くらやみ)」 ②物事の区別。また、筋道。「―も知らぬ愚かな男」 0
御衣 おんぞ [1] 着る人を敬って、その衣服をいう語。お召し物。参考「みけし」とも読む。 1
淑い よ-い ①善良なさま。「―い人」 ②しとやかで、つつましい。 0
日長・日永 ひなが 昼間が長いこと。特に、春にそう感じられること。また、そういう時節。夜長 春 0
血涙 ケツルイ [0] 血の涙。激しい悲しみや怒りのために流れる涙。「―をしぼる」紅涙 0
支える つか-える [4],[3] ふさがったりつまったりして、先に進めなくなる。ふさがる。とどこおる。「食べ物がのどに―える」「窓口が―える」「渋滞で車が―える」 0
但 ただ [1] ①そのことだけ。もっぱら。「―無事を祈る」「―泣きじゃくるだけで理由を言わない」 ②ただし。しかし。「金品はやる。―命は困る」「品質はいい。―値段が高い」 0
細魚 さより [0] サヨリ科の海魚。近海にすむ。体は細長く青緑色で、下あごが長く突き出ている。肉は淡泊で美味。 春 表記「針魚」とも書く。 1
現場 ゲンば [0] ①ある物事が行われている、または過去に行われた場所。「事故―」「―検証」 ②第一線で仕事をする部署。作業をしている場所。「―の職員の意見を聞く」「工事―」参考「ゲンジョウ」とも読む。 0
苗圃 ビョウホ [1] 植物の苗を育てるための田畑。苗床 0
無告の民 ムコクのたみ 悩みや苦しみを訴えるところのない人々。頼るべきものをもたない、立場の弱い人々。〈『書経』〉 0
会談 カイダン [0] 公的に会って話し合うこと。「日米首脳―を開く」 0
十寸鏡 ますかがみ [3] 非常によく澄んだ鏡。ますみのかがみ。まそかがみ。 表記「真澄鏡」とも書く。 1
耗損 コウソン 使い減らすこと。また、使って減ること。損耗・消耗参考「耗」を「モウ」と読むのは慣用読み。 0
遊民 ユウミン [0] 定職をもたず、遊んで暮らしている人。のらくらもの。「高等―(職業をもたずに暮らしている知識人)」遊客表記「游民」とも書く。 0
硅素 ケイソ [1] 非金属元素の一つ。化合物として地殻中に大量に存在する。半導体に用いる。シリコン。表記「珪素」とも書く。 0
剽悍 ヒョウカン [0] 動作がすばやく、荒々しく強いこと。「―な戦士」表記「慓悍」とも書く。 0
菽麦を弁ぜず シュクバクをベンぜず 物の区別ができない愚か者のたとえ。「菽麦」は豆と麦。豆と麦を見分けることは非常に簡単なことなのに、その区別もできない意から。〈『春秋左氏伝』〉 0
黒 くろ [1] ①墨や木炭のような色。 ②犯人。または、その疑いが強い人。 ③碁石の黒い石。 ①~③白 0
檀 まゆみ ①ニシキギ科の落葉低木。山野に自生。初夏、淡緑色の小花をつける。秋、果実が熟すと赤い種子が現れる。材は、細工物用。 ②①の木で作った弓。表記「真弓」とも書く。 0
楽師 ガクシ [1] ①「楽士」に同じ。 ②宮廷で雅楽の演奏をする人。宮内庁式部職楽部の職員。楽人・伶人(レイジン) 0
項背相望む コウハイあいのぞむ 人の往来のはげしいことの形容。往来する人が多く、互いに前後を眺めあうことから。「項背」は、うなじと背中。 0
畏くも かしこ-くも [3] おそれおおくも。もったいなくも。「―陛下自らのお言葉」 0
雄略 ユウリャク 雄大なはかりごと。大きな計画。「天下統一の―」 0
報告 ホウコク [0] ①つげ知らせること。また、その知らせ。「事件発生を―する」 ②与えられた任務などの経過や結果について述べ伝えること。また、その内容。「委員会からの中間―」 0
膿汁 ノウジュウ [0] うみ。化膿(カノウ)した傷口などから出る不透明な粘液。参考「うみしる」とも読む。 0
散銭 ばらセン [0] こぜに。はした金。ばら。「―をつまみ出す」 0
交響曲 コウキョウキョク [3] ソナタ形式の管弦楽曲。通常四つの楽章からなる。シンフォニー。 0
突発 トッパツ [0] 思いがけなく発生すること。不意に起こること。「―事故」 0
篝 かがり [0] ①かがり火をたくときに用いる鉄製のかご。 ②「篝火」の略。 0
初婚 ショコン [0] はじめての結婚。「兄は―に失敗した」 再婚 0
諜者 チョウシャ [3],[0],[1] ひそかに敵中に忍び、内情をさぐる者。スパイ。間者・間諜参考「チョウジャ」とも読む。 0
無精 ブショウ [2] めんどうくさがって何もしないこと。ものぐさ。「筆―なので返事がなかなか書けない」「―者で部屋もきたない」表記「不精」とも書く。 0
羶血 センケツ [0],[1] ①なまぐさい血。 ②肉食する人。 0
疏林 ソリン まばらに木の生えている林。 密林 表記「疎林」とも書く。 0
注解 チュウカイ [0] 本文に注をつけて、解釈すること。また、その解釈したもの。「―を頼りに古典作品を読む」注釈 「註解」の書きかえ字。 0
一球入魂 イッキュウニュウコン 野球で、一球一球に全力を傾注すること。参考野球から生まれた造語。全力投球 0
菜殻火 ながらび アブラナを刈り干して種を取り去った、菜種がらを焚(た)く火。特に、筑紫(つくし)平野のものが有名。 夏 0
学監 ガッカン [0] 学務をつかさどり、学長補佐および学生を監督する役。また、その人。 0
床の間 とこのま [0] 座敷の上座(かみザ)で床を一段高くし、花や置物・掛け軸などを飾るようにしつらえたところ。 0
尻当 いしきあて 着物の尻の部分の裏を補強するためにつける布。しりあて。 表記「居敷当」とも書く。 1
烏滸がましい オコ-がましい [5] ①なまいきだ。出すぎている。「私が言うのも―いのですが」 ②しゃくにさわる。ばかばかしい。「口にするのも―い」 0
鼾 いびき [3] 睡眠中に、呼吸とともに鼻や口から出る雑音。「―をかく」 0
給仕 キュウジ [1] ①飲食の世話をすること。また、その人。「―が膳(ゼン)を運んでくる」 ②職場で雑用をすること。また、その人。 0
細瑾 サイキン わずかな過失。ちょっとしたきず。 由来「細謹(こまかいことに気を配ること)」の誤記から生まれた語。 0
跨線橋 コセンキョウ [0] 鉄道線路の上をまたいでかけられた橋。「―がやっと完成した」渡線橋 0
柳絮の才 リュウジョのサイ 非凡な才女。また、文才のある女性。才媛(サイエン)。故事中国、晋(シン)の謝安(シャアン)が降る雪を見て、甥(おい)と姪(めい)にこれを何にたとえるかと尋ねた。甥は「塩を空中にまいたようだ」と答えたのに対して、姪は「柳絮が風に舞い散るようだ」と答え、謝安を大いに感心させたという故事から。〈『晋書(シンジョ)』〉参考「詠雪の才」「詠絮の才」ともいう。 0
濬う さら-う 水底を搔(か)いて泥などを取り除く。 表記「浚う」とも書く。 0
脅かす おど-かす [4] ①こわがらせる。恐れさせる。 ②びっくりさせる。おどろかす。「物陰から飛び出して―す」 0
生唾 なまつば [0],[2] うまそうなものやすっぱいものを見たとき、また強く緊張したときなどに自然に出てくる唾液(ダエキ)。「ご馳走(チソウ)に―を飲む」 0
辺 ほとり [0] ①近く。そば。あたり。「神社の―にある古木」 ②きわ。ふち。特に、水ぎわ。「池の―に立つ」 0
深手・深傷 ふかで 深い傷。大きなけが。傷が大きいこと。重傷。「―を負う」 浅手・薄手 1
侵蝕 シンショク [0] 侵食 0
充行 あておこない 所領や禄(ロク)を与えること。また、それらの給与。あてがい。 表記「宛行」とも書く。 0
養蜂 ヨウホウ [0] はちみつなどをとるために、ミツバチを飼育すること。 0
綿羊 メンヨウ [0] ヒツジの別称。表記「緬羊」とも書く。 羊(ひつじ) 0
参与 サンヨ [1] ①計画などに加わり協力すること。 ②官庁や民間会社・団体などで、学識経験者に業務運営について協力してもらうときに用いる役職名。 0
献 コン 酒の杯をすすめる度数。「友と一―かたむける」参考客をもてなすとき、酒を三杯すすめることを「一献」という。 0
固定観念 コテイカンネン [4] 頭にこびりついて、容易に変わらない考え。「―にしばられる」 0
条件 ジョウケン [3] 物事の成立や承認に必要な事柄や制約事項。「契約の―を満たす」「先方の―をのむ」 0
娶る めと-る [2] 妻として迎える。「才女を―る」 参考妻(め)取る意。 0
論戦 ロンセン [0] 激しく議論し合うこと。意見をたたかわせること。「―を交える」 0
番える つが-える [3],[0] ①二つ以上のものを組み合わせる。 ②弓の弦(つる)に矢をあてがう。「一の矢を―える」 ③しっかり約束する。 0
旗手 キシュ [1],[2] ①はたを持つ役目の人。はた持ち。 ②活動の先頭に立つ人のたとえ。「平和運動の―」 0
子煩悩 こボンノウ [4],[2] 自分の子を非常にかわいがり大切にすること。また、その人。「―な父親が増えた」 0
戦塵 センジン [0] ①戦場に立ち上る砂ぼこり。 ②戦場の騒ぎ。「―を避ける」 0
配色 ハイショク [0] いくつかの色を調和するように組み合わせること。また、その色合い。「明るい―」 0
寂れる さび-れる [0],[3] にぎやかだった所がすたれる。人気がなくなる。「不況で商店街は―れる一方だ」 0
就眠 シュウミン [0] ねむりにつくこと。ねむること。「―中に地震で起こされる」 就寝・就床 0
忘恩 ボウオン [0] 恩をわすれること。恩知らず。「奴は―の徒だ」報恩 0
御釈迦 おシャカ [0] だめになること。また、だめになったもの。作りそこない。 由来地蔵を鋳るつもりの鋳物職人が、誤って釈迦を鋳たことから。 0
可哀相・可哀想 カワイソウ 気の毒で同情をさそうさま。ふびんなさま。「―な孤児(みなしご)」 0
隘い せま-い ①面積・幅などの空間が少ない。 ②心のゆとりがない。度量がない。 0
降りる お-りる [2] ①高いところから低いところへ移る。また、下がる。「踏み台を―りる」「幕が―りた」 ②乗り物から外へ出る。「バスから―りる」 ③地位を退く。「会長の座を―りる」 ④参加をやめる。また、権利をすてたり仲間からはずれたりする。「役を―りる」 ⑤霜や露が発生する。「麦畑に霜が―りる」 0
更地 さらチ [0] 家や木がなく、使われていない空地。表記「新地」とも書く。 0
卓然 タクゼン ひときわすぐれているさま。とびぬけて目立つさま。 0
暗澹 アンタン [0] ①将来の見通しがたたず絶望的なさま。「―たる社会」 ②くらくて恐ろしげなさま。「―たる海の色」 0
美観 ビカン [0] 美しいながめ。「絵に描いたような―を大切に」美景 0
売る う-る [0] ①代金と引き換えに渡す。「家を―る」買う ②世間に知られるようにする。「名を―った」 ③利益のために裏切る。「仲間を―る」 ④押しつける。仕掛ける。「媚(こ)びを―る」 0
不易流行 フエキリュウコウ [1],[0] 本質は永遠に変わらないが、それを表現する様式は時々に変化するということ。「流行」は、新しさを求めて変わっていくこと。松尾芭蕉(まつおばしょう)が提唱した俳諧(ハイカイ)の理念の一つ。 0
圏谷 ケンコク [0] 氷河が山腹を浸食してできた、U字形または半球形のくぼ地。国内では日本アルプスなどに見られる。 0
千万無量 センマンムリョウ [5] 数限りのないこと。「無量」は、はかりしれないほど量が多いこと。「―の思い」 0
咳く せ-く [1] せきをする。しわぶく。「苦しそうに―きこむ」 0
列挙 レッキョ [1] 一つ一つ並べて示すこと。数え立てること。「失敗例を―する」 0
孤城落日 コジョウラクジツ [0] 衰えて昔の勢いを失い、助けもなく心細いさま。孤立して援軍の当てもない城が、沈む夕日に照らされる情景から。〈王維の詩〉孤城落月 0
放射 ホウシャ [0] ①一点より四方八方へ出ること。「道路が―状にのびる」 ②物体から熱・光・電波などを放出すること。「―性元素」輻射(フクシャ) 0
改宗 カイシュウ [0] これまで信仰していた宗教・宗派を他に変えること。宗旨がえ。「キリスト教徒に―を迫った」 0
気遣い キづかい [2] ①気をつかうこと。心遣い。「どうぞお―なく」 ②好ましくないことが起こる心配。「被害が拡大する―はない」 0
雨間 あまあい [0] 雨がしばらく降りやんでいる間。「―をみて出掛ける」参考「あまま・あめま」とも読む。 0
衰耄 スイボウ 年老いて、おとろえること。 参考「スイモウ」とも読む。 0
空しい むな-しい [3],[0] ①むだな。かいがない。「―い努力」 ②からっぽな。内容のない。「実現不可能な―い議論」 ③はかない。「―い一生」 ④この世にいない。「―くなる(死ぬ)」表記「虚しい」とも書く。 0
常用漢字 ジョウヨウカンジ [5] 一般社会や公文書の漢字使用の目安として、「常用漢字表」にあげられた漢字。一九八一(昭和五六)年に一九四五字として内閣告示。それまでの当用漢字にかわった。その後、二〇一〇(平成二二)年に一九六字を追加、五字を削除した二一三六字が告示された。 0
騒音 ソウオン [0] うるさく感じる音。さわがしい音。「バイクの―で眠れない」 0
虎子 まる [0] 持ち運びのできる簡易の便器。おまる。 由来古語の「放(ま)る」から。 1
屯家・屯倉 みやけ 古代、大和(やまと)朝廷の直轄領から収穫した稲米の倉。転じて、大和朝廷の直轄領。表記「官家」とも書く。 1
急迫 キュウハク [0] 状況や局面などが差しせまること。せっぱ詰まること。「事態は―している」切迫 0
水蕗 みずぶき オニバスの別称。 参考「みずふぶき」とも読む。 0
朗吟 ロウギン [0] 声高らかに詩歌をうたうこと。朗詠 0
薄粧 うすけわい 目立たない程度に薄く化粧すること。薄化粧。 1
悪癖 アクヘキ [0] わるいくせ。よくない習慣。「―が健康を害する」悪習 0
満座 マンザ [0] その場にいる、すべての人。「―の中で笑われる」 0
押す お-す [0] ①物に手前側から力を加えて向こうへ動かす。「ドアを―す」引く ②上から力を加えて押さえる。「背中のつぼを―す」 ③印章や箔(ハク)などを物に写す。「印を―す」 ④無理をして強行する。おしきる。「病気を―して旅に出た」 ⑤確認する。「念を―す」「だめを―す」表記②「圧す」 ③「捺す」とも書く。 0
俺 おれ [0] 男性が同輩や目下の人と話すとき、自分をさしていう語。「―とお前の仲だ」 0
記述 キジュツ [0] 文章に書きしるすこと。また、その文章。「―式問題」 0
錣 しころ [0] かぶとや頭巾(ズキン)から左右や後ろに垂らして、首をおおって守るもの。表記「錏」とも書く。 0
建網 たてあみ [0] 定置網漁法で魚の流れを一定の方向に誘導するためにしかける網。 0
岐れる わか-れる 道や筋道がふたまたになる。 由来山のえだ道の意から。 0
木工寮 モクリョウ 律令(リツリョウ)制で、宮殿の造営や修理などを行った役所。参考「こだくみのつかさ」とも読む。 0
回線 カイセン [0] ①電話・電信の回路。 ②電流・磁気の通路。電気回路など。 0
疼痛 トウツウ [0] ずきずきとうずくように痛むこと。また、その痛み。 0
光彩 コウサイ [0] きわだって美しく輝く光。「―を放つ」 0
察する サッ-する [0],[3] ①事情をおしはかって感じ取る。「気配を―する」 ②人の気持ちを推測し、思いやる。同情する。「遺族の気持ちを―する」 0
密書 ミッショ [0],[1] 秘密の文書や手紙。「―の中身が漏れる」 0
徳を以て怨みに報ゆ トクをもってうらみにむくゆ 怨みのある相手を憎まずに、かえって恩恵で報いること。〈『論語』〉 0
暁 あかつき [0] ①夜が完全に明けきらないうちの、まだほのかに暗いころ。夜明け時。あけがた。「―を告げる鐘の音」 ②物事が完成・実現したその時。「当選の―には」参考「明(あ)か時(とき) 」の転。 0
草叢 くさむら [0] 草が群がって生い茂っている所。 表記「叢」とも書く。 0
偽書 ギショ [1] 本物らしく書いたにせの書物・手紙。偽筆 0
黄疸 オウダン [0] 胆汁の色素が血液中に増加し、皮膚や粘膜などが黄色くなる症状。 0
御来迎 ゴライゴウ [0] ①「来迎」の尊敬語。臨終のときのお迎え。 ②「御来光」に同じ。参考「ゴライコウ」とも読む。 0
罪人 ザイニン [0] 罪をおかした者。「―に裁きが下された」「―扱いされて立腹する」 犯人・科(とが)人 0
渡す わた-す [0] ①水の上を対岸へ運ぶ。「客を船で向こう岸へ―す」 ②手から手へ移す。与える。「バトンを―す」 ③一方から一方へとどかせる。張る。「長い板を―してぬかるみの上を通る」「綱を―す」 0
一捻り ひとひねり [2],[3] ①一回ひねること。 ②一工夫すること。「この企画はあと―するとよくなる」 ③相手を簡単に負かすこと。「あんな弱い相手は―だ」 0
楼閣 ロウカク [0] 階を重ねて造った高い建物。高楼(コウロウ)。たかどの。「きみのプランは砂上の―にすぎない」 0
按針 アンジン [0] 船の安全な航海を職務とする責任者。航海士。 0
建値 たてね [2] 「建値段」の略。生産者が卸売り業者に提示する販売時の希望価格。 0
一律 イチリツ [0] ①同じ調子で変化のないこと。「千篇(センペン)―」 ②一様で例外のないさま。「―に費用を負担する」 0
管絃楽 カンゲンガク [3] 管弦楽 0
黍 きび [1] イネ科の一年草。インド原産といわれ、古くから栽培される。秋、淡黄色の花穂をつけ、実ると垂れ下がる。五穀の一つで食用。「―餅(もち)は懐かしい味がする」 秋 表記「稷」とも書く。 0
良家 リョウケ [1] 家柄がよく、生活程度の高い家庭。上品な家庭。「―の子女」参考「リョウカ」とも読む。 0
佇む たたず-む [3] しばらくの間立ちどまる。そこに立っている。「街角に―む」 0
表六玉 ヒョウロクだま [0] 愚かな人をののしっていう語。表六。表記「兵六玉」とも書く。 0
膰 ひもろぎ [0] 祖先のみたまやなどの祭りに供える、火であぶった肉。 0
落石 ラクセキ [0] 山や崖(がけ)などから石が落ちてくること。また、その石。「―に注意」 0
進言 シンゲン [0] 位や立場が上の人に意見を申し述べること。「社長に―する」 0
南鐐 ナンリョウ ①上質の銀。また、銀の別称。南挺(ナンテイ) ②江戸時代の貨幣、二朱銀の別称。参考「鐐」は良質の銀の意。 0
美形 ビケイ [0] ①美しいかたち。 ②美しい容貌(ヨウボウ)。美女や美男。美貌 0
暗礁 アンショウ [0] 水面に出ていないために見えず、船の通行に障害となる岩。「船が―に乗り上げる」 0
被選挙権 ヒセンキョケン [1],[3],[4] ①選挙される権利。 ②国民の公選により、一定の公職につくことができる権利。 ①②選挙権 0
利潤 リジュン [0] 総収入から、生産にかかった労賃や材料費などの必要経費を引いた残りの純利益。もうけ。「企業は―を追求する」「―分配制度」 0
風物詩 フウブツシ [4],[3] ①風景や季節をうたった詩。 ②その季節の感じをよく表しているもの。「夏の―、金魚売り」 0
検出 ケンシュツ [0] 検査して見つけ出すこと。調べて中から見つけること。「薬物を―する」「事件現場での指紋の―」 0
公法 コウホウ [1],[0] 国家と他の国家または地方公共団体との関係、また、それらと個人との関係に関する法律。憲法・行政法・刑法など。私法 0
解し織り ほぐしおり 絣(かすり)織物の一種。粗く練り糸を入れて仮織りした布に模様を染め、再び織機にかけて練り糸を抜き本織りしたもの。ほぐしがすり。 0
自治 ジチ [1] ①自分で自分のことを処理すること。 ②地方公共団体や学校などが、その範囲内の行政や事務などを運営すること。「地方―体」「学生―会」 0
名誉慾 メイヨヨク [3] 名誉欲 0
汚す けが-す [0] ①美しいもの、清いものをきたなくする。「清純な心を―す」 ②地位や名誉を傷つける。「名を―すような行為」 ③地位や席につくことをへりくだっていう語。「末席を―す」 ④暴力などで女性をはずかしめる。
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漢字の豆知識 「汚れない天使」の読み方は? 読めないと恥ずかしい常用漢字2(公財)日本漢字能力検定協会 0
構内 コウナイ [1] 囲ってある区域の中。敷地や建物の中。「駅の―」構外 0
主立つ おもだ-つ [3] 集団のなかで中心となる。重要な位置を占める。「―った面々」 0
次官 すけ [1] 律令(リツリョウ)制で、四等官の第二位。長官を補佐し、時に代理もする。 参考「ジカン」と読めば、省庁で大臣に次ぐ位の役人の意。 1
黄麻 つなそ [0] シナノキ科の一年草。 由来「黄麻」は漢名から。黄色い花が咲く、繊維をとる植物の意。 綱麻(つなそ) 1
誘き寄せる おびきよ-せる [5],[0] だまして連れ出す。だましてさそいよせる。「おとりで敵を―せる」「餌(えさ)で動物を―せる」 0
間 ケン [0] ①尺貫法の長さの単位。一間は六尺で、約一・八二(メートル)。 ②日本建築で柱と柱のあいだ。 ③碁盤・将棋盤の目。「一―飛び」「四―飛車(シケンビシャ)」 0
快活 カイカツ [0] 言葉や動作がはきはきしていて、元気がよいこと。「―な性格」活発 「快闊」の書きかえ字。 0
動的 ドウテキ [0] いきいきと動いているようす。ダイナミック。「―な描写」静的 0
核家族 カクカゾク [3] 一組の夫婦と、その未婚の子どもからなる家族。 0
鋭鋒 エイホウ [0] ①鋭くとがった鋒先(ほこさき)。 ②鋭い攻撃。特に言論による攻撃にいう。「―をかわす」 0
杓子 シャクシ [1] 汁や飯などをすくったり盛ったりする道具。しゃもじ。 0
鴻恩 コウオン 大きな恩や大きな恵み。「―に報いる」表記「洪恩」とも書く。 0
出向 シュッコウ [0] 会社などの命令で、他の場所へ出むいて仕事をすること。「九州の営業所に―する」 0
魁 さきがけ [0] 先頭。第一番目。「―となって攻め込む」表記「先駆け・先駈け」とも書く。 0
迷う まよ-う [2] ①道が分からなくなる。「道に―って遅刻した」 ②決断がにぶる。惑う。「どちらがよいか―ってしまう」 ③心を奪われて判断力を失う。おぼれる。「色香に―う」 ④死者の霊が成仏(ジョウブツ)できないでいる。 0
蜘蛛が網を張りて鳳凰を待つ チチュがあみをはりてホウオウをまつ 力のないものが強大なものに立ち向かう。はかない抵抗のたとえ。とうてい太刀打ちできないことのたとえ。 参考略して「蜘蛛の網」ともいう。蟷螂(トウロウ)が斧(おの)を以(もっ)て隆車に向かう・蟷螂(トウロウ)の斧(おの) 0
格天井 ゴウテンジョウ [3] 格子のように桟(サン)を組んで、板をはった天井。 0
痒疹 ヨウシン [0] 皮膚にできる吹き出物。かゆみを伴い、搔(か)くと出血する。 0
胃痙攣 イケイレン [2] 胃やその付近が急にはげしく痛む症状。しゃく。 0
醴泉 レイセン [0] 甘味のある水がわく泉。味の良い泉。中国で、太平の世にわいたという。甘泉 0
臨港 リンコウ [0] 施設や鉄道などが、港までのびていること。港のすぐそばにあること。「―線(港まで引いた鉄道線路)」 0
輪禍 リンカ [1] 自動車や電車などに、ひかれたりはねられたりする災難。「―に遭う」 0
漱ぐ くちすす-ぐ [0] 口中を清めるためにすすぐ。うがいをする。 表記「嗽ぐ」とも書く。 0
目深 まぶか [0],[1] 目の隠れるくらいに深く、帽子などをかぶるさま。「野球帽を―にかぶる」参考「めぶか」とも読む。 0
蘭貢 ラングーン ヤンゴンの旧称。ミャンマー(旧ビルマ)連邦の旧首都。 1
屋舎 オクシャ [1] 家屋。たてもの。多く、大きな建築物を指す。「―は荒れ果て、昔の姿をとどめてはいない」 0
董す ただ-す 見張る。監督し管理する。「威をもってこれを―す」 0
詔 みことのり [0] 天皇の言葉。詔勅(ショウチョク)。 参考天皇の命令を直接に下す文書で、律令(リツリョウ)制で詔(ショウ)と勅(チョク)の二様式がある。 0
番外 バンガイ [0] ①番組・番数などが、定まっているものから外れたもの。予定外。「―の余興で盛り上がる」 ②ふつうとはちがっていて特別扱いをするもの。例外。「―地(番地が付与されていない土地)」 0
斎宮 いつきのみや [3] ①伊勢(いせ)神宮や賀茂(かも)神社に奉仕した斎王(いつきのみこ)の住居。また、斎王。 ②神をまつる場所。特に、伊勢神宮。 0
荊棘 ケイキョク [0] ①いばら。また、いばらなどの生えている荒れた土地。 ②障害になるもの。また、障害などの多い状態。 ③人を害しようとする心。また、その人。 0
即時 ソクジ [1] その時すぐ。すぐさま。「―に応答する」 即刻 0
粘粘 ねばねば ねばり気のあるさま。ねばり気のあるもの。「手に―とした液体がつく」 0
沸く わ-く [0] ①水が煮立って、湯気が盛んに出ること。「やかんの湯が―く」 ②金属が溶ける。 ③騒ぎ立てる。熱気をおびる。「観客は―きに―いた」「勝利に―く」 0
御洒落 おしゃれ [2] 服装や化粧などで身を飾ること。また、その人。「―な人」参考「おしゃれな店」のように「しゃれた」の意にも使う。 1
蓬萊 ホウライ ①「蓬萊山」の略。中国の伝説で神仙がすむという山。蓬萊島。蓬壺(ホウコ) ②「蓬萊台」の略。①をかたどり、松竹梅・鶴亀などを飾ったもの。祝い事に用いる。 ③「蓬萊飾り」の略。新年の祝いに、三方に米・アワビ・数の子・ダイダイなどを盛ったもの。 0
末世 マッセ [1],[0] ①道義がすたれ、乱れた世の中。すえの世。末代・澆季(ギョウキ) ②仏法の衰えた末法の世。参考①「マッセイ」とも読む。 0
友愛 ユウアイ [0] きょうだいや友人・仲間の間にある親愛の情。「―精神に富む」友情 0
試写 シシャ [0],[1] 完成した映画を、一般に公開する前に特定の人に見せること。「特別―会で観(み)た映画だ」 0
土塊 ドカイ [0] 土のかたまり。参考「つちくれ」とも読む。 0
拗体 ヨウタイ 漢詩の一つの詩体。絶句・律詩のうちで、平仄(ヒョウソク)の規則に合わない変格の詩体。参考「オウタイ」とも読む。 0
蘇葉 ソヨウ 生薬の一つ。チリメンジソの葉を陰干しにしたもの。解毒・健胃薬として用いる。 0
甲斐甲斐しい かいがい-しい [5] きびきびとしているさま。骨身をおしまず働くさま。まめまめしい。「―しく看病する」 1
卵 たまご [1] ①鳥・魚・虫などの雌の生殖細胞。卵子(ランシ)。 ②ニワトリのたまご。鶏卵(ケイラン)。「大きな―の黄身」 ③修業中の人。また、未成熟な人。「医者の―」表記②「玉子」とも書く。
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漢字の豆知識 玉子は卵に含まれる? ~卵と玉子の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
交番 コウバン [0] ①交代で番にあたること。 ②市街地のところどころにある警察官の詰め所。参考以前は「派出所」ともいった。 0
痩軀 ソウク やせ細っている身体。「長身―を折るようにして座った」 痩身 0
一心同体 イッシンドウタイ [3],[0] 二人以上の気持ちが、一つにまとまること。「夫婦は―」異体同心・寸歩不離
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四字熟語根掘り葉掘り59:「一心同体」ではもの足りない?
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
併せる あわ-せる [3] 並べて一緒にする。「成功を祝し―せて健康を祈る」「二つの銀行を―せる」表記「幷せる」とも書く。 0
山女 やまめ [0] サケ科の淡水魚。サクラマスが海に下らず、渓流にすみついたもの。体側の斑点(ハンテン)が特徴。食用。ヤマベ。 夏 0
歎賞・歎称 タンショウ 感心してほめそやすこと。非常に感心すること。表記「嘆賞・嘆称」とも書く。 0
落成 ラクセイ [0] 大規模な建築物ができあがること。土木工事が終わること。竣工(シュンコウ) 0
苛烈 カレツ [0] きびしくはげしいこと。「―な戦い」猛烈・激烈・酷烈・峻烈(シュンレツ) 0
閑人 カンジン [0] ①用事のない人。ひまじん。 ②世俗を離れて暮らす人。 0
海鼠 なまこ [3],[0] ナマコ類の棘皮(キョクヒ)動物の総称。海底にすむ。体は円筒形で、背にいぼのような突起が多数ある。食用。冬 1
月に叢雲(むらくも)花に風 つきにむらくもはなにかぜ よいことには何かとさまたげが入るたとえ。また、この世の中の思うようにいかないことのたとえ。美しい月も厚い雲に隠され、きれいに咲いた花も風に吹かれて散ってしまう意から。参考「花に風」は「花に嵐(あらし)」ともいう。 0
貴い とうと-い [3] ①身分や価値が高く、うやまうべきである。大切である。「交通事故で―い命を失う」 ②数が少なくて値段が高い。ねうちがある。「―い宝」参考「たっとい・たかい」とも読む。 0
冷房 レイボウ [0] 室内の温度を、人工的に低くすること。また、その装置。暖房 夏 0
蟯虫 ギョウチュウ [0] ギョウチュウ科の線虫。体は白く形は先端のとがった線状で、体長は約一(センチメートル)。人の肛門(コウモン)の周辺に産卵し、小腸や盲腸などに寄生する。参考「ジョウチュウ」とも読む。 0
繁縟 ハンジョク ①さまざまな彩色がほどこされていること。 ②「繁文縟礼」の略。 0
歓楽 カンラク [0],[1] よろこび楽しむこと。「―街」「―に明け暮れる」快楽・享楽・悦楽 0
恬然 テンゼン [0] ①やすらかで静かなさま。穏やかなさま。 ②平気でいるさま。心に感じないさま。「―として恥じない」平然 0
四囲 シイ [1] ①四方をとり囲むこと。 ②まわり。周囲。「―の情勢を考慮する」「―を海で囲まれた国」 0
徴する チョウ-する [3] ①召し集める。官の用で呼び出す。「兵を―する」 ②取り立てる。徴収する。 ③証拠や根拠を求める。照らし合わせて考える。「歴史に―して明らかだ」 ④要求する。「識者の意見を―する」 0
変動 ヘンドウ [0] ①変わり動くこと。また、変え動かすこと。「人口の―を調査する」「為替(かわせ)の―」 ②世の中の大きな動き。「―の時代」 0
舞う ま-う [0],[1] ①舞を演じる。「舞台でひと差し―う」 ②回転しながら飛ぶ。「帽子が風に―う」「落ち葉の―う季節」 0
関係 カンケイ [0] ①物と物とが、つながりやかかわりをもつこと。また、そのつながり。「仕事に―する資料」「生産と消費の―」関連・関与 ②人と人との間柄。「叔父と姪(めい)の―」 0
順順 ジュンジュン [3] 序にしたがって物事を進めること。「―に話す」 順次 0
双つ ふたつ 二つそろっていること。また、そのさま。一対。 0
叩き たたき [3] ①たたくこと。 ②江戸時代、罪人の背中などを鞭(むち)でたたいた刑罰。 ③魚肉や鶏肉などを包丁などで細かくたたいた料理。 0
末尾 マツビ [1] 物事の終わりの部分。「手紙の―」「―の数字だけがちがう」 0
暴風 ボウフウ [3],[0] 激しく吹き荒れる風。被害をもたらす強風。「―警報が発令される」 0
情調 ジョウチョウ [0] ①おもむきや雰囲気、気分。 情緒 ②感覚に伴って起こる感情。喜怒哀楽や快・不快など。 0
和洋折衷 ワヨウセッチュウ [0],[1],[4] 日本と西洋の様式をほどよく取り合わせること。表記「折衷」は「折中」とも書く。 0
肝蛭 カンテツ [0] カンテツ科の扁形(ヘンケイ)動物。ヒツジ・ウシなど草食動物の肝臓に寄生して成虫になる。卵は動物の糞(フン)とともに排出され、水中で幼虫となり、モノアラガイの体内に入り増殖、のちにそこを出て水中を泳ぎ草葉に付着する。 0
図式 ズシキ [0] 物事の関係を説明するためにかかれた図。「物事は―どおりにいかない」 0
橡 つるばみ [1],[0] ①クヌギ、またその果実であるどんぐりの古名。 ②どんぐりを煮た汁で染めた濃い灰色。にびいろ。 0
搬ぶ はこ-ぶ 物を他の場所へはこんで動かす。物を左から右へと移す。 0
利益 リヤク [1] 神仏によって授けられる恵み。「お守りのご―がありますように」利生(リショウ)参考「リエキ」と読めば別の意になる。 0
消防 ショウボウ [0] 火事を消したり、火災の警戒・予防活動をしたりすること。また、その人。「―士」「―団を結成する」 0
璧を懐いて罪あり たまをいだいてつみあり 匹夫罪なし璧を懐いて罪あり 0
陽動作戦 ヨウドウサクセン [5] 挑発的な行動をわざと行い、敵の注意をそちらに向けて判断を誤らせ、思いがけないところをつく作戦。参考「陽」は偽る意。 0
入境問禁 ニュウキョウモンキン その土地の習慣やしきたりにしたがうのがよいということ。国境を越えたら、その国の禁制を確認するという意から。〈『礼記(ライキ)』〉殊俗帰風(シュゾクキフウ) 0
聖火 セイカ [1] ①神聖な儀式などで神に捧げられる火。 ②ギリシャのオリンピアから運ばれ、オリンピック開催中聖火台で燃やしつづけられる火。「―ランナー」 0
豌豆 エンドウ [1] マメ科の二年草。葉は羽状複葉で、先端は巻きひげとなる。若いさやと種子は食用。エンドウマメ。夏 0
収差 シュウサ [1] 一点から出た光がレンズ・鏡などを通過したり反射したりして像を結ぶとき、像がぼやけたり曲がったりする現象。 0
斑濃 むらご 染色で、ところどころに濃い部分をつくり、まわりを次第に薄くなるようにぼかしていく染め方。表記「叢濃・村濃」とも書く。 1
到達 トウタツ [0] 行き着くこと。ある点にとどくこと。「目的としたレベルに―する」「―目標をたててがんばる」到着 0
駄袋 だんぶくろ [3],[0] ①布で作った物を運ぶ大きな袋。 ②幕末、武士が訓練のときなどに身につけたゆったりとしたズボン。由来「駄荷袋(ダニぶくろ)」の転。表記「段袋」とも書く。 1
遅場米 おそばマイ [0] イネの成熟のおそい地域でとれる米。早場米 0
決裂 ケツレツ [0] 切れさけること。意見がまとまらず、物別れに終わること。「和平交渉は―しそうだ」 0
軽捷 ケイショウ [0] 身軽ですばやいこと。敏捷なさま。「―な身のこなし」 0
自暴自棄 ジボウジキ [4] すてばち、やけくそになること。物事がうまくいかず、希望を失って投げやりな行動をとること。「自暴」はめちゃくちゃな行動で自分の身をそこなうこと。「自棄」は自分で自分を見捨てること。〈『孟子(モウシ)』〉「―の態度を改める」 0
抒情 ジョジョウ [0] 「叙情」 0
謡初 うたいぞめ 新年になって最初に、謡曲をうたうこと。特に、江戸幕府が毎年正月二日、のちに三日に、能役者を招いて殿中で催した謡の儀式。新年 0
鬱蒼 ウッソウ [0] 暗く感じられるほど草木が生い茂るさま。「―とした森の小道」鬱然・蔚然(ウツゼン) 0
闘う雀(すずめ)人を恐れず たたかうすずめひとをおそれず 夢中になって我を忘れているときには、思いがけない力を発揮するものであることのたとえ。スズメのような臆病(オクビョウ)な鳥でも、喧嘩(ケンカ)をしているときには、人が近づいても逃げないものであるという意から。参考「闘う雀」は「闘雀(トウジャク)」ともいう。嚙(か)み合う犬は呼び難し 0
藁葺き わらぶき [0] わらで屋根をふくこと。また、その屋根。 0
大幅 おおはば [0] ①通常より広い幅。 ②幅の広い布地。和服地で並幅(なみはば)(約三六(センチメートル))の二倍の幅。洋服地でダブル幅。 ③数量・価格などの変動の範囲や開きが大きいこと。「―な値上げ」「―に記録を更新する」 0
伽 とぎ [1],[2] ①話の相手をして退屈をなぐさめること。「病床の老母の―に孫の話をする」 ②寝所にはべること。また、その人。夜伽。 0
紫菜 あまのり 紅藻類ウシケノリ科の海藻の総称。 由来「紫菜」は漢名から。 甘海苔(あまのり) 1
綿布 メンプ [1] 綿糸で織った布。もめんの布。もめんの織物。 0
楽焼 ラクやき [0] ①ろくろを使わず手で形を作り、低温で焼いた陶器。 ②素焼きの陶器に客が絵や文字をかいて焼きあげるもの。 由来①創始者が豊臣秀吉(とよとみひでよし)から「楽」の金印を賜ったことからという。 0
伝奇 デンキ [1] ①怪奇や幻想に富んだ物語。 ②中国の唐・宋(ソウ)代の、奇談や逸話を題材とした短編小説。 0
全豹一斑 ゼンピョウイッパン 物事の一部分。また一部分だけを見て全体を批評するたとえ。「全豹」はヒョウ(豹)の全体、「一斑」はヒョウの斑点の一つの意。一つの斑点だけを見て、ヒョウ全体を批評する意から。〈『晋書(シンジョ)』〉 0
氷解 ヒョウカイ [0] 氷がとけるように、疑問や不満などがなくなること。「長年のわだかまりが―した」 0
満俺 マンガン 銀白色で赤みを帯び、鉄よりも硬く、炭素を含むともろい金属元素。 1
延びる の-びる [2] 物事や時間が長くのびる。長引く。「平均寿命が―びる」「会合が予定より―びる」 0
八紘 ハッコウ [0] 四方と四隅(すみ)。八方。全世界。参考「紘」は地の果ての意。 0
盲点 モウテン [1],[3] ①意外と気づかずに見落としている部分。「敵の―をついて攻略する」「法の―」 ②視神経が網膜に入る部分で、視覚を生じない所。盲斑(モウハン) 0
泰斗 タイト [1] 「泰山北斗」の略。「―と仰がれる学者」 0
繫がり つながり ①つながること。また、そのもの。「文章の―ぐあい」 ②関係があること。きずな。「師弟の―」 0
休養 キュウヨウ [0] 心身を休めて活力を養うこと。静養・保養 0
秋分 シュウブン [0] 二十四節気の一つ。太陽が秋分点を通過する時刻。陽暦九月二三日ころ。昼と夜の長さが等しくなる。 春分 秋 0
武者修行 ムシャシュギョウ [3] ①武士が、諸国を巡り歩きながら武芸を磨くこと。 ②他の土地に行って技芸を修行すること。「料理の―のために渡欧した」 0
樗材 チョザイ [0] ①役に立たない木。 ②役に立たない人。自分をへりくだっていう語。 ①②樗櫟(チョレキ) 0
黙契 モッケイ [0] 暗黙のうちに互いが承知すること。また、そうしてできた約束。「両者間には―がある」黙約 0
覆水 フクスイ 水を入れた容器をひっくり返して、こぼれた水。 0
欲目 ヨクめ [3],[0] 欲や愛情などから自分に都合のよいように見たり、実際よりもよく評価したりすること。ひいき目。「親の―」 0
末席 マッセキ [0] 下位の座席。しもざ。「―を汚(けが)す(同席することを謙遜(ケンソン)していう)」末座上席参考「バッセキ」とも読む。 0
未了 ミリョウ [0] まだ終わっていないこと。「時間切れで審議―となった」 0
逆用 ギャクヨウ [0] 本来とは反対の目的に利用すること。「相手の力を―する戦術」 0
半導体 ハンドウタイ [0] 低温ではほとんど電流を通さず、高温になるにしたがい電流を通すようになる、導体と絶縁体の中間にある物質。ゲルマニウム・セレン・シリコンなど。トランジスタやダイオードなどに利用するほか用途は広い。 0
風聞 フウブン [0] それとなく世間に広まっているうわさ。また、うわさを風のたよりに聞くこと。「とかくの―を耳にする」風説・風評 0
正しい ただ-しい [3] ①乱れなどがなく、きちんと整っているさま。「礼儀―い」 ②確かなさま。真実であるさま。または、道理や法律にかなっているさま。「―い答え」「その判断は―い」 0
必修 ヒッシュウ [0] 必ず学び修めなければならないこと。「国語は―科目だ」 0
発会 ハッカイ [0] ①会ができて初めて会合を開くこと。会が発足すること。 ②取引所で行われるその月最初の立ち会い。納会 0
亜鉛 アエン [0],[1] 金属元素の一つ。青色を帯びた銀白色で合金の材料。屋根・樋(とい)などに使われるトタン板は鉄板に亜鉛をめっきしたもの。 0
年俸 ネンポウ [0] 一年を単位とした給料。年給。「破格の―で契約した」月給・日給 0
冠 かんむり [0],[3] ①頭にかぶるものの総称。また、特に衣冠(イカン)・束帯(ソクタイ)をつけたときのかぶりもの。 ②漢字の部首のうち、上部にかぶせるもの。たけかんむり・くさかんむりなど。参考①「かむり」とも読む。 0
我執 ガシュウ [0] ①我意にとらわれること。我(ガ)を張りとおすこと。 ②永遠不滅の自我が存在すると考え、それに執着すること。また、欲望を捨てきれないこと。我見 0
要覧 ヨウラン [0] 統計資料などを集めて、組織や施設などの概要や要点を見やすくまとめた文書。「全国大学―」 0
上演 ジョウエン [0] 演劇などを、舞台で演じて観客に見せること。「話題のミュージカルを―する」 0
眼瞼縁炎 ガンケンエンエン まぶたのふちに出る炎症。 0
儕 ともがら [0],[4] 同列の仲間。友達。同輩。 0
追悼 ツイトウ [0] 死者の生前をしのび、その死をいたみ悲しむこと。「―式を行う」追惜・追弔 0
終日 ひねもす [0] 「終日(シュウジツ)」に同じ。「春の海―のたりのたりかな」〈与謝蕪村(よさぶそん)の句〉 終夜(よもすがら) 参考「ひもすがら」とも読む。 1
洒洒落落 シャシャラクラク [1] 性格や態度があっさりしていて、物事にこだわらないさま。人の気質についていう。「洒落(シャラク)」の語を重ねて強調した語。 軽妙洒脱 0
児童 ジドウ [1] ①子ども。 ②小学生。「小学校の―数が減少する」 参考学校教育法では満六歳から一二歳までを学齢児童、児童福祉法では一八歳未満を児童とする。 0
案の定 アンのジョウ [3] 思ったとおり。予想したとおり。「―、彼が犯人だった」 0
召人 めしゅうど [2] ①舞楽に奉仕するために召し出された人。 ②和歌所の寄人(よりゅうど)の別称。 参考「めしうど」とも読む。 1
跪座・跪坐 キザ ひざまずいてすわること。「畳の上にかしこまって―する」 0
省く はぶ-く [2] 不要なものを取り除いて簡潔にする。省略する。「説明を―く」 0
遠景 エンケイ [0] ①遠くの景色。 ②絵や写真などの画面で遠くにある部分。バック。「―に山を配する」 近景 0
報恩 ホウオン [0] 受けた恩にむくいること。恩返し。「師への―を果たす」報徳忘恩 0
腰輿 たごし 前後二人の担ぎ手が長い柄を腰のあたりまで持ち上げて運ぶ、昔の乗り物。表記「手輿」とも書く。参考「ヨウヨ」とも読む。 1
大童 おおわらわ [3] 一生懸命奮闘すること。非常に忙しいようす。「開店の準備で―だ」由来合戦の際、兜(かぶと)を脱いで髪を振り乱して戦うようすが、髪を束ねない童(子ども)のようであったことから。 0
若手 わかて [0] ①若くて働き盛りの人。「―社員」 ②集団の中で若いほうの人。「世話役を―に頼む」 0
邯鄲の歩み カンタンのあゆみ 自分の本来のものを忘れて、やたらと他人のまねをして、両方ともうまくいかなくなるたとえ。故事 中国、戦国時代、田舎の少年が趙(チョウ)の都の邯鄲に行き、その地の人の歩き方をまねたがうまくいかず、故郷に帰るとき故郷の歩き方すら忘れて這(は)って帰ったという寓話(グウワ)から。〈『荘子(ソウジ)』〉参考「邯鄲学歩」ともいう。 0
念仏 ネンブツ [0] 仏の名、特に阿弥陀仏(アミダブツ)の名を唱えること。 0
奸雄 カンユウ 悪知恵にたけた英雄、また、豪傑。「乱世に現れた―の一人だ」表記「姦雄」とも書く。 0
玄裳縞衣 ゲンショウコウイ ツルの異名。ツルの白と黒の羽を、黒いはかまと白い上着にたとえた語。「玄」は黒、「縞」は白の意。「裳」ははかま、「衣」は上着。〈蘇軾(ソショク)の詩〉 0
個性 コセイ [1] その人、またはその物だけの特有の性質。パーソナリティー。「―的な人物」「―を尊重する時代」 0
際会 サイカイ [0] 重要な事件・好機などに、たまたま出あうこと。「激動期に―する」 際遇 0
浣う あら-う 衣服や体の汚れを落とす。表記「澣う」とも書く。 0
貝勒 バイロク 貝殻で飾ったウマのくつわ。 0
堆肥 タイヒ [0],[1] 落ち葉・わら・糞尿(フンニョウ)などを積み重ね、腐らせて作った肥料。つみごえ。「―をほどこす」 0
下襲 したがさね [3],[0] ①束帯(ソクタイ)のときの内着。うしろの裾(すそ)を長く引く。 ②下着。 0
集結 シュウケツ [0] 一か所に集めること。また、集まること。「戦車を―させる」 結集 0
口銭 コウセン [0],[1] 売買仲介の手数料。コミッション。「一割の―をとる」 0
増幅 ゾウフク [0] ①光や音などの振幅を大きくすること。「スピーカーによる音の―効果」 ②真空管などで、電流や電圧を大きくすること。「―器」 ③物事の程度などが大きくなること。「静寂が孤独感を―させる」「噂(うわさ)は―して伝えられた」 0
遺蹟 イセキ [0] 遺跡 0
提げる ひっさ-げる [4] ①手にさげて持つ。「刀を―げる」 ②引き連れる。「手勢を―げて駆けつける」表記「引っ提げる」とも書く。 0
輔 すけ 律令(リツリョウ)制における四等官の第二位。「省」の次官で長官を補佐し、長官に事故があった場合はその代理を務めた。参考他の官司では、「佐・介・助」などと異なる表記を用いる。 0
欣然 キンゼン [0] よろこんで物事を行うようす。「―として死地に赴く」表記「忻然」とも書く。 0
大型 おおがた [0] 同類のもののなかで、規格や規模が大きいこと。また、そのもの。「―自動車」「―の台風」小型 0
陛下 ヘイカ [1] 天皇・皇后・太皇太后(先々帝の皇后)・皇太后(先帝の皇后)の尊称。「天皇―にお会いした」由来天皇などには、陛(きざはし)の下にいる近臣を通じて奏上することから。 0
別懇 ベッコン [0] とりわけ親しいこと。「彼とは―の仲だ」昵懇(ジッコン) 0
沿道 エンドウ [0] 道路にそった所。道ばた。「―からマラソン選手を応援する」 0
嘉納 カノウ [0] ①進言をよろこび聞き入れること。「御―にあずかる」 ②献上物などをうれしく受け取ること。 0
赤燐 セキリン [0] 黄燐を真空状態で熱して作った赤褐色の粉状の燐。無毒で空気中では自然発火せず、マッチや花火などの原料となる。 0
礼儀 レイギ [3] 社会生活の秩序を保つために、人が守るべき行動や作法。人がふみ行うべき規律。「―正しく挨拶(アイサツ)する」礼法・礼節 0
着実 チャクジツ [0] 落ちついて確実なこと。まじめで危なげのないこと。「売上が―に伸びる」堅実・地道 0
曇天 ドンテン [0] くもった空。くもり空。また、その天気。「梅雨の時期は―が続く」晴天 0
余薫 ヨクン [0] ①残っている香り。余香 ②先人のおかげで得る幸福。余光・余慶 0
逃す のが-す [2] にがす。逸する。「犯人を―す」「あと一歩のところで優勝を―す」 0
献芹 ケンキン ①つまらない物を贈ること。物を贈るとき謙遜(ケンソン)していう語。 由来野菜のセリのようなつまらないものを贈る意から。 ②君主に忠節をつくすことをへりくだっていう語。 0
寥寥 リョウリョウ [0] ①ものさびしいさま。また、空虚なさま。「―とした冬の荒野」 ②まばらで少ないさま。「賛成者は―たるものだ」 0
戦端 センタン [0] たたかいのいとぐち。戦争のきっかけ。「―を開く」 0
拳螺 さざえ [1] リュウテンサザエ科の巻貝。 栄螺(さざえ) 1
富貴福沢 フウキフクタク 天から授かる富貴と幸福。〈『通俗編』〉富貴福禄(フウキフクロク)貧賤憂戚(ヒンセンユウセキ) 0
冷蔵 レイゾウ [0] 食料品などの鮮度を保ったりひやしたりするために、低温で貯蔵すること。「―庫」 夏 0
母胎 ボタイ [0] ①母親の体の中。 ②物事が生まれるもと。 0
創業は易く、守成は難し ソウギョウはやすくシュセイはかたし 事業を始めるのはさほど難しいことではないが、それを受け継ぎ、維持し続けるのはたいへん難しい。国家を興すことはたやすいが、その国家を維持するのは難しい意から。〈『貞観政要(ジョウガンセイヨウ)』〉
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四字熟語根掘り葉掘り69:「創業守成」が台なしになった話
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
漂流 ヒョウリュウ [0] ①船などが、波や風にまかせてただよい流れること。「椰子(ヤシ)の実が南の海から―してきた」漂泊 ②あてもなくさまようこと。 0
亜将 アショウ 近衛(このえ)の中将、少将の唐名。参考大将につぐ意から。 0
揶揄 ヤユ [1] からかうこと。ばかにして笑うこと。「役人を―する戯画」参考「揶」も「揄」もからかう意。 0
徇う したが-う あることのために身を投げ出す。また、主となるものについていく。 表記「殉う」とも書く。 0
博文約礼 ハクブンヤクレイ 広く学んで道理をきわめ、礼を基準にして学んだことを集約して実践すること。孔子が学問の指針を示した言葉。〈『論語』〉 0
麗沢 レイタク 連なる二つの沢。互いに潤し合うことから、友人どうしが助け励まし合って修養に努めること。 0
補講 ホコウ [0] 知識や学力の不足を補うための講義・講座。「期末試験で赤点の学生は―が義務づけられた」 0
垂頭喪気 スイトウソウキ 失敗したり、期待がはずれたりして、すっかり気落ちすること。〈韓愈(カンユ)の文〉 意気消沈・意気阻喪 意気軒昂(イキケンコウ) 0
筐 かご [0] 竹で編んだ四角い入れ物。食料・衣服・書物などを入れる。 0
定住 テイジュウ [0] 一定の場所に住居を定めて住みつくこと。「―の地」 0
反魂香 ハンゴンコウ 死者に会いたいときにたくと、その姿が煙のなかに現れるという香。由来中国、漢の武帝が、この香をたいて死んだ夫人の面影を見たという故事から。 0
母体 ボタイ [0] ①母親の体。特に、出産前後をいう。「―の健康に万全を期す」 ②分かれ出るもと。「先行論文を―にした論文」「出身―」 0
中流 チュウリュウ [0] ①川が、源から海へ流れ出るまでのなかほどの部分。または、両岸から離れた川の真ん中付近。 ②生活程度や社会的地位が中程度の階級。「―意識」 ①②上流・下流 0
花卯木・花空木 はなうつぎ 花の咲いたウツギ。卯の花。夏 0
春秋の筆法 シュンジュウのヒッポウ 公正な態度で厳しく批評すること。また、直接的な表現ではなく、間接的な表現で真意を説く論法。 由来孔子が著したといわれる『春秋』には、簡潔な表現のなかに厳しい歴史批評が込められていることからいう。 春秋筆削・一字褒貶(イチジホウヘン) 0
網 もじあみ [1] 横糸に縦糸をからめて織った魚網用の網地。結び目がなく、ごく細かい網目で、シラスなどをとるのに使われる。 0
論説 ロンセツ [0] 事柄について説明し、意見を述べること。また、その文章。特に、新聞の社説など。「新聞社の―委員」「―文は読解が難しい」 0
顔見世 かおみセ [0] ①人々に初めて顔を見せること。 ②「顔見世興行」の略。一座の役者が総出であいさつをし、演じる芝居。顔触れ 冬 0
空輸 クウユ [0] 「空中輸送」の略。飛行機で運ぶこと。「救援物資を―する」 0
煤煙 バイエン [0] 石炭や油などを燃やしたときに出る、すすとけむり。 0
時期尚早 ジキショウソウ [1] ある物事を行うには、まだ早すぎるということ。「計画は―で見送られた」 0
角隠し つのかくし [3] 結婚式で、和装の花嫁が高島田に結った髪を囲うようにつける白い布。 0
寒士 カンシ ①貧しい人。②中国、南北朝時代の身分で、士階層の下級に属する階層。 0
稀 まれ [0],[2] 数がきわめて少ないさま。非常に珍しいさま。「世にも―な大天才」表記「希」とも書く。 0
監査 カンサ [1] 経営・会計などを監督し、検査すること。また、その人。「会社の会計を―する」「―役」 0
仗る よ-る すがりたよる。頼む。よりどころにする。 0
尻腰 しっこし 意気地。根気。度胸。「―のない奴だ」 1
酷寒 コッカン [0] 非常に寒いこと。きびしい寒さ。「氷点下二〇度の―」極寒酷暑 0
猿公 えてこう [3] サルを擬人化した語。えてきち。 由来「えて」は「得て」で、サルが「去る」に通じることを忌(い)んでいう。 1
肥肉厚酒 ヒニクコウシュ 肥えておいしい肉と、上等なうまい酒。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉「―の歓待」参考「厚酒肥肉」ともいう。肥肉大酒 0
公事 クジ [1] ①表立った事柄。特に、朝廷の政務や儀式。 ②訴訟。 ③租税や課役。参考「コウジ」と読めば、おおやけの仕事の意になる。 0
宛 あて [0] ①名あて。送り先を表す。「会社―に願います」 ②ずつ。あたり。割りあてを表す。「一人―二個」 0
降鑑 コウカン 神が天上から人間界を見守ること。参考「鑑」は鏡の意。 0
狛 こま [1] 「狛犬(こまいぬ)」の略。 0
芽む めぐ-む 芽がふくらむ。芽を出しかかる。「草が―む」芽生える・萌(も)える・角(つの)ぐむ 春 0
鎬 しのぎ [3],[0] 刀身の刃と峰(背)の間の盛り上がった部分。「互いに―を削って戦う」
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漢字の豆知識 争う時は何を削る? ~激しく争い合う様子は…「シノギを削る」~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
草 ソウモウ [1] ①草むら。やぶ。 ②民間。在野。「―の臣」 草茅(ソウボウ) 参考「ソウボウ」とも読む。「」は草むら、また、草深い意。 0
手間 てま [2] ①手数。労力。「―がかかる」「―を省く」 ②手間賃をとってする仕事。 ③「手間賃」の略。 0
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 きくはイッときのはじきかぬはイッショウのはじ 知らないことは、恥ずかしくてもすぐに人に聞いておけという戒め。それを嫌がって聞かずにいれば、一生恥ずかしい思いをしなくてはならないということ。参考「一生」は「末代(マツダイ)」ともいう。問うは当座の恥問わぬは末代の恥 0
正大 セイダイ [0] 行動や態度が正しく堂々としていること。「―の気風」 0
罷る まか-る ①高貴な人や目上の人の前から退出する。おいとまする。 ②都から地方へ下る。 ③「行く」「来る」の丁寧語。 ④「死ぬ」の丁寧語。みまかる。 0
弥次馬 やジうま [0] 自分にはかかわりのないことに口を出したり、おもしろがって騒ぎ立てたりする人。「火事に―が集まる」「―根性丸出し」表記「野次馬」とも書く。参考一説に「おやじ馬」の略という。 0
泡銭 あぶくぜに [4],[3] 苦労せず、また不正な方法で手に入れた金銭。悪銭 0
偕老同穴 カイロウドウケツ [0] 夫婦の契りが固く、仲むつまじいたとえ。「穴」は墓穴。夫婦がともにむつまじく年老い、死後は同じ墓に入る意から。〈『詩経』〉
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「いい夫婦」に贈りたい四字熟語
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
内訳 うちわけ [0] 金銭の総額や物品の総量の内容を項目別に分けたもの。明細。「必要経費の―書を作成する」 0
干天の慈雨 カンテンのジウ ひでり続きのときに雨が降るように、困り果てたときに救われるたとえ。また、待望していたことが実現するたとえ。 0
熟れる な-れる [2] まじり合って、味がよくなる。「漬物が―れる」 0
全く まった-く [0] ①完全に。すっかり。あとに否定の語を伴う。「―関係ない」 ②実に。ほんとうに。「―そのとおりです」 0
究める きわ-める [3] 最後までつきつめる。深く研究して本質をつかむ。「真実を―める努力をする」「学問を―める」 0
内清外濁 ナイセイガイダク 内心は清く正しいが、外見は世事の汚れに染まっているように装うこと。乱世に身を処する方法をいう。〈『通俗編』〉和光同塵(ワコウドウジン) 0
祝宴 シュクエン [0] めでたいことを祝う宴会。祝筵(シュクエン)。「創立記念の―を催す」 賀宴 0
陬 すみ 囲いのすみ。かたすみ。中心から離れたところ。ひな。くま。 0
買う か-う [0] ①代金を払って自分のものにする。「本を―う」売る ②自分から進んで引き受ける。「代表を―って出る」 ③悪いことを身に招く。「反感を―う」 ④高く評価する。「彼の技術を―う」 ⑤芸者や遊女を呼んで遊ぶ。 0
吉旦 キッタン 「吉日(キチジツ)」に同じ。 0
孔聖 コウセイ 孔子の尊称。 0
薜蘿 ヘイラ ①つる草。かずら。「薜」も「蘿」もつる性の植物の意。②隠者の衣服。また、その住居。 0
口吻 コウフン [0] ①口さき。 ②口ぶり。話しぶり。言い方。「友の激しい―に驚く」 0
量目 リョウめ [0],[3] はかりにかけてはかった物の重さ。はかりめ。「―不足」目方参考「リョウモク」とも読む。 0
飯 まま [2] 「飯(めし)」に同じ。 0
日柄 ひがら [0] その日の縁起のよしあし。「本日はお―もよく」 0
不細工 ブサイク [2] ①格好が悪いこと。整っていないこと。「―な出来上がり」不格好 ②容貌(ヨウボウ)が醜いこと。不器量表記「無細工」とも書く。参考「ブザイク」とも読む。 0
楽日 ラクび [2] 興行の最後の日。千秋楽。楽(ラク)。「―を迎える」 0
商いは牛の涎 あきないはうしのよだれ ウシのよだれが切れ目なく垂れるように、商売は急ぐことなく気長に努力せよという教え。 0
秩序 チツジョ [2],[1] 物事の正しい順序。特に、社会を整った状態に保つための決まり。「―を確立する」「社会の―が乱れる」 0
休業 キュウギョウ [0] 営業や仕事を休むこと。「臨時―をする」「本日―」 0
餞別 センベツ [0] 「餞(はなむけ)」に同じ。「転勤の―に時計をもらった」 0
大角草 いささぐさ ソラマメの別称。 蚕豆(そらまめ) 1
剝き身 むきみ 貝類の、殻を取り除いた肉。「浅蜊(あさリ)の―」参考「すきみ」と読めば別の意になる。 0
螺 つぶ [1] 巻貝の一群の総称。アカニシ・タニシなど。参考「にし」とも読む。 0
治に居て乱を忘れず チにいてランをわすれず 万一のことを考えて準備を怠らないということ。平和な世の中にあっても戦乱のときを忘れず、それに備えることを怠らない意から。〈『易経』〉 0
転嫁 テンカ [1] ①罪や責任などを他になすりつけること。「責任を他人に―するな」 ②女性が二度めの結婚をすること。再嫁 0
菩提 ボダイ [0] ①煩悩を断ち切って得た悟り。 ②極楽浄土に往生し、仏果を得ること。冥福(メイフク)。「亡き父母の―を弔う」由来梵語(ボンゴ)の音訳から。 0
法語 ホウゴ [0] ①仏法を説いた書物。仏教の教義を説いた語句や文章。 ②高僧などが仏の教えをわかりやすく解説した訓話や文章。法談。法話。 0
上下 かるめる [1] 音の高低。かりめり。めりかり。 由来邦楽で、基本より上がる音を「かる」といい、下がる音を「めり」ということから。 表記「甲乙」とも書く。 1
気褄 キづま [0] 機嫌。気分。「―を合わせる(相手の機嫌をとる)」 0
壙 あな 地面を掘ってできたくぼみ。がらんとしたあな。また、墓場。 0
彼も人なり、予(われ)も人なり かれもひとなりわれもひとなり 彼も自分と同じ人間なのだから、彼にできて自分にできないはずがないということ。何事も一生懸命に努力すれば、大概のことはできるという教え。参考「彼」は中国の伝説上の聖王、舜(シュン)。〈韓愈(カンユ)の文〉 0
乾板 カンパン [0] 写真の感光板の一種。ガラス・樹脂などの透明な板に感光乳剤を塗り、暗室で乾かしたもの。湿板 0
行為 コウイ [1] 行い。特に、意志や目的をもってする行い。「親切な―だと称賛された」 0
腐乱 フラン [0] 腐りただれること。「山で―死体が発見された」参考本来用いた字の「爛」はただれる意。「腐爛」の書きかえ字。 0
鏡水 キョウスイ 鏡のように澄んだ水。 0
印象批評 インショウヒヒョウ [5] 芸術作品などの評価において、客観的な基準によらず、その作品が自分に与える印象によって批評すること。 0
労資 ロウシ [1] 労働者と資本家。「企業発展のため―が協調する」 0
残なう そこ-なう 人を殺傷したり、物をめちゃめちゃに壊したりする。また、ほろぼす。 0
隙駒 ゲキク 月日の過ぎさることのはやいこと、人生の短いことのたとえ。駒隙。隙駟(ゲキシ)参考戸のすきまからちらっと見えるように、はやく走るウマの意。 0
動脈 ドウミャク [0] ①血液を心臓から体の各器官に運ぶ血管。静脈 ②重要な交通路のたとえ。「日本列島の―」 0
鮮烈 センレツ [0] あざやかで強烈なようす。「―な印象がいつまでも残る」 0
高山流水 コウザンリュウスイ [1] すぐれて巧みな音楽の形容。妙なる演奏の形容。また、自分をわかってくれる真の友人のたとえ。故事中国、春秋時代、琴の名手伯牙(ハクガ)が泰山(タイザン)を心に描いて演奏すると、友人の鍾子期(ショウシキ)が「あの高い泰山が目前にあるようだ」と評し、流水を思いながら演奏すると「大河がとうとうと目前を流れるようだ」といい、真に理解していた故事から。〈『列子』〉参考「流水高山」ともいう。 0
懿旨 イシ 皇后や皇太后・太皇太后の指示。 0
政見 セイケン [0] 政治を行うにあたっての政治家や政党の意見。「―放送」 0
気概 キガイ [0] 困難などに負けない強い心。積極的な精神。「最後までやりとおす―をもつ」意気地・気骨 0
砂滑 すなめり [0] ネズミイルカ科の哺乳(ホニュウ)動物。インド洋から日本沿岸などに分布。背びれがなく、頭が丸い。瀬戸内海産は天然記念物。 由来砂の上を滑(すべ)るように泳ぐことから。 0
千手観音 センジュカンノン [4] 六観音・七観音の一つ。慈悲心が大きく、生ある者を救う。千は数の多いという意味で、実際の像の手は約四〇本。千手千眼観世音。
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ありがたいけれど、何と読む?~仏様の名前の基本を知ろう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
寸毫 スンゴウ [0] ほんのわずかのこと。「―も疑う余地はない」 秋毫 参考「毫」は細い毛の意。 0
此土 シド 「此岸」に同じ。 0
外注・外註 ガイチュウ 外部の業者などに仕事を注文すること。「―に出す」
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漢字の豆知識 「アジェンダ」を漢字で表すと?意味も漢字も知っておきたいカタカナ語 (公財)日本漢字能力検定協会 0
煉丹 レンタン [1] ①古代中国で、道士が辰砂(シンシャ)という鉱物から作った不老不死の妙薬。 ②気を丹田(タンデン)(へその下付近の精気の集まるところ)に集中させ、心身を修練する方法。 ③ねり薬の別称。 0
僻目 ひがめ [3],[0] ①見まちがうこと。見あやまり。見そこない。「相手の―で迷惑を被る」 ②ひとみの位置が正常でないもの。また、その目つき。すがめ。 斜視 0
雑魚の魚(とと)交じり ざこのととまじり 優秀な者のなかに、能力や地位が低く、その場にふさわしくない者がまじっていることのたとえ。 海老(えび)の鯛(たい)交じり 1
馳せる は-せる [2] ①走る。「連絡を聞いて―せる」 ②走らせる。「車を―せる」 ③思いを向ける。「遠い故郷に思いを―せる」 ④名を世間に行き渡らせる。「剣の達人として名を―せる」 0
絞る くび-る [2] 首をひも状のものでしめる。くくる。「―り殺される」 0
址 あと 建物の土台の残ったもの。建物のあったあと。「城―」 0
論功 ロンコウ 功績の有無や程度を論じ定めること。「―計労(功を論じ、労をはかる)」 0
恤む めぐ-む [0] 気の毒な人に、金品を施す。あわれに思って金品を与える。 0
盥、半切(ハンぎり)を笑う たらいハンぎりをわらう 自分とあまりちがわない相手をばかにすること。「半切」はたらいに似た底の浅いおけ。五十歩百歩・目糞(めくそ)鼻糞を笑う 0
遊郭・遊廓 ユウカク 遊女屋がたくさん集まっている所。色里。廓(くるわ)。遊里由来周囲を塀で囲んでいたことから。「郭」は周囲を囲むとりでの意。 0
警衛 ケイエイ [0] 大事な人や物に付き添い、警戒し守ること。また、その人。「首相官邸の―にあたる」 0
嵯峨 サガ [1] ①山などの高くて険しいさま。「―たる孤峰」 嵯嵯 ②京都市右京区の大堰(おおい)川東岸の地名。対岸の嵐山(あらしやま)とともに、天竜寺や大覚寺などがある名勝地。嵯峨野。 0
靖んじる やす-んじる やわらげ、しずめる。国などをやすらかに治める。 0
清新 セイシン [0] 新しくてさわやかなこと。「―なイメージをアピールする」 0
遣る や-る [0] ①進ませる。行かせる。「娘を大学へ―る」「電車を―り過ごす」 ②物を与える。「小遣(こづか)いを―る」 ③人をつかわす。送る。「外国に使者を―る」 ④行う。する。「勉強を―る」 ⑤職業とする。「父は医者を―っている」 ⑥食べる。飲む。吸う。「一ぱい―る(酒を飲む)」 ⑦暮らす。「この収入では―っていけない」 0
晩霜 おそじも [0] 晩春(四、五月)に降りる霜。クワや野菜などの若葉に害を与える。表記「遅霜」とも書く。参考「バンソウ」とも読む。 0
艦艇 カンテイ [0] 大小さまざまな軍事用船舶の総称。「艦」は大型のもの、「艇」は小型のものをいう。「―が基地に集結している」 0
放尿 ホウニョウ [0] 小便をすること。 0
散り蓮華 ちりレンゲ [3] くぼみが柄まで続いている陶製のさじ。レンゲ。 由来形が散ったハスの花弁に似ているところから。 0
奇天烈 キテレツ 不思議で珍妙なさま。非常に風変わりなさま。「奇妙―」参考「奇天烈」は当て字。 0
琺琅 ホウロウ 金属器や陶磁器の表面に、さび止めや飾りとして焼き付ける釉(うわぐすり)。また、焼きつけたもの。瀬戸引き・七宝焼など。「―の鍋(なべ)で煮る」 0
用益 ヨウエキ [0] 使用と収益。「―権」 0
御節 おセチ [2],[0] 正月・五節句などに特別に作る料理。ゆでかち栗(ぐり)・昆布まき・てりごまめ・ゴボウ・ニンジン・レンコンなどを甘く煮たもの。参考「御節供(おセチク)」から。 0
小忌・小斎 おみ ①大嘗祭(ダイジョウサイ)や新嘗祭(にいなめサイ)などのときに、行動を慎み、心身のけがれを除いて、小忌衣(おみごろも)を着けて神事に奉仕すること。 ②「小忌衣」の略。 1
補足 ホソク [0] 不十分な部分に付け加えて補うこと。「新しい制度運用の―説明をする」補充 0
老成る ませ-る [2] 年齢のわりにおとなびている。「―た口をきく子ども」 1
胡菫菜 えぞすみれ エイザンスミレの別称。スミレ科の多年草で、葉が細かく切れこんでいる。表記「蝦夷菫」とも書く。 1
荒事師 あらごとシ [4] 歌舞伎(カブキ)で、荒事を得意とする役者。和事(ワごと)師 0
突厥 トッケツ トルコ系の遊牧民。また、彼らが六世紀中ごろにモンゴル高原から中央アジアを支配して建てた大帝国。参考「トックツ」とも読む。 0
鋸屑 のこくず [3] 「鋸屑(キョセツ)①」に同じ。 0
点点 ちょぼちょぼ [(名)0],[3],[(副)0],[0] ①ところどころに少しずつあるさま。「若木に実が―生(な)る」 ②両者とも大きな差のないさま。「彼の成績は私と―だ」参考「テンテン」と読めば別の意になる。 1
罰杯 バッパイ [0] 宴会などで、遅れて来た人などに座興で罰として無理に酒を飲ませること。また、その酒。 0
壮語 ソウゴ [1] えらそうなことやいさましいことを言うこと。また、その言葉。「大言―」 壮言 0
蟹草 かにくさ [0] カニクサ科のつる性シダ植物。山地に自生。茎は地中をはい、地上部はすべて葉で、つるに見えるのは葉柄。ツルシノブ。表記「海金砂」とも書く。 0
紙燭 シソク 昔、宮中などで、夜間の儀式や行幸のときに用いた照明具。松の木の先に油を塗り、点火するもの。また、紙や布で作ったこよりに油を染みこませたものもある。 由来手元を紙で巻いたことから。 表記「脂燭」とも書く。 参考「シショク」とも読む。 0
患苦 カンク 心配して苦しむこと。なやみと苦しみ。「―の末に光明を見いだす」 0
十戒 ジッカイ [0] 沙弥(シャミ)・沙弥尼(二〇歳未満の出家者)が守るべき一〇のいましめ。不殺生(フセッショウ)・不飲酒(フオンジュ)など。 0
貝回し バイまわし 貝独楽(ベイごま)を回して競う遊び。ばいうち。 0
矇い くら-い ①目が見えないさま。また、暗くてはっきり見えないさま。 ②無分別であるさま。おろかなさま。「歴史に―い」 0
調停 チョウテイ [0] ①対立している二者の間に入って、争いをやめさせること。「―に乗り出す」 ②裁判所などの国家機関が中に立って、和解させること。「―案」 ①②仲裁・斡旋(アッセン) 0
泥沼 どろぬま [0] ①どろの深い沼。 ②いったん入りこんだら、なかなか抜け出せない状態のたとえ。「民族紛争は―に陥った」 0
美妙 ビミョウ [0] 何ともいえず美しく、すぐれていること。「―な琴の音(ね)」 0
嗜癖・嗜僻 シヘキ あることをかたよって好むくせ。 0
搗いた餅(もち)より心持ち ついたもちよりこころもち 物をもらうよりも、その心づくしのほうがもっとうれしいということ。参考「搗いた」は「食うた」ともいう。思し召しより米の飯 0
快方 カイホウ [0] 病気やけがなどが回復に向かうこと。なおりかかること。「―に向かう」 0
何奴 どいつ [1] 「どの人・どれ」の乱暴な言い方。「―もこいつも」 1
却く しりぞ-く 後ろに引き下がる。あとずさりする。引っこむ。 0
事後 ジゴ [1] 物事が起きたり終わったりしたあと。「―処理」 事前 0
拝外 ハイガイ 外国人や外国の文物・様式・思想などを崇拝すること。「―思想」排外 0
採譜 サイフ [0] 民謡・わらべ歌などで、口承されてきた曲調・旋律を楽譜に書きとること。 0
雪消・雪解 ゆきげ 雪がとけ、消えること。雪どけ。 春 1
失敬 シッケイ [3] ①作法や礼儀にはずれること。「―な態度をとる」 ②その場を去ること。また、別れるときやあやまるときに使うあいさつ。「これで―する」 ①②失礼 ③無断で借りたり使ったりすること。盗むこと。「この本をちょっと―する」 0
軼ぎる す-ぎる ①前の車を追い越す。 ②突き出る。おかす。じゃまをする。 ③はなれる。それる。 ④抜きんでる。すぐれる。まさる。 0
火宅 カタク [0] 現世。娑婆(シャバ)。悩み・苦しみに満ちたこの世を、火事で燃える家にたとえた語。 0
木本 モクホン [0] 木質の茎をもつ植物。樹木。草本 0
動静 ドウセイ [0] ①ようす。うごき。物事の移り変わり。「敵の―を探る」 ②動くことと動かないこと。動と静。 0
乱暴 ランボウ [0] ①荒々しく振る舞うこと。暴力的な行い。狼藉(ロウゼキ)。「―をはたらく」 ②粗雑なさま。筋道が立たないさま。無謀なさま。「―な意見をはく」 0
梨園 リエン [1] 演劇界。特に、歌舞伎(カブキ)役者の社会のこと。故事 中国、唐の玄宗皇帝が宮中のナシの木を植えた庭園で、自ら音楽と舞踏を教えた故事による。〈『新唐書(シントウジョ)』〉 0
芥子菜・芥菜 からしな アブラナ科の二年草。春に小さな黄色い花が咲く。葉は辛味があり、漬物にする。種子からからしをとる。春 1
骨子 コッシ [1] 一番大切なところ。要点。眼目。「論文の―を成すテーマ」「法案の―を説明する」 0
都鄙 トヒ [1] 都会と田舎。 0
汐 しお [2] ①夕方に満ち引きするしお。また、ひきしお。 ②太陽や月の引力によって満ち引きする海水。 ③物事を行うのにちょうどよいとき。しおどき。 参考「潮」と書けば朝のしおの満ち干を指す。 0
病根 ビョウコン [0] ①病気のもと。病原・病因 ②悪い習慣の根本原因。「―を断つ」 0
早起きは三文の徳 はやおきはサンモンのトク 早起きをすると、何かしら得になるものだということ。「三文」は、わずかなもののたとえ。 早起き三両倹約五両 0
傾向 ケイコウ [0] ある方向にかたむくこと。かたよること。また、一方向に向かうこと。「読書の―を調べる」 0
淋滲 つつげ 生まれたばかりの鳥の羽毛。和毛(にこげ)。 1
内侍 ナイシ [1] 律令(リツリョウ)制で、内侍司(ナイシのつかさ)に属し、天皇の日常生活にたずさわった女官。 0
微量 ビリョウ [0] きわめてわずかな量。「―の砂糖を加える」 0
法楽 ホウラク [1],[0] ①仏法を信じ、善を行い、徳を積む楽しみ。 ②法会などで経を誦(ショウ)し、音楽を奏して供養すること。 ③なぐさみ。「見るも―、聞くも―」道楽表記③「放楽」とも書く。 0
一族 イチゾク [2] 同じ血統で同じ氏族につながる人人。「平家―が栄華を極める」血族・同族・一門 0
小結 こむすび [2] 相撲で、関脇(せきわけ)の下の位。三役の最下位。 0
見透かす みす-かす [0],[3] ①ものを隔てた向こう側をすかし見る。 ②隠れている物事を見とおす。見ぬく。「相手の心を―す」 0
幫助 ホウジョ ①力を添えて助けること。 ②他人の違法な行為の実行を助ける行為。「自殺―罪」従犯 0
好む この-む [2] ①気に入って愛好する。「花を―む」 ②望む。欲する。「―むとおりになる」 0
艾める おさ-める 世の中を安らかにする。また、安定した状態にする。 0
壮快 ソウカイ [0] 元気にあふれて、こころよいこと。また、そのさま。「―な行進曲」 0
落霜紅 うめもどき モチノキ科の落葉低木。由来「落霜紅」は漢名から。 梅擬(うめもどき) 1
掟 おきて [0] ①取り決め。しきたり。多く、仲間内の決めごとをいう。「―を破る」 ②法律。「国の―にしたがう」 0
股 また [1] ①足のつけねの内側。またぐら。 ②一つのもとから二つ以上に分かれ出る所。「木の―」表記①「胯」とも書く。 0
直喩 チョクユ [0],[1] 修辞法の一種。「ように」「みたいに」「ごとく」などを使い、直接二つの物事を比べて表現する方法。「花のように美しい」など。明喩隠喩・暗喩 0
肺門 ハイモン [0] 肺の内側の中央部分。気管支・肺動脈・肺静脈が出入りしているところ。 0
荒廃 コウハイ [0] 荒れすさむこと。荒れ放題なさま。「都市が―する」「教育が―する」 0
激突 ゲキトツ [0] はげしく突き当たること。はげしく対立すること。「電柱に―する」「与野党の―」 0
閤下 コウカ 身分の高い人に対する敬称。閣下(カッカ)由来高殿のある建物にいる人の意から。 0
野蛮 ヤバン [0] ①文化が開けていないこと。また、そのさま。「―な風習」 ②不作法で乱暴なこと。教養がないこと。また、そのさま。「それは―な考えだ」 0
茘枝 レイシ [1] ①ムクロジ科の常緑高木。中国原産。亜熱帯で果樹として栽培。果実はうろこ状の皮でおおわれ、多汁で甘く、食用。ライチー。 ②「ツルレイシ」の略。ウリ科のつる性一年草。ニガウリ。秋 ③レイシガイ科の巻貝。殻はいぼ状の突起があり、①の実に似る。 0
鈍色 にびいろ [0] 濃いねずみ色。薄墨の色。昔、喪服や僧衣にこの色を用いた。にび。参考「にぶいろ・ドンジキ」とも読む。 0
地雷 ジライ [0] 地中に埋めておいて、人や車がその上に乗ると爆発する仕掛けの武器。 0
自若 ジジャク [0] 事が起こっても、落ちついてあわてないさま。「泰然―」 0
君子万年 クンシバンネン 徳をそなえた人は長寿であるということ。長寿を祈る語としても用いる。〈『詩経』〉 0
惻惻 ソクソク [0] ひしひしと悲しみ、心をいためるようす。 惻然 0
瀉出 シャシュツ そそぎだすこと。また、そそぎ出ること。流れ出ること。 0
飛錫 ヒシャク 僧が諸国を遍歴修行すること。行脚(アンギャ)。由来錫杖(シャクジョウ)を飛ばして行くことから。 0
璽 しるし ①三種の神器の一つで、八尺瓊曲玉(やさかにの)(まがたま)。 ②官印。おしで。 0
既成 キセイ [0] すでに出来上がって、成り立っていること。「―事実を作り上げた」「―政党」「―概念にしばられる」
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漢字の豆知識 「何を作ったのか」で違います ~既成と既製を使い分ける~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
捻転 ネンテン [0] ねじれて向きが変わること。また、ねじって向きを変えること。「腸―」 0
君子は憂(うれ)えず懼(おそ)れず クンシはうれえずおそれず 君子はわが身を振り返ってみて恥じるところがないので、憂えることもおそれることもないということ。〈『論語』〉 0
説諭 セツユ [1],[0] 悪い行いを改めるように教えさとすこと。「時間をかけて少年を―した」 説教・訓戒 0
統合 トウゴウ [0] 独立した二つ以上のものを、一つにまとめ合わせること。「二つの学校を―する」統一・合併 0
犬牙相制す ケンガあいセイす 二国の国境が入り組んでいて、互いに牽制(ケンセイ)しあっていることのたとえ。「犬牙」はイヌの歯のことで、入れちがいにかみあっていることから入り組んでいる状態のたとえ。〈『史記』〉参考「犬牙相錯(あいサク)す」ともいう。 0
阿育王・阿輸迦王 アショーカオウ インドのマガダ国のマウリア朝第三代の王。紀元前三世紀ころ、初めてインドを統一。仏教を保護し広めた。 参考「阿育」は「アイク」とも読む。 1
眉雪 ビセツ [0] 雪のように白いまゆ毛。転じて、老人の形容に使う。 0
噎せる む-せる [0],[2] 煙や飲食物がのどにつかえてせきこむ。「粉薬を飲んだら―せてしまった」 0
賞味 ショウミ [1] 食物の味をほめ味わうこと。おいしさを味わうこと。「手料理を―する」「―期限」 賞玩(ショウガン) 0
零下 レイカ [1] 温度がセ氏〇度以下であること。氷点下。「戸外は―二〇度の寒さだ」 0
考覈 コウカク 物事をしらべ考えて、明らかにすること。参考「覈」はしらべる意。 0
瞬時 シュンジ [1] わずかな時間。またたく間。「望みは―にして消えた」 一瞬・瞬間 参考まばたきをする時の意から。 0
抑留 ヨクリュウ [0] ①強制的に引きとめておくこと。 ②法律で、逮捕や勾引(コウイン)など短期間、身柄を拘束すること。 ③国際法で、外国の人や船などを強制的に自国内にとどめおくこと。 0
無理難題 ムリナンダイ [1] とうてい聞き入れられないような要求のこと。また、明らかに解決不可能な問題のこと。「―をふっかける」 0
末殺 うらごけ 樹木の幹の太さがこずえの辺りで急に細くなること。表記「梢殺」とも書く。 1
精霊 セイレイ [0] ①あらゆる生物・無生物に宿るとされるたましい。「古木に―が宿る」 ②死者の肉体から離れた霊魂。 参考②「ショウリョウ」とも読む。
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漢字の豆知識 冠婚葬祭ってどんな意味? (公財)日本漢字能力検定協会 0
宣べる の-べる [2] 広く告げて、意向を知らせる。言葉をあまねく行きわたらせる。 0
頭 こうべ [3] 首から上の部分。あたま。かしら。「―を垂れる」 0
不精 ブショウ [2] 面倒くさがること。精を出さず、なまけること。「―髭(ひげ)をのばす」「筆―で手紙を書かない」表記「無精」とも書く。 0
刀圭 トウケイ [0] ①薬を盛るさじ。薬匙(ヤクシ) ②医術。「―家」 0
褄取り つまどり [0],[4] ①着物の褄(つま)を手に取って、少し持ち上げること。 ②相撲の決まり手の一つ。相手の後ろに回って足首を持ち、相手を前側に這(は)わせるもの。 0
伝動 デンドウ [0] 動力を、機械の他の部分や他の機械に伝えること。「―装置」 0
醇朴 ジュンボク [0] 人情があつく素朴なこと。 表記「純朴・淳朴」とも書く。 0
扇子 センス [0] 「扇(おうぎ)」に同じ。ふつう扇より小形のものを指す。 0
窮措大 キュウソダイ [3] 貧しい書生。貧乏な学者。参考「措大」は、書生のこと。 0
向暑 コウショ [1] 暑い季節に向かうこと。だんだん暑くなること。手紙などで時候のあいさつに用いる。「―の候」向寒 0
順行 ジュンコウ [0] ①順序どおりに進んでいくこと。 逆行 ②地球から見て、惑星が天球上を西から東へうつっていく運動。 0
倒潰 トウカイ [0] 「倒壊」 0
燗 かん [0] 酒をとっくりなどに入れ、ほどよく温めること。また、その温まり具合。「酒は―をしたもの、肴(さかな)は刺身がよい」「―をつける」 0
寡欲 カヨク [0],[1] 欲が少ないこと。「今時珍しく―な人です」少欲多欲 0
東夷 トウイ [1] ①昔、中国で東の異民族を呼んだ語。西戎(セイジュウ)・南蛮(ナンバン)・北狄(ホクテキ) ②昔、東北地方の蝦夷(えぞ)を呼んだ語。 ③昔、京都から見て関東の武士をいった語。あずまえびす。参考③「東方のえびす」の意で、見下していう語。 0
累進 ルイシン [0] ①地位などがつぎつぎに上がっていくこと。 ②数量が増すにつれて、それに対する比率も高くなっていくこと。「―税率は所得の多い人ほど高くなる」 0
垣内 かいと ①垣根の中。 ②小集落。また、その中の一区画。 1
鮎魚女・鮎並 あいなめ アイナメ科の海魚。近海の岩礁にすむ。体色は黄褐色や緑褐色。美味。アブラメ。春由来アユのように縄張りをもつことから「あゆなみ(鮎並)」が転じたものという。 1
尾羽 おは [1] 鳥の尾と羽。 0
田畝・田圃 デンポ ①耕作地。水田。 ②田のあぜ。畑のうね。 0
父系 フケイ [0] 父方の血統に属すること。父方の系統。母系 0
霖 ながあめ [0],[3] 何日も降り続く雨。特に、三日以上降り続く雨。参考「霪」と書けば、一〇日以上続く雨の意になる。 0
猯 まみ アナグマ、またはタヌキの別称。 0
深奥 シンオウ [0] 奥深いさま。また物事の奥深いところ。「学問の―を究める」「心の―にひそむ」 深遠 0
満天下 マンテンカ [3] 世の中全体。世界中。国中。「馬術にかけては―に彼に並ぶ者はいない」 0
養分 ヨウブン [1] 生物の成長に必要な成分。栄養分。滋養分。「生育に必要な―を補給する」 0
愚者 グシャ [1] おろかもの。ばかもの。賢者 0
重科 ジュウカ [1] 重大な過ち。また、重い刑罰。重罪。「―人(重罪を犯した者)」 0
方丈 ホウジョウ [0] ①一丈(約三(メートル))四方。また、その広さのすまい。 ②寺院の長老や住職などが起居する場所。転じて、住職。 0
極まる き-まる [3] ①結論に到達する。最終的に決定する。「―った顔ぶれ」 ②当初ねらったとおりの結果になる。「技が―る」 ③必ず…する。当然…だ。「失敗するに―っている」 0
絵羽 エば [1] ①「絵羽羽織」の略。絵羽模様のついた女性用の羽織。外出用・訪問用。 ②「絵羽模様」の略。身頃(みごろ)から袖(そで)までひとつづきの絵が描かれている模様。女性の訪問着や羽織などに用いられる。 0
因業 インゴウ [(名)1],[(名;形動)3],[0] ①報いの原因となる行為。多くは不幸の原因となる悪い行いをいう。 ②頑固で思いやりのないこと。無情。冷酷。「ずいぶん―な人だ」「―親父(おやじ)」 0
制服 セイフク [0] 会社や学校などの集団に属する人が、着用を定められた衣服。 私服 0
暗鬱 アンウツ [0] 気がふさいでくらいさま。気分が沈みこんでうっとうしいさま。「―な空模様」 0
瑠璃鶲 ルリびたき [3] ヒタキ科の小鳥。日本では亜高山帯で繁殖し、寒くなると低地に移る。全長約一四(センチメートル)。雄は背に美しい瑠璃色の羽をもつ。夏 0
書院造 ショインづくり [4] 室町時代に始まった住宅建築の様式。座敷を上段の間とし、床(とこ)・ちがい棚や明かり障子、外まわりに雨戸がある。和風建築として現在まで影響している。 0
魚介類・魚貝類 ギョカイルイ ①魚類と貝類。 ②海産物の総称。「―は健康食」 0
鷦鷯深林に巣くうも一枝に過ぎず ショウリョウシンリンにすくうもイッシにすぎず 人は足るを知り、各々(おのおの)その分に応じて満足すべきであるというたとえ。ミソサザイは奥深い林にすんでいるが、巣をかけている枝はひと枝にすぎないという意から。〈『荘子(ソウジ)』〉 偃鼠(エンソ)河に飲むも満腹に過ぎず 0
完成 カンセイ [0] すべてができあがること。また、完全に仕上げること。「長編小説の―」 0
銀婚式 ギンコンシキ [3] 結婚して二五年目を祝う式。「叔父(おじ)夫婦は―を迎えた」 0
没官 モッカン 重い罪を犯した者の家人・財産・田畑屋敷を取り上げ、朝廷や幕府の所有の奴婢(ヌヒ)や領地などとすること。律令(リツリョウ)制時代に始まる。参考「ボッカン」とも読む。 0
哢る さえず-る 鳥が、玉をころがすように美しく鳴く。 0
入れ籠・入れ子 いれこ 同じ形で大きさのちがう箱や器を、小さい順から入れること。また、その箱や器。「―杯」参考「入れ子」には、「実子が死んだあとに迎える養子」の意もある。 0
足下から鳥が立つ あしもとからとりがたつ 身近なところで突然思いもよらないことが起こる。また、急に思いついて物事を始めること。不意に足下から鳥が飛び立ち驚かされる意から。 0
翦綵 センサイ 色糸や絹の布を用いて作る造花や細工物。 表記「剪綵」とも書く。 0
鯔背 いなせ [0] 粋(いき)で威勢のよいこと。また、そのさま。さっぱりした気風。いさみ肌。「―な若者」 由来江戸時代、江戸の日本橋魚河岸の粋で威勢のよい若者が結った、鯔背銀杏(いなせいちょう)の髪形から。 0
精義 セイギ [1] 詳しい意義や解釈。詳しい講義。また、詳しく説き明かすこと。 0
住まう す-まう [2] そこに住み、生活をいとなむ。住み続ける。 0
閂 かんぬき [3],[4] ①両開きの扉が開かないように横に渡して固定した木。「―をかける」 ②相撲の技の一つ。もろ差しになった相手の腕をしめつける技。 参考「貫の木」の転じたもの。 0
娘三人持てば身代潰す むすめサンニンもてばシンダイつぶす 女子を育て上げ、嫁入りさせるまでには、多額の費用がかかるたとえ。「身代」は「財産」の意。盗(トウ)も五女(ゴジョ)の門を過(よぎ)らず 0
卓出 タクシュツ [0] 周りや同じもののなかで、抜きんでてすぐれていること。傑出。卓越・卓絶 0
掃墨 はいずみ 菜種油や胡麻(ゴマ)油などを燃やし、そのすすを集めたもの。にかわを混ぜて墨にしたり、漆や柿渋(かきしぶ)などを混ぜて塗料や薬として用いた。 由来「はきずみ」の転じたもの。 表記「灰墨」とも書く。 0
彰功 ショウコウ 功績を表彰して世間に知らせること。 0
土性骨 ドショウぼね [0],[2] 性質・性根(ショウね)を強調して、あるいはののしっていう語。「―をたたき直せ」 0
煩累 ハンルイ [0] わずらわしく、やっかいなかかわりあい。面倒な問題。 0
臍を噬(か)む ほぞをかむ 事が起こってから後悔しても、取り返しがつかないたとえ。「逆転負けを喫して、―」 故事中国、春秋時代、鄧(トウ)の祁侯(キコウ)が楚(ソ)の文王を泊めてもてなした。その際、祁侯の忠臣三人が、やがて敵対してくる文王を今のうちに殺し、臍をかまぬようにと進言したが、祁侯は無視した。それから十余年後、鄧は楚の文王に滅ぼされた故事から。〈『春秋左氏伝』〉 0
抄出 ショウシュツ [0] ある書物から抜き書きすること。また、その抜き出した部分。「要点を―する」 0
射精 シャセイ [0] 動物の雄が、生殖器から精液を出すこと。 0
諍める いさ-める 強くうったえてやめさせる。過ちなどを指摘して改めさせる。 0
相手 あいて [3] ①一緒に物事をする人。相棒。「練習―になる」 ②ある行為の対象となる人。先方。「話し―をする」「結婚―を探す」 ③物事を争う人。敵。「―にとって不足はない」 0
親 おや [1] ①生物で子や卵を生んだもの。父母。また、わが子として育てる人。転じて、物を生ずるおおもと。「生みの―」「―芋」 ②中心となるもの。「―会社」 ①②子 ③大小あるもののうち、大きいもの。「―指」 ④トランプなど、ゲームで中心的役割をする人。 0
四幅・四布 よの ①並幅の布四枚分の幅。また、その布。 ②「四幅布団(ブトン)」の略。四幅の幅がある布団。 1
半挿 ハンゾウ 柄(え)に水の通る溝のある、水や湯をそそぐ容器。由来柄の半分が容器の中にさしこまれていることから。表記「楾」とも書く。 0
越権 エッケン [0] 与えられた権限以上のことに口を出すこと。「―行為をしてはならない」「反対意見を封じるとは議長の―だ」 0
旗日 はたび [2],[1] 国民の祝祭日。 由来国旗を掲げて祝うことから。 0
不慮 フリョ [1] 思いがけないこと。不意。不測。「―の事故に遭う」 0
貴顕 キケン [2] 身分が高く有名なこと。また、その人。貴紳 0
臨機 リンキ [1] その場や時に応じて適当な処置をとること。「―の対応」 0
暖寮 ノンリョウ 禅寺で、新しく寺に入った僧が、古参の僧に茶菓子などを振る舞うしきたり。暖席(ノンセキ)・暖寺(ノンジ) 0
祠 ほこら [0] 神をまつった小さな建物。やしろの小さいもの。「村のあちこちに―がある」 0
悃悃 コンコン 心をこめて、誠実に行うさま。「―と説く」表記「懇懇」とも書く。 0
栗鼠 りす [1] リス科の哺乳(ホニュウ)動物。森林にすむ。ネズミに似るが、尾が長くふさふさしている。夏毛は赤褐色、冬毛は黄褐色。キネズミ。由来クリ(栗)を好むネズミ(鼠)の意から。 1
甘露子 ちょろぎ シソ科の多年草。 由来「甘露子」は漢名から。 草石蚕(ちょろぎ) 1
宵っ張り よいっぱり [0],[5] 夜おそくまで起きていること。また、そういう習慣の人。 0
手抉 たくじり 上代、丸めた土の中央部を指でくじりへこませて作った土器。神前への供え物を盛った。 1
弊害 ヘイガイ [0] 害となる悪いこと。「この改革は―も伴う」「行きすぎた教訓は―が多い」 0
音呼 インコ オウム科の鳥の中で、小形で羽の美しいものの総称。 鸚哥(インコ) 0
師弟 シテイ [2],[1] 師と弟子。先生と生徒。「入門して―の関係になる」 0
展げる ひろ-げる [0] のばし開く。広くする。「巻き物を―げる」 0
海鞘 ほや [1] ホヤ類の原索(ゲンサク)動物の総称。海中の岩などに固着。赤茶色の厚い皮でおおわれ、食用になるものもある。夏表記「老海鼠」とも書く。 1
叙事 ジョジ [0],[1] 詩文などで感情を交えず、事実をありのままにのべること。「―体」「―文」 叙情 0
麻幹 おがら [0] アサの皮をはいだ茎。盆の迎え火や送り火をたくのに用いる。あさがら。「―をたく」 秋表記「苧殻」とも書く。 1
馬耳東風 バジトウフウ [1] 人の忠告や意見を心にとめず聞き流すこと。東風(春風)が吹くと人は感動するが、ウマは耳に東風が吹いても感動を示さない意から。〈李白(リハク)の詩〉「親切に忠告しても―だ」馬の耳に念仏 0
餬口 ココウ [0] 生計を立てること。口すぎ。「ついに―の道も閉ざされた」表記「糊口」とも書く。 0
栗 くり [2] ブナ科の落葉高木。山中に自生し、果樹としても栽培。果実は、いが(とげの生えた外皮)に包まれていて秋に熟すといがが裂ける。果実は食用。材はかたく、土木工事用。秋 0
犠牲・犠 いけにえ ①人や動物を生きたまま神に供えること。また、そのもの。②自分の命や大切なものをなげすてて尽くすこと。表記「生贄」とも書く。参考「犠牲」は「ギセイ」とも読む。 1
枡目 ますめ [0],[3] ①ますではかった量。 ②格子状に区切られた枠。「原稿用紙の―を埋める」表記「升目」とも書く。 0
形名参同 ケイメイサンドウ 口で言うことと実績が一致していること。 由来中国、戦国時代の法家の語で、臣下の実績や行動と職分や言葉が厳しく一致しているか否かで賞罰を下すという、臣下統御の法から。「形」は実際の実績や行為の意。「名」は言葉や地位・職分、「参同」は比べ合わせて一致する意。表記「形名」は「刑名」とも書く。刑名審合・言行一致 0
瀑 たき 高い所から勢いよく流れ落ちる水流。大きな滝。夏 0
撮る と-る [1] 写真をうつす。撮影する。「風景写真を―る」「孫の成長をビデオに―る」 0
実直 ジッチョク [0] 誠実で正直なこと。律義。まじめ。「謹厳―な人」 0
鏤刻 ロウコク [0] ①金属や木の表面に模様を彫りきざむこと。 ②文章などの技巧をこらすこと。参考「ルコク」とも読む。 0
漿膜 ショウマク [1] 脊椎(セキツイ)動物の胸腔(キョウコウ)・腹腔などの内部をおおう薄い膜。胸膜・腹膜など。 0
累減 ルイゲン [0] 次第に減ること。また、次第に減らすこと。累増 0
海老 えび [0] エビ科の甲殻類の総称。海または川にすむ。体は殻におおわれ、一〇本の足と四本の触角をもつ。食用。 由来姿を腰の曲がった長いひげの老人に見立てたことから。表記「蝦・鰕・蛯」とも書く。
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新聞漢字あれこれ35 エビちゃんを探せ!
ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 1
弁理士 ベンリシ [3] 特許・実用新案・商標などに関し、特許庁に対する手続の代理や鑑定を職業とする人。 0
針孔・針眼 みず 針の端にあって糸を通す小さな穴。はりのみみ。 参考「針孔」は「めど」とも読む。 1
鍼師 はりシ [2] はりを使って患者の治療を行う者。鍼術を行う者。また、その資格。 0
魍魎 モウリョウ [0] 古代中国の山の霊気や木石の精。すだま。「魑魅(チミ)―(いろいろな妖怪(ヨウカイ)や化け物)」 0
投下 トウカ [1],[0] ①高い所から下へ投げ落とすこと。「ヘリコプターから救援物資を―する」 ②事業のために資本を出すこと。「新商品開発のために五千万円―する」 0
養生喪死 ヨウセイソウシ 生きている者を不足なく養い、死んだ者を手厚くとむらうこと。孟子(モウシ)は、これを王道政治の始めであるとした。〈『孟子』〉参考「養生」は「ヨウジョウ」とも読む。 0
生面 セイメン [0] ①今までとられなかった方面。新しい方面。新境地。「―を開く」 ②初めて会うこと。初対面。「―の客」 0
草茅危言 ソウボウキゲン 民間にいて、為政者に対し正しい意見を主張すること。「危言」は、正しい意見を率直に述べること。〈『袁州州学記(エンシュウシュウガッキ)』〉 0
畳用 ジョウヨウ 同じ言葉などを重ねて用いること。繰り返して使うこと。 0
画境 ガキョウ [0] ①絵に表現される画家の境地。「―を開く」 ②絵をかくときの心境。 0
撰修 センシュウ [0] 書物・文書などをあらわすこと。また、編集すること。 0
下請 したうけ [0] 「下請負」の略。引き受けた仕事の一部あるいは全部を、さらに他の人が引き受けること。また、その人。「―に出す」 0
太夫 たゆう [1] ①能・浄瑠璃(ジョウルリ)・歌舞伎(カブキ)などの諸芸で、上位の者。格式の高い芸人。 ②最上位の遊女。表記「大夫」とも書く。 1
脈搏・脈拍 ミャクハク 心臓から血液が送り出されることで動脈内の圧力が変化し、そのためにおこる動脈壁の規則的な鼓動。心臓の搏動数に等しい。脈。 0
泄れる も-れる ①あふれ出る。しみ出る。液体・気体・感情などがすきまからこぼれ出る。「ガスが―れる」「笑みが―れる」 ②下痢(ゲリ)をする。 表記①「洩れる」とも書く。 0
上﨟 ジョウロウ ① 年功を積んだ高位の僧。 下﨟(ゲロウ) ②身分の高い者。 下﨟 ③「上﨟女房」の略。宮中に仕えた高位の女官。 ④身分の高い女性。 0
賛美 サンビ [1] ほめたたえること。 「讃美」の書きかえ字。 0
染み しみ [0] ①液体などがしみこんでできた汚れ。転じて、汚点。「服に油の―がついた」「経歴に―がつく」 ②皮膚にできる茶色い斑点(ハンテン)。 0
漑ぐ そそ-ぐ 田畑や器などに水をいっぱいに引き入れる。 0
衍字 エンジ [0] 文中に誤って入った余計な文字。衍文 0
一石二鳥 イッセキニチョウ [0],[5] 一つの行為で二つの利益を得ること。一つの石を投げて、二羽の鳥を落とす意から。「―の名案」一挙両得 一挙両失
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漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会 0
投擲 トウテキ [0] ①投げとばすこと。 ②陸上競技で、「投擲競技」の略。砲丸投げ・円盤投げ・やり投げ・ハンマー投げの総称。 0
陰湿 インシツ [0] 暗くてじめじめしていること。「―ないじめ」 0
軟派 ナンパ [0],[1] ①積極的な主張をしない、意見の弱い人々。 ②新聞・雑誌で社会・文化面を担当する者の俗称。 ③異性交遊や軟弱な風俗に関心をもつ者。転じて、交遊目的で異性に声をかけること。 ①~③硬派 0
遠視 エンシ [0] 目の網膜の後方で像を結ぶため、近くのものがはっきりと見えない状態。また、そのような目。凸レンズで矯正する。遠眼。近視 0
纊 わた くず繭を煮て作る絹綿。真綿の一種。防湿性・保温性に富む。表記「絖」とも書く。 0
竢つ ま-つ 立ち止まってまち受ける。じっとまつ。 表記「俟つ」とも書く。 0
分散 ブンサン [0] 一つにまとまっていたものが、いくつかにわかれ散ること。また、わけ散らすこと。「中堅社員を各部署に―する」「各地域に人口が―している」集中 0
眇 すがめ [0],[1] ①片目が細いこと。また、片目が不自由なこと。 ②斜視。やぶにらみ。 ③横目。 0
木賊 とくさ [0],[3] トクサ科の多年草。山中の湿地に自生。茎は円柱形で直立し、縦に多数のみぞがありざらつく。夏、ツクシに似た胞子穂(ホウシスイ)をつける。物をみがくのに用いる。秋由来「木賊」は漢名から。表記「砥草」とも書く。 1
指導 シドウ [0] 目的に沿って、教え導くこと。「進路―」「スキーの―をする」 0
桑門 ソウモン [0] 出家して修行する人。僧。「―として修行に入る」 参考梵語(ボンゴ)の音訳で、古く用いられた語。ふつうは沙門(シャモン)と音写する。 0
方解石 ホウカイセキ [3] 炭酸カルシウムを主成分とする鉱物。統粋なものは無色透明で、菱面(リョウメン)体に結晶する。 0
擅断 センダン [0] 専断 0
露座・露坐 ロザ 屋根のない場所にすわること。「―の大仏」 0
偵う うかが-う こっそりと様子を探る。「物陰から中を―う」 0
祭文 サイモン [0],[1] ①祭祀(サイシ)のとき、神霊に告げる文章。 ②「歌(うた)祭文」の略。江戸時代、芸人などが三味線に合わせて世間の事件をおもしろく歌ったもの。「―語り」 参考①「サイブン」とも読む。 0
嫡嫡 チャキチャキ 混じり気がなく純粋なこと。正統。生っ粋(きっスイ)。「神田生まれの―の江戸っ子」由来「チャクチャク」の転じたもの。 0
電機 デンキ [1] 「電気機械」の略。電力を使って運転する機械。 0
軍監 グンカン ①軍事の監督をする役職。また、その役目の人。 ②律令(リツリョウ)制のもとで、将軍や副将軍の下にあった軍団の官職名。「鎮守―」参考②「グンゲン」とも読む。 0
紛乱 フンラン [0] 物事がまぎれ乱れること。ごたごた。紛糾・混乱 0
背泳 ハイエイ [0] 泳法の一つ。あおむけになり、両手を交互に頭上にまわして水をかき、両足はばた足で進む。せおよぎ。バックストローク。 0
俱に とも-に みな。そろって。一緒に。「―遊び―学ぶ」 0
邪道 ジャドウ [0] ①不正なやりかた。また、人としての道理にはずれた行い。 非道 正道 ②「邪教」に同じ。 0
壊れる やぶ-れる [3] いままで保たれていたものが、こわれる。形になっていたものがばらばらに崩れる。「友情が―れる」 0
抱関撃柝 ホウカンゲキタク 下級の役人のこと。「抱関」はかんぬきの番をする門番、「撃柝」は拍子木を打ち鳴らして巡回する夜警の意。〈『孟子(モウシ)』〉 0
陸な ロク-な [0] まともな。たいした。十分な。よい。「―用意もできないまま出かける」「―道具がない」表記「碌な」とも書く。参考あとに打ち消しの語を伴い、物事を低く評価する場合に用いる語。 0
拊でる な-でる 手のひらでやさしくさする。表記「撫でる」とも書く。 0
跡 あと [1] ①通り過ぎたのちに残るしるし。あしあと。また、ゆくえ。「車輪の―」「犯人の―を追う」 ②結果に表れた、そこに至るまでのようす。功績。「奮闘の―が見られる」「亡き人の―を偲(しの)ぶ」 ③物事の行われたしるし。また、行われた場所。「食事をした―がある」「立つ鳥―を濁さず」 ④家督。あとめ。「―を継ぐ」 ⑤筆跡。「水ぐきの―」 0
詩聖 シセイ [0] ①非常にすぐれた大詩人。 ②漢詩で、特に杜甫(トホ)を指す。 参考②李白(リハク)を「詩仙」というのに対していう。 0
巍峨 ギガ 山などの高くそびえるさま。そびえ立ってけわしいさま。 0
草臥れる くたび-れる [4] ①疲れて元気がなくなる。「―れて一歩も進めない」 ②長く使ってみすぼらしくなる。「―れた靴」 1
禁固・禁錮 キンコ ①一室に閉じこめて外出をゆるさないこと。監禁・幽閉 ②刑罰の一つ。有罪者を刑務所に拘置して自由な行動を許さないこと。「―二年の刑」 0
原簿 ゲンボ [0] ①写しなどを取る前の、もとになる帳簿。 ②総勘定元帳。 0
神祠 シンシ [1] 神をまつるやしろ。神をまつった小さなほこら。 0
銷かす と-かす 熱や薬品によって金属を液状にする。「高熱で銀を―す」 0
愁嘆・愁歎 シュウタン 嘆き、うれえ悲しむこと。 0
梗概 コウガイ [0] 文章や事件のあらまし。あらすじ。「小説の―をまとめる」概要 0
竜頭鷁首 リュウトウゲキシュ 天子の乗る船。また、高貴な人の船遊びに使う船。由来竜の頭の彫刻をへさきに、鷁の首の彫刻を船腹に飾ったことから。「鷁」は、風に強い大きな水鳥。参考「竜舟鷁首」ともいう。 0
択一 タクイツ [0] 二つ以上のもののなかから一つをえらぶこと。「―を迫られる」「二者―」「―問題」 0
染織 センショク [0] 布を染めることと織ること。また、染めたものと織ったもの。 0
降灰 コウカイ [0] 火山の噴火などにより灰がふること。また、その灰。参考気象学では「コウはい」と読む。 0
木仏 きブツ [2] ①木彫の仏像。 ②情に薄い、冷たい人。「―金仏石仏(かなブツいしぼとけ)(情に動かされない人のたとえ)」 0
二足の草鞋を履く ニソクのわらじをはく 両立しない職業を一人で兼ねるたとえ。また、一人で二つの仕事をもつたとえ。 由来昔、博徒(バクト)が十手を預かり、博打(ばくち)の取り締まりを任されたことから。 1
天地一指 テンチイッシ この世に存在するものは、個々のちがいを超えて斉一なものであるという考え。すべての対立を超えた絶対的な観点からすると、天も地も一本の指も同じ存在であるということ。〈『荘子(ソウジ)』〉 0
氷点 ヒョウテン [0],[1] 水が氷結し始める、あるいは氷が融解し始める温度。一気圧のもとではセ氏〇度。「―下一〇度の寒さ」零点 0
遊冶郎 ユウヤロウ [3] 酒と女色に遊びふける男。放蕩(ホウトウ)者。表記「游冶郎」とも書く。 0
樹てる た-てる ①木をうえる。 ②新しくうちたてる。樹立する。「新制度を―てる」 0
峡谷 キョウコク [0] 狭く深い谷間。けわしい山に挟まれた幅の狭い谷。「紅葉で美しい―」渓谷 0
鞠育 キクイク 養い育てること。大切に育てること。鞠養・養育 0
若僧・若造・若蔵 わかゾウ 若い者や未熟な者を軽蔑(ケイベツ)していう語。「―に負けてたまるか」 0
各論 カクロン [0] 全体の中の、一つ一つの項目についての論説。総論 0
専務 センム [1] ①その仕事や事務を、もっぱら受け持つこと。 ②「専務取締役」の略。社長を補佐し、業務全体を取り締まる重役。 0
幕末 バクマツ [0] 江戸幕府の末期。明治維新の直前のころ。「―の志士」 0
臓腑 ゾウフ [1],[0] 内臓。はらわた。心臓・肺・腎臓などの五臓と、胃・腸などの六腑。 0
検校 ケンギョウ [1],[3] ①昔、盲人に与えられた最上級の官名。琵琶(ビワ)・管弦や按摩(アンマ)・鍼(はり)などを業とした盲官(モウカン)の長。 ②寺社の事務や僧尼を監督すること。また、その役職名。参考「ケンコウ」と読めば、調べ考える、取り調べる意になる。 0
頭髪 トウハツ [0] 頭の毛。髪の毛。「―を染める」 0
遯竄 トンザン [0] 逃げ隠れすること。どこかへ逃げうせること。逃竄表記「遁竄」とも書く。 0
類従 ルイジュウ [0] 種類にしたがって集めること。また、その集めたもの。「群書―」類纂(ルイサン) 0
余儀ない ヨギ-ない [3] 他に取るべき方法がない。やむを得ない。「退陣を―くされる」「計画は―く中止された」 0
一治一乱 イッチイチラン 世の中が治まったかと思うとまた乱れ、乱れたかと思うとまた治まること。〈『孟子(モウシ)』〉治乱興亡(チランコウボウ) 0
狗尾草 えのころぐさ [4] イネ科の一年草。道端に自生。夏、緑色の花穂をつける。ネコジャラシ。秋由来「狗尾草」は漢名より。花穂がこいぬ(狗)の尾に似ていることから。 1
兼併 ケンペイ [0] 二つ以上のものを合わせて、一つにすること。また、他人のものを奪い取ること。「土地を―する」 0
入力 ニュウリョク [0],[1] ①ある機械や装置に外部から供給される、エネルギーなど。 ②データを、コンピューターに入れて処理させること。また、そのデータ。インプット。 ①②出力 0
大海は芥を択ばず タイカイはあくたをえらばず 度量の大きい人物は、えりごのみをせずによく人を受け入れるたとえ。大海は川からさまざまのごみが流れこんできても、すべてを受け入れる意から。河海は細流を択ばず参考「芥」は「塵(ちり)」ともいう。 0
租賦 ソフ 役所が人々に割り当てる租税。年貢。みつぎ。 貢賦 参考「租」は田畑や土地にかかる年貢、「賦」は労役や物品によるみつぎの意。 0
核分裂 カクブンレツ [3] ①細胞分裂の過程で起こる核の分裂。 ②ウランなどの重い原子核が、中性子などと衝突して分裂する現象。大きなエネルギーを放出する。核融合 0
吶喊 トッカン [0] ①大勢が大声で叫ぶこと。鬨(とき)の声をあげること。 ②大声を発しながら、敵陣に突撃すること。表記②「突貫」とも書く。 0
旧態依然 キュウタイイゼン [0] 昔のままで少しも進歩しないさま。「―としたやり方」十年一日(ジュウネンイチジツ) 0
策 はかりごと [1] あらかじめいろいろと考えた計略。また、それを書きつけたもの。「―を巡らす」「―を練る」 0
色町・色街 いろまち 芸者の置屋・遊郭などが集まっている所。 色里 0
丹誠 タンセイ [1] 誠実な心。まごころ。「―をこめる」赤誠・赤心・丹心 0
脚立・脚榻 キャたつ 二つの小型のはしごの上端を組み合わせ、八の字形に開いて使う踏み台。「―に上がって棚の上を整理する」 1
異論 イロン [0] 他の人とちがっていたり対立していたりする意見。「―を唱える」異議・反論・異存 0
暗幕 アンマク [0] 部屋をくらくしたり、明かりが外にもれないようにしたりするために張る幕。 0
空前 クウゼン [0] これまでに例がないこと。「―の大成功」「―の偉業」 0
札 ふだ [0] ①文字などを書いてしるしとするもの。小さな木片・紙片・プラスチック片・金属片などで名札や値札の類。 ②神仏の守り札。おふだ。 ③立て札・看板など。 ④かるた・トランプ・花札などの遊戯に用いる紙片。
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漢字の豆知識 最中を食べている最中です ~読み方で意味の変わる漢字~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
釵子股 ぼうらん ラン科の多年草。暖地の樹幹に着生。葉は多肉質で棒状。夏、淡緑色の花を数個つける。 由来「釵子股」は漢名から。 表記「棒蘭」とも書く。 1
一身上 イッシンジョウ [0] 個人の身の上や境遇に関すること。「―の都合で会社を辞める」 0
上野 こうずけ 旧国名の一つ。現在の群馬県。上州(ジョウシュウ)。 参考「上毛野(かみつけの)」の略から転じた語。 1
喪家 ソウカ [1] 亡(な)くなったばかりの人がいる家。喪中(もチュウ)の家。 0
潯 ふち 川などの岸辺に近い、水の深くよどんでいるところ。みぎわ。 0
一揃 ピンぞろ ①二個のさいころの目に、そろって一が出ること。 ②ひとえの着物を二枚重ねて着るのをあざけっていう語。参考「ピン」はポルトガル語から。 1
く す-く 髪にくしを通す。髪をとかす。くしけずる。「長い髪を―く」 0
溺没 デキボツ おぼれて水中に沈むこと。また、おぼれて死ぬこと。 0
太棹 ふとざお 義太夫節(ぎだゆうぶし)に用いる、さおと弦が太い三味線。細棹 0
罪科 ザイカ [1] ①法・道徳などにそむく、とがめられるべき行い。とが。 ②法律にのっとって処罰すること。刑罰。「―を課す」 0
豊富 ホウフ [0],[1] ゆたかに富んでいること。物がたっぷりあること。種類・数量が多いこと。「―な資金がある」「―な話題の持ち主」「―な表現」潤沢 0
奇矯 キキョウ [0] 言行が変わっていること。風変わりなこと。また、そのさま。「―な振る舞いが目立つ」奇抜・奇異・突飛 0
突兀 トッコツ [0] 岩や山が険しくそびえるさま。「奇岩―」参考「兀」は山などが高く突出する意。 0
形振り なりふり [2] 服装や態度。身なりとふるまい。「―かまわず逃げ出す」 0
虎茄 はしりどころ ナス科の多年草。 由来「虎茄」は漢名から。 走野老(はしりどころ) 1
人気 ニンキ [0] ①世間の評判。「―抜群の選手」 ②その土地の人々の気風や性質。 参考②「ジンキ」とも読む。「ひとケ」と読めば別の意。
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漢字の豆知識 「上手」の読み方は? 同じ漢字でも、読み方で意味が変わる! (公財)日本漢字能力検定協会 0
胸壁 キョウヘキ [0] ①敵の射撃をよけ、味方の射撃の便のために、立った人の胸の高さに築いた壁。胸牆(キョウショウ) ②とりで。 ③屋上やベランダなどの周囲に巡らされた手すり壁。 ④胸部の内臓をとりまく外側の部分。 0
固 キョウコ 強固 0
鎌柄 かまつか [2],[0] ①鎌の柄(え)。 ②コイ科の淡水魚。河川の砂底にすむ。体は細長い円筒形で、一対の口ひげがある。全体に褐色で、背に暗褐色の斑点(ハンテン)がある。食用。スナモグリ。 ③ウシコロシの別称。バラ科の落葉小高木。 ④ハゲイトウの別称。秋 雁来紅(はげいとう) ⑤ツユクサの別称。秋 鴨跖草(つゆくさ)由来②形状が湾曲していて鎌の柄に似ることから。③材を鎌の柄に用いることから。 0
所領 ショリョウ [0] 領有している土地。特に、王・大名などの領地。「―を賜る」 0
歌唄 カバイ 仏をたたえて歌うこと。また、その歌。 0
復刻 フッコク [0] 写本・木版本・初版本などを、できるだけ原本の体裁や内容のとおりにして刊行すること。「―版」表記「覆刻」とも書く。 0
厖大 ボウダイ [0] 膨大 0
鈍い のろ-い [2] ①動作がゆっくりしているさま。速度が遅いさま。「歩みが―い」「仕事が―い」 ②頭のはたらきがにぶい。おろかである。 0
凄愴 セイソウ すさまじく、痛ましいこと。また、そのさま。「―な死闘が続いた」 凄絶 表記「悽愴」とも書く。 参考「凄」「愴」ともに悲しむ意。 0
廂 ひさし [0] ①寝殿造などで、母屋(おもや)の周囲にある細長い部屋。ひさしのま。 ②建物の外側に差し出た、日差しなどを防ぐ小屋根。「―を貸して母屋を取られる(一部を貸したために全部を奪われる)」 ③帽子のつば。 0
出る船の纜(ともづな)を引く でるふねのともづなをひく 思い切りが悪く、未練たらしいことをするたとえ。「纜」は船をつなぎ止めるための綱。 0
他所 よそ [2],[1] ①ほかの場所。「―に行ってくれ」 ②自分に直接関係のない所や物・人。「―の問題に口出しするな」 ③わきの方向。「運転中の―見は厳禁だ」表記「余所」とも書く。 1
非斥 ヒセキ 難くせをつけて、しりぞけること。排斥 0
菜瓜 つけうり ①漬物にする瓜(うり)。シロウリやキュウリなど。 ②漬けた瓜。 表記「漬瓜」とも書く。 1
違法 イホウ [0] 法律に背くこと。「路上駐車は―だ」不法・無法合法・適法 0
早生 わせ [1] ①同種の野菜や果物などで、他のものより早く熟す品種。 早熟(ソウジュク) 晩生(おくて) ②早熟な人。ませた子ども。 奥手 1
浮世の苦楽は壁一重 うきよのクラクはかべひとえ この世の中の苦と楽とは隣り合っていて、いつでも変わる可能性があるということ。 0
生硬 セイコウ [0] 技術や表現、態度などが未熟で、ぎこちないこと。「―な感じの文章」 0
剣道 ケンドウ [1] 防具をつけ、竹刀(しない)を用いて競技性を高めた剣術。 0
点灯 テントウ [0] あかりをつけること。「車のヘッドライトを―する」消灯 0
弘報 コウホウ 広報 0
空白 クウハク [0] ①紙面などに何も書いてない状態。「―に記入する」 ②何も行われないままの状態。内容が何もないさま。ブランク。「戦争中の―をうめる」 0
爽然 ソウゼン ①心身のさわやかなさま。 ②失意でぼんやりとしたさま。「―自失」 0
匿う かくま-う [3] 追われている人などをひそかに隠す。「逃亡者を―う」 0
居候の三杯目 いそうろうのサンバイめ 居候は肩身が狭く、何事につけても遠慮がちになるたとえ。居候はご飯のお代わりでも三杯目になると遠慮してそっと差し出すことから。由来 川柳の「居候三杯目にはそっと出し」から。 0
宛転 エンテン [0] ①ゆるやかな曲線を描くさま。特に、まゆが美しく弧を描いているさま。「―として大河は下る」 ②話などがよどみなく進むさま。参考「エンデン」とも読む。 0
邏斎 ロサイ ①托鉢(タクハツ)して斎食(サイジキ)を乞(こ)うこと。 ②乞食(コジキ)の別称。 0
音感 オンカン [0] 音に対する感覚。音程・音色などを聞き分ける能力。「―のよい少女」「絶対―の持ち主」 0
収納 シュウノウ [0] ①品物をしまい、おさめること。「―箱」 ②公共の機関が現金を正式に受領すること。「国庫に―する」 ③農作物を取り入れること。 0
音域 オンイキ [0] 楽器や声などで出すことができる音の高低の範囲。「―が広い声」 0
偶人 グウジン [0] 土や木で作った人形。ひとがた。でく。「―劇」 0
嫡嗣 チャクシ [1],[0] 正妻から生まれた嗣子。家督を相続する子。跡取り。世継ぎ。「家元の―として生まれた」参考「テキシ」とも読む。 0
編隊 ヘンタイ [0] 飛行機などが、隊形を組むこと。また、その隊形。「戦闘機の―飛行」 0
愚連隊 グレンタイ [0] 盛り場などをうろつき、ゆすりやたかりなどをする不良の集まり。参考「ぐれる」と集団の意の「連隊」をつないだもので「愚連」は当て字。 0
付く つ-く [1],[2] ①あるものに別のものが密着する。付着する。「絵の具が服に―いた」 ②そこに位置して離れない状態になる。跡などが残る。「車に傷が―く」「雑草の根が―く」 ③あるものが加わり、その結果が残る。「預けた金に利息が―く」「街にあかりが―いた」 ④物事が定まる。決まる。「美術品に高値が―いた」 ⑤近くに身を置く。寄り添って従う。「師匠に―いて習う」「母に―いて買物に行く」 ⑥感覚器官に感じられる。「あの作品は一番に目に―く」「彼の言動は鼻に―く」表記「附く」とも書く。
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漢字の豆知識 「つく」はくっつき方で使い分ける ~似た漢字の使い分け~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
肝臓 カンゾウ [0] 内臓器官の一つ。腹腔(フクコウ)の右上部、横隔膜の下にある大きな分泌器官。胆汁(タンジュウ)を分泌するほか、養分の貯蔵、有害物質の解毒作用などのはたらきをする。きも。 0
苦行 クギョウ [0] ①悟りを開くため、断食など欲望を抑える苦しい修行に耐えること。また、その修行。「―僧」「難行―」 ②つらい仕事や行為。「毎日が―の連続だ」 0
報奨 ホウショウ [0] 努力や勤労にむくい、励ますこと。「―金」 0
性愛 セイアイ [0] 男女間の肉体的な愛情。男女間の性的な愛情。「―にめざめる」 0
制札 セイサツ [0] 禁止事項や伝達事項が書かれた立て札。禁礼。 0
醱す かも-す できた酒を、もう一度発酵させる。参考「醸す」と書けば、一度発酵させて酒・醬油(ショウユ)などを造る意となる。 0
水蜜桃 スイミツトウ [0] バラ科の落葉小高木。モモの一種。中国原産。果実は甘くて水分が多い。スイミツ。 秋 0
鉄腕 テツワン [0] 鉄のように強いうで。また、その腕力。 0
一対 イッツイ [0] 二つで一組とされているもの。「―の茶碗(チャワン)を買った」一双 0
言い種・言い草 いいぐさ ①言った言葉。また、ものの言い方。「人を食った―だ」 ②話の種(たね)。 ③言いわけ。口実。「そんな―は通らない」 0
煽る あお-る [2] ①うちわなどで風を送り、火の勢いを強める。あおぐ。 ②ゆり動かす。「風が戸を―る」 ③たきつける。「忠告が逆に憎しみを―った」 ④活気づかせる。「相場を―る」 ⑤あぶみでウマの腹を覆う障泥(あおり)を打ち、ウマを急がせる。 0
激怒 ゲキド [1] ひどく怒ること。また、はげしい怒り。「記者の無礼な態度に―した」憤怒・憤激 0
縹草 はなだぐさ ツユクサの別称。 鴨跖草(つゆくさ) 0
一盞 イッサン 一つのさかずき。また、一杯の酒。「―を傾ける」 0
有産 ユウサン [0] 資産・財産があること。金持ち。「―階級」無産 0
同伴 ドウハン [0] ともなうこと。連れ立って行くこと。「先輩に―する」「奥様ご―でお越しください」同行 0
歩廊 ホロウ [0] ①二列に並んだ柱の間に、土を固めたりコンクリートや瓦(かわら)を敷いたりしてつくった通路。「寺院の―」回廊 ②駅のプラットホーム。 0
椿桃 つばいもも [3] モモの一品種。中国西域原産。果実はモモよりやや小さくて毛がなく、黄赤色で光沢がある。ネクタリン。由来ツバキの実に似ることから、「つばきもも」が転じたもの。表記「油桃・光桃」とも書く。 0
楮 こうぞ [0] クワ科の落葉低木。山野に自生。葉・実ともにクワに似る。樹皮から和紙の原料をとる。カゾ。「―の繊維は紙の原料となる」由来「紙麻(かみそ)」の転じたもの。 0
煌めく きら-めく [3] ①きらきらと光りかがやく。「星が―く」 ②華やかで人目をひく。「―く才能」 0
雀卵斑 ジャクランハン [3],[0] 「雀卵斑(そばかす)」に同じ。 0
喜劇 キゲキ [1] ①こっけいなおもしろさで人生の真実を表現する芝居。コメディー。「文化祭で―を演じることになった」 ②こっけいな出来事。 ①②悲劇 0
大圏 タイケン [0] 地球とその中心を通る平面とが、交わってできる円。地球表面に描いた大円(ダイエン)。「―航路で世界一周の旅に出る」 0
蝦蛄 しゃこ [1] シャコ科の甲殻類。浅い海の底に穴を掘ってすむ。形はエビに似る。食用。夏表記「青竜蝦」とも書く。 1
恋愛 レンアイ [0] 男女が互いに恋い慕うこと。「熱烈な―の末の結婚」 0
通路 ツウロ [1] 行き来する道路。通り道。「避難―の確保」 0
颶風 グフウ [0] ①強風や暴風。 ②熱帯地方に発生する暴風雨。台風やハリケーンなど。参考古い気象用語。 0
俗世間 ゾクセケン [3] ①一般の人が住むこの世の中。俗人の世。浮世。「―の波にもまれる」 ② 出家しない人の世界。俗世。しゃば。 出世間(シュッセケン) 0
陳生姜 ひねしょうが 貯蔵して古くなったショウガの根茎。薬味や紅ショウガなどに使用。 1
九州 キュウシュウ [1] ①古代中国で、全土を九つの州に分けたもの。転じて、中国全土。 ②日本列島で本州の西南に位置する九州地方。 0
総帥 ソウスイ [0] 軍全体を指揮する人。最高指揮官。総大将。「―として全軍を率いる」 0
流派 リュウハ [1] 流儀のちがいによって、独自の主義や手法をもって分かれた一派。「書道の新しい―をおこす」門派 0
健筆 ケンピツ [0] ①文字をたくみに書くこと。達筆・能筆 ②詩や文章を達者に書くこと。「―をふるう」 0
斑馬 しまうま [0] ウマ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。縞馬(しまうま) 1
殿宇 デンウ [1] 御殿。宮殿。殿堂。壮大でりっぱな建物。 0
馬兜鈴・馬鈴草 うまのすずくさ ウマノスズクサ科のつる性多年草。山野に自生。葉には悪臭がある。夏、ラッパ形の暗紫色の花をつけ、球形の実を結ぶ。由来「馬兜鈴」は漢名より。和名は、実が六つに裂けるさまがウマの首につけた鈴に似ることから。 1
比翼 ヒヨク [0],[1] ①つばさを並べること。 ②「比翼の鳥」の略。中国の想像上の鳥で、常に雌雄が並んで飛ぶといわれることから、夫婦、男女の仲がよいことのたとえ。 ③「比翼仕立て」の略。服の打ち合わせを二重にし、ボタンが外から見えないようにする仕立て。 0
刪修 サンシュウ [0] 不要な語句をけずって文章を整えること。「師の遺稿を―する」 刪正・刪定 0
褫魄 チハク たましいをうばうこと。心を驚かすこと。「魄」はたましい・こころの意。 0
巷説 コウセツ [0] ちまたのうわさ。世間の評判。世間のとりざた。「―に惑わされるな」巷談・風説 0
生母 セイボ [1] 生みの母。実の母親。 実母 継母・養母 0
親疎 シンソ [1] 親しいことと、親しくないこと。親しい人と疎遠な人。 0
桜蓼 さくらたで タデ科の多年草。水辺に自生。秋、色がサクラに似た花を穂状につけるが、花びらはなく、萼(ガク)が花びら状になる。 0
平談俗語 ヘイダンゾクゴ 日常使っている言葉や言い回しのこと。参考「平談」は日常の会話の意。 0
暴戻 ボウレイ [0] 乱暴で、人の道にはずれること。「―な弾圧を受ける」非道 0
返信 ヘンシン [0] 返事の手紙や通信。「―用の切手」「ファクシミリで―を送る」 往信 0
更衣 きさらぎ [0] 陰暦二月の異名。春由来一説に「生更ぎ(草木が生えかわる意)」の月であることからという。表記「如月・衣更着」とも書く。 1
鉄兜 テツかぶと [3] 弾丸や落下物から頭を守るための鉄製の帽子。 0
策略 サクリャク [0],[2] はかりごと。物事を自分に都合のよいように動かしたり、相手をあやつったりすること。「あれこれと―をめぐらす」 計略・策謀 0
湯殿 ゆどの [0],[3] 入浴するためにこしらえた部屋。浴室。風呂場(フロば)。浴場。 0
麒麟児 キリンジ [2] 将来が楽しみとされる、人並はずれたすぐれた才能をもつ少年。鳳雛(ホウスウ) 0
長蛇を逸す チョウダをイッす 惜しいところで目指す大物を取り逃がすことのたとえ。〈頼山陽(らいさんよう)の詩〉大魚を逸す 0
画架 ガカ [0],[1] 絵をかくときに、カンバスや画板を立てかける台。イーゼル。 0
樹梢 ジュショウ [0] 樹木のこずえ。樹末。 0
諮う と-う 上の人が下の者の意見を聞く。相談をする。 0
横領 オウリョウ [0] 他人や公共の金品を不法なやり方で自分のものにすること。横取りすること。「公金―事件が発覚した」着服 0
垂木 たるき [0] 棟から軒に渡し、屋根板を支える長い木材。 表記「椽」とも書く。 0
悪質 アクシツ [0] ①性質がわるいさま。「―な手口」 ②品質がわるいさま。「―な商品が出回る」良質 0
行 むかばき [1] 昔、旅や狩猟などのとき、腰から足先までをおおった用具。布または毛皮で作ったが、平安時代末期から武士は鹿皮(しかがわ)のものをつけた。 1
於いて お-いて [1],[0] ①何かが行われる場所や時間を示す。…にて。…で。「欧米に―開催される会議」「高度経済成長期に―」 ②関係する範囲を示す。…に関して。…について。「医療に―偉業を成す」 0
徒人 あだびと [0] ①浮気な人。まごころのない人。 ②風流を解する人。参考「他人(あだびと)」と書けば、別の人の意。 0
世襲 セシュウ [0] 財産・地位・職業などを、子孫が代々受け継ぐこと。「―制度」 0
怒声 ドセイ [0] おこった声。おこってどなる声。「―を上げる」怒号 0
前倒し まえだおし [3],[0] 予算や施策の実施などを、予定の時期を繰り上げて実行すること。「公共事業費を―する」 0
思考 シコウ [0] 考えること。考え。「―力の低下が著しい」 0
階隠し はしかくし [3] 寝殿や社殿の正面の階段をおおうために、柱を二本立てて突き出させた庇(ひさし)。参考社殿の場合は向拝(ゴハイ)ともいう。 0
憎まれっ子世に憚る にくまれっこよにはばかる 人からにくまれたり、嫌われたりしているような者が、案外、世の中では幅をきかせているということ。「憚る」は威勢を振るう意。 0
燦燦 サンサン [0] 明るくきらきらと輝くさま。「―と降り注ぐ光」 表記「粲粲」とも書く。 0
男子 ダンシ [1] ①男の子。「―校」 ②男性。「―一生の仕事」 ①②女子 0
自明 ジメイ [0] 証明しなくても明らかなこと。また、そのさま。「―の理」 0
編集 ヘンシュウ [0] ある方針のもとに種々の材料を集め整理し、出版物・映画のフィルム・音声や画像のディスクまたはテープなどに作り上げること。「雑誌の―に携わる」編纂(ヘンサン) 「編輯」の書きかえ字。 0
清朗 セイロウ ①さわやかですがすがしいさま。「都会より空気が―だ」 ②空がよく晴れてさわやかなさま。 0
大局 タイキョク [0] 全体のなりゆきや情勢。「日本経済の―を見通す」「―的見地に立って考える」由来囲碁で、対局中の局面(全体の情勢)をいうことから。 0
搗布 かじめ [0] 褐藻類コンブ科の海藻。太平洋岸に多い。茎は長さ約一~二(メートル)で、葉は羽状。ヨード・アルギン酸の原料。ノロカジメ。春 1
児孫の為に美田を買わず ジソンのためにビデンをかわず 子孫のために財産を残すと、それに頼って楽をして生きようとするため、そのようなことはしない。〈西郷隆盛の詩〉 0
慶庵・慶安 けいあん 結婚の世話や奉公人の紹介などをする人。また、その職業。 由来江戸時代の医者大和(やまと)慶庵が縁談の仲介をよくしたことから。表記「桂庵」とも書く。 0
手錠・手鎖 てジョウ 罪人・容疑者などの手にはめて逃亡を防ぐ、錠のついた鉄製の輪。 0
衆評 シュウヒョウ [0] 大勢の人の評価や評判。世評。「作品の―を気にする」 0
居る い-る [1] ①その場所に存在する。また、留まっている。住んでいる。「いつまでも同じ場所に―る」 ②補助動詞。動作や作用、状態の継続を表す。「雪が降って―る」「店が開いて―る」参考現代表記ではふつう、ひらがなにする。 0
咀む か-む 上下の歯を何度も合わせてつぶす。かみくだく。また、かんで味わう。 0
親が死んでも食(ジキ)休み おやがしんでもジキやすみ 食後の休憩は大切だから何があっても必ず取れ、ということ。 参考「食」は「ショク」とも読む。 0
直 あたい [1] ①値段。値打ち。「春宵一刻―千金」 ②古代の姓(かばね)の一つ。あたえ。 0
虎の尾を履(ふ)む とらのおをふむ 大きな危険を冒すたとえ。〈『易経』〉虎の口へ手を入れる 0
欽む つつし-む 相手を尊敬し、かしこまる。また、うやまいしたう。 0
回天事業 カイテンジギョウ 世の中の情勢を一変させるほどの大きな事業。図南鵬翼(トナンホウヨク) 0
虚勢 キョセイ [0] 見かけだけの勢い。強がり。空(から)元気。「彼は―を張っている」虚威 0
藩翰 ハンカン 「藩屛(ハンペイ)」に同じ。 0
忽比烈・忽必烈 フビライ モンゴル帝国の第五代皇帝、フビライ-ハン。南宋(ナンソウ)を滅ぼして中国を統一し、元(ゲン)を建国して初代皇帝に即位。チンギス-ハンの孫。クビライ。 1
刪正 サンセイ 「刪修」に同じ。 0
参考 サンコウ [0] 他の物事や考えなどをあれこれと比べ、自分の考えをまとめる手掛かりとすること。また、その材料。「先行研究を―にする」「―資料」 参照 0
奎宿 とかきぼし [3] 二十八宿の一つ。星座を構成する一六の星の並び方が文の字に似ていることから、文章をつかさどる星とされる。アンドロメダ座。表記「斗搔き星」とも書く。 1
白鶺鴒 ハクセキレイ [3] セキレイ科の鳥。水辺にすむ。頭・背・胸は灰黒色で、顔と腹は白い。長い尾を上下に振って歩く。 0
予め あらかじ-め [0] 前もって。事が起こる前から。「会議の資料は―準備します」表記「預め」とも書く。 0
躡む ふ-む ①先行した者の足跡をふみしめて進む。 ②はきものをはく。 0
整理 セイリ [1] ①乱れた状態にあるものを秩序正しくととのえること。「机の上の―」 ②不要なものを取り除くこと。「人員―で解雇された」 0
蛞蝓 なめくじ [3] ナメクジ科の軟体動物。カタツムリに似るが殻はない。湿気を好み、草花や野菜を食害。ナメクジラ。「蛇も一生―も一生」 夏由来「蛞蝓」は漢名から。 1
農隙 ノウゲキ 農作業の合間。農間。 0
笞杖 チジョウ むちとつえ。また、むちで打つ刑罰とつえで打つ刑罰。 0
娘婿 むすめむこ [4] むすめの夫。「―が取り仕切ってくれた」女婿(ジョセイ) 0
奉安 ホウアン [0] うやうやしく安置すること。尊い物を安置すること。「―殿」 0
重荷 おもに [0] ①重い荷物。 ②つらい負担。「親の期待を―に感じる」 0
馬塞棒 ませボウ ウマが出られないように作った、柵(サク)や馬小屋の入り口をふさぐ棒。参考「ませんボウ」とも読む。 1
冷汗三斗 レイカンサント [5] 非常に恐ろしい目にあったり、恥ずかしい思いをするたとえ。ひやあせが三斗も出るような思いをする意。「三斗」は、量の多いことをいう。「皆の前で𠮟責(シッセキ)され、―の思いだった」参考「冷水三斗」ともいう。
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四字熟語根掘り葉掘り24:「冷汗三斗」の出自をたどる ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会 0
灯 ひ [1] ともしび。灯火。あかり。「街の―に誘われる」 0
四方八方 シホウハッポウ [2],[3] あらゆる方面。あっちこっち。「―手を尽くして捜す」 0
確言 カクゲン [0] はっきりと言いきること。また、その言葉。「―を避ける」 0
夏越の祓 なごしのはらえ 六月三〇日に各神社で行われる、災いをはらう神事。参詣(サンケイ)者は茅(ち)の輪をくぐり、人の形をした形代(かたしろ)で体をなでて清める。水無月(みなづき)祓。表記「名越の祓」とも書く。 0
施設 シセツ [1],[2] ①ある目的のため、建物・設備などを設けること。また、そのもの。「公共―」 ②老人福祉施設・児童養護施設など、社会福祉施設の略称。「―を訪問する」 0
薙ぎ倒す なぎたお-す [4],[0] ①横に払って倒す。「暴風が稲を―す」 ②次から次へと勢いよく打ち負かす。「群がる敵を―す」 0
遅鈍 チドン [0] 頭の回転や動作がのろくて、にぶいさま。「生来の―な性質」 0
滑落 カツラク [0] 高い所からすべり落ちること。「登山で―事故が起こる」 0
三日天下 みっかテンカ [4] 権力の座にあることがきわめて短い間であること。「三日」は短期間の意。 由来戦国時代、明智光秀(あけちみつひで)が本能寺で織田信長を襲って天下を取ったが、日を経ずして豊臣秀吉に討たれたことから。 参考「天下」は「デンカ」とも読む。 0
南蛮煙管 なんばんぎせる ハマウツボ科の一年草。ススキなどの根に寄生。葉緑素がなく、全体に黄褐色。秋、淡紫色のキセル形の花を横向きにつける。オモイグサ。秋表記「野菰」とも書く。 1
機能 キノウ [1] そのものがもっているはたらきや作用。また、それを発揮すること。「心臓の―障害」「多―の新製品」「十分に―しない」性能 0
烏竜茶 ウーロンチャ [3] 中国産の茶。生葉を発酵途中で釜煎(かまい)りし、もんで乾燥したもの。 由来カラスのように黒く、竜の爪(つめ)のように曲がって仕上がることから。参考中国語から。 0
慈顔 ジガン 慈愛に満ちたやさしい顔。慈悲深い顔つき。「長老の―」 0
年貢の納め時 ネングのおさめどき 悪事を重ね、ついに捕らえられた者が、罪に服する時期。また、物事に見切りをつけ、観念するべき時期。滞納していた年貢を清算する時期の意から。 0
大冊 タイサツ [0] 形が大きくて厚い本。「図書館で―を読みふける」小冊 0
鹿の子草 かのこソウ オミナエシ科の多年草。湿地に自生。晩春、オミナエシに似た淡紅色の小花を多数つける。ハルオミナエシ。 春 由来開いた花の中につぼみのあるようすが、鹿の子絞りに似ることから。 0
人を謗(そし)るは鴨(かも)の味 ひとをそしるはかものあじ 他人のうわさ話をするのは、カモの肉を味わうように楽しいということ。 参考「鴨の味」は「雁(ガン)の味」ともいう。 0
蘭塔 ラントウ 台座に卵形の塔身をのせた墓石。禅僧の墓などに用いられる。表記卵塔とも書く。 0
越度 オチド [1],[2] あやまち。過失。失敗。表記「落度」とも書く。 0
顧みて他(タ)を言う かえりみてタをいう 自分に都合の悪い問いに対して、関係のないことを言って話題を変え、当面の問題を回避することのたとえ。〈『孟子(モウシ)』〉参考「左右を顧みて他を言う」ともいう。 0
講読 コウドク [0] 書物を読んで、その意味・内容を講義すること。また、その講義。「漢文学の―」 0
後添い のちぞい [0] 前妻と死別・離別したあとに迎えた妻。後妻。のちぞえ。 0
釈教 シャッキョウ ①釈迦(シャカ)の教え。仏教のこと。 ②連歌・俳諧(ハイカイ)で、仏教に関連ある題材を詠(よ)んだ歌や句。 0
鏤骨 ルコツ [0] 骨にきざみこむほど、非常に苦心したり努力したりすること。参考「ロウコツ」とも読む。 0
技師 ギシ [1] 専門的な技術をもって仕事をする人。エンジニア。「放射線―」 0
芸者 ゲイシャ [0] 三味線・踊り・歌などで、宴席に興を添える職業の女性。芸妓(ゲイギ)。芸子(ゲイこ)。 0
正中 セイチュウ [0] ①物を二等分する真ん中。物の中心。「―線」 ②両極の立場にかたよらないこと。不偏不党。「―を保つ」 ③天体が真南、または真北にくること。子午線通過。 0
燕麦 エンバク [4],[3] イネ科の一年草。実は細長く、飼料のほかオートミールとして食用にする。オートムギ。夏 0
私意 シイ [1] ①自分一人の考え。 私見 ②自分の感情にとらわれて公正を欠く心。「―をはさむ」 ①②私心・私情 0
撒水 サンスイ [0] 「サッスイ」の慣用読み。 0
蘆荻 ロテキ アシとオギ。水辺に生える草の総称として用いる。 0
内舎人 うどねり ①律令(リツリョウ)制で、中務(なかつかさ)省に属し、宮中の宿直(とのい)や天皇の雑役、警護に当たった官職。②明治官制で、主殿寮(とのもリョウ)・東宮職で最下級の職員。参考「うちとねり」の転。 1
脇見 わきみ [3],[2] 見るべきものを見ずによそを見ること。よそみ。わきめ。「―運転は事故のもと」 0
洋弓 ヨウキュウ [0] ①西洋で始まり発達した弓術。また、その弓。西洋式の弓。 ②①を使って矢を標的に当て、得点を争う競技。アーチェリー。 0
懇親 コンシン [0] 心から親しみ合うこと。「―会に出席する」親睦(シンボク) 0
高座 コウザ [0],[1] ①寄席で、芸をする人のための一段高い席。 ②説教・演説などをするために設けた、他より一段高い席。 0
代筆 ダイヒツ [0] 当人に代わって手紙や文書を書くこと。代書。直筆・自筆 0
撥ねる は-ねる [2] ①はじきとばす。「車が歩行者を―ねる」 ②基準に合わないものを取り除く。「不良品を―ねる」 ③かすめとる。「うわまえを―ねる」 ④拒否する。はねつける。「要求を―ねる」 ⑤書道で、字画の末尾の部分を筆先を払い上げるように書く。 0
余弊 ヨヘイ [0] あとまで残っている弊害。あることに伴って起きる弊害。「第二次世界大戦の―が各地で民族紛争を引き起こした」「台風の―で飛行機が欠航した」 0
平行 ヘイコウ [0] ①同一の平面にある二直線、または平面とその外にある直線や平面が、いくら延長しても交わらないこと。「―線を書く」 ②二つ以上の物事が同時に行われること。「二つの実験を―して行う」表記②「並行」とも書く。
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漢字の豆知識 漢字が多くて「へいこう」する ~意味と熟語を一緒に覚えよう~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
当節 トウセツ [1] このごろ。ちかごろ。いまの時節。「―の流行」当今 0
和算 ワサン [0],[1] 日本独自に発達した数学。江戸時代に大成したが、のちに衰退した。 0
賈人 コジン 店を構えて商品の売買をする人。商人。あきんど。 0
種 くさ [1] ①物事を生み出すもと。材料。たね。「質―」「語り―」 ②種類。品目。しな。 0
鶸 ひわ [1] アトリ科の小鳥の総称。人家近くに群れをなしてすむ。カワラヒワ・マヒワ・ベニヒワなど。スズメよりやや小さい。木の実や種子などを食べる。 秋 表記「金翅雀」とも書く。 0
胚珠 ハイシュ [1] 種子植物の花の部分にある生殖器官。中に卵細胞をもつ胚嚢(ハイノウ)があり、受粉後種子になる。裸子植物ではむきだし、被子植物では子房内にある。 0
破天連 バテレン ①キリスト教が日本に伝来した当時の外国人の宣教師・司祭。 ②キリスト教。また、その信者。由来ポルトガル語で神父の意から。表記「伴天連」とも書く。 1
大度 タイド [1] 度量が大きいこと。また、心が広いさま。「寛仁(カンジン)―」大量 0
奸す おか-す ①してはならないことをする。正しい道をみだす。 ②男女の間で不義をかわす。 0
爰許 ここもと ①自分に一番近いものを指し示す語。ここ。このあたり。 ②自身をへりくだっていう語。当方。表記「此許」とも書く。 0
斂める おさ-める 集めて、一か所にまとめる。また、取り入れる。しまう。 0
公孫樹 いちょう [3] イチョウ科の落葉高木。 由来「公孫樹」は漢名より。公(祖父)が種をまいても、実がなるのは孫の代になることから。 銀杏(いちょう) 1
調伏 チョウブク [0] ①心身をととのえて、諸悪を抑えつけること。 ②祈りによって、悪魔や敵を降伏させること。 ③人をのろい殺すこと。参考①②「ジョウブク」とも読む。 0
大飛出 おおとびで 能面の一つ。口を大きく開き、丸い目が飛びだすような相。金泥で彩色され、たけだけしい神威を表す面。小飛出 0
落籍す ひか-す [0] 芸者や遊女などの前借金を払ってやり、身請けする。 1
造幣 ゾウヘイ [0] 貨幣をつくること。「―局」 0
帰朝 キチョウ [0] 外国から日本に帰ること。「―報告会」帰国参考昔は、君主の命令で他国や遠地に行った者が朝廷に帰る意。 0
誤診 ゴシン [0] 病気の診断をまちがえること。また、その診断。 0
恐恐 キョウキョウ [0],[3] おそれてかしこまるさま。おそるおそる。「―謹言(謹んで申し上げます)」恐惶(キョウコウ) 0
盗難 トウナン [0] 金品を奪われること。また、金品を盗まれる災難。「旅先で―に遭(あ)う」 0
舞文 ブブン ①法律を勝手に解釈して乱用すること。 ②言葉や表現をもてあそび、自分の都合がよいように文章を作ること。 0
誉める ほ-める [2] すぐれている点を評価し、それを口に出して良く言う。たたえる。「子の成績を―める」 0
小才 こサイ [0] 目先のちょっとしたことにはたらく才知・機転。「彼は―がきく」 参考「こザイ」とも読む。また、「ショウサイ」と読めば、少しばかりの才知・才能の意になる。 0
一片・一枚 ひとひら 薄く平たいもの、一つ。いちまい。「紙―」「―の雪」「―の花びら」 0
本草学 ホンゾウガク [3] 中国古来の薬物学。植物・動物・鉱物を薬物とする目的で研究する学問。由来おもに植物を対象としたことから。 0
朱珍 シュチン [0] 繻子(シュス)の地に金銀の糸などで模様が浮き出るように織った織物。女帯に多く用いる。 表記「繻珍」とも書く。 参考「シチン・シッチン」とも読む。 0
頽れる くず-れる [0],[3] ①形がくずれる。 ②おとろえる。勢いがなくなる。 0
楡 にれ [0],[1] ニレ科の落葉高木の総称。北半球の温帯に自生。街路樹などに植栽。材は家具や建築用となる。ハルニレ・アキニレなど。 0
次韻 ジイン 他人の詩と同じ韻字を同じ順序に用いて、漢詩を作ること。また、その詩。 0
禍い わざわい 神のとがめ。思いがけず受けるふしあわせ。災厄。 0
性格 セイカク [0] ①ものの感じ方や考え方、言動や行動などに現れる、もって生まれたその人特有の性質。「きつい―」「―がよい」「―の不一致」 ②物事にそなわった特有の傾向。「この政党の―を理解する」 0
砂張 サはり [0] 銅・錫(すず)・鉛の合金。また、それで作った仏具・皿・鉢など。 0
目の寄る所へは玉も寄る めのよるところへはたまもよる 同類のものが寄り集まるたとえ。また、同じような事が続いて起こるたとえ。目が動けばそれと同じように瞳(ひとみ)も動くことから。 0
生起 セイキ [1] 事件・現象などが生じ起こること。「奇妙な事件が―する」 0
循う したが-う 頼るものに寄り添う。あとについて行く。 表記「順う」とも書く。 0
競合 キョウゴウ [0] ①きそい合うこと。せり合い。「他社との―」 ②刑法で、一つの行為がいくつかの罪名に重なること。 0
小紋 こモン [1],[2] 和服用の布地一面に、細かい模様をくり返し染め出したもの。「―染め」 0
火の車 ひのくるま [1],[0] ①生前に悪いことをした人を地獄に運ぶという、火の燃えている車。 ②経済状態が苦しいこと。「家計は―」参考①「火車(カシャ)」の訓読み語。 0
案牘 アントク 調査を必要とする書類。また、広く文書や手紙。 0
防壁 ボウヘキ [0] 外敵や風雨・火事などを防ぐための壁。 0
向日葵 ひまわり [2] キク科の一年草。北アメリカ原産。茎は太く直立。葉は大きなハート形。夏、黄色い大きな頭花をつける。種子は食用や採油用。ニチリンソウ。夏由来花が太陽に向かって回るといわれることから。しかし、実際にはほとんど動かない。 1
饗宴 キョウエン [0] 客をもてなすために開く宴会。もてなしの会食。 0
気韻 キイン [0] 芸術作品などに現れる、上品なおもむき。品格のあるさま。 0
流星光底 リュウセイコウテイ 勢いよく振り下ろされた刀剣の閃光(センコウ)を、流れ星にたとえていう語。「底」は下の意。〈頼山陽(らいさんよう)の詩〉 0
神実 かんざね 神体。神の実体。 表記「主神」とも書く。 参考「かむざね」とも読む。 0
賓客 ヒンキャク [0] 大切な客。正式な客。「―を接待する」参考「ヒンカク」とも読む。 0
嵌 あな 深いくぼみ。また、奥深いほらあな。山の中のくぼ地やほらあな。 0
朝月夜 あさづくよ ①有明の月。 ②月の残っている明け方。夕月夜 0
今日 きょう [1] この日。本日。「明日の百より―の五十」参考「コンニチ」と読めば、このごろ・現代の意も含む。 1
遺伝 イデン [0] 動植物で、親の形態や性質が遺伝子のはたらきによって子孫に伝えられること。 0
手巾 シュキン [0] 手や汗をふくための四角い布。手ぬぐい。手ふき。ハンカチ。 0
包蔵禍心 ホウゾウカシン 他人を陥れようとする心を隠しもっていること。「包蔵」は心のなかに抱くこと。「禍心」は悪事のたくらみ。〈『春秋左氏伝』〉 0
紋所 モンどころ [0],[3] 家の紋。「提灯(チョウチン)に記された―」家紋(カモン)・定紋(ジョウモン) 0
旧跡 キュウセキ [0] 歴史的に知られた出来事や建築物などのあったあと。旧址・旧趾(キュウシ) 「旧蹟」の書きかえ字。 0
母艦 ボカン [0] 航空機・潜水艦などの、整備や燃料補給をする設備のある軍艦。航空母艦・潜水母艦など。 0
三楽 サンラク ①君子の三つの楽しみ。一家の者が無事で生きていること、行いに恥じることがないこと、天下の英才を得て教育すること。〈『孟子(モウシ)』〉 ②人生の三つの楽しみ。人に生まれたこと、男に生まれたこと、長生きすること。〈『列子』〉 参考「サンゴウ」と読めば別の意になる。 0
列強 レッキョウ [0] 強大な力をもつ多くの国々。「―による侵略」 0
遂に つい-に [1] ①しまいには。結局。とうとう。「―完成した」 ②最後まで。いまだに。「―あらわれなかった」 0
鳴くまで待とう時鳥 なくまでまとうほととぎす 時機がくるまで無理をせずに待つ忍耐力の大切さをいった言葉。〈『甲子夜話(カッシヤワ)』〉由来 徳川家康の忍耐強さを表した「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」の句から。 1
把握 ハアク [0] ①しっかりつかむこと。「部下を―する」掌握・把持 ②しっかりと理解すること。「状況を―することが肝要だ」把捉(ハソク) 0
志 こころざし [0] ①こころざすこと。心に決めた目標。「―半ばにして死す」「青雲の―」 ②厚意。親切。「―にこたえる」 ③感謝の意。また、それを表す贈り物。 0
鳧 かも [2] カモ科の鳥。 鴨(かも) 0
青魚・青花魚 さば サバ科の海魚。 由来青い魚の意から。 鯖(さば) 1
文藻 ブンソウ [0] ①文章の飾り。文章のいろどり。文飾・文彩 ②詩文を巧みにつくる才能。「彼は―が豊かだ」文才 0
正朔 セイサク [0] ①正月一日。元旦。 ②暦。 参考「正」は年のはじめ、「朔」は月のはじめの一日の意。 0
修復 シュウフク [0] 建物などのこわれた箇所を、もとのように直すこと。「東大寺大仏殿の―工事」 0
譫言 うわごと [0] ①高熱などのため正気を失ったとき、無意識に口走る言葉。 ②無責任な言葉。たわごと。 ①②譫語(センゴ) 表記「囈語」とも書く。 参考「センゲン」とも読む。 1
日居月諸 ニッキョゲッショ ①日よ、月よ。君と臣、君主とその夫人、父と母のたとえ。〈『詩経』〉 ②月日が過ぎ去ること。参考「居」「諸」はともに助字。 0
螺鈿・螺甸 ラデン 漆工芸の技法の一つ。オウムガイやアコヤガイなどの殻から真珠光を放つ部分を切り取った薄片を物の表面に埋めこみ、装飾とするもの。 0
野心 ヤシン [1],[0] ①さらに高い権力や名誉・財力を得ようという、身分不相応な大きな望み。「―をいだく」「彼はなかなかの―家だ」野望 ②他人に親しまずに、謀反をたくらむ心。 0
大奥 おおおく [3],[1] 江戸城内で、将軍の夫人や側室たちが住んでいた所。将軍以外は男子禁制であった。 0
襟髪 えりがみ [0],[2] ①頭の後ろ、えりくび付近の髪。 ②くびすじ。えりくび。 0
鋏む はさ-む [2] はさみで切る。つむ。「茶のわか葉を―む」 0
辛うじて かろ-うじて [0],[2] やっとのことで。ようやく。なんとか。「約束の時間に―間に合った」 0
辛い つら-い [0],[2] ①心身にひどい苦痛を感じて耐えられないほどのようす。「―い別れ」「足が痛くて歩くのが―い」 ②無情なさま。むごいさま。「―い仕打ち」 0
爾に出(い)ずるものは爾に反(かえ)る なんじにいずるものはなんじにかえる 自分のしたことの報いは、必ず自分に返ってくるということ。〈『孟子(モウシ)』〉 0
知己 チキ [1],[2] 自分のことを本当によくわかっていてくれる人。親友。転じて、知り合い。知人。「十年来の―のごとく振る舞う」故事 中国、春秋時代、予譲(ヨジョウ)は趙(チョウ)の智伯(チハク)に仕え重用された。智伯が趙襄子(チョウジョウシ)との戦いに敗れ、殺されたあげく、頭蓋骨(ズガイコツ)を杯にされるはずかしめを受けた。予譲は、「士は自分を知ってくれる人のために命を投げ出す」との言葉を引用し、智伯のために復讐(フクシュウ)を誓ったという故事から。〈『史記』〉 0
舫う もや-う [2],[0] ①船と船とを互いにつなぎ合わせる。 ②杭(くい)などに船をつなぎとめる。「船を岸に―う」 0
百戦錬磨 ヒャクセンレンマ [5] 多くの実戦で鍛えられること。また、数多くの経験を積むこと。表記「錬磨」は「練磨」とも書く。海千山千・千軍万馬
■さらに学べる!コラムを読んでみよう!
・「海千山千」はほめ言葉?~ほめたつもりが怒られないために~ (公財)日本漢字能力検定協会 0
刺網 さしあみ 海中に垣のように張り、魚を網目に刺したりからませて捕獲する網。浮き刺網・底刺網など。 0
猪 いのしし [1] イノシシ科の哺乳(ホニュウ)動物で、ブタの原種。山野にすむ。鋭いきばをもち、首は短く、体毛は硬くて暗褐色。興奮するとやみくもに突進する。肉は「山鯨(やまくじら)・牡丹(ボタン)」といわれ、食用。シシ。イ。秋 0
皮剝ぎ かわはぎ ①動物の皮をはぐこと。また、皮をはいでなめし皮を作る職業の人。 ②カワハギ科の海魚。本州中部以南の沿岸にすむ。体は平たく、口先が突出している。夏由来②厚い皮をはいで調理することから。 0
神算鬼謀 シンサンキボウ 人知の及ばないような巧みにつくられたはかりごと。 神機妙算・神機妙道 0
夷 えびす [1],[0] ①古代に東北から北海道にかけて居住し、朝廷にしたがわなかった人々。えみし。また、(京から見て)東国の荒々しい武士。 ②未開の地の人。 ③商売繁盛と福の神。七福人の一人。表記③「恵比須・恵比寿・戎」とも書く。 0
尉 じょう [1] ①律令(リツリョウ)官制で、衛府(エフ)の第三位の官。 ②能楽で翁(おきな)のこと。また、その能面。姥(うば) ③炭火が燃えつきたあとの白い灰。 0
兵は凶器なり ヘイはキョウキなり 武器は人を傷つける不吉な道具である。「兵」は兵器の意。〈『国語』〉 0
画舫 ガホウ [0] 絵をかいたり色を塗ったりして、美しく飾った遊覧船。 0